第126回直木賞受賞の唯川恵さんについて、どう思いますか。
賛否両論あると思いますが、みなさんのご意見をお聞かせ
下さい。
つうか、名前はよく知ってるけど、読んだ事ない。
口当たりよさそうで中身なさそうと思っちゃった。
みんなは、読んでる?
>>2同意。二三冊、読むと人物造型が似通っているのが
わかり、飽きる。
それと、タイトルがすごく少女趣味で恥ずかしい。
4 :
無名草子さん :02/01/20 17:27
「あなたが欲しい」なら読んだことあるけど…
今の直木賞のレベルにはピッタリ。
読んだことあるけど、登場人物が多すぎていやんなって
途中で止めた。ドキュソでスマソ。
文章はきれいでディティールの描写も上手い。
直木賞も落ちたってことかな。
10 :
無名草子さん:02/01/20 19:14
子供向きの話書いてる人じゃないの?
そういうイメージだからぜんぜん読んでないが、
直木賞もらったんなら普通の小説も書いてるのか?
今度見てみるか。
11 :
無名草子さん:02/01/20 19:16
小池真理子や桐野夏生には遠く及ばずって感じだね。
12 :
無名草子さん:02/01/21 07:56
なんか、盛り上がらないねこのスレ、やっぱり
この人って一般的にはマイナーだったのかな。
イマイチねえ
山本文緒の後塵を拝すって感じだね。
15 :
無名草子さん:02/01/21 13:33
エッセイは読んだことあるけど、かなりいいトシなのに
結婚に対して少女趣味な夢を語ってて、すごくひいた。
夢見がちなオバサンて感じ。
一回結婚してから同じこといってみろよ。
16 :
無名草子さん:02/01/21 13:45
そうそう、彼女のエッセイ…ありゃなんじゃあって感じ。
いくら生活かかってるからって、あんな色物エッセイ出して
恥ずかしくないのかねえ。
17 :
無名草子さん:02/01/21 14:15
題名がなんとも言えない。
「彼女は恋をがまんできない」
「シングル・ブルー」
「10年間OLやりました」
こういうエッセイが愛読書という子とは
友だちになりづらいかも。
18 :
無名草子さん:02/01/21 15:13
コバルト、書いてたってうわさ。作品知りたい。
数年前から、コバルト系、ブレイクし始めて、なんかうれしい。
以前、目黒さんが「真空とび膝蹴り」で、コバルト侮れぬ、という発言があった
このところの、大躍進と連動しているわけではないけどね。
19 :
無名草子さん:02/01/21 15:35
この人の作品よんでやなきぶんになった。
みんな登場人物いい年してんのにままごとみたいな
恋愛しかしてなくて相手の男の人のことなんか全然考えてないのね。
女のやなとこだけを凝縮して作品にしたってかんじだよね。
20 :
無名草子さん:02/01/21 15:59
唯川って、ほんと、タイトル見ただけで
ゲンナリする感じ。それでもエッセイを一冊だけ
読んだかな。
山本文緒のほうがましね。
21 :
無名草子さん:02/01/21 16:03
作品の中の登場人物があまりにオヴァカなので呆れる。
例えば、「さよならをするために」の主人公。元彼と別れ、
高校時代の同級生と付き合うことになるのだが、車に乗っている
とき、その男が後続車の路線変更を意地でも許さないところを
カッコイイと感じ胸キュンになるくだり…。
マナー違反を許せないというのは、解るのだが事故に遭うことを
考えたら実に危険な行為だ。(野暮を承知の上で言うのだが)
大切な恋人を乗せているなら、「安全第一」ではないだろうか。
こういう融通の利かない男をカッコイイと認識する唯川は、
ドキュソに思えるのだが如何か?
22 :
無名草子さん:02/01/21 16:19
唯川は過去にも候補にあがったことがあるらしいけど、
注目された作品なんていままでにあったか?
いくら直木賞が堕落してるからといっても、
限度というものは知ってもらわないと。
23 :
無名草子さん:02/01/21 16:27
24 :
無名草子さん:02/01/21 17:11
一冊持ってる自分が恥ずかしくなる作家。
山本文緒と比べないで・・・違いすぎるから(w
25 :
無名草子さん:02/01/21 18:31
唯川と山本ってコバルトの先輩後輩関係にあるから、
どうしても比べられちゃうのかもね。
直木賞とったのも前後してるし。
この二人の作品でプロットが類似しているものが
あるんだけど、偶然なのかな。
唯川の「彼の隣の席」と山本の「パイナップルの彼方」
両方とも主人公が御局に職場の上司との仲を嫉妬され
いじめられるとこが凄く似てるんだ。
作品について話し合ったりしてるのかな。
26 :
無名草子さん:02/01/21 20:10
私は山本文緒の方が絶対に好き。
似てるけど、やっぱり違うよ。
山本はけっこうダークな部分をさらっと出してるし
媚びてる感じがしない。
でも、やっぱり雰囲気は似てるわなあ・・・
27 :
無名草子さん:02/01/21 22:07
新聞の広告に「新直木賞作家」の話題作と銘打って
さよならをするために 彼の隣の席
シングル・ブルー 恋人はいつも不在
あなたへの日々 愛しても届かない
だって、受賞作がマガジンハウスだと
宣伝も出来ないんだね。
過去の駄作並べられても…。
28 :
無名草子さん:02/01/21 22:13
好きな作家に唯川恵を挙げてる個人サイトを検索してみた。
しょうもない連中ばっかだ。
えーマジで…?鬱。
今日、唯川恵ってどんな作家やろー?
とか思て文庫版を1冊買ってもーた。
小説じゃないけど。
表紙のビーズが可愛かったから。
30 :
無名草子さん:02/01/21 22:24
う〜ん。付き合いたいと思った女が「好きな作家は唯川恵」って
言ったら、ちょっと躊躇するかな。
31 :
無名草子さん:02/01/21 22:44
文学板にあった「唯川恵直木賞…」スレすぐ沈んじゃうね。
あっちでは、もっと知名度が低いのかな。
32 :
無名草子さん:02/01/22 05:31
>>28 同意。男で唯川恵のファンて奴がいたけど、なんかしょうもなって
感じの奴だった。
33 :
無名草子さん:02/01/22 11:01
2chにおける唯川の関心度
作家としての面白さ(興味深さ)という点では、
山本文緒>>>>>>>>>>>>>>唯川恵
室井ほど、エロ・グロでもないし、姫野ほど
作風に特徴もない。やっぱり地味だわ。
でも、直木賞受賞しても2chでこれだけ話題に
ならない作家もいないんじゃないの。
34 :
無名草子さん:02/01/22 12:38
この人が直木賞作家。。。
納得いかーん
35 :
無名草子さん:02/01/22 14:01
まさか談合で決まったんじゃないよね。(藁
36 :
無名草子さん:02/01/22 14:12
直木賞の銀色夏生と思えば納得できるかも。
37 :
無名草子さん:02/01/22 14:13
>>33 藤田宜永の時もこんなもんだった。
直木賞自体が話題にならないんだと思われ。。。
38 :
無名草子さん:02/01/22 14:17
>木賞受賞しても2chでこれだけ話題に
>ならない作家もいないんじゃないの。
そんなこといったらもう一人の受賞者である
山本一刀はどうなるんだぁ!
単独スレ立つだけたいしたもんだ。
39 :
無名草子さん:02/01/22 14:42
つーか、山本一力の場合は発表作品が少ないから
評価しずらい。
しかぁし、唯川の場合は過去の駄文が多すぎるため
評価が低いものと思われる。
40 :
無名草子さん:02/01/22 14:44
スマソ 誤…評価しずらい 正…評価しにくい、です。
41 :
読みたいちゃん:02/01/22 14:49
なんだろう、直木賞の選考って、
いんちきくさい感じがしてきた。
選考委員を毎年、替えるべきだろう。
42 :
無名草子さん:02/01/22 17:16
選考委員の中でも、主流派と反主流派がいるって聞いた。
渡辺・阿刀田が主流で、五木・井上はどちらかと言うと
反主流ってかんじらしい。
43 :
無名草子さん:02/01/22 19:19
唯川の出身地に住んでます。
受賞と同時に地元の新聞やら地方局が取り上げて煽ってるよ。
市長が中学生に向かって「唯川さんに続け」なんて言ってるし、
地元のアホ新聞は「文学の巨星」なんて見出しつけてるし、目眩
がします。もうね、アホかと、バカかと(w
44 :
無名草子さん:02/01/23 08:23
>43
嘘でしょう?マジ?すごいんだね。あの人って金沢でしょ?
金沢なら泉鏡花一人いりゃあ、十分じゃない。
なにもわざわざ、彼女もってこなくったって。
45 :
無名草子さん:02/01/23 11:01
そんなドキュソな市長がいるのか、ということに驚きを禁じえない。
46 :
無名草子さん:02/01/23 15:48
そんな市長は絶対唯川の作品よんでないとみた。
よんでないからそんな事イウんじゃない?
だって、いい年した男(だよねえ、たぶん)が唯川の作品読んで
感動するわきゃない!
そういう適当なやつがいると困るわい
47 :
無名草子さん:02/01/23 16:59
情けないねぇ。加賀百万石の文化に対する誇りは何処へいった?
つーか、直木賞くらいで騒ぐ市長がアフォ。
ホント。直木賞sage。
ちっとも、権威なし
49 :
無名草子さん:02/01/23 22:57
唯川は結構勘違いして、凱旋お国入りしたりして…。
50 :
無名草子さん:02/01/23 23:25
作家本人を責めるのはかわいそうだからやめて。
分不相応な賞をもらってしまってかえって気の毒だ。
本人は何も悪くない。賞をあげたやつが悪い。
51 :
無名草子さん:02/01/24 02:23
何年か前に何冊か読んだおぼえがあるけど、
内容なにひとつ思い出せない。。。
52 :
無名草子さん:02/01/24 04:14
金沢だったら泉鏡花の他にも「文学の星」っているんじゃん?
わざわざこんなのネタにして煽らなくても…
逆にレベルを落とす事に繋がりそうだな。
そーいや桐野夏生も金沢だったような。
室生犀星も金沢だよね
54 :
無名草子さん:02/01/24 10:11
う〜ん、本当の正念場は逆にこれからだって事を本人が
自覚していれば、それでいいと思う。
直木賞とっても、全部がメジャーになるわけじゃないからね。
今日、唯川の他にもう1人直木賞とった五木とかいう人が
ズーム院朝出てた。
なんかもう、忙しくて大変らしい。
唯川はどうなんだろう?
五木なんかより唯川の近況をしりたかったぜ。
56 :
無名草子さん:02/01/24 12:29
五木???じゃなくて山本でしょ。彼は文春の新人賞受賞してるから
文春がバックアップするってことなんだろうね。
唯川は集英社の雑誌で4月から連載するってウワサだけど。
57 :
無名草子さん:02/01/24 12:30
はっ・・・
し、失礼。山本でした。ハズカシっっ。
58 :
無名草子さん:02/01/24 12:35
まあ、今までの唯川の愛読者からするとイマイチ認知されなかった
先生(?)が、晴れて直木賞作家になったからよかったねってとこさ。
59 :
無名草子さん:02/01/24 14:17
60 :
無名草子さん:02/01/24 14:37
61 :
無名草子さん:02/01/24 20:57
なんか、この人の本って想定がいいから
釣られて買うと後悔するって感じだね。
洒落た想定にする半分、内容を面白く
して欲しい。
62 :
無名草子さん:02/01/24 20:58
想定じゃなく、装丁でした(鬱
63 :
元書店員文庫担当:02/01/24 22:18
集英社のナツイチフェアとともに、この人の本を並べておくと、
中〜高校生らしい女の子が(コバルトの延長って感じで)
買ってってくれてたな〜。
もちろん、その横にはおいしいコーヒーの入れ方シリーズ。
64 :
無名草子さん:02/01/24 22:55
つーか、村山由佳につられて便乗御買い上げなんじゃないの?
65 :
元書店員文庫担当 :02/01/25 00:17
実際はそうなんだけど、受賞記念のご祝儀ってことで(w
66 :
無名草子さん:02/01/25 00:25
そうなんだ。でも本人は
「あたし超売れっ子。やっぱコバルト時代のファンがついてるもんね」
って思ったかもね。
67 :
無名草子さん:02/01/25 00:40
田辺聖子が作家になるための条件の一つに、読書量が多いこと
をあげていたけど、この人学生時代はスポーツ一辺倒って感じ
だったんだね。
>>60の記事みると、あまり読書していないみた
な印象を受ける。
68 :
無名草子さん:02/01/25 18:57
なんか作品に共感するって意見はあまり見当たらないけど、
女性でこの人のファンっていないのかな。
それとも2chでは少ないのかな。
69 :
無名草子さん:02/01/25 21:47
山本一力は処女作の宣伝までして売り出してるのに、
彼女はそういう売り方しないのかな。
集英社も新潮社も過去のストックを在庫処分するみたいな
宣伝しかしないし。
マガジンハウスにしても、サイン会もやらないなんて
あまりにも可哀想すぎる。
70 :
無名草子さん :02/01/26 19:05
明日の書評に載ってるといいな。
71 :
無名草子さん:02/01/26 21:21
72 :
無名草子さん:02/01/26 22:04
絶対ない。ありえない。むしろ来てるとしたらこのスレに
来てると思うよ。
73 :
無名草子さん:02/01/27 00:14
なんか、あまり知られていないみたいだから、サイン会する
とかして、売り出し方考えたほうがいいのにね。
今のままだと「誰だっけ?」で終わってしまいそうな気がする。
74 :
無名草子さん:02/01/27 00:22
市立図書館にある金沢三文豪の像の横に…、なんてことには絶対にならんとは思うが。
そもそも、受賞するまで聞いたこともない名前だし。
75 :
無名草子さん:02/01/27 00:26
そのうちテレビの恋愛ドラマの原作をやりそうだな。
76 :
無名草子さん:02/01/27 01:05
77 :
無名草子さん:02/01/27 01:25
ここ最近の元コバルト勢は頑張ってるねえ。
山本文緒といい、岩井志麻子(元・竹内志麻子)といい。
いちおう一般書に進出してる正本ノンとか島村洋子あたりはあせってるだろうなあ。
でもこのふたりは唯川よりさらに、賞モノに似つかわしくない作風です。
あとは、
角田光代(元・彩川杏。すでにけっこう賞取り作家)とか図子慧(ときどきボーイズぽいのを書くようだけど、
実はここに出ているなかではダントツに文章上手い気がする)あたりが、
今後いいセンいくかも。
唯川恵に直木賞はどーだかなあと思いますが、
上記にあげた人たちが、
コバルトが今のへっぽこファンタジー小説誌になる前の、
最後の「良心」って感じだったので、
なんか許せてしまうという気持ちもなきにしもあらずです。
78 :
無名草子さん:02/01/27 02:31
本日、コバルト(雑誌の方)を機会があって読んでみたんですが、
今活躍している元コバルト作家たちとはずいぶんと作風が違うような気がしました。
というか、漫画描いている人がそのまま吹き出しを文章にしたようなそんな感じの作品が目立っていたのですが。
それと、ボーイズ系の台頭!
山本文緒とか岩井志麻子とか唯川恵とかも、あんな感じの書いてたのでしょうか?
そして、現在のコバルト作家が何年かして直木賞とるのだろうか?
何か考えさせられる一日でした。
79 :
無名草子さん:02/01/27 10:07
唯川と同年代の私から見ると、彼女の書く作品は
大人(あくまでも精神年齢という意味での)が
描かれていないような気がする。
彼女の作品全般を通じて言えることだが、主人公に
に思い入れしすぎて客観的な視点が欠けている所が
あるように思う。
い読者を引き付けるためには、それが効果的なのだろうが、
同世代には共感されにくいのではないだろうか。
以前小説すばるで「森遥子のような大人向けの小説を
書いて見たい」と言っていたが今のままでは難しいと思う。
同年代の篠田節子・藤堂志津子・小池真理子・桐野夏生あたりと
比べると、作風がかなり幼い(コバルト風を脱していない)
感じがする。
80 :
無名草子さん:02/01/27 10:09
スマソ。 い読者ではなく、若い読者です。
81 :
無名草子さん:02/01/27 13:35
直木賞もらっても、メジャーになれなかったら
意味無いじゃん。
82 :
無名草子さん:02/01/27 16:14
唯川恵さんざんな言われようだけど、擁護意見はないの?
いままでそういうの、ひとつもないんじゃないか。
マガハ社員が唯川ファンを装って書き込んだっていいようなものなのに…
83 :
無名草子さん :02/01/27 16:34
う〜ん。難しいね。10数年作家活動をしてきた割に、書いている
作品が幼稚なものが多いからね。
彼女のエッセイを読んだら、内容のあまりの御粗末さに引く人
多いと思うけど。
84 :
無名草子さん:02/01/27 16:37
86 :
無名草子さん :02/01/27 21:13
「ベター・ハーフ」¥1700は絶対高すぎる。
なんか、あんなにてんこもりに事件がおこる
結婚生活なんて…つくりものじみている。
ドキュソ夫婦のなれの果てって感じにしか
思えん。
特に妻のほうがものすごく世間知らず。
今時OL経験があるのにあんな世間知らずな女
いるか?
キタグニ新聞社員よ擁護してやれ(w
文学の巨星なんだろ?
88 :
無名草子さん:02/01/27 22:17
愛には少し足りない、読みました。
叩かれるかもしれないけど、途中でだんだん歯車がずれていく…ってところは
なかなかおもしろいと思ったんです。「もう結婚なんかできない」ってなって
でもやめることもできなくて、どうなるんだろう??って思ってたら
最後あっけなく結婚することになって、めちゃめちゃつまんなかったです、終わり方。
「どうなるんだろ〜」って思わせておいて結局「ハァ?」な終わり方って後味悪いですよね。
全然関係ないけど山本文緒より唯川恵の方が年上なんですね、意外だった。
89 :
無名草子さん:02/01/27 22:22
彼女の作品を読んでも、とても「豊かな想像力を追求してきた」
ようには思えない。寧ろ浅薄さが透けて見えるという印象を
ぬぐいきれない。
90 :
無名草子さん:02/01/27 22:29
>>88 同意。
なんか、この人の作品って結末がいつも拙い終わり方なんだよね。
小説って、最後の締め括りが大切だと思うんだけど、なんか唯川の
場合いつも中途半端な感じで終わってる気がする。
91 :
無名草子さん:02/01/28 01:22
救世主、登場!
唯川恵の「別れの言葉を私から」はいい。
頭ではわかっててもできないことをズバッと指摘してくれてる。
バイブルにするつもり。
92 :
無名草子さん:02/01/28 02:31
>91わたしも、好きっス。
疲れたときに読むと癒されるつーか。
しんどいときは、幼児虐待だのトラウマひきずりだの引きこもりだのの物語、
読みたくない。
かといって、エグニさんみたいに愛にも容姿にも才能にも恵まれてる作家の話は、
読み終えて悲しくなるからさ……。
フツーの女がフツーにがんばって、幸せ掴もうとする話がいいの。
「そうそう、そうなんだよ」とつい力みたくなる一行がいいんだよ〜。
そういうの、きちんと書いてくれる人、ほかにいないもん。
そして身の丈が書ける作家の筆力というのは、異常な日常しかテーマにできない
作家より、実は上だと思う。
けなしてる人、『めまい』読んでくれ。
ホラーだが、とてもとても美しい話だよ。
93 :
無名草子さん:02/01/28 09:51
彼女の場合、風景描写は素晴らしいと思うんだけど、
心理描写が曖昧な感じがする。だから、登場人物の
行動が理解できない時がある。
特に主人公ばかりにスポットをあてているから、
周囲の人間の心理が描かれていない。
「キスよりせつなく」では、新しい恋の相手の徹が
知加子に惹かれていく過程がまったくわからなかった。
(平凡なOLという以外に彼女の特徴がないなら
その辺も暗示しないと話の展開に無理があると思う)
94 :
無名草子さん:02/01/28 10:16
唯川恵って、さほど個性的な作家じゃないのに、
その本が書店で大量に平積みされているという
現象は、依然として直木賞にネームバリューが
あることを示してるんだろうが‥‥こんなことで
いいんだろうか、とも思ってしまう。
小池真理子や桐野夏生の域を目指すなら、もう少し
作品に毒が欲しい。恋愛小説なら、大人のエロティックさも
盛り込むとか。そんな作品、あるのかな?
95 :
無名草子さん:02/01/28 11:08
こう言っては失礼かもしれないが、人間に対する洞察力が
欠けているのではないか。造型する人物像がの底が浅い。
これは作家の発想の浅さを物語るものではないか。
描かれている女性が受身であることが多く、共感できない。
96 :
無名草子さん:02/01/28 19:34
「肩ごしの恋人」を書店で手にとって読んで見た。
2,3ページでギブアップ。
あんな質の悪い日本語はとても読む気になれない。
中村明流に言えば「典型的悪文」だろう。
幻冬舎の学生の文学賞選考委員などを引き受ける暇が
あるなら、自分の日本語能力を磨けと小一時間説教したい。
97 :
無名草子さん:02/01/28 21:04
文学板でスレ立てた人がいたけど、
この人のスレってすぐ沈んじゃったね。
過去ログに逝くのも時間の問題かな。
98 :
無名草子さん:02/01/28 22:07
>>94 桐野や小池のレベルになるのは、難しいと思う。
唯川の場合表現が工夫されていても、行間に知性が
感じられない。洗練されてもいない、どっちつかず。
99 :
無名草子さん:02/01/28 23:39
書店の平台につんであったけど、やっぱり山本一力の方が
派手に宣伝してた。(見出しが大きくポップも派手だった)
値段も300円高い割に、結構売れていた。
唯川の方は文庫本で何故か「シングル・ブルー」だけが売れていた。
森よう子(漢字出せねえ)>>>桐野>小池>>>唯川
101 :
無名草子さん:02/01/28 23:45
100!
>99さん
書店員ですか?
一力さん借金生活から家族に支えられ這い上がり・・・
という成功物語で売ってますな。
ユイ・センエさんって今まで名前は聞いたことあるが
作品タイトルひとつもしらんかった・・・
遅かりし・・・100無念
103 :
無名草子さん:02/01/28 23:55
>>101 ちがいますよ〜ん。書店員はああいうふうには書きません。
客だよ。客。彼女も一応(ゆいかわ・けい)って呼んであげようね。
104 :
無名草子さん:02/01/29 00:46
藤堂志津子>森遥子>>>桐野>小池>>林>>>>>>>>>>>>>>>唯川
かな。
105 :
無名草子さん:02/01/29 07:21
「肩ごし…」にはがっかりした。
なんか、「病む月」や「めまい」のほうがま
だ一生懸命書いてるっていう感じがした。
106 :
無名草子さん:02/01/29 19:43
シングル・ブルーを読んで以来、唯川作品は買わないと決めていたのに、
受賞作を買ってしまった。
心を入れ替えてがんばったら、いい物が書けたのかと思って。
唯川さんには特に言いたいことはないけど、選考委員に一言いいたい。
金返せ!!!!!
107 :
無名草子さん:02/01/30 05:59
マガジンハウスの広告。
(本のイラストばかり大きくて作者の写真は極小。
文春のものに比べインパクト無し)
井上ひさしさんの講評が「新しい家族の形態を描いた」と絶賛と
なっていたけど、本当かなあ?本人の談は、恋愛小説を書いたつもり
となっていた。作者と選者のコメントが違いすぎるので、
読者としてはちょっと納得できない。
108 :
無名草子さん:02/02/01 06:57
唯川はキャリア志向の女を書くのが下手。
つーか、自分がキャリア志向でもなく、一般職のOLで
タラタラしていた人が自分と正反対の立場の人間を描くのは
よほどの努力が必要だろう。
「肩ごし…」にしても、萌が報道記者志望だった設定になっているが、
彼女の特技が英検一級のみ、というのが、笑えた。
バブル崩壊の就職難で、自分の希望が叶わなかったことをグチル下りが
あるが噴飯ものだ。
学生時代に資格したが英検一級のみで報道記者志望などと言ったら、
人が笑うだろう。
そんな常識的なことも知らずにキャラ作りをするなと言いたい。
109 :
無名草子さん:02/02/01 12:47
「少なくとも、私は夢を叶えるために頑張ったわ。
結果がすべてじゃないでしょう。大切なのは過程でしょう」
って萌のセリフ、結構痛いんですけど。
なんかすごく子供っぽい。何故成功しなかったのか、という
自省が全くない。
萌は友人のるり子を学習能力がないと軽蔑しているが、
彼女も同類ではないか。萌がそれに気づいていない点を
描ききれていない。
(作者としてその辺はどう思っているんだろう)
『女たちのジハード』(篠田節子)に登場する人物は大体同じ
くらいの年齢層だけど、もっと現実的に行動していた。
挫折や葛藤があっても、それを乗り越えていくたくましさが
描かれていて共感できた。
けど、同じ年齢の唯川の場合は、いざとなると誰かに頼る、
主体性が皆無という点で理解できない。
110 :
無名草子さん :02/02/01 23:06
まあ、あんなライトノベルもどきの作品で直木賞とったんだから、
これから相当頑張らないとこの人先々キツイと思うよ。
直木賞作家というブランドがあっても、売れる人ばっかじゃないもん。
111 :
無名草子さん:02/02/02 07:56
唯川ファンてやっぱりマイノリティなのかな。
今までのところ、
>>91,
>>92くらいしか
ファンらしき人いないもんね。
112 :
無名草子さん:02/02/02 08:49
113 :
無名草子さん:02/02/03 09:34
まあ、ここまで郷里の人に大切にされれば本望だろうね。
固定的読者は金沢市民ってことでいいんじゃないの。
114 :
無名草子さん:02/02/03 13:17
顔がちょっとデカいね。顔のりんかくも悪い。
年にしてはそこそこの顔だが、デカさがマイナスポイントだ。
115 :
無名草子さん:02/02/03 13:47
容姿はともかく、作品がねえ。なんかドラマの脚本かレディスコミックを
文字化したようなもんで直木賞って言われても…。
116 :
無名草子さん:02/02/03 13:51
顔がすっきりと小さければ、純文学を書いて芥川賞作家だったのにね。
顔の大小で作家としての人生が大きく変わってしまった。
オレも、小顔でエラが張ってない女とケコーンしたいよ。
117 :
無名草子さん:02/02/03 14:09
まあ、純文は無理でしょう。
周りを見ると、週末に浮き足立ってる人の姿がやけに目につく。
互いに不細工なのに、恥ずかしげもなくいちゃいちゃしまくっている
カップル。見るからにクルクルパーの顔と格好で、だらしなく語尾を
のばす喋り方ではしゃぎ回っいるガキども。穿いているパンツの伸びきった
ウエストのゴムが象徴するような、緊張感も自意識もなくした家族連れ。
制服みたいな柄もののジャケットを羽織った象の足のおばさん軍団。
押し入れの奥に長い間しまいこんだ布団みたいな臭いがしそうなおじさん。
47の大人が書いた文章とはとても思えない。近年稀にみる不作だね。
118 :
無名草子さん:02/02/03 14:34
>>117 >見るからにクルクルパーの顔と格好で、
「クルクルパー」なんていう死語を使うところで、50近いオバサンだと
いうことを再認識させてくれる。
ところで山田詠美は27歳で直木賞だった。唯川は20年も遅れたね。
119 :
無名草子さん:02/02/03 15:36
117は、るり子(27歳女性)が、新宿の街角で感じたことが描写されて
いる下りだ思うけど、やっぱり年齢的なギャップを感じるね。
今の若い女がどういう言葉遣いをするか、ドラマでも見て研究しろと
言いたい。
あと、これなんか、なんとなく「2001年の男運」のパクリみたい。
これは萌の家に居候してる崇に対してるり子が持った印象を
語ったものだけど、
(崇は)フットワークもよくて、買い物の途中に、クジラの形を
した熱気球を見つけた時、日が沈むのも気づかずふたりで追い掛けた
こともある。
もし、信之(るり子の夫)だったらどうだろう。結婚前はそれこそ
「僕がつかまえてあげる」くらい言ってくれただろうが、今はきっと
ぼんやり見上げて「ふうん、面白いね」で終わるに決まってる。
本当に面白いことは、そこから先にあるというのに。
>今の若い女がどういう言葉遣いをするか、ドラマでも見て研究しろと
>言いたい。
その点で言えば、速水由紀子は優秀すぎるぐらい優秀だな
121 :
無名草子さん:02/02/03 19:58
そう、いくら風俗を今風に描いても、キャラ(登場人物)の価値観が
二昔前のものだからちぐはぐな感じになっちゃうんだよね。
それって結局作者の価値観がそのまま反映されてるってことでしょ。
「肩ごし…」は唯川の研究不足と発想の旧弊さがモロに出ちゃった
作品だと思う。(新しさを描いたつもりがちっとも新しくない)
若いお姉さん向けの小説書くなんて悪あがきはやめて、坂東眞砂子
みたいに大人向けのホラーを書いたほうが合ってるよ。
かなり、別にって感じ。
123 :
無名草子さん:02/02/09 08:48
昨日、TBSで草野がインタビューしてたけど、なんだか
話がかみ合っていない感じだった。
124 :
無名草子さん:02/02/09 09:00
話すときの自称が「あたし」と言っているのが
妙に気になった。
話し言葉がきちんとしている人は、書き言葉も
正確だというが、逆もまた真なりだなと思った。
125 :
無名草子さん:02/02/09 10:54
>>112 直木賞とって地元で学校から何からこんなに怪獣騒ぎになった例は他にあったか?
俺の母校出て直木賞とった某作家がいるけど、あんなやつ氏ねとか言われてただけだぜ。
唯川は作品はだめだけどなんか人徳があるんじゃないか?
