屁理屈抜きで一番おもしろかった本(小説以外)

このエントリーをはてなブックマークに追加
1無名草子さん
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1052886053/l50
勝手に姉妹スレです

小説以外の本でおもしろかった本を上げてください
2無名草子さん:03/09/17 08:53
∇初代1の言葉
作品の評価はともかく(←ココ重要)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あなたがいままでで、一番時間を忘れ夢中で一気に読んでしまったような本を教えてください。
一番といっても、複数あってもかまいません。

∇書きこみ時のルール
【題名】
【著者名】
【出版社】(文庫と単行本の区別はできるだけ付けて下さい)
(感想・推薦文)

これを守りましょう。 (全く守られてないけど、集計人しやすいように守ろう)
これを書いていないものは無効票ということにします。
既出でも、最低限。題名と著者名は書くようお願いします。
出版社はGoogleやネット本屋で調べれば大抵出てくると思います。
それでも分からない場合は「不明」と書いて下さい。
3無名草子さん:03/09/17 10:39
【題名】パリ左岸のピアノ工房
【著者名】 T.E.カーハート著 村松潔訳
【出版社】新潮社(新潮クレスト・ブックス)

ピアノ購入がきっかけで出会うことになる個性的な人物と筆者との
やりとりが面白い。
翻訳が非常に優秀。

4無名草子さん:03/09/17 13:43
【題名】ものぐさ精神分析
【著者名】岸田秀
【出版社】中公文庫
色々なところであげられているので読んでみた
最初の日本は精神分裂病とか意外なことが書いてあって面白かった
5無名草子さん:03/09/17 13:55
【題名】JAPAN UNDERGROUND〈2〉
【著者名】内山英明
【出版社】アスペクト
日本の地下に広がる空間を写した写真集
まるで未来世界のような光景ばかり広がる地下世界は
想像したこともないような光景だった
6無名草子さん:03/09/18 04:17
【題名】大江戸死体考
【著者名】 氏家 幹人
【出版社】平凡社新書

刀剣試し切りを家業にしていた、山田浅衛門の仕事っぷりと江戸時代の検死マニュアル。
クダラン知識を増やす快感とグロ趣味がお好きな同志にお勧め。
7無名草子さん:03/09/18 08:13
森達也の本すべて。

A撮影日誌(角川文庫)
職業欄はエスパー(角川文庫)
放送禁止歌(光文社知恵の森文庫)
世界はもっと豊かで、人はもっと優しい(晶文社)
ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー(角川書店)

どれも凄いよ。面白いとかそんな範疇ではなく、
マジに人生観やモノの見方が変わる本だと思う。
8無名草子さん:03/09/20 15:53
age
9無名草子さん:03/09/20 19:12
評判の良い森達也の本を俺が読みたくないのは
氏がインタビューで語る話や信条があまりにうすっぺらすぎて
「本当にこの人が書いた本が凄いんだろうか」と疑ってしまうため

