539 :
吾輩は名無しである:02/04/29 23:48
540 :
吾輩は名無しである:02/04/29 23:50
「新平君の子牛が売られてしまいます」とかいうの。
小学校2年の教科書にあった。
541 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:20
小学校1年の教科書に「三匹の子がに」という話があったような…。
内容はあまり覚えていないが。
542 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:31
>>538 主人公は、少女を戦闘機の機銃掃射に晒してしまい、
その後少女がどうなったか知らないままそのまちを離れた。
長い年月を経て、大人となった主人公が偶然その町に立ち寄ると、
葬儀の列に出くわした。
列の先頭を行く遺影は、紛れもなくあの少女のものだった。
「あの少女は、あの後けがも癒えて、つい昨日まで生きていたのだ」と、
主人公は大きな安堵に包まれるが……。
こんな話?
「差別的な表現」については、注釈をつけたのではないか。
543 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:34
「チロヌップのきつね」という話もあったような…。
544 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:09
戦争ものは教科書からはずせないんですかね。
1学年に1作品は必ず入っていたような。
545 :
吾輩は名無しである:02/05/01 23:29
教科書に手塚治虫のエッセイが載ってた。
そこで彼の実験アニメ「街角のメルヘン」の粗筋が語られてて、反戦と平和
を訴えた物語に感動したんだけど、後年、実際に見たらかなり冗漫だった。
…ちょっと幻滅した。
546 :
吾輩は名無しである:02/05/02 00:22
「夏の葬列」で、主人公は最後どうなってしまうのでしょう?
自殺?
「紅梅月毛」
長いけどラストよかった
「これはあの紅梅月毛なんだ・・・」
548 :
吾輩は名無しである:02/05/02 17:41
太郎こおろぎ
「夏の葬列」すごいなあ。
小学生に読ませるには衝撃が大きすぎ。
あ、あれはね。俺は文庫で読んだけど。
今ちょっと作者名ど忘れして思い出せないけど、あの人の作品世界すきだわ。
551 :
吾輩は名無しである:02/05/02 21:13
552 :
吾輩は名無しである:02/05/03 01:29
戦争もので「西瓜の種」という話があったな。
553 :
吾輩は名無しである:02/05/03 01:56
魯迅(?)の「故郷」は、やや重い話だった。
少年時代、主人公「私」は、年長のルントウを兄と慕っていた。
しかし、大人になって再び会ったとき、彼は困窮の小作人であった。
「私」に恭しく敬語を使う彼に、私は言い知れぬ寂しさを感じた。
それから教科書以外では「凧」という話もあった。正直、これは重すぎた。
554 :
吾輩は名無しである:02/05/03 02:23
椋鳩十の「月の輪熊」が、まだ出ていないような…。
555 :
吾輩は名無しである:02/05/05 21:31
なくなくくびをぞかいてんげる
556 :
吾輩は名無しである:02/05/05 21:34
>>553 それって野坂昭如「戦争童話集」の一篇「凧になったお母さん」?
557 :
吾輩は名無しである:02/05/06 12:12
「夏の葬列」について。
気違い→気が違っていた
びっこ→足が悪い
と書き換えられてました。
先日教師用指導書を目にする機会があって、こういう書き換えが
なされている旨が書かれていました。
めっちゃ遅レスだけど、>380その詩は中野重治の詩だよ。
プロレタリア文学者……としては異色の「真の詩人」だった人だ。
559 :
zawa ◆/dFp.sTw :02/05/10 17:24
557さん、嘆かわしいですね。
『怒り地蔵』も。重いね。前に出てたらスマソ。
「教科書思い出」ってなんだよ
561 :
吾輩は名無しである:02/05/18 16:34
562 :
吾輩は名無しである:02/05/21 20:05
「ちびくろサンボ」です。
いつの間にか発禁になったみたい。
小学校のときは紙芝居も作った。
最後は何匹かのトラがぐるぐる(やしの木の周りだったっけ)回ってバターになってしまって、ホットケーキかなんかに塗って食べちゃった、というすごいオチ。
563 :
吾輩は名無しである:02/05/21 20:07
564 :
吾輩は名無しである:02/05/21 20:12
565 :
吾輩は名無しである:02/05/21 21:40
>>563 載ってました。
なんか、「黒人差別の・・・・」みたいなスレにいったら、話題になってるね。
566 :
吾輩は名無しである:02/05/21 21:57
題名は忘れたけどヘルマン・ヘッセの短編が教科書に載っていた。
蝶の標本が好きな少年がいて、金持ちの友達(スネオみたいな奴)
が珍しい標本を持っていたものだから見せてもらうが、それをうっかり
壊してしまう。するとその「スネオ」が『つまり君はそういう奴なんだな』
と言う(w
567 :
吾輩は名無しである:02/05/21 21:58
一塁手の生還
568 :
吾輩は名無しである:02/05/21 23:23
『樽の中の手紙』・『野火』
ドナルド・キーンの随筆(タイトル忘れた。「国際人とは何か」みたいな内容だった)
教科書じゃないけど、問題集の中に出てた『夜鷹の星』
『サアカスの馬』が読みたくなって安岡章太郎全集買った。
569 :
吾輩は名無しである :02/05/21 23:26
唯一「陰影礼賛」だけ、書店に一直線でした。
基本的に斜に構えた、夜の校舎窓ガラス壊して回った学生でしたが、
回りすぎて360度だったのでしょう。
570 :
吾輩は名無しである:02/05/21 23:26
571 :
吾輩は名無しである:02/05/21 23:45
572 :
吾輩は名無しである:02/05/22 00:01
574 :
L ◆5fZDBYnU :02/05/25 23:37
こんなスレがって嬉しいなー。
既出ならすんません。おれが好きなんは・・。
「一つの花」
「スーホの白い馬」
以上、小学校
「扇の的」
「あの坂を登れば」
「盆土産」
以上、中学
「葉桜と魔笛」
「こころ」
以上、高校
他にもいっぱいあるけど思い出せない・・。
小学校教科書で、おばあさんが女の子に話し掛けてる作品で、
ある女の人と男の人の恋愛話を女の子が聞いてるんです。
で、その子のお母さんが後から言うには実はその話はおばあさん
とおじいちゃんのなれ初めだったという話。おみつさんやったかな?おばあちゃんは。
題名わかるかたいます?
あと、こういう教科書を買えるサイトってありますか?
575 :
吾輩は名無しである:02/05/25 23:44
盆土産って、海老フライ食う話か?
576 :
吾輩は名無しである:02/05/25 23:47
577 :
L ◆5fZDBYnU :02/05/26 01:03
>>575 そうです。子供たちは「えんびふらい」といってましたが(W
>>576 それです!思い出した!わらぐつ売りのおみつさんでしたね。
ありがとうございました
578 :
吾輩は名無しである:02/06/08 15:21
エビフライ、「しゃおっ」だっけ?「しゅわっ」だっけ?
579 :
吾輩は名無しである:02/06/08 16:28
教科書じゃないけど、国語のテストで福永武彦の「草の花」の抜粋が出たことがあった。
なんかエロチックな文章だなあと思ってテスト終わってすぐに図書館に借りに行ったことがありましたん
580 :
吾輩は名無しである:02/06/08 17:59
一回出て来てるけど吉本ばななの「TUGUMI」
今小説買って来て読んでる所。結構面白い。
それと今書くと叩かれそうだけど高三の頃に教科書の他に問題集みたいのをやっていて
そこに辻仁成の「Xへの手紙」が載ってた。
なんだか気になって本を買ってしまった。
この作品はイイ!
581 :
吾輩は名無しである:02/06/08 18:00
センター試験でエイミの僕勉がでたのにはまいったね
読みふけったよ
582 :
吾輩は名無しである:02/06/08 22:20
浜辺のイスって作者どなたですか?
583 :
あんぐらー:02/06/08 22:38
既出だけど
「夏の葬列」の作者は山川方夫です。私、とても好きです。
ショートショートを結構書いていて、「お守り」という名作
があります。
ちなみに、「夏の葬列」で別に主人公は自殺はしません。
講談社文庫の「親しい友人たち」(絶版)、誰かもってませんか?
3千円だします。
584 :
吾輩は名無しである:02/06/08 22:42
>>583 スーパー源氏で検索したら千円以内であったよ。
585 :
L ◆5fZDBYnU :02/06/09 07:51
>>578 「しゃおっ」だったとおもいますよ。確か翌日も口の中に味が残ってたんですよね。
586 :
あんぐらー:02/06/09 08:23
>>584 ありがとう。確かにありました。即、注文。
いやー、やっと手に入った。ものすごくうれしい。
584の人、本当にどうもありがとう。なんていい人なんだ。
あなたに神の祝福があらんことを!
587 :
福音館のまわしものにあらず:02/06/11 00:21
思い出じゃないけど、福音館から出ている「にほんご」という本はすごいです。
今日、ぶらっと入った小さな本屋で見つけました。
「文部省学習指導要領にとらわれない、小学校一年生のための国語教科書を想定」
して作られた本ですby 安野光雅 大岡信 谷川俊太郎 松井直
ページをめくっていると、なんか、泣けます。生きててよかった。
588 :
吾輩は名無しである:
中学のときの教師がロマン・ロランのジャン・クリストフを中学時代に読めと強く推奨。
で、読んだんだけど、いやー感動したね。
ベートーベンのCDも買っちゃったよ。
もう一度読み返すことがあるかどうか分からないけど、
あの世界観を変えるような読書は二度とできないと思う。