http://www.asahi.com/obituaries/update/0927/001.html 天国へ逝ってしまった・・・。
小説「天国にいちばん近い島」で知られる作家の森村桂
(もりむら・かつら、本名・三宅桂=みやけ・かつら)さんが
27日午前10時51分、長野県内の病院で死去した。64歳
だった。関係者によると自殺とみられている。通夜は28日
午後6時、葬儀は29日午前11時から長野県軽井沢町長
倉池の平4の170の「アリスの丘ティールーム」で。喪主は
夫三宅一郎さん。連絡先は「アリスの丘」。
85年、移転先の軽井沢町で、手作り菓子店「アリスの丘」
を開店、JR軽井沢駅の壁画制作など絵画にも才能を発揮し
た。97年ごろから体調を崩し、入退院を繰り返していたが、23
日病状が悪化し、緊急入院していた。 (09/27 21:24)
ヤフのニュースでは自殺の可能性って出てたが……
3 :
無名草子さん:04/09/28 07:09:09
桂さん、ずっと腎臓が悪かったンだっけ?
アリスの丘も無くなっちゃうんだろうか。
亡くなったのもそうだけど、それが自殺だとしたら尚ショック。
自殺する人とは思えなかったから。
もう「それでも朝はくる」とは思えないほど消耗していたのだろうか?
4 :
無名草子さん :04/09/28 07:36:38
朝の番組で亡くなる1週間前の映像を見たけど、
ひどく疲れた顔してた・・・・・。
自殺らしいです・・・・・。
>2-4
昨日芸スポのスレでさかんに自殺説が出たときは
「またニュー速厨の決め付けか」と憤ったけど、
今朝の新聞でそれが本当だと知ってショックだった。
昨日からずっと気になってたけど、お母さんの森村浅香さんはご健在なのだろうか。
Googleで検索しても著書についての情報くらいしかヒットしなかったので気になる。
6 :
無名草子さん:04/09/28 09:28:45
ご冥福をお祈りします・・・。
7 :
無名草子さん:04/09/28 09:53:36
どうして自殺を…。
再婚して、幸せに暮らしていらっしゃるようでよかったな、と
思っていたのに。
桂さん手作りの「忘れんぼのバナナケーキ」はもう食べられない…。
8 :
無名草子さん:04/09/28 10:16:47
ショックです。
さっき、訃報を知って、真っ白です。
大好きで大好きで20年がかりで
著書ほとんど全部集めました。
一度もバナナケーキ食べられなかった。
早く軽井沢へ行っておけばよかった・・・
ご冥福をお祈りいたします。
9 :
無名草子さん:04/09/28 10:36:38
今朝のニュースで、何年か前に事故にあって、それ以来鬱病に苦しんでいたと
言っていました。ずっとファンだっただけに亡くなられたことはショックでした。
10 :
無名草子さん:04/09/28 11:30:11
あああぁ、やっぱり自殺なの。
鷺沢萠の時も凹んだけど、どうして?
高校に森村さんが講演できてくれて生徒会役員だったのでお茶を出したついでにお話させて貰ったことがある。
数分だったけど「どんなに辛い日も眠って起きれば新しい無限の未来に繋がる」と言ってくれたのに。
数年前新婚旅行で軽井沢に行ってそのことを話したら、森村さんはすっかり忘れていて「あれ?」思った。
「最近頭が風邪をひいて物忘れが激しくって」と笑ってらしたけど、その時はもう鬱だったのだろうか?
いつか息子を連れて忘れんぼのバナナケーキを食べに行きたかったのに・・・
ご冥福をお祈りします。
忘れんぼのバナナケーキって、どっかで聞いたことある…
ガラスの仮面の文庫本の後書き書かれていた方なの?
もしや、とは思っていたんだけど。
12 :
無名草子さん:04/09/28 14:10:51
>>10 離婚してから大分精神的にまいっていたみたいだからね。
再婚後もあまり調子が良くなさそうだった。
やっぱり鬱病だったのかねぇ・・・。
作家は鬱病に罹る人が多いよな。
スレ見て訃報を知った。ショック。
16 :
無名草子さん:04/09/28 14:55:38
今から、バナナケーキを焼きます。
桂さんのレシピで・・・
はじめて手ごねしてみます。
アリスの丘で食べたかったな・・・
ご冥福をお祈りいたします。もういちどお店に行ってケーキ食べて
お話したかった、残念です。
>>8 著書、古いものを数年前に手放してしまってとても後悔しています。
講談社の森村桂文庫、その他「二十四歳の友情」「お手伝いさん
ただいま三人」「若さでいこう」「森村桂宮殿に住む」「ふたりと1匹」
お母さんと共著の「おばあさんヒマラヤへ行く」、このあたり今では
かなり入手困難でしょうね。
>>17さん
そこに書いてあるものは
「二十四歳の友情」以外所有しています。
12歳のとき、裏の森で拾った(苦笑
新書版「森村桂 パリへ行く」が最初の出会いでした。
ユーモアある文体が小学生の私にもわかりやすく、
一度で大好きになりました。
それから古本屋を巡り、角川の単行本で作品を読みました。
その間何度も、引越しなどしましたが
桂さんの本だけは処分できませんでした。
数年後、ネットをするようになり、
桂文庫や「おばあさんヒマラヤに行く」等の著作を知り
購入してきました。
桂さんの作品で一番すきなのは
「天国に一番近い島」はもちろんですが
「ゴンに貰った首飾り」「バンビの時計」なども
何度も読み返しています。
本当に本当に大好きでした。
M一郎さんと軽井沢で素敵な人生を送っているのだろうな
とばかり思っていたので
自殺ということを知り、ただただ呆然としています。
17さんは、実際にアリスの丘にいらしたことがあるのですね。
桂さんのケーキ食べたかったです。
壁画も見たかったです。
19 :
無名草子さん:04/09/28 15:18:30
おととし軽井沢にいった時お店に寄れなかったこと悔やまれます
忘れんぼのバナナケーキ食べに行きたかった!
桂さんの本を読みながら青春を送りました
お手伝いさんになろうかな?なんて思ったりもしたし・・・・
御冥福をお祈りいたします
ケーキはおいしくなかったよ・・・
アリス丘も軽井沢の外れでそんなにロマンチックな場所じゃなかったし・・・
昔期待していったんで・・・
アルミホイルで包んだ小さな素人ケーキを無愛想な人に出してもらいました。
21 :
無名草子さん:04/09/28 15:49:40
天国にいちばん近い戸畑駅
22 :
無名草子さん:04/09/28 16:23:04
男性だと思ってた。
おばさんだったのね。
>22ごめんね。事実なんだ。合掌。
25 :
無名草子さん:04/09/28 16:56:58
桂さんって幸福な時期が短かったような気がする。
少女時代から貧乏で、母親からは望むような愛情を与えられず、やっと
就職した先ではあれこれ失敗したり激務だったりで退社。憧れの南の島に
行ってもスパイ扱いされたり踏んだりけったり。
ようやく念願かなって結婚したと思えばジロちゃんに怯える日々。
M氏と再婚したけど、どこか桂さんは納得してないように感じた。
若いときから身体が弱くて腎臓と心臓が悪かった。
そして最期は自殺だなんて・・・。
悲しすぎるよ。
インフォシークのニュース欄見て不謹慎ながらワラタ
「森村桂さん自殺本当に天国へ」
ムッシュ・ワタナベが海に消えてしまったのが
大きなショックだったのかも…。
>>26 そのヘッドはあんまり上品じゃないねw
人の死をネタしている。
29 :
無名草子さん:04/09/28 17:04:43
やたら貧乏を強調するのに
学習院逝ってたというのが、謎。
昔からメンヘラーな雰囲気はしてた。
やたら貧乏を強調するのに
学習院逝ってたというのが、謎。
昔からメンヘラーな雰囲気はしてた。
代表作の映画、原田知世だったかな、主演。
1984年か。
もう20年になるんだねぇ。
32 :
無名草子さん:04/09/28 17:09:49
>29
本を読めば分かるけど、学習院に入学する時は父親の小説が売れていて
まあまあの暮らしだったんだよ。
入学してしばらくして父親が不流行作家になり、逆に周りの人達は土地を
返還してもらったりで金持ちになっていったんだって。
>>30 学習院の小学校に入ったころはお金持ちだった。
だんだんお父さんの収入が少なくなった。
大学の時にお父さんが亡くなって苦労して卒業。えらいよ。
テレビ局が問い合わせたら警察は
「自殺かどうかはコメントできない。
変死ではないという発表をさせてもらっている」
とコメントしたそうだよ。
これって自殺と暗に認めてるよね。
35 :
無名草子さん:04/09/28 17:30:20
なんではっきり自殺と断定してないのか?
「本人と遺族のプライバシーの問題だから」だそうだ。
37 :
無名草子さん:04/09/28 17:38:13
そもそもバナナケーキを焼く以外に才能があったのか?
38 :
無名草子さん:04/09/28 17:39:01
>>36 なるほど。
でも、作家には自殺が似合うし、そんなに隠すことでもないな。
でも残念だ。
この人のことリアルで憶えてるニューカレドニアの人ってまだいるのかな?
>>38 ニューカレドニアで一緒に暮らした人たちは覚えてるでしょ。
桂さんより若い人も多いし。
作家も中途半端な才能だといちばん微妙だよな。
箸にも棒にもかからない、全然売れないのであれば
人生の早い時期に方向転換することもできただろうに。
まあ、他の芸術、芸能をやっている人にも言えることだけど。
42 :
無名草子さん:04/09/28 17:45:46
ケーキ不味いと言ってるレスがあるが、自分は実物を食べたことがないので分からんが、
少なくとも「美味い」と思わせる文章を書いていたことは間違いない。
>>41 この人すごいベストセラー作家だったんだよね、昭和40年代。
この人のは「森村桂」っていうジャンルというべきで、似たような
作風はありそうでないんです。
>>43 そうですか。
不勉強なのに適当なこと言ってすみません。
45 :
無名草子さん:04/09/28 17:56:24
書籍に関係ないけど、素朴でおいしかったよ
銀座で食べるケーキとは、ジャンルが違うと思って( ゚д゚)ホスィ…
近所にいたおばあちゃんが、作ってくれたお菓子が何故か忘れられないとか
あるでしょ、そんな感じ
46 :
無名草子さん:04/09/28 18:05:25
美味しかったよ、アリスの丘のケーキ。
本人もちょっと老いたなと思ったけど
すごく気さくな人だったよ…
47 :
無名草子さん:04/09/28 18:07:02
ありそうでなさそうな作風って
子供の作文に対しても言えるよね。
作風なんて言葉じゃなくて
もっと具体的な作品推薦の言葉はないのかな?
ケーキの話しか出とらんやんけ。
>>47 >ありそうでなさそうな作風って
>子供の作文に対しても言えるよね。
言 わ な い よ
なんか、作品の話をすると谷口正彦シンパに噛みつかれるので
書けないのよ、他スレでも。森村アンチがキャンペーン張ってる
あのスキャンダルについて、裏話があるなら書き込んでくれればいいのに
それを言うと沈黙する
>>47 縁の無い人にはお奨めしません。
そういう作風なんですw
51 :
無名草子さん:04/09/28 18:17:16
今になって思うと、父は出まかせをいったのかも知れないのだが
54 :
無名草子さん:04/09/28 18:27:30
>49
どういうこと?
他スレでも森村さんのこと書いてあるの?
スキャンダルって離婚のことなのかな。
森村さんってTV番組に出てたりしたんだよね。
当時は有名な人だったのかな?
私は森村さんを10年前に知ったんで、絶頂期の時の森村さんは知らないんだ。
>>47 作品推薦
それでも朝はくる (下) 中公文庫
それでも朝はくる (上) 中公文庫
12時の鐘が鳴るまで―それでも朝はくる
全部中公文庫 絶版だがアマゾンストアで安く買える
検索かけたけど、わかりませんでした。
他スレへの誘導お願いします。
57 :
無名草子さん:04/09/28 18:36:30
>>49 谷口正彦シンパって誰?
さんざん元奥さんのお金を使っておいて
死んでからもそういう仕打ちをするの?
鬼女板の事件スレで細々と語ってるんだけど、クダラナイ貶めカキコを
するのがいて、IDが同じだね、と誰かが突っ込んだら同じ時間帯に
繋ぎなおしでIDを変えて更に煽る。
ケーキがまずいとか皇室関係とか、あまりにもくだらないので何か
知ってるなら書いて、とカキコされたけど無視。
前夫か其の関係者では?
59 :
無名草子さん:04/09/28 18:40:55
忘れんぼのバナナケーキのレシピきぼんぬ。
60 :
無名草子さん:04/09/28 19:00:53
>>48 それだけ?
>>50 それだけ?
言うべきことがないのではなくて
読者自身が言葉を持たないらしい。
森村さん死んでも死に切れません。
61 :
無名草子さん:04/09/28 19:02:57
私の母親はほどんど本を読まない人なんだけど、
なぜか「ふたりは二人」が本棚にあった。
私が生まれるより前の本だから、
初めて読んだ・・・小学6年の時点ですでに古ぼけてたんだけど、
すごく気に入って何度も何度も読み返した。
紙も茶色になっちゃって、ベージも破けたりしたけど、
接着剤で直して、キレイな紙で表紙を作って・・・ホントに何度も読んだ。
親が離婚したり、色々あった時でなんか救われたんだよな。
ありがとね森村さん。
62 :
無名草子さん:04/09/28 19:06:08
>>55 ありがとう。森村は一度も読んだことないが、この本探してきます。
>>61 あの本は作者も苦しい日々を何とか明るい気持ちで生きるために
書いたそうですね。
だから読者も励まされるんですね。
65 :
無名草子さん:04/09/28 19:20:50
>47
55さんの薦めてくれた本を読む前に「結婚志願」「ふたりは二人」を
読んでおくと話がよく分かるよ。
>64
そんなこと哀しいこと言わないで、
いろんな人にまずは読んでもらいたい、じゃなきゃ始まらないと思うよ。
読んだ人の中には好きになる人もいるだろうし
考えが変わるきっかけになるかもしれないのだから。
>47
>55さん、>65さんのお勧めももちろんですが、
全ての原点ともいえる「天国にいちばん近い島」を読んでみて下さい。
若書きで未消化の部分が多いけどでもこの人独特のパワーを感じることはできると思う。
68 :
無名草子さん:04/09/28 19:29:45
>>66 そうですねえ…
ただ最初の結婚時代のことは作者も封印済みみたいなところも
あるので(角川文庫の作品集からも絶版にしたし)あまり興味本位に
読まれたくない。
独身時代の「天国にいちばん近い島」と、アリスの丘に移ってからの
エッセイのほうが初めての人にはいいかもしれません。
70 :
無名草子さん:04/09/28 19:33:54
「天国にいちばん近い島」、絶版なんだね。
今bk1で注文しようとしたけど、なかった。
>>72 古書店で角川文庫の探すと早いと思います。
古本は嫌いなんだ。
汚いし、臭いし。
折角の提案だけど、あきらめまする。
75 :
無名草子さん:04/09/28 20:07:07
amazon見たら普通に買えるじゃない、角川文庫の。
ありゃ、ユーズドだわ、ゴメソ
77 :
無名草子さん:04/09/28 20:16:00
「それでも朝はくる」って本、どんなハナシなんだろうなぁ・・・・
前の旦那について書かれているらしいがなんか興味があるな。
いろいろ苦労したんだろうか・・
79 :
無名草子さん:04/09/28 20:24:26
>>74 書籍のスレッドで古本苦手な人間がいるとは思わなかった。絶版書なんて、それじゃ読めないじゃないですか。
>>79 読めなくていいよ。
でも旧車は乗ってもいいかな。
81 :
無名草子さん:04/09/28 20:40:48
>>77 最初の旦那との出会いから、結婚生活のあれこれ、離婚に至るまでのいきさつ
が詳しく書かれていて、何故そんなに一人で苦労して理不尽な旦那と一緒に
いたんだろうかと思われる作品でした。
82 :
無名草子さん:04/09/28 20:46:09
>77
とにかく壮絶な話でした。
あの本を読んで次郎に憎しみが募り、ネットで本名を検索したら顔写真が
あったよ。
次郎=ヒモ、エセ雪男探検家
桂さんが心臓発作で死にかけても同情もしないような男。
はぁぁ、思い出したらまたムカムカしてきたよ。
83 :
無名草子さん:04/09/28 20:49:19
>>83 あんまり行かない。
ていうかセカチュー読んでくる、またね。
85 :
無名草子さん:04/09/28 21:02:31
>>82 「それでも朝はくる」は愛読書なんだけど
森村さん関連のスレで、今日初めて元ダンナの本名を知った。
今でもあのキャラのまま?
>>77 でも、ジロちゃんの事、愛してたんじゃないのかな・・・
じゃなければ、離婚してからあれほど苦しまなかったと思うんです。
リンク間違えました。
上の書きこみは、
>>81さんに対してでした。
すみません。
88 :
無名草子さん:04/09/28 21:20:08
>>86 バナナケーキのように、一度これと思い込んだものにとことん突き進む傾向の人だから。
89 :
無名草子さん:04/09/28 21:21:05
>86
愛してた・・・のかなぁ?本人にしか分からないことだけど。
もてない女だった自分に「天国・・・」を読んで感動を受けたジロちゃんから
プロポーズを受けて出会って3ヶ月の電撃結婚ってところに酔っていた部分が
あったようにも見受けられた。
あとは「おまえのような女と結婚する男は俺しかいない」ってジロに洗脳され
ていたんじゃないかな。
その洗脳が「私は森村桂だ」とジロにタンカを切ったところで解けたような気がした。
彼女は著書の中で何度も「離婚は悪」と唱えてるんですよね。
なのに自分が離婚してしまうとは読者に嘘をついたようで申し訳ない気持ちで
苦しんだのかなと思った。
長々とすみません。でも、私はそんな森村さんも好きでした。
90 :
無名草子さん:04/09/28 21:22:41
>>86 やっぱりその辺がね。結婚願望がすごく強い人だったし、容姿に対するコンプ
レックスもあって、初めてプロポーズしてくれたあの男にこだわってしまったの
かもね。それが不幸の始まりだとも知らずに。
91 :
無名草子さん:04/09/28 21:29:13
>>89 胴衣です。桂さんの著書をよく読んでいらっしゃいますね。
同じ様に感じている方がいて嬉しいです。
92 :
無名草子さん:04/09/28 21:33:54
私も『それでも朝はくる』、今も愛読しています。
桂さん、天国では楽しく笑ってて欲しいなぁ…。
>86
初めて自分のことを丸ごと認めて欲しがってくれた(と感じた)「異性」だったからじゃないのかな?
男の方も「おまえなんか受け入れるのは俺だけだ」と洗脳したのかもしれないし・・・
「この人は自分をわかってくれる」「丸ごと受け入れて幸せにしてくれる」
他に誰もいなかったから唯一のそれにしがみついちゃったんじゃない?
94 :
無名草子さん:04/09/28 21:41:35
>93
そうそう。唯一、そういう存在だった父親が早くに亡くなってしまったしね。
母親は子供よりも勉学に励んでいて子供に愛情を注いでないような感じだったし。
あの母親ってかなり変だよなって本を読んでて思った。
子供がお腹すいたって訴えると、「どうして三度三度食べなきゃいけないのかしら
ねぇ」ってため息まじりに言うんだよ。
自分は本の方が大事なの。
で、見かねた父親が「よーし、お父さんが美味しいご飯作るぞー」って作るんだよ。
95 :
無名草子さん:04/09/28 21:44:09
亡くなったんですか。
当方いい年した野郎ですが、一時この方の著書にはまっておりました。
変にべたついた感じがなくさっぱりした感性と明るさが好きでした。
最近はすっかり忘れていましたがニュースを見て、読んでいた頃、なにが
面白かったのか思い出したくなり、ちょっと読み返してみようかと思いました。
ご冥福をお祈りします。
桂さんはすごく前向きに他力本願な性格だと感じてました。
強く強く望んでいればいつか誰かが素晴しい事をもたらしてくれる、と信じてる感じ。
最初の旦那さんは桂さんにとってそれをもたらしてくれる「はず」の存在だったんでしょうね。
でもそうはならなくて、どうしてそうならないのか相手への不満と「もしかして自分が悪いのか?」と責める気持ちでせめぎ合いみたいになったような・・・
結局、なぜそうならなかったのかの答えは出ないまま離婚(桂さん的には離婚=罪)
答えが出ないから、納得がいかなくてずっと棘が抜けずに引っかかってたのかもね。
97 :
無名草子さん:04/09/28 21:54:46
>>92 その本の桂さんの写真ステキですよね。
ああいう笑顔がとても似合う人だったな。
結婚という一対一の関係すらうまく維持できなかったことがショックだったんじゃないかと思う。
周りの友人達の恵まれた状態と比べてコンプレックス大きいから、自分だけ離婚なんてこと自体が受け入れられなかったっぽい。
どうしても、離婚以前の二人の生活を描いた作品の方に
思い入れが強いので・・・
確かにジロちゃんに洗脳されてたのかもしれませんね・・・
でも色んな形の愛があると思うんですよね・・・
ささやかでも、幸せな結婚生活、家庭というものに
ものすごく、こだわり夢を持っていた方だと思ってます。
ジロちゃんに依存してたのかなー?
依存=愛ではないのも、わかるんですけど。
うまく思っていることが言葉になりません・・・
それでも朝が来ると、12時の鐘が鳴るまでを読み直してきます。
100 :
無名草子さん:04/09/28 22:07:04
いろんなことを期待しすぎて、反動でこんな筈じゃなかったと落ち込む人生…
根本にあったのはシコメコンプレックス?
101 :
無名草子さん:04/09/28 22:13:14
多分、お姫様コンプレックスじゃないかな。
少女の頃からお姫様に憧れていたんだよね。
男には王子様を望んでいた。
元ダンナも次男ということで自分の全てを受け入れる女を望んでいた。
二人とも相手に求めるだけの不幸な関係だったのかもね。
>99
もちろん愛情は二人ともあったと思いますよ。結婚したんだし。
102 :
無名草子さん:04/09/28 22:18:49
前向きに他力本願な性格←うまく言い当ててる感じがする。
103 :
無名草子さん:04/09/28 22:27:24
他に軽井沢に住んでる作家って誰いるんだろ。
>103
久美沙織夫婦(旦那はもう小説家廃業だっけ?)
小池真理子
森村桂死去のスレ、ニュー速や他の板にも立っていたのを読んでいたけど
なんかこの板は同じ2ちゃんねるとは思えないような世界だ・・・・
浮気していた探検家の元旦那は離婚後数ヶ月で再婚したらしい
どんな旦那なんだ・・・・。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。
桂さんとは出会って数ヶ月のスピード婚らしいが
結婚はもっと考えたほうがいいなーとしみじみオモタヨ・・・・
107 :
無名草子さん:04/09/28 22:48:31
>106
どんな旦那も何も、森村さんの著作をそのまま信用すれば、
離婚前に既に次の奥さんの腹に子供が入ってたそうだから、
子供が生まれる前に入籍したんじゃないの?
108 :
無名草子さん:04/09/28 22:48:35
ケーキこげててまずかったな。あんなのに1000円出しちゃった。
109 :
77:04/09/28 22:49:54
「それでも朝はくる」について解説してくれた人ありがとうね
アマゾンにもこの本のレビュー載ってなかったんで参考になったよ
自分もまだ失恋の傷が癒えたわけではないけど、
(失恋じゃなく結婚生活の本だけど)機会があればこの本読んでみたいな
>>106 なれそめ書いた文章がいまだに頭に残ってる。
26才くらいになって、回りはみんな恋人いたりするのに森村嬢のほほーんとしてて
人に言われて初めて「え?26才で恋人いないって、私ヤバイの?」とか考えだし、
そんなある日家にピンポーンと訪ねてきたファンの男性と結婚することになった・・・んだよね?
高校時代の話、初恋、就職、ニューカレドニア、んで結婚までの話は読んでたが
その後ぷっつりと読まなくなったなあ・・・
111 :
無名草子さん:04/09/28 22:52:53
>>110 26歳当時で処女だったんかー(;´Д`) ハァハァ・・・
>108
焦げたケーキもこみであの場所の桂さんを受け入れて欲しかったんだと思う。
地元の友人が言ってたけど決して経営がうまく行っていたわけではなく桂さんはいろいろ不満だったって
113 :
無名草子さん:04/09/28 22:59:38
今の旦那さんは軽井沢ではどんなお仕事してたんですか?
114 :
無名草子さん:04/09/28 22:59:52
>112
お店の話、いろいろ聞きたいな。
ずっと桂さんのお店に行って桂さんのケーキを食べるのが夢だった。
叶わぬまま桂さんは亡くなられてしまった・・・。
>>112 いろんなスレやサイトでアリスの丘の評判見たけど、あまり芳しくないんだよね・・・
ケーキについては、人の好みもあるので一概には言えないと思うんだが
店の中が荷物やなにかでぐちゃぐちゃだったりとか、味以外でもいろいろあったらしい
おいしいものを出してお客様を喜ばせようというよりも、
たぶん自己満足のためのようなお店だったんだと思う
有名作家「森村桂のお店」でなければ誰も行かない店だったりして・・・
116 :
無名草子さん:04/09/28 23:07:47
天国に〜を最近読んだんだけれど、40年も前の作品なんですよね。
隊長の探検隊シリーズやうるるん滞在記も先住民系の奴のルートが
40年も前にあったとは驚き。
と同時に人間で本質的に全く変らないんだなあって感想を持ちました。
あの本に出てきたヌメアの人たちはとっくに死んだか、生きていても80歳とかなんだろうなあ。
感慨深いです。
合掌。
>115
美味しかった?と聞かれたら「そうでもなかった」としか答えられません。
私は桂さんに会いたかったから満足でしたが、
普通のケーキ屋さんだったら「これでこんなお金とるの?」ってレベルです。
別の時に友人といったらウェイトレスさんがコーヒーひっくり返して
こちらの膝にかかったのに「あ!」と言って逃げて奥に隠れちゃった(苦笑)
直にそういうのもこみで「桂さんらしい店」と思いましたよ。
118 :
無名草子さん:04/09/28 23:10:12
清水ミチコの顔まね桂が超おもしろかったのに。
>>117さん、もう良いじゃないですか…
亡くなった人に追い打ちかけるの止めません?
アリスのティールームにいつか行きたかったけどもう行けない。
焦げててもいいから忘れんぼのバナナケーキを食べたかったな。
小説が脚光浴びて活躍していたのももう数十年前の話だし、
80冊あった著書のうち、そのほとんどがいまや絶版・・・・
世間からは忘れられたような存在で もう執筆活動する気もなく、
鬱で自殺しちゃったのかな〜
それにしても病院の中で自殺だったとは
121 :
無名草子さん:04/09/28 23:28:44
>>113 脱サラしてティールームの手伝いをしています。
告別式もアリスの丘ティールームでとりおこなわれるんだね
自分の夢がつまった場所でお葬式あげてもらってなによりだね
合掌(-人-)
123 :
無名草子さん:04/09/28 23:42:54
265 名前:名無しさん@恐縮です :04/09/28 23:35:29 ID:/AAnytwe
食い物を作るのに、素手でこねる行為は別段変じゃない。
そば、うどん、パン、ハンバーグのたね、全部家庭で作るとなれば素手でこねる。
のに、ケーキだねに関して想像するとどうにも違和感がありまくる。なんか汚らしい。
てか、ケーキのたねはこねるもんじゃない。
さっくり、小麦粉のグルテンが出来ない様に、またはメレンゲの泡を潰さない様に
さらりと混ぜるというセオリーがある所為だろうか。
そこらへんが出来ない森村さんが、いっそ開き直った結果だったんだろうが…>手こねケーキ
266 名前:名無しさん@恐縮です :04/09/28 23:37:33 ID:o8sYTubW
性善説なんですよね この方
人に何と言われようと、人の本質は「善」
思春期にこれを読んだので、チョット複雑な思いがしたのを
懐かしく思う
267 名前:名無しさん@恐縮です :04/09/28 23:40:05 ID:LIIM8vLj
素手はしょうがなくても、髪の毛かきあげはマズイでしょ普通。
汚いよ。
124 :
無名草子さん:04/09/28 23:44:29
元旦那のことやそれ以外でもいろいろ苦労あったみたいだし、人生いろいろなんだな
255 :名無しさん@恐縮です :04/09/28 23:08:32 ID:LIIM8vLj
味はひとそれぞれ好みがあるから判断は難しいけど、
長い髪の毛をかきあげながら、ケーキの生地を素手でこねくり回す、
つうのはちょっと不潔だし、デリカシーない人だったんだなあ、って思う。
テレビでそれやる、っつう事は喫茶アリスでも同じように作ってたんだろうなあ。
ま、家で作る料理ってそんなもんだからしょうがないのかな。
自分も一回行ったけど、おいしくないなあ、て感想でした。
レジ脇で買った本にサインしてもらって、今も実家にあるはず。死んでびっくり。
125 :
無名草子さん:04/09/28 23:44:55
258 :名無しさん@恐縮です :04/09/28 23:28:16 ID:N0aiDll0
今の旦那じゃなくて最初の旦那は
マジで雪男探しにヨーロッパ出かけるような人だったよね。
エッセイで仲良さそうに書いてたけど
ぜんぶフィクションって森村桂がばらしてたけど。
昔TVでバナナケーキ作る時手でぐちゃぐちゃに握りつぶしてた
映像忘れられない。
そういうケーキをやんごとなき宮家のミナサマも食したと聞くと…w
259 :名無しさん@恐縮です :04/09/28 23:29:48 ID:KRkDnhvi
調理師の当然の心得…つかおよそ食いモンを作る人間なら
仕事の最中に髪の毛なんぞ触る訳が無い
っていうかアレだよな…髪の毛って食中毒起す菌(種類不詳)が沢山ry
126 :
無名草子さん:04/09/28 23:44:57
著書によると離婚したことをずっと悩んでいて、精神科に通うほどの症状だった
らしいね。そしてそれを救ってくれたのが現旦那三宅さんなのだけど、元旦那に
比べるとちょっと物足りない。(8歳年下だったかな)彼女にとってのベスト
パートナーは元旦那だけだったのかしらね。
127 :
無名草子さん:04/09/28 23:49:21
>>123 手ごねケーキは桂さんのアイデアだから、まあいいんじゃないの。
128 :
無名草子さん:04/09/28 23:49:54
実際食中毒は出たの?
129 :
無名草子さん:04/09/28 23:50:55
>>121 サンクス!
鬱病の要因が何なのか簡単にわかることではないとは思うけど、
今のご主人との仲はどうだったのか、ちょっと知りたい。
離婚した時、最初の結婚直前に親戚のオバサンがジロちゃんの人相を見て
癇症(ダッタカナ)だから止めた方がよいと言いだした、という件を思い出した。
そういえばそういう人相だわ、と納得。
130 :
無名草子さん:04/09/28 23:53:33
明日告別式だっけ?
ワイドスクランブルあたりで中継するかな?
彼女が司会してたモーニングショーって
テレ朝(当時のNET)だよね。
>>130 え?森村さんってテレビ番組の司会もやってたの?
132 :
無名草子さん:04/09/28 23:57:10
>123
すみません、そのスレ読みたいんですが、どこにあるのでしょう?
134 :
無名草子さん:04/09/29 00:02:52
>133
ありがとうございます。
135 :
92:04/09/29 00:07:58
>>97 私もあの著者近影大好きです。優しい笑顔が素敵でしたね。(^-^)
136 :
無名草子さん:04/09/29 00:12:04
森村さんの作品は大好きでした。
結婚しても、一緒に持ってきました。
そろそろ娘に読ませてあげようかと思ってた・・・
悲しいです!ショックです!
ご冥福をお祈りいたします。うわぁぁん(><)
137 :
無名草子さん:04/09/29 00:43:10
どうして死んでしまったのか今日一日ぼんやり考えていました。
「それでも朝は来る」に書かれていますが、桂さんは離婚したばかりのあの頃にも
本気で死を考えたことがあるんですよね。
明日決行しよう、そう思って明朝になってみると、窓から明るい太陽の光が差している。
自分にも朝は来る、こんなに明るい陽の光がやって来てくれる、だからもう一日生きよう、
そう思って一日一日をなんとかやり過ごした…っていう場面を思い出しました。
それで思ったんですけど。
私一度不眠になったことがあるんです。
ふだんは自殺なんて絶対に考えていない人間です。なのに眠れなかったときは、
もうこの苦しさから逃れるのは死以外にないかもしれないと一瞬思いました。
もしかして桂さんは眠るということがほとんどできなくなっていたのかもしれない。
眠れなければ、目が覚めたときの陽の光の美しさを感じられない、それでも朝は来ると
思えなかったのかもしれない。
想像ですけどいろいろな考えが浮かんでとまりません。
138 :
無名草子さん:04/09/29 01:47:34
オメエの自分に酔った話なんか聞きたくねえんだよこのクサレマンコ!
139 :
無名草子さん:04/09/29 01:51:48
>>136 「森村さんの作品は大好きでした。」と過去形でしか語られないのが
鬱の原因かもよ。
森村さんの作品、母親が好きでいつも買ってた。NHKの朝ドラも見てた
みたい。ていうかそれで知ったのかも。文庫の前のソフトカバー版のが
揃ってたな。読みやすいので自分もはまってた。
「違っているかしら」が好きだったなあ。
軽井沢のお店に一回行ってみたかった。
141 :
無名草子さん:04/09/29 07:04:02
>138
自分に酔ってないわよこのバカ!!!
ネットで人攻撃してうっぷん晴らすな!
感じ悪い奴!
