>>1 乙。
ぐだぐだしてるスレだけど、
なんか好きだな。
今週のコラムは割と前向きというか、読んでいて気分が良いものだった。
ただ、ラスサムを褒めるのに、隣のおばちゃんを出すのはいかがなものかと。
「男の友情」映画で、自分がどう思ったのか、感動したのか、馬鹿みたいと
おもったのかさっぱりわからん。
個人的な感情を抜いて、客観的に考えるように見せたいのかもしれんが、
ある種アリバイ作りというか、自分が映画を判断することによる責任をかぶる
のが嫌なのかな?
今週のコラムでも自分が映画を見てどうおもったのか感情が抜け落ちている
でしょ。
なんか自分が褒めたのを他人に貶されるのが嫌というのが、オタクっぽい感性
という気がして嫌なんだよね。
もともとオタクっぽい感性なんじゃないの。
オタクのはしりって言うか。
この人のほめる書物、入手不可能なものが多い
>>6 いえてる。乱歩についての随想本ももう手に入らないしな。
ついこのあいだまで本屋で見かけたンだが
松村さんとの件から
この人に入った俺は
ダメですか。
どう入ったのか詳細きぼんぬ
10 :
無名草子さん:04/01/18 00:03
意外にこの人にしてはスレが伸びるね。
前スレでも誰か言及してたが、
キューブリックとか映画監督のピークについて語る小林信彦。
ふーん、映像,紙とはいえ、同じ「表現者」(wとして、
自分の衰えは無自覚なのか?
早めに引退したポーリン・ケイルは立派であった。
食う必要があるからやってるんじゃないか
だから自称コバファンは(ry
13 :
無名草子さん:04/01/18 16:22
>>12 こいつは前スレの877と同類もしくは同一人物。
擁護してるようにみせて、たぶん無自覚なんだろうが、ひどいこと書いてる。
>>11の意見は読者としての感想。衰えたと感じていない人もこのスレには
当然いる。が、
>>12は衰えたことを「既成事実」として認定w
すごいです。超A級のコバファンはものが違う!
>>9 いや、どんな酷いジジイなんだろうと思って
「日本の喜劇人」とか読んだら知らないうちに
ぽつぽつよむようになってた。
>>12=3スレの877確定。以下コピペ。今回は2行で、ここでは長文だが論旨がね。
どうしてこう、視野の狭い批判厨ばかりが出てくるのか
学生ばっかとも思えないところが頭が痛い
文学ファンだの自称コバファンだのはみんな(ry
著者が「世間知らず」をわけわかんないタイトルに
喜んで変えたわけじゃないことくらい知ってるだろう
どうしようもなく売れないから仕方なく若向き、女向きのタイトルにしてみたんじゃないか
おまいら、金が入ってこないって現実をどう思ってるんですか
タイトルが重要だってことは、いやってほどわかってるから
自分がいいと思ってるタイトルをあきらめるのに
>>12=3スレの877だとしたら、相変わらず笑える小心者。
ちょっと言われると文章がいきなり腰ヌケに。お前、ここ見てんだろ。
ディープなコバファンなんだろうから、彼に倣って
相手が首をつるまで反論してみな。言いがかりだとしたら、
ふりかかる火の粉払ってみな。
>895 :無名草子さん :03/12/29 02:27
>372でも383でも578でもない877です
>
>>893 >期待し過ぎです
>裏事情なんて知りませんよ
ヒヒ
ぼくは本気になったら相手が首をつるまでやる、か。
松村、平気で生きてるけどなあ……
文春のコラムまたは中日新聞のコラムの最新のがここで紹介されて
話題がずれるまで沈黙のバカ擁護ファン。ループ状態。
「お笑い」「パロる」とかの汚い日本語が嫌いな小林信彦が
コバファンなんて略称を許すのか? おまえ本当に薄汚い野郎だな
>>12
前スレで話題になったタイトルだが、例えばこの2冊
最終決定権のある文藝春秋(の書籍部門)のセンスはいかがなものか?
「清貧の思想」が売れると「日本清貧旅行」(東海林さだお)
「超整理法」が売れると「〈超〉読書法」(小林信彦)
なんてダジャレ書名本を出して。これ、作者の思惑を越えて
書名会議でそれを提案した書籍部門の担当者が同一人物なんじゃないか?
地位はかなり高い。
紀尾井町で高級ランチを食べたあと、爪楊枝をシーハーさせながら
ダジャレを部下に連発。部下はつまらないと思ってるのに愛想笑い。
「つまんねー、ダジャレ言って悦に入ってんじゃねーよ、コラ」
とは言えないよね。
文藝春秋は社員手帳に全員の住所氏名を載せるアット・ホームな
会社なので仕方ないが、作家(読者)を巻き込むな。
大阪の清文堂でハケ−ソ
25 :
無名草子さん:04/01/19 17:29
こないだ江藤淳の随筆読んでたら、山川方夫を追悼した
文章のなかに、故人にやたらと周囲の人間の悪口を吹き込み
死んでからは親友だったことを強調する推理雑誌編集長N
てのが出てきたんだけど、N=中原=小林のことだよね。
ガイシュツだったらごめん。
「ある意味、いま、いちばんつきあいのむつかしい作家」
とか言われてたもんなあ
「タイタニック」「踊る大捜査線」「ラストサムライ」・・・
大ヒット作をかなり遅れて見てから後付分析するのが、ここ数年の手法。
妄信的なコバファンwはいいだろうが、エンタテインメント評判記(時評)
を語っといてそれでいいのか? 確かに試写室の雰囲気は最悪だが、
もう少し試写に行け。映画批評、それで原稿料もらってるんだろ?
深夜ラジオのマイナー・アイドルのパーソナリティの番組を
紹介してもなあ。あれは、張り扇と同じで、エッセイの手法の一つ。
「小林さんはその年なのにアンテナが鋭い」と思わせるための作戦なので
まとも読まないように。
しかし、アレですね。作家が本業よりもエッセイや書評や文芸時評の方が
面白いといわれるのはまずいですね。
この人、江戸っ子のおれのいうことに偏見はないんでえー。
みたいなごう慢さはないか?
30 :
無名草子さん:04/01/20 10:39
>>29 ある。つーか、しかたないんでしょうね。
完璧な人間はいないから。
田辺聖子なら自分を相対化もして、
それも含めて楽しく読ませてしまう。
作家としての目は、小林より冷徹なものを感じるが
同時にユーモアもある。
大阪在住なら、
あそこまで泰然自若は無理と見た。
また出身地、在住地話に展開していく?
前スレより
> 田舎者ネタと低脳ネタがループして成り立つスレだね。
34 :
無名草子さん:04/01/20 22:54
>>25 「虚栄の市」の推薦文は烏頭さんが書いてたんだけどねー・・・
>>28 おれは昔からこの人は小説よりも断然エッセイを評価していた
この人の小説は読み終わると虚脱感というか虚無感が漂ってきてガックリくる読後感のが
多いと思う
江戸っ子って、首都に住んでいるという余裕があって得だね。
笑いに関しては、もうダメね。
愛人はいるかいな、ノブピー?
>>38 かつて、私は、浦山桐郎監督の「私が棄てた女」という映画を観て、
二日ほど、頭が熱っぽくなってしまったことがある。あまりに身に
つまされたからだ。
『つむじ曲がりの世界地図』(角川文庫版、201頁)
なんかあったんじゃない
40 :
無名草子さん:04/01/21 21:22
和菓子屋の小倅風情が下町を気取ったら痛いよ。
あったあった!
「ロバート・レッドフォード短小説」
って小見出しまでついて、アハハ
図書館のリサイクル文庫で「汚れた土地」の初版を拾ったのだが、
これってなんなの?小林信彦けっこう好きだけど、知らなかった。
今週の「本音を申せば」は
「今年最高の映画『ミスティック・リバー』」。
監督・クリント・イーストウッドもいいが、
ショットガンをぶっ放す俳優としての彼も観たい、と。
46 :
前スレ962:04/01/23 10:29
『ミスティック・リバー』評キタキタキタキタ━━━(゜∀゜≡(゜∀゜≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━━━!!!!!!!!!!
文春買ってこよ。
47 :
無名草子さん:04/01/24 13:35
でも、『マディソン郡の橋』について‘日本では一向に評価されなかった’ってのは
キネ旬を初めとする各種ベストテンには入賞してるし、興行的にもヒットした
『許されざる者』の次ぐらいに評判のいいイーストウッド映画だと思うが
小林氏には‘一向に評価されなかった’と映るのだろうか
>>43値打ちもん! リサイクルのやつは古本屋で引き取らないし、大事になさってください。
むかし、って言っても5〜6年前くらいのだけど、コラムの文庫を読み返した
元気がなくなったターニングポイントは、志ん朝の死だとやはり思う
小林さんにとっての9.11みたいなもんだったんだろうな
地獄の3部作と通じる、ところどころ光るような部分が楽しいのと同時に
最近のコラムにはすっかり失われてしまっているのがわかり、つらくもある
いまさら、元気を出して元に戻ってくれというのは、無茶だと承知してはいるのだけど
これ、どこ縦読みするんだろう。
地獄の3部作って書かれた年代がまちまちなので
ひとくくりにまとめて論じることはできないのだが。
んじゃなくて、地獄の三部作のような、長い間でも続いてたものが
ここ最近、急になくなった、それが志ん朝死去以降って話
って、いやみ言う人にマジレスすることもなかったか
しかし、いくらなんでも文春のコラムと中日新聞のコラムはネタ重複しすぎ。
たとえて言えば、売れてる喜劇人が忙しくてネタ考える暇なくて、重複
してるとかいうんじゃなくて、一線を降りた芸人が、
この「持ち芸」でいきますから、まぁよろしくと言ってるかんじ。
おれも「地獄の〜」三部作って見方をしたことは一度もないな。
「映画館」「読書録」は60年代、特に前者はほぼ初頭に限られていて、
中原弓彦時代の若々しいイキのよい文章。
「観光船」は81年までのリアルタイムのキネ旬のコラムをまとめたもので、
「コラムは笑う」の姉妹編。一番力の乗っていた時期で読みごたえがあった。
20年もひらきのある文章を「地獄の黙示録」をもじったセンスの悪いタイトルで
まとめた集英社の売り方には疑問を感じたな。
すぐ絶版になったけどね。
55 :
無名草子さん:04/01/26 10:43
つまらない愛郷家になっている
日本では近日公開の話題の映画「Lost in Translation」。
年頭にアメリカで見てきた。物語は知ってる人も多いと思うので
触れないけど、
主人公(ビル・マーレー)の不機嫌ぶりというか孤立感、
同じ境遇にあるかなり年下の人妻(スカーレット・ヨハンソン)との
淡い恋…。
主人公達の立ち位置や東京(新宿・渋谷)が舞台ということもあって、
なんだか小林信彦の「後期」の小説のような感覚・手触りの映画なの
であった。
これを見たら、氏もきっと気に入るのでないか?
(細かい東京に対する考証つっこみそうだが)
ジム・キャリー誉めてるけど、
「マン・オン・ザ・ムーン」を誉めてるのは納得しかねますね。
あれは、彼が演技賞に色目を使って出た凡作だべ。
森繁病にかかったwのジム・キャリーを誉める罠。
59 :
無名草子さん:04/01/26 20:59
クリント・イーストウッド映画を褒めるのに、年一本みるならこれ、という
ネタは、「スペース・カウボーイ」とまったく同じじゃない。
さすがに芸が無さ過ぎるというか、2年もたつと昔のコラムを覚えてられ
ないのか、いずれにしろ衰えを感じさせられて悲しくなりました。
先週の文春。
>>59 しかも褒め方が途中で蛇行してるしね。「マディソン郡の橋」を
延々と説明。でもこの時、イーストウッド70過ぎてないから
論がつながらない。
あと「マディソン郡の橋」を脚色したのは、無名の青年ではないです。
「フィッシャー・キング」の脚本でアメリカでは、当時買われていた人。
そういった人物を上手く起用してきたのが、イーストウッドが
長持ちしてる秘訣なんだが、映画専門誌ではないので無理ですね。
61 :
平均的日本人:04/01/26 22:31
イーストウッド映画が無い年は、何を劇場で1本見ればよいのだろう・・・。
大塚寧々か、ニコール・キッドマンの映画じゃねーかなw
文庫でいこうか。<超>読書法の138〜139ページの件を見てみよう。
いくら自分が時代小説を読まなくても、嫌いな常盤が、池波正太郎に
ゴマすってうまく直木賞取ったからといって、
「鬼平犯科帳」クラスの作品、「年上」作家に対してその
書きっぷりは失礼だろう。
しらねーはずねーだろ!
だからといって、「年下」三谷幸喜に対して、あんな書き方はないだろうが。
本当に性格がわるいね。小野某以下。
ここの住人てひとりだけ?
65 :
無名草子さん:04/01/27 22:09
いや、おれとおまえのふたり。
「小林信彦のコラム 16」(中日新聞1月27日)は
「必見のイーストウッド映画『ミスティック・リバー』」。
「イーストウッド監督の最高傑作」「文句なしの傑作」とベタ褒めだ。
音楽もイーストウッドで「全編に流れる曲は、ラストに向けて、
すさまじい盛り上がりを見せる」なんて書かれると、ほんとかどうか
確かめてみたくなる。
「派手なスター(たとえばイーストウッド自身)が出ていないために、
日本の興行ではひどい扱いを受けているが…」とあるが、
TVスポットにおすぎのナレーターが入るのも
もしかしてひどい扱いの一例だろうか。
68 :
無名草子さん:04/01/29 00:18
>>67 > 「派手なスター(たとえばイーストウッド自身)が出ていないために、
> 日本の興行ではひどい扱いを受けているが…」とあるが、
結構話題になっている気も。
このあたり、先生の「アンテナ」ってどんなもんでしょう? 上の「マディソン
郡・・・」の話もそうだし。
> TVスポットにおすぎのナレーターが入るのも
> もしかしてひどい扱いの一例だろうか。
は! それはそうかも。
アレだけじゃ見る気なくすけど、先生の文でこの映画見る気になったから。
好きな俳優揃いぶみなんで是非見たいね。
今週の「本音を申せば」は
「大河版「武蔵」第一回は盗作です」。
NHKが黒澤プロダクションに訴えられた、あの件についてです。
さすが小林氏、NHKをこきおろすのに
戦時中の大本営発表はNHK(と大新聞)を通じて云々…と。
例の第一回のあらすじが書いてあって(原作の冒頭との比較もあり)、
見てなかった僕には嬉しかったです。
71 :
無名草子さん:04/01/29 21:02
桂三枝とオヨヨでもめましたから
盗作には敏感なんでしょうね。
72 :
無名草子さん:04/01/29 21:06
NHKに配慮した、
とか言い訳してるあたりがへたれで好感が持てる。
>>71 宿敵常盤新平が映画「Wの悲劇」が盗作だとふれまわったから、なお敏感かもだ。
盗作というんじゃないけど、「日本の喜劇人」で古川ロッパの日記の存在を
明らかにしたところ、後に、元NHK人で氏と仕事をしたこともある
滝大作氏が、監修者としてロッパ日記を出版。<挨拶>がなかったと
かなりムッとしておりましたね。
NHKに悪意があるのは
氏の原作小説がかつて少年ドラマシリーズで
トンデモドラマ化されたのを根に持ってたりという理由だったりして
盗作は確かにイカンけど黒澤サイドの要求金額を見ると
業界ゴロとゆーかクレーム房とたいして変わらん気がしないでもない
というのが個人的感想
たとえば
著作権切れという概念がないと仮定して
松尾芭蕉の遺族が「ちはやふる奥の細道」に対し
法外な金額を要求してきたら氏はどういう態度を取るのだろう
>>75 訴えた黒澤久雄氏が個人的にイライラしてるのもありましょう。気合を入れて作った
「雨あがる」も批評はそこそこだったけど、興行的にはペケ。
父が遺した脚本の「海はみていた」もうまくいってない。
あと、分かれた奥さんはトンデモだし。
その前に根本的に相当暗い人かと。
娘の黒澤和子さんは逆に陽性で前向き。北野武の「座頭市」の衣装に関する話を
嬉々としてしゃべってたりしてるのにね。
黒澤の暗い部分と明るい部分を分け合っちゃった二人。
>>77 ワーナー・ブラザースの(確か)ジャック・ワーナーが
グルーチョ・マルクスに映画題をめぐって文句つけた一件があって、
その時、グルーチョが「そもそもブラザースなら
こっちの方が先に名乗っていた」とやりこめたのを知ってる氏なら
なんともないかと。
「カサブランカ」(1942) CASABLANCA :ワーナー
「マルクス捕物帖」(1946)A NIGHT IN CASABLANCA
80 :
無名草子さん:04/01/31 13:02
「1冊の本」(朝日)今月号のコラムでみうらじゅんをホメてる。
ちょと意外。
81 :
無名草子さん:04/01/31 21:40
氏は粘着だね。
小林信彦は、たぶん「ロード・オブ・ザ・リング」が嫌い(未見)であろう。
しかし、同じ監督の撮った「コリン・マッケンンジー」は大層
気に入るであろうことは想像に難くない。でも未見であろうな。
「素晴らしい日本野球」「素晴らしい日本文化」が好きな読者に勧めてみたりする。
結局、ガツガツしないで東京に関して書き続けている川本三郎さん
あたりのほうが、東京者/田舎者、とかゆー馬鹿な二分法に関わらずに
読み手を心地良くさせてる。
一年前位前、因縁の立川談志にMXTVで、「小林信彦、あの百姓〜」とか
言われてましたな。両者を知る司会の澤田隆治さんあせりまくり。
>>82 ウッディ・アレンの「カメレオンマン」みたいな映画ですか?
>>83 小林信彦はどうして談志がいやなんだろう。
志ん朝マンセーの裏返しか?
86 :
無名草子さん:04/02/02 14:31
多分
なんとまあ単
立川談志著「談志百選」泉和助の項より抜粋。
この和助の芸を何と、小林信彦「アイディアはいいが、己れ自身が演じると、
ツマラナクナル芸人である」と書いた。「フザケンナ」である。
判ってねえんだ。尤も相手は素人だから無理もないが、和助の芸をケナされ
たんぢゃあ、弟子分としても、芸を見る目が人一倍ある、と自称してる
家元黙ってない。
>>90 そうです。モキュメンタリーです。
この人物(監督)の関わった映画面白いです。前作の「ドッグ・ショウ!」も
かなりおかしい。
脚本・出演で架空のロックバンドの歴史をえがいた「スパイナル・タップ」
(監督ロブ・ライナー)も素晴らしい。日本では過小評価な人でしょう。
92 :
無名草子さん:04/02/02 22:03
スドちゃん相手に熱くなるなよ、談志も。
>>28(笑)
>しかし、アレですね。作家が本業よりもエッセイや書評や文芸時評の方が
>面白いといわれるのはまずいですね。
風前の信彦
若いファンの方が文春か中日新聞のコラムをアップして、とりあえず保持。
96 :
無名草子さん:04/02/04 17:44
小林は安西肇とみうらじゅんのTR2聞いてるのかな
小林信彦のエッセイ読んでると、ラジオってもんは
目が弱い人が聴くものに思えてきますな。
今度からラジオ聴いてるタクシーの運転手に当たったら即下車しようっと。
小林氏、都筑氏の話は書いてくれなかったなあ。
「世界の喜劇人」では対談もして仲良さそうだったのになあ。
99 :
無名草子さん:04/02/04 22:54
↑都筑道夫さんとはキネマ旬報でヒッチコック追悼対談もしていて(ということは二十数年前か)とても良かったのですがね。
都筑道夫キター!
涙もんだね、今回の連載。
(T_T)
>>101 同意。
都筑氏のこと書いてくれてうれしい。
それにしても、
小林氏と都筑氏、3歳しか離れてないんだなあ。
ということは今年、もう72歳!
今週のタイトルって「<カルト編集者>」でしたっけ?
<>付きだったのは覚えてるんだけど。
あと、「衒気」という言葉が使われてましたね。
104 :
無名草子さん:04/02/05 22:18
昔話だけしてろ。
いや、していただけませんか?
小林氏<<<都筑氏
「東京人」三月号の特集は
「東京からなくなったもの」。
いい写真がたくさん掲載されてました。
…小林氏の名前、ぜったいあると思ったんだがなぁ。
東京からなくなったもの
小林信彦の単行本
108 :
無名草子さん:04/02/06 23:01
初期の東京人に小林信彦・大岡昇平の対談あったけど本には入ってないね。
小学校のころ、姉が持ってたオヨヨ大統領シリーズ好きで読み尽してたよ。懐かしいな。
ちょっと検索しても絶版だらけなんだけど、今この人って小説書いてないの?
110 :
無名草子さん:04/02/07 16:39
個人的には、週間文春で月一の読書ノートを止めて、
人生は五十一から(現「本音を申せば」)が始まってから
面白い原稿が減った。
中日新聞のコラムが読めれば状況が違うんだろうが。
年のこともあるし、古い本で未読も結構ある。
まだ楽しませてくれる人。
ちなみに本人は怒るかもしれないが、
「パパは神様じゃない」「星条旗と青春と」はBOOKOFFで購入。
安かった。
111 :
無名草子さん:04/02/09 11:01
ミスティックリバーを観てきた
人によって評価は分かれるだろうね。
面白くないわけではないが、
何か変な映画というのが率直な感想
暗さというか、救われなさ、というかある種のリアリティがあるといか
「許されざる者」を観たときも同じ気分だったけど。
もう少し年を取ると面白さが分かるんだろうか?
言い忘れたがおれ17才ね
僕が「今月の新刊」の棚で新潮文庫版「唐獅子株式会社」と出会い、
地獄の小林道に踏み行った頃だな、17歳。
もう20年以上前のことだが。
114 :
無名草子さん:04/02/10 03:44
>>112 うーん、俺が111だと思っていたんだが・・・
いつ17歳になったんだろ?
不思議な書き込みもあるもんだが、
実際には17歳の2倍以は年寄りなんだけど。
ま、だから何だという話だけど。
111は17才の時に車で(ry
小林が好きなアン・タイラー原作の映画、いまBSでやってるよ。
アクシデンタル・ツーリスト。
こいつぁ意表をつかれたなぁ
「小林信彦のコラム 17」(中日新聞2月10日)は
「香川照之が光るテレビドラマ『彼女が死んじゃった』」。
このドラマの設定の面白さを買っているようだ。あとは
「いまや、脂がのりきった香川照之のブレイクぶりは、
とどまるところを知らない。」んだそうです。
あと、ドラマ「奥様は魔女」の米倉涼子を褒め、
アカデミー賞の予想をやってます。
118 :
無名草子さん:04/02/11 00:12
>>117 殿ご乱心? アカデミー賞、どう予想しているの?
中日なんて読んでいる奴はほとんどいないんだから(中部地方除く)
詳しく教えろ。
ありがとうございます。ところで、
全文引用して……と頼むと俺も犯罪教唆の罪になるのか?
122 :
無名草子さん:04/02/11 12:21
アカデミー賞に興味がないのは、世代の問題なのか・・・?
