斎藤美奈子さん

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1無名草子さん
「読者は踊る」文庫化記念で立ててみました。
どうでしょう? 私としては面白くて好きなのですが(^^
2無名草子さん:02/02/05 01:04
3無名草子さん:02/02/05 04:31
4無名草子さん:02/02/05 20:03
すごく好き。
「紅一点論」みたいな大仕事もいいけど昔の「UNO!」で書いてた
女性誌をぶった切るコラムもおもしろかった
5無名草子さん:02/02/05 20:12
私は妊娠小説とモダンガール論もってる。
朝日新聞の日曜日の書評とか、アエラの雑誌評とか
楽しみにしてる。
6無名草子さん:02/02/07 10:18
「文書読本さん江」刊行age
7無名草子さん:02/02/07 14:47
あ、新刊出たの知らなかった。
8無名草子さん:02/02/07 16:41
斎藤澪奈子スレと間違いそうだった>藁

文章の切れがいいよね。
私は「あほらし屋の鐘が鳴る」が好き。
よくぞここまで書ききった!と。勇気ある人だ。

最近、中野翠が隠居しちゃって、いい意味で毒がある女性エッセイが
少なくなってきているから、斉藤さんにはがんばってほしいなぁ。
9無名草子さん:02/02/07 17:42
中野翠とはレベルが違うと思う。
エッセイとかじゃないもん、この人はジェンダー論も書ける人。
106:02/02/07 18:19
>>7
筑摩書房から1700円。
きのうゲットしたが、正式には今日発売のよう。

(関係ないが、MS-IME98は「ちくま」と打って「筑摩」と
変換してくれないのですな。)
11無名草子さん:02/02/07 18:28
「妊娠小説(だったか?)」読んで感動しました。
森鴎外の舞姫を、海外駐在で現地妻かこってポイ捨てした商社マンと酷評。
膝が砕けるほど叩いて同意の嵐でした。
彼女の本は、そのうち全部そろえようと思っています。その価値あり。
12無名草子さん:02/02/07 18:28
「妊娠小説(だったか?)」読んで感動しました。
森鴎外の舞姫を、海外駐在で現地妻かこってポイ捨てした商社マンと酷評。
膝が砕けるほど叩いて同意の嵐でした。
彼女の本は、そのうち全部そろえようと思っています。その価値あり。
13無名草子さん:02/02/07 18:37
二重投稿失礼しました・・・逝きます。
14無名草子さん:02/02/07 19:45
「読者は踊る」を除けば全部持ってるかな。
「妊娠小説」は面白いんだけど、文章がまだ多少硬いよね。

>>4が言ってる「UNO!」で書いてた女性誌批評コラムは
>>8が言っている「あほらし屋の鐘が鳴る」に入ってるよね。
あれで、石原慎太郎の勘違いぶりを指摘してたのが嬉しかった。
15無名草子さん:02/02/08 10:00
>>6
情報ありがとう!
さっそく注文しました!
届くのが楽しみです。
16無名草子さん:02/02/08 11:09
文章はそれなりに面白いの(とくに敢て「進歩派陣営」でくくるとTOPクラス)
だが、論理展開はちょっとまだ穴が多いな。
とくにフェミ理論という「守るべきもの」を持っているため、そちらへの
批判や欺瞞を撃つようなものには無理な立場から防御に回ってしまわねば
いけないのが気の毒
17無名草子さん:02/02/08 13:41
岩波のムック?は感心しなかったな。
18無名草子さん:02/02/08 19:26
岩波のムック?は読んでないなぁ・・。

基本的に好きな方なので、あげ〜。
19無名草子さん:02/02/08 20:27
この人自体は面白いと思うが、信者に痛い人が多いのが課題だと思う(w
20無名草子さん:02/02/08 20:34
まだ信者を獲得するほどじゃないと思うんだが。
21無名草子さん:02/02/08 22:02
>19
「信者」は誰のでも痛いよ。
信者がいるのかは知らないけど。
22無名草子さん:02/02/09 03:50
書下ろしや連載のコラムは面白いけど、朝日の書評はつまらないよー。
でも「紅一点論」は素晴らしい作品だと思う。
膝を打つってこういうことか、と思った。
23無名草子さん:02/02/09 04:04
永江朗とはどういう仲なの?
24無名草子さん:02/02/09 04:38
まじ?あのアフォとなんか関係があんの?美奈たんが
気になる…
25無名草子さん:02/02/10 02:25
文章読本さん江傑作!
26無名草子さん:02/02/10 16:48
>23
「斉藤が偉いのは、いやなものでもちゃんと見るということ。(略)見習わなくてはと思う」
と『批評の事情』でべたぼめ・・・当たり前だろ?ってかんじなことを、「すげー」と感嘆(W
でも実際・・・・・・仲良かったりすんのかね?その辺はしらーん

この人の、なんでもかんでもネタにして笑っちゃおう!っていうノリが好き
27無名草子さん:02/02/10 17:33
>>26
>この人の、なんでもかんでもネタにして笑っちゃおう!っていうノリが好き

そのノリにもかかわらず、押さえるべき論点はしっかり押さえる所が、
大人の仕事って感じでいいですね。
28無名草子さん:02/02/11 13:30
新刊いま読んでます。まだ序盤だけどおもろいage。
やはりこのひとの文章、好きだなぁ。
「紅一点論」傑作説に漏れも一票。



29無名草子さん:02/02/11 14:05
信者なんているのだろうか・・小一時間問い詰めたい。

新刊、漏れも中盤読み。
漏れ的には、おもろいなぁ!
30無名草子さん:02/02/11 14:10
ルックスが斉藤澪奈子だったら
信者になってるんだけどなー
31無名草子さん:02/02/11 14:34
>>30
キモいよ・・君。
32sakuma:02/02/11 14:35
http://www.h4.dion.ne.jp/~h.s.c777/index.html
ページ更新しました。感想などもぜひ。
33無名草子さん:02/02/11 15:04
美奈子という名前で想像してた顔と違う!
34無名草子さん:02/02/11 22:07
>文章の「プロ」とは「プロフェッショナル」ではなく
>「プロレタリアート」の略語と考えるべきなのだ (P119)

簡明直截すぎて、ちと鬱・・・・・

『文章読本さん江』で、生活綴り方運動の話がでてきてびっくりした
興味のある方に→三浦綾子『銃口』(朝日文庫だったとおもう)
かーなーり好きな一冊 読んだことある人いる? 話題がずれたのでさげ
35無名草子さん:02/02/12 22:04
「紅一点論」だが、例えばフェミ的に一見オッケーに見えるキャラを
エンタメが思想でも政治的立場でもなく、エンタメだからこそ生む可能性
がある、ってのにどこまで自覚的なんだろか。
例えば男勝りとか独立心旺盛な女性というのもたんなる萌え〜〜なキャラの
バリエーションの一手段として登場する、ってことはやまほどあるよね?
36無名草子さん:02/02/12 23:23
「男勝り」とか「独立心旺盛な女性」というくくりがすでにフェミ的にオッケーじゃないと思う(わら
37無名草子さん:02/02/13 00:22
そんなに「フェミ的にオッケー」な
女性キャラに萌える男が多かったら
世の中もうちょっと生きやすいんじゃないかねえ。
38無名草子さん:02/02/13 00:54
>>36
「一見オッケー」だからいいんだよ、きっと。
39無名草子さん:02/02/13 05:00
>>36
激しく同意(笑)
40無名草子さん:02/02/13 05:10
斎藤美奈子って冴えてると思うときとダメだと思うときが両方ある。
村上春樹の「村上ラジオ」を読んで「村上はオヤジ臭くなった」
みたいなこと言ってたけど、あれはただイラストが安西水丸じゃなかったから
そう思っただけでしょ。
41無名草子さん:02/02/13 07:50
おこげ臭さがちょっとね。元同人少女なのかしらん。
42無名草子さん:02/02/13 21:05
現在進行形の連載およびコラム、何がおすすめ?
私は、ちゃんと追いかけてるのはアエラくらい・・・・『婦人公論』は時々
『世界』に時々載るのは、正直いまいち・・・・
43無名草子さん:02/02/13 21:16
bk1での永江朗との対談「甘い本・辛い本」が面白い。

ttp://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3a7415763554e0103197?aid=m&tpl=dir/01/01110000_0007_bn.tpl

長くてスマソ。
44無名草子さん:02/02/14 11:35
>43
サンクス!対談してるって事は・・・・やっぱりそれなりに仲いいのかな?
永江ってあんまし好きじゃないなあーー ま、人それぞれだけどさ
45無名草子さん:02/02/14 12:46
永江も斉藤もライター特有のハッタリ臭は似てる。
あらかじめスケープゴートを用意して、
なにかを褒めるためになにかを貶す下品さとか、
つい、読者に迎合しちゃうとことか、
ミーハーなものに反応しちゃうとことか。
46無名草子さん:02/02/14 14:29
>>44
別に対談しているからといって、仲良しというわけでもないだろう。
みんな林真理子や阿川佐和子の友達か?(w
47無名草子さん:02/02/14 21:18
けさの新聞広告で見て刊行を知り、文章読本さん江を買いました。
これから読むところです。職場の同僚から「斎藤美奈子の文章は、
新聞のコラムと同じくらいおぞましくて、いつも最後まで読めない」
と言われて少々ヘコんでたんですが、このスレ見て回復しました。
48無名草子さん:02/02/14 21:45
月刊百科(平凡社)の、「百万人の読書」は、毎回笑えますよ。
イラストがどうも好きになれないが。
4947:02/02/15 13:48
ゆうべ一気読みしました。おもしろかったです!
口調がうつっちゃってるパートにはかなり笑かしてもらいました。
こまかいところですが「文豪ミニ」も受けまくってしまいました。
学校教育と作文についての章はななめ読みになってしまいましたが…
50無名草子さん:02/02/15 14:15
「女」というより「女の子」の視点で書いてる人だと思う。
良くも悪くも。
51無名草子さん:02/02/15 14:37
おこげちゃん。
52無名草子さん:02/02/15 15:13
もてない娘ちゃん(p
53無名草子さん:02/02/15 15:14
シモネタの話題を振ったら、真っ赤になって激怒しそうでカワユイ
54無名草子さん:02/02/15 16:26
生徒1(>23)「ねえねえ、A先生とB子って妙に親しくない?」
生徒2(>26)「さあ......でもA先生がB子をひいきにしてるなって感じることあるなあ」
生徒1(>43?)「この間私、忘れ物取りに教室に行ったらさ、2人きりでなんか話してんの!」
生徒2(>44)「やっぱりあやしいのかも........?」

生徒3(>46)「おいおい.......進路相談とか色々あんだろ?
教師が生徒と2人きりでなにやら話してたらあやしい関係なのかよ、おめでてーな(W」

せめて過去ログ見てから書き込もうね(それともっと読解力を(W
まあいるけどね、こういう風に会話に割り込んでくる奴って
とりあえずハイリンやめれ 
55無名草子さん:02/02/15 16:31
>53 そーかなー?はいはいってかんじでさらっと流されそうだけど?
とにかくよく勉強してるなーって感じるよ
「文章読本さん江」だってまじめに書けば(藁、ちゃんとした論文になりそうなのに
非難囂々・・・・・かな?
56無名草子さん:02/02/15 18:45
>>50
もう少し突っ込んで説明してくれるとうれしいです。
57無名草子さん:02/02/16 05:00
>50
へ?なんかすごくずれてる指摘だと思う。本当に読んだの?
どちらかと言うと「女」とか「女の子」とかじゃなくて、
「私が斎藤美奈子ですが」という視点だよ(笑)
58無名草子さん:02/02/16 05:52
ああ、そういえば「江藤淳と少女フェミニズム的戦後」読もうと
思ってたんだった。なんか思い出した
59無名草子さん:02/02/16 08:24
大塚英志・・・・か
あの人もなー(W
60無名草子さん:02/02/16 13:42
>>57
同意!カッコ内最後の「が」が効いて、雰囲気出てますね。
61無名草子さん:02/02/16 14:48
ブスはブス。
あの顔で綿矢りさを批判しても説得力がない。
62無名草子さん:02/02/16 15:01
致命的なブスじゃないよね。
女性の物書きにしては良い方でしょ。
63無名草子さん:02/02/16 15:31
致命的にブスじゃん(w
64無名草子さん:02/02/16 15:37
顔なんか見たことないし興味もない
そんなに重要なの?
65無名草子さん:02/02/16 15:45
>>64
それ以上に重要なものなんてないよ。
661(久々):02/02/16 16:07
また顔の話題ですかい(笑)。
女性作家スレは、この話題から腐っていくことが多いなあ。
個人的には、相手にしないことをキボンします。
67無名草子さん:02/02/16 17:59
そうそう、ヴァカは相手にされると喜ぶから放置&スルーで。
あんまり面白くなかったというか肩透かしだったのは「モダンガール論」
だな。
期待してた割にえらく普通だった。
68無名草子さん:02/02/16 18:41
顔は重要でしょ、この人の場合、
ブスのルサンチマンが出発点なんだから(w
69無名草子さん:02/02/16 18:52
ブスとか美人とかいう前にフツーのおばさん。
70無名草子さん:02/02/16 20:30
>>66
はい、放置に邁進します。
性差万別はいつか単行本化されるんでしょうか。
>>67
私けっこう好きです。笑かす系の文章じゃないけど。
71無名草子さん:02/02/16 21:05
この人の「〜じゃありません?」って語尾、あんまり好かないな。
表面上疑問形で、読者に伺い立ててる風に見せかけて、
対象物を非難(遠回しに自己主張)という回りくどさ。
自分の中で結論出てるのにわざわざって感じ。
72無名草子さん:02/02/16 23:33
でも、こういう口調の人って多い・・・文章ではあまり見ないかな?って気はするけど

某浜崎さんも「感じ悪くない?」と表面上疑問形で、聴衆に伺い立ててる風に(以下略)
親しみやすさっていうか、友人とおしゃべりしているような感覚で、読者が読めるようにってテクニック?なんじゃないの?
73無名草子さん:02/02/17 02:00
>70
うー、自分の中では別に笑かしてもらおうとは思ってなかったんだけど
斎藤美奈子ならではの議論とか展開を期待してたんだよね。
そしたら、資料調べて年代順に並べてみました〜的な、レポートみたいな
出来だったのでがっかりしました。
結論の弱さが特に。
74無名草子さん:02/02/17 17:26
今日付けの朝日の書評はどうだった?
なんか・・・すっごく不満〜〜ってかんじの文章だったけど・・・?
何でこんな本が芥川賞なの!?って・・・・「猛スピード・・・」読んだ人はいる?どうだった?
75無名草子さん:02/02/18 01:01
>>74
オイオイ、どうすればそんな読み方ができるんだ?
「こういう創意を私は一応評価する。だから受賞に異存はない」
の部分には皮肉の意味は無いと思うけど。
76無名草子さん:02/02/18 01:07
ブススルーがすっごく不自然で笑える。
77無名草子さん:02/02/18 02:38
文章読本のやつ、いかがでしょう。
78無名草子さん:02/02/18 08:55
>72
でもそれ(疑問形で伺い)が有効なのは、
双方向のコミュニケーションでダイレクトに相手が反応出来る
場合じゃないかな。某浜崎はライブでしょう?(観客目の前)
紙媒体だと、書き手の一方通行になるからなぁ。
79無名草子さん:02/02/18 10:22
>75
「一応」「異存はない」にくわえ、「乗り物小説とばれてたら賞にはもれてたかもね」
・・・ああごめん この本自体に文句つけてるんじゃなくて、こんな本を芥川にしちゃう側に文句言ってるって書けば分かったかな?
「認識が二十年遅れてない?」の辺りも
私はこの本読んでないので、面白いかどうかはしらない
80無名草子さん:02/02/18 11:10
>78
読み手との距離を縮めたい、つまり親しみやすい雰囲気にするためにやってるんじゃないかなあ?と思ってる
くどく感じるのは、ライブな状況でも一緒
その意見に同意できるかどうかで、印象が変わるけどね

>紙媒体だと、書き手の一方通行になるからなぁ
確かにその通り。だけど
言葉を返すようで悪いけど、「・・・・である」っていう偉そうな断定よりは
はるかにましじゃない?(ネタとして笑うっていう案もある(W

「わざわざ」と感じ、イヤーな気分になるのは結局その意見に同調できないってことじゃない?
「〜じゃありませんこと?」じゃなくてよかた
81無名草子さん:02/02/18 12:08
今年一月に亡くなったミス・ミナコ・サイトウ(斎藤澪奈子)
の本名は、実は斎藤美奈子なんだよ。
82無名草子さん:02/02/18 16:39
だから、なに?そのひとしらない
83無名草子さん:02/02/18 17:04
乗り物小説に関しては「あほらし屋の鐘が鳴る」で散々
馬鹿にしてたからねー、あれは笑った。>車を擬人化してしまう表現
84無名草子さん:02/02/18 20:46
>80
>「わざわざ」と感じ、イヤーな気分になるのは結局
>その意見に同調できないってことじゃない?

んなことないですよ。概ね同調してる。
斎藤さん嫌いじゃないです。
婉曲な表現があまり好きじゃないのです。
私の個人的な嗜好です。

確かに「である」調は偉そうだが、
思い切りのよさを感じる時*も*ある。
これも語り手に共感できるか否かにかかっているか……。
85 ◆5AxYDbVw :02/02/18 20:49
sage
86無名草子さん:02/02/19 00:59
オレも猛スピードでは読んでないが、

>>79
>こんな本を芥川にしちゃう側
「だから受賞に異存はない」、と。

「乗り物小説とバレてたら賞にはもれたかもね」
これは、「認識が二十年遅れた」村上龍に対する皮肉でしょ。
<一人で子どもを育てている多くの女性が、この作品によって勇気を得るだろう>、という
この本の売り文句は村上龍の選評から取られたもの。

あと、「自動車ブーブー小説」、「乗り物小説」にはネガティヴなニュアンスは
含まれていないと思うよ。今回の件では。
87無名草子さん:02/02/21 02:30
>86
どうもずっと平行線のようなので、これでおしまいにするけれど、
「乗り物小説とばれてたら賞にはもれてたかもね」という締めの言葉から推察するに
「乗り物小説」とも気付かない、村上龍と同じ穴のムジナ、の選考委員を揶揄していると感じても不思議ではないでしょう?

選考委員会への批判は、「読者は踊る」のなかで
「芥川賞は就職試験、選考委員会はカイシャの人事部」と散々に書いてたしね
上の方であがっていた永江との対談でも、現在の文学界の閉鎖的かつ時代遅れな状況についての
不満というかシステム自体の悪さを指摘していた
(建築の話だったから、それに倣ってコンペにすればいい、みたいなことを)

この先は私の個人的意見になるけれど、
書評というのは基本的に「これがオススメ」という態度で臨むべきものだと思う
(ヨイショをかけってことじゃなくね)
特に新聞の書評欄なんかはさ(専門の雑誌はこれにあたらない)
今回の斉藤氏の書評で、いったい何人の読者が「猛スピードで・・・」を読みたいと思ったかどうかが疑問
長文スマソ
88名無しでGO!:02/02/21 19:10
噂の真相の連載とか好きだったんだけど、

http://curry.2ch.net/train/kako/1008/10085/1008580228.html

この件はどうにもいただけない。
鉄道ジャーナルは確かにいろいろ問題ある雑誌だけど、鉄道趣味そのものまで
貶める書き方に斎藤美奈子がいっぺんに嫌いになったよ。
89無名草子さん:02/02/21 19:27
斉藤女史はクレーマー批評屋だから、
彼女に批評家の誠実さや公平さを求めるのは間違ってるのさ。
田中マキコみたいなもんだよ。
90無名草子さん:02/02/21 19:33
しょせんイロモノ・・・
91無名草子さん:02/02/21 19:35
>88
途中からウヨサヨ話になってるのがワラタ
鉄道オタじゃない(特に)女の目には、彼らがああいうふうに映るだろうなって気はするけど
この件での失敗は(というかあのアエラの連載は)、「斉藤美奈子ですが」という強みが薄いんだよね
なんだか、女同士でおしゃべりしてるときの、あの内輪な感じににてる・・・狙ってるのかなあ?
92無名草子さん:02/02/21 19:47
たんに方向オンチなんじゃ
93無名草子さん:02/02/21 23:45
とりあえず、朝日新聞を取っていない人のために
http://book.asahi.com/review/index.html?info=d&no=1150

疾走するクルマに託した心象

 今期芥川賞受賞作である。北の小さな町を舞台に、小学生の息子の目からみた離婚家庭の母を描いてい
る。仕事に老親の世話にと飛び回りながら、ボーイフレンドもちゃんといる母。なるほど若々しくて好感度の高
い短編ではある。
 でもさ、<一人で子どもを育てている多くの女性が、この作品によって勇気を得るだろう>てな売り文句はど
うかな。認識が二十年遅れてない? 「一人で子どもを育てている女性」の物語なら、干刈あがた以来(いやも
っと以前から)大勢の女性作家がくりかえし描いてきたわけで、すでに十分な蓄積がある。ちょっと恰好(かっ
こう)のいいヤンママを子どもの視点から稚拙に描き直したくらいで、ガタガタ騒いでほしくないですよ。
 それじゃ本書はどんな作品か。私には乗り物好き(だがカーマニアってほどでもない)な男の子による自動車
ブーブー小説に見えた。なにせ物語は愛車のタイヤを雪道用に交換する場面からはじまるのだ。白いシビック
を足にする母は、ジープを駆るアメリカ帰りの男と一度は再婚しようとするが、彼らのジープは旅先でみごとに
事故り、結局二人は破局を迎える。キーをさしたまま車のドアを閉めてしまった母が、靴を脱いで壁をよじ登る
クライマックス。憧(あこが)れのワーゲン・ビートルをシビックがゴボウ抜きにするラストシーン。物語のキーポ
イントは車と靴、すなわち「足回り」なのだ。
 同時収録の前回芥川賞候補作「サイドカーに犬」を読めば、作者の嗜好(しこう)性はさらにはっきりしよう。
前の持ち主である土建屋のロゴが入ったままの中古ワゴンを買った父。自転車で颯爽(さっそう)とあらわれる
父の愛人。彼女は山口百恵の「プレイバックパート2」を口ずさみ、一方主人公の少女はサイドカーつきのオ
ートバイに乗せてもらって解放感を味わう。
 クルマに託した登場人物の心象。安直な暗喩(あんゆ)といえばいえるが、こういう創意を私は一応評価す
る。だから受賞に異存はないけれど、乗り物小説とバレてたら賞にはもれたかもね。
94無名草子さん:02/02/21 23:46
>>87
上の書評の趣旨は、
>何でこんな本が芥川賞なの!?
じゃなくて、これが芥川賞をとったのは納得がいくけど
選んだ理由が間抜けだね、ってことでしょ。

>「乗り物小説とばれてたら賞にはもれてたかもね」という締めの言葉から推察するに
>「乗り物小説」とも気付かない、村上龍と同じ穴のムジナ、の選考委員を揶揄していると感じても不思議ではないでしょう?
ひょっとして、「選考委員がバカだからこんな乗り物小説なんかに
芥川賞をやっちゃた」と言う意味にとってないかい?

そうじゃなくて、もしこの小説が乗り物小説として読まれていたら
乗り物小説としての良さをバカな選考委員から評価されず
(あるいは、一人で子どもを育てている女性に勇気を与えないという理由で(w )
芥川賞をとれなかったかもね、ってことでしょ。
斎藤氏がこの小説を一応評価して、受賞に異存はないとしているのは
この小説が乗り物小説だから。
95無名草子さん:02/02/22 00:00
クルマと女の小説だとすると確かに評価は落ちるねえ。
工藤静香が主人公に見えてきちゃう。
96無名草子さん:02/02/22 03:23
噂の真相のはほとんどいちゃもんにしか思えないけどなあ。
それも本人の勝手だけど、あそこまで飛躍させると
噂の真相一冊でも問題箇所がゾロゾロでてきそうだが。
97無名草子さん:02/02/22 10:01
>94
>じゃなくて、これが芥川賞をとったのは納得がいくけど
>選んだ理由が間抜けだね、ってことでしょ。
>ひょっとして、「選考委員がバカだからこんな乗り物小説なんかに
>芥川賞をやっちゃた」と言う意味にとってないかい?

・・・は〜〜、その通り あなたすごい!
そう思ってたの・・・自分の間違いに気付いたよ(というか、かなり曲解してたんだ、私(W
あーりーがーとー
98無名草子さん:02/02/23 16:50
>96
ていうか、あのネタを噂の真相でやってるミナコタンに涙
99無名草子さん:02/02/26 00:06
妊娠小説、紅一点論、モダンガール論、文章読本さん江と
仕事が丁寧で地味になった分、笑いどころが少なくなってるのは
チョトさびしい。
100無名草子さん:02/02/26 00:07
中野翠化の予感。
101無名草子さん:02/02/26 00:16
“嗤”の感覚は鋭くても“笑”のセンスは感じられない。
本人は「あたしってユーモアもイケるヒト」だと思ってるのでは。
102無名草子さん:02/02/26 00:17
>>100
タイプ違いすぎるよ(苦笑
103無名草子さん:02/02/26 00:25
>>101
嘲笑だよね。敵を作りやすいタイプ。
誉めてても保留がついてること多いし。

でも一応ヒョーロン家なんだし、
自分を笑い者にして笑いをとる必要はないと思うけど。
104無名草子さん:02/02/26 00:26
翠タンに失礼じゃないか。
105無名草子さん:02/02/26 00:37
>>103
でも、そういうところが好き。誰にも媚びない。
これ、評論家みたいな職業やってると中々に難しいこと
だと思うもの。
106無名草子さん:02/02/26 00:44
>>105
読者に媚びまくりじゃん、あなたちゃんと読んでる?

107無名草子さん:02/02/26 01:25
>>106
具体的にどこがどう媚びてるの?
私にはさっぱり分からないけど。
108無名草子さん:02/02/26 15:15
ついでに直木賞受賞の「肩ごしの恋人」のほうもばっさり斬って欲しかった。
109無名草子さん:02/02/26 16:39
ある意味最強の論客
110無名草子さん :02/03/03 17:02
今日の朝日新聞の写真見て激ワラタ。
めっちゃブサイク!
猿顔系。(爆笑
写真晒さないわけだね。


111無名草子さん:02/03/03 17:56
 斎藤美奈子がイヤミなのは、今に始まったことではない。
 デビュー作「妊娠小説」からして、既に明治の大文豪から現代のベストセ
ラー作家まで様々な名作を、「恋愛→妊娠」という、良識人たちがあえて目
を向けなかった切り口を設定し、それに沿って、遠慮会釈なくからかいまく
った「不敬の書」だった。
 その後、書評やコラムなどの連載を多数こなしつつ、長編評論として「紅
一点論」「モダンガール論」を発表。今回の「文章読本さん江」につながっ
ていく。
 それにしても、今回のイヤミ度は半端じゃない。
 彼女がやり玉に上げるのは、故人とか小物ばかりではない。現役の大物や
相当なうるさ型に対しても容赦がない。
 評論家生命を賭けてるんじゃないかっていうくらいの感じなのである。

 「文章読本さん江」は、谷崎潤一郎の「文章読本」を筆頭にし、作家や学
者、新聞記者らが書きたがる「文章読本」なるジャンルが存在することを指
摘し、それが持つ意義や歴史などをイヤミたっぷりに考察した評論だ。
 そこでは、谷崎のほか、三島由紀夫、清水幾太郎が御三家、本多勝一、丸
谷才一、井上ひさしが新御三家と定義される。
 そして、この6人を含む「文章読本」の書き手たちが、いかに力みかえっ
た恥ずかしい前書きを書いているか、を指摘したり、いかに活字至上主義で
素人の文章を蔑視しているか、といったことを白日の下にさらしていく。
 さらには、明治以来の作文教育の歴史を振り返り、学校の作文教育が不十
分だったために、「文章読本」が広く読まれるようになったのだ、と結論づ
ける。

 彼女の文章は非常に軽やかなので、感性の鋭さを前面に押し出したエッセ
イストのように感じてしまう。
 しかし、長編評論を読むと、意外なことにその手法は相当にアカデミック
である。
 つまり、文献等の膨大なリサーチを背景にユニークな立論を証明してみせ
るのだ。
 だから、彼女の評論は、かなり過激なことが書いてあっても、容易には反
論できない堅固さを持っている。

 彼女のイヤミには、粗雑さや下品さが全くと言って良いほど感じられない。
稀有なことだと言える。
 それは、彼女がとても冷静だから、である。彼女の文章の最大の特徴と言
ってよいだろう。
 この本では、様々な「文章読本」の様々な主張がメッタ切りにされている
のだが、その主張がどういう背景から出てきたのかを、きちんと説明してい
る。ただ単に馬鹿にしているわけではないのだ。
 切り方はどんな大物やうるさ型であろうと手心を加えていないけれど、単
に馬鹿にしているわけではないのだ。

 ただ、今回扱った素材は、これまでの評論とは全く異なる爆弾を抱えてい
る。
 文章について書かれた文章を批評の爼上に上げている点である。
 ここでは、前書きの文章についてとか、他人の文章を批判する文章につい
てとか、この評論にも該当箇所のある問題について、徹底的にイヤミな分析
をしている。
 下手をすると、直ちに自分に降りかかってくる。これは、相当に自信と勇
気のいる行為ではないか。
 評論家生命を賭けていると書いたのはそういう意味である。
112無名草子さん:02/03/03 18:16
今日の朝日新聞の写真見て激ワラタ。
めっちゃブサイク!
猿顔系。(爆笑
写真晒さないわけだね。

113無名草子さん:02/03/03 18:22
こいつは敵に回したくねえな
114無名草子さん:02/03/03 19:27
誰も相手にしないね
115無名草子さん:02/03/03 19:32
大月
116無名草子さん:02/03/03 20:01
相手にするのは同レベルだけ?
女隆寛か。(ワラ
117無名草子さん:02/03/04 13:51
「丸」あげ!「丸」カコイイ!
118無名草子さん:02/03/04 14:24
>>111
これどこからのコピペですか?
119無名草子さん:02/03/04 17:28
>118
コピペでしょう。
うん、大変だと思うんだよね。現役の人を斬るって。でも、これからも
そういう姿勢は貫いていって欲しいよ。
120無名草子さん:02/03/04 17:38
>文章について書かれた文章を批評の爼上に上げている点である。
>ここでは、前書きの文章についてとか、他人の文章を批判する文章につい
>てとか、この評論にも該当箇所のある問題について、徹底的にイヤミな分析
>をしている。

世界での去年の連載は、この手法を完全に使いこなしたって感じでしたね。
まわりの人たちに読ませても、評論自体の内容というよりはその手法に、興味を示す人が多かった。

121無名草子さん:02/03/05 00:50
>>11
[書評]のメルマガからのコピペだね。
122121:02/03/05 00:51
>>111の間違えスマソ
123無名草子さん:02/03/05 01:17
「イヤミ」かなぁ。
お茶目を気取って外している気がするんだが。
124無名草子さん:02/03/05 03:23
あの顔でオチャメですか、
年も年だし・・・
125無名草子さん:02/03/05 16:04
全然お茶目じゃないと思うよ。むしろいつも「怖い人」で通してるでしょ。
126無名草子さん:02/03/05 18:36
日曜の朝日新聞の写真見て激ワラタ。
めっちゃブサイク!
猿顔系。(爆笑
写真晒さないわけだね。
127無名草子さん:02/03/06 10:59
↑煽りたいんならさ、もっと上手くやらなきゃだめだよ
誰も相手にしてないじゃん(W

ところで、ミナコタンは結構過激なこと書いてるけど、
他の評論家連に嫌われてたりしないのかね?
たくさん連載抱えてるってことは、そんなことないのかな?
128無名草子さん:02/03/06 11:28
>127
他の評論家連の方々は知りませんが、とにかく頼めば、何でも書いてくれるので、
編集者の人たちにはとっても重宝がられているそうです。
(業界関係者談)
129無名草子さん:02/03/06 11:35
■■一般の人の>>1に対する偏見■■
A でぶ
B 不細工
C 現実逃避
D 非常識
E 妄想癖
F 自己中
G 見栄っ張り
H 派閥好き
I ストレス発散中
J 自意識過剰
K 恋人いない
L 粘着質
M 虚言症
N 世間知らず
130無名草子さん:02/03/06 15:28
↑だからね、もっと上手く
真綿で首を絞めるようにじわじわーっとかさ、いろいろあるじゃない(笑
あからさまにやっちゃだめだよ
上手な嘘は、ちょっとだけ本当なんだから

>128
へー、そうなんだ
連載多いのはそういう理由もあるんだね ありがと
131無名草子さん:02/03/06 15:47
「妊娠小説」は目から鱗だったけど、
最近は「なんだか変わったこと」
言いたそうな感じがする。気のせいか。
132無名草子さん:02/03/06 16:04
「みんなと同じこと」言ってたら商売あがったり
斬新な切り口って、一言で言えるけど、実際やってみるのは難しいしね
砂上の楼閣にならないことを祈る・・・
133無名草子さん:02/03/06 16:33
でも日曜の朝日新聞のインタビューは痛快だったね。
あんなことなかなかオフィシャルな場所で言える人は
いない。朝日の記者がたじたじになってたのが
よくわかる感じだった。
134無名草子さん:02/03/06 16:34
でも出版社や作家にこびこびで、クソ面白くもない書評を書き流して
評論家気取ってる奴らよりよっぽどいいよ。腹据わってる感じがする。
茶●とか吉●とかあの辺の書評家たちの馴れ合った感じより数倍好きだけど。
135無名草子さん:02/03/06 17:58
>133

あれのどこが痛快なの?
この人が社会科学の最低限の常識さえわきまえていないのにはあきれる。
知らないなら何もいわなければいいのに。
136無名草子さん:02/03/06 18:36
そうそう、馴れ合わない所がいい。
それに最近の方が文章はこなれてきてるように思うよ。
「妊娠小説」は文体が固いもん。
137無名草子さん:02/03/06 18:49
「紅一点論」を傑作だと言う人にお聞きしたい。
特撮板では、守られるお姫様ではなく、戦うヒロインが大好きな男たちが
わんさかいる。
彼らは「進歩的」なのか?
138無名草子さん:02/03/06 19:08
>137
つうか読んだの?紅一点論。
なんかその命題からしてずれまくってるよ、観点が。
139無名草子さん:02/03/06 22:34
>>138
フェミニストのとくいわざ。
都合の悪い質問をされると「それは問題設定が間違っている」と言い返す。
140無名草子さん:02/03/07 04:12
>>139
なんだ、そりゃ(苦笑)
煽りのつもりならもっとうまくやってくれ。
141無名草子さん:02/03/07 04:28
少女マンガ読んで思うのは、
女がヒーローの足手まといになったりするようなストーリーを
女性自身が大変好んでいるということだ。
女が社会的に従属的な地位に置かれているとしたら、それは女自身が
のぞんだことではないのか。
責任をともなうようなことは全部男におしつけて済ませられるんだから。
それを、女は損だ、男が悪い、男社会が悪い、全部人のせいにしてりゃ、
こういう本が人気が出るのも無理ないと思った。
142無名草子さん:02/03/07 05:41
>>141
滅茶苦茶すぎ(藁

少女漫画っていう括り自体がまずでかすぎる。
少女漫画のどういうジャンルのなんという漫画を読んでそう思ったのかな?
高校生とかかな、この滅茶苦茶な論理展開は。
143無名草子さん:02/03/07 05:42
被害者意識でしか語れないところが日本のフェミの限界かもね。
日本にゃティプトリーみたいな作家はいないし。
(いても斉藤女史は持論のためあえて知らんぷりしそうだが)
あ、高村薫がいるか。でもやおい方面だしなあ・・・
144無名草子さん:02/03/07 06:07
エンターテインメントの「無定見」な力を紅一点論は見誤ってるよな。
137のいうことはそれなりに面白くて、フェミ的にNGのお姫様、アシス
タント系、悪女・・・もフェミ的にOKの自立、独立、リーダー的・・・
なヒロイン像も、たんなる「キャラ」として生み出されるし、消費される
というところに無頓着すぎないか、と思われ
145無名草子さん:02/03/07 06:10
ついでにいえば、例の鉄道雑誌を取り上げたとき、悪評紛々だった
ことに対しての弁明(言い訳)も非論理すぎたな
146無名草子さん:02/03/07 06:30
137=144にしか見えませんが何か?
147無名草子さん:02/03/07 10:26
見て見ぬ振りしてあげなよ、かわいそう(笑

148無名草子さん:02/03/07 10:58
つくる会をオヤジ慰撫史観と呼んでたけど、御自身の書いてる物が
癒しとして機能してるのに自覚してる?
149無名草子さん:02/03/07 13:19
斉藤美奈子のファンだけど、彼女に対する冷静な批判も読みたい
と思ったりもする。
このスレでは、無理そうだけどね。
150無名草子さん:02/03/07 16:03
>>141
>女は損だ、男が悪い、男社会が悪い、
それってどこに書いてあった?
151無名草子さん:02/03/07 16:32
>このスレでは、無理そうだけどね

人に頼らずにご自分でやってみては?
傾聴に値する意見なら、私も聞きたいです
このスレの住人全員が、斉藤ミナコの意見は全部正しいと、思ってるわけないし

私には「冷静な批判」にあたるとは思えないんだけど、
ひょっとして>137とか>141みたいなそういう話がしたいの?
・・・・・
・・・

それじゃあ>149はイタチの最後っ屁ってことかー(笑
152無名草子さん:02/03/07 19:13
146=147なのがすげえ笑える(w
153無名草子さん:02/03/07 19:20
>>151
いや、人の文章をよく読んでよ・・。なんでもいいけど、勝手に他人と
イコールで結ばれて、決め付けられるのは実に不愉快。
ファンだけど、冷静な批判が読んでみたいってそんなにおかしい?

このスレは自作自演しているような批判とか、容貌のことしか口に出来ない
馬鹿しかいないから、無理そうって書いたつもりだったんだけどなあ。
でも、勝手に曲解する人が他にもいたんじゃ、ますます無理かも。
は〜あ。
154無名草子さん:02/03/07 19:37
すごく畑違いの場所に斎藤さん関連の話題が。
ウワシンの「性差万別」で西村慎吾の発言を叩いた文章に賛否両論

http://mentai.2ch.net/test/read.cgi/sociology/971362146/
155無名草子さん:02/03/07 20:23
>>154
逝ってみたけど頭が痛い〜
スレ名を「『ロックと、ポップスと・・・』音楽スレか?」と
読み間違うあたしにゃ理解できないっす(TT)
156無名草子さん:02/03/07 20:57
この人は根本的に地頭が悪いような気がする。
実際、三流大でしょ?
いまの時代「女性」で語れることなどほとんどないよ。
少なくともキャリアウーマン、パン職OL、専業主婦の三層には区分され
三者それぞれ嗜好も思考も別物。
また、タカ派的言説を「オヤジの癒し」と断じることで批判したつもりに
なってるけど笑止。んなもん当たり前でしょうが。何をいまさら。
別にタカ派的言説に限らず、政治、経済、教育、そしてフェミ(笑)も
およそ論壇誌に載るような言説はすべて「癒し」でしょうが。
社会を変えるために論壇誌が存在するとでも?
自分でモノを考えられない頭の弱い人には、卓抜した論理に見えるんだろうね。(笑)
157無名草子さん:02/03/07 21:00
>>156
だから、読んでから言おうね。読んでないのがばればれなんだよ藁
「女性」で語ってなんかいないもの、彼女。
158無名草子さん:02/03/07 21:14
どっかの書評で名前とキーワードだけ仕入れて、
読んだつもりになってるような印象>156 >141
159無名草子さん:02/03/07 21:21
>>156
地頭という言葉を好き好んで使うヤツに頭がいいやつを見たことがない。
160無名草子さん:02/03/07 21:31
少なくとも噂真の「性差万別」は「女」という立場からの
スピーカーとしての役割以外に、なんのひねりもないっす
161無名草子さん:02/03/07 21:54
彼女の本は二冊しか読んだことがない。
『文章読本さん江』はよかった。いや本当に。『読者は踊る』は文庫本で読んだ。
後者はちょっと欲張りすぎた(だって253冊でしょ)かな。そんな気がする。
自身を「そんじょそこらの読者」に設定したのは正解だと思うけど、しかしまだ
「引用の怖さ」を知らないフシもある。たとえば『はじめてのクラシック』だって
そうなんだけど、読者をなめてるって言うんだよね。それは後書きを引用しただけだ
から「そう見える」だけなんで、実際に本書を手に取れば、それが目指すところは、
マーラーやブルックナーを普通に聴ける大人を育成するっていう、おそろしく高度な
地点だってことがわかるのね。おそらくテキトーな飛ばし読みで済ませてるんでしょう。
それから、たとえば「表日本」と「裏日本」の対立をポストコロニアルの問題にまで
敷衍してしまうのはちとまずいでしょう。アイヌや沖縄の問題とは別なんだから。
仮にこれが正しいとすると、かの「近代国語」だって東京(この人にいわせりゃ宗主
国)の言葉を画一的に押しつけたもの、ということになってしまう。だからあえて
「関係性」とか「限定性」とかに話題を転換すればよかったのに、急に「コロニアリ
ズム」なんて言葉をもちだして帰納してゆくからおかしなことになる。
この人の頭の中では近代国家と帝国主義とが同列のものとして論じられているとしか
思えない。俺がおもうに、彼女には田舎出身であるというコンプレックスがずっとつ
きまとっているんだろう。それかあまりよい思い出がないのか。もうちょっと自信を
持てばええのに。
162無名草子さん:02/03/07 22:20
そ、この人は社会科学の基礎的な教養がないんだよ。
163無名草子さん:02/03/07 23:06
>152
水を差して、ごめんね
わたしが147だけど、146=147じゃないんだ
何でジサクジエーンだと思ったのかなあ?
164無名草子さん:02/03/07 23:27
>153
最後の文章が余分でしたね
嫌な気分にさせてしまったみたいで、申し訳ないです

>冷静な批判が読んでみたい
これには同意
わたしも、読んでみたいですよ(>151
斉藤さんのは彼女の個性に負うところが大きいので学問的にはちょっとという部分がありますから
ところで、あなたもちゃんと「人の文章をよく読んで」くださいね(笑

>自作自演しているような批判
こういう決めつけは良くないと思いますよ?

