「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」に掲載された
作品について語るスレです。
「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」
「太宰賞ムック」「en-taxi」「真夜中」掲載作品の話題も可。
よって【プラス】をサブタイにしました。
対象
小説
評論
エッセイ
詩
対談
文芸誌そのもの
新人賞受賞作
芥川賞受賞作
有益な情報交換をしたり、作品について議論できる空間にしましょう。
2 :
吾輩は名無しである:2013/01/30(水) 12:53:42.35
おつ。
前スレの話題を引き継ぐと、
目下のところは黒田夏子氏の芥川賞受賞と受賞作講評かな
文春が発売されれば他候補作の選評を読める
浮き上がった問題点を挙げてみる
・毎月発売される文芸誌の内容がわかればいいのに
※スレの対応→発売日に内容をまとめたサイトを貼り付ける
・文學界とすばるの表紙が気持ち悪い。イラストはない方がよい
→各誌が頑張ってくれ
・群像の「五人のデビュー小説特集」が顰蹙である
※スレの対応→保留
・五大純文学誌の低迷
→結論は前スレで提出されている
7 :
吾輩は名無しである:2013/02/03(日) 22:38:02.29
新潮と群像は短編特集で競っているのか?
松家仁之がデビュー作で読売文学賞だぞ
おめでとう(^▽^)ございまーす
明日になったら本屋で注文したabさんごを取りに行く予定だったけど、
天気予報によると水曜日は大雪。今日にしよっと
二週間前に届いていたけど面倒で・・・
密林に注文すれば到着は早いが、
古本を一円で売るなどして出版不況を手伝っている。
消費者には優しいけどマクロ経済観点から長期的には日本の悪。
絶版本ならしょうがないから買うが、基本として本はリアル書店で買う。
松家さんのはかなり古風な作品だね。
新人賞に出しても、まず一次にも残らない。
650枚一挙掲載だったよね
長いから読まなかった
新人の小説は100〜300枚程度なら読むけど、
そんな長すぎると博打になるからなあ
密林の評価は良いからおもしろいのかね?
尼損レビューはヤラセだらけで信用できないな
プロか素人かは、すぐに判るからね
一挙掲載されて単行本にならない作品ってあるの
文学界出の新人は芥川賞候補になると、
必ずもう一本併録で単行本になっていた。
ここ数年は本にしないのな。
「河童日誌」や「七月のばか」で芥川賞候補になった人たちがいるよね。
新人賞受賞作と合わせてば一冊になるのにな。
文春は新人にお金をかけられなくなっている。
>>17 文春の出していた、新人の小説本は
あまりにも売れないから出さないことにしたんだろ。
100枚程度の小説が二本で1000円超えるなんて。
中身は思い切り微妙だし。
文春の新人賞の100枚なんてのは時代遅れ。
そんな短い小説なんて、芥川賞受賞作品でもないかぎり
読む気しない。
19 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 20:04:48.60
2013年3月号ラインナップうpサービス
【文學界】
創作 よしもとばなな「スナックちどり」
玄侑宗久
阿部和重
藤沢周
他
対談 蓮寛重○×黒田夏子「〈abさんご〉という時限爆弾」
【新潮】
川端康成未発表小説「星を盗んだ父」
創作 綿矢りさ「大地ゲーム」240枚
吉井由吉
絲山秋子
対談 佐々木敦×堀江敏幸
【群像】
創作 青山七重「快楽」420枚
柴崎友香「パノララ」新連載
山下澄人「歌え、牛に踏まれし者」110枚
対談 柴田元幸×小野正嗣「小説と〈祈り〉」――「獅子渡り鼻」をめぐって」
【すばる】
創作 高木のぶ子
椎名誠
墨谷渉
上村渉
木下古栗
インタビュー 岡田利規 羽海野チカ
対談 辻原登×亀山郁夫「「主人公」の運命と自由」
20 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 20:09:23.21
21 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 20:23:24.09
りさちゃんが慎重に新潮に侵入したか。
大活躍してるな。俺が夜に喜ばせてやってもいい。
文学界は芥川賞恒例の受賞者対談。群像の方は負け犬の遠吠えだなw
木下古栗は本にならないから文芸誌を買うしかないんだ
23 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 20:31:20.16
だから群像新人はここ二十年ほどクズしかでない。
W村上を輩出した栄光はとっくに過去の昔。
柄谷みたいなねじくれた選考委員が居座ってからは
死屍累々。
24 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 21:52:19.96
文学界を買おうと思ってたけど、新潮にするわ
綿矢りさ、絶好調だな
群像に山下澄人が110枚書いてるけど、芥川狙いかも
青山七重は「快楽」だなんて、まさかドロドロな恋愛小説??
25 :
吾輩は名無しである:2013/02/05(火) 22:22:56.94
新潮の一本勝ちで、他を引き離しにかかってる感じ
26 :
吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 00:01:25.67
いや、群像も中々。
青山七重と柴崎友香には一定の読者がついてるから売れるでしょう。
筒井康隆の創作の極意についての連載もあるしな。
山下澄人の小説はいらないけどw
黒田さんとよしもとばななのファンは文学界は買いだな。
新潮は文句なし。
27 :
吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 07:52:42.95
>>25 新潮は生え抜き新人はすべて伸びない。他から
デビューした作家を大きく育てるのが得意技。
まともな創作はことごとくが外様に占領されている。
28 :
吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 08:07:34.71
>>23 最近の群像新人は方向性が不明だからな。
昔のバリバリ前衛実験作を選ぶという方向が
あんまりうまくいかなくて、今は逆に思い切り平易な、
でもそれ以外に何の特色もない作品がいきなり選ばれたりする。
難解な作品がいいとは限らんが、だからといって平易な作品が
いいとも限らないんだが。要するに作品を見る基準が確立していない。
このままいくと一層の地盤沈下が進むね。
29 :
吾輩は名無しである:2013/02/06(水) 09:29:40.99
>>27 >新潮は生え抜き新人はすべて伸びない
生え抜きの新人とは、例えば誰のことでっしゃろ?
例えばw
でっしゃろw
いないのかw
新潮プロパーというと、中村文則と田中慎弥か。
あと、佐川光晴だけど、それより前は「同人誌20年やってました」みたいな
おっさん受賞者ばっかりだったのよね。図書館で昔読んだわ。
abさんごを読み始める
新人賞じゃないけど平野啓一郎も新潮出身だよな。
あれだけの期待を担ってデビューしたけど、
目下それほど活躍してない。つか明らかに
行き詰ってる感じ。
それから朝吹もデビューは新潮じゃなかったか?
ごりごりのコネとはいえ、あれもひどすぎ。
小山田浩子は、書ける人だと選考委員から期待されて新潮新人賞を受賞した。
その後、コンスタントに年一ペースで新潮に中長篇を載せている。
月評でも高く評価されている。それなのに本にはならないし、
消えていないと認識されていない。
新潮出身者に限らず、こつこつと書いて載せてても、
芥川賞候補になるか野間文芸新人者でも獲らないと注目されないな。
>>19 情報ありがd
新潮なんて7日なのにまだHP更新が無いから助かりました。
しかし早い情報ですね。どうして御存知??w
朝日新聞広告に4代誌の広告がズラっと出るから、朝日に変えたいよ、全く。
今月号は川端の新潮と藤沢周の文学界に吊られて尼でポチ完 ありがd
>>37 某通販サイトの予約ページからだよ
表紙だけ2、3日前に見れるから書き写しただけ
もっと細かいラインナップは分からないけどな
気分の良くなる面子が揃っているからうpしてしまった
発売日直前にうpがなかったら、
19のテンションがあがらなかったのだと見てくれ
abさんごを読んでると、
文学界で組まれている黒田×蓮寛対談を読まなければならなくなった。
川端の未発表小説を読みたいから、
新潮だけ買って文学界はパスしようとしてたけど。
>>38 おおー情報どうもありがとうございました。
新聞は今、朝日じゃないので、うっかりすると発売日を忘れ
ポチ損ねる場合もあるので、本当にありがたいです。
本当は4代誌全部年間購読したい所ですが、それは厳しいのでw
41 :
吾輩は名無しである:2013/02/07(木) 10:53:19.38
>>36 だからまさしくそういう作家を「伸びない」というんだろ。
小山田は「工場」なんかにみられる暗い作風では
単行本にはなるまい。読むと気がめいるだけ。
藤代泉なんかも良いと思うけど
たまに群像で書いてる書評ぐらいで
肝心の作品があまり上らずかなり淋しい
青山七恵は新聞連載での力の無さを目のあたりにし、
それ以来、感じられる物が無くなった 個人的にはもう終わった作家の括り
小山田浩子の「工場」だけなら読んだけど、特徴のない文体だったな。
地味に書いてるが認識されていない代表格
小山田浩子 上村梓 北野道夫 馳平啓樹
萩世いをら 木村友祐 米田夕歌里
北野道夫は今回芥川賞候補になったのに、
黒田と長良に話題を奪われて立場がなかったよな
文學界出身の馳平啓樹は年に2、3本のペースでだしていて、
しかも芥川賞に有利な文學界で書きまくっているのに候補にならないな
何かあるのかな。何年か前だったら、一回くらいは即候補にしただろうに
ところで、北野道夫「関東平野」
引きこもり気味の男が、震災に巻き込まれ
自身のヲタ領域である鉄道路線知識を駆使し
何となく震災で人助け等に活躍してしまう話でしたっけ??
今月は新潮だな
クルジジャノフスキイ載ってるし
>>46 数行だけで読む気がなくなったから内容は不明。
文春が発売されれば選評を読めるから、すこしはわかるのを期待。
文學界から二人は候補になってたのに今回は北野ひとりとは珍しい。
勘違いしてました、それですそれです。
本当にどうもありがとうございました。
>>48さん
>>49さんに感謝です。
>>35 ついでに言うと、保坂和志も新潮の編集者と知り合いで雑誌掲載デビュー。
コネっちゃコネか。松家仁之と似たパターン。
新潮は受賞作に受賞第一作を足して本にしていたのに、
飯島朝美以降だしていないな
長良の肉骨茶はだすようだけど
>>52 文学界新人賞作品も単行本にはならなくなった。
とにかく売れないんだよ、新人賞作品は。
下らない作品ばっかり選ぶから。
>>51 そこまでコネを認めるのなら、一般の持ち込みも
認めればいいのにな。
54 :
吾輩は名無しである:2013/02/08(金) 10:16:17.33
人人人人人:: :: :: :: /|::ト、:: :: :: :: :: :: :: \_人人人人人
>:: ::/:::|::|..ヽ:: :: :: :: :: :: ::`,
. 売 >:: /: : ';:|: : ヽ:: ::ト、::ト:: :: :| 好 何
を り >:/: : : : | : : : ヽ::| ヽ| ';:: ::| き が
語 上 >: : : : : :ヽ : : : ヽ!: : !: ヽく か
れ げ > : : : : 、::::ノ(: :| /_ ',::} よ
よ > >、 : : :〉:{' ,/ ,、 ヽ|! り
. !!! >! ,、 `ーkゞ≧" `' 〉
,>、 `' ノ|:: ` ヽ_,_,_, /`Y´`Y´`Y´`Y
´`Y´`Y´`Y´ヽ ` ___`,.-───-、ヽ u /ノ
ヽ', K_、_____ノ-ヘ ∧
ヽ |::::,、/: : : : : : : : Vヽ! / : :\
_,.-'"', Y 弋_____ノ //: : /:::::`ー-、_
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「何が好きかより 売り上げを伸ばせよ」
これは出版社の社員が悩めば良い事ですね、わかります。
「拝み虫」新潮 3月号 読みました 良かった 出版関係者では無いので売り上げは語りませんw
近所の大型書店内にある文芸書コーナーをウォッチしてきた。
新潮を来週あたりに買う予定でいたけど、
早くも一冊限りで売り切れ間際だったから買ってしまった。
しかも誰かが買うためにしたのか、他の本を上にして隠してあったw
新潮を買う人は早くしないと売り切れるぞ。
また阿部公房の幻の原稿を掲載したときみたいに再発行するか知らないが。
消費税込みで899円だったw
群像も売れてるようだ。新聞連載でファンを作ったのか、
青山七恵の長篇読みたさに売れてるんだな。
文学界はまずまずの売れ行き。
いつもより薄かった。
新人と中堅作家は文学界に書きたがらなくなってきてるのかなと、
ちょっと危機感。
売り上げは、
1位 新潮
2位 文學界
3位 群像
4位 すばる
群像とすばるは発行部数が7000部で同じだけど、群像は図書館が買ってるから。
文藝は不明。
エッー?
青山七恵は新聞連載で才の無さが見事露呈したと思うが。
最近は直木より落つる印象かと。
実際、最近は出す本出す本、無理くりな恋愛しか書けてないと思われ。
まぁラノベ転向で売れ出したのかも知れんがw
つか、一冊の本になったときに全体がおもしろくても、
連載で続きを読みたくなるように引っ張るものがないと読むのもつらい
新聞連載にしろ文芸誌での連載にしろかったるい
綿矢のでさえな
一回の枚数が少ないから(20枚程度?)、連載第一回が良くても
つづきが載る前に飽きてしまう・・・
おれの気が短いだけなのか?
>>53 身内や自社社員に書かせると楽だからね
近親婚で先細りするのさ
実力ある作家の空洞化状態
芥川とれば単行本で赤字を解消できるから、
新潮・群像・すばるで中堅作家の取り合いしてる印象がするけど
綿矢はあのお堅い新潮で看板扱いされるほどになったとは
さすがに天才少女だ。芥川賞とった時にはまだ文学界新潮群像
なんかの連中は、綿矢金原なんか絶対認めてやらないという
雰囲気だったからな。
というより文学界新潮群像の「俺が純文学だ」的な傲慢路線が
崩壊したのか。新潮は綿矢や金原に対抗して、朝吹をデビューさせたが、
大失敗だからな。いくらコネなんかあっても実力ないやつはだめだね。
綿矢金原はさすが。
【群像】
創作 青山七重「快楽」420枚
柴崎友香「パノララ」新連載
山下澄人「歌え、牛に踏まれし者」110枚
対談 柴田元幸×小野正嗣「小説と〈祈り〉」――「獅子渡り鼻」をめぐって」
↑この対談ははやく読みたい。まだ読んでない。というのももう一度芥川賞候補作品まで
読み直してんだが、この「獅子渡り鼻」のひどさにはあきれたからな。こんな
駄作を誉めきちった松浦とか田中の批評家としての資質を疑う。候補作にしたのさえ
おかしい。よほどレベルが低い選考だったとしかいいようがない。もちろん候補作の選考ね。
「獅子渡り鼻」の超駄作ぶり
主人公尊の父親→DVストーカー夫父親
母親→男にだらしなく、万事ずぼらなネグレクト母
兄→知恵おくれ
ジュエル→中南米系の不法滞在労働者。弱者同士の連帯で尊を助ける。
こんなチープな設定の上で、しかも母の故郷の人たちは
みんな思い切り暖かく、尊を包み込み、少年は癒されるってwwwww
これは純文学ではない。通俗小説かあるいは児童文学作品。
小説ではなくて物語に過ぎない。論外だわ。
少し立ち読みしたけど、青山七恵の「快楽」は大作そうだった
なんかいろいろドロドロしてそう
「獅子渡り鼻」はあらすじを知ったら読む気がなくなった。
新連載の「三陸の海」だけ読んで満足した。
震災うんぬんより、
夫婦でがむしゃらに書きまくって第一線で活躍しているのに感動した。
67 :
吾輩は名無しである:2013/02/08(金) 20:36:06.99
今季の芥川賞はだれが選んでもやはり黒田一択。
全候補作を読んだ上での感想。
早稲田文学からよく黒田が出てきたものだ。
五大文芸誌の推奨する候補作のレベルの低さは驚異的だった。
コネばかりで、新人賞選考にも問題のある文芸誌のレベル低下
を如実に示したな。あきれてものも言えんわ。
69 :
吾輩は名無しである:2013/02/08(金) 21:15:42.26
>>68 はっきり言って論外。
関東VS関西とかいう思い切り図式的な思考に
寄りかかって書いている点で×
北野という作家は何が書きたくて小説家になったのか
自体が不明。
>>52 新潮は昔から芥川か三島賞の候補にでもならないと本にしないよ。飯塚朝美だけ例外か。
72 :
吾輩は名無しである:2013/02/08(金) 21:28:47.31
だから新潮は新人の墓場。生え抜き新人はことごとく伸びない。
飯塚朝美も全く駄目だな。もともと平野啓一郎のパクリしかしてないから
当然だけどな。
先細ってくのを生ぬるく観察するのも楽しくないか?
過去の遺産が読みきれないほどあるのだからぜんぜん困らないぜw
飯塚朝美と小山田浩子の文体は区別がつかない
先細りは自業自得なんだよ
現代の文芸誌は文学が担うべきものを担っていないというか
ガラクタを積んだ牛車に群がる貧しい人々を眺めるような、物悲しい気分になる
貧しい人々の同人誌なんだよ
たまに読ませる文学があればよしとするしかない状態だ
企業でも技術の継承ができないで空洞化しているけど、
ごくまれに新卒を採用する。
面接競争を通過した新入社員に期待がかかって、
深夜0時すぎまで雑用もやらせる。
そいつの後輩は何年後に入ってくるのかわからない。
そんな企業より文芸誌はもっと見切り発車でやってって不味いな。
79 :
吾輩は名無しである:2013/02/09(土) 09:41:11.08
それに加えて出版社の社員の採用と同じで、
作家までコネ比率が跳ね上がってる。朝吹みたいな
なんの能力もないのがコネだけで芥川賞まで行く一方で、
実力ある書き手は文壇に入れない仕組みになっている。
近親婚w
81 :
吾輩は名無しである:2013/02/09(土) 09:43:42.07
新潮の生え抜きの新人って誰??
タナシンの「共喰い」が映画化だってな
馬鹿鳥(すばる)はこうやって赤字を解消する
DVセックスのところはどうやって映像化したのかな。
描き方によっては映倫コードに触れる。
18禁じゃねw
タナシンの単行本がまとめて文庫化しているな
小山田浩子とか、馳平啓樹とか、労働者を書いてもウケないってことなのかな。
震災ネタも一巡して、アベノミクスで好景気になるのか、はたまた、庶民に恩恵は行き渡らないままか。
恋愛なり、個人の物語は今後も書かれるだろうが、何かこの不穏な社会情勢に呼応するような作品が読みたいものだ。
労働者は受けないとかそういう問題ではなく、
書き方が問題。馳平みたいな何の変哲もないリアリズム。
小山田のカフカばりの作品世界なんてのは
あまりにもありきたりで面白くないだけ。
「狭小住宅」の作者や津村記久子らも労働者をかいているが、
人間を腑抜けにさせるぬるま湯を提供しているだけ。
厳しい世の中には、現代の不安に呼応する文学より、
現実をわすれて夢心地にさせてくれる甘やかし作文が求められているのさ。
編集者や文芸評論家からしてそうだ。
刺身のつま程度の必要はあるが、刺身とすげかえられている。
こんなのが蔓延ってもてはやされるから文学や人間は堕落する。
寓意なき寓話ばやりもその一貫。
>>88 プロレタリア文学をやってた連中がお前と同じことを
言っていたけど、今から振り返ってみたらプロ文学なんか
ゴミみたいな作品ばかりで、それ以外の作品の持つ芸術的水準から見たら
比べようもない。
労働者を書いた文学って古今東西たいていゴミだわ。
どういうわけかは知らないけどね。
>>89 労働者を書いた現代文学はどれもゴミ以下だなw
高級料理を貪っているつもりでも実は枯葉だった
笑い事ではない
気づけば救いようがあるのに、夢から覚めたくない
社会人生活の延長みたいな小説を、金だして読む気しないな。
ところが新聞連載だと、ろくすっぽ社会人経験のない作者が、辛気臭い社会人小説書いてたりするんだな。
プロレタリア文学とか現代作家のお仕事日記はいいから、
それらを超越したのを読みたい
だいたい「汗水垂らして働くお父さんは偉い」とかいう
小市民的な価値観を覆そうとするのが文学なんだからさ。
そんな価値観を認めてしまったら、文学全体の存在意義が
なくなっちまうんだよ。
自分の身を捨てるような勤勉小説書くなっての。
別にお仕事小説でも読ませればおkなのだよ
現代文学でこの手の話は小市民的な作文しかないだけで
磯崎の「終の住処」もアウト
初期の大江は質を落とさないで70〜150?
そのくらいの枚数で二ヶ月おきに短編をだしててすごかった
「死者の奢り」は変わったバイトの話というだけなのに、
なぜか何回も読み返してしまう
97 :
吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 01:32:18.40
でも長編の終わる近くはさすがに視覚的なところがなくなって説明書きばっかしなる
>>96 でもその頃がむしろ大江の全盛期で、
長編になるにしたがって、大江の作品は
ワンパターンでつまらなくなる。
初期、中期、後期wに分けると初期のしか読めない。
中期を飛ばして後期のに行ったら、はい、さようならっつーか。
トーマス・マーンを手本にしたらそりゃ一本道スタイルになるわな
101 :
吾輩は名無しである:2013/02/11(月) 20:26:19.11
純文の文芸誌は期待どおり面白いわけでもないけど、
たまに良くも悪くも話題にしたくなる。
海外文学や文豪の名作ばかり読んで、現代文学は全く読まないのも不味い気がする。
そんなマニアは近くにいないから来てるんだけど。
もろ中の人と希少なマニアに支えられてるんだろうな。
俺が初めて読んだ文芸誌はすばるだった。
作者は覚えてないが、原田ひ香だったのかもしれない。
ふわふわして小奇麗なだけだった。すばるはそれでめったに買わなくなった。
他の文芸誌に原田ひ香の最新作が載っていて、
タイトルにつられて読んでもつまらない。
でも美人だ。
純文の文芸誌など読んでいる人は、それこそ作家や評論家など
内部の人間と、ワナビしかいないだろう。
一般読者というのが存在するのかどうか。おそらくいない。
実数はおそらく3000人弱程度かな。もっと少ないかも。
一本道つうかローマン派なら喩えてきに滑走路だな
そんで中上健次の文癖に慣れると逆にみんな同じ話しいう最初の印象が消えるんだ
>実数はおそらく3000人弱程度
希少価値だな
最初はもの珍しさで読んでたけど最近飽きてきた
五代誌以外の雑誌もあるんだ
「en-taxi」と「真夜中」も一度読んでみよっと
罠日といっても、他ジャンルのライターとか
ハイスペックどころではないだろうかとスレを読んで思う
「真夜中」を書店でみたけどかさばるサイズだ
何者同士で語り合っているのか分からないから
ドキドキするんじゃないかw
文芸誌掲載作品の前向きな話題が続いてから後ろ向きな発言があると、
掲載されなかった作家の嫉妬を感じて怖い
「死者の奢り」の主人公は、
いまでいうならよくいるコミュ障青年の変わったバイト体験だよな。
他の現代作家がこのモチーフで書いてもウンザリだ。
切り捨てられるだろう。何が違うんだ?
大江の実存主義みたいに、確固たる思想をもつ作家がモチーフを表現するのと
何の思想もない現代作家が同じモチーフをただテクニックだけで書くのでは表現の質が違う
表現とはexpressだ、外に(ex)押し出す(press)ことだって小林秀雄が言ってたけど
前者は自己表現した芸術作品、後者は形だけまねた模造品みたいなもん
大江に確固たる思想なんてない。
サルトルの真似をしただけ。
当時みんなサルトルの真似をしていた。
サルトルの猿真似。それが大江。
昨今はexpressnな表現より内にこもらせる表現が歓迎されているのかな
abさんごを半分だけ読んだ。
イミフだけど、読みづらさになれてくるときれいに感じる。
無教養な者の読みであるのだし、この程度の読みで容赦してほしい。
>>113 内にこもらせるというより、書きたいことがないんだと思う
書きたいことがないと言ってた朝吹が芥川賞取っちゃうあたりが象徴的で、「きことわ」は伝えたいことが曖昧って村上龍が的確な選評してたけど、描写テクニックだけは選考委員に絶賛された
でもそもそも作家に伝えたいことがないなら、どんな華麗なテクニックを使って見栄えよく仕上げようが、読者に伝わりようがない
賞レースや文芸誌が純文学的描写テクニックの見本市でしかないならそれでもいいんだろうけど、小説に感動や共感を求めてる一般読者はついてこなくて当然だと思う
文芸誌でエッセイ特集を組んでると、必ずといっていいほど朝吹も書いている。
カチカチでつまらないんだよな。
純文誌で1、2ページ位さかれてるエッセイコーナーを読んでも、
連載でもないかぎりめったに心を動かされない。
エンタメ誌のエッセイだと遊び心があって楽しめるのだが。
芥川賞作家を全員朝吹と一緒にするなよ。
コネゴリ押し受賞の朝吹は特別。
本来なんの実力もないわけでね。
作家になるというのが間違い。
二代目社長とか世襲国会議員と同じ。
でもほかの芥川賞作家は厳しい競争を
潜り抜けて、そこまできているわけで
それなりのものはもってる。もちろん直木賞作家もね。
あー、でも西村賢太のエッセイは面白い
エッセイを読むと、
「書きたいことが少ないから、
エネルギーやネタを小説に温存してエッセイを書いていないか?
舐めてるなコイツ」とよく思うから期待しないな
文學界、すばる、群像で新人にエッセイを書かせているのは、
読ませるのが目的でなくお披露目会
去年、文芸誌で読んだ単発エッセイでおもしろかったのは、
西村賢太と木下紅実のだけだった
そもそもエッセイなんて手抜きのためのジャンルだろw
ようするに「雑文」という意味だからな。
122 :
吾輩は名無しである:2013/02/15(金) 21:24:15.39
小谷野先生のabさんご評
やるなぁ
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 ダメです。 2013/2/15
By 小谷野敦
形式:単行本 まあ普通に新人賞に応募したら一次予選ではねられる類。
蓮實先生は、自分が褒めるとパニックに陥って、褒めなきゃいけないと
思う人がいるのを知っていて、
ちょっといたずらをしたんですね。
早稲田文学の選評も褒め殺しみたいなもので。しかし黒田さんもそのへ
んは重々承知で、蓮實先生のいたずらにつきあっている、というところ
でしょうか。
まあ「純文学の祭り」なんだし、いいんじゃないですか。
裸の王様は自分が裸だなんて承知の上で、どれだけの人間が本気にするか、
にやにやしながら見ているんですよ。
小谷野のこういうひねくれた物言いは味があっていいね。
東みたいに「閉鎖的で腐った文学賞」「芥川賞は日本文学の最先端とかとはなんの関係もない。」
とストレートに批判するより芸がある。似たようなこと言ってるわけだけどね。
そうか?
