五大純文学誌総合スレ第三巻目【プラス】

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1吾輩は名無しである
「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された
作品について語るスレです。

「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」
「太宰賞ムック」「en-taxi」「真夜中」掲載作品の話題も可。
よって【プラス】をサブタイにしました。

対象

小説
評論
エッセイ

対談
文芸誌そのもの

新人賞受賞作
芥川賞受賞作

有益な情報交換をしたり、作品について議論できる空間にしましょう。

前スレ
五大純文学誌総合スレ第二巻目【プラス】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1359510830/l50
2吾輩は名無しである:2013/05/31(金) 23:03:47.59
スレ立て代行乙です。
3吾輩は名無しである:2013/05/31(金) 23:03:53.90
乙です。
4吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 01:11:00.47
コネだろ?
5吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 06:47:39.85
誰が?
6吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 07:46:04.80
河出さん、中の人のステマは文芸誌限定っすよw

     高コネ密度な単行本と文庫本のステマは絶対禁止がルール。

うpしたくなるラインナップのときは、住民が発売日前に紹介していますが、
自分たちが読む参考のためですから。
7吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 08:05:05.10
どうも最近の五大誌は「文芸誌」じゃなくて、
総合誌化しておる。小説が読まれないのなら、
読まれるような小説を出してくればいいのだが、
その努力をせずに安易に他分野に手を伸ばす。
最悪の展開だね。
8吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 16:31:12.59
すばるの寓話趣味はいただけない
京都コネシスターズをよく起用してるけど、
その相方の藤野可織の書くのは人間が猫になるとか、動物変化ばかりだとさ
ラノベ書きは澤西だけではなかった
9吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 17:31:11.11
人間が……になるとか
逆に動物だの植物だのが人間みたいに語るとかいうのは
もうダメだってのはさんざん言われてるんだけどなあ。
性懲りもなく繰り返しやがるんだよな。
10吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 18:18:04.96
乙女wな編集者の趣味だろw
合評の三人も幼稚だw

2012年7月号群像創作合評 藤野可織『にゃあじゃあわかんない』(すばる2012年6月号)

羽田「デビュー作の『いやしい鳥』も、男の主人公が酔っぱらいの男子大学生を家に連れてきたら
   鳥になっちゃったという話なんですけが」

関川「藤野さんの作品もはじめてだけど、動物変化(どうぶつへんげ)シリーズでずっと追うとい
   う手はあるかも。大竹さんの言うように、相当すんなり入っていける。これだけ見事に猫に
   なれる青年はなかなかいないだろう」

大竹「すごいですよ。頭で考えて書いていないもの。書いたあとに考えている感じがする」

関川「ぼくらだと、だんだん毛が生えてきました、耳が立ってきました、肉球ができました、
   みたいに書いちゃうだろうね。突然、猫になれない」

大竹「ここで読者がつまずくんじゃないか、と思って何か付け足してしまう。でも、藤野さんは、
   ずっと、「そのとき『ぼく』は猫でした」と言えちゃう。これはすごいですよ」
11吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 18:20:18.53
訂正
鳥になっちゃったという話なんですけが
→鳥になっちゃったという話なんですが
12吾輩は名無しである:2013/06/01(土) 18:30:07.79
文藝春季号で荻世いをらの小説が月評で褒めちぎられていた。
猫が語る話で、平成の「吾輩は猫である」だ!だって。
猫語りでは最高傑作扱いされている。
…そういうのを書きたがる人は後をたたないだろうな。
13吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 06:16:47.42
怒涛の自演一人語りだなw
自分の嗜好をさも文壇の常識のように語ったり
センスの欠片もない造語で閉鎖的な空間作ったり
ここお前のブログじゃねーぞw
14吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 06:47:57.33
一人語りに見えるようになると2ちゃんねる病。
スレでなく本を読んでリフレッシュしてきなよw
15吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 06:59:33.62
同一人物か複数かの見分けがつかないぐらいのゴミレスの羅列なわけだから
事実がどうであれ「同一人物」だよなw
16吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 07:03:27.21
ではゴミを吹き払う良レスをどうぞー
17吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 07:42:24.48
このスレはおそらくレベルのかなり高い数人くらいの
書き込み者が議論しているんだね。あとはどうしようもないあらし。
「同一人物」に見えるのは、その数人の書き込み者が全員同じくらいの
レベルの高さだからだね。
18吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 11:27:44.40
いつもながら反応早いな
こいつ1日中スレ張り付いてんじゃねえのか
19吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 15:48:59.17
>>17
良レスサンクス。と書くと自演乙されるんだろうけどw
だからこそ、話題になると困る内容があって張り付いてる人もいるんだろうね
閉鎖空間で居心地が悪いなら来なければいいだけの話
ましてやマイナー地味スレ
都合の悪い話が続くと首を絞められるほど苦しがって、
黙らせようと必死になってるよな
20吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 19:23:25.98
うん、俺もそう思う。朝吹はコネだよな
コネコネ文芸誌は滅びろ! 俺の作品を載せろ!!
21吾輩は名無しである:2013/06/02(日) 20:51:22.70
深呼吸しよう
22吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 07:22:55.88
>>20
良レスサンクス。そうだな、朝吹のコネはひどすぎる!
23吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 11:14:19.14
朝吹は箔をつけてアカポスゲットできればいいんだよ
その頃にはエッセイだけ書いてるよ
24吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 11:18:25.58
「従軍慰安婦」のウソが世界中にばらまかれています。
この問題は国内で決着をつけない限り解決しません。
『新しい歴史教科書をつくる会』が安倍首相に河野談話の撤廃を求める署名を開始しました。
参院選前だからこそ【拡散と署名をお願いします】
http://www.tsukurukai.com/konodanwa-shomei.html
25吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 11:22:16.54
ノーベル平和賞受賞の女性5人が日本の従軍慰安婦と橋下を強く非難する声明を発表
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1369950492/
マイレッド・コリガン=マグワイア(Mairead Corrigan-Maguire, 1944年1月27日 - )はベティ・ウィリアムズとともに北アイルランド問題の
平和的解決に取り組む組織Community of Peace Peopleを設立した人物で、2人は1976年度のノーベル平和賞を受賞した。

シーリーン・エバーディー(シリン・エバディ、1947年6月21日 - )は、イランの弁護士で、人権活動家、民主運動家。
2003年10月10日に、ノーベル平和賞を授与されており、ノーベル賞を受賞する最初のイラン人で、最初の女性イスラム教徒(ムスリマ)である。

リゴベルタ・メンチュウ・トゥム(Rigoberta Menchú Tum, 1959年1月9日キチェ県チメール - )は
グアテマラのマヤ系先住民族の1つキチェの人権活動家・実業家である。1992年にノーベル平和賞、1998年にアストゥリアス皇太子賞国際協力部門を受賞した。

ジョディ・ウィリアムズ (Jody Williams, 1950年10月9日 - )は、アメリカの教師で、平和活動家。バーモント州出身。
地雷禁止国際キャンペーンの初代コーディネーターとして、対人地雷の禁止および除去について活動している。
その活動が評価され、1997年に地雷禁止国際キャンペーンと共にノーベル平和賞を受賞した。

レイマ・ボウィ(Leymah Roberta Gbowee, 1972年2月1日 - )は、リベリア共和国の女性平和運動家。2011年のノーベル平和賞受賞者である。
26吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 11:26:47.88
要するに雑誌なんだから2,3の読むに値する作品なり記事があればいいわけですよ。
後は良く言えば「枯れ木も山の賑わい」悪く言えば「さらし者」の作品・記事でかまわない。
どのジャンルだって、雑誌ってそうでしょ?文芸誌だってそれは同じでしょ?
誰が載ってたって、それはしょうがない、で済ませる部分でしょ?
27吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 12:22:12.50
>>26
その程度じゃ買う気にならん。
いくら雑誌でも半分以上が読みたくもないものだったら
損するからな。
28吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 12:41:17.62
んなこたーない。
新聞なんか読みたくもないものだらけだけど、
どこの家も折込のスーパーチラシのために買ってるじゃないか。
あっそうだ、文芸誌もだからチラシを入れればいいんだよ。(笑)
29吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 12:43:18.14
>>28
レスしながら思いつくなよw

そうそうだからチラシみたいな実用的価値があれば
ともかく読みたくもない中身ばかりでは雑誌は売れない。
30吾輩は名無しである:2013/06/03(月) 18:02:30.12
はなから期待していないから、読み応えのある小説が35ページだけでもあれば買った甲斐を感じられる。
単行本にして一冊分になるくらい満足できる作品が集まっていれば本棚に置いておく。
31吾輩は名無しである:2013/06/04(火) 08:18:02.58
日本くらいの人口規模で五つも全国的な純文学の
文芸誌あるなんて国はない。アメリカにもないからな。
文芸誌って形式自体がもう古びている可能性がある。
32吾輩は名無しである:2013/06/04(火) 08:54:19.49
一冊買うと分量があるから読むのに時間取られて他の本を読む数が減る。
せっかく買ったのならなるべく目を通したい。
ほかの国にないのなら伝統かもしれないから滅びないでほしい。
実質、滅んでいるが。
33吾輩は名無しである:2013/06/04(火) 10:11:42.99
うん
好き作家の補償みたいなもんだな
著名作家でもその作品が単行本化されるとは限らないので
まずは買っとけ、みたいな。安心料と好みの作家発掘料でお布施にイソシム、とw
34吾輩は名無しである:2013/06/04(火) 14:32:25.64
実際読むと面白いんだよ、純文学雑誌
失敗作も含めて、こんなものエンタメ誌じゃのらないもん
あと批判もね エンタメ誌じゃご法度みたいだし
35吾輩は名無しである:2013/06/04(火) 15:03:37.92
源一郎のニッポンの小説を糞味噌に言いながら面白がってるしな。
震災が起きてから小説読めない症を標榜してたけど治ったのかね。
久々に読んだら普通の評論ぽくなってた。内容でなく反応の仕方が笑える。
だから内容は忘れてしまう。
36吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 09:39:05.49
◆ 芥川賞受賞コメントで強烈な印象を残した田中氏、読書について何を語る?
7月6日(土) 13:00〜14:10
『 人生を楽しく豊かにする読書法 教えます! 』
 作家  平野 啓一郎 氏、 田中 慎弥 氏、 柴崎 友香 氏
----------------------------------------------------------------------
一冊の本の読み方次第で、私たちは大きく変わります。そのコツをつかんだ人こそ、
深みと奥行きのある豊かな人生を得ることができるのでしょう。
『日蝕』の平野氏、『共喰い』の田中氏、『きょうのできごと』の柴崎氏という
当代きっての作家が「読書法」を語り合います。

お申し込みはこちら >> http://www.bookfair.jp/semiapp/DK-2/
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■東京国際ブックフェア 特別講演      会場:東京ビッグサイト
http://www.bookfair.jp/semiapp/TB-S/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
37吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 11:11:20.10
>>36
入場料はいくらかな?
行ってもいいしいかなくてもいいけど。
どうせ、テープ起こしした内容を五代誌のいずれかに掲載するででしょ。
38吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 12:19:18.07
よく読んだら無料なんだ。
集客できるのかな。
39吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 12:23:35.17
つか金取るなんて言ったら
誰も来ないだろw
40吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 13:31:44.15
ビッグサイトか…ゆりかもめ無人だから嫌なんだよね、なんか。
41吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 18:10:13.33
無人なんだ。貸切りみたいでいいじゃん
帰りは海上バス
42吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 18:26:15.13
>>41
海上バスか…行くことに決めました レスありがd
43吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 18:38:45.02
あ、イベント情報もどうもありがとうございました。
平野のは全部読んでいるけど、田中のは切れた鎖しか読んでないから読まなきゃ
44吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 19:23:26.92
話題中にスマソ、ぶった切って
ラインナップうpサービスのお時間です
イベントの話題を続けたい方はアンカーを付けてお願いします

2013年7月号ラインナップうpサービス

【群像】
若手男性作家が描く性・愛・恋――3篇の〈彼と彼女〉の物語
丹下健太「猫の目犬の鼻」200枚
淺川継太「ある日の結婚」130枚
松波太郎「LIFE」150枚

第七回大江健三郎賞記念対談
大江健三郎×本谷有希子

インタビュー
青山七恵 津島佑子

連作評論
佐々木敦「新しい小説のために」
45吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 19:24:34.33
【すばる】
創作
高樹のぶ子 椎名誠 喜多ふあり

対談
高橋源一郎×川上弘美「大切なことはすべて夜に起こる」

シンポジウム「東日本大震災から考える地域の再生・多様性」
玄侑宗久+中沢新一+釈徹宗

座談会 井上ひさしの文学C
永井愛+成田龍一+小森陽一

連続講義
堀本裕樹&又吉直樹「ササる俳句 笑う俳句」

評論新連載
石原千秋「「誤記」された恋人たち」

すばる海外作家シリーズ
ムハジャ・コフ 神岡伸雄訳

掌握
瀬戸内寂聴「夜の電話」
46吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 19:26:31.63
【文學界】
評論
三浦玲士「村上春樹とポストモダン・ジャパン」

創作
高樹のぶ子「率川神社の易者」
篠原勝之「骨風」
長島有 中原晶也 Jパドニッツ

書き下ろし海外小説
M・ラシュディ「クリモ、モン・フレール」

ルポタージュ
青柳いづみこ「熱狂の日音楽祭」

新連載評論
若松英輔「生きる哲学」

【新潮】
第26回三島由紀夫賞発表 村田沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」

宮尾登美子「柝の音の消えるまで―追悼市川団十郎丈」

創作
平野啓一郎(100枚)「Re:依田氏からの依頼」
木村友祐(170枚)「猫の香箱を死守する党」

新連載 
大澤信亮「小林秀雄」
47吾輩は名無しである:2013/06/05(水) 19:44:28.26
>>42
簡単に海上バスにしていいのかい?本数は少ないよ。
まぁ、おいらの行き帰りコースだが。バスは長蛇の列にイラつくからパスしてる。
ゆりかもめは、行きはわからないけど帰りは乗車規制があるときはあってまたイラっとする。
海上バスだと待ち時間に並ぶことがあっても海が見えて爽快だし、
中で戦利品を見るのもたのしいものでw
48吾輩は名無しである:2013/06/07(金) 00:04:11.45
>>44-46
うーん…
49吾輩は名無しである:2013/06/07(金) 00:23:32.29
中条省平の辻邦生に関する論考と野崎歓の青山七恵へのインタビューにしか興味がない
50吾輩は名無しである:2013/06/07(金) 08:23:42.62
今月号で読みたいのはなかった
新人オタクとしては喜多ふありの三作目が気になったけど、
どうしても読みたいというほどでもない
51吾輩は名無しである:2013/06/07(金) 09:53:29.28
>>44-46
群像 丹下キタ----!!よっしゃ!
新潮の平野もキタので、尼で即ポチる事が出来ました
早々の情報ほんと、どうもありがd

文學界の長島有も迷うけど、
長島は「蕃爽麗茶」をエッセイでボロクソに言ったから距離を置く事に…

水上バスの事も詳しく教えて下さりありがd 良いスレだ〜〜朝から幸せw
52吾輩は名無しである:2013/06/07(金) 12:25:28.75
丹下はおれも好きだ
淺川の出番がきたか
群像は熱い中長篇ぞろいだなw
53吾輩は名無しである:2013/06/07(金) 18:04:23.44
ラインナップうpサービス補足
本日実物を見て、>>44-46に少々付け足し

新潮
創作
吉井由吉「八つ山」
門脇大祐「蛸の夢」新潮新人賞受賞第一作
小山田浩子「いたちなく」

評論
河合年雄「色彩を持たない多崎つくるの現実への巡礼」


文學界
創作 
北野道夫「失踪」
小山内恵美子「空想家族」九芸祭受賞第一作
54吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 12:35:24.57
小説を変えてやろう、
文学を変革してやろうとか、
はったりでえもいいから、それくらいの
気概の感じられる小説が芥川賞や新人賞にはふさわしい。
傾向と対策を徹底しすぎて、げんなりするような
器用な作品が多いな。
55吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 15:12:15.48
>>54
五代誌そろぞれにわかりやすい傾向があって気概ある作品は落ちるんだろ。
だいたい選考する側がこれぞ純文学と喜ぶモチーフは決まっていて、
定型どおりにさばかれた内容が有利なんだろう。
主人公の生涯中のある二時間とか一晩とか二日間を切り取った一篇が
純文学だと教わったことがあるけどそうなのか?
そりゃ、伊豆の踊り子なんかはA地点からB地点までの出来事だけどさ。
新人賞や芥川賞で器用なのが受賞していると、
「よくお勉強できました。背後に誰か刷り込みする人がいるんですね」と思うだけだな。
56吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 19:52:45.12
小説を変えるとか文学を変革するとかじゃなくて、小説で変えるべきなのは社会じゃないのかね
描写テクニック凝っても評論家しか理解できなくなって純文学が先細りするだけだわさ
読者に訴えたいことがないやつがテクニックに凝ると「きことわ」みたいになる
57吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 20:10:25.17
>>56
きことわはテクニックなんて全然ないじゃんw

それ以外のものもない。どうして受賞したのか不思議なレベル。
コネ上げが露骨な受賞だった。
58吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 20:14:39.01
>>55

>主人公の生涯中のある二時間とか一晩とか二日間を切り取った一篇が
純文学だと教わったことがあるけどそうなのか?

誰に教わったんだよwめちゃくちゃ言うなw
59吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 20:41:38.34
>>58
大学時代の恩師
60吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 21:08:09.53
朝吹と飴屋の合作を読んでるけど、ふざけているな。
劣化山下澄人だ。
シーンを細かく205に区切って、そのつど視点を変えて文体も変える趣向だが。
何だこれは…
パズルのピースをはめて絵をつくってねってことか。
全部読んで絵ができるのか?
何の絵にもならない不揃いなピースじゃないだろうな?

Scene 東京 渋谷 サイゼリア

コーンクリームスープ149円。ドリンクバーのメロンソーダ180円(おかわり自由)。グラスワイン100円。ミルクアイスのせシナモンフォカッチオ299円。地中海風ピラフ(パエリア)499円。ハンバーグステーキ399円。

Scene 白

バター、豆腐、ご飯、牛乳
これはね、飲んでいい牛乳

Scene かたむく

「軸が、斜めに、傾く、ということなのね」
「軸?」
「うん、体の軸が」
お盆の時、飴屋がiPhoneに録画していた狐踊りの映像を見て、朝吹が言う。
「ほら、子供たち、みんな右に傾いているでしょう?」
「うん」
「それでね、人から、外れてしまうの」
61吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 21:11:20.70
ライターが写真につける軽い文章みたいなもん?
62吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 21:13:51.47
群像の創作合評該当作品から外されてて残念!
63吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 21:17:32.98
人と違うことをしたい厨2病みたいなもんだろw
64吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 21:43:24.36
Criticism かたむく
「売り上げが、斜めに、傾く、ということなのね」
「売り上げ?」
「うん、新潮の売り上げが」
6月号の時、朝吹が新潮に掲載していた小説を見て、読者が言う。
「ほら、文芸誌たち、みんな右下に傾いているでしょう?」
「うん」
「それでね、書店から、外れてしまうの」
65吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 22:17:05.81
>>64
ワロタ
66吾輩は名無しである:2013/06/09(日) 22:52:14.95
Scene 文芸誌

朝吹、飴屋、飴屋の妹、
新潮、六月、いりくちでくち

Scene 立ち読み

新潮のHPを見て読者が言う。
「立ち読みできるよ」

http://www.shinchosha.co.jp/shincho/tachiyomi/20130507_2.html

かたむく

「斜めに、傾く、ということなのね」
「傾く?」
「うん、朝吹が」
「朝吹はもともと、傾いてるよ」
67吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 07:20:22.49
相変わらず朝吹への嫉妬がハンパないですな
68吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 07:39:14.26
嫉妬じゃないだろ。
嘲笑とプロテスト。
朝吹は明らかにコネで芥川賞まで
行ってしまった。まともな作品も書けないやつがね。
あいつ、小説書けないんだよ。そんな人間が
どうして簡単にデビューできて芥川賞まで
行くのかが問題だろ。こんなことしていたら
文学がだめになる。
69吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 10:21:17.96
Scene 国東市平成二十四年度人工動態統計

出生数:227人
死亡数:501人

Scene 豆腐屋

 豆腐屋で、その人の名前を聞いたのだが、水で書かれていたので、読めない。

Scene 山音

ノヤキ、メヲモグ、カマキリ、イネカリ、
ツメキリ、カミキリ、ユビキリ、神鳴り、

Scene 子取

ソノ日ハオ祝イデシタ

ヤガテウマレル人ノ

Scene 50床

わたしは、国東で生まれました
国東で暮らし、国東で老いていきました

 国東市の人工は、約3万人です。人工推移によると、毎年、千人ずつ、減っています。
去年は、3万2千人、今年は3万1千人になりました。このままゆくと、三十年後には、
誰もいない、土地になります。

 ここは、定員50名。
 ベッドも、50あります。(以下、長いので省略)
70吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 10:22:27.20
69に次いで、いりくちでくちの感想

死者が語っているんだな。
朝吹は今流行りの「作家とは霊媒になって死者の声を聞」いて描いたのだろう。
黒田の影響かね? まあ、>>60にある単純な名詞の並列も先を読むにつれ怖寒気がした。
一つの市の人口が減っていくのも人知を越えた何かがあると考えさせる雰囲気を切り取っている。
同誌の池澤夏樹×高橋源一郎対談にあった「ブリコラージュ」、つまり理論や設計図に頼って創るのではなく、
周囲にあるものを寄せ集めて創る手法だ。でも、ブリコラージュでない手法で何冊も
書いてきた作家がやっていればまだ注目できるのであって、>>68も発言しているとおり朝吹がやっても小説を書けないと思われるだけ。
71吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 12:30:06.07
ブリコラージュといったって、ただ無意味に
関連性のない文章を並べただけで文学作品が
できる上がるわけないんだな。ごみ捨て場から、
壊れたテレビだの古本だの古着だのをで当たり次第に拾ってきて、
まとめるだけで美術作品になるか?

朝吹の「作品」ってのはその手の類なんだよ。
何の意味もない短文を並列してるだけ。
そんなことをしたからといって小説書いてることにはならん。
当たり前だw
72吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 12:48:10.19
>>69なんかの引用見てると唖然とするわ。
こんなレベルの低い「作品」、つか小説にも作品にもなっていない
短文の連鎖を文芸誌に掲載する意味はないだろ。
朝吹というコネ作家と心中するつもりか、新潮は。
こんなできそこないを載せて恥ずかしいと思えよ。
なんだよ、これ?
73吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 12:53:08.05
Scene 東京 渋谷 サイゼリア

コーンクリームスープ149円。ドリンクバーのメロンソーダ180円(おかわり自由)。グラスワイン100円。ミルクアイスのせシナモンフォカッチオ299円。地中海風ピラフ(パエリア)499円。ハンバーグステーキ399円。


これは死者が語っているのかな?
朝吹の描く死者は愛嬌があるなw
74吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 17:03:40.20
つか朝吹のは「短文」でさえないな。
単なるメニューとか数字とか。
こんなものならべて何か価値が生じるとでも?
朝吹自身は単なる能無し。こんなくだらないものを掲載した
新潮が笑いものだ。
75吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 18:10:40.51
新潮の唯一の汚点だな
76吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 18:16:11.99
10年後には誰も覚えてない
77吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 18:34:15.63
黙って食えの作者も二作目を発表したし、三島賞候補になった小山田も順調に育っている。
滝口も書いてるし、この数年は期待株が新潮からでているな。
小山田は将来芥川賞をとれるかも。
78吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 18:40:20.69
倉橋由美子なんて今読んでも全く古びて無い
小川洋子 川上弘美 多和田葉子みたいな独創性が皆無だと感じる、朝吹氏は。
赤染氏は最低ギリギリラインだが、朝吹よりはまだと増しと思えるw
79吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 18:49:01.27
朝吹の担当編集者は、芥川賞受賞第一作をなんとしても書かせないといけなかったんだろうな。
1Scene(笑)につき1ページにさいて、
詩集のようにデカ文字で中央よりに配置して200ページ以上の本にしそうw
80吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 18:54:24.30
小説の書き方のイロハも知らないような
「文学者一族w」の大学院生に必死に
「芥川賞の傾向と対策」を教え込み、
ほとんど編集者と共作で書き上げたのが「きことわ」じゃないの?
ひどすぎて話にならんわ。新潮のみならず純文学界の汚点。
81吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 21:40:57.90
文學界掲載の鶴川健吉「すなまわり」を読了。
行司の職業小説で青春小説要素も入っていた。文章は丁寧。
いくらか共感できなくもない。
職業小説といえば、いぜん吉井まやの風俗暴露小説が芥川賞候補になって、
選考委員からフルボッコされてたけど、それよりはまとまっていた。
でも、鶴川氏は今回は無理そう。

芥川賞候補になりそうな作品はある?
82マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/06/10(月) 22:11:54.37
朝吹は2chだと評価が最低レベルだが、読書メーターとか名前を出して評価するところでは異常に好評なんだよな。
この違いはどうしてだ。
83吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 22:29:10.45
読書メーターは朝吹に限らず好評なのが目立つよ
名無しと名前出しの違い

酷評するなら名無しだと本音で書けるのがメリット
名前出しだと責任もでてくるから酷評しにくい

絶賛する場合は逆で、2chで褒めると本人乙されて発展しない
読書メーターとアマゾンは本人の親族や友人、恩師がステマしてくれている
どこもメリットとデメリットがあるよな
84吾輩は名無しである:2013/06/10(月) 23:09:29.71
前スレにあった3月23日時点の予想

377:吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 16:17:32.95
候補作を予想してみる

藤野可織「爪と目」(新潮)
上村渉「あさぎり」(すばる)
山下澄人「歌え、牛に踏まれし者」(群像)
85吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 07:41:06.42
>>82
関係者がヨイショシしてるのにきまってんだろ。
何の能力もない大学院生があっという間に芥川賞もらえるほどの
コネがあったというだけ。受賞後に一作も小説が出てこないところから
考えて推して知るべし。
86吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 08:05:49.55
芥川賞は京都コネシスターズのダブル受賞かもしれないよ
藤野可織「爪と目」と谷崎由依「さかなの娘」
二人は同じ出版社出身ということで話題づくり
芥川賞位の文章表現力だった

谷崎は目が覚めるほど生まれ変わっている
狙いにいってるかんじだな
87吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 09:29:14.13
>>85
もうお前の言いたいことは分かったから連投して自分同士で会話するのは止めろ
88吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 09:32:47.90
>>87
俺も書いてるし連投ではないよ。
それより、87さんは次の芥川賞には何が来ると思いますか?
89吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 09:50:13.03
>>86「目が覚めるほど生まれ変わっている」 に触発されて
文学界 2013年06月号 谷崎由依「さかなの娘」
尼でポチろうかさっきから激しく迷い中w
阿部寛とか遠藤憲一とか角田光代とか…ある時期を境にして、メキメキ上手くなる人って確かにいますからね。
ハイ、今ポチッた…吊られた気もするが、読んで見ます。d
90吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 10:14:42.80
>>89
読んだら感想アップよろ〜。
ポチらせちゃって、ぜんぜん駄目だったらスマソ。
正直な感想をズバズバどうぞ。

ちなみに近藤氏の「夏の底」はう〜んだった。
自然描写ばかりで、だったら川端賞受賞歴のある稲葉真弓氏のが上。
彼女の描く自然は、くどいけどなめらかで。
「すなまわり」は個人的には好感がもてるけど職業小説の域におさまってて…。
ニシケンほどのパワーと個性が足りない。
91吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 11:34:41.63
>>86>>90は句読点使うのか使わないのかはっきりしろ(苦笑)
流れを見れば同一人物なはずなんだから一連のやり取りを成りすますならちゃんと文体統一しろよw

そんなに「京都コネシスターズ」とかいう「ぼくがかんがえたじしんのあだな」を
複数人が使ってるアピールしたいんだなw
承認欲求がえげつないな、こいつは 虚しくないのかよw
92吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 11:38:44.87
こいつではないがモニブキはないわー
93吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 12:21:17.39
>>91
同じだけどだから何?
気分によって文体は変わる。京都コネシスターズは昔から聞くあだなだが?
94吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 16:34:42.18
>>85
うん、俺もそう思う。
朝吹はちょっとひどすぎ。
まともな短編すらかけないような奴に
芥川賞をやるべきではなかった。
95吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 16:42:19.17
藤野とか谷崎じゃあ
著しく盛り下がりそうだな。
まあ盛り上がるのは三回に一回くらいでいいか。
藤野も谷崎も新しいものなにもない。
ただの独身女小説。もう嫌というほど書かれてきた。
ブスで不器用な負け組女の生活と意見というやつでね。
似た境遇の読者以外は何の興味もないw
でもその手の女たちが読者の主流だから、メジャーになってしまうんだな、これが。
96吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 16:58:29.51
藤代泉だと勘違いして
藤野可織を読んで酷くガッカリした事がある。
藤代泉の方が好きなのに最近作品が出ない。
時々見かける藤代泉の書評も好きだ。
97吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 17:40:49.47
朝吹は評判最悪だな。焦ってあんな「テクスト」を載せたから、
ますます叩かれてる。小説はもうやめて
評論とかエッセイとかに逃げたほうが無難だと思う。
98吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 17:56:58.34
いやまずUAに似た顔をなんとかした方が UAに失礼だから
99吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 18:08:57.49
>>89
「さかなの娘」は月評で叩かれていた。
それ目当てだったら返品した方がいいかもしれんぞ。
狙いに行ってるのは感じたけど。

「谷崎由依はデビュー作から何も変わっていない。才能を疑う。
表現力でごまかして云々」

とまで書かれていた。
読むなら期待しないで、ここまで叩かれるのはどんな糞小説なんだと斜めに構えた方がいいかも。
独特な比喩が多くて表現力がうまく見えたので騙されるところだった。
100吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 18:51:21.17
女の作家はみんな「表現力」で勝負ってのが多いんだよ。
大してうまくもないんだが、散文詩みたいなわけのわからない
文章書いていかにも純文学と思わせる。でも中身はまったくない。
内容もなし。取材も調査もせず、たいして考えて書いてるわけでもなく、
ただ詩人になったつもりで書く。
101吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 20:10:32.48
女の作家みんなではないのでは。
むしろ表現力だけは一見美麗なのが多いのは、文學界の新人。
消えるのも早い。編集者の趣味かもしれん。
102吾輩は名無しである:2013/06/11(火) 23:23:11.76
UAに似た顔ってw
103吾輩は名無しである:2013/06/12(水) 01:12:21.33
どんな表現力だろうがストーリーがくだらなきゃ読む価値ない
新人作家の表現力なんてのは素材のまずさをごまかすために濃い味付けするジャンクフードみたいなもんで
奇抜な表現を売りにする小説ほど内容がくだらない
104吾輩は名無しである:2013/06/12(水) 01:23:00.59
春琴抄も中身も面白かったもんな
105吾輩は名無しである:2013/06/12(水) 02:15:55.96
そうだな。朝吹はその最たるもんだ
良レスサンクス
106吾輩は名無しである:2013/06/12(水) 11:13:43.02
>>101
いや文学界だけじゃなくて朝吹なんか典型だろうな。
中身は全くない。散文詩といってもそれほど名文でもないし。
107吾輩は名無しである:2013/06/12(水) 11:16:12.41
>>103
ストーリーだけじゃない。きちんとしたテーマがあるかどうか、
野心的な実験性があるかどうか、そういったことが純文学の場合
ポイントになる。ところが若い女作家はそれらすべてがなく、
逆に「表現力」だけで勝負しようとするから、みんなありきたりになる。
108吾輩は名無しである:2013/06/12(水) 11:17:19.52
表現力だけなら詩に転向すれば良い。きことわを読んでそう思った。
今回のテクストでは詩も駄目だ。エッセイもつまんなかったよ。
109108:2013/06/12(水) 11:22:59.48
うわ、レス集中。106番になるかとばかり。
書き込みたくなる時間が集中するんだな。
110マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/06/12(水) 13:41:17.86
谷崎のツイッター久しぶりに見たが、文学界隈の取り澄ましたような雰囲気がどうも……こんなのばっかりなんかねえ今の文学界は。
111吾輩は名無しである:2013/06/12(水) 18:55:42.37
藤野とセットで文芸誌によく描いてる。
執筆ペースは早い。
112吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 01:40:40.04
散々批判されてるが朝吹は何かもったいない気がしてならない
文章力表現力は間違い無くあるのにそれが活かしきれてない感
113吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 06:57:03.26
朝吹を活かすなら散文しかないと判断してすすめたんだろうな
他にも合作という手を使って助けようとしたのに活かせていない
本人にやる気がない
114吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 07:44:19.16
朝吹が非難されているのは、
あれほどの能無しのくせにコネでデビューしたことだ。
新人賞とって出てきたのなら、それから伸びなくても
文句は言われない。コネ使って汚い手段で出てきた割には
全く実績なし。能力なし。ダブル村上すら新人賞出てきた。
何様だよ、いったい。
115吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 08:47:44.88
たしかにずーっと一人に非難されてるね
116吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 09:00:09.93
>>114
批判や非難されても反応があるだけましだとは言うけど、
こんな反応なら方がいいな
今村と澤西もしかり

