【訃報】「天国にいちばん近い島」　森村桂さんが死去

ばななの父は小説家じゃなく　評論家じゃない？
江国滋も小説家というより　エッセイスト、俳人ってニュアンスの人だった。

吉本隆明はそもそもは詩人だよ。

>>704
斉藤由香は花まるマーケットで見たけど、底抜けに明るい人で、会社員としての常識も
あって、とてもあの躁鬱病ギャンブラー北杜夫の娘とは思えなかったよ。

>>693
「お馬ぱかぱか」や肩車、おんぶに抱っこをねだった話を読むと、幼児期
暴力のような虐待はなかったけど、ネグレクトがあった気がする。
虐待されて育った子供はかなり大きくなっていても、里親にオムツや
哺乳瓶を要求する事があるんだって。赤ん坊の頃に満たされなかった
要求を遡って最初から全て満たしていってやらないと先に進めないらしい。

ケーキに一つ一つ名前を付けたり、お母さんの手作り風をめざしたのは
母親になりたくてもなれなかった埋め合わせかもしれないね。
三宅氏は両親や前夫がしてこなかった後始末を一人で引き受けていたのかも。

三宅さんとの間に子どもをつくろうという気は起きなかったのかな。

>>706
そして　今や廃人

天国にいちばん近い島
副題：地球の先っぽにある土人島での物語

土人....

森茉莉と比較したレスが目立つけど、
森茉莉は、奇人変人でしかいられない自分に居直っちゃう人だったからね。
そんな自分のどうしようもなさを、他人事みたいにおもしろがって書いてるし。
部屋が汚い、というのは淀川長治を思い出させるね。
そういうタイプの人はいるよ。
森村桂さんは、ちょっとまたちがうタイプなのかな、と思ったね。

中島らもさんが死んでしまって、森村桂さんが死んでしまって
突然死ぬなよな

>>709
再婚した時が３９歳だったでしょう。
年齢的に諦めたって本に書いてあったよ。

>>708
禿げ銅です。満たされなかったものを全て三宅さんが埋めていってくれた
ような気がする。

>>681
宿主になった男を(嫌でも)働かせる原動力になるんだから、意外と根源で社会を支えてるのかもね。

なんか、ボッタクリのケーキ売ってたよね、この人。
テレビに出て宣伝してたのを見て嫌な印象だったのを覚えている。

ケーキは元々ぼったくりです
誤解を恐れず言えば

値段は結構普通だよ。軽井沢価格では有るけれど、他の店はもっと高いのが何軒もあったもの。
パウンドケーキ一皿で１４００円の店に入ってしまって後悔したことがある。
本当に軽井沢は高いね。まだ有名人の店であの値段はマシな方。

>>717
>>718
ぼったくり　と薄〜いコーヒーは、
現旦那のＭ氏のケチケチのせいだと上の方にもあるよ。
あとスーパーの安売りのピンクのトレーナー着せられてたとかどっかで
読んだんだが

森村スレなのに、申し訳ない。

>>674
>>678

『野ばら』じゃない。
やんごとなき御方から寵愛を受けた方の話。
調べてググるとまるわかりかな。
大学関係者と林の解釈じゃもともとズレがあるし、
又聞きだから、こっちがどうこう判断できないけどね。
ただ、大学側の印象を聞くと相当不粋な申し込み方を
したのかもしらんね。

あ、ごめん
桂さんのとこだけじゃなくて　ケーキなんて原価はめちゃめちゃ安いのよ
と言いたかった

80年代はじめに、渋谷に頑固職人みたいなケーキ屋がいて、私語厳禁。
ケーキの味を鈍らせるから煙草厳禁っていって、白衣を着たおやじが
厳かに持ってきてくれたりしたけれど、あれの真似なのかな？とか
思った。「コーヒーも実はあまり出したくない」とか言って、高校生
ながら、なんという偉そうな店だと思ったよ。

確かに粉物はどれにしても原価から計算したらぼろ儲けばかりだな

コーヒーだって原価率低いよね。
普通の豆、普通の濃さで一杯30円以下。
最高級の豆でも原価100円なんて絶対かからない。

元々安いモノを更に薄くする性根が判らん。
ケチッたって、たかが10円20円浮くだけじゃん。
変な評判と引き換えにする程の利益だろうか？
普通に淹れて「森村ブランド料」でポンと100円乗っけた方がよっぽど儲かると思う。

人は誰もが利益ばかりを追っているとは限らない。

若い時分は虚構を演じられていたけれど、だんだん飽きられてきて
「それでも朝は〜」から思いっきり現実にシフトして自分なりの真実
を吐き出しては見たものの、特に評価はされず、その後平穏な暮らし
を求めたものの創作意欲もなくなって、本人もつらい現実を言葉に
するのを放棄しちゃったんですかね。
すっぱり書くのを辞めて、サラリーマンの妻をすればよかったのに
それも前夫への意地などもあってできなかったのかも。

軽井沢はコーヒーは高くて結構おいしい店は多いと思うけれど、
ケーキは400円前後が基本では？

>>726
利益のためじゃなくて客に薄くてまずいコーヒー出してたんなら
ただの根性悪じゃんｗ

>>721
もしかして「ミカドの淑女」？
あれを書いて以来、「少しは皇室について知っている」とか言って、
林は皇室ネタで色々コメントするようになったね。

結局やりたい事をやりたいようにやって、私は正しい、と居直れる図太い
人間が幸せになれるんだろうな。
最近キモい物書きと思ったのが俵万智。新聞小説で
「不倫は奥さんや子供にバレなければ悪くない」
「結婚より恋愛を持続するほうがずっと大変な事だ」
「結婚はいつでも出来るけど、出産はタイムリミットがある」
「子供を作るとしたら既婚のあいつしか考えられない」という言い訳と
グルメとあけすけなｾｸｰｽの話を書き綴って、未婚の母になったが
すごく幸せそう。ああいう人は長生きする。