126 :
無名草子さん:02/02/09 13:50
まあ、性格は良さそうだよね。彼女。
でもさぁ、作家って結局書いた物が面白くなきゃどうしようもないじゃん。
性格が良いというのは作家の評価の一部でしかないと思うけどね。
127 :
無名草子さん:02/02/09 14:22
>>125 つーか、単に直木賞受賞作家が1962年の杉森久英以来ってこと
だけなんじゃないの。
逆に文化果つる加賀の国って感じがするんだけど。
128 :
無名草子さん:02/02/09 15:12
>>125 だっだら地元でお蕎麦や定食まで誕生した小泉首相は至高の人徳の持ち主だな。
129 :
無名草子さん:02/02/09 16:48
>120
そーでもないっすよ。
女子高生「あんたは小心な腐った豚よ頭の中にはハートじゃなくて精液が詰まって云々」
なんて言わないよ。速水も超絶寒いよ。
130 :
無名草子さん:02/02/09 19:19
筑紫哲也が
「いやあ、僕もこの作品面白くよませてもらいましたが、篠田節子さんの
『女たちのジハード』(1993)あの時代よりもはるかに軽がると生きていて」
とコメントしてたけど。なんか納得できなかったな。
篠田の描いた女性達は各々現実の問題にぶつかりながらも、自力で問題解決
していこうという熱意のようなものを感じられ、そこに共感できた。
地道に努力してるから道が開けたんだよね。
でも、唯川の描くキャラは結局行きあたりばったりなだけの気がする。
萌の場合は、いやな仕事押し付けられたから即会社を辞める。妊娠したから
シングル・マザー。るり子の場合も、結婚に飽きたから即離婚。で結果が
バツ4って…。同世代としても理解できない。
131 :
無名草子さん:02/02/09 20:54
>>128 なんか世間知らずというか・・・
蕎麦と定食しか話題がないなんて、小泉さん人徳ないねってのが地元の評判。
ふつうは首相が誕生したらあんなもんじゃないからね。
唯川はたかが直木賞だぜ。
132 :
無名草子さん:02/02/09 20:55
>>125 それって、まさか選考委員やってるH・Mじゃないよね。
133 :
無名草子さん:02/02/09 21:04
う〜ん。なんか、あまり売れてないから逆にマス・メディアを総動員させて
必死に売り込みかけてるという印象を持つね。
ともかく印刷したものは、なんとしても売り切りたい、そのための
多少の宣伝費は惜しまない、そんなマガハの戦術っぽい感じなんスけど。
桐野にしても、篠田にしても宮部にしても宣伝しなくてもそこそこ
売れたものね。(作品がそれなりに面白かったから)
ニュース23のキャッチフレーズ「一回目の候補でいきなり直木賞受賞」
が無茶苦茶おかしかった。
134 :
無名草子さん:02/02/09 22:19
アエラ(少女小説出身の作家が直木賞受賞)でこの人の記事を
読んだけど、なんだかなあという感じがした。
過去に他の賞を受賞していなくても、ストーリーが面白ければ
直木賞は受賞できるみたいなことが書いてあったけど、
「肩ごしの恋人」を面白いと思う人ってそんなにいるのかなあ。
読了後の(自分の)感想としてはどこが面白いのか全く理解
できないんだけど。
誰か教えてくれぇ。この作品の面白さを。
135 :
無名草子さん:02/02/09 22:22
なんか唯皮を誉める材料を探そうぜ。
俺としてはいい女だと思うんだがな。
136 :
無名草子さん:02/02/09 22:23
>>134 私あんまりよく知らないんだけど、
誰がこの人を賞に推したの?
137 :
無名草子さん:02/02/09 22:26
ほとんどの本読んだ
すごい共感できる
最初彼女の本を読んだときに自分とこんなに考え方が似てる人がいるなんてと
すごく驚いた
特に、彼女が不倫反対派なのが好感もてる
138 :
無名草子さん:02/02/09 23:00
でも、昔のエッセイでは主婦のことメチャメチャ貶してたよ。
主婦は声が大きいとか、職場に主婦がいると「法事」など
で休みが優先されるのは不公平だとか、昼休みにスーパーで
買った袋をロッカーに入れられて臭いが移るのが嫌だとか。
過去のことだけど、売るために仕事を選ばなかったんだなって
思うな。
139 :
無名草子さん:02/02/09 23:37
なんかね。
嫌いなものを貶めるとか「すっぱい葡萄」あつかいするとか、とにかく
そういうネガティブな視点が多くて読後感が悪い。
厭だけど、嫌いだけど、でも、って前向きさがない。
どこかから降ってきたものを都合よく享受したがる
身の程しらずの我侭女ばかり。
140 :
無名草子さん:02/02/10 00:00
大人の視点が欠けているかなあという感じはするね。
だから、桐野、小池、篠田とくらべると年の割に幼い
というか、練れていないところがあるんだよね。
今のままでは、同性の大人の読者がつかないと思うね。
141 :
無名草子さん:02/02/10 06:33
>>136 アエラには阿刀田高って書いてあった。阿刀田はコバルトノベル大賞の
審査員をしていた。唯川は彼の弟子なんだよね。
142 :
無名草子さん:02/02/10 07:20
この人の本は、TVドラマ流してるーみたいに、何も考えないで済むトコが
好き。『こういうことって、あるわよねー』て、安心感がある。
143 :
無名草子さん:02/02/10 08:10
直木賞は林真理子が選考委員になってしまった段階で
自分を脅かしそうにない作家(唯川恵)にしか取らせなくなったんじゃないの?
と思ってる。山本文緒の場合は逆に「理解あるとこ見せておかないと」っていう
意思表明ではないかと思われ。
144 :
無名草子さん:02/02/10 08:28
そういえば『OUT』がノミネートされたとき、阿刀田が
あまりに残酷すぎてこういう作品は認められないと言ってたな。
たとえ残酷であったとしても、人間の醜悪な部分を抉り出すように
描いてあるというのは、作家の力量だと思うけどね。
唯川の場合は、醜悪さを抉り出すところまでいってないんだよ。
ただの作文。余情というものがまるでない。
145 :
無名草子さん:02/02/10 11:44
小谷野敦の書評より ─新しさって何なのか─
直木賞受賞作には、ときどき、別にその作品が優れているからというのではなく、
この作家も頑張っているからそろそろあげよう、みたいなものがある。唯川恵と
いえば既に人気作家だから、これもそうじゃないかな、と思ったのだが、やはり
そうらしい。
主人公は、幼稚園以来の友人だという二人の二十七歳の女、萌とるり子だ。
るり子は美人だが、女を武器にして生きていけばいいのだと信じていて、既に
二回離婚、三度目の結婚式から話は始まる。萌はそんな友人に呆れているが、
その萌もまた、この前までるり子とつきあっていた新婚の男柿崎と、披露宴後
ホテルへ直行してしまうような女だ。それから、継母に強姦されて家出してきた
という十五歳の少年、崇が登場、萌とるり子は新宿二丁目のゲイバーに出入り
するようになり、萌えは与えられた仕事が不満で会社を辞め、夫の浮気をきっかけ
にるり子も家出してきて、崇と三人で家族のように暮らすようになる。しかし
柿崎の妻も出ていって…。
なんだかなあ。エピソードだくさんで、まるでドラマのノベライゼーションの
ようだ。それがいちいちどこかで聞いたような話のパッチワークなのである。
だいたい萌の両親というものがまったく出てこないのが不自然で、これは安手の
ドラマやマンガではよくあることなのだが、直木賞としてはどうか。帯には
「驚きに満ちた新しい恋愛小説」とあるが、どうです、凄いでしょう、新しい
でしょう、珍しいでしょう、と言っているようで、げんなりする。しかもオチは
「妊娠小説」!武士の情けでこれ以上は言わないけど、斬新なつもりなのは分かる
けどね……。唯川の作品ならほかにいいのがあるだろう。
ところで同性愛のことを「嗜好」と書いているが、「指向」としておかないと
まずいぞ。
146 :
無名草子さん:02/02/10 17:39
漢字の誤用があるとはね。最近はパソコンを使用する作家が
多いけど、同音異義語についてはチェックが必要だよね。
でも、マガジンハウスの編集者も校正の段階で気がつかなかっ
たのかな。それから選考委員の先生方も。
(本人にしてみれば新聞紙面で思いっきり言われてる訳だし
誰かが事前にチェックしていれば赤っ恥かかずに済んだのに)
芥川賞だったら、字の誤用があった時点で選考からはずれる
だろうにね。
でも、長年作家をやっていて、こういう指摘をされるのも
恥ずかしいかも。唯川は同義語を辞書で調べないのかな。
147 :
無名草子さん:02/02/10 18:17
直木賞は努力賞だから……。
長年それなりに第一線でやってれば貰えるでしょ。
山本文緒と比べちゃ可哀想w
148 :
無名草子さん:02/02/10 19:41
>146
おいおい、お前さんも、人のことは言えんぞ(藁
最後の一行目同義語じゃなく、同音異義語だろ。
小谷野先生の指摘の箇所はこの部分だな。
店に向かう途中、マスターの名が文ちゃんであること、高校の同級生
えあること、自衛隊に三年いてそれからその世界に入ったこと、店を
開くまで彼の嗜好に全然気づかなかったこと、などを聞かされた。
(p109 12行目)
149 :
無名草子さん:02/02/10 20:20
この部分もなんかおかしくないかな?
涼しい目とか、意志の強そうな唇とか、鼻筋の通った鼻とか、こうして
見ているとみんな彼のためにある形容詞のように思えた。
150 :
無名草子さん:02/02/10 21:49
筑紫テツヤの番組、ちょっとだけ見たけど
ああいう、陰気くさいおねえさんて
会社に一人はいるタイプだなーと思った。
茶髪が全然似合ってないね。
151 :
無名草子さん:02/02/11 01:39
そうそう陰気くさくて、楽しげな同僚や後輩を上目遣いに見て
「ふん、あんたなんか」「本とは私のほうが」とか思ってそうな。
幼い気持ちを引きづったまま故、ぱっと見るは若いが
法令線には如実に年齢が現れ・・・
152 :
無名草子さん:02/02/11 07:16
まあ、性格が暗いのは作家にありがちな特徴だから許す。
けど、作家としての基礎知識がない奴が直木賞はまずいだろう。
周知のことだが、直木賞は大人向けに書かれる小説の筈。
少女小説の頃から全然脱皮していないままの作品が受賞する事
自体がおかしい。
153 :
無名草子さん:02/02/11 08:09
この人何気に山本文緒をライバル視してる感じ。
山本の作品『パイナップルの彼方』(角川文庫)で
解説を読んでそう思った。
山本と二人でバリを旅行したときに現地の男に
ナンパされたんだって。
最初に声をかけられたのが、自分ではなく山本だった
のが不満だったみたい。
男は私には目もくれず、彼女(山本)に声をかけた。
というような文面だったけど、なんだかね、そこはか
となくジェラシーが透けて見えるんですけど。
いい年してそんなとこで張り合うなよって思う。
154 :
無名草子さん:02/02/11 11:39
>唯川の作品ならほかにいいのがあるだろう。
小谷野は唯川のどの作品がいいと思ったんだ。
(なんとなくこの辺はリップサービスっぽい)
それに人気作家って(w)、一般書籍板でも知名度
低いじゃん。(やっぱ、これもリップサービス?)
賞を取ってから、「へえこういう人いたんだ」と
思った人多いんじゃないの。
155 :
無名草子さん:02/02/11 13:18
『彼のとなりの席』 ? だかなんだかというタイトルの本を装幀につられて読んだ。
恐ろしくつまらなかったので、以降彼女の本は読む気にならんです。
アレだけが駄作なのか・・・と思っていたが、スレ読む限りどの作品も似たようなものなんですね。
なんで直木賞なんだろう。
審査員の「気概」じゃない?
こういうのにも理解あるんですよ、て
157 :
無名草子さん:02/02/11 19:47
もう少し正確な日本語を書く人を受賞させて欲しかった。
158 :
無名草子さん:02/02/11 19:49
スマソ、もう少しは余分です。
正確な日本語を書く人を受賞させて欲しかったですね。
159 :
無名草子さん:02/02/12 09:01
微笑む、狼狽えるにわざとらしくルビをふるのも、どうかなあと思う。
まあ、これは作家の意図じゃなく校正の段階で決まったことかも、知れないが。
よみづらい漢字にルビをふるより、先にすることがあるだろう。
160 :
無名草子さん:02/02/12 14:06
しかし、マガハの営業は激怒してるんじゃないの?
小谷野に酷評されたおかげで、
「本が売れなくなったらどうしてくれる、営業妨害だ」
って言うんじゃないのかな。
161 :
無名草子さん:02/02/12 20:21
>>134 今の一般的な女の本音をわかりやすく描いてる所?
直木賞とったのはどういう所が評価されたのか全くわからん。
誰かおしえてくれぇ。
162 :
無名草子さん:02/02/12 20:24
一般的にこれを読んだ男はどういう反応するの?
誰かおしえてくれぇ。
163 :
無名草子さん:02/02/12 20:46
>ところで同性愛のことを「嗜好」と書いているが、「指向」としておかないと
まずいぞ。
これは単純に校正ミスとかいうことじゃなくて、唯川恵は本気で同性愛は「嗜好」
なんだと思ってたりして。趣味嗜好って意味でさ。
だからそういう観念を正すことを含めて「指向」だろそれは、って小谷は指摘して
るんじゃないかと思うんだけど。
164 :
無名草子さん:02/02/12 21:19
>>163 オレもそう思う。同性愛ってのは、たぶんコーヒーやタバコを
たしなむような「嗜好」じゃすまないだろ。ここは禁煙です、
みたいな言い方で同性愛禁止を言ったら、ゲイの人たちは
憤慨するんじゃないか?
ともあれ、同性愛四股とかけば、おすモーホさんの肉弾勝負。
165 :
無名草子さん:02/02/12 22:13
>>163 あなたの推論通りだとしたら、唯川って凄く言語感覚が鈍い人に思えるな。
166 :
無名草子さん:02/02/12 22:33
ここってきっとマガハの人もROMってるよね。
だって、先週くらいのレスで新聞広告の顔写真が
小さくて目立たないから、可哀想って書いたら、
今週はもう大きくなってたもん。
でも隣が宮部の「模倣犯」で、派出な見出しだった
から、完全に負けてたけど。マガハって本の装丁には
金かけるわりに広告のデザインがダサイんだよ。
167 :
無名草子さん:02/02/12 22:39
ユイカワは歳の割にカワユイ。
ダンナがチト羨ましい。
168 :
無名草子さん:02/02/12 23:03
彼女を可愛いっていう人って今風の顔があんまり好きじゃないんだろうね。
例えば松嶋なんか好きそう。
つまり、目が小さい(唯川の場合は小さいを通り越して五木ひろし目だけど)
顔のぷっくりしたタイプ。
169 :
無名草子さん:02/02/13 00:15
昔の彼女の写真はアイラインをバッチリ入れて2倍くらい
大きく見せていた。(南美希子も真っ青って感じだった)
170 :
無名草子さん:02/02/13 03:29
石川テレビ(だったとおもう)の街頭インタビューで唯川について聞かれた。
今、金沢の本屋で唯川受賞作が一番売れてるとのこと。
「もう、アフォかと、ヴァカかと。
買ったヤツら、今ごろ後悔して、ブックオフに持ち込んでることだろう」
みたいなこと答えたら、放送されなかった。
171 :
無名草子さん:02/02/13 08:23
なんか、それって政治的圧力を感じるね。
だって小説なんて、面白いと思う人もいれば、
つまらないと思う人もいる、そんなの当たり前じゃない。
だったら、批判的な意見があってもいい筈。
それに作家って叩かれてなんぼのところもあるよ。
うわべだけの誉め言葉に惑わされたら、逆に作家生命
終わっちゃうよ。唯川がそうならないといいけど。
172 :
無名草子さん:02/02/13 12:49
>>171 >うわべだけの誉め言葉に惑わされたら、逆に作家生命
>終わっちゃうよ。唯川がそうならないといいけど。
いや、別におわっていいだろ。
173 :
無名草子さん:02/02/13 13:43
それじゃあ、唯川もH女史と同じになっちゃうよ。
174 :
無名草子さん:02/02/13 14:36
洒落た内容を盛り込もうとすればするほど、野暮ったくなる。
そんな感じの小説が多い。
サマー・バレンタインは唯一さわやかな青春小説になっていたけど。
175 :
無名草子さん:02/02/13 20:48
>>172 でもさぁ、せっかくメジャー・デビュー出来たのに
売れずに、大和書房あたりでOL向けにアフォエッセイ
書くなんて惨め過ぎない?
176 :
無名草子さん:02/02/14 09:59
でもさぁ、直木賞とっても「一発屋」で、あとは「誰それ?」だったら
それも可哀想だね。
177 :
無名草子さん:02/02/14 10:18
可哀想も何もそれがほとんどじゃん
178 :
無名草子さん:02/02/14 11:04
なんか、今金沢で盛り上がってる祭りが、10年後
「あれって何だったの?」になりそうな感じだね。
179 :
無名草子さん:02/02/14 14:30
車谷長吉がかわいそうでしかたない。
この程度の作品と赤目四十八瀧が一緒なんて、あんまりだ!
180 :
無名草子さん:02/02/14 17:50
嘆かない。嘆かない。金メッキははがれるもの。
彼女が方向転換せずに、こんな傾向の作品ばかり
発表したら、いずれはそっぽむかれるだけ。
つーか、男性の読者なんて殆どいないよね。
直木賞作家って言われても「ハァ?あんな駄作で??」って
言われるなら無冠でもそれなりの作品書いてる人のほうがいい。
181 :
無名草子さん:02/02/14 22:32
なんかだんだん唯川が気の毒になってきた。
もっとひねった作品で受賞していたら、
堂々と出来ただろうに。
駄作で受賞するとみっともないの例証に
なってしまった。
今日ののキタグニ新聞の朝刊によると、
五木寛之と杉森久英(大昔に直木賞を受賞した金沢出身の作家)と
唯川恵が新・金沢三文豪なのだそうだ。もう勝手にしろ。
183 :
無名草子さん:02/02/14 23:55
あんな間違いだらけの日本語を書く人が文豪って
金沢ってよっぽどドキュソの集まりみたいだね。
良識ある金沢市民および石川県民が可哀想。
184 :
無名草子さん:02/02/15 00:10
唯川ますます鼻高々だね。
天狗になりすぎて「コケちゃいました」なんて
ことにならなきゃいいけど。
この辺が賢い人かそうでない人かの分かれ道だね。
185 :
無名草子さん:02/02/16 00:23
182の話が本当なら、五木寛之が激怒するんじゃないか。
いっくらなんでも、あんなヘボ作家と一緒にするなと
怒り狂いそうだ。
>それじゃあ、唯川もH女史と同じになっちゃうよ。
同じにすらなれないと思う
187 :
無名草子さん:02/02/16 10:19
>>182 五木寛之もワケのわからないやつらと一緒くたにされて怒るだろう。
188 :
無名草子さん:02/02/16 11:15
>>182 ホント今日のキタグニは凄かった。先生、凱旋帰沢!!
で、何かというと”金沢女子短大(現:金沢学院短大)卒”と書く。
グループだからなぁ・・。キタグニと。
吉田先生だって、唯川の事なぞ覚えてないだろうに。
でも、10年前「同じ学校卒!」と思ってエッセイを1冊買ってしまった(w
189 :
無名草子さん:02/02/16 13:18
>>188 >先生、凱旋帰沢!!
「帰沢」というのか・・・。
オレにとっての「金沢市」のドキュソ度が急上昇・・・
190 :
無名草子さん:02/02/16 14:00
金沢出身の人が帰ってくると「帰沢」
他の人が金沢にやって来ると「来沢」
でも、こういう表現を使うのはキタグニと地元誌CLUBだけだよ。
191 :
無名草子さん:02/02/16 15:23
やっぱり地域限定の作家だね。
おなじ地域限定でも藤堂志津子は大人の恋愛小説が書ける人
だから、尊敬できるけど。
唯川は…。
192 :
無名草子さん:02/02/16 16:21
それよりもマガハに直木賞枠があったのに驚いた。
193 :
無名草子さん:02/02/16 19:00
強引にねじ込んだんでしょ。
なんとなく談合の臭いが…。
「愛なんか」だけ読んだけど面白かった。
哀しい気持ち、切ない気持ちを、決して重くなく、
紗のようにまとえる感覚が心地良かったよ。
…まあムードだけ味わう、ってことだけど。
>>189 割とどこの地方都市にもある表現だよ。
仙台だと「来仙」「帰仙」
新潟だと「来潟」「帰潟」
検索してみ。
196 :
無名草子さん:02/02/16 21:51
この人って本当に深く考えない人だなあと思う。
っていうか、本能でしか生きていない感じがする。
インタビューを聞いていても受け答えが曖昧。
197 :
無名草子さん:02/02/16 23:01
なんだかんだ言いながらもユイカワのことが皆さん気になって仕方ないのですね。
ホントに嫌だったら読まなければいいし、無視すればいいのに。
198 :
無名草子さん:02/02/17 01:04
結局みんな好きなんだな。
うわー。びっくりした。あれで直木賞とは、、、。
200 :
無名草子さん:02/02/17 06:10
つーか、大抵の人は1冊か2冊よんで、つまらないけど、
ライトノベル書いているぶんには、「マァ、イイカ」ってとこ
だったんじゃないの。
だけど、いきなり『直木賞』取って、その作品もあまりにも
???なものだったから、「えっー、こんなので直木賞?」と
思ってるんじゃないの。
それと金沢市の騒ぎかたがあまりにも凄いから、
「こんなことでそこまで騒ぐのかなあ、それにいくらなんでも文豪は
ないだろう」って思ったんじゃないの。
私はそういうスタンスでこのスレを見ています。
201 :
無名草子さん:02/02/17 11:45
直木賞とってここで200レスつくような作家だとは
考えてもみなんだ。
世の中なにがおこるかわからんね。
202 :
無名草子さん:02/02/17 12:57
上げ底でも「直木賞」つーことでしょ。
203 :
無名草子さん:02/02/17 13:15
今週の売上ベスト10にはさすがにランキングされていなかったな。
先週の小谷野の書評が影響したのかな。
204 :
無名草子さん:02/02/17 13:25
自称「文化都市」金沢にとって
金沢人の直木賞受賞は、文化都市をアピールする格好の材料。
それに加えて
唯川の最終学歴→キタグニの系列グループ「金沢女子短大」
エッセイにもなった「10年OLやりました」就職先が
地元有力銀行「北國銀行」ということで
金沢の盛り上がりは、とにかく祭り状態。ワショーイ
地元書店では、売上ランク2位だったと思う。
全国ランキングには載ってなかったけど。
205 :
無名草子さん:02/02/17 13:33
唯川、なんか地場産業と地場メディアを盛り上げる格好の材料に
されちゃった感じだね。
まあ、売れれば本人にとっては恩の字だろうけどね。
206 :
無名草子さん:02/02/17 21:45
唯川の直木賞。
ソルトレーク・オリンピック、ショート・トラックの
スティーブン・バラッドバリー(豪)ばりの僥倖だね。
207 :
無名草子さん:02/02/19 08:49
友達が、電話で
「唯川恵ってさぁ…」と言いかけたので
「あ〜、つまんな…」と言おうとしたら
「おもしろいよね〜」と言いました。
今度、勇気を出して面白かった作品を聞こうと思う…
208 :
無名草子さん:02/02/19 13:22
ぜひぜひ、聞いてあげてください。
でもくれぐれも、ケチョンケチョンに貶して友情を壊すなんてことには
ならないようお気をつけ下さい。
愛好する人もいると思うので、誉め殺ししてあげてください。
「金沢では新3大文豪と呼ばれているんだよ」等々。
唯川の小説の中に出てくる女たちってバカで陰湿な感じ。
作者の恋愛経験、対人関係がなんとなくわかるような。
まー、同じレベルのOLさんやおばさんには受けるのかもね。
210 :
無名草子さん:02/02/19 19:46
なんか、登場する人物が二枚目でキザって奴ばっかじゃん。
ぜったいこんなクサイ台詞言う奴いないよってのが多い。
こういう男をが趣味なのかなあ…悪趣味すぎるんですけど。
211 :
無名草子さん:02/02/19 19:50
スマソ 誤=こういう男をが趣味なのかなあ)
正=こういう男が趣味なのかなあ ) です。
212 :
無名草子さん:02/02/19 20:13
本屋で文庫棚みてたら結い川さんの集英社文庫7年位まえ初版
で20刷とかなってた。そんなに売れてたの?
213 :
無名草子さん:02/02/19 21:19
1年くらい前に友人(♂・当時27)の作ったホームページの中で
唯川をベタ誉めしてた。
30も近いのに、恋愛に甘い夢を抱いてる奴だった。
(しかも本人はそれをロマンチストと脳内変換していたし。)
このスレみて改めて納得。(性格も
>>196の上2行だったし)
214 :
無名草子さん:02/02/20 00:08
そっ、その方なんかちょっと知的じゃないというか、痴的というか…。
でも男性で唯川のファンっているんですねえ。
215 :
無名草子さん:02/02/20 07:41
なんか集英社から、また新刊を出すそうですけど。
いい加減「新直木賞作家」という呼び方止めればと
思う。
彼女より前の新受賞者たちを呼ぶ時は普通に「直木賞作家」
だったと思う。
逆に「新」をつけなければ、そんなに認知されないのかとさえ思える。
「新」がついたことで、「直木賞作家の価値も急激に下がった」ような
気がする。
216 :
無名草子さん:02/02/20 13:59
なんかそれって、モー娘。の「新メンバー」と
いっしょみたいですよね。いつまでたっても
新メンとか、新受賞者ってのはどうなんでしょう?
217 :
無名草子さん:02/02/20 20:55
朝日新聞の朝刊記事─「少女小説は作家の“ゆりかご”─
少女小説から出発した作家たちの活躍がめざましい。22日に授賞式のある
第126回直木賞の受賞作『肩ごしの恋人』の作者、唯川恵さん(47)もその一人。
同じく直木賞をとった桐野夏生さんや山本文緒さん、山本周五郎賞を受けた
岩井志麻子さん、野間文芸賞新人賞の角田光代さん、歴史を素材にした小説で
評価の高い藤本ひとみさんら、力のある書き手が続々登場している。
218 :
無名草子さん:02/02/20 21:13
続き
唯川さんがデビューしたのは84年。10代の少女を主な読者とする小説の
「コバルト文庫」(集英社76年創刊)が設けたコバルト・ノベル大賞に
応募し、入賞したのがきっかけだった。
当時は少女小説が最もよく売れたころ。同文庫の場合、多いものでは、
新刊1作あたり100万部、増刷も100万部単位で出版されていた。
(中略)
内容は、学園もの、淡い恋物語やユーモア小説など。赤川次郎、平岩弓枝
安西篤子、三浦哲郎、津村節子さんら、第一線の作家たちも執筆していたが、
無名の新人も多く、その中から後に頭角をあらわす唯皮さんらがいた。
草創期のコバルト文庫編集長・石原秋彦さんは「水準の高い青春小説を
つくることをめざしていたが、文芸では後発のうちとしては少女小説で
新人を発掘する一方、実力はなのに苦労している作家の生活支援もし、
結果として書き手を確保する狙いもあった」と話す。
この路線は確かに成果をあげたと、作家の阿刀田高さんはみている。
「才能があっても10年以上の習作期間に耐えねば作家として一本立ち
できません。そこに至るまでの物心両面でのつらい時を少女小説で
乗り切った人は少なくない。書くことで生活できる環境を得てこそ、
作家の自覚が育つ。また、版元の多作の求めに応じることは筆力を
養い、作家を円熟されるのに役立ちました」
生活の支えと文筆の修業。少女小説はデビューしたばかりの作家にとって
「ゆりかご」だったというのだ。
219 :
無名草子さん:02/02/20 21:23
唯川さんもスタートから5年余りの間に約30作と、書きに書いた。
売り上げは述べ500万部。「飽きっぽい。でも好きになるとファンクラブ
まで作る女の子」(石原さん)の人気者になった。
そして転機が訪れる。読者は成長し、少女小説を卒業し始めた。唯川さん
自身も、発表の場を女性雑誌へ、さらに文芸誌に書く場を移しながら。
かつて少女だった人たちに向けて、同時代を生きる等身大の女性群像を
描く方向を選んだ。
(中略)
唯川さんの小説は「物語の作りは巧みだが、一般受けする少女小説風の
成長物語の手法が抜けない」「まるでトレンディードラマのよう」と
批評されることもある。
しかし唯川さんは「私は当時の少女小説から書き方を学び、鍛えられた。
だから一生、彼女たちを思い声を聞きながら書きます。時代が忘れてくれ
てもいい。『あの時、あの本に励まされたよね』と、いつか読者が懐かし
んでくれるような作品を書きたい;と言い切る。読者に支持されてこその
プロ作家。その矜持も、少女小説から学んだことだ。
220 :
無名草子さん:02/02/20 22:01
なんか、先週の小谷野の酷評がよっぽど堪えたのかな。
でも、直木賞とコバルトノベル大賞は違う。
桐野にしても、岩井にしても大人向けの小説を書いている。
肝心の唯川の受賞作が「少女小説風からぬけきらない」から
批判されているのに彼女のコメント自体が答えになっていない。
221 :
無名草子さん:02/02/21 07:41
ズームインによると今週の本の売れ筋ランキング第一位だそうだ。
そのうち「肩ごし…」もブックオフに山積みされるようになるだろうな。
222 :
無名草子さん:02/02/21 09:51
つか明日が(22日)授賞式だから、朝日の記事もズームインも
その前宣伝だろう。
223 :
無名草子さん:02/02/21 21:40
この人は今のままじゃ、大人向けの小説は書けないんじゃないかな。
桐野や岩井みたいに、少女小説から脱皮したという感じがしない。
224 :
無名草子さん:02/02/21 22:44
47歳だよ。円熟する歳だ。なのに人間を知らない。
笑いもない、情念もない、エンターテイメントもない。
恋愛経験が少ない人だと思う。登場人物の人間が浅すぎ。
225 :
無名草子さん:02/02/21 22:55
しかし歳のワリにカワユイ。
226 :
無名草子さん:02/02/21 23:03
約一名唯川ヲタがいます。(藁
227 :
無名草子さん:02/02/21 23:12
>>224 恋愛経験は少ないかもね。でも宮部なんかも恋愛経験少なそうだけど
人間を見る眼は持ってるような気がする。
唯川はそれすら欠けている。そこが一番問題なんじゃないかな。
228 :
無名草子さん:02/02/22 00:03
実は唯川さんに恋しています。
僕のほうがはるかに年下だし、彼女にはダンナがいることもわかっています。
それでも、いけないと分かっていても、惹かれてしまうのです。
辛い。。。
229 :
無名草子さん:02/02/22 00:22
仮に少女小説から書き方を学んだとしても、そこから
大人向けの作家に成長していく過程には想像を絶する
苦悩や難しさがあると思う。
山本文緒なども、その点は随分悩んだようだ。
唯川はそういう努力をしてきたようには見えない。
少なくとも、『ベター・ハーフ』と『肩ごしの恋人』
からは進歩や努力のあとは感じられない。
230 :
無名草子さん:02/02/22 10:52
外出だけど、登場する女性の言葉遣いが古い。
20代の女が語尾に「わ」をつける会話というのはあまり聞かない。
40代の人の発想だなあと思う。
「私は確かに計算高いけど、恋にうつつを抜かすことも
ちゃんとしってるわ。男の前では頭をくるくるぱーにすることもね。
でも、萌はいつだって、その前で下りちゃうの」(るり子)
「私はそんな殊勝な女じゃないわ。面白がってるのよ。シングルの私から
見れば、結婚のトラブルは格好のネタなのよ。そら見たことかってね」(萌)
参考の為に、40代の女性の言葉も引用すると
「辞めるなんて、安易に口にしちゃいけないわ」(萌の職場の上司高野の言葉)
この辺の感覚が今風じゃないんだよね、若い女とおばさんの言葉使いの微妙な
違いが書き分けられていない。
231 :
無名草子さん:02/02/23 08:18
やっぱりOLマンガを文字化しただけの作品が多いね。
232 :
無名草子さん:02/02/23 20:58
>>228は、つっこむべき?
