>二十歳のころパラッとめくった『権力の予期理論』(勁草書房)がとても歯が
>立たない代物だったんで、社会学で博士号をとった宮台真司って、なんって頭
>のよいお方なんだろうと、今に至るまでリスペクト(!)してるんだけどねぇ。
俺もそう。だから宮台の最初のイメージってアカデミズムの人という
感じだったから、ブルセラ評論家として出てきたときには驚いた。
>>927 スレちがいだが、
『権力の予期理論』のころの宮台氏の存在なんて、
世間一般には『ニセ学生マニュアル』くらいでしか知られなかったよね。
93年の学会で宮台氏が初めてブルセラ報告をしたとき、
ジジイの学者がつぎつぎと席を立っていったそうだけど(藁)。
94年頃だったっけな、浅羽通明氏とちょっと話してて、
たまたま宮台氏の名前が出たの。
「ああ、あのブルセラのぉ」と漏れが言ったら、
「ブ、ブルセラって、おまえなぁ。宮台は大澤真幸と並ぶ社会学の秀才なんだ
ぞ!! 研究しながら会社まで興したスゴイ奴なんだ。あいつ、、売り出す戦
略まちがえたな……」と慨嘆してた。
96年頃、もう完全に宮台=ブルセラ学者のイメージが世間浸透してたときは、
「ああ、宮台ね。年賀状に自分の写真載せて送ってくんだよなぁ。どうでもい
いことでもしつこく追及してくる人でさ、もう境界例じゃないかと思うくらい
だったね。おれがサブカル系の研究を先に発表したことで、ちょっと対抗心が
あるみたいだけど、彼の場合、理論だけでなく、自分で会社興したり、いろん
なところでフィールドワークをやってることが自信になってるみたいだね」と
余裕のコメント。
それから4年後の2000年ごろ、
おそらく『別冊噂の眞相』で自分自身が論評されたことについて、
「宮台。。。なんであんな風に……」とものすんごく屈託した様子だった。。
で、坪内氏については、呉智英氏が、
「こないだ坪内祐三と対談してさ。名前が祐三なんで、坪内逍遥先生の子孫か
と思ったよ(笑)」
そしたら、浅羽氏が、
「ああ、あいつは、
途中でやめんな
同感。気になるじゃないか。
浅羽氏は宮台みたいなキャラに甘いのは昔から。
東大や優等生に対するコンプもものすごく強いし。
坪内みたいなボンポンのインテリヤクザもどきにも結構甘いよ。
まあ、そのへん全部浅羽氏らしいと言えば言えるんだが。
そういえば、大月は宮台と東外大で一緒だった時期があるはず。
いろいろ裏話知ってるようなこと聞いたことがあるなあ。
××××出たのに××で×××に入れなかった×××××で、
××までしたのに××のときに××××落ちた
×××××××で生きてるやつですよ」
>>932 「××××出たのに『現役』で『早稲田』に入れなかった『落ちこぼれ』で、」
ええと最初の伏字は「早大文学」かな、次は「論文」?その次は「大学院」
で、それから「落ちこぼれ」次は分からないからパス、その次は、「就職」
、「文藝春秋」次も分からないな。ヒントはないの?
戦争中に出た荷風散人の本を読んでいるみたいな盛り上りですね。伏字がないと
な〜んだということになるのかも。
最後は「コンプレックス」だな。
>>925 >『情況』11月号に坪内祐三「あめりかアメリカ」
どこにも売ってないんだけど、もしかして「ネタ」?
本当に存在しているんでしょうか?
>>938 そう、ネタ。そんな雑誌はこの世に存在してないの。。。
て、そんなこと言われちゃあ、
宮台氏の師匠の一人・廣松渉もきっと泉下で泣いてることだろうな。
情況出版はなぁ、廣松が生前、もんのすんぐぉくふかぁーく関わった出版社で、
出す単行本、出す単行本、すべて印税ナシにしてもらうために
廣松御自ら著者に土下座して回ったほど経営の苦しい新左翼系総合誌なんだぞ!
『月刊情況』、今月号から初期スタイルにリニューアルしたのに、
知名度がホンット低いなぁ。
漏れの認識では『月曜評論』なんぞよりもずっとメジャーなはずなんだが。
ともあれ、ちょっと大きめの書店や図書館なら置いてあるはずだ。
いまどきの若いのは『情況』も知らないなんて、オジサン、かなしい。。。。
喪前ら、民明書房も知らない小僧どもだな。
>>940 宮下あきら先生御用達の東洋武術専門の出版社だよな。
民明書房の本は、なぜか内山書店に置いてないんだよなぁ。
>>939 >ちょっと大きめの書店や図書館なら置いてあるはずだ。
大きい書店でもそんなに冊数は置いてないんじゃないのかな?