117は「詳しく教えろ」であって、全文引用して欲しいといっているわけではないので、
犯罪の教唆にはあたりません。
わーいわーい
全文キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ありがとうございます
今週の「本音を申せば」は「節分まで」。
以下、適当に抜き書き。
@奇妙な夢を見た。
A高島屋へ行き、プレゼント用のセーターを探す。
B大木さんで七味唐辛子を買う。
Cぼくの家の跡を見る。十二、三階のマンションになっている。
D妻がクシャミをしたとたん、ぎっくり腰になった。
E五十年以上、家長であるぼくは「鬼は外、福は内」をくりかえしている。
F上越へ取材に行かなければならない。
G(「美しい夏キリシマ」を)必ず観ようと思った。
Hこのあいだまで、イラク派兵反対が多かった日本国民が、
自公内閣を支持しているのだ。
127 :
無名草子さん:04/02/12 21:32
その抜書きだけ見ると発狂しそうです。
128 :
無名草子さん:04/02/12 21:58
ザ・信彦って感じでつな…
129 :
無名草子さん:04/02/13 20:58
>>126には大きな欠損がある。
I今回は趣味人のエッセイのようなコラムである。
131 :
無名草子さん:04/02/14 07:58
まあ小林信彦より、森卓也の方が5倍はすごい批評家という気がするな。
映画を見るセンスの鋭さとか。
しかし、森卓也はもう半隠居状態だからなあ。
中日新聞に掲載された
映画「ゼブラーマン」のレビューに小林氏の名前が出てきたので
びっくりした。
でもよく読んでみたら、氏がこの映画について何か言った、
というのではなく
「小林旭を無意識過剰と評したのは、確か小林信彦氏
だったと思うが、哀川にも(以下略)」
と、ただこれだけのことでした。
しかし、さすがにこの映画は観ないだろうなぁ…
134 :
無名草子さん:04/02/19 16:57
文春 法事ネタ 祖父ネタ 自転車ネタのないまぜ。
135 :
無名草子さん:04/02/19 20:41
つーより、自ら十年二十年単位の執念深さって…
136 :
無名草子さん:04/02/19 22:07
>>135 笑ったよ。
オヨヨ事件、渋谷陽一事件もそんな感じだろうな。
本人の中では今もどろどろしたものが鬱積している感じ。
>136
まあ、それが小林信彦らしいところで。
今週のタイトルは「法事と回想」。
@法事
(親戚の大半とは)<疎遠にな>ったと書いたが、
父親が死ぬ時、死んだあと、のゴタゴタに腹を立てて、ぼくが<疎遠に>
したのである。
(略)
その時、ぼくは十代の終わりだったから、夜中に口惜し泣きしたが、
それから少しずつリベンジに出た。
ぼくの執念は、十年、二十年単位なのである。
A祖父B自転車
「あなたのお祖父さんは英国製の自転車で、日本橋からここ(目黒)まで
見えましてね、そのピカピカの自転車を石段の下にとめられたのですが、
実に無邪気で、得意そうでした。」
最近、複合ネタが多いのでちょっと読みづらい感じするんだけど……
140 :
無名草子さん:04/02/20 20:23
小林はきっと恨み手帳つけてるよ。
つか、日記がそうだろ。
「1・2の三四郎」の「死ねるリスト」を思い出した。
(ま、あれは意味が真逆だが)
週刊文春を買っている人、目当ては小林エッセイ?
ついでに土屋賢二(お茶大の哲学教授)のバカエッセイも好きな人いますか?
スレ違いスマソ。不条理マンガを文章で、しかも還暦を迎える歳でやってるのがすごいと思ったのです。
144 :
無名草子さん:04/02/21 00:48
>>143 なんかつまらないオヤジギャグを無理やり聞かされているような感覚で、
あんまり好きじゃないな。
昔よりマシになった気はするけど。
親父が毎週買ってくるんでなんとなく・・・
楽しみというわけでもなく単なる習慣。
このスレを見つけてからはアゲアシ取りのネタ探しw
146 :
無名草子さん:04/02/21 21:46
そう言われてみれば、
コヴァくらいしか目当てがないなぁ、今の週刊文春。
惰性で買ってるんだけど、
いつの間にか\20値上げしてるじゃないですか!
なんで質が落ちて値段が上がるの?
オフセットにしたから
電車通勤してた頃(「人生は…」の連載開始後2年間くらい)は
毎週木曜日がホントに楽しみだった。
囲碁や将棋のページ以外は全て(連載小説も含め)
舐めるように読んでたよ。
小林
椎名
中村
土屋
近田
堀井
あと、マンガのお三方
お世話になりました。
一ヶ月ほど入院した時に病院の売店に売ってたので読み始めた。
他にろくな雑誌が無かったので毎週楽しみにしてた。
みんな嘘つきね
「淑女の雑誌から」が目当てなんでしょ
ナンシーがいなくなって価値が1/10くらいになったなー。
そうだった!
ナンシー忘れてたよ〜。
小林氏も彼女の本をちょっと取り上げたことがあったな。
154 :
無名草子さん:04/02/23 20:39
猫が海老の尻尾を食べるとき、大統領の陰謀は・・・。
文春のてっちゃんの書評は立ち読みしてるけど。
あとは小林土屋のエッセイ。
小林氏、政治経済ネタは苦手分野なんだね。
>小林氏、政治経済ネタは苦手分野なんだね。
本人がそれを自覚しているのかどうかは大いに疑問。
「小林信彦のコラム 18」(中日新聞2月24日)は
「春休みに読む2冊の映画の本」。
@「シネマ今昔問答」(和田誠 新書館 1800+税)
A「美しい映画になら微笑むがよい」(川本三郎 中央公論新社 2300+税)
「映画の批評を書く若い人が、やれ小津だとか、清水宏だとかいうのは、
一種のタイハイだと思っている。
映画は、封切られた時代、環境を知らなくては論じられないもので、
戦前・戦時は神格化され、戦後も時代の外にいて「晩春」「東京物語」ほかで
<別格扱い>され、やがて映画ジャーナリズムの中でフェイドアウトしていった
小津の在り方がわからずに、あれこれ言っても仕方がない。
だから、批評家は同時代の映画を論じるべきだ、とつねに
口にしているのだが(以下略)」
158 :
無名草子さん:04/02/24 22:50
>>157 > だから、批評家は同時代の映画を論じるべきだ、とつねに
> 口にしているのだが(以下略)」
やれやれ、ですな。
160 :
無名草子さん:04/02/25 20:58
携帯もPCも自動車免許も持ってないような批評家は現在の映画を語れない、
と説いてるのだよ、小林氏は。
息をしているだけの年寄りが時代を共有しているような幻想を抱いている
現状を嘆いておられるのだ。
文字は読めても、文章がまったく読めない人間って確かにいるんだな
162 :
無名草子さん:04/02/25 22:15
今週の文春は 不景気 リストラ 政治批判 の ないまぜ
某売店で早めに並んでいたのを立ち読み
163 :
無名草子さん:04/02/26 01:23
>>160 藁田。
ま、年に一本イーストウッド映画でも見て長生きしてくださいね、って
とこか。
164 :
無名草子さん:04/02/26 01:24
>>161 > 文字は読めても、文章がまったく読めない人間って確かにいるんだな
あんまり自分を基準に一般化しないでね。
レベルの低すぎる嫌味だから呆れたんだろう。
166 :
無名草子さん:04/02/26 13:43
頭の悪そうな読点の打ち方で、自演バレバレなんですけどw
今週の「本音を申せば」は「失業者の見る風景」。
社会ネタだが、氏自身の「横になった男」時代の体験もいろいろと。
昔の失業保険は週に1回支給だったんだなぁ。
「地方の会社を解雇され…」みたいなことが書いてあったが
横浜あたりのことだろうか。
168 :
無名草子さん:04/02/26 19:56
失業経験者にも大きな溝があると思ったよ、今週のエッセイ読んで。
同じこと同じ表現で何度も書くなよ……
だいたいおれ今失業者だけど、そんなに酷い状態じゃないし(まあ当分困らないだけの
貯蓄があるせいも大きいけど)。
どうも普遍化がきつすぎないかなあ……例によって小泉批判につなげるし……
この人、小泉は批判しても竹中は批判したことはあったか?
こいつの方が相当ダメだと思うんだが……小泉小泉ばかりで能がないよ
小泉の悪口がいいやすいから、てそんだけでしょ。
まあ誰がやってようと政府の悪口言うんだろうけどね。
首都東京の繁栄はお上の御力によるものなんだけど(w
東京人が田舎者と一線を画せるのももとをたどれば(ry
小林さんは、やっぱ映画や演芸や小説の話したほうがいい。
竹中批判するには
批判する側が経済についてのある程度の知識がいるし。
171 :
無名草子さん:04/02/27 08:23
>>170 もしかしてセンセイは週刊文春くらいしか読んでなかったりして>竹中批判について
172 :
無名草子さん:04/02/27 08:24
↑補足。
竹中批判もちょろっと書いてたことあったよね。記憶がはっきりせんが。
小林の小泉批判って
中原昌也がいちいち石原批判するのと同じだろ?
174 :
合言葉はナナシ:04/02/27 18:25
ただいまヤフオクに「冬の神話」が「常盤新平様」献呈署名入で出品あり(笑
>171
日刊ゲンダイも読んでるんじゃないか?
>>174 ほんと笑える
常盤も即行で売ったんだろうなw
177 :
無名草子さん:04/02/28 06:17
先生の情報源は全てAMラヂヲです。
>>172 経済政策についても文句つけてたりはしたよね。
ただし、読んだ印象としては
庶民の立場からの不満、というかんじで。
竹中批判、までいかない…つーか、
批判書いてる他の評論家の文章も読んじゃうからかな。
安易にくらべたらいけないのかもしれないね。
コラムニストとしては、
もっとキャラの立ってる政治家のことのほうが
書きやすいみたいですね。
179 :
無名草子さん:04/02/28 17:40
代案も出せないで小泉批判されてもな。
180 :
無名草子さん:04/02/28 19:15
多分、30年くらい前に小泉総理は恨みを買ったのだろう。
181 :
無名草子さん:04/02/28 20:11
蓮実重彦は、「黒澤明は『活劇の監督』じゃない」と言ってるよね
小林氏はそーいう意見はどう思っているんだろう?
俺は同意できないんだが・・・
182 :
無名草子さん:04/02/29 02:31
>>181 ハスミンの批評は、逆説みたいなことを言って注目を引く芸風だから
別になんとも思ってないんじゃない?
ちょうど美味しんぼで、山岡が「本当のキムチは辛くない」とか「鮪の
刺身はマヨネーズで食うと上手い」というようなもの。
別に小林信彦に庶民の立場以上の小泉批判を望んでいない。
今日の思いっきりTVの「今日は何の日」で
人生幸朗のことをやっていたんだが、
澤田隆二がプロデュースした番組の客席に
若き日の小林信彦先生の姿が・・・
ビデオに録画しておけば良かった・・・
今週の「本音を申せば」は
「梅の木をめぐって」。
季節ネタがなぜか往年のアカデミー賞女優兼ミュージシャンの話に。
今週の後半部分は「いよいよヤバいか…」と思わせるものだった。
まさか今週が最終回、てなことにならないだろうなぁ?
連載300回、とキリのいいのが、また不気味だ。
186 :
無名草子さん:04/03/04 20:19
夢ネタを書く時点でやばいと思う。
187 :
無名草子さん:04/03/05 13:49
今週の文春で「ネットで調べても〜」云々とあったが、
娘さんか編集者がリサーチとかしてるのかなぁー・・・。
(ご本人はやっていないと思う)
188 :
無名草子さん:04/03/06 19:20
知人に頼んで〜、を受けてるんじゃないの?
おじいちゃん、もう夢と記憶の区別もつかないんだから、
細かいこと突っ込んじゃ駄目だよ。
夢と現実の区別のつかない小林に「バニラスカイ」あたりを批評してほしい
結構共感するかも
つか、「知人に頼んで」と書いてるんだから、
>>187の方がぼんやりしてんじゃねえか。
いや、段落は分かれてるてし。
「小林信彦のコラム 19」(中日新聞3月9日)は
「<こうなると思った>アカデミー賞」。
<こんなタイトルになった>のは中日新聞社の仕業だ、と信じたい…
>>191 前段でがいしゅつだから、繰り返したくなかったんでしょ。
今週の「本音を申せば」は
「よみがえる3・10の記憶」。
東京大空襲のお話。
195 :
無名草子さん:04/03/12 20:33
なんか毎年東京大空襲の話聞かされてる気がするな。
196 :
無名草子さん:04/03/12 21:32
>>195 お年寄りのそういう話は神妙に拝聴するのが正しい。
198 :
無名草子さん:04/03/14 14:06
自分の家が焼かれてるんだから
怨念はいつまでも残るってわけで。
199 :
無名草子さん:04/03/14 16:24
なるほど
死んでしまえば
恨み言も言えないわけで。
「笑学百科」の「ツービート論争」の文中の一部を引用する。
>「寅さん」に笑い転げたという編集前記には、正直、ゾッとした。
>自民党・日共、共同スイセンの超保守的「寅さん」に笑い転げるとは!
という書き方はどうなのか? ツービート(またはビートたけし)を
擁護する為とはいえ、長年のV友人V渥美清がこのくだりを読んだら
傷つくとは考えなかったのだろうか? 米櫃にひっついた米の小林信彦氏
「おかしな男」という本に関して言えば、
>ショーバイはショーバイはよろしいのだが
って、本人の言葉をそのまま進呈するです。
(あ、「笑う男 道化の現代史」のカバーも渥美清の写真使ってますな。)
203 :
無名草子さん:04/03/15 20:16
自己矛盾こそ
この物書きの
最大の魅力なわけで。
204 :
無名草子さん:04/03/17 01:15
今週はお蔵入り か
ニュース見て、朝、慌てて近所のコンビニに行ったら普通に売ってた。
ついさっきラジオのニュースでは
JR東日本…販売せず
セブンイレブン…販売
…とのことでした。
今週は「よみがえる3・10の記憶(U)」。
執念深さ爆発の内容である
(主に「東京大空襲」(NHK 1978年)という番組を紹介してる)が、
ま、
>>196さんのおっしゃるとおりですね。
>>206 キオスク、朝は売ってたぜ。
エッセイはともかく、続きもののOp.ローズダストが
わからなくなるのがいやで、久しぶりに駅で買いますた。
ヤフオクに「汚れた土地」が出てたけど、6万だって…
そんなに貴重なのかこれ?俺も持ってるんだけど、売っちゃおうかな。
あ、誰か欲しい人いませんか?
3万くらいで譲りますよ
あらまぁ、長さんが…。
212 :
無名草子さん:04/03/22 01:43
「戦後」のにおいがするって書いてたっけ?
あれは誉めてたのかな。
どんな追悼文を書くかな
「うちの娘があなたのファンですよ」と声をかけた
彼は複雑な表情をしてみせて、
「それは、そうとう、趣味の悪いお子さんですなあ」と、答えた。
214 :
無名草子さん:04/03/23 11:20
「小林信彦のコラム 20」(中日新聞3月23日)は
「芸人の書いた面白本の噂」。
取りあげられてるのは2冊。
@「結論、思い出だけを抱いて死ぬのだ」(大竹まこと 角川書店)
A「小沢昭一−百景 随筆随談選集B 慕いつづけたひとの名は」(晶文社)
「(グアム空港で偶然出会った大竹と)かなり長い会話を交わしたが、
とてもマジメな人だという印象を受けた。」
「次のような紙がはさまっていたので、少し驚いた。
<本を勝手に送る失礼をお許し下さい。
もしご気分を害されましたら、
読まずにお捨て下さい。
大竹まこと>」
大竹はどうみてもグルーチョを意識してるよな。
217 :
無名草子さん:04/03/24 05:20
昨日のザ・ワイドで有田よしふが「小林信彦さんが23年前に
いかりやさんのことを高度成長期の日本人を感じさせる人と評してた」
と言ってました。
>>213 以下のようにも発言してる。
笑いでいえばドリフターズ、落語でいえば林家三平を
原初の体験としている人たちは、なんとも貧しい。
チコ→きたろう
ハーポ→中村有志
グルーチョ→大竹まこと
ゼッポ→斉木しげる
余談だが、
ドリフが自分の笑いの原点だ、と書いたのは漫画家の相原コージ。
「神の見えざる金玉」という本の中で。
222 :
無名草子さん:04/03/24 20:15
相原によって裏付けられました。
大森望の日記を読んだら
大塚英志は若い小林信彦か、嫌味の言い方がそっくり、と。
なるほど、小林の嫌味も年取った大塚英志と思えばいいのかw。
はてな界隈で今大塚人気だから小林も読まれるかもしんない。
福田和也、坪内祐三、橋本治、新井素子、唐沢俊一、浅羽通明、恩田陸等への影響も分析すると面白いかも。
蓮實重彦が物語批判やってた頃、「波」で『小説世界のロビンソン』やってたこととか。
世の常とは言え今度の長さんみたいに死んでから再評価されるのかね、小林翁も。
まあ渋松対談で(うろ覚えですが)
松「人は生きてるうちに評価しなきゃいけないんだよ。
でも人が死んでから便乗して本に書いて商売する奴がいるんだよ」
渋「嫌な予感がしてきたぞ」
松「横山やすしとか渥美清とか古今亭志ん朝とか」
渋「それにあてはまる人は一人しかいない気がするんだけど」
と言われてた翁ですがw。
清、志ん朝はともかく小林がやっさんのことを書いたのが不思議です。
ほお、相も変わらず松村はイジイジしておるなあ。
そのイジイジ加減といい、執念深いところといい、
根っこの部分は小林信彦とそっくりなんだが、
本人はちーとも気づいてないところが哀しいっす。
>>220の
チコ→きたろう
風貌はそうだけど、ギャンブルの借金で首がまわらなくなったところから
チコ→斉木しげるを提案してみたりする。
今週の「本音を申せば」は「記憶力と元祖トリビア事典」。
「スーパートリビア事典」(研究社)という本を紹介してる
が、本題よりも、この部分が…
「(テレビのトリビア番組を観たことがない。)
眼科で目のムダな使用を止められているからだが…」
話は逸れますが今週の「週刊文春」、著名人をかき集めて
「僕悪くないも〜ん」と必死で主張してるってかんじ。
う〜ん…
>>228 筑紫哲也は、メディアの一部は“2ちゃんねる”化してると言ってたな。
230 :
無名草子さん:04/03/26 20:28
相変わらず頓狂なこと言ってるな、筑紫哲也。
231 :
無名草子さん:04/03/26 22:20
>>228 >「僕悪くないも〜ん」と必死で主張してるってかんじ。
同意。
それをまた、おカネ払って読まされてる俺らが
一番の被害者かも知れん。
232 :
無名草子さん:04/03/26 23:28
田中真紀子も週刊文春も小林信彦も林真理子も私怨号
昨日で「ニュースステーション」(久米宏)終わっちゃったね。
自称「テレビを観ないヒト」小林氏も、この番組はけっこう観ていたようだね。
度々コラムで取り上げてたし。
番組が始まったばかりの頃にコラムで取り上げ、数年後、人気番組として
定着した頃に「あ、すでに書いてるじゃないか。天才だね、オレは。」
とか書いてたような。
「スーパートリビア事典」、原書も原書2(未翻訳も)持ってるけどさ、
誤謬が多いのも有名。例えば、「刑事コロンボ」のファースト・ネームを
フィリップと書いていて、これ、製作者サイドに否定されたはずです。
ちなみに小生の記憶では、この本を翻訳前に紹介したのは、映画評論家の
石上三登志氏。
235 :
無名草子さん:04/03/27 19:14
誤謬が多いのは氏自身も(ry
林真理子がやってるみたいに、
こういうときはコラムでは歩調を合わせてきてたのに、
なんで今回トリビアかな。
若いシンパ(死語w)が頑張らないとスレ伸びないね。
238 :
無名草子さん:04/03/30 20:13
高3〜大学入りたての頃、なぜか小林信彦にはまって、本集めてたなぁ。
(小説は全然興味なかったけど。)
今22だけど、それほど凄いとも思わなくなってきた。
つーかむしろイヤミの言い方がムカツクw
将来また評価が変わるだろうけど…
「小説世界のロビンソン」なんて10回以上読んだなぁ。
>>233 小林氏はニュースステーションを
過大評価していたと自分は思っている。
テレビ観た感想は人それぞれと言われればそれまでだが
なんでああも?
NHKは、まだニュースとは別枠で
時事問題について専門家に解説させる
番組流してますよね。
視聴率なんてのは悪そうだけれど、
どういう論者がいて、その人はどう言うか
観られるだけでも意味があると思うのだが。
スレ違いだけど、久米宏がニュース番組の娯楽化をしたのは画期的な仕事だった。それは認める。
しかし、数年あとに田原総一朗が知識人の言論プロレスを電波にのせるということをはじめた。
久米はそれにいたるステップにすぎなかったと、思うんですけど。
田原は文屋出身で、いい年齢とキャリアを身につけたので、政治家を上から叱ることまでするし。
田原のほうがおもしろいな。
ますますスレ違いになって申し訳ないが…
田原はその調子で、番組に出演した中学教師たちまで叱った。
教師たちの発言が、話がうまくまとめられずあちこちに
飛んだりしたからだ。
で、田原はCM中に安部譲二にたしなめられたんだと。
以上、安部の文章より。
>241
うん、でも田原は反省しなかったんでしょ。その場はおとなしくしたとしても。
田原は、憂国の情を持っているように見えるというところが、久米との相違点だと思う。政治家は意見の相違があったとしても
田原が根は同志なのだという気持ちが持てて、悪役にされてもあまり逆恨みをしない。
それに対し、久米はなんでも反対の旧社会党的な、悪質な不平勢力に見えて、反感を買いまくったんじゃないか。
政治家の気持ちになって考えるとね。
質問です。
新潮社から出てた単行本『超人探偵』のあとがきで
記している"ある作家"とはどなたなのでしょうか?
筒井
今週の「本音を申せば」は
「二分咲きの桜と遺書」。
いかりや長介の自伝「だめだこりゃ」を以前読んだ時
(これはいかりやさんの遺書じゃないか…)
と気付いた、とのこと。
だめだこりゃ。
以前「本音を申せば」の単行本を読んだとき、
(これは小林さんの遺書じゃないか…)と気づいた。
248 :
無名草子さん:04/04/02 17:56
>>245を読んだ時、(これは後だしジャンケンじゃないか…)と気づいた。
249 :
無名草子さん:04/04/02 21:10
文春を読んだとき(これは小林さんの性格が粘着な
だけじゃないか・・・)と気づいた。
>>240 久米は、「どうせテレビ屋ですから」というポーズをとるよね。
ナルシシズムの一種でしかないんだけど、
テレビがどう観られているかはよくわかってますから、という。
そして久米はよくわかってはいるんだろうね。
小林氏はそこを評価したのかな。
ニューステが軌道にのってからは、久米の認識が
いくぶん雑駁なまま止まってるように感じていたのだけれどもね。
つまんない、と思う人は観なくなってしまうから、
観ている人だけを対称にすれば、久米は間違ってはいないのかな。
久米に関しては、小林氏は自分の「ビートルズの優しい夜」だっけか、
あの「金魚鉢の囚人」の入っていた本。あれの書評を久米が書いていて、
書評のふりをして自分等テレビ業界の人間はこうなんだよ、と言ってた、
とエッセイに書いていた記憶があるよ。
久米はともかく、私はあの短編集は好きだな。
小林氏は小説家としては、エンタメよりは純文学寄りの作品の方が
無理を感じないんです。
Nステ評価していたのは単に自民批判があったからだと思う。NHKの不偏不党の
報道は気にいらないっぽい。いかりや長介の話は笑学百科の事を引っ張ってくると
思ったがしなかったね
252 :
無名草子さん:04/04/04 12:51
>>245 >いかりや長介の自伝「だめだこりゃ」を以前読んだ時
>(これはいかりやさんの遺書じゃないか…)
>と気付いた、とのこと。
この原稿を読んだすぐ後に、
何かでずっと本を出さなかったいかりやが、
長年の友人や荒井注の死をきっかけに
「だめだこりゃ」を書いた、という記事を見た。
完全に耄碌したわけでもないようだ、小林先生
253 :
無名草子さん:04/04/04 14:31
だめだこりゃ
>『花と爆弾』 著:小林 信彦 発売22日
>本当は花を眺めて暮らしたいのに、爆弾が落とされるものだから
>「週刊文春」好評連載六年目、2003年の総決算。阪神優勝に沸いた年の
>あんなこと、こんなこと、喜怒哀楽のすべてをこの一冊に
文春の連載をまとめた本を買うのが
春の恒例行事になってしまっています(w
小林氏のエッセイは、両親も読むので家庭向けにはありがたい。
私個人は昔の(50年代60年代のころ)の
映画やポップスの話がもっと読みたいと思う。
もうさんざん書いているじゃないか、という人もいるだろうけれど、
ああいう話はおもしろいですから。
でも題名から察するに、政治ネタが多そうですね。
うーむ。子供の頃、ファシズム教育を受けてしまった弊害はありそうだね。
うちの父親は小林氏より少し年長で、
戦時中中学生くらいだったのかな、私からすると同年代くらいに見えてるんだけれど
小学生だったのと中学生だったのでは差は大きいのかとも思う。
「小林信彦のコラム 21」(中日新聞 4月6日)は
「いかりや長介の死を惜しむ」。
「(「あなたの好きな喜劇俳優は?」というアンケートに)
いかりや長介は<ポール・ニューマン>と答えていた。」
「ドリフが有名になる時より前に、いかりや長介に
『うちの台本を書いてくれませんか?』と頼まれ、丁重に
断ったことがあった。一九六〇年代の後半だ。」
「(一九八一年に)「いかりや長介はドラマの脇役を演じるべきだ」と
書いた。(中略)どこかの局の追悼番組で、ぼくの文章を
朗読した人がいたそうだが、ま、その程度の縁である。」
257 :
無名草子さん:04/04/07 01:30
>>256 >どこかの局の追悼番組で、ぼくの文章を
> 朗読した人がいたそうだが、ま、その程度の縁である。」
ほんのりいやーな感じのにほい。
う〜ん、そもそもドリフなんか評価してたっけ?