あえて放置?
231に同意。
233 :
無名草子さん:02/02/23 21:49
まあ唯川に惚れる気持は分からんでもない。
魅力的だからな。
234 :
無名草子さん:02/02/23 22:14
うそ。
ブスじゃん。
235 :
無名草子さん:02/02/23 23:55
なんか何気に田嶋陽子に似てるよ。この人。
236 :
無名草子さん:02/02/24 00:04
顔が「布袋さん」に似てるよ。七福神の。
237 :
無名草子さん:02/02/24 00:22
弁天様じゃあなくて、お気の毒。
238 :
無名草子さん:02/02/24 02:18
恵タンのことをブスっていうな!
綿ヤみたいなションベン臭いガキより大人の色気があってよっぽどイイ。
239 :
無名草子さん:02/02/24 05:11
んー
「なけなしのモラルがアルコールに染まった頃・・・・」
「何もすることが無い夜と何もしたくない夜が重なってくれればいい・・・」
「今日は帰るって言わせるくらい惚れさせたんだから・・・」
「感じることが田舎にいた時よりもずっと敏感になったことは皮肉なことだ・・・」
唯川って結婚してるの? 阿刀田の愛人だと思ってた。
241 :
無名草子さん:02/02/24 17:00
えっ?そうなの?
242 :
無名草子さん:02/02/24 17:18
綿矢と唯川を比べるなんぞ無礼千万!
綿矢は文法的に間違った文は書いていないぞ。
>>149見てワロタよ。
243 :
無名草子さん:02/02/24 17:30
>>239 しゃれた文章を書こうとして、自滅してるね。
意味不明の文章の羅列ジャン。
こう言うところが凄く読んでいて恥ずかしい。
244 :
無名草子さん:02/02/24 17:37
結局みんなユイカワが好きってことか。
245 :
無名草子さん:02/02/24 17:59
好きじゃないと思う。ただ、突っ込みがいがあるって事。
246 :
無名草子さん:02/02/24 18:55
好きなのは1、2名のヲタだけじゃないの。
あとは「あれで直木賞?よく取れたね」って思ってるよ。
好きだからレスがつくってことは無い。
247 :
無名草子さん:02/02/24 19:04
>>240 もしそれが事実なら、直木賞もフィギュアのカナダペア並ってことに
なるじゃん。
そう思わせるようなことがあるのかな?
248 :
無名草子さん:02/02/24 21:01
>>221 それって何気に情報操作かも。筑紫の番組特集「幸福論」に
出演したのもカーナリ無理があったと思ったけど、謎はついに解けた。
青春と読書のエッセイを書いてる仲間だもんね。
だからあんなに筑紫がヨイショしたわけだって解った。
249 :
無名草子さん:02/02/25 00:54
やっぱり綿矢>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>唯川だね。
250 :
無名草子さん:02/02/25 01:12
やっぱり唯川>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>綿矢だね。
>>247 もの書き関係から流れてきた単なる噂です。だいぶ昔の話だけど。
あれからずっと独身だったのかなと思って。
独身だったら、阿刀田にごねたか、阿刀田がせめて小説家として
成就できるような形にしてやろうとしたのか、、って思った。
結婚したんだろうかね、唯川さん。
252 :
無名草子さん:02/02/25 09:55
そういえば、「さよならが知っていること」で阿刀田が意味深な解説してたな。
それから、阿刀田と唯川は日本ペンクラブ
(なんで唯川ごときがペンクラブの会員か知らんが)の
財務委員とその補佐をやってるし、今回の受賞に関しては阿刀田が高く評価した
という話だからな。
愛人説が本当かどうかはわからないが、いろいろなエピソードからそういう話が
でてもおかしくはないかもね。
インタビューでは犬を2年前に結婚したといっていたけど、独身か既婚かはよく
わからなかった。
253 :
無名草子さん:02/02/25 10:10
スマソ。
>犬を2年前に結婚したといっていたけど、
>犬をきっかけに2年前に結婚したといってたけど、 です。
254 :
無名草子さん:02/02/25 11:18
>>251 ゴネ説は結構ありかも。去年山本文緒が「直木賞受賞」して
ちょっとあせったとか。
唯川ってコバルトの先輩でしょ?やっぱり内心忸怩たるものが
あったんじゃないの。
でも、あれで「直木賞」ちょっとないよね。
255 :
無名草子さん:02/02/25 23:08
二年遅かったか…
256 :
無名草子さん:02/02/25 23:28
>255
まじ?あんな五木ひろし目のオバンのどこがええんじゃ?
257 :
無名草子さん:02/02/26 00:27
おばんって言うな!
258 :
無名草子さん:02/02/26 00:39
ところで唯川って何歳?
名前は若そうなんだけど、結構いってるでしょ?
40くらい?
259 :
無名草子さん:02/02/26 00:42
47だって。本名は宮武泰子だったかな。
260 :
無名草子さん:02/02/26 00:48
>>255 文学板の「唯川恵直木賞最有力候補」逝けば?
そこは住人がいなくてスレ沈みっぱなしだよ。
261 :
無名草子さん:02/02/26 01:05
「肩越しの恋人」読みました。
所々、鋭いところもあるんだけど全体的に甘いかな・・少女小説の影が色濃かったです。
30代の独身キャリア女性の「応援歌」としてはいいのかもしれません。
私的には林真里子的な「毒」を期待したいです!
262 :
無名草子さん:02/02/26 07:49
唯川に林真理子の鋭さはない。また、キャリア女性を書くのは下手だから
(
>>108,
>>109辺りを参照)彼女達の共感を呼ぶかんじにはならないと思う。
本当にキャリア女性を上手く描ける作家は、ほかにも大勢いる。
永井すえみとか幸田マインあたりかな。彼女達は筆力も唯川とは比べ物に
ならないくらい優れている。
263 :
無名草子さん:02/02/26 10:09
>>224 禿げ同。宮部のエンターテイメント性も、林の毒も、桐野の反逆性も
篠田の知性も、小池の洗練性も、山本の異常性も皆無。
要するに中途半端の一言で終わってしまう作家。
264 :
無名草子さん:02/02/26 23:46
「肩ごしの恋人」が直木賞にふさわしいと思っている人ってどのくらい
いるのかな。
265 :
無名草子さん:02/02/27 00:31
>264
金沢の人だけじゃない?
あと吉田伸子。文庫の解説で本気で絶賛してた。
書評家としてどうかと思ったYO!
266 :
無名草子さん:02/02/27 01:29
>262 優れてるかどうかはともかく、永井すみえも幸田マインも悪いけど知らない。
キャリア女性を上手く書けようが、筆力あろうが、知られなければ意味がないと
思うんだけどどう?
267 :
無名草子さん:02/02/27 09:10
>266
まあ、知られ方もいろいろあるからね。
分不相応な賞をもらって、疑問視されるよりは
マイナーでも実力あるほうがいいという考えもある。
268 :
無名草子さん:02/02/27 09:38
唯川恵って、でもおっとりしたOLには丁度いいのかも。
地方に住んでて、短大卒で、親のコネで地元のかための会社に入って、
仕事はもちろん事務職で、コピーとFAXとファイリングと男性社員の
アシスタントが仕事で、会社帰りにちょっと頑張ってパソコン教室通ってた
りする自分を「私、最近頑張ってるな」とか思ってるような。
ある意味幸せな人たちが読む小説だと思う。
269 :
無名草子さん:02/02/27 09:46
確かにそう言われると納得できるね。本人がそういうタイプの人だから
無理してキャリア女性を描こうとすると破綻しちゃうんだよ。
本人自体が事務職的発想しかないようだし。
この間のインタビューで草野文代に田中真紀子のことを突っ込まれて
返答に窮していたときは実に気の毒だったね。
270 :
無名草子さん:02/02/27 09:56
本当におっとりしたOLだと江國香織を読みそうな感じ。
唯川って微妙なところが洗練されていないんだよね。
271 :
無名草子さん:02/02/27 10:16
う〜ん。この人は年の割に成熟していないというか、年相応の知性が
ないというか、感性だけで小説を書いているみたい。
でも感性だけじゃ小説(大人向けのもの)は書けないと思うんだよね。
メジャーになる作家って、やっぱり色々な資料を読んだり、試行錯誤
していると思う。
エッセイを読んでみて、そういう地道な努力は嫌いな人なんだろうな
と思った。
272 :
無名草子さん:02/02/27 12:30
江國はおっとりしてないでしょう〜。
洗練されてないところが、地方の一般職おっとりOLにはちょうどいいと
思われ。
>265 吉田伸子は昔から唯川誉めてるよね。
273 :
無名草子さん:02/02/27 12:37
しかし、「ベター・ハーフ」と比べても「肩ごしの恋人」は
ひどいな、あれで直木賞はひどすぎる。
274 :
無名草子さん:02/02/27 12:47
唯川の作品って、登場するOLがすごく幼稚なんスけど…。
あんなに幼稚な人っているのかなあ、どう見ても行動が厨房レベル。
学歴に関係なく大人としての感覚を持つひとだと理解できないかも。
275 :
無名草子さん:02/02/27 13:20
唯川の小説に出てくる男ってどうしてもよさが解らない。
あんなふうに口説かれたら、サムイギャクかましてるね、
くらいにしか突っ込めない。頭のなかにサブイボが出来そう。
276 :
無名草子さん:02/02/27 20:10
なんか、唯川って20年近く東京に住んでいるわりに野暮くない?
作品を読むと田舎の感覚をそのままひきずってる感じがする。
277 :
一金沢市民:02/02/27 23:53
>264
受賞を喜んでいるのは唯川が卒業した短大の系列新聞社や、
金沢を「文化都市」ということにしたいくせに、自身は真贋を見極める
読解力を持っていないので権威主義になってしまうアフォな地元政治家や
商工会だけです。
彼らは声が大きいし、メディアでは170のような意見は抹殺されてしまうの
で金沢市民は皆フィーバーしているような印象を受けるかもしれませんが
(゚Д゚)ハァ?と思っている善良な金沢市民も大勢いることを知って欲しい。
278 :
無名草子さん:02/02/28 00:13
なんか、政治力やメディアを使って売り込みをかけようとしているのが
見え見えですね。
作家がタレントになっては世も末としか言いようがない。
ノーベル賞作家のジョゼ・サラマーゴは
「メッセージを伝えるために作家がメディアに登場するのは必要なこと」
と言っているが、TV出演しても碌なコメントも出来ないとアフォが透けて
見えて気の毒な限りだ。唯川って語る言葉を持っていないんだよね。
279 :
無名草子さん:02/02/28 00:23
今後良い作品を発表すれば、作家としての名声も得られるだろうけどね。
アゲ底のまんまだと「ああ、そういう人もいたねえ」って言われてコネで
TVのワイドショーのコメンテーターなんぞになり、アフォなコメント連発
しそう。
280 :
無名草子さん:02/02/28 09:20
まあ、以後の彼女の活躍を期待するしかないっしょ。
281 :
無名草子さん:02/02/28 21:41
しかし結局のところ、先に世間から忘れられそうなのは「あかね空」氏のような…
282 :
無名草子さん:02/02/28 23:42
そうきゃあ?山本一力は高齢者の読者がつくでしょう。
でも、唯川って少女小説時代の読者に頼りすぎてないかい?
昔書いたものが良かったから支持し続けてくれるとは限らない。
むしろ読者が成長した分、作家が成長していないのは飽きられる。
それにあの「肩ごし…」だと、新しい読者ってのはなかなか開拓
できないと思うよ。
もうすこし正確な文章を書きましょうね、と言いたくなる。
283 :
無名草子さん:02/03/01 00:24
そうか…高齢者というマーケットを忘れてたな。
284 :
無名草子さん:02/03/01 00:33
年よりは苦労して何かを作り上げるというストーリーが基本的に好き。
だから山本一力みたいな作品は結構受けると思うよ。
285 :
無名草子さん:02/03/01 14:01
やっぱ唯川の文章って小池や桐野のものと比べると格段に落ちるな。
一つ一つの言葉の意味を吟味して使っていないから、物凄く曖昧な
文の羅列になっている。そういうところを編集者もチェックしろよ。
286 :
無名草子さん:02/03/01 15:04
山本一力VS唯川恵って…。
同期受賞だからって比べるのは違ってるんじゃないの。
作風も全く違うし比べること自体がナンセンス。
むしろ同世代の女流作家とくらべて、唯川の将来性はどうか
という切り口のほうが理にかなっていると思うけどな。
287 :
無名草子さん:02/03/01 15:21
このスレって絶対編集者の人いないと思う。
もし、読んでいたらそれなりの反応がある筈だもん。
288 :
無名草子さん:02/03/01 15:45
これだけ否定的なレスがついているスレも珍しいね。
正直、「OL10年やりました」読んだ時から
好感度ひくいわ
290 :
無名草子さん:02/03/01 16:44
>>287 まあ、本人がROMっているわけじゃないからいいんでないかい。
291 :
無名草子さん:02/03/01 16:59
なんかところどころ文章の格が著しく下がるところがあるね。
ちょうどバッグも買ってきた。ひとりファッションショーをやっていたので
服もきまっている。すぐにでも出掛けられる。
けれども、まずはホットカーラーのスイッチを入れた。人妻には緩やかな
ウェーブがかかったレイヤーがふさわしい。山下エリは渋谷のセンター街を
歩いているようなコギャル系だった。ここで人妻の貫禄と大人の女の美貌を
一発ガツンと見せ付けておかなければならないだろう。
なんか教養の無さが透けて見える感じがする。
292 :
無名草子さん:02/03/01 17:48
マガハの編集者ってどうなのかなあ。
293 :
無名草子さん:02/03/02 21:13
どうって、何が?
294 :
無名草子さん:02/03/02 21:30
作家の原稿を読んで字の間違いをチェックしているのかなあ。
小谷野の指摘した嗜好と指向の違いとか…。
そんな初歩的な用字ミスを指摘しないなんて、本当にしっかり原稿を
読んでいるのかどうか疑わしいとさえ思えてくる。
それとも売れっ子の先生の原稿は脱字以外はノーチェックなのかな。
>>294 嗜好は間違いじゃなくて、唯川がそう思って書いているんじゃないの?
小谷野もそれを知っていて「それでいいんですか?」って揶揄してると思う。
ゲイに限らずすべてにおいて認識が甘い田舎の人が書いた小説に感じる。
別にライトのベルとしては問題ないけどさ、、。
296 :
無名草子さん:02/03/04 19:09
>>295 田舎の人って…唯川はもう東京に出てきて20年くらいたつんだろう?
そんなに長く東京に住んでいりゃあ、今更田舎の人もなにもないと思うんだけどね。
まあ、感覚ってヤツは個人差だからね、いかんともしがたいのかも知れんが。
目先のファッションや食べ物の流行には敏感だが、性や風俗に対する認識が
前世紀のままなんだろうね。単に勉強不足だけではなさそうだな。
297 :
無名草子さん:02/03/04 20:07
なんか作品読んでいても、勢いがないね。
ゲイネタだのシングルマザーだも新しいことをならべてあるけど、
なりゆきでタラタラ書いている感じがする。
だから結末よんでもふ〜ん、そうなんだという印象しか残らない。
最近の受賞作だと『GO!』なんて凄くエネルギッシュでいい感じだった。
結局作品に作家の価値観がはっきり出ていないから、つまらないのかな。
298 :
無名草子さん:02/03/04 20:31
っていうか、ファンがこの人の小説のここが面白いって
言うのがあると納得できるんだけど。
普通の女の子が読むにはいい作品くらいしかないじゃん。
まあ、「普通」という言葉の定義も幅があるから難しいだろうけど。
299 :
無名草子さん:02/03/04 20:58
まあここでいくら叩かれても、唯川の本はベストセラー。
300 :
無名草子さん:02/03/04 21:26
はあ?その割にはランキングで10位以内の座をキープしてないじゃん。
301 :
無名草子さん:02/03/04 21:31
>>299 ベストセラーって言葉の使い方間違ってるよ。
ベストセラー作家というのは宮部みゆきクラスの人に
使われる言葉。
上げ底直木賞で売れてるのとは、本質的に違う。
302 :
無名草子さん:02/03/04 21:46
ムキになるな(w
303 :
無名草子さん:02/03/04 21:50
約一名の唯川ヲタが向きになってるだけだと思われ。
304 :
無名草子さん:02/03/04 22:12
2chの評価では
山本文緒>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>唯川
なんだね。
山本文緒の作品が好きって人は結構いるけど、この人の作品が好きっていう
人殆どいないね。
ライトノベルとしてはいい線いってたけど、直木賞作家としては無理って事
なんだろうね。
305 :
無名草子さん:02/03/04 23:04
でいま部数はいくらなんや
306 :
無名草子さん:02/03/04 23:47
っていうか、アンチの人はなんで読むの?
307 :
無名草子さん:02/03/05 00:12
まあ、最初からアンチってのは居ないんじゃないの?
このスレで多いのは多分直木賞を読んで
「何これ???」って人が多いと思うけどね。
あとは、2、3冊読んでやっぱりつまらんという
パターンなんじゃないかな。
308 :
無名草子さん:02/03/05 13:07
ん、純粋に驚愕したね。「あんなんで直木賞とれるのか!?」って。
309 :
無名草子さん:02/03/05 17:01
半村良が地下で泣いているよ。こんなのと同列に扱われたくないってね。
この人の辞書には推敲の二文字が入っていないんだろうね。
あんな支離滅裂な事を良く書き連ねられるなあと思うよ。
310 :
無名草子さん:02/03/05 20:14
311 :
無名草子さん:02/03/05 21:49
この人の本は読みやすいから好きっていう人もいると思う。
童話として読んでいる分には構わないけど、唯川の物語を
リアルなものとして考えてしまうとすこし問題があるかもね。
つーか、あれが普通の女だと思われると凄く困る。
あんな、女性雑誌の相談コーナに出てきそうなネタを引きずって
生きている人って少ないんじゃないの。
312 :
無名草子さん:02/03/05 22:32
小説はもともとフィクションです。
313 :
無名草子さん:02/03/05 23:11
まあ、小説はフィクションには違いないんだけどね。
ありそうだけど、ありえないかもって話は興味を持つけど。
絶対こんなんないわ、とかこんなアフォいないぜってのは
却下しちゃうね。
つーか、唯川の小説に出てくる女はちょっとトロイんだよね。
314 :
無名草子さん:02/03/05 23:36
賢く生きる方法なら、たくさん身につけてきた。得する方法とか、安定した
生活のためのマニュアルは掃いて捨てるほどある。けれど、バカな生き方なんて
知らない。誰も教えてくれなかったし、誰も言葉を持ってはいなかった。
って結局、結末で×4と妊娠じゃあバカな生き方そのものじゃん。
それが作家としてのネライだと言いたいのかもしれないけど、後先考えない
リスクの多い生き方をシレっと書いてバカですって言われても…。
返す言葉もありませんねえと言いたい。
315 :
無名草子さん:02/03/06 03:50
トロイ女を描くのがうまい!
というふうには考えないのか?
316 :
無名草子さん:02/03/06 11:32
つーか、トロイ女しか書けないからつまらん。
317 :
無名草子さん:02/03/06 13:57
今回唯川が受賞したことで選考もれした作家は浮かばれないだろうな。
彼らが一番「あんなので直木賞????ふざけるな!!!」って思ってるさ。
318 :
無名草子さん:02/03/06 20:46
ペンネームの由来がかわゆい(→ゆいかわ)だったらサムいな・・・
319 :
無名草子さん:02/03/06 21:27
ペンネームの由来は知らないけど、コバルト系の作家ってロマンチックな
名前じゃないと作品が面白くても売れないんじゃないの?
320 :
無名草子さん:02/03/06 21:57
>319
昔の彼女の写真みたらカワイイとは思わないんじゃないかな。
別にブサくはないけど、化粧はヤバかったよ。
目が細いのに流行の太眉にしていて、イマイチだった。
何でも流行り物に合わせるんじゃなくて、自分なりの個性を
引き出すことが大事なのにね。
これは彼女の作品にも言えることだと思う。
321 :
無名草子さん:02/03/07 18:23
322 :
無名草子さん:02/03/07 18:33
323 :
無名草子さん:02/03/08 05:18
うわ。これは陳腐というか、あまりに浅い。
こんなふうに思うやつ、本当にいるのか?
---------コピペ--------------
たとえば、ある男が、
「これ、最近、気に入ってるんだ」
と、すごい値段の時計を見せたら、きっと周りはこう思うだろう。
「あの高い時計を持ってるなんて、さすがだなぁ。あいつもそこまで行ったか」
それはそれでひとつの賞賛だろうが、レベルとしてはかなり低い。
もし、本当に成功した男なら、
「この時計、使い易くてすごく気に入ってるんだ」
と、ノーブランドで大した値段もしない時計を見せたら「あの男が持ってる
くらいだから、安くてもきっとすごいに違いない」とみんな思うはず。
-----------------------
というわけで、唯川さんは、とっても成功している男はブランドとしてお「いい女」なんて
ほしがらないといいたいわけね。そりゃ、成功の度合いではなく個人差でしかないと思うが。
324 :
無名草子さん:02/03/08 05:58
これって凄いね。No.26より一部抜粋
ほとんどの女性は間口が狭い。狭い、というのは、手っ取り早く言えば
条件。
それも、自分が持ってないものを相手に求めるということにあると思う。
たとえば私。それも、若い頃の私。
私はきれいな二重目蓋にものすごく弱かった。ついでに言えば彫りの
深い顔というのにもついクラクラしてしまった。あと、筋肉質ね。
それはひとえに私が持ってないものだからだ。私の目は細くて小さい。
扁平な顔立ちで、おなかにもお尻にも贅肉がいっぱいある。
だから、つい、ないものねだりをしてしまう。
メンタルな面では、クールで知的でお金があって包容力がある人。
もちろん、それは私がガサツで軽薄で、不安定な仕事をしていて、
嫉妬深いからだ。
とにかく、そうやって自分にないものを相手に求めようとしていた。
それが男に対する間口の狭さに繋がって、とうてい恋には及びそうにない
相手を勝手にターゲットにして、惨敗ばかりが続いたというわけだ。
まあ、仰っていることは理解できるんですけど、若い頃っていくつ位の時の
事をいっているのかなあ。30近くなっても本当にこんな事を思っていたと
したらかなりの重傷です。
ご自分の容姿や知性を今一度見直してから、御相手を探しましょうねと
小一時間アドバイスしたくなる。
容姿がイマイチでも賢くてかっこいい男をものにしている女だっている。
それは、彼女自身も賢い(自分の演出方法を熟知している)から。
唯川はそういう努力をしなかっただけのこと。
325 :
スタイン・G:02/03/08 06:03
「もう本なんていらない!」が来週店頭に。
ぜひ、一度見てやってください。
326 :
無名草子さん:02/03/08 06:57
>おなかにもお尻にも贅肉がいっぱいある。
こんなのは鍛えれば、贅肉なんて取れるっしょ。
自分がダイエットさぼってるいい訳にしか聞こえん。
327 :
無名草子さん:02/03/08 10:36
こ、この人直木賞とったの?まじで?
コバルトから上手く脱却したなあーとは思ってたけど、
慎ましく地味に本出しながら生きてく作家だと思ってた。
つーか、「病む月」と、あとなんかもう一冊短編集しか読んだことないが、
直木賞ってレベルではなかったぞ。
328 :
無名草子さん:02/03/08 10:46
〇〇書房のHPのエッセイより
最後になりましたが、このたび『肩ごしの恋人』(マガジンハウス刊)で
直木賞を受賞しました。
みなさんから、たくさんのお祝いのメールをいただき、とてもとても、
嬉しかったです。
これからも女性が持つ強さと弱さ、優しさと残酷さ、可愛さと逞しさ、
そんなたくさんの面を書いてゆきたいと思っています。
本当にありがとうございました。
もちろん、このエッセイは続きますので、これからもよろしく。
これじゃあ、女子高生のコメントみたいだ。ひょっとして精神年齢
綿矢リサより下か?
329 :
無名草子さん:02/03/08 11:48
>これからも女性が持つ強さと弱さ、優しさと残酷さ、可愛さと逞しさ、
そんなたくさんの面を書いてゆきたいと思っています。
唯川の作品の中に出てくる女って
強さと弱さ=鈍さと脆さ、優しさと残酷さ=独り善がりと身勝手さ、
可愛さと逞しさ=幼稚さとイケ図々しさと置き換えると良く理解できる。
そんなに叩かなくてもいいかと。
俺は男だけど唯川恵の作品は好きだ。
女の子のいじらしさがかわいい♥
331 :
無名草子さん:02/03/08 13:02
>330
本当にそう思う?何処がいじらしいのかなあ?
332 :
無名草子さん:02/03/08 14:17
333 :
無名草子さん:02/03/08 14:23
いやぁでもさ、ここまでスレが伸びるほど、良くもも悪しくも注目を集める
ようになっただけ凄いと思うよ。
それだけ嫉妬もかうんだろうけど、本人的にはバンバンザイでは?
だって、本の数は出てたけど、初版1万もいかない作家だったんだよー。
でもって単行本はほとんど重版もかかってないし。
何言われたって売れないより(無視されるより)ずっとましだよね。
直木賞ってすごいんだね。いろんな意味で。
335 :
無名草子さん:02/03/08 14:43
彼女がメジャーなったのって直木賞とったからでしょ。
もちろんコバルト読者の間では有名だったんだろうけど
一般的には「誰それ?」だったもん。
それに売れているのって、地域ぐるみの組織票もあるから
なんじゃないの。
336 :
無名草子さん:02/03/08 15:01
>>333 そう?注目されても室井みたいな注目のされ方じゃあ、拙いんじゃないか。
まあ、直木賞受賞した次の作品(小説)は余程力入れて書かないとカーナリ
やばいと思う。
みんな「あれで直木賞作家?」という意見の人が結構多いみたいだから、
良い意味で期待を裏切らないと、「やっぱ駄目ジャン」で終わりそう。
大和書房の新作エッセイも今までと変わりないみたいだし。
337 :
無名草子さん:02/03/08 15:05
コバルト時代も一番手ではなかったよーな。
藤本ひとみほど華やかでなく、氷室冴子ほどのインパクトはなく。
私は藤本ひとみがマイべストだったので、それとは別に
「まあ安定感あるし激しく外れることはなかろう」
って感じで読んでた>唯川恵
認識間違ってたらスマソ。
338 :
無名草子さん:02/03/08 15:27
>それだけ嫉妬もかうんだろうけど、本人的にはバンバンザイでは?
誰も彼女には嫉妬しないと思うな、むしろインタビューを見ると余りに
呑気なんで呆れてるかも。(このスレの住人は嫉妬はしていないと思う)
直木賞ってブランドがつくと原稿用紙一枚の値段が10倍になるというなら
話は別なんだろうけど。でも現実的にはそんな甘い世界じゃなさそうだし。
宮部みゆきくらい売れっ子になれば、怖いものなしなんだろうけど。
339 :
無名草子さん:02/03/08 16:13
>>337 そうなんだ。コバルト読者の間では超有名なのかなあと思っていた。
>>219あたりを読んでいると結構売れっ子だったのかなあという印象だけどね。
唯川恵は実際に結構売れっ子だったよ。
このスレに書き込んでる人が嫉妬で不当に貶めてるだけ。
直木賞受賞はそんなにおかしいとは思いません。
341 :
無名草子さん:02/03/08 16:51
>>339 やふーで検索してみれ。
ファンサイト一個も出てこないから。
氷室冴子と藤本ひとみはまだ昔のファンがサイトやってる。
342 :
無名草子さん:02/03/08 16:56
つーか、たまたま直木賞受賞作買った人からすれば、読んでみて
形容と書くべきところを形容詞と書いたり、指向とするところを
嗜好とするなど間違いだらけの日本語を書く人が直木賞というのは
噴飯ものなだけ。
343 :
冷静な意見として:02/03/08 18:36
コバルト時代からの唯川ファンからみたら、今回の直木賞受賞は当然
なのかも知れない。
が、初めて読む人間にとっては『肩ごしの恋人』はかなり疑問視される
作品だ。
344 :
無名草子さん:02/03/08 19:14
コバルトでデビューした時から知ってるけど、当然とは思ってない。
唯川恵、売れっ子……だったかなあ。
>>337さんも名前を挙げてる
藤本ひとみや氷室冴子なら売れっ子と言っても納得だけど。
唯川恵がコバルトで書いてた頃は少女小説バブルで、書ける人は
そんなに売れてなくても3ヶ月に1冊本を出してもらってた。
そのローテーションに入ってたうちのひとりって印象しかない。
山本文緒や竹内(岩井)志麻子より売れてたかっていえばイエス。
345 :
無名草子さん :02/03/08 20:24
意味不明の一文。
疑問というのは、メビウスの輪のようなものだから、自身にそれを投げ
掛けると、内蔵の中をぐるぐる回って、理性とか欲望とか常識とかプライド
とか心とか子宮とか、やっかいなものを経由しながら、頭の中に戻ってくる。
346 :
無名草子さん:02/03/08 20:25
スマソ、内蔵ではなく内臓ですね。
347 :
無名草子さん:02/03/09 06:25
いままでの版元との関係もあるだろうから、難しいかもしれないけど
エッセイを書くのは辞めた方がいいかも。
348 :
無名草子さん:02/03/09 13:41
山本文緒や岩井志麻子に比べるとなんか文章に今ひとつ
引きつけられるものがないんだよね。
ストーリーに引き込まれるというものないし。
349 :
無名草子さん:02/03/09 22:29
彼女の「シフォンの風」という作品は唯一印象に残っている。
あれをもう少し掘り下げたようなものを描けば一般にも支持される
のではないかと思う。
350 :
無名草子さん:02/03/10 02:24
いまさらながら読んだのだが、
「肩越しの恋人」と言うタイトルの由来がサパーリわかりません。
どなたかご教授ください。
351 :
無名草子さん:02/03/10 02:56
編集者のネーミングじゃないの。加筆改題したそうだから。
もとの題名は確か「シュガー・コート」だそうだ。
どういうセンスで題名を変えたかは編集者のみぞ知るだね。
いずれにしても、小説の内容を端的に表したものではないな。
352 :
無名草子さん:02/03/10 03:34
まあ、唯川の書く小説の題名はわけがわからんものが多いいね。
刹那より切なく、キスより切なく、イブの憂鬱。
題名が何とも言えない…。
353 :
無名草子さん:02/03/10 12:54
肩越しに見る…だれを見る?
