「岩波以外の本はあんまり読む気になれない」という人いますか?
私はそれに近いです。岩波文庫コーナーがない書店は書店じゃないと思います。
買取り(一部取次・大手書店はチガウが)なので
普通は置かない。
べつにそんなに売れないし〜
1は岩波のまわしものか〜
時代錯誤もはなはだしい。
だいたい今の時代に、出版社で読むか読まないか判断するのは
ナンセンス!
岩波文庫は並べた時のグラデーションがキレイだよね
あの、グラデイシオンの意味わかってます?
色の段階では?
岩波文庫が知の宝庫であることは確かだが
世の中それだけじゃない。
>>1 権威主義者だね。
いいか悪いかを自分で見分ける能力がないのか?
岩波文庫の翻訳物は古い訳のままの物が多いから、別の出版社で
いい訳のものはたくさんある。
岩波新書は政治、思想系のものは8割方電波。読むだけ時間の無駄。
>1
>岩波以外の本はあんまり読む気になれない
そのものズバリ左翼やんけ
>岩波新書は政治、思想系のものは8割方電波
いいか悪いかを自分で見(読み)分けたのか?
11 :
無名草子さん:01/11/18 21:02
うーん、文庫はともかく新書はなあ。
最近新書をよく読んでるけどマジで岩波は一冊も購入検討に入らないよ。
中公かちくまが中心で、講談社現代新書と文春をたまにって感じだなあ。
佐高が出してるんじゃなかったっけ>岩波
そりゃマズイだろうねえ(笑
13 :
文責:名無しさん:01/11/18 21:25
講談社や中央公論社の新書に比べればイタイのが多すぎだけどね。
でも小関智弘や阿部謹也、阿久悠の新書とか入ってる。
宝捜しと思えば、結構いいの見つかるよ(w
14 :
無名草子さん:01/11/18 22:44
講談社新書なんて表紙からしてイタイねーだ!
15 :
無名草子さん:01/11/19 04:15
今新書で面白いのは平凡社かな。
企画力はあると思う。
岩波文庫の訳は、日本語としてこなれてない
17 :
無名草子さん:01/11/19 12:13
岩波新書はたしかに最近面白いものが少ないなあ。
講談社現代新書、15年くらい前だと中公や岩波に比べてレベル低いって感じだったけど、今は違うね。
オレは講談社、中公、文春、平凡社あたりをよく買っている。
18 :
無名草子さん:01/11/19 12:29
岩波って、書店に委託じゃなくて、買い取りって話だけど
えらく強気だよね。やっぱり売れてるの?
あ、俺も新書は昔の方が良かったと思う。
19 :
無名草子さん:01/11/19 14:02
岩波文庫は最近バシバシ絶版してないか?
リバイバルも数巻セットンなくなった。
あのマーク?を集めてもらったブックカバーは使いにくい。
ちなみにドストエフスキーの「白痴」は、
新潮文庫の訳の方が読みやすかったよ。
岩波少年新書も面白いネタがなくなったね。
文庫の古典とか現代語の平易な文に翻訳してくれんかね
久米邦武のアメリカ派遣されたやつとか
カタカナで書いてあって内容が頭にはいらん
あと古事記とか公職一台女と内容に興味が合っても
そのままむかしのままのってると読むのに10倍時間かかるんで挫折する人
がかなりいると思うんだよね
21 :
無名草子さん:01/11/19 15:54
古事記の現代語訳なら講談社学術文庫があるよ!
さすがに米欧回覧実記のはなさそうだけど。
22 :
無名草子さん:01/11/19 16:18
そうそう岩波文庫の何周年か記念で、
著名人にお勧め岩波文庫3冊選んでもらったことあったね。
「風姿花伝」がたくさんの人が推薦してたけど、
ヨミヅラカッタ。
23 :
無名草子さん:01/11/19 16:33
シェークスピアは、新潮文庫の福田恆存訳の方が、断然良いよ。
日本思想も、読み下し文になっている、講談社学術文庫を選んじゃうね。
けど、岩波文庫だけでしか読めないモノもあるしな〜。
文学作品で、岩波文庫と新潮文庫で同じものがあれば、
たいてい新潮の方を買う。
25 :
無名草子さん:01/11/19 18:01
↑私と逆ですね。
26 :
無名草子さん:01/11/19 18:03
では、岩波文庫にしかないものだけ岩波文庫で読む、
という結論でよろしいでしょうか。>all
>>26 そだね。
西田幾多郎とか橋本進吉とかヴェーバーとかショウペンハウエルとか
は普通は文庫では読めないしね。
「岩波以外の本は読む気にならない」なんてとても思わないけど。
しかし文庫はいいね。俺はとくに青帯が好き。んで黄帯、白帯の順で好き。
赤帯・緑帯ナンバーのものは別の文庫で読む場合がおおいけど、
「西遊記」とか「蘇東坡詩選」とかの中国文学はいいYO!けど絶版になるの早いよ。
新書は青版や黄版だったときのほうがマシ。新赤版になってからつまらないのが増えた。
もちろん良書もあるけれど。
29 :
無名草子さん:01/11/19 20:58
岩波現代文庫は如何YO
30 :
無名草子さん:01/11/19 20:59
岩波アクティブ新書は、こけそう(藁
31 :
無名草子さん:01/11/19 21:14
岩波文庫は学術系文庫の中では値段が安いから助かる。
編集とか校訂とか、問題のあるのもあるけどね。
講談社学術文庫やちくま学芸文庫の最近出るタイトルは、
ほとんどが千円以下ということはない。
>>29 ジョージ・ケナンを入れたのは偉い。あとは滓。
33 :
無名草子さん:01/11/19 21:54
買取制ヤメレ
白帯はナニカト重宝しまっせ
35 :
無名草子さん:01/11/20 01:34
俺も>1氏のように思っていたが
2ちゃんなどで仕入れる情報から世間知らずを痛感させられた。
うすうすそう(世間知らず)ではないかと思ってはいたのだが。
でも、>7氏の
「権威主義者だね。
いいか悪いかを自分で見分ける能力がないのか?」
という批判が妥当か否かは、難しいところだと思う。
自分があるものに手を伸ばす根拠を自分自身にのみ求めるのは
すくなくとも、初心者には酷だろう。
36 :
無名草紙さん:01/11/20 10:01
>35
初心者だからこそ、あれこれ迷ってみる必要があるのでは?
じゃないと、「岩波」という型に自分をはめてしまうだけ。
それじゃあ、つまらんだろ。
37 :
無名草子さん:01/11/20 11:14
ていうか岩波だけでも膨大な量だぞ
岩波緑帯ひいきだけど
>>9はブラクラかと思ったよ(W
重すぎだっての
39 :
無名草子さん:01/11/20 16:51
岩波は岩波少年文庫しか持ってない・・・。
40 :
無名草紙さん:01/11/20 16:54
>39
少年文庫にも良い本はたくさんあるでしょ。
41 :
無名草子さん:01/11/21 02:01
>39
クマプーは漏れのバイブルである。
42 :
無名草子さん:01/11/21 02:35
>41
略すな(w
ローマ字日記ってまだ絶版になってないのかな。
誰がローマ字なんか読むかっつーの(w
44 :
無名草子さん:01/12/01 21:14
俺は岩波文庫なんか殆ど読まないけど、本棚にあると嬉しい感じだからつい買っちゃう。
↑無駄遣い
45 :
無名草子さん:01/12/01 21:50
どうせならもっと具体的な書名をどんどん挙げて云々しませんか?
名著だと思う岩波新書をいくつか挙げると・・・
鶴見良行「バナナと日本人」
柳父章 「翻訳語成立事情」
中村政則「象徴天皇制への道」
予想外にあまり思いつかないな。むろん左翼臭は多かれ少なかれあるが
かといって愚著ばかりとは限らないよ。
46 :
無名草子さん:01/12/01 22:27
>>43 ちゃんと漢字かな混じり文の全訳がついてますよ。
基本的文献だから絶版にする必要などまったくない。
47 :
無名草子さん:01/12/01 23:44
岩波新書→ 『水俣』『豊かさとは何』『比較日本国憲法』
岩波文庫→ 『君たちはどう生き』『社会契約』
・・・が想い出(?)ぶかい
48 :
無名草子さん:01/12/02 01:22
疑問:
大江健三郎・武満徹「オペラをつくる」(岩波新書 赤)
なぜ絶版になったんだ?いい本なのに。
問題発言(特にO氏は日頃の言動からやんごとなき方面から嫌われているが)
なども見あたらないが・・・
(幸い、武満全集には収録されているのでまだ読める。)
49 :
無名草子さん:01/12/02 02:16
同じく疑問:
英米哲学がいつまでたってもダメすぎ。経験論の系譜ですら
長期間品切れ〜重刷のパターン。近頃ようやくパースが出たが、
20世紀に至ってはB.ラッセル位か?まあ既刊は古書店でもフォ
ローできるが、新刊については、せめて第二次世界大戦前後
までを古典とみなして、続々と刊行されたし。
50 :
無名草子さん:01/12/02 14:34
カント訳してる篠田とかいう人へ、
日本語に訳してくれ!
51 :
無名草紙さん:01/12/02 16:10
>50
篠田英雄のことか?
もう死んでるべ。
52 :
無名草紙さん:01/12/02 16:10
天野貞祐よりは読みやすいんでねーの?
53 :
無名草紙さん:01/12/02 16:12
>50
日本語訳よりも、英訳の方が読みやすいと聞いたことあるよ。
54 :
無名草紙さん:01/12/02 16:16
中野好夫「アラビアのロレンス」とか、結構面白かったな。
戦前の岩波新書だけど。
55 :
無名草子さん:01/12/03 08:25
岩波新書のカバーの色
赤→緑→黄色→赤→?
俺はピンクとみた
56 :
無名草子さん:01/12/03 20:40
大塚久雄
「社会科学の方法」 「社会科学における人間」
バカな俺にはウェーバーとマルクス入門として最適だった
ロビンソン的人間類型あげ
57 :
無名草子さん:01/12/03 20:58
大塚史学って結講まちがいが多いらしいよ
58 :
無名草子さん:01/12/03 22:51
>56
岩尾龍太郎「ロビンソンの砦」みすず書房
を読みましょう。
59 :
無名草子さん:01/12/04 20:14
青版の
宇野弘蔵の「資本論の経済学」を復刊してほしい
60 :
無名草子さん:01/12/04 20:18
なんか鈴木書店と共倒れってうわさが流れてますが・・・・
61 :
無名草子さん:01/12/05 09:54
共倒れになるとどうなってしまいます?
62 :
無名草子さん:01/12/05 15:03
岩波の翻訳はいかにも学者的の石橋たたきで、予備知識のない読者に
どういう印象を与えるかなどの配慮が少ない物が多い。
ただ前の方でシェイクスピアは福田恒存といってた人がいたが
これについては中野好夫の方がいいように思う。
63 :
無名草子さん:01/12/07 01:06
岩波潰れるの?!
64 :
無名草子さん:01/12/07 03:52
>>60 す、すみません。その噂どのくらい信憑性があるんでしょうか?
本当ならたいへんだあー
65 :
無名草子さん:01/12/07 04:26
66 :
無名草子さん:01/12/07 06:44
岩波も「再販買い切り」なんて虫のいい
条件はもう維持できなくなるだろうな。
68 :
無名草子さん:01/12/07 12:23
1がもう読書できなくなるじゃねーか(w
69 :
無名草子さん:01/12/07 16:58
古本屋があるさ。大丈夫!なわけないね…
岩波以外の本も読みまくってるけど心配だよ。
欲しいのは今のうちに買っておいた方が良いのかなぁ。
早くつぶれて欲しい。
71 :
無名草子さん:01/12/11 03:09
店頭にない岩波文庫についてなんですけど、
絶版か、それともまた重版されるかどうかの調べ方ってあります?
松平定信『宇下人言』(黄)が欲しくて探しているのですけど見つかりません。
疲れました。
72 :
無名草子さん:01/12/11 03:30
新書にランプがついてないぞ。
文庫に星がついてないぞ。
つけておけばデフレ時には簡単に定価が下げられるぞ。
73 :
無名草子さん:01/12/11 04:37
>73
おお!ありがとうございます。助かりました。
75 :
無名草子さん:01/12/11 20:41
西洋文学と西洋哲学、日本語訳をなんとかしてほしい。
カントが難しいと言われる理由の三分の一は翻訳にあるような気がする。
76 :
無名草子さん:01/12/14 20:16
有閑階級の理論を再版してくれ。
ちくま学術文庫高杉
77 :
無名草子さん:01/12/14 22:25
岩波文庫は余計な解説や注釈がないから、
原文しか読まない俺には最適だ。
78 :
無名草子さん:01/12/14 22:27
>77付け足し
漢文の素読な
79 :
無名草子さん:01/12/14 22:43
近くの書店は岩波文庫、新書ほとんど置いてないので
残念。何とかして欲しい。翻訳に関しては岩波にかぎらず
限界があるように思われ。
80 :
無名草子さん:01/12/15 11:23
岩波は返本がきかないから。
逆に小さな本屋に絶版新書や文庫が残ってたり。
古くて汚れてるから半額でいいよ、とか。
81 :
無名草子さん:01/12/25 09:50
岩波は正直嫌い。
男は黙って角川だな
82 :
無名草子さん:01/12/25 10:43
角川かよっ
83 :
無名草子さん:01/12/25 13:36
デュマ「モンテ・クリスト伯」、全7巻のうち4巻まで品切れ。
モーム「人間の絆」は新潮で全巻出てるから、
復刊せんでよろしい!
84 :
無名草子さん:01/12/25 13:38
シュペングラーの「西洋の没落」、文庫化してほしい。
85 :
無名草子さん:01/12/26 05:18
岩波文庫が油紙カバー時代(星ひとつ100円の時代)からのを含めて1700冊以
上ある。学生時代に昼飯代とか節約しながら買った。
読みづらいものもあるけど、文庫サイズって便利なんだよ。足りない分は講談社学術
文庫などほかの文庫でそろえた。ちょっとした調べものとか確認とか、それらでだい
たい足りるんだよね、自分の場合。
重版とか定期的に行って欲しいというのが実感だった。
春・秋の一括重版も足りないものを買っていたけど、やらなくなったみたいだな。
分冊書目のボックスセットなども良かったんだが最近見ない。
岩波新書は・・・、買った記憶がない。
86 :
無名草子さん:01/12/27 23:31
でも最近、現代文庫とか色気を出してきてるのはどうかねえ。ファインマンとか
コンパクトになるのはうれしいんだけど(でも同時に安くしてほしい)。
87 :
無名草子さん:01/12/28 08:19
現代選書を現代文庫として出してほしい。
同時代ライブラリーだけじゃなくて
88 :
無名草子さん:01/12/31 21:10
今谷明の「武家と天皇」は面白いYO!
89 :
無名草子さん:02/01/03 22:38
age
90 :
無名草子さん:02/01/03 22:42
現代文庫高すぎ。
91 :
無名草子さん:02/01/03 22:45
もういいかげんプラトン全集全巻文庫化してもいいんじゃないか?
せめてティマイオス文庫化せーよ
千円→八百円に一律値下げしたら売れるのか。
それで売れるなら、今すぐ実施すべきだろう。
でも、既に高値で買取済みの取次、書籍小売に対する補償をどうするか。
それに単純に値下げということは、これまでの慣行に照らして実施は困難だろう。
解決方法はひとつ。
現代文庫をやめる。
しばらくして、新価格体系で「二十一世紀ライブラリー」として再スタート(売れそうなもののみ)。
そういえば現代文庫の中に、「同時代ライブラリー」で過去に出ていたものがあった。
但し、新(?)企画の資金的余裕がある場合に限られる方法。
質問。
アクティブ新書も、岩波ブランドの内ですか?
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V
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>>84 シュペングラーは別に読まなくていい。衒学の末、
ナチスマンセーに堕落したエセ知識人だから。
シュペングラー読むならサイードとかの方が勉強になる。
95 :
無名草子さん:02/01/05 18:23
>>94
その論法だとハイデカーやK・シュミットも駄目か?
シュペングラーはナチマンセーじゃなかったんじゃ・・・・?
現代文庫の「××精読」シリーズがなんか笑える。
元の本がよく分からないのが多いし…
「西村京太郎『紀伊半島殺人事件』精読」清水義範
とか出してほしい。
98 :
無名草子さん:02/01/05 20:12
海外の文学物は訳が古すぎ。
大昔の翻訳家が少ない時代にはああいうヘタレ訳でも商売できたか知らんが
今時これじゃ通用しないよ。
私も岩波文庫はもう買う気しないもんね。
トゥキュディデスを数年前復刊したあと
ずっと品切はひどいと思う・・・・・
こんな基本書を何故切らす?
ママー。誰も質問に答えてくれないよー。
\__ ______
∨ ∧_∧
" , 、 ミ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ゝ∀ く < どうせ、アクティブ新書なんて相手にしてないものねー。
∧_∧ | \_____
三 ( とノ
三 / つ |
三 _ ( _ /| |
(_ソ(_ソ(_ )
101 :
無名草子さん:02/01/05 23:36
1950年代でストップしているという感じね<岩波文庫
いくつかの謎。
・安藤昌益の本なんか誰が読む?「統道真伝」を読破できた人間は
チョット頭がおかしい。
・E・バークの「フランス革命の省察」、あの大江健三郎の文章みたいな
クソな訳に最後まで耐えられた人はどんな本でも読めそう。
中公訳を見習え。
アクティブ新書は文春やPHPの2番煎じ。
そうした新書にかけない佐高信あたりの連中の
失業対策か?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| やー、売れない評論家はつらいっすねー。
\_ ______________
| / /
∨ | でも、岩波がアクティブ新書出してくれたから、なんとかしのげるよ。
日 ▽ U\ _________________________
≡≡≡≡≡| / ∧ ∧ /
V ∩ [] ∨目 (゚Д゚,,) < その岩波もツブれそうらしいですよ。
__ ∧ ∧___∧,,∧|つ∽ \___________________
( ,,)日 ミ ,,ミ∇  ̄ ̄
― / つ――ミ ミ ―――
〜(___ノ 〜ミ,,,,,,,,,ミ
━┳━ ━┳━
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄ ┻ ̄ ̄ ̄ ̄
>>102 安藤昌益は内容以上に評価され過ぎ。実はただのゴミです。
日本にマルクスがいたというのが、一部のサヨには嬉しいんだろ(w
106 :
無名草子さん:02/01/06 14:43
安藤昌益はマッカーシズムに引っかかったアカ系の人間
(ハーバート・ノーマン)がいきなり賛美したので日本人が
それに追従したモノ。
ノーマンって赤系か?
マッカーシズムに引っかかったのはその通りだが
>>107 そだよ。なぜか今はチャップリンとかと同列に語られて
悲劇の人ってなことになってるけど、実際は共産主義者。
塵劫記を読みたひ。古本屋にも無ひ。再販希望。
×再販
○再版
質問。
岩波書店が倒産したら、岩波文庫は無くなるんですか?そしたらどうしますか?
\__ ____________________
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>>111 岩波には古典アーカイブという強力なソフトがあります。
倒産後の岩波を買ったところは半ば義務で文庫事業を
進めるはずですがそれでもソフトとしては大変魅力が
あります。
113 :
無名草子さん:02/01/09 10:03
>古典アーカイブ
なにこれ?
114 :
無名草子さん:02/01/09 13:07
NHKで深夜やってる昔のドキュメンタリー番組
アーカイブはドキュメンタリーとは限りません。
今どき、古典なんてソフトとしての価値があるんですか?
\__ ____________________
V
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117 :
無名草子さん:02/01/10 00:06
岩波文庫のダンテの神曲は早く新訳出してくれ
118 :
無名草子さん:02/01/10 00:20
詩を文語で訳すのは訳者に余程の詩才が無い限り
読者として読んで恥ずかしいものになる
岩波は学者に訳させているが学者は大抵文才が無い
原文が韻文でも口語の散文で訳してくれた方が良い
119 :
無名草子さん:02/01/10 00:39
>>118 その意味で松平千秋訳のホメロスはどうですか?
120 :
無名草子さん:02/01/11 23:54
qおらんの
「○○しようぞ」
も変
コーランの
「○○するでないぞ」
という言い方が変だと思う。
アクティブ新書は本のヨコの長さが岩波新書より1センチも大きい。
紙も今までより厚手。
内容についても、このスレで対象に加えて議論する価値はなさそう。
アクティブ新書・・・
まず表紙デザインのセンス最悪。
佐高信に「手紙の書き方」を書かせる編集センスのなさ。
10冊近くも出しといて新書初出ネタが皆無。
こんなくだらんのを出してるヒマがあるなら
赤新書をちゃんと編集しろや。
124 :
無名草子さん:02/01/12 21:52
呉さんから訳者が変わってたんだね
情報サンクス
ぜひ読んでみるよ
悪恥部新書は、デザインが悪すぎます。内容はもっと悪いです。
\__ ____________________
V
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( ´∀`)ノ
_(つ ノ_
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アクティブ新書よりも、岩波新書の名著を小部数でもリクエスト復刊できる体制を作ったほうが良いのではないか。
ウェブ上でリクエストを募集すれば、リスクを軽減して経営の負担にもならないと思うが。
スレ違いか。
129 :
無名草子さん:02/01/14 14:53
>>127 いまでも岩波新書の復刊はやってるみたい。
名著なのかは甚だ疑問な時もあるが。
130 :
無名草子さん:02/01/14 14:55
131 :
無名草子さん:02/01/15 08:06
あ
132 :
無名草子さん:02/01/15 11:34
同時代シリーズが廃盤になったのは残念。復刊キボンヌ。
133 :
無名草子さん:02/01/15 11:40
いつのまにか復刊された岩波文庫、
フローベールの「感情教育」が在庫切れ。
134 :
無名草子さん:02/01/15 11:44
>同時代シリーズ
同時代ライブラリのこと?
135 :
無名草子さん:02/01/15 12:50
>>132 現代文庫として、部分的に復刊されてる。
>>134 同時代ライブラリでした。スマソ。
>>135 一番欲しいパッペンハイムの近代人の疎外はまだ文庫化されてないのですよ。
古本屋を探し回っても、古い新書版しかなくしかもその殆どは書き込みが
酷かったり汚損具合が甚だしくて読めない部分があったりして....