ハハハ 朝から元気なお嬢さんだ。
143 :
無名草子さん:04/09/29 07:08:49
145 :
無名草子さん:04/09/29 07:24:20
>144
ありがとっ(^^)/
俺にもなんか言え、小娘。
147 :
無名草子さん:04/09/29 07:56:27
>>141 ネット攻撃と自分語りは他人から見たら同じようなものだよ
元気なオババだ
148 :
無名草子さん:04/09/29 07:59:11
>>147 お前何?独り言?独り言は他でやってくれない?
荒れてきたなw
150 :
無名草子さん:04/09/29 08:23:31
>146
あっごめん、ありがと☆
何だよ…既婚女性板の散々煽ってた奴、「いろいろある人だった」とか
書いてたくせに、詳しく書けといわれたのに何も書いてない。
結局ただの中傷だったんですね。
前夫:谷口正彦の娘が24歳でネット世代なので、娘が書いてるのかも。
谷口は結局本が売れなくてベネッセに勤めてたらしい。
役員までなったとか。DV野郎が教育出版とは…
152 :
無名草子さん:04/09/29 08:32:17
>151
あ、娘かぁ!
谷口本人にしちゃ若い言葉遣いだなって思ってたんだ。
役員になった後、辞めてまた探検に行ったらしいよ。
バカはいつまでたってもバカだね。
>>152 おはよう!また谷口は探検いったの?コリネエなw
24歳の娘、離婚前に妊娠してたんでしょ、DVやヒモもひどいけど
不義の子を外に作るってのも許されない行為だよね
これだけされて心を病まない人は居ないよ、どれか1つでもきついのに
三段重ねだよ?
既婚女性版にもスレあるんだ。
りんごと浅間ぶどうのケーキを
帰省する時のお土産に買っていくのが習慣だった。
あそこのケーキはちょっとぱさぱさすることもあったけど
そんな時はジップロックにしまって戸棚で2〜3日置いておくと
ふしぎとなじんでしっとりおいしくなることが多かった。
夏に行くと軽井沢全体が混んでて大変なので
紅葉が始まる頃の休日に
軽井沢散策がてら寄ることもあった。
たまたま私の着ていたシャツと
森村さんの着ていたシャツが同じ柄だった時があって
「おそろいね」といいながら
似顔絵を描いてくれたこともあった。
告別式に花を持っていきたいけれど、
混んでるだろうな。
うちで御冥福をお祈りすることにしよう。
で、今度通った時にお店が開いていたら
その時に花を手向けよう。
谷口は、離婚前に女出来て子供作ってたとかそういうのはまあ男女間の
ことでしょうがないとも思えるけど、そんな風に前妻を捨てておいて
いざ桂さんが再婚したら財産知らない男に取られるのが口惜しくなって
裁判起こしたってのがあさましいな。
156 :
無名草子さん:04/09/29 09:36:35
>>155 その財産もほとんど桂さんが稼いだものなんだものね。
ヒドイ男だよ谷口って奴。
157 :
無名草子さん:04/09/29 10:30:50
158 :
無名草子さん:04/09/29 10:38:11
>>155,156
そんな男なのに、桂さんと別れてすぐに就職口があって
やがて役員にまで昇りつめるなんて
社会では人望があったの?
159 :
無名草子さん:04/09/29 11:33:38
>>157 谷口正彦氏、“雪男がオレを呼んでるぜ”とばかり
ヒマラヤへ探検隊を率いて25年ぶり遠征、という内容が
噂か何かで桂さんの耳に入り、谷口氏に対する様々な複雑な
想いがよみがえって、結局それが死に至らしめる鬱の呼び水と
なったのでは?
谷口氏への意地も生きる支えになっていたのに
敗北感のようなものを感じてしまったのかも。
桂さんあってこその雪山探検で、その情熱を支えられるのは
桂さんだけという自負もあって…
一方谷口氏の方は、必ずもう一度雪山探検に出かけて脚光を
浴びることが、『それでも朝はくる』を出版した桂さんへの
復讐にもなると。
なんて勝手な妄想、すみません。
>>158 こういう弱いものに強く強いものに媚びる見栄っ張りの負け犬体質ヒモ男
ってガッハッハ系男の優越感をくすぐるらしくてゴマスリ腰ぎんちゃくで、
会社組織でははソコソコまでいくのよ。
でも並の神経の男なら気持ち悪いと思う。
男性の感じる谷口正彦観も聞いてみたいな、お暇な人はカキコお願いします
161 :
無名草子さん:04/09/29 12:12:33
吉永小百合と親しかったね。
再婚式のときも寄り添ってたので
美醜の差がくっきりで気の毒だった。
告別式中継しないみたいね。
162 :
無名草子さん:04/09/29 12:16:42
>160
そういえば、土下座が超上手いヤツだったっけ。
163 :
無名草子さん:04/09/29 12:37:59
164 :
無名草子さん:04/09/29 12:41:35
谷口がベネッセに居たっていつごろの話?
昔ベネッセ(つか福武)務めてたんだけど 顔が浮かばない・・・
165 :
無名草子さん:04/09/29 13:06:28
>>162 それから、あいさつする時腰が決まってると書いてあったね。
166 :
無名草子さん:04/09/29 13:19:56
当時の森村のような「スター」を配偶者とすることの難しさ.僕は妻に対して
必要以上に威圧的にふるまうことでかろうじて自分のプライドを保つことが
できた「ダンナさま」の苦しみがちょっとだけわかる気がする.そして森村
自身もそのことはずっと気づいていたはずだ.
−163より引用−
だからといって、奥さんの財産を裁判にかけてまで奪ってしまうというのは
納得できないな。
>166
ええっとねぇ、借金があってそれを「いずれ元妻の遺産で返す」といってたらしい。
森村さんもそのことを否定しなかった。
男の夢はお金がかかるのです。
>>167 ひどい…人間じゃないよ谷口は
身の程知らずな夢なんて糞食らえだよ、妻の足元にも及ばない
自分の惨めさを直視するのがイヤで冒険に逃避してただけのクセに
本当にプライドがあるなら、そっと離れて距離を置いて見守ったはず。
金目当てボーダードキュンとしか思えない
169 :
無名草子さん:04/09/29 13:33:19
170 :
無名草子さん:04/09/29 13:35:05
さぁ〜元旦那のスレになってきました
171 :
無名草子さん:04/09/29 13:43:22
>>164 私がベネッセ(まだ福武時代)にいたときは、通教(通信教育)の責任者として
いたよ。
通教がメインの会社だから、社内でもすごく権力をもってた。
1980年代〜1990年頃だけど。
172 :
無名草子さん:04/09/29 13:53:16
皇后か糊呑み屋から
花くらい来たかなあ。
173 :
無名草子さん:04/09/29 14:07:37
>>171 そこを定年でやめて、また売名サギ(雪男探し)を始めたというわけかな。
今時誰がスポンサーになるんだろうか。
>>171 >社内でもすごく権力をもってた
この部分にセンサーが反応するんですが、何かエピソードはありますか?
なにか香ばしい香りがするんですが
離婚後の元旦那は森村さんが心底憧れていたサラリーマン家庭を
キチンと築いて、その人生は結構順調だったんですね。
そして、奥さんや成人した娘さんもいて、しかも
第2の人生として、昔の夢にもう一度挑戦する余裕が
体力的にも経済的にもあって、少なくとも森村さんよりは
幸せそう。
因果応報って単なる弱者の気休めなのかな?
>>171 んあ〜その頃ってちょうどおいらが進研ゼミ(←一発で変換可能w)やってたころだ・・・
こんなDQN男がふんぞりかえって仕事していた会社だったとは アワワ
177 :
171:04/09/29 15:22:30
>>174 何か香ばしい香りがするんですが>ワロタ
数年前にベネが上場したときに、役員だから自社株が数億単位のお金になったはず。
一般社員でも数千万〜億だったからね。
スポンサーはもう必要ないでしょうね。
>>177 ぐあー、許せない、その株の売却資金でカチに金返せ&慰謝料払え!
だよ!
>>177 > 数年前にベネが上場したときに、役員だから自社株が数億単位のお金になったはず。
> 一般社員でも数千万〜億だったからね。
> スポンサーはもう必要ないでしょうね。
あれだけ桂タソを食い物にしてさらに自社株で大もうけとは・・・
この元ダンナ結局なんだかんだ言われながらも勝ち組の人生ヽ(`Д´)ノ
180 :
無名草子さん:04/09/29 15:34:21
葬儀の様子が知りたい。
181 :
無名草子さん:04/09/29 15:45:33
私バイトで赤ペン先生やってた。
まさかトップの方にあの桂さんのモト夫がいたなんて今日初めて知った!!
182 :
無名草子さん:04/09/29 15:55:25
>ぐあー、許せない、その株の売却資金でカチに金返せ&慰謝料払え!
>だよ!
禿げ同。雪男探検なんてバカなことしないでティールームを立て直してやれ!
オレオレ詐欺でも中国人強盗でもいいから、谷口に「悪銭身につかず」を
実践してやってくれないだろうか
184 :
無名草子さん:04/09/29 16:01:29
>>177 >数年前にベネが上場したときに、役員だから自社株が数億単位のお金になったはず。
>一般社員でも数千万〜億だったからね。 スポンサーはもう必要ないでしょうね。
あのヒモ男が自分で探検資金を出したとは思えないな。誰かスポンサーを
探したんじゃないの?まさか桂タンじゃないよね。
185 :
無名草子さん:04/09/29 16:02:25
数億じゃなくて数十億かも。
にしても、この人、おぼっちゃんなの?
おぼっちゃんじゃないのに、ここまで登り詰めるって大変じゃん
仕事できるんかな?
役員なんて、簡単になれないよー
桂さんとは合わなかっただけで、ちゃんとした人かもよ
186 :
無名草子さん:04/09/29 16:19:04
谷口の実家は相模原だったよね。出身は九州らしいが。
相模原にある総合市場のような所で物をどっかり買ったっていう話があったね。
思い出したけど、妹がまたドキュだったよな。
デザイナー目指してて「有名になれるなら裸で銀座歩いてもいい」とかのたまった。
この妹、長男の離婚にもかなり関与してたんだよね。
ドキュ一家だな。
187 :
無名草子さん:04/09/29 16:20:20
先月、なんか桂さんの本読みたくて検索したら、最新刊が出たばかり
との事で取り寄せて読んだばかりでした。
一ページごとに挿絵が入って、可愛らしい本。ケーキのレシピも沢山
で永久保存版だ。ていうか自分で作るより、食べに行きたかった。
あとがきには、この本が81冊目だからあとたった19冊、100冊が夢だった
んでしょう?頑張りましょうよっ、てお店の人に励まされてやっと書いた
ってありました。
心配いらない、名義のみ役員を貰ってて
株はそんなにもってなくて当事悔しがっていたから。
189 :
無名草子さん:04/09/29 16:22:00
>>185 それはどうかな?日テレのディレクターを辞めて、雪男を探しにいくような
人だよ。彼の頭の中には雪男発見→世界的に有名になるという図式ができて
いたらしいけど。それから離婚後ベストセラー小説家を志していたけど、見事
にこけちゃっていたよね。
190 :
無名草子さん:04/09/29 16:23:31
>187
最新刊が出てたんだ!
是非、読みたいな。題名教えて頂けませんか?
191 :
無名草子さん:04/09/29 16:26:21
元夫ってこの機に乗じて
図々しく回想録とか出版しそうだ。
>187
あと20年は生きていてほしかったよ。残念です。
>>188さんのほほにキスしたいかも(迷惑でしょうけど)
今夜谷口が憎らしくて、カチが哀れで眠れないかもしれなかった。
安心したー
194 :
無名草子さん:04/09/29 16:29:13
なんか外面良さそうだもん。ヒモ男。
友達はやたらと多くなかった? よく友達突然連れてきて、具合悪い
桂さんがアワワってなりながらも、おもてなししたりしてたよね。
友達には、男らしくて豪快な奴て映るんかな? 人脈は広そうだよね。
で、口が上手いっていうか。 桂さんの結婚時代のエッセイ読んで、
惚気って取ってる人も多いみたいだけど(他レスで)私的には、最初
からロクなもんじゃねーな、ってオモタ。
195 :
無名草子さん:04/09/29 16:32:01
>>190 アリスの丘のお菓子物語 です。
七月に出版されたばかりで、海竜社からの出版です。
私は紀伊国屋で取り寄せました。
196 :
無名草子さん:04/09/29 16:34:20
>>194 私も、どの本か覚えてないけど伊勢の赤福を食べたかったのに
元ダンナが店員の態度か何かがが気に食わなくて買ってもらえない、
っていう下りで何かモニョって熱が冷めたのを覚えている。
サイン会も友人に誘われたけど、青少年期特有の潔癖さから
胡散臭さを感じて断った。(今にするともったいなかった)
だから、「それでも朝はくる」で合点がいかない部分が全てが瓦解して、
素晴らしい作家だと再認識したよ。この本にサインを頂きたかった。
197 :
無名草子さん:04/09/29 16:36:01
>194
うん。暴露本を読むまでもなく、ダンナの本性はけっこう書いてあったよね。
ヒモ男はマインドコントロールや弱者につけいるのが上手そうだから、そう
やって自分に従うヤツを侍らせてたんじゃない?
探検に自分の友人を引き込むときも「金」で縛ってたよね。ヒモが自分で
語ってたし。
家に連れてきてご飯を食べさせたりするのも、そうやって恩を売って裏切られない
ようにするんだろうね。
苦労するのは桂さんなのにさ。
198 :
無名草子さん:04/09/29 16:37:38
>195
ありがとうございます。
ご面倒をおかけしました。
199 :
無名草子さん:04/09/29 16:40:28
そのしばる金も女房が病弱な身を削って得た金だよ。
それを湯水のごとく・・・
森瑶子の亭主も最低なヒモ野郎だったけど
甲斐性ある情の深い女ってかえって自分を不幸に
してしまうのかと・・・
200 :
無名草子さん:04/09/29 16:55:53
ここにレスしてる皆さんともっと前に語りたかったょ。
森村桂さん、うちの母の年代で周りにはファンの人いなかったし
良い作品が多いのに本屋さんに行ってもないしで語られる機会も
なかったから。ホントに残念だよぅ。他の作家さんと違って、会おう
と思えば会えたのに、もう叶わない。
201 :
無名草子さん:04/09/29 17:01:33
>200
私もそう思ってるよ。
私が桂さんの本と出会ったのは10年前で、文庫本を図書館で20冊ほど
読みました。それから古本屋で必死に買い集めました。
桂さんがTV出演してる話を読んだとき、なんで私はその時代に桂さんを
知らなかったんだろうって落胆しました。
桂さんの本を読んだことがある人と話したくてたまりませんでした。
202 :
無名草子さん:04/09/29 17:02:40
>>200 森村桂で検索何度かしてみたけど、スレなかったよね?
ホント死ぬ前に語りたかった。
203 :
無名草子さん:04/09/29 17:16:47
桂さん、天国で幸せになってね…!
M・一郎さんがどうしても好きになれないので、これからの印税が彼に入ると思うと買えない。
なんだか複雑。
205 :
無名草子さん:04/09/29 17:27:36
>>204 桂さんも本当に再婚した夫を愛していたのか?
疑問。
206 :
無名草子さん:04/09/29 17:32:19
>>204 猫の件かな…?もしそのことなら、谷口が絡んでるんだから
奴のせいだよ、そう思うしかない、あの段階はそれしかなかった
24年間、不安定な妻の保護者・縁の下の力持ちとして曲りなりにも
暮らしたのだから、夫婦の情はあったと思いたいけど…
でも読者にはわからない話もあるのかな…
207 :
無名草子さん:04/09/29 17:35:33
>>200 ホントにね。いつもはどこかのスレでバトルしている間柄かもしれませんが、桂さんの
ことでしゃべりたいことが一杯あったのに。
>206 それもあるけど・・・・・・・
軽井沢の店が汚いのも、紅茶がリプトンのティーバッグなのも
1杯分の粉で5杯以上入れる珈琲も、値段設定が異常に高いのも皆、彼のせいだよ。
確かに桂さん自体に経営能力があるかといえば?だけど・・・・
欠けた茶渋のついたカップで平気で出された時本気で悲しかった。
209 :
無名草子さん:04/09/29 17:39:00
私も現ダンナ、好きになれない。
なんか「?」なところが多すぎ(著作で読む限りだけど)
思いやりのある人とは思えない。
ケチな人というイメージ、お店で濃いお茶出すと勿体無いと怒らなかった?
動物ネタは忘れたけど、読んでイヤな思いしたことだけ覚えてる
その時は無責任な彼女もイヤだった。
結局ダメ男といる女もダメ女のいう気も…
職業人としては好きだけど、人間として友達になれるかと言われたら
ムリだなーと思う
210 :
無名草子さん:04/09/29 17:39:35
>>204 桂さんの愛猫イェティとプーを捨てさせる話があったでしょ。
それで、どうしても好きになれない。
>>205 でも、再婚する前に桂さんのすべてを受け入れてくれたみたいだから
前の結婚とは違ってノビノビと生活できたと思うんだけどね。
212 :
無名草子さん:04/09/29 17:47:10
>>211 すべてを受け入れたなら
愛猫も受け入れるだろうに。
213 :
無名草子さん:04/09/29 17:48:49
離婚後の裁判って、たしか
「結婚してる時の本は、俺がネタを提供したんだ」
って、著作権をよこせとかいわれたんですよね?
裁判自体はどうなったんですか?
桂さんの言い分を読む限り、まさか、裁判所も
ジロちゃんの請求を認めないだろうって思って
いたんですけど・・・。
ご存知の方、教えてください。
214 :
無名草子さん:04/09/29 17:50:58
>>212 いや、彼のj包容力にも限界があるよ、できる範囲でYESというしか
なかったんだと思う。
出来もしないのに安受けあいして尻拭いを妻にさせる男よりは
ましじゃないかと。
215 :
無名草子さん:04/09/29 17:51:47
お母さんはどうしてらっしゃるんだろう?
知ってる人いる?
216 :
無名草子さん:04/09/29 17:53:40
なにしろ離婚するまでは何があっても悪口言わない人だから
現ダンナについても真相はよくわからないよ。
217 :
無名草子さん:04/09/29 17:54:26
元ダンナに捨てられて、誰とでもいいから再婚したいと思っていた時に現れて
結婚を承諾してくれたのが三宅さんなんでしょう。救いの神だと思いたいな。
218 :
無名草子さん:04/09/29 17:55:41
>>217 もう誰かにすがらなければ生きていけない状態だったのかも?
妥協はあったんじゃないかな?
219 :
無名草子さん:04/09/29 18:06:40
おかあさんって、歌人のアサカさん、っていう人だよね。
たぶん亡くなってると思う。
新聞記事でもうずっと以前、少なくとも十年以上前に見たといううっすらとした記憶が…。
>>130 告別式中継なかったみたいだね。もうマスコミもあまり関心ないのか・・・・・・
>>187 >頑張りましょうよっ、てお店の人に励まされて
うわー
その頑張りましょうよってのが鬱の人には命取り・・・
七月にお菓子の本出したって書いてあるけど、このときにはもう
精神的にはいっぱいいっぱいだったのかしらね
作家さんがあぼーんすると一時的に著書が売れる現象があるが
読みたいと思う桂さんの代表作もいまやほとんど絶版・・・_| ̄|○
図書館逝ってくるしかないな
アマゾンユーズトストアで安く出てますよ
222 :
無名草子さん:04/09/29 18:19:37
どういう経緯か知らないけど
猫捨てろなんて言われたら
その男捨てるよ、私は。
223 :
無名草子さん:04/09/29 18:20:17
>>213 一冊一冊リストにして、貢献度をランク付けしていましたよね。
加えて、池上の家を寄こせと言っていたけど、どうなったのかな。
何だか男として情けなく思うばかりで‥‥
え!猫捨てさせたって
里親探すとかでなく?
捨て猫したって事だとしたら許せないよ。
出来れば詳しいお話を教えて下さい。
225 :
無名草子さん:04/09/29 18:23:45
>208
森村さんの著書をちゃんと読んでる?
薄いコーヒーは自分のケーキに合わないから森村さんがそうしたんだよ。
リプトンも昔のリプトンの葉が好きだったけどちょっとブレンドが変わってしまった
から森村さんがバラの花びらを混ぜ込んだって読んだよ。
ちなみにプーは森村さんの猫だったんで捨ててません。
>>224 「12時の鐘がなるまで」で谷口が勝手につれてきて置き去りにした
猫を捨てた話。
今にして思えば読者に呼びかければ里親はいくらでも出てきたと思うな…
でもそんな余裕も無かったと思う、あの状態では
227 :
無名草子さん:04/09/29 18:29:13
>224
谷口が引き取るべき猫だったんだよ。
責めるならヤツを・・・。
228 :
無名草子さん:04/09/29 18:36:21
M・一郎さんはちょっと変わってるなとは思ったけど、森村さんが
のびのびしてるから良かったなぁ・・と感じたけど。
新婚の頃、なかなかジロちゃんの呪縛が取れなくて、比べたりしてた
けど、まるごと受け入れてくれる安心感から大分救われている気が
する。 Mさんとの新婚時代、身体の悪い桂さんの負担を減らすため
毎日、外で食べてたよね。なかなか出来ない事だと思う。
229 :
無名草子さん:04/09/29 18:45:55
「それでも朝は来る」だったか
現夫を「おとうちゃま」と呼んでいると
書いてあった気がする。
夫ではなく保護者を求めていた訳ですね。
230 :
無名草子さん:04/09/29 18:48:45
私もそう思う。新婚当時は桂さんやり放題だったみたいよね。
前の結婚の呪縛から解放されて良かったと思ったよ。
森村さんは自分が幸せかどうかを、人の評価から判断するようなとこあったから。
人から「良いわね」「幸せね」と言って貰うことでようやく安心できるというか・・・
だから最初の夫の愚痴なんて、離婚するまで絶対に外に出さなかった。
それだけに恨み辛みは凄まじく溜まっていて一気に噴出したのが文庫上下巻。
嘘で固めてでも「幸せです」と言い続けることで周りから「幸せね」という反応を引き出して
そうやって辛うじて自分を守ってた風。
軽井沢のティールームにしてもそういう幸せ確認の場だと思う。
>>225 違うよ薄いコーヒーはそれに慣れちゃってそれで良いって思っちゃっただけ。
桂さんの好きな紅茶はインドのお茶。入れるのが難しいから急ぐときや忙しいときは
リプトンの紅茶にバラの花を入れて飲んでいたのをM一郎さんがそっちのほうが楽だと
そうしたんだよ。
著書はちゃんと読んで書いてますよ。
233 :
無名草子さん:04/09/29 18:54:33
>>231 そんな幸せな人がなぜ自殺なんかしたの?
234 :
無名草子さん:04/09/29 18:55:19
>>208さん、もう良いじゃないですか…
亡くなった人に追い打ちかけるの止めません?
アリスのティールームにいつか行きたかったけどもう行けない。
焦げててもいいから忘れんぼのバナナケーキを食べたかったな。
236 :
無名草子さん:04/09/29 19:07:15
>>227 それでも自分の猫と一緒に可愛がって育てていたんでしょうに。
普通の動物好きだったら情が移ってしまってとても出来ない。
動物に罪はないよ。
237 :
無名草子さん:04/09/29 19:12:48
>>236 私も谷口より
森村夫妻を酷いと思うよ。
最初に「連れで出るべき猫」を押しつけた谷口が一番悪い。
桂さんはイエティを谷口に返すべきだったんだ。
それか著書の中で里親募るとか・・・
M一郎氏にすれば(彼は動物好きではなかったようだし)
プーさん=前の旦那と桂さんの子供
イエティ=前の旦那が老いていった子
だからイエティは養いたくなかったんでしょう。
239 :
無名草子さん:04/09/29 19:26:48
恐ろしいドキュン夫婦
240 :
無名草子さん:04/09/29 19:26:58
238って変。
動物飼ったことない?
>238
何となく理解できる。M一郎さんは初婚だしね。
桂さんの子供なら受け入れられても前の夫の置いていった子はイヤだと思うかも。
ただ、その時の対処が大問題だと思う。
いくら受け入れられない子でも捨てたらイクナイ!父親の谷口に返すべき。
相手が嫌がろうが暴れようが谷口に返しちゃえば良かったんだよ。
>239-240
いや、悪いのは原因作った谷口。
243 :
無名草子さん:04/09/29 19:33:40
中村うさぎの元夫は、子猫を袋に入れて猛犬の前に放り投げたんだよ。
そんなことする人よりかずっとましだわ。
244 :
無名草子さん:04/09/29 19:34:17
>>242 猫を人間の子供に置き換えてもそう思う?
245 :
無名草子さん:04/09/29 19:36:10
>>243 キティを引き合いに出されても・・・
暴力振るった人間をサカキバラ引き合いに出して
擁護するのと同じ。
246 :
無名草子さん:04/09/29 19:41:19
中村うさぎの元旦那は真性キティなのか?
247 :
無名草子さん:04/09/29 19:44:21
つーか、猫を手放すのはまあ、家がノミだらけなのにも関わらず、
森村さんらがそれをどうにか出来る状態になかったので、仕方はないかもしれん。
…が、問題は猫達(確かプーさんという黒猫のみ残して)を
家から離れた公園に置き去りにしたというやり方。
今から25年も前には確かに今程動物の命が重用視されていなかったかもしれんが、
それでもあんまりだ。Mさん。
そしてこの行為に関しては森村さんの行動(本でMさんを酷いと非難しながらも、
猫捨てに関して抵抗はしない。あくまで猫(と自分)が被害者の立場で書いている)も
あんまりすぎる。
結局、森村さんは根っから男運が悪い上に依存体質だったんだろうと思う。
>244
人間の子に置き換えたら?
「夫との間に子供が一人いて、夫が外で作った子供を連れて帰ってきて世話をしろという。
その後夫と離婚が成立した。しかし夫はその外で作った子を”面倒見きれなから置いていく”という」
・・・ね?悪いのは夫でしょ?人間の子なら夫が引き取るか施設行きだもの。
249 :
無名草子さん:04/09/29 19:47:39
>>248 施設にも連れてかないで
捨てたんだろが。
犯罪だよ。
250 :
無名草子さん:04/09/29 19:48:03
話、戻るけど。あとがき、もう一度読んでみた。
ここ数年は入退院の繰り返しで、入院した時は、あの世に逝ってまた戻り
という事が繰り返しあったそうな・・。で、そのあの世に逝ってる間、血が
止まってしまうのでその間に、脳の一部が固まって、忘れてしまった記憶の
一部がある・・と書いてる。 そして本の執筆、てこねケーキ、絵を描く事
、よくこの道一筋とあるけど、私はこの三つでようやく半人前の人生を楽しんで
行こう。 って書いてる。最後の一文は昔、天国にいちばん近い島を読んでくれた
人、アリスの丘に来てくれる方たちにこの本を捧げます・・・と。
最後の本になるとわかってたんだろうか;;
25年前には有効技は蚤取り粉くらいしか存在しなかったものね^^;
まして動物になれていないと蚤の痒さで発狂する。
責められた桂さんは「この人にまで捨てられる」と怯えてしまい
原因の猫が前の夫が無理矢理押しつけた猫だったせいで愛情が失せたのかもな。
そしてあくまで「悪いのは押しつけた前夫と捨てたM一郎さん」
「可哀想な何も出来ない弱い私」
252 :
無名草子さん:04/09/29 19:52:44
もしかして谷口娘がここに来てる?
>249
猫(犬じゃない動物)を施設(保健所所轄のどうぶつ管理事務所)に連れて行くってどういうことか知ってる?
知ってて言ってるの?ねえ?
255 :
無名草子さん:04/09/29 19:52:52
ウロ覚えなんだけど、昔何となくラジオを聴いていたら
浜村淳さんが殿様キングスの話をしていて
彼らの元マネージャーが今は作家森村桂の夫となっていると。
森村桂もわからない人ですね、と言ってた。
256 :
無名草子さん:04/09/29 19:54:29
>>253 人間の子供の施設と同じ意味の生かす施設だよ。
25年前にもあったぞ。
このきちがい。
谷口娘がここ見てるなら、
自分の大事な父親をむちゃくちゃ言われて
悔しいかもしれんけど「事実」だからね。
自分にとって良い父だったとしても男として最低なことをした人だよ。
258 :
256:04/09/29 19:58:15
私は娘じゃないです。
谷口もその後の夫も大嫌いですけど。
ベネッセでセクハラだか不倫で問題起こした人だよ<谷口
本人は「相手が嵌めた」と言ってたけど
260 :
無名草子さん:04/09/29 19:59:26
谷口って娘に好かれてるの?
>256
だいたいあなたは何故ここにいるの?
何を語りたくてここに来たの?
娘じゃなくて谷口本人じゃない?
意外と小心者だから桂さん亡くなって
自分が責められたらどうしようと逆上してるとか
263 :
無名草子さん:04/09/29 20:03:24
>>262 元妻の告別式の日に2ちゃんですか?
彼は参列したのでしょうか。
264 :
無名草子さん:04/09/29 20:09:49
森村さんは「何もできないか弱い人」じゃないと思う。
文学的な志の高さとかはなかったかも知れないけど、
やっぱり強烈な自我を持った人だし、選民意識みたいな
ものも持ってた人だったと思うよ。
265 :
無名草子さん:04/09/29 20:12:30
今の夫はコロムビアかなんかレコード会社のサラリーマンじゃなかった?
よく結婚する気になったなあと(夫の方がだけど)当時不思議に思った。
266 :
無名草子さん:04/09/29 20:21:46
うん、結婚式の中継見たけど
森村さんが書いてたようなダサイ人には見えなかった。
デブでも禿でもなかったし、もう覚えてないけど。
それより吉永小百合と一緒に写ってて桂さんが酷いぶーに見えた。
>266
自分が軽井沢の喫茶店行ったときに奥のスペースに
恨みしゅらんのコータリン(神足)に似た人がいたので
てっきりM一郎さんだと思ってたが禿げてないの?
268 :
無名草子さん:04/09/29 20:54:45
>259
マジっすか!?