と私も気になってた。
354 :
無名草子さん:02/03/10 12:57
ゆいかわ、だと。きどるなよっていいたいね。
355 :
無名草子さん:02/03/10 13:00
>>351 シュガー・コートよりは引き付けられるが、
それでも内容が湧いてこないな・・・。
356 :
無名草子さん:02/03/10 13:06
ハーレクインみたいな読後感。
軽い。
357 :
無名草子さん:02/03/10 13:07
従来の作風…親友同士がいて同じ人を好きになりバトルの末決別という
パターンが多かった。
今回の作風…恋人より女同士の友情が大事。
ってことで女友達と向き合って生きるその肩越しに恋人がいるということ
なのかなあ。まあそれならシュガー・コートよりは解りやすいかも。
358 :
無名草子さん:02/03/10 14:04
>357
>女友達と向き合って生きるその肩越しに恋人がいるということ
ああ、それならばなんとなく通じるような…
気が…
しなくもない…
359 :
無名草子さん:02/03/10 14:48
まあ、唯川は女友達と向き合って生きることを描きたかったのかも
知れないけど、限りなくもたれ合いの共倒れになりそうな結末だな。
萌…妊娠して働けない。るり子…青果市場の入荷チェック係り。
(るり子がバーキン片手にパンプス履いて出勤するという下りはアフォの
極致かと思った)
こんな二人が現実的にやっていける筈がない。いくらロマンスを書きたい
といっても限度があると思う。
360 :
無名草子さん:02/03/10 15:11
>359
青果市場にバーキン持ってパンプスで出勤するの?
ふつうやらんよね。職場で浮きまくりそう。
361 :
無名草子さん:02/03/10 16:20
厳密に言うとこんな感じかな。るり子と萌の会話(以下るとも)
る「仕事はきめたわ」
も「あら、いつのまに」
る「前にちょっと話したじゃない、青果市場の倉庫係りの入荷チェック
あれに決めたの」
萌えは驚いてるり子の顔を見直した。
も「だってるり子、あんなダサイ仕事を紹介されたって怒ってたじゃない。
絶対にスーツにケリーバック、7センチのパンプスで通う会社じゃないと
いやだって」
る「もちろん、その格好で通うわよ。別に青果市場の倉庫だからって、
通勤着が決まってるわけじゃないし」
(中略)
初出勤したるり子を見た時、社員たちはいっせいに退いた。上から下まで
ブランドもので完璧にキメて出掛けたからだ。パートのおばさんたちは、
作業着のまま家から来るらしい。つまりそういう仕事場ということだ。
けれど、周りからどう見られようとるり子は平気だった。
いつ、どんな所で、誰に見られるかわからない。出会いはいつだって唐突に
やってくる。どんなときにも対応できるよう、るり子はスタンバイしている。
そういったことを面倒だと感じるようになったら、女もおしまいだと思って
いる。
スマソ、バッグはケリーでしたね。
>361
抜粋感謝!
たしかにるり子なんか痛い女だーね。
文章からは「カコイイでしょ」みたいな同意を求める声が
ひしひしと伝わってくるんだけど、私にとっては自信過剰な
付き合いづらい女・・・。
363 :
無名草子さん:02/03/10 22:32
問題なのは唯川がそれをカッコイイと勘違いしているところ。
そして野暮イ女の子たちが「るり子ってカッコイイ」とマインド・コントロール
されちゃうところ。
本人もこのスレきっと見てるよね。
大盛りツユだくとか書いてるぐらいだから。
365 :
無名草子さん:02/03/11 10:14
見てねえと思うよ。つか大盛りツユだくなんてもう一般用語だぜ。
華原の朋ちゃんもTVで言ってたくらいだし。
366 :
無名草子さん:02/03/11 12:38
この人ほんとうに節操ないねえ。「ミセス4月号」に
阿川曜子と『直木賞受賞記念対談』してたよ。
結婚する前はさんざんエッセイで主婦を貶してたくせに。
367 :
無名草子さん:02/03/11 20:47
>>366 唯川さんて結婚してるんだ? 知らなかった。
368 :
無名草子さん:02/03/11 20:49
>367
まあ、この間の筑紫哲也の番組で結婚しているような話をしていたけどね。
369 :
無名草子さん:02/03/11 21:02
逆に独身で主婦層に媚びようとしていたら、相当あつかましいと思われ。
370 :
無名草子さん:02/03/12 00:24
「肩ごしの恋人」でおかしいと思うところ。
萌と同居していた崇のセクースが一回こっきりだったという設定。
まあ、途中からるり子も加わるから、状況的に難しかったのかもしれないけど
(萌にもピローフレンドはいたし)未成年の童貞くんがきれいなお姉さんの部屋で
暮らしてたら一度きりじゃ済まないんじゃないの。
下世話な発想だけど、男の生理をわかっていないような気がする。
371 :
無名草子さん:02/03/12 17:40
>370
崇はやつらの下着やら生理用ナプキンをかぶって
マスかきまくったが、文章の達人唯川は、
そうした描写を大胆に省略する事で、少年のほの甘い
エロスを行間から立ち現わせているのだ…。
ンナワキャネーダロ
372 :
無名草子さん:02/03/12 18:14
やっぱりこの人男への見方が甘いね。
そんな清らかな少年ってそういないって。
それに登場人物みんな美男子ばっかりってのも変だよ。
それじゃあ、少女漫画と同じジャン?
373 :
無名草子さん:02/03/13 21:15
前雑誌で森遥子のような小説を書きたいと言っていたが、
作風が全く違うと思うな。
唯川では教養あるれるプライドの高いヒロインというのは
描けないんじゃないか。
374 :
無名草子さん:02/03/13 21:25
別に描く気もないんじゃねーの?
375 :
無名草子さん:02/03/13 22:06
唯川の小説って一流の女を書こうとして2.5流の人になっちゃってる
パターンが殆ど。
376 :
無名草子さん:02/03/14 04:15
感想
○頭があまり良くもなく、教養と想像力に欠ける方みたい。
小説に使うエピソードがありがちで、それに対する登場人物の反応や
彼らの性格がが少女漫画的なステレオタイプで陳腐。
登場人物に全く知性が感じられない。
○恋愛経験も少なくようで、世の中で起こっているものごとに対しての認識、知識が浅い。
ケリーバッグとパンプスで市場に行くとか、ゲイを「嗜好」と言ってしまう。
出てくる男が人間的な深みもなく、安っぽい「いい男」。
○容姿に自信がないようで、コンプレックスがある。
本当に成功した男は、勲章としてきれいな女を選んだりブランド品を身につけず
ブスな女や安い物を見につける。それがすてきなのだ、とか書いてる。
きれいな女=ニセモノ、中身は粗悪と言いたいのか?
ブランド信仰は驕りと虚栄の文化であり、本物の価値はシンプルな廉価品に
あり、それを選ぶ男こそ本物だと言ってしまうところに、むしろブランドや美しい
ものに対してのコンプレックスを感じてしまう。どちらにしろ使い古された言説。
○女性に対して不信感がありそう。
物語に出てくる女同士の友人関係が、互いに比べ、勝ち負けを意識している
うすら寒い「友情」が多い。陰険な関係性をきれいごとにしているのに気がついていない。
――まあ、女性向けのライトノベルとしては、需要はあると思う。同じような思考の女たちが
たくさん読んでいるんだろうなあ。悪いとは言わないが、直木賞も落ちたものだ。
先達の直木賞作家の価値をどんどん低くするような昨今の直木賞ではある。
377 :
無名草子さん:02/03/14 06:27
2年前に結婚してセントバーナード飼ってるんだよね?
どこかで読んだ。
378 :
無名草子さん:02/03/14 08:00
>377
筑紫哲也の番組でも取材されていた。
でも、自分が結婚したら主婦雑誌への進出も…というのは
少し安易だという気がする。
結婚しない(できない)時と結婚してから(できてから)の
態度があからさまに違うというのは現金というか、子供っぽいと
いうか、林真理子みたいなキャラ売りをしている人だと、説得力も
あるが、唯川に林の鋭さは無いしね。
379 :
無名草子さん:02/03/14 13:04
「イブの憂鬱」は楽しかった。
その他は読んで10分で眠くなるね。
380 :
無名草子さん:02/03/14 14:32
登場する男がいい男ばかりというのがどうもね。
やっぱりヘタな少女漫画だなと思わせてしまう。
顔はイマイチだけど色気のある男を登場させるなと
工夫をこらさないと飽きられちゃうよ。
やっぱり大人の小説とは言えないんじゃないの。
381 :
無名草子さん:02/03/14 19:54
どうせなら、林真理子を脅かすくらいビッグになって欲しい。
382 :
無名草子さん:02/03/14 21:49
直木賞を獲ったくらいでなんでこんなに叩かれなけゃならないのか判らん。
キライならほっとけばいいじゃん。
悔しかったら直木賞とってからいってください!
敗北者の負け惜しみ、見苦しいわ・・・ホホホ
逝ってよし、でしたっけ
384 :
無名草子さん:02/03/14 22:45
直木賞のレベルじゃないから、「ええっ?」って
言われてるんじゃないの?
385 :
無名草子さん:02/03/14 22:46
つか、読者にケンカ売ってどーする?
重い(それを装ったもの)は誰にでも書けるわ。
べたべた厚塗りの描写はウンザリ。
人間がかけてなーい、大いに結構よ。
軽みのある、センスのいい文章は書けそうでかけないのよ。
直木賞のレベル云々するならご自分も書かれてからはつげんしてくださーい。
ブタ女め!
387 :
無名草子さん:02/03/14 23:01
レベルじゃないと言われても、
実際に選考委員によって選ばれているのですから、
間違いなく直木賞作家です。
388 :
無名草子さん:02/03/14 23:03
>軽みのある、センスのいい文章は書けそうでかけないのよ。
そう思っているのは386だけだと思われ。
389 :
無名草子さん:02/03/14 23:05
まあここで批判されるくらい出世したってことだろ。
作家なんて叩かれてなんぼだしな。
見向きもされないよりましじゃねえの。
390 :
無名草子さん:02/03/14 23:10
つか、唯川が本当に根性あるなら、直木賞とって周囲の反応が
冷たかったときの林真理子女史みたく
「次回作は絶対納得させるものを書いてやる」くらいの意気込みは
持つと思うが。
>>388 ではご自分で作品を発表なさって直木賞獲るか
100万部売るかでもしてからそうおっしゃってくださいね。
お待ちしていますよ!
ご無理なら今すぐ回線きって、手首も・・・バカらしいのでここまで。
392 :
無名草子さん:02/03/14 23:29
>391…痛い唯川ヲタだな。
まあ、こういう奴が愛読者ってことか。
20年筆一本で食べてきた人間に自慰2ちゃんねらーが噛み付くの
面白いですね。一文にもならんこと書き込んで何が楽しんでしょう。
394 :
無名草子さん:02/03/14 23:37
>393
オマエモナー
395 :
無名草子さん:02/03/14 23:41
てゆうか393こそ直木賞の傑作に唯川を挙げれば?
>>394 そんなお定まりのレスしかできないから
アナタの人生は終わっているのです。
397 :
無名草子さん:02/03/15 00:12
書いてる年数は問題じゃないの。作品が面白ければ
みんな支持するの。
398 :
無名草子さん:02/03/15 00:34
みんなが支持しても、選考委員が支持しなければ直木賞はとれません。
399 :
無名草子さん:02/03/15 00:35
ですから、みんなが支持しなくても、選考委員が支持してくれれば直木賞はとれるのです。
400 :
無名草子さん:02/03/15 07:06
間違った日本語を書いている時点で作家としては致命的だね。
最近の直木賞については読者の側からも疑問視されている。
選考委員の選び方も何が基準か良くわからないしね。
直木賞関連スレくらい読めば。
401 :
無名草子さん:02/03/15 07:49
>>393 なんか売れない演歌歌手を擁護してるような言い方。
402 :
無名草子さん:02/03/15 08:48
398=399
論点ずれまくり(w
403 :
無名草子さん:02/03/15 09:18
まあ、受賞できて良かったね。かなりの人が疑問に思っていると思うけど(w
ただ、直木賞を取ってもほとんど話題にもならず忘れ去られていく作家は
多いから、そうならないといいね。かなり難しいと思うけれど。
林真理子は時代小説を書いたり、その後一応作家として認められるための
努力はしていた。編集者が案を出して資料も集めてもらったんだろうけど。
唯川どのも精進なされ。
404 :
無名草子さん:02/03/15 09:40
次回作が楽しみだね。(w
405 :
無名草子さん:02/03/15 09:49
まあしかし作者としては2chで認められるより、
直木賞の選考会で認められたほうが嬉しいだろうな。
406 :
無名草子さん:02/03/15 09:52
満場一致で決定じゃない場合もあるよ。
誰かの強力なプッシュで決定とか。
407 :
無名草子さん:02/03/15 09:58
>405
選考委員全員が認めていると思ってるの?んなわきゃあない。
408 :
無名草子さん:02/03/15 10:59
素人厨房に文法の間違いを指摘される時点で終わってる作家。
私は萌に共感できなかったな。
作者としてはしっかりものの女性というキャラ作りを狙ったのだろうけど、
萌の何処がしっかりものなんだろう。
会社を辞める理由も配置転換になったから辞めるだし、大人のおもちゃに
対するクレーム処理にしてもあんなふうに激怒するか?
むしろ「こ〜んな、エロおやじいてさぁ、営業しながらからかってやった。
マジオモロかった」くらいに笑い飛ばすしたたかさがないと世渡りできないよ。
オカマの文ちゃんに就職を世話してもらった時だって、最初は断ろうとしたのに
ゲイ関連書籍の店長がいい男だというだけで飛びつく。
仕事ぶりを見に来た文ちゃんに対して
「私の働きぶりを偵察に来たの?性格悪いわね」はないと思う。
プーの身の上を心配してくれたんだから、「ありがとう」くらい言えよとオモタ。
萌の行動って、場当たり的だし謙虚じゃないよ。こういう人をしっかりものとは
言わないのでは。
410 :
無名草子さん:02/03/15 14:30
ソレダレ?
ソーソーソーレダレダレソレソレっピ!
私を女王様とお呼び!!
412 :
無名草子さん:02/03/15 20:42
全会一致だろーが、そうでなかろーが、
結果的に受賞ってことは直木賞に認められたってことだから、
嬉しいんじゃないの?フツー。
413 :
無名草子さん:02/03/15 20:56
肩越しを読んだけど、そんなに酷いとは思わなかったけどなあ。
直木賞のレベル云々はわからんが。
それより、芥川賞の猛スピードの方が唯川より数倍つまらなかった。
414 :
無名草子さん:02/03/16 00:06
唯川はまだセックスでエクスタシーを感じた事が無いんだろうなー、
と思った人はいませんか。
415 :
無名草子さん:02/03/16 11:28
心配しなくてもちゃんと感じてるよ。
416 :
無名草子さん:02/03/16 11:58
まあ、受賞できて良かったね。
ただ、直木賞を取ってもほとんど話題にもならず忘れ去られていく作家は
多いから、そうならないといいね。
林真理子は時代小説を書いたり、その後一応作家として認められるための
努力はしていた。編集者が案を出して資料も集めてもらったんだろうけど。
唯川さんも精進してください。
417 :
無名草子さん:02/03/16 14:56
rhj
すいません間違えました。失礼しました。
419 :
無名草子さん:02/03/16 15:35
肩越し〜何度か手に取ってはイマイチ買う気になれなかったが
このスレ読んでたら中身確かめたくなっちゃったヨ。
420 :
無名草子さん:02/03/16 15:56
↑漏れは逆。
このスレ読んで、昔読んだ作品と大差なさそうなので、
買わなかった。(タイトルすらおぼえてないけど。)
421 :
無名草子さん:02/03/16 16:52
めぐみ、かわゆい。 ?
422 :
無名草子さん :02/03/17 06:13
>>419 図書館でオール読み物3月号の一部抜粋を読んでから買っても遅くないかも。
1400円の払ってまで読むほどじゃあないかな。
423 :
無名草子さん:02/03/17 07:35
唯川が直木賞受賞でも納得という人って、過去の受賞作品をあまり
読んでいないんじゃないかな。
とりあえず、ここ十年くらいの他の女流作家の作品と比べると
やっぱり格段に質が落ちるよ。
同じような題材のもの、女の友情という切り口だと篠田節子の
『女達のジハード』、三角、四角関係の恋愛模様だと小池真理子の
『恋』。
いまさらながらに三作品読み比べたけど、唯川に比べやっぱり篠田と
小池は大人の作品という感じがする。作風、文体、描き方などがね。
唯川の小説って説明してる部分が非常に多い。行間から語りかけて
いるという部分が少ないね。
424 :
無名草子さん:02/03/17 09:07
つか、室井みたく作品以外で叩かれるよりなんぼかましだろ。
この人の場合は作品の完成度がイマイチかどうかで議論されてる
訳だから。
愛読者にしてみたらまあ、辛いだろうし納得出来ない部分もある
だろうけど、林や室井のスレよりは全然いいんじゃねぇの。
あちらはもう完全色物扱いだぜ?
結い川の場合は別に色物にはなってねぇんだしさ。
宮部みゆきが落とされて、唯川恵が直木賞???
納得いかーんっ。
426 :
無名草子さん:02/03/17 19:47
本人がもしここを読んでいたとしても、プロだったら、ファン以外の反応は
こんなものだろうって思えるくらいでないと、ダメだと思う。
エンタメ作家として大成するためには、このくらいの辛口批評に耐えられ
なくてなんとする。
メジャーになるということはそういう事だ。
427 :
無名草子さん:02/03/17 21:03
>>425 つか、宮部はとっくに受賞してるっしょ。
マジレススマソ。
428 :
無名草紙さん:02/03/17 21:16
京極夏彦が落とされて唯(以下同文)
429 :
無名草子さん:02/03/17 22:03
>>428 禿げ銅。
京極の知識欲の深さ…唯川にツメの垢でも煎じて飲ませたい。
ゲイのことを書くならもっと参考文献を当たれと言いたい。
感覚だけで書くなということ。
430 :
無名草子さん:02/03/17 22:48
京極夏彦と比べるタイプの作風ではないのでは?
現時点ではともかく、森瑶子の後継者への道って感じの作家でしょう。
431 :
無名草子さん:02/03/17 23:00
まあ、それを森遥子ファンがどう受け止めるかな?
とにかく結い川にはもう少し教養が必要だと思われ。
ここですか?
ブスへたれ女の羨望嫉妬の掃き溜めというのは
433 :
無名草子さん:02/03/18 00:50
教養なんていらねーよ。
434 :
無名草子さん:02/03/18 08:45
>>430 作風の違いではなくて、創作態度に対して言ってるわけ。
ゲイのことを小説に盛り込むなら、「指向」を「嗜好」と
間違えちゃマズイでしょ。ほんとうにじっくり考えて
書いているのかなあ。注目されやすい材料を選んで
深く考えずに内容に取り入れただけなんじゃないの。
20年近く小説を書いていて、こういう基本的なところが
出来ていないというのはかなり恥ずかしい。
435 :
無名草子さん:02/03/18 09:49
別に貴方が恥ずかしがる必要は全くない。
436 :
無名草子さん:02/03/18 10:41
森遥子とはカーナリ違うよね。
エッセイ読むと全然違う。
437 :
無名草子さん:02/03/18 12:14
>>427 5回も落とされてやっとね。
私が大好きな「火車」が落とされたことが特に、納得いかーんっ。
なんで、唯 (以下略
438 :
無名草子さん:02/03/18 12:18
ちなみに森瑶子もほとんど読みつくしたんで、好きなほうだ。
あの人の女としても乾き、抗い、欲望、もろ出しで書いてたよ。
唯川が書くうすっぺらな男や女たちと (以下略
439 :
無名草子さん:02/03/18 12:29
まあ、今は注目されてるけど来年はさっぱりなんじゃないか?
インパクトがないからやっぱ「誰だっけそれ」で終わっちゃう人だな。
>>437 宮部はその苦節の時代を乗り越えたから、いいものが書けるんだと思う。
タナボタで直木賞とは違うよ。
それが証拠にベストセラーのランキングに常に入っているじゃん。
唯川はそうはいかないと思う。この人は読者層が限られる人だと思う。
441 :
無名草子さん:02/03/18 17:47
どうしてタナボタと言い切れるのでしょうか。
「肩ごしの恋人」近所のBook-offに数冊置いてあった。
半額でゲト。ラッキー。
>>440 「竜は眠る」「火車」、すでにエンタテイメントとしての技能、構成力
キャラ設定と、高レベルで確立されていた。この人は最初から
相当うまかったと思う。ぐんぐん引き込まれ、謎が散りばめられて
いた。最初から圧倒的に力量のある作家だと思う。
ごめん。スレ違いの話で。
444 :
無名草子さん:02/03/19 21:22
445 :
無名草子さん:02/03/19 22:29
だから?
446 :
無名草紙さん:02/03/20 19:43
存在自体が「だから?」って感じの人だよなこいつ
447 :
無名草子さん:02/03/22 11:49
ランディや室井以下ってか?
448 :
無名草子さん:02/03/22 11:58
バースと室井滋?
449 :
無名草子さん:02/03/22 15:21
写真でてたけど、ぶっさいくやなー
450 :
無名草子さん:02/03/23 16:35
作家が登場人物の性格をベタに規定してしまうのはいかがなものか。
「肩ごしの恋人」のるり子の特徴を頭の回転が速いという設定にして
いたけど、なんか読んでいるとただ動物的勘が働くだけの女だった。
451 :
無名草子さん:02/03/24 17:31
誰か褒める人はいないんですか。聞いてみたい。
453 :
無名草子さん:02/03/25 18:29
2chでは少ないかも。Yahooだと結構好きな人いるみたいだよ。
454 :
無名草子さん:02/03/25 18:32
ほめるひとがいないのになぜ売れるのか?
455 :
無名草子さん:02/03/25 18:45
いわゆる直木賞効果ってヤツだろ。
456 :
無名草子さん:02/03/26 00:23
唯川に直木賞…正直信じられなかったよ。
自分は、同時に候補になっていた乙川優三郎が賞を取ると思っていたので。
457 :
無名草子さん:02/03/26 00:26
まあ過ぎたことだろ。
458 :
無名草子さん:02/03/26 00:40
459 :
無名草子さん:02/03/26 09:37
>451.458
あんた、なんだかんだ言いながら実は好きなんだろ(w
460 :
無名草子さん:02/03/26 22:05
これだけチェックしてたら、そう思われても仕方ないな
461 :
無名草子さん:02/03/27 09:23
つか、好きな奴も嫌いな奴もいるんじゃねえの。
462 :
無名草子さん:02/03/27 21:08
しかしこのスレは9割がアンチ
463 :
無名草子さん:02/03/27 21:17
正直、つまらなかった
464 :
無名草子さん:02/03/28 11:54
直木賞祭りが過ぎりゃ、元の木阿弥さ。
出版関係も驚いてるよ、唯川受賞には。直木賞自体がダメになってきてる。
466 :
無名草子さん:02/03/29 09:35
しかし、正しい日本語を書けない作家に「直木賞」とは、選考委員の目って一体?
井上ひさし…文章読本で言っていることと違うじゃないか。
467 :
無名草子さん:02/03/29 10:00
しかし獲っちまったんだから仕方ない。
468 :
無名草子さん:02/03/29 21:05
確かに
もしも山本一力とのダブル受賞じゃなかったら、と思うと……。
唯川本人どころか選考委員への批判も噴出していた可能性あり。
470 :
無名草子さん:02/03/30 09:31
つか、普通は何回かノミーネトされて受賞ってパターンが多いけど
いきなり受賞で内容があまりにも御粗末だからいろいろ言われるんだよ。
471 :
無名草子さん:02/03/30 12:06
それでも今更受賞を取り消すことは出来ない。
472 :
無名草子さん:02/03/30 13:01
>>469 選評で「唯川単独受賞でよかった」としかとれない発言を
している人がいるぞ。
473 :
無名草子さん:02/03/30 13:10
>472
誰それ?まさか阿刀田高?
474 :
無名草子さん:02/03/30 13:21
しかし、唯川って直木賞受賞したからってファンが急増する
タイプじゃあないな。
やっぱりコバルトノベルの頃からのファンだけって感じの作家。
475 :
無名草子さん:02/03/30 13:29
>473
阿刀田高は読書眼のある人だからそんなことは言わない。
渡辺淳一だよ。
476 :
無名草子さん:02/03/30 13:32
渡辺淳一は恋愛小説しか評価できんみたいな奴だもんな。
唯川の単独受賞でよかったという旨の発言は見当たらないが……。
渡辺は圧倒的に強いものはなかったと言ってる。
むしろ黒岩重吾がほとんど絶賛と言っていいほど褒めてるのが意外。
まあ、結い川の場合Partまでスレ自体が存続するとは思えん作家だな。
俺の中では室井祐月とどっこいどっこいのレベル。
>477
うーん。「二作受賞だが」と題して
まず唯川を誉める
→次いで山本も誉めるが、ちょっと物言いをつける。
→「正直いって、*圧倒的に*強いものもないように思った。」
→「そういうなかで、二作受賞ということははたして喜ばし
いことなのか、もう少し慎重でもよかったのではないか」
という流れなので、
(→唯川単独でもよかったのでは)
と読めたのだが、まあ固執するつもりはない。
それより、多くの評者はこの軽さに作者の才能と新しさを
感じているそうなのだけど、オレにはそれこそ唯川の出身
母体であるOL向けエッセイなんかでありふれている軽さ
としか思えなかったのだが。
480 :
無名草子さん:02/03/31 04:38
あげ
481 :
無名草子さん:02/04/22 15:54
さいあく
きもちわるい
ねたつき
・・・・・・。
ふぁんのかたごめんなさい。
ほんとうにだいきらいなんです。
げろげろ。
482 :
無名草子さん:02/04/22 17:07
固定ファンは直木賞以後も作品を読むと思う。
でもこの人の場合、直木賞受賞作を読んでから
ファンになったという人は少ないんじゃないの。
少なくとも自分の周りにはそう言う人いない。
483 :
無名草子さん:02/05/04 21:26
Part2も立たないだろうし、来年までスレ自体が持たないかも。
484 :
唯川作品、ドラマ化決定!:02/05/16 07:59
4女優競演4話完結 フジ「恋愛偏差値」
常盤貴子(30)、財前直見(36)、中谷美紀(26)、柴咲コウ(20)の
人気女優4人が主演する連続ドラマ「恋愛偏差値」(木曜後10・00)が、
7月4日からフジテレビで放送される。通常の連ドラと同じく計12話
(3カ月間)の放送だが、これを3章に区切り、テーマは共通ながらも
それぞれが4話完結のストーリーとする異色の構成。4人の主演女優の
競演も含め、テレビ界初の試みで、注目が集まりそうだ。
「恋愛偏差値」は、今年1月に直木賞を受賞した唯川恵さん(46)の
作品を基に制作される。計3章に分かれており、物語も別々だが、底流に
あるテーマは同じ。制作関係者は「テーマは現代女性の人生観です。女性の
恋愛と友情や嫉妬(しっと)と挫折を描く」と説明する。
第1章の主演は中谷。常盤が第2章、ラストの第3章は財前と柴咲の
ダブル主演となる。恋愛ドラマだけに、相手役の俳優も注目されるが、
こちらは人選の真っ最中。制作関係者は「女優陣に劣らぬ豪華な顔ぶれに
なりますよ」と胸を張った。
1つのタイトルに対し、複数の中編ストーリーが並ぶスタイルは単行本
ではポピュラー。しかし、ドラマ界では初の試みとなる。また、分かれて
いる各章は別々のストーリーにもかかわらず、通して見ると、関連性が
浮かび上がるという。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2002/05/15/02.html
485 :
無名草子さん:02/05/16 18:09
75 :無名草子さん :02/01/27 00:26
そのうちテレビの恋愛ドラマの原作をやりそうだな。
神!
486 :
無名草子さん :02/05/20 01:09
文学板のスレはそろそろ沈没しそうだ。
やっぱ彼女はTV恋愛ドラマの原作がお似合いだな。
487 :
無名草子さん:02/05/22 19:00
コバルト文庫で少女小説書いてるときから
クソつまんなくて嫌いだった。
コバルトは挿絵つけてた、さえぐさじゅんの絵が好きで
買ってたけど。
488 :
無名草子さん:02/05/23 12:25
>>484 さすがに月9に唯川作品をもってくるという暴挙はフジもやらなかったな。
489 :
無名草子さん:02/05/23 23:40
デビューしたときから読んでいたけど、最近はさっぱり。。。
新刊があると手には取ってみるけど、また戻していた。
けど、直木賞取ってからは手にすることもなくなったなぁ。
490 :
無名草子さん:02/05/24 16:22
>489
おいおい、それじゃあコバルト時代からのファン返上ってことかい?
まあ、そういう人もいるんだろうねえ。
491 :
無名草子さん:02/05/28 18:47
ドラマの原作ということで本を売ろうとしているのか?
マンネリ化を防ぐためにオムニバス形式のドラマにして
あえて原作を小説にもとめたのか?