>>115
「朝吹は一人に非難されてるね」と一人が言い続けているね
117吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 09:12:12.35
116
こんな反応なら方がいいな

訂正 
こんな反応ならない方がいいな
118吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 11:41:52.94
また「朝吹叩いているのは一人だ」とか
たった一人で吠えてるやつが来てるなw
頭のおかしなやつが一人いるようだ。
119吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 11:46:45.92
朝吹を顔で信者やってるやつだろうよ
文学なんてさっぱり理解できてないんだろう
まぁ放っておきなよ
120吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 12:41:46.32
ピックルーかと思ったw
121吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 13:55:06.42
芥川賞予想スレ
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1358654326/l50

芥川賞予想

爪と目 藤野可織 新潮5
歌え、牛に踏まれしもの 山下澄人 群像3
そして・・・また文字を記していると 谷崎由衣 すばる4
すなまわり 鶴川健吉 文學界6
卵割 小祝百々子 文學界5
塵界雪達磨 日和聡子 すばる2
あさぎり 上村渉 すばる3
おでかけの感じ 荻世いをら 文藝春
シュガーベイブ、シュガーダディ 原田ひ香 すばる5
サント・ニーニョ 松波太郎 すばる6
122吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 14:10:31.16
>>121
新人賞即候補組はねぇのかよ
123吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 14:29:50.88
>>122
微妙なのは、群像新人文学賞当選作「鶏が鳴く」波多野陸

読むのはこれからだけど、月評で真の純文学だ!とまで書かれていたからなあ。
上半期に発表された文学賞の結果は、群像・文學界・三田文学…くらいだよね。
ところが文學界新人賞は該当作なし。
三大文学賞の発表は下半期に集中する。
124吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 14:55:36.01
三田文学なんて論外。
慶応卒しか受賞できない。
あの大学は一事が万事その通り。
極端にレベルが低い。
125吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 16:21:05.09
今年の三田文学は、受賞作一本と田中弥生奨励賞一本だった。
受賞者は慶応卒ではなかった。経歴は何も記載されていなかった。
塔が消える妄想を抱くようになって精神科通いになった女性の自分探しの話。
旅に出て自分を取り戻していくのが筋。五代誌の下読みが読んだら投げ出しそうだな。

笑えるのは奨励賞。男同士の同性愛と母と子の近親相姦の雰囲気があって、
SとM入り。三田ブンの選評で田中弥生氏が押して奨励賞入りに。
他の選考委員は、しぶしぶな反応だったけど、
田中さんがそこまで押すのなら、田中さんが育てることにしましょうと話していた。
それなのに文學界の月評では、「同人誌向きでは」と短い寸評。早くも切りすれられたか。
清水氏は奨励賞の方を面白がっていた。なんか、ふだんBLを描いてる作家らしい。

あーつまらなかった。
126吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 16:27:48.50
うーんwどちらも五大誌の文芸誌では
残りそうもない作品だな。つか普通にレベル低い感じもするが。
127吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 17:40:39.57
三田文学は受賞作と奨励賞まで出してるのに、文学界は受賞作なしとは。
文学界の最終候補作は三田文学受賞作に劣ってたってこと?
128吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 19:57:22.37
>>110
中年ひきこもりが言ってると考えると実に面白いw
129吾輩は名無しである:2013/06/13(木) 23:21:24.75
フォロワー少ないね
130吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 02:13:31.44
前スレから湧いてる田中弥生氏、田中弥生氏と布教活動に熱心な奴は
弥生ちゃんから何円お布施もらってんだよ
マジで気持ち悪いんだが
131吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 07:40:17.80
>>130
本人か三田文学、慶應関係者だろうな。
まあいいんじゃない。宣伝くらい許してやれ。
132吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 11:16:39.03
>>125
今HPググらせて貰ったけれど、
(田中和生奨励賞)ってなってますが
田中和生と田中弥生って夫婦なのかな?? 関係がよく分からないや…

安岡氏の「ガラスの靴」も再録されているとの事で
買おうか止めようか尼行ったり来たりしているんですが
高校生が選ぶ直木賞の特集も組まれているようで…
当選作と佳作を獲られた作品は、芥川系(純文学)でOKですよね?
直木系は心底苦手なので…色々御伺いして申し訳ない、三田文学は初めてなので…
133吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 12:42:04.31
te
134吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 13:18:42.10
>>130
気にしてるのお前だけじゃん
135吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 13:21:25.65
気にしてるのお前だけじゃん(震え声)

売名行為も程々になwww
136吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 13:23:08.71
レスはやっwwwwww
137吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 15:52:11.28
文芸誌は過去の名作を一、二作掲載すればいいよ。
そうしたほうがきっと売り上げが伸びる。
それくらい末期。
138吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 16:26:05.70
>>137
何時でも読める過去の名作なんて
載せる価値はない。それよりも
新人のリクルートをもっと考えろ。
朝吹みたいなコネまみれの能無しを
持ち上げるから読者が離れるんだよ。
139吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 17:18:45.23
>>132
純文系だった。受賞作はすばる系
奨励賞は文學界系をもっと濃くした感じ
選評の方がおもしろかったけどね
内容はアレだけど文章は丁寧ではあった
140吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 17:31:41.98
>>139
オオ〜どうもありがとうございました。
好き作家がバンバン書く系じゃないので(堀江氏とか法月ゆりとか夫馬とか)
何か自分に合う作品はないか、と、いつもキョロキョロしています。
早速ポチれて良かったです。ありがd
141吾輩は名無しである:2013/06/14(金) 19:20:44.79
>>140
上村渉はどうですか?
246号線と群青の杯に〜の二作しか読んでいませんが、
いずれもはずれでした
最近評判良いから、他のは凄いのかなと?
142吾輩は名無しである:2013/06/15(土) 07:32:19.46
>>138
去年の群像で過去の名作を載せて対談するシリーズ特集があった。
小島信夫のアメリカン・スクール特集のとき、
文庫で読んでいるから載せる意味を感じなかった。
でも、保坂の読みは深くて、自分は表面的にしか読めていないのを知って打ちのめされた。
対談だけにしてその分新人に場を与えればいいのにな。
143吾輩は名無しである:2013/06/15(土) 08:04:57.60
>>142
つまりそれは作品自体というよりも批評ということだよね。
まあ評論は単行本では売れないし、文芸誌が発表の場を提供しても
良いとは思うが、もちろん新人の創作が最優先だとは思う。
144吾輩は名無しである:2013/06/15(土) 20:07:28.26
他にも原石発掘に燃えてる人がいて驚いた。
145吾輩は名無しである:2013/06/15(土) 20:56:11.47
理想的には文芸誌は大半を新人の創作で埋めるべきだ。
新人じゃない作家は単行本を出せばいいし、批評は最小限。
何より余計なのは映画だの震災だの、文学外のことに
紙面を割いてることだ。新人がどんどん出てくることが
どの業界でも発展のカギになるからね。
146吾輩は名無しである:2013/06/15(土) 23:07:59.56
そうだな。朝吹のようなコネを認めてはならない
147吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 00:19:57.73
>>145
理想的にはね。
創作の半分は中堅と大御所、残りは新人にすると好都合だと思う。
二種類の楽しみを満喫できるから。
雑誌を潰さないためにもビッグネームは要る。
有名作家の新作を読みたくて買う層もいるからね。
読書力を強める助けになる対談と評論もかかせない。
148吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 04:06:06.29
>>146
うん、俺もそう思う。朝吹はコネだし、許されるべきではない。
149吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 04:06:59.65
>>148
良レスサンクス。コネを放置したら純文学が滅んでしまうよ。
150吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 07:35:46.86
そして、朝吹は一人に非難されてるとレスが来るパターン。
151吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 12:58:46.11
半分じゃだめだな。既成作家の割り当てはせいぜい三分の一くらい。
あとは新人に紙面を提供してやれ。新人賞で最終に残った数名から6名くらいには
全員デビューの機会を与えてやれ。朝吹みたいな無能コネに紙面をさく余裕があるなら、
そっちのほうがましだ。
152吾輩は名無しである:2013/06/16(日) 13:29:40.42
三分の一くらいでもいいね。
固定読者のいる作家だと、単行本買いを見込める。
文芸誌に掲載してまた本に収録すると、
その分印税を払わないとならなくなる。
人気作家にとっては収入が減ってしまうからメリットはないか。
153吾輩は名無しである:2013/06/18(火) 09:09:57.92
文學界七月号を読書中。
その中に、>>121に列挙されている

>卵割 小祝百々子 文學界5

と同じようなテーマでもっと高精度な作品があった。
小内山恵美子の「空想家族」。
月評で評論家が酷評したとしても、「空想家族」は好きだ。歴史に残ってほしい。
二作は正反対の表現方法で比べると面白い。この二人は良いライバルになるんじゃないかな。
七月号掲載作は下半期対象か。
154吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 09:42:28.65
内部告発待ち
155吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 12:58:03.32
内部告発って?
156吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 16:15:34.20
亡きハイワナビ友の会にあった。
ラノベ書きの住人ばかりだったけど体質は純文も同じだろうな。
純文だともっと世の中が狭くて特定されやすいので難しいのかもしれん。
不作が続くと、親類縁者やその知人をあたって受賞レベル(?)を用意しておく件は。
まあ、やりつくして人材もないから今はないって話だったけど。
157吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 17:27:24.68
もう少し部外者にもわかりやすく書いてくれ。
158吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 17:40:38.07
丹下健太が丹下健三の孫かどうかは全然分からんが
もし本当に孫だったら「仮り住まい」で芥川を絶対獲っていたと
このスレを読んで私は思った
159吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 18:04:46.45
部外者だがね。以下894は、「ハイワナビ友の会part3」にあった気になるレス。
他の純文スレで、受賞者が選考委員のマイミク友達だと発覚した時にも同じ要旨のレスがあった。
受賞者を出せない、出しても売れない等、不作続きの時に取る行動。でも以下を読んで、

>当然、ちゃんとしたものがくれば、プロ作品でも確実に受賞ではない
でも原稿料は払ってるわけだから、プロもそれほど痛くない

ここらへんは純文ではしていないと思う。
原稿料は払わず、プロとアマチュアを競わせて勝った者が受賞している、と信じたい。
ただし文藝賞は大森氏も「芥川賞メッタ斬り」で語っているように、
昔から色者に有利な賞なので、作品いかんだけが選考の要素ではないかもしれない。
文學界もわからんね。だって、藤野・谷崎・etcクラスだろ。

894 :名無し物書き@推敲中?[sage]投稿日:2012/08/18(土) 12:21:54.43
出来レースっていうか保険な
プロに金も払って(時にはペンネームで)書かせておいて
クソ作品ばっかだったら、そっちを受賞させる
当然、ちゃんとしたものがくれば、プロ作品でも確実に受賞ではない
でも原稿料は払ってるわけだから、プロもそれほど痛くない

問題はこれを他大勢と同じように下読みに通すかシードにするかであって
へんにシードにすると、下読みが誰も読んだこと無いやつが最終専攻にいるわけだから
下読みがすねる 俺らの目利きを信じられないのか?ってことね

だからと、これが普通なのだが一般の応募者と一緒にプロ作品も一次審査もする
すると(通常はありえないはずだが)下読みが1次や2次で落としたりが起こりうる
するとさすがにプロがごねる、赤っ恥だしね
編集にしてみれば保険が消えるわけだし
それを心配してプロ作品をシードにして下読みにばらされた賞がある
もうないけど
160吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 18:49:52.38
>>158
丹下は面白くて好感の持てる作風だから何だっていいよ
161吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 08:28:17.79
>>160
レスd 158です
で、本当にそうですよね
確かに何だって良いのだけど
面白くて好感が持てるからこそ芥川獲って欲しいなぁと願っちゃう、ついw
あの距離感の微妙さ ゾゾッとする生き物がいるヒンヤリ感、映画化でも良いや…
162吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 11:35:02.07
ここは作家本人も書き込んでいるのか?
あんまり露骨に自分をほめると素性がばれるぞ。
今村友紀君は毎日チェックしているようだが。
163吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 11:53:27.86
黒田さんみたいにびっくりさせてくれる小説が
いきなり出てこないかなあ。芥川賞は、そういう
のが出てこないとも盛り上がらん。表現の最先端を
極めるようなやつ。平凡な身辺雑記は勘弁してくれ。
負け組の生活と意見は読み飽きた。
164吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 12:13:31.69
>>162
丹下氏の事誉めたから? 残念ながら単なるFanだよw 
鹿島田真希とかが受賞すると、ほんとガッカリしちゃうの、個人的には。
だってさ、読んで分かっただろうけど鹿島氏のなんか、題材的にも手垢が付き過ぎてるじゃん…
鹿島田「冥土めぐり」と水村美苗の「母の遺産」なんて、ほぼ同時期の出版だぜ…
執筆期間も酷似しているしさ…
びっくりと言うか、そう言う新しい何かが読みたいんだよ
165吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 12:52:42.52
俺は164ではないけど、丹下氏のそこそこFan。
文藝で「冥土めぐり」を読んだ時は、芥川賞受賞するとは思わなかったな。
「仮り住まい」の方が残るものがあった。
芥川賞は、何が候補にのぼって受賞するのか毎度さっぱり解らない。
166吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 12:57:29.87
選考委員によってだいたいわかる
二通りあって、個性的な表現のもの、安定した書き手が受賞する傾向にある
167吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 14:39:05.11
鹿島田真希のやつもよくなかったが、丹下の「仮り住まい」なんて論外だわ。
連ドラあたりによくある「同居もの」ってやつでな。とんでもないやつと
同居する羽目になって……というやつ。あまりにも陳腐な設定。
蛇でちょっと珍しがらせようとしたんだろうが、それもすぐばれる。
168吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 15:17:17.77
>>167
なる程ね…丹下氏のは合わないって事なんだろうね…167さんにとっては。
まぁ作品に対する好みは人それぞれだからさ…
因みに167さんは、純文系では誰の作品が好みなのか興味あるな。
良かったら教えて下さい、読んでみたいから。

丹下氏の「仮り住まい」、個人的にはね、あの何とも言えないデリケートさが好きなんだよね
家の中に苦手な生き物が常時いて、その事が常に意識下にある冷えた感じ、とかが自分には壺るw
ここで紹介して貰って即買った群像7月号 丹下「猫の目犬の鼻」もそうだけど
丹下作品には動物が出て来るパターンも多いから、その辺り、好みの良し悪しもあるだろうしね。
169吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 17:52:04.74
「燃焼のための習作」が話題になっていた頃、図書館で借りて読んだ。
すまん、数ページ読んで駄目だった。道化師の蝶とabさんごもわからなかった。
純文を読めないのかもしれない。が、大江の初期作品は好きだ。
170吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 20:38:48.42
本谷を敬遠しているけど、こんな記事があった。
今年の大江健三郎賞受賞作を読んでみる。

「作家の脱皮」 相馬悠々 文学界2013年7月号

――冬来りなば春遠からじ。この言葉は、辛く厳しい冬もいつかは終わり、
暖かく幸せな春が来るという意味で使われるけれど、(略)作家の脱皮も、
それまでの蓄積があってこそ花開くのである。
 エッジの効いた文章で、人間の深奥に潜む悪意や毒を描いてきた作家の
本谷有希子さんが、その想像力を軽やかに発揮した十三の短編を集めた
『嵐のピクニック』はで第七回大江健三郎賞を受賞した。そして、思春期
の少女の欲望をやや観念的な文体で描いてきた作家の村田沙耶香さんが、
ニュータウンでの学級内格差という現実と向き合い、思春期の性の困惑を
具体的に描いた『しろいろの街の、その骨の体温の』で第二十六回三島由
紀夫賞に決まった。いずれも作家の蓄積が、自ら新たな作風への脱皮を促
した感があり、著者の背中を押す受賞になった。
171吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 07:35:38.52
相馬悠々は信用できんわ。
172吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 09:33:20.26
相馬悠々は俺も信用していない。
でもこの記事に釣られてみるわ。

記事の終わりくらいに、
小川洋子の脱皮は「博士の愛した数式」だと書いている。
何も分かってないなw
173吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 12:27:27.65
本谷の嵐のピクニックとか、いつものひどい本谷としか言いようがなかったけどな
174吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 12:53:55.98
相馬悠々は権威を象徴する保守的な内容しか書かないんだよな。
あっと言わせる周りと違った所感を読みたい。
175吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 15:17:42.83
嵐のピクニック最高だった。
このまま新潮クレストに入っていても違和感ない。
いつもの、ってことはこれが本谷の味なんだな。
過去作も読んでみるわ、ありがとw
176吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 17:27:18.67
過去作が良いって人には近作も良く
近作が良いって人には過去作も良いかも。
すきずきは分かれそうだが。
演劇関係にしか書けない描写の粘っこさはあるな。
177吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 20:53:44.12
相馬悠々は、いかにも個人的に好き勝手な感想を述べているようでいて、
じつのところはしっかりと雑誌の方針に沿ってもの言ってるんだよね。
けっきょくスポークマンなわけだが、それを悟られないようにしようと
いかにも親しみやすい語り口で書いてるところがクサイのよ。もう
下手な芸はやめていいっていいたくなる。
178吾輩は名無しである:2013/06/22(土) 23:34:12.53
この人、文学界の下読みやってるかもしれないよ。
「文学界の雑誌のコラムや評論をやってるような人間が下読みをしている」
と何ヶ月か前に創芸板のスレで書き込みがあった。
179吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 00:53:13.26
http://08yo.blog61.fc2.com/

文芸誌掲載作をネタばれしているから内容を読んだ気になるw
本人は相当書いてて気持ちいいだろうな。
何かを必死に守るためにがむしゃらに毎日一作は書評している感。
180吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 02:34:44.99
見習って文學界七月号掲載小説を手前味噌な4段階寸評
珍しく掲載小説を全部読んでしまった。釣りも兼ねて気持ちよく
長文嫌いな方はスルーして。反感持って、北野道夫の「失踪」を高評価するブロガーを求む

基準
◎とても面白かった ○面白かった △まあまあ ×面白くなかった

○ 高樹のぶ子「率川神社の易者」 エンタメ並みのストーリーテラーだね。
◎ 篠原勝之「骨風」 骨太なリアリズム。
○ 長島有「ダイナモ」 ソーシャルネットサービス小説。「マジでパネェ!」に笑えた。
△ 中原晶也「ザ・サタデー・ナイトメア」 高湿度に馴染める自分が怖い。
△ Jパドニッツ「セールス」子供体型のモテない女性があわれ。日本ならモテるよw
○ M・ラシュディ「クリモ、モン・フレール」 イスラム圏が日本をどう見てるのかが面白かった。

× 北野道夫「失踪」よくわからなかった。流行りの人称が定かでない形式。
○ 小山内恵美子「空想家族」子供をあずかることで擬似家族を経験。不思議な一体感を経験する。
181吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 07:56:04.40
北野はなにか先端的な仕掛けを小説に施したいようだが、
これまでのところ全部滑ってるよな。この前の芥川賞候補作も
ひどかったわ。いわゆる前衛ってのはギャグと同じ。ばっちり決まれば
すごいが、滑るとどうしようもなくみっともない。北野は前衛するほどに
頭がよくなさそう。それなのに無理に前衛やってる。
182吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 09:31:28.82
筒井康隆は、実験はやるたけで価値があると
群像連載の「創作の奥義」で書いてるけど、
筒井康隆だから価値があるとしか。
183吾輩は名無しである:2013/06/26(水) 07:53:02.96
朝日の松浦の批評読んだけど、
どうもわかってないみたいだな、あの人は。
まあ相手構わず他人を罵倒する癖は
慎重に隠してるみたいで結構だが。
184吾輩は名無しである:2013/06/26(水) 08:42:39.72
誰が罵倒されてるの?
185吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 00:16:50.63
綿矢の「大地のゲーム」読了。
感想しにくい話だった。
186吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 01:04:07.80
松浦さん今月の時評で挙げた4作品全く罵倒のバの字もなかったんだけど
ついにこの自称大学講師は頭おかしくなっちゃったのか?
187吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 01:49:03.37
デジタルを見に行ったけど松浦評なかったよ
超のつく読書家で知識人の印象するけど
188吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 12:31:46.70
>>186
松浦(男)ほどの知識人が誰にでも分かるように書いてるから、
この人はやはりプロで頭が良いんだなと思う。
中には専門用語を使い過ぎていたり、
マニアしか読まないような文献から引用して知識をひけらかすだけの批評家もいる。
松浦は、たまに他で糞味噌に言われている小説を持ち上げてて、これを褒めるか?と謎だけど。
189吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 12:47:14.24
>>183
ほぼ同意する。まあ松浦は人格的に問題があるね。
もちろん学者としても作家としても中途半端という
こともあるだろうが。さすがに年食って、人間も丸くなって
来たのかな。それならいい傾向だけどね。
190吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 12:56:08.65
松浦って、東とか小野とかの小谷野とかの、
なんでも中途半端って感じの東大卒の馬鹿どもの
先輩格だよなw 作家としては中卒の西村賢太以下。
東大ってバカの集まりだよね。
191吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 13:08:44.22
そういえば東や小谷野や松浦は
でぶで無神経な顔つきしてる。
みんなよく似てる。小野は知らんが。
192吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 13:18:23.11
小谷野とか和田秀樹とか本当に東大的だよな。
つまりどうしようもない屑ww
193吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 14:19:12.84
頭が良すぎると馬鹿になるんだよ。
小説は書かなくなって、のけぞって批評しかできなくなる。
194吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 17:46:46.09
話題になってる松浦評とはコレだよね。

『KSイワキ「さようなら、オレンジ」(太宰治賞2013)』
『平野啓一郎「Re:依田氏からの手紙」(新潮7月号)』
『淺川継太「ある日の結婚」(群像7月号)』


朝日新聞2013年6月27日 文芸時評 松浦寿輝
『KSイワキ「さようなら、オレンジ」(太宰治賞2013)』

 何気なく読み始めたKSイワキ「さようなら、オレンジ」の文章の力にいきなりぎゅっと摑まれ、
息を詰めるようにして最終行まで一気に読み通した。すばらしい小説だと思う。今年の太宰賞を
受賞したこの中篇の主人公は、アフリカから「追い立てられるようにして」オーストラリアへやっ
て来た難民の黒人女性「サリマ」。英語をほとんど喋れず、夫に去られ、友人もなく、食肉加工
の職で辛うじてたつきを得て二人の息子を育てている彼女の辛い人生のただなかに、読者は第一
行からたちまち引きずりこまれる。一念発起して英語のクラスに通い始めた彼女は、彼女と同じ
ように言語の壁に阻まれて現地の共同体に溶け込めず、孤独を抱えている外国人たちと知り合い、
それをきっかけに社会との通路をゆっくりと、不器用に、しかし着実に切り開いてゆく。単純な
英単語だけで綴られた彼女の稚拙な、しかし異様な迫力の漲る作文が、下の息子の通う学校のク
ラスで読み上げられる場面で、わたしは名状しがたい感動に襲われた。
故国と母語という土壌を奪われ、一度は萎えしおれそうになった植物が、他者の言語という新た
な土に移植され、そこにもう一度根を張り直し、太陽に向かってまた再び成長しはじめるまでの
困難な過程を、KSイワキ氏は自然な息遣いのリズムでぐいぐい前に進んでゆく力強い散文で書き
きっている。途中、日本人女性「サユリ」の書簡体の断章が差し挟まれ、「サリマ」の物語の部
分は実は「サユリ」の書いた小説だということが徐々にわかってくる。太宰治賞選考委員の三浦
しをん氏は、この技巧的な「メタ構造」の成否に疑問を呈しており、わたしも半ばそれに賛同す
る。これだけ強い内的衝迫と、正確な人間観察によって書かれた作品なのだから、理に落ちた二
重構造の仕掛けを採用する必要などなかったのではないか。
195吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 17:48:18.28
194―2 
 しかし、そんな不満などいつの間にか消し飛んでしまうほどのこの作品の読後感は強烈で深い。
昨今の文芸誌に載る小説を読みながら、この作者は本当に書きたいことがあって書いているのか
と首をかしげることが多いが、何としても表現したいことがKSイワキ氏には明らかにあり、しか
もそれは日本語による表現でなければならない必然性が、一行一行からひしひしと伝わってくる。
この力作が、一人でも多くの人々に読まれることをわたしは切に願っている。
196吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 18:13:16.69
連投失敬

『平野啓一郎「Re:依田氏からの手紙」(新潮7月号)』
 他方、小説の中にもう一つの小説を入れ子にした、
技巧の極みと言うべき平野啓一郎「Re:依田氏から
の依頼」に目を転じると、この二重らせんのよう
な構造体を支える精緻なナラティブ(物語)のた
くらみには感嘆の念を禁じえず、これもまた小説
という間口の広い言語芸術の別種の魅力だと改め
て痛感する。
 三島由紀夫とドイツ作家ユンガーとの会見とい
う真偽の定かでない逸話を出発点に、それを題材
に戯曲を書いた劇作家の「依田」、その「依田」
の精神に不意に取り憑いた「時間が伸び縮する」
不思議な病、彼の依頼でそれを小説家する「大野」
ら、虚実の皮膜で謎めいた人物たちが交錯する、
『時の声』や『クラッシュ』のJ・G・バラードを
三島の心理小説のテイストで書き直したといった、
知略に満ちた短編だ。
197吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 18:15:50.36
『淺川継太「ある日の結婚」(群像7月号)』
 男女の偶然の出会い、映画館でのデート、肉体関係と、尋常な
ステップを辿って進展してゆく平凡な恋愛小説の外観をまとって
いる。だが、こんなものかと高を括りつつ、生あくびをしながら
読み進めるうちに、突如、とんでもない展開になってゆくので私
はぎょっとして、思わず膝を正し地面に目を凝らすことになった。
(ネタばれにならないよう略)
ありきたりの恋愛小説のように始まった物語が、最後には超現実
的な綺想の論理を徹底的に展開しつつ、その間何の虚仮威しもな
くごく穏やかに進行する文章の平静ぶりが、むしろ不気味きわま
りない。
198吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 19:36:32.58
褒めまくってるじゃん
199吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 19:48:58.24
悪い
釣られる
200吾輩は名無しである:2013/06/27(木) 20:21:14.71
>>190-193
なんで小出しに連投レスしてんの? 同じことしか言ってないんだからまとめて書けばいいじゃん
201吾輩は名無しである:2013/06/28(金) 01:55:02.15
ただの東大コンプ
202吾輩は名無しである:2013/06/28(金) 02:17:04.49
松浦は相手構わず他人を罵倒する癖を慎重に隠してるの?
文芸時評からは読み取れなかった
203吾輩は名無しである:2013/06/28(金) 05:59:06.03
>>200
分裂症だからそう言ってやるな

たぶんあと数時間後には
>>193
うん、俺もそう思う。
東大卒は糞だよな。
・・・というレスがつくだろうよw
204吾輩は名無しである:2013/06/28(金) 07:50:20.99
>>200-203
つか連投自演はおまえじゃん。
>>192は俺のレスだが、その前のレスは
俺ではない。
205吾輩は名無しである:2013/06/28(金) 08:38:31.61
東大コンプの自称大学講師キター
206吾輩は名無しである:2013/06/28(金) 11:16:09.04
>>193>>202は俺なんだけど。
松浦評を読んで気が触れた者がいるな。
207吾輩は名無しである:2013/06/28(金) 12:56:25.98
>>205
↑またこいつだよ。どうやら東大基地外らしい。
東大卒が叩かれると、全員が同一人物とみなして、
発狂する基地外。
208吾輩は名無しである:2013/06/29(土) 03:29:33.86
話違うけど、すばる四月号掲載の上村渉「あさぎり」を読了。
すばるは近くの図書館に置かれなくなったから取り寄せてもらった。
半分読んであとは飛ばし飛ばし。これじゃあ読了ではない。
つまんなかったから芥川賞候補作になっても驚かない。
209吾輩は名無しである:2013/06/29(土) 18:57:00.33
上村も北野とかによく似てるよな。
中途半端な前衛的仕掛けをしたがるけど、全部滑る。
210吾輩は名無しである:2013/06/29(土) 20:40:18.83
下にコピー貼ったけど、「あさぎり」は、図書新聞でこんなに大絶賛されるのが判らない。
月評では「劣化渡る世間に鬼ばかり」と、酷評だったのに。
新聞の書評は、担当者に何の小説を対象にして書くか依頼して、買わせるように褒めさせるのだな。
上村の小説を読むのはこれで最後。
今度は上の方にある松浦(笑)評に釣られてポチったがどうなることやら。
朝日新聞の書評は何年か前に読んで、参考にして失敗したけど、
担当者が変わって前よりよくなったのか判断材料にする。

図書新聞 上村渉「あさぎり」が凄すぎる件について
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3101&syosekino=5858

――そうですか。上村渉「あさぎり」(『すばる』)はどうでしょう。
 今回とりあげるなかでは、一番よかった作品だよね。すごいよね。「大地のゲーム」よりいいんだから。もっとも著者の上村氏は、
たしか文學界新人賞を受賞したときには、選考委員から絶賛されているはずなので、意外でもなんでもないんだけど。
 一見すると、オーソドックスというか、自然主義的なモードで書かれているようにみえるんだけど、じつは全然そんなことがない
というのが、この作品の眼目だよね。弁当屋を営んでいる主人公のところに、職場体験ということで中学生が派遣されてくるんだけ
ど、そのなかの「田代」という女子が、家で虐待されていることが判明して大慌て、という話だよね。
 この田代が放火事件に巻き込まれて、というか放火事件の共犯者となってメディアにとりあげられるんだけど、その時に、主人公
とその娘とで、田代にかんしての「ノート」をとりはじめるんですよ。その下りがものすごくいいんだよね。それ以降は、語りの位
相が微妙にかわって、最後にはいつのまにか主人公の願望が語られているあたりが、泣けてくるんですよ。その一方で、生活そのも
のが持っているグダグダな感じがものすごくよく出ている。まるで怪談だよね。つまり、ほとんどぜんぶ形而下にある「生活」のな
かから、「のぞみ」のようなものが立ちあがってくる瞬間をとらえた、ある意味で宗教的なともいえる主題をもった作品だというこ
とになるよね。
211吾輩は名無しである:2013/06/29(土) 21:25:17.03
210だけど連投です。

いま2013年文藝春号に手を染めました。同じく図書館での取り寄せです。
いとうせいこう×星野対談から読んで、文学の役割について考えさせられました。
でも互いに褒め合いすぎてて、ホモみたいでキモイっす!
文藝の特集はこんなんばっか?
いとうは湾岸戦争を予言した小説を書いて当たっちゃったからショックで
16年書けなくなったなんてかっこいいですねー。
予言といえば、綿矢りさの「大地のゲーム」は3.11への間接的アプローチだと佐々木敦が語っていましたねー。
近未来震災シュミレーションみたいで暗澹たる読後だったけど、予言なのかもしれないと思うと不気味なんですよ。
そういう意味で「あさぎり」より良かったのかな…?