良書は欲しい時に無いもんですな。
138 :
無名草子さん:02/01/15 21:42
芦部信喜『憲法・新版補正版』新書化きぼん
>>136 調べてみたら、紀ノ国屋のweb販売には在庫があるようです。
四書五経の完全文庫化をキボンヌ
141 :
無名草子さん:02/01/15 22:41
現代選書の完全文庫化をキボンヌ
142 :
無名草子さん:02/01/15 22:41
ギリシャの古典は広川洋一 松平千秋 呉茂一 高津春繁
藤沢令夫の中で誰が読み易い?
>>95 亀レスだが、カール・シュミットはダメだろ。民主主義→全体主義を
法理論から正当化した真性のナチ党員なんだから。
ハイデガーはよくわからん。
144 :
無名草子さん:02/01/16 09:59
全部ダメってことはないだろう。
135さん。わざわざ調べて頂いて有難うございます。
実は岩波のホームページからオンライン注文が出来るページを見つけましたので
そこで注文致しました。まだメールや電話などで返事が来ないので在庫があるのか
どうかはわかりませんが、期待して待つ事にします。
146 :
無名草子さん:02/01/17 20:09
新書の青版って1000番まで出たはずなのにいま本屋に行くと
A12とかになってます。だれか説明してくらさい。
147 :
無名草子さん:02/01/17 23:19
>>146表紙めくるとその1000までの通し番号が書いてありますよん
一応両方生きてるけど、A12とかを振り直してジャンルが分かるようにしているものらしい
例:世界史概観(上) D3(599)
世界史概観(下) D4(600)
ISBNはこの「D3」の方で決まってるようですけど
(上記の例だと 4-00-413003-4)
148 :
無名草子さん:02/01/18 16:58
150 :
無名草子さん:02/01/19 10:11
とどきました。届くまでメールや電話などで何も連絡が無いのは、
ちょと不安だけれどとりあえず手に入ってよかったです。
厳家其 他の「文化大革命十年史」の文庫化は英断といえる。
しかし、この本自体、文革を賛美しまくった岩波が出していい本ではない。
さつま揚げ
154 :
無名草子さん:02/01/20 13:49
155 :
無名草子さん:02/01/20 13:58
>>146,147
説明は147の通りで良いけど、表紙をめくらないと通し番号が分からないのはウザい
昔みたいに背表紙に「D3」「599」併記すればいいのに
156 :
無名草子さん:02/01/20 15:46
文庫のドストエーフスキイ「罪と罰」新訳が出てたね。江川卓訳。
中村白葉訳は読んで持っているのだが、スコシ欲しい。
昨日、古本屋で「オブローモフ主義とは何か」の初版を105円で買った。
ここ5年の中で一番の買い物だった。
157 :
無名草子さん:02/01/20 15:52
>>1俺もそう。文庫で文学、思想を買う場合、岩波(赤、青)以外はあまり買わない。
講談社学術文庫等は別。理由は、並べたとき綺麗だから。
前は、気にしなかったんだが、蔵書が増えると、新潮は見栄えが良くないから
岩波に統一した。好きな作家は同一作品を岩波・新潮で持っている。
158 :
156(=157):02/01/20 15:58
あと、岩波のいい所はロシア文学のタイトルが豊富なところ(まだ足りないが)。
>>1そう。岩波を置いていない書店は書店じゃない。その気持ちわかる。
でも、最近岩波を置いてる書店を巡って、絶版・品切れになっている新品を
見つけるのが楽しみになっている。無論、読まなければ買わないが。
159 :
無名草子さん:02/01/20 16:09
>>156-158なんかすごい疑問です。
本ってあたりまえですけど岩波以外が圧倒的に多いじゃないですか。
岩波文庫が置いてある書店ならなおさらそうでしょ。
だから岩波にこだわると逆に岩波以外に目が行ってそんなこだわりなくなるというか。
やっぱりこだわりがあるってのは、コレクター意識あってのことでしょうか?
160 :
無名草子さん:02/01/20 16:18
山陽堂支店に行ったことはありますか?
神保町の岩波ブックセンターの上にある店です。
ここの品揃えはすごくいいですよ。
先日も無償に読みたくなった「孝経・曾子」(絶版)を探しに行ったらありました。
定価の4倍したけど(1800円)買ってしまいました。
ドストエフスキーの「作家の日記1〜6」(初版2刷)箱入(定価3600円)も
買ってしまいました。15000円でした。
>>159私、多分に収集癖のある人間なので、それも手伝ってのことだと。
でも、ほかの出版社にもきちんと目を向けていますよ。
昔はよく新潮や文春文庫の中国小説を買いました。
>先日も無償に読みたくなった「孝経・曾子」・・・
すごいな・・・アンタ・・・
(でも「無償」が間違ってるけど)
>>159 ってあたりまえですけど岩波以外が圧倒的に多いじゃないですか
それは事実です。でも、並べて綺麗なのは岩波だけなんです。わかんないかな〜?
それと、新潮文庫は新旧入り乱れて玉石混淆だよね。カミュやトルストイと肩を
並べておこがましいと思わないのか!というような作家と同じ文庫とは。
やっぱり、歴史の審判に晒されてきた古典だけを厳選しているというのが岩波の
いいところだと思う。しかし、現代に誕生した名作を探すという観点からは岩波は弱い気がする。
現代思想は講談社学術文庫が(・∀・)イイ!!
哲学・思想の原文は岩波文庫青本で(・∀・)イイ!!
ちくま文庫は高くて(゚д゚)カエナ-イ
文庫にないのは大学図書館の全集のコピーで(・∀・)イイ!!
>>154面白いってゆーか・・・本書は文革研究の基本書。
関心のある人は必読の文献。
(菊池寛賞を受賞した産経新聞の「毛沢東秘録」の
底本でもある。)
>>163>現代に誕生した名作を探すという観点からは岩波は弱い気がする
岩波がそれをやるとどうなるか火を見るより何とやら。
>>160山陽堂は品揃えはいいけど、値段が高いんだよね(苦笑)。
漏れは他を当たって、どうしてもこの店にしかないときだけ、
買うことにしている。
167 :
無名草子さん:02/01/21 21:56
山陽堂はあいうえお順に並べてあるので探しづらいですね。
なんもために赤や青で分けているんだか。
整理しきれないで山積みにされているのも多い。
バイトで雇ってくれれば1日で、探しやすいように整理してやるのだが。
168 :
無名草子さん:02/01/21 23:03
山陽堂高い,,,,
漏れの場合、特に探している本が新書の場合は、いろんな古本屋でよ〜く
探してどうやっても無い場合に最後に行くトコロという位置付けです。
地元の古本屋で100円で売ってる新書が山陽堂では1500円とかしますんで...
>>167 私は50音順を歓迎します。
理由は、押し並べて168サンの述ぶる処と同じです。
ピンポイントで探すには最適な排架であると想います。
(よって[(中略)素人にはお勧めできない]/笑ひ)
そういった意味での絶対価格(?)は大きくないと考えます。
相対的には激高な値づけであるのは、諾とするところです。
実は山陽堂支店で岩波の本を購ったのは一度きりですが...
>>169 絶対価格として高くはないというのは、確かに言える。
あちこちさんざん探してなければ、もう手に入るというだけであり
がたいからね。
値段もそういう微妙な線に設定してあるみたいだ(苦笑)。
でも、山陽堂で 2,000円くらいで買った本が、後日 100円くらいで
売られているのを見つけたりすると、結構萎える(よくあるんだ、これが)。
そして、漏れはその 100円の本を、もう必要ないにもかかわらず買う。
なぜか買う(藁)。
171 :
無名草子さん:02/01/24 21:09
山陽堂よく行ったわ。高い、検索しにくい(せめて著者名順にしてほしい)、そして狭い。
けど俺も「他の店で探す手間と電車賃」込みと思って我慢して買ってた。
172 :
無名草子さん:02/01/26 15:08
品揃えでは劣るが、早稲田の尚文堂や神保町の文庫川村は山陽堂よりは安かったよ。
最近行っていないから、まだその店があるのかどうかはわからないけど。
173 :
無名草子さん:02/01/26 17:36
>>172 まだあるよ〜ん。
でも、山陽堂が店一杯に希少本が充満ってな感じなのに比べると、
やはり品は薄いね。特に文庫川村は、お茶の水の方から来る古本
マニアが手始めに寄って荒らしていくのか、最近、品揃えが
すごく薄いような気がするんだが。
174 :
無名草子さん:02/01/27 06:23
完訳 千一夜物語 全十三冊セットを置いてる店、知ってる人います?
>>174 ネットとかを探せば、どこかにあるんじゃないのかな。
割と版も重ねてるみたいだし。
端本ならブックオフなどにもたまに転がってるね。
177 :
無名草子さん:02/01/28 23:47
ショーロホフの「静かなドン」の重版はよくやった! いいぞ。
でも、マンの「ブッデンブローグ家の人々」もはよせい。
178 :
無名草子さん:02/01/29 00:30
最近新書赤版で鹿野政直『近代日本の思想』が出たんだけど、
同じようなタイトルと同じ編者の本が文庫で出てなかったっけ?
179 :
無名草子さん:02/01/29 20:21
>>178 文庫じゃないけど新書に
黄249「近代日本の民間学」鹿野政直
とゆーのがある
180 :
無名草子さん:02/01/30 23:05
がいしゅつだが岩波新書って絶版多いよな。
文春新書のように152点中66番の1冊だけ絶版というのもアフォだが。
なんか問題でも起こしたのかな(無知スマソ)
>>180 文春新書は絶版回収になった本、確か2冊あったんじゃないかな。
岩波新書に絶版が多いのは、単に内容が古くなったか、
需要がなくなった本がたくさんあるからだと思う。
あれだけ歴史が長くなると、当然そういう本は出てくる。
問題起こして絶版になったのもあるかもしれないけれど、
詳しくは知らない。
>>181 いや、とあるHPに資料みたいなんが置いてあったんだが
黄版以前は全滅同然だぞ。
みんな品切れみたいなもんだ。
1からほぼ番号が連続して残っている中公新書の目録を見てると
その違いってなん?って思う。
183 :
無名草子さん:02/02/02 21:07
>>182 そういえば、確かに青版などは、新刊書店にはもはやほとんどないな。
だが、基本的には、歴史が古いからということで、説明できると思う。
もともと、新書は古典と違って、足が早く、水物という面が強い。
中公新書は1962年〜だから、まだ歴史が浅いけれど、
青版は1949年〜1977年の本だから、その中で現在も出し続ける必要があるものって、
少ないと思う。
どうしても欲しい人は、岩波新書は古本屋などでも在庫が充実しているから、
それを漁れば何とかなるし。
出版社の方では、それほど需要も見込めないものを、
少部数ずつ重版して補充していくという方式をやめたんじゃないのかな。
経営もあまりよくないみたいだし(苦笑)。名著といわれるものは、
記念復刊とやらで思いついたように出せばいいし。
184 :
無名草子さん:02/02/05 01:43
新刊書店でも少し大きいとこなら青版は必ずあるんでないかい。
確かに量的には赤>>>>>>黄>>>青だけどね。
185 :
無名草子さん:02/02/05 02:14
岩波新書で「芥川龍之介」すら最近の重版に入るくらいだから、
そうとう他の本も増刷されずにいると思うよ。
売れないのは増刷しないは常識。
186 :
無名草子さん:02/02/07 21:41
青には名著が多かったのに黄は妙にイデオロギー臭い駄本が多い
赤になってから少しましになった
なぜ黄の頃はあんなくだらない本が多かったんだろ?
青には「昭和史」(井上清他)という究極の名著があります。
なんと朝鮮戦争は南朝鮮の先制攻撃で始まりそれに対し偉大なる
百戦百勝の金日成将軍様が米帝とその傀儡を撃滅したそうです。
歴史の真実はこの本につまっています。
188 :
無名草子さん:02/02/08 14:26
>>186 黄版の方がマシ。新赤には吉見義明「従軍慰安婦」や笠原十九司「南京事件」など
かなり駄本があると思う。それ以上に酷いのがジュニア新書。
「進化とは何か」や「フランス革命」などの良書もあるが。
189 :
無名草子さん:02/02/08 14:31
基本的には青、黄、新赤、どれとも限らず、
名著もあれば駄本もあるという感じだな。
ただ、岩波らしく、サヨの宣伝パンフみたいな本がたまにちょろっと
紛れ込んでるのが、岩波新書のイタイところ。
190 :
無名草子さん:02/02/08 15:47
長期にわたって売れないような文庫は
角川みたいに全巻セットや限定復刊してほしい。
でも、角川も2回ほどやっただけで、
最近は限定復刊やらないな。
191 :
無名草子さん:02/02/08 22:34
究極の駄本「韓国からの通信」(T・K生)はまだ売ってるんだろうか?
192 :
無名草子さん:02/02/09 20:57
でもやっぱり絞りすぎな気はするな>在庫
どこかで耳にしたんだが
岩波は在庫ありを500点くらいでキープしているらしいから
新赤(800点近い)全そろいすら岩波にはできないわけだ。
500番以降でないと「たぶんある」とは言い切れなさそう>新赤
193 :
無名草子さん :02/02/10 06:33
古本屋で絶版ものを買い漁っているが、
池田潔「自由と規律」って、なんであんなに腐るほどあるの?
昔よっぽど売れたんだね。
194 :
無名草子さん:02/02/10 06:48
『バナナと日本人』をよく見かける今日この頃
195 :
無名草子さん:02/02/10 11:00
>>193 「論文の書き方」も腐るほどあるね
>>194 高校の頃、課題図書だったYo!
同じような需要があるのかな
196 :
無名草子さん:02/02/10 15:28
>>191 前社長安江良介が死んだら即、廃盤にしやがった。
197 :
無名草子さん:02/02/10 20:18
私は岩波文庫版『未来のイヴ』がほしいんだけど、数年前の復刊で買い逃した。
某古本屋では、「絶版」として復刊前の版の美本が3000円という値段で
並んでいた。これって買い?
198 :
無名草子さん:02/02/10 20:30
>>197 俺の勘違いかも知れんが最近普通に見たような気がする。
自信はないが。
復刊って割合最近じゃなかったけ?
199 :
無名草子さん:02/02/10 20:38
二年か三年前。
200 :
無名草子さん:02/02/11 02:33
>>197 相場的には買いだとは思わないけれど、
他を探す手間や、はやく読みたい気持ち等を勘案して、
購入を決めればいいんじゃない?
読むだけなら図書館にあるし、既に斎藤訳のリラダン全集で読んだから切実に
欲しいわけじゃないな。やっぱり3000円は高いのでスルーしとくわ。
202 :
無名草子さん:02/02/12 23:18
R・ベラーの「徳川時代の宗教」が急に読みたくなったんだけど、
絶版なんだね。
古本屋をマメに廻るとするか・・・
でもすぐに復刊するかな?
203 :
無名草子さん:02/02/13 15:04
>>202 それって日本版「プロ倫」みたいな内容だっけ?
204 :
無名草子さん:02/02/13 17:13
>>201 それが吉だと思うよ。
切実でないなら、そのうち、
どこかにもっと安く売ってるところがきっとあるよ。
俺も、「未来のイヴ」は創元の斎藤磯雄訳で読んだ。
余談だが、斎藤さんて、清河八郎の遠縁なんだってね。
カバーにそんなことが書いてあって、へえって思った。
>>203 そのようですな。
安丸良夫の『日本の近代化と民衆思想』が平凡社ライブラリーで出てるのに、
これじゃバランスが悪い。
206 :
無名草子さん:02/02/17 17:02
誰か「鋼鉄はいかにして鍛えられたか(上・下)」を定価・新品で売っている店を教えてください。
207 :
無名草子さん:02/02/17 18:25
遠山啓の数学入門の上下買いました。
208 :
無名草子さん:02/02/19 20:25
>>206 岩波は買い取りだから万が一(の確率だ)売れ残っている店もあるかもしれない。
だけどここに誰かがアップした瞬間に他の誰かが買いに行くんじゃないか。
捨てメアドでも書いておいたら。
209 :
無名草子さん:02/02/23 20:57
小川町のブックマートで岩波文庫と岩波現代文庫の新古本が半額だたーよ。
アクティブ新書の話は禁止しましょう。
あれ、誰もしていないか。
211 :
無名草子さん:02/02/28 01:26
>>204 斉藤の訳は美文とかなんだとか言われてるけど、ちょっと誤訳多すぎるよ!
フランス語勉強するとびっくりする。
212 :
無名草子さん:02/02/28 01:51
岩波文庫の今回の復刊でオススメはありますか?
213 :
無名草子さん:02/02/28 01:52
『憲法義解』復刊きぼん
214 :
無名草子さん:02/03/02 01:23
アクティブはもう論外。
つーか、新書本編の方も最近のラインナップはあきらかにボルテージ落ちてる。
(そういえば、昨日は1日なのに夕刊に岩波広告載ってなかったな)
215 :
無名草子さん:02/03/02 18:57
いつのまにか「リチャード三世」がでてる・・・買ってしまおう。
216 :
無名草子さん:02/03/02 19:43
岩波がんばれ!
217 :
無名草子さん:02/03/04 23:23
権威主義者の1晒し上げ
218 :
無名草子さん:02/03/05 20:26
>>207 厨房じみた質問で悪いが、遠山啓、矢野健太郎、森毅の中で誰が一番優秀?
岩波新書から出ている、利根川進の「私の脳科学
講義」は、内容が薄すぎ。
立花との共著「精神と物質」に比べて、劣化して
どうするんだ。
単なる利根川の文章、座談会のカット&ペースト
で本を作るとは、岩波書店の編集者の良心、感性
を疑う。
ノーベル医学賞受賞者といえども、啓蒙、教育と
いう面では一般に参考にならない仕事もしてるの
で、そういったものは適度に取捨選択するのが、
ジャーナリストのあり方なのに。
同じノーベル賞受賞者である朝永振一郎の
「物理学とはなんだろうか」(岩波新書)とは大違い。
220 :
無名草子さん:02/03/05 21:13
>>212 とりあえずハーディ『緑の木陰』をゲット。
韓国(朝鮮)文学を文庫で出版してくれてるのが
貴重で嬉しかったんですが、もう絶版ばかりで悲しい…
復刊してくれー、持ってるけどまた買うぞ。
222 :
無名草子さん:02/03/06 18:07
>>214 アクティブ創刊の記者会見の時、岩波の社長がアホ佐高と同席してる時点で
終わってると思われ。
223 :
無名草子さん:02/03/07 23:33
今日『リチャード3世』買いました。
何故か持ってなかったんだ。
平積みされてたけど、結構売れてるみたい。
224 :
無名草子さん:02/03/08 03:28
>>73 すごい遅いレスだけど、
数年前発行でまだ入手しやすそうな本でさえ千数百円って高くない?
>>224 あの店はなぜか高いんだよね。
現行品でさえプレミア付けて売ってる。
正直、よくわからない店です。
226 :
無名草子さん:02/03/09 00:22
>>209 あのブックマートって
数十年前のやつから数年前のやつまで
岩波文庫がほとんど一律500円ってよく分からないんだけど・・・
新古本は買いかも。
>>255 ありがとう
やっぱり変な店なんだね
買い取りも高かったらウマーなんだけど
227 :
無名草子さん:02/03/09 00:27
>>218 >>207ではないんだけど、数学者としてはトータルの実績では
矢野健太郎かな?森毅は20代で京大の助教授になるほどの
天才肌なんだけど、数学の仕事でどれだけのことしたのかは
文学部出身の俺にはわからん。この3人については、朝日の人物辞典
で読んでみると、すごく面白いよ。
228 :
無名草子さん:02/03/09 15:20
>>227 情報サンクス。ブルーバックスの矢野の本、とりあえず読んでみるよ。
229 :
無名草子さん:02/03/09 18:23
遠山啓だと思うけど。数論に業績あり、
森さんは基礎論系のような感じがする。
矢野さんは物理系の数学だったのかな。Einsteinと親交があったようだし。
微分幾何学あたりか。
あと、矢野さんの本は出しすぎで、かなりゴーストがいると思われるけど。
遠山さんと矢野さんはどちらも東工大の先生だったし。
いずれにせよ、新書では遠山さんの方がまとも。
230 :
無名草子さん:02/03/10 03:18
遠山啓の『無限と連続』は名著よ。集合論とトポロジーのうってつけの
入門書だと今でも思う。
231 :
無名草子さん:02/03/10 03:39
岩波新書「古川柳」
おもしろかったよ!!
近所の古本屋サンで100円で購入
232 :
無名草子さん:02/03/10 11:09
>231
同意!
同じく百円で買った「芭蕉の恋句」も良かったな。
233 :
無名草子さん:02/03/10 23:30
岩波文庫の「朝鮮詩集」切ないです・・・・
234 :
無名草子さん:02/03/15 22:36
多木浩二『天皇の肖像』、現代文庫で1000円で出てるけど、
元々新書で品切れになってたやつなんだよな。
そのまま重版すれば、700円前後なのに・・・
経営苦しいからって、せこい商売すんなや!
今後、岩波新書の品切れは再版せず現代文庫で出すとのことです
>某先生(著者)からの内部情報
>>234-235 連関で想い出だすのは、
加藤周一『読書術』。
============
頭の回転をよくする読書術
光文社 カッパ・ブックス 1962
ISBN: 4334001785
読書術 頭の回転をよくする
光文社 光文社文庫 1986.11
ISBN:4334704557
読書術
岩波書店 同時代ライブラリー 139 1993.2
ISBN:4002601390
読書術
岩波書店 岩波現代文庫 2000.11
ISBN:400603024X
============
初版から40年....。
(多少の増補が在ったとはいへ)引っ張り過ぎではないのか?岩波書店。
今後一層、
古本リテラシィー(?)が必要で、
古本デバイト(?)が深刻な問題と為りなすナァ(藁。
237 :
無名草子さん:02/03/16 20:00
>>236 加藤周一ってどうなの?
朝日の連載よんでると、典型的な進歩派文化人で世の中の動きについていけない
偉そうな爺さんの印象しかないな。
私の目が黒いうちは憲法は改正させんぞ
>239 不謹慎だがワロタ
241 :
無名草子さん:02/03/18 13:28
>>237 古いタイプの権威主義者。
西洋からいろいろ持ってきて貶すのが好きな人れす。
242 :
無名草子さん:02/03/18 16:36
ジェイン・オースティンと、トーマス・マンは、新潮が好きだった。
紅楼夢は、平凡社が。
カラマーゾフは中公が。
でも子供の時に読んだ本は圧倒的に岩波が多かったな。
岩波少年少女文庫よ、永遠なれ!
