1 :
序盤に:
ここよりはじまる
2 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 06:34
ではみなさんはそういうふうに川だと言われたり
乳の流れたあとだと言われたりしていた このぼんやりと白いものが
ほんとうは何かご承知ですか
3 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 06:37
星祭り。
ケンタウル露を降らせ!
4 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 06:44
はいはーい!
「そしてみんながカムパネルラだ。」
何度読み返したか知れない。
5 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:08
6 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:10
今日はその銀河のお祭りなのですから みなさんは外へでて
よくそらをごらんなさい
7 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:11
透明で繊細なガラス細工のような作品でし。
8 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:17
ジョバンニの微妙な心の動きに注目。カムパネルラと女の子が仲良く
して嫉妬(?)するところや鳥を捕る人を邪魔に思うとこに
少年の心を見る事ができる。
もちろん本編がテーマとしている所ではないだろうけれど。
9 :
名無しさん:2001/08/18(土) 07:21
宮沢りえの宣伝を思い出してしまうのは僕だけ?
新潮のCMで朗読してたよな。
10 :
寒波寝る裸:2001/08/18(土) 07:27
11 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:28
灯台守り(?)が好き。
『べらぼーめ・・・』の行
12 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:31
プリオシン海岸での二人はちょっと幸せそうです。
13 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:32
ジョバンニ、らっこの上着が来るよ
14 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 07:35
15 :
mojo hands:2001/08/18(土) 07:58
ジョバンニが持っていた通行手形(のようなもの)
を列車に同乗した人が見て、
「おお!!こ、これは・・・・」
とおったまげるシーンが印象的。
いまでもあそこの場面だけ、ふとココロに浮かぶことがあります。
16 :
Tango:2001/08/18(土) 07:59
星の並びが恰度お盆の時期と重なる、ってことを
何かで読んだ記憶があります。
>>1さん、タイムリー・ヒットですね。
17 :
【盂蘭盆】:2001/08/18(土) 08:15
〔仏教〕七月(または八月)一五日に祖先の霊をまつり、
冥福(メイフク)を祈る行事。うら盆会(エ)。精霊会(ショウリョウエ)。
たま祭り。ぼん。
《参考》梵語ullambanaの音訳。「倒懸(トウケン)」と訳し、
「さかさにつるされるような非常な苦しみ」を意味する。
本来、死者が受けているこの苦しみを救おうとする仏事。
賢治らしいね。
18 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 08:26
そう、夏の大三角形が関係してるのです。>星の並び
死者の乗る列車。
何故か恐くない綺麗なお話。
19 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 08:28
いい役の人は「ジョバンニ」とか「カンパネルラ」とか名前が
かっこいいのに、脇役になると途端に「ザネリ」とかへんな名前になってしまう(笑
この勧善懲悪ぶりが賢治らしいと思われ。
20 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 08:58
21 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:00
カムパネルラさんと一緒なら心配はないから。
川へは入らないでね。
22 :
19:2001/08/18(土) 09:11
>>20 スマソ。
旧仮名だと「カムパネルラ」で新仮名では「カンパネルラ」になる
のかと思っていた。訳者の問題か?
「カムパネルラ」をほんとうに「か・む・ぱねるら」と発音するのも
変わってていいな。
23 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:35
言い回しが風情あるねえ。
『12時かっきり』とかな。
24 :
銀河鉄道の夜・原稿の変遷:2001/08/18(土) 09:38
25 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:39
>>15 アレはつまりジョバンニは生きてるからどこ迄も行ける切符を持ってた
って事でいいのだろうかねえ。
26 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:41
ステッドラーの色鉛筆っていいねえ。
27 :
ザネリ:2001/08/18(土) 09:42
ジョバンニには買えないねえ。
ラッコの(略)
28 :
JPB:2001/08/18(土) 09:43
先祖の墓が岩手の奥地にあるので、毎年岩手には各駅で行きます。
すると、花巻あたりで思い出すのは『銀河鉄道の夜』。盛岡をこえて
渋民では石川啄木にリンクするので、そこまでが自分の賢治ワールド。
しかし、最近は岩手も電化された列車で、旅情がなくなりつつあります。
ていうか、釜石線(盛岡〜花巻〜遠野〜釜石)は、全駅にエスペラント
で駅名が表記されるという徹底ぶり。でも、夜、釜石線に乗ると、
うっそうとした山間を走るので、宙を走る気分になる(かも^^)。
しかしね、賢治ワールドの建設はいただけないよ・・・・
無駄レススマソ。
29 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:48
>>25 生きてるからというよりは、
「心が澄んでいるから」でしょうな。
30 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:49
昔の鉄道の情緒があるからこそ宮沢賢治の銀河鉄道は生まれたんでしょうねえ。
今の鉄道ではちょっとイヤだものねえ。銀河鉄道。
31 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:52
ホントの天上に行けなかったカムパネルラさんは心澄んでなかったんかな?