東は単に自分の立ち位置を示してるにすぎないけど
小田野のは恵まれない立場にいる嫉妬とかが見え隠れしてて醜いと思っちゃう
小谷野は評論方面で本をださせてもらえて恵まれてるよ
小谷野も東も同じ。
要するに自分が芥川賞とれないから
嫉妬してるだけ。救いようのないクズだな。
褒め殺ししかしない評論家はダメだな。
陣野さんの「文学へのロングパス」が好きだったけど、
終盤になるにつれて作家崇拝がエスカレートして気持ち悪かった。
現代作家の誰がサッカーでいうとどのポジションにいるのかをあてがって
本人の趣味全開。
評論家としてはけなしてきたものの、書き手になってみるとそのブランド力に気付く俗物ぶり。
自分の娘を使ったパフォーマンスを散々やってきた東に、西村・田中を批判する資格はないよ。
田中弥生「スリリングな女たち」はいくらか評判なったのかな。
最近読んだ、安藤礼二の津村記久子「ポトスライム」文庫版解説での褒めっぷりはなかなかだった。
>>127 へえ、でも面白いね。
できたらポジション別に作家書いてくれない?
>>128 東の娘動員にはあきれた。
芸能人でもあんなことしない、というか
逆に私生活露出するのを嫌がるよね。
普通の人間なら、自分は商売柄露出を
免れ得ないとしても、家族までは巻き込むことを
嫌う。なんか勘違いしているね、東は。
>>128 立ち読みしたけど、褒めすぎで引いたw
それがなければ買って良かったのにな
>>129 時間があるときにするよ
132 :
靖国参拝、皇族、国旗国歌、神社神道を異常なほど嫌う在日カルト:2013/02/16(土) 17:10:11.70
在日カルト宗教団体は、信者や敵対者に対して組織的な威圧、監視、嫌がらせを行い
マインドコントロールしなければ組織を維持、拡張することができません
そのため証拠を残さず、訴えられないように、集団で威圧、監視、嫌がらせを行う「ガスライティング」という手法が必要なのです
在日カルト教団がどのように信者のマインドをコントロールしているのか知って下さい
[ガスライティング 集団ストーカー カルト]などで検索を!
外国人工作員が隠れ蓑にしているのはカルト宗教団体
10人に一人はカルトか外国人.....
新潮の生え抜きの新人って誰?
と訊かれたら、俺だ!と名乗る気概のある者がいないのか
肉骨茶はひどかったな。何かとんでもない展開があるか
と期待していたんだが、結局赤猪子の拒食症がゾーイーの
荒っぽい肉骨茶強要によって、最後に克服されそうなのが暗示されて
終わるというだけ。拒食症の克服とかいかにもありきたりな題材に過ぎない。
若いからというのだけで円らんだのか?
書き下ろしなしで発行かよ
138 :
吾輩は名無しである:2013/02/20(水) 08:58:20.46
>>129 >できたらポジション別に作家書いてくれない?
フォワード 中原晶成
ミッドフィルダー 青木淳悟 星野智幸 島田雅彦 福永信 綿矢りさ
ボランチ 中村文則
センターバック 松浦寿輝
ゴールキーパー 津村記久子
>>138 乙! でもフォワードの人知らないし、
どうしてMFばかり多いの?
GKが津村というのも意味不明。
独特すぎて無意味。
140 :
吾輩は名無しである:2013/02/20(水) 11:55:46.44
それより人数足りてない笑
世界観自体が不明だね。だいたい文壇は誰と戦ってるわけ?
>>139 替えのきかない重要なポジションをまかせられるのは津村しかいないんだってw
あと、「とにかく家に帰ります」で、新潮では携帯電話を持ってたキャラが、
単行本ではスマホに書き換えて丁寧だからというのもだって。
わけわかんねーよなwwwww
島田雅彦を起用するなら、他の芥川賞選考委員はどこに入るんだ?
陣野さんは作家を褒めるしかしない、いい人なんだけどね。
こんなんじゃ評論家はだめだね。悪趣味を押し付けられてゲンナリだよ。
連載が始まった頃は期待したけど。ファンをやめた。
こじつけだよ
あの布陣では気持ち悪いと言われて当然ww
149 :
吾輩は名無しである:2013/02/20(水) 19:08:35.06
津村記久子がゴールキーパーw
>>134 別に拒食症克服してないだろ
そもそも克服って言葉自体があの小説に当てはまらないし
句読点ジジイは思い込みで人を貶すとかどうしようもないな
地に足の着いた作品を書くってことなんだろうね。津村は。
案外、評論家受けする人なんだよな。賞にも恵まれてるし。
布陣が、というより書き手がそれを悦に入って書いてる姿が浮かんできてなあ……。
153 :
吾輩は名無しである:2013/02/21(木) 00:45:06.52
もっと私を褒めてえ〜、もっともっともっともっと崇拝してえ〜
私はもっともっと評価されるべきよ〜、まだまだ足りないわ!
…てオーラが強すぎてコワイんだよ、津村は。
>>154 克服したとははっきり書いてないけど、
克服が暗示されているだろ。
デビュー単行本が文庫になって後ろのページを見たら、
芥川賞対談が載っていた。他の芥川賞作家は初文庫でそんなことをしない。
誇示力の強さに引いて買わなかった。
図書館で借りて読んで、文庫になったら買う予定だった津村小説は他にもあったよ。
でも他の文庫解説も実際以上に賛辞されてて気持ち悪いから買わなかった。
評論とは
>>154 津村に関してはその様に感じた事は無いが、
別の意味で、絲山秋子は読むたびに書き手の鼻息を感じてしまう
例えば、「1」と言う物を書こうとしていたけど、
もう勢い付いちゃったので「し」に持ってちゃえ!
みたいな…ラストスパートの強引な捻じ曲げ方がいつも気になる
で、まあ芥川賞繋がりで言えば、伊藤たかみ
どーも伊藤たかみの作品を読むたびに、元妻角田へのコンプレックスと言うか
恨み辛みが見え隠れする様に読めてしまうんだよなぁ〜、これは深読みかも知れんがw
>>158 >伊藤たかみの作品を読むたびに、元妻角田へのコンプレックスと言うか
恨み辛みが見え隠れする様に読めてしまう
いや、そういう読みがあるのかとためになった
伊藤と角田ってどうなってるの?
べたべたの恋人同士で結婚したと思ったら
すぐに分かれて別々の人間と結婚とか。
事情知ってる人教えて。
二人の小説よりははるかに面白そうw
161 :
158:2013/02/21(木) 17:20:34.65
>>159 レス、どうもありがdクス
なんか女性週刊誌斜め読み的なあれで、本当に申し訳ない、変な事言ってごめんなさい。
伊藤のは一時(ネタバレあります)↓
「フラミンゴの家」では無理くり元妻を病気であぼーんさせ
「カンランシャ」では浮気に走った元妻の新旦那を重篤な病気に陥れ…
みたいなのが続いたので、どうにもエグイなぁ〜と…。
申し訳ない、こんな事で…
角田は肉食系で恋多き女そうだ
振られたのは伊藤たかみだよな
つか、伊藤の小説と二人の事情には興味ないが角田のは面白いよ
名誉欲はきりがないんだよ。
パワハラを受けてきた会社員が文筆で一個の賞をとる。
満足感がつづかないで、より上の賞をとってみる。
それでも不幸せ。やがて行き詰まって書けなくなる。
一生満足することはできない。成功者の悲劇だ。
花村萬月や吉村夫妻並に多産で書きたいものがありすぎて追いつかないほどか、
一作で終わるか、一作も出せないひとが、かえって幸せなのかもな。
名誉欲と言えば
辻 仁成が真っ先に思い浮かぶw
芥川賞取ります!みたいな作品で、芥川受賞…
その時の選考委員、まんまと引っ掛かってバカだなーと…
芥川賞以降の辻 仁成作品、冒頭デダシは好調なんだよ
だけど中盤から必ずダレると言うかエンタメ丸出しに…地が出ちゃうんだよな
御本人様のブログなんて、もうね… レスリーちゃんか、お前は?!と…
>>162 角田氏は受賞してから本当に変わりましたね。
見る見る進化した。
あの飛躍力は凄いと思います。
だから角田と伊藤の関係について
説明してよ、知ってる人。
興味あるよ。芸能人並みの
男女関係。
>>166 谷崎みたいに自分からゲロらなければ
仔細は、今の時点では表に出ないと思われますよ
束、改めてググってしまったよ、谷崎や太宰の女性関係に於けるゴタゴタをw
あと30年位の時を経れば角田と伊藤の顛末も世に出るか否か…どうなんでしょうね
168 :
吾輩は名無しである:2013/02/22(金) 16:38:22.53
誰かノンフィックション書いてくれw
知りたくて夜も眠れない。
二人の小説なんかよりはるかに面白い。
ただでは教えられないなw
新潮新人賞受賞後に芽の出ない者が、
「新潮は生え抜きの新人を潰す」と2chに書き込むのはガチ
171 :
吾輩は名無しである:2013/02/22(金) 23:11:34.12
アマゾンのabさんごページにあった星5つのレビューが消えた。
100以上の肯定票が入っていたのに惜しい。
評論を書き慣れてる者は、個人の思惑でいくらでもいいようにメイキングできるからね。
二人の関係より気になるw
abさんご読了。わけわからん…何て書くと、
読めた人から「馬鹿」「読解力不足」「教養不足」と罵られそうだ
>>144 陣野は吉田修一「東京湾景」文庫の解説がなかなか凄い。妄想全開だ。
ブッコフ売りに行く本整理してて見つけた。
>>173 正確で適切な解説でなく、妄想なのか
それは解説や評論でなく個人のエッセイだよ
ふだん褒められないから褒めて欲しい人は陣野に解説を頼むといいよ…
175 :
吾輩は名無しである:2013/02/24(日) 08:41:06.00
最強のフォワード陣
鹿島田真希 本谷有希子 綿矢りさ
金原ひとみ 島本理生 柴崎友香
点数(売り上げ)をとってくれる作家でなければ
まともに売れてるのはりさと金原だけじゃないか。
あとはくず作家ばかり。
FWは綿矢と金原で。他は、鹿島田を除いて補欠
一定の読者がいるのは間違いないというわけで
柴崎は芥川賞や三島賞の候補にならなるのに今一歩な人だ
鹿島田のピークは過ぎた
布陣を変えよう
フォワード 綿矢りさ 金原ひとみ 西村憲太(補欠:島本理生 鹿島田真希)
ミッドフィルダー 青木淳悟 星野智幸 島田雅彦(補欠:村田沙耶香)
ボランチ 中村文則
センターバック 松浦寿輝
ディフェンター 田中慎弥 宮本輝(補欠:磯崎憲一郎)
ゴールキーパー 紫式部(補欠:村上龍 石原慎太郎)
審判は高橋源一郎
作家だからサッカーに例えたいのは分かるw
が、サッカーを含めスポーツは全然興味無いので分からんのー
書くと言う作業を団体競技のポジションに置き換えるイメージも持ち合わせない
歴史もトロイ(アホですまんのぉー)
画家(絵の印象)か音楽家(曲調)に例えてくれたら嬉しいのぉー
藤田 嗣治…西村憲太
ベラスケス…堀江敏幸
ルノアール…宮本輝 みたいな
なんかめちゃくちゃ。だからどうして
他のものに例えるんだ?
わけわけわからなくなるだけ。
>>181 画家と音楽家に詳しいわけではないが、
大雑把に前衛は抽象派、自然主義は写実派に分けている。
サッカーに例えようとするとミッドフィルダーばかり増やしたくなって、
陣野さん采配もわかる気がしてきた。
キーパーは決まらないんだな。現代文学は守りがガタガタになっているからな
評論とは
キーパーな感じ…小川洋子 藤野千夜 中沢けい
守りと言うより、揺るぎ無い、いざとなれば強い 絶対外さない みたいな…
サッカー知らないけど書いてみたw
185ナイス。
キーパーは誰にあたるのか考えて小川洋子が浮かんだが書き込めなかった。
翻訳されて海外でも通用する作家だからね。
執筆ペースは年に最低一冊で質が下がらない。
>>186 レスありがdクス
いやいや全然ナイスじゃなくて申し訳ない
それに執筆ペースとか全然念頭に無くて…全体的に見てのポジション選び、凄いです
読売 月1の4代誌批評…上村渉の風貌がそれこそナイスなので、思わず未購入のすばる3月号をポチった…
189 :
187:2013/02/26(火) 14:52:33.74
>>188 情報、どうもありがとうございます
wikiを見て、「246線」以外の所持してないバックナンバーを
尼でセコセコ購入していた所ですw
(何故か未購入のバッグナンバーばかりで、結局中古4冊お買い上げ…トホホ…)
自分に合う作品である事を願うばかりですw
文学界3月号 よしもとばなな「スナックちどり」
よしもと氏は、ブログ等でのあれこれもあり嫌な感も拭えないのですが、
近作は、何かがすっこ抜けた印象があり、嫌いながらも気に入りました
連投、すまそです
>>189 おお、文学界3月号 よしもとばなな「スナックちどり」の感想サンクス。
3月号はどこも気合の入ったラインナップで読みきれない。気にはなってたんだ。
新潮に綿矢りさが長篇書いてるけどどうなんだろ。
今回は感想を見かけない。
新潮を買ってあるのに読むものが多くてまだ読めてないw
ここは連投歓迎なので。
191 :
吾輩は名無しである:2013/02/26(火) 15:47:03.53
尼のランキング操作には騙されないでねw
著者本人がひとりで何冊も買い取って故意の売名行為をしたり、
売れてるように見せて売れない本を売りつけようとしているから
ソースは某アマゾン本
さすがに100以内にするには10冊買っただけでは難しいようだがw
大規模にランキングあげするのに尼側も承知しているが、嘘の一種だから。
小説家は小説の中だけで嘘をつけと言ってる奴が現実で嘘をついてるのさ。
西村憲太がテレビに出て著作権法について発言している
著者の遺族はろくな奴がいないって
残した遺産で生活して働かないんだって
今度はサッカーの八百長問題が話題
審判が買収されて審査を捻じ曲げるんだって
日本も対岸の火事ではないのだそうだ。文壇もなのかな…
出来レース、コネゴリ押し、ランキング操作
そんなこと珍しくともなんでもないだろ。
文壇でもスポーツ界でも政界でも財界でも
コネ八百長だらけ。
誰か否定すると思ってたのにw
磯崎が芥川賞を受賞した時、
暇だから「終の住処」の売り上げ順位を観察してたんだ。
昼間から夜は順位が下がってくんだよな。
深夜になると、不自然に日本文学ランキングで100位以内になった。
連夜だった。
磯崎か担当編集者が買い上げて操作してるんだと気づいちゃったw
他にもやってる芥川賞作家はいるな。
否定レビューが入ると怒って100円以下になった古本をまとめ買いしてランキングあげ。
気の弱いレビュアーは怖くなって低評価レビューを削除する。
自著を持ってる人で本気で売りたかったらこの方法で操作したら?w
深夜はランキングの動きがないから、
操作してあげておくとしばらく下がらない
簡単に売れていると見せかけできる
売名行為らくちん
誰が何を読もうがそれは自由なわけだが
まあ自分からしてみれば売名以前に
ランキング上位の湊なんちゃらとか東野なんちゃらとか
「悪の教(なんちゃら)」とか
よくあんな不味い本が読めるな…と。
塚、何よりも下手だし、下手なのに上位ランキングされるそのセンスが理解出来んわw
ランキング操作で売りつけるのは、
特にビジネスに長けている会社員作家がやりそうだな
狭小住宅の作者あたり、このスレを読んで生唾飲んでいそうだ
新人賞以外の賞を取るとか新聞記事や複数ブロガーが話題にしているわけでもないのに、
不自然にあがっているときは操作が行われている。
騙されて一人でも買ってくれれば嬉しさに顔を緩めてるんだろうな。
すぐに下がってくのに。2chのagesage見てるようだ。
著者とは
203 :
吾輩は名無しである:2013/03/02(土) 11:16:36.80
新潮、二ヶ月連続で値下げして900円だな・・・
新人賞とか文芸誌とかの感想書いてるブログとか巡回してると更新やめてる人が多い
純文学ファンも徐々に離れてるのかね
新潮は最近綿矢などを起用しているのが
好感度アップだね。
>>204 >新人賞とか文芸誌
一年間一通りまじめに読むとこんなもんかって飽きてくる
五代誌の中でも特に好みが絞られてたりさ
読者として購入するなら新潮はたしかに好感度アップだ
新人賞で読むのが楽しみなのは文學界
読後の感想はともかく、一作100枚前後だから読みやすいしね
文藝賞受賞作は読まないが、何が来るのただけたのしみ
207 :
吾輩は名無しである:2013/03/02(土) 18:40:33.70
綿矢りさの「大地のゲーム」を読んだ人いる?
感想を見かけないんだけど
>>206 あんた、文藝月評やってる人でしょ。
ごくろうさんだね。
でも俺とは趣味違うわ。文学界新人は百枚前後だから
つまらん。文藝やすばる新人のほうが長くて面白い。
>>208 文藝月評なぞしとらんけど
すばる新人は優等生的でつまらんな
210 :
吾輩は名無しである:2013/03/02(土) 21:46:38.29
群像はかつてはもっと売れてたのに、
完全に没落したな。もう二度と復活せんだろう。
W村上を輩出したころが華だった。
柄谷みたいに嫉妬の塊を新人賞選考委員に入れて
大失敗。群像新人をめちゃくちゃにしてしまった。
どこもスターを輩出できないよな
1〜2作で終わる新人が大杉
最近ので書いてるのは保坂コネの山下澄人だけ
コネと色者競争
今思えば文學界の前編集長は育成力があって敏腕だったな
新人の原稿を手直しして芥川賞を受賞させ、その後も書かせて載せる力量があった
新人賞の選考では、それこそ突拍子もない作品があっても、
見事に弾かれちゃうんだろうね。下読みとか複数人が
選考している間に、当たり障りのない作品ばかりが残されてしまう。
それ以外は朝吹みたいに見事に能力のない人間がコネで進出するだけ。
W村上以降ではかろうじて綿矢や金原がでてきたくらい。
新人作家は壮大な野望なり理想なり絶望なりを抱きつつ、下手でも書きながら伸びていけばいいと思うんだけど
作家から野心が見えてこないからつまんないんだ
この作家が何を考えてるのかもっと知りたい、他の作品も読みたいっていう気持ちになんないし、人間としてのスケールが小さすぎてスターになりえない
逆に白樺派とか無頼派とか昔の作家は各自理想を持っていたからこそ作家個人にカリスマがあって、時代を経ても面白いんだ
現役作家の最新作よりも死んだ作家の未発表原稿のほうが注目が集まるっていうのは情けない話じゃないか
田中慎弥からは野心が見えたぜ
川端賞の「蛹」からは、「俺はこのままでは終わらない。芥川賞を獲ってやる」
「共喰い」からは、宮本輝の初期の川三部作をなぞって、
「何回も候補にして落としやがって。今回はただでは落ないぞ」
野心を読み取る編集者が引退しただけじゃね?
受賞したら満足してしまっているのか
それまでは投稿三昧だったはず
書かなくても生きていけるからハングリー精神がなくなったのか
217 :
吾輩は名無しである:2013/03/03(日) 12:19:15.63
最近は純文だけでなく、エンタの新人も大人しいな
能力のある編集者は漫画部門に取られてるんだろう
手塚治虫にしたって、「編集の方から野放しにされたら半分の作品も生まれなかったですよ」
と語っている。編集者の役割は大きいのだ
天才ですら「半分の作品も生まれなかった」のなら、
天才的な作家は半分どころかもっと生み出せない
努力型は1、2作の中長篇で終わる
花村萬月にしたって、「ゲルマニウムの夜」は当時の編集者がせっせと手直しや助言して二人で生んだものだと、
後書きに書いてあったくらいだから
夏目漱石や樋口一葉にしたって家族を養うために生活がかかっていたからあれだけやれたんだろう
>>215 だから野心のある作家志望者は
新人賞選考段階ではねられちゃうんだろ。
朝吹みたいな能無しコネだけがのさばることになる。
誰の成りすまししているんだ?
>>217 花村萬月のほかの作品読めば、「ゲルマニウムの夜」がいかに
レベル高いかわかるよな。萬月一人であそこまで行けるわけない。
223 :
吾輩は名無しである:2013/03/03(日) 19:57:53.64
バカ言ってんじゃない。作家は一字一句どころか点打つ丸描くにも命を削ってんだ!
手を入れる編集者なんてその場でぶん殴る!!
萬月、白状してたぞ
ゲルマニウムの後書を立ち読みしてみなよ
作家によって、手を入れられるのが嫌なタイプとそうでないタイプがいるよな
村上春樹は群像新人の最終に残ったとき、
もっとわかりやすく書き直せという編集部のアドバイスを
断ったんだよな。それで結局受賞した。
さすが村上春樹。最初からすごかった。
タイトルはダメ出しされた
>>219 能無しコネは周りが小細工しないと売れないからな
229 :
吾輩は名無しである:2013/03/05(火) 11:01:55.23
朝吹なんかが典型だね。花村は実力でのし上がってきた方だ。
230 :
吾輩は名無しである:2013/03/05(火) 19:20:03.59
2013年4月号ラインナップうpサービス
【新潮】
特集 2013年の小林秀雄
創作
藤崎香織「爪と目」110枚
藤沢周
リチャード・バワーズ
タッチャーナ・トルスタヤ
荒木経惟
【文學界】
特集 随筆を読む「瀬川夏生×池澤夏樹」
追悼 安岡章太郎
創作
夏久聖一
椎名誠
長島有
中原晶也
Dアラルコン
九州芸術祭文学賞発表
【群像】
特集 2013年春 短編小説の現在
創作
小山田浩子
滝口悠生
今村友紀
澤西祐典
岡本学
片瀬チヲル
藤崎和夫
【すばる】
創作
鹿島田真希
佐川光晴
谷崎由依
連載再開
恩田陸
対談
宮本輝×よしもとばなな
群像凄いな、4人の受賞第一作一挙掲載とは
新人の育成に乗り気でないと思っていたけど
233 :
吾輩は名無しである:2013/03/06(水) 04:33:31.62
群像楽しみ。
群像の月だな
235 :
吾輩は名無しである:2013/03/06(水) 07:55:00.26
でもいくら頑張っても方向性が誤ってるから
無理だと思うね、群像は。
すばるは陳腐で安っぽい表紙に変えてきたな。お耽美イラストより見れるが
鹿島田真希はどうでもええわ
文學界の表紙はまじでキモイ。イラストレーターと二年契約しているのか
ラインナップが地味だ
今回の群像の表紙だけど、去年にも似たような色の表紙があった
妙ちくりんなイラストがあるより落ち着いてて良いけど
レジにもっていくのに抵抗のない表紙ならなんでもいい。
>>230>>231 オオッーー!!
早々の情報、どうもありがとうございます。
今、丁度、出版各社の新号情報巡ってたら、まだ何も発表されて無くて、
しょんぼりしてこちらに来たら、きちんと情報を出して下さっていた!!
ありがたいのー本当に。
今月は【新潮】藤沢周 【文學界】長嶋有 に決まりです。Verydクス
今村の作風は嫌いだけど、文藝で1000枚のボツを食らわされて勝ち取った他紙での短編掲載だ。
どのくらいうまくなったのか読んでやる。
またラノベなスプラッタだったらそこだけ破り捨てる。しかし、いいのか?
文藝の事情は知らんが、受賞第一作はデビュー誌でという決まりがあるんじゃなかったか?
文藝との関係が決裂したのかな。
だが今村の担当編集者は、文藝に受賞第一作を載せて結果を出せなかったのだからコミュ障と使えなさが疑われる。
新潮3月号をまだ読んでない
買っても読み切れないで溜まってく一方だ
241 :
吾輩は名無しである:2013/03/06(水) 13:29:28.13
>>239 Twitterによると、文藝春号で今村さんの小説が載ることが決定しているみたいです。
関係はそれ程悪くないのではないでしょうか。
242 :
241:2013/03/06(水) 15:51:40.03
夏季号でした。すいません。
文芸誌や純文学は盛り返せるのかね?
ヒカルの碁とかバクマンみたいな純文学をテーマにした漫画かいてもらえば盛り返すと思う
純文学をテーマにした純文学あるいはエンタメでなく漫画とな
の原作じゃね
247 :
吾輩は名無しである:2013/03/06(水) 19:24:00.04
純文学をテーマにした漫画はまったくないわけではないけど、
マイナーなんだよな
週刊ジャンプで連載させてアニメ化するほどヒットすれば盛り返せるかも
集英社!何とかしろよ。こそこそスレを覗いてるんだろ!
漫画頼みが情けないけど・・・
ヒカルの碁だと囲碁が古臭い、よくわからない、敷居が高いっていう先入観をひっくりかえす面白さで
梅沢由香里という美人のおねえさんが囲碁の初心者向けに丁寧にルールを解説したおかげで、漫画のファンだけでなく囲碁のファンが増えた
しかし純文学だと小説も批評も玄人向けのものばかりで、若い人が純文学に興味をもつきっかけになるような入門的な作品が少ない
芥川賞は話題にこそなるけど玄人向けで、初心者が読んだら純文学のファンになるどころかむしろ純文学は難しい、理解できない、つまらないって敬遠するようになる
編集者が宣伝下手というか、純文学の既存ファンのほうだけ向いてて初心者をどう呼び込むかというとこまで考えてないんじゃないのかね
純文学は敷居が高いと思われてるからこそ純文学への呼び水は漫画のほうがいいと思うよ
そんでマジックリアリズムだとか意識の流れだとかを初心者に向けて丁寧に解説して、純文学の面白さがわかるようになれば純文学ファンは増えると思う
現代文学をそこまでして救う価値はあるのかい?