243 :
無名草子さん:02/03/20 00:28
岩波文化人あげ
244 :
無名草子さん:02/03/24 08:25
「西洋史の井沢元彦」みたいな佐藤賢一の本を出すようじゃ
やっぱり岩波新書もお終いだな。
245 :
義弘 ◆.....OsA :02/03/24 14:54
>>237 弁証法好きの人。
過去の人の感は否めないが、間違った事はあまり言わないような感じがする。
246 :
無名草子さん:02/03/24 16:09
「物理学とは何だろうか」はやっぱり買いですか?
247 :
無名草子さん:02/03/24 16:18
鶴見俊輔は愛せるが、加藤周一は偉そうで嫌い。
248 :
無名草子さん:02/03/24 22:29
249 :
無名草子さん:02/03/24 23:16
小出楢重随筆集、良い。
重版かけてほしい。
250 :
無名草子さん:02/03/25 03:17
岩波文庫のジョーンズ『地代論』(鈴木鴻一郎?訳)
まだ一度も重版されてないはず
ぜひ復刊して欲しい
田中萃一郎『東邦近世史』モナー
251 :
無名草子さん:02/03/29 18:52
252 :
無名草子さん:02/04/08 23:14
アクティブ新書の編集担当ってヴァカ?
今月の新刊は「リストラ」「温泉」「病院」「ビール」だぜ(藁。
もっとましな企画ねーのかよ。あー恥ずかしい。
254 :
無名草子さん:02/04/28 11:48
>244
井沢元彦氏と違い佐藤賢一氏は東北大大学院博士課程で中世フランス史を
専攻しているし、その分野からはずれた領域は書いていない。
井沢氏と一緒にされては佐藤氏がかわいそうだよ。
よく知らないけど一応一次史料は読めるはず…なんだよね >佐藤賢一
スレ違いレススマソ
唐代の詩人、李賀の詩集が再版されてたね
ありがとう!
257 :
無名草子さん:02/04/30 21:42
古本で「インド文明の曙」を買った。
でも佐藤の作品はほとんどクソ。
こればかりは大嫌いな福田和也の意見と一致せざるを得ない。
259 :
無名草子さん:02/04/30 22:15
カルヴィーノ復刊してくれ・・・
260 :
無名草子さん:02/05/01 18:30
>258
福田和也氏は岩波にゆかりのある人物ではないだろう?
261 :
無名草子さん:02/05/02 23:51
韓国からの通信って、本当に安江良介の作文なのだろうか。
微妙に定説化しているけど、韓国の現状のルポを偽造するくらい
取材するなら、実名で書いてもいいと思うが。
262 :
無名草子さん:02/05/03 13:04
岩波文庫の「金瓶梅」絶版なんだってね。有名な古典なのに、
どうしてなんだろう?
263 :
無名草子さん:02/05/03 13:48
>>261 TK生=現在は金大中政権の中枢で活躍されています。
264 :
無名草子さん:02/05/05 11:29
265 :
無名草子さん:02/05/06 12:57
この前宇都宮健児著「消費者金融」買ったんだけど、内容は興味深かったけど
同じ内容の繰り返し多すぎて萎えた……。
これは完全に編集者(素人である筆者をフォローしとけ)の実力不足だと思うがどうよ?
266 :
無名草子さん:02/05/12 21:03
下がりすぎ。あげ
267 :
無名草子さん:02/05/12 22:42
「核先制攻撃症候群」再版してくれないかなぁ。
268 :
無名草子さん:02/05/12 23:05
TK生って安江良介のことじゃないの?
269 :
無名草子さん:02/05/13 01:19
>>267 ブクオフで先週見かけたけど、それ良いの?
100円だったけど
270 :
無名草子さん:02/05/16 07:02
age
271 :
無名草子さん:02/05/16 07:35
>>269 MIRV とかトライデント潜水艦の必要性とか書いてある。今読んでもなぁ。
272 :
無名草子さん:02/05/16 14:20
時間差レス。
>>52 カントの『純理』は岩波の篠田訳より講談社学術文庫の天野訳
の方が評判よくなかった? 今、品切れだけど。
>>95 シュミットは Karl じゃなくて Carl だYO。
福田和也も同じ間違いしてたな。
>>102 バークの『フランス革命の考察』って岩波のより中公バックス
の方がいいの?
全ての出版社が自社本はデジタル・データ化してオンデマンド
出版を始めてくれれば、高い学術書を品切れを恐れて焦って買
わなくてもよくなるのになあ……
274 :
無名草子さん:02/05/27 02:43
岩波新書の黄色とか緑とか赤とかってどういう違いがあるんですか?
岩波文庫だよね?本屋で解説目録を見れば載ってる。
276 :
無名草子さん:02/05/27 04:59
「岩波知識人」ってことばがまだ生きてるなあ・・・岩波の本からしか知識が
得られない人。大昔はよくいたようですよ。毎月岩波から出る新書・文庫は中身はともかく全部買いそろえる、なんてのが。岩波読んでりゃ知恵がつく。ほ
んまかいな
翻訳の話題もあるようですが、学生時代はよく、岩波の翻訳物は(赤はよくし
らんけど、青や白帯では)誤訳が多いし、わかりづらいので注意っていわれた
なあ
ロックの「市民政府論」なんかはぼろかすであった。
岩波文庫の「罪と罰」は註釈が、人物の心情解釈にまで言及していたので
新潮文庫版を買った。
阿部謹也の『ティル・オイレンシュピーゲル』の翻訳って
法政大出版局の藤代幸二(だっけ?)訳とくらべてどうよ?
279 :
無名草子さん:02/05/27 20:34
>278
翻訳はまあ互角か
ただ注を考えると意外にも岩波のがよいか
280 :
無名草子さん :02/05/27 22:30
中高校生の頃図書館でよく本を借りていたが、
つまらなかった本=岩波文庫 と言う図式が俺の頭には有る。
(政治思想系の話は別にして)
281 :
無名草子さん:02/05/27 22:49
ロシア文学の廃版がいたいな。
ツァラトゥストラ(ニーチェ)岩波評判いいけど新潮の方が好きだな
282 :
無名草子さん:02/05/27 22:58
283 :
無名草子さん:02/05/27 23:04
「今月の復刊」が「今月の重版」になってるYO!
284 :
無名草子さん:02/05/27 23:11
ツァラトゥストラは現在入手困難だが講談社文庫版がよいらしいね
285 :
無名草子さん:02/06/05 23:39
「近世風俗志」が文庫で読めるとはありがたい。
286 :
無名草子さん:02/06/06 02:56
ツァラトゥストラは手塚富雄訳注の中公文庫版が一番好き。
新書版の中公クラシックスで二冊に分かれてまた出たけど(文庫もまだ入手可)、
「せむし」が「背にこぶのある男」に書き換えられてた(第2部「救済」)。
岩波文庫版は、訳文がまどろっこしい感じがする。
287 :
無名草子さん:02/06/06 03:04
>1
ちくま文庫とかのほうが好きだ
「未来のイブ」は斎藤磯雄先生の訳なんだ。買っちまおーかな。
ツァラトゥストゥラは岩波はいただけんな。「かく語りき」じゃなくて「こう言った」だもんな。
探してた本が岩波少年文庫だったのでその辺りの本棚見たんだけど
小学生の頃わけもわからず読んでた本が岩波少年文庫だったって気づいたよ
なんか時間を取り戻した気分だ
290 :
無名草子さん:02/06/11 13:44
>>1 寺田寅彦が文庫で読めるので
岩波文庫に1票!!
「柿の種」良いです。
あと昔は他の文庫本よりも薄くて安かった
のだけど最近他社と変わらないか,チョイ高めになってしまって
残念です。
291 :
無名草子さん:02/06/11 17:45
岩波は結局気がつきゃ黄帯ばっかの我が書棚
292 :
無名草子さん:02/06/11 19:38
20分冊のファーブル昆虫記が好きですね。
半透明のカバー紙のついたやつ。
あの薄さが何だか買い揃えようという気にさせたんです。
今の版は厚すぎてなんだかしっくりこないので。
黄帯といえばこないだ復刊された「雑兵物語」
(というより付録で収録されてる「おあむ物語」)
294 :
無名草子さん:02/06/14 12:38
ついに『論考』が 岩波文庫に入るらしい(野矢茂樹訳)。
前から入っていないのはおかしいと思っていたから、うれしいことである。
『探求』も野家訳で入ることになっているらしいが、こっちはいつになるか
わからないようだ。
295 :
無名草子さん:02/06/14 17:02
296 :
無名草子さん:02/06/15 00:58
パレスチナがなぜかバカ売れしております
そりゃ売れるでしょ>「パレスティナ」
298 :
無名草子さん:02/06/19 17:31
299 :
無名草子さん:02/06/19 22:09
岩波新書の「一文字タイトル」モノを集めてます。
『雪』『海』『月』『癌』などを見つけました。
>>299 あはは、おもしろい。一つ追加
『火』(黄92)
6月は新書の復刊がたくさん、
7月は文庫の重版がたくさん。
ボロボロの古本を持ってるが、新本に買い換えたい。
火の車になりそうだ。
>>追加
『米』
302 :
無名草子さん@わがまま:02/06/19 23:55
>>282 題名・作者名問わずいろいろ読んでた。
伝記・歴史小説の類が好きでした。
303 :
無名草子さん:02/06/24 15:37
『耳嚢』を読んでいます。
生きながら畜生道に堕ちた人の話には
笑いました。
手のひらから汗をかくもので、岩波のような
紙質のカバーはありがたいです。
304 :
無名草子さん:02/06/24 15:38
305 :
無名草子さん:02/06/24 23:28
『夢』
306 :
無名草子さん:02/06/24 23:59
岩波文庫の表紙のデザインは1927年の創刊当時そのままでありますが、
昔と今とでは、ごくごく微妙な違いがあるようです。
詳しくは「文庫本雑学ノート 二冊目」(岡崎武志 ダイヤモンド社 2000年)の
P97〜106を御覧ください。
僕はこれに載ってる写真を見て、昔、切手収集の雑誌を読んでたことを
思い出してしまいました。
307 :
無名草子さん:02/06/25 03:34
青版をまとめて復刊。
平積みで40冊並んでると壮観ですな。
308 :
無名草子さん:02/06/25 05:18
ロシア文学の廃版が痛いなー!父と子や大尉の娘は青少年に最適だと思うけど。
ヘッセが車輪の下とデーミアンしかないのもどうかと思うな〜
309 :
無名草子さん:02/06/25 09:48
岩波の翻訳は玉石混合
ガルガンチュワー物語とトリストラムシャンデイは名訳
悪いほうの例はあえて言わない
「岩波文庫手帳」は大いに気になります。
岩波アクティブ新書 賢く使おうサプリメント がおすすめ。
盗作で回収騒ぎまででたが、やっぱ内容は文句なしに良い。
312 :
無名草子さん:02/06/25 10:46
>>311 日経ヘルス嫁!
悪てぶ新書より有用だよ。
放送大学のテキストのほうがよっぽど
知恵が付くとおもうのだが・・・
放大テキストはそのほとんどが片手じゃ読めない。
放送大学テキストもっと安くしろ!
桜井由躬雄『東南アジアの歴史』\4,200はどう考えても高杉
日本経済評論社刊の鈴木峻『東南アジアの経済と歴史』は
ハードカバーで頁数もあって\3,000。この差は何故?
ってスレ違いレスなのでsage スマソ
単に数が出ないからでないのか?>価格差
317 :
無名草子さん:02/06/28 14:29
『高木ブーの楽しくウクレレ』(アクティブ新書36) 期待してます。
ヴェトナム史の坪井善治先生がYOSAKOIソーラン祭りの本書くとは思いも寄りませんですた
>悪恥部新書
319 :
無名草子さん:02/07/03 21:40
>>265 漏れも買った。
まあ字が大きめな点からして内容が薄そうだということには薄々感づいていたが(w
同時に買ったのが『若者の法則』…。
今読むと結構萎え。リカタンハァハァ
高校のときそうだった。
何となく、岩波新書ばかり読み、
授業で聞いた「名著」の類は片っ端から岩波文庫に頼ったりした。
おかげで、大学に入ってから、
「サヨク」の物言いに免疫ができたので、それでよかったかも知れない。
それに、サヨク連中の物見のつまんなさに呆れることも覚えたし。
余談:
岩波の数学の本は誤植が多い、しかも抱き合わせがでたらめ。
そこそこのセンセイが書いてるけど、評判悪いよ。
岩波文庫は東洋文庫のパクリを止めろ!
322 :
無名草子さん:02/07/04 21:21
323 :
無名草子さん:02/07/04 21:36
『耳袋』以外、何かパクられてたっけ?
325 :
無名草子さん:02/07/04 21:42
ユルスナールの作品をもっと文庫にしてくれ!
326 :
無名草子さん:02/07/04 21:45
青版の復刊面白いネ。
見世物のやつと古川柳のやつ買っちゃったよ。
327 :
無名草子さん:02/07/04 21:48
古典や明治のものは岩波に限る。ほかの文庫だとルビがふりすぎで読みにくい。
関係ないが、筑摩書房の「明治の文学」シリーズはアホみたいにルビふりすぎで閉口した。
大航海時代叢書を文庫化してほしい
無理だとは思うが、言うだけならタダ
329 :
無名草子さん:02/07/05 01:17
>>326 なかなかいいよね。
赤版なんて出さ(以下略)
>>326>>329 うんうん、面白い。でも、値段が高くなったね。
1冊を除いて700円以上になってる。
たまには赤版もまとめて復刊してほしい。
9月の「新赤版スタンダード30」は、どうだろうねぇ・・・
331 :
無名草子さん:02/07/05 23:18
岩波文庫 モンテーニュ『エセー』全6巻
渡辺一夫『フランス・ルネサンスの人々』
よくぞ復刊してくれた!感動しますた。
332 :
無名草子さん:02/07/05 23:26
島崎藤村『新生』が絶版なのは何故。どこにもない。
333 :
無名草子さん:02/07/05 23:45
「植物の育成」は厨房以下の翻訳。
よくこんなんで全8巻出したもんだと思う。
334 :
無名草子さん:02/07/06 02:51
『武玉川・とくとく清水』(田辺聖子、岩波新書(新赤版)791)買いますた。
たまにはこういう類の本も風情があって良いと思ったので。
>>326の言う古川柳のやつとはまた別なのか?
復刊だすなら改訂版をだすべし。
>>335 サンクス
『古川柳』に載っている「柳多留」は、『武玉川』にとって弟分らしい。
今日近所の大学生協で新書の柳宗玄『秘境のキリスト教美術』(青版フェアで復刊)
と現代文庫の高木貞治『数学小景』買いました。面白かったです
339 :
無名草子さん:02/07/07 21:41
340 :
無名草子さん:02/07/08 05:44
>>338 『秘境の〜』買おうかどうか迷ってたんだ。
買ってみよっかな。
341 :
無名草子さん:02/07/10 20:42
中公新書スレに負けるなあげ
>>338 高木貞治「数の概念」も
とっとと現代文庫に入れてほし
344 :
無名草子さん:02/07/12 10:16
リクエスト復刊
リクエストってしてます?
お友達曰く「リクエストした本が復刊する確率わりと高いぞ」
ってことですが、リクエストした方いかが
新書は新赤版1000点に達したら、色が変わるのかな。
赤、青、黄、新赤、?
岩波文庫創刊80周年が、今から楽しみだ。
ハァハァ
346 :
無名草子さん:02/07/13 00:15
最近、悪恥部で剽窃回収絶版騒動があったけど、
岩波新書で回収絶版になったのって何かありますか?
漏れは黄版の潮見隆俊『治安維持法』は知ってるけど。
347 :
無名草子さん:02/07/13 01:10
>346 『治安維持法』って何でゼパーンになったの?ヒョーセツ?
最近の有名なところでは浜野某の『小津安二郎』(新赤版)
岩村忍『マルコ・ポーロ』って岩波新書でしたっけ?
349 :
無名草子さん :02/07/13 02:54
>>347 たしか「治安維持法」は一橋の奥平康広氏の剽窃だったと思う。
350 :
無名草子さん:02/07/13 11:59
>>349 私の尊敬してやまない奥平康弘は東大社会科学研究所の教授でした。
潮見某はそこの同僚だった。なんと大胆不敵なことか。
奥平氏の研究テーマも、治安維持法にかかわるので、本人が見るのは
明らかなのに・・・。潮見某はその後どこかの教授になったと聞いています。
>350 つか原稿段階で岩波の編集はチェックしろよ!
奥平ってみすず『現代史資料』の編集もやってるその道のオーソリティじゃん。。。
352 :
無名草子さん:02/07/17 03:08
>>351 氷雪は見つけるの難しいかもなー。
編集も憲法学者の論文を全て読んでるわけではないだろうし。
もしや潮見さん自身も気づいてなかったとか・・・。
353 :
無名草子さん:02/07/23 22:41
岩波の名校正者堺田氏=てぃむぽがおおきい。
354 :
無名草子さん:02/07/25 15:09
岩波ジュニア新書から出てる「主権者は君だ」っておそろしくひどい。
どこに人気が出たのかさっぱりわからない
355 :
無名草子さん:02/08/02 18:26
北はマンセー南は氏ね的な「世界」のプロパガンダ連載、
「韓国からの通信」の単行本は出ないのであろうか?
356 :
高橋揆一郎の間によく挟まっていた:02/08/02 23:52
高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』岩波新書
これメチャメチャ面白いじゃあないか
さすが高橋源一郎だ
小説家になるためのブックガイドがまたいい
太宰で始まって、葛西善蔵、武者小路実篤、金子光晴の三部作
野間宏、現代詩文庫の全部、谷川雁、田中小実昌、小島信夫、耕治人
村上龍を文章にかんしては現存する最大の天才といっている
片岡義男をもっとも革新的な文章の書き手とおっしゃってます
村上龍と片岡義男を書かれた順に全部読み返したくなったよ
ディケンズの「デヴィッド・コパフィールド」って岩波文庫になったの?
358 :
無名草子さん:02/08/03 16:25
8月の新刊、復刊情報知ってるひといる?
岩波のページ更新されてないもんで。
>>344 一回やったけど復刊せぇへん
なんやねん あれ
>お友達曰く「リクエストした本が復刊する確率わりと高いぞ」
なこたぁない
361 :
無名草子さん:02/08/10 02:29
採算の問題でしょう。
363 :
無名草子さん:02/08/14 04:23
>356
私も読んだ。
彼の小説家としての姿勢とか、どんなに小説が好きかがわかる、
いい本だと思いました。
感情教育、復刊せい!
366 :
無名草子さん:02/08/18 19:38
前までは岩波文庫の茶色の背表紙がなんとも嫌だったのだけど
最近、なぜか味があっていいなと思うようになってきたな
あとは同じ作品でも新潮より少し高い場合が多いけど
やっぱりあのビニール?カバーはいいよ。紙だとカバーつけないと
なんかやだけど。
367 :
無名草子さん:02/08/20 13:13
岩波新書『昭和史』の初板と現行の改訂版は、内容が大きく異なるという話をきいたのだが、どんな感じに違うのか教えてもらえないだろうか?
またその初板を、しばらく前から古書店で探しているんだが、なかなか見つからない。
さらに探せば見つかる可能性は高いといえるだろうか?
ご教示を願う。
368 :
無名草子さん:02/08/20 18:22
>>367 朝鮮戦争で南が始めに北に攻撃をしかけたと初版で書いてた。
真実は逆。
369 :
無名草子さん:02/08/22 15:18
あげ
>>366 以前はパラフィン紙でしたよね。時間がたつと茶色くなって、
他の本に引っかかってボロくなったりしてうざかったけど
今となってはあれが懐かしい…。
371 :
無名草子さん:02/09/02 09:44
372 :
無名草子さん:02/09/02 21:14
古本屋で新書の金達寿「朝鮮」を漁ってきた
1958年初版なので現代政治情勢の項は北朝鮮マンセーが
今見ると気持ち良いほど貫かれてる
このころは金達寿氏も北の現状に何の疑いも持ってない模様
のちに自分が北と距離を置くようになるなんて思いもよらなかっただろうなあ
373 :
無名草子さん:02/09/02 23:16
そういうおもしろさはあるな。
374 :
無名草子さん:02/09/03 21:35
>>372 呉智英オススメの本。
その後の作者の詳細きぼンヌ。
375 :
無名草子さん:02/09/03 22:09
詳しくは知らんが1980年金正日後継体制が固まったときの
朝日の紙面で「革命家としてあるべきことではない」と批判的なコメント
この頃にはすでに北の体制と距離を置いてたみたい
ちなみに同じ紙面で小田実は「北の人に聞けば自然に金正日氏に決まったとの
ことだ」「代々続く世襲ではないと思う」と発言してる
376 :
無名草子さん:02/09/03 22:24
>>374 呉智英が「読書家の新技術」で推奨文献に載せてるが
他に無かったのかな
朝鮮戦争では韓国の北侵説を強く示唆
北の経済成長を強調したあとでこんな文章が・・・・・
『だがこれに引きかえ、南朝鮮にはまだ依然としてアメリカ軍が
居座りつづけ、自己が大統領としてありつづけるためにはいわゆる
憲法をねじまげて恥じない李承晩がそのかげで暴威をふるいつづけて
いる。・・・・・・李承晩政府はなお性コリもなく武力による「北進
統一」を呼号しつづけ、しきりにまた戦争を挑発している。・・・・
明るい朝鮮と暗い朝鮮−−−−。しかしながら、近い将来、それは必ず
明るい一つの朝鮮に統一されるであろう』
まあ1958年初版じゃしょうがないけどねえ・・・・・・・・・
377 :
無名草子さん:02/09/05 20:24
いい加減トゥキュディデスを再販しる
378 :
無名草子さん:02/09/06 20:48
マウ、クラウスニック著『ナチスの時代』
内容はまあまあだが左翼人士の訳者の註が愚にもつかない代物
379 :
無名草子さん:02/09/07 21:59
死後50年経って版権消滅しても文庫はやっぱり
三島由紀夫はこれからも絶対入れないんだろうか
380 :
無名草子さん:02/09/10 07:20
>>379 いや、100年くらい経ってから「おもむろに」入れるんだよ。
20世紀の古典と称して。
381 :
無名草子さん:02/09/10 20:54
最近はエドマンド・バークの反革命論入れるくらいだからな
どうせなら北一輝・大川周明も出すべき
383 :
無名草子さん:02/09/16 22:43
尾崎秀実も出せ!
戦前は岩波新書で出してるんだから大丈夫だろ?
