1 :
吾輩は名無しである:
2 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 11:41
百人の生徒がいれば百本のガラスの瓶の硫酸ソーダ 田中章義
3 :
吾輩は名無しである:2001/07/01(日) 15:32
二十年前の真夏の、恋人よあの公園へ向かふ雨雲 西田政史
4 :
名無:2001/07/01(日) 16:14
雲 西田政史 しである 投のことを想ふはさびし
5 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 00:07
↑たしかに。
6 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 19:04
夏椿あるいは抒情食卓に置き夕陽の手届くまで待つ
月淡く差す横顔の輪郭もわたくしの一部分さはるな
駐車場となりたる友の家を過ぎわたくしの影また一人消ゆ 尾崎まゆみ
7 :
吾輩は名無しである:2001/07/02(月) 19:20
色白ビルトイレちゃん紅旭して血染めの初夜は夜明け
誰のだか忘れちゃって。わかる人教えてください。
>>7 それっていい短歌なの?
煽りなどではなくて、自分には意味がわからないです。
>>8 二、三年前に読んだ「障害者の文学」っていう本の中で
ちらっと紹介されてたんです。そのときそんなにイイ!とは
思わなかったんだけど、なんとなく今までずっと頭に残ってて。
後半の言葉のリズムが好きなのかもしれません。
10 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 04:36
もし、
「7・1朗読バトル 辰巳泰子VS藤原龍一郎」を
ご覧になられた方、様子をお聞かせくださると嬉しいです。
お願いします。
11 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 05:21
辰巳さんの朗読は凄みが伝わってきた。
すごくかっこいい。
お客さんは、150〜ぐらい?
石井辰彦さんは風邪をひいているとおっしゃっていました。
あすなろの森を指しゆく列車にてすべてのおとうさんにさやうなら 辰巳泰子
12 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 05:23
城ヶ島の女子うららに裸となり見れば陰(ほと)出しよく寝たるかも 北原白秋
13 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 15:33
>>12 おもしろいけど、「現代短歌」ってことでひとつよろしく。
14 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 20:42
右の手を夜にさし入れてひきいだすしたたる牡蠣のごとき時計を 鳴海 宥
15 :
吾輩は名無しである:2001/07/03(火) 22:11
女の子だものくじらを従えて泳いだように眠る日もある 蝦名泰洋
16 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 00:54
なきじやくる猫を包んで一枚のすこし歪んだ黄昏となる 西田政司
発熱といふ心地よさ眼つむればたとへば薔薇の木となる四肢に
17 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 00:59
気分的に言えばいきなりきみの手はレモンの汁にまみれるだろう
鋭い声にすこし驚く きみが上になるとき風にもまれゆく楡 加藤治郎
>1
板違い。「五七五板」ちゅう専門板があるけん、
そっち逝ってやれや。なんでわざわざ板分けしたかわからんで。
19 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:48
>>18 あの板が、文学としての現代短歌を鑑賞する環境であるとは思えません。
20 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:52
>>19 どういう意味かわからんが、板があるんだから、そこでやればいいろ?
スレを立てて自分で「観賞する環境」とかいうのを創っていけばいいことだろ?
みんなそうやってんじゃないのか?
21 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:54
(続き)
それとも、新スレを邪魔しまくるようなアラシがおるのか?<五七五板
だったら、監視所に言ってやってもいいが…。
22 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 01:58
今五七五見てきた。19のいうことも分からぬではないな(藁
まあ、そんなに目くじら立てんとマターリ逝こうよ(^^)
>>24 文学板で「文学文学うるさい」こいつ喧嘩売ってるぞ・・・
マ俺的にはこのスレ存続きぼん、てか18が余計なお世話。
面白い領域だよな、もっと読みたいから書き込め。
26 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 06:05
飛行士の足形つけてかがやける月へはろばろ尾花をささぐ 香川ヒサ
27 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 06:51
砂浜に二人で埋めた飛行機の折れた翼を忘れないでね 俵 万智
>>19=22=25
五七五板が作ってあるだろう? 「鑑賞する環境が…」とか
ゆって逃げてたらば、いつまでもそういう環境はできめーが。
俳句、短歌板として充実させたいと思うなら、君がまず
このスレもって行って始めろ。やがて立派に「鑑賞する環境」も
整うだろう。そうすれば、後から来る人達も助かるだろう。
どの板でも、そうやって少しずつ板としての中身を創っているわけだよ。
2chやるんなら、そういう建設的方向で、ちった協力すればどうさ?
29 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 22:30
あめんぼの足つんつんと蹴る光ふるさと捨てたかちちはは捨てたか 川野里子
30 :
吾輩は名無しである:2001/07/04(水) 22:35
句の主、詞の主にならざれば、自身の一功なし。 (浮生)
31 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 06:53
あなたしかしらないやうな樹ですからこえだにふれるとき気をつけて 喜多昭夫
ウチの歌会でも秀歌は多いですが…書いてもいいんでしょうか?
33 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 16:09
34 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 16:10
夢に椅子あり椅子が来て肩を抱くわたくしでない鳥なら落ちる 黒木三千代
35 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 16:11
廃村を告げる活字に桃の皮ふれればにじみゆくばかり 来て 東直子
>>28 >俳句、短歌板として充実させたいと思うなら
思わない。五七五板はそのような目的とは離れたところでもう
ある程度成り立っているよ。「短歌」と板のタイトルにありはするが、
集っているのは七五調に乗せて雑談をしたい人々だ、カテゴリ違うし。
「現代短歌の面白さ」「韻律の試み」なんて彼らに押し付けることの
方が余計なお世話になるだろうと感じる。
このスレの目的は文学板に置かれてよりよく叶う。
あなたが「散文板」でもない「文学板」から、
このスレを排除しようとなぜ執着するのか、不思議だと思うよ。
37 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 19:46
現代の歌人のすばらしい歌をもっと読んでみたい。
と、思った。
38 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 19:49
月見れば、月見る月は月なれど。
月見る月は、この月の月。
うふふ。
今日は結構まんまるよ。皆さん。見てみて。
39 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 19:51
>>33 歌会の歌誌掲載の秀歌、多いです。ここに書いてもいいでしょうか?
40 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 20:07
>>36=1
>「現代短歌の面白さ」「韻律の試み」なんて彼らに押し付けることの
>方が余計なお世話になるだろうと感じる。
短歌板があるのに(短歌好きとか興味ある人は短歌板逝くだろうに?)
文学板でやる方が余計なお世話だろーよ。
見てきたけど、好きな短歌を紹介するスレがちゃんとあったようだが?
君は、なぜ文学板にこだわるんだい? 五七五板でスレ立ててみもしないで
それじゃ、五七五板に集う人々をまるっきりバカにしてるわけじゃないのか?
「鑑賞する環境にない」ってのは? どうよ?
41 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 22:54
42 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 22:56
43 :
吾輩は名無しである:2001/07/05(木) 23:06
ことば、花、はかなきものを置く卓にひとつ叡智のごとき電卓 小島ゆかり
44 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 01:01
桑原武夫の『第二芸術』読めYO!
45 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 01:05
ひそかなる仏師の恋のかなしみか弥勒は清き唇たもつ 馬場あき子
さすがだなぁ。
>>44 おいおい、今頃「第二芸術論」かよ(藁
いい子だからちょっと短歌史お勉強してみな。
47 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 05:03
短歌史の手頃な入門書、教えて。お願い。
>>46 >短歌板があるのに(短歌好きとか興味ある人は短歌板逝くだろうに?)
行くだろうね。で、すぐ去る(w あ、雑談カテゴリなんだな、ってな。
帝国主義時代のキリスト教宣教師めいた使命を俺に押し付けようとする
おまえの方が人を馬鹿にしていると思うがどーよ。
あと「=」を多用して他の方々に迷惑掛けるのやめろ、鬱陶しい。
美観を損ねるのでこの場では以降レスしない。
まだやりたいなら、向こうへ行っておまえが問題提起スレを立てろ。
49 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 19:24
50 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 21:00
>ことば、花、はかなきものを置く卓にひとつ叡智のごとき電卓
ことば(logos)の方が電卓よりHではないか?
この歌にいうHは反語なのでは?
Hのふりをしているので、「ごとき」というのか?
ことば、ってこの歌の草稿のようなものか?
電卓ってそんなに賢くない・・・なくても計算できる。
電卓にゆかりさんのような歌は作れない。やはりアイロニでは。
51 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 22:15
「電卓」なんて小物の使い方が上手いですよね〜
52 :
吾輩は名無しである:2001/07/06(金) 22:48
アトランティス海へと沈むそのきはに交されてゐた口づけもある 山田富士郎
>>47 入門書ではないが、去年出た三省堂『現代短歌大事典』を薦めておくよ。
歌集・歌人・結社のインデックスとして最新のものであり、書店ですぐ手に入る。
表現史については岩波書店『岩波現代短歌辞典』が参考になる。
この二冊をもとに歌集及び総合誌の過去記事にあたってゆくのがよいだろう。
個人の著作では篠弘『近代短歌論争史』角川書店・『現代短歌史』短歌研究社
等まず挙げられるべきものだが、大冊・高価・入手困難。
>>39 会誌に掲載された作品なら問題なし。
しかし相手によっては、ここに自作が名前付きで出ていると知って狼狽→
犯人探し開始、ということにもなりかねない。注意。
54 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 05:30
55 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 07:04
水銀の如き光に海見えてレインコートを着る部屋の中 近藤芳美
56 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 07:13
雨月の夜蜜の暗さとなりにけり野沢凡兆その妻羽紅 高野公彦
*ルビ 羽紅;うこう
57 :
雨続きかあ:2001/07/07(土) 09:00
さなきだに雨かんむりのやまひだれさびしと言ひて泥湯へくだる 岡井隆
58 :
one more:2001/07/07(土) 09:08
そばえ
もの言わで笑止の蛍 いきいきとなじりて日照雨のごとし女は 永田和宏
59 :
58:2001/07/07(土) 09:11
ずれちゃたごめん。ネットで短歌書くときルビどうするか困らない?
笑止なり独りよがりの営みをひとりで誉めて今日も一日 作者不詳
62 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 14:24
63 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 19:58
うたた寝に恋しき人を見てしより、夢てふものは頼みそめてき。
泉鏡花。
現代ものじゃないけれど。たまらなく好き。
64 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 20:16
65 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 22:04
>>64 そうなの?鏡花の春昼の中であったものなんだけど。
同じ芸繰り返し演(や)る馬の脚 素人芝居は哀しくをかし 五味井与詞那
67 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 23:53
星形の入江をかこむ港町死ぬ方法はいくらでもある 笹原玉子
68 :
吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 03:58
きみがこの世でなしとげられぬことのためやさしくもえさかる舟がある
正岡豊
69 :
吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 09:27
↑(゚ー゚*)イイ
70 :
吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 09:31
数式を誰より典雅に解く君が菫の花びらかぞへられない 笹原玉子
71 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 15:36
穂村弘の新しい歌集読みました?
72 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 03:29
>>71 読んだーーー。「手紙魔まみ」。すごいよね。
でもあの中から一首だけというのは抜き出し難い・・・。
73 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 03:51
ブルマーに縫いつける星。下半身を冷やしちゃだめって、お母さんが
洗濯機の前でぼおっとしていたら手の甲に虫がとまって、飛んだ
あと、タカノ綾さん、とにかく素晴らしい。HIROPON−FACTORY所属なのね。
74 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 21:28
花束のばらの茎がアスパラにそっくりでちょっとショックな、まみより 穂村弘
75 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 00:34
うん、装丁とかめちゃくちゃ気合入ってるよね>まみ
とにかくうつくしい本。
一番好きな歌は「フランケン」かな。
76 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 05:50
フランケン、おまえの頭でうつくしいとかんじるものを持ってきたのね 穂村弘
77 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 09:42
あの装丁と挿絵で、中身がシンジケートだったら
最高だったのにと思った。
78 :
吾輩は名無しである:2001/07/11(水) 21:26
テロップの流れはやくてわからない、わからない、誰、だれが死んだの 穂村弘
79 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 00:10
穂村スレになってる・・・ので、敢えて別人の歌。
ゆめにあふひとのまなじりわたくしがゆめよりほかの何であらうか 紀野恵
いや、『まみ』はすごく好きだけどね。
80 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 00:13
自らを涜してきたる手でまわす顕微鏡下に花粉はわかし 寺山修司
81 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 02:11
焼かれゐる石の高みに登るとき一千年の夏が見ゆるか 紀野恵
私も紀野さんの歌、大好きです。
なんでこんなに上手いの。
82 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 03:03
正直、何気にこのスレ覗くまで短歌になんて何の興味もありませんでした。
素敵な句を沢山紹介してくれた皆さんのお陰で一気にはまりました。
ありがとう‥‥。
まだ語れるレベルじゃないので、密かに色々本買って読んでます。
しかし、短歌の歌集って高い‥‥(涙)。
また色々素敵な歌を教えてください。
何も紹介出来なくてすみません。
83 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 04:27
>>82 う、嬉しいことヲ・・・(涙(抱
講談社学術文庫「現代の短歌」、朝日文庫「現代百人一首」岡井隆 など
手はじめにいかがでしょうか。
鈍感でごめんね鳥が群れるとき鳥の影しか見ていなかった 永田紅
プールには雨降りながら雨にのみ体は濡れてゆくここちする
84 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 11:05
いちまいのガーゼのごとき風立ちてつつまれやすし傷待つ胸は 小池光
85 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 19:21
青春はたとへば流れ解散のごときわびしさ杯をかかげて 大辻隆弘
86 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 19:29
ものさしが大きすぎるといはるれど国を計らむものさしが欲し 池田はるみ
87 :
吾輩は名無しである:2001/07/13(金) 21:25
都ホテルに身は入りつつそのかみや乱ありき変ありきこのしじま 林和清
88 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 01:02
89 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 02:48
はつなつのゆふべひたひを光らせて保険屋が遠き死を売りに来る 塚本邦雄
90 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 04:14
>>89 先を越されてしまった......
天使魚の瑠璃のしかばねさるにても彼奴より先に死んでたまるか 塚本邦雄
91 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 04:18
塚本邦雄なら自分はこっち。
ロミオ洋品店春服の青年像下半身なし***さらば青春
92 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 04:25
んにゃこっちでしょう。
春の夜の夢ばかりなる枕頭にあっあかねさす召集令状
93 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 10:23
両耳のふさがれてゐてほのしづか信ずるといふ蔓を甘噛み 小池純代
94 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 10:40
毒入りのコーラを都市の夜に置きしそのしなやかな指を思えり 谷岡亜紀
95 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 10:45
せつせつと蜻蛉ら交尾しつつ飛び遙かなり近きなり遙かなり空 渡辺松男
96 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 10:51
収穫祭 稜線ちかく降りたちてbetweenやupやawayを摘めり 大滝和子
97 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 10:56
緻密に緻密かさねて論はつくられぬ崩されたくなく眼をつむりおり 安藤美保
98 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 11:01
ジナイーダのこともすこしは考へて麦わら帽の塵をはらふも 桜木裕子
99 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 11:03
落人の里の宿屋は紅の花 春立つ鬼に花を捧げる 田中拓也
100 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 11:05
ついに近江を見ざる歌人として果てんこの夕暮のメガロポリスに 藤原龍一郎
藤原龍一郎をもう一首。
ああ夕陽 明日のジョーのあしたさえすでにはるけき昨日とならば
102 :
吾輩は名無しである:2001/07/14(土) 23:08
>100
いきゃあいいじゃないか。
>101
仮定すべき場合じゃないじゃん!
103 :
吾輩は名無しである:2001/07/15(日) 06:07
風に問わば風がこたえる約束をまもれはるかなライト兄弟 正岡豊
104 :
吾輩は名無しである:2001/07/15(日) 06:21
風をみた 水の清きを舌にきき 華の香りに 頬寄せるべき。
105 :
吾輩は名無しである:2001/07/15(日) 14:04
ただ一人の束縛を待つと書きしより雲の分布は日日に美し 三国玲子
咲きさかるそのきはまりに翔らむかやまあららぎの千の白花
106 :
島田修三:2001/07/15(日) 14:36
女房のコブラツイスト凄きかな戯れといへ悲鳴ぞ出づる
107 :
吾輩は名無しである:2001/07/15(日) 15:40
四宮美紀さん。「玲瓏」所属の方だそうですが、今も活動しておられるのでしょうか?
平成5年角川短歌賞候補作「金色の穂」大好きです。
新作をご存知でしたら、どなたか教えていただけると嬉しいです。
闇を乗せ走る鉄道、今日われとシェイクスピアが生れ、死んだ日 四宮美紀
一度結婚してみせようか明後日の美術の時間を二人で抜けて
ささやかな愛ではたりずいたづらにホースをふんでゐるかたあしが
切れたる電球鈴のやうに打ち振りてアールヌーヴォーの蛾を誘へり
繰返すランボーの詩(うた)魔法など使へないから自転車に乗る
108 :
吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 21:24
砂子屋書房のHPが出来て、本が簡単に手に入りそうです。
それにしても短歌の本は高い。
109 :
吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 00:00
たぶんゆめのレプリカだから水滴のいっぱいついた刺草を抱く 加藤治郎
母縮む日向くさくて飴なめて
17もよろしくね。
111 :
吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 04:05
かげりゆく冬の一日(ひとひ)は文鳥の頭をくちにふくんでみせる 加藤治郎
112 :
吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 04:11
にぎやかに釜飯の鶏ゑゑゑゑゑゑゑゑゑひどい戦争だった 加藤治郎
113 :
吾輩は名無しである:2001/07/17(火) 22:33
いつだって彼の中にはふたつある闘う意志と闘わぬ知恵 田中槐
パスポートをぶらさげている俵万智いてもいなくても華北平原
115 :
吾輩は名無しである:2001/07/20(金) 12:03
走り書きほどの約束いく度もおもひかへして文月を終ふ 横山未来子
116 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 06:47
情熱はただ一本におりてくる月のひかりに続く地下水 白瀧まゆみ
117 :
吾輩は名無しである:2001/07/21(土) 06:52
我が夢に不意に上司が現われて
もう少しリラックスして行けと言う 久松洋一
118 :
吾輩は名無しである:2001/07/22(日) 22:04
助手席に息殺すとき高速の彼方に開く無音の花火 入谷いずみ
119 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 00:28
の人が弾いたピアノを一度だけ聴かせてもらったことがあります 加藤千恵
120 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 00:29
↑間違い。
あの人が弾いたピアノを一度だけ聴かせてもらったことがあります 加藤千恵
>>119 おお、最新刊だねー。「あ」が抜けてるけど。
122 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 00:40
山藤の花序の無限も薄るるとながき夕映に村ひとつ炎ゆ 山中智恵子
123 :
吾輩は名無しである:2001/07/23(月) 04:47
124 :
吾輩は名無しである:2001/07/25(水) 01:40
人も風 われもまた風ふと逢ひて ふつと別れてそのまま逢はず
鳥生 馨
千本を越ゆる祈願の幟旗(のぼりはた) 人の脆さを波うちてをり
宮岡 和江
新聞の短歌俳句川柳欄から、気に入ったものを書きとめたメモを
発見したので、その中から。
125 :
吾輩は名無しである:2001/07/26(木) 18:16
水飲んで再び眠る真夜中を誰か隣で暑がつてゐる 大口玲子
126 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 09:11
はつなつのつばめが空に描きたるそうしつという語はうつくしき 鶴田伊津
127 :
吾輩は名無しである:2001/07/27(金) 09:15
さりながら死ぬのはいつも他人なり荻野久作夢野久作 佐々木六戈
128 :
↑:2001/07/28(土) 07:57
おもろいやないけage
129 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 16:05
せつなさと淋しさの違い問うきみに口づけをせり これはせつなさ 田中章義
130 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 16:12
>>126 鶴田伊津 なら
離れればたちまち淡くなりてゆく水溶性の愛を淋しむ
も好きだが今年も角川に応募してくるのかな?
このスレ上がりすぎ。
131 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 19:36
鶴田さんはずいぶん前から朝日歌壇にも投稿されていましたよね。
その頃からいいな〜と思っていました。
「短歌人」に入ったのはいつ頃なんでしょう?
132 :
吾輩は名無しである:2001/07/28(土) 23:19
ことさらに無人の時を選ぶごと竿竹売りが今日もまた来る 岩下静香
133 :
吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 22:02
ブードウの仮面をとれよ 核事故で世界は昨日終わったのだから 佐久間章孔
134 :
吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 23:26
>>131 朝日歌壇に?全然知らなかった。他にも出てます?
結社っぽい短歌じゃないあたりが好きでもあるし物足りなくもある。
でも佐々木六戈さんの受賞作よりは好きだった・・・。
135 :
吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 07:03
>>134 >結社っぽい短歌じゃないあたりが好きでもあるし物足りなくもある。
なるほど。よく分かります。
佐佐木幸綱選でよく見かけました。
歌舞伎のはねてひとなだれ 見渡すかぎりのひとなだれかな
というような(趣旨の)歌なんですが、ご存知でしたら作者と正解を
おしえてください。
137 :
吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 20:33
ひとすぢの光の縄のわれを巻きまたゆるやかに戻りてゆけり 大西民子
138 :
初心者:2001/07/31(火) 17:59
水原紫苑ってどうよ?
139 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 19:33
球体に暫時宿りてあはれあはれ稚き神が毬をつくこゑ
われらかつて魚なりし頃かたらひし藻の蔭に似るゆふぐれ来たる 水原紫苑
140 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 19:39
鉄線は隣家に濃ゆく咲きてをり昔つきたる嘘のさびしさ
橋桁にもんどりうてるこの水はくるしむみづと決めて見てゐる
もつともつと大きくおなり覗きなさいむくげの芯に差すくれなゐを 辰巳泰子
141 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 19:45
おとうとよ忘るるなかれ天翔ける鳥たちおもき内臓もつを
男ありゆうべの闇のふかみにて怒れるごとく青竹洗う
寒の烏賊ましろしかなし洗いつつ妻は子に継ぐ一生を持たむ 伊藤一彦
142 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 19:53
サンチョ・パンサ思ひつつ来て何かかなしサンチョ・パンサは降る花見上ぐ
めくるめくまで澄みとほる今朝の空や為す罪もなす罪もみな美し
読みつげば古事記の野やま春さびて鳥けだものの出でて哭きたつ 成瀬有
143 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 19:57
こんどのポルノグラフィティの新曲の詞って、
しづかなる睦月の海に漕ぎいでて海、そらとなる涯を見むとす 岡野弘彦
に似てるような・・・。
144 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 21:32
>>138 初期の頃に触れた衝撃もあってか、『びあんか』『うたうら』が好き。
水浴ののちなる鳥がととのふる羽根のあはひにふと銀貨見ゆ 『びあんか』
歌びとをふるき寺院とおもへればオリーヴの香は双の窓より 『うたうら』
145 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 22:16
加藤千恵さんの歌集出てたの本屋で見て初めて知りました。
でも本来の目的だった穂村さんの「手紙魔まみ」に
大人なの。大人ですって。ほむほむの詩は締め切りに遅れそう。なの。
が載ってなくて残念。もっと立ち読みしやすい挿し絵がよかったな・・・
(買わない。高いから。)
146 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 22:25
大人なの。大人ですって。ほむほむの詩は締め切りに遅れそう。なの。 穂村弘
↑(゚ー゚*)イイ
加藤千恵さんの歌集、たのしみです。
147 :
マスの。:2001/07/31(火) 22:27
先立った我が子の日記 売る親よ
山田かまちは 自殺じゃないか
148 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 22:36
↑イイ!
149 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 23:25
150 :
吾輩は名無しである:2001/07/31(火) 23:47
こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき天上天下花野なるべし 水原紫苑
151 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 00:12
ホテルしづかに息づきゐたり 月界を出でたる兎、門をくぐれり 水原紫苑
152 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 09:47
age
153 :
吾輩は名無しである:2001/08/01(水) 12:09
>>146 加藤千恵さんの歌集、えらいピンク色でした。
彼女は川本真琴(歌手だよ)の初期の頃と雰囲気がすごく似てる。
でも加藤千恵は川本真琴より傷つき方が上手で
ひびわれて壊れていたし完全に狂ってたけどしあわせだった 加藤千恵
とか言われると、よかったね、と思ってしまうんだな。
154 :
吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 02:51
age
155 :
吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 08:19
まっピンクのペンで手紙を書くからさ冗談みたく笑って読んで 加藤千恵
左手が微妙な位置で浮いたままなにも言えずにくちづけをした
遠くから手を振ったんだ 笑ったんだ 涙に色が無くて良かった
157 :
吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 20:17
>>153 察するにこのスレ加藤千恵信者か本人かが中心に
作ってたんじゃないの?地雷踏んだねお気の毒(藁
158 :
吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 21:05
螺旋なす林檎の皮の錆びゐたり李賀より長くわが生きゆくか 永田和宏
159 :
吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 21:06
河野裕子が永田和宏を叱るこゑゆめの渚のあけぼののころ 小池光
160 :
吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 22:08
↑そんなのあるんですか。驚き。
161 :
吾輩は名無しである:2001/08/04(土) 23:57
>>149 枡野浩一の短歌。短歌集「ますの」では山田かまちの部分が
黒で塗りつぶされているけど。
神様はいると思うよ 冗談が好きなモテないやつだろうけど 枡野浩一
162 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 00:37
ノーベル賞受賞程度でむくわれるほどおめでたい文学だとは 枡野浩一
163 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 02:02
>>163 そうなんですか。確かによく見ると黒塗りの部分は
山田より尾崎の方がそれっぽいですね。
私は黒塗りの部分がだれだかわからなかったので
>>149を見て納得していました。
>>157 加藤千恵は少なくとも今の段階で信者がつくような歌人ではないし、
仮にいたとしてもそいつらが塚本邦雄や辰巳泰子、鶴田伊津を
読んでいるとは到底思えない。
短歌のこと全然知らないから仲間に入れなくてさびしかったんでちゅね〜。
いい子だからちょっとあっち行ってて、好きなお歌の一つも紹介できるように
なってからまた来てちょうだいね〜。
166 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 08:34
かへらざる憧れなれど夕映えてあかがねいろに坂はありたり 河野裕子
サイダーがリモコン濡らす一瞬の遠い未来のさよならのこと 穂村弘
>>165 加藤千恵信者では全然ないが、本は買った。
1700円は高すぎる。
168 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 15:13
「もう一回死んだらやめる」子の声がふいにとなりの部屋より聞こゆ 吉浦玲子
169 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 15:20
私は、俵万智好き(それくらいしか知らないから)ですけど、
あんまり出て来ないですね。
誰でも知ってそうなのは書かないってことかな?
現代短歌にすごく詳しくて、かつ俵万智も好きだ、って
方いらっしゃいますか?
170 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 15:35
スキップのできぬ幼児期、さかあがりのできぬ少女期、ふわふわと過ぐ 俵万智
トロピカルドリンク流行りブルーハワイ、マイタイ、泣いたり、女友だち
幕あがり振り向く我の長ゼリフ忘れてしまう夢、今もみる
171 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 16:59
秋風に平積みしたるマガジンはあしたのジョーの絶えて久しき 清水蝶子
172 :
吾輩は名無しである:2001/08/05(日) 22:18
>>169 久しぶりに開くと、いい歌多いですね>サラダ記念日
砂浜に二人で埋めた飛行機の折れた翼を忘れないでね
ひところは「世界で一番強かった」父の磁石がうずくまる棚
ゆく河の流れを何にたとえてもたとえきれない水底の石
>>169 「現代短歌」って括りの中でいうと、
そして、ここ十年ばかりの新しい短歌の流れを見てしまうと、
俵万智って実は案外古典的なんだよね。無難というか。
やっぱり上手いしいい歌も多いんだけど、「特に好き」って
感じではなくなったな。他にもそう感じる人が多いんだと思う。
174 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 08:24
>>173 確かに、斬新な現代短歌としてはさらに上がたくさんいるし
古典的短歌は読み込むほどもっと深いのがたくさんある・・・
短歌を読むにつれ俵万智はあまり愛唱しなくなったけど
読むようになったきっかけをたどれば「サラダ記念日」の
爆発的流行に行き着く。そういう人って多いのでは?
絵葉書はそこまでの空「明日からはここにいない」という語残して 俵万智
175 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 18:53
>>174 わたしもまたそのひとり。
そういう意味でどんな評価がされていようとも
やっぱり大切な一冊です。>サラダ記念日
176 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 22:43
手紙魔まみで他にいいのは?
177 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 21:27
玄関のところで人は消えるってウサギはちゃんとわかっているの 穂村弘
エンディングが何か、悲しいんだよね。
178 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 21:43
目を閉ぢるときだけ見ゆる風景の父はバイクに潮風をきる 伊藤理恵子
179 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 23:20
降りだした雪ごと君は僕を抱く 口語短歌のようにふるえて 千葉聡
180 :
吾輩は名無しである:2001/08/08(水) 23:36
口語短歌のようにふるえるってどんな?
181 :
吾輩は名無しである:2001/08/09(木) 20:36
ぼくはただ口語のかおる部屋で待つ遅れて喩からあがってくるまで 加藤治郎
182 :
吾輩は名無しである:2001/08/09(木) 21:39
油からでは?
183 :
吾輩は名無しである:2001/08/09(木) 23:05
星の出るころにはボール抱いたまま熟れゆく空を見てふざけたね 千葉聡
ここ、さりげなく「短爆」からの歌が多いのがおもしろい。
穂村ファンは相当多いと見た。穂村さんの歌じゃなくてもね。
誰か早坂類も書こうよー。
185 :
世界陸上:2001/08/11(土) 00:33
火の剣のごとき夕陽に跳躍の青年一瞬血ぬられて飛ぶ
春日井建
未青年はスゲエ
186 :
吾輩は名無しである:2001/08/11(土) 01:03
晩冬の東海道は薄明りして海に添ひをらむ かへらな 紀野恵
187 :
吾輩は名無しである:2001/08/12(日) 02:50
何故僕があなたばっかり好きなのか今ならわかる生きたいからだ
かたむいているような気がする国道をしんしんとひとりひとりで歩く
川沿いの帰化植物にうずもれて触れ合っていることのせつなさ 早坂類
188 :
吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 00:45
俵万智の歌ぜんぶ
三宅惺の歌ぜんぶ
正岡豊の歌ぜんぶ
189 :
吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 02:39
さらしまくいもりのやまのでんじははかっぱのかばのざしきなりけり 筒井康隆
190 :
吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 02:43
さらこめて せけのとんなめ ぐるたらみ たれしりちらす あとはへめらも 小山彰太
191 :
吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 02:57
「巨人の星」に必要なことはすべて人生から学んだ。あ。逆だ。 堀井憲一郎
192 :
吾輩は名無しである:2001/08/13(月) 08:37
>>184 「短爆」に載ってる短歌の良さは分かるのに穂村さんの短歌の
良さはいまいち分からない自分(面白さや目新しさなら分かる)。
でも穂村さんのおかげで知った東直子さんは好き。
「そら豆って」いいかけたままそのまんまさよならしたの さよならしたの 東直子
193 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 01:06
>188
吉本隆明・近代詩アンソロジィ100選の真似。
たしか中原中也全作品と立原道造全作品だった。
194 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 01:06
林あまりさん大好き。
195 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 01:13
>188,193
中原中也はわかるけど、立原道造はわからん。
正岡豊は既刊歌集一冊だからわかる。でも俵万智は歌、多過ぎ。三宅さとるっておまえほんまに全部読んだのか?
196 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 02:11
俵万智と正岡豊が同列で好きって人、いるのかあ。
197 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 03:12
福島泰樹と枡野浩一が同列で好きって人、見たことあるよ。
198 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 08:30
●●さんの歌全部、ってのはわからない。
すごく好きな歌人でも二十首連作で心に残るのは数首とか・・・
それは少なすぎなのかなあ
199 :
吾輩は名無しである:2001/08/14(火) 08:38
残らなかった分については他の人が引き受けてくれる、
かもしれません・・・
200 :
188:2001/08/15(水) 00:35
>195
読んだよ
201 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 01:02
俵と三宅ならわからなくもないかも・・・。
202 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 01:05
わからん!
203 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 01:29
本道にもどそうよー。
触れればぼくの何かが切れるきみの手は永遠細工なのであらうか 荻原裕幸
せっかくネットで短歌の話してるのに、やっぱこの人の歌がないとね。
204 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 02:25
たったひとりの女のためにあかあかと燈しつづけてきたるカンテラ 福島泰樹
205 :
吾輩は名無しである:2001/08/15(水) 13:46
三宅惺さんの歌ってどんなのですか?代表作とかあったら教えて下さい
206 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 00:20
自分でホームページしてらっしゃるから読みに行けば?
207 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 02:38
遮断機を飛び越えてゆけとりあえず待ってる人がどこかにいれば 三宅惺
208 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 03:37
>207
歌集を全部読んだはずだが、この歌には覚えがない。
どこで知ったか教えて欲しい。
代表作がどれかは知らない。
おれには選べない。
209 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 04:14
ちはやふる神代も聞かず龍田川からくれなゐに水くくるとは
210 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 04:18
石ばしる垂水の上のさわらびの萌えいづる春になりにけるかも
211 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 08:20
>>206 行ってみたが縦書きだったので表示が乱れすぎてて
原型が分からなかった・・・何で見たらちゃんと見えるんだろう
212 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 08:35
213 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 11:12
べくべからべくべかりべしべきべけれすずかけ並木来る鼓笛隊 永井陽子
これ、がいしゅつじゃないよね。
214 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 12:00
漲つて勢い余つてともすれば破滅へ向かふ力でもある 小笠原和幸
215 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 14:25
福島泰樹の作品全部
216 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 16:40
タデの花薙ぎて我らは走りたり積乱雲の戦ぐ海まで 早川志織
217 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 19:26
長靴に水の入りたる音がすと普賢は吾れを抱きて笑ひぬ 秋浦幸一郎
林あまりみたくストレートじゃないけど、なんかH。
218 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 19:49
フランスの悲恋映画を見ておりぬ足に馴染まぬ黒靴穿きて 上妻朱美
219 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 19:52
憤怒せる阿形の金剛力士像ふたつ乳首が花のごとしも 落合けい子
220 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 19:55
きんのひかりの化身のごとき卵焼き巻き了へて王女さまの休日 山崎郁子
詠み方がわかりません
222 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 23:07
読みさしの栞 / 本からすべり落ち / もはやとこへも / 戻せぬ思い 三宅惺
ホームページをコピーしてきた。
この歌が歌集の広告に使われていたのを読んだ事がある。
だから代表作なんじゃないの。
223 :
吾輩は名無しである222:2001/08/16(木) 23:19
211へ
↑ だからつまりおれのコピーしたページは横書きもあったよ。
224 :
吾輩は名無しである:2001/08/16(木) 23:46
>211
表示文字設定が大きいんじゃないかな。
225 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 00:25
現実は あまくはなくて 腐ってる 味わう前についため息 三宅惺
こりもせず生きているのに とりかえしのつかない あの日 ないてたすずめ
代表作なんてどれでもいい。
そういうのはこのスレッドの主旨に反する。
おれはこれが気に入った。
ホームページの縦書きもちゃんと読めた。
でも下の方に横書きもあったぞ。
226 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 01:12
↑
>おれはこれが気に入った。
うん、こういう歌がたくさん並ぶアンソロジーみたいなスレがいいなあ。
三宅惺さんの歌、次にどんなのが上がるのかなとか、ここのところは楽しみ。
あと、東直子さんて今まであんまり読んだことなかったけれど、ここに出る歌イイね。
227 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 02:00
林あまりの歌って、やらしい以外に何かいいところ
あるんですか?
私は全然短歌に詳しくなくて、たまたま本屋で見かけた
だけだけど、「あえてやってる!」っていう、醜さしか
感じなかった・・・。直接そんな単語使わなくても表現
できる、限られた文字数で表現できるのが短歌なんじゃ?
って思いました。
私は『チョコレート革命』の中で、特に後書きが好きです(←?)。
228 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 03:14
>>227 言わんとすることは分かるけど、そこは好みや感じ方次第なんじゃない?
生理中のFUCKは熱し
血の海をふたりつくづく眺めてしまう
辺り、227は大嫌いだろうけど、私はそれなりにいいと思う。
229 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 03:31
熱湯のあひるの卵死ののちも動きつつ遠き男声合唱(オルフェオン)『花』
塚本邦夫
イメージの飛躍のすごさにぶっ飛んだ
230 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 03:40
231 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 14:15
>>228 (煽りじゃなくて)なんで、いいと思うんですか・・・?
生理中のfuckとか、おちんぽとか、こんな言葉を
使ってやるー!って意地になってるんじゃないのかなぁ?
って不思議になるんです。
頬の雪はらいてくれる指先をたとえば愛の温度と思う 俵万智
232 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 14:19
東直子さんは歌集まだ買ったことないけど、引用されてるのを
見ると書き留めてしまう。口ずさんだときの美しさに恍惚とする。
夜が明けてやはり淋しい春の野をふたり歩いてゆくはずでした 東直子
春の野続きで好きなのが
ははそはのははもそのこもはるののにあそぶあそびをふたたびはせず
ただこっちはうろ覚え。三好達治だった気がするがそもそも短歌
だったのかどうかの自信もない。昔はgoogleでひっかかったんだけど。
233 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 14:36
>>231 最終的には感性の問題だから、「どうして」なんて説明は
難しいと思うな。でもこういうのもあるしね。
わたしのようなものでも大事にしてくださる
あなたといるうち いつか死にたい 林あまり
234 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 21:47
>>231 そうして自身が傷つくことを承知で、選びに選んだ末に使った
言葉なんだと、私は考え、読んでいますが。
「ゆで卵よ」しんじて割る手はどろ、どろ、どろ
見ているわたしもどろ、どろ、どろ 林あまり
235 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 23:24
>211,224
読めないですう。何が悪いんだろう・・・。
236 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 23:29
237 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 23:34
もう諦めて三宅惺歌集を買えば?
amazon.comで見た事あるよ。
たぶんどこでもあるんだろうし。
238 :
吾輩は名無しである:2001/08/17(金) 23:40
よし、おれは買う。
ホームページは読めたけど、逆に欲しくなった。
239 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 00:06
240 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 00:09
>>239 300字も語られても困るのでこっちでいいや
241 :
228:2001/08/18(土) 00:12
>>234に同意。
どんなにあからさまで、読者の何パーセントかに不快感を与える
おそれのある言葉でも、それを選ぶ内的必然性が作者の側にあれば、
その言葉は作品の一部として立派に成立すると思う。
林あまりの歌すべてがそうだとまでは言わないけど、少なくとも
228で挙げたこの歌には私はそれを感じる。
同じ理屈で、
曖昧なmake loveより切実なfuckをしようシャツ脱ぎ捨てて
錯覚はたやすく醒めるゆるゆるとpenis抜かれて立ち上がるころ
(二首とも村上きわみ)
などの歌もいいと思うんだけど、227や230はこれもだめ?
内的必然性って・・・あると言えばあるだろうし。
そういう言葉を使いたいから使うというのと、どうしても
使わなきゃいけないから使うというのと、それは作者以外
には区別つけられないよね。どんなのでも、これには
必然性があるんです、って言われれば、納得するしかない
というか。
結局は読者の側が、必然性を認めるか、どうも安易に使ってる
気がするなーって思うかで決まるんだね。
林あまりについて議論する場じゃないのにすみません。
243 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 01:29
結局は短歌って自分にとってどうであるか、だと思うんだけど。
作者や他人が何を言っても自分に響かないものは仕方がない。
焼肉とグラタンが好きという少女よ私はあなたのお父さんが好き 俵万智
この歌、俵万智は結構好きだけどこの詠み方だけは好きじゃない、
と初見で思ってその後どんな好意的書評を読んでもやっぱり
自分の中でその思いは翻らなかった。
これはいいよ、と勧められるのは好きだけど、どうしてこれが
好きなの?/好きじゃないの?と畳みかけられるのは苦手。
三日月を食するためのフォークにはパンティみたいなお皿が要るよ 詠み人知らず
245 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 13:26
一度にわれを咲かせるようにくちづけるベンチに厚き本を落として 梅内美華子
246 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 13:47
萩という古典の花がなだれいるざっと分け入り濡れてみようか 壇裕子
247 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 13:50
ひかりごけのように漏れいる図書館のあかりを見つめる君を見ている
岸本由紀
248 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 13:53
測量士しずかなるゆえ対岸は遠のいてゆくもののようなり 永田紅
249 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 18:54
>>232 それは三好達治の「いにしへの日は」という詩の一節です。
東直子さんの
ははそはの母の話にまじる蝉 帽子のゴムを噛むのはおよし
という歌は、これの本歌取り(元ネタ歌じゃないけど)なのかな。
御本人も「いにしへの日は」すごく好きらしいし。
250 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 21:08
女にふられてやけになっている我のおそろしさ
今夜は折るかもしれず 折らぬかもしれず 夢枕獏
251 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 23:18
>211
読めた!
252 :
吾輩は名無しである:2001/08/18(土) 23:31
過去形は蛍のごとく明滅すさういう夜にリイダアを読む 紀野恵
この人がかく労(ねぎら)ひてくるるとはわが狭量に滲むハイネケン
柳 宣宏
酔えばすぐ女ってものはと言い出すが何人女を知ってるのやら
大田美和
みずからを流刑者とよぶ茶番にも慣れて帝都は冬さなかなり 藤原龍一郎
257 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 00:16
>252
改めて行ったら、突然読めるようになってたんですよ。
以前のようなシャッフルじゃないという意味で。
258 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 00:37
>>257 本当だ・・・歪んではいるけど混ざってない。驚き。
259 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 18:06
キッチンに朝日はあふれ母さんは味噌汁をまたあたためなおす 千葉聡
260 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 22:11
明日は来る(永遠に来ぬ)夏を待つ蝉の蛹の幾万光る 黒瀬珂瀾
261 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 20:53
戦争へ行ってあげるわ熱い雨やさしくさける君のかわりに 江戸雪
262 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 21:11
死んだってひとりぼっちだ生きたってひとりぼっちだ世界は馬鹿だ 森本平
森本さん「短歌研究評論賞」おめでとう!
263 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 23:06
>>263 何に対してひどいと言ってるのか、ポイントがありすぎて分からないな。
11で書かれてる、歌壇の実情についてということなら同意。
265 :
吾輩は名無しである:2001/08/21(火) 00:15
266 :
林あまる:2001/08/21(火) 20:11
>217
こいつ…? 同じ人?
「遁げたい」と涙流さず泣く君に吾が胸のうちは只、狭し。狭し。
他愛ない喧嘩は経過に捌かれて「つっ慳貪」な吾れのみぞ在る。 秋浦 幸一朗
267 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 01:18
火のようにさびしい 枝を高く咲くあの赤い花の名をなんという 勝野かおり
今号の「@ラエティティア」は新鋭の歌が載っててよかったです。
全然いいのが無い・・・マジです。
ホントに皆この程度??
>>268 きっとジャンル的に向いてないんだよ、現代短歌。
そういう人もいると思う。
270 :
歌人未満:2001/08/23(木) 11:57
林あまりの短歌教室に行きました。
そのとき「こんなの歌じゃない」とまで
酷評された私の作品、馬場あき子さんに
ほめられましたよ、某国営放送で…。
271 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 20:52
ゆつくりと膝を折りて倒れたる遊びの如き終末も見え 中城ふみ子
272 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 21:38
わが仕事失敗をして巨大なるクワガタムシのようなもの来る 渡辺松男
273 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 21:41
ヴィヴィアン・リーと鈴ふるごとき名をもてる手弱女の髪なびくかたをしらず 葛原妙子
274 :
吾輩は名無しである:2001/08/23(木) 21:43
倒されて運ばるるとき天心をはじめて見たるレーニンの像 大塚寅彦
はらわたをしぼるが如く力入れ枯野に猫がいま糞をする
そらをとぶ象がほんとにいるのならすごいだろうなそいつのうんこ
>>276は「VOW」ネタとして書いているのだろうが、
その実れっきとした穂村宏の作品であるところが笑える。
278 :
吾輩は名無しである:2001/08/24(金) 22:31
>276
おそろしいよねそいつのうんこ
>277
穂村弘だよ。
279 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 03:44
さいきんやっと、ある傾向を脱してきたね。
排煙窓にきりとられたるそらありてその青空をわたる白鳥 高島裕
だったかな? 表記あてにならず。
こんな歌、どうですか。
280 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 03:54
>>275もVOW。
ちなみにネタの提供元は新聞。
281 :
吾輩は名無しである:01/08/26 10:01
木賊刈る信濃はいづこ還るべき故国持たざるゆゑに男ぞ 塘健
282 :
吾輩は名無しである:01/08/26 10:05
菜の花のむかうふはりと尻揺りて大いなる無のごとき黄牛 米川千嘉子
283 :
吾輩は名無しである:01/08/26 10:07
夜のたたみ月明かりして二人子はほのじろき舌見せ合ひ遊ぶ 小島ゆかり
284 :
吾輩は名無しである:01/08/26 10:10
みどりごはふと生れ出でてあるときは置きどころなきゆゑ抱きゐたり 今野寿美
285 :
吾輩は名無しである:01/08/26 10:40
もの言わぬ卑怯について夜の厠出でたるのちも思い継ぎおり 伊藤一彦
286 :
吾輩は名無しである:01/08/26 12:05
立つたまま食ふ握り飯人の眼のはげしきいろを読みわけながら 岡井隆
287 :
吾輩は名無しである:01/08/26 12:08
犬はいつもはつらつとしてよろこびにからだふるはす凄き生きもの 奥村晃作
288 :
吾輩は名無しである:01/08/26 12:09
鶏ねむる村の東西南北にぼあーんぼあーんと桃の花見ゆ 小中英之
289 :
吾輩は名無しである:01/08/26 12:16
かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれ 若山牧水
290 :
吾輩は名無しである:01/08/26 12:35
ひむかしに湧き起こる雲引き連れて寝台特急<世の掟>来る 紀野恵
291 :
吾輩は名無しである:01/08/26 19:54 ID:JT0H8djY
ゆきゆきてきみになだれてゆくみちの<あぶない橋>といふはどの橋 中山明
292 :
吾輩は名無しである:01/08/28 00:15 ID:d8S8I1M6
朴の花揺れて傾斜(なぞへ)に風が立つかしこに見えぬ扉開きをり 黒田雪子
293 :
吾輩は名無しである:01/08/28 01:07 ID:tliDucqE
>佐々木六戈
>黒瀬珂瀾
何て読むんだ?
どんな人?
294 :
吾輩は名無しである:01/08/28 01:51 ID:WP2isin.
>>293 ささきろっか、くろせからん。
からんの「らん」の字は、たしかたまへんだったような・・・。
佐々木さんは俳句もやってるひと。髪型が岡井隆といっしょ。
からんくんは音楽もやってて、ブランド物の服が好きなひと。
うたは・・・電脳短歌イエローページにでも行って、ホームページ探してちょうだい。
>>288 小中英之なら、わたしは断然、
螢田てふ駅に降りたち一分の間(かん)にみたざる虹とあひたり
だね。
295 :
吾輩は名無しである:01/08/28 21:33 ID:cHY7/r9.
296 :
吾輩は名無しである:01/08/29 22:53 ID:0.PD9Ig2
かがやきて木から木へ飛ぶ看護婦のようなる鳥にあいさつをせり 渡辺松男
297 :
吾輩は名無しである:01/08/30 01:19 ID:.JrTq/QQ
3日とろろ美味しうございましたてふ幸吉の遺書は陀羅尼のごとし 佐々木六戈
298 :
吾輩は名無しである:01/08/30 22:06 ID:MjQ12rDU
風は樹と我は時代とひびき合ういのちをいつか奏でてみせる 吉村実紀恵
299 :
吾輩は名無しである:01/08/30 23:05 ID:g.SLx3pY
ひさかたのひかりあまねし 立ち止まる一歩手前を歩いてをりぬ 香川ヒサ
300 :
吾輩は名無しである:01/08/31 18:53 ID:YK1985FA
夏木立ひかりちらしてかがやける青葉の中にわが青葉あり 荻原裕幸
301 :
吾輩は名無しである:01/09/02 16:38 ID:FWrcBUUM
唇をよせて言葉を放てどもわたしとあなたはわたしとあなた 阿木津英
302 :
吾輩は名無しである:01/09/02 21:36 ID:Gz4knxuY
ベッドの上にひとときパラソルを拡げつつ癒ゆる日あれな唯一人のため 河野愛子
303 :
吾輩は名無しである:01/09/04 00:15 ID:pEVZPiW2
みなとニハハガネノ旗ヲツクリオケヨキミトワカレノ旗ニハ皺アル 早野二郎
五月来る硝子のかなた森閑と嬰児(みどりご)みなころされたるみどり 塚本邦雄
曼珠沙華火刑くれなゐ赤死病血塗れの剣牛誘(おび)く布 須永朝彦
305 :
吾輩は名無しである:01/09/05 00:06 ID:r5v87PRY
白いテープでぴちつと壁にたまきはるこの生命はりつけて出かけよう 尾崎まゆみ
306 :
吾輩は名無しである:01/09/06 22:48
かなしい夢は夜明けに続き右頬に枕カヴァーの刺繍からたち 尾崎まゆみ
307 :
吾輩は名無しである:01/09/08 00:10
第三のコースに呼ばれ立ち上がる紺の水着の中の浜木綿 河野裕子
308 :
吾輩は名無しである:01/09/08 22:46
目が違ふ口元もほら後戻りできない 夏をくぐりぬければ 尾崎まゆみ
309 :
吾輩は名無しである:01/09/09 01:34
マンデルブロ集合・羊歯の葉のそよぎ・乳腺・鯉の大群・めまい 渡辺松男
月月に月見る月は月なれど月見る月はこの月の月 不知詠人
今年の中秋の名月は10月1日だそうです。
311 :
吾輩は名無しである:01/09/09 14:25
>310
風流だ・・・しかしどこが「現代」なんだろう。
312 :
吾輩は名無しである:01/09/11 19:57
楽想を紡ぐフランソワ・クープラン氏の羽根ペンにひそと添ふ雪の翳 上村典子
313 :
吾輩は名無しである:01/09/11 20:47
鵞鳥卵つめたしカルガンチュアの母生みしパパイヨ国の五月雨 塚本邦雄
314 :
吾輩は名無しである:01/09/13 05:01
火に触るる火なりき かつてサラーフ・アッディーンは聖都を奪(と)りき 黒木三千代
315 :
吾輩は名無しである:01/09/13 17:09
戦争で叙情する莫迦がいつぱいゐてわれもそのひとりのニホンジン 荻原裕幸
316 :
吾輩は名無しである:01/09/13 19:19
317 :
吾輩は名無しである:01/09/13 21:03
ごめん。打ち間違えた。
叙情→抒情
319 :
吾輩は名無しである:01/09/15 20:32
くさむらへ草の影射す日のひかりとほからず死はすべてとならむ 小野茂樹
320 :
吾輩は名無しである:01/09/16 00:23
やはり、短歌は歌集買って読まないとダメですかね。
ネットの短歌サイトいろいろ行ったけど、レベル低いのが多すぎ。
321 :
吾輩は名無しである:01/09/16 01:09
じつは歌集は買うものではないのです・・・。
わたしはいちいち池袋まで行って買ってますが。
322 :
吾輩は名無しである:01/09/16 02:55
ネットの短歌サイトでおすすめのとこある?
323 :
吾輩は名無しである:01/09/16 02:57
レベル
>>320 、
>>321 ネットだと誰でも参入できるので、どうしても平均とれば低くなってしまうんでしょうね。
やはり歌集を買って読んだほうがいいとは思います。
寄贈を受けられるレベルの歌人になるまでは、ですが。
325 :
吾輩は名無しである:01/09/16 03:12
文化的ファシズム
文学板ができて2年足らず。
ようやく印象批評を脱しようかというところまで来たか?
327 :
吾輩は名無しである:01/09/16 06:31
石井辰彦さんの歌集は不識書院からだそうですね。
んー、これは買いのような気がしますが。
『七竈』持っている方、うらやましい。
328 :
吾輩は名無しである:01/09/16 21:52
>>319 小野茂樹ならやっぱり、
あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ
が最高ですね。しかし、小野茂樹がずっといまも生きていれば、
短歌の世界もまったく違ってたかもしれないなあ。
>>327 石井さんのは、いいと思ううたが掲示板には引けない・・・。
2行になってたりとか、物理的に。
それにしても石井さんって、散文ではなんであんなに感嘆符ばかり使うのだろう・・・。
330 :
吾輩は名無しである:01/09/17 22:21
母は死をわれは異る死をおもひやさしき花の素描を仰ぐ 小野茂樹
331 :
吾輩は名無しである:01/09/18 05:33
332 :
吾輩は名無しである:01/09/20 04:48
ミーティングルームの窓よりゆうだちは馬の香を曳き分け入ってくる 小守有里
333 :
吾輩は名無しである:01/09/20 14:12
秋のあめふいにやさしも街なかをレプリカントのごとく歩めば 大塚寅彦
334 :
吾輩は名無しである:01/09/20 21:20
鴎外の口ひげに見る不機嫌な明治の家長はわれらにとおき 小高賢
335 :
吾輩は名無しである:01/09/21 12:30
海を知らぬ少女の前に麦藁帽のわれは両手をひろげていたり 寺山修司
この歌をつぶやいていればひまな時もたいくつしないきっとあなたも
336 :
吾輩は名無しである:01/09/22 22:28
手探りに歩むに疲れここからは来るなとふ強きこゑも欲りゐつ 横山未来子
337 :
吾輩は名無しである:01/09/22 22:59
天のひと髪梳くあさをふるさとのかぜもさやさやかなしみわたれ 永井陽子
338 :
吾輩は名無しである:01/09/22 23:03
男らは皆戦争に死ねよとて陣痛のきはみわれは憎みゐき 辰巳泰子
339 :
吾輩は名無しである:01/09/22 23:05
そうですかきれいでしたかわたくしは小鳥を売ってくらしています 東直子
340 :
吾輩は名無しである:01/09/22 23:09
去りてゆく<昭和>はつひの力もて老い父の眼をわづか濡らしき 大塚寅彦
341 :
吾輩は名無しである:01/09/22 23:11
疾風にみどりみだるれ若き日はやすらかに過ぐ思ひゐしより 大辻隆弘
342 :
吾輩は名無しである:01/09/22 23:14
斑鳩きてぽぽうと鳴けば幾時代過ぎたるならむ頬づゑをとく 川野里子
343 :
吾輩は名無しである:01/09/22 23:16
うちいでて鶺鴒あをし草深野一万人の博士散歩す 坂井修一
344 :
吾輩は名無しである:01/09/22 23:19
観覧車回れよ間れ想ひ出は君には一日我には一生 栗木京子
権力の野には在れども個を満たす思想に疎き学園にまなぶ (小野茂樹)
346 :
吾輩は名無しである:01/09/23 18:03
現代歌人が大きく影響を受けた塚本さんが、もうそろそろ老齢で…らしい。
歌も昔つくった歌を新作として出すから、弟子たちがチェックしているそう。
塚本さんの歌でいくつか出してほしいとおもわれ。
ご冥福をお祈りします。
348 :
吾輩は名無しである:01/09/24 01:39
水族館にタカアシガニを見てゐしはいつか誰かの子を生む器 坂井修一
(アカリウム) (うつは)
349 :
吾輩は名無しである:01/09/25 03:08
>>346 ではいかせていただきます。
固きカラーに擦れし咽喉輪のくれなゐのさらばとは永久(とは)に男のことば 塚本邦雄
350 :
吾輩は名無しである:01/09/25 15:26
好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君 枡野浩一
351 :
吾輩は名無しである:01/09/25 21:48
あはれ知命の命知らざれば束の間の秋銀箔のごとく満ちたり 塚本邦雄
352 :
吾輩は名無しである:01/09/26 06:37
紅鶴ながむるわれや晩年にちかづくならずすでに晩年 塚本邦雄
353 :
吾輩は名無しである:01/09/26 21:37
原子爆弾官許製造工場主母堂推薦附避妊薬 塚本邦雄
354 :
吾輩は名無しである:01/09/26 22:11
空蝉をにぎりつぶして目つむればこの世のとどのつまりの響き 塚本邦雄
355 :
吾輩は名無しである:01/09/27 03:44
ミケランジェロに暗くひかれし少年期肉に棲む修羅r未だ知らずに 春日井建
うろ覚えですが。
356 :
吾輩は名無しである:01/09/27 06:51
IT'S ALMOST SHIMOKAWASAN SEASON(もうすぐ下川さんの季節です) 穂村弘
357 :
吾輩は名無しである:01/09/27 09:56
少年十字軍の行く末おもはせて君が飛び込む温水プール 黒瀬珂瀾
358 :
吾輩は名無しである:01/09/27 20:46
原爆忌昏れて空地に干されゐし洋傘が風にころがりまはる 塚本邦雄
359 :
吾輩は名無しである:01/09/27 20:58
春の夜の夢ばかりなる枕頭にあっあかねさす召集令状 塚本邦雄
361 :
吾輩は名無しである:01/09/27 21:28
桃山産婦人科メスの音さやぎ除外例ある生のはじめ 塚本邦雄
362 :
吾輩は名無しである:01/09/28 04:41
蝋梅はすでにほろびて新年のすめらみことがよちよちあるき 塚本邦雄
363 :
吾輩は名無しである:01/09/28 04:53
種村弘、いいなあ・・・
364 :
吾輩は名無しである:01/09/28 07:17
穂村だよ。ほむら。
365 :
吾輩は名無しである:01/09/28 14:59
「神は死んだニーチェも死んだ髭をとったサンタクロースはパパだったんだ」 穂村弘
穂村弘の「シンジケート」が欲しいんだけど、同じ出版社から3回出てて
それぞれ値段が違うんだけどどう違うのかわかる人いますか?
366 :
吾輩は名無しである:01/10/02 00:17
あーやって実はこっちを見てますように夢か奇跡かなんかでいいから 脇川飛鳥
367 :
吾輩は名無しである:01/10/02 01:46
まないたにちぢむ きみよりうばひたる詩魂一つかみの寒海鼠 塚本邦雄
368 :
吾輩は名無しである:01/10/03 17:44
>366
脇川飛鳥、好き。
ごみの日のごみのところにいる猫はごみじゃないと思うバスの中から 脇川飛鳥
369 :
吾輩は名無しである:01/10/03 21:59
絶唱にちかき一首を書きとめつ机上突然枯野のにほひ 塚本邦雄
370 :
吾輩は名無しである:01/10/03 22:23
金婚は死後めぐり来む朴の花絶唱のごと蘂そそりたち 塚本邦雄
371 :
吾輩は名無しである:01/10/04 21:23
突風に生卵割れ、かつてかく撃ちぬかれたる兵士の眼 塚本邦雄
372 :
吾輩は名無しである:01/10/04 23:43
ほほゑみに肖てはるかなれ霜月の火事の中なるピアノ一臺 塚本邦雄
目覚めたら息まっしろで、これはもう、ほんかくてきよ、ほんかくてき 穂村弘
この「ほんかくてきよ、ほんかくてき」のところを別の言い方に代えて
様々な場面で使うのが歌人の間で流行ってるとか……
「あっとうてきよ、あっとうてき」とか「感動的よ、感動的」とか。
374 :
吾輩は名無しである:01/10/06 00:33
空井戸の蓋の鋼に露むすびまなこきらきらしきゴルバチョフ 塚本邦雄
375 :
吾輩は名無しである:01/10/06 06:59
ぬばたまの晩年やわが歌ひたることの結論は「幻を視ず」 塚本邦雄
376 :
吾輩は名無しである:01/10/07 14:10
>373
んなもん流行ってるか?
377 :
吾輩は名無しである:01/10/07 21:47
黒葡萄しづくやみたり敗戦のかの日より幾億のしらつゆ 塚本邦雄
378 :
吾輩は名無しである:01/10/08 03:11
>376
微妙にはやってる、といえばはやってるかも。
私もあちこちの短歌系の掲示板とかで、何回か見たな・・・。
379 :
吾輩は名無しである:01/10/08 08:01
蛇行せよ詩よ詩のための一行よ天国はまだ持ち出し自由 千葉聡
気づくとは傷つくことだ刺青のごとく言葉を胸に刻んで 枡野浩一
380 :
吾輩は名無しである:01/10/08 13:27
SMAPと6Pするより校庭で君と小指でフォークダンスを 柳澤真美
381 :
吾輩は名無しである:01/10/08 16:24
五月祭の汗の青年 病むわれは火のごとき孤独もちてへだたる 塚本邦雄
382 :
吾輩は名無しである:01/10/08 18:14
査定0の車に乗って海へゆく誘拐犯と少女のように
ちんちんをにぎっていいよはこぶねの絵本を閉じてねむる雪の夜
終バスにふたりは眠る紫の<降りますランプ>に取り囲まれて
>穂村さんの恋の歌はよいな〜。
383 :
吾輩は名無しである:01/10/08 18:41
ついてない びっくりするほどついてない ほんとにあるの? あたしにあした 加藤千恵
384 :
吾輩は名無しである:01/10/08 19:22
>>383 明日のことはわからんが、ミューズに憑かれてないのは確か。
385 :
吾輩は名無しである:01/10/09 23:24
鮮紅のダリアのあたり君がゆかずとも戦争がはじまつてゐる 塚本邦雄
386 :
吾輩は名無しである:01/10/10 00:05
知ってるか? 自由の女神は10$でどんなことでもさせる女さ 穂村弘
387 :
吾輩は名無しである:01/10/10 04:35
青年娶らむとして槍投げの槍の穂を頬に当つ 去年(こぞ)の雪いまいづこ 塚本邦雄
388 :
どんな馬鹿も霞む男:01/10/10 09:08
こーらーあぁァァァァァァ!!!!!!!
かかってこんかーいッィィィ!!!!!!!!!!!
389 :
吾輩は名無しである:01/10/10 21:37
母がゐたとしても百歳 夕虹の東山区清閑寺歌ノ中山町 塚本邦雄
390 :
吾輩は名無しである:01/10/10 21:39
すでに失せたる昨の夏萩生き生きていまだ詩歌の死にゆきあはず 塚本邦雄
391 :
吾輩は名無しである:01/10/11 01:27
千葉聡さんの短歌がとても好きなのですが、
ピアノを弾いたり、ボランティアに出かけたり、芝居をやったり…、
うたの中に出てくる人が彼なのでしょうか?
思い描こうとしてもなかなか顔が浮かばない謎の人。
実物はどんな方なのだろう…。
392 :
吾輩は名無しである:01/10/11 04:25
テレビ誌をまるめて望遠鏡にして空のキリトリセンを発見 千葉聡
実物は、どうも顔にはデカすぎるんじゃないかと見える
穂村弘式メガネをかけております。
短歌研究新人賞とったときの写真はメガネはずしておりますが、
目が鋭く写ってて、まるで別人。
ほんものはやわらかな感じのひとですよ。
393 :
吾輩は名無しである:01/10/11 10:51
歌人のうたと顔の相関性…興味深いですよね。
枡野さんだったかな?
顔に似合わないうたは詠んじゃダメ!
みたいな事言っていて確かに、と思った。
>穂村弘式メガネ…なんかウケた。目に浮かびます。
394 :
吾輩は名無しである:01/10/11 14:09
>393 今手元に本がないのでうろ覚えだけど
やめろとはいわないまでもその顔は君の歌には似合っていない 枡野浩一
だったかな・・・
「歌が顔に似合わない」じゃなくて「顔が歌に似合わない」っていうのが
誰に向けた歌かはわかりませんが結構強烈な皮肉だと思いました。
395 :
吾輩は名無しである:01/10/12 00:05
>394
マキハラノリユキさんの事ではなかったですか?
マッキー歌好きだけど。
396 :
吾輩は名無しである:01/10/12 00:14
でも枡野さんも似合ってないと思う・・・
あのいじめられっ子顔・・・・。
397 :
吾輩は名無しである:01/10/12 15:28
スキンヘッドにしてからはいいと思うけどなー>枡野
正しさの中にいるからあなたにはここから先は理解できない 枡野浩一
398 :
吾輩は名無しである:01/10/12 16:03
今年の角川短歌賞、佐藤弓生さんですか。
どんな方なのかなー、かわいいと聞いたことがあるが……
399 :
吾輩は名無しである:01/10/13 00:07
>397
「君の鳥は歌を歌える」中の歌のほとんどは、厳密にオリジナルではないから
こういうとこで挙げるのは何となく反則な気がする。神経質すぎ?
400 :
吾輩は名無しである:01/10/13 07:14
えっ、枡野さんいじめられっ子顔ですか?
キツそうで好きな顔なんだけどな〜。
私的にはハンサムな歌人さんと思う。
誰からも愛されないということの自由気ままを誇りつつ咲け 枡野浩一
401 :
吾輩は名無しである:01/10/13 20:25
この前、藤原さんの掲示板で石井辰彦+辰巳泰子にボコられてましたね>枡野浩一
402 :
吾輩は名無しである:01/10/13 20:28
詳細キボンヌ。
404 :
吾輩は名無しである:01/10/14 07:53
405 :
吾輩は名無しである:01/10/14 20:32
thanks.
読んだが、仲良さそうじゃないか。
407 :
吾輩は名無しである:01/10/15 17:41
枡野浩一、掲示板も閉鎖しちまって・・・。
なんか疲れてるんだろうなあ。
408 :
吾輩は名無しである:01/10/15 18:22
どんな突っ込みにも真摯に応える人だからね…>枡野さん。
409 :
吾輩は名無しである:01/10/15 22:59
かたむいているような気がする国道をしんしんとひとりひとりで歩く 早坂類
にもう一票。
絵が浮かぶ。さぶい。
恋人を失ったりした時にうっかり読んじまったらたまらんだろうな…。
410 :
吾輩は名無しである:01/10/16 12:19
君の眼に見られいるとき私はこまかき水の粒子に環る 安藤美保
411 :
吾輩は名無しである:01/10/16 12:22
オラー!!何見とんじゃい、ヴォケー!!
412 :
吾輩は名無しである:01/10/16 18:43
388=411ですか?
413 :
吾輩は名無しである:01/10/16 21:55
あの夏の数かぎりない君になら殺されたっていいと思った 桝野浩一
414 :
吾輩は名無しである:01/10/16 22:12
僕からの手紙の山が芽を生やしレターツリーの森となるまで 枡野浩一
415 :
吾輩は名無しである:01/10/17 17:43
「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」
416 :
吾輩は名無しである:01/10/17 18:20
417 :
吾輩は名無しである:01/10/17 23:32
>416
そうです。
こんなチャーミングなことをいう大人の男の人に女は弱いと思います。
418 :
吾輩は名無しである:01/10/19 09:49
桟橋で愛し合ってもかまわないがんこな汚れにザブがあるから 穂村弘
419 :
吾輩は名無しである:01/10/19 15:35
椰子の葉と象の耳ほどこの星の風が愛したかたちはなかった 井辻朱美
420 :
吾輩は名無しである:01/10/19 23:19
台風が近づく夜更けペンをとる 僕は闇でも光でもない 千葉聡
421 :
吾輩は名無しである:01/10/20 00:37
こんなにカキコがあるのに、誰も中野菊夫の死を悼まないとは!
歌人が(じぶんたちのことでさえ)時事に関心ないことの証明。
422 :
吾輩は名無しである:01/10/20 01:45
歌人じゃないだろ。ここに書いてるのは。
423 :
吾輩は名無しである:01/10/20 03:17
ピラカンサ夜の火の棘死の方へわれらまづゆるゆるとまゐらう 塚本邦雄
424 :
吾輩は名無しである:01/10/20 08:30
穂村弘が大島弓子ファンだというのは、すご〜くうなづける。
425 :
吾輩は名無しである:01/10/20 15:22
>>421 んじゃ、テメーが中野菊夫の歌書け。
『丹青』持ってんのかYOー
426 :
吾輩は名無しである:01/10/20 17:50
文学の塵掃きすててなほわれの部屋の一隅なるゴビ砂漠 塚本邦雄
427 :
吾輩は名無しである:01/10/21 14:18
>>421 そういうことは歌人のHPの掲示板にでも書くべきでは?
良い感じで進んでるスレだからきつい言い方はしないけど
ここは2ちゃんでありスレ内容をちゃんと読めば
その非難?があまりにも的外れなことが分かるはず。
ああこんなところでマジレスするとは。
どう見ても幸福さうなわが掌ゆゑ天邪鬼やめて生きむと思ふ 田谷鋭
429 :
吾輩は名無しである:01/10/23 01:34
ああ、田谷鋭。いいなあ。いつまで生きてくれんのかなあ。
昏れどきの人らかへりみぬ店先に洗濯機はゆたかなる水を揉む
430 :
吾輩は名無しである:01/10/23 01:38
昏れがたの電車より見き橋脚にうちあたり海へ帰りゆく水 田谷鋭
431 :
吾輩は名無しである:01/10/23 01:40
夕かぜのさむきひびきにおもふかな伊万里の皿の藍いろの人 玉城徹
きゃー玉城徹好き好き。もっと載せてちょ。
433 :
吾輩は名無しである:01/10/23 12:56
夕暮れといふはあたかもおびただしき帽子空中を漂ふごとし 玉城徹
434 :
吾輩は名無しである:01/10/23 20:48
菖蒲湯よりあふるるはわが身の量のこれつぱかりの命のかるみ 塚本邦雄
435 :
吾輩は名無しである:01/10/23 21:23
>>432 ご要望に応えて。
解きがたきしるしの如し空中に燈の照らしたる壁の断片 玉城徹
436 :
吾輩は名無しである:01/10/23 21:26
いづこにも貧しき道がよこたはり神の遊びのごとく白梅 玉城徹
437 :
吾輩は名無しである:01/10/25 03:03
茄子色にみるみる腫れて来しあたり眼をねらえ眼を俺は熱くなる 佐佐木幸綱
439 :
吾輩は名無しである:01/10/25 18:17
現代短歌の現代っていつ(誰)くらいからを指すのですか?
440 :
吾輩は名無しである:01/10/26 00:46
>>439 個人的意見ですが、大体、岡井隆や塚本邦雄以降を指すと思われます。
441 :
吾輩は名無しである :01/10/27 11:47
BS短歌大会始まってるよage
442 :
吾輩は名無しである:01/10/27 12:21
444 :
吾輩は名無しである:01/10/27 23:10
>>442 じゃあ、どのへんを指すのですか?
短歌初心者なので教えていただけるとうれしいです。
これは現代短歌ではないだろうけれど。
旅を思ふ夫の心!
叱り、泣く、妻子の心!
朝の食卓!
石川啄木
>>442 そのいきなり「馬鹿か」という書き方に憤りを感じる。
逝け!!
>>445 「部外者」なら近寄らなくてもよろしいのに。
「文学好き」など所詮、変人の集まり。変人のたわごとに
一喜一憂しているあなたのほうがバカを見ますよ
447 :
吾輩は名無しである:01/10/28 00:37
われの一生に殺なく盗なくありしこと憤怒のごとしこの悔恨は 坪野哲久
448 :
吾輩は名無しである:01/10/28 11:15
>>442 少数派ですが、440氏のような説もあるようです。
「現代短歌」がどこからはじまるか、については、
まだ短歌界でも定説がない状況のようです。
449 :
吾輩は名無しである:01/10/28 20:28
知己を探さむと獣園にきたりけり秋の駱駝のさびしき笑ひ 塚本邦雄
俺も事故に遭ったとき、一度だけ・・・・。
451 :
吾輩は名無しである:01/10/28 20:57
老いほけなば色情狂になりてやらむもはや素直に生きてやらむ 黒木三千代
452 :
吾輩は名無しである:01/10/29 01:29
10/14朝日歌壇 佐佐木幸綱選
☆報復は航空母艦の形して浦賀水道の秋を分けゆく
(市川市)藤樫 土樹
再びを若き兵士ら戦場に青く冴えたる月を見るらむ
(岡山市)安藤 兼子
平和からポタポタ落ちる赤い血で判読不能に戦争放棄
(所沢市)一木ひで子
こんなにも静かに咲いて平和な白百合白菊。青空を見る
(アメリカ)ソーラー秦子
昭和史のかの日に似ると年表に書かれる未来の前をゆく
(朝霞市)舟本 恵美
テロ報道見る人もなく流れいて痴呆病室の日課は進む
(福山市)武 暁
くり返しテロ瞬間を映し出す殺されし人そのたび死ぬを
(香川県)山地 千晶
☆焼跡に半旗をかかげ夜も昼も埋もれし希望を人は掘りゆく
(アメリカ)西岡 徳江
テロという凶器に顔を抉られし大都市の肩を秋空が抱く
(イギリス)和田 美子
テロのニュースに思わずおーっと声あげぬ妻は声なく涙浮かべて
(神戸市)長沼 充
評: いよいよアメリカのアフガニスタン攻撃が始まった。
今週は戦争直前の状況を歌った作が圧倒的に多かった。
第一首、浦賀水道をゆく航空母艦。「分けゆく」に複雑な思いが読む。
第二首、戦場に夜を過ごす一人一人を思い浮かべる。実際に戦争するのは個人だという視点。
第三首、平和がつづいたことで戦争放棄条項が判読不能になったという恐い歌。
453 :
吾輩は名無しである:01/10/29 05:19
翌檜のならうことならなまぬるき平和に飽いてここ出てゆかむ 塚本邦雄
454 :
吾輩は名無しである:01/10/30 04:55
朱の硯洗はむとしてまなことづわが墓建てらるる日も雪か 塚本邦雄
455 :
吾輩は名無しである:01/10/30 05:13
七階からみおろす午後の がらくたの あのごみどもの 虫けら達の ああめちゃめちゃの東京の街 加藤克巳
>>452
第三首すごい好きなんだけど、評者の説明で一気にしらける。こんなコメントならいらないのに。
いつからか抜きがたく保守身につきぬ秋の薬局出でて思えば 中山陽右
458 :
吾輩は名無しである:01/10/31 03:38
モーヲタでひきこもるのも今だから出来ることだと開き直った 有馬岳彦
459 :
吾輩は名無しである:01/10/31 22:01
青き菊の主題をおきて待つわれにかへり来よ海の底まで秋 塚本邦雄
460 :
ゾリンヴァ ◆TyWrJ8dI :01/10/31 23:01
ィエア!!ィエア!! ィエア!!ィエア!!
ィエア!!ィエア!!
461 :
吾輩は名無しである:01/11/01 21:43
いふほどもなき夕映にあしひきの山川呉服店かがやきつ 塚本邦雄
462 :
吾輩は名無しである:01/11/01 23:18
揺るぎない意志があるなら君は君を優しく愛し信じるべきなり 小西 啓
463 :
吾輩は名無しである:01/11/03 17:18
また藤原龍一郎さんの掲示板荒れてるよ・・・。
464 :
吾輩は名無しである:01/11/03 23:46
>>463 本当に、藤原さんどうしちゃったんだろう・・・。
465 :
吾輩は名無しである:01/11/04 01:48
辰巳泰子がバカさらしてるだけじゃん。議論以前のモンダイ。
あと脊髄反射のように辰巳を擁護する松原とかゆー奴
こいつらにネットマナー教えたれよって感じ。
466 :
吾輩は名無しである:01/11/04 07:31
>>463 辰巳泰子+石井辰彦が来てから掲示板が荒れた。
467 :
吾輩は名無しである:01/11/05 01:21
山川呉服店破産してあかねさす昼や縹の帯の投売り 塚本邦雄
468 :
吾輩は名無しである:01/11/05 01:21
すみませんどなたか馬鹿な私に教えてください。
1)岡井隆と道浦母都子はぜんぜん政治的信条が違うのに何で同じ結社に入っていられるのですか?
2)岡井隆が「正岡子規や伊藤左千夫、斎藤茂吉は誤りで折口信夫一人が正しい。万葉集を祖として近代短歌を築き上げたのは間違いだ」と、角川『短歌』11月号の作品の中で述べていますが、これってどういうことなんでしょうか?
469 :
吾輩は名無しである:01/11/05 01:23
山川のたぎち終われるひとところ流雛かたまりて死にをる 塚本邦雄
470 :
吾輩は名無しである:01/11/05 03:50
>>468 岡井隆はひとことも触れてないけど、
たぶん品田悦一『万葉集の発明』を読んでそーゆーこと考えてんだとおもふ。
>>464 わたしも、そのような印象。藤原龍一郎って、
こんなことで動じるような人間じゃないと思っていた。
白きうさぎ雪の山より出でて来て殺されたれば眼を開き居り 斎藤史
471 :
吾輩は名無しである:01/11/05 03:53
暴力のかくうつくしき世に住みてひねもすうたふわが子守うた 斎藤史
472 :
吾輩は名無しである:01/11/05 12:01
>>464 「掲示板以外の所で、藤原龍一郎はへとへとに
なってるんじゃないか」っていう書き込みが
あったけど、多分それが正しいんじゃないかと思うな。
日記読んでても本当に痛々しいもの。
473 :
吾輩は名無しである:01/11/05 14:35
474 :
吾輩は名無しである:01/11/05 16:04
>>465 その松原の書く内容、最近辰巳泰子の何百倍も
タチが悪くなってきた。
とてもラジオドラマの脚本やテレビの企画やってる
人間とは思えないほど。
475 :
吾輩は名無しである:01/11/05 19:10
辰巳さん
「完成度の高いプロの仕事、なんていうものは、覚悟の産物なのではなくて、
神経症の産物だということです。わたしに限らず、いい仕事をする人はおそらく、
ほとんどが神経症で、「こまかいことに、尋常でなくこだわる」面を持っています。」
なんてゆってるんですけど。自分で言うなよ。
止めてくれる人もきっといないんでしょうねぇ。
だいあろおぐあきらめに似て照る月は言葉の海を笑つてゐるのさ 紀野 恵
476 :
吾輩は名無しである:01/11/05 19:43
>>475 そして辰巳さん、ひぐらしひなつっていうネット歌人
の書き込みにはさんざん内容に文句言っていて、
全くおんなじ様な内容の書き込みを2度もしてる奴
(名前忘れた)には何にも言わないんだもんなあ。
>>470 ありがとうございます。
さっそくその本読んでみます。
478 :
吾輩は名無しである:01/11/06 03:28
あさもよし紀州新報第五面山川呉服店主密葬 塚本邦雄
479 :
吾輩は名無しである:01/11/06 03:33
480 :
吾輩は名無しである:01/11/06 07:46
>>479 たしかこの人だよ。藤原さんがストレスでひとりよがりになってるとかいってた。
そんで辰巳のカキコまったく不快じゃないんだってさ。
先のネット歌人の人と違って辰巳に噛みつかれなかったのはこの差だよ。
自分のとこがあんな荒らされかたしたら(それがどんな文学論だとしても)
管理人が不快ではないのかってなんで発想しないのか不思議。
自分のことで手いっぱいな人間は他人に目が向かないのかもね(含、辰巳/松原)
報復は神がし給ふと決めをれど日に幾たびも手をわが洗ふ 大西民子
481 :
吾輩は名無しである:01/11/06 09:31
みづからが苦しみ生みしまぼろしに或るとき憤りあるときすがる 小池 光
482 :
吾輩は名無しである:01/11/06 09:58
曇天のくもり聳ゆる大空に柘榴を割るは何の力ぞ 浜田到
483 :
吾輩は名無しである:01/11/06 10:46
塚本邦雄の山川シリーズとはまた…。
>>468 折口だけ万葉の歌を呪文と見ていたからではないでしょうか。
484 :
吾輩は名無しである:01/11/06 11:14
>>480 >>479のアドレスの人、毎日石井、辰巳などに読まれているため、
その二人に当り障りのないことしか書けないらしい。
付属掲示板みると、藤原さんも沢山カキコしてるんだがねえ。
つーか、自分の雑記に既出させた内容をそのまま藤原さんの
掲示板にコピペしてるんじゃねえよヴォケ! とそいつには
言いたい。結局世渡り野郎なんだろうね。
485 :
吾輩は名無しである:01/11/06 13:06
486 :
吾輩は名無しである:01/11/06 13:16
>>481 480です。曲解せずにちゃんと受け取めてくれて嬉しかった。
あれには自戒も含まれてるのですよ。
人おのおの生きて苦しむさもあらばあれ絢爛として生きんとぞ思ふ
尾崎左永子
487 :
吾輩は名無しである:01/11/06 13:30
>>484 >>485 ぜひその人には藤原さんとこで勇気を示していただきたいですな。
松原のカキコに不快感を表明してたからまずはその当たりからコピペを。
488 :
481です:01/11/06 13:37
>>480,486さんへ。
本当に的確なご批判とご指摘、感謝いたします。
489 :
吾輩は名無しである:01/11/06 21:06
玉藻よし讃岐に生を畢りける山川呉服店主魚意居士 塚本邦雄
490 :
ねぇ、名乗って:01/11/07 05:12
苦労などさっさと水の泡にして魚や貝にやってしまおう 松木秀
>>490 私の拙い歌など引用していただき、何と申しあげればよいやら・・・。
481,488でもあります。しばらくここを見られないかもしれませんので、取り急ぎ。
忘られてすすきかるかや佇つごとき閑吟集の真名序と仮名序 今野寿美
492 :
吾輩は名無しである:01/11/07 14:03
湖を埋め真直ぐなる道沿ひに中海葬儀社新社屋あり 寺井淳
493 :
吾輩は名無しである:01/11/07 14:06
494 :
吾輩は名無しである:01/11/07 14:11
>>491 むしろ今野寿美ならこちらのほうが。
夏ゆけばいつさい棄てよ忘れよといきなり花になる曼珠沙華
495 :
吾輩は名無しである:01/11/07 14:31
不燃物遺棄コーナーの地球儀はいま日本に陽が当りいる 伊吹純
496 :
吾輩は名無しである:01/11/07 14:33
右足から先にズボンをいつもはくことに気づきて晩年となる 竹山広
497 :
吾輩は名無しである:01/11/07 19:06
悲しみの祈りの形極まれば誰でもみんな歌うたいです 武藤ゆかり
498 :
吾輩は名無しである:01/11/07 19:08
無言歌のごとく街路に降りし雪しばしへて黒き水に還りぬ 坂田博義
499 :
吾輩は名無しである:01/11/07 19:10
夜学中止反対署名挫折する君を豊かな仕送りが待つ 八木博信
500 :
吾輩は名無しである:01/11/07 19:14
五百枚の原稿用紙買ひ持ちていまだ紙なる重さを運ぶ 大西民子
501 :
吾輩は名無しである:01/11/07 19:18
>491
え?490のご本人?いい歌だって思ってたところだから嬉しい
私は全く短歌の世界を知らないので、お名前も知らなかったのですがー
502 :
吾輩は名無しである:01/11/07 19:26
>>501 たぶん本人だとは推測されますが。
月を漕ぐ男の理想を殺ぐはいつも国家、やさしいふりして女 中川昭
503 :
吾輩は名無しである:01/11/07 21:39
不気味な夜の みえない空の断絶音 アメリカザリガニいま橋の上いそぐ
加藤克巳
504 :
吾輩は名無しである:01/11/07 23:05
夕雲は蛇行しており原子炉技師ワレリー・ホデムチェク遺体無し 吉川宏志
505 :
吾輩は名無しである:01/11/08 02:43
青嵐ばさと商店街地図に山川呉服店消し去らる 塚本邦雄
506 :
吾輩は名無しである:01/11/08 12:50
メスのもとひらかれてゆく過去がありわが胎児らは闇に蹴り合ふ 中城ふみ子
507 :
吾輩は名無しである:01/11/08 16:26
どの病室(へや)も花を愛せり人間のいのち稀薄となりゆくときに 葛原妙子
508 :
吾輩は名無しである :01/11/08 17:10
>>491 ここさ、あんたひとりでカキコしてんじゃないの?
へんだよー
前に読んだときとカキコの内容ちがってるんだもん
改ざんしてんじゃねえよ!
あんた、日記も改ざんしてるじゃん
サイテー!
509 :
吾輩は名無しである:01/11/08 18:41
>>508 491へメールかなにかで圧力でもかかったんじゃないの?
510 :
吾輩は名無しである:01/11/08 19:24
>>508 昼に読んだけど、日記はかなり表現変えられてるね。
509が言ってる事が実情なのかも。
でも松原への批判部分がそのままというのは笑えた。
そんな奴の雑記なんて読むの無駄。
511 :
吾輩は名無しである:01/11/08 20:06
たぶん狂っていたんだろうね少しだけ スープに薄き血をひとしずく 森本平
512 :
吾輩は名無しである:01/11/08 20:40
>>510 491ここ読んだのかな。
日記の改ざん部分、一部もとに戻してある・・・。
>>511 491にぴったりな短歌だ(w
513 :
吾輩は名無しである:01/11/08 21:14
辰巳ったら出入り禁止になってるね。
今度はどこを荒らすのやら…
514 :
吾輩は名無しである:01/11/08 22:11
>>513 年内に自分のHP立ち上げるとか
藤原掲示板で前に書いてた覚えがある。
そこで荒らされてはじめて自分のやったことが
わかるんでないの?
515 :
吾輩は名無しである:01/11/08 22:15
↑ハァハァ
516 :
吾輩は名無しである:01/11/08 22:20
>>513 それより藤原掲示板の
2751〜2756の辰巳と松原の
カキコのメアドみてみ。同じアドレスだよ。
この二人って要するに・・・。
517 :
吾輩は名無しである:01/11/08 22:30
>>513 藤原と辰巳が泥沼化したと見るや
さっさとカキコやめて静観した
石井は案外立ち回りうまいね。
518 :
吾輩は名無しである:01/11/08 22:33
>>513 藤原と辰巳が完全に泥沼化するや、
カキコ完全にストップして静観した
石井は立ち回りうまいね。
げ、二重カキコしちゃったよ。
一回め重かったからリロードしたら
カキコされてたか見えずに微妙に違う
二重カキコっちゅう珍しいもんになった。
520 :
吾輩は名無しである:01/11/08 23:06
>>508 したことは兎も角、491が本当に
それだけの短歌を全部カキコしたんなら或る意味では凄い。
だとしたら全然偉くもない単なる粘着ではあるけれど。
あぼーん
522 :
吾輩は名無しである:01/11/09 00:22
北海道なんか電話代高くてかけらんないよ
523 :
吾輩は名無しである:01/11/09 02:03
くだらない事ばかり話してないで、ステキな短歌を持ち寄ろうよ。
524 :
吾輩は名無しである:01/11/09 03:50
先代の背後霊レジ引受けてブティック山川のみせびらき 塚本邦雄
525 :
吾輩は名無しである:01/11/09 07:41
>>521 諸悪の根源は辰巳あんど松原だろー。晒す相手間違ってるぞ。
といっても某BBSで辰巳は自分の住所カキコんでるけどな(藁
バカップルの愛の炎を燃やすためにあの掲示板利用されたんだろーね。
また松原カキコしてるしー。石井っちは世渡りヤローだし。
フリーってこんなやつばっかなのかい
526 :
吾輩は名無しである:01/11/09 08:16
527 :
吾輩は名無しである:01/11/09 08:28
ここは短歌紹介スレと短歌ゴシップスレのどちらなのだ?
砂時計買い来つ砂の落ちざまのいさぎよき友飲み明かさんよ 佐佐木幸綱
528 :
吾輩は名無しである:01/11/09 08:49
>>525 石井ってフリーではなかったよーな。
(まだ朝日新聞社出版局にいるのか? もう辞めてフリーか?)
晒すんなら松原の住所だよな。
辰巳の住所は短歌年鑑とかに全部掲載されてるし(w
529 :
吾輩は名無しである:01/11/09 10:02
ひきよせて寄り添ふごとく刺ししかば声も立てなくくづをれて伏す 宮柊二
せっかくの良質スレなんだから、ゴシップネタやりたいんだったら
別スレ立ててください。
530 :
吾輩は名無しである:01/11/09 10:04
そこだけは人の歩みを輝かせきんもくせいの花踏まれゆく 安藤美保
531 :
吾輩は名無しである:01/11/09 15:00
知らぬ人から携帯電話のかかる日がふえて孤独のみづみづしさを 荻原裕幸
532 :
吾輩は名無しである:01/11/09 18:11
491のパソコンぶっ壊れたってさ。ざまあみろ。
とカキコしてはみたものの、こんな小物を叩いてる
俺とかのほうが格段に厨房なんだよなあ。
おまけに住所や電話番号まで晒されてたし(あぼーんされたが)
ここで言うのも不適切な単語だが、かわいそうにさえ思えてきた。
533 :
吾輩は名無しである:01/11/09 22:13
みずうみを見てきしならん猟銃をしずかに置けばわが胸を向き 寺山修司
534 :
吾輩は名無しである:01/11/10 00:40
築城はあなさびし もえ上る焔のかたちをえらびぬ 葛原妙子
535 :
吾輩は名無しである:01/11/10 10:23
幸いの見るみる失せて行く思い激しきものはわが内に住み 高安国世
536 :
吾輩は名無しである:01/11/10 18:53
鐵鉢に百の櫻桃ちらばれりあそびせむとやひとうまれけむ 塚本邦雄
537 :
吾輩は名無しである:01/11/10 19:50
新しき仏壇買ひに行きしまま行方不明のおとうとと鳥 寺山修司
>all
著作権法は大丈夫か?
539 :
吾輩は名無しである:01/11/10 21:24
かくれんぼ鬼のままにて老いたれば誰をさがしにくる村祭 寺山修司
540 :
吾輩は名無しである:01/11/10 23:42
わたくしはここにゐますと叫ばねばずるずるずるずるおち行くおもひ 奥村晃作
541 :
吾輩は名無しである:01/11/10 23:53
一九四九年夏世界の黄昏れに一ぴきの白い山羊が揺れている 浜田到
542 :
吾輩は名無しである:01/11/10 23:55
うめぼしのたねおかれたるみずいろのベンチがあればしずかなる夏 村木道彦
543 :
吾輩は名無しである:01/11/11 02:25
山川呉服店未亡人ほろびずて生甲斐の草木染教室 塚本邦雄
544 :
吾輩は名無しである:01/11/11 10:45
ほどかれて少女の髪にむすばれし葬儀の花の花ことばかな 寺山修司
545 :
吾輩は名無しである:01/11/11 22:35
窓辺にはくちづけのとき外したる眼鏡がありて透ける青空 吉川宏志
546 :
吾輩は名無しである:01/11/11 22:48
塋域に白雨 山川呉服店累代の墓碑何ぞしたたる 塚本邦雄
547 :
吾輩は名無しである:01/11/12 11:45
時祷するやさしき母よ暗黒の壜に飼われて蜥蜴は笑う 寺山修司
548 :
吾輩は名無しである:01/11/12 18:10
世の事の常としいへどコーカソイドがモンゴロイドを撃ち殺したり 岡井隆
正確な表記は「時?するやさしき母よ暗黒の壜に飼われて蜥蜴は 笑う」です。
訂正します。失礼しました。
「祷」の旧字体は表示されないようです。何度もスミマセン。
「蜥蜴は」と「笑う」の間にはスペースが入ります。
551 :
今週の朝日歌壇:01/11/13 00:11
島田修二選
カミカゼとナチとは同じ連想語日本とドイツが違うそれだけ?
(ドイツ 小野雅美)
サリンにはカナリヤを炭疽菌にはメダカを弱きものつねに狩り出されて
(柏崎市 神林敏夫)
佐佐木幸綱選
風立ちて積み木はくずれ積みなおす平和とはなに平和とは
(フランス 美帆シボ)
巻きもどせばするするビルは立ち上がりニューヨーク復元ビデオというもの
(大阪府 松浦益子)
今朝も見るパウエル国務長官の喧嘩をすれば強そうな顔
(浜松市 桑原元義)
新聞に張学良の訃を見つく歴史は長く記事は小さし
(横浜市 綿引まさ)
近藤芳美選
この国が戦わなかった半世紀視座とし守りて憲法はあり
(三島市 浅野和子)
馬場あき子選
アフガン犬アフガン編みアフガンは遠き国に非ず難民も
(船橋市 遠山和子)
552 :
吾輩は名無しである:01/11/13 19:09
>>551 毎週朝日歌壇は読んでるけど、
佐佐木幸綱選の短歌が読んでて一番好みにあうな。
あくまでも俺的にだけど。
553 :
吾輩は名無しである:01/11/13 21:57
554 :
吾輩は名無しである:01/11/13 23:07
>>553 朝日歌壇って、投書代わりの所があるから、
そういうものしかそもそも投稿されないんだよ、たぶん。
選者だって投稿されたものの中から選ぶよりないし。
555 :
吾輩は名無しである:01/11/13 23:12
>>553 短歌という視点から見るとこのスレの物笑いの方が
よほど無知に思えるんだけど・・・
まあ見方によればそう見えるのも分かるけど
郷隼人さんの連載についての批判とかはなかった?
556 :
吾輩は名無しである:01/11/14 00:57
>郷隼人さんの連載についての批判
え、そんな批判してる人がいるの?
557 :
吾輩は名無しである:01/11/14 14:07
我のみが初日にこだわる獄庭に太陽(サン)など拝む者あらずして 郷隼人
558 :
吾輩は名無しである:01/11/14 23:28
獄中の歌人ですか、しかもアメリカの刑務所に服役中の・・・
実名のあいつは死んであの日より虚名の「郷」が生きて歌を詠む 郷隼人
559 :
吾輩は名無しである:01/11/14 23:35
きみのいる刑務所の塀に自転車を横向きにしてすこし憩えり 寺山修司
560 :
詩板でなんか面白そうなスレハケーン:01/11/15 16:30
561 :
吾輩は名無しである:01/11/15 23:23
>>555 >短歌という視点から見るとこのスレの物笑いの方が
>よほど無知に思えるんだけど・・・
短歌やる人も、もっと普通の人の普通の感覚を大事にした方がいいと思う。
これ老婆心ながらの忠告。
私を含め、かなりの数の人が朝日歌壇を見て、これはあまりに変だと思っているのに、
「短歌の世界とはこういうもんだあああああああ!!!!!!!」と
開き直って引きこもっているのは滑稽以外の何者でもない。
562 :
吾輩は名無しである:01/11/16 00:15
>>561 というより短歌の世界(所謂歌壇)では
朝日に限らず新聞歌壇って殆ど無視されてます。
有望な投稿者が出てくると、選者は自分の結社に
スカウトするか、投稿者が新聞歌壇を卒業してしまいます。
マスコミ板を見ると、内容の偏向について批判されていた
ようですが、そういう投稿者の人は初心者か朝日歌壇専門の
投稿職人と見た方がいいかと感じます。
563 :
吾輩は名無しである:01/11/17 08:37
亡き人のショールをかけて街行くにかなしみはふと背にやはらかし 大西民子
564 :
吾輩は名無しである:01/11/18 03:28
『現代短歌100人20首』(邑書林)より
対岸をつまづきながらゆく君の遠い片手に触りたかった 永田紅
565 :
吾輩は名無しである:01/11/18 21:38
002
きみの手にて筆圧つよく書かれしをわれの全き名として見をり 横山未来子
566 :
吾輩は名無しである:01/11/19 21:23
003
耳を掴んでそのまま高く持ち上げろ白い毛むくじやらの夢なれば 目黒哲朗
567 :
吾輩は名無しである:01/11/20 21:37
004
夏の風キリンの首を降りてきて誰からも遠くいたき昼なり 梅内美華子
568 :
吾輩は名無しである:01/11/20 23:08
小高賢氏が産経新聞の「短歌ワンポイント」(11/18)で以下のアンソロジーを
勧めていました。何かのご参考まで。
・高野公彦編『現代の短歌』(講談社学術文庫)
・小高賢編『現代短歌鑑賞101』(新書館)
・『現代短歌100人20首』(邑書林)
・『現代短歌最前線・上下』(北溟社)
569 :
吾輩は名無しである:01/11/21 22:56
降りながらみづから亡ぶ雪のなか祖父(おほちち)の瞠(み)し神をわが見ず 寺山修司
570 :
吾輩は名無しである:01/11/24 21:28
今しばし死までの時間あるごとくこの世にあはれ花の咲く駅 小中英之
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
571 :
吾輩は名無しである:01/11/24 22:12
うたかたとすべて過ぎたれ降る雪に萩の古枝のひとむら暗し 小中英之
572 :
吾輩は名無しである:01/11/25 06:03
005
酒飲んで点れる君か花火の火しづかにもらふやうに言葉も 大口玲子
573 :
吾輩は名無しである:01/11/25 11:23
幻聴に水の落ちくる夜なりき大伽藍にはわれのみが立つ 小中英之
574 :
吾輩は名無しである:01/11/25 23:09
006
鳳仙花の種で子どもを遊ばせて父はさびしい庭でしかない 吉川宏志
575 :
吾輩は名無しである:01/11/25 23:51
さくら花ちる夢なれば単独の鹿あらはれて花びらを食む 小中英之
576 :
吾輩は名無しである:01/11/26 22:43
>>570 えっ!? 亡くなられたの??全然知らなかった・・・ショック
577 :
吾輩は名無しである:01/11/27 00:53
光ふるげんげ田のうへ花の上ひとときうれひなく坐りをり 小中英之
578 :
吾輩は名無しである:01/11/27 00:55
孤独とは息(やす)らふためか風の中われと駝鳥は柵をへだてて 小中英之
579 :
吾輩は名無しである:01/11/30 11:08
氷片にふるるがごとくめざめたり患むこと神にえらばれたるや 小中英之
580 :
吾輩は名無しである:01/12/01 17:16
007
明日消えてゆく詩のように抱き合った非常階段から夏になる 千葉聡
581 :
吾輩は名無しである:01/12/01 22:53
〈感動〉を丸ごと移し〈的確の表現〉をもて人に伝えん 奥村晃作
582 :
吾輩は名無しである:01/12/03 23:02
くつしたの形てぶくろの形みな洗はれてなほ人間くさし 永井陽子
583 :
吾輩は名無しである:01/12/04 21:44
気の付かないほどの悲しみある日にはクロワッサンの空気をたべる 杉崎恒夫
584 :
吾輩は名無しである:01/12/05 11:21
殷々と夜空を迫るとどろきに死すべきたれかまた選ばれし 小野茂樹
585 :
吾輩は名無しである:01/12/05 16:38
細く狭い K から水の音がして寝にくるだらうそれも出逢ひだ 岡井隆
もうジサクジエン誰もみてねえよ。
啓蒙のつもりかしらんが自分とこでやんな。
587 :
吾輩は名無しである:01/12/06 18:58
>586
いや結構ここ楽しみにチェックしてる人多いと思う。
2ちゃん擦れし過ぎた君に2ちゃんねらー好みであろう一首を紹介するよ。
たはむれに釦をはづす妹よ悪意はひとをうつくしくする 荻原裕幸
>>586 確かにこのスレ、もうとっくに終わった感があるな。
589 :
( ´∀`):01/12/06 21:22
∧ ∧
( ´ー`) シラ
\ < /|
\.\______//
⊂⊂ /
<_<<_<
∧ ∧
( ´ー`) ネー
> / /|
(. (______//
\ ⊃ /
∪ )_))_)
∧ ∧
( ´ー`) ヨ
> /
/ /
⊂ ⊃
|\_/へ /
\__ ∪ /
彡∪
>>589 ワ、ワラタ・・・。
でもsageて欲しいな。
591 :
吾輩は名無しである:01/12/07 23:11
つばくろが帰り来してふ嘘をつきに隣町までゆくおとうとよ 寺山修司
592 :
吾輩は名無しである:01/12/07 23:19
寺山ってなんで
こんなに「出没」しちゃって
しかも惹きつけられちゃうの?
熱心な読者じゃないのに・・・・・。
593 :
吾輩は名無しである:01/12/08 00:27
誰もが一度はとおる道、と思われ。
ああ、誰か私の歌、出してくれないかな。
それとも歌集出したほうがいいのか?
でも、出しましょうって誰もいってくれないけどね。
594 :
吾輩は名無しである:01/12/08 11:45
電線はみなわが胸をつらぬきて冬田へゆけり祈りのあとを 寺山修司
595 :
吾輩は名無しである:01/12/08 14:47
>593
ハア?
>593
貯金があるならさっさと出せばいいんじゃないの?
>>593 そう。596の言う通り。
資金があるなら、出した方がいい。
第一歌集を出してナンボ、って感じがあるし。
雪月花 花を見ずして雪を見ん無月の夜にきみをおもはむ 塚本邦雄
この歌を私が持つていつた塩瀬の真つ白な帯に、先生はさらさらと
筆でかいてくださつたのでした。それはその帯が初出の新しい歌でした。
それを締めてゆきますと「すごくいい。
今度はうす碧か淡い黄身色のを持ってきてご覧。
びっしりと何首もかいてあげやう。文字は墨だけじやなくて、
ときどきブルーが混じつてててもいいね」
とおつしやつたのでした。
599 :
吾輩は名無しである:01/12/09 02:10
金がないなら、とりあえずHP作って歌UPしておけば?
600 :
吾輩は名無しである:01/12/10 00:44
>>599 HPに上げてある歌ってあんまり引用する気おこらないけどな・・・
>>599,600
HP上の歌って、まだ「既発表」にあたるのか
「未発表」にあたるのかイマイチあいまいですし。。
やはり引用しようと思ったら「歌集になった短歌」か
「新聞、雑誌、少なくとも結社誌に掲載の短歌」に
なってしまいますよね。
そうですよねー。スレの主旨と違う話になるけど、出すならどこの出版社がいいですかねー。
河出、ながらみ、短歌新聞、雁、沖積社、いろいろあるけどねー。
(実は金の用意はある)
603 :
吾輩は名無しである:01/12/10 20:47
008
駐車場にわたしの影がのびていく 木星まではもうすぐ届く 小守有里
>602
そんなことは自分で考えろ。
あんた何か、以前この板でお勧めの短歌結社きいてた
ヴァカに似てるな。
605 :
吾輩は名無しである:01/12/10 22:00
>>602 そもそもここで質問すべき問題ではない。
でも「金の用意はある」に少しだけうらやましくなったぞ。
また自作自演か?今度は593の。
もういいかげんにしろ!!
スレごと文学板から消えろ。
■■■■■■■■■■■■■■畢り■■■■■■■■■■■■■■■
608 :
吾輩は名無しである:01/12/12 01:59
自作自演はともかく、面白い短歌が多いスレだったので、
もう一度ageてチャンスをやる。
それで健全なレスがつかなかったら本当に終わりだ。いいな。
お〜い お〜い ななしさん
なにを そんなに いばあぁってる〜
は〜い は〜い わたしは
あなたより えらいのぉ〜
∧
//__ヽ_
/ ̄ 終了 \
/ _ _ ヽ
/ ( ゚ ) ( ゚ ) |
|  ̄ /\  ̄ |
/| ( ●●) |
∠_ |ヽ / ̄\ /
\\ \ ̄/ /
/\ ヽ ( ̄)/ \
611 :
吾輩は名無しである:01/12/12 15:44
再度ageてみる
612 :
吾輩は名無しである:01/12/12 16:00
ノ ∧ /) ∧
彡 ノW \从/V W \ ミ
( ノ | ノ \)
∩V 、、 | >V7
(eLL/ ̄ ̄\/ L/ ̄ ̄\┘/3)
(┗( )⌒( )┛/
~| \__/ | \__/ |~ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
爻 < | ; 爻 < 終了。
~爻 \_/ _, 爻~ \______
~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
/ ー ̄ ̄\_ ̄\
_一‘ < ̄ ̄\\\J
<\ ー ̄ ̄ヽ_ヽJ  ̄\_
\ _ニニニヽ ) ~\
\ _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
__/~ V \_| ~\_
613 :
吾輩は名無しである:01/12/12 16:05
ここも駄スレにつき、
■■■■■■■■■■■■■■■■ 終了 ■■■■■■■■■■■■■■■■
>>611,612,613
駄スレなんだからsageろよ。
誰?
618 :
吾輩は名無しである:01/12/12 21:33
009
火を抱いて起き上がる朝わが窓をしなやかに翔つswanを見たり 高島裕
619 :
吾輩は名無しである:01/12/12 22:23
惰スレじゃないからageたる!!
>>619 ageるなら短歌を書けよせめてもの駄スレの死へのはなむけとして
∧ ∧
/ ;;,. / ;;,.
/ ;;;;,,___/ ;;;;,
/ ''';;;,,
/;; ● 、____; ● ;;;;
|;;;; ヽ、 / ,,;;;; <終わりでち
ヽ、 ヽ/ ,,;;;'
/--─へ.┌──┐ --─'''::;;
/;; ヽ,〜〜;;| ;;;
|;;; ,,);;;;;;;;;| ;;;;''
ヽ、 ---─''''',,,,,,,,,;;;;;| --─'''
ヽ. \ \
/ 'ゝ--- ..';; '';;
/;;;; ;;;;;' ;;;;'
(;;;; ;;;;;;;'' ...;;;;;;;''
昇天の成りしばかりの謐けさに梯子の立ちている林檎園 永田和宏
623 :
吾輩は名無しである:01/12/13 14:02
手をだせばとりこになるぞさらば手を、近江大津のはるのあはゆき/岡井隆
624 :
吾輩は名無しである:01/12/13 14:28
アフガンよ東亜の辛くかつ永き恥辱とともに滅ぼされてよ 大辻隆弘
625 :
吾輩は名無しである:01/12/13 14:30
なんだらう、この囁きはエンドレステープのやうに詠唱(アリア)のやうに 喜多昭夫
壮年となり父となるなりゆきのむこうからきてわれをとらえる 三枝昂之
627 :
吾輩は名無しである:01/12/13 15:41
一つのみつらぬき通すものありと叫びたきまで寂しさに耐ふ 近藤芳美
ナップ・ザック胃のかたちして吊られたりみずいろのみの夏すぎゆかむ 福島泰樹
短歌部隊の必死のage攻勢が凄いね(w
629
まじでワラタ!!!
>>622-628 ジサクジエンしなくても
ひとりでやってるの
ヴァレヴァレよボクちん?w
>631
短歌プロパーでなくても、少し注意深ければ
一人の書き込みでないことは分かるはずだけどね・・・
まあ混じれ酢してもね。
あなたこのスレの初期からずっと煽ってる粘着君でしょう。
633 :
吾輩は名無しである:01/12/13 20:13
>>631 622-628を一人で書き込めるほど知識の
広い奴なんてめったにいませんって。
短歌部隊の必死の抵抗が嗤えるね(w
>>622-628を一人で書き込めるほど知識の
>>広い奴なんてめったにいませんって。
おいおい、今度は自画自賛かよ?
おめでてぇな、まったく!(ワラ
>>635 俺、622-628じゃないぞ。
素直にびっくりしただけだ。
まあsageておくか。
>633
いや、知識というより趣味とか志向性がさ。
これまでの書き込み見てても、おもしろかったもんねー。
塚本ファン・寺山ファンは分かり易いし、
未来が何人かいるなとか、関西系の奴一人時々来てるなーとか
枡野、営業かよ、とか。
そして実は俺は629でもあったりする。
639 :
吾輩は名無しである:01/12/13 20:47
札幌大雪記念。
目の中にふる雪を見ている僕の中にふる雪を見ていろよ猫 早坂類
>>637 629のネタ書いてアンチを釣り出したつもりが
単なる粘着になってしまった。しばらく去ります。
641 :
吾輩は名無しである:01/12/13 20:59
>>637 数字つきでマイペースで書く奴とか、
塚本の山川呉服店シリーズばかり深夜に書く奴とかいて、
それが魅力的だったりしてた。私としては。
父母は梅をみておりわれひとり梅のむこうの空をみている 沖ななも
透明を重ねゆくごとき愛にして汝は愛さるることしか知らぬ 河野裕子
644 :
吾輩は名無しである:01/12/13 23:40
ジサクジエンでも何でも短歌書いてくれるなら歓迎。
河野裕子さんのはたまに読むとああ、いいなあ と思うね。
手の中で透明になってしまうまで 秋 弄ぶ君のイニシャル 永井陽子
しかしなんでここの人たちって寺山や岡井は別として5流、
6流の人ばっか書いてるんだろうね?
どう考えてもそっと自作を忍ばせるための工作か
身内仲間内の宣伝目的みたいなのが鼻について嫌らしいね
せめて3流くらいまでにしてほしいもんだ。
現代短歌なんて知らないけど駄作凡作が多すぎ。
647 :
吾輩は名無しである:01/12/14 08:30
発見する愉しみというのがあるじゃないですか。
私は644と同意見。
>>646 自作工作はほとんどないにしても
(歌人っていうのはパソコン苦手な人が多い)、
身内の宣伝はけっこうあるんじゃなかろうか。
あと、二十代中心の短歌の大きなメーリングリストが
あるんだけど、そこで挙がった歌書くってのも多そうだ。
>>646,648,649
このスレに短歌をカキコしてる段階で、もうその本人が
5流、6流って感じする。カキコする奴が5流、6流なら、
選べる短歌も(定評のある歌人の短歌の場合は別として)
5流、6流になっちまうんじゃなかろーか。
現代短歌自体が駄作の洪水だという可能性もあるけど、
全くの門外漢なんでそこんとこはわからん。
651 :
吾輩は名無しである:01/12/14 12:05
オノマトペそして表記のレトリック今の短歌の最前線は 奥村晃作
どう読んでも塚本、寺山、岡井あたりと他の人の比べると差は歴然。
鑑賞に堪え得ないね。今ざっと見返して印象に残るものをあげるとすると浜田到、斎藤史 、玉城徹、春日井建 、田谷鋭、近藤芳美くらいかな。どのくらい有名な人なのかはしらんが。あとは正直カス。
夜ざくらを見つつ思ほゆ人の世に暗くただ一つある<非常口> 高野公彦
654 :
吾輩は名無しである:01/12/14 12:39
好みの違いってやつか。
せっかく「現代」短歌と銘打つなら、自分には新鋭の方が面白い。
何にせよ640=650=652に何がカスかを決める眼力はなさそうだが。
>>652 あなたがあげてる人は短歌の世界ではみんな有名人。
みんな長老級の人たちです。
>>652 同感。けどそこら辺の歌人って、現在みんな70歳以上。
(生きていれば、も含む。寺山と浜田は故人だし)
要するにネットやってる層にはまだカスしかいない、ってのが
真相なのでは? 短歌っていい歌作れるようになるには何十年も
かかるらしいし。
>>654 俺に眼力はゼロだが、これだけは言っとく。
640と652は俺じゃない。
短歌界とか短歌の良し悪しとかはまったくわかんないけど
わたしは新しい短歌のほうがおもしろい。
ここは好きな短歌を書くスレでしょ。
どれがいい短歌とか決めたり
人が好きな短歌をカスとか言わなくたっていいじゃん。
人の好みなんていろいろなんだから。
>>658 それだとこのスレが文学板にある理由が無くなる。
専門の板があるのにわざわざここに立ってるのは、
文学としての現代短歌、だからだろ。
俺は他スレからの参入者だが書き込んだのは652が初めてだ。
要するに新鋭とはとても呼べない木偶の坊の作品は時間の無駄だと言いたい。
さっきあげた作品以外のカスどもは、あちこちで見かける素人と大差ないのではないか?ということ。
ここでわざわざあげる作品の質とレベルのことを言っているのだよ。
>>654 自分が書き込んだ作品や自作が選ばれなかったのがよほど悔しいようだな?
そして俺が選んだものがある程度認知されている作家の作品ということは
眼力とは言わないまでも、ある程度の一般性を持った基準ということを証明していると言うことだ。
悔しかったらもっと狭いフィールドから抜けてこの板で認められる作品を出して見ろ。
そしたら俺たちも、もっとここを盛り上げることになるだろう。
>650
いや、このスレッドに書き込むのは初めてだったんだけどね。
自分は歌人ではないし。
640=650=652としたのは悪かったよ。そう見えたんでね。
狭いフィールドから抜けて、と書いているが、
古い形での「良い短歌」観という狭いフィールドに閉じこもっているのは
むしろ君たちの方なんじゃないか。
もっと短詩型を柔軟に面白がる姿勢で読んだ方が
君本人も楽しいだろうし、今現在、そしてこれからの短歌界の
流れにも即していると思うが。
>652
手厳しいなあ。・・・・
しかし、あなたの挙げた作家達の円熟した作品しか評価しないとなると
短歌はほんとに長生きして書きつづけたもん勝ちになっちゃうからなあ。
追憶のもつとも明るきひとつにてま夏弟のドルフィンキック 今野寿美
665 :
吾輩は名無しである:01/12/14 14:45
岡井もこう言っている。
茂吉ばかりもててはいやだ構造のさだかならざる空、春の雲
ここに上がってる若い人では、穂村弘とか紀野恵とかも
いいと思うけどね。
久しぶりに覗いたら何時の間にか討論スレになっていて、
正直驚いた。「短歌には無縁だが、文学好き」な人から見ると
短歌はどう見えるか、ということについて、652の意見は
非常に興味深かった。652の評価した歌人は、例外もあるけど、
「戦後、短歌を文学の領域に引き上げよう」と努力してきた
ベテラン歌人だ。つまり「一般の文学愛好家から評価されやすい」
タイプの短歌であり、歌人だとも言えるだろう。眼力に感服する。
一方、それに対して654のような「楽しんで読もうや」という
タイプの人が存在する。「短詩型を柔軟に面白がろう」という
見方の人で、654は歌人ではないけど、現在歌人を目指している
人にもそんなタイプの人間が多い。悲しいが、これからはますます
文学的な短歌は減少していくだろうね。現実として。
穂村弘なんて「オモチャのような歌をつくる」って言ってるし。
爆薬がわが手にあらば真昼この都市は静けく来たらんわれに 花山多佳子
669 :
吾輩は名無しである:01/12/14 18:30
春日井建はまだ60代なったばかりだよう。
われのみの見知れる埒のなきものか空の一點に光る隙(ひま)ある 春日井建
>>668 それは相互確証破壊を自らの手で、個人レベルで作り出そうということですか?
>>671 「相互確証破壊」という用語を存じません
ミードの言う、相互行為、の破壊、ということでしょうか?
「あらば」という仮定形で書かれていますから
わたしはこれを能動的積極的な感覚ではないと思います
668の花山多佳子さんの作品は
歌集『樹の下の椅子』の収められております
1969年〜1977年の作品をまとめたものだそうです
大学闘争とその後の時代がうたわれているようです
同じ連作のうちに
雑踏にまぎれてあればはなやかに硝子のわれる音が聞こえる
ふるえるほどさびしき怒りただそこにあなたがやさしくいるということ
等もありますので
世界の変革もならず現在のままの世界にのみこまれることへの
認容と拒否感が同時に訪れている感覚をうたわれたのではないでしょうか
大学闘争にかかわる短歌は悲劇に陶酔するかニヒリズムに陥るか
かような両極端な失敗作がたくさんあるようですが
この歌は宙吊りのまま耐えている切迫感が良いと感じます
質問から逸れてしまいましたね……
673 :
吾輩は名無しである:01/12/14 21:52
010
君は腕の楕円のなかにわれを置くうしろに夏の雲を待たせて 江戸雪
674 :
吾輩は名無しである:01/12/14 22:40
>666
同感。
穂村弘、紀野恵、荻原裕幸あたりを五流・六流と切り捨てて、
いったい何を新鋭と呼ぶつもりなんでしょうか。
標的となるまでわれは華やがむ花びらいろの傘まはしあゆむ 栗木京子
>>676 短歌に限らず、最近の小説などにおいても
そのようなものが(穂村弘が「オモチャのような」というのは、
言葉をパーツのように組み合わせた、というような意味です)
少なくないのではないだろうか。それがいいとは思わないし、
だからこそ私はsageるのだけど。
錆びてゆく廃車の山のミラーたちいっせいに空映せ十月 穂村弘
そもそも短歌が文学だなんてヴァカ?
第二芸術論マンセー
680 :
吾輩は名無しである:01/12/15 00:51
681 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:08
>>678 じゃあ詩は?文学?俳句は?和歌は?
素朴な疑問。
どこで区切られるのかいまいちわかんないや。
682 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:17
>>681 678ではないけど、一応答えてみる。
作者即読者なんてのは(短歌や俳句なんて、読むだけの人って
ほとんどいないでしょ、今)文学ではない。作者と読者は分離
して、百人の優れた作者のを百万人の純粋読者が読む、という
かたちがふさわしい、っていうのが、戦後すぐ出た第二芸術論の
(乱暴だけど)要約。だから短歌や俳句は文学と呼べない、と
678と679は言いたかったんじゃないかなあ。
>>677 だからそうやって高校生でも書ける駄作わざわざここに晒すなっつうの!
684 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:43
685 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:48
自分も穂村弘の短歌はそんなに好きではないけど
このスレのごちゃまぜなノリは結構好きなんだが。
だいたい最近の短歌雑誌に載ってる歌の傾向もこんなもんだし。
まあいいや。
>>680さんが結構真面目にスレ立てて
くれたみたいなので、うまくいけそうならそっちに乗ります。
元々ここは議論スレじゃないしそういうの苦手。
686 :
吾輩は名無しである:01/12/15 01:50
抱くとき髪に湿りののこりいて美しかりし野の雨を言う 岡井隆
てことでここは終了。
続きは687でどうぞ。
とりとめなき履歴の中にかの山の隆起のごとき濃きみどりあり 来嶋靖生
691 :
吾輩は名無しである:01/12/15 11:53
わが内を脱けしさみしき少年に冬の動物園まで逢いにゆく 寺山修司
ほんっとにドキュソの厨房ばっか。
現実の結社のけの字も知らんとちゃうけ? ど下手なクソ歌ばっあか
得々と引用しやがって、あほじゃん。
しょーじき親戚の中学生の方がよほどうまいで。
逝ってしまえや、ウゼィイ!! と言っても、お前等みたいな
どーしよーもないクズ共じゃ、行き先は廃墟板くらいだ、
なまじなとこへ逝けば、先で相当めいわくすると思われ。
とにかくイタ過ぎる。
>>692 結社って・・・短歌って習い事なの? 華道や茶道みたいな。
がははは。そんなものにこだわっているお前こそ厨房の真髄。小1時間
ほど蹴りつづけたい、極真で鍛えたこの足で。
結社かケツ社か知らないけれど、ふだんなかなか読めない短歌が
あげられるのはうれしいぞ。文学板の住人で、このスレで短歌を読みはじめた
人も多いと思う。だから臆せずかきこんでね、みなさん。業界オタは無視してね。
自意識を諸悪のもとと思うまで畳屋の香につつまれている 大島史洋
695 :
吾輩は名無しである:01/12/15 13:35
>693
たぶん692には、結社に馴染めず仲間はずれにされて辛酸を舐めた
寂しい過去があると思われ。
それでこのようなスレを目にすればすなわち短詩形への愛と恨みの
アンビバレンツに苛まれ、わけのわからない文言を書き付けて
荒らさずにはいられなくなってしまうと思われ。
翔び去りし者は忘れよぼたん雪ふりつむなかに睡れる孔雀 穂村弘
697 :
吾輩は名無しである:01/12/15 14:33
夢のすべてが南へかえりおえたころまばたきをする冬の翼よ 正岡豊
698 :
吾輩は名無しである:01/12/15 14:37
> 短歌や俳句なんて、読むだけの人って
> ほとんどいないでしょ、今
こういう論ってよく聞くけど、根拠はどこにあるの?
私の周りには結構いるけど。
桃の蜜手のひらの見えぬ傷に沁む若き日はいついかに終らむ 米川千嘉子
700 :
吾輩は名無しである:01/12/15 18:57
700gettoooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!
701 :
吾輩は名無しである:01/12/15 19:12
>693
極真カラテマンで短歌好き・・・。
あってみたい・・・。
702 :
吾輩は名無しである:01/12/16 10:15
影のごとかの落人に添いゆきし女を思ふ心みだれて 岡野弘彦
703 :
吾輩は名無しである:01/12/16 17:17
バスにて過ぎる千石の町雪ふりてイエスを名のる男のその後 藤原龍一郎
ご冥福を。
704 :
吾輩は名無しである:01/12/17 00:01
ちりぢりに家族さすらひゆくさまをもつとも清きまぼろしにもつ 岡野弘彦
>703
藤原さん亡くなったの?!と一瞬たいへん吃驚した。
千石イエス氏のことね・・・。
706 :
吾輩は名無しである:01/12/17 08:53
>>698 同意。だいたい『第二芸術論』なんて、短歌や俳句のことが
まるで判ってない人のドキュソ論で、戦後間もない時期の
時流に乗っただけだと、小林恭二が書いていたね。
小林恭二みたいな八流文士未満あげるところがまた情けないね(ゲラゲラ
708 :
吾輩は名無しである:01/12/17 11:01
>>707 そういうあなたの『第二芸術論』の評価は?
709 :
吾輩は名無しである:01/12/17 12:39
春潮のあらぶるきけば丘こゆる蝶のつばさもまだつよからず 坪野哲久
まあまあ、喧嘩しないでマターリとやりなされ。ほれ、栗キントン。中津川は
「すや」のだぞ。日本で一番おいしいぞ。
キントンにしねで栗納豆がうめーだよぉ。中津川の栗は
日本一だなや!>710
>>711 ほう、栗納豆ですか。それは知らなかったのう。今度探してみますです。
中津川はいいとこですのう。あのあたりは芸能もさかんだし、
豊かな土地ですな。付知峡にはよく遊びに行きますじゃ。
福岡町の「芸術思考館」がわしの定宿・・・ふぉふぉふぉ。
確かにすっげえなこれ。汗
なんかいろいろんなスキャンダルの
火元が全部わかっちゃうね。
はーあ、たまげた。
しめしめ、まだ消えていないな。
もう一回見ておこう、、、、、
全然遅くなくて、助かっていたことが判明。
踏むだけでIP晒されたスレが立つウイルスかよ!
>>715 そのアドレスってニッポン放送・・・。
も、もしかして貴方は・・・。
>>721 正しくは、アドレスの数字が15だとレス、
20だとスレが立ってしまうとのこと。
724 :
吾輩は名無しである:01/12/17 21:01
713-716までは絶対に踏まないように。つまり、アクセスしないように!
いたいけな文学板の婦女子を守るためにも・・・
って、セクハラかよ! でも気をつけてね、みんな!!
725 :
吾輩は名無しである:01/12/17 23:08
昨晩から、2Chの各方面で悪質なトラップが目立ってます。
書き込まれたリンクを踏むと、自動的にそのスレや新規スレにてIPを晒されます。
一見ただの画像ファイルに見える***15.gifや***20.gifなどに特に注意してください。何気なくリンクを踏んだだけで知らない間にレスやスレ立てが実行されてしまいます。
「裏2ちゃんねるへようこそ」というスレはこのトラップによって自動生成されたものです。そこにあるリンクは絶対踏まないように。すでに速報板や厨房板などで大増殖が始まってます
てのひらをくぼめて待てば青空の見えぬ傷より花こぼれ来る 大西民子
雪に傘、あはれむやみにあかるくて生きて負う苦をわれはうたがふ
そのかみにわれは怖れき悪食のきはまりてつひに花食ふ魚を
をさな子の睡りをめぐる純白の蛾のひとつがひわれが殺しき
あかねさすひかりに出でて死にたりしかの髪切蟲(かみきり)を父ともおもへ
ガス蒼く燃ゆるたまゆらそのかみにさくらを焚けば胸を照らしき
激ちたるのちの盲ひにふかぶかと緋のかなしみのあふれくるかな
きしきしと一束の髪緊まるなか火山の霧も育ちゆくなり
狂ふとき強く狂へと言ひくるるこゑあるごとし真夜のかなかな
いちまいのガーゼのごとき風たちてつつまれやすし傷待つ胸は
一夏過ぐその変遷の風かみにするどくジャック・チボーたらむと
729 :
吾輩は名無しである:01/12/18 21:39
011
この町にほんとに小さき川ありて春の光が一番に来る 前田康子
730 :
吾輩は名無しである:01/12/18 23:03
乱れ散る 夜の桜に 幼子(おさなご)は 怖いといいつつ 瞬きもせず
NHKの短歌の番組に投稿されてた作品。
忘れられない。
「乱れ舞う」だったかもしれません。
どなたかちゃんと覚えてる方いないかなぁ。
731 :
吾輩は名無しである:01/12/19 02:42
732 :
吾輩は名無しである:01/12/19 03:52
>731
本気かよ。能天気。
まずい歌だね。
>727
著作権のこともあるし、あんまりまとめてUPするのはどうかと思いますが。
734 :
短歌門外漢:01/12/19 18:51
>>730 >>731 どこがいいの? そのまんま、じゃん。
「乱れ散る夜の桜を見た幼子は、怖いと言いながらも瞬きもせずに桜をみつめていた」
っていう散文の、語をいくつか抜いて七五調にしただけじゃないの?
こういうのいいっていう人、このスレでは例外だよねえ・・・それとも?
こんなもんすか? だとしたら安易な世界だなあ。
735 :
吾輩は名無しである:01/12/19 19:44
いや、良くないだろう730は。下手だよ。
散文で書いても意味やインパクトが変わらないなんて、歌じゃないよ。
736 :
吾輩は名無しである:01/12/19 20:28
730でも731でもないけど、誰が何を良いと思おうといいじゃないの。
文句付け厨には正直うんざり。
737 :
吾輩は名無しである:01/12/19 20:42
>>736 誰が何を良いと思おうといいってことは、悪いって思ってもいいってこと
だよね。つまり同じことなんだよ。
そんなこともわからんのか?
だいたいお前のカキコも文句付けじゃんか。つまり、734や735とまったく
同じってこと。しゃぶいな、まったく。自分のパンツ洗ってから他人のシモの
批判しな。
だいたいお前みたいな馴れ合い厨房が世の中に多すぎるからいろんなもんの質が
低下してくるんだよ。
繰り返すが、お前が「誰が何を良いと思おうといいじゃないの」って思うなら、
批判のカキコも黙って眺めていろってんだ。つまんねえレスあげるな。
反論できるならしてみろ。DQNめ。
738 :
吾輩は名無しである:01/12/19 20:48
>736
作品に対して正当な評価を与えられる読み手のいない場所に
よい文学は育たない。
目が無いんだったら一生うんざりしておけ。
739 :
吾輩は名無しである:01/12/19 20:55
>>737 734や735の方がまだましだ。具体的に指摘し、批判しているから。
736こそ鵜厨人。鳥の糞レス。730の歌のどこがいいのかきちんと書くことによって
こそ、734や735への正当な批判となる。
数字ばっかりで読みにくいレスになってしまった。うぜえ。
740 :
吾輩は名無しである:01/12/19 21:23
わかりやすいというのを、「いい」「共感した」から「感動」に
結び付けてしまう安易な鑑賞が多いのは事実。
730もその一例のような気がするけれど、でも、いいと思うのも
自由。そこから始まって多くの短歌に出会えば、また別の感動も
さらによい歌によって開眼することもあるだろうし。
めげずに短歌に浸りつづけてくださ
741 :
吾輩は名無しである:01/12/19 22:05
>>740 優しいね・・・でも前向きでよろしいな。短歌オタのみなさん、ageを
続けてください。
742 :
吾輩は名無しである:01/12/19 22:44
731を書いたものですが、私のように何の知識も鑑賞眼も無い馬鹿は、短歌の世界に
足を踏み入れる資格はないのだと思い知りました。
つまらない書き込みでこの場をお騒がせしてしてしまったことをお詫びします。
730さんにも、申し訳ありませんでした。
二度と来ませんので、申し訳ありませんが御返事一切無用に願います。
このスレッドの雰囲気はとても好きでしたので、これ以上お騒がせしたく
ないんです‥‥重ね重ね、すみませんでした。書き方に失礼があったら
あらかじめお詫びします。他意はありませんので、どうぞお許し下さい。
何もそんなに謝ることはないのに・・・
744 :
吾輩は名無しである:01/12/20 00:16
せっかくこのスレのおかげで短歌に興味がわいたのにこの展開・・・。
745 :
吾輩は名無しである:01/12/20 00:29
>>744 多分ね、今そう思ってる人は沢山いる。私もそう。
746 :
吾輩は名無しである:01/12/20 00:41
ま、2chだからね。いろんな人がいるさ。それより短歌ageキボンヌ。
747 :
吾輩は名無しである:01/12/20 00:46
730や731は別に悪くないよ。誰かがカキコして、誰かが反論すると、これ基本。
736みたいな意味のない煽りレスがいけないんだ。流れを斬っちゃうから。
748 :
吾輩は名無しである:01/12/20 00:48
煙草くさき国語教師が言うときに明日という語は最もかなし 寺山修司
749 :
吾輩は名無しである:01/12/20 00:58
736よりその下に続いてるカキコの方が問題ある気が多分にするけど。
ま、いいや。素敵な短歌探して来ます。
750 :
吾輩は名無しである:01/12/20 01:19
4649
いまわれはうつくしきところをよぎるべし星の斑(ふ)のある鰈を下げて 葛原妙子
752 :
吾輩は名無しである:01/12/20 02:30
ひとり居の傷のさけ目の深きより紅蓮の花は咲かねばならぬ 山崎方代
753 :
吾輩は名無しである:01/12/20 13:36
にぎやかに釜飯の鶏ゑゑゑゑゑゑゑゑひどい戦争だった 加藤治郎
754 :
吾輩は名無しである:01/12/20 15:15
遠くより母のこゑにて死者は呼び雪つもる日のわが嗜眠症 高野公彦
755 :
吾輩は名無しである:01/12/20 21:30
012
ひとを待つあかるさ 代々木上原の最も新宿よりのベンチは 和嶋勝利
756 :
吾輩は名無しである:01/12/21 16:49
踏まれながら花咲かせたり大葉子(おおばこ)もやることをやつてゐるではないか 安立スハル
757 :
吾輩は名無しである:01/12/22 00:16
ほほえんで一緒に眠るひとときはすでにこの世のものと思えず 林あまり
758 :
吾輩は名無しである:01/12/22 02:29
少年のわが身熱(しんねつ)をかなしむにあんずの花は夜も咲(ひら)きをり 高野公彦
759 :
吾輩は名無しである:01/12/23 02:59
013
男らは皆戦争に死ねよとて陣痛のきはみわれは憎みゐき 辰巳泰子
↑
駄作うぜえ。
761 :
吾輩は名無しである:01/12/23 05:35
>>760 禿同・・・いや。泰子マンセー!! 殺し合う
んなら、あんな痛い思いしてまで産まないよってことでしょ。
どうすか、子どもを産んだことのある女性たちよ!!
(産んだことのない女のレスはいらないぞ。おえ。いや、女でもないからな)
762 :
吾輩は名無しである:01/12/23 05:46
>>752 なんとなくいいな。それ。
でも短歌って自分の解釈と正しい解釈が違うことがあるからなぁ。
国語の授業で短歌やった時に良いと思った歌の解釈と
先生が言う「正しい解釈」が激しく違ってがっかりした憶えが。
どんな歌だったかは忘れちゃったけど。
783はこのスレ最低の駄作
765 :
吾輩は名無しである:01/12/23 12:25
>761
>殺し合うんなら、あんな痛い思いしてまで産まないよってことでしょ
違うと思う。
あと辰巳泰子マンセーな男は気持ち悪い。
766 :
吾輩は名無しである:01/12/23 12:35
>>765 >違うと思う。
ふうん、じゃあ、君の解釈は?
>あと辰巳泰子マンセーな男は気持ち悪い。
辰巳泰子って知らないんですけど、どんな作家なの? 女性に異様に嫌われてるの?
煽りにあらず、マジレスキボンヌ。
767 :
吾輩は名無しである:01/12/23 20:16
辰巳さん、ひとことでいえば「はげしい女」。
結婚して子をなしては歌をうたい、離婚してはうたをうたい、
ろくでない中央沿線男と暮らしてはうたをうたい・・・。
ここまで自分をさらけ出すのってフツウできないから、
好きな人は大好きでしょう、でも生理的にダメな人はダメかもよ。
抽象的な歌が多い水原紫苑さんとは対極にあるひとでは・・・。
ちなみにワシは女だが歌は認めるがちょっとひくところあり。
ふうん、そうか。どうもありがとうね。
>>767 要はそこらへんに転がってるただの普通のヒスなおばはんだろ?(w
771 :
吾輩は名無しである:01/12/24 01:56
ヒスのおばさん。。。
ってもさー、フツウのおばさんならそこそこの生活じゃん。(ま、そこがフツウってことでしょ?)
この人はこの世界ではちょっと名のあるズイブン年上の方を喰っちゃって(売名?)、
子ども作ったのに大阪に逃げ帰り、居場所がなく、また上京し、売れない自称ミュージシャンと
今、暮らしてんだよ。私は彼女は平成の無頼派ってやつだと思う。
医者とか学者の嫁っていうハイソなおばさんが多いこの世界で、
十三育ちを売りにしてるとこも、小憎らしいほどの自己演出だ。
772 :
吾輩は名無しである:01/12/24 02:09
十三って・・・焼肉おいしいよね。小説の作家って最近おとなしいけど、
短歌の世界はまだまだガッツのある人がいるのね。
773 :
吾輩は名無しである:01/12/24 05:15
情けないほど、どこにでも転がってる「フツウ」の淫乱おばちゃんだね。
それだけのプロフで駄作が駄作たる所以がわかったよ(w
与謝野晶子と比べちゃ悪いが、所詮その程度だから
足下にも及ばない「フツウ」の駄作しか書けないんだね。
774 :
吾輩は名無しである:01/12/24 05:20
要はありがちだけど身体で人脈切り開いてのしあがった短歌ゴロなんでしょ?
プライベート切り売りのあざとさと安っぽさしか見えてこないよ。
それに釣られる鼻の下のばしたさらに「フツウ」のオジさんたちもいい鴨ってわけだ(w
775 :
吾輩は名無しである:01/12/24 06:18
辰巳の何がウザいって、何かって言うと「私は命を懸けて歌っているし
発言している。その覚悟のない貴方達に私を批判することは出来ない」とか
言っちゃう所だ。
他人に対する中傷発言を非難された時ですらその言い方で逃げる。
何処ぞの掲示板で、批判された途端自分の息子にそこを荒らさせたのを
見た時はこいつは本物のキティだと確信しました。
776 :
吾輩は名無しである:01/12/24 07:48
私怨ウザイ
うわ! 僕のちびっとな質問が恐ろしい結果を・・・
>>763 というワケで、783に書く人は辰巳泰子の歌を書くこと。
779 :
吾輩は名無しである:01/12/24 11:33
>>771 売れない放送作家じゃなかったっけ?
あれ?俺の勘違いかな。
780 :
吾輩は名無しである:01/12/24 11:33
ほんと私怨ウザイ。じゃあおまえはそこまでなんか?
批評家だか歌人だか、あなたのいうゴロってやつかしらんがな?
でもこれだけ話題性があるだけ、フツウとは違うよ。
ワシにとっては岡井センセの死ぬまで女と狂い咲き人生(白秋めざしてる?)と
同じくらい気になるひとなのだ。(死後、暴露本かこうかなっとかさ)
781 :
吾輩は名無しである:01/12/24 11:50
私怨って、いじめ? なんかされたの? 短歌の世界ってどろどろなんだね。
782 :
吾輩は名無しである:01/12/24 11:54
私怨どころか、もう、なんというか・・・
乳ふさをろくでなしにもふふませて桜終はらす雨を見てゐる 辰巳泰子
784 :
短歌門外漢:01/12/24 11:57
>>778におこたえして・・・
Infoseekで健作して出てきたあるページからのコピペです。なんか、
解説もイタイね。。。
「広告に踊るこの頃である」なんて・・・俳句、短歌系のこういうのっ
て臭いの多いよね。センスゼロ。お前らは新聞投稿マニアか!
みなさん一緒にビビビッ!! レッツラゴー!!
陽だまりは血だまり恋を失ふはもう人生の大事にあらず
この歌は本当によくわかる。家庭にたんたんと流れる時間、射し込む午
後の陽はまさに死にかけた恋が流す血だ。その場にいる作者には、
その生々しい風景を気にならないのだ。
いつぺんもことば交はさぬ恋なりき袖なしを着て棒立つてゐた
「ビビビッ」ということばが女性週刊誌の吊り広告に踊るこの頃である。
彼女は、もちろん詩人ではない。詩人が表現すると「ビビビッ」は、
こうなるのだろう。結句が詩的だ。
砥石やら漬物石をおもひをり抱かれてゐるつめたさぬくさ
家庭のシンボルと思われるものたちに囲まれて、毎日顔を合わせる夫に
抱かれる感覚が、「つめたさぬくさ」なのだろう。すばらしい視点、
的確な表現力、喩も個性的だ。
やられた!
786 :
吾輩は名無しである:01/12/24 12:08
いいじゃん、いろんなひとがいてさー。そうじゃないとおもしろくないじゃん。
ジャワ更紗一夏の肩をすべり落ちわが足裏火の踏みごこちする 秋谷まゆみ
「思うに「歌人」には馬鹿が足りない。
頭の悪い人は余ってるみたいだけど」
とある場所よりコピペ。
>787
それにしても、頭悪すぎ、このスレちらと眺めただけでわかる・・・
「門外漢」とやらはとりわけ。
その上、鑑賞力も皆無ときた。目も当てられん(w
789 :
吾輩は名無しである:01/12/24 20:24
人はみな悲しみの器(うつは)。頭(づ)を垂りて心ただよふ夜の電車に 岡野弘彦
>>788 悪かったね〜 でも、「ビビビッ」とかさ、「踊るこの頃である」って
言葉をマジに使ってしまう「鑑賞力」なんて、いらないよ、そんなの。
だいたい「鑑賞力」って、なに? 「人間力」とか、そういうのに
近いの? プッ 小学校の音楽の時間か?
791 :
吾輩は名無しである:01/12/24 21:45
014
ふらんす野武蔵野つは野紫野あしたのゆめのゆふぐれのあめ 紀野恵
792 :
吾輩は名無しである:01/12/24 22:45
呼ぶたびにひろがる雲をおそれゐき人生以前の日の屋根裏に 寺山修司
歌人ってさ、一般論になっちゃうけど、
普通の文章書かせるとすっげえ下手。
その点だけは短歌門外漢に同意する。
794 :
吾輩は名無しである:01/12/25 01:04
>>793 でもさ、それって”本物の歌人”に失礼じゃん(w
問題なのは”フツウのオバサン”のマスターベーションやゴシップが
”本物の歌人”の作品と一緒くたにされてることだ。
それが”現代短歌”の悲劇だな。批評の不在。
第二芸術論てよくしらんが、そういうことなのではないか?
>794
どこに本物の歌人がいるよ?(藁
出してみいや、一人でも。
796 :
吾輩は名無しである:01/12/25 01:23
↑また出た! 無視しようぜ、こいつ。
↑また出た! この妙なのが、元凶。クソれすしか付けられない奴。
795=796=797 ハァ・・・
799 :
吾輩は名無しである:01/12/25 13:15
794はいいこと言った!
>794>>第二芸術論てよくしらんが、そういうことなのではないか?
アフォか、一応読むなりしてから物を言え。
脳みそ詰めなおして出直して来いYO!
801 :
吾輩は名無しである:01/12/25 19:21
>>794 読む必要なし。たかが短歌ごときに費やす時間の無駄。
ここの情報で十分。つか、その認識でほぼ正鵠を射ている。
802 :
吾輩は名無しである:01/12/25 19:23
800は桑原武夫も知らない素人歌人(ゲロプー
803 :
吾輩は名無しである:01/12/25 23:02
山崎方代出てたんでもうひとつ。
一粒の卵のような一日をわがふところに温めている 山崎方代
>>794 「批評の不在」って、短歌の世界ではひどいようだけど
小説とかの世界でもひどくなりつつあるような。
「フツウのオバサン」のマスターベーションみたいな
小説やエッセイも最近多くてうんざりする。
805 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:55
かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳らひにけり 前登志夫
806 :
吾輩は名無しである:01/12/26 01:57
誰がために 濡れて匂うや 洗い髪
807 :
吾輩は名無しである:01/12/26 02:01
↑819じゃん!!
808 :
吾輩は名無しである:01/12/26 02:01
陶工も語らずわれも語らざりろくろに壺はたちあがりゆく 玉井清弘
809 :
吾輩は名無しである:01/12/26 02:06
かの年のアウシュビッツにも春くれば明朗にのぼる雲雀もありけむ 小池光
810 :
吾輩は名無しである:01/12/26 02:10
百行の煽りより、一編の短歌のほうがいかに力があることか!!
批評の「不在」を嘆くのもよいが、作品の「存在」を喜びたい!
なんちゃって・・・
811 :
吾輩は名無しである:01/12/26 06:09
こういう煽りも必要だと思うよ。
だいたいここをどこだと思ってるんだい?
2ちゃんだぞ?
叩きと煽りの活を入れとかないと
馴れ合いしかできねえ自称素人歌人プ!どもは
またぞろ自演による駄作の宣伝と
どうでもいいヨタ話に走るからな(w
812 :
吾輩は名無しである:01/12/26 11:46
>>811 ネット上にはまだ自称素人歌人しかいない。たぶん。
若いので有能な奴に限ってあまりネットやらないし、
ましてや2ちゃんには来ないと思われ(w
哀しみは極まりの果て安息に入ると封筒のなかほの明し 浜田 到
雪合戦 俺はお前を許さない 臭い飯など食いたくないけど
腑素
815 :
吾輩は名無しである:01/12/26 12:17
ゆふまぐれ二階へ上る文色(あいろ)なきところを
若しかして雁(かりがね)わたる 森岡貞香
>>812 結構有名な歌人もサイトを作ってるけどね。奥村晃作とか。
>>815 でも2ちゃんに来る奥村晃作って想像できない・・・。
イヌネコと蔑して言ふがイヌネコは一切無所有の生を完うす 奥村晃作
817 :
吾輩は名無しである:01/12/26 16:54
あはれしづかな東洋の春ガリレオの望遠鏡にはなびらながれ
永井陽子
818 :
吾輩は名無しである:01/12/26 23:11
交叉路にたちまちにして白き雪君との道も別れ行くべし 近藤芳美
819 :
アンデルセン ◆2APbpPjg :01/12/26 23:22
フランスの春の平野を久方の光に濡れて飛んでみたけれ
稲垣足穂の同級生(名前失念)
>812 自慰歌。ひとりよがりの典型>浜田
>815 ノートに書いとけ、人眼にさらすのは恥>森岡
>816 イタ過ぎ、何様のつもりだい煩悩まみれのくせして>奥村
>817 ゆーめい詩のパロディのつもりか、パクリにしか見えんぞ>永井
>818 あま〜〜〜〜い。甘すぎ、大甘、甘ちゃん、眼もあてられん>近藤
>819 ・・・うむ、清新の風。作為なしの勝利、良し!!
822 :
吾輩は名無しである:01/12/27 11:07
ま、何のプロだかわかりゃしないけどね。
823 :
吾輩は名無しである:01/12/27 11:41
それでは若手歌人を
のしかかる腕がつぎつぎ現れて永遠にうま跳びの馬でいる夢 イイダアリコ
>>820に半分マジレス。半分冗談。
>>812 戦後すぐの歌だし、現在から見ると自慰的に見えるのも仕方ないか>浜田
>>815 評価がマンセーか敬遠の両極端になりそうな歌>森岡
>>816 「煩悩まみれの自分と違って」というのが暗黙のうちに
踏まえられていることに気づかない
>>820もイタイが、いい歌では
ないというのには同意>奥村
>>817 約20年前の歌だが、俺現代詩に無知なのでパクリかは保留>永井
>>818 戦前の別れの歌なので、現在読むと大甘で読んでいて照れる
のは仕方ないか>近藤
>>819 作為がなく素直で悪くないが、褒めるほどの歌じゃない>足穂の同級生
>>820の評価は、技巧や作為を嫌う、という点では一貫してはいる。
825 :
吾輩は名無しである:01/12/27 17:31
>>820は実名でなくプロとしか書けない時点でヘタレの8流決定。
卒業記念に合同歌集を自費で出した程度と思われ。
826 :
吾輩は名無しである:01/12/27 18:00
頂をきわめてみればなにほどのこともなかりてばうばうと 風 寒川猫持
827 :
吾輩は名無しである:01/12/27 18:05
ズルズルとバックしているにゃん吉はなぜか金魚がこわいのでした 寒川猫持
828 :
吾輩は名無しである:01/12/27 18:06
単純に猫であること実践しこやつ女の膝を動かぬ 寒川猫持
829 :
吾輩は名無しである:01/12/27 18:08
押し入れの手提げ金庫の番号は別れた妻が知っております 寒川猫持
830 :
吾輩は名無しである:01/12/27 18:14
ヘビ見ると恐れおののく構造に創られしわれなにゆえなのか 奥村晃作
831 :
吾輩は名無しである:01/12/27 18:21
クリムトの金の絵の具のひと刷毛の一睡の夢をわれら生きたり 加藤孝男
832 :
吾輩は名無しである:01/12/27 19:18
ネコ餅・・・・・自作?
833 :
吾輩は名無しである:01/12/27 19:18
加藤モナー、のだらけだ。
そういえばこのスレって、かの吉牛コピペ貼られないね。
835 :
吾輩は名無しである:01/12/27 19:42
>>826-829 正真正銘の自作自演と思われるカキコって
このスレがはじまって以来じゃないだろうか。
836 :
吾輩は名無しである:01/12/27 22:55
ネコ餅、この門外漢をどうして文芸春秋は持ち上げるのか?
もしかして政治家のジュニアとか
どうしてもバックアップしなければいけないウラがあるのかと
疑ってしまう、いつも。駄作を読むたびに。
837 :
吾輩は名無しである:01/12/28 00:35
波がほら邪魔しに来るよと袖引けば朝の渚の君の微笑み
>>836 雑文だけなら結構読めるのにね、ネコ餅。
雑文と同じ感覚で定型を使ってしまうから嫌気がする。
一応は『日月』っていう結社所属で、短歌らしい短歌も
作ってはいるらしい。ただ本として出さないだけで。
>>837 それ、誰の歌? いい悪いじゃなくて純粋に質問として。
839 :
吾輩は名無しである:01/12/28 03:16
820=寒川猫持ってことじゃないのかな?
しかしひどいね。てっきり575板からやってきたのかと思ったよ。
こんなのが活字になって公に流通してるのか?
840 :
吾輩は名無しである:01/12/28 12:38
永井陽子の「あはれしづかな…」有名な歌で僕も大好きだけど
「パクリ」云々の話は聞いたことがない。
それより、こうしたイメージを現代詩のものと狭く考えるのも
どうかと思うけどね。
841 :
吾輩は名無しである:01/12/28 15:51
猫持のは一首独立だと読めたもんじゃない、という
致命的な欠点がある。一冊読むと「クソ本」だが
とりあえず本にはなっている。苦行だったが。
エッセイに歌つき、という形だとまあ読めた。
つーわけで、
>>838に基本的には同意。
ここからは一般論になるけど、このスレへの建設的批判にも煽りにも
共通している事は、口語の歌はおしなべて低い評価だという点。
猫持みたいなのはそりゃ批判されるべきだろうけれど、
それだけはやや気にかかる。
842 :
吾輩は名無しである:01/12/28 19:58
015
ぼくは天使、ぼくが正しい、弦の切れたヴァイオリンより美しく歌 森本平
843 :
吾輩は名無しである:01/12/29 06:52
016
鳩は首から海こぼしつつ歩みゆくみんな忘れてしまう眼をして 東直子
844 :
吾輩は名無しである:01/12/29 06:54
017
巻貝のことりと傾ぐかそけさの春の胎児の身じろぎの音 早川志織
845 :
吾輩は名無しである:01/12/30 01:20
846 :
吾輩は名無しである:01/12/30 04:04
>845
うわー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
>>845 見ちまった。ほとんど精神的ブラクラの領域・・・。
848 :
吾輩は名無しである:01/12/30 15:26
>>845 ・・・・・・・・・・・・・・・・(口から泡を吹きそうです)
849 :
吾輩は名無しである:01/12/30 16:38
松原・・・・・・・・・・
850 :
吾輩は名無しである:01/12/30 19:13
>>845 びっくりしたよ〜。怖かったよ〜。
変なエロサイトかとおもっちゃったよ〜。
851 :
吾輩は名無しである:01/12/30 20:17
「去勢から最も遠い表現者・辰巳泰子」・・・
852 :
”管理”スタッフ:01/12/30 21:10
>>845-851 ひどいやつらだな、とりあえずは面識あるくせに。
アクセスログと書き込み時間照合すれば
ある程度まで特定できるのしらないの?(w
853 :
吾輩は名無しである:01/12/30 21:57
854 :
吾輩は名無しである:01/12/30 22:54
川に逆らひ咲く曼珠沙華赤ければせつに地獄へ行きたし今日も 寺山修司
855 :
吾輩は名無しである:01/12/30 23:58
>852
プ
856 :
吾輩は名無しである:02/01/01 23:28
けれども、と言ひさしてわがいくばくか空間のごときを得たりき
森岡貞香
857 :
吾輩は名無しである:02/01/01 23:57
もし君と結ばれなければ月の出る夜にだけ咲く桔梗になろう
岡しのぶ
858 :
吾輩は名無しである:02/01/01 23:59
アトム・ハート・マザー・・・すごいね、担架の世界も。でも小説の世界では
ほとんど「日本語」が失われているからな、がんばってほしい、皆さんには。
859 :
吾輩は名無しである:02/01/03 21:01
職探すことに疲れてユダヤ人虐殺の映画見て憩いおり
元旦に母が犯されたる証し義姉は十月十日の生まれ 浜田康敬
860 :
吾輩は名無しである:02/01/04 14:20
わたしなど与えつくしてしまえたらどんなに楽か/散りやまぬ桜 林あまり
861 :
吾輩は名無しである:02/01/06 17:00
富小路さん死んじゃった〜(泣)
862 :
吾輩は名無しである:02/01/06 17:17
>>861 あのキャバレー王の? 絵画のコレクターとしても有名だったよね、じつは。
863 :
吾輩は名無しである:02/01/06 19:20
018
猫はわたしを現実にひきもどす
さっきの電話はやはりあったのだ 林あまり
864 :
吾輩は名無しである:02/01/06 19:22
019
思い出の一つのようでそのままにしておく麦わら帽子のへこみ 俵万智
865 :
吾輩は名無しである:02/01/06 22:54
>862
そりゃ富永太郎!861のいってるのは冨小路よし子のことでしょ!
春日井建のおかあさまもなくなっちゃったね!
もう、斎藤史もちかいとおもわれ・・・・。
866 :
吾輩は名無しである:02/01/06 22:59
富永太郎は中也の盟友でしょうが。根本的な勘違いカコワル!
>>856 >>866 すんません、「福富太郎」のつもりだったんですけど(汗・・・
このスレ、文学板の中でも最も真面目は人たちが集まっているようですね。
おじゃましました。
868 :
吾輩は名無しである:02/01/07 22:20
処女(をとめ)にて身に深く持つ浄き卵(らん)秋の日吾の心熱くす 富小路禎子
869 :
吾輩は名無しである:02/01/08 12:31
富小路と富永太郎。。。。
それもまた、みょうちきりんな洒落。。。。
870 :
吾輩は名無しである:02/01/11 22:42
020
桃よりも梨の歯ざはり愛するを時代は桃にちかき歯ざはり 荻原裕幸
871 :
吾輩は名無しである:02/01/11 22:43
021
閃光ののち、しましまの、うずまきの、どうぶつだけが生まれる世界 穂村弘
872 :
吾輩は名無しである:02/01/12 07:57
022
都ホテルに身は入りつつそのかみや乱ありき変ありきこのしじま 林和清
873 :
吾輩は名無しである:02/01/12 10:25
またひとり顔なき男あらはれて暗き踊りの輪をひろげゆく 岡野弘彦
874 :
吾輩は名無しである:02/01/12 22:05
北溟社の出版物ってどうよ?
875 :
吾輩は名無しである:02/01/14 07:17
023
ひっそりとシューマイを食う男らを乗せて湘南電車は走る 吉野裕之
876 :
吾輩は名無しである:02/01/14 17:47
024
倒されて運ばるるとき天心をはじめて見たるレーニンの像 大塚寅彦
877 :
吾輩は名無しである:02/01/14 20:34
はるかなる新緑の中に妄想の鬼一匹を見失ひたり 島田修二
878 :
吾輩は名無しである:02/01/14 22:34
悲しみは一つの果実てのひらの上に熟れつつ手渡しもせず 寺山修司
879 :
吾輩は名無しである:02/01/15 20:07
「青卵」発売記念
ときにあなた、砂とは美しいものね さくりさくりと沈んでゆきぬ 東直子
880 :
吾輩は名無しである:02/01/23 21:05
025
指をもてマフィンを割ればこぼれたる二十世紀の殺戮の量 加藤孝男
お掃除します。
しかも連続です。
このまま1000まで続けます。
4回連続は流石にチェックが入るので無駄でした。
俺はなにやってるんだ。
怪物遊び。
電脳クラミジア入門。
後悔タイムマシン。
すっとぼけラーメンマンに札束を。
やめた。
891
892 :
吾輩は名無しである:02/01/24 19:28
893 :
吾輩は名無しである:02/01/27 11:25
懐かしいね・・・。
10年前くらに実際に結社に入って歌作っていた者だけど、
あの頃以来人が変わっただけで全然進歩とか無いんだもの。
いい加減に飽きて辞めちゃったけどさ、
もし残っていたらここに書かれるような人になってたのだろうか(まさかね)?
もしかしたら僕に実際に会った事のある人もいるのかも知れないね。
作る側も鑑賞する側も。
ちなみに。田中章義は今どうしているの。
「青春歌人」も30代にもなればただの「アホ」か?
>893
20代からただのアホやったやん。
ちなみに、公私ともお世話になった人の初期作品。
自慰歌だけど、こんな可愛い部分もある、ってことで。
いちごジャム煮詰めていけば疼くほどいちご畑に行きたい真昼 山西雅子
>>895 目も当てられない駄作だな。
それに誰そいつ?近所のおばさんか?
こんなの記憶しているあんたもそざかし
5流以下の素人以下なんだろうな
897 :
吾輩は名無しである:02/01/27 16:05
898 :
吾輩は名無しである:02/01/27 17:41
田中章義、いまはユニセフの国連大使?とか
なんかそんなことやって、世界中飛びまわってるんじゃなかったけ。
>>895 ま、そういうことですわ。
既に「こういう世界」では氏んでる者なんで。
何言われても仕方のないことです(苦笑)
>>898 この不景気の時代にいっちゃん最初に野垂れ死にしそうなヤツが
そんなことやってんだ・・・。
ユニセフも墜ちたもんだね。
>>896 禿胴衣。ようもようも「お世話になった人」の恥をさらすようなこと
するよなあー、マジで信じられん。どういうつもりや。
ほんっとに、どこのオバンや、アンタ。マジで驚いた。
結論。歌人も歌人もどきも全員ロクなやつはいない。
きもい陰口とゴシップばかり。
Part2なんて絶対作るなよ?
板の総力を挙げて叩き潰すぞ?
>>901 正確に言えば「きもい陰口をたたく歌人もどきしか
このスレにカキコしないだけ」というのが本当のところ。
文学板の他のスレも質が低下しつつあるので、残念なんだが。
・・・それにしても、なぜクエスチョンマーク?
無意味に埋めて終了させます。
geyurokmvhidf
このスレは文学板の汚点です
2
907
歌人もどきなんてぶっ殺してえ。
数字振って短歌引用してる奴と、
たまに迷いこむ奴と、2パターンの煽りと、
正味3〜4人で回してるスレ(w
自k
文学板のみんな、このスレを奈落へ!
五七五板へカエレ!
このスレ楽しいなあ。過疎中の過疎だし。
さあさあさあ
893って望月とかいう人?
糞レスをひたすら付ける無意味かな午前五時二十九分の馬鹿
koi76
次からは、ちくり裏事情板に立てるように。
つーか短歌やってる奴全員氏ね。
漏れは工房のヒキヲタ
44444444444444444444444
huhuhuhuhuhuhuhuhu
不毛につき終了。
925 :
吾輩は名無しである:02/01/28 21:08
適当埋めて終わらせる。
ミスチルほどの短歌はありや。
あーさげさげ
重い。
931 :
1月28日アサヒ歌壇 :02/01/30 01:32
<近藤芳美選>
・飾られて空母は母港に凱旋す誰を殺せしや「母」が疼きぬ
(横須賀市 梅田悦子)
・大男が軍靴で踏み込む教室に児らと怯えし敗戦なりき
(浜北市 太田忠夫)
いやあ、早速出ましたサヨク用語「母」「軍靴」(苦笑)。2chの餌食になるのが目に見えてます(藁)。
<馬場あき子選>
・革命の起ることなき我が国に痛みに耐えず自死する人ら
(北海道 成田強)
不況への憤りということなのでしょうが、カルト教徒の悲しい性か、骨の髄まで染み込んでしまった革命願望が如実に現れております(失笑)。
<島田修二選>
・機窓(まど)に浮かぶ富士なり我の生まれし島いつよりか「国」とは言わずになりぬ
(オランダ モーレンカンプふゆこ)
謎のオランダ在住カルト教徒ですが、推測するに巨泉と同類の輩とみました(苦笑)。
しかし選者(=島田修二)の評がまたキています。
「自身の生まれた島で「国」の認識がなくなっている。健康な国際人というべきか」
いやあ、築地(=朝日新聞)の真の目的を見事に露呈させております(失笑)。
国とか祖国とかいう枠組みを無くし
「地球人」「国際人」と名乗りたがるのは典型的なサヨク思想。
卑しくも宮中歌会始選者である島田修二はそういう事情を知らんのか?
>>931 オタクで包茎でヒッキーで
チンカスの腐臭漂うウヨは
とっとと死ねばぁ? あはは。
>>931 2001年9月11日から11月末までの朝日歌壇で、
テロについて詠んだものは130首あまり採られている。
ちなみに毎日新聞の毎日歌壇では30首ほど。
選者がどうこうというより、投稿がそんなのばかり
なんだろうね。コメントもバイアスかけられるだろうし。
『歌壇』という短歌雑誌で島田幸典という書き手が
その辺について斬りまくっております(w
934 :
吾輩は名無しである:02/01/31 01:03
026
疾風にみどりみだるれ若き日はやすらかに過ぐ思ひゐしより 大辻隆弘
935 :
吾輩は名無しである:02/01/31 02:09
027
毒入りのコーラを都市の夜に置きしそのしなやかな指を思えり 谷岡亜紀
>933
読んだー。
島田幸典ってどういう人なの?
>>937 933じゃないけど、代理で返答します。
島田幸典っていうのは、角川短歌賞の候補にも
2度なっている若手歌人(昭和47年生まれだが、
短歌界では若手だろう)で、京大にいた時に短歌をはじめ、
現在は『牙』という結社(ここは岡井隆や近藤芳美の
『未来』から分かれた所)に所属。一般的に『未来』系統の
人間は、どんな偉い歌人でも批判すべき時は批判するので、
ある種信用できるかなあと思う。でも、こういう人に限って
ネットを短歌に利用してないんだよなあ・・・。無念。
>938
せんきゅー。「牙」の人なんだ。
京大で短歌始めて石田比呂志の弟子、って、かなりのへそまがりじゃない?
940 :
吾輩は名無しである:02/01/31 23:03
>>933 『歌壇』という短歌雑誌、読んでみたいと思ったのですが、
今日新宿で紀伊国屋・三省堂・丸善と3軒も回ったのに
どこにも置いてませんでした。かなりのマイナー雑誌みたいですね。
まずは中身を確かめてから買いたいから、取り寄せは嫌だな。
今度の土日に、渋谷ででも探してみます。
>>940 短歌の雑誌の中でも、『歌壇』は本屋の店頭で
1、2を争う手の入れにくさ。
渋谷、新宿だと難しいかも。
かの池袋の「ぽえむ・ぱろうる」なら置いてあると思う。
942 :
吾輩は名無しである:02/02/01 05:28
023
押収のドラム缶にはあるらーん至福の砂糖こそあるらーめ 加藤治郎
943 :
吾輩は名無しである:02/02/01 07:19
>>939 ちがうの。
石田比呂志の弟子が京大に入ったの。
動きが止まっているな。
スレとしての寿命を考える。
埋めてみよう。
それそれ
歌人の皆様ごめんなさい。
950!
951
いyyyp
なぜあがってるんだこのスレ?
954 :
吾輩は名無しである:02/02/10 09:57
029
みどり子の甘き肉借りて笑む者は夜の淵にわれの来歴を問ふ 米川千嘉子
955 :
吾輩は名無しである:02/02/11 09:18
030
ものおもふひとひらの湖をたたへたる蔵王は千年なにもせぬなり 川野里子
短歌は少ししか知らなかったけど楽しめた。
ぐちぐち煩いかきこみまでは。
短歌はうつくしいのに・・・それについてあれこれ書くのは醜いね。
>>956 どんな世界でも、裏側は醜いもの。
「文壇」とか「歌壇」とか、「壇」の世界は
残らずそうだと思う。短歌の世界も裏側もよく知らないけど。
958 :
吾輩は名無しである:02/02/14 00:32
031
白鳥はおのれが白き墓ならむ空ゆく群れに生者死者あり 水原紫苑
短歌がブンガクかっつうと、はみ出る部分もあるんだけど、
ここにいるのがおかしいっていうのもどうかな、と。
で、塚本を、いっそ『水葬物語』から。・・著名過ぎか。
(漢字はごめん、元とはちゃいま)
革命歌作詞家に凭りかかられてすこしづつ液化してゆくピアノ
聖母像ばかりならべてある美術館の出口につづく火薬庫
楽人を逐つた市長がつぎの夏、蛇つれてかへるー市民のために
母よりもこひびとよりも簡明で廉くつくダイジェストを愛す
黴雨空がずりおちてくる マリアらの真紅にひらく十指の上に
959の続き。
・・・著作権?
うーん。塚本に、百合の花束かなんか贈ってごまかすってえ
のはどうだろう。(ひきつづき漢字はご容赦)
貴族らは夕日を 火夫はひるがほを 少女はひとで恋へり。海にて
薔薇つむ手、銃ささへる手、抱擁く手・手・・・の時計がさす二十五時
銃身のやうな女に夜の明けるまで液状の火薬填めゐき
乾葡萄のむせるにほひにいらいらと少年は背より抱きしめられぬ
ゆりかごでおぼえし母国語の母音五つも柩ふかく納めぬ
961 :
吾輩は名無しである:02/02/14 23:27
032
塵ほどのダイヤのひかり曳きながら傷ふかめゆく朝のレコード 上村典子
ら。塚本を、なんちゃって、著者名抜けているじゃないか。
著作権よりか、漢字のごまかしと、それよりなにより横書きに
しちゃったってえことがばれると・・・ま、いっか。
960に引き続き『水葬物語』から。
ものがたり 塚本 邦雄
エスキヤルゴオ ・ かたつむり
エコルス ・ 樹 の 皮
エコオ ・ う は さ
エスキヤルパン ・ 舞 踊 靴
エリス ・ ら せ ん
エリプス ・ だ ゑ ん
エスキナンシイ ・ に扁桃腺炎
創生記
ナルヴアル・ニエル・ヌウヴエル
ネクタアル・ノエル・マル・ミル
ムウル・メエル・・・・・モオル
一角魚・黒穂・風聞・神の酒・ク
リスマス・悪・千・貝・海・・死
うーん?なんだか塚本スレ?・・って、おのれの仕業だった。
さて。
もう一回だけ『水葬物語』から。
昭和二十六年八月七日刊・・・って、50年ほど前か。
少年の恋、かさねあふてのひらに光る忘れな草の種子など
遠方にあふれゐる湖、むづかゆくひろがりてゆく背の薔薇疹
聖母像の乳房狙へる銃孔の中の螺旋に眼をまきこまれ
ここを過ぎれば人間の街、野あざみのうるはしき棘ひとみにしるす
では、お詫びかたがた(なんのって?塚本で埋めちゃったことの、だよ)
前川佐美雄の弟子つながりで、山中智恵子を。
・・やっぱ、『みずかありなむ』がいいかな。
とりかみ
行きて負ふかなしみぞここ鳥髪に雪降るさらば明日も降りなむ 山中 智恵子
ぬか
この額ややすらはぬ額 いとしみのことばはありし髪くらかりき
まも
さくらばな陽に泡立つを目守りゐるこの冥き遊星に人と生れて
くだ
その問ひを負へよ夕日は降ちゆき幻日のごと青旗なびく
るゐがん
合歓の花こずゑにさそふ涙眼にまひるはふかくすべりゆくかな
ほたる火とみゆるまで星の揺るるまで明暗の硝子立ちぬれてあれ
短歌や俳句においては、選ぶ、という作業は、創作の一種である。
なんていう考え方があるけれども、実際、一度に何百もの短歌を
読むという作業を繰り返していると、あれ?という一瞬がくるよね。
ふいに、その良し悪しが瞭然とする、みたいな。
そういうときには、どうしても、短歌とブンガクとの裂け目を意識
してしまうなあ。
・・・もしか、荒らしてる?(汗
ま、歌数の指定はないようだし、いいか。
ということで、『みずかありなむ』から、もう少し。
水の手をさかのぼる千々に昏き枝、さはれ無名鬼とよびて年は経つ 山中 智恵子
かきくらしまなこほろぶる渚にて目一つの神もかく雪にあふ
三輪山の背後より不可思議の月立てりはじめに月と呼びしひとはや
つばいち やそ あめ みすまる
海石榴市の八十のちまたにゆきあふと天の昴星つゆふくむかな
さくらばな隔たるかたぞゆるがるれながかりし日の水昏れのこす
前川佐美雄の弟子つながりで、さらに、前登志夫。
『子午線の繭』から。(既出あり。悪いね)
かなしみは明るさゆゑにきたりけり一本の樹の翳らひにけり 前 登志夫
夕闇にまぎれて村に近づけば盗賊のごとくわれは華やぐ
艶めきて冬の筏は流れゆく望郷の歌ふたたびあるな
すでに朱の朝の戸口を塞ぎをる誰がししむらぞ青葉翳りて
鯉幟はためく村よ死なしめてかごめかごめをするにあらずや
こうして、様様な作品を書いていくことが、どうしておもしろいのか?
という問いって、きっと、あるよね。
これってねえ、紹介でも無し、まして、啓蒙なんてものじゃあなくて。
なんだろう。・・短歌や俳句が「座の文学」であるっていう言い方をす
るけれど、かつて「唱和」され「口唱(でねえ。ま、いいか)てきた名残
とでもいうのだろうか、単純に作品を共有する楽しみ、のみで、書いてし
まうね。
・・この辺も、裂け目のひとつかな。
ら。
「口唱」されてきた、だね。御免。
>968 ほんと言い訳じみてるなあ。われながら。
じゃあ、岡井を、まずは『斉唱』から。(これも既出ご容赦)
昭和31年10月刊。
かいこう
灰黄の枝をひろぐる林見ゆ亡びんとする愛恋ひとつ 岡井 隆
抱くとき髪に湿りののこりいて美しかりし野の雨を言う
宵闇にまぎれんとする一本が限りなき枝を編みてしずまる
父よ その胸廓ふかき処にて梁からみ合うくらき家見ゆ
野葡萄を搬ぶ異装の一隊にまぎれて天に向いしとのみ
眠られぬ母のためわが誦む童話母の寝入りし後王子死す
病む心はついに判らぬものだからただ置きて去る冬の花束
で、『土地よ、痛みを負え』から。(漢字が・・・まあいいや)
渤海のかなた瀕死の白鳥を呼び出しており電話口まで 岡井 隆
鳴きそろう喬き熊蝉 彼らさえ戦後をともにせしものの裔
text の読み浅かりし口惜しさの蝶逐いつめており水際まで
あけ
雨脚のしろき炎に包まれて暁のバス発てり 勝ちて還れ
のち も
キシヲタオ……しその後に来んもの思えば夏曙の erectio Penis
>>966 sageて書くかぎりは、全然荒らしてないよ。
どんどん書いて、ってもうすぐこのスレ終わるけど。
973 :
吾輩は名無しである:02/02/23 00:13
033
トイレットの鍵こわれたる一日を母、父、姉とともに過ごせり 大滝和子
974 :
吾輩は名無しである:02/02/23 05:54
1から読んでいって途中藤原氏のところに飛んでかなりげんなりして
こちらに戻ってもかなりげんなりして、やっとおわり。
いいすれだとおもうよ。
それがどんな黒い革でも琥珀でも職業欄にはキュートな文字を 荻原
975 :
吾輩は名無しである:02/02/23 06:43
塚本邦雄の「水葬物語」、親父が大切に持っていた極美本が今でも我が家にあるん
だけど、これって今古書店でどのくらい値段つくのかな? 俺はあまり歌に興味な
いから、他の歌集やら色紙やらといっしょに、そろそろ売ってしまおうかなと思っ
てるんだけど。誰か情報下さい。
なんか現代短歌って、理屈とテクニックばかりで「地に足を喰らいつけて詠む歌」が無いように思えて、
読む気もしないのは俺だけ?高尚を気取って非日常を美化したようなうっ曲した言葉の羅列が耳障りなのが
多いようにも思う。詩人がって詩人がる。古くても「東海の小島の磯の・・・」より認知された歌ってあるの?
↑詩人ぶってのまちがい・・・・^^;
978 :
吾輩は名無しである:02/02/23 09:04
認知されようがされまいが、どんどん作ってください。
でもってパート2もよろしく。普段、現代短歌を読む機会の少ないもの
にとっては貴重なスレです。
>>975 詩歌に強い古書店に持っていくと、とんでもない
値段がつきます。本当にとんでもない値段。
>>976-977 戦後からずっと、短歌をいかに文学にするかという方向で
(最近違うけれど)短歌は進んできたので、
(最近でも『現代詩としての短歌』という本さえある!)
愛唱性っていうのは乏しいきらいはありますね。
現在は、戦後の歌人が理屈やテクニックを突き詰めて
くれたおかげで、短歌で表現できることが
圧倒的に拡がった段階。
これからどんどんこなれてくると思いますね。
穂村弘や枡野浩一は読みやすいと思うので、
まずはそのあたりから。
でも枡野の本で一番面白いのが石川啄木について書いた
『石川くん』だというのは・・・やはり十年後位に出る
歌人になるのかなあ。本当に人口に膾炙できる短歌が詠める
歌人って。俵万智は売れてはいるけどなんかピンとこない。
980 :
吾輩は名無しである:02/02/23 15:56
俵万智っていまいち…
とはおもうけど、次の二つは結構きた。
香水の瓶落ちぬとき黄金の獣のように液揺らめきぬ
ざらにいる写真家によって写された風景が僕を拒み返した
手元に本がないので表記はあれだけど。
981 :
吾輩は名無しである:02/02/24 01:09
ところで、山川京子って歌人はどうなの? 「桃」って結社の代表で、この「桃」の
編集長は昔たしか旺文社にいた人だと思ったけど。マジレスキボンヌ!!
982 :
吾輩は名無しである:02/02/24 03:58
>>981 おまいが一番くわしいんじゃないのか?(藁
>982
禿胴衣。(w
このスレ、ほとんど自己宣で大藁、ネ。
>>982、983
いやいや、書き込んだことしか手持ちの材料なくて、マジレス希望しただけ。この
前、産経新聞の「産経抄」が「桃」の歌集を取り上げていたから、それで山川と編
集長のこと書き込んだまでのこと。再び、知ってる人いたら教えて!!
>>982-984 歌人はネット関係弱い人多いから、自己宣伝は
少ないかなと。自分の師匠や師匠の系列の短歌
カキコする奴は多いと思うけど(これも広く言えば
自己宣伝に入るのかなあ、ここの基準では)。
>>985 ごめん。「桃」という結社のこと、ここで見るまで
知らなかった。『短歌年鑑』で調べてみると、
昭和29年創刊、「をだまき」系、浪漫的歌風、と
書いてある。ちなみに「をだまき」は北原白秋の系統の結社。
山川京子の短歌は、またこれも『短歌年鑑』から引用するけど、
幾年を経りても親し相見れば昨日の今日のごとくも友は
知らぬ地のつひの棲家に夫喪ひけなげにひとりの友の朝夕
ちゃんとはしているけど平凡、凡庸な歌、という感がする。
「桃」所属で有名な歌人っていうのも聞いたことがないし、
まあ平凡なお師匠さん、という感じの人だと思うよ。
ましてやそこの編集長のことまでは、985さん以上の知識は
俺も持ってない。「産経抄」が取り上げたのは、堅実に
生活や自然を詠む、という姿勢が産経的に望ましかったんだろう。
981=985さん本当にスマソ。
埋める。
www
posu
人間辛抱だ。
deodeo
わかんないや。
七月の朝。
ふぇんりるるりるるりるるらるらるるら
995 :
吾輩は名無しである:02/02/24 13:09
1000とるぞ!!!
>986
マジレスに感謝申し上げます!!
ムックワッショイ!!
ガチャピンワッショイ!! \\ ムックワッショイ!! //
\\ ガチャピンワッショイ!! // + +\\ ムックワッショイ!!/+
+ + \\ ガチャピンワッショイ!!/+ +
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おにぎりワッショイ!!
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