いずれにしても購買力も視聴率もあまり上昇しないような
気がする。
492 :
無名草子さん:02/05/29 12:54
ドラマ板でもあまり注目されていないねえ。
493 :
無名草子さん:02/05/29 14:06
OL層への受けネライでドラマ化をし、原作本を売ろうという
魂胆が見え見え。
でもOL層の大半が唯川の読者とは限らないだろうに。
まだ江國や山本の読者の方が多そうだ。
494 :
無名草子さん :02/06/01 21:48
ドラマが始まったらまた注目されるかもね。
495 :
無名草子さん:02/06/04 19:22
私は20代の頃はずっと好きで読んでいました
調度自分と主人公が同じ年齢で単行本が発売されて
読んでいたからおもしろかったです
しかも私は一般のOLではなかったから(病院勤務)
唯川さんの本に出てくるように主人公に憧れました
現在はドロドロした話が多くなってきた気がして読んでいません
最近は文庫本が次々に発売になってて
単行本を売って文庫本に買い換えようかと思っているところです
エッセイとか身近でいいなと思いましたが、
直木賞だからといって読もうとは思わず。
リア厨のころは好きだったけど...
いまでも懐かしいなあとはおもうけど
正直賞とるような作家じゃねえだろ
498 :
無名草子さん :02/06/04 23:37
なんか、エッセイにしても小説にしても結論(結末)が甘すぎる感じがした。
ひまつぶしにはなるけど、ためにはならないという感想。
彼女が良く使う言葉でいうなら「砂糖菓子」そのものなんだよね。
「砂糖菓子」っていや〜、コバルト時代の表紙なんて
モロ、そんな感じだったね。
もう、本を買って読むことはないだろうけど、
少なくとも今のところは「コバルトデビュー」を
隠していないところが、他のちょっとだけ名前が知られてきた
作家なんかと比べても好感は持てますね。
500 :
無名草子さん :02/06/04 23:58
まあ、確かに桐野や岩井はコバルト系だったようだけど
その辺はぼかしているよね。
思うにコバルト系で人気がでなかった人ほど、大人向けの
作家として成功していると思う。
例えるならアイドルとしてはブレイクしなかったけど
女優として花開いた人みたいな感じかなあ。
例外もあるかもしれないけど。
501 :
無名草子さん:02/06/05 00:22
山本文緒だってコバルトデビューだよね。
昔はコバルトも、もうちょっとアレだったのだが……
そういえば新井素子もコバルトだ〜
503 :
無名草子さん:02/06/05 07:33
>>502 デビューは奇想天外ですよ。コバルトでも書いていたけど……。
大和真也と、後もうひとり、コバルトのSF3姉妹(?)的だったよなぁ。
ある種、コバルトでも本を出し続ける赤川次郎って偉いと思ふ。
504 :
無名草子さん:02/06/05 11:08
まあ、ほかに特殊技能(ホラー・ミステリーやSF系小説を書ける)人は
いいけど、恋愛小説オンリーの人は結構大変だよね。
その都度手を変え品を変えないと飽きられちゃうから。
唯川の場合コバルトの頃と大人向けの小説を書いてからとの変化があまり
ないような…。
505 :
無名草子さん:02/06/05 13:24
しっかしブサイクな顔だよね。
506 :
無名草子さん:02/06/05 16:15
この人の場合、メイクの加減で大分印象が変わってるんだよね。
集英社文庫の若かりし頃の写真は結構まともだったよ。
でも単行本の写真で超個性的なものがあってびっくりした。
12,3年前太眉メイクが流行した頃の写真(29歳くらいか)を
見た時は、何でも流行りだからって取り入れるところにセンスの
無さを感じた。
やっぱり自分の個性にあったメイクをしないと、おかしな具合になるよね。
彼女の小説の主人公にも通じるんだけど、ファッションでもメイクでも
生き方でもとりあえず他の人と同じにしようする発想にオリジナリティの
無さを感じる。
著者近影の写真なんて、フォーカスかけるとか修正するとか
いくらでも変えようがあるし、人の顔なんて
カメラマンとの相性ってのでメチャクチャ違って見えるよ……。
唯川恵って若い頃は、そこそこモテたタイプじゃないかな?
それとも、背が高いから、男の方が引いちゃうのかもね。
流行メイクって、自分の写真を見ても流行りに左右されてるし
アイドルや女優の昔の写真だってそうじゃん。
って〜か、作品じゃなく、顔のことが話題になること自体
作家としていかがなものかと思う。
>>504 全部の作品を読んだわけではないけれど
デビュー作がいちばん大人っぽかったような気がする。
あの頃のコバルト自体、そんなにガキっぽくはなかったもんね。
藤本ひとみも、作家デビューはコバルトじゃなかったっけ?
508 :
無名草子さん:02/06/06 11:32
結局、これぞっというような代表作がないんだよね。
この人の場合、何をよんでも大して変わらない印象。
「燃えつきるまで」にしても昔エッセイで使っていた
フレーズに似たような言葉が出てくるし。
作品自体に作家の個性が出ていないような気がする。
>507
>流行メイクって、自分の写真を見ても流行りに左右されてるし
>アイドルや女優の昔の写真だってそうじゃん。
確かにそうなんだけど、流行を取り入れる限度ちゅうもんがあるでしょ。
やっぱり、かなり目の小さい人の場合眉は太からず細からずでないと
バランスが悪いと思う。
(太眉って目の大きな人でないと合わないかも→ヘップバーン)
顔のことが話題になるのは室井佑月や田口ランディ、林真理子にも
言えるんじゃないの。
510 :
無名草子さん:02/06/07 12:41
直木賞受賞後もそんなにブレイクしそうな感じはないね。
511 :
無名草子さん :02/06/07 22:44
今日書店でダヴィンチ7月号見たら、この人の特集記事が載っていた。
「直木賞始まって以来の駄作」と言われたことが結構ショックだったらしい。
2ch以外でも不評だったのかなあ。
受賞後にどういう作品を書くかが大事だと思う。
513 :
無名草子さん:02/06/12 10:35
この人って書く雑誌によって文章の出来がかなり違うね。
それって編集者の腕だろうか?
もしも、購読者層によって本人が変えているのだとしたら、
それはすごい才能だと思う。
編集者次第ということであれば、
ある程度以上の作家に対しては編集は文章のことには無力だから、
受賞後の作品群(一作で決めてしまうのは、あまりに軽率なので)を読めば
本人の力か、編集の力かどうか自ずと見えてくるものじゃないかな?
編集者の腕といっても、勝手に文章をいじれるという程度もあれば
売れそうな方向に内容を一部(あるいは大幅に)書き換えさせることも
つじつま合わせすら、作家にお伺いを立てることもあるわけだしね。
賞作家になれば、ある程度は尊重されるはずだから
そこで本領が発揮されるでしょう。きっと。
現在30代半ばのおばはんです。20年近く前、この人の少女小説を読んだ
ことがあります。でもどれもこれも似通った甘ったるい学園恋愛もので、
2、3冊で飽きてしまいました。その後出てきた竹内(現・岩井)志麻子
の方が、ちょっと不良っぽくて好きでした。同郷だし。
コバルト大賞受賞作「海色の午後」の選評で、選考者だった阿木耀子が
「『私は海が好きなの。でも海の青さが好きなんじゃないの。海の深さが
好きなの』というキメ台詞が、どんなことを指しているのか描写できてお
らず空疎で、人の心を全く打たない」とゆーよーなことを書いていたのを
思い出します(何でこんなくだらんことまで覚えてんだか)。
516 :
無名草子さん:02/06/12 22:48
う〜ん。ヘタ上手を狙って「肩ごしの恋人」を書いたのなら
ちょっと方向性を間違えた気がする。
結果的にはヘタヘタになっちゃってる感じなんだよね。
唯川って言葉遣いの間違いが時々あるのが、とても気になる。
これは学歴の問題じゃなくて、感性の問題だと思う。
自分の語彙の貧困さや言語感覚の欠如に気づいているなら
もっと辞書(国語辞典以外のもの=漢和・反語・類義語辞典)を
入念に読むべきなんじゃないかな。
阿木曜子って唯川の文庫本の解説を書いたり
直木賞受賞後、雑誌で対談したりしていたけど
コバルト時代からの知り合いだったんだ。
語彙については本人の問題だろうけど、言葉遣いの間違いは校閲が指摘すべき点。
最近は書籍や雑誌を出版しすぎで校閲の手が回らなくなっているし、
レベルの低い校閲者もいるので、誤ったまま気付かずにスルーしている場合や
逆に校閲が間違った赤字を入れている(私の経験ではそういうこともあるし
同じような指摘をしている作家もいる)可能性もある。
辞書だって、辞書を参考にして新しい辞書を作成しているから
一冊の辞書が誤った情報を流すと、みんな真似して間違った記述を載せていたりする。
何人もの人の目を通っても、完璧な本を作ることは不可能なんだから、
時々程度の間違いは許してあげようよ。
519 :
無名草子さん:02/06/13 08:09
まあ、殆ど使わないような四文字熟語やことわざなんかは
許容範囲だろうと思うけど、素人が読んでもわかるような
あきらかな間違いは拙いよね。
それに作家(しかも賞をとった)が基本的なところを間違う
というのは、言葉に対する真剣さが足りないような気がする。
作家という職業は言葉を使って仕事をしている訳だから
やはりその点は注意したほうがいいよね。
言葉の意味を吟味して使うとか、比喩が比喩として成り立って
いるかとか。
520 :
無名草子さん:02/06/14 01:14
まあいいんじゃないの?
田口と違って盗作したものが候補になったわけでなし。
521 :
無名草子さん:02/06/14 08:45
腐っても直木賞ってか?
522 :
無名草子さん:02/06/14 09:06
逆
直木賞だけど腐ってる
523 :
無名草子さん:02/06/14 11:15
本人的には本が売れれば、実質的な評価よりも嬉しいんじゃないか。
524 :
無名草子さん:02/06/14 21:53
昨日のズームインで「ため息の時間」がベストセラー3位に
入っていたって言ってたけど本当かなあ。
データがわからないから信憑性に欠けるし。
フジのドラマの「天体観測」の初回を見て思ったけど、
なんとなく唯川恵っぽい。
>524
大手書店のベストセラーの場合、買い上げの可能性もあり。
526 :
無名草子さん:02/07/03 22:49
唯川の作品の中では「だんだんあなたが遠くなる」が一番いいよ。
ストーリーは単純だけど、最後は泣けたよ。
唯川叩いてる人はぜひ一度読んでみて!
んで感想教えてくり。
527 :
無名草子さん:02/07/03 23:30
>>526 それ読んだことあるけど、結末がなんか納得できなかった。
自分がその立場だったら、本当に惚れた男だったら絶対譲らないと思った。
なんか主人公が自分が失恋するのが怖くて、先回りして友達に彼氏を譲った
みたいに思えた。
528 :
無名草子さん:02/07/04 22:26
>>527 たしかにあまりにもあっさり彼氏を手放したよね。
俺も実際その立場だったら譲らないで阻止したと思うけど、
やっぱり一度冷めた関係は二度と戻らないのがほとんどだし、
主人公も再び彼氏が自分に振り向くことはないと思ったんだと思うよ。
そう考えるとあの主人公の潔い行動はなんとなく分かるかなって。
あの物語の主人公は唯川の作品の中で唯一魅力的な女の子だったと思いました。
ってあまり唯川の本読んでないけど。
529 :
無名草子さん:02/07/04 22:31
amazonで何故かオススメされた。理由は、高橋源一郎『官能小説家』を買ってたから。何で?
530 :
無名草子さん:02/07/05 00:21
燃えつきるまでの落ちってハッピーエンド?ドロドロ救い様なし?
どなたか教えて下さいませ。
531 :
無名草子さん:02/07/05 20:43
>>528 仮に彼がシングルマザーになりそうな女の子の父親になったとしても
それが同情からだけならいずれは気持ちなんて覚めるとおもった。
シングルマザーになる決心をした女の子が周りに対して依存的すぎて
「こういう女って結局は捨てられるんだろうな」という感想しか
もてなかった。
彼が彼女に惹かれていく理由が自分の母親と境遇が似ているという
一点に集約されて描いてあるように思えたから。
そういう同情だけで本当に女を愛せるのかなあと疑問にも思った。
532 :
無名草子さん:02/07/07 21:36
この人って天才かも
「めまい」を読んだら本当に眩暈が起きちゃった。
そうか?「めまい」って落ちが阿刀田高のパクリみたいなのが
多くて萎えたけど。
534 :
無名草子さん:02/07/11 21:00
恋愛偏差値ドマラ
この人が書く小説って、現代モノの筈なのに
登場人物の考え方とか行動がどうも古臭いなあと思っていたんだけど。
エッセイ、特にロンリー・コンプレックスとか
OL10年やりましたとか、その辺を読んで謎が一つ解けた気がする。
はっきり言ってこの人、思考がン十年前で
止まったままで小説書き続けてるんじゃないだろうか。
536 :
無名草子さん:02/07/12 09:05
都会のキャリアウーマンという主人公を書くの下手だと思う。
何て言うか発想が古すぎて「今時こんな事を考える女いないよ」って
いうのがよくあるような。
あと、主人公の行動が年齢に関わり無く子供っぽいと思うものが多い。
新潮に連載している小説を読んでそう感じた。
537 :
無名草子さん:02/07/12 09:42
538 :
無名草子さん:02/07/19 23:05
ドラマ板では盛り上がっているのに、こっちはさっぱりだね。
539 :
無名草子さん:02/07/21 14:21
ドラマ板w
540 :
無名草子さん:02/07/21 14:24
======2==C==H======================================================
2ちゃんねるのお勧めな話題と
ネットでの面白い出来事を配送したいと思ってます。。。
===============================読者数:115274人 発行日:2002/07/015
どもどもー、取り繕う為に稚拙でも必死の書き込みをしてしまった、苦しいひろゆきですー。
最近どうも気になることがあるですよー。。。
おいらの企業と闘う姿を称賛する声がだんだん小さくなってきた気がするですよー。
日本生命と闘っていたときは、おいらは間違いなくヒーローだったのに、最近じゃすっかり唇がロナウジーニョですよー、、、うぅうぅ
それからもう一つ、珍走団に土下座させられた時ですけど、あの時おいらが震えていたのは風邪をひいていたからなんですよー。本当に本当ですよー。隊長にも聞いてみてくださいよー。
絶対に恐くて震えていたんじゃないですよー。信じてよー、、、うぅうぅ
ついでにもう一つ、元削除人の皆さん!お願いです!
おいらが彼女の手帳と携帯の着信履歴を盗み見てることや、おいらが本当はログをとってることを言いふらすのはやめてよー。。。うぅうぅ
以前は一緒に自作自演の厨房をからかって遊んでいたじゃないかー、、、うぅうぅ
んじゃ!
541 :
無名草子さん:02/07/21 14:25
テレビドラマを熱心に見ちゃったりなんかしてる人達向けってことね。
542 :
無名草子さん:02/07/22 11:27
小説がドラマ化されても、原作は売れていないのかなあ?
543 :
無名草子さん:02/07/22 11:29
つーか乙川スレが可哀相すぎる
乙川スレは若者受けしないかもね。
唯川は曲がりなりにもF2一般職のOL受けしそうだもんね。
545 :
無名草子さん :02/07/24 00:18
ドラマ板では原作通りだと、ドラマ化しても地味すぎてつまらん
つー意見が多いな。
新刊本とのタイアップ効果を狙ったのかもしれないけど
「燃えつきるまで」はそこまで売れていないのかね。
546 :
無名草子さん:02/07/26 22:20
昨日ドラマのエンディングで原作本をプレゼントする
というお知らせがあったね。
そういう売り方をしないと本自体が売れないのかなあ。
別に原作本プレゼントなんてどのドラマでもやってるでしょ。
主題歌CDプレゼントとか。
548 :
無名草子さん:02/07/28 10:23
ドラマ板でも原作の評価ってあまり高くなかったような。
肩ごしの恋人読んだ。この人の本は初めて読む。
文章の下手さは確かに頭痛もの。
だけどまあ勢いがあって漫画みたいに読めるかなあ・・・と。
実際2時間かからず読めたし。
で、勢いで読めちゃうんだけど、全体的にあんまり納得いかず、
感想としては、ふぅん、って感じ。
全部どっかで読んだことがあるような印象。
そして細部をつきつめるとちぐはぐな感じがしちゃう。
例えば、るり子って女からしたら嫌なやつと書いてあるけど、
ただのいいやつだし。信之に手をだして柿崎に手をださないっていうのが
よく分からなかったよ。都合がよすぎない?
お話のためにそうした感じでリアリティがないや。
っていうか全体的にないけど。いやなくたっていいのかもしんないけど。
550 :
無名草子さん:02/08/02 23:17
>549
柿崎とるり子は肉体関係あった筈だよ。
萌と柿崎がセックスする前に、既に関係をもっていた。
551 :
無名草子さん:02/08/03 19:44
なんかどっかで読んだことある話だなあと思ったら、
岡崎京子の「危険な二人」(だったかな?
もしくは危険な二人の後日談の短編だったかも)やりたかったんじゃん。
「危険な二人」は女の魅力全開で、それゆえ幼稚園のころから女の子の
嫉妬のまとだった女と、その子をナイトのように守る女が主人公で。
この二人は親友で、大学の馬鹿女たちをやりこめたりするんです。
で、いろいろあって最後は色気全開の女が妊娠しちゃって、
女二人で子供を育てようね、ママが二人だなんて、幸せものだぞ、
って感じで終わるんだけど。
色気全開のほうが妊娠するとことかは違うけど、
シングルマザーが親友と子供を育てくことが「新しい家族の形」
と評価されたんなら、「岡崎京子がもうそれやってるよ」と言いたい。
2丁目でゲイと仲良くなって・・・みたいのは横森理佳みたいだし、
「どうしてこういう恋愛なのかなあ」みたいなのは山本文緒みたいだし、
全部どっかで読んだことあるような内容。
で、最悪なのは、個々のエピソードを一本にまとめるような、
伝えたいことっていうか思想(て言ったら大げさだけど)みたいなのが
全然感じられないとこ。
間違えた。最悪なのは思想がない、ってとこじゃないや。
それは最悪というより、やれやれ、という感じだ。
最悪なのは、私の姪(17)がこの小説が大好きってことだ。
(姪に勧められてこの本を読んだのだけどね)
姪は、もろに屈折してる女子高生。
いまどき風になりたいくせに、なれなくて、
いまどき風の女の子を馬鹿にしてるタイプ。
で、この本を私に勧めるときにこうおっしゃった。
「こういう女の人達かっこいいよね。
私の周りの女馬鹿ばっかだからさぁ」だって。
屈折してる子がそういうこと言うと痛いんだってば・・・。
未来ある女の子なのにもったいないよ・・・。
どうやって諭したらいいんだろうか?
この小説クソですよって。
553 :
無名草子さん:02/08/03 21:21
>>552 「唯川の小説に出てくるような男をいいと思っているうちは
ちゃんとした恋愛できないよ」とアドバイスしてあげてください。
なんか唯川の描く男達ってもろ、白馬の王子様系のキャラが多い。
もろ少女漫画の世界そのものなんだよね。
でも実際にそんな男は殆どいない、というか皆無に近い。
生身の恋愛をしようと思ったら、男々してデリカシーのない奴に
対しても免疫ができるようにならないと上手く行かないと思う。
とにかく読みたくない作家だ。不覚に3冊も過去に買ってるが、
即効売り飛ばした!!!
555 :
無名草子さん:02/08/03 22:48
平凡な中に埋没したくない女性像を描いているつもりでも
見事に埋没してしまっている罠。
平凡を乗り越えるためには異端であることを甘受する覚悟が
ないとダメなんだよね。でも唯川の小説に出てくる女性達は
周りを見回してばかりいる。
萌にしてもるり子にしても本当の意味で個性的とはいえない。
だからつまらない。
こんな作品が直木賞取ってしまうってことは、文壇の現状認識能力もこの程度だってことでしょ。
こういうのが新しいと思い込んじゃうんだから。書いてる人より、選ぶ方が罪が重い。
女中谷彰宏
558 :
無名草子さん:02/08/04 11:53
まあ、原稿一枚の値段は直木賞ブランドで上昇するだろうけど
本自体の売り上げは今までとそう変わらんだろう。
本が売れなきゃ
薄利多売→粗製濫造にならざる終えない→作品のレベル自体はアップしない罠
>>557 一緒にしないでくれるかなあ。
僕は一応いろんな参考文献あたってエッセイ書いてるし。
560 :
無名草子さん:02/08/09 14:10
顔が、幸、薄そう。。。
561 :
無名草子さん:02/08/09 15:43
>560
確かに薄い顔ではあるよね。
562 :
無名草子さん:02/08/10 00:41
>560,561
初めて顔写真みた時林真理子みたいって思ったんだけど
(結構最近の写真だと思う)
でも林真理子よりもずーっとずーっと地味な顔だよね。
563 :
無名草子さん:02/08/10 00:47
山本文夫つながりで読んでみたことがあるけど
暗いって言うか、人を呪ってばっかりでイヤになった
564 :
無名草子さん:02/08/10 10:34
主人公が甘えている作品ばかり。
男に愛されたい願望が強すぎると思う。
年齢を重ねても精神的に大人になりきれない
女性ばかりが描かれている。
565 :
無名草子さん:02/08/10 11:41
>562
林真理子とは大分系統の違う顔だと思われ。
よく言えば江戸時代の浮世絵に出てくるようなタイプだね。
566 :
無名草子さん:02/08/11 21:05
読んでて辛くなる。
この人地味な人生送ってて、華やかな人にコンプレックス感じてたんだろうなあ。
自分の脳内だけで人格作ってるから妄想の塊みたいになっっちゃっててこわい。
567 :
無名草子さん:02/08/11 21:32
>532
私もめまい読んだよー初めての唯川作品で、いいなーって思った。
でもここではさんざんたたかれてるね・・でもネットで連載してる愛がなくては始まらないはいいと思うよ〜
568 :
無名草子さん:02/08/13 23:58
唯川のエッセイは小説よりさらにつまらん。
なんていうか、若い女性への啓蒙の意味もあるんだろうけど
アドバイスが全くポイントをはずしちゃっていると思う。
「10年間OLやりました」を立ち読みしたけど、買ってまで
読む人いるのかって感じだよ。
569 :
無名草子さん:02/08/14 01:15
ハーレクインのように、一瞬楽しんで読み捨てる作家なのに
賞とか取らすからおかしなことになんだよーー
570 :
無名草子さん:02/08/14 07:37
>>567 う〜ん。前のほうにリンクしてあったのを読んだけどイマサンだったよ。
571 :
無名草子さん:02/08/14 07:55
マニア受けはするけど、一般受けしない作家だろうと思う。
572 :
無名草子さん:02/08/14 11:18
マニアと言っても少女小説マニアとかハーレクインマニアには受けそうだけど
文学マニアには受けなそう。
地味な顔というより貧相
小説も薄味
574 :
無名草子さん:02/08/15 15:50
>572
文学マニアには作家としてさえ認められないと思う。
文学マニアとしては、板前コンテストに、インスタント釜飯出した奴が優勝しちゃったような違和感を感じます。
576 :
無名草子さん:02/08/16 10:13
>575
言いえて妙なコメントですな。
577 :
無名草子さん:02/08/16 10:24
個人的に彼女の本を一冊でも買ってしまった事は忘れたいアイタタな
思い出だ。題名は忘れたがオムニバス形式で
主人公は皆人生(恋愛)負け組み→でも前向きに頑張る
というような内容であった。
初めは芥川賞受賞もきっと同姓同名の別人に違いないと思ってしまった。
578 :
無名草子さん:02/08/16 10:50
この人の作品って愛し合いながら、気持ちのすれ違いで別れる
内容のものってあまりないね。
片思いで振られて立ち直るってパターンより、相思相愛であり
ながら互いに食い違いを感じ求め合いつつも傷つけてしまう話を
書くほうが恋愛小説の王道って感じするんだけどね。
579 :
無名草子さん:02/08/16 17:53
内容がマンネリなんだよね(何冊か読んだ)
もうお腹イパーイ
580 :
無名草子さん:02/08/16 20:33
コバルトノベルの時の創作と手法が変わっていないことが
最大の欠点といえるかも。
581 :
無名草子さん:02/08/17 23:50
明日、図書館で唯川の作品を借りようと思ってるんですが、
おすすめは、どの作品でしょうか?
582 :
無名草子さん:02/08/18 00:26
ヤフー見たほうがいいかも。あっちはファンも多いみたいだよ。
ここは…殆どファンはいないと思う。
つか、どれを読んでも金太郎飴みたいに大して違わない内容だよ。
583 :
無名草子さん:02/08/18 15:51
>>581 どれでもいいから手当たり次第に読んでみ!
・・・3冊目あたりで飽きるから。
ホント、どれ読んでも一緒だよ。
「彼の隣りの席」を借りてきました。
唯川の作品は初めて読むので、なかなか面白い。
585 :
無名草子さん:02/08/19 13:31
>>583 確かに3冊読むと飽きるかもね。
なんかどの作品を読んでもキャラがあんまり変わらないものが多い。
586 :
無名草子さん:02/08/19 17:31
「彼の隣りの席」の主人公に激萎え。
あんな弱気だから惚れた男も物に出来ないし
ショボイお局にケンツク食らわせることも出来ない
つか、周りにいい人と思われたいオーラ出しすぎ。
587 :
無名草子さん:02/08/19 20:30
この人が好きだという女は、もれなく垢抜けないのばかりなんだよなー
588 :
無名草子さん:02/08/19 22:22
本人は結構洗練された男女を書いているつもりだと思うけど
ワンパターン(少女漫画のキャラそのもの)で薄っぺらいんだよね。
読み終えました。
毒にも薬にもならない恋愛小説って感じですね。
まぁ、それでも十分楽しめましたが。
唯川のファンと岡本真夜のファンって、かぶってそうですね。
岡村孝子のファンもかぶってそう。
591 :
無名草子さん:02/08/20 07:03
>590
確かに「わたし待つわ」って一方的に言われてもねえ。
唯川の小説って女の思い込みが激しいパターンが多いと思う。
好きな男を追っかけていく…っていっても二人の仲がさんざん
ギクシャクした後に追いかけられると男は引くんじゃないのって感じ。
そういうのって、女の側の希望的観測しか入っていないんだよね。
>>591 そうそう、妄想入りまくりのおハナシだよね。
唯川恵ってちゃんとした恋愛してるのかな?って言いたくなる。
読者にそう思われたらダメでしょ。リアリティがなさすぎね。
593 :
無名草子さん:02/08/20 16:00
山本文緒の場合はなんか主人公の女のハチャメチャな行動に
周りが振り回されても「こういう電波子ちゃんもいるかもなあ」
って妙に納得できるんだけど、唯川の主人公ってありがちだけど
言動が中途半端で読後の印象が消化不良になるんだよね。
まあ、筆力の違いなのかな。
594 :
無名草子さん:02/08/20 16:28
質より数で勝負の作家だよね。
同じ直木賞でも山本文緒とはえらい違い
肩越しの恋人はホント糞だったね。
どうやったらあんなの書こうと思えるのかな?
恥ってもんが無いのか?
内田春菊といい勝負だわこのオバハン
596 :
無名草子さん:02/08/20 17:00
本人曰く「肩ごしの恋人」は自分の中でもはじけて書いた作品です
だと。
597 :
無名草子さん:02/08/20 17:19
>>596 マジですか。アレではじけたと言うのなら今後には(にも!?)
期待できないよねw
598 :
無名草子さん:02/08/20 17:25
>597
ダ・ヴィンチの7月号だったか、8月号に唯川特集の記事が
のっていたけど、本人のコメントとしてのっていました。
599 :
無名草子さん:02/08/20 17:28
>>597 いや、でも相当の覚悟がいると思うよ、あの文章で出すのは。
だって下手すりゃ二度と相手にされなくなる可能性もある。
そうとう直裁的な馬鹿女の脳髄の中を文章にすることはね
600 :
無名草子さん:02/08/20 17:38
601 :
無名草子さん:02/08/20 17:46
>599
直裁的な馬鹿女って、るり子のことかな?
唯川の立場としたら萌を理性的なタイプ
るり子を本能的なタイプと描き分けたかった
と思われ。
602 :
無名草子さん:02/08/20 18:21
>602
そうだとしても、萌は理性的とは言いがたいと思う
単にさめた女
603 :
無名草子さん:02/08/20 18:55
過去の作品の焼きまわしに感じるけどな<「肩越しの恋人」
604 :
無名草子さん:02/08/21 10:39
>602
つか、作家があまり賢くないから聡明な女が書けないのかも。
605 :
無名草子さん:02/08/21 17:30
流行ってるのではじめて1冊読んでみました。「燃えつきるまで」。
初めてだし、軽いので、それなりにおもしろく読みましたよ。
小説読んでるっていうより、コスモポリタン日本版読んでるみたい(藁)。
最も、毒女のあたしには、思い当たることもなくはなく、ちょっと嫌な気分になりました。
まぁ、あの主人公ほど、あたしはヤワじゃないけどね。
606 :
無名草子さん:02/08/21 17:36
「燃えつきるまで」って、ストーカー女の話だよね。
あれは玲子にも責任あるっしょ。
31にもなってガキすぎるよ。
607 :
無名草子さん:02/08/21 19:06
エッセイ好きだよ。
誰にも愛されない自分を慰める時に役立つ(w
エッセイは1冊で十分おなか一杯になる。
小説よりパターンがもっと単純(藁
609 :
無名草子さん:02/08/22 00:54
>605
直裁的な馬鹿女降臨!
610 :
無名草子さん:02/08/22 05:35
「愛しても届かない」ってどうなんですか?
1かいこの人の本読んで見よっかなーと思って
内容とタイトルが私の中では一致しない・・・(藁
図書館でまとめ読みしたせいかねぇ
>609
だ〜か〜ら〜、コスモポリタンみたい、って逝ってるでしょうが。
よくもわるくもだよ、厨。
613 :
無名草子さん:02/08/23 21:09
唯川の小説の主人公ってどうして年齢を重ねていても
幼稚な発想しか出来ない(作家はそういう発想しかさせない)んだろう?
