新刊 『広辞苑の嘘』 にびっくり

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1無名草子さん
『広辞苑の嘘』(光文社)はすごいぞ。NHKがプロジェクトX
で、日本一の辞書と崇めた、あの広辞苑をケチョンケチョンに
やっつけておる。間違い指摘が300項目(ホントは嘘八百、
で800並べたかったが、紙幅の都合でカットしたとか)。
岩波は真っ青になって重役会議をやってるよ、これは。この本
は波紋を呼ぶよ、きっと。私も辞書買い換えようっと。と、マジ
に思ってしまったわ。
2無名草子さん:01/10/31 22:34
似たような本、前にもあったような気が…
3無名草子さん:01/10/31 22:41
広辞苑が間違えているのは大騒ぎすることかな。

>NHKがプロジェクトXで、
こういう書き方も入っていると、>>1はただの権威主義って感じがするね。
4名無しさん:01/10/31 23:06
俺、広辞苑を使っていて見つけた間違いを20箇所か30箇所ぐらい岩波書店に手紙で教えたことがある。編集部から感謝の手紙を貰ったよ。テレカも貰いました。
5無名草子さん:01/10/31 23:21
まさか辞書は広辞苑しか持ってない/信用してないなんて人は
おらんだろうねえ、この板には。
6無名草子さん:01/10/31 23:43
この手の本にはうんざり。2人でボケ防止に皇居の警護でもやってろ。
7無名草子さん:01/10/31 23:50
紙の無駄。
8無名草子さん:01/10/31 23:53
>>2
何?
9無名草子さん:01/11/01 00:07
つか、広辞苑以外の辞書に誤植がないのもしんじらんないけどね
広辞苑が完璧であることを信じられないのと同じに。
10無名草子さん:01/11/01 02:15
 まあ、プロジェクト×もすごくいい加減な作りだったからなあ。
おそらく岩波側の取材を怠ったんだろう。完全に新村家マンセーな
内容になってしまっている。『広辞苑』の前に新村の『辞苑』を出した
博文館だっけ。無視されて本当にかわいそう。
 ただ、たとえ間違いが指摘通りだったとしても、驚くにはあたらない。
こんなでかいものを作ってるんだから、間違いもこんなものだよ。

 以前に比べて大型辞書の市場は全体的にシュリンクしているから、
たいした騒ぎにはならないと思うがな。
11無名草子さん:01/11/01 03:56
(´-`).。oO(私怨としか思えない…)
12無名草子さん:01/11/01 07:50
>>11
そうだね。広辞苑じゃなくて岩波へのね。
13無名草子さん:01/11/01 11:20
広辞苑しか持ってない私はアホということか。
岩波を信じた私はバカということか。
そうか、そういうことだった。反省。
でーも、岩波広辞苑からの引用の文章はもう信用しない私。
そんなら、大辞林(三省堂)を買いなさい、というのは
本当かどうか誰か教えて下さい。
14無名草子さん:01/11/01 11:25
>>5
あんた、広辞苑、信用してんの?
15 :01/11/01 11:28
渡辺昇一と谷沢永一の共著だっけ?
やれやれまたかよって感じだよ(ワライ
16無名草子さん:01/11/01 11:35
>>3

辞書にこんな沢山の間違いがあっても平気なの
はかなりヘンですよ。岩波大好きのサヨでしょうが。
お前さんこそ、岩波権威主義にひれ伏す、おべっか
権威主義ですねえ。
17無名草子さん:01/11/01 11:36
大辞林だっておんなじだよ。
18無名草子さん:01/11/01 11:38
で、たとえばどういう間違いがあるの? 著者が渡部・谷沢というのと本書の真偽は
直接関係ないから事実のみで判断したい。
19無名草子さん:01/11/01 12:00
>>18

その1 豪農・広辞苑では「・・・豊かな農家」とあるが、豪農、は自分で
田畑を耕す農家ではないーー「・・・村方地主をいう」

その2 交遊・広辞苑では「交わりあそぶこと」とあるが、遊学が遊ぶこと
ではないのと同じで、交遊は「交友の言い替え言葉」
    交友・広辞苑では「友と交際すること」とあるのは恥の上塗りで、
ーー友達として交際することーー。

 と、手始めにこの二つ。
20無名草子さん:01/11/01 12:43
>>13
「広辞苑」は信頼できるか、というのが講談社から出てる。
金武伸弥という人が書いているが、こっちも併せて読んでみたら?
たしかこの本の中では「大辞林」のほうがマシ、としてある。
小型の辞書も併せて辞書の格付になってて、それなりに楽しめた。
21無名草子さん:01/11/01 12:53
どうしても内容より前にウヨサヨ叩きあいかよ、2ちゃんじゃあるまいし、
みたいに思っちゃうよなあ…
22無名草子さん:01/11/01 13:19
Win版の電子広辞苑なら持ってるけど、
内容を訂正できるようにして欲しいな。
ってゆーか、直ちに訂正版をタダで送ってこいって感じ。
23無名草子さん:01/11/01 13:31
>>22

同感。いったん入力すると便利で他の辞書で
確かめるのも面倒ですから。
24無名草子さん:01/11/01 13:40
あのさ、「Win版の電子広辞苑」て
ハードディスクに搭載するやつ? 容量どのくらい要るの?
25無名草子さん:01/11/01 13:45
>>4

お願いです。その20箇所か30箇所を公開して。愛用の広辞苑
(3版)に書きこみしたいので。
2622:01/11/01 13:47
俺のやつは、システムソフト製の
広辞苑第五版 図版付き Ver.3.1で、もちろん格納型。
HDDは110MB以上必要…だそうです。結構喰ってたな。
27無名草子さん:01/11/01 14:40
>>20
有難う。

辞書なんて完璧なものはないと思うが。
28無名草子さん:01/11/01 14:45
>>27
でも、いい加減すぎる広辞苑はいかんよ。
辞書をつくる人は完璧をめざしてほしい。
新聞や週刊誌やテレビではないのだから。
29無名草子さん:01/11/01 15:10
広辞苑が世間一般に権威として認知されている、ってことが問題なだけでしょ。
辞書に間違いなんていくらもあるよ。
そう思って使うが一番。
30無名草子さん:01/11/01 15:19
「広辞苑の嘘」58p
ーー【夫妻】おっととつま。(広辞苑)とはなんだ。
まさか冗談のつもりではありますまい? 「新解」さんの
真似か?ーーー
 正解は「他人の夫婦にやや敬意を含ませた表現」。
 ちなみに大辞林でも「夫妻・夫と妻」と広辞苑なみで、
この項目は引き分け。
31無名草子さん:01/11/01 15:24
おれ大辞林でも誤記みつけたよ。
第二版でも直っていない。
んで、同じ誤記が大辞泉にもあるんだな。

いろいろありますよ。
32無名草子さん:01/11/01 15:27
<<辞書に間違いなんていくらもあるよ。>>29

間違って当然という開き直りはダメです。新聞でも
間違ったら、訂正お詫びをします。特に初歩的なミ
ス、いい加減な記述はいけませんね。
33文責:名無しさん:01/11/01 15:28
>>29
普通の間違いじゃないんだよね。政治的に歪曲してるんだよ。
俺も広辞苑もってるけど、そこまで悪質だとは思わなかったな。
辞書読まないから(w 見抜けないのは当然だけどさ。
34無名草子さん:01/11/01 15:31
>>31

具体的に事実を書いてくれ。
3531:01/11/01 15:48
えへへ
ま、次の改訂では直すっていってることだからね。
「はやのかんぺい」あたりをひいてみてちょ。

出版社は同じ間違いを「他の出版社のご事情については存じません」なんて
いうけど、大辞林の松村明は他の辞書の主幹もやってたりするわけよ。

しかし、岩波の偏向ぶりをいまさら言いつのるってのもなんだよなぁ。
36無名草子さん:01/11/01 17:33
いままでの辞書批判の書って、だいたいが定義の「曖昧さ」の批判であったわけよ。たとえば『理想の国語辞典』(国広哲弥著、大修館書店)では、意味論の立場から
「あと・うしろ」「さき・まえ」といったことばの微妙な意味のちがいを明らかにするものであった。
『辞書のウソ』(辻本浩三著、朝日出版社)も、じつは「ウソ」というより、「ことばの形而上学的意味ではなく、おもに評論文というコンテクストにあって、それが
どういう意味でもちいられているか」という問題にかんして、辞書の定義をただそうとするものであった。
また、『広辞苑は信頼できるか』(金武伸弥著、講談社)は、「広辞苑」という固有名詞を題名にもちいてはいるが、たんなる広辞苑批判ではなくて、様ざまの辞書
(20種類。日国大はのぞく)と比較検討(100項目)しながら、「どの辞書ならつかえるか」という問題をあきらかにしようというこころみから書かれたものであった。
ちなみに広辞苑は四位にランクされていた。52.5点。しかし、「このランキングを絶対視されることは本意ではない」とことわりがきをしている。
さいごに、『今様こくご辞書』(石山茂利夫著、読売新聞社)・『裏読み深読み国語辞書』(同左、草思社)も、辞書の定義の批判であったり、あるいは漢字の意味のない
書き分けの批判(常用漢字表批判)であったりもするが、じつは、「誤用と正用」の線引きはどれだけむつかしいかということをあきらかにしようとするこころみにほかならない。
ちなみに石山氏は、『今様こくご辞書』のなかで、広辞苑が一時期「信仰」されていたことに言及している。以下に引用しておく。〈昭和三、四十年代の作家や文化人は、多く『広
辞苑』を愛用していた〉、〈「広辞苑によれば……」というフレーズが、有無を言わさない権威を帯びているかのように、はやった時代だった。〉、〈一種の信仰とも言うべき、か
つての『広辞苑』熱のすさまじさをかいま見た気がした。〉
これは、「いさめる」の項で言及されることだが、ある女性作家が広辞苑の定義だけを引き、辞書一般を批判していることについて、述べたくだりである。
で、今回の『広辞苑の嘘』のご登場、とあいなるわけだが、「朝日新聞」に大きな広告が載ったのには驚いた。アレ、「疑似右翼」じゃなかったの(笑)?
まあ、それはさておいて、この本には、たしかに「嘘」をただす目的をはたした箇所もあるにはあるものの、二番煎じの箇所もある(二二六事件のくだりは、
すでに金武氏がかいたことだ)。しかも、意味のないあげあしとりだって多い(新村出が名前を貸しただけなんて、そんなこと言うまでもない。常識である。
それなら「大漢和」だって諸橋轍次はほとんどタッチしていない)。
それに、イデオロギー批判がおおすぎる。これでは私怨じゃないの、と訝られてもしかたがない。それに、ここまで「広辞苑」のみを批判・痛罵の対象にした
ものはなかったわけだしね。だいたい谷沢氏は、「つくる会」と訣別して歴史教科書を「私怨」から批判した(西尾氏はみむきもせず)。渡辺氏だって、立花隆とロッキード裁判をめぐって論争、
しかも論破されて「同じ批判しか繰り返さない」と批判され、南京事件論争では秦郁彦に論破されてあきれられたのに、「またかよ」という気がしないでもない。
辞書の定義をめぐって批判をするのはけっこうだが、明らかに「広辞苑」という「固有名詞」の批判をするならば、「辞書の嘘」というレヴェルをはるかにこえている。
37無名草子さん:01/11/01 17:40
>>28
辞書はその「完璧」をめざしても、「もれ」があるものさ。なかなかうまくいかないみたい。
じっさい、日国大だって、初版よりレヴェルが向上したものの、「完璧」ではない。
うえにかいたように、意味論からのアプローチもあって、これもなかなかにむつかしい。
というのも、辞書はどうしても窮極の部分でトートロジー(同語反復)を起こしてしまうから。
38文責:名無しさん:01/11/01 18:11
>>36
その谷沢・渡辺の評価はどうかな。
西尾は、谷沢の「あたらしい歴史教科書」の誤りの指摘を黙殺して、教科書の誤りを訂正していない。
渡辺と立花の論争も法律から見れば、渡辺の勝ちを、憲法学者で認めないのはいない。
渡辺が、公判中だから、その結果を待つので論争を中断したのを、立花がこの論争は勝利したと勝手にカンチガイしただけだし。
39無名草子さん:01/11/01 18:13
>36は何をくだくだ言ってるの。
要するに著者がウヨだから嫌いと言ってるサヨなのね。
どうもサヨもウヨも具体から逃走しているね。

広辞苑に、「天皇」ーー皇帝の敬称。とあるのは明らかに
間違いと「広辞苑の嘘」は指摘している。たしかに、というか
トンデモない誤りだと私も思う。

こんな基本的な項目での間違いに平然としていては国語辞書と
は言えない。
4036じゃないけど:01/11/01 18:25
>>38
>渡辺が、公判中だから、その結果を待つので論争を中断したのを、立花がこの論争
>は勝利したと勝手にカンチガイしただけだし。