です・ますで調子良くて長文なのは、「想像ラジオ」を読み出して、その上酔っ払ってるからです。
レスはいくらでもあまっているので、このスレは自演でなきゃ連投はOKですよ。

想ー像ーラージーオー。
212吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 01:10:18.65
太宰治賞2013をアマゾンで購入した。
発送まで1〜3週間と書いてあったけど、実際は注文して1週間以内の発送だったぞ。
213吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 07:43:33.91
>>210
上村のは、その主人公が「ノート」とるってので、
メタロマン的な仕掛けをしたとか自分では悦に入ってるんだろうが、
ようするに「虐待」だの「放火」だの、「中学生」だのを
絡めた「自然主義的モード」というよりも「ワイドショーモード」
の小説にすぎん。「宗教的祈り」ってのも最近流行ってんだよ。
小野の落選小説もそうだった。悲惨な現実を書いておいて、
安易に「救済」されてしまう。

前衛やるんだったら、黒田さんみたいに徹底的に突き詰めるべき。
それからもうこれでもか、これでもかという「自然主義的」な露悪趣味は
やめてほしいね。それが衝撃的な小説になりうると勘違いしている時点で
まったくわかってない。
214吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 08:14:10.42
日記特集とかでたくさんの作家の名前が表紙に載っていると
つい買ってしまう。
結局は、よっぽど興味のある作家(4〜5人)の部分しか
読まないのだが。
215吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 13:41:57.81
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130630/bks13063008450002-n1.htm
↑で石原千秋が言ってることの意味がわからんのだが。

大野がたとえ「1、2分」と言ってなくても依田の病が詐病なら、時間を知ったうえで
「2時間くらい」と答えられるだろう。
大野が「1、2分」と言ってようが言ってまいが、このやり取りだけで
「依田が完全に病に侵されている」とは断言できないだろ。
何が「絶妙」なんだ?
216吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 16:04:18.53
つーか、新潮七月号と群像七月号を七月に入ってから読もうかどうか迷っている。
海外の古典で読みたい本や人からすすめられた本がたまっているけど、
文芸誌で話題の小説や文学賞受賞作や候補作を読むのにかかりきりになると、
のばしのばしになって半年や一年後になってしまう。
もし読み逃したら損する小説だったらと思うと。
217吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 19:05:37.67
小説ごときに、というかなんでもそうだが、
そんな必死にならなくてもw
218吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 19:53:17.12
隠れた佳作を読み逃したくないんだよ。
219吾輩は名無しである:2013/06/30(日) 20:06:46.99
それは無理
220吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 04:35:50.18
個人的にはたしか上村と同時デビューだった松波が好きだけど、へんてこ作品ばっかだから純文学での評価は厳しそう、そこがすきなんだけど
221吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 05:49:48.03
中には佳作が確かにある。
掌握や短編だと単行本になるのに何年もかかる。
222てs:2013/07/01(月) 05:53:35.53
文学2013とかに入る
223吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 06:14:46.49
入ってないよ。ステマするな。
藤野、谷崎、朝吹、作家の近親者を選ぶから信用しない。
コネを擁護したいだけの牧場だからね。

俗に言う「目利き」は節穴だらけだから自分で探すのさ。
224吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 06:22:37.96
おっぱい貝だけは大傑作だというのは認めるが、
すでに2012年文學界4月号で読んで大事に保存している。
「文学」のバックナンバーを見たがひでえラインナップでスルーだ。
朝吹の短編を二度のせてるからな。
225吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 06:54:23.79
>>6
226吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 14:23:06.46
朝吹なんて、芥川賞作品でさえ
ほとんど無価値だからな。文学にまで
コネが支配するようになったら日本はもう終わり。
227吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 14:57:21.96
>>226
同意。
終わりだよ。
228吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 16:28:48.35
>>226
小山内恵美子の近親者によるステマ乙

・・・って言われたらお前も嫌な気分になるだろ?

不毛なんだよ、こんな匿名掲示板のしょぼいスレでステマだのとかいう決めつけ
どこの板でも馬鹿が事あるごとに持ち出してきて反吐が出る(特に嫌儲が多い)
229吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 16:29:30.55
>>226じゃなくて>>224だった
230吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 17:26:30.62
ステマの温床になるのでは、このスレは三巻で終了。
231吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 18:04:42.72
>こんな匿名掲示板のしょぼいスレでステマだのとかいう決めつけ
そんなセコイ乞食だから決め付けでチョー軽蔑されるんだよw
232吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 18:22:12.08
よく中の人乙されるけど悪い気はしないなw
ちげーのに、満月乙されるのが一番多い
233吾輩は名無しである:2013/07/01(月) 19:12:08.18
違うならスルーしてなよ、満月さんよ。乙w
ましかし、そう言われても、本人悪い気はしなくて嬉しいんだよな?www
234吾輩は名無しである:2013/07/03(水) 08:21:00.24
純文で批評家から高評価される代物は決まってきているな。
「ひかりごけ」を例に、必然性があってたまになら衝撃を受ける。
が、いくら必然性があっても流行りだすと衝撃でなくなる。
澤西は却下。

↓伝統なのかね?

人肉試食 澤西 淺川 村田沙耶香
人骨試食 花村
近親相姦 大勢
235吾輩は名無しである:2013/07/03(水) 18:06:29.88
2013年8月号ラインナップうpサービス

【文藝】
特集
「文藝 1933→2013 創刊から現在まで80年を読む」
 編集長で読むサバイバル史 佐久間文子
 世間を騒がせた作品たち 永江朗

創作
伊藤たかみ「冷蔵庫の奥の形見」
松田青子「英子の森」
青山七重「風」
藤谷治「亡夫」
暁方ミセイ「青い花」
大石圭「鮫」
平野純「ラーフラの父」
山崎晴美「皆殺しの天使たち」

新連載
若松英輔「愛しみの哲学」

連載完結
野崎歓「翻訳せよ、と彼らはいう」
236吾輩は名無しである:2013/07/03(水) 18:08:12.67
【群像】
短篇集 藤野可織「8月の8つの短篇」
新連載小説 瀬戸内寂聴「死に支度」

大江健三郎「晩年様式集」
古谷利裕
安藤礼二 

特集「個人的な詩集」
 鹿島田真希 諏訪哲史 津島祐子 野崎歓 穂村弘 三木卓


【すばる】
小説
青木淳悟「激越!!プロ野球県聞禄」
吉田知子「訪問」

戯曲 多和田葉子「動物たちのバベル」

対談2010.4.9 児玉清×佐川光晴「人生は損得じゃない」

文藝漫談
奥泉光×いとうせいこう「志賀直哉『暗夜行路』を読む」

新連載 森まゆみ「竹富島の宇宙」

すばる海外作家シリーズ エリック・ファイ(関口涼子 訳)

掌握 瀬戸内寂聴「恋文の値段」
237吾輩は名無しである:2013/07/03(水) 18:09:05.49
【文學界】
特集「多崎つくる」を読み解く
 対談「喪失から需要へ」湯川豊+小山鉄郎
 「思春期への巡礼がもたらすもの」岩宮恵子

創作
山尾悠子「飛ぶ孔雀」
椎名誠 井上荒野 藤沢周 長島有 ほか

評論
「小津安二郎外伝―四人の女と幻想の家」


【新潮】
創作
佐藤友成(270枚)「ベッドタウン・マーダーケース」
神里雄大 堀江敏幸 荒木経惟
マーク・トウェイン(柴田元幸 訳)
ミランダ・ジェライ(岸本佐知子 訳)
238吾輩は名無しである:2013/07/03(水) 18:44:51.16
>>234
人肉試食 澤西 淺川 村田沙耶香
人骨試食 花村
近親相姦 大勢

↑この手の話題が「純文学」の主題でありえると
考えているあたりが完全に勘違いだよな。
どぎついこと書いて、「衝撃的な作品」とか
騒がれたいのがミエミエ。ちっとも「衝撃的」ではない。
それどころか反吐の出るような陳腐さで鼻をつまむね。
239吾輩は名無しである:2013/07/03(水) 20:48:03.73
花村が文學界新年号で、マザコンの話を書いていた。
ラストで母親の骨をかじった記憶が。そのシーンいらないのに。
twitterでも、「私は何でこんなにさらさないといけないのだ。疲れた」とつぶやいていた。
編集部から指示されたのかな?

澤西のデビュー作も、ラストでラミンゴになった女を喰ったよな。
それさえなければなぁ。群像掲載の短編でも、砂糖になりつつある母を舐めるし。

村田沙耶香の新潮掲載短編「生命式」は衝撃だった。
家族が死んだら料理して食ってセックスする風習の話だった。
似たようなのを筒井康隆がすでにやってるけど。
題は忘れたけど、「メタモルフォシス列島」に所持されている短編だった。
これで村田作品を読むのは最後にするって思ったけど、
そういいながら新作が出たら読んでしまいそうw
240吾輩は名無しである:2013/07/03(水) 20:50:19.39
ラミンゴ→フラミンゴ
でした。訂正
241吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 05:37:37.44
山尾悠子キタ──ヽ('∀')ノ──!!
青木淳悟、吉田知子、ユヤタンの久々の新作も楽しみ
242吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 08:07:26.38
実物見て、まだ名前を発表されていない面子次第だな。
安心してバックナンバーの読み残しを読める。
243吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 08:18:03.71
芥川賞候補にいとうせいこうさん 他4人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130704-00000010-mai-cul

いとうせいこうさん
 日本文学振興会は第149回芥川・直木賞の候補作を発表した。
芥川は5人、直木は6人がノミネート。芥川では、テレビや音楽、
芝居などの分野でマルチな活動を続ける、いとうせいこうさんが
初候補に挙がった。直木は5回目の恩田陸さんから初候補の湊か
なえさんまで多彩な顔ぶれとなった。

【担当編集者が明かす秘話】ブック質問状:「想像ラジオ」
 いとうせいこう16年ぶり長編は想像を絶する難産

 いとうさんは16年ぶりに発表した中編小説が候補作に。
震災をテーマに三島由紀夫賞候補にもなった話題作だ。演
劇の世界からは4回目の戌井昭人さんと、野間文芸新人賞
を受賞している山下澄人さんの2人の実力派。京都在住の
藤野可織さんは2回目、2010年に文学界新人賞を受賞
した鶴川健吉さんは初のノミネート。
244吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 08:19:14.12
<芥川賞>
いとう せいこう52「想像ラジオ」(文芸春号)  初
戌井 昭人41「すっぽん心中」(新潮1月号)4
鶴川 健吉31「すなまわり」(文学界6月号)初
藤野 可織33「爪と目」(新潮4月号)   2
山下 澄人47「砂漠ダンス」(文芸夏号)  2

<直木賞>
伊東  潤53「巨鯨の海」光文社     3
恩田  陸48「夜の底は柔らかな幻」文芸春秋 5
桜木 紫乃48「ホテルローヤル」集英社  2
原田 マハ51「ジヴェルニーの食卓」集英社2
湊 かなえ40「望郷」文芸春秋      初
宮内 悠介34「ヨハネスブルグの天使たち」早川書房 2
245吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 08:27:33.33
覆面さんも期限切れかな
246吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 08:35:48.64
芥川賞直木賞予想スレでおれが無理やりFA出した芥川賞候補作予想↓

……そしてまた文字を記していると 谷崎由依 すばる4
爪と目 藤野可織 新潮5
沈むフランシス 松家仁之 新潮6
すなまわり 鶴川健吉 文學界6
砂漠ダンス 山下澄人 文藝夏
おでかけの感じ 荻世いをら 文藝春

3つ当てたw候補作予想的中率は50%w
鶴川健吉来た(゚∀゚)でも今回は無理かな〜

>戌井 昭人41「すっぽん心中」(新潮1月号)4
悪くはなかったけど、50枚以下の短編なのに何で入ってるんだ???
247吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 08:49:30.07
他の人が候補絞って、更に中の人がヒント出して、しかも6作品も選んでおいて
3つ当てた!とか世迷言も程々にしとけよ
別の板の書き込みだからばれないとでも思ってんのか
248吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 08:51:51.98
>沈むフランシス 松家仁之 新潮6

他の人に無理やり押されて入れた
それがなかったら60%だったのにチクショー
249吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 12:19:38.65
まず藤野可織の著作には
個人的に振れるモノが全く無いので落選して欲しい
押すなら戌井か山下かな…
250吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 15:03:27.28
同感。
去年、どこの文芸誌の表紙裏にも藤野の「パトロネ」が宣伝されていた。
いやらしいくらいに。どんなものか読んだけど詰まらなかった。
251吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 17:20:47.45
いやしい鳥からずっと読んで来たけど
何だろうね、あの雰囲気だけで肝心要な部分が不足している感じはw
252吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 17:44:00.60
肝心要な部分が不足している感じはw

↑肝心要とかw 肝心と必要の合併語なの?
253吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 17:47:01.51
かんじんかなめ【肝心要】とは
《「肝心」をさらに強めた語》非常に大切なこと。また、そのさま。
「―な(の)時にいないなんて」
254吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 17:47:09.39
かんじんかなめと読みます。
255吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 17:49:28.63
要 潤 かなめ じゅん の要(かなめ)ね♪
256吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 17:53:50.44
要潤 今はもう人の夫か…
257吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 18:15:21.94
ナオコーラが候補に上がった時、
女性選評委員達がコゾッて大反対したと村上龍が言っていたから
もしかしたら藤野氏も女性票を得られないかも
なんかナオコーラと同じ臭いがする
共に読んでてイラッと来るんだよ
258吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 18:20:27.02
ニキの屈辱はあれでも大学で教鞭をお取りです。
259吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 18:28:42.47
爪と目は、群像の創作合評で叩かれてたな。
読者に印象付けるために、
普通やらないようなあざといネタ入れてうんざりだって。
260吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 18:34:52.85
今回はいとうせいこうだよ
261吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 18:56:04.38
いとうの候補作おもしろかったよ。
章によって文体が違ってて。
大衆の心に届く話だから
マニア向け芥川賞向きではないのでは。
262吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 19:04:44.08
谷崎由依は半年で何本も書いてるのに一本も候補作なしか。
翻訳業の方が合ってるかもしれん。
263吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 19:41:28.10
中原昌也disってんの? 谷崎なんか目じゃないペースで書いてるのに

話は変わるが原田マハの直木賞ノミネート作って
全部すばる掲載作品なんだな
ますます小説すばると境界線が無くなるエンタメ小説誌に拍車がかかるね(暗黒微笑)
264吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 19:45:06.32
谷崎由依と中原昌也は中途半端な前衛。
それが飽きられた。
265吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 19:51:43.92
谷崎も中原も、「評論家さん、選考委員さん、認めてください」
って意図がミエミエの小説を書く。平凡な話柄にちょっぴり
前衛っぽい味付け。うんざりって感じ。
黒田さんみたいに顰蹙買うようなパワーがない。
266吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 19:53:30.72
しかも自社の出版した本にも関わらず
ノミネートに対するすばるの公式Twitterは反応なしw
すばるは広報担当者が何重にも仕事を兼務してるぐらい忙しいのか?月に数回しかツイートできない位に
新潮と群像と河出を見習えよ
267吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 20:02:12.15
文學界も相撲の話が芥川ノミネートされてんのに更新無しか
文學界とすばるは今回に限らず普段からSNSのPR疎かすぎる
素人がTwitterで自社作品に触れてたら新潮の中の人とかは
数年前に刊行された小説の感想にも地道にリツイートしてんのに
数少ない読者を大切にしようと思わん雑誌はもう廃れてしまえ
268吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 20:15:06.93
すばるは井上ひさしに夢中だからね。
候補作が出たところで何とも思ってないな。
本になったら、新潮と群像と文学界の表紙裏に宣伝するだけだろう。

藤野や谷崎と打ち合わせする時、少女趣味の編集者(男)が、
「寓話チックなネタで読者に衝撃を与えて」と注文つけていそう。
それで藤野にドン引きするだけのクライマックスを書かせる。
呪いをかけるために教室の全部の机の上に彫り物をするとかw
269吾輩は名無しである:2013/07/04(木) 20:20:51.68
>>267
文學界は去年までは購読者一人ひとりに、
「お買い上げありがとうございました」とリツイートしてたのに反応しなくなった。
上から押さえつけられてるんだよ。
読者にへーこらしてんじゃないって。
2ちゃんに反応すると、かなり言われるらしい。
270鈴木雄介:2013/07/04(木) 23:24:58.72
そうそう、中原昌也なんて最悪ですよ。よくわかってるなあ。書きたくないなら、書くなよ!って話ですよね。
271吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 07:22:23.51
あらゆる場所に花束が……を読んだら、ほかのを読む気なくなる。
文學界で連作を書いてるけど、連作だから芥川賞は意識していない。
自主的に戦線離脱した内容。
それでも好きな人はいるんだな。文學界twitter見てるとさ。
272吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 07:52:20.44
中原は自分でやる気ないっていつも言ってるんだよな。
あんなヘタレによく書かせてるわ。
273吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 09:34:45.11
中原は神田日勝を1億回見習え
274吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 20:36:01.73
文學界Twitterを見たら、山尾悠子の新連載情報へのリツイートが比喩じゃなく桁違いになっている
驚いた人が多かったのだろう
あのとんでもない遅筆作家に連載させるとは文學界編集部は偉いのか、無謀なのか
275吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 21:05:32.73
さっき本屋で発売された文芸誌を目次だけ立ち読みしてきた。
今月はなにも買わなかった。

>>274
たしか萬月の連作も、最終回を載せるのにその前の回から一年以上も期間が空いていたような。
マイペースな編集部なんだよ。
276吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 21:20:41.02
>藤沢周さん「指宿」は、生・死・エロスが蟻地獄のように渦を巻く蠱惑的な短編です。
主人公の男はなぜ、知覧を訪れたのか。特攻隊員たちの声が作中に響き渡る、渾身の一作。

おもしろそうw
277吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 22:00:36.98
田中とか黒田とか、その時はともかく、時がちょっと経って見れば
「なんだったんだい?あれは?」だけ。
それはそれでいいんだろうけど。

これからも同じつまんないものを作って行くだけ、が予想がつく人に芥川賞を上げるのは、
たまの話題作りに、だけにしようよ。
ご褒美の賞だけど、ご褒美に期待をこめてる賞なんだから。
278吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 22:08:58.18
田中慎弥、掌握劇場とエッセイ出してるの知らなかった。
本屋で見たことない。
田中のに限らず、販促部門が芥川賞後の本を宣伝する気がない。
共喰いが映画化だそうだが、映画館の中がガラ空きなのは目に見えている。
279吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 22:21:20.81
https://contact.reedexpo.co.jp/expo/BOOK/?lg=jp&tp=con&ec=SEMI2

タナシンの読書セミナーに申し込んだけど、何の連絡も来ない。
葉書かメールで受付番号か何か来ると思ったけど。
めんどくさくなってきた。
知り合いに会ったら嫌だしさ。混んでるんだろ?

ウダウダそんなこと考えていたからか、変な夢を見た。
タナシンのサイン会に行って並んでたら漏れだけ断られたw

誰か代わりに行って、このスレかタナシンスレで簡易レポートしてよ。
280吾輩は名無しである:2013/07/05(金) 23:45:49.30
まあタイタニックみたいなもんだからね。
スイートルームの一等船客もいればたなしんみたいな蚕棚の三等船客もいる。
だれが船長航海士なのかは知らないが、氷山にぶっつからないで安全航海をしていてくれればそれでいい。
281吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 06:08:02.29
船長は平野だな。
タイタニックは氷山にぶつかって沈んだだろ。
聴講しないのが吉なのか?
申し込んで連絡がないのは、乗船のチケットがないってことか?
282吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 07:38:28.30
>>277
そんなことはまったくない。
芥川賞受賞後も目立たないだけで
大半の受賞者はちゃんと書いている。
朝吹みたいなコネ野郎だけが小説出せてないけどな。
283吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 07:55:28.74
受賞作はあれだけ平積みされポスターまで貼ってるのに、
受賞第一作、二作目を出してても本屋に置かれない
気になる作家ならネットでチェック入れるけど、
全員の生存はようわからん
284吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 08:17:59.52
大型書店が軒並み潰れていくから困った。
その日のうちに買いたい本がある場合、
はしごすれば一軒くらいは置いてあったのに。
285吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 08:35:43.42
>>284
アマゾンから取り寄せればいいだろ。
いまどき本屋を梯子って、どういう生活送ってんだ?
286吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 08:47:48.27
ちいさな市だが(人口5万人程度)
市立図書館に五つのうち四つある。
約1年前の号もずいぶん綺麗なところを見ると
あんまり読まれていないようだが…。
なお、無いのは「群像」です。
287吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 09:41:07.16
>>285
アマゾンだと早く届いても翌日じゃん。
梯子してなかったら最後の手段だよ。
一日がまんすればいいけど。
288吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 09:52:31.71
>>286
群像の表紙はペラペラしているから、
あんまり読まれるとグニャグニャで触るの気持ち悪い。
近所の図書館にあるのがそう。
文藝を他の図書館から取り寄せてもらったら、
誰にも読まれていない新品さだった。
想像ラジオを読んでるところで候補作の発表があってラッキーw
今だと順番待ちだろうな。
289吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 11:37:52.76
群像だけないって珍しい。
俺の地元の図書館は、地元というのは人口40万の都市(首都圏)だが、
ずっとずばると文藝だけがなかった。最近になってとるようになって
全部そろったぞ。
290吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 17:52:27.84
うちの方は、すばると文藝を置かなくなった
291吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 18:20:08.77
今日国際展示場であった、平野・たなしん・柴崎友香の読書推進セミナーを聴講した人いる?
292吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 20:03:15.14
パッとしない面子だな。
293吾輩は名無しである:2013/07/06(土) 20:52:29.70
これらの雑誌が実売どれだけ出てるのかわからないが
もしかして、そのうちかなりの割合が図書館購入分なのではないか?
俺は、数少ないお気に入りの作家の部分しか読まないから
近くの図書館に置いてあることが、本当にありがたい。
294吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 00:01:44.77
印刷部数。実売数は不明。

http://www.j-magazine.or.jp/index.html

   2012年7月〜9月 10月〜12月   2013年1月〜3月

新 潮  10434部   → 11367部  → 10434部
文學界  10400部   → 10334部  → 10200部
群 像   7000部   →  7000部  →  7000部
すばる   7000部   →  7000部  →  7000部
295吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 04:06:04.42
>>293
それプラス大学の附属図書館かな?
296吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 08:20:37.88
群像の没落ひどいね。
いまやすばると同じとは。
柄谷みたいなポストモダンの批評家に荒らされて今の惨状だ。
297吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 08:27:19.75
http://d.hatena.ne.jp/sinden/20070627/1182933627

文芸誌の読者は300人だって。
298吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 08:31:48.43
さ、さんびゃくにんだと?
299吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 08:45:35.39
部数批判してると中の人が来るぞ。
「文芸雑誌は、反応見て単行本にする参考にする場なんだから!!」
が彼らの言い分。

早稲田文学や三田文学は、文学部の学生を無理やり会員にさせて、
会員費で持っている。
それら大学出版の二雑誌に加えムックの太宰治賞の方が買われているかもな。
300吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 08:53:07.75
5大文芸誌は実質、税金で支えてることになるな
301吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 10:46:11.88
本屋で文芸誌買ってる客って見たことないな。
村上春樹の新作は争奪戦になるが。
302吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 10:51:00.59
三田文学は文学部から一千万の補助が出る。
あんなレベルの雑誌に一千万とは。最終的な負担者である塾生が
煮えくり返っているだろうな。早稲田文学は
芥川賞出したからレベルは低くないんだろうが、
創作系の学生に資金を負担させている。
303吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 20:56:35.25
同人誌とかわらないな。かえってタチが悪い。
今だと読者はもっと減って200人かもしれん。
304吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 22:42:19.55
俺が直に見たのは数年前だが、毎月発売日には朝日新聞に
「新潮」「群像」「文學界」の広告が並んで載っていたが
今でも載っていますか?
今にして思えば同じような大きさ・デザインの広告が
仲良く三つ並んでいた様は、ちょっとかわいかったな
305吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 23:33:52.98
>>304
新聞とってない
306吾輩は名無しである:2013/07/07(日) 23:37:28.06
東京国際見本市に行ってきたけど新潮社と文春は出店していなかった。
河出ブースは文藝の最新刊とバックナンバーを並べて、
「読者さん、書店員さん、クリエイターさん、専門家さん、
買って下さぁい〜」と色目使ってて吐き気がした。

講談社と集英社のブースに行ったのに、文芸誌はなかった。
売る気がないな。河出の色目使いをちったあ見習えや。
307吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 09:43:50.81
>>304
数年前って、今まで新聞読んでないのか?
文学どころじゃねえよ、お前は。
308吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 09:45:18.48
>>306
文芸誌はどうせそれほど売れないからね。
お前は要するに「色目使って」たのほうがいいのか、いやなのか?
レスの前後で印象が逆。
309吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 10:38:48.07
>>308
嫌いな女に色目を使われると迷惑で、
好みの女に色目を使われないとムズムズするだろう?
310吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 11:33:17.98
新聞買わないと駄目?
ネットの記事で済むよな
311吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 13:01:37.84
両方読めばいいだろ。
新聞なんてそう高くはないし。
俺の隣の某氏は赤旗と朝日新聞と
両方取っている。
312吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 13:14:33.25
webで読めるがな
新潮が我が家の新聞
313吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 16:10:16.41
朝日新聞の月刊文芸誌広告、毎月一挙にドド〜ンは
ほんと素晴らしいと思うよ。 
実家に行って偶然それを見ると
朝日新聞スゲーと思うもん。 
洗剤に吊られて取り続けてる読売なんかさ「東京人」の広告さえ無いよ…
もうほんとね、読売新聞止めたいの。
でも配達してくれる読売の新聞屋さんが、ほんと良い人達ばかりだから…あー辛いわ〜
314吾輩は名無しである:2013/07/08(月) 19:03:01.47
うちの方は読売の新聞屋さんが態度でかい
315吾輩は名無しである:2013/07/09(火) 09:28:21.92
200〜300人しかいない純正読者のうちの一人でも失望させるとツケは大きい。
その繰り返しをしているから、わざわざ定価で買って読む人がいなくなった。
普及の後ろ盾を、一人、また一人と減らしていく。
たかがたった一人と甘くみているのだろう。
その一人がいなくなろうとしている。
316吾輩は名無しである:2013/07/09(火) 20:25:55.70
2013年8月号ラインナップうpサービス追加
スレがある限りは早稲田文学、三田文学、他文芸雑誌も気が向いたらうp

【新潮】
評論
中条省「平新発見 辻邦生の東大日記――自己探求の彼方へ」
岸政彦「世界の断片を集めること――社会学的「反物語」論」
黒川創「三島賞「選評」について思うこと」


【文學界】
創作
馳平啓樹「三千階段」

翻訳小説
カレン・ラッセル「帝国のための糸繰り」藤井光 訳
317吾輩は名無しである:2013/07/09(火) 20:27:40.23
【三田文学 夏季号】
創作
長野慶太「さそり狂奏曲」日経小説大賞受賞第一作(?)

三田文学新人賞受賞第一作
媛ひめる「ある日、かまくら」
間ミツル「プレッシャージャンキー」

評論
川崎秋光「崩壊の先に――小島信夫と柳美里の家族」
318吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 07:55:33.50
慶應はサラリーマン作家ってのが多いな。
文壇で認められないのはそのためだろうな。
文学者にとってビジネスだの政治だの
反吐の出るようなもの。

早稲田はいかにも文学者って感じの人が多いから
文壇では優位なのか。
319吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 08:39:43.04
受賞第一作特集を組んでやる気を見せているな。文學界からはっぱかけられてるんだろ。
評論部門出身の若松英輔が育って五代雑誌で連載持ったのは注目できる。
三田文掲載の小説を読んでおもしろいと思ったことはないが早稲田文学も同じ。
あそこは試しに五代雑誌に輸出したり、新人月評や創作合評、新人賞の審査員を育成する訓練場。
320吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 11:13:36.09
>>319
違うと思う。三田文学は要するに五大誌ではデビューできないような
慶応卒の評論家や作家をコネでデビューさせているだけ。評論家の
田中弥生もそうだしね。早稲田文学は五大誌に勝るとも劣らないレベルで、
黒田さんなどを輩出している。
321吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 14:42:50.21
>>320
田中弥生は群像文学新人賞(評論部門)出身で慶応とは関係ないがな。
文学界新人賞の選考委員に育成させるために、
三田文学で色々経験をつませているのではと思っている。
322吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 15:10:23.09
思い出した。
三田文学の創立100年号掲載の小説は全部読んだマニアだけど、
この三人の短編は良かった。

片野朗延 岳真也 佐藤洋二郎

岳真也の「さらばワッペイ」は、早稲田・三田文学選考の背後や
受賞後に五代誌の編集にどのように橋渡しされるか等が書かれていて興味深かった。
323吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 15:37:40.91
文學界2013年6月号が中古で10万円で売られてるぞ
足元を見てるよなw

http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E5%AD%A6%E7%95%8C-2013%E5%B9%B4-06%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00CDVTB9A/
324吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 16:20:28.04
>>323
ケッ!って感じですね 1円で尼に出そうかなw

今、思ったんですが、まさに「ケッ!」って、こういう時に打って付けの捨て台詞だと…
325吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 18:56:56.55
>>321
ごめん。間違えたw
田中弥生ではなく田中和生だった。
326吾輩は名無しである:2013/07/10(水) 20:06:06.16
でも、田中和生を馬鹿にできないな
川上未映子の早稲田文学新人賞受賞作のパクリをまっこうから指摘して
327吾輩は名無しである:2013/07/12(金) 12:46:50.86
つきあった数=0
仲がいい数=0
おごってくれる数=0

以上プロファイリング終了
328吾輩は名無しである:2013/07/13(土) 07:08:25.52
藤野がとれば群像8月号が笑い、
山川かいとうがとれば文藝が笑う。
329吾輩は名無しである:2013/07/13(土) 19:16:53.03
>>326
田中はその後まったくフォローなし
追及したのも飽く迄「こういう問題が上がってる」と他人行儀に紹介しただけ
今後責任を取る勇気もないだろう
330吾輩は名無しである:2013/07/13(土) 20:01:18.97
尼で10万円だった文学界が9800円に
331吾輩は名無しである:2013/07/17(水) 17:30:57.83
芥川賞、今日だよね…
今頃、龍ちゃんとか雅彦ちゃんとか弘美ちゃんや洋子ちゃんが頭を捻っている頃w
332吾輩は名無しである:2013/07/17(水) 18:28:07.56
333吾輩は名無しである:2013/07/17(水) 18:55:29.96
芥川賞は藤野可織「爪と目」 18時52分に記者会見会場で発表
334吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 07:43:53.38
盛り下がりまくりの今回の芥川賞直木賞。
335吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 07:48:18.21
いとうや恩田にとってほしかった。
336吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 07:50:53.48
(自分がまるで予想を当てられなくて)盛り下がりまくりの今回の芥川賞直木賞。の間違いだろww
一生、お前は芥川賞・直木賞予想スレで自己弁護してろよ
337吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 08:16:54.14
そもそも
ここは芥川賞・直木賞予想スレでは無いわけだがw
338吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 08:21:11.71
うん。ドヤ顔してみっともないwwww
339吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 08:21:48.45
栗原裕一郎の解説で芥川賞受賞する可能性のある作品の順位をつけてその通りになっている

