涙ナシには読めない本って… Part2

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1無名草子さん
前スレさんのコメント
「人知れず上空を仰ぎ見てしまう一冊から、号泣の一冊まで。
 泣きたい気分を満足させてくれる珠玉の一冊を、この季節、眼球が
 乾燥して困っている私に教えてください」

前スレ http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/976891771/l50
2 ◆estimaTU :02/02/12 12:35
島田荘司だったら「数字錠」なんかどう?
3無名草子さん:02/02/12 12:40
島田荘司なら「異邦の騎士」が泣ける。
4無名草子さん:02/02/12 17:59
多分出てないと思うんだけど、
城山三郎の「辛酸」
涙ナシには・・・というより、目がしらがジワーンと熱くなって、
こんなわたしでも、できることなら世のため人のために生きたい!
としばらく本気で思ってた。
5無名草子さん:02/02/12 20:30
夢枕獏の、『神々の山嶺』。いいぞ、うん。
6無名草子さん:02/02/12 23:14
『壬生義士伝』久々に読み返したらまた泣いてしまった…
7無名草子さん:02/02/13 13:21
『壬生義士伝』って、このスレで頻出してるようだけど、
そんなに泣けるの?
どういうふうに泣けるの?
817:02/02/13 18:39
このスレよく来るんだけど
ここに上げられている本は片っ端から読んでるけど
サパーリ泣けません。
今日から、壬生義士伝読みます。
多分、今回も泣けないと思う。
9無名草子さん:02/02/13 19:32
>>17
煽ってるわけではないけど、17さんはどんな本で泣けましたか?
1017:02/02/13 20:01
まったく泣いたことがないね。
唯一泣きそうになったのは
ドラえもんの最終回でのびたとドラえもんが天国にいくやつ。
11無名草子さん:02/02/13 20:13
エースをねらえ!は不覚にもウルウルきてしまったぜ。
12たろいも:02/02/13 23:23
あー、泣ける奴かぁ…
どうだろ。オレも割とドライに読みきる人間だからなぁ…
色々感動する事多いけど、実際本で涙が出たことは、多分無い…
精神的に責めてくる怖い奴は別で。感動じゃないだろ、それは。

感動ねぇ。感動なら…森絵都のつきのふねどうだろう。つか、既出?
手紙の最後は不覚にもぐっと来た。我慢したけど。
13もぐもぐ名無しさん:02/02/13 23:29
>>7
俺は『義』を貫く生き様に泣いた
1413:02/02/13 23:45
あ、しまった名前変えんの忘れた…
15無名草子さん:02/02/14 01:17
>>14
料理関連住民さんですね(w

どうでも良いが類似スレが無いか?
どっちが本スレ&発祥なの?
16無名草子さん:02/02/14 01:23
個人的には「どこで(どういうシーン、セリフで)泣けた」かを知りたいんだが。
露骨なネタバレにならない程度で明記キボンヌ
17無名草子さん:02/02/15 00:10
本じゃないんだけど↓を見てトルコの人達の情の厚さには感動して泣けました。
http://homepage3.nifty.com/ecozaru/ele.html

そして今月、トルコで地震があったのでみんなで募金しようと
一部の2ちゃんねらーが団結してます。
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1013515885/

そんなみなさんにも感動。
1000円だけど募金しました。
18本好き:02/02/16 14:22
ドストエフスキーの「虐げられた人々」
19無名草子さん:02/02/16 16:02
『カモメに飛ぶことを教えた猫』
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/8932/
20Y:02/02/17 14:53
北方謙三「逃がれの街」!
2117:02/02/19 18:52
壬生義士伝  いいお話ではありましたがやっぱり泣けませんでした。
22たろいも:02/02/19 19:11
>16
うむ。そりゃそうだ。
台詞だけ聞いてもそれまでの話を知らなければ感動もクソも無いが。
一応上げるか。オレが12で上げたつきのふねな。大きなネタバレにならないように書くと、
最後の最後に出てくる、小学生が精神病の同級生に当てた手紙の末尾。
「ぼくわ小さくてもとうといですか。ぼくわとうといものですか?」
聞かれてもしらねぇよと思うかもしれんが、それまでを読んでいると刺されたかと思うほどぐっと来た。
ふー。こんな所でいいだろうか。
23無名草子さん:02/02/19 23:36
>>22
そのセリフだけで読んでみたいと思ったよ
24こぱんだ:02/02/20 01:35
俺には親父がいないから、どうしても家族モノなんかに弱い。