もう少し複雑な心理描写をしたほうが年相応でいいと思うんだけど。
614 :
無名草子さん:02/08/23 21:36
>605
流行ってるから唯川恵を読むというのが頭悪そう
毒女という言い回しも頭悪そう
615 :
無名草子さん:02/08/23 22:01
エッセイはラッキョウの皮をむくみたいに読むだけ虚しくなる。
616 :
無名草子さん:02/08/24 22:56
ファンの方すみません。
唯川氏のエッセイを有難がって読むという気持ちがどうしても
理解できません。
617 :
無名草子さん:02/08/24 22:59
>>616 ここ最近とんとファンを見かけなくなったねえ。
君の意見に賛同する人は多いと思うぞ
618 :
無名草子さん:02/08/25 00:37
この人の書く小説を読むと、本人もあまり質の高い恋愛を
していないような気がする。
ルックスや肩書きの良い男に騙されってパターンが多すぎる。
なんていうかあまりにも簡単に男の言う事信じすぎるし
甘い言葉(かぎりなく陳腐なセリフ)に酔ってセックスしすぎ。
挙句のはてに振り回され捨てられるなんてアフォみたいだ。
本人が本当のエリートやいい男を見てきていないか
見分けられなかったのかはわからないけど。
旦那はどんなタイプなんだろう・・・・
620 :
無名草子さん:02/08/25 03:18
>>618 禿同!ろくな恋愛してないなってわかるよね。
この人の本に出てくるような奴は周囲で見た事ない。
621 :
無名草子さん:02/08/25 04:32
10年後も20年後もたいして変わりないおハナシ
書いてそう。(その前に消える可能性大だけど。)
622 :
無名草子さん:02/08/25 10:55
40代(しかもバリバリの保守的発想)で今の20-30代の女の生態を
描こうとするところに無理がある。
風俗だけ新しくても中身は30年前と同じだから、違和感がある。
本当の意味でのしたたかな女を書けない人だね。
623 :
無名草子さん:02/08/25 11:38
>>619 フリーのライターでアウトドア派だというご本人のコメントを
ダ・ヴィンチで読みました。
624 :
無名草子さん:02/08/25 12:07
>>621 実際、デビューからほとんど変わってないからね。
同じコバルト出身でも山本文緒は一般向けを書く時
作風を一変して読者を驚かせたけど。
こういう人は小説が書けなくなっても
「SAY」あたりで人生相談とかとほほな恋愛術とか書いて
何とか食っていけるんじゃないか?
626 :
無名草子さん:02/08/25 21:15
この人が書く男もステレオタイプなんだよねー
エリートのノーテンキ男
か
陰のある男
か。
それとも他にいるけど印象に残っていないだけ・・・?
えっ?!結婚してたの?
独身の頃しか知らなかったよ。
本人もアウトドアっぽいから、趣味があってというパターンかな?
628 :
無名草子さん:02/08/26 13:01
>>625 とは言っても賞味期限もあるでしょう。
若い女が恋愛の相談をしたい相手ってせいぜい自分より
1世代上くらいじゃない?
それ以上年代が離れていると若い男の気持ち自体を掴めないと
思うよ。
629 :
無名草子さん:02/08/26 13:29
>>624 山本文緒より発想が貧困なのかもね。
文緒っていろいろなジャンルの本を読んでいるけど
唯川って殆ど本を読まないで作家になったらしい。
そういう事って基本的な問題だけど結構後から差が
出てくる。
630 :
無名草子さん:02/08/26 19:50
>>628 SAYはサッチーの人生相談を連載してたぐらいだから、
唯川ぐらいは楽勝で使うぞ(w
631 :
無名草子さん:02/08/26 21:26
>630
つか、唯川って昔SAYにエッセイ載せていたことあったよ。
落ちぶれての都落ちは流石に直木賞作家のプライドが許さないと思われ。
>>631 昔書いてたなら「凱旋」「故郷に錦を飾る」と誤魔化すことが出来るじゃないか(ワラ
633 :
無名草子さん:02/08/26 22:37
>632
そう?
「ふんっ。あたしは痩せても枯れても直木賞作家よ。いまさらそんな
ドキュ雑誌になんて原稿入れられないわ」だよ。
634 :
無名草子さん:02/08/26 22:41
サントリーの新聞広告で、「(サントリー『山崎』を飲む時が)至福なひととき」と
書いてたんだけど……至福「な」って言うかぁ? 至福「の」じゃねーの?
635 :
無名草子さん:02/08/26 22:44
>634
それは絶対「至福の時」の間違いでしょう。
この人の文法的な間違いは本当に作家としては致命的なレベルだと思う。
とくに形容詞や副詞の使い方がひどい。
636 :
無名草子さん:02/08/26 22:46
スマソ「至福の時」ではなく「至福のひととき」ですね。
637 :
無名草子さん:02/08/26 22:51
>>632 ミセスやドゥマーニ、コスモポリタンを中心に寄稿したり
対談を行っているヤシがSAYには戻りたくないと思われ。
638 :
無名草子さん:02/08/26 22:51
>>635 激しく尿意。
田口ランディにひけをとらない。
639 :
無名草子さん:02/08/26 22:56
稚拙な文章力と乏しい恋愛経験でも仕事させてくれる
直木賞作家のプライドを満足させ得る雑誌はどこだ?
企業のPR雑誌とか飛行機の機内誌とかか。
640 :
無名草子さん:02/08/27 00:26
やめてよ。翼の王国とか好きなんだから。こっちに近寄らないで。
まあ唯川の地元のキタグニ新聞に拾って貰って、系列大学で教授ポストでも貰ったら生きていける
んじゃない?あれだけ稚拙な文章力でも、あの新聞では文豪扱いなんだから、今さら「至福なひ
ととき」という言葉に違和感を持たない学生を量産したって問題ないでしょうし。
641 :
無名草子さん:02/08/27 08:39
>640
唯川が講師や教授…???
一体どんなレベルの大学なんだ。
もし実現したのなら、ある意味林真理子が
教授になるよりもセンセーショナルだ。
まあ、短大卒じゃあ実際には難しいだろうけどね。
642 :
無名草子さん :02/08/27 09:16
>640
>「至福なひととき」という言葉に違和感を持たない学生を
量産したって問題ないでしょうし。
更なる「大学生の学力低下」を招き国家的には大問題だ(w
643 :
無名草子さん:02/08/27 14:05
「めまい」でこの人を知った。
ホラーものは、これしか書いてないの?
644 :
無名草子さん:02/08/27 14:14
>643
「燃えつきるまで」もある意味ホラーです。(w
645 :
無名草子さん:02/08/27 14:22
文庫を何冊か読んで、まぁ凡庸な出来だとは思ったけれど、それほど悪い印象はなかった。
凡庸をウェルメイドって言い換えることはできるし、まぁ等身大のヒロインを描いて悪くはないな、と。
が、今日はじめてエッセイ(OL10年云々)を読んで、驚愕。
「等身大で卑俗なヒロイン」って意識レベルを落として書いてるわけじゃなくて、唯川の地なのか!
なんというか、仕事に退屈して、すがめで男を漁りつつ、オヤジを嘲笑い、若い女に嫉妬し……って
素人が描く「凡庸なOL像」そのまんまじゃない。これはいくらなんでもまずいでしょう?
実体験として、すごく真面目で堅実そうな上司が、会社の金を使い込んでいて、まさかあの人が、と
驚いた、なんて素で書いてる。なぜなら、その上司が、高学歴で、奥さんが美人で、息子が東大だから。
おいおい、と叫びたくなった。
その「いかにも」な人物像の、裏を見るのが……という言い方が卑俗なら、ありえる裏の可能性に寛容に
なるのが「本を読む」ってことの意味じゃないか。こんなエッセイ、金払って読ませてどうするよ。
そして唯川の画一的な物の見方に惹かれた読者の中から、次世代の退屈な作家が生まれるのか。
そう思ったらかなり絶望的になりました。
646 :
無名草子さん:02/08/27 14:32
>645
あれは端的に言って頭の悪さ丸出しのエッセイだと思う。
あれはちょっと賢い子だったら若くても一読して引きそうな内容だ。
解説で酒井順子がヨイショして「名エッセイ」と評していたのもワロタ。
「名」じゃなくて「迷」の間違いだろっとツッコミを入れてしまった。
647 :
無名草子さん:02/08/27 17:52
>唯川の画一的な物の見方に惹かれた読者の中から、
次世代の退屈な作家が生まれるのか。
さすがにそれはないんじゃないの。
つか、あの人のマネしていたらライト・ノベルで成功するのだって
難しそう。
648 :
無名草子さん:02/08/27 18:56
649 :
無名草子さん:02/08/27 20:05
>648
はいはい、腐っても直木賞だもんね。(w
プロとして活動している以上、
直木賞とってない人間に批評されるのは当然。
651 :
無名草子さん:02/08/27 20:18
>648
唯川ではないので直木賞は盗れません。
>>650 自分より下の香具師にボロカスに
言われる唯川さんかわいそう
653 :
無名草子さん:02/08/27 20:42
>652
つか、批判しているのが作家志望の奴って決め付けていないか?
読者は言わば消費者だろ、金払って読むかどうか決めるんだから
読んでつまらなきゃ、つまらんって言うわな。
654 :
無名草子さん:02/08/27 21:21
>>653 なんで批判したいの?
嫌い、詰まんなければ読まなければいいじゃん。
好きな人もいるんだから。
読む読まないの自由だし。
それとも読むの強制されてるの?
嫌い、つまんないって読まなきゃわかんないじゃん。
批判されるのはプロとして仕方ないことだと思う。
好きな人もいるんだからってのは何の理由にもなりません。
656 :
無名草子さん:02/08/28 10:09
約一名痛いファンがいるなあ。
657 :
無名草子さん:02/08/28 12:15
>654
スレタイが「唯川恵ってどうよ?」だから賛否両論あっていいんじゃないの。
ここでは支持派が少数ということなんじゃないかなあ。
658 :
無名草子さん:02/08/28 12:20
批判するならもすこし言葉覚えてからにしてねW
659 :
無名草子さん:02/08/28 12:20
山本と比べると、可愛そうなくらい才能に差があるよね。
自分の背丈でしか世界が見れない。自分の性でしか世界が見れない。
自分の欲望でしか世界が見れない。
その「自分」が林真理子ぐらい飛びぬけてればいいが、凡庸なものでしかないんだもの。
新井素子に毛が生えた程度のもん……というと新井素子に失礼か。
660 :
無名草子さん:02/08/28 12:40
まあ、ファンの人は「真理子スレ」みたく
「唯川さんの小説について語りましょう。アンチはお断り」スレでも
作ってそっちで語り合ったほうがいいかもね。
661 :
無名草子さん:02/08/28 12:46
662 :
無名草子さん:02/08/28 12:48
新井素子は作品に恨みつらみが感じられないから唯川恵なんかより全然好き。
唯川の作品は恨みつらみだらけで痛い。
華やかな人達、美人、才能ある人間、
この人がなりたくてもなれなかったであろう人達へのねたみが
全編に漂ってると思う。
663 :
無名草子さん:02/08/28 12:50
新井って人何やってる人?同人作家?
新井>唯川なんでしょ
同人作家で直木賞2回以上かよ。すげ〜な
はやくメジャーデビューして有名になってね(藁
例えに出すなら有名人でお願いします。新井なんてだれも知らないから。
それから山本ってシンヤ監督?AVの?それじゃ上だよ。彼は神だから
664 :
無名草子さん:02/08/28 12:57
665 :
無名草子さん:02/08/28 12:58
結局完成度の違いなんだろうね。
ライト・ノベルの作家として成り立っていればそれでよし。
一般小説の作家として成り立っていればそれもよし。
問題なのは唯川が一般小説の作家としては成り立っていない事
なんだよね。
666 :
無名草子さん:02/08/28 13:46
私 唯川すきですよ。
レス読んでたらなんだか好きなことは恥ずかしいのか?と思ってしまいましたけど、
文庫本で出ている本はほとんど持っています。
確かに主人公が似たり寄ったりのところはあります!
でも、私には共感できるところもあるんです。
彼女が唯川をすきだったら引いちゃうって書いてあったけど、
それだけで引くような彼女なら彼にとってはたいしたことのない彼女だと思います。
人それぞれ色々好みがありますから唯川が嫌いな人もいるでしょう
その反面好きな人もちゃんといます。
とりあえず唯川好きがいると言うことを伝えたくてカキコしました。
私みたいな人がなければ書店に本がならぶわけないんですから。。。
667 :
無名草子さん:02/08/28 15:08
>>665 禿同。ライトノベル作家として確立している人なら、大人の本の読者にあーだこーだ
言われる筋合いもないだろうしね。それはそれで閉じた世界なのだから、閉じた世界
のルールに従うのが正しい。外野があれこれ言うことでもない。
でも、唯川サンは大人むけの本を書いているわけだから。
それなりの責任ってのを背負わなければならない。だからあーだこーだ言われるわけだ。
>>666 2ちゃんねるへようこそ。
668 :
無名草子さん:02/08/28 15:09
>>664 だから有名人だせっての。嫉妬でもかまわんが、桑原って誰?
あんたの友達の名前出しても分からんのよ。
ちっとは学習しろ。文盲くん
669 :
無名草子さん:02/08/28 18:53
ライト・ノベルと一般小説の違いは?
670 :
無名草子さん:02/08/28 20:02
好みは人それぞれだから、好きな人がいてももちろん構わないと思う。
ただ、ひとつ思うことは唯川に対して批判的な見方をする人は小説の文体
(文法の誤用など)・構造や人物造型、ストーリー展開といった具体的な
事例を挙げているのに対し、ファンだという人のレスは抽象的で感情的な
ものが多いのがちょっと気になる。
確かに好きな作家が貶されるのを読むのは、あまり気分の良いものではないだろう。
反論があることも当然と思うので、できればもっと具体的に提示して欲しい。
671 :
無名草子さん:02/08/28 21:14
唯川は
文体(文法の誤用など)・構造や人物造型、ストーリー展開が
(・д・)イイ!
672 :
無名草子さん:02/08/28 21:53
>>671 ベタすぎ!マイナス100ポイント。
ホント応用力ないなあ。
673 :
無名草子さん:02/08/28 22:04
674 :
無名草子さん:02/08/29 11:13
直木賞ってその作家の代表作みたいに思われるところもあるでしょ。
とくにジュブナイル小説を書いていた人が直木賞を取るってことは
言わば、大人むけの小説を書く人として公認されるみたいな暗黙の
了解があるから、やっぱり難しいよね。
世間的にもいい作品だと認知されれば、いいかたちでメジャーデビュー
出来たってことになるけど、駄作で受賞しちゃうと却ってイメージダウンにも
なっちゃうから。
675 :
無名草子さん:02/08/29 11:28
小説って読んで自分がわくわくしたり読み終わった後に充実感があれば
それでいいんじゃないかと思いますがね。。。
676 :
無名草子さん:02/08/29 11:29
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677 :
無名草子さん:02/08/29 11:36
選考委員の方にも見る目がなかったような気がする。
賞を早く取らせてやるというスタンスだけで選んじゃってないか?
678 :
無名草子さん:02/08/29 16:32
私の知り合いの中に、ものすごい童顔の女の子がいた。
丸顔で目がぱっちりしていて色が白く、笑くぼがある。髪は天然パーマで、
小柄で、ちょっと太っているが、とにかく愛くるしいという表現がぴったりだ。
彼女のことは高校生から知っているが、その頃は中学生に、二十歳の半ばを
過ぎてからも高校生ぐらいにしか見えなかった。
(中略)
彼女とは、それほど会うという間柄ではなかったけれど、半年か年に一回く
らいの割合で顔を合わせた。 やがて二十代も終わり、三十代に突入した。
みんな目尻のシワや、頬のシミなんかを気にする年代に入ったのに、彼女だ
けは相変わらず愛くるしい。シミもシワもまったくないというわけではないの
だけれど、それが少しも顔に影響を与えていないのである。
さすがにもう高校生とは言えないけれど、何と言うか、年齢不詳のような感
じだった。知らない誰かが、彼女の年齢を聞くと、たいていのけぞった。
「えーっ、信じられない」
まさに伝説の彼女になっていた。
当然、彼女はよくモテた。その手の顔を好む男というのは結構いて、彼氏に
はぜんぜん困ってなく、どころかうんと年下の男と付き合っていても不自然で
はなく、みんなの羨望を集めていた。
三十歳も半ばにさしかかった頃、私は再び彼女と会った。確か、一年ぶりぐ
らいだったと思う。
679 :
無名草子さん:02/08/29 16:37
その時、びっくりした。
だって、彼女が突然、おばさんになっていたからだ。
何て言えばいいんだろう。愛くるしい顔はそのままで、造作は何ひとつ
変わっていないのに、全体的に見ると、ものすごくおばさんなのだ。
童顔のおばさんなのだ。
このことは、彼女を知る友人たちの間でかなり話題になった。
何が彼女を急にあそこまで老けさせたのか。
けれど、誰もわからなかった。
人知れぬ苦労があったとか、体調を崩したというわけでもないらしい。
叶わぬ恋に身をやつした、というわけでもなさそうだ。
もしかしたら、大人になりそこねた顔というのはこういうのかもしれない、
と私は思った。
彼女とは逆に、三十代の半ばを過ぎてからすごく綺麗になった知り合いも
いる。
若い時の肌がぴんとしていて、たるみなんかまったくなかった頃、彼女はど
ちらかと言うと老け顔だった。
大抵、年齢より三、四歳は老けて見られていた。
ところが三十歳を過ぎると、皮膚が柔らかくなって来たのか、
釣り上がり気味だった目が少し垂れて、優しい印象を与えるようになった。
若さでぱんぱんだった目蓋も落ち着き、隠れていた奥二重が見えるように
なった。
頬の肉も落ちて、ほっそりとした面長に変わった。
二十代後半の頃、彼女はいつも三十歳過ぎに見られて憤慨していたが、
実際に三十歳を過ぎたら、今度はぜんぜん年を取らなくなった。
今も、とても綺麗だ。
680 :
無名草子さん:02/08/29 22:47
681 :
無名草子さん:02/08/30 04:18
>680
意味不明。
682 :
無名草子さん:02/08/30 04:48
678-679はエッセイの一部かなあ?
683 :
無名草子さん:02/08/30 11:00
この人の小説でよく、恋愛の相談を親友(若しくは同僚)にしていたら
結果的に彼を奪われるという形になったって話があるけど、あれはよくわからん。
色恋の極めつけはガチンコ対決、例え親友(親しい同僚)といえども
ライバルと考えるのが普通じゃないの。
特にターゲットの男がいい男でもてそうなタイプなら、周りに相談するなんて
甘いと思う。わざわざ弱みを見せるなんて理解出来ない。
684 :
無名草子さん:02/08/30 14:09
>>683 私は逆に、友人がすぐ裏切ったりライバルになったりするところがすっきりしない。
この人友人に恵まれてないのかなって思う。
「女は怖い」ってことを書きたいのかもしれないけど。
685 :
無名草子さん:02/08/30 14:20
>>682 最近のエッセイの抜粋みたい。公式HPのかも。
686 :
無名草子さん:02/08/30 14:47
>684
女の友情なんて男が絡めばもろいものという事なんじゃない。
まあ、わかる部分はあるけどね。
親友や同僚と好みのタイプが一緒になるとキツイよね。
昔桐野夏生が親友とは男の好みが一緒のほうがいい。
って書いていたけどやっぱ私はそういうのはパス。
友達とはお互い「あんな男のどこがいいの?」って思って
いるくらいのほうが、三角関係のトラブルにならなくていい。
687 :
無名草子さん:02/08/30 20:51
>>684 たしかに上のエッセイ読むと作家の交友関係って希薄な
感じがするね。
唯川恵って本名なのでしょうか。
狙いすぎてる感じがするのですけれど。
689 :
無名草子さん:02/08/30 21:20
本名は宮武泰子さんらしいよ。
690 :
無名草子さん:02/08/30 22:45
「恋人たちの誤算」の中で不適切な表現を発見。
婚約が決まったカップルの女が結婚するのを渋り
男が彼女を説得する場面で
「いわゆるウェディング・ブルーっていうやつか」
というセリフがあった。
それを言うならマリッジ・ブルーなんじゃないの。
一流商社勤務の有名大学を卒業した仕事のできる
男がそんな間違いするか?
691 :
無名草子さん:02/08/31 01:37
>>690
一流商社勤務で有名大学卒のオトコでも結婚とかに関してうといっていう
イミでわざと書いてんじゃないの?その本読んだことないから知らないけど
さ。
作家なんて誰と比べるとかいう問題じゃないよ。
相対評価と絶対評価みたいなもので、
支持されてるんならそれなりのものを確立してるだろうし。
まあ賞なんてのは相対評価に他ならないけど。
692 :
無名草子さん:02/08/31 06:23
>691
690は単にことばの使い方が雑なんじゃないかってことが
言いたいんじゃないの?
>>689 ギャップにわろた。唯川なんて苗字は聞いたこと無かったし。
本名が嫌だったんでしょうね。
694 :
無名草子さん:02/08/31 06:41
コバルトの作家はやっぱりペンネームにはこだわるでしょう。
あまり現実的なペンネームだと夢がない感じがするから。
695 :
無名草子さん:02/08/31 06:53
>691
後半4行の意味不明。
696 :
無名草子さん:02/08/31 09:52
>>691 誰かと比べなくては良いか悪い、
好きか嫌いかが分からないと思われ
697 :
無名草子さん:02/08/31 11:18
『恋人たちの誤算』はストーリーが支離滅裂だった。
ミステリー風に二人の女の個別の状況を描き
一方の女の職場で再会させるところまではわかるけど
結末でバタバタしすぎだ。
698 :
無名草子さん:02/08/31 11:22
699 :
無名草子さん:02/08/31 11:58
作品がドラマ化されているけど、原作通りのものって一つもないね。
かなり脚色されちゃって原型からはなれちゃっている。
山本文緒の「恋愛中毒」のほうがまだ原作に忠実だったけど。
700 :
700 ◆i/SAZ5W. :02/08/31 13:14
700げt
701 :
無名草子さん:02/08/31 22:38
リスカしてる人で唯川恵が好きな人が多いのは何故?
702 :
無名草子さん:02/08/31 22:43
>701
リスカってリストカットの略か?
>702
そうです。
704 :
無名草子さん:02/08/31 22:59
>703
サンクス。読後にますます厭世的な気分になっちゃう人は
「どうにでもなれ。アボ〜ンマイセルフ」ってことになるのかも。
久しぶりに昔の作品を読んでみたけど、まあ、悪くないよ。
たまにはこんなのを読みたい時もあるよ。
もう、買って読むことはないだろうけどね。
たださぁ、主人公が普通の女の子ってパターンが多いのね。
すっげー美人で男にモテまくりとか、メチャクチャ仕事ができるとか
この方面には自信を持っています、って人は主人公にはいないのね。
すっげー美人や仕事ができる人は主人公の周りにいて
主人公は自分の仕事(一般職)には不満を持っているのだけど
総合職を含め、自分と違ったことをしている人たちを
羨んだり憧れたりはするけれど、自分からは行動を起こせない。
こういうのが「等身大の女性」っていうのかなぁ?
こんなつまらない人が主人公じゃなく、
もっとエキセントリックな人が主人公の作品も読んでみたいぞ。
706 :
無名草子さん :02/09/01 08:15
若い女性からの絶大な支持をうけようと狙いすぎなんだよね。
だから、どうしても最大公約数的な若い女の願望を書く方向にいかざるおえない。
(20代、一般職、玉の輿願望、エリートやルックスのいい男との恋愛)
「まあ、そんなもんだろうなあ」くらいには思うけど、恋愛こそ個人的な体験の
オンパレードの筈だろ。
風采も上がらないショボイ奴、でも何故か惚れちゃった、みたいな恋愛が
あってもいいんじゃねぇの。
彼女の作品の場合、登場人物の女が男に惚れる理由が一言で済んじゃう場合が多い。
ズバリ「顔がいい」のワンパターン、落ちが丸見えだからなあ。
707 :
無名草子さん:02/09/01 08:49
>>705 その普通の女の子がステップアップするときに、必ずエリートの男に
色仕掛けでせまるというのがお決まりのパターン。
なんだかなあ、それしか方法を思いつかないのかYoって思うよ。
こいつのエッセイ最悪!えっちはできれば避けてとおりたいけど小説として不可能とかうじうじしてて、恋愛ド素人丸出し!!早くコバルト帰れ!げろ部ス
709 :
個人的意見:02/09/01 10:28
唯川のエッセイを読んでいても、自分の恋愛の参考になるとは
思えないなあ。
710 :
無名草子さん:02/09/01 11:01
恋愛や仕事で嫌なことがあったOLがオナニーするための小説
ユイカワ読んでも何の解決にもならん
・・・と分かれば成長の証(w
711 :
無名草子さん:02/09/01 11:04
712 :
無名草子さん:02/09/01 13:04
よくエッセイで大勢の男にちやほやされる女の子って、みたいな事を
書いているけど、そんなに羨ましかったのかな。
いい恋愛って自分に合う人を見つけて地道にいい関係を築き上げていく
事だと思うけどね。
唯川もエッセイにそれらしいことを書いてはいるんだけど、どうしても
美人やもてる女に対する羨望の方に力点が置かれているから、結局説得力
なくなっちゃうんだよね。自分のルサンチマン晴らしているようにしか
思えん。
713 :
無名草子さん:02/09/02 08:57
こういう作家が、今時の恋愛小説の旗手だと認知されているのか?
714 :
無名草子さん:02/09/02 17:29
「10年間OLやりました」読んで、こんな同僚が職場にいなくて
良かったと心底思った。
715 :
無名草子さん:02/09/03 18:50
小説がドラマ化されるか、映画化されれば
相乗効果でそれなりには売れると思われ。
716 :
無名草子さん:02/09/03 23:10
会社への行きと帰りでちょうど一冊読み終わる。
こういうのも便利といえば便利だ。
717 :
無名草子さん:02/09/04 00:06
718 :
無名草子さん:02/09/04 01:23
>>716 会社への行き帰りに読むには恥ずかしい本だ・・・
1冊読みきる本として、個人的にはユイカワより星新一を選ぶ
確かに、電車内で読むんだったらブックカバー欲しいし、
両隣の視線も気になるね。
と言っても、唯川さんだけじゃなく、私が読む本は
どれも恥ずかしいかもしれません。(笑)
唯川さんの小説もエッセイも、タイトルを聞いただけでは
内容が思い出せないものが多い。
結局は、読んでるその時だけで何も身になってないのかも。
これって私がバカだから?(笑)
720 :
無名草子さん:02/09/04 07:56
>>719 いやぁ、あなたのせいじゃなくて唯川のエッセイに内容がないから、だろ。
つか、あれをマジで読むヤシってよっぽど自分に自信がなくてかつ男に
もてないヤシなんじゃないか。
つか、唯川自体が男心や男の生理的なものを全く理解していないと思うよ。
721 :
無名草子さん:02/09/04 10:49
もてない女への慰めばかりではなく、こうしたらもてるよつーのが
ないとな。
なぐさめられているような気分にはならないんじゃない?
722 :
無名草子さん:02/09/04 16:14
>>718 そりゃ、星新一の方がいいよ。なんたって日本語のセンスが
雲泥の差だもん。
723 :
無名草子さん:02/09/04 20:41
以下の文章はある主婦の投稿小説(抜粋)なんだけど唯川もこのレベルだと思う。
わたしは特に意識せず新聞を閉じ、会社へと向かった。電車の中で新聞を読んでいる
人たちを眺めていると、どの新聞も少年の自殺を1面で取り上げていた。
「こういうのって、いじめられる側にも問題ってあるよね」
そんな囁き声が後ろから聞こえた。どこかで聞き覚えのある声だと思って振り返ると
なんと、そこには律子がいたのだ。
「あら、かずみ。大丈夫?顔色悪いわよ」
どこか勝ち誇った声で律子が言う。
「律子、あんまりなこと言わない方がいいよ。いじめる側が絶対悪いに決まっている
じゃない」
私は律子を諭すような気持ちで彼女に注意した。すると律子は心外だと言わんばかり
に、大きく目を見開いた。
「かずみも精神的に苦労しているから、そういう子の気持ちってよくわかるんだよ
ね!」
律子の声がイガイガと心に刺さる。彼女の言葉はいつも鋭い棘を持っている。
それで私を突き刺してくる。
「何が?私は食事も普通に食べられるようになったわ。律子に見せ掛けばかりの
親切心を見せてもらわなくっても、結構よ」
彼女が一瞬青くなり、唇を震わせるのがわかった。都合よく電車は降車駅に着いた。
私は堂々と胸を張って、電車を降りた。
724 :
無名草子さん:02/09/05 23:41
駅まで走った。息が苦しかった。すべては明白だった。どうして、とか、
いったい何が、などどいう質問は必要なかった。簡単なことだ。小島は
奈緒子と付き合っている。つまり琴子と奈緒子をうまく付き合い分けていたのだ。
早い話、彼はそういう男であり、それにまんまと乗せられてしまったということだ。
驚きはあった。けれどそれはショックというより、もっと覚めた感覚だ。自分を
笑いたくなるような思い。小島にすっかり舞い上がっていた自分。一流商社と
いうことで、彼を捕まえるんだと意気込んでいた自分。大逆転を狙っていた。
そう、大逆転の結婚だ。外国もパーティも大臣もお笑い草だ。実際琴子は笑い出し
ていた。周りの人が怪訝な顔つきで振り返る。けれど、そんなことなどどうでも
よかった。
小島も琴子も結局のところ、同じようなものだったのだ。負け惜しみに聞こえてし
まうかもしれないが、一流商社というものを、ふたりとも利用していたのだ。
小島は一流商社で女を引っ掛け、琴子は一流商社で結婚をひっかけようとした。
「帰ろう」
琴子は決めていた。もう、田舎に帰ろう。就職はどこにもない。自分の愚かさも
よく知った。もう未練はない。東京などに何もない。私にお似合いの、そして私を
唯一迎え入れてくれる場所は、もう田舎しかないのだ。
≪泣かないでパーティはこれから≫―1995年―
725 :
無名草子さん:02/09/05 23:47
人の文章写すより(あなたの投稿落選作かもね)、自分で書いたほうがいいんじゃない。
時間の無駄。
726 :
無名草子さん:02/09/06 00:01
727 :
無名草子さん:02/09/06 00:26
写経?