藤野「爪と目」>山下「砂漠ダンス」>鶴川「すなまわり」>>>

山下はワンパターンだから、候補にのぼっても取れないかね
鶴川はこれからだな
最後まで「すっぽん心中」が入ってるのがわからなかった
340吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 08:30:35.84
戌井を潰すために候補にあげたとしか
341吾輩は名無しである:2013/07/18(木) 16:07:25.17
高橋たか子氏、御冥福をお祈り致します。
好きだった。上手かった。
342吾輩は名無しである:2013/07/19(金) 10:14:44.41
三田文学8月号を読んだ。長野慶太の「さそり狂想曲」は、
小動物パニック+家族の絆+職業小説の要素がうまくまとめられていて読まされた。
最初の1/3は淡々としてて期待できないかと思ったけど、あとは一気にフィニッシュ。
媛ひめるの「ある日、かまくら」も良かった。
でもこれらは純文ではないな。ヨムヨムに載るエンタメ短篇を読んだかんじだった。
自らの受賞作を越える超える作品を編集部が注文して答えた作品が揃ったと
編集後記にあるけど、まあとおりだったな。
343吾輩は名無しである:2013/07/23(火) 21:59:20.34
編集者の皆様、新人作家の身内の方々、宣伝うけつけております。
どしどし書き込んでくださいね。
344吾輩は名無しである:2013/07/23(火) 22:43:49.79
宣伝はかまわんよ
コネだと言われてても、新人賞を通過した奴や劇作家ならね
345吾輩は名無しである:2013/07/24(水) 00:24:07.72
嵐のピクニック読了。13篇中、2篇はすごく良かった。
新潮クレストに入って違和感ないレベルなのか?
群像と大江の好みはわかってきた。
346吾輩は名無しである:2013/07/26(金) 01:57:47.44
鶴川健吉の芥川賞候補作が本になるぞ
北野道夫のは本にならなかったのに
347吾輩は名無しである:2013/07/27(土) 12:01:48.74
職業小説に賞候補の肩書があれば鬼に金棒だからな
348吾輩は名無しである:2013/07/27(土) 19:44:23.81
採算が見込めるんだな
349吾輩は名無しである:2013/07/27(土) 19:54:02.69
丸山健二賞
http://shinjindo.jp/contents/maruyama_award.html

大手新人賞には構造的な欠陥があるだって
350吾輩は名無しである:2013/07/27(土) 22:31:51.38
丸山の自演宣伝じゃないなら、じゃあ応募してやれ。
5000円くらいならドブに捨てる金はあるだろ?w
351吾輩は名無しである:2013/07/27(土) 22:57:12.19
五大誌の新人賞やリクルートは
欠陥だらけだから意味はあるだろう。
ただそれに応じたすぐれた書き手が出てくるかどうか
は未知数。
352吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 00:04:51.13
繰り返し、ナルシスティックなものは送るなと強調しているが具体的になんだ?
自己満足なものってことか?
しかしプロでも純文で300枚以上書くのは難しいのでは?
353吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 00:14:13.33
話は違うけど良レビュー
おまえのだろって言われるんだろうなw

http://www.amazon.co.jp/review/R2ZOQEFMPX9RUY/ref
354吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 06:40:50.97
>>353
誰でも思うことを書いてるけどな。
三歳の女の子が莫大な情報を記憶しすぎというのは
たしかだが、レビュアーがフォークナーを上げているように、
よくあることで、まあかまわんとして、問題は全体に漂う
安っぽさだね。あきらかにエンタの書き手だからな。
思想的に浅薄としか言いようなし。
355吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 08:00:35.84
誰でも思っているのに書かないことを書くのは大事さ
356吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 15:26:36.73
3歳児が語ってるわけじゃないだろ
357吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 16:15:40.10
3歳の女の子が語ってるってのは単なる誤読じゃないか。
あと「二人称で無理やり、書き通したから、矛盾が生じ、破綻したのだ」
これ単なる二人称ではないだろ。
358吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 16:34:46.10
>>353
abさんごに5つ星をつけるようなレビュアーともあろうお方が
随分とつまらないところで思考停止してるな
359吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 16:45:34.31
>>353
これを3行でまとめろ馬鹿が。
って文章だな。
360吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 17:00:03.03
三歳児が語ってるって言ってるんじゃなくて、
三歳児の当時のことをよく覚えて言いすぎるといってるんだが、
バカには通じないみたいだね。
361吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 17:09:39.79
>>360
「語り手は3歳の女の子(後に幼稚園児となりますが、)なのです。
この3歳の女の子、凄い女の子です。
知りえないことを知っていて、見てもいないことが見えるのです。」

これをどう読んだら三歳児が語っていると言ってるんじゃない、になるのか
このレビューからは語り手が成長し当時を振り返り語っている
という部分は読み取れないというか
読み落としているとしか思えないのだが。
362吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 17:11:53.92
>三歳児の当時のことをよく覚えて言いすぎる

そう読んだ時点で馬鹿だわw
印字された文字を追っただけでそこには何の想像力もない
363吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 17:48:47.96
>語り手が成長し当時を振り返り語っている

こうした視点は有効だろうと思う。
更に言うと、当時を振り返っているとは、純粋な意味で当時の事実としての時間
を遡及しているのではなく、成長した語り部の想像が紡ぎ出した「事実」であり
その「事実」のなかには語り部の生きてきた経験と、語り部自身が反映された
ものだと思う。としたら、「事実」を語る背後に、己が生きてきた生き様としての
視点を方法的に生かして書いたとしたら、もっと重層的で、奥の深いもになった気がする。
背後に隠れたそうした視点を方法的に読者に意識させていれば
「三歳児が語っている」といった読み落しもありえないだろう。
時間の隔たりを越えて語る「事実」に、純粋な客観性は存在しないとしたら、
語るべき意味とは、己の今を炙り出すことではないのか、などとレスを読んで思ったりした。
364362:2013/07/28(日) 18:00:35.16
>>363
そう
ってか結構読み込んだ?
この題材は中短篇向きではなかったのではないかと思う。
語り手の経験則を追加で描くことで当時を振り返った事実や視点は
もっと読者にとって分かりやすかっただろうに。
しかしそこまでサービスして読者の想像の楽しみまで奪われるってのもどうかなとも思う。
365吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 18:18:22.27
>>364
申し訳ない。未読。
レスを読んで作品の世界を「想像」した。

>しかしそこまでサービスして読者の想像の楽しみまで奪われるってのもどうかなとも思う。

隠れた多層的な視点は、読者の想像を奪わないよ。むしろ、飛翔させ得る。
読者の想像を奪ってしまうとしたら、世界を閉じた形で説明的に描いているからだろう。
語り部は死んではいないはずだ。だとしたら閉じた世界では有り得ない。
今の自分を炙り出すとは、これからの自分が生きていく世界を見据えることでもある。
芭蕉の夢が枯野を駆け巡る閉じた世界に立っていないとしたら
読者の想像を奪うはずはないし、継母の生き様に対する読者の想像はより深くなるはずだ、と思う。
366吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 18:41:19.58
>>365
読んでないのまじか!?
363読んだ時、俺の読後感想と一緒!なんて思ったが
しかしちょっと待って。誤読かもしれん。パニック。
多層的な視点とはなんぞや?
つまり語り部の成長過程とそれに関わってきた経験という意味ではなかったの?
367吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 18:59:15.94
>>366
読んでもいないのに「想像」で語ることは不謹慎でしかない。
申し訳ない。これで終わりにします。
「多層的な視点」とは、語り部が「継母」を自分の傀儡にしないことです。
「継母」は今の自分を映し出す鏡であるかもしれない。
「継母」を突き放して見ながら(客観的視点)、自分が生きてきた人生を映し出す鏡として
「継母」を生きてみる(主観的視点)。その双方向の視点のなかから
今の自分の生々しい姿が見えてくる。
過去の時間のなかに生きている「継母」を遡及して描くとは「想像」が介在するのだから
「継母」を「事実」としては断定できないはずだ。
「継母」の生き様を否定するにせよ、肯定するにせよ、それは今を生きる己の姿を
映し出す(「継母」を通して自分を客観視する)鏡であるはずだ。
方法的に「多層的な視点」で小説世界を構築するとは、そんな意味です。
いうのは簡単だが、難しいでしょうね。でも読者の想像の対象は「継母」一人に限定はされない。
語り部そのものへも向けられる。ということは、読者自身が「継母」を鏡とする「想像」を得ることに繋がるのでは
などと思ったりしたのです。
368吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 19:15:15.98
>>367
うん、やっぱり誤読じゃないわ。
この作品って読者が読み終わった時点でその多層的な視点を想像できるかどうか
読者の想像の対象を継母ではなくやはり語り手に比重を置くとおもしろい。
で、語り部って誰だったのか。
3歳の女の子?その子が成長して当時を振り返っている?それとも?
てか363さん読んでないのに答え言っちゃってるよ。
369吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 19:56:18.34
読書メーターでは反応が良いのに、尼では低評価だな。
370吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 20:11:41.77
レビューみてるとそんなもんじゃないかと思うよ
俺も5つ星というわけではないがそれにしてもレビュアーがひどい
百田尚樹とか読んで満足してるやつか普段本なんて読まないやつか。
371吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 20:23:39.37
毒メって俺ってこんなの読んでるって自慢する場所だからな
理解できてなくてもかっこよさげなのを追加する
372吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 20:24:53.42
どうしてそんなにややこしく考えるんだよ?

今は大人になった語り手が、三歳のころからの
義母や父との生活を振り返っているということ。
ただ原文はわざと「三歳の女の子が語ってる?」と
読者に不審の目を抱かせておいて、引っ張ってるだけだ。
何も不思議なんかありゃしない。
373吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 20:30:50.10
>>361-362
バカはおまえだし、レビューを誤読しているのはおまえだろ。

この作品を読み始めた大部分の人は、まず、冒頭部分で大いに戸惑う筈です。
「あなた」とは誰? 語り手はどんな人? 私はよく判らなかったのでこの冒頭部分だけ、
5,6回、読みなおしました。それでも、判らなかったので、判らないまま、読み進めました。
すると、だんだん、判ってきました。「あなた」とは父親の再婚相手。
語り手は3歳の女の子(後に幼稚園児となりますが、)なのです。
この3歳の女の子、凄い女の子です。知りえないことを知っていて、見てもいないことが見えるのです。
例えば、父親の再婚相手が眼科で診察を受けるときの光景が滔々と語られています。
また、この継母は先妻の集めた膨大な書籍を売却するのですが、あろうことか、
この継母は古本屋と浮気をするのです。勿論、この3歳児は浮気現場を仔細に語っています。

↑個々の部分をお前は読み違えている。「語り手が三歳の女の子」と言ってるのは、
別に三歳で語っているとはいってない。後の語り手が、最初に出てくるのが「三歳の女の子」
としてだという発見を語ってる。その証拠に「のちに幼稚園児になりますが」とか但し書きがあるだろ。
バカか、お前は。
374吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 20:31:54.90
まともにレビューの日本語すら読めない
バカが小説読む資格なし。
375吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 20:43:39.08
ふつう憎っくき浮気女をあなたって丁寧に言う?
嫌味であってとしても
爪と目を読んでないが、それだけ疑問だ

芥川賞受賞作は読むようにしてるけど今回だけはパスする
376吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 20:53:57.87
http://www.amazon.co.jp/review/R2IAR937KETYUU/ref=cm

この人のレビュアー名は「爪と目」の洒落で、
しかもレビューは一点だけ
藤野関係の複垢ぽい
377吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 21:48:53.46
353のレビューに反論してる人たちが藤野関係者だと思う
自分でレビュー書かないくせに否定的レビューはスルーできないっていうのがみみっちい
もし誤読で低評価したならレビューした本人が恥かくだけなんだからほっときゃいいのに
378吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 22:15:41.49
まあ、藤野は記者会見で、
彼女のような新人賞受賞者を2chで批判するときの某用語を自然と使っていた
絶対に見張ってると勘づいた
前スレで話題になったときも、もみ消しに来るのが早かった

デビュー当時、向こうの某スレでひどかったんだろ?
ピックルーが介入してきて
379吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 22:27:21.02
作家志望って妄想が酷いね
380吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 22:30:31.21
奴さん来たーw
381吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 22:46:09.77
>>377
自分が書いて自演で貼りつけたレビューを否定されるのをスル―出来ないのがみみっちい
382吾輩は名無しである:2013/07/28(日) 22:54:00.35
藤野さん
芥川賞おめでとう
美人ですね
夜の巡回乙です
383吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 00:19:01.97
いじの悪い顔だから期待
384吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 11:00:31.14
たかが素人読者の雑なレビューに対してどっちもヒステリックすぎる
385吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 11:19:16.13
藤野ヤらせろやw
386吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 12:05:30.20
顔写真みたら抱けない
動画では美人に見えたのに
387吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 12:46:45.12
>>373
自分のレスをもう一度読みなおしな
それ以前にこの作品読んだの?
388吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 12:53:52.75
このレビューって別に雑ではないしよく書けてると思うよ
こんな風にある程度整った文章書けって言われても俺には出来ない
星1つってのも別にいいんじゃないかな
読後感なんて人それぞれだし

しかし誤読を前提に整えられた恥ずかしい文章なんだよな
人称とか語り手が誰かという点において
自身の誤読をさも作品の欠陥であるかのように語ってる
んで>>353が良いレビューなんていっちゃってる
389吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 13:24:11.57
>>387-388
だからレビューを誤読しているのはおまえの方なんだけどね。
小説を読む以前に、レビューの文章を誤読してしまっている。
390吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 13:35:39.09
>>389
どこを?
お前が言ってるのって語り手が3歳児だとは言っていないみたいなことだろ?
その証拠に(後に幼稚園児)という但し書きが云々......。
3歳児だあろうが幼稚園児であろうがガキはガキ。
語り手はガキではない、なんて記述どこにもないよな?
それとも暗に示している部分でもあるか?

俺が誤読なら謝ろうと思ったがしかしもう一度読んでみても
このレビュアーが言ってるのは語り手がガキだってこと。
ついでに二人称なんて言ってやがる。
391吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 14:24:07.34
>>389
君は小説の方は読んだの?
392吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 15:24:52.02
しつこいな
今買いに行ってんだよ
393吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 16:22:46.44
>>390
>語り手はガキではない、なんて記述どこにもないよな?
それとも暗に示している部分でもあるか?

語り手は三歳児ではないとかガキではないなんて
当たり前だから書かないだけだ。いちいち主人公は
泥棒ではないとか人殺しではないとかオカマではないとか
断るか? 当たり前のことなんて明示的に書かないの。
394吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 16:37:52.06
語り手は3歳の女の子(後に幼稚園児となりますが、)なのです。
この3歳の女の子、凄い女の子です。


レビュアーが三歳(後に園児)って書いてるじゃん
それ以上をどう読み取れって言うのか?
記述はこれ以上でもこれ以下でもないだろうが。

どんだけレビュアーにかたいれしてんだか

それと今まで触れてなかったんだが
小説を読み進めると語り手の年代を示唆する記述があるんだよ。
レビューでそこに触れてない時点でこいつは読み落としだよ
395吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 16:52:10.89
作品自体を読んでない奴といくら議論してもわからんだろうな
396吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 17:32:57.81
横レスだが、新潮が出してる広告文は
>史上もっとも饒舌な「三歳児」――選考会を震撼させた、純文学恐怖作(ホラー)。
だってよ
397吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 17:42:48.57
>>396
うん確か帯にも書いてる
後半までは三歳児が全てを知り尽くしているような語りで
あるところを読み飛ばしたり読み落とすと
語り手は三歳児(園児)だと帯の触れこみのまんまの思い込みで話は終わる

だから流し読みとかすると多分レビューに書かれたような印象が残るが
レビュアーは多分ションベンかなんか我慢しながら読んでたんだろうね

あと純文学恐怖作(ホラー)ってのはどうかと思うけど
398吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 17:54:33.98
>>394
だからその文言は「今語っているのが三歳児」
という意味ではなく、語り手が最初に登場するのが
「三歳児」という意味だとすでに教えてやっているだろ。
ただ作者がわざと、あたかも三歳児が回想しているように
思わせておいて、読者を引っ張っているので、最初読者も勘違いする
ように仕組んであるだけ。
399吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:09:24.21
お前レビュアーの脳内を覗けるスペックでも持っての?

>最初読者も勘違いするように仕組んでる
ってレビューのどこにかいてんの?
このレビュアー最後まで3歳児って勘違いしてんじゃん

このレビューから「実は語り手が大人で」って読み解くのは
そうとう無理があるよ

あとずっとスルーされてるけど二人称の件は?
400吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:13:22.28
>>399
お前こそ日本語が読めないだけだ。
お前の読解力のなさをレビュアーに
なすりつけているだけの屑。

二人称がなんだよ? 説明を
スルーして言い張っているのはおまえ。
必死に多人数に成りすましているし、
お前の負けは確定だな。
401吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:27:22.64
小説を読むという前提を放棄して
議論に勝とうと思ってる時点でお前の負けだよ
402吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:30:16.97
>>401
401さんそれ誰宛て?
403吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:33:59.39
小説を読まずにレビューみただけで
何で良レビューなんて言えるんだろか
404吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:40:25.25
>>400
何だよそのクソレス
中学生じゃないんだからさ
あ夏休みか
いいよお前の勝ちで
405吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:58:14.83
まだやりあってたの?
藤野の顔しか興味ないよ
その粘り強さは純文向きだよお前ら
俺には無理
406吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 18:59:12.96
>>307
なんで帯に嘘の「触れ込み」が書かれなかやらないのかが疑問
「?」とかも使ってないし
素直に考えると、帯書いた出版社の人間も、読み飛ばしたのか何だか知らないけど、
「三歳児」の「饒舌」な「語り」って思ってるんじゃないか?

語り手が大人って設定だとしてもさ、三歳当時のことを詳細に、知るはずのないことまで語らせておいて、
そこになんの批評性も企みもないって時点で、無理して奇をてらっただけと思われてもしょうがないよねー
と個人的には思う
407吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 19:14:39.21
>>406
説明がむずい
ずっと3歳設定だけど後半に数行だけ大人になった状態の記述がある
圏点で強調されてるから普通に本読んでる人は見逃さないんだけどね

んでレビュアーは三歳の頃を子細に語ってるのが構造破綻だって書いてるけど
神視点を毛嫌いしてるのかただ単に知らないだけなのだと思うよ
神視点使う時点でかなり奇をてらったものだとは思うよ。
それと島田雅彦が「二人称小説」なんて豪語したもんだから
それを真に受けて読んだんだろうね。
これ二人称にみえるけど一人称の小説
408吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 19:15:33.14
>>405
スレ汚してごめんね
俺は純文確かに好きだわー
409吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 19:41:56.40
今から2、3日ここに来れないのでこれだけ言わせて下さい

>>353は中学生が小説を読んでもいないのに
大人相手に「ばか」を連呼するのはやめましょう

では中学生がファビョりだしたら
あとよろしくお願いします
410吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 19:48:16.26
>>407
実際に語り手が三歳か大人かということそのものよりも、
大人だと明かされたことによってそれまでの読みに「あ、大人だったんだ」、という以上の影響を与えられていないところが問題で、
がっかりとしか言いようがない
自分の選んだ手法に対してその程度の意識しかなかったのか、と
それに、神視点自体は全然珍しくない。三人称小説の大半は神の視点に立ってるんだし
一人称による二人称小説ってとこなんだろうけど、どっちにしても、
「あなた」って呼びかけがあって「あなた」について滔々と語って、
だけどその語り手も小説世界内の人物、つまり神視点は通常なら取りえないわけだから、
それでもあえて神視点で語ることによほどの効果がなければ、やはり無理して失敗してる、
って判断されてもしょうがないんじゃないか
作者よりも、そうした点を重視しなかったらしい審査員のほうが問題な気がする
411吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 20:07:05.95
はい俺です。あと20分くらいしかみれないけど

>>410
三人称小説で多く使われてるのは三人称一視点だよ(外文は知らん)
神視点小説もあるけどかなり稀
第一、知れる由もない第三者の心の内を語り手が語ったり
みないでしょ?
ないわけではないが技巧面でも相当叩かれるから本来プロは使わない視点だよ
確か文壇さんも嫌いだったと思う

んでこの作品は、二人称風一人称の神視点ってのが一般的な捉え方だと思う
言われているように語り手が「あなた」と呼び掛け
しかし語り手の「わたし」が小説内の世界にちゃんと登場しているから

ただこっから先は個人の想像になるんだけど
さっき単純に2人称風の1人称神視点なんていっちゃったけど
果たしてそうなのか、などと深読みしている俺です。
この部分は誤読って言われるかもしれないし
その内容は明らかにしたくないのです。

だから読んだ人がどう感じるかに委ねられてるのではないかとね

ちなみにレビュアーは完全なる誤読
これだけは間違いないよ読んだら判然とする
412吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 20:09:49.06
知れる由もない第三者の心の内を語り手が語ったり
語り手がいない場所の詳細を語ったりする小説 みないでしょ?

です。
>>411
413吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 20:53:52.30
ともかく人称的には「爪と目」はめちゃくちゃなんだよな。
二人称で語りかけておいて、しかも「わたし」が語っている。
それなのに「わたし」が知らないはずのことが平然とかたられる。
はっきりいって完全に破たんしている。とても褒められた代物じゃない。
414吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 21:31:38.79
人称をぼかす小説はもういいや
415吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 22:03:53.24
保坂和志が言い出したんだっけ?
人称を一つの作品の中でばらばらにするってやつ。
読者から見ると、読みにくいこと甚だしいわ。
「爪と目」だって「あなた」とか「きみ」とか出てきて、
それが結局「わたし」の義母を指していたり、途中で三人称みたいな
語りに変わったりな。こんな作品がいいとはとても思えん。
416吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 22:16:28.03
文芸誌のスレを開いたと思ったら素人のレビューの解釈で争っていたでござるの巻
417吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 22:47:50.15
人称を謎にして引っ張る実験?
ミステリ細工?

この小説は何人称なのか。
「あなた」とは誰か、「きみ」とは誰か。
418吾輩は名無しである:2013/07/29(月) 23:55:17.58
来月の文學界も藤野可織特集らしいな
出身者だから当然っちゃ当然だけど
en-taxiにも新作卸してるし引っ張りだこだな
濫造で質が落ちてると言われないように気を付けてもらいたい所
419吾輩は名無しである:2013/07/30(火) 07:59:55.91
それは文學界の恒例行事
420吾輩は名無しである:2013/07/30(火) 14:44:43.35
新潮 8月号 「発火石の味」 堀江敏幸

良かったです、堀江節満開
今月号は文学界と文藝夏号しか買わなかったけれど
図書館で新潮読んだら、堀江氏のが良過ぎて、すぐポチッた。
新潮 7月号の「依田氏からの依頼」平野啓一郎と微妙に通ずる感があり、
両作ともドヨ〜ンとした薄霧の中を進むあの感じが凄く良かったです。
421吾輩は名無しである:2013/07/30(火) 14:50:44.89
堀江さんは小説家というよりエッセイストだよね。
あの穏やかな顔立ち見ても、何か内側に葛藤が
あまりないような。小説には、そういういい人は
向いてない。
422吾輩は名無しである:2013/07/30(火) 15:09:25.63
堀江ファンとは渋いな。

文学界8月号が尼のマケプレ500円以下になったらポチっているけど、
今月はまだ700円前後する。
いつもなら、発売一週間以内に半額になる。
藤沢周と翻訳短篇目当てなのに。
423吾輩は名無しである:2013/07/30(火) 15:30:26.57
>>421
レスありがd 早々に頂いたので少し驚きましたw
堀江氏のは繊細と言う意味での「ナイーブ極致」的な印象で
ある意味とても稀有な作家だなぁ〜と個人的には捉えています。

御指摘通り、あの穏やかな御顔や静かな佇まいが私には繊細過ぎて
その面差しに、どうか影が射さないように、気持ちが曇りませんようにと
祈るような気持ちになってしまう作家かな、と…。
言うなれば「トリンドル玲奈が可愛すぎて辛い」の変形バージョンみたいな思いを持っていますw
424吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 12:43:19.37
作品を読まずに人のレビューやレスを読み漁って
小説を判断する人間がいることに正直驚いている
425吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 13:29:35.08
>>424
たとえばお前とか?
426吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 14:47:50.79
このスレは小説家ワナビより文学評論家ワナビの方が多いという説
427吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 15:40:30.78
>>425
いや
作品読むまではレビューとかレスで判断はしない
文学版に来るわりには小説を読まないようなゴミ屑ではない
428吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 17:23:13.53
確かに。
まあ、ここはトイレの落書きとか言われる場所ではあるけれど
一応、公は公なので、自腹を切って買って読んでの賛美や
イチャモン投下だと思っている
何か公で言う以上、最低限の義理は果たさなきゃ自分の尻の座りが悪いじゃん…みたいなw

それにスレタイ通り、4大誌に載った作品が全て書籍化される確約は無いから
結局買うしか無いんだよね、好き作家のはw 川上弘美のクウネル隔刊掲載だって
まだ書籍化されてない短編がゴロゴロあるわけで…辛いわ〜〜早く書籍化お願い!
429吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 17:33:08.94
>>422
藤沢周と翻訳目当てと言うのも
クールでステキです
翻訳は超苦手だwスタンダードもALL壁に飛んだテイタラクです… 
私も藤沢周目当てで買った8月号「指宿」、悪くは無かったですが
珍しく妙に明るい感じで、あれれ?と…藤沢氏、砂風呂に影響されたのでしょうか?w 連投申し訳無い
430吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 19:22:11.53
>>429
岸本佐和子に飽きてきたら藤井光を抜擢してきたりで、
うまく回してるよな。

8月号の翻訳小説はシャーリー・ジャックス賞を受賞したって
文学界twitterにあったから読み逃しできん。
初めて知った賞だけどどんなもんか。
431吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 20:48:09.61
シャーリージャクソンです
432吾輩は名無しである:2013/07/31(水) 22:04:17.90
訂正乙です
433吾輩は名無しである:2013/08/03(土) 13:16:55.93
「新潮」が創刊された時、社長だか編集長だかが
まだ十代だったというのは本当ですか?
434吾輩は名無しである:2013/08/03(土) 20:18:37.91
>>433
26歳だった。
435吾輩は名無しである:2013/08/03(土) 21:43:40.53
作家って自著に低評価レビューがつくと鼻持ちならないもんなの?
柚木が『私にふさわしいホテル』でそうだと書いてるけど、
純文学の作家もそうなん?
436吾輩は名無しである:2013/08/03(土) 23:54:22.98
鼻持ちならないって言葉の使い方を間違ってると思います。
その作家さんが、そのままその通りの言葉遣いをしてるなら、
低評価もやむなしかなと思います。
437吾輩は名無しである:2013/08/04(日) 06:37:18.52
誰も触れないけど、
「すばる」「綿矢りさ」「豊崎(それとも大森)」がモデルにされてるのでは。

朝井リョウはそのままの登場だ。
尼でデビュー単行本を大量の「鼻持ちならない」低評価レビューで攻撃されたが、
それでも俺は売れている。
俺はあちこちの出版社の編集者たちに取り巻かれているんだぜ、
彼らは俺に書いてもらいたいばかりに低姿勢でさー。はっはっは、どうだ!
・・というエピソードがあったな。
438吾輩は名無しである:2013/08/04(日) 11:37:27.01
>>433
明治時代だからな。みんな若いんだよ。
岩波書店も創業者は二十代だった。先生の夏目漱石から金を借りた。
439吾輩は名無しである:2013/08/04(日) 19:48:01.22
夏目漱石は借金を返すために小説書いたんだよね?
貸すお金あったんだ。
440吾輩は名無しである:2013/08/04(日) 21:02:43.03
みんな借しあってたんだよ
今みたいに、金も一方的なもんじゃなかった
441吾輩は名無しである:2013/08/04(日) 21:20:15.75
age age Every Night
いいんじゃない?
442吾輩は名無しである:2013/08/05(月) 18:56:22.34
2013年9月号ラインナップうpサービス

【群像】
創作
西加奈子「舞台」(260枚)

短篇創作
片岡義男「吉祥寺ではコーヒーを飲まない」
中納直子「おにんぎょさん」
新連載小説 瀬戸内寂聴「死に支度」

存在しない小説 最終回
いとうせいこう「オン・ザ・ビーチ」

評論
吉田大助「本谷有希子の『誤解』と『開放』」
443吾輩は名無しである:2013/08/05(月) 18:57:04.86
【すばる】
対談
田中慎弥×青山真治「映画『共喰い』の真実」

小説
椎名誠 宮沢章夫

すばる文学賞受賞第一作
新庄耕「オッケ、グッジョブ」
高橋陽子「六月の尻尾」

特集 東京の灯 トーキョーの闇
鼎談 岡田利規×入江悠×前野健太

エッセイ
川本三郎 中島京子 青山七重 石田千

すばる海外作家シリーズ
ベン・ルーリー 岸本佐和子訳

掌握 瀬戸内寂聴「わかれ」
444吾輩は名無しである:2013/08/05(月) 18:58:43.61
【新潮】
創作
小山田浩子「穴」(160枚)
羽田圭介 「トーキョーの調教」(200枚)
吉井由吉 いしいしんじ 藤田貴太

対談 
小川洋子×岸本佐和子

評論 
森田真生「数学する身体」

【文學界】
特集 芥川賞受賞記念対談
堀江敏幸×藤野可織「この世界を正確に書きうつしたい」

創作
阿部和重「Family Affair」
中原昌也 木村紅美 二瓶哲也 他

評論 
高澤秀次「金石範論―『在日』ディアスポラの『日本語文学』」
445吾輩は名無しである:2013/08/05(月) 22:05:41.71
いつも必ず色んな箇所に誤字があるのはわざとなの?
446吾輩は名無しである:2013/08/05(月) 22:41:48.84
お目汚し失礼
447吾輩は名無しである:2013/08/05(月) 23:06:41.89
「en-taxi」最新号買ったがお目当ての部分(西村と水道橋の対談)読んだら
マーケットプレイスに(お安く)出すつもりです。
「おいおい、売る前にせめてコレは読んどけよ」というのがありましたら
御教示ください。
448吾輩は名無しである:2013/08/05(月) 23:37:16.09
小山田浩子の最新小説じゃね?
枚数から、たぶん芥川賞か三島賞の最有力候補になる。
449吾輩は名無しである:2013/08/06(火) 00:13:45.66
文學界3月号掲載の「拝み虫」
単行本「光の山」に所持されてるけど。
450吾輩は名無しである:2013/08/06(火) 10:08:52.51
>>442
いつも最新情報どうもありがとうございます!
一目で分かる速報、お陰様で助かります。
早いですね、もう新刊9月号の時期…
拝見させて頂いた所、今月は買わずに済むかなw もうすぐ車検だからさ〜〜〜w

>>447
オオッ〜〜全く刊行されている事すら知らなかった雑誌だ
公式で全刊行物を今チェックして2冊ポチる事が出来ました、車検なのにw
戌井昭人掲載の刊がもうすぐ家に来る ウヒヒ

共に貴重な情報どうもありがとうございました。2chは皆さんの善意で支えられている面もたくさんあるぞ、と。
451吾輩は名無しである:2013/08/06(火) 19:34:50.06
en-taxiは>>1にもあるよ。
西村と藤野がよく登用されてる。

今月は珍しく四誌のうちどれを買うか迷う。
欲しい度合いは
新潮>すばる>文学界>群像
かな。
452吾輩は名無しである:2013/08/08(木) 18:07:06.57
>>451
どうもありがとうございました、気が付きませんでした。
en-taxi今日届きましたが、もうボロくてボロくてなんじゃこりゃ状態です
カナリアも気のせいかも知れないが、どこかで読んだ気がする… 
453吾輩は名無しである:2013/08/08(木) 18:23:35.82
あいやー読み始めたら全体的になんか良いです、「私の一日 11月2日の出来事」特集も良いen-taxi 
文句言ったり連投もしたりして、すまんかった ごめんen-taxi
454吾輩は名無しである:2013/08/08(木) 19:48:42.17
すぐにボロくなりそうな紙質だよねw
すばると群像の表紙の紙質に近い印象。
でも、すばるの表紙にいつも文句つけてるけど、
今月号はいい感じ。

今日書店の文芸書コーナーにいったら、
太宰治賞2013が平積みされてて驚いた。
他は棚に二、三冊置かれてるだけなのに。
物色だけして帰ってきた。
455吾輩は名無しである:2013/08/09(金) 16:52:48.69
作品を面白くし奥行きや拡がりをもたせるための破綻ももちろんある
456吾輩は名無しである:2013/08/10(土) 00:19:05.60
本屋を二軒まわったのに、奥泉の本がないよ……。
お行の本棚に大沢在昌と奥田英朗の本は並んでいるのに。
457吾輩は名無しである:2013/08/10(土) 09:27:53.16
en-taxiを久しぶりに買った。
どれ位久しぶりかというと、前回買ったのは小林信彦の対談が載っていた号で、
たぶん6年くらい前だと思う。
最近「週刊文春」の連載コラムで体調のことばっか書いてる小林(80歳)は
(純文学誌に掲載するような小説を少しづつ書くことはできても)
もう対談(特に純文学関係)は、やらないだろうなぁ…
458吾輩は名無しである:2013/08/10(土) 19:58:14.31
今月号の四誌を書店で物色してみて何も買わなかった。
小山田浩子の新作が気になるけど自分には合わないんだよな。
図書館で先月号の文学界を借りてきた。