原田宗典「しようがない人」
父子の関係ってこんなんなのかーっって思い、ぐっときた。
25無名草子さん:02/02/20 03:25
最後の最後で泣けるよ。
吉村 昭 「漂流」
文庫で出てます。
26無名草子さん:02/02/20 19:27
前スレの梶尾真治「時尼に関する覚え書」に1票。
「恐竜ラウレンティスの幻視」という短編集に収録されてます。
40ページ程度の短編なので簡単に読み終わります。

内容は時空系ラブストーリーです。ロバートネイサン「ジェニーの肖像」
へのオマージュなのですが、この作品とは男女の時間軸が異なっています。
シンメトリーロバートFヤング「たんぽぽ娘」
ジュード・デブロー「時のかなたの恋人」、筒井康隆「時をかける少女」
なんかが好きな人にはお薦めかも。40ページ程度の短編なので
簡単に読み終わります。

また、同氏の著書に「クロノス・ジョウンターの伝説」なる3編の中編が
入ったものもあります。こちらは3つともタイムマシンを使った時空系
ラブストーリー。前者の短編が気に入った方はこちらもお薦めです。
27無名草子さん:02/02/20 19:34
>>26 シンメトリーロバートFヤング→ロバートFヤング

わけわからん事書いた。すまそ。
28無名草子さん:02/02/20 19:37
004 2001.7.31
終わってしまいました、カフェ展。来てくれた人達ありがとう。クーラーがあまり効かなくて暑かったでしょ、ごめんなさーい。
あの場所で働いていたのはリトルモアのスタッフ
(ギャラリー担当から営業、経理)で、
もちろん彼女達は普段カフェに勤めてる人ではないので
慣れない仕事にとても苦労しただろうと思います。手作りガムシロップを汗をかきかき作っている後ろ姿(キッチンというか、
水周りが猛烈に暑かった!)や、りんごジュースを200cc計ってる真剣な表情にジーンとしながら、
私はお茶を飲みにでかける(=サボる)公式の理由ができたような気分で、できやよいちゃんのマグカップに注がれたコーヒーを飲みに行ってました
(だってなに手伝っていいかわかんないんだも
29無名草子さん:02/02/20 19:37
しかも

>40ページ程度の短編なので簡単に読み終わります。

を2回も書いてた上にageてもうた。逝ってきまーす。
30無名草子さん:02/02/20 19:47
>>17
マジ感動
でも板ちがいだからsageということで
31無名草子さん:02/02/20 23:34
燃えよ剣で不覚にもナイテシマッタ



32無名草子さん:02/02/22 23:43
きょうのお昼に社食で向かいに座った女の子が
盛んにハンカチで目をふきながら鼻をくすんくすんいわせて本を読んでいた。
そっと覗いたら「レベル7」だった。
そんなに涙なしには読めない本なのか?
ちなみにぜったい彼女は花粉症だったのではない……と思う。
33無名草子さん:02/02/23 00:05
宮部はなぁ…