40歳overの奥さんに、
お馬ぱかぱか、おんぶにだっこに肩車を
せがまれるってのは、たまらんな。
いや、ふざけてやる分にはつきあえるけど、
まじめな顔でせがまれたら、かなり精神的に
こたえるな。

>>703


夫に聞いたら、「妻が幼児だと、相手するこっちは物凄く
精神を消耗する。こういう人が妻だと、社会人の自分の生活も侵食
される。だから、御主人は、会社を辞めたのだろうな」といってた

ふつうはそうだよね。

でも三宅さんは結婚前からある程度桂さんを見抜いて、自分は桂さんの
そういうものを引き受けよう、それが役目だ、と覚悟した感じだから
結婚したあとである日突然お馬さんせがまれてギョッとする、って
ことはなさそう。

考えてみると三宅さんもキトクな人だよね。
お見合いで、やつれた様子で必死にニコニコしてた桂さんに
心奪われてしまったってことかなあ。

人と人との関係にはそういう不可思議なものがあるからすごくおもしろい。

土　人　島

土人がどうしたっての。
昔は土人て普通の言い方だったのよ。

>>732
そうだよね。三宅さんは桂さんに会った時に「病気の匂いがした」と感じたと
本にも書いてあったから、結婚を決めた時は桂さんの全てを引き受けることを
覚悟していたと思う。

>>725
薄いコーヒーになった理由も本に書かれている。
無論読んでから意見を言わなくてはいけないということはないが
いろいろ勘ぐっても見当はずれや>>728みたいな中傷になるだけ。

土人って三十年前は差別用語でもなんでもなくて、皆普通に使ってた。
あと三十年したら、原住民も差別用語になっちゃうかも。

書籍板のおばちゃん達、「桂さんはＭ一郎さんと出会えて本当に良かった」
ばっかりでキモイんですけど。
直接Ｍ一郎さんを知ってるのか？

アメリカでタクシーに乗ったら、運転手が黒人学生のアルバイト。
カナリア諸島にある周囲数キロの島から来たっていってた。
「日本じゃ、カナリア諸島なんて天国って思われてまっせ」
って言ったら、教育のことを考えるとやはりアメリカって言ってた。
天国に近い島も、住人にとっては普通の場所。（当たり前か）

ニューカレドニアは自殺の名所だから
「天国に一番近い島」と言われてるらしいね

>>738
身も蓋もないこと言うなよ。
２ちゃんなんて直接知らない人の事自由に語れる場だろ。

>>740
確か森村さんはお父さんに「日本のずっと南の方に天国に一番近い島がある」と
言われて、ニューカレドニアがその島ではないかと行ってみたんだよね。
だからそのままの意味に取らない方がいいよ。

週刊朝日、読んだ。今・旦那さんは金目当て・名声目当てでも
なかったんだね。インタで暴露して大儲けたくらんでたら嫌だなと
思ったけど。でもカツさん亡き後、お店は畳んだ方がいいかと。
潰れるのが落ちなので。

M一郎さんはいまさら会社員にもどれないでしょう。
潰れるまでお店を続けるしかないのかも。
来年の夏にはもうお店はないんだろうな。

>>743
森村桂記念館なんてどうだろうか。元ダンナは立入禁止にして。

そうそう、本をあまり書かなくなってからも絵を描いていたんでしょ。
記念館に絵もあるだけ飾るといいと思う。。。いやそれよりか値が出るのを
待って絵のほかにも桂さんの物売るのもいいかもよ三宅さん…
（余計なお世話だ）

60代になっても、幼女がぬけない老女と暮らした旦那さん、
エライと思う。カタイ決意があっても、現実を前に崩れていくのも
不思議でないのに、貫いたのだから、誠実な人なのでしょう。
森村さんは、1人の男性を「お馬パカパカ」「だっこ」要員にした
責任を取る覚悟、ちゃんとあったのかな。
会社を辞め、妻のライフスタイルを支えた夫のために、充分な遺産を
遺してあげていたらいいな。M一郎さんには、他の人と再婚して、人生をまた初めてほしい。

つっても、もうMさんもじき６０代だしなあ…＞再婚
森村さんとの間に実子は無理でも、養子なりとっていれば
少しは残されたMさんにはマシだったかもしれんが、
森村さん自身が幼女じゃあ、それも無理だったんだろうし。

印税で食っていけない？

60代で再婚している人、ｲﾊﾟｰｲいるよ。
老人ホームで出会って再婚、ってのものあるんだから。

男は、若い女と結婚しても、そう不自然でもないわけだしね。
森村桂さんのファンだった人と、縁でもあればいいなと思ったりしますね。

なんというか・・大人になるってことは答えの出ないことや、
どうしようもないことと、折り合いを付けて生きていくって
ことなのだなぁ。と思った。

>>752
そうですね。
桂さんの「性善説」も、その折り合いのつかなさ加減から
来ているような気もします。

>749
絶版が多いから。
今回の訃報で増版かかるかもしれないけど。