はあ?
あんたあの論争をリアルタイムで見てた?
だれがみたって(渡辺はじめ田中擁護派以外は)立花の完勝だったでしょ。

そもそも、公判中に「暗黒だ」って騒いだのが渡辺で、次々論破されて
しっぽ巻いて逃げ出すときのセリフが「公判中」ってやつだよ。

あんな引かれ者の小唄を真に受けるお方がいるんですなぁ。
マジで感心
41無名草子さん:01/11/01 18:26
携帯電子辞書はカシオも、シャープ、みーんな広辞苑しか
搭載してないね。ヘンだね。俺のもそうだけど。
42無名草子さん:01/11/01 18:32
広辞苑はジャイアンツなのよ。
あんなデタラメな野球はない、金にあかせて選手獲得はけしからん、等々、
いーっぱい批判はあるわけ。

批判の書だって、相手が大きいから評判になるだけ。
43無名草子さん:01/11/01 18:36
光文社って、たまにこういうヒットを出すから
油断できないよな。
44無名草子さん:01/11/01 18:37
>40さん。あんたも頭冷やしなさい。
あなたは田中擁護派という言語を使用する
ことで田中擁護派=悪と決めつけているが、そういう
思いこみに耽っている人以外には説得力はない。
 もっと具体で勝負しんさい。
 広辞苑について。
45無名草子さん:01/11/01 18:45
俺は36さん好き。これだけ辞書ごときで長文のレスを
書ける人は、辞書が好きな人に違いない。ま、後半は感情
まる出しで、やや減点だけど。
46無名草子さん:01/11/01 18:45
>>38
で、秦郁彦の発言は「妥当」だと思うわけ?どうよ。

>>39
勝手にサヨにするなよ(笑)。だいたい「ウヨ」が嫌いだなんて一言も言ってないし。
俺はだな、「イデオロギー批判」というか、たんなるイデオロギーの対立におわるのを危惧しているだけだ。
広辞苑も「好ましい辞書」だとはとても思わない。だからこそ石山氏の記述を引用し、それに共感するわけだ。
広辞苑には百科項目以外もある。この新刊本は、ほとんど百科項目批判なわけ。
これじゃあ「辞書批判」の範疇をはるかにこえるわけね。おわかり?これじゃあ辞書批判のかたちをとった
「イデオロギー批判」になってしまうわけ。もういっかい、ちゃんと読んでね。
4740:01/11/01 18:46
>>44

>田中擁護派=悪と決めつけているが

だれがそんなこといってんの?
純粋にあの論争の勝者はどっちかっつーことでしょが。
完全に論破された連中、例えば、渡辺、俵、秦野なんかから、一切敗北を
認める声がなかったから、田中擁護派と書いただけ。
それもあの論争に関してだけよ。
おれは広辞苑のことは知らないよ。
知らないことまでは書かない。
ロッキード裁判批判に関してはほとんど見ていたからね。
純粋にディーべートとして判定するなら立花の完勝だったことは動かない。
それだけのこと。
べつに頭なんか熱くないよ(笑)
おれ、禿げだし。
48無名草子さん:01/11/01 18:49
>>45
ありがとう。「辞書ごとき」で力を入れすぎて
やや減点をくらいましたが(笑)、いかにも俺は
辞書マニアです。「大漢和」より「漢語大詞典」がすき、
「日国大」より「三省堂」がすきな辞書マニアです。
49無名草子さん:01/11/01 18:49
>>42

なーる。広辞苑はジャイアンツかあ。ンじゃあ対抗馬の
大辞林(三省堂)はジュビロかあ。
50無名草子さん:01/11/01 18:57
>>39
それから、これは老婆心から教えておくのだけれども、この文脈では
「くだくだ」じゃなくてふつうは「ぐだぐだ」をつかいます。
51無名草子さん:01/11/01 19:01
ロッキードで田中が負けたと思ってる奴がいるとは…。
さすがに理解不能。
52無名草子さん:01/11/01 19:02
あぶない、>>39さんだったら本気にしてしまいそうだ。
>>50はギャグだよ、言葉の。もうこれでいいね。
53無名草子さん:01/11/01 19:18
「よし、とりあえず>>36は2ちゃんで読みやすいような改行を勉強しなおして出直してこい」
54無名草子さん:01/11/01 19:19
>>50
>39です。
広辞苑しか手元にないのですがーー。
【くだくだ】・言い方が明快さを欠き、しつこく長たらしいさま。
【ぐたぐた】・くたくたに同じ。
とあるのですが、これは広辞苑の嘘なのかしら。
55無名草子さん:01/11/01 20:27
>ロッキードで田中が負けたと思ってる奴がいるとは…。

このスレのどこをどう読めばそんな風な理解に至るのか。
56無名草子さん:01/11/01 20:47
>>55
田中じゃなくて、立花だった。
57無名草子さん:01/11/01 20:55
安藤昌益、
佐藤信淵ーー広辞苑では立派な人物として
収録しているこの二人を「広辞苑の嘘」は
偽学者・詐欺師と書いている。
「広辞苑の嘘」が嘘ついてるのか、と何度も読み返
したが、嘘ではないらしい。
 こらっ、広辞苑、謝罪しなさい。
58無名草子さん:01/11/01 20:56
広辞苑・第一版の「谷間」は、「谷と谷のあいだ」とあった。
俺の見つけた誤り。
さすがにその後の版では直ってたけど。
59無名草子さん:01/11/01 21:02
ロッキードで田中角栄は無罪ーーと田原総一郎が
書いてる。田原は嘘つかない。立花さん、アメリカ
の手先になって田中叩きした。これ真実よ。
60無名草子さん:01/11/01 21:08
>>58

プッ。おもしろい。谷と谷のあいだ。これマジ?
谷と谷の間は山だよなとマジに考えてしまった。
6158:01/11/01 21:11
>>60
マジでっせ。第一版でご確認を!
62無名草子さん:01/11/01 22:07
「広辞苑の嘘」はイデオロギー批判が多すぎると
批判するけれど、それくらい「広辞苑」はイデオロギー
的に偏向している、左翼偏向の辞書ということか。
 いまさら、そんなこと、と事情通は言うが、私たち普通
の庶民勤労者はそんなこと知らない。
 広辞苑はイデオロギー無垢の子供には与えないほうが良い
のか。大辞林のほうがいいのか。
63無名草子さん:01/11/01 22:33
≪辞書・事典好き集まれ≫
http://natto.2ch.net/test/read.cgi/books/988453293/
64無名草子さん:01/11/01 22:49
>>54
だからギャグだと言っているでしょう。マジレスしないでくれたまえ。
>>52をちゃんと読んでないの?
しかも俺がいっているのは「ぐたぐた」でも「くだくだ」でもなく
「ぐだぐだ」ですって。ちゃんと読んでね。
もうおなじことを何回も言わせないでくれ。
ギャグを説明するなどという野暮なことはほんとうに気がすすまない。
はあー。ギャグも説明しなきゃならんのかね。
65無名草子さん:01/11/01 22:57
辞書の偏向かぁ。

そういうこという方ってのはパソコンの入力の変換機能なんか気にしたこと
ないかねぇ。

「毛沢東」「周恩来」「林彪」「江青」「李鵬」「江沢民」は変換するけども
「汪兆銘」「蒋経国」「李登輝」は変換しない。(ATOK13)

めったに引きもしない辞書でしょが(笑)
辞書をよく引くヒトはかの批判なんか百も承知だよ。
岩波の偏向なんて、なーんでいまさらかね。
66無名草子さん:01/11/01 23:02
PC関連の板で一般人を装って自社製品を宣伝してるプロジー社員がウザイ
67無名草子さん:01/11/01 23:02
渡部と谷沢の「偏向」の方がよっぽど有害。
68無名草子さん:01/11/01 23:03
>>65
それは批判するほうも偏向してるから。
どっちもどっちな感じがするけどね。
69無名草子さん:01/11/01 23:11
だからね、アンチ○○ってのは、○○がおおきくなけりゃ
言説にもなんにもなんないわけよ。
岩波批判はごもっとも、だけどそりゃ、寄生虫なんだって。
70無名草子さん:01/11/01 23:28
>>62
だから、たんなる「あげあしとり」もおおいんだって。
ことさら神経質になる必要はないとおもいます。
かの本にはかなりヒステリックな記述もあるんだから。
それでも嫌だというなら、なるべく百科項目のすくない、斯界で
著名な国語辞書をつかうべきです。
たとえば、わたしのお勧めは、「岩波国語辞典」と「三省堂国語辞典」。
岩波は、とくに注目すべきは助詞・助動詞など品詞の項。
「は」と「が」の区別もわかりやすく説いてあります。ただし、
六版では大野晋の『日本語練習帳』の影響をもろにうけていますので、
町田健の『日本語のしくみがわかる本』(大野批判あり)を傍らにおいて
読むと、さらにわかりやすくなることうけあいです。
ちなみに「三省堂(三国)」は「新明解」と源流はおなじですが、
編集者の訣別によって、ふたつにわかれました(『明解物語』参照)。
「三省堂」のウリは、なんといっても新語のおおさ。省庁再編に伴って
うまれた「財務省」「文部科学省」などもちゃんとのっています。
おどろくべきことに、「着メロ」とか「iモード」とか「eコマース」とか
ものっています。「ウルトラマン」とか「ウン」(ウン万円、などという
ときのウン)とか、ふつうの辞書にはのせないであろう(じっさい『日国大』
にものっていない)語もおおく採録。コンパクトながら、なにかとやくだちます。
71無名草子さん:01/11/01 23:32
こういう本て相手を批判しながら逆説的にすごさを証明しちゃうんだよね。
なんか皮肉だ。別に広辞苑好きじゃないよ。一般的にメジャーとそのアンチの
関係においてね。
72無名草子さん:01/11/01 23:51
>>62
いいわすれていたけど、「大辞林」はそこまでおすすめ、というわけでもない。
松村明(『江戸ことば・東京ことば辞典』の著者)が編者だということもあって、
語源欄はおもしろいけれども。しかし語源だって吉田金彦の説もあるわけだし、
白川静の説もあるわけだし、堀井令以知の説もあるわけだし、それから、
(今はトンデモと見なされているけれど)賀茂真淵の説もあるわけだしね。
いちがいにどれがただしいかを決めることは非常にむつかしい。
もし「大辞林」を買うつもりがあるのでしたら、最近、三省堂からでた
『橋本治が大辞林を使う』という書き下ろしエッセイをまずよむべきです。
ちなみに橋本氏は、「辞書はやっぱり大辞林」とおもってこれをかいているわけでは
ありません。まあともかく、時間がおありなら、ぜひ読んでみてください。
73無名草子さん:01/11/02 00:11
この二人の対談ってテレビかラジオで聴いたほうが面白いと思う。
関西弁と山形弁で。
谷沢も活字だとキツく聞こえる。この人は口調が醍醐味なのに。
74無名草子さん:01/11/02 00:17
ま、谷沢は少しはマシなんだけど、出る媒体をもう少し考えてくれんかね
時事放談みたいなのはどうかと思うよ

評価する人ってのも、渡辺だとか、長谷川慶太郎だとかさぁ
キワモノとのつきあい辞めたらどうかねぇ
75無名草子さん:01/11/02 00:28
うちのオヤジは当時上智大生の渡辺に家庭教師を家庭教師をしてもらったそうだ。
英語の家庭教師だったのだが渡辺が国語もみたいって言い出して。両方受けたそうな。
これは貴重なのか?
76無名草子さん :01/11/02 00:41
国文科あたりで新入生は必ず言われるよね、広辞苑なんか使うなって。
77無名草子さん:01/11/02 00:44
渡部さんはユーモアがあるから好き。
78無名草子さん:01/11/02 00:55
だから、専門だけやってればいいのよ、渡辺は。
法律なんか知りもしないのにしゃしゃり出るから大恥かくんだね。

だけど、あのセンセは恥を恥と思わないんだよね。
それは感心するよ。
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渡辺はワルター・ゲルリッツの「ドイツ参謀本部」を
盗用して「ドイツ参謀本部」を書きました。
81無名草子さん:01/11/02 01:26
>>80
嘘ばっかりつくね、左翼って。
82無名草子さん:01/11/02 01:36
まあ、そういってるのは秦だから(笑)。
参考までに言うと、それについては渡部自身も反論している。
くわしい内容は忘れたが
83無名草子さん:01/11/02 01:38
>>81
どちらかと言うと右翼の秦郁彦が言ったことだろーが、渡部の盗作疑惑は。
84猫電波:01/11/02 01:39
三版までは恐竜を大型化石両生類爬虫類の総称としていた…。
どうしてそんなことに?
85無名草子さん:01/11/02 01:42
秦と渡部も仲悪いの?
86無名草子さん:01/11/02 02:17
>85
渡部昇一氏と秦郁彦氏との論争の経過は「ドイツ参謀本部」(クレスト社)の巻末に掲載されている渡部昇一氏の論稿に詳しく書かれています。
秦氏が渡部氏の実力や人となりを知らず安直にかみつき、渡部昇一氏に論破されたというのが私の捉え方です。
87無名草子さん:01/11/02 04:01
新聞広告みて笑っちゃったやつ多いだろ?
88無名草子さん:01/11/02 06:17
>86
当事者がそう言ってるわけか……ふむ。
89無名草子さん:01/11/02 07:48
>>64