そういえばパーフェクトブルーでチョト涙した
34無名草子さん:02/02/23 00:22
 大藪春彦「暴力租界」。内容はえんえんとループするだけだが終盤突然ループが切れて銃の話が延々と続き終わる。作者の遺作。未完。
 氏の熱狂的ファンだったら(内容とは別の所で)泣く。
 才能が枯渇してももう少しましな枯渇の仕方をして欲しかった。マジで連続コピペしてるような内容。
35無名草子さん:02/02/24 10:00
前スレでさんざん既出ですが「塩狩峠」で泣きました。
活字本を読破したはじめの本でした。
なぜかすいすい読めました。厨房のころ。
36無名草子さん:02/02/24 10:17
塩狩峠、確かに泣けました。
こないだ浅田次郎のラブ・レター読んで泣いてしまった。
37無名草子さん:02/02/26 00:35
旧スレよりさがってるので
あげ
38無名草子さん:02/02/26 23:46
さだまさしの「精霊流し」読んで
泣いた人いる??
39無名草子さん:02/02/28 00:36
清○院何とかって言う人の本。
次はおもしろいかな、こんどはおもしろいかも、と数冊買って、
どれも涙なしには読めなかった。じぶんの浅はかさに。
というか、どれも三分の一も読めなかった。
4017:02/02/28 18:05
聖霊流し  読んだけど泣きはしなかった。
だけど、とってもいい話。
読む価値はあるね。
41無名草子さん:02/02/28 18:13
「プラハの春」でのみ涙を流した。
42義弘 ◆.....OsA :02/02/28 18:45
清涼院○水って言ったかな。この人の本には幾晩、枕を濡らしたことやら。
こんなに貧乏に生まれついたおいらも、年に数冊は本を購入します。
そのたんびに、涙してます。
43無名草子さん:02/02/28 21:56
『サヨナライツカ』は泣けた。
三浦綾子さん『母』もよい。
あと、マニアックなところでは
『死と生きる』池田晶子・陸田真志
どうです?
44無名草子さん:02/03/07 22:19
西村寿行「蒼茫の大地、滅ぶ」、だったかな。
イナゴ飛来のパニック物で、本来泣かせ本じゃないはず。
でも、真ん中へんに出てくる、知事のラジオ演説、名演説。涙腺秒殺。
45無名草子さん:02/03/11 01:05
あげ
46見せかけ社会:02/03/20 05:02

前スレが大変優良だったので、このスレも期待

さて俺の一押しは(概出だけども)、
 「女の一生(第一部)」  これほど泣いた小説は無い。遠藤センセの作品のなかでも一番好きです
 「しょうがない人」    原田宗典の短編集の中の一つ。収録されてる一編一編どれもが最高
 「永訣の朝」       宮沢賢治。春と修羅の「序」とあわせて作者の非凡さ、天才をあらわす
 「山月記」        若くして夭折した中島敦の珠玉の作品。「名人伝」と合わせてどうぞ

このスレではまだ出てない作品
 「Uボート」   ロータル=ギュンター・ブーハイム
           戦争もの。作者が実際に従軍しているので、とても表現がリアル
           しかし、それだけで無しに「戦争の悲しさ」を見事にあらわす。映画も必見!

 「好人物の夫婦」  志賀直哉
           古き良き時代の夫婦の一コマを描いた作品。この作家の短編はどれもいい

 「夏の花」   原民喜
           数ある原爆を扱った作品の中でも、最も表現力に溢れた作品かと
           なにせ作者がとても純粋な方(俺的には賢治がダブる)なので、ね


本当に読書は楽しい
このスレのおかげでまた楽しみが増えそうだ          
         
47無名草子さん:02/03/21 08:15
りかピあげ
48無名草子さん:02/03/23 13:22
>>25
吉村昭の「漂流」。激しく同意です。。
大好き、大好き、大好きです。本当に泣けます・・・。

でも一番に思いついたのが三浦綾子の「道ありき」。
綾子さんの青春期のお話です。13年に及ぶギブスベッドでの入院生活、
前川正との愛の交流、そして光世さんとの出会い・・・・・。
もうこれ、最強でしょう・・・。
前川正さんのような立派な人も、かつての日本にはいたんですねぇ・・・。
光世さんも、素敵です・・・。