ノンフィクションなんだから
そんなことだけで判断しきれない部分はあるだろうけどね
10無名草子さん:03/09/22 19:40
とりあえずこのスレ見て「パリ左側の」と「ものぐさ精神分析」
と「A」買ってきました 面白いのを期待
11:03/09/24 21:09
ぜひ感想書いて下さい
1210:03/09/26 15:57
ものぐさ精神分析読みました
かなり気持ちが楽になった感じいきなり大当たりでした
物の見方が変わります
>>3さんお薦めの「パリの」読みますから3さんは「ものぐさ精神分析」
読んで感想書いてくれませんか?
13荻野目洋子萌え:03/09/28 23:20
【題名】ももの缶詰
【著者名】さくらももこ
【出版社】-
ベストセラーだしね。続編出すごとにおもしろくなくなっていったが、
この本は最強だろう。
14荻野目洋子萌え:03/09/28 23:21
【題名】日本原論
【著者名】爆笑問題
【出版社】-
彼らの漫才をそのまま文章にしたものだから、爆笑が好きな人なら
大受けのハズ。
序章の文章は国語の問題に出したい程。
これほどの名文は読んだことが無いって冗談抜きで思う。
15荻野目洋子萌え:03/09/28 23:21
【題名】アホでマヌケなアメリカ白人
【著者名】マイケル・ムーア
【出版社】柏書房
映画「ボーリングフォーコロバイン」がスマッシュヒットとなり、カンヌだっけ?で
特別賞をとったマイケルムーアのベストセラー著書。
訳がヒドイけど、このヒトのブラックユーモアっていうのかな?
毒舌は好き。アメリカの汚い部分を読みやすく書いてるよ。
16荻野目洋子萌え:03/09/28 23:21
【題名】リンダリンダラバーソウル
【著者名】大槻ケンジ
【出版社】メディアファクトリー
この本は、バンドブームを知ってる人限定だね。
ジュンスカ、筋肉少女隊、ブルーハーツ、たま、から
最近「プロジェクトX」で有名な田口トモロヲ、若き日のミスチル桜井・・・
いろんな人が出てきておもしろい
17無名草子さん:03/10/04 17:26
重複スレが立てられたのであげとく
18無名草子さん:03/10/05 21:56
リンダりんダラバーソウルって読んでないなあ
19無名草子さん:03/10/08 07:14
保守
20無名草子さん:03/10/09 00:39
20
21無名草子さん:03/10/09 09:58
age

【題 名】暗号解読 〜ロゼッタストーンから量子暗号まで〜
【著者名】サイモン・シン(訳:青木薫)
【出版社】新潮社

暗号を作る者、その暗号を解読する者の静かながらエキサイティングするバトル。


【題 名】フェルマーの最終定理
【著者名】サイモン・シン(訳:青木薫)
【出版社】新潮社

「x^n + y^n = z^n  n≧3 の整数の場合、x,y,zに整数解は存在しない」のアレ。
難しい数学理論を最小限にして、なおかつおもしろさを保つ
著者(及び訳者)の技量はすばらしい。
22無名草子さん:03/10/12 21:17
【題名】私説博物誌
【著者名】筒井康隆
【出版社】新潮社
最近はやりの「へぇーへぇーへぇー的雑学」を山藤画伯の挿し絵
とともにいかがでしょうか。
 軽い気持ちで読めますよ。


23無名草子さん:03/10/14 17:27
【題名】みんなこどもだった。
【著者名】土橋周平
【出版社】日本文学館

無名作家の本の中では、あたりの本だった。
最初はつまんねーって思ってよんでたけど、こんな人もいるんだな…
世間って広いなって思った一冊。引き込まれてしまった。
24無名草子さん:03/10/31 16:03
25恩知 はじめ:03/10/31 16:41
【題名】沈まぬ太陽
【著者名】山崎 豊子
【出版社】新潮文庫(1)〜(5)
かの有名な御巣鷹山での飛行機墜落事故を題材に
その航空会社の社員であり、主人公でもある恩知
はじめのすさまじい人生や人間の弱さ、汚さなど
が描かれていて、自分自身と比べてみてもそんな
に違いはないんじゃないの?疑いながら読んでい
たらあっという間に読み終えてしまいました。
26無名草子さん:03/11/11 19:34
【題名】 セックス障害者たち
【著者名】バクシーシ山下
【出版社】幻冬舎
AV監督のバクシーシ山下が自作を解説していく本ですが、はっきり言って
笑えます。ちょっと壊れた人ばかり使ってますので撮影現場でトンチンカンな
事ばかり起こってて電車の中で読んでて笑いを堪えるのに苦労しました。
27無名草子さん:03/11/16 22:22
ここのすれ
28無名草子さん:03/11/18 14:38
お、『ここのすれ』がやっとでましたか。
稀少本なのでここに上げてよいか悩んでいました。
小部数の発行だったし、出版元のアルメ社がつぶれてしまったしで、もう日の目をみないものと諦めていました。
数年前、神田の赤報堂に置かれていたのを見ましたが、犯罪的といってよい値つけがされていたので驚いた記憶があります。
作者のAHさんがあのようなことをされなかったらと残念でなりません。
前非を悔い、更正されて戻ってくることを祈ります。
29無名草子さん:03/11/18 16:43
すべったようだネ
30無名草子さん:03/11/18 17:04
テヘヘ
31無名草子さん:03/11/18 17:21
悲しい
32無名草子さん:03/11/18 17:39
あのさあ、例えつまんなくてもさ、笑ってやるのが優しさだと思うんだよね。
笑ってやれよ、みんな。>28 だって好きでつまんないこと言ってるんじゃな
いんだぜ。みんなのこと思えばこそ、座をなごませようとして、冗談を言っ
たんだしさ。これでまったく受けなかったら >28 の心の傷になっちゃうかも
よ。だから笑ってやろうよ。笑おうと思えば笑えるはずだよ。 >28のことを
心配しているなら笑えるはずだよ。無理にでも笑おうよ
33無名草子さん:03/11/18 18:19
うわははは
34無名草子さん:03/11/18 20:29
落合博満。『コーチング』『プロフェッショナル』


