というわけで6スレ突破
次の駅で降りるはずがいつのまにか終点だった、
今日は学校・会社なのに気がついたら朝だった、
そんな小説達を語りましょう。
ちなみに手っ取り早く「結局どの本がおもしろんいだYO!」という人は
過去スレを集計した殿堂入りおもしろい本リスト こちら↓
http://myshop.esbooks.co.jp/myshop/fhddd?shelf_id=01 えjふぉjfwふぇ氏作成
∇初代1の言葉
作品の評価はともかく(←ココ重要)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたがいままでで、一番時間を忘れ夢中で一気に読んでしまったような小説を教えてください。
一番といっても、複数あってもかまいません。
インディヴィジュアル・プロジェクション
阿部和重
新潮文庫
今まで数々の本を読んできたなかで、この本の
表紙を越えるものはそう簡単には出てこない。
一目みたら、もう目が離せない。
思春期の人たちは要注意。
a
屁理屈ぬきで一番おもしろかった小説は?
スレタイから「屁」をとらなかったんですか。
ダニエル・スティール「幸せの記憶」
アカデミー出版ってアレだけど、
この本は大好き。
裁判で親権勝ち取ったところとか、ボロ泣きした
10 :
無名草子さん :04/04/24 20:50
,、_,、 ,、_,、 ,、_,、 ,、_,、
⊂(・∀・) (・∀・)っ ⊂(・∀・) (・∀・)っ
ヽ ⊂) (っ / ヽ ⊂) (っ /
,、_,、○J し ○ ○J し ○ ,、_,、
⊂(・∀・) ∧∧∧∧∧∧∧∧∧ (・∀・)っ
ヽ ⊂) < 工房大師さま〜! > (っ /
○J ∨∨∨∨∨∨∨∨∨ し ○
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ .∧_∧
⊂(´・∀・`) (´・∀・`)っ ⊂(´・∀・`) (´・∀・`)つ
ヽ ⊂ ) (つ / ヽ ⊂ ) (つ /
(⌒) | | (⌒) (⌒) | | (⌒)
`J し' `J し'
11 :
無名草子さん:04/04/24 22:18
真紅の呪縛
ハヤカワ文庫
トム・ホランド:著
12 :
無名草子さん:04/04/24 22:46
池袋ウエストゲートパーク
著者名:石田衣良/著
出版社:文芸春秋
2chでは人気ないタイプだけど、好き。
13 :
無名草子さん:04/04/24 22:47
「ドン・キホーテ」
セルバンテス
400年以上前の作家が、筒井康孝以上の面白い作品を
書いていることを知ってカルチャーショックを受けた。
前スレ埋めれ
15 :
無名草子さん:04/04/25 01:08
『殺戮にいたる病』
我孫子武丸
( ゚д゚)ポカーン
16 :
無名草子さん:04/04/25 02:02
鈴木光治のループ
リングの続編ね。
らせんもよかった。当時リア中だった俺には衝撃的だった。
でも今読んだらたぶんつまらないと思う。
17 :
無名草子さん:04/04/25 03:49
夏の庭
湯本香樹実
うん、よかった。
18 :
無名草子さん:04/04/25 15:22
19 :
無名草子さん:04/04/25 16:50
インストール
アッシュベイビー
21 :
無名草子さん:04/04/25 22:10
【題名】ばらの名前
【著者名】ウンベルト・エーコ
【出版社】東京創元社 単行本
ミステリーとしても読める上に、当時のヨーロッパの思想状況や哲学書の
入門書としても読める。映画もよかったし。
22 :
無名草子さん:04/04/25 22:36
【題名】ドグラ・マグラ
【著者名】夢野久作
【出版社】角川だったかな。
読み終わったあと、軽い酩酊状態をおぼえて、頭グルグルグルグルして眠れなかった。
途中読みにくい箇所があったり、1回では話がぜんぜんわからなかったけれど、
2〜3回連続で読ませるパワーがある。
何よりスゴいのが、これが昭和10年作品であるということ。
現代にこれ読むと多少は理屈どおりじゃない所もあるが、緻密にできている。
23 :
無名草子さん:04/04/25 22:57
角川文庫っすね。
24 :
無名草子さん:04/04/25 23:02
「 トキオ 」
東野圭吾
なかなか良かったよ、うん。
25 :
無名草子さん:04/04/25 23:46
26 :
無名草子さん:04/04/26 00:12
別にいいじゃん。特に縛りもないんだし。
単に面白かった小説を個人的に挙げるスレなんだから。
【題名】25時
【著者名】デイビッド・ベニオフ
【出版社】新潮文庫
(感想・推薦文)
24時間の出来事が淡々と進んでいく
それ自体もいいんだけどなにしろオチがいいです
読み終わったあとボーとします
蹴りたい背中、綿やりさ
ガラダの豚
今夜すべてのバーで、中島らも
みんなが過去スレ全部に目を通すなんて思う方が変
今夜すべてのバーで
中島らも
>>28 れお氏かぶったね。
31 :
無名草子さん:04/04/26 03:59
秘密
東野圭吾
切ない。いろんな意味で…
>>31 うわ、なんかスゲェタイムリー。
今秘密読み終わったばっかりなのよ。
これは面白いね。涙出てきたよ。
34 :
無名草子さん:04/04/27 20:02
36 :
無名草子さん:04/04/28 00:24
>>35 それはおかしい。
part4の集計は前半に書かれてる。ってことはそれ以降の集計はなされてない。
つまりpart4も集計しないと。
>>36 んー、そのようですな。
じゃ、まぁいいか、別に…
だめ?
ここで評判よかったので砂の女読んでみた
面白かったよ。一番とは言いづらいけど
それより悪童日記って字大きいのしかないの?
でかすぎて買うのやめたよ
↑字が大きい??新潮文庫なんかものすご小さいぞ
40 :
無名草子さん:04/04/28 16:53
「悪童日記」は早川文庫ですよね。たしか。
活字のポイント数のことは、脇に置いておいて
読んでみると良いかもしれませんよ。
けっこう衝撃を受けました。
42 :
無名草子さん:04/04/28 18:58
【題名】幸福の限界
【著者名】石川達三
【出版社】新潮文庫
新聞小説だけあって、リズムが良いから一気に読んじゃう。
当時の世相を反映してか、保守⇔反動を行ったり来たりする感じも
バランスが採れてて良い感じ。
これに限らず、石川達三の小説はどれも好き。
古いけど。
43 :
無名草子さん:04/04/28 20:00
>>42 おおー石川といえばやっぱ
【題名】青春の蹉跌
【著者名】石川達三
【出版社】新潮文庫
だな。まぁモテナイ君にはありえない話だけどね。
44 :
というわけで1から5の集計:04/04/29 02:00
ガダラの豚 31票
火車 18票
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 15票
バトル・ロワイアル 14票
愛と幻想のファシズム 12票
プリズンホテル 11票
9票
悪童日記
燃えよ剣
クリムゾンの迷宮
罪と罰
ドグラ・マグラ
コインロッカー・ベイビーズ
砂の女
8票
月と六ペンス
青の炎
アルジャーノンに花束を
7票
テロリストのパラソル
ノルウェーの森
6票
レベル7
白夜行
亡国のイージス
宮元武蔵」
45 :
というわけで1から5の集計:04/04/29 02:01
69
恋
魔術はささやく
5票
蒼穹の昴」5
黄金を抱いて翔べ
蝉しぐれ
青が散る
白夜行
むかし僕が死んだ家
塩狩峠
ゲームの達人
リング
最悪
「十二国記」シリーズ
坂之上の雲
4票
人体模型の夜」
はてしない物語」
姑獲鳥の夏
閉鎖病棟
大地の子
夏への扉
46 :
というわけで1から5の集計:04/04/29 02:01
世界の中心で、愛をさけぶ
後宮小説
魍魎の匣
夏の庭
ハサミ男
潮騒
マイナスゼロ
羆嵐
赤毛のアン
3票
モンテ・クリスト伯
8
五分後の世界
こころ
グリーン・マイル
47 :
無名草子さん:04/04/29 02:21
48 :
無名草子さん:04/04/29 05:14
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
これってどういう集計したの?
パール・バックの「大地」とか、パート3の時点でもかなりの票を
獲得していたのが入っていないけど。
50 :
無名草子さん:04/04/29 12:12
乙!
と言いたいところだが… ダミダコリャ
51 :
無名草子さん:04/04/29 19:55
唐沢寿明 「ふたり」
下手に作ってある物語よりよっぽど感動できる。
椿姫はなかなかどうして淡々とした話だけど夢中になるね。
53 :
無名草子さん:04/04/29 23:01
「嫉妬」とか「束縛」がテーマな小説ってなんかない?
愛に溺れすぎた人の話が読みたい〜。
スレ違いはスルーの方向で…
55 :
無名草子さん:04/04/29 23:07
いいスレが見つからなくて…正直スマソ、スルーしといてください|-`)
56 :
無名草子さん:04/04/29 23:29
57 :
無名草子さん:04/05/01 16:07
ゴーゴリの「検察官」
58 :
無名草子さん:04/05/02 02:00
ジュールベルヌの『神秘の島』
福音館書店だったと思う。
小学生のとき、あまりに面白くて図書館で一気に読んだ。
放課後とかに残って。
挿絵がすばらしく、内容も南北戦争で
捕虜5人が気球を使って脱走するのだが、無人島にたどり着いて。。
なにもないところから、5人各々の知識を持ち寄って開拓していくのだが、
最後にアノ人が登場して・・・
というもの。小学生、中学生なら是非呼んでほしいな。
『夜明け前』島崎藤村
これは内容が内容だけに、重くなりがちだが、読みやすかった。
永遠のテーマ
『深夜の酒宴』椎名麟造
これは新潮の復刻版で偶然買って、結局
この人の作品はほとんど読んだ。高校生で悩んでいた時期でもあったから、
こういう一見高級な作品に惹かれたのかも。。
『異邦人』
これを読んだときは、すごく共感した。
親が死んで悲しそうにするのは、実は縁起なのではないかと思っていた
オオバカな高校生だった。
【題名】薔薇の名前
【著者名】ウンベルト・エーコ
【出版社】東京創元社
イタリアの記号論学者エーコが初めて書いた小説。
中世の修道院で起こる連続殺人を描いた長編ミステリ。
初めて読んだのは中学生のときで、所々に入る小難しい神学論争がよくわからず、
ミステリとしての筋だけを追って読んだ。
それでも十分面白いのだが、大学生のときに再読して、
厨房の頃は理解できなかった神学論争の部分がめちゃくちゃ面白いことに気づいた。
(この論争は犯行動機にも絡んでくる)
主人公ウィリアムの人物造形も魅力的だし、
ウィリアムが迷宮の構造を推論によって突き詰めて行く過程では、
「推理」の醍醐味を十分に堪能できる。
上下2巻とボリュームもたっぷりで、読みごたえという点では並ぶものなし、と思う。
60 :
無名草子さん:04/05/03 16:39
十二国記かな
リリースが遅いんでもうこれからは読む気が無いけど
61 :
無名草子さん:04/05/03 17:59
上のほうの集計ごくろうさまなんだけど、白夜行が
二つありますよ。
【題名】オーパ
【著者名】開高健
【出版社】集英社
天才開高健のアマゾンを舞台にした紀行文。
高橋昇氏の写真とともに、読ませて、魅せる。
圧倒的な迫力で迫ってくるアマゾンの自然に思わず没頭。
読んだのは10年以上前の高校生のとき。
あの時は、日本の反対側にある自分の知らない世界に夢を馳せてしまった。
今でも、イヤなことがあったときなんかに、ついつい手にとってしまう一冊だなぁ。
ところで、紀行文はスレ違い??
でも、本好きな人にはぜひ読んで欲しいから、ご紹介。
【オーパ】に一票!
ライ麦畑でつかまえて
J・D・サリンジャー 野崎 孝訳
白水Uブックス
とにかくこれだろ。サリンジャー。これ最強。
66 :
無名草子さん:04/05/07 19:16
シドニィシェルダン
私は別人
真夜中は別の顔
明け方の夢
ゲームの達人
明日があるなら
マジで面白い。本を閉じれなくなるとはまさにこれらの本に当てはまる!
初出だと思いますが「ガダラの豚」。
90年代以降の全ての冒険活劇物語がこれのパスティーシュにすら感じる。
あとは「二十世紀鉄仮面」。
小栗虫太郎の頭の中を覗いた気になれる唯一の本だと思う。
68 :
無名草子さん:04/05/07 21:10
山田風太郎の忍法帳シリーズ。明治物もいいが忍法帳シリーズのほうがエロい。
69 :
無名草子さん:04/05/07 23:39
高村薫の「リヴィエラを撃て」
片道50分の通勤電車が3分に感じられた。読んでる間中アドレナリン分泌しまくり。
読み終わってから速攻ニューオータニの日本庭園に浸りに行ったよ・・・。
もう3年位したら、細かい所忘れちゃうだろうから読み直そうと思う。
>>67 > 初出だと思いますが「ガダラの豚」。
つ...釣られないぞぅっ...
トーマス・マン「ヴェニスに死す」
死の描き方がすさまじい。
主人公が死に魅入られる姿に、思わず共感してしまった
72 :
パウロ ◆.O.Q.n.6.6 :04/05/08 10:07
>>67 > 初出だと思いますが「ガダラの豚」。
激しくワロタ
GW前後ってテンプレというものを知らず、前スレというものを読もうとせず、
>>1-2を読むことを知らない人が増えるのだろうか…
【題名】星の感触
【著者名】薄井ゆうじ
【出版社】講談社文庫
身長が2m67cmの大男と主人公・良治とのお話。
後半がハルキの「世界の〜ランド」みたいだった。
結構面白かった。
74 :
無名草子さん:04/05/09 00:00
今、part4以外の前スレ全部見れない?
特に前スレはdat状態でだめぽ。
それだけのために有料申し込むのもなぁ、、、。
【題名】秘太刀 馬の骨
【著者名】藤沢周平
【出版社】文庫本あり
秘剣馬の骨を使う暗殺者を捜す話だが、登場人物
それぞれの人物描写がうまい。
とにかく面白い 屁理屈抜きで面白いから 読んでみてください
77 :
無名草子さん:04/05/09 10:58
贋作工房/夏季真矢
ほとんど評価されていないけど
そこらのつまんねえミステリーよりは格段におもしろいよ。
ライトノベルを重たくした感じ。よく練られてて内容の破綻もない。
78 :
無名草子さん:04/05/09 11:59
スティーヴン・キングの「デッド・ゾーン」
初期のキングはすごかった。「キャリー」「ファイア・スターター」も良いです。
79 :
無名草子さん:04/05/09 12:12
「オウエンのために祈りを」アーヴィング
泣いた
80 :
無名草子さん:04/05/09 14:06
有吉佐和子の
悪女について。
この本みたいに過去のオトコたちに私のこと1章ずつ書いてもらいたいとおもう。
81 :
無名草子さん:04/05/09 14:32
ドライ ってタイトルの、オウグスティン バロウズってひとが
書いた本。
82 :
無名草子さん:04/05/09 15:39
天婦羅使えやヴォケども
85 :
無名草子さん:04/05/09 21:54
【アウトローは静かに騒ぐ】 桑原譲太郎 うん、まさに屁理屈抜きでおもしろい。
86 :
無名草子さん:04/05/10 03:21
LOVE論☆
症例A/多島斗志之 角川文庫
500ページ強あるからチョコチョコ読んでたけど、
中盤から止まらなくなって一気に読んでしまった。
ま、最後の締めはネタ切れで読者の想像にお任せで逃げた感があるのが残念ダガナー。
89 :
無名草子さん:04/05/17 01:21
『マイナス・ゼロ』 広瀬正 集英社文庫
90 :
無名草子さん:04/05/17 10:50
>>88 俺も大好き
本を読むといつも10ページ読むと
読むの面倒になって二度と読まなかったけど
なぜかこの本だけは600ページくらいあるのに
徹夜していっきに読んでた。
91 :
無名草子さん:04/05/17 15:18
【題名】夏の災厄
【著者名】篠田節子
【出版社】文芸春秋
まさに一気読みでした。
トリインフルが流行る前に書かれてたってのがスゴイ。
異邦人 カミュ
ムルソーのように生きることに決めたんだ。
よくよく考えてみれば、全ては偶然。
この顔、この頭、あの両親、日本人であること。
全ては偶然。俺が選んだことなんかこのうちただのひとつもない。
だったら、他人をやたらと羨んだりするのはやめて、偶然を偶然として
受け入れて生きろ、あの小説のテーマはたぶんそんな主張だと思う。
俺はムルソーのように生きるぞ。これからムルソーと呼んでくれ。
堀田善衞「路上の人」
94 :
無名草子さん:04/05/17 19:28
麻雀放浪記
阿佐田哲也
いわゆるギャンブル小説とは違います。
とにかく読んで欲しい。
95 :
無名草子さん:04/05/17 19:37
新藤冬樹
カリスマ
新興宗教恐るべし
96 :
無名草子さん:04/05/17 19:39
面白さは小説によって違うから一概に「一番おもしろかった」とは言えないんだが、
「ボビーZの気怠く優雅な人生」はかなーり面白かった。
あとは、バラードの「コカイン・ナイト」「殺す」も凄い作品だったな。
他にはアーヴィン・ウェルシュの「マラボウ・ストーク」。
97 :
無名草子さん:04/05/18 02:37
【題名】月の影 影の海 (十二国記シリーズ)
【著者名】小野不由美
【出版社】講談社
ついこの前までは、なんとなく名前は知っていたものの、ただそれだけの作品。
たまたま見かけた新聞広告が妙に印象深かった。
しばらくたってから、何となく思い出して、何となく手に取った。
読み出したら止まらない、ぐいぐい引っ張られるように2冊読了。
次の日に一気に6冊購入して、2日で読了。
すぐに残りの2冊も一気に読了。
寝食を忘れ、書店の開店時間が待ち遠しくなるほどのめり込んだのは本当に久しぶりだった。
98 :
無名草子さん:04/05/18 16:20
>>おいムルソー。
99 :
無名草子さん:04/05/18 16:24
100げと
101 :
無名草子さん:04/05/18 17:06
「源氏物語」の著者は、
紫式部。
102 :
無名草子さん:04/05/22 13:39
age
103 :
無名草子さん:04/05/22 22:11
【題名】 坂の上の雲
【著者名】 司馬遼太郎
【出版社】文藝春秋
今読んでいます。いやーまだ途中なんだけど一気に行っちゃいそうです。
秋山兄弟すごいです!司馬先生はよく見つけたね、世間的には殆んど
知られてないのに。日本人は明治時代のご先祖様にもっと感謝すべきだなあ
と学びました。
NHKのドラマ化で秋山兄弟が世間的にもっと有名になることを願いつつ、
酷いドラマにならないことを祈る。
104 :
無名草子さん:04/05/23 11:38
>>103 俺も好きだよ〜。
ドラマは酷いことになるのは見えてるがw
105 :
無名草子さん:04/05/26 12:32
age
106 :
無名草子さん:04/05/28 15:52
飯嶋和一の「黄金旅風」はもうでた?
登場人物がどいつもこいつもカッコ良過ぎ。
「始祖鳥記」や「雷電本記」が面白かった人はすぐ本屋へgo!
児童文学だけどダレンシャン。6巻が一番面白かった
>>76 読んだ。時代ものは好きじゃないけど、意外におもしろかった。
【題名】 十二国記シリーズ
【著者名】 小野不由実
【出版社】講談社
最初はどうせファンタジー小説だ、と思って気にもとめていなかったが
友達から半ば強制的に借りさせられて読んだらやばい。
面白すぎた。一日一冊買った。一日で一気読み。
続きが気になって仕方がない・・・。
110 :
無名草子さん:04/05/29 21:47
【題名】 オーデュボンの祈り
【著者名】伊坂幸太郎
【出版社】新潮(文庫)
これ読む前は十二国記シリーズが一番好きだった。
とにかくテンポがいい。そして、読了感がいい。
>>110 おお今その本読んでるところ
読みやすくてイイ(・∀・)
【題名】魍魎の匣
【著者名】京極夏彦
【出版社】講談社
何度読んでも飽きない。この人のは「狂骨の夢」もヨカタ。
113 :
無名草子さん:04/05/29 23:51
【題名】関ヶ原
【著者名】司馬遼太郎
石田光成がどこまでも格好イイ(・∀・)!惚れた。
関ヶ原の戦いにたどり着くまで、
ジリジリするよう陰謀、策略がつづく政治的な展開に、家康のしたたかさ、手堅さにア然。
たたみかけるような怒涛の合戦シーンからラストに掛けての石田光成の美しい生き方にどこまでも痺れる。
家康も凄いけど。
>110
俺もそれを3/4読んでるところ なんなのかなーこの作家。
一昔前なら絶対受け付けない話だと思うんだけど読めるんだよな
男版宮部みゆき?