相変わらず腐ってる男なんだね。
269 :
無名草子さん:04/09/29 20:58:06
桂さんの本からいっぱい勇気をもらった。だからありがとうと言いたい…。
270 :
無名草子さん:04/09/29 21:25:07
桂さんはお父さんが好きだったんだよね。
大好きなお父さんが亡くなってからお母さんに甘えようとしたけど、お母さんはそういうタイプの人じゃなくて、淋しかったって何かに書いてた。
桂さん、ずっと誰かに甘えたかったような気がする。
いま、大好きな大好きなお父さんに甘えてるかな。
合掌
>本の執筆、てこねケーキ、絵を描く事、よくこの道一筋とあるけど、私はこの三つで
>ようやく半人前の人生を楽しんで行こう。 って書いてる。
彼女なりに一生懸命生きた人生だったと思う。不慮の事故で亡くなったと思いたい。
272 :
無名草子さん:04/09/29 22:08:46
アリスの丘には、何度か行ったけど、
ある時、ケーキをテイクアウトしようと店に入ったらが、
パウンドケーキはイマイチで、桂さんは他の人を接客中だった。
で、ダンナさんもその場にいて、悪いと思ったけど
何も買わずに店を出てしまった。
車を動かしていたら、あわててダンナさんが出てきて、
車を誘導してくれたんだけど、
なんだか悪かったなあという気持ちが、今でも残っています。
ある意味パイオニアみたいな位置にいる書き手だったんじゃないんですかね。
現在の女性の書くものの、先例というかさ。
それだけでも、すごいことなんではないでしょうか。
274 :
無名草子さん:04/09/29 22:13:31
てか、今回の訃報で初めて森村さんが戦前生まれだと気付いて、
何か妙な感じだった。
275 :
無名草子さん:04/09/29 22:19:36
>>273 そうですよね。ようやく渡航が許された時代の先駆けだった人でしたね。
単身ニューカレドニアに乗り込んでからの数々の冒険談に、胸を躍らせたもの
でした。
276 :
無名草子さん:04/09/29 22:21:43
私が読み始めたのは7、8年位前なんだけど、書いてる文章が
色褪せてないのがすごい。 メルヘンちゃんとか書かれている
けど、ここでファンと書いてる人達そんなにメルヘン好きでも
なさそうだし、私自身そんなキャラじゃない。でもなんか惹きつけ
られるんだよなぁ。 っていうか、ただのメルヘンちゃんでは
ないよね。 若い頃のエッセイでは、冒険好きで気のいいお姉さん
って感じがする。フーヨーハイ、食べてみたかったな。
>276
メルヘンちゃん違う違う、
メンヘル(メンタルヘルス)です^^;
>>274 同じだ。漠然と、もっと若い人だと思い込んでたよ。
279 :
無名草子さん:04/09/29 22:31:18
>>277 ニュース版でメルヘンなメンヘルと書かれてるのでつ。
ニュー速+の某スレから拾ってきた
-------------------------------------------------
159 名前:名無しさん@5周年 投稿日:04/09/29 18:16:27 ID:EhzGzmfL
西舘好子「修羅の棲む家」(はまの出版)を読むと、井上ひさしの家庭内暴力ぶりが分る
許せない暴力の反省ない井上ひさし発言2001.9.15号(雄作)
私は心を掻きむしられ、気分が重く沈んだ。
「肋骨と左の鎖骨にひびが入り、鼓膜は破れ、全身打撲。顔はぶよぶよ のゴムまりのよう。耳と鼻から血が吹き出て…」
元夫の暴力が吹き荒れたあとの自分を克明に描いた西館好子さん(当時・現在は代志子)の『修羅の棲む家』(はまの出版)。
その元夫の卑劣な 発言を間近に聞いたからだ。
九月二日夕刻、日比谷野音。個人情報保護法案反対の集会の壇上に修羅、井上ひさしがいた。私の胸は不快にざわめき、
彼を見つめることが できない。過去の戦争の反省をしない日本の話題になり、口を開いた修羅。
「僕は突然離婚になり苦しんだ…。彼女はまったく謝らない。一言でも謝ったら許す気になるかもしれない」私の心臓は背中に
食い込み、顔か ら血の気が引いてゆく。こともあろうに、数千の聴衆を前にアジアの戦争被害者を、自分に重ね合わせたのだ。
二五年間暴力にさらされた西館さんの悲しみを思うと、激しい怒りで全身の血が逆流した。傷害罪で投獄もされず、社会的制裁も
受けず、名声を保持し続ける修羅。彼の筆を急がせるため「奥さん、二、三発殴られてもらえませんか」と懇願した編集者。
彼の人気を利用する出版社、大新聞、政党はドメスティック・バイオレンスに沈黙する。同書は、圧力で大手から出版できなかったという。
私たちは過酷な体験を生き抜いた西館さんのことばに耳を傾けよう。心から共感し、涙を流し、暖かい拍手を送ろう。バタラー
(殴る人)井上ひさしが狡猾に被害者を装い、彼女を踏みにじり続けているのだから。 (西東京市)
http://www.google.co.jp/search?q=cache:b9E-NKXpmpoC:www.jca.apc.org/femin/koe.html+%E4%BF%AE%E7%BE%85%E3%81%AE%E6%A3%B2%E3% 82%80%E5%AE%B6&hl=ja&ie=utf8
--------------------------------------------------
DV男って思考が同じだなと思った。
281 :
無名草子さん:04/09/29 23:05:07
猫を捨てたのはひどいけど、本によるとM氏が当時の桂さんには1匹しか
飼いきれずそれ以上だと倒れると判断したからのようですね。
桂さんも後で、他の人に頼むとか方法はいくらでもあったのにと反省文を
本のどれかに書いていましたから、それほど判断力が失われていたということ
でしょう。M氏には貰い手を探すという発想はなかったようですし。
283 :
無名草子さん:04/09/30 05:05:04
>>282 ひどい夫婦だ。
貰い手を探すと言う発送が無いって
目の前の猫を前にして
人間性の持ち合わせがありませんてことでしょうね。
だからケチってお店でも酷い飲み物出したんでしょう。
あんなの普通平気じゃいられませんよ。
それを高い金取って。
>>283 本板でこういうこと書くアホっているんですね。
太田光の奥さんに似てる。
とりあえず猫の件で正論さえ言ってれば反論できないと思って
言い立てるのがアンチのやり口だね。
はまる人ははまるかも知れないけど、一般の感想なんてあんなもん
じゃない?私もブームだった頃を知らないから、本読むまでは
皇室つながりの変なケーキ屋のおばさんだと思ってたもの。
289 :
無名草子さん:04/09/30 10:18:02
290 :
無名草子さん:04/09/30 10:54:07
料理の本、読んでる人はけっこう良い本だって認めているよね。
ケーキ、食べたかったなぁ。ざっくりじんじんの粉は、ザルツブルグ
(だったかな?)から取り寄せてるらしい。わかる人にはわかる
らしくて、製粉会社の重役さんが一口食べて「この粉に日本で会える
とは」って言ったとか。 ブランデーは高級なもの使うらしいし、
コーヒーはともかく、ケーキは桂さんのこだわりだよね。
うすいコーヒーは初期のアリスの丘のエッセイに出てるけど、M一郎
さんが頑固なんだよねw 家で作っても普通の粉だし、やっぱり違う
と思う。
きめが砂のように、ざっくりなんですよね。
甘さは、極力控えめで。
違うんだろうなと思いつつ
おととい家で「忘れんぼ」焼きました。
それは、それでウマーでしたが。
ざっくりじんじんのケーキ
一度でいいから食べたかったなぁ・・・
>290
いや・・・食べなくてよかったんだよ。夢が夢のままでいられるんだから。
ケーキ、まずくはなかったけど普通だったよ。ざっくりじんじんじゃなかった。
実際食べなかったら夢見続けられたのにな・・・とチョト思う。
アンチじゃないよ。
高校生の時に「お菓子と私」に出会って、以来お菓子焼くのが日課になったくらい
森村好きな人だから。
ただ、ケーキおいしくなかった言ってる人も間違ってはいないと言いたかっただけ。
ただの事実。お店でお客相手に大量に作らなきゃいけないんだもの。
趣味で焼くような訳にはいかないんだよ。
全部手作りだとしたら、恐ろしく体力使うし。
でも、バナナケーキは今でも私の大好きなケーキだ。
バナナケーキにブランデー漬けのバナナ入れたって話あったね。
つぶしたバナナとブランデー混ぜて冷蔵庫でちょっと寝かせたヤツ入れたこと
あるけど、おいしかったよ。
生地は普通にバターケーキ作る要領で。
重曹で紫の線が出るようにフワーっとやると見た目綺麗だけど、チョト重曹臭さが
残るので、ベーキングパウダーがオススメ。
まわりをざっくりさせたいなら、焼くときに型に塗るバターをまんべんなく
たっぷり塗るといいよ。
あとは刻んだクルミいれたり、ココナツ入れたりしてもおいしいよね。
森村さんのバナナケーキのレシピはほんとにたくさんあったね。
食べたい時に、好きなようにケーキは作ればいいんだよっていう森村さんの
言葉を思い浮かべて、いつもケーキ焼いてるよ。
293 :
無名草子さん:04/09/30 13:03:08
>お店でお客相手に大量に作らなきゃいけないんだもの。
>趣味で焼くような訳にはいかないんだよ。
そうだよね。そう考えればおいしくないと感じた人がいても不思議じゃないね。
桂さんが焼いたケーキ。食べてみたかったね。
お店用じゃなくって、桂さんが好きなときに好きなように焼いたケーキ。
きっとすごく楽しそうに作るんだろうな。
295 :
匿名希望さん:04/09/30 13:54:20
学生のとき(15年くらい前)、夏休みに「アリスの丘」でバイトした。
ウエイトレス兼皿洗い、掃除なんでもやった。 なんだかんだと一日14時間ぶっとうしでの労働。
日給を働いた時間で割ったら自給230円くらい。彼女の本のファンだったので行ったのだけど。
(実際、まったくの無給で働く「研修生」とかいう人もいた。熱烈ファン)
あそこの喫茶店、コーヒーは紅茶みたいに薄いのをだして
(あの当時で)400円。ケーキも薄い一切れが400円。
(森村さんはたまに気の向いたときにケーキ作りの一部を
するくらいで、彼女が全部手作りしているわけではありません、念のため)
洗った皿の数を数えても、すごい儲けてた。まぁったくの暴利。
森村さんは、有名人なこともあって、周りがチヤホヤしてる分には機嫌が
良かった。当時からちょっと情緒不安定的なところはあったけれど、
まあ天真爛漫な人です。店でバイトが忙しそうにしていても
手伝おうともしない。悪意はなくって、単に気のきかない人なんだと思う。
問題はあのダンナ。金儲け一筋みたいな人だった
あの薄いコーヒーも全部だんなの指示(普通に入れたら「もっと薄くしろ!」と
怒鳴られた)
有名作家の夫ということだけにしがみついて生きているような嫌な奴。
296 :
無名草子さん:04/09/30 14:10:45
昔アリスの丘行ったことがあるけど、酷いケーキだった。
幼稚園のバザーで売るために父母が焼いた手作り100円ケーキより酷かった。
ご冥福をお祈りします
297 :
無名草子さん:04/09/30 14:23:42
こういうポエムっぽい人って若い時は可愛がられるけど歳取ったら
変身が大変そうだ。
298 :
無名草子さん:04/09/30 14:57:46
「アリスの丘」はMさん名義なの?
桂さんのケーキ本見てたら「今日はM一郎さんにティールームをお借りして・・」
なんて記述があったから。
でも桂さんなしじゃ、もうあの店やっていけないよね?
いくら軽井沢とはいえ、高くて薄くてマズーイコーヒーじゃね。
森村さんはその辺の男女のように普通に知り合って恋に落ちていったりするような事はなかったのかな?
お金目当ての男が押しかけてきて、スピード結婚というパターンを2回繰り返して、それしか
なかったような気がしてならない。
シンデレラコンプレックスだったのか、ものすごく受身だったのか。
せめてお子さんでもいたら状況は変わっていたのに、と思う。
確か弟さんがいたような気がするが、どうしてるんだろう。
300 :
無名草子さん:04/09/30 15:02:43
一人っ子じゃなかった?
301 :
無名草子さん:04/09/30 15:18:22
お兄さんがいます。
二人兄妹。
302 :
無名草子さん:04/09/30 15:57:39
男の兄弟がいたんだ・・・
それなのに男みる目なさ杉っ!!!
徹子の部屋で追悼特集やってくれるような気がする。
私の脳内ではよく出てたという記憶なんだけどカン違いかもしれない。ゴメン。
>>302 いや、お父さんやお兄さんの出来がいいと
「世の中の男性ってみんなこうなんだ」と誤解しがちだよ。
305 :
無名草子さん:04/09/30 16:50:24
有名な女性と結婚する男って金目当てが多いのかな。
306 :
無名草子さん:04/09/30 16:52:29
>304
お父さんはかなり桂さんを可愛がってたようだからね。
お父さんと同等の愛情を相手に求めすぎてしまうのかな。
桂さんの本に書いてあるのが真実なら、大学時代に桂さんのことを
好きになってくれた人いたよね。学生運動のリーダー。
お父さんのような、というか
全てにおいて「桂がいいならいいよいいよ」と言ってくれて
しかも「経済的裏付け」もあって甘やかしてくれる人が良かったんだろうね。
なんちゅーか「桂の喜びが僕の幸福」と無条件で仕えてくれる異性。
普通だと「んなヤツいねーよ!」でお終いなんだけど学習院のご学友の夫連中がそんな風だったっぽい。
だからよけいに「あの人にはそういう人がいるのに。。。」と飢えてしまう。
シコメだし自分に自信が持てないからよけいに拘ったんでしょう。
そこにつけ込んだ最初の旦那はさいてー
308 :
無名草子さん:04/09/30 17:10:52
男に利用され続けてきた人生だったら悲しいな
309 :
無名草子さん:04/09/30 17:20:41
母は美人なのに父親似の自分は・・・
その母とも大人になってからは親友のように仲良しだけど
子供の頃は家庭的でなく勉強家で甘えさせてくれず不満だった。
せっかく機転と粘りで希望の出版社の正社員になったが
身体が弱く結局続けられなかった。
天職である文筆で成功したが、夫には恵まれず・・・
結局無条件で自分を愛してくれる人を求めていたんだね。
だったらなおさら毅然としていなければならないのに
捨てられる恐怖から理不尽な夫達の要求にもつい従ってしまう。
不幸という意見もあるかもしれないけれど人間て望む相手から
満足できるだけの愛情を必ずしも得られはしない物だと思う。
実際、母そっくりの美人であったり、スーパーマンのように
頼もしい夫に恵まれたら彼女の文筆での成功は無かったんじゃないか。
喜びも苦労もたくさんあった人生と思いたいです。
人は喜びも苦しみも半分ずつと思いたいですね。
>307
>なんちゅーか「桂の喜びが僕の幸福」と無条件で仕えてくれる異性。
あーなんかすごく良くわかる。
学習院のお友達はお金持だったり美人だったりして
桂さんに無いものを持ってる上に「甘いやさしい旦那様」まで
桂さんの欲しいものを努力無しで全部持ってるんだよね。羨ましいよね。
>309
人に期待しすぎじゃ!とエッセイ読むたびに歯がゆかった。
森村さんの作品好きだからよけいに歯がゆかった。
「お母さんが」「ダンナサマが」
自分の望むように愛してくれない!と同じ事を言い続けてると思った。
友達の親や夫と自分とこ比べてみたりしてよけい飢餓感大きくなってそう。
でもその飢餓感が作品を書く力になったとは思う。
ファンレターや読者の人の言葉である程度解消できたかも知れないから・
アリスの丘の喫茶店もそういう目的だとしたら納得できる。
前夫のベネッセの谷口って人だけど、探検家で無謀で女にだらしなくて
大口あけてワッハッハってタイプの人じゃなかったよ。
訥々とした寡黙な感じのおじさん。
(椎名誠みたいなご近所冒険家とは正反対みたいな感じ)
雪男以前にもサハラ砂漠とかヨットで横断とかいろんなことをしていて
そんな人だから、単身海外に飛び込んでいく主人公と桂さんを重ねて
ファンになったし、理解してもらえると思ってたってのはあると
思うんだよね。
それが森村さんもわかってるから、黙って夫の冒険に理解を示して
後押ししていたのだろうけれど、いろいろな無理があったって
ことじゃないかな?ファンと結婚するなんて、やっぱり無理が
あったとしか思えないよ。
会社の上司に、「彼が書いたんだよ」っていって「冒険準備ノート」
(だったかな?詳しい書名忘れた)って本を借りたことがあったけど、
意外と面白かった。冒険じゃなくて準備のことだけが書いてあるの。
準備している間が一番冒険の醍醐味を感じられるとか何とか。
あれは桂さんとの結婚中に書かれたものだったんだなぁ。
314 :
無名草子さん:04/09/30 19:49:13
ニュースで訃報を聞いてまもなくの時は、まだこのスレがなく、
ニュー速板の方にもカキコしたのですが、
あまた数ある作品中、私にとって特に印象深いのが
『おいで初恋』、『青春が来る』、『友だちならば』の青春3部作。
昭和30年代の学習院女子高等部、大学における青春群像が熱く、
そして気骨あるタッチで描かれていました。
天皇陛下の皇太子時代のお妃候補選び騒動や、愛新覚羅慧生さんの
天城山ピストル心中事件等のエピソードもおり込まれ、学習院の特殊性が
興味深かったです。
初恋の人である上級生の“おじさん”、大学時代の実らなかった恋の相手で
ある学生運動のリーダー“青地くん”が、後年に両者とも「アリスの丘」に
現れ、学生時代からそれぞれ30年、4半世紀ぶりに対面する場面の記述が
エッセイ集の中にありましたが、読んで心にじーんと来るものがありました。
若き日に桂さんが熱い思いを捧げたお二人は、今頃どのような
お気持ちでいらっしゃるのでしょうか?
315 :
無名草子さん:04/09/30 19:57:36
前の旦那はずいぶん誉めてたのにな著書で
お金に無頓着で、山男だから山行く為に仲間でアルバイトして貯めた金は
財布は一つみたいなもんで誰が使ってもよくてなんて書いてたが
あれは旦那に騙されてたのか。
井上加寿子―と言っても知るまいが―が離婚した時はずいぶん批判していたから
別れたのは意外だった。
ただのコピペじゃん
べつに面白くもない
318 :
無名草子さん:04/09/30 20:56:30
>>313 >訥々とした寡黙な感じのおじさん。
内弁慶ということなのでしょうか。不倫→妊娠→離婚→再婚→また不倫?
という経過をたどる人がいい人とは思えないのですが。
319 :
無名草子さん:04/09/30 20:57:13
桂さん、天国では笑っていて欲しい!
320 :
無名草子さん:04/09/30 21:43:56
井上加寿子、
娘の名前を萌子と名付けた(かった)高卒の人?
321 :
無名草子さん:04/09/30 21:59:26
>314
「おじさん」「青地くん」といえばきっと森村さんの青春時代、最も心に残る男性二人ですよね。
最初の結婚にやぶれた後の作品はほとんど読んでいないので、「アリスの丘」に
二人が現れたとは今初めて知りました。
今日、まだ読んでいなかった桂さんの後期の本を何冊も注文したところ。
(もう手に入らないんだろうかと思っていましたがユーズドのものがけっこう出ているんですね。)
その場面に遭遇できるといいなーー、ワクワク!!
322 :
無名草子さん:04/09/30 22:02:54
>>319 お父さんもお母さんもいらっしゃって
なつかしい人たちや猫ちゃんたちにも再会出来て
今頃は久々に大はしゃぎ中。
323 :
無名草子さん:04/09/30 22:16:19
どなたか井上加寿子さんを
説明していただけませんか?
>>322 お母様、昨年夏までは短歌雑誌にお名前があるのですが…、
今どうしていられるかわかりませんがご存知なのですか?
なんでこんなお金に汚い男たちとホイホイ結婚できるのかな。
わたしだったら、いっそ独身のままで気楽に生きている方がずっといい。
326 :
無名草子さん:04/09/30 23:00:21
>324
すみません、天然ですか?
327 :
無名草子さん:04/09/30 23:01:20
>325
桂さんの本を読んでみるといいよ。
彼女がどれだけ結婚したかったか書いてあるから。
328 :
無名草子さん:04/09/30 23:02:54
…学習院で学んだ「幸福になる為の必須条件」だったんじゃないの?>結婚
この人、普通にそこらの公立の学校で、家庭の経済状況に相応の環境で育ったら
もっと幸せになれたんじゃないか。
例え作家にはなれなかったにしても。
>>328 あーそれわかる。
普通のおっさんと結婚してパートで「桂さん文章上手いからこれ書いといて〜」って頼まれたり
子どもに手作りケーキ作ってたのが評判になってローカルのテレビに出たり。
雰囲気は独特だから面白い素人さんみたいな位置で。
そんな感じの人になってたかもね。
>>326 あなた322さんですか?お母様物故されたのですか?
331 :
314:04/09/30 23:10:52
>>321 レスありがとうございます。
例の場面は、『パンドラの箱あけちゃった』という本の
「思いがけないお客さま」という章です。
332 :
無名草子さん:04/09/30 23:17:48
>>326は日本語のニュアンスのわからない低脳ですな。
333 :
hana:04/09/30 23:28:39
>323井上加寿子て、多分38年くらい前に、モーニングショーを栗原礼二とやってたアナウンサーだと思う。仕事と、家庭を両立するいい妻て感じで。
325です。
昔けっこう森村さんの本は読んでたのですが、そう言えば、結婚=幸せの条件 と
位置付けられていたかも。
題名は忘れてしまったのですが、古いオーブンが壊れて次々と昔のボーイフレンド
(?)と結婚する夢を見る話を覚えてます。
ある時はアラブの大富豪だったり、普通のサラリーマンだったり、青地さんがモデル
のような地方の旧家なんかに嫁いでいたような。
でも、結局次郎さんがいいって結末で。。。
やっぱり次郎さんのことが好きなんだって事で納得してたけど、事実が暴露されると
なんて森村さんははかない幻想にすがっていたのだろうと思ってしまいます。
335 :
無名草子さん:04/09/30 23:41:11
死因がバナナを喉に詰め込んで、って本当なの?
本当なら笑うに笑えない最後というかなんというか。
どっちにしても悲惨としかいえない。
336 :
無名草子さん:04/09/30 23:41:56
えーーっ栗原レイジっていう名前、どっかで聞いたことがある、と思って
考えたら、今をときめく主婦のカリスマ、料理研究家の栗原はるみさんの旦那さまの名前の
ように思うんですけど…
TVに出ている人だったんですか?
>>336 モーニングショーの司会者だったと思う。
森村さんも数か月司会を務めた。
338 :
無名草子さん:04/09/30 23:57:51
私も森村さんのお母様の消息を知りたいです。
別スレによると、10年前にお亡くなりになった
記事が出ていたとかいうレスがあり、
>>324さんによると、昨年の夏はご健在だったとか…
栗原礼二は今では栗原はるみの旦那さん扱いなのね・・・。
今で言うと柔らかめのオヅラさんみたいな位置でした。
340 :
無名草子さん:04/10/01 00:08:29
341 :
無名草子さん:04/10/01 00:17:38
栗原れいじは最初はNHKのアナウンサー(多分)
その後民放のモーニングショーのちょっとやんちゃっぽいキャラの若手サブ司会者、
ラテン歌手坂本スミ子と結婚離婚、離婚時に坂本スミ子が「れいじさんはホモやったん」と爆弾発言、
栗原はるみが売れる前テレビで、輸入くず肉を固めて成型してステーキ肉にして売る事業を始める話をしてた。
はるみサンと結婚時は「伊豆?の素朴な娘さんと結婚」みたいな扱いだった。
>>340 もしお母さんがご存命で、娘に先立たれたのだとしたら…
本当に気の毒だとしか言いようがありません…。心が痛みます。
343 :
無名草子さん:04/10/01 06:35:47
>>336 >今をときめく主婦のカリスマ、料理研究家の栗原はるみさんの旦那さまの名前
今をときめく???
栗原さんブームは4、5年前にとうに終わってますが?
344 :
無名草子さん:04/10/01 06:45:43
栗原玲二は
木島則夫モーニングショーのアシスタントじゃなかったっけ
木島則夫が股引は日本の優れた下着だから穿くべきだと
言うのに、栗原はあんなものはみっともないから穿くべきじゃないという論争?をえんえん
何年にもわたってやっていて
モーニングショーの最後の日の最後の挨拶でも木島は
これだけは言っておきたいと穿くべきだと云う持論を展開した。
345 :
無名草子さん:04/10/01 06:59:41
森村桂→林真理子という系譜でよろしいのか
ともに20代で主にエッセイで成功
発言のカテゴリーも傾向も近い
森村さんは林真理子ほど完全に顔も壊れてないし
ど厚かましさもないし、ハングリー前面派でもないけれど。
346 :
無名草子さん:04/10/01 07:09:05
「おじさん」だっけ
女の子を連れて颯爽と先頭切ってどこへでも大股でどんどん入っていって。
とにかく格好よかった
こんな大人になりたいと思ったもんだが
自分が学生になってみると
勿論なれなかったし
そんな男はどこにもいなかった。一人も
彼女の書いたような格好いい男は。いる筈がない
森村さんの見た幻だったんだな
あの骨のある学生時代の彼女は「そうありたかった自分」
だったのだろうか?
それをファンも夫も本人も信じ込んで、「森村桂像」みたいなのに
縛られて生き辛かったのなら、気の毒だなぁ。強烈な自負心の裏返し
だとしても。
メルヘンっぽい雰囲気や、童話にはまる人って、すごく現実の人間
を恐れていて自分の世界を必死で守ろうとしてる人に多いような
気がする。いつまでたっても老けない少女みたいなイラストの自画像
(店の前やら中にもやたら書いてある)とか見ると、ものをつくる人
としてももっと落ち着いた雰囲気の中で過ごさせてあげたかった。
うちの親よりも年上なんだものなぁ。
>344
そんなネタで何年も・・・ワロタ
349 :
無名草子さん:04/10/01 09:02:09
>>328 森村さんの時代は、まだ女子の大学進学率が全国的に低く、
皇室や元華族の方々のための学校というイメージが現在よりも
強かった学習院大学卒業の“お嬢様”ということで
注目を浴びたのだし、森村さんもそれがプライドのより所だったと
思う。
351 :
無名草子さん:04/10/01 11:17:48
かなり以前に「天国に・・・・」のその後を書いた本読んだ記憶があるけど、
「天国に・・・」を読んで実際にウベア島に行って、現地の人に「カチがお世話になりました」と
挨拶したり、なかには何日も泊まらせてもらったりした人がいたってのを覚えてる。
実際にそんなことしたファンの人たちは、この死をどう感じてるんだろう。
2CHにはいないだろうけど、森村桂と同じ時代を生きたコアなファンの話しを聞いてみたい。
352 :
無名草子さん:04/10/01 11:29:29
ふるーいエッセイで お嫁さん、お嫁さん・・・とお嫁さんの連呼。
「Hの前に「お嫁さんにしてくれるなら」とちゃんと言いましょう!
そうすればそのまま婚姻届を出しに区役所まで一緒に行ってくれるものです」
みたいな文章があったなぁ。読んで固まった記憶がある。
お嫁さんになるためのサークル?みたいなのを主催してて、
それに夢中になって離婚されてしまいました、お恥ずかしい。とも書いてあった気が・・・
別の人だったらごめんなさい。
>328
学校には関係なく両親の「恋愛結婚至上主義」に影響されてたような気がするね。
お母さんがいい家の出身で貧乏な作家との結婚反対されて遺産も分けて
もらえないようになって、それでも結婚したというところに憧れてたみたい
なこと書いてあったし。
今バナナケーキ焼き上がった。
ホットケーキミックスにバナナ等々入れて作った手抜きだけど。
オーブンも自動機能使ったので、楽々でした
356 :
無名草子さん:04/10/01 11:52:29
>>352 そうです。桂さんに間違いないでしょう。
昨日こんなん出てきました。桂のブライダル講座・・彼氏(今の旦那)と
付き合っている時、古本屋で買って読んだものです。その前から図書館で
桂さんの本読んでたから、この本にどんなこと書いてたか、昨日出てきた
時忘れていて、読んでみた。 M一郎さんと結婚した後の本。あしながおじさん
倶楽部というのを主宰してらっしゃる。 結婚や、恋愛至上主義というものに
やっぱりずっとこだわってらしたんだなぁ・・。 で、やはり、もうひとつの
学校で仕事を続けた事が別れを招いてしまった、、ってこの本にまで書いてる。
一度目の結婚の呪縛はずっと解けなかったんだなと思った。
>>355 初耳ですね>幼児期に受けた虐待
谷口の虐待以外に何かあったんだろうか
358 :
無名草子さん:04/10/01 12:10:17
>>351 私が森村さんの本をよく読んだのは、主に昭和60年前後の角川文庫。
その初版は昭和40年代で、オリジナルはもっと昔だと思われ。
オリジナルの時代に、森村さんは大ブームを引き起こし、
若い女性の間でカリスマ的存在になり、テレビにもよく出られたとか。
森村さんと同じ時代を生き、森村さんの本に影響されて夢を追って
挫折してしまった多くの人たちの中、今回のことでまた影響を
うける人がいなければいいんだけど。
心配。
ぐぐってみたけど、昭和14年〜25年に第2次世界大戦があった事実と
照らし合わせると桂さんは戦中派、なんですよね
親や祖父母に戦後の混乱期の話を聞いり本で読んだりしたけど、
其の頃は小学生、闇市や闇米、餓死者が出るような時代だったけど、
そんな少女期の話は出てこない。
優雅だったのか?東京育ちだから占領を間近に見たと思うけど
でも、もっと辛い話が出てきそうで知りたくないかも
360 :
無名草子さん:04/10/01 12:53:11
>>355 リンクありがとう。
幼児期に誰から虐待されたんだろうか?
361 :
無名草子さん:04/10/01 13:05:28
>355
幼児期の虐待って間違ってるよね?
どう考えても谷口だろ。吉永さんは御花だけなんだ・・・。
「それでも朝はくる」が出版された当時、ファンの人たちはどう思ったんだろ。
今だったら2ちゃんで大騒ぎになりそうだね。
第2次世界大戦は昭和20年に終わったような。
戦後の混乱期も含めて戦中派としていたならスマソ。
>>362 あ、ほんとだ20と書いたつもりが間違えてますた
アリガトウ
364 :
無名草子さん:04/10/01 13:11:45
ためしに50代以上板の森村桂スレ立ててみるか
>364
森村桂の主要読者層ってどの年齢層なのかな?
私は大学の時に「それでも朝が来る」を読んだんだけど
40代ですが中学生頃青春三部作読んでました。
同世代の女子に大変人気有りましたよ。
367 :
無名草子さん:04/10/01 14:40:11
45でしが
一冊も読んでいません(名は知ってる)
読んでる同級生をわたしらは「お花畑女」と馬鹿にしていた。
いやーあれがダメって人もいたとは思うけどお花畑はどうかとw
桐島洋子と森村桂の両方読んでいる人も多かったですよ。
計算高そうな桐島洋子が結局勝ち組なんですかね・・・。
あのころお花畑なんて言い方まだなかったよ。
>>359 父の郷里での疎開生活、東京の銭湯の焼跡の浴槽で宮殿ごっこをして
遊んだこととか、戦中戦後の話も結構書いてましたよ。
>>371 あらら、私の不勉強でした、でも虐待の描写は無かったですよね?
放置の記者の勘違いだと思いたい>幼少時の虐待
明るく力強い「天国に一番近い島」を書けた人が、あの段階で虐待の
傷を負っていたとは考えにくい。
やっぱり自殺は谷口の虐待の後遺症だと思う
家の母はアカンボだったから、親と都内にいたらしいけれど、
上の伯母二人は疎開を経験していて、東京の子は地元の子
達にすごく苛められたって聞いたけど、イジメと虐待は違う
よねぇ。
>>372 虐待の話はないですよ。戦後はお母さんが留守がちで、もっとかまって
欲しかったとは書いているけどよくあることですよね。
それに、自分にくらべてお兄ちゃんのほうが粗末にされてかわいそうだったと
書いた文章もあったと思います。
375 :
無名草子さん:04/10/01 16:10:07
別板で、離婚でもめた時に家と印税を取られた、って
書かれてたけど、それほんと?
何で浮気したジロちゃんが家も印税ももらえるの?
なんか、著作には書かれてない裏があるの?
>375
別板で話題になってるのでしたら、そちらで質問されてはいかがでしょうか?
377 :
無名草子さん:04/10/01 16:20:48
>375
「それ朝」を読めば書いてあるよ。裁判の結果は書いてなかったかもだけど。
「それでも朝はくる」の最後に、11年半の著作は谷口の協力無しにかけなかった
、としてABCDEの貢献度別に分類されており、マネージャーとして貢献
したから財産の半分は自分のもの、池上の家をよこせ、と弁護士を立てて
因縁つけてきた、ってある。谷口の友人の弁護士は「男が言ったんじゃ
なくて女が言ったことだと思え」と言ったらしい。
私もこんな言い分が通じるとは思いたくないし法廷でも通じないと思うけど、
どうなったか結末はわからない。
ただ、池上の家は処分して軽井沢に引き上げたから、とりあげられたのかな…
379 :
無名草子さん:04/10/01 16:41:49
虐待ねえ。父親は大甘だったから、やっぱり母親による放置虐待かね?
小さい頃、母親にもっと構ってほしかったけど、趣味に生きている人だったから
さみしかったと書いてあったからね。
財産分与と慰謝料は別だからね。
桂さんは相手の女の分を含めて慰謝料取ったんだろうか。
探検にお金を出して、たいして慰謝料も取らず、財産分与はしっかり取られたのなら悲惨。
谷口とその妻は桂さんを傷つけた分の補償を充分に果たしたんだろうか。
「それ朝」よく覚えてないけど、どこかに書いてあったように
弾みで離婚して、復縁を申し入れようとした時には相手が既に再婚済みだったのなら、
気持ちの整理つけるの難しいよ。
喧嘩して辛い気持ちを相手に思う存分ぶっつけて、疲れきるまでやりあってからの別れならまだしも、
見栄や体裁も含めて苦しみをひとり抱え込んだのなら、ボロボロになるの無理もない…憐れ
育てられ方に文句言うのは最近の風潮だし、
苦しみを乗り越えられない要因が育てられ方にあったとしても、
結局は離婚のダメージが尾を引いたんじゃないのかなあ。
381 :
無名草子さん:04/10/01 17:34:32
桂さんのことを思い、『それでも朝はくる』を読み返してみよう…。
382 :
無名草子さん:04/10/01 17:53:45
>>380 話合いによる離婚ではなく、ある日突然、忙しくバタバタしている
森村さんの前に、離婚届を差し出してサインするように促した。
離婚のことなんか頭になかった森村さんは、いつものイヤがらせ
と思い、修羅場に発展しないように、或いは弾みですんなりサインした。
森村さんがサインしてしまったことを全身全霊で後悔し、
あちこち泣きついて必死に復縁の方法を探している間に、
相手はさっさと再婚し、まもなく子供も生まれた。
森村さんは慰謝料ももらってないと思う。
これって、どう考えてもムチャクチャ!
>>382 彼女は金よこせなんて絶対に言わない人だったから余計そうなっちゃった
だろうね。
「十二時の鐘が鳴るまで」を読むと、桂さんは再婚した時、
前の夫から電話があって、今度の結婚でも夫に逃げられるだろうと言われたこと、
家をよこせと言われたことで、
「奇跡が起こった」「長い屈辱の生き地獄の幕が下りた」と書いてるんですよね。
桂さんは、前の夫から「離婚は妻からけしかけたのだ」と言われたことに苦しんでいて、
それが、自分が捨てたのではなく、自分は捨てられたのだと知ったことで、
心が晴れ渡ったそうです。
結婚を最初に壊したのが自分であるということに耐えられなかったのかな。
「捨てられたのなら、仕方ないとあきらめられる」「自分は今、新しい夫の妻だ」
ということらしいです。
でも、猫を捨てる話を書いてあるのもこの本なので、あえて読むことを
おすすめはしませんが…。
(私は読んで吐いてしまった)
385 :
無名草子さん:04/10/01 17:57:04
桂さんがなぜピンクの服ばかり着るようになったか・・。
読み返した本で謎がとけた。 谷口が離婚間際、外国に旅立つ前、たまには
スカート穿けよ。って言って旅立った。 帰って来たら喜ばそうと思って、
奮発して普段は着ないような花柄のピンクのワンピースを買った。
でも帰国してすぐ離婚の騒動で、結局谷口の前で着る機会はなかった。
お見合いの時、そのワンピースを着て行ったところ、M一郎さんが勝手に買って
くる、安物の服がピンクばかり、最初はイヤだったけど似合うと言われる内、
まんざらでもなくなっていった・・。
桂さんが絵とか本とかメルヘン路線になったのって、M一郎さんの影響かな?