35無名草子さん:03/11/19 01:11
>>28
ガハハハ
36無名草子さん:03/11/19 02:45
【題名】不逞者
【著者名】宮崎 学
【出版社】幻冬舎アウトロー文庫

表舞台では語られなかったカリスマの魅力を通して昭和史の裏側が描かれている。
37無名草子さん:03/11/19 03:40
【題名】永仁の壺  -偽作の顛末-
【著者名】松井 覚進
【出版社】講談社

昭和の陶芸史最大のスキャンダル、永仁の壺偽作事件の真相を追う。
名陶工として既に名をなしていた加藤唐九郎は、どのような動機で贋作を作ったのか?
それを重要文化財に認定した文部技官、小山富士夫の運命は?
38無名草子さん:03/11/19 17:00
>>36
コレ面白かったっす。893と愚連隊の違いをやっと把握出来ました。
39無名草子さん:03/11/20 19:42
age
40無名草子さん:03/12/07 05:06
                   
41無名草子さん:03/12/07 17:23
【題名】 銀の三角
【著者名】 萩尾望都
【出版社】小学館

これは挙げていいんだろうか…。
世界のほころび調律(調整)者の話…かな。
42無名草子さん:04/01/06 23:37
漫画を持ってきたら板違いだろうな
43もえっちょ君 ◆AIo1qlmVDI :04/01/07 04:58
【題名】深夜特急
【著者名】沢木耕太郎
【出版社】新潮文庫

旅行記はこれしか読んでないんで、読み比べることは出来ないけど、
このジャンルに全く興味が無かった自分でも、素直に楽しめた作品。
色んなエピソードがあるし、海外の話なので、単純に視野が広くなった気になる。
特にカジノの話は読んでて楽しい。
44無名草子さん:04/01/14 01:00
【題名】タイ怪人紀行
【著者名】ゲッツ板谷
【出版社】角川文庫

元、パチンコ必勝ガイドの「金角」。怪人紀行シリーズは読んどけ!
インテリ女性向きかも。こいつは才能あるよ。

45無名草子さん:04/01/21 00:43
【題名】そして、奇跡は起こった! ーシャクルトン隊全員生還ー
【出版社】評論社

図書館でまちがって借りた。まちがって読み出したら、止まらなくなった。
南極探検の話だが、写真がすごい。
おまいらも読んでくれ。
46無名草子さん:04/01/22 02:26
『フェルマーの最終定理』読みました。
凄く面白かった。文系でも十分読めました。
こういうのでアルゴリズムの面白い本とか知りませんか?
このスレ好きなので頑張ってください。
私のオススメは

【題名】CPUの創りかた
【著者名】渡波 郁
【出版社】毎日コミュニケーションズ
CPUというブラックボックスの中身が少し分かったようになる本
内容は難しいけど文章は読みやすいのでガンガン進んでいける
47無名草子さん:04/01/22 02:26
【題名】上海の西、デリーの東
【著者名】素樹文生
【出版社】新潮文庫