115 :
無名草子さん:04/05/30 20:08
【題名】青い虚空
【著者名】ジェフリーディーバァー
【出版社】文春文庫
PCに詳しいやつも詳しくないやつもおすすめ。ハッカー同士の対決で、
予想を覆す所がたくさんある。惜しいのは筆者は、PCについて詳しく調べてないし
ない。ESADが気に入った
>>112 俺も京極夏彦では「魍魎の匣」が一番良かったな
小説の長さも丁度良いし、デビュー作の荒さが少しとれて読みやすい
117 :
無名草子さん:04/06/05 17:19
117
【題名】 深い川
【著者名】 遠藤周作
【出版社】講談社文庫
(感想・推薦文)
何が面白いのか自分でもわからないけど読むたびに必死で一気に読んでしまう
ほんと、なにがおもしろいんだろう・・・・
【題名】 箱男
【著者名】 安部公房
【出版社】新潮文庫
読み直すたびに面白くなるね、これは。
箱かぶって外を歩きたくなる。
120 :
名無草子さん:04/06/07 07:32
age
121 :
無名草子さん:04/06/07 16:46
君たち本ばかり読んでないで、たまにはセックスしなさいよ。
122 :
無名草子さん:04/06/07 17:03
>>121 あなた、セックスばかりしないで、たまには本読みなさいよ。
【題名】空の境界
【著者名】奈須きのこ
【出版社】講談社
褒めると叩かれそうだけど、素直に面白かった。
新連載のほうも楽しみだ。
ウンベルトエーコの『薔薇の名前』は映画を観て以来
読みたい読みたいと思ってるんだけど、
未だ文庫で出てないので買えず・・・(文庫主義です。安いし。軽いし。)
やっぱり面白いんだね。頑張って単行本で買ってみるかな。
悪童日記、ガダラ等ここでも評判のものは私自身も面白かったけど(悪童日記は私もベスト)、
みんなオススメしてるからちょっと他の物を。
【題名】脳男
【著者名】首藤 瓜於
【出版社】講談社文庫
脳男の生い立ちが強烈。天才モノ好きな方どうぞ。
【題名】避暑地の猫
【著者名】宮本 輝
【出版社】講談社文庫
錦繍とこれは宮本作品の中でも面白いと思う。青い春もまあまあかな
エーベルト・ウンコ
【題名】 羆嵐
【著者名】 吉村昭
【出版社】新潮文庫
北海道開拓村にお腹の空いた熊さんがやってきて
いたいけな子供やおっさんや婆さんや妊婦の中の人をまるごと食らうったのち結局猟師にあぼーんされる話。
恐怖に手に汗握るノンフィクションです。
>127
おいおいおいおい。ノンフィクションじゃねーよ。史実をもとにしたフィクションだ
129 :
無名草子さん:04/06/07 23:37
>>125 「最近読んだ一番面白くない小説」が「脳男」なんだが・・・
自分も「脳男」おもんなかった
今読んでる「最悪」は最悪すぎて読むのしんどい
>>88と
>>91はマジで面白かった
131 :
無名草子さん:04/06/08 12:06
症例A はラストで失速って感じ。
小説はラストこそが大事だと思うので残念だった。
134 :
無名草子さん:04/06/08 15:31
えーーーー!!!
そうなの?
今、中盤あたりなんだけど、それまでは
ちょっとタラタラしてたけど、面白くなってきたところなんだ。
「無明の蝶」出久根達郎、短編集だけどちょっとミステリーで面白かったよ。
135 :
無名草子さん:04/06/08 15:50
理屈抜きで、か。
ベタだけど人間失格かなあ
あんなうすっぺらい中に、あれだけ強烈なものを
よくぞとじこめたものだと思う
最近のヒットはオペラ・オペラシオネル。作者は苦手なんだが。
137 :
無名草子さん:04/06/08 17:32
幸田文「きもの」
とりわけ関東大震災のところがよかつた
【題名】青の炎
【著者名】貴志祐介
【出版社】角川文庫
久しぶりにかなり面白かった。
なんかもう「志村ー!うしろー!うしろー!」って感じだった。
続きが気になってどんどん読みたくなる作品でした。
えがった。
139 :
無名草子さん:04/06/08 19:37
【題名】青の炎
【著者名】貴志祐介
【出版社】角川文庫
本読まない友達に無理やり薦めた本。
よかった〜!とカンド〜していただけました。
が貸した本はいまだ返らず・・・。
特に最後が泣けた。
>>130 遅レスかもしれんが、「最悪」は前半むかむかするけど、後半は勢いついてくるよ。
141 :
無名草子さん:04/06/08 20:11
【題名】泥流地帯 続泥流地帯
【著者名】三浦綾子
【出版社】新潮文庫
正しさとは何か、バカとは何か、貧しさとは何か…
142 :
無名草子さん:04/06/08 21:48
【題名】いま、会いにゆきます 【著者名】市川拓司 【出版社】小学館 少し場違いな感じがするけれど、私はとても感動したので…。易しくて、でもとてもとても切なく優しい本でした。…駄目、でしょうか?
143 :
無名草子さん:04/06/08 21:50
129でつ
「青の炎」は後味悪過ぎ。
↑コレに比べたら、「最悪」はテンポが良過ぎて、
後味悪いはずなのに、ミョーにスッキリしてた(w
>>140にハゲドウ
144 :
無名草子さん:04/06/08 23:02
「二重螺旋の悪魔」梅原克文
「亡国のイージス」福井晴敏
「滅びの笛」 西村寿行
心躍る三冊
とてつもなく古いけど「雪の断章」佐々木丸美著。
夏休みに何気なく読んで、すんごい面白くて途中で深呼吸したり、
残ページ確かめて「あとこれだけ楽しめる!」とばたばたしたり。
今も再読します。
佐々木丸美って一時期結構流行ったのに
今じゃブックオフですらほとんど見かけないねぇ
大人になって再読しても面白い?
今度探してみようかなぁ
【題名】セックスとセックスのファシズム
【著者名】村上セックス
【出版社】セックス文庫
148 :
無名草子さん:04/06/09 11:45
>>145 これって、シリーズ化してるよね。
私も文体が好きだよ。
冬のイメージだね。
斉藤ゆきが主人公役で映画化されたと記憶しているけど、
これは本ならではの言葉がいいんだよね〜
「産霊山秘録」半村良、むすびのやまひろくって読む。
時代がかったのは大嫌いだったけど、これはすごく面白い。
タイムスリップもの。ただ、なかなか手に入らないかも。
150 :
無名草子さん:04/06/09 15:03
おー!!あったじゃーん。
ホントに屁理屈ぬきで面白いって。
読まなきゃ損!
>>146 >>148 佐々木丸美を初めて読んだ時あの独特の文章に魂抜かれましたもん(笑)。
心理学とか哲学とかオカルトとかがあいまった、詩のような文章が
綺麗なんですよね。
著書はほぼ絶版のようで、図書館の多い地域なら読めるかも。
「崖の館」を読んで様似に行きたくて、時刻表買って調べたり、
シリーズごとの人間関係図作ったりしました。
描写の古さはあれど、今でも楽しめると思いますよ。
意外とブックオフの100円コーナーにあったりしますよ。<佐々木丸美
>>140 読み終わったよ。
銀行で全員集結してからすごい展開でワロタ。
オッサンがとにかく可哀想だったが
銀行員の女にはあまり感情移入できなかった。
155 :
無名草子さん:04/06/10 20:48
星を継ぐもの ジェイムズ・P・ホーガンは既出ですか?
文句なしに面白い!読みやがれこんちくしょう!
>>155 今は「星を継ぐもの」というと某Z-ガンd(ry
>155
ほんとに面白い?
ちょうど買おうかどうしようか迷ってるとこなんだが。
>>157 俺最近読んだけど面白かったよ
最後の辺で目頭熱くなった
>158
ありがとう。じゃあ買うわ。
さっき「13階段」読み終わった。オモロかった。
まー、そういうこともあるさ。年齢とか、生い立ちとか、体調とかいろいろ関係したりする
んだよ
162 :
無名草子さん:04/06/11 20:50
このスレにみんなもっと
カキコしてよ。
参考にするからさ。
163 :
無名草子さん:04/06/11 22:01
「鏡の中の少女」 スティーブン・レベンクロン
拒食症に陥った少女を精神科医視点から捉えた物語
ありふれた題材だが、少女の内面描写など
分かりやすく描かれていて面白い。
164 :
無名草子さん:04/06/11 22:21
真保裕一の短編集も面白かったよ
トライアル、防壁
真保氏は短編もうまくまとめるなぁ。
どっちも心にしみるんだ。
ありゃりゃあげちまった〜。
んじゃ、ついでに東野圭吾の宿命もお勧めしとく。
後味の悪さでは定評のある東野氏ですが
宿命のラストには正直やられたね。
>>165 「秘密」なんかも後味悪い。
結婚式の前で止めときゃよかったのに。
宮部みゆき先生はすばらしいと思いますよ
スティーブン・キング「it」、
文春文庫四冊だけど長いけどいいですよ。始まりの数十ページを
ガマンして乗り切れば、彼の作品の面白さが出てきますので。
夏休みにゆっくり読むと、季節もあいまっていいかも。
トリがうまく締められてる本は、読んでよかったなぁと思います。
「悪童日記」
続編2作はざっと読んだが途中で訳分からなくなった。
これが一番シンプルでいい。
「クリスマスに少女は還る」キャロル・オコンネル
八つ墓村読みやすくて面白かったよ
典ちゃん萌え
だれも集計人用ルールを守らなくなったな
174 :
無名草子さん:04/06/12 09:12
∇書きこみ時のルール
【題名】
【著者名】
【出版社】(文庫と単行本の区別はできるだけ付けて下さい)
(感想・推薦文)
これを守りましょう。 (全く守られてないけど、集計人しやすいように守ろう)
これを書いていないものは無効票ということにします。
既出でも、最低限。題名と著者名は書くようお願いします。
出版社はGoogleやネット本屋で調べれば大抵出てくると思います。
それでも分からない場合は「不明」と書いて下さい。
>163 面白そうだな。次買ってみるわ。
集計なんてやりたいやつがやればいいだろ
強制うざ
同じ小説がいくつかの出版社からでていることもあるのに、出版社名を
書くのは非効率。書名と著者名だけでじゅうぶんだろ。
181 :
無名草子さん:04/06/12 14:34
べつに集計しなくていいよ
集計厨うざい。
>>166 確かに秘密は後味悪すぎだね。
てかあの女ずるい!しかし娘のことを考えれば、、、、、
バトルロワイアルって、小説が原作なの?
まとめサイト見てきたけど、、、
フォーサイスの『戦争の犬たち』がないのはなぜだ?
おもしろいぞ、嫁。そして感動汁。
>>180 出版社が書いてあった方が読みたくなった人が探しやすいからじゃないの?
>>191 しかしネットが出来る環境下にあるのなら
amazonとかイーエスブックスで検索すれば一発だろうに。
193 :
無名草子さん:04/06/13 01:24
小説の何がつまらないって、くだらない情景描写が多すぎてたるい。
字数稼いで原稿料稼ぎたいだけか?
んなもん誰も興味ないんだから、必要最小限にとどめて、
もっとストーリーをサクサク進ませろや!
マンガのほうがいいんじゃねーの?
>>193 能動的に読む作業をしないと、どんどん脳が劣化するよ
まじで
劣化ウラン弾
198 :
無名草子さん:04/06/13 03:16
おいおい、お前らは情景描写が多いと大人向けで、
少ないと子供向けとでも思ってるのか?w
相当幼稚な考え方だなw
198 名前:無名草子さん 投稿日:04/06/13 03:16
おいおい、お前らは情景描写が多いと大人向けで、
少ないと子供向けとでも思ってるのか?w
相当幼稚な考え方だなw
201 :
無名草子さん:04/06/13 06:10
新潮社(文庫)から出てる北村薫の時間三部作(スキップ/ターン/リセット)
特にスキップとリセットはすごく感動した
ターンが一番良かったと思う俺は変わってるのだろうか・・・・・・
空飛ぶ馬のシリーズが面白いと思う私は普通だと思う...
始祖鳥記 小学館文庫
飯嶋 和一
筒井康隆「ベトナム観光公社」
初出?
208 :
無名草子さん:04/06/13 21:14
>>203 俺はターンとリセットしか読んでいないが、
ターンの方が10倍ぐらい面白かった。
リセットは途中で投げ出そうかと思ったくらい。
209 :
無名草子さん:04/06/13 22:59
カフカ・オンザショア
むらかみさん
「確かに文章はおそろしく巧い・・・」朝日新聞
210 :
無名草子さん:04/06/13 23:00
法学(法律)関係の小説で面白いの何かありませんか?
オススメがあったら教えて下さい。
211 :
無名草子さん:04/06/14 16:23
伊坂幸太郎のオーデュボンの祈り。
楡家の人々
213 :
無名草子さん:04/06/14 16:59
>>211 オーデュボン、自分も面白かった。伊坂は始めてだけど良い作家見つけたと思えた。
伏線が全て一本に繋がる系が好きな人は気にいると思う。
でも島に無かったものの答えがイマイチだった。
「新・家族狩り」を読んだけど、天童荒太はもうダメかもしれんね・・・
こういうのしか書けない作家としてやっていくつもりなのかな。
「永遠の仔」一冊で読むのやめとけばよかった。
乱歩賞スレで賛否両論の「脳男」は自分的にはかーなーりーツボで面白かった。
なので一票入れとく。
【題名】脳男
【著者名】首藤 瓜於
【出版社】講談社文庫
滅びの笛 西村 寿行
超既出ですが
【題名】 コインロッカー・ベイビーズ
【著者名】 村上龍
【出版社】 講談社文庫
これほど衝撃的でページを捲るのももどかしい本は他になかったです。
高校時代に読んだけど、これが書かれたのが自分が幼稚園の時だったのを知って
「そんな昔にこんな凄いものが・・・」とまたショックだった。
他の村上作品は正直あんまりいいとも思わないけど、これは別格。
ガゼルがカッコイイ。
女に振られたとき 全ての男は消耗品である を偶然読んで
自分を慰めたきおくがある
218 :
無名草子さん :04/06/15 02:08
これまた既出かもしれませんが
【題名】親指Pの修行時代
【著者名】 松浦理英子
【出版社】 河出文庫
とりあえず自分の価値観が揺さぶられる!
それがまた心地よい。
松浦理英子は作品少なすぎ!でも次作を待ち続けます。
>>216 コインロッカーはほんと良いよね。
龍の作品の中では確かに最高峰だと思う。
スピード感が凄い。
出てくる人物の狂い方も凄い。
龍嫌いな人にもこれだけはオススメだな。
【題名】 ガダラの豚
【著者名】 中島らも
【出版社】実業之日本社
散々既出と言われようがお勧め。色々な面白要素が凝縮されたような小説。
とにかく屁理屈抜きに面白い!ただ第三部がホラー苦手な俺には(;´Д`)コ・・・コワ・・
>220
ラストがアレだったけど面白かったね
自分も一気読みしたよ
汝ふたたび故郷へ帰れず
飯嶋和一
いやーよかった。久しぶりにいい小説を読んだ。
>223
いや、自分も関係あると思う
227 :
無名草子さん:04/06/15 23:07
>>224 全体的に青臭い感じは否めないけど、
ボクシングの描写はそれを補って余りあるほど面白いね。
228 :
無名草子さん:04/06/16 02:30
垣根涼介の「ワイルドソウル」。これオススメ。
230 :
無名草子さん:04/06/16 19:08
ねじ巻きすぎクロニクル
山周「樅の木は残った」
ヤバイ。この本ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
山周ヤバイ。
まず主人公。もうカコイイなんてもんじゃない。超カコイイ。
カコイイとかっても
「キムタクくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ忠義を通すの。スゲェ!なんか完全に自分押し殺しちゃうの。新撰組の義を超越してる。
先見の明もあるし超カコイイ人間。
しかも鹿猟とかしてるの。ヤバイよ、大鹿だよ。
だって普通偉い武士は猟とかしないじゃん。だって面倒みないといけない部下がいるわけだし
困るじゃん。猟で死んだら困るっしょ。
でも死なない。マジ強いから。
周りの信頼も厚いの。もう今じゃ考えられないくらい。すごいカリスマ性。
とりあえず興味持ったら頑張ってよんでみろ。がんばれ。超がんばれ。
【題名】東亰異聞
【著者名】小野不由実
【出版社】新潮文庫
世界観が素晴らしい。
ラストは圧巻。
>>232 とうけいのけいの字、変換できない・・・
亰
亰
亰
238 :
無名草子さん:04/06/18 16:49
ワシが舞い降りた
【題名】弥勒
【著者名】篠田節子
【出版社】講談社
なんというかすごい。
【題名】海の時間
【著者名】 吉村昌光
【出版社】 東洋経済新報社
30年前位のSF小説。ただ入手困難かも。
【題名】 官邸
【著者名】 成田憲彦
【出版社】 講談社
元総理大臣首席秘書官を務めた人が書いた小説。
すごい(こればっかw)。分厚くて、それが上下二冊あり
内容も濃いので政治学の専門書を読む気構え位が必要かも。
>241
だからそのうち、どれが一番おもしろいんだよ?
「ちょいと面白かった本をあげるスレ」じゃねーんだよ
244 :
無名草子さん:04/06/24 19:13
既出だと思いますが、
【題名】 イリアス
【著者名】 ホメロス
【出版社】 岩波文庫
文学的価値とかそんなのはよく知りませんが、戦争モノとして最高だと
思います。主人公のアキレウスが出陣するまでが長いのですが、ために
ためただけあって、アキレウスの大暴れは大迫力です。
245 :
無名草子さん:04/06/25 00:30
ジョン・アーヴィングの「オウエンのために祈りを」は面白いよ〜
他の作品も面白いの多いし、ジョン・アーヴィング好きだなあ〜
246 :
無名草子さん:04/06/25 21:12
今日 船戸与一の 虹の谷の五月ってやつと 高村薫の リビィエラを撃て
を買っちゃいました
読んだ人 どうでしたか?
「リビィエラを撃て」はエロい…という記憶しかない。
おもしろい本は繰り返して読むから覚えているけど。
249 :
無名草子さん:04/06/25 21:31
【題名】 ノルウェイの森
【著者名】 村上 春樹
自殺者大杉だけど、いい。スムーズに読めた。 草原が浮かんできた。
【題名】姑獲鳥の夏
【著者名】 京極 夏彦
トイレや風呂時、まさか見えてないだけで実はそこに何かいるんじゃ?と思って、ガクブルした。
【題名】うつくしい子供
【著者名】 石田 衣良
酒鬼薔薇事件は知らなかったけど、良かった。
>>244 「映画化されたから原作を読んだ」
私は、そんなにミーハーじゃない!
251 :
無名草子さん:04/06/25 22:00
>>250 ミーハーとかそんな事どーでもいいじゃない。読まないより読んだほうがイイ!
ミーハーだろうとなんだろうとね。
ま、おりは映画化されたら映画見ればいいかと思ってしまうタイプ。
252 :
名無しのオプ:04/06/25 22:46
「黒い家」(貴志祐介)
屁理屈抜きで怖かった
>>250-251 ミーハーかどうかはともかく、
屁理屈抜きで古典を楽しめる感覚は
かなり奇特ではあるな。
たいしたもんだと思う。いやマジで。
俺だと、古典は感情移入しづらくて
どうしても退屈しちゃう。
たかが小説にせよ、同時代感覚
みたいなもの抜きで、本当に楽しむのは
なかなか難しい(俺はな)。
2000年以上前の人たちとは世界観、自然観、宗教観、死生観
もろもろの価値観が違うからとっつきにくいってのはあるよ。
でも古典ギリシアに関してはキリスト教以前の「八百万の神」
で日本の神話と似通ってる部分もある(神々が妙に人間くさい)。
西洋の学問なんて聖書と古典ギリシアの注釈だ、て言う人も
いるくらいだから読んで損はない。
>>521 そういう感覚はなんか不思議。
文字読むのと他人が映像化したものは別物と思わない?