夢見がちな所はあったけど、アリスの丘のあたりからメルヘン路線になった
ような気がする。
>>385 絵を書き出したのは1990年前後からで意外と遅いよ。
それ以前は絵とは無縁の人でした。
晩年のこと思うと泣けてくる。
388 :
無名草子さん:04/10/01 19:28:14
やっぱり小さい頃のトラウマが自殺に追い込んだのかな。
389 :
無名草子さん:04/10/01 19:34:55
>>382 売られたケンカを買うというノリでサインしてしまったのよね。
相手は事前にそれを計算済み。
いくら相手に嵌められたと言っても離婚届にサインしたのは桂さん。
大人だものサインした後で慌てるくらいならしなきゃいい。
だからその点については擁護できないよ。
間違いなく悪質な男・最低なひも夫だと思うけど、その点だけね。
>386
ケーキをこねるのに手が痛くなるか何かして、夫君が絵を勧めた
っていうのをどこかで読んだような気がする。
離婚届が出されても不思議じゃないほど、気持ちが離れていても
まだ復縁できると思っていたっていうのが不思議だ。
>392
彼女の同世代はそういう人結構いるかも
「人生に相手は一人だけ。とにかくこらえて耐えて夫を立てて一生添い遂げる」
が理想の人生と教えられて育ってるから
いざ現実に結婚してみてまずいことになっても、対処方法がなかったというところじゃないかと
394 :
無名草子さん:04/10/01 21:06:46
恋愛至上主義は大好きなお父さんが教えてくれたんだよね?
ある意味それを全うした人生だったのかな。
395 :
無名草子さん:04/10/01 21:17:07
M一郎さんって桂さんの目を見て惚れたんだよね。
暖かくて優しくて悲しい目だって・・。
>>55 「12時の鐘が鳴るまで―それでも朝はくる」って、
「12時の鐘が鳴るまで―それでも朝はくる その後」の間違いではないですか?
その後、ならあるんですけど。。
後、これって独身の人が読んでも共感できますか?
397 :
無名草子さん:04/10/01 21:40:44
トラウマといえば…
当時、思想穏健を校風とする学習院の自治会までもが学生運動に
参加するようになり、そのリーダー格の一人が「青地くん」。
純粋で涼しい目をした責任感ある行動派。
皆の前で「僕は結婚後も、その相手と毎日毎日新たな恋をする」と
熱い宣言をしたりもする。
その彼がある日突然、それまでに二人きりでデートもしたことのない
桂さんに、「将来あなたと結婚したいと考えている」とプロポーズ。
サラリーマンとの結婚を夢見る桂さんは、「運動に生涯をかける」
志の彼に対してためらいが。
まもなくお父さんが亡くなられるという悲しみを経て、桂さんの心の支えは
青地くんが桂さんのために就職組に転向し、決まれば結婚という約束。
しかし、学生運動が理由でなかなか就職先が決まらず焦る青地くん。
が、ある人の世話で関西の一流会社に就職が決定。その会社の
副社長のお嬢さんとの婚約を条件に。
桂さんよりも出世を選んでしまった。
398 :
無名草子さん:04/10/01 21:43:49
>396
55さんではないけど、「12時の鐘が鳴るまで―それでも朝はくる その後」
が正しいです。
私は独身の時に読みました。共感するような話ではないです。
本当は「それ朝」を読んでからの方が内容をよく理解出来ますよ。
森村さんの「離婚からの立ち直り編」って感じですね。
399 :
無名草子さん:04/10/01 21:46:16
>397
青地君の話って本当の話なのかな?
こんなこと暴露された青地君の妻が気の毒。就職を条件に結婚なんて・・・。
>384
離婚後までそんな電話してくる男ってこわいねー
ただでさえ自分より弱いってわかってる相手の心を、
最後の最後までいたぶりたかったのか。
サイコパスとしか思えん
>>399 今の感覚だとそうですけど
70歳前後の人だと家と家の関係だけで結婚する事って
良くあったことだと思います。
ほとんどが見合い結婚ですしね。
だから恋愛結婚を勧めていた森村桂さんは当時はとても斬新だったんではないかなと。
>>399 条件が何であれ、有能な男をゲットして結婚した女が勝ちなんじゃない?
>>403 有能な強い父親に大事にされてるお姫様は贅沢だからなぁ。
その程度で勝ったなんて満足してくれそうにない悪寒。
405 :
無名草子さん:04/10/01 22:18:48
お葬式に参列した加藤登紀子もなにげに不幸な人だよね。
一度も会ったこともないのに獄中結婚した相手との結婚生活は、決して楽しい
ものとは言えず、彼女が歌を歌ってお金を稼いでいたんだものね。才能のある
女は男に利用されやすいってことなのかな。
>397
彼女の唱える恋愛って
慣習としてのお見合いではないとこは斬新だったかもしれないけど
それでもその時代の社会通念を超えた想像力にはやはり限界があったと思う。
それは青地のセリフや行動も同様だけど。
406は>402でした失礼
408 :
無名草子さん:04/10/01 22:28:47
青地君って森村さんに妾にならないかと言った話まで暴露されてたね。
いいんだろうか?
>>405 才能なくてもその手のタイプの人はいるよね。真面目でさ。
性的な嗅覚で相手を選んでなさそうで、責任感か強くて。
本人が幸せだと思っていればいいんです。
411 :
無名草子さん:04/10/01 22:55:39
>一度も会ったこともないのに獄中結婚した相手との結婚生活
どうでもいいけど、加藤登紀子はちゃんとお付き合いしてから結婚してますよ。
412 :
無名草子さん:04/10/01 22:58:51
>>408 青地くんとは学生時代に別れた後、30年ぶりかに
アリスの丘にやって来るまでは会っていないのでは?
悪評高いバナナケーキと薄い紅茶が出されたのかな?
413 :
無名草子さん:04/10/01 23:04:23
>>405 獄中結婚って言ったって加藤登紀子の場合は一度も会ってない相手じゃないよ
デートもセックスもした相手が結婚する前に警察に捕まっただけの話で
結婚後の藤本の事はあまり語ってないけど
結婚前の藤本はほんとに格好よくてたいして取り柄もなさそうな加藤登紀子には
もったいない位のもんだった
風采のあがらぬ雪男バカとはちがいまっせ
屋台で飲んでいた2人にヨロヨロと近づいて来た浮浪者のような老人に
藤本が『おじさんも飲みませんか。』と声をかけた時
加藤は感動で涙がこぼれたそうだ。
414 :
無名草子さん:04/10/01 23:06:41
>412
ううん。「その後」を読んだんだけど、離婚後17年ぶりに会って足しげく
通ってきたんだって。
学生時代互いに結婚まで考えたことのあるA君=青地君 だよね?
415 :
無名草子さん:04/10/01 23:45:08
学生のとき「天国に一番近い島」を読んだきりですが、とても面白かった。今回のことはショックで、この掲示板を読んでよけいにショックです。あの明るい元気な(と作品から思ってました)なんてひどい目にあってたんだろうと・・・どうぞ安らかに・・・
416 :
無名草子さん:04/10/01 23:52:20
>>414 へぇー、そうだったの。
教えてくれてありがとう。
>>414 離婚後17年ぶりというのは、学生時代から30年近くぶり
ということでは?
418 :
無名草子さん:04/10/02 02:25:21
離婚については詳しく知らんかったが、
どうも前夫・谷口正彦は擁護しようのないDQN野郎だったようだな。
今回の彼女の死の原因の何割かはこいつが作ったようなもの。
ブラックエンジェルズを召還して「(桂たんと違って)地獄におちろー!」
とやりたいよな。
とりあえずの社会的制裁として、こんなナンチャッテ冒険屋
を役員として飼ってるベネッセの不買運動(2CHお得意)でもしよーぜ。
進研ゼミ(←なぜか一発変換)を取ってた時期にちょうど
谷口が福武書店でのさぼっていたなんて、欝としかいいようがない。
419 :
無名草子さん:04/10/02 02:44:01
本人もまさか何年もたってこんな矢面に立つと思わなかっただろうに。
桂さんのファンだったけど、山下ジローとしか知らなかったのに
こんな形で本人の素性を知るとは、私も思わなかったわ。
ベネッセってことは岡山にもいたんだろうか。運動しなくても買った
事ないな〜。
420 :
無名草子さん:04/10/02 08:16:43
>>418 過去レス読むとそこはすでに退社してるらしいよ。定年かな。
谷口娘。24歳らしいから、父親の今までの悪事耳に入ってきてるのでは?
自業自得ではあるけど、親にとって辛い事じゃないのかな。
422 :
無名草子さん:04/10/02 09:32:06
>417
いえ、アリスに尋ねて来る前に東京で会ってるのです。
で、「妾」発言に心が揺らぎそうな森村さんは自分が立ち直るまで二度と
来てくれるなとお願いするのです。
423 :
無名草子さん:04/10/02 09:39:46
>>422 「妾」という言葉を彼女に使ったんですか?
それって何時頃のことでしょうか?
424 :
無名草子さん:04/10/02 09:49:53
>423
離婚後すぐだそうですよ。
「妾」という言葉は直接使ってません。
自分に妻がいる身でありながら「一生、仕送りをする」と言い、身体の関係も
求めたようです。
でも、森村さんは私は彼の浮気相手なんだと気付いて思いとどまってますが。
425 :
417:04/10/02 09:58:37
>>422 レスありがとうございます。
M.一郎氏がいるのに「妾」発言なんてねぇ…
426 :
無名草子さん:04/10/02 10:19:13
谷口はベネでたまひよの創刊にもからんだでしょ。某編集プロダクション設立にも一役買ってる。あんな人が育児誌とはねーと驚いた。
427 :
無名草子さん:04/10/02 10:19:47
でも妻とわかれて君と一緒になる
と言われたらもっとつらかったかも。
少し前の自分と同じだから。
森村さんて普通の人じゃ想像つかないくらい体弱い人だったみたいだね。
若い時でさえそんなに大変でもない出版社勤めが続かなかったり、好きな
事なら気力で頑張っちゃえるけど、結局その後は寝込んだり。
こういう人って年取って、好きなこともほんとに出来ないくらい体力落ちたら
なんとなく「もういいかあ…」って感じになっちゃうのかなーとか思った。
人に恋するっていうより、いつまでたっても恋に恋する人だったのかも。
自分は部屋をカントリーに飾り立てますが、夫は才能ある孤高の存在
であって欲しいとか。
218 名無しさん@恐縮です 04/09/28 15:18:05 ID:f2L3nWpi
>>213 禿同。
午前中にお店に行ったのに、昨日の売れ残りみたいなケーキしかなかった。
案の定、パサパサで美味しくなかった。
つーか、午前中なのに厨房誰もいなかったよ。
あれじゃあリピーターになる人はいないと思った。
合掌
431 :
無名草子さん:04/10/02 11:26:05
>>419 私も山下ジローの「その後」が気になってました。
森村さんとあんなひどい別れ方をしたら、運気が下がって、
しかも因果応報の報いも受けたりして…
とか思っていたんですが、
何と、離婚後もイケイケの美味しい人生だったんですね。
>431
少なくとも億単位で金を使う趣味は20数年諦めざるを得無かった訳だし、
妻子を養う為にサラリーマンやってた訳だから、
端から見てるこっちには真っ当で順風満帆な人生に見えても、
本人的には「こんな筈じゃなかった…」な日々だったのかもしれん。
(森村さんの本を読む限り、「平凡でドラマの無い人生なんぞ真っ平!成り上がるぜ!」的男性の様だし)
そこらへんが社内セクハラ問題だの、60超えてまだヒマラヤに行こうとするような行動に走らせた原因かもしれん。
夫婦それぞれの言い分があるにしても、
森村さんが自分がその結婚を捨てた形になるのは耐えられないと思うほど
前の結婚に執着していて、それを失ったことが鬱の原因なら
因果応報の報いはこれからかも・・
自殺者の怨念をかぶるのは怖いよ。
434 :
無名草子さん:04/10/02 13:28:23
それでも朝はくる、読んでるけどジロウこと谷口は、本当に嫌な奴。
まだ新婚当時のとこまでしか読んでないが、私なら3日で嫌になって離婚
だね。 桂さんのお兄さんのお嫁さんに「僕はこういう人と結婚したかった
んですよ〜」だって、結婚式の日だかその数日後に言われたみたい。
キーー!! この本リアルだなぁ。。
435 :
無名草子さん:04/10/02 13:40:11
正直本(昔の青春3部作とか)読んでるのは楽しかったけど
こういう人と現実で付き合うのはきついだろうなと思ってた。
幼少時の虐待のトラウマってあったかもって思わせる人だ。
厨房の頃は集中して読みましたよ。
合掌。
虐待のトラウマより
ブサイク、ビンボーのトラウマのほうが真実味ありそう。
それでも朝は来るで何となくこの作家が卑怯な感じがして
嫌になった。今にして思えば、青春小説の書き手から脱却
しようとしていたのかも知れないけれど。
忘れた頃に、TVで秋篠宮家に手作りケーキを届けて
カコちゃまがどうの、マコちゃまがどうの・・と喋ってるのを
見て、てっきり自分も再婚相手との間に子どもができて、
おばあちゃんみたいに育ててるのかと思った。
記憶違いかも知れないけれど、この人が「天国に一番近い島」
みたいな歌をテレビで歌ってたような・・・。
余興にしてもすごく下手で、一体どうなってるんだ?って感じで。
躁鬱病で、あの時は躁状態だったのかしら?
438 :
無名草子さん:04/10/02 13:51:31
幼少時の虐待って、本当だろうか。 お父さんは穏やかな人だった
みたいだし、お母さんはいつも本読んだり、外に出るのが好きで家庭
的ではなかったらしいが、お父さんが居た頃はいつも団欒があったみた
いだし。 自分が結婚してもその頃の団欒を築きたかったみたいだから
、虐待があるとすれば結婚してからと思うんだけどな。
まぁ自分にコンプを持ってる人だなぁとは思ってたけど。
439 :
無名草子さん:04/10/02 14:03:09
父が死に母が留守がちな家庭
兄とか・・・
440 :
無名草子さん:04/10/02 14:20:54
マサ子さまに捧げるケーキに子宝の実を忍ばせておいたから、子供の事は
なーんにも心配してなかった とかリアルで近くで言われたら、
んな訳ねーだろってつっこみたくはなるだろうなぁ。晩年はメルヘン
な事考えるのがより激しくなったのか。。
テメェこのヤローとかお下品な言葉も使ったりして、スカッとする
文も若い頃は多かった。 育ち良さそうなのに、そのギャップが
面白かった。
441 :
439:04/10/02 14:21:01
ごめん
父上が亡くなったのは大学在学中でしたね。
両親健在の幼少時代。
母に放置されて愛に飢えた=虐待といいたいのでは?
同じ仕打ちを受けても辛さは人それぞれとはいうけど思いこみ強そうだし。
443 :
無名草子さん:04/10/02 15:42:01
>>442 その母のわずかな愛情も兄に向けられていたとしたら、可哀想だったね。
444 :
無名草子さん:04/10/02 22:18:35
手作りケーキってもらう方は迷惑なんだよね…皇室に同情
445 :
無名草子さん:04/10/02 22:22:40
M.一郎氏は今頃、心痛の極みというより放心状態かもしれない。
森村さんの妹分の“弓ちゃん”とかいう人、大丈夫かしら?
446 :
無名草子さん:04/10/02 22:32:27
447 :
無名草子さん:04/10/02 22:44:14
ムッシュ・渡辺も林さんももう天国なんだろうなあ。
448 :
無名草子さん:04/10/02 22:47:37
子宝の実って、桂の愛液とM一郎の精液の事なんじゃないか?
だったらどうしよう
学習院つながりってことで宮内庁御用にしてもらったのかなぁ?
常盤会ってすごいでつね。
450 :
無名草子さん:04/10/02 23:23:29
鬼女板で読んだんだけど
皇族の公務先でお茶出しをする係りになった人は
事前に検便までさせられるそうだよ。
なのにテコネケーキって・・・
451 :
無名草子さん:04/10/02 23:31:52
焼きっぱなしのケーキだから大丈夫。
452 :
無名草子さん:04/10/02 23:43:05
愛液バナナケーキは犯罪
453 :
無名草子さん:04/10/03 01:00:52
この世に森村桂さんがもういないというのは
すごく寂しいです。(涙)
>>453 でも沢山の本を残してくれました。
何度も読み返して、本のなかで会いましょう!(^_^)
ケーキのテコネに文句つけたいアンチは以降うどんもそばも
ラーメンも寿司も食うなよ。
456 :
無名草子さん:04/10/03 09:14:57
皇后様は森村さんのケーキを美味しく召し上がることで
森村さんを励ましておられたのだと思う。
457 :
無名草子さん:04/10/03 09:27:25
アンチの人には解らないだろうけど
てごねケーキの方が愛情がこもっていておいしいんだよ。
458 :
無名草子さん:04/10/03 10:03:56
>>457 うん、でもさ
やっぱり長い髪はまとめて欲しかった。
アンチじゃないけど気になってしょうがなかった。
460 :
無名草子さん:04/10/03 10:52:45
1年前の冬、初めてティールームに行ったときのこと。
たまたま皇室関係の取材でテレビ局が来ていた。
確か、フジテレビの愛子様誕生日記念番組か何かだったと思う。
ライトアップして、ケーキを撮ったり、客(俺達夫婦ともう1組)の様子を
撮ったりしていた。「自然な感じでお願いします」と撮影前に言われて
なんか余計ぎこちなくなってケーキを食べてた。
桂さんはいなくて、バイトの女の子が2人で対応していた。
放送される番組を聞いて楽しみにしていたけど、結局ボツになっていた。
皇室繋がりがあるとはいえ、特に高級感漂うというものでもないし、
まぁボツになっても仕方がないかなと思った。
あのケーキがどれだけ綺麗に撮れていたか、非常に気になる。
店は壁の絵と全体的にカオスな感じにちょっと引いたが、
嫁が喜んでいたのでまぁ良し。合掌。
461 :
無名草子さん:04/10/03 11:15:35
せっかくテレビ局が来るのに、本人来ないんですかね。
もうメンドクサクなってたのかな。
462 :
無名草子さん:04/10/03 11:16:50
皇室番組の取材なのに桂さんがいないなんて
よほど具合が悪かったんでしょうか?
彼女がいたらオンエアされていたと思いますが。
>皇室番組の取材なのに桂さんがいないなんて
>よほど具合が悪かったんでしょうか?
ウム。
そうとしか思えないですよねぇ。
464 :
無名草子さん:04/10/03 11:59:02
皇后様へ一度ケーキを渡したあと、側近を通じて
「美智子皇后が末長い付き合いを望んでおられます」
と言われたとか。
今回のことは美智子皇后も胸をいためておられると思う。
465 :
無名草子さん:04/10/03 12:04:50
>>464 しかし葬儀に弔電も無かったんではないのか?
吉永小百合は花だけ寄越したけど。
466 :
無名草子さん:04/10/03 12:55:17
>>465 立場上、そういうことは控えていらっしゃるのでは?>美智子皇后
コピペ
雑誌に紀宮が軽井沢の別のケーキ店に行ったことが載ると、「うちのケーキ
しか食べないはずなのに」と、落ち込んでたらしい。紀宮も、たまにはクリーム
こってりのケーキが食べたくなると思うが。身体によさそうだけど、
華がないし>森村桂のケーキ
会社勤めしていた頃、手作りのフルーツケーキを持参したらしい。
材料も吟味して焼いたので、材料費+手間考えたら買ったケーキの方が安くつくのに
「あら、手作りのケーキ?安く済ませたのね」と言われて落ち込んだ!って何かで読んだ。
469 :
無名草子さん:04/10/03 13:48:04
そうそう。で、上等のフルーツケーキはうす〜〜く切らないとこっくりしすぎた味に
なるからってそうしたら、「あら、一人分それだけしかないのー?」ってみんな大して
喜んでもくれなかった、とかいうの…。
桂さんなりのケーキに対するこだわりがあってそうしたことでケチでもなんでも
ないんだけど、会社で皆でワイワイと忙しく食べる分には、なんてうすっぺらいケーキ!ってことくらい
しか残らなかったりするのよね。
美味しいケーキを味わう会、だったらよかったんだろうけど。
そういう思い込みっていうか、周りと折り合わない何か、それって桂さんらしい。桂さんかわいそう、シクシク。。。
471 :
無名草子さん:04/10/03 14:44:36
もともと体が弱くしかもメンヘルだった桂さんを、
元・現夫の2人が利用して利用して、絞りつくしたと思えて仕方ないです。
桂さん、天国でプーとイエティに会えるといいな。「あの時ごめんね」って。
472 :
無名草子さん:04/10/03 14:45:48
473 :
無名草子さん:04/10/03 15:37:30
手ごねが悪く言われてますが、お菓子研究家のパイオニアみたいな
存在の、今田美奈子先生も手ごねだよ。
昔読んだお菓子の本で、そう書いてあった。
手でまぜるのが一番いいんだってさ。
大昔、鉄子の部屋で見たことある。
鉄子が早口で「大体一日どうやってすごされるのかしら?」みたいな事聞くと
「朝ね、木立の中を歩いていると、日の光がさあっと差し込んできてまるで夢の中にいるように・・」と、
恍惚とした表情でのメルヘン話に脱線。
お菓子の写真が紹介されて、鉄子が「まあかわいらしい!これは何のケーキ?」と聞くと
「これは・・お姫様のドレスが膨らんで、そこに可愛いリスさん達が来てね、わあ!なんておいしそうな
お菓子なのかしら・・・」
・・・と、またまた妄想メルヘン話が炸裂。
面白かったわよ。
自殺っていうけど実際何して亡くなったのかしら。
薬飲んで夢見ながら逝っちゃったのかね。
475 :
無名草子さん:04/10/03 16:03:15
>470
>何回も何回も煮ていき
>それはそれはたくさんの
>実に実においしい「花のプリンセス」の出来上がり。
>それはそれはおいしいジャム
うーん、メルヘンな文章
476 :
無名草子さん:04/10/03 16:43:40
生きていることに喜びとかわくわくした感じを失うと、人はどうしようもなくなる
生き物だと思うんだけど、小さなことに幸せを見出せるかどうかによって幸福度が
違ってくると思う。
桂さんが初めてニューカレドニアに渡った時のいきさつなど、中学生の頃読んだ
ときは、なんて行動力のある人なんだろう!と思ったけど、ここ数日で
読み返していたらまた別の感想を持った。
桂さんはことさらドラマチックでないと幸せを感じられない人だったのかなーと。
477 :
無名草子さん:04/10/03 16:55:47
手ごねケーキは、病弱で体力が無い人や(本人含め)小さい子供でも
オーブントースターがあれば作れるケーキを目指した結果だと書いていた。
それが機械でビーンとやるよりもおいしいとも。確かにビーンよりほっこりして
おいしい。
無理だろうな〜と諦めつつブックオフ行って来た
・桂のブライダル講座
・それでも朝はくる 上
・それでも朝はくる 下
3冊ゲットできました〜。315円也
それでも・・・は入手できないと思ってたので、凄く嬉しい。
じっくり読んでみます
>>478 ほとんどの本は大部数出たから根気よく探せばかなりそろうよ。
手ごねはいいと思うな、私も。
パン生地も餃子のタネも手ごねだし。
ただ、嫌いな人の手ごねモノは食べるの嫌かも・・・。
手作りケーキは迷惑な人もいるからっていうのもチョト同意。
手作りものはなんでもそうだよね。小物でも、編み物でもなんでも。
心を込めて作るのも大事だろうけど、もらった相手がどう思うかを考えて
あげるのも、思いやりのうちだと思う。
>480
そうだね、
>>469なんかを読むと
善意に満ちあふれた人だったんだろうなとは思うけど
サービス業で食っていくには不向きな感じがした。
客(もらう人)がなにを求めているのかを理解して
そっちに合わせる努力も必要だもんね。
これだけの努力や熱意を傾けたのに……ってへこんでるようじゃ
商売繁盛とはいかないだろうな。
482 :
無名草子さん:04/10/03 19:30:12
私も学生の頃から縫い物、編み物、お菓子作りでこづかいを稼いできたが、
最近みんな注文の細かい事。
レーズンだめ、発酵バター嫌い、シナモン入れないで、酒はブランデーにして
etc,etc・・・
でも、フルーツケーキは薄く切ってねとお願いしている。それぞれの賞味期限も。
理由を説明すれば、大抵納得してくれるけど・・・森村さんはどうして
その最後の努力を怠ってしまうのだろう、と思ってた。
彼女って自分の中のこだわりに対しては絶対にゆずらないけど
人がどんな要求や欲求を持っているかという事に対しては、意外と
無関心なのかもね。
>>482 説明しても聞いてもらえなかったんじゃなかったっけ、フルーツケーキの時。
「森村桂 ウィーンに行く」小学生の時に読んだんだけど、今でも強烈に覚えてる。
舞踏会の時に招待された時、ドレスに似合う手持ちの靴がなく考え込む。
思い立ったのは、毛皮のボンボンの付いてる「室内履き」をはいていくこと!
「さすが日本人。ミンクの靴を履いてきた」と大絶讃されたそうです。
あと、フロマージュ屋サンに毎日フロマージュ買いに行くくだり。
(フロマージュ=チーズって後々までわからなかったw)
毎日、毎日同じフロマージュを買いに来る不思議な東洋人。
それはチーズではなく、パン作りに使う「生イースト」でした。
今度、この本もう一度読み直してみたいな。
>467
を読んで…。
こういう人に愛されたら、だんだんその存在が重く、負担になるかもしれない
と思った。
>484
空気が読めない人だったのだと思う。
職場はいろんな人がいる上「こだわりケーキ」を楽しむのには向いてない。
488 :
無名草子さん:04/10/03 21:52:11
手ごねは愛があるとか思い入れタプーリとか言われても、実際問題、まずかったん
だからしょうがない。金取って食べさせるレベルじゃないし、素人料理として見ても
中の下くらい。
>488
ん〜ん〜・・・これは意地悪で言うんじゃなくて
別に手ごねがイヤだったら無理に食べなくってもいいんだって^^;
桂さんの本を読んで忘れんぼのバナナケーキが食べたい、
桂さんと話ししてみたいと思う人間には値打ちがあるものだったの。
490 :
無名草子さん:04/10/03 22:27:12
>>476 学習院女子中高等科時代、同じ学年の4分の1が
皇太子(現天皇)のお妃候補だったとか。
美貌、家柄、経済的にも社会的にも何一つ不自由のない
恵まれた人たちと、森村さんが引け目を感じることなく、
対等に渡り合い、自信を持って自らの存在を輝かせるには、
普通だと起こり得ないことが自分に起こった、
他人から思ってもみない厚意や、特別待遇を受けた、
すごい人と友達になった、夢が実現した等の
ドラマが必要だったのかも。
実際、小説となって表された数々のドラマは面白かった。
491 :
無名草子さん:04/10/03 23:06:19
UFOに乗ったとか言い出さなかっただけマシかもな。
現天皇って学習院でそんなに愛されてたのかあ(シミジミ)
ものすごい距離梨って感じ
自分に役立ちそうな人、自分を大事に、ちやほやしてくれる人しか好きじゃない、無意識の自己愛のきつい人だったと思う。
だからほんとの意味での「友達」はいなかった。勝手な幻想を持って近づいてくるヲタ読者だけ。
493 :
無名草子さん:04/10/04 00:32:54
森村桂さん、大好きですよ!
天国でお幸せに!
>>485 「私の中のザルツブルグ」っていう書き下ろし本にその話がのっています。
「ウイーンに行く」ってタイトルの本はありません。
もしかして雑誌連載か何かでそういうタイトルもあったのかな?
ちなみに似たタイトルの旅行記は
「森村桂アメリカに行く」
「森村桂パリへ行く」
「森村桂香港へ行く」
「森村桂沖縄へ行く」
「森村桂宮殿に住む」
「森村桂日本を行く」
どれも面白いです。1970年前後の各地の記録としても価値があると
思います。
>>489 毎回作るたびに分量が違うケーキっていうことは、おのずからそのレベルが
想像できてしまう。
売りもんじゃないよ。
498 :
無名草子さん:04/10/04 01:55:12
むかーし、友達の兄がホテルのシェフで
ケーキを作って頂きました…手ごねで。
>>496 いいんじゃない?あなたの口には永久に入らないんだし
お金も使わないんだし。
毎回作るたびに分量が違うってどこに書いてあったの?
本にはちゃんとレシピが出てるけど。
501 :
無名草子さん:04/10/04 08:52:07
懐かしくなって、当時買った料理本も引っ張り出してみた。
昭和54年「タルト・タルトレット」(主婦の友社)を見ると
料理指導の先生、ヒデとロザンナのロザンナ、デンマークのいち主婦、
みんなバターをかき混ぜる所から手のみでタルトの皮を作っている。
これをケーキ作りに取り入れたのかな?
ティールームを始める前は手で生地を混ぜてるなんて知らなかったよ。
皇室と吉永小百合…。ある意味対極にある人々との交友関係がすごい。
503 :
無名草子さん:04/10/04 08:59:14
あーー!それ持ってるよ!
この頃はヒデも元気でエプロンかけてタルトのお手伝いしてたのねー。
ふう〜む、そっか、桂さんのお菓子本でお菓子作りに目覚めた人って私以外にも
たくさんいたんだ、、、
桂さんはやっぱり書くことが天命の人だったんだね。
実際アリスの丘のケーキがおいしかったのかどうか私は知らないけど
本を読んでおいしそう!お菓子を作ってみたい!って多くの人に思わせる才能は
あったんだよね。
504 :
無名草子さん:04/10/04 09:19:30
「おいで、初恋」
の瑞々しい作者が
死んでしまったんだね。
タルトの皮を作る時は、粉の中に細かくしたバターをひねり込む事が必要だしね。
あれはどっちかっていうと、うどんとかそばをうつのに近い作業だ。
でも、普通カトルカールだのの種を混ぜる時はヘラを使う。
何故なら、こねたら小麦粉のグルテンが出て焼くとごちごちになるから。
森村さんは粒子が荒いフランスの粉でやってたんで、そのグルテンの生成が鈍かったんだろう。
(そういや、そのフランスの粉でうどんをうったらどうなるんだろう。こしがない、ぼそぼそになりそうだが)
ごちごちで思い出した、ロックケーキ。
507 :
無名草子さん:04/10/04 12:27:36
アリスの小路ってケーキもあった。
中が迷路の様になっているんだとか。 有名なパテシエも作り方が解らない
ってうなったらしいよ。
私って全然、カントリーとかメルヘンとか縁がないけど、もしも軽井沢と
いう場所でケーキ屋さんを開くとすれば・・やっぱりメルヘン調にしてしまい
そうだ。 そういうのが似合う場所というか。
508 :
無名草子さん:04/10/04 12:29:10
>>489 あのー、手ごねの是非じゃなくて、単に桂さんのバナナケーキがまずかったという
だけの話なんですが。
「嫌なら食べるな」って傲慢というか矛盾してる。食べなきゃ味は分からない。
勿論リピートする気もなかったけど。
つーか、「観光地のちょっと有名な喫茶店のケーキがまずかった」というだけの
感想に、なんでいちいち「でもね」と反論したがる人がいるんだろう?
この作家にも信者がいるのか。
509 :
無名草子さん:04/10/04 12:39:04
>話合いによる離婚ではなく、ある日突然、忙しくバタバタしている
>森村さんの前に、離婚届を差し出してサインするように促した。
>離婚のことなんか頭になかった森村さんは、いつものイヤがらせ
>と思い、修羅場に発展しないように、或いは弾みですんなりサインした。
>森村さんがサインしてしまったことを全身全霊で後悔し、
>あちこち泣きついて必死に復縁の方法を探している間に、
>相手はさっさと再婚し、まもなく子供も生まれた。
これチョット違うと思いますよ。
12月下旬暮らしの学校の卒業式の朝に山下氏が離婚届を持ってくる
山下氏は実家の相模原に帰って桂からの電話を待つが、電話はこない。
桂の方は、当日の遅い時間に区役所に電話して「不受理度明日だしたらどうか」
と言われ、不受理届けの制度を知る。(実際提出はしない
離婚届、2月の上旬に提出される。
6月桂が山下に復縁の電話をかける(背後に誰かの気配を感じる
7月に山下再婚。
>509
お詳しいですね。
山下「氏」に対して桂、ですか・・・なるほど(w
>>509 >12月下旬暮らしの学校の卒業式の朝に山下氏が離婚届を持ってくる
バッカじゃないの〜〜!!!