正直に申し上げて、あなたの文章から感じることは
・・・・ひょっとして荒しなの?という疑いのほうが強いんですよ
杞憂だったら謝るしかありませんけれど・・

「社会科学の基礎的な知識」がないという意見があがっていますが
>153さんはどのようにお考えですか?
わたしは・・・そうですねー
社会科学=社会学なのか、それとも人文社会学全般を指すのか
あるいは、フェミニズムを指しているのか・・・もう入り口からついていけません(笑

>161の批判は、途中までは良かったんですが、「田舎出身」っていう最後がちょっとね、強引
わたしはどちらかというと、
近代国家における帝国主義的要素を拡大解釈しすぎかな?と感じました
『想像の共同体』に影響されたんでしょうね・・彼女
165161:02/03/07 23:51
>>164
ちゃんと読んでくれてどうもありがとう。俺もイナカモノなんで、最後は
ちょっとアツくなってしまった!いやはや、不覚、不覚!!
俺のいいたいのはつまり、ポストコロニアルにおける「植民地」の普遍性が
純正「コロニアリズム」における「植民地」と同義に捉えられていはしまいか、
ってことです。つまり「植民地」の多義性をあらかじめ排除している。
よって、「中央」を仮想敵とすることになって山口氏の「中心と周縁」なんかが
いわば確信犯的に利用されることになってしまう。なんかよくない傾向だな、と。
それだけのハナシです。だから批判のようで批判になっていないかも。妄言多謝。
166無名草子さん:02/03/08 00:05
>165
返事ありがとう
でも半分以上理解できません(笑
『想像の共同体』は、それこそ、タイトルと書評&読んだ友人の感想 でしかないので

>「植民地」の多義性をあらかじめ排除している
なるほど・・
「植民地」にだって、それ以前の固有の文化、歴史がありますもんね
勉強になりました ありがとうです
167無名草子さん:02/03/08 00:24
>>164
結局謝ってるように見えて、他人を荒らしと決め付けてるんですね。
非常に不愉快です。
168無名草子さん:02/03/08 00:29
斉藤氏の欠点は、ご自身の出身である「裏日本」と「中央」の
構図化を単純にしてしまうこと。(「あほらし屋の鐘が鳴る」で
「Hanako」を批判していた根拠が、「こんな東京の一部でしか通用しない
雑誌なんて・・・」的なものだった)

あと、これもやはりJJとノンノを比べたコラムでも、「JJ=派手=ヴァカ
ノンノ=地味でも着回しとか頭使ってるだけマシ」という路線に走っていた。
(実際はここまで単純ではありませんが)

フェミニズムの悪い所が時々出る。
169161:02/03/08 01:03
>>168さん
たしかに今って、「フェミニズム」が大安売りされている感がありますね。
いわば「プチ・フェミニスト増殖中!」みたいな情況を呈している。
上野千鶴子も危惧してたけど、そういう傾向って八十年代以降のものなん
ですね。たとえば大塚英志が「『彼女たち』の日本国憲法」で、平塚らい
てうが後のフェミニストとの間に断絶をかんじている点について触れてい
るが、それはあたりまえなんでね。大塚氏はらいてうが「歴史を見失った」
とか言ってるんだけど、それってつまり「同世代の擁護」でしょうが(藁
つまり、自分を同定できないから言説を敷衍させるしかない。
それと同じで、『男流文学論』でも「同定」のための擁護ばかりが目につい
て。斎藤美奈子はこの解説も書いているんですけど、文学作品の「セクハラ
性」に自覚的であるべきだ、と「馴れ合い」をしている。この本では吉行
淳之介なんかもコテンパンにやられちゃう。しかし『恋愛論』でもわかる
ように、吉行は自身の文学が作為的であることに自覚的なんです。だから
つまり「作品のセクハラ性」うんぬんがどうだ、といってもフェミニズム
は始まらない。思想に歴史が不在だと、「馴れ合い」「同定」に終始して
しまう。斎藤氏はそこから脱却してほしいと、切に希うばかり。
170無名草子さん:02/03/08 01:41
ワシがカタキをとってやる!

という心境で「文章読本さん江」を書いたらしいっす。
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3ab55b0594e5601029f4?aid=&tpl=dir/01/01110000_0004_0000000030.tpl
171168:02/03/08 03:34
>169
斉藤氏の優れている点は、例えば従来のちょいフェミ入った評論(詳しく知らないんだけど)
が犯しがちだった「女性=弱者。弱者VS強者」「声なき者=善 権力者=悪」
みたいな情緒的展開をしないことだと思う。

ただ、168で書いたような特徴が出ると、途端に妙に情緒的になって矮小化されて駄目。
勝手な想像だけど、「バブル」とか「JJ系のお気楽女子大生」とかが
よっぽど嫌いで嫌な思い出でもあるのかな、と想像してしまうほど。

紅一点論は良かったと思う。そういう情緒的展開を抜きにして条件のみを
ピックアップしていくという方式を取っていたので。
172無名草子さん:02/03/08 12:01
『文章読本さん江』の煽り文句、著者の了承を得たのか?
殿方斬り捨てごめんあそばせ、とか、やさしい蹴りとか。

全くだれだよ。

調べたら、すごい男性社会だったぜ。って書いてあるだけで、
文章読本世界における男性優位社会を考察するって姿勢の内容じゃないぞ。

女だからこのお笑いの構造に気付けたのではなく、
むしろ、長年、業界にいた文章のプロだからこその著作だぜ。

そして、全然「やさしく」などない。
女だからやさしいちゅうことにしといたのか。
あほか。
173無名草子さん:02/03/08 12:46
『文章読本さん江』えらい面白かった。
自分は縛られてきたなーと思いましたわ。
やっぱ勉強しちゃうと、勉強したことに縛られちゃうものなのね。

一番おかしかったのは、「書き手自身も将来の文豪候補であり、晴れがましい文章読本の系譜にいよいよ自分も連なるのだ、という自負と興奮が立ち昇ってくる」という丸谷才一についての記述。
まったく、その通りや(笑)。
インテリぶった丸谷のことも、じつは好きなのだが。

あと、谷崎前史の話は、なるほどなーと感心した。
174無名草子さん:02/03/08 14:50
今月のウワシンのコラムどうよ?
夫婦別姓は、宮崎哲弥の指摘するようにパラサイト・シグナルや生家主義を
強めるだけだと思うが。
175無名草子さん:02/03/08 17:31
別に別姓になったからって、なんにも変わらないと思うけど・・・・正直言ってどうでもいい
たかだか名字じゃん
名前が変わったって、自分は自分でしょ?
民法の改正には賛成だけど、別姓にこだわる必要はまったくないとおもうな

ミナコタンから離れたのでさげ
176:02/03/08 17:51
「百万人の読書」(『月刊百科』平凡社)がそろそろ単行本化されるそうです。
H凡社の知り合いが言ってました。

「最初から逃げを打つようですけれど、
 そもそも私は文学研究者でもなければ、
 ジェンダー論の専門家でもありません。
 (略)
 斎藤程度がフェミニズム批評だなんていったら、
 ちゃんとしたフェミニズムの研究者が怒っちゃうよ」
と、斎藤美奈子(編)『21世紀文学の創造 男女という制度』(岩波書店)
にありましたが、これは戦略的に言っているのですかね?

斎藤美奈子のものを批判的に読める書き手がいない、とのことですが、
例えば
小熊英二「書評論文『ナショナリズムとジェンダー』」(『社会学評論』51巻3号)
はどうでしょう?
もちろん、これは上野千鶴子の著作の書評ですが、
こういう感じの人なら、斎藤美奈子のものも
批判的に読めるのではないでしょうか。
177無名草子さん:02/03/08 18:04
だから言ってるジャン!
ミナコぴょんはクレーマーだって。
たまに間違ってまんせー書評をミナコぴょんに依頼する
編集者がいるけど、もうアホかと、バカかと。
ミナコぴょんに本を褒めさせるなんてムリなのに。
まっとうに読んでまっとうに褒められないそれは体質。
そこらへん、永江(枕芸者)朗氏に似てるといわれるゆえんかと。
永江たんは金払えば誰とでも寝るけどおまんこはガバガバ。
遣り手婆ミナコぴょんは性技は達者だが、性病持ちって監事。
178無名草子さん:02/03/08 18:20
>>177ってさ、煽りベタだよね。もうちょっとうまくやればいいのに
失敗しっぱなし・・・。
179無名草子さん:02/03/08 20:55
今出てるダ・ヴィンチの写真がヒドイ
屋外で撮ってるんだもの。
かわいそう。もっと気を使ってあげて
ほしかった・・・
180無名草子さん:02/03/08 23:23
>176
小熊は『単一民族神話の起源』しか読んでないけど(学芸賞とったやつね)・・・それ以前に
上野千鶴子は社会学者だけど、ミナコタンはただの評論家

>こういう感じの人なら、斎藤美奈子のものも批判的に読めるのではないでしょうか。
学者は評論家なんか相手にしないでしょう
つか、相手にならない

岩波のその言葉は知らないけど、戦略というか、事実そのままってかんじ
ミナコタンにとっては、斬新な切り口、ってやつが大切なだけで
フェミ的にどうとか、社会学のタームを使いこなせていないってのは、的はずれだと思う
だから、批判としては、
「彼女はこういうふうに切って(分類して)るけど、それはおかしい。なぜならば・・・」
ってやらなきゃ、批判として成立しないんじゃないかと
・・・つーか、ミナコタンには痛くも痒くもないような批判になっちゃうと思われ
181無名草子さん:02/03/08 23:28
>177
永江って男じゃないの?と素朴な疑問をぶつけてみる(W

>179
は作戦替え??・・・にしては毒が薄いけど?
別に
顔で商売してるんじゃないから、どうでもいいじゃん、とマジレス

さきにいっとこう  アオリニ ハンノウ カコワルイ
皆さん、ごめんなさい
182無名草子さん:02/03/09 15:30
>>180
「彼女はこういうふうに切って(分類して)るけど、それはおかしい。」という
表現じたいがあらかじめタームの濫用(あるいは混用)を排斥するシステムその
ものだと思うが、どうか。それを容認するならば、もの書きとして無責任なので
はないかな。しかも、あなたの言う「斬新な切り口」に具体的な意味づけが与え
られていない。そこが曖昧なままだと駄目だよ。
183無名草子さん:02/03/09 18:29
その切り口が少しも「斬新」じゃないんだよね。
宮台真司パクってるし。(笑
184180ですが?:02/03/09 19:55
>あらかじめタームの濫用(あるいは混用)を排斥するシステムそのもの
ごめん よくわからないや、ここんとこ

>「斬新な切り口」
まあ「斬新」かどうかはおいといて・・・
「切り口」に関しては、どれでもいいけど、「妊娠小説」なんか顕著じゃない?
具体的にっていわれても・・・つまり、評価軸とか、彼女のものの見方・考え方まで含めるのかな?

学者にも梅棹忠夫(「生態史観」)とか江上波夫(「騎馬民族襲来説」)とか、
その分野の専門家からみれば、うさんくさい〜って人いるけど、
彼らを批判する場合、重箱の隅をつつくような、こまかい専門的な指摘・批判ってのは、あんまり意味がなかった
ちょうど手元にあるんで、江上の話をするけど、佐原眞との対談で、
「ふつうの考古学者ではだめなんです・・・(略)・・・広い立場でやっているということ・・・(略)」
と言ってる

つまりね、>180で私が言いたかったのは
学問的に言ってどうか?っていう批判は、斉藤評論の本質に迫れていない、と思う
ということ
わかってもらえたかなあ?
185無名草子さん:02/03/09 19:56
↑は>182へのレス ゴメソ
186182:02/03/10 03:17
>>184
なるほど、あなたの言わんとすることはよくわかりました。
梅棹とか江上とか、またエライ個性的なキャスト陣ですが(そういや梅棹氏の
「国語ローマ字化論」ってフザケすぎだよな全く。しかも「失明したから」と
いう理由で同調してる不謹慎な追随者もいる。これなんか梅棹氏よりも許せん)、
たとえば江上氏もそうだけど、いちおう学問の面から批判的に継承されている
面もあるわけです。これはたとえば大野晋が服部四郎と論争、あるいは白川静
が藤堂明保と論争をしたのと似たようなとこがあるのね(後者はちょい違うか)。
真偽のほどはともかく、こういった専門家との熾烈な論戦が延命装置としてはた
らいてきた面もあるわけ。また梅棹氏とか江上氏とか大野氏の共通点は、学際的
な研究分野ではかならずといってよいほど言及されるわけ。ただそうなると、
いちおう文体論(の評論?)として上梓された『文章読本さん江』は『言語にと
って美とはなにか』とか『太陽と鉄』とかと同様に、文学者からのクリティカル
なまなざしをまがりなりにも要求することになる。しかしあなたが言うように
斎藤氏は「評論家」だ。ということは、さきの梅棹氏やら江上氏やらと比較する
ことじたいがナンセンスということになってしまう。斎藤氏は彼らとはやっぱり
区別して考えるべきだよ。
187無名草子さん:02/03/10 10:26
>186
あなた詳しいね(汗

>斎藤氏は彼らとはやっぱり区別して考えるべきだよ
その通り・・・なんだけど、
私は、斉藤と梅棹江上の2人とを比較したいわけじゃないのです
彼らがそれぞれの専門分野において目指したこと、その意気込みというか、問題意識が、斉藤にもあるのではないか?
と言いたいのです

斉藤は、閉鎖的な文壇(おそらくはもう機能していない)、読者置いてけぼり、の現状に対して
批判的なまなざしを向けているのではないでしょうか?
梅棹や江上も、一般社会とあまりにも乖離し、かつ狭い専門分野に閉じこもっている学者連中に渇を入れたかったのではないでしょうか?
両氏の研究が「学際的な」分野で評価されるのは、そういう意味合いもあるのでしょう
だから
彼女を批判する際に、重箱の隅をつついても仕方ないのでは?というのが、私の意見です
彼女の問題意識が根拠があるかどうか、武器としての評価軸が有効か否か、
攻めるとしたら、この辺だと私は考えるのです

お返事ありがとうございました
188無名草子さん:02/03/10 11:38
日本でフェミニズムをやるときに、
私はフェミじゃないと一言いっておかないと
商売にならないというのは、やはり憂うべき現状でしょう。
もともとフェミニズムというもので商売しようといのが
間違っているわけですが。
189186:02/03/10 18:38
>>187
なるほどなるほど、それでようやく納得できました。
私もじつは、「男性の言説」であった文章読本を「大衆に解放」したという点で
は、斎藤氏はおおいに評価してしかるべきかなとかんがえています(ただね、
『妊娠小説』とか『紅一点論』とかはまだ読んだことないのね。だからまた
機会があれば読んでみようかな、と)。わたしは>>161でかいたように、『文章
読本さん江』はいちおう手放しで絶賛しているわけで。ただ、あえて非がある
とするなら、国字改良論にまで手を出すのはすこし紙幅が足りなかったかな、
とその点くらい。sc恆存の改良論も充分に論じ尽くされていなかったし。
ただその視点には多いに共感をかんじてはいます。だから、あなたの意見に
異をとなえるつもりもありませんし、わたしがこうしてあなたの言わんとす
ることに納得したことで、もう反論することもありません。以上。
あ、それから、附けたり。「渇を入れる」は誤りで、「活を入れる」がただ
しい表記です。ときおり「喝を入れる」という表記を見かけますが、これも
あやまりです。ただ、それまでのことで。長長と失礼しました。妄言多謝。
190かんきち:02/03/10 19:20
彼女は特にアニメファンではないようだが、普通はそんな人がアニメや特撮の本を
書くと、ブームの時のエヴァンゲリオン研究本のようなトンデモな内容になること
が多い。しかし、「紅一点論」のアニメの知識は正確なものだったので、非常に好
感を持った。
191無名草子さん:02/03/10 19:47
>>190
彼女は『紅一点論』をかくために猛勉強をしたと聞いた。
192187:02/03/10 20:36
>189
お返事ありがとうございます
納得されてしまったんですね・・・ちょっと残念かも
あなたのお返事はけっこう勉強になったし、
自分でも書いてみてやっと、自分が何を言いたかったのかが分かって、楽しかったです

>「渇を入れる」は誤りで、「活を入れる」がただしい表記
うわあー ありがとうございます(恥
最初に「活」ってでたのに、わざわざ「渇」にしたんですよ・・・自分のばか・・・・
この先2度と間違うことはないでしょう・・・多謝
193無名草子さん:02/03/10 21:42
斎藤はむしろ文壇に取り入って食っていこうってクチだろうが。
金井恵美子への取り入りぶりをビッグムーンに指摘されて
取り乱していたのには笑えた。
194無名草子さん:02/03/10 22:21
ところで「女ってのは・・・だね」ってのはだめで
「オヤジってのは・・・・だね」というのは許されるの?
彼女の文章というか、一般論として。
195無名草子さん:02/03/10 22:37
「女ってのは」は性だけをメルクマールにして特定集団の
属性を女全体に一般化する物言いだから「性差別」(セクシズム)
になる。
「オヤジってのは」という物言いは、男のなかの「オヤジ」
と呼ばれる特定集団についてだけの物言いなので、とにかく
性差別ではない。
だから「ババアってのはね」というのは性差別ではない。
単なる無礼である。
196無名草子さん:02/03/10 22:39
「女」には赤ちゃんからお年寄りまで含まれる
幅が広いので、批判される内容に当てはまらない人が大勢いる→だから、だめ

「オヤジ」は、その幅が狭い
その上、そういわれて怒るの奴は、たいてい図星
当てはまらない「オヤジ」は、精神的にも成熟しているであろう人たちなので(たぶんナイスミドルとか、自分では思ってるハズ
そういう批判は、微笑あるいは苦笑して流す→だから、問題ない(W
197無名草子さん:02/03/10 22:41
被ってるー(泣

とりあえず 訂正  怒るの奴→怒る奴 もう寝るか・・・
198無名草子さん:02/03/10 22:43
>193
>金井恵美子への取り入りぶりをビッグムーンに指摘されて 取り乱していた

とりあえず ソースキボン といってみる・・・え?ネタ??
つーか、金井恵美子ってだれさ?ビッグムーンもしらんなあ
199195:02/03/10 22:46
>>196
うわっ、見事にかぶった。ケコーンしますか。
私もとりあえず訂正:単なる無礼である―→無礼か、毒蝮三太夫のような特殊な愛情表現である。
200無名草子さん:02/03/10 22:50
オヤジってのの語釈は、基本的には「ある年齢層の男」だから「特定集団
なのでOK」なんてありえない。
まさに↓
>幅が広いので、批判される内容に当てはまらない人が大勢いる→だから、だめ

だよ。容認論は説得力がない
201無名草子さん:02/03/10 22:54
あっおれは個人的には「とかく女性は・・・」
「とかく男性は・・・」「おやじは・・・」「オバタリアンは・・」
なんてのもその状況に応じてはいいかな、というまとめての容認派
なんだけどね。ただ「性差万別」の著者としては首尾一貫性が
ないと言いたいわけです。

ちなみに193の真偽はしらんが、「ビッグムーン」=大月(隆寛)の
ことではないか?
202無名草子さん:02/03/10 22:57
>そういわれて怒るの奴は、たいてい図星
>当てはまらない「オヤジ」は、精神的にも成熟しているであろう人たち

小泉の「涙は女性の最大の武器」発言に怒った民主党議員と
「わたしも素敵な男性の前で泣いてみたい」と、国会で
その議員をあっさりあしらった川口現外相は、そういう
器の違いなのかしらん。
203無名草子さん:02/03/10 23:03
>>202
それは違うでしょ。仮に社民党や民主党の政権なら、立場は
逆転してるでしょ。だって、「涙は」云々についての反応
の違いは性差別云々よりも党利党略から出ているだろうから。
204無名草子さん:02/03/10 23:09
まあ斎藤の論は少しつつかれただけでボロ出まくりのスキだらけっつーことだね。
205無名草子さん:02/03/10 23:21
>204
なんで結論がそうなるのか、誰か説明してください(W
206無名草子さん:02/03/10 23:58
うをーこのスレ、難しい。
緊張しつつ書き込み。

>203
私もそれに同意です。
大体怒った民主党の議員は男性ですしね。

ただ個人的に「涙は女性の武器」という発言
そのものはかなり不愉快。
207無名草子さん:02/03/11 00:11
わたしはマキコさん嫌い派
大臣のくせに泣くな!と・・・政治家は結果だろ!と・・・

>涙は女性の武器
とりあえず、男じゃ無理だってコトで、間違ったことは言ってない・・・とか言ってみたり(W
「泣いた女をけなす男の狭量」ってことでいかがでしょうか?

激しくずれたのでさげ
208無名草子さん:02/03/11 00:12
発言そのものは不愉快かもしれないけど、
女性は涙を戦略的に使うよね。
一応sage。
209無名草子さん:02/03/11 00:19
小泉の「涙は女性の武器」発言、絶対食いつくと思ったら予想通り
食いついたね。
馬鹿丸出し。
よほどネタに飢えてるんだろうな。
210無名草子さん:02/03/11 01:04
よかった・・・よかったね >209  おめでとー ワーワー
煽りに成功したとは言えないけどさ(W
ミナコタン関係ないしー
いまひとつ、なにがしたいのかはっきりしない奴だな
211無名草子さん:02/03/11 03:03
(1)斎藤美○子
毒舌度★★☆ フェミ度★★★☆ せくすぃー度★★ かりすま度★★★★
【備考】学習型フェミニスト

(2)田嶋○子
毒舌度★★★☆ フェミ度★★★★★ せくすぃー度☆ かりすま度★★☆
【備考】近視眼的フェミニスト

(3)田○真紀子
毒舌度★★ フェミ度★★☆ せくすぃー度★ かりすま度★★★★☆
【備考】戦略型フェミニスト

(4)辻元○美
毒舌度★★★★ フェミ度★★★★☆ せくすぃー度★☆ かりすま度★★★★
【備考】急進型フェミニスト(行動派)

(5)上野千○子
毒舌度★★ フェミ度★★★★☆ せくすぃー度★★ かりすま度★★★★★
【備考】学者型フェミニスト(正統派)

(6)石原○沙
毒舌度★★★★☆ フェミ度★★★★★ せくすぃー度★★★ かりすま度★★★
【備考】勘違い型フェミニスト
212無名草子さん:02/03/11 10:17
↑なにこれ?何かのコピペ?
213206:02/03/11 13:05
>207
>泣いた女をけなす男の狭量

そうですね。

ていうか真紀子氏は戦略として泣いたわけではないと思うんですよ。
それを「武器」って言うのはちょっと失礼かと。
214名無し草:02/03/11 13:10
>>200
彼女の言う「オヤジ」とは、「ある年齢層の男」というより
年齢に関係なく「ある種のメンタリティを持った男」の総称なのでは?
まあ、一般の読者にしてみれば「批判される内容に当てはまらない」熟年男性なら
ちょっと気を悪くするかもしれない。

>>168
>JJとノンノを比べたコラム
「お洋服の着まわしは、メイクやダイエットに比べて知的」という価値観は
イマどきの若い女(といっても20代前半)である私には今ひとつ共感できない。
「洋服に気を使うこと」が「自分の肉体に気を使うこと」と比べて、
どこがどんなふうに知的なのかを本一冊分ぐらい使って論じる気はないんだろうか。
(だって“着こなしはバッチリで、鼻の下にうすらヒゲが生えたすっぴんデブ女”は
どんなに知的であったとしてもカッコ悪いじゃん。同性から見ても。)
215無名草子さん:02/03/11 15:26
>真紀子氏は戦略として泣いたわけではない

政治家としてそれはまずいとおもふ・・・
何で彼女があんなに支持されたのかがさっっっっぱりわかんねっす >213
>>215
ついでに「女はみんな真紀子さんを応援している」という論調も
勘弁してほしい。文化人の皆様。

斎藤氏とその手の文化人は違うとは思うが、『週刊朝日』のコラムで
「田中真紀子は能力のある人なのに、周囲のオヤジが潰そうとしてる」
というようなことを書いていたのにはちょっと…
217無名草子さん:02/03/11 23:06
>彼女の言う「オヤジ」とは、「ある年齢層の男」というより
>年齢に関係なく「ある種のメンタリティを持った男」の総称

「ある種のメンタリティ」を持ってても、女性なら免責されるの?
218無名草子さん:02/03/11 23:09
「ま、この本は朝鮮人を慰撫するオナニー本だよね」
「朝鮮人ってどうしてこう、単純なんだろうねえ」

と書いて怒られたら、
「これは国籍や民族のことじゃないんだよ、『ある種のメンタリティ』
(仮に小中華思想とか、朱子学的発想とでもしとくか)を”朝鮮人”と
して批判してるだけなんだよ」と言ったら許される?
219無名草子さん:02/03/11 23:28
わかるようなわからないような・・・・ぐるぐる
質問するよ、218さん、なんでそこで朝鮮人が出てくるんですか?気になって眠れないよおっ
220無名草子さん:02/03/12 00:39
>>214
168だけど、そこら辺が斉藤氏の弱さだなーと思ったわけ。
彼女はバカオヤジとか、「女性に理解のあるつもりでいるけど勘違いな人」の
おかしな点を炙り出すのがとても上手でしょ。読んでて面白いし。

だけど「JJ=派手でブランド狂いの馬鹿」「ノンノ=地味に見えるけど、
頭使ってて好感」って、結局は彼女が普段嘲笑ってる価値観の一端を
担っちゃってるよ、つうね。よくオヤジ雑誌が書くような「ギャル」と「清純派」
という色分けと大差ない。
221無名草子さん:02/03/12 03:22
辛口批評家ってのは
体力のあるときに読むとおもしろいんだけど
疲れてるときにはとても鬱陶しかったりします、、、
ちなみにAERAの雑誌評読んでます
222無名草子さん:02/03/12 20:23
168さんは、何か理由があって「斉」藤と書いてるのですか?
煽りではなく素朴な疑問。

ちゃんと論理的なことを書く人なのに、なんで名前を正確に表記
しないのかが不思議なんですが…。
223無名草子さん:02/03/12 22:57
>質問するよ、218さん、なんでそこで朝鮮人が出てくるんですか?

ごく単純に、218での「朝鮮人」は、ミナ斎藤の「オヤジ」の使い方と
同じだからさ。
224無名草子さん:02/03/12 23:00
「斎藤美奈子の本は、典型的な『30代独身女』を慰める本だろうね。
ああいう本を読んで『30代独身女』ってのは共感するんだよね」

あ、この場合「30代独身女」ってホントに年齢が30-39歳で
未婚の、womanって意味じゃないよ。

あくまでも「ある種のメンタリティ」を指しているだけ(笑)
225無名草子さん:02/03/12 23:44
>>179
コンビニで立ち読みしてきたけど、ほんとひどい写真使うね。
悪意あるのか?
226無名草子さん:02/03/12 23:48
「オヤジ」が「ある種のメンタリティ」を指す語として機能しているとは到底おもえない。
大塚英志も危惧していたけど、こういうカタカナ書きの「オヤジ」には、いくぶんか揶揄
が込められているわけで、たとえば『読者は踊る』で斎藤氏が「オヤジ=硬派なイメージ」と
表明してしまうその背景には、やはり感情論と非難されてもしかたのない「単純なモデル」
が確立されているのだとおもう。これは「フェミニズムは既に大衆的なものではない」と
いう氏の主張をかんがえあわせると、あきらかな自家撞著。「フェミニズム」なる語の
誤用を指摘するまえに、まずこういう固定観念を排除すべきではないのか?あるいは
「自己を同定するなら、慣用(≒歴史)に随うしかない」と開き直る道もあるかもしれん
が、斎藤氏ってそういうのに嫌悪感を示しているんじゃないのか?
227無名草子さん:02/03/13 00:19
>226
むずかしくてよくわからないけど、
ちょっと前に「男性学」ってはやったよね・・・まだやってるのかな?
228無名草子さん:02/03/13 00:29
「○○って、・・・・だよね」という場合、
そこに「女」が入ろうが、「オヤジ」が入ろうが、「朝鮮人」が入ろうが、
いずれにせよ、話し手(書き手)の独断が入ってる
>226さんの言う「『単純なモデル』 が確立されている」というのは、このことを指していると私は思う
こうしたレトリックに対して
反感を持ったり、嫌悪したりするのは、ある意味そのレトリックに捕らわれているともいえるだろう
ただ、「ある種のメンタリティ」を指す語であるとは、私も思えない
なぜなら、○○の部分に込める意味合いが、話し手(書き手)によって変わるからだ
つまり、いつも一定の意味で使用されるというわけではない、ということ
>224さんは、まともに反論してくるかな?それとも逃げるかな?(W
229無名草子さん:02/03/13 00:30
>225 他人の顔は、自分の心の写し鏡(藁
230226:02/03/13 00:41
>>227さん
『男性学』はあきらかに『女性学』に附随して起こるものであって、単独では成立
しえない概念ですね。というのも、「女性学」が井上輝子によって提唱されたのち
に、ジェンダーとしての「性」が認識されるようになった。「男性学」が成ったの
はその後のことです。つまり、「オトコらしさ」に抑圧されたものとして、いわば
対立項的に(あるいは反動的に)提唱されたものであった。これはジェンダーとし
ての性差を埋めようとする動きですね。最近は両者が不平等な力関係のもとになる
ものとして「深化」せられています。つまり、両者は相容れないものとして認識さ
れるようになったわけです。しかし、近年、「大衆的」なレヴェルにおいては、
いまだにセックスとしての性差とジェンダーとしての性差を混同している人がおお
く、「社会共同参加」の名のもとに、セックスとしての性差が等閑視されておる感
はありますね。残念なことです。ここでも「言論の自由」が履き違えられておる。
悲しむべき事態ではあります。
231無名草子さん:02/03/13 00:51
返事ありがとう >230
ちょっとだけかじった私にもよく分かる、丁寧な解説でした。ありがとうございます
個人的な感想ですが、ジェンダーってどうも好きになれないんですよね・・・学問として
一生懸命研究している人たちはすごいと思うし、尊敬もしてますが
「私たち」は生まれた時点で、すでに歴史的社会的網の目に捕らわれているとおもうんです
もちろん、現状が最善ってことはないので、研究価値はあると思っていますが、
なんというか・・・清濁あわせのむのも必要だと・・・なんか潔癖すぎる印象を持ってるんですよ

>ここでも「言論の自由」が・・・
ごもっとも。でも私はこういう無法状態に近い場所って好きなんで
荒しも煽りも、祭りだと思ってますよ(W
232226:02/03/13 01:07
>>231さん
まえにも書いたんですが、平塚らいてうが活躍しておったころには「ジェ
ンダー」というと「そんなものあるのか?」というのが日本人の反応でし
たから、共同参加という概念がスンナリ飲み込めたわけですが、ジェンダー
はそれを厄介にしてしまったとも言えますね。だから、晩年らいてうが
後輩のフェミニストにあきらかな「断絶」を感じるのは当たり前なんで、
大塚英志のいう「らいてうに歴史を見る目がなかった」というのは全くの
誤読なんですね。歴史こそが「分断」されているのであって、らいてう
を責めるわけにはゆきません。

あと、それから「ここでも『言論の自由』が…」の「ここ」は「セックス
としての性(長ったるいな)」が抑圧される社会のことです。この掲示板
のことではありません。書き方が不味かったですね。妄言多謝。
233無名草子さん:02/03/13 02:13
うーん、斎藤美奈子を語るのにフェミニズムはキーワードのひとつでは
あるけれど、あくまでone of themであって、そこだけを重要視するのは
なんか違うと思うなあ。
234無名草子さん:02/03/13 02:41
>>233さん
それはいえると思います。ただし斎藤氏は現代思想としての「フェミニズム」を、
すでに「大衆に解放されたもの」とかんがえている。これは誤りですね。御自身
はもの書きだから仕方ないのかもしれんが、「そんじょそこらの読者」はもうど
こかへ吹っ飛んでしまっている。それに、論理の飛躍もある。フェミニズムがか
つては近視眼的であった(もちろん大衆のレヴェルで、ですが)ことを、全共闘
世代のロジックに「適用」させようとしている。これはロジックうんぬんという
よりも、大衆操作の上での原理としては「共通」しているだけの話。あきらかな
誤読をさそう。また、上でも書いたように、「フェミニズム」の語用論を用語
するわりには「オジサン」なる語の吟味がおこなわれていない(これは上野千鶴
子もつかっていることば)。こういう色色の矛盾した点や論の飛躍を見るうえで
は、「フェミニズム」が軸になっていることも確かなので、それだけを重要視
しようという考えではありません。いささか言い訳めいてしまいますが。
235無名草子さん:02/03/13 02:43
↑「用語」ではなく「擁護」。失礼しました。
236無名草子さん:02/03/13 03:56
>ただし斎藤氏は現代思想としての「フェミニズム」を、
>すでに「大衆に解放されたもの」とかんがえている。

これ、疑問。そんな風にはむしろ全く考えていないと思うけど。
237無名草子さん:02/03/13 07:19
自分の立ち位置が確定してませんよ(w
>こうしたレトリックに対して
>反感を持ったり、嫌悪したりするのは、ある意味そのレトリックに捕らわれているともいえるだろう

それは例えば、小泉「涙は女性の・・・」とか
西村慎吾「国防とは女性を強姦から守ること・・・」
(ちょっと上のレスにあるリンク参照)に怒る人間は
「レトリックにとらわれている」ことになるわなあ。

>なぜなら、○○の部分に込める意味合いが、話し手
>(書き手)によって変わるからだ
>つまり、いつも一定の意味で使用されるというわけではない

まさか、斎藤さんの用法は許容範囲だが、小泉や西村らはけしからん、とか言うまいな(w
中国の核は清潔な核だ、と変わんなくなっちゃうし(w
238無名草子さん:02/03/13 10:29
>自分の立ち位置が確定してませんよ(w
まだ修行中の身だから、許して(笑 

>「レトリックにとらわれている」ことになるわなあ。
書き方が悪かったかな?うまく伝えられるか、自信ないけど・・・
「女は・・・だ」って表現に、むかって来るときって、その「・・・」の部分が図星だったり、
じぶんでもすごく気にしてる部分だったりしない?
私はそう言うとき、「ああ、自分ってそう言うこと気にする人間だったんだ」って反省の材料にしてるけど

>斎藤さんの用法は許容範囲だが、小泉や西村らはけしからん
この3人のうち、誰の言葉も気にならないよ(笑
小泉さんや西村さん(ってしらないや(笑)は、自分の言動が世間にどのように受け止められるか、
そういう視点が欠けてると思うけどね
言葉は聞く相手がいて、初めて成立するものだから
政治家なら、その辺上手くやって欲しいなあ
239無名草子さん:02/03/13 12:12
>>236さん
あくまで、「『現代思想としての』フェミニズム」ですから。
卑近な例でいうなら、たとえば「『嫉』『嫌』などの文字は女性差別を助長する」
というのは「現代思想」の中に組み込まれますか?もちろん違いますよね。
ところが、斎藤氏によると、こういう大衆的側面を「フェミニズム」は脱した、
っていうんですね。つまり、現代思想としてのフェミニズムが市民権を獲得した
ってこと。これは幻想にすぎませんよね。おわかりになりましたか?
『読者は踊る』文庫版のp.267〜269あたりをご覧になるとよろしい。
240無名草子さん:02/03/13 12:19
236じゃないけど、
>ただし斎藤氏は現代思想としての「フェミニズム」を、
>すでに「大衆に解放されたもの」とかんがえている。
と言う意見と>>239の書き込みは、どうにも矛盾している。

大衆的側面を脱すると、なぜ大衆に解放されたものとなるのかな?
その論旨は変じゃない?自分で自分の言ってること分かってる?

241無名草子さん:02/03/13 12:23
>>236さん
補足するなら、たんなる共時的な同調者がおおく、意見に「歴史的な裏づ
けがある」と勘違いしている輩がおおい。つまり、自分の意見が歴史に
裏打ちされているとかんがえている人がおおいということ。そこに歴史的
視野の分断はなんら考慮されていないわけね。わたしは、やはり「ラディカ
ル」を冠する「ラディカル・フェミニスト」は必要だとかんがえる。それ
はまだ、大衆と学問との間におおきな乖離があるからです。
242無名草子さん:02/03/13 12:31
>>240さん
むろん、自分でかいたことは承知しております。まあ聞いてください。
大衆的側面を脱した(と彼女が言う)ものは「フェミニズム」であって、
「大衆に解放された」のは、いわゆる現代思想としての(学問的)フェ
ミニズムですよ。かんたんに言えば、フェミニズムは大衆が同調する
ようなレヴェルをぬけきって「現代思想」として大衆の中で深化せしめ
られた、ということです?おわかりになりましたかね?つまりは、
大衆的側面を脱したからこそ現代思想が大衆の支持を獲得した、と
これが氏の論調です。
243無名草子さん:02/03/13 12:36
>>240さん
私が、意味論のレヴェルでいう「大衆」と実体としての「大衆」を
混同させるような書き方をしてしまったんですね。ご免なさい。
ただ、わたしはその点を混用していない積りです。
244『紅一点論』:02/03/13 16:50
この作者がよく勉強してるって?
……この程度の知識で?
それともおれが詳しすぎるだけなのかなぁ。

類似のテーマでは、村瀬ひろみ『フェミニズム・サブカルチャー批評宣言』のほうが
格段によかった気がするんだが、あまり知られている本ではない。
やっぱり程度の低い本のほうが売れるのだろうか?
フェミの知能程度って……。
245無名草子さん:02/03/13 17:03
はい、煽り失敗。
真剣に批判したいのなら、具体的にどうぞ。
246無名草子さん:02/03/13 19:09
瞬殺かよ(W
247無名草子さん:02/03/13 21:30
>この3人のうち、誰の言葉も気にならないよ(笑

はい、それなら矛盾は存在しません。
しかしミナ・サイトー、小泉の発言にはなんと言ってるかしらんが
西村の言葉には「むか」ときた。
そして自分では「オヤジ」を使っている。矛盾のそしりをまぬがれまい。
248226:02/03/13 22:25
『読者は踊る』を読み返してみました。またひとつ、ナットクできない点が…。
それは『言葉で失敗したくない方はこちらの国語辞典をどうぞ』の項。
こ、これって比較しているのは百科項目ばかりじゃん。語用論とか意味論とかは
専門家にまかせればいいじゃん、という向きもあるかもしれないけど、それはそ
れ、これはこれ。百科項目のみを比較して各国語辞典の性質を断じてしまうので
あれば、執筆者・編集者・監修者一同が気の毒でなりません。斎藤氏にはぜひ
『理想の国語辞典』(国広哲弥著)とか『広辞苑は信頼できるか』(金武伸哉
著)とかをお読みになってもらいたい。そしてラストのほうには…で、出た、
またまた「オヤジ」が。以下のようにある。「権威を重んじ規範を求め、言葉
で恥はかきたくないが面倒くさいことも考えたくないという日本のオヤジ…」。
なんで「オヤジ」なのかっ、とオヤジのわたしは憶えず知らずアツくなって
しまうのであります。ともかく、国語辞典における百科項目はあくまで附随的
なものであるわけで、たしかに売り文句にはなりますが、それだけで辞書を
判断するのはフェアではありませんね。ただ、斎藤氏の権威におもねらない
文章はたかく評価しております。だからといって先走るのも…どうだかねえ。
(と、いちおう美奈子ブシで)
249無名草子さん:02/03/14 02:34
>>174 >>175
噂真のコラム(夫婦別姓に関して)、斎藤は何も分かってない。
ウチみたいな田舎では、いまだに家名存続とかって、それが人間の生き方をしばってんの。
夫婦別姓導入に対する宮崎の危惧は、おおむね妥当なもの。
自分だけ安全な場所にいて勝手なこと言うのやめろ。
250無名草子さん:02/03/14 08:10
ってか、読者は踊る、つまんないから、別の話して。
一人で偉そうにフェミニズムの知識を垂れ流してる人も勘弁して。
251無名草子さん:02/03/14 09:31
せめて小泉貶すなら
「あんたは真紀子に『女』を感じるのか」
って言えば面白いのにな。
「無駄にジェントルマンだねぇ」とか。
252無名草子さん:02/03/14 11:42
オカマちゃんやらネカマちゃんと仲良しごっこ。
結局「私はホンモノの女だしぃ」という優位性に立つことでしか
書き手と付き合えないのは悲しいことだ。
この人が、例えば松浦理英子や笙野頼子、多和田葉子といった作家の作品に、
フェミニズム的視点からがっちり取り組んだら見直してやってもいい。
もちろん作家性からじゃなく、テキストオンリーで。
そこに書かれている情報だけをすべてとして先入観なしで。
優位に立とうしたら誤爆する、謙虚に読もうとしても失敗する、
優雅にほめ殺してるつもりでも格の違いを見せつけられる。
そういう悪戦苦闘を見せて欲しい。

でも、それができないから斎藤美奈子なんだろうなぁ……
253無名草子さん:02/03/14 13:06
>>250さん
たぶん私のことですね。『読者は踊る』と『文章読本さん江』しか読んでないので、
これ以上かくことはありません。偉そうに話して申し訳ありません。もう二度とあら
われません。
254無名草子さん:02/03/14 13:14
↑おいおい・・・勝手に逝くんじゃない(笑)
私はその2冊とも面白かったよ。スレ違いじゃないんだから、逝く必要なし!