旅行記本はけっこう読んだけど、これが今のところ一番面白かったかな。
深夜特急を読んで面白いと感じた人にはお勧め。
基本的には落ち着いた文章を書く人なんだけど、
ところどころにストレートに笑える表現があったりして飽きが来ない。
48無名草子さん:04/02/08 19:26
age
【題名】  プロレス 至近距離の真実 〜レフリーだけが知っている表と裏〜
【著者名】 ミスター高橋
【出版社】 講談社α文庫
【評価】  ★★★★★

この本は、プロレスが好きだった人限定だね。
好きじゃなくても昔ゴールデンタイムで猪木を見ていた30代や、長州の必殺技を答えられる
人ぐらいなら十分楽しめる。
この人は後に暴露本を書くのだが、この本はギリギリのところで暴露本になっていない。
しかし外人係をやっていた人なので、タイガージェットシンがとても紳士な人だったとか、
ハルクホーガン、アンドレ、ブロディなどの本当の素顔を教えてくれる。
その当時、ガチンコなら誰が一番強かったのかもきっちり書いてあって、興味深い。
2日で読んでしまった
【題名】  流血の魔術 最強の演技 〜すべてのプロレスはショーである〜
【著者名】 ミスター高橋
【出版社】 講談社α文庫
【評価】  ★★★★

ベストセラーになったらしい、いわゆる暴露本。
でも、プロレスが八百長であることは、馬場の16文キックを見せられた世代としては
中学生でも分かっていたことなので、特に衝撃はない。
プロレスファンでも今さら驚くような内容ではないが、細かいことは分からなかったわけで
ヘー、ヘーなるほどなーって感じでこれも2日で読んじゃった。
この人は、猪木を平気で批判できる人なので、そこらへんは凄ーくおもしろい。
51パウロ ◆.O.Q.n.6.6 :04/03/10 13:50
【題名】  女盗賊プーラン
【著者名】 プーラン・デヴィ/著 武者圭子/訳
【出版社】 草思社
チョト前に話題になった本です。
たまたま知り合いの家にあったので軽い気持ちで借りました。
上下巻一気にいけました。読んだ後もしばらく頭から離れませんでした。
52無名草子さん:04/03/10 14:07
【題名】二十歳のころ
【著者名】立花隆編
【出版社】新潮社

いろんな人の人生体験談みたいなのをまとめたような。少し人選が
偏ってる気もするが、話の中に人生のヒントがいっぱい詰め込まれてる。
人生唐草模様。
53無名草子さん:04/05/05 18:01
【題名】東京アンダーグラウンド
【著者名】ロバート・ホワイティング
【出版社】角川文庫

メインは胡散臭いイタリア系アメリカ人の半生。
これにやくざや政治家等が絡む、戦後日本での話だ。
面白かったよ。
54無名草子さん:04/05/06 02:04
あげ
55無名草子さん:04/05/06 03:52
【題名】かなり気がかりな日本語
【著者名】野口恵子
【出版社】集英社新書

最近は結構いろんな文章指南の本が出ていますが、どれも似たりよったり
だと思うんです。でも、この本は若者の言葉遣いの分析や、いろんな視点から
考察された内容がすごく斬新で面白かったです。
56無名草子さん:04/05/06 12:03
【題名】活字狂想曲
【著者名】倉阪鬼一郎
【出版社】時事通信社、幻冬舎文庫

著者は社会不適合者を自認する怪奇作家。
性に合わないながらも、11年間勤めた印刷会社での不合理な日常と私憤を、
ユーモア溢れる文体で綴るエッセイ。つーか、抱腹絶倒の書!
なんか、このヒトの生き方に憧れてしまった漏れ。
小谷野敦だか宮崎哲弥だかも、この本どっかで絶賛してた。
平日の昼間っからこの板にいるような香具師は必ず共感するハズ。
57無名草子さん:04/05/12 00:03
あげ
58無名草子さん:04/05/12 00:21
【題名】星の観察 チロの星空案内
【著者名】藤井 旭
【出版社】実業之日本社