文芸誌を純粋に読んでいても疑問に思う
文壇に巣食う連中は嫌いだけど、自分はまだ純文学というジャンルまでは見捨ててない
ほうっておいても文学は衰退して文壇のゴミもいずれ歴史の中で淘汰されるだろうけど、できれば読者や作家自身で健全化してほしい
ナポレオンみたいに民衆に支持される英雄作家が出てきて文壇のゴミを処分してくれたら面白いと思うんだ
石原に喧嘩売った田中慎弥がウケたのも同じような理由じゃないかね
玄人ではないからかもしれんが、
芥川賞受賞作やその作家そこ正解だとは思えないんだよ
円城や朝吹の例だけで思うのでなく、
他にもたまに選考委員の私情で選んでる気がする
でも244からはじまって、249と251の意見はおもしろいね
現代文学は解釈が読者に投げっぱなしで、古典にくらべてろくな解説や批評がないから、どこが面白いのか、どこが評価されているのかわかりにくいのだよね
売り手の怠慢ともいえるけれど、芥川賞受賞作が本当に面白いならきちんと面白い点をアピールすればいいのに、選考委員も出版社もそれをやってない
理解できないのは読み手の読解力不足だというスノッブな態度がインテリ純文学業界の根底にあって、一般読者の理解を助けようともしてない
せっかく芥川賞受賞作を読んでくれた読者が「わからない、理解できない」とぼろくそにブーイングしてる状況はもったいないことで
本当に受賞作が面白いなら、そのわからなさが面白さに変わるように解説するべきなのに、わからなさに付け込んでコネをねじ込むのは姑息でなさけないね
255 :
吾輩は名無しである:2013/03/07(木) 08:01:52.00
なかなか面白い意見だが、かなり的外れのものもある。
純文学の業界の問題点は、狭い世界のせいで参入が必ずしも
公平ではない。
>>252 円城と朝吹は違うぞ。円城はともかくも実力で出てきた。
評価云々の問題はあってもね。彼自身に問題はない。
ところが朝吹は純粋なコネ。中身全くなし。
そんな人間が簡単に芥川賞をとれてしまう体質が問題。
もし純文学の業界がもっと開かれた公正な市場なら、
ありえないことだ。
芥川賞自体、信用できない。
純文を盛り返すのに「少年ジャンプで漫画化」には賛成できる。
純文の筋金入り編集者は軒並み漫画の部署に取られているのなら、漫画家に助言して描かせられるはず。
問題は、描きたがる漫画家が出るほどいまの純文に魅力があるかだな。
夏目漱石や芥川龍之介など死んだ作家を描く漫画家はいたが、マイナーだった。
257 :
吾輩は名無しである:2013/03/07(木) 10:57:51.76
芥川賞だけでなく作家の近親者というだけで文壇にねじ込むのも問題
修行をつんでいる人で、
もっと良く書けているのに下読みではねられる人はいくらでもいる
258 :
吾輩は名無しである:2013/03/07(木) 11:01:44.81
どうして漫画化なんだよw
お前ら、宇野の影響受けすぎ。
「少年ジャンプ」を最大の物語メディアなんて
断言する宇野の見解は極論だからこそ受けているだけだ。
ハリーポッターが21世紀最高の文学作品だなんて言えるのか?
純文学は衰退してなどいない。村上春樹を見ろ。
宇野は村上春樹を全く説明できてない。例外的存在と言って
逃げてるだけ。
朝吹の例は確かにひどい。他の作家はひどい作品書くやつも
多いが、それが公正の選考を経てのことなら、作家の責任ではない。
選んだやつがひどかっただけ。新人賞経由のほかに持ち込みを
認めるのであれば、誰に対しても認めるべきで、コネありだけに
認めるのは不公正だろうね。
人の捉え方はそれぞれだと思うけど
そもそも純文学って、ある程度の小説を読む中で
【残った本】だと感じるな〜
まあ若い内から、様々な小説を読み続けるわけだよ
それで淘汰されて、自然且つ必然的に残ったのが純文学(芥川系)だった…
例えば映画…わざわざ渋谷まで出てさ
糞狭い、そして何となく暗いユーロースペースで
賈 樟柯 (ジャ・ジャンクーの)「一瞬の夢」を見たわけ
中華ヲタだったからさ。 その時は何でこんな砂嵐みたいな
つまらな映画見てるんだろう…と思った
所がさ、何年たっても鮮明にと言うか、気持ちに残って消えないんだな、これが。
評価されるには、読み手の時の流れを要する場合もあるよ
因みに、高井有一ね… 20代前半に読んで、もう忘れられない
まだまだ月刊誌に書いて欲しい作家だよ
時を経て読み継がれる作品に巡り合う為にも
まずそれを世に出さなければ事は始まらない訳だから、
出版社、編集者や文芸評論家、
各賞の選者は、真摯に立ち向かわなければいかんわけだね。
所が今はどうなの?!どうなっているの?!←今ここな状態ね。
そもそもコネありまくりの文学界で公正な審査を期待しても……。昔からコネとかは多かった。というかコネがないと小説を発表できなかった。
何で公募するかって言えばそうしないと投稿が多すぎて弾けないからだろう。作家志望は多い。
だから公正な審査とかを求める方がおかしいんだよな。本音と建て前はわけて考えないと。
コネが多い中に、コネのない素人でも僅かに滑り込める場所があることに感謝すべきだ。
商業主義に媚びたくないというなら、無料で小説を公開するか、電子書籍出版することだと思う。
世に出されたのは朝吹w
今村友紀w
>>262 訂正しよう
コネが多い中に、コネのない素人
→コネのある素人が多い中に、
村上春樹には違和感があるんだよな
海外作家の作品を下書きにして遊んでいるだけだしさ
村上春樹は小説のなかで、読んできた本も、聞いてきた音楽も、あなたがた(白人)とおなじだよ、とアピールしまくってる。
かつては文芸誌は読者たちの人生や生活の支え、友wと呼べる時代があったようじゃん。
今はそれどころか、図書館から撤退され書籍コーナーも小さくなっている。
明らかに、先細りしている。業界によっては伸びてるところもあるから言い訳はできない。
読者をないがしろにして中の人たちだけの所有物にしてきた制裁を食らわされているのだ。
漫画やアニメの世界から学ぶ点があるとすれば、
あの業界はおおよそコネなど通用しない純粋な競争が貫徹している
点だね。どんな人気漫画家でも、レスポンスが悪いとすぐに連載打ち切り。
おそろしく厳しい業界だが、逆に言うと徒手空拳でいきなり天下が
取れる社会でもある。だから新人が続々参入してくる。
朝吹みたいに、まったく実力のない人間が賞をとれるなんてありえないし、
一年も業界では生き残ってはいけない。文壇のそういうところが
優れな新人の参入を妨げている。
269 :
吾輩は名無しである:2013/03/07(木) 17:59:05.69
純文のヒット漫画があれば小中学生が読んで、将来の選択肢に「小説家」が入る人が増える。
早いうちから目標があると、読書の質や大学の選択も変わってくる。
高校に入ってから受験勉強がてらに投稿を始めて、綿矢りさみたいなのがたくさんでてくるかもしれん。
高校生のとき、漫画家を志す人はクラスに一人か二人はいても、小説家はいなかった。
漫画で盛り返す案は悪くない。
>>268 朝吹は文学俗物の自尊心をくすぐることに欠けては巧いから。
271 :
吾輩は名無しである:2013/03/07(木) 20:49:29.98
群像売ってなかった。
読んだ人いますか?
272 :
吾輩は名無しである:2013/03/07(木) 21:41:20.69
>>271 買ってきた。まだ読んでないけど、見た感じ
片瀬チヲルと澤西祐典はまた寓話
今村は改行ありの普通の文体になってた
チヲルのは小人が出てくる
澤西のは、「母親の膣が砂糖になった」という出だし・・・
他に、新連載の小説論が面白そうだった
漫画のちからは凄いね
これだけ文芸誌の話題で盛り上がれるのなら、まだ大丈夫かな
274 :
271:2013/03/07(木) 21:48:36.51
>>272 おお、詳しくありがとう。
若者は寓話が好きなのですかね?
明日こそは書店にあるはずだ。
新潮はあと一冊で売り切れだった。すばる置きはなし
文學界は薄かった
年に二回も新人を輩出しているのに、
新人が一人も書いてない号が続いている
何で誰も書かないんだろう
芥川賞候補になってから選考委員に叩かれると縮こまるのか?
群像掲載の今村の短編を半分読んで寝たがグローバルで面白い
読み始めたら一気に読ます力が確かな人だった
源一郎の目は間違ってなかったんだな
>>275 今村君、忠告しておくが、2ちゃんで工作して
自分で自分を持ち上げても決してためにはならないよ。
自分に厳しくしたまえ。
277 :
吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 15:57:55.93
澤西祐典の小説って人が砂糖になる話なんだよね。
よく似た話が塩のほうである。安易なパクリはやめようね。
芥川の研究者で言った方がよさそう。
今村の作品はひどい。なにがエイプリルフールだ。
お前の顔をと小説こそエイプリルフールなんだよ。
群像の短編連作はレベルが低すぎ。まともな編集者いないんじゃないか。
278 :
吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 16:41:03.67
群像は重症だね。ひどすぎ。今やどんな作品で掲載作品を
選考しているのか全く意図不明。文学界も新潮もすばるも文藝も
ともかく編集方針は一貫している。ところが群像は一昔前の
バリバリ前衛主義をやめてから完全に迷走してる。
新潮みたいに編集部のカラーが強すぎて、新人の個性潰すこともあるが、
群像は、そもそも作家の育成方針自体ないね。もう終わってるわ。
こんなところからデビューしたらひどい目に合う。新人の墓場だな。
どこも新人の墓場だよ
まあ文藝は最初から色もの新人を受賞させてから育てあげるんだろうけど
短編特集を読むときは期待しないのがコツ
280 :
吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 18:10:26.78
澤西の「文字の消息」もパクリだったな
フラミンゴもカフカを連想させるし
すばるの新人は酷いな
今村と岡本さんの短編は読み終わった。2/3は楽しめるんだが。
岡本さんのは、空想遊びが架空列車につうじるけど、この路線でいくのかね。
主人公、相撲が好きだから相撲シュミレーションゲームのプログラミングしてるのかと思ったら、
そうではないのが後半で明らかになるのがはて?
現役の関取を好きでもないのにここまで一人遊びが将来を決めるものになるのか?
そこがよくわからない。神や創造主の概念まで持ち出して興ざめした。
でも、まずます面白かったよ。次も読んでみたい。
ようわからんけどそれが岡本さんなんだろうな、ということで
283 :
吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 21:10:30.55
>>277 澤西祐典の短編は有川浩の「塩の街」から着想を得ているね
人が塩になる設定で他に書いてる人がいるから砂糖にしたんだろうな…
そういや、澤西は有川のファンだったな…
短編といえどラノベに負けている…
はぁ〜
別の意味で面白い短編競作特集だよ
今村の短編で詐欺のシーンがあるが、ちょっとばかり似たのが「明日のジョー」にあった
デラックス版を最近読んでな
「クリスタルヴァリーに降り注ぐ灰」といい、影響を感じた
灰が好きなんだな
284 :
吾輩は名無しである:2013/03/08(金) 21:13:10.38
若いから漫画やラノベの影響受けて純文書いてるのかよ!
読者を舐めるなよ!
小説書こうってときに、ラノベや劇画を見本にするしかない
寒い現状。
今村の座右の銘は「勝てば官軍」だったな
「明日のジョー」にもやたらと出てくる
やはり・・・
世代の問題かな。ゆとり世代の低学力無教養は目に余る。
せめてパクるなら、ドストエフスキーとか三島とかにしてくれ。
ラノベや漫画から影響受けないでくれ。
今村は編集から三島由紀夫を読むように助言されたのに影響を微塵も感じなかった。
むしろ何で明日のジョーなんだよ。
>>287 少子化で簡単に大学に入れる時代だから。
いまは1.2倍なんだろ。
それより上の世代は40倍の時もあった。
澤西祐典の短編はキモい
砂糖になった母親の足に舌を這わせるシーンがあるけど
それが文学だと思っているのかね?
作者一人で表面的に文学の真似事をして悦に浸っているのがキモい
チヲルの米粒が小人になる短編も、だから何って感じだった
滝口悠生と小山田浩子も面白みがない
誰かが書き込んでたけど、新潮の新人は文体が似ている
人間が砂糖化するなんて発想自体がラノベ丸出し。
澤西と今村はダメだな。やたらと持ち上げてるやつが
いたが、東大や京大だからといってレベルなど高くない。
そもそも今はすごい新人はほとんど早稲田から出てくるんだし。
人間が砂糖になったり人魚になったり
米粒が小人になったり…
何の衝撃もないんだよ
澤西とチヲルは乙女チック寓話路線で気が合いそうだな
今時の編集者はお受験で遊ぶ暇もなく大学では勉強三昧。
出版社の文芸部門に配属されてから仕事で応募作と現代文学ばかり読んでいるんだな。
ラノベと漫画をそんなに読まないから新しいと陶酔している。
人間が塩になるのは聖書じゃないの?
それ読んでないけど
今村とチヲルと澤西の短編は受賞作より甚だしく劣化している
編集者自体が劣化してるために、ラノベを
新しいと勘違いしてしまうんだな。
澤西と今村のは単なるラノベなのに、それを純文学の枠で出すと
新しいとか誤認される。救いようないわ。
今夜、江國香織原作「神様のボート」が三回連続でドラマになるって。
予告編をテレビで見たけどドロドロの不倫劇。
主演の宮沢りえが恋愛の狂気を熱演するようだね。
みんなそういうW不倫を美化したのが好きなのかな?
298 :
吾輩は名無しである:2013/03/10(日) 08:00:51.08
ラノベの影響受けてお文学してるのは今村だけだと思ってたが、
澤西。お前もか
299 :
吾輩は名無しである:2013/03/10(日) 08:16:22.97
しかも今村や澤西が影響受けてるラノベやアニメってのは
「セカイ系」ってやつで、宇野から時代遅れのレッテルはられた
作風。今のラノベやアニメは克服してる。そんな時代遅れの
ラノベやアニメを丸写しした二人の作品が「新しい」と
純文学畑で絶賛。どこまで遅れてんの、純文学は。
300 :
吾輩は名無しである:2013/03/10(日) 09:06:39.73
競作だから、編集者たちはこぞって今月号の群像を読んで将来性のある新人を探っている。
すばるは寓話趣味があるから、たぶんチヲルに飛びついてオファーをかけているだろう。
寓意のない寓話を書かせてニンマリ。
>>287 飯島朝美が三島由紀夫の「金閣寺」を下敷きにした
「クロスフェーダーの曖昧な光」で新潮新人賞を授与されている。
金閣寺をよく知りもしないのにオマージュしていると選考委員からフルボッコ。
そもそも編集部が小説じゃなくてマンガ読めって
進めてるみたいよ。どうやら小説っぽいのは
かえってよくないらしい。だからって漫画を
引き写すのがいいとは思わんのだが。
>>301 飯塚も平野の影響受けた一人。三島ってのも
要するに平野が三島ほめてたパクリだからね。
三島なんてまともに理解できるわけがない。
>>302 何だそりゃ 漫画の売り上げ伸ばすためか?
ハルキストではないけど、何かを下敷きにするんでも春樹の場合は作中で読者に分かるように印を残すのが潔い
今村と澤西はオリジナルだと見せかけて、さらに高慢にも解釈を読者に丸なげにしているのが悪印象だ
寓意がないのに探させて、彼らを持ち上げたい評論家が煙に巻かれているのを見て楽しんでいるんだよ
編集部の新人育成には違いがあるな
漫画を推奨しているのはすばるだろ
文藝
三島由紀夫を読め
群像
文学以外の芸術に触れるように
すばる
漫画を読め
新潮と文學界は放置プレイ
ラノベは新刊を読んで、純文は死んだ作家のを読むのが有意義だと
群像の今月号を読んで悟った
ラノベや漫画を着想にした脱純文学的なものが現代的な純文学だと思ってるんだろうか
結果として純文学でなもなくエンタメでもないつまらない小説にしかなってない気がするけど
すばると文藝は終わっていた。共通しているのは源が審査員だってこと。
文藝は過去の遺産で持っている。
すばるはよそから引き抜いてきた作家に芥川賞をとらせて持っている。
今後はコネ者や震災を食物にした輩だけでなく
漫画とラノベの影響を受けた新人ばかり参入してくる
310 :
吾輩は名無しである:2013/03/10(日) 18:45:07.97
ドフトエフスキーのカラマーゾフの兄弟を現代風に漫画化やドラマ化してってるのに、
純文はマジで遅れているな
澤西これで4作目かよ
こんなのを泳がせておくとはすばるは程度が低い
澤西も今村も早くも中身のないことが
判明してしまったな。要するにラノベも漫画も
読んだことのないジジイ編集部が、こいつらの
ラノベ漫画からパクリを新鮮と勘違いして過大評価しただけ。
なんという無残な失敗だ。
すばると文藝はなくていいよ。どうせ売れ残りの山なんだから。
出版の参考にするのに反応が必要だから、
そのためだけに出してると中の人風ふかしてるのがいたけど資源の無駄。
森林伐採で環境破壊しているのに震災ネタとは偽善も甚だしい。
短編競作でソフトSMポルノを書いている女がいるw
個性的な面々に書かせているな
藤崎のじいちゃんの作品はまた自伝か
文藝だけでなく群像まで色もの賞に・・・
2011年の受賞者までで終わった。藤崎のは小説ではない
この手の中高年応募者に多くありがちな生涯の自分語りは、
下読みの段階ではねられるはずなのに
群像 橋口いくよ「芸能人気取り」はまあまあ良かったよ
希薄な感じ逆に功を奏す、みたいなねw
群像はもともといろもの。つか
目下どんな文学を推進するかという
方針自体定まってない。一昔前は
群像と言えば前衛だった。それが
うまくいかなくなって変えようとしてんだろうが、
どこに行くかが定まってない。
逆に新潮は編集部が「文学」を押し付けて失敗。
受賞者の文体はみんなそっくりになり、判で押したような
内容になる。
そこそこ良かったのは
岡本学「高田山は、勝った」
橋口いくよ「芸能人気取り」
今度は新鋭競作以外の短編と他に期待して読むわ
新鋭9人で良かった短編を募集
317です…橋口いくよ
Wikiで見たらビックリする程のイロモノで衝撃…
前言撤回しようかな…
>>320 他が低レベルだから仕方ない
巻頭の林京子「再びルイへ。」は良かった
原発ネタでもこの年代の人が書くと重みが違う
「縛す」をどう受け止めるかだな
一日中悩んでいた
この手のは山田詠美と比べてしまうと…
フランス書院でもっと弾けてくれとしか
綿矢の文壇着エロアイドルおばさんの地位は当分揺らがねえわ
綿矢は小川洋子や角田の地位を確実に
継承していってるね。それ以上の存在になるかな。
文壇の代表的女性作家。
綿矢揚げ必死過ぎw
最近また新刊出てるね
スランプ期間を開けて一冊出ると
価値が高かったと思うのは勝手なものだな
NHKのスタパで見た綿矢のエロい肉体が
忘れられん。どうしてもオナニーの主菜に
してしまう。
というような男どもが綿矢の小説を
買って読んでいる固定読者層だね。
328 :
吾輩は名無しである:2013/03/14(木) 18:36:34.53
「憤死」って、大江の「水死」を意識してるのか?
大江悶絶死w
綿矢。で金儲け
330 :
吾輩は名無しである:2013/03/15(金) 18:07:02.35
「憤死」と「大地のゲーム」だけど、
読書メーターの感想を読むと綿矢の新境地連発で面白いみたいだよ。
323のカキコは大げさではないな。
大学時代はマスコミに騒がれてストーカーに遭うなどのショックで
落ち着いて書けなくなってスランプ気味だったのかも。
現代文学の女流は稼げる書き手が揃っている。
なのに出版不況でまだ足りないのか。厳しい情勢だ。
大地のゲームは石原千秋にケータイ小説みたいと言われてたけどw
中盤までは面白かったのに結末へ畳みかけていくところで急速に陳腐になって
そのテンションのまま終わっちゃうからな
あと読んだ人に聞きたいんだけどギャンブルの大穴の概念を
この人逆に捉えてない? 賭ければ賭ける程大穴になるみたいな事書いてあったんだが
新潮3月号は買ってあるけどまだ読んでいない。海外文学を読むのに忙しいんだよ。
綿矢はまだ長編苦手か〜。「夢を与える」で判明したから期待してないんだよな。
綿矢りさが書いたので売れるからボツにしなかっただけ。
去年の群像で大江健三郎賞記念対談してたが、
大江から「綿矢さんの良さは中編で発揮される」だって。そうかもな。
綿矢好きは完成度でなくとにかく書いてくれれば何でも喜ぶ状態。
俺もそうなってきているw
評論家受け賞ゲットを狙った優等生が書いた完成度の高い小説よりだんぜん綿矢なんだよ
でもスターってなんだろうな…
文壇のアイドルはわかったから、読者にとってのアイドルを出せと
336 :
吾輩は名無しである:2013/03/16(土) 21:32:38.35
文壇のスターは小細工しないでも売れる人
2ちゃんで他の作家を貶めたり、せこせこステマしないだろうな
え、そうかな
売れてはないでしょ?
村上春樹とか、雑誌にはもう呼べないのかね
好きじゃないけど、ああいうの、アイドルでしょ
339 :
吾輩は名無しである:2013/03/18(月) 08:05:31.23
書籍の営業は目に付く場所とり戦に忙しいが、
本は他の商品と比べると敷居が高い。
あるのは知ってて読んでみたいという気になっても、
一生買わないで通りすぎるんだよな。
340 :
吾輩は名無しである:2013/03/18(月) 08:16:44.20
生真面目で大人しそうな中堅作家を観察していると
いじる必要もないのに横並びレベルを突き落とそうと立ち回っている。
何かされてても、
綿矢は「仲良くなれないの?」と一瞬思いはするものの今後はガン無視
未映子は「なんかかすったかな?」程度でガン無視
金原は「何だテメエコルァア」
美人女流とはそんなものだ
まるで日本語がなってないやつらが
暴れてる。
この流れで切れるひとは誰?
まさか
綿矢は大衆小説誌で書けよ
せいぜい中間小説程度の通俗小説を、純文芸誌に発表させて
頭の悪い読者を文学っぽさや芸術っぽさで煙に巻いて商売するとか末期だわ
文句は大江と大衆小説誌の文藝につけてくれ
>>345 お前がいくら嫉妬して悪口書いても
綿矢はびくともしない。
村上春樹、綿矢りさは文壇最高のスター。
348 :
吾輩は名無しである:2013/03/20(水) 08:33:51.84
文學界スレを見に行ってきた。
2000通の中から当選者が選ばれているのに、受賞後に1〜2作で消えるのは何故だろう。
文學界だけの話ではないけど。
芥川候補になって選考委員から酷評されると折れるのか?
矯正されちまったように小ぢんまりとまとまっていて
上手いだけの小説には飽き飽き。だったら綿矢なんだよ。
読者や賞にこびていないのに自然と読者の方からついていく。
>>350 ありがとう 家宝にするよ
>ほんとうに生きようとしていないノンキな似而非(えせ)芸術家が創作をやっている
似而非(えせ)芸術家からは似而非(えせ)芸術しか生まれないんだな
矯正されてなき声を上げられない猫、
子を産めない猫が無理に何かひねりだしたのを食わされてる気がして日本文学は窮屈なんだよな
着想を漫画やラノベに頼るだけでなく2ちゃんねるに頼って来る輩も居るし
虚構をひねりだす練習目的とかさ
>>348 だから選考が間違っているの。
まともな作品を選んでないから、
まとも書き手を選抜できない。
文學界に書いてる新人がこの半年でいつもよりそんなにいない気がする
芥川賞レースに出せる人材減
「七月のばか」と 「河童日誌」の選評は酷かった。
折れても無理はない。
あんなんだったら、候補にならない方が良かったんだよ。
356 :
吾輩は名無しである:2013/03/21(木) 12:56:00.85
綿矢、去年の3月にパリで開かれた国際書籍市に、
大江、島田、辻らと共に招待されたんだな
権威のほうが綿矢に書いてもらいたくて媚るようになる
反日左翼陣営に取り込まれたんだな。
>大江、島田、辻
反日左翼?
文壇は左翼嫌いだぜ
綿矢は南木佳士系の括りだな
薄い…なんかダシを入れ忘れたすまし汁みたい
まあ好みもあるけれど南木佳士 高樹のぶ子 直木出だけど山田詠美には
1_も琴線が触れた試しが無いやw
へ? 本格的な書き込みが来るようになったな
ここは基本は読者視点でも語るために文学板で創始したスレなんだけど
まあ、書き手(作家を目指す人でもプロでもセミプロでも)と
読み手(純粋な読者、評論やノンフィクション系よりで純文を読む人)双方の意見で
有意義な意見交換ができれば良いのだけど
書く人でも書くだけでなく、文学や芸術その他の感化を受けて五代誌を少しでも読む人
>>360 どうも。後で読ませてもらうね
いま某フランス文学を読み終わったところでフッフ
363 :
吾輩は名無しである:2013/03/21(木) 17:59:24.29
大江 島田 辻 綿矢
眩しい面子
>>360 今読んだ。
これぐらいの読書経験と感受性と覚悟が無けりゃ、
偉大な作家になんかなれないんだなぁ。
「辻」?????
招待客の人選がようわからんな
どうせエセ芸術家だから偉いこたあ言えんわ
謙虚になってそう思うね
「俺は本者であいつは偽者(キリッ
俺の認めるあの子は本者」って奴ばっかだろうなw
>物語を書くのは容易ではありませんでした。思い描いていたことを言葉にするとそれは紙のうえで枯れ、思考やイメージはその生命力を失いました。そこに再び力を吹き込むにはどうすればいいだろう?