斉藤さんは、あれだけたくさん連載抱えて、良く質が落ちないよね
・・・・質なんか、最低レベルだからだろ・・・ってのは単なる煽りね、先に言っておこう(笑)
255無名草子さん:02/03/15 05:45
斎藤の連載など元から読むに値しない質なのだが・・・
256無名草子さん:02/03/15 08:14
>>253
オレは館ひろしじゃないけど、あえて言う……。

逝かなーいでぇー♪
257無名草子さん:02/03/15 10:17
>215
亀レスだけど、
カトウの反乱のとき、カトウが泣いて、結局投票行かなかったときは
「泣けばいいってもんじゃないぞ!」と本気で思った。
まわりもないちゃったりして。「男泣き」とか書かれて。
男が泣いてるんだから、男泣きだけど、さ。
政治家で泣くなんて・・。という気持ちは男女ともにかわらない気がするけど、揶揄されるのは女性の方じゃない?やっぱり。
258無名草子さん:02/03/15 14:02
>256
ワラタ。
259206:02/03/15 15:45
便乗レスなんですが
泣くという行為の是非はともかく
男が泣くと美談にされるのに
女が泣いたら揶揄されるのはおかしい。

真紀子が泣いたことに対して云々、
というよりそれを揶揄することに腹が立ったと、
それが言いたかったんです。

頭悪くてスマソ。
260無名草子さん:02/03/15 15:52
鈴木宗男もさきほどの会見で泣きました。
261無名草子さん:02/03/15 15:55
紅一点論の話、出ないねえ。
あれは今までの著作の中でも、かなりのレベルの高さだと
思うんだけどなあ。
262257:02/03/15 16:21
>260
ニュース速報板で、使い古されたけど、(たった小一時間で)
「涙はムネオの武器だな」
今日の小泉の一言はこれに決まり。

>261
結構批判はでてるんじゃない?


263無名草子さん:02/03/15 18:12
>262
ワラ
264無名草子さん:02/03/15 22:23
逆だよ、男の涙は批判されるのに女性のほうは批判されない、というのが
一般的な風潮だ。
サンデー毎日、3月10日号の中野翠コラムは、さすがそういうとこを
きちんと突いていたよ。
田中に対しては斎藤の文章より中野のほうがずっと的確だった。
265無名草子さん:02/03/16 03:11
なんか場違いかもしれませんが、気になったので。
『文章読本さん江』、レイアウトが変なんですけど
(表紙の模様の意味がよくわかんないし、本文中の題字とか
章立てとか)、これはなにか元ネタとかあるんでしょうかね?
本文中で谷崎読本だったかぱくり、パロディと指摘していたから
おんなじ意図なんでしょうかね?ご教示を。
266無名草子さん:02/03/16 08:17
>>264
同感。
斎藤氏とは関係無いけど、中野翠って女を批判する時は、
妙にキレが良くならない?(w
張り切った感じがするというか。。
267無名草子さん:02/03/16 16:06
モダンガール論。
もう30年以上昔に山本夏彦が「ウーマンリブ、あれは欲である」
って喝破してる。
268無名草子さん:02/03/16 18:00
中野翠はもう「終わった人」という認識だから、めんどくさくて
サンデー毎日(この雑誌も終わってるな。)チェックする気に
なれないや。
269無名草子さん:02/03/16 18:13
ムネオちゃん・・・・・ハアハア

あの涙は・・・戦略なのかな?関係ない話でごめん さげ
270無名草子さん:02/03/16 21:39
>269
ムネヲは昔から情に訴える作戦が得意らしい。
まさにムネヲの武器は涙。
271無名草子さん:02/03/16 23:45
そこを中野は「結局、田中と宗男は同類」と喝破。
272無名草子さん:02/03/16 23:55
中野の話は中野スレでやれば?
273無名草子さん:02/03/16 23:56
>271
自分は真紀子のは思わず出た涙、
宗男のは用意周到な涙と思ってて
別物だと思ってたんだけど。

それは浅はかな見方なのかな。

274無名草子さん:02/03/17 21:36
>273
そうだと思う。しかし、涙云々でこれだけいろいろいわれるのも
すべて小泉の浅はかな発言。
小泉も泣かせようぜ。
275無名草子さん:02/03/17 22:58
>274 して、作戦は?
276271:02/03/17 23:10
>274
そうかー。

公共のメディアで政治家が涙を見せるってことは
本人の意図に関わらず、結局情に訴えてる作戦になるのかね。
中野翠のコラムちょっと興味沸いてきた。
まだ売ってるかな。
277276:02/03/17 23:11
スマソ、自分273です。
278無名草子さん:02/03/18 01:57
つうかなんで斎藤美奈子の話をしないの?
279無名草子さん:02/03/18 01:59
ネタ切れ
誰かすっとんきょうな新説たててよ・・・頭使うのはもう勘弁・・・(死
280無名草子さん:02/03/18 03:05
「読者は踊る」読んだ。
最初は面白かったけどだんだん疲れてきて
最後はもう当分こういうの読まないことにしようと思った。
連載で読んだら全部面白く読めたんだろうけど一冊にまとめられると
ゲップが出てくる。
281無名草子さん:02/03/18 03:17
というか、田中マキコは劇団「雲」に所属したこともあり基礎的な
演技の訓練はマスターしていて、「泣きたいときには自由に泣ける」
と言っている。
断定はできないが、状況証拠ってやつね
282無名草子さん:02/03/18 04:06
やっぱあほらし屋の鐘が鳴る、でしょ。
あれはゲラゲラ笑った。でも当時彼女のコラムを
連載していたUNO!もPinkもとっくに廃刊・・・。

田中鈴木論争はスレ違いだと思いますが、なんでここでやってるの?
283無名草子さん:02/03/18 20:11
みんなヒマだから(W

丸かっこいいね・・・ミナコタンはああいうのが好きなのかなー?
284遅レス:02/03/19 11:34
>252
>オカマちゃんやらネカマちゃんと仲良しごっこ。
>結局「私はホンモノの女だしぃ」という優位性に立つことでしか
>書き手と付き合えないのは悲しいことだ。
>この人が、例えば松浦理英子や笙野頼子、多和田葉子といった作家の作品に、
>フェミニズム的視点からがっちり取り組んだら見直してやってもいい。
>でも、それができないから斎藤美奈子なんだろうなぁ……

ああ、ずっと前に出てきた「女というより女の子の視点で書いてる」云々の批評は
こういうニュアンスだったのかもねえ…
285軍事ジャーナリスト:02/03/19 18:46
今週号のアエラのコラム(雑誌、月刊丸について)の最後の数行が笑えた。

その通りです(ワラ
こういう事を書けるところ、唯一フェミ系の人や女性エッセイストで彼女を評価します。


一般雑誌、防衛庁記者クラブに加盟なさっているテレビ新聞でも誤報、インチキ
報道、用語の間違いがイタイほど多い。

中野翠あたりも戦争になるとどこにいたかと思うほど、軍事評論家がでてくる
とかほざいておりましたな。サダム・フセインのことを布施院とか当て字を当
てて喜んでいるぐらいだから知能のほどが知れています。

テレビに出ていない人は仕事がない、と思うのは20年ぐらい前のオバサンの
感覚そのもの。タダのテレビ見てそれをネタに駄文書き散らかして荒稼ぎして
いる人に自分の商売のことあれこれ言われたくはないですね。

286無名草子さん:02/03/19 19:30
285って電波?何が言いたいんだか全く意味不明。
287無名草子さん:02/03/19 20:02
意味不明というほどじゃないけど?
ニホンゴ ヨメマスカー?
288無名草子さん:02/03/19 20:13
自分で軍事ジャーナリストって名乗ってる所が痛い。
289無名草子さん:02/03/20 15:16
名前まで見てなかった(W
軍事評論家 はいいの? 軍事ジャーナリストってなに?
290無名草子さん:02/04/03 23:43
「あほらし屋の鐘がなる」を読んでみた。
いろいろダメなとこは多かったが、男性と女性の「なりたい職業」を
比較した文章はなんじゃこりゃあ、だったな。

男---政治家、スポーツ選手など
女---福祉関係、お店やさん、教師

などで、女性は社会的な意義を考えている!職業に切実なものを求めて
いるのだ!男は浮ついているが、女性はきちんと考えている!!
・・・・
牽強付会の結論で「漫談と一緒だ!」と彼女が批判する、竹内久美子を笑えんじゃないか。
291無名草子さん:02/04/05 01:24
292無名草子さん:02/04/05 02:30
>>290
なこと言ってなかったと思うが。
何ページのどこにそんなことが書いてあった?
293無名草子さん:02/04/15 20:38
激しく遅レスで申し訳なかった(図書館で借り直す必要があったのだ)が、
88-93Pだよ
294無名草子さん:02/04/16 00:57
議論しているところわるいんですが、アエラの雑誌評論どですか?
私は結構好きなんですが、「丸」とか『日経おとなのオフ」とかの地味
雑誌系評論の時がー。特に「私たちは軍事のこともロクに知らないのに、
安全保障について議論している」みたいなこと書いてたのみて結構
感動したのですがー。どう?
295無名草子さん:02/04/16 02:51
「丸」はよかったと思うけど、なんでこの雑誌なの?って感が・・・
296無名草子さん:02/04/16 03:20
漏れはアレを読んで『丸』読者に対して偏見を持ってたなあ…と反省しました。
『ブルータス』読者には、より偏見を強固にしましたが(藁
297無名草子さん:02/04/16 16:05
BSの週間ブックレビューでとりあげられるらしい>文章読本さん
298無名草子さん:02/04/16 16:09
↑もうおわってた
299はてな。:02/04/17 03:03
朝日新聞の書評担当、降板されました?
新メンバー発表の時に、「以下の方々には引き続き
書評委員(?)をお願いします」という但し書きが
あって、その中に斎藤氏の名前がなかったので。
…↑この書き方って、降板した諸氏の名前を発表してないんだよね。
なーんでこんな婉曲な表現するのかな、とは思います。
300無名草子さん:02/04/17 14:28
「なーんで」とかいってるねど、つーかいつものことだよ。
妄想たくましくする人がいるからじゃないの、キミみたいに。
301無名草子さん:02/04/18 11:41
むむ、結構軍事好きなんで「丸」評論の時は結構うれしき!
ていうかこの人地味本には優しいよね。

ブルータスやプレイボーイに対する評論には激しく同意。
なんか80年代の人がムリしてかいてるってかんじだよね。
302無名草子さん:02/04/18 14:19
『鳩よ!』の斎藤美奈子特集、見た?
いま売ってるやつ。
303無名草子さん:02/04/18 14:33
つか、鳩よ!ってまだ出てたの?
304無名草子さん:02/04/18 16:14
>>303
この号を最後に休刊だって。
305無名草子さん:02/04/18 17:49
「鳩よ!」って、普通、書店の何コーナーにおいてありますかね?
店頭で見た記憶がない。
306無名草子さん:02/04/18 18:27
>>305
私の逝く本屋さんでは噂の真相や文藝春秋、短歌などと
同じコーナーにあります。噂真と同じサイズだったはず。
>>302
情報サンキュー。さっそく見に逝ってみます。
307305:02/04/18 19:11
>>306
サンキュー。
ウワシンや文芸春秋の近所ね。(w
308無名草子さん:02/04/21 22:54
「鳩よ!」って最近見かけないです。
309無名草子さん:02/04/22 03:14
>299
任期切れたんとちゃう?
大学のときの先生がアサヒの委員やってて、3年くらいの任期だと言ってたよ
310無名草子さん:02/04/22 22:07
池袋ジュンク堂のトークセッション、行く人いる?
今週の土曜だけど。
311無名草子さん:02/04/23 03:03
>310
ぐあ、今知った。
まだ空きあるのかなあ。
312無名草子さん:02/04/23 03:45
>>308
潰れたらしいよ。
でも、『鳩よ!』に掲載されていた江国とか唯川が売れたもんだから、
文芸誌みたいなのは持っていたほうがいいってことになって、
名前を変えてまた同じような雑誌が出るんだってさ。
313無名草子さん:02/04/23 03:48
鳩よ!ってタイトルが悪くない?
どういう雑誌だか知らなかった頃は、宗教がらみだとばっかり
思ってた(笑)
314312:02/04/23 03:51
潰れたらしい、じゃなくて、廃刊が決まっているに訂正。
店頭では早稲田文学より見かけないくらいだから、あってないようなもんだが。
315無名草子さん:02/04/23 08:52
>>313
創刊当初は確か誌の雑誌だったはず(w 恥ずかしいね。
316無名草子さん:02/04/23 21:44
鳩よ買ったー。

まだちゃんと読んでないけど「L文学」ってどうかと。
斎藤女史のネーミングなのか?
317無名草子さん:02/04/24 01:27
新潮OH!文庫「魔羅の肖像」の解説がすごい。

あの時私は、(中略)カラオケに行くお誘いも耳に入らず、オナニーをすべく部屋に駆け戻ってしまった(中略)。
そんなわけで今では、座談会やパーティーの席でチンポマンコについて語り合うことはあっても舐め合うことは決してない。

……失礼。
斉藤綾子でした。
318299:02/04/24 02:24
>309さん
なるほど! それならそれで「任期切れで降板」と
告知してくれれば「今週は書いてないのかな?」と
いちいち探す手間が省けるのに。とはいえ21日の
書評欄で現行の選考委員全員の名前が明記されていたので
「あー、これは斎藤氏は外れたんだなー」とは
思ったのですが。わざわざお知らせくださってありがとう
ございました。感謝。
319無名草子さん:02/04/24 20:44
>306
確かに。
「妊娠小説」という分析のツールほどには、
「L文学」と命名する意味が分からなかった。

ただ、あそこで紹介している本のうち何冊かは読んでみたくなった。
320無名草子さん:02/04/25 14:15
L文学は「Jブンガク」(河出)へのマガジンハウスからの回答だと思う。
回答してどうするんだという気もするけど。あと、命名者は斎藤さんでは
ないんじゃないかなと思った。斎藤さんにしてはユルいかんじ。
321無名草子さん:02/04/26 00:09
 この人のは、読み物として面白い、そこがいい。
文章読本さん江も痛快だったな、特に前半。
ちゃんと文学やってる人には,不快な1冊かもしれないが。
322無名草子さん:02/04/26 03:28
>320
ですよね<命名者。

斎藤女史ならもっと言いえて妙な命名をするに違いない。
323319:02/04/27 22:04
ジュンク堂のトークセッション、行ってきました。
立ち見のはずが、なぜか座れるこの不思議。
ま、青山ブックセンターのも、たいてい誰が来ても席空いてますが。

冒頭は、『文章読本さん江』の書評を面白がる。
特にみんなが笑ったのがこれ↓。
http://www.asahi.com/edu/iibun/raku14.html

そうそう、この本には載せられなかったけど、
いま流行りの『声に出して読みたい日本語』の書評を週刊朝日の「誤読日記」に
載せたら(戦前と比較して)、斉藤孝がえらい怒ったらしい。
で、「面白いからウォッチしよ」と思っているとのこと。

あとは、朝日新聞の記者に人気があった話(彼(女)らこそが文章に関し抑圧されていたので)。
オビの××は何か入れる予定だったけど、編集者も思いつかないからそのままにした、とか。
『鳩よ!』のL文学や『21世紀文学の創造 脱文学と超文学』は、
壊すだけじゃなくて構築するために作ったとも言っていた。

質問コーナーでは、
「私(男)は、職場に化粧していったら怒られたんだけど、どうしたらいいんでしょう」
という微妙なものも。
うーん、聞く相手間違えてないか?

長くなったので、とりあえずこの辺で。
324無名草子さん:02/04/27 23:06
斎藤と中野が楽しみで、朝日の書評読んでたんで...そだったんですか。
トークセッション速報もおもしろかった。
ここ読むと斎藤情報わかってうれしい。

ところで、斉藤は小倉千加子をどうみてるんでしょう。
以前,小倉と中野は対談してたけど。
325無名草子さん:02/04/27 23:16
中野翠は書評もつまんなくなったと思う。
もう(コラムニスト的に)終わったかなって感じ。
326無名草子さん:02/04/30 08:54
斎藤の公式ホームページてあるんですか?
327無名草子さん:02/04/30 11:08
>>324
なぜ小倉?
『ザ・フェミニズム』(上野千鶴子との共著)を読んだかぎりにおいては、
斎藤と小倉に接点なんか何ひとつないという印象を受けたが。
328無名草子さん:02/04/30 12:08
L文学ってどんなのですか。近所に「鳩よ!」
がないです。
329324:02/04/30 16:45
>327  「ザ・フェミニズム」は未読ですが,そんなに違います?
どちらもフェミと無縁なものが読んでも 伝わる表現力をもっていること。
読み手を楽しませてくれるところも、共通してるかな。
浅い読み手なのでこの程度の答えですが。
330無名草子さん:02/05/02 22:16
プー。
331無名草子さん:02/05/05 15:57
彼女は今、何本連載が残ってるの?
332無名草子さん:02/05/07 16:27
>>323
それより美奈子さんって化粧するのかな?
(別にどうでもいいんだけど、何となく気になったもんで。)
333無名草子さん:02/05/07 16:39
化粧全くしない人なんて、ほとんどいないのに、なんで
>>332がそんな疑問をもったのか?

334無名草子さん:02/05/07 16:52
フェミ系の人ってノーメイク多いじゃん。
335無名草子さん:02/05/07 18:46
それは、「ウーマンリブ」時代の人じゃないかなあ。
上野千鶴子だって化粧してるじゃん。
336無名草子さん:02/05/07 23:00
福島先生も田嶋先生もしてるよ(w
337吾輩は名無しである:02/05/15 02:13
美奈子女史って、斎藤孝の「理想の国語教科書」について言及したことってありました?
「声に出して読みたい日本語」についてはbk1で批判してましたけど、こっちについては見たことないんですよ。

あと、平凡社のPR誌の「月刊百科」の連載ってまだやってるんですかね?
338無名草子さん:02/05/15 05:52
この人が同性の本を書評するときに、
どうしてオヤジなみにセクハラ臭くなるのかすごく不思議。
芸風?
339無名草子さん:02/05/19 20:32
>>332〜336
化粧する、しないというより「彼女はどういうセルフイメージで化粧をするのか」
…というのは結構興味深い。
確か噂真のコラムで「最近のフェミニズムは、かつてのウーマンリブと違って
“女性であること”を肯定している」というような文章を書いていたけど、
彼女が化粧をするとしたら“社会人としての取りあえずの身だしなみ”としての
無難なメイクなのか、それとも“女であることを存分に楽しんで、官能的に装う”
メイクなのか(=自らの女の業とナルシシズムをも肯定するのか否か)。
これは彼女のフェミニストとしての方向性を知る上での手がかりになるのでは。

(ぶっちゃけた話「このお嬢さんは、女としての自分をどのように位置付けてるの?」
という単純な疑問なんだけどね。)
340無名草子:02/05/22 18:34
>339
女の業だとか官能的に装うだとかナルシズムだとか化粧に意味をもたせすぎでは
ないかい。
だいたい今時の婦女子がそんな「わたしは美しい女郎蜘蛛ネバネバ」的なメイクを
しているか?
どちらにせよ両極端に考えすぎでは。たかだか化粧でそこまでわからんだろう。
フェミニストとしての方向性というより自分をどのようなイメージでマスコミに
浸透させるかという、戦略しかわからないのでは。

341無名草子さん:02/05/22 18:44
339は男性ですか?
あまりに大仰な思い込みにびっくり。
342無名草子さん:02/05/23 00:44
>>327
斎藤美奈子はちくま文庫版「男流文学論」の解説を書いてたね。
343無名草子さん:02/05/23 00:58
>>339が逆に女だったら嫌過ぎる。
男であることを願う。
女が「女であることを存分に楽しんで」だの「官能的に装う」 だの
「自らの女の業」だの「(女の)ナルシシズム」だのを言わんでほしい。
気色悪い。
344無名草子さん:02/05/23 01:03
「このお嬢さんは」という言い回しからして100%男だと思うけど。
345無名草子さん:02/05/23 01:26
紅一点論を読んでて震撼した。
いままで怒髪天をつくばりに読者を怒らせることの出来る
作家がいただろうか。
腹だたしいったらありゃしねえ。
何故気が付かずに今まで生きていたのか。

私は紅一点論を200%楽しんだ読者であろう。

346無名草子さん:02/05/23 01:59
>>399は派手好きの濃いい化粧の女かほぼノーメイクの化粧嫌いの女
かでフェミニズムの視点が変わると思っているのだろうけど、
一体どう変わるの??
347無名草子さん:02/05/24 00:38
官能的に装ったミナコタン見てみたい。
348無名草子さん:02/05/24 00:54
あの鉄道雑誌批判、けっきょくのところ全く説得力ない。
批判に対する再反論?も「あんたらのために書いてはいない」と要は逆ギレ。

従軍慰安婦については、事実関係を論じる気配さえなし
349無名草子さん:02/05/24 03:32
化粧たん、逃げたね。
350無名草子さん:02/05/27 00:21
>>348
鉄道誌批判とは?ソースきぼんぬ

従軍慰安婦問題の事実関係というのは「読者は・・・」に載ってた話かい?
あれは書籍批評だからそこまでせんでもいいと思った。
あくまで読者の立場で何が言えるかってのが狙いではないか。
351無名草子さん:02/05/27 00:36
紅一点論はおもしろいけど文章読本興味ない分野なんで
読むの辛いす
352円導先生!!:02/05/27 02:27
353無名草子さん:02/05/27 10:29
化粧のこと書くと荒れるようだったらスマソ。
初カキコで緊張しているから多少のことは許してね。
要は化粧って女にとってなんなのかってことじゃないですかね。
(今のところ化粧をするのは女性が多いって前提だから女にとってっていう
大雑把なくくりにさせてもらったです)。
もう「化粧=男への媚」なんていうアナクロの人はさすがにいないと思う。
私は多分「こういう色が好き」っていうような趣味とかと同じレベルのものかな
と考えてたんです。
化粧がしたかったらすればいいし、しなかったらしないでいい。
ただある人によっては「人前に出る時に化粧しないのは社会人として失格」
っていうセンスの人もいるし、同年代同士でも「化粧しないっていうのは
なにか主義主張がある人なんじゃない?」って思う人もいる。
あと多いのが「女性化拒否」って意見。
化粧に対する男の意見なんてどうせ遅れたものだからどうでもいいんですけど、
実は女性の方がこと化粧に関しては厳しい気がするんです。
(あくまでこれは私の知っている限りです。社会全般って意味じゃありません
環境悪すぎなのかもしれませんが)。
男が化粧しないで人前に出るな、社会人失格とはあまり言われないじゃないですか。
服のセンスだったらまだわかるんです。こういう時はスーツにしろとかシーンズはダメとか。
でもなんで化粧が社会性に関係させられてしまうのか、そこのところがよくわからないんです。
当方女ですが化粧って一体なんなんだって思わされることが多いです。
だから斎藤さんの意見を読んでみたいなっていう思いがあります。
354無名草子さん:02/05/27 10:33
わ、長くなってしまいました。
しかもシ−ンズではなくジーンズです。
355無名草子さん:02/05/27 12:47
>>348
>鉄道誌批判とは?

アエラ。>>88-91も参照
356無名草子さん:02/05/27 13:18
ま、でも南京大虐殺とか従軍慰安婦についての一般人の意見つーのは

「被害者の言うことだから100%信じられないけど、ほらたとえば
相手に待ち合わせをすっぽかされたときに、1時間待ったところを
2時間待たされた、とかオーバーに言うことってあるしさ。時間もたって
いることだし、思い込みで間違ってる部分は多多あるんだろうけど、
でも『(南京大虐殺とか従軍慰安婦は)なかった』と言い切る人は、
ウサンクサイなあ。だってそれを断言するには、日本軍の全ての
行動を完全に把握してないとダメじゃん。それってムリっぽくない?」

てなところだと思うんだけど、どうよ?
とくに団塊の世代より下の大卒はリベラル寄りが多いしね。
その点で、ミナコの意見はごくごく普通の大卒オバサンの率直な
感想なんじゃないかなあ。ウヨサヨとも無縁の。
357無名草子さん:02/05/27 14:30
>>353
化粧も服装も髪型も、
とりあえず「装い」って言葉でまとめることができると思う。
そして「装い」は社会的に制約を受けてる(社会性に関係させられてる)。
これは男女関係ない。「身だしなみ」がどーこーってやつだ。
「化粧しなければならない」という制約を女性だけが受けている、
といいたいかもしれないけど、
男性は「化粧してはいけない」という、逆の制約を受けてるわけで。

「男女の制約事項が何故ここまで相違するのか」っていう疑問はあるけど、
それは置くとして、
まあ、こういう「社会的な制約」自体を無くしてくべきなんじゃないかな。
358無名草子さん:02/05/27 15:44
>>355
レスさんくす。
蒸し返しても仕方が無いと思うのだがあの文調はいつものそれと変わりない。
鉄ヲタが自分が馬鹿にされたと騒いでいるだけでは。
アエラ読んでないが。
359無名草子さん:02/05/27 15:55
女も男も化粧に関しては色々あるだろうが
化粧話は脱線で板違いでは。
360無名草子さん:02/05/27 16:00
斎藤美奈子は男で言うと
ネクタイの男なのかループタイの男なのか
立ち襟・ノータイの男なのかって感じのお題?
361無名草子さん:02/05/27 16:06
結構おっさん臭いところがある。
それが悪いとは言わないが、性格的には。
362無名草子さん:02/05/27 16:10
ライターなんだから化粧しろとかの社会的制約は
受けてないんじゃない?
どんなメイクかは嗜好の問題でしかない。
363無名草子さん:02/05/27 19:38
んなことねーだろ。取材に行ったり、インタビューしたり。
364無名草子さん:02/05/27 23:40
353です。
みなさん、ありがとうございました。
もしかしたら「そんなこと言うお前は実は男なんだろ、ゴルァ」とか言われるかな
って少し怯えておりました。
私がこんな質問をしてしまったのは、斎藤さん自身がどんなお化粧をする人
なのかっていう興味ではなく、化粧などに関する社会的な制約を無くしていくべき、
ってことは重要だと思うのですが、どうしてこういう制約ができあがってしまったのか、
みたいなことを斎藤さん流に分析してもらいたかったんだと思います。
365無名草子さん:02/05/28 00:22
斎藤はフリーのライターでしょ。
だからOLみたいに会社の上司からうざく説教垂れられたり
新人研修で化粧の方法まで教えられたりはしないんじゃない。
文芸評論が専門だから家でする仕事がメインだと思うし、
営業の仕事する人とはその社会的制約は比べ物にならない。
テレビや写真付きの雑誌によく出るわけもなしに。
366無名草子さん:02/05/28 00:24
ていうかあの人インタビューしてるの?
367無名草子さん:02/05/28 01:16
今月の性差万別、どっこも女性差別じゃないんだけど・・・・

もし批判できるとしたら、批判の根拠になるのは、「性に関わる話を
おおっぴらにするな」、っつー品とかつつしみとかいう道徳律でしかない。
俺もほとんどシモネタ言わないから、そのいう道徳律は平気で受け入れら
れるが、ただそれを認めたら田中康夫は「性差別」「セクハラ」の文章を
まきちらしていることになるぞ。
368無名草子さん :02/05/28 01:19
田中康夫はセクハラだろう
369無名草子さん:02/05/28 01:28
そういうことなら納得だが、どっかで斎藤さんは
田中を肯定してたような・・・

つーか、おなじ雑誌でセクハラ売りにした人気連載(ペログリ日記)を
やってることになり、かみつかなきゃいけないじゃん
370無名草子さん:02/05/28 01:32
PGまだやってるんだ(w
371無名草子さん:02/05/28 07:49
たとえば、雑誌編集者だったら「仕事くれ」という売り込みにやってくる駆け出しライターを相手にせねばならん。
そのさいに文章力も考察の冴えも抜群、というやつがいれば話はそこで終わる。
そうでない場合は、能力以外の要素で仕事やるやらないが決まる。
一緒に話をしていて楽しいかどうか、趣味が合うか、あるいは、見た目に気持ちのいい印象を与える人かどうか。
化粧というのはそういうこと。
斎藤先生に分析してもらうまでのことではないと思うが。
372無名草子さん:02/05/28 10:35
>>365
斎藤は大卒後、出版社勤務のOLだったはず。
上司問題や新人研修は経験してるんじゃない?

>>370
日記にはPGやONなんて、ほとんど出てこなくなったけどね。

373無名草子さん:02/05/28 13:02
確かに。児童文学だったっけ?
374無名草子さん:02/05/28 13:04
斎藤の勤務してた出版社って何処?
375無名草子さん:02/05/28 13:28
このスレ読んでて久々にウワ真読みたくなったよ
376無名草子さん:02/05/28 21:07
化粧なんて どうでもいいと思ってきたけれど
せめて今夜だけでも きれいになりたい
377無名草子さん:02/05/28 22:39
化粧のことを言ってる奴は、ミナコタンを見たことが無いのかなぁ。
数年前は、ブロードキャスターのコメンテーターとかしてたし、
対談とかインタヴューで写真にも写ってるはずなんだが。
見たこと無い奴の為に、写真探してきてやったぞ。
ほら。
http://www.tukinowashop.com/minakosanh2.jpg
378無名草子さん:02/05/29 11:31
>>377
全然面白くない。
379無名草子さん:02/05/29 22:56
>>377
故ミナコ・サイトウ

斎藤美奈子
http://www.bk1.co.jp/e-images/TO/minako&haruka05.jpg
380無名草子さん:02/05/30 03:17
訳わかんねぇスレだな
朝日新聞は責任取れよ
381無名草子さん:02/05/30 18:49
>>379
リンクの写真どっちがだよ?
俺の予想では右だな(笑)。
382無名草子さん:02/05/30 23:41
>379
美奈子タン、遥洋子と対談でもしたのか。

ちなみにこのスレの人は遥洋子についてどう思う?
私は『上野千鶴子にケンカを学ぶ』は面白いと思ったけど
それ以降かなりイタタだと思うんだけど・・・。
383無名草子さん:02/05/30 23:44
同意。
「上野・・・」が面白くて「結婚しません」読んだら
可哀想で涙が出た。
384無名草子さん:02/05/31 10:49
>>382
関西人の僕からすれば、遥洋子はただのイタイお笑いタレントれす。

ところで斎藤って、性差別よりも階級差別強調してるよね。
385無名草子さん:02/06/01 05:59
この人らのおかげでフェミニズム全体がイメージ悪く見られるのは何とかしてほしい。
複雑な問題を分かりやすく論じることができるのは、
頭がいいからではなく、単に先入観に合致しない部分を枝葉として切り捨ててるだけでしょが。

フェミ全体がそもそも馬鹿なんだろうって?
……。
386無名草子さん:02/06/06 02:32
「文章読本さん江」
イマイチだったなあ。特に後半。

文章読本を書きたがる人の「不機嫌(を装ったご機嫌の良さ)」を
指摘する辺りは、斎藤美奈子らしくて面白かったんだけど
ただ、文章読本って物自体が私にはどうでもいいし、縁のないものなので
彼女の拘りとか、後半になると始める様々な分類や比較なんかが
いまいちピンと来なかった。
「ねえ、文章読本ってそんな影響力あるんすか?」って素朴に感じて
しまった。

文章読本書く人たちのすっとんきょうな勘違いぶりを指摘している割には
「文章読本に対する世間一般と作者(及び評者斎藤)の温度差」に対する
視点がないせいか、「なぜ、こんなどーでもいい既に終わった(いや、私が
知らないだけで、実はすんごく盛り上がってるのかもしれないけど)ジャンルに
そこまでしつこく拘るのか」があんまり見えてこなかった。

だから「一人で盛り上がってるあなたも、随分ご機嫌じゃないのぉ。」なーんて
思ってしまったり。
387無名草子さん:02/06/07 02:54
「東京現代建築ほめごろし」という本の後書きで
文芸評論家らしからぬ無教養ぶりを暴露されてて
へえ〜と思った。
(つーオレも中江兆民なんか日本史の教科書でしかしらないが)
たしかにイキにタンカきった批判が無知からきてるとかっこ悪いね。
その辺はこの人の好きな金井美恵子の隙のなさとは比べ物にならないのかな。
388無名草子さん:02/06/07 04:03
>「東京現代建築ほめごろし」という本の後書きで
>文芸評論家らしからぬ無教養ぶりを暴露されてて
>へえ〜と思った。

例えばどういうところがでしょうか?
389無名草子さん:02/06/07 08:53
> その辺はこの人の好きな金井美恵子の隙のなさとは比べ物にならないのかな。
俺は金井美恵子の「IT知識」の頓珍漢さに噴飯してしまったが・・・。
390無名草子さん:02/06/07 10:40
金井美恵子隙だらけじゃんw
391無名草子さん:02/06/07 14:57
中江兆民のとこか
392無名草子さん:02/06/07 17:35
岩波書店のサイトより。


文壇アイドル論
斎藤 美奈子

■体裁=四六判・上製・カバー・224頁
■本体 1,700円(未刊)
■2002年6月26日
■ISBN4-00-024613-5 C0095

--------------------------------------------------------------------------------
村上春樹に村上龍,吉本ばななに俵万智,みんな文壇村のアイドルだった−書評・作家論から
ゴシップ記事に至るまで周辺の膨大な資料を渉猟し,1人の物書きをアイドルに作りかえる時代
の背景に果敢に切り込む.林真理子,上野千鶴子,立花隆,田中康夫の豪華キャストでおくる.
393無名草子さん:02/06/07 18:26
>>389
>俺は金井美恵子の「IT知識」の頓珍漢さに噴飯してしまったが・・・。

あれ?私はこの年代の人にしてはよくわかってんじゃんと
思った記憶がある(私もIT関連の仕事をしています)。
どこでどういう無知をさらしていたかおしえてくれませんか。
394無名草子さん:02/06/07 18:50
>>392

こんなもん書いて文壇の無頼気取りの斎藤氏は神のつもりか?(藁

文章読本さん江もイマイチだったしなー。
べつのとこでも書いたけど、あれって正かな論者の主張を誤解してるよな。
二次文献で処理するからそーゆーことになるのです。
小谷野敦にも、「文は衣服である」ってのは「文体」と「文」を峻別してな
いことから生まれる誤解だとか言われてたし。
395無名草子さん:02/06/07 18:55
>>386

そそ。書いてる本人がゴキゲンなんだから、世話はないよな。
あんた一体なにをしたかったの八年掛かりで的状況。
396無名草子さん:02/06/08 00:14
(・∀・)・・・。
397無名草子さん:02/06/08 22:14
新しい号が出ちゃうから、今月号でのウワシン連載のこと書いとくね。
批判の対象は、とある地方新聞の地元医者のエッセー。

「もし死ぬんなら解剖してもいいけど、睾丸だけは残しておいてほしい。
なぜなら天国で、天女を追いかけるときに必要だから」

なにが悪いのかな?
性が人間の重要な問題であることは当然。架空の「天国」で、女性を
追いかけたい、そのときは生殖機能を保ちたいから死ぬときも
そこは保存しておきたい・・・新聞で性の問題にかかわる話をするのは
遠慮すべきだ、という意見ならともかく、べつに道徳的に、ましてや
フェミニズム的に批判される筋合いがどこにあるのか。

記憶便りなんで、そこの説明とかあたらごめんね
398無名草子さん:02/06/08 22:31
>>397
いやあ、新潟日報な。あのエッセイ、リアルタイムで読んだが、
やっぱり男でも気恥ずかしかったよ。こんなの堂々と書くなよ、というか。
フェミ的にもそうだけど、節度というかね。女性は結構うんざりした人、
多かったんじゃないかねえ。
399無名草子さん:02/06/08 23:03
>>397
その号(噂の真相の方ね)立ち読みしたけど、
私は「睾丸を残しておいて〜」なんて新潟日報に
書く人のほうがどうにかしてると思う。
いかにもTPOをわきまえない田舎のおっちゃんが
書きそうなことだと思った。
400無名草子さん:02/06/10 06:40
新潟日報ってどういう新聞なのか知らんけどさ。

おっちゃん、おもしろいこと言ったつもりだったんだろうなぁ。
酒の席だったら、おねーちゃんたちが受けてくれたかもね。
401無名草子さん:02/06/16 01:13
棒でなくて玉を残せとはコンプレックスが見え隠れする
って思ったのは折れだけ?
402無名草子さん :02/06/16 13:02
しょせんはただの文学オタクにすぎないのに、
無理して政治や経済について語りたがるのはなぜ?
女が政治や経済について語れるかという偏見への反骨だとしたらもっと
勉強しないと。かえって偏見を助長してるだけ。(笑)
無知をさらしてるのはそれはそれで笑えるんだが。

http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3cb5dd5931a63010345b?aid=&tpl=dir/01/01110000/0007/0000000024.tpl
>斎藤 中国に行くと日本は中国の属国なんだなあと、しみじみ感じますよね。

そのように感じるのはあなただけです。(笑)

403無名草子さん:02/06/16 13:30
>>400
土葬ならともかく、火葬の日本でそういう発想になるのは正直わからん。
(そのおっちゃんに限ったことではないけど)。
玉を残しても、どうせ焼くんだよね? ホルマリン漬けにしとくわけでなし。
404無名草子さん:02/06/16 13:34
>>402は、斉藤の何が無知でどこが間違っていると言っているの?
文化的に「日本は中国の属国」だとかいうのは、「無知」というより、
単なる平凡な感想だと思うが……「政治や経済について語」っている例にも
なっていないし。
405無名草子さん:02/06/16 14:16
大げさに政治や経済について語ってるわけじゃないじゃん。
またいつもの書評でしょ。
>女が政治や経済について語れるかという偏見への反骨だとしたらもっと
>勉強しないと。かえって偏見を助長してるだけ。(笑)
ていうか、それは>>402自身の偏見を助長してるんじゃ・・・w
406無名草子さん:02/06/16 14:19
>>402よ、批判ならまともにやってくれ。
上のほうで「文章読本さん江」の批判を書いてる人みたいに。
407無名草子さん:02/06/16 18:57
過剰反応のアンチ多し。
まあ悪口が斎藤の芸だからしかたないが。
叩かれたアンチは辛いだろうが根拠のない批判はアンチへの偏見を
助長することになるよ。
408無名草子さん:02/06/16 20:08
>>407のレスこそ、「過剰反応」の典型だわな
409無名草子さん:02/06/16 20:46
>>408

410無名草子さん:02/06/16 21:33
と「過剰反応」する>408
411無名草子さん:02/06/18 02:06
>394
>>392
>こんなもん書いて文壇の無頼気取りの斎藤氏は神のつもりか?(藁

これ、「世界」の連載まとめたものだよね。
あの連載は、面白かったよ。
っていうか内容より、このあおりはちょっと危険だな。
文章読本さん江も、煽り文句よくなかった。

412無名草子さん:02/06/19 00:20
新潟の医者の話だが、悪いが結局、彼の文章は「差別」じゃないわけだ。

「TPOをわきまえない」「気恥ずかしかった」「節度」
「酒の席だったら、おねーちゃんたちが受けてくれたかも」
要は、「性的なことを言うな」という話になる。これもセクハラの一種
と考えれば(いわゆる「環境セクハラ」というやつか)理屈はなりたつ・・・
と思いきや、斎藤センセはかつて西村発言(防衛を「強姦から愛する人を
守る」と比喩した)のとき、「比喩が『ホモが男をレイプする』なら許容
できる」と言っているので、性的な言葉を使うこと自体がセクハラ、性差別だ!
という立場を取ると、その主張と矛盾するのです。

新潟医師の”性 差 別”発言はどの部分なのか。その指摘がない限り
彼女の先月号は誤爆であるとしか言えません。
413無名草子さん:02/06/19 11:50
>>412
>>『ホモが男をレイプする』
女よりも男の人に、ホモネタ嫌う人は多い。
西村発言に対する斉藤センセの説って、
性的な言葉うんぬんよりも、本当に自分の事として考えているのかと
問うているのではないかと私は解釈したんだけど、変かな?
変だったらごめん。もう噂真のその号手元にないし。
414無名草子さん:02/06/19 12:38
>>397>>412
あなたが思い切り誤解してるのは
>要は、「性的なことを言うな」という話になる。
>新聞で性の問題にかかわる話をするのは
>遠慮すべきだ、という意見ならともかく、

こういうことを言ってるんじゃないでしょ。新聞上で性にまつわる話を
するのがいけないなんて誰も言ってないし、思ってないでしょう。
ただ、酒場で酔ったオヤジがごねるレベルのことを書き散らすから
冷笑されただけ。

それにあんな発言、普通にしたらセクハラ間違いなしな所を
「男のロマン」と言って連載が許可されてしまう辺りが
「性差別」(性差別とは単に片方の性が差別されるのみではなく
片方の性が優遇されることも含まれると思うんだけど。)なんでしょ。

415無名草子さん:02/06/19 22:29
>酒場で酔ったオヤジがごねるレベル

斎藤読者がよくやる性差別だな(w。
こういうとき「オヤジ(男)」と決め付けていーーーんですか(w

416無名草子さん:02/06/19 22:40
あのコラムは「レベルが低い」んじゃなくて、フェミニズムの闘士
斎藤美奈子センセイ(笑)が、「性差別」を糾弾する主旨じゃん。

で、あのコラムは「男だから許された」?
それは「斎藤美奈子程度の評論が噂の真相や世界で連載されるのは
あれが女だからだ。オバサンのヒステリーレベルの話なのに」
というたぐいだね。(もちろんこんな批判は的はずれな上に「オバサン」
呼ばわりの性差別。414と同様に、だが)

417無名草子さん:02/06/19 23:52
>415、416
新潟医師の実年齢が問題なのではなく、頭の古さ、羞恥心の無さ、無神経、
傲慢から414は彼をオヤジと揶揄したんじゃないですか。
睾丸愛好を指摘した斎藤を新潟医師と同レベルにヒステリーなオバサンと
称するにはあまりに無謀です。
415(416)は何故そこまでこのアフォなオヤジを擁護するか理解できない。
斎藤が嫌いなのはわかるが、ムキになり過ぎないように。
このままではお前がオヤジ呼ばわりされることになるぞ。
418無名草子さん :02/06/20 00:26
大体、医者だからって赤の他人なのに、死後のセクースの心配までされるのは、
死んだ人にとって思いっきり大きなお世話でしょうが。
419無名草子さん:02/06/20 00:49
418よ。
自分は>>397を「新潟医師本人が死んだ時医学の発展のために自分の身体を
解剖しても良いが、ただし金玉だけは残しておいてくれ。なぜならばあの世
でおらは死んじまっただばりに天女とやりまくるんだから。ぐえっへっへ」
と解釈しました。ウワ真はまだ読んでいないのでその解釈が正しいか分から
ないけども。
たぶんこのオヤジは適度にエロく医師らしさもアピールできて漏れって気が
利いてるなあとか思っていたのではないかと。
420無名草子さん:02/06/20 01:04
>417
そういう特性を持った下品な人間を即「オヤジ」呼ばわりするのは、
反性差別の論理に沿うわけ?