あとは、フランクルの「夜と霧」。
ナチスの収容所に送られた医師が、そこでの生活について書いたもの。
生々しいよ。そして彼の書く言葉に感動して、涙・・・。
49無名草子さん:02/03/25 15:59
age
50無名草子さん:02/03/25 23:26
小説や漫画、映画に限らず、良い文章や良い話に出会うと
ぱあ〜っと視界が開けた感じがして、気持ちいい。
それを分かりやすく言い表わす為に「泣けたよ〜」と言うことはあるが
実際は泣いた事ってないなぁ。普段ほとんど泣かないし。
素直に涙できる人ってうらやましい。嫌味ではなく。
しかし。
ベタだが『日本一短い「母」への手紙』で号泣。
心が疲弊してたので、その辺グリリっとされたよ。
51無名草子さん:02/03/27 13:59
超マイナーだが、
『心のノート』著 麻生千晶

著者の麻生千晶さんは、髄膜炎のため小学校の卒業式を目前にしてなくなった。
『心のノート』は、麻生千晶さんが生前に書いていた日記と、
母親の記した闘病記、クラスメートたちからの手紙などを、
麻生千晶さんの死後、お母さんが本としてまとめ、『麻生千晶』の名で出版した。
最初の方に、麻生さんの写真が載ってるのだが子役でも通用するぐらいかわいい子だった。
何年か前にSPドラマ化もされている。

長文すまん。



52無名草子さん:02/03/27 15:30
「十二番目の天使」
53無名草子さん:02/03/28 12:43
涙腺が弱いので、浅田次郎をはじめとするたいていの泣かせ系の本には泣いてるが
タニス・リーの「銀色の恋人」ほど泣いたものはない。
読んだのが高校生の頃だったからかな?
54無名草子さん:02/03/28 12:45
中島敦「弟子」ナいちゃったよ
55無名草子さん:02/04/09 01:02
大田哲也の「クラッシュ」
レーサーだった筆者がレース中に大事故を起こしてしまい
死の淵から生還するっていうノンフィクション(自伝?)なんだけど
闘病生活についてや家族に対しての思いのところなどは
涙なしでは・・・・・ウルウル。
56見せかけ社会:02/04/12 22:13
アルジャーノンがこんなにいいとは知らなかった
57無名草子さん:02/04/25 02:58
三浦哲郎「白夜を旅する人々」
曽野綾子「天上の青」
58無名草子さん:02/04/25 03:26
伊藤左千夫「野菊の墓」 純愛に涙
59無名草子さん:02/04/29 15:54
新宿鮫の2巻、「毒猿」のラストシーンで思わずボロっと来たよ…。
この作中ではヒロインにあたる女性が、枕に顔を伏せて静かに泣く所。
その場面まで泣かなかったから、余計にきた…。
60無名草子さん:02/04/29 16:53
誰か!『誰が石を投げたのか』で涙した人はいないの?
表紙が好きじゃない〜とか思いながら(アホ)読み始めたんだけど、もう涙、涙、涙。
自分が一番可哀想なんだ、不幸なんだ、孤独なんだ・・なんて思ってると、
いつか大切なものを失っちゃうんだってわかった。
61無名草子さん:02/05/01 20:50
前スレも全部見たけど多分出てない・・・
シェル・シルヴァスタイン 「The Giving Tree」
洋書の絵本だけど、簡単に読めると思います(中1レベルくらい)
無償の愛って素晴らしい・・・。
62無名草子さん:02/05/01 21:19
>61
それは多分「おおきな木」でしょう。ガイシュツだよん。
結構古くからある絵本。名作。

少年に何をされようとも、彼の役に立てることだけを
純粋にうれしがる木に涙。
63無名草子さん:02/05/01 21:25
「ソドムの百二十日」のソフィーちゃん
なんで解放直前に嬲り殺されるんだあああああ
64無名草子さん:02/05/01 22:29
マンガでごめん。
西原理恵子『ぼくんち』は泣ける。
65無名草子さん:02/05/01 23:00
泣けないけど、『13階段』はマジで興奮した。
あんなにすごい勢いでページをめくったのは
ハリーポッターとダレン・シャン以来だ。
66名無しさん┃】【┃Dolby:02/05/01 23:02
プロジェクトX 救出の回は泣ける
三宅島・鹿児島竜ヶ水・ニュージャパン等
67無名草子さん:02/05/02 01:07
起動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