「笑学百科」(文庫版)の19p〜20pに一度だけ台本を書いたことがあるという
記述あり。お互いのために良かったんっじゃないの。氏のコント台本つまんないしw
加藤茶の評価は概ね良いようです。
261 :
無名草子さん:04/04/07 20:29
おれはファシズム教育なんて大それたものじゃなくて、
単純に時代や他人に対する怨恨だと思うな、小林氏の原動力。
262 :
無名草子さん:04/04/07 22:27
>256
要約すると「ドリフに台本を頼まれるほどであり、
80年代にいかりやの役者の資質を見いだしてもいた」ということですか。
>>259 井上ひさしのように、コント台本で活字になったものはあるのか。
>>259 「東京のドン・キホーテ」に全く笑えないのが何本か載ってるよ。
喜劇人が神がかりの演技して、まあねえ。といえるか程度の出来w
「喜劇人に花束を」(新潮文庫)の
伊東四朗の章に一本載ってたような記憶が。
内容は忘れてしまったけど。
266 :
無名草子さん:04/04/08 07:41
小林信彦「おかしな男・渥美清」新潮文庫
わりと期待して買った本。でも、20ページくらいまでを読んで、あれ?と思った。ノリが悪い、というか、
ちっともおもしろくないのである。小林信彦っていちおう有名な物書きだったよなぁと不思議に思いながら
読み進んだが、全体の1/5くらいでもう嫌になってきた。
ガマンして最後まで読んだけど、ものすごく不愉快。彼が何を書きたかったのか、さっぱりわからない。
自分の自慢話か?私は渥美清に興味があってこの本を買ったのであって、小林信彦という人が葉山に
家を買おうが直木賞と芥川賞の候補の候補になろうが知ったことではない。そういうので不必要にページを
増やして渥美清の名前で高く売るのはヒドイと思うし、なによりも、「徹底して本当のことを書くという僕の
やり方」と自慢しながら渥美清の悪口を書いて飯の種にする姿勢が気にくわない。この人、東京は日本橋の
生まれだそうだけど、こういうのを江戸っ子は野暮天と言ったんじゃなかったか?
だいたい「本当のこと」って何よ?小林信彦のメモが残っているというだけで、そこには客観的に見て
本当のことなど何もない。つまり、すべては彼の主観と彼の記憶にすぎない。そりゃ、本なんて作家の
主観で述べられたことに決まっているのだが、それだって作家なら「文芸」という芸を見せてくれますわね。
この人にはそれすらない。悪口書くならせめておもしろく読ませて欲しい。
いちばんカンに障ったのは、「・・・裏話があるのだが、ここには書けない」なんていやらしい言い方をしてる
くせに、渥美清が私生活を懸命に守ったことを知っていながら奥さんと子供さん2人の本名を出しているところ。
参考文献として自分の著書を(しかも最初に)並べるのも厚かましい。
救いは最後に対談が載っている小沢昭一だが、ここでほっと一息つけたと思ったら、解説が中野翠(←私は
この人、どこがおもしろいんだかわからん)でトドメを刺された。
267 :
無名草子さん:04/04/08 07:42
吉川潮「浮かれ三亀松」新潮文庫
で、口直しにこちらを読む。柳家三亀松という芸人の一代記。
これまでに読んだ吉川潮の芸人記2作ではとっても泣けたんだけど、この本では泣けなかった。
だからといって、これが他に比べてつまらない、というわけではない。なんかね、意識して筆を押さえたって
気がするな。読者を泣かせるのはたぶんそんなに難しくないのだ。あとがきで立川談志が言っているように、
著者の腕が段違いに上達したということなのだろう。
それにしても、「さのさ」とか「都々逸」とか「長唄」とか「新内」とか「小唄」とかって、どんな音なのか全然
わからない。三味線の音だけが、かろうじて「こんなふうだったかな」と思い出せる程度。それでも話を理解
するのには全然困らない、というのがすごい。だいたいこの吉川潮という人はとっても親切だ。ちゃんと
説明してくれるし、その説明がちっともうるさくない。
上記の「こんなことも知ってるボクって、ねえ、偉いでしょっ?」の小林信彦と大きく違うのは、芸と芸人に
対する愛だと思う。
http://www.eurolife.com/isar/buecher/b20308.html
268 :
無名草子さん:04/04/08 08:12
↑
小林信彦という男の本質を衝いた、たいへん的確な批評というべきだ
今日発売の週刊文春の読者欄より
「小林さんは“いかりやさんの死”をいたずらに感傷的に語らず、
理性的に、そして、慎み深く語ることのできる唯一の人だと思います。」
まあ自分とこで書いてる人間を叩くような読者投稿を載せるわけないけど、
ちょっとヨイショのし過ぎじゃないか?
>>264 芝居の台本は、活字で読むとあんましおもしろくないんだけれど
それを元に演じるとおもしろい、というものがあるからね。
逆パターンもある。本自体読むとおもしろいんだけれど、
それを演じるとあんまし、みたいな。
だから、コントの台本も、舞台にのせてみないとわからない、
というのはあるかもしれないですね。
ただし小林氏の場合、小説やエッセイはどちらかというと
暗いのが本領だと私は思ってますよ。
暗いから笑いの才能のある人たちに光れるのかもしれないよね。
271 :
無名草子さん:04/04/08 18:38
批評家としては一流、小説家としては二流
>>271 俺は逆だと思う
小説家として一流、批評家として二流
273 :
無名草子さん:04/04/08 20:09
せいぜい、小説家として一流半。
評論家として論外。
274 :
無名草子さん:04/04/08 20:22
人間としては三流
275 :
無名草子さん:04/04/08 20:29
>>272 同感(「一流」というべきかは別として)。
小説書いてないとどんどん批評もダメになる
(単なる低レベルのいやみになる)のは、
彼が「小説の人」であることを逆に証明してる。
276 :
無名草子さん:04/04/08 20:48
芥川賞と直木賞と両方の候補になった作家って多くはないんじゃないか。
「大いなる助走」の文庫版解説は、大岡昇平よりも小林信彦が書くべきだったな。
今週号はおれの地元についての記事であった。
知ってる地方の文章読むとわかるけど、やっぱこの人エッセイうまいや。
この人の小説の主なテーマ&落ちは「裏切られる」。
あまりにも大杉かもだw
例の号に掲載された「本音を申せば」は
「文藝春秋のホームページで見られる」。
http://www.bunshun.co.jp/mag/weekly325/honne.htm (4月30日まで)
「<出版差し止め>への怒りは次号に書くが…」だそうです。
なんか、満を持して、って感じですな。
今週は「上越タイムトリップ」。
小説の取材のために疎開してた新井市と高田市(現・上越市)
を訪れたお話。
僕は彼の地に全く縁もゆかりもないけど
>>277さんの気持がわかる…というより、うらやましい。
「…学校の歴史を刻んだ記念碑が建っている。
碑を眺めていると、野球部の生徒が二人、ぼくに挨拶して過ぎた。」
280 :
無名草子さん:04/04/09 00:56
>>276 >芥川賞と直木賞と両方の候補になった作家って多くはないんじゃないか。
実は結構いるんですよ。純文学から大衆小説に鞍替えする人は多いから。
例を挙げれば壇一雄、柴田連三郎、佐藤愛子、勝目梓、佐木隆三、最近では山田詠美、
車谷長吉など。
大体は芥川(候補)→直木(候補、受賞)というコースだけど、松本清張の『或る
「小倉日記」伝」は第27回の両方同時にノミネートされて、芥川賞のほうを受賞しています。
参考サイト:「直木賞のすべて」
ttp://homepage1.nifty.com/naokiaward/index.htm
>>279 ふふ。それどころか、小林信彦はおれの高校の先輩にあたるわけなのだ。
sage
283 :
無名草子さん:04/04/09 07:02
「裸の大将」芦屋雁之助さん死去
人気テレビドラマ「裸の大将」の山下清役などで有名な、喜劇俳優の芦屋雁之助さんが7日午後2時、
入院していた京都市内の病院で、うっ血性心不全で亡くなっていたことが わかりました。72歳でした。
芦屋さんは、人情味のある演技でテレビや舞台などで活躍。また、84年に大ヒットした「娘よ」で、
日本レコード大賞特別賞を 受賞しました。(8日 14:53 )
284 :
無名草子さん:04/04/09 21:08
とうとう疎開ネタに踏み込むのか。
つか、坪内祐三がさりげなくヨイショしてたw
285 :
無名草子さん:04/04/09 21:38
疎開ネタだったら「冬の神話」でさんざん既出だが
疎開先の学校の先輩とか後輩とか・・・小林がもっとも嫌いそうな田舎者料簡。
>>286 おやおや。おれの高校がエッセイに登場したからちょっと書いただけなんだが。
それにしても見も知らない人間にいきなり失礼なものいいですね?
その田舎者ぶりにびっくりしました。
昨日の朝日新聞の読書欄、
「朝日新聞社の新刊」より。
『定年なし、打つ手なし』小林信彦著・1470円
中年の不安、老後の対策。15日発売
290 :
無名草子さん:04/04/12 20:17
そう、誰もがびっくりするんだよ。
裏腹な小林氏の田舎者ぶりに。
292 :
無名草子さん:04/04/13 18:02
けっきょく松村雄策とのバトルってなんだったのよ。
過去スレみても隔靴掻痒。
相手が首括るまでやるって、ブラフ?
それとも形勢不利で有耶無耶?
何をめぐる論争なのか争点がはっきりしない。
だれかホントにわかってるひとこのスレにはいないの?
いません
ふふ。それどころか、小林信彦はおれの高校の先輩にあたるわけなのだ。
295 :
無名草子さん:04/04/14 20:25
疎開先の学校の先輩とか後輩とか・・・小林がもっとも嫌いそうな田舎者料簡。
296 :
無名草子さん:04/04/14 22:33
297 :
無名草子さん:04/04/15 00:19
今週の「本音を申せば」は
「まともな本がなくなる日」。
(1)昭和19年。書店の棚に本がほとんどない光景。
「漱石が読みたい。もう、なんでもいいから、新刊書が読みたい。」
(2)<検閲の時代>の予感。
・「(小泉純一郎の)背後、あるいは脇にいる人々の権力意志の突出」
・「別の狙いを持つ公明党の協力(中略)民主党のダラシナサ」
(3)「週刊文春」出版差し止め。
「(この手があったか…)」
300 :
無名草子さん:04/04/16 20:30
>「(小泉純一郎の)背後、あるいは脇にいる人々の権力意志の突出」
誰かは言わんのだよな。
で、そのうち「実はあの時…」とか言い出すんだよ、
この東京のいなかっぺは。
戦前の検閲は酷いが、戦後のGHQの検閲は大したことなかった、みたいなことも書いてたな。
今手元に雑誌がないんで、正確な文章を現せないけど。
一国が危機にみまわれると、権力が反動的に強大化するという現象がよくみられるそうだ。
司馬遼太郎の受け売りだけどね。幕末の井伊直弼とか、ベルサイユ条約下のドイツで
ヒトラーが台頭したことを思い浮かべてほしい。
小泉は一応、民主主義憲法のもとで、漠然とした国民的人気によって支えられているが、小林が指摘する事実はたしかにある。
投票なんていままで二回しか行ったことないけど、つぎの選挙では自民党以外に投票してみようと思う。
304 :
無名草子さん:04/04/17 23:15
司馬厨うざい。
『定年なし、打つ手なし』読了。表題の第一部になっている部分以外の方が
面白い。小林信彦ファン(&アンチ)以外の真面目なサラリーマン読者が
書名に惹かれて買ったら「???」の本でないかなw
常盤悪口暗にあり。池波氏に上手く取り入って直木賞取ったからねぇ…
>306 通りすがりの者だが松村雄策知らないって 勉強不足だと思うぞ 厚顔無恥な物言いやめれ。恥ずかしい。
勉強不足って、あおってんのかな。私も知らなかったので、松村雄策、小林信彦
でグーグル検索してみたが、91年9月号のロッキングオン誌で、
小林信彦氏に答える−「ミート・ザ・ビートルズ」の疑問点(松村雄策)という記事
があったことしかわからず。
292さんが、知っていることを簡単にまとめてみて下さると嬉しいな。
「小林信彦のコラム 22」(中日新聞4月20日)は
「重喜劇役者・鴈之助の死」。
森光子と共演した舞台「おもろい女」(1978,1979,1989年上演)のことや
映画「団地親分」について。
この映画、端役に渥美清が出てたそうで、
「…そのくらい古い人で、だから大変な歳に思われるのだが、七十二。
いかりや長介と同年の生まれであり、同年に亡くなった。
心から哀悼の念を表したい。」
>>308 >292ですがスマン。俺も何で論争になったのか判らないので聞いたんですよ。
松村雄策はリアル・ビートルズ世代のライターで、ビートルズについての
熱い思いをつづったエッセイ集を何冊も出している。
過去ログで小説「ミート・ザ・ビートルズ」をめぐって、小林信彦と大喧嘩したということを知って
興味を持ったわけです。
というのは、小説を読んだかぎりでは、松村の怒りのポイントがわからないから。
それに、松村のエッセイ集4冊持ってるけど、その論争に関する文章は見当たらないし、
相手の小林の本にも収録されていない。
けっきょく初出の雑誌で調べるしかないのだけど、なかなか手にはいらないので事情を知ってる人に
訊いてみたかったわけです。
あ、書いてるうちに思い出したが、1993年のWOWOWのビートルズ特集の
ナビゲーターをやってた松村が、とつぜん「だからあの小説家のオッサンはちっともわかってねえんだよ」って
思い出し怒り(?)してたけど、あれ小林信彦のことだったのかなあ。
これもうろ覚えで悪いんだが、今度そのビデオ見つけたら、会話をひろってみますね。
>>310 マジレスですまんが、
発端は「ミート・ザ・ビートルズ」の中の
ビートルズ日本公演の曲順が違っていたことに対して松村が噛みつき、
大瀧詠一に確認して書いてた小林が反論したんじゃなかったっけ。
>>311 >マジレスですまん
って、ぼくはまじめに訊いたつもりですけど冗談と思いました!?
いま、単行本204ページを調べた限りでは間違っていません。
だけど、松村だって実際に日本公演を見に行ったわけだから、
勘違いするとは思えないし、曲順が原因というのはちょっと疑問ですね。
チケットの配布枚数(抽選倍率?)とかも、突っ込まれていたような気が…。
些細ないちゃもんをつける松村の小者ぶりが明らかになったような…。
ロッキンオンの渋松対談は愛読してるけどね。
もうずいぶん前なので記憶も朧だが・・・
@ロッキンオン誌上で松村が「ミートザビートルズ」を書評っていうか書いた。
あらさがし的な内容も含んでいたと思う。
A小林が反論。たしか「本の雑誌」誌上だったか。
Bロッキンオンで松村が反論。
C小林反論。たしか中日新聞。
Dロッキンオンで松村が反論。
E小林が「小説新潮」で「ミートザビートルズ迷惑日誌」という文章を発表。
これが一番長く、最後の発言だったと思う。
E松村はその後もイヤミ的な発言をロッキンオンで繰り返す。
◆論争の主題はなんだったのか、はっきりとは覚えていないが、
@武道館コンサートの曲順 A前座をつとめたドリフターズに関する記述
B武道館コンサートの入場券は「チケット」か「切符」か
C小説に出てくる雑誌の名前(松村は実在する雑誌名を使うなとか言ってた)
みたいな些細なことだった。
◆小林の、本の雑誌、中日新聞、小説新潮の文章は単行本未収録。
小林が顧問弁護士に名誉毀損が成立するかどうか、相談してるとチラッと書いて
村松さすがにひくw
今週号の週刊文春より。
電話の相手が、芦屋雁之助について、
「テレビの『裸の大将』とレコード『娘よ』のヒットだけの人、て扱いは、たまりませんよね」
と言うと、小林氏はこう言ったという。
「いかりやさんは国葬に近くなったけど、ベースを弾くCMと『踊る大捜査線』がなかったら、
〈むかしドリフのリーダーだった人〉で終わりでしょう」
小林氏は、ドリフなり、いかりやさんなりにどんな恨みがあるんだろう。
318 :
無名草子さん:04/04/21 19:33
>>315 乙!
さっき、古いビデオ調べてみたら(>310で書いたもの)、松村がこの論争について
語っている箇所が見つかりました!
対談の相手は山崎浩一でした。ちょっと話をひろってみると、
(松村)
「まあ、わりとショーバイにしようというような部分でビートルズが捉えられるのはうれしくないんですね」
(山崎浩一がこの論争について)
「僕が一番感じたのは、あの頃のね、メディアの中にいて情報を流していた人と、
本当の純粋なファンとの間にあった軋轢がそのまま再現されてるなっていう気がしたんですよね。
それで、まだなんか、あの頃にメディアの側にいた人が、ビートルズってこういうものだったんだよって言い方をしてると
ぼくなんか、あの頃の怒りがフラッシュバックしてきてね、普通の人にはわかんないと思うんですけど」
(女子アナにどういう書かれ方をしているのですかと訊かれて松村が)
「このこと話すと長くなるし、またグッといくかもしれないですけど。
まあ、早い話があまりご存じないんですね、ご存じないとすごいていねいな言い方
してますけど、知りやしないんですよ。そのくせ、なんか知ったかぶりをして、いろいろ知ってるぞみたいな、
じつはレコード聴いたこともないとか、レコードのタイトルも知らないとかね、
まーそーいうのはずいぶんじゃないかと…………(藁)抑えてますねー………」
>>315さんが挙げていた雑誌を読まないと本当のところはよくわからないのですが、
じつは松村と小林はけっこう似たタイプのような気がします。
マニアックというか気難しいというか。
「なんにもわかっていないくせに偉そうに書きやがって」って
小林信彦も古い映画についてのいい加減な記述を見たら、いかにも言いそうだし。
結局、そういうビートルズに対する思いを
小説にできなかった松村の負け。
自分でもそれはわかってるから、
いまだに腹が立つんだろう。
323 :
無名草子さん:04/04/22 19:42
今週号読んで、つくづく野暮だと思った。
雁之助までだしにすんな。
このスレ、つまんないアンチが粘着してるようでいやだなあ
アンチスレならアンチすれとかいとけよ
普通に小林の話ししたいやつもいるんだからいい迷惑だ
ところで関係ないが、松村が小林を批判したのは、作中の考証がひどいというのが
表向きだが、ビートルズファンのおれから言わせると、その小説のビートルスの
わかってなさ、わかってるつもりでいて全然方向違いのとんちんかんさに実は
怒ったんだと思う。
ジョンレノンがファンに殺された事実を深く悲しむファンにとって、
ポールがファンに刺されそうになり、あまつさえそれをなんとなく許す、という
小説は言語道断なんだよ。
>>325 >粘着アンチ
ハァ? 粘着って具体的にどのへんのレスを指してんだよ。
>小説は言語道断なんだよ
てめえのレスだけはアンチじゃなくて、批評のつもりかw
身勝手な自己中野郎だな!
327 :
無名草子さん:04/04/24 09:14
>>325 >ジョンレノンがファンに殺された事実を深く悲しむファンにとって、
べつに(´Д`)y-~~
フルクサスの末席を汚していただけの醜い牝豚とくっついた時点で
ジョンあぼーん( ゚д゚)、ペッ
松村とか君は他のビートルズファンから見れば
藤田萌子みたいな目障りな存在でしかないね
アンチ、というよりは
可愛さ余って憎さ百倍の人が多いんでないかい。
ビートルズへの思い入れなんて人によって全然違うんだから、
松村みたいに喧嘩腰になる必要なかったんよ。
ビートルマニアとしての反論もあると思うが、その底には
>>322みたいな思いがあったのでは。
>>328 「可愛さ余って憎さ百倍」って誰に対して?
>>324 光文社の新刊は「超読書法」とか本の雑誌シリーズの改題か
再編集版じゃないかなぁ。書き下ろしとは思えない。
再編集版でも書き下ろしパートがあると嬉しいけどね。
>>326 お前のレスもただ感情的なだけでいみねーな
>>327 お前もただのアンチヨーコなだけだろ
くだらない2ちゃんらしいスレだなここ
せいぜい、小姑みたいにねちねちねちねちつまんねえレス続けててくれや
↑
釣られた馬鹿ハッケン
( ´∀`)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
>>325のヘタレがヒステリー起こして泣いてるのかw
とっととうせろや(´・∀・`)
なあ、あんたらほんとにビートルズ好きなのか?
来日時のブームなんて、よくあるような、芸能ジャーナリズム演出によるお祭りにすぎなかったんじゃないのか?
と、茶々を入れてみたくなる。
おれはリボルバーと、ホワイトアルバムは好きだけどね。
335 :
無名草子さん:04/04/24 18:18
自分の思い通りにならいないと荒れるあたり、
小林そっくりな人が集まってるね、やっぱり。
>>335 日本語をきちんと覚えてからカキコしようね。
某所にて新潮文庫「素晴らしい日本野球」を100円で入手
これから読みます
「到達」が好きだな。
339 :
無名草子さん:04/04/25 14:43
「本音を申せば」の今週号掲載ページが
猪瀬直樹の後・林真理子の前の、60ページ前後から、
椎名誠の後ろの、148-149ページに。
先週号ではいしいひさいちが切られているし、
発禁事件による編集長交代で、さらにリストラ進行中
>>340 いしいひさいちが自分から降りたのでは?
文庫等がバンバン出て今まで以上に忙しいみたいだし。
「チョーサン主義」は長嶋が逝ったらどうなるんだろう?
4月25日第一刷発行の「花と爆弾 人生は五十一から」(税込1550円)
には「はじめに」が1ページ、「あとがき」が2ページ。
書名(花と爆弾)のことや、
連載タイトルの変更(人生は…→本音を…)のこと。
あと、吉本隆明氏の「名言」の引用。
なお、オビの惹句は次のとおり。
「年表にはのっていないけれど、
そう、たしかにあったこと。」
4月にハードカバーが二冊出て、5月初旬に文庫が三冊出る作家なのに閑散スレ。
週刊文春の連載が今週お休みのため、かな?
(先週が合併号だったので…)
ちなみに先週は「雁之助さんのような生き方」。
次号は5月7日(金)発売。
中日新聞の連載(隔週火曜日)は
次は5月4日(火)、のはず。
「小林信彦のコラム 23」(中日新聞5月4日)は
「反戦映画の秀作『コールドマウンテン』」。
○ニコール・キッドマン…華麗。
○レニー・ゼルウィガー…「あ、これはアカデミー助演賞、当然だわ」
○ナタリー・ポートマン(スターウォーズのアミダラ姫)が出ててびっくり
セリフより
「男が戦争をやり、女は苦労するだけだ。」
げっ! 凡作というか、愚作「コールドマウンテン」誉めてんのかよっ!!
347 :
無名草子さん:04/05/06 22:09
>>324 「面白い小説を見つけるために」店頭で見たけど
新潮文庫で出てた「小説世界のロビンソン」の改題。
「ロビンソン」から何篇か抜いて、
書き下ろしは知恵の森文庫版へのあとがきのみ
>>347 やっぱりか! 抜いたのはたぶんメイキング・オブ「僕たちの好きな戦争」と
「名人」に再録した「吾輩」に関してあたりかな?
いや、「富士に立つ影」は外せんでしょ〜?
…と、僕が編集者だったら言うところだが、
実際にはどうなんだろ。
小説世界のロビンソンはいい本だよ、でも、新潮文庫の表紙好きだったけどね。
>>350 ハードカバーと同じく漫画家の吉田秋夫のイラストのですな。
352 :
無名草子さん:04/05/07 21:07
今週号ではやすしの相方が彼は天才ではないと言ってるね。
見巧者は天才って言ってるけど。
>>352 「伝説」の含みがわからないようだな
君が読み巧者でないことはよくわかった
吉田秋「生」な。
読みはアキミ。
>353 君はライヴのやすきよを聴いたのか?