みたいなことを415-416は言ってるんじゃないの?
421無名草子さん:02/06/20 01:21
斎藤は反差別を高らかに謳っているのではなくて「見て見て。
こんなトコに旧体以前の猿がいるよ。さらし上げぇ」って態度
だと思われ。
てか「オヤジ」は被差別者として用いられるのではなく差別者
として使われているだよ。
422421:02/06/20 01:22
あ。脱字。突っ込まれる前に入れます。

のののののののののののののののんおのののののおおおおお

失礼。
423無名草子さん:02/06/20 01:26
「オヤジ」に対して416の「オバサン」は明らかに被差別者。
424無名草子さん:02/06/20 03:25
>>416
オバサンのヒステリー? 
斉藤美奈子の書く文章は、うーん今回はイマイチだなーってときでさえ、
ヒステリックな調子にはならないと思うけど。
まあ、フェミ入っている人(女性限定?)の書くことは、
全部ヒステリーってことにしちゃう人っているけど。
425無名草子さん:02/06/20 08:40
>新潟医師の実年齢が問題なのではなく、頭の古さ、羞恥心の無さ、無神経、
>傲慢から414は彼をオヤジと揶揄したんじゃないですか。

>>217-224参照のこと。

>アフォなオヤジを擁護するか理解できない
「性差別」ではない、というのは別に擁護ではないぞよ。
あとははしたないでも品がないでも、煮るなり焼くなり好きに批判しなさい

>てか「オヤジ」は被差別者として用いられるのではなく差別者
>として使われているのだよ。

>「オヤジ」に対して416の「オバサン」は明らかに被差別者。

歴史は繰り返す。「俺たちは”悪い敵”に対して闘っている側なんだ」と
いう人たちの闘う手段が、まったく同じかそれ以上に悪質だったという・・・
「悪霊」が描き、世界史でポルポトやスターリン、レーニンが実践した
この業から人間は免れないのか。

>オバサンのヒステリー? 
というのがヘンなのと同じく、
>酔ったオヤジがごねるレベルのことを書き散らす

というのはいーんですか、つうことよ(w。ただまあ、事実として彼女は時々、
ヒステリックになりますよ。田中批判をバッシングと決め付けたりとかね
426無名草子さん:02/06/20 09:25
425
言いたい事が良くわからないな。
>歴史は繰り返す。「俺たちは”悪い敵”に対して闘っている側なんだ」と
>いう人たちの闘う手段が、まったく同じかそれ以上に悪質だったという・・・
>「悪霊」が描き、世界史でポルポトやスターリン、レーニンが実践した
>この業から人間は免れないのか。
あまりに大げさで失笑するのだが。

425は一体何を恐れているの?自分が職場で新潟医師同様にセクハラと称さ
れること?偉そうにこのオバサンに啓蒙される筋合いは無いっつうこと?
それともヤパーリオヤジと蔑まれることか。w
何にせよこんな問題に関してそんなに熱弁振るわれても・・・。

性について斎藤も話しているから新潟医師と同じだと思っているのかもしれ
ないが、何も斎藤は自分の性癖について話しているのではないし、
「私の夢はね、死んだらクリトリスだけ切り取って大天使ミカエル様にもて
遊ばれることなの。ふふふふ」とか偉そうに言っている訳でもないだろう。
要は何で公共のメディア(しかも新聞)を通して酔ったオヤジのセクハラ
エロトークを聞かされニャならんのだという一語に尽きるわけで、そして
この記事が何のチェックも受けずに記載されたのは何故かと考えると新潟の
アフォと同じ精神構造をもつオヤジが新聞社には山ほどいるわけで。
んで、それを許されてきた社会背景があったと思われ・・・。
427無名草子さん:02/06/20 09:44
飲み屋でクダ巻いてるオヤジと同レベルの言動をシラフでやる
新潟医師と、それを馬鹿じゃねえの軽蔑する斎藤がヒステリー
なオバサンであるというのは同じじゃないだろ。
それはさすがに斎藤に失礼じゃん。
そんな斎藤を「性差別だ!!」と騒ぐのもヴァカらしいんすけども。
425は言葉尻だけを捕らえて批判するのではなく全体をみようよ。
428無名草子さん:02/06/20 12:42
>>397>>412>>415>>416>>425
は、結局「斎藤もあれだよなー。」と言った自分の意見に
誰もついて来てくれなかったことにぶちきれてるだけだと
思われ藁
文章が怒りん坊の厨房レベル。
429無名草子さん:02/06/20 13:27
「歴史は繰り返す云々」には漏れもワラタ。

あと>>402>>425かなと思いますた。
言葉尻だけ捉えた的外れな批判とか
話を大袈裟にしたがるとこが似てるかと。
違ってたらスマソ。
430無名草子さん:02/06/20 16:01
おこりんぼう君が「これだから斎藤ヲタは怖い。」と言いだすのに
10セクハラ

>>386みたいな書込みだったら納得するんだけどね。
431無名草子さん:02/06/20 23:20
>同じ精神構造をもつオヤジが新聞社には山ほどいる

ほらほらほら、「性差別」ですよー。そこで「オヤジ」と性的な偏見で
勝手に性別を決め付けちゃあいけませんて。

>あまりに大げさ
>漏れもワラタ。
意識的に大げさに書いたところが受けるとうれしい。
むろん、スケールについてはご指摘どおりまったく違うが、
構造自体はまったく同じ。それについては反論もないようだし。

>425は一体何を恐れているの?自分が職場で新潟医師同様にセクハラと称さ
>れること?偉そうにこのオバサンに啓蒙される筋合いは無いっつうこと?
>それともヤパーリオヤジと蔑まれることか。w

まず、別の次元で批判すべきことを「性差別」として批判することの愚かさ。
また、特に斎藤氏とその支持者に見受けられる、「女性差別」を批判して
おきながら「オヤジ」を平気で乱発するダブスタ(一貫するなら、それは
それで結構)これを蔑んでいますね。

432無名草子さん:02/06/20 23:21
>言葉尻だけを捕らえて批判するのではなく全体をみようよ

連載「性差万別」の存在価値を否定する罠
433無名草子さん:02/06/20 23:52
怒りん坊が切れてます。
電波警報発生中ですので、放置しましょう。
434426:02/06/21 01:39
>431,432
>ほらほらほら、「性差別」ですよー。そこで「オヤジ」と性的な偏見で
>勝手に性別を決め付けちゃあいけませんて。
漏れは新聞社に何度も足を運んでいるのでその経験から言わせてもらって
女もいるが7,8割方オヤジでした。新潟日報の方は行った事が無いので
なんともいえませんが新聞編集部って大方オヤジじゃないっすか。

お前はオヤジもオバサンも差別用語だと勘違いしているようだけど、
差別が先にあって言葉があるのではない。言葉があって差別があるのだ。
差別的な意味を持たせるのはその言葉を使う人間が決めること。
斎藤が用いるオヤジとはお前が想像しているような「ハゲでデブでメガネ
で短足で年をとった醜い男」としてではなく、斎藤や多くの女どもを
上から押し付けてきた頭の固い男なのだよ。

>世界史でポルポトやスターリン、レーニンが
ウンタラカンタラというのはつまり斎藤が英雄気取りで腹が立つ
と受け取って良いかな。まあそこら辺はお前の好みと言う訳で。

>別の次元で批判すべきことを「性差別」として批判することの愚かさ。
これについては既に言及したはず。お前の頭が別次元ってことで。

>ダブスタ
が何かわからないのでノーコメント。

すまんもうレスるのが辛くなってきた。
自分は431(432)の詰問に数回答えたし誤解も解こうと努力したが、
同じこと伝えるの疲れたよ。
まあ、なんつうの。とりあえずそんなに口角泡飛ばして熱くなるなよ。
議論にならないだろう。
お前が釣りレス、煽りの可能性もあるのでこの辺でドロンします。
435426:02/06/21 01:40
↑おお。めちゃ長レス。駄文スマソ。
436無名草子さん:02/06/21 02:23
いっこだけ。
>ダブスタ
はダブルスタンダードの勝手な略だと思われ。
437無名草子さん:02/06/21 20:40
>新潟日報の方は行った事が無い
まずこの時点で絶句、アウトなのだが・・・

>漏れは新聞社に何度も足を運んでいるのでその経験から言わせてもらって
>女もいるが7,8割方オヤジでした。

「女」と対比させてるとこから見て、これは行動や思想の意味じゃなく
性、年代だけでひとくくりにしてるね。「問題は頭の固さで、そういう
意味で使ってるから”オヤジ”は許されるんだ」という主張の反証に
これ自体がなってると思われ。

>差別が先にあって言葉があるのではない。言葉があって差別があるのだ。
(あれ?これでいいの?書き間違いじゃないの?いいならいいけど)

>差別的な意味を持たせるのはその言葉を使う人間が決めること
なるほど。じゃ>>218,>>224も許容範囲?

>つまり斎藤が英雄気取りで腹が立つと受け取って良いかな。

残念ながら合格点はあげられませんね。ポイントは「自分は被抑圧者の
立場に立って、抑圧者と戦っている」と思うとき、まさに抑圧者と同じ
ことをやっても恥じない、というところです。

>お前の頭が別次元ってことで。

煽りはいかがなものか。ここ最近のこのスレでは、残念なことにあなたを含め
斎藤擁護派のほうに煽り、罵倒表現が圧倒的に多いですね。悲しいことです。
「とりあえずそんなに口角泡飛ばして熱くなるなよ」と申し上げたい。

>>ダブスタ
>が何かわからないのでノーコメント。
これは失礼、436の通り。
438無名草子さん:02/06/21 21:24
ね、電波は放置しようよ。誰も読まない長文書き込まれても
スクロールに苦労するだけなんだから。
439無名草子さん:02/06/21 21:30
437の人は、もう最初から言いたい事が決まっちゃているからなぁ・・・
これ以上対話する意義も、この人の書き込みも読む意義も感じないなぁ。
440無名草子さん:02/06/21 21:44
そうだねえ。大仰すぎ。妬心。その他。
441無名草子さん:02/06/21 23:09
多分、一番最初にウワシンの発言を持って来た時から
言いたいことは決まってたんだろうね。
だけど誰もついてこなかったから、ますます狂信的に。
442無名草子さん:02/06/22 04:35
>>438-441
          証 明
           ↓
「斎藤擁護派のほうに煽り、罵倒表現が圧倒的に多いですね。悲しいことです」
443無名草子さん:02/06/22 07:50
ここのアンチ美奈子の人って、美奈子が「オヤジ」じゃなくて
「男性」という言葉を使うならOKなの?それとも、そういう風に
言うことも「性差別の主体を男性と決め付ける性差別だ」って
言いたいわけ?でもそれって、「白人ってすぐ黒人を差別する
よなー」といった黒人相手に「白人と決め付けるな!白人差別だ!
お前も同罪だ!」と白人が言うようなもんじゃん。被差別側と差別側を
対照的に論じてもしょうがないと思うんだけど。それと、相手の
言ってることを罵倒、煽りと決め付けるのはやめなよ。
あなただって丁寧語使ってるだけで、けっこう無礼よ?
444444:02/06/22 13:41
>426

>要は何で公共のメディア(しかも新聞)を通して酔ったオヤジのセクハラ
>エロトークを聞かされニャならんのだという一語に尽きるわけで

初めてレスするがこれが斉藤擁護派の論理だとしたら破綻してるよ。
それならば、公共のメディア(場)では、エロ話はいっさいまかりならぬ
ということになる。
しかし、例えば宮台真司なんかは「200人斬りした」なんて公言しており(笑)、
それについて宮崎緑は「女性を侮辱している。」とハッキリ嫌悪感を示していた。
それに、女性コラムニストでも、下ネタ書く奴なんてごまんといるわけで。

「新聞だから」、「老男性医師だから」いかんというのは、
性差別だからダメだということとは違うよね。
斉藤は医師の発言を「性差別」として糾弾しているわけで、
これは「品がない、場違い」という理由とはまったく違う。
である以上、なぜ「性差別」なのか論理的に説明しないと。

斉藤や斉藤擁護派の意見を読むかぎり医師の発言が性差別である理由は、
「老男性医師(社会的地位の高いオヤジ)だから」という以上のものでは
ないらしい。(宮台のような非オヤジ男ならオッケー?)

要するに斉藤派の主張は、「論理」ではなく「感覚」が性差別の根拠である。
つまり、「私が嫌悪感を感じたら、理屈抜きでセクハラである。」という
ことなんだね。
セクハラというのは論理に関係なく「嫌悪感を感じたら」すべてセクハラ
になるというわけだ。(笑)
セクハラは論理ではなく感覚に依拠するのだと言いたいわけね。






445無名草子さん:02/06/22 13:47
>>444
はいはい、あなたが全て正しいです。このスレのみんなは
間違ってます。
あなたの言ってることが高尚過ぎて理解できないだけです。
これで、いいな。
スレを荒らすなよ、厨房。
446無名草子さん:02/06/22 13:49
すごいよなあ、土曜の昼日中からツバ飛ばして長文カキコ。
必死なんだね。


でも、どうでもいいから文章読本さん江の話してもいい?
あれって実質どのくらい売れたんだろう。マスコミでは結構
書評なんかに取り上げられてたけど・・・。
ちなみにうちの近所の図書館では「リクエストが殺到してるので
必ず期限までにお返しください。」っていうしおりが挟まれていた。
447444:02/06/22 14:01
>445

どこが荒らしなんですか。
あの発言がいかなる理由で「性差別」なのか論理的に説明してほしい
だけなのですが。
斉藤派には論理的思考能力がないのですか。
448無名草子さん:02/06/22 14:06
>>446
どうなんだろうね。宣伝はすごかったし、書店でも
平積みでどーんと置いてあったけど、内容は
イマイチだったと思うので・・・。
あれが初めての斎藤体験だった人は「ごちゃごちゃしち難しい
ことを言ってる人。」としか思わなかった可能性もありそう。

「紅一点論」「あほらし屋の鐘が鳴る」のほうがむしろ
私は好き。
449無名草子さん:02/06/22 16:09
>>447
自分が論理的に反論できないと、荒らしだとか、唾飛ばして長文カキコとか
いえない人なんでしょ。
447が正しいか間違っているかは別として、そんな反論書いているほうがよ
っぽどスレを荒らしているのに気が付かないのかね?
450無名草子さん:02/06/22 16:10
>>445
特にあなたは酷いね。一方的に罵倒し、厨房よばわり。
中学生に失礼だぞ。
451無名草子さん:02/06/22 16:46
うわしん読んでないから参戦できなくてショボーン
452無名草子さん:02/06/22 16:49
同じ斎藤擁護派の>>443「相手の言ってることを罵倒、煽りと決め付けるのはやめなよ」
に、

>> 445「これで、いいな。 スレを荒らすなよ、厨房。」

は、果たしてどう評価されるのか聞いてみたいと熱望する。
453無名草子さん:02/06/22 16:53
ところで

「ツバ飛ばして 長文カキコ」

はすごくヘンテコな表現のような(笑)。
454無名草子さん:02/06/22 16:55
>>444
地方紙で女が「天国でもヤリまくりたいからマンコ残しといて」などと
書こうものならそれこそ苦情殺到でしょう。良識派の男女から。
だからそんなことをわざわざ新聞で書く女はいない。
でも地方の名士である男性ならば、それが通ってしまう。
その背景にあるものはなんだと思いますか?性差別じゃないと言い切れますか?
455無名草子さん:02/06/22 17:03
宇野千代、瀬戸内寂聴なんかは新聞のコラムで、かなりこっちが
赤面するような赤裸々な性的回想を書いてたと記憶するが。

かなりの年寄りが性に触れると、もう一般の評価とはべつに
「元気ですね。その若さは大したもんだ」という別の文脈で
批判されにくい、というのは男女共通と考えたほうが良い
456無名草子さん:02/06/22 17:11
宇野千代の「生きていく私」ってそんなにエロかったか?
457無名草子さん:02/06/22 18:17
>>448
紅一点論はマジで面白かったよ。
へー、頭のいい人だなあと感心した。
458444:02/06/22 18:26
>454

あなたのその論理なら、性差別の主体は「地方の名士である男性」だから
苦情をしない「良識派の男女」ということになってしまいますよ。

そうではなくて斉藤さんは

「もし死ぬんなら解剖してもいいけど、睾丸だけは残しておいてほしい。
なぜなら天国で、天女を追いかけるときに必要だから」

という発言自体が性差別発言であるとしてるわけです。


459無名草子さん:02/06/22 18:29
>>458
全文アプしる
460無名草子さん:02/06/22 18:43
ああ、もうここはキチガイの自作自演スレになって
しまったのですね。
別スレ立てますか?
461無名草子さん:02/06/22 22:08
セクハラと感じられた発言は誰であろうと広く性差別。
公的にも認められつつある考えに対して何でこんなに粘着するんだ。
よくわからんスレだな。
462無名草子さん:02/06/22 22:38
>>461

アホかおまえは。
そんな考え公的に認められてるか、ボケ。

エロ週刊誌の中吊り広告がセクハラ、女性蔑視だと主張して止めさせられるか?
女性によってはポルノ雑誌そのものをセクハラと感じる人間もいようが、
それでポルノを廃止できるか??

いやはや語るに落ちたな。

463無名草子さん:02/06/22 22:44
> 「もし死ぬんなら解剖してもいいけど、睾丸だけは残しておいてほしい。
> なぜなら天国で、天女を追いかけるときに必要だから」

> という発言自体が性差別発言であるとしてるわけです。

いやいや、この発言自体が、たとえばオヤジ週刊誌でなされた
ものなら叩かれないでしょうよ。一応社会の公器ってことになってる
新聞だから文句言ってんじゃない。宮台がコギャル200人斬りの話を
新聞でしたらやっぱり叩かれると思うよ。美奈子たんが叩くまでもなく。
場所柄のわきまえなさ、オヤジ内のみで通用するエロジョークを
女子供に聞かせてもいいと思っている厚顔無恥さ、つまり
オヤジスタンダード=日本のスタンダードだと思ってんじゃねーよ
ってところでバカにしてんじゃないの?その新聞社と医者を。
464無名草子さん:02/06/22 23:20
>ああ、もうここはキチガイの自作自演スレになって
>しまったのですね。

>>443「相手の言ってることを罵倒、煽りと決め付けるのはやめなよ」
465無名草子さん:02/06/22 23:24
>オヤジ内のみで通用するエロジョーク
^^^^^^^^^^

またかよ・・・・
466無名草子さん:02/06/22 23:27
じゃあなんて言い換えればいいのさ、「年配の男性」?
でも年配の男性でも上品な人はいっぱいいるから、それこそ
年齢、性差別になってしまう。「オヤジ」としか言いようがないや。
467無名草子さん:02/06/22 23:53
>>462
いや、法律でもそのように定められてますよ。
だから会社でもそのようにレクチャーするんですよ。
学生さん?なら仕方ないけど、知らないことを知ったかぶり
するのはやめたほうがいいかと。
468442:02/06/23 00:09
>463

>一応社会の公器ってことになってる新聞だから文句言ってんじゃない。

斉藤さんの論旨はそうじゃないと思うけど・・・
百歩譲って彼女がそう主張したいのだとすれば100%間違ってますね。
なぜなら、あなたの言う「オヤジ週刊誌」の「広末涼子パンチラ」とか
「夜のワールドカップ」みたいなコピーが、良識派とされる朝日新聞にさえ
載っているからです。
これらのコピーも、>オヤジ内のみで通用するエロジョークを
女子供に聞かせてもいいと思っている厚顔無恥さ
ですよね。
しかし、この程度ならセクハラには当たらないというのが「社会の公器」で
ある新聞のデファクトスタンダードなのです。
朝日新聞公認の。




469無名草子さん:02/06/23 00:29
っていうかもう、この話飽きたよ
結論が出てて、単に反論したいだけの人に
何を言っても無駄でしょう。

お願いだから放置を覚えてください。
470無名草子さん:02/06/23 00:38
放置プレイは性的な権力関係を前提にして行なわれる加虐趣味の
一種であり、むきだしのセクシズムです!
471無名草子さん:02/06/23 00:41
>>469
激しく同意。
構ってちゃんは放置に限る。
472無名草子さん:02/06/23 00:46
>>471
ほんとですよ。
一体なんでここまで相手にするのか謎です。
すくすく育てる必要ないし。

このスレもすっかりあれちゃって
473463:02/06/23 02:14
別に私は美奈子読者じゃないし、頭悪い人を追い詰めるのが
面白いだけの野次馬なんで。邪魔してすまんね>ファン

>>468
そりゃあくまで広告であって、記事じゃないでしょーよ。
広末涼子パンチラ写真がそのまま載るか?
宮沢りえの(一応エロ目的でないことになっている)ヌードの
紙面広告ですら、あれほど大騒ぎになったのに。
474無名草子さん:02/06/23 04:48
俺も一言言っとこうw
あのな、「現実」の「男性優位社会」を前提に考えないと、
セクハラ自体理解できないし、気づかないってこと。
その場合、とりあえず女から男へのセクハラは例外として捨象した方がいい。
そしてそれは人々の意識に染み付き社会構造と結びついた性差別であることは
もう明らかにされてる。フェミはそれを覚知させる役割があるわけ。
政府主導で男女共生社会をいい、労働省はじめ限定された形ではあれ、
指針が出てるのは背景の思想が認知されたから。
スタンダードなんてところ違えば全部違うっての。外国人が驚くのが
一般週刊誌のヌードや電車内の広告であるように。
単に時代遅れの人間がいると紛糾するわな。
475442:02/06/23 05:03
>473

あなたほんとに馬鹿ですね。(笑
広告のほうが公共性が高いだけはるかに問題なんですよ。
しかもたとえ写真がなくても「パンチラ」、「ヌード」などといった単語の
ほうがくだんの医師発言よりずっとハードですね。
あなた実は斉藤さんを貶めてるってことに気づいてますか。
オヤジ週刊誌の劣情広告が良識派の朝日新聞に堂々掲載されたり、失楽園とか
いうポルノ小説が経済紙に連載されるのが日本の新聞の「公共性」だって
ことはいまどきそこいらの高校生でも知ってますよ。
あなたの論理によると斉藤さんはそんなことも知らない世間知らずのお馬鹿
さんだということになってしまうのですが。
品格の問題を差別と勘違いしちゃった斉藤さんのチョンボって
ことで誰の目にも明らかなんですけどね。
勘違いは誰にでもよくあることです。






476無名草子さん:02/06/23 07:33
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1024785179/

新スレ立てました。ここで不毛なごっこ遊びを続けている人
以外はお引越しをどうぞ。
477無名草子さん:02/06/23 08:31
>宮台がコギャル200人斬りの話を
>新聞でしたらやっぱり叩かれる

宮台は、「東京新聞」でコギャルじゃなくてテレクラにはまり
「人妻テレクラ斬り」にはまたとか東大時代に軟派デビューして
やりまくった云々をかいてたよ
478439:02/06/23 09:09
全部同じ人と思って言わせてもらいますが
>>442
私の発言のどこが「罵倒的表現」なのでしょうか。

>>475
>>品格の問題を差別と勘違いしちゃった斉藤さんのチョンボ
品格の問題なら何も言うなってことなんでしょうか。
その品格を助長しているものが問題になっているのではないでしょうか。

>>462
>>エロ週刊誌の中吊り広告がセクハラ、女性蔑視だと主張して止めさせられるか?
>>女性によってはポルノ雑誌そのものをセクハラと感じる人間もいようが、
>>それでポルノを廃止できるか??
ポルノそのものの廃止うんぬんではなく、職場等で女性の目の前でポルノを読む
行為が「セクハラ」の事例として言われますよね。
中吊り広告は、水面下では色々な攻防(苦情やら規制やら)があるんじゃないんで
しょうか。

あなたの言いたいことはもう十分把握されいてると思う。
にもかかわらず、みんなが賛同してくれないからって、スレを絨毯爆撃。
あなたの方が斉藤美奈子より、よっぽど抑圧的だと思う。
>>437
>>ポイントは「自分は被抑圧者の
>>立場に立って、抑圧者と戦っている」と思うとき、まさに抑圧者と同じ
>>ことをやっても恥じない、というところです。
その言葉、すべてあなたにお返ししたい。
479無名草子さん:02/06/23 09:33
>全部同じ人と思って言わせてもらいますが

事実関係について話しておくと「444」という
署名の人は、最初に書いた私とは別の人(つうか、彼はコテハンだから当然だ)。
あと何人か、批判派の人はいるようだ。

>みんなが賛同してくれないからって、スレを絨毯爆撃

わけわからん理屈だな。反論があったらしかるべき再反論をする、って
のはむしろやらなきゃいけない話では?「じゅうたん爆撃」とは長文、
という意味なら、あなたも相当だし(笑)。どのように「抑圧的」になるのやら
480439:02/06/23 10:43
>>479
批判意見があるのは、別に構いません。
批判の内容を問うているのです。

で、478で私が書いた容について、
「絨毯爆撃」の点以外は反論なしですか?
それでは、単なる揚げ足とりをされたとしか思えません。
がっかりです。私には、これでもう、あなたと対話する意義は完全に
なくなりました。では、さようなら。
481無名草子さん:02/06/23 12:58
>>473
>別に私は美奈子読者じゃないし、頭悪い人を追い詰めるのが
> 面白いだけの野次馬なんで。邪魔してすまんね>ファン
つうか、これこそ斉藤(がそのつもりになっている)メンタリティじゃないの?
482無名草子さん:02/06/23 14:47
474で口出したものだが。いや論争もいいじゃないか。
馬鹿がいない限りは。
>>475
>あなたほんとに馬鹿ですね
どうして平気で人にそう言えるのか。ここは2ちゃんてのは、なしな。
思想が「運動」であることに全く気づいていない。日常に政治性が孕むことに
気づいていない。追認主義。
478の意見に賛同する。一人であろうが複数であろうが蒙昧なメンタリティとしか言えない。


483473:02/06/24 00:11
>つうか、これこそ斉藤(がそのつもりになっている)メンタリティじゃないの?

へえー。そんなに美奈子たんて性格悪いんだ。だったらちゃんと
本買って読んでみようかな。
ちなみに私はごく平均的な2ちゃねらーのメンタリティしか
持ち合わせていないつもりですが。

>>475
>しかもたとえ写真がなくても「パンチラ」、「ヌード」などといった単語の
>ほうがくだんの医師発言よりずっとハードですね。

えー?そうかねえ?それ言ったらテレビの番組欄もダメだけど。
しかし広告と、新聞社がしかるべき人間に依頼して書かせた原稿では
スタンダードが違って当然じゃない。広告に「パンチラ」という単語が
入っているのと、新聞のコラムニストが「広末のパンチラで5回ヌキました」
と書くのとでは、世間の反応はまるでちがうっしょ。
484無名草子さん:02/06/24 02:09
>で、478で私が書いた容について、
>「絨毯爆撃」の点以外は反論なしですか?

基本的に、私が書いたレスへの言及はその部分だから
なんだけど・・・
それで
「がっかりです。私には、これでもう、あなたと対話する意義は完全に
なくなりました。では、さようなら。」
とは失笑する以外ないですな。
485無名草子さん:02/06/24 02:16
新聞コラムニストと性で、記憶から例を。

−−−中島らも「明るい悩み相談室」−−−

下半身裸で、逆立ちして体操している旦那が、ご近所に
見られて、回答者曰く「首なしなのに、ひげもじゃという
妖怪に関する伝説ができるでしょうな」(陰毛のことね)

「おっぱいさわらせて」「お金を○○円頂戴」とやりとりする親子に
ついての回答。「けしからん。その値段は高すぎます」。
(近親相姦セクハラだ!!)
人気連載だったなあ、天下の朝日であのコラムは
486無名草子さん:02/06/24 05:19
↑シモの話ではあるが、セクハラではないと思う。
下品だと怒る老人はいるかもしれないが。
セクハラとは、性欲を望んでいない相手に(または不特定多数に)
不用意にあらわにすること。だと思うのだがどうか?
たとえば若い女性が赤面することを期待して(それにより自らの
性欲を充足させんとすべく)ピンクジョークを発するのはセクハラ
だが、中島らもの文章に性欲は感じられない。

↑に異論があるならば、医師の発言はなぜ不快がられて、
中島らもは受容されているのかを>>485はどう説明するか。
(中島らもが「イケメン」だから?まさか!)
487439:02/06/24 12:43
>>484
でも、あなたは>>479の発言の中で、ご自分がどの発言をされているか
明記しなかったでしょ?私が>>478で挙げたレス番号の中には、あなたが
>>479で言ってたコテハンさんの発言は含まれていないと思う。
そこに、あなたの中にある「やましさ」を感じ取ったのですが。

今や、発言の中身よりも、その無責任な発言姿勢の方に不快感を感じる
のですが、もはやスレの趣旨と激しく逸脱してしまって他の人のご迷惑に
なるので、もう、この辺でやめておきます。

あと、ここからは話が変わって484へのレスではないのですが。
最近多い「××は良くて、何で新潟医師のコラムはいけないの?」の論調
は、そろそろ不毛な気がしてきたのですが、いかがでしょうか。
ここは斉藤美奈子に代わって回答するところじゃないし、セクハラにあたる、
あたらないの議論なら、板違いだと思うし。
488無名草子さん:02/06/25 00:54
>でも、あなたは>>479の発言の中で、ご自分がどの発言をされているか
>明記しなかったでしょ?私が>>478で挙げたレス番号の中には、あなたが
>>479で言ってたコテハンさんの発言は含まれていないと思う。
>そこに、あなたの中にある「やましさ」を感じ取ったのですが。

なんだ、この意味不明の文章は。
「全部同じ人と思って言わせてもらいます」と言明したのはだれなんだ、
まったくもう。
489無名草子さん:02/06/25 00:58
>若い女性が赤面することを期待して(それにより自らの
>性欲を充足させんとすべく)ピンクジョークを発するのはセクハラ

新潟のお医者さん、若い女性の赤面を期待したの?

>医師の発言はなぜ不快がられて、
>中島らもは受容されているのか

【仮説】もともと新聞レベルではどっちも許容範囲なのに、斎藤美奈子氏が
(理不尽にも)性差別だと前者を論難し、そのファンがよく検証せず付和雷同
したため。
490無名草子さん:02/06/25 01:48
>>488
もう何も言わなくていいよ。
このスレにはもう君しかいないんだってこと、自分でもわかっているでしょ。
491無名草子さん:02/06/25 02:43
斎藤美奈子が指摘していたことだけど、ここ最近『現代思想』誌上なんかに
おける論壇フェミニズムと、市民運動なんかで地道に活動を続ける草の根系
フェミニズムの乖離が激しくなってきているように感じる。草の根系からすれば、
「女」という主体の虚構性を指摘するポストフェミニズムの議論に何の意味があ
るだろうか、と思うのではないか(それは、日本においては他者に出会う機会が
少ない、ということとも相応してるけれども)。いくら上野千鶴子が「社会科学の認
識にはパラダイム転換が起きて、もはや社会構築主義へと移行せざるを得ない
のだ」と力説したとしても、従軍慰安婦問題なんかを見るかぎり「(゚Д゚)ハァ?」という
感じだと思う。

どなたか上記(社会学板よりコピペ)のソース、知っている方教えて下さい・・・
ゴメンネ教えてちゃんで。よろしこ。鬱氏。
492無名草子さん:02/06/26 03:55
>もう何も言わなくていいよ。
>このスレにはもう君しかいないんだってこと、自分でもわかっているでしょ。

翻訳すると「もうやめてください、擁護派は逃亡しますた」。
493無名草子さん:02/06/26 16:38
負け犬の遠吠えなのだろうか。
モテない評論家と死闘を演じてくれ
494無名草子さん:02/06/26 16:52
495無名草子さん:02/06/26 16:58
496無名草子さん:02/06/26 18:40
>翻訳すると「もうやめてください、擁護派は逃亡しますた」。
お前に同調するヤツもいなくなったがな。
お前が鼻つまみ者なんだって事が、これで分かったろ。
497無名草子さん:02/06/26 19:10
>もともと新聞レベルではどっちも許容範囲なのに、斎藤美奈子氏が
(理不尽にも)性差別だと前者を論難

はあ、まだわかっちゃなかったわけか。もっと勉強した方がいいな。
ま、いいやもう。
498:02/06/27 01:00
こういうのを「池乃めだか方式」といいます
499無名草子さん:02/06/27 01:25
>>498
ほう、じゃ君、まともなこと言ってみ。ふ。
500無名草子さん:02/06/27 18:07
なんだか重複スレ立ってるみたいだねぇ
501無名草子さん:02/06/29 12:25
>>491
論壇フェミニズムと草の根系フェミニズムの乖離については、前スレの129に出てきたスキー場の例えで表現しているようです。
(超上級者と初心者の両極端)
502無名草子さん:02/06/29 12:51
文壇アイドル論でしたっけ?
最近出たこれはどうですか?
503名無し草子さん:02/07/02 14:29
SIGHT読んだが、ぬるすぎる。
国語教科書と歴史教科書の類似なんてなにをいまさらな。
斎藤女史におかれては、あの作品のチョイスや文語作品の復活あたりを切って欲しかったのに・・・
今後に期待。
504無名草子さん:02/07/09 09:32
他人の発言を切り貼りして、ちょっとコメントする感じの
仕事はもういいです。
つい最近まで『信仰の現場』も読んでなかったような“気鋭の文芸評論家”様に
文壇のアイドルがどうたらと論じられてもなあ
506無名草子さん:02/07/17 13:47
>>323の斎藤孝との件、噂真にも出てましたね。
>>502
読み物としてはたいへんおもしろかったです。
ただ体裁は>>504の言っている感じのなので、
不満に感じる人もいるかもしれません。
507無名草子さん:02/07/19 04:52
最近いろいろやりすぎ。実力が伴ってから手をつければいいのに
なんか回りの圧力、持ち上げを感じるよー。
508大きなお世話:02/07/26 22:20
「斎藤美奈子」という字面と本人のキャラが合ってない。
「石毛きん子」なら許す。
509無名草子さん:02/07/31 19:47
>508
いや、「時任三郎子」だろ
510無名草子さん:02/08/01 02:50
ワラタ
511無名草子さん:02/08/06 11:20
岩波書店より、9日刊行。

戦下のレシピ
―― 太平洋戦争下の食を知る ――
■体裁=新書(ワイド)判・並製・カバー・200頁
■本体 760円(未刊)
■2002年8月9日
■ISBN4-00-700037-9 C0236

--------------------------------------------------------------------------------
配給食材の工夫レシピから防空壕での携帯食まで,15年戦争下の婦人雑誌に掲載された料理
記事は,「お台所の戦闘配置」をビビッドに伝える.人々が極限状況でも手放さなかった食生活
の知恵から,銃後の暮らしぶりに迫ってみよう.再現料理もカラーで紹介.「食」を通して「戦争」
を考えるための「読めて使える」ガイドブック.
512無名草子さん:02/08/06 15:06
日経エンタテイメントに顔写真が載っていた。
あれは人間の顔ではない。
513無名草子さん:02/08/10 10:45
女だから何言っても、何書いても許す、
というのが、日本のマスコミだったりする。
514無名草子さん:02/08/12 20:04
斎藤孝が斎藤美奈子の書評にぶち切れたと聞いたから、てっきり斎藤孝=思いっきり○○テレビ論でも展開しているかと思ったが、違うみたいね。

...斎藤美奈子ねぇ。嫌いじゃないんだけど。
ただ、一部、あたかも一刀両断にしているように見えて、でも実は切る場所をすり替えている…というところがあって、それが気に入らない。
無意識にすり替えているならもっと注意深く文章を書いてほしいし、確信犯なら許せない。というか、そもそもそんな大仰なテーマを振りかざすな、と思う。
515無名草子さん:02/08/12 20:11
キライ。
『どう?わたしって面白いこと言うでしょ?
 着眼点がいいでしょ?』
みたいな文体が嫌。
それで本当に面白いこと書いてるかというと
全くもって凡庸なことばかり。
この人のコラムが載ってるだけで
正直雑誌買う気が失せます。
516無名草子さん:02/08/13 16:25
>それで本当に面白いこと書いてるかというと全くもって凡庸なことばかり。

まぁ、週間レベルで書いているコラムは、あたりはずれがあるよね。
遙洋子との対談読んだときも、女性誌のインタヴューを読んだときも、
さして切れる印象はもたなかったな。
しかし、本としてまとまっているものは、他の評論家と比べても、
格段に日本語が上手いし、構成、文章、皮肉なども丁寧な印象をうけるね。
517514:02/08/13 20:17
おもいッきりテレビでしたね。失礼。

sage

518無名草子さん:02/08/14 03:12
<<516
遥洋子との対談って何の雑誌でしたの?