384 :
無名草子さん:02/09/16 23:59
この世代じゃないが。全書ってなかなかいいなあとおもった。
あの大きさ(手頃)で、かなり良書が揃っている。
しかし、ほとんどが絶版。
385 :
無名草子さん:02/09/17 00:24
>>384 経営がまずくなると最近なんでも岩波現代文庫にしてしまう罠。
386 :
無名草子さん:02/09/17 00:29
全書といえば仁井田陞の名著『中国法制史』も文庫化しる!
387 :
無名草子さん :02/09/28 03:22
ジョン・W・ダワーの「人種偏見」を読んで興味が湧いたので
他の本を探したら、「敗北を抱きしめて」が岩波書店から出て
たんですが…ここ読んでたらなんか不安になってきたんですけ
ど、訳とかなんか大丈夫なんでしょうか…。
マルクスのドイツイデオロギーが再版するらしいけど、
広松訳のかなあ?
389 :
無名草子さん:02/09/30 23:59
予告では古在訳らしい >388
390 :
無名草子さん:02/10/01 02:04
というかまた抄訳だろ
391 :
無名草子さん:02/10/01 12:37
すみません。何かと勘違いしてますた >388
『図書』見てみたらヤパーリ廣松訳ですた
394 :
無名草子さん:02/10/02 20:35
岩波全書は最高の名著宮崎市定「中国史」が絶版でなければそれでいい
395 :
無名草子さん:02/10/04 02:47
ここに来たの初めてなんだけど、一年に1冊読むか読まないくらいの
俺でも、岩波新書の「読書力」ってのは面白いと思った。
今日は立ち読みだったから、明日買ってきます。久しぶりだな、本買うの。
396 :
無名草子さん:02/10/04 02:57
>>395 著者の齋藤孝って最近本出しまくってるから、読書力から
はじめて読書の世界に突入するのもいい。
397 :
無名草子さん:02/10/04 03:05
クローチェの「歴史叙述の理論及び歴史」復刊したんだから、
ブルクハルトの「世界史的諸考察」も復刊してほしい。
岩波の嫌いな所はまず古い翻訳のまま放置している本が多い事。
昔出版された本の書体がまるでタイプライターで打ったように
インクが出すぎていたり、薄かったり…と言うのが多い事。
買取商品だから本屋で見つけてもボロボロのままだったり…(鬱)
あんな日焼けした本を定価でなんか買いたくないYO!
まず売れないから置かない本屋が多いしね。
読みたいんだけど、未だに手を出せないダンテの「神曲」
399 :
無名草子さん:02/10/05 02:31
どうでもいいけど白帯の絶版本の復刻にも力を入れて欲しい
初版以来いちども重版されてない本が多すぎます
あんまり読書しないけど心に残るものがあったのはやっぱ岩波がおおいなぁ
401 :
古本屋店員A':02/10/05 05:22
402 :
無名草子さん:02/10/05 05:24
>>394 宮崎市定は数ある史家の中で唯一全集買ってもいいかなと思わせる、
何か魅力を感じる人だな
「読書力」読み終わりました。
飽きさせない文章で楽しく読めたよ。
俺は今まで思ってた本に対して、少し変わった角度から見れるようになった気がする。
自分は今まで本を読むことに厳しく見過ぎたせいで、本離れしていたんだなと自覚できた。
というより、今までの俺の出来なかったことを肯定してくれてる気がして少し嬉し気持ちになった。
これからはもっと本を読むことが楽しめそうな気がする。
手始めに、買っては積読状態にあった、藤村の「破戒」でも読もうと思ってる。
齋藤のおすすめ100選にも入ってたし、安心して読めそう。
あー、もっと若い頃に「読書力」に出会ってればなぁ。ってまだ21だけど。(藁
405 :
無名草子さん:02/10/06 00:30
白帯では、シエイエス復刊してほしいねー。読みたいというより買いたい。
あとマルクス全部。
今、「破戒」読んでるよ〜。
まだ全然先に進まないんだけど、ってか、やっぱり慣れてないと読むのは大変だ・・・。
にしても、なんでこんないい本を積読状態にしといたのか。
あほだな、俺。
藤村のスレって文学板にもないんだけど、あんまり人気じゃないのかな?
スレあるといいのに。
あー、もっと素晴らしい本に出会いたい。
スレ違いスマソ。
407 :
無名草子さん:02/10/07 21:12
まぁそういうもんですよ
かくいう俺は最近急に『韓非子』が読みたくなり
10年以上積読の本(岩波文庫)を出してきた罠
408 :
無名草子さん:02/10/07 22:08
へーゲルの「精神現象学」を文庫してくれると助かるだけどなぁ。
409 :
無名草子さん:02/10/07 23:23
アウグスティヌス「神の国」 ライプニッツ「単子論」を復刊、 プラトンとアリストテレス全集を文庫に収録希望。というかしろ。
あとリクエストすると復刊してくれた。
ハーディー「緑の木陰」、ブルジェ「嘘」はしつこい位リクエストした。自慢じゃないけど復刊は自分のお陰と思ってる
410 :
無名草子さん:02/10/08 02:53
岩波文庫の翻訳ってホントにドキュソなの?
411 :
無名草子さん:02/10/08 02:57
すみませんが、おわかりの方、教えてください。
・重版と復刊の違いがわかりません。重版再開、と春秋の復刊とが使い分けられてたと思います。
・岩波書店には絶版はなく、いつでも印刷できる体制だと聞いてますが、ただしいでしょうか。
つまり、版元の品切れに過ぎない、と。
で、全然古いレスですが、山陽堂は高すぎなので、村上重良の青版新書三部作と、
「風土と歴史」(飯沼二郎)は、神保町中探して、合計1000円以内で
ゲットしました。結構あるものです。山陽堂なら、1冊1000円くらいだった。
412 :
無名草子さん:02/10/08 02:57
キケロが品切れになってる。
セネカも「怒りについて 他1篇」が品切れ。
古典を大事にしてくれよ。>岩波
413 :
無名草子さん:02/10/08 03:04
>>410 古いものは間違いも多いと思うが。
それより学者的に石橋をたたきすぎた訳が多い。
>413
そうだね。
内容を読みたいのに、日本語の解読に
ものすごく労力が要るときがある。
きっとこういう文を訳したんだろうなぁと
想像すると理解できたりする。
415 :
無名草子さん:02/10/08 03:29
416 :
無名草子さん:02/10/09 02:18
>>410 現状の本屋さんのストックが掃けて
再注文がある程度たまったときに
版を重ねる(刷る部数を増やす)のが「重版」。
原則として版を重ねる予定はなかったのが
要望に応えて再度刷ったのが「復刊」。
つまり、需要に原則として応える姿勢なのが「重版」で
需要があっても原則として応える気はなかったが敢えて…というのが「復刊」。
…だったような気がするけど誰か詳しい人教えてくれ。
「絶版」は本を刷る「カタ」自体を破毀してしまうこと。
PCで言うならデータをデリートしてしまうことだから、
物理的に復刊も重版もできない。
「品切れ」は「カタ」自体は破毀しないで保存しておくこと。
PCで言うなら公開はしないけれどもデータは残しておくこと。
って,「[本]のメルマガ」に書いてあったような。
ありますた。
http://www.aguni.com/hon/ のメルマガ109号の未来社社長のコメントより無断転載(ゴメンナサイ)。
出版の未来についてのネタが豊富で面白いぞ。人文系のトピックも満載だ。
みんなとろう(と、書いておけば怒られまい)。
////////////////////引用開始//////////////////////////////
さて、まず議論の混乱というものがもしあるとしたら、〈絶版〉と〈品切れ〉
もしくは〈品切れ重版未定〉といった業界用語があいまいに使われていること
がひとつの原因であろう。〈絶版〉とはもともと活字時代の文字通り〈版〉を
断つこと、つまり紙型を破棄することによって事実上重版を不可能にすること
であった。出版社が重版の可能性を放棄することを意味した。もっとも最近で
は本から直接写真どりすることも可能になったし、そもそも紙型などもはや存
在しない。その代わりになるのがフィルムだが、これさえも最初から残さない
で印刷することが可能である。また、多くの文庫出版社のように重版を最初か
ら考えずに出版しているところもある。こういうところでは品切れ即絶版に等
しいのが実情である。しかしすべての出版社、とりわけ専門書出版社はそうい
う一発勝負をしているわけではない。限られた営業力、宣伝力でそれでなくて
も売りにくい専門書をコツコツ売っていかざるをえないのである。ただ自社出
版物が長く売れてほしいという願いと意地があるから最初から重版を断念する
ようなことをしないだけである。
通常、出版社に在庫切れの本がある場合、出版VANや書協データベースなど
でその在庫ステータスとして〈品切れ〉という呼称がまかりとおる。委託制主
流の出版界では版元在庫切れであっても(とくに新刊など)書店や取次にかな
りの在庫が売れ残っていることが多い。こうした場合、版元は注文品に応える
には返品を待つか、重版するしかないが、最近の本の動きの悪さから重版を見
合わせ、返品待ちに頼ることが多くなる。よほど注文が多ければ重版するが、
たいていはしばらく読者に我慢してもらうことになるようだ。未來社のような
注文制(買切制とも呼ばれる)をとっているところでは、品切れになれば重版
のメドも立てやすいが、それでも重版後になんらかの返品を覚悟しなければな
らないので、慎重にならざるをえないのである。重版することはある程度売れ
ている実績なしには考えられないが、それでも重版した分が売り切れる予測が
たたないと、出版社はむだな在庫をかかえて四苦八苦することになる。倉敷料
や税金を考慮にいれると赤字になってしまい、経営を圧迫することになる。こ
うしたリスクについては出版社のみが責任を負うという構造になっている。そ
のことを読者はあまりにも知らなさすぎるのではないだろうか。
////////////////////引用owari//////////////////////////////
要するにイイマイナー本はすぐに買わないと、次にいつ手に入るかは分からない、
というのが出版界の現状とのこと。暗。
419 :
無名草子さん:02/10/09 03:10
411です。
416さん、お忙しいところ、ありがとうございました。
拝見しまして、まずは自分で検索してみるべきだったと反省しました。
当初、考えていたよりも複雑な状況のようですね。
まだ、わからないことが残ってはいますが、ここから先は、
業界団体等に直接問い合わせをして見ます。
最初からそのようにすれば、お手を煩わせることもなかったでしょう。
申し訳ないことをしました。
それにしても、ご丁寧にどうもありがとうございました。
420 :
無名草子さん:02/10/09 03:37
416は女神!
421 :
無名草子さん:02/10/09 03:57
モンテスキュー『法の精神』を品切れにしたまま放置だなんて許せん。
422 :
無名草子さん:02/10/09 04:27
>>421 『法の精神』に限らず、名著を品切れのままって結構多いよね。
プラトンの『法律』も品切れが多いし、ヴァレリーの『レオナル・ド・
ヴィヴィンチの方法』も品切れでない。後、ゴーリキイの『どん底』も
読みたいなあ。
423 :
無名草子さん:02/10/09 04:51
アリストテレスの『形而上学』は、
講談社学術文庫の訳のほうがまだいいと思う。
424 :
無名草子さん:02/10/09 05:06
>>423 新訳で分かりやすいからじゃないでしょうかね。
藤原帰一はダメだった。
今更浅田彰の焼き直しか
426 :
無名草子さん:02/10/10 13:01
黄版の「パレスチナ」 広河隆一 を探すのに1週間近くかかった。
まだ絶版になってないはずだよな?何故こんなに手に入らんのか??
あと、芦田均の「バルカン」(旧赤)を売ってる店を知っている人いたら
情報きぼん。早稲田周辺の古本屋は全部回ったけどねぇ。
諦めて山陽堂行くか・・・
>>424 訳業そのものは、講談社の訳のほうが古いよ。
カントの第一批判なんかと同じパターン。
『パレスチナ』、今年になってから新版になってたのね。今日はじめて気づいた。
昨日黄版見つけて、喜び勇んで買ったばっかなだけにウトゥ・・・
結局、2日で同じ著者の本2冊買ってしまったことになる。
あと、大学生協で『植民地朝鮮の日本人』を売ってた。
この本、初版は回収されたはずだけどそれ以外は別に回収してないよな?
最近見かけないので、取りあえず確保しておいたんだけど、内容非道過ぎ。
あんなプロパガンダを未だにやってるんじゃ、先は暗いかもな>岩波
ついでにゆっくりチェックしてみたけど、今年に入ってから毎月一つくらい
共産主義の亡霊みたいな本が出てるのね。なんでだろ?
429 :
無名草子さん:02/10/11 17:44
岩波文庫の売上ベストテン
1. 漱石詩注 吉川 幸次郎 2
2. 西欧紀行 祖国を顧みて 河上 肇 4
3. 清沢洌評論集 山本 義彦 編 1
4. デイヴィッド・コパフィールド(二) ディケンズ 3
5. 武士道 新渡戸 稲造 5
6. 暗黒日記 清沢 洌 8
7. 君たちはどう生きるか 吉野 源三郎 38
8. ロダン リルケ 13
9. モーパッサン短篇選 高山 鉄男 編訳 11
10. 論語 金谷 治 訳注 15
430 :
無名草子さん:02/10/11 17:46
岩波新書売上ベストテン
1. 読書力 齋藤 孝 1
2. 日本語の教室 大野 晋 3
3. 神,この人間的なもの なだ いなだ 5
4. デモクラシーの帝国 藤原 帰一 4
5. 旬の魚はなぜうまい 岩井 保 6
6. 山を楽しむ 田部井 淳子 10
7. カラー版 メッカ 野町 和嘉 9
8. 生体肝移植 後藤 正治 11
9. イラクとアメリカ 酒井 啓子 2
10. 一億三千万人のための小説教室 高橋 源一郎 8
431 :
無名草子さん:02/10/11 19:01
岩波文庫で一番売れてるのは「漱石詩注」なんだね。
今だに岩波を支える漱石。
みなさん、こんばんは。
433 :
無名草子さん:02/10/11 19:34
>>431 なんだか、ただの権威でしかないんじゃないかと
思うのだけど、文学のお飾りでしかないのではと・・・
俺は源氏物語がやっぱいまだに日本最高峰だと思ふ
434 :
無名草子さん:02/10/11 19:41
>>433 いや漱石が権威とかそういうことじゃなくて、
岩波書店は漱石の本を売りだして今のような「権威」のある書店
になったんだよ。
今だに漱石の文庫で儲けてるってことだよ。
435 :
無名草子さん:02/10/11 20:33
これ最強!!
新潮文庫?
笑わせるな!
江川万歳!
『罪と罰』ドストエフスキー/訳 江川卓 岩波文庫
436 :
無名草子さん:02/10/11 20:35
工藤精一郎と江川卓の『罪と罰』
あなたならどっち!?
>>395 『読書力』、自分も買ってしまった。
文庫の方の『共産党宣言』も買ってしまたヨ(;´Д`)
共産主義=カルト宗教、という図式がもうほぼ自分の中で定説化しているせいか、
どうしても警戒しながら読んでしまう。
岩波ではないんだが、中公新書の『イスタンブールを愛した人々』(松谷浩尚)も、
読んでみるといいぞん。
438 :
無名草子さん:02/10/11 20:46
齋藤孝は最近あちこちのメディアにでとるが、
俺が日本の教育を、そして日本を救うんだと思い出したらお笑いだね。
面白い本が書ける内に書いて、消えていくだろう。
古本屋の「声に出して読みたい日本語」が沢山山積みされる日も
遠くないだろう。春山茂雄の「脳内革命」のように。
439 :
無名草子さん:02/10/11 21:00
リルケの「 ロダン」読んでみようかな。
>>437 マルクス主義信奉者はカルトだが,マルクスの著作自体はカルトではないのでは?
読めば分かると思うけど,読んで値段以上のモノは得られるよ.
なんだかんだ言っても,当時あれだけの信奉者を生み出しただけのことはある.
それに,知ることと信じることは別だ.
マルクスを読んだことも無い(読めない)のに,
見当違いのマルクス批判しているコヴァはやっぱ痛いっしょ.
(コヴァがマルクスしているマルクス批判の内容のほとんどは,
『共産党宣言』の中でマルクスがあらかじめ反論済みであることがほとんど.
共産党宣言を読んでから2chの政治系板に書かれているマルクス批判を読むと,
あいつらが『共産党宣言』すらろくに読んでいないのはバレバレ)
マルクスで面白いのは『ルイ=ボナパルトのブリュメール18日』です
マルクス=階級闘争史観というイメージを粉々に打ち砕いてくれます
>>428 >あと、大学生協で『植民地朝鮮の日本人』を売ってた。
>この本、初版は回収されたはずだけどそれ以外は別に回収してないよな?
>最近見かけないので、取りあえず確保しておいたんだけど、内容非道過ぎ。
そう?
俺は植民地朝鮮に一般の日本人がどう関わったかを一通り概観できるので
良い本だと思うけど。むしろ、この手の売れそうも無いジャンルの物を
安く提供してくれるのは岩波新書以外にないと思う。
444 :
無名草子さん:02/10/12 09:53
445 :
無名草子さん:02/10/12 19:00
>>444 >『「植民地朝鮮」の研究』なんてどうでしょ。
副題に「謝罪するいわれはない」って入れるなんて、
思いっきりバイアスかかっていると思うんですけど。(w
いや、ちゃんと読んでみるつもりです。教えてくれてありがとう。
>岩波がこの手のもの(日本による「植民地支配」など)については
>バイアスかかってるのは常識だと思ってたのですが...
もちろん、岩波には岩波のバイアスがかかっているのは承知の上です。
でも事実関係については興味深いことに触れられているし、
けっして日本の悪行だけが書き連ねてあるわけでもない。
プロパガンダというのは言い過ぎかと。
岩波は「この手の売れそうも無いジャンルの物」が売りだんだから。(W
447 :
無名草子さん:02/10/12 21:04
>>436 罪と罰は、江川訳の方が読みやすいと思う。
新潮社のは、訳が古すぎて今の人には読みにくいと思われる。
40年ほど積ん読だった岩波写真文庫でも読むかな
>448
積・ん・読・にもホドがある〜!!
まあまあ。
資料として読むなら、バイアスを差し引いて事実関係だけの資料として
使うのは十分アリだと思いまっせ。
旧ソ連時代の『プラウダ』や『イズベスチヤ』を
資料として引用するみたいに。
あるいはバイアスそのものを楽しむとか。
だいぶ前に、『60年代のソ連』っていう1962年発行の青新書の上巻だけを
古本屋で見つけたんだけど、コルホーズの明るい未来の話とか
作者の意図とは別な意味でなかなかオモシロかったっすよ。
下巻もほしいんだけど、まだ見つからなくてねぇ……。
452 :
無名草子さん:02/10/13 18:54
岩波写真文庫なんて復刻版しか持ってねーよw
岩波写真文庫ならたぶん四天王寺の古本市に出てた。
454 :
無名草子さん:02/10/19 12:35
藤原帰一の『テロ後』『デモクラシーの帝国』どうですか?
この左翼論客、最近マスコミにもてはやされているようですが、
何か従来の左翼に比べて新しい点があるんでしょうか? 教えてください。
所詮は元4瀞 >不二腹
しかし『戦争を記憶する』は例外的に面白かった罠
岩波新書じゃないけど
456 :
無名草子さん:02/10/19 18:59
>>454 『デモクラシーの帝国』については全く無かった。
藤原が何故左翼と呼ばれるのか?
それは左翼の思考の枠から一歩も踏み出せないから。
日本に関する評論は終ってます。読む価値はない。
評価するなら、海外について論じた部分だな。
そうなんですか・・・。
藤原が最近妙にもてはやされる以上、ほかの左翼と違った特別の売り物がある
のかな、と思ったんですが。ろくな奴がいないので、力強い深みのある左翼を常に
待望しています。
最近の岩波新書、本当に食指が動きません。今よりもずっと硬直的な左翼的思考が
支配的だった青版時代に名著が相次いだという事情はどう考えればいいんですかね?
459 :
無名草子さん:02/10/19 19:59
>>458 『デモクラシーの帝国』の大まかな内容
前半はアメリカの独善主義を批判.→チョムスキー・サイード等の二番煎じ.
後半で世界平和を確保するため正統な国連軍の構想などを提示.→「沈黙の艦隊」ワラレベル以上のものではない.
別に左翼でもいいと思う(というか「左翼」であることの何が問題だ?)
ウヨサヨで読む読まないを決めているやつはバカ.放っておいていいでしょ.
が,単純に藤原はつまらない.大してレベル高くないのが大問題.
つーか反米という点を取り上げて「左翼と言っているのだったら
ウヨの西部邁や小林よしのりだってアンチアメリカなんだし.
それと国際政治の専門家なんだから海外に詳しいのは当たり前.
東大で国際政治の教授なのに,詳しくなかったら終わってますよワラ.
でも「詳しい」と「面白い」「目新しい」は別物なんだよね〜.
『デモクラシーの帝国』の主張は新聞の社説レベルの域を出ていません.
意外性とかが全く無いんだよね.
結論:読む価値無し
460 :
キャロルくん:02/10/19 20:21
まず、最近わたしが敬愛する・・・・先生の
芥川竜之介関係のサイトをここに紹介します!
ぜひ、見てくださいね!
http://www12.brinkster.com/uhikaru/akutagaw.htm そして、私のスレで、
不思議な国のアリスに関することを何でも書き書き。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1034769192/ 待っているよん!
(・∀・)!!
, ,,,,,,,,,,,,,
藤原は左翼らしく反戦運動には詳しいかもしれない。
しかし軍事知識のない国際政治学者ってのはかなり問題ではないかと。
>>459 >別に左翼でもいいと思う(というか「左翼」であることの何が問題だ?)
右翼、左翼であることがOUT
463 :
無名草子さん:02/10/19 21:36
>>462 右翼左翼ってどーいう意味で理解しているの?
464 :
無名草子さん:02/10/19 22:35
富士藁さんは坂本義和さんの弟子で正統な岩波文化人です。
同じ東大教授で中公=読売系の北岡さんと比べると面白い。
465 :
無名草子さん:02/10/19 22:52
鴨武彦が早死にして坂本義和がのうのうと生きてるって不公平だな。
466 :
無名草子さん:02/10/19 22:56
学生さんは「脳を育てる」を読んでみましょう!
特に初級生がオススメですよ!
467 :
無名草子さん:02/10/20 00:02
いま漏れの大学生協で岩波15%オフ中!ワーイ
といいつつ、新潮文庫買っちゃった・・・
>>459 なるほど、大変参考になりました。丁寧にありがとうございました。
ところで読まずに質問するのも横着で気がひけますが、
藤原は米国のリベラルデモクラシーを独善と批判しつつも、国連軍のようなもの
は構想しているわけですね。
その理念的な根拠はやはりデモクラシーなのでは?