512 :
無名草子さん:04/10/04 13:35:37
>>511 『それでも朝はくる』にそう書いてあったような。
離婚届持ってきたのは前日の朝。そして卒業式の当日荷物取りに
来たんだよね。その後なら桂さんは暇になって余裕が出来るってこと
わかってて一番大変な時にぶつけてきたんだよね、山下。
514 :
無名草子さん:04/10/04 13:55:28
少しは改心したんだろうか。
そんなに別れたくないのだったら不受理届けをすればよかったのにね。
こういっちゃなんだけど、大恋愛ってわけでもないのに、たかが結婚で
ここまで騒ぎ、離婚でここまで未練やら憎悪を書き連ねる人って文筆家
では珍しいと思う。
516 :
無名草子さん:04/10/04 14:33:51
この人
初体験は絶対に結婚相手と結婚初夜に
て書いてた。
どんなに好きな人がいても結婚相手の為に
絶対に取っておけ
なおかつ初夜までおあずけ
道徳的、乙女チックに書いてあったけど
要は自分を高く売りつける戦法だなと。
中学生でキスもしたことなかったが
案外ずるい人なんだと思ったのを覚えてる。
処女の価値が今の人とは絶対的に違うよ。
森村桂と同世代かちょっと上くらいなら(70歳前後)
映画館に兄弟といっただけで
お嫁に行けなくなる可能性があったんだから。
誇張した話じゃなくてホントよ。
>>508 作者もキモイが信者はもっとキモイということで。
ほんといちいち「でもね」なんて自己防衛と自己肯定しつづけるから女友達の一人もいなかった作者とだぷる。
このひとの感情はいつもいつも一方通行。
復縁したいなら自分で、自分の力でなんとかすればいいのに
そんなプライベートなことでも身近の人間をあの自分勝手な論理で使いまくったひとだから
どこまでいってもひとは自分に何かしてくれて当然、のひとですよ┐(´д`)┌
520 :
無名草子さん:04/10/04 14:54:21
>>517 森村さんは都内出身ですよね、ずっと学習院の。
私の母は森村さんの一学年下でやはり学習院でした。
高校生の頃は友達と映画に行くのに
兄(私の伯父)がよくボディガードについていったと聞きました。
兄弟とお芝居を見て銀座でお茶を飲んでも
誰もお嫁にいけなくなるなんて言わなかったようですが。
森村さんはその後出版社でアルバイト等始めて男性カメラマンや
同僚とコンビで取材に出たりしていたそうですね。
彼女の行動は世間的に見たら
本人の処女観と矛盾しているように思えますが。
やっぱり池上のお家は「財産分与」という名目で山下に渡ってしまったのだろうか。
522 :
無名草子さん:04/10/04 14:54:44
このスレの住人が「それでも朝はくる」を読んだのは
ほとんどが20歳になる前だと思われ。
細かい部分はウロ覚え、あるいは忘れてしまっても
山下氏が離婚に際してはひどい人だったというのは、
鮮明に記憶に残っているみたいですね。
523 :
無名草子さん:04/10/04 15:08:22
>>518 あなたもかなりきもい。
女友達一人もいないとかなんでわかるの?
そんなに粘着する理由はなぜ?
「暮しの手帖300年記念号」に寄せてた森村さんの文章には
親友のナントカさん(手元にないので失念)の父親が「暮しの手帖」の執筆陣のひとりで
そのツテで入社した、とか書いてあったから、友達はふつうにいたんじゃない?
と、著書1冊も読んでないけどカキコ
>>520 ずっと学習院じゃないですよ
編入してますが?
526 :
520:04/10/04 15:21:25
はい。
小学校編入から大学までずっと
という意味でした。
失礼致しました。
527 :
無名草子さん:04/10/04 15:25:54
>521
誰も知らないのかな?
真相。
まさか前夫の言い分が通るとは思わなかったけど、
あのあと、どの著書にも、裁判に勝った、とは出てないし。
ってことは、負けて取られたのか?
家。
軽井沢に引っ越してからのエッセイって女友達があまり出てこないよね。
(皇后様くらい・・・)
男の人はいっぱい出てくるのになぁ。
>>522 お気に入り用の本棚から掘り出して、パソの横に「ソレ朝」「12時」
を積んであります。
>>523 ホラ、あれですよ、あれ…
>527
桂さんのかつてのおうちの近所に住んでました。
家は桂さんが病気で療養費のために売ったそうです。
前夫への財産分与どころではなく再婚時には借財があったようです。
531 :
無名草子さん:04/10/04 15:36:20
うーん、、、裁判になったら夫が勝つとは思えないんだけど。
あの言い分が通るとも思えないし。
結局裁判を避ける形で、桂さんが家をあげたってことはあり得るよね。
でもうちの母(桂さんと同年生まれ)、「家をあげたならあげた、って著書の中ででも書くんじゃない、
その方がカッコイイもん。あげてないよねきっと。」だって。
532 :
無名草子さん:04/10/04 15:38:10
>>530 再婚時に借財がある人に
財産分与を要求する前夫?
訳わからん。
>532
借財があろうが無かろうが関係ナイ!
俺は金が必要だからネタ代寄越せや!ゴルア!!くれるまで騒ぐぜ?いいのかよ?
ゴロツキ主張でしょう。
534 :
無名草子さん:04/10/04 15:45:48
>>528 ブライダル講座って本は、Mさんとの新婚当時の本で桂さんだけ軽井沢に
住んでMさんが週末だけ来てた時の本だけど、女友達の話結構出てきてます。
女の友達とハワイに行く話しで盛り上がって日にちも決まったのに、Mさん
が「僕が一緒じゃなきゃだめだ」って言われた、とか。
クラス会の事や、旧友コダさんの事なんかも書かれていますよ。
>>530さん、お話アリガトウ。
やっぱり、借財があったんですね、あの谷口の浪費っぷりじゃ
いくら印税があっても足りないだろうと思ってました。保証人とかね
だって、「妻の遺産で返すから」と借金して回ってたんでしょ>谷口
その後のティールームの吝嗇についてカキコが出たけど、恐らく
桂さんはお金が潤沢じゃないんだろうな、と思っていた。
だから薄いコーヒー安いブランデーだったんだろう、と。
ベストセラー作家の時代に蓄財剤しておくべきお金は前夫に
使いこまれ、著書は殆ど絶版、現夫のお金の苦労がしのばれます。
それを精神的に安定していない桂氏にいえなかったと思うし。
あれだけ幸せな結婚について書いたのに、身一つで出て行かれたってのは
ある意味屈辱だろうから、財産分与要求に関しては森村さんの一方的な
文章だけでは信じられないかも。
療養によって借財ができたんじゃなくて、原野商法か何かにひっかかったの
では?
537 :
無名草子さん:04/10/04 15:55:39
林真理子んとこも似たようなケースにならなきゃいいけど。
「それでも朝はくる」によると
最初は(二郎の再婚が発覚する前)池上の家を処分して借財の方整理して
残額を二郎のマンションの頭金にするから「貸してくれ」と言ってきたみたい。
その後、森村さん再婚の噂を聞きつけて他人の物になるならば・・・
と「財産分与」を言い出した模様。
どこまでも嫌な男だ>二郎
539 :
無名草子さん:04/10/04 16:37:55
>>534 >旧友コダさん
な、な、なつかしい!
私、森村さんの本に出てくるこの方が大好きでした。
540 :
無名草子さん:04/10/04 16:38:36
HA〜〜。。。「それでも」上下とその後、再び全部読み終えました。
桂さん、M・一郎さんのことは好きになって結婚を決めたわけじゃなかったんだね。
昔読んだ時はそんなもんかな、と深く考えなかったけど今読むとすごく疑問、、、。
最初の夫と不本意に別れて苦しんだのは事実だろうけど、なんで好きでもない人と
再婚しようと思ったんだろう。
こういうのは恋愛至上主義に反しないのかな。
541 :
無名草子さん:04/10/04 16:39:17
コダはいい奴だと私も思ってた。
542 :
無名草子さん:04/10/04 16:40:03
>>535 「妻の遺産で返すから」
すごい言い方ですね。
いくら病弱でもどちらが先に死ぬかわからないのに。
543 :
無名草子さん:04/10/04 16:51:15
>>539 541
そのコダさんは、その当時ですが結婚生活も幸せそうで、東京で
お家を新築したばかりとのこと。 ご主人が朝帰りした日に、たずね
びとと紙にご主人の似顔絵や特徴を書いて外に貼り出し、それにびっくり
した主人は朝帰りしなくなったのだとか。
相変わらず変わってなくて幸せそうだと書いてます。
良い友人を持ってるよね。。
544 :
無名草子さん:04/10/04 17:24:35
お父さんの亡くなった年のお正月はお節も年賀状もなく寂しかったので
コダさん宅に遊びに行ってお正月気分味わったらしいですね。
もう1週間近くなるが、まだ続いてたんだなこのスレ。
森村関連スレを読んで、「それでも朝はくる」と「天国にいちばん近い島」
を図書館に予約してそろそろ受け取りに行くのだけど、
やっぱり天国よりは「それでも朝はくる」のほうを先に手にとり読んでしまうんだろうなきっと・・・・
亡くなった後もう一度作品に目を通してレスつける人が多いからだと思うよ
私もそうです。
>>535 もし例えお金に困っていて劇薄コーヒーを出したとしても、かなりおかしいと思う。
お客は出した金額に見合った品質のよさやサービスのよさを求めて当然だし、
商売としてまっとうな事をしてない店はどんどんつぶれてほしい。
例えば、懐事情の良くないラーメン屋に入って劇薄スープに半玉しかない麺を入れたものを
プロパーな値段で納得して食べられますか?
劇薄アメリカンや3杯の紅茶につき一ティーバッグ使いまわすなんて、有名人が経営してる
のだからという、とんでもない甘えですよ。
古くからの読者なら知ってると思うが
森村さん友達は男も女も普通の人の何倍か、いや下手すると
何十倍もいるじゃないか(w
友達友達連呼している寂しさ
>>547 薄いコーヒーから窮状が察せられる、と書いただけでそれがイイコトとは
書いていません、地方在住で軽井沢にいけたわけじゃないし。
でも、もし行けたらマズかろうが薄かろうが1,000円払って行きたかった
そして桂さんの顔を見て安心して帰りたかった。
551 :
539:04/10/04 18:16:39
>>543 コダさんらしいエピソードで、笑わせていただきました。
今ではお孫さんなんかもいらっしゃって、
でも若々しく、素敵な奥様として暮らしておられる
と思います。
森村さんのことでは、さぞかしお辛い思いをされている
ことでしょうね。
つぶれるような店ならとっくにつぶれてただろうにね。
今年で19年目か。続いたことよりも、桂さんが店に出続けたことが
すごいと思う。有名人の店って本人は開店当初しか店に来ない店が
多いじゃない。そのうち人にまかせていつのまにか閉店してしまう。
森村さん、シーズン中しかお見えじゃなかったですよ。
御菓子を作るのも、シーズン中の週末とか限られた時だけだと思う。
土日祝は他の仕事がない限り来てました…が病気がちなので
来られないときも多かったのです。病気が重くなってからはとくに。
>>547 そんなショボイといわれる内容のケーキセットにもそれなりの高いお金を払ってくれるお客さんがいて
そういう店が続くというのは豊かな国ならではだね。飢餓が国家ぐるみで問題になっている国ではこうはいかないw
ただこのスレの中で読んだ限りではそんなに儲かっているというわけでもなさそう。赤字だったりして
>>550 > でも、もし行けたらマズかろうが薄かろうが1,000円払って行きたかった
> そして桂さんの顔を見て安心して帰りたかった。
あの店に出向いて森村さんに出会えた人はラッキーな部類だったと思う
彼女が店にいるのも時期によってはまれだったらしい
会えなかったという人も多いからね
90年代後半からですね、会いにくくなったのは。
入退院がくりかえされたから。。・゚・(ノД`)・゚・。
558 :
無名草子さん:04/10/04 20:02:10
つい先ほど終わったテレ朝の「皇室スペシャル」番組で、
生前の桂さんの映像と、現在の三宅一郎さんの映像が拝見できました。
M一郎さん、お優しそうな方でした…。
559 :
無名草子さん:04/10/04 20:05:51
い、今見た?皇室の特集番組みたいので写ってたよ桂さん。。。
わーん、桂さんTVで見るの10年ぶりくらいだよ泣いたよ、、、
M一郎さんもけっこういい人そうだった、まちがって死んじゃったけど
ほんとは幸せだったと思いたいよ。
ピンクのオーバーオールは着てたけどカツゼツはすっかりお婆さんぽくなってた、
ああ桂さん、いつかアリスの丘にお線香あげにいきますから。
560 :
無名草子さん:04/10/04 21:06:03
私もM.一郎さん初めて見ました。
本当にやさしそうな、感じのいい人ですよね。
桂さん、お骨になっちゃって…(涙)
561 :
無名草子さん:04/10/04 21:09:54
見た!見ました!M一郎さん私も初めて見ました。
優しそうですね。良い方にイメージが裏切られましたw
優しい目に惚れたんですもんね。
桂さん、思ったより老けておられる。 同年代の人よりお婆さんぽい
ですよね。 やっぱり美智子皇后、お花贈られてる。
2ショットの写真は、桂さんとびきりの笑顔をしてましたね。
ケーキも美味しそうだった。 ここでなんと言われようが感想は人それぞれ
・・食べた事ないけど、美味しいって言ってる人も多数いらっしゃるんだし、
好みなんだなぁと思う。
それにしてももう一週間かぁ。毎日考えてる気がする。
562 :
無名草子さん:04/10/04 21:28:15
さっき皇室特番で、亡くなる6日前の桂さんを見ることができました。
ご自分が大変な時だったのに、皇后や雅子さんのことを思いやりのある言葉で
話されていた桂さんの姿が今も目に焼き付いています。
髪を縛って手ごねケーキも作っていました。いつかあのお店に行ってケーキを
食べたいと思っていたのに、もう食べることができないなんて残念でたまりません。
桂さんの遺影に美智子さまからの白い薔薇が飾ってありました。
美智子さまは桂さんに電話をして、よく相談していたと言っていました。
美智子さまほどの方の相談を受けるほど桂さんは信頼されていたんですね。
今日は良い番組を見ることができて幸せでした。
563 :
無名草子さん:04/10/04 21:34:19
ほんと一週間だねー、、、考えてるよ私も。
ここや本やTVや、いろんなの見ては涙が出る。
さっきTVで見たらもうホントにケーキがおいしくても
まずくても関係ないや、って思った。
どっちにしても私にとっての森村桂さんはこんなに
忘れられない人になってたんだ…
直接知らない有名人や芸能人が死んで何日も悲しいのが
止まらなかったなんて過去にあったかなあ。初めてだったかも。
564 :
無名草子さん:04/10/04 21:50:48
こんなに共通の想いを持ってる人がいるのですね。
こんなことなら、桂さんの生前に皆さんでオフ会して
アリスの丘のティールームを訪ねるツアー
でもしたかったですね。
565 :
無名草子さん:04/10/04 21:51:05
皇太子の婚約式の時にも、ご成婚の時にも美智子様からケーキを頼まれたと
言っていたね。もう食べられないなんて寂しいな。
566 :
無名草子さん:04/10/04 21:59:54
空飛ぶフーヨーハイで、ディナーもされたそうだ。
そこで美智子皇后が弾いたピアノの音色から 星のオルゴール
というお菓子ができたそうな。
567 :
無名草子さん:04/10/04 22:02:47
ああ、やっぱりスゴイ人だったんだな。
568 :
無名草子さん:04/10/04 22:03:31
>>562 亡くなる6日前という事は21日という事?
23日に入院しているから、取材を受けた直後ですよね。
色々気を使って疲れてしまったのだろうか・・・
569 :
558:04/10/04 22:15:54
今日の皇室関係の番組、多くの方がご覧になっていたのですね…。
ケーキ作りをしてる元気な頃の桂さんの映像を見て、胸がいっぱいになりました。
美智子皇后からも薔薇の花かごが贈られていて、なんだかじーんとしてしまいました。
570 :
無名草子さん:04/10/04 22:24:36
否定的な意見を聞きたくない人って「感想は人それぞれ」という言葉で
耳にフタするのが常套だよね。当たり前の事いちいち言わなくていいよ。
どのレスとは言わないけど。
残念、見損ないましたorz
みなさまレポートありがとうございました (´0`)/
「それでも」を図書館で借りて、読んでいます。
読んでいて、すごく息苦しいです。わたしも結婚前にDV男と付き合ったことが
あって、そのときのつらさがよみがえってきました。今みたいにDVが犯罪と
して認知されていて、桂さんにも「あんたは悪くない!」と励ましてくれたり、
DV夫と別れて一歩を歩き出すために応援してくれる友達がいたら、こんなに
つらい想いを抱えなくても済んだのに・・・と胸がいっぱいです。なにより、
早い時期で「幸せそうな文章を書いてるけど、ほんとうはね・・・」と周囲に
助けを求められたらよかったのに・・・。
けど、「アリスの丘の物語」(初版1984、新版1990)に「こんなに願いが叶うなら、
離婚前にお願いに来ていたら、離婚しなくて済んだのに」みたいな記述が
長々としてあって、桂さんは前夫の呪縛から逃れられなかったのかと、
落ち込んでしまいました。実家の母の持っていた独身〜新婚時代のエッセイ
しか読んだことがなかったので、なんだか気持ちの整理がつきません。
自分語り、スマソ
573 :
無名草子さん:04/10/04 23:30:30
皇后様は森村さんによく電話して、色々相談されたりもしていたと
いうことだけど、皇后様は口に出されなくても
森村さんが抱えている悲しみみたいなものを察知されていて
実は、そういう形で一生懸命森村さんを励ましておられたのだと思う。
574 :
無名草子さん:04/10/04 23:33:44
>572
うん…桂さん最初の夫には惚れてしまっていたんだよね。
男女の間って傍から見るとほんとに謎だよね。
死ぬときまでモト夫のことが心の片隅にあったのかも、、なんて考え出すと
私もかなり凹む。
読者としてすごくたくさんのものを桂さんからはもらった気がするもの。。。
575 :
無名草子さん:04/10/04 23:36:08
当たり前の事ならスルーすれば良いでしょ。
どのレスとは言わないですけどw
耳にフタしても目から入ってきますから。 残念!
>>572 幸せ風作品でも決して嘘は書いていないんだけどね。書き方で明るく
表現してるのね。「ふたりは二人」のあとがきでも
「本当は主人は癇癪持ちのとても怖い人でした。私は自分を励ますために
夢を書いていたのです」といった告白があります。
「愛という魔法のお菓子」(初版単行本は「転婚時代」)でもその実態が
ある程度告白されています。暴力については出ていませんが編集者の
求めるものは明るく楽しいものだったでしょうから書けませんよね。
周囲の人は桂さんの苦悩に気が付いていたはずですが夫婦のことには
口をはさめなかったのかな。
何がいいたいのかというと桂さんは幸せ風作品では嘘ばかり書いていた
わけではないということです。注意深く読めばやはり変な夫だとわかります。
577 :
無名草子さん:04/10/04 23:48:03
そだそだ!!スルーしろっての。
当たり前のこといちいち当たり前だって言わなくていい。
どのレスとは言わないけどねーーーっだ。
578 :
無名草子さん:04/10/05 00:00:57
>皇后様は口に出されなくても 、森村さんが抱えている悲しみみたいなものを
>察知されていて、 実は、そういう形で一生懸命森村さんを励ましておられた
>のだと思う。
私もそう思います。今回のことは美智子さま本当に残念に思われているのでは
ないでしょうか。
580 :
無名草子さん:04/10/05 00:29:57
>>574 なんか、桂さんが好きだったのは前夫ではなくて、「前夫を一生懸命愛している
自分」というか「婚約時代の幸せな自分」だったのかな・・・なんて思ったりもします。
>>576 まだ子どもだったから、そういう機微はわかりませんでした。けど、真相を
知ってしまった今、幸せ作品を読み返したら、また苦しくなってしまいそう。
ほんとは、夫が暴君であることも結婚生活が不幸であることも気づいていた
けど、それを誤魔化し自分を励ますために、結婚生活の幸せな部分を強調して
拡大させて作品を書いていたのかもしれませんね。またまた自分語りスマソ
ですが、わたしもDV男と付き合ってるときは、周囲に「こんなに愛されてる自分物語」
をして、「自分はほんとうはこんなに幸せなんだ」と必死で自分にいいきかせて
ました。自分が理不尽な目に遭っていることを愛で正当化しようとしてました。
やっぱり、「夫婦のことは夫婦にしかわからない」というのが強すぎた時代だった
ので周囲も介入できなかったのでしょうか・・・。
「原稿を早く仕上げるために、奥さん、すみませんが数発殴られてください」
なんていった井上ひさし担当編集者みたいな鬼畜が担当でなかったことを
祈ります。
こんなこといったら怒られちゃうかも知れないんだけどね。
DV男と暮らす、被虐待妻って何となくどの人も似たような匂いが
あると思うの。ある種のご都合主義というか、暴力が刺激になって
もっと大きな根本的な問題からお互いに目をそらしているみたいな。
ある種の依存っていうか、激しい感情の応酬がないとお互い生きてる
ような気がしない特別間柄と思い込んでるっていうか。
別に大したことない男女なのにさ。
別れて憑き物が落ちたように、普通の相手との感覚に沿える人もいれば
平穏な生活になると、ぽっかり穴が開いたように感じる人もいて
後者は結局同じことを繰り返したりするような気がする。ナルシズムの
一種なのかもしれないけど。
前者が前夫君で、後者が森村さん(穏やかな相手に恵まれてるけれど)
のような気がしてしまうなぁ。
583 :
無名草子さん:04/10/05 01:03:48
今回の訃報に関して大林監督がコメントを出していた。
芸術は現実を描くことも大事だけど、願いを描くことも大事
(一字一句合ってないだろうが)と生前言ってたのが忘れられない・・
と。 桂さんの本やお菓子や絵は、願いに満ちていたのかも。
584 :
無名草子さん:04/10/05 01:15:16
>>582 ものすごく的を射た分析だと思います。
わかりやすい説明、ありがとう。
>>582 それとはまた別に、森村さんの場合「離婚は罪」っていう妙な観念に
縛られてましたね。あの観念がいつ取り付いたのかがわからないんだけど。
>572
>けど、「アリスの丘の物語」(初版1984、新版1990)に「こんなに願いが叶うなら、
>離婚前にお願いに来ていたら、離婚しなくて済んだのに」みたいな記述が
>長々としてあって、桂さんは前夫の呪縛から逃れられなかったのかと、
それって、再婚相手に失礼では?
>>586 M氏はそういうことはすべて承知の上で結婚してくれたそうです。
M氏に会えた事は桂さんにとっては、本当に良かったのでは・・
と私は思う。
それでも朝はくる、壮絶すぎて読むのがツライ。
あのまま一人で居たらどうなっていたのだろう。
589 :
無名草子さん:04/10/05 03:07:20
糊呑み屋が店に来た時も
あの透明感あるコーヒーOR不味い紅茶を
お出ししたのだろうか、他の客と同様に。
590 :
無名草子さん:04/10/05 03:09:44
女ってのは気持ちの悪い生き物だね
どのレスとは言わないけどね
592 :
無名草子さん:04/10/05 07:32:56
>>582 「共依存」ってヤツでしょうか…。>桂さんと前夫の関係
593 :
無名草子さん:04/10/05 08:09:17
このスレ住人皇室特番見てる人が多くって驚いた。
リアルで大ブレイクしてたの知ってる50代の人が多いのだろうか?
594 :
無名草子さん:04/10/05 08:11:09
一日の間にすごいレスですね。私もテレ朝見たかったなあ。
>>505 >タルトの皮を作る時は、粉の中に細かくしたバターをひねり込む事が必要だしね。
>あれはどっちかっていうと、うどんとかそばをうつのに近い作業だ。
いや、その本ではバターを細かくしないパートシュクレも、指でバター、
砂糖、卵を練り、粉と均一になるまで混ぜるというやり方でした。
冷蔵庫から出したてのバターを素早く混ぜ合わせるには指でやるのがいいと
いうのが理由。ロザンナのタルトも同様。
>でも、普通カトルカールだのの種を混ぜる時はヘラを使う。
>何故なら、こねたら小麦粉のグルテンが出て焼くとごちごちになるから。
最近ではケーキが膨らむためにはバターや卵に抱き込んだ気泡の状態が
重要で、適切にホイップし製菓用の薄力粉を使えば、サックリ切るように
混ぜなくてもよくふくらむ事が分かっています。パウンドやスポンジの
生地はツヤが出るまで時に80回以上も混ぜて均一な状態を作ります。
おっしゃる通り、普通はシリコンヘラを使いますけどね。
スレ違いでごめんなさい。
手で混ぜる=捏ね回す と思ってらっしゃる方もいるみたいだったので。
「それでも」だけでは鬱になるから、「12時の鐘が鳴るまで」を合わせて読むようにと、
他スレで教えられました。「12時」で鬱が治るかと思ったら、
・「前夫はいいけど、M・一郎は・・・」(行動とか性格とか)みたいな叙述がたくさんある
・前夫との電撃婚を越えるスピード婚をしようという一念でいっぱい
で、かなり落ち込み、
「ああ、この約束を山下二郎氏としていたら――。ほんとうの一生をあげた、
私のただ一人の夫、山下二郎氏に、たのんでいたら――。私は、こんな
男と再婚なんかしなくてよかったのだ。」(p53)
で、がっくり落ち込んでしまいました。_| ̄|○
ちなみに、わたしのPCは「病ました二郎」と事実に沿った変換をしてくれます。
596 :
無名草子さん:04/10/05 09:24:52
>>594 残念ながらケーキ関連の本は読んでいないので
その方面のレスは面白くて、興味深いです。
597 :
無名草子さん:04/10/05 10:01:26
ささいな事で意見が違ったり、Mにたしなめたりすると、私は異常なまでに興奮した。
”身を守る”というより、それが攻撃にでた。
(略)
「あなたなんかに解るもんですが、私をわかってくれる人はもういないのよ。
その人はあなたとなんかぜんぜん違う男よ。
とても男らしくて大志のある、自由な心を持った男よ。
彼は小説を書いてるの、うちのお父さんと同じ小説書いてるの。
しかもその才能は注目されてるのよ 続く」
こんな風に新婚時代から言われてた三宅さん。わかって結婚したとはいえ、少しお気の毒。
「それでも朝はくる」の最後では、山下の呪縛から解放されたと書かれてるけど
亡くなるまで呪縛はとかれる事はなかったのでしょうね。
598 :
無名草子さん:04/10/05 10:10:04
うん。離婚は避けられないものだった、自分がこの結婚を捨てたのではなくて
自分が捨てられたのだと分かって呪縛が解けた、、、そういうことになっている
けど、周りからは理解しずらい山下に対する桂さんの思いはそんなひとつの事実で
ほどけるような単純なものじゃなかった感じ。
ひとつの呪縛が解けても、落ちこんだり気分が暗くなった時などにまた新たな呪縛に
からめとられたり…そんなことの繰り返しだったかも、と思う。
昨日見たMさんは嫌な感じがしなかったんだけど、
ジロウの方、見た事ある人います?
600 :
無名草子さん:04/10/05 11:12:35
>>597 離婚前に、山下氏が「俺、小説書く才能あるのわかったよ。
楽しくてしょうがない」などと機嫌よく軽口たたきながら
書いているのに対して、作家の父親はもっと鬼気せまって執筆に
没頭していて、それが自分にとっては普通だったと。
また、「実は今小説を書いているんです。5万部が悲願でねえ」と
周囲に吹聴し、本を書くことと探検のスポンサーをつのることを
同レベルに考えているような山下氏の態度、
他のことなら何でもゆずれても、書くことについては
身体がよごれるような気がすると軽蔑してたのにね。
森村さんって、目の前の現実男性を内なる理想の男性と比べて
しまうのかしら。
601 :
無名草子さん:04/10/05 11:24:56
動画の二郎は見たことないけど、離婚する2〜3年前に母が読んでいた
主婦の友だったと思うけど、森村さんのインタビュー記事があって、
登山着姿の二郎も載ってた。エッセイではすごく我侭な感じがしてたけど、
かっこよくも悪くもない普通のおじさんという印象しか残ってないです。
夢を追いかける夫と、支えるベストセラー作家の妻という風に解説されて
いて、「ゆるぎない友達夫婦」と記事は締めており、もう男女の関係
という感じではなく、愛人を作って出て行ったという話を聞いて当時は
妙に納得しました。
雪男探検や福武の役員に納まった件を見ても、相当口のうまい人だったと
思う。
>595
変換激ワロタ。 ウチのは普通に山下次郎でイッパツ変換でつまらん。
603 :
無名草子さん:04/10/05 13:03:41
「天国に一番近い島」を読んで
「カチのニューカレドニアへの帰国活動を始めました」
と手紙をくれた男性。
そして会いに来てくれてプロポーズ。
桂さんにはこれだけでも充分過ぎたのかも
病ましたはこれで彼女のツボをピンポイント捕らえてしまった。
呪縛の長さに桂さんの性格が伺えます。
こいつ回想緑とか書いて又設けようとすなよ。
人の弱みに付け込むのだけ上手い奴だ。
604 :
無名草子さん:04/10/05 13:06:30
われ「激薄ではなく、普通の濃さにして」
店員「できません」
われ「なんで」
店員「美味しいケーキを食べて頂く一番美味しい濃さだからです」
われ「いや俺はケーキ頼んでないけど」(連れは頼んだけど)
店員「できません」
忘れなんとかのバナナケーキは中がぼさぼさで美味しくなかった。
店もダンボールが山ずみしてあり、お客様を迎える雰囲気ではない。
こんな店2度と来るかと思った。あれから早数年たちました。
お店は最近は開店休業のような閑古鳥。
真っ赤なベンツが1台客のふりしていつもおいてあった。
合掌。
再婚した頃はアリスの丘の馬小舎に白のペンキ塗った家に住んでて軽井沢の友人達に
「こんな馬小舎で越冬するなんてムチャよ。小さくってもいいから断熱材の入った家
建ててあげなさいよ。ローンで返しゃいいんだから」
でも彼はいつも答えていた。
「ローンは返さなきゃいけな。馬小舎ならタダだから」
森村さんの意見は一言も書いてなかったけど、体が丈夫じゃなかったのに
キツかっただろうと思う。
その後もこの白い馬小舎にずーと住んでいたのかしら?
550さんのような森村ファンだけが来るわけではなく、おいしいものを期待してくる
人もいたはずだから、店主おすすめ!アリスの丘名物劇薄コーヒーと普通のコーヒーを
用意してたら良かったのにと思うよ。
赤字だとしても皇室御用達の矜持もあったろうし、店をたたむにもたためなかったのかも。
「パンドラの・・・」を読んで不思議だったのは、こだわりのティールームのはずなのに旦那様が常識外れの
劇薄コーヒーを出して、なんで喧嘩にならなかったのかな?事だった。
しかも、それは体の弱いわたしにあわせてのことかも という下りを読んで、何か方向性が
違う気がしてならない。
ことさらM一郎さん擁護ってわけじゃないけど少しだけ当時を知るものとしてかいときたいので。
再婚時には森村さんは金銭的に余裕がなく、借財まで抱えていた。
再婚してしばらくは軽井沢と東京で週末婚状態で2重生活をしていたが経済的に無理がでた。
軽井沢のティールームは森村さんの東京の財産整理をした上でM一郎さんの退職金を足して開始した。
>595
旅の本しか読んでいないので、禿げしく幻滅したよ!
最悪な女だ、Mさんかわいそう。
離婚の時点で借財があったというのは、学校作ったりしたせいだろうか?
谷口の浪費のせいだと思うなあ、雪男探検のほかにも「金貸してくれ」
と頼られれば貸して貸し倒れる、家を買うと勝手に決めてきて
「恥かかせるな」と払わせる、牧場を経営するといって潰し、だもん
>>607さんのお話で、Mさんは良く決断したなあ、と思った
611 :
無名草子さん:04/10/05 15:52:22
>>610 そう思う。谷口ジロちゃんのせいでしょう、桂さんの借金は…。
そこまでされても嫌いになれない桂さんが哀れだ
離婚後の執筆活動の方もパッとしなかったし、それまでの数十冊の著書
絶版にしたのもすべて山下絡みなんだもんね
613 :
無名草子さん:04/10/05 16:12:17
>>610 雪男探検仲間の留守家族の生活費まで
桂さんが支払わなければならなかったのよね。
病ましたの顔を立てるために。
おだてに弱い正確と記されてたし、山下のお金に(実際は桂さんが稼いでいるんだけど)
群がって来た人も多いのだろう。
615 :
無名草子さん:04/10/05 16:30:20
98年にも雪男発見に出かけてる様だけど、スポンサー見つけたのか?
>>611 あはは、谷口ジローっていう漫画家いるんだよ、一緒にしたら
可愛そうだ。愛犬家の涙腺を刺激する「犬を飼う」って読んでみてね
617 :
無名草子さん:04/10/05 16:53:17
旦那とお菓子屋の話で盛り上がらないで
桂さん自身や作品を追悼して盛り上がらないかな?
619 :
無名草子さん:04/10/05 16:55:58
ごめん、何もないや。
スレ汚し失礼。
620 :
無名草子さん:04/10/05 17:04:44
「アリスの丘の物語」を読み返したんだけど、ちょっと面白い部分があった。
軽井沢の馬小屋で暮らしている桂さんのところに宿が無くて困っている団体さん
が訪れてくる。優しい桂さんは一泊させてあげた。
実は彼らは精神病に悩みつつも頑張ろうという同志だった。
置手紙には「桂さんも僕たちと同じ病気持ちの人だったんですね。嬉しかった」
と書いてあった。
621 :
無名草子さん:04/10/05 17:26:52
今日テレ朝のワイドスクランブルで桂さんの事少しやっていたよ、美智子さまの相談相手
として。桂さんの祭壇には、再婚当時に撮られた三宅さんが桂さんを肩車している写真も
飾られていたわ。皆に愛された桂さんが突然亡くなられたことが残念でなりません。
623 :
無名草子さん:04/10/05 18:18:47
このスレ皇室ファンのおばさんしかいないんですか?
624 :
無名草子さん:04/10/05 18:28:29
>>622 >「桂は愛情飢餓症でいつもあやされていたいという幼児性が残っていたけれど
>私はそのまま受け入れた。(略)
>三宅さんはずっと、毎朝「桂ちゃんのお仕事は元気でいること、にこにこして
>いること、生き続けること」と唱和させたそうだ。
桂さんの悩みは結婚当初からあったみたいですね。そして三宅さんは桂さんの
唯一の理解者だったのでしょうか。
625 :
無名草子さん:04/10/05 18:37:22
「幼児性が残っていた」そして「人に元気を出させる不思議な力があった」、と
ありましたね。
思わず大きくうなずいてしまいました、桂さんの欠点も美点もこれに集約されてる
気がして。
桂さんをある覚悟のもとに受け入れただけのことはあると思いました。
>607を読んでから>622を読むと深く深く納得できる。
M一郎さんに会えて良かった。
627 :
無名草子さん:04/10/05 19:29:04
>>622 心に沁みました…。桂さん、M一郎さんに会えて良かったね!