>>246 リヴィエラは高村作品の中ではまあまあかなぁ。(それでも凡人には足元にも及ばない力を持ってるおばちゃんですが)
俺はマークスの山のほうが面白かった。
しかしファンなら全て読むべし!
貴志祐介は文章から句点を減らせ!
>>253 私もそんなに古典ばかり読んでいるわけではないので、他の作品については
知りませんが、イリアスは感情移入し易いのではないかと思いますよ。
>>254さんの言うとおり、ギリシアの神々は泣いたり笑ったりと人間臭く、
作中の英雄達も感情むきだしです。それに、イリアスはなんといっても戦争
スペクタクルなんですよ。戦闘シーンはかなり燃えます。槍が下腹部に突き刺さり
内臓がすべてこぼれおちた、なんてグロイ描写も頻繁に出てきたり。
2000年以上前のものですが、屁理屈抜きで楽しめる傑作です。
やってしまった!
261 :
無名草子さん:04/06/27 00:40
面白いのがあったんだけど題名わすれたorz。
内容はRPGの世界を仮想体験できる機械があって始めはそれ
を楽しむんだけどやがてトラブルが発生して〜みたいな。
だれか題名分かれば頼みます。カタカナでクロス〜とかそんな感じ
だった気がしたんだけど。
>>261 そういう洋画見たことあるな・・・
題名忘れたけど
264 :
無名草子さん:04/06/27 03:42
「クラインの壷」(岡嶋二人)のことかな?
265 :
無名草子さん:04/06/27 08:31
267 :
無名草子さん:04/06/27 20:55
「地球幼年期の終わり」 アーサー・クラーク
創元推理文庫(25年前に読んだとき)
268 :
無名草子さん:04/06/27 23:33
岸和田少年愚連隊
中場利一著
269 :
無名草子さん:04/06/28 12:44
じつは昨日から読み出したばかりなのだが・・
「ダ・ヴィンチのコード」
翻訳だけど読みやすい。テンポいい。読者をひっぱっていく展開。
オレ的には「ガダラの豚」以来の面白い小説になりそう。
>オレ的には「ガダラの豚」以来の面白い小説になりそう。
微妙なことを書く人だね……
>>269 新刊書か。近所の図書館にはまだないや。
【題名】童話物語
【著者名】向山貴彦
【出版社】幻冬舎文庫
素直に面白かった。
本編以外のデムパ的補足が無ければなお良かったと思う。
ずんずん読めて良かった。
274 :
無名草子さん:04/06/29 00:47
>>269-271>>273 ダ・ヴィンチ・コードのことじゃないの? 表紙がモナリザのやつ。
先々週くらいに王様のブランチで紹介されていたよ。
今アマゾンで10位とかだったかな。。。
スレタイ見てぱっと頭に浮かんだのがずっと昔に読んだ「真夜中のデットリミット」。
作者はスティーブン・ハンターだったかな。
自分でも以外。
S・ハンターなら「ダーティホワイトボーイズ」もいいね。
妖星伝 半村良
長い…
【題名】フラグラーの海上鉄道
【著者名】 野中ともそ
【出版社】集英社
恋愛って深いなーと思った
映画化してほしい、けどイマイチ知名度ないんだよね・・・・・
279 :
無名草子さん:04/06/29 20:33
【題名】千里眼シリーズ
【著者名】松岡圭祐
【出版社】小学館文庫
めちゃいいよ。
>>277 半村良ならご存じ太陽の世界の方も面白いよな。
未完だが。
>>279 むぅ、千里眼か……w
【題名】 13
【著者名】 古川 日出男
【出版社】 角川文庫
「1968年に東京の北多摩に生まれた橋本響一は、
二十六歳の時に神を映像に収めることに成功した」
-本文冒頭より抜粋-
響一のジャングルでの生活のエピソード、神秘に触れる
人々の情景、淡々と、そして正確に描写されどんどん
物語に引き込まれます。
>>272 禿銅。序盤、主人公の鬼畜さがリアリティーあって良かったと思う。
ハイファンタジーって何のこっちゃと思うけど、何となくこの本には当てはまる言葉だな。
>本編以外のデムパ的補足が無ければなお良かったと思う。
時間の設定とか?
>>272 自分はデムパまでは言わないけど、あれは別売りにして
もうちっと安くしてくれた方が嬉しかったかも。
大分前に読んだけど、ルージャンがキャラメルパンについて謝るシーンで
すごく胸が切なくなったよ・・・。
284 :
無名草子さん:04/07/02 15:15
雫井脩介の「火の粉」って面白いですか?
【題名】少年時代(上・下)
【著者名】ロバート・・マキャモン
【出版社】文春文庫
時代は60年代。アメリカ南部の町ゼファー。
あの頃の少年時代は光り輝いていた・・・。
小説家志望のコーリーが、魔法に満ちていた若い頃を振り返る。
池に沈められた他殺死体の謎をベースにして
黒人シャーマン、全裸の大金持ち、鼻くそ悪魔少女、泣き虫豪腕少年、
ギャングとの銃撃戦、池にすむ巨大ワニなど
あらゆるエピソードがユーモアたっぷりに織り込まれている。
映画『スタンド・バイ・ミー』をいいと思う人には絶対のお勧め。
【題名】人魚とビスケット
【著者名】J.M.スコット
【出版社】創元推理文庫
イギリスの大新聞に連続して掲載される謎の三行広告。
“人魚へ。とうとう帰り着いた。連絡を待つ。ビスケットより”
「ビスケット」「人魚」「ブルドッグ」「ナンバー4」とは誰か。
彼らが体験した14週間にわたる事件とは?
「幻の名作」というと概してつまらないものだがこれは絶品。
水上で繰り広げられる極限状態のサバイバル劇に引き込まれることうけあい。
難点はオチがわかりにくいことくらいか。
【題名】邪宗門
【著者名】高橋和巳
【出版社】朝日文芸文庫など
良かった。
同じ作者で、次はどれを読めばいいのか、
教えてエロい人。
289 :
無名草子さん:04/07/07 15:02
母子の近親相姦を描いた小説はありますか??ぜひ教えてください。。
緑の扉を開きなさい。さすれば…
291 :
無名草子さん:04/07/07 21:51
緑の扉ってなに??
292 :
無名草子さん:04/07/08 00:34
ここで勧められたの三つ買ってみっつともハズレだったよ
Part1か2のころだけどな
ではおれのへりくつ抜きなオススメ
吉原御免状 劉慶一郎 新潮
哀愁の街に霧が降るのだ 椎名誠 新潮
高橋和己なら日本の悪霊を読め
294 :
無名草子さん:04/07/08 16:36
浅田次郎の「蒼穹の昴」の文庫化は、まだなんでしょうか?ずっとずっと待っているのですが。どなたかご存知の方はいらっしゃいませんか?
295 :
無名草子さん:04/07/08 17:25
>>294 文庫化しないんじゃないかな? と言う話を聞いた事があります。
まぁ期待せず待つのがいいと思われ。
文庫諦めてブコフで100円で買って来るのが吉
297 :
無名草子さん:04/07/08 19:50
今読んでるけど「ウォーターシップダウンのウサギたち」
ハエの王と宝島あわせたみたいでおもろい
本なんか図書館で借りればいいじゃない。
古本だって、買えばじゃまになるだけだよ。
花村萬月の「ブルース」
なんかこの人DQNっぽいので、遠慮してたんですがw
おもしろかったなぁ。おすすめ。
予定通り300ゲト
中卒の俺に罪と罰は難しい。未だ上巻の1/5しか読めてない。
家にあった本、ららのいた夏。これは同じ死に方をするなら、背か厨より面白かった
>>298 図書館じゃ置いてないのもたくさんあるし、
いつ誰にその本ボロボロにされて、紛失するかわからないのさ。
本読みなら、図書館の限界くらい経験で悟る。
台詞に経験が滲みでてるよ。
あんまり本に興味無い人だとバレバレ。
図書館や知人から借りた本がめちゃめちゃ面白かった時って、なんで
損をしたような気になるんだろ?
304 :
無名草子さん:04/07/12 17:14
>>302 なんだ、本読みって? そんな職業があるのか?
仕事でもないのに本に愛着をもつって、余程ヒマなんだな。引きこもり?w
脈絡もなしに「ひきこもり」とか持ち出して、ついでに語尾に「w」とかつけたりなんかして。
2chでよく見かけるアホっぽい煽り文の典型ですな。
306 :
けめック聖人:04/07/12 17:23
ですなw
しかも「本読み」も知らないとは。
この分ではヨミコ・リードマンも知りませんな。
どっちもどっちだから荒そうな
スレ汚し氏ね
308 :
無名草子さん:04/07/12 17:25
>>301 ららといた夏、いいね。
マラソンや野球のシーンも読み応えあって良かった。
ラストはありえないくらい号泣・・・。
309 :
けめック聖人:04/07/12 17:28
じゃあ本題を。
首藤瓜於の「脳男」
筒井康隆の「馬の首風雲録」
宮部みゆきの「R.P.G」 かな。
筒井康隆ならやっぱ「大いなる助走」だろう、うん
311 :
けめック聖人:04/07/12 17:41
あれは映画にもなったな。
他に筒井作品であげるなら小品だが
「わが良きウルフ」もいいな。
あと「母子像」とか。
低俗な小説を読むのが本読みの神髄。
自演も大変だな。
虚人たち
お厚いのがお好きで解説してたけど、それでもまだいまいち分からない。
315 :
けめック聖人:04/07/12 17:51
虚人たちはまだわかる。
夢の木坂分岐点と虚航船団の第二章はわからなかったなあ。
「虚人たち」では何で事件の最中家族会議が開かれててわけわかめ。
中学生のころ限定なら、平井和正の「ウルフガイ」シリーズかな
途中で宗教がかっちゃって訳分からなくなるけど、5、6巻までは
異様にのめり込んで読んだ。思春期のいろんな鬱屈をはらして
くれる小説だったな。今じゃ読み返す気にはとてもなれないが…
318 :
無名草子さん:04/07/12 21:36
わからないやつは頭が悪い。
319 :
無名草子さん:04/07/12 22:58
隆慶一郎なら、「影武者徳川家康」が面白かった。
>309
自分的に「脳男」と「RPG」は金返せレベルだった
>>317 あ〜、読んだ、読んだ。
大好きだったよ。
憧れたよ、厨房の犬神明とルポライターの神明に・・・
あれほど夢中になったのに、確かに今読み返したいと思わないね〜。
なんでだ???
322 :
無名草子さん:04/07/13 12:46
「ホェール・トーク」クリス・クラッチャー
323 :
無名草子さん:04/07/13 13:23
『ウォーレスの人魚』岩井俊二
324 :
無名草子さん:04/07/13 13:26
作品名だけを書き逃げするのやめようよ。
せめて、どこらへんが面白かったか書いてくれない?
でないと自分も読んでみようかなとは思わない。
325 :
無名草子さん:04/07/13 14:01
んでガダラの豚ってのは絶対読んだほうがいい?
326 :
無名草子さん:04/07/13 14:32
>>324 自分で調べる楽しみもあるぞ。
書き逃げは言い過ぎ。
暑いのにごちゃごちゃ言うな。
>>320 自分の頭の悪さを宣伝しなくてもいい、低脳が。
>>324 本は自分で探すもんだ、この情報乞食が。
>>325 勝手にしやがれ、豚児が。
恥ずかしいヤツが混ざってるな。
329 :
¶:3ミ:04/07/13 14:52
↑
330 :
¶:3ミ:04/07/13 14:53
↑
ちょっとずれた
331 :
無名草子さん:04/07/13 15:12
梅雨明けって事で
『夏への扉』ハインライン
332 :
¶:3ミ:04/07/13 15:16
まだ梅雨だぞ。
蒸し蒸し蒸し蒸しする。
333 :
無名草子さん:04/07/13 15:27
ウォーレスの人魚か。
そういえば、あの本を読んだ時ははまったな。
なんというか、気味の悪さと美しさがないまぜに
なったような物語ですた
【題名】金閣寺
【著者名】三島由紀夫
【出版社】新潮文庫
次の日に学校サボって金閣寺に行った
醒めた
335 :
無名草子さん:04/07/13 19:16
ありきたり過ぎるかもしれないけれど、太宰の人間失格。
集計ページ更新されてますね
ということで、綾辻行人の「殺人鬼」
苦手な人はいるだろうと思いますが
いろんな意味でびっくりできました
傑作だと思います
337 :
無名草子さん:04/07/16 15:54
J・D・サリンジャーのライ麦畑でつかまえて
久しぶりに良い本に出会った(・∀・)
338 :
無名草子さん:04/07/16 16:19
339 :
無名草子さん:04/07/16 17:38
ここでRPGが挙がっているのが不思議でしょうがない
>>338 たぶんお前以外のほとんどの人はお前を笑ってる
341 :
無名草子さん:04/07/16 18:37
「ダレカガナカニイル…」井上夢人
最後の最後で、あーっ!!ってかんじ。
「GMO」服部真澄
遺伝子組み替え食品の話。スケールでかい。
アンナカレーニナ!!
本当に人間関係が面白いよ!長いけど読み出すと止まらない!
不倫、家庭崩壊、婚約者の裏切り、禁断の愛、
今の昼メロドラマの要素全て詰まってます!
古典だからと敬遠しないで読んでもらいたいな。
きゃっちゃーいんらい じゃ大して荒れねえ。
>>343 長すぎるのがネック。
読む気がまったくしねえ。
>>280 14巻まで読んだ。<太陽の世界
今週末に全部読む。
これが未完なのは惜しいな。
ライ麦畑じゃ看板小さいのかね。
面白いと思ったけど
>>338の馬鹿しかかかってない。
おまけにつまんないし。
じゃあね、グリッツ。
なんか変。
タクシー運転手の奥さんて、「ゼロシティー」で「あなたはこの町から出られない」
って言ったあの子と同じ役回り?
349 :
無名草子さん:04/07/17 01:34
【題名】光の帝国
【著者名】 恩田陸
【出版社】何とか文庫。忘れちゃった。
なんかかなりスケール大きくなりそうな叙情的な話だった。
続編出てるのかな。
351 :
無名草子さん:04/07/17 01:52
いしかわじゅん
吉祥寺探偵局
石川淳 『普賢』『佳人』
353 :
無名草子さん:04/07/17 03:49
ジャングルブックキプリリング
読みかけ
ここにいる人達は賢明だな。最小限の( ´,_ゝ`)プッで済ましているし。
355 :
無名草子さん:04/07/17 08:38
乙一の短編集全般。
やっぱ天才だわ。この人
【題名】プリズンホテル
【著者名】浅田次郎
【出版社】集英社文庫
とにかく良かった。
最初読み出した時はちょっと抵抗があったけど、
すぐに慣れて、後はもうどんどん読めました。
ごちそうさま。
>>356 しかし、本職の書いたものまで読んで、社会に害毒を流すのはやめよう
360 :
無名草子さん:04/07/18 00:00
中島らも
今夜、すべてのバーで
まあまあかな。
361 :
無名草子さん:04/07/18 00:28
まぁまぁならageるな。
362 :
無名草子さん:04/07/18 00:36
364 :
無名草子さん:04/07/18 02:49
365 :
無名草子さん:04/07/18 07:01
清水義範はおもしろい
蕎麦ときしめんとか
サリンジャーの次はアルジャーノンかな。
ネットは広大だわ。
攻殻ヲタ( ´,_ゝ`)プッ
笑い男→( ´,_ゝ`)プッ
吉村昭「仮釈放」
読後の喪失感は圧倒的。
370 :
無名草子さん:04/07/19 23:31
ここで勧められてガダラの豚読んだんです
全三巻の長編でした
一巻・・・宗教と人間のかかわりについて、オウム事件とリンクするような
興味深い導入でした
二巻・・・個性的なメンバーとアフリカの大地へ!ネタばれになるので多くは
書けませんが…こんな面白い本を読んでいることが信じられないほど
三巻・・・日本に戻ってのこと。三分の一読んで、「あれ、なんだか面白くない」
でも「気のせいに決まってる」…しかし中盤…後半…え?このラスト?
ってな感じでした!
二巻までのおもしろさでトータル70点はいくかも?でもあのラストはなあ…
長編の難しさ…作者のテンションの維持…そのへんを考えさせられる作品でつ
371 :
無名草子さん:04/07/19 23:56
坂木司
「青空の卵」東京創元社
キャラが微笑ましくて素敵。
人間ドラマが最高。
372 :
無名草子さん:04/07/20 20:41
【題名】こころ
【著者名】夏目漱石
【出版社】?
夢中になって、電車を乗り越してしまいました。
次の電車を待つのがもどかしい感じがして、隣の駅から歩きながら読みました。
373 :
無名草子さん:04/07/21 16:03
歩きながら読んでいたら自動車にはねられました。
救急車で運ばれる間ももどかしい感じがして、点滴を受けながら読みました。
374 :
無名草子さん:04/07/21 23:33
太陽の世界 半村良
いやーおもしろかった。とくに18巻目。
無理だとは思っても続きが読みたい。
375 :
無名草子さん:04/07/22 17:41
ジョン・ファウルズ「魔術師」the magus
す…すごい。
376 :
無名草子さん:04/07/23 00:31
【題名】ピアニシモ
【著者名】辻仁成
【出版社】新潮社文庫
7年前に読んだだけだけど、未だに心の奥底に生暖かさが
残ってる。
377 :
無名草子さん:04/07/23 00:54
一番、と一つだけ挙げるのはキツー
面白かったということで、泣けたとか感動した、というのではなく
ワクワクして読んだというのを敢えて挙げれば、バローズの
火星シリーズなども捨てがたいんだけど、、、、
【題名】ゲームの達人
【著者名】シドニィ・シェルダン
かな。
またか…
379 :
無名草子さん:04/07/23 12:17
題名:シェエラザード
作者:浅田次郎
最初は愚痴っぽい女にイラついたけど、
話次第はとても面白い。
( ´,_ゝ`)プッ
381 :
クランツ ◆oEXgg113Pc :04/07/23 22:48
【題名】 IT
【著者名】 スティーブン・キング
【出版社】 文藝春秋
【題名】 少年時代
【著者名】 ロバート・R・マキャモン
【出版社】 文藝春秋
【題名】 サマー・オブ・ナイト
【著者名】 ダン・シモンズ
【出版社】 扶桑社
ITを十年以上前の夏に読んで以来
このテにハマリ、この季節になるとどれかを再読します、、
382 :
無名草子さん:04/07/26 20:40
『宮本武蔵』 吉川英治
おもしろい!
マンガのバガボンドは糞だ。
383 :
無名草子さん:04/07/27 04:44
【題名】日輪の翼
【著者名】中上健次
【出版社】講談社学芸文庫
聖と俗はこれほどに昇華されうるのだということを
鳥肌をもって実感しますた
384 :
無名草子さん:04/07/27 07:12
冷静と情熱の間 ロッソ
ごめん著者名度忘れ。
でも恋したくなったのは確か。イタリーいきたくなったよ。
385 :
無名草子さん:04/07/27 08:45
「バトルランナー」
スティーブン・キング
初めて読んだキングがこれだった。キングほとんど読んだけど、
これ読んだ時ほどに熱中しない。
エイガは酷かったけど。
「燃えよ剣」
時代ものって「勧善懲悪・捕物帖」のイメージがあって敬遠してたんだけどすごく良かった
ラストに近づくほど物悲しい切なさに胸がつまる
このスレを見なかったら、一生読まなかったであろう
「ガダラの豚」
を書いた中島らもが亡くなってしまった。
評判通り屁理屈抜きで一番おもしろかったのに非常に残念です。
でもこれを機に
「ガダラの豚」フィーバーが来そうな気もする。。
肝臓じゃなくて、階段から落ちたわけだけど、酒で死んだことになるのかね。
合掌
中島らもさん、たいへん残念です。
ご冥福をお祈りいたします。
ガダラの豚の3組の文庫の1巻だけ古本購入。
残りの2冊を古本で手に入れるまで積んでおく予定でしたが
追悼で新品購入しました。
>>390 ブックオフで100円で売ってるのにアンタはえらい!
【題名】ねじまき鳥クロニクル
【著者名】村上春樹
【出版社】新潮社
自分も浮気で別れてしまったので、痛烈でした。
特にゴミ箱から黄色いリボンが、という場面であちゃーー
という悶々としたやるせない気分で、なんだか無気力になった
393 :
無名草子さん:04/07/29 20:08
【題名】虹を操る少年
【著者名】東野圭吾
今読み終わった!面白かった!
