【書を読む】読書会スレ3【対話する】

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1モモタ ◆GilluUGqkQ
前スレ
【書を読む】読書会スレ【対話する】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1317395244/l50