煽りでなしに。
32 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:54
鳥捕る人は澄んでなそう。
というか彼等はあの列車で移動するだけで、目的地はないんでしょ?
何者?
33 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 09:58
>>32 春と悠羅でいうとこの『あらゆる透明な幽霊の複合体』なのだよ。
34 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 19:59
>>30 でも新しもの好きの賢治のことだから、
「のぞみ」とか見せたら「イヤッホー」とか言っちゃうかも。
999
36 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 21:32
墓標のメタファー
37 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 22:01
カムパネルラに萌えて悪いか
38 :
mojo hands:2001/08/18(土) 22:07
>>25 ん〜〜、
おいらは端的にジョバンニが「善き人」であるのだと思う。
「・・・コウイウモノニワタシハラリタイ」
の「コウイウモノ」
39 :
mojo hands:2001/08/18(土) 22:10
40 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 22:14
ジョバンニがカムパネルラに対して抱く同性愛のような熱烈な友情は
賢治の青年時代の親友に対する友情がそのままでていると言う話を
読んだことがあるのだが、誰か詳しい話を知らんか?
疎遠になったというところまでは憶えているのだが。
41 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 22:32
どこまでもいっしょにいこうねえ
42 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 07:43
ああ きっといっしょだよ
43 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 07:44
サウザンクロスは本当の天上ではないのだろうか
44 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 00:15
カムパネルラさん。
ますむらひろしがキャラデザインしたあにめ版好きなんだがなあ。
45 :
黄昏の国、西洋:2001/08/20(月) 00:23
私が新潮文庫で昔読んだバージョンでは、最後はすべてジョバンニの夢で、
目覚めたジョバンニが母のいいつけ通り牛乳を買っていくシーンで終わって
いました。
新潮文庫版自体もそのあと改版されたみたいですが、今の通説では
どういう編成が有力なんでしょう。
46 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 00:36
このまえWOWOWでやってたねぇ>アニメ
47 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 00:46
>>45 全集で読みなさい。
初期型から最終型まで(単なる推敲の重ねだけど)読めるYO!
48 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 01:23
加藤純・清水洋史作の「祭よ、今宵だけは哀しげに−銀河鉄道と夜」と
いう戯曲が、この作品のあるエッセンスを確実に掬いとりつつ
また違う視点を加えました、という感じで、とてもいい。
個人的には北村想の「想稿・銀河鉄道の夜」より良いと思う、
銀河鉄道ファンには一読を薦めたい佳作。
49 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 02:25
>>45 今は、そのバージョンじゃないとおもいますよ。
全集には、そっちものっているけど。
50 :
☆七虹はなねこ☆:2001/08/20(月) 03:08
銀河鉄道に乗って
旅したいです。。
( =・ ・)。ねこねこ。
51 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 03:23
アルビレオの観測所
この星を教えてくれただけでも大切な話。
串田孫一の「アルビレオ」って詩もいい。
抜粋しか読んだことないんだけど。
今だって。もしかしたら。あてもないことなのだけれど、ひょっとしたらね。
暮れて行く大空の天頂で、その伴星の涙が碧玉のように光ると、
アルビレオは何も云えなくなって、しばらく眼を閉じた。
52 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 05:21
カムパネルラのお父さんが好き。
53 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 05:46
カムパネルラのお父さん、全く理解できなかった。
息子の骸が目の前で引き上げられようとしているのに
そっちにはまるで関心がないかのように、ジョバンニの家の
ことを気づかってる。なぜなの?(;>_<;)
54 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 05:57
カムパネルラって絶対、自殺だって思った。
そんなこと思ってるの僕だけでしょうか?
55 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 06:08
>>54 あれ? ザネリを助けようとして・・じゃ、なかったかしら?