ジャンルで言うとSFなんだけど、特殊な能力をもつ、
天才少年が主人公のお話しです。
ファンタジーでありミステリーであり、というような。
宮部みゆきの超能力系の話や、アルジャーノンのとか
面白い!って思った人は楽しめるかも。
394 :
無名草子さん:04/07/29 22:26
題名:西街道談綺(こんな字だったか)
著者:松本清張
古い小説だし長いけど、一気に読めます。江戸時代を舞台に隠し金山を
めぐる伝奇小説ですが、時間と現実を忘れたいむきにはぜひ。
395 :
無名草子さん:04/07/29 23:00
「題名」涅槃の王
『著者名』夢枕獏
不老不死や神の存在をテーマに一人の宗教家が旅にでるSF。
屁理屈なしにおもしろい。ややこしいテーマを逃げずに書ききった直球
物語って感じです。 「この物語は絶対におもしろい。」獏さん風
396 :
無名草子さん:04/07/30 00:29
題名:カラフル
著者:森絵都
読後感が最高な本
397 :
無名草子さん:04/07/30 00:48
しょうじき一番衝撃を受けて、読んだあと、
世界を違った視点で見れるようになったのは。
題名:祈りの海
著者:グレッグ・イーガン
ハヤカワSF文庫
短編集だけど、すごい、
小説の未来を考えるすべての人のためにある
とか、あとがきで書かれていた。
398 :
無名草子さん:04/07/30 00:49
【題名】秘密
【著者名】東野圭吾
読み終わった後に、これほど切ない想いにかられた作品はいまだかつてなかった(;´д⊂)
読み終わった次の日の仕事が手につかなかった。
399 :
無名草子さん:04/07/30 13:08
東野圭吾程度の文章力で感動できるやつがうらやましい。
400 :
無名草子さん:04/07/30 13:45
初代1の言葉を思い出せ
401 :
無名草子さん:04/07/30 14:15
三国志
403 :
無名草子さん:04/07/30 18:12
あっちってどっち?
>>403 喫煙アイドルスレじゃね?
最近読んで面白かった小説。
【題名】破獄
【著者名】吉村昭
実在した超人の話を戦時中の時代背景と共に語られている。
ネタが分かってても感嘆の念を抱いてしまうような、そんな男のお話。
【題名】タイム・リープ
【著者名】高畑京一郎
何度読んでも楽しめる作品。
ぜひご一読を。
406 :
無名草子さん:04/07/30 23:23
【題名】鬼平犯科帳
【著者名】池波正太郎
人情や江戸情緒と悪人たちとの戦いが程よくミックスして語られた
作品です。でも、13巻以降の筆力が落ちているのが悲しい。
407 :
無名草子さん:04/07/31 09:48
坂東真砂子の「山 妣」新潮文庫。
【題名】 BLOOD AND GUTS IN HIGHSCHOOL
【著者名】 キャシー・アッカー
【出版社】 ペンギン・ブックス
「血みどろ臓物ハイスクール」の邦題で訳されている。
愛し合った親父とゲフンゲフンな娘の話。
いや、親父は愛してなんかいなかったんだけどさ。
水玉蛍乃丞がSFまで10000光年で重く扱ってたのがわかる。
409 :
無名草子さん:04/07/31 11:23
吉川マンセー
ドグラマグラ
虚無への供物
黒死館殺人事件
国産の三大奇書。
【題名】 アフリカの光 他三篇
【著者名】 丸山健二
【出版社】 角川書店
ある寒村に流れついた「私」が、友人と共に
「バラ色の光を放つこともあり、またときにはオレンジ色に輝く」
アフリカの海を夢見る物語。
極寒の北の海で小さなイカ釣り漁船に乗らざるを得ない「私」の現実と、
ある種の理想郷として描かれるアフリカの海との対比が、
若き丸山健二のクールな筆致で淡々と語られる。
映画化もされた。
絶版本なので図書館で探すのが良いかと。
自分、この本を家のコピー機で全ページ複写して、
三ヶ月延滞した挙句に渋々返却しました。
返したくなかった。そのぐらい印象深い小説。
表題作の中編が絶品。
「おもしろい」かどうかは自分でもわからないけれど、
事あるごとに引っ張り出して読んでしまう麻薬的作品です。
413 :
無名草子さん:04/08/01 01:15
>>393 おれも読んだ。おもしろい!
しかも東野圭吾なのに後味も悪くないw
414 :
無名草子さん:04/08/01 01:46
【題名】安土往還記
【著者名】辻邦生
信長のストイックな生き方をある外国人船員の目から書いたもので、
自分にも他者にも人生を突き詰めて生きるよう求めた信長の生涯が
共感を持って描かれます。史実の信長とは別にして、ある種の求道者の
人生として見たら面白いです。
415 :
無名草子さん:04/08/02 17:56
わりと誰でも好き嫌いなくわかりやすくて
物語の典型的な面白みをよくふくんだ、
そのパターンがとても伝わってくるエンターティメントの作品って
どんなものがありますか?
テンポよく小気味良い展開を盛り込んでいるという感じの。
時代や題材がかわっても書きあげる、浅田次郎がそんな感じだと思うんですが。
他にもおすすめの作品があったら教えて頂けませんか?
みなさんの豊富な読書体験の中で思いつくものがあれば御紹介願います。
失礼しました。
御迷惑をおかけしてすみません。
どちらのスレで聞けばよろしかったでしょうか?
418 :
無名草子さん:04/08/03 08:33
420 :
無名草子さん:04/08/03 13:55
「鳥と少年」だね
421 :
無名草子さん:04/08/03 16:22
_ ___
___/ /_ /___/ _____ __ _
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☆ + ☆
@ノノハ@
/( ´_ゝ`)ヽ ☆ + +
. ='ア\ ヽ__/`〉フ\ 月に代わって
>>420にふーん
//´\`ー // \ \ ☆ +
// | _〈ノ'~´`/ヽ \ .\
/ l ヽーヾノ !/´゙、フ \. \
| { `ー`!、_ノ丿 ハ \ ヽ ☆
\\ | l ̄ i´`ー、 ヽ )
`ー''´ | /|. | // ☆ + +
/ヽ/ ヽ '、 //
!::::/ \ノ\ // ☆ + +
. |:::/ \::ヽ i´
|:::l \:ヽ ☆ +
|::::〉. ヾ::ヽ
レ }:::!〉☆ + +
ー'´
池上永一の風車祭
「神々の山嶺」夢枕獏
うん、おもしろかった。人間は何のために生きるのかって考えさせられた。
このスレで知った、帚木蓬生、久々に読んだ。「国銅」
やっぱり好きだ。
この人の作品に出てくる人間は、皆正しすぎるような気もするんだが、
色んな事件が起こっている中、
心が洗われる。
425 :
無名草子さん:04/08/14 12:47
ヘミングウェー「老人と海」
(・∀・)イイ!!
1.春の道標 、黒井千次
2.忍ぶ川 、三浦哲郎
3.竜馬がゆく、司馬遼太郎
4.夏への扉 、ロバート・A・ハインライン
5.人間失格 、太宰 治(だざい おさむ)
6.大いなる遺産、チャールズ・ディケンズ
7.思い出の記、室生犀星(むろう さいせい)
8.車輪の下 、ヘルマン・ヘッセ
10.青葉繁れる 、井上ひさし
11.高校放浪記 、稲田耕三
12.下天は夢か 、津本 陽(つもと よう)
13.けんかえれじい、鈴木隆(たかし)
14.しろばんば 、井上 靖(やすし)
15.オリンポスの果実、田中英光
428 :
無名草子さん:04/08/14 23:02
>>427 凄げぇ・・・俺、一冊も読んだことがないよ
なんかPTA推薦って感じだな。w
朽ちた木々の枝の下で
真保裕一著
うまい題名をつけるもんだと感心しますた。
ラリー・カークダル著 ナゲキバト
パラ読みしてて涙が止まらなかった本。ホンット綺麗で純粋で
それが押しつけがましくない本。
金原ひとみ著 蛇にピアス
周囲の評価は関係ナシ、との事なので。
なんて言われようと好きなモンは好きだ。
「幻の女」
「燃えよ剣」
便乗して読んだらすげぇ面白かった。
砂の女
434 :
田yama:04/08/16 15:41
綿矢りさ
蹴りたい背中
レボリューションNO・3
【題名】そして誰もいなくなった
【著者名】アガサ・クリスティー
【出版社】早川書房
437 :
無名草子さん:04/08/17 01:48
>>422 言おうとしたら、先に言われてたけど、改めて、
【題名】 風車祭 (カジマヤー)
【著者名】 池上永一
【出版社】文春文庫
【題名】極大射程
【著者】スティーブン・ハンター
燃えるぜ しびれるぜ ほんまにおもしろいぜ
【題名】二分間の冒険
【著者名】 岡田 淳
【出版社】偕成社
元は子供向けの本。字は大きく、量もさほどではない。
が、内容は今見ても面白い。例えるなら子供向けなようで、よく練りこまれているドラえもんの映画に近い。
一本調子ではなく、ちゃんとどんでん返しが用意されていて飽きさせない。
有名かどうか知らないけど、素直に子供に戻って作品を楽しめるなら文句なしにオススメ。
【題名】 されど罪人は竜と踊る
【著者】 浅井ラボ
【出版】 スニーカー文庫
竜が出て来るというと非・現実的、子供向けになりがちだが、人間の生き方やありかた、
題材を捕らえていて妙に現実的。
但し、内容的に難しい。読本に長けている人向け。
>>428 ありがとうございます。でも、ほとんど10年以上前に読んだ本ばかりです。
本当に本を読む人は1週間に1冊から10冊くらい読み、月4冊から50冊くらい読む
でしょう。私は最近、小説はゼロに近いです。
できたら、この中の一冊読み、つまらなかった金と時間を損した、と感想をお聞かせ
いただければ、これほど嬉しいこともありません。
うるさいよバカ
なんてこと言うんだハゲ
まぁまぁ落ち着けよボケ
仲良くやろうぜドスコイ
どうにでもなれハッケヨイ
文春海外文庫とか、あのあたりのサスペンスで面白いのは?
おれはとりあえず、「超高速漂流」とか「シャドー81」あたりをおしておきます
>>447 予習として映画「コンスピラシー」か、若しくは西ドイツ(当時)制作のTVドラマ「ヴァンゼー湖畔の秘密会議」を観た後で「ファーザーランド」(文春文庫)を読むと面白い。
予習がいるのかよ(´・ω・`)
必須ではないけど、“ユダヤ人問題の最終的解決”の流れを知っておいた方が、小説「ファーザーランド」をより一層楽しめるのではないかと思う。
閑散としたこのスレにヘーベルハウスが!!
/|
|/__
ヽ| l l│<ハーイ
┷┷┷
あらかわいい
453 :
無名草子さん:04/08/23 08:41
アイルトンセナ、天才ドライバーの素顔
454 :
無名草子さん:04/08/25 13:31
宮部みゆき「魔術はささやく」
455 :
無名草子さん:04/08/25 15:36
アンネの日記が最強
文春文庫は『ボーン・マン』と『エリアンダー・Mの犯罪』、
『大洞窟』なんかが面白い。
手に入りにくいけどな。
あ、『少年時代』(上・下)があった。
1番という意味もわからない奴が本を読んでるっていうのもなんか不思議だ。
458 :
無名草子さん:04/08/27 17:52
age
【題名】BATTLE ROYALE(バトル・ロワイアル)
【著者名】高見広春
【出版社】太田出版
最初のバス内の描写はちょっとたるかったけれど、段々面白くなってきて引き込まれた。
死んでいく生徒の最後の感覚まで描写しているのが衝撃的だった。
千草貴子死亡のシーンと滝口優一郎死亡のシーンは本気で泣いた。
この本を貸してくれた友人にオチを聞いていたにもかかわらず、最後は騙された。
読み終わってからも何回も読み返して、気づいたら朝だった。
460 :
無名草子さん:04/08/27 19:08
早く夏休みの宿題やれよ。
461 :
無名草子さん:04/08/27 19:15
マキャモン『スワン・ソング』。
キングの『ザ・スタンド』のパクリだが、こっちの方が面白い!
462 :
無名草子さん:04/08/27 19:32
【題名】神は沈黙せず
【著者名】山本弘
【出版社】角川書店
一言でいえばトンデモ本、でも面白かった!
463 :
無名草子さん:04/08/27 22:36
聖書
464 :
無名草子さん:04/08/27 22:48
最近集中力がなくなってきて一回で読み終えることができなくなったのって俺だけ?
はいはい。
賛同を求める馴れ合いレスはいらないから。
なら無視してればいいのにね。
花村萬月「風転」
469 :
無名草子さん:04/08/28 08:13
遠藤周作の著者自身をモデルにした狐狸庵先生が出てくる娯楽小説。題名忘れた。
純文学作家の作品なのに爆笑の連続。アマゾンで調べたら「それ行け狐狸庵」文春文庫
とあった。
470 :
無名草子さん:04/08/28 08:15
ミラン・クンデラ「不滅」も上げておく。
471 :
無名草子さん:04/08/28 11:58
最近 奥田英朗にはまってます
>>464 おれなんか昔からそうだよ。
一回で読み終えたのなんかほんの数冊。
473 :
無名草子さん:04/08/28 15:36
「もう一つのMONSTER」
浦沢直樹は底が見えない。
474 :
無名草子さん:04/08/29 11:41
川上健一「翼はいつまでも。」
良質の本だと思う。
しろばんば〔井上靖〕は昔授業も聞かずに一気に読んだなぁ
476 :
無名草子さん:04/08/29 17:24
コインロッカーベイビーズ 村上龍の作品でこれを超えるのは出ていない
と思う。映画化されないのが不思議!!
ミュージシャンに希望者が多くなかったっけ?
板谷バカ三代 ゲッツ板谷
小説ではないけど笑えます。事実だから。
大江健三郎の初期の作品 早すぎた村上龍ってとこですか?
でもこの人のほうが格が上。
ホモって噂もあるから、それを踏まえた上で読むと
納得できる内容。
鏡地獄 江戸川乱歩
代表作以外は、ワンパターンであまり面白く
ありません。この人もホモです。
ホモ万歳!!
未だにカラマーゾフの兄弟以上に面白い小説に出会ったことないよ…
478 :
無名草子さん:04/08/29 18:01
>476
ゲッツ板谷は確かにおもしろい。
電車でふいてしまうこと多し。
あと乱歩は、「芋虫」が好きだな。
あの小説には衝撃を受けた。
479 :
無名草子さん:04/08/29 18:04
「芋虫」は過度に衝撃的な話のため、内容を大脳皮質が自動的消去
してくれた。
それと面白い小説というと、
やっぱりさんざん既出だけど、自分は「世界の終り・・・」
だな。ありゃ完璧。小説の中では完璧な世界は変だって話になってたけど、あの小説は完璧だと思う。
5回ぐらい読んだ。
>479
確かに衝撃的な話ですね。
あの時代にあんな変態を描いた乱歩はマジすごいと思う。2ちゃんのグロなんて目じゃないねw
482 :
無名草子さん:04/08/29 18:15
>>481 まだ純朴であった小学5学年の時に読んでしまいました。
芥川の子供向けの作品を一通り読んで、乱歩の探偵ものからこれ。
内容をすっかり忘れて、そのまま。
タマミ級の衝撃であったことだけは覚えています。
>482
あんな小説を小5で読んではいけませんw
たしかに乱歩の探偵ものは読みがちだけどね。
自分は大学のころ谷崎の「痴人の愛」を読んで以来、女性不信です。。。
そんなにエロ描写はないけど、あれもじわじわとくるパワーがあるね。
他の谷崎の作品読んでてもしょんべんのませるわ、SMするわ、目をつくわやりたい放題だからねえ。
この前、書店の読書感想文コーナーにおいてあるのを見てびびった。
ガキに積極的に読ませる本じゃないと思うw
スレタイの日本語が読めない人がいるようで。
485 :
無名草子さん:04/08/29 21:36
世界の中心で愛を叫ぶとリアル鬼ごっこ
2ちゃんではあまりいい評判聞かないけど自分の高校では大人気
この本否定するひとは人と違うものを読むことで満足するひねくれものでしょ?
実際売れてるしほとんどのサイトでいい評価されてる
つまらないっていってるのは2ちゃんだけだよ
いやもう、釣らなくていいから。
売れてるものがいいものとは限らないんじゃない?
売れてるから売れてるみたいなとこがでかいと思うよ
工房なんか相手すんなよ
489 :
無名草子さん:04/08/30 00:38
文学板じゃないから何推してもいいとは思うが…。
しかし
>>485よ、釣りであることを承知で言うが
人気だの評価だの、人のことばかり書いてて
てめーがどう思ったのかがまったく書いてないぞ。
スレ違いはどっか逝けや。
はいはい。スレタイ読もう。
こういう膨らみの無い頭の悪そうな奴が面白いと思う本てどんなのなんだろ
493 :
無名草子さん:04/08/30 17:41
【題名】生きた宇宙人がつかまった
【著者名】矢追純一
【出版社】青春ベスト
だな。まじ御薦め
494 :
無名草子さん:04/08/30 21:01
人にはいろんな価値観のもった人がいるから、
その人が選ぶ面白かった小説に対してケチをつけるのはよくないと思いまーす。
私は
江國香織の つめたいよるに に入ってるデュークです!
素敵!こんな経験したいけど多分無理だろうな〜。
浅田次郎
地下鉄に乗って
最後のほうは切なくなるね。
シドニーシャルダン超訳
シャルダン・リキッドもよろしく
498 :
無名草子さん:04/08/30 21:27
>>489 相手する方も悪いって事を覚えよう
勉強になったね
499 :
無名草子さん:04/08/30 21:35
セックスボランティアって面白いのかな
500 :
無名草子さん:04/08/31 01:55
キングの文庫版ミザリー(`・ω・´)
>500
なぜに文庫版?ハードカバーのカバーを引っぺがすと…ってギミックは
楽しかったと思うけど
502 :
無名草子さん:04/09/06 18:34
ここで挙がっている本の20%程度しか読破していないけど、
144で推薦していた
「二重螺旋の悪魔」梅原克文
「滅びの笛」 西村寿行
は、確かに面白かった。
今度は「亡国のイージス」を読んでみるつもり。
たぶん、昔は運動部だった理系男性には上記の2冊は面白いと思います。
亡国のイージスですか、福井氏の作品はみんなストーリーが似てると思うのは俺だけ?
とんかつ奇々怪々
東海林さだお
小難しい小説にあきたら息抜きに良いかも。
福井晴敏は以下の4作を読んだけど、登場人物の構成が同じだね。
川の深さは
終戦のロ−レライ
亡国のイージス
トゥエルブY.O.
>503 亡国のイージスも根性ある男の物語ですか?
>504 オススメは?
>>505 504ではないけど亡国のイージスだけにしとけ。
どれを読んでも似たような構成だからさ。
終戦のローレライは読んでないけど、ほか3つ、読みたいなら時系列順にどうぞ。
(川の深さは→12Y.O→亡国のイージス)
登場人物さえ違えど、テーマが一貫して同じで、拠点も同じだし、
話も繋がっているといえば繋がっているので。
ただ、一冊だけなら亡国のイージス。
前二冊読んだ後に読むと、パターンが似てるので、おもしろさが薄らぐかも。
なんか福井作品ばっかなので
黒嗣の島
小野冬美
祥伝社文庫
ほんのり怖いYO!
【題名】月の石
【著者名】トールモー・ハウゲン
【出版社】WAVE出版
ノルウェーの作家の神秘的な話。ちょっと長めなので飽きない人がいいと思います。
映画化してほしいと思った。
【題名】 山月記
【著者名】 中島敦
【出版社】 角川文庫(李陵・山月記に収録)
中学校の国語の教科書に載ってて読んだ事ある人も多いと思うがこれはかなり衝撃を受けた。
文庫を買ってほとんどの文章を暗記するくらい何度も読んだ。
主人公?と自分をいつも重ね合わせていた。
512 :
無名草子さん:04/09/11 01:59:02
【題名】 永遠の仔
【著者名】 天童荒太
繊細な内容を繊細に描いてる。そして内容が抜群に面白い
513 :
無名草子さん:04/09/11 02:21:32
【題名】 あなたの人生の物語
【著者名】 テッドチャン
【出版社】 早川文庫
514 :
無名草子さん:04/09/11 03:01:41
上にもあったけど、
『祈りの海』グレッグイーガン
かな、今でも折に触れて読み返す。
どの短編もイイ
一番良いのは、この中の「放浪者の軌道」かな。
雰囲気というか世界観がイイ。
当時、
高志悠介の黒い家をよんだ
怖いし、面白かったが胸クソ悪くもなった。
理不尽すぎ
もっとスカーッと犯人倒してほしかった
516 :
無名草子さん:04/09/11 19:26:21
貴志祐介(きしゆうすけ)って読(よ)むんだよ。
>>516 知ってんだよオオォォッ!