小学生向けの天体入門書。星座の解説が絵と写真で分かりやすく
載っており、当時夢中になって読み込んだ。
夜空を見上げたくなる本。
59無名草子さん:04/05/15 01:10
【題名】FBI心理分析官
【著者名】ロバート・K・レスラー&トム・シャットマン
【出版社】早川書房
性的犯罪者は一生直らないことがよく解る。
60計数屋:04/05/15 01:41
【題名】エンデュアランス号漂流
【著者名】アルフレッド・ランシング (山本光伸訳)
【出版社】新潮文庫 (2001/7/1) (McGraw-Hill 1959)

久方ぶりにチョト面白い本に巡り合ったので、御紹介。
ノンフィクションなので、こちらの方がふさわしいかと。

アムンゼン、スコットなどと同時期に南極探検に活躍した
シャクルトン卿のお話なんですが、題名からも御分かりの通り、
冒頭で、シャクルトンさんらの探検船は流氷に閉じ込められ、
押し潰されて、沈没してしまうんですな。
それから、28人の探検隊が、如何にして、丸二年近くも
南極圏を彷徨し、生還したかの記録でして。

何がヨロシイかと申しますと、もうこれが、極限に過酷な状況
にもかかわらず、隊員達の振る舞いが悲惨じゃない、
明るいんですな。19世紀生まれのイギリス人てぇのは、
ずいぶんと気骨があったもんだなぁという。

御一読方



61無名草子さん:04/06/09 15:00
ageますね
62無名草子さん:04/06/09 15:35
【題名】ガンジス河でバタフライ
【著者名】たかのてるこ
【出版社】幻冬舎文庫

全く、興味のなかった旅行記だけど、これは文句なしで面白い。
面白すぎて、先を読みたいやら、勿体無いやら。
深夜特急を好む、特に女性にお勧め。
女性の視点から書いてあるので「うん、そう、そう」
って感じだよ。
63綿矢りさ萌え ◆JR7xCuj28Q :04/06/10 00:49

【題名】  「たま」という船に乗っていた
【著者名】 石川浩司(たまのランニング)
【出版社】 ぴあ
【評価】  ★★★★ (ファン限定かな)



「さよなら人類」で、一躍時代の寵児になった「たま」
日本を代表するバンドと言われた「たま」

2度と似たようなバンドがでてこないであろう唯一無比のバンド「たま」
の本。
他のバンドのハナシとかは、そんなに無いけど、「たま」のハナシだけで十分おもしろい。
「イカ天」の正月特番を軽い気持ちで断ったら「テレビ局に出入り禁止にするぞ」と脅されたり
音楽番組に出たら、「本当に生演奏するんですか?」と言われたり・・・
音楽業界の裏側もきっちり描かれている。
そう、ボンジョビが来日してテレビに出たときは、わざと歌詞と違う口の動きをして笑顔で
口パクを教えてくれたこともあった。
あれは、あれでかっこ良かったな。
64無名草子さん:04/06/28 22:44
【題名】幻獣ムベンベを追え
【著者名】高野秀行
【出版社】集英社文庫

探検物を始めて読んだが、興奮が冷めなかった。
同じく高野氏の「ワセダ三畳青春期」と合わせて読むと
面白さ倍増すると思うよ。

65無名草子さん:04/07/07 01:01
【題名】幻自選紀行集
【著者名】宮脇俊三
【出版社】JTB

なんか良かったよ。
66無名草子さん:04/07/07 17:13
【題名】ポーの一族
【著者名】萩尾望都
【出版社】小学館だか?文庫3冊
永遠のバイブル。23歳で描いたって有り得ない

67無名草子さん:04/07/07 17:18
【題名】世界の果てでダンス
【著者名】アーシュラ・K・ルグィン
【出版社】白水社
ゲド戦記、闇の左手等で知られる作家の評論集。
フェミニズムや小説作法、物語についてなどを語っている。
一見フェミニズムと言われると、日本では少々ヒステリックだったり、男と同等であることを
語り尽くすような感じがあるが、この本にはそういう気張りはない。すべてに肯定というわけには
いかなかったが、この作家の頭の良さと知識、思考の深さがつくづく伺える。
読んだ後に爽快な気持ちになる一冊。
最後の評論は、女性作家について書かれているのだが、読んだ後に深い感動を覚えた。