・・・と思って手近の新潮文庫版を見てみると、
「ザネリがね、舟の上から烏うりのあかりを水の流れる方へ押してやろうとしたんだ。
そのとき舟がゆれたもんだから水へ落っこったろう。するとカムパネルラがすぐ飛びこ
んだんだ。そしてザネリを舟の方へ押してよこした。ザネリはカトウにつかまった。け
れどもあとカムパネルラが見えないんだ。」
でも、カムパネルラには、そう取れなくもない果敢無さが確かにありますね。
56 :
54:2001/08/20(月) 06:17
カンパネルラってジョバンニをいじめ(?)からかばう勇気が
なかったじゃない。
ザネリを助けようとする勇気はあったくせに。
だから、カンパネルラはそういうずるい大人になりきる前に
死に場所っていうか、死ぬきっかけを探してたんじゃないかっ
てずっと思ってました。
そうじゃないとジョバンニが可哀相すぎるなって。
子供心にそう思ったし、今でも思ってます。
57 :
55:2001/08/20(月) 07:48
>>56 そうですね。何かちょっとしたきっかけさえあれば死に身を委ねてしまい
かねないな、という点では同意です。
それから、死んでも全く救われた感のないカムパネルラも可哀想かなぁ、と。
考えてみると、このお話に可哀想じゃない登場人物っていないですよね。
いま、ざっと読み直してみて思いました。
再読の機会を与えてくれてありがとう。
58 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 13:53
『ぼくはもう、ほんとうのみんなのさいわいのためなら
ぼくの体なんて百ぺん灼いたってかまわない。』(うろ覚え)
ってところに賢治イズムを感じます。
こんな生き方してみたいです。
59 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 14:37
今公開してる「千と千尋の神隠し」の中盤〜終盤あたりが
なんか宮沢賢治の世界、って感じで凄くいいです。
ひどく淋しい人影だけが乗り降りする駅なんかは泣けて仕方がない。
60 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 00:45
>>53 あのお父さんって、宮沢賢治自身のお父さん?って思ってました。
なんとなく・・・
>>58 そうそう!
それに似た文章は、他のいろんな作品によく出てきますよねー。
「烏の北斗七星」の
『どうか憎むことのできない敵を殺さないでいいように早くこの世界がなりますように、
そのためならば、わたくしのからだなどは、何べん引き裂かれてもかまいません』とかとか・・
映画の、細野晴臣のサントラを聴いてください!
もう、あっち側へ連れて行かれてしまう音楽です。
ほとんど関係ないのでsageます。
62 :
ななし:2001/08/21(火) 01:11
いくつかの文庫を見比べてみたけれど、ラストは、
*夢からさめる
*カムパネラの死
*牛乳を買ってジョバンニ帰る
で一致していました。
今のところ、これが専門家の通説ってことでしょうか。
63 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 01:18
でも岩波と新潮は違うでしょう。
64 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 02:13
ラスト、ジョバンニが
星めぐりの歌をうっとりと聴いていたというバージョンは?
65 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 03:08
>>64 ああ〜、それどっかで読んだ気がする。
実家にある、めっちゃ古い文庫本かも。
66 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 03:41
>>61 同意同意!
それとは関係ないけど、カンタータ(?)を歌う場面が、
原作の方でどうしても見つけられなかったのが気がかり。
67 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 10:56
あと、息子が水死したというのに、博士がジョバンニに向かって
「うちに遊びにきてくださいね」という言い回しはちょっと違和感を覚えた。
それから、牛乳を買って帰るときも、既にカムパネルラを忘れたかのような
ジョバンニの態度なんだよね。
もっとも、これも100%完成ではなかったからなのかも知れないが。
68 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 22:28
銀河鉄道の夜のアニメが見たくなってきた!
69 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 23:03
僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば
僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない
70 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 18:40
賢治の真意がどうだったのか、最終的な原稿の形はどうだったのかはおいといて
読み手が色々な事を思い、感じ、考えれる名作だと思います。
子供に読ませたいけれど、ちょっと難しいし退屈かも。
小学生の時 よんだけど
なんかとくに なんとも思わなかった。アニメの方も。
けどおおきくなってあれしたら
なんか よかったのよさ( =・ ・)。
そんなもんなのよねえ。
72 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 19:36
ジョバンニとカムパネルラの人間関係が自分の昔の頃とシンクロするんだな。
遠い思ひで。
>>70 >>71 アニメの方、実際映画館では寝る子続出だそうだ。
俺は今でもビデオ観てるぞ。
73 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 12:22
>>72 私は小学生のとき、文庫でよんだけど長くてよくわからなくて
そんなに好きじゃなかったんだけど(注文の多い料理店や、よだかの星、
どんぐりと山猫とかが大好きだった)、
中学生になって読み返したら超感動して、公開時に映画館にいってみました。
私と友達は面白かったけど、親につれてこられたちいさい子達は退屈してた。
やっぱ、小学校高学年〜中学生以上じゃないと、理解できないよね。
アニメビデオ、まだ売ってるのかな!DVDにはなってないのかねー?