あのー、広辞苑には【ぐだぐだ】がないんですが、
どこぞの方言なもし?
90無名草子さん:01/11/02 08:24
渡部氏の実力や人となり

たしかに知ってたら「馬鹿につける薬はない」と思ったろうにね。
91無名草子さん:01/11/02 09:53
>>89

だからその「広辞苑依存症」をはやく治しなされや。
「広辞苑には…」なんて言葉はいまどき通用しませんぜ。
おれは「ぐだぐだ」が方言だなんてひとことも言っていません。
だからな、ああここまで言わないとわからんか、語感を利用した
ギャグだってば。もうこれいじょうは言いません。
あとはご自分でお考えになってください。あー疲れた。
92無名草子さん:01/11/02 10:07
>>89さんへ

>>91先生のお言葉をよく聞きなさい。

ちなみに大辞林(三省堂)には「ぐだぐだ」ーーくたくたに
同じーーと載っています。91先生も、あー疲れた、なんて
ぐちを言うと、89のタイプは、スタミナ勝ちしたと自惚れる
からご注意。
93無名草子さん:01/11/02 10:14
>>84
無学のワタシにもわかるようにご説明お願い
いたします。
94無名草子さん:01/11/02 10:29
>>92

ご忠告どうもありがとう。しかしほんとうに「くたくた」だよまったく。

>>89

またかみつかれるかもわからないのでいちおう言っておきます。
もちろん「ぐだぐだ」が方言でもちいられるばあいだってあります。
「くたくた」「ぐたぐた」「くだくだ」もそれぞれ同じ。
もしこのちがいを、精確に知りたいのなら、>>92さんの大辞林の
引用についてさらにふかく知りたいのなら、『日国大』を引いて
みてください。島根県のある地域では「ぐだぐだ」が「細かい」意
だとか、おもしろいことがわかります。いちいち引用しませんが。
95無名草子さん:01/11/02 10:45
相原コージ苑に間違いはないぞ。…多分
96無名草子さん:01/11/02 10:55
>>95
相原コージは彼の存在自体が微妙・・・
97無名草子さん:01/11/02 11:06
リアル厨房の時、国語の教師が言ったもんさ。
「言葉の意味を調べるのなら、必ず2冊以上の辞書で調べなさい」
98無名草子さん:01/11/02 11:58
おーい、日国大ってなんかなー、とキッチンの妻に
聞きましたら、日本国立大学、なんて知らない、日体大
は、あーたの母校よね。
99 :01/11/02 12:37
国語学者の第一歩は広辞苑の間違ってるところを指摘するとこから始まるって言われてるらしいね。
なんにせよ、学問とは誤謬を修正することが基本だ。
その基礎となってる広辞苑はやっぱすごい辞書だよ。
100無名草子さん:01/11/02 12:57
広辞苑ってそんなにいい辞書かな?
机にいくつか他の国語辞典と並べて置いてあるけど、
広辞苑は人名なども載っていて、半分百科事典ぽい
編集を狙っているようで非常に使いにくい。
純粋に国語辞書なら小学館・学研など
のほうが使いやすい。
101無名草子さん:01/11/02 13:08
>広辞苑ってそんなにいい辞書かな?

だから「権威」ってほどではないってことです。

>半分百科事典ぽい編集を狙っているようで

狙ってるんです。

>純粋に国語辞書なら小学館・学研などのほうが使いやすい。

そのとおりです。
用途や好みによって使い分ければいいんです。
102無名草子さん:01/11/02 14:32
「広辞苑の嘘」136ページ。

ーー純文学では当時空前のベストセラーとなった石原慎太郎
【太陽の季節】と徳永直【太陽のない街】を並列しているが、
通りいっぺんの「太陽の季節」紹介と比較して明らかに徳永
に、プロレタリア文学の記念碑的作品、プロレタリア演劇の
代表作の一。とプロレタリアを連呼して歓喜ぶりには寒気を
覚えます、さむぅーですわ。ーー

 には、ハハハ。でも徳永直ってそんなに立派な人? 俺は
全く知らなかったけれど。
103無名草子さん:01/11/02 14:45
石原チン太郎の本を褒めてたら、そっちの方が寒気がするけど。
104無名草子さん:01/11/02 17:00
>>103

だからー、103のあんたがプロレタリア徳永が好き
なサヨなのはワッカタから、そのお方がどんなに凄い
のかを具体的事実で述べよ。
105無名草子さん:01/11/02 17:27
「広辞苑」は辞書としてはあまり使いやすくないけど、特にアンチでも
信者でもなし。

ただ「太陽のない街」がプロレタリア文学の代表作っていうのは、
これ以外には「蟹工船」くらいしか、名前が残っている作品がない
からでしょう。

版元のサヨク的傾向と、いくら何でもなんでもこじつけすぎと思われ。
なお手元の電子辞書みたけど、「プロレタリア」が2回出てくるのは、
1つ目がこの小節についての説明で、2つ目がこれを別の人が劇化
したのがあるらしい(これは知らんかった)ので、2回出てきただけ
のことのようですよ。
106無名草子さん:01/11/02 17:46
日本史で出てきたじゃん。
107無名草子さん:01/11/02 21:38
この本、タイトル間違いでないのかな

「広辞苑の嘘」より「岩波の嘘」。
でも「岩波の嘘」より「広辞苑の嘘」のほうがインパクト
は強いな。
 それは、岩波がサヨなのは一般読者もわかっていても、
「広辞苑」となるとNHKもヨイショしたように、やはり
国民的辞書というイメージが強いからだろう。岩波は
サヨでも「広辞苑」は思想の本ではないのだからと。

しかし、それは間違い。「広辞苑」も岩波サヨの産物
であることを「広辞苑の嘘」は一般の読者にわかるよ
うにあぶりだした。ということではないか。このスレの
皆々はいまさらーと鼻笑いのネタにしているが、この本、
売れは絶好調らしいよ。

過去にも同種の本はあったけれど、ここまで企画を絞り
一般ウケ狙いをやったのはなっかたな。光文社は時々こ
ういう手、あざといが、成功させよるな。
108無名草子さん:01/11/02 22:19
>>107
そりゃ、あれだけ宣伝すれば、
題名にもインパクトがあるし売れるわな。
109無名草子さん:01/11/02 22:52
>>98

念のためにいっておきます。
「日国大(にっこくだい)」とは、小学館の『日本国語大辞典』のことです。
「日国(にっこく)」ともいいます。現在、第二版刊行中で、十一巻まで
でそろいました。用例が大幅にふえ、百万以上採録しています。
ほかに図版、語誌欄、語源欄、方言欄等が充実しており、「ひく辞書」というより
「よむ辞書」を意識して編まれています。

ちなみに「三国(さんこく)」は『三省堂国語辞典』(見坊豪紀主幹)、
「岩国(いわこく)」は『岩波国語辞典』(岩淵悦太郎ほか編纂)、
「新解(しんかい)さん」は『新明解国語辞典』(山田忠雄主幹)
のことをいいます。「新解さん」は、赤瀬川原平さんの著作『新解さんの謎』で、
一躍有名になりましたね。これは、暗に女性差別を批判した書でもあります。
しかし、べつに『新解国語辞典』というのも存在するので、注意が必要です。
また『三国』『新明解』をまとめて、『明解グループ』『明解系辞書』などと
よびます。辞書史研究家の武藤康史さんの命名によるものです。
これは、ふたつの辞書が『明解國語辭典』(昭和十八年発行、同二十七年改訂)
に端を発するからです。この辞書は、金田一京助編纂、ということにいちおう
なってはいますが、これは金田一先生が名前を貸しているだけなので、
じつは見坊豪紀(ひでとし)さんが、ひとりで用例をあつめたことによって
完成しました。見坊先生のワードハンティング(≒ことばさがし)にかける
情熱は、たとえば『言葉の海をゆく』(朝日新聞社朝日選書)などでうかがい
知ることができます。時間がおありなら、ぜひごらんください。
110無名草子さん:01/11/02 23:25
>>109さん

へー。すごいことご存じですね。尊敬します。
勉強になります。ありがとうございます。

でも、気になることが一つ。辞書の世界って
平気で名前貸しするんですか。何にもしないで
著作権を得るのですか。実際に仕事をした人の
収入はどうなるのか気になります。
111無名草子さん:01/11/02 23:52
>>110
名前貸しなんて、出版界では割と当たり前のように行われてますよ。
「○○監修」となっていても、本人はノータッチということも珍しくありません。
こういうと悪い印象を持つでしょうが、中には、内容は良いものなのに著者に
実績がなくて出版し難い(売れ行きが見込めない)、などの理由で名前だけの
監修者がつくこともあったりして、一概に悪いとも言い切れません。
執筆料は当然支払われているはずです。
112無名草子さん:01/11/02 23:53
光文社自体、ややサヨのような気がするが・・・
113無名草子さん:01/11/02 23:56
売れれば何でもいいんだろ。
114無名草子さん:01/11/03 01:03
もしかして・・・
109さんは
SNさんじゃないですか?
115無名草子さん:01/11/03 01:23
>>113
お陰で良書が読めるならいいじゃねーか。
116無名草子さん:01/11/03 01:34
良書かぁ?
キワモノだろ。
117無名草子さん:01/11/03 01:58
新明解って実用に耐えないと思いませんか?
118無名草子さん:01/11/03 02:59
批判は簡単。
つくるの大変。
119無名草子さん:01/11/03 05:44
>>118

こういうバカな意見をしたり顔で言う奴は、



  い

            ら



な                     
                         
             い
120無名草子さん:01/11/03 07:35
>>118

批判は楽しい
作るの苦しい

苦あれば楽あり、ホイホイ。

でも現実。苦あれば苦ふくらむ。辞書づくりってたーいへん。
たまには週刊誌の連中みたく大騒ぎで記事書いて、大騒ぎで
酒くらって、一週間たてば書いたこと、誰もが忘れてくれる
ような仕事がしたい。グチ、これ。
121無名草子さん:01/11/03 11:05
>>115
良書?ゴミだと思うが。
122無名草子さん:01/11/03 12:16
>>114

>>109 さんはSNさんじゃなくてひょっとするとSTさんだとおもうが
123109:01/11/03 15:01
>>114さん、>>122さん

残念ながら、おふたりとも正解ではありません。わたしは「斯界」でしか名が知ら
れていないので(笑)、たぶん皆様はご存じではないとおもいます。
ちなみに、>>36とは同一人物です。それだけはいっておきます。

きたついでに、ひとくさり、『広辞苑の嘘』批判でもぶっておきましょう。
わたしは自分が、もとよりバイアスがかっているとは特におもいませんが、しかし、
今回のような辞書批判のさいには、やはり左右にかたよってはならないと考える
ものです。それは辞書批判をこえている、といまいちど強調しておきましょう。
『広辞苑の嘘』は、あきらかに右にかたよっています。いちど飛ばし読みをした
だけですが、それでも「明らかにこれはいきすぎだ」という点が多多あります。
著者の批判でいちばん納得できなかったのは、「安重根(アンジュングン)」のくだりです。
ここで著者は、つぎのようにかいています。「『韓国・北朝鮮で義士と称えられる』
など、そんなことは余計な話です。明治維新を担った立役者の一人である、我が国の
伊藤博文公爵が殺されているのにテロリストのほうに荷担した説明」。また、
「憂国の情はよく分かるが政治的にはバカです」ともいっている。とんでもない。
安はたんなるテロリストではない。伊藤暗殺ののち、溝淵検察官のまえで、安は
「伊藤の罪状十五ヵ条」をよみあげて周囲をおどろかせました。というのも、
安は、伊藤が軍国主義に傾倒してゆくさまを、じつは看破していたからです。裏に
山県有朋らの思惑、つまり長州軍閥の意図の実現、という意味がこめられていたのも
見ぬいていた。そのために、統監の伊藤を暗殺し、軌道修正をしようとかんがえ
た。そのうえで、安は韓国・日本・清国が協力して、列強を排除することを希求し
ていた。つまり、ある教授のことばをかりれば、安は「東アジアに平和をもたらそう
とした、当時ではめずらしい世界市民的発想をもった教育者」であった。
それから、当時韓国の政権が混乱していたということもかさなって、伊藤暗殺
もやむなし、とかんがえたわけです。だから「暗殺の義士になるなどという野望」
をいだいていたわけではけっしてない。さらにまた、伊藤は「植民地政策や
併合案には最後まで反対だった」と著者はいうが、けっきょく伊藤は、日本が
軍国主義に転換してゆくなかで、明治天皇の真意をうらぎり、植民地化政策に
奔走することになるのですから、この記述はなんの意味もない。むしろ、政権
をうばうことも躊躇していませんでした。たしかに伊藤は、列強におくれをとら
ないように、富国強兵を推進したことなど、いわゆる内政面では評価できる。
しかし外政となると、とたんに近視眼的になる。安は、伊藤のその軽率な韓国支配の
メカニズムをとっくに把握していたのです。ですが、安がかんがえたこととは
うらはらに、むしろ伊藤の暗殺は韓国併合の時期をはやめただけでした。
これは、寺内正毅を陸軍大臣のまま三代統監にすえたこと、安が厚遇されるのを
おそれた小村寿太郎らが「極刑やむなし」という指示をだしたこと、などといった
すばやい対応からもわかるとおもいます。とにかく、中枢部はこれをネタにして、
第二次・三次日韓協約の施行をはやめようとした。その間に、安の夢はついえて
しまいますが、しかし日本人の官吏のなかにも、安の死刑をくやんだ者はおおく
いたそうです。さきの溝淵検察官も、「東洋の義士といわざるをえない」と安を
たかく評価している。「広辞苑の嘘」の記述は、誤解をあたえてしまうものだと
おもわれるので、あえてここにかいておきます。
124無名草子さん:01/11/03 15:20
>>123
同感です。「天皇制は左翼の用語だから使うな」というのも
馬鹿馬鹿しいですね。「広辞苑は左だ」と批判している彼らが「右」
なのですから、この本は「右」の読者にしか意味のない駄本でしょう。
彼らの著書の方がよっぽど「嘘」に満ちていると思います。
125109:01/11/03 15:21
それから、マッカーサーを日本人のたれかが暗殺した場合はどうなっていたか、
などといって安の伊藤暗殺と比較しているが、これも納得できない。
「敗戦後」という時代状況がまずあって、「直接軍政を敷かず、『日本の
既存の行政機関』を『そのまま利用して』行う」名目のGHQ支配の構図と
日本の韓国統治を比較するのは、時代も背景もちがうので、意味がないと
いえます。安易に比較をしてほしくないですね。