68無名草子さん:04/07/07 17:32
マンガは板違いだって言ってんだろ
69無名草子さん:04/07/10 08:31
>>68
一般書籍扱いの漫画は?
70無名草子さん:04/07/15 01:15
【題名】 『ダ・ヴィンチ・コード』
【著者名】 ダン・ブラウン
【出版社】角川書店

また角川商法かと思ったけど読んで驚いた。
ベストセラーかと偏見を持たずに読んで欲しい。
ビックリドッキリの連続。
やっぱ向こうのエンタメ作家はレベルが違うわ。
71無名草子さん:04/07/15 01:16
まちがえた。
ここ小説以外だった。
ゴメソ
72無名草子さん:04/09/03 06:22
あげ
73無名草子さん:04/10/08 00:47:46
【題名】ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
【著者名】G.キングスレイ ウォード
【出版社】新潮文庫


息子が大学生から会社の社長になるまでの期間に
実際に送られた手紙を集め書籍化したもの。

タイトルに惹かれて買ってみたが内容も非常によかった。
学生生活の送り方、結婚について、ビジネスとは何か等
様々なことについてのアドバイスが書かれている。
人生の先輩からの助言は非常に頼もしいと実感した一冊。

ちなみに書籍化目的で書かれたものではなく
非常に温かみが感じられる本である。


まあ読んでみてくださいな。
74無名草子さん:04/10/08 01:17:21
【題名】分身
【著者】東野圭吾
【出版社】集英社文庫
 東野さんの作品では一番最初に読んだ。屁理屈ぬきで面白かった!!  
75無名草子さん:04/10/08 17:24:11
>>74
ホイ、板違い
7674:04/10/09 00:44:28
ごめんなさい 逝ってきまつ。
7774:04/10/09 00:48:26
逝ってくるまえに面白かったもの 小説以外で
 【題名】ストレス善玉論
 【著者】中沢正夫
 【出版社】角川文庫
ストレスがたまっている人にはお勧めです。目から鱗でした。では。
78無名草子さん:04/12/01 18:15:06
"Scott's Last Expedition"
南極点到達をアムンゼンと争って帰途で遭難死したスコットの日記。
ニュージーランド出航からOne Ton Depot目前の遭難までのリアル日記。
英語が読めて、どんよりくらーいストーリーが好きな奴はぜひご一読を。
これにハマったらBBCのTVシリーズ"The last place on earth"もハゲしくいい!
79無名草子さん:04/12/30 09:51:36
辞書。
80無名草子さん:04/12/30 15:55:01
【題名】もてない男
【著者名】 小谷野敦
【出版社】ちくま新書
「東大で頭の良い俺が、なんで馬鹿のあいつよりもてないんだっ!」
というアホな怨念を文学、マンガと批評と絡めながら書きつづり、
その基地外じみた迫力で話題になった小谷野の出世作。
その後、ネット上での小谷野の失態も明らかになったが、
想像通りの基地外で微笑ましかった。
81無名草子さん:05/01/26 20:23:30
あげ太郎くん
82無名草子さん:05/01/29 22:57:06
【題名】修羅場の人間学
【著者名】森田雅
【出版社】祥伝社
戦後の東京・渋谷を駆け抜ける著者の姿が、理屈ぬきで楽しめる。
『闘いて候』という続編(?)もあるが、こちらの方が読みやすい
混乱した時代であったろうが、「古きよき時代」を思わせる描写があって
喧嘩の事ばかり書いてある割りに、ほのぼのとした雰囲気を感じる部分も
ある。
83無名草子さん:05/01/30 00:04:02
庄司陽子だっけ?生徒諸君!!
沖田君の死ぬシーンの13巻はボロボロになったっけ。
84無名草子さん:05/02/26 13:30:33
本家の屁理屈スレってどこ行っちゃったの?
85無名草子さん:05/02/26 16:56:05
ウソばっかし