いやマジだって。
68無名草子さん:02/05/02 01:38
>>67
泣けないでしょ、救いが無さすぎて。
>>64
漫画はこっちへ
【感動】最高に感動した漫画は?【涙】
ttp://comic.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1016181253/l50
69無名草子さん:02/05/02 01:45
「大地の子」山崎豊子著 
読み終わった後1時間くらい何も考えられなかった
70無名草子さん:02/05/02 17:50
父帰る
71無名草子さん:02/05/02 21:48
カテキョ
72無名草子さん:02/05/03 21:14
ごんぎつね
73無名草子さん:02/05/04 00:21
十二番目の天使は、俺も涙ぼろぼろ。
直球で、あざといくらいだけど、本当に心に染み入るよ。
74無名草子さん:02/05/04 01:59
出てるのかな
城山三郎の「特攻 幸福は花びらのごとく」
第二次世界大戦。最初の特攻隊長と、最後の特攻隊長の話
仲良くはなかったらしいけれど同僚だったとか
どちらにも妻がいて、特攻がおかしいと思える程の分別はあっただろうに
うわああああ・・・!と思ったよ

>>72
私も好き。昔、小学校の頃先生が凄く素敵なイラストのその絵本見せてくれたのに
イラストレーター覚えてないし未だ見つからない。鬱だ
75無名草子さん:02/05/11 14:10
宮尾登美子の「櫂」とか一連のシリーズ・・
耐える女がすごい!
76無名草子さん:02/05/11 14:58
ちょっと読みにくいけれどアルジャーノンと、アンジェラの灰
77無名草子さん:02/05/11 20:46
>>62
「おおきな木」は良いお話だと思うんだが、いかんせん初めての出会いが
小学校の教科書だったせいか、純粋に作品を味わえなかったのが残念。
つか、小学生じゃあの話の本当の意味ってわかんないと思う。
>>64
「ぼくんち」は読んでてしんどすぎて、自分は「ゆんぼくん」かな。
>>74
「手袋を買いに」で挿絵描いてた『黒井健(建?)』って「ごんぎつね」も
描いてたような気がします。もっとも「未だ見つからない」とのことなので
違うかもしれませんが。
78チュウちゃん:02/05/11 21:48
しろばんば、24の瞳、野口英世のおかあさんの手紙(タイトル知らない)
ええ、泣きまちたとも。他の客もいる本屋の中で(涙
文面が私の今は亡き祖母のものに似てるんですわ。
どんなすばらしい作家でもこれほどのものは書けまちえんよ。
79無名草子さん:02/05/11 22:30
柳美里の「命」「魂」「生」「声」。
80無名草子さん:02/05/12 00:58
81無名草子さん:02/05/12 19:24
酒見賢一「後宮小説」
82無名草子さん:02/05/13 14:47
最近出た「理想の国語教科書」とかいう本。
タイトルに鼻白んでしまったが、前出の英世の母の手紙が
載ってた(画像も)んで買っちまったよ。
いいねえ…泣ける。実家に電話したくなったよ。

83無名草子さん:02/05/13 18:26
星新一の『ブランコのむこうで』
小学生向けのような、薄くて読みやすい本です。
泣かせようとしてる話じゃないんだけど、
「さびしい街」とか、「ほほえみ」とかの章で
じわっとくる。
大好き。
84無名草子さん:02/05/13 20:47
星の王子様は不思議と涙が出てくる
85無名草子さん:02/05/18 00:10
ageておきます。
86無名草子さん:02/05/20 05:43
マンガですが、