藤沢周の短篇『指宿』を読んだがアレだな。
小品ながら、この作者を理解する上で重要だな。
と大げさにハイ状態になる内容で笑えた。
笑う話ではないよな。
暑さで俺の頭がおかしくなったかもしれない。
459吾輩は名無しである:2013/08/10(土) 21:34:42.42
スレ内でen-taxi人気急上昇中
460吾輩は名無しである:2013/08/12(月) 21:10:39.05
>>459
工作員うぜええ
461吾輩は名無しである:2013/08/12(月) 23:19:40.75
豚が編集やってる限り読むわけねーw
462吾輩は名無しである:2013/08/13(火) 08:15:19.77
素直に中原昌也がウザイよ
463吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 01:12:03.87
最近純文系の文芸誌がニート製造器にしか見えなくなってきた。
古井や大江みたいな生き方はもうすっかり幻想でしかないだろ。
若手はくだらん賞を夢見て単行本にもしてもらえない中編を書き、その日暮らしの食い扶持を凌ぎ……。
ちょっと風向きが変わってようやく作家として独り立ちしようとしても、徐々にフェードアウト。

夢がない。
464吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 08:10:06.64
>>463
村上春樹が、日本は作家に向かないってエッセイに書いてた。
465吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 08:47:18.11
芥川賞作家を見ていても虚しいね。
評論家が褒めてくれても、
2ちゃんで批判されてたり尼で単行本に星1〜3レビューが殺到していると。
単行本にしてもらえても、中古で数百円落ち。新品がぜんぜん売れていないのも。
文庫にならないのも。絶版したままなのも。
五代誌に糞作品が載って読者がいるんだかいないんだか不確かなのも。
太宰賞受賞作や三田文学受賞者の二作目からは、
どんなに良いものを書いていても新人月評対象から外されるのも。
466吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 10:42:28.16
歌舞伎とか伝統芸能とか人間国宝って国からもらってるんだろ?
せめて芥川賞作家というか認められた純文作家は
そういうの子宮してほしいわ
467吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 14:21:27.62
パトロンになる器の人物がいないのだな。
468吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 16:20:04.18
100年後に残るのは、
いまエンタメで活躍している人たちの小説かもしれない。
読み継がれるうちに純文だと言われるんだよ。
芥川賞や五代文芸誌は権威筋が意地で残すだろ。炎上させながらな。
半年に一回だけ世間が目をとめるんだ。
469吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 16:42:17.95
>>468
残るものもあるだろうね
フランケンシュタイン、アクロイド事件、シャーロックホームズのように
470吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 17:03:58.78
アンデルセン童話も当初は現代のラノベのように馬鹿にされていたが残った。
471吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 18:47:53.27
ラノベは読者の想像力を最小に評価してる点で画期的なのではないか?
ラノベは読者の読解力にも殆ど依存していない。
つまり、白痴でも読める。
472吾輩は名無しである:2013/08/16(金) 21:58:18.45
大人がラノベを読む場合、
仕事の疲れを取るためだと同僚が話していた。
疲れていると頭を使いたくないんだよ。
俺は逆にラノベを読むと疲れる。
473吾輩は名無しである:2013/08/17(土) 20:33:27.59
誰も明るくないレスに反論しないのか
474吾輩は名無しである:2013/08/18(日) 16:26:03.42
湊かなえ 荒野 桜庭ですら
個人的には下手過ぎる感があり
物語に全く入り込めない あくまでも個人的にはだが
防衛大の卒帽みたいに頭上後方へ放り捨てたいね、ド下手本はw
475吾輩は名無しである:2013/08/18(日) 20:24:26.97
知人から、有川浩の文体が好きだと言われて絶句した。
ストーリーならわかるが。
476吾輩は名無しである:2013/08/19(月) 12:18:46.88
俺は若き日の新井素子の文体がなんともいえないキモチになって好きだ
477吾輩は名無しである:2013/08/19(月) 13:29:18.60
初期の大江の文体が好きだった
478吾輩は名無しである:2013/08/19(月) 20:33:32.89
翻訳小説は、昨今の人称をぼかす風潮にあって新鮮だな。
「私は〜」ではじまる文を大胆に多用していて、かえって潔い。
479吾輩は名無しである:2013/08/19(月) 23:40:59.59
文法の違い
480吾輩は名無しである:2013/08/19(月) 23:56:25.46
「雨ニモ負ケズ」ですな
481吾輩は名無しである:2013/08/20(火) 08:05:13.21
たまには雨が降らないと
あ、東北は大雨洪水つづきで試練だな
482吾輩は名無しである:2013/08/21(水) 08:09:54.97
最近純文系作家のしゃべりをつべなどで観ている
みんな結構しゃべれるな、平野なんか滑舌だよな
たなしんやにしけんなんか下手なほう
俺は職場も少人数だし外で人と接する機会は皆無なので
うまく話せなくなってしまった
記者会見なんかどうしようかと今から悩んでいる
483吾輩は名無しである:2013/08/21(水) 09:45:30.09
平野は調子よくしゃべるよな
484吾輩は名無しである:2013/08/24(土) 03:33:16.25
今年発表された五大文学誌のどの短編よりも
今月の小説新潮の小田雅久仁の短編を魅力に感じた僕は
純文学を読むよりもファンタジー作品を愛読する方が向いているのか、と小一時間
485吾輩は名無しである:2013/08/24(土) 04:22:15.40
あ、のってんの
486吾輩は名無しである:2013/08/24(土) 06:26:01.84
先日、東浩紀が大竹まことのラジオに出て
「ゲンロンカフェ」というものについて喋っていた。
なんか、いかにも作家の方々がおしゃべりしてるのが
見られそうな名称だが…
487吾輩は名無しである:2013/08/25(日) 19:52:49.18
別冊文藝春秋って高いな
488吾輩は名無しである:2013/08/26(月) 09:59:04.09
新潮は発売されるたびに尼で☆1レビューがついているが何事だ?
蓋を開けると、大澤信亮氏の評論「小林秀雄」に毎回同じレビュアーが粘着している。
その連載を読んでいないのだが、そんなに質が良くないなのか?
489吾輩は名無しである:2013/08/27(火) 10:34:06.63
嫉妬だろう
490吾輩は名無しである:2013/08/27(火) 20:50:07.00
― 完 ―
491吾輩は名無しである:2013/08/27(火) 22:42:45.89
2013年4月から6月の印刷部数

http://www.j-magazine.or.jp/index.html

 2012年7月〜9月  10月〜12月 2013年1月〜3月 2013年4月〜6月

新 潮  10434部  → 11367部  → 10434部 → 10174部
文學界  10400部  → 10334部  → 10200部 → 10167部
群 像   7000部  →  7000部  →  7000部 → 7000部
すばる   7000部  →  7000部  →  7000部 → 7000部

7000部は文芸誌の成れの果て
がんばれ! 新潮と文學界
492吾輩は名無しである:2013/08/28(水) 01:27:46.89
まあなくなっても悔いはないよ
おれは
493吾輩は名無しである:2013/08/28(水) 06:41:09.16
俺もw
494吾輩は名無しである:2013/08/28(水) 10:27:00.52
文學界 9月号 文學界新人賞受賞第一作

「今日の日はさようなら」二瓶哲也

まああれだ、無駄な小細工をせずに、とにかく全力で書きました感があり
それが寧ろ爽やかと言うか、一本調子(多視点法とか全く無し)だが
読ませる力があるなーと…。この小説読んで一本の映画観通した気分にはなった。
親父役は「手塚とおる」で脳内廻ったしw

群像 9月号  「おにんぎょさん」

ふざけるのもいい加減にしろ!欲求不満女のグタグタ妄想を世間に晒すな、です。
495吾輩は名無しである:2013/08/28(水) 17:45:05.02
次の芥川賞候補は二瓶哲也かもな

中納はまだ書いてたんだ
ぐだぐだは相変わらずか
496ソルダード:2013/08/28(水) 17:49:25.33
スレ違いかも知れませんが、幻冬舎の「パピルス」って面白いんですかね?買ったことないけど。

連載陣の中に福田和代の名前を見つけた時、一瞬印刷ミスか、何かの悪いジョークかと思ってしまったw
497吾輩は名無しである:2013/08/28(水) 20:37:31.35
>>496
パピルスはノータッチだな。たまに純文作家が借り出されているようだが。
綿矢×エンタメ作家の組み合わせで対談があったら買うかも。
表紙が芸能人の写真ばかりでラインナップは目立たないから、
ググるまで芸能ジャンルのエンタメ雑誌だと勘違いしてたよ。
498ソルダード:2013/08/28(水) 23:13:50.56
たまに純文作家が借り出されているようだが。

なるほど、そういう感じですか。前からちょっと気になっていた雑誌?だったのですが、どうやらチェックする必要はあまりないようですね。

回答ありがとうございました。
499吾輩は名無しである:2013/08/29(木) 07:58:29.63
たぶん、このスレの人には「真夜中」の方がハマる人がいると思う。
買ったことはないがw
短篇を集めた単行本を読んでいいのがあって掲載誌をチェックすると、
「真夜中」だったことがある。
本谷有希子の短篇集がそこそこでもいける人にならいいんじゃないかな。
500吾輩は名無しである:2013/08/29(木) 08:12:58.10
http://www.littlemore.co.jp/store/products/detail.php?product_id=821

ごめん。「真夜中」は休刊していた。
阿部和重が連載していたし、ラインナップはわりあい豪華だったのに……。
501吾輩は名無しである:2013/08/31(土) 06:03:05.62
9月6日発売の早稲田文学6に、澤西が最新小説を書いてるな
502吾輩は名無しである:2013/08/31(土) 19:09:17.23
>>468
今でさえ30年前ぐらいのエンタメ小説で残ってるのって
どのくらいあるんだね?勿論純文も同じくだが。
赤川次郎先生こそ偉大なりって結論に辿りつくねw
503吾輩は名無しである:2013/08/31(土) 21:25:53.25
赤川次郎は凄いな!
他に林真理子がいるぞ。
没しているけど、つかこうへいと向田邦子あたり?

純文で30年前ぐらいから残っているといったら、
宮本輝と池澤夏樹がいるじゃないか!
女流では高樹のぶ子と村田喜代子。
504吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 19:29:12.46
「もうずっと人大杉」だって
なんなんだ
505えびね ◆MlViGudk9NNM :2013/09/02(月) 19:37:05.86
そういやね。
芥川賞と谷崎賞を夫婦で仲良く取った阿部川上夫妻ね。
もうそろそろ、じかにお話する機会がもてそうよ。
506吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 19:58:30.07
>>505
阿部川上夫妻とお話するん?
507吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 20:19:00.98
なかっち 動画
http://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0s



みんなで選ぶニコ生重大事件 2012
http://vote1.fc2.com/browse/16615334/2/
2012年 ニコ生MVP
http://blog.with2.net/vote/?m=va&id=103374&bm=
2012年ニコ生事件簿ベスト10
http://niconama.doorblog.jp/archives/21097592.html


生放送の配信者がFME切り忘れプライベートを晒す羽目に 放送後に取った行動とは?
http://getnews.jp/archives/227112
FME切り忘れた生主が放送終了後、驚愕の行動
http://niconama.doorblog.jp/archives/9369466.html
台湾誌
http://www.ettoday.net/news/20120625/64810.htm
508吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 20:22:16.84
にちゃんのカキコまで主語が曖昧だよな。
そんなに「私」「僕」「俺」が恥ずかしいか?
509吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 22:12:41.58
>>508
某T先生のことかー
510吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 22:26:02.76
某T先生って誰?
511吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 22:58:33.00
主語を曖昧にして逃げ回る先生の事です
512吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 23:28:58.51
先生はこのスレを見ているかもしれないよ
何か一言どうぞー

513吾輩は名無しである:2013/09/02(月) 23:46:37.57
原稿はまだですか?
514えびね ◆MlViGudk9NNM :2013/09/03(火) 23:50:04.98
>>506
二人の知り合いと仲良くなった。
515吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 08:41:42.73
世の中は狭いからね。
516えびね ◆MlViGudk9NNM :2013/09/04(水) 09:03:51.89
>>515
うん、たのめば喋らせてもらえるっぽ。
利用してると思われたくないのでたのまないけど。
517吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 09:17:24.53
リアルエミコがどれくらい美人なのか見れるだけでもいじゃん
518吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 19:51:40.16
波多野陸の群像新人賞受賞後第1作早っ
ここまでスパン短いケースなんてあったっけ?
519吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 21:13:10.15
2013年10月発売文芸誌ラインナップうpサービス

【早稲田文学6号】
http://www.bungaku.net/wasebun/magazine/wasebun6.html

一部紹介
特集
早稲田文学新人賞のひとたち
 青沼静哉『モルトモルテ』
 仙田学『盗まれた遺書』
 間宮緑『チャカ』
 向井豊昭『用意、ドン』
 岡和田晃『〔解説〕二〇一三年の向井豊昭』
 
 インタビュー『abさんごの季節』
 黒田夏子

創作
多和田葉子『晩秋のカバレット「変身」』
松永美穂『〔解説〕晩秋のカバレット「変身」について』
牧田真有子『動物園の絵』
澤西祐典『ムービット・ウィゴー』
520吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 21:14:29.82
【新潮】
創作
西村憲太『やまいだれの歌』前篇150枚 (注)
太田靖久『コモンセンス』170枚
滝口悠正『寝相』140枚
平野啓一郎 絲山秋子 伊井直行

新連載
高村薫『土の記』

対談 
島田雅彦×佐伯一麦
綿矢りさ×佐藤優

(注)「やまいだれ」を変換できねえ

【文學界】
特集 丸山才一の遺したもの

評論 柄谷行人『遊動論――山人と柳田国男』(前篇)

創作
石原慎太郎『やや暴力的に』
筒井康隆『一族散らし語り』
高樹のぶ子『旅する火鉢』
椎名誠 井上荒野 長嶋有 伊藤たかみ 山下澄人 篠原勝之 中原昌也
521吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 21:16:45.42
【群像】
特集 はじめての小説
2篇のデビュー小説 宮下遼 朝生鴨
  鼎談 高橋源一郎×角田光代×本谷有希子『〈はじめての小説〉ができるまで』
  再録 多和田葉子『かかとを失くして』〈1991年群像新人文学賞当選作〉

新連作評論『デビュー小説論 境界をつくった作家たち』

群像新人文学賞受賞第一作100枚
 波多野陸『アフター・ジャスティフィケイション・オブ・ライフ』

新連載小説 第一回100枚
藤野千夜『時穴みみか』


>>518
>ここまでスパン短いケースなんてあったっけ?

ここ数年?ないな。
522吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 21:17:45.18
【すばる】
小説
古川日出男 木下古栗 又吉栄喜 崎山多美 野村喜和夫

特集
『失われた時を求めて』ふたたび
対談 鈴木道彦×野崎歓
評論 菅野昭正 
インタビュー 水村美苗
  エッセイ 鹿島田真希

対談
道尾秀介×綿矢りさ『「死」を書くこと、「生」を書くこと』

文芸漫談 
トーマス・マン『ベネツィアに死す』を読む
奥泉光×いといせいこう

連続講義
堀本裕樹&又吉直樹『ササる俳句 笑う俳句』

評論
若松英輔『創造する想像』

すばる海外作家シリーズ
マルガリータ・メークリナ 東海晃久訳

掌握 瀬戸内寂聴『ふらここ』
523吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 21:19:05.11
中央四誌はAmazonの表紙を参照しています。
524吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 22:40:28.78
石原慎太郎先生はまだ現役か
525吾輩は名無しである:2013/09/04(水) 23:44:31.20
いつもつまらないけどな
526吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 09:35:21.19
乙です
527吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 09:54:03.40
>>519
訂正

10月発売→9月発売
528吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 20:42:36.14
今、現在において文芸誌を発行してる意味を殆ど意識させない、
目次だよな、群像は。
他の文芸誌もそうだけど、同時代性を全然、意識してない。
編集者も批評家や作家も自信ないんだろうけど。
これじゃ、文芸誌をやる意味ないと思うんだよな。
529えびね ◆MlViGudk9NNM :2013/09/05(木) 20:46:43.05
いや?ワセブンはけっこうおもしろくねっていう。
530吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 21:08:19.43
群像は、今年の受賞者に二作目を短スパンで書かせたのだけは注目できる。
しかも長編を書ける奴に100枚とは、芥川賞を取りにいかせているな。
特集は読む意義があるのか疑問だ。

ワセブンは初めて買ってみることにした。
黒田の名前を見て、芥川賞受賞第一作かと思ったけどインタビューかよ。
二作目を書かせるために予定より発行が長引いたのかとばかり、、、
531吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 22:30:21.03
柄谷行人『遊動論――山人と柳田国男』(前篇)は文學界。
nomad≠「遊牧民」だから「遊動」を持って来るとか、上手いことを
言ったつもりなんだろうが、「山人」で十分だろ。「遊動」だと反って、
常に移動してるような感じがして良くないと思うが。いい年をして軽薄は
直らんね。読んでないけど、このぐらい言っとかないと。
532吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 22:43:36.79
すばるの木下は読みたいけど
道尾が載ってるのは買いたくないなあ
一度読んでゴミ箱へ捨てたよ
533吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 22:50:00.77
やっぱ純文学好きの人って道尾嫌いなの?
俺も大嫌いだが
534吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 23:20:03.91
道尾の小説は読んだこともない。
535吾輩は名無しである:2013/09/05(木) 23:32:43.84
筒井康隆先生が文學界に久々に書いてるな。
以前にリアリズムを揶揄する短編を載せて、
編集部から敬遠されたのではと勘ぐったが違ったか。
図書館で借りて、ついでに石原慎太郎先生のをひやかしで読もう。
536吾輩は名無しである:2013/09/07(土) 00:42:59.89
537吾輩は名無しである:2013/09/07(土) 00:50:36.22
道尾とか米澤とか2,3年前大層神輿担がれてたけど
5年後にはもう読めないよね
今でさえ過去の臭いがする・・・
538吾輩は名無しである:2013/09/07(土) 10:13:20.57
嫌われるの覚悟で言うが、
道尾はかっこつけた文章を書くが頭の悪さが滲み出てる
米澤は読みやすいのかもしれないがとにかく文章がひどい
539吾輩は名無しである:2013/09/07(土) 13:31:51.87
対談
道尾秀介×綿矢りさ『「死」を書くこと、「生」を書くこと』

これって悪い冗談だよねw
いくらジャンプの集英社つっても一応純文学の文芸誌って看板かかげてるんでしょ?w
540吾輩は名無しである:2013/09/07(土) 18:16:31.64
新潮社次長を暴行容疑で逮捕

路上で男性を殴ったとして、警視庁が新潮社(東京都新宿区)の営業部次長、柳山努容疑者(44)を暴行容疑で
現行犯逮捕したことが27日、わかった。

調べに対して「酔っぱらっていて覚えていない」と供述しているという。

男性は1週間のけがを負っており、新宿署が容疑を傷害に切り替えて調べている。

新宿署によると、
柳山容疑者は26日午前1時ごろ、

新宿区歌舞伎町2丁目で、止まったタクシーにどちらが先に
乗るかをめぐって男性会社員(43)とトラブルになり、
顔面を数回殴った疑いがある。
541吾輩は名無しである:2013/09/07(土) 19:27:41.84
エンタクって狂牛病騒動の時
何の心配もないから俺は食べる!
って威張ってたのが印象的だったんだけど

今は原発大丈夫とか言ってたりするの?
542吾輩は名無しである:2013/09/07(土) 20:40:16.17
エンタクって誰?
543吾輩は名無しである:2013/09/08(日) 08:22:17.57
五代純文学誌とは、
新潮、群像、文學界、早稲田文学、三田文学のことです。
544吾輩は名無しである:2013/09/10(火) 00:53:56.19
やっぱこれだろ だからすばるだろ ばか
『失われた時を求めて』ふたたび
対談 鈴木道彦×野崎歓
545吾輩は名無しである:2013/09/10(火) 15:10:38.60
野崎歓先生ともあろう者が
劣化エンタメ誌で対談するとは
546吾輩は名無しである:2013/09/10(火) 15:52:09.20
誤訳翻訳家が何だって?
547吾輩は名無しである:2013/09/10(火) 19:46:30.13
>>下川は「前代未聞の欠陥翻訳で、日本におけるスタンダール受容史・研究史に
載せることも憚られる駄本」[9]としたうえで「仏文学関係の出版物で
これほど誤訳の多い翻訳を見たことがない」[9]と指摘し

と、下川に批判されて、野崎は何らまともに回答してない訳だろ。
たかが翻訳ぐらいでw
周りを東大閥で固めた上で、なおかつ、浅田彰との対談を設定して浅田にまで
スリ寄るとは、吉良上野介の延命策にも等しい。大人しく、下川に首を
討たれれば良いのに。
548吾輩は名無しである:2013/09/10(火) 20:18:47.94
その話題出すと負けを認められない野崎の弟子がスレを荒らすからもうやめてほしい
549吾輩は名無しである:2013/09/10(火) 23:03:30.03
下川は「あと数百は誤訳箇所をあげられる」と言ったまま黙ってしまわれたのだが
550吾輩は名無しである:2013/09/11(水) 01:01:04.60
実際下川の挙げたほとんどの箇所を重版で直したのに謝辞のひとつも言わない野崎ww
551吾輩は名無しである:2013/09/11(水) 08:27:59.10
野崎の訳は天才訳だったことは学会の多くの人が認識するところとなった。
コンドル下川(下川にはコンドルを付けた方がいい、なぜならみずからコンドルと
なのってたから)など誰にも相手にされてない。(最初からだけど。)
重版で直ったのはもちろん指摘されたからでなく
ただ単に「誤植」が通常の場合同様、直ったというだけのこと。
書物とは版を改めるときに直ってゆく、そういうもの。
コンドルの誇大妄想・虚言癖は笑われているだけ。
それが証拠に、野崎歓はますますの大活躍でいまもかわらず日本を代表する外国文学者の一人
だけど、コンドル下川はゴミ扱いされるばかり。「立命館の恥」といわれつつ。
552吾輩は名無しである:2013/09/11(水) 09:30:20.89
出た出た
ひー、怖い
553吾輩は名無しである:2013/09/11(水) 10:47:04.14
野崎の訳は普通にスピード感のあるいい訳だったが。
けど、このスレでやるな。
野崎歓スレへ回れ
554吾輩は名無しである:2013/09/11(水) 11:53:50.36
野崎語訳に触れなかったゴミライターどもも同罪
普段はカスのような噂にさえ食いつくのに
野崎語訳問題はタブー視され一切語ることがなかった
555吾輩は名無しである:2013/09/14(土) 19:01:10.96
>>554
この糞スレ創始者としては、たまになら野崎の話題可なんだけどね。
まえスレでその話ばかり続いて他の話題が入り込みにくくなったとき、
そろそろ専用スレで頼むと誘導したらすぐ従ってくれたしな。

野崎語訳に触れたかったライターもいるかもしれないよ。
編集者の趣味にそぐわない、採算が取れない等でブロックがかかるとボツになる。
556吾輩は名無しである:2013/09/15(日) 00:33:59.42
応募者ではないのでこのスレでマジレスするけど、
近年の文學界新人賞受賞者の二作目三作目で満足できたのは
そんなにないな
受賞作を超える域ではないのばかり


趣味込みだけど◎○△×方式

×河童日誌 七月のばか
○拍動 すなまわり
△時が滲む朝 卵割

馳平啓樹の春寒なんかはどんな内容だったかすら覚えていない
今まで新人の新作を読んできて得た結論は、
芥川賞受賞作だけ目を通してみても良いってことです
557吾輩は名無しである:2013/09/20(金) 16:24:45.62
某A氏は釣られやすいな
ご活躍なによりで
558吾輩は名無しである:2013/09/27(金) 12:47:00.26
>>551
↑こいつは野崎の弟子ではない。
「東大」キチガイ。なんでも東大の悪口言われると
発狂する。理系で文学のことなどほとんど知らないやつ。
559吾輩は名無しである:2013/09/27(金) 20:38:45.37
以前キスマイとかいうジャニーズが最強とかいうエッセイが載っていて
なんでこんなの読まなきゃならないのかと思って購読をやめた
560吾輩は名無しである:2013/09/27(金) 21:55:57.30
文芸誌を読まなくなった。
死んでからも読み継がれている作家の小説で精一杯だ。
両方読むべきだと思ったいたけどそんな時間はない。
561吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 08:43:27.89
なんか同じような感じだw
今月は車検もあり、ターニングベルトも変える事にしたから大出費…
本来なら買ってる筈の新潮10月号を何故か図書館でチラチラ読んじゃった
そしたら掲載の絲山秋子『今は限り』がまたしても病気ネタ
冗談じゃねー私は病気ネタが大嫌いなんじゃ!!このクソがぁ!!と大憤慨し
帰路に着いた次第
それには平野のも掲載されているから、今からでも購入したい気はするが絲山の病気ネタ小説が載ってるから
大逡巡している秋の日である
562吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 08:47:14.57
>>561
2chのメンヘル板の前身となる躁鬱板の人だったからなぁ
563吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 09:23:34.54
>>562
レスありがとうございます
絲山氏、そうだったんですか
御自身が御病気されたエッセイは読みましたが…躁鬱とは…
絲山氏のは病気ネタさえ無ければまあ大丈夫なのですが
選ぶのに慎重を期しても遭遇しちゃう時があるんですよね
564吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 09:36:24.07
石原慎太郎の短編だけは読みたいのに。

買っても手つかずの新潮と群像がつまれている。
感性を磨くために買ってたけど、馬鹿だったよ。
565吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 09:49:14.16
本当に仰る通り!
買って手つかず、読まずに積んでしまうのは何故??
今までどれだけ積んでいるか
それも適当に本棚に突っ込むから、どこにあるか探せなくなり
尼でもう一回買ったりするアホらしさ もー嫌だ
これは一種の収集だよね、買って置かないと不安になる、それだ
各出版社は4大誌に乗せた短編は必ず単行本化すると誓え、そしたら4大誌なんて絶対買わないw
566吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 16:14:03.08
アレルギー反応に違いないす
テレビでやってた
唐揚げが大好きで毎日食べていた人が、
嫌いではないのに急に受け付けなくなったという話がある
567吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 16:55:25.37
出費としても一冊千円だろ
貴重な作品がそれで保管できるなら高くないよ
風俗一回でその何倍だし、新しい家電買うと数日後に数万値下げで切れそうになるぜ
568吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 19:44:22.61
安いものほど何か高くついてる気がする。
自室か顔見知りのいない喫茶店で
こっそり読むようにしないと恥ずかしい。
カバーをつけて電車の中で読むとかな。
職場の休憩時間に紙カバーつき文學界を読んでたら、
文庫本読んでる時は何も聞かれないのに、
「何読んでんだ」って……。
あのサイズで紙カバーつけてるとまわりが気になるようで困る。
569吾輩は名無しである:2013/09/28(土) 20:06:55.55
群像なら電子書籍ある
570吾輩は名無しである:2013/09/29(日) 07:58:59.76
電子書籍、意外と普及してて驚いた
でも本にならない寡作作家の中篇入りの文芸雑誌だと、本棚に永久保存して、
何年かに一度は取り出して読み返す
それが風流ってもんだ
571吾輩は名無しである:2013/09/29(日) 10:51:29.81
残念ながら紙は永久保存できない
津波や火事や虫やカビから守れる?
572吾輩は名無しである:2013/09/29(日) 19:48:55.23
永久保存は言いすぎたな
俺が死ぬまで持ってくれれば
573吾輩は名無しである:2013/09/30(月) 13:53:07.17
【文化】  「白い巨塔」や「沈まぬ太陽」 などの作家 ・ 山崎豊子さん 死去
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1380516019/
574吾輩は名無しである:2013/09/30(月) 19:21:21.39
沈まぬ太陽をまだ読んでなかったのにな。
後回しにしてるうちに何と。
575吾輩は名無しである:2013/09/30(月) 22:18:50.88
悲しくなってきたよ。
これから山崎作品を読みあさるから、
文芸誌から遠ざかる。
576吾輩は名無しである:2013/10/01(火) 09:03:43.21
感動を与える芸術には金が落ちる

文芸誌はどうかな
577吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 20:28:25.83
2013年11月号ラインナップ

『群像』
http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%A4%E5%83%8F-2013%E5%B9%B4-11%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00FFDLIMQ/ref
創作
綿矢りさ「いなか、の、ストーカー」中篇170枚
日和聡子「かげろう草紙」短編

評論
安藤礼二「折口信夫の神」
佐々木敦「近代文学VS近代絵画」

対談
保坂和志×磯崎憲一郎「小説はなぜ面白いか 長編『未明の闘争』をめぐって」

インタビュー
川上未映子「『愛の夢とか』――リアリズムが見せる風景」
578吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 20:29:12.62
『新潮』
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E6%BD%AE-2013%E5%B9%B4-11%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00FELKP2S/ref
創作
川上未映子「ミスサンドイッチ」(130枚)
対談
藤野可織×西村憲太

第二十一回萩原朔太郎賞発表
第四十五回新潮新人賞発表 上田岳弘「太陽」


『文學界』
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E5%AD%A6%E7%95%8C-2013%E5%B9%B4-11%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00FA4Q3KW/ref

特集
「文學界80年の軌跡」
  「文學界」短編名作選
   「『文學界』の昭和史」半藤一利 ほか
対談
平野啓一郎×中島岳志「血め盟団とは何者だったのか」
よしもとばなな×都築響一「ようこそスナックへ」

創作
長野まゆみ「ポンペイのとなり」
中原昌也 w・タワー  J・パドニッツ 他
579吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 20:29:59.88
すばる
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%99%E3%81%B0%E3%82%8B-2013%E5%B9%B4-11%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00FBKF81K/ref

小説
椎名誠「ル・カナル・キ」

すばる文学賞発表
受賞作
奥田亜希子「左目に映る星」
金城孝祐 「教授と少女と錬金術師」

座談会 「県境を越える文学」
川上弘美×古川日出男×柴田元幸×開沼博

評論 
福嶋亮大「反劇的人間」のゆくえ――前田司郎について
580吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 20:30:57.20
『文藝』
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%99%E3%81%B0%E3%82%8B-2013%E5%B9%B4-11%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00FBKF81K/ref

田中康夫「33年後のなんとなく、クリスタル」
柴崎友香「きょうのできごと、十年後」
宮内勝典「ジャングル・ウーマン」
星野智幸「地球になりたかった男」
三笠夏「あなたが必要」
小林エリカ「ウルフ」

第50回文藝賞発表 「世界泥棒」桜井晴成

特別企画
田村文「時代と切り結ぶ文学」
佐久間文子「坂本一亀と文藝賞創設」

鼎談「小説家になる」青山七恵×柴崎友香×綿矢りさ
581吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 20:35:14.86
>>577
>>578
>>579
>>580
いつもありがとうございます。
新人賞発表号だからどれも気になりますね。
582吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 20:44:00.09
>>581
いいやー、女流たちの中篇と対談が気になります。
583吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 22:44:06.03
近頃川上弘美って毎月どこかで対談やら座談会やらに参加している印象があるのだが、気のせいか。
584吾輩は名無しである:2013/10/03(木) 23:00:42.69
気のせいではない。

女同士の対談を読むと和む。
対談って互いにべたべた褒め合うから、男同士だとホモに見えて損だよな。
585吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 00:57:36.44
すばると文學界は執筆陣が古く感じるw
586吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 03:24:28.81
文學界は山尾悠子まだか
587吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 07:33:48.36
筆名に「岳」入れる人多いのな。

文學界とすばるは椎名誠を取り合ってる感じがする。


>「文學界短編名作選」

何を持ってくるのか。ものによっては保存板になる号だ。
細かいラインナップがわかり次第、第二次うpをする。
588吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 07:56:52.33
三田文学新編集長に若松英輔氏
http://www.mitabungaku.jp/