出版 作者ともに忘れた。
ウソしか書いてない。でも面白いのは本当。
86無名草子さん:05/02/26 20:48:07
>>84
dat落ちしました。次スレも立っておりません。
87無名草子さん:05/02/28 22:33:07
誰か立てて
88無名草子さん:05/03/03 01:14:41
屁理屈抜きで一番面白かった小説は? Part7
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1109772299/l50
89無名草子さん:05/03/05 05:04:34
何の不満もない満ち足りた生活だった

  エリック・ホッファー 『エリック・ホッファー自伝』 構想された真実

90無名草子さん:05/03/05 05:30:00
なっとくする相対性理論

理屈のところをぬいたら面白かった。文体とかいろいろ
91無名草子さん:05/03/05 22:38:41
ミミズは切られて痛がるか

自分と同じことを考えている人がいてとてもうれしかった。
92無名草子さん:2005/04/15(金) 08:42:22
保守
93無名草子さん:2005/05/11(水) 22:35:33
あげ太郎くん
94無名草子さん:2005/05/12(木) 11:44:00
【題名】聖書と易学−キリスト教二千年の封印を解く
【著者名】水上薫
【出版社】五月書房
キリスト教は、実は中国の占い理論に基づいて作られていた、
という、これまでの西洋史の常識を根底から覆す話。
易や聖書はほとんど知らなかったけど、とても面白くて痛快だった。
95無名草子さん:2005/05/12(木) 14:46:43
JR時刻表5月号
96無名草子さん:2005/05/14(土) 14:33:50
タウンページ
97無名草子さん:2005/05/15(日) 00:01:35
プロ野球選手名鑑
98無名草子さん:2005/05/16(月) 20:03:43
ここは有意義なスレですね
99無名草子さん:2005/05/17(火) 00:16:16
【題名】偽史日本伝
【著者名】清水義範
【出版社】集英社文庫

「大化の改心のときにワイドショーがあったら?」
「岩倉具視視察団のドタバタ視察旅行」
「ターミネーターが坂本竜馬に…」
  など思わずニヤリ、と笑ってしまいます。
他、「国語入試問題必勝法」「バールのような物」「ゴミの定理」などオススメです。
100無名草子さん:2005/05/17(火) 19:49:51
動物占い
三回読みました
101吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 11:47:44
u
102無名草子さん:2005/05/25(水) 05:19:26
小室直樹「危機の構造」
栗本慎一郎「パンツをはいたサル」
103無名草子さん:2005/05/25(水) 18:26:52
【題名】電波男
【著者名】本田透
【出版社】三才ブックス

2ちゃん発某書籍のパロディのような題名だが、内容は全く異なる日本の恋愛問題について正面から扱った本。

作者はオタクをめぐる話題を中心に論を進めるが、採り上げる題材はニーチェのルサンチマン論、精神分析、現象学等、多岐にわたる。

もちろん、古今のマンガやアニメ、ゲーム、格闘技等のオタク的ネタも豊富で、それらの採り上げ方も一々面白く、読んでいて飽きさせない。

オタク的価値とは二次元偏重であり、三次元の現実世界よりも下位に位置する、と見なす昨今の風潮に対し、人間の歴史とは脳内の妄想(二次元)を現実世界(三次元)に実現さてきた歴史である、という主張は、議論に荒さは残るものの興味深い。

本書は、二次元世界を重視するオタクはなぜ偏見をもたれるか、ということを実証的に明らかにしている。そしてその問題を明らかにするために「恋愛資本主義」という概念を打ち立てるが、これは文体さえ変えれば社会学の論文としても充分通用すると思われる。

特に「あとがき」を読むと、彼は冗談や酔狂でこの本を執筆したのではないことが分かる。「あとがき」は先に読むのではなく、本文を読んで「ワハハこいつ馬鹿!」と思った後に読むことをお勧めする。

長文スマソ
104吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 12:32:03
d
105無名草子さん:2005/06/07(火) 22:18:01
【題名】フェデリコ・カルパッチョの極上の憂鬱
【著者名】フェデリコ・カルパッチョ(木暮修)
【出版社】幻冬舎文庫