それとも北朝鮮やイラクのような国家も基本的に他国を侵略しな
い限りは許されるというような考え方なんでしょうか?
そもそもデモクラシーへの懐疑から最も遠い知識人が「デモクラシーの帝国」
批判なんてできるのかなあ、というのがタイトルを見た時の印象だったんですが。
>所詮は元4瀞
読めません。
>>468 藤原はアメリカの(かつては一部だったが広汎に広まりつつある)
リベラルデモクラシーを批判しているのであって,
リベラルデモクラシー自体は否定していません.多分.
アメリカによる「イラクは民主国家ではない.
独裁者フセインによってイラク国民は苦しめられており
世界平和が脅かされている.従ってアメリカはこれを討たなければならない」
との主張は一見もっともな「正義」です.
しかしそもそも誰もアメリカを「世界の警察」に任じたわけではないし,
信任投票がなされたわけではない.それどころか,実際にはアメリカの主張は,
石油の確保など,自国の国益に根差した世界戦略構想からの主張であるわけです.
要するに,アメリカはデモクラシーという誰も反対できない「真理」を
国際政治の有効なカードとして使用している,と.
上記のような現状への批判が,藤原の上掲書の骨子です.
藤原が言いたいのは,見せかけのデモクラシーではなく,
真のデモクラシーを,ということではないでしょうか.
また,藤原氏はイラクやアフガン等への独善的な介入は国家主権の侵害だと批判します.
しかし,フセインやタリバンが国民に抑圧的な政策を強いていたのも
事実と言えば事実です.アメリカが二枚舌なのは確かですが,
だからといってこれを放置してもよいものか.
藤原氏の著作は「国家主権侵害だ」と主張するだけで,
このような,もう一段深い問いに対する回答は全くありません.
「アメリカは良くない」とひたすら繰り返すだけの凡庸なものです.
また,アメリカ人が他者感覚を失った傍証として
「インディペンデンス・デイ」などハリウッド映画の「他者」像の
変遷を検証したりもしています.やっていることがまるで二足三文の評論家もどきです.
国際政治学の教授がすることではありません.
彼は国際政治の専門家を名乗っているのだし,
読者が期待するのも当然彼の学者としての知見です.ニ流映画評論家としてのそれではない.
藤原氏は専門的な論文や統計を縦横に引用して検証すべきでした.
こんな本を読むよりはE・サイード『戦争とプロパガンダ』でも読んだ方が
いいのでは,というのが正直な感想です.
少し長過ぎで申し訳無い.スレ違い気味ですからこの辺で止めます.
よく理解できました。ありがとうございました。
もし藤原が誠実ならば、米国の外部を失ったような行動は
デモクラシーという理念そのものに起因するのでは、という疑問に
達し、デモクラシーそのものへの懐疑に至れば面白いと思ったのですが
、どうやらそのようなことは全くないようですね。
北朝鮮やイラクの人々は(主権侵害が許しがたい以上)この理念に殉じて
餓死したり虐殺されたりしてもしょうがない、というのが藤原の考え方
でしょう。なるほど読む価値はなさそうですね。
つーかさ、藤原って日本の左翼にありがちなタイプで軍事に疎いだろう。
国際政治学者だけど使えないっつーか。
473 :
無名草子さん:02/10/21 22:09
じゃあ、兵頭二十八 >>>>>>> 藤原帰一ですか?
474 :
無名草子さん:02/10/22 01:18
岩波って社長変われば返品できるようになるの?
今年に入ってから、「読みたい」って思う岩波新書が減ってたんだけど、
『国際マグロ裁判』は買ってしまった。
まだ積読の段階なんで感想とかはいえないけど。
>>474 学術系書籍を扱っているところで
返品できないところは
無理なんじゃないの
ソニンは返品できるの?
478 :
無名草子さん:02/10/26 17:29
479 :
無名草子さん:02/10/26 20:04
ウォルト・ホイットマン著「草の葉」上中下
読んだかた、いませんか?
480 :
無名草子さん:02/10/28 12:45
糞、岩見沢図書館うらやましいな〜
こんなとこどうせジジイとババアしか住んでないんだら、
IT化しても意味ないだろ
481 :
無名草子さん:02/11/06 16:35
フーケーの『水妖記』、地元の古本屋で100円だったのに、
神田行ったら1600円で売ってて笑った。
他にもそんなんいっぱいあるけどなー。
482 :
無名草子さん:02/11/13 16:09
文庫、秋の復刊age
「オブローモフ」全3巻、「オブローモフ主義とは何か」
買ったものかどうか迷ってます
483 :
無名草子さん:02/11/13 16:50
岩波倒産まだ?
倒産したらどうなるんだろう…
プレミア化を見込んで買い占める奴とか出てくるのかな。
484 :
無名草子さん:02/11/13 21:05
岩波が倒産する前に他の多くの出版社がつぶれるよ
岩波&東大出版会は学術系出版社としては最後まで生き残ると思うな
何せ「学術出版界の読売巨人軍」だからなw
485 :
無名草子さん:02/11/13 22:44
秋の復刊はあんまりそそられないですね。
白版復刊フェアをやってほしい。
文庫の復刊、スミス以外の社会科学の古典モノの復刻にもっと力入れて( ・д・)欲スィ
今回はヒルファーディングだけで(´・ω・`)ショボーン
487 :
無名草子さん:02/11/17 21:39
神保町の岩波BCで、12月の新刊案内をゲットした方。
岩波文庫の重版は何。
488 :
無名草子さん:02/11/20 02:30
トゥキュディデースの戦史 高い
489 :
無名草子さん:02/11/20 04:26
マキャベリの「黒いからす」だったか
そんな題名の作品があったが復刊希望。
490 :
無名草子さん:02/11/20 07:25
>>488 西洋古典叢書で買え!って、もっと高いか。
>>485-486 来春の一括重版書目には白帯が多いですよ。楽しみですね。
教養と無秩序
実証的精神論
ドイツ農民戦争
麺麭の略取
未開社会の思惟(上・下)
>491 ありがとうございますた
493 :
無名草子さん:02/11/20 22:41
山の思想史、重版しないかなあ。
494 :
無名草子さん:02/11/27 23:27
俺のとうちゃん、今度岩波から新書出すよ。
495 :
無名草子さん:02/11/28 00:27
うちのとうちゃんも出すよ。
何を隠そう漏れの父ちゃんも(略)
497 :
無名草子さん:02/11/30 18:42
うちの父ちゃんはすでに出した
うちのとうちゃんは出してない
499 :
無名草子さん:02/11/30 21:31
だれかとうちゃんの本が岩波文庫からでとるヤシはおらんかね
500 :
無名草子さん:02/11/30 22:01
>>492 『ミル自伝』
も出るよ。一括ではなく毎月重版の方ね。
2月は白帯祭りだー。
502 :
無名草子さん:02/12/01 01:08
オーウェル評論集を古本屋にて購入、絶版モノだったようだ。
文庫は値段からいって手がだしやすい、岩波の場合装いも立派だし。
是非「ビルマの日々」と「空気を求めて」を文庫でだしてほしい!
彩流社の「空気を求めて」なんて2800円もしやがるから図書館で借りちゃったよ…
>479 今はもっと新しい訳が出ていると思いますが、1979(昭和54年)初版の岩波文庫で読みました。
どうしても訳が固いのですっと入らないところがあって、そういうところはわかるわからないはともかく、
英文をそのまま声に出して読んで物足りなさを補ったものです。
「草の葉」は今の時代にもっと見直されてもよい作品だと思います。
504 :
無名草子さん:02/12/01 04:02
>504はなぜ>495だけが真実だと見抜けたのか小一時間w
507 :
無名草子さん:02/12/01 19:41
なんで岩波文庫ってあんなに紙が不揃いなわけ?何か機能的な理由でも
あるんでしょうか?
おそらくコスト削減のため
裁断機一回分の電気代の節約と思われ
昔は岩波だけでなく新潮や角川も不揃いだった
不揃いのほうが埃がかぶりにくい
それと新潮文庫はしおりがついている関係で裁断がめんどい
と何かに書いてあった
あの不揃いなとこも愛おしく思えるから不思議
戦前の岩波文庫は版がデカイ。
ドン・キホーテ普通に売ってるじゃんw
プレミア付けて売っているから入手困難かと思ったぞ>某岩波専門店さん
『岩波文庫解説目録2002』ゲットage
これって、決まった発刊月ってないんですね。
皆さんは、どうやって入手されてるのですか。
しまった、ageじゃなかった。すみません。
ちなみに、目録はきれいに裁断されてました。
>516 大きい書店には置いてあると思われ
なければ岩波に注文したら送ってくれます
519 :
無名草子さん:02/12/16 12:34
失われた家 か、
失われた島
という本があったはず。
復刊してよ
520 :
無名草子さん:02/12/16 12:35
写真のよみ方
演劇とは何か
人性論
>518
レスありがとうございます。
ジュンクでも行って、探してみます。
岩波文庫と岩波新書
電子書籍で出版してほしい。
旧字体が多いから、難しいのかな。
523 :
無名草子さん:02/12/21 15:10
>>522 それより、音声化して欲しいと思うのだが・・・
俺目が見えないので本を読めないんですよ。
524 :
無名草子さん:02/12/21 15:32
「ゲーテとの対話」っていう本が岩波文庫史上最強の名著らしいのですが、
誰かもってる人いませんか?
525 :
無名草子さん:02/12/21 15:37
↑プッ
>>523 522のレス内容はどうやって知ったの?
>>527 そんなのがあるなんて知らなくて恥ずかしいです。
教えてくれてありがとうございました。
ところで文庫の売れ筋トップ10の第9位に「オブローモフ」が入ってるのにはワラたYOw
530 :
無名草子さん:02/12/21 23:14
なぜにオブローモフ?
ま、考えようによっては
「オブローモフ=引きこもり=2chらの元祖」とも言えるが
>>523 盲目の2ちゃんねら? カコイイ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!!!
読み上げソフトって、半角カタカナとか、各種2chで使われてる妙な語に対応できるのか?
533 :
無名草子さん:02/12/23 00:58
盲目といえば、このあいだ岩波文庫ででた宮城道雄のエッセイは面白いよ。
当然だが、視覚的イメージが一切無い。
534 :
イワノフ波平:02/12/23 13:49
岩波新書いいですねえ。教養の殿堂というイメージがありますね。
私の中では新書は、岩波新書→中公新書→講談社現代新書→他社の新書という
格付けなんですが。今日は私が少しづつ少しづつ集めた新書ライブラリーの
中からとっておきの1冊を選んでみましょう。
広中俊雄『戦後日本の警察』(青版684、1968年)。戦前の帝国警察は
一般市民に対してものすごーい見下した呼び方で呼んでたんですね。
ちょっとこの本を読むとショッキングです。日本はやはり管理国家の性質が
根強くあるのだなあと感じますね。
岩波をそのまんま受け入れるのは危険。
雑誌「世界」を見れば気づくと思うが。
∧_∧
(´Д` )
/ /⌒ヽ
_/⌒/⌒/ / |__
/ (つ /_/ /\ | /\
/ (_____/ ヽ/リサイクル
/| ̄ ̄  ̄ ̄|\キボンヌ
/ | ル・レクチェ | \/
| .|/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
537 :
無名草子さん:02/12/24 02:10
中公新書の方がお堅いイメージがある。岩波は偶に馬鹿なのも有るしw
538 :
無名草子さん:02/12/24 03:07
青土社の『岩波文庫の赤帯を読む』ってどう?
539 :
無名草子さん:02/12/24 03:15
中公新書は最近持ち込みが多いらしいのでデムパっぽい本もw >537
540 :
無名草子さん:02/12/24 03:27
>>520 名取洋之助先生の?
あんまりおもしろくないよ。
541 :
無名草子さん:02/12/24 03:29
542 :
無名草子さん:02/12/24 03:39
543 :
無名草子さん:02/12/24 09:17
今日、読売新聞に載った岩波書店の広告みた。
・・・・・・・「反近代の皇軍」ってなんだろう?
やっぱ好意的に解釈してやるべきなのかなあ・・・(w
544 :
無名草子さん:02/12/24 12:13
>>538 わたしは結構好きかも。
ほとんどの赤帯を網羅してるから、気になる本がどういうものかがすぐにわかるよ。
でも索引が付いてないのから減点70点。
546 :
無名草子さん:02/12/25 02:51
フォイエルバッハの「キリスト教の本質」復刊きぼんぬ。
547 :
名無し草子さん:02/12/25 05:13
ここは2chだし、さんざガイシュツかもしれないが、岩波の書名索引・
著者名索引ともに、き、はないんですね。著者名はともかく、書名の
ほうはやはり既知外とか気狂いなどの言葉に配慮したものなのですかね
549 :
無名草子さん:02/12/28 20:31
>>542 松岡は「〜を読む」をちゃんと読んでないような印象を受けるね。
「緑〜」と混同してる部分もあるし。ま、千夜一夜だから仕方ないか。
550 :
無名草子さん:02/12/29 00:17
岩波現代文庫は古すぎもせず、流行ものっぽくもなくてちょうどいい感じですね。
551 :
無名草子さん:02/12/29 00:19
私は岩波文庫では、赤帯「ラ・ロシュフコー箴言集」がおすすめです。
今「ニコマコス倫理学」で卒論かいてます.
ちなみに、私は、講談社現代新書>中公新書>ちくま新書>岩波新書>PHP新書
の順でしょうか.
552 :
無名草子さん:02/12/29 00:26
>>551 ニコマコス倫理学ってどんな本ですか?
そうとう実用的ではない知識なんだろうけどw
結構有名な本なの?
553 :
無名草子さん:02/12/29 00:28
岩波現代文庫は創刊当初は結構食指が動いて何冊か買ったけど、
最近は俺的にはイマイチ。
なんでだろう?ネタ切れ?
554 :
無名草子さん:02/12/29 00:32
>>553 講談社現代学術文庫があるからな。
ってか岩波っつたらやっぱ茶色の文庫っていうイメージが強いもん。
それと赤の渋い新書とかさ。
555 :
無名草子さん:02/12/29 00:42
>>554 それわかる。
岩波の茶色のカバーみてると無条件に手を伸ばしてしまう。
556 :
無名草子さん:02/12/29 00:42
岩波現代文庫には、興味があるタイトルもあるが、
値段が高いので、買うときには躊躇する。
557 :
無名草子さん:02/12/29 00:44
>>556 高いか?
君は何?親の金で暮らしてるの?
>>554 確かに講談社学術文庫にはかなわないな。
岩波はそれなりに定番の学術書を持っているのにほとんど文庫化しようとせずに
前身の同時代ライブラリーを焼き直しただけとか、ちょっと最近の潮流から外れたものばっかり
現代文庫に入れているような感じがして、新鮮さがない。
講談社は他社のも含めて結構積極的に学術書を文庫化していて感心するよ。
勿論古典の定番を読むには岩波文庫が欠かせないけど。
559 :
無名草子さん:02/12/29 01:38
>>558 名前変えればいんだよ。
現代とか左翼臭くて買う気にならない。同時代もなんとなく
左翼臭い名前だ。
現在とかやったら、結構斬新だと思うのだけど。
以外と無いよね。現在文庫とか。
>>559 そもそもレクラムに倣って「新書」形式を日本に導入し、「新書」のことばを作ったのも岩波だよね?
なら、ここらで一発「文庫」、「新書」につづく新たなジャンルを開拓すべきだと思う。
「岩波小書」とか。もともと大きいサイズのを小さめにした、っていう意味でさ。インパクト無いかな?
561 :
無名草子さん:02/12/29 04:55
>560
それが「ライブラリー」だったのでは・・・
562 :
無名草子さん:02/12/29 05:08
岩波は赤なのが痛すぎる。赤の部分を切り捨てて学術古典に特化すれば
いいのにね。
563 :
無名草子さん:02/12/29 12:56
>>560 岩波小書だと「小」の部分がネガティブなイメージだから
絶対駄目だと思うよ。以外とそういうのって大事。
「岩波文庫21」←もう新書であった気がする。
「岩波文庫〜新たな視点から〜」とか
じゃだめかな?
>>561 あのサイズって今まで無かったのかな?
よく知らないけど、出来れば漢字2文字くらいが定着する要素のひとつっぽい(w
565 :
無名草子さん:02/12/29 22:27
田舎では手に入りにくいね
566 :
無名草子さん:02/12/30 00:29
25歳。
去年まで金無し君だったけど、オンラインカジノとパチンコで
二年で350万貯めた。一度やってみなよ。
初回のみだけど、1ドル以上のチップを買えば30ドル(4000円くらい)貰える。
もらうだけもらってプレイせずに換金することもできるし、ルーレットで赤か黒に
思い切って賭けてしまえば50パーセントで二倍になる。
金なきゃオフラインでゲームすればいいだけ。暇つぶしになる。
ビデオポーカーとかスロとか色々あるのでマジでお勧め。
http://www.imperialcasino.com/~1h4n/japanese/
いまだに「岩波=赤」って思いこんでる人がいるスレはここですか?
岩波は赤です。証拠なら書店へいけばいくらでもあります。
569 :
無名草子さん:02/12/30 01:03
現在の岩波新書は新赤版
570 :
無名草子さん:02/12/30 01:18
赤帯、赤版、新赤版、、、赤好きだね岩波はw
岩波文庫の創生に関わった哲学者の三木清も、赤ということで獄死したんだよなぁ。
赤が悪いってわけじゃないんだけどね、なんかね。
2chは右寄りのとこだし。
571 :
無名草子さん:02/12/30 01:19
岩波叢書でもつくるか。
昔は岩波現代叢書があって、今は岩波アカデミック叢書が
あったような気がするけど。
岩波全書は在りますネェ。
573 :
無名草子さん:02/12/30 12:08
岩波ブックレットは左翼っぽいね。
574 :
無名草子さん:02/12/30 12:11
野上弥生子さん訳の「ローマ・ギリシャ神話」買いました。
冒頭の漱石の手紙がめちゃくちゃ名文。
最初はなんて上手い味のある文章なんだと思ったら漱石の文章だった。
575 :
無名草子さん:02/12/30 12:54
末広厳太郎「役人学三則」(岩波現代文庫)
役人の硬直ぶりを皮肉ったエッセーのタイトルを本のタイトルにしているが、中身を読むと、そういう内容のエッセーよりも、法の欠缺とか解釈上の擬制に関するもののほうページ数が多く、冨山房から出ている「嘘の効用」のダイジェスト版という色彩が強い。
巻末の佐高信の解説も、同様の観点から問題あり
末広→末弘
>>552 551ではないけど、倫理学をやるんなら読んでおくべきでしょう。
578 :
無名草子さん:02/12/30 13:46
>>577 なぜ仏教的な倫理観じゃだめなの?
なぜに西洋から入る?親鸞とかじゃだめ?
579 :
無名草子さん:02/12/30 17:12
>>578 別に、仏教的な倫理観が駄目とは言っていないんじゃないの?
580 :
無名草子さん:02/12/30 17:13
>>575 「嘘の効用」は読んだけどなかなか面白かった。
新聞記者が好きそうな本。
「岩波文庫手帳」プレゼントに応募した方は居られますか?
どのようなものなのか激しく気になるのですが。
>【読者プレゼント】岩波文庫手帳
> ●申込方法=フェア書目の帯に印刷してある応募マーク5枚をハガキに貼り、岩波書店営業部「文庫」係にお送り下さい。
> 【申込締切=2002年9月30日】(当日消印有効)
> ●応募された方にもれなく進呈いたします。
> ●お届けは2002年11月上旬になります。
www.iwanami.co.jp/moreinfo/koten-no_mori/top.html
582 :
無名草子さん:02/12/31 14:09
オブローモフがすごいおもしろい。
怠惰なオブローモフ氏がベッドの上でグチグチ言ってるだけなんだけどね。
オススメ。
583 :
無名草子さん:02/12/31 14:22
俺の家にモンテクリスト伯の全巻があるんだけど、これって
いい本なの?
>>582 いったいなんの本なの?オブローモフって。
文学?
584 :
無名草子さん:02/12/31 16:18
>>583 モンテクリスト伯は名著中の名著だよ。
無実の罪で服役してた囚人が脱獄して復讐していくお話。
オブローモフは露文学。
2ちゃんねらみたいな主人公がグダグダしてるお話。当時の露のインテリゲンチアを諷刺しているといわれる。
585 :
無名草子さん:02/12/31 18:58
>オブローモフ
主人公の名前がオブローモフ。
いつも何かをしようとしてるんだけど、いまいち踏ん切りがつかなくてだらだらと過ごす日々。
出版当時は「なんだ、主人公がベッドの上でグダグダしてるだけじゃねーか」と酷評されたらしい。
確かにオブローモフはヒッキーっぽいし、今のほうが有効な読み方をされる小説かもしれないね。
最近、久しぶりに重版されたので、手に入りやすいよ。
オブローモフカコ(・∀・)イイ!!
587 :
無名草子さん:02/12/31 19:34
>>584 ありがとう、モンテクリスト伯は長丁場だけど最後まで読んでみます。
でもオブローモフはちょっとやだな。怠い。
588 :
無名草子さん:02/12/31 19:35
590 :
無名草子さん:03/01/01 14:43
岩波文庫はなんと言ってもやはり青ですね。
ルソーの「告白」はいいよ〜。
純粋な哲学だけじゃなくて、本人いろんな人生経験が書かれてあって
とても面白い。
591 :
無名草子さん:03/01/02 08:13
592 :
無名草子さん:03/01/02 08:24
岩波書店のページがJavaScriptをOnにしないと見ることができない
仕様になっているのは、何とかならないかね。
593 :
無名草子さん:03/01/02 12:33
>>592 popupが激しくウザいよなw
しかも重いし、なんだあのサイトは。
商売する気が微塵も感じられんよ。
594 :
無名草子さん:03/01/02 15:08
岩波文庫で『ユリシーズ』出てたんだね。
復刊してほしいなあ。
596 :
無名草子さん:03/01/02 21:09
岩波文庫なら直接版元に連絡したほうが(・∀・)イイ!
597 :
無名草子さん:03/01/02 22:03
598 :
無名草子さん:03/01/03 13:22
集英社文庫からは寿岳文章訳『神曲』も出るとか。
集英社文庫って存在感ないな。キングの小説しかもっとらん。
600 :
無名草子さん:03/01/03 16:11
>>599 存在感ないけれど、岩波の「神曲」は買わないなぁ。
買うなら集英社文庫の「神曲」買うよ。
601 :
無名草子さん:03/01/04 01:19
>>599 ラテンアメリカ文学のシリーズを出してたよ。
まだ絶版にはなってないみたい。ずっと出し続けておいてほしいシリーズだな。
あとは最近『失われた時を求めて』の抄訳が出てたね。
>>597-598も鑑みるに、これからは古典の大著を強化するのかな。たのしみだ。
602 :
無名草子さん:03/01/04 14:19
>>600 そうなの? 岩波の山川丙三郎訳はダメ?