また、このさい、ほかのおかしな点をあげつらっておきます。
最初のほうで、新村出と橋本進吉を比較するところがあって、
「学問的足跡という点で、しかもそれが後世に残るという点でいえば
橋本進吉のほうが上です。」などとありますが、言語学者の新村先生と
国語学者の橋本先生を、ただ東大の先輩・後輩の関係にあたるということ
だけで比較することに、いったいどれだけ意味があるのでしょうか。
それに著者は、橋本先生の「八母音説」が二重母音に消化される可能性が
あるということをご存じなのでしょうか。

また、安藤昌益の項で「漢文の素養、教養がなく、漢文としての表現方法を
知らず、」などとこまかい点にツッコミをいれていますが、これは日本の
漢文と純漢文を区別できていない証拠。

こんどは日本語の文法的なあやまり。百三十七ページで「…記述をしておくべき。」
とありますが、いったい「べき。」などという中途半端な日本語がありましょうや。
「べきだ」「べきです」と、きちんとかく「べきです」。
高島俊男さんならさぞ苦笑なさることでしょう。

ほかにもありますが、めんどうなので、これくらいにしておきます。
126109:01/11/03 15:32
>>124
「どうでもいい」ようなこまかいことにまで、
いちいち拘泥しているふしもありますよね。
つまり、「批判のための批判」にしかなっていない
箇所があるということ。そのような箇所は、ほかの辞書にも
いくらでも適用できることなので、とくに「広辞苑」という
固有名詞を攻撃するさいにはもちいてはならないとおもいます。
127無名草子さん:01/11/03 16:32
>伊藤が軍国主義に傾倒してゆくさまを、じつは看破していたからです。裏に
>山県有朋らの思惑、つまり長州軍閥の意図の実現、という意味がこめられていたのも
>見ぬいていた。そのために、統監の伊藤を暗殺し、軌道修正をしようとかんがえ
>た。

安のこの話って誰でも知ってるような有名な話じゃん
それを踏まえて言ってるんじゃないの
128無名草子さん:01/11/03 16:46
>>127    ↑ 「誰でも知ってる」わけじゃないから、
         こんなヤクザ本がそれなりに売れるってワケよ。
129無名草子さん:01/11/03 17:02
ベストセラーってホント、ロクな本がないね。
130無名草子さん:01/11/03 17:08
なる。ほど。
「広辞苑の嘘」はチャイナ・韓国系の朝日新聞系インテリに評判悪く。
日米系の産経、文春系インテリに評判いいのだ。
131無名草子さん:01/11/03 17:18
>>123

安重根に異様に肩入れする君は韓国人か。なら許す。
もし日本国籍を有する輩ならアホだ。
歴史の真実は多面体であり、立脚点により見える風景
は異なる。
132文責:名無しさん:01/11/03 17:19
109は酷いね。
よく伊藤博文を軍国主義なんてデタラメ吹聴できたもんだ。
伊藤が朝鮮半島の植民地化に反対していた資料を谷沢はあげているだろ。
アンタのやっていることは、テロリスト安重根を持ち上げるために無理矢理
伊藤を軍国主義者にしてるだけ。
マッカーサーが暗殺された場合と、安重根の伊藤暗殺が比較されるのは、
TOPを殺せばどうなるか”常識”で考えてみろって話なんだよ。
別に時代と背景なんて関係ない。戦国時代でもローマ帝国でもどこでもいい。
その国のTOPが他国に暗殺されたらどうなるか想像つかない?
新村出と橋本進吉についても書いてるけど、あくまで二人の業績を比べた場合、
橋本の方が業績あるって話を書いてるだけだろ。別に問題ない。
安藤昌益については業績のないやつだといってるんだよ。漢文と純漢文?話と関係ないじゃん。

朝鮮人に思い入れがあるみたいだが(笑 英雄がテロ扱いされてキレちゃったのかな(藁
ここまでのデタラメな批判みたことねえよ。谷沢をもっと見習って批判しろ。
133無名草子さん:01/11/03 17:21
そういう二分法の考え方をスルナって……。今は米ソ対立の冷戦時代
じゃないんだぜ。二分法で割り切るってのは知的怠惰の典型だよ。
いまどき広辞苑に頼りすぎるのも阿呆らしいが、くだらん屁理屈をつけて
“権威”とやらに食ってかかり、セコい儲けを得ようとする根性も卑しい
ぜ。
134無名草子さん:01/11/03 17:27
>>123は具体的事実で論破して痛快。おっと、痛快である。と
書かないと叱られる。同意不同意は別にして、議論というもの
は、かくあるべし。おっと、あるべしである。
>>は何を言っているのかわからん。123を見習え。
135無名草子さん:01/11/03 17:33
>>133は意味不明。
>>123ーー>>132 のようなお話し合いをしなさい。
136無名草子さん:01/11/03 17:53
なにかっていうと「朝鮮人」だもんな。公共の場では言えないくせに。
137109:01/11/03 21:50
>>132

感情的になりすぎちゃって、論があちこち破綻しまくっているね。
うーん。右からそんな感情論をぶちまけられるとは予想できなかったな。
人の発言を「デタラメ」よばわりするのはいいけど、「誤読」はやめてもらいたいですね。
あなた、「軍国主義」をごぞんじかな?あなたの文章をよんでいると、これをひとつの
思想体系、と勘違いしておられるとしかおもえない。これはね、国家システムのひとつの
ありかたといったほうが精確。その意味で、日本に「ファシズム」はない。
まあいいや、それは。それからね、わたしは安を無理にもちあげてなどいない。
それにわたしは朝鮮のひとに思い入れがあるわけでもない。日本人ですよ(笑)。
ただ「事実」をしるしているのみ。あなたは、谷沢氏の主張にばかりのっかかって、
なんらあたらしい事実をしるしているわけではない。へたな尻馬にのるのは
かまわないけど、「批判のためだけの」言いがかりならやめてほしいものだ(笑)。
わたしは伊藤がもとから「軍国主義」だってことはかいていない。あくまで
対外へ眼をむけたときから「転向」したとだけいっている。軍国主義というのは、
もういっかいいいますが、これは「思想体系」なんかじゃないから安心して(笑)。
それからね。マッカーサーとの比較のはなしだけど、これはあくまで「誤解」を
まねくおそれがあるから言及したのですよ。わかる?ふたつを同列することはでき
ないわけよ。それをね、あたかも状況的に比較しているかのようにおもわせる。
というかそう「誤解」させる。これはひとつの戦略なんだろうけれどもね。
それから、わたしは安藤昌益の漢文にいちゃもんをつけた「著者」を非難している。
そんなこまかいことに拘泥するのはたんなる「あげあしとり」で、しかもその
「あげあしとり」すら、じつはまちがっているのですよと言いたいわけ。
業績なんかに言及しているんじゃないから。つまり、漢文の性質も理解していない
輩に「業績の批判」なんかできるのかと。橋本進吉だっておなじ。著者が、かれの
業績を(ほんとうに)理解しているのならかまわないよ。しかし、だからさきにも
述べたようにだね、「上代仮名遣いの解明」くらいしか知らないのではないかなと。
その結果にうまれた「八母音説」もじつはいま問題視されていて、「常識」とは
なりえないのではないかということをいいたいわけよ。そりゃあね、かれらの「業績」
をしっているのなら批判してもいいわけよ。けど著者はそんなふうにはおもえない。
だいたい西欧一辺倒だった言語学と、古学の発展により発達してきた(それだけじゃないが)
国語学で、「業績」どうしの比較なんてできません。おわかりかな?
まあね、貝塚茂樹の項だって著者は「削除しろ」というのだから世話はない。
しかも、削除の根拠のひとつが、やはり右寄りの加地伸行先生の発言にあるのだから
たまらない。著者はしかも、「中国古代史学の発見」のみをもってやたら批判している
けれど、貝塚先生が「論語」の再構成に尽力したことくらい、ご存じないのかしら。
ようするに、後世の儒者の根拠を批判的に継承したわけね。これは白川静のえがく
「孔子像」の先駆的作業ともなりました。新説だったこともあって、当時は吉川幸次郎
先生などに批判されたけれど、最近では「再評価」のうごきも活発になってきました。
以上。
138無名草子さん:01/11/03 21:52

「シナ大陸侵攻に反対だった参謀本部、賛成だった朝日・岩波」

 こんなこと知らなかった、ホント?。広辞苑の嘘・250n。
139無名草子さん:01/11/03 21:59
137の圧勝。やっぱバカウヨはどうしようもないね。
140109:01/11/03 22:01
>>134

「べし」は言い切りのかたちですから、
「べしである」とする必要はありません。
141無名草子さん:01/11/03 22:06

109さんの話の特徴は、相手を批判するときは
「右」とか「右寄りの」と冠をつけること。朝日
・岩波系サヨと思われますよ。そうなのか。
142109:01/11/03 22:14
>>141

わたし自身、とくに右でも左でもない。
相手があきらかに右である(あるいは「左」である)場合にのみ、
「右」(または左)と冠するだけです。誤解しないでください。
143無名草子さん:01/11/03 22:15
>>139

では、お尋ね申します。賢いウヨっているのかい。
君はバカサヨかい。132の辛勝と私は思う。
144無名草子さん:01/11/03 22:18
渡辺昇一って時点でキワモノ決定だと思える常識ってもんはないのかね。
ま、立ち読みくらいはしてみるけどさ、これけっして予断ではないよ。

岩波に思想的な偏向があるのは周知のことであるし、辞書に百科事典の要素
を入れた時点で、語彙の取捨に明確な基準が設けられなくなったり、専門分野
において校閲が不適正になってしまうのはある程度仕方ないことだよ。

谷沢の短気と渡辺のデタラメ出しゃばりはまあ、面白いといえば面白いかも知れない。
だけど間違いを指摘するって本だったら、間違いないものをつくらないとね。
145無名草子さん:01/11/03 22:21
>>142

「右」「左」の言語が非難語として使われる
のは合点がゆきません。
146109:01/11/03 22:24
>>145

あきらかな感情論としかおもえないばあい、
あるいは事実誤認しているとしかおもえないばあい
のみにかぎって批判するわけであって、
それが「右」「左」である必然性はまったく
ないわけです。だからわたしは、それ自体を非難語
としてもちいているわけではけっしてない。
147無名草子さん:01/11/03 22:27
>>144

144のような奴をバカサヨというんだよ。
渡部・谷沢ーーダメダメ、という短絡バカ。
事実を指摘するべし、であーる。
148144:01/11/03 22:43
>>147
へー、おれふだん右翼呼ばわりばっかりなんだけどねぇ(笑)

渡部のデタラメをいちいち検証していたらそれだけで生涯つきあわなきゃ
なんないんじゃないかね。
立花・渡辺論争でコテンパンになったでしょ(っていってもあれを渡辺の
勝ち、とする人間がいるからねぇ)

谷沢はもうすこしつき合う人間を選んだらよろし。
そんなムキになって退治しなきゃならない左翼なんていないって。
長谷川慶太郎なんかを持ち上げててたのは明らかに失点でしょ。
時事放談なんか、なーんで出るのかねぇ。