異存なし
589吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 08:53:24.79
文学雑誌ってのは、小説家になりたい奴しか読まないってのは
本当だろうな
いや、小説家になりたい奴もロクに読まないって
言ったほうが正確かな
590吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 09:37:11.21
評論雑誌は評論クラスタ(笑)になりたい奴しか読まない
591吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 10:17:44.61
んじゃ、誰が読むんだ?
592吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 10:27:44.25
断言する。
小説家になりたい奴は文学雑誌にのめり込むな。
たまに読む程度にしろ。
593吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 14:15:10.93
椎名誠は文学ちゃうやろ
594吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 14:29:29.19
文芸5誌やワセブンに載るのが文学だろ。載ったら文学でいい
表現じゃなくて制度だから文学とか言っても文学言ってる本人達以外の誰からも尊敬されてないんだし
文学部も大学リストラの対象。うんこ
595吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 14:30:30.38
椎名誠と山田詠美と高橋源一郎と川上弘美はどこにでもいる
ゴキブリだ
596吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 16:30:20.87
なんでここにいるの?w
597吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 17:33:18.64
川上弘美は純文学の旗手だと思うけどね、個人的には。
とにかく独特だよね、川上、小川、多和田、笙野この辺りは最強だと。
598吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 18:04:54.96
老人と老人的な人達ばかりの、小さく狭い世界ですから
599吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 19:42:31.88
ラノベ読んでるおっさんって・…・・
600吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 20:11:11.17
しぃー、源一郎は見てるぞ
ここ
601吾輩は名無しである:2013/10/04(金) 22:58:58.18
どこにでもいて、同じこと言ってるからかなあ
うざいよね
新作小説なら別によいか
602吾輩は名無しである:2013/10/07(月) 17:33:15.24
10月発売11月号 追加(第二次うp)

新潮
ソース http://www.shinchosha.co.jp/shincho/newest/

創作
森内俊雄「飛行機は南へ飛んで行く」

第21回萩原朔太郎賞発表
【受賞作】死語のレッスン/建畠 晢
603吾輩は名無しである:2013/10/07(月) 17:35:10.96
文學界
ソース http://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/

「文學界」短篇名作選
  「多甚古駐在記」井伏鱒二
  「皮膚と心」太宰治
  「朝霧」永井龍男
  「愛玩」安岡章太郎
  「男と九官鳥」遠藤周作
  「不意の出来事」吉行淳之介

創作
「ポンペイのとなり」 長野まゆみ
「未来のオリンピック音頭」中原昌也
「ナナフシ」 島田奈穂子(二〇一三年下半期同人雑誌優秀作)

翻訳
「象と少年」ジュディ ・ バドニッツ  岸本佐知子訳
「純水」 ウェルズ ・ タワー  藤井光訳
604吾輩は名無しである:2013/10/07(月) 17:36:32.93
三田文学秋季号 
ソース 文学界11月号161P

座談会「平成芥川賞作家のこの一冊」
 富岡幸一郎 陳野俊史 水牛健太郎 田中和生
 作家・編集者へのアンケート 私が選ぶこの一冊

小説
 松本智子「同居のバク」
 飯田章「どこかで金切り声が」
 長谷川礼奈「待ち惚け」
 水谷謙介「神がかり」
 西村郁子「ムクドリの虚」
 黒川英市「14オンスの月」
 岳真也「ある再会」

評論
 大久保喬樹「ルソー、漱石、トリアー」
 今井真理「薔薇と復活 遠藤周作の戯曲『薔薇の館』を考える」

新同人雑誌評 勝又浩 伊藤氏貴
605吾輩は名無しである:2013/10/07(月) 17:46:31.36
今月の文學界は、古今東西mixで楽しそうだから買いだった。
606吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 13:39:58.68
新人賞受賞作読みましたか?
607吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 14:30:22.40
文芸のは
また学生の戦争ごっこかと思って
読む気がしない
608吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 16:35:23.96
月評で太宰賞の「さようなら、オレンジ」が高評価だった。
ここまで書かれると読まなければ。

「新人賞のレベルを飛び越えて、普遍的な感動を与えられた今年最高の収穫に数えていい。
「これを新人の基準点にしたら、ベテランも含めて色あせない作品はごく少数だろう。
私も含め、みんな狭い内部基準に凭れていたわけだ。」
609吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 16:42:57.42
傍流だからいつも選評は「今年最高の収穫!」w
610吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 17:03:55.97
いつもか?
まあ、こう書かれたら新人とベテランらは穏やかになれないだろうな
611吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 17:21:56.57
小谷野が鶴川健吉の芥川賞候補作「すなまわり」を絶賛しているぞ

http://www.amazon.co.jp/review/RGKWI3YTMRGG5/ref
612吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 18:17:46.56
そうか、じゃあ一生読まないよ
613吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 18:20:29.26
さようなら、オレンジは悪い評価を聞かないからな
松浦も結構前に朝日新聞で誉めてたし
書店でもベテラン作家を差し置いて平積みされてるの見ることも多い
614吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 18:26:57.46
文藝の田中康夫の新作連載がいきなりぶっ飛んでるらしいな
Twitterで見た感想だけで充分、読む気はしないけどw
615吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 18:57:16.67
倒産出版社が必死のステマw
616吾輩は名無しである:2013/10/08(火) 21:37:52.41
あざといタイトルが多いよな
617吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 11:34:30.04
文芸はもう学生限定販売にしたら?
618吾輩は名無しである:2013/10/09(水) 13:18:44.35
文藝には近寄らなくなってだいぶたつ
そんなにティーンズ向けなのか

いま文學界読んでるけど俺のために書かれたような内容ばっか
長野まゆみの創作には不満があるが総じておもしろいぞ
619吾輩は名無しである:2013/10/10(木) 12:23:12.70
淺川継太さんの短編「水を預かる」(群像2011年4月号掲載)が、
「世にも奇妙な物語'13秋の特別編」の1本としてドラマ化されます。
フジテレビで10月12日(土)21:00〜放送予定、
演出は石井克人さん、出演は香取慎吾さん、夏帆さんです!

http://hiwihhi.com/gunzo_henshubu/status/385381079319719936
620吾輩は名無しである:2013/10/11(金) 01:56:55.31
文學界十一月号掲載小説を手前味噌な4段階寸評
基準 ◎とても面白かった ○面白かった △まあまあ ×面白くなかった ―判断できない

△ 長野まゆみ「ポンペイのとなり」
  「わたし」の弟が浄土に旅立つまでを回想している。
  最後の七行で弟の人生をホトケのようだったと遠まわしに描写している。
  作者はこの七行を書きたかったのかもしれない。ラストへの着氷だけ
  決まっていた。そこまでは日記風で、短いページの中でふつうの人物
  がたくさん登場するのですっきりしなかったです。 

○ 中原昌也「未来のオリンピック音頭」
   中原節全開ww 当スレ>>264>>265>>271>>273へのレスポンスありがとうございます。
   顰蹙を買わせようとあんな書き方を? それでも作者の書く苦しみが心に入ってきたので、
   これは一種の感動です。少しでも書くのに疲れた人には慰めになりますな。

△ ジュディ・バドニッツ「象と少年」 
― ウェルズ・タワー「純水」
   二篇とも、後からじわじわ効いてくる少量の毒でなく、全体が猛毒。
   海外ではこんなのが受けるのかな?
   「象と少年」の作者は、一般的に徳とされている活動の偽善を晒すおもしろい作家だと思う。
   日本ではあまり書かせてくれないというかタブー感があるけど、翻訳小説だから掲載可能なのかな?   

○ 島田奈穂子「ナナフシ」
   昆虫を小道具にしてうまく心情がつづられています。
   不倫というありふれた題材をこの作者のセンスでうまく料理してくれている。
   江國香織、綿矢りさ、片瀬チオルら女流の雰囲気が交互に訪れました。
   今回、文學界で掲載された創作の中で唯一独自性が足りない感もしますが、
   デビュー作なのでこれからに期待大。   
621吾輩は名無しである:2013/10/11(金) 01:58:04.85
◎ 「特集『文學界』80年の軌跡」
    文學界が主人公のドラマです。年表から好きな作家の小説の題をみつけるたびに心躍りました。
◎ 新人小説月評
   これを参考にバックナンバーを漁ります。en-taxi掲載作品と太宰治賞受賞作も月評対象になっていたので嬉しい。
○ ニッポンの小説
   橋本治「初夏の色」をテキストに、小説で描かれる「ふつうのひと」の扱いについて考えさせられる内容。
   「初夏の色」収録短編の「助けて」に登場する民放アナウンサーはふつうの人カテゴリなのか疑問ですが。 
622吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 22:21:48.69
新潮買ったけれど読んでいない。
新人賞の作品はどうだった?
623吾輩は名無しである:2013/10/12(土) 23:34:35.30
新潮買ってない。
受賞作読むのは無意味な気がしてな。
ここ数年の新潮受賞者が活躍しているから良いんじゃないの?
応募が2000以上あったんだってね。

ちなみに、すばるは1400位で文藝は1800。
文藝の応募者が新潮に流れたのかね。
624吾輩は名無しである:2013/10/13(日) 08:31:25.08
「読めば120%得をする。これは歴史に残る傑作だ」
と、満月に誓って太鼓判を押せるか、芥川賞受賞作にでもなったら
読んでも良い。
625吾輩は名無しである:2013/10/13(日) 14:49:20.53
これは大傑作です!
と審査員が推すほどすぐに消える。

今残ってるのは地道に作品を残してきた人。
626吾輩は名無しである:2013/10/13(日) 21:13:57.13
今月の後半は、太宰賞ムック、en-taxi、三田文学、他単行本を読み漁るから、
中央の新人賞受賞作どころじゃないんだよ。
来月は部屋につんである未読のバックナンバー(文学界、新潮、群像)を片さなきゃならない。
ああでも、群像と文学界の受賞作は先に読んどく。読書の秋まっさかりだぜ。
627吾輩は名無しである:2013/10/15(火) 12:37:51.72
新潮新人賞どうだった?
萩原賞の詩の方が凄そうだったけど
628吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 09:05:26.35
繰り返し新潮新人賞の感想を求められてるけど、受賞者本人?
まあ五代誌に懇親の作を掲載しようが(他略)反応薄だからな。
629吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 11:40:42.99
628 渾身の作 に訂正
630吾輩は名無しである:2013/10/16(水) 14:13:58.66
五代誌はいいのか
631吾輩は名無しである:2013/10/17(木) 00:12:57.76
今月の文學界は読むとこ多くて予定どおり読み終わらない
名作選もいいね
632吾輩は名無しである:2013/10/17(木) 01:23:42.43
新潮の今月号も買った。受賞作を読むかは分かんね。
新潮twitterを読むと反響凄いじゃん、「太陽」。
633吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 18:41:16.36
中村文則の選評が面白い
634吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 19:40:31.43
ではそれから先に読むわ
635吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 20:37:22.44
新潮スレでは評判悪いね
636吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 20:51:03.85
中村の選評って、素人が2ちゃんでケチつけてるレベルでわろえたけど
637吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 21:08:58.42
「太陽」、冒頭の10Pだけ読んだ。
今までの受賞作と違う感じがする。海外小説風っていうか。
最後まで読まないとわからないけど、
つかみが良いから一気に最後まで読みたくさせる力がある。

一点、貧乏アイドルで売り出す予定だった女が出てくるけど、
「貧乏アイドルを超えるインパクト! 
人には言えない謎の五年間を経た後にデビュー。
お母様を探しています」
というキャッチフレーズの予定で…という箇所にリアリティを感じない。
わざとか?
3.11の地震が起きたからその触れ込みは使えなくなるとあるけど、
震災前後の問題でなく、昭和のベタなやり方?
でも全体を読んでバランスで評価かな。
昨今の新潮のわりに、スケールの大きい小説世界を創りだす新人が現れたと思う。
638吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 21:27:56.81
中村文則の選評のしめくくり。
「文学は、――映画を超えていなければならない」

貧乏が売りでお母さんを探してるって設定は古い漫画で流行っていたのではないか?
文庫版で売られている漫画にぞろぞろ出てきた。
映画を超えた部分と、漫画を超えていない部分が両極端な受賞作?
まー全部読むけどよ。
639吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 21:35:50.18
おまいう感がすごいんだよ
640吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 21:46:20.51
おまいう感?
何それ?
641マグナ ◆E4B5Y6EXA. :2013/10/18(金) 21:52:46.99
選民感が凄いな、小説家連中は。
642吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:13:30.90
福田和也は何て言ってた?
643吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:18:47.27
まぐにゃんはいつデビューできそう?
644吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:19:06.93
>>641
おまえがいうな
645吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:30:35.10
>>642
やる気のなさそうな選評で、最終候補作全部に対して熱がない。
中身でなく表面上の文章表現力に言及してるのみ。
以下、福田和也の太陽評全文。

福田和也評
『太陽』上田岳弘
今回の受賞作である。
息の長い文章を、それなりの修辞によって連ねていくだけの力量は備わっている、と感じた。
「一世紀当たり一、二組しか現れない組み合わせの二人が、1km足らずの距離に
近づいている。カレン・カーソンは骨董店が並ぶ一角に向かって露店街の中を歩いており、
高橋塔子は画廊から出て露店街へと向かっている」といった文章の射程が、
どのように確定されていくのか、期待している。
646吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:33:00.55
君すごいな
647吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:34:35.45
灯が発狂しそうな文章だなw
648吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:39:21.11
>>638
これ某有名作家のパクリだな
649吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:41:44.50
福田和也は最終候補作の中で、『太陽』でない作品を押してる。
しかし、一作についやす批評が他の選考委員と比べて短い。

『ありえたかもしれない私と彼のもう一つの問題』のみ、
読むに堪える事ができる、ただ一つの作品だった。それは何も、
チリの鉱山での事件や、福島原発での水素爆発を扱っているからではない。
たしかに、震災からほどない現在、福島を小説の題材として扱う事には、
リスクが伴うだろう。しかし、作者は、そのリスクを十分に意識しながら、
読まれるべき文章を紡ぎだしている。敬虔な祈りを持って、端正に。」だって。
650吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:45:59.24
>>648
648も何のパクリかわかるか。
でもひとつのエピソードだけだし問題はないよな。
651吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:46:05.87
>>645>>649
ありがとう
途方もない退屈が伝わってくる選評だな
652吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:46:20.77
>>648
だれの!
653吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:52:39.89
つーか、お母さんを探すために歌手になるとか、
お父さんを探すために歌手になるとか。
この設定の漫画は多いよ。
654吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:55:33.54
新潮の受賞者は漫画の影響丸出しか。
ラノベやら漫画やら、映画を超えてないよな。
だが期待して最後まで読むぜ。
655吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 22:58:17.78
スケールでかいとかいうけど、
所詮頭の中でこちょこちょやった小手先のもんだよな
大人の鑑賞には堪えないんじゃないだろうか
656吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:02:50.66
小説は若者に受ければいい
大人になってなぜ読むのか
657吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:13:42.54
スケールのでかさを新人に求めているのだろうか。
太宰賞の「さようなら、オレンジ」は黒人が主人公でスケールがでかい。
他に同時受賞もありえたかもしれない小スケールの最終候補作について、
小川洋子はこう選評している。

太宰賞最終候補作『背中に乗りな』小川洋子評
「さわやかで、軽やかで、しかもまっとうな小説だと思う。さまざまな立場の個性的な
登場人物たちを描き分け、生き生きと動かしている。小道具としての牛の扱い方も巧みで、
ラストの一行とタイトルの呼応が鮮やかだ。
選考会の流れがほんの少し変わっていたら、『さようなら、オレンジ』と
同時受賞もありえたかもしれない。けれどそうならなかったのは、サリマやサユリと
比べたとき、登場人物たちの奥行きがどこか物足りなかったからだと思われる。
置かれた環境の深刻さが問題なのではなく、作者が登場人物たちの心の奥を、
どこまで真っ直ぐ見通して書くかの問題なのだろう」

スケールなんて気にしない。
純文に必要なのは、人物の振る舞いや心の奥底をどう描くかだ。
『太陽』はどうだろうか。
658吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:16:49.61
>>652
ヒント
○ラ○の○面
659吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:25:02.46
>>657
ほぼ同意。さようなら、オレンジも背中に乗りなもおもしろかった。
ただ、黒人だからスケールが大きいのではない。重要だから言っておく。
660吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:28:19.90
『太陽』
ほんの少ししか読んでいないのに感想を書くのは失礼だし間違っていると思うが、
全部読むことができないから仕方ない。
好き嫌いじゃない。実力不足だ。
661吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:33:18.16
で、『太陽』を推した無能は誰?
662吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:47:18.83
>>661
川上未映子、桐生夏生、中村文則の御三方だった。
三人とも『太陽』の欠点も指摘しているが、良いところが余りあるからって感じだな。
中村文則にいたっては、矛盾まで指摘している。
『太陽』の作者は前回も最終に残って、中村はそのときも押したと語っている。
中村と相性の良い作者なんだろうね。

福田和夫と星野智幸は『ありえたかもしれない私と彼のもう一つの時間』押しだった。
663吾輩は名無しである:2013/10/18(金) 23:54:25.15
桐野さえいなければ・・・・きぃ〜〜〜
664吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:00:53.93
『ありえたかもしれない私と彼のもう一つの時間』を読んでみたいよ。
太宰賞は最終候補作を全部載せるからいいよな。
665吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:04:36.83
>>663
そんなやつはいないよ!
666吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:07:14.73
川上と中村を馬鹿にできたのにぃ〜〜〜
667吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:14:18.81
>>579
>金城孝祐 「教授と少女と錬金術師」

すばる文学賞のタイトルは何事?
ラノベと間違えて買う人がいたらどうするw
668吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:16:29.77
しかし古川とか開沼とか、まだ“フクシマ”で食ってんのか
669吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:22:33.02
えげつない
670吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:26:13.19
最近ファンタジー”風”の小説をよく見かけるなあ
架空の外国とそれ風のカタカナ名の
671吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:27:07.79
すばるの趣味さ
672吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:34:31.50
開沼は、去年か一昨年の文學界で源一郎と対談して褒められていたな
今村まで引き合いに出して

高橋「今村君といい、最近の若者は企業の延長に書くことがあるのか!期待してるよ!
君らの上の世代は駄目だね」

開沼「ええ、上の世代が駄目なのもフクシマ論に書いてます」

こんな風だったから印象悪い。開沼と今村と源一郎の本は絶対に買わない
673吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:37:30.52
>最近の若者は企業の延長に書くことがあるのか

この意味がよく分からん
674吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 00:48:39.57
高橋源一郎×古市 憲寿×開沼博だった
男三人で褒め合ってて気持ち悪かった

その号は処分した
保存していたら引用文をUPしたのに
675吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 01:11:02.32
新潮11月号『太陽』131P 脱字だよな。どうした新潮?

下段24行目
「評判になるような本も論文もものしたことがない」
 
           「論文もものにしたことがない」

だよな。
676吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 02:31:24.21
物するってあるべ?
677吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 02:50:23.66
>>675
今すぐ目の前の小説放り捨てて、初等教育からやり直せよ
国語の通信簿で5獲ってからこのスレに戻ってこいな
678吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 03:50:38.41
それは言いすぎだろ
679吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 08:50:45.33
>>641
作家は選民感凄いよ
680吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 10:45:59.90
>>645
確かに洋物的な描写って感じがするね
ラノベとか描いていたかもね
681吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 13:51:27.94
>>672-674お前、「上の世代」のせいで、自分の思い出が詰まった故郷を潰された開沼の前でそれ言えんの?
682吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 14:18:43.34
上の世代のくくりでけえ!
683吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 16:02:46.16
ミーン ミン ミン ミン ミン ミーン
684吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 16:25:26.87
>>682
中曽根とか正力松太郎こそが「上の世代」になるな
685吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 17:20:17.77
>>675
未読の俺でも「ものにする」として一文を咀嚼すると違和感を覚えるのに
前後の文脈読み取れる立場でこの勘違いは恥ずかしい。
686吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 18:23:45.66
咀嚼するようなものかよw
687吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 20:17:21.49
「太陽」、お、おもしろい
新潮の受賞作はいくつか読んできておもしろいと感じたのは一作もないのにな。
二作目はいけるのが新潮新人のパターンなのに。
俺が面白がるようでは純文学としては駄目だけど。
688吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 20:23:09.50
2ちゃんねる文學賞受賞作だって。全文掲載コピペする。

17「約束の木」
君は瓦礫のある道を歩いたことがあるだろうか。
腕を水平にひらいて、転ばないように足もとを見ながら歩くんだ。
ダッシュできないし、方向もすぐには変えられない。こんな不自由な
ものとは思わなかった。ガサガサと耳障りな音もする。片方だけの
バスケットシューズが転がっていた。ヘッドホンのコードが電線にから
みついている。ふだんはじいっと見てはいけないもの、たとえば黒い網タイツ
なんかが瓦礫の間に挟まってるのが見える。
リンゴの木を目指して僕は歩いている。
あの木が君との待ち合わせの場所だ。あの日、約束したのだった。
僕には、はっきりとリンゴの木が見える。君にも夕陽のように赤く熟れた実が
いくつも見えるはずだ。
すると僕の足がクリーニング店の看板を踏んずけた。
瓦礫の道にはよくあることだが看板の下にちょっとした隙間があったらしい。
僕はよろめいた。
そのときリンゴの木が揺れた。風もないのにリンゴの実がいっせいに揺れたのだ。
割れたショーウインドウに映った僕の顔はシュートを待ちうけるゴールキーパーの
ような、びっくりした顔になっていた。
深呼吸すると僕はふたたび歩きだした。今の様子を誰かが見ていなかったろうか
と辺りを見回しながら。
瓦礫の道になれるのはむずかしい。君はもうすぐあの街角を曲がって僕の前に
現れるだろう。君の歩く道に瓦礫はないから、僕の歩き方を見て笑うかもしれない。
689吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 21:07:08.00
何このゴミw
690吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 21:22:59.68
文学界スレで実施された「赤いりんご比喩大会」の当選作
「りんご」「出会い」「女」「揺れる」の4要素込みで、
比喩を競う大会

30作品近い応募の中から2本受賞作が選ばれた
あと一方はレベルが低いから持ってこなかった
691吾輩は名無しである:2013/10/19(土) 21:54:40.62
ゴールズワージーの『林檎の木』では、女が待ち惚け食わされるけど、
『約束の木』は男が待つバージョンだな。類型的な小品。
692吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 02:38:12.79
>>672
>高橋「今村君といい、最近の若者は企業の延長に書くことがあるのか!期待してるよ!
>君らの上の世代は駄目だね」

そういえば高橋は小説は商品であり作者名は読者サービスとしてのクレジットに過ぎない
とどこかで言っていたような。
要するに自己表出としての表現、つまり作者の死を言っているわけだけど
ただ、書いたものに対する責任は出てくるし、企業活動の商品であればなおさらだ。
というか、未だに高橋はポモなんだw

結局、学生運動崩れが社会復帰をするための責任逃れの弁に過ぎない。
で、今村くんのような若手をダシにして目下の中堅作家たちに圧力を加える、と。
かかる所業は文壇政治そのものですね。
693吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 03:55:58.28
今村の上の世代って、平野とか文則あたりか?
694吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 08:08:54.28
ゆとりより上の世代全般
695吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 11:13:16.95
このあたり

伊藤たかみ 海猫沢めろん 円城塔   鹿島田真希 
川上未映子 木下古栗   木村紅美
栗田有起  柴崎友香   墨谷渉   仙田学
谷崎由依  丹下健太   津村記久子 豊嶋ミホ 中村文則  
西加奈子  日和聡子   平野啓一郎 
藤野香織  舞城王太郎  前田司郎  村田沙耶香
森見登美彦 本谷有希子  山崎ナオコーラ   
696吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 11:14:45.24
このあたり

伊藤たかみ 海猫沢めろん 円城塔   鹿島田真希 
川上未映子 木下古栗   木村紅美
栗田有起  柴崎友香   墨谷渉   仙田学
谷崎由依  丹下健太   津村記久子 豊嶋ミホ 中村文則  
西加奈子  日和聡子   平野啓一郎 
藤野香織  舞城王太郎  前田司郎  村田沙耶香
森見登美彦 本谷有希子  山崎ナオコーラ   
697吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 11:16:00.69
すまん、ダブった
人大杉でか
698吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 13:27:56.44
2ちゃんねる文學賞受賞作全文掲載 (文学界スレにて)

17「約束の木」
君は瓦礫のある道を歩いたことがあるだろうか。
腕を水平にひらいて、転ばないように足もとを見ながら歩くんだ。
ダッシュできないし、方向もすぐには変えられない。こんな不自由な
ものとは思わなかった。ガサガサと耳障りな音もする。片方だけの
バスケットシューズが転がっていた。ヘッドホンのコードが電線にから
みついている。ふだんはじいっと見てはいけないもの、たとえば黒い網タイツ
なんかが瓦礫の間に挟まってるのが見える。
リンゴの木を目指して僕は歩いている。
あの木が君との待ち合わせの場所だ。あの日、約束したのだった。
僕には、はっきりとリンゴの木が見える。君にも夕陽のように赤く熟れた実が
いくつも見えるはずだ。
すると僕の足がクリーニング店の看板を踏んずけた。
瓦礫の道にはよくあることだが看板の下にちょっとした隙間があったらしい。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
699吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 14:36:30.32
>>692
なんというか高橋の物言いって
今村とか開沼を認めてるというより、
こいつらなら俺を脅かすことはないだろうという安心感で
褒めてるような気がして仕方ない
700吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 15:30:32.70
自分が選考して輩出した作家はかわいいのさ
綿矢にはでれでれで、脅かされたいんだぜ
701吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 16:48:48.51
綿やんも、もう終わっちゃったぽいが、最近の作家でまともに読めたのは彼女くらいだわ
今村も、その上も物足りないし、読む気もおきないね
もうありきたりな作家はいらんから、そろそろ本物の作家が出てきてほしい
702吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 16:58:55.55
>>701
すまん。あと一年待ってて
703吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 16:59:31.88
      ,' /
     i .l
.    | 、
    、.\ ヽ
      、 \ . ヽ ._
         丶.   ‐  _
           ` ‐ _  (´・ω,(´・ω・)
                  (ー(,, O┬O
                   ())'J_))
    「俺たち終わっちゃったのかなぁ」

    「まだはじまっちゃいねぇよ」
704吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 17:05:41.54
文学界スレの大会を見て、
大物が出にくい文壇体質の縮図を感じた
705吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 17:10:14.78
早いうちから酷評の嵐を受けてるやつほどナニカアル
706吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 17:37:24.40
>>702
こいつがごみコピペ貼ってる馬鹿なら笑えるんだけどなw
707吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 17:40:12.49
2ちゃんは基本馬鹿しか集まらないから期待する方がおかしい
708吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 17:53:52.67
>>701
あなたの考える本物の作家ってどんな作家ですか?
709吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 17:55:13.31
ただの読者で満足さ
710吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 18:14:25.81
701ではないけど、書くものは何もないのに次々書けるのが本物の作家だと思う。
自戒も込めて。
目の前に読者が喜んで飛びつくネタが転がっているから飛びついて書くのは作家ではない。
それは記者やノンフォクション作家らの仕事だ。
711吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 19:04:55.31
>>709
あなたみたいな人をすごく尊敬します。
今日の文学は書くために読むみたくなっているので。
もちろん、書くことは否定しないのですが、読むことの素晴らしさがまずあると思うのです。文学には。
712吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 20:01:03.94
monkeyの執筆陣豪華だな。
713吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 20:01:07.50
>>711
いろんなスレにいくと、読まないで書いている人ばかりだと気づきました。
書くために読むのでも、
ただの読者でも間違ってはいないと思います。
スタンスによって読み方は変わるでしょうけど、、
714吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 20:55:04.06
太宰賞受賞作の『さようなら、オレンジ』が
尼の書籍ランキングで98位で驚いた
太宰治賞2013で最終選考通過作から読んでいて受賞作は未読
早く読みたくなった
他の候補作もレベルが高いのに、その中で受賞するとは本物だ
715吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 21:11:05.63
『さようなら、オレンジ』は朝日新聞の書評に載ったんだ
だからか、新聞効果は凄いな

http://www.asahi.com/articles/TKY201310190568.html

デジタルでは購読申し込みしないと続きを読めないのかよ
ちっ
図書館いったとき続き読むわ
716吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 21:19:45.12
すっごい宣伝臭

717吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 21:51:01.13
スレ効果の実験しただけさ
98位の時点で714を書き込む
いま見にいったら売り切れになった
これは怖いな。ステマ業者に悪用されたら
河●やサ●がようけやる
太宰治賞2013は多くの人に読んでくれたらと純粋に思ってるのも事実だ
718吾輩は名無しである:2013/10/20(日) 23:20:39.26
まあ、在庫がどれくらいあったのか。
発行部数の少ない純文学だからアマゾンにもそれほど取り置きがなく
それが一時的にさばけただけでしょう。
719吾輩は名無しである:2013/10/21(月) 07:38:42.31
すばるの受賞作のタイトルすごいな
教授と少女と錬金術師て…完全にラノベやん
720吾輩は名無しである:2013/10/21(月) 10:02:33.60
タイトルに引いて近づけない
誰か読んだ人いる?
721吾輩は名無しである:2013/10/21(月) 10:34:15.51
722吾輩は名無しである:2013/10/21(月) 11:43:25.35
ツクツクボウシ
723吾輩は名無しである:2013/10/22(火) 00:19:40.18
読んだよ。ラノベは読んだことないから比較ができない
雰囲気は舞城王太郎に近いかなと思った
724吾輩は名無しである:2013/10/22(火) 02:47:59.54
IT企業で役員やってる順風満帆で裕福なエリートが、アフリカで赤ちゃんの肉体を売り飛ばす人の心を「想像してみた」作品?
725吾輩は名無しである:2013/10/22(火) 15:13:16.91
>>724
経歴はどうでもいいだろ
そんなこと言ったらドストエフスキーなんてクソニートだぞ
ただ「太陽」がつまらんのは同意
726吾輩は名無しである:2013/10/23(水) 13:02:05.72
塚元

大友

島田

大前

市長
727吾輩は名無しである:2013/10/23(水) 19:59:56.42
728吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 04:11:00.26
>>725
私の書き方がつぶやき程度だったので
伝わりませんでしたね

以下、書き直し

経歴や肩書をそのものというよりそれに伴う人生経験と、創作しようとする作品のテーマやスケールの関わりの話しです。

博打に限りなくのめり込み、借金取りに追いたてられて売文を書き、時に投獄され、死の淵にも立ったドストエフスキー。
また、様々な快楽と辛苦に身を焼き尽くし凄絶な人生を生きたドストエフスキー。
だからこそ、様々な境遇の、極限状態の登場人物に入り込んで肉薄して迫真の描写が出来たんだと思うんです
重いテーマやスケールを扱う創作をするために自分の人生や生命を、生贄にして捧げ尽くした小説きちがいが、ドストエフスキーだと思います。

かたや、治安も世界一安全で世界三位の経済大国日本で、比較的好景気が続いてきたIT企業で会社勤めしてきた人物。
いくら才能があり、想像力を働かせても、そこには限度があるのではないか。
極貧のアフリカの赤ちゃん工場をはじめ、他の様々なモチーフも荷が重く未消化だったのではないか
しかも人類の実存を観念的に扱っていて、軽い風味、ムードを漂わせてる感じです
もっと何十倍も実際に実存に悩み苦しんだ上でそれを表現に反映させて欲しかった
テレビドラマ的な全くのエンタメとして見れば及第点かとは思いますが
次はまずは、年齢的人生経験的に身の丈にあったテーマやスケールを扱うべきかと

たとえば万城目さんのプリンセストヨトミなどは年齢的にも人生経験的にも身の丈に合った創作の一例です

また、今年なら、直木賞のホテルローヤルのようにホテル屋の娘として生まれ育った経験を持つ作者の連作短編、あれは作者の人生経験の身の丈に合ったテーマやスケールの作品に思えて、しっくりきましたね
729吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 12:44:15.00
確かにエンタメ的なおもしろさだったな。
改行が少なくても一気に読ませる力は舞城と今村を連想させる。
人物造形は気持ち悪かった。悪の倫理が真に迫っていて、深みがあって良いんじゃないですか。
ヒロインの顔の描写がグロい。間近で顔を見て目のわきに整形後があると思う男がいるか?
観察力のある神経の細やかな女だったらわかるが。そこはリアリティがないけど、どうなん?
一作目だし編集者のしごきで二作目はどうなるか楽しみな作者ではある。
730吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 13:20:29.91
文学界名作選は動物モノが多いですな。