音楽は、いまだにテレビなんかでかかってるけど。
74 :
mojo hands:01/08/26 19:48 ID:tZ4yc4gY
おいらも、小学生のころは他の作品
例えば「よだかの星」なんかのほうが
インパクトがあった。
「銀鉄」は思春期をすぎてから読み直して、
皆が騒ぐ気持ちが判った。
なんか、永遠に騒がれる一篇みたいだね。
75 :
:01/08/28 02:57 ID:OcNdfiDU
48>「祭りよ〜」ってミイラとか教授とか出てくるやつ?
・・・・・・・どーでしょう。
76 :
:01/08/28 17:10 ID:XCDqGIOY
>>40 それ読んだことあるよ。角川文庫から出ている「宮沢賢治の青春」って
本に詳しく書いてある。保阪嘉内のことだよ。
あと2、3冊そういう本出てたけど今はわからないや。
賢治の書簡集を見ると保阪への手紙はほんとに熱いです。
賢治の悩みとか思いとかよくわかる。この人も人間だなって。
77 :
吾輩は名無しである:01/08/28 19:35 ID:OArmCfV6
映画のサントラそんなにいいのか。。。
まだ買える?
今日 サントラ
お店でさがしたけどなかった。( =・ ・)。
ねっとで通販でかおうかな。
♪〜♪〜
79 :
吾輩は名無しである:01/08/29 23:05 ID:PLzBnNMs
サントラのレコードもってるよー。
探しだして聴いちゃった。
80 :
61:01/08/31 01:24 ID:GydO7CMg
サントラ、細野晴臣のコーナーに、たまにあります。
最近凄く少なくなってしまいました。
名盤なのに。
81 :
吾輩は名無しである :01/09/02 22:05 ID:LWYhTfLI
農民であるが故に書ける物語。まだ完結してないような気がする。
…むかーし読んだ直後に感じたこと。
82 :
YMOファン:01/09/02 22:08 ID:y5V4Ef9E
ああ。細野ハルオミのサントラね。あれ、いいですよ。
とくに「主よ御許に近づかん」が。
あ、まあ、これ、細野さんとは違いますが
83 :
吾輩は名無しである:01/09/05 00:37 ID:rBkeJPIs
今、NHKの畑山博の追悼番組で「銀河鉄道の旅」やってますよー。
84 :
代打名無し:01/09/05 00:54 ID:9pFJ4E02
>>83 ホントだ
岩手の山の頂上で星座作ってたのね
「姉さんがね、トマトで何かこしらえてそこへ置いていったよ。」
「ではぼくたべよう。」ジョバンニは窓のところからトマトの皿を取って、パンといっしょにしばらきゅむしゃむしゃ食べました。
・・・うまそうだ。
「ジョバンニ、ラッコの上着がくるよ。」
ジョバンニはばっと胸がつめたくなり、そこらじゅうきいんと鳴るように思いました。
(ぼくはどこへもあそびに行くとこがない。ぼくはみんなから、まるで狐のように見えるんだ。)
お祭りあたりのジョバンニ可愛そうすぎ。でもすごい心理描写巧みですよねー。
賢治先生はかなり奇行の多い変人のだったようだ けど、きっと陰で何言われてたかもすべて承知で、でもやらざるをえなかったんだろうな。
87 :
吾輩は名無しである:01/09/10 20:06
>85
「姉さんがトマトでこしらえたもの」が何なのか良く分からなくて、
トマトサラダかなー、とかぼんやり思っていた所、
銀鉄アニメを見てようやく分かった次第ですよ。
ミネストローネみたいな、トマトベースの野菜スープって感じでした。
おいしそう…。
ところで姉さんは今は嫁いだ身の人なんですかね。
88 :
吾輩は名無しである:01/09/11 18:20
もう10年以上も前テレビでやってるのを録画して、以来大事に見続けてた。
最近近所のレンタルで銀河鉄道を見つけたのでさっそく借りて見ると
『プリオシン海岸』と『盲目の無線技師』、『アルビレオの観測所』と
知らないエピソードが3つも!!