>>60 ってかそれ以前に日本語で海外の詩を読むこと自体が大きな
間違いだと思うぞ。
まぁ君は低学歴だからしょうがないけど
604 :
無名草子さん:03/01/04 16:13
603 名前:ddd :03/01/04 14:46
>>60 ってかそれ以前に日本語で海外の詩を読むこと自体が大きな
間違いだと思うぞ。
まぁ君は低学歴だからしょうがないけど
>>603 詩の文章そのものの美しさは味わえない可能性が高いだろうけど、
そこは翻訳を選べばある程度無視できる問題だし、内容を味わうのもまた、
詩の楽しみだと思う。
海外の詩を読むのにかならず原書にあたるべき、っていうんなら敷居が高くなりすぎて、
誰も海外の詩なんか読まなくなると思うよ。学歴なんか関係無しにね。
だいたい学歴あっても、詩を十分に理解できるほど外国語に堪能な人ってほとんどいないじゃん(w
>>605 あなたがたとえ高卒であったとしても差別せずに、きちんと答えようと思う。
わかりやすくねw
僕は第一に出版社の人間ではないし、あなたも僕と同じ出版社にいてどうやって
ゲーテの「神曲」を売ればよいのか意見を戦わせているわけではない。
だから「誰も海外の詩を読まなくなる」としてもそんなことは関係ないわけ。
ようするに折れが言いたいのは詩は詩そのものにあたらないと無意味だってこと。
607 :
無名草子さん:03/01/04 19:54
買い切りはやめてホスィ
…書店員のひとりごと
>>606 「無意味」っていうのは、あくまでも603さんにとって「無意味」であるってことだよね?
そんな事をいちいち宣言して、これを読んでる人たちに一体何をいいたいわけ?
609 :
無名草子さん:03/01/04 20:12
ゲーテの『神曲』よんでみたい
>>608 そうじゃないでしょ。
だったらあなたは松尾芭蕉などが書いた俳句を英訳したとして
これが日本を代表する俳人の詩だって海外の方に断言できますか?
できれば日本語でそのまま理解して欲しいですよね。
>>610 「日本語でそのまま理解して欲しい」のは603さんでしょ?
わたしは外国人に英訳芭蕉を日本を代表する俳人の詩だって断言しますよ。
それを相手の外国人がどう理解しようと勝手だし。
「くだらないな」とか「これが日本を代表するレベルなの?」とか思っても、
それはあくまでも翻訳を介しての感想だろうし、逆に訳本でも感銘を受けたなら、
それはそれでいいと思いますね。
603さんは608での私の質問に直接的に答えていませんが、ひとこと言わせて貰うと、
あなたはちょっと周りの評価なり価値観なりを気にしすぎじゃないんですか?
自分自身の価値観をもっとしっかり持ったほうがいいですよ。
>>611 なんで説教になるんですかw
そりゃどう理解しようが勝手ですが、本当に詩を理解するためには
原書で理解するなんて、基本ですよ?
いったい何をがんばっていらっしゃるのだかw
>>612 あなたの言いたい事は正論だからわかるんですけど、その正論にも危うい点があるということです。
そもそも「本当に詩を理解する」って一体何?
明らかに「理解」なんて不可能なんですが。
>>613 理解が悪いのなら直感すると言えばいいんですか?
でも直感は言葉から来るものですよ?
悪いけど浪子の勝ちだな。
単なる考え方の違いでしょ。
浪子さんは学校教育の悪しき影響で答えがなきゃ嫌な人みたいですが・・・
>>614 とある詩に対する思いは、ひとそれぞれ異なるものであり、
詩の作者の思いと同一のものを得ることは不可能なわけです。
つまり「本当に理解する」ことは不可能です。
それなら、詩を読む理由をどこに見出すか。もちろん、「本当に理解する事」ではなく、
詩にたいしてどのような感情が湧きあがってくるのかを見つけることになるわけです。
その場合、原書をあたろうが翻訳をあたろうが、そう大きな違いは無いわけです。
「本当に理解する」ことを「作者の思いにできるだけ近づく」ことであると考えるなら、
そのために必要なのが原書にあたるという行為であり、それはまさに一般読者の姿勢ではなく、
研究者の姿勢であると言えるでしょう。
研究者だってすべての語学に堪能ではないしね。
ま、この板久々覗いたけど、いいもの見せてもらった。
浪子さん文学板にも遊びきてね。
横レス、スマソ。
620 :
無名草子さん:03/01/04 21:32
どう考えても浪子はバカ。
603がまとも。
621 :
無名草子さん:03/01/04 21:41
>>620 「根拠を述べずに意見を述べるだけの奴は白痴」って言葉誰のかわかります?w
翻訳否定したらほとんどの日本人はプーシキンの詩を鑑賞できなくなるだろうに
ま、ホントに内容を極めるためには原テクストに当たらなきゃダメだけどな
スレ違いにつきsage
624 :
無名草子さん:03/01/04 22:32
603どこ?
625 :
無名草子さん:03/01/04 23:09
626 :
無名草子さん:03/01/04 23:24
作者の自筆本に当たらなければ問題外
自筆の限定複製本を読まなければそれが本当かどうかわからんよ。
本の形になったのをあれこれ言っても始まらないよ。
お前たちはみんなガキだよ 本になるには作者の原稿があり、それのみが
作者の表現なんだよ
翻訳がダメなんてことを言ってるお前がダメなんだよ
627 :
無名草子さん:03/01/04 23:28
作者以外に、詩を理解するものはない。
ということなんですか?
628 :
無名草子さん:03/01/04 23:33
ちがうよ
本じゃなくて作者の書いた原稿(文字)だといってるんだよ
そしておいらは「原書を読め」「原書が正しい」ってさけんでる
アホに言ってるんだよ そのアホは「本」が編集されたって事を
知らないらしいからね
629 :
無名草子さん:03/01/04 23:37
サーニン(オブローモフ)は一応読んでおくべきだろう
ユリシーズは丸谷訳(集英社)より伊藤訳(新潮社)の方がいい
630 :
無名草子さん:03/01/04 23:44
読み方って、その人ごとにいくつあってもいいんじゃないの。
みんなが文献学者や外国文学学者じゃないんだから。
631 :
無名草子さん:03/01/05 00:54
俺は低学歴だから詩なんてわかんないししょうがない。
原稿が正しく印刷物のかたちになってる保障が無いと詩なんてわかんねーもんな。
633 :
無名草子さん:03/01/05 01:24
632へ
原稿をそのままワープロしたという保証があるかね
だから自筆原稿と言ってるのだよ
時代は関係ないよ
編集作業というのがあるのが知らないのかね
634 :
無名草子さん:03/01/05 02:04
いまどき自筆原稿なんか残してない作家も多いだろ。正真正銘のバカか?
635 :
無名草子さん:03/01/05 02:08
志茂田景樹の著作を本当に理解するためには、彼の音声録音生テープを聞かないと無理です。
>>634 そういう作家は想定外なんでしょ。もしくは作家じゃないと言い出すかな?
あの…「作者の自筆原稿でないとダメ」なんて言ってる人が
どうして編集入りまくりの「岩波文庫・岩波新書」のスレなんかに来てるの?
そういう議論が無意味だとは言わないが
ス レ 違 い な の で 他 の ス レ で や れ
638 :
無名草子さん:03/01/05 14:11
岩波文庫に原書は無いぞ日本の古典以外わな
原書至上主義にアホこそされよ!
おめえの身内か
ダンテの神曲は翻訳だ
野上訳は問題が多いぞ
岩波は野上じゃないか
639 :
無名草子さん:03/01/05 18:02
岩波の神曲の訳最悪だよな
朱門の親父の訳ってそんな良いかね。
641 :
無名草子さん:03/01/05 20:18
読書家は一定のレベルだとかならず原書で読みたくなる。
翻訳で満足だというのは個人の勝手だが、少なくとも本物を読んでること
にはならない。とくに詩だと言葉の響きが非常に重要であるから、
翻訳物なんてもっての他。いかに名訳であろうとも言葉である以上は
原書のみが本物。
よって603が正しい。浪子はただの屁理屈女。
642 :
無名草子さん:03/01/05 21:24
原書と岩波文庫はカンケエねえよ
お前には名訳か否かは分かるまい
原書でなくちゃダメだ、なんてのは世間に腐るほどいるエセ教養主義者。
外国語のできない香具師へのハッタリでもある。特に専門的な分野になれ
ばなるほどそーゆー類の連中が多い。しかもそーゆー風にさも理解してます
といわんばかりの香具師にかぎって中途半端な理解力で翻訳を出したりする。
中途半端な言語能力で英語にトライするくらいなら、本当のプロの”解釈”で
読むほうがずっと正しい。原書で読めた、だから本物の知識だ、というのは
素人考えだろう。
大体、読めただけで詩が理解できるか?外国の文学を理解するのは専門書を理解
するのとは意味が違う。専門用語のような共通性を持たない世界を理解するには
その言葉を使う文化そのものの中にいないと無理だろう。韻を踏んだくらいで
本物を体験したとか思われても困るがな。
644 :
無名草子さん:03/01/05 21:52
読書家は一定のレベルだとかならず原書で読みたくなる。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
お前レベルだとな
二流大学で 二流教授(翻訳書も出せない馬鹿教授)の下で がんばれよ
645 :
無名草子さん:03/01/05 21:56
>>643 ハハハ!あなたは教養のために本を読んでいるんですか。
僕は純粋に楽しみのために本を読んでいます。なぜかって?読書なんて
教養にすらならないからです。
646 :
無名草子さん:03/01/05 21:59
お前は何をやっても何もならんよ
読書の楽しさも独りよがりだろう
647 :
無名草子さん:03/01/05 22:14
するってえと
愛犬家は一定のレベルだとバウリンガルなしでイヌのこことばを・・・
648 :
無名草子さん:03/01/05 22:16
うわ
ってなこと書いてたらテレビでばうりんがるのネタやってる
649 :
無名草子さん:03/01/05 22:18
正月早々
医者に言った方が良いぞ
前頭葉を少しスライスしてもらえ
650 :
無名草子さん:03/01/05 22:32
スライスチーズか!
651 :
無名草子さん:03/01/05 22:46
本物を味わうために原書にあたる香具師は、プロの翻訳家以上の外国語能力の自信があるんだろ。
そういう香具師は原書で読めよ、おそらくその自信過剰な思い込みはハッタリだろうがな(w
652 :
無名草子さん:03/01/05 23:46
岩波の赤なんてどうでもいいし、あんな糞訳で読みたい奴は
勝手に読んでいればいいと思うけど、白とか青はどうなの?
白と青って一体何が違うの?
白と青の中で絶対読むべき本とかある?
君主論とか戦争論は基本書だろうか?
653 :
無名草子さん:03/01/05 23:48
黄色はどうよ
654 :
無名草子さん:03/01/05 23:54
>>653 黄色は良いかもしれないけど、分厚い古典全集で買えばもっと
安く済むんじゃない?
内容は変わらないわけだし。
>654
>黄色は良いかもしれないけど、分厚い古典全集で買えばもっと
>安く済むんじゃない?
しかし保管する場所の家賃、土地代を考えると、文庫本のほうが安上がりかもしれない。
656 :
無名草子さん:03/01/06 17:42
>>655 押入れに入れて、一冊読み終わるまで新しい本を買わなければほとんど問題
ないでしょ。
>656
そんなことしたらその本が死蔵されるだけという罠
ヤパーリ手が届くところにおいてないと本って読もうという気にならないんだよなぁ
かくして漏れの部屋の中に次々とハードカバーの高層ビルディングが…
658 :
無名草子さん:03/01/06 23:13
かくして漏れの部屋の中に次々とハードカバーの高層ビルディングが…
>>656 おまえの家の押入れには、固定資産税はかからないのか?
>>656 おまえの大家は無制限・家賃なしで押入れを貸しているのか?
書庫を「押し入れ」と呼ぶ大富豪な>656のいるスレはここですか?
662 :
無名草子さん:03/01/10 23:09
age
663 :
無名草子さん:03/01/12 01:10
日本の軍隊、面白そう。
(^^)
なぜに今さら『尾崎秀実上申書』?
666 :
無名草子さん:03/01/14 20:10
認識とパタンが復刊されるのを待ちます。
内容は古いけど。
667 :
無名草子さん:03/01/14 20:11
あと「ヨーロッパの言語」も
668 :
無名草子さん:03/01/15 09:39
アゲ
669 :
無名草子さん:03/01/15 21:19
あげ
670 :
無名草子さん:03/01/15 23:23
神保町で探したけど、全然無かった(涙)>ぱたん
672 :
無名草子さん:03/01/17 07:50
新書で、その分野の初心者でも理解できるオススメの名著ってありますか?
呉智英がいわく、新書青版の600台〜800台は名著の金脈だそうです。
>>671 山陽堂支店は全体的に価が高いですね。
新書青版の『古代の書物』(初版)が1,500円もして居たのであきらめて、
1Fの岩波ブックサービスセンターを覗いたところ、ちょうど復刊されて居たところでした。
アブナカッタ。
山陽堂支店(高い!)に行く前に文庫川村も覗いてみよう。
山陽堂よりちょこっと安い気がするよ。
いつも見てるだけで買わないんだけどね。
675 :
無名草子さん:03/01/17 14:26
山陽堂は最後の手段。初心者にはお勧めできない。
「耳嚢」も苦労して探したのに重版されやがったし・・ムカー
676 :
無名草子さん:03/01/18 21:02
間違い無く川村の方が安いよ。
私の家には古い岩波新書や岩波文庫
が置いてあるんですが、プレミアとかっ
てどう調べればいいんですか?
山陽堂は高いが、品揃えがいいから許す。
679 :
無名草子さん:03/01/19 17:53
奥村宏「株主総会」(岩波新書新赤版)
著者の問題意識は分かるのだが、商法に関する基本的な知識がない
としか思えない記述が多く、商法学者に対するルサンチマンにしか
なっていないのが残念
680 :
無名草子さん:03/01/19 23:14
>>679 この本って、あまりにも間違いが多く、勉強のためにいいということで、
どこかの大学の法学部の商法の教授が、法律学から見た間違いを
探して論評せよというレポートを学生に提出させたらしい。
681 :
無名草子さん:03/01/19 23:30
昔、山陽堂で『聖女ジョウン』を3000円で買った一ヵ月後に神田の別の
古本屋で700円で売ってるのを見つけてガックリ。それ以来、山陽堂では
買ってないなあ。確かに、品揃えはいいし探してる岩波の文庫や新書が
大抵置いてあるけど。
山陽堂は最後の手段。
でもふいに復刊されたりするから油断できないンだよな。
683 :
無名草子さん:03/01/20 18:49
ラ・ロシュフコー箴言集「
岩波文庫」は面白いですよ。
685 :
無名草子さん:03/01/20 22:23
きょうは復刊ものを二冊購入。
嘉村磯多 『秋立つまで 他三篇』
小杉天外 『初すがた』
嘉村磯多なんか買うつもりなかったけど、講談社文芸文庫の短編集を見てみたらえらく高かったから買ってしまった。
>665 「解説=松本健二」
正直(゚听)イラネ
687 :
無名草子さん:03/01/22 01:15
長谷川如是閑
(^^)
689 :
無名草子さん:03/01/25 21:39
岩波の赤はウンコ。
690 :
無名草子さん:03/01/26 02:08
文庫の赤帯か?
新書の赤版か新赤版か?
でも岩波文庫はすごいよな
誰が読むの?ってな本を絶版にせずがんばるわけだから。
経営は大丈夫なんだろうか?
692 :
無名草子さん:03/01/26 03:06
もうだめぽ……
693 :
無名草子さん:03/01/26 10:04
>>1は昔の俺のようなので超遅レスだけど長文レスします。
似たような人が他にもいるかもしれないしね。
俺も高校時代とか大学1年2年のころは岩波文庫ばっかりだったな。
本屋行けば岩波コーナーをうろうろしてた。
当時は自分の信念とかもはっきりしなくて、何が正しいのか、
自分の信じていることが何かもわからなかった。
読書技術が未熟だったし、そういやネットもなかった。
だから、どんな本を読んでいいのか全然わからなかったんだよな。
どんな本を読んでいいのかわからないから、
「ソクラテスとか有名な哲学者が名を連ねてる」とか、
「装丁も硬派っぽい?」とか、権威主義とか言われても仕方がないような考え方で
本を選ぶしかなかった。とにかく内容がわからなくってもとにかく信頼できたんだな。
最終的には、座右の書と呼べるような本にも出会えたし、そのことはよかったと思う。
>>693続き
でも本っていうのは岩波文庫だけじゃないんだよな。
今の世の中では無数のいい本があふれてる。
ちょっと考えて思いつくような問題に対しては、すぐにいい本が見つかる。
例えば、
俺は幸せが何か知りたかったんだよな。本を読みはじめただいぶあとになって気づいた。
で、それに気づくと、実存主義の哲学には自分は縁がないっていうことに気づく。
存在とは何か、時間とは何かなんてことが何の意味も持たないことがわかる。
ロックやモンテスキューとかの哲学が政治のための哲学であってこれも自分とは関係がないことにも気づく。
これらに関心がある人もいるし、将来的に興味を持たないこともなくはないけど、
そのときの自分にはまったく意味がないんだよな。こういうものに時間をとられなくて済むようになる。
で、結局、7つの習慣だの幸福論だの心理学だのいろいろめぐりめぐった。
本を読んでじっくり考えればどんな問題意識でもたいてい答えなんて出るもので、幸せが何かってことも
わかってきたような気がする。まぁここではとにかく問題意識を持って本にぶつかることが大事だってことが
言いたかっただけなんだけど。
「速読できるようになりたいなぁ」とか
「特許ってどっからどこまでが特許になるんだ?」とか。
そういう自分の中にあるニーズを理解して、それにあてはまる本を探すようになれば、
本を読むのが楽しくなるし、岩波以外の本でも、その価値がわかるようになると思うよ。
ちなみに自分は本を買うときには値段を見ないw
良い本一冊には飲み会一回分以上の価値があると思うから。
書き込んでみると・・・・やたら長い・・・。ごめんなさい。
696 :
無名草子さん:03/01/26 16:21
「文章が長い」以外にもっと恥じるべきことがあるだろ!
読んでてこっちが恥ずかしいわ!
697 :
無名草子さん:03/01/26 22:32
>690
文庫の赤
>693-694
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( )】 ( )】 ( )】 【( ) 【( ) 【( )
/ /┘ . / /┘. / /┘ └\\ └\\ └\\
ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ ノ ̄ゝ
>691 マジレスしとくと全国の公立図書館が必ず買ってくれてるので大丈夫
それ言ってしまうと岩波どころじゃない経営状態の有名出版社はたくさんある
699 :
無名草子さん:03/01/27 02:43
アゲ
700 :
無名草子さん:03/01/27 02:45
700、いただきます
701 :
無名草子さん:03/01/27 02:56
客観性のない自己陶酔的自分語り
カコイイ!!!
702 :
無名草子さん:03/01/27 03:04
>7つの習慣だの幸福論だの心理学だのいろいろめぐりめぐった
ハライテー
カンベンシテクダサイ
702みたいになったらもう終わり。
704 :
無名草子さん:03/01/27 15:02
カルピス
705 :
無名草子さん:03/01/27 21:29
新書は高過ぎますね。文庫の赤を新書でカヴァー?
706 :
無名草子さん:03/01/29 01:08
岩波新書は
「デカルト」「認識のパタン」「ヨーロッパの言語」「記号論への招待」
「修道院」
が良い内容のもの。
最近はウンコが本書いてる。
俺って恥ずかしいやつだったのか・・・・・・
_| ̄|○
確かにもうちょっと考えてから書き込むべきだったかもと反省
だけど書き込んだことを後悔なんかしてない、ちょっとしか。
まぁ
>>1よ。精進してくれ。
708 :
無名草子さん:03/01/29 09:58
いや、むしろ頑張れ。ただもう少しくらいは後悔しろ。ポーズだけでもいいから。
あとどうせ幸福論ならアランのにしておけ。
709 :
無名草子さん:03/01/29 11:24
岩波写真文庫についても語れよ
710 :
無名草子さん:03/01/29 17:15
「失われた島」
712 :
無名草子さん:03/01/29 21:47
アゲ
713 :
無名草子さん:03/02/02 08:33
岩波文庫は青と白にお世話になっています。
714 :
無名草子さん:03/02/02 10:40
新刊の吉原徒然草ってどうよ。面白そうだけど。
715 :
無名草子さん:03/02/04 18:26
同じく新刊ギリシア・ローマ名言集ってどうかな?
かっこつけた台詞のネタ帳として使えそう。
716 :
無名草子さん:03/02/06 05:14
アカご用達
717 :
無名草子さん:03/02/06 09:02
アリストテレス「政治学」って品ギレですか?
718 :
無名草子さん:03/02/06 19:02
>>56>>57 / / / /( ∧ ) ヘ ヘ
く // ( /| | V )ノ( ( ( ヘ\ お て
┘/^| \ ( | |ヘ| レ _ヘ|ヘ ) _ヘ し め
/| .| | )) )/⌒""〜⌒"" iii\ え |
.| α _ ヘ レレ "⌒""ヘ〜⌒" ||||> て
_∠_ イ | | /⌒ソi |/⌒ヘ < や に
_ (_ ) ヘ | ‖ () || || () || _\ ん は
/ ( ) ヘ |i,ヘゝ=彳 入ゝ=彳,i|\ ね
/ー ( / """/ ー"""" > |
_) | ヘ(||ii ii|||iiii_/iii)ノヘ|||iiiii< |||||
| ( ヘ|||||iiii∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; フ ""'
///// ヘ_/ ) ヘ|||""ヘ===二二二===7フ / ム/∧ ∧ ∧
///// ( | ii | |LL|_|_LLL// | )( ∨| ∨)
・・・・・ ) )| || | |||||||||||||||||||||||| | | ( ヘ | ヘ ) (
___ | | /| .| |||/⌒/⌒ヘ | | | iiiiヘ ( | ( | /
/ / (|.| | | | | | iii ) | ヘ )( )
( ( /..| | |_____/ | | iii ( )( // /
\ ) )..| |ヘL|_|_L/ / / ,,,,--(/Vヘ)(/
720 :
無名草子さん:03/02/06 21:43
アアー マジハライテー
イクー イクイクイクゥゥッ
721 :
無名草子さん:03/02/06 22:32
ギリシア・ローマ名言集は少し物足りない感じだが、この著者は文章にこだわって
いて面白い。ギリシア・ローマの文筆家の文体やら名文の条件やら現在ものを書くもの
にとって大変面白く楽しい話題が詰まっている。
722 :
無名草子さん:03/02/07 09:50
>718
サンキュー!!漏れ「ニコマコス倫理学」で卒論書いたが、習慣については具体的にいってなかったんだよね。京大出版会のやつは、ブックオフで半額で出ていたので、ゲットすることにします。
*「形而上学」は全くお手上げ。わけわからん。どうやって読んだらいいの?