356 :
無名草子さん:04/05/08 21:18
「伝説」は「神話」(バルトの「神話作用」なんかの「神話」)って意味だろ。
その手の「伝説」=「神話」に包まれたことの不幸も語っていたはず。
357 :
無名草子さん:04/05/08 22:04
桑名正博とアン・ルイスとか、高信太郎とか余計な話多いよね。
確か、倅の一八にも噛み付かれたよな。
>>352は
「阿川佐和子の この人に会いたい 533回」のゲストが
西川きよし、ということですな。
今週の「本音を申せば」は「英会話は<欲望>から」。
23くらいの時、横浜の英会話スクールに通っていた。
同時に入学した中国人女性のKさんが、ある日、クラスから
姿を消した…
なんてね。
「波」(新潮社)連載中の「東京少年」について。
最新号の5月号に掲載されてるのが
第12回なんだけど、「第U部」という表示がある。
念のため前月号を見たら第U部という表示はないから、
つまり第2部に突入したばかり。
というわけで、この連載、まだまだ続きそう。
>>347 小説世界のロビンソン、ずっと古本屋で探していたので
早速買ったけど、ショボーンだった。
ノビーお墨付きの風間賢二の解説も正直蛇足かな。
文庫で手に入りやすくなったのはうれしいけど、
新潮文庫のリストラさえなかったらとつい思う。
「面白い本を見つけるために」の「光文社知恵の森文庫版あとがき」によると
「小説世界のロビンソン」から外したのは
(1)「我が輩は猫である」に関する三つの章
(2)新聞小説を含めた自作に関する章二つ
(3)終章の、コミックに触れた部分
((1)は「名人」(朝日選書)に収録されてる。)
あと、年譜が掲載されてるのだが
「著者の読書歴において、本書に記載されている本が、
どのような時間の流れで読まれてきたのかを理解しやすく
するために、編集者にて作成」したものだそうで、だから1989年で
終わっちゃってる。
いきなり間違えた…
誤 面白い本を見つけるために
正 面白い小説を見つけるために
「出会いがしらのハッピー・デイズ」の文春文庫版には
文庫版のためのあとがきが2ページ、
解説(芝山幹郎)が8ページ。
文庫版あとがきと、ほぼリンクしてるが、オビのコピーは…
いまにしてみれば、2000年はまだ
ハッピー・デイズだったのだ。
今週の「本音を申せば」は「トラブル・イン・パラダイス」。
沖縄へ旅行に行ったんだそうです。
せっかくの旅行も「純粋な五、六十年代もののオールディーズ」と
波の音を聞きながらベッドでうとうと…だけで済まないのが、この人の
悲しい性、というか…
ホテルのテレビでCNNなんか観るからいけないのだ。
「ブッシュも、ブレアも、小泉も、…<戦争を知らない>人たちだ。
このままでは、『こと』は終わらない。戦争体験者としてのぼくはそう直感する。」
365 :
無名草子さん:04/05/15 16:19
>>364 すべては<戦争を知らない>人たちが悪いんだよね。
そうならないためにも20年に1回くらいは戦争した方がいいな。
366 :
無名草子さん:04/05/16 16:31
小林が戦争の何を知っているというのか
太平洋戦争で子供だった小林が戦争を知っているというのなら
ブッシュだってベトナム戦争を体験しとる。
368 :
無名草子さん:04/05/16 21:18
でもブッシュは疎開していないだろ。
小林さんは戦争のお陰で田舎にいき、いじめられ、
食糧難で食うものも食わずにお陰で背が伸びず。
小林さんは文字通り身をもって戦争の悲惨さを知っているんだよ。
369 :
無名草子さん:04/05/17 20:46
戦争の姿は一つではない。
小林は兵役すら勤めていないのに、
戦争を知っていると言いきる無神経さが全てを現している。
って、地方の人が言ってました。
戦争、原稿料も印税も入るね。ネタの使い回しもOKだし・・・
疎開程度で戦争通か。
戦争の姿はひとつではない。学童疎開もまたひとつの戦争の相。
373 :
無名草子さん:04/05/18 19:50
小林パパよりブッシュパパのが戦争知ってるのは間違い無い。
つか、戦争指導者について全く考慮しないで戦争の話してるね、小林。
兵隊のくらいで言うと兵卒の話しかしないんだな、これが。
「小林信彦のコラム 24」(中日新聞5月18日)は
「ユマ・サーマンだけが光る『キル・ビル』」。
「(元ネタ映画「ハニー・コールダー」の)上映時間は85分。
1,2合わせて、このくらいの長さで作れる作品だと思う。」
「映画を二本にするのは、アイデア不足(基本的ストーリーの
弱さ)とDVDになった時の商売を考えてのこととしか
思えなかったのである。」
「これはアクションがすくなく、<B級映画をめざした大作>というより
<力の入ったB級映画>にとどまっている。」
375 :
無名草子さん:04/05/19 04:47
>>373 兵卒がいなけりゃ戦争はできないんだが。
軍ヲタをこじらせて、精神を病まれてしまった方でしょうか。
>>374 「ハニー・コールダー」は元ネタ映画の一本にすぎんよ(俺輸入LD持っとる)。
昔、「ハニー・コールダー」の事を書いたからってry
377 :
無名草子さん:04/05/19 20:06
兵卒だけでは戦争になりませんがね。
つか、うざいよ、お前。
____
/∵∴∵∴\
/∵∴-‐∵'''ー∴\
/∴.-=・=- -=・=-| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|∵∵/ | | \ | <くだらねえ因縁づけしてんなよゴミクズ(グヒヒ
|∵ / (・・) | \_________
|∵ | ト‐=‐ァ' |
\| ` `二´ /
\____/
>>374の追加
「『キル・ビル』は一般アメリカ人が知る由もない七〇年代東映映画、
その他のB級映画のゴッタ煮であった。
それらの<引用>を、映画ライターと称する人々が嬉しげに語り、
書き散らすのは、まことに苦々しい光景であった。」
>>379 > それらの<引用>を、映画ライターと称する人々が嬉しげに語り、
> 書き散らすのは、まことに苦々しい光景であった。」
誰もその「引用」を説明しないと、こんどはその程度の知識もないのか、
と嘆きつつ自分が書き散らすクセに。
いや、結構マジで。
書き散らす、なんてほんとイヤーな部分全開な書き方ですな。感心感心。
昔、映画秘宝を批判してたな。
なぜか江口寿史の発言を引用して。
ムック時代の秘宝とは指向性が似ていたのになにかあったのかねえ。
382 :
無名草子さん:04/05/20 20:12
今週の連載読んで確信した。
頭を強打している。
近年の小林氏は、山本夏彦氏のコラムみたいなところを
めざしてると思うのだが
一般的なことに関しては、山本氏ほど見識が広くないから
ついつい戦争反対、小泉・ブッシュ批判の話ばかりになる。
ファンとしては、ちとツライ。
でも「花と爆弾」は、文春の連載読んでるにもかかわらず
一気に楽しく読めました。
384 :
無名草子さん:04/05/20 21:06
>>383 さすがにそれは山本氏に失礼すぎ。
格が違いすぎでしょ。
385 :
無名草子さん:04/05/20 22:11
>>377 >つか、うざいよ、お前。
普段周りからそう言われているんですか。
平成の葦原将軍閣下に敬礼
386 :
無名草子さん:04/05/20 22:40
映画秘宝批判ってどの本に入っているの?
マニアックな知識で、主流な連中の知識や見識の不足を
イヤミに叩くという点において、ある意味映画秘宝は
小林の息子なんだけどな。
>386
たしか文春で読んだけど。
389 :
無名草子さん:04/05/20 23:46
>>381 >>386 >>388 これ、「オースティン・パワーズ」の一作目のときのことでしょ。
あまりに「おバカ映画」と馬鹿騒ぎして持ち上げるマスゴミの風潮に対してであって、
「映画秘宝」の名は出なかったような気がするが。
ていうかソースか原文をだせ。
392 :
無名草子さん:04/05/21 20:09
あぁ、「オースティン・パワーズ」では江口寿史の引用してたね。
「おばか」を気取る浅ましさについて。
すぐ他人の意見を引き合いに出す浅ましさを感じたので覚えてる。
>すぐ他人の意見
色川武大の芸人論はどうだい?
それなら、森卓也はどうだい。
やっぱりすぐ他人を引き合いに出す浅ましいやつばかりだなw
396 :
無名草子さん:04/05/26 20:15
耳が痛いなぁ
1975年の東映実録やくざ映画はたぶん「仁義の墓場」だね。
地方で育ったという監督は深作欣二のことだろう。
398 :
無名草子さん:04/05/27 20:00
これだから地方の人は困る。
>>340 6/3日号から、コラムのトップバッターに復帰。
代りに村上由佳のコラムが降格(w
ついでに、坪内祐三「文庫本を狙え!」で
「面白い小説を見つけるために」が紹介。
今週の「本音を申せば」は
「モンローの出現はショックではなかった」。
では何なのか、というと「嗤うべきもの」であった、とのこと。
映画「ナイアガラ」(1953年)のことが書かれてます。
401 :
無名草子さん:04/05/28 16:15
今週は週刊新潮の掲示板にも登場してるね
戦時中の英語の教科書について尋ねてる
他人を引き合いに出さないヤシで
「読ませる」評論家をあげてくれ
403 :
無名草子さん:04/05/28 19:41
坪内も露骨なヨイショをするな、博読家に。
>360
漏れも長年読みたいと思っていた本だっただけにちょっとショボーン
自分語りが長すぎて鼻につく
405 :
無名草子さん:04/05/29 15:29
>>397 小林氏が絶賛する『仁義なき戦い』シリーズついても、
「時代考証がめちゃくちゃで白ける」なんて書いている人いたけどなぁ
広島の話だから気にならないのかな
406 :
無名草子さん:04/05/30 01:17
あらゆる時空に小林信彦は存在する。
筈。
407 :
無名草子さん:04/05/30 18:29
今週 文化放送 ヤルマンにゲスト出演。 番組HP参照。
408 :
無名草子さん:04/05/30 18:33
おまこりん
410 :
無名草子さん:04/06/01 10:02
オスギと同じ曜日というのが興味深い>ヤルマン
411 :
無名草子さん:04/06/01 19:28
なんでロバが好きなんだろ、小林さん。
「小林信彦のコラム 25」(中日新聞 6月1日)は
「大ボラが感動させる『ビッグ・フィッシュ』」。
愛すべき映画
芸達者
フェリー二の映画のようで美しい
愛すべきエピソード
水を得た魚のようにハツラツ
感動的
演技が抜群
…褒め倒してます。
413 :
無名草子さん:04/06/02 23:58
>>412 俺はティム・バートンも普通になっちゃったなあと思い、詰まらなかった。
>>413 ハゲ同…。それより、今まで特にバートンに言及してこなかった氏がいきなり
絶賛かよ。
415 :
無名草子さん:04/06/03 07:34
>>414 いい映画だとは思うけど、バートン映画をちょっとでも見てきた人なら
ちょっと複雑な感情を持つのが当たり前でしょうね。
無邪気に絶賛するということは、いままでこの監督の映画について
あまりちゃんと見てなかったことがばれちゃったってことかも。
>>412のコラムにおいて、同監督の他作品について書かれてる
ところもありました。
「『バットマン・リターンズ』に感心した記憶がある。
弱々しいマイケル・キートンにバットマンをやらせる屈折した
センスもともかく、二作目では悪役に感情移入していた。」
「ぼくは(『マーズ・アタック!』の)ラストシーンで大笑いした。
(名優たちと火星人が)死んだあと、歌手のトム・ジョーンズが出てきて、
彼の持ち歌である「よくある日」を堂々とうたったからである。
こんな日が<よくある日>かね?」
♪
今週の「本音を申せば」は
「本音のラジオと不安心理」。
TBSラジオの番組をいくつか褒めていた。
伊集院光とか、浅草キッドとか。
あと、小泉首相のことを
最低、最悪、無能、と。
むやみにコラムの揚げ足を取る気はないんだけど、
いつでも総理は「戦後最悪」なんだよな。
もう説得力ないよ。
バートンなら「フランケンウィニー」「ヴィンセント」を誉めにゃあ…。
「ピーゥイ」は? 「シザーハンズ」は? 「ナイトメアー」もね!
419 :
無名草子さん:04/06/04 08:34
>>417 > いつでも総理は「戦後最悪」なんだよな。
> もう説得力ないよ。
戦後の総理が前より少しずつ悪くなっていくのなら論理的におかしくはない。
420 :
無名草子さん:04/06/04 08:39
>>416 > 「『バットマン・リターンズ』に感心した記憶がある。
> 弱々しいマイケル・キートンにバットマンをやらせる屈折した
> センスもともかく、二作目では悪役に感情移入していた。」
操っていたつもりの大衆に自分の本当の姿を知られ、石を持って
追われた姿に己を重ね合わせたのであろーかA?
421 :
無名草子さん:04/06/04 20:09
老いたなぁ
まぁ、老後の心配を平気で吐露するあたり、この人らしいが。
422 :
無名草子さん:04/06/05 13:45
最近、先生の批判されると病的に怒ってた人がいなくなって、このスレ
つまらなくなったね・・・。
もともと4人しかいないスレ
424 :
無名草子さん:04/06/05 18:08
ふと本棚を眺めると、ハードカバーの数では小林信彦が一番多いのに気づいた。
決して、一番「好き」という訳ではないのだが、出たら取りあえず買う、という習慣が
それだけ長く続いたって事だろうな。
何年か前に、ほぼ半分近くを処分した後は、中日新聞のコラム集もパスして、
文春のシリーズを惰性で買ってるだけ。
とはいえ、買ったその日に、必ず読み切ってしまうくらいだから、まだまだ好きは好き
なんだ(^_^;。
ショックだったのが「テレビの黄金時代」、昔なら再読、再々読に及んだと思われる
「ジャンル」の決定本、待ってました!と、言いたいところが、まるでノレない自分自身に、
何とも寂しい気分になったもの。
結局、ここ2〜3年の彼の「仕事」で最も楽しめたのは「小林旭読本」になりそう。
ただ、アキラ再評価の為の一冊でありながら、その映画も歌も(少なくともワタシ
にとっては)再評価するまでもない、依然として強い「輝き」があるのに比べて、
編集のお二人の黄昏ぶりが、皮肉に映ったのも確か。
正に、今、再評価されるべきはもう一人の小林、「信彦」その人である、と、ワタシ
なんか思ってしまうのだが・・。
>>419 今後どういう人間が総理になろうが、
小林コラムでは「戦後最低最悪」と書かれるとわかっているから
説得力ないの。
426 :
無名草子さん:04/06/05 23:35
「読書日記」で、読書にかこつけて身辺雑記的なことが書いてあるとイライラして、
「そんなことはどうでもいいから、早く本を紹介して、本を」と(略)
立花隆の「『私の読書日記』まえがきにかえて」なんだけど、小林信彦への当てつけ?
>>426 文春の「読書日記」、連載を読んだことないの?
どの筆者もほとんどそう、というか、そういうスタイルのコラムで、
立花のほうが例外。
だいたい、小林さんがやってたのはずいぶん昔のことだが。
428 :
無名草子さん:04/06/06 02:12
だって随分前の書籍なんだもん。
わかったわかった、木村尚三郎への当てつけでした。わはははは。
青島都知事を誉めた時点で、誰もこの人の政談は信用せんわなw
430 :
無名草子さん:04/06/06 14:28
わはは、思い出した。
「小説新潮」に「私の体を通り過ぎていった雑誌たち」
(坪内祐三)という連載コラムがあり、最新号(6月号)では
「ブルータス」を取り上げていた。
主に創刊第7号(本の特集)について書かれていたけど、
終わりの方で小林信彦について書いてあった。
この雑誌には「素晴らしき日本野球」「素晴らしき日本文化」
という短編が掲載されたもんね。(マジメな読者からの
問い合わせで編集部を大いに慌てさせたそうだが。)
で、坪内は小林のこれらの小説の「職人芸」を「新青年」
ゆずりと称し、自信なさげではあったが
「新青年」→「ヒッチコック・マガジン」→「ブルータス」
なんて系譜も表していた。
ま、今回の内容についてはともかくとして、
坪内のこの連載は、ほんとに面白い。
雑誌というモノが好き!という方は、
一度是非覗いてみてください、「小説新潮」を。
432 :
無名草子さん:04/06/10 20:53
坪内、今週もよいしょか。
433 :
無名草子さん:04/06/12 20:08
小林信彦は「ルーニーチューンズ バックインアクション」はどう評価しているの?
あれこそ今年のベスト1だと思うのだが。
ちょっと遅くなりましたが…
今週の「本音を申せば」は
「別バージョンの『荒野の決闘』」。
氏が最高傑作と言うこの映画、
DVDには、会社によって編集されたのとは別のバージョンが入っており
(数分長いらしい)、
「メモをとりながら」ご覧になったとのこと。
435 :
無名草子さん:04/06/13 22:59
>>434 最近の映画について、若い評論家がこういうことをやると、なんでも
ディレクターズカットとかいう風潮とか、重箱の隅をつつくような、とか
批判をおっしゃりそう。
我輩はカモであるが最高傑作ですよ。by信彦
437 :
無名草子さん:04/06/15 19:09
「私設東京放浪記」いいよ。お勧めだ。
ハナコなどを片手によそ者が谷中を徘徊することを住人には迷惑だろうにと
嘆きつつも、同じくよそ者の小林さんはガイドを雇い、徘徊するんだもの。
ただの若者嫌いのひねくれものだね。
六本木から想起するモノとして
→夜の街→外人の群→芸能人→ディスコ→ボディコンギャル(流行おくれの言葉ですが)→エイズ
だってさ。さすが小説を書く人は違うね。ボディコンからHIVとはガッツ石松もびっくりだ。
438 :
無名草子さん:04/06/15 22:57
読んでみたいもの。
小林信彦のはとバスツアー体験記
「小林信彦のコラム 26」(中日新聞6月15日)は
「ラストが問題の『スイミング・プール』」。
今回は二本の映画を取り上げている。
ひとつは寺島しのぶ主演の「ヴァイブレータ」。
半年前の映画だから…ということで簡単にしか触れてないが、
ベタ褒め。「お子さま以外、全員におすすめ。」だそうです。
もう1本が「スイミング・プール」。フランスの推理ものみたい。
撮影と音楽については褒めているが、ストーリーについては
「このオチがフェアかどうかは不明。」とのことで評価保留っぽい。
ところでこの映画、主人公が女性のミステリー作家なのだが…
「…ぼくも作家だから、このへんのニュアンスがわかるのである。
なんとなく出版社が冷たくなってゆく。…」
>>439 うーむ、最後の一文は「本音を申せば」には書けんわな(w
>>437 まあ連載されたの80年代半ばだから
六本木=ディスコ、ボディコンギャルでも仕方ないだろ
442 :
無名草子さん:04/06/16 12:28
>>441 違うよ。ボディコンギャルからエイズと言ってるんだよ。
文春ラストの一行は、現在の青島幸男をどう思っているのか、色々と想像させる微妙な幕切れであった。
444 :
無名草子さん:04/06/17 16:43
なんか小学生時代からずっと大好きで、大人になっても読みつづけた作家なので一言だけ。
読まなくなった訳は、「田舎の人は純朴だというのは間違い」「母親は、高価な着物を持って行ったのに百姓はわずかな米と交換した」
ってねた、ずい分書いてて、いまだに書きつづけてるから・・・しつこい!
小学生が「お母さんをいじめた!」って子供心に思うのはしかたないとして、じじいになったら、当時の農家の立場ってのも分かれよ。
農家の人は、一見さんに米なんか一粒もやりたくなかったのよ。親類縁者たかってくるやつはいくらでもいたし。
都会の高価な着物なんて、金にならなきゃただのたんすのこやしよ。
そんな、絹物きて出かける余裕なんて当時の農家の嫁にゃなかったのよ。
少しの米にでも替えてくれただけ感謝しろよ!・・・ってな訳で、
あんまり作品よまなくなった。
農家の嫁のぐちです。
445 :
無名草子さん:04/06/17 20:05
これだから地方の人は困る
446 :
無名草子さん:04/06/17 21:04
>>444 「小学生時代からずっと大好きで、大人になっても読みつづけた」なら
どうして今頃になって、「ずい分書いてて、いまだに書きつづけてる」ことが
急に気になったの?
今週の「本音を申せば」は
「テキ丼とレーガン」。
津々井のテキ丼と、ロナルド・レーガンの俳優時代。
脳ドックとビール小ビンと青島幸男。
448 :
無名草子さん:04/06/17 22:42
>>446 少女はおとなになったりするんだよ〜!
今現在、高価な和服持って農家に米と交換たのんでごら〜ん
「ば〜か!」って、おいはらわれるぞぉ〜。
449 :
無名草子さん:04/06/17 23:04
さすがに小林もまずいと思ってるんだろうなぁ。
自分が青島並にずれてる自覚は無いだろうけど。
450 :
無名草子さん:04/06/18 13:58
「私説東京繁盛記」で荒木経惟と三ノ輪にまで行きながら吉原については
何も書かないところをみると、はは〜あん、「ぼく、大人になってから来なさいね」と
ボーイに言われたか、女の子に仮性包茎の伸びた皮をからかわれたかだな。
あの、もう少しレベルの高い話を…
いつから包茎を馬鹿にする風潮ができたのだろう〜
なんてことを書いてほしいよ。
てか、あの歳であの体形だと、糖尿でとっくに使えなくなってる可能性大
袋かぶりの永遠の休日
東京少年
「波」(新潮社)2003年6月号より連載
1 眠ったような街(2003年6月号)
「都電通りの向こう側は柳橋になる。」
「通りのこちら側の僕の街は、大震災後は眠ったような街、
という人もあれば、遊ぶのに丁度いい街、という人もいた。」
縁故疎開と集団疎開
1944年
6年生
建物強制取り壊し作業
山本五十六の戦死
大川(隅田川)の水上生活者
東条内閣総辞職
明治座
新生新派 花柳章太郎 滝の白糸
市川猿之助 一本刀土俵入
姿三四郎
無法松の一生
エノケン 三尺左吾平
幸田露伴 五重塔
8月29日に街を離れた
21日の朝日夕刊にコラムあり
456 :
無名草子さん:04/06/23 22:11
文春 「アイドル2004」 久々にポップネタ全開。明るい信彦さん (^_-)
今週の「本音を申せば」は
「アイドル・2004」。
(1)NHK教育テレビの「イタリア語講座」「ロシア語講座」のこと。
(2)アイドルのことをいろいろ。(ちなみに松浦亜弥は「別格」とか。むふ。)
(3)巨乳アイドルは暑苦しいから消えちゃえ〜。
「波」連載中の「東京少年」について。
2003年6月号から連載が開始され、
2004年5月号に掲載された第12回の冒頭に
「第U部」と表示された。
内容については、言ってみればT部は「集団疎開編」、
U部は「縁故疎開編」。
「冬の神話」とカブる部分は終わりまして、
少し前の「本音を申せば」で書かれていた上越への取材が
活かされるところに入ってきました。
マルクス兄弟DVD化記念カキコ
>>460 おお、ダブリがないのはすばらしい。
おまけもいっぱいですなあ。
「『ポパイ』の時代」(赤田祐一)という本に、小林泰彦氏の
インタビューが掲載されている。
ほんの少しだけど「ヒッチコックマガジン」について触れられている。
「…全部私がひとりでやったんです。
レイアウト、イラスト、表紙の撮影まで。
…兄はデザインのことはまったくわからないし、活字の
大きさも知らない。」
なんかここだけ抜き書きすると信彦氏への悪口になってしまうけど、
要するに、ほぼ2人きりで、なんでもかんでもやっていた、という
ことのようです。
「(赤田)クレジットを見るとジュン・デザイン・スタジオとありましたが。
(泰彦)あれは私なんですよ。(スタジオ名義にしないと)
会社で原稿料が出せないと言われたから。全部私がひとりで
やったんです。…」
>あれは私なんですよ
>全部私がひとりでやったんです
・・・・・・・・よく似た兄弟だな
我輩はカモであるはサイコーだったー。ありがとう弓彦。
団子屋三兄弟
466 :
無名草子さん:04/07/02 01:08
>>416 伊集院のラジオをどう褒めてたのかな?気になる。覚えてる人いたら教えて欲しい。
いまでも深夜ラジオ聞いてるのかね。
伊集院のラジオは俺も好きだけど、60歳をすぎても楽しめる自信がない。
小林さんは気が若いってことか。
467 :
無名草子さん:04/07/02 01:12
>>466 > 小林さんは気が若いってことか。
なんかそれは激しく違う気が・・・。
今週の「本音を申せば」は
「人生いろいろ、本もいろいろ」。
コイズミ本を4冊まとめて買ったそうです。
今週も小泉叩き炸裂。
「常識で考えても、こんなに失言・暴言の多い内閣はない。
とっくにつぶれていても、おかしくないのだ。」
「…離婚にしろ、<隠された三男>に対する態度といい、
すべて<変>なのである。
そういう人物が、自衛隊を動かし、年金改革関連法を
成立させたこと自体、ぞっとするではないか。」
>>466 褒めた伊集院番組は日曜の方だと思うよ。
>>468 もともと変人が売りで出てきた小泉をつかまえて、
「変」と言われても・・・
471 :
無名草子さん:04/07/02 20:09
経世会よりはるかにまし。
つか、小泉バッシングこそ守旧派の画策だろうに。
まあどっちもどっちだな。小泉も経世会も両方消えてくれれば万々歳。j
こんどの参院選は小泉降ろし祭りだな。ひさびさに投票所に行くぜ。
474 :
無名草子さん:04/07/03 21:51
いやだなァ、朴念仁なイオングループの御曹司がほくそえむのも。
小林さんの「ベター」ってどの政党、政治家なのかな?