ノーベル賞作家でも同じ悩みを持つ時期があったんだな
海外文学の文体は目が覚めるほど清潔
読み出すと、日本文学、特に五代誌の小説は読みにくい
こんなこと言うとスレの意義がないけど
五代誌の小説を妥協して読んでるようでは駄目だ
次スレはないかもしんない
僕は読者でいいや
大江もスター
日本人作家がパリで注目された春
http://www.nippon.com/ja/views/b01001/ パリ国際ブックフェア 日本の招待作家20人(姓のアルファベット順)
http://www.nippon.com/ja/views/b01003/ 江國 香織(小説家、詩人、エッセイスト、絵本作家、翻訳家)
古川 日出男(小説家)
平野 啓一郎(小説家)
堀江 敏幸(小説家、フランス文学翻訳者)
角田光代(小説家、エッセイスト、翻訳家)
大江 健三郎(小説家)
島田 雅彦(小説家、エッセイスト)
多和田 葉子(小説家)
辻 仁成(小説家、ミュージシャン、映画監督)
綿矢 りさ(小説家)
ヤマザキ マリ(漫画家)
吉増 剛造(詩人)
五味 太郎(絵本作家)
萩尾 望都(漫画家)
鎌田 慧(ルポライター、ジャーナリスト、ノンフィクション作家)
加藤 久仁生(アニメーション作家)
駒形 克己(絵本作家、グラフィックデザイナー)
黛 まどか(俳人)
じゃんぽ〜る西(漫画家、イラストレーター)
関口 涼子(詩人、エッセイスト、翻訳家)
じゃんぽ〜る西って知らんなぁ
文鳥ヨシト
374 :
吾輩は名無しである:2013/03/23(土) 10:12:23.28
360を貼り付けたのはどこかの編集者?
創芸板でなく当スレに貼るのはなぜ?
満州草子
今度五大誌から芥川賞外したら、
メンツ丸つぶれだね。
候補作を予想してみる
藤野可織「爪と目」(新潮)
上村渉「あさぎり」(すばる)
山下澄人「歌え、牛に踏まれし者」(群像)
378 :
吾輩は名無しである:2013/03/24(日) 13:30:33.33
群像4月号の短篇競作特集で、
岡本さんが群像の面目を保ったな
379 :
吾輩は名無しである:2013/03/24(日) 21:01:03.38
群像の短編競作、amazonの評価みた?
コメコビトが珠玉の一作だって。
若い人の感覚はわからんなあ。
俺もオッサン岡本の高田山は良いと思ったが俺もオッサンなんだな。
みたよ
378を書き込んだ数時間後に新品が売り切れてた
2ちゃんねる効果か?
このスレの意見はバカにならないんだな
それより、文學界のバックナンバーで中古で2000円以上になってる号があって謎だ。
381 :
吾輩は名無しである:2013/03/24(日) 21:45:33.14
群像の短編競作特集スレ内人気順位
編集部さん、みてたら今後の参考にw
良い情報(
>>360)を貼り付けてくれたお礼
1位
岡本学「高田山は、勝った」 2人
橋口いくよ「芸能人気取り」2人
2位以下
なし
目を見張るような作品が一作もない。
五大誌も終わりだね。
一読して仰天させてくれる作品が読みたいんだがな。
特にひどいのが震災便乗小説。
いい加減にしろ。どこまで乗せられるつもり?
>>382 文學界で阿部和重の新連載が始まったけど震災小説だって。
綿矢りさまで新潮で震災SF書いている。
384 :
吾輩は名無しである:2013/03/25(月) 13:27:20.69
>>381 それ、オッサンかつ2chのひねくれた順位や。
今村友紀
片瀬チヲル
澤西祐典
このあたりが「世間じゃ好評価」じゃねーのか。
群像4月号でいとうせいこうの新連載「存在しない小説」が掲載されてるけど、
味気なくて半分しか読まなかった。実験的な話みたいだね。
同誌に筒井康隆先生の「創作の極意」に書いてあった。
「小説で実験するだけで印税と泉鏡花賞をいただけた。
実験の結果作品いかんによるのでなく、文学では実験するだけで評価されるとは何ともありがたい」
味気なくて読了するのが苦痛ではなぁ…。
>>384 twitterでも岡本さんの短編は人気だよ
前向きな流れにしようと群像の短編小説で良かったのを募集した結果だからな
他の人気はそうでも当スレの結果を提示しただけ
場所によって違うのはとうぜん
ここも世間の一部
>>385 実験しないよりははるかにましだろ。
大半は実験すらせず、
えんえんと負け組の悲哀を書き続ける。
>>388 五代誌を読むひとは古今東西の文庫や単行本を読んできているから、
比べられてしまうんだよ
ライバルは同じ雑誌の書き手だけではない
390 :
吾輩は名無しである:2013/03/25(月) 19:14:59.76
比べるまでもなく絶対的にレベル低いぞ。
>>390 はっきり言うなぁ…
「創作の極意」はノンジャンルで通用する連載だな
筒井康隆先生、ハルヒを読んで思索にふけるんだ
大江健三郎先生が綿矢の小説読む姿を想像できないけど、それもまた…
今の文壇連中だと、短い短編勝負なら素人でも十分戦えるな。
上に書いてある短編の競作かな?本屋で読んだら、こんなんで金はらう奴いるのかよって
レベルだったような。
393 :
吾輩は名無しである:2013/03/25(月) 21:58:21.53
つか群像は終わってるな。
なんだ、あのレベルの低い「短編凶作」は。
唖然としたわ。
文芸誌はおそらく編集者のレベルが下がってる。
まともに小説読めるやつがいない。
>>392 >短い短編勝負なら素人でも十分戦える
同感
20〜30枚程度だろ?
かえって素人の方が上手くて面白うのを書ける
受賞第一作や実力のないコネ者を安易にひねり出す温床だ
いとうせいこうの新連載小説は、海外かぶれだな
「円城の道化師の蝶」を読んだときのつまらないなさに近い
世界文学の古典を読んだあとだから、なおさらつまらない
本物の前には色褪せる
翌月号が待ち遠しくて、発売日まで待ちきれないほどの文芸誌はないのか
394訂正 面白うのを→面白いのを
編集のせいなのかな?書く方に人材がいないんじゃないのかと。
昔みたいじゃなく、小さい頃から、文字になれ親しんできた層が薄いと、つくり出す人材の方も
相対的に薄くなるんだと思う。
スポーツでも、小さい頃からプレーしてないと1流選手にはなかなかなれない。
時代的な背景を超えるのが、難しいんではないかと、個人的には思うな。
>>394 でも、素人はプロ以上に、ピンきりだからね。一概に、素人、プロというのも危険だわと思ったが。
>「早稲田文学」「三田文学」「江古田文学」
「太宰賞ムック」「en-taxi」「真夜中」
ここいらへんもあさってみるか
一冊文芸誌を買って、
せっかくだから目当て以外の小説を読んでると時間くうわ
三月は群像4月号を入れて二冊しか本を読めなかった
悲観的な事言ってるのがいつもの年金暮らしの句読点お爺ちゃんだけで笑える
>悲観的な事言ってるのが、いつもの年金暮らしの句読点お爺ちゃんだけで笑える
ああ、笑えるね。
五代誌を読んで満足してるようでは駄目だから前向きな意見だけどね
掲載作のどれを単行本にするか探るのが目的の捨て鉢だと、
編集者からして悲観的なことを言う始末だしな
>>384 橋口いくよが良く見えるとか、正統派に飽きたから色物に飛びつく典型的な反応だよなw
木下古栗が妙に持て囃されるのもそう
なーにがポストモダニズムだっつーの
橋口いくよに一票入れた二人は色物だと知らないで読んだんだよw
先入観なしの結果
群像の特集ぐらいで何そんなにイラついてるんだか
喧嘩腰なカキコばっか
このスレはいらないな
ネタと情報投下は中止
勝手にやってろ
情報投下なんてこのスレであったっけ?
週刊読書人の次号予告をそのままコピーしただけのを情報投下と偉そうに言ってんのか?
自分と違う見解にビビってるようじゃ、そもそも文学になんか向いてないよ。
来月の群像で大江賞発表だから予想しろ
予想はよそう
日経って文芸月評みたいのはないんでしょうか
ない
大江健三郎賞候補者の予想
パリ国際ブックフェア参加者のいずれかが選ばれる説を打ち出す
江國 香織 古川 日出男 平野 啓一郎 堀江 敏幸 角田光代
島田 雅彦 多和田 葉子 辻 仁成
燃焼のための習作のことですね、わかります
九州芸術祭の受賞作を読むのが楽しみ
もちろん月刊誌で読んで即単行本買った「燃焼のための習作」装丁と紙質が劣悪過ぎた
著作堀江氏だから、どんなダサ装丁でも紙質が悪くても
売れるものは売れると踏んで手抜きの限りを尽くした出版社にスゲー腹立った
売上含めて頂点に立って然るべき作品だと思うが
あの何故か湿気った感じの紙質と手抜き装丁じゃ、大江賞すら心もとない感じ
良い作品は、他の全ても良く無きゃダメだと痛感した一冊
てすと
自分は燃焼〜の単行本の装丁はけっこう秀逸だと思うよ。
群像の本誌の装丁はダメダメだけど。
おんなじ人が装丁してるのにねぇ
春樹の新刊もそうだけど、文字だけの表紙が流行ってるね
コスト削減かな
群像のテカテカ表紙と紙質は割合好きw
「燃焼のための習作」はシンプルに見せかけて
かなり凝った入れ子式の話だったので
あれでは地味かなと…。
平野の「決壊」装丁風、もう少しテカったブラウンに白抜きの題名
風車白抜きも少々添えてフェイク2重カバー風…ってのも良かったかな、と…。
個人的に丹下健太の「仮り住まい」平野「ドーン」みたいに
テカった表紙が好きw 文字だけの表紙も好きだな
420 :
吾輩は名無しである:2013/04/02(火) 11:21:36.39
お前のいう「テカテカ」ってのは
かなり雑多な種類の表紙の寄せ集めだなw
>>420 レスありがd で、そうなんです…
諏訪哲史「ロンバルディア遠景」とか町田康「スピンク合財貼」等の表紙
ツルツルテカテカした紙質の表紙が個人的に好きなので
好き作家の新刊表紙がそのタイプだと嬉しいんですね
まあ辻原登 池澤夏樹 佐伯一麦等の新刊単本行表紙がノーツルテカでも買いましたけどw
古井由吉氏の単行本表紙はいつも地味… 大江賞は是非堀江氏でw
諏訪哲史は同じカバーで統一してるけど作品がねw
「ロンバルディア遠景」
「アサッテの人」
「りすん」
>>421 いやどういたしまして。
でも装丁にそこまでこだわる読者に
会ったことなかったから、新鮮だわ。
「てかてか」の表紙だと年数が経つにつれてくすんでくるから
ザラついた手触りの方が好きだな
堀江氏の小説は苦手だけど、「燃焼のための習作」をぐぐってみたら面白そうだ
読んでみる
425 :
吾輩は名無しである:2013/04/02(火) 20:56:01.59
すばるの表紙は陳腐だなw
>>425 え〜すばるの表紙良く無いですか?w
4大月刊誌の購入頻度が高いと
日本文藝家協会が毎年4月に刊行する、
文学2013 3465円を買うのがちょっと嫌だ。毎年そう思う。
あれ、凄いお買い得なのは確かだが
春は自動車税と自動車保険年払いと墓の管理費年一括があるんだよ トホホ
無駄遣いは控えめにw
コネを潜り込ませて、日本文藝家協会も終わってるな
権威は朝吹を芥川賞に潜り込ませられるぐらいだから序の口
群像2012年12月号の短編特集を読んだけど、三木卓の「咳」はそんなでもなかった
もっと優れた短編はあったのに変
気をつけよう
出版社のさりげないステマ
432 :
吾輩は名無しである:2013/04/04(木) 09:39:19.34
芥川賞は、また黒田みたいな救世主があらわれないと
凡庸な作家がとって盛り下がるだけに終わりそう。
最年少も最年長も中卒も高卒引きこもりも使っちゃったし、
作家の属性で盛り上げるのは難しくなったな。
しかし5大誌による寡占体制は機能しなくなったな。
新人のリクルートに問題があると言わざるを得ない。
2ちゃんでステマしても、
逆効果になることが多い。
話題作りのために最年少受賞者を出すしかないな
13歳と90歳の組み合わせはどうだ?
次はおかまか宇宙飛行士だと思う
チヲルとナガラはまだ早いか
2013年5月号ラインナップうpサービス
『文藝』
特集 舞城王太郎
小説
今村友紀「ジャックを殺せ、」
佐々木中「らんる曳く」
山下澄人「砂漠ダンス」
木皿泉「夕子」
大据一正「関係――未来」
追悼 佐藤亜有子
新連載 町田康「ギケイキ」
『文學界』
講演録 鹿島茂「なぜレ・ミゼラブルは人の心をうつのか」
小説
西村憲太「跼蹐の門」
藤沢周「千楽」
佐藤亜紀 中原晶也 天久聖一 J・バドニッツ 小祝百々子 他
『群像』
大江健三郎賞発表
本谷有希子「自分を好きになる方法 250枚」
川崎徹「ヨシダ 100枚」
インタビュー 長野真由美「記号が生み出す多様性」
連作 片岡義男「三人ゆかり高円寺」
『すばる』
戯曲 井上ひさし 木の上の軍隊
小説 椎名誠「ガルル」
原田ひ香「シュガーベイブ、シュガーダディ」
新連載 いしいしんじ「よはひ」
対談 佐々木幹郎×宮沢章夫「3.11後の言葉と声」
掌握 瀬戸内寂聴「サロンコンサート」
『新潮』
創刊1300号記念特別号
赤坂真里 阿部和重 伊井直行 池澤夏樹 いしいしんじ 絲山秋子
戌井 昭人 岡田利規 小川洋子 加賀乙彦 角田光代 鹿島田真希
金井美恵子 桐生夏生 黒井千次 黒田創 黒田夏子 小池晶代
小林恭二 佐伯一麦 柴崎友香 島田雅彦 笠原頼子 瀬戸内寂聴
高村薫 田中慎弥 辻原登 津鳥祐子 筒井康隆 津村節子 長野まゆみ
中村文則 西村憲太 橋本治 日和聡子 藤沢周 吉井由吉 古川日出男
保坂和志 町田康 木村美苗 村田喜代子 村田沙耶香 山田詠美
439 :
吾輩は名無しである:2013/04/04(木) 20:27:56.70
文藝と文学界買うわ。今村の作品の出来に興味深々。
文学界は九州芸術祭受賞作目当て。
違う、九芸祭受賞作は5月号掲載じゃなかった(ガッカリ
442 :
吾輩は名無しである:2013/04/04(木) 21:49:23.44
今村友紀「ジャックを殺せ、」
↑タイトルから見るかぎりでは
おもっきりラノベっぽい。
予想通りだったら笑えるな。
どうやら舞城大先輩や西尾維新の
後継者になりたいみたいだ。
444
文学界公園→文学界講演(訂正)
www
後援
ごめん、疲れてるみたいだ
創芸板の某固定騒ぎで
連投失礼
447 :
吾輩は名無しである:2013/04/04(木) 23:56:03.92
お知らせ
市原警察署の生活安全課の帰化人創価警官の指導の元、
入学式から2週間ほど、在日の創価学会員を主体とした自称防犯パトロールが、
2週間ほど行われることになりました
生活安全課の指導であることと、パトロールであることは、
絶対に公言してはいけないとの指導も、帰化人創価警官より出ています
期間中は2人組の在日の創価学会員が、頻繁に創価批判者の自宅周辺を、
うろつき回ると思われます
日本人の方は、充分に注意してください
>>444 Wikiまで参照してデビュー短編とかてめえの目は節穴かよ
川崎はデビューどころか短編なら相当な数書いてんだろ
それに群像で何度も執筆してんだろ
文芸誌読み始めて2年目がニワカ根性で知ったかしちゃいましたか?w
おいw
句読点で即レスされると俺が空回り自作自演してるみたいに見えるからやめろw
川崎さん来てたんだ。ドヤ顔してると読んであげないよw
木皿泉を色物だ!と騒ぐならまだしも、
川崎徹をひっつかまえてデビュー作と言われてはそりゃ突っ込みも来るだろう・・・
文学板も情報早いな。
457 :
吾輩は名無しである:2013/04/06(土) 11:14:07.23
みんな手にいれた?
大江賞もレベルが大分落ちたね。
そりゃあ、村上春樹にやろうとしても、
彼の作品は当然のように英訳されるから
無意味だよな。
結構マジにショックだわ
堀江氏ではなかったのか
462 :
吾輩は名無しである:2013/04/06(土) 22:36:41.01
井上ひさしってDV男らしいじゃん。
464 :
吾輩は名無しである:2013/04/08(月) 07:02:10.48
465 :
吾輩は名無しである:2013/04/08(月) 07:57:06.22
文芸誌から作品を選んで語り合いませんか?
>>465 じゃあ文学界掲載の新人小説月評。
先月号群像の短編小説競作の評価をどう思いますか?
作品を具体的に出せや。
文学界の表紙って怖いよね、おどろおどろしい
>>465 文学界を買いました。以下は読む予定の作品です
西村憲太 跼蹐の門
藤沢周 千楽
ナディア J・バドニッツ(岸本佐和子訳)
僕の足元にはうさぎがいる 長野桃子
高橋源一郎 ニッポンの小説第十三回 小説は「社会の役に立つ」のか
鹿島茂 講演録 なぜレ・ミゼラブルは人の心をうつのか?
語り合いたい作品が他の文芸誌にあって指定していただけるなら
作者と作品によっては購入してもかまいません
津村記久子は賞取り屋だなあ
471 :
吾輩は名無しである:2013/04/09(火) 07:15:00.55
>>466 リアリズムで書く新人が少ないといった印象ですね。
これは時代の流れなのでしょうか。
>>469 ↑こっちは糞リアリズムのオンパレードじゃねえかw
473 :
吾輩は名無しである:2013/04/09(火) 07:44:00.33
474 :
469:2013/04/09(火) 08:02:02.99
作品を選んで語り合いたい方はいなくなったんでしょうか?
>>471 今村氏の「バスチオン公園の馬鹿たち」は酷評に終わりましたね
<清水良典評>
詐欺師が詐欺師にだまされる単純なコント。作中人物を「馬鹿」
と片付けるタイトルに芸のなさを感じる。
<田中弥生評>
エイプリルフールの公園を舞台に四月馬鹿の騙し合いを描く。
普通に読めるという以上のものがなく、四月号がらみを始め、
企画のしばりや技巧を強調して新人としての勝負から逃げて
いる印象を持った。
清水氏の一回目の月評は○×方式だったのに、
二回目以降はやめてしまった。おもしろかったのにな。
かしこまるようになってしまって・・・
編集部から待ったが掛かったな。
>>470 褒めてちょうだい子だから。賞とって喝采を浴びるのが目的なんだろ
芥川賞受賞インタビューで記者からの「狙っていたんですか?」の質問に対して、
「狙いました!」とはっきり答えてるから。今度は野間文芸賞狙いだろうね
清水氏、一回目の新人月評で新潮掲載の津村短編に△つけてたから、
本人が怒って文春にクレームつけたのかも。モンスターっぽいじゃん、津村って
新人じゃねーのに何で新人と混じって月評するんだあああああってさ
>>475 まあ清水や田中じゃなくても
同じようなコメントするだろうな。
批評家を動員するほどの作品ではない。
まあそもそも短編凶作なんて企画が最悪。
沢西は母親が砂糖になる話だし、
もう目も覆わんばかりの惨状だわ。
馬鹿は今村
興奮の所申し訳ないが、目"を"覆わんばかりですよ、おじいちゃんw
481 :
469:2013/04/09(火) 19:02:58.94
作品を選んで語り合いたい方はいなくなったんですね
読んで感想があったら書き込むかもしれないのでそのときはよろしく
>>478 なんの。
もっと目"も"覆わんばかりに酷評された輩が過去にいるぞw
>>478 今村だの澤西はもともとたいしたことないだろ。
本人もそれを知ってるから大学院に在籍してるんだし。
あれは学者コース。今季に芥川賞落選した小野みたいに
学者しながら、ほそぼそと創作していくタイプ。
2人とも童貞顔なんだよな
485 :
吾輩は名無しである:2013/04/10(水) 10:40:44.06
文藝の亡くなった方の短篇を眺めたい
あと、野崎歓の連載を読む
>>483 まあ東大京大なんてのは
クズの巣窟だからね。実力ないから、
必死に受験勉強してるだけだから。
487 :
吾輩は名無しである:2013/04/10(水) 11:55:26.79
>>485 文藝立ち読みしてきた。
今村氏の作品はついていけなかったヽ(;▽;)ノ
>>487 短編なら読んでもいいけど、60ページ以上あったよな
それだけでパスした
ついていけないってどういう意味?
やっぱりクリスタル灰みたいなラノベ風なの?
澤西の「砂糖でみちてゆく」評
<清水良典評>
老いた母の介護をする女性の話だが、肉体の老化がすべて「糖化」に
変換されている。徐々に砂糖に変わってゆく母親の体が、最後は食す
対象にすらなる。しかしむしろそこに、肉親の衰えと死を受け入れる
痛みが滲んでいて、たとえば主人公のデート中に母が蟻にたかられた
場面に強烈に表れている。
<田中弥生評>
全身が砂糖化する病を描く作品だが、病人や朗読会の様子が小川洋子作品
そのままに思えた。女性的な密室世界を覗き見して心地よく泣く甘い
不健康さの気配に胸焼けがした。
人が砂糖に変わるとか、介護の悩みとか、
そういうのがいかにも「文学」らしいと悦に入ってるのが
痛すぎ。
492 :
吾輩は名無しである:2013/04/11(木) 11:22:45.54
文学とはなんなのだろうか?
すばるで谷崎由依も似たようなの描いてたな
人が砂になる作品
すばるの趣味なんだよ
人が……になるってのはもうダメだね。
カフカのあの作品のパクリを何回繰り返すんだ?
澤西は描くたびにパクリを指摘されるな
フラミンゴはカフカの変身
文字の消失はコーマック・マッカーシーの「ザ・ロード」
今回は有川浩の「塩の海」やら小川洋子作品かよ
すぐパクリを見破られるようでは、
芥川賞なんかはとても無理だね。
芥川の研究者がちょうどいいのでは?
爺世代(笑)の文学ファンから見捨てられた「現代文学」は
生き残りをかけてラノベ読者層やゆとり世代に媚を売り出した
その結果が今のありさま
今村と澤西はその筆頭だ(笑)
清水氏は「砂糖でみちてゆく」を絶賛しているな。
読んでて「肉親の衰えと死を受け入れる痛み」なんて感じなかったぞ。
描いた作者でなく、そう感じた清水氏の感性が良いのかも。
朗読会描いてるからって小川洋子そのままに見えたとか難癖以外の何者でもない
むしろ誉めてんのかと疑うレベル
田中弥生は相変わらずだな
田中ではないが俺も思ったよ。小川洋子の「人質の朗読会」かよwって
そのままではないけどさ。澤西は小川洋子の影響受けてるからな
他の作家がすでに描いてるネタをつぎはぎしてるだけ
それが澤西の創作のやり方
澤西、来てるな
元ネタがあるのは別にいいけど、
元ネタをフィーチャーしてるわけでも、元ネタが分かりにくく工夫くしてるのでもなく、
あれを元ネタにしてるんだな、と分かりやすいのは作家しての資質に関わるよな
人が砂糖になるって発想自体が
もう終わってるわ。どう考えてもラノベだもん。
ペリカンだって同じだけど、そんなばかばかしい話を
持ち出して、不条理だなんていわれてもなあ。
パスティーシュで芸の幅を広げようとするのはよいけど、独自性がないものは結局価値がない
かといってラノベ的設定のみょうちくりんな世界で独自性を出そうとするのは浅はか
新人の成長の過程として大目にみる人もいるだろうけど、こんなのばかりだと見限る人のほうが多いんじゃないかね
すばるは独自性や社会性のないものを好むからな
谷崎由依の人が砂になる話といい寓話ばっかだ
消失系もあったな
だからあいそつかされて書店や図書館に置かれなくなっている
だけど本屋ではすばるのほうが多く入っている気がする。
ラノベと純文に二極化していくと思う
うちの方では見ないな。以前は図書館にあったけど置かれなくなった。
借りる人がいないと図書館ですら買わなくなる。
たまに買うほどでもないけど読みたい作品があるとき不便だ。
すばると文藝はラノベ
新潮と文学界と群像は純文
どっちがいいとはいえんが
510 :
吾輩は名無しである:2013/04/11(木) 21:51:03.86
漢方小説は純文
漢方小説はリアリズム系の恋愛小説。
まああれくらいならなんとか純文学的な品格は保てる。
まあ漢方小説自体は駄作だが。女がペリカンに変わったり、
者が次々と消えたりするラノベ系の小説よりはまし。
4大文芸誌、20年近く毎月購入多々だが
何故か中島たい子はALLスルーだったので
尼で中古を購入しようと思ったが、図書館で予約したw
恋愛系が多いんだね…恋愛ばっかりって何だかね…
江國香織もそうだけど、もう恋愛なんて古臭い感じがしないでもないつぅー
文藝買ったけど、今村って人はラノベ以外は書けないのか?
きついなあ、こういうの文芸誌でやられると・・
>>512 20年近く買ってるなら過去の文芸誌掲載のやつ読めばいいのに。
>>513 ジャックはラノベ丸出しだったな。
心配なのは、ああいう作品が大手ふって
文芸誌に乗るようになると、東とか宇野とかの
ラノベゲーム脳の評論家が鬼の首でも取ったように、
やっぱり純文学もラノベに征服されたとかいいかねないことだな。
どう考えても今村の作品は純文学ではない。
リアリティーある設定が作れていないのでミステリーなどの
エンタにも入らない。どう考えてもラノベだわ。
あそこまでレベル低下させるのはいかがなものかな?
>>512 凄い・・・
>>513 今村氏の新作、読んだら感想アップよろ
自分はパス
クリ灰とバスチオン公園〜で限界
517 :
吾輩は名無しである:2013/04/12(金) 20:24:20.02
今村のは、舞城に似てる気がする。
とにかく設定が極端でめちゃくちゃで漫画的。
漫画をそのままノヴェライズしたみたい。
文藝の編集者は若造だな
平均年齢24〜28位で、
ラノベと漫画ばかり読んで編集についたんだろう
今村、短編と中編を書けるようになったんだ
520 :
吾輩は名無しである:2013/04/13(土) 06:49:04.62
芥川賞取りそうな新人はいる?