国語の教師か うう…うう… うおお おっ おっ オメーはよォォォォ
518 :
無名草子さん :04/09/11 20:13:52
スティーヴ・エリクソン
「黒い時計の旅」
10年ほど前に面白く読んだのだが
久々に読み返して夢中になった。
独裁者の為にポルノグラフィーを書く男と
島に住む孤独な女。
自分が書いた話と現実と邂逅していくパラレル・ワールドな展開で
とにかく想像力を刺激され
本を読む楽しさに浸れました。
しかも総ルビw
貴志なんだか悠介なんだかハッキリしてほしいところだ
522 :
無名草子さん:04/09/12 03:41:22
脳病院へまゐります>53
>53
スティーブン・ドビンズの『奇妙な人生』以外なにがあると
524 :
無名草子さん:04/09/14 20:58:10
燃えよ剣
525 :
無名草子さん:04/09/15 00:21:34
文芸部所属の先輩が書いたアホアホ短編小説。
あれを超えるくだらないアホさを超えるものに見当たらない。
バラガキ
中場利一
おもしろかったよ、うん。
>>526 upしたいのだが、現物がどこに行ってしまったのか不明なのだな。
ブラックホール化している我が家の本棚たちのどこかにあるはず。
人に貸した覚えも何度かあるんで、うちにもないかも。
中学生時先輩が同じ高校に上がっていて文芸部所属。
内容は、ポチだかタマだかミケだか適当な名前の人物が主人公。
記憶喪失らしく、知らない町をふらふらと。変な人だらけで
さらには変な医師、看護婦集団に追いかけられ逃げ惑う。
なぜか昔話仕立ての子捨て・縊り系劇中劇が入っていたりする
へんちくりんアホアホ小説。
まぁ、ようはその主人公が精神病院から脱走して捕まるまでの話。
頭ぶつけて気絶。夢かと思ったら白いベッドに白い天井がってオチ
だったと記憶。
夜の果てまで
盛田隆二
角川文庫
天子のたまご風ストーリー、しかし結末は、、、、、。
ハッピーエンドかバッドエンドかは読んでからのお楽しみ。
裕里子に萌えますた。(;´Д`)
マンハッタンの怪人 角川文庫
フレデリック フォーサイス
オペラ座の怪人の続編w
岸和田少年愚連隊 中場利一
バガージマヌパナス−わが島のはなし−
池上永一
よかった…
太宰治
「正義と微笑」
「葉桜と魔笛」
「グッド・バイ」
「眉目」
今はネットで全部読めちゃうってのが凄いね。
534 :
無名草子さん:04/09/24 21:52:34
火浦功「たたかう天気予報」
別にネタでいってるわけじゃないよ
一昨日買った「天国の本屋 うつしいろのゆめ」
1作目は見たことなかったけど、十分面白かった。
ってかむしろ読み終わったら涙出てたorz
536 :
無名草子さん:04/09/24 23:43:42
「長距離ランナーの遺書」沢木耕太郎著
自殺したオリンピック陸上選手円谷幸吉が、何故死を選んだのかが
書かれている本です。
好きな本はやまほどありますが、一冊といわれたらこれです。
「素直」という言葉が何を意味するかよくわかる本です。
537 :
無名草子さん:04/09/24 23:51:31
太陽の塔 森見登美彦
ファンタジーノベル大賞 大賞受賞作。
大学でよく聞いた伝説の先輩級の人物が多数活躍する愉快な物語。
すごく凝ったうんこする羊の話がおもろかった。
538 :
無名草子さん:04/09/24 23:55:42
「テニスボーイの憂鬱」
一気に読みました。今ではそんな気力はありません。
今は通勤時に「鬼平」か「かわせみ」就寝前に他と1日に1時間程度
の読書時間です。(それで丁度良い)
539 :
無名草子さん:04/09/26 08:34:25
雫井脩介 火の粉【幻冬舎】
久々に寝るのを惜しんで読みました。
いや〜怖いです。ぞっとする話です。
虚貌【幻冬舎】犯人に告ぐ【双葉社】もお勧め。
秋元康
着信アリ
映画見るよりDVD買うより安いから見てみました。
怖!!
541 :
無名草子さん:04/09/26 12:40:14
キッチン
542 :
無名草子さん:04/09/26 15:19:15
【題名】 アトポス
【著者名】 島田荘司
【出版社】講談社文庫
御手洗シリーズ
前半の吸血鬼伝説が怖い
中盤からは御手洗が冴え渡る
伊坂の「陽気なギャング〜」はエンターテイメントとしては最高
544 :
無名草子さん:04/09/27 23:55:46
【題名】 モンキー岬
【著者名】 景山民夫
【出版社】 角川文庫
ブクOFFで105円で購入。
これ面白い!
545 :
無名草子さん:04/09/28 01:35:17
長距離走者の孤独
アラン・シリトー
新潮文庫
短編集だけど、表題作が一番好き。
野崎孝の訳はいいね。
546 :
無名草子さん:04/09/28 16:00:52
蹴りたい背中。文章うますぎ。
547 :
無名草子さん:04/09/28 16:54:17
キッチン
548 :
無名草子さん:04/09/28 17:26:40
【タイトル】生と死の幻想
【著者】鈴木光司
【感想】短編なので飽きずにサクサク読める
549 :
たけす:04/09/28 17:33:38
ゲーム小説だけど古川日出男の砂の王。
何度読んでも飽きない。
>>545 同意だ。俺、このスレ見つけて今それ書こうと思った。
夏化粧 池上永一
せつない…
【題名】 ど田舎警察のミズ署長はNY帰りのべっぴんサ。
【著者名】 ジョーン・ヘス
【出版社】 集英社文庫
人口700人の田舎町で警察署長となったバツイチ女アーリー。
彼女が、一癖も二癖もある町の連中に悩まされながら、事件を
解決してくっていうお話。
気楽に読めます。
553 :
無名草子さん:04/09/29 01:41:09
>>529無名草子さん
ぼくも裕里子に萌えました。正太もいい味出してたね!
554 :
無名草子さん:04/09/29 01:56:00
小説を応募するにはどこに送れば良いですか?
555 :
無名草子さん:04/09/29 03:57:09
【タイトル】絶句
【著者】新井素子
【感想】うーん。もとこで変換できるのね。
それは、ともかく、この本はおもしろい。とにかく面白い。
まー、新井素子は現在でも一番気になる作家ではあるが。
556 :
無名草子さん:04/09/29 04:50:28
竹中金融相は米国の代理人だった! (日刊ゲンダイ、10月25日)
”竹中代理人説”を裏付けたのは、モルガン・スタンレー証券(東京・渋谷区)のチーフエコノ
ミストであるロバート・フェルドマン氏。一昨日(22日)、都内で開かれた投資家向けの講演会で、
「われわれが竹中金融相に知恵を授けた」という趣旨の発言をしたのだ。講演を聞いた一人が言う。
「フェルドマン氏は、来日中のテーラー米財務次官や、彼と一緒に来日したモルガン・スタンレーの
スティーブ・ローチ氏(チーフエコノミスト)、バイロン・ウィーン氏(チーフストラテジスト)の3人とともに
竹中氏に面会した。そして、不良債権処理を加速させる竹中案の足を引っ張る勢力をいかに排除
するか、直接アドバイスしたことを講演でとくとくとしゃべったのです」
この4人は金融庁の役人や抵抗勢力と抵抗勢力といわれる政治家たちを”反竹中勢力”と定義。
言うことを聞かない役人には人事権を行使してクビを切り、政治家には”北朝鮮カード”を使えと
竹中金融相に迫ったのだ。
「北朝鮮カードとは、破綻した朝銀絡みの問題です。北朝鮮への送金でうまい汁を吸っていた政治家
については金融庁がチェック済みだろうから、それをネタに政界からの引退に追い込めという理屈
でした」(前出の参加者)
「来日中の3人は、一部では竹中応援のための”ドリームチーム”と呼ばれている。しかし実際は、
応援というよりも尻をたたいているといった方が正解じゃないですか。モルガン・スタンレーは日債銀
の譲渡先選定を仲介するフィナンシャル・アドバイザーを務めたことがある。今回もメガバンクが
国有化されれば、その売却でひともうけできるという思惑があるのでしょう。竹中氏はそのお先棒を
担いでいるわけです」(金融関係者)
http://www.asyura.com/2002/hasan15/msg/964.html
>555
えっと、そんなこと思ってるの。あなただけ。うん
558 :
無名草子さん:04/09/29 14:11:05
陳舜臣「阿片戦争」
高校の時これ読んで「これ読んで感動しねえやつは男じゃねえ!」と思った<本人がどうかはともかく
ところで2ちゃんじゃ陳舜臣先生人気ないのかなあ?
【題名】 天使と悪魔
【著者名】 ダン・ブラウン
【出版社】 角川書店
話題の「ダ・ヴィンチ・コード」の前作
久々に徹夜するほど面白かった。
【題名】『それから』
【著者名】夏目漱石
【出版社】角川書店
「僕の毀損された名誉を回復する手段がこの世にありうると思っているのか」
このセリフに痺れた。
【題名】 くっすん大黒
【著者名】 町田康
【出版社】 文春文庫
電車で読むものじゃないね。ニヤニヤしてたら変な目で見られたよ。はは
562 :
無名草子さん:04/10/01 03:59:22
このスレの意義にまで関わる事だが、たいした作品が上がっていない。
まとめのページ見たが、たいした事ない作品にも票が入っていた。
思うに読んだ冊数の少ない人の票じゃないかな。
100冊以上読んだ人しか投票しないように、とか制限が必要だと思う。
563 :
無名草子さん:04/10/01 04:20:11
>>562 小学生には小学生なりの視点がありますよ。
このままでいいんじゃないですかね。
564 :
無名草子さん:04/10/01 04:33:32
とりあえず、ここ読んでファンタジーノベル大賞関連
にそれなりに良い作品が多数あることは分かった。
で、いくつか読んだ中で1つ挙げるなら
【題名】墨攻【著者名】酒見賢一
アンジェラの灰
フランク・マコート
新潮文庫
悲惨なのにダメ親父が憎めません。
【題名】 蝿の王
【著者名】 ウィリアム・ゴールディング
【出版社】 新潮文庫
社会から解放され、「自由」を得た子ども達の姿。
「獣」を狩った後の描写に鳥肌が立ったよ。
【題名】 カンガルー・ノート
【著者名】 安部公房
【出版社】 新潮文庫
オタスケ オタスケ オタスケヨ
オネガイダカラ タスケテヨ
連投スマソ
568 :
無名草子さん:04/10/01 18:17:36
グリーンマイル
>>567 ああっ!これすごく読みたい!足にかいわれ生えちゃう話でしょ?
昔読んでみたんだけど、読んでるうちに吐きそうになっちゃって断念したの。
どう考えてもおもしろそうだったのでくやしかったー。今度再チャレンジしてみよう。
>>569 安部公房はどれも面白いし不思議で鬱な気分になるよ!
箱男とか最高にオススメ!
「犬神家の一族」横溝正史
単純にすごく面白い。まさに屁理屈抜きで。
娯楽小説というのはこういうのを指すのだと思った。
573 :
555:04/10/02 13:37:19
>>557 素子文体で返されるとは。ちなみにそんなこととは「もとこ」で変換うんぬんの事ですよね。
現代日本でNO.1作家は新井素子でファイナルアンサー。
「沈まぬ太陽」ってもうでたのか??かなりよいぞ。
g
>>574 飛行機に乗る前にあれ読んどくと(・∀・)イイ!!
>>570 箱男も確かに面白いが、正直ワケワカランので
お勧めするのはどうかと思うが……いや、面白いんだけどね。
>>571 他にも、砂の女、壁なんかも面白い。
578 :
無名草子さん:04/10/08 20:58:53
「白夜行」
めっちゃ引き込まれた。読み終わってすぐまた読み返した
579 :
無名草子さん:04/10/08 22:04:39
「屁理屈ぬきで一番おいしかったデザートは?」
「森永ハイチュウ!」
「明治きのこの山!」
…鑑賞眼を持つ者の「屁理屈抜き」は良い。
だが鑑賞眼なき…
うざ
581 :
無名草子さん:04/10/09 17:43:34
582 :
無名草子さん:04/10/09 21:55:22
宮部みゆきの「模倣犯」
久しぶりに貫徹した。
583 :
無名草子さん:04/10/09 23:00:32
アベ公房
まったく作者の体温が感じられない。合わない人には合わない。
たぶんこれから、どんどんうれなくなってゆくでしょう。。。
歴史から消える。
私は
体温がなくなるまで
読みつづけるよ
585 :
無名草子さん:04/10/10 01:36:52
>583 合わなかったの?
文系?
>>583 安部は極力感情が出ないように書いてたからな。
頭使わずに読んでると何も残らない。
唯一感情が出てるのが「カンガルー・ノート」。
何にせよ安部ほどの作家の名が消えるとは考えられないな。
小野不由美さんの十二国記シリーズがおもしろい。
景観の描写等は未熟だが、ネタがよいので不思議と引き込まれる。
あと、メジャーだけど司馬遼太郎の竜馬がゆく。
竜馬という人物がひどく魅力的に描かれていて、幕末に興味がない人が読んでも面白いと思うし、幕末に詳しいや好きな人ならなお面白い。
恩田陸の「ねじの回転」かな。
>>585 私は文型だけど安部公房かなり好きですが・・・
あの人のは理系向けなん?
安部公房本屋で立ち読みしたけど俺にはむいてなかった。
13階段
高野和明
講談社文庫
冤罪の死刑囚を救えって内容なんだけど深い内容で面白かった。
読者の推理するもしかしてこいつが犯人ちゃう?って方向へ一直線。
ついには決定的証拠が!。
その先は自分の目確かめろ。
591 :
無名草子さん:04/10/11 00:01:06
「屍鬼」
下巻のクライマックス、“戦争”のシーンになぜかカタルシスを感じた。
>>589 583の人が合わないと感じた理由が、
「まったく作者の体温が感じられない。」とのことだったので、
何か科学論文でも読んでいるように感じたのかと考えました。
しかし、別に文系でも理系でも論文は著者の体温が感じられない
ように書きますね。
593 :
無名草子さん:04/10/11 00:39:12
「女子高校生誘拐飼育事件」
松田美智子
映画「完全なる飼育」(竹中直人、小島聖)の原作。既出?
面白くて一気に読んだけど、これ実話がベースなんで小説じゃないよな。w
594 :
無名草子さん:04/10/11 12:39:01
ケッチャム著「オフシーズン」
グロ好きな人にしかお奨めできないが。
595 :
無名草子さん:04/10/11 16:21:37
しゃばけ 畠中恵著 新潮文庫
楽しいお話でした。
まだ文庫になってはないけど、シリーズ化されて続編でてます。
未読だけど、期待大です。
バルタザールの遍歴 佐藤亜紀著 文春文庫
こんな話に出会えるから読書やめらんない。
ソフィーの選択 ウィリアム・スタイロン著 新潮文庫
最初は、あ〜かったるいとか思いながら、ダラダラ読んでたのが、
ラストで黙らされてしまいました。
596 :
無名草子さん:04/10/11 18:38:46
ずっと見てきたけど
シンセミア出てこないね
・阿部和重 朝日新聞社
最近読んだ中じゃおもろかったよ。
「べっちょしてっか?」
597 :
無名草子さん:04/10/11 19:39:53
舞城王太郎
奈津川兄弟素敵すぎます。
「新選組血風録」
マジで面白かった。
死ぬことと見つけたり
隆慶一郎
新潮社
この人はこれが一番おもしろいかな。
>>595 酔っ払ってる所為か、新潮文庫のとこが視界に入ってなくて、
あと一歩で「おいおいしゃばけは文庫化されてるぞ」とツッコミ入れてしまうとこだったよ……。
それはともかく自分も最近読んで、後味の良さに満足したクチだ。
個人的には短編集めたぬしさまへの方が読みやすかったけど。
ねこのばばはまだ読んでない。
601 :
無名草子さん:04/10/17 18:51:01
新宿鮫シリーズ
特にパートUの「毒猿」が好き。
でもパートXの「炎蛹」以降、だんだんつまらなくなってきた。
最新の(って言っても3,4年経つけど)「風化水脈」なんて
ほとんど新宿の地理案内。
602 :
無名草子さん:04/10/18 13:33:34
花村萬月の初期の作品
ブルース
なで肩の狐
屠られし者、その血によりて
特に「ブルース」は氏の作品の中でも1番だと思う。
603 :
無名草子さん:04/10/18 21:56:12
フィツジェラルド
604 :
無名草子さん:04/10/18 23:50:56
【題名】不夜城
【著者名】馳星周
【出版社】角川文庫
中学生の頃に読んだけど、おもしろすぎて徹夜で読んだ記憶がある。
これがきっかけでこういう本たくさん読んだけど、
これ以上の衝撃を与えられた本は今までない。
605 :
無名草子さん:04/10/20 18:50:49
【題名】箱男
【著者名】安倍公房
【出版社】新潮文庫
公房の他の作品もかなり捨てがたいけど、これが一番好き。
606 :
無名草子さん:04/10/20 19:23:24
【題名】山猫の夏
【著者名】船戸与一
【出版社】講談社文庫
冒険小説の最高傑作。
と、思います。
ここでの一番評価が高い「火車」を買って読んだが
面白くなかった。(中の下の面白さ)
同じ作者の「レベル7」は面白かった。
他にここで知って読んでみたのは
「テロリストのパラソル」
「クリムゾンの迷宮」
「黒い家」
で、どれも面白かった。
「ガダラの豚」が近くの本屋に無かったから
とりあえず「今夜、すべてのバーで」を買ったんだけど
普通に面白いって程度だった。
半自伝的っていうのは興味深かった。
609 :
無名草子さん:04/10/21 00:24:23
「ブルース」
花村萬月
角川文庫
610 :
無名草子さん:04/10/21 10:20:15
【題名】デッドゾーン
【著者名】スティーブンキング
【出版社】新潮文庫
スティーブンキングを初めて読んだのが図書館警察(?)とかいうつまらない本だったし
彼の映画もほとんど嫌いだったけれど、これは文句なしに面白くて一気に読んだ。
何故かこれを読んでいるときはずっと「トワイライトゾーン」のあの
オカルトなメロディーの曲がずっと流れていた。
611 :
無名草子さん:04/10/21 12:11:47
『奪取』真保裕一
『グラスホッパー』伊坂幸太郎
『哀愁の町に霧が降るのだ』椎名誠
612 :
無名草子さん:04/10/21 12:16:35
『奪取』真保裕一
『グラスホッパー』伊坂幸太郎
『哀愁の町に霧が降るのだ』椎名誠
613 :
無名草子さん:04/10/21 12:35:19
「終着駅殺人事件」西村京太郎
連続殺人ものでは史上最高
614 :
無名草子さん:04/10/21 13:00:13
へ理屈抜きってことは、ただひたすら読んであっというまに読めた、てことで
何も考えずに読み終えられたってことなんですね。本当にいい小説は少し読んでは何かを考えてしまうはずなんです。
で、テロパラ、黒い家、読んでみましたが私の中ではかなり下の位置になります。
615 :
無名草子さん:04/10/21 13:59:45
うせろ
>>614 あなたみたいな考えが「へ理屈」です。
ただ単に面白かった小説を上げるスレですよ。
私はその二つを読んだが面白いと思ったよ。
あなたが面白いと思った小説も書かないとな。
私が面白かったのは
『ゲームの達人』
シドニーシェルダン
614=屁理屈くん
614の頭では、何かを考えるという事はイコール屁理屈を
考えるということなんだろうか・・・?