どうせまた、後出しじゃんけんなんだろうけど。
ベストがないから投票しないと投げ出すより(結局現状のまま)
何とかベターに投票しておく、というのは
間違っていないと思うが。
小林が投票を薦める(自民以外を薦めている)ってこと自体
本人も「仕方ない」としているのだから。
>>466 たまたま図書館に、あの時の「週刊文春」があったので、
該当の部分だけ引用しようと思います。
なお、文中の<天下国家>とは、この回の冒頭の
「日本人の関心は<天下国家>より<身辺>に向いている…そうである。
アメリカ兵のイラク人虐待よりも、就職・教育の方に興味がある。
だから、「ニューズウィーク」日本版は編集方針を転換した、という。」
というところからきています。
では、以下、伊集院さんの名前が出てくる部分。
「TBSの強さの中心は、実はソフト<天下国家>なのである。
それは、日曜日の昼近くにやっている「CUBE」まで一貫している。
いや、日曜午後の四時間番組『伊集院光 日曜日の秘密基地』
も、あちこちに辛口のニュースがある。
あるのだけれども、それらが伊集院光や浅草キッドの口から、
奇妙なたとえで繰り出されると、<辛口>という感じがしなくなる。
そこがうまい。
浅草キッドを例にすると、あらゆる社会現象は、プロダクションの
争いや、芸人たちの足の引っ張り合いに置きかえられる。
米英とイラクもその次元で語られる。
つまり、彼らの<身辺>を語ることが、<天下国家>に直結するのだ。
伊集院光や浅草キッドの、「どうも、世の中、おかしい」という思いに
反対することはできない。」
このあと、もう少しラジオに関する文章が続くのだが、
伊集院さんの名前はもう出てこない。
新潮文庫の小林信彦の本、カナーリ絶版になってるのが悲しい・・・
「イエスタディワンスモア」1&2
「ぼくたちの好きな戦争」
「世界でいちばん熱い島」
「夢の砦」上・下
「紳士同盟」
復活しないかなー
>>477 どれも古本屋でよく見かけるよね。
ってことは割安価格で市場には出回ってるんで、
なかなか難しいんじゃないかな。
ああ、でも「世界でいちばん熱い島」「夢の砦」上・下
は単行本のかたちが多いかな。
東京三部作ってあったけど、「ドリームハウス」と「ムーンリヴァーの〜」と
あとひとつはなに?
自分で調べろ……とだけ返すのも味気ないから、
書いておこう。
『怪物がめざめる夜』(第二作)。
第一作が『ドリームハウス』、第三作が『ムーン・リヴァーの向こう側』
481 :
無名草子さん:04/07/07 20:33
タイトルだけはかっこいんだよねえ・・・。
482 :
無名草子さん:04/07/07 20:37
■ KOIZUMIを評価しないニッポンの不思議
年金問題、イラクでの自衛隊の多国籍軍参加で
マスコミの批判にさらされる小泉首相。
「経済回復の功績者」と称賛する世界の見方とのギャップは広がるばかり
「イーストサイドワルツ」は三部作のうちじゃなかった?
484 :
無名草子さん:04/07/08 00:47
「ちび」「糖尿」「包茎」が小林さんの三部作ですよ
485 :
無名草子さん:04/07/08 20:59
私は小林先生は又吉イエスのことはどう考えているのか熟知したい。
486 :
無名草子さん:04/07/08 23:39
自分らしい夏休みを、みたいなこといいながら他人の夏休みの過ごし方にいちいち
文句付ける性格の奴っているよね。
川向こう(隅田川以東)にある、渋谷のブックファーストに匹敵するような大書店ってどこですか?
江東区に住んでいるが、そんな大書店ができていたとは知らなかったですぞ。
どぜうってそんなにうまいかな。穴子を食っていれば栄養的には充分ではないか。
>>487 リブロ錦糸町かな?w
どぜうはイイ感じの泥臭さがクセになると
やめられんのよ、と台東区民が擁護してみる。
490 :
無名草子さん:04/07/09 21:16
川向こうって言われ方が嫌だな。
露骨な蔑称だし。
491 :
無名草子さん:04/07/10 00:24
>>490 いや、それは別紙してるんでしょ。
あなたがそう感じるとおり。
挑発的に、いまタブーになりつつある統制言葉をわざと使っているんだろう。
川向こうといわれても、江東区民としては大いに結構。それどころか、ファンタジー的な、異界のような
美化効果も感じる。
江東区民からは山の手方面のことを「川向こう」って言わないの?
494 :
無名草子さん:04/07/10 19:09
江東区の対岸が山の手だと思ってる人には判らんだろう。
まぁ、蔑称とまではいかんが、多少見下したニュアンスはあるな。
>>494 あれれ、ちょっと言葉足りなかったようで、すみません。493です。
江東区の対岸が山の手とは思ってませんです。
「江東区民たる
>>492から見て、小林氏の住む世田谷方面を」つて意味で書きました。
そういえば「宮部みゆきは滅多に川向こうに出ない」というのをどこかで読んだような。
496 :
無名草子さん:04/07/11 23:02
隅田川の西と東で空気・雰囲気がわかるのは田舎者にはわからないだろうなぁ
>496
だからやめなさいって、そういう東京人自慢は。
ときどき勝鬨橋とか歩いて渡るけど、たんなる新興埋立地だろ、中央区や江東区なんて。
498 :
無名草子さん:04/07/12 00:49
小林信彦を語るのに、東京人の選民意識をスルーしてはだめだろ。
500 :
無名草子さん:04/07/12 23:08
500
501 :
無名草子さん:04/07/13 20:19
東京人じゃなくて江戸城下の商家の選民意識だと思うな、
小林信彦の場合。
502 :
無名草子さん:04/07/13 20:46
奉公人は銀座に行っても裏通りで飲み食いしろと小林先生は書いて居られた。
池波正太郎は奉公人風情でも表通りで飲み食いしていたから、けしからんやつだな。
503 :
無名草子さん:04/07/13 22:04
たかが川向こうの住人風情が分をわきまえろ、
ということですな。
504 :
無名草子さん:04/07/13 23:59
ユダヤ人差別小説を書いていたという噂は本当ですか?
まさかとは思うのですが。
505 :
無名草子さん:04/07/14 00:08
奉公人風情の池波正太郎は随筆「東京の情景」に自分で挿絵を描いていた。
小林先生は同じような東京の町の随筆では小林泰彦画伯に画を描かせていた。
やはり老舗の坊ちゃま、餅は餅屋です。
506 :
無名草子さん:04/07/14 01:36
餅屋は餅屋 (by宇野信夫)
507 :
無名草子さん:04/07/14 13:13
小林は、小泉の悪口はよく書いているけど、
石原慎太郎のことはどう評価してるんだろうね。
文春だと、チェックが入って書けない、というのは
ありそうだけどね。
508 :
無名草子さん:04/07/14 19:17
小林さんは買い手がいるような喧嘩は売りませんよ。
育ちがいいですから。
都知事について発言するのは
もう青島で懲りたんじゃないの。
石原知事も小林さんも同じような性格。お坊ちゃんで人から批判されることが許せない。
まあ小林さんのように一部の読者相手に毎度毎度同じような愚痴をこぼすぶんには害は無いが。
511 :
無名草子さん:04/07/15 20:40
石原は害もあれば役にもたつ。
毒にも薬にもならない繰言ばかりの小林よりは面白い。
512 :
無名草子さん:04/07/16 09:44
下妻物語 激賞
513 :
無名草子さん:04/07/16 23:04
489 :無名草子さん :04/07/09 14:47
>>450=
>>452=
>>453=
>>484 包茎ネタにずっと固執するのが約一名。
そんな彼は
>>450で、貴重な自分の体験談を披露してくれました。
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名 約一名
514 :
無名草子さん:04/07/17 19:15
固執してんのはお前だけだよ。
515 :
無名草子さん:04/07/17 20:41
70年代に、桂三枝とギャグネタ「オヨヨ」を巡って喧嘩(裁判?)してたなあ。
小林氏の著書の題名から拝借したとかしてないとかで、かなり揉めてたけど。
小林氏の著書「日本の喜劇人」では彼の記述がスルーされていたと記憶してるが・・。
516 :
無名草子さん:04/07/19 14:02
最近、映画の紹介するたびに必ずネタバレ云々に言及するね、なぜだかw
この人は、東京に生まれ育ったことの余裕が
支えになってると思う。
氏の至言
どんなタレントでも出馬するのは自由だし、タレントだからといって毛嫌いするべきではなかろう。
519 :
無名草子さん:04/07/21 20:51
それが至言か。
優越感まるだしの被差別者擁護の典型だと思うが。
>>優越感まるだしの被差別者擁護の典型だと思う
優越感まるだしではないだろう。当たり前なことだけど、至言。
521 :
無名草子さん:04/07/22 14:41
至言という言葉もずいぶん安売りされるご時世になったものだ
522 :
無名草子さん:04/07/22 20:07
もう政治の話はしないほうが身のためだよ。
同じ号で猪瀬が警告してる衆愚そのものじゃないか。
>>522 それはちょっと違うと思うけど。
程度の問題かもしれないが。
>>522 60年代からあの調子なんだから、もうほっといてやれよ。
この人、傲慢な人なんだろうか?
526 :
無名草子さん:04/07/26 22:20
ところで波に連載中の「東京少年」って小説なの?
随筆だよ
小林信彦の壁
529 :
無名草子さん:04/07/30 20:20
汐留より遥か彼方でも暑いんだけど。
なんでこのひとの本は絶版が多いんだろう
531 :
無名草子さん:04/08/01 01:48
売れないからにきまってんだろw
532 :
無名草子さん:04/08/01 20:17
今日もラジオ聞きながら執筆してるのかな
ラジオというメディアについて
本格的に一冊書いてほしいもんだな
逝く前に
533 :
無名草子さん:04/08/01 21:08
意地が悪いな、きみも。
534 :
無名草子さん:04/08/02 00:45
最近は都市計画についても語るようになったか。
そんなに今の失敗が自明だったのなら、東京オリンピックの頃に語れよ。
それか遷都運動でもやって、東京は位置地方都市として、何も変化しないままとするとか。
それもヤなんだろうな。自分が田舎ものになっちゃうし。
難しい年頃なんだろうな。
535 :
無名草子さん :04/08/02 08:53
>>534 こういうことだと思う。
こういうことは、そのひどさがわかるのが後になってから、
すなわち為政者でなければ予測すら困難。
本音:
自分たちを少数の特権享受者として安心させろ。
庶民は昔の庶民らしく、従順にあくせく働いてりゃいいんだ、
いつまでも貧乏で。
それが変化するかもしれない恐怖感は与えないでくれ。
536 :
無名草子さん:04/08/02 14:11
この人は東日本橋の出だっけ? あそこも今は酷いもんだ。川を渡った柳橋も。
あの廃れが田舎から大勢出てきたモノのせいだと思っているわけだろ。
それなら下町に帰って町内会長やればいい。
田舎から出てきて金を稼いだものが住む世田谷に住むことはない。
この人の父親は千葉だろ
偉そうに東京を語るなよ
538 :
無名草子さん:04/08/02 20:35
自分でも言ってるけど、
今現在、武蔵野台地に住んでる奴にとやかく言われたくないな。
539 :
無名草子さん:04/08/03 08:53
別に今住んでいるかどうかは人の自由だからいいとして、
東京に住んでいる住民のことが気にならない政治家の
発想に彼が憤慨しているのはわかる。
540 :
無名草子さん :04/08/03 10:12
あの頃の東京のままでおいておいてくれ!
541 :
無名草子さん:04/08/03 20:14
地方の人は「東京」と一括りにするから困る。
おれは生まれたときからずっと渋谷区だけど別に困らない。
そんなことくらいでいちいち困る奴の気が知れない。
ネタを発見。押井守のムック(河出書房新社・文藝別冊)から。
押井と、彼が好きな作家・佐藤大輔が対談していて、その中に小林信彦の名前が登場した。
佐藤は影響を受けた作家として、北杜夫の名前を挙げている。そして、北杜夫の後を継ぐ作品というものが
出ないのだが、小林信彦はユーモアという点で、一時後継者になるかのようにみえた、と言っている。
ついでに、汐留やお台場の高層ビル群が東京のヒートアイランド化にどれくらい影響しているか、個人的には疑問だ。
温度的には1度くらいじゃないか。
ただし高層ビルには、スプリンクラーで外壁に一日二回くらい濡らすことを義務化してもいいと思う。
新橋で道路に水打ちを一斉にやったら、温度が一度下がったそうだから。
544 :
無名草子さん :04/08/04 08:49
要は、
オレの辞書にないものを東京にこしらえないでくれ!
ではないのか?
545 :
無名草子さん:04/08/04 14:00
小林信彦の娘って美人なのか?
546 :
無名草子さん:04/08/04 19:55
佐藤大輔って小林源文の漫画で悪行の限りをつくしてるRSBCな人?
547 :
無名草子さん :04/08/05 10:48
297 :名無しさん :04/08/03 10:08
小林信彦みたいな人にとっては、この大木こだまひびきという漫才は単なる評価以前のその他大勢でしかないんだろうか?
298 :名無しさん :04/08/03 11:46
>>297 笑いの世界に対して関心が失せたとかいって避けるだろう
299 :名無しさん :04/08/03 11:49
今の充実こそimportant
300 :名無しさん :04/08/03 11:54
巡り合わせとはなんぞや
301 :名無しさん :04/08/03 12:11
小林信彦なんかバカじゃん。
548 :
無名草子さん :04/08/05 10:52
549 :
無名草子さん:04/08/05 10:54
小林信彦なんかバカじゃん。
550 :
無名草子さん :04/08/05 12:55
小林信彦なんかバカなんだけど、彼ほどに説得力のある文章の達人が
そうそういないことも悲しい現実
>>550 バカっつーより年相応に頭の回転が鈍ってきただけ。
それでも同世代の連中に較べりゃかなりマシだが。
553 :
無名草子さん:04/08/05 15:59
>552
唐獅子株式会社か。あの当時は日本一のユーモア作家だったな。
最後に書いたユーモア小説って何だろうね?
あっ、今のところで、だけど。
554 :
無名草子さん:04/08/05 16:57
唐獅子株式会社も心から笑える小説とは思えなかった
物語を作る能力よりも、批評する力の方が勝っているのが
この人の本質的な不幸だと思う
555 :
無名草子さん:04/08/05 18:24
小林信彦が経営しているマンションには何人ぐらい住んでるの?
556 :
無名草子さん:04/08/06 10:02
この爺さんマンション経営してるの???????
557 :
無名草子さん:04/08/06 15:43
唐獅子株式会社も心から笑える小説とは思えなかった
物語を作る能力よりも、マンションを経営する力の方が勝っているのが
この人の本質的な不幸だと思う
558 :
無名草子さん:04/08/06 23:48
マンション経営って本当?
なんかその種の利殖を一番バカにしてそうだけどな。
限りなく嘘くせえ。
559 :
無名草子さん:04/08/07 01:38
羽根木の自宅をマンションにして大家やってるんじゃなかったっけ?
560 :
無名草子さん:04/08/07 05:05
マンション経営してるって言ってる人がソース出してくれればすぐに解決する話題
561 :
無名草子さん:04/08/07 06:54
小林さんがマンションの大家なんて田舎モノくさいことするわけないでしょ・・・。
もう際限なくレベルが下がってくな〜
あとひと月くらいだから、がまんしろ。
564 :
無名草子さん:04/08/07 19:33
夏厨が訪れるスレとは思えんが
566 :
無名草子さん:04/08/08 18:56
若いころ金で苦労した人だから老後の備えはしていると思うけどね。ハワイ移住を真剣に考えた時期もあるようだし。
本が売れない作家のファンは老後の心配までしてやるわけですかw
自分の中では過去の人になっているので最近の仕事は
フォローしてないけどオヨヨシリーズとか80年代の小説は
結構はまって読んだ。
評論でほめてた映画、小説も自分の好みを広げてくれたと
思ってるんで自分にとっては特別な人だな
569 :
無名草子さん:04/08/09 20:36
金で苦労って言ってるけど、
あの頃はあの程度の困窮など並以上だと思うけどね。
本来なら老舗の跡取という意識からじゃないのかな。
週間文春で、笑芸人っていう言葉が気に入らないみたいなこと
書いてたけど、あれは同名の雑誌を出版してる高田文夫への当てつけ?
>>570 だろうね。自分を神格化してくれてたから
露骨にケナさないだけで、高田や景山民夫には
もともとあまり好感を持ってなかったんじゃないかと思う。
「回想の江戸川乱歩」が光文社文庫に入った。少し前に文春文庫に入ったばかりだと思っていたので意外だった。「光文社文庫版のためのあとがき」が2ページついてます。
573 :
無名草子さん:04/08/10 20:47
>>570 > 週間文春で、笑芸人っていう言葉が気に入らないみたいなこと
そんな陰湿なことやってんだ。
つくづく、人のことはこそこそ腐す性格なんだよねえ。
嫉妬がキーワードだと思うんだが、この人は。
>>572 光文社、乱歩の全集出してるからねえ。
それより、先月文春文庫から出た
エリザベス・ヘイ「ガルボ、笑う」の解説が小林信彦なのだが
ちーとも話題にならんなあ。
めずらしくネタバレ満載で、びっくりな解説だったのだが...。
576 :
無名草子さん:04/08/10 21:38
自営業者の数はサラリーマンより多いというのに「定年のない人間」の老後に
ついて書いた本は見たことがない。東京で9代つづいた和菓子屋の息子は、長じて
作家という定年なき職業についた。自由業といえば聞こえはいいが、本をどんどん
出して生活が安定しないと枕を高くして寝ることもできない。そんな思いをぼやく
ようにつづるのが著者の持ち味。第1部は自身の生き方を振り返りながらの定年随想。
第2部は人生の折々に書いた本や作家にまつわる小エッセー。大藪春彦を「外見に似ず、
小心、自虐的、恨みがましい人物」と評し、三島由紀夫を「初めから〈天才〉と
もてはやされたわけではない」と書く。
いかにも粘着気質の観察眼の鋭さは芸人エッセーでも同様。関西の笑いのユニークさを
語りながら「(藤山)寛美という大輪の花にくらべれば、横山やすしは小さい、そして
短い才能」と断じ、「てなもんや三度笠」全盛期の藤田まことについても、既に当時から
藤田まことをコメディーよりシリアスな芝居向きと鋭く見抜いていたという。
日刊ゲンダイの「定年打つ手なし」の書評だが、いいな、これ。
577 :
無名草子さん:04/08/10 22:03
筒井の場合もそうだが、小林信彦の場合も直木賞落選がその後数十年にわたって尾を引いているようだな
「小林信彦のコラム 30」(中日新聞8月10日)は「伊東四朗をトリビュートする東京喜劇」。
>いかにも粘着気質の観察眼の鋭さは
あはははは〜
これほめ言葉?
580 :
無名草子さん:04/08/11 14:23
>本をどんどん出して生活が安定しないと枕を高くして寝ることもできない
>いかにも粘着気質の観察眼
そんなコバヤシが
>大藪春彦を「外見に似ず、小心、自虐的、恨みがましい人物」と評し
ているのを笑っているわけですね
581 :
無名草子さん:04/08/11 21:33
>>577 > 筒井の場合もそうだが、小林信彦の場合も直木賞落選がその後数十年にわたって尾を引いているようだな
つうか「落選」してもある種の作家にその種の創作意欲を植え付けるという意味で、
直木賞はすごいのかも。
ところで芥川・直木受賞作には目を通しているのでしょうか?>御大
582 :
無名草子さん:04/08/14 22:58
帰郷してるのか?田舎者ども。
584 :
無名草子さん:04/08/15 01:42
日本橋あたりは閑散としてますな。この季節。
585 :
無名草子さん:04/08/16 13:21
この人は、絶対多数と同じ意見を持たないね^^
586 :
無名草子さん:04/08/16 16:06
小林ファンならホテルで避暑ですよ。
587 :
無名草子さん:04/08/16 19:33
今オリンピックやってるから
とりあえず大阪に避難するか。
588 :
無名草子さん:04/08/16 21:44
↑東京オリンピックかよ!!
589 :
無名草子さん:04/08/16 21:56
オリンピックからソウルはおかしくなった、という韓国版小林信彦とか
オリンピックからシドニーはおかしくなった、というオーストラリア版小林信彦とか
オリンピックからアテネはおかしくなった、というギリシア版小林信彦とか
オリンピックから北京はおかしくなった、とう中国版小林信彦とか
各国に小林のような偏屈じじいはいるんでしょうか・・・?
590 :
無名草子さん:04/08/18 07:25
今週の文春のはDVDをくさすんだが。
最後の部分が面白い。DVDだと映画館に比べ画面の認識に手間取るようなことを書いている。
逆じゃないの。最近はAVID(ビデオにコンバートしてモニター上で編集)が増え、その際にモニターで
1秒そこらで認識できるものがスクリーンだと2秒も3秒もかかる(眼球を動かすから)、その点に
注意して編集するくらいなんだが。
1秒24コマのフィルムを30フレームに変換するのはけしからんとか、
加色と減色の違いとか、元・放送関係者なら気の利いた偏屈いえばいいのに。
>>590 擁護をするいわれはないが。DVDの特性じゃなくて、「仁義なき戦い」みたいに
本来映画館で見るべきものをパッケージソフトで見ることについて、書いてるんだろ。
「テープで見たのでは〜」とちゃんと書いてあるじゃん。
592 :
無名草子さん:04/08/18 18:08
590の内容はテープでもDVDでも同じ事−NTSCで民生のモニター−だが。
593 :
無名草子さん:04/08/18 18:18
続き。
DVDの特性となるとビデオよりも輝度が高いとかそういうことだろ。
目が悪い人にそんなことまでワタクシは求めない。
>DVDだと映画館に比べ画面の認識に手間取るようなことを書いている。
そもそもこうは書いていないし、パッケージソフトで映画を見ることは
本当の映画体験ではない、と言いたいだけでは。前後の文脈からもわかるはず。
原文の意図を捻じ曲げてまで、牽強付会に叩くのはどうか。それが気になっただけ。
595 :
無名草子さん:04/08/18 19:08
>591の内容は>590の批判としては何れにしても変だよね。
>590は明らかにパッケージソフトのことなんだから。
おまけに>594と>59には何の脈略もない。
まあ確かに川本と双葉の対談の引用部分は同意するし
フィルムセンターで見る神代辰巳とションベン臭い日活チェーンで
見た神代辰巳が同じものとは言い難い。
596 :
無名草子さん:04/08/18 19:48
同じ映像でもスクリーンとモニターでは視覚効果が大きく違うということだろう。
AVヲタのあいだでは常識だが。
597 :
無名草子さん:04/08/18 21:05
>>590 >気の利いた偏屈
あはは〜。そーゆーのいいでつね。
3〜4年前に安い「DVDレコーダー」を買ったと書いてるのには、だれも突っ込まないのか。
まあ編集者のミスだけど。
599 :
無名草子さん:04/08/19 01:32
>>598 御大は超能力でDVD−ROMにも書き込みができます。
>>598 機械オンチのおれにどこがおかしいのか教えてくれ
601 :
無名草子さん:04/08/19 20:29
すでに10万くらいのDVDレコーダなかった?