昔の警察は尊敬されてたんだね。「朝霧」を読んで思った。今もある程度そうか。
そんな所まで警察に相談するかって何でも屋みたいになってる。
警察は小説の題材に打ってつけだな。

「皮膚と心」は何回読んでもいいね。

つか、文学界新人賞に選ばれた三作を早く読みたい。
731吾輩は名無しである:2013/10/24(木) 16:43:24.89
「朝霧」でなく「多甚古駐在記」だった。
732吾輩は名無しである:2013/10/25(金) 04:38:12.41
「太陽」読了。
後半はドンゴの次世代篇?
そいつのキャラが薄いのに何か壮大なイメージでついていけなかった。

不覚にも、藤野+西村賢太対談と、大竹氏の「爪と目」論が良かった。
以下、抜粋。

藤野「『爪と目』で用いたのは、正確には二人称ではなくて、語りを進める
「わたし」がちゃんといるので、「あなた」に重きを置いた一人称なんです」

西村「結局、賞を目標にしてやってるわけではないし、
それぐらいのことで書くものが左右されるほどヤワだったら、プロの書き手にはなれない……
どうです、いいこと言ってるでしょう?」

大竹「ここで使われる「あなた」と「わたし」は、自我を根拠とした一人称と二人称とは異なる、
新種の「あなた」や「わたし」である。」
733吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 08:19:53.77
11月号 早稲田大学教授・石原千秋 はちゃめちゃ系の功罪
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131027/bks13102710220000-n1.htm

 新人賞発表の月だが、どれも触れたい気持ちが起こらない。
触れれば例によってお行儀の悪い文章になってしまうからだ。
それでも無視するのはかえって失礼と気を取り直して、書こう。
 どうやら「教授」と「錬金術師」が流行(はや)っているらしい。
「教授」を書けば何か特別な意味があるとでも思っているのだろうか。
学生気分が抜けない証拠でしかない。「錬金術師」を書けば独創的だと
思っているのだろうか。
 受賞作が出そろってみると、自己満足だけの平々凡々な想像力であるこ
とが白日の下にさらされる。受賞作のうち2作までが、この病にかかって
いる。それを選んだ選考委員のレベルも思いやられる。

 すばる文学賞は、奥田亜希子「左目に映る星」。
「二十歳で日向との初体験を終え、早季子はセックスでも孤独は解消され
ないことを悟った」から、セックス以前の関係に可能性を見いだそうとす
ることになる。しかし、いまどき、セックスで孤独を解消しようとする
「純」な女性はいるのだろうか。いや、そうではない。セックスで孤独を
解消しようとすることが平凡なのだ。この点は選評でもきちんと指摘され
ている(奥泉光、角田光代)。それに、この小説全体のテイストは青山七
恵そのものだ。「新人」としてはどうだろうか。青山七恵は一人でいい。
734吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 08:20:24.06
 もう一作は、金城孝祐「教授と少女と錬金術師」。錬金術師の説明から
アステリスク一つで、突然「薬学部、生薬学教室」の「江藤教授」の下で
学ぶ「私」の話にギアチェンジ。よくありがちな工夫でしかない。その後
「錬金術」が現代の科学を批判的に語るキーワードになるが、科学不信は
常識でしかない。物語は荒唐無稽。つまらないとは思わなかったが、くだ
らないとは思った。この作の「はちゃめちゃな設定」(角田光代)を「圧
倒的なエネルギー」(江國香織)とか「『不完全さ』を崩さずにいてほし
い」(堀江敏幸)などという選考委員がいるのだから驚く。学生の卒業制
作そのものというレベルだろう。

 新潮新人賞は上田岳弘「太陽」。太陽の説明からはじまって、突然「女
を買うこと」に熱心な「教授」が出て来て、金がほしいから「錬金術師」
となる。こういう「教授」を書くと権威を茶化しているという固定観念に
とらわれた想像力の貧しさにはゲンナリするというか、気の毒にさえなる。
たしかに「壮大なほら話」(桐野夏生)としては悪くないが、それととき
おり挿入される「一体何だよ!」といった文章が釣り合わない。それにし
ても、「教授」と「錬金術師」が出て来ないと想像力が作動しないいまど
きの「新人」っていったいなんだろうか。
735吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 08:21:08.78
 文藝賞は桜井晴也「世界泥棒」。まるで太宰治『女生徒』の文体だ。そ
れに学校でどちらかが死ぬまで決闘が行われる設定も、既視感バリバリ。
「柊くんが夕暮れを食べて嘔吐していた」といったクサイ文章に「すっか
りやられ」(山田詠美)た選考委員がいたのには呆(あき)れた。
 奥田亜希子以外は、選考委員向けにとにかく奇をてらって目立てばいい
という印象を持った。「はちゃめちゃな設定」にさえしておけば「可能性
がある」とか、「未知数だが期待したい」みたいな評価を受けられそうだ
という計算が見え見えなようで、興ざめである。それに、サブカルの影響
もあるのだろうが、このところの「はちゃめちゃ系」にはもう飽きた。

 林真理子によると、現在日本で小説家としての収入だけで食べていける
人は50人程度だとか。緩やかに「定員」があるわけだ。逆立ちをしても
その50人に入れそうもない人たちに賞を出す新人賞も罪深いものだと、
改めて思った。

 川上未映子「ミス・アイスサンドイッチ」(新潮)は、「ぼく」の一人
称語りで、もう『ライ麦畑でつかまえて』の文体。語り出しから喪失感が
伝わってきて、なかなかうまいものだ。
736吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 10:03:04.49
今村あたりからこの傾向(ラノベチックな前衛もどき)が続いているが
来年度からは徐々に薄まっていくかもね。それ以前の00年代前半のソフトタッチなリアリズムには戻らないだろうが
多少は現実感のある作風にチェンジしていくのではないか、と。これからの新人選びが。
737吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 11:06:12.55
中世(風)の世界観でカタカナ名ばかりの登場人物が出てきて専門用語ばかり頻出するのはもういい
738吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 11:34:21.45
文藝とすばるは変わらんだろう。
新潮はどうだか。
739吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 11:53:51.17
応募作の中にもっといいのはなかったん?
740吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 13:54:41.23
× 応募作の中にもっといいのはなかったん?
○ 応募作の中にもっといいものはなかったのですか?
741吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 15:46:37.09
◎ 頭の悪い文藝誌愚民の中に、もっと素晴らしく笑えないご冗談にゃんてーのは、よもや紛れ込んでおりませんでしたかえだにぇ。
◎ 源氏物語ってポルノだよな。うん、そうだも。現代小説ってゴミなんだな(山下清風に)。
742吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 15:50:27.76
>>740

本スレに戻れ
そしてオサキミドリ美しい・・・と一生呟いてろ
743吾輩は名無しである:2013/10/30(水) 18:04:53.69
次の芥川賞候補は、
文学界から三人
群像から二人かね
744吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 06:50:22.14
新潮十一月号 手前味噌な4段階寸評
基準 ◎とても面白かった ○面白かった △まあまあ ×面白くなかった

×創作 川上未映子「ミスサンドイッチ」
  無難にまとめていますが、内容がありません。これだけのことに130枚は長いです。
  「すそのながくて大きく膨らんだドレスを着たお姫様をのせて走る犬たち」の空想は
  作者の感性であって主人公である小学生(♂)の空想ではないんでは?
  ラストはエンタメでやり尽くされたベタなもので拍子抜けしました。
  主人公の少年とヘガティーとあだ名される少女の会話は光るものがありました。
 
×森内俊雄「飛行機は南へ飛んで行く」
  創作だと思って読みましたが紀行文だったのでしょうか?
  目次を確認しても題名の前に何も書いてありません。
  読者がどう受け取るか試しているのでしょうか。
  創作だとしても紀行文だとしても、大学の文芸サークルに掲載される
  作品より低レベル。

◎対談 藤野可織×西村憲太
  西村の飼い慣らされぶりが微笑ましい。
  藤野に書評でいいこと書かれた西村が藤野信者になる。
  こうやって作家同士で互いの本を読み合って、称え合うことで
  中堅以上にのし上がった純文学作家のメンタルは支えられているんだな。

×第四十五回新潮新人賞発表 上田岳弘「太陽」
  >>729
745吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 06:53:52.76
「ミスサンドイッチ」→「ミス・アイスサンドイッチ」
746吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 16:43:09.97
群像最新号の柄谷『近代小説凋落史』目録
1. 芥川の死〜通俗商人・菊池寛による芥川賞の創設
2. 西洋文学模倣者としての二人のノーベル賞政治屋たち
3. 流行作家・三島由紀夫の追随者たち〜湘南俗物・石原慎太郎の跋扈
4. 戯作者・村上春樹〜近代小説凋落の時代
5. 自力では確立できなかった文壇政治屋・平野啓一郎と中村文則
6. 戦後の最終結論として〜AKBを模した芸者衆・金原ひとみと綿矢りさ
7. 終わりに〜中原昌也のクズ文学について
747吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 17:46:05.69
>>746
超楽しみです。
748吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 20:14:29.26
しぃー
中原、ここ見てるぞ
749吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 20:28:26.33
自演しても面白くないのは変わらない
オチに中原を持ってくるのはいいとしても、副題のセンスが致命的にない
はい、やり直し
750吾輩は名無しである:2013/10/31(木) 20:55:50.03
>>746
「紙の爆弾」の目次みたいだw
751吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 16:53:50.87
>>736
荒唐無稽な話は、下読みや選考委員の気を引きやすいから
新人賞は取りやすいが、そのあとはぱったりというのが多いんだよな。
私小説は現実密着しすぎにしても、最小限のリアリティがないと、
小説は持たない。
752吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 19:10:04.77
そんなこと言ったって、たぶん目くそ鼻くそな小説しか送られてこないから、どれ選んだって同じなんじゃないかと
753吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 19:18:41.06
まるっきりありえんという話は
最初からひいてしまうんだね。
現実ありのままではない。微妙なところで、
しかし大きなフィクションを仕掛ける。
しかしそれ以外はきわめて現実的。
それが極意だと思う。
754吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 19:57:53.61
現実的な小説な中にまるっきりありえない話があっても引いてしまう。
755吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 23:13:10.64
>>753
それはそれで「ポイント稼ぎの寓話入れ込み」とか言い出す奴もいる
極意じゃなくて単なる君の好みでしょ
756吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 23:19:58.00
> AKBを模した芸者衆・金原ひとみと綿矢りさ


えーっと、AKBが出てきたのはこの二人の後でしょ?
とうとうボケたのか、この爺さん
757吾輩は名無しである:2013/11/01(金) 23:36:17.44
柄谷と中原に暗いものを秘めているのはわかった
758吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 00:20:41.01
>>757
すまん、よう分からん日本語になっとる
759吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 01:04:44.65
日本語を忘れちまったんだ
760吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 01:29:52.08
en-taxiの最新号を読みました。
藤野香織は安定した書き手ですね。
761吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 08:12:02.33
来月号目次まだかな?
762吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 08:41:43.92
週明けの4日に開示じゃないかな
763吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 11:10:39.02
>>755
まるっきり荒唐無稽よりはましだろ。
今季の上田の「太陽」だのすばるの錬金術師の話だの、
最初から最後までありえない話だぞ。
俺は全く乗れなかったね。もうなんでもありって
感じで、どうせなら死んでも甦るとか
そういう話にすればいいとおもった。
764吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 11:28:14.78
新潮一月号、新しい世紀にデビューした作家たちの特集を読んでいます。
買って読んでいなかったので。読んだ人いますか?
765マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/11/02(土) 13:02:47.57
766吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 14:29:41.27
その文章だけで読む気なくした。
ありがとう。
767吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 20:02:08.58
>>764
読んだよ。感想は過去スレに埋まっているw
村田沙耶香の「生命式」に度肝を抜かれた。
768吾輩は名無しである:2013/11/02(土) 20:47:31.71
ttp://sankei.jp.msn.com/life/news/121230/bks12123008000002-n1.htm

ぐぐったら、新潮1月号の石原千秋評がヒットした。
識者になると、読者を信じていないとか些細な一文で解るものなんだ。
「生命式」の場合、ほんの一文程度の説明だしいいんじゃないかと。
全体の設定で読者を信用していないのが伝わってしまうと、
その作者がどんな権威者であっても二度と読まないけどな。
たとえば、「ワイドショー的下世話さを入れないと、読者は最後まで絶対に読まない」
ってスタンスの奴。
769吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 15:00:57.69
太宰治賞はいいよね。
最終選考に残った作品すべてをムック本として掲載してくれるから。
受賞作にうなずける。
770吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 17:20:58.45
>>769
どこに売ってるの?地方では見たことがない
771吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 18:21:16.57
書店にはほとんど置いてないんじゃないかな。
俺はネットで買ったよ
772吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 18:22:45.01
773吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 18:29:31.32
早速注文したよ。
こんなの出てたんだ。過去のはプレミアついてんだな。
774吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 18:52:14.23
太宰賞2013つまらんかったぞ
読むものなければ暇つぶしで読んでもいいかっていう、感じ
775吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:04:13.81
そうか? おもしろくて満腹感半端ない。
最終候補作も読み応えがある。
うちの方は、近所の書店で五代純文誌を押しのけて二ヶ月間平積みされてあった。
776吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:07:51.60
太宰治賞2012はつまらなかったが、2013はなかなか良い。
777吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:17:03.21
人によって好みはあるだろうけど、、

さようなら、オレンジ=こちらあみ子(あたらしい娘)>セイジ>チューバは歌う(mit Tuba)>背中に乗りな>知形の青>>マンイーター>>>うつぶし>>>>だむかん
778吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:33:11.93
太宰賞2013に掲載されているような小説を、他にいくらでも読み物はあるのに
あえて読んで楽しめる人って、読み物ならなんでもいいタイプの人?
あんな退屈な小説を読むくらいなら、新聞読んでいる方がおもしろいけどね
いろんな人がいるもんだね
779吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:34:08.25
それ言うなら、ほとんどの読み物雑誌は・・・・
780吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:41:52.79
人それぞれで、小説に対する感じ方、とらえ方が違うんだろうけど
何がその人の心を、どのように小説が惹きつけているのか、訊いてみたい気はするね
その点での興味はある
781吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:51:25.48
ここで太宰賞2013がおもしろいってさんざ書いていた人がいたから読んでみたわけさ
でも他の文芸誌となんら変わらんかった
一応文芸誌も目を通してはいるけど、読むに値する作家はまず見ないな
そこら辺も自分がずれているだけだとは思うよ
俺が変な人間なんだろうけど、、でも一般的ライトな読者層は自分に近い気はするな
782吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:53:25.23
ステマだったのかな?
でももう注文しちゃったよw
783吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:58:16.71
いやいや、そんな高くないだろ?
それに、人それぞれだから、おもしろいって思うかもよ
でも、本かう時って、読んでからかわないの?
俺は読まずに買うことってないぞ
784吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 19:59:33.25
それに、おもしろくないって言ってるの一人だし
ほか、何人がおもしろいって言っているのかは知りませんよ
785吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 20:07:05.50
うん、別につまらなくても、それはそれでいいんだけどねw
こういうのが今評価されてるのかって参考になるし
786吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 20:14:45.59
注文した人、気がむいたら読んだ感想書いてよ
おもしろくないって言ってたやつ、見る目ねえなー、とか
こいつ文盲まる出しで、恥ずかしくねえのかよ、とか
忘れたり、書きたくなければいいしw
まあ、俺もいつここに来るか、今後来ないかもわからんから、スルーしていいけどw
787吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 20:38:05.33
バレまだ?
788吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 21:43:53.09
>>777
俺あんたと気が合いそうだ。
きっとほぼ同じ文学観。
おもしろいよなぁ!
789吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 22:27:22.62
フォントのサイズを大きくしてほしい
790777:2013/11/04(月) 22:35:14.54
>>781
人それぞれさ
最終候補レベルを集めたのに、他の文芸雑誌に引けをとらないのが面白い
期待しないで読むから点数高いのかも

>>788
そうか!
777はスタンダードな文学観なのかと思ってしまう
791マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/11/04(月) 22:56:14.85
文芸誌なんて読んで面白のかねえ。俺は分からんな。どうも純文学は。
792吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 22:59:55.35
じゃあここに来るなよウスノロ
793吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 23:00:37.49
スタンダードなのか。
たぶん完成度じゃね?
794吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 23:03:15.32
完成度もあるだろうけど、文学観は好みだろう
795吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 23:50:56.67
よく近頃の純文学は詰まらないと聞くが、本当か?と疑問に思う。
デビューの門出がかつてなく開けているからか、文学史上でも面白い作家が揃っているんではないか?
百年、二百年前にこんなのが書かれてあったら、騒がれて読み継がれる域なんじゃないかって感の小説がむしろ多すぎるのに、
読んで語れる人の方が少ない。
796吾輩は名無しである:2013/11/04(月) 23:53:23.58
大衆小説もつまらんよ
小説がオワコン
特にこの混乱の時期にエンタメなんか楽しめるかって思う
797吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 00:02:23.55
エンタメは一回読んでストーリーが「ああ面白かった」ってだけなんだよな
それがつまらない
798吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 00:10:07.29
> 百年、二百年前にこんなのが書かれてあったら、騒がれて読み継がれる域なんじゃないかって感の小説がむしろ多すぎる

たとえば、具体例で言ってみて。
799吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 00:18:35.93
混乱の時期で何をやってもつまらないしすぐに飽きる。
何か楽しむにしても金がかかるものばかり。
本だけは図書館で借りてただで読めるのが救いなんだから、
小説の体をなしていない短編しか書けないコネの贔屓、フォローアップでして呆れさせないでほしい。
800吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 00:23:38.58
>>798
俺の胸のうちに秘めておく。
同じように思う人はいない。
反感を持たれて他スレで糞扱いされるのがオチだからな。
801吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 00:23:35.54
ただで読んで文句つけてるんだねえ。
俺は貧乏なのにこいつはコネで載りやがって・・・・と
802吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 02:49:12.51
>>801
コネだろうがツテだろうが新人賞経由だろうが、
文句付けられるかどうかは完成度次第
演劇・歌謡界経由の連中はやるな・・・・と
803吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 03:35:19.95
先月買った文芸誌

新潮11月号
文學界11月号
文學界10月号
en-taxi Vol.39
804吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 05:27:15.86
>>803
そんなに買う人、日本に十人いないわ。
805吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 10:46:03.44
変かな
en-taxi買ったのは最初で最後だけど
新潮も今後はどうだかな
806吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 11:51:02.51
>>795
具体的にどんな純文学がいいの?
村上春樹は除いてあげてみろ。
807吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 15:19:54.81
>>806
秘密
808吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 17:14:23.51
主題に応じて文体の工夫がある
書くべきものがないのに文体だけ凝っても
読まされるほうは迷惑でしかない
809吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 17:29:27.86
日和聡子のこと?
810吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 19:37:35.07
2013年12月号ラインナップ

『群像』
http://www.amazon.co.jp/%E7%BE%A4%E5%83%8F-2013%E5%B9%B4-12%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00G4T7UYA/ref

特集 アンソロジー「名探偵登場」
青木淳悟 稲葉真弓 海猫沢めろん
片岡義男 木内昇 谷崎由依 辻真先
筒井康隆 津村記久子 長野まゆみ
藤野可織 町田康 松浦寿輝

特集
大江健三郎『晩年様式集』を読む
三浦雅士×いとうせいこう×小野正嗣


『新潮』
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E6%BD%AE-2013%E5%B9%B4-12%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00G2FBW90/ref=

大江健三郎ロングインタビュー
「――最新作『晩年様式集』と3.11のこと」
811吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 19:38:23.28
>>810
神乙
812吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 19:39:05.43
『文學界』
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E5%AD%A6%E7%95%8C-2013%E5%B9%B4-12%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00FQPJPDW/ref=

第117回文學界新人賞発表
受賞作
前田龍壱「アフリカ鯰」
守島邦明「最後の逸楽」

吉田周一奨励賞
野上健「走る夜」

創作
曽根綾子「掌で掬う人生」
中原昌也 荻世いをら 松波太郎

特別インタビュー
阿部和重 聞き手=福永信

対談
いしいしんじ×朝吹真理子 「三崎で、ひとが筒になる」
813吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 19:39:47.77
『すばる』
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%99%E3%81%B0%E3%82%8B-2013%E5%B9%B4-12%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00G5KTALE/re

小説
いとうせいこう「鼻に挟み撃ち」
山崎ナオコーラ「反人生」
横田創「丘の上の動物園」
北野道夫「京都ジャンクション」

対談「映画とか演劇とか小説とか」
前田司郎×岡田修一

すばる海外作家シリーズ
ケン・カルファス 都甲幸治訳

掌握
瀬戸内寂聴「心中未遂」
814吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 19:45:56.92
新潮ラインナップが途中で切れていたので貼り直し

『新潮』
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E6%BD%AE-2013%E5%B9%B4-12%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00G2FBW90/ref=

大江健三郎ロングインタビュー
「――最新作『晩年様式集』と3.11のこと」

創作
黒川創「深草稲荷御前町」(110枚)
高村薫「土の記」第二回
西村賢太 絲山秋子 日和聡子 大竹昭子 宮本輝
815吾輩は名無しである:2013/11/05(火) 21:30:39.11
野間文芸賞に保坂和志氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131105-00000126-jij-soci

野間文化財団主催の第66回野間文芸賞は5日、
保坂和志氏の「未明の闘争」(講談社)に決まった。賞金300万円。
第35回野間文芸新人賞は、いとうせいこう氏の「想像ラジオ」(河出書房新社)。同100万円。
816吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 08:23:38.14
すばるは芥川賞候補作入り戦線に身を乗り出しているな
817吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 21:32:44.83
作家、村上春樹さん(64)の短編小説の新作が、9日発売の月刊誌「文芸春秋」12月号に掲載されることが6日、分かった。

 文芸春秋によると、作品の題名は「ドライブ・マイ・カー」。昭和62年に出版された村上さんのベストセラー「ノルウェイの森」と同様、ビートルズの楽曲にちなんで付けられたとみられる。副題は「女のいない男たち」。
818吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 22:23:58.00
>>817
キタ━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━ !!!!!
819吾輩は名無しである:2013/11/06(水) 23:41:35.93
>>817
しかしこれ、あらゆる文芸誌はスルーされてるわけだけど
そうすると文芸誌の存在意義がなくなるよな
820吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 06:26:35.26
文芸誌の存在意義は、芥川賞作家を輩出するだけじゃね?
春樹・龍クラスは文芸誌に書かないでいい
龍ですら文芸春秋に連載していたのだ
春樹も連載しないと。あっちの部数は桁違いだ
春樹につられてその時だけ食いついてこられても定期読者にはうざいだけ
821吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 07:01:31.31
すばるの創作陣は、いとう、ナオコラ、北野道夫
芥川賞にアドバンテージをかけたか
北野、またわけのわからない前衛で滑ってないだろうな
822吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 07:36:43.80
>>820
W村上はもともと文芸誌が嫌いなんだよ。
文芸誌の体質を嫌って、外に飛び出して大成功。
W村上の一回だけの対談で、龍が

 文芸誌なんか読んでるやつはダメだね。

って言ったのは有名。
 俺もW村上には及びもつかないけど、
文芸誌はダメだと思う。純文学を腐らせている。
823吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 08:44:04.03
>>822
 W村上だから言えること。
 文芸誌を読んでも読まなくても駄目な奴は駄目。
 読まないで小説もどきを書いて本にしてる奴がいるが、
いくら複数の新聞で紹介されたって3000部も売れていない。
824吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 08:53:21.57
太宰賞の「さようなら、オレンジ」は、
五代誌の長編を受け付けている賞に送ったら落とされたと思う
みんなはどう思う?
825吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 11:32:26.91
一昔前の人情ものって感じだね。
826吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 14:06:47.87
>>822-823
二人の話はよく分かる。
福田和也がスコット・トゥローに関して
「日本の純文学なんかとは比較にならないほど
 真摯な問いと仕掛けがある」って書いてて
福田に対する好き嫌いはあるだろうけど
でもやっぱそれは否定しがたい真実だろうなとは思った。
827吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 17:27:23.29
おおー、絶賛の嵐しかない「さようなら、オレンジ」を田中弥生氏が酷評している。

「カネボウヒューマンスペシャルでドラマ化されそうな話で、その意味では感動もするが、
ドキュメンタリー的な部分を売りにしながら核となる人物の内面を想像で済ませている点が
とても気になる。本質的にドキュメンタリーなのに取材の手間を省き、小説という体裁にすることで
それをごまかす。ジャンル横断という概念を自分に都合良く解釈している気が私にはした。」
――文学界十二月号

一方で清水良典氏は先月号で、
「新人賞のレベルを飛び越えて、普遍的な感動を与えられた
今年度最高の収穫に数えていい。これを新人の基準点にしたら、
ベテランも含めて色褪せない作品はごく少数だろう。」
と、かなり褒めているのにな。

文芸誌のそんなところが面白い。
828吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 18:23:14.94
 御免、それでも今のところ文芸誌のつまらないところも含めて、
たまにおもしろいんだわ。
 応募者は読みすぎない方がいい。
829吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 18:37:04.37
>>823
W村上はエンタメと純文学のボーダーに
いいかんじで浮遊してるという気はする。
エンタメとして読んだ場合、ややゆるいような印象がある
(ミステリ、SF、ファンタジー、サスペンス、といったジャンルものとしては)
でも、それが、他の通俗ものにはない味わいになって、
プラス評価につながる、みたいなね。
しかも基本、大衆的なところがあるしな。
830吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 19:18:19.93
>>799
消耗戦やらせるならやらせるでいいが、
のちのちのこともフォローしてやれよとは思うな

いずれにしてもこんなに作家に冷淡な国では書き手も育たないだろう
どうやって食っていってんのかね、専業の皆さん
831吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 19:26:26.16
>>829
群像の特集が名探偵へ捧ぐオマージュだってさ
両村上がデビューした文芸誌が「浮遊」をやってるよw
832吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 19:53:05.04
名探偵へ捧ぐオマージュw
833吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 20:20:03.98
>>一方で清水良典氏は先月号で、
「新人賞のレベルを飛び越えて、普遍的な感動を与えられた
今年度最高の収穫に数えていい。これを新人の基準点にしたら、
ベテランも含めて色褪せない作品はごく少数だろう。」

全体におかしな文章だが、特に、「これを新人の基準点にしたら、
ベテランも含めて色褪せない作品はごく少数だろう。」は、
意味不明w
清水良典は完全にボケてるから自覚した方が良い。
834吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 20:32:31.75
清水良典は、高校生向けの文学指南書を書いたよね
図書館の新刊コーナーで見かけた
835吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 21:09:02.64
>>830
逆じゃないかな
日本は非英語圏の中では専業作家が多い国だ
836吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 22:16:54.15
>>824
俺も同意だ。
なぜか最近の傾向は作品の完成度より将来性に偏っている。
完成度こ将来性に直結すると思うのだけど。むろんセンスも必要だけれどさ。
一番売り出せるチャンスの新人賞受賞時にクソみたいな作品読まされたら以後読もうと思わないよな。
837吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 23:00:53.09
清水良典のようにもうろくしてても
大学教授の職があるという事実
838吾輩は名無しである:2013/11/07(木) 23:10:49.78
>>836
一番売り出せるチャンスは新人賞受賞時でなくて芥川賞受賞時じゃないの
839吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 05:40:28.42
>>838
新人賞を獲った誰もが芥川賞を獲れるわけじゃない。
ちったぁー考えろ。
840吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 08:39:26.63
文学界を買ったら、中原昌也の連載を真っ先に読むようになってしまった。
文芸雑誌を読んで「ははは」と声を立てて笑ったのは初めてだ。
「にへへへ」「きひひひ」と笑い声もおかしくなっていった。
そんな馬鹿な! 読んでるのはギャグ漫画ではない。文学界のはずだ。
俺は終わっている。
スレの上の方で、文芸誌のネガキャンしてる人がいるけれど、
中原昌也がいるかぎり文芸誌は安泰だ。
読んで笑うたびに、連載タイトルが「知的生き方教室」である事を俺は確認して、
それもまたおかしい。最後の行にある定形どおりの〈つづく〉の三文字だけが最も真摯で、完全にノックアウトされた。
読み終えて本をとじたとき、文学界の妙ちくりんな表紙がいつもと違って見えた。
表紙にもワロタ。
さあ寝ようと思って布団に入っても、なかなか寝付けなかったじゃないか。
俺は文芸誌に飽きて見捨てても、「知的生き方教室」読みたさに買ってしまうだろう。
がんばれ中原昌也!
841吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 12:12:03.81
今月は群像だけは買わない
どうせ乱歩やらチェストタンやら
或いは捻くれて文学を無理にミステリー読みしたりだろw
842吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 14:11:11.54
今月の群像はミステリーの読者が買ってくれるんじゃね?
843吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 15:11:36.96
群像はどうしていきなり「名探偵」なの?
いまどきバリバリミステリーの世界でも
「名探偵」なんて死語になってるのに。
844吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 21:32:24.30
オファーが来て書いた作家の方々は
どういう気持ちだったのだろう
845吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 22:24:05.72
群像の編集長って慎太郎を怒らせた人だっけ
846吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 22:53:58.13
>>845
事情は知らないけど慎太郎は群像から冷たくされた一人だって
群像の創作合評に参加できるのが作家にとってステイタスになってるなら

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20130904
847吾輩は名無しである:2013/11/08(金) 23:10:50.88
講談社なんだからミステリを重視するのは別に変ではないぞ
848吾輩は名無しである:2013/11/09(土) 00:13:20.92
>>846
いや、いまの女編集長になって作品書いたんだけど
「あんたの思想は受け入れがたいから、うちでは扱わない」
って言われて、慎太郎が絶句したという話
849吾輩は名無しである:2013/11/09(土) 07:44:12.22
ミステリーって相当専門性の強い業界だぞ。
いきなり書いてくれって言われてもかけないはず。
恋愛とか官能とか、とは違う。
850吾輩は名無しである:2013/11/09(土) 09:40:13.16
いまをときめく純文作家たちのミステリか
興味が湧いてきた
でも今月は文學界とすばるなんだよ
買うのは
851吾輩は名無しである:2013/11/09(土) 19:02:13.52
>>846
そのURLだけで信用に値しないと判断できるw
852吾輩は名無しである:2013/11/10(日) 21:40:07.06
いとうせいこうの『鼻に挟み撃ち』 で、すばるを物色しにいったが、
3ページ立ち読みして買うのは断念した。文体が好みでない。ごめんよ。
『想像ラジオ』は1、2行で最後まで読む気にさせられた。
いい人に読まれますように。
853吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 08:16:58.69
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1314005547/103
 ↑       ↑    ↑     ↑    ↑       ↑
854吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 08:22:12.53
芥川賞はアフリカ鯰で決まったかな
855吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 10:26:52.02
>>854
決まった
息子の逸薬は候補作になるかもしれないけど
山田にけなされるパターン
856吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 12:19:03.70
アフリカの人はあれが実体験に基づいた私小説で、
人生経験も豊富だったら、
西村超えするな
857吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 17:46:58.00
二作目が待ち遠しい
858吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 18:47:42.69
ここで絶賛すると大森あたりが小ばかにするぜw

と書くと絶賛するかな?w
859吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 19:22:33.26
大森はここにも来てるのか
まあ人と違う意見しなきゃな
千秋ちゃんはどう出るか
860吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 19:30:28.19
アフリカ鯰

タイトルだけで秀逸だな
あと文藝のも入るんじゃないか?