森村さんの知り合いが離婚後心配して、ご主人の同僚のMさんを紹介してくれたんですよね。
お見合いも捨てたもんじゃないなぁ〜と思いました。
紹介する側も、性格に問題有りの人は紹介しないだろうし・・・
こんなに大事にしてもらっても、前夫と比較したり、未練を
公に書いたりして、結局は壮絶な自殺を遂げちゃったんですよね。
大事にされるほど自分が嫌に成ったりしてしまったのかしら?
天の羽衣の漁師とか谷崎潤一郎の春琴抄の人みたいだなぁ。
M一郎さんって。
630 :
無名草子さん:04/10/05 20:42:18
ホムペの日記にあった唐澤俊一の見解 結構面白かった
ttp://www.tobunken.com/diary/diary.html >(前略)つまり、森村桂の読者は、必然的に森村桂を卒業して、その
>作品を捨てていくのである(卒業しない読者はイタい存在でしかなくなる)。
>これは 物書きとして、悲劇である。もちろん、成熟を拒否したことで
>その作品は一種のタイ ムカプセル的な意味合いを持ち、古びない。
>森村桂の本は、今読んでも底抜けに明る く楽しい。
>しかし、本は古びなくとも、人は古びていくのである。
631 :
無名草子さん:04/10/05 21:07:50
三宅さんはずっと、毎朝「桂ちゃんのお仕事は元気でいること、
にこにこしていること、生き続けること」と唱和させたそうだ。
三宅さんは参列者たちに「桂は最後のプレゼントとして、何の憂
いもない観音様のようなやさしい容姿で旅立ってくれた」と述べた。(中略)
↑
オレは恐ろしくキモイと思うぞ
632 :
無名草子さん:04/10/05 21:49:45
若い頃、好きで読んでた作家だけど
やっぱりその時代の人だったな、て思う。
病弱でふつうと変わった感性のひとだったな。
自殺、て聞くと辛いがふさわしいような、
633 :
無名草子さん:04/10/05 22:07:16
そうですね…
桂さんの作品は、前向きで上昇志向で、、、と思っていたはずだったのに、
いざこういうことになってみると作品にもそういう(悲しい死に通じる)
匂いがあったように俄然思えて来るのは不思議。
634 :
無名草子さん:04/10/05 22:30:49
これでMさんが森村さんを捨てていたら、ノルウェイの森になって
しまうけど、Mさんは最期まで添い通した。
それにしても34才でよくそんな決意をして25年も継続できたなあ、と思う。
賢也とルミ子が結婚した時、柴門ふみが
「この二人はマザコン夫婦、賢也が親離れする時この二人は絶対離婚する」と
書いて本当にその通りになった。
Mさんも若い奥さんもらって、平凡な家庭を築く事も出来ただろうに。
Mさんも森村さんを必要とする人だったのだろうか。
>>622に「アリスの丘」は続けるって書いてあったね。
オフ会@アリスの丘が実現するといいな。
M一郎さん、ほんとに大きくて暖かい人だね。
>>629 同意。M一郎さんが包み込んでくれればくれるほど、「こんな自分に
そこまでしてくれるなんて・・・」と落ち込んじゃった気がする。
病ました二郎にへりくだって、なんでも「自分が悪いから・・・」と書いたりも
してるし、もしかしたら、元々自己嫌悪が激しくて、自己肯定感が少なかった
のかもしれない。
636 :
無名草子さん:04/10/05 22:41:13
自分に自信の無い人ほど
自分を否定する人にしがみつくんだそうです。
そうして自分を肯定してくれる人を軽視する。
これが元夫、現夫、森村の関係だったのかな。
「てこね」が気持ち悪いわけじゃないよ。
メンヘルで髪がだれ〜っとした婆さんが作るから気持ち悪いんだよ。
638 :
無名草子さん:04/10/05 23:02:48
すみはなよ
散々遠慮したあげく
ざんばら頭にスカーフかぶせてたね。
料理番組なのに非常識だと思った。
>637
わかったわかった。
キミの気持ちはよーくわかるよ。
640 :
無名草子さん:04/10/05 23:20:22
>>631 そうですか? 私は感動しましたけど…。
Mさんが桂さんを選んだ理由
目が暖かくて優しくてそして悲しい目をしている。悲しさを表せる
目じゃないと、僕は好きにならない。
これって素敵だなぁ。 そして、Mさんもまた悲しみを知っている人なんだと思う。
目はキーワードとしてよく出てますね。
山下は結婚した途端、ぞっとする様な冷たい目の光をした。
Mさんは自信なげで濁った目だけど、私を見る目が
限りなく優しかった。って。
643 :
無名草子さん:04/10/05 23:33:26
オフ会あるなら行きたいなぁ
644 :
無名草子さん:04/10/05 23:33:49
「自分を軽蔑する人間は高慢な人間に最も近い」 キルケゴール
M・一郎氏は分からないけど、桂さんとジローは高く掲げた理想と等身大の
自身のギャップに色々な意味で悩まされていた気がする。そんな部分で
二人は繋がっていたのかもしれないね。
ジローの暴力的な性格や過剰な自信を「男らしさ」として納得しようと
していた思考回路が年をとってからメルヘンに変質していったとか。
645 :
無名草子さん:04/10/05 23:34:35
そうだよ。三宅さんほど桂さんのことを理解して、大事にしてくれた人はいないよ。
桂さんが精神的に不安定だったから、毎朝「桂ちゃんのお仕事は元気でいること、
にこにこしていること、生き続けること」と唱和させたのでしょう。
646 :
無名草子さん:04/10/05 23:47:35
桂ママはいつ亡くなったんでしょう。
>>645 まるで母親と小さい子の関係ですね。
離婚後お母さんと暮らしていましたよね。
両親についてはこんな人だった、
こんなことを言ったなど人柄が伺えるのですが
お兄さんて人は内面ほとんど触れられていませんね。
兄が転勤から戻るそうなので家を空けなきゃ
とか離婚の時「大丈夫か」と電話をくれたとか
くらいしか思い浮かばなくて。
647 :
無名草子さん:04/10/06 00:58:17
メルヘン、メルヘンって言うけれど、
このスレ、特にメルヘン好き傾向の人はいないみたい。
>>558-559 まじかよー皇室特番やってたのは知ってたけど見逃した・・・・
桂さんが出てるってしってたら見てただろうな〜
どんな表情かみてみたかったぁ〜
649 :
無名草子さん:04/10/06 02:37:21
美智子妃に頼まれて雅子妃のウェディングケーキまで作ってあげたなんて凄いじゃんか
あれも手ゴネかね
だとしたら5段位あったから大変だよ
>>646 お兄さん。
私は兄貴が大嫌いだ、私の顔を見るたび「お前はブスいなあ」と言った。
…とふざけた調子の文章で書いてた。仲は良かったらしい、離婚のとき
心配、援助してくれている。
>>647 そもそも全盛期の森村桂にはメルヘンの要素はほとんどなかった。
就職問題、海外渡航、海外事情、結婚問題、慈善事業、沖縄返還、
お手伝いさんの雇用(当時はこれが結構問題になってた)、奉仕活動、
カルチャースクール創設、など題材はむしろ社会派。
メルヘン的作風は離婚後、昭和60年前後「アリスの丘」に移ってから。
>>630 愛読者は卒業してもアルバムのように心にしまっておく、
だからこそタイムカプセル。物書きとして悲劇なんてことはない。
652 :
無名草子さん:04/10/06 08:01:48
お兄さんは離婚のとき心配していたみたいですよね。
再婚のときは「今度は二人だけで暮らせ」(母親は自分のところで暮らさせる)とか
言っていたようだし。
どうも桂さんの母親浅香さんに対しては私はいいイメージがないなー、
母親なのに、子供が第一だったことは生涯一度もなかったんじゃないかと思えて。
お母さんのことは途中からほとんど書かなくなっていましたね。
確か明治生まれとのことだったから亡くなっていると考える方が自然なんでしょうね。
>>651 いや、それは630の引用の意味が読みとれてないと思う。
654 :
無名草子さん:04/10/06 09:16:39
結局は離婚で精神がやられちゃったんだろうね。精神科で抗鬱剤を出されたって
書いてあったし。
>652
私もお母さんが嫌だなー。「あんた本当に母親?」って言いたくなる場面がいっぱいある。
もう少しまともな母親だったら桂さんもあんなに苦しまなかったかも。
655 :
無名草子さん:04/10/06 09:23:19
>>653 でも、630の引用文って定型的で、森村さんにあてはまらない。
>>654 桂さん自身が復縁を進言したり、前夫とは最高の相性だったというような
ひとしか近づけなかったのが理由だとは思うけど、周囲の人間も悪かった
と思う。なんか、現実をみつめずにやり直せるはずだとアドバイスする人間
(しかも占い師とか)ばっかりだし。とくに、「それでも」に出てきて「山下さんは
復縁を望んでるはず。離婚が間違いだった」と電話するのを勧めたりする
医者(と書いてあるけど、実体は整体師かマッサージ師)がものすごく
タチが悪い。「あなたが結婚中に書いていたものは最悪だった。離婚して
出直せ」と厳しくアドバイスしてくれたひとがいたけど、その人の記述が
それ以降なくなってる。やっぱり、離婚を肯定的にとらえて復縁を否定する
ひとは全部遠ざけちゃったのだろうか・・・。
それから、わたしも桂さんの自己肯定感の乏しさはお母さんが原因のような
気がする。「それでも」に姑が添い寝してくれるといったときに、すごく喜んで
「本当は母にしてもらいたかった」みたいに書いてあるくだりがあるよね。
桂さんや兄が「おなかがすいた」というと、「どうして三度三度食べなきゃ
いけないんでしょうね」と不機嫌になったという母親の描写もくり返し出て
くるし、毎日のように出歩いていて構ってくれなかったという記述も何度も
作品中に出てくる。もしかして、ただでさえ子どもがじゃまなのに、美人な
自分に似なかった娘が嫌いだったのかも?とさえ思ってしまう。あと、
娘に夫の愛情をとられると思っていたのかな?
たしか森揺子も40才くらいになってから
セラピーを受けて、それを本にしてる。自分と子どもの関係がうまくいかない
のは、母親からの愛情不足が原因とかそんな事が書かれてたような。
Mイチロウさんって森村さんにとっては
夫というより母代わりみたいな関係だったのかな?
658 :
無名草子さん:04/10/06 11:13:18
うん。一ファンとしては、Mさんが現れてくれて、本当に良かったと思う。
心が初めて開放されたと思う。本でMさんを悪く言ったりするのは、自分の
一部の様に無意識にでも、思ってるからでは?と思う。
自分の自信を出さない人だし、周りに気を使って、どちらかと言うと自分を
低く見積もるタイプの人・・だから、Mさんは空気の様な存在で、わざわざ
立てることもなかったのか、と。でも居なくなったら、それこそ空気がなくなった
のと同じ・・だったと思う。
659 :
無名草子さん:04/10/06 11:22:35
>>657 そういえば森瑤子の父上も作家ではないけど小説を書く人、
母親は冷たくて威圧的なイメージで書かれてましたね。
森瑤子は美意識が強くてメルヘンではないけど、虚飾を演じる人。
もともとはコンプも強そうで、歳も同じですね。
森さんが亡くなったときもショックだった。
私自身、母親の愛情不足と感じて育った。なんか自然に吸い寄せ
られるものがあるのかな。
660 :
無名草子さん:04/10/06 11:52:07
私も森瑶子さんよく読んでいて、亡くなられたときはショックだった。
だけど今回の桂さんショックはそれの比じゃないくらい大きい。
病死と自死はすごい違いがある。桂さんはうつ病でもあったのだから
病死のようなものだと思いたいけど。
近くにいた三宅さんのショックはどれほどかと思うけど、案外おだやかにも
感じられるのは、これ以上できないほど愛を注いできた人のおだやかさかも。
自分は精一杯やった、っていう。
これからある程度日が経つと、三宅さんいろんな思いが浮かんで来るかもしれない。
あまりご自分を責めたりはしないでほしいな。。。
父が死んでからは、いくら母と二人で「家庭」をつくろうと思っても、それまでの長年の歴史がある。
どうしても、どこかチグハグだった。
そして、母はただ、もはや永遠にもどらぬ父のことばかり、追いつづけていた。
それでも朝がくる上 P71
桂さんも、もはや永遠にもどらぬ「山下」のことばかり・・・と考えてしまった
ここのスレではMさんを肯定する人が多いみたいだけど、わたしはこの人嫌いだな。
一番腹が立ったのは猫を捨てさせる所で、「一生飼ってやれよ」とやりきれなかった。
森村さんは「わたしは彼なしでは生きていけないの。わたしが生きるために捨てなきゃ
いけないの。ごめんね」って感じだけど、そこまで追い詰められていて心が弱っていたんだな
と思う。
だけど、わたしが森村さんだったら一生うらむと思う。
長年苦楽を共にした動物は兄弟みたいなものだから。
663 :
無名草子さん:04/10/06 12:26:44
10年ぐらい前に5人でアリスの丘行きました。
焼きっぱなしのケーキとお茶で1000円もしてびっくり。
普通の素人の作ったケーキってかんじだった。
本読んだ後だったから、ちょっと幻滅した記憶がある。
店がやたら雑然としていて、薄汚れたクレンザーの容器とかが無造作に落ちていたのにワラタ
あと日に焼けて端っこがめくれあがった張り紙とか変な絵とかべたべた貼り過ぎ
ほこりのこびりついた窓枠とか、とにかくだらしない店
コーヒーは缶コーヒーのほうがよっぽど美味しい
ケーキは普通に美味しいと思ったけど。素朴だけどほんと美味しいよ。ケーキだけにしてデパートとかに降ろせばよかったのに。
段ボールが店内に山積みになってて優雅とはほど遠い雰囲気だった>ティールーム
ケーキも当日焼いた物じゃなかったし、ガッカリしました。
>664
値段が高いから、それにしては・・・と思った人が多いのかも。
バナナケーキとか一切れが小さかった気がするし。
デパートじゃなくても旧軽井沢あたりに小さなお店開いて
そこでケーキだけ売ってくれたらうれしかった。
アリスの丘シーズン中は道が混んじゃって、ちょっと行きづらかったから。
・・・もう、かなわない話ではあるんだけど。
667 :
無名草子さん:04/10/06 13:22:15
私は東京なんだけど、うちの両親が今住んでる家、上田市っていうところで
軽井沢まではクルマで割とすぐに行ける場所。
アリスの丘、桂さんがいるうちになんで行っとかなかったんだろう!って
今すごく後悔してる。
次回実家に行くときはアリスの丘にも行こうと思ってる。
それまで閉店しないでほしい…
>>662 同意。
週刊朝日の話なんかはMさんが流してるわけだし
本当のことなんかわかりゃしないよな、と思ってる。
デパートに卸したりしても、デパート側で「買い取り」してくれる訳ではなし
赤字のモトだと思う。
あのお店に行けば、もしかしたら桂さんに会えるかもって付加価値があってこその
ケーキだと思うし。
670 :
無名草子さん:04/10/06 14:58:16
猫さんを捨てる話、もう少し詳しく教えてもらえませんか?
>>666 うん、そう。
接客とか、まずいコーヒーとか、掃除の行き届かない雑然としただらしない店内とか、かけた食器とかが主に叩かれる理由。
しかし、しかしケーキやレシピは絶対に悪くないんだから、小さな店で、ケーキと森村さんの文が載ってる
ミニパンフみたいなのだけ売ってほしかった。
672 :
無名草子さん:04/10/06 15:09:28
あのケーキ美味しいと思った人もいるのかー。
673 :
無名草子さん:04/10/06 15:15:52
今回の訃報を聞く前、アリスの丘でぐぐると、実際に行った人達の
感想なんかが出てた。 ちょっと高いって人も多かったけど、
美味しくて本人もいて嬉しかったとか、好意的な意見も多かったよ。
674 :
無名草子さん:04/10/06 15:26:26
>670
前の方に書いてあるよ
675 :
無名草子さん:04/10/06 15:36:58
>672
荒れる前の多少でも賑わってる頃に行ったのだとしたら
ふいんきと思い出コミで美味しかったという意見もあるとオモ
その頃なら値段は軽井沢値段と作家有名料込みってことで納得できたかも
と昔に行ったことあるので一応擁護
676 :
無名草子さん:04/10/06 15:43:47
エピソードを読むと現夫M氏はそれほど悪くないんじゃないですか。
ただ相性的にはダメでしょう。
自己肯定感の乏しい人をやさしく受け入れて甘えさすのは最悪ですね。
こういう態度をとるのは受け入れる側も弱い場合が多い。
自己否定の泥沼で生きあぐねている人にとっては、
強く大きな人が突き放しながら見守るような状況の方が魅力。
まあそんな都合のいい人は存在しない場合が殆どだから、自分で成長して強くなるしかないわけですが、
表面上甘えさせてくれるので、成長するきっかけをつかめない。
森村さんが前夫に執着したのは、前夫には強い人幻想を持てたからでしょう。
人の金でお大尽遊びをしながら、病弱で不安定な職業の妻から金をむしりとる恥ずかしいミットモナイ人物でも、
その我の強さが森村さんにとってはすがりつきたいもの見えた。
無防備で計算のない森村さん。
整っていなくても愛嬌があって可愛い顔だった。
利用されるのを警戒する皇室の方も、計算の無い森村さんだからこそ安心して交流を持った。
人の裏を見るのに長けて、隅々まで計算する林真理子とは対極。
(計算が透けて見えるから反発されるし、書くものがツマラナイ真理子。)
677 :
無名草子さん:04/10/06 15:58:39
>673はご自分ではお店に行かれたことありますか?
678 :
無名草子さん:04/10/06 16:02:54
>>677 釣りですか。 文見たら行ったことないのはわかるでしょ。
美味しくなかったのね。ハイハイ。
679 :
無名草子さん:04/10/06 16:04:27
確かに
前夫込みでは
美智子さんも関わらなかったかも。
680 :
無名草子さん:04/10/06 16:08:20
>680
スマソ よく間違ってる人が居るが
的は「獲る」んじゃなくて「射る」ものだよ。
桂さんの好みを考えてもM一郎氏が一回目の相手ではありえないんだけど
谷口にズタボロにされて捨てられた状態の桂さんに対してはMさんが必要だったっと思う。
それに「それでも日は昇る」によるとMさんは桂さんの借金も背負ってくれてる。
強く尊敬できる人が突き放しながら見守るのが理想で、たとえその人が
現れても、実際生活していくと嫌でも現実と直面するわけで。
その手の生活者としての能力ってのが、桂さんには欠けていたのかも。
ものを書く人の自己否定って物凄い矜持の裏返しだったりするからなぁ。
それにしても、よく皇后の相談相手なんて出来たなぁと思いますです。
683 :
無名草子さん:04/10/06 16:44:01
誰が悪いと一概には云えない気がするよ。
悪い連鎖の中心に彼女の純粋な依存があったとしか云えない。
誰を責めても仕方ないよ。
684 :
無名草子さん:04/10/06 16:56:27
雑誌に掲載されてたエッセイの中で、森村さんにとって
M一郎さんの我慢ならない点が色々挙げられていて、
その内容はほとんど覚えていないのですが、
一つだけ特に印象に残ったのは、
すごく臭い音無しのプンを、所かまわずされるということ。
本当に強烈に臭ってくるような文章でした。
先日の皇室番組で、M一郎さんの実物を初めて見て
思っていたよりもずっと感じのいい人で驚きました。
森村さんはM一郎さんに出会ってよかった。
685 :
無名草子さん:04/10/06 17:22:10
ずいぶん前
「それでも朝は来る」を読んでいて
後半紹介された男性達について
「歯が汚い、とてもあんな口とキスなんて出来ない」
とあけすけに書かれていました。
一般的な同年代の男性達ではもうジジイで気に入らない
というような書き方でした。
ご自分も円形禿がいくつもできて、いわゆる万人に好まれる
容姿ではなかったはずなのですが
普通の女性なんだなと思いました。
686 :
無名草子さん:04/10/06 17:44:51
週刊朝日読んできました。
三宅氏、やはり自殺未遂や死に至った経緯は話さなかったそうです。
とてもそんな気持ちになれないのも分かるけど。
お馬パカパカや肩車の話は桂さん自身が周囲にのろけていたと以前読んだ
ので本当なのでしょう。
あれほど尽くした谷口氏に捨てられ、離婚はいけない、と書いて来た自分が
離婚してしまった事で、それまでの森村桂は崩壊し、修復不可能だった
んじゃないかとも思いました。幼児期に受けた飢餓感は、幼児と同様に
接する事でリハビリする場合もあるそうです。
その一方で谷口氏との離婚がなければ、DV谷口氏に依存しながらも
メルヘンでない森村桂が存続していたかも、と思ってしまった。
687 :
無名草子さん:04/10/06 18:00:47
森村さんはお菓子作りには精力を傾けていたけど、他人をもてなすという
テクニックには無頓着だったような。
スフレの話で
「スフレよ、ほら、驚いて」
「そのスプーンは何々用なの」
「早く食べて早く」
ベストな状態で食べられるように見計らうとか、前フリしておくとか、
そういう気は回らないような。
あえてティールームにしたのは、人と交流したかったのかな。
>>652 >>654 お母さん、本を読むといわゆる日本のお母さん的優しさは少ないイメージですね。
10数年前に高島屋で桂さんの絵の展覧会があったときいらしてました。
ステージに立った桂さんを離れた所からニコニコしながら見守っていて、
きれいで優しそうな感じを受けました。
>>687 本当はケーキ好きのためのケーキサロンにしたかったそうよ、お店。
自己否定自己否定ってどこが?
そんなことないよ、と言って貰いたいがための自己愛丸出しだというのに。
馬鹿ですか、ここのメルヘンメンヘラーたちは。
あえて自己否定してみせる。
↓
そんなことないよ、と言ってくれる読者が異常に減ったからぐらぐら煮詰まった選民思想むき出し女だとしか思えない
692 :
無名草子さん:04/10/06 18:47:15
離婚前はコンサヴァな価値観の行動派女性
ルポが面白い、と思っていたが
離婚後は違う人のようだった。
693 :
無名草子さん:04/10/06 18:59:21
現天皇のお妃は当然学習院から選ばれるものと思われていたので、
美智子様は学習院のOG達からものすごい反発を食らったそうです。
宮様がたの父兄として出向く時も、針のムシロだったんじゃないかしらん。
お嬢様に悩まされた者同士、気が合ったのかもしれません。
694 :
無名草子さん:04/10/06 19:01:49
>>690 馬鹿ですか?
自己肯定ができていれば、そんなことないよ、と人に言ってもらう必要は無いわけ。
695 :
無名草子さん:04/10/06 19:11:47
メンヘル板にスレ起ってる?
>694
本気の自己否定と
自己否定発言を聞いた相手の「そうじゃないよ」という言葉を引き出すのが目的の差です。
697 :
無名草子さん:04/10/06 19:56:50
いいじゃんそんなのどっちでも。
結局は死んじゃったんだから許してあげたら?
699 :
無名草子さん:04/10/06 20:02:17
ヒステリックに乱入して来るヘンな人はスルーということで。
↑
自治気取り
701 :
無名草子さん:04/10/06 20:24:16
三宅さんて
殿様キングスのマネージャーだったの?
703 :
無名草子さん:04/10/06 21:01:05
天国に一番近い島 って映画は面白かったの?
なんか見たくなってきたな。
そういえば米倉涼子と海老蔵が行ってたよね。ニューカレドニア。
>>657 曾野綾子が聖書にはまったのも40代ですよね。
705 :
無名草子さん:04/10/06 21:17:35
>703
私は期待して見たのに、「原作と全然違うや〜ん!」だったよ・・・。
706 :
無名草子さん:04/10/06 21:54:35
スレチガイ申し訳ないけど、上のほうにある西舘好子のDVの話、あれは一般的なDVと全然違うでしょ。
「奥さん、一発殴られてください。しめきりがあるので」と男性編集者らが言って殴られに行く、
これの実態は、創作の苦吟にあえいでいる夫に、「あなたは才能がない」とか挑発しに行くってことでしょ。
承知で喧嘩売りに行って激高させてそのエネルギーで書かせた原稿を、取り巻き編集者に女王気取りで下げ渡す、
このどこがDVなんだか(w
707 :
無名草子さん:04/10/06 21:59:05
天国に一番近い島ってテレビでは鳥居恵子じゃなかったっけ
708 :
無名草子さん:04/10/06 22:07:05
m
709 :
無名草子さん:04/10/06 22:34:50
>>704 スレ違いの話題だけど、曽野綾子さんは聖心の高等科の時、
洗礼を受けてますよ。
710 :
無名草子さん:04/10/06 22:37:15
>>706 でもとても正気の沙汰とは思えない。「殴られてください」って…。異常なDV。
>>709 いや、はまっていったのが40代。あらためて、聖書についての講義を受けたりして。
>>706 どんな理由があっても暴力はいけません。
つーか、奥さんを殴る旦那って最低。
それをお願いする編集者達も異常。
編集者が挑発して殴られているんなら、百歩譲って仕事熱心って事にしておいても
いいが。
713 :
無名草子さん:04/10/06 23:20:32
>>710 「殴られてください」、
確かに陰惨なイメージだけど、妻の方も鼻息荒くスリッパ振り回したり、盛大にやりあってたみたい。
あの野村サッチーの先駆けのごとき西舘好子が、黙ってやられっ放しなんて逆に想像つかない。
>>712 その前に、相手を挑発しなければいいんじゃないの?
だいたい西舘好子は、ひさしに仕事させられるのは私だけ、ってそれが自慢。
編集者に君臨したいが故の志願兵なんでしょ。
>ひさしに仕事させられるのは私だけ、ってそれが自慢。
共依存の変形?
DVしなきゃ書けないって言うのがそもそもの間違い。
715 :
無名草子さん:04/10/06 23:55:53
>>714 共依存のようなゆがんだコンプレックスの発露ではなく、
エキセントリックな勘違い妻の暴走じゃないですか。
挑発したらアレ?書けちゃったよ、よしこの手で書かしちゃおう、みたいな。
好子さんは取り巻き編集者と遊ぶのが大好きだったそうだから、
そういう座を快適に維持する為には、ひさしを操れる人間で居る必要があったんでしょ。
>>715 それで何で離婚したの。ひさしに女ができたから?それとも好子自身に男が?
>>716 夫人が男と駆け落ちしたと記憶しているけど。
ワイドショーでみただけの記憶だけど。
ひさしも離婚後まもなく再婚したよね。そしてすぐ子供が生まれた。
好子さんは西舘さんというこまつ座のスタッフ男性と駆け落ち。
その後西舘さんと結婚、しかし西舘さんとも数年後離婚。
本人が殴られ続けても「そういう座」を維持したいと思っていたのなら
余所の男と駆け落ちしてまで逃げなかったと思うよ。
好子さんが駆け落ちした相手ってすごく年下じゃなかったっけ?
20才くらい。だからくらくらしちゃったんじゃないの?これを逃したら・・
みたいな。
721 :
無名草子さん:04/10/07 00:57:51
>>719 逃げたのではなく、浮気の結果ヤムナク離婚となったということだと思うけど。
好子さんの浮気話は他にもあったみたいだし、
あの女に戻られては困る(←ひさし氏母堂の本にこんなニュアンスで)
とばかりに周囲が人を紹介してひさし氏速攻再婚。
ひさし氏の再婚が決まると、好子さんは
「ちょっと、ひさしさんアナタ結婚するんですってね!」と詰問調の電話。
座を奪われる悔しい惜しい未練がないとこんな電話しないんじゃない?
好子さんが再婚したのは、ひさし氏再婚でもう戻れないと諦めての結果でしょう。
ああ、これ(「再婚宣言」をしたエッセイ)がおそらく、私の最後の文章になるに
違いないと私は思っていた。平凡なる男、M・一郎と結婚してこれからは
何のドラマも始まるまい。(中略)そんなことで、書くことは出来なかった。
そんな結婚にさえ、すがらねばならぬ人間に、夢など書けはしなかった。
(中略)M・一郎と結婚してもう何のドラマも始まらないと思うと、やたら焦り、
そうしたとてつもない狂乱を重ねては、彼を苦しめていたのだった。
「それでも」上、p242-3
もしかしたら、桂さんは「波瀾万丈な人生のわたし」じゃないと、面白い作品
は書けないと思って焦っていたのかな? M・一郎さんの愛情に包まれて
穏やかな日常を過ごしていたら、作家として死んでしまうと。
そう考えると、前夫に執着してたのもなんとなくわかるような気がする。
処女作が代表作になってしまう苦しみが、あったんでしょうね・・・。
>>721 ひさしが再婚したのは好子が何年かたってから。
何年って程でもないかな。
ひさしの母親は子どもを孤児院に預けるような人だからね・・・。
わたしはもともと井上ひさしのファンだったんですが
西舘好子さんの書くDV体験にショック受けた口です。
殴られたくて殴られてるとか、暴力つきの夫婦喧嘩を好きでやってると言うのは
DV被害者にとって大変な屈辱的な言葉だと思いますよ。
そろそろスレちがいなんでやめません?
好子が何年かたってから ×
好子が再婚して何年かたってから ○
>>722 そういうの読むと、森村さんは存外普通の人でもあったのかもしれませんね。
なにか非日常的な体験を実際にしないと、書くネタがなくなるというのはね。
作家なんてのは、平穏きわまりない毎日を送っているにもかかわらず、
脳内だけは平穏でないまんま、あることないこと書いてしまえる人が多いから。
>>725 なんというか、一種の自己破滅型なのかもしれないですね。
「文学」に期待をしすぎた「普通」の感覚のひと だったのかな?
しかし、本当は桂さんなりの視点や文章が新鮮だったのに、そうではなくて
「体験そのもの」が面白かったとか同じ体験なら別の人にも面白いものが
書けたと思いこんでしまったところが悲劇なのかも。
それに、平穏な日常を切り取って秀逸なエッセイを書くことだってできただろうに。
「非日常を描くのが文学」と思いこんでしまった悲劇ともいえるのでしょうか・・・。
727 :
無名草子さん:04/10/07 01:36:44
今日ブックオフのパチモノ見たいな店に行ってきた。
文庫の所に「青春がくる」があったので手にとってパラパラ見たら
ちょうど青地君がモリに謝っているところだった。
単行本の所には「森村桂 宮殿に住む」があって、口絵に何枚か写真が有った。
えらくブスだと言う覚えがあったんだけど今見てみると美人ではないけど
上品で明るいお嬢さんだった。
どの写真も長いドレスを着ていて別に変ではなかった。どちらかと言うと似合っていた。
森村桂さんの御冥福をお祈りします。
>>726 >本当は桂さんなりの視点や文章が新鮮だったのに
そうだよね。だから、ケーキの店をやるにしても、
その気になれば、発見はいくらでもできたと思うんだよね。
若いときの海外体験が、当人にとってもそれだけ鮮烈だったのかもしれないけどね。
>>728 もっというなら、桂さんだからこそできた海外経験だったのに。
純粋な桂さんだからこそ、旅行先であんなに温かく接してもらえたんでしょうね。
そういう読者の気持ちが伝わらなかったのかと思うと、すごく残念です。
730 :
無名草子さん:04/10/07 02:06:59
>>723 そう、もう止めましょうね。
ただ私は姉がDV被害者で裁判離婚(控訴されて離婚まで3年がかり)、DV被害と苦労については普通よりはよく知ってるつもり。
本人の気づいていない弱点に狡猾につけこまれて追い込まれる、森村さんのような普通のDV被害者と
西舘好子は絶対違うと思う。
色々発言されるなら、好子さんの本だけでなく、井上マスさんの本も読んで
少しは公平な目を持たれてから発言されたらどうですか?
>>ひさしの母親は子どもを孤児院に預けるような人だからね・・・。
サッチー並みの単純な決め付け発言に終始した好子さんの評論活動とそっくりな論調ですね。
マスひさし母子で納得がいっているのであれば周囲がなんだかんだ言うことじゃないでしょう。
戦後の混乱状況を女手で生き延びるという背後の状況を理解できない?
森村さんのケーキ本を読みはじめ中。(中古で買った)
それによるとアリスの丘の喫茶店は年間40日だけ忙しく、
後はほとんど暇なんだそう。で、何をしているかというと
材料のしこみ(フルーツの洋酒漬けなんか)をしたり
結構下ごしらえする事がある・・とあります
粉もフランスから輸入してたみたい。素朴に見えてもわりと
材料費かかっているかもね。
やめましょうねと言いつつ、
捨て台詞吐いて皮肉ってる730の醜さよ。
>>731 そうなの。
軽井沢は約半年が冬なので観光客相手の店は夏の40日と春秋の連休で
一年の収入のほとんどを稼がないとやっていけない。軽井沢価格といわれる
高い価格設定があるのはそのため。
フランスのカラカラに枯らした粉と、高いブランデーを使うことはM氏にも
譲らなかったね。そのかわりコーヒーはM氏の領分だったみたいだけど(w
734 :
無名草子さん:04/10/07 04:02:48
生まれて初めて読んだ文庫が、処女作の『違っているかしら』でした。
小学校卒業した春休みの13歳の時で、一気に読んだ、とても楽しい読書体験でした。
それから、折に触れ、自分も大学時代や初めての社会人となった頃など、この小説の
様々な一節が脳裏に浮かんだものでした。
それから、何年もたってからも、ああ〜、生きる事は一筋ナワではいかないものだワ、
と噛み締めるとき、やはり、この瑞々しい作品の事を
心の何処かで思いだしていたように思います。
数カ月前、ふとある拍子に図書館で借りて、再読したのですが、
明るくエネルギッシュな一面、悲痛な挫折感と傷つきが痛々しいように感じ、
やはりとても良い本であるという感想は同じでしたが、
かなり暗いようなダークサイドな一面も持った小説だと、改めて感じました。
エキセントリックで能力に恵まれた人は、周囲の人々を、その魅力で夢見させる一方、
本人の思いとは別に、反感を買ったり、辛い経験を積み重ねる事も、多々おありだった
と想像します。
作品に実人生を重ねる、という生き方もとてもハードなものだったように思います。
小説を楽しませて頂いた一読者としては、ありがとうございましたとお礼を云いたいです。
そしてご冥福をお祈りいたします。どうぞ安らかにお休みください。
>>730 性格悪いババァだな、あんた。
姉が殴られてたのは血か?