728 :
無名草子さん:02/09/06 06:38
>>725はなぜそんなに熱くなっちゃってるのかねえ
>>723は唯川も主婦の書いた駄文と同レベルって事を
伝えたいわけでしょ。実際724と723を比べてもあまり
違いがないしさ。
729 :
無名草子さん:02/09/07 12:25
確かに主婦と唯川と同レベルなのは読み比べてよく分かったけど、この人はこれだけの長文を、本を
見ながらキーボードでチマチマ入力したのかなーと思うと、そこまでするほど嫌うなよ、と思うのだ。
唯川に関しては、鼻で笑って通り過ぎるのが妥当なところなのに、そこまで異常なエネルギーを唯川
について費やすことに人ごとながら妙なむなしさを感じたのは事実。
730 :
無名草子さん:02/09/07 12:54
731 :
無名草子さん:02/09/07 13:09
725=729のほうが暇人だなあ。
732 :
無名草子さん:02/09/07 13:11
おまえら、掲示板って言葉しかつかえないって知らないのですか?
733 :
無名草子さん:02/09/08 23:53
唯川もさあ、小説家じゃなくて脚本家になっていたら
よかったんだよ。
TVのドラマの脚本書いて、そのノベライズ本売って
稼いでりゃ誰にも突っ込まれなかっただろうよ。
考えてみりゃ、気の毒だよな、なまじ「直木賞作家」に
なったばっかりに。
734 :
無名草子さん:02/09/09 01:38
>>733 いや、脚本家でもマズーかも。
同じような金太郎飴の如き話ばかり書いて、飽きられて、捨てられる・・・
と思われ。
735 :
無名草子さん:02/09/09 08:55
>734
その辺は敏腕プロデューサーに手をいれてもらえば
いいんでないかい?栗原さんとかさぁ。
736 :
無名草子さん:02/09/09 20:11
書いている文章を読むと感受性が鈍そうな印象を受ける。
737 :
無名草子さん:02/09/12 20:19
小池真理子の「冬の伽藍」の解説文、まるで高校生の作文みたいだった。
738 :
無名草子さん:02/09/14 19:31
唯川何気に小池真理子に嫉妬していたりして。
739 :
無名草子さん:02/09/14 19:41
>>728-9 このふたつの文章が同レベルと言い切れる程度の近視なんざんすね。ひー。
スレで叩いている方々の日本語能力がよー分かった。
びっくりするような夜郎自大な「見出されない不幸な才能」が続出するわけだ。疑問氷解!
740 :
無名草子さん:02/09/14 19:45
741 :
無名草子さん:02/09/14 19:54
739が唯川ヲタってことだけはよくわかったな。(W
743 :
無名草子さん:02/09/14 19:59
愕然とするほど原始的なレスをありがとう<740
叩くからにはちっとばかり読めるひとたちが書いているのかと思ったら、
まあ驚いた!というだけのことですよ。
744 :
無名草子さん:02/09/14 20:05
>743
で、君は読めるって事を言いたいわけだ?
つか、言語学者からみりゃどっちもどんぐりの背比べさ。
745 :
無名草子さん:02/09/14 20:20
いや、商業ベースに乗れる文章かどうかの区別もつかない書き込みに
驚いただけだ。もうすこし2ちゃんはレベル高いと思ってたもんでね。
言語学者まで出さなきゃならない話題とも思えないが。
つか、744も主婦と唯川がまるで同レベルだという意見に基づいて
煽っているわけか?
単なる煽りならくだらないので、おりとくさ。
746 :
無名草子さん:02/09/14 20:28
>745
>>149や
>>345を読んでも商業ベースに乗れる文章なのかなあ?
その辺がちょっと疑問。
747 :
無名草子さん:02/09/14 20:36
つか、739=745は編集者なのか?
とても編集者とは思えないが。
748 :
無名草子さん:02/09/14 20:57
いずれも絶版にもならずに売られているんじゃないのか?
それはちゃんと商業ベースに乗っているということ以外の何なんだ?
主婦の投稿小説は、どう読んでも売りものにならないだろう。
引用したやつの論拠こそ聞きたいものだね。
引用者=主婦?とか疑いたくもなるもんだ。
749 :
無名草子さん:02/09/14 22:02
唯川の方が確かに読みやすいかもしれないけど、主婦文も唯川文も読む価値がないという
意味で差異を取り出す価値もないという判断なんじゃないの?
三流大卒を高卒と同じ扱いにするようなもんで、ここの人たちは「三流大卒も高卒もバカだよねー」
と言って軽くくさしてる所に739が血眼になってやってきて、「でも三流大卒は大卒だ。なのに同じ
だと言うここのスレの人は分かってない」って言ってるようなもの。とっても無粋。
739は日本語を読む能力より、スレの流れや空気を読む能力をつけた方がいいね。
ところで、唯川の出身短大の新聞広告に唯川が文章を書いていて「私のルーツは泉鏡花」と
おっしゃっていました。
750 :
許可に嵌まったこと無いが:02/09/14 23:41
高野聖と唯皮。
751 :
無名草子さん:02/09/15 03:05
商業ベースに乗っている=文章力がある、という事ではない。
ここにカキコしてる多くの人は唯川の作品を一度は読んだだろう。
そしてワンパターンな展開、薄っぺらい恋愛話、主人公に共感できない
といった反応をしている。一冊読めばもうお腹いっぱいになる。
商業ベースに乗ってしまいまんまと唯川作品を読んでしまったが
彼女は期待を裏切る作家であったというのが大半の意見なんだよ。
>749
の下2行は笑う所ですからねお客さん
753 :
無名草子さん:02/09/15 14:53
>750
泉鏡花が墓の下で怒りまくっていそう。
スマソ。>749でした。
にちゃんねらーにさえ日本語の誤用をいくつも指摘されるような物書きが「ルーツは鏡花」だなんて笑止。
756 :
無名草子さん:02/09/15 18:43
>755
つか、彼女の作品のどこに「泉鏡花」の影響があるんだ?
似ても似つかないと思うんだけど。
757 :
750ですスマソ:02/09/15 21:03
鏡花がつまらないのでなくて美人の描写が怖くて放り出したづら。
758 :
無名草子さん:02/09/15 23:53
なんか、前は体育界系で学生時代は小説なんて
あまり読まなかった人が、受賞後に急に
「泉鏡花を少しずつ読み始めました」
(受賞後の北國新聞のインタビュー)
っていっても、なんだか付け焼刃みたいで
不自然だった。
759 :
無名草子さん:02/09/16 12:52
>749
>唯川が文章を書いていて「私のルーツは泉鏡花」おっしゃっていました。
「私のルーツは林真理子大先生です」の間違いじゃないの?
本気で言っているとはとても思えないけど。
本気ならかなり凄いです。
760 :
無名草子さん:02/09/16 17:56
才能ない唯川をここまで売った出版者と編集担当が憎い、いや偉い。
下らないキャッチコピーみたいな本のタイトルがなんだか泣かせるじゃないか。
きっと誰かが彼女に泉鏡花を薦めたんだろうね。
761 :
無名草子さん:02/09/16 18:03
それにしても、唯川が描く女の姿(醜さ、エグサ)と
鏡花が描く女の姿(美しさ、はかなさ)とが、正反対だと思う。
寧ろ勧めた人のセンスを疑いたくなる。
唯川に鏡花はぜったいありえない。
762 :
無名草子さん:02/09/16 18:04
763 :
無名草子さん:02/09/16 18:11
>>761 でも本人はそうは思ってなさそうだよね(藁
本をすすめた人は逆に意地悪な人なのかも。嫌味っていうか。
まあ、本人が気付かないから意味ないけどさ。
764 :
無名草子さん:02/09/16 18:37
単に出身地が同じ金沢ってことで、金沢つながりという
発想かもね。
でも、エゴの固まりのような女ばかり書いている人に
鏡花の描く女性の自己犠牲の精神が理解できるんだろうか?
765 :
無名草子さん:02/09/16 23:09
>>760 編集者やその他の文壇関係者がアイドルを作り上げようと
しているだけみたいな感じがする。
766 :
コギャルとH:02/09/16 23:11
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767 :
無名草子さん:02/09/17 11:57
まあ、本人的にも一応のポーズだったんじゃないか。
泉鏡花あたりを目標にしています、みたいな。
泉鏡花文学賞を狙ってるに300ペリカ。
769 :
無名草子さん:02/09/17 23:58
>>768 ご冗談を…。いくらなんでもそりゃあ無茶苦茶だ。
まあ、戦歴がコバルトノベル大賞と直木賞だけじゃ
バレバレ…だもんなあ。
しかし、これで唯川が泉鏡花文学賞なんぞ取ったら
文壇なんてドキュソばかりだってことになるんじゃないか。
770 :
無名草子さん:02/09/18 03:59
>>1 まあ好きなコが買ってたという不純な動機で「めまい」を買って読んだんですが。
ハマりました。
ていうか、描写がリアルっていうか、生々しいっていうか、
あー、コレ、俺じゃん。みたいな(汗)
なんか自分を見ているような気になりました。
まあ登場人物は女性ですが。
というわけで、現在は他の作品を読んでいます。
新品の本をお金出して買ったのはほんと久しぶりです(笑)
それほど興味を惹かれたっていうことですかね。
ちなみに途中のカキコは読んでいません。
空気乱してしまったらごめんなさい。
771 :
無名草子さん:02/09/18 04:33
>>769 同意!直木賞はDQNな奴も結構受賞してるが
唯川にこれ以上賞なんてやらんでほしい。
まあ心配は無用だとは思うがね。
772 :
無名草子さん:02/09/18 04:38
一瞬業者の広告かと思いますた
>>770 空気を乱すというより理解不能で混乱します。
773 :
無名草子さん:02/09/18 11:09
>770
まあ、人の趣味はそれぞれですから、あなたが面白いとおもうなら
それでよろしいのでは?
774 :
無名草子さん:02/09/18 14:34
久々に唯川面白いという感想を聞いた。新鮮。
でもまだ初心者らしいから今後2〜3冊読んだら770さんもきっと
お腹イパーイになることでしょう。
775 :
無名草子さん:02/09/18 15:43
めまいは良かった
776 :
無名草子さん:02/09/18 15:46
777 :
無名草子さん:02/09/19 08:43
へんに受けをねらった、若い女性向けの小説をかくより
ホラーを書いたほうが売れるかも。
確かに周りにいる業界関係のOLから話は聞けるんだろう
けど、実際自分がその場にいないとオフィスの日常の細かい
点がわからないと思う。
わりと最近書かれた作品にも、外資系の貿易関係の会社で
テレックスを処理するという場面が出て来て違和感があった。
(7〜8年前なら外資系の会社は既にEメールに移行していると思われ)
本当に最近のOLの実態が書きたいなら、もっと実地に取材が必要。
778 :
無名草子さん:02/09/19 09:40
毎日新聞夕刊にコラム載ってたけど
素人の作文みたいだった
直木賞選考の時、唯川の作品を評価した五木寛之は鏡花賞の筆頭選考委員でもあるし、
鏡花賞の主催は金沢市なので、唯川は鏡花賞を受賞するのは全くありえない話しではないんだな。
780 :
無名草子さん:02/09/20 06:12
>>779 しかし、もし五木がそんな選択(泉鏡花賞を唯川にする)をしたとするなら
もう、耄碌したとしか思えないYo。(激鬱
唯川って、山本文緒みたいにジュニア小説のころと比べると格段に進歩した
っていう感じがないんだよね。
小説新潮に掲載されている作品も、「肩ごし」や「燃えつきるまで」と
ほとんど変わらないし、直木賞受賞後著しいレベルアップがあるわけでもない。
昔本人がエッセイの中で、基礎的な努力をしていないから筆がすすまない時
があるみたいなことを書いていたけど、作家がそんな言い訳するなよ
って思いました。(自分の文体のあり方や修辞法を反省することはないのか)
781 :
無名草子さん:02/09/20 12:50
エッセイもかなり???なものがあるけど、
この人、コラムや解説に手を出さないほうがいいと思う。
なんか、ところどころ支離滅裂になってるし、
結論もぼやけた文章になってしまっている。
ガイシュツだけど、「冬の伽藍」の解説の結末は(以下略
この美しい結末に、涙することができる自分が、嬉しかった。
大丈夫、私はまだ失っていない。大切なものを感じる力をちゃんと持っている。
私がこの『冬の伽藍』で感じた感動を、今、読者のみなさんと共有していることを
とても、光栄に思う。
最後の一行って単なる感覚の押し付けなんじゃないの。
読者がどう感じるかは、解説者には解らないわけだし。
それに「感じた感動」って表現もくどいと思う。
これで直木賞作家なら田口ランディと変わらないじゃん。
782 :
無名草子さん:02/09/20 14:23
「刹那に似てせつなく」
駄作ですた
お金と時間の無駄ですた
これを面白いと勧めた上司の感性を疑う
783 :
無名草子さん:02/09/20 18:26
昔、コバルトでこの人の受賞作を読んで、正直、なんで、
こんなー、陳腐な、どうってことない作品が賞取るんだろと思って?だった。
数年後、この人の書いたエッセイなんかも2、3冊、当時自分も恋愛中なのもあって
どんなもんかと読んでみたけど、本当、これまた、全くつまらなかった。
ありきたりのその辺に転がってる事をこれまた、ありきたりの簡単な
文章で綴っているだけ。この人が恋愛エッセイ書く程、この人の回りには
様々な恋愛模様が溢れているとは、到底思えなかった。
どうしようもなくありきたりの事しか無いから、こんなにショウも無い文章が面々と
書けるのかなあ、、と思ってしまった。本は、すぐどっかいってしまった。
まさか、直木賞まで、いくとは、、本当に驚いた。
それで賞取った途端、持て囃されて、偶然会った友人が、会社でも
「唯川恵って、今、ブームでね、みんな読んでるの〜」なんて言ってたのを聞いて
本当に賞の力って大きいと思った。「あんな誰でも、、本当にその辺の人が
書けちゃいそうな本読んで、面白いのか」とは、さすがに言えなかったもんですが、、
785 :
無名草子さん:02/09/20 23:16
>>782 そ、その上司の方って男性ですか?
若し男性なら唯川のサスペンス小説読むってのも、カーナリ
珍しい方ですね。
(唯川の男性読者ってあまりいなさそうだと思ってたから)
「刹那より切なく」って題名が滅茶苦茶オヤジギャグ入ってるね。
唯川って自分でミステリー系は苦手だとかいいながら
サスペンス小説(ミステリー系の一部門)を書いちゃうんだ。
786 :
無名草子さん:02/09/20 23:31
唯川には、「綴り方教室」に行って来い、と小一時間説教したくなる。
あれじゃあ、プロの作家(しかも直木賞作家)とは呼べないだろう。
787 :
無名草子さん:02/09/20 23:44
なんかのエッセイで、「書くことが好きだから作家になった」みたいな
事を書いていたけど、好き=センスがある事にはならないんだなあ
としみじみ思った。
コバルトから大人向けの小説に移行するとき、それを指摘してやれる
編集者は誰もいなかったんだろうか?
788 :
無名草子さん:02/09/21 07:56
>>784 ランディは無冠だからまだしも、直木賞受賞したからこそ、
舌足らずな言い回しがあれば突っ込まれる罠。
唯川って時々下手な翻訳文みたいな表現をしていてそれが洒落た表現だ、
と誤解しているんじゃないか。
だからこそ、始まることの躊躇は、無垢な少年少女のように、
どこか切なくじれったい。
始まることの躊躇→始まりへの躊躇って普通に書けばいい。
英語の不定詞みたいで語呂も悪いし、奇をてらいすぎて見事に失敗してるよな。
789 :
無名草子さん:02/09/21 19:13
もてない女のバイブルと考えれば納得ってとこだな。
直木賞レベルだとは思えないけど。
もてない女が自己正当化するための本
791 :
無名草子さん:02/09/21 22:29
作品に時々美人でもてる女ってのが登場するけど、行動パターンが
もてる美人のものとは明らかに違っている罠。
いい女つーのは、自分から追いかけなくても男がよってくるもんだよな。
顔だけ美人でも中身はもてない女のまんまだから、違和感がある。
792 :
無名草子さん:02/09/21 22:52
どの本を手にとっても登場人物の描写がパターン化してる。
しかも皆薄っぺらい描写だ。共感なんてできないよ。
793 :
無名草子さん:02/09/21 22:58
なんだか、このままいくと林真理子と同じような道を辿りそうな予感。
794 :
無名草子さん:02/09/21 23:02
1冊買って読んでみたけど(タイトル忘れた)、
奴の本はもう2度と買うまい、と心に誓いますた。
795 :
無名草子さん:02/09/21 23:34
>>791 恐らく唯川がモテた時期を体験していなくて、周りにも
その類の友人がいないと思われ。もしくは、観察能力がないか。
796 :
無名草子さん:02/09/21 23:36
この人の作品って、レディコミックの原作に使われること多いらしいね。
なんかわかるような気がするけど。
本人も子供の頃から、マンガのストーリーを考えるのが好きだみたいな
ことを話していたもんな。
797 :
無名草子さん:02/09/21 23:50
唯川に関する三大不思議
1.なぜコバルトノベル大賞が受賞できたのか?
2.なぜ今まで消えずに残ってきたのか?
3.なぜ一回のノミネートでいきなり直木賞受賞となったのか?
798 :
無名草子さん:02/09/22 03:15
>>797 2と3は編集部の宣伝&売り込み。
最近は本人の実力が追いついてないがね。
1は何かの間違いとしか思えない。
799 :
無名草子さん:02/09/22 10:07
唯川の小説が売れるということは、それだけもてない女が
世の中に多いってことか。
800 :
無名草子さん:02/09/22 11:42
>>785 上司は女です
そして漏れは男
えらい読書好きで、仕事で同行すると本の話ばかり
勧められると読まざるをえない
801 :
コギャルとH:02/09/22 11:45
802 :
無名草子さん:02/09/22 12:02
>>800 なんとお気の毒なこと。きっとその方もてない方なんでしょうね。
ある程度の年齢で美意識を持った女性なら唯川の愛読者にはならないと
思われ。
803 :
無名草子さん:02/09/22 12:14
読書好きでも、傾倒する作家が唯川だとセンス疑われるかも。
まあ、若い子だったら可愛いなあで済まされそうだけど30すぎて
唯川が好きだったら、ちょっと…って感じだな。
804 :
無名草子さん:02/09/22 13:00
>>798 作家が賞に値するだけの実力が追いついていない理由は何だと思いますか?
私は小手先の問題(文体や用字の間違い等)よりも、もっと根本的な問題が
あるように思います。
作家の精神の成熟度がキーポイントになっているのではないでしょうか。
小説を一冊書き通して完結させるというのは大変なことだから、それを何年も何冊もやってきた
というのは偉いと思う。無理矢理この人を褒めようとしてみた。
>>804 禿げ同です。恋愛経験&人生経験が豊富だろうとなかろうと
そこからどれだけの事を学び取るかは人によって違う。
少なくとも唯川は多くの事を学ぶタイプの人間ではないというのが
本を読んでよくわかる。また、相手の視点に立って物事を考える
ことも出来ない様だ。洞察力も足りないと思われる。
807 :
無名草子さん:02/09/22 21:29
この人の小説って、「愛されたい」願望が強すぎて
相手をどうやったら愛せるのかを描いたものが殆どない。
こんな性格だったら、男に愛されないだろうなあと思う
人ばっかり。
808 :
無名草子さん:02/09/22 22:21
>>806 >実は、私自身、直木賞を頂いて何か変わるかな?と、思ったんですけど、
>そんなには変わりませんでした。また、変わる必要もなかったんですね。
>それが、分かったことが一番良かったです。
と、あくまでもマイペースな唯川先生でした。
809 :
無名草子さん:02/09/22 23:08
>>808 それ聞くとつくづく唯川に賞やるなんて意味無いなって思うね。
やはり彼女は学ばない(学べない)人間なんだね。
810 :
無名草子さん:02/09/23 09:04
非常に失礼な言い方かもしれないけど、この人頭が悪いかも、と思う発言が多いね。
自分の母親くらいの年齢の人がコメントしているとは、とても思えないコメントを
時々していて、びっくりしちゃうことがある。
811 :
無名草子さん:02/09/23 09:24
糞作家。
おそらく体つかってここまできた感じ。
文体、描写、全て稚拙。
二度と読むか、金返せ詐欺女。
812 :
無名草子さん:02/09/23 09:44
エッセイで女は一般職と総合職の二種類を選べるから合理的
と書いていたのを読んで呆れた。
こういう発想だから、キャリアウーマンを描いても実態が
一般職的な女性になってしまうんだなあ、とオモタ。
813 :
無名草子さん:02/09/23 09:59
同じおハナシを何度も焼き直して書いてる。
こんな幼稚な作家がなぜ直木賞?
814 :
無名草子さん:02/09/23 10:01
>>811 唯川の描写に対するコメント。
ものすごく意識するわけではないのですが、ここでちょっとじらそうとか、
こう展開させよう、というのは自分の中にいつもあります。
また、私自身“映像的である”ということがあります。自分の頭の中に
ある映像を文字にしようと意識することが多いですから、もしかしたら
読んでいる方も映像にしやすいかもしれませんね。
815 :
無名草子さん:02/09/23 10:04
>>809 おそらく彼女は直木賞を受賞することの意味を分かっていないと思われ。
816 :
無名草子さん:02/09/23 10:25
まあ、雑誌はともかく新聞にはコラムなんて載せないほうがいいと思う。
下手なことを書いたら、ボロが出そう。
編集者も本当に彼女を売りたいなら、それなりの戦略も大事なんじゃないの。
どうしてもコラムを書かせたいなら、女性雑誌だけにするほうが無難。
しかしヲタ見かけないね。
きっとリピーターが少ないのだろう。
818 :
無名草子さん:02/09/23 12:12
>>817 そうかもね。やっぱり2、3冊読むと飽きちゃう人が多いのかも。
819 :
無名草子さん:02/09/23 12:22
なまじ単行本をだすより、書き下ろしの文庫で売った方が
いいんじゃないの。
版元からすれば、一回の部数が違うといいたいかもしれないけど
購入する側からすると、内容が伴わないものに千円以上のお金を
払う気にはなれないもん。文庫ならまあ、千円以下だから買っても
そんなに腹は痛まないし。
820 :
無名草子さん:02/09/23 19:03
新聞の広告に「めまい」の単行本の広告が出ていたけど
「めまい」ってこの間文庫化されたばっかりじゃん。
S社もこういうセコイ手を使うなよって思うな。
なんか、不良債権の一斉処理みたいで嫌だな。
821 :
無名草子さん:02/09/23 20:48
まあ、売れ行きが落ちたら映画化という手はある罠。
822 :
無名草子さん:02/09/24 09:52
最初は純文学をめざしていたそうだ。
823 :
無名草子さん:02/09/24 18:54
一年後くらいには「ああそういう人もいたね」くらいになりそうな人。
824 :
無名草子さん:02/09/24 21:18
ヤフーを見ていると、唯川のファンと林真理子のファンって
微妙にかぶっている。
825 :
無名草子さん:02/09/24 22:30
サイゾーで女流作家の分類をやっていたけど、我らが唯川先生はオリーブ少女系とされていました。
(ちなみに田口ランディはオカルト系で山田詠美・林真理子は女王系。このあたりは同意)
オリーブ少女ってボリスヴィアンとかゴダールなどおフランスが好きでカフェに通って自称文化人み
たいな奴のことを言うんじゃないのか。かなり首を傾げた。
826 :
無名草子さん:02/09/25 07:39
オリーブの読者が唯川を読むって感じじゃないね。
どっちかって言うと、やっぱ「Say」あたりかな。
827 :
無名草子さん:02/09/25 08:28
オリーブ少女は断然、江國でしょう、唯川は…ありえない。
828 :
無名草子さん:02/09/25 10:05
暑さに弱い犬のために、東京から寒い地方へ引っ越しされる予定だと、今日の毎日新聞のエッセーに書いていたよ。
829 :
無名草子さん:02/09/25 10:57
斎藤美奈子氏によると、80年代以降に生まれた新しい女性文学をL文学と
言うのだそうだ。
つまり過去の、大人の女の女流文学ではなく、少女小説のヒロインと
読者が成長した、女の子感覚の文学をさすものであり、江國香織、
山本文緒、唯川恵、篠田節子などの作品に代表されると斎藤さんは
定義している。
このカテゴリー化はちょっと納得できないなあ。前三者には共通項が
あるけど、篠田節子はちょっとテイスト違うと思う。
830 :
無名草子さん:02/09/25 13:09
篠田節子がそれをしったら密かに激怒しそう。(w
831 :
無名草子さん:02/09/26 03:49
直木賞を取ればいいというものではないなあと
実感させてくれる作家。
832 :
無名草子さん:02/09/26 04:55
メジャーになっても女の子感覚のまま、執筆活動を行っている人。
つか、先生もう少しご自分の年齢を考えてください。
833 :
無名草子さん:02/09/26 22:49
最近のコメント
でも、たとえ誰も読んでくれなくなっても、収入がなくなっても、私は書い
ていると思う。
やっぱり書くのが好きだから。
何だか今、そうなった自分の姿がリアルに頭に浮かんで、ちょっと胸が痛く
なったけれど。
だ、そうです。60になっても同じ事を言っていそうだ。
834 :
無名草子さん:02/09/27 07:09
しっかし、唯川って知名度そんなに高いのか?
まだ、名前自体が知れ渡っていない感じだが。
一般書籍スレでも名前を知らないヤシ多そう。
835 :
無名草子さん:02/09/27 10:12
ブッチャケ、内舘牧子のノベライズ本のほうが、唯川の小説より
面白いよ。
836 :
無名草子さん:02/09/27 18:03
質より数で勝負してるな、この人。
類似作オンパレード。代表作って何かな?
837 :
無名草子さん:02/09/27 19:59
>>836 一応、コバルトノベル大賞受賞の「海色の午後」と
直木賞受賞作「肩ごしの恋人」ってことになるんじゃないの?
>>837 なるほど〜。どっちも読んだことないから
内容がわからないよお。直木賞受賞した頃は
とっくに唯川に見切りをつけていたから。
で、どうでした?感想きぼんぬ。
839 :
無名草子さん:02/09/27 22:26
>837
なんつーか、×4女とリストラ妊娠女の友情物語ってとこですな。
で、ふたりは棒姉妹つーのが笑える。
まあ、詳しい描写は過去レスにも出ているよ。
840 :
無名草子さん:02/09/27 22:33
842 :
無名草子さん:02/09/27 23:14
>>841 結局、変われない、脱皮できない、大人になりきれない人ってことでしょ。
>>808ではその辺を負け惜しみっぽいコメントで誤魔化しているけど。
同じ少女小説出身なら渡辺容子(「左手に告げるなかれ」で乱歩賞受賞)
のほうがずっといいよ。大人の恋愛をきちんと書けるひとだしね。
(「薔薇恋」最高!)
唯川の最大誤算は20代の女を子供っぽく書きすぎているところかな。
読んでいてOLも女子高生も同じようにしか見えないと言うところが最大の
ネックだね。
書くことが好きだという割に、これほど創作に工夫がない作家も珍しいよ。
同じコバルト出身でも山本文緒の場合は主人公が幼稚でもACだったり、
生い立ちに問題を抱えていたり、モラトリアムやパラシンだったりと、
キャラの心理的背景までもがきちんと描かれているから納得できるけど。
そろそろ山本文緒と比べるのはやめないか・・・
もう、レベル違いすぎんだろ。
844 :
無名草子さん:02/09/28 01:13
そうかもね。出発は唯川のほうが大賞で上だったけど
いつの間にやら立場が逆転しちゃってたもんね。
845 :
無名草子さん:02/09/28 02:10
レベル違いすぎると言えばさ、斎藤美奈子氏(829参照)が
篠田節子まで唯川とひとくくりにしちゃってるよね。
それはどうかと。
おなじOLモノでも「女たちのジハード」の様な作品は
唯川には書けないだろうね。まああれは恋愛話じゃないけど。
846 :
無名草子さん:02/09/28 06:19
>>845 絶対無理だと思う。唯川って学生時代レポートなんか書いたことない
タイプと見た。
なんていうか、取材したり、参考資料を読んだりという作業が苦手そう。
感性を頼りに作品を書いていくには、着想が平凡すぎるし、膨大な資料を
駆使して作品を仕上げるには本人のセンスが足りなさそう。
847 :
無名草子さん:02/09/28 06:48
篠田節子マンセーではないが、彼女が取材を
きちんとするタイプの作家であることに間違いはないね。
唯川はたとえ取材したとしても、その資料を使いこなす
なんて無理無理。物事の真髄を捉える事もできないんだから。
848 :
無名草子さん:02/09/28 07:10
先生、難しい資料を読んで小説を書けなどという
暴挙を要求するつもりはありません。
せめて辞書くらいは引いて下さいね。
辞書とは国語辞典だけじゃありません、漢和辞典や
同義語・対義語辞典なども含みます。
「散歩にはぶらぶらという副詞がつきものだが」
などと書くのはプロとしていががなものかと。
849 :
無名草子さん:02/09/28 08:10
結局さぁ、コバルトの時代はありがちな学園ドラマでわかりやすい展開の
ストーリーを書くことが至上命令だったわけじゃん。
読者層としては普通の女子高生をターゲットにしていたわけだから。
だから、その路線を突っ走っていけば、まずまず成功はしたんだろうね。
でも、大人はもっと複雑なものを小説にもとめるって事を分かっていない。
ありきたりの平凡な日常を、凡庸な発想で描いたものなんてすぐ飽きるよ。
850 :
無名草子さん:02/09/28 08:43
普段あんまり本なんて読まない人がターゲットかもね。
唯川自身もあんまり読書量多くないらしいし。
友人もその一人で「最近読んでるよ」だってさ…。
気分を害すると悪いから何も言わなかったけど。
そのうち悟るでしょう。
851 :
無名草子さん:02/09/28 08:52
>843
村山由佳と比べたほうが
なんぼかいいよね
五十歩百歩の世界(w
村山ファソは眉間に青筋立てて怒るだろうけど
852 :
無名草子さん:02/09/28 09:00
>>851 気になって村山スレROMったけどまだヲタがいるだけマシかもね。
作品は読んだ事ないからわからんが。でも確かに唯川と比べられてる。
853 :
無名草子さん:02/09/28 09:11
どっちも読んだけど、レベルは大差なし。
唯川が直木賞取った事が村山ヲタの神経を逆撫でしてるみだいだね。
両者ともに受賞に相応しくないと思う。
854 :
無名草子さん:02/09/28 09:26
村山スレの連中は
唯川を引き合いに出して
溜飲下げてます(w
……哀れ唯川。
眉間に青筋ってなんなの…
額の間違いじゃ
唯川のこと言えんわ( ;´Д`)
856 :
無名草子さん:02/09/28 10:49
直木賞ってたまに人選ミスだなって思うよ。
やっぱり裏で金が動いてるんだろうね。
受賞後は関連作品が売れるしさ。
857 :
無名草子さん:02/09/28 11:16
でもさぁ、唯川の本て、実際そんなに売れてるの?