どっちも読んでないが
861吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 20:33:40.43
世界泥棒?
250枚以上あるよな
862吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 20:44:43.31
大森もここに来てネタを落とすんだろうか
863吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 21:14:43.78
>>862
ライターでは常識。2chでネタ拾って記事にする。
864吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 21:25:43.11
なるほど
865吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 21:29:04.63
大森さんは今村の「ジャックを殺せ、」の書評をすばるで書いていますね。
今村氏に注目されているのなら、
今村的だという噂のある「世界泥棒」にも注目していますよね。
866吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 21:40:42.65
まだ全部読んでないけど、芥川賞候補作予想のあたりをつけると、

文學界から3本
群像から1〜2本
すばるから1本

1雑誌につき2本までだっけ
めぼしい掲載作を全部読んだら芥川賞直木賞予想スレに投稿する
太宰賞受賞作や三田文学新人が候補作になると面白いのに
三田文学掲載の「ある日、かまくら」と「さそり狂想曲」はいい線いってると思う。
「さようなら、オレンジ」は難しいだろうな
867吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 21:56:21.89
いや「さそり狂想曲」は動物パニックものの一種でエンタメ色が濃いから難しいか
868吾輩は名無しである:2013/11/11(月) 22:35:28.75
また芥川賞の季節なのかな?


世界
いとうせいこう
女性の誰か
何度か候補になった奴

こんな感じじゃね?
869吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 07:40:35.81
いとうを候補にしないと芥川賞が話題にならないのは日本の恥
870吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 08:29:05.94
>>865
大森はSF畑の人間だから、
精子みたいな非現実的な作品が
好きなだけだろ。
871吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 17:53:08.75
2013年7月から9月の印刷部数
http://www.j-magazine.or.jp/index.html

 2012年7〜9月  10〜12月  2013年1〜3月 4〜6月  7〜9月

新 潮 10434部→ 11367部→ 10434部→  10174 部→  9334部
文學界 10400部→ 10334部→ 10200部→  10167部→ 10100部
群 像  7000部→  7000部→  7000部→   7000部 → 7000部
すばる  7000部→  7000部→  7000部→  7000部 →  7000部

新潮が一桁減った
大変だ
872吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 18:46:02.01
ほとんどが図書館納入分で、1割くらいが本屋に回るかんじかな
873吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 19:29:27.47
純文学って会話文が少ないのが多いの?
874吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 20:22:31.98
>>873
多い。
875吾輩は名無しである:2013/11/12(火) 21:02:38.91
>>873
逆にプイグみたいに会話しかない作品もあるで
876吾輩は名無しである:2013/11/13(水) 07:36:01.14
純文学の文芸雑誌なんてほとんど図書館納入分だからな。
新潮はバブルでありすぎた。7000くらいが相当。
877吾輩は名無しである:2013/11/13(水) 08:13:00.22
安倍公房や川端康成の未発表原稿を売った反動ではないのか?
ビニールに入れて立ち読みできない状態のを期待して買ったら、
ほんの数ページでがっかり。
ついでに他の小説や評論などを読んで面白くないと買わなくなる。

綿矢りさも飽きられている。
書かなきゃ批判され、書いてもありがたみがなくなる皮肉の現象では。
878吾輩は名無しである:2013/11/13(水) 10:31:21.78
そこまでして売ろうという魂胆があるなら、
もっと作品自体が読者に受けるようにすべきなんだよな。
過去の文豪の作品をちらつかせて売ろうとは
もう末期症状。
879吾輩は名無しである:2013/11/13(水) 16:05:23.46
純文終わってしまうんですか
880吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 08:24:02.72
もう終わってるよ
881吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 08:29:24.75
すばる、群像、文藝は詰んでる。
「文芸誌」が「世間」の「注目」を受けるのは芥川賞の候補が決まったときではない。
年に一度の新人賞がらみのとき。
芥川賞受賞作の単行本だけ中堅エンタメ作家なみの部数をはじき出して、
部門の赤字を補う。
882吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 12:22:19.40
純文の文芸誌って毎月発行する必要あるの?
隔月か季刊でいいんじゃない?
883吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 12:46:30.61
毎月発行すれば毎月キャッシュフローがあるじゃん
884吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 17:37:30.74
長年読者の逃しまくってきた罰だね。
エンタメみたいに読者を積極的に開拓しなかった。
885吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 18:19:29.68
まさか群像の名探偵特集は読者を開拓しているつもりか?
886吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 21:01:45.08
群像文学賞の選考委員に野崎歓がなったな
これでちっとはましな書き手が発掘されそう
面白くなってきたんじゃね
887吾輩は名無しである:2013/11/14(木) 22:26:16.01
源一郎も群像文学賞の選考委員になったのか
888吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 01:31:52.96
>>884
読者に迎合しまくったラノベもSFもオワコンじゃないですか
889吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 08:23:12.49
群像の選考委員はころころ変わるな
どうした?
長編の小説読んで評論もまとめて選考するのは負担なのかね
890吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 09:30:55.00
選考委員には、まずは猛烈な読書スピードが要求されるのさ
それも平然とよんでゆけるだけの、情報処理能力というか
俺には決定的に欠けてる能力で俺にはお呼びが掛からないけどね
891吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 09:57:26.48
新潮の今年の受賞作並につまらない最終候補作(しかも長編)を何本も読むのは苦痛だよな。
他に評論まであると、群像の選考委員料は他の新人賞と比べて割に合わなさそう。
892吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 19:15:12.50
アフリカ鯰
文章は読みやすいが下手くそ
でもストーリーは面白い
しかし、何か物足りない感がある
選評通り冒頭の挿話が浮いている気がする

息子の逸楽
文章は21歳が書いたとは思えないくらいうまい
若書きであることを抜きにしてもうまい
しかし、物語には魅力がない
魅力がないから文章の魅力も次第に色褪せる感じ

対照的な二作品でした
893吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 22:53:25.16
じゃ俺も感想を

アフリカ鯰
ストーリーは面白い。海外小説を読んでいるみたいだった。
スケールがでかくてヘミングウェイを連想した。
でも、本になった時、文句なしに買うほどの吸引力はない。
人物は個性的だけど魅力に乏しいのか、
それとも海外風にしては無思想、無哲学だからなのかは判らない。
日本の小説にも、徒労に突き進む筋の話はあって、
面白くもないのに惹かれて何度も読み返すものがあるのに、
この差は何なのか。

息子の逸楽
文章はうまいけど、どきどき意味不明。
最後の1ページを読んで、ああ凄い面白い物語なんだなと。
そこに至るまでが退屈だった。

走る夜
松浦の選評に同意。視点移動で焦点がぼやけている。
視点によっては引き込まれた。

それでもいつもより選評とともに楽しめた三作だった。
受賞作二作のうち、どれかが芥川賞候補になっても驚かない。
花村が「三作掲載で、文學界に載る予定の他の原稿が降ろされる」
と書いているけど、たぶん翻訳小説だと思う。
894吾輩は名無しである:2013/11/15(金) 22:56:04.12
893の松浦は、女の方
895吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 08:11:28.21
https://twitter.com/naocolayamazaki

ナオコーラがきけんだ
896吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 11:20:57.12
ナオコーラって結婚してるんでしょ?
小説からはなれて主婦すればいいじゃん
897吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 11:31:29.14
純文学とか世界文学とか
やけにこころざしが高いのね
昼だと発行読んでみようかな
898吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 12:22:21.18
新人賞以外は無冠でもオフォー途切れてないのに、
死にたがっている理由が分からん
899吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 12:28:31.21
コーラは翻訳とかの仕事したことあんのかね?
ニューヨークかよ、リッチな癖に卑屈なやつだなw
900吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 12:47:05.44
一般論です。
「死にたい」は「生きたい」のSOSだから近親者・友人知人は温かく励まそう。
901吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 13:27:00.69
トーク会だのサイン会だのニューヨークへいくだの、そういうのが苦になっている?
902吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 18:57:39.08
芥川賞候補に5回なって落とされたのが原因か?
自称天才でプライドの高い人だからな。
日和聡子に野間文芸新人賞をやるんなら、
ナオコーラも持ってていいとは思うけど。
903吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 21:27:10.02
デビュー時あれだけ叩かれたのに今も人気作家として残ってるんだから頑張れ

ナオコーラちゃんはノーベル賞とれる
904吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 21:56:16.46
みんな優しいな‥
なんかやっぱり名前で損してそうな印象
905吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 22:41:59.41
日本で有数の執筆だけで食ったり海外滞在できる作家だからな
読まなくなったけどw
906吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 23:33:37.53
すばるに『反人生』を書いてるが、
「芥川賞候補になってもまた落されるんでしょ」
って憂鬱なのかもな。
『反人生』を担当した編集者、
仕事を投げてコーラのもとに駆けつけて気が済むまで愚痴を聞いてやれよ。
907吾輩は名無しである:2013/11/16(土) 23:51:29.79
てか旦那はなにしてんの新婚なのに
908吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 08:45:06.52
フェラチオ慎太郎
909吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 11:46:06.65
まあ、後輩の川上に谷崎とられて今やベテランの風格が出てるのに比べ、そうとう差を付けられてるからな
910吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 15:02:18.65
未映子との差もなにも、そもそもで二人は読者層が重なっていないんでしょ?
受賞歴が無いのも、その
「読者層の違い(共感する読者に残念ながら選考委員がいない)なだけ」
で済ませていいでしょ?
自分の読者のために、だけでもそこそこは読まれているんでしょ?
自分の好きなように、だけで小説書いてりゃいいじゃん、気楽にさ。
911吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 20:16:47.96
無冠なのに文学だけで食えるのは凄いことだよ。
912吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 21:29:46.37
>>909
川上さん、こんなとこまで自画自賛しに来なくていいから。
913吾輩は名無しである:2013/11/17(日) 23:37:00.96
文芸って言葉の芸術だから、ネーミングセンスない人は駄目だと思う

山崎ウナコーワさんはだから、駄目だと思う
914吾輩は名無しである:2013/11/18(月) 07:50:57.30
>>913
厳しい意見だが同意
915吾輩は名無しである:2013/11/18(月) 10:17:40.83
miekoはセンスあるのにな
916吾輩は名無しである:2013/11/18(月) 20:38:42.40
ナオコーラさんセンスありまくりじゃん
装丁からタイトルから忘れられんよ
ミエコは編集者が付けてるでしょ
917吾輩は名無しである:2013/11/18(月) 22:21:28.79
どちらもセンスはあるよ

ナオコラの単行本『手』があったよな
文庫ではタイトルが『お父さん大好き』に変わってたけど
編集者の判断?
918吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 07:40:02.57
2013年五代誌新人賞応募総数データ

新潮新人賞(11月号) 2039篇
文藝賞   2012篇
群像新人文学賞(6月号) 2004篇(小説1851、評論153)
文學界新人賞(12月号) 1720篇(上半期募集分)
すばる(11月号) 1400篇位

新潮・群像・文藝が多いね
919吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 10:03:09.18
あまりにも多すぎるんだな。
そのせいでかえってまともな作品が
選べない。
920吾輩は名無しである:2013/11/19(火) 11:55:14.86
こんなに多いと、文藝のように冒頭だけ読んで判断するとか、経歴だけでピックアップしておくとか、
家族に読むのを手伝ってもらうなどする下読みさんがいても無理はない。
作家でごはんに晒されている予選落選作も修飾が凝っていて読みにくいものがある。
大仕事だよな。

文学界のバックナンバーの月評を読んでいたら、田中弥生氏も下読みをしていると告白していた。
新潮8月号掲載の神里雄大「亡命球児」は、
「主人公の気怠い一日を描いた新人賞の下読みでよく見るタイプの一作。
絶対上にあげねばと思うほどではなかった。」だそうだ。
月評を書いてる人が担当月でない期間は、下読みをしていると他スレに書き込みがあったがまじだろうな。
921吾輩は名無しである:2013/11/20(水) 09:01:03.37
ナオコーラさんは素直なお人柄だけど実はすごーく生きづらい方でもある
才気に溢れているが、一歩まちがえると憂愁のメランコリックに堕ちそう
こればっかりは他人が助けれる時とそうでない時がありますねー
922吾輩は名無しである:2013/11/20(水) 09:51:01.99
メンヘラってことだろw
923吾輩は名無しである:2013/11/20(水) 10:16:58.40
twitter見に行ったら口数少なっ
日本に帰ってきたね
気分が変わればいいけど
924吾輩は名無しである:2013/11/20(水) 14:27:57.81
視野の広い、学識の深い野崎歓が選考委員(群像)になったというのはいいことだ。
閉塞的な文学界に風穴を開けてほしい。
925吾輩は名無しである:2013/11/20(水) 16:12:39.15
主に評論部門担当でしょ
926吾輩は名無しである:2013/11/20(水) 16:44:27.50
群像はイラストレーターを雇う余裕がないの?
他の文芸誌だと、小説の表題のところに絵があるのに
同じ部数のすばるでさえあるのに
927吾輩は名無しである:2013/11/21(木) 23:17:13.68
渡部と青山がつるんでFBで文芸誌をdisってるよ
だったら文芸誌で仕事するな
928吾輩は名無しである:2013/11/21(木) 23:20:33.82
貼ってくれ。
FBって面倒くさそうだな。垢登録しなくても見られるのか?
929吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 01:46:16.42
上の方で文芸誌をdisっているのはその二人だったのかw
930マグナ ◆vI4NRkhGyA :2013/11/22(金) 02:05:52.68
Naomi Watanabe

今月の文芸各誌(12月号)をパラパラ拾い読みして。
@『文學界』は、10月号から載っている柄谷行人の「遊動論――山人と柳田国男」が完結。彼のいわゆる「交換様式D」に不可欠な「遊動」の領域に、先の「イオニア自然科学」につづき、今度は柳田の「山人」を引き寄せた論考じたいの面白みは、暫く措く。
気になったのは、柄谷行人の肩書きが「哲学者」とあった事だ。細かなことは気にしない柄谷さんゆえ、これも遠く関知せぬ記載かもしれない。が、わたしは強烈に気に掛かった。
そもそも、日本における「哲学者」という存在の他愛なさをこそ鋭く暴き立てる知性の主として、彼は一貫して、みずからを「批評家」と呼んできた人ではなかったか!?
931吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 02:28:24.72
柄谷はてっちゃんです。
932吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 02:34:13.38
文芸誌でなく、文芸誌に書いてる人のをdisってるんじゃん
933吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 06:44:56.02
>>930
柄谷など評論家は「哲学者」に猛烈なコンプレックスがある。
小林秀雄以来変わらない。東浩紀なども同様。
哲学科も出てないのに、いきなり「哲学者」を名乗るりたがる。
934吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 08:05:12.89
930程度のことは、ずっと前から俺は繰り返し言って来たが、
渡辺って、何を今さら言ってるのかね。
柄谷はずっと以前から哲学者、思想家を名乗ってる。
浅田も同じだ。

柄谷が何故、ことあるごとにカントを持ち出すのか、
渡辺には分かっていないようだな。
ま、そういう柄谷の言動はこれからは全く通用しないけどね。

渡辺の頭と俺の頭を交換しろと強制されたら、即、俺は首を吊るw
935吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 08:15:09.61
批評家ってのは悲しい人種でな。
「文学者」と名乗るのは抵抗がある。
「文学者」といったら小説家や詩人だろうから。
だから「哲学者」とか「思想家」と言いたがるが、
しかしこちらの方はなおさら違和感ありまくりだ。
文芸雑誌や新聞に書評載せてるやつがどうして「哲学者」
や「思想家」なんだよw
936吾輩は名無しである:2013/11/22(金) 11:01:44.45
連載3回で終わりってw
編集部に苦情が殺到して打ち切りになったんだなw
柄谷って群像の評論部門で受賞したんだよな?
あの賞は変なのばかり排出しているw
937吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 06:49:20.79
>>935
ずっと前に柄谷は批評家をやめて、批評される側に転向したことは確かだ。
ところが、その道の専門家は誰も相手にしない。だから、延々とド素人の
長談義を柄谷は続けてられる訳。見て見ぬフリという悪しき日本の慣行だ。
専門家に『哲学の起原』や何とかクリティークを批評して欲しかったら、
彼等専門家の著作を批判して見るのが一番だ。雨霰のように批判の矢が
飛んで来ること間違いなしだ。
柄谷は昔、吉本を批判した時と同じく、知的裸の王様になってるんだな。
言わば、passiveな知的鎖国状態。
岩波の本を買う馬鹿ども以外は皆柄谷を嘲笑ってるよw
938吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 07:47:43.96
>>937
それもそう。柄谷は批判されないというより相手にされてないんだよw
つまり「哲学者」でもなんでもないから、
本当の「哲学者」たちは相手にしないの。
哲学科で教育を受ければわかるが、西洋哲学は
まずテキストクリティークの問題から始める。
カントやハイデガーのドイツ語がどうだの、
そこから始まるんだよ。柄谷は素人だから、
そんなことまるで知らんだろ。東とかも同じ。
そんなので哲学なんかできるかよ。
939吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 16:09:20.85
柄谷行人って、表紙に名前が踊るだけで雑誌の売れ行きが違うっていうあの柄谷行人だよな。
もうそんな時代じゃないのか。
940吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 16:39:54.40
>>939
そんなこと一度もなかったけどな。
村上春樹と勘違いしてるだろ。
941吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 19:51:13.10
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%87%E5%AD%A6%E7%95%8C-2013%E5%B9%B4-10%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00ELNNE8C/ref=

尼で文学界10月号の中古が2900円以上になってる
柄谷のネームバリューでなのか?
高値を付けられても一度売り切れて、また高値で出品されてるけど
942吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 20:31:50.26
純文学って、「ふーん、で?」で終わる作品が多くないか?
943吾輩は名無しである:2013/11/23(土) 20:44:13.97
現代純文学にならたまにね
文豪作品には感じない
たまに、芥川龍之介や川端康成級の文豪作品を引き合いに出して、
「で、何が良いのかわからない」と言われた日には……
944吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 08:30:38.66
基本純文学の書き手って恋愛経験または社会経験に乏しい人たちが多いはず。顔ぶれを見ても。
そんな人たちが必死こいて性描写をしたり、上から目線で社会を斬ったりする。
それを、これまた経験豊富とはいえない選者あるいは編集者が
ああでもない、こうでもないといって作品を選んでる。
そんな矮小な世界観が世間とのギャップとなって現われるんじゃないかね。
945吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 08:55:51.82
だったら、津村記久子のように書けないものは書かないで
コントロールできる中で作品を高めれば良いのだよ
946吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 09:09:51.29
読者としては、タブー視されているものを読みたい
いじめ、病気、政治色の濃いものとかさ
ありふれた変態恋愛ネタは飽きた
947吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 14:14:11.49
今、文芸誌の常連作家でこれこそ文学だといえる作品書いている人って
誰がいるの?今月の新潮みたけど、書き手がいないじゃん。
例えば角田光代なんて、ありゃ中間小説でしょ。本当に終わってるよね。
948吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 16:15:53.98
これこそ文学といえる作品を読みたければ、
死んだ人や一部の大御所のを漁るしかない
海外文学とかさ

ここ1年でデビューしたばかりの新人や、
これから受賞する人たちに期待するしかない
949吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 16:41:59.52
>>947
いまどき「中間小説」とかw
純文学とエンタとの差はもうないよ。
世界的に消滅の傾向だ。
950吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 17:12:35.96
12月号 早稲田大学教授・石原千秋 サブカルと文芸の回路
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131124/bks13112408020011-n1.htm

 文芸書が本当に売れなくなったと、どの出版社の編集者も口を揃(そろ)えて言う。文学部が衰退したのは、
昭和61(1986)年に施行された「男女雇用機会均等法」以後で、それまで家政学部と文学部と教育学部に
閉じ込められていた女性が他の学部に進学するようになった「政治的正しさ」が直接の原因だろうから、いまさ
ら時計のネジを逆に回すことはできない。
 昨年、ある大学で開催された「文学は生きているか?」というシンポジウムに参加したら、会場から「文学の
敵は何ですか」という質問が飛んできた。僕は即座に「スマホです」と答えた。時間もお金もスマホに流れてい
るからだ。しかし、これでは理由としては十分ではないようだ。僕のこの「時評」は学生も読んでいる。先月の
「時評」では、新人賞に「錬金術師」が流行(はや)っていることを皮肉った。卒業論文の指導をしていたら、
『鋼の錬金術師』全巻を読んでいるゼミ生から「今月の時評は厳しかったですね。でもあれだけ言われるとかえっ
て小説も読んでみたくなりますよ」と言われた。
 学生は漫画やライトノベルを実によく読んでいる。大学の授業もサブカルをやらないと学生が集まらないと言
う。世間に疎くて鈍い僕もそれでやっとわかった。いま書き手はサブカルから小説に入る時代になったのだと。
これは昔、よしもとばなながデビューしたときから言われてきたことだが、それがもう日常なのだ。しかし、書
き手はサブカルから小説に入っても、読者は必ずしもそうではない。そこには明らかに断絶がある。読者にサブ
カルから小説へという回路を用意しない限り、文芸書は相変わらず売れないだろう。そしてその回路はたぶん、
ない。
951吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 17:13:19.48
 文学界新人賞は受賞が2作品に吉田修一奨励賞が1作品の大豊作。選評でもみな、今回の候補作はどれもレベ
ルが高かったと興奮気味である。
 前田隆壱「アフリカ鯰」は、人生がうまくいっていない男が、友人に誘われてアフリカに渡ってカジノを開き、
みごと騙(だま)されて帰ってくる話である。どこにでもありそうな通俗物語だが、いまどきの小説にしては珍
しくアフリカの記述と描写が実に丁寧で、それが退屈ではなくリアリティーを感じさせる。これが受賞理由だろ
う。
 ただ、気になったことがある。行ったのは「マリ」だが、地の文ではほぼ一貫して「アフリカ」だ。しかも
「アフリカの言葉」という言い方も何回か出てくる。アフリカは一言語ではない。アフリカだから黒人が多いの
は当たり前なのに、わざわざ「黒人の男」と書かれている。ほかに「白人」とも「東洋人」とも書くのだから単
に「男」でいいはずだ。主人公のアフリカに対する無知と違和感の徴(しるし)ならいいのだが、作者のアフリ
カに対する偏見がほの見える感じがある。そこに引っかかった。
 守島邦明「息子の逸楽」は、若い洋が難病にかかった母親を二十数年間も看病した話である。出だしの一文が
ねっとりとした長文なのは、最近の新人賞作品の流行。この小説は最後に洋が眼鏡をかける決心をするエピソー
ドまでねっとりした文章で書かれている。母親が一つの肉体にしか感じられないような文体が実にうっとうしい
が、それ以外に受賞理由は見あたらない。
 奨励賞の野上健「走る夜」は、足の遅い男が50メートルを7秒台で走ろうとするだけの話。掲載にあたって
はあまりにヘンな結末を改稿したようだが、それでもこれでデビューさせるのは気の毒というものである。
 山崎ナオコーラ「反人生」(すばる)はいくつかの「名作」を「引用」する仕掛けはともかく、文体からいつ
もの角が取れてしまった感じがある。村上春樹「ドライブ・マイ・カー」(文芸春秋)は内容はさておき、文体
がいつもの精彩を欠いている。小説から文体を引き算したら、どこにでもある物語しか残らない。
952吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 17:15:42.79
なるほど「鋼の錬金術師」かw
でも小説の錬金術師とはちょっと違うような。
953吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 17:28:08.72
ここ一年で話題になった受賞者は、
早稲田文学新人賞の黒田と太宰治賞のイワキか。
五代誌の面目丸つぶれ。
954吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 18:10:57.36
石原千秋ってテキスト論者のせいか
些細なことをあげつらうな
955吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 18:16:12.39
ねっとりとした文章って表現に笑った
956吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 18:28:25.65
俺も
957吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 18:40:40.95
興奮気味って表現も笑える
958吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 21:04:32.63
石原はアフリカ鯰には好印象みたいだな。
芥川賞あるで
959吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 21:09:35.80
>>958
9割受賞でしょう
荒があるのは受賞作のどんなものでもそうでしょうし
960吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 21:21:19.07
黒人に一家言ある山田が猛反対しそうだな
村上あたりはリアリティの欠如ともダメ出ししそう
候補にあがるなら、やたら玄人受けしてる太宰のオレンジほうのじゃない?
961吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 21:22:18.83
↑ごめん、二箇所誤字w
962吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 22:27:06.09
次スレをどうしようか。
立っても来年の途中から忙しくなって、 今ほどレスやラインナップうpをできなくなるかもしれない。
それでもよければ誰か立ててくれ。
963吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 22:27:38.03
テンプレ

スレタイ 五代純文学誌総合スレ四巻目【プラス】

「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された
作品について語るスレです。

「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」
「太宰賞ムック」「en-taxi」掲載作品の話題も可。
よって【プラス】をサブタイにしました。

対象

小説
評論
エッセイ

対談
文芸誌そのもの

新人賞受賞作
芥川賞受賞作

有益な情報交換をしたり、作品について議論できる空間にしましょう。

前スレ
五大純文学誌総合スレ第三巻目【プラス】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1370007798/
964吾輩は名無しである:2013/11/24(日) 23:22:38.08
>>950
エヴァやハルヒやまどマギはアニオタから哲学扱いされてるから、サブカルから哲学への回路はあるっぽい
サブカル→哲学→小説という迂回路ならありそうな気がする
965吾輩は名無しである:2013/11/25(月) 09:38:26.33
>>947
村田喜代子
966吾輩は名無しである:2013/11/25(月) 16:32:28.46
>>936
渡辺だって文學界でなんか連載始めてたけど
2回ぐらいで見かけなくなったぞw
967吾輩は名無しである:2013/11/25(月) 19:21:52.95
このスレの意義は純文が終わっていることを再確認したことだけだったな
あと、ナオコラが見て元気だしてくれたらいい
968吾輩は名無しである:2013/11/25(月) 20:54:46.39
石原千秋が相手なら、何時でも馬鹿に出来るねw
969吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 03:37:19.97
千秋ちゃんは文芸誌をディスりながら愉しんで読んでる気がする。
いつでも馬鹿にできる純文周辺の人はいくらでいる。
特に批評家は尊敬されないものだな。
970吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 12:23:08.55
オレンジは何枚の作品なの?
971吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 15:05:39.27
>>970
228枚です。

このスレもあと29レス。
ナオコラや芥川賞の件などまだ語ることが多いのに
気を使って書き込めなくなるのもなんだ。
次スレ立てとくか。
972吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 18:07:53.63
228枚なら芥川賞の対象になるか
973吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 18:09:28.56
読売新聞に今月号文芸誌掲載作の書評があった
ほとんどあらすじの説明で、最後に一言コメントしてるだけだったけど
紹介しておく

文學界12月号
・「アフリカ鯰」前田隆壱
文学界新人賞受賞三作の中で抜きん出ていた。
・「宦官の授業」荻世いをら
鮮やかなる芋づる式で話を繰り出す。

すばる12月号
・「京都ジャンクション」北野道夫
偏愛する世界を粘っこく追った。
・「豆の上の動物園」横田創(あらすじ紹介だけでコメントなし)

群像12月号
・「じい」広小路尚之(あらすじ紹介だけでコメントなし)
974吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 18:17:56.77
あと、文芸月評で清水良典氏のコメントがあった。
何がいいたいのか分からなかった。誰か通訳を頼む。

清水良典さんは、小説の常識的な書き方を覆す「奇妙な小説」が
「一種の類型的なトレンドになっている」と指摘した。東日本大
震災の復興が物理的に進まない一方、ネットなど仮想空間は加速
度的に膨張する。異様な事態に肉迫する新しい作家の文学の形が
問われている。
975吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 18:36:36.38
二年前の文藝新人賞「クリスタルヴァレーに……」
今年の文藝「世界泥棒」
新潮、すばる新人賞受賞作である錬金術

奇妙な小説というのは、これらを批判していると思われる
976吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 18:40:22.53
>「奇妙な小説」が 「一種の類型的なトレンドになっている」

悪い傾向として指摘してるんだな
視点移動なんかもそうかな
977吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 18:46:05.92
(通訳)
ネットの仮想空間に入り浸ってる世代の作家の「ジョジョの奇妙な冒険」的な小説が最近はやってて
現実がなかなか変わらなくて退屈してて、スタンドがどうこうっていう奇妙な冒険をすることで異様な事態をなんとか書こうと努力してるけど
常識的な小説の書き方じゃないから、そういう書き方が良いのか悪いのかまだよくわからないよね
978吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 19:01:36.85
破綻してるよね?
979吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 19:09:30.87
次スレ

五大純文学誌総合スレ第四巻目【プラス】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1385460419/
980吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 19:18:25.99
文藝って純文なのに、怪獣とか幽霊が出てきて
わけわからん決闘をする
こんなのが受賞してるんだぜ
選考委員の高橋源一郎が推す作品ってひどいものばかり
981吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 19:27:28.63
文藝はこども向けかよw
982吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 19:44:11.60
源ちゃん、群像の審査員になったな。
群像はどうなるのだろう。
もと群像新人賞出身の作家や評論家を集めて、
編集者の言いなりになりやすいようにしたんじゃなければいいけど。
983吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 22:42:04.88
ナオコーラは「純文学を諦める」的なツイトしてたがそれってナオコーラ個人なのか業界全体なのか
984吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 22:43:26.82
>>974
清水とかいう人は知らんがその清水某が読めてないだけでは?
985吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 22:45:02.81
奇妙な小説しか書けないと言われる作家はエンタメも純文学も両方書けること証明したらいい。それだけのこった。
986吾輩は名無しである:2013/11/26(火) 23:01:38.26
読売の記者も、清水氏の言ってることをよくわからないで記事にしてる感じだな
だから伝言ゲームみたいになって新聞を手に取る人にボヤけて伝わる
987吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 07:45:05.93
>ネットなど仮想空間は加速度的に膨張する。

ネット空間の膨張に驚異を感じて強く意識している発言だね
清水氏も2ちゃんねるを見るってことか
自分の新人小説月評が貼られて論じられる時代になったから……
988吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 14:32:32.11
すばる文学賞もひどいな
エンタメ風のダメ文学
新人はほとんど消える
989吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 17:28:33.03
金原ひとみしか生き残ってないじゃんw
990吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 18:58:09.10
文芸誌は赤字部署
ジャンプで補填してるのかな
991吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 19:31:19.67
すばるはそうじゃね?
文春は団塊世代の愛読月刊誌・文藝春秋で補填
992吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 20:53:34.52
三田文学2013年春季号座談会
「百年後にも残る平成芥川賞作家のこの一作」
富岡幸一郎/陳野俊史/水牛健太郎/田中和生

結果発表
・奥泉光『バナールな現象』(1994年)
・笠野頼子『金毘羅』(2004年)
・辻原登『村の名前』(1990年)
・多和田葉子『容疑者の夜行列車』(2002年)
・保坂和志『カンバセイション・ピース』(2003年)
・川上弘美『真鶴』(2006年)
・町田康『くっすん大黒』(1997年)
・吉田周一『悪人』(2007年)
・阿部和重『ピストルズ』(2010年)
・朝吹真理子『きことわ』(2011年)
993吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 20:56:34.75
きことわ、それはねぇだろw
994吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 21:12:05.85
きことわ、そんなにいいか?
俺が読めてないだけ?
995吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 21:32:21.61
みえこがなんで入ってねえんだ!
渡部直己激怒の企画か(笑)
996吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 21:45:53.72
朝吹が慶応卒だから三田文学でよいしょしてると思うのは邪推かね
997吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 21:55:12.36
>>995
『■作家・編集者へのアンケート 私が選ぶこの一作』
には入っている

安藤礼二(評論家)
『犬婿入り』多和田葉子
『タイムスリップ・コンビナート』笠野頼子
『わたくし率 イン 歯ー、または世界』川上未映子
 平成の芥川賞はなによりも「女性」を発見したことに
つきると思います。「女性」はいわゆる男女という性を
超えた新しい表現の可能性を意味しています。川上氏の
可能性は受賞作よりも破格の処女作にあると思います。

飯田章(作家)
『センセイの靴』(川上弘美)
『ひとり日和』(青山七恵)
『ヘブン』(川上未映子)
 百年後まで残っている作品はないと思いますが、
あえて挙げれば上記三人の女流の作品を推薦したい
と思います。三人とも感性が清新で、言葉の古びな
いしなやかさが強みです。

他の未映子押し
神田映良(映画評論家) 佐藤泰正(国文学者)
柴田陽弘(独文学者) 宮原昭夫(作家)
998吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 21:56:14.89
次スレ

五大純文学誌総合スレ第四巻目【プラス】
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999吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 21:58:32.94
1000吾輩は名無しである:2013/11/27(水) 22:00:30.64
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