文壇アイドル論、上野千鶴子をメタメタに書いてたね。
嫌いだったんだね。
519無名草子さん:02/08/14 03:24
>>511
>「読めて使える」ガイドブック

「戦下のレシピ」っていう表題がふざけてるよな。
戦争経験者は憤激するにちがいない。
しかも「読めて使える」とは……、縁起でもない、だな。
反戦ポーズを長年商売にしてきた違和並書店のボロが出たな。
520無名草子さん:02/08/14 13:48
>>519
それは岩波に対して失礼だ
521516:02/08/14 23:36
>519
まず読んでからにしろよ。
バリバリ反戦本だよ。

>518
インターネット上でみつけた。今捜す元気ないから頑張って捜してくれ。
確かbk1のインタビューだった気が・・・

斎藤美奈子は上野千鶴子のことが嫌い、というより、あの上野千鶴子を
題材に批判的に書いて見せよう、という兆戦だと思うけど。
というか、あの上野千鶴子を料理したぜ、って感じ。違うかな?
まぁ、どこかでは、小倉千賀子、上野千鶴子の功績を素直に称賛していた気が。
これもうろ覚え。すまん。
522518:02/08/15 01:18
>>521
ありがとう。自力で捜してみる。

うんうん、至る所で上野千鶴子を評価してたよね。
「あの上野千鶴子を料理したぜ」っていうのは、うまいですなぁ。

分野は違えど、上野フォロワーなのかと思ってたからさ。勝手にね。
批判してるところを見たことがなかったからね、ちょっとビックリ
したのよ。
523無名草子さん:02/08/21 14:01
文壇アイドル論読了

世界の連載には入っていた大月隆寛の引用とそのコメントが良かったけど
本にまとめた段階で抜けていた。だから以下コピペ
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3d17fd06d4e2d0105869?aid=p-buru01391&tpl=dir/00/00000000/0040/0000000002.tpl

という大月の言葉を引用しつつ、
 <一歩間違えたら林真理子>であることには(泣)という記号がつくので  す。
と、続く。
524無名草子さん:02/08/26 13:16
戦下のレシピ読了。面白かった。
思った以上に当時から洋風の料理が根付いていたことを知った。
525無名草子さん:02/08/26 14:38
>>512
ワラタ
526無名草子さん:02/08/27 15:34
美奈子タンもいまや岩波文化人か、、、、、
527無名草子さん:02/08/27 15:39
>>512 >>525

「著者近影」の写真は、「浜崎あ●み級のバリバリ修正写真」らしいよ…
528無名草子さん:02/08/27 18:37
「BRIO」という男性ファッション誌にインタビュー載ってるよ。
顔写真付きです。
529無名草子さん:02/08/29 07:46
たかが著者インタビューの顔写真に修正なんか
かけるかねぇ。編集部が。連載ページにずっと
流用しながら載せてく顔写真ならともかく。

日経エンタの方はソフトフォーカスかかってたな。
でもそれは編集部側の配慮なんじゃないの?
「とにかくキレイにとってあげましょう」って。
取材される側から注文なんて出せないよ。女優じゃ
ないんだから。
530無名草子さん:02/08/29 10:25
本人の希望にかかわらずたいてい修正していると思ったのですが、
違うのですか?
シミ、しわを消したりとかは当然やってると思ってのですが。
(特に女性誌は。)
「BRIO」の写真もライティングに気を使ってるなという写真でしたね。
本題と関係ないのでsage。
531無名草子さん:02/09/01 01:56
「紅一点論」伝記を扱っているのが、いい着想と思った。ヤマト、ガンダム、
エヴァ、宮崎あたりは読めたが、それほどびっくりはしなかった。
 たとえば、「シベリア」と話題をふっただけで、この人と山形浩生とかなら
1時間でも2時間でも盛り上がれるんだろうな(こっちはシベリア?あ、キン
グゲイナーの舞台ね、と1言でおわってしまうのに)、住む世界が違うよなと
思うけど、だからって「ロシアの歴史」とか読み始めるのはちょっと違う気が
する。普通の人が、なんとなく気になることに関して、必要な関連情報を探す
方法論としては、現時点では、2chのログを読む以上のものはないと考える
と、この人たちのやってる仕事はすごいけど、べったりついていっても意味な
いと思う。
「ヤマトタケル」のオトはどうなんですか?なんで無視するんですか?あれは
そう簡単には片付けられないでしょう、といいたくなった。
532無名草子さん:02/09/03 09:22
「文章読本賛江」、小林秀雄賞受賞決定。
533無名草子さん:02/09/03 15:13
>>531
書き込みは推敲してからにして。意味不明だから。
534無名草子さん:02/09/03 22:36
>532
おぉ、すげぇ。100まんえん・・・。
535無名草子さん:02/09/12 08:19
うーん、賞貰うの遅かったような・・・
文章読本さん江、そんなにいいかあ?いかにも批評家とか出版社とかが
好きそうな路線ではあるけど、「紅一点論」のほうが優れていると思う。
536無名草子さん:02/09/12 09:31
この人ってあるテーマで一冊丸々書いた方が
いい持ち味出ると思う。
たくさんの資料から分析して
自分の考えを織り込むやり方というか。
(『文章読本さん江』は未読だけど、
『妊娠小説』『紅一点論』『モダンガール論』
『文壇アイドル論』など)
短いコラムで自分の考えを前面に出してるのは、
(本人はそういうつもりないかもしれんけど)
読むのがチョット辛い。
537無名草子さん:02/09/12 14:02
朝日新聞朝刊「ひと」登場あげ
538無名草子さん:02/09/12 14:31
一言、つまらん
539 元科学少年:02/09/16 19:01
この人、内山安二先生と一緒にお仕事してるんでしょう?うらやましいな
540無名草子さん:02/09/17 20:43
最新の「性差万別」は米長邦雄
541無名草子さん:02/10/01 00:45
SIGHT最新号の「教科書が教えない国語」は、「五体不満足」の教科書登場について。
542無名草子さん:02/10/04 19:25
小林秀雄賞記事が載った新潮社の「考える人」がでました。
斎藤へのインタビューは見開き2ページ。
講評を読む限り、授賞は関川がおしたようです。
543無名草子さん:02/10/04 23:36
>>535
「紅一点論」はかなり評価低いぜ。

この人は出来不出来の差が激しいんだろうな。
「文壇アイドル論」は、なんでこいつ売れてるんだろ?って自分が疑問だった人が、
見事に分析されてて面白かった。
あと斉藤の文体はスカッとするね。批評される作家のファンが怒りそうなw
544無名草子さん:02/10/05 16:11
>>543
どの辺で?まさか君の脳内で、とか、文壇(Wでとか、言わないでよ。
545無名草子さん:02/10/05 21:43
>>543
どの辺でなのかは544と同じく知りたいです。

文体については、斎藤氏は2種類思いついた場合は
過激なほうを選ぶようにしているそうです。
546無名草子さん:02/10/05 21:59
小谷野敦が「バカのための読書術」の中で「紅一点論」を低く評価していたな。
547無名草子さん:02/10/05 22:24
小谷野・・・ああコンプレックス丸出しおっさんね。
2chでも失態を晒してたな。
548無名草子さん:02/10/05 23:12
篠田節子、唯川恵、江國香織、山本文緒をひとくくりにして
L文学(若い女の主張を描いたもの)とした点は、センスが
ないと思う。江國・山本・唯川はたしかに共通項があると
思うが、篠田は別だろう。
直木賞受賞作こそOLの生態を描いているが、その後
別の方向に進化した筈。それを纏めて語っているのは
文芸評論家としては、見方が浅すぎるのではないか?
549無名草子さん:02/10/06 10:55
>>548
篠田節子は、ちょっと違いますよね。
「ジハード」自体が篠田作品の中では異色だと思っていたけど、
その後に「第4の神話」とか「百年の恋」みたいな作品を出してるから、
そのせいでしょうか。

今年の芥川、直木賞についてはどう思ってるんでしょうかね。
いつも一言言うでしょ(w
芥川賞については、I原センセが貶してたから良かったのかな(w
550無名草子さん:02/10/07 19:36
>>546
あの本では「紅一点論」を低く評価していたけど、その点はたいして重要じゃなくって、
あれを引き合いに出して、『書評は当てにならない』ってことが言いたかったんだと思う。
>>547
そういう揶揄はどうかねえ。あまり上等な物言いじゃないね。
いくら嫌いな人でも、批判をするならもう少し具体的、論理的に述べたらどうか?
551無名草子さん:02/10/07 22:49
個人的には、コヤノの里見や、夏目漱石論非常に面白く読んだ。
文章もうまいし、いいところをついていると思う。
むしろ夏目漱石論の中であれほどホモ・ソーシャルな社会を論じられた人が、
関西で「ホモが嫌いだのなんだの」とそれも、
ゲイのシンポジウムかナにかで問題発言をしたとは正直信じられないほどだった。
しかし、彼はフィクション作家なわけではないので、
ネット上でのあまりにもわかっていないマナー無視、
それ以前の暴言などの一連の言動から、
彼の人間性に疑問を持ってしまう人(547のような)が、
彼の著作に対しても評価を低くするのは理解できる。
552無名草子さん:02/10/07 23:12
>551
漏れは『もてない男』を読んで(゚Д゚)ハア?と思い、
シンポジウムの話を聞いてますます(゚Д゚)ハア?と
思ったのだが、夏目漱石論には興味あるな。

スレ違いだけどどこに載ってるか教えてもらえるかのう。
553無名草子さん:02/10/08 00:27
私は齋藤の本も小谷野の本ももってるけど、
小谷野の言論人としての好戦的な態度は好感がもてる。というか面白い。
そういう姿勢って齋藤にも通じるものがないか?

551の言うシンポやネット上での発言は、知らないからなんとも言えない。
詳しいこと知ってたら教えてください。
だけど著作を読む限り、常に真摯に批判を受ける覚悟みたいだし、
いいかげんな論理の飛躍を嫌って、文章は学術的に丁寧に書かれている。

著者を評価してないのではなく、出来の悪かった作品を評価しないってだけでは?
「妊娠小説」の方はずいぶん誉めてるし。

>552
「夏目漱石を江戸から読む」中公新書  じゃない?
554無名草子さん:02/10/08 00:41
「バカのための〜」では「読者は踊る」を肯定的に言っていたはず。
「妊娠小説」は文章は面白いけれど蓮實重彦の亜流みたいだとも書かれていた。
555無名草子さん:02/10/08 11:13
おちゃまさん
556無名草子さん:02/10/08 13:57
小谷野話はスレ違いだけど
シンポジウム関連では、確か元々同性愛者関連のシンポジウムだったのに
そこで同性愛者に対する侮蔑的な発言を繰り返したんだよ。
んで相手に反省を促されても、俺は本音を言っているだけ、と開き直った。
(お前は馬鹿石原慎太郎かっての。)

2chの方は、2chのお約束(これが絶対だと言いたい訳じゃないので、あしからず)
なんかを読みもせずに、とんちんかんな削除願いを出して、それを
笑われると逆切れした、という厨房的経緯が、はい。
557551:02/10/08 14:10
>553「夏目漱石を江戸から読む」中公新書じゃない?
そうです。ありがとう。面倒くさくてかかなかった。
面白いよ。とっても。

さて、シンポジウムおよびネットでの数々の発言については、以下の通り。
前に読んだので調べなおしました。

ネットの話は、2chつながりでも。
http://chibifusa.suball.com/related_log/newsplus03.htm

シンポジウムの話
ttp://web.archive.org/web/19991007161315/http://plaza26.mbn.or.jp/~sukotan/nikki107.html
ttp://www.h3.dion.ne.jp/~haneko-i/genkou/rokaku.html

まぁ、これを読んで小谷野の評価が変わるかどうかはあなた次第。

558551:02/10/08 14:16
ここ、斎藤美奈子スレだったのにアゲテまじごめん。
559551:02/10/08 14:39
シンポの話「すこたん企画」
は、この一行が全部URLなのでお気をつけ下さい。
560553:02/10/08 20:09
>551
わざわざありがとう。とても面白い。
こんなことがあったのねえ。全く知らなかった。だから小谷野スレが無いのか…

毎日新聞での小谷野の2chに対する意見は、もっともだと思う。
誰かこれに有効に反論した人はいるんだろうか。
2chでの削除依頼うんぬんは、彼の言い分に従えば当然の行為だろう。

彼の意見そのものより、いまの時代の評論家として、
誰もが尻込みする2ch批判を堂々と行ったこと自体、評価に値するな。

シンポジウムでの発言等については、批判者の述べる通りならば確かに不適切だ。
だけど主催側の説明を読むと、一概に小谷野が悪いとも言い切れない。
まあ、これについては私は判断できないっす。
この批判者もネット上などでなく、何らかの活字媒体で批判しなきゃ。
でないと小谷野からの回答が得られない。

長文スマソ。スレと関係ないんで流して下さい。
561無名草子さん:02/10/08 22:18
>>560
あなたは基本的な認識がずれてる。
>2chでの削除依頼うんぬんは、彼の言い分に従えば当然の行為だろう。
2chは2chであり、小谷野の言い分に従う必要性は全くない。
むしろ2chのルールに従うべき。それに甘んじることが出来なければ
訴えるでもなんでもすればいい。でないと2chからの回答は得られません。

それを分かってないから、彼は厨房呼ばわりされたのですよ。

562560:02/10/08 23:46
>561
ん? よく分からない文章ですね。日本語をちゃんと理解しているんだろうか。
それとも私の書き方がまずかったのかな。

<2chでの削除依頼うんぬんは、彼の言い分に従えば当然の行為だろう。>

この文での「行為」の主語は小谷野なんだけど。やっぱ分かりにくいかな。
ですので、小谷野にとっては当然の行動、っていう意味です。
2chが従う必要性がある、なんてことを言ってるわけではありません。

ついでに言うと、あなたの文章の
>2chは2chであり
こういう書き方は拙い。
>むしろ2chのルールに従うべき
ここも、従うべきかどうかなんて小谷野の勝手です。
なぜなら彼は2ch自体を批判してるから。下の毎日新聞のキャプを見てください。
それで厨房とよばれても、小谷野にとってはどうでもいいことでしょう。
>でないと2chからの回答は得られません
ここもよく分からない。小谷野は2chに何か回答を求めたのですか?

↓小谷野の言い分(毎日新聞の記事)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Shikibu/2982/020221_ms_yu.JPG
563無名草子さん:02/10/08 23:48
週刊朝日で小谷野敦が斎藤美奈子批判。全面展開。
564無名草子さん:02/10/09 14:56
>>562
ごめん、いくら偉そうなこと書いても、自分の削除依頼を無視された
って恨みがあるからにしか見えないんですけど。

ま、どうでもいいです。少なくとも差別発言して平気なヤシなんだから
厨房にしか見えない。

小谷野シンパさんは別スレでも立ててくれ。
斎藤話に戻りましょうよ。
565無名草子さん:02/10/09 15:51
小谷野シンパはこれでもお読み。
http://cruel.org/terror/cyzo200111.html
566無名草子さん:02/10/09 17:22
>>564
>>565 (「お読み」とか言われて読むわけないじゃんw)
やれやれ、とうとうヒステリーを起こしてしまったか。
「厨房」なんていう低レベルの決まり文句を多用しちゃって、
自分の頭の悪さを露呈してることに気付けよ。「厨房」は誰でしょうねえ?
感情的で稚拙な文章しか書けない上に、簡単な文章の読解力もないようで。
それで斎藤の話などされたら、斎藤も笑うだろうなあ。ていうか私も笑う。
で、小谷野シンパぁ? (´,_ゝ`)プッ
何それって感じ。シンパとアンチの二元論でしか語れないの?
あっ、頭悪そうだから「二元論」って意味が分かんないかな?

くだらねーから私はここで消えるけど、
まっ、せいぜいがんばって語彙の貧弱な中傷レスでも付けてなさいってこったw
567無名草子さん:02/10/09 17:31
>>566
はい、マジで二度と戻ってこないでね。ヒステリーが一人いると
スレの空気も悪くなるんで。
568無名草子さん:02/10/09 17:37
>それで斎藤の話などされたら、斎藤も笑うだろうなあ。ていうか私も笑う。
すごい。斎藤美奈子と自分を同等に並べる自信家ぶり。
しかも斎藤美奈子の気持ちまで分かるようだ。
電波って素晴らしい。
569無名草子さん:02/10/09 17:41
小谷野ネタは興味ないので、放置するけど
サイバッチのMLで、大月なんちゃらが自分の書いたものを
斎藤美奈子に斬られたことの言い訳を、メールでしてたのに
萎えた。
しかも、親しい関係にあるってのを示したいのか「美奈子は」「美奈子に」
と下の名前で呼ぶ。

気持ち悪い。ニュースステーションで久米が「えっちゃん」とか呼んで
第三者にはどうでもいい楽屋ノリを誇示してたのと同じ親父センス。
570無名草子さん:02/10/09 17:48
大月なんちゃらってそういう擦り寄り好きだよなぁ。。。

小谷野ネタはほとんど読み飛ばしてた。なんつーかさぁ。。
「スレ違い」ルールってのも2ちゃんの(暗黙の)ルールのひとつなんだけどな。
2ちゃんを利用するからには、いちおう尊重してほしいもんだ。
571無名草子さん:02/10/09 17:53
>「スレ違い」ルールってのも2ちゃんの(暗黙の)ルールのひとつ
>なんだけどな。

よく分かんない。スレ違いルールって何?スレ違いの話を長々しない
ってこと?
572無名草子さん:02/10/09 17:58
>>571
まあそういうこと。言葉選びが変でスマソ。
なんのためのスレッド式掲示板か。
スレないのが不満なら自分で立てれ。
573無名草子さん:02/10/09 17:58
566、痛々しい・・・。
574無名草子さん:02/10/09 18:05
>>572
ありがと。納得いった。自分もスレ立てるとかなんとかして
別のとこでやって欲しいなあと思ってたんで。
575無名草子さん:02/10/09 18:37

う〜ん・・・・

なんか妙だよ?

とりあえず議論としては、どう見ても556=561=564=565=567の方が完敗してる。
というか556=561=564=565=567のレベルが低くて議論が成立してない。
私も斎藤ファンだけど、556=561=564=565=567と同類にしてほしくないな。

それに567以降のレスの付き方がここにしては異常に速すぎるし。
多分、556=561=564=565=567が頭に来て必死に自作自演してるよ。バレバレだよ。
こういう人にはこのスレから消えて欲しいよ。ホントに。


576無名草子さん:02/10/09 20:16
>>575
本当だ… なんだこりゃ?
自作自演、必死すぎ。。。。物凄くわざとらしい。
しかも一生懸命に工夫してるのが痛々しいナー。

いくら議論に負けたっていってもスレを荒らすな!
アホか?こいつは?
577無名草子さん:02/10/09 21:58
>>575-576
あのー、終わった話をいつまでも引きずってるあなたの方が
どうにかしてます。
しかもその=、外れてるし。(私もその中に入れられてるのでちょっと笑った)

小谷野ファンなのは分かった。キレて自分と違う意見は全部=で
結びたいのも分かった。
だから、そういうのは別スレでやって下さい。お願いだから。
ちなみにスレ立ててね、って言ってる人とも別人です。
ただ、他にも苦々しく思ってる人がいるってことくらいは冷静に受け止めてね。
578無名草子さん:02/10/09 22:50
>>576-577
うーん、自作自演見抜くのヘタだなあ・・・。

削除は削除依頼が必要だけど、スレ立ては依頼もなんも要らないっすよ。
自分で立てられるから。それくらいは知ってると思うけど。

ついでに言っとくと、
私は、あなたが挙げたレスを書いた誰でもないし、「斎藤ファン」でもないよ。
579無名草子さん:02/10/09 23:13
>>577-578

たぶん、あなた方が何を言っても必死な自作自演の人に見えると思う(藁

ついでに言っとくと、私はコヤノの人とは関係ありませんけど。

斎藤美奈子の話をしない人は、全員、自作自演or荒らし決定!!

だから私は斎藤の話をしようっと。

誰か週間朝日の小谷野の斎藤批判の記事読んでないの?
俺は立ち読みして、ふーん、と思ったけど、もう内容を忘れますた。

おまいら、どーよ?
580無名草子さん:02/10/09 23:21










         さいとうみなこはブスですが、何か?









581無名草子さん:02/10/09 23:28
小谷野マンセー!!!
582無名草子さん:02/10/09 23:42
あんまり関係ないんだけど575読んで思い出した。
「”同じ女として”なんて言うな気持ち悪い」(意訳)って書いてたの、
美奈子たんだっけ?
583無名草子さん:02/10/09 23:55
誰か週朝の記事の抜粋書いてくれることキボン。お願い痔マス。
その記事だけのために買うのもったいない。

小谷野が何言ったの? みなこタンを泣かせたのか?!
584無名草子さん:02/10/10 00:12
小谷野が村上龍と組んで、美奈子さんをレイープしました。
それを村上春樹が小説にして、立花隆がノンフィクションにして、
田中康夫はダム建設を止めました。
585無名草子さん:02/10/10 00:31
586無名草子さん:02/10/10 00:45
小谷野、許すまじ!
587無名草子さん:02/10/10 00:51
566 :無名草子さん :02/10/09 17:22
>>564
>>565
やれやれ、とうとうヒステリーを起こしてしまったか。
「厨房」なんていう低レベルの決まり文句を多用しちゃって、
自分の頭の悪さを露呈してることに気付けよ。「厨房」は誰でしょうねえ?
感情的で稚拙な文章しか書けない上に、簡単な文章の読解力もないようで。
それで斎藤の話などされたら、斎藤も笑うだろうなあ。ていうか私も笑う。
で、小谷野シンパぁ? (´,_ゝ`)プッ
何それって感じ。シンパとアンチの二元論でしか語れないの?
あっ、頭悪そうだから「二元論」って意味が分かんないかな?

くだらねーから私はここで消えるけど、
まっ、せいぜいがんばって語彙の貧弱な中傷レスでも付けてなさいってこったw
588無名草子さん:02/10/10 00:53
>>587
もうこの566たんの話はお腹一杯でつ
589無名草子さん:02/10/10 01:10
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1014333246/l50
小谷野関係はこちらに引っ越してください。
590無名草子さん:02/10/10 01:17

↓週間朝日の斎藤批判

http://vatican.rotten.com/motorcycle/


591無名草子さん:02/10/10 01:19
そのURLで見に行くと思うほうがおかしい。>590
592無名草子さん:02/10/10 01:22

斎藤美奈子批判 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
593無名草子さん:02/10/10 01:26





       (´ー`)y━~~




594無名草子さん:02/10/10 01:39
>笑われると逆切れした、という厨房的経緯が、はい。
>それを分かってないから、彼は厨房呼ばわりされたのですよ。
>厨房にしか見えない。

ごめん、いくら偉そうなこと書いても、電波って素晴らしい。
ついでに言っとくと、私もその中に入れられてるのでちょっと笑った
お前は馬鹿石原慎太郎かっての。

(・∀・)ニヤニヤ
595無名草子さん:02/10/10 01:41
>>594
眠いなら寝たほういいよ、意味不明だから
596無名草子さん:02/10/10 02:38








597551:02/10/10 10:03
小谷野の話をそのまま続けた私にも、荒れさせた責任があるのでしょう。
すみません。
あくまでも斎藤美奈子を批評する人が、単なるDQNか、語るに足る人なのか
ということにこだわりたかったので。
まぁ、納得のいく批判をしているのであれば、基本的に本人の人間性には、
関わりなく読むことが出来るでしょう。
ところで、斎藤美奈子が、東京新聞でのインタビューで、文章読本さん江を、
「読者を高校生ぐらいまでと想定して書いた」と話し、さらに
「以外と文章読本が世の中でよまれていないことにびっくり」と驚いていた。
こ、高校生・・・って驚いたのはこっちだよ。

598565:02/10/10 22:57
565だす。あたしゃこのスレには565しか書き込みしてないのに
>>566を読んでびっくりしたよ。ま、それはいいとして週刊朝日
立ち読みしたよ。「文章読本さんへ」は「男・老人=悪、女・子ども=善」
という単純な左翼っぽさがダメとのこと。読んでないからわからんが
そういう本なわけ?

それはともかく、ひっかかったのが「フェミコードにひっかかるのを
恐れてか、少なくとも活字上ではだれも彼女のことを批判していない」
というような記述。「少なくとも活字上では」?つまりネットで批判されてる
のは知っているらしい。このスレ見てたりして。そういや斎藤スレなのに、
信者と疑われるほどに小谷野に入れ込んでる人がいたねえ…。
599無名草子さん:02/10/10 23:43
>>598
週刊朝日読んでない上でレスしちゃうけど、「文章読本さん江」は
あまり左翼っぽさはなかったと思うけど。善悪というものには殆ど
関係していない評論だと思った。
むしろ斎藤美奈子の「文章ヲタ」ぶりが全開で、「だーかーらー、そこまで
文章読本に入れ込んでるのは、あんただけだ!」と言いたくなったなあ。

もしも小谷野の批評が「文章読本さん江」の中の「綴り方教室」の一件
(下町の一少女が日常を綴った本がベストセラーとなり映画化もされるが
その内容は教師によって改竄が加えられており、印税も彼女の手元には入らなかった。)
だとしたら、それはあまりに小谷野の見方が単純すぎるような気がする。

フェミコード?うーん、斎藤美奈子の批判だったら、山形浩生が一年位前の
「CUT」で軽くしてるけど。
「あんなに優れた批評を書く斎藤美奈子でさえ、脳みそには男女の違いがある
といった生物差の話になると、途端に頭が固くなり、『そういうこと言うのは
差別だ』的路線に走ってしまうのが残念」みたいなことだった。

まあ一ページほどの書評欄だし、軽い言及ではあるけど、「誰も批判してない」
というのは不勉強。
600無名草子さん:02/10/11 02:08
一般論として
「○○は批判されてない、批判してはいけないかのような雰囲気が
存在している(だけど自分はちゃんと批判する)」
なんて書く人は、基本的に自意識過剰でルサンチマンな人が多い。
601無名草子さん:02/10/11 02:15
「考える人」2号で小林秀雄賞の選評が載っている。
受賞は橋本治と斎藤美奈子なんだけど、加藤典洋の選評が凄い。
橋本治をべた褒め。しかし斎藤には一行も言及無し。
他の選考委員の選評はどれもちゃんと両者に触れているのに。

推測だけど加藤は「言語表現法講義」という文章読本を書いて
いるので斎藤に言及するのをさけたんじゃないかと思われる。
602無名草子さん:02/10/11 14:21
つまり誰も頼んでないのに、俺がして差し上げましょう、状態な訳ね。>小谷野
斎藤美奈子からの反応を毎日チェックしてそう(W
603無名草子さん:02/10/12 00:33
小谷野の批判のポイントは以下の通り。

(1)「文は衣装なり」というのはフランス文学の知識からすると
間違っている。
フランス文学の中条省平や陣野俊史がそのことを知らないはずが
ないのに、書評で斎藤を批判しないのはなぜだ。
(2)「男・老人=悪、女・子ども=善」というフェミ・サヨクっぽい
図式がおかしい。少女雑誌の投稿欄などの研究を踏まえていない。
(3)非論理的な小林秀雄の批評を批判してきた丸谷才一。
丸谷の文章読本を批判して小林秀雄賞を受賞したことによって
小林的な非論理的な批評の伝統を擁護したことになるのでは。

別に(2)は弱点かな? 読んでてたいして気にならなかったが。
(1)は小谷野らしいというか。「なんで○○は××を批判しないんだ」と
いう難癖。
(3)はトホホ。

あと斎藤が誰からも批判されない「裸の王様」状態を、揶揄してるけど
当の斎藤が連載している「週刊朝日」において小谷野が批判できているという
事実が別に斎藤批判がタブーでも何でもないことを証明している。
604無名草子さん:02/10/12 01:22
>(1)「文は衣装なり」というのはフランス文学の知識からすると
>間違っている。

フランス文学の知識というか、
「文=text=textureは「織物」って意味だ。服の素材であって、
服のことじゃないぞ。それに文体=styleはラテン語のstilus(尖筆、鉄
筆)に由来してる。服は関係ない」という批判だった。

あまりにどうでもよすぎて、笑いをとるための
マクラだと思ったんだが、もしかして素で批判してるのか。
605無名草子さん:02/10/12 03:50
>>603-604
私の脳細胞が朽ち果てているのかもしれないけど、(1)の
文は衣装なり、の批判の論旨がさっぱり分からない。
一体何を言いたいんだろう・・・。マジで電波っすか?小谷野って人は。
比喩という表現方法を理解できない人なのでしょうか。

それから(3)、あの、やっかみですか?

606無名草子さん:02/10/12 18:25
>それから(3)、あの、やっかみですか?

小谷野は小林秀雄嫌いで有名だから。
読書術の本で、小林の批評は非論理的だから読むな、と主張し、
文芸誌(確か「文學界」)の国語教科書特集で、小林の批評は教科書に載せるな、
と書いてた。

でも別に小林秀雄賞受賞とは関係ないだろ。
作家名とかが冠された賞の受賞者はすべてその作家・評論家に肯定的で
なくてはいけないなんて聞いたことがない。
607無名草子さん:02/10/12 18:29
>作家名とかが冠された賞の受賞者はすべてその作家・評論家に肯定的で
>なくてはいけないなんて聞いたことがない。

訂正:
作家名とかが冠された賞の受賞者はすべてその作家・評論家に肯定的で
あると認めたことになるなんて論理、聞いたことがないしありえない。
608無名草子さん:02/10/12 22:38
>>606
小林秀雄嫌いなのはいいけど、無茶苦茶な論旨だよなあ、(3)は。
何が言いたいのか全く分からない。
609無名草子さん:02/10/12 23:48
斎藤美奈子さんは
以前、小泉が紀香と韓国人女優(名前失念)を
左右にはべらして(?)デレデレしてたのに
いちゃもんつけてなかたっけ
さすが「女の涙〜」発言する人だって(うろ覚えスマソ)
小泉は最近同じような構図で
小柴教授と田中さんで収まってたけどね
「3兄弟だねっ」とかバカなこと言ってさ
結局小泉は単なるミーハーに過ぎんのだと思うけど
610無名草子さん:02/10/13 02:38
村瀬ひろみの「フェミニズム・サブカルチャー批評宣言」アニメについては斎藤
より正確だが、アニメファン特有の視野の狭さ(アニメ制作者は、作品のよって
たつ理論や情報源を明かさないでカムフラージュする。ファンは作品を分解でき
ないように、誤った情報を与えられて見当はずれの方向に誘導され放置される)
があって、それはどのジャンルであれ、売り手と買い手がある限り避けられない
誤解だと思うが、もしそういうのが存在しなかったとしたら、誰でも「構造と力」
程度のものは書けるだけの能力を持てるだろうに、という意味で、避けられない
とはいえ、そういうのから抜けられない状況が問題なのは確か。で、どうするか
考えるとフーコーとかまで行ってしまうので、下手に論じても意味ないのだが…
611無名草子さん:02/10/13 06:17
>>610
日本語として意味の通じる文章を書いてください。
612無名草子さん:02/10/13 12:11
どうせなら最後まで句点使わずに書けばよかったのに
素のコミュニケーションレベルが、5〜10%(理想を100%とする)で生きて
るところに、アニメなり音楽なり宗教なり何かにコミットすることで、40〜50
%程度までレベルを上げられる、だが、その条件は、残りの50%を手に入れるこ
とをあきらめることだったりすることが多い。視野を広くといわれても、それをや
ると10%レベルに戻るだけとわかっているので、抜けられない。掲示板を読み書
きするのだって(文学一般もそうだが)、遠距離到達性と引き換えに、文章にでき
ないことは最初から捨てている。けど、ある程度はまることで、ひらけてくる世界
もあるのでやっている。恋愛一般でもそういうとこがあるかな。で、そういう中で
うまくやる一般的な方法はたぶんないんだろうけど(この話はもう10年以上前か
ら思いついて考えてはいるんだけど、全く進歩してないので)、だめな方法はいく
つかあって、完全ランダムで、とか自力で、とかはだめ。それだと10%ベースで
ずっといきつつ、一生かかって数%しかUPするかしないかだから、第一その前に死
に体になってしまうのではた迷惑なだけ。
614無名草子さん:02/10/14 02:08
>>613
高尚すぎてわからん。

ところで最近の斎藤美奈子の文体、ナンシー関に似てきたかな、と思うときがあるんだが。
615無名草子さん:02/10/14 05:23
>>600
お前は「自意識過剰」と「ルサンチマン」という言葉を使いたかっただけですか?
>>598-608 601は除く
下品な文章ですね。
>>613
なんか色々勉強してそうだけど、日本語の勉強はおろそかになってるようで。
でも、他の駄レスよりはマトモな事言ってる気がする。
>>614
だから何だ? ってかんじ。
616無名草子さん:02/10/14 05:33
>>615
2ちゃんのレスに批評家精神発揮しとらんと、
もっと高尚な文章相手にしたほうが身のためかと。
617無名草子さん:02/10/14 09:56
>>615
誰もあなたが一々仕切ることを待ち望んでいないと思う。
小谷野関係のネタになると過敏反応してしまう人は
ここには向いてないね。
618無名草子さん:02/10/14 19:59
なんかこのスレを見るたびに小谷野(というかそのファン)に対する評価が
悪くなっていくんですけれども。嫌いじゃなかったのになあ。
だれかまともな人、>>598-608に反論してみせて。
619無名草子さん:02/10/15 02:53
>だれかまともな人、>>598-608に反論してみせて。

そういう風に煽るとスレが荒れるのではないか?
イカレてる人だって自分のことは「まともな人」と思ってるもんだ。

あと、
ttp://cruel.org/terror/cyzo200111.html
ttp://cruel.org/asahireview/asahireviews02.html#american
を読んで、小谷野はマジでクレーマー体質だと思った。
特に後者には唖然。
620無名草子さん:02/10/15 03:00
>>619の後半はスレ違いだろ。小谷野スレでも建てて書け。
しかし斎藤も厭な男にからまれたなぁ。
621無名草子さん:02/10/15 03:02
そういや、小谷野スレ立ったみたいだね。覗いてないけど。
622無名草子さん:02/10/15 04:28



み ん な 釣 ら れ て る こ と に 気 付 け よ


623551:02/10/15 15:35
今、朝日の「受賞作を読む」を読みました。
うーん。>>598-608におおむね賛成。
ところで、純粋な疑問ですが、斎藤美奈子はいつから「上野千鶴子を後ろ盾」にしたんでしょう?
少なくとも、文芸アイドル論がきっかけではなさそうですね。
624無名草子さん:02/10/15 17:34
>>623
上野千鶴子を後ろ盾にはしてないでしょ。
むしろ、結構冷ややかな目で見てると思った。「文芸アイドル論」を
読む限り、ではね。

フェミニズムの学閥とは距離を置いてそう。
625551:02/10/15 18:34
「上野千鶴子を後ろ盾」にしたと書いたのは小谷野敦「受賞作を読む」
から引用。

> むしろ、結構冷ややかな目で見てると思った。「文芸アイドル論」を
読む限り、ではね。

そうそう、私もそう思ったので、小谷野は一体どこからこの言葉を
持ってきたのかと不思議におもっていたのです。
626無名草子さん:02/10/15 18:44
>625
どこから持ってきたんだろうね、不思議だ。
思い込みかねえ、なんか「週刊朝日」の批評は、批評になってない
出来だと思うんで。

627無名草子さん:02/10/15 18:53
>斎藤美奈子さんは
>以前、小泉が紀香と韓国人女優(名前失念)を
>左右にはべらして(?)デレデレしてたのに
>いちゃもんつけてなかたっけ
>さすが「女の涙〜」発言する人だって(うろ覚えスマソ)
>小泉は最近同じような構図で
>小柴教授と田中さんで収まってたけどね
>「3兄弟だねっ」とかバカなこと言ってさ
>結局小泉は単なるミーハーに過ぎんのだと思うけど

フェミニズムで説明することもないものをフェミで批評する、というのが
彼女の大きな欠点なんだよな。
「紅一点論」も、スレ中で話題に出てた西村真悟発言についてもそう。
628無名草子さん:02/10/15 19:24
西村真悟発言はフェミ批評しても全然おかしくないと思う。
629無名草子さん:02/10/15 22:37
斎藤美奈子好きだから、どんどん批判してやれば彼女にとってもいいと思ってるんだけど、
小谷野の批判ってもってまわった言い方なんで、結局何が言いたいのか俺にはよくわからんのよ。
斎藤への批判があるとかないとかの部分でも、もう少し訳のわかる文章が書けるように、
リサーチはもちろん、文章修行したほうがいいと思うけど。(ま、今更「文章読本」は読んでも役に立たん罠。)

「タブーだ、タブーだ」なんて言い草も、(もしそれがタブーだというのなら)さっさとタブーを破って
面白い批判を書けばいいだけなんだけどね。結局内容がないから、いまいち面白くないな〜。
自分では変化球投げて粋がってるんだと思うけれど、必要なのはど真ん中の剛速球だと思うよ。
それとも、こういう風にしか書けん人なの?
これでは話題になっても彼の読者は増えんじゃないの?
630無名草子さん:02/10/15 23:18
斎藤美奈子への批判といえば、切通理作のこれがあるけど
「紅一点論」の要約がむちゃくちゃだ、と思ったのは私だけですかね。
これじゃ単なるヒステリーのフェミババァの本みたい。
http://www.villagecenter.co.jp/book/kouitten.html#chunichi980802

タブーとしてのフェミコードはないかもしれないが、フェミについて
「モテない男」が語ると、弱者なのはお前らだけじゃねぇぞこっちのほうが
もっと被害者じゃい、という恨みつらみから容易に離れがたいのかもしれん。
631無名草子さん:02/10/15 23:52
最近、高橋源一郎と雑誌とかの書評でエールの交わし合いしてるのが
すごく気持ち悪いんですけど。
あと「〜じゃん」みたいな文体がいただけない。なぜにタメ口??
632無名草子さん:02/10/16 00:01
エールの交換って、例の文章読本絡みのですか?
まぁ、「〜じゃん」は、私も正直言ってあまり好きではない。
紅一点論より、文章読本や、妊娠小説などのほうが好きなのは文体にも原因が
あるのかも。
「これっておやじくさいよね。」って服はそろそろ似合わなくなってきたぜ。
斎藤美奈子。
そろそろ衣替えの時期だ。
633無名草子さん:02/10/16 00:23
筑摩書房で、上野千鶴子とかのフェミ担当は藤本由香里だけど、
斎藤美奈子も筑摩から本を出してるよね。
担当者って誰だったっけ?
634無名草子さん:02/10/16 00:26
でも基本的に斎藤さんの文体って年齢を考えれば
けっこう若い装いですね。
635無名草子さん:02/10/16 00:56
たんに女言葉って気もするけど。
636無名草子さん:02/10/16 01:24
80年代の臭いがプンプン。
637無名草子さん:02/10/16 02:43
私も斎藤美奈子好きだから、まともな批判があれば嬉しいんだけど、
どうもそういうのはまだ出てこないねえ。
やっぱり彼女は結構頭がいい人だから、それにがっぷり四つに
組んで批判を書くというのは、生半かなライターだと難しくて
結果的に、出てこない(出てきにくい)という現象が起こってるんだろうね。

でも、あのきっぱりぶりに内心面白くなく思ってる人も多そうだから、
誰かが一度まともな批判をすると、その後から腐れ厨房的なヤシが
わらわらと「自分もそう思ってました〜」的なことを言い募りそうで鬱。
638無名草子さん:02/10/16 02:52
続いて書いちゃおう。
>>630
要約の内容自体は、そんなに間違ってないと思う。ただ、問題は文体でしょ。
明らかにあげつらって揶揄してるから、不愉快。
それも揶揄の仕方に芸がないというか、一昔前の女言葉丸出しで、寒い。
(もしも揶揄ではなくて、本気でいわゆる女言葉を使ったつもりでいるのなら
それはそれでまた違った意味で大問題だと思う。時代についていけてない、ってことで。)
あと、一応「紅一点論」は真面目に論証した読み物であるにも関わらず
多分意図的に、切通理作は「〜だと思うな。」「〜だと思うの。」という言葉を
使っているせいで、まるでさも「斎藤美奈子の主観のみによって書かれた本」
であるかのような印象を与える。

あと一番気になったのは、ここ。

>しかし男の子だった私たちにとって、ヒーローものを熱中して見てたからと
>いって「ごっこ」としての格闘をするときの高揚感以上に、彼の持つマッチョイズムや
>正義感を体現したいという気持ちは持続しなかった。怪獣の持つ無秩序の方に
>魅了された。

切通自身が魅了されたのが違うものだった、と主張するのは全然構わないし
そこから斎藤への批判へ持っていくのもおかしくないのだが、なぜ自分が違ったから
と言って、「私たち」と自分とその他男性を簡単に同一化してしまうのか。
これって一番安易且つやっちゃいけないことだと思うんだけどなあ。
それこそ切通自身の「私たちは怪獣に魅了されただけだと思うの。」っていう
単なる主観丸出しになっちゃってる。

「私」と「私たち」の区別はきっちりつけてもらいたい。
639無名草子さん:02/10/16 18:02
そーいえば『妊娠小説』で、斎藤も「私たち」使ってなかった?
あれってなんで「私たち」だったんだろう。
640無名草子さん:02/10/16 19:19
俺、その「私」=「私たち」って別に気にならないんだけど、気にする人はどうして?
文章上の「私たち」って、作者の一人称単数としか受け取らないんだけど。
妙に厳密に使い分ける必要も感じないし。気にならない俺が変?
641無名草子さん:02/10/16 19:43
>>640
変。
642無名草子さん:02/10/16 19:47
>>640
私/私達、の区別ってとても重要なことだと思う。
「私はこう思う」と書くのには覚悟がいるけど
「私達はこう思う」って書くのは楽だから。

個として拠って立つべし、ってことかな。
643無名草子さん:02/10/16 19:59
私たちとは誰か、ということを明らかにしてれば、気にならない。
突っ込むけど。
644無名草子さん:02/10/16 20:06
>>640
私「達」と自分をマジョリティ化することによって
無意識のうちに、自分の意見が社会で肯定されてるような、筋道の通った
正しいものである、と防衛してしまってるのが伺えるから。

私達とは誰なのか、それから私達と言えるほどきちんと調べたのか
という前提無しの私達使用は、頭悪そうに見えてしまう。
645無名草子さん:02/10/16 21:09
切通は、「紅一点論」で槍玉にあがっていた特撮やアニメのオタクだから、
オタクが無自覚に性差別してると非難されたと思って、「俺(たち)は
性差別なんかしてないもん!怪獣が好きなだけだもん!」と
言いたかっただけじゃないかなー。
646無名草子さん:02/10/16 22:34
>>645
まあ、そうなんだろうけど論法が下手ということでしょう。

斎藤美奈子の痛いところを突いている文章といえば、ここ↓の
http://www.ywad.com/books/1213.html
「発想が10年以上古い」というのは的を得ているんじゃないかな。
これは『文章読本さん江』評なんだけど、『文壇アイドル論』なんかも
結局80年代の話が大半だったしね。
647無名草子さん:02/10/16 23:49
>>646
うん、これは結構的を射てるねー。
斎藤美奈子がやたら力入れて斬ったつもりの文章読本なんて
今じゃっていうか多分もう何年も前から誰も読んでないから、
「風車と戦うドン・キホーテ」状態なんだよな、あれ。

文章読本って読んだことある人いますか?
648無名草子さん:02/10/17 00:28
>文章読本って読んだことある人いますか?