【題名】阿房列車
【著者名】内田百
【出版社】旺文社文庫

繰り返し何度も読める良質のエッセイ
エッセイ、随筆、紀行文はとにかく文体とドライブ感
106無名草子さん:2005/06/10(金) 03:02:19
田中清玄自伝
107無名草子さん:2005/06/10(金) 03:12:50
浅羽通明「野望としての教養」
108無名草子さん:2005/06/11(土) 19:21:17
東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ
109無名草子さん:2005/06/22(水) 20:24:59
【題名】隠された十字架
【著者名】梅原猛
【出版社】新潮文庫

法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮めるための装置であるっていう論文。
でも読んだのは二十年くらい前なので絶版になっていたらスマソ。
110吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 11:22:35
r
111無名草子さん:2005/06/26(日) 11:53:17
筒井康隆「私のグランパ」
112無名草子さん:2005/06/26(日) 13:38:59
宮本輝「星々の悲しみ」
辻仁成「ピアニシモ」
比留間久夫「ハッピィバースデイ」
原田宗典「十九、二十」
どれも、短いが良かった。
113無名草子さん:2005/06/28(火) 21:48:37
『チーズはどこへ消えた?』
114吾輩は名無しである:2005/07/11(月) 11:52:05
0
115イラストに騙された名無しさん:2005/07/25(月) 12:50:03
fgd
116無名草子さん:2005/08/02(火) 15:27:03
[夏のロケット] 川端 裕人
この人の作品を初めて読んだが、下調べ結構してて技術専門用語も理解しやすく、ストーリ展開もいいね。
理系好きにはいいかも。
117無名草子さん:2005/08/02(火) 15:29:55
>>↑
すまん、小説だった。 スレ間違った。
118無名草子さん:2005/08/02(火) 18:06:36
119無名草子さん:2005/08/12(金) 17:59:48
60分ロマンス 風俗ゼミナール体験編
松沢呉一
ポット出版
120無名草子さん:2005/08/12(金) 20:14:10
永田泰大
「ゲームの話をしよう」
3巻今日買って来た。
121名無しは無慈悲な夜の女王:2005/08/31(水) 12:52:09
-
122無名草子さん:2005/08/31(水) 14:55:23
「イマイと申します」

これ最高
123無名草子さん:2005/08/31(水) 16:44:38
デラべっぴん
124無名草子さん:2005/09/01(木) 06:06:12
カラマーゾフ兄弟
西尾とかいう人の本
125無名草子さん:2005/09/01(木) 08:26:45
【題名】訓録「仁義なき戦い」
【著者名】仁義総研
【出版社】徳間書店
126名無し物書き@推敲中?:2005/09/10(土) 12:25:54
カラマーゾフ兄弟
127名無し物書き@推敲中?:2005/09/22(木) 12:36:10
p
128無名草子さん:2005/09/22(木) 12:55:04
【題名】百人一首 −恋する宮廷−
【著者名】高橋睦郎
【出版社】 中央公論社(新書)

百人一首本は多々あるが、海外詩(ギリシアから現代まで)との比較による普遍的観点や
抽象的だけど難解じゃない美的観点から個々の歌の魅力に迫った本は殆ど無い。
内容的に折口信夫やその系譜をひく丸谷才一の王朝和歌本とかぶる部分が
ないわけではないが(天皇を豊穣をつかさどる「大祭司」と見ているところとか)
現代詩人らしい独特の解釈が多く見られるのも事実。
129無名草子さん:2005/09/22(木) 16:54:11
【題名】異人たちのハリウッド
【著者名】色んな人(別冊宝島)
【出版社】宝島社(JICC?)、その後、洋泉社

民族問題からアメリカ映画を考察した本
130無名草子さん:2005/10/07(金) 13:13:49
注文したくなりました
131無名草子さん:2005/10/07(金) 13:31:07
西部邁著・知性の構造(ハルキ文庫)
132無名草子さん
最強のキャラ