このへんかな。シュミじゃないけどやたら担がれてるから。
そのうち候補になる気がする。
新潮出身の小山田浩子
文學界出身の藤野香織
ごめん、藤野香織→藤野可織
候補者予想
藤野可織 上村渉 山下澄人 舞城王太郎
文芸誌は舞城を諦めていない。
文藝で舞城特集を組んでるのは芥川賞受賞を見越した売り上げに期待しているから。
新人を育てられないすばるは、文學界や新潮でコテコテの純文を書く人材を持ってくる。
小山田の候補はまだ先。
523 :
吾輩は名無しである:2013/04/13(土) 08:53:56.25
「ジャックを殺せ、」
あざといタイトルで胸焼けする
文学界掲載の「2013年上半期同人雑誌優秀作」を読んでるけど
これもまたラノベみたいできつい。どうしたんだ文学界?
文藝に載ってれば違和感ないのに。
>>521-522 かなりよく読んでおられれるみたいだけど、
来季の候補作としてはちょっとなあ。
全員ぱっとしない。まあ舞城は別として。
でも舞城はどうかなあ。とるとしたら来季しか
ないかな。これ以上遅れたらもう新人から外されるし。
来季は今のところ有力な候補者がいない。去年の黒田みたいに
いきなりすごいのが出てくれば別だが。
でも舞城なあ。俺みたいな純文学ファンにはかなりの
拒否反応がある。「好き好き愛してる超愛してる」とか
ああいう日本語の使い方が純文学畑の人間の神経を逆なでする。
527 :
吾輩は名無しである:2013/04/13(土) 18:51:26.72
>>525 いや違うんだ。文学界は同人誌優秀作の選定を
やめて三田文学に下げ渡した。だからあの作品は
三田文学が選んだのをそのまま載せてるんだ。
文学界らしくないとすればそれが原因だと思われる。
>>526 毎度、予想に反したのが候補にあがるんだよな
受賞作なしになるかも
今季に100枚とか候補にあがる範囲の枚数で
書いてる人となると限られてしまう
>>527 なるほど
同人誌優秀作からたまに有力な新人が現れて
西村みたいに芥川賞作家になる人がいるけど、
もう期待できないか
不作だと出版業界は出来レースを「用意」する。
来月発表の新人賞―文学界、太宰、群像の中に目玉がいるかも。
デビューはしていなくても力のある知人に頼んで最終に残し、
用意した知人を潰せる出来の応募作がなければそのまま受賞。
…芥川賞候補に。
「そんなことないって〜おまえの考えすぎ」と否定してくれる人を望む。
530 :
吾輩は名無しである:2013/04/14(日) 16:23:20.31
太宰賞はないわ。早稲田文学はあったが。
でも文学界と群像は最近劣化著しいからな。
5月に文学事件となる何かが起きそうだ。
刺激を求めているだけかもしれんけど。
532 :
吾輩は名無しである:2013/04/14(日) 22:15:51.73
黒田夏子って出来レースで出てきたの?
経歴見ると、もろに中の人だよね
533 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 10:17:10.87
出来レースで出てくるなら、
もっと早く出てきそうなものだろ。
何も75歳になってやっとでてくることはない。
出版業界内部だとコネがあるからデビューしやすいのは
たしかみたいだが、圧倒的に有利でもないみたいだな。
多崎つくる読んだけど
村上が何故芥川を獲れなかったか、改めてよーく解かる典型本だった
文芸の芸が無い
「〜五人はみんな大都市郊外「中の上」クラスの家庭の子供だった。〜」とか
容貌や家庭環境にスノビズムを加え、それをいちいち文字に起こさないと毎度気が済まない村上。
小川洋子、堀江敏幸等、そんな外堀の埋め方なんぞ一切せずに
自然と登場人物のノーブルさが浮かび上がって来るのに…。
要は、本は作家そのものだ…村上って何か卑しい、つーかサモシイ書き手だと、個人的に再確認した一冊
古井 池澤 藤野千夜 小川 堀江 辻原 佐伯 町田 玄侑 中沢 吉目木 丹下
この辺り初版予約60万部でも全然OK、寧ろ当然そうなるべきなのだが
あんた文学を過大評価してんじゃないの?
537 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 11:31:17.48
>>534-535 それはすべて村上アンチのお前の勝手な意見だろ。
現実とは完全に入りした妄想。村上春樹が芥川賞とれなかったのは
あの当時の選考委員の側の文壇の無理解のせい。今だったら獲れている。
>>536 レスありがd >535です。
一応過大評価はしてないつもりですw
村上春樹氏があんなに?売れるんだったら
上記に書いた作家達が同様に売れても全然良いんじゃないかな?と。
芥川系作家の売上部数がどの位かは知りませんが、私の好きな作家達も
膝をポンと打つように上手いっ!みたいな端正さがあるのになぁと。
539 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 11:43:23.83
>>537 直木賞は獲れそうだけど市井の人間が書けない春樹に芥川はどうかなwwwww
540 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 11:50:11.57
春樹はデビュー作の、バスの運ちゃんがどうたらというあたりからして、生まれ育ちへの自負がにじんでるよ。
それが春樹作品のかわらぬ臭みなんだが、臭みにかかわらず売れてる。
>>538 ここ一、二年の芥川賞受賞作は何回も刷っているから○十万部はいってると思います。
受賞後の単行本は人気を保ってる作家で○万部。
>>541 デビューから読んでるけど
1990年初頭頃から変わって行った気がする。
新刊もsnob臭まみれじゃん。
春樹の新刊よんで思ったが、タイトルも内容も、ラノベの元祖だよな
どこでラノベと線を引いてるんだろう?
545 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 12:49:02.81
たった一人の村上アンチが必死にバッシング。
一人しかアンチがいないほど知名度低い作家なんか
オレも春樹の小説アンチだよ。新刊読んでないから黙ってるだけで。
でもエッセイは好きだな。
春樹は「エッセイを書くのも好きだが小説書くのはもっと好きで、
だから小説のファンになってくれる方が嬉しい」って書いてたから、
小さくなって発言を控えてるんだよ。
春樹作品は合わない。ハルキストは理解を深めているんだろうね。
マスコミの煽りで1Q84が発売されたとき、初めて春樹を読んだひとがまわりにいたけど、
最後まで読んでなに、この終わり方ってがっかりして古本屋に売った人が続出してたw
春樹の小説には中身がないって感想がAmazonレビューに多いけどそうなの?
気を悪くしないで教えてくれ。
それが本当なら、「小説において大事なのは中身ではない。パッケージや雰囲気」ってことになる。
549 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 13:50:14.18
エロ有、オシャレ、ちょっと癖のあるキャラ、馴染みの文化やアイテム、
そういうのがあいまって、かつ、バランスがとれてて人気があるんだろう
>>533 圧倒的に有利にもっていくには短中編がおすすめ。
もともと素養とか才能のあるなしは関係ない。
全然なってなくても編集者がせっせと書き直して文芸誌に載せて恥ずかしくないレベルに加工する手間暇をさいてくれる。
紹介された編集者の手腕にも左右されるし出版社の知り合いといってもピンからキリだからその人の権威がどれくらいあるかにもよる。
551 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 18:07:45.77
>>550 朝吹なんかはそれだよな。
まったく実力ないのに三作で芥川賞。
そのあとは全く小説発表せず。
あそこまで露骨なコネは引くわ。
552 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 18:26:51.62
朝吹って優等生ビッチっぽいわ
対談見ててそう感じた
>>459 「不名誉な作家」と呼んだ批評家のほうに話を聞きたいw
554 :
吾輩は名無しである:2013/04/15(月) 20:02:53.06
ハルキを読んだことがない俺には
>>534の言い回しなんかが典型的なスノッブに思えるんだが…
まあ読めば俺もそう思うのかもしれん。
ハルキが芥川もらってないのは、長編に移行したからってのもあるでしょ。
芥川賞なんて鼻くそ扱いできる谷崎賞とってるんだし。
今や谷崎も川端も価値を感じられない賞になってきてると思うけど。
川端賞は価値あるよ。芥川賞受賞作より好みの短編が選ばれてる。
今回受賞した津村記久子の給水塔と亀は文學界で読んでしまった。
関西おばさん気質だから反無縁社会を描けるんだろうね。
大阪人はおせっかいに思えるほど見ず知らずの人間にかまって世話を焼く。
首都圏は無縁社会状態だ。
556 :
吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 08:29:58.11
>>555 京都は全然違うよね。逆に表向きは
丁寧でも他人には冷たい。大阪は
何か温かいものがある。
557 :
吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 08:39:18.84
京都は文化が完結してて
その分、排他的な面があるからね
また、それを共有できな者を嫌がる面がある
関西でも、名古屋と京都はまた違うみたいだね
名古屋は関西なのかというと議論になるけど
ホームレス中学生も助け合って逞しく成長する話だった
首都圏人からすると夢物語だよ
ありえね〜ってw
給水塔と亀
川端賞に超納得
凄い好きだ
東京は大学が多いし、田舎嫌いの田舎者が集まってくる。
京都も大学が多いから。
津村氏の短編は、群像掲載の「台所の停戦」の方が良かったな。
台所絡みの家庭内のいざこざを三世代かけて終わらせる話で温かいものがあった。
短いページ数でよく三つの人生を濃縮させたよ。
「停戦」だからまた勃発して終息する将来を暗示させる題名で、
過去、現在、未来の奥行豊かな名短編だった。
短編は苦手な作家だと思ってたけどそうでもなかったんだね。
「給水塔と亀」で川端獲ったか。文学的にはこちらのが価値があるのかな。
562 :
吾輩は名無しである:2013/04/16(火) 11:57:10.71
あんた相当齢いってるだろ。
その手のしみじみ短編には
もう飽き飽きしてるんだけどね。
そんな小説読んでも少しも面白くないわ。
女性作家は男性の登場人物出すの避けて女同士の狭い世界の物語に逃げるから男性読者としてはつまんない
あほっぽすぎるから、男性読者ってまとめんといてw
安藤礼二や陣野が津村の物語をありがたがってるよな
男性読者の方が受けてると思っていたけど
けばけばしい恋愛物語はゲップでるほど飽きたから
男性読者としては津村さんの奥ゆかしさに安心できるw
567 :
吾輩は名無しである:2013/04/17(水) 08:06:30.89
ちっとも奥ゆかしくねえよ。
ただの人情話じゃねえか。
平岩弓枝の現代版。
津村のはスーパータイト贅肉無しな感じが良いと思うのですがw
まあ平岩弓枝は読んだ事がありませんから何とも
女性作家の古所で贅肉無しは倉橋由美子辺りでしょうか
とにかくタイトでスッキリみたいなね
ツムラの価値を認めろ!褒めろ!批判するな!と押し付けられてる気がする
洗脳されそうで息苦しい
570 :
吾輩は名無しである:2013/04/17(水) 18:51:08.75
随筆や評論では野崎歓を、詩的散文では管啓次郎をまずまっさきに読むように
いつのまにやらなっていた
きのうブックオフに行ったら橋口いくよの文庫が何冊もあった
全部まんがのノベライズ・・・
>>569 誰でも好き嫌い・合う合わないはあると思う
幾ら薦められても何度挑戦しても
その時苦手、嫌だと感じれば
それは現在の自分にとって合わない
と言う事になる
洗脳なんてあるのかな
合わないと言う話なら、何度新作に挑戦しても黒井千次と高樹のぶ子はダメだね
同人誌優秀作を何度も読もうと挑戦してるのに無理。
他はそこそこ読めて、文学界一冊で今月は充実の読書になった。
翻訳小説は嫌な気持ちになる短編だった。
教師をしている男がバツイチの妻の子供をたてにして自分は助かるんだぜ。
エッセイで、「痛い」は2ちゃんねる用語だと主張している人がいるけどそうだっけ?
日常でも普通に使うよな。
佐々木敦の連載評論で綿矢りさの大地のゲームのあらすじが紹介されてた。
読んでないけどどんな内容か気になってたとこだった。
痛いを流行らせたのはダウンタウンの松本だろ
2chができる数年前からフリートークで使われてる
第百十三回 ニッポンの名文 山口文憲 教育ママ鳩
…の冒頭
「もともとはいわゆる「2ちゃん」用語なのだろうが、すでにすでに広く使われているあの「イタ(痛)い」
といういい方は悪くない。ダサい、ウザい、キモいなどとくらべるとずっと批判的で、その分辛辣で底意地が悪く
毒気もある。たいへん使い勝手のいいことばなので、このまま定着するのではないだろうか。」
山口文憲氏も2ちゃんねらーっぽいな
このスレを見て笑っているかもしれない
はたから見てみっともない、はらはらする、気の毒の意の、「かたはら痛し」という単語がある。
俗語の痛いはまさにその流れだと思う。
それこそ「かたはら痛し」ですなw
俗語の痛いというのは、「かたはら痛し」という由緒正しいことばが現代に復活したものだ。
579 :
吾輩は名無しである:2013/04/19(金) 17:33:44.29
同人誌の優秀作ってのはとにかく
素人くさいんだよな。はっきりって作文。
いつかこんな冒頭があった。
これまでの人生で友達という存在には恵まれてきた。
もうここでやめたわ。小学生じゃあるまいし。
友達に恵まれてきたってwww
漢方小説は単行本で出たばかりの頃になにかの書評をきっかけに読んだことあるわ。
漢方医と体を壊してその医者に通う女(寝てばかりいて「私に優しいのは布団だけ」
って語ってたっけ)の恋愛未満の交流だったな。色んな漢方が紹介されてたかな。
山場のない淡々とした流れで眠くなった。
エンタメだとキャラ立ちしてないと駄目だけど純文はキャラ立ちしてなくても駄目ではないよな。
581 :
吾輩は名無しである:2013/04/21(日) 11:01:09.39
いやいやいくら純文でもある意味でキャラが立ってないとダメだろ。
漢方小説が駄作なだけ。どうして新人賞獲れたのか不明。
賞を取るような作品の主人公はどこにでもいるタイプばかりではないか?
新人賞だけでなく川端賞、芥川賞もしかり。
それが現代純文学の主流主人公であるべきなのか?と思ってたけど。
583 :
有能な政治家を貶め、無能な政治家を持ち上げて国力を削ぐカルト教団:2013/04/21(日) 18:44:05.70
★マインドコントロールの手法★
・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法
・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない
誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法
↑マスコミや、カルト教団のネット工作員がやっていること
TVなどが、偏った思想や考え方に染まった人間をよく使ったり、左翼を装った人間にキチガイなフリをさせるのは、視聴者に、自分と違う考え方をする人間が世の中には大勢いるんだなと思わせる効果がある。
....
自分の嗜好すらないバカが陥りやすい手法を用いているわけですね、わかります。
>>527 遅レスだけど、文學界に転載する推薦作候補に決まるのは
すでに転載歴のある人たちに集中しているので
新しい人に回してるんだとよ
ハニロウというコテハンが毎回候補に残っていて笑えるw
コテハンでそんな人いたっけ?
候補ってどこの?
同人誌優秀賞を獲って文学界に掲載されても同人誌でやってくのか
他に有力者はいないから再び推薦作候補になって落とされるの繰り返しw
次作を文学界に載せる気がないとはプロ志向ではないんだな
589 :
吾輩は名無しである:2013/04/23(火) 07:42:23.88
同人誌から出るというのは
プロになるなら逆効果になる場合があるな。
同人誌の基準で批評されるから、あくまでも
素人のレベルで判断される。プロとは全然違うわけで。
>>589 確かに。
それはもう文芸社から出たと言うだけで×ダメな印象と似ているなぁ〜
逆にスケートとかはプロになると、あ、曲芸師になったのね、みたいな落ち感がある
春樹アンチだけど、田崎つくるを読みたくなりました。
堀江氏の燃焼のための習作も読みたいです。
おすすめはどちらでしょうか?
両方読むチャンスがあるなら両方読んだら?
両方読めば、自分の好みも自ずと解かる
両方それ程厚く無い本だし、一冊2時間強あれば楽勝で読了可能だと思う
共に読んで思うに、比較しがいのある2冊ではある、と思う、個人的にはw
ありがとうございます。
両方読んでみます。
三島賞はいとうだろうなあ
読む気せんけど
想像ラジオか。評判いいから気にはなっていた
去年の三島賞受賞作を読もう読もうと思ってるうちに忘れてたしなw
いとうせいこうは何気に三島賞3回目のノミネートだからな
内容的にも文句なしだし満を持しての受賞濃厚だろう
あとは4回目ノミネートで毛色が違う内容の黒川創ももしかしたら
597 :
吾輩は名無しである:2013/04/24(水) 19:29:10.97
佐々木敦の「シチュエーションズ」に「想像ラジオ」のあらずじが紹介されていた。
重い震災文学みたいだからいまはパスする。純文では震災を直接的にしか描かいた最初の人だとか。
純文を読みたい人でなく震災について考えたい読者向けな感がする。
いとうは書くのに挫折して16年もブラブラしてたから、
震災便乗に走らないと再起できないんだろうな。
599 :
吾輩は名無しである:2013/04/25(木) 13:04:50.39
もともといとうは作家じゃないだろ。
べつぶらぶらしていたわけではない。
専業の小説家ではない。
当事者ではないのに書くことへの弁解がごちゃごちゃしてて重い
だったら書かなきゃいいのに
でもふだん純文を読まない層も買うから飛ぶように売れて良いこった
春樹の新刊を図書館で借りると一年待ちになりそうだ
一応予約したけど1500件以上待ちだった
近くの書店にいったら一冊しか置いてなかった。
この本はハルキストに買われたがっている。
アンチが手をだしてはだめだと思って買わないで帰った。
ハルキストでもないのに定価で買うと絶対にブックオフに売ると思う。
1Q84が発売されたとき周りにいたしな。
しかしブクオフでも100円棚にはめったにいかないんだよな
>>600 当事者ではないからこそ震災について書く事への筋道をきちんとしなければいけないわけ
お前みたいな奴はああ言えばこう言うな
どうせ被災関係者ですらなく文句言いたいだけなんだろうが
>>605 まわりくどくて悪印象なんだよ。その程度の反対意見でキーキー騒ぐなってw
ほとんど肯定意見なんだろ?
作者は何を言われたってかまわないスタンスだ
他の震災小説で好きなのはあるぜ
いとうがくどくど言い訳しているのは筋道を立てたいからではない
当事者ではないのに描くと、批判する読者はどうしても出てくるから
それを想定して批判されるのを回避するため
図書館で、
新潮は読めそうなのは吉井と西村くらい。無理して読もうと思えばだけど。全作ちら読みでやめ。
ついでに大江賞の作者さんの過去作(受賞作はなかったし、あえて探さなかった)いくつか読んできて、こんなんを海外に出してはたして売れるのと思えるような。
本屋で、春樹の新作は文庫本出るまで読まなくてもいいや。手元にあってもたぶん積読。つまんなさそう。
こんな感じ。あとスレ読んでハニロウってググってびっくり。美少女?ワロタ。
本谷は何度も芥川賞や三島賞の候補になったのに受賞できないんだよな。
演劇関係ならではの表現をする作家だ。演劇と漫画を足したかんじの内容だけど、
綿矢作品ぽい痛々しさもある。こういう女流が大江の趣味なんだな。
>自分がお金を落とすことで、自分でも気付かないうちに一体何の片棒を担いでいるのか、よく考えなければだめだと、今回身にしみて思った。1700円はその対価だと思う。
身にしみるAmazonレビューだなぁ。
春樹の新作は中古で1000円になったら買う。
611 :
吾輩は名無しである:2013/04/27(土) 07:59:48.22
>>609 まあ、大江健三郎も苦労してるんだろう。
毎年受賞させなきゃいけないけど、大した作家でないし、
とにかく選ばなきゃいかんのだからな。
すごい作品なんてのは、そうはでないって。
はっきりいってW村上以降、彼らに匹敵する作家は出てないでしょ。
それくらい希少価値なんだよ、作家や作品はね。
去年の絲山秋子賞が発表されなかった
やめたのかな
613 :
吾輩は名無しである:2013/04/27(土) 09:31:15.55
文藝に
連載中の
尼崎の愉快な仲間たち
は傑作。
全部で、4部作になるが、現在4部の終わりにかかっている。
美少女、美世が60才にさしかかり、多くの家に家族関係をつくり、
犠牲的家族主義のもと、地方王朝を築く。
要するに、尼崎版 地獄の黙示録だ。
検察の内偵で、美世の義理の娘に取り入り、
恋人となった加篤が、彼らの王国の崩壊をたくらむ。
>>613 文藝は季刊だからよほど面白くないと連載を追えない。
去年の野間文芸新人賞受賞者の日和聡子の文体は独特で、
他にないのが凄い……と思ってたけど最近がっかりした。
海外文学とコテコテの日本文学を読む息抜きにエンタメを読みあさっていたら、
なんと万城目学「かのこちゃんとマドレーヌ婦人」の文体と文章リズムが重なる。
文体ルーツはこれだったのか?
日和聡子の作品が載ってる文芸誌が手元にないから比較文をあげられないけど、
読んでる人にはわかるはずなので。元を知ってしまうとガクッとくる。
「肝心なところでいつもこうだ、嗚呼、老いてなおこんな仕打ちを受ける自分は
何と不幸な猫なの哉――云々。」――万城目学 かのこちゃんとマドレーヌ婦人 10p
いま思えば、文学界で連載されていた島田雅彦の傾国子女は面白かった
毎月読んでなくても入っていけた
616 :
吾輩は名無しである:2013/04/27(土) 12:45:58.91
>>164 いや違うだろ。今の若い作家の文体は全体としてラノベや漫画的なんだよ。
誰に影響受けたとかいうんじゃなくてな。
津原さんと可能さんと田中さんが支持し関わったラジー賞で
みごと優勝した本谷という不名誉な作家が大江賞?
世も末だな
文芸部門は2011年の一回しか開催してないよな。
文藝は永久にラジー賞だ。
群像と賞を争って文藝が逆転したのか。文藝賞にクリ灰を選んだのが勝因だな。
あの糞ブログの亡霊がこのスレに流れてきてるのかよw
オナニー談合は自己完結しとけって
GWだからいろんなひとが来るんだね
文芸ラジー賞、はじめて見たけど面白かったw
新潮編集部は真面目だね
今日、燃焼のための習作を図書館で予約したら一週間待ちだった。
綿矢の新刊は即日で借りて読み終わった。超一級ラノベだな。
623 :
吾輩は名無しである:2013/04/29(月) 08:56:26.74
今振り返ってみると綿矢や金原や、もっと上の平野あたりは
ラノベ的とか言われたけど、まだましだったな。立派に純文学になってるもん。
それにくらべると最近の今村とか沢西とか完全にラノベだもんな。
それ以外の文学としての読み方は不可能。
ゆとり教育がどこまで人間のレベルを下げてしまったかわかる。
今村は開成高から東大理科3類現役合格だろ。ゆとり教育とは無縁。
それより医学部から文学部の現代文芸論に文転するという経歴がおもしろい。
真剣十代しゃべり場レギュラーというのも。
625 :
吾輩は名無しである:2013/04/29(月) 09:22:02.33
>>624 東大だから何なの? 書いてるもの見ればレベルがわかる。
明らかにラノベだからね。まともな大人が読まないようなもの。
東大なんて今どきバカの巣窟。
帝京より下。
今村と澤西は、それぞれ文藝とすばるだから、漫画趣味なのははじめからわかってることだろ。
文藝とすばる出の奴は読み捨て小話ばっか書くな
今に「キングダム」とかに影響された
中国ものがでてきそう。あれ自体宮城谷なんかの
中国ものに影響受けてるんだけどな。
いまさらキングダムに影響ってw遅すぎだろ。
純文は他の分野に影響を与え日本文化を築く力があると過大評価していたけどなんたるザマだ
ラノベと漫画の影響を受けただけのもっと小スケールのバカどもを輩出するとは
すばると文藝の功罪はとてつもない。編集者どもは裸の王様だなww
二誌関係はでかいツラして2ちゃんねるを闊歩しないでもらいたい
あっちの板(創文)で
「文学を最高の芸術だと思えないやつはこの板に来るな。
漫画を最高の芸術だと思うなら漫画に命をかけろ」
ってキレまくってるおっさんがいるけど、
631を読んだ二誌関係だったりして。
633 :
吾輩は名無しである:2013/05/01(水) 16:49:32.82
新潮六月号に朝吹が描いてるぞ
朝吹w
2013年6月号ラインナップうpサービス
『新潮』
共同創作
「いりくちでくち」雨屋法水 朝吹真理子
創作
「沈むフランシス」松家仁之
評論
「谷崎潤一郎――映画と性器表象」四方田犬彦
「新発見 辻邦生の高校生日記」中条省平
対談
池澤夏樹×高橋源一郎
よしもとばなな×綿矢りさ
第三十九回川端安成賞発表
『文學界』
特集
「村上春樹を巡る冒険2013」
「『色彩をもたない多崎つくると彼の巡礼の年』を読む」沼野充義 内田樹 鴻巣友季子
「東奔西走――谷崎潤一郎と村上春樹」鈴村和成
評論
「保守家の孤独」平田和哉
創作
椎名誠 中原晶也 天久聖一 M・ペンコヴ 鶴川健吉 近藤勲公
第116回文學界新人賞発表
『群像』
第56回群像新人文学賞発表
寺山修司未発表戯曲「青い種子は太陽のなかにある」
『すばる』
対談
「この国の『知』の背景」姜尚中×高村薫
「少女時代の本を読む喜び」小川洋子×平松洋子
新連載
「犬たちの肖像」四方田犬彦
エッセイ
角田光代 穂村弘 鷲田清一 金原瑞人 山崎ナオコーラ
小説
「滅びの後の音楽」楠見朋彦
「サント・ニーニョ」松葉太郎
637 :
吾輩は名無しである:2013/05/01(水) 23:10:08.61
共同創作?w
共同制作w
朝吹制作w
雨屋放水でググったら飴屋放水だったじゃないかw
朝吹を育てようって魂胆だな
育てようというか、一人で書けないだけだろ。これで芥川賞作家さまだからなw
コネ以外何といえばw
新潮はコネコネでデビューさせた
朝吹が何も書けないでブルボッコになってるから
もう必死だよなw
どうしてここまでコネするかね?