>>942 いや、東京堂書店では平積みにされてたし、
漏れの近所の本屋でも毎月必ず1册は置いてある。
この1册はまず売れることはないので、立ち読みできるのだ。
大学なら、生協の書店に置いてあるはずだ。
944 :
無名草子さん:03/11/14 06:33
age
945 :
無名草子さん:03/11/14 08:33
坪内祐三に大胆なテロ脅迫してる香具師がいるね。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1068221723/3-9 >■坪内祐三クン、夜道の一人歩きには気をつけようね…。
(中略)
>ところで、坪内祐三は、2、3年前、新宿歌舞伎町かどこかの夜道で、
>誰かに殴り飛ばされて意識不明の重傷をおい、入院したことがあったそうだが、
>懲りない奴だよ。こんな調子だと、またその内、やられるんじゃないか(藁)。
>さて、お二人さん、今夜も、どこぞの雑誌社のパーティで、二人揃って、
>残飯アサリでもしてんのかな(爆笑)。帰りの夜道には、気をつけてね…。
>ははははは。
(文芸評論家・山崎行太郎発行のメルマガより抜粋)
------------------------------------------------------
>>939 サイトがあるね。
ttp://situation.jp.org/ 今は、トータル何千(何百?)部なのでしょうかね? 「情況」は92年頃
(PKO法案の頃)、電車に反PKO特集の広告を出そうとして出稿拒否さ
れたらしいが、どこから広告料を引っ張るつもりだったのだろう?
あのへんの人脈はよく知らないが、組合の関係でロハになる約束でもあったのか?
>>946 >サイトがあるね
>>851 既出だよ
>電車に反PKO特集の広告を出そうとして出稿拒否されたらしいが
広告料の出し手もだけど、誰がどういう理由で拒否したかも気になるな。
>>946 いやあ、そのはなしは知らんかった。
10年以上前のマイナーなはなしを知ってるなんて、かなりのサヨク通ですな。
広告料はやはり「土下座の廣松」が掻き集めたんでしょうか?(藁)
>>945 山崎行太郎氏て、慶応出てて、江藤淳の弟子だった、
もういい年こいたオッサンでしょ。しかも埼玉大だかの非常勤やってるつー。
品性下劣な精子ん異常者の漏れでもあきれる文章だわな。
文芸評論家なんて肩書き持ってるんなら、もちっとマシな罵倒文書けっての。
2ちゃんの書き込みレベル、といっては2ちゃんねらーに失礼か。
漏れが言うのも何だが、藝がなさすぎるよ、山崎氏。
いや、怒り狂いながら悔し涙浮かべて書いたような雰囲気が漂ってて、
読む者の憐れみを誘うという点では、これも藝のうちだな。
腐っても慶応卒だけのことはある。
坪内が襲われた時に一緒にしながらとっととトンヅラした
筑摩の松田こそ、殺されたらよかったのにと思ったよ。
まあ、そのおかげで坪内、筑摩で明治ナンタラ全集を出せてるんだが。
松田氏なくして筑摩なし。松田氏がいなけりゃ『頓智』もなかったわけだが。
いま、文学板のぞいたら、山崎氏って大人気じゃん(藁)。
『【文芸評論家】山崎逝太郎の毒蛇別荘』 てスレがあるんだなぁ。
「頓智」の大失敗にも反省せず筑摩をダメにした松田ですが何か?
幻冬舎の見城などのゴロツキとつるんで醜態さらすのも松田ですが何か?
あの田口ランディ程度にコロッと騙されたのも松田ですが何か?
>>947-948 情況がJRに車内広告を出そうとした話は、当時の情況の編集後記に書いてありましたね。
広告局(?)に拒否されたらしく、これも一種の言論規制ではないのか? という
論調だったと記憶しますので、モロに反戦広告として出すつもりだったんじゃないでしょうか?
ところでJR労組と情況ってどういう関係なのでしょう? 敵対であれ支援であれ、
こうした話に労組が絡んでないはずが無いと思うのですが。
>>952 松田氏、今日の朝日の「ひと」欄に出ていますね。今度は電子ブックだそうで。
ちなみに『編集会議』の松田連載を「偉い俺様が生まれる場所」と揶揄しているのが塩山芳明w
ttp://www.linkclub.or.jp/~mangaya/nikkan/nikkan25.html (8/7の項を参照)
「ガマン汁出たのにナマでマムコに入れなかったインポ野郎で、
痴漢までしたのにマスのときにサルマタ落ちた
変態性欲だけで生きてるやつですよ」
ではなさそうだな。
>>952 子連れで水木しげる宅に現れ過去の原稿をロハで貰ってったのも松田ですが何か?
さらに遡るとカスタネダにもコロッと騙されたオカルトに弱い松田ですが何か?