614の人柄が分かるような・・・。
とりあえず614は>1を読みなさい。
ここに挙がっている小説は必ずしも「本当にいい小説」とは限らない。
「青い空」海老沢泰久
最近読んだ中ではこれ。全702頁が一瞬だった。帯に書かれてるように、「日本人と宗教」について、というのが全体のテーマであるが、それよりもなによりも、主人公宇源太の周りで展開する物語がまずとんでもなく面白い。
でも「テロパラ」がかなり下の位置というのからすると
普通の感覚の持ち主だと思える>614
「クロスファイア」 宮部みゆき
最近読んだ本の中ではダントツで面白かった。
ちょっとラストが切なかった。
>>609 ブルースが売り切れてたんで
幸荘物語を買ってみた。
おもしろいじゃないか。
ふーん、かなり下の位置にある小説が江戸川乱歩賞と直木賞を受賞したんだ。
亡国のイージス読んだ。
ほかの2冊と比べると突き抜けていなかったが、
アメリカ映画のヒーローものが好きな人なら
楽しめると思います。
626 :
無名草子さん:04/10/23 05:33:31
お前ら釣られ過ぎ!
>>621 お前の感覚が普通の人と違うんだよ。
614=621というのがバレバレ。
629 :
無名草子さん:04/10/23 13:28:41
もう挙げられる小説がマンネリ化してないか・・・?
正直、うんざり
630 :
無名草子さん:04/10/23 13:44:04
>>623 幸荘物語でそう感じたのなら
ブルースはその数倍感じることでしょう。
631 :
無名草子さん:04/10/23 15:26:50
島田荘司著「異邦の騎士」
ラスト涙が止まらなかった
632 :
無名草子さん:04/10/23 18:57:31
石平でしょ。ブルータワーよかった。
633 :
無名草子さん:04/10/24 09:42:25
>>624 本当にそんなに面白かった?>テロパラ。
駄作が受賞するのは往々にあると思うけど。
>>628 自分と考えの違う人間は1人しかいないと思うのか?
自分は614と違って「火車」は面白かった。
・「13階段」 高野 和明
・「燃える男」A.J.クィネル
・「摩天楼の身代金」ジェサップ
・「クラインの壷」岡嶋二人
>>633 史上初のダブル受賞でしょ?
最高に面白いかは人そえぞれと思うが、普通より面白くないと
思うのは小数派じゃないの?
火車は全然面白くなかった。
今、読むとどうかわからないが、高校の時に読んだ
「銀河英雄伝説」
が最高に面白かった一つだな。
ま、感性なんて人それぞれってことだな。
636 :
無名草子さん:04/10/25 00:05:29
この板久々に来たけど、
「好きな作品3つ挙げて、お勧め本を紹介してもらう」みたいなスレッドないの?
637 :
無名草子さん:04/10/25 00:36:06
>>634 正直あの話はスゲー面白くないと自分も感じた。
神々の山嶺面白かった
639 :
無名草子さん:04/10/25 01:27:34
「銀河鉄道の夜」
文句がある奴は言ってみな!
641 :
無名草子さん:04/10/26 01:16:57
>601
私も新宿鮫にはまってます。
無限人形とかすごかったー!
ドラマや映画のキャストもよいけど
他に誰が適役かなーとか考えたりしてると
結構楽しいYO!
642 :
無名草子さん:04/10/26 09:19:27
新堂冬樹「無限地獄」幻燈社
文庫本での「溝鼠」発売はいつになることやら・・・
早く読みたい!!
643 :
601:04/10/26 12:54:11
>>641 まったく同じ読み方です!
僕もこの役は誰がいいかな〜って考えながら読んでますよ!
鮫島役は映画では真田広之で、NHKでは舘ひろしが演ってましたが
なんかちょっと違うような・・・。
新宿鮫シリーズは今まで8作、出てますが
個人的なランキングは
@パートU毒猿
AパートV屍蘭
BパートW無間人形
CパートT
DパートX炎蛹
EパートY氷舞
Fパート[風化水脈
GパートZ灰夜
です。他の新宿鮫ファンの皆さんはどうですか?
新宿鮫はU・W・Yがベスト。
他はぺけ。
(´・∀・`) ハァ?
>>639 大いに文句ある。
・・・いや、本の良し悪しを感じるツボには個人差があるけど、
「文句がある奴は言ってみな!」とか言うから文句言ってみるだけだ。↓
俺は宮沢賢治が嫌いだ。
「現実」と「虚構」の間のすごい中途半端な位置に作品の世界があるので、
身の置き所がわからなくなって気持ち悪くなって、読んでて悪酔いするから。
「グスコーブドリの伝記」では本当に吐きそうになった。
「風の又三郎」はもっと吐きそうになった。何、あの「 n(原文空白)」って。
異空間に放り込まれたみたいで、めちゃめちゃ気持ち悪かったんだよ。
・・・結局のところ、単なる宮沢賢治嫌いです。アンチ宮沢。
苦しいです、サンタマリア。。。orz
肝心の「銀河鉄道の夜」のこと言い忘れてたけど、
やっぱり気持ち悪いのでダメ、ってことです。
「宮沢作品の世界は中途半端で気持ち悪くなるのでダメ、その点で文句ある」
ということ。これだけ書きゃ良かったな。。。
吊ってきます。
(´・∀・`) キッチリイケヨ
>>643 藻前のせいで新宿鮫シリーズを読み始めました。
おもしろいじゃないか!
……こんな時間になっちゃったけど。
650 :
601・643:04/10/29 00:25:53
でしょ?
全て読み終わったら、あなたのランキングも教えてちょ。
651 :
無名草子さん:04/10/29 17:51:08
大沢在昌なら
新宿鮫シリーズのほかにも
「アルバイト探偵シリーズ」や
「走らなあかん、夜明けまで」もおもしろいよ。
652 :
無名草子さん:04/10/30 01:20:36
トラブルバスターシリーズ4冊
653 :
無名草子さん:04/10/30 14:55:45
【題 名】燃えよ剣
【著者名】司馬遼太郎
【出版社】新潮文庫
宮部みゆき「模倣犯」
これ読んで本が大好きになった
>>650 藻前のせいでシリーズ全部読んじゃいました。
2がベスト。4までは良いけど、以降は惰性。とくに5は最悪。
この人、話はおもしろいけど、小説書くのはあんまりうまくないね。
656 :
無名草子さん:04/10/30 18:40:49
【題名】夏と花火と私の死体
天帝妖狐
【著者名】乙一
【出版社】集英社文庫
657 :
無名草子さん:04/10/31 00:18:08
>>655 UがベストでW以降が惰性。
じゃあ基本的には漏れの評価と同じね。
でもXはそんなに悪かねぇと思うぞ。
あと小説書くのうまくないって
文章力が無いってことか?そんなことないんじゃね?
658 :
無名草子さん:04/10/31 01:10:06
【題名】THE LOST GENERATION
【著者名】イフクマサヒ
【出版社】文芸社
*小説じゃなくて詩集なんだけどシビレた。
正直、詩集とか嫌いだったけど好きになってしまった…
660 :
無名草子さん:04/10/31 18:16:20
【題名】真夜中の犬
【著者名】花村満月
【出版社】光文社文庫
ブルースが面白いけど既出なのでコレ
661 :
無名草子さん:04/10/31 18:31:53
【題名】冒険者たち
グリックの冒険
ガンバとカワウソの冒険
【著者名】斉藤惇夫
【出版社】講談社文庫
最初に読んだのは小学生の頃、25歳の時に久しぶり
に読みたいなと思い「冒険者たち」を購入、29歳の時に
偶然入った本屋で「グリック」と「カワウソ」を発見、手に
入れますた。
読み終わった本はほとんど売っちゃうんだけど
これだけは死ぬまで手元に置いときたいでつ。
662 :
無名草子さん:04/10/31 22:57:37
【題名】宗教が往く
【著者名】松尾スズキ
【出版社】マガジンハウス
これもうちょいスッキリさせる事できるんじゃないかなーとも思うんだけど、
ほんとにおもしろかった。笑えたし、何より半端じゃなく切ない。
キレイな物と汚い物がグチャグチャに混じりあった感じが大変ステキでした。
長いけど一気に読めますよ。
663 :
無名草子さん:04/11/01 04:43:05
【題名ジョンとメリー
【著者名】マーヴィン ジョーンズ
【出版社】角川
現在、絶版になってますが映画化もされています。
個人的に恋愛小説は好きじゃないけどこれは面白かったです。
一夜をともに過ごした男女の微妙な駆け引きが妙にリアルです。
映画、小説ともにお勧めです。
映画ではダスティンホフマンとミアファローが出ています。
664 :
無名草子さん:04/11/01 10:12:58
【題名】(暗黒のLA4部作より)ビッグ・ノーウェア、(アンダーワールドUSA3部作より)アメリカン・タブロイド
【著者名】ジェイムズ・エルロイ
【出版社】文春文庫
なんかサスペンスコーナーに置いてあるんだけど(私はサスペンス嫌い)、個人的にはサスペンスだと思っていません。
この人の小説は出てくる人間が全員イイ!
好き嫌いありそうだけどね。(うまく受けとれないかもしれないので私の中では18禁)
665 :
無名草子さん:04/11/02 00:42:36
【題名】新撰組血風録
【著者名】司馬遼太郎
【出版社】角川文庫
司馬の新撰組ものは「燃えよ剣」が一番面白いと思うけど
これは近藤、土方、沖田といった幹部連ではなく
ドラマにも取り上げられる事のない平隊士のエピソードを
1話完結で紹介しているところが好き。
666 :
無名草子さん:04/11/02 03:18:54
part6, 666ゲット
三浦綾子「塩狩峠」が良かった。
たまにこういうの読むと新鮮で良い。
>>574 読んだ。
久しぶりに小説らしい小説を読んだ。
>>665 おれは「燃えよ剣」より「新撰組血風録」のほうが好きだな。
空と海と大地と呪われし姫君
672 :
無名草子さん:04/11/04 14:02:21
>>668 新撰組血風録は新撰組の外伝というか、異聞だよね。
15話あるエピソードの中でも、個人的には
「胡沙笛を吹く武士」と「前髪の惣三郎」
が面白いと思う。
673 :
無名草子さん:04/11/04 18:47:00
【題名】野獣死すべし
【著者名】大薮春彦
【出版社】光文社文庫
674 :
無名草子さん:04/11/04 19:08:03
理屈っぽい小説が好きです
676 :
無名草子さん:04/11/04 19:33:29
ガダラ買ってきた
理屈ぬきで面白い本か・・・。
ここ数年、そういう本にはなかなかお目にかかれないなぁ。
このスレで挙げられた本にも何度も騙されたし。
「おもしろい」ってすごく単純なことのようだけど一番難しいのかな。
屁理屈で強引に面白く見せようとしている小説はごまんとあるけど。
678 :
無名草子さん:04/11/05 09:15:16
桃尻語訳「枕草子」 橋本治著
これ結構暇つぶしに読むとおもしろいよ。
今を生きる為に古典も知っておきましょう。
魔境遊撃隊/栗本薫
680 :
無名草子さん:04/11/05 10:49:25
>>678 それって、「春はあけぼのよ」ってやつじゃ?
春ってあけぼのよ!
じゃなかったっけ。
683 :
無名草子さん:04/11/05 20:26:53
解夏っておもしろい?
685 :
無名草子さん:04/11/05 20:47:14
『バトルロワイヤル』以外に考えられない。
読了後には、友人と飲み屋で「自分だけが生き残るための脳内シュミレーション大会」を敢行した。
文学うんぬんの話は別だが……。
686 :
無名草子さん:04/11/05 20:51:10
白夜行
>>682 あ、それかも。
初めて見た時、笑っちゃったw
>>651 アルバイト探偵読んでみた。おもしろいね、これ。
689 :
無名草子さん:04/11/05 22:24:05
中場利一の著作全部 泣けるし笑える最高
梁石日 夜を賭けて
690 :
無名草子さん:04/11/05 23:50:40
>>668 漏れは「燃えよ剣」派だな。
ラストで土方が、長州軍から名を問われたとき
「函館政府陸軍奉行」と名乗らず
「名か、新撰組副長土方歳三」と名乗りをあげて
銃撃をあびるくだりは、泣けてくるよ。
691 :
無名草子さん:04/11/06 00:13:58
【題名】魔術師(イリュージョニスト)
【著者名】ジェフリー・ディーヴァー/池田真紀子訳
【出版社】文藝春秋
おととい買ってきて、一気に読み終えてしまった。
>>667 ここは自分自身が屁理屈ぬきで面白い本を書き込むスレであって
他人に薦めるスレじゃないよ。
騙すも騙されないも無いんじゃね。
692 :
無名草子さん:04/11/06 00:22:34
ごめん。
>>667じゃなく
>>677だった。
失礼しました、
>>667さん。
ついでにもうひとつ好きな小説を・・・。
【題名】心では重すぎる
【著者名】大沢在昌
【出版社】文春文庫
>>692 うわーん、何かヘンなこと書いたかと思ってびくーりしただよ!
で、
>>691のやつは翻訳どう? 翻訳物はあんまり得意じゃないんだけど、大沢在昌を
あげる人のお薦めならおもしろいかと思って。
694 :
無名草子さん:04/11/06 00:47:13
面白くて心温まるおすすめの作品は
ありませんか?
>>694 よく本屋に平積みにしてある、
主婦とかOLとかの感想が帯に描いてあるような本でも読んでろ。
ねじまき鳥クロニクル。
村上春樹。
むさぼるように読んだ。少し鬱になった。
最近、児玉清(俳優)とかいう人がよく帯に推薦文書いてる。
俳優が何故?と思うが、そういう本は素敵に面白そうだ。
とは全然思わないから不思議だ。
帯に推薦文なんかかかれても参考にならないよね。
あれはほんとに売上に貢献してるのか?
安部公房のカンガルー・ノートがいい。
自分の好きな作家が推薦文書いていた場合はついつい目に留まってしまうな。
その作品があまりにも自分の趣向から外れていたりしない限り買ってしまうことが俺はある。
児玉清って、BSの週刊ブックレビューで司会やってるじゃん
児玉清は大変な読書家だということは知ってる。
英語の本でも日本語と同じくらいのスピードで読めるでしょ。
書評まで書いてるとは知らなかった。
704 :
691&692:04/11/06 17:34:09
>>693 どうって聞かれても
691でここは他人に薦めるスレじゃないって
言い切ってしまったしなぁ・・・。
何とも言えないでつ。
大手書店のランキングに入ってるって事実はあるけど
でもこれはただの「売り上げ」だし。
ちょっと立ち読みしてみて、決めたら?
705 :
無名草子さん:04/11/06 23:16:02
ドラマでもやってたけど
「ブルーもしくはブルー」っていう話。
作者の名前は忘れた。
けっこう怖かった。
706 :
無名草子さん:04/11/06 23:45:58
橋本治著 「源氏物語」もついでに良いですよ!全13巻。
この人男だけど、ルパート・エベレット的なので文章面白いっす。
707 :
無名草子さん:04/11/06 23:49:59
【題名】 偽のデュー警部
【著者名】 ピーター・ラヴゼイ
【出版社】 ハヤカワ・ミステリ文庫
読みやすい推理小説
人が死んだりするのに嫌味がなく、ほのぼのしてる
読後感は良好
709 :
無名草子さん:04/11/07 03:11:03
竹本健二の
「ウロボロスの偽書」
賛否両論あると思うが俺は一気読みだった!
710 :
無名草子さん:04/11/07 03:49:41
梨木果歩「西の魔女が死んだ」新潮文庫
一番というか今日久々に本買って一気に読んだ
わかりやすい文で疲れないけどタイムリーな内容でした
何故か急に読書熱が復活してきたのでこのスレ参考にします
711 :
無名草子さん:04/11/07 09:58:25
金庸・古龍はとんでも本だぜ
712 :
無名草子さん:04/11/07 10:04:54
乱歩の少年探偵シリーズかな。
なまじ本を読み漁って知恵がついて行くほどに、理屈抜きで
楽しめる本が少なくなって来たよ。
713 :
無名草子さん:04/11/07 10:55:37
712
漏れもそのシリーズ好き
道化師のやつなんか特に。読んで以来ピエロ見ると怖くて仕方ない。。。
714 :
無名草子さん:04/11/07 15:56:28
ふと過去ログの中にあった「熊嵐」読んだけど非常に面白かったです。
「少しだ」
区長がなにごとかと尋ねた
「おっかあが少しになってる」
と
眠りについた子供が実は絶命していたのは恐怖・・・。
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | 羆──!!
| ( _●_) ミ
\ ∪ /
( つ旦O
と_)_)
【題名】 「童話物語」
【著者名】 向山貴彦
【出版社】幻冬舎
幻冬舎文庫で上下巻でています
面白くて一気に読んでしまった。なんか懐かしい感じの作品。
ファンタジー物はあまり得意な方でもこれはOKなんじゃないかな。
↑ 僕は、世界名作劇場の雰囲気を思い出した。
720 :
無名草子さん:04/11/09 14:17:21
青春小説が好きな人は
チャールズ ブコウスキー 「くそったれ少年時代」
トバイアス ウルフ 「ボーイズライフ」
がお薦め ライ麦の主人公みたいに少し生意気な
ところがかわいい
ライ麦は途中でむかついて投げたよ。
クソ主人公の屁垂れっぷりは見ちゃいられない。
その同類嫌悪を味わうための
若いうちに X ライ麦畑
じゃないか。後、ギャツビーとか
【題名】 「真珠夫人」
【著者名】 菊池寛
例のドラマは見てない。けど原作は先の展開が気になって
一気に読んでしまった。
「煙か土か食べ物」
舞城王太郎
久々にページ捲る手が止まらなかった。
>>1にリンク貼ってあるまとめサイトを見て
なんとなく選んだ「テロリストのパラソル」を一気読みしてきました
すげー面白かった。物凄く文章に惹かれました
一眠りして学校行って授業中に「火車」読んできます
その次は
>>607さんが面白かったっていってる「クリムゾンの迷宮」を探してみようと思う
「レベル7」は図書館になかったよ……orz
>>708 読んだ。おもしろかった!
結末がちょっと意外だったね。
>>724 食べ物じゃなくて食い物だね。
なんかテンションの高い文章でおもしろかった。
食べ物……しまらない……
でも「しょくもつ」と読めば、ほら不思議!しまるしまる!
アチャはずかしー。ご指摘ありがとう。ごめんなさい。
あそこにミョウバンをいれれば、ほら不思議!しまるしまる!
スーパーの見切りお惣菜を物色してたら「蛍の光」が・・・しまるしまる!
733 :
sage:04/11/12 04:00:23
【題名】 怪談人恋坂
【著者名】赤川次郎
【出版社】角川書店(文庫有り)
中学2年の頃に読んだが、今でも時折読み返してしまう。
読み終わった後に、心模様が《夕暮れの雨》のような気持ちに
なってしまう、不思議で心に染み入る作品であった。
シドニー・シェルダンの「星の輝き」
かっこいい女の人が好きなので。
735 :
あおむし:04/11/12 11:57:58
「これは王国のかぎ」
「13ヶ月と13日と13なんとか」
「フライ・ダディ・フライ」
フライ・ダディ・フライを読むなら、同じ作者の「レボリューションNo3」もいいよ。
舞台が同じの青春小説。読みやすくて面白かった。
>>735 二番目のは
「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」ですか?
>>735 なんとかじゃなくて「13カ月と13週と13日と満月の夜」だよw
16分13秒間が開いているのに結婚とはこれいかに
十七分と四十七秒なのだが
>>739にぴったりな本
『ドクタースランプアラレちゃんの自主トレたし算ひき算』
鳥山明/坪田耕三
集英社
732を見て吹き出してしまった。
やべぇ、職場なのに。
【題名】 光の帝国
【著者名】恩田陸
【出版社】ごめん、わすれた
恩田陸のこの『どのジャンルに分類していいのかわかんないよ!』
って感じの世界観が好き。
紅い川とかもよかった。
光の帝国ってのはシリーズものになりそうな気配だったけど続編出たの?
教えて偉い人。
745 :
無名草子さん:04/11/13 18:26:47
「井伊直政」
羽生道英
光文社文庫
井伊直政は徳川家康の隠し子だったという仮説を元にした話。
マイナーなキャラを通した本能寺の変や小田原攻め、関ヶ原の合戦は新鮮。
吉川英治テイストの好著。
>>743、744
「蒲公英草紙」ってのが出てなかったっけ?と思ったら、まだ刊行されてなかったんだね
【題名】孤島の鬼
【著者名】江戸川乱歩
【出版社】創幻推理文庫
前半推理、後半怪奇で一気に読ませる。
話の筋も乱歩の長編作品の中ではしっかりしていると思う。
乱歩作品を読むなら創幻推理文庫がいいよ。挿絵がいい雰囲気だしてる。
期待して乱歩の「魔術師」「黄金仮面」読んだけどやっぱり
「孤島の鬼」だなー
>>744 サンクス。
聞かないと思ったけどやっぱり出てないんだ。
まあ、あれだけおいしそうな餌撒いちゃったら、あれを拾って4コマ漫画にしないで
作品にするのは相当の力量が必要そうだしね。
物凄い大作になりそうだし。
いつか書いてくれたらいいな。
読んでみたい。
>>746 あ、気付かないでスルーしちゃってたスマソ。
それは月刊誌か何かに掲載されたの?