もっと能力ある人材を一人デビューさせてやればよかったのに。
芥川賞の信用を落としたよな
朝吹はやる気ないのにまわりがやめさせたくないんだろうな
新潮は朝吹をコネコネしたり松家仁之に描かせて
新人賞はいらないのだと思っていたけど違っていた。
最年少受賞者で話題作りに励んで、
その後はすかさず自前の受賞者を三島賞候補にしたからな。
松家は別に悪くないよ。たしかに新人賞経てないけど、
まともな小説書いてるし。
能力もない朝吹を必死にプッシュっするのは
新潮の恥の上塗り。なんだよ、共同制作って。
バカにしてるのか? せめて平凡でも普通の小説書けよ。
すばるや文藝でもここまではしないな。
コネってのは本当にだめだね。文壇を腐らせてしまう。
645 :
吾輩は名無しである:2013/05/02(木) 10:18:27.78
まさにバカ殿だねw朝吹は。
二世社長の功績を作るために
周囲が必死になる会社みたい。
慶應は二世ばっかりだけど、
文学でも二世とは。話にならんわ。
朝吹で信用落としまくりの新潮は
他誌にとっては喜ばしいだろうねw
老舗で本格派ってタイプの新潮が
ここまでレベル落とすと、もうすばるも文藝も
たいして差がないことになるからな。それどこか
実力主義でやってるそちらの方がクオリティーが
上になりかねない。まあ今村とか沢西とかじゃだめだが。
なんだか小説家志望ぽいやつのコメばかりだなと思ってたが
6月号ラインナップ見てこの反応もやむなしかと考え直した
文芸誌死んでるわ
いや新人賞に期待しよう、期待するのはただだから
ラノベこそ世界最先端文学だよ
鶴川健吉って生きてたんだ
気持ち悪い小説書いたやつだな。
あれ、読んで後悔したわ。
文字通りへどの出るような小説。
ちょっと違う感じするんだが。
あの手の小説が受賞する文学界新人は
信用できん。
そんなこといったら共喰いはどうする。
花村の激励を受けて受賞した鶴川は二作目をだしてないから心配していた。
純文新人オタクとしては鶴川が芥川賞候補にあがる代物を描いてるか楽しみだ。
文学界新人が信用できないのはたまに京都コネ疑惑や鷺沢萌らの漫画パクリ疑惑があるからだよ。
雑誌そのものの信頼の担保はすばると文藝よりある。
>>648 一年以上ぶりにラノベを読んだら句読点つけて終わる台詞が多い。
今村の「ジャックを殺せ、」はラノベの影響。
ラノベはストーリーの面白さがすべてだな。純文よりしばりがない。
大多数の読者は純文の書き手や読み手ほど細部にこだわらないってことだ。
さて純文に帰る。
653 :
吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 04:48:25.35
その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。
その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。
その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。
その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。その目気色悪すぎこっち見んなど田舎男死ね。
653みたいに同じ文をつなげた表現もラノベに多いよ
658 :
吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 07:39:32.46
>>656 >>645は俺のレスだけど、それ以外は
他の人のだぞ。同じような意見を書き込んでると
同一人物に見えるらしいな。
書き込むとき、前の人の文調に合わせてしまうけど
気分の問題で
長くなりそうだと区切って2、3回に分けるときはあるな
640はおれ。
なんでも一人が書いてると思うのは2ch病
662 :
吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 14:12:18.89
宮廷卒
663 :
吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 16:37:03.32
>>651-652は俺だけどw
その後から一人おかしくなったな。
文學界のあの話題をすると発病者が出るのはわかった。
ここではNGにしよう。すまなかった。
666 :
640:2013/05/03(金) 20:06:44.09
667 :
吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 22:58:20.19
>>662 なんで名古屋大とか九州大卒の奴って「旧帝」って言うんだろうな
東大とそれ以外だとレベルが違いすぎるだろw
672 :
吾輩は名無しである:2013/05/04(土) 07:32:22.67
「旧帝」と言いたがるのはまずは北大。
文芸誌の発売日はまだ先
>>675 自演じゃねーっていってるだろ、あんぽんちん
次からは無視すっからコテでもつけてろ。ブッキはコネって思われるのがそんなにイヤかよw
残念ながらブッキーハコネでーす。wwww
この書き込みから変なのが湧いたな。
だれか京都コネや漫画パクリに関係した奴が読んで頭に血がのぼったか?w
スレに来ているとは疑っていたけどな。
それともすばる&文藝信者?w
↓
651 :吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 04:20:15.15
そんなこといったら共喰いはどうする。
花村の激励を受けて受賞した鶴川は二作目をだしてないから心配していた。
純文新人オタクとしては鶴川が芥川賞候補にあがる代物を描いてるか楽しみだ。
文学界新人が信用できないのはたまに京都コネ疑惑や鷺沢萌らの漫画パクリ疑惑があるからだよ。
雑誌そのものの信頼の担保はすばると文藝よりある。
652 :吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 04:43:13.13
>>648 一年以上ぶりにラノベを読んだら句読点つけて終わる台詞が多い。
今村の「ジャックを殺せ、」はラノベの影響。
ラノベはストーリーの面白さがすべてだな。純文よりしばりがない。
大多数の読者は純文の書き手や読み手ほど細部にこだわらないってことだ。
さて純文に帰る。
ごめん、ハーバード
低学歴で悪いな
自演の上に嘘つきか…よほど言えないレベルの学歴なんだな
東大に落ちて早稲田で仮面浪人してた奴の臭いがする
やせ細っていて身長150センチくらいの男だった
視線はいつもぐるぐるさまよっていた
中卒ですけど何か?
心の病気の人よりは随分まとでーす
同じ意見が続いている。こいつ分かりやすい自演しやがって(キリッ
僕は東大出身です(どや
朝吹はコネじゃないんだー(コネですけど
高学歴で統失になって2ちゃんで暴れてる奴の小説より
パソコンも扱えない中卒高卒の小説を読みたい
そろそろ西村、たなしん、満月以外の低学歴スターが現れてほしい
東大ってだけで笑われる時代だよ
とくに文壇では。今村を連想するからな
690 :
吾輩は名無しである:2013/05/04(土) 12:53:19.05
まだ自演厨があばれてやがる。
だから自演なんかしてるのはお前だけ。
基地外か、こいつ。
学歴が気になるやつみたいだな。
東大なんて文壇では法政とか日大より
作家の輩出少ないクズ。
691 :
吾輩は名無しである:2013/05/04(土) 12:58:47.76
>東大ってだけで笑われる時代だよ
そうだな。だけど、
低学歴ってだけで笑われる時代でもあるよ。
西村、たなしん、満月を連想するからな。
要はさ、あっ、ま、そっ、やっぱりやめとこ。^^
692 :
吾輩は名無しである:2013/05/04(土) 13:05:54.92
今村の「ジャックを殺せ、」は読売や東京新聞の書評で絶賛されてるようだな。
三作目はおもしろいのか?
文芸誌に載っただけでここまで取り上げられるのは珍しい。
一、二作で判断するのは早いのかも。
694 :
吾輩は名無しである:2013/05/05(日) 06:38:03.59
また今村君本人が書き込んでるのか。
695 :
吾輩は名無しである:2013/05/05(日) 06:39:25.14
言わずもがなw
新人は文芸部記者と飲み歩くって、東浩紀が言ってたなあ。
文藝とすばるには文芸記者と文芸評論家がついてるんだよ。
まだ文芸誌に手を染める前にw新聞の書評を読んで文藝賞受賞作を読んだけど騙されたな。
文芸評論家はいくらでもゴミ作品を良いように書けて本人の表現になってしまっている。
紹介されている本より書評の方が面白かっただけのオチ。
まあそれはどこの業界でもそうだろうが、
今村は、自らネットというメディアを使って
積極的に自己宣伝している点に新しさが認められる。
まあ東もそうだから初めてというわけではないが、
今村の場合には作家になる前から生え抜きの2ちゃんねらーで、
作家になったのもおそらく2ちゃんの影響だろうから、
ネット環境の申し子だよね。
平野はラブホに誘われたんだろw
ネットの申し子・今村はこのスレにも来てるな
話題にされてるスッドレを見逃さないわけない
あんまり批判されてるからたまには暴れたくなるだろうな
701 :
吾輩は名無しである:2013/05/05(日) 11:48:44.97
読売のショボ文芸記者はともかく、
沼野充義まで自分の都合のいい妄想に利用するとは
腐ってるな、このスレの叩きの民度の低さは
沼野充義はたしか今村の東大の指導教員の一人でしょう。
身内を褒めちぎっても不思議はない。そのくらいのことも
知らない
>>701こそレベルが低い。
701で答えでちゃったかーw
702で真理でちゃったかーww
俺はアインシュタインより偉いけど何か?
ここ2、3日暴れているのは今村だったのかw
>>635 毎度ありがたいけど群像だけいつも情報遅いのは何で?
そうだっけ?
群像は売る気ないとしか・・
今回は新人賞だけで枚数を占めるんだろうな
評論部門で二人もいるから
文学界も何故か情報遅い
そういや野間宏の未発表小説が週刊読書人で連載されるらしいな
文芸誌もがんばれよ
en-taxiが気になる。
図書館で本を5冊借りてきた。
文学界と新潮のバックナンバー1冊ずつと燃焼のための習作。
他2冊は秘密。図書館ブラボー!
711 :
吾輩は名無しである:2013/05/05(日) 23:42:11.23
ハルキストではないけど、ドリーが多崎つくるから引用している文は、
孤独ということばを使わないで孤独を読者に感じさせる。
「夜の底が白かった」「寂しさは鳴る」を越える名文だと思うおれはアホ?
多崎つくるからの引用文
―――用事のない限り誰とも口をきかず、一人暮らしの部屋に戻ると床に座り、壁にもたれて死について、
あるいは生の欠落について思いを巡らせた。彼の前には暗い淵が大きな口を開け、地球の芯にまでまっすぐ通じていた。
そこに見えるのは堅い雲となって渦巻く虚無であり、聞こえるのは鼓膜を圧迫する深い沈黙だった―――
孤独なのかもしれないが、ぱっと読んで思うのは、死について考えると、頭がまっしろになる、ということ。
「存在は存在し、無は存在しない」という言葉がサルトルの「存在と無」にある
虚無が堅い雲になって渦巻くならそれは虚無ではないし、虚無の暗喩として考えてもおかしい
>>707 今の群像は読む価値がない。だいたい編集方針が存在しない。
すばるも文藝もともかくも定まった方針がある。すばるみたいに
純文エンタメ路線であったも、それはそれで一つの考え方。
今の群像は方針自体がないから、作品の選択もめちゃくちゃ。
W村上を輩出したころまでの群像はよかった。柄谷などポストモダンの
人間を受け入れたころからダメになった。村上春樹にくしのあいつらが
全部春樹の後継者になりそうな作家をつぶしてしまった。
すばると文藝も読めるとこがない
ラインナップによっては数年に一冊買う程度
連載で良いのがあれば本になったときに買えばすむ
717 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 07:21:58.20
文芸誌の発売日ですよ
みんなは何買うの?
718 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 07:24:00.68
新潮と群像
719 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 07:38:00.83
俺は本屋で中身を見てから考える。冷やかしで朝吹の共同作を読んでみたい。
新潮と文学界と群像のうち二冊まで購入予定。
でも図書館で文芸誌のバックナンバーをあさってみて、
先月号の新潮と文学界三月号を買えば良かったと後悔している。
新潮の1000号特集を舐めていた。
またラインナップの作家たちのエッセイだけかと思っていたら、
3分の2は短編のてんこもりだった。阿部和重の短編を読みてえ。
朝吹にはあきれ果てたわ。
いくらコネといってもレベル低すぎ。
現代文学で売れているのは、ヤリチンビッチがバーで出会って…てのばかりだよな。
俺も朝吹のやつにはげんなりした。
さすがに「小説」というのには気が引けたのか「テクスト」
なんて自称してやがる。おそらくこの人は物語を作れないんだろうな。
だからああいう断片的な短文並べたようなのを書いて散文詩ぶってるだけ。
文学界新人賞は該当者なし。群像新人は???ってかんじの
高校生小説。これじゃあ来季の芥川賞どうするつもりだよ?
それこそ「該当者なし」にするのか?
723 :
吾輩は名無しである:2013/05/07(火) 19:05:28.26
>>722 群像新人は興味あるのだが、どうだった?
朝吹叩いていたらまた自演決めつけ厨がくるぞw
文芸誌をちら見してきた。
群像新人のは読書欲をそそられなかったから買わないでいいわw
他の小説は連載しかなかった。
新潮は松家仁之ファンなら買いかな。
朝吹のは断片を無理やりつなげただけで嫌いな構成だ。
文學界は受賞作ナシ。ハルキストが買いそうな特集だな。
珍しく平積みされていて立ち読み客が交互に手に取って読んでいた。
春樹の文字につられたのだろう。
翻訳特集のM・ペンコヴ、新人の鶴川健吉と近藤勲公の短編を読みたいから購入予定。
もしかして芥川賞が出るかも?しれん。
読者には受賞作があろうとなかろうと関係ない。
新人月評を読んだら、また今村は酷評されていた。がんばれ今村!ww
またスプラッタとレズビアンを描いたのかよ…。
新聞の書評やブログ記事と違って冷静で公平だ。
すばるは置いてなかった。
HPでチェックしたら栗原裕一郎氏が春樹新刊の書評を書いてるから、
そこだけ立ち読みしたいんだけどw
en-taxiを初めて見た。けっこう置いてあるのな。気づかなかった。
西村憲太、谷崎由依、藤野香織の短編が掲載されていた。
朝吹がひどすぎると書こうとしたら先にたくさん書かれてたw
と、こう書くとまたキチガイが自演自演と騒ぐんだろうがww
自演厨は今村乙。
自分以外の作家も叩かれていると同情して余計な世話を焼く。
ひやかしで朝吹の芥川賞受賞第一作wwwwwwを読もうとしたけど、
それすらも困難。
↑やっぱり自演てことを自分から告白www
↑来たぞw
東大コンプかつ朝吹に嫉妬するとか、終わってんな
↑統失、病院に行けよ
今村はラノベから密輸した発想で純文学界に
進出して、最初はラノベを知らない老人選考委員から
新しい才能とか絶賛されていたが、2ちゃんでそのからくりを
ばらされて、今はフルボッコになってるなw
734 :
吾輩は名無しである:2013/05/08(水) 08:05:06.35
>>722 ほぼ同意。朝吹のあれは、小説書けないやつの典型的な症例。
長い因果関係のある物語を書けないものだから、
あの手の短文をぶつぎりで並置するような文章になる。
じつは小説を書こうとする初心者がよくやるやつ。
あれは初心者なんだよな、レベルとしては。
あんなのが芥川賞とは。まったくコネひどすぎ。
朝吹と今村の出現で、駄作が叩かれても本人以外は嫉妬認定できなくなったな。
>>734 新潮出の小山田浩子も受賞作「工場」でエピソードの並列をやってた。
新人なら許されるけど芥川賞作家がやるのはいただけない。
738 :
吾輩は名無しである:2013/05/08(水) 11:46:07.83
いや小山田の「工場」はまだしもまともな小説ではある。
いちおう「工場」を描いてるわけでね。
朝吹のやつは全体として物語世界を構成していない。
たんたるシーンの並列だからね。一つの世界になっていない。
断片的な風景の並列、ちょうど写真を並べただけみたいな感じ。
だから小説とは言えない。たんなる文章の連続。
ちょっとひどすぎないか。こんな程度のレベルの人間を
ヨイショしまくって芥川賞とらせるなんて。
実験的で前衛的な試みという自覚を持ってやってるわけでもないし、
どうみてもそんな高度な文学的意識もないし。朝吹がコネだって
のはわかってたけど、ここまでひどいとはな。
朝吹と西村との対談でもそういう書き方だって言ってたな >ちょうど写真を並べただけみたいな感じ
それ以外の書き方を知らないってだけみたいね。写真並べたみたいな
並列した短文の連鎖なんてそもそも新しくもなんもない。
>>738 朝吹を担ぐために有力な何人が潰されてないだろうね?
まったくだ。写真を並べたみたいだよな。俺もひどいと思う。コネコネ朝吹は最低だ。
744 :
吾輩は名無しである:2013/05/08(水) 12:59:03.75
俺は素直に朝吹とハメたいわ
俺は綿矢りさとやりたい。
大型書店にすばるを立ち読みしに行ったらなかった。先月号までは置かれてたのに変だな。
他の三誌は平積みにされてて、文学界はラスト一冊だった。春樹特集の影響だな。
新人のはやっぱり売れんのだな。
村上春樹とかブランドネームを出すと
バカ売れする。文芸誌なんて新人発掘のためにあるのにな。
ぜんぜん発掘してないからw
749 :
吾輩は名無しである:2013/05/09(木) 10:05:46.87
本谷有希子ってネットで発掘されたんだってな
新人賞組、元気なさすぎ
選考委員の元嫁を発掘したじゃないか
今村と澤西もしかり
751 :
吾輩は名無しである:2013/05/09(木) 12:23:04.07
物語じゃないと小説じゃないと考える亭脳ってまだけっこういるんだね。
こういう掲示板は亭脳にも書き込みができるってのがミソだから、ま、しかたないか。
>>747 ここいらへん目当てだけど。春樹特集は二の次。
>天久聖一 M・ペンコヴ 鶴川健吉 近藤勲公
朝吹の作品読んだわ。
酷評すべきではないな。結構いい作品。
少なくとも小説とは言い難い。
散文とかいえばいいのか。
最低レベル。
朝吹の作品には興味ない。きことわで十分。
玄人筋の評価は高いだろうな。それでいいじゃん。
756 :
吾輩は名無しである:2013/05/09(木) 21:53:12.33
きこ☆とわが面白いやつっているんだなw
>>756 源一郎は一年間に読んだ本の中で一番おもしろかった本として、
きことわを紹介していた。何の雑誌だったか忘れたけど。
プロの評価は高い。しかし、無教養のザコどもの評価は低いww
てかここにいる約一名以外にとってはそこまで評価低くない
ジグソーパズルで遊んだこと無いってことなんじゃないの。
>>753>>758-760 寝静まる前にこんなマイナースレで自演とステマに必死こいて悲しくならないの?
大衆は朝吹など必要としていない。朝吹押してる奴こそ一人だけだろう。
そこまで押すのならかわいそうだから読んでやるよ。正直な感想いうからな。
糞だったら糞ってさ。
762 :
吾輩は名無しである:2013/05/10(金) 00:18:51.60
毒にも薬にもならない内容
まぁこういうのがいてもいいんじゃね?レベル
>>761 コンプくん、お前大学どこ出てんの?ww
ブッキー推しまだいんのw
世間的にはコネ作家だととっくに認知されてるんだが
まったくだ。朝吹のコネを見分けられない奴はもう本を読むのをやめろ!
コネコネ朝吹コネコネ朝吹
朝吹のあんな作品に文芸誌のページ取るのもったいない。
源一郎がほめるなんて典型的なコネだろ。
読んでも退屈するだけの作品だからな。
朝吹押し痛いよwww
768 :
吾輩は名無しである:2013/05/10(金) 07:54:52.44
朝吹、ここまでひどいとは思わなかった。
綿矢と同い年だよね。それだけ若ければ
新人賞経由で行けたはずなのに、コネでパスして
このざまか。
きことわのこの文がいいとか、この内容がいいとか、この構成がいいとか、聞いたことない。
出版社は芸能界とスポンサー財閥に支配されているから朝吹の機嫌を損ねたくないんだろうな。
紙媒体で朝吹を叩いたら潰される。一応褒めておくのが処世術なんだろう。
編集者はたくさんの作家を担当している。
朝吹の担当編集者は、彼女のデビュー作と芥川賞受賞作、今回の共同作をひねり出すのに苦労しただろうw
朝吹一人にかかりきりになるには、担当している作家を数人は切り捨ないと無理だな。
有望な作家が現れてフォローしなければならないなら仕方がないが(なーむー)
書けないわがままお嬢様相手…
新潮は無駄な労力に費やした分を死んだ作家の遺稿で巻き返すはめになった。
認識が逆だね
飴屋法水はカルト的に人気があってバイイングパワー高いファン多いだろうから
コラボ企画に新潮が乗った形だろ
そもそもこの作品自体去年あったらしい島での美術ツアーを知らなければ
単体で楽しめる訳がない代物
新潮が話題欲しさに頭下げただけの話
772 :
吾輩は名無しである:2013/05/11(土) 07:58:59.91
>そもそもこの作品自体去年あったらしい島での美術ツアーを知らなければ
単体で楽しめる訳がない代物
これはその通り。あれだけ読んでもまったく意味不明。
なんであんなのを掲載するんだ?
普段何してる人なのかしら
ニートじゃね?
散文的なのと、散文は違うよね。
後者は黒田の登場で発展する可能性が提示されたけど。
春樹新刊のアマレビュー、ニュースで取り上げられたな
トップを走ってきた春樹が水嶋ヒロ以上に炎上しているのを見ると、
なんか、現代純文学の威信にかかわる現象の気がする
案の定朝吹フルボッコだな。
せめて「小説」を掲載してもらいたい。
「テクスト」か何だか知らんが、
もはや文学作品かどうかさえ疑問だ。
また六月に「共同執筆」の小説を出すらしいですw
778 :
吾輩は名無しである:2013/05/11(土) 12:13:55.76
黒田とブロガー兼尼ゾン神レビュアー・ドリーの登場で、小説の定義が崩れ去っている。
ドリーのレビュー(批評?)を小説だと意見されているのを見ると、
ますます小説の定義は曖昧になってしまった。
朝吹が散文的でも文学だと主張する隙を許している状況も問題だ。
三文的(こっちがでたけど、いいよね)でもさ、
なんかみんなで一生懸命周辺を埋めるような作品とか小説とか
売れてない作家にでも書かせてさ、無理やりにでも姫にしたてればいいのに
なんであんな中途半端な形でテキストです、なんて出しちゃうのさ
朝吹を外人の研究者みたいな人が英語訳で読んでみたいってNHKで言ってたよ。
日本独特の時間の流れがどうのこうのって。
デコトラだっけ?
誰か英訳して輸出しろと発破をかけてるな
これだけコネでヨイショされても、
肝心の本人の能力がないと
どうしようもないという見本だな、朝吹は。
代わりに名乗りを上げるチャンスだぞ。頑張れ頑張れ
読む予定の単行本と文芸誌が溜まってて今月号に手が回らないよ。
よく次から次へと物語が生産されるな。
朝ブッキの合作読んで酷評するのは来月回しだから。
786 :
吾輩は名無しである:2013/05/12(日) 12:49:08.79
今月号の文学界がアマゾンで酷評されてますぜ。
By 「料理研究家」研究家 VINE™ メンバー
ひさびさに新作の小説でも読んでみようと本書を購入したら、(当然のことなが
ら、というべきか)「村上春樹特集」であった。都合のよいことに(笑)この号で、
発表される「新人賞」は、今回「受賞作なし」。雑誌の発売日からして、本誌に、
村上の新作の論考を寄せている面々は、文面にはおくびにも出してないが、4月12日
の発売以前の、「トップシークレット期間」(笑)に、『多崎つくる』を読んだに
違いない。そういう状況にあれば、『つくる』を酷評はさておくとしても、批判的
なことを書けるはずもない。まあ、メンツも「それなりに」揃えてあるわけですが
……(笑)。論考は以下の順である。(長さは、400字詰換算、20枚から50枚程度
と推定される)。
沼野充義→「傷」「巡礼」の検証なく、書かれてあるままに「おごそかに」受け
止め、その書かれ方には、なんら疑いを挟むことなく、
まるで世界の古典を解説するように解説していく。文庫解説な文章(笑)。
内田樹→あろうことか、村上春樹と上田秋成を同列に並べ、無理矢理共通点を
見出している(笑)。この「批評のスタイル」は、「60年代の批評理論スタイル」
なんだそう。1行目に、「小説を論じるときに『主題とは何か?』というような問
いかけから始まるアプローチはずいぶん時代遅れのものだ」と、「60年代の批評
理論」を援用。でもサ、60年代って、いったい何年前? この論考は、(あこが
れの村上春樹の新作がひとより先に読め、しかも、それについての文章も書かせ
てもらえることになって)うれしくて舞い上がったのか、文章自体が支離滅裂。
鴻巣友季子→あろうことか、村上春樹とラブレーを同列に並べ、以下は、ゲー
ムの解説本のように、延々と「読み解いている」。
鈴村和成→あろうことか、村上春樹と谷崎潤一郎を、「同等」の作家として取
り扱い、谷崎と村上が、私生活で移動した地域などを解説(それが文学的に、な
にか意味があるのか)。いちばん長く、50枚くらいなのかな〜?