>601
三年前にRD2000を15万で売ってる店があると、掲示板で話題になるくらいだった(いま検索してみたけど)。
一般向けのDVDレコーディングの規格「DVD-R for General」が決まったのは2000年11月。
あれこれ選べるようになったのはここ一、二年の話。
パイオニアがDVDレコーダー(DVD−RW)の第1号機「DVR−1000」(約17万円)
を発売したのが99年11月。翌年、ソニーやシャープも参入。
同年秋頃よりDVD−RWとDVD−RAMのハイブリッド機が発売され始めた。
3、4年前にレコーダーを買ったといっても、まあおかしくはないんじゃないの。
>>604 そう食い下がらなくとも(w 今度は「安い」の方か。
まあ、
>>601のいうように、既に10万切る機種もあったと思うし、
価格が安いか高いかなんて人それぞれでしょ。センセイにとっては安い買い物だったかもしれんし。
606 :
無名草子さん:04/08/20 19:28
まぁ、CDプレーヤの使い方を言及してる高島某よりましということで…
なんとなく、今回の話自体が、規格やメディアそのものが
どんどん変遷して、コレクションが無意味になるのにいらついて
当り散らしているような感じが。
特にLDが過去のものになったのにお怒りのように思う。
気持ちはわかるが、コラムにあれほどビデオやLDのことを書いておいて
いまさら「映画館で」もないもんだろうと思うが。
608 :
無名草子さん:04/08/21 18:25
俺が歳食って、まわりがどんどん変わるのが気にいらねえ。
という老人によくある思考かと。
昔からビデオやLDは劇場で見る映画の代替品というスタンスは、割に一貫していると思うが。
トシをとって、やっぱり映画は映画館でというのも、まあ分かる気はするけど。
小林氏、「伊東四郎の喜劇「熱海迷宮事件」を千秋楽に見に行った(大意)」と
書いてて、その舞台の批評自体は面白くていいのだけれど、
小林氏としては、「舞台は初日と中日と千秋楽の三回見に行くべし」
というのが、あの人の持論じゃなかったかしらん。
(三回、見てるけど本筋と関係ないから書かなかった、というのなら
わかるのだけれど)。
おじいちゃんをいぢめるなー
612 :
無名草子さん:04/08/21 23:14
>>612 ご教示ありがとうございます。
こりゃどうも申し訳ない<m(__)m>
(ググッても数件しか出ないのは、変だな?とは思ったんですが<四郎)
616 :
無名草子さん:04/08/22 17:30
DVDの雑誌を3冊もチェックしてるんだから、
それなりにもハードも詳しいと思われ
617 :
無名草子さん:04/08/22 22:43
それなら「プレイヤー」と「レコーダー」の区別くらい付きそうなものだが。
間違っているという結論は出たのかね。
619 :
無名草子さん:04/08/23 07:02
確かにDVD誌3誌もチェックしているとは意外だな。
やっぱオタクの血は隠せないのか・・。
そりゃ加藤ローサちゃんに言及している時点で、
現役のオタクと自己紹介している様なもんだ。
スキャナーなどという、こじゃれたものを買った甲斐があったってぇもんだ…
でも
>>614でupしたデータは丸一日も保たなかったようで…
も少し長持ちするupローダーを探さねば。
622 :
無名草子さん:04/08/23 20:20
おれも欲しいんだよな、PFUのやつ。
623 :
無名草子さん:04/08/24 13:01
このオッサンはラジオ好きなのか?
624 :
無名草子さん:04/08/24 19:52
やるまん好きなんだって
最近盛り上がってるね.
見たいな、これ。DVDででないかな
628 :
無名草子さん:04/08/26 14:50
今週の文春の第一パラグラフ、ほんとにあれでいいのか?
いよいよボケたのか?
629 :
無名草子さん:04/08/26 19:58
>まだ、あつい。
今年の東京は真夏日が四十日つづいて、
<史上最高の暑さ>とテレビが報じた。
ちょっと、待って欲しい。
<史上最高>というのは、ぼくが
埋まれてからもっとも暑いってことじゃないか!
いつも通りだと思うけど…
630 :
無名草子さん:04/08/26 20:58
>>629 > 埋まれてからもっとも暑いってことじゃないか!
先生はすでに死んでいる、ってことですか?
629がその文だとするとちょっとひっかかるね。
史上最高ならコヴァにとってだけでなく誰にとっても生まれてから最も暑いわけで
ちょっと待って言い直さなくても自明の理。
632 :
無名草子さん:04/08/26 21:50
まぁ、マジレスするなら
史上最高ではなく、観測史上最高だろ!
っと昭和20年最暑派の突っ込みではないのかと…
>>632 つまり、最後の文を(いや、そんなはずはない)という反語の意味にとるという意見なのか?
本当にマジレス!?
634 :
無名草子さん:04/08/27 01:02
馬鹿ばっかりだなぁ。
暑さで頭がぼんやりして、文章もおかしくなっちゃった、って先生一流の諧謔ですよ。
ホントにぼけてしまった、と取られてしまうところが、最近はしゃれにならないのですが。
635 :
無名草子さん:04/08/27 01:04
ところで、アネテにまで行った、自称サッカーに詳しい関西の芸人とは誰ですか?
テレビ見ないもので・・・。
漏れもよく知らんけど明石家さんまじゃねぇ?
>自称サッカーに詳しい関西の芸人
ほかにおもいつかん。
637 :
無名草子さん:04/08/27 09:35
638 :
無名草子さん :04/08/27 12:15
小林信彦って、さんまのことが嫌いみたいだな。
639 :
無名草子さん:04/08/27 12:43
いえ、吉本はみんな嫌いです。
そもそも関西芸人は嫌いじゃなかったか?
一部評価している人間もいるが。
641 :
無名草子さん:04/08/27 20:33
「自分の大物振りを強調してて気に食わない」
なんて言うなら「某」などと逃げないで実名書けばいいのに。
642 :
無名草子さん:04/08/27 23:33
小林さんは さんまみたいな三流芸人じゃなくて
森繁さんにアテネにいってもらいたかったんだよ
644 :
無名草子さん:04/08/28 16:48
645 :
無名草子さん:04/08/30 09:20
先生、閉会ですよ!
646 :
無名草子さん:04/09/01 12:38
先生、閉会ですよ!
ヌルポ
648 :
無名草子さん:04/09/01 20:56
ガッ
さんまはオリンピック選手であろうと
笑いのためなら馬鹿にしまくったりするので、
メダリストを英雄扱いするテレビの傾向を
クールダウンさせる役割がある。
まぁテレビにおいては誰もさんまに逆らえないってことなんだけどさ。
さんまは日テレのオリンピック総集編と称する番組で司会をやってたが、
つっこみのヒット率がかろうじて5割を上回るくらい?って感じでヒヤヒヤさせられた。
それがかえって親しみを感じさせて、テレビ的にはいいのかもしれないけど。
NHK-BS1の総集編は見逃した…。
651 :
無名草子さん:04/09/03 10:26
Gコード予約は要注意ですよ、先生
バーコードも要注意ですよ、先生
653 :
無名草子さん:04/09/05 19:56
「自分の大物ぶりを強調」は先生の十八番だと思うが・・
654 :
無名草子さん:04/09/05 21:01
大物だから仕方ない。
先生のような方にはEPGがお勧めでしょうな。
655 :
無名草子さん:04/09/06 20:27
和田アキ子と大物ぶりが似てる
秋刀魚のようには「自分の大物ぶりを強調」してはいないと思うが。
昨日の中日新聞に掲載された
「小林信彦のコラム」は
↓このテレビドラマについて。
http://www.htb.co.jp/tv/sakura/ 脚本家の名前に惹かれて御覧になったようだが、
(「月はどっちに出ている」などを手がけた人ですね)
にしてもよくチェックしてるなぁ。
だって、1時間の単発ドラマ、しかも土曜日の真っ昼間の放送だよ?
観た人いる?
DVD関係の雑誌は3種類チェックしてる、なんて
前に書いていたけど、テレビ番組についても、なかなかのものですね。
センセイが評価していた「笑う蛙」の大塚寧々が出ているからかも(w
この爺さんドスケベって感じの顔だな( ̄ー ̄)/~~
老人の性をグロテスクユーモアで書けよ
日記風でもいいから
それじゃ谷崎のパクリと言われてしまう。
662 :
無名草子さん:04/09/09 20:07
近頃、パクリとオマージュとパロディの使い分けがきちんとなされていなくて困る。
663 :
無名草子さん:04/09/09 20:46
どうでもいいけど、「氷の微笑」の脚本を貶すのはいいとして、「シックスセンス」ってそんな
にダメか?
よっぽど癇に障ったのか? なんか怖いぞ、あの粘着ぶりは。
トリビア:
ジェリー・ゴールドスミスが最近で一番気に入っていた自作の曲は「氷の微笑」
何へえくらい?
664 :
無名草子さん:04/09/09 20:47
おかまじゃないけど、先生はトレイ&マットの諸作品はどう思ってんだろう?
665 :
無名草子さん:04/09/09 22:13
この人は、確か長野県知事田中康夫を褒めちぎってたよね。
旅費横領でアルバイト三昧、化けの皮がはがれて県民にも愛想づかしされてる康夫のことは
今どう思ってるんだろう。
>>663 なんでダメだっていってるの?
途中から死んでるのバレバレだってことか
667 :
無名草子さん:04/09/12 02:45:32
途中どころか冒頭から分かってたと書いていたような。文春のコラムでネタバレしたとき。
しかし「シックスセンス」であれほど気に入らないとヒス起こしているのをみると、「ヴィレッジ」
なんか見に行ってオチを知ったら脳の血管切れて死ぬな。
あれは医者を傷つけないために、死んでることをなかなか伝えない
少年の繊細な思いやりに胸を打たれた映画だった。
そのためには、最初から観客はひょっとしたら死んでるのかもと
わかった上で見ているわけで・・・
まあ、映画の見方も人それぞれだよね。
ヴィレッジのネタバレしちゃうと、村人は全部幽霊なんだよね。
Yの悲劇のネタバレしちゃうと犯人は子供
アクロイド殺しの犯人は語り手
24ファーストシリーズの犯人はニーナ
オリエント急行では全員が犯人だったりしますね
確か読書日記で犯人あて(オチあて)は苦手だと書いていた氏。
「殺しのドレス」絶賛、「愛のメモリー」まあ誉めてる・・・
「ボディ・ダブル」ボロクソ。
で、「氷の微笑」はさておき、「シックス・センス」…。この映画をあまり
擁護する気はないが、
ブルース・ウィリス(「ダイ・ハード」野郎)というキャスティングが、
大いなるミス・ディレクションというのは全く思わんかったんか?
672 :
無名草子さん:04/09/12 21:23:08
>669 670 こういうネタ晴れはやめてくれ
>>670 アクロイド殺しは神野推理のミステリ十戒にふれた件で
遠回しに指摘していますな
674 :
無名草子さん :04/09/14 16:09:56
というか、康夫ちゃんってマジで愛想つかされてるのか?
675 :
無名草子さん:04/09/14 20:58:57
尽かしてなかったらヤバイな、信州県民。
676 :
無名草子さん:04/09/16 11:56:03
そんなに問題だとは思わない。
いままでの旧態屋からくらべれば。
>>665 青島幸男都知事も最初は褒めちぎってたぞ。
でもこの人のエンターテイメント関係の知識には傾聴するが、
政治、世相の話は最初から話半分にしか読まないので無問題。
678 :
無名草子さん:04/09/17 23:22:28
読者よりTV番組を録画したテープを借りるのは私的複製権の濫用だろうな。
じーさんは著作権の概念がない奴がおおいね。
書かなきゃいいのに。
そんなに問題か?
ある漫画家(20代)が単行本のおまけページで、
読者に自分の気に入った曲をMDに録音してプレゼントしてくれる人が何人かいます、ありがとう
ってなことを書いているのを目にしたことがあるぞ。
680 :
無名草子さん:04/09/18 00:56:20
>679
著作権の肥大解釈には、どちらかといえば迷惑を感じているほうだが
その話に関しては、漫画家の不見識としか思えない。
編集MDを送ってくれるファンには、個別に感謝を表明しとけ。
ちょっと補足すると
「読者の中に頼んでもいないのに自分(=読者)の気に入った曲をMDに録音してプレゼント」
してくれる人がいる、となる。
漫画家は欲しいとリクエストしたわけじゃない。
かたいこというなよ
これだから野暮な田舎者は困る( ´,_ゝ`)プッ
ワンマンマンの批判記事はコピーで読売社内を回覧された。
あるテレビ番組を録画したとする。
自分はせいぜいそれを1回観て
「あ〜面白かった」と思う、それだけのこと。
が、たまたま、仕事の都合等で、その番組の視聴を熱望してた人が
いたとしたら、やはりこれはごく普通の「親切」程度の認識のうえで
その人に「テープ持ってまっせ」と声をかけるだろう。
ま、あくまでそういう人が身近にいたら、の話だけど。
686 :
無名草子さん:04/09/19 01:10:15
>>679 俺は犯罪犯してます、と声高に公言している人をみると、君はそれが犯罪じゃない、と
いう根拠に思えるのか?
度し難い馬鹿共だな。
>>687 「われわれはなぜ映画館にいるのか?」で既に取り上げてます
「女ガンマン 皆殺しのメロディ」はキル・ビルの元ネタだと
映画ライターと名乗る若いもんたちがいるが(r
とネチネチ文句言うために見てんだろ。
あるいは単に
「映画は女優で見るべきだと思ってる僕は(ry
といいながらラクエル・ウェルチで(;´Д`)'`ァ'`ァするため(ry
691 :
無名草子さん:04/09/23 03:58:09
>映画は女優で見るべきだと思ってる
こりゃ、真顔で語るのが信じられないくらいクサイ科白ですね。
692 :
無名草子さん:04/09/25 20:57:22
>>678 編集者がなんか言えばいいのに。
小林さんも元業界人なら日本モニターなどから取り寄せなさい
編集にもその意識がねぇんだろ。
高島某のコラムも音源ピーコを嬉々として語ってるからな。
便利な世の中だ、って。
694 :
無名草子さん:04/09/27 23:15:29
そういう奴に限って、自分の著作をコピーされると発狂。
先週の「本音を申せば」(「週刊文春」9月30日号
に掲載されてたのは
「インターネットで話題沸騰
『電車男』の恋が実るまで」
今月の「東京少年」(「波」10月号
の「10月の新刊」より
「電車男」(中野独人)
仲間の励ましに勇気をもらい、「電車男」は意中の彼女に告白
できるのか?
ホームページに掲載されるや、話題騒然、各紙誌絶賛。
百万人を感動させた今世紀最強の純愛ストーリー、遂に刊行!!
46判/クレスト表紙カバー/384頁 ■4-10-471501-8
今週の「本音を申せば」は
「弟と『イラスト・ルポの時代』」。
この本の紹介です。
http://www.esbooks.co.jp/books/detail?accd=31425578 あと、雑誌をひとつ任されることになった(「ヒッチコック・マガジン」ですな)
26歳の信彦氏が、トリスバー(!)で泰彦氏に相談を持ちかける
シーンなんかもあったりして。
「…ぼくたちより年下の奴らの何人かが、十年後ぐらいに、
『昔、三号で潰れちゃったけど面白い雑誌があったよな』と
話し合うかもしれない。それでいいんだよ」
その言葉で、ぼくは元気になった。
弟にはげまされたことは、その後もあまりない。…
なんだよ、身内の本の宣伝かよ、
と思ったら結構面白かった。
弟の話だけ書くといい鴨。
698 :
無名草子さん:04/10/02 20:37:49
なんだよ、身内の本の宣伝かよ、
と思ったら東京オリンピックの批判だった。
いつも通りだった。
699 :
無名草子さん:04/10/04 00:16:56
イラストーレションあげ
お前らがやっているのは全部繰り返しです。
オリジナルは全部私がやってます。
700 :
無名草子さん:04/10/04 19:26:45
700get!
文春コラムの欄外の単行本&文庫紹介、ず〜〜〜〜〜〜〜っと入っててウザイ。
そんなに売れないのかよw
「小林信彦のコラム 34」(中日新聞10月5日)は
「『ウエスト・サイド・ストーリー組曲』の感動」。
1 NHK衛星放送への苦言
(1)「エノケンのちゃっきり金太」(10月1日)は
総集編という名の、フィルムずたずたの欠陥商品。
(2)映画題名の表記がいいかげん。
(誤)「エノケンの孫悟空」
(正)「孫悟空」前後篇(1940年)
(誤)「エノケンの怪盗伝・石川五右衛門」
(正)「エノケンの石川五右衛門」
2 渋谷のオーチャードホールでニューヨーク・シティ・バレエの
プログラムBを見た。そのプログラムの真打ちが
『ウエスト・サイド・ストーリー組曲』。
3 映画「華氏911」は「一見の価値はある」とのこと。
703 :
無名草子さん:04/10/07 01:48:52
ま、ブッシュが勝つんだけどね。
文春はともかく、趣味性の強いコラムを、中日新聞でずーっとやってるのは、
悪く言えば「逃げ」だな。盲信してこのコラムを追っかけて映画(ビデオ)等を
見てる奴は、救いがたい。
奇妙な選民意識を持った人がいらっしゃいました。
706 :
無名草子さん:04/10/07 23:03:02
少なくとも俺は選ばれた人間だな。
英語でいうgiftedって奴か。
>706
はいはい。それで、どこのどちら様ですか?
687が勘の鈍い奴なのは確か。たぶんNobuhicomあたりの常連だな。
709 :
無名草子さん:04/10/08 15:22:25
>>704 おれ、中日新聞読んでないから
何年かに一回、単行本になって読むのが楽しみなの
きついこといわないでよ
歳と連載回数を考えりゃ、後何冊本になるか分かんないんだから
おれの楽しみを奪わないでくれ
>>663 遅いレスで申し訳ないですが
以前テレビ放映されたとき、放映三十分後から見てもあのネタは
「もしや・・・」と思いました。
先日、小林氏の文庫に入った文章を読んで「ああ、そういう始まりだったのか」
と知った次第。
「そんな話を、なぜ、金をかけて映画にするんだ?」
と言う感想を持ちました。
711 :
無名草子さん:04/10/10 13:15:08
揚げ足取りなんか、と思ってたが、今回のコラムは、なあ。
指定席制になったから、映画館に行かなくなるったって、だから何って感じ。
自由席入れ替えなしの映画館で、込み合ってても荷物を隣の座席に積みっぱなしのバカップルに
いらいらさせられた身からすると、指定席制はほんとにありがたい。
悪いが、小林さんには同情できないよ。
映画館から退場するときが来たのだ。
…とはいえ、行くんだろうけどな。
食い物の臭いがするのになじめない、とか言ってたのが、10年以上前だったはず。
まだ読んでないけど、小林氏に限らず、あのぐらいの世代の人たちにとって映画館は聖域
みたいなもんなんじゃないの?
>「パルプ・フィクション」以後、これといった仕事をしていない
>タランティーノ監督がry
などと今回のコラムで書いているが、ここ数年、これといった
小説を書いていない氏にいわれてもねぇw
715 :
無名草子さん:04/10/15 16:59:38
来たくないんだったら来なければいいだけのこと。
劇場で見かけたら「来ないはずじゃないんですか?」とみなで突っ込もう。
717 :
無名草子さん:04/10/16 04:30:22
なんか、忙しい人がいますね
偏屈を言いたい年頃なんだろうな。
719 :
無名草子さん:04/10/17 01:01:17
オレは、映画を途中から見て、もう一回、最初から見るのが普通だった。
つまり、一回半見る。そうすると、頭がよく回って、2〜3回見たような
感じになる。それが入れ替え制になってからできなくなって、困っている。
はいはいはいおっしゃりたいことはよーくわかりまちた
721 :
無名草子さん:04/10/17 17:49:00
今回のは前半の入れ替え制批判といい、後半の無理やりなムーア擁護といい、
歴代ワースト10に入りそうなできでしたね。
昔の小林なら
ムーア擁護なんかしなかっただろーな。
江戸川乱歩に「小林くん」と呼ばれていたのか。
いまでは小林老人だけどな。
724 :
無名草子さん:04/10/23 12:40:22
いっそ、劇場には老人お断りとか過激なことをやってもらった方が面白い。
イラク戦争に反対するのは勝手だが、
それとは別に、
オウムについてはいまだに
政府の対応がてぬるいとか、
いまからでも破防法を適用せよとか、
書いてるけどね。あれ、やめたほうがよくねーか?
オウムに破防法適用していたらオウム擁護してたくせにな
>>726 オウム擁護はしないだろうが、破防法は危険だ、史上最悪内閣だって大騒ぎ間違いなし
氏にとって史上最悪内閣とはいくつあるのか?
あ、戦後どんどん悪くなる一方だそうだから、論理的に矛盾はないのか・・・
ほんとに政治ネタは止めとけばいいのにね。
青島擁護で懲りてないのかな。
730 :
無名草子さん:04/10/26 01:19:00
新潟県にご家族がいらっしゃるそうですが、ちと心配ですね。
まぁおじやのほうでは無いと思うけど・・。
>>729 今週の(といっても先週木曜日発売分だが)「本音を申せば」は
政治ネタゼロだよ。それどころか映画や本も出てこない。
(だからこのスレの人たちにも、今日まで無視されてるんだろか?)
「本音を申せば」第331回は
「天使があやすとき」。
2人目のお孫さん(長女の第2子。男の子。)が生まれたんだそうです。
前半は2歳半になった「K君」の描写。
さすがの頑固オヤジも孫には形無しか
「ジュース、ジュース」
「シュンブン」
「ドージョ!ドージョ!」
なんていう幼児言葉を、どんな顔して書いたことやら。
後半から適当に抜き書き。
(1)妻のケータイには、もう赤ちゃんの写真が入っていた。
(2)今回も<次女の車>のおかげである。
(3)(翌日の)午後には、長女の夫が新潟から
スポーツカーを飛ばしてきた。
…あっ、ここで新潟か……
「ハウルの動く城」は。周囲の批評が出てから、もう一度見るスタンスらしい。
だせージジイだな。俺、試写で見たけど、「千〜」のテーマが売春なら、
「ハウル」は、回春&老人の性がテーマだってのは、わかるはずだろうに。
「ツイステッド」評も的外れ。イーストウッドがこんな脚本で撮るはずないだろ!
てゆーか、氏の近年のイーストウッド絶賛評もかなりあやしいな。
昔はD・シーゲルとイーストウッドをセットで誉めてたけど、フィリップ・カウフマンが
リメイクした「ボディ・スナッチャー」を酷評しつつ、カウフマンが脚本を
書き、イーストウッドともめた「アウトロー」に言及せず。
カウフマンが脚本に絡んだ「レイダース」絶賛。
カウフマンの傑作「ライトスタッフ」のスプーフ(オマージュ)とも言えよう
「スペース カウボーイズ」を手放しで絶賛…。
この分じゃ、中日新聞のコラムも期待できんなw
>>732 センセイの意見もなんだが、
「千と千春」がソプ嬢云々の的外れ評論に影響されているおまいもイタイ
>>733 町山が言う前に宮崎本人が昔は東京とかににあーゆー場所が数箇所あってって
(赤線ですな)言ってるよ。
中日新聞のコラムについては先週(10月26日)の
「小林信彦のコラム 35」が
「『ハウルの動く城』のつかみにくさ」というタイトルだった。
くわしくはまた後ほど。
今月、講談社文芸文庫から「袋小路の休日」がでますね。
「ハウルの動く城」をもう一度ゆっくり見たいという先生。
先生が否定する(都内の)映画館がほぼ全席指定席制になって良かったですねw
何だかんだ言われても混むに決まってるから、先生が支持する自由席制
だと、失礼な客に突き飛ばされますしね。骨折しなくてすみますよ。
ハウルに興味は抱いたようだし、試写室に招いただけの価値はあったんじゃないでしょうか。
741 :
無名草子さん:04/11/04 08:21:01
まあブッシュが勝ったんだけどね。
照美になんか貰ってんじゃねぇか?