これからしばらく単行本発売なんかでチェックしてみます。
751 :
無名草子さん:04/11/15 00:19:43
ガイシュツだけど「蒼穹の昴」
752 :
無名草子さん:04/11/15 23:23:35
「黒い家」「クリムゾンの迷宮」
『リプレイ』
K・グリムウッド
新潮文庫
翻訳モノ+SFで今まで避けてた部類の上、ネタとしてはありがち。
自分でも何で買ってしまったのか分からないけど、とにかく面白かった。
「これからどうなるんだろう」と、これ程先が気になってワクワクして読んだ作品は久々。
754 :
無名草子さん:04/11/16 07:02:24
AJクィネル
燃える男
デンゼル・ワシントンで映画化されたらしいけど、絶対原作の1/10も
面白くないに違いない。
クィネルの作品はホント、文字通りに理屈ぬきに面白いな。
考えたりしなくて、どんどん読み進める。
話に引き込む力量は大したもんだと思う。
ラドラムの「暗殺者」とか「囁く声」「4億ドルの身代金」
なんかも同様のエンタメ系カタルシスを思い切り味あわせてくれる。
サマセット・モーム
「手紙」
モームは面白いです。「月と6ペンス」もいいですが、小品「手紙」は
短編の醍醐味が凝縮されている。長編と違ってすぐ読み終わるので
長く楽しめないのが欠点だけど。
(´・∀・`) ナンカ オモシロイ ショウセツ ナイ?
757 :
無名草子さん:04/11/16 20:13:45
>>756 このスレの統計を取ると、
1 世界の中心で愛を叫ぶ
2 DEEP LOVE
3 終戦のローレライ(下)
758 :
無名草子さん:04/11/16 21:11:16
・・・('A`)・・・・
【題名】 光の帝国―常野物語
【著者名】 恩田陸
【出版社】 集英社文庫
このスレで出てたので読んでみたら良かった。
常野一族にまつわる短編集みたいなもの。
気持ちの良い作品だった。
760 :
無名草子さん:04/11/17 00:11:08
【題名】 退屈姫君伝
【著者名】 米村圭伍
【出版社】新潮社・新潮文庫
最近私がハマっているのが米村作品です。「です、ます調」の柔らかい語り口で、
落語や講談を聞いているかのようなコメディタッチだけど勧善懲悪?のおもしろ時代小説。
キャラ設定が絶妙で、とくに本作は主役の「めだか姫」(wのかわいらしさが秀逸。
ぜひNHKでドラマ化(民放じゃまず無理)、松浦亜弥ちゃん主演できぼん(w
42歳以上の方(いるのか?w)にはあの名作コメディ時代劇ドラマ「天下御免」の
世界といえばわかりやすいかも。(著者も年齢的に絶対「天下御免」見てるはずだ!)
時系列を気にする方は、シリーズ第一作の「風流冷飯伝」からどうぞ。
そろそろ
個人的に一番おもしろかった小説ではなく
理屈抜きに一番おもしろかった小説を紹介してきださい。
>>761 べろべろばー うほほほほ
おチンチンびろーん ∩___∩
∩___∩ | ノ ○─○ヽ_∩__∩ にひゃひゃひゃひゃひゃ
| ノ ヽ/⌒) / /3 3 | ヽ
/⌒) (゚) (゚) | .| | ( _●_) |o⌒ ⌒o|
/ / ( _●_) ミ/∩―−、 |∪| /⌒(_●_)⌒ ミ
.( ヽ |∪| / / (゚) 、_ `ヽ ヽノ | |∪| /
\ ヽノ / / ( ● (゚) |つ ∩. ヽノ∩
/ / | /(入__ノ ミ | ノ⌒ ⌒ヽ
| _つ / 、 (_/ ノ / (。)(゚)|
| /UJ\ \ \___ ノ゙ ─ー| (⌒_●⌒)ミ
| / ) ) \ _彡、/ |U UU_/
∪ ( \ \ \ | | ||
\_) あびゃばばばだーん . .| |nn _nn|| ぐへへへへへへ
\___)
>>761 > 紹介してきださい。
日本語を正しく書いてきださいw
>>761 一応、ここは紹介スレではないんだが
個々人が「理屈抜きに一番おもしろかった小説」をあげるスレです
765 :
無名草子さん:04/11/17 01:28:16
きださいage
【題 名】 ジョン・ランプリエールの辞書
【著者名】 ローレンス・ノーフォーク
【出版社】 東京創元社(ハードカバー)
「エーコ+ピンチョン+ディケンズ+007」という帯の煽りに釣られて読んだけど
看板に偽りなく大当たり。
767 :
無名草子さん:04/11/17 01:47:24
みなさん理屈ぬきじゃなく屁理屈ぬきですよ
(´・∀・`) コマカイコトハ キニシナイ
769 :
無名草子さん:04/11/17 03:34:53
そもそも面白い、ツマランなんてものは個人の趣向によるわけだ
それを理屈で語ろうとするならそれは全て屁理屈といえてしまうのではないだろうか
>>770 小説の面白さについて屁理屈をこねている訳ではないのでおけ
屁
773 :
無名草子さん:04/11/17 14:47:03
>>761 だから、『バトルロワイヤル』だっていってんだろ!
【題名】ドゥームズデイブック
【著者名】コリン・ウィルス
【出版社】早川
既出だったらスマソ
これからの季節にぴったりなタイムスリップ物です
現在と過去とで疫病が流行る中
過去では無力を実感しつつ頑張る主人公と神父
現在では教授が主人公を連れ戻そうと奮闘
結構人がばたばたと死んでいくので注意です
ぜひ読んでください
【題名】ステンレス・スティール・ラット シリーズ
【著者名】H.ハリスン
【出版社】サンリオ文庫
屁理屈とか理屈とかとりあえず全部かっとばす勢いです。
ちょっとありえないくらい不死身な主人公が宇宙で大活躍。
古本屋で見つけたら是非。
>>775 コリン・ウィルス ×
コニー・ウィリス ○
フライ,ダディ,フライ
金城一紀
講談社
中年サラリーマンが忘れていたものを取り戻すってなストーリー。
読後感がなかなか良い。
ただ主人公と仲間の高校生たちの出会いはちょっと無理があるかな…
>>760 読んだ。おもしろい!
図書館で借りてて、全部一度に揃わないから、時系列めちゃくちゃだけど、それでもおもしろかった。
>>760 そういや本屋で見かけたな、この作品
読んでみるかな
783 :
無名草子さん:04/11/21 14:02:28
博士の愛した数式
>>783 図書館で予約しようとしたら、50人以上予約待ちだった…
【題名】14(fourteen)
【著者名】 桜井 亜美
【出版社】幻冬舎
なかなか新鮮でよろし((=゚ェ゚=))y―┛~~
他人が読んでも面白いなんて誰もいってないんだけど?
少なくとも、785が面白くなかったと思うのが真実なら
同じ程度に545が面白かったと思うのも真実かと。
この手のスレで嘘つき呼ばわりは的外れ。
(;3;) エェー だってこのスレタイ「理屈抜きで一番おもしろかった小説」だC
じゃ、屁理屈言うなよ
790 :
無名草子さん:04/11/21 23:24:20
題 名】フーシェ革命暦
【著者名】 辻邦生
【出版社】 文芸春秋
791 :
無名草子さん:04/11/22 03:39:35
用心棒日月抄シリーズ
藤沢周平
大好き
このスレで定番ですが
蒼穹の昴と悪童日記
高校のときに読んでから、はや10年・・
何度も何度も読み返してます。
すすめてくれた先生に感謝。
蒼穹の昴はついに文庫化ですね。
あと、
屍鬼も寝る暇も惜しんで読んだ
上巻でぐっと引き込まれて
下巻で減速していったから微妙だけど
793 :
無名草子さん:04/11/22 15:27:53
臥竜伝です!
男のロマンdね。
ぐあー、図書館が連休だー。
休み前にたくさん借りておけばよかった…
>>735-736 フライ・ダディ・フライより先にレボリューションNo3を読んだ方が楽しめるかも。
まぁ人それぞれさ。
このスレの集計見てガダラの豚読んだけど
そんなにおもしろくなかったぞ。
途中までは良かったが、ラストに向かうにつれ
なんでもありのオカルト小説になっていくのがきつかった。
特にオチがヒドイ・・。
バトルロワイヤルは好き。
>>797 人それぞれなんだから当然だろ・・・・・
万人が面白いと思う作品が紹介されてるスレと思ったか?
【題名】 大誘拐
【著者名】 天藤真
【出版社】 創元推理文庫
巨額の身代金を狙う犯人。嫌味がなく、ほのぼのしてる。
テンポ良く読めて小気味良い。
801 :
無名草子さん:04/11/28 23:51:19
>>800
子供のころ読んだ。おもしろかったよ。
802 :
無名草子さん:04/11/29 01:26:05
永遠の仔。天童荒太。
同著者の、新潮文庫の家族狩り全5巻もよかった。
永遠の仔は何年か前に有名やったらしーけど
【題 名】 創竜伝
【著者名】 田中芳樹
【出版社】 講談社
既出だったらごめん。とにかくハマった作品。
この作者さんだったら銀英伝とか人気そうだけど私的にあっちはあまり…
804 :
無名草子さん:04/11/29 08:27:18
ケイゾクは?
805 :
無名草子さん:04/11/29 17:49:19
星新一
806 :
無名草子さん:04/11/29 22:28:25
青の炎
ギャルゲー野郎しか楽しめないとか、なんとか言われてたけど
【題 名】 未亡人の一年 上・下
【著者名】 ジョン・アーヴィング
【出版社】 新潮社
ガイシュツかな?だったらごめんなさい。
この何年かのなかで一番おもしろかった。
ドン・ウィンズロウ全部
>>791 藻前のせいでシリーズ全部読んでしまいました。
なんかすごく引き込まれる文体です。
漏れも用心棒やりたくなりました。
810 :
無名草子さん:04/12/03 23:21:55
【題名】リプレイ
【著者名】ケン・グリムウッド
【出版社】新潮文庫
面白いです。いい話だし。
あと筒井康隆さんの「七瀬ふたたび」。
明け方まで夢中で読みました。
若かったからかなー。
ジェフリー・アーチャー
『ケインとアベル』上・下 慎重文庫
20年位前ブルータスの書評で激賞していたので
試しに読んでみたが大正解!
ラスト泣けた泣けた、、、、
古い本だが今でも流通していると思う
>>809 いいなー
誰か漏れのにもこういうレスつけてくれないかなー
813 :
無名草子さん:04/12/04 07:50:45
>>812 おれがつけてやる。
どれよ、きみの書いたのはさぁ。
しまっせ〜、よいしょ、よいしょ、よいしょ〜、とね。
ま・か・せ・て!
不覚にもワラタw
ww
817 :
無名草子さん:04/12/10 11:44:13
どの作品でもいいから金庸を読むんだ
強いて言えば「天竜八部」・「笑傲江湖」・「鹿帝記」
古龍なら
「返城浪子」・「歓楽英雄」
もうハチャメチャでクスクス笑うことまちがいなす
818 :
無名草子さん:04/12/10 11:50:08
「プラハの春」 春江一也
実際、途中で飽きそうになった。友達は上巻で断念。
60年代の冷戦構造とかに興味ないとつらいかも。
ただ、最後まで読むと、巨大な権力の恐ろしさ、小国の無力さ、
個人の無力さを痛感して、泣きそうになる。本題はラブ・ストーリー。
登場人物は実名・実在が多いからどんな顔をしていたのか調べることもできる。
読んだら外交官になりたくなります。お勧め。
820 :
無名草子さん:04/12/10 19:51:54
『フリアとシナリオライター』リョサ
黙って買っとけ
内容は俺のお墨付きだ
国書刊行会だし、いつ絶版になるか分からんぞ
821 :
無名草子さん:04/12/11 09:41:11
坂口安吾「堕落論」
感動した!
822 :
無名草子さん:04/12/11 10:22:42
「キノの旅」
時雨沢恵一
何か考えさせられる
好き
823 :
無名草子さん :04/12/11 16:13:41
「邂逅の森」熊谷達也
ご存知、直木賞受賞作!
地味なタイトルと、大正〜昭和初期のマタギが主人公になった小説ということで
なかなか手にとりにくい小説だった。
が!
読んで大正解。
全身の皮膚が粟立つような興奮と感動を覚えました!!
深い描写と端正な文章。
そして読者を飽きさせない巧みなストーリーテリング。
直木賞受賞の名に恥じない名作でした。
最近流行りの軽薄な恋愛小説を読むよりも、ずっと深く心に突き刺さる
感動大作です!!
>>11 これって有名な本?
中1の時に何も知らずに買って読んで、すごく面白かった。
あの時は帝都物語にもハマってたな。
825 :
無名草子さん:04/12/11 18:02:42
「シーラという子」トリイ・へイデン
小説じゃないけど
『心臓を貫かれて』
マイケル・ギルモア 村上春樹訳
読み応えがあってよかった。
ただ小説じゃない。小説じゃないよ!
827 :
無名草子さん:04/12/11 21:36:42
>>826 おれは小説だと思ったな。
村上春樹の小説よりも面白いと思った。
【題名】殺戮のチェスゲーム
【著者名】ダン・シモンズ
【出版社】ハヤカワ文庫
一応このスレには無いようなので。
サイコホラーのような、ヴァンパイア物のような。
なんとも言えない味がある小説。
アクション性もありますが、ほんとにこんな人達がいたら?
と、思うと戦慄します。
上中下と文庫にしては長編ですが、読んで損なしです。
>>817 金庸はおもしろいですね。厚いにもかかわらずスイスイ読破してしまいます。
私のお薦めは「神G侠侶」です。主人公のアンチヒーローっぽい所がいいですね。
古龍は「多情剣客〜」しか読んでませんがこれも面白いですよ。
>>819 俺も読んだよ、俺だったらババアより少女とやるけどな〜。
主人公は間違ってる
830 :
無名草子さん:04/12/12 01:30:06
女がごみ袋にウサギの絵を描いて
収集所に置く。男がそれを毎夜拾い中身を
根掘り葉掘りしらべる・・・。実はこの男と女は
会社の同僚で・・・つう内容なんだけど(うろ覚えでスマソ
この小説の題名、著者名知っている方いませんか?
ずいぶん前だけど小林薫と樋口可南子出演で
TVドラマ化されたもので非常に印象に残っているので・・・
831 :
無名草子さん:04/12/12 01:52:47
中外鉱業とかってさ・・・
四季報にちょびっと好材料「っぽい」ことが書いてあれば、それだけでも爆発するんじゃね(笑)?
去年も12月安値60割れ→1月100超えでした
832 :
無名草子さん:04/12/12 04:21:31
作者忘れちゃったけど
パイロットフィッシュ
833 :
無名草子さん:04/12/12 14:22:42
>>830 ドラマも小説も知らないけど、なんだか面白そうで読んでみたいから調べてみた。
黒井千次の『石の話』(自選短篇集)の中の「袋の男」だと思う。
sixty nine/村上龍
まじれす。
他の著作はいっさいうけつけないけどネ。
835 :
無名草子さん:04/12/13 17:56:02
>>833 レスありがとうございます。
どうやらその小説みたいです。
TVドラマ(2時間もの)の方はもう15,6年
くらい前なので知っている方はほとんどいないと
思います。
836 :
無名草子さん:04/12/13 19:06:33
神?常識?んなもんは糞。それに頼って生きてるお前らは
自分で生きてない。死んでるようなもんだ。俺は自分
の感情とか欲望に対して正直に生きてる。だから全てに
ついてお前らより自信がある。俺は人間の存在の真理を
しっかり捕えてる。今までも今もこれからも、俺は
いつでも正しい。俺は自分で生きてるから、どんな風に
だって生きられる。で、その後は死があるだけ。
この世には意味のあるもんなんて何も無い。死んでしま
えば全ては無。どうせ死ぬんだから何だってどうでもいい。
みんな死んじゃうのさ。俺もお前も、一人残らず。アヒャヒャヒャヒャ。
蝉しぐれ 藤沢周平
今読み終わったところ。いやー、おもしろかった。
838 :
無名草子さん:04/12/15 16:03:55
↑そ〜かな〜
私は女なので、藤沢系は男尊女卑が如実に出ているので
ダメだわ〜
>>838 何度も言うがここは万人が面白いと感じた作品を紹介スレじゃなくて
個人個人がおもしろかった小説を上げるスレだ
840 :
無名草子さん:04/12/15 19:03:12
>>838 839の言うとおりだ。
だからお前は女で馬鹿で救いがないw
>>838 おまえみたいなバカ女が世の中を悪くしているんだな。
>>838 時代小説なのに何いってんだ? この馬鹿フェミ女。
放置しとけよ大人げない
最近の冬休みは早いんだな
フェミ女の90%はブスand/or能無しで構成されています。
846 :
無名草子さん:04/12/15 23:06:01
蒼穹の昴
なんか女に過剰反応するやつらが多いな。
コンプレックスでもあるのか。w
848 :
無名草子さん:04/12/16 13:17:26
オタッキーが多いだけだよ、w!!
単なる流れに乗じての煽り&釣りだろ
スルーもできないのか・・・
850 :
無名草子さん:04/12/16 18:08:35
永遠の仔がイイそうですが、これって
去年あたりに本木と菅野美穂が出てたドラマの原作ですか?
851 :
無名草子さん:04/12/16 19:15:02
えーっと、ガイシュツでしょうが、「坊っちゃん」てことで。
>>850 違う
永遠の仔は5年前ぐらい中谷美紀とかでてたやつ
>>847 女がどうというよりフェミ女に限ってはほとんどの男が倦厭するから
つかフェミ女がいいなんて男がいたらマニアックすぎて逆に怖いよ
冬だねぇ…
ってことで『夏草冬濤』井上靖
855 :
無名草子さん:04/12/17 03:44:14
ココを見て、すぐに図書館のネット予約をしてます。
怖いモノ系などでのお薦めがあれば幸いです!!
>>854 いいねぇ
あの3部作は面白すぎてもっと読みたくなるからなぁ
>855
スティーブン・キング「ペット・セマタリー」なんかはどうだ。死ぬほど怖い上に、締め付けられるような
切なさ。映画はダメだったけど、小説はすごいぞ。
858 :
無名草子さん:04/12/18 12:16:57
>>855 キングの翻訳ものは完読済みです。
情報ありがとう!!
860 :
無名草子さん:04/12/18 22:52:21
>>859 俺もこの2冊は衝撃的だった
たまに読み返すよ
861 :
無名草子さん:04/12/18 22:57:57
キングだったと思うが
大富豪の嫁との浮気がばれた男が銃殺の代わりに
夫の所有する超高層マンションの外壁を一周
させられる短編。
高所恐怖症の人にお奨め!((((((;゚Д゚))))))
862 :
無名草子さん:04/12/18 23:56:54
乃南アサ「晩鐘」
山田なんとか「嫌われ松子の一生」
有吉佐和子「非色」
863 :
無名草子さん:04/12/19 02:05:37
三島ホモ夫「仮面の告白」◎
三島ホモ夫「潮騒」◎
三島ホモ夫「金閣寺」◎
三島ホモ夫「豊饒の海」◎
三島ホモ夫「午後の曳航」◎
三島ホモ夫「禁色」◎
三島ホモ夫「憂国」◎
三島ホモ夫「永すぎた春」◎
三島ホモ夫「愛の渇き」◎
三島ホモ夫「美徳のよろめき」◎
三島ホモ夫「青の時代」◎
三島ホモ夫「美しい星」◎
三島ホモ夫「音楽」◎
三島ホモ夫「盗賊」◎
三島ホモ夫「若きサムライのために」◎
三島ホモ夫「不道徳教育講座」◎
865 :
無名草子さん:04/12/20 05:21:12
三島ホモ夫「仮面の告白」○
三島ホモ夫「潮騒」◎
三島ホモ夫「金閣寺」◎
三島ホモ夫「豊饒の海」○
三島ホモ夫「午後の曳航」読んでない
三島ホモ夫「禁色」×
三島ホモ夫「憂国」◎
三島ホモ夫「永すぎた春」知らない
三島ホモ夫「愛の渇き」◎
三島ホモ夫「美徳のよろめき」△
三島ホモ夫「青の時代」読んでない
三島ホモ夫「美しい星」読んでない
三島ホモ夫「音楽」△
三島ホモ夫「盗賊」◎
三島ホモ夫「若きサムライのために」読んでない
三島ホモ夫「不道徳教育講座」○
866 :
無名草子さん:04/12/20 08:58:18
13階段 高野和明
鬼平犯科帳 1〜24
池波正太郎
文春文庫
全24巻なんだけど、このシリーズを読んでいる間は他の本は読みたくないくらいおもしろい。
怖いけど情に厚い主人公、味のある脇役たち、今も東京に残る地名、などなど、もっと続きが
読みたいなぁ…
868 :
無名草子さん:04/12/20 13:44:46
「半七捕物帳」は実話がメインだからある意味面白いとおもうが、
>>369 が書いてた「仮釈放」読み終えたけどかなり面白かったよ。
熊嵐に続いてこの人の作品がヒット。次は破獄でも読むか。
870 :
無名草子さん:04/12/20 16:53:20
敵
筒井康隆
新潮文庫?