開高健が他界したせいかねぇ。
149無名草子さん:01/11/03 22:48
本当の右翼(鈴木邦男とか)は、渡部や谷沢みたいなのを
嫌悪してると思う。かれらは保守でも右翼でもなくて、
全体主義者でしょ。
150無名草子さん :01/11/03 23:05
岩波信仰の最後の砦ですな。
時間がたてば普通の辞書として扱われるようになるでしょう。
151無名草子さん:01/11/03 23:57
 いいんじゃないですか、一つの史料に依存しちゃいかんということを指摘したという点では。
 ただ、とりあえず立ち読みしたけど、参考文献が挙げられていなかった(ような記憶が)ので、検証しようがないよ。そこが不満。批判するなら根拠がほしい。
 変に広辞苑の見出しをまねてるから、読みづらくてしょうがない。
152無名草子さん:01/11/04 00:25
鈴木邦男ごときに何と思われようが気にしないでしょ(藁
153無名草子さん:01/11/04 00:28
そもそも人に何を言われようと気にしないから、
あんな恥ずかしい本を何冊も出すんでしょうね。
154無名草子さん:01/11/04 00:33
>>153
買うヤツがいるんだもん(藁
155無名草子さん:01/11/04 00:35
>>153
2ちゃんねるでくだまいてる奴に言われたくないわな
156無名草子さん:01/11/04 06:48
>>155

ハハハ。まったく。きょうは朝から笑えるぞ。
いい一日になりそう。
157無名草子さん:01/11/04 06:56
>>149
あのねー、「本当の右翼」ってなんなんねー。
鈴木って、命はってるのかな。そうは思えん。
ありゃ、口舌の輩じゃ。
158無名草子さん:01/11/04 07:11
>>155
公共の場でくだまいてるほうが恥ずかしい。
159無名草子さん:01/11/04 10:54
>>153
「あんな恥ずかしい本」とは「広辞苑の嘘」
のほうではなく、「広辞苑」そのものであろう。
ホントに滅茶苦茶な辞書であることが、「広辞
苑の嘘」には索引の付録までつけて、たっぷり
解説してある。私は納得した。著者らが右だと
かどうだとか、サヨ特有の拒絶をしないで、硬
い殻を脱いで、よくよく読んでみなさい。
 サヨ系の人には同じ光文社からやはり谷沢・
渡部で出している「拝啓 韓国、中国、ロシア、
アメリカ合衆国殿 日本に戦争責任なし」のほ
うがおもしろいだろう。お勧めする。
160無名草子さん:01/11/04 11:01
くだまいているのは>>153だ。
161無名草子さん:01/11/04 11:10
>>159
硬い殻を脱いで、よくよく読んでみなさい。

この言葉をあなたにお返しします。
162馬鹿は氏んでよし!:01/11/04 11:15
>サヨ系の人には同じ光文社からやはり谷沢・
>渡部で出している「拝啓 韓国、中国、ロシア、
>アメリカ合衆国殿 日本に戦争責任なし」のほ
>うがおもしろいだろう。お勧めする。

自分の見識のなさを晒すなよ。 日本人なら恥を知れ!
保守派言論人の著作物とて、こうした似非文化人の塵芥より有意義な
ものが沢山あるってのに……。
163無名草子さん:01/11/04 12:18
>>162
あんさんのほうが、見識のノータリンを
さらしておるわな。日本に戦争責任なしー
といわれただけで、かくもうろたえおって。
164無名草子さん:01/11/04 12:41
>>162

「広辞苑の嘘」の最終ページの
最後の一行。
ーー恥を知れ、広辞苑。
165無名草子さん:01/11/04 12:42
うろたえると言うか、あいた口がふさがらん。
166無名草子さん:01/11/04 12:44
>>164
恥を知らない連中に言われてもね…
167無名草子さん:01/11/04 12:44
似た者夫婦
168無名草子さん:01/11/04 13:15
>>164.166
お互いに、「恥を知れ」と罵りあっておるのを
見ると、ああどっちも日本人やのう、と思う。
昭和天皇が東大落城を得意げに内奏した佐々敦行
に、「それで、どちらにも死者はなかったか」と
述べられた。まあまあ、おなじ赤子じゃ。そこの
ところ押さえて話をやって下さい。
169無名草子さん:01/11/04 13:27
私は大学院時代に国語辞典の項目執筆のバイトしたことあります。
一項目600円くらいだったかな。わりと適当に書いちゃった項目もありますが、
編集責任者から赤字で書き直しを命じられた覚えはありません。つまり、辞典
と言っても各分野の最高権威が執筆してたり、監修者が全ての項目に目を光ら
せているとは限らない、ということだけは自分の経験を通しても言えます。
あと、辞典は読者からのクレームとか教授によって改良される性質があるので、
明らかな間違いや、他の辞典の記述と著しい違いがある場合(この場合は比較
対象となる辞典名も併記してもらうと良いみたいです)には、出版社に知らせ
た方が良いです。多分、テレカ程度なら貰えます。
170無名草子さん:01/11/04 13:29
どこの辞典?
171無名草子さん:01/11/04 15:03
>>169

う−ん。そうなんですか。そうですか。びっくり。
じゃ、「広辞苑の嘘」にある300項目を小出しに
送り続けると、何枚のテレカもらえるだろうか。ち
ょっとセコイか、な。
172169:01/11/04 15:45
どこの辞典かはちょっと申し上げられません…。
少なくとも『広辞苑』『大辞林』みたいな本格的なのではなくて、
ハンディタイプの『国語辞典』(頭に出版社名がつく)です。
『広辞苑』クラスのはもっと学識豊かな方々が作っていると思い
たいですね…。
173無名草子さん:01/11/04 17:35
>>172

学識豊かな方々だといいのですが、学識かたよった方々の
手になるものだから困るのです。

広辞苑の思想的偏向を、いまさら騒ぐほうがもの知らずだ
というご指摘もありますが、だからといって放置しておい
てはNHKプロジェクトXのような間違いが繰り返されます。
174無名草子さん:01/11/04 17:40
>>171
ほとんど周知のあやまりについて、たとえば単純な誤記で、編集部もすでに
気がついている、等については、ハガキがくる程度って事が多いよ。
おれは編集部も初めて気がついたという誤記に「次版にて訂正いたします。
こんごとも○◎をよろしくご指導〜」っていう手書きの手紙とボールペンを
もらったな。
辞書のユーザーは膨大だからね。
「広辞苑の嘘」に記載のやつじゃぁねぇ。
印刷済みのハガキってとこか(笑)
175無名草子さん:01/11/04 17:52
辞書が無謬であると信じるとか、その権威を信じ込むなどというのは、
プロジェクトXをありがたがるのと似ているってこともいえるだろう。

インスタントラーメンを伝統的な食文化の破壊と見れば、カップヌードル
の開発者は国賊であろうし、国産ピアノだって、西洋の音楽崇拝の結果
と見ることも可能なわけだ。

岩波の偏向などは知っていれば割り引いて読めばよい。
朝日しかり。
もちろん中立などという空虚な理想を謂うNHKしかり。
谷沢、渡辺からはなにを割り引けばよいかも、とーぜん知らないとね。
176文責:名無しさん:01/11/04 18:22
>>175
えらそうなこというまえに、ちゃんと謙虚に本を読んでから批判しようね。
177無名草子さん:01/11/04 18:27
広辞苑の嘘・235ページ。
「カイドウといえば怖い抗議団体、というイメージができた。
彼らはその脅えを利用してあらゆるところに威嚇をかけるよう
になった。」
 要するに、昔の水平社の解放運動は知的だったが、戦後昭和
44年以降から暴力的になったと記述されている。ほんとうに
昔は知的だったのでしょうか。どなたかご存じの方おられませ
んか。
178175:01/11/04 18:31
>>176
オーケー。

貴兄も広辞苑を端から端まで読んでみよ(爆)
179無名草子さん:01/11/04 18:44
>>176 そういうアンタも意味もなくエラソーなんで嗤えるぞ。
180無名草子さん:01/11/04 20:41
>>177

タブーだよ。それは。そういう問題は
谷沢−渡部にまかせておこう。やばいよ、
と書くだけで危ないよ。
181176:01/11/04 21:00
>>178
>貴兄も広辞苑を端から端まで読んでみよ(爆)

意味不明。広辞苑の間違い指摘してねえ俺になにいってんの(激藁

>>179

>そういうアンタも意味もなくエラソーなんで嗤えるぞ。

どこが?読んでから批判しろってだけ。ごく普通の指摘。アンタ常識通じないねえ。
182無名草子さん:01/11/04 21:12
渡辺は読まなくてもいいでしょ。
いっつもおんなじだもん。

広辞苑に間違いがあるのなんか常識でしょ。

小学校のころ読んだ本に広辞苑の「鮎の友釣り」にかんする記述の誤りについての
文章があった。
中学時代、岩波のイデオロギー依存の化けの皮がはがれ出した。
高校時代、「辞書は言葉の墓場である」ということを学んだ。
大学時代、広辞苑は「たほいや」というゲームの道具であった。

まあ、岩波の有名税でしょうね。
183無名草子さん:01/11/04 21:51
>>182
>広辞苑に間違いがあるのなんか常識でしょ
>まあ、岩波の有名税でしょうね。

矛盾しているな。間違いだらけの辞書が日本で
一番売れているのは、間違いだらけが常識になっ
ていないからだ。
184仕様書無しさん:01/11/04 21:53
>>169
> 多分、テレカ程度なら貰えます。

テレカは勘弁してもらえませんか? > 出版社
携帯も持ってないようなジジイはいいのかもしれませんが…
185182:01/11/04 22:07
>>183
あはは、あいだをすっ飛ばして2行をくっつけましたか。

あんな大部の出版物で間違いがあるのは不可避であって、そんなことは
ごく当たり前でしょ、ってわけ。

もう一つは、売れに売れてる広辞苑。
ジャイアンツしかり、イチローしかり、高橋尚子しかり・・・
ま、売れてるうちに叩かないとね(笑

広辞苑に間違い、
そりゃあるだろうけどさ、いったい広辞苑に項目がいくつ立ってる?

まあ、普通の辞書だとおもうけどねぇ。
186無名草子さん:01/11/04 22:40

 殊更、広辞苑が「いい辞書だ」とは言えないところが問題なの
じゃないのかねえ・・・ さらに言えば広辞苑には「普通の辞書」より
も数段落ちる部分が多々ある。「知名度」などはそれほど問題に
なるほどでもないような気が。確かに辞書といえば「広辞苑」を
思い出す人は多いとは思うけどね・・・ しかし多くの人は分かって
いると思うよ、「辞書」なら「広辞苑」よりも学研や三省堂のもの
のほうが優れていることを・・・
187無名草子さん:01/11/04 23:43
>>186
>しかし多くの人は分かっていると思うよ、「辞書」
なら「広辞苑」よりも学研や三省堂のもののほうが
優れていることを・・・

三省堂やーーには私も同意します。しかし多くの人
は、分かっていないと思います。あなたの周りの多
くの人は分かっていても、日本全体の多くの人たち
は分かっていない。電子辞書にしても各社一斉、シ
ャープもカシオも広辞苑ばっかりです。どこの会社
にも広辞苑は鎮座していますから。