被災者の方々に、謹んでお見舞い申し上げます。
今週の「本音を申せば」は
「ぼくが大地震をウォッチしたわけ」。
「長女の夫は、正にホットスポットである小千谷市にいた。
たまたま二十三日の夜は当直であり、勤め先は病院である。
産後の疲れのある長女は、小千谷市に連絡を入れたが、
ケータイも、ふつうの電話も通じないという。」
「長女の夫は無事とわかったが、
(中略)病人は長岡市に運ぶしかないらしい。」
「(TBSラジオ「アクセス」より)
『ミルクとオムツばかりくるが、
離乳食や老人向けのオムツをお願いしたい』」
新潟ガンガレ、超ガンガレ
ほんとにゲンダイをソースに時事を語るのはやめてほしい・・。
震災があったら最初に自衛隊&物資援助。総理の訪問は急がなくていいんだから。
745 :
つんどらな感じ:04/11/07 04:49:03
小林氏の”天才伝説横山やすし”を読了した人に質問ですが、
例の”殴打事件”の真相を氏はどのように推察しているのでしょうか。
気になります。
おしえてClair
746 :
& ◆30iaw8EnMU :04/11/07 04:55:44
ちなみに私は、以前までは”家族がやった”と思っていました。
しかし、最近では選挙落選の”おとしまえ”のようなものだった(後援はどうもおだやかでない連中が多かったので)
ような気がしています。漫画家の高進太郎はヤクザをおちょくって焼きいれられたみたいに
いってたけど、どう考えてもあのやり口は個人的な遺恨だとしかいいようがないですね。
747 :
& ◆tNtHsziLno :04/11/07 05:00:40
同年に映画監督の伊丹十三がやはり自宅前で顔面への襲撃をうけています。
あれは、あきらかに伊丹がヤクザに喧嘩を売り続けることへの”みせしめ”としての
制裁だったわけですが、横山の場合、何がどう制裁なのかはわからず、
しかも瀕死の重傷をおっているわけですから、ただの殺人未遂としかとりえない。
誰かが殺意をもって計画的に襲ったのでしょう。
小林氏はそれをどう読んでいるのか、誰か教えてくっさい。
748 :
& ◆tNtHsziLno :04/11/07 05:07:03
風の会の会長、野村さんも自殺していますが、
この選挙はかなりの狂気をはらんでいたように思えます。
後見人とかいっていちびって出てきていたビートたけしも
二年後に顔面をぐちゃぐちゃにされてしまいましたし、なにかと
因縁深い事件でした。たけしは同時期に、皇民党についてちょっと
わけありな発言をして、それから急激におとなしくなってしまった
こともありましたっけ。
749 :
灰色の脳細胞:04/11/07 15:29:41
18
750 :
つんどらな感じ:04/11/07 16:31:00
どっかでてきそうな板を誰か紹介してください。
芸能でしょうか、事件でしょうか。
僕も面白いこと書くので。
751 :
無名草子さん:04/11/07 16:50:02
>>732 『レイダース』は絶賛していないと思うよ
インディが潜水艦に張り付いて敵の根城に行くシーン(だったと思う)を「非現実すぎる」なんて書いてた
スピルバーグ作品は『ジョーズ』ぐらいじゃないかなぁ、絶賛してたの
コッポラ、スコセッシ、ルーカス、デ・パルマあたりには厳しいよね
>>751 「地獄の映画館」に収録された故笠原和夫氏との対談だと、未見の笠原氏に
対して、ハワイで見てきてコーフン状態の小林氏に対し、あくまで冷静な
笠原氏の印象が強いね。貶したのは2作目。
デ・パルマは「殺しのドレス」までは誉めてた。むしろオイオイと思ったがねw
あいかわらずマグニチュードと震度が分かってない?
755 :
無名草子さん:04/11/13 18:07:19
>「袋小路の休日」(講談社文芸文庫版)
今日書店で見て、買ってしまった。解説は坪内何とか。
>>754 「マグニチュード6.8と書いたけれども、震度がその後7に訂正された」のことかな。
それより
「十一月に入れば雪というのは、中越ならぬ上越に二年弱暮らしたことのある
ぼくの実感である。いつ降雪が始まるかわからない恐怖への想像力を、
ぼくたちはもたなければならない」
だってよ。
二年弱住んだからってそんな得意げにならなくても。
三年も東京に住んだら東京人だな。
757 :
無名草子さん:04/11/14 02:42:35
>>756 東京下町は生まれたときからいなけりゃ何も分からないが、新潟なんてド田舎は
2年住んでりゃ分かるってことか、確かにやらしいな。
マグニチュードは編集者が教えてやればいいのに。
この爺さん、理系知識はからきし駄目なのか?
758 :
無名草子さん:04/11/14 11:50:42
というか、試写会にのこのこと出かけていって、
ただで見たくせにアレコレけなすというのは粋じゃないよな。
劇場にいってかね払ってみてこそちゃんとしたコラムが
かけるんじゃないか
>>758 そら、揚げ足の取りすぎ、つか、試写会に行けないひがみに聞こえるぞ(w
それより、映画館の指定席制に文句言うのがなー。
よくなったことを認めずに、自分の習慣に固執してぐだぐだ言うのは
自分が昔批判しまくってたじーさんたちと同じではないか。
編集者が老化してますよ、とはっきり言ってやれ。
760 :
無名草子さん:04/11/14 23:59:41
>>758 試写会及び劇場で見る本数が激減した方が問題かと。
まあ。確かに長年映画ファンやってりゃ、大体のその作品の
出来は予想できるもんだし、しかも、近年のCG漬けの
映画が氏のお気に入りとも思えんので、その辺は仕方ないのかなあ。
かといって、WOWOWでやる映画の紹介や、「アリーmyラブ」とかの
御自宅鑑賞作をコラムに書かれてもねえ。
昔の全盛期の氏だったら、輸入DVD(またはビデオ)を手に入れて、
紹介するだろう。W・アレンの未だ日本未公開の「Happy Ending」とか。
コラムの場をマニア向けの「キネマ旬報」から「中日新聞」に移した時点で、
(氏も含め)納得ということでしょうか?
問題は盲信者&アドバイスできない未熟で無知な担当。
マグニチュードと震度を混同してるとは思えんが、
なぜ
「マグニチュードは6.8」から
「震度は7に訂正された」へ
つながるか理解不能。
『虚栄の市』を150円で買いました。面白いねこれ。作家とか翻訳やってる大学教授ってこんなんだろうね。
よーやく「袋小路の休日」(講談社文芸文庫版)が届いた…
ボーナストラック
(1)色川武大による解説(中公文庫版に掲載されたもの)
「…その色川武大が『袋小路の休日』の「解説」を飾るのは必然なのである。」
(下記(3)の坪内の解説より)
(2)あとがき「<漂いつつ観る>男の物語」(4ページ)
(3)坪内祐三による解説「『袋小路の休日』が生み出された時代」
これの途中ページに、なぜか小林氏の写真が。「1986年頃、新潮社にて。」とのこと。
「ぼくたちの好きな戦争」の頃か。
あと、「冬の神話」単行本版を含む著書4点の写真もあり。
(つづく)
(4)年譜
既出の分も少し手が入れられているようだ。
例えばヒッチコックマガジン編集長就任の頃。
「…二人が編集長を断り、その役がまわってくる。
断ると「失業者がゼイタクを言うな」と乱歩に一喝される。」
となってるが、確か以前の年譜では、断った人の名前が出てたと思う。
あと、「一九九九年(平成一一年)六六歳」のところに
「四月、「侵入者」Uの着想を得る(まだ書いていないが)。」と。
(5)著書目録
奥付の前ページ
「本書は、…中公文庫「袋小路の休日」を底本として使用し、
著者により一部訂正を加えました。」
765 :
無名草子さん :04/11/17 23:08:50
25歳以下のひとたち、あんましこのヒトやナカノミドリの信奉者になって
ライフスタイルまで真似たりしたら駄目だよ。
その理由
1.パソコンや携帯電話を嫌悪したあげく、使いこなせなくなる。
2.クルマの運転が非日常的なことになりすぎ、出不精になる。(特に田舎のヒト)
766 :
無名草子さん:04/11/17 23:18:00
765続き
3.オススメのムカシムカシの本を読んでいるのは仲間うちでは自分だけで
周囲とは全く話が噛み合わなくなる。
4.そういった孤立した状態をブンガク的な言葉で自己正当化しているうちに
病状は悪化して、潰しの利かないサブカル貧乏になるから。
767 :
無名草子さん:04/11/19 22:52:51
>765続き
サブカルにはまりすぎて、何もかもがつまらなく感じ、
逆につまらないものを面白く感じるようになる
・視野が極端に狭くなるが本人が気づけない
・過去を美化しすぎて前向きさがなくなる。
・偏見がひどくなる
・自分は正しいと思い込み、キチガイじみた行動や言動に走り
日本にはいられなくなる。
年取っただけだろうが。なに得意になって書いてんの。
769 :
無名草子さん:04/11/21 07:45:22
>>765 > 25歳以下のひとたち、あんましこのヒトやナカノミドリの信奉者になって
心配しなくても、もう影響力なんてほとんどないでしょ。
しかし坪内祐三なんてのもいるしな。「衣鉢を継ぐ」ってやつか。
坪は同じ雑誌内でヨイショするような輩だからな。
坪は福田恆存のベンヤミンの植草甚一の山口昌男の野坂昭如の色川武大の
その他色んな人の衣鉢を継ぎたいと思ってる人だ。
773 :
無名草子さん:04/11/23 16:27:23
「衣鉢を継ぐ」= 師匠の奥義を門弟が継承(仏教用語)
774 :
無名草子さん:04/11/23 21:36:00
>>765 俺は小林信彦は好きだが中野翠は全くダメ
この二人は全然違うと思うけどね
ちなみに25歳以下はニート!も多いし
別にサブカル貧乏とか言わなくても
そもそも貧乏なやつも多い気がする
775 :
無名草子さん:04/11/23 21:40:42
中野翠の「ウテナさん〜」の新潮文庫の解説、
小林信彦がペンネーム使ってかいてねぇか?
「ウテナさん〜」では『ササボンはいいやつだ』しか覚えてません。
ごめんなさい。
週刊文春 一日早く読みました。
@二の酉で花園神社に行ったAジュンク堂書店をのぞいた
B紀伊国屋のDVD店で「マダムと泥棒」をあながった
C新宿はひとりで食事をする店がない
Dミラノ座で「キャットウーマン」を見た。
という展開でした。お酉様ネタは恒例ですね。
そういえば去年だったか、このスレで「きりざんしょ」を知らない
地方の人がいましたなぁ。
まあ若い人なら、生まれも育ちも東京、でも知らない人はいそうですけどね。
779 :
無名草子さん:04/11/25 08:54:35
『キャットウーマン』といえばラジオでみうらじゅんが劇場に見に行った話をしていて、
カップルとかが少なくきもちわるいオヤジが多かった、という話をしていて笑った。
自分もそのうちの1人だろ、とお約束の突っ込みつきで。
>>777 「…きちんと並んでいるのが、なんだか気味が悪い。お酉様って、もっとアナーキーなものでしょうが。」
昔だったらこの真ん中に、「焼香じゃあるまいし」くらいは書いたんじゃなかろうか。
そういう冗談は書きづらいトシなんだろな、と思う。
781 :
無名草子さん:04/12/02 18:43:07
文春、エノケンネタキターw
使いまわしネタで、自己完結の悪寒w
いいのか? かつて絶賛してたジム・キャリーのやっと日本公開の新作とか、
才人ベン・スティラーあたりに触れないでw
名古屋の皆さんヨロシク・・・
この人は恥というものを知らないね。
>>782 小学生の作文じゃないんだから理由くらい書きなよ。
小学生の読書じゃないんだから推し測りなよ。
恥というものを知らない名無しさんがいるな。つまらないやりとりが終わればいいんだが。
ほんとだね。
「私の生家の周囲の街路は私が生まれた時から舗装されていたし、
近所に自然なんてこれっぽちもなかった」ので自然に興味なし
とくり返し言っている、それはまあわかるのだが、
弟はなんであんなにアウトドア派なのでしょうか?
小林信彦の小説に出てくるキャラクターで一番好きなのは
「夢の砦」に出てくる佐伯一誠です。
「鯉のいる土地」読みたいです。
渡辺裕介という今では完全に忘れられた映画監督がいる。
新東宝〜東映〜松竹〜TVと渡り歩いたプログラムピクチャー専門の監督なのだが
この監督はマルクスブラザース信奉者で、60年代の東映で緑魔子とか大原麗子
を使って和製マルクスシスターズみたいな映画を撮ってた。
その後はドリフターズの映画も多数撮ってて、マルクスマナーなギャグ満載なのだが
小林信彦は現代に至るまで完全無視。不幸にして死角になってしまったか、単なる勉強不足
なのだろうが、色川武大や小林信彦や筒井康隆がマルクスブラザースの評価を再興していた
あの時代に実際にマルクスマナーの映画を作っていた監督とむすびつかなかったのは
日本の喜劇文化史上の悲劇だと最近思っている。
790 :
無名草子さん:04/12/06 00:23:00
今週のは今ひとつかな。
知らなきゃ知らないで不勉強だ、と機嫌が悪くなるし、見たら見たで、ビデオじゃ見た家に入らん、
リアルタイムで劇場でみなきゃだめだ、とダメだし。
老人は気難しいくていかねね。
まエノケンなんか別にどうでもいいんですけど・・・。
インクレディブル一家は見といたほうがいいぞ。
>>787 疎開先で 自然の味を憶えたんじゃないのか。
いじめられて ひきこもっていたのと違って。
793 :
無名草子さん:04/12/06 23:36:36
文春文庫で『侵入者』が新刊で出てるのな。
マルクス兄弟はやっぱいいなぁ。
こんなもんは5歳のガキでも読めるぜ。5歳のガキ連れて来い。
俺は読めないから。
>俺は読めないから
まさかマルクス兄弟を『資本論』のマルクスと間違えているんじゃあるまいな
「夢の砦」の巧妙なところは江戸川乱歩と中原弓彦を登場させているところ。
あれと河合寅彦という人物を作り出した事で、只の実録自伝小説になっていない。
ところで青島幸夫と小林信彦は今でも交流あるの?
また「みずすましの街」か!
801 :
無名草子さん:04/12/08 15:17:49
>>799 「みずすましの街」って
前に文春文庫から出てた『家族漂流』にも
『悲しい色やねん』にも入ってたな。
直木賞候補になった作品らしいが、
未だに直木賞取れなかったのが悔しかったんだろう。
>795さん
794の2行目3行目はそのままマルクス兄弟のジョークなんだよ。
803 :
無名草子さん:04/12/09 16:53:16
文春エノケソネタ二回目。
804 :
無名草子さん:04/12/09 17:09:26
『夢の砦』の「乱歩をライバル視する『パズラー』オーナーの作家」のモデルは、
城昌幸でOK?
805 :
無名草子さん:04/12/09 21:43:12
おれも鈴鹿とか
井田とか
袋小路の羽鳥とかのモデル誰か知りたい。
以前のスレで概出でもひとつ、よろしく。
わかりやすい特定のモデルというのは存在しない。
何人かの実在の人物を融合させて、全く新しいキャラクターを
創作している。
川合寅彦は青島幸男と中原弓彦というのはわかりやすい例だが。
鈴鹿はだれですか?永六輔?
井田は植草甚一が念頭にあるのかな。
パズラー乗っ取り事件は、割と史実に忠実みたいだ。
ヒッチコックマガジンの二代目編集長ってだれだっけ?
週刊宝石の初代編集長と同じ人物ならそれが金井だ。
羽鳥みたいな奴本当にいたのか?
ゴム仮面の不倫騒動後初出社時の「やれやれ」には笑ったよ。
ときわしんぺいはどこにでてくるでせう
いくら吉本が嫌いでも
芸人よりジャーマネが偉くなったらおしまいだな、
ぐらいは言ってもいいんじゃないのかなあ。
文春文庫版「侵入者」には巻末に
「自作解題 創作の内幕」ということで
収録された作品の成り立ちなどが約8ページにわたり
掲載されてます。
(1)雲をつかむ男(1971)
「ぼくの仕事に編集者時代から注目してくれていた石川喬司さんが
『小説サンデー毎日』に短篇を書かないか、とおっしゃるので、
これは書かないわけにはいかない。」
(2)尾行(連作ショートショート4編)(1997)
「依頼してきた人は、ぼくが日本でのショートショート流行の
仕掛人ということを知らないのでしょうね。」
(3)話題を変えよう(1996)
「(「小説新潮」掲載時に)ぼくから編集部に注文して
岡崎京子さんのイラストが入ったのがうれしかった。
…<わかってない>編集者が「小林さんとこのヒトは合いません」
とか吐かしたりして。」
(つづく)
(4)悲しい色やねん(1988)
「映画の企画会社から依頼されたものです。
…題名もすでに決まっていました。
…試写を観たぼくが蒼白になる出来ばえで、主演の中村トオルが気の毒でした。」
(5)みずすましの街(1978)
「…それじゃ、なぜ、<直木賞候補>(「候補」に傍点)なのだ、と
訊かれるかも知れないが、ぼくが決めたことではないからわからない。
ホメた人がいたかどうかも知りません。」
(6)侵入者(1994)
「…依頼した編集者は、さっさと会社をやめ、やがて、この世を去って
しまいました。こうなると、作品は宙に浮いてしまうわけで、
今度、文春文庫に入れてもらえたのは、作者として非常に嬉しいことです。」
(了)
島田伸介はほめてたで<吉本
>>811 笑学百科の中で、後光がさしていると言ってたような気が。
笑学百科といえば三遊亭鳳樂のことも褒めていたね
今週の「本音を申せば」は
「小千谷・後日談」。
内閣やマスコミ批判、さらに「波」に連載中の「東京少年」に
ついても触れられているが、ま、それはともかく。
「娘とK君(長男)と赤ちゃんは、十一月に小千谷に帰った。」
「赤ん坊(以下、T君と書く)が生まれたのは十月四日で、
地震が十月二十三日」
「T君は…手足を動かすのがはげしい。
…隙を見て、僕の肋骨のあたりを蹴ってくる。」
「そのT君がいなくなったので、ほっとすると同時に、淋しくなった。
こういうものなのだ、世の中。」
「ひどい年に生まれたT君がひどい目にあわなければよい、と思っている。」
弓彦は「体技」がうまいコメディアンが好きやな。全般的に。
しゃべくり芸人でいうたら
ひょうきん族時代のさんまとタケシをセットで語って
たんが印象に残ってるな。
弓彦に今テレビで流れてる「お笑い番組」を
斬って斬って斬りまくってほしいのだがなあ。
opローズダストが未完のまま連載終了。
いつの間にかこっちのほうが楽しみになっていたのに。
死ねや文春編集部。
小林さんはアンガールズどう思ってるかな?
「ほほほ 孫がね エノケンのビデオをみて笑ったんだよ。来週はこのことを書こうかな。
そういえば昨晩 横山やすし君が電話をしてきてね」
「あの患者さん、牛乳を電話変わりにずっと喋ってるんだけど・・・」
「昔、作家だったんだって」
「あ、おじいちゃん! それはお孫さんじゃなくて尿瓶よ!こぼれるこぼれる」
ちょう待ってくれや。弓彦時代は冴えてたんやでホンマ。
語るに足る芸人が今いないから。1年単位で消えてくような
ヤシばっかりじゃない。
リアクションだけの芸人なんか語ってもしょうがないし。
今週の「本音を申せば」は
タイトルは「ミュージカル映画・ベスト10」だが
本文中には「ミュージカル・コメディの傑作のベストテンを作ってみた。」
とある(「コメディ」に傍点)。
1 イースター・パレード(1948)
2 踊る大紐育(1949)
…今気づいたが、年代順に並べてあるようです。
(中略)
9 ローマで起った奇妙な出来事(1966)
10 シカゴ(2002)
シカゴも入ってるのか… がっかり
故淀川先生も昔の映画の話ばかりするようになって
亡くなった。
>>826 淀川先生は昔の映画のさせられたんじゃないか。
サイレント映画ベスト100かなんか選出した後
若い編集者に「映画は今の物だから新作を見なさい」と言うようなことを居るぞ。
なんでもかんでも「〜は終わった」と言って 自身が終わっている小林とは違うように思う。
動脈硬化現象か。。。もう死ぬのかな・・・
死ぬ前に本当の東京弁でしゃべくる小説を一本書いて欲しい。
唐獅子は関西弁を田辺聖子によう勉強しやはってと褒められたらしいが
東京人なら滅び去ろうとしている東京弁を記録に残してほしい。
もう、なんちゃって江戸っ子にはウンザリなんだよ。
小林信彦がいう東京弁て日本橋弁だろ、それも職人や奉行人でない
大店の経営者一族が使っていた一般性の無い特殊な方言だろ。
浅草や深川は日本橋とは違うと言われても、そうですか。としか
言えない。それはちょうど五島列島の福江島と久賀島では言葉使いが違う。
と当たり前の事を何十年間も青筋立てて力説するようなもので
萎える。
この人のチャイルディッシュな自分中心、両国中心の考え方(最近増々顕著になってきた)
テレビ界という文字どおり文化の中枢で仕事をしていた人がよくかかる
職業病みたいなものだ。
そのへんを割り引いて読むと。。。。。なんにも残らないんだな。
んなこたーない(AA ry
>淀川先生は昔の映画のさせられたんじゃないか。
>「映画は今の物だから新作を見なさい」と言うようなことを居るぞ。
……。
ミュージカル・コメディベストテンは、「ザッツ」DVDボックス発売を機に
作ってみたものだと思う。それ以上でもそれ以下でもなし、では。
832 :
無名草子さん:04/12/25 21:57:58
なんか凡庸なベストテンだったなあ。
もうちょっとヒネたこと書くのか、と思ったのに。
俺の希望としてはさ、疲れた文春読者おじさんを焚き付けて、ニューヨークにミュージカル
見に行かせるぐらいの勢いを感じさせるエッセイ書いて欲しいな。寝正月でレンタルビデオ
見ようか、という気分にさせるようなやつじゃなくて。
今こそ4泊で、アメリカ行って、入管で指紋も押して、ブロードウェイへ行け、マチネーなら
安いぞ見たいな。
アメリカ、魅力ないですから。
「池波正太郎は奉公に行くような身分のくせに 子供の頃に銀座の表通りの店で
一丁前に飲み食いしてそれを思い出話として書いているのを見て、ぼくは呆れてしまった。」とか
これくらい書いてくれよ。
普通の昔の両国のことなら 鏑木清方の随筆を普通は読むんだから。
>>834 >「普通」の昔の両国のことなら 鏑木清方の随筆を「普通」は読むんだから
お前は「裸の大将」か?
>>834 どうしてあの描写からそんな悪意に満ちた
ねじ曲げ方ができるのか。
嫌なことでもあったのか。
小林信彦みたいなあからさまなアメリカ崇拝主義って
昭和40年代生まれ以降の日本人には全く無いな。
昔は日本国内に消費するモノとか文化が無かった証拠だな。
昔はなんかおもしろいものをと探せば必然的にアメリカ経由の
モノに行き当たった。
今は国内でも深い文化が縦横無尽に発達しているから
アメリカというブランドは通用しなくなった。
たとえば
洋楽/邦楽というポピュラ−音楽の分類の仕方は最近増々顕著になってきてて
洋楽の売り上げは下がる一方らしい。
あくまでそういう時代の日本人の枠を出る事が出来ない。つらいな小林信彦。
>小林信彦みたいなあからさまなアメリカ崇拝主義って
>昭和40年代生まれ以降の日本人には全く無いな。
つか、この辺りがちょうど嫌米なんじゃないかな。
80年代のダダっ子みたいなアメリカを見て育った世代。
839 :
無名草子さん:04/12/27 22:41:48
>>838 単なる嫌米ではないでしょう。
どろどろしたコンプレックスを抱えているのでは?
昭和40年代生まれがどろどろしたコンプレックスなのかなぁ。
japan as number one と言われて育って自省などなかった印象だけど。
>>840 >japan as number one と「言われて」育って
「言われて」ねえw
米学者のリップサービスで安心感を得ようとしただけじゃん
自国を小文字で書くところにもコンプレックスがほの見える
>自国を小文字で書くところにもコンプレックスがほの見える
自説に拘泥して相手を攻撃か
こう対話できないのは2chでも久しぶりだな
>>837 >今は国内でも深い文化が縦横無尽に発達しているから
>アメリカというブランドは通用しなくなった。
(/゜◇゜)/ 釣りなのか?
>>842 「自説に拘泥」って、この話題じゃ初カキコだったのに、きみの脳内妄想じゃどこが
「自説」にあたるのかな? 誰かと勘違いしてる?
オレは起きぬけに
>>840の頭の悪そうなツッコミどころ満載の駄レスを
おちょくっただけだよんw
拘泥するほどの自説を披瀝した覚えはないしねぇ。
>>840 牛肉オレンジの自由化要求、スーパー301条、ゲッパートら対日強硬派の国会銀、日本製品をハンマーで殴る、
日本人に非もあるが中曽根・梶山の差別発言へのデモが「japan as number one 」の時期じゃないかな。
コンプレックスがあろうが無かろうがどうでも良いが、中学一年で習う英語の知識さえ身についていないのは恥ずかしいことだと思う。
「東京少年」第20回(「波」2005年1月号)は
「20 雪中の生活」。
昭和二十一年(一九四六年)一月です。
今年の連載関係は、これでおしまい。
「日刊ゲンダイ」の新春特別号は本日発売みたいなので、
今夜買ってこようかな。
よいお年を。
邦画も洋画もお笑いも小説も全然深みがない。
おもしろいものがないにょ〜ん。
コンプレックスがある人って他の人もそうだと思いたがるんよね。
わしもそう。
明けましてお(・∀・)め(・∀・)で(・∀・)と(・∀・)う!(^▽^)
おめ!