723 :
無名草子さん:03/02/07 21:33
大学生の卒業時期に行くとブックオフに色々入荷するけど、
近所のは法学の教科書、公務員試験の参考書ばかり。
そんなもん入って来ないよ。
でも以前ミシュレの「女」とエリアーデ「世界宗教史」の単行本版の第一巻を見つけた。
>719=角山栄
725 :
無名草子さん:03/02/08 10:08
東大の藤原先生の本はあまり評判が良くないらしいけど。
726 :
無名草子さん :03/02/08 11:56
毎年恒例のみすず「読書アンケート」だと、
廣松渉訳「ドイツ・イデオロギー」(小林補注)が良いと評判ですね。
自分のおすすめは芥川龍之介「奉教人の死」と夏目漱石「夢十夜」。
今更ながら、良い小説=短編小説という先入観から抜け出せないもので。
新書なら名取洋之助「写真のよみ方」と平野謙(タイトル失念)。
初版にこだわらなければ、早稲田界隈の古本屋で100円台で購入可能。
727 :
無名草子さん:03/02/08 14:48
岩波文庫は不意に復刊するから油断ならないんだけど、
最新の復刊情報をチェックするのに最適なサイトはどこでショッカー。
サイトはわからんけど、岩波の定期刊行物
(『図書』とか『世界』とか『思想』とか新刊案内)
をチェックしていれば、毎月の重版と定期復刊の書目
が出るよん。
729 :
無名草子さん:03/02/08 17:35
730 :
無名草子さん:03/02/08 17:53
>>728-729 レスさんくすです。
思い切って岩波HPから図書の年間購読を申し込んでみまっす。
731 :
無名草子さん:03/02/10 01:33
岩波文庫は辞典の次くらいにコストパフォーマンスが高いと思う。
ほんと、感謝しないとね。
732 :
無名草子さん:03/02/15 11:15
>722
ホッブズの「リヴァイアサン」も品切れ中だよね。
政治学やってる人間にはつらい。
そのうち「国家」や「君主論」も品切れになる日が来るんだろうか…。
733 :
無名草子さん:03/02/15 12:36
君主論って慎重文庫で出て無かった?
734 :
無名草子さん:03/02/15 15:37
『法の精神』も品切れ中。
古本屋で3巻揃いで1万円!
いずれまた印刷されるから
736 :
無名草子さん:03/02/15 20:15
今月の新刊、スミス『道徳感情論(上)』はどうですか?
現代文庫「忍びの者」
今この本を出す岩波の意図は何だろう?
738 :
無名草子さん:03/02/15 22:10
>>734 それはハードカバー版の3巻ぞろいの値段だろうと突っ込んでみる。
739 :
無名草子さん:03/02/15 22:41
740 :
無名草子さん:03/02/16 10:51
>>739 本当に文庫3冊に1万円の値がついているな。
もっと高い値をつけているのもあった。
でも、ブックオフでは1冊100円。
まあ,そういう基本書は重版時に逃さず買っておくべきなんだろうね。
743 :
無名草子さん:03/02/17 21:58
>>742 そう思って買ったものは、
結局時間がなくて読まなかったりする。
伊藤博文『憲法義解』は重版時に買ったけど、
実際に読んだのは5年ぐらい経ってからだった。
744 :
無名草子さん:03/02/17 23:24
>>737 いいンじゃないか? 忍者マンガも人気あるみたいだし。
人気ねーのもあるけど。
>744 「忍びの者」は白土三平漫画のネタ本くさいな
白土の親父もプロレタリア芸術運動で活躍した画家だったわけだが
746 :
無名草子さん:03/02/18 16:59
岩波新書の話をするが、ここ1〜2年サヨい本がまたまた増えてきてないか?
具体例を挙げると、「中国人強制連行」とか「日本の刑務所」などだ。
747 :
無名草子さん:03/02/18 17:09
岩波青帯「死に至る病」(キルケゴール)ってどうですか?
ちくまからも出てるけど。
748 :
無名草子さん:03/02/18 19:25
>>746 そう言われてみればそういう気もするが、
中央公論社が読売新聞社に買収されて
最近の中公新書は右翼的なものが増えてきたので、
新書全体ではバランスがとれていると思う。
岩波じゃないけど平凡社ライブラリーの
『歴史と民族の発見』のアナクロさに激藁
750 :
無名草子さん:03/02/19 11:14
>>747 ショーペンハウエル読んでないとむずかしいよ。
751 :
無名草子さん:03/02/19 11:27
>>750 レスサンクス。読んでませんがw
翻訳はどっちがいいんでしょうか。「存在と時間」とかはちくま学芸文庫のほうがいいらしいんですが。
752 :
無名草子さん:03/02/19 12:42
>>751 大変だーね。
俺頭悪いからそういうの読めないけど。
薄田泣菫や森銑三辺り出してくれるから岩波は好きだな。
でも「茶話」は富山房。
>>751 岩波文庫の翻訳は評判が悪いようです。
本邦初訳のものが多いからでしょうか。
ただし、安いのは岩波。
>>752,753
レスありがとうございます。岩波黄帯の「茶話」よくないんですね……買っちゃいましたw
たしかに岩波は安いけど、でもやっぱり内容(訳)で選ぶべきですよね。まあ、いいのもあるんですけど。
755 :
無名草子さん:03/02/19 20:39
岩波だけがガチ
岩波文庫の『茶話』は嫌いな坪内祐三が解説書いてるから買わない
末弘厳太郎も佐高が解説書いてる現代文庫の『役人学三則』より
冨山房百科文庫の『嘘の効用』の方がずっといいです
757 :
無名草子さん:03/02/19 21:11
>>756 佐高の解説とか本のタイトルは、
末弘の功績を無理に自分が得意と思っている分野に引きつけているよな。
末弘の功績は、法の欠缺等を通じた現実の法の分析にあって、
本のタイトルにもなっている役人学三則についてもそういう観点から
解説すべきなのに、問題意識を矮小に捉えていて、読んでいて腹が立つ。
758 :
無名草子さん:03/02/19 21:18
そもそも佐高を編集者にしたのが間違いだな。
佐高氏ね
760 :
無名草子さん:03/02/20 01:15
まあ所詮、アホの佐高ですから。
アホ! アホ! アホの佐高!
762 :
無名草子さん:03/02/20 06:50
キダタロウ作曲ですか?
763 :
無名草子さん:03/02/20 11:43
岩波文庫で、ヴェルレーヌ、マラルメ、ヴァレリーと
鈴木信太郎訳のフランスの詩集が品切れになっているのはツライ。
詩は売れないだろうが、いつの世でも好きな人はいるからね。
764 :
無名草子さん:03/02/20 21:39
>>763 ワーズワースとかコウルリッジはあるのにね。
「フランス名詩選」は中途半端だし。買ったけどw
そのうちまた印刷されるよ。
偉大なるギャッツビーを復刊して
「デモクラシーの帝国」て
ハート・ネグリ『帝国』が翻訳されないのに目をつけた
スキマ仕事だよな
>>744 いやね、なぜこのご時世にアカハタ連載の北朝鮮マンセー本を出
したのかなーと思って(2巻あとがき参照)。
今こそ北朝鮮マンセーといいたかったのか、作者と共産党をばか
にしようとしたのかわかんないなーと思って。
後者だとしたらすげー壮大な皮肉だよね。全5巻だし。
北朝鮮だけに忍びの者(工作員)!なんつって。
770 :
無名草子さん:03/02/22 19:57
今日本屋いったら、岩波文庫がたくさん復刊してた
772 :
無名草子さん:03/02/22 22:59
お前ら今回の文庫復刊では何買いますか?
773 :
無名草子さん:03/02/22 23:05
774 :
無名草子さん:03/02/23 00:34
『古事記伝』は文春の口語訳古事記に便乗か?
775 :
無名草子さん:03/02/23 01:20
高村光雲のやつ復刊してくれや、なぁ。
>>772 最近出た「巫女」がおもしろかったので、「バラバ」を買う予定。
ちょっとマイナーかな?
保守
778 :
無名草子さん:03/02/26 11:44
age
779 :
無名草子さん:03/02/26 14:19
古事記伝は心が動いた(国文学上代専攻)が、活字があまりにも読みにくいのと、
神代巻のみだったので俺はスルー。本居宣長全集版を狙うとするか。
780 :
無名草子さん:03/02/26 18:01
>779さんから見て今月の文庫新刊『石上私淑言』(子安宣邦校注)ってどうよ?
>>780 うーん、俺は古事記と万葉集が中心で、本居宣長は古事記伝と万葉集問答を通してしか
知らないので……
復刊でうれしいのはマンゾーニ『婚約者』。
決して入手困難な本ではないのだが、いままで何故か縁がなかった。
これで岩波文庫のイタリア文学が全部揃う。
783 :
無名草子さん:03/02/28 10:34
>>782 そりゃすごい。
イタリア文学はまだ読んだことないなー。チャレンジしてみっか。
784 :
無名草子さん:03/02/28 10:44
その中には難読で名高い山川丙三郎訳『神曲』も含まれるわけだが。
新書の『有事法制批判』は読む価値ありますか?
「有事法制をつくると戦争がおこる」という類の内容なら読まないけど
787 :
無名草子さん:03/03/03 20:14
タキトゥスとスエトニウスも早く復刊してくれ
788 :
無名草子さん:03/03/04 23:40
789 :
無名草子さん:03/03/04 23:46
岩波新書には、『憲法第九条』というアホかと思うような
ものもあったしな。
790 :
無名草子さん:03/03/07 11:38
>789
「憲法第九条」は今読むと愚作だが、出版当時はよく売れた。
岩波新書には、出た当時は好評だったが今では読むに耐えない
というのが結構あるね。
「戦後思想を考える」とか。
791 :
無名草子さん:03/03/07 16:15
792 :
無名草子さん:03/03/07 17:00
サヨ色を感じると脊髄反射してしまう奴らは掘っとけよ。
大して読んでないのにダメとかいってんだから。
793 :
無名草子さん:03/03/07 17:30
古典を読もうと思ったら岩波とちくま買うしかないもんな。
「有事法制批判」は読んだことないから論評するつもりもないけど、
「憲法第九条」はどうしようもないよ、本当に。
自衛隊は違憲だけど合法だなんて、どこからそんな理屈が出てくるんだ?
この理屈だったら、違憲の制度は法律に根拠があれば全て合法のはずだが。
前にも話題になった現代文庫の『役人学三則』って、
Webを見ていると評価している人が結構多いんだよな。
収録されているものの出来が良いのは認めるが、
佐高の解説が薄っぺらいことに触れている人が誰もいない
ということに腹が立つ。
796 :
無名草子さん:03/03/09 22:54
>>795 末弘のあの本は昔から評価が高い。名著だ。
解説ごときに拘ったってしょうがないし。
というか、どうでも言い解説に拘るのってウヨくらいのもんじゃないの?
795じゃないですが、
いい本だからこそ、くだらない解説に腹が立つのではないでしょうか。
岩波には佐高を使うことを止めてもらいたい。
798 :
無名草子さん:03/03/09 23:19
>773
岩波文庫の画像を入れても意味ねーと思いまつた
末弘厳太郎の業績を分かっている人だったら、解説はどうでもいいけど、
現代文庫のターゲットは、そういう人じゃないよ。
末尾の解説を読んでから本文を読む人もいるわけで、
末弘の業績に詳しくない人が佐高の解説を読んだ後に本文を読むと、
薄っぺらい理解になってしまわないかを危惧してしまう。
それに、Web上での評価を見ると、
やはり佐高の解説に引きずられている印象があることは、
否定できない。
末弘読むのなら冨山房百科文庫版『嘘の効用』だと思います
>>801 法学部にいる人だったら、当然『嘘の効用』を上下巻読むべきだと思うけど、
そうじゃない人には分量多すぎるかも知れないし、ダイジェスト版としては
現代文庫でいいんじゃないの? 佐高の解説を除いて。
冨山房はまだ活動しているの?
最近見かけないな
倒産しますた
805 :
無名草子さん:03/03/10 21:35
今度は何が絶版になりそう?
807 :
無名草子さん:03/03/11 00:32
倒産してないよ。適当言っちゃいかん。
でも、百科文庫はもう増刷しないという噂を聞いたことはある。
808 :
無名草子さん:03/03/13 00:08
「有事法制批判」読んだ。
基本的には「有事法制では国民の安全は守られない。むしろ国民の自由や
生活を破壊する」というもの。ちゃんと論理は一貫しているし筋も通っている。
しかし、みんながみんな「政治的自由」「思想・信条の自由」を望んでいる
わけではない。ぶっちゃけて言えば「国の思想弾圧はかまわんが、外国に
攻撃されるのは許せん」といった種類の人々にはまったく説得力を持たない。
なんだか大東亜戦争前夜のインテリたちの無力さと通じる部分がある。
>>808 有体に言えば、「読む価値はない」ということか
810 :
無名草子さん:03/03/13 01:17
>>810 ホントつまんないね。
他の文庫でよめる作品ばっかりじゃないか。
善の研究とか本当に読んでるのかよ
>>811 岩波にはメジャーとマイナーとの差が激しすぎるんだろうな
814 :
無名草子さん:03/03/13 09:36
何だかイタイ岩波批判のレスが続いてるな
815 :
無名草子さん:03/03/13 10:13
岩波って暇つぶしに向いてないよな。俺にはあわんわ。
「教養」って感じだな。
岩波の提示する「教養」とやらは、
旧制高校性的なそれから
脱し切れてないNE。
817 :
無名草子さん:03/03/13 12:05
サブカル、サブカル
(^^)
819 :
無名草子さん:03/03/14 08:19
岩波新書でもうすぐ復刊される「ユダヤの民と宗教」
は、10年以上前に読んだが、面白かった。
820 :
無名草子さん:03/03/15 16:00
屋根裏部屋漁ってたらおやじの蔵書の岩波文庫が数百冊ほどでてきた!
とりあえず黄帯と柳田先生、フレーザー金枝篇下ろしてきました
絶版なってるのもたくさんあってまさに宝の山
821 :
無名草子さん:03/03/15 16:47
いい親父さん持ったね。とりあえず鑑定してやるから俺に渡せ。
822 :
無名草子さん:03/03/15 16:47
>>820 いいなぁ。漏れの親の昔の本を発掘したら
大川隆法とかノストラダムスの〜とか、クソ本しかなかった
俺も将来の子供の為に売らずに残しておこうかと思ってるけど
全く興味示さなかったらなんか悲しいな。
俺の親父は中央公論社の世界の名著シリーズを
全巻揃えたけど、全巻合わせても100頁ぐらいで挫折したらしい。
>825
各巻1ページか....
827 :
無名草子さん:03/03/16 23:55
828 :
無名草子さん:03/03/17 00:18
ココは一時的に
>>820を祝福するスレとなりますた。
やったな! コイツぅー。
829 :
無名草子さん:03/03/17 00:21
>823
warota(W
830 :
無名草子さん:03/03/17 00:23
本がいっぱい出てきたことよりも、読書家の父親を持った820がうらやましい
カフカって全然話題にもスレにもなってないけれど、みんな嫌いなのかな。
自分は、あの世界観が好き。
「単純な難解さ」が有るけれど、それもまた読んでいて楽しい。
832 :
無名草子さん:03/03/17 04:52
漏れ的には中江兆民の「三酔人経綸問答」が面白かったんだが。
でも子供に残す本は軍事本ばかりになる悪寒
833 :
無名草子さん:03/03/17 11:43
ヘッセの少年の日の思い出っての出してほしいなー。
中学校の国語の教科書に載ってた話なんだけど。
834 :
無名草子さん:03/03/17 11:45
ソレ ヨミタヒ
やや、みなさんありがとうございます
これでしばらく読本に不自由しなくなりました
おやじに大変感謝です
836 :
無名草子さん:03/03/24 17:23
みんなは青をどの位読んでるんだ?俺は毎日、岩波文庫を読んでいるのだが
どれもこれも、物凄く面白い。なぜ面白いのかというと、言葉使いが豊富だし、
考え方が変化球に飛んでいて昔の人は必ずしも固いわけではなく、寧ろ
常に色んな角度から現実を捉えていたのだと分かるから。
それにくらべて今の言葉ってホント貧弱で寒すぎる。断言できるのだが、文学は相当程度
退化してる。間違いない。国の国語政策は間違っていた。
>>820 よかったね。岩波文庫って茶色いお菓子っていうかキャラメルみたいで
異様に触手が伸びてしまうよね。俺も今ことあるごとに岩波文庫を
購入しているのだけど、そんするは絶対ない。売らずに全部持っていて欲しい
>>831 カフカ短編集もってるけど、エグイエンデって感じかなぁ。
でも、とにかく形而上学的が命題がそれぞれの短編にこめられて
いてとても面白い。
837 :
無名草子さん:03/03/24 19:30
>>1 そこまでは思ってませんが、
僕が住んでいた人口8000人の町には本屋さんがありませんでした。
隣町に本屋さんがありましたが、岩波文庫は置かれていませんでした。
小説を読み始めた中学生時代、岩波文庫は図書室にしかない本だったので、
一般販売は行っていないのだろうとさえ思っていました。
ところが修学旅行で立ち寄った新宿紀伊国屋書店には、たくさんの岩波文庫
が置かれていて、一般人でもお金さえ出せば買えるという事を知ったのです。
お金さえ出せば大抵の本が買えてしまう環境を求めて18歳で上京してから
11年目の今、僕の書斎には数百冊の岩波文庫が所狭しと並べられています。
>>830 僕の父は漫画と宗教書しか読まなかったので、
僕も「読書家の父親」には憧れていました。
家中に本が積まれている環境という意味では、
「蔵書家の父親」と言ってもいいかもしれませんね。
現在、僕は1万冊を超える蔵書を抱えている身なので、
僕自身が将来のわが子にとっての「蔵書家の父親」になるのかもしれません。
とはいえ作家志望のフリーターという今の身分を考えると、
「蔵書家」であり続けることよりも「父親」になることの方が難しそうです。
「蔵書家」ではなかったものの「父親」であったという意味では、父の事を尊敬しています。
岩波書店創業90周年企画「私の選んだ岩波文庫」アンケート実施中や。
岩波HPでも投票できるで。全国主な書店の文庫棚に応募はがきぶらさがってるよん。
やった! シチェドリン復刊!!
841 :
無名草子さん:03/03/28 01:26
トリストラム・シャンディをなぜ切らしてるんだ?
>>833 あぁ、あったなー。どんな話だったかなぁ。
隣りの家のいけ好かないガキの大事にしてる蝶の標本を握りつぶすやつだっけ?
843 :
無名草子さん:03/03/29 04:34
黒田日出男氏の『謎解き 洛中洛外図』が復刊したみたいだ
さっそく明日買いに行こう
>>842 そうそう。主人公がエミールって名前だった。
同じヘッセのデミアンて作品の主人公もエミールだが特に関係ないみたい。
ウホッ ブクオフで『吉原徒然草』ゲット!
コレこの間出たばっかジャン!
>>842 蝶じゃなくて蛾じゃなかったっけ。
蛾がコレクションの対象になるのかって、結構新鮮だった。
確か、あわててポケットに突っ込んで、ぐしゃぐしゃになるとかそんな話だったような。
素直にあやまるけど、冷たい態度をとられるとかいう結末だたような。
うろ覚え。
そうそう。漏れの受けて落ちた中学入試の問題文が確かそんなんだった
ひところヘッセって入試問題によく出てたんだよな
848 :
無名草子さん:03/03/31 04:56
今更有事法制批判を読んだが、
これを必死で罵るやつの気持ちが良く分からない。
サヨっぽいからか?
849 :
無名草子さん:03/03/31 06:49
>>848 彼らは朝日、岩波という名前を聞いただけで思考停止してしまう人たちです。
もちろん岩波書店の本など一冊も読んだことはありません。
850 :
無名草子さん:03/04/01 20:38
>>848 アタマの悪い論文も混じってませんでしたか?
全部が悪いとは言いませんが、一部に有事法制を作ること自体、戦争につながる
とまことにお目出度い文章が載ってるのも確か。
851 :
無名草子さん:03/04/02 00:33
俺も知りたい
853 :
無名草子さん:03/04/02 10:01
「デモクラシーの帝国」
「『対テロ戦争』とイスラム世界」
「テロ後 世界はどう変ったか」
「アフガニスタン」
「パレスチナ」
「イスラームと国際政治」
全部買っちまったよ。岩波書店、戦争特需だな。(w
854 :
無名草子さん:03/04/02 13:33
>>853 ついでに「イラクとアメリカ」もどうぞ。
855 :
無名草子さん:03/04/02 14:15
神道の逆襲ってかなり面白い本でいろんなところで勧められてる。
神道に興味あるバカは読んで、基礎知識を身に付けよう。
そこらのお堅い神道本よりはよっぽど分かり易い。
神道=正直
>854 イラクとアメリカは評判いいね
『現代イラン』はどうでしょう?
857 :
無名草子さん:03/04/02 23:25
>>853 「デモクラシーの帝国」はどうだった?
ネグリ=ハート「帝国」が翻訳される前にパクッタと別スレで評判悪いけど
>>857 ネグリの「帝国」を読んでいないのでパクリについては判らないけど…。
「帝国」の定義を組み換えることでアメリカを「帝国」と認定し、
その「帝国」アメリカの政治行動を捉え直す、という点ではなかなか
斬新だったと思う。
それにフランスがアメリカにスリより始めたのを見ると「帝国」という
分析は正鵠を得ているのかもしれない。
>フランスがアメリカにスリより始めた
そうなの? 逆じゃないの?