>>185--は低劣な間違いが多い広辞苑を普通の辞書と
いう曖昧な言葉で擁護しているだけです。
188無名草子さん:01/11/05 01:05
混ぜっかえすようですまんが・・・
普通の庶民とか大衆とか一般市民とか、とにかくそういう言葉でくくられるような
層は、広辞苑がどうこう言う以前に「辞書=正しい」つー認識だよなあ。
で、誤解を恐れずに言えば、それはそれで一向にかまわないし。辞書の記述が
多少間違ってても、生活に影響があるわけじゃないしね。
だからって、辞書が間違いだらけでいいってわけでもないんだけどさ。
要は、「正しい辞書」があるに越したことはないけどね・・・
ってことなんだが。
189109:01/11/05 01:35
そろそろ、『広辞苑の嘘』の内容にはなしをもどすことにします。
これまでは批判ばかりだったので、今回はわたしといちばん意見のあう点をかきましょう。
「シナという言葉を使った人を糾弾するなと言いたい。」というのはまったくそのとおり。
よくぞ言ってくれた。まあ二番煎じの感がしないでもないですが。
というのも、呉智英や高島俊男がこれまでくりかえし主張してきているからなのですが。
最近は、呉さんに触発されたのか、たとえば小谷野敦なども主張している。
それはおいても、シナは蔑視語でもなんでもないことに辞書はかならず言及すべし。
これを「卑語」とする辞書が(いまだに)ありますが、とんでもない。
シナは、かたかなで書こうが、「支那」と漢字でかこうが、けっして差別にはならない。
ようするにこれは特定の地域名としての呼称、というとわかりやすいでしょうか。
ですから「シナ民族ではなく、シナ人であるというのは、アメリカ人はいるけれども、
アメリカ民族はいないのと同じです。」という一文も理解されることでしょう。
逆に、「中国」というのは地域を特定できぬことばだ。呉智英さんは「日本にも
中国地方がある」という事実から「中国」をなるべくさける方針のようですが、
それ以前に「中つ国」というわがくにの呼称があったことをかんがえると、呉さん
の主張をまつまでもなく「中国」が不適当であることはわかりますね。
しかし呉さんが「(支那には)差別の意味も侵略の意味もまったくないのだ」と
ハッキリ仰るのにはおおいに同意。おなじように高島俊男さんも、支那古典を
典拠として「シナ」が蔑視語でないことを主張しています(「『支那』はわるいことば
だろうか」)。高島さんは「中国」の概念を誤解しておられる、との指摘もあります
が、それは高島さんの主張の根拠をいささかも減じるものではない。なぜなら、
高島さんが「支那には蔑視の意味はまったくない」と主張するその根拠は精確なのです
から。「漢語大詞典」にもあるように(高島さんもひいておられますが)、「支那」は
おそらくは「秦」の対音です。「至那」「脂那」ともかかれましたが、いまやそれらが
「佳字」であるかどうかはわからない。だが蔑視語ではない。仏典以外に、「宋史」にも
ある。魯迅もつかっていた。で、支那がいつから「蔑視語」とみなされたかについてで
すが、これはやはり高島さんの文章にくわしく、おおまかにみておきましょう。
そもそも、はじめに「支那」をやめるよう要請があったのは、1930年5月です。
中華民国政府から日本政府に、「支那」という文字をつかった公式文書の受け取りを
拒絶するとの発表がなされたわけです。これはとんでもない言いがかりで、おそらく
本来は、日本にいた留学生のあいだからわきおこった主張であったとおもわれます。
たとえ、「支那」が一部で蔑視語としてつかわれていたことがあったとしても、それは
「支那」ということばのせいではない。もともと差別的な意味がこめられていたわけ
ではないからです。さて、戦後も中華民国は「連合国の代表団として」日本に「支那」
をつかわないように勧告してきた。けっきょく、名著『支那文を讀む爲の漢字典』も
一時は『漢文を読む為の漢字典』と改めねばならなかった(現在は原題で覆刻されて
いますが)。しかし「漢民族」などということばは、いまや過去のものです。
同時に、「中華思想」も、漢民族の世界観ではない。ずっとのちのものです。
これはたとえば宇野哲人先生の著作などで容易にしれることであります。
その意味で、「広辞苑の嘘」の指摘は的を射ています。それからこの書では、支那人
には「歴史の真実を知ろうという気持ちがない」と、津田左右吉の文章をもとに
主張されていますが、これは精確ではないにしても、ほぼ当を得ているといえましょう。
というのも、「正史」はすこしくかろんぜられていたにせよ、やはり「史部」は重視
されてきたからです。ですがその点をくんでも、やはり歴史の概念が希薄であった、と
いわざるをえない。「文学史」という概念すらなかったので、日本人の古城貞吉が
発明した造語としてしられることになったのです。
190無名草子さん:01/11/05 01:43
>>189
申し訳ない。おっしゃっている内容は非常に良いことなのですが、
如何せん、2chにしては長文に過ぎるように思われます。
むしろ貴方の意見は5行くらいで止めておいて、参考文献として
「サルの正義」や「本が好き、悪口言うのはもっと好き」を挙げておく、
という方がスマートかと。
誠実そうなお人柄に甘えて、あえて苦言を呈する次第です。
191109:01/11/05 01:54
暇にあかせて、「批判」ではなくして、「これだけは附けくわえてくれ」という
「希望」をかいておきます。

精読したわけではないので、もし記述にあやまりがあればご指摘ください。

P266
「出歯亀」の項で「出歯亀主義」にふれたのはいいが、そもそも
広辞苑の「出歯の亀太郎の意」という記述はあやまっているので
指摘しておくべきです。当時の新聞には、「何にでも出張りたがる
より出歯亀の称あり」とあるらしい。ようするに「でしゃばりの
亀」という意味です。池田亀太郎は出っ歯ではなかった。
(高島俊男『お言葉ですが…A』参照)

P287
河野与一について、「博雅の随筆がある」という広辞苑の記述に
たいして著者は「いかなる随筆全集にも河野は入っていない」と
いっていますが、河野氏は「賞と名のつくものはヘチマでもいら
ない」サルトルのようなひとで、名誉欲とは無縁のかたでした。
ですから河野氏じしん、そうたくさんの随筆をのこされている
わけではない。ですが「文庫」「図書」などに掲載された文章は
まさに博引旁証というべきで、ひじょうな碩学であったことを
おもわせます。

P298
千字文が我がくににいつごろ伝来したかに言及するなら、もうすこし
踏み込んだ説明がほしかった。たとえば「儒家の思想をとりいれては
いるが、道家の思想も受容し、かつそれらに寛容であった」くらいの
説明がほしい。なにも押韻まで説明することはないから。ところで、
七世紀初めに伝来したというのはじつは精確ではないので、「七世紀
初め『までには』伝来していた」とするのがのぞましい。
192109:01/11/05 01:59
>>190

ご忠告、ありがたく存じます。以後は気をつけます。
ちなみに、わたしが参考にした呉さんの著作は「封建主義者かく語りき」です。
近刊「ホントの話」でもこのことについて述べておられますね。
193無名草子さん:01/11/05 07:11
>>189/190

189さん。ぼくのように普段本も読めないほど忙しいアホ猿にも
よくわかりました。シナ問題をこれだけコンパクトにポイントを
外さず説明された文章をよんだことはなかった。

調子に乗って質問します。石原慎太郎はたしか都知事になってす
ぐの頃はシナと言っていたのに、それをマスコミ(朝日新聞)に
叩かれると、以後は中国といっていますが、これはなぜなのでし
ょうか。
194無名草子さん:01/11/05 11:04
>>193

これはひとつの仮説ですので、あまり自信はありません。
しかし、おもうところを述べれば、これは「文学」と「政治」のダブルスタンダードと
いうべきもの(よい意味でなく「妥協案」)を石原氏が「みいだした」からではないか。
たとえば「三国人」発言のときにも、石原氏は「石原慎太郎の『文学』のことばは
『文学』から『政治』に越境するには練り切れていない」とある評論家から批判された。
石原氏は自身の「文学」でも「三国人」を、ごくふつうにもちいているのです。
わたしはこの「三国人発言」批判すら、本質からはずれた議論に終始しているように
おもえてなりませんが、それはともかく。石原氏は予想外の反応があったことにかんがみて、
「政治的」にも「文学的」にも「通用」する「中国」を適用したのではなかろうか。
それ以前に石原氏は「支那が蔑視語でないという根拠」を、じつはもちあわせていなかった
のかもしれません。なんの根拠もなく、ただ「使用」していた。つまり反論するすべをもって
いなかったのではありますまいか。
195無名草子さん:01/11/05 11:29
>>193
>つまり反論するすべをもって
いなかったのではありますまいか。ーーなるほど。

石原氏自身は語りたいことはあるだろうが、語って
いないのは、つまりそういうことだと思います。小
泉首相の13日靖国参拝を石原氏は痛烈に批判して
いましたが 、「反論するすべを持っていなかった」
ことでは同じなのでしょう。
196無名草子さん:01/11/05 12:30
>>189 191
わああ、このスレ、レベル高いですね。
2chって、くだまきまき、だけではないのかと驚き。
2chのなかで最高に知的なスレ。
がんばって、みなさん。
197無名草子さん:01/11/05 13:34
>>191
109さん、あんたは一体だーれ?
これ光文社にお知らせしたら、テレカとお食事接待
くらいしてくれるかも。
まさか、光文社の人、ではないよな。
198無名草子さん:01/11/05 14:46
高島のじいさんの著書で「じゃあ何か?東シナ海のことを
東中華人民共和国海って言えばいいのか?」みたいな(うろ覚え)こと
を書いておられて読みながら膝を叩いて爆笑してことがある。
この人の怒りや探究心はわかりやすく受け入れやすい。
199無名草子さん:01/11/05 16:04
1は本当に広辞苑を使っていたのか。
本当は『広辞苑の嘘』を読んで
スレを立てたかったんだけでないのか。
小一時間問い詰めたい。
200無名草子さん:01/11/05 17:59
>>199
なんで?
201無名草子さん:01/11/05 21:37
>>189
109さんは、「二番煎じかも」とおっしゃていますが、
谷沢、渡部のほうが先で、呉、高島のほうが、そういう
言葉を使うなら、二番煎じです。
202無名草子さん:01/11/05 23:46
>>197

わたしは光文社とは無縁の人間です。

>>201

谷沢・渡部両氏がずっと以前から主張しておられたとは存じませんでした。
それならわたしの勉強不足だというほかありません。ご指摘ありがたく存じます。
しかし、いずれにせよ、「京都支那学派」のひとびとには「支那呼称批判」
に批判的な態度をとる者がおおく、しかもその呼称問題にかんして論文をかく
学者も少なからずいたので、いずれにせよ、かれらの主張は「二番煎じ」になる
とおもいます。ちなみに「東京漢学派」には、「支那呼称批判」に肯定的な態度を
とる者もいて、その代表格が竹内好です。かれはまた魯迅研究や戦後の日本社会
批判でも有名ですね。
203無名草子さん:01/11/06 03:19
204無名草子さん:01/11/06 08:37
>>203
だいたいそんなところだね。
205無名草子さん:01/11/06 14:32
>>203
とんでも教師のお説を204のようにありがたがっていては
とんでもない大人になりますよ。
 とんでも教師(金川欽一・富山商船高専)はホームページ最後で、
「2001年に谷沢永一・渡部昇一『広辞苑の嘘』(新潮社)という、
とんでもない本が出た。辞書は編者のフィルターがかかっているから
といって、支配者側から問題にするのは明らかに間違っている。もち
ろん、辞書としての間違いもあるのだが、鬼の首をとったように騒ぐ
のはシャレにもなにもならない。こんな<博識芸者>たちに惑わされ
てはならない。」
 と、博識芸者、を<>で括って罵っておる。

間違い1 (新潮社)ではなく(光文社)
間違い2  >支配者側から問題にするのは明らかに間違っている。
      支配者側??? なんのことかね。二昔前のサヨ用語
      臭いけど。
間違い3  大学名誉教授の谷沢・渡部を<博識芸者>と罵るお前は
      一体なんなんね。ホームページでしかはしゃげないくせ
      に。あなたこそ、恥を知りなさい。高専の先生のことも
      教授というんでしたっけ。教官かな。

追伸  金川さんの蘊蓄にはなるほどと肯き、富山に置いておくのは
    もったいないなと感心もするのですが、谷沢・渡部の名の前
    では、どうしてかくも自制をなくしてしまうのか。読みもし
    ないで、罵るだけ。思わず本性を露呈してしまったのでしょ
    う。似非インテリの正体みたり、ただの元サヨおっさん。た
    だちに間違い部分を訂正お詫びしてください。204も勉強
    し直していい大人になりなさい。
206無名草子さん:01/11/06 15:09
博識芸者は言い得て妙だ。
時事放談常連だもんね。
207無名草子さん:01/11/06 16:39
>>206
博識が褒め言葉で、芸者も褒め言葉かな。
芸者を貶め言葉として用いてはしゃいで
いるようでは言語感覚がおさむーいね。
208無名草子さん:01/11/06 16:53
>>207
男を「芸者」と呼ぶときは、太鼓持ちのことを言うんだよ。
209206:01/11/06 16:56
学者に博識というのは貶し言葉でしょうな。
専門バカなら甘んじてうけようという気概のある人もいようが。
英語の学者が法律の概念どころか法律の基本用語すらも知らずに法律論争をけしかけて
返り討ちにあったことなどすぐに忘れてあちこちで「博識」をさらす。

お座敷がかかればどこへでもゆくのが芸者ですな。
これ芸者を貶めていなくとも使える言葉でござんすよ。
その芸者がその道で生きているならば。

我が家に家族同然の犬がいる、犬を貶めるキモチなどさらさらないが、
御用学者を学者犬、とか、スパイを敵の犬などと使うことになんら寒さを
感じませんな。
210無名草子さん:01/11/06 17:08
『広辞苑』をダシにしての岩波書店批判。
ま、やり口は、いつものように手がこんでて搦め手作戦だ。
二人の得意とするところ。
211無名草子さん:01/11/06 17:21
あのー、
ずいぶん前に「たほいや」っていう番組ありましたよね。
広辞苑を使った言葉の遊びです。
これ、わたしも仲間を集めては盛んにやりました。
やってるうちに広辞苑にはずいぶん間違いがあることがわかりました。
おかしな表現やら、言葉の取捨についても「?」なことが結構ありました。
だけど、現在も広辞苑は使ってますよ。
そんなに神聖視したことなんてなかったし、そのゲームを通じてむしろ
愛着なんか感じましたしね。
(我々が使用したのは第四版でした)

今日書店でかの批判本をざっと見ましたが、まあ、ずいぶんムキになって
の攻撃って感じがします。

ところで、辞書を読んで岩波の思想に傾倒する人なんかいるんでしょうか。

岩波新書ならばともかく・・・。
212無名草子さん:01/11/06 17:38
岩波って朝日(ちょうにち)と同じくらい編集のレベル
がどんどんおちてきているね。かつてのサヨインテリ統合の
シンボルであった時代がなつかしいよ。
213無名草子さん:01/11/06 17:42
きみ、いつの時代の話をしてんだい。(藁

穴黒は飯島愛だけでケッコウだYO。
214無名草子さん:01/11/06 17:46
>>213
意味わからん。
215無名草子さん:01/11/06 17:54
>>212 ワラタ!!