あけましておめでとうございます。
今年もせめて昨年の「袋小路の休日」再文庫化程度のサプライズ(笑)がありますように……。
あけましておめでとうございます。
今年もせめて昨年の「袋小路の休日」再文庫化程度のサプライズ(笑)がありますように……。
「小林信彦のコラム 40」(中日新聞1月4日)は
「ケヴィン・スペイシーの<ボビー・ダーリン物語>」。
「ビヨンド the シー 〜夢見るように歌えば〜 」という映画の
ことが書いてあります。
ボビー・ダーリンという歌手(1936〜1973)の伝記映画。
ケヴィン・スペイシー(「アメリカン・ビューティー」「シッピング・ニュース」等)の
製作・脚本(共同)・監督・主演。
「ボビーと同時代のぼくは、B級映画やテレビのショウの中での
ボビーを見ているから、ケヴィン・スペイシーの<成りきりぶり>に
びっくりしてしまう。」とのこと。
映画のオフィシャルサイト
http://www.gaga.ne.jp/beyondthesea/
コール・ポーターの伝記映画は、ニューズウィークでは今年のワースト10位だね
迷うな
ギター侍って、ナベプロ所属だとは知らなんだ。
小林信彦がネタ書いてたらどうしよう。
「文藝春秋」2月号「戦後60周年 総力特集1945」に
「集団疎開という地獄」(小林信彦)という文章あり。
2ページという短いものであり、氏の疎開に関するものはさんざん読んで
いるのであまり期待(?)せずに読んだのだが、この部分には
ちょっと驚いた。
「…集団での苛め合いが、ぼくはもっとも辛かった。
ただ、当時、三年生ぐらいだった人たちの中には
『あの時は楽しかった。本当の田園生活を送れた』と思ってる
人もあるらしく、ぼくがいま書きつつある『東京少年』が掲載
されている『波』の編集部に非難の投書がくるらしい。」
う〜ん、ちょっとの年齢差でそういうもんか…
ちなみに小林氏は当時六年生。
年齢差より、適応能力の差では?
>>860 戦争体験はそんなもんかと思う。
戦後の食糧難にしても 育ち盛りの年齢ともっと下の年齢では随分違う。
子供心に空襲がきれいだったと話す者もいる。
>>861 まっ 小林信彦の場合はそうだろうけれども。
でも 適応能力は高いハズなんだがな。
二年弱中越で暮らして雪国の怖さを熟知したくらいだから。
雪深い越後に3年もいたから小林信彦氏はスキーがウマいそうですなあ。
スキーやっている図。とても想像できませんね。
小林信彦は山田風太郎と親戚らしいがどういう関係なのですか?
864 :
無名草子さん:05/01/09 21:27:07
人間関係の適応能力ってことでしょう。
と一応マジレス。疎開体験はいろいろあるよね。
昭和一桁はちょっとした年齢差で違いが出てくるのは事実だが。
それだけ戦争は大きいということだな。
大正末年の三島由紀夫、それから2、3歳下の北杜夫や澁澤龍彦、さらに2,、3歳下が焼跡闇市派の野坂昭如・開高健・小松左京、さらに2、3歳下が小林氏の世代。
小林信彦の得意分野に絡めると、アメリカ文化へのスタンスがこの僅かな年齢差で随分と異なる。
866 :
無名草子さん:05/01/10 01:36:28
年齢差だけじゃ語れないね
同じ歳でもその人の「家庭」がどのエリア及びクラスにいたかで異なる
東京でも下町から疎開した子と世田谷・大田あたりから疎開した子とでは違うし
資産持ってた「家庭」とそうでない貧乏人とでは話にならないくらい疎開先での扱いが違う
おいおい、最後まで個人の資質の違いっていうのは出てこないわけかよw
東京にきた田舎者が厭で いびりたくなる者もいれば
地方に疎開してきた連中が厭で いじめたくなる者もいるんだろう。
いずれにせよ 疎開のお陰で命拾いし 地方のお陰で食料を得られたんだろ。
870 :
無名草子さん:05/01/10 15:04:29
> いずれにせよ 疎開のお陰で命拾いし 地方のお陰で食料を得られたんだろ。
そういう視点はすっぽり抜け落ちているよね。
都会から田舎を馬鹿にするだけ。
昔の田舎もんはほんとの田舎もんだからな。
ビッコメクライカズ後家都会っ子なんか容赦しないよ。特にガキは
手加減しないよ。「僕」って呼称を使ったら次の日から火噴く様な
いじめ開始。
とうちのおじいちゃんが言ってます。
食料が潤沢でケチケチせずに食わしたとか言い出すんじゃなかろーな。
ま、名士だったら別らしいけどな。古川ロッパあたりなら
毎日ご馳走ぜめ。
東京にいて空襲にあっていれば 小林もアメリカ嫌いになり
アメリカの映画を持てはやす人々を
「アメリカが1945年の3月にぼくらになにをしたのか、知っているのだろうか」とか
書いたりしたんだろうが。
874 :
無名草子さん:05/01/11 01:29:03
空襲がなきゃ、疎開で苛められることもなかったのでは?
まあ、いろいろ屈折するよね。
875 :
無名草子さん:05/01/11 15:27:33
昔起きたオヨヨ事件、小林氏は桂三枝と和解したのだろうか?気になる。
876 :
無名草子さん:05/01/12 20:46:59
↑30年前位に起きたトラブルでしたね。氏の芸人関係の著書でも桂三枝は全く出てこないが。
談志もダウンタウンもでねーよ
業界ゴロだよな
藤本義一あたりと違って
笑いの賞の選考委員や演芸がらみの文化人仕事をやらず
執筆メインで生活しているんだから、業界ゴロではない。
879 :
無名草子さん:05/01/13 21:23:14
業界から離れゴロゴロしているといったところでは?
880 :
無名草子さん:05/01/13 21:24:55
疎開で苛められたというのを世代の問題と考える人がいるようだが、戦争中なら軍隊で、
戦後なら中学でやっぱ苛めにあっていたんじゃないだろうか?
中学ぐらいの年齢でうまくやっていけない奴はいるよね。一定数。
>>880 そうだねえ。
疎開のいじめなんか 軍隊や今時のいじめに比べりゃ
世間的には興味がむかないと思うんだが。
うまくやっていけないから、作家になったんだろう
883 :
無名草子さん:05/01/14 01:05:31
今の中学生のように自殺に至るようないじめは疎開先ではあったのかな?
地獄というぐらいだし。
モーヲタからひとこと
ゴマキ言うな
魚みたいな顔
日本人であれば 親なり祖父母の代が 軍隊・満州からの引き揚げ・シベリア抑留・原爆や空襲・死別を
経験している者が大半だろう。
小林の疎開体験など 娘夫婦に聴かせる程度価値はあろうが よそさまにえらそうに言うほどのことではない。
そうまでして 戦争体験者面せねばならんのかね。
>>886 大半というのは誇張に過ぎる(1割から2割だろう。推測だが)。
うちの親は戦時中、母は田舎にいてもう父は東京郊外にいたが
戦争被害の話なんて聞かされたことがない。ただし父は都心の方が燃えているのを見たとは言ってた。
その父、高度成長の時代にも軍国少年気分が抜けなかったのか、テレビでは戦争映画を好んでみていた。
ゴマキとあややをウオッチするために紅白みてたんですね
疎開先でも苛めについて知りたければ、
「少年時代」を読むべし。
はだしのゲンくらいになるとようやくハートにくるのか?
うちのジジババは長野だが、戦争中、直後は食い物がなくて
土手の食えそうな草食ってたって。
戦争はやだね、だってさ。
ババアは巡査のコだったが、農家の子息どもに巡査の子〜つって
いじめられたって。
いじめ理由が理解できないよ。
俺のババアは家中の貴金属類をお国のためだつって供出させられちゃって、
戦後のインフレん時はあれが今あればなーって悲しかったってさ。
馬鹿正直に出した家と「ない!」つって突っぱねた利口もので
明暗を分けたそうだ。どっとはらい。
893 :
無名草子さん:05/01/16 19:45:40
最新刊の文庫読んだけどなかなか面白かった。
あれに出てくる桂馬っていう関西の毒舌芸人って誰のこと?
紳介かな?
894 :
無名草子さん:05/01/17 14:57:38
>>887 うちの母は昭和一桁生まれで、下町の空襲に遭い、疎開も経験。
家も焼け、疎開先では、散々な目にあった。
父は、地方にいたので空襲にも遭わず、食べ物でも苦労をしていない。
そのせいか、母はタカ派的な匂いに敏感で、中曽根や慎太郎が嫌い。
自衛隊の海外派遣のニュースも、かつての出征兵士に重なるようで目を背ける。
一方父は、中曽根や慎太郎の勇ましい発言に大喜び。
戦争体験と言っても、その後の影響を含め、個人レベルでかなり違うようです。
>>887 1割から2割だろうって そんな分けないだろ。
馬鹿はほっとけ。どうせコタツでミカン食いすぎて頭呆けてるようなヤシよ。
>>895,896
どれくらいか推計しろよ。そのあとで発言しろ。
いまざっとネットで調べてみたら、住宅罹災者数は900万〜1500万人。
終戦時の推定人口が約7000万人。つまり12%〜21%。
死亡者数は約310万人で、4%。係累は5倍くらいの20%でいいだろ。
>>893 月亭八方のこと。
「笑学百科」(新潮文庫)を参照すると同一人物だとわかりますよ。
(もちろん小説のすじは創作だと思うけど)
>>897 それには満州から引き揚げ者も シベリア抑留から家族が戻るのを待つ者も
含まれないよね。
家族が傷痍軍人となるなり、戦地で死ぬなりも。
900 :
無名草子さん:05/01/20 03:41:13
最近試写を観ているようで一応何よりかなと。
文春で「パッチギ!」絶賛。これは今週封切りだからいいけど、
封切がしばらく先の「ビヨンド the シー 〜夢見るように歌えば〜 」は、
試写で見たと、一応書くべきでないの? でないと、中年読者が多い文春の読者
は混乱するかもだ(氏が書かなくても編集が欄外に入れるとか←まあ、そこまで
映画会社の片棒を担ぐ必要もないといえばないけど。一応ね)。
>>900 連続投稿スマソ。試写云々でなく、封切りデータの事です。
>>899 だからさ、馬鹿なんだからほっときなって。
死ぬか家なくなるかだけが戦争被害だと思ってんだから。
>>900 映画に関しての小林のここ数年の面白さは 随分とおくれて映画館で映画を
観ることであるように思うので、試写に通うようでは ますます詰まらない。
904 :
無名草子さん:05/01/20 21:20:30
自分が誉めたのが評判わるかったらどうしよう、という不安が言説の切れ味悪くしているよね。
905 :
無名草子さん:05/01/20 21:44:49
誰かの評価を必ず引き合いにだすのが見苦しい。
>>904 >>905 「地獄の観光船」(「コラムは踊る」)で、そういった風潮を
いましめていたのにね。
ハワード・ホークスの単スケ性
おいら、昨日コラムは誘うとかコラムの冒険とか
コラムシリーズ読んでたんだが、ほんのちょっと前までは
良い意味での腰の軽さがあったんだなとおもた。
今はもうなんだかホントに体の調子悪いんだろうか。
まぁ、自分も年をとってようやく気付いて切なくなるよ。
人間は齢こそ重ねれば成熟していく訳ではないと。
氏を見てるとなおさら。
910 :
無名草子さん:05/01/22 22:42:16
なんで筑紫哲也のことが嫌いなんだろうか?
何か私怨でもあるのか?
911 :
無名草子さん:05/01/23 12:41:34
パッチギの紹介はさすがに内容触れすぎでは。いいとこ全部書いているでしょ。
さすがにあらすじを垂れ流しているだけ、みたいな悲惨なレベルではないけれど、
昔は内容に触れずに映画を見に行きたくなる紹介が書ける名人であったと思うのだけど。
無粋だろうが、出来ないなら「ネタバレ注意」とか書いとけ。
912 :
無名草子さん:05/01/23 13:40:49
今年はクリント・イーストウッドの新作が公開されますね
『許されざる者』、『ミスティック・リバー』を超える評価を受けているそうです
自分もとても楽しみです、あんまりネタばれしないでくださいね
さしずめ「今年最高の映画『ミリオンダラー・ベイビー』」ってとこですか
913 :
無名草子さん:05/01/23 14:58:08
ごめん。
漏れ、ミスティック・リバーの良さが全然分からなかったorz
>>913 俺は許されざる者もどこがいいのか、いまいち分からなかった
ミスティック・リバーは、多分アメリカ人じゃないと分からない部分があると思う
幼児虐待のリアリティとか、俺が家族持ちじゃないせいかもしれないけど
パッチギは思い切ってほめていた、他人の評価を含めて
これが本当に面白いのかどうか興味あり
915 :
無名草子さん:05/01/24 02:22:28
「100万ドルの赤ちゃん」って「600万ドルの男」みたいな映画ですか?
スーパーパワーとか?
マディソン郡の橋もえらい褒めてた。
んで、おすぎも褒めてた。
ていうか、小林のいう「おかまもどき」映画評論家って
まさかおすぎじゃなくて、淀川・・・じゃないよな。
917 :
無名草子さん:05/01/24 21:26:12
御大も今年で73歳…
死んだら何が代表作って言われるんだろう?
918 :
無名草子さん:05/01/24 23:44:14
「超読書法」
「夢の砦」かなあ。私は同時期の
「悪魔の下回り」が一番好きだけど。
920 :
無名草子さん:05/01/25 05:00:26
ショージキなとこ「日本の喜劇人」だと思う。そり以外考えられない。
でも映画になったやつも多いからなあ・・。
それが代表サクとして紹介された日にゃ。
オヨヨシリーズの小林信彦さんが・・・・
唐獅子好きだ。三人組の会話が。
ブルドッグのギャグは全然ピンとこなかったが。
あれは映像で見るギャグかもしんないな。
出るたびに悲惨度がアップするというのは。
おれはこの人のShowBiz関連は眉に唾つけたくなっちゃうんだよなぁ。
下戸の目線だから。
924 :
無名草子さん:05/01/26 00:38:37
小林さんの本を読んでると青山に住みたくなっちゃう。
でも実際はあの辺って不便な場所なんだよなぁ
925 :
無名草子さん:05/01/27 00:13:06
教育大付属→早稲田文
今週の文春は「NHKがいらない理由」。
そーか、一軒家だと受信料払ってしまうのか。
オートロックのマンションなんで、NHKがきてもモニターで
分かるので出ないし、払ってないよ。
運悪く出ても、「引っ越してきたばかりで、まだTV買ってない」
「ウチはモニターでビデオとDVDしか見ない」「パソコンしかしない」
「某民放(具体名言う)勤めなんで、NHKは会社でしか見ない」とか、
のたまって払わないよ。
大体、某ケーブルTV、流しっぱなしで「オプションでNHKを映らないよう
にもできます」って書いてあるし、逆ですなw
927 :
無名草子さん:05/01/27 21:42:43
いろいろ変な言い訳考えるより、「法律では払わなければいけないことはわかっていますが、
払いたくないので払いません」と言ったほうがこっちの意思が伝わってあっさりあきらめることが
多いよ。
集金人もみじめな仕事だし、変に期待もたせて説得できるのかな、とか思わせると返って
可哀想。
うちはNHKの集金人が来た事ないなあ。なんでだろ。ま、来ないほうがいいんだけど。
冒頭でくどい言い訳するくらいならNHKの話題なんか書かなければいいのに。
そもそも、あと出しじゃんけんだろ、それ。
930 :
無名草子さん:05/01/28 04:35:53
スレ見てるとときどき明らかに小林さん本人とわかる書き込みがあって笑える。
>>930 な、わけぁない。
>>929 そうですな。あと、「アリーmyラブ」「マーフィ・ブラウン」とか、
コラムで絶賛して稼いだ原稿料たたき返してやれ!
小林も生きているわけだし。
ロッパの日記を編集した滝大作(元NHK)も生きているわけだし。
ロッパの日記の存在を明らかにしたのは、自分なのに挨拶がないとか
書いてたね(晶文社が贈ってきたり、ロッパの息子さんがあやまったり
しても不満たらたら)。
934 :
無名草子さん:05/01/28 22:51:54
どこに書いてあったのそれ?
>>934 やれやれ。もう、イヤになるのね。しかも、ageで。そのことは、ぼくが(以下略)
と、小林信彦風に嘆いてみる。
ここのスレ、小林信彦風に分類すると
1)かつて小林ファンで、今は駄目。
2)昔から小林ファンで、今もイイ。
3)昔は小林嫌いで、今はイイ。
4)昔から小林嫌いで、今も駄目。
5)若い小林ファン(イイ)。
6)若い小林アンチ(嫌い)。
7)どうでもいい。
8)時と場合による(小林信彦の小説、エッセイの出来次第)。
ざっと書いても、こうなるのね。
それを
>>934のボケが…
つまらんことにすぐカリカリして
くだらん分析を始めるのが小林風?
つうかイラツキを原動力にして文章書いてるのが
コヴァのエッセイの特質?
山崎正和の『不機嫌の時代』再読してみっか。
>>936 わざとに決まってるべ。『不機嫌の時代』とか、露骨に書名出してくる
とこが最近のコヴァ味引き継いでいい感じですな。<誉めてる
938 :
無名草子さん:05/01/29 14:54:33
実は躁鬱病で、何年か後に急に上機嫌の時代が訪れて、なんでもいいとこ誉めまくりの
ポジティブ評論ばっかりになったら、それはそれで怖い。
今週の週刊文春のは 新聞の投書するレベルだよ
愛宕山から代々木に移ってどうこうなんて もっともらしい話なだけで
それ以上の意味はない
今週に限らず近年は殆ど…。
毀誉褒貶は激しいけど猪瀬の理性的な頁の後で、
生活観だけで政治を語られちゃ…。
そういえば戦争論も自身の生活体験だけのものだな。
あっ、あと経済ではインフレ(w
941 :
無名草子さん:05/01/29 21:07:24
本人は床屋政談だと自覚しつつあえて書いてんだろ
942 :
無名草子さん:05/01/29 21:37:53
床屋で語れば無邪気で済むのにね
公明新聞に「世間知らず」なんて連載したのが、「世間知らず」。
あまり公明支持層も買ってくれませんでした。で、絶版な
訳だが・・・
944 :
無名草子さん:05/01/30 00:30:37
背中合わせのハートブレイク
っていう風に改題されて文庫になってるよ
945 :
無名草子さん:05/01/30 01:39:22
なんでわざわざそんな恥ずかしい題に変えるんだろうねえ・・・。
上にあった超読書法というのも恥を知れ、って感じの題名であるが。
946 :
無名草子さん:05/01/30 02:48:11
そうしないと売れないんじゃないの?
俺はこういう題でも別にいいと思うけど
>>945 超読書法ってタイトルは編集者の意向みたいな事をどっかて読んだよ
948 :
無名草子さん:05/01/30 09:46:04
>>947 さすがに小林クラスだと、反発すれば編集も変えざるを得ないと思うのだが。
949 :
無名草子さん:05/01/30 10:08:26
もう73歳だったら財団法人日本文芸家協会から年金でてるんだし、引退したほうがいいよ。
長部日出雄といいこの人といい、北朝鮮マンセー映画ほめるなんていくらかねにめがくらんだとしても
晩節を汚すようなことはしないほうが、本人のタメだとおもうが。
>>949 2ちゃんねる的すぎる批判で みっともない。
952 :
無名草子さん:05/01/30 19:47:34
体調悪い悪いと言いながらなかなか死なないねw。
もしかして人との約束とかパーティーとかをすっぽかせるように
体調が悪いってことにしてんじゃないの?w
953 :
無名草子さん:05/01/30 21:58:13
老人って大人になるにしたがって身に付けた社会性というか、抑制がまたなくなってくる気がする。
だから大らかになる老人もいれば、餓鬼以下の嫉妬深い愚痴老人になる奴もいる。
新スレ立ててきます
956 :
無名草子さん:05/01/31 22:25:04
今週の文春コラムの「頭の悪そうなメガネのアナウンサー(立ち読みなんでうろ覚え)」とか、
ああいう書き方って無いと思うけど。あの人はただ原稿読んでるだけでしょうが。
NHK憎ければアナウンサーまで憎いって訳ですか。
>>956 ほほう、【体脂肪率の高そうな、小説より評論・エッセイの類の方が
話題になりそうな、田舎者をせせら笑ってそうな】人が、
そんな書き方をしてましたか。
958 :
無名草子さん:05/02/01 08:23:37
以前本人が単行本の初版刷りが10年前の三分の一になったって書いてたけど、
もっと落ち込んでるはずだよ。
おそらく文春の連載モノで2000部か3000部くらいだろう。
それも増刷なし。
けっこう昔はぶりよかったから今の境遇にうらみつらみあって、最近いやみったらしい内容の
エッセイ多いよ。
959 :
無名草子さん:05/02/01 10:54:50
でもそれだと印税で50万も入らないと言うことですか・・。
小林さんくらいの年齢だと年金もそこそこ入るし日々の生活には苦労はしないんだろうけど。
B型平次捕り物帳を連想すんだよな。信彦見てると。
961 :
無名草子さん:05/02/01 13:22:35
実売冊数の低い人の場合、印税は10%じゃないよ。8%とか6%です。
その反面よく売れる本の場合の印税率は12%とか15%になる場合もある。
962 :
無名草子さん:05/02/01 20:12:24
もう惰性で週刊文春買ってるけど、
林、小林、椎名あたりも惰性の連載だな。
あんな駄文に金払ってると思うと情けない。
>>962 東海林さんも、高橋さんも…
「木」ヘンの苗字の方は、全滅ということか。
ということで、編集人の鈴木さんも、発行人の立林さんも、
ハンセーするように。
964 :
無名草子さん:05/02/02 07:31:14
文芸家協会の年金は国民保険なので月額5万円程度です。
文春の実売数は最盛期の半分以下かも。20万部とかくらいか。
取材費がないから面白くないそれでまた買わなくなるで、また取材費がない。
面白くないの
無限連鎖だよ、これじゃあ。
嫌いなアナウンサーランキングとか文春きいちご賞とか、読者の求める物と乖離してるよ。
スレ違いなので止めておきますが。
文春と中日新聞のコラムが小林さんの今の主な定期収入源なんだろうね。
文春きいちご賞には小林さんも呼ばれたのでしょうか。
呼ばれなかったら怒るでしょうし、呼ばれたら呼ばれたでまた文句ばかり言うでしょうし。
968 :
無名草子さん:05/02/02 17:01:55
世界的に見ても週80万部以上売れる週刊誌なんてない。
文春はすごい雑誌だよ。
俺は椎名誠の赤マントはもう楽しめないがコバのは十分楽しめる
969 :
無名草子さん:05/02/02 20:43:25
週刊文春が80万部売れてたら、
週刊少年マガジンは1000万部は売れてそうな気がする、
コンビニ店頭だと。
>>968 いや 週刊現代も週刊ポストも売れているんだが。
967のリンクを見れば分かるんだけれどもw
2月10日号の文春は、「編集者としての江戸川乱歩」
アンチの方も、ファンの方も、たっぷり「小林信彦節」が楽しめると
思いますので、盛り上がってくださいね。
あ、それと、来週の文春(2月17日号)は連休につき、木曜発売でなく、
水曜発売(2月9日)となりますので、宜しくお願い致します。
972 :
無名草子さん:05/02/03 12:50:45
たしかに今日発売の文春や新潮などどこのコンビにでも8冊くらいは置いてるよな。
週刊誌は発売日に半分は売れないとダメってことなんだけど、
実際売れ残り多いような気もするね。
973 :
無名草子さん:05/02/03 20:10:51
半世紀近く前の話をAとかBとかCとかなんで実名で書かんの?
腐れ芸能リポーターのイニシャルトークと変わんない。
結局、核心に迫らず自身の経験を自慢したいだけのへたれとちゃうんか?
974 :
無名草子さん:05/02/03 20:57:48
ご存命につき配慮したんだろうな
きのう中村屋のグリルで常磐晋平先生と小林先生が談笑していたよ 人違いでなければ
976 :
無名草子さん:05/02/04 19:32:35
>>975ありえないから。そういや常磐新平は直木賞とってるんだよなあ。皮肉なもんだ。
977 :
無名草子さん:05/02/04 19:56:06
常盤新平って存命中の池波正太郎にこちらが赤面するくらいお追従してたの思い出した。
なんか文壇のある位置に引き上げてほしかったのかなあ。
でも作家は作品ですから、残念。
978 :
無名草子さん:05/02/04 21:38:29
拙者、文壇からお呼びかかりませんから。
切腹!
と言ったか言わないか。
979 :
無名草子さん:05/02/05 00:15:58
>>977 だから小林さん故・池波氏には冷淡というか・・なのかな。
常磐新平がプッシュしていたレッドフォードの監督作「リバーランススルーイット」も無視だったし。
二人のミゾは深いね。60年代日記を読んで改めて思う。
980 :
無名草子さん:05/02/05 21:36:44
Mr.私怨
正宗白鳥の「来訪者」がこのひとのもろもろの元ネタ?