可能性ってすげーとおもった
871 :
無名草子さん:04/12/20 18:10:33
鳴宮友祈「飛行症候群」
独特な書き方が衝撃的だった。
>>869 369だけどあんたスゴイな
俺なんて悪い意味じゃなくて読んだ事を後悔したし・・・
出版関係者&著者に近しい人物&病的ファン
が紛れ込んでつまんない作品を持ち上げてる傾向あり。
三行以下の感想はたいていそういった人物のカキコなんで信用しない方がいい。
妄想癖の強い厨が紛れ込んで、個人の志向を傾向あり。
ネガティブなレスはたいていそういった人物のカキコなんでスルーした方がいい。
875 :
無名草子さん:04/12/20 23:54:53
>>873は妄想癖
>>874は出版関係者or著者に近しい人物or病的ファン
俺は?
↑
師ね
うるせえよ。
つか別にこのスレ紹介スレじゃないし
ここに上げられてる作品を自分が読みたいなと思ったら勝手に読めばいいだけの話かと
そいつがその作品を面白いと感じたかつまらないと感じたかなんてここで論じる話じゃない
>>864に以下の作品を追加しよう。
三島ホモ夫「鏡子の家」★★★★★
三島ホモ夫「沈める滝」★★★★★
三島ホモ夫「獣の戯れ」★★★★★
三島ホモ夫「宴のあと」★★★★★
三島ホモ夫「女神」★★★★★
三島ホモ夫「岬にての物語」★★★★★
三島ホモ夫「サド公爵夫人・わが友ヒットラー」★★★★★
三島ホモ夫「鍵のかかる部屋」★★★★★
三島ホモ夫「ラディゲの死」★★★★★
三島ホモ夫「殉教」★★★★★
三島ホモ夫「アポロの杯」★★★★★
三島ホモ夫「裸体と衣裳」★★★★★
三島ホモ夫「鹿鳴館」★★★★★
三島ホモ夫「熱帯樹」★★★★★
三島ホモ夫「絹と明察」★★★★★
三島ホモ夫「小説家の休暇」★★★★★
三島ホモ夫「近代能楽集」★★★★★
三島ホモ夫「葉隠入門」★★★★★
三島ホモ夫「文章読本」★★★★★
878 :
無名草子さん:04/12/21 10:01:45
>>852 図書館で借りて読み始めました。
で、ドラマは少しだけ見たこと有るみたいです。
879 :
無名草子さん:04/12/21 11:49:23
高村薫「黄金を抱いて飛べ」。
金の延べ棒ねらって銀行襲撃をもくろむ男たちの話。
同性愛的要素はあるものの、嫌悪感はない。
映画化するなら「レディ」じゃなくてこっちにしてほしかった。
>>866 「宮部みゆき氏絶賛!」て帯に惹かれて買ったら、大正解だった。
最後まで緊張の糸が解けなかったから、読み終わった後疲れたけど。
心地よい疲労感でした。
882 :
無名草子さん:04/12/21 17:41:58
私なんか、永遠の仔を読みながら、何故か椎名桔平のぷリッとしたお知りを思い浮かべてる
883 :
無名草子さん:04/12/22 00:44:42
雫井修介
「火の粉」久々に一気読み出来た。
緊張感途切れることなくラストの狂乱振りは
圧巻だったです。
884 :
無名草子さん:04/12/22 01:50:51
「死のロングウォーク」
スティーブン・キングは初めてだったが夢中で一気に読んでしまった。
人がどんどん死んでいくなので愉快な意味で面白いわけではないんだけど
強烈な話の世界にぐいと引き込まれてしまう。
>>872 (目欄)が好きなもので。様々な意味をこめて「面白かった」です。
あと、熊嵐じゃなくて「羆」嵐でしたね。吉村昭ハマりそう。
886 :
無名草子さん:04/12/22 15:42:57
高村も宮部もあまり好きじゃない
面白いのは認めるけど・・・
887 :
無名草子さん:04/12/22 15:58:49
浅田次郎の『蒼穹の昴』。こんなスケールの大きい話を書ける才能に感動してしまう。
>>887 確かに面白かったけど、中盤以降、物語の視点(主題?)が
どんどん変わっていったのが気になった。
最後のほうは誰が主人公かもよく分からんし
大河歴史モノにはよくあるパターンだけど…
浅田次郎は、話の途中で当初の設定が変わっていくという矛盾が楽しめるという罠。
890 :
無名草子さん:04/12/23 13:24:51
>>855・859
お薦めみたいだったので読んでみました。
「黒い家」はハマッタけど「囀り」はダメでした。
891 :
無名草子さん:04/12/24 01:27:17
スルメ男を読んでるところ、今のところおもしろい
>>891 おれね、買って読んで本棚にしまって一年以上も経ってから気付いたよ。
タイトルの字が入れ替わってるー!って。
狐につままれたような瞬間だった。
「スメル男」
いずれにせよ、臭う男なんだな
イカ臭い男
【題名】西遊記
【著者名】呉承恩 (訳)君島久子
【出版社】福音館書店
小6のおわりに図書館で手に取り、ありとあらゆる時間を削り
あらゆることをしながら読みふけり、
それでも卒業までに読み切れず無念の別れとなったあの本が。
このスレを見てこの本を思い出し、検索で見事再会できました。ありがとう。
誰の訳のどの版だかとんと記憶がなく諦めておりました。
いざいざ、今こそ須らく看んや西遊釈厄伝!
手始めに東勝神州は花果山福地、水簾洞までちょいとひと飛び
行ってきます。
よかたね。いってら
>>855 > ココを見て、すぐに図書館のネット予約をしてます。
ここで紹介されている本が貸し出し中で借りられないと思ったら、藻前のせいか!
>>892>>893 なつかしーーーー原田宗典!
青春時代に初版で買ったわ。
マキジャクかっこよかったなあ。
899 :
無名草子さん:04/12/26 01:09:10
てかスメル男はおもしろいよ普通に。
ガイナックス系、最臭兵器やエバのマザーとかパクリかよって思ってたけど、
実はスメルが先なんだよな。
てか俺もスルメ男と読み間違えてイカはいつになったら登場するんだろーって
しばらく気が付かなかった
900 :
無名草子さん:04/12/26 01:16:49
星 新一のショート・ショート系。おもしろい。
青の炎
イソラ
↑作者忘れたけど、この人のホラー面白い。
俺も死のロングウォーク面白かったなぁ。
国内の小説で似たような設定のがあって、それのあとがきか解説でキングのを
知ったんだけど、その国内小説のタイトルが出てこず悶々としてます・・・
902 :
無名草子さん:04/12/27 18:00:00
もぉ人大杉で全然近寄れなかったよ。。。
>>897 おぬしもやるのぅ
ちなみに、ここで紹介された本のほとんどがうちの近所の
ブクオフのお薦め本コーナーに飾って有ったよ。
思わず棚を見てニヤケてしまった。。。
あそこの店長でもココ覗いて参考にしてんのか?と思ったよ。
903 :
無名草子さん:04/12/27 18:05:59
田中 啓文『蹴りたい田中』〔ハヤカワ文庫(早川書房)〕
904 :
無名草子さん:04/12/27 18:09:56
905 :
無名草子さん:04/12/29 07:37:16
宮城谷 正光 「楽毅」「重耳」
司馬 遼太郎 「項羽と劉邦」
浅田 次郎 「蒼穹の昴」
中国系が大好きっす
906 :
無名草子さん:04/12/29 15:38:00
中国ものといえば酒見賢一ですよ
「陋巷に在り」全13巻はすごい面白かった。
読み終わるのもったいなかった。
今まで一度もこれ全部読んだ人にリアルで出会ったことないので、
文庫版も完結した今、誰か読んでください。
>906
ノシ こないだ「陋巷〜」最終巻買ったので全部読んだよ
自分は読んで良かったと思うけど、ちょっと冗長って意見も聞かれるね。
その点も含め、最近出た「泣き虫弱虫諸葛孔明」の評判が良い様子。(こっちはまだ買ってない
酒見賢一といえば後宮物語が面白かったな
ちょっときわどい方向の描写というか表現があるのがあれな気がしたが
全体的には雰囲気もよかった
909 :
無名草子さん:04/12/29 17:43:21
後宮小説
910 :
905:04/12/29 17:52:04
酒見賢一は 「後宮小説」「墨攻」は読みましたが
「陋巷に在り」は断念したクチ・・・
読んでみるかな
「泣き虫弱虫諸葛孔明」面白そうですね。
先にこっちだなw
911 :
無名草子さん:05/01/08 15:58:59
13階段、よかったわ。
なぜかはわかりませんが、もっと軽い小説を想像してました。
912 :
勝元:05/01/08 18:32:16
「おもろいやっちゃ!」(四発目) 彩図社 文庫本
短編シリ−ズものだけど、四発目がガ−ン、ガ−ン、−−−、オモレ−や!
頭が悪い/勘が鈍い、そんな輩には笑いの意味が不明と言われてるんだけど。
されど、私同様、それはそれなりにサラサラっとポジティブにイ−ジ−かも。
入手困難を乗り越えて、失礼ながら皆の衆各位、この高級笑い感じ切れるかな。
現代版クスクス挑戦本、−−−−、言い過ぎか?
まあ、勝手な個人的意見でした。
お許しあれ。
予定通り913ゲット
13階段読んでの感想、
レイプ魔は死刑にしてくれ
>>914 禿銅!
てか!こんな風に誘導できる作家の力は凄いね。
916 :
無名草子さん:05/01/13 03:37:25
井上ひさしの吉里吉里人
917 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/17 01:23:37
i-
坊ちゃん最高
919 :
無名草子さん:05/01/17 08:31:14
宮部みゆきの「ステップファザー・ステップ」
作者の他の作品もいくつか読んだけど、少し雰囲気違って面白い。
推理物だけど笑えるシーンもたくさんあるし。
図書館で借りたのにその後自分で買ったのって初めて。
921 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/23 11:39:45
er
922 :
無名草子さん:05/01/23 11:44:44
923 :
無名草子さん:05/01/23 11:55:34
中島らも「超老伝 カポエラをする人」
俺を読書へと導いてくれた一冊
>920
同志さんハケーン!
ハラショー(ノ∀`*)
925 :
無名草子さん:05/01/23 18:50:12
アーサーヘイリ 【ホテル】 【大空港】
井上 靖 【夏草冬波】
清水義範「秘湯中の秘湯」(短編)
大爆笑ですわ。中にはサイキなホラーもあります。
『ショコラ』
ジョアン・ハリス/那波かおり訳
普段甘いもの全然食べないけれど、これ読んでみるとチョコが欲しくなってくる。
各キャラクターがそれぞれ立っていて、魅力的に動いている。
映画化されていて、そっちのほうが有名だろうけど、小説版のほうが数倍出来がいい。
928 :
無名草子さん:05/01/24 00:06:22
浅田次郎の、極道のホテルのやつ。名前は忘れた。
929 :
無名草子さん:05/01/24 00:40:15
930 :
無名草子さん:05/01/24 01:22:40
>>929 それです。
文学の難しいことは抜きにして、屁理屈抜きで面白かったです。
931 :
無名草子さん:05/01/24 02:31:40
三浦綾子「塩狩峠」
あのオチを臭く感じないのは凄い
こーんなスレあったんだ〜
>906,907
げっ…漸く終わったのか…
確か9巻くらいでいつまで経っても次の文庫が出ない+中だるみ感があったから
断念して全部手放した…orz
1〜5位までは最高に展開も面白かった。
もう一回読んでみようかな…?
酒見は中国物好きには面白いね。
散々既出だが、浅田の「蒼穹」は彼の中で一番面白かった。
小野不由美の「十二国記」は一気に大人買いで読みふけった。
でも、私の一番は中学の教科書で読んだ
●カフカ「断食芸人」
なんでこんなのが教科書に載っているのかも良くわかんないけど
今まで色々読んだが、ここまで忘れられないのはこの話だけ。
授業で扱われなかった(残念だった)が、授業そっちのけで読んだ。
あとは…お約束だがやっぱり
●太宰治「人間失格」
大学受験前に読んでた。これは…感想無くてもいいよね。
連投スマソ
●安倍公房「壁」
高校の授業で扱ってくれました。
もう、衝撃的というかなんというか…今でも数年に一度読み返します。
●高村薫「マークスの山」
女流作家では一番この人が好みなのですが、
その中でもやはりこれが一番面白かった。
既出かもしれないけど、
ジョナサンキャロルの「月の骨」から続くシリーズ。軽く始まるけど面白かった。
ここ数年、新刊見てない。もうでないのかー。なんか面白い本ないかのー。
他は池澤夏樹が好きなんすけどー。小説あまり出ないのー。
935 :
無名草子さん:05/01/25 01:11:50
936 :
無名草子さん:05/01/25 22:50:35
アドルフ・ヒットラー
「わが闘争」
アホやであいつ。
「みんな元気。」 舞城王太郎 新潮社
単行本。
短編っぽいのが5つくらい入ってるんだが、
最後の「スクールアタック・シンドローム」が好き。というかアホな俺でもわかったような気ガス。
口喧嘩(議論?)シーンがやばいと思う。
>>823 ちょっと大げさだなw
ま、おもしろいことはおもしろいけど。
939 :
無名草子さん:05/01/28 00:19:34
350Pぐらいある小説って、大体何時間ぐらいで読み終わりますか?
940 :
無名草子さん:05/01/28 00:21:05
2時間
6時間くらいかかるっっっっっっっっっっっっw!!
伊坂幸太郎/ラッシュライフ
ちょいと変な人間たちが変に絡み合う話。
伏線ばっちり、ズルズル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜って小学校の時のお芋ヌキ思い出した。
もう、メル欄のところなんて5分くらいケラケラ笑っちまったよ。いあ、念のためね。
「きのね」 宮尾 登美子
11代目市川団十郎をモデルにした話
943 :
無名草子さん:05/01/28 01:36:04
俺は50ページ1時間だから、7時間だ。
遅いほうなのかな。
944 :
無名草子さん:05/01/28 01:43:08
俺、50ページ読むのに2時間かかるよ・・・・
東野圭吾とか乙一とか、読みやすいのだと100頁〜150頁/1hくらいだけど、
時代がかってたり、人物構成が複雑だったりすると30頁/1hくらいかかる。
>>933>>935 安部公房といえば「箱男」。
しかしこれは屁理屈ぬきで面白いと言うより、
屁理屈だらけで面白い小説かも。
>>946 ぐうぜんにも、さきほど買ってきました。正解でしたようです。
確かに箱男も捨てがたいが、「カンガルーノート」「獣達は故郷を目指す」
「壁」「燃えつきた地図」なんかもおもしろいぞ。
つーか、全部読んで損はないと思う。
なかなか揃わんが。
ちなみに箱男は四回読んだが、いまだによくわからん。
よくわからん自分がなんか楽しくなってきた。
『6ステイン』福井晴敏 講談社
相変わらずの自衛隊もの。短編集。お金に余裕があれば…
福井晴敏って、ファンの女の子と結婚したんじゃなかったけ。
やっぱ、理系だけに出会いが少なかったんだろーか。
千葉商科大って理系なのかw
ずいぶん前にキシュツだけど
【題名】太陽の塔
【著者名】森見登美彦
【出版社】新潮社
ファンタジーノベル大賞は時にすごい才能を発掘するな。
しっかしペンネーム・タイトル・装丁、全てで損してる。
京極の探偵小説並の奇天烈さ。笑える。一読の価値アリ。
泳げ、唐獅子牡丹
菊地幸見
ここの流れからいくと単純な話だからみなさんにどう思われるか不安だけど、とにかくおもしろかった。
三回繰り返し読んだのに読みおわったあとの気持ちが三回目も変わらず気持ち良くてスッキリ。
【題名】ルーガルー 忌避すべき狼
【著者名】京極夏彦
すばらしかった。
【題名】耳ラッパ
【著者名】レオノーラ・キャリントン
あんまり人に薦められるもんでもないけど。
シュルレアリスムの画家キャリントンが書いた唯一の長編小説。
九十二歳老婆のぶっとび冒険小説、というと池上永一「風車祭」を連想する人も
多いと思うけれど、こと「ぶっとび加減」という点では、「風車祭」の比じゃない。
とにかく話がありえないレベルでエスカレートしていって、(老女の日常→
機関銃ぶっ放し大脱走→恐怖きちがい地獄→謎と殺人→神→大銀河って感じ)
もう物語に置いていかれないようしがみつくのがやっとって感じ。
異常で異常で異常な世界を体験したい人にはオススメ。
でもシュルレアリスムにいくらか慣れてないとちょっと厳しいかも。
956 :
無名草子さん:05/02/01 13:48:14
957 :
無名草子さん:05/02/01 16:31:42
荘子
【題名】蓼喰う虫
【著者名】谷崎潤一郎
【出版社】新潮文庫
読後感がなんともいえなく好き
959 :
無名草子さん:05/02/01 17:45:27
老子
960 :
無名草子さん:05/02/01 23:04:39
ガイシュツでしょうが天童荒太の『永遠の仔』。
激しく既出ですが、今回だけ許す
962 :
無名草子さん:05/02/02 00:23:41
アーヴィングの『サイダーハウスルール』
ちょい長いけど面白いです。「青春の過ち・恋と
友情・子供」にぐっと来る人は特に惹かれると。
963 :
無名草子さん:05/02/02 01:09:36
中場利一の「岸和田少年愚連隊シリーズ」
中でも特に2作目の「血祭り純情篇」が
笑えるし泣けるし、1番好きだな。
964 :
無名草子さん:05/02/02 01:10:34
さようならギャングたち
965 :
963:05/02/02 01:11:52
スマソ。「血煙り純情篇」だった。
966 :
無名草子さん:05/02/02 01:38:56
どっちでもいいよ、そんな糞エンタメ
967 :
無名草子さん:05/02/02 02:04:22
パウロの悪魔とプリン嬢
美人姉妹、肉欲の陰茎狩り
あさのあつこ「バッテリー」
児童書だけどいい、ほんとにいい。
フォレストカーター「リトルトリー」
おもしろかったよ
971 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/09 12:39:00
ity
972 :
無名草子さん:05/02/10 06:17:18
あげ
973 :
ぐーる:05/02/10 20:44:15
金城一紀ファンなーので。
GO
っというか全部好き好き
「ゲームの立つちん」
975 :
無名草子さん:05/02/11 11:18:36
【書籍名】 痛快!コンピュータ学
【著者名】 坂村健
【出版社】 集英社インターナショナル 単行本(文庫版はおすすめできない。)
【感想文】 20世紀最大の発明であるコンピュータについて
日本唯一のハッカーにして斯界第一人者の坂村健が
おもしろおかしく、平易に正確に絵解き物語る。
亡国のイージス読んだ面白かった
他のも読もう
亡国はおもしろかったー。
煙か灰か食い物も。
978 :
無名草子さん:05/02/13 22:04:19
俺はローレライの方が良かったなー、萌えキャラがいたので
979 :
無名草子さん:05/02/13 22:06:43
980 :
無名草子さん:05/02/14 10:36:26
>>977 それは煙か土か食い物の事ですか?
だったら面白いには同意。
尾マイらのおすすめを教えてくれ?