つまり。この本は、>>212 のような人のために
書かれた本ってことだね。
わかりやすい例をありがとう。
216無名草子さん:01/11/06 17:56
編集のレベルって何?
217無名草子さん:01/11/06 18:46
>>215
わかってくれてありがとう。
>>216
自分で考えなさい。
218無名草子さん:01/11/06 18:51
辞書に間違いや独断が存在する、っていう当たり前のことをしらない
人をおどろかす本でしょ。
219無名草子さん:01/11/06 20:15
百科項目の充実した国語辞書を「百科事典」としてつかうのはやめたほうがよい。
それから、国語辞書はすくなくとも二種、手許においておきたい。
220無名草子さん:01/11/06 23:37
>>215
↑青く光るの壊れてない?
221無名草子さん:01/11/07 00:09
広辞苑は古典に強くないかい?
他の辞書使わないんでよくわからんけど。
222無名草子さん:01/11/07 00:31
>>221
つまり、古語辞書のやくわりもはたす、ということですね?
それだったらば、わたしは『新潮国語辞典現代語・古語』のほうを
おすすめする。ハンディですし、上代特殊かなづかい表附きだし。
もっとも、古語をしらべるさいには、「古語辞典」があるのだから、
それをひけばよいとおもいます。わたしのおすすめは旺文社と岩波。
とくに旺文社のほうは附録が充実。岩波は語源の説明がみもの。この
語源説は、大野晋さんの著作(『日本語をさかのぼる』『新版日本語
の起源』など)でも梗概がしるされています。しかし、語源というのは
なかなかに厄介なもので、堀井令以知、吉田金彦、白鳥庫吉、白川静
などの諸先生方の著作をよまれるとなかなか「定説」がないことに気
づかされます。ちなみに大野氏の「タミル語=日本語起源」説ですが、
この正否もいまだハッキリしてはおらず、たとえば服部四郎の『日本語
の系統』(岩波文庫)をよむと、その論争の経過などがわかります。
しかし背後には、言語学と国語学という「学閥」の問題もあるわけです
が。こういった、なかなか定説とはみなされがたいのを丁寧にすくい
あげたのが澤田洋太郎著『日本語形成の謎に迫る』(新泉社)です。
もっとも、「朝鮮語=日本語起源」説というような、「トンデモ」も
なかにはありますが。興味があれば、ぜひごらんください。
223無名草子さん:01/11/07 00:41
大言海もさんざんいわれたわけだよ。
語源があやしいだのいいかげんだの、ってさ。

上のほうでどなたかがいってたが、ま、広辞苑の有名税でしょうな。

「博識芸者」には笑った。
224無名草子さん:01/11/07 01:03
大言海の大槻先生の語源説は、オリジナルがおおいですね。
たとえば「にきび」とか、「おてんば」とかでは、かなり劃期
的な説を提出しています。また、「これはどうかんがえても附
会としかおもえない」という説も多くて…。
けれどもそれは「大言海」の辞書としての価値を減じることに
はならないとおもいます。
225無名草子さん:01/11/07 01:25
そもそも「サヨ」とか「ウヨ」とかを平気で使える神経を疑うね。
文中に「サヨ」とか「ウヨ」とか書いてあったら、あ、こいつはバカだ、で終わり。
終わり。
226無名草子さん:01/11/07 02:20
>>117

新明解って、「新解さん」なんつって面白がるぶんにはいいけど、
実際使ってても、なんのことやら……という記述が多い気がする。
大学の先生が、わざわざ昔の「恋愛」の項(有名なやつね)をコピーして配って、
すばらしい! とか言ってたけど、バカじゃないかと思った。
恋愛に「合体したい」は含まれないだろ。
227無名草子さん:01/11/07 02:33
新明解は本当に『恋愛』を一概に合体したいことだと思ってたのか。
本当は『合体』をとにかく使いたくってうずうずしてただけちゃうんかと。
小一時間問い詰めたい。
228無名草子さん:01/11/07 07:49
>>225
「バカ」をすぐ書く奴は「バカ」な奴だな。
あっ、お前も書いた、なんて言うなよ。お前より
マシなだから。
229無名草子さん:01/11/07 09:59
>>226

確かに定義が限定的にすぎるところもあるけど、「恋愛」は言い得て妙だと思う。
恋愛する人は窮極的には「合体したい」という気持をもつようになるはず。
あなたはまだプラトンの「イデアの世界」を信じておいでのようだ。
そもそも、性愛(恋愛とおなじ意味でもちいていると考えてよい)と真理へ
の愛とを同一視することなんて、できないはずです。つまり、性愛は
抽象的な感情とはもはやいえない。もっと具体的な感情であってしかる
べきなのです。そのために、文学や哲学は「恋愛」を親子愛や兄弟愛とは
区別するために長く苦しんできたのではないのか?新解さんはその意味で
もっとも的を射た説明をしているとおもいます。
ちなみに「プラトニック・ラヴ」は、もとは同性愛のことをいう語でした。

>>227

新解さんは「『一概に』合体したいこと」だなんて思っていない。
「特定の異性に特別の感情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、
出来るなら合体したいという気持を持ちながら、それが、常には
かなえられないで、ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて
歓喜する)状態。」と説明している。版を改めてからすこし内容が
変わったらしいけど。ちゃんと読んでから批判するように。
便乗レスはやめてね。
230無名草子さん:01/11/07 10:02
>ちなみに「プラトニック・ラヴ」は、もとは同性愛のことをいう語でした

これは大嘘ですね・・・ 嘘はいっちゃいかんよ、嘘は。
231無名草子さん:01/11/07 10:07
>>230

「もっぱら同性愛についていう語だった」というほうが精確でした。
けれどもプラトンが青年どうしの愛を意識していたのは真実。
「大嘘」というのはなにを根拠にそうおっしゃるわけ?
232230:01/11/07 10:15
ああっ・・と 説明すると長くなるから、澁澤の『夢の博物誌』(だっけ?)
でもお読みなさい。

少なくともプラトンは異性愛を単純に否定していたわけではない
233無名草子さん:01/11/07 10:21
>>232

「夢の宇宙誌」では?あるいは「幻想博物誌」では?
詳しいことは知らないけれど。河出文庫にはありますか?

あ、ちなみに異性愛を「単純に」否定していたわけではないという
意味で、「もっぱら…」と言い換えておきました(笑)
234男弩阿呆広辞苑:01/11/07 10:23
おとこどあほうこうじえんです。以後宜しく。
私は広辞苑を信奉し、一生涯書けて丸暗記しようと思い、毎日1ページ覚えては
食べる・・・を繰り返してきました。
その広辞苑に間違いがあったとは・・・。信じられない思いです。残念です。
明日からはどの辞書を食べたらよいのでしょうか? 教えて下さい。
235無名草子さん:01/11/07 10:29
>>234
ご苦労なことです。
おとこどあほうこうじえんと名乗るならばやり遂げるがよろしい。

間違いがあるったって、渡辺昇一ほどじゃないでしょ。
236無名草子さん:01/11/07 11:58
>>235
害毒は渡部より広辞苑のほうが大きいから
234はただちにやめなさい。
辞書を捨て街にでよ。
237無名草子さん:01/11/07 12:04
まあ、渡辺を本気で読むやつも少なかろうからね。

234はビアス「悪魔の辞典」を消化薬に飲めばよろしい。
238無名草子さん:01/11/07 12:39
>>235 >>237
左翼必死の現実逃避だな
君達に、渡部先生が世間から受ける信頼の一片でもあるとは思えないが、
いいかげん、渡部先生の間違いを指摘することもできなくなってきたわけだし、
そろそろ左翼の全面的敗北でこの論争も終了ということで。
239男弩阿呆甲子園:01/11/07 13:28
広辞苑を捨て、高校球児として甲子園にかけます。辞書を捨て、球場に
出ました。応援してください。
男弩阿呆広辞苑 あらため、 男弩阿呆甲子園 でした。
240とおりがかり:01/11/07 13:50
>>238
>渡部先生が世間から受ける信頼の一片でもあるとは思えないが

  おい厨房、キミはビル・エモットの警世の書が大きな話題となった
ときに渡部がどれほど勘違いな反論をして、それがことごとく外れたか
知らんだろうよ。政治経済でトンデモ発言をして笑いモノになるのは
渡部の勝手だろうが、彼は専門の英語学でもトンデモ発言をして笑いモノ
になってきた。……ようするに道化だ。英語学の世界では相手にもされて
いない。今どき彼を持ち上げているのはテレ東くらいだろ。高崎一郎や
演歌の花道と同じくらいの価値しか、もはや認められていないんだよ。
 まずは教養を身につけて出直しといで。
241無名草子さん:01/11/07 14:45
>>240
あなた、自身が、まず、教養を、つけなされ。
さすれば、教養なんて、ものが、大した、価
値が、なーいことが、わかる。

↑を翻訳すると、あんたバカね。
242無名草子さん:01/11/07 15:00
しっかし、渡辺ほどあちこちで大恥をかきながら懲りない人も珍しい。
時事放談をマジで見る人なんかが本を買うからかねぇ。

まさにゾンビだな。
243237:01/11/07 15:12
ありゃ、生まれて初めて左翼扱いされたよ(笑)
渡辺昇一は右翼だって(まともな頭の持ち主なら)相手にしないん
じゃないか。

落合某だの渡辺だの・・・。
トンデモ本ってのも固定客があるんだね。
244無名草子さん:01/11/07 15:19
>243
最近は落ち目とは言えノビーは一流の法螺吹き、
もといエンターテイナーだったんだよ。
渡辺昇一と一緒にしちゃ駄目だ。
245243:01/11/07 15:31
>>244
わかりました
246無名草子さん:01/11/07 21:51
>>193
呉智英さんの「ホントの話」をよみましたが、石原氏は「支那は孫文の造語」だと
おもっていたらしい。これはもちろんあやまりで、それよりずっと以前から
「支那」ということばはありました。それから、この本は「第三国人」発言問題に
も言及しています。ほかにも興味ふかい箇所がいくつかあります。おひまでしたら
ぜひご覧ください。

そういえば、渡部氏が、こんどは『国民の教育』とかいう本をだしました。
西尾氏の『国民の歴史』、西部氏の『国民の道徳』と似た装幀の本です。
いったいどんなことが書いてあるのか、すこしく興味がありますが…
247無名草子さん:01/11/07 22:00
>>243-245
アホくせえやり取りだな。
248無名草子さん:01/11/07 22:02
>>240
勉強するのは貴方。その反論はきちんされてるよ。
ここでは渡部の反論ばかり覚えているのが多いね。
再反論もやっているんだが、どうやら読んでないようだ。
それで渡部先生の負けを指摘してるんだからお気楽だねえ。
249無名草子さん:01/11/07 22:16
渡部氏が精読に精読をかさねているらしい幸田露伴の『努力論』。
白川静との対談でもやたらと勧めていました。
しかも、なんと「現代版」を書いてしまうほどの入れこみよう。
『国民の教育』にもまた、登場しているのかしら?
俺も読んでみたい気がする。
250無名草子さん:01/11/07 22:39
248と249はもうちっとまともな日本語で書くように。
251無名草子さん:01/11/08 00:56
>>250
へー、これがまともな日本語?
だったら、248,249のほうがまともです。
252無名草子さん:01/11/08 07:02
>250は何も語るべきものを有していないという点において
日本語がどうのこうの以前の低レベルである。
253無名草子さん:01/11/08 10:28
渡部センセイは論争が終わった後で再反論したり、
勝利宣言しているらしいので、見逃してしまいます。
254無名草子さん:01/11/08 18:45
>>253
信者はそれを見て「さすが渡部センセイ」というわけか(藁。
255無名草子さん:01/11/09 02:13
ほんと信者ほどありがたいものはないね。
まわりから見ていると呆れるばかりでも、信者は視野狭窄&ファナティック。
池田大作、渡辺昇一信者に何を言っても無駄。
だけどせめて情痴いくとか、英語がぺらぺらになってから渡辺信者を名乗ってもらいたいね。
じゃないと、買えもしないのにすーぱーかーのスペックを自慢気に同級生に語る小学生と同じ(w
256無名草子さん:01/11/09 03:33
>買えもしないのにすーぱーかーのスペックを自慢気に同級生に語る小学生と同じ(w