テレビ放映ではカットされてたんですねえ。
ところでサントラの方ちらちら探してるけどなかなか見つからないなあ。
89 :
吾輩は名無しである:01/09/12 00:58
アニメ見たよ、ネコかわいかった
90 :
吾輩は名無しである:01/09/12 01:11
>>89 『ますむらひろし』の『アタゴオル』シリーズと『コスモス楽園記』を
強くおすすめします。
91 :
我が輩は名無しである:01/09/12 11:36
サントラの『エンド・テーマ』を聴くときは
春と修羅・序を引っ張り出してきて
脳内常田富士男劇場。
92 :
吾輩は名無しである:01/09/27 22:22
青年がテンプラそっくり
93 :
吾輩は名無しである:01/09/27 22:57
>>90 すごい遅レスでごめんなさい
お薦めして下さってどうもありがとう
「ますむらひろし」さん、読んでみたいです(^^)
94 :
吾輩は名無しである:01/09/28 16:32
映画のサントラ買ったよ。Amazonで。
すごく良かったんだけど、
夜、部屋で原作読みながら聴いてたら
なんか怖くなって戸締りとかしちゃった。
95 :
吾輩は名無しである:01/09/29 06:25
一つどうしても理解できないシーンがある
原作でどうだったか覚えてないんだけど映画では
列車の中からジョバンニは自分と同じか年下の少年が立っているのを
見ますよね?あの少年は、ジョバンニ自身なのだろうか・・・
ジョバンニにそっくりの、まだあどけなさの残る少年が立ってこちらを見ている
かおるという女の子が「あの子私はしってるわ」と呟くんだけど、
これは、ジョバンニが死の世界から生の世界にまだ生きている自分を
見ているという事になるのかな、臨死体験みたいなものなのかしら?
96 :
吾輩は名無しである:01/09/29 22:42
>>95 ジョバンニが自分の家から母さんの牛乳を取りに行くシーンで街灯の下をとおり
過ぎるシーン。(原作でいう『そうら、僕の影はコムパスだ・・・』とか言うとこ)
アニメだとあのシーンでジョバンニが街灯から走り去ったあと、螢の光のような
物がフッと出てまたフッ消え去る。
で、アニメの銀河鉄道に乗り込んだあと、窓からあの街灯が見えたりするんだけど、
思うにあの螢の光のような物が銀河鉄道で銀河鉄道はそういう時空とかを
超越した物なんだと思う。
で、きっと幼いジョバンニもいつかその螢の光のような物を見ていて、
あの時窓から幼いジョバンニが見えたのだと自分は勝手に解釈してました。
たぶん原作だとあの少年はジョバンニではなかったはずだけど。
どうだったかな。
97 :
吾輩は名無しである:01/09/29 22:47
>>96 アニメだと女の子が『あの子私知ってるわ』と言った後
ジョバンニと意味ありげに見つめあうのでアニメ版のあの少年は
小さい頃のジョバンニでいいんだと思うけど。
意図的にいろんな解釈にとれるようにしてあるんじゃないかな、
銀河鉄道の夜って。
だから面白いんだとおもう。
98 :
吾輩は名無しである:01/10/02 01:06
明日の朝、8:00からWOWOWでアニメやるYO!
99 :
吾輩は名無しである:01/10/02 02:36
なんだってそんな早朝からやるんだろう。
45分であきらめちゃうの?息子のこと
101 :
吾輩は名無しである:01/10/03 22:02
102 :
吾輩は名無しである:01/10/04 11:47
さようならジョバンニ。
103 :
吾輩は名無しである:01/10/04 12:17
カムパネルラの母親は自殺かな?
104 :
吾輩は名無しである:01/10/04 19:28
あそこ父子家庭なんだっけ?
お母さんはぼくをゆるしてくださるだろうか
106 :
吾輩は名無しである:01/10/04 23:18
銀鉄だけすか?
又三郎は?
・・・オッペルはたいしたものです。
だめ?
107 :
吾輩は名無しである:01/10/04 23:19
こいつはスゲェや!!
108 :
吾輩は名無しである:01/10/04 23:21
NHKBSデジタル
本日午前2時より
「名作をポケットに 宮沢賢治〜銀河鉄道の夜」
(宗教学者)山折 哲雄
山折り氏ね
110 :
吾輩は名無しである:01/10/04 23:37
造作もねぇや!!
111 :
吾輩は名無しである: