1 :
野菜生活:
思い出に残ってる代表的なお話について語りましょう。
2 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 02:57
きかんしゃやえもん
3 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 03:13
おじさんのかさ、おじいさんとかぶ、春暁
4 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 03:17
あんず林のどろぼう
5 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 11:24
かさがぬれるからです
6 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 12:14
田中正造
死んだ時、肌身離さず持っていたズタ袋には聖書とチリ紙だけが
入っていた…というところが妙に印象的。
…つ〜か、覚えているの列挙したらかなりの数になる。何しろ
18年分もあるんだからね〜っ。
7 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 14:34
四月になって国語の教科書を貰うと、その日の内に全頁通読するのが楽しみだった。
8 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 15:26
>>7 楽しみだよね!!
5月ごろには飽きがくるんだよなあ・・・
9 :
吾輩は名無しである :2001/04/14(土) 15:51
みんなエライなぁ。俺なんか教科書貰ってまずやることと言った
ら、作者の写真にヒゲとかを描くことくらいだったよ…。
とりあえず今の教科書からは外された「大きなカブ」「傘地蔵」
「泥んこ祭り」「最後の授業」あたりを挙げておくぞ!
10 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 15:56
ちいちゃんのかげおくり
11 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 16:34
「ごんぎつね」
忘れられませんて。
12 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 16:42
くらむぼんはかぷかぷわらったよ
>7、8
やるやる。
13 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 17:49
「ロシアパン」
オイシイ、オイシイ、ロシアパン
イリマセンカ〜?
知ってる人いる?
14 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 18:00
「もうゆるいて・・・」に萌えた私は32歳です。
15 :
吾輩は名無しである:2001/04/14(土) 22:29
赤い実はじけた。
小学生の頃は禁断の領域に踏み込んだなーと思った。
16 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/15(日) 06:43
『一切れのパン』
戦場に行く「私」に友人が持たせてくれた一切れのパン。
それをお守りのように心のたよりにして、握りしめていた「私」。
故郷に帰ってきて、そのパンの包みをあけたら、入っていたのは木片だった。
これ、誰の作品ですか?
17 :
吾輩は名無しである :2001/04/15(日) 09:11
>>16 誰の作品だったかは忘れたけど、教科書以外で読んだ記憶があるよ。
ただタイトルは「ラビの贈り物」とかそんなで、パンをくれたのは
年とったラビ(=ユダヤ教のお坊さん)だった…と思う。
18 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/15(日) 09:28
19 :
影千代:2001/04/15(日) 10:22
大造じいさんと雁
20 :
吾輩は名無しである :2001/04/15(日) 11:10
「スイミー」って知ってる?小さい魚が集まって大きい魚に
化けるお話なんだけど。小学校低学年で習ったと思う。
21 :
吾輩は名無しである:2001/04/16(月) 16:25
くじら雲。小1でやった。
クマの子ウーフ。これも小1かな?
吊り橋わたれ。小2かな?
狸の糸車。これも小2かな?
使ってた教科書は、確か光文社。今日はこのへんで…。
22 :
吾輩は名無しである:2001/04/16(月) 19:54
あの坂を登れば。
23 :
吾輩は名無しである:2001/04/16(月) 21:34
最近なんとなく「てぶくろをかいに」のことを思い出したんですが
どうしてもオチが思い出せずにすっきりしない気分です。
キツネものすきでした。「ごんぎつね」とか「はないっぱいになあれ」とか。
24 :
吾輩は名無しである:2001/04/16(月) 22:01
>>23 「てぶくろをかいに」のオチ。母狐に子狐の右手だけを人間の手
に変え、この手で帽子屋にお金を渡すように言うけど、子狐は間
違って逆の(狐のままの)手を出してしまう。が、帽子屋は手袋
を子狐に渡す。帰って来た子狐から報告を受けた母狐は、狐の敵
である筈の人間の優しさに驚き「人間はいいものなのかしらねぇ
…」と何度も呟く…。みたいな感じ。カブってたらごめん。
25 :
23:2001/04/16(月) 22:07
24氏早速ありがとうございます。
おかげですっきりしました。
26 :
>12:2001/04/17(火) 00:01
タイトル忘れましたけど、宮沢賢治ですよね。
小学校のときの一番印象深い作品です。
硬質で磨かれた言葉で描かれる透きとおった川底の情景。
たしか、雲母やら梨も出てきましたね。
教科書中のきり絵も良かった。
高校のときのですが、「あめゆきとてきてけんじゃ」?
ってフレーズが出てくる詩も強烈でした。
27 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 00:07
>>20 スイミーの翻訳は、谷川俊太郎だったと思うよ。
28 :
ボンレス:2001/04/17(火) 00:10
「春の修羅」ですね。
私は、なんだかこれには
村上もとかの「六三四の剣」の印象が・・・
29 :
ボンレス:2001/04/17(火) 00:11
あり、
「春と修羅」か?
失礼
30 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 00:13
ううん、「やまなし」。
ほら、秋になるとカニのところへ山梨の実が落ちてきてお酒になるのよ。
31 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 00:42
うはー。なつかし。
なんだか今でも時々「くらむぼんは笑ったよ。くらむぼんはかぷかぷわらったよ」
と無意識に呟いてる時がある。
そしてそんな自分に気がついてすごく寒くなる。
32 :
うろぼろす:2001/04/17(火) 00:48
>22
新潟県在住の童話作家、杉みき子先生の作品ですね。
小学校の頃、先生の『ぼくとあの子とテトラポット』が好きで、三回ほどファンレ
ターを送ったことがありました。
33 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 00:50
高校の時に教科書に出ていた、和辻哲郎の「樹の根」だったかな? とにかく、苦しい時に励まされたから印象に残ってます
34 :
26:2001/04/17(火) 00:50
>ボンレスさん
確かに、じゃなかったような…
>30
「やまなし」ですか…
お酒になったんですね。
う〜、小学生時代、遥か遠くになりにけり。
35 :
思い出せなくてイライラする〜:2001/04/17(火) 01:29
どっかさびれた駅に3人の駅員がいる話。
だったと思うのだが自信がない。旅人だったかな。
とにかく3人の男がいて、内容はまるっきり忘れたのだが
授業では「3人だと揉めた時必ず1対2になるから単純な多数決で済む、
二人ではそうはいかないよね」みたいな話をされた事だけ覚えてる。
これだけじゃ誰もわかんないか・・・。
36 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 07:35
ジョーン・エイキンの「三人の旅人たち」ですね。
スミスさん、ブラウンさん、ジョーンズさんが砂漠駅にいるの。
駅員が二人だとけんかになりますが、三人だと利点があって、
二人でもう一人の悪口を言えるので、けんかが起きない。
鉄道会社の人はそういうことをよく知っているのです。
「しずくの首飾り」という短編集に入っています。
37 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 12:54
>>35-36
三人の駅員さんが三つの方角に歩いて行って、それぞれ果物を見つけたり
オアシスをみつけたりする…というお話?このスレ見てふと思い出した
だけど。
38 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 12:56
著者の写真一人一人に黒いリボンを書き込んでました。
スイマセン
39 :
吾輩は名無しである :2001/04/17(火) 13:06
40 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 13:59
>>26 宮沢賢治で「あめゆじゅとてちてけんじゃ」は
「永訣の朝」という詩ですね。
私は中学校でやりましたが、
今でも心に残っています。
41 :
23:2001/04/17(火) 14:09
中学の教科書だったと思うんですが、漢文で桃の花見の話があって…
ライトアップされた桜をどんちゃん騒ぎの中見るのではなく、
月明かりの下でこんな高尚な花見をしてみたいなぁ〜とか思ってました。
42 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 16:40
ラムネー氏のことだっけ?
坂口安吾の。
アレ読んではまった。
43 :
KANAI:2001/04/17(火) 20:15
まどみちお
お風呂の窓ではみんなが泣いているっていうような詩。
44 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 20:41
宮沢賢治の詩文は東国の言葉の響きの美しさと優しさを日常語の中で表現した希有の例でした。
45 :
35:2001/04/17(火) 22:06
>>36 有り難う〜!! 長年の悩みに解決がつきました。
「しずくの首飾り」探してみよう。
46 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/04/17(火) 22:33
「オツベルと像」かな。
バカ女が、オツベル=像だと思い込んでて、テスト終わってから
違うという事がわかったらしく、落ち込んでた思ひ出が・・・
47 :
ななしさん@思い出いっぱい:2001/04/17(火) 22:53
「赤い実はじけた」
ぐあ〜〜〜〜〜恥ずかし〜〜〜〜と思いながら読んでた
あとオヤジのギャグはつまらんと思った
「やまなし」
みんななぜか「クラムボンはかぷかぷ笑ったよ」のフレーズが大好きだった
「ちいちゃん(?)のかげおくり」
これをやった後の昼休みはみんな校庭に出てかげおくりをやった
「車の色はそらのいろ」
作中に出てくる幼稚園児の名前が変だと言う感想の数が圧倒的だった
48 :
吾輩は名無しである:2001/04/17(火) 23:00
教科書からちょっとずれますが
高校のときの国語の模試で、安吾の「日本文化私論」を
つかった問題が出ました。
そのころ安吾にはまりまくっていた私は
問題を読んでどうも違和感を感じたので調べてみると
なんと!“以下の文を読んで〜”と言う感じで
サンプリングされている文章が元の文章を
トリミングしたものだったのです。
ほかの小説などならともかく、日本文化私論には
“文学のためには一片の装飾もあるべきでない”みたいな
テーマがでてくるのに、なんということだ!!!
と大変むかついたことを覚えています。若かったしね。
というわけで、国語教育っておかしいとこあるよね
49 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 01:02
あの山を越えると海が見える。
あの山を越えると海が見える。
ってやつ誰か知らない?
塾のテキストだったかもしれないけれど。
50 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 12:41
>>49 ああっ、確かに教科書にあったよ、それ。
でも題名も作者も全く思いだせない…
役に立たなくてごめんね。
51 :
吾輩は名無しである:2001/04/18(水) 12:45
老子の「小国寡民」
学校でならわなければ一生読まなかっただろうが、いい話だ。
52 :
吾輩は名無しである:2001/04/19(木) 01:50
赤い実はじけたは教科書から外せよなーー…
53 :
吾輩は名無しである:2001/04/19(木) 23:55
谷川俊太郎の詩
「生きる」
生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
54 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 00:50
くじら雲!同級生皆でくじら雲のでかい絵を描いた。今あの絵はどこにあるのか。灰になったかな?
55 :
吾輩は名無しである:2001/04/20(金) 23:18
>>49 そのものずばり「あの山を越えれば」だったような気がする。
あれ?「あの坂を登れば」だったような気もしてきた。
でも高校一年の最初の単元がこれだったのは覚えてるよ。
今となっては「草いきれ」という言葉しか覚えてないが、、、。
56 :
吾輩は名無しではない:2001/04/21(土) 01:29
太宰の「津軽」を挙げます。
優しくて繊細な人なんだと思うと同時に青森県が好きになりました。
57 :
吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 01:30
太宰の「津軽」を挙げます。
優しくて繊細な人なんだと思うと同時に青森県が好きになりました。
58 :
吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 01:36
「夏の葬列」。
小学三年の時、六つ年上の兄の教科書をこっそり読んで、
人生初めてのものすごい鬱に。
六年後、すっかり忘れてた頃に今度は自分の教科書で読み、
またしても鬱に。
59 :
吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 06:11
子供の頃から国語の時間に授業でまだやってない教科書の後ろの話を
先に読んじゃうって癖があって、結局、大学の文学の講義までその癖が治らなくて
再試を受ける羽目になった。
そんときの講義は「風立ちぬ」と「葬式の名人」だったが
自分がそっちのけになって読んでたのがアルゴン君という絵描きが貧乏なあまりに
壁に絵を書くとそれが本物になっちゃうって話。
後年それが「魔法のチョーク」と云う安部公房の短編だったと知り、入手。
今では座右の書に近い。
60 :
ななしさんー:2001/04/21(土) 19:03
宇宙人の宿題
命ということ?(マドンナBとか出てくるやつ)
六月の蝿取り紙
くじ引きでヤカンが当たる話・・・etc
いや、懐かしいです
61 :
名無しさん@HOME:2001/04/21(土) 19:41
>>49 の あの坂を登れば
これっていい話だったっけ?
太宰の「女生徒」に、
「腹痛を抱えているのに
あの山を越えればもうしめたものだ、なんて
なんて無責任なんだ」
っていう記述(うまく要約できん)があって、
そのせいでなんか「あの坂を登れば」っていうのは
現実逃避の象徴的セリフになってます、私の中で。
62 :
62:2001/04/21(土) 19:58
>>59さんへ。
あなたが大学時代にお使いになった教科書は、双文社出版の「現代日本の文学」ではありませんか。
最初は横光利一の「蠅」で、最後が安部公房の「魔法のチョーク」。
私の大学の講義では、最後から二番目の三島由紀夫の「橋づくし」までは教わったのに、最後の安部公房だけ時間切れで勉強できなかったのが残念です。
因みに私の大学時代は、今を去ること二十年前です。
63 :
吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 21:37
懐かしい話が満載!いいスレですね。私は現在25歳です。耳のお医者さんのところに、ある日少女が駆け込んできて(“白いカーテンがしゃらんと揺れました”っていう一文を覚えてます)『すごい秘密を聞いてしまったので今すぐとってほしいんです』とお願いする話が印象に残ってます。その秘密とは、少女の恋した少年が実は魔女に人間にされたカモメだったということ。ラストでは、その少女の秘密も明かされてました。授業ではやらなかったんですが、爽やかな読後感が印象的でした。覚えてらっしゃる方いるかなぁ〜?
64 :
吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 22:33
>>63 ああ、なんかあったね。それ、と思ったら無性に読みたくなってきちゃったよ!おい。
誰の作なんでしょ?
65 :
吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 22:33
小学校の授業で今でもおぼえているのが、
「佐藤君は窓から外を眺めていました」とかいう文章なんですが、
タイトルとか作者は全く分かりません。
高校のときは魯迅とか『野火』とかが印象的だった。
66 :
吾輩は名無しである:2001/04/21(土) 23:58
>>63、64
私もタイトルが思い出せない・・・・
でも確か、安房直子さんの作品だと思います。
彼女のお話は、長さといいその余韻といい、
教科書に載るのにちょうどいい感じかもしれませんね。
「きつねの窓」を忘れられない人も、きっと多そう。
67 :
64:2001/04/22(日) 00:06
>>66 とりあえず、手がかりになるのでTHANKS!
もし違っても、私の知らない作家さんなので、さらにありがと。
68 :
64:2001/04/22(日) 00:09
>>66 とりあえず、手がかりになるのでTHANKS!
69 :
吾輩は名無しである:2001/04/22(日) 00:11
>>58 や、や、山川方夫!?教科書にそんなん出てるの?
いいなぁ、おい。
70 :
吾輩は名無しである:2001/04/22(日) 01:20
タクシーの運転手さんと麦藁帽子と白いもんしろちょうのお話。『おや、夏みかんですね』の一言が非常に印象的です。何方かご存じですか?
71 :
日本@名無史さん:2001/04/22(日) 01:27
「故郷」
なんか発言したらえらく誉められたのを覚えている
へんな先生だった・・・。
>>70 知ってる!!でも思い出せない
定番教材だよね!!
72 :
59:2001/04/22(日) 03:01
>>62さん
くぬぅ。自分はつい最近まで学生…すみません。18年程前です。
>>70、71さん
帽子の中身がポイントの話ですな。3年か4年ですよね。
73 :
名無しのオプ:2001/04/22(日) 03:10
小学校の教科書にのってた、猫が布屋さんにマントの裏地を買いにくる話。
色々な赤い布の中から焚き火の赤の色に決める話なんすけど、題名&作者が思い出せない。
誰か助けて下さい。
印象に残っている教科書の作品といえば、中2の時の長野まゆみが一番印象に残ってる。異色だったから。こういう文章にはじめて出会ったって感じがした。
高校の教科書には「おお!」と思う作品(それまで自分で解釈する作品って載ってなかった。だから羅生門読んだとときは、これが文学か・・・!と思ったよ)満載だったけど、高校入るまではあんまりなかった気がする。
中学の授業では掘り下げてしなかったからかもしれないけど。
あと『夏の葬列』と湖が移動する話も覚えてる。
74 :
23歳男子:2001/04/22(日) 03:18
>70
『白い帽子』
ちなみに、『これは、レモンのにおいですか?』だったと思う。
75 :
74:2001/04/22(日) 03:22
76 :
吾輩は名無しである:2001/04/22(日) 16:02
『介添人』をご存じの方いらっしゃいます?主人公と、その友人K、Kが恋するGさん、の3人のお話です。Kが告白するべく呼び出した所へ、Gさんは制服から着物に着替えて現れます。…つまり、わざわざ着替えてきたところに、GさんのKに対する好意の気持ちが表現されている…という内容でした。
77 :
吾輩は名無しである:2001/04/22(日) 19:08
「とびこめ」
って何が言いたいの?
78 :
ななし:2001/04/23(月) 01:15
野ばら
国境を警備する敵国どうしの二人。
私は年をとっても大将だから、私の首をもっていけば、
あなたは偉くなれる。
79 :
吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 01:23
将棋を落として指しているっていう表現に
ここはいったいどこの国?と首をかしげた>野ばら
80 :
吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 01:34
アレキサンダーとぜんまいねずみ
「やった!とかげはやってくれたんだ!!」
かわいそうなぞう
「〜(象の名前)はたちあがってげいをしました」
「げいをすればえさがもらえるとおもったのです」
泣くぜ。
81 :
名無しさん:2001/04/23(月) 02:41
『いしうす』だったかな。
べんきょうせえ、べんきょうせえ、つらいことでも我慢して
ひとつだけちょうだいっていうのもあったけど、なんだっけかな。
82 :
名無しさん:2001/04/23(月) 02:43
ワシーリーとセミョーンっていうのが出てくる話しで、
電車を止める為の赤旗をつくるために、腕にナイフを刺して
ハンカチを血で染めるのがあった。
そこまでやらんでも、止められるだろうと子供ながらに思った。
83 :
吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 02:47
大造じいさんと雁
84 :
吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 07:03
「アンネの日記」@中学
「月のものは終わりました」の一文が中略になっていて複雑な心境。
85 :
吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 09:42
>>81 それは多分「石うすの歌」。内容は忘れた。
もう一つのは「一つだけの花」とかそんなような題名だった気が
する(うろ覚え)。戦時中の日本に「もう一つ欲しい」が口癖の
少女がいて、その父親が兵隊に取られる朝、娘に白い花を一輪渡
して「この一つだけの花を大事にするんだよ(これが最後のプレ
ゼントという意味)」みたいなことを言い含めて戦地へ赴く。
父親は帰らなかったが、彼が残した一輪の花から派生した白い花
が娘とその母親の家の周りを飾りましたとさ…というお話。
他に印象的なのは「太郎コオロギ」「狸の糸車」「藁靴の神様」
あたりかな。
86 :
名無しさんは故郷をめざす:2001/04/23(月) 12:22
>>76 『介添人』って握力が弱い女だから好き、っていうあれですか。
田嶋某先生が「女性差別だ」と糾弾して教科書から消えたような気が。
つーか「そもそもなんで教科書に載ったのか」の方が不思議ですが。
87 :
吾輩は名無しである:2001/04/23(月) 15:28
ミロのビーナスは腕がないから美しいとか言うやつ。
わからなくもないけど男らしくないと思ったよ・・・
88 :
49:2001/04/23(月) 20:23
あの山を越えると海が見える。
あの山を越えると海が見える。
これ、おぼえてる人も何人かいるみたいで嬉しいです。
たしか少年が海を目指してズンズンズンズン歩いていく、(ちょっぴり悲壮な覚悟で)
というお話しだったと記憶しています。
89 :
実習生さん:2001/04/23(月) 20:50
>>79
将棋は、つまりチェスをそう訳しただけですよ。
>>87
清岡卓行(きよおかたかゆき)の「失われた両腕」。
男は、乳房と〇〇〇があれば、とりあえず満足では?(失礼)
90 :
76です:2001/04/23(月) 21:48
86さんへ。そうそう。KがGさんの生徒手帳か何かを偶然拾い、ふと中を見てみたところ、体力測定で左の握力が20ちょっとしかなかったところに、きゅんとなってしまった、という場面ですね。…しかし左の握力が20と少しっていうと結構力持ちやんかGさん…って当時は思ったなぁ…。
91 :
79:2001/04/23(月) 23:47
>>89訳って...小川未明の何をどう...
わたしはなんだか頭がぐるぐるしてきました。
92 :
名無しさん@1周年:2001/04/24(火) 00:22
「雪渡り」。
タイトルが綺麗。
93 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 00:40
雪渡り、いいねえ。
俺はチクマだったね、高校時代は。
かたいくてしぶい。一番印象に残ったのは、
富岳百景だな。富士には月見草が似合う…。
授業なんか無視して読みふけったよ。
94 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 05:13
教科賞にのる小説って微妙に宗教臭くて
好きになれなかったな。
大人になってから思い返すと、結構グッとくるものが多いのは、
どの小説もある程度人生経験がないと世界観を理解できない
ものが(高尚すぎるというか、地味すぎるというか)多かった
ってことなのではないだろうか。
物語の楽しさや効用を教える国語の授業があっても
よいんでないかと思うのだが。
95 :
実習生さん:2001/04/24(火) 06:55
>91
訳した、という表現がまずかったですね。つまり未明さんは、「チェス」と書いたのでは読者がわからないだろうと思って、「将棋」と記したのでは?
「西洋将棋」とでも書けばよかったのかな。
96 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 06:59
教科書のページに地図があって、
この地図を元に物語を作ろう!
っていうのなかった?
あれ、すげえ楽しみにしてたのに、
先生に見事に飛ばされた小学六年生の夏。
97 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 14:20
>>63-64、
>>66 安房直子の「鳥」ですね。
授業で指されて朗読しました。
先生が上手いと褒めてくれたこともあって良く覚えてます。
この作品、確か「風と木の歌」という
童話集に入ってたんですが、この本はどうも絶版みたいです。
98 :
吾輩は名無しである :2001/04/24(火) 14:26
う〜ん、これだけレスがあるのに私の心当たりがあるのはかなり
少ない。年代とか、どこの出版社の教科書を教材に使ったのかに
もよるんだろうけど、どうも他の学校の人達の方が面白い教材を
使っていたような気がしてならないですわ。
99 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 19:33
なんといっても、中島敦の「山月記」。
1行の無駄もなく感激した。
100 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 19:49
>>99 高校の教科書に載ってたけど
つっかえつっかえでまともに朗読できない人がたくさんいたのには驚いた
101 :
名無しさん:2001/04/24(火) 23:25
>>96 失笑した。
中学校のとき教科書の『走れメロス』を楽しみにしてたら、
太宰治の文学はこんなもんじゃないと言って、見事にとばされた。
その教師の言に太宰が気になり『人間失格』、『トカトントン』などを読んで、
のめりこんでいった。
教師の言は正しかったように思う。
102 :
吾輩は名無しである:2001/04/24(火) 23:30
走れメロスは、素直に読めば教科書の教材ですが、角度を変えて読めば恐ろしい話です。
103 :
吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 00:38
夏の葬列って、オーオーオーオーオーってやつ?
白いワンピの女のこのやつ?
>>63 ものすごい懐かしい。このスレ見るまで思い出さなかったけど、
確かにあった。
立原えりかっぽいけどなあ。ちがったか。
見つかったら教えて<他力本願
おわ最後まできてあっさり答えが
>>97 自分も探しに行ってこよう。
105 :
純:2001/04/25(水) 12:33
教科書って作品の一番いいところからトリミングするから、
いつも「おい、これおもしれ〜やんけ」となる♪
本を買ういいきっかけになってたよ(はぁと)
106 :
吾輩は名無しである:2001/04/25(水) 22:21
握手。
107 :
吾輩は名無しである:2001/04/28(土) 01:07
あげ
108 :
オーヘンリー:2001/04/28(土) 02:07
最後の一葉、大久保康夫だかの訳はわかりにくくって、
「グリニッジビレッジに来た集金人は、元の場所に戻ってきた自分を発見するだろう」
なんて直訳してあった。道に迷うといいたかったわけやね。
109 :
なもなきひつじ:2001/04/28(土) 02:46
おっ楽しそうなスレッド!
110 :
なもなきひつじ:2001/04/28(土) 03:08
「オツベルと象」 ブルジョワ・オツベルが食べるブルジョワジーの象徴と
しての「雑巾のようなステーキ」にあこがれた。今でもステーキを見ると
思い出す。
馬鹿な女教師が、「象はさもうれしそうに」という文章のところで「『さも』と
いうことは、本当はうれしくないけどうれしいふりをしているということです」
とか言って、俺は小学校5年で初めて教師は馬鹿だと悟った。
「あの坂を越えれば海が見える」当時すごく心に響いた。今もだ。
「こころ」おそらく教科書でこれより長いのは載ってないんじゃないかな?
授業中に読みふけった。で、漱石いろいろ読んだけどこれが一番だな。
111 :
夏目:2001/04/28(土) 17:32
『こころ』を高校時代に読んだ人は大人になってからもう一度読み返してください。
感じることが違うはずですと、高校時代の教師はのたまった。
大人になってから読み返す閑が無く、今日に至ります。
どんな風に感じ方がちがうんだろうなぁ。
112 :
吾輩は名無しである:2001/04/28(土) 17:53
常々思っているのであるが、世の人々は何故こうもすらすらと漱石が読めるのだろうか。
私は漱石を読むと、思い当たる事が余りに多くて心重くなり通読がつらくなって途中で読むのを止めることが多かった。
その点で、鴎外なら最後まですらすら読めて気が楽だった。
今なら、漱石が読めるだろうか。
113 :
森 林太郎:2001/04/28(土) 20:58
高校の現国の教科書に大江健三郎の
「鳥」という短編が載っていた。
今でいうところのヒッキーの典型みたいな話・・。
昔からこういう奴はいたんだろうか。
114 :
吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 05:59
一般書籍の板に同じスレを発見。
でも傾向が微妙に異なる。こっちだと、小学校低学年物が書き辛いですね。
115 :
吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 06:21
猫が車に轢かれてぺったんこになって、
その乾いた死体の上を車が通る度に
少しずつ道路から剥がれてゆく…
という話、誰の何という作品ですか?
思い出すと気持ちが悪いです。
ちなみに、宿題で私の朗読を聞かされた母も
いまだに忘れられないと言います。
116 :
吾輩は名無しかもね:2001/04/29(日) 07:23
>>115 あーー!なんだっけ、ソレ。
その猫って主人公が餌あげたりしてたネコだったよね?
違うかなぁ…気になる…
117 :
吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 09:46
>>115 違うかも知れないんだけど、三浦哲郎の連作「真夜中のサーカス」
の最初のエピソードがそんなだった。ただし、こちらは猫じゃ
なくて耳の大きな犬。少年に空気銃で撃たれて動きが鈍くなり、
トラックに轢かれてペッタンコ。何度も何度も轢かれるうちに
乾いて道路から剥がれて行き、とうとう風に乗って飛んで行く…
という話でした。風に乗ると言えば、野坂昭如の戦争童話集の
一遍「たこになったお母さん」が忘れられません。
118 :
吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 09:53
たこかあさんの話を実話と信じて読み進んだ人がいた 女房だ 昭如なんかに騙されるんじやない
昭如は本当に罪作りな男である けれども彼の話には確かに幾分かの真実が含まれている
119 :
吾輩は名無しである:2001/04/29(日) 11:04
主人公が乾物屋の息子で、そのお父さんが俳句を作るのが趣味で、
乾物屋の6月は蝿がたくさんいて嫌だ、という話が
最近思い出されるんだけど誰のなんていう作品かわかりませんか?
あと握手をこのスレ見て思い出しました。好きだったなぁ。。。
120 :
永守:2001/04/29(日) 19:57
121 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 10:47
>>120 どうもレスありがとう。でも違う気がする・・・ごめんなさい。
高校生じゃなくて小学生の高学年か中学生くらいに習ったものでした。
122 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 13:59
>>120 どの教科書に載っていたかはともかく
内容はあってるよ
123 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 14:14
124 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 14:15
125 :
吾輩は名無しである:2001/04/30(月) 23:55
高校の教科書で「ひよこの目」
転校してきた男の子の目を見ると、すごく懐かしくて切ない気持ちにさせられる。
んで、その目を何処で見たのかを思い出す。
少女漫画チックで好きだったなあ。「諦観」って言葉を覚えたのもこの時。
126 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 00:30
127 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 01:27
>>119 「六月の蠅取り紙(出典・『高円寺純情商店街』)」かあ。「だから六月はいやだ」だね。
それは確か光村図書の中学2年にのってたと思う。
教育実習で扱って、蠅取り紙を買いに乾物屋に走ったよ。
「握手」もなかなかだった。ルロイ先生はぎちぎちと手を鳴らすんだよね。
プレーンオムレツもおいしそうだった。
上野にこの物語の洋食屋のモデルになった店があると聞いたんだけど、未だに見つけられず。
誰か知りませんか。
128 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 02:16
(出典・『高円寺純情商店街』)なら
>>120 であってるじゃん。
129 :
吾輩は名無しである:2001/05/01(火) 02:28
あかるいな ふたつにわけるよ
130 :
吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 06:08
>>73 「ひぐれのお客」
安房直子さんの童話でちくま文庫「遠いのばらの村」に収録されてます。
「またこいよ。こんどはブイヤベース、ちゃんとごちそうするからさ・・・」
131 :
吾輩は名無しである:2001/05/02(水) 07:24
「イィヤァーーーー!」
お留以は「男舞」の曲を打ち始めた。
132 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 02:50
出稼ぎ帰りのお父さんのお土産のエビフライを食べる話。
おばあちゃんが、間違ってシッポまで食べちゃうやつ。
昼前に読むと、もう美味しそうで美味しそうで。
囲炉裏でエビフライあげて、あつあつのところにソースで食べるんですよね。
エビフライが訛って「エンビフライ」になるんです。
既出だったらすいません。
誰の小説だったんでしょう?
133 :
名無しの笛:2001/05/03(木) 03:43
遠藤周作の『沈黙』が高校の教科書に載っていた。当然抜粋だったので(神父が
踏絵を踏むあたり)、気になって図書館で借りて読んだ。
同じく高校の教科書に福永武彦のエッセイ(奈良の寺院に関するやつだったか?)
が載っていて、妙な文章を書く人だと思って読み始めた。どちらも現在まで続行
しているから、自分にとっては教科書はけっこう足しになっているな(ただ、どち
らも実際の授業ではやらなかったのは悲しかった)。
134 :
追加:2001/05/03(木) 03:47
そういえば太宰も教科書の『富嶽百景』が最初だったな。そのせいか
今でも太宰は明るめの作品しか好きになれないのが妙。果ては北杜夫
は進研ゼミ(今は無いか?)の教材の『どくとるマンボウ青春期』が
始まり。30になっても読める話が教科書類にもけっこうあったなと
再認識したりして。
135 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 03:47
小学生の頃道徳の教科書にあった「ああ無情」
泣いた・・
136 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 21:32
既出かもしれないけど、ドーデの「最後の授業」には
私もだまされた1人です。
まじで感動してしまいました。
後でアルザスでは本来ドイツ語系方言が
話されていたことを知りましたが。
137 :
吾輩は名無しである:2001/05/03(木) 22:22
>>136 そうだよなぁ。アルザスを戦時中の朝鮮半島に置き換えてみ。
日本の先生が「明日には朝鮮は日本でなくなります。しかし
日本語が最高の言語であることを忘れないで下さい」って涙
ながらに語るような話だもんな。
138 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 00:35
>>81 「もう1つ欲しい」じゃなくて「1つだけちょうだい」
娘は「その言葉さえ口にすればなんでもすぐ手に入る」と思い込んでいた。
出征する父を見送りに行く際、母は父の弁当用におにぎりを3個作ったが、
駅まで行く途中、お腹を空かせた娘が「1つだけちょうだい」を連発し、
おにぎりは全てなくなってしまった。
列車がホームに入ってくる寸前、娘がまたしても「1つだけ」とぐずり出す。
母があやしても泣き叫ぶばかり。すると父が花を・・・
139 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 03:08
高校の教科書にすごい鬱な詩が載っていたが
作者は誰だったのか・・・
男は宿無しで、なぜたくさんある家の中に自分の家
だけが無いのだろうと疑問に思う。
それで一つの家を訪ねて、ひょっとして
ここは俺の家じゃないかと女主人にたずねるが、気味悪がられる。
最後に、疲れた男の目に縄が映り、それが
首をくくっちまえと誘ってくる・・・
という内容だった。
う〜ん、孤独な詩だ。
140 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 10:42
81.139さま。
あまんきみこ氏(たぶん)「ひとつの花」(題は間違ってないと思うです)
ですねー。
うん。いい話でしたね。どうもお父さんは戦死したらしいという
ラストで。母子で強く生きていくよー、みたいな。
娘が元気よくおつかいにいくのだ。あ、ネタヴァラシ? ごめんよっ。
141 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 10:54
>>139 それって詩なの?パッと見、安部公房の短編小説「赤い繭」
みたいなんだけど…。
142 :
無礼講:2001/05/04(金) 11:00
教科書にねえ
私が使ってた教科書にはたしか「赤い繭」が載ってた気が
するんだけど…それとも副教材かな?自信ないのでsage。
144 :
無礼講:2001/05/04(金) 11:22
思い出になってるってのはいいねえ
145 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 15:18
「とんかつ」もいいよね。
「空き缶」もすごかった。
あと、高二の時の「こころ」
これは、読みすぎて、期末試験で最高点とったよ。
146 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 23:44
がまくんとかえるくんの
手紙の話はどう?
147 :
吾輩は名無しである:2001/05/04(金) 23:57
>>139、
>>142-143
今高3だけどちょうど赤い繭やってるよ〜。
始めたばかり。
これからどうやって授業するんだか楽しみ。
>>146 あれ絵がかわいかった。
148 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 00:00
>>140 「一つの花」あまんきみこじゃないよ。たしか今西とかいう男の人。
あまんきみこは3年(たぶん。一つの花は4年)の教科書に載ってる
「車の色は空のいろ」の人だよ。
>>146 岩波の子どもの本で出てる「たのしい川べ」の中の話だよね。
149 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 00:00
男が虎に変わってしまい、親友に「二度と戻ってくるな」と悲痛にも告げる
話は中島敦の「山月記」でしたか。授業中涙が込み上げてきて大変だったことを
思い出しました。
幼稚園の頃に読んでもらった「泣いた赤鬼」もそれに通じる内容だった気が
します。あれもつらい話だったな...。
150 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 00:03
ちょっと違うと思う。。。<「泣いた赤鬼」
151 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 00:38
146さん!私もがまくんとかえるくんの話が大好きでした。一度も手紙をもらったことのないがまくんに、かえるくんが手紙を出す話。挿絵も可愛くて、かえるくんが手紙を書くシーンに出てくるしゃれた机が当時の私のお気に入りでした。しかし書いた手紙をかたつむりくんに預けてしまうのには笑った。『すぐやるぜ』なんて言いつつ、案の定すごく遅いの。
152 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 02:10
がまくんとかえるくんの話・・・
読み終わって、ほのぼのとしますね。
大人が読んでも、いい物語です。
153 :
名無しさん@HOME:2001/05/05(土) 11:25
>>148 「たのしい川べ」とは全然違うぞ。がまくんとかえるくんは
アーノルド・ローベルの絵本。「ふたりはともだち」のシリーズだ。
154 :
吾輩は名無しである:2001/05/05(土) 21:24
『つりばしわたれ』小学2年の時の学級発表会はこの劇もしました。懐かしい〜。
>>153 あっ、そうでしたか(赤面)。ご教示感謝!
156 :
21さんへ:2001/05/06(日) 02:06
亀レスで失礼
>くじら雲。小1でやった。
>クマの子ウーフ。これも小1かな?
>吊り橋わたれ。小2かな?
>狸の糸車。これも小2かな?
>使ってた教科書は、確か光文社。今日はこのへんで…。
小3の娘がすべて習っているようです。
あまり教科書って変わってないのでしょうか?
ちなみに、クマの子ウーフ=小2
吊り橋わたれ=小3、出版社は光村図書です。
157 :
21:2001/05/06(日) 02:11
>>156 ありがとうございます!でもなんだかあんまりこのスレでは
光村図書(っていうんですね)の教科書は人気ないみたい…。
158 :
吾輩は名無しである:2001/05/06(日) 08:51
狸の糸車ってやったけどどんな話だったっけ?
156さんの書いてある話全部やったから、きっと私も光村図書だった。
159 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 00:57
>狸の糸車
あたしもやった!懐かしい!
でもどういう話だか忘れた。
挿絵に狸が糸車回してる場面があったのは覚えてるんだけど・・・
狸が糸車回して恩返しするのかな?
160 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 11:08
狸の糸車…タイトルは覚えてるんだけどな。
なんとなく、狸がお婆さんの手伝いをしたりする話だった気が
する。恩返しか何かで。あとお婆さんが糸車を回しながら「ぶ
〜んぶ〜ん」みたいな小唄を口ずさんでいた記憶もあるな…。
161 :
吾輩は名無しである:2001/05/07(月) 11:32
きーくるくるくる
162 :
吾輩は名無しである:2001/05/08(火) 09:09
『アナトール、工場へ行く』
チーズ工場に忍び込んだねずみ、アナトールがチーズの味見をして、
どうすればもっとおいしいチーズになるか助言を残していくという話。
思い出と言えば、アナトールのメモで「まずい、すぐ捨てること」という
部分があったんですけど、授業中に朗読している最中になぜか突然大笑いして
クラス中に笑われました。(私が)
小学校で扱う話っていい話が多いですね。
163 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 00:22
ああ、あのころはよかった・・・純粋だった。
ところで、小学校の国語教科書の中の戦争の話になると、
やたらと先生たちは熱くなりませんでしたか?
政治学科に在籍する今、「いくらなんでもそこまで…」
とは思いつつも、あの頃に受けた教育をどこかで引きずってる私がいます。
>162
そうですよね。同感。
164 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 10:33
>>163 同意!野坂昭如「戦争童話集」とか、「はだしのゲン」を始めとする
原爆関連の本、早乙女という人の東京大空襲の回想録、等を沢読まさ
れた。それはそれで良いのだけど、そのために教科書に載っている
面白そうな小説が犠牲になった(やる時間がなくなった)のも事実。
165 :
名無しさん:2001/05/09(水) 10:49
>>163 164
うん、わたしもそう思ってた・・・。やっぱり正直言って戦争テーマはシンドイし。
でもね。
去年、近所の中学生のテスト勉強手伝ってたんだけど。
彼、漢字読めなくてね。どれくらい読めないかな、と思って、
朗読してもらったのよ。たまたまテスト範囲だった野坂の「凧になったお母さん」
これが、すごいよかった。
素朴な中学生のおぼつかない棒読みの読み方で、だらだら文体の野坂の朗読。
うー、萌えたよ。
で、あの作品は、好きになった(藁)。家庭教師してる人、お勧めよん。
166 :
戦争もの:2001/05/09(水) 13:45
かわいそうな象
お母さんの木
川とノリオ
他になにあったっけ?
167 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 17:13
<132
三浦哲郎「盆土産」。光村中2。(今は載ってない)。私もエビフライ食べたくなってきました。
三浦さんの話は「春は夜汽車の窓から」というエッセイも昔東京書籍の教科書(1年)に載ってました。
168 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 17:35
組合で暴れてるのは戦争知らない世代だったなぁ。
復員組はいたってクールだったね。
はだしのゲンは論外として、
野坂だって自分で懺悔してるじゃん、狙ったって。
・・とはいえ、節子、ドロップと聞くと
条件反射で涙してしまう(w
169 :
吾輩は名無しである:2001/05/09(水) 18:29
悪人礼賛ってなかった?
とりあえずイチゴ同盟。ホモっぽかった。
170 :
相互リンク:2001/05/10(木) 10:29
171 :
差出人「野口シカ」:2001/05/10(木) 16:54
おまイの しせにわ みなたまげました
わたくしもよろこんでをりまする
なかたのかんのんさまに さまにねん
よこもりあく いたしました
べん京なほでも きりがない
いぼし ほわこまりをりますか
おまいか きたならば もしわけかてきましょ
はるになるト みなはかハドに いてしまいます
わたしも こころほそくありますね
ドかはやく きてくだされ
かねを もろた こトたれにもきかせません
それをきかせるトみなのれて しまいます
はやくきてくたされ はやくきてくたされ
はやくきてくたされ
はやくきていしよのたのみて ありまする
にしさむいてわ おかみ
ひかしさむいてわおかみ しております
きたさむいてわおかみおります
みなみにむいてわおかんておりまする
ついたおにわしをたちをしております
多少はまに ついたちにわおかんてもろておりまする
なにおわすれても これわすれません
さしんおみるト いただいておりまする
はやくきてくたされ いつくるトおせてくたされ
172 :
吾輩は名無しである:2001/05/11(金) 09:02
>>171 野口英世の母親の手紙かな? 何だろう。
173 :
吾輩は名無しである:2001/05/11(金) 13:07
高校の教科書に載っていたランボーの詩
蒼き夏の夜や
麦の香に酔い
野草を踏みて
小道をゆかば
わが足さわやかに
わがあらわなる額
吹く風に湯浴みすべし
「わがあらわなる額吹く風に湯浴みすべし」
わたしの魂は震えましたよ。
174 :
吾輩は名無しである:2001/05/11(金) 15:01
空を飛ぶ騎士、とかいうの、やった人はいますか?
アメリカの南北戦争の最中、南部出身でありながら北軍に参加
した若き兵士。彼はある時、崖上に立つ南軍の兵士に発砲する。
馬に載ったまま谷へ落下するその兵士は、若者の父親だった…。
という話だったと思います。わりと低学年の時にやった気がする
んですが、あんまりな展開に、未だに「何を訴えたかったんだろ
う…」と気になります。戦争の悲劇なのかな?それにしても後味
悪すぎ。
175 :
吾輩は名無しである:2001/05/12(土) 04:14
>132
>三浦哲郎「盆土産」。光村中2。(今は載ってない)。私もエビフライ食べたくなってきました。
私もこの話大好き!! この小説に出てきた「なんでもねっす」や「そうでもなかべよん」
という言葉は今でも私の口癖です。
>131
>「イィヤァーーーー!」
>お留以は「男舞」の曲を打ち始めた。
山本周五郎の「鼓くらべ」。これも光村中2だったはず。この作品最後のほうですごい
どんでん返しがあったので今でもよく覚えています。
ちなみに光村中3で同じ山本周五郎の「内蔵充留守」という話が出てきたんだけど、
「鼓くらべ」と同じオチでちょっと萎えた。
176 :
吾輩は名無しである:2001/05/13(日) 22:54
今、舞姫勉強中、ところで舞姫の詳しい仕事内容は何?
恥ずかしき業って娼婦のことですか?
でも、エリスは読む限りではしてないことになっていますけどねぇ・・・?
177 :
吾輩は名無しである:2001/05/14(月) 15:15
星新一「おーい でてこーい」
魯迅「故郷」
夏目漱石「こころ」(一部抜粋のもの)
どれも暗い。
後、知能を得た猿が動物園の猿とともに飛行船か飛行機かで楽園へ旅立つけれど、
その後の行方ははっきりしていない、という話があったような。
行方については三つの噂があって、飛行機は人間の軍隊が撃ち落した、というのと、
楽園で猿たちは幸福に暮らしている、というのと、
楽園があるという猿の話は嘘っぱちで、「ここにこれから作るんだ」とか言いながら
ジャングルで猛獣と戦っている、というもの。
どなたか、ご存知ありません?
178 :
吾輩は名無しである:2001/05/16(水) 00:34
あげます
教科書って長編小説をなんのコメントもなく抜粋してるのけっこうあるよね。
誤解したままの人っているんじゃないのかな?
先生がフォローすべきものなのか
180 :
吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 00:10
>176
ダンサー……でしょう?
娼婦じゃないと思う。
ただ身分の低い人間がやるから「恥ずかしき業」?
座長からは「やらせたら助けてやる」みたいなこと言われてたけど?
専門家の人、コメント求む。
181 :
吾輩は名無しである:2001/05/26(土) 00:38
うあ〜〜〜〜いろいろなつかしー。鳥肌たっちゃったです。
今、頭に浮かんだのは高村光太郎…ぼろぼろのだてふ、レモン哀歌…お約束ですが、好きでした。
あと平家物語の出だし「祇園精舎の鐘の声」…今もときどき唱える(コワ
習ってない作品もたくさんあって、それはそれで刺激受けますなー。読んでみたい。
182 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 14:02
今年の春に高校卒業した者として頭に残っているもの
森鴎外:高瀬舟
神津カンナ:止まることを恐れない
井上ひさし:ナイン
山川方夫:夏の葬列
老子:小国寡民
葉山良樹:セメント樽の中の手紙
福永武彦:ぼくは体育ができない
五木寛之:悲しむ(『生きるヒント』から)
授業では扱われなかったけど・・・
船曳建夫:文化と理解
(東京大学公開講座46 異文化への理解(1988)の同名論文を元に書き下ろし)
以下作者忘れ
ピーマン(だったと思う/詩です)
スプーンおばさん
介添人
半日村
作者・タイトル忘れ:
かにのなんでも屋が寝ない子どもを持つ親魚から電話で
寝させてくれと依頼を受けてそれができないかにが
泡をふいたところ星になってその子が寝たという話
>>70さん
あまんきみこの『車のいろは空のいろ』に収録されてます
ポプラ社文庫にあったような・・・
183 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 14:09
福永武彦:ぼくは体育ができない ×
池澤夏樹○
184 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 21:40
断然「少年の日の思い出」だ
文学はコンプレックスと見つけたり
185 :
吾輩は名無しである :2001/05/27(日) 22:05
>>184 そうかそうか、つまり君はそういう奴なんだな。…age。
186 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 22:28
中学か高校んとき
「飛ぶ男」(だっけか)
朝、歯磨きしてて、ふと外を見たら、ふわーと飛んでる男がいて、
目が合ってしまって、その飛んでた男がいきなり家にまで来て、
俺が飛んでた事を誰にも言うな、みたいな事を言い残して去る話(だっけか)
既出ですかね?
みょ〜に印象に残る・・・(ウロだけど)
デムパな話やなーと。
作者誰だったのかなー。知ってるひと〜。
187 :
吾輩は名無しである:2001/05/27(日) 22:34
それ、安部公房の未完の遺作だよ。
タイトル合ってる。
教科書に載ってたんだ。
188 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 00:47
ドイツが舞台で、社会見学でソーセージ作りを見に行く。
そこで死にたての腹が割られた豚を見る。
マドンナBって呼ばれてる女の子が豚の腹の中に手を入れて、
「あったかい」
っていう話知ってます?
タイトル忘れたけど、内容が忘れられない。
189 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 01:01
190 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 01:32
>>189 ごめん。
「いのち」じゃなくて、
「命ということ」だった。
191 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 01:53
>>182 「小国寡民」ついこないだまでやってた。
「おいおい北朝鮮かよ」って思った。
ってか、感想をノートに書いてテスト前に提出するのだけど
その感想に「北朝鮮を彷彿とさせる」と書いた私は逝ったほうがいいのでしょうか。
192 :
谷崎潤子:2001/05/28(月) 02:10
志賀直哉 赤西蛎太。ブ男の主人公が最後美人に好かれたのに、ふってしまう結末。人生うまく行かないよね、ホント。とつくづく感じた。
193 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 11:51
>185
omaemona
194 :
食いだおれさん:2001/05/28(月) 15:53
スイミー……(ボソリ
195 :
吾輩は名無しである:2001/05/28(月) 19:59
小2くらいに習った、女の子が病気の母親のためにサラダを作る話。
材料を動物たちが次々に提供してくれるのだ。
196 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 01:19
>>192 志賀直哉 赤西蛎太
志賀直哉の短編小説の才能がにじみ出てる秀作。
授業でやらなかったら一生知らないままだったかも。
せんせいありがとう。
197 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 02:42
「チワンのにしき」
中国の話。
それしか覚えなし。
198 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 02:48
だんごどっこいしょ
199 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 02:49
高校の教科書に載ってた開高健の『任意の一点』が印象的。
習ってた当時は一体この文章は何ジャンルなのかさえわからないほど
ピンとこない、頭に入って来ない作品でした。
でもハタチ越えてそれなりに色々本読むようになった最近、久しぶりに読んだら
『ああー』と何か胸のつかえが取れたように納得。
これ10代で理解できる人って凄くない??と思う。老成しすぎ!!
もうちょっと教科書はレベル下げてみてもいいんじゃない??
200 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 03:00
「山月記」は衝撃的だった。俺はいまだに虎である。
201 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 12:42
戦争モノで、川とノリオっていうのが
あったけど、話を覚えていません。
漢文で、筍子をならったときに、じゅんこと読まないでねと
先生がいってたのも忘れられないです。
高校で覚えてるのは、やっぱ舞姫かなあ。
あと、羅生門!
下人のゆくえは誰も知らない、のラスト1センテンスで
2時間授業をしていました。
(いろんな説があるとかいって)
あとだれか、しょうがっこうでやった
「ふき子の父」覚えてませんか?
おとうさんがやおやさんで、お釣り20円を
「20万円」ていってるシーンを読んで、どこが
ギャグかなやみました。
202 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 13:08
「ふき子の父」覚えてます。家が八百屋だからって「ふき子」
ってつけられて・・親父が授業参観に来たんでしたっけ?
自分が授業参観のときに父親の台詞を読んだのと混同してるかも
しれない。「買った、買った!!」っていう台詞があったような・・
家族がそれまでより少し好きになったような気がしたのを覚えて
います。先生ナイスチョイス
あと、教科書ではないけど武田鉄也が書いた戦争もので、
少年兵が特攻隊(?)に行く前夜、母娘の宿に泊まる話で泣いた
人いないかなぁ・・母娘が早起きして作った朝食を、三人が食べずに
「どうして食べてくれへんの?」って娘が悲しがるところで。
国語の問題集でみたとも思うのですが・・
203 :
実習生さん:2001/05/29(火) 14:10
花田清輝「ものぐさ太郎」
204 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 18:32
こんな説明でわかる人がいるか不安だけど、詩でとても印象に残ってるもの
がある。お父さんと子供が出てきて、虫(かげろうだったかな?なんかそんなの)
の胸を開くと そこまで卵が詰っている、といったような話。人が「生まれる」と
いうのは「受動態」なんだ、みたいな事をいってるヤツ。習ったときは、おそらく
子供が生まれてきた事によって母親が死んでしまったんじゃないか、と思ったんだ
けど、、。どうだったかな?
後はスーホの白い馬とか、こころ、夏の葬列が印象的だった。
205 :
実習生さん:2001/05/29(火) 18:46
>204
吉野弘「I was born」だ
206 :
吾輩は名無しである:2001/05/29(火) 19:24
そうそう。印象的な詩だよね。
207 :
名無しのオプ:2001/05/29(火) 21:58
センター試験にもでたが「TUGUMI」で初めて吉本ばななの作品を読んだ
208 :
204:2001/05/29(火) 23:43
>205
ありがとう!即座に検索かけてみて読んでみたら
文中で母親の死についてかかれていた(汗)
この最後の一文が 当時かなり印象的だった。
ほんとにありがとう!
209 :
吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 00:32
ウスバカゲロウの詩は、わたしも覚えてます。
去年だったか、妹の教科書見たらその詩が載っていたのでちょっとなつかしかった。
わたしが嫌いだった話は、誰が書いたのか忘れたけど
少年が福引を引いたら、だるま印のでっかいヤカンが当たったんだけど
それをどっかに忘れてきちゃうって話。
挿絵もなんかいやだった。
きっと自分もいっつもそんな失敗してたから、自分のいやなところを
その少年のなかに見るようでイヤだったんだろう…か?
210 :
吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 00:55
西風号の冒険かな。
夜明け前の空の青と海の青が描かれてた絵も素敵だった。
薄馬鹿下郎
212 :
吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 02:49
るんるんるるんぶるるんぶるるん
つんつんつるんぶつるんぶつるん
「河童と蛙」だったかな。中学。
高校では先生が何回も何回も
「石炭をばはや積み果てつ」と
「時に残月光冷ややかに白露は地にしげく
樹間を渡る冷風は既に暁の近きを告げていた」
を語ってました。まだなんとなく覚えてる。
213 :
吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 02:52
チューリップが、風鈴がうるさくてやだという手紙くれるやつ。
植物ごときが!! とおもった。
214 :
吾輩は名無しである:2001/05/30(水) 02:57
愚直系の小人だか妖精だかが、やっと得た食べ物をおなかをすかせた芋虫にあげてしまう。
後に「一番綺麗な乗り物に乗ってきた人を次の王様にします」とかいうおふれが出た時
芋虫が蝶になって小人を乗せてゆきハッピーエンド。
国語じゃなくて道徳の教科書だったかもしれないが
あまりのご都合主義にぶっとんだ。
・・・人を乗り物で判断するのかゴルァ
215 :
吾輩は名無しである:2001/05/31(木) 16:54
山月記かな。
虎になるっていう衝撃的だった。
しかもあれから5年、まさか自分が教育実習で担当するとは・・・。
今教材研究してるが、当時より心にくるものがある。
216 :
名無しのオプ:2001/06/07(木) 05:29
こころ。
中三で走れメロス習って、高二(?)でこれか。
友達って一体……って思った。
217 :
吾輩は名無しである:2001/06/07(木) 06:13
昼休み校庭から戻ってきたら、
僕の国語の教科書にカメムシがはさまってた思い出。
あれをやったのは一体どこのどいつだ?
218 :
吾輩は名無しである:2001/06/07(木) 15:30
こら、川に入っちゃいけないったら
ってなかったっけ
219 :
吾輩は名無しである:2001/06/13(水) 19:53
オツベルと象?
220 :
高房:2001/06/13(水) 20:59
>215
国語の教科担任が同じ様な事言ってた。
なんでも著者中島敦の境遇に感嘆し、李徴の人生が自分に重なるとかなんとか。
221 :
吾輩は名無しである:2001/06/15(金) 19:56
ネイティブアメリカン(インディアン)の少年。
彼は、各部族の長老たちが集まって、夜焚き火を囲みながら
話しあうのを聞きたくて仕方がない。
そこで、こっそり聞いていたが、話のおもしろさに身をのりだし
みつかってしまう。
長老たちは、少年に森を通って水を汲みに行けと命じる。
夜の森は恐ろしく、恐怖におののく少年は水をこぼしながら
逃げるように汲んでくる。
ほとんど水が残っていない器を見て、長老たちは嘆き、もう
一度、水を汲みにいけと命じる。
何度も森を通るうち、少年は冷静になり、夜の森を恐れなく
なる。
最後に、水がなみなみと満たされた器をみて、長老が言う。
「彼は大人になった。」
この話、憶えている方いらっしゃいますか?
222 :
吾輩は名無しである:2001/06/15(金) 23:46
うしさんうふふ
おっぱいに
にんじんついてる
小学1年生でした
223 :
吾輩は名無しである:2001/06/16(土) 04:53
「スイミー」
もうけっこう出てるけど
あと、「スーホの白い馬」だったかなぁ?
モンゴルのお話。
一番好きなのはごんぎつね。泣いた、授業中。。。
恥ずかし。
教科書は必ず毎年戦争もの2つくらい入ってたなー。
ちょっと子供ながらに重い気分にさせられたよ。
224 :
G380AV:2001/06/16(土) 06:59
あさ あさ あかるいあさ
225 :
吾輩は名無しである:2001/06/16(土) 07:27
うみがひかる やまがひかる かわがひかる
226 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 05:54
小学2,3年だったと思うけど少年が
夜、スベリ台にのぼり白いタクトふると・・
何かそんな感じのやつ
227 :
吾輩は名無しである:2001/06/18(月) 06:15
『チックとタック』みたいなん、ありました?
夜中にシチューたべてんの。いまだにあの頃
こっそり起きて食べるシチューの妄想に取り憑かれてます。
228 :
G380AV:2001/06/18(月) 07:11
「うちのこねこよ」という文を「うちの子(が)猫よ」と読んでしまい、
悩んだ。
229 :
DIDEROT_D:2001/06/26(火) 23:42
「鳥」。
「夏の葬列」。
私小説で、高校時代に初めて御馳走になった洋食の席で、知ったかぶりして
フィンガーボールの水を飲み干してしまった話の作者と作品名、
どなたか知りませんか?(高見順?安岡章太郎?坂口安吾?)
それから、やはり高校生くらいの時に友人の妹に密かに憧れていて、
「白き処女地」のマリア・シャプドレーヌのイメージを重ねていたんだけれど、
告白することもなく、彼女は医師に嫁いでいってしまったという話。
最初の話と同じ作者かも、と思うけれど、微妙に作風が違っていたようで・・・
随分昔のことなので、記憶が混乱してますが、それぞれの作者と作品名、
知っている人がいたら是非教えて下さい。ヨロシク!
230ですが、中学か高校の国語の教科書に載ってました。
ただし、かなり昔です。
232 :
明鏡止水 by 宗佑:2001/06/28(木) 22:50
「おおきなかぶ」はどうよ?
233 :
AI:2001/07/07(土) 02:02
無人警察
234 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 23:01
「ミロのヴィーナス」
235 :
吾輩は名無しである:2001/07/07(土) 23:08
>>234 あ、ここにも登場。
まさか筑摩の黄色い本?
>>230 それは道徳の教科書に載っていたような。もう一つの、葡萄酒の話とペアになっていた。
ワインで有名な町で、町のために尽力してきた町長さんにみんながワインを贈ろうという
ことになって、広場におかれた樽にみんながワインを注ぐの。それを受け取った町長さんは
とても喜んで、それを大事にとっておくんだけれど、ある日、そろそろそれを飲もうかな、と
思って樽のワインを注いだら、中身は全部水でした、というの。みんな、自分一人くらいは
と思って水を入れたのでした。町長さんは、なみだをポロポロ流して泣きました、というの。
237 :
吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 23:16
春っていう詩
小学校三年生くらい
おかんはたったひとり
峠田のてっぺんでくわにもたれ
空いっぱいになくひばりの声を
じっと聞いているやろで
里のほうで牛が鳴いたら
ひびきにじっと
耳をかたむけているやろで
大きい美しい春がまわってくるたんびに
おかんのとしがよるのが
目に見えるようでかなしい
おかんがみたい
小学生の心にヤキツイタ
238 :
吾輩は名無しである:2001/07/08(日) 23:17
ミロのヴィーナスはかんべん。
239 :
みどり:2001/07/09(月) 16:30
『ミロのヴィーナス』は、彫刻の作者に失礼だよね。腕がないほうがマシっていうんだから。
240 :
吾輩は名無しである:2001/07/09(月) 16:37
トルソ好きはネクロでピグマリでフェチの変態。
241 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 02:49
>>204 I was born、私も印象に残ってます。
授業で読んだ何年も後に読み返したら、
当時先生が教えてくれた解釈が納得できなくて。
初めて自力で必死に意味を考えました。
「生まれることだけでなく、生むことさえも生物自身の意志ではない」
という宿命のかなしさを、父は息子に伝えようとしたのかなあ、
というのがその時の私の結論なんですが…。
じゃあ誰の意志? って言うとなんか『利己的な遺伝子』っぽいですね。
242 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 05:14
宮沢賢治の「やまなし」の「くらむぼん」ってのは何だ?
って質問を教師がして、クラスで議論したんだけど(小1か2だよね)、
あれは結局何なの??? 山梨なの?
教師が答え教えてくれなくて、いまだに謎です。
今読めば分かるんだろうか。
243 :
吾輩は名無しである:2001/07/10(火) 16:43
車掌の本分
244 :
吾輩は名無しである:2001/07/12(木) 22:05
俵万智「愛の消印」
245 :
☆:2001/07/14(土) 00:08
たしか安倍公房の自分の足からいとが出てきて引っ張るとどんどん足が無くなって行く(?)話のタイトルななんでしょう?
赤い繭であってます???
あと、「山月記」「こころ」とかはかなりインパクト大!!
中国かどっかに留学してて、植物の試験でカンニング疑惑が起きる話のタイトル誰かわかります???
246 :
吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 21:05
山月記ってそんなに名作なんですかね?
舞姫どうなんえすか?
247 :
吾輩は名無しである:2001/07/16(月) 22:52
>>221 亀レスだけどそれ「科学と学習」の別冊か何かにあったような気がする。
>>245 あってます。
ところで、評論系って全然でませんね。「『いま』『ここ』の発見」(うろ覚え)
は印象に残ったんだけど。
248 :
吾輩は名無しである:2001/07/18(水) 09:27
ミロのヴィーナス。
腕が無いのに見慣れちゃったら、どんな立派な腕付けたって
不自然なのは当たり前じゃん。
阿呆だなと思った<清岡卓之(だっけ)
249 :
吾輩は名無しである:2001/07/19(木) 02:00
清岡卓行だよ。
それ、先月教育実習で教えた。
あれって評論としていけてるのか微妙。
教材研究すればするほどなんかよくわかんなくなった。
水の東西も同じく。
岸田秀とかどうよ??
250 :
:2001/07/19(木) 02:26
個人的には、あの教科書独特の匂いが好きだったね。
251 :
吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 16:06
危ないよ250・・・・・
252 :
吾輩は名無しである:2001/07/29(日) 21:29
ちいさいしろいにわとり
253 :
吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 00:30
さるがみる
254 :
吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 00:47
「檸檬」があがっていないような?
255 :
吾輩は名無しである:2001/07/30(月) 01:53
海辺で拾った瓶に手をつっこんだら、底無しだったみたいな話。不思議な
感じがしてこわかった。これ、なんでしたっけ?
256 :
吾輩は名無しである:2001/08/02(木) 19:02
「おじさんの傘」には深い思い出があり、傘をさす事に未だに罪の意識を感じる。
「村の英雄」これは、人数を数える時には常に「村の英雄」はするなと肝に命じている。
「夏の葬列」これこそ短編だと思う。(いつもの癖でこの人は戦争系作家だと思ってた。)
「山月記」漢文と和文の子供は美しい。
257 :
吾輩は名無しである:2001/08/02(木) 19:44
魯迅だったっけ、子どもの頃に遊んだ二人が大人になって
地主と小作人という境遇で再会するお話。
258 :
長文スマソ:2001/08/02(木) 22:18
小学生の時、国語の教科書を一人一段落ずつ読まされた。間違えずに
読めたら赤いシールをもらえたんで、みんな一生懸命読んでた。
宮沢賢二の「やまなし」を読んでいた時のことだった。一段落がたった
一文の部分があったんだよね。そこに当たった子は「ラッキー」てなもんで
堂々と読んだわけさ。やまなしが川に落ちるところの描写なんだけど、
「そのとき、どぶん。」
これだけ。いやー、うらやましい、ってなもんでみんな騒いだもんよ。
しかし、その文を良く見ると、
「そのとき、とぶん。」
だった。「とぶん」とはなあ。んで、その子はシールもらえず赤っ恥〜。
宮沢賢二はあなどれんと幼心に思ったものでした。おしまい。
259 :
吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 00:30
おや、川にはいっちゃいけないったら。
260 :
吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 01:25
新しい国語の教科書を2ちゃんねるで編纂したいねえ。
取りあえず小学校3年でポーの大鴉かな
261 :
吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 01:36
「走れメロス」
「やんぬるかな」という台詞がクラスで流行語になった。
262 :
吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 07:05
正岡子規の顔写真にみんなで恐怖(ちなみにあれでも20代)。さっそく落書きを加えた。
263 :
吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 08:38
あめゆじゅとてちてけんじゃ
(雨雪を採ってきてください)
264 :
吾輩は名無しである:2001/08/03(金) 14:00
『蜘蛛の糸』因果応報とか自業自得とかの
絵解き扱いだったが(まあ小学生相手だからね)
かんがえて見ると浄土系の救済観からすれば
とんでもない説話だね。
蓮の池のふちに法然、糸に親鸞なんちゃって……。
265 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 08:28
あげ
266 :
吾輩は名無しである:2001/08/07(火) 09:11
>>260 2ちゃんねる国語 試案
小学校 スウィフト『ガリバー旅行記(第4部)』
カフカ『変身』
シェリー夫人『フランケンシュタイン』
などなど。
☆ねらい☆幼少時からたやすく人間を信じない心を養う
中学校 どうしましょうか?
267 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 01:38
>>227 主人の寿司折をこっそり食ったら、ワサビが利いてて
舌をヤられるって話じゃなかった?
それで時計の音が「チックタック」→「ヂッグダッグ」
になるっていう、しょーもないオチ。
268 :
吾輩は名無しである:2001/08/19(日) 01:53
ヘッセ「少年の日の思い出」。
269 :
吾輩は名無しである:2001/08/20(月) 08:49
海女さんに何故か小屋に閉じ込められてた少年が
カモメになって窓から逃げる・・・
って話。
タイトルが思い出せません。
「鳥」とは別の話でしょうか?
270 :
吾輩は名無しである:2001/08/25(土) 16:44
『耳のお医者さん』だったかな?少年が実はカモメだという秘密を聞いてしまった少女が、耳のお医者さんに『秘密を耳から取り出して下さい』ってお願いする話。
271 :
吾輩は名無しである:01/08/27 00:09 ID:50RvHxio
あげ
272 :
吾輩は名無しである:01/08/28 21:29 ID:7mZs5Sho
山月
記
273 :
吾輩は名無しである:01/08/28 21:41 ID:qEmWytxA
山月記「ロウセイのリチョウはハクガクサイエイ・・・」オープニングの描写を暗記して朗唱して悦に入ってました。
274 :
吾輩は名無しである:01/08/28 23:50 ID:BsClS/zI
>270
いや、それが「鳥」でしょ?
269もそうだった気がする。確か・・・。でも確証は無し。
275 :
吾輩は名無しである:01/08/29 13:45 ID:I0JRyKx2
おおきな木がほしい。
これ、教科書にのってなかったかな。
木の上の家に、すげーあこがれた。
276 :
吾輩は名無しである:01/08/31 01:51 ID:9GnRIROA
「夕日が背中を追ってくる」っていうフレーズが、妙に忘れられない。
小学校低学年の詩だったような???
277 :
:01/08/31 10:22 ID:P62pUcvA
276
その詩、合唱曲だった記憶が…。
ゆうひが背中をおしえてくるー
そんなに押すな
あわてるなー
とかいう歌だった記憶が。
278 :
吾輩は名無しである:01/09/01 01:20 ID:TRgYNO2I
>276 277
二人とも惜しい。「夕日がせなかをおしてくる」です。
279 :
グララアガア:01/09/01 01:34 ID:NPe7nWzg
教科書の坂口安吾の写真で授業中に笑い転げて怒られた記憶があるぞ。
笑わずにいられるか、あんなカオ。
280 :
吾輩は名無しである:01/09/01 01:48 ID:JxsivJ4g
教科書の著者の写真に落書きしてたコがいたんだけど、
それがあまりにも面白すぎて、不覚にもいつも笑わされたなあ・・(w
281 :
吾輩は名無しである:01/09/03 04:08 ID:hlfZzuzo
>274
「鳥」で正解。安房直子作。外には「きつねの窓」など。
282 :
吾輩は名無しである:01/09/03 21:24 ID:H0Bpee16
時に残光、光冷ややかに、
白露は地に繁く、樹幹を渡る冷風は、
既に暁の近きを告げていた。
283 :
吾輩は名無しである:01/09/04 14:29 ID:tkRiE48I
吉行淳之介の少年が高熱を出す小説。なんだか忘れられない。
284 :
ほい:01/09/04 21:17 ID:968zHzSU
245さんへ・・・それは「藤野先生」だよ!魯迅の。
285 :
ほい:01/09/04 21:41 ID:968zHzSU
252さん!よくぞあげてくださった!
私もちいさいしろいにわとりがbestです。
あれではひとがよすぎる、とはおもったけど、6歳だったし、あれでいいのかとおもってました。。
286 :
吾輩は名無しである:01/09/05 20:25 ID:km92hhx.
たぶん中学生のときに習ったものだと思うのですが
詩で、タイトルも作者もわからないものがあるんです。
もしご存知の方いらしたら教えてください。
【1】「虹のふもとに住んでいる人は自分たちの幸せに気づいていない。
同じように自分自身も、自分の置かれている幸せに気づいていないのだろうか。」
といったようなもの。
【2】男性とその幼い娘が出てくる詩で、彼らの住んでいる
アパートの描写(玄関、○畳の部屋)と、父親の下駄で遊ぶ(?)娘の描写が
あったように記憶しています。
>>250 ワロタ。
教科書の表紙の薄紙のようなものを剥いでる人いませんでした?
>>275 さとうさとるさんでしたっけ?
こないだ図書館の児童書コーナーで見つけて
ちびっこに混じって読んできましたw
287 :
吾輩は名無しである:01/09/13 03:11
>195
おっと出た「サラダでげんき」だね!!
みんな知らないのか・・もしかしてマイナー教科書?
風邪をひいたお母さんのために幼い娘が特製サラダを作るっていうストーリー。
最後は特製ドレッシングなんだ。
288 :
吾輩は名無しである:01/09/13 03:24
289 :
吾輩は名無しである:01/09/16 00:56
お父さんの大切にしていた甲子園の砂を捨てて他の土と混ぜてしまう話
切なかった
あと
おじいさんが毎年誕生日に木の下にプレゼントを置いてくれる話
切なかった
あと
クマの子ウーフの紙人形劇で台詞を暗記しなくちゃいけないのに
人形の裏に書いてたのがばれて怒られた
切なかった
290 :
吾輩は名無しである:01/09/18 16:35
>286
【2】ですが中三で習った覚えある
なんだっただろう。
かぼちゃでてきませんでしたっけ?
うがー気になる。
原民喜の詩 デルタがどーたらってやつと
ミズヲクダサイをやったのだが
まじで気分悪くなった。
ミズヲクダサイのカセットまでもってきやがって・・・
そして一時間意味不明な戦争トークで終わらせたり。
公立教師が右って本当なのね。と思った。
記憶に残っているのは春望。めっちゃ好きだった。
小学校の頃にやったすずめとおあげが出てくる話。
劇やらされてた。
291 :
吾輩は名無しである:01/09/18 16:48
>289
野球といえば一塁主の生還を思い出す。
続編があるんだけど自分の子どもに死んだ兄の名前をつけるの。
中学生だったがそれはよろしきことではない。と思った。
292 :
はづかしいみす:01/09/18 16:48
291ですが一塁手ですね。ああ。恥かしい。
293 :
吾輩は名無しである:01/09/23 02:11
>286
一般書籍板の教科書スレに同じ質問出したでしょ?
解決したなら解決したってこっちにも書こうね。
294 :
吾輩は名無しである:01/09/24 00:15
『舞姫』を高校の時載ってた。
トヨタロウ(ダッケ?)の優柔不断なところが自分と似てるな〜って思った。
許せないトコも多かったが...
295 :
吾輩は名無しである:01/09/24 00:18
『舞姫』も『こころ』も、教科書から消えちゃうんよ。
296 :
吾輩は名無しである:01/09/24 01:42
>290
> 公立教師が右って本当なのね。と思った。
左 じゃないの?
小学校のとき、王様とつばめの話しだったような…。
小学校ってたいてい生徒に声出して読ませるでしょ?
それで私「つばめ」の「つ」にアクセントをおいて読む癖があって、
クラス中から笑われた記憶がある…。
教科書の思い出じゃないけど
298 :
吾輩は名無しである:01/09/25 02:35
小学生の時、「真夜中のライオン狩り」とかいう短編を
忘れ物した罰として、5回くらいノートにフルテキスト
書かされた。あれはきつかった・・・。
299 :
吾輩は名無しである:01/09/26 05:40
>296
うん、左だよね・・・
スイミーなつかしい!
いいスレだ。
301 :
夜明けのダザイスト:01/09/28 00:51
ミロのヴィーナスに批判集中。
中島敦に賛美集中。
俺も全く同じ気持ちですが。
在原業平の短歌、
「世の中にたへて桜のなかりせば春の景色はのどけからまし」
っていう歌の感想を発表したら、
先生にえらく誉められたのが嬉しくて、
それ以来、この歌が好きになった。
302 :
吾輩は名無しである:01/09/28 00:57
>301
「春の景色」じゃなくって、「春の心」だったような気がします。多分。
303 :
夜明けのダザイスト:01/09/28 01:00
まぢで?
10年も前のことだからなあ、ハズカシー!
高校のときかなあ、「檸檬」ってやりませんでした?
本屋に檸檬を置いてきちゃうやつ。
うんうん、やったやった。
梶井基次郎の顔写真が貧相だったよ。
306 :
吾輩は名無しである:01/09/30 00:14
ありが
葉っぱを運んでいる
ヨットみたいだ。
307 :
吾輩は名無しである:01/09/30 04:39
>>304 「檸檬」を漢字で書けとかいう問題が期末試験とかで出たりしません
でしたか(笑)?
308 :
吾輩は名無しである :01/09/30 09:34
大関松三郎の詩。
「とっくんとっくんにょろにょろにょろにょろ」
水を飲んでる詩なんだけど、本当にうまそうに飲むんだよな。
309 :
吾輩は名無しである:01/09/30 12:45
中三の教科書の「あこがれ」。ラストは主人公の少年が川に投げ捨てたタバコを
眺めているというやつ。激烈感動というものではないが、なぜか印象にある。
既出だと新見南吉のごんぎつねかな。挙げるとキリないのだけど、
「堀池の僧正」と鳥獣戯画の絵は笑えました。
310 :
吾輩は名無しである:01/09/30 15:24
小学校の時の教科書に載ってた、
「おばぁちゃんから貰った百円玉は温かくて使えなかった」という内容の詩。
だれか知らない?
スーホーの白い馬
かわいそうな象
石うすの歌
雨にも負けず
戦争系の話はいまでも印象に残ってる。
311 :
吾輩は名無しである:01/10/02 00:09
「繁栄のはな」
どんな内容かは、ほとんど覚えていないんですけど
確か世界中が花まみれになって困る、というお話だったような?
312 :
吾輩は名無しである:01/10/02 00:23
ビルマのジャングルで行方知れずになっていた五郎が帰ってくる話。
313 :
吾輩は名無しである:01/10/02 06:24
>312
何故そんな微妙な覚え方を・・・
おばあちゃんはクルミの木なんだよね。
314 :
夜明けのダザイスト:01/10/02 13:37
他の兄弟はみんなくたばるやつだろ。
あれは人気あったな。
あと6年生で習った川とノリオ。
315 :
名無し太郎:01/10/13 17:41
作者は忘れたけど、確か中学の教科書で夕焼けって感じの題名の詩。
片田舎の一両編成電車で女生徒が老人が乗ってくるたびに席を譲るんやけど
次第に自分はいい子ぶってんのちゃうかーと思ってついには老人が乗って
来ても寝たふりをしてしまうっていう内容やったと思う。
うまくいえんがうまいこと書いててん。
後小6の桃可片。
>315
これは吉野弘さんの「夕焼け」という詩だったと思います。
高田渡さんというフォーク歌手が曲をつけて歌っているのを以前きいたことがあり
ました。
317 :
吾輩は名無しである:01/10/13 18:14
誰か知りませんか?
(内容)
ある一人の男の子が家の窓から、
猫は自由だなぁ・・と思いながら野良猫を見ています
ある日、猫は車にひかれて死んでしまいます。
その瞬間を男の子は見ていて、とてもかわいそうでした。
猫はいっぱい車にひかれて、紙切れみたいになってしまいました。
しかし、
日本中を駆け回る車のタイヤに紙切れとなってついた猫は
自由に日本をかけまわり、やっぱり猫は自由だった・・・
という内容の本をさがしています。
どなたか知りませんか??
318 :
吾輩は名無しである:01/10/13 20:00
中学校教師をしています。
3年生の教科書を読んだら
「素顔同盟」というのがあった。
感動してしまった。
319 :
名無し太郎:01/10/13 20:11
>>315 ありがとう!しかし吉野弘って人には聞き覚えがない。。。
320 :
吾輩は名無しである:01/10/13 20:13
321 :
吾輩は名無しである:01/10/13 20:15
>>318 中学教師になってみてどうですか?やはり生意気?
322 :
吾輩は名無しである:01/10/13 20:17
323 :
吾輩は名無しである:01/10/13 20:29
>>319 吉野弘は国語教科書の定番詩人的イメージがあるけど・・・
324 :
吾輩は名無しである:01/10/14 13:02
>321
生意気ではありませんね。
逆に今の子はひ弱なので、手ごたえがありません。
「幻の錦」は難しいようです。
325 :
夜明けのダザイスト:01/10/14 17:16
ししかりもんにしき、NHKのドキュメント番組では、
確かにそう発音していた。なつかしい!
326 :
吾輩は名無しである:01/10/14 18:09
国語じゃないけれど、音楽ですごく胸に来る歌を習った。
森の中で飢えた人間のじいさんがぼんやり焚き火を眺めていた。
かわいそうに思ったウサギは森中の仲間にじいさんに食べ物を恵んで
くれないかとたのんでまわる。しかし行く先々で
「人間なんかにやる食べ物はない」とにべもなく断られる。
手ぶらで帰ってきたウサギは、自分が食料になるべく、
焚き火の中に身を投じる――
国語の教科書にあってもよさそうなストーリー.
だれか曲名知りません?合唱曲だったような。
327 :
吾輩は名無しである:01/10/14 19:00
>326
これ、学研の「学習」で読んだなぁ・・・
>326
お釈迦様の話であったよ。こんな逸話。
329 :
吾輩は名無しである:01/10/15 16:05
羅生門。
ばばあの描写に圧倒。「けびいし」ってどう書くんだっけ。
330 :
吾輩は名無しである:01/10/15 16:21
光村図書小学1年生より
おおきなかぶ
あと、なんかウサギの親子の会話で子供が
「○○になっておかあさんからにげてやる」
そしたら母親が
「そしたらわたしは○○になってあなたをおいかけますよ」
っていうのを何パターンも繰り返す話。
どんなんだったっけ。
331 :
吾輩は名無しである:01/10/16 20:27
詩で題名忘れちゃったけど、世界中で朝が来るみたいな話。
カルカッタって言いづらくてこまったな。
332 :
吾輩は名無しである:01/10/16 23:41
>326
「月とうさぎ」とかいう題名だったような・・・
お釈迦様だったっけ・・・
良寛じゃなくて。
調べておきます。合唱になっていますので。
333 :
吾輩は名無しである:01/10/17 05:31
中二か中三の時の教科書に載っていた、
松下竜一?の「絵本」というエッセイが衝撃的でした。
334 :
吾輩は名無しである:01/10/17 05:37
>>326 それ手塚治の『ブッダ』の冒頭のシーンだろ
335 :
吾輩は名無しである:01/10/17 16:43
336 :
吾輩は名無しである:01/10/17 21:20
自分が中学に上がった頃から髭が生えてきたので、
父親の髭剃りを内緒で使っていた。
そしたらある日、父親は新しく買った電気髭剃りを黙って私に差し出した。
それから幾らか月日が経って私は大人になり、父親が亡くなった。
葬式の時は泣けなかった自分だが、後日、父親の使っていた髭剃りを発見。
それが白い髭でびっしりになってるのを見て、初めて父親が老いていた
事を知り、声をあげて泣いた。
って感じの話が確か3年前の模試に出て、ちょっと泣きそうに
なったんだけど、知ってる人いない?
父親と髭剃りって組み合わせが哀愁を誘う。
337 :
吾輩は名無しである:01/10/17 21:51
>>336 葬式のときに泣けないっていうのがなんかやらしいな。
髭剃り見るまでずっと泣かないのも不自然だ。
338 :
吾輩は名無しである:01/10/17 22:14
>>337 通夜だの葬式だのは、遺族は忙しくて泣くヒマもないよ。
冷静になって、取り乱したりすることのないように、頭のいい人が考えた
制度なのかも? おれは
>>336の話がわかるなあ・・・。
339 :
吾輩は名無しである:01/10/17 22:47
>146
がまくんとかえるくんの手紙の授業のとき、先生に
がまくん?に手紙がこないことを
「手紙が来ないことなんてありえない!
だって友達からの手紙が来なくたって、国際証券とかからDMは
来るじゃない!」
と熱弁をふるい、先生を困らせてしまった小2の夏を思い出す・・・
嫌な子供だ・・・
340 :
吾輩は名無しである:01/10/17 23:04
高校の時の詩で
「のおあある とおあある やわあ」って犬の遠吠えを
描写したものなかった?
寝静まって真っ暗な町が、黒い大きな蜘蛛が覆い被さっている
ようだって言ってたかな。子供とお母さんの会話が入って、
「お母さん、犬は何に怯えているの?」だったっけ。
341 :
吾輩は名無しである:01/10/17 23:09
>>331 カムチャッカだろ、カルカッタじゃなくて。
朝のリレー 谷川俊太郎
342 :
吾輩は名無しである:01/10/17 23:12
>340
なんだろう。
萩原朔太郎っぽいね。
343 :
吾輩は名無しである:01/10/17 23:18
>>341 そうだー!カムチャッカだ!
あれだね、やっぱ今でも言いにくいわ。
カムチャッカってどこにあるんだろう?
高校の頃さ、山月記を漫画にしよう! という授業を受けた。
346 :
吾輩は名無しである:01/10/22 15:03
347 :
教科書でなくて悪いんだが:01/10/24 00:27
小学校の昼食の時に、校内放送で童話テープみたいなのを流すんだけど、
それで憶えてるのが「王様の耳はロバの耳」。
とこやのおばさん(おじさんかも)が地面の穴を掘って
「王様の耳は ロバのみみーーーっ 王様の耳は ロバのみみーーーっ
はーっ… はーっ… スーーッとした! ホーーッとした!」
っていうのなんだけど。
好評だったようでクドイほど聞いた。
348 :
名無しチェケラッチョ♪:01/11/05 17:03
谷崎潤一郎の「陰翳礼賛」。
「行灯の光の下では、ようかんがうまそうにみえる。」みたいなの。
うまそー、って思ったのと、ようかんがテラテラ光ってる感じが想像できて、
なんか淫靡だった。あ、芋ようかんじゃだめよ。
ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」。
コンプレックスの相手の大事にしている蝶の標本をつぶしちゃうやつ。
つぶされた蝶が、綺麗な色のコナゴナになっちゃう感じ…も想像して
切なくなった。
志賀直哉の短編。
あるカップルが女神様に呪われ、女の方が日々やつれていき、
ついには蜘蛛女になっちゃうやつ。
残酷かつ美しい結末。
文章のフレーズよりは、そこから想像・妄想?したものの方が
鮮明に覚えています。
349 :
吾輩は名無しである:01/11/05 17:35
小学校か中学校だったか…
男が何かの動物に指を染めてもらい
その指で輪を作ることで何かが見えたが
習慣で無意識に手を洗ってしまってもう見ることができなくなった・・
という話をどなたかご存じないでしょうか
350 :
吾輩は名無しである:01/11/05 18:30
>>349 上のほうで既出だけど
安房直子作の「きつねの窓」だと思います。
351 :
吾輩は名無しである:01/11/05 18:35
冥途
高校の時、先生が羅生門(多分)を読んでて
気持ち悪くなるような表現が多いためか生徒が1人倒れた
自分もやばかった
354 :
記憶力薄いひと:01/11/13 18:47
「どろんこハリー」
絵も克明に覚えている。
「高瀬舟」
思い出しただけでも痛い!!
「トロッコ」
半べその子どものイラストが生々しかった。今でも子どもっぽいことで悩んでいたり、
みょーに張りきっている人がいると、「お前は芥川龍之介の「トロッコ」か!」って
つっこんだりします。たまに、受ける。
ラスト、
「太郎の家に雪ふりつむ
次郎の家に雪ふりつむ」
ですね。
ああ、あと、坪田譲二ってのもあったなあ・・・「赤い鳥」。全集ほしいぜ!
「赤い鳥」といえば、「クレオ」! 雪合戦していて、通り掛かりのおじさんの
顔に当たって、眼がね壊して怪我させて。怒って追いかけてきたおじさんをゾウたちが
「ぐららあがあ」ってやっつけるという・・・違ったか?
あと、金持ちの子どもの机の中にあった絵の具が盗まれて、女教師が犯人の子どもに
無理やり葡萄を食べさせてるという・・・違ったか?
しかし素晴らしいスレだな、またくるぜ! アディオス!!
355 :
記憶の薄い人2:01/11/13 18:59
「こころ」って、漱石だよね。やったよ、高校のときに。
恋に悩む先生と書生。先生が書生を夜道で待ち伏せして投げ飛ばすんだよ
ね・・・違ったか? つまらんかったね、ゴメソ。アディオス!
356 :
吾輩は名無しである:01/11/13 19:25
357 :
ガラスの靴:01/11/21 23:36
中学の頃、現国でやった安岡章太郎の「サーカスの馬」。
絵に描いたような落ちこぼれの主人公が、事あるごとに呟く、
「まぁ、いいやどうだって」って云うセリフに当時、妙に共鳴してしまった。
安岡章太郎の初期の短編って好きです。
358 :
吾輩は名無しである:01/11/21 23:39
>>348「陰翳礼賛」に同意。
おれは食い物がうまそうに書いてあるのにやられ、
授業中、空腹のあまり倒れそうになった。
359 :
吾輩は名無しである:01/11/24 11:50
魯迅の「故郷」。
その場にいない男の人相を表現する時「るんとうみたいな顔で」と表現した人がいた。
自分含め多くの周囲の人々は「ああ…」と納得できた。
小5で習った「大造じいさんと雁」が途中から、小4で習った「鴨捕りごんべえ」と
ゴッチャになってしまう人もいた。(夢に出て来た人かもしれないが。)
360 :
吾輩は名無しである:01/11/24 12:08
小学校1,2年の時に習ったんだけど、題名忘れちゃった。
なんかね、おもちゃのぜんまいじかけのねずみの話なんです。
そのねずみの名前はウィリー。
ウィリーと、本物のねずみの交流の話だった気がする・・。
で、なんか「むらさきいろの小石」ってのが出てきて、
それが結構重要なアイテムだったような・・。
誰か覚えてない?今23,4才の人なら習った人いると思うんだけど。
361 :
最後の授業:01/11/25 01:19
______________________
∧_∧
( ´Д`) Vive La France!
) (
/ |_\/_|ヽ
| | ゚| □| |
| | ゚| |\ /
_ | | ゚| |ヽつ □||□
|\⊂ノ ヽ⌒_⌒\ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \ ⌒ ⌒ \
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
.| | | ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| | |
362 :
吾輩は名無しである:01/11/26 22:32
このスレいい!
まだ出てきてないのでうろ覚えなのが、
船乗りの話で、親父が船長で、猿と喧嘩して、マストのてっぺんから
飛び降りる話。
少年野球の話で、どこかの商店街チームで、ピッチャーが一人だけで、
その前日まで準決勝を投げ抜いて、決勝でへばった時に、チーム全員で
日陰を作る話!
このスレで思い出が蘇ってきたよ。
363 :
吾輩は名無しである:01/11/26 22:39
「風の強い日」ってどんな話でしたっけ?
364 :
吾輩は名無しである:01/11/26 23:19
教科書じゃないんだけど、全国模試(進研模試)で数年前の問題が
印象に残ってる。海野羊(うんのよう)という少年が、象にお弁当を
あげる話。実は継母からのお弁当で、食べなかったことがバレたら
いけない。しかし友達がその継母の前で「象にいっぱいあげたよね」
みたいなことを言う。
試験中に危うく「言うなよ!」と突っ込みそうになった。
>360
アレクサンダとぜんまいねずみ。じゃない?
366 :
吾輩は名無しである:01/12/18 21:51
へっせの「少年の日の思い出」かなあ
中島「山月記」井伏鱒二「山椒魚」太宰「走れメロス」
でも、「走れメロス」は別に面白かったわけじゃなくて
教師の(文部省の?)解釈で気にいらない箇所があって
今でも覚えている。
走れ、走れメロスって言ってるのは「読者」だって
教えられたんだけど、これってどう考えてもおかしくない??
どなたか意見聞かせてください。
368 :
吾輩は名無しである:01/12/19 00:50
中学の教科書に著者の顔写真が載っていて落書きした。
いま思えば、
あれは手塚富雄だった。
369 :
吾輩は名無しである:01/12/20 11:00
島崎藤村の『初恋』を朗読するときに
「まだあげそめし 前髪の」を
「まだはげそめし 前髪の」と読んだヤツがいて大爆笑。
研究授業で、たくさんの先生たちがいるなかでの
爆笑だったので、担任で国語教師だったO先生に
翌日1時間にわたる説教をされました。
忘れられない思い出…
370 :
吾輩は名無しである:01/12/20 11:23
はじめまして。
えっと、確か小学生の頃(当方25才)の教科書に載ってた詩で、
「山猫」
っていうのがあったと思うんです。
久しぶりに読んでみたくなりましたが、作者がわかりません。
どなたかお教え頂けませんか?
「西風号の遭難」憶えてる人いるかな。
1989年に読んだ気がする。小学生の教科書。
372 :
吾輩は名無しである:01/12/20 13:26
正岡子規は落書きされやすい写真だったよね。
>>365 久しぶりに来てみたら答えてくれてて、めっちゃうれしい、ありがとう!
アレクサンダ・・!ああ懐かしいアレクサンダ・・!
>>371 ひょっとしてそれは、陸の上を船が走る、みたいな不思議なお話ですか?
なんであんな高い崖の上に船の残骸があるかというとね、昔ね・・みたいな。
374 :
吾輩は名無しである:01/12/20 17:11
>>70 タクシーの運転手の名前は、松井五郎。
「なんてこった、なんてこった・・・」を連発していたら
不思議な世界につれてかれてしまう、って話でしたよね。
小学校4年かあ。タイトル何だっけ?
個人的にタイトル覚えてるのは、
アナトール 工場へ行く(「こうば」という読みはこれ以来お目にかかってない)
つりばしわたれ(橋を渡るのが通過儀礼だったような覚えが。。。)
てぶくろを買いに(「人間は、本当にいいものかしら。」が好きだった)
ちいちゃんのかげおくり(戦争はいけないものだと子供心に痛感した小説)
タイトルが思い出せないんだけど、
海辺に白いイスがひとつ置いてあって、そこに来る
いろんな人々の情景が書かれているのってなんだっけ?
誰か、覚えていたら教えてください。
放置は勘弁して下さい。
よその板の住人なんで、文学は全然わかりません。
ただ、昔から心に引っ掛かる詩なので、どなたかよろしくお願い致します。
376 :
吾輩は名無しである:01/12/21 20:45
>>375 うーん、とりあえず「山猫・国語・教科書・小学校」みたいな
キーワードで検索してみたのですが、ヒットするのは宮沢賢治
の「どんぐりと山猫」ばかりなのです(詩というキーワードを
入れても「詩人・宮沢賢治」という言葉にひっかかりますし)。
日本の詩人か西洋の詩人かとか、詩の一節とかを教えていただ
ければ、もう少し効率よく探せるかもしれませんが…。
377 :
taka ◆WJp3Uzus :01/12/21 23:07
ガルシンの恐ろしく古い本(世界文庫)を読んでいたら、
「蛙の旅行家?」(うろ覚え)とかいう童話が載ってました。
あとがきによると、ソ連時代には教科書に採用されていたそうです。
あ、375に先にやられた! でも同意。
376だった・・・鬱
380 :
370=375:01/12/21 23:24
>>376 ありがとうございます!
私も検索してもそれしか出なくて困っていたのです。
思い出せる内容は、
動物園に連れてこられた山猫が檻の中に入れられても
その野生の鋭い眼光を失うことなく、
ライオンのように人になついて媚びを売らない、
そんな気高い姿を描いた詩だったと思います。
なにぶん曖昧な記憶のため、
思春期に影響された聖帝サウザーのような生き方をそこに感じた
と言う思い込みも入っている可能性もないとは言えないです。
引き続きお待ち申しております。
聖帝サウザー! ちみ、おもしろいね〜
少なくともケンヂじゃないね。なんだろ?
382 :
吾輩は名無しである:01/12/21 23:42
永遠の名作・スイミー!
あとね、「赤い実はじけた」
「赤い実…」は微妙にはやった。誰かをすきになると
「はじけた!」つってた。
エッチ!
大造じいさんはがん
385 :
吾輩は名無しである:01/12/22 15:45
道徳の教科書の方が、読み物として面白い(最後にちゃんと落ちる)作品が
多かった気がする。
ところで、最近は道徳の授業が廃止されて無くなったという噂は、本当なのでしょうか?
386 :
吾輩は名無しである:01/12/22 16:18
>>385 おいおい、まじですかああ? たとえばどんなの覚えてる?
387 :
吾輩は名無しである:01/12/22 16:41
>>386 385ではないけど、菊池寛の「恩讐の彼方に」とか「みつばちマーヤ」
の原作小説とか、作者忘れたけど「おひさの星」とか、その手の物語
らしい物語は何故か道徳の教科書に載ってたよ。
>>387 ふうん、そうだったっけ? まったく覚えてないなあ。
俺、北海道だったからなあ・・・関係ないか。
あ、あと「最後の一葉」とか「賢者の贈り物」も。
道徳の教科書というより「週刊ストーリーランド」のような
教科書だった。
390 :
吾輩は名無しである:01/12/22 16:47
高村光太郎の「道程」(ぼくのまえに道はできる、とか)を暗誦させられた。
いやな思い出だ。
391 :
吾輩は名無しである :01/12/22 16:50
「道程」はまだ短いから、まだいい。
俺は光太郎の「あどけない話」(東京には空がない、って奴)を
暗誦させられた。つーか、詩は何故か暗誦させられるから嫌だ。
道徳っていうと、「ガラス割って叱られた」とか、「新聞配達を手伝ったら
ほめられた」とか、「転校生をいじめたら解放同盟にゲバルトかけられた」
とか、まあそういう辛気臭い話ばっかりだったような気がする。どっかの
ライターが書いたようなね。そうそう、作家名なんか記載されてなかったな。
北海道だからか?
393 :
吾輩は名無しである:01/12/22 16:55
国語と関係ないけど、カトリックの男子高だったから、「アベマリア」
と「天にましますわれらの父よ・・・」なんかを覚えさせられた。
聖書とかもらった。
隣は仏教系の女子高で、そっちは数珠をもらっていたらしい。
しかし、「女子高」っていう言葉はワープロ辞書にあるのに、「男子高」
っていう言葉がない。なぜだ? 女子高ってそもそも、「女子高校」の
略じゃないのか・・・? 謀略のかおりがする。。。。
394 :
吾輩は名無しである:01/12/22 17:03
>>392 まぁまぁ、道徳に限らず、教科書はどこの出版社が何年に出した
教科書かによって全く内容が違いますから。げんに、このスレは
400近いのに、私が習った記憶のある作品はごくごく僅かです。
395 :
吾輩は名無しである:01/12/22 17:16
国語の教科書はいちばん最後に載ってるお話がいいね。たいていそこまで
行かないんだけどね、授業で。
396 :
夜明けのダザイスト:01/12/22 17:22
賢者の贈り物は良いねえ。
俺の教科書には載ってなかったけど。
芥川だよ、芥川。
くもの糸と杜子春。道徳の教科書で読んだな。
397 :
吾輩は名無しである:01/12/22 23:37
小説や詩が多いようですが
小学校のころに初めて見た芭蕉の立石寺での一句
静かさや 岩にしみ入る 蝉の声
思わず唸ってしまった。
398 :
吾輩は名無しである:01/12/23 04:00
>>374 「はまべの椅子」じゃなかったかな?
病気の男の子?が窓から眺めてると赤ちゃんを抱いたお母さんや
子供やお爺さんが座りにくる話で、最後に自分も元気になって
明日は座りにいきたい、と言った話ですよね。
原作は絵本で、図書館に行けば大抵見つかりますよ。
>>362 私もその船乗りの話覚えてます!誰か覚えてませんか?
「ろくべえまってろよ」が好きだった。穴に落ちた犬をカゴを上から
垂らして助けてあげる話。どうしてもやってみたくて、みんなで穴掘って
友達の犬を落っことして助けた……。
「やーい、やーい、悔しかったらつり橋渡ってかけてこい!」
で始まるつり橋渡れ。
「一つだけちょうだい、おじぎり、ひとつだけちょうだい。」
の「おじぎり」にじぃぃんときた一つの花。
400 :
吾輩は名無しである:01/12/23 04:05
教科書でしか読まない作家、椋鳩十。
401 :
吾輩は名無しである:01/12/23 05:49
小学校くらいに図書館で軒並み借りて読んだ気がする。椋鳩十。
402 :
吾輩は名無しである:01/12/23 07:03
何一つ、覚えていない、椋鳩十。
ごめんなさい。やめます。
404 :
吾輩は名無しである:01/12/23 10:57
小学校の国語で読んだ、女の子が影うつし(?)で遊ぶ話。
他しか戦中が舞台だった気がする。
強烈なショックを受けた記憶があるんですが、
ストーリーとタイトルが思い出せません。
何だっけ??
405 :
吾輩は名無しである:01/12/23 11:40
>>401 君もそうか!! 僕も読んだよ、全集あったじゃん。教科書を
きっかけにね。たしか滝に熊が落ちる話とか、大きな鷹とおじいさんの
話とかあったな。でも一番覚えているのはすげえケチな山伏の話。
醤油をそのまま使うのがもったいないから、醤油の瓶に割り箸を差し込んで、
なめたりとかするんだよね。これマジレスよ!
私も椋鳩十、全部読んだ!
でも401といっしょでいっこも覚えてない(w
なんでだろう、ちゃんと感動しながら読んでいたのに。
407 :
吾輩は名無しである:01/12/23 20:46
「茂吉の猫」ってなかった?
408 :
「音読み」は「邪魔」である:01/12/23 20:47
409 :
吾輩は名無しである:01/12/23 21:40
>404
ちいちゃんのかげおくり?
410 :
吾輩は名無しである:01/12/23 21:55
椋鳩十といえば、坪田譲治も。「赤い鳥」
音楽の時間にうたった「月の砂漠」も好き。金と、銀とが〜ってね。
歌の舞台になった海岸がある。どこだったか忘れた。
音楽と言えば「ちょっきん、ちょっきん、ちょっきんな〜」もね。
言葉を習うのは国語だけじゃないのだ。もち、「ドナドナ」や「大きな
ノッポの古時計」も。スレ違いですか?
411 :
吾輩は名無しである:01/12/23 22:37
日本で一番短い俳句って知ってます?
ある旅人が夜、土砂降りにあって、あるお寺で一晩そこで過ごしたときに
詠った俳句らしいんだけど
「せきしても ひとり」
これをみたとき、その誰もいないお寺の中に自分しかいない旅人の姿が
カーンと脳天に刻み込まれました
この俳句、知っている人いますか? あと誰が詠った俳句なのかを・・
412 :
吾輩は名無しである:01/12/23 22:49
尾崎放哉です。正確には「咳をしてもひとり」
他の作品例、だそうです。暇だね、おれも。
故郷の冬空にもどって来た
淋しきままに熱さめて居り
障子あけて置く海も暮れ切る
三味線が上手な島の夜のとしより
朝の姿見からはなれる
414 :
夜明けのダザイスト:01/12/23 22:57
結構有名な句だろ。
俳句といえば石川啄木の良さを知ったのも
教科書からだったような気がする。
魯迅の「故郷」のすぐあとに啄木の歌が載ってて、
なんかダウナーに追い打ちって感じだったけど(藁
たはむれに母を背負ひて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず
415 :
吾輩は名無しである:01/12/23 23:01
「水枕 がばりと寒い海がある」なんかも覚えてるな。西東三鬼。ふええ、冷てえええ!
416 :
吾輩は名無しである:01/12/24 02:36
いつも魚をわけてくれる魚屋さんが病気になって猫達が
土手でお祈りする話(たぶんタイトルは「お祈り」)
作者知ってる方いませんか?
短歌俳句系は草野心平に衝撃を受けた。
「蛙」
●
(こういうの)
417 :
吾輩は名無しである:01/12/24 06:37
啄木は短歌だし、草野新平は詩だろう。
418 :
吾輩は名無しである:01/12/24 13:40
ヘッセの「少年の日の思い出」を思い出す。
夕刻の穏やかな情景が頭の裏にへばりついて取れない…。
いわき市の某高校の校歌、作詞が草野心平。
まだあげそめしまえがみの
りんごのもとにみえしとき・・・ってやつ
何気に暗誦してる女子が多かったな。
421 :
吾輩は名無しである:01/12/24 15:42
石川啄木といえば、枡野浩一が「石川くん」って本出したね。
結構面白かったよ。
422 :
HAL9000:01/12/24 17:49
>>60 宇宙人の宿題〜…小学生の時、塾のテキストで読んで面白かったから、
ついつい本買っちゃった……。
最近授業でやった新川和江さんの「わたしを束ねないで」という詩。
合唱祭でも毎年どこかのクラスが歌ってる歌で、
今回初めてちゃんと詩を読んだのですが、とても良かった。
つい最近まで「教科書に載せるようないい話なんて、もっと他にいっぱいあるよ!」
なんてほざいてた私ですが、
思い返せば、色んな良いお話に出会えて、ほんと国語の教科書には感謝してます……。
国語の教科書取っておけばよかったなぁ……。
昨日書いた俳句、いままで誰が詠ったものなのかわからず
高校卒業してからもず〜〜っと気になってました
5・7・5の中にその人の人生感やその情景などが映しだされて
その感覚っていうんでしょうか・・ それが好きですね
教えてくださった方々 ありがとう
424 :
吾輩は名無しである:01/12/25 02:55
ウチの高校(北関東)の校歌も草野心平だったよー
小学生の時に星新一の「おみやげ」が載っててちょっとトラウマ。
挿し絵が和田誠さんのほのぼのしたものだったので余計にショック。
425 :
370=375:01/12/25 15:43
どなたか思い出せたら教えていただければと思います。
426 :
あくたがわ:01/12/26 01:29
逆にあーいうのは今勉強するべきッしょ?
若すぎて学べないものなってない?
頑固ばばの言葉も今思い出せばよきアドバイス
427 :
吾輩は名無しである:02/01/03 00:00
与謝野晶子がおばさんの頃の写真、髪の毛を青ペンで塗りつぶすと、
志茂田影樹になったので、みんなで大笑いした。
428 :
吾輩は名無しである:02/01/03 00:09
前レスでもあったが、星新一「繁栄の花」は、衝撃的だったなぁ。
世の中の冷た〜い部分を学んだようだったし、
文学の新しい嗜みを知ったようだったし、
あの作品には不気味な魅力があった。
429 :
吾輩は名無しである:02/01/03 00:14
「とびこめ」の挿絵を、「海に向かってカンチョーしてる」なんて
言い出した奴がいて、みんなで大笑いしたけど、
登校拒否児になるんだから、世知がらい世の中だぜ。
430 :
吾輩は名無しである:02/01/03 00:18
漢字の読み間違い連発する奴をみんなで笑い飛ばしたりしたから、
あまりいい思い出ばかりじゃないな。
431 :
吾輩は名無しである:02/01/03 01:40
モチモチの木が凄く印象に残ってるなあ。
モチモチの木の絵を書いたからかもしれないが。
432 :
吾輩は名無しである:02/01/04 00:18
モチモチの木の話は、全国的に流通してたんだ!
俺の故郷でしか読まれでねんでねべがと思ってた
俺は切り絵書かされたよ。
433 :
吾輩は名無しである :02/01/04 00:28
モチモチの木、大型の絵本を持ってました。
豆太という子が主人公でしたね。そのお父さんは熊と戦って頭を
ぶち割られて死んだ…という記述が、本筋と直接は関係ないのに
子供心に妙に鮮烈でした。
高校の時にやった芥川龍之介の「羅生門」。
下人が「きっと、そうか」って確かめるように言う場面が印象に残ってる。
最後の一行から「この後下人はどうなったか」を授業で話し合ったなあ…
皆が「改心して罪を働く事を止めた」とか「(盗人になるのを止めて)飢え死に
した」って答えてた中で一人だけ「このまま罪を働きながら生きていった」って
答えた女の子がいて、それになんともいえずときめいた記憶が。何故だ。
高校の時の教科書ではレモン哀歌とかも好きだった。授業中にぐっと来て焦った。
435 :
吾輩は名無しである:02/01/05 21:09
中学の時の、山本周五郎「鼓くらべ」。
高校では、宮沢賢治が多かった。たぶん、教師の趣味のせいだと思う。「永訣の朝」(流布版もプリントしてくれた、アイスクリームでないほうね)
「なめとこ山の熊」「銀河鉄道の夜(抄)」(でも、あの先生はできれば全部読もうとしていたかな)
「こころ」(最後の時間に、この学校でキャスティングしてみましょうと言われて、とても盛り上がった)
古文漢文では、「伊勢」「源氏」「老子」。割と恵まれていたのか、国語の教師に悪い思い出がない。
あ、あと選択で取ったときの現代文の「舞姫」ね。演劇部担当の教師だったので、朗読がとてもうまくて、
結構皆泣いたんだなあ、これが。なんか技がしっかり決まったという感じだった。
436 :
吾輩は名無しである:02/01/05 21:17
>>435 「鼓くらべ」…「はっ!いやぁぁぁ〜!」とかいう鼓打つ時の掛け声
が出てきませんでしたか?音読の時にその部分があたったんだけど、
自分でも驚くような気合の入った声が出てしまい、クラス中を震撼さ
せたという思い出があります。
437 :
吾輩は名無しである:02/01/17 19:45
はっきりとストーリ全部覚えてる作品がひとつもない
うろおぼえだが、「5月のはじめ日曜日の朝」だな
438 :
吾輩は名無しである:02/01/29 20:45
小学校の時の教科書に載ってたと思うんだけど…
星はキラキラ光るという
どんなのなのかな
猫の鳴き声みたいなのかな
っていうような、目が見えない男の子の詩があって
なんかすごく感動した覚えがある。
小学生ながら胸にぐっとキタ。
いろいろ思い出しますねえ。
「故郷」の「タオチーだのチアオチーだの鳩だのなんとかだの」
っていうのを憶えている。
小1くらいのときの「ふきのとう」のラストの「もっこり」が衝撃的。
タクシーの松井さんの話はどんなんだったかなあ。
440 :
吾輩は名無しである:02/02/02 00:30
高校のとき、渋澤龍彦(漢字合ってる自信なし・スマソ)の作品で、
子どもと動物園に行った話。
子供がナマケモノを見て
「お父さん、ナマケモノはナマケモノだから怠けるの?怠けるからナマケモノなの?」
みたいな質問しつづける話が好きだった。
441 :
吾輩は名無しである:02/02/02 01:22
「赤い実はじけた」授業でやってたとき先生が「さあ、この中でもう
赤い実はじけた人、いるかなー?」って聞いてきたのがすっごい
恥ずかしかった。
あと、「おいのり」っていう、猫の視点から見た話の感想文を
書いたとき、けっこう多くの人が感想に
「どうして猫がしゃべれるのか不思議に思った」
って書いてたのにいろんな意味で驚いた。
442 :
吾輩は名無しである:02/02/02 02:46
>>127 超〜亀レス
井上ひさし「握手」でルロイ修道師がプレーンオムレツを注文する「西洋料理店」は、
上野公園にある「精養軒」がモデルです。
誰も答えていないようなのでレスしましたが、遅すぎますね。
今までこのスレ知らなかったもので。
「握手」の舞台と同じ春に出掛けると
桜と上野動物園で一日楽しめて好きな所です。
漏れは辻邦生の「夏の海の色」にはまったなー。
義務教育最後の小説で、あの作品舞台と咲耶さんに憧れた。
それで気がつけば大学も文学部だったなーーー(遠い眼…)
443 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:07
>441
そのお話読んでみたい「おいのり」
>436
ワラた
444 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:12
>443
「おいのり」は中学の時(たぶん一年)の教科書に載ってました。
ノラ猫たちが、いつも優しくしてもらっている魚屋の御主人の家に
救急車が止まったのを見て、御主人が無事でありますようにと
星においのりする話です。
445 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:17
すごく読みたいよ〜おいのり
世代が違うのだろう。私の教科書にはのってなかった。
ちょっと探してみるね。
446 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:20
>>441 赤い実はじけたいいねー
あのときより今読んだ方が絶対くすぐったい、というか恥ずかしいだろうね。
きっと。
447 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:23
吉野弘「I was born」かな。
あんまりはまったもので彼の詩集読んでみたら見事にはずれたけど。
448 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:33
449 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:35
450 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:38
あ、448でもう出てますね、スマソ
452 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:40
453 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:46
443>448,450
どうもありがとう
454 :
吾輩は名無しである:02/02/02 03:48
>162
当時「アナトールが穴通る」というしょーもない洒落を連発していたのを思い出しました。
よく考えたら「赤い実はじけた」よりこっちのほうが恥ずかしい。(;´Д`)ヒィ
455 :
吾輩は名無しである:02/02/08 21:32
おじんのようで、おばんのようで
という詩にこころあたりないですか?
できればおしえてください。
456 :
吾輩は名無しである:02/02/10 14:30
小1の教科書に出てくる「大きな蕪」は明らかに共産主義思想ですよね?
457 :
吾輩は名無しである:02/02/10 14:44
協力しあうことでバラバラにやってるよりは力が出る、
小さな力でも引き金になりうる、ってのは、
別に共産主義でもなんでもなく、「そういうもの」じゃないの?(笑)
「小さな力でも協力しあえば大きな力に」ってのは共産主義か?
共産主義ってのを誤解してると思う(笑)
458 :
吾輩は名無しである:02/02/10 15:06
じゃあ、「ぐりとぐら」は? みんなで分け合って幸せ!
あのパンケーキ、食べたい・・・ぐり、ぐら。
>>148,140
今西祐行だと思われ
460 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:12
>>367
太宰は読者に二人称で呼びかけてくるから、
読んでる人が言っているるという解釈は間違いではないと思います。
ただ、それだとあまりに安直過ぎて反論したくもなりますけど
461 :
吾輩は名無しである:02/02/10 16:20
井伏鱒二「山椒魚」
宮沢賢治「注文の多い料理店」
これは、詩だけど中原中也「よごれちまつた悲しみに」
ぐらいなもんかな。
高校の時は、教科書楯にして文庫本ばっか読んでたしなあ・・・
寝てることも多かったけど(藁
詩。
やまのあなたのそらとおく
さいわいすむとひとのいう・・・
にやられた。3日くらい頭の中をまわった。
あと、刑務所(?)のなかで御寺(みてらと読んだはず)の鐘を聞くような
内容の詩
誰のだったんだろう??
赤螺蠣太(あかにしかきた)と鮫島鱒次郎(さめじまますじろう)
が出てきたのって何だったんでしょう
名前がサザエさんみたいで、名前だけ覚えているんです。
463 :
吾輩は名無しである:02/02/12 00:53
小1か2くらい時に教科書にのってた
工藤直子さんの詩。
心があらわれるようだった。
そういえば工藤直子さんの息子さんは漫画家の松本大洋らしい。
464 :
吾輩は名無しである:02/02/12 01:49
手品氏のおじさんの話とクジラと会う話の文章を変えるのが流行って
しばらく笑い転げる日々が続いた。
465 :
吾輩は名無しである:02/02/12 14:41
魯迅の小説だと思うけど「マーおばさん」っていうキャラが出てくる話がありましたよね?
物凄いスピードで逃げるシーンが印象的。
あと、小学校低学年の時に読んだ詩で「ケルルンクック」というフレーズが出てくる
奴。未だに頭から離れません。
466 :
吾輩は名無しである:02/02/12 16:15
「きつねのおきゃくさま」に涙した小学二年。とっぴんぱらりのぷー
あとアーノルド・ローベルの絵が可愛かったので図書室で読みあさってた。
467 :
吾輩は名無しである:02/02/17 21:35
教科書に登場する魯迅作品だったら「故郷」以外は知らないな。
しかしそれは「ヤンおばさん」だし。鶏の餌入れひっつかんで逃げるんだよね。
468 :
吾輩は名無しである:02/02/18 00:14
小六のときに教科書に載ってないのに『雨ニモマケズ』を丸暗記させられた。
それにしても、このスレいいな。
俺も教科書捨てずにとっておけば良かった。
テストの時、道程を童貞と書いてしまった・・・。
470 :
吾輩は名無しである:02/03/06 20:36
age
471 :
吾輩は名無しである:02/03/06 21:09
「どろんこ祭り」「またとない天敵」
472 :
吾輩は名無しである:02/03/19 23:38
木曾の最期
473 :
吾輩は名無しである:02/03/19 23:40
木曾の西郷? 西郷って鹿児島だろ<472
474 :
吾輩は名無しである:02/03/20 00:48
>462
「赤螺蠣太」はそのまんまのタイトルで、志賀直哉の短編小説。
漏れは高校時代、文庫本を教科書に習ったな。
伊達騒動のことをよく知らなかったので、わからん部分があったが。
475 :
吾輩は名無しである:02/03/20 03:51
「正義派」志賀直哉
あんまり面白くなかったんだけど何故かよく覚えてマス。
476 :
吾輩は名無しである:02/03/20 14:36
山月記すごく胸に迫ってきてたのに、先生がさめたことを言ってて切なかった。
常識人なのはいいけど、国語の時間ぐらいロマンチックドキュソにならせてくれててもいいじゃん。
477 :
吾輩はおそらくアレである:02/03/20 18:13
氷り不足の為?看護婦さんが降ってた「ひょう(雹?)」をかき集め病人の
為の氷のうを作る話し。確かタイトルが「春先のひょう」だったような。
あと、詩で「アリが蝶の羽を引いて行く。ああヨットのようだ」ってやつ。
シンプルだけどすごい印象が残っている。
478 :
老人と海馬鹿にした奴は殺す:02/03/20 18:24
おじさんの傘
479 :
吾輩は名無しである:02/03/22 23:30
>>465、467
「故郷」。懐かしい。挿絵(暗闇で刺股を振り上げる子供の絵)も覚えてる。
ヤンおばさんのコンパスのような足で…という描写が忘れられん。
期末テストで「この作品の作者を書け」ていう問題に
自信満々で「閏士」と書いて不正解、って奴がいた。
「砂漠に育ったマングローブ」って題名しか思い出せないけど
確かあったはず。
あと、ガイシュツですが教科書の最後に乗ってた大岡昇平の「野火」。
夢中になって読んだよ。
480 :
吾輩は名無しである:02/03/23 00:24
「少年の日の思い出」
ヘルマンヘッセなんだけど、車輪の下より全然いい!
でも、おもしろいというよりも痛烈だった。
「エーミール、君はそういう奴だったんだな」っていう言葉が
自分に対して発せられてるようで、
鮮明に記憶に残ってる。
481 :
吾輩は名無しである:02/04/02 18:21
age
482 :
吾輩は名無しである:02/04/04 03:59
椎名誠の「岳物語」。風呂場で坊主にする話。挿画も覚えてます。
483 :
吾輩は名無しである:02/04/14 01:59
「どろんこ祭り」「もう、ゆるいて」
「やまなし」「クラムボンは、かぷかぷ笑ったよ。」
「繁栄の花」「私達が、繁栄の花と名づけた理由がお分かりでしょう」
社会とか、数学とか、別の教科の授業の時に国語の本を引っ張り出して
隠れて読んでた。…懐かしい…。
484 :
吾輩は名無しである:02/04/14 02:44
>>476 山月記か・・・。懐かしいな。
「隴西の李徴は博学才穎、…」っていう冒頭のくだりは今でも覚えてる。
日本語は美しいもんだと、はじめて分かった瞬間だった。
485 :
吾輩は名無しである:02/04/14 20:19
>>477 ヨットのようだって、まどみちおの詩でしたっけ?
小学校低学年のとき読んだ詩(たぶん)で、犬の足にそれぞれ音色の違う
鈴をつけるっていう内容のがあった。挿し絵もかわいくて。
中学のとき、「午砲」を読んで、梅崎春生が好きになった。
「西村少年」はいまいちだったけど。
486 :
名無しさん:02/04/14 20:21
ドイツに引っ越した僕(小学生か中学生)が、クラスの女の子と
遠足で豚の屍殺場かなにかが出てくる話。誰か覚えてない?
誰の話だったんだろう。もう一回読みたい。
487 :
吾輩は名無しである:02/04/14 21:28
上で何度もでてるけど、「舞姫」が好き。
ラストの方で、気がヘンになったエリスが、
赤ちゃんのムツキひとつを身に付けて外に飛び出した、という感じの文で、
クラスの誰もが、彼女はパンツ一丁で路上に出たのかと想像して引いた……
一秒後に、先生が物凄い勢いで否定したけど。
(実際は、彼女はオムツ一枚を胸に抱いて、服を着たまま飛び出した)
あそこが、一番印象に残った。
488 :
吾輩は名無しである:02/04/14 22:04
車掌の本分
489 :
吾輩は名無しである:02/04/14 22:38
赤い実はじけたは、授業で一回読んだ後感想を書かされるんだけど
それがかけない人は居残りさせられた。感想が浮かばなかった自分は
6時まで教室で一人考えてた。虚しくって涙が出てきた。
あと、おいのりは兄の教科書を見たとき無理やり「おいしいのり」
にしてあったのが強烈な思い出だ・・・。くだらねー(;´Д`)
そういえば、少年の日の思い出って、挿絵が怖くなかったですか?
490 :
吾輩は名無しである:02/04/14 23:31
少年が礼文島へ引っ越して、そこの子供たちと小船に乗るような
話ってありましたっけ?
491 :
吾輩は名無しである:02/04/15 00:18
中2の娘の国語の教科書
最初に出てくる詩がユーミンの「春よ来い」
時代は変わったのだ。
492 :
我輩は名無しである:02/04/15 00:31
そのうち相田みつおや銀色夏生が載る日が来るのだろうか。
493 :
名無しさん:02/04/15 03:59
486ですが
>>188さんと同じ話のことを言ってました。
75 : :02/03/13 08:04 ID:q2GHXKSG
「帝京大生お断り」っていうアパートがかなりあるらしいよ(実話)
マナーがヤンキー高校の生徒よりも悪いんだってさ。
帝京ってオウム並みに差別されてるね。
憂さ晴らしに教員を二人がかりでリンチしたアホや警備員の顔に
スパイクを履いたまま跳び蹴りを食らわせたキチガイもいたってさ。
ものすごいイジメにあって校舎から飛び降りた学生もいたらしい。
学生食堂は暴走族のたまり場みたいになっていて勝手に席に座るとイジメられるとかもね。
このドキュソ以下の大学は他にも麻薬とか放火とか臭い話は挙げればキリがないよ。
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/news/1015445145/
495 :
吾輩は名無しである:02/04/15 12:41
大学時代の友達は信じてくれないが、
私の高校の国語の教科書にはポーの「黒猫」があった。
読み飛ばしもせず、ちゃんと授業で通った。ほんとだよ。
誰かいないか?「ポーの黒猫が教科書に載っていた」人。
教科書での良い出会い→
「沈黙」「こころ」「陰影礼賛」。
未だに解釈できないもの→
「山月記」の「あぶないところだった・・・」という台詞の意味。
どう危ないの?友達を殺すところだったから?正体がばれそうだったから?
496 :
吾輩は名無しである:02/04/15 13:11
497 :
吾輩は名無しである:02/04/15 13:13
>>311 宇宙人が「お試し期間なので栽培だけはしないでください」といって、
すばらしい花を持ってくる。
地球人はバレないだろうと繁殖させてしまう。
花は枯れることがなかった。
困っている所へ宇宙人がやってきて、その花を食べる虫(蜂?)を売りに来る。
虫を繁殖させられるのは宇宙人だけで、地球人は増えすぎた花を処分するために
虫を買わざるをえなくなる。
反映したのは宇宙人だった、という話。
星新一さんのショートショート。
498 :
吾輩は名無しである:02/04/15 13:54
>407
茂吉のねこ、好きだったー!
「おら、茂吉のこと、好きだもの」
猫好きにはたまらん。
中2の時、芥川の「トロッコ」の筋書きをノート上に挿し絵つきで書き出すって課題を出された。
ほめられて嬉しかった。
夏の葬列ってアメ公の艦載機に銃撃されて死んじゃうやつだっけ?
確かアメ公は外して撃つつもりだったのに主人公が突き飛ばしたせいで
弾に当たっちゃうみたいなやつ。
幼心に絶対嘘だとおもった。親からアメ公は本気で銃撃してきたって話
を聞いてたし。戦争物は陰鬱な作品しか載ってなかったような。
当時の若者、国民は命を削って歴史の狭間に生きたのにあんまりだよな。
否定的な話ばかり掲載するのは思想の誘導だと思う。
501 :
吾輩は名無しである:02/04/21 23:43
原民喜「夏の花」
しかし、教科書に辻仁成なんぞが載るとは思わんかった。
編集者にドラマしか見ないドキョソ女がいるのか?
503 :
我輩は名無しである:02/04/21 23:57
「無人警察」
505 :
吾輩は名無しである:02/04/22 01:41
国語の教科書大好きでした〜!実家が学習塾なんぞをやってるので
未だに教科書とってあります。
スイミーの「にじろのぜりーのようなくらげ」ってフレーズ何故か覚えてます。「ぼくが目になろう」って台詞がクラスで流行ったりしませんでした?あの巨大魚は正面からみると実はうすっぺらだよな、などど気づいたのは大分大人になってからでした。
>>505 クラスの男子が
「ぼくがシリになろう」
「ぼくがちんちんになろう」
「ぼくがうんこになろう」
とわめいていたなぁ・・・
507 :
吾輩は名無しである:02/04/23 21:28
ごんぎつね
人生の不条理を始めて感じました。
508 :
吾輩は名無しである:02/04/23 22:07
中1の教科書に載ってた辻仁成の『僕はそこにいた』
内容もよかったが、本人の顔写真に萌えた。(異様に写りがよかった)
509 :
吾輩は名無しである:02/04/23 23:07
「しろばんば」井上靖
510 :
吾輩は名無しである:02/04/24 06:07
「そこに僕はいた」だろう?なんであんなもんが教科書に載るんだ?
511 :
吾輩は名無しである:02/04/24 15:15
>>510 足のない少年の話。あれはなかなかよかったが・・・。
512 :
吾輩は名無しである:02/04/24 16:00
513 :
吾輩は名無しである:02/04/24 16:22
>>487 エリスに萌えていた私は逝ったほうがいいのでしょうか。
いや、パラノイアになる前のエリスですけどね。
514 :
吾輩は名無しである:02/04/25 00:11
森鴎外「妄想」
和辻哲郎「風土」
・・・この2つが印象に残ってる。
>513
金髪青い目のすすり泣く少女。
萌えないほうがおかしいYo!
個人的には内田百間「冥土」
しまった「冥途」か
517 :
吾輩は名無しである:02/04/25 01:40
小学校1年のときのほぼ冒頭部で出てくる詩のような文。
題名・作者わすれたけど。
「あさ ひる よる」「ねこがみています いぬもみています」
というフレーズを覚えています。挿絵がかわいかった。
「故郷」と「山月記」はせつないながらもダイスキで何度も読み返しましたよ。
あと、山本周五郎の「蔵之助留守」とかいう題名の、
若いサムライの出てくる中篇が特に面白かった。
518 :
吾輩は名無しである:02/04/25 22:52
学校から配られた問題集に宮部みゆきが載っていたのを見た時はびっくりした。
519 :
吾輩は名無しである:02/04/28 01:38
角野栄子の「サラダでげんき」が好きだったな。
えっちゃん?がカゼをひいたお母さんのためにサラダを作るやつ。
あと、「どっこい うみへいく」もやたら好きだった。
520 :
吾輩は名無しである:02/04/28 02:21
教科書に載っているのはみんな陰鬱なものばかりなので、
「サザエさんうちあけ話」を読むまでは
戦争の時代はみんな暗くて不幸で悲しくて楽しくなくて苦労ばっかりで、
誰も笑わないものだと信じていた。
戦争悪を訴えるあまり当時の生活がねじ曲がって伝えられてる節がないだろうか。
ところで、「大造じいさんと雁」といえば、雁のなまえ「残雪」だっけ?
『ざんゆき』と読み違えて笑われた過去がある。
521 :
吾輩は名無しである:02/04/28 12:07
>>520 「快い」という漢字が新出漢字でした。「大造じいさんとガン」
漱石の『こころ』
523 :
吾輩は名無しである:02/04/28 18:37
教科書の「こころ」ってどの部分がのってました?
524 :
吾輩は名無しである:02/04/28 18:53
>>523 「向上心の無いものは馬鹿だ」
「そうだ、僕は馬鹿だ」
525 :
吾輩は名無しである:02/04/28 18:56
毎学年、反戦読み物が載るのがうざったい。しかも二流の。
クラウゼヴィッツでも出しやがれってんだ。
ガキの頃感動したのは、確かジャン・ジオノの木を植える男かなあ
526 :
吾輩は名無しである:02/04/28 19:29
蛾を握りつぶしちゃう話し。
「エーミール、君はそういう奴だったんだな」
と、鼻で笑われる話し。
『夏の重葬』って感じのタイトルの小説を知りませんか?
確か中学校の教科書に載ってたと思うんですが。
今になって読み返したいと思うものの、作者が誰なのか
わかりません。
ご存知の方、教えて下さい。
間違えました!
私は280さんじゃありません!
ついでに無意味にsageてしまってすみません。
(でもこれは個人的な書込みなのでsageます)
529 :
吾輩は名無しである:02/04/28 23:46
>527 夏の葬列
疎開してきた少年と、何くれとなく面倒見てくれる近所のおねえさん。
ある日、二人で歩いていると米軍の飛行機がやってくる。
「白い服は機銃の標的になる」と
教えられてた少年は、白い服を着ていた彼女を突き飛ばして逃げてしまう。
そしてそのまま彼女とは会うこともなく、終戦になり、土地を離れる。
大人になってその村に戻ってきたらちょうど葬列に会う。
お棺の写真を見ると、年とってはいるが彼女の面影が。
あの時の機銃掃射で見殺しにしたと思っていたが、
実は生きていたと知り、これまでの罪悪感から解放される。
しかし近くの人から話を聞き出すと死んだのはおばあさん。
戦時中、娘を機銃掃射で失い、そのショックで気が狂い、
写真も昔のものしか残っていなかったというのが真相。
彼女を見殺しにしただけでなく、その親の人生まで狂わせてしまったという、
どうしようもなく救いのない話です。
うろ覚えなので細かいとこ違ってるかも。
530 :
吾輩は名無しである :02/04/28 23:49
>>529 葬列って「そうれん」だか「そうれい」だか、とにかく変わった
読み方をするんだよね。
531 :
吾輩は名無しである:02/04/29 00:02
>>527-530 山川方夫(やまかわまさお)の「夏の葬列(集英社文庫)」。
普通に「そうれつ」って読むんじゃないの?
532 :
吾輩は名無しである:02/04/29 22:27
コスモスの花を出征するお父さんが渡してくれる話し。
「おじぎり食べたい」と泣くと、お父さんが自分の持っているお握りを
わけてくれる。
場面変わって、「とんとんぶき」の屋根の家の周りがコスモスでいっぱい。
・・・小学校のころだと思うけど、何て言う作品ですか?
533 :
吾輩は名無しである:02/04/29 22:34
534 :
吾輩は名無しである:02/04/29 22:36
浜辺のイス
ひろくんは自殺しますた。
535 :
吾輩は名無しである:02/04/29 22:41
>>526 ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」。
エーミールは「そうかそうか、つまり、君はそういう奴だったんだな」
と言った優等生で、蛾の標本を盗んだのは「ぼく」。
536 :
吾輩は名無しである:02/04/29 22:59
宮沢賢治「夜鷹の星」。
ほら、だれかが音読してるとき、こっちはつい先回りして読みすすむでしょ。
すると涙がぽろぽろ出てきちゃって。あー、つぎ当てられたらどうしよと
思いながら・・・涙が止まらなかったのを覚えてます。
537 :
吾輩は名無しである:02/04/29 23:02
>>536 ええ話聞かせてまらいました…
。 ∧_∧。゜
゜ (゜ ´Д⊂ヽ゜゜
538 :
吾輩は名無しである:02/04/29 23:06
自分の教科書には載っていなかったけど、
ここで「夏の葬列」を知って、図書館で探して読んでみた。
結末を知ってて読んだからあまりショックはなかったけど
やっぱり悲しい話でした。
文中「気違い」とか「ビッコ」とかいう言葉が出てくるけど、
教科書ではどう扱っていたのでしょうか。
作者の方は交通事故で早世されているんですね。
539 :
吾輩は名無しである:02/04/29 23:48
540 :
吾輩は名無しである:02/04/29 23:50
「新平君の子牛が売られてしまいます」とかいうの。
小学校2年の教科書にあった。
541 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:20
小学校1年の教科書に「三匹の子がに」という話があったような…。
内容はあまり覚えていないが。
542 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:31
>>538 主人公は、少女を戦闘機の機銃掃射に晒してしまい、
その後少女がどうなったか知らないままそのまちを離れた。
長い年月を経て、大人となった主人公が偶然その町に立ち寄ると、
葬儀の列に出くわした。
列の先頭を行く遺影は、紛れもなくあの少女のものだった。
「あの少女は、あの後けがも癒えて、つい昨日まで生きていたのだ」と、
主人公は大きな安堵に包まれるが……。
こんな話?
「差別的な表現」については、注釈をつけたのではないか。
543 :
吾輩は名無しである:02/04/30 02:34
「チロヌップのきつね」という話もあったような…。
544 :
吾輩は名無しである:02/05/01 01:09
戦争ものは教科書からはずせないんですかね。
1学年に1作品は必ず入っていたような。
545 :
吾輩は名無しである:02/05/01 23:29
教科書に手塚治虫のエッセイが載ってた。
そこで彼の実験アニメ「街角のメルヘン」の粗筋が語られてて、反戦と平和
を訴えた物語に感動したんだけど、後年、実際に見たらかなり冗漫だった。
…ちょっと幻滅した。
546 :
吾輩は名無しである:02/05/02 00:22
「夏の葬列」で、主人公は最後どうなってしまうのでしょう?
自殺?
「紅梅月毛」
長いけどラストよかった
「これはあの紅梅月毛なんだ・・・」
548 :
吾輩は名無しである:02/05/02 17:41
太郎こおろぎ
「夏の葬列」すごいなあ。
小学生に読ませるには衝撃が大きすぎ。
あ、あれはね。俺は文庫で読んだけど。
今ちょっと作者名ど忘れして思い出せないけど、あの人の作品世界すきだわ。
551 :
吾輩は名無しである:02/05/02 21:13
552 :
吾輩は名無しである:02/05/03 01:29
戦争もので「西瓜の種」という話があったな。
553 :
吾輩は名無しである:02/05/03 01:56
魯迅(?)の「故郷」は、やや重い話だった。
少年時代、主人公「私」は、年長のルントウを兄と慕っていた。
しかし、大人になって再び会ったとき、彼は困窮の小作人であった。
「私」に恭しく敬語を使う彼に、私は言い知れぬ寂しさを感じた。
それから教科書以外では「凧」という話もあった。正直、これは重すぎた。
554 :
吾輩は名無しである:02/05/03 02:23
椋鳩十の「月の輪熊」が、まだ出ていないような…。
555 :
吾輩は名無しである:02/05/05 21:31
なくなくくびをぞかいてんげる
556 :
吾輩は名無しである:02/05/05 21:34
>>553 それって野坂昭如「戦争童話集」の一篇「凧になったお母さん」?
557 :
吾輩は名無しである:02/05/06 12:12
「夏の葬列」について。
気違い→気が違っていた
びっこ→足が悪い
と書き換えられてました。
先日教師用指導書を目にする機会があって、こういう書き換えが
なされている旨が書かれていました。
めっちゃ遅レスだけど、>380その詩は中野重治の詩だよ。
プロレタリア文学者……としては異色の「真の詩人」だった人だ。
559 :
zawa ◆/dFp.sTw :02/05/10 17:24
557さん、嘆かわしいですね。
『怒り地蔵』も。重いね。前に出てたらスマソ。
「教科書思い出」ってなんだよ
561 :
吾輩は名無しである:02/05/18 16:34
562 :
吾輩は名無しである:02/05/21 20:05
「ちびくろサンボ」です。
いつの間にか発禁になったみたい。
小学校のときは紙芝居も作った。
最後は何匹かのトラがぐるぐる(やしの木の周りだったっけ)回ってバターになってしまって、ホットケーキかなんかに塗って食べちゃった、というすごいオチ。
563 :
吾輩は名無しである:02/05/21 20:07
564 :
吾輩は名無しである:02/05/21 20:12
565 :
吾輩は名無しである:02/05/21 21:40
>>563 載ってました。
なんか、「黒人差別の・・・・」みたいなスレにいったら、話題になってるね。
566 :
吾輩は名無しである:02/05/21 21:57
題名は忘れたけどヘルマン・ヘッセの短編が教科書に載っていた。
蝶の標本が好きな少年がいて、金持ちの友達(スネオみたいな奴)
が珍しい標本を持っていたものだから見せてもらうが、それをうっかり
壊してしまう。するとその「スネオ」が『つまり君はそういう奴なんだな』
と言う(w
567 :
吾輩は名無しである:02/05/21 21:58
一塁手の生還
568 :
吾輩は名無しである:02/05/21 23:23
『樽の中の手紙』・『野火』
ドナルド・キーンの随筆(タイトル忘れた。「国際人とは何か」みたいな内容だった)
教科書じゃないけど、問題集の中に出てた『夜鷹の星』
『サアカスの馬』が読みたくなって安岡章太郎全集買った。
569 :
吾輩は名無しである :02/05/21 23:26
唯一「陰影礼賛」だけ、書店に一直線でした。
基本的に斜に構えた、夜の校舎窓ガラス壊して回った学生でしたが、
回りすぎて360度だったのでしょう。
570 :
吾輩は名無しである:02/05/21 23:26
571 :
吾輩は名無しである:02/05/21 23:45
572 :
吾輩は名無しである:02/05/22 00:01
574 :
L ◆5fZDBYnU :02/05/25 23:37
こんなスレがって嬉しいなー。
既出ならすんません。おれが好きなんは・・。
「一つの花」
「スーホの白い馬」
以上、小学校
「扇の的」
「あの坂を登れば」
「盆土産」
以上、中学
「葉桜と魔笛」
「こころ」
以上、高校
他にもいっぱいあるけど思い出せない・・。
小学校教科書で、おばあさんが女の子に話し掛けてる作品で、
ある女の人と男の人の恋愛話を女の子が聞いてるんです。
で、その子のお母さんが後から言うには実はその話はおばあさん
とおじいちゃんのなれ初めだったという話。おみつさんやったかな?おばあちゃんは。
題名わかるかたいます?
あと、こういう教科書を買えるサイトってありますか?
575 :
吾輩は名無しである:02/05/25 23:44
盆土産って、海老フライ食う話か?
576 :
吾輩は名無しである:02/05/25 23:47
577 :
L ◆5fZDBYnU :02/05/26 01:03
>>575 そうです。子供たちは「えんびふらい」といってましたが(W
>>576 それです!思い出した!わらぐつ売りのおみつさんでしたね。
ありがとうございました
578 :
吾輩は名無しである:02/06/08 15:21
エビフライ、「しゃおっ」だっけ?「しゅわっ」だっけ?
579 :
吾輩は名無しである:02/06/08 16:28
教科書じゃないけど、国語のテストで福永武彦の「草の花」の抜粋が出たことがあった。
なんかエロチックな文章だなあと思ってテスト終わってすぐに図書館に借りに行ったことがありましたん
580 :
吾輩は名無しである:02/06/08 17:59
一回出て来てるけど吉本ばななの「TUGUMI」
今小説買って来て読んでる所。結構面白い。
それと今書くと叩かれそうだけど高三の頃に教科書の他に問題集みたいのをやっていて
そこに辻仁成の「Xへの手紙」が載ってた。
なんだか気になって本を買ってしまった。
この作品はイイ!
581 :
吾輩は名無しである:02/06/08 18:00
センター試験でエイミの僕勉がでたのにはまいったね
読みふけったよ
582 :
吾輩は名無しである:02/06/08 22:20
浜辺のイスって作者どなたですか?
583 :
あんぐらー:02/06/08 22:38
既出だけど
「夏の葬列」の作者は山川方夫です。私、とても好きです。
ショートショートを結構書いていて、「お守り」という名作
があります。
ちなみに、「夏の葬列」で別に主人公は自殺はしません。
講談社文庫の「親しい友人たち」(絶版)、誰かもってませんか?
3千円だします。
584 :
吾輩は名無しである:02/06/08 22:42
>>583 スーパー源氏で検索したら千円以内であったよ。
585 :
L ◆5fZDBYnU :02/06/09 07:51
>>578 「しゃおっ」だったとおもいますよ。確か翌日も口の中に味が残ってたんですよね。
586 :
あんぐらー:02/06/09 08:23
>>584 ありがとう。確かにありました。即、注文。
いやー、やっと手に入った。ものすごくうれしい。
584の人、本当にどうもありがとう。なんていい人なんだ。
あなたに神の祝福があらんことを!
587 :
福音館のまわしものにあらず:02/06/11 00:21
思い出じゃないけど、福音館から出ている「にほんご」という本はすごいです。
今日、ぶらっと入った小さな本屋で見つけました。
「文部省学習指導要領にとらわれない、小学校一年生のための国語教科書を想定」
して作られた本ですby 安野光雅 大岡信 谷川俊太郎 松井直
ページをめくっていると、なんか、泣けます。生きててよかった。
588 :
吾輩は名無しである:
中学のときの教師がロマン・ロランのジャン・クリストフを中学時代に読めと強く推奨。
で、読んだんだけど、いやー感動したね。
ベートーベンのCDも買っちゃったよ。
もう一度読み返すことがあるかどうか分からないけど、
あの世界観を変えるような読書は二度とできないと思う。