漏れにとっては、文庫サイズの「ちくま日本文学全集」を出しただけでも永遠
の名編集者だし、学生時代、水木先生にデータマンとして新崎氏を斡旋した功
績も万人が認めてしかるべきところだろう。
>>953 JR労組の事情はよく知らんが、正社員のはなしだと、JR労組で泥沼にハマって
昇進もできず足抜けもできない人もけっこういるとか。もっとひどいはなしも
聞いたことがあるが、まぁ、そんなのは他の会社でもよく聞くはなしだわな。
ただ、他の会社と比べて労組の力が強いのもJR。メーデーには当り前のように
デモ行進に参加させられる新入社員も多いとか。
やっぱ『情況』と絡んでんのかねぇ。
厚紙程度の薄さになりゃ電子ブックも普及すっかもね。検索機能もついてりゃ、
かなり便利だろうが、かつて佐藤健二氏も指摘したように、紙媒体の、パッと
開いて読むという感覚がないのが大きな差だな。
だーら、あんぐらいになれば、「偉い俺様」と婉曲に豪語しても許されるの。
スーパーエディターと自称したヤスケンに比べりゃ謙虚で、またそこがいやら
しいとも言えるがな。
塩山氏て、福田和也氏がベタボメした人でしょ。
>>954 いい線いってる(藁)。漏れの期待に応えてくれてるなぁ。
「先走り汁出たのにナマでマンコに入れなかったインポ野郎で、
SMまでしたのに調教のときに三角木馬落ちた
サドマゾヒズムで生きてるやつですよ」
だったら、どうする?
>>955 >文庫サイズの「ちくま日本文学全集」
あれはいいんだけど表紙が硬いのとうすーいルビがウザイ
>>957 漏れは、あのソフトカバーとうすーいルビに萌えてしまうんだが。
特にあのうすーいセピア色っぽいルビは、すばらしい工夫だと思うんだがな。
外吉、もうしゃしゃり出るな。見てらんない。
>>959 わーった。
見てらんないなら、見なけりゃいいとも思うが。
>>955 >塩山氏て、福田和也氏がベタボメした人でしょ。
サイトをご覧になればおわかりのように、塩山さんの本と映画の愚痴は最高ですからね。
本読みとしてはかなりの方ですよ。
>水木先生にデータマンとして新崎氏を斡旋した
「にいざき」じゃなくて「しんざき」と読んでください。
時々間違えている人がいる。
>>961 まあしょうがないけど、文学板って一般書籍板よりも客が少なくて
雰囲気もあまり好きじゃないんだよね。
>>953 JRっていうか旧国鉄の労組って相互関係がややこしそうだね。大手のマスコミ
の労組との関係もありそうだし...。でも『状況』にそれほど力があるとは思え
ないけど?
>>962 超多忙なエロマンガ編プロにいて、あれだけ本読めるのはスゴイよね。
塩山氏て、読書家の勤め人にとっちゃあ理想の姿だわな。
>>963 「しんざき」なんだけど、漏れのパソコンだと「あらさき」で打ち込まないと
出てこないんだよな。ま、理科大のサイト覗けばわかることなんだが。
>>964 2ちゃんには公衆便所の役割もあるんだけどさぁ(漏れの書き込みもウンコみ
たいなもんだけど)、作家スレ以外の文学板て一般書籍板より殺伐としてると
ころがあるわな。ナイーブなボクチンはあまり書き込む気が起きないんだよな。
特に美香女史や野嵜氏への書き込みなんざぁほとんどキチガイの域に達してる
ぞ、真正キチガイの漏れが言うのも何だがよ。あ、でも、一般書籍板の呉スレ
でも西尾信者がどうたらこうたらワケのわからん書き込みもあるから、何とも
言えないわ。ま、野嵜氏の場合はよくもわるくも反響があるという点ではサイ
トを運営している意義はあるわな。マイナーな松原氏の文章も読めることだし。
今回の『SPA』の坪&福対談は面白かったね。
いま『白い巨塔』観たけど、東教授、あんたやっぱ陰湿だよ。
マゾヒストの石坂浩二氏、そのむかし、森茉莉に寺尾聡氏と比べられて似非イ
ンテリとか書かれてたけど、うまいなぁ。
>>970 デリダやらオタクやらを持ち出す東氏の著作って一冊も読んだことないんだけ
ど、東氏も掲示板も荒れたりすんだぁ。一部にゃ熱狂的なファンがついてるっ
ていうしなぁ。
とりあえず、このスレ消費しとこうか。
今週の「文庫本を狙え!」は、
東海林さだお『なんたって「ショージ君」』文春文庫。
文春の筆記試験で「昭和軽薄体について」などの問題を出されたところ、
東海林さだおについて書くのに夢中で
試験時間のほとんどを費やしてしまったとか。
であるからして、、、、、、、、
>>972 東海林さだおと椎名誠がホストの鼎談に大江健三郎が出た回のヤブサカ鼎談
は面白かったですね。単行本化の際には、大江氏が、伊丹十三に言及した箇
所が無くなっていたような気がしますが。
それから、早稲田祭で、車引きをやった時に東海林さだおと目があって、
「君は何してるの」とか言われたという話が何処かにありませんでした
っけ?なんか、素顔のショージ君がやたら美形だったという話だった気
がします。
盛り下げてすまんが、『やぶさか対談』は未読。