星里もちるの「夢かもしんない」で泣きました。

作中にでてくる女の子のユーレイの「ハッピー?」と言う問いかけに

きてしまいました・・・。こんな私って・・
8786:02/05/20 05:44
泣ける本、教えてください。あげ
88無名草子:02/05/20 08:22
十二番目の天使
89無名草子さん:02/05/20 08:27
激しくガイシュツの気がしないでもないけど、
浅田次郎『月のしずく』収録『聖夜の肖像』嫁の言葉に涙が……
90無名草子さん:02/05/21 01:23
「二十日鼠と人間」
ジョン・スタインベック
91無名草子さん:02/05/21 04:34
加賀乙彦『宣告』
あの雪合戦のシーン、なぜか泣けてくるのです
92無名草子さん:02/05/21 11:52
原田宗典「黄色いドゥカと彼女の手」の中の一遍「ママ・ドント・クライ」
がいい。マザコンじゃなくても男なら泣く。
93無名草子さん:02/05/21 18:58
前スレで既出だが「指輪物語」。
ローハンの援軍の角笛が聞こえるシーンを読むといつも
涙が出そうになる。
94無名草子さん:02/05/24 07:41
堀田善衞「審判」
ワタクシハ鬼デス・・・
95無名草子さん:02/05/29 04:28
赤川次郎の「ふたり」
最初の冒頭で姉が交通事故にあって、トラックの下敷きになりながらも、
妹にやさしい言葉をかけながら死んでいく場面は、悲しくなりました。
こんな人間いないだろと思いながらも、心打たれました。
96無名草子さん:02/05/31 05:08
園子温の自殺サークル
なんかしんないけど泣けた。
あと、桜井亜美のファイナルブルー。
97無名草子さん:02/06/06 23:49
あげまっせ
98無名草子さん:02/06/10 16:34
ageage
99無名草子さん:02/06/10 17:46
湯本 香樹実の「夏の庭」

わかってても泣けるんだよな。

あとはトム・ゴドウィンの「冷たい方程式」

古くてスマソ。
100無名草子さん:02/06/10 19:54
ケストナーの「飛ぶ教室」
貧しくてクリスマスに帰省できない少年が
泣くまいとして「泣くこと厳禁!」ってつぶやきながら眠ってしまう。
こっちは厳禁どころか・・・

がいしゅつの指輪物語は
最後の年表読んでると泣いちゃう。

星の王子さまは読んでいる途中より
読み終わった後色々考えてると泣けてくる。
王子さまはいったいどこへ帰っていったのか、とか
バラの花はもういないんだろうな・・・とか。
101ううう:02/06/10 20:31
『楢山節考』『白仏』『アーサー王と円卓の騎士』『フランダースの犬』『アンの娘リラ』
などでしょうか・・・。


102無名草子さん:02/06/11 07:51
>99
「夏の庭」は確かに泣けた。
映画化されたのはちょとアレだったが(w
103 :02/06/12 09:57
ごめん、やっぱり じーんときちゃうよ。
既出だけど沢木耕太郎「壇」
あと高村薫「リヴィエラを撃て」
ついでに「晴子情歌」もね
104無名草子さん:02/06/13 11:54
アルジャーノンに花束を

泣いてしまった・・・
読み終わって、その後の話のことを色々想像したら、涙が出た

ある意味、読まなきゃ良かった(w
105無名草子さん:02/06/13 12:28
>104
感動に水差すようで悪いけど、読みにくくない?アルジャーノンって。
読んだけど読みにくくてビデオに走ったよ!俺!
106 :02/06/13 12:51
>>105
まったく同じ
あんなん読めん
107ななし:02/06/13 12:56
なにが同じか、分からんがね。
108無名草子さん:02/06/13 13:46
>>105
何回か映画化されているけれど、私は本のほうが好き。
109104:02/06/13 13:55
>>105
読みにくいってのは、最初の方の文章のことかな?それとも全体を通してなのかな?
前者なら、チャーリーの知能が上がっていく様子がうまく表現されてたと思う、
そして、それが涙するところにも繋がったと思う(大袈裟)

確かに最初はいらいらしたけど、そこを越えれば・・・
もう一度挑戦してみてはいかがっすか?
110文学:02/06/21 06:08
もう絶対泣ける小説は、浅田次郎著
<月のしずく>収録の(踊子)&(ピエタ)
絶対お薦めです。涙間違いなし。
111無名草子さん:02/06/21 06:43
>>105

邦訳がよくない。原書を読んでみなさい。
112無名草子:02/06/21 17:19
『星兎』(寮美千子著・パロル舎刊)
途中まではほんわかした感じだけど、
だんだんせつなくなって
ラストシーンは涙でボロボロになりながら読んだ。
113無名草子さん:02/06/21 20:50
12番目の天使ももちろんすごいけど
この世で1番の奇蹟も良いよ!神様の覚え書き
毎日読んでる人俺以外にもいますか?
100日間読めばあなたにも奇蹟が!
114無名草子さん:02/06/21 22:54
ハチ公物語
115無名草子さん:02/06/21 23:02
がいしゅつだけど、村上春樹「羊をめぐる冒険」。
ただし、「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」と、順を追って
読むことをお薦めする。その上で、「僕」がかつての親友と巡り会う時……

工房のころ、喫茶店で読んでてぼろぼろ泣いた。恥ずかしかった。
116無名草子さん:02/06/21 23:13
どなたか昨年度のセンター試験国語Tを受験した人いませんか。わたしは小説の『雨あがる』(山本周五郎)を読んで、泣きながら問題を解きました。こんなの出すなよ、とその時は思いました。こんな体験ありませんか。
新潮文庫の『おごそかな渇き』に収録されてます。蛇足ですが点数は190点でした。
117無名草子さん:02/06/21 23:36
「だからあなたも生きぬいて」(大平光代)…中学生で割腹(!)自殺を図った少女が
 弁護士になっていく過程で親との関係が最後に修復されていく過程で泣いた。
「Separation」(市原たくじ)…奥さんがだんだん若返っていく先に何が待ちうけて
 いるのかわかった頃に親に会いに行った場面で泣いた。
親に弱いのかな?
118無名草子さん:02/06/22 00:29
厨房のとき
何かの試験で
「小さきものへ」出て
泣けたね。
あれ作者誰だっけ。
119無名草子さん:02/06/22 00:38
>118白樺のやつ。たぶん武者小路。
120無名草子さん:02/06/22 01:20
がいしゅつですけど
新井素子”チグリスとユーフラテス”は、泣けますよね

特に
1章 マリア・Dの日記の最後の2行
   (母として死ぬか?、女として生きるか?)
2章 惑星管理局の”聖典”
   (これって「冷たい方程式」とも言えますよね?)
3章 朋実のパパの会社の話
   (Noblesse oblige)
4章 馬場クリニックの話

人が生きるって事について、考えさせられます
良かったら、読んでください     
121無名草子さん:02/06/22 03:34
三木卓「星のカンタータ」
ひとりぽっちで宇宙船に乗ってる少年のエピソードとか・・・

>115
「羊をめぐる冒険」順を追って読むと、というのに特に同意。
私見では、現在に至るまで村上春樹はこの3部作を越えてないように思えて仕方ない。
122無名草子さん:02/06/22 06:01
トニ・モリスン「青い眼が欲しい」
ラストの「でももう遅いのだ〜略〜ひどく、ひどく遅すぎる」
悲しくて仕方なくなる
123無名草子さん:02/06/23 17:33
エンデの「はてしない物語」
どこも良いんだけど
個人的には、アイゥォーラおばさまのところ、アトレーユとの再会、
そして最後のお父さんとの会話のところ。非常に泣けます。
124無名草子さん:02/06/23 19:02
>>112
『星兎』はたしかに泣ける。というか泣かされた。
漏れは通勤電車で読んで大失敗。泣きはらして出社して、
会社の人に「どうしたの?」って言われた。