それはホラ、渡部の精神構造と一緒。
自分のことのように日本の製造業を自慢したりさ。
戦時下に零戦や大和の優秀さを自慢してた評論家と一緒。
257無名草子さん:01/11/09 08:25
>256 >255
ーーは与太者よね。
お前の精神構造ではここでは単なるアホじゃあ。
ま、岩波・命、広辞苑・命の 穴黒ですよ。サヨはサヨの
寄り合いでくだ巻いていなさい。しっしっ。
258無名草子さん:01/11/09 10:14
257はどこの大学ですか?
トフール何点ですか?
259無名草子さん:01/11/09 11:31
>>258
その質問はどうなのさ(w 厨房丸出しじゃないの。
まあ、257はおかしな文章だが。
260無名草子さん:01/11/09 21:06
岩波が下記の事件を「近代日本総合年表」から除外したのは
何故か。むろん広辞苑にも記述はないーーと「広辞苑の嘘」
は書いている。

通州事件
 1937年7月7日、北京郊外の通州住民(日本人約200人)が
シナ保安隊により惨殺された。両手両足を切り取ったり、切り刻んだり、
女性の股間に棒を貫通させるなど残虐非道であった(朝日新聞社法廷記
者団編「東京裁判」上中下)。

 シナに都合の悪いことは書かないという岩波の偏向的執着の露呈という
やつです。ーーと著者らは述べている。私もそう思う。
261無名草子さん:01/11/09 21:14
>>260
どっちもどっち。
お互い都合悪いことは書いてない。
262無名草子さん:01/11/09 21:41
>>260
>著者らは述べている。(ゆえに?)私もそう思う。

ありがちな思考パターン。あと「ーー」はやめれ。
263無名草子さん:01/11/09 22:11
>>
262のような無意味な時間つぶしはやめれーーーー。
264無名草子さん:01/11/09 23:05
なんだよ、せっかく上がってるとおもったら進歩ないじゃん。
もとのくだまき場よね。よってサゲ。
265無名草子さん:01/11/10 00:20
「広辞苑」にも「広辞苑の嘘」にも嘘があるのはわかりました。
でも、広辞苑に嘘が出てくる頻度が、他の辞書に嘘が出てくる頻度と比べて、
多いか少ないかがわからないと辞書選びの参考にはなりませんよね。
266無名草子さん:01/11/10 07:20
>「広辞苑の嘘」にも嘘があるのはわかりました。
 というなら、それは何ページの何処かを明示し
てくれないと、意味のない中傷ということになり
ます。具体例で議論してください。
267三蔵法師:01/11/10 09:11
>>266さん
>>265はすごいこと書きたかっただけなんだよ
普段平々凡々の暮らしをし、凡中の凡の才能しかないから
一度でいいからすごいと言われたかったんだね
多めにみてやってくれ
268名無しさん:01/11/10 15:04
辞書は最低二冊は同時にひいてみること。どの辞書にだって誤りはあるからね。
269無名草子さん:01/11/11 16:09
>>248

それなら、再々反論だってありますよと言いたい。
270無名草子さん:01/11/11 22:12
辞書に誤りがあって当然、騒ぐことはない、という主張
は精神の堕落、退廃です。岩波、広辞苑を弁護したくて
そんなことを言うのは論理の破綻にほかならない。

「広辞苑の嘘」に300項目以上もの間違いを指摘されて
平然としている岩波の神経を私は疑う。
271無名草子さん:01/11/12 00:40
>>270
試しに「広辞苑」の全項目を読んでみることをお勧めする。
272無名草子さん:01/11/12 07:47
>>271
必要な時に使うのが辞書ですよ。
あなたは辞書の専門家ですか。ならば、なおさら、
間違いがあって当たり前などと開き直るのはよく
ない。
273無名草子さん:01/11/12 19:41
間違い探し希望あげ
274無名草子さん:01/11/12 19:42
あがってないぞ
275無名草子さん:01/11/12 20:59
>>27
漏れは「間違いがあって当たり前」なんて言ってないですけど(w
もちろん、誤っているところは正すべきだろうが、「岩波」憎しで
恣意的に語句を拾って非難しているなら、真っ当な辞書批判と
はいえない。
試しに自分の目で、その分量を確かめみたらってこと。
俺はめげたが(w
276109、189ほか:01/11/13 01:41
>>270

だからその指摘がだね、「行きすぎた」指摘であったり、
たんなる「あげあしとり」だったりするわけよ。
むろん妥当な指摘もある。それも言及したつもり。
すべてを鵜呑みにするのはどうかとおもいますよ。
しかも私がまえから言っているように、これは
辞書批判の名をかりた「イデオロギー批判」なわけ。

もういっかい、本腰いれて読んでみるか。
277無名草子さん:01/11/13 02:38
広辞苑は大辞林なんかと比べてもうそがおおいのかな?
自分は小百科事典的に人名や地名なんかをひいてるんだけど。
あの手の重い辞書を何冊も比較して読む気にはならないな。
いちおう広辞苑つかってみて腑に落ちなければ、
専門の辞書をみてみるよ。
278無名草子さん:01/11/13 18:57
どうでもいいけど、気になる「広辞苑の嘘」。
辞書本なんか、地味で、売れるわけない。
と、思っていたが、じりじり売れているらしい。
もう3万部は突破しているというが、ホント?
279無名草子さん:01/11/13 20:21
そそっかしいやつらがそれ読んで広辞苑の第五版を古本屋に売りに出してほしい。
相場が下がったら買うから。
そのうち「広辞苑の嘘」も100円コーナーにならぶだろうからそっちもブックオフ
で買います。
280文責:名無しさん:01/11/13 21:10
>辞書本なんか、地味で、売れるわけない。

昨今を物事をサヨかウヨかで認識する人々がいるので
その人々が買ってくれます。
売る為に判りやすい「イデオロギー批判」をやって、
自分の気に入らない権威を攻撃したいんでしょ。
谷沢永一は元々はそういう人だったはず。
渡部昇一は判りません(w。
281無名草子さん:01/11/13 21:11
『広辞苑』って、組み体裁(レイアウト)もよくないしね。
282文責:名無しさん:01/11/13 22:03
>>280
その批判もどうかとおもうぞ。
283無名草子さん :01/11/14 11:36
第五版が売れなくて岩波書店は青息吐息。
284無名草子さん:01/11/14 18:12
「世界」の初代編集長の吉野氏の名前が載っている。
手前味噌過ぎるような,,,。
285無名草子さん:01/11/15 18:31
>>284
何を言いたかったのでしょうか?
286無名草子さん:01/11/19 21:16
どうでもいいけど、同じ1(?)が恥をかいたスレ。
 ↓
日本の癌 【岩波書店】  
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi?bbs=news2&key=1005974694
287無名草子さん:01/11/20 13:42
恥ずかしいな。論理がまったくない。
288文責:名無しさん:01/11/24 02:40
>>198
>高島のじいさんの著書で「じゃあ何か?東シナ海のことを
>東中華人民共和国海って言えばいいのか?」みたいな(うろ覚え)こと
>を書いておられて読みながら膝を叩いて爆笑してことがある。
>この人の怒りや探究心はわかりやすく受け入れやすい。

何じゃコイツ?
漢字には女性差別的な語源を持つものを全廃を主張しなければ
女性に差別的な言葉を使用を反対することができんのか?
高島って馬鹿なの?
289無名草子さん:01/11/24 10:53
>>288
意味不明。
290無名草子さん :01/11/24 11:30
>>288はおそらく、レスを読んでいる最中に電波が混じったのでしょう(w
291無名草子さん:01/11/24 11:34
とりあえず>>288は日本語も書けない馬鹿ということで(w

で、高島が言ってるのは、「支那」(シナ)をなんでもかんでも「中国」と
言い替えるのは愚劣の極み、つーことだよな。支那は差別語でも何でもない、と。
292無名草子さん:01/11/25 00:33
筒井康隆は、支那料理、中華料理、中国料理と、だんだんマズそうになってくる、とか書いてた。
(シナで変換できないんですけど・・・)
293無名草子さん:01/11/25 02:29
>>292
ほんとだ。シナできないよ。
筒井の読んだけど、あれって本当にそうなってきてるの?
支那はさすがに使われないけど、中華のほうが中国料理より一般的のような。

高島も極論出す奴だな(藁
294文責:名無しさん:01/11/25 09:52
>>291
「支那」(シナ)をなんでもかんでも「中国」と言い替えるのは愚劣の極み、

中国人が自分の国をどう呼ばれるか気にしているが
自国の周辺の海を「○シナ海」と呼ばれることまでは気にしていないのに、
「東中華人民共和国海って言えばいいのか?」
と怒る高島は「愚劣の極み」ということですな(藁。
中国は中国で中国人は中国人ということでいいですね。

>>292
おれは戦後生まれで支那料理は食ったことは無いなあ。
295無名草子さん :01/11/25 13:38
>>294
すごくわかりにくい文章だな。

貴方はチャイニーズとシナと中国人の区別から始めたほうがいい。
それにもっと勉強したほうがいい。歴史的に見ても、シナが正しい名称だとわかるからね。
ガンバレ(ワラ
296無名草子さん:01/11/25 13:43
>>295
突っ込みとしては成立しとらんね。嫌味を狙ったのかな?
297文責:名無しさん:01/11/25 15:51
>貴方はチャイニーズとシナと中国人の区別から始めたほうがいい。

「シナ」と「中国'人'」は全く別の別ですね。

>それにもっと勉強したほうがいい。歴史的に見ても、シナが正しい名称だとわかるからね。
>ガンバレ(ワラ

歴史的に見ても、このクニは倭が正しい名称だとわかるからね(爆。
298ななしいさん(元祖):01/11/25 16:44
シナは元はフラ語じゃなかったか?
299無名草子さん:01/11/25 23:29
>>298
シナという名称は中国最初の統一帝国「秦」の読みが
「Chin」であったことから、所謂広義の「中国」を指す言葉となり、
なまって「China」になり「支那」(←これは当て字)になった。

なので295さんが正解。同時に297さんの突っ込みも正解。
China(とか支那)は狭義では国名としても使われるけどね。
300無名草子さん:01/11/26 00:24
>>198
>高島のじいさんの著書で「じゃあ何か?東シナ海のことを
>東中華人民共和国海って言えばいいのか?」みたいな(うろ覚え)こと
>を書いておられて

こんな文章あったかなあ?ちょっと確認できないんだが。
「東シナ海を東中国海と呼べ」と国会で主張した野末陳平を、呉智英がからかってたけど。
もしかしてごっちゃになってない?
あと、ついでに言っとくけど、>>294はどうやら根本的に誤解してるな。
上記の皮肉を高島が書いたのかどうかは措いといて、高島が常に批判してるのは
日本のマスコミ&知識人だよ。支那人ではない。

スレ違いなのでsage
301無名草子さん:01/12/03 09:16
age
302無名草子さん:01/12/06 20:35
高島「支那をなんでも中国に変換する→愚劣の極み」
高島「じゃあ東シナ海は東中華人民共和国海か。そんなふうに変えていいのか。歴史的にシナが正しいのに強引に変えるとおかしいという極端な例だ」
294「高島よ、東中華人民共和国海だと(藁。愚劣の極みだな」
303無名草子さん:01/12/09 21:11
あの広辞苑ですら、
「支那」ー秦の転訛ー外国人の中国に対する呼称。
日本では-------戦後は支那の表記を避けて多く
「シナ」と書く。と、堂々とシナと表記している
のですから。

 と谷沢・渡部「広辞苑の嘘」168頁で広辞苑をほめていますよ。
ほめているのか、おちょっくているのか。
 石原都知事は広辞苑を引き合いに出して「シナ」と言い続けるべき
であったと思う。
304無名草子さん:01/12/22 00:29
辞典を信じ込む人間がイタイということで結論か?
305無名草子さん:01/12/23 14:06
鬼の首をとったように騒ぐ人間も。
306無名草子さん:02/01/06 18:44
あげときます。
307無名草子さん:02/01/08 16:49
あけましておめでとう。

ぼちぼち辞書が売れる季節になってきました。
なんでもいいから辞書話題で盛り上げてほしいものです。
308無名草子さん:02/01/24 07:15

ふと思うのですが「秦」の正しい発音はなんなのでしょう。
古代中国での発音ですが、ご存知の方いませんか?
309広辞苑:02/01/24 09:33
>308
しん【秦】
中国の国名。
 春秋戦国時代の大国。始祖非子の時、周の孝王に秦(甘粛)を与えられ、
前771年、襄公の時、初めて諸侯に列せられ、秦王政(始皇帝)に至って六国を滅ぼして
天下を統一(前221年)。中国史上最初の中央集権国家。3世16年で漢の高祖に滅ぼされた。( 〜206)
 五胡十六国の西秦・前秦・後秦。

広辞苑入ってるので調べてしまった。読んでも解からんが・・。

まぁ嘘かも?よりも真実の方が遥かに多く書かれている。ので良い。
色んな事を教えてくれる。皆もPCに入れましょう。
織れのはもとから入っていたが・・。
310広辞苑:02/01/27 00:02
無知が多くて上がっていないではないか。
311広辞苑
意見無しなのか?無知なのか?