787 :
吾輩は名無しである:2013/05/12(日) 12:49:40.24
(続) 上記の面々に共通していることは、村上春樹を、いっさい批判してはならない
「世界的な大作家」として扱い、かつ、『多崎つくる』を、厳粛に扱われること
になんの疑問も感じない、大傑作として扱っている。しかしながら、すでにおか
しいのは、歴史に残る古典さえ批判されることはあり得るのに、ここにはその余
地はかけらもないことである。
いまの文学界とは、そのようなものであり、よって、「新人賞は受賞作なし」
でも、しかたないのかな〜って状況。
まあ、まっとうな文学者なら、『多崎』などは、批評の対象にはしないと思
うけどね。
上記の人々は、「悪魔に魂を売ってしまった」証拠をここに残しているんで
すね(笑)。
星2つにしたのは、雑誌なので、ほかにもいろいろな書き手が寄稿しているの
で、それらへの配慮として。
ブログで書けって感じの駄文だなw
春樹特集などどうでもいい。翻訳シリーズと、いろいろな(笑)小説目当てだから。
沼野充義は今村を新聞で絶賛して、はなから信用していないしな。
先月号のレ・ミゼラブル特集は良かった。ん?と思う点もあったけど、
リアリズム小説ではなく神話と解釈されていて、いわれてみればジャンバルジャンは怪力だし
リアルな人間ではないからな。
文学界を書店に購入に行ったら、ふだんは買わない層が春樹の文字に目がくらんで立ち読みしていた。
別の書店にいったら、一冊で売り切れで、しかも何回も立ち読みされたのか折れ目があった。
それしかないから買ったけどさ。毎月のように買ってる者には迷惑。定期購読を考えるわ。
駄文だしいちいちここに貼りつけて同意を求める態度も気持ち悪いけど
それでも読む価値もない子供じみた中傷よりはマシか
春樹アゲもここまできたら気持ち悪いよ。
確かに文句言え無い風潮を作っているのは確かだね。
文芸誌の一つか二つの記事を読んだだけでにわかにレビューする人も気持ち悪いよ。
このレビューを書いた人は、プロフィールに貼ってあるリンクをたどって本人ブログを見たら、
すばるでデビューした山下春代氏だ。同誌で4本の小説を発表している。
小説の執筆依頼が来ないからやけを起こしたのかな。
名前わかってしまうようなレビューに
村上春樹の嫉妬を鮮明にするとは恥ずかしいやつだなw
今ちょっとブログ見たけど、山下春代さんって、
1990年〜1991年に四編の小説をすばるに出した後は
もう小説だしてないね。書いてるんだろうけど、
文芸誌にも載ってないし、本にもなってない。
小谷野が言ってたけど、そもそもどうしてこんな小説が
すばるに載ったのかわからないというほどのレベルの低さ。
朝吹なんかもそうだけど、
ちょっと能力のないコネ多すぎないか。
新人賞で最終選考で残った五六人をすべて
デビューさせてやる方がいいのではないか。
はいはい。それ言ってるのお前だけだから
>>796 朝吹よりはるかに能力のあるのにあと一歩って人が多そうだしな。
三次通過止まりでも一人の編集者がよほど惚れた作品があるなら、
コンタクトとってきて原稿依頼するケースもあるそうだけど、
いまはないのかな。
小谷野もなんでこんな莫迦が載ってるのかってレベルだが
山下春代のレビューをプロフィールから遡って見たら、小谷野の著書をディスっていたのか。
事件の経緯
2009年2月28日
小谷野敦著「美人作家は二度死ぬ」を山下春代氏がアマゾンで低評価レビューする。
コメント欄で、私小説について激論を交わす。
同年3月24日
小谷野氏、ブログで記事「山下春代さんの小説を読む」をup。
1990年〜1991年すばるに掲載された山下氏の小説四本を酷評する。
同年3月26日
山下春代氏、ブログで記事「小谷野氏の「私小説」に対する認識に疑問を呈す」をup。
糞同士が暇持て余して喧嘩してるなw
インターネットのおかげで
便利にはなったが、こういう無駄なエネルギー消耗も
増えた。
暇を持て余すといえば神々の遊び
山下に不利な喧嘩。
804 :
吾輩は名無しである:2013/05/16(木) 17:17:50.34
三島賞の発表、今日だな
805 :
鈴木雄介:2013/05/16(木) 19:25:32.07
村田は球界の至宝ですね。
806 :
吾輩は名無しである:2013/05/16(木) 22:06:18.70
村田沙耶香で異存なし。
新潮掲載の「タダイマトビラ」を読んで以来、少々飽きていたけど。
808 :
吾輩は名無しである:2013/05/17(金) 00:30:56.62
コネ受賞させてばかりだよなあ。新人賞の意味あんのか?おい、編集者!
どうでもいいけど芸スポにまで出張してくんなよ、句読点ジジイ
下世話な妄想と個人中傷はこのスレでとどめとけ
三島賞なんてほとんど影響力ないからな。
新潮も朝吹みたいにコネばかり重宝して
落ちまくり。
朝吹さんに嫉妬しないでください!
いとうせいこうは文学じゃなくてエンタメだからなw
本人だってこれで受賞していたら笑っていただろうw
本人はがっかりだろ。そういうものらしいよ。
河出編集部員は、いとうせいこうと松田青子を引き連れて朝まで飲み会だったろうな。
やっぱり村田みたいな文学一筋の人に受賞させるべきだと思うよ
いとうなんかは受賞しなくたってシルシルミシルだのマスコミに引っ張りだこで儲かってるんだから
>>814 そうだね。
河出はいとうと松田のどちらかが三島賞をとれると期待してただろうに。
派手に宣伝して恥をかいたな。アマでのステマぶりは卑しいったらない。
「頭悪そう」「馬鹿」と書き込むのは反駁できないとき
818 :
吾輩は名無しである:2013/05/18(土) 09:27:49.81
>>817 つまりは自分が馬鹿と証明しているんだろうな
○○そうと書いてる表現が自信のなさが伺えるな
「想像ラジオ」は震災を題材にする後ろめたさがくどくど書かれていて、
かえってマイナスイメージとして受け取る人はどうしても出る。
820 :
鈴木雄介:2013/05/18(土) 10:44:43.28
ここ絶対自演いますよねw
「村田さん受賞おめでとう!」と候補者が言うのは馬鹿にしてるよな
「俺の方が本当は受賞に値するけど、見る目のない選考員はお前を選んだんだ。よかったなwww」
という含みがある
文学者ならそれくらいわかってて書いてる
いとうせいこうと文藝関係の自演臭は常にただよっている
一般読者がそれ以外の文芸誌の感想を書くと関係者の自演だと思い込んで攻撃的になってくる
利益欲しさに腐ってるわ
統合失調症という病気ではありませんか?
824 :
吾輩は名無しである:2013/05/18(土) 18:00:00.50
コネデビューだよ 所詮 そいつらは
悔しいのう 悔しいのうwwwwwww
大森さんが「文學界新人賞はとある出版関係会社からデビューが続いている」とすっぱぬいていたよ
新潮1月号を掲載の村田沙耶香の短編「生命式」を読んだ。
人肉を食べる内容だった。狂気が正常の世界で戦慄した。
なのに最後の数行はそれまでの気持ち悪さを洗い流す。
異才とはこのことだな。
しかし村田沙耶香の小説を読むのはこれで最後にする。
828
新潮1月号を掲載の
訂正→新潮1月号掲載の
831 :
吾輩は名無しである:2013/05/18(土) 22:39:09.57
「新潮」「群像」「文藝」「文學界」「すばる」
五つのうち、三つは絶対避けるべきというわけか。
勉強になった。
>>817 >>818 頭の悪さを見抜かれたからって2レスも使って自演しなくても…
君の最終学歴は?
833 :
吾輩は名無しである:2013/05/19(日) 01:37:29.62
どういう授業を受けてたの?w
でたw
思い込み認定厨w
2013年1月から3月の印刷部数が更新されていた
http://www.j-magazine.or.jp/index.html 2012年7月〜9月 10月〜12月 2013年1月〜3月
新 潮 10434部 → 11367部 → 10434部
文學界 10400部 → 10334部 → 10200部
群 像 7000部 → 7000部 → 7000部
すばる 7000部 → 7000部 → 7000部
837 :
836:2013/05/19(日) 10:17:22.43
新潮は文豪の未掲載作品掲載で部数が伸びているとばかり…。
文學界は少しづつ下降気味。一桁下げたくないだろうな。
群像とすばるは平行線。上がりもしなければ下がりもしない。
危険水域なのは群像。
すばるは図書館置き少でこの部数だが、
群像は図書館置き中心。購読者が文芸誌の中で最も少数であることを示している。
新潮に関しては、部数を2012年7月〜9月に戻しているから、
文豪未発表作品で一時的に部数は伸びても元通りになるのを予測していたのか。
それとも、新潮2012年12月号は阿部公房効果で売れたから、
10月〜12月に伸びた933部は増刷分と考えられる。
群像はたまに面白いんだよな
舞城とかサブカル系持ち上げなければ
すばるは硬派な感じはするが、赤川次郎が載ってたりして・・・
赤川次郎に媚びて営業努力をしてるのか
雑誌を存続させるにはやむを得ないのだろうけど、
純文ファンにはイメージダウンだ
媚びないで朽ち果てる一方の群像と正反対だな
お前ら赤川次郎をバカにすんな
もともとはヘッセとリルケに傾倒してたドイツ文学少年だぞ
たぶんこのスレにいる誰よりも読書家だと思う
赤川次郎と石田衣良はその読書量と知識においてはかなりのものを持っているが、
作風がああなのでどうも軽視されがちだよなー
ミステリー作家としての赤川次郎は尊敬しているよ
小すばで連載すればいいのに
新潮は綿矢りさの長編を一年で二回掲載してたな。
文豪の未発表作品などを載せたり、定価950円が通常のところ900円でサービスした時もあった。
ここまでしても部数を伸ばすどころか減らさないようにするだけでやっとなのか。
五代誌で部数が文學界と僅差でトップだけど確実にバックナンバーを品切れさせている。
これから伸びるのか注目してしまう。
新潮の定期購読料金 1年 10800円 1冊900円
通常価格は950円と思われがちだけど900円どすえ。
いま新潮の定期購読案内の頁を見て初めて知った。
でも大抵は950だな。半端分がサービスになってるわけだ。
補足
文學界の定期購読料金 1年 11400円 1冊950円
たまに1000円の時もあると50円トクなのか。
つうか定期購読を申し込んだら、
ひと月分は無料にしてくれればいいのに。
赤川次郎先生は尊敬しているよ。
何と言われようと、ン十年も売れっ子作家として現役なんだからね。
でも載る場所が違うし、最近の作品はとても読める代物ではない。
あと石田みたいなクズと並べないでくれるかな?
>>838 舞城を毛嫌いしてたが、新潮1月号に載ってた短編を読んだら面白かった。
作家が主人公だったからか。
以前に立ち読みしてみて、ラノベ文体で改行少なくしただけじゃんかと避けるようになってたけど。
ラノベっぽさが薄れてきてる気がする。ほかのを読んでみたくなったな。
今村は舞城の文体を模倣しているとよく指摘されてるけど確かにw
新潮2013年5月号『小説家の「幸福」』にあった至言
中村文則
だいたい、「毎日超楽しい! 充実しています! 自分は社会の立派な一員です!」
みたいな人間が書いた小説なんて気持ち悪くて読みたくない。
藤沢周
書いたと同時に、世界に敗北すると分かって書くこと。だから、せめて、
書くとは世界と刺し違えることだとも思っている。
津村節子
自分の志す方向と異なる小説は、どんなに条件がよくてもかかない。
田中慎弥
人間としての幸福には手が届きそうにない。作家としてのみ幸福になることは
自分をますます追い詰めるが、それ以外に道はない。
847 :
吾輩は名無しである:2013/05/23(木) 23:12:00.47
>>846 一瞬、中村リア充してるのかとおもったw
やっぱ俺作家向きなんだな
中村のエッセイおもしろいよ
文学界に載ってたのも笑えた
ちょうど昨日発売の読楽で朝井くんが
「自分を追い詰めないと良い作品が書けないというのは違うと思う」みたいな事を言ってた対談を
タイムリーに読んだばっかだからこの流れは少し笑ってしまった
朝井くんのは軽くて趣味じゃないんだよな
そうそう
軽くて趣味じゃないってなかなか珍しいよね
兼業作家でもなかなかこういう余裕の面持ちにはなれない
853 :
吾輩は名無しである:2013/05/24(金) 02:00:08.07
田中慎弥
作家としてなら幸せ。人間としては不幸
筒井康隆
小説家に不幸などあるのだろうか
中村文則
基本は不幸
橋本治
書き終わりの頃と情景描写を描いてるときは幸せ
日和聡子
思うような小説が書けてもいなくても幸せ
水村美苗
不幸だが書く
村田沙耶香
幸福
戌井昭人
自分の不幸をネタにできるのは幸せ
舞城と今村と満月は幸せそうだな
伊井直行のエッセイにワロタ
ヘビーな2ちゃんねらーなのをカミングアウトしててw
「AA」と「釣り」の解説までしてw
ここも見てるのかな?
2ちゃんねるに嵌っても、小説は4年も書いてないって堂々としてるな
857 :
吾輩は名無しである:2013/05/24(金) 08:38:05.72
読楽は買ったことないな
ググったら最新号の時代小説特集に花村の名前が踊ってた
花村を見かけなくなったと思ってたらw
858 :
吾輩は名無しである:2013/05/24(金) 11:02:56.15
>>851 読んでないが、読むに値しないだろうことは予想しやすい
だったら羽田圭介に触手を伸ばすよ
別冊文藝で野ブタの人が連載してたけどあれって自伝?
エッセイかと思うくらいそのままだったよね
エッセイの場合はそのままの方が堅苦しくなくて好感がもてる
たなしんは、ノーベル文学賞をもらえたら幸せだって
863 :
吾輩は名無しである:2013/05/24(金) 20:45:37.17
>>856 井伊直行は芥川賞もらえなくて躓き、
それ以降も文壇傍流だったしね。
一般読者にはさらに知られてないし。
もう小説書いても仕方ないとあきらめてるんじゃないの?
芥川賞候補になって、選考委員からフルボッコにされて落されるときついだろうな。
選評が文春に載ってさらしものの笑われ者になるわけだから、縮こまってしまうよな。
読者は忘れてしまうけど、本人には忘れられない屈辱だろうね。
候補者と選考委員が漫才のボケとツッコミのようなノリでやってると覚えられてしまって、
2ちゃんねるでたまに引き合いにだされるからハードだよな。
865 :
吾輩は名無しである:2013/05/25(土) 06:26:18.94
井伊直行は芥川賞もらってもダメだった感じだがな。
村上春樹も芥川賞もらってないが、向こうは超一流になってる。
むしろ選考委員に問題ありといわれている有様。
小趾
867 :
吾輩は名無しである:2013/05/25(土) 10:09:48.56
紙面で作家がヘビーな2ちゃんねらーであるのを告白するとは…。
投げやりになってるとしか。
しかし今月はノンジャンルで読みあさったけど、
2chから着想を得て描いてる人が多いのかなと…。
869 :
吾輩は名無しである:2013/05/25(土) 11:52:01.20
へーどんなの?
870 :
吾輩は名無しである:2013/05/25(土) 11:59:07.01
もはや2ちゃんねらーであることは恥ではなくなったんだよ。あまりにも
普及しすぎて、もう常識になってしまった。
「電車男」なんかは2ちゃんのスレそのものの再現だからなあ。
文学界掲載の吉村萬壱の小説『大穴』のラストは、
創芸版に貼られるユーチューブの内容と同じだった。
原稿をパソコンで描いてて完成したら事故でパーになる落ち。
2chのは、飲み物がこぼれて…だったが、『大穴』はペットの仕業で。
話の本筋とまではいかないが、ワンシーンやキーフレーズで、なんだよな。
2chからの着想だろうかと思うのは。
でも、現実でもありがちだろうから俺の考えすぎかもな。
あと、去年頃本屋で公募ガイドを立ち読みしてたら、
特集記事が創芸板で話題になっていたものをパクっていたのがあった。
応募者たちが主な純文学の新人賞で単行本になる可能性、受賞後の編集部のフォロー、など5項目以上をあげて、
話し合ってA〜Dランクに分けていた。そのわずか数ヵ月後にまったく同じことを公募ガイドが…。
あれはパクリを疑われる。スレ立てして糾弾しようと思ったほどだけど、
そうするとうるさく言われそうだからやめておいた。話題がズレて、そんな雑誌見る方が糞扱いされる。
パクリでなく偶然だったとしても、情報は2ちゃんねるの方が先取りしている。
柚木麻子もヘビーユーザーだろ。
オタク臭さを通り越して2ちゃんねる臭い。
873 :
吾輩は名無しである:2013/05/25(土) 13:07:50.17
>>871 2ちゃんのパクリなんて別に珍しくない。
マスコミの記事は今やほとんどが2ちゃんからの
情報を膨らませたもの。文学に限らん。
874 :
吾輩は名無しである:2013/05/25(土) 13:14:19.67
>>873 うん、そうだよね
2ちゃんねるは漫画につづく日本の文化なんだ
佐々木敦@sasakiatsushi 7分
ええー『俺俺』って三木聡監督亀梨和也主演で映画化されて、
しかももう公開されてたのかー全然知らなかった!
佐々木敦@sasakiatsushi 7分
まあ、観ませんが。
マスコミならまだしも、純文作家が2ちゃんからパクるのは情けない
公募ガイドは屑だな
>>871 どっちの文章も読んでないけど、純文の新人賞については福田和也が「作家の値打ち」に
書いたころから大して変わってないと思うよ。新潮は新人に容赦しないとか、文藝は一芸入試とか
作家の値打ち信じてる人がまだいるんだw
春樹特集の時某大学の文芸部にこの本が置いてあったがw
「作家の値打ち」なんてあるんだ
読んだことないな
持ってるだけで品格が問われるがそれでよければ
ナオコーラはペンネームで受かったからなw
彼女が新潮に送ったら、逆に叱咤される
>>878-880 2000年刊だが、純文学50人中7人が亡くなられていたわ。
小川国夫、北杜夫、久世光彦、小島信夫、日野啓三、丸谷才一、安岡章太郎
変わりにどれだけまともな新人が入ってきたんだか。
2000年刊でベストセラーだったのに文庫落ちはまだか。
まともな新人不在の空洞化が出来てる気がする。
884 :
吾輩は名無しである:2013/05/26(日) 08:04:00.15
新人が出てこないのは、まともな作家志望者がいないというより、
出版社の育成や選抜のせいだと思う。朝吹みたいなコネコネの
能無しをデビューさせ、まともな新人をつぶしてる。
典型的な衰退業界。コネがはびこるような業界は衰退していく。
現に衰退している
どこの業界も衰退しているのだから文学も同じなんて詭弁は通用しない
例えば飲食業でもアイデアの卓越した店は繁盛して売れ行きは右肩上がりなのだから
886 :
吾輩は名無しである:2013/05/26(日) 09:19:06.36
文学は衰退しました
2000年以降は綿矢を皮切りにラノベ風純文学の台頭が目覚しい
訳のわからない前衛など
888 :
吾輩は名無しである:2013/05/26(日) 11:20:49.72
前衛と「ラノベ風純文学」は無関係だし、
綿矢はラノベじゃない。かなり伝統的な純文学。
ラノベが純文学に侵入したのは、舞城が契機だろう。
舞城を真似して、沢西とか今村とかの「期待の新人」が
デビューしてきた。
新潮の記念号は、井伊直行のページだけ浮いてるな
ラノベ風純文学の書き手は宮崎誉子や喜多ふありなどが出てきていた
今村・澤西ほど期待されずじまいで目立たなかっただけなんだよな
891 :
吾輩は名無しである:2013/05/26(日) 18:06:49.61
宮崎誉子や喜多ふありなどが
↑彼女たちのどこが「ラノベ風純文学」よ?
全然傾向違うじゃん。
そういえば今村くんの新作はいつ掲載されるのかな?
最新作は文藝掲載の「ジャックを殺せ、」だけど、その次?
その号の舞城特集だけ読みたいけど、今村のがあるから買いたくないんだよなw
今村くんは出版レーベルを立ち上げるんだってな
895 :
吾輩は名無しである:2013/05/26(日) 22:22:37.94
今村君は西尾維新の後継者になる気満々だね。
小説はつまらないのに起業にかけてはやり手だ。
897 :
吾輩は名無しである:2013/05/27(月) 08:07:18.03
村上春樹より柳井正を目指したほうがいいかもね、今村君。
>既に現状の文学賞のシステムとか、非常に良く出来てますし、アマチュアには文フリがあるし、それらと同じことはしない。それらの中間的な部分を埋めるように動くというコンセプト
だそうだ。現状の文学賞システムを表向きは非常に良く出来ていると語っているけど、
既存の文学賞に不足を感じて、欠けている穴を埋める新人発掘システムを構築するのが目的なら面白いと思う。
しかし今村本人が実験的なものだと語っているとおり、一人目は失敗するんじゃないか?
899 :
吾輩は名無しである:2013/05/27(月) 10:13:40.61
新人発掘システムはこれまでもいろいろなことを
いろいろな会社や個人が試みてきたんだよね。
でも必ずしも成功していない。音楽みたいな莫大な富を生むならともかく、
文学みたいに比較的少数の人間が評価するという分野では
なかなか評価する側を探すのが難しいし、それだけの手間をかけて
見返りがあるかどうかだな。
では別冊文藝春秋の新人発掘プロジェクトはどうなるだろうな。
デビュー前の競作と謳って、選抜された7人が文春での電子書籍に作品を発表しているけど。
純文畑では、評価する側は文春のお偉いさんが牛耳っているからな。
五代誌の新人賞か、文学界が面倒を見ている九州芸術祭、せめて早稲田文学と太宰賞あたりから出るか、
コネでゴリ押されるかしないと生き残るのは難しい。
902 :
吾輩は名無しである:2013/05/27(月) 12:25:04.93
電子書籍なんてほとんどただ働きだよな。
文春の電子書籍「つんどく!」はどれだけ売れるかを見定めるための試験場だろうな。
それと、競作させて人気のある新人をデビューさせる狙いだな。
>>904 組織化されるのか? ドラフト会議みたいだけど。
作家の側には出版社を選べない。
そもそも市場価値がないと競売にかけられないし、買い手もつかない。
色者を受賞させて売り出したい文藝とすばるは自社で出版したいだろし、
芥川賞でも受賞しないかぎり出版しても売れない群像・文学界・新潮は喜んで手放しそうだ。
期待株だと手元に置いておきたいかもしれないけど。
>>905 つまり
>>904のエージェント制を採用すると
作家は代理会社に帰属するタレントになる。
簡単にいうと作家(タレント)、代理会社(芸能プロダクション)、出版社(テレビ局)のような関係になり、
出版社は出版・広告・販売事業にのみに特化し得る。
そして出版社サイドの利点としては新人賞選考やその受け皿としての雑誌刊行といった経費や、
見習い作家やその担当編集者、そして選考委員や下読み会社への報酬をコストカットして
なおかつ継続的な作家調達が可能になる。
課題としては新人賞に象徴されるようなスターシステムに代わるものや
編集による品質管理をどの時点で確保するのか?ということでしょう。
まあ、この二つはすでに崩壊過程にあるんですけどね。
>>906 文学の編集者は人員削減されて少人数で人員を回してもらえないので、品質管理(?)は
ずさんになっているのが現状。文学と関係ない部署から回されてきてろくに本を読んで来なかった者もいる。
一方で新人賞受賞者や演劇関係のツテなどで新人は増える一方。
他の分野でうまく回している企業ほど非正規労働者が多いのだが、すすめられない。
技術継承の空洞化や他の問題も発生する。現状でも空洞化しているから末期癌患者のよう。
作家の成長は個人の自己責任でいいんじゃないですか。
ネット検索すればいくらでも出てくるし、他にも……(ひみつ)
しかし、デビューまえにはわからない文壇で立ち回っていく方法や心得、他などがあらかじめわかると遠回りさせないでいいかもしれませんね。
>編集による品質管理
文壇に生き残れない元作家はゴロゴロしてるじゃないですか。
作家の気持ちや技術的な面で強力な支えになるのはそういう人たちでは。
かれらに編集をお願いしてみると良いのでは。雇用の創出にもなる。
漫画産業が潤っているのは、編集者の力が大きい。
アイデアを考えて作家に「〜こうしてはどうですか?」と提案して一緒に大作を創っている。
文学はそうではない。作家より、出来る編集者を採用するのが必要。
908 :
吾輩は名無しである:2013/05/28(火) 07:52:18.06
問題は純文学のほうだ。
そもそも純文学を読んで評価できる編集者自体がほとんどいないありさま。
入札制にしても売れない純文学だとどっちしても入札する出版社がないだろうし。
エージェント制はアメリカとかイギリスなどは昔からそうだし、
今もそうだが、日本で根付くかどうか。
そもそも東野圭吾とか湊かなえとか
ド下手な文章力の本が売れる日本が間違ってるとも思うが…
どんなものかと数冊読んだけど、
すごい下手だったよ
あんなもんで、よく脳内物語を回せるなと不思議で仕方が無いw
910 :
吾輩は名無しである:2013/05/28(火) 10:35:01.95
東野とか湊は「文章力」で
売る作家じゃないってことだろ。
たとえば俳優だってイケメンや美女だけじゃない。
あんな顔でよくテレビに出ていやがるなって
思うような不細工も俳優やってる。それは
それなりの個性なわけでね。
確かに。
ただ不細工な役者でも演技力はあるわけで…
美男美女でも演技力がダメなら物語に入り込めない…
直木賞でも芥川賞でも、最終的には物語の世界を読ませる、
物語の世界に読者を入り込ませる、と個人的は捉えているのだが
製作費20億円の映画以上に、物語に入りこませる技が芥川系、純文学にはあると、
読んでいて思う… 直木系の文章力じゃ、物語の空間に飛ぶ事が出来ないな、個人的には。
とどのつまり
琴線に触れつつ
普遍的な人間性
人の奥行き
人となり
心の深淵
をみたいんだよね
最近の東野読んだら文章上手くなってたよ
初期のは読んでられないレベルだったけど、それに比べればっていう感じではあるが
純文はくだらないっていうけど
エンタメにもくだらないの腐るほどあるよ
>>913 レス、ありがd 最近の読んでないので読んで見ます。
純文学の方がタイトなのにドラマチックというか、上手い。
いつもポンと膝を打ちながら、上手い!と連呼を重ねられる爽快さもあるw
文体は好みなのに、内容はそうでもなくてがっかりすることが多いんだよな。
純文には文章の上手い人がたくさんいるのに…。
東野圭吾の読者というのは普通の中学生やホステスのような
こういっては悪いのだけれど、知能程度のあまり高くない人たちだから
あまり緻密な構成や表現だと読者がついてこれない。
逆にいえばこのような層から読者を引っ張ってきたという実績こそが評価されるべきであって。
918 :
吾輩は名無しである:2013/05/29(水) 08:09:47.63
それでいいだろ。ミステリーはわかりやすくて面白ければいい。
東野圭吾の小説はたまに読みたくなる
>>916 例えばどんな作家のどんな作品ですか? 凄く興味ありますw
個人的には、最近の吉田修一かな…どこへ行くんだ吉田、みたいなのがここ数年続いている
それと津村節子の亡き夫語り本とかかな 泣けて仕方が無いんだけど、それ嫌味だから、みたいな部分も多い
5代雑誌でがっかりは、まさに今村
山下春代が某アマゾンレビューに追記している。
http://www.amazon.co.jp/review/R1UTGSMITDPLYC (2013/5/27記)
文学界新人賞の「受賞作なし」の選考委員の意見をすべて読んだが、
候補作、5作すべてが、箸にも棒にも引っかからない作品であったようだ。
角田光代、花村萬月、松浦寿輝、松浦理恵子、吉田修一、の選考委員のすべてが、
「受賞作なし」は避けようとしたにもかかわらず、5作品のレベルが低すぎて、ど
うしようもなかったようである。5作品のうち、4作品は、夢とも現実ともつかない
支離滅裂な展開が延々となされる体の作品で、1作品は、破綻のないリアリズム小説ながら、
ただそれだけで、取り柄もないような地味な作品であったようだ。この「傾向と比率」は、
実は、他社の文学賞にもあてはまるようで、某文学賞の下読みをしている知人もいってい
た。それでは、最終候補の5作品が、1次、2次で落ちた、ほかの作品よりすぐれていたの
かというと、どうも疑問に思える。出版社に到着した「なまの状態」の原稿にあたる下読み
に携わる人は、プロの編集者である場合は少なく、たいていは、「物書き」がアルバイトで
やっているので、どうも「おもしろい作品を逃してしまう」ことがままあるようだ。しかし
現実として、1000編以上も編集部に送られてくる作品を、編集部では読み切れないので、ど
うしてもそうした「アウトソーシング」に頼らざるを得ないようである。これは、ひとつの
問題で、「受賞作なし」のような事態の場合、根本から考え直してみる必要があるのではあ
りませんか?>編集部のヒト
922 :
吾輩は名無しである:2013/05/29(水) 12:00:54.30
>>921 この程度のことは、長々とレビューなんかに書かなくても
みんな承知している。山下春代もかなり曲者だからねえ。
>>920 村上龍と藤沢周の文体は好きだな。
話も悪くはないけど、自分が死んだあとに遺族から本棚にあるのを発見されるのは恥ずかしいw
文芸誌で読むか、図書館で借りて読むしかない。
がっかりは、文藝とすばる全体。
だけど新庄耕はストーリーは面白いんだよね。
一回読んで終わりの読み捨てもんなのが惜しいけど。
新聞で絶賛されて売れてるから澤西ピンチw
>>922 2ちゃんでさんざん議論されてるからね。
というか現在なんやんやで活躍してるのは、多ジャンルとかコネで出た書き手だよなあ。
新人賞出身はあれだけ数が多いのに生き残れるのは一握り。
と、作家志望中年が言っていますw
文学界はちゃんと選考できないようなら年に二回も新人賞やる意味ないと思う
他ジャンルでも、演劇関係から引っ張って来られているのは見直してきているな。
山下澄人の小説は多視点で趣味じゃないけど、前田素人岡田利規はいい。
京都コネシスターズや朝吹、作家の元嫁は…w
新庄耕のはただの職場小説で、あれはエンタだろ。
純文学としての価値なし。
624 :無名草子さん:2013/05/28(火) 23:13:04.86 【夜蜘蛛】 田中慎弥9【もらっといてやる】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1362792147 こいつの小説は、場面転換が下手なんだよ
一行空きでの転換がやたら多くて飛び飛びになっていてさ、描写と説明のバランスも悪いしぎこちない
冒頭で、主要人物の関係を一気に説明するというのは初心者がよくやる拙いやり方で、既にデビューして何作も書いている作家がやるような方法じゃねえわw生きた人間を描写しているというよりはプロット上で都合のいい登場人物を用意したという感じで精彩がないね
描写を増やして中篇くらいでまとめればちょうどよかったかもしれないけれど、短編にしては人物が無駄に多くて、描写をしないまま説明や回想に突入するというアンバランスが目立ち、プロットとしてもまとまっていないしw
物語が面白いつまらないという以前に構成と展開が下手で、推敲不足、描写技術不足という感じ
こんな稚拙さで芥川賞を「もらっといてやる」とはよく言えたもんだなと思うし、こんなのを評価してほいほい賞をあげてしまう選考委員もレベルが低いんだな、と現代日本文学の惨状にがっかりするわw
新人賞選考の基準がおかしいからだろ。
独創的な作品が全部落とされている。
新人賞に頼らなくてもデビューする方法はありそうなもんだろ。電子書籍で売るとかな。
注目されなかったらその程度のもんだ。
932 :
927:2013/05/29(水) 15:24:19.64
誤変換したw
前田素人→前田司郎
>>923 レスありがとうございました。
村上龍 藤沢周は良いですよね、私も好きです。
なので買ってしまいますが必ずカバー有りでw
岡田利規 戌井昭人も良いですよね 必ず購入してます…
彼らは文芸誌に書き続ければ数年内に芥川賞も夢じゃないでしょうが
黒川創はデビューが早過ぎた 最近中古でやっと入手した「水の温度」なんて
1991年刊だから…もう芥川は難しいな、と。
黒川創は三島賞を取ればいいよ
岡田だの戌井だの演劇関係の人間は
珍しがられているだけ。今村や沢西が
ラノベを持ち込んだのと同じで、文学的には
まったく価値なし。
東浩紀 @hazuma
芥川賞がじつに閉鎖的で腐った文学賞だという、つい10年まではだれもが知っていた常識を忘れ去られ、
ネット時代になってかえって(なにも実態は変わっていないのに)
なにか偉いものなんだからすごいんだろうというブランド強化が始まっているあたりに、
日本社会の限界を見るのは考え過ぎかしらね。
東浩紀 @hazuma
たとえば舞城王太郎は、覆面作家とか言っているかぎりまず芥川賞とれない。
それでも候補作になっているのは実力があるからだけど、あのふるまいじゃとれない。
でもそんな彼だって、芥川賞候補になれるのは文芸誌で半年にひとつ100枚の短編を書くというノルマをこなしているから。
そういう賞なのよ。
東浩紀 @hazuma
芥川賞は日本文学の最先端とかとはなんの関係もない。
菊池寛の業績に集まった遺産相続者たちが、自分の目の届く新人に恩を売るための賞でしかない。
だから文芸5誌からしか選ばれる。そんなの常識。
ライトノベルが芥川賞取れないのとか、サッカー推薦で東大入れないんですか、と同じくらいナンセンス。
東浩紀 @hazuma
芥川賞はじつに強固に組織化されている点で、ほかのものとは違います。
較べるなら日展とかそういうのに近い。
RT @blasshearts それは芥川賞に関わらず、以前はアングラと呼ばれるような、ひっそりと活動していたジャンル全てに言えるような…。
東浩紀 @hazuma
しかし、こういう「常識」もだれかが言葉で伝えてかなければならないんだろうな。。
https://twitter.com/hazuma
東は「日本文学の最先端」はラノベと言い出しかねない。
東は芥川賞作家コンプか?