>>859 スマソ。
イラク板でそういうスレが立っているのを見て早とちりしてしまった。
ソースを見ると必ずしもそうとは言い切れない感じ。
861 :
無名草子さん:03/04/03 16:45
「デモクラシーの帝国」を読んで思ったのだが、
藤原帰一には、国際政治に経済の側面からアプローチする
という視点が全く欠落している。
今の国際政治は、金融・石油・軍事、特に国際金融
を抜きにして分析することはできない。
まあ、同じことは、立場は正反対とはいえ
中西輝政についても言えるけどね。
中西の専門は思想史だろ。歴史の本かいテリャいいのに
わかりもしない現代政治に口出すからあいつはダメ。
ワイドショーのコメントなんか根拠ナシに願望言ってるだけ。
頭の悪いコヴァと言ってる事同じ。だめだありゃ。
イラク戦争のコメントにしても、一応勉強してる分、きもうさんくさい田中宇のほうがまだましだ。
しかも中西は肝心の歴史の本もどうかという話もあるわけで…
藤原は経済学的アプローチ以前にそもそも方法論がないじゃん。
計量的な実証を欠いた駄文ばっかだし、デモクラ帝国だと
どーでもいい映画の分析とか、やってることが文芸評論家と同レベル。
卑しくも国際政治の専門家を名乗ってるんだから、評論家と同レベルの
意識で仕事されちゃ困るんだよ。
まあ文芸評論家としても評価しても、発想は結局『帝国』のパクリだし、
気の利いたこと言ってるわけでもねぇし。ハスミとか柄谷のがまだマシ。
アメリカ批判にしてもさ、チョムスキーやサイードやネグリ・ハートみたいに
他ですげえ論文書いた人が言ってるから凄みがあるわけでさ、日本国内だと
言ってること姜尚中あたりとかぶってるし。かと言って姜のヴェーバー論みたいに
チョムスキーらほどじゃねえけどヨソでわかりやすい実績るわけでもねぇし。
彼なんなの?>ふじ
元第四インターの政治学者です
864 :
無名草子さん:03/04/04 14:53
藤原のは、単なる読み物ということでよいのでは?
同じ読み物でも坂本義和よりは面白いと思うが。
865 :
超真剣です!!!マジで聞いてください!!!:03/04/04 15:40
ほんとの話です!!!!
女の子が40日間渡って監禁され、計100人ぐらいに強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(深くかかわったのは5,6人)
膣を灰皿代わりにされ、自慰(オナニー)を強制され、
真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、手足を押さえつけられ、膣やお尻の穴に鉄の棒を突っ込まれ、お尻の穴に花火を入れ爆発させ、20キロの鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、
手足を押さえつけて、膣にマッチ棒を入れられ燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、精液を大量に飲まされ、500ccの尿を飲まされ、基礎の他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。
女の声だが、人間とは思えない叫び声(悲鳴)(絶叫)を上げ続けた!
殺された彼女の親友が言うには、監禁され殺される一日前、幽霊(生霊)となって「助けて!」と親友に助けを求めたが、親友はどうすることもできず、泣きじゃくった。
「狂宴犯罪」は 一ヶ月以上 続いた 。
そして(失禁して)死んだ。(殺された)i78i78i78i
専門家によると自死(あまりのつらさに耐え切れず、脳が死ぬことを選択した。(命令した。)らしい。(死体にの脳は溶けていたらしい)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。
40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた
死体の膣(マンコ)にはオロナミンC2本、入っていた。
「裁判記録」は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。
(俺は何時間も涙が止まらず、夜も何日も眠れなかった。たとえ99.9%の人が幸せでも残る0.01%の人が(超)不幸なら、そんな世の中、絶対承認しない!!!!!そんな世界いらない!!!!!絶対、絶対いらない!!!!!絶対認めない!!!!!)
l;ok;l(私の心の底からの叫びでした。)
866 :
無名草子さん:03/04/04 17:32
>866はそんなにフローベールが嫌いなのかw?
868 :
アメリカ軍広報:03/04/05 00:48
>>867 誤爆です。故意ではありませんのでイラクの宣伝に乗せられぬよう。
「イスラームと国際政治」読了。
9.11の前に書かれたもので興味深いのはタリバンとパキスタン、
それとアメリカの関係。9.11が起らなかったらアフガニスタンは
サウジみたいになっていたのかもしれない。
870 :
吾輩は名無しである:03/04/06 01:10
山内昌之の旧著「民族と国家」が忘れ去られていて
気の毒だage
871 :
無名草子さん:03/04/06 03:06
人性論復刊まだかよ
ヘーゲルからニーチェへも文庫で出して
復刊はこまめにやるが、品切れが早すぎ
復刊したものはせめて3年くらいは刷ってくれ
873 :
無名草子さん:03/04/06 09:23
○ジンメルの『社会学の根本問題』
なんでこんな本が2年間も品切れなんだ。
何処の社会学部・学科でも必読書になってるじゃないか。
憲法ギゲ
イギリス憲政論
このあたり復刊して欲しい。
ケルゼンの「純粋法学」そろそろ
文庫化してもいいんじゃないでしょうか。
柄谷行人の「必読書150」だっけ、
岩波文庫中心の基礎文献ブックガイド。
あの中で紹介されてる本の半分以上が、
今書店で手に入らないんだよね。
基礎文献が容易に手に入らない状況をなんとかして欲しい。
新書に多い、くだらない時事論は出版する意義あるのか?
あんなん、自前のHPかメルマガでやれよ、と。
経営的には今の状況が仕方ないのかもしれんけどさ・・・
875 :
無名草子さん:03/04/06 11:24
自分も『純粋法学』の文庫化を希望する。
『デモクラシーの本質と価値』が文庫になっているのに、バランスが悪いし、
ケルゼンの本を読みたくても、高い本が多いから、
需要はあると思うのだが。
876 :
無名草子さん:03/04/06 12:15
岩波青帯の「創世記」とか「福音書」ってどうですか?
やっぱり聖書一冊買ったほうがいいのかなぁ。
877 :
無名草子さん:03/04/06 13:23
>>876 聖書はまず新共同訳で新旧一緒になったやつを一冊持っておくべきだよ。
>>876 心と宗教板のスレでは
学問としての聖書研究なら、岩波で問題なしって結論だったと思う。
信仰的にスタンダードなのは新共同訳、
各派が個別で訳してる聖書は教義に都合のいいように
和訳してる場合があるので、注意、だとか。
879 :
無名草子さん:03/04/06 13:41
>>876 ただ、岩波で訳されているのは聖書のごく一部だし(その多くも品切れ)、
やっぱり聖書1冊買ったほうがいいと思う。
ただ、私も岩波の福音書持っているけど。
880 :
無名草子さん:03/04/06 13:54
ごめん、リンク先失敗。ハジカシ。
やっぱりバラ売り(?)より、聖書一冊買うのがベストですよね。
ただ、なんとなく聖書に興味があったのと、
西洋の古典文学を読んでると聖書に関係する事柄がでてくるので、
傍らに置いておきたいなーと思ったんですけど、
まるまる一冊買うのはどうかと思って質問してみました。
レスありがとうございました。
883 :
監禁コンクリート殺人事件no!!!!:03/04/06 22:41
ほんとの話です!!!!!!
女の子が40日間渡って監禁され、計100人ぐらいに強姦、朝から晩まで超暴力と超陵辱された。ヤクザ顔負けのリンチで、天井に血が飛び散っていた。(深くかかわったのは5,6人)
膣を灰皿代わりにされ、自慰(オナニー)を強制され、jfghjgfjgf
真冬に裸で外(ベランダ)に出され、裸で踊らされ、手足を押さえつけられ、膣やお尻の穴に鉄の棒を突っ込まれ、膣やお尻の穴に花火を入れ爆発させ、20キロの鉄アレイを身体(裸体)になんども落とされ、瞼(まぶた)に熱いろうそくをたらされ、
手足を押さえつけて、膣にマッチ棒を入れられ燃やされ、膣の中のや裸体をライターで火あぶり、精液を大量に飲まされ、500ccの尿を飲まされ、基礎の他むちゃくちゃ。(生きてるか死んでるかわからないが)ゴキブリも食わされたそうだ。
女の声だが、人間とは思えない叫び声(悲鳴)(絶叫)を上げ続けた!苦しさのあまり何度も気絶した。
殺された彼女の親友が言うには、監禁され殺される一日前、幽霊(生霊)となって「助けて!」と親友に助けを求めたが、親友はどうすることもできず、泣きじゃくった。
「狂宴犯罪」は 一ヶ月以上 続いた 。
そして(失禁して)死んだ。(殺された)i78i78i78i
専門家によると自死(あまりのつらさに耐え切れず、脳が死ぬことを選択した。(命令した。)らしい。(死体にの脳は溶けていたらしい)
死体の顔は目の位置がわからないほど、変形し、親でも誰かわからず、原型をとどめてないほどで、性器のほうは顔よりもっとひどく完全に破壊されていた。死体には髪がなくなっていた。
40日間の監禁で極度のストレスのあまり全部髪が抜け落ちた
死体の膣(マンコ)にはオロナミンC2本、入っていた。
「裁判記録」は死ぬほどエグイ内容であった。「コンクリート詰め事件」で検索すればわかる。
(俺は何時間も涙が止まらず、夜も何日も眠れなかった。たとえ99.9%の人が幸せでも残る0.01%の人が(超)不幸なら、そんな世の中、絶対承認しない!!!!!そんな世界いらない!!!!!絶対、絶対いらない!!!!!絶対認めない!!!!!)
l;ok;l(私の心の底からの叫びでした。)
もし心にきた方は過去ログ26に俺の思いが書いてあるので読んでください!!!
884 :
無名草子さん:03/04/06 23:45
>>874 確かに、基礎文献が入手できない状況は勘弁してほしい。
『法の精神』が品切れ状態というのはさすがにびっくりしたよ。
自分が大学生だった時も、講義で指定されていた岩波文庫の一冊が
基礎文献であるにもかかわらず、当時品切れ状態だったし。
885 :
無名草子さん:03/04/07 00:02
今年の9月に創業90周年企画。「私が選ぶ岩波文庫」フェアが開催されます。
どんどんアンケート出しましょう!あぅ 3/31締め切りでした。
しかしながら、こまめに復刊アンケートを出すと、毎月の重版再開分に
リストされ、手に入る可能性が高くなりま。
あぁ「千一夜物語」全巻復刊してくれ!
886 :
無名草子さん:03/04/07 10:08
888 :
無名草子さん:03/04/07 23:29
>>887 正義論が主流という状況は理解しているけど、
正直言って法解釈と直結していないという印象が強く、
本当に基礎法学か?という疑問がある。
ケルゼンは、なんだかんだ言っても法解釈と直結しているしね。
そういう点から見て『法と国家の一般理論』は名著だと思う。
岩波文庫に入るとは思えないけど。
「パレスチナ」読了。
なんて言ったらいいのやら…。
ここに書かれているとおりのことが現実に起きているのなら、
イラクを潰しても10人のビンラディンが生まれるだけ、という言葉は
決して誇張でも負け惜しみでもないことが解る。
890 :
無名草子さん:03/04/08 10:18
>>889 読むペース早いね。すげえ。
漏れはページ数や内容にもよるがせいぜい週一冊だ。
「パレスチナ」は昔初版で読んだけど一気に読める本
広河隆一って読ませる文章書ける
>>885 俺は11巻以外全部持ってるぜ。いいだろ。
ケルゼンの「正義とはなにか」も入れて欲しい。
純粋法学は岩波だから文庫に入れようと思ったら
他の本よりかは難しくないだろうな、例え版権の関係があっても、と予想。
今なら長尾龍一か村上淳一が訳すのか。
それとも石川敏行あたりか?
>>890 それは漏れが天災だから…ではなく、「パレスチナ」も「イスラームと国際政治」も
たいへん読みやすい本です。「イスラームと国際政治」のあとがきにはムネオスキャンダル
で話題になった佐藤優主任分析官への謝辞も書かれていて、ムネオスキャンダルに
関して妄想を膨らませる材料も提供してくれます。
あぼーん
幕末百話マンセー
898 :
無名草子さん:03/04/13 04:39
来年は大河ドラマがらみもあるから
平凡社東洋文庫と共催で幕末回顧本フェアやって欲しいね
渋沢栄一とか高村光雲とか山川菊栄とか『戊辰物語』とか
品切れになってるのもこの際一括重版で
899 :
無名草子さん:03/04/13 08:49
トゥキュディデスを何で再販しないんだろう?
どう考えても売れると思うんだけど
900 :
無名草子さん:03/04/13 10:09
901 :
無名草子さん:03/04/13 12:46
京都大学学術出版会のやつは高いし分厚いし
俺なら絶対岩波文庫を買うけどな
ヘロドトスは品切れになってないのに
謎だ
902 :
無名草子さん:03/04/13 21:30
>>901 西洋古典叢書のなかの数少ないドル箱(?)本だから、
岩波とカルテル結んでるのでは?
だからアリストテレス『政治学』も岩波文庫では復刊されない。
>>902 >
>>901 > 西洋古典叢書のなかの数少ないドル箱(?)本だから、
> 岩波とカルテル結んでるのでは?
> だからアリストテレス『政治学』も岩波文庫では復刊されない。
え、今『政治学』も品切れ状態なの?>岩波
古典中の古典なのに…
904 :
無名草子さん:03/04/14 00:13
京大出版と岩波がカルテル結んで、岩波にメリットはあるのか?
905 :
無名草子さん:03/04/14 01:13
訳者にかなり共通点があるよね。
将来、西洋古典叢書を岩波で文庫化してほしいと思っている。
公正取引委員会にカルテル疑惑通報しますた
907 :
無名草子さん:03/04/14 10:46
まあ、西洋古典叢書が完結するまで生きているかが問題なわけだが。
908 :
無名草子さん:03/04/14 15:33
5月に「ヴァレンシュタイン」(シラー著)がでるね。楽しみ。
今「エミール」読んでるけど、訳者の独断でいいから少しは章立てとか
立ててほしかった。
ルソーの妄想がだらだらと続いて読みにくいったらありゃしない(笑)
(^^)
910 :
無名草子さん:03/04/18 15:40
岩波age
911 :
無名草子さん:03/04/18 15:48
映画の公開に合わせて『現代史資料』の尾崎とゾルゲの供述書などを
文庫化してるみたいだけど書簡集なんか出すより
『現代支那論』(岩波新書)などの著書を出してほしい
913 :
無名草子さん:03/04/19 13:53
>903
アリストテレス「政治学」は、俺はずっと前に読んだが、
今は品切れなのか…
プラトン「国家」と並ぶ古典と言われていたと思うが。
俺自身はプラトンの方が面白かったけど。
ブックオフで斎籐孝著「読書力」350円買った。なかなか読みごたえがあり、おもろかった。
あとこれから著者名は忘れたけど「変わる商店街」を読むつもり!こちらも350円で買った!
915 :
無名草子さん:03/04/19 20:19
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
917 :
無名草子さん:03/04/21 00:56
「法の精神」と「リヴァイアサン」復刊してくれないかなあ。
918 :
無名草子さん:03/04/21 18:40
>>917 ほんとだよな。
おれ政治学やってんだけど、基本文献が手に入らないなくてまいるよ。
919 :
無名草子さん:03/04/22 04:23
「一次元的人間」文庫化希望
古典の多くは著作権切れなんだし
山形浩生の「解体新書プロジェクト」とかで無料テキスト化を
すすめるべし。国が補助することも可
英語以外の文献をタダで訳してUPしてくれる人っているのかな?
著作権切れてるか調べられるサイト無いの?
>923
ペルリ提督〜とハリス〜は、購入予定です。
古本屋で買うと、かなり高いんで。
925 :
無名草子さん:03/04/23 01:33
>>924 活字が激しくつぶれてそうな予感が・・・
>>920 >山形浩生の「解体新書プロジェクト」とかで無料テキスト化を
それをいうなら「プロジェクト杉田玄白」。
>924 『ギリシア奇談集』は面白いよね
6月の復刊の(私の)目玉はシチェードリン『ゴロヴィリヨフ家の人々』ですな。
たしか映画化だか舞台化に合わせた復刊のはず。
1949年の初版だけどあまり版を重ねていないはずだから、綺麗な活字のまま・・・であることを期待する。
929 :
無名草子さん:03/04/24 21:34
6月の復刊、あまり興味あるものがない・・・・・
なんか、偏りのあるラインナップだな・・・
『徳王自伝』を現代文庫で出してほしい
931 :
無名草子さん:03/04/29 18:17
バルザック読み始めたが品切れ多すぎで萎え。
なぜか古本市場にもあまり出回ってないし。
932 :
無名草子さん:03/04/29 18:46
品切れ品切れて、おまんらが買い支えないからだよw
私の感覚でしかないのだが、平均すれば岩波文庫は5年に1刷くらいのペースではないだろうか。
とすると総数5000冊に対し常時1000冊は店頭に並んでいることになる。
で、(ちょっと古いんだが)「岩波文庫解説目録 1995年T」を見ると、約750タイトルが記されている。1タイトル複数冊(上下とか1,2,3・・・とか)がいくつかあるから、上の話はまんざら現実とかけ離れたものでないことがわかる。
934 :
無名草子さん:03/05/04 04:48
>>934 坪内祐三も偉くなったなあ、と思いました。
ただの本好きおじさんの時のほうがよかったよ。
937 :
無名草子さん:03/05/05 20:54
きだみのるの「人生逃亡者の記録」が好きです。
読後感が実にさわやかです。
「権威と権力」好きだけど2chじゃ叩かれそう・・・
なだいなだ好きなんだけどな
941 :
無名草子さん:03/05/11 16:43
次はなにが品切れですか?
942 :
無名草子さん:03/05/11 18:22
このスレ一年以上続いてるんでつね。ハムレットマンセー
943 :
無名草子さん:03/05/14 01:41
>>942 青だとヒューム、ベーコン、プルタルコスあたりか。
もう次スレだよ
スレタイはそのまま「■■岩波文庫・岩波新書2■■」になるの?
946 :
無名草子さん:03/05/14 01:51
あれ、潰れたんじゃないんだ>岩波
よかった。ホッ
947 :
無名草子さん:03/05/14 19:01
ザミャーチンの「われら」(岩波文庫赤帯)は絶版ですか?
岩波HPで検索してもひっかからなかったのですが…
再販するとしたら可能性は…どれくらいだろう。
>>947 10年待ってみな。
岩波は、私の経験だと10年待てば大抵は重版してくれる。
さもなければ古本屋で見つかる。
949 :
無名草子さん:03/05/14 23:15
>>947 岩波文庫は買い切りだから、置いてあるところには置いてあるはず。
わたくしは最近、新刊書店で買いますた。
950 :
吾輩は名無しである :03/05/14 23:23
岩波は文庫も新書もほとんど古本て言ってもいいような版昔のが
そこら辺の新刊書店に置きっぱなしになってるよね。
1994年版の小汚い「ラフカディオ・ハーン」定価で買ったら、
その数日後家近くのブクオフで小ぎれいなやつを
100円コーナーで見つけますた。鬱。
951 :
無名草子さん:03/05/14 23:32
シラーの「ワレンシュタイン」って面白いの?
952 :
無名草子さん:03/05/14 23:35
953 :
無名草子さん:03/05/14 23:40
954 :
無名草子さん:03/05/15 01:17
そろそろここも1000ゲットに向けていろいろしなければ!
齋藤孝「読書論」すぐ読めるけど、ひとによって好き嫌いまちまち
955 :
無名草子さん:03/05/15 02:43
956 :
無名草子さん:03/05/15 04:40
背表紙が色褪せして緑が青になってる岩波文庫ってどこの書店にもあるな。あんなの買いたくねーyp
957 :
無名草子さん:03/05/15 15:53
数年前だけど、新刊書店でまだカバー無しの岩波文庫が売っててびびった
>>957 まだパラフィン紙つきの岩波文庫売ってる新刊書店もあるよ。
まじかよ
>>955 べつに取りたてて価値のあるものではない。
1冊250円で読みたければ、まあ買ってもいいんじゃない。
961 :
無名草子さん:03/05/17 17:11
岩波文庫、紀伊国屋は品揃え抜群。
現代文庫がこのところゾルゲや尾崎秀美関連のものを多く出していたのは映画が公開されるからなのか。ちゃっかりしてるな。
本日、『夢と人生』(ネルヴァル)を百円で入手。
奥付を見るとこの本の初版は1937年(昭和12年)。
戦前にこんな本を(しかも文庫で)出すなんて、岩波文庫編集部はいったいどういうマーケティングをしているのだろうか。
荒俣宏だったろうか、「幻想文学を集めていると、いつの間にか本棚が岩波文庫の赤帯や青帯で埋まっていき、妙な気分になる」と書いたのは。
>962 なぜ昔岩波新書で出した『現代支那論』を出さないのか不思議だ
スパイ物語も結構だが卓越した中国研究者だった尾崎の業績ももっと
発掘して欲しいです
966 :
無名草子さん:03/05/19 12:55
カレワラはほんの数年前に重版されてたなあ。
岩波文庫は定期的に重版してくれるから岩波に直接リクエストしたほうがいいのに。
967 :
無名草子さん:03/05/19 13:02
「韓国からの通信」(T・K生)は今も売ってるの?
あれは歴史的価値の高い名著だから絶版にはしないで欲しいんだが。
あんなむちゃな捏造書がベストセラーになって
世論に一定の影響を与えたというのは貴重な歴史だ。
969 :
無名草子さん:03/05/20 08:14
ベンヤミン『パサージュ論』文庫化記念age
>969 何で岩波文庫でなく現代文庫なのかと小一時間(ry
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
974 :
無名草子さん:03/05/24 13:12
岩波文庫と岩波現代文庫って、そもそもどういう基準で分けているんだ?
975 :
無名草子さん:03/05/24 14:07
976 :
無名草子さん:03/05/24 18:44
>>975 筆者で分けるのであれば、なぜ丸山眞男が
岩波文庫と岩波現代文庫の両者に入っているのか、
説明してほしい。
977 :
無名草子さん:03/05/24 20:21
末弘厳太郎の著作が現代文庫で
石母田正の著作が岩波文庫の方に入ってるのは明らかにおかしい
それと、ベンヤミンのエッセイ集を岩波文庫、パサージュ論を現代文庫に
入れるスタンダードが分からん
980 :
無名草子さん:03/05/24 23:39
>>978 末弘の場合は、アホの佐高が役人批判という観点から
末弘の業績を矮小化して編集したのが原因だと思う。
>>974古典「的」か現代「的」ってことなんでしょ?
岩波さんの主観なのだろうけど。
真面目に岩波書店に質問のメールなんぞ送ってみは?