読んだことない奴はだまされたと思って嫁。

#関係ないけど著者の掲示板は最近ヒートアップ気味・・・
125無名草子さん:02/06/23 22:09
泣けた本は何冊もあったはずなのに、
具体的な書名が思い出せない耄碌した自分に
泣きそうです。

まだ20代後半なのに先が思いやられる。
126無名草子さん:02/06/23 23:07
谷崎潤一郎の「春琴抄」
あと、がいしゅつだろうけど、
天童荒太の「永遠の仔」とかかなぁ
127無名草子さん:02/06/24 02:47
北村薫の「秋の花」

北村薫はあまり好きじゃないんだけど、これには参った。
ミステリなんで内容には触れないけど、一読をお勧めします。
128無名草子さん:02/06/24 23:19
>>79
ネタですね。ベタすぎてわらえなかった
おれは辻腎性さんの本
129無名草子さん:02/06/25 00:37
「秋の花」泣けますね >127
わたしは同じ作者の「六の宮の姫君」でよりいっそう泣きました。
130無名草子さん:02/06/25 01:45
泣いた(涙が思わず流れてしまった)本といえば、
既出だけど、「アルジャーノン」、「チグリスとユーフラテス」
あとライトノベルになっちゃうけど「鉄コミュニケーション」も泣ける。
131無名草子さん:02/06/26 18:24
ハインラインの「地球の緑の丘」に収録されてる「鎮魂曲」。
132無名草子さん:02/06/26 21:35
オーケンの「ステーシー」で不覚にも・・・
133無名草子さん:02/06/27 00:37
ディー・レディー「あたしの一生」(江国香織 訳)
猫の目線で一生を語っているのですが、
涙で字が読めませんでした。
ピンクの表紙のハードカバーです。
134無名草子さん:02/06/27 01:38
ガイシュツと思いますが「デューク」江國香織さん。短編集
(冷たい夜に)に入っていた。犬を家の中で飼っていた人は
絶対、泣けると思う。
湯本香樹実さんは「夏の庭」より「ポプラの秋」。
大切な人や身内を亡くした事がある人は、もう涙が止まらない
でしょう。最近、泣いていない人にオススメ。
135無名草子さん:02/06/27 03:03
ガイシュツでもいいや。

「カシコギ」

書いた人は知らない。忘れた。
136無名草子さん:02/06/28 03:14
角川文庫新刊「ラザロの子」
長編、海外物ですが、泣かせます。映画化してくれないかな
137ken:02/06/28 12:49
浅田次郎の「角筈にて」 (鉄道員に収録)
宮本輝の「力」(五千回の生死に収録)
似たような短編ですが、どちらも父親の息子に対する
切ない愛情がたまらない。
何回でも読みたくなります。
138無名草子さん:02/06/28 12:52
反乱のボヤージュ
139TOMORROW NEVER KNOWS:02/06/28 12:59
船井幸雄著、個の力が未来を変える、というMLMについて書籍を読んでいます。
それをふまえてみても、
素晴らしいネットワークビジネスの紹介です。
私たちの参加しているネットワークビジネスは 在庫をもつ必要がなく、
製造メーカーの製品を直接広めるものです。
私たちのグループは、製造会社の製品をHPとメールという媒体も活用して、
低価格、高品質なよき製品を広めようという集まりです。
実際、有名な大会社AT&T、GM、マスターカードなども採用しだしています。
興味のある人には、ぜひ参加して一緒にやってみましょう。
以下のホームページでの説明も御覧ください。
http://ailove22.fc2web.com/lpd/index.html
140無名草子さん:02/06/28 23:30
ガイシュツだけど、かわいそうなぞう。
あれで泣かない人はおかしい!
141無名草子さん
泣いた赤鬼
でもちょっと赤鬼のやろーに突っ込みたい!
おめーな、気付けよ、青鬼の誠実さ、優しさがいかに貴重かということに!
見た目で判断するドアホゥな村人共の数万倍貴重な存在だったことに!!