おまえが殴られればよかったのに
736 :
無名草子さん:04/10/07 05:19:02
>>730さんへ
何を言われてもここはしょせん2ちゃんねる、気にしないように。
737 :
無名草子さん:04/10/07 07:38:33
しょせん2ちゃん等と言ってるのなら、出入りしなければいいんじゃないですか?
738 :
無名草子さん:04/10/07 10:56:23
昨日、それ朝の下巻読んでたんだけど。
ジローは、「結婚生活は11年半だったから、その生活を忘れるには倍の23年
かかる」と離婚後、桂さんに言ってる。
もしかしてその言葉を桂さん、おぼえていたのかな?って思った。
アリスの丘、行きたいなぁ。
桂さんにお線香あげて、ゆっくり休んで下さいね。って言いたい。
>>736 自分で自分にファイト!ですか
笑わせやがる
740 :
無名草子さん:04/10/07 11:19:56
それでも朝がくるに出てくる、少女時代から有名な霊能力者Fって
むかしハワイで事件で亡くなった コトトメさん(だったかな?)
の事かな、と思った。
コトトメさん!(久しぶりに名前聞いた)
けっきょく犯人の福●雷太ってどこで服役してるんだろ?
スレ違いごめん。気になったもんで。
742 :
無名草子さん:04/10/07 12:25:56
>>740 コトトメ話の中で
結局占い師は無理で
吸血鬼がどうのって出てきたけど
吸血鬼の必然性が全然わからなかった。
743 :
無名草子さん:04/10/07 12:52:00
悪霊が強すぎてスペインの吸血鬼と同じって言われたんだよねw
フジタコトトメさんでしたっけ?日本にいた頃は天才少女と呼ばれていたん
ですってね。超能力者の最期は悲惨だというけれど、その通りになって
しまって‥‥
745 :
無名草子さん:04/10/07 13:15:54
そうですね。Fさんが本人だとすれば 霊界とのしてはいけない取次ぎ
をしてるから、天罰を受けるのではないか・・ と怯えているという
記述をちょっと考えてしまった。
谷口正彦を以下のサイトで姓名判断
ttp://kakimoto.aimnet.ne.jp/index.html ・表面温和だが多少強情で、なかなか腰を上げない
・理屈を知っていながら、自分の心が思う様にならない
・どっちつかず、神経質で喜怒哀楽が激しく、冷酷でドケチ
・人をあおっといて都合が悪くなれば自分だけ逃げる事を考える
忍耐力とスタミナはあるが強情、片意地で二重人格
・おたく系、うつわが小さい、くどい、生意気になりがち
・頼もしく、人の面倒見は良いが、横着で怠け者で人をアゴで使う傾向がある
・甘えん坊,そとずらがいい、八方美人で中にはゴマスリも多い
・いくら良い家庭に生まれても両親の愛情無く育てられた為に心が寂しい
世の中、銭!銭!銭!という考え
747 :
無名草子さん:04/10/07 14:37:04
でも性善説を信じてた位だから、嫌なやつであればあるほど
私だけは見方になってあげよう。ってより情を深めたっぽいね。
748 :
無名草子さん:04/10/07 15:41:02
>>性善説を信じてた位だから
もし、本当の意味で性善説を信じていたのなら、あそこまで傷つかなかったと思うよ。
性善説信者の極端な例は宅間の妻だけど、宅間の妻であることに納得しちゃってる。
森村さんはむしろ、性善説を信じる自分でいる必要があった、みたいな感じじゃない?
もちろん、計算が無い人だし普通の人よりは性善説に傾く要素は大きかったと思うけど、
本やら何やらで善人っぽい森村桂のイメージが膨らみすぎているということに、
本人もジローも気づいていなかったと思う。
ジローが雪男探検から戻って無職になった時、森村さん結構気をもんでるでしょ。
ジローにしてみれば、まあ待てや、と言いたい所だし、
性善説っぽく森村さんに暢気に構えて居て欲しかった。
そんなこんなで、ジローの期待する森村さんとちょっと違うものを感じて、
イライラ八つ当たりしたくなる、喧嘩になる、相手を粗末にしても何も感じなくなる、結果離婚。
「それ朝」であそこまでいろんなものを炙り出したのなら、もっと徹底的に逃げずに自分自身に立ち向かって、
久田恵が言う「空が青いだけで勝手に幸せになれる」境地に立って貰いたかった。
>>734さんに全く同意!
749 :
無名草子さん:04/10/07 19:11:06
森村桂さんの本に会えてよかった。ありがとうございます。
>733
清里はスキー客なんかも来るみたいだけど、軽井沢は夏だけなのか。
自分、スキーしないから知らんかった。
だから、旧軽井沢なんかはちょっとシーズンはずれるとみんな休業中なのか。
>>750 軽井沢はスキーはプリンスホテル内のゲレンデでしかできません。
あとはスケートですがスキーほど流行りません。雪もあまり降らない、
しかし降るとドカッと降ってそのあと凍りつく、車はチェーン着けてもすべる。
人来ない。冬は開店休業みたいになります。
「それ朝」読み通すのがつらい。
薄い文庫2冊ぽっちなのに。息苦しい。
>>752 わたしは、動悸がして仕方がなかった。
せめてこの苦しさを夫と共有しようと思って話をしたら、
「そういう話、苦しくなるからやめて」と拒否されました。で、さらに実家の母
に話したら、「気持ち悪くなるから、話さないでちょうだい」と、これまた拒否
されてしまいました。
けれど、M・一郎さんが桂さんの一生を引き受けると宣言したところで
泣けました。
754 :
無名草子さん:04/10/08 00:27:36
「それ朝」は桂さんの心の中がマグマのように噴火し
書かずにはいられないものを、渾身の気力と体力をふりしぼって
文章に書き上げた作品。
755 :
無名草子さん:04/10/08 00:37:40
今日バナナケーキ、初めて焼いてみました。
アレンジでクリームチーズも混ぜ込んでみたら美味しかったです。
分量は、桂さんの本の通りで作ってみたんだけど、天板いっぱい
にはならず、薄〜くなったんだけど。。
スティック状に切ってもいいかな。
それ朝はつらいね。 今日はバターのいい香りに包まれて幸せ
な気分にちょとだけ、なりました。
756 :
無名草子さん:04/10/08 01:00:29
お会いしたことはないけれど、
私にとって桂さんは大切な、大切な人でした。
この空の下、どこかに桂さんが生きていらっしゃるというだけで
結構励みになってたんですが。
桂さん、本当にありがとう!
>>755 本のとおりだとオーブントースターがちょうどいいみたいですよ。
それ朝で不思議だったのが、異常なほどの結婚願望だな。
離婚後は「顔のない人でもいい。今にも死にそうな老人でもいい。結婚したい」だし。
「独身のまま死んだりしたら、あの世で待っていてくれる人がいない。魂はずっと
無明をさまよう」とまであって、はあ?そりは何かの宗教では??と言いたくなる。
群ようこと足して二で割ればちょうどいいかも。
それ朝って出した頃、結構話題になったの?評価とかされたのかな?
Book Offで上巻だけ立ち読みしたけど、婦人公論とか、昔あったWith
とかの 読者離婚体験談みたいな感じがする。文章も雰囲気も。
書き下ろしじゃなくて、雑誌連載だったの?
婦人公論で連載されてました。
バナナケーキ、重曹使うと本当に紫のすじが出来て楽しいですね。
図書館で父の思い出、という1993年出版のエッセイ見かけました。
パラパラめくったら、●●にあたって(ウィンナーだったかな)
おなかをひどく壊した、とかやはり身体の不調ネタが満載でした
762 :
無名草子さん:04/10/08 10:55:02
最新刊で、アリスの丘を始めた頃の記述があって、ある本がベストセラーに
なりその印税で高級ブランデーなどを大量に買い込んだ・・ってあり、
これってそれ朝の事だろうな、と思った。 古本屋でもよく見かけるしベスト
セラーだったのでは。
>>758 私も思いました。あの世の魂の事を一番に考えていて、発想がやっぱり
独特だなぁと。でも特定の宗教はもってないみたいで、夢か現か観音様がみえた
たけど、今までアーメンって祈ってきたからへそを曲げたら困るって、神様仏様
観音様、そしてお父さんってみんなに祈ってるのが面白かったw。
Mさんも生涯愛する人はただ一人っていう信念が貫かれていて、すごいなぁと
思う。
「山下氏」のコメントは無いんすか?
それでも朝が来る を読む限りはケチョンケチョンに書かれたが
「山下氏」は「書くな」って言っていたのが、最後には「思いっきり悪く書け」って書いていたな。
実は、山下氏、善人?
764 :
無名草子さん:04/10/08 11:18:28
山下氏も今回の訃報にショックを受けているだろうか。
夜空にそっと涙を浮かべる哀愁のある男の背中・・・(イメージね)
いつか会ったら「ありがとう」と感謝を込めて言いたい。ってそれ朝にあるけど、
確かに戦友みたいな関係だったんだろうな。
765 :
無名草子さん:04/10/08 11:26:24
>>758 でも支離滅裂なんだよね。
いざ同年代の男性に会ってみると歯が汚くて嫌だとか
案外わがままな人だったと聞いてる。
山下氏には下女のように仕えたが
それ以外の仕事関係者には傲慢横柄だったとも。
柳美里ほどでは無いと思うが。
>>762 開店した年はちょうど「天国に・・・」が映画化された年で、それが当たったのかも。
お店にも知世ちゃん来たそうな。
1985年当時は景気も良かったし、映画のおかげで本も書店に平積みされて
いた記憶がある。
森村さんにとって希望の年だったと思う。
>>763 山下は善人と言うより、ええかっこしぃですな。
わたしが彼に持つ印象は、元々人格障害があってそれを森村さんが増長させた感じ
でした。
こういう人は上にいる人はへーこらして下の人には威張り散らしたりするので
森下さんが最初から強く出ていたら立場が逆転したかも。
767 :
無名草子さん:04/10/08 11:34:41
M・一郎さんも最初はすごい言われようだもんね。
顔も悪くてさえないパッとしない男って。
風采のあがらない三流芸能プロってかんじ・・という
例えがあるけど、最近知った話じゃ、ほんとに芸能プロ
にいたのねw
一昔前の「婦人公論」って一体どんな人が手に取るのかってくらい
扇情的で赤裸々な下品雑誌だったような・・・。
これ朝ってその路線に乗って書いちゃったものなのか・・・。
後で後悔したんじゃないかなぁ?
「12時の鐘〜」の方に、M・一郎さんと出会って気持ちも落ち着いてきたら
それ朝の続きがなかなか書けなくて困ったとかいう描写がありましたね。
>>768 「それ朝」はふた昔前ね。
婦人公論、プロの執筆陣はまともで、素人の「体験記」が
すごかったんじゃなかったっけ、見出しがすごいだけで
内容はどってことないんだけど。
それ朝は母が婦人公論を買っていたので殆ど読んだつもりだったけど、
今度の事で図書館で借りて読んでみるとハゲがどうのこうのってとこしか読んでなかった。
当時すでに「卒業した作家さん」という先入観があったからだと思う。
素人の体験記はよく覚えてないけど、ベルバラの作者(名前失念)のエカテリーナが
どうのこうのって漫画も連載されていた記憶も。
772 :
無名草子さん:04/10/08 16:15:13
私も図書館で、「それ朝」上下と「12時の鐘〜」読んできた。
M一郎を山下がバカにするに決まってるから見られたら恥ずかしい、みたいな記述まであってびっくり。
反対に山下には男としての魅力を感じている様子がたっぷり。
Mさん、道路にペッと唾だか痰だか吐いてたんだね。
やさしくしてくれるだけであんまり価値を見出せない相手との結婚に逃げ込んでも、
敗北感が強まるだけじゃないかなあ、と思った。
773 :
無名草子さん:04/10/08 16:50:22
「12時の鐘〜」と「天国に〜ふたたび」の2冊連休中に入手したいな。
774 :
無名草子さん:04/10/08 18:01:19
「愛という魔法のお菓子」に厳しい旧家に嫁いで小遣いがもらえず、
シュークリームの材料費が欲しいがために、体験記を雑誌に投稿、
原稿料がもらえたが、編集者が「本にしましょう」と家に訪ねてきたために
投稿がバレ、家を追い出されるというお話があったね。
今思うと予言めいていて、ゾー。山下以外の男と結婚しても、いずれ私は
捨てられるという恐怖に怯えていたように思う。実際に行動に移してない
だけで、色々なタイプの女と関係しては自殺未遂を繰り返す
「人間失格」の主人公のよう。(けして中傷するつもりはありません)
「あの人のお父さんがいけないのですよ。私たちの知っている葉ちゃんは、
とても素直で、よく気がきいて、あれでお酒さえ飲まなければ、いいえ、
飲んでも、……神様みたいないい子でした」(人間失格)
森村さんの場合は育児に熱心でなかったお母さんが原因で、妻としての
満足感を得られなかった気がする。M・一郎さんも色々変な所があったかも
しれないけど、どこの夫婦にも可笑しな所はあるよ。
775 :
無名草子さん:04/10/08 18:16:22
Mさんはそれ朝読んで本当に奇跡の救世主だな、と思った。
身体は気持ちより正直で、Mさんと付き合って禿もなくなり、お医者さん
も、Mさんと会ってから調子良いからもう来なくていいよ
と言う位。 逆にMさんが甘やかしすぎてしまったのか・・
二度目の結婚は桂さんが女山下になってしまったという説。
親しい人(男とか子どもとか)と接するとき、専制君主と奴婢の
どっちかでしか接することが出来ない人っているよ。中間がないの。
橘由子ってライターが他人から言われたっていう言葉だけどさ。
この人もアダルトチルドレンで離婚したんじゃなかったかな?
>>774 「愛という魔法のお菓子」で追い出される話、追い出すのは姑だけどね。
ただあれに出てくる4人の「夫」みんな結婚したとたんに嫌な奴になっちゃう。
実際の人物がモデルだけど山下氏と並べるとそのレベルに落ちて見えちゃう
のかなと思った。山下氏の悪影響が感じられる。
ただ構成はとても上手くできていて面白く、プロの作家だなあと感心します。
もっとフィクション方向で沢山書くとよかったのにな〜。
まぁ擬似エッセイ作家の森村桂と結婚することは、
サイバラと結婚することと同じで、ダンナも覚悟が必要だったってことだな。
779 :
無名草子さん:04/10/08 19:09:54
彼女の書いたものを読むと、夫は結婚した時点で完成品でその後一緒に
成長していこうとか、教育しようとする気があまりない気がする。
うちの旦那もティーバッグは絞るし、コーヒーは出がらしになってもお湯を
そそぐような人だった。育った家庭がそうだったんだけど。
これではたまらんと、美味しい喫茶店に連れていったり、正しい淹れ方を
書いた本を読ませたり、情報番組でその手の話題を見せたり、何年もかけて
教育した。教育が行き過ぎて、今ではこだわり屋に変貌。反省してます。
夫に不満を持ちながらもついて行く、というのが彼女の世代の美徳なの
かなあ。九州男児の谷口氏の影響も否定できないけど。
今だったら、
「そんな男と結婚するほうがバカ」とか
「そんなに嫌なら別れたら」と言われそうな文面がいっぱいある。
谷口と別れる少し前の雑誌で
「夫はあんまりな人だけど、この前母を登山に連れて行ってくれたんですよ」
とみたいな事を話していて、子供心に
「この人離婚しそう」と思ったことがあります。
780 :
無名草子さん:04/10/08 20:54:55
ケーキを美味しくなかったって思うのは勝手だけど、どうして粘着に
美味しくないと結論づけたがる人がいるんだろう。
行った事ない私にすれば、美味しくない意見も美味しいという意見も
自分が行って判断しないと解らないから、たいして気にもしないけど、
絶対美味しくないとか、必要以上に叩く人って不思議でしょうがない。
なんか恨みでもあるのかな。 もし私が行ったことあって、気を悪く
してもせいぜい自分の意見カキコして終わりにするけど。
話の流れ切ってすみません。ニュース板の方とかそういう人がいて。
なんかギスギスして嫌だなぁと思う。
ニュース版の方はもうなくなっているからわからないけど、粘着に美味しくないと
繰り返し書きこんでいるというより、それだけ訪れた人が多かったんだなという
印象を持ちました。
ただ本を読んで期待して行っている人も多いのだから、期待が外れると
失望感が強いんじゃないかな。
それにお金を払っているわけで、非常識と思えるサービス(例えばとっての取れた
カップとかさ)を目にしたら面白くないのも当然だと思えるんだけど。
まあ、中には本の舞台になった場所で作家が作ったかもしれないケーキを食べるだけで
大満足ってファンもたくさんいると思うが。
私は二度ほど書いたがケーキ自体は私の口にも合って美味しかった。
元々焼菓子系がすきだというのもある。
だ店がクレンザーの開き容器がころがってたり、日に焼けて隅がまくれ上がった張り紙、ダンボールなどが雑然としていて汚かった。
よくいる、女をアピールしたい菓子作りの好きな不潔なタイプの女の人みたいな感じで損してると思う。
素朴な質問ですが、森村桂作品が文庫から品切(絶版?)状態になっているのはなぜ?
天国にいちばん近い島なんかはリニューアルしなければならない表現があるかも
知れないけれど、それなりにいまでも読まれそうな気がするんですが…
まー、美味しく無いと感じた人は、森村さんとは方向性の違う味覚を持っているというだけだと。
てか、「甘いのが駄目」「牛乳苦手」な森村さんが洋菓子好きという時点で、
何か矛盾したものを感じるのは確かだが。
(例えば森村さんは生クリームにはほとんど砂糖を入れず、洋酒をたっぷりいれてゆるく泡立てるそうだが、
自分は生クリームにはある程度砂糖をいれた方が風味が立つと感じるし、質のいいクリームに酒を入れると
クリーム本来の味わいが暈けると思う。緩く泡立てた方が美味しいのは確か。
多分、牛乳嫌いの森村さんには生クリームから感じるミルクの風味や香りが嫌に感じたんだろうと解釈している)
後、Mさんが喫茶で出す飲み物をけちったのに関しては、そうでもしないと家計が維持出来ない程
逼迫してたんじゃ?
再婚の時点で森村さんには借財まであったそうだし、再婚後はMさんも仕事辞めてしまったし、
森村さんもほとんど本出さなくなってたし。
785 :
無名草子さん:04/10/08 23:50:07
とっての取れたカップには笑ってしまったけれど
実際自分だったら、他のお客さんには出せないカップを
自分に出されたような、バカにされた気になるかもしれないし、
高い料金を払わされた上、バイトの人の態度が悪かったりして、
その時のイヤな気分がよみがえり、ネガティブな書き込みを
せずにはいられない人の気持ちもわかる。
>>783 絶版になってしまったのは単純にもう売れなくなってしまったから。
当時海外旅行が珍しくてしょうがなくまた嫁入り前の女の子ならもっとなおさらで
注目が集まって当然だったと思う。
彼女の書いたものはどんどん時代に取り残され、実際にわたしも皇室関連の番組でちらっと
拝見する時ぐらいしか思い出さなかった。
離婚して再婚したのも知っていたけれど、きっと楽しげにケーキを焼いていてそれまで
蓄えていた印税もたくさんあって、悠悠自適だと思っていた。
今回の訃報であらためて彼女の著書を読んでみて、気がつくことがいっぱいあった。
わたしの想像以上に人生の辛酸をなめてらしたみたいで、できるならずっと生きていて
軽井沢でケーキを焼いていてほしかったです。
もしいつか軽井沢を訪れる時があったとしても、口の中でぱーっと広がり噛むとジンジン
音がするケーキはあるのかな?
食後どんな感想を持つにせよ、食べた人はうらやましいです。
787 :
無名草子さん:04/10/09 00:21:27
森村さんみたいな人がいる日本といない日本、
ニュアンスが違ってくる。
788 :
無名草子さん:04/10/09 00:30:55
北の国からで五郎さんが、夢に描いていたガラクタの街・・
(色んな廃材を利用したり、使えるまでモノを大事にするという)
たぶん三宅さんは、天然でそういう考えをお持ちのようだから、
そういうコンセプトでお店をしていたらまた違ったかもしれない。
ティールームとかケーキという言葉より、素朴な焼き菓子の店・・
とかね。
>>783 文庫といっても各社のがありますね。
角川文庫だと約40冊収録されていました。それを10年ほど前に6冊ほどに
しぼってあとは絶版にしたようです。
代表作の「天国にいちばん近い島」はそのとき改訂されたと思います。
(今手元にないのであやふやですみません)。
絶版の理由は推測ですが、出版社、書店とも1人の作家にかけられる
お金、スペースは限られますから、作者と協議のうえで代表作を残して
時代に合わなくなったものを削ったのではないでしょうか。
「天国にいちばん近い島」などはまた重版がかかると思います。
ニュー速+のスレも芸速+のスレも落ちちゃった。
夕方まではあったのに。でも変なアンチが多くていやだった。
ニュー速+は450程度だったけど芸スポ+は800超えてた。
1000まで行ったのかな。
その変なアンチが流れてくる悪寒・・・
>>789 その10年前ぐらいにでた角川文庫版はカバーも桂さんの絵で新装。
正直言ってその前の原田治の39作がかわいくてすっきりしていて
桂さんらしくて好きだった(背は薄い灰緑色)。その前の緑背のときは
久里洋二だったけどいまいち。
793 :
無名草子さん:04/10/09 09:43:52
ティールームはいつから再開するのでしょうか?
今年中に行ってみたいです。うち、九州だけど。
このスレ、下がってると淋しい。
794 :
無名草子さん:04/10/09 10:16:22
私も九州です。 いつかは行ってみたいと思ってます。
行ったら感想聞かせてくださいね。このスレが続くことを願って。
昨日、取り寄せた 天国に〜の本が届いて読んでるところです。
結婚前に桂さんの存在を知って、結婚生活の本を主に読んでたので。
青春モノは読まず嫌いでしたが、面白いですね。もう引き込まれて
しまいました。
>>793長野県北佐久郡軽井沢町長倉4-170
電話 0267-42-8253
電話して聞いてみるといいですよ。
楽しい旅になるといいですね。
わたしはここも興味があるけど、西荻のこけし屋さんはまだあるかな。
796 :
無名草子さん:04/10/09 11:42:51
796さん、ありがとうございます。
感激です。
797さん、行ったら必ずレスしますね。
797 :
無名草子さん:04/10/09 11:45:07
すみません、感動のあまり番号を間違ってしまいました。
とにかく、ありがとうございました。
798 :
無名草子さん:04/10/09 11:53:29
もう29年も前、まだ子供だった私はファンレターを
出した事があった、何せランドセル時代なのできっと
返事が来るものと信じて疑わず、でもあたりまえの事乍ら
返事は来ず・・が翌年の元旦、「良いお年を!」と書かれた
年賀状が届いた、本人の似顔絵?付きで。
森村先生、ご冥福をお祈りします。
799 :
無名草子さん:04/10/09 12:30:33
良い話でつね。
>>798 手紙に返事を書こうと思うと、「これでも一応作家だから、文章がヘンだと
笑われる・・・」と思ってしまって書けないので、申し訳ないと思いつつも
年賀状で済ませている。本当はすぐにでも返事を出したいのに、心苦しい
とエッセイに書いてあったよ。
798さん、うらやましい。
801 :
無名草子さん:04/10/09 13:16:13
私も行って、美味しくない汚いと感じたけど、本で家事が苦手で不器用だらしない、
と知ってたから驚かなかった。
あまり知らない人が、森村桂=軽井沢アリスの丘、ステキ、すっごく美味しいケーキ、
のイメージを期待していけばがっかりするのはわかる。
昔テレビで森村さんが、服作りなんか簡単、その辺の服をジョキジョキ解体してそれを型紙にすればほら出来上がり、
とやってるのを見て、この大雑把な人が「暮らしの手帖」に居たなんて!?!と思った。
絵はヘタウマ路線があるからなんとかなるかもしれないけど、大雑把でテキトウにやればいい式の人が
モノづくりで勝負するのはちょっとシンドイのでは。
発想はユニークなところがあるんだから、もっと戦略的に森村ワールドを具現化できるやり手(例えば山下氏)
みたいな人がついていれば、違っていたのかも。
経済的なことも含めて、前の結婚が良かった、という呪縛から離れられたんだろうか?
802 :
無名草子さん:04/10/09 13:52:53
今がうまくいってないと昔の栄光を美化して考え勝ちになるのでは?
”死んだ子はいつまでも可愛い”式に。
803 :
無名草子さん:04/10/09 14:13:04
>今がうまくいってないと
昔と比較して苦しむのなら、再婚しないという選択肢も有りですよね。
でも、当時は再婚で救われると思ってた…
「それ朝」時点で、自殺を考えるけどやっぱり地獄がl怖いからできない、みたいなこと書いてる。
なのに自殺しちゃったということは、心の奥底で今の結婚に納得することができなかった?
804 :
無名草子さん:04/10/09 14:27:20
そう思ってみると桂さんの書いたものに、自殺は絶対いけない、という記述が
なかった気がする。
「それ朝」によると、死を思い留まったのは、このまま死ぬと自分には向こうで
待っていてひとつにぴったりと合わさってくれる魂がないから、このままでは
死ねないってことじゃなかったかな。
離婚してはいけない、と固く思う人が、自殺はいけない、と固く思ってはいない
ようなバランス感覚を欠いたものを、高校生だったけど感じた記憶がある。
今、桂さんの魂が安らかだといいなとホントに思います。そう祈りたいと思います。
805 :
無名草子さん:04/10/09 15:07:41
>>801 山下はヒドイ男だったけど、それでも同時に唯一の
戦略的に森村ワールドを具体化できるやり手だったのかしら…
処女作以上の作品を書くのは難しいと言われるのに
森村さんはベストセラーを書きまくってたし。
806 :
無名草子さん:04/10/09 15:15:42
欝病になったことがある。
とても軽いもので、医者も通院でいいといったし、実際通院で治った。
でも、その時は死にたくてしょうがなかった。
家族は関係なかった。
>>806 鬱病は純粋に脳の器質的な問題だけで引き起こされるわけじゃないでしょう。
セロトニンを増やすべく抗鬱剤を飲めば鈍感になって凌ぎやすいのは確かだけど(当方SSRI歴4年)
根本的なストレスを乗り越えられる心の強さがないとダメだわ、やっぱり。
生き難さの原因は人それぞれだけど、生育歴や対人関係など人生観を形成する要素、
結局人に起因するんだよね。
808 :
無名草子さん:04/10/09 16:43:17
4年か…
きついですね。
私の原因は職場でした。
残された家族を思うとつらいです。
だれが何と慰めても自分のせいもあると思いそうで。
桂さんもそれを悲しむような気がして。
809 :
無名草子さん:04/10/09 16:53:24
>>805 う〜ん、私もよくはわかんないですけど、
即決即断の人(本に書いてあった)、
グチャグチャの森村さんの部屋をさっと片付けてしまう手際のよさ、
愛人がいるのに慰謝料を払わず逃げおおせて、
財産分与ではABCとランク付けで貢献度を計算する抜け目無さ、
で、なんとなく山下ジロなら、と思っただけw
810 :
無名草子さん:04/10/09 17:28:49
今日は雨ですが、皆さんの所は台風大丈夫?
暇なんで、ジローさんの本名でぐぐってみたりしてました。
色々発見あり。 今も著作があるらしく、いらした出版社で育児関連の
本を出してる。復刊希望の所では、旬の魚の本というのも出してるし、
98年には日本最高齢でなんとか山に登頂成功!とか。
部下だったらしい人のHPでは、仕事が丁重で天才的な勘がある人だった
、たまたまその人が桂さんの読者で知らずにその話をすると「その話はするな」
と言われたとか。 仕事は出来る野心あふれる人だったんですね。
811 :
無名草子さん:04/10/09 20:42:41
仕事のできる人だったらしいことは桂さんも書いていましたよね。
DV夫でも、そういうところは大きな魅力だったでしょうね、
分かる気がする、、、。
812 :
無名草子さん:04/10/09 20:50:40
それに引き換えMは…
とツイツイ思ってしまう毎日だったとしたら?
失った物の大きさが身をさいなみ…
分かる気がする、、、。
813 :
無名草子さん:04/10/09 21:29:21
山下ジローの生きざまは今後も目が離せない。
814 :
無名草子さん:04/10/09 21:40:51
ネットで「桂の焼き菓子通販」みたいなのは無いの?
815 :
無名草子さん:04/10/09 22:27:32
ネットでは見た事ないですね。
電話で注文するしかないのかな。
クリスマスの頃は注文が殺到するような事書いてましたね。
816 :
無名草子さん:04/10/09 23:32:58
夜中風呂場にバナナケーキ片手に出そうで怖くて怖くて。
817 :
無名草子さん:04/10/10 00:11:51
前夫の谷口正彦さんの生年月日、ご存知の方いらっしゃいませんか?
私は趣味で占いをするので、森村さんをみてみました。
森村さんは一人では生きていけないと思うような女性的なタイプでした。
ですから離婚の衝撃に耐えられなかったのだと思います。
M一郎さんじゃ駄目だったとかそういう事ではないと思うのです。
それで前夫の方はどんな星なのかな?と興味を持っているので、
もしどなたか、ご存知の方がいらしたら教えて下さい。
818 :
無名草子さん:04/10/10 00:19:21
桂さんと同じ誕生日だったと思います。
クリスマスですよね。生まれた年はちょっとわかりません。
同い年だったのでしょうか。
819 :
無名草子さん:04/10/10 00:28:33
>>818さん
ありがとうございます。
でもクリスマスっていうのは、もしかして結婚した日のことかな?と
思ったのですが...
「それ朝」にクリスマスは二人の生まれた日だと書いてありましたが、
確か本などで見ると、森村さんの誕生日は1月3日だと思いますので。
820 :
無名草子さん:04/10/10 00:58:43
ともに届出は1月だか、お互いの誕生日は12月25日と書いてあった。
1つか2つ上かなと思ったが知らない。図書館で著書借りてきたらいかがですか?
>>818-819 ・・・偶然にも私たちは、互いに届出の日こそ一月になっていたが、生れた日が
一年ちがいの全く同じ日、十二月二十五日のクリスマスだったのだ。
「それ朝」上、p23
数え年の関係で不利だから(生後2週間で2歳になる・・・はず)、1月生まれ
で届けたんでしょうね。結婚は9月でした(「それ朝」上、p119)。
822 :
無名草子さん:04/10/10 01:31:35
…と、いうことは、桂さんは昭和14年12月25日(本の著者紹介などでは15年になっていますけど
今64歳ってことは14年だと思います)、谷口さんは13年12月25日、ってことなのかな?
>817さん、私もとっても興味あります、占ったら教えてください。
誕生日が同じだったんだ……。
なら、余計に運命の出会いみたいなもの感じちゃってたんだろうなあ。
824 :
無名草子さん:04/10/10 01:54:30
うん。卵の片割れだって表現してたね。
卵の片割れは一つしかありえないって。
自分のことは悪く書いてもいいって前夫は言ってたのでしょ。
結婚生活はどうあれ、作家として自己実現してもらいたいとは
思っていたのだと思う。それを彼女も望んでいた筈だし。
結局は初期のあまりにも闊達で行動的な印象が、広く特に若い読者を獲得
したことで、自己撞着してしまってどうしようもなくなったってこと
が全ての原因ではないのかな?最初の結婚で書けなくなったというよりは
作家として駄目になっているのに、書き続けなければならなかったことで
生活から何からどうしようもならなくなったのでは?
ネタを提供する周囲もすごくストレスかかったと思うんだよね。
>>824 卵じゃなくて、 りんご です。
「りんごの片割れ」という表現をはじめて聞いたのですが、よく使うん
ですか?