本当に売れているなら、新刊本と旧作品を纏めて
コーナーにしていない?
そういうのを見たのって、受賞後2ヶ月くらいだけ
だったような。金沢では違うんだろうけど。
858 :
無名草子さん:02/09/28 11:23
>>854 そういえば唯川ヲタが村山スレに乱入ってないものね。
つか、唯川ヲタ自体が殆どいないか。
859 :
無名草子さん:02/09/28 11:44
この人、「10年間OLやりました」「お局OLも沢山見てきました」
って割には、人間観察力がないねぇ。男を見る眼もなさそうだし。
「恋愛小説」を書いているというよりは、「失恋小説」を書いている
というほうが当たっている。それもショボイOLが冴えない男に振られた
話が多い。やっぱり「Say」にエッセイ書いているのが似合ってるね。
860 :
無名草子さん:02/09/28 12:10
>>856 受賞して、1年も経たないうちに売れ行きが激減ってことも
あるだろうね。昔はある程度のレベルの人が受賞していたから
そんなことなかっただろうけど、最近の作家って浮き沈みが激しそう。
唯川の場合、受賞後も三冊本だしているけど、どれも内容は(以下略
861 :
無名草子さん:02/09/28 12:15
そうそう唯川ペース上げたよね。あ、昔からか。
そんなに必死に本出さなくてもいいから内容を
充実させてくれといいたい。
862 :
無名草子さん:02/09/28 12:47
「愛がなくてははじまらない」(大和書房)…若いOL向け読者少なそう
「燃えつきるまで」(幻冬舎)…ドラマ化されて少しは売れたかも。
「ため息の時間」(集英社)…男性側からみた女を描いているが、類型的。
余談だけど、「ため息の時間」って連城美紀彦も同じ題名で小説書いていた。
863 :
無名草子さん:02/09/28 12:48
なんか題名も陳腐だよね、この人。
作品が陳腐だから余計そう感じるのかもしれないけど。
864 :
無名草子さん:02/09/28 12:57
つか、この人の担当者って結構大変だろうね。
よっぽど営業の力が優れているとしか思えない。
まあ、初回は売り込めば熱意で置いてくれるかもしれないけど、
作品自体が面白くないと次がないんじゃないの。
865 :
無名草子さん:02/09/28 13:00
コバルトで子供相手にやっていれば何の問題もなかった。
誰かが「直木賞は、長くやってる人に『ご苦労様』という意味で賞をくれる時がある」
と書いていたが、まさに唯川がそれでしょ。
一体、誰が読んでるんだろうと思う。
あれ読んで感動できるのは、唯川と同じ程度の頭悪い短大卒OLくらいでは?
866 :
無名草子さん:02/09/28 13:08
しかし、本人は独学で学ぼうという意識はないのか?
学歴が低いから、いいものが書けないというのは言い訳。
本人が独学でも学ぼうという気持ちがないんじゃないの。
867 :
無名草子さん:02/09/28 13:14
まあ、新聞のコラムだけは止めたほうがいいと思われ。
いやでもコアな読者層以外の目に入るし、内容が稚拙だと
ますます、「この人が直木賞とったの?嘘でしょ」となる。
宣伝するつもりが逆効果になりかねない。
868 :
無名草子さん:02/09/28 13:16
>>866 子供相手に長年いい加減にやってきてしまった。
それで問題なかったし、結構売れてた(量産するし)。
本人に自分のどこが悪いとか問題意識など皆無と思われる。
直木賞後のコメントがそれをよく現している。
あの作家はあそこまで。進化も進歩もしない。
869 :
無名草子さん:02/09/28 13:37
>>868 進化も進歩もしない。という事は一見変わらないように思えるが
長期的な見方をするなら、実は退化している事なのではないか?
要するに作家になり始めた頃のままなのだから。
870 :
無名草子さん:02/09/28 13:53
時代が何を求めているのか読めない人だね。
現象しか見ていないから、背景にあるものが理解できていない。
それを読者に見破られているのに全く気がついていない。
871 :
無名草子さん:02/09/28 21:25
彼女の評価って2ちゃん以外でも悪い?
自分のまわりでは信者はいない。
被害者はいるけど(昔読んだがすぐあきた等)
872 :
無名草子さん:02/09/28 21:34
作家としてやって行くには、短大卒ではやっぱカッコ悪い?
率直な意見を聞かせてください。
873 :
無名草子さん:02/09/28 22:48
>>872 学歴は気にしない。作品の良し悪しでしょ。
だけど文学はある程度知っていたほうがいいのでは。
著名な文豪達の作品を殆ど読んだ事がないなんてちょっとね。
874 :
無名草子さん:02/09/29 00:15
エッセイの中で、読者にどういう本を読んでいたかとか、文学部だったのかと
聞かれることがよくあるけど、「私は理系かつ体育会系だったので殆ど
文学作品は読んでいない」みたいなことを書いていたね。
まさか、マンガばっかり読んでいたとも言えないんだろうけど。
まあ、小説を読まなくてもいいけど、日本語に関する本は今から読んでも
遅くはないだろう、と小一時間説教したいね。
ホント岩波新書の「日本語練習長」でもプレゼントしてやりたくなるぜ。
875 :
無名草子さん:02/09/29 00:19
>>871 ヤフーにはわずかだけどファンもいるみたいだよ。
876 :
無名草子さん:02/09/29 00:25
はしのえみが「唯川恵」の大ファンだ、と言っていたな。
877 :
無名草子さん:02/09/29 00:36
やはりエッセイで読んだんだけど、今まで読んだ恋愛小説の中で
最高のものは「人魚姫」だそうです。
まあ、アンデルセンの名作ではあるけど、童話以外に文芸作品を
読んだことないのかYo!と思いますた。
恋愛小説の旗手ならもう少し、それらしいものを読んだらいかがでしょう。
他の名だたる作品を全く読んだことがなくて、苦し紛れに言ったとしか
思えない。
878 :
無名草子さん:02/09/29 01:32
>>877 そうそう、その「今まで読んだ恋愛小説」ってのが
様々な本で且つ膨大な量だけど敢えてアンデルセン
という原点に戻るんです、っていうなら話は別だけどね。
あらゆるジャンルを読み尽くす必要はないけど
自分が恋愛モノを書くならそのテの本は多少は読むべきだよね。
読書も文学も(多分人物考察も)得意じゃないのに
書くのだけは好きなんてお粗末過ぎる。だからこそあのレベル
なんだろうけど。
879 :
無名草子さん:02/09/29 01:34
あのレベルが「作家」として長年やっていけるのはすごいなあと
素直に思う。子供の作文に毛が生えた程度でさ。
でも、直木賞だし。日本の文壇がダメなの?
881 :
無名草子さん:02/09/29 01:48
短編小説のタイトルが『阿修羅のごとく』っていうのがあって
非常に不愉快な気分になった。
タイトルに著作権なんてないんだろうけど、なんか向田邦子の
パクリ(内容は雲泥の差だけど)みたいな感じがした。
882 :
無名草子さん:02/09/29 01:48
一番直木賞をわかっていない香具師に賞を
与えてしまったよね。
883 :
無名草子さん:02/09/29 02:16
>また、私自身“映像的である”ということがあります。自分の頭の中に
>ある映像を文字にしようと意識することが多いですから、もしかしたら
>読んでいる方も映像にしやすいかもしれませんね。
なんだか意味不明の文章だなあ。自分が“映像的”であっても
読む側にもそれが伝わりやすいかどうかなんて分からないじゃん。
肝心なのは、言葉の組み合わせ方でどうやって読者のイメージを
喚起させるか、だろ。自分が努力していれば、相手もわかってくれる
筈と思い込んでいないか?客観性やサービス精神が足りないよ。
884 :
無名草子さん:02/09/29 08:06
エンター・ラビリンスの書評より
●ちょっと立ち読み 唯川恵 「愛なんか」 幻冬舎
唯川恵の作品に登場する主人公はおしなべて生まれ育ちも容姿・環境も
ごく平凡な結婚適齢期の女性で、エリート男とアウトロー男との三角関係に
なり友人・同僚と嫉妬しあいアウトロー女に罵られ自我に目覚めて自立して
いく様をクールで爽快な文章で楽しませてくれる定番が多い。
だが今回はちょっと違った。
この「愛なんか」は12の短編に分かれた短編集である。
その一つ目の小題「夜が傷つける」はイキナリ笑わせてくれた。
だって登場する男の名前が宗夫ですよ、ムネオ。ムネヲなんですって。
何ウケねらってるんですか唯川さん。イメージ台無しですよ。
こんなご時世はっきりいって。
この宗夫は読んだかぎり独身で不景気でも忙しく社会的に条件のいい職業
(議員秘書と勝手に妄想)についている。
もう醒めてしまったカップルのオトナの洗練された別れのやり取りの話が宗夫と
いう名前でイメージが滅茶苦茶になっちゃった。
もうこの際、割り切って我らがムネオの青春のひとこまだと思って読んでやった。
885 :
無名草子さん:02/09/29 08:15
唯川って本を量産してるけど内容を要約すると
>>884の上4行になっちゃうわけね。
しかも割りと好意的な文章なのにも関わらず。
へえ。読まなくて良かった。
886 :
無名草子さん:02/09/29 08:20
887 :
無名草子さん:02/09/29 08:27
>>885 そう?私は誉め殺しかと思った。上げつつも下げてる、みたいな。
888 :
無名草子さん:02/09/29 09:46
初の、学生を対象としたネットでの新人賞ということで、当然だけれども、
長所と短所の二面がはっきりと出た第一回だったように思う。
長所は、気軽に応募できること。そして、短所もまた、気軽に応募できること
だったかもしれない。
書いて、送る。その作業が簡潔であればあるほど、安易に作品を手放してしまう
ように思う。
けれども、それはネットのせいばかりではなく、やはり、作品に対する意識の
違いが浮き出てくるのだと思う。練る、という作業を省かず、作品を送り出して
欲しいです。
幻冬舎の学生向けのネット文学大賞の選考委員としてのコメント…凄いなあ。
889 :
無名草子さん:02/09/29 10:48
まあ幻冬舎も最近はパッとしないしね。せっかく独立したのに
作家の選出がミーハーっぽい。全部が全部じゃないが。
しかし唯川のコメントは突っ込みどころ満載だね。
選考委員なんてしてる場合じゃないぞ、と言いたいね。
890 :
無名草子さん:02/09/29 11:31
ドラが選考委員になるのはわかるけど、何故唯川が?
それが永遠の疑問として残る。
幻冬舎としては、ドル箱スターという扱いなのか。
891 :
無名草子さん:02/09/29 11:48
投稿した学生たちは、小谷野敦による「肩ごし」の書評で
嗜好と指向の間違いを指摘されるを読み、密かに溜飲を下げたと
いってみるテスト。
893 :
無名草子さん:02/09/29 13:24
しかし、語っていますなあ唯川先生。講評というより
感想文だね。素人相手にあれだけ語れるなら何故自分の
作品にそれを生かせないんだろう?とても不思議です。
894 :
無名草子さん:02/09/29 15:59
他の選考委員のコメントとは雲泥の差がある。
素人でも書けそうだね。
もっと専門的な考察はできんのか。
895 :
無名草子さん:02/09/29 16:35
唯川のコメントを読んで、応募者もがっくりなんじゃないの。
こんな人に評価されたくないYoって思ったかも。
896 :
無名草子さん:02/09/29 16:48
桐子とボクの関係は悪くないし、恋愛小説としては、気持ち良く読めた。
むしろ、ボクの自殺に話を持っていかない方がよかった。深刻にではなく、
さらっと書きたい気持ちはわかるけれど、わざとそうしているというより、
この小説の中にあった「大きな喪失感」を「大きな魚を逃したような気分」
と同等に扱っていることで、主人公にとって、死も結局はそれと同じレベル
なんだと思えてしまった。
それと、私にはわからないのだけれど、桐子はどうして自殺を止めようと
しなかったのだろう。好きな男に、あんなに安易に自殺を実行させてしまう
なんて理解できない。
退くに退けなくなる緊張感は、むしろ桐子が持つべきなのに、そこが
伝わってこないのは、いかにボクの一人称とはいえ、残念です。
まさに女子高生の感想文だ。ホント批評するなんて100年早いよ。
講評を書くなら、もっと第三者にわかるように書けといいたいね。
これじゃあ、作者にしか分からないじゃん。
897 :
無名草子さん:02/09/29 17:21
>むしろ、ボクの自殺に話を持っていかない方がよかった。
この言い方もちょっと変だなあ。
898 :
無名草子さん:02/09/29 21:23
なんつーか、唯川の文章ってロジックが無いよな。
まあ、小説は散文だから構わないんだろうが、
エッセイやコラムなんかは主旨が明確でないと
支離滅裂な文章が出来上がって、読み手に理解
されにくいと思うぜ。
899 :
無名草子さん:02/09/29 21:44
なんか、少女マンガ家みたいな名前ですけど、
これってペンネーム?
900 :
無名草子さん:02/09/29 21:47
文章のレベルは田口ランディと同じくらいかなって思う。
でも、毒がないから
まぁいいか………って感じだけど。
901 :
無名草子さん:02/09/29 21:51
>>899 そうです。コバルト作家だから夢のある名前(?)にしたんでしょう。
宝塚の芸名みたいなもんですな。
902 :
無名草子さん:02/09/29 21:58
すみません。コバルト作家って何ですか?
903 :
無名草子さん:02/09/29 22:02
幻冬舎に気に入られると、五木寛之に応援してもらえるから、
直木賞の候補に挙がったり、受賞に有利になるってホントですか?
904 :
無名草子さん:02/09/29 23:13
>>902 集英社から出ている少年少女むけの文庫をコバルト文庫という。
主にその文庫を中心に執筆活動している作家をさす。
唯川先生も元々は、コバルト文庫から作家活動を始めた。
詳しくはライトノベル板を参照のこと。
905 :
無名草子さん:02/09/29 23:18
>903
「書籍編集者が集まるスレ」もしくは「幻冬舎スレ」で聞いてみたら?
906 :
無名草子さん:02/09/30 09:12
洒落た文章を書こうして、却ってセンスの無さが露呈しちゃってる。
>深刻にではなく、さらっと書きたい気持ちはわかるけれど、
>わざとそうしているというより、この小説の中にあった「大きな喪失感」を
>「大きな魚を逃したような気分」と同等に扱っていることで、主人公にとって、
>死も結局はそれと同じレベルなんだと思えてしまった。
長文にすれば、いっぱしの文芸評論家みたいだと思ったのか。
つか、ネットでこんな文章を他人に見られて、恥ずかしくないのかなあ。
日頃短文ばかり書いている人が、洗練された難解な文章を書こうと力んだ
結果、意味の通りにくい文が出来上がってしまったいい例だ。
907 :
無名草子さん:02/09/30 17:53
こういう作家が将来のさばるなんて終わってる。
908 :
無名草子さん :02/09/30 18:26
>>907 のさばりはしないと思う。つか、のさばれないでしょう。
この人の作品って、不特定多数の人に読まれるってタイプの
ものじゃないよ。
909 :
無名草子さん:02/09/30 18:47
>>894 村上龍も石原氏も、実は唯川を作家とは思っていなかったりして。
910 :
無名草子さん :02/09/30 23:38
>907
もしかして業界の人?
911 :
無名草子さん:02/09/30 23:47
今年いっぱいは、一応売れるんじゃないの。
来年は微妙かも。
かなりの路線変更でもすれば話はべつだけど。
912 :
無名草子さん:02/10/01 02:16
路線変更してもあの文章力じゃ読者が
納得しないかもね。ミステリーなんかも
書けなそうだし。純文学も無理っぽいし。
エッセイなんかも散々だし。
913 :
無名草子さん:02/10/01 07:59
まあ、ホラー小説で頑張るしかないでしょう。
ベタな恋愛小説は…。本人は書きたいかもしれないが
読みたいのはファンだけだろうね。
914 :
無名草子さん:02/10/01 10:57
金沢限定作家として活躍して欲しい。
915 :
無名草子さん:02/10/01 16:16
ホラー小説はロジックのない人には書けないよ。
超現実を描くだけに、読者を納得させるだけの論理構成も知識も要る。
瀬名とか鈴木、坂東とか、超頭のいい人間が書いてるわけね。
超一流大学、もしくは大学院博士課程、イタリアの大学出身とかね。
916 :
無名草子さん:02/10/01 16:19
↑ 貴志祐介も京都大学出身だっけ?
915に学歴コンプレックスがあるということは
よーく分かりました(w
918 :
無名草子さん:02/10/01 16:20
ホラーはロジックの他に、切れのある文章力を必要とします。
919 :
無名草子さん:02/10/01 16:24
>>917 915の文からコンプレックスは読みとれないけどね。
と必死の915=919
学歴は必要だと思いますよ。少なくとも小説家にとって邪魔になるものではない。
その証拠に、売れているホラー作家が高学歴だと言うことを例に挙げたまで。
別に唯川をかばう訳じゃないけど、瀬名が学歴あるから
ホラー書けてるって、それ本気って感じ。
あいつのは論理破綻しまくりで痛い小説の典型。
923 :
無名草子さん:02/10/01 16:30
>>921 厨房相手にすんのやめなー!
どうせヒッキーとかだし。
やっぱり915って変。
学歴はあっても邪魔にはならないけど、なくても一向に構わない。
はっきり言ってしまえば、さほど関係ありません。
それを証拠に世界のホラー作家、キングはイェールでもハーバードでも
MATでもスタンフォードでもなく、メイン大学だし。
925 :
無名草子さん:02/10/01 16:31
自作自演する学歴コンプの915たん祭りが始まった!
926 :
無名草子さん:02/10/01 16:33
>>922 瀬名は単なるサンプルで上げただけでしょ。
破綻してるかどうかは、君の感じ方だよ。
多分ね、915が言いたかったのは、ロジックのない人にはホラーが書けないというだけの
ことさ。
文章の趣旨をとらえる訓練しようね。
927 :
無名草子さん:02/10/01 16:36
>>924 915さんが言いたいのは、唯川さんはロジックを磨いた方がいいってことじゃないの?
学歴に、そんなにむきになるなら他のスレに行けば?
928 :
無名草子さん:02/10/01 16:37
>>926 ロジックのない人にはホラーは書けないとだけ書けばいいものを
それを補強する論理が「学歴」というのが、いかにも惨めったらしくて
笑えるんだけど。915たん。915はなんて解説しなくても、自作自演
なのはばれてますよ(W
929 :
無名草子さん:02/10/01 16:39
ねえねえ、915ってやたら一行が長いよね。926とか927とか見れば
一目瞭然。
なんでここまでバレバレの自作自演するんだろう。
ロジック(ぷのない奴なんだろうね。
930 :
無名草子さん:02/10/01 16:40
>>928
なんか痛々しいから止めようよ。
それほど学歴にナーバスになる必要ないんじゃないの?
ナーバスになること=コンプレックスだし、なんかみっともない。
話題変えたら?
931 :
無名草子さん:02/10/01 16:41
>>927 学歴ネタにムキになってるのは、自分じゃん。
自作自演してまで擁護してるんだから。
ちなみに瀬名って論理破綻が合ったから、パラサイトイブ
を大幅改訂したの有名な話だと思ってたけど。
感じ方とかじゃなく事実ね。
>>930 なんか、とっても痛々しいよ。
学歴コンプレックスあるねと書かれただけで、自作自演する
必要ないんじゃないの。
話題変えたら?
933 :
無名草子さん:02/10/01 16:42
>>929 おまえ、唯川って好き?
ロジックあると思ってる?
934 :
無名草子さん:02/10/01 16:43
指摘された途端、一行の長さを変える915の
ロジックに乾杯。
面白くなってきたね。
935 :
無名草子さん:02/10/01 16:43
ここか?祭りが始まったのは。
936 :
無名草子さん:02/10/01 16:45
>>915は学歴肯定派だよ。コンプレックスなんて読みとれないな。
915が高学歴の作家を挙げただけで、必死に攻撃をはじめた奴って、
要は学歴について触れられたのが嫌なわけね。
937 :
無名草子さん:02/10/01 16:45
915・・・分かりやすい・・・でもあまりに分かりやすすぎて
可哀想かも・・・
938 :
無名草子さん:02/10/01 16:46
936ってつまり915の本音な訳ね。学歴に触れられるのが嫌、と。
915の最終学歴が知りたくてたまらない。
939 :
無名草子さん:02/10/01 16:49
ぷぷ、誰も学歴の否定なんかしてないのにねー。
作家の才能が最終学歴で決まると思ってるところが
あまりにも厨房すぎて馬鹿にしてるだけ。
え、私ですか?ユニバーシティ・カレッジに行きましたけど
何か?
っていうか唯川なんてどうでもいい。読んだことないし。
でも915が面白くてやめらんないよー。
別に学歴は例に挙げただけですよ。
売れてるホラー作家がたまたま高学歴だったし、
ロジックの点で唯川さんとは異質だと思ったから。
もちろん、大卒でなくたって、素晴らしい作家は多いですよ。
大好きな作家がおおぜいいます。
学歴のない人を否定する気はありませんよー。
ただ、瀬名さんは自分の研究成果を生かしてますね。だから好きです。
941 :
無名草子さん:02/10/01 16:50
915は国士舘大学だよ。
942 :
無名草子さん:02/10/01 16:51
今更余裕のふりをするも、自作自演が巧くいかないことに
手がワナワナ震える915
943 :
無名草子さん:02/10/01 16:53
>>941 国士舘大学にコンプレックス持ってるの?
944 :
無名草子さん:02/10/01 16:54
ぼくはしょうがくにねんせい
945 :
無名草子さん:02/10/01 16:57
>>944
やっと結着したな。自作自演ぼうや。学校は台風でお休みかい?
946 :
無名草子さん:02/10/01 16:58
決着でしょ。変換間違ってますよ。915たん。
そうなんです、中卒で高学歴の作家が妬ましくて
たまりません
結局、私に対する妬みと解釈していいですか?
949 :
無名草子さん:02/10/01 17:00
>>947 915ではないな。君は国士舘大学に落ちたプーちゃんかい?
つまりですね、一橋卒の田中康夫と石原慎太郎は
ものすごく才能があるんです。分かります?
951 :
無名草子さん:02/10/01 17:02
915が壊れた(W
952 :
無名草子さん:02/10/01 17:03
915が他人のふりをする時の口調。
〜かい?
おい、915、ばれてないと思ってるのかい?
953 :
無名草子さん:02/10/01 17:03
>>947=949
長時間におよぶ自作自演の荒らしとして、通報しました。
954 :
無名草子さん:02/10/01 17:04
915を苛めるな〜
面白いけど
955 :
無名草子さん:02/10/01 17:05
通報。ワロタ。
956 :
無名草子さん:02/10/01 17:06
915を無断で語って攻撃している人が一人います。
荒らしとして、正式に抗議するのがいいと思う。
957 :
無名草子さん:02/10/01 17:07
そろそろ次スレか?タイトルどうする?
958 :
無名草子さん:02/10/01 17:09
>>956 無断で「騙って」だろ。915=956たん。
あんた、本当に馬鹿な上に痛いな。
ひろゆきにメールでもしてみろ、この低脳が(W
959 :
無名草子さん:02/10/01 17:09
>>947=948=950=955
915を語って荒らしをせすのやめな。
915は自分の意見言っただけじゃん。それを個人攻撃する方が悪いに決まってるし。
皆さん、私のために献花しないで下さい。
961 :
無名草子さん:02/10/01 17:12
おっと915=956=959でもあることがばれましたね。
ポイントは「語って」です。
うわー、痛い、痛すぎる自作自演。
荒らしを「せす」っていうのもイタタタタ。
962 :
無名草子さん:02/10/01 17:12
>960
献花ならいくらでもしてあげます。
963 :
無名草子さん:02/10/01 17:14
>>960=915
お前、馬鹿か?お前の書き込みが個人的な意見なら
他のもそうだろうが。
お前の馬鹿さ加減を笑う書き込みは悪いのか。
小学生レベルだな。
母ちゃんのとこにでも帰りな
964 :
無名草子さん:02/10/01 17:33
>>931 瀬名の改訂の話きかせて欲しいんだけど。
参考にしたいから。
965 :
949だけど:02/10/01 19:29
966 :
無名草子さん:02/10/01 19:38
>965
そうでした。大変失礼!
でも、個人攻撃の荒らしはおさまったみたい。
誰か運営サイドにちくったのかな。
さて、このスレは唯川先生を語るスレだよね。よろしく〜。
967 :
無名草子さん:02/10/01 19:47
また自作自演始まった。
通報ってどこに通報したのか言ってみろよ(W
>>965=
>>966 その手の言葉が効くと思ってるなんてよっぽど2chのこと
知らないんだね。
瀬名のミスって、修正したら作品そのものが成立しなくなるから
修正しなかったようなことを聞いたけど。
研究成果を生かして書いたのがそれってどうよ。
高学歴ならいい小説書くって思ってる人は若桜木虔でも読めば。
969 :
無名草子さん:02/10/01 19:49
つまり949は915なんだね。他人を装って「違ってましたね」と
会話する痛々しさ。
本当に頭悪いんだろうな。
970 :
無名草子さん:02/10/01 19:50
915は低学歴なんでしょう。
私が低学歴だとか何とか言うと、通報しますよ。
972 :
無名草子さん:02/10/01 20:27
>>968 パラサイトイブに関しては、私も同じこと聞いてるよ。
あと、唯川さんはジャンルを変える必要ないんじゃないの?
私は今のままで、もっと面白いものを書けば ok だけど。
973 :
無名草子さん:02/10/01 21:17
唯川を好きな人だっているんだろうし、放っておけば?
あと、
>>968 瀬名のミスって、どんなミス?このスレで悪いけど、
教えてくれると助かる。
974 :
無名草子さん:02/10/01 22:58
若桜木虔の話なんぞ出してつまんないスレだなぁ〜。
あの人、文芸者から続けて出版してるけど自費出版?
でも、どうでもいいか。若桜木虔とかにもこのスレにも興味ないし。
もう来ないよー。
975 :
無名草子さん:02/10/01 23:44
次のスレタイは
【一応直木賞】唯川 恵ってどうよ?【第二章】ってのはどうだ?
976 :
無名草子さん:02/10/01 23:52
若い女の恋愛を書くより、自分の年齢に近い
中年男女の恋愛小説でも書いてくださいと
唯川氏には言いたいな。
感覚が古すぎるんだもん。
977 :
無名草子さん:02/10/01 23:53
979 :
無名草子さん :02/10/02 00:06
>>972 今のままだと、レベルアップは望めそうに無い感じ。
小説新潮に掲載されている作品もイマイチだし。
980 :
無名草子さん:02/10/02 01:09
>>976 自分の頭の中が成熟した年寄りじゃないので、
歳相応の恋愛モノなんてかけないよ>唯川
で、若者のなんて書いてるけど、「ナウなヤングがフィーバー」って感じで
何か痛々しい。勿論、ギャグのつもりならいいんだけどさ〜。
981 :
無名草子さん:02/10/02 01:40
こいつ、だれ?
982 :
無名草子さん:02/10/02 06:52
こいつに取れるなら俺(私)にも取れそうだ
よぅし、頑張るぞぅ!
と、勘違いさんを増殖させる陰謀だと見ている。
次は門田康明あたりが…
983 :
無名草子さん:02/10/02 07:08
しかし、こいつのために直木賞をのがした黒川はさぞ
無念だったに違いない。(ノミネート何回目だっけ?)
それと、幻冬舎の選考委員のコメントを見て、がっかり。
こんな幼稚なことしか言えないヤシがよく、選考委員なんぞ
できるなあ。そりゃ、突っ込まれるだろ(w
偉そうにご高説をたれた挙句、受賞作があれじゃあな。
984 :
無名草子さん:02/10/02 07:54
角田光代だったか、江國香織が唯川の小説の
解説を書いていたのを読んだことがある。
曰く「普通の感覚は書けそうで書けない」みたいな
ことが書いてあったように記憶しているが、それしか
誉めようがなかったのかなあ。
確かにストーリーも文章も、登場人物およびその価値観も
平凡そのもの。万人受けを狙ったということなんだろうけど
逆にその戦略が2、3冊読めばオナカイッパイ状態を作って
しまった。編集者も育て方間違ったかも。
結局中途半端なんだよね、この人。
藤本ひとみや氷室冴子みたいにライトノベルでトップに
行くこともできず、ライトでは振るわなかった岩井や
桐野みたいにエンタメでブレイクすることもできず。
985 :
無名草子さん:02/10/02 10:14
小説の面白さって、作中の人物のキャラに知らず知らずのうちに
引き付けられるってことも大事だと思う。
この人の作ったヒーローには、どうしても思い入れが出来なかった。
「エー、こういう人かっこいいか?」という感想。
986 :
無名草子さん:02/10/02 18:00
読み飽きた理由。
話の展開に困るとやたらと会話を羅列する。
絶え間ない接続詞「けれども」の連発。
男の視線になるととたんにトーンダウンする。
987 :
無名草子さん:02/10/02 18:21
「100万回の言い訳」ってのもなあ。
今の若い男を書いているつもりなんだろうけど、
スゲーワンパターン。
大学時代に取り巻きの金持ちのボンボンのパシリを
していて未だに頭が上がらないなんつー男いねえべ。
昔のコバルト時代の「金持ち令嬢にヤッカム貧乏人の娘」
みたいな設定を持ち出すなよ。
988 :
無名草子さん:02/10/02 19:58
リアリティーがない。
読後何の感想も得られない。
989 :
無名草子さん:02/10/02 21:56
嫌いな食べ物が一緒だから価値観が合う、鎌田敏夫の「男女7人夏物語」の
パクリみたいだ。
990 :
無名草子さん:
連載中の小説、早く脱稿しないかなあ。