私の場合、本多勝一のと山崎浩一の本を読んだことがあります。
あと大学で木下是雄の本を読まされました(これは役に立った)。
で、今は古本屋でカーツ佐藤の本を探しています(笑)

ただ別に作家志望じゃないから、文学系の文章読本は
読んだことないです。
谷崎、丸谷の文章読本を読んでる人はいまどきいないし、すでに
権威ではない、という意見は正しいと思います。
649無名草子さん:02/10/17 00:31
>『文壇アイドル論』なんかも
>結局80年代の話が大半だったしね。

そうかなぁ? 立花隆、村上龍、田中康夫などの章は
80年代、90年代と現在を上手くつなげて論じていたと
思うんですけど。「大半」とは言い過ぎと思われ。
650無名草子さん:02/10/17 01:06
>>631
エールの交換、してたな〜。
最初朝日新聞でタカハシが文章読本をベタぼめして
そのすぐ後に(っていうかそれを受けて)
週刊朝日で斎藤美奈子がタカハシが出した岩波新書の文章読本をほめちぎり
で、またこないだの朝日新聞の書評でタカハシが斎藤美奈子を引き合いに出して。
いや俺の読んだ限りでは、エールの交換というよりも
「文壇のお転婆娘(死語)」ふぇちのタカハシが
斎藤美奈子の気を引こうと必死になってる、という構図に見えたけど。
651無名草子さん:02/10/17 01:10
というよりは「貸し・借り」の関係に見えるな
652無名草子さん:02/10/17 01:18
そんなもんを読まされる読者の身になってみれ!
653無名草子さん:02/10/17 01:20
>>649
いや、立花隆はともかく、村上龍、田中康夫って80年代を代表する作家で、
もう過去の人という感じじゃないの?
「80年代の話が大半」が言い過ぎとは思わないな。
(まあ、龍、康夫あたりの論は結構おもしろかったけど)
654無名草子さん:02/10/17 01:21
>>648

> あと大学で木下是雄の本を読まされました(これは役に立った)。
そういや、この本は、影響力という点では本多以上だと思うが、斉藤の本には
でてきてないよね?
ロングセラーだから一応は批評しなよ、と思う。
655無名草子さん:02/10/17 01:23
作家の書く書評だの文庫本の解説だのは
しょせんどれも「貸し・借り」のパフォーマンス。真剣に読むだけ損。
656無名草子さん:02/10/17 01:36
>>648
谷崎の「文章読本」はどっかの
本屋で平積みにしてるのを見たぞ。
多分、宇多田ヒカルの影響だとおもうが。
657無名草子さん:02/10/17 01:38
>多分意図的に、切通理作は「〜だと思うな。」「〜だと思うの。」という言葉を
>使っているせいで、まるでさも「斎藤美奈子の主観のみによって書かれた本」
>であるかのような印象を与える

主張の単純化や、こういうステロタイプ的な表現で一方的な印象を与える、ってのは
まさに斉藤さんがAERAの雑誌批評その他でやってる手法。天に唾するようなもんだから
本人もなんだかんだと言えんでしょ。

>切通自身が魅了されたのが違うものだった、と主張するのは全然構わないし
>そこから斎藤への批判へ持っていくのもおかしくないのだが、なぜ自分が違ったから
>と言って、「私たち」と自分とその他男性を簡単に同一化してしまうのか

そりゃちゃうね。評論で現象を分析するとき、「おじさんたちは・・・と思うのである」
にしても「女性は・・・と考える」にしても、自分以外のこと以外は結局断言できん。
それはすべて、他の立場の人の思考をその論者が考えている、という前提だ。

切通は同様に、他の男の人たちの思考を慮って、自分なりに推論し、それはごく
個人的な考えではなく、普遍化しうると判断した。そして「私たちは」と表現した。
ただそれだけであって、個がどうとかなんとか関係なし。
もし、「私の経験=私たち」とするなら、以降に切通が出したように他の例から
論証をする必要はない。つまり

>「私はこう思う」と書くのには覚悟がいるけど
>「私達はこう思う」って書くのは楽だから。

これは逆だな。「私」ならそんなのは根拠もいらなきゃ論証もいらない。「私」だけで
普遍化しないですむから。切通はそれが敷衍しうると考え、その努力を払ったから「私たち」
と書いたというわけ。
658無名草子さん:02/10/17 01:48
>>646
文壇アイドル論は元々「80年代に出てきた、それまでの作家とは明らかに違う
アイドル系な受け方をした作家」を主に取り上げたものなので
80年代だから古いというのはちょっとずれてると思う。

>>657
判断するのは勝手だが、全然説得力がないんだな。ただ書いてるだけじゃ。
それなりの論拠を示さないと。
んなもん、誰だって出来るでしょうが。
659無名草子さん:02/10/17 01:50
>>657
>主張の単純化や、こういうステロタイプ的な表現で一方的な印象を与える、ってのは
>まさに斉藤さんがAERAの雑誌批評その他でやってる手法。天に唾するようなもんだから
>本人もなんだかんだと言えんでしょ。

例えばどのように?具体的なソースを希望。
660無名草子さん:02/10/17 01:58
AERAコラムで正式な雑誌名は忘れたけど、中高年男性の料理だか買い物(小物)を
特集するような雑誌を取り上げた会で、まさに雑誌のスタンスをひとりの
人格が(俗な言い方で)しゃべってるような形でまとめる(それも相当な悪意を
込めて)回があったはずだよ。
661無名草子さん:02/10/17 02:01
>>625
「上野千鶴子を後ろ盾にした」というのは、「男流文学論」(ちくま文庫版)のあとがきを斎藤が書いたことを念頭に置いてるのかも。
662無名草子さん:02/10/17 02:02
美奈子という名に萌え

戦時中のレシピについて書いた本がよかった
評論家にしては、案外、実証的に書く人だなと思う
663無名草子さん:02/10/17 02:08
>>660
だからちゃんと文章としてソースを示してくれないと意味ないです。
664無名草子さん:02/10/17 02:10
>全然説得力がないんだな。ただ書いてるだけじゃ。
>それなりの論拠を示さないと。

それへの賛否はともかく、切通はあの短い字数の中でこの推定については
「今の成人男性が夥しいヒーロー番組を観て育ったにも・・・後退しているところからみても」
と論拠を示しているね。


ときに思いついて、書評ページで「私たち」を検索してみますた。

「私たちにとって『男の中に女がひとり』は非常に見慣れた光景ですよね」
「私たちは学んだのである。女の子がすわれる席は、ひとつしか用意されていないんだな、と」

・・・・ま、いいや。
665無名草子さん:02/10/17 02:11
>>661
たったそれだけのことが根拠なのだとしたら、そら半分
妄想厨の世界だ。
666無名草子さん:02/10/17 02:17
>>650
>週刊朝日で斎藤美奈子がタカハシが出した岩波新書の文章読本をほめちぎり

週刊朝日の書評は結構嫌味まじりだったような。
手元にないから引用できないのだけど。持ってる人、引用お願い。
667無名草子さん:02/10/17 02:20
みて「も」だから例示だわな。短文の中の一例示としては必要かつ十分。
668無名草子さん:02/10/17 02:26
切通の論が妄想ならアンタ、
>『ヤマト』から『エヴァンゲリオン』にいたるこの逆転現象は、「“社畜”のように働き続ける
>ことに疑問を持ち、生きる目的を見失ったサラリーマンたちの姿を暗示している」と斎藤氏は分析

とまで言っちゃうのよ、これ
669無名草子さん:02/10/17 02:30
週刊朝日での「誤読記」など、単行本未収録の原稿がけっこうあるのだけど
そろそろ本にまとめてくれないかなぁ。

ちなみにこういうふうに短文を集めた単行本に対しては
好意的な論者は「バラエティに富んだ」と褒め、
批判的な論者は「寄せ集め」と批判する。
670無名草子さん:02/10/17 02:31
つか、「紅一点論」のテーマは「男はみな戦隊ヒーローに憧れてる」
なんてことじゃないはずだが。
あの本のテーマは「男社会の中で存在を許される女キャラはホラ、
こんなにも似通ってますよ。そういえば現実社会でもそうですね
あらびっくり」ってことだと思う。タイトルからしてそうじゃないの。
その内容を批判せずして、僕(たち)は怪獣に憧れてただけなの!
じゃ、まともな批判とはいえないよ。
671無名草子さん:02/10/17 02:51
それ、ひっくり返してみようよ。
戦隊、怪獣もののテーマとして「怪獣かっこいい、怪獣とヒーロー(ヒロイン)
の戦いはおもろい」で、さらに怪獣に感情移入までして見ててたとしたら
「そこでの女性キャラは、男性社会の視点に沿ってるの!」も、まともな批判
とは言えなくなる。
672無名草子さん:02/10/17 04:12
いや、受け手がどういう見方をしてるにせよ、
「男キャラはいろいろなありかたが許されてるのに、
なぜ女キャラは1つのありかたしか許されないの?
どうして悪役はいつも年増の未婚女なの?」という
問いかけが無効化するわけじゃないよ。
たとえば>>671は↑のような問いかけに対して、どう答える?
673無名草子さん:02/10/17 09:52
その問いは逆に切通の論も無効化しないけど、
672の問いかけへの答え、それから紅一点論がまったく指摘していないので
個人的に歯がゆく思ったのは「ヒーロー像だろうがヒロイン像だろうが、
男悪役像だろうが女悪役像だろうが、エンターテインメントの人物造形は
『型』を踏襲していく。そしてそれは時間を追うごとにどんどん溜まって
不可逆的に増えていくもの」だということ。

推理小説なんか例にとれば分かるけど、元はポー、ドイルから「孤高の
頭脳明晰な変人」というキャラを踏襲していたのが、ブラウン神父
のような凡庸でおっとり型、ハードボイルドのような肉体派、メグレ
のような実直なコツコツ派・・・などに枝分かれしてったわけっしょ。
これって別に社会がおっとり型に持っていた偏見が徐々に解放されてった
わけじゃなくてエンターテインメントに「新機軸」を出そうと次々開拓
されていったって話。
少年漫画やドラマだって、昔は「いい子」だけが主人公だったのがどんどん
ニヒルも3枚目も許容されていった。
女性キャラが比較的遅いのは、もともとその種のおはなしの需要者で男女比が
大きいことで、その状況自体がジェンダーの所産だ!というならまあ納得できる
が、セイラの登場と女性の社会進出はあんまり関係ねーと思うな(w

戦後は一貫して「女性の社会進出」と「エンターテイメントの『型』のバラエティ
増加」はともに右肩上がりなんだから『偽の相関』だと考える次第。
674無名草子さん:02/10/17 09:57
>>673
おもしろかった。

「えらい人のはなし」で女性像のバリエーションが少ないのは、
需要者が子どもじゃなくて、子どもを持った親だからかね。。
675無名草子さん:02/10/17 10:55
「型を踏襲する」じゃ分かりにくいかな。「型を踏襲する半面、貪欲に
新しいバリエーションも派生させていく」のほうが適切か。
676ガンオタでスマソ:02/10/17 14:00
>が、セイラの登場と女性の社会進出はあんまり関係ねーと思うな(w

それは関係ないかもしれないが、富野監督が「男を拒絶する性として
セイラを出した、今までのアニメの女キャラは男を暖かく受け入れる
男に都合のいい女ばかりで、それでは男が成長しない
だからガンダムを見て育った男は女性観がしっかりしてるはずなのに
どういうわけかまだ結婚できてないやつが多い(W」
みたいなことをインタビューで言ってるのをきいたことがある。

なお、Zガンダムで女キャラが増えたのは、アニメの現場に女性が増えてきて
女性観の変革を迫られたことも関係あるらしい。
677無名草子さん:02/10/17 14:36
>>673
>女性キャラが比較的遅いのは、もともとその種のおはなしの需要者で男女比が
>大きいことで、

受けての男女比の差が大きいとはいえないドラえもんもやはり
「紅一点」のパターンを踏襲してるのはなぜなんだろうね。

エンターテイメントの型がいくら増えようとも、それがエンタメで
あるかぎりは、つねに俗情と結託した形で現れる。
たとえば最近の戦隊モノには、「コギャル」キャラの敵役が出てくるけど、
「未婚の年増」以外に「かわいいけど若くて生意気なバカ女」も
「悪い女」として認知されたからで、これは20年前なら出てこないキャラだろう。

では紅一点論で浮き彫りにされていた「俗情」が古いかそうでないかは、
大企業なんかに行ってみるとよくわかる。体育会系、インテリ、理系オタク
タイプ、男はいろいろだが、わずかにいる女性総合職はみごとに
「しずかちゃん」ばかり。

わかってると思うけど、斎藤ミナコはエンタメに型があることを批判してる
わけじゃないよ。俗情が反映されやすいメディアとしてたまたま
子供向けアニメを取り上げただけで、彼女の標的はあくまで「俗情」と、
それによって無自覚に抑圧される男女双方にあるわけだから。
678無名草子さん:02/10/17 16:18
>女性キャラが比較的遅いのは、もともとその種のおはなしの需要者で男女比が
>大きいことで、その状況自体がジェンダーの所産だ!というならまあ納得できる
>が

これもひっくるめて斎藤は語っていたと思うけど。
卵が先か、鶏が先か・・・になっちゃうけど、「アニメも社会状況と切り離せない
ものがあるから、そこを辿っていくと、意外な盲点が見えてくる・・・。」
男女差が大きいことだけが原因じゃなく、その男女の中にある無意識の
差別(被差別)意識が炙り出されてくるのがポイントな訳でさ。
679無名草子さん:02/10/17 21:10
>受けての男女比の差が大きいとはいえないドラえもんもやはり
>「紅一点」のパターンを踏襲してるのはなぜなんだろうね。

??
藤子不二雄、「ふたりで少年漫画ばかりかいてきた」という自伝でも分かる通り
基本的にはドラも少年向け漫画だよ。のちには「コロコロ」が主戦場だし。
そして藤子不二雄は、よくも悪くもキャラクター造形ではまったく冒険をせず、
頑固なまでに旧時代のパターンを踏襲し続けた。
(といっても、さすがに才能の迸りというのは止められないもので
「エスパー魔美」という見事な造形をのちに彼は作ったが、これは初の
「思春期の子向け雑誌」発足に伴う環境の変化もある)

しかし斎藤しゃんの「しずかちゃんには女の友達がいない」云々の理屈って
いちばん牽強付会にすぎるとこだと思うね(笑)。
のび太、スネ夫、ジャイアンにそれぞれ何人友達がいるかってこととも
関係しているんだけど、旧少年漫画家・藤子不二雄が基本的に「人物を
限定してストーリーをつくる」っていう作劇法の観点ですべてまとめられる
と思うが。エスパー魔美も基本的に高畑君と一緒にいることがほとんどで、
あまり女友達でてこねえぞ(w
あ、あとチンプイのエリさまもな(ああ、何人ついてくるやら・・・)

680無名草子さん:02/10/17 22:33
>エスパー魔美も基本的に高畑君と一緒にいることがほとんどで、
>あまり女友達でてこねえぞ(w

それって笑い事じゃなく変だと思う。
681無名草子さん:02/10/17 22:50
>のちには「コロコロ」が主戦場だし。

え?ドラえもんは小学館の学年誌が主戦場でしょう。
いやそんなオタク的な重箱の隅のつつきあいはどうでもよろしい。

>旧少年漫画家・藤子不二雄が基本的に「人物を 限定して
>ストーリーをつくる」っていう作劇法の観点ですべてまとめられると思うが。

別に藤子不二雄の作家性が問題になってるわけではないのだよ。
「人物を限定してストーリーをつくる」ときに、どうして女子キャラはつねに
1種類に収束するのかね、という話よ、要は。エスパーマミでもなんでも
いいんだけど、子供向けエンタメでは「カレー好きでおっちょこちょいの
デブ女」みたいなキャラは、ヒロインにはなり得ないわけだ。それは
作家本人の問題ではなく、俗情を逆撫でするようなキャラでは大衆受けしないからね。
682無名草子さん:02/10/17 23:12
>>681
だから「ツル姫じゃ〜!」は新鮮だったのかな。あれも既にアナクロだけど。
683無名草子さん:02/10/18 05:56
「エスパー魔美」もチンプイのエリも、おっちょこちょいで学業だめのキャラだよ?

かわいーかどうかでいえば、作中での評価はともかく
見た目が醜悪なる主役ってのは男女関係なくエンターテインメントの
中で圧倒的少数派ナリ。世界中のすべての「おはなし」でデブ女が主役
なんて、どれくらいあったろうか。
そして、フェミニズムや平等思想がどれだけ定着しようとそれが主流を
しめることはありえない。
684無名草子さん:02/10/18 06:14
>エンターテイメントの型がいくら増えようとも、それがエンタメで
>あるかぎりは、つねに俗情と結託した形で現れる。

これはなかなかの名言。そしてさらに進めて「俗情と結託しなきゃ、いい
エンタメとは言えん」とする。

んで、世の中の「俗情」というのはおそらく斎藤さんが思う以上に複雑で
「媚びない自立した女も( ・∀・)イイ!!」「冷たく男性を拒絶する女も
ナカナカ( ・∀・)イイ!!」・・・なんちゅー部分がかならずある。
その部分が逆にエンタメでは拡大することだってあるわけで。

だからこそ「エンタメ」には現実の「オトコシャカイ」とやらの価値観・常識は
乱反射し、ストレートな反映をするとは限らない。「紅一点論」はそこを
すごく単純化して論じてると懸念せざるを得ない。
685無名草子さん:02/10/18 07:43
ふーん。なるほどな。古いか新しいかはともかく
俗情なんて時と場所によって変わるし、戦後その『型』を増やし続けてきたと。

しかしそれだけでは、最終的には >フェミニズムや平等思想が
>どれだけ定着しようとそれが主流をしめることはありえない。

となってしまうことの説明にはならないんじゃ? これは多くの“少数派”
の女性ですら、ビナンビジョの登場する物語を希望しているということを意味し
ているのか? それともこれも通俗的な男性社会の価値観による“無自覚的な
抑圧”なのか? ・・・やはりこの話題は卵が先か鶏が先か
という無限ループに嵌るのかな・・・
686無名草子さん:02/10/18 12:34
ドラえもんの裏ヒロインはジャイ子。
表にはなり得ないかもしれないけど、なかなか可愛く描かれていくんですよ。
687無名草子さん:02/10/18 19:52
>>683
おっちょこちょいのドジキャラっていうのも、少女漫画キャラ(これは
少年漫画だとか突っ込みはなしで。)の典型だよね。
「えへ、あたしってちょっぴりドジで三枚目な女の子♪」
みたいな。
688無名草子さん:02/10/19 00:06
>>687
少女漫画だと、いい子・美人タイプの女子が三枚目っぽいヒロインのライバル的な存在として登場することもあるね。
689無名草子さん:02/10/19 00:16
>688
ライバルは、積極的でセクシーなキャラクタであることも多いけど。
特に古典的な少女漫画だと、主人公は乳が貧弱、ライバルはグラマー。
690無名草子さん:02/10/19 03:35
>>687
そんで眼鏡を取ると美人だったりすると、もう完璧70年代少女漫画の
出来上がりだ!
691無名草子さん:02/10/19 06:10
荷宮和子とフィクションにおける女性登場人物の類型について
対談してくれないかな。
692無名草子さん:02/10/19 14:28
荷宮もアホ言ってることあるからなー
69320代・女:02/10/20 05:49
>646
>「発想が10年以上古い」

斎藤さんの「オヤジの発想」を糾弾する文章は、色々と共感できる部分もある。
でも「オヤジ=頭が古い」「女性はみんなオヤジに苦しめられてる」というような、
言ってみれば「(リベラル系の)オバハンの発想」にウンザリする若者も少なくないんだけど。
(そういえば「週刊朝日」の連載で、斎藤氏は「田中真紀子さんは有能だからオヤジに叩かれる」
とか書いてたけど…今もそう思ってるのかな?)
694ついでに、:02/10/20 06:11
>>599
「あんなに優れた批評を書く斎藤美奈子でさえ、脳みそには男女の違いがある
といった生物差の話になると、途端に頭が固くなり、『そういうこと言うのは
差別だ』的路線に走ってしまうのが残念」みたいなことだった。

斎藤さんは、ジョン・コラピント著「ブレンダと呼ばれた少年」については
何かコメントしてるのかな?
“双子の男の子の片割れが乳児期にペニスを事故で失い、困り果てた両親が
心理学者に薦められてその子を女児として育てた”という、有名な「双子の症例」の
その後追跡リポートなんだけど、実はこの治療は、件の心理学者が「ジェンダー・
アイデンティティは、育てられた環境によって決定される」という持論を裏付けるための
実験にすぎず、しかも「少女」として育てられた子は自分のジェンダーについて悩んだあげく、
結局は「男性」として生きるのを選んだ…というオチになっている。

…「双子の症例」は「ジェンダー=後天的に決まる」という説を実証する例として、
つい最近まではフェミニストのバイブルだったらしいけど。
どうせなら、斎藤さんにこの問題を深く突っ込んで欲しかった。
695無名草子さん:02/10/20 07:38
ウウ694
話が斎藤さんからずれるけど
そのブレンダって思春期に「自分は本当は男で、女の子が好きだ」
って言い出した人でしょ。
生まれたとき偶然ペニスがあった子だったから、
それを知っている周囲は、
ひっ、とか、ああやっぱり、って思っただろうけど、
まったく同じ発言を嘘じゃなく
「生まれが女」の者がする事例もあるよね。
いわゆる性同一性障害ってやつ。
ブレンダのケースをもって
「ジェンダー=後天的に決まる」ものではないと主張するなら
そっちの場合もちゃんと
ああこいつって本当は男なんだ、って考えるのが筋なのに
ジェンダーのしばりにうるさい人に限って
現実にはそういうのを嫌うよね。
それってなんかおかしくない?
そもそも「双児の症例」のフェミ利用もそうだけれど
自分の主張に都合のいい例ばかり持ってきて
なにかを言うのってうさんくさい気がする。
あ、もちろんこれは694さんへの批判ではなくて
研究者への意見ね。
696無名草子さん:02/10/20 08:17
>>694
その本は読んでないけど、「実験に過ぎず」ってのはマジ?
小さ過ぎる(欠損した)ペニスをもった男として生きるよりは、
いっそ女として生きたほうがいいのではないかという、
その時代のわりに男根志向な考え方も、決定の裏にあった、
というネタを聞いたことある。
697無名草子さん:02/10/23 03:13
なるほど「男らしい女らしいはジェンダーで決まる」なら
「女(男)のジェンダーで生きてる人が”生物学的な理由で”それに違和感を
覚える」という性同一性障害って へんだよね。

そういえば、「こんな病気(体質)なんかねえ。社会の需要で病気でもないものを
もっともらしく曲学阿世がでっちあげただけ」という説もあるらしいが
698無名草子さん:02/10/24 05:42
週刊朝日の新聞広告に
「斎藤美奈子が『海辺のカフカ』を斬る」
ってあって驚いた。
書評コーナーって普通広告にでないので。斎藤さんが書くことを
期待してた人がそれなりにいるだろうと見込んでのことかな。
699無名草子さん:02/10/24 06:23
なんかこの人は、足下(実力)を固めてないのに、
人気だけが先行しちゃって、ちょっとヤバイことになってるね。
本人の勘違いっぷりもすごいし、
そのうち、反動ですごいことにならなきゃいいが・・・
700無名草子さん:02/10/24 07:24
>>699
足元は十分に固まってると思うが・・・。
むしろ最近(ここ2、3年)調子に乗ったマスコミが
もてはやしすぎなだけ。
701無名草子さん:02/10/24 10:04
>700
に同意。
林真理子と同世代で、妊娠小説まで
ずーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、
裏方でやってきたんだからさ。充分足下固まってるでしょ。
702無名草子さん:02/10/24 10:17
>>701 時間かけたからいいってものじゃないぞ。アホか?
703無名草子さん:02/10/24 10:29
なんかもう飽きた。
飽きる芸風だね……
704無名草子さん:02/10/24 10:32
>>702
700だけど、時間かけたからじゃなくて十分それなりにレベルの高い
作品は出揃ってるから、全然大丈夫だと思うけど。
今、フィーバーしてるのは、ようやく斎藤美奈子を認識できた
遅い人達や「小林秀雄賞貰ったから、斎藤美奈子って名前を
ブランド使いできるぜ!」と思ってるマスコミのやり方が
目立つからでしょう。

っていうか、ちゃんと読んでる?批判はむしろ大歓迎だけど
あおりはつまらない。
705無名草子さん:02/10/24 10:49
>>698
ちゃうちゃう。『海辺のカフカ』効果を狙っただけや。
706無名草子さん:02/10/24 17:57
>699
本人の勘違いっぷりって、何だ?
斎藤が何をどう勘違いしてるのか教えて欲しい。
707無名草子さん:02/10/29 10:15
戦下のレシピ、つまらなかったー。
だから何が言いたいんだよー、って感じだ。
「あほらし屋の鐘が鳴る」で「暮らしの手帳」を取り上げた時から
「戦時下のレシピに興味がそそられた」って書いてたから、本人的には
楽しかったのかもしれないけど、あれじゃ学生のレポートだよ。(いや、
もちろん勉強のよくできる学生さんね。)

斎藤美奈子、って思うとこっちもそれなりに期待するから、ああいうのは
がっかりする。「モダンガール論」と同じく、結局調べた結果を並べただけの
年表&便覧状態。
708無名草子さん:02/10/29 10:16
あと、あのレイアウトはなんだ。読みにくいことこの上なし。
709無名草子さん:02/10/29 18:53
いや、私は面白かった。
>だから何が言いたいんだよー、って感じだ。あの本を作ることがすでに(かなり好戦的な)彼女の姿勢ととれるのでは?
だから、本文中でいつものような美奈子節を抑えたのだと思った。
710709:02/10/30 09:58
2行目に、<br>をいれなかったから、引用と本文がつながってしまった。
失礼しました。
「・・・って感じだ」までが706さんの文章からの引用。以下の「あの本・・」
が地文。
711無名草子さん:02/10/30 20:58
>>710
<br>入れなきゃ改行できないブラウザなんですか?
スレ違い質問スマソ
712無名草子さん:02/10/31 02:12
>>708
レイアウトのひどさはこの本に限らずアクティブ新書全般にわたる。
読みにくいことこの上なし。
713無名草子さん:02/10/31 09:18
>>712
あ、そうなの。もう気が狂うかと思うほど読みにくかった。
714無名草子さん:02/11/08 01:26
この人、コンスタントに書いてるから結構「これ」といったネタがなく
スレが盛り上がらないね。
今、面白い連載は『SIGHT』での「教科書が教えない国語」かな。
何が収録されているか、はよく論議になるけど、斎藤さんは教科書ガイドや
問題集までチェックして「どう教えられているか」「どのような設問が
つけられているか(解釈の誘導)」まで考察しているところが偉いね。
「文芸評論家」はなかなかそこまでやらない。
単行本化するときは実際の国語教師との対談も加えてほしいな。
715無名草子さん:02/11/08 12:54
斉藤美奈子は、フェミニズムや左翼の枠組みからしかモノを見ることができない
硬直した思考の持ち主に見える。
「うまくやっている人」をこき下ろして溜飲を下げたい大衆の妬みに迎合している。
こき下ろしのツールとしてフェミニズムの視点を利用しているだけ。
性別分業社会をどう変えるかなんて責任はまったく負う気がない。
じゃあ、ジェンダーがどうとか言うな。性差が問題ならまず男女平等なカップル
を自分でつくって子供も作って、次世代から見た「いいお手本」に自分がなったらどうか。
自分がどうやったらわからず自分がやろうともしないことを他人がしないから
といって、他人を引きずりおろす正義は正義ではない。
佐高信が女になったら斉藤美奈子になるように思う。
716無名草子さん:02/11/08 17:28
>性差が問題ならまず男女平等なカップルを自分でつくって子供も作って、
>次世代から見た「いいお手本」に自分がなったらどうか。

意味不明。よく自分の好きな映画とか本を批判されると「じゃあ、お前が
作ってみろよ!」とか訳分からない理屈展開する人がいますが、それと全く同じ。
717無名草子さん:02/11/08 18:55
>>715
結局「うまくやること」が一番なの?
うまくやってるのは、それなりに頑張ったんだから批判するなということ?
「責任」なんて言葉、誰の誰に対する責任なのか不明確なまま使っても、
それこそ「こき下ろしのツール」だよん。
718無名草子さん:02/11/08 23:14
月刊百科の「百万人の読書」が連載終了したとか。
近々単行本化するかな?
719無名草子さん:02/11/08 23:37
それにしても売れっ子ですね。

前の方のレスで、この人の文体が嫌いって言ってた人が
いたと思うのですが、私はこの文体は実は結構戦略的なものなんだと思いました。
斎藤美奈子という人を「フェミニスト」とか「左翼」という印象で語る
人も多いけれど、彼女が結局やりたいことは「既得権益」批判なのではないかと
思いませんか。ちょうど>>715の人も言っているけど、「「うまくやってる人」を
こき下ろ」しているように見えるのは、「うまくやってる」と認識されている人が
社会から「権威」を与えられた人であるからなわけで。批評家が権威に
擦り寄ったらおしまいですよね。(ある意味では批評家も権威ですけど)
だから、はじめの文体の話でいうと、彼女が論文調でなく桃尻調を用いるのは
「権威」に対する一種の揶揄と受け取れます。「出版業界」―あえて「文壇」とは
言わずに―っていうのもひとつの既得権益だと思いますし。そう考えると本当に
権威批判ができるのは、こうして無名で言葉を発している、ここの書き込みの人
たちかもと思えますね。いろいろ意見を交わしましょうよ皆様。
それにしても長々とすいませんでした。だって、ここのスレおもしろいですもん。
720無名草子さん:02/11/09 13:24
文章読本、微妙なかんじか・・・
まあでも読まんことには批判もできないし、読んでみまーす。
721無名草子さん:02/11/11 08:45
715=719と見たがどうか
722719:02/11/12 00:04
719ですが、715は私ではないですよ。
どうして同じ人だと思われるのか全く理解できないのですが……
723無名草子さん:02/11/12 00:28
>>715は、フェミニズムや左翼の枠組みからしか斉藤美奈子を見ることができない
硬直した思考の持ち主に見える。

とか思ったよ。特に>>715の後半は、あまりにベタ過ぎないか?(w
724無名草子さん:02/11/12 03:15
>○○○が問題なら、自分で△△△を作って□□□になったらどうか?

という類の文例は、Web版「直子の代筆」にでも入れて欲しいなあ。
選択肢から選ぶだけで、簡単に【何か】への批評(?)の出来上がりだ(w。
725無名草子さん:02/11/12 13:36
フェミニズムはすぐれて実践と関わりある学問だから、
こういう↑煽りはとりわけ有効だと思うけどね。
ただ715の言うお手本云々は具体性を欠き過ぎか。

>>722
両者とも斉藤=佐高という認識で一致してそうだったんで。
726無名草子さん:02/11/12 14:17
>>724
先生、出来ました!

斎藤美奈子が問題なら、715は自分で文章書いて批評家になったらどうか?
727無名草子さん:02/11/12 15:57
>>726
いや。それはそれでまたベタ過ぎ…。
そもそも読者は何を言ってもいいんだよ。

>>724
つーか、その文例は、
1.仮に彼女(また彼)がそれを成し遂げてたとしても、
 それによって自分の考えを改める気はサラサラない。
2.仮に彼女(また彼)がそれに失敗したら、待ってました
 とばかりに袋叩き。
3.そもそも彼女(また彼)はそんなことをしないであろう。

という条件において使われる常套句だな。
728無名草子さん:02/11/13 20:41
>715
同意。
基本的にこの人は他人の業績を切り売りしてるだけなんだね。
しかし若い連中には教養がないからなにやら目新しく映る。
おまけに、フェミニズム=左翼という戦後日本の「王道」をふまえているから
出版界の既得権を握るジジババ連中の受けもいいと。
言ってることは同じなんだけど言い方が違うから重宝されるという点で、
かつての新左翼のもてはやされ方とまったく同じなんですな。

でも当人は左翼と言われるのがお嫌いなようで、例の「教科書問題」で
やっとこさひねり出した「オリジナリティ」が「下品だからダメ」ってのには爆笑しました。
宮台真司のようにきちんとした学問的裏付けがあるわけではないから、オリジナリティを出そうとすれば一発でボロが出ちゃうんですね。





729無名草子さん:02/11/13 22:49
>726
『そもそも斎藤美奈子さんは男女平等なカップルを自分でつくって
子供も作って、次世代から見た「いいお手本」になどならないであろう』
…と決め付けちゃうのは、いくらなんでも失礼でしょうが(汗)

>715
>フェミニズム=左翼という戦後日本の「王道」をふまえているから
>出版界の既得権を握るジジババ連中の受けもいいと

マスコミ業界における既得権について、御本人はまんざら自覚していない訳では
ないだろう(と思う)。
ただ、評論家として「自分へのツッコミ」の視点が欠けてるのは明らかに片手落ち。

私は、斎藤氏の著作が“好きか嫌いか”と聞かれたら「強いていうなら好き」かもしれない。
が、あくまでも「既成の出版物に対する緻密な分析&明快な論理」を評価するまで。
ナンシー関をパクったような文体を平気で使ったり、妙な“関西弁もどき”を使って
文中でおどけたり等々「笑いのセンスの鈍さ」は、物書きとして相当マイナス点なのでは。
面白い・面白くないの評価は人の自由だけど、私は「あのセンス」はかなり恥ずかしいと思う。
(ついでに『あほらし屋の鐘が鳴る』というタイトルも“寒い”と思った)
730729:02/11/13 23:11
>727 でした。726様スマソ
731無名草子さん:02/11/13 23:34
715が728で今更自作自演同意してるのが涙をそそります。
732729 マジレス:02/11/14 00:00
このスレを見て思ったんだけど。
自分と違う意見(=斎藤さんに批判的な意見)の人を、
「一人の人間が自作自演」だと決め付けるファンが多いのは何故?
他所のスレでも指摘されてたけど。
批判は批判で、客観的な意見として受け止めたほうがいいのでは。
733無名草子さん:02/11/14 00:16
そう?文章読本さん江や戦下のレシピに関する批判を
「自作自演」と言ってるレスがありましたか?
少なくとも具体的に作品名を挙げて、読んでいることが伝わってくる
書き込みに対してはそんな風には言われてないでしょう。
734無名草子さん:02/11/15 00:24
>評論家として「自分へのツッコミ」の視点
とは具体的に何を意味するのか補足きぼんぬ。

しかし、ナンシー関と比較するのは、ちょと…。
仮にナンシー関が「フェミニズム」という視点で
ぶった切りをやったら、どういう反応が出るかは…
想像するまでもないな(w。
これは「女流」というレッテルを貼られた、女性
評論家(とは限らない)の現在─いや、原罪なのか。
まあ。フェミという色眼鏡を先に書かれると、
こっちも色眼鏡かけて読んでしまうよ(w
735無名草子さん:02/11/15 14:53
>734

 だってフェミだもん。「紅一点論」読めば分かる。
736無名草子さん:02/11/15 15:26
っていうか、フェミニズムは彼女の一部であって全てではないのだが。
そんなことくらい常識かと思ってた。
737無名草子さん:02/11/15 15:28
そのくせ、批判にさらされるとフェミのふりして、迫害される弱き女の側に回る。
フェミをかくれみのにつかう計算女。最低。
738無名草子さん:02/11/15 15:41
>>737
はい、具体的にどの著書のどういう個所や、どういう言動を見て
そう思ったのか具体的に述べてくださいね。
煽りとしては100点満点中5点くらいかな。
739無名草子さん:02/11/15 16:30
日和見フェミ。


ばんざい
740無名草子さん:02/11/15 21:01
斉藤からフェミニズムを除いたら果たして売文業者として成功したかどうか・・・
所々オバサン臭さ(≒オヤジ臭)が漂うあたりは>>729の指摘に納得。
741無名草子さん:02/11/16 16:44
結局737は逃亡、と。
742無名草子さん:02/11/18 02:41
「AERA」で連載してるマガジンウォーカーつまらん。
批判してる雑誌からの引用が半分以上。
文章書く意欲ないのがバレバレ。
しかも引用のほとんどが見出し。
ろくに読んでないことがバレバレ。
743無名草子さん:02/11/18 03:04
そか?漏れは「AERA」のなかでは面白い連載だと思うけどなあ。
つーか。あれに取り上げられた雑誌ってあまり読んだことないんだけど、
そういう「読んだことない」読者向けにポイントを切り取っているんでしょ?
ゆえに、実際はどうなのかはしらん。なんとなく「そーかあ」と解った気に
もなるんだけど、実際はどうなのかね??
744無名草子さん:02/11/18 04:17
そういや書き忘れてたけど、先月号の「性差万別」だっけか。
どっかの編集長が「いまや男は元気がなく、女性は元気。どうしてこういう
世の中になったんでしょう・・・」と嘆くようなかたちで女性をヨイショする、
まあそれこそ直子の代筆に入れていい文章があって、それを「性差別だ」と
言ってたけど、このへんが彼女の暴走なんだよ。

実際に女性が元気だという証拠はあるのか、はまあ正しいとして
「男に元気がなく女性に元気があると”嘆いて”いる」
 ↓
「じゃあコイツはそういう世の名が嘆かわしいと思ってるのか」
 ↓
「男尊女卑が普通と思ってるけしからんヤシ」

という理屈だったけど(要約)、こんなの真意はともかく簡単に逃げ道がある。
「男も女もともに元気がある社会が理想なので、そうでないことを嘆いているのです」。
性差万別が、彼女の文章の中で一番論理構成も着眼点も甘く硬直してるよ。
「」
745無名草子さん:02/11/18 05:13
無能なオヤジに文句つけとけば原稿料稼げるんだから、楽だわ〜

最近の美奈子女史の雑文は、行間がそう読める。
746無名草子さん:02/11/18 13:39
 彼女の著書は、文藝批評家としては結構史料を調べた上で
書いている点は評価できるけど、結局結論は教条的な「フェ
ミ」なんだよね。しかも史料の読みとり方にも問題があって、
なんせ歴史知識が「フェミ」の公式見解でしかなくて、底が
浅い。
 結局彼女から「フェミ」を抜いたら、読書好きの電波評論家
でしかないように思う。歴史や世間を知らない読者は、ちゃんと
した評論よりも、空虚な信念に支えられた電波系に吸い寄せら
れるものなんだよね。
747無名草子さん:02/11/18 17:05
>>744
はあ?違うでしょ。
「元気な女性」って言葉でヨイショできると思ってる辺りが
いまだに脳内に旧弊なステロタイプの考え方がしみついちゃってるから
指摘されたんでしょ。
読み違いもはなはだしいよ。君。
748無名草子さん:02/11/18 20:03
>746
「フェミを抜く」理由が分からない。
この人のウリは「フェミニズム思想を基本としているのにややギャグっぽ
くて面白いコラム・評論」だろう。
その中心たるモノを抜いたら駄目駄目じゃん……なんて言われてもねえ。
当たり前じゃん、としか言いようがないんだが。
749無名草子さん:02/11/19 06:18
>>747
当人の文章がそういう論理構成だったんだからしかたない
750無名草子さん:02/11/19 06:31
それに女性を「しとやか」「女性特有の細やかさ」といったり
男性を「いさぎよい、男らしい」と褒めるのならステロタイプ
だが、「元気だ」は”ジェンダーフリー”(和製英語)の褒め言葉だ。

もし「元気だ」→ステロタイプだあ、なら、その発想もまとはずれ。

あ、ステロタイプってのが「ガイシュツの言い回しじゃん」という
意味ならそれは正しいがね
751無名草子さん:02/11/19 17:59
>>750
だーかーらー、男性と女性を比較して「女性が元気な世の中は」
って言えば褒め言葉になると思ってる辺りが勘違いなんだって。
752746:02/11/19 23:55
>749

 じゃ、救いようないじゃないか^^。

>751

 女は昔から元気なんだよ!
753無名草子さん:02/11/20 00:37
>752
>女は昔から元気なんだよ!
……なんかもう、いいよ。
斉藤美奈子を批判する人の一部は、フェミニズム思想を理解する
気なんかハナからないってのはよく分かった。
754無名草子さん:02/11/20 01:01
噂の真相の連載にやたら拘る人って上の方で、新潟日報に関する
指摘をまるっきり誤読して暴れてた人?
755無名草子さん:02/11/20 06:00
新潟日報の話って結局「性的な話=女性差別」(という斎藤説)のドキュン
ぶりが指摘されて終わってるが・・・
756無名草子さん:02/11/20 06:22
>>752のDQN振りはおいといて(騙りか?)、
>>751は話をループさせてるだけのように思えるぞ。
それにしても>>753の嘆きはイタイな・・・ってこいつも騙り?自作自演?
757無名草子さん:02/11/20 07:33
>斉藤美奈子を批判する人の一部は、フェミニズム思想を理解する
気なんかハナからないってのはよく分かった。
------------------------------------------------------------------------

それは違うでしょ。
むしろ、斎藤美奈子のフェミニズムに対する短絡さこそがここでは問題になっている。
斎藤のフェミに対する漠然とした歴史的認識は、それこそ、「女は元気」とかいうオヤジと同レベル。
そして、批判をすべてフェミに対する無理解、にすり替え、個人的な批判を受け付けないという処世術もあまりにも単純すぎる。
758746:02/11/20 09:32
フェミニズムでもコミュニズムでもナショナリズムでも
「イズム」のフィルターがかかっちゃうと、真実が見え
なくなるもんなんだよ。女性に理解があるのと、フェミ
ニズムに理解があるのとは、全然別だよね。
759無名草子さん:02/11/20 18:17
早朝六時から連日カキコしてる人痛いね・・・。
ここでは問題になっているってお前が一人問題にしてるだけだっつーの。
そんじゃ、そもそも伺いますけど、フェミニズムの歴史をどうお考えに
なってるんでしょうか。
そもそもフェミニズムとはどこからはじまった学問だと?
もちろん、きちんと論理的に答えてもらえるんだよね。
斎藤美奈子のフェミニズムの浅さを指摘するくらいなんだから。

書き逃げなんてしないよね。
760無名草子さん:02/11/20 18:32
>>755
はぁ?あなたのドキュンぶりに皆呆れて避難したっていうのが結論でしょ。
ありもしない話しをでっち上げる辺り、歴史修正主義者ですか?、なんて(w
761無名草子さん:02/11/21 00:26
>>759
まだ働いてる人も多い午後6時からのカキコもだいぶ痛いデシ(笑)。
762無名草子さん:02/11/21 04:26
>>761
早朝六時君の反論、それだけですか?
フェミニズムに詳しいふりしたけど、結局知ったかだったと。
763無名草子さん:02/11/21 09:27
>>762
ガラ悪いねー、
あんたからみ酒でしょw
764 :02/11/21 09:42
ここ一週間の過去ログ読むと同一人物のカキコが丸わかりで楽しいな。
765無名草子さん:02/11/21 09:45
でもフェミニズムがどーたらこーたらって言ってる割には
「じゃあ説明してよ」と言われた途端に尻尾巻いて、>>761とか
>>763みたいなレスしかつかなくなるのって、あまりにも分かりやすくて萎え。
766無名草子さん:02/11/21 09:47
結局「嫌い」と思っても、まともな批判ができる人がいないのか。
それはそれでつまらない。
まともな批判が読みたいから。
767無名草子さん:02/11/21 10:00
うん、うん、
いかにも斎藤読者らしい反論、言いがかりの付け方だね。
やっぱ類友かw
768無名草子さん:02/11/21 10:16
語末に全角のwつけるの好きだね。そこの君。
早くフェミニズムについて語ってよ、くだらない煽り
入れてないでさ。
それしか出来ないんだったらしょうがないけどさあ。
9時27分から33分後の投稿おめでとう。
769無名草子さん:02/11/21 10:24
>768
鋭すぎる指摘にワラタ
770無名草子さん:02/11/21 13:59
というか意味不明でまとはずれの指摘にわらた。レストレードもびっくり。
全角wってことは262は267と同一人物ってこと?ヘボ探偵だなあ。
片方は斎藤擁護、片方は斎藤批判じゃん。何のためにかな?
つーか、「相手は同一人物だ、けしからん自作自演の連中だ」ってのは
それ自体が論証不可能の煽りなんだよ10:16さん。
擁護したいなら、まともな弁護を彼女のためにしてあげなよ。
さいごにwをつけておきますw
771無名草子さん:02/11/21 14:02
たとえば764(名前空欄くん)は、たぶん「同一人物のカキコ」とやらを
当てられないだろうね。まあ、ハッタリかましたい年頃もあるさ。
おっとと最後にw
772無名草子さん:02/11/21 14:08
>>770訂正。二行目は
「763は767と同一人物ってこと?」です
773無名草子さん:02/11/21 14:32
北朝鮮の言論弾圧もビックリ。
このスレに常駐してる女看守さん怖いね。
774無名草子さん:02/11/21 20:41
斉藤のこういう発言もフェミになるのかな。
「文壇アイドル論」岩波書店
下から「成り上がった」林真理子と、上から「降りてきた」上野千鶴子。
男社会に受け入れられたいという願望をあらわにし、逆に男社会から強烈な
バッシングを受けた林真理子。
男社会を舌鋒鋭く批判したわりに、男社会での居場所をちゃんと確保した
上野千鶴子。

斉藤にとってはフェミというより、既成の文壇や評論家に居心地の悪さを
感じているように思えるけどね。
むしろ2ch的一般人とアマチュア文壇、評論家の対立を揶揄したかった
ような。
775無名草子さん:02/11/21 23:16
ちゃんと批判しろ、というだけでここまで荒らす人がいるのも
驚き。
自分で正体ばらしてるようなもんだよね、それじゃ。

776無名草子さん:02/11/22 00:13
ちゃんと批判しろという「だけ」????
勝手に○○=XXと決め付けて「○分後の書き込みごくろうさん」
「文末に『w』をつけているから同一人物だ」・・・これの異常性
の指摘ですら「荒らし」とはとは。つまりまたもや>>442が証明されたと。
777無名草子さん:02/11/22 02:35
>>442>>776
つまり君は300も前のレスにまだ拘ってる異常な粘着野郎だということが
照明された訳だね。
それなら俺も大賛成。
778無名草子さん:02/11/22 08:48
>>777
男言葉が浮いてるよ。
斎藤美奈子「だけ」読んでフェミがわかったつもりになってる女看守さん。
779無名草子さん:02/11/22 08:58
>>777
議論するとき、過去の資料や議論を参考にしない人が相手とは嘆かわしい。
それじゃ斎藤センセイは「60年前の婦人雑誌にまだ拘ってる
異常な粘着野郎(←ジェンダーフリー)」だ(笑)。

>>778
逆もまた真なりで、その書き込みを「今までの”女看守”に違いない!」と
決め付けたって証明不可能で非生産的だから、お互いそれをやめなあかんよ
780無名草子さん:02/11/22 09:16
>774

 林真理子が男社会からバッシングを浴びたって認識そのものが
間違いだよ。彼女は文学賞の選考委員もやってるし本も売れてるし
ちゃんと居場所確保してるじゃん(例のアグネス論争のときは、
保守派のオジサンたちゃ林真理子を擁護したんだから。
 さらに言うと、彼女が男社会に媚びた、という表現じたいが、
完全なフェミじゃん^^。

 上野先生は、フェミニズムが左翼の最後の砦という意味で、
左翼マンセ−のアカデミズムにちゃんと居場所を確保したのは
矛盾でもなんでもない。
781無名草子さん:02/11/22 09:23
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782無名草子さん:02/11/22 09:32
斉藤綾子って最近何してる?
783無名草子さん:02/11/22 10:28
>>780
林真理子はものすごいバッシング(というかセクハラに近い揶揄)
をされまくってたよ。
男の嫉妬をモロにかぶった形で。
784無名草子さん:02/11/22 11:37
たとえば小谷野敦が(フェミ系の論者からも)容姿を揶揄されるのも同じかな。
785無名草子さん:02/11/22 11:54
>784
小谷野ネタは小谷野スレでどうぞ。
786無名草子さん:02/11/22 18:38
ま〜容姿を揶揄するやつは、どこにでもいるからな。
フェミだろうがオヤジだろうが^^.
787無名草子さん:02/11/22 22:59
つうか女性誌もたたいていた。
しかし、それはデビュー当時の田中康夫にも似た、軽いカルチャー系から
文学に飛び込んだという点。男女に関係なく「欲望をむき出しにする
みっともなさ」をさらすタイプだったからじゃねえの。

そういや、こういう議論が「文壇アイドル論」でなされてるわけだが
788無名草子さん:02/11/23 12:53
>>778
あんた漢だね、ホレタ!
789無名草子さん:02/11/23 15:39
橋本治ファンではあるが、
文壇アイドル論と紅一点論を読んでみた。
文壇〜は、あまり対象者の本を読んでなかったせいもあるのか、
「なる程こういう仕組みだったのね、ふんふん」とか思って楽しんだが、
紅一点論は、どうも、一般的「ウーマンリブ臭」がしてて、ちょっと。
分析するのはいーけれど、伝記もアニメ他も「商品」という送り出す側の示唆について、
もうちっと突っ込んで欲しい。
戦隊モノが玩具会社と軍備拡張云々、なんてのは、言葉としては面白いけど、
そんなの一般的に流布してる話だし。
何となく、自分の男性性を甚く刺激される後味の悪さがあった。
それが、橋本治的な壺を、斎藤が外してる不快感として。
男社会における相対的な「女性性」の扱われ方よりも、
絶対的な「女性性が求めるモノ」として、「なぜ魔女っ子が蔓延してるたの?」
ってな方向を期待してたんだけど。
むしろ、同性について語って欲しいんだよな。
790無名草子さん:02/11/28 00:16
そーいうのはむしろ身内の告発になっちゃうからできないんだと思う。
女のオナニーの告白みたいなもんだから。
791無名草子さん:02/11/29 01:26
「文章読本さん江」と「文壇アイドル論」が平積みされてた。
「文壇アイドル論」、俵万智とばななのの章がおもしろかった。
「文章読本さん江」は村田喜代子の「名文を書かないための文章講座」を扱ってないんだね。
ずるい感じ。
792無名草子さん:02/11/30 02:27
たくさんの資料を扱った本に対して
「(私が知っている)○○という資料を扱ってない」
と例外を見つけて指摘する批判は陳腐にもほどがあるので
やめた方がいいと思われ。
その○○によって本文全体の論旨が変更するほどのものなら
話は別だけど。
793無名草子さん:02/11/30 14:09
>>792
スレ的にはつまんないが、正論だと思う。
794無名草子さん:02/11/30 15:28
美奈子は女の作者に対してのスタンスがあやふやだよね。
あからさまに攻撃できないけど、芸風はクレーマー。
そこらへんに弱点がほの見えつ。
795無名草子さん:02/12/01 21:45
タイトル間違ってる。
正「名文を書かない文章講座」

過去の文章読本に批判的なのは、このタイトルにも表われてる。
あと、村田はこう書いている。
「私は昔から、文章作法について書かれた本を読むことに不快感があった。
どこがどう嫌なのか分からないまま、若い頃からその手の本をあまり近づけなかった。
だが、自分が今こんなものを書き始めて、やっと不快の理由が見えてきた。
つまり田圃の仕事を教えるのに泥に手を汚さないのと似ている。
田圃から遠い机で演習を講義している印象があるのだ」

これも斎藤さんの分類が当てはまるかな。
自分としては、有名な文章読本からひとつ頭抜けた、良い“文章読本”だと思うのだけど。
村田話スミマセン。
796無名草子さん:02/12/02 12:48
え、それでその続きは?
ちょっと私に書かせてみな!
だったら同じでは・・・。
797無名草子さん :02/12/03 00:27
続きを引用します。

 『むろん文章作法を論じるような作者なら、本人も田圃に足を入れて仕事をしているのだが、「作法」という講義の形そのものがどうしても泥田から足を引き抜かせる。
 実践編の最初に記さねばならない「テーマ」論が、そもそも田圃から最も遠い所の演習である。できるだけ田圃のそばで述べてみよう。
 文章を作るとき、テーマはまず一番にやってくる関門だ。これを考えずにまとまった文章を作ることはできない。しかし立派なテーマを考えたからといって、いいエッセイができる保証はない。ほとんどないのである。
 たとえば、母の愛をテーマに書こう、なんて考えたとする。それがテーマなら、不要である。それはまとめの感想であって、あとで読む者が感じることだ。実際に書くときのテーマとは、もっと切実に具体的なものをさすと私は考えるようにしている。
 母の愛について書くなら、母のどういう部分についてか、具体的に頭に浮かべてみよう。愛、などと初めから抽象的に捉えると部分が浮かんでこない。
 これは、連想ゲーム形式でやると出てくる。まずは目に浮かぶ母から、次々に連想をのばしてみよう。そこで次のような図式で考えてみる。
798無名草子さん:02/12/03 00:28
 母−−幼いころ布団をかけてくれた−−優しかった母。
 これでは童謡になってしまう。
 母−−田仕事で荒れた手−−苦労した母。
 これもいけない。かつては母はみんな苦労したのである。
 母−−田仕事で荒れた手母−−田仕事で荒れた手−−
 これは朝日カルチャーの生徒さんが書いた「母」のエッセイの核となったイメージである。布団をかけてくれる母の手より、リアリティがある。米を計るときの人の手の形が読者の目にも浮かぶ。昔は今より米は貴重だった。食物の乏しい時代だった。
 母の手が新聞紙に米を広げる−−子供の手がそれを選る−−母と子の手が米に混じった石やゴミを取る。
 という具合に、連想ゲームで次々に思い出を甦らせてくれたら、まずこのエッセイは書く前から成功だ。(後略)』

どうでしょうか?
ちなみに、村田喜代子は10年近く前から、朝日カルチャーセンターで文章講座を担当しているそうです(本は2000年出版)
799無名草子さん:02/12/04 14:00
エキサイトで2件発見しましたので貼っておきます。

斎藤美奈子が支持される理由
http://media.excite.co.jp/book/news/topics/003/p01.html
『L文学完全読本』
http://book.magazine.co.jp/detail.jsp?seizoBumonCd=SS&seizoGosu=1415
800無名草子さん:02/12/05 23:15
この人が出てきたとき、期待したんだよー。
ああ、日本にもやっと女流作家をフェミで解析して語れる人が!って。
男性批評家の、父権とか母系社会みたいな空々しいタームを並べた、
上から見下ろし系の、知ったか馬鹿の批評には、うんざりしてたから。

期待はずれでした。
文壇アイドル論とか、男性作家の文章読本にケチつけてるだけ。
オヤジ御用達フェミ批評家でいるぶんには、
食いっぱぐれもないし、批判にさらされることもないだろうけど。

でも、まだ期待してる。
女流作家を、その商業性、キャラ、立ち位置からでなく
(結局、女版福田じゃん、という悪口が聞こえてきそうな)
作品のみで純粋に批判批評。待ってます。
801無名草子さん :02/12/06 01:13
>男性作家の文章読本にケチつけてるだけ

そうかも。
今は文章読本(by男性作家)とは一味違う、女性作家の文章読本もあって、
そういうのは実践(?)実例として大事だと思う。

802無名草子さん:02/12/07 01:39
女性作家の文章読本も例にとりあげられてなかったっけ?
803無名草子さん:02/12/07 04:04
>>802
美奈子が同性をヒハンするときってちょっとゴーマン入るよね。
804無名草子さん:02/12/07 07:17
>>800
どうしてあなたは女性作家を女流作家と呼ぶのですか?
どういう意図が働いているのでしょうか?
805無名草子さん:02/12/07 17:54
>804

 慣例だろ、慣例^^。

 閨秀作家という言い方もあったな、昔。
806無名草子さん:02/12/07 22:04
>>804
その質問にはどう糸が働いているのでしょうか?
807無名草子さん:02/12/21 00:47
そろそろ最新単行本「L文学完全読本」を入手した人がいるかも。
808無名草子さん:02/12/21 00:48
とりあえずあげてみる。
809無名草子さん:02/12/21 02:12
804ってネタだよね?本気だとしたら怖すぎる・・・・余裕無さ過ぎ。
810ファンですが:02/12/21 23:13
それまで軽んじられていたジャンルである
少女文学&その発展系にあたる作品を再評価すべき!
との意気込みはわからんでもないが…山本文緒と唯川恵を
ひとくくりにしてしまってよいのかどうか。でも傍から
見たら、この2人ってそっくりなんだろうなぁ。
本文中に登場する評論家(例・藤本由香里)も「L文学」の
定義づけに100%の同意というか理解はしていなかった模様。
<斎藤美奈子・編>ではなく、何ならとりあげている作品の
解説まで全部自分でやってほしかったかなー。この人には
孤高の?存在でいてほしい。女相手だったら徒党を組むのも
やぶさかではないってことか、と格好のネタにされそうだ。
811無名草子さん:02/12/22 00:44
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
812無名草子さん:02/12/22 02:17
何で急に注目されはじめたんだろ、この人。
中島梓の二番煎じという気がしなくもないが……
813無名草子さん:03/01/01 13:18
保全
814無名草子さん:03/01/01 13:20
ふざけんなっ。(吐き捨てるように)
815無名草子さん:03/01/01 13:28
「L文学」の中に笙野頼子まで入れてしまったのは
いかにも捉え方が雑駁だと思う。
816無名草子さん:03/01/12 17:28
青山ブックセンターでトークショーやるね。
817山崎渉:03/01/12 18:45
(^^)
818無名草子さん:03/01/13 22:05
>>815
確かに笙野が女だとは言えんわなw
819無名草子さん:03/01/14 01:25
>>818
誰かが言うとは思ったけど…。
>>815はそれを企図したわけじゃないと思いたい。

820みなこ:03/01/14 22:54
女のコ同士で悪口なんか言えなぁ〜い、だって嫌われちゃうもん♪
821無名草子さん:03/01/19 01:52
ブクオフに1冊もなかった。
残念。
822815:03/01/19 11:05
ってゆうか、笙野は全然L文学のカテゴリーに該当しないジャン。
つまり斎藤のいうL文学の特徴に笙野は当てはまらないわけよ。
(例…本の表紙がいかにも女の子受けするみたいな所。以下は本書参照)
だから何ボケたこと言ってるんだって思ったわけ。
唯川恵と山本文緒を一緒にするのもまだまだ見方が甘いし。
篠田節子まで入れていたのには、文芸評論家の目としてはどうかと思った。
作家の個々の作品を追うのではなく、その作家の作品の傾向を把握して
論じるべきでしょ。たまたま篠田の「女たちのジハード」が現代社会の
矛盾と向き合う女性群像を描いていたからと言うだけで即L文学に入れてしまう
L文学で一括しようなんて、発想が大雑把だよ。
823無名草子さん:03/01/20 01:48
笙野のブスに対する自意識ぶりは異常だね。
824無名草子さん:03/01/22 00:39
異常なくらいじゃないと、普通に馬鹿にされるし。
825山崎渉:03/01/23 04:08
(^^)
826無名草子さん:03/01/24 09:03
age
827名無しさん:03/01/25 02:53
てか、『文章読本さん江』が小林秀雄賞受賞作品かよ!
正かな論者の基本文献は読んでいないし、あれって文章指南の多様化の
追認にすぎないわけでしょ。んで、「悪口」(毒)でカヴァーしようと
してる。かなりセコすぎる内容。
他には『読者は踊る』しか読んだことがないけれど、あれも「評論」では
なくて「愚痴集成」。だいたい、飛ばし読みをして(あとがきだけを読んで)
著者とか本の内容とかを馬鹿にすることじたい、どうかしてる(『はじめて
のクラシック』なんかその好例。おい、かりにも評論家なら、著者の意図
を汲み取れよ)。悪口を言って笑い飛ばすだけで「評論」というのは狡猾
だし、それに「そんじょそこらの読者代表」ってモットーもなんだか単なる
自己弁護に見えてしようがない。
828無名草子さん:03/01/25 20:01
>827
著者の意図を汲んだ(w)、セコくない評論が読みたいんなら
別に斎藤美奈子じゃなくていいし。
つーか『妊娠小説』くらいは読んでから斎藤美奈子「評」しろよ
829名無しさん:03/01/25 21:36
>>828
「評論」の基本スタンスわかってます? 誤読はもちろんあってはならない
ことでしょう。ましてや謂れのない「非難」があってどうする?
斎藤氏は「文藝評論家」を自任しているようなので「あーたのそれは『評論』
ではないよ」てなことを申しておるだけです。
『妊娠小説』がどんなものなのかは知らんが、少なくとも上記二冊はこれこれ
こうだ、って「書ける」わけで、俺が『妊娠小説』を読んでいるかいないかとい
う問題は、少なくともこのコンテクストには全く無関係だと思うのだけれど。
830無名草子さん:03/01/28 10:15
趣味は読書。あげ

みなこ、おそるべし。
831無名草子さん:03/01/28 19:16
>>827
あなたのも批判になってないよ。悪口ではなく批判を書きたいのなら
もう少し具体的に冷静にね。
832無名草子さん:03/01/28 23:17
>831
あなたのも批判になってないよ。悪口ではなく批判を書きたいのなら
もう少し具体的に冷静にね(w

批判ではなく827の悪口を書きたいのなら
もう少し2ch的に辛辣にね(w
833無名草子さん:03/01/28 23:40
>>831
よし来た。「具体的に」ね。ではあなたも「具体的な」反論をば。
(つーか、俺のって「悪口」ではないのにねー。しかも、当方はつとめて
冷静であるというのに。誤読は不可、ですぜ。逃げないように。藁)

まず、『読者は踊る』(文春文庫)でp268での竹田青嗣批判。
竹田氏のフェミ批判に対して、その認識を批判するくだり。「二十年以上遅れている」
とか「大ボケ」とか言い返すのだけれど、その批判が批判になっていない(笑)。
「フェミニズム入門」とかいう本から「理論」を引用し、「こんなふうにフェミは細
分化してるんです」みたようなことを言ってのける。かりにも評論家なら、理論と実践
とを分けて考えるべきではないのか。しかも、「実践的」な部分で大勢の反応がほぼ
一致するのはごく自然なことだと思うのだが。大衆の認識を権威の外から批判すれば、
御自身も「権威化」してしまう。これに自覚的でなければ「評論家」の資格なし。
だのに斎藤氏はわざわざアリバイ的に「そんじょそこらの読書代表」と自己弁護して
いる。これは矛盾ですね、明らかに。そもそも「知らぬはオヤジばかり」というふ
うに、「オヤジ」像を一般化することからして、『モダンガール論』の著者として
は「あるまじき行為」なんじゃないのでしょーか。
トーシローからしても、フェミの細分化はセクト間抗争に見えて仕方ないんだが。

p108では、黒田恭一の『はじめてのクラシック』を批判。批判するのはいいのだけ
れど、「あとがき」だけから引いて(しかも飛ばし読み)批判とはひどすぎる。
だいたい、黒田氏がこの本で目指していることは、ブルックナーやマーラーが肩肘
張らずに聴けるようになるということ。「ミカンの比喩」を延々(大嘘)と説く
わけでもないし、「中身がからっぽ」なわけでもない。ひたすら笑い飛ばすだけの
「評論」では、引用も意図的になるというものです。
834無名草子さん:03/01/28 23:50
>>831
続きです。

p301からは、『ひめゆりの塔』の偽善主義批判。こういうスタンスは別に新しいもの
ではないんで、「戦後史」では『きけわだつみのこえ』が国家に利用されてたっての
も常識の範疇(誰かが新しいって言ってたからいちおう反論)。
p384からは国語辞典を検証(?)。けど、これは百科語ばかり。いやしくも「評論家」
ならば、基礎語を混ぜておくのが当然の記述。この人は国語辞典の使い方もわかってお
られないようだ。だいたい、国語辞典が力を入れるのは意味論的な検証であって、百科語
は附随的なもの。ですから『広辞苑の嘘』のような本も国語辞典批判本としては通用しな
い。
835無名草子さん:03/01/29 00:10
>>831
続きです。

まず題名からして大仰な、と思ったのが(しかも古い! と思わせたのが)
p69の『日本列島は世界の縮図説から国内植民地問題を考える』。
だいたい、何も「考え」ていない(笑)。スレの立て逃げと一緒。
「コロニアリズム」という言葉で何かお考えになった積りのようですが、
まったくの見当はずれ。はなから少数言語の問題を無視しておいて『地域
ナショナリズム』に走る。それって奇を衒っただけの話でしょ。しかも
アンフェアだ。論理の飛躍だ。ブラックボックスだ。
都市論の視点からすれば、地域や地方は首都のフェイクとしてあぶなっか
しくも「成立」しているわけだから、だいたい「地域ナショ」を持ち出す
時点で時代遅れ。ネオ方言とか新方言とかの生滅が割と活発なのは、熊本
などにかぎられる。しかもそれは、ナショナリズムとは無関係。
そこで、言語の問題ぬきにしてコロニアリズム或いはポストコロニアルを
検証するのは不可能、ということになるわけだが、本書に言語の問題はい
っさいなし。あったとしても、ジェンダーの視点からのもののみ。
安田敏明は、方言と標準語を「使い分ける」ことには懐疑的で、言語の民
主化を! などと言っているが、これもややもすればイデオロギーに転化し
がち。というのは、「民主化」に定義を求めることじたいがイデオロギッ
シュだから。そこにはやっぱり、レヴィ・ストロースが憂慮したような基準
の介入があるわけだけれど。斎藤氏はそんなものには端から興味がないのか、
あったとしても無視してしまったのか、「保護」を求めず、むしろ「地域
ナショ」の批判にはしる。まあこれは考古学でも問題になったことですけれ
ど(「ご当地」考古学)、そもそも、歴史記述に懐疑的な態度をお見せにな
るのならば、「標準語」にこそ懐疑的であるべきなのじゃないのかしら。
836無名草子さん:03/01/29 00:26
>>831

>>827で「正かな論者の基本文献は読んでいない」と申しましたが、それは
参考文献からも、また、『文章読本さん江』のp186からも明らか。福田恒存
の主張をまったく汲み取っていない。福田は、正かなの整合性をこそ説いた
はずであって、ここに挙げてあるような甘っちょろい主張を繰り返したわけ
ではない。だいたい、斎藤氏は用言の活用すらご存じないらしい。正かな論
者の最大の根拠は、活用の整合性だのに、それを落としているなんて、不勉
強の謗りはまぬかれまい(八年も資料を漁ったというのに)。
で、着地する地点も在り来り。在り来りすぎてバカみたい。てか、これ八十
年代の視点なんじゃねーの(美奈子節)。だいたいここに挙がっている文章
読本なんて、誰も「権威」なんて思っていたわけじゃないし(というか既に
誰も思っていない)、アメリカ式のテクニカルライティングをそのまま基調
としてるだけなのに、皆が有難がっている。挙句に「小林秀雄賞」だって。
837無名草子さん:03/01/29 00:33
>>835
安田敏明は「敏朗」に訂正。
安田氏の主張は確かに明快(ちなみに「明解」は商標)なだけに、追随する人も
多いし、また、好意的な意見も多いのだけれど、小熊英二は『〈民主〉と〈愛国〉』
で、共産党内の言説を紹介して、安田氏の主張(民主化)のイデオロギー性を喝破
しています。
838無名草子さん:03/01/29 12:27
趣味は読書。ゲットしました。
行間が広いのはちょっと好みではありませんでした。
839無名草子さん:03/01/29 12:38
>>833-877
おもしれ〜 明解だねw
どう反論するのか見物w
840無名草子さん:03/01/29 17:03
『趣味は読書』186Pに、

脳に性差があることを全面的に否定したいわけでもないけれど

と、ありました。

841無名草子さん:03/01/29 17:39
斎藤さんの書評って小馬鹿にしたり茶化したりばっかですね。
842840:03/01/29 19:06
あ、タイトルに”。”を打つのを忘れてた。

と、まあそんなことを書き込むついでに831さんへ、少し書こうかな、と。
指定された反論者でなくて申し訳ないんですが。

>トーシローからしても、フェミの細分化はセクト間抗争に見えて仕方ないんだが。

ん?フェミのセクト間抗争についての概観が主じゃないのかな?あの文の骨子は。
「思えば遠くへきたもんだ」って感じの溜息が聞こえてきそうな。
『フェミニズム入門』の紹介文にも、「セクト争い」を俯瞰するには便利な云々・・・、
とかいてありますよね。(文庫では269P)831さんの言い様では、まるで斎藤
氏がフェミの細分化を深化=進化とし、それを知らぬオヤジどもはおっくれてるね〜、
と書いているように読めます。
竹田発言については、竹田氏もゆるい発言をしているので、まぜっかえされて話の枕
に使われても仕方ないような。でも、文章の流れからみると竹田発言は、世間でのフ
ェミニズムの捉え方の一例、として呼び込まれてるんですよねぇ。
そこは「世間」か?って気がする・・・・・・。

まあ、”知らぬはオヤジばかりなり。フェミニズム本の二十年”ってタイトルは
おかしいわけですけど。知らぬのは、オヤジばかりじゃないからね。

ところで、私も斎藤氏が自分のことをことさらに”一般読者”とするのが嫌なんです
よねぇ。「種も仕掛けもございません」みたいな口上なんだろうと思ってみても、
「そんな口上いらねぇなぁ〜」と思ってしまう。
>>842さん
最後の一文が余計でした。というか、そう誤解されても仕方のない書き方でした。
どうかご寛恕頂きたい。「トーシローからしても」の「も」は、斎藤氏のような
「文藝評論家」とかいう肩書きを持たない「私」でさえ、という含みをもたせて書
いた積りでした。つまり、斎藤氏の言うことは素人だって知っている、そう見え
ても仕方ないのに、それを「根拠」に竹田氏を批判するというスタイルが批判に
なっていないよ、ということを申したかったのです。つまり、「プロパー同士の
熾烈な論争」を理由に、竹田氏の認識を責められるか、ってことです。ちょっと
舌足らずでした。私は「誤読」は不可、などと主張する建前上、文章全体を読んで
から判断しています。ただ書き方が誤読を誘うような表現でした。忝い。
いやはや、妄言多謝。
844833:03/01/29 23:38
というわけで、『趣味は読書。』を購入して読んでみました。
読んでみたはいいが、書き下ろしの『本、ないしは読書する人について』から
して「ちょっと待ってくれ」という内容だとお思いになりませんでした?

p16L7に、「『知識人』と『大衆』なんていう単純な階層論で割り切れるほど、
本の世界は簡単ではないのだ。」とあり、斎藤氏は「読書人=多民族説」をとな
えておられます。唱えるのはいいんだけれど、これは結局一種の「階層論」じゃ
ありません? 専門家(とくに人文社会学系)の態度は権威主義だと断罪し、「過食
型の読者」を差別化し、しかも特に「読書依存症」を誇りにする人々を扱き下ろ
す。そのあとに「善良な読者」を想定する。これを斎藤氏は「同時に『健全な労
働者』であり『真っ当な生活者』である」(p21)と別の定義まで与えている。
このテの定義ってどこかで見たことある! と思ったらほら、かの「下部構造」。
これこそ大衆社会の見誤りでなくてなんでしょう。せっかくオルテガが、教養を
喪失しつつある専門家を「大衆的人間の原型」と捉え、「大衆」を労働者から
奪還してみせたというのに、しかも巨大な中流階級を見出す糸口をリースマン
が与えてみせたというのに、斎藤氏はそれを端から無視。お得意の「安易な一
般化」へと走り(p16で、「あとは勘だけでいくけれど」といけしゃあしゃあと述
べてみせるが、それもスタイルだけ。それと最後のほうで「私も『善良』ではない」
とまたもアリバイ的発言)、「読書」のスタイルに価値観を導入することで階層と
は無関係(と思われる)の「善良な読者」を想定する。これはやっぱり権威主義で
しょう。「権威になってはいけない」という自戒のことばをどこかで述べておら
れたが、こういう斜に構え(てみせ)た見方が、結局「権威」に陥る。小谷野敦も
同じことを危惧していたけれど(ちなみに、中流階級崩壊論争については、五年
ごとに行われるSSM調査の結果を踏まえなきゃならんので結論できない)。
845833:03/01/30 01:45
>>843の「建前上」は「手前」に訂正。
846無名草子さん:03/02/01 03:06
すみません。
833の異常な長文が怖いんですが。そして832の書き込み後に
冷静ぶって長文投稿してるも839でバレバレの自作自演してる辺りが
非常に痛いんですが。
847無名草子さん:03/02/01 06:14
うわー、反論は結局「長文キモイ」と「自作自演に決まってる!」か。
無残ナリ。

しかしこのスレの斎藤擁護派、しょっちゅうその手の発言してるね。
まあ面白いから聞いてみよう。
>>846さんはぜひここで、>>839を「自作自演だ」と判断した根拠を説明するように。
「846」という署名入りでね。
848無名草子さん:03/02/01 07:09
ひさびさに覗いてみたら、女看守さんご健在のようで嬉しいですw
しかし彼女は何者なんだろう……
スレ立て本人なのか、長いよね、このスレに常駐して。
849無名草子さん:03/02/01 07:25

「女看守」って言葉を使って決め付けている無残さも
反省した方がいいと思うのだが。
あなたが斎藤美奈子を嫌いなのは分かるけど「擁護派」だの
「女看守」だの言い続けてる低レベルさをもう少し自覚した方が良いよ。

ちなみに女看守と判断した根拠は聞かせてくれなくてもいいです。
だけどすこうし頭を冷やしてこのスレに寄り付かないでもらえると
ありがたい。
850無名草子さん:03/02/01 07:34
あいかわらずスレを私物化して、恫喝する姿勢もナイス。
その「私がルール!」という思いこみはどこからくるのだろうw
やっぱりスレ立て本人だから?
いやあ、ほれぼれするねえ……w
851無名草子さん:03/02/01 07:47
>>850
だからさあ・・・。スレ立て本人でも多分君が「女看守」と
決め付けてる人でもないんだけどさあ・・・ただそうやって
スレのまぜっかえしをしたいだけの人に荒らされたくないって
それだけなんだけどねえ。
冷静に自分のやってることを考えてみなって。
ひょっとしてまだ成人してない人ですか?

>>827
「文章読本さん江」って文章指南の多様化の追認ではないと思いますが。
いつも通りの彼女のちょっと意地悪なくすぐり本というか。
ただこの本では「多分一般世間に於いては文章読本なんてそんなに
ありがたがられたことなんて、少なくともここ10年くらいはない。」
って視点が抜けてるせいで、根本的に「斎藤美奈子の自由研究発表会」
になってる嫌いはあるけどね。
彼女がいかにおちょくってみせようと、そもそも読者は彼女が「権威ぶってるけど
実はたいしたことない文章読本」と見なしているもの自体が権威ぶってるか否か
ってことすら気にしてない人が殆どだと思うんで。

後「読者は踊る」と「趣味は読書」しか読んでいないのに「モダンガール論」の
作者が「オヤジ」云々〜と書くのは、ちょっといい加減すぎませんか?(斎藤美奈子が
やたら「オヤジ」って言葉を多用することの是非はまた別ですけど)
「誤読は不可」ならばタイトルだけで適当な引用と展開をしてはいけないでしょう。
852無名草子さん:03/02/01 07:48
あー、上で>>827って書いたのは>>833の間違いね
853無名草子さん:03/02/01 07:54
すみません。
851の異常な長文が怖いんですが。そして850の書き込み後に
冷静ぶって長文投稿してるのもw
854無名草子さん:03/02/01 08:03
>833
なんで>>161で既に書いたことと全く同じことをまた
再投稿するの?
855161:03/02/01 08:05
しかしまだ
「引用の怖さ」を知らないフシもある。たとえば『はじめてのクラシック』だって
そうなんだけど、読者をなめてるって言うんだよね。それは後書きを引用しただけだ
から「そう見える」だけなんで、実際に本書を手に取れば、それが目指すところは、
マーラーやブルックナーを普通に聴ける大人を育成するっていう、おそろしく高度な
地点だってことがわかるのね。おそらくテキトーな飛ばし読みで済ませてるんでしょう。
それから、たとえば「表日本」と「裏日本」の対立をポストコロニアルの問題にまで
敷衍してしまうのはちとまずいでしょう。アイヌや沖縄の問題とは別なんだから。
仮にこれが正しいとすると、かの「近代国語」だって東京(この人にいわせりゃ宗主
国)の言葉を画一的に押しつけたもの、ということになってしまう。だからあえて
「関係性」とか「限定性」とかに話題を転換すればよかったのに、急に「コロニアリ
ズム」なんて言葉をもちだして帰納してゆくからおかしなことになる。
856833:03/02/01 08:06
p108では、黒田恭一の『はじめてのクラシック』を批判。批判するのはいいのだけ
れど、「あとがき」だけから引いて(しかも飛ばし読み)批判とはひどすぎる。
だいたい、黒田氏がこの本で目指していることは、ブルックナーやマーラーが肩肘
張らずに聴けるようになるということ。

「コロニアリズム」という言葉で何かお考えになった積りのようですが、
まったくの見当はずれ。はなから少数言語の問題を無視しておいて『地域
ナショナリズム』に走る。それって奇を衒っただけの話でしょ。しかも
アンフェアだ。論理の飛躍だ。ブラックボックスだ。
都市論の視点からすれば、地域や地方は首都のフェイクとしてあぶなっか
しくも「成立」しているわけだから、だいたい「地域ナショ」を持ち出す
時点で時代遅れ。ネオ方言とか新方言とかの生滅が割と活発なのは、熊本
などにかぎられる。しかもそれは、ナショナリズムとは無関係。
そこで、言語の問題ぬきにしてコロニアリズム或いはポストコロニアルを
検証するのは不可能、ということになるわけだが、本書に言語の問題はい
っさいなし。
857無名草子さん:03/02/01 08:08
読み比べれば分かると思うけど161と833は言ってることが全く一緒。
同一人物なんだろうけど何も一年経ってから同じことをわざわざ
繰り返してくれなくて良いよ。オウムじゃないんだから。

858無名草子さん:03/02/01 08:12
189 :186 :02/03/10 18:38
ただ、あえて非があるとするなら、国字改良論にまで手を出すのはすこし紙幅が足りなかったかな、
とその点くらい。sc恆存の改良論も充分に論じ尽くされていなかったし。

836 :無名草子さん :03/01/29 00:26
>>827で「正かな論者の基本文献は読んでいない」と申しましたが、それは
参考文献からも、また、『文章読本さん江』のp186からも明らか。福田恒存
の主張をまったく汲み取っていない。福田は、正かなの整合性をこそ説いた
はずであって、ここに挙げてあるような甘っちょろい主張を繰り返したわけ
ではない。


・・・ここも全く同じ。でも不思議なのは一年前は絶賛してるのに一年経つと
批判になってるところ(W
859無名草子さん:03/02/01 08:16
253 :無名草子さん :02/03/14 13:06
>>250さん
たぶん私のことですね。『読者は踊る』と『文章読本さん江』しか読んでないので、
これ以上かくことはありません。偉そうに話して申し訳ありません。もう二度とあら
われません。


で、もう現れないと言ってるんだけど、また来たんだ。
860無名草子さん:03/02/01 08:46
>>854-859
つーか、一年も前のレスをひっぱってきて
探偵気取りのお前がいちばん痛いよ。
犯人当て大好きなのはいままでの発言からもわかるけどさ、レベル低すぎ。
マジですこうし頭冷やした方がいいよ。
861無名草子さん:03/02/01 09:36
私も名指しされた>>831さんではないのですが…。

>>833の「はじめてのクラシック」について。
このスレの最初のほう>>116にも同じような批判がありましたね。
あの「あとがき」だけをとりあげて語るな・全体ではそんなこと意図してない、と。

黒田氏が想定した読者は、書名からしてクラシックを家で常に聴いたりはしない
ひとたちですよね。斎藤氏は「クラシックを聴かないからといって文章読解力が
幼稚園児レベルなわけじゃない」と言いたかっただけでは?
「クラシックエッセイを読む」というときに、「クラシック」に重点を置いて読んでると
気づきにくいけど、「エッセイ」として読むと穴がある、と。
読んでるその瞬間に面白いと思えない・読んでることがまるでお勉強だと感じたら
それは「エッセイ」として失敗。
「中身がからっぽ」かどうかは難しいけど、黒田氏の意図が「聴けるようになる」だったら
「や、別に聴けるようになりたいわけじゃなくてヨタ話を読みたいのに…」という
スタンスの斎藤氏にとっては「からっぽ」かも。

実際は「聴けるようになりたい」人が手にとるだろう書名だから、読者と著者の
幸せな関係は崩れてないと思うけど。
上のようなスタンスは斎藤氏のずるいとこでもあるかなあ。
862861:03/02/01 09:37
やっちゃった…
>>861の中の>>116は間違い。>>161でした。
863無名草子さん:03/02/01 09:45
「内容が高度だから読者をなめてなんかない!」というのと
「文章表現がまるで子供相手。なめとんのか」は両立しそうだ。


なんとなく。
864無名草子さん:03/02/01 09:57
つまんないです。文章。と思っていたら
文芸評論家だったんだ。
「あー納得、納得」
評論家っぽい文章だよね。
865無名草子さん:03/02/01 09:59
林真理子の方が読んでて楽しいけど。まだ。
866無名草子さん:03/02/01 10:00
評論家の書いた文はくそつまんないでしょ?
ビジネスマンの方がまだ楽しいな。個人的に。
867無名草子さん:03/02/01 10:42
なんでこの程度の「評論家」がのさばっていられるのかが疑問。

868無名草子さん:03/02/01 15:33
>>865
釣りですか?
869無名草子さん:03/02/01 16:54
結局、批判の内容への反論は出てこないみたいなんですが・・・
870無名草子さん:03/02/02 00:57
うわー、本当に全く同じ内容の書き込みだ・・・。
ちょっと驚いた。
871無名草子さん:03/02/02 01:08
「女看守」「スレ立て本人」
この二つのキーワードが大魔神召喚の呪文と思われ。
872無名草子さん:03/02/02 02:47
同じ内容の投稿してた人は逃げてしまったようですな。
873847:03/02/02 02:57
その前に>>846さんが、おいらの問い(>>847)に答えず逃げちゃったんだけど・・・。

連絡待ツ
874無名草子さん:03/02/02 03:02
斎藤美奈子のよさは、評論が”芸”として高いレベルにあるのだと思う。
やっぱ読んでいて面白いと思わせる。好きな作家けなされるとカチンとくるけど
それでも次読む。『文章読本さんへ』『文壇アイドル論』でもそう。
875無名草子さん:03/02/02 03:15
>>873
なんで二度も同じ投稿するの?もう来ないって言ったあとに。
うざい。
876847:03/02/02 03:27
質問です>>875さん、私は「もう来ない」なんていった覚えは全然
ないんですけど・・・
これはあくまで推測ですが、あなたはこのスレの中で何度も、根拠なしに
「AのレスとBのレスを書いた人は同一人物だ!」と決め付けて、このように
とんちんかんなレスをつけたり、内容への反論なしに「やつは自作自演だ!」と
(大間違いの)レッテル張りをしたりしてませんか?

877無名草子さん:03/02/02 05:03
おいらはただの楽屋だけど、
もう来ない、って言ったからって、
それが、永遠にもう来ない、だったり、
雰囲気悪いうちはもう来ない、だったり、
ウザ厨がいる限りもう来ない、だったり、
いろいろ取りようはあるだろうし。
基本的には本人の勝手だと思う。
>>876の指摘にあるように、
意味なく同一人物だ!と決めつけて、
ヒステリックなレスつける斎藤擁護派は、
一度自分のやってることを客観的に見てみた方がいい。

まあ、たぶん、このレスも、別のレスつけてた誰かと同一人物!とか言いだすんだろうけど、
コテハンでもないレスにそんな指摘する方が不毛。
つーか、そんなレスするぐらいならその前にコテハン使えってーの。
もう一生やってろって感じだね。
878無名草子さん:03/02/02 07:43
>>877
問題は、このスレで特にそれが多すぎること。なぜだ
879833:03/02/03 00:01
>>846
済みません。自作自演ではないのですが。
2ちゃんねらは、すぐこれだから困る。

あと、「自作自演じゃない」と反論してくれた方ありがとう。


>>861さん有難う。だれも「バリア」なんか張っていない、とする斎藤氏の
見方は、やはり身勝手すぎるのでは? と思います。それは黒田氏の偏見
でもなんでもなくて、私じしんもいちファンなのですが、やはりクラシック
は未だに敬遠されていると思います。で、クラシックが好きだとか言ってる
輩のなかにも、マーチ全集とかモーツァルトの後期三部作とかショパンとか
に安住している。ケージとかショスタコービッチはやっぱりファンが少ない
ですのよね実際。それに、黒田氏は自閉的なファンをこそ排斥していた筈。
880833:03/02/03 00:06
>>858
まあ同一人物というわけですが、いかにもそのとおり。
一年前は、斎藤ファンが多かった(?)ような気がしたので、
安易な「批判」はやめておこうと思ったんです。
ほんとにそれだけです。

>>859
それ、一種のポーズです(藁
ですから、人を信用なさらんように。
私は研究の合間に、ひまにあかせてここに書き込みます。
881833:03/02/03 00:10
>>848=>>850
そんな発想どこから来るんだろう?
大いに謎だ。
882833:03/02/03 00:22
>>851
ひゃ。手厳しいご意見有難うございます。
モダンガール論は、立ち読みしただけなんで、引き合いに出してはなりません
よね。いえね、斎藤氏ってすぐなにかと「オヤジ」を笑いモンにするんで、
オヤジである我々は、彼女の社会的影響力も大きいだけに震え上がるってわけ
ですわ。なにも「家父長マッチョ的イエ制」にノスタルジーを感じるわけでは
ないんですが、ウルトラマンのアンヌ隊員にそのような要素を見出すなど恣意的
な解釈(アクロバティック的解釈、というべきか)が多すぎるんで、いや
これはヤバイなと(笑)。これでは香山リカ的おちょくりではないですか(笑)。
べつに斎藤氏に個人的恨みはないんですが、「インテリオヤジ」とか「ちょっと
偉く見せたいオヤジたち」とかいうふうに一般化はしてほしくないな、と。
それでは「おばさん」は違うのかと。「おばあさん」はどうなるのかと。
そういう話になるわけです。しかも、否定的コンテクストでは「おやじ」は
殆んどカタカナ書きでしょう。あれも気に入らない。そういうわけもあって、
いやそれは違うんだぞと。たしかに戦意高揚のために「母性」は強調され
てきたこともあるのですけれども、上野千鶴子とか遥洋子とかが何故かも
てはやされている自分に、それはないでしょうと。フェミのアリバイ的言辞
として使われることに自覚的であるべきなんだぞと。そういうことが言い
たかったわけです。
883833:03/02/03 00:34
>>857
あの、同じことばっかりでもない積りなんですが。
いちおう>>844にあらたな反論(の・ようなもの)を掲載しておきました。
こんなに矛盾に満ちた文章、「評論家」が書くかなふつう。
私みたような素人に指摘されてしまうような明らかな矛盾を。

『文章読本さん江』には誤表記も多いです。「かなのくわい」を
「くわなのかい」とか、「のたまうた」を「のたまふた」とか。
ちょっとやばい誤りもあります。ページは覚えているんですがp42の
「鼻にもかけず」は、「洟もひっかけず」か「歯牙にもかけず」でしょう。
「鼻にもかけない」という慣用句はない。これは、他にもお気づきの
方がいらっしゃったようですが、かりにも「文筆業」を生業とする者
ならば「致命的」な誤りだ、と仰らなかったのは何故でしょう。
884833:03/02/03 00:39
>>882の「自分」は「時分」の誤変換。失礼。
885無名草子さん:03/02/03 02:41
自作自演じゃないのならなぜ内容も引用されてる部分も全く同じなのかと(w
886無名草子さん:03/02/03 03:33
もう終わりにしよう。
次スレでは煽りをスルー。個人叩きはなしって条項
つけ加えましょう。
煽りをスルー出来ない人も個人叩き(もちろん斎藤美奈子に対する
批判ではない誹謗中傷も含む)をしつこく続ける人も
勘弁して欲しいので。
887無名草子さん:03/02/03 04:12
>>883
>「鼻にもかけず」は、「洟もひっかけず」か「歯牙にもかけず」でしょう。

「鼻にもかけず」だと、なんだか天狗になってる香具師を
イメージしてしまいますね。

……ところで、ここは斎藤美奈子を論ずるスレッドだから
彼女の言動や人格を叩くのはルール違反じゃないでしょ。
それに、何が「批判」で何が「誹謗中傷」かも
それを受ける側の主観的な問題じゃないかな?
888無名草子さん:03/02/03 05:27
>>887
「叩く」と自分で書いているのなら批判と中傷の区別は
線引きしてるんでしょ、心の中で。
もちろん厳密に言えば主観的なものだけど、その前の
コモンセンスとしての誹謗中傷はなしで、と言ってるんだけど。

889無名草子さん:03/02/03 05:32
もっと奥深い「鼻にもかけず」の存在があることを
知るべきですね。
890無名草子さん:03/02/03 05:58
>>888
「叩く」ことを、批判なり中傷とむやみに混同していませんか?
「叩く」というのは語感の問題であって、たぶん英語でいう
attack なのだろうが、これはキツイ言葉を浴びせることであり、
それを批評ととるか、批判ととるか、誹謗中傷ととるか、
罵倒ととるかは、受け手の主観の問題ですよ。

>コモンセンスとしての誹謗中傷

意味不明。「コモンセンス」が実在しているわけではない。
辛辣な発言に対して受け手が不快感を感じ、それが容認できずに
司法の場で争った場合に、司法が違法行為に当たるかどうかを
判断する。そういうことでしかない。
専制国家では「王様の耳はロバの耳」と口外することさえ、
不敬とか誹謗中傷として処罰されるわけでしょうが、それは
現代の世の中では非常に限定されているよ。
>>885
全然証明になっていませんが・・・だから後半を略したんだろうけど
--------------もう一回引用するけど---------------------------------
>>846さんはぜひここで、>>839を「自作自演だ」と判断した根拠を説明するように。
「846」という署名入りでね。
---------------------------------------------------------
885さんは再び根拠を明示しなさい。それから貴方は「846」さんですか?
同じならよし、違うならそれとは別に、846さんの登場を求める。

「終わりにしよう」という人もいるんで、再反論の必要ができた場合以外は
「自作自演(と根拠なく指摘)」問題への批判はこれで最後にしましょう。
892無名草子さん:03/02/03 06:58
 性差万別「第六回」で、

 中高年男性の自殺が増えた背景には、長引く不況による経営難やリストラがあると
いう。「仕事さえしていればオッケー」という男社会で培われたプライドが何かの拍
子に崩壊した途端、ガタガタになる男性は少なくない。一方、配偶者を失った途端に
途端にガクッと来て周囲を心配させる例も、女性より男性が圧倒的に多い。
 男はなぜかくもモロいのか。「覚悟」の問題も大きいとおもいますね。

もちろん、そのとおり。前例の場合、自殺によって生命保険の金を家族に残すことも
かなりありますからね。
 
 この分野でも、性別役割分業を無くしていく必要を強くかんじます。



 この分野でも、性別役割分業をなくしていく必要をつよくかんじます。
893無名草子さん:03/02/03 06:58
 性差万別「第六回」で、

 中高年男性の自殺が増えた背景には、長引く不況による経営難やリストラがあると
いう。「仕事さえしていればオッケー」という男社会で培われたプライドが何かの拍
子に崩壊した途端、ガタガタになる男性は少なくない。一方、配偶者を失った途端に
途端にガクッと来て周囲を心配させる例も、女性より男性が圧倒的に多い。
 男はなぜかくもモロいのか。「覚悟」の問題も大きいとおもいますね。

もちろん、そのとおり。前例の場合、自殺によって生命保険の金を家族に残すことも
かなりありますからね。
 
 この分野でも、性別役割分業を無くしていく必要を強くかんじます。



894無名草子さん:03/02/03 15:41
>>890
うーん、いちいち具体的に例を挙げないと分からないですか?
こういうこと書くと厨房が活気付くから嫌なんだけど
「顔がどうした」とか基本的に批評家として食っていくことに
関係のないことをしつこく書きつづけるような誹謗中傷はなしで、って
ことなんだけど。
こういうことってよっぽどの馬鹿以外は分かってることでしょ。だから
コモンセンスと書いたんですよ。
それから「attack」と「criticize」は基本的には意味が違います。主観ではなく
きちんとした辞書をお引きになれば分かることです。ま、でもこの辺の
言語論争はどうでもいいので、とりあえず私の言いたかったことは3〜5行目
辺りです。

>>891
だから、別スレでやってくださいよ。ここは「斎藤美奈子スレ」
終わりにしましょうと言って火種をまくのは、わざとなんですかね。
レスはいりません。
895無名草子さん:03/02/03 15:47
「私がルール!」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!!
896無名草子さん:03/02/03 15:57
>>894
>>890でも>>891でもないのですが、斎藤氏の文章が果して「criticize」に
昇華しているかって問題がまずあるんですけどね。まあ読んでて面白い部分
はたしかにあります。あるのですが、「これ単なる煽りじゃん」てえのもあ
ります。「これ単なる個人攻撃じゃん」てえのもあります。「これ単なる自
己弁護じゃん」てえのは嫌ほど目につきます。予め予防線を張っておく、と
でもいいますかな。そういう表現です。
897無名草子さん:03/02/03 16:19
>>896
話ずらしすぎ。斎藤美奈子の文章の穴について指摘するのと
噂話と変わらないようなくだらない攻撃を書くのは
なしにしたい、というのは全然別の議論でしょ。

>斎藤氏の文章が果して「criticize」に
>昇華しているかって問題がまずあるんですけどね。

それとこの掲示板で誹謗中傷を書くことを、「まず」と
結ぶのは乱暴すぎる。
もう少し良く考えて接続詞を使ってもらいたいです。煽りではなくマジで。

898無名草子さん:03/02/03 20:06
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
http://www.atnavi.mlcgi.com/cate/category.cgi?jl=13

必勝競馬!
難解!?な、昨年の有馬記念。
3連複を5点で的中!!
的中よりも、回収率に自信アリ!(^^ゞ

http://www.atnavi.mlcgi.com/cate/category.cgi?jl=13
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
899無名草子さん:03/02/03 21:19
>>894
残念ながら、ここでは過去にまじめな批判をも「誹謗中傷」と言い張る
人もいたので、念を押すのは悪いことではあるまい。

>>891に関しても、今までさんざん言ってきた連中に書き逃げさせるのは
逆によくない。根拠がなかったらなかったで、あるならあるで最後に一言
書かせて決着させたほうが、以後の防止になりまする。
900無名草子さん:03/02/03 21:37

……で、ねちねちと「誹謗中傷だ」とかクレームつけてんのは
ひょっとして御本人?(w

901無名草子さん:03/02/03 21:38
>>900
もういいって。自分が言われてむかついてるから拘りたいだけだろ。
そういうの他の人は蚊帳の外だから迷惑だし場外乱闘で
スレを滅茶苦茶にするなって。
902無名草子さん:03/02/03 21:40
>>899
念を押すために一年後も同じ内容投稿したの?
903無名草子さん:03/02/03 22:07
>>902
わけわかんねえレスですね。「念を押す」とは
>>886から続く話に関してのことなんだが。ひょっとしてまた、
どっかとどっかのレスを同一人物と見なした上での頓珍漢書き込み?
904無名草子さん:03/02/03 22:07
どうでもいいよ、こんな奴。
読んでるのは冴えない学生くらいだろ。
905無名草子さん:03/02/03 23:04
しつこく「1年前も同じ内容書いてる」とか
「こいつとこいつは同一人物」とか
言ってる奴はスルーでいいんでは。

たぶん単なる釣り師だろうし。
本気でそう思ってるとしたらアフォなだけだし。
906無名草子さん:03/02/04 00:00
>>897
>話ずらしすぎ。斎藤美奈子の文章の穴について指摘するのと
>噂話と変わらないようなくだらない攻撃を書くのは
>なしにしたい、というのは全然別の議論でしょ。

「ずらしすぎ」ではないと思うが。そもそも、このスレで
「顔がどうした」なんてことを書いてる奴は居ませんけど(今のところ)。
別スレではいたようですが。当然ながら、根も葉もないような「噂」を
撒き散らしているような奴もいませんが(今のところ)。そういうあなた
の思いつきみたような発言が結局「煽り」になっているってのがまだわか
らないかな?

>それとこの掲示板で誹謗中傷を書くことを、「まず」と
>結ぶのは乱暴すぎる。
>もう少し良く考えて接続詞を使ってもらいたいです。

意味不明。「誹謗中傷を書く」のは誰? 主語が不明瞭。
少しもなにも、あなたより「良く」考えて接続詞を使った積りですが。
そもそも、どこが「煽り」なのかしらん? 「乱暴すぎる」って何が?
仮定を立てて検証してゆく作業ってのはあって当然でしょうが。
907840:03/02/04 01:03
さて、ちょっと間を空けすぎたかな・・・・・・。時期を逸した感もありますが、
833さんへ(この前は間違えてすみません)。

まず、竹田批判問題についてですが、まあ竹田氏は現代思想の水先案内人みた
いな真似をしているわけですからねえ。多少フォロー出来ていても良いのでは
ないかと思います。ま、少なくとも竹田氏が永井均氏にやったことよりはまし
かな。

で、>>844での批判ですが、まず、斎藤氏は別に階層論を否定しているわけ
ではなくて『知識人』と『大衆』、といった単純な階層論は有効じゃないとし
ているだけ。「善良な読者」の「善良」という言葉も、社会的には穏当な、と
か都合の良い、といった意味合い半分の表現でしょう(「健全」とか「真っ当」
もね)。少なくともそこに輝かしい可能性を過剰に見出してのこととは思えない。
単に、顧客は大切に、ってことです。
それに”大衆”って概念を使うのは当たって無いよね。ってことを斎藤氏は言って
いるわけですから、オルテガやリースマンを引っ張ってきての批判も?です。

833さんの批判を全体的に眺めてみると、斎藤氏の”おふざけ”の部分をわざ
とまじめに受け取り”皮肉”を無視して文字通りに受け取り、そしてその様に処
理した”おふざけ”や”皮肉”を斎藤氏の主張=論旨に繰り込んでいるように、
見えますが。
斎藤氏の表現方法や、80年代的(?)なネタの扱い方が詰まらんと思うなら素
直にそう書いたほうが良いと思われます。
>>834での国語辞典の話題についても、斎藤氏が833さん言うところの”国語辞典批判”な
ど、はなっからしていないことは明白でしょう。それが気に入らないのなら、「何つーか、瑣末
なところを面白おかしく料理してくれるのは有難いけど、面白がるのも疲れてねー」とでも言った
方がはやいかと。
おふざけや皮肉を、おふざけや皮肉として受け取った上で、でも入れるタイミングを間違えると、
論をアンフェアな展開にしうるということを、普通に、具体的に示したほうが”面白い”と思いま
すよ。斎藤氏を相手にするならば。
908833:03/02/04 01:54
>>907さん
うーむ。やっぱり「コア」なファンじゃないと厳密な「批評」は不可能
なんでしょうか(小生、三冊しか読んでおらん故)。

斎藤氏はp16で、「階層論にかわるものとして」とポーズをつけたうえで
「多民族説」を唱えているわけです。ということは、ここに二元論を導入
してはならない、ってのと同義になるわけです。つまり階層論を形式上は
否定したことになるわけです。すると、そもそも多民族のなかに、「勘」だ
けで想定した「偏食型」とか、一般化された「読書原理主義者」を見出す
ことで、つまりは「下部構造」を規定してしまっていることになる。
p21に、「はたして彼らは『愚かな大衆』だろうか。まさか、とんでもない。
『本を読む人』が少数民族である以上、『善良な読者』も自他ともに認める
有力な読書人の一派である」とあります。しかし、これもポーズだけ。
p22に「発展」「転落」とあり、また(いかにこれがおふざけだとしても)
「『善良な読者』が出版界を支えている」と言い切ってしまう以上、ここ
にヒエラルキーに基づいた独断が介入していることを認めてしまっている
ことになる(つまり究極の意味での二元論です)。ということは、「本を
読む人」を無自覚にも大衆として規定してしまっていることになります。
ということは、漠とした大衆を曲がりなりにも想定しておけばよいのに、
多民族を唱えながらもなお(それがおふざけでも)消費生活に二元論と
か一般化とかを導入しながら、しかも「新興の中間層」(p22)とまで言い
切っているのですから、オルテガがレヴィ・ストロースよろしく「文化」
を「奪還」せしめたことがここでは無価値化されてしまう。とすれば、私
がオルテガやリースマンを引いているのは有効な批判となりうるんじゃな
いでしょうか。そもそも、「同時に『健全な労働者』であり『真っ当な生
活者』である」(p21)で「労働者」という言葉を使っているのですから、
下部構造を想定していることに自覚的でなければならないのでは?
909833:03/02/04 02:24
>>907
それから、国語辞典の話について。斎藤氏のを「国語辞典批判」と書いた
積りは毛頭ないです。『広辞苑の嘘』を「国語辞典批判本」(になってい
ないイデオロギー本)と言った筈です。私は「検証(?)」と書いた筈。
どうか御確認の程を。………国語辞典を比較検討する際のスタンスとし
ては、まず基礎語。一に基礎語、ニに基礎語。三四がなくて五に百科語。
です。百科語を比較するなら、当然ながら百科事典の記述を参照すべき
でしょう。でも私は、「百科語『ばかり』」ではダメだと言っているんで
あってね。つまり「基礎語」も混ぜておけ、と。辞書の引き方を知らない、
というのは、普段人は「何を」引くか、その点に注意していないじゃない
ですかと。或いは国語辞典の編著者がどこに力を入れて記述しているか、
そこがわかっていませんよと、まあそういうことが言いたかったわけです。
「瑣末」なことを云々したい場合も同じです。
その「瑣末」がすなわち意味論に通じているのですから。
瑣末だからといって侮れません。ただ、百科語だけではつまるところ
「出版社のイデオロギー」を嗅ぎ取って終わるだけです。で、面白おかしく
笑い飛ばして終わるだけで、全く「評論」にはなりません。かりにも
「文藝評論家」を名乗るなら、方法論を工夫しないと中身がスカスカに
なるだけです。
910840:03/02/04 21:51
何と言うかなあ・・・・・・。いや、何冊読んでも変わらないと思いますよ。
833さんの読み方のスタンスが同じならば。
斎藤氏の文章を、一律に、・・・・・・何と言うのかな、学問的論述として読もう
としているような感じ。
あのう、「あとは勘だけでいくけれど」とか書いているわけですよ。
それだけで、どういうモードで読むべき文章かっていうのは見当が
つくと思うんですが。

さて、国語辞典の話について。言葉足らずでしたな、あれでは。
私が言いたかったのは、斎藤氏があなたの言う様な「国語辞典批判」を
しようとしていないのは明白なのに、「国語辞典批判になっていない!」
というのは批判になっていない。ということです。そして私はあなたの
その論の展開は、わざとやっているものだと考え、「何かじれったいやり
方だなぁ」と思い、あのように書いたわけです。
さて、あの三冊の辞典は「国語+百科」を謳い、ほぼ同時期に出た国語辞典
としてネタになったわけです。で、まあ一丁私が利用ガイドをしようじゃな
いの、と、斎藤氏がしゃしゃりでてみたわけです。
まあ、言っちゃなんですが、基礎語の比較検討なんていうのはこの場合役に
立つとは思えません。そのような比較検討が役に立つようなレベルで辞書を
利用している人なんぞ、ごく僅かでしょう。それに、その様な人ならばガイ
ドする必要もあまり無いと思うし。
とすると、百科語にウエイトをかけて比較するのは、自然。まして「百科」
をも謳った辞典なわけですから百科語ばかりになっても仕方ないかな、と。
私はあの文章を、ちゃかしているようで、以外に実用的な利用ガイドだと思
いますが。

>国語辞典の編著者がどこに力を入れて記述しているか、そこがわかっていませんよ

わかっていようが、いまいが、それはこの場合、関係ありませんね。
911833:03/02/05 00:38
>>910さん
>斎藤氏があなたの言う様な「国語辞典批判」を
>しようとしていないのは明白なのに、「国語辞典批判になっていない!」
>というのは批判になっていない。

ん? ですから、>あなたの言う様な「国語辞典批判」を…
という部分がおかしいわけです。私は斎藤氏が「国語批判」をしている、
などと言った積りは毛頭ないです。「検証(?)」と位置づけておる筈
です。私は「評論」のスタンスに疑義を差し挟んだだけで、このばあい
は、「国語批判になっていない!」などという主張を繰り返しているわ
けではありません。曲がりなりにも「利用ガイド」という体裁をとるな
らば、基礎語(百歩譲って一般語)を混ぜるべきだと。それだけの話な
のですが。「百科」要素は中型国語辞典の場合、あくまで附随的なもの。
いわばあっちがやったのでこっちもやってしまえ、みたような付け焼刃
的な存在です。辞書を引くという行為は、ふつうに考えるならば、むつ
かしい、或いは意味の取りにくい語の語義を知ろうとするものでしょう。
もしくは、基礎語の派生的意味を知ろうとするものでしょう(普段人は
「何を」引くか、といえばですね)。
たれも「卑語」なんて興味がない。それだのに、一般ピープルとか日本
のオヤジ(しかもインテリ。なんでまた)とかにこれこれこの辞書がお
すすめだ、なんて言ってのける。百科語だけでは、そんな判断はできな
いでしょうに。ましてや「実用的な」ガイドとも言えないですね。
基礎語の「比較」というのも、ウダウダした瑣末なものではなくて、こ
れは例えば「さがる」と「くだる」の記述の書き分けがハッキリしておる
か、くらいでいいわけです(基礎語というのは、日本語を母語としない人
にどの辞書が向いているか、という指標にもなります)。そういう書き分
けに親切でない辞書は、「辞書」とうたってはなりませんね。
912無名草子さん:03/02/05 07:03
性差万別 第1回

こんにちは。おじさま文化ウオッチャーの斎藤です。今月からメディアを彩る
「性差別チックな怪しい言説」を採集・鑑賞することになりました。何かとい
うと女性差別だセクハラだと糾弾されかねないこのご時世。余計な衝突を回避
するためにも、あまりの暴言を放置しないためにも、どうぞ本欄をお役立てく
ださい。

 キュートな噂真デビューだな。鑑賞するが干渉するとでてしまった。
913840:03/02/05 21:47
>曲がりなりにも「利用ガイド」という体裁をとるならば、基礎語(百歩譲って
>一般語)を混ぜるべきだと。それだけの話なのですが。

いや、だからそれがおかしいわけです。何故なら、あなたが
要件とすることは、まともな「利用ガイド」が満たすべきものだからです。
833さんは斎藤氏が想定する相手が、きちんと日本語を理解するために
辞書を選ぼうとしている人だと思っているのでしょうか?

>つまり「基礎語」も混ぜておけ、と。辞書の引き方を知らない、
>というのは、普段人は「何を」引くか、その点に注意していないじゃない
>ですかと。或いは国語辞典の編著者がどこに力を入れて記述しているか、
>そこがわかっていませんよと

だから、こういった言葉が批判となりうるのは、相手が国語辞典を国語辞典
として批判・評論をしようとして、そうはなっていない場合です。
で、833さんは斎藤氏がそのようなことをしようとしていないのは、わか
っているとのことですが、わかっているのに何故このようなことを言ってい
るのでしょうか?

ちなみに私のこの斎藤氏の文章についての感想は「今時辞書に権威なんか大して
無いのに、こういうお遊びは却って悪影響じゃないか? まあ、お遊びにしても
詰まらんし」とか「普通に国語辞典批判をして、それを面白おかしく読ませるの
が斎藤さんのの腕の見せ所じゃない?」ってところですかねえ。
914833:03/02/06 01:43
物分かりの悪い小生に附き合って下すって感謝しております。いやマジで。

まともな「利用ガイド」を書くのが、「評論家」としての役目ではないかと。
>私は「評論」のスタンスに疑義を差し挟んだだけで…と申したのはそうした
意見を踏まえてのことです。「文藝評論家」であるならば、ひたすら茶化した
り、笑い飛ばすだけの「スタイル」でええんかいなとまあそういうわけなので
す。「おふざけ」や「皮肉」を交えながら持論を展開する(例として挙げるな
らば、たとえば「勘で」話を広げること)「評論」は生産的な「評論」たり得
ないし(「権威とならない」という自戒がそのアリバイになっておるというふ
うにも考えられますが、だとすれば「評論」以前のものであることにも自覚的
であるべきなんじゃないでしょうか)、「おふざけ」や「皮肉」で粉飾せなな
らん文章というのは、文体の新しさ(どうでもいいことですが斎藤氏は「文」
と「文体」とを混同しておられる)をこそ感じさせますが、しかし方法論とし
ては何らの新しさをも齎さない。福田恒存が言うが如くです。すなわち―
「民衆にとつては、いや、まともに生きてゐるものにとつては、目的は手段の
うちにあり、手段の遂行そのものが目的なのです。したがつて、手段の変更は、
目的の変改であり、裏切りであり、無節操であるわけなのです。」…斎藤氏の
文章は(少なくとも私の読んだもののうちのほとんどは)、「手段」の立脚点
を誤っているような気がします。否、もっとひどくて、「新鮮な文体」なる手
段を自己目的化しているような印象さえ受けます。
まあ私がいつも気に入らないのは、そもそも、「オヤジ」をある種の記号とし
て処理しながら、「女性」をステロタイプ化されることには拒否反応を示すと
いうその「態度」であります。それを「善良でない」せいだなどというふうに
「弁解」してほしくはありません。ちゃんとした説明をお聞きしたいです。
915無名草子さん:03/02/07 05:22
すげえブスじゃん(藁
916無名草子さん:03/02/07 08:58
というレスは批判の側からも擁護の側からもバカにされまつ
917無名草子さん:03/02/07 22:31
>916
馬鹿にされるされない云々じゃなくて事実
918無名草子さん:03/02/08 15:17
趣味は読書、ってフェミ臭(および左翼思想)がぷんぷんしてるんだけど。
919無名草子さん:03/02/08 17:40
>>918
『読者は踊る』も同様っす
920919:03/02/08 17:42
>>918
しかも、左翼を「藝なし」などと扱き下ろしながらご自身も左翼のディスクールに回収
されてしまってます罠
921無名草子さん:03/02/08 22:04
>>915
「フェミ=ブスでダサい女」という世間一般のイメージを、
残念ながら斎藤氏は強化してしまった感があるんですが。
賛否両論あるにせよ影響力のある人なんだから、もっと外見にも気を配ればいいのに。
(仮に斎藤氏が“オヤジ受けしそうなフェロモン美女”だったりしたら、
なかなか皮肉が利いていて面白いと思うんだけどなあ。読者的には。)

…取りあえず田島陽子より美人だし、上野千鶴子より若くてカワユイ。(とフォロー)
922無名草子さん:03/02/08 23:03
ブス、ブス言ってる人は、そんなに自分のルックスに
自信があるのかと小一時間(以下略
923無名草子さん:03/02/08 23:34
著作者がメディアに顔を晒すのも、表現の一部になるでしょう。
「フェミ=ブス」というイメージがまかり通っているのも、残念ながら事実。
斎藤さんが「従来のフェミニストとは違った切り口で物を言う人」として
せっかく注目されてるんだから、イメージ戦略の方をもう少し何とかすりゃ
フェミニストに対する世間の印象も良くなるのに…と単純に思ったんですが。

ブス云々より「カサカサした感じの年増女が男を叩いてる」という図は、
結局はオヤジ連中を一番喜ばせることになると思うんですが。
(参考までに。“カサカサした〜”云々は、「噂の真相」を愛読してる団塊オヤジに
斎藤さんの印象を聞いてみたところ返ってきた答です)
924無名草子さん:03/02/08 23:49
なんかこの人のやり方にもだいぶ飽きてきた
925無名草子さん:03/02/09 01:57
>>906
顔がどーしたって話はこのスレの前半でも出てるけど?
ひょっとして文盲?日本語読めないとか?
926無名草子さん:03/02/09 20:58
というか、フェミ=ブスはたんなる事実であってそれ以外の何者でもない。
フェミで美人のやつなんているか?
いたら教えてほしいよ。フェミニズムなんてブスの恨みつらみを社会的に
普遍化させるための宗教だろ。

田島や上野と比べられても上と言われても、本人は嬉しいのだろうか。
927無名草子さん:03/02/10 02:48
>926

知り合いのフェミニスト研究者には、結構かわいい娘多いよ。まぁ、外
見で評価されることは、彼女らにとっては侮辱なのかもしれんが。

ただ、フェミニズムを研究している人は、生き方が不器用な人が多い
ね。僕としては、フェミニズムなんかに嵌らずにひょいひょい器用に
世間を渡っていく人よりは、フェミニズムなんかとも付き合いつつ悩
んでる人のほうが実は好きなんだけどね。
928無名草子さん:03/02/10 03:20
名スレ記念カキコ
929無名草子さん:03/02/10 06:23
>>927
そうかぁ、
俺の経験からするとフェミニズムとかまじめにやってる女って
恋人にも友達にもしたくないような奴らばかりだよ。
大学時代の友人の夫のことを「旦那さん」と言ったら
めちゃくちゃ切れてやんの。もうね、アホかと馬鹿かと。
930無名草子さん:03/02/10 11:09
>>929
「めちゃくちゃ切れる」のがホントだったら、そいつはただのDQN。
931無名草子さん:03/02/10 14:18
て有価、この女、結婚してるの?子供はいるの?
932無名草子さん:03/02/10 21:07
フェミニズム自体は重要な政治思想だとは思うが
自分の生き方の不器用さを社会のせいにしたがる人たちを
誘蛾灯のようにひきつけているというのも事実。
933無名草子さん:03/02/10 22:06
>931
してない(っていうか出来ない)と思う。子供もいないだろうな。
妊娠小説を読む限りでは。

>932
自分の無能力さ不器用さを責任転嫁しようとしてる女ばかりだもんな。
まともな奴もいないではないだろうけど(与謝野晶子とか)
斎藤は前者だけどな
934無名草子さん:03/02/10 22:10
>>933
無能力でも不器用でも生きていける性が存在しているから
それは異議申し立てが出ても仕方がないんじゃない?
935無名草子さん:03/02/10 23:15
顔が知られてるフェミニストって、普通に同年代の人と一緒にいれば
別に「ブス」なんて言われることもない、ごく普通の容姿なのでは・・・?
あの人たちを「ブス」と呼ぶなら、あの人たちの同年代の女性の7割以上が
「ブス」扱いになるんじゃないのか。
ただ、同年代の他の女性は皆一律に「おばさん」扱いで、そもそもブスだの美人だの
云々されるべく「女」として見られてないだけでさ。
40、50過ぎた女に対して「ブス!」って言っちゃう人、20代の女と較べて
物言ったって、そりゃ無理だよ。
936無名草子さん:03/02/11 23:42
というか容姿のことをいちいち言われるのがオカシイんだけどね
937無名草子さん:03/02/12 00:34
>>934
「異議申し立て」と「責任転嫁」は別。
938無名草子さん:03/02/12 03:57
>>935
というか、ババァがほとんどたからねフェミニストは。
まあ、若い人と比べたら可哀想だけども(w

939ura:03/02/12 04:17
>934さん

?どういう意味?
女は不器用でも無能力でもいきている性だから駄目だ、ってこと?
意味がわからない
940無名草子さん:03/02/12 04:27
斎藤ってフェミかな?
柳が在日から嫌われるのと同じで、
フェミ系の人たちからはやっかみ半分に嫌われてるよ彼女は。
斎藤がいうL文学っていうのも、なんか最近の女流作家囲い込み、
つーか隔離現象の片棒を担いでいるように見えてしょうがないのだが…
十年ぐらい前にあった第一次女流ブームのときは、
隔離されていた檻をとっぱらおうという新風を感じたのだが、
斎藤のL文学は女性作家の可能性を限定してしまっているような、
いや、あくまでも印象です。
941無名草子さん:03/02/12 05:23
>>940
でも、東大で学んだという(藁)フェミニスト遥洋子とかとは
仲がいいみたいだよ。斎藤は学問的(フェミが学問かどこうかは置いといて)
フェミではなくて、ルサンチマン垂れ流しフェミだと思う。
942 :03/02/12 09:53
斎藤は、内田樹の『女は何を欲望するか』を読め。
社長になりたい女も、社長夫人になりたい女も、
そして文字という媒体でしか表現できない斎藤自身も、
男的思考にどっぷりと浸かっていることを自覚しろ。
純粋に女として生きている人間なんざ、この世にいないのであーる。
943無名草子さん:03/02/12 23:21
まあ、こんなの(942)がいるから内田さんも気ぃ使って
書かなきゃならなくて大変だなぁ、と。
944942:03/02/12 23:44
>>943
ちなみに自分は女だが、何か?w
君は『女は何を欲望するか』読んだ?
あれ、面白かったよね。
945無名草子さん:03/02/13 00:12
>>939
え?どうして分からないの?
男なら、不器用でも無能力でも普通に社会で生き残れるんだから、
女からそれについて異議申し立てが出ても仕方がないでしょ、ってことでしょ?
946無名草子さん:03/02/13 00:14
内田さんが、じわりじわり、ひたひたと追い込んでいるものを、
かたまりをドーンと投げ込むような表現で紹介するのは、何だろ
うね、気遣いが足りない(w
斎藤さんは、読んでいると思うけどねぇ。
947無名草子さん:03/02/13 00:16
>>945
>男なら、不器用でも無能力でも普通に社会で生き残れるんだから

アフォ?
948無名草子さん:03/02/13 00:18
>945
おまえは社会を知っているつもりなの?(藁
949無名草子さん:03/02/13 00:23
フェミニズム運動に挫折し傷ついた女には萌える。
950943:03/02/13 00:25
おっと失礼
>>946は、>>944へ、です。
951無名草子さん:03/02/13 00:41
フェミニズムに恨みがある人の巣窟なの?ここ。
952無名草子さん:03/02/13 00:53
>>948
そういうアンタは?なんか偉そうだね。
953942:03/02/13 02:40
>>946
ハン板の「板尾本部長」スレで盛り上がってたもんで、レスが遅れてしまってスマン。
たしかに、ストレートに書きすぎたというのは自分でも思う。
パンチの効いたことを書きたい時間帯だったもんでね。かんべんな(w

で、どうだろう。斎藤は内田の本を読んでるのかなあ。
物事を分類し、カタログ化し、批評すること自体、
すでに男的なるものに浸っていることを、斎藤はわかってるんだろうか。
もし自覚もせず、嬉々として書いているのであれば、ピエロもいいところじゃないかと。
それを自分は言いたかったわけですね。ま、余計なお世話だが。
あと、斎藤の本は全部読んではいないが、たぶんもう買うことはないと思う。
なんかね、こう、基本的な愛が感じられないのね。
(まったくの主観。斎藤ファンには申し訳ない)
人を小馬鹿にするのはいいが、
やるんだったら根本敬並みに愛を持ってやってほしいと。
954無名草子さん:03/02/14 12:21
>>951
というかフェミニズムが病的なサヨク思想ってことに
みんなが気付いてるんじゃないの。

「趣味は読書」の話を聞かない男〜のところを読んでホントに
斎藤はフェミニズムに侵されているんだなと思ったよ。
955無名草子さん:03/02/14 13:01
フェミニズム=サヨというわけでもあるまい。
斎藤はサヨとフェミをまぶしていっちょあがりの生き物。
956無名草子さん:03/02/14 13:33
サヨというより
ほの明かりを好んで不潔な香具師を刺す
ブヨ
みたいなもんでしょ。
957無名草子さん:03/02/14 13:45
>>956
ウマイ表現やね(w
958326:03/02/14 14:12
■■わりきり学園■■

コギャルから熟女まで

素敵な出会い

ゲイ、レズビアンなどコンテンツ豊富

http://kgy999.net/











959無名草子さん:03/02/14 15:29
サヨ≒社会主義マンセー!≒フェミ
だから、フェミ≒サヨクだとは思うけども・・・

まあ、斎藤女史の話に戻ろうや
960無名草子さん:03/02/14 16:21
斎藤をフェミだなんて、フェミニズムに対してあまりにも失礼。
「男流文学論」とそれに対する批判を知っていれば、
「紅一点論」みたいな杜撰な本なんて書けないはず。
961無名草子さん:03/02/14 21:14
>960

普通の女>>>>>フェミ>>>>>>斎藤

ということでよろしいですか?
962便所の落書き:03/02/15 13:59
なんで「小林秀雄賞」?
フェミの溜飲を下げるために、「テキトーにオンナ入れといたらいっかー」
みたいな感じがしてイヤだ。それに、「権威になってはダメ」だって(新聞
で言ってた)言うなら、「賞」と名がつくものはキョヒれや。
『〈民主〉と〈愛国〉』なんかのほうがよっぽど「小林秀雄賞」に近いとお
もうんだが。
そいえば、石原都知事にオバサン数人がバレンタインにチョコ渡してたけど、
「謝るアナタが好きです」みたいなこと書かれてて、フェミの宗教臭にゾッ
としたんだが。
963無名草子さん:03/02/17 13:06
池袋講演の前売りチケットゲットしました。
代金分は楽しめることを期待しています。
少し読み返そうかとおもいます。
964無名草子さん:03/02/17 13:47
最新刊の批評本みたけど、なに?
できの悪いエッセイ、それ以下
よく出版したな
965505:03/02/17 14:12
■■無料レンタル掲示板■■

どんどんレンタルして下さい

ランキングありジャンルも豊富です


http://www.geocities.jp/kgy919/bbs.html










966無名草子さん:03/02/18 01:05
性差万別はもっとひどいよ
967無名草子さん:03/02/18 02:13
なんでこの人、持ち上げられてばっかなのかよくワカンナイんだけど。
968無名草子さん:03/02/18 02:16
「芸なし左翼」は誰の事? ヤ、御自身の事。
さあ、とっととうしやアがれ。
969無名草子さん:03/02/18 20:38
>>967
2000年以前の2ちゃんでは、非常に崇拝されていたような気が。
「私は斎藤美奈子さんを尊敬します」という感じのカキコが多かったし、
悪口(というより真っ当な批評)など書き込めない気配だったっけ。

昔も今も、斎藤美奈子さんのファンって長淵剛のファンみたいなノリなんだよなぁ。何でだろう♪
970無名草子さん:03/02/19 01:11
>>969
ま、2ちゃん以外では未だに絶賛されているワケだが。
「趣味は読書。」しか読んでないんだけど、なぜこれが素晴らしいのか、
どこが賞賛に値するのかわからなんだ。いったい何がいいわけ?
文体の新鮮さですかね? どうでもいいけど。
971無名草子さん:03/02/19 01:48
フェミ女に指示されてるだろな(藁

まあ、女評論家にフェミ(左翼)の物差しでしか物事を計れない
奴はもういらない。違う視点で見れる女の評論家の登場を願わずに
はいられない。
972無名草子さん:03/02/19 13:25
フェミでもサヨでもそれは本人のスタンスだからとりあえずおいとくとして、
とみに書くものがマンネリ化、パターン化してる。
結局いちばん面白かったのは、処女作「妊娠小説」ということか。
973無名草子さん:03/02/21 17:19
>972 同意。
この人がヘンになってきてるのは「面白い(笑える)文章」を書こうとしてるからなのでは?
何かもう「私ってシニカルで皮肉の利いたセンスがあるからさぁ〜フフン♪」
…とでも言いたげな、つまらん文章になってる。まんまオヤジギャグじゃん。

どうでもいいけど、女看守さん逃げたのかな。
974無名草子さん:03/02/21 18:24
>>973
読んでると寒気するのよね。なんか無理しすぎ、つーか。
読者の「目線」から、みたいな親しみやすさがあったんだけど、
賞とったことも含めて、もう「権威」化しちゃってる。
で、隙を与えないように、「私って善良じゃないの」とおどけてみせる。
それと、あらゆるジャンルに手を広げすぎたことで、浅薄な評論に
終始してしまうようにもなりましたね。欲張らなくてもいいのに。
975明快な論評ハケーン:03/02/22 21:30
___________________________________

世間の評価に比べ、自分の評価がモーレツに低い本

http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1011267383/-401-500

470 :無名草子さん :02/07/26 22:30
斎藤美奈子の著書は、おおむね「切れ味鋭い」「痛烈で爽快」と評価されるけど
私にはどーーしても「下品で無神経」としか思えない…。
「ナンシー関のマネをしてる天野祐吉」みたいな、文体のダサさにも馴染めない。

___________________________________


…そろそろ、次スレ立てる?(投げやり)
976無名草子さん:03/02/24 17:39
立ててもいいんじゃない?(投げやり)

「ナンシー関のマネをしてる天野祐吉」・・・確かに。(プ
977無名草子さん:03/02/24 21:34
斎藤モナ子。
978無名草子さん:03/02/25 15:59
っていうかここで暴れてるのって小谷野だったんだってね。
それ知ってなえた。
979無名草子さん:03/02/25 18:41
こういう奴は必要なんだよ、業界的に。
威勢のいい文藝評論家って今いないから。
しかも女だし。遊ばせてやれよ。
980無名草子さん:03/02/25 20:04
>>978
え、そうなの。小谷野ってマジで病気か!?
981無名草子さん:03/02/26 02:41
>>979
馬鹿女をのさばらせておく程、今の文壇界はやんでいるということですな
982無名草子さん
保全