>>823 しかも12月25日だし、「神に選ばれた夫婦」くらいに思いこんでたのかも
>>828 そういうのってさ、洒落でやってるうちは楽しくていいんだけれど、
半ば以上本気が混じってくるとヤバいよね。
可愛いんだけれどさ。オカルトとの親和性が過剰になるのはヤバい。
830 :
無名草子さん:04/10/10 09:43:15
ttp://torso-worldx.web.infoseek.co.jp/bdata/kero/morix.htm それぞれの作品が初版で出た年譜が見つからなかったんだけど、
これだけ見ても谷口氏と別れた直後まで、次々新刊が出ていたのが分かる。
(昭和50年代半ばまで)
私自身は離婚した事を「それでも朝は」で知って驚いたクチなんだけど、
「天国に一番近い」の映画が公開された後(昭和60年代〜)には書店の
角川文庫コーナーに占める冊数が激減していて驚いた。私が赤ん坊の頃から
ずっと売れ続けている人、というイメージがあったので。
「それでも朝は」が出て、それぞれが世界を飛び回って自由に生きる、
それでも夫婦でいられる、という森村幻想が読者の中でも崩れてしまった
ような気がします。
谷口氏が福武に入れたのも、妻をベストセラー作家として駆り立てていた
面を評価されたのかもね。本を読む限りではネタ提供者にしか見えない
んだけど。
831 :
無名草子さん:04/10/10 09:51:24
>>824 この地球のどこかに、私のもうひとつの「りんごの片われ」がいて、私と出逢うのを待っている。
片われと片われは、ピタッとあわさり、一つのりんごになる。それが結婚だと。
と「それでも朝がくる」の最初のページに書かれてます。
「卵」の片われでなく「りんご」が正解。
谷口さんは心の底から「自分が作家森村桂のプロディースをしていて、自分がいないと
本が書けない」と痛々しく勘違いしていたんだと思う。
自分で本を書いて、それが当たらないのを垣間見て挫折してたかも。
同じ誕生日の人間なんて、この世に履いて捨てる程いるのにねえ…
ちなみに自分は元旦生まれ(もう数えで年を数える時代では無くなっていたので、本当に元旦に生まれたらしい)
だが、大学に入学したら同じクラスに『同じ年の元旦に生まれた』人が3人、『一年前の元旦に生まれた』人が
一人居て、これからこの5人でアパッチ野球軍でも作ってしまうのかとドキドキしたが、
結局別にクラスメートと言うだけでその後の進路も全く別々だった。
「アメリカへ行く」を読んでたら桂さんが旅の最後のニューヨークで疲れて
しまって、現地の先輩や知人には体力の無さがわかってもらえず「折角
来たのにもったいない」と言われ、ダンナさまはアメリカで寝てくりゃいい、
とにかく体が大事だと言ってくれたことを思い出して恋しく思うシーンが
あって、この頃はまだいい夫婦だったんだなあとしみじみした。
それにしてもご存命のうちに軽井沢に行っておきたかった…
まずくても美味しくてもとにかく「桂さんが美味しいと思っている味」
というのを味わってみたかったよ。
しかし、掃除や生理整頓が苦手な人がお菓子作りが好きってのは
なんとも皮肉だな。
お菓子作りってマメで几帳面な人でないと上手くできないと思うから。
材料や衛生面の管理なんか。
森村氏は自分の本来の性格と「こうありたいという理想像」が非常に
乖離していたという印象を受ける。
836 :
無名草子さん:04/10/10 14:23:08
>>810 ジローさんは98年に日本最高齢でなんとか山に登頂成功!され、
その時期あたりから森村さんの体調が思わしくなくなって
今回の訃報につながり、明暗を分けてしまったのですね。
837 :
無名草子さん:04/10/10 14:46:25
838 :
無名草子さん:04/10/10 15:04:11
うんうん。花形に切ったゆでたまごかなー、生卵だったら崩れちゃってひとつに
なんて合わさらないしなあ、、、とかね(w
でもりんごと解って笑えたからOK。
839 :
無名草子さん:04/10/10 15:33:58
卵の殻だったら中身ナシになっちゃうねw
「天国に一番近い島」旅行したとき、片道2週間かかったと思うんだけど、
健康上の不安はなかったのかな?
(生まれつき心臓弁膜症の様なので)
貨物船の場合、船医はいないよね?
840 :
無名草子さん:04/10/10 15:58:16
どうして途中からお菓子に路線変更したのかな。
文筆一本槍で行けなかった理由は何なんでしょうか?
>>840 文章も最後まで書いてたけど情熱がお菓子の方により
傾いただけです。
路線変更でなく(初期の作品からお菓子は切っても切れない)
本格的にお菓子に取り組んだという感じです。
>>839 口には出さずとも命がけで行ったんだよきっと。
許してくれたお母さんは偉いと思う。
843 :
無名草子さん:04/10/10 16:35:17
>>841 Thx!
最近は読んでいないので、お菓子専業かと思っていました。
844 :
無名草子さん:04/10/10 19:23:03
>>816 幽霊でもいいから、森村さんにお会いして
「ありがとう」を言いたい。
810-830
それ朝の後半に出てきた
「カチといると甘えちゃってダメなんだよ俺」
というセリフ、
この人の吐いた言葉のなかで唯一の真実って感じ。
・ムードメーカーで、それが生活や仕事のパワーにつながる人。
・刹那的享楽的で、いいなりになる周囲の人を紙くずのように疲弊させる
サイコパス的暗黒面をもった人。
桂さんは望まずして、この彼の両面を
何倍にも引き出す鍵になってしまっていたように思えました。
>656
遅レスですが、私もあの整体師は怖かったです。
まんまと山下に洗脳されてしまって…。
口答えに平手打ちだの、
気に入らない食事はひっくり返すだのっていうのが、
DVではなく「女房のしつけ」として
割とふつうに捉えられてた最後の世代かもね。山下、森村ともに。
評論家や作家でも、二昔前くらいまでは
いまから読むと信じられないくらい、
女性や自分の妻を必要以上に粗忽で暗愚なものとしておとしめて書く人多かったし。
それでユーモアのつもりかみたいな。
>>846 そんな時代に平手打ちシーンを目撃して
「おまえの夫は、ナポレオンのつもりか? どうして、あんなに言いなりに
なるんだ?」と呆れた、ニューカレドニアの人がまともすぎる・・・。
悪しき因習から抜けきるのには世代が必要だよね。
因習につかって育ちながらも反発する先駆者が、輝かしい理想を掲げ
少しずつ矛盾を修正していって、
気付いたらその子や孫は苦もなく……という感じ。
849 :
無名草子さん:04/10/10 21:50:24
昨日、「ふたりは二人」を読み返してみたんだけど、
二人の結婚を止めようとした旦那友の奥さんが出てきたり、
絶対信じなかった旦那友達がいたりしたんだね。
結婚しなかったら、どうだったんだろうと思ったりしました。
850 :
無名草子さん:04/10/10 22:07:36
ご両親を好きだったけど
二人の関係は良しとしていなかったのかも。
家事をしなくてもやっと入った原稿料を高価なすき焼き肉を買って
消費してしまっても文句ひとつ言わず甘やかす父。
経済感覚もなく家事もあまりせず家庭的でない母に
収入の不安定な父。
その代償が山下との結婚だったとしたらあまりにも・・・
851 :
無名草子さん:04/10/10 22:22:23
ああ、そうか、だから山下は頼れる仕事のできる男としての面が強調されて出てくるんだね。
子供にとって安心できる頼れる家をつくろうとしなかったという点で
お母さんにされたことってじゅうぶん虐待のような気がする
ネグレクト?
お母さんの浪費をとめようと、やりくり上手な子になるって
立場が逆だ。
>845
離婚後第三者に
森村さんの話はするな、といったエピソードが上の方にありましたが
桂さんの前で悪魔になる自分に
多少なりとも負い目があるのでしょうか・・?
森村さんの親程度で虐待というのは行き過ぎでしょう。
誰もが完璧な親に育てられるわけじゃない。
大人になれば個々の条件を乗り切るべく、
自分で自分を育てていかなければならないのではないでしょうか。
森村さんは離婚でズタボロになった時、自分を山下氏を親を徹底的に解釈すべきだった。
それができていれば、死ぬことは無かったと思う。
前に向く力はあった筈の人なのに、山下氏に依存して卑屈に慣らされてしまったのが残念。
「血脈」の佐藤愛子のように成長した視点で報告して欲しかった。
855 :
無名草子さん:04/10/11 00:27:26
>>820-822 誕生日の情報ありがとうございました。
森村さんも誕生日が違ったんですね!? 私が占ったのは公表されている方の
誕生日でしたが、相当当たってると思ってました。
でもプロの占い師さんも、届け出の誕生日と実際の誕生日が違う場合は両方
調べて両方みるといいって言っているので、当たっててもおかしくないのかも
しれません。
実際の誕生日で占っても、くよくよと、ああでもない、こうでもないって悩む星
は出ています。でも、こちらはもっと楽天的な星なんですよね。
ただ、お料理(お菓子作り)好きな星はこっちかな?
それから谷口さんの実際の誕生日(13年12月25日)で占ってみたんですが、
そんな乱暴な星は見当たらないですね。
細かくて、気にしいな人だけど、サービス精神旺盛な感じで、女性にもてそう。
だから離婚は仕方ないかな...この誕生日の星が、という事ですが
この日生まれだと仕事運があまり良くなくて苦労する感じです。
もっと自己中でひどい星を想像していたのですが、もし本当にこの日生まれなら
うーん、小説は森村さんの主観で書かれた=実際はどうなの?って感じ。
ただ、谷口さんも届け出の誕生日があるでしょうから、そちらもみてみないと
何とも言えません。
856 :
無名草子さん:04/10/11 01:14:27
>853
負い目なんて全く無いと思う。単に、話はするな、森村のモの字も出すな、気分悪いだと思う。
離婚後、池の字聞くだけで池上思い出し気分悪い。天国の本読んでた人がいて気分悪くなったよ
と言い放った男だよ。別れた女に対して思いやりの優しさすら持ち合わせていない。
アンタは過去の人!過去の人!別れたら赤の他人。(この言葉もキツ過ぎる)
もれ、アンタに関連すること思い出したら気分悪いわ。アンタは過去の人、過去の人と言われたら、
相当傷つくわぁ〜。森村さん貴方は人良すぎわぁ〜。
>>856 そんな最低な人間っているんだ…
地獄に落ちてほしい
夫の実家で夜中に情緒不安定で泣き出し
姑に「一緒に寝てあげる」といわれてすごく嬉しかったけど
やっぱりできない……というところ悲しかった。
親に無条件に許されて安心させてもらったことがないから
人との距離の取り方がわからないんだと思う。
相手は責められずいつも自分を責め
我慢さえすれば(恋人、親)で居てくれる・・
という「人良すぎ」なつきあい方ばかり選んでしまう。
このひな形をつくったのはやはりお母さんのように思う。
>そんな乱暴な星は見当たらないですね。
>もっと自己中でひどい星を想像していたのですが、もし本当にこの日生まれなら
>うーん、小説は森村さんの主観で書かれた=実際はどうなの?って感じ。
ある特定の人物には悪魔になれてしまう心の闇は誰でもあるよ。
もちろん経験を元にした創作という面もあろうし、全部信じるわけじゃないけど
たとえば、ささいな言葉尻をとらえて
謝るまで何時間も問いつめ、泣きわめきながら土下座までさせたら
「キチガイ」と言い捨てて出て行く、なんていう描写が100%嘘とも思えないなあ
>我慢さえすれば(恋人、親)で居てくれる・・
これ「家族、家庭」に置き換えた方がしっくりくるかも。
友人関係はけっこう広くて健やかそうだし
この人が判断おかしくなってしまうのは
こと「家庭」に関しての気がする。
自分が一方的に我慢しない限り成立しないというすり込みがあるというか。
作家にとって、不幸な生い立ちとか、家族関係がうまくいかないってのは
ある意味創作のプラスになるはずでもあるのにね。
ひとりでいられる強さがあったらよかったのになあ、森村さん。
そしたら書き続けることができたかも。
最後まで、内に抱えた空洞が満たされないままだったんだな。
>>854 イヤ 完全にネグレスト思う。
「それ朝」には子供の頃の寂しさが多々書かれている。
「オフクロ」という物に対する夢があった。私は自分の子供には、自分が味わった寂しさは、
絶対に味わわせたくない。
母は、母親らしさを求めてなじる少女時代の私に、表情を変えずにいったものだ。
「いいじゃない。お父さんがやさしいのだから」
(それでも朝がくる 上 P120)
完全にネグレストだと思う。 でした
864 :
無名草子さん:04/10/11 08:55:54
>>858 860 862
まったくその通りだと思います。
「ネグレスト」って何よw
森村さんが
実際子ども産んでたとしても、子どもにかかりっきり&
子ども第一の人生とかには
なってなかったような気がするんだけどね。
自己顕示欲の強力な人だから・・・
>856
元の鞘に戻っても、うまくいかないのは自明なのに、桂さん復縁しようと
して、相当いろんな人に働きかけたみたい。
それって別れたい方から見たら、思いっきり関係者を巻き込んで粘着してる
ってことだし、本人に強く言うのも仕方ないような気がする。実際に
当事者になったとしたらね。
868 :
無名草子さん:04/10/11 12:43:19
「慰謝料って言葉あるでしょう」と桂さんは
一応打診はしてるんですね。
それに対して、「やめろよ、俺たちの間でそんな話。
淋しいじゃないか」と一蹴。
ジローによると、離婚届けにサインをしなくてもよかったのに
したのは桂さんで、事実上は桂さんに追い出されたと。
869 :
無名草子さん:04/10/11 13:55:39
まわりの人も言ってるよね。
「すっかり洗脳されちゃって」お母さん
「結婚前はこんな人じゃなかった(趣旨)」知り合いの施設の先生
離婚書類サイン時は完全に自分で判断が出来ない状態だったみたい。
>「やめろよ、俺たちの間でそんな話。淋しいじゃないか」と一蹴。
なんか、コントのようなエピソードだよね。
こんな鉄面皮のヤリ手にとって、
愛すべき要素は一杯あるけど自分も周囲もよく見えていない桂さんみたいな存在は、
鬱陶しい部分もあったんじゃないのかなあ。
>>865 「ネグレスト」「ネグレクト」どっちの言い方もするけどね
どっちの言い方もするったってネグレストは明らかに間違いが
広まってるだけだもんなあ。恥ずかしいね。
neglect 発音は[nIgle!kt]
874 :
無名草子さん:04/10/11 19:01:30
ネグレクトでも、ニグレクトでも、ネグレストでも
何でもいいじゃないの。
わかればいいのよっ!
文筆を生業とする人にこういうファンがついてしまうってのも悲喜劇ですな。
876 :
無名草子さん:04/10/11 19:39:40
物事の表層をなでて判った気になるというのが森村氏の作風、
こういうファンがつくのはいわば必然。
877 :
874:04/10/11 21:07:20
>>875 876
恥ずかしながら翻訳業です(英語)。
本当に恥ずかしいと思ってんなら黙ってろよ。荒らしか?
879 :
無名草子さん:04/10/11 21:33:13
私に限ってかもしれないけど、桂さんの本は文学としては読んでなかった。
たいそうにいうと、もう一人の自分のような気がしていた。
優れた文学書を書いて欲しいと思ったことはなかった。
幸せに暮らしていてほしかった。
880 :
無名草子さん:04/10/11 22:58:16
>>876 私の捉え方は違う。表層をなでている作風というのはあっている
かもしれないけど、判った気になるというのは違うと思う。
森村さんは判っているけど、あえて書かないんだと思う。
それでも朝はくる、続天国にいちばん近い島を読んでそう感じた。
私が惹かれるのは、著作から伝わってくる人柄。加藤ときこさんの書いている
昔の雑誌の手記には、
人生に対する自由で奔放な発想、常識には捉われず人をまっすぐ見たり暖かさ
が大好きだから、あのあっけらかんとした明るさを取り戻して欲しい
とあるんだけど、(離婚した直後の様子を語った文)いち読者にもそのまっすぐ
な人柄が伝わってきて、共感したり心配したりしてしまうんだと思う。
881 :
無名草子さん:04/10/11 23:03:44
>>人生に対する自由で奔放な発想、常識には捉われず人をまっすぐ見たり暖かさ
ネグレクトなら間違ってもこうはならない。
882 :
無名草子さん:04/10/11 23:11:26
私も自分が母からの愛情を受けなかったと感じてる。
母を大人になった今でも憎む心から抜け切れないでいる。
だけど、
>人生に対する自由で奔放な発想、常識には捉われず人をまっすぐ見たり暖かさ
こういうふうになりたいと思う。なろうと思う。
だから聞きたいんだけど、どうしてネグレクトされた人間は間違っても
そうはならないって言えるの?
883 :
無名草子さん:04/10/11 23:33:54
>>882 彼女のその特質は葛藤の末自ら獲得したものではなく、生育過程で獲得したものだと思うから。
子は親のパターンを踏襲するものですよ。
ネグレクトする親はネグレクトされて育った。
そのやり方しか知らないから、そうする。
>人生に対する自由で奔放な発想、常識には捉われず人をまっすぐ見たり暖かさ
あなたはこれがネグレクトの末得られる特質だと思うわけ?
884 :
無名草子さん:04/10/11 23:44:29
ことさらネグレクトの末得られる特質だとは思わないけど。
でも私は生育過程で自然に作られた性質とは別に、こうなりたいと思う自分に
なりたいと思ったの。
だからこうだったら「間違っても」こうはならないという考えがあり、それが
正しいとすれば私の思っていることはずい分希望の薄い考えってことになるなあ
と思った。
だから「間違っても」とそう断言口調で言う人のその理由を本当にたずねてみたかった。
だけど、
>彼女のその特質は葛藤の末自ら獲得したものではなく、生育過程で獲得したものだと思うから。
>子は親のパターンを踏襲するものですよ。
>ネグレクトする親はネグレクトされて育った。
>そのやり方しか知らないから、そうする。
という理由なら、確かにその傾向はあるかもしれないなあ、とは思えるけど
「間違っても」と断言するほどの理由じゃないなと今思った。
だから私にも希望はあるな、と思いました、ありがとう。
>人生に対する自由で奔放な発想、常識には捉われず人をまっすぐ見たり暖かさ
これがないのが
>>881、
>>882さんだと思える。
887 :
無名草子さん:04/10/12 00:06:03
>>859 >謝るまで何時間も問いつめ、泣きわめきながら土下座までさせたら
>「キチガイ」と言い捨てて出て行く、なんていう描写が100%嘘とも思えないなあ
実はある作家(女性)が自分の離婚の時の事を本に書いていて、
”夫は怒りながら、たまたま手に持っていた時計を床にたたきつけてバラバラに
してしまった。私が以前にプレゼントしたものである。と書いてあり、
その後、夫が時計がなくて不便だろうと考え、また同じブランドの時計(高価)を
プレゼントした...”
と書いているのですが、
事実は逆で、その作家自身がその時計を壁に叩きつけてこなごなにしたのです。
そしてプレゼントではなく、彼が自分でまた時計を買ったのです。
というような事を私はたまたま知っていましたので、ふっとそう思っただけです。
森村さんが嘘を書いているとは思っていません。(念のため)
人生に対する自由で奔放な発想、常識には捉われず人をまっすぐ見たり暖かさ…とかいうのは、幸いにして父親からの影響では?
文章の所々に感じられる、母親の愛情不足(これをネグレクトと称する
のかどうかはわからないけど)の影響は大きいと思うよ。
889 :
無名草子さん:04/10/12 00:13:03
>>887 森瑶子さんが似たこと書いてたね。
離婚ではないけど
彼女の帰宅が遅いので怒った夫が時計を投げつけて壊した。
それは彼女がプレゼントしたロレックスだったと。
あそこの亭主も仕事は続かないしプライドだけ高い
ダメンズだったけど、森さんはそれを隠してせっせと亭主に貢いでたね。
新しい事業をやるお金、ダメになったから次の事業のお金・・・
娘たちもドキュソだし。
桂さんはばか娘がついてなかっただけ良かったかも。
>>885 同意。
>>881,883が過剰反応するのには何らかの理由があるんだろうけど。
2chに参加するのなら、もう少し心の余裕を持った方がいい。
自由で奔放な発想、常識にとらわれず人をまっすぐに見る暖かさ
ってのは、こういっちゃ悪いけどお嬢さん学校出の世間知らずさんが
世間を知るまでの期間限定の特性だと思うよ。
どんなにその中の異分子だとしても。
892 :
無名草子さん:04/10/12 00:57:24
>>891 そうかな? そういう人も結構いるよ。お嬢さん出とかそういう事
ではないと思うけど。 性善説を信じてしまうお人好さんとか、その
条件にあてはまらずともいるでしょう。 森村さんは期間限定の特性で
もっと変われてたら、本人は楽だったのではと思う。
893 :
無名草子さん:04/10/12 00:58:31
>>890 881ですが、理由は自分がネグレクトで育っていると思うからです。
自分を信じられない、責める、無力だと感じる、人格の核にこういうものがあるのがどういうことか、
森村さんのように錯覚でも自分を信じた行動を取れるのはネグレクトではないと思う。
894 :
無名草子さん:04/10/12 01:41:17
>>893 アナタとは違う見方をする人に攻撃的にならないように。
895 :
無名草子さん:04/10/12 02:10:10
>>894 この程度で攻撃的と感じるなら、論じる場所は無理なんじゃない?
このスレで挙がっている、森村さんの母親に寂しい思いをさせられた、という話
こんな場面はどんな人の子供時代にも多少はあることで、
これがネグレクトの根拠というのは御伽噺のようなものですね。
虐待というのはもっと根本的に人生を支配する傷を与えられることです。
心理的な虐待は無意識的にそうさせられるもので、寂しかったとはっきり認識できる、そんなわかりやすいものではない。
自分を信じられない、責める、無力だと感じる、これらが核にあるということは
人生のあらゆる局面、家族、仕事、交友、そのすべての面でギクシャクした自分に直面することなんです。
森村さんは違うでしょう。
>>881さんはつまり、
>人生に対する自由で奔放な発想、常識には捉われず人をまっすぐ見たり暖かさ
これを持っていた森村さんはネグレクトを受けて育った人ではない、と
言っているわけですね。
>>881は言葉数が少ないので逆の意味にも取れてしまう、ちょっと誤解されそうな
書き方だと思いました。
私も森村さんの母は個人主義が強く、子供に淋しい思いをさせることも
あったようですが、今社会問題になっているようなひどい母親だとは
思いません。森村さんの作品には母への不満も出てきますが、母への
愛情を書いたものもそれ以上に沢山見られるからです。
897 :
無名草子さん:04/10/12 02:23:41
幼児期虐待されたというと
桂さんの母上でしょう。
実母は幼くして亡くなり
義理の兄姉に遠慮しながら過ごした
孤独な少女時代。
心に傷を負った賢く向学心の強い彼女に
子供を上手く愛することは難しかったのかも知れません。
898 :
無名草子さん:04/10/12 02:42:54
>>896 881ですが、あなたのおっしゃる通りのことを言ったつもりだったんだけど、
ネグレクトの人には希望が無いと言ったように解釈されてしまった。
森村さんの場合は、お母さんが
>>897さんの言う事情で完璧ではなかったかもしれないけれど、
それでも人を信じ夢を実現しようとする気力を持った子供を育てることができた。
これのどこがネグレクトなのか、私には理解しがたいですね。
中島らもの本を読んでいたら
「別に本人は悪いことをしていないのに、なぜかイーッとなる
子がいて、ゆえなく苛められたりする」
というのが出てきたんだけど、前夫にとっては
森村さんは「イーッとなる」相手だったのではないだろうか。
そして、もしかしたら現夫さんが森村さんにとって
「イーッとなる」人だったのかも…と思った。
勝手な想像だけど。
900 :
無名草子さん:04/10/12 10:30:15
「桂のクッキー屋さん」の動物のクッキーが
マドモアゼルいくこさんの「秘密のケーキ」に載ってるイラストと同じだったのが
未だに気になってるんだよな。
似てるとかじゃなくて、全く同じなのがいくつかあるの。
でも桂さんがいくこさんのケーキ本を見てたとは思えないし
ものすごい偶然なのだろうか?
“ネグレクト”というのを、子供にろくに食事も与えないで
必要なケアを怠るという虐待レベルや、社会的問題レベルに
相当する意味にとっている人がいるみたいですが、
森村さんと母親の関係において、“ネグレクト”という言葉を
使っている人は、母親の個人主義で、森村さんに対してダメージを
与えるほどではないけれど、心理的な影響を与えそうな
“淡泊さ"のことを言っているのでしょう。
実際、アメリカで“ネグレクト”は、そういうことも含めた
かなり広範囲な意味で使われていて、必ずしも“虐待”に
通じるものではありません。
虐待経験者や、身近で見聞きしてリアルで知ってる人ほど
その定義とか、赤の他人の苦しみには狭量な傾向がある。
>>901 このスレ内検索して、ネグレクトって言葉が登場した文脈見てごらんよ。
>お母さんにされたことってじゅうぶん虐待のような気がする
>ネグレクト?
んで、「虐待とまでは言い過ぎ」→「イヤ、完全にネグレスト」<(w
という流れだったんだけど。
>>902 その程度で問題になるかよ、とか言って
苦しむ人をさらに苦しめたり、攻撃したりするんだよね。
>901
森村母がネグレクトか否かの定義はともかく
結婚観、家庭観に
かなりのダメージを与えているのは事実だよね
ハーレクインあたりのくだらない翻訳っしょ
>>900 いくこさんが好きな人間としてちょっと聞き捨てならないな
森村桂って田口ランディや山田南平みたいなのでうまくやった香具師?
>900,907
それぞれの出版年を調べれば明白なんじゃないでしょうか。
見比べてないから分かりませんが
その形がどれほどオリジナルなのかも重要ですね。
輸入の菓子型なんかで既成のものがあるなら、盗作にはあたらないと思いますが……。
(擁護ではありませんので念のため)
>905
彼女が抱く結婚観、家庭観は、頑ななまでに理想的。
生育環境のダメージが伺えるのは、
自分自身の結婚や家庭で「現実に」取ってしまう行動パターン。
マドモワゼルいくこさんの本が1979年、森村桂さんが1989年ですね。
911 :
無名草子さん:04/10/12 14:46:44
森村桂は1970年代の若い女性のヒーロー(ヒロインではない)だったんだよ。
彼女の作り上げたイメージというのは、どじで、ブーで、決してお金持ちではなく、
体も丈夫ではない「普通の娘」(じつはお嬢様なわけなんだけど)が、海外へ飛び
出すという夢をかなえるんだ。
円がまだ三百いくらという、海外旅行なんて夢のまた夢のときで、その頃彼女の
ファンだった人は、その素地として、きっと「兼高かおる世界の旅」なんかも
毎日曜の朝、見てたと思うよ。若い女の子が海外へ行くなんてほんとにぜいたくな
夢で大冒険だったんだ。それを彼女が、ほら夢は叶うのよって見せてくれた。
「それでも」でそれまでのイメージ壊れちゃって、本売れなくなっちゃったけど、
当時本屋に専用の棚があったのは、ノーベル賞とった川端と森村桂だけと言われた。
それぐらい超人気作家だった。
彼女が、彼女の年代の女性のリミットを見せたような気がする。彼女はそこまで
頑張ったって思う。それでも、夢が叶うのはあれが限度だった。林真理子が
デビューするのはずっと後のことだ。
>彼女が、彼女の年代の女性のリミットを見せたような気がする。彼女はそこまで
>頑張ったって思う。
同意。
彼女の年代のリミットっていうけど、うちの母(彼女より2歳上・大卒)
やその友人に比べても、徹底的に浮世離れしていると思うなぁ。
彼女だけ、時代が1970年代で止まっているのではないの?
彼女を見てると、中高時代のシスターの一人を思い出す。
914 :
無名草子さん:04/10/12 15:52:06
>>913 森村さんを913さんのお母さんやその友人と比べるのは
ちょっと???
いくこさんと森村さんってもともと絵のテイストが激似だし
(いわゆるヘタウマというか)
描く対象もにてません?森の動物とか。
例えばリスが横向きでくるみかじってるような感じのありがちな構図が
一緒なのでは?
両方の本持っていて、残念ながらいくこさんのは数年前手放したんで
検証できないのですが、自分は気がつきませんでした。
916 :
無名草子さん:04/10/12 16:03:52
ヒーローは常にアウトローさ。鉄腕アトムもビートルズもその時代でこそ輝くんだ。
その全盛期で時間が止まる。それ以外の時代の彼らなんて(森村桂や手塚治虫や
カツモトだってネイサンアルグレンだって)考えられない。彼らはしなやかに時代を
乗り切ってはいかないのさ。
917 :
無名草子さん:04/10/12 16:20:05
前夫は彼女のリミットを見るや、さっさと見限って
サラリーマンの出世街道に戻ったんですね。
森村桂は他人のパクリなんかしないと思う。
人まねするほど器用じゃないし、個性が強いからそんな必要がない。
だから教わったケーキの作り方まで自己流に変えて自分のケーキを
作ってしまう。
突出した人だから一般人と比べても意味がない。たぶん創作なら
どの分野でも有名になった人だと思う。
前夫との生活の結果は残酷なものだったけど、ザルツブルグの魔法の粉も
杏のジャムも、猫のプーさんも、みんな前夫との生活のなかでめぐりあった
ものなんだよね。そんな日々のなかでも夢を見て実現するってすごい。
離婚という結果になってもその日々に見た夢が最後まで財産になった。
919 :
無名草子さん:04/10/12 17:25:59
今週発売の女性週刊誌に、美智子皇后の特集のなかで
森村桂との交流について、記事出てました。
ケーキのこととか、葬儀でのお花のこととか・・・。
そういえば、皇太子の結婚の時に、夫妻をモデルにして
童話を出してましたよね。
活発なお姫様とそれを追いかける王子様、みたいな話。
920 :
無名草子さん:04/10/12 17:40:09
森村さんて洋菓子作りは有名だけど
料理はどうだったんでしょうか?
ご飯作りはあまり楽しいと思わなかったのかな?
>>920 料理も好き、得意。
若い時、寮母になって賄いをやろうと思っていたこともあるそう。
ニューカレドニアに旅立つ前に作っていたのが料理の本、売れず
(帰国したら返本の山だったとか)。
「みんな料理が好きになる 桂のパーティー料理」(中央公論社)
という本もあるよ。ケーキに負けず劣らずユニークな料理がたくさん。
アリスのお店のお話を聞くと、この人がレストランを開かなくて
本当に良かったと思う。何だかごきぶりだらけになりそう。
923 :
無名草子さん:04/10/12 18:52:26
前夫の時はお手伝いさんが作ってたんだよね。
(でも、谷口は不満で、手料理を作って欲しがってた)
現夫になると、最初の一ヶ月料理して、
「こんな事毎日してたら頭が腐りそう」
と言い出して、毎日外食になったんだよね。
かつての読者で今は主婦、という人たちから
顰蹙をかったらしい。
アリスの丘ではピラフとカレーはあったらしいけど、現在はまだあるのかな。
でも、食べ物商売は清潔感も必要だからメンテナンスが上手なスタッフがいたら
よかったのにね。
925 :
無名草子さん:04/10/12 19:21:44
このスレで紹介されていた森村さんの青春3部作、
今日book-offでゲットして来ました。
926 :
無名草子さん:04/10/12 20:01:04
私は平成6年に角川文庫から出た、天国にいちばん近い島を古本屋で
ゲットしました。桂さんの絵が表紙で、開いてすぐ、桂さんの絵が5P
あって、ニューカレドニア賛歌という唄(作詞・作曲森村さん)の楽譜
って言っても一行で終わる唄なんだけどwがあって、可愛いので思わず
買ったよ。 桂さんの絵って、上手いとか下手は私は判らないんだけど、
色使いがキレイでなんとも可愛らしい。ポストカードとかあったら欲しいな。
病ましたも結婚10年以上経ってから
「実家に帰ったとき飯がまずくて。カチの料理に慣らされちゃった」
といわせてたから、毎日じゃないにせよつくってたんじゃないの。
でも、今日は遅いといいつつ早く帰って飯が遅いとかないとかDV
何が食べたいといってつくらせれば何日も帰らないみたいな奴では
味以前に精神的につくるの嫌になっても当然だけど
>923
執筆で生計をたててる人と主婦の自分を
同じ土俵で考えて批判できる神経がすごいですね
927の >923は、923さんにじゃなくてその主婦の読者のことです
>927
執筆で生計を立てつつ、物凄い勢いで結婚を布教したのだから
ある意味仕方ないと思われ
930 :
無名草子さん:04/10/12 20:57:13
続天国にいちばん近い島で書いてた
ニューカレドニアで恋をしていた人って誰の事だろう。
やっぱり、ムッシュ・ワタナベさんかな?
931 :
無名草子さん:
>>701 >>767 >殿様キングスのマネージャー?
>三流芸能プロっての例え、最近知った話じゃ、ほんとに芸能プロにいたのねW。
Mさんは芸能プロのマネージャーではありませんよ。どこかのスレでコロムビア
レコードの社員っていうもありましたが、
ビクター音楽産業梶′サビクターエンターティメント鰍フ社員です。
レコード会社の営業社員。のちに人事課です。
森村さん自身も当時、ビクターとおっしゃっていました。
記述にも仕事でテープ回してました。仕事柄ステージママを見てきているというのも
ありますよ。レコード会社の営業マンとしてだと思います。
ちなみに当時、週刊誌で、手記でツーショット写真見ましたが、森村さんが言うほど
Mさんの見かけ悪くないと思いました。森村さん、がっちりした外見がお好きなのかも?
Mさん痩せてるので、なよっと見えるのかも。
私が若くてお見合いしたら、全然OK、断らない。写真見てカッコイイ、素敵な人じゃないと
思いましたよ。知的な顔もしてるし。(森村さんの趣味どんなの?と思いました。)
前夫の容姿知らないけど、私は前夫の容姿好きなタイプではないのかも知れません。
二人のツーショット写真、なかなか素敵でしたよ。森村さん満面の笑みで。
よく森村さんの容姿ブスという人がいますけど、当時39才なのに少女みたいな面影が
残っていて、Mさんが森村さんをかわいい。素敵というのもわかる気がしました。
老婆になった彼女の容姿けなす人いますけど、当時、笑顔は素敵だと思いました。
よく言えば内藤洋子、悪く言えば高橋洋子みたいな雰囲気で、ほんわかしていて、
今でもそのツーショット写真は素敵だなぁと思います。長くなってごめんなさい。