>芥川賞は日本文学の最先端とかとはなんの関係もない。
今更だよな。新人戦だし。
>>929 僕らのたなしんスレを久しぶりにざっと読んだ
たなしんモテモテで驚いた
お近づきになりたい女が多いんだな
>>935 一括りにカテゴライズするの頭悪く見えるから辞めとけよ
岡田・戌井・前田・本谷・山下、それぞれ全く作風違うわけで
演劇畑から来てるから珍しがって読んでる層なんてお前の脳内にしか存在しない
941 :
吾輩は名無しである:2013/05/30(木) 07:47:01.00
豚串ガム子 @ButakushiGumco
わー!来週の情熱大陸が田中慎弥だ…!予告だけでもかっこよすぎて倒れるかと思った…((ノд`*)っ))
閑歳 孝子 @kansai_takako
ちょっと待って、来週の情熱大陸ってば田中慎弥さんなの!!!!!!??????? ぎゃああああああああああああ どうしよう高画質で録画しないと!!!
しっぽ @OrengecatAna
来週の情熱大陸は田中慎弥。予告だけでキュンときた。
キュンとくる対象が間違っているからいつも泣いてばかりなの、知ってる。だけど自分の心は自分でコントロールできないもの。
942 :
吾輩は名無しである:2013/05/30(木) 07:48:25.21
にしけんに萌える女子はいないのかな?
TVで女性にモテないのだけは変わらないって言ってたわ
>>941 なんかキモそうな女ばかりで、
もててもうれしくないなw
名前の付け方がいかにもで、宣伝要員まるだし。
独身・芥川賞受賞者・童貞・童貞なのに性的に過激の四要素でそんなにモテるとは…
経験豊かな女性の色々教えたい願望をそそるのか?
たなしんスレをざっと読み返してきた
顔と孤独キャラだってよ
たなしんハイタッチの会を立ち上げるとか言ってって面白かった
>>942 にしけんはドメスティックバイオレンスキャラだからモテんだろう
たなしんは別に童貞じゃないけど
素人童貞だってだけだろ
にしけんスレなんてあったんだな
あっちは作品について冷静に語り合っていた
たなしんはキャラで売り、
にしけんは作品で売っている
田中は受賞してから作品がサッパリ駄目になったもの
仕方がない
「図書準備室」と「夜蜘蛛」は良かった。新聞の連載小説は読んでないけど。
文學界の芥川賞記念インタビューで、
群像に連載している小説は1000枚目標と語っていたけど達成したのかな。
連載は終了したそうだ。
「共喰い」が映画化されるし、出版社は文庫化と単行本化に急ぐよな。
どうでもいい、つうかそういう下らんのは個別のスレでやってくれ
ここは総合スレだし、950は文芸誌で読んだ記事に基づいた内容も書き込んでいる。
スレ違いではない。
くだらんと思ったらスルーして話題が変わるのを待つか、
有意義なネタを落として流れを変えるかしてくれ。
>>950
夜蜘蛛はダメダメだろ
群像の創作合評でも酷評されまくってたし
あんな駄作のどこがいいんだ?
創作合評や新人小説月評で酷評されていても、個人的にダメってこともないんだよね
人それぞれで
>>953 夜蜘蛛が単行本になったとき、
現月評担当の田中弥生氏が文學界の書評で小難しく絶賛していた。
見出ししか読まなかったけど、マゾヒズムがどうのと書いてあった。
一年前に読んで何が良かったのかは実は覚えてないな。
ただ、田中氏の描く父と子の関係に、言葉で表現しにくい何かを感じるんだよね。
そうか、創作合評では酷評されていたのか。それ読んでみたい。
タナシンの書いてるおぞましい父親は
いったい何なのか?
共喰いで描かれた父親はおぞましくて解りやすい悪役。
神様のいない日本シリーズの父親はあたたかい。
夜蜘蛛でも共喰いのテーマを引き継いでる感じはあった。
象徴がわかりにくかったけど。
「あの闇の中で蜘蛛とその脚を握り潰してさえおけば、
父は足を失うことも、死を選ぶこともせずにすんだでしょうか」――文學界6月号「夜蜘蛛」の一文
父のしょうもない戦時体験と帰還してからも悪夢にうなされる様は迫力があったし、
責められても仕方がないけど昭和天皇に忠義を果たした(独りよがりかもしれない)生き様が面白かった。
父の体験した凄惨と不条理、それに精神的にも肉体的にも翻弄される息子とその家族。
それでも根本では父個人に愛情を覚える息子に感じ入るものがあったのかな。
まぁ、あと一回は読まないと理解に近づきがたい。
958 :
吾輩は名無しである:2013/05/30(木) 18:09:30.12
バカでも作れるB級品は暴力とセックスと不条理だけだ。
それに思想はいらない教養はいらない世界と人間への洞察はいらない。
その物語の世界は?人間は?なんて考えたってしょうがない。世界は無いし人間もいないんだから。
そこになんにも無いんだよ、バカが作る作り話ってのにはさ。(嗤)
悪の教典とかですね、わかります
>>958 B級品は暴力とセックスと不条理
現代純文学はそういうのばかりでは・・・
961 :
吾輩は名無しである:2013/05/30(木) 18:31:28.10
村上春樹のつくり話の方が何もないw
>>958 じゃあお前も、その「バカでも作れるB級品」を書いて
儲けろやw
964 :
吾輩は名無しである:2013/05/30(木) 19:02:23.37
苦しい反撃乙
966 :
吾輩は名無しである:2013/05/30(木) 19:37:40.95
自白乙。^^
おまえがな^^
作家には二種類あるんだよ。
「B級品作って儲けたい作家」と「A級品しか作りたくないから儲けられない作家」とな。
純文作家は儲けられないのが一般的
B級品以下しか作れなくて売れない純文作家ばかり
創作合評や書評ではたなしんの評価って一貫して低くない?
ワンパターンだから?
そうか?田中弥生がよくたなしん本の書評してるけど評価は低くはなかった。
芥川賞の他に三島賞と川端賞までとって三冠だからね。
自分が読んでみて面白いのとそうでないものの差はあるけど。
共喰いは嫌いw
誰か手元にたなしん作品の創作合評が載ってるのあったらUPして。
尼での評価も本によってバラけていた。
冷静に分析しようや。
なーんだ。
創作合評の面子に羽田圭介がいるのかよw
話にならんw
ワンパターンといったら、村田沙耶香と津村記久子も同じだがな
でも、村田の三島賞受賞作を読んでないけど抜け出たのかな
「夜蜘蛛」のブクログでの反応はまあまあ
http://booklog.jp/item/1/4163817301 創作合評では時代考証でキズがあると批判されてたんだな。
掲載は文学界だったよね。編集者と校生者にも責任があるな。
普通、致命的な間違いがあると、校生の段階でストップが入って
書き直しさせる。本当に間違いがあったのなら、文学界の編集者と、
雇われている校生者には問題がある。
ただ、創作合評では作品の良い面と悪い面をあげているし、
飛び出した意見が絶対というわけでもない。
たとえば、綿矢りさの「ひらいて」を合評されていた時、
保坂は言った。
「綿矢さんがこの作品で一番かきたかったのは同性同士のセックス」
違うだろ!とワロタ。描きたかったシーンの一つではあるだろうけど、
一番だったのではないのでは・・・
保坂が一番おもしろく読んだシーンだっただけだろw
過去のたなしんスレを読んできた。群像の創作合評で、時代背景と文章表現を酷評されていたというわけか。
気になるから、図書館で夜蜘蛛の創作合評掲載号と田中弥生の書評掲載号を借りて読んでみるよ。
群像2012年7月号と文学界2012年12月号だな。
(群像2012年7月号はフジのアナウンサーをはじめとしたデビュー短編競作特集じゃないかw)
創作合評は、けっこうどの作品にも厳しい。
他の芥川賞作家の長編にも容赦なく突っ込みを入れている。おかしい文章があると取り上げて指摘されている。
たなしんスレの住民たちは、たなしんだけでなく他の作家が創作合評されているときとか全体を把握して言ってるのだろうか?
そこで酷評されてるのは田中慎弥に限らないけどね。良いところと悪いところを語り合ってるはず。
2chは悪いとこだけ話題にして、自分で調べていない人たちが鵜呑みにして噂として広まる傾向があるから、自分の目で確かめてくる。
創作合評や他の批評が、作品への絶対評価なん?批評を批評しながら読む目も必要だとおもうが…。
誰が何と言っていようが、自分がおもしろければおもしろい、駄作なら駄作と他人の意見に振り回されないのも大事では。
長文失礼
あの創作合評の欠点はやたらと細かすぎること。
文章にうるさいのは悪くないが、まさに「木を見て森を見ず」
のたとえ通り。作品全体をまともに論じられていない。
まあ、日本の文芸誌の特色だろうね。だから日本の純文学は
盆栽みたいに細かい芸ばかりに秀でたひねこびた作品が多くなる。
外国の小説はもっとおおざっぱだよ。その代わりにスケールが大きい。
ドストエフスキーだってプルーストだって、可笑しな文章いくらも書いてるけど、
作品全体ですごいと評価されてるわけよ。細かいところで揚げ足取りすぎなのが
日本の批評。
群像2012年7月号のデビュー短編競作特集を読みたくて、
去年図書館でかりたが、つまらなくて途中で投げ出して返却したw
創作合評までチェック入れてなかった。
「夜蜘蛛」はさ、「図書準備室」「神様のいない日本シリーズ」と同じ手法だろ、「信頼のおけない語り手」ってやつ
題名の由来はおそらく「日本書紀」だろう、允恭天皇の妃である衣通郎姫が,クモの様子から天皇の来訪を予知する歌がある
我が夫子が 来べき夕なり ささがねの蜘蛛の行い こよい著しも
(私の夫が来るはずの夜だ。蜘蛛の行いが今宵ははっきりと見て取れる)
いやそれよりも「乃木大将」を出しているところから見ても、
漱石の「こころ」の語り直しだろう。漱石の「先生」よりは
かなり深刻。まさしく昭和の精神に殉死したんだろうね。
創作合評借りて読んだ。なんつーか、素直に感動できない人たちかwって。
@歴史面で間違いがあるA文章表現がおかしいだって?
酷評されてると噂を振りまいてる者がいるけど大袈裟だな。あれくらい酷評のうちに入らない。
創作合評では普通。
文学界掲載の田中弥生氏の書評も読んだけど酷評されてなかったぞ。
指摘されてたのはこの程度だった。
@歴史面での間違い
→関川「A氏は昭和十七年生まれなのに、「私のような戦中時代に」と書いているがそれはない。
彼は典型的戦後世代です。」
A文章表現がおかしい
大竹「『お父ちゃんは乃木大将と同じだね、すごいねえ』という言葉はよくわからなかったんです。
またその言葉をA氏は覚えていたのか忘れていたのかも。七五ページでは
「言ったのをよく覚えております」と語っていて、終盤では「遺書を読むまで自分がそんなことを言ったという記憶を、
綺麗になくしておりました。いえ、完全に忘れたのではなく、つまらないがらくたを捨てずに保管しておく」程度の、
どうでもいいことだと思っていたとつづります。
矛盾
大竹「読者がお会いしたいと言ったって、作家は普通断るし、百数十枚にもなるような手紙は受け取らないものだけれど」
「明治帝に殉じた乃木大将になぞらえているが、二人は非常に親しかったうえに、
乃木の方がやや先輩。A氏の父親の場合は、昭和天皇がかけ離れた存在であるだけでなく、
天皇の方が九歳年上だ。まあ、殉死ととりたいんだろうけれども。」
こういうスレは田中の自演ステマ用途にはもってこいで独演だなw
読みたくない人はスルーしてくれ
(1)「夜蜘蛛」田中慎弥 マゾヒズムを越えて 田中弥生
――文学界2012年12月号
テレビドラマ「坂の上の雲」で乃木役の柄本明の目つきが
変な気がしたので不思議に思い、ネットで検索したら、理由
が分かった。「文學界読者」には常識かもしれないが、司馬遼
太郎作品において乃木希典は偉人ではないらしいのだ。……と、
いきなりこんなことを思い出したのは、本書でも「乃木」が重
要な鍵のひとつとなっているからである。
田中慎弥の芥川賞受賞第一作の小説「夜蜘蛛」は、作家の
「私」が登場して老人とのやりとりを説明する以外、ほぼ全編、
老人の手紙になっている。手紙の主な内容は老人の父親の生涯
である。明治四十三年生まれで三度出征した父の人生が、戦中
時代の息子の視点で綴られる。ところどころに夢のような場面
があるのはやはり語り手が息子だからだろう。自分が生まれる
前の父親については伝聞や想像でしか書けない上、戦争という
非日常が狭まったり、母が早く亡くなったりして、父親の連続
性を保証する材料が乏しかったらしく、父親に関する想像が誇
大している様子が窺えるそしてこのことが彼が作家に手紙をを
出した理由になっている。つまり、彼は父の生涯に夢のような
神秘的な何かがあるように感じ、いくつかの場面をつなげれば
映画のように、自分と父の間にある、単なる親子の関係を越え
た、たとえば前世からの因縁といった秘密の文脈が浮かび上が
るような気がしている。だから彼は、作品内容から自分と似た
ものを感じた地元出身の作家「私」に父の生涯を綴った手紙を
読んでもらうことで、父の生涯に自分の感じているものが何で
あるか判じてもらおうとしたのである。
(2)こうして読者は「私」とともに手紙に書かれた老人と彼の父の
人生に触れることになる。一読してまず目につくのは手紙の文体
のさりげない独特さである。冒頭に書いたように、乃木の名が重
要な鍵として登場し、また父親が実行する一種の殉死が、全体の
山場になっている。つまり本書は要素的に見ると、非常に「ここ
ろ」に似た作品である。しかし、実際読むと似ていない。理由は
文体にある。まわりくどいほどの丁寧さで始まり徐々に自分の言
葉にのめり込んで急迫していく文は、七十前後の男性が素朴に事
実を伝えようとして書いた手紙としてはいささか女性的で芝居が
かかり、どこか玄人の語りのような印象があって、漱石ではなく、
谷崎を連想させる。さらに言えば、父親の肉体をじっくりなぞる
ような筆遣いは、端的に父が春琴、息子が佐助の「春琴抄」を感
じさせるのである。
(3)「こころ」であり、なおかつ「春琴抄」。内容と形式のこの複雑
なねじれが、庶民の平凡な人生を語る物語に、読み進めずにはい
られないデモーニッシュで倒錯的な華やぎをもたらしている。これ
までも、「共喰い」や「蛹」、「不意の償い」など、一見個人的で観
念的、男性的な内容を、祭式や演劇を思わせる、どこか女子供向き
の装飾的な様式で語る時、田中の作品はもっとも魅力的になってい
る。本書もまたそうした作品の一つと言えるだろう。一方、手紙の
内容を見ると、もっとも重大なものとして語られるのは、戦場で父
親がふくらはぎに銃弾を受けたという出来事である。これと同じ傷
を持つ老人は田中の他の作品にも登場しており、本作がこれまでの
田中作品同様、下関周辺をトポスとする、ギリシャ悲劇に似た、あ
る部族の一変奏であることを示している。その上で、本作の特徴は、
一族の人間の性質とともに下関という土地の特殊な性質を主題とし
て強く押し出している点だ。たとえば老人の手紙に、子供だった彼
が父の戦争体験を聞いてもらした「乃木大将とおんなじだね」とい
う言葉が父親の運命を決めたという内容が書かれているが、その言
葉が作中で書かれたように、暗い予言として響くのは、言われた人
間が乃木と同じ長州出身のアイデンティティを持ち、かつ乃木につ
いて司馬的な解釈を持っている場合だけだと思う(ちなみに田中の
エッセイには司馬遼太郎について書かれたものがある)。また老人は、
幼い日の自分の中で父と「忠臣蔵」の吉良上野介や「勧進帳」の義
経が重なっていたと語る。一般に悪役である上野介と義経の並置は、
少し不思議で、通常なら意味をなさないように思える。しかし下関
では意味が通る。なぜならそこに壇ノ浦があるからだ。おそらく日
本中でその地でのみ、義経は上野介と同じ、残虐で卑怯な強者にな
る。下関は共通と思われている物語が逆転する特権的な場所のひと
つであり、田中はその地を描く作家なのである。
987 :
吾輩は名無しである:2013/05/31(金) 20:13:55.07
(4)漱石は「坊ちゃん」で長州を批判し、司馬は乃木を批判した。タ
イプの違う二代国民作家の仮想的となったその場所は、政治的に強
者だったがゆえに物語的に排された、日本の中の文学的に呪われた
場所である。手紙の始めに、老人は子供の頃に見た巨大な蜘蛛の記憶
を語り、彼の手紙は、呪われた悪役の地に生まれた人間が、自分を悪
役とする中央の物語に魅せられた場所にたどることになる、ほの昏い
運命を語っている。自分を粛清すべき卑怯な土蜘蛛と見なす側の文脈
に適応したことで、彼は自分が夜の不吉な蜘蛛として殺される日を待
ち望む人間になり、その結果、父親に対する残酷な死の宣告者にさえ
なってしまう。そういえば旭日旗の意匠は二匹の異なった蜘蛛に似て
いる……というのは今私が思いついたこじつけだが、最後は自死に至
るしかない彼らのマゾヒズムの悲劇を描きつつ、田中はそれを手紙と
し、その外に作家の「私」を出すことで、もう一度物語を逆転させる
ための足場を作品の中に作り出している。親世代の物語に共感しつつ、
夜蜘蛛の糸を同じように紡ぐためではなく、夜蜘蛛を殺すためでもな
く、蜘蛛を見極め、次の朝を迎えるために言葉を使う。だからこそ蜘
蛛を描き続ける。新しい段階に向けての宣言とも思える、静かな気合
のこもった一冊だ。
田中弥生じしん「今私が思いついたこじつけだが」と言ってるんだね。
そこまでよいしょする理由がわからん。
たなしんの作品はつまらないし、本人も自意識過剰で嫌い
貰っといてやるとか言った後に、テレビで馬鹿な発言で本売れたとか言うし
人間性としても最低
受賞作後は、作品も売れてないし
掌劇場は10万部刷って動いたのは5千部程だったそうだし
もうこの人は終わりじゃないかな
賞も新潮系ばっかだし、芥川は円城と対照的な経歴で面白いから
朝吹の時の西村と同じで抱き合わせポジションで受賞でしょ
>新しい段階に向けての宣言
ようわからんが、田中弥生がそう言うのなら、そうなのだろう。
「蛹」のラストでも、「ただでは終わらないでやる!」という強い意思を含んでいて、
その通りになった。
たなしんは次の段階に進む前触れだ。
「今私が思いついたこじつけだが」
ユーモアがあるじゃん
羽田ごときでも、語っている。
「様々な解釈をめぐらせてみる楽しさがあるという感じ」
正解を求めすぎ。
どうでもいいよ田中なんて
それより最近文芸誌でプッシュされまくってる舞城はどうよ?
田中慎弥スレでやればいいのに、この流ずっと続くの?
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309977928/ 文藝 2013年夏季号
【特集】舞城王太郎
[グラビア]
The Book to Come
[翻訳]
「スーパーマン、我が息子」
トム・ジョーンズ=著
[特別収録]
巨神兵東京に現る
[エッセイ]
岸本佐知子 「死ねない夏」
栗山千明 「圧倒的な『暴力』と『愛』の世界」
松永美穂 「調布のパルチザン!」
[論考]
福嶋亮大
探求の文学??舞城王太郎論
浅野智哉
他ジャンルを「乗っ取る」魅惑的な才能??小説以外の異業種コラボ作品群
はいはい次の芥川は舞城ね
舞城もどうでもいいよ。来月号群像の創作合評で、
朝ブッキの駄作がどう持ち上げられるのか冷やかしで読むのが楽しみだ
担当者たちの気苦労に乙
そろそろ田中の話題に偏るのはやめにしよう。
つか、次スレ要る?
要るなら立てるよ。
plz
河出関係のステマが激しくて悪質
ステマの温床になるからやめようか
まあ、憎まれ口書き込んではいるが、
一応は売れなくてつまらない五代純文学誌を応援する気持ちで存在するスレだから、
文芸誌に限定して、関係者の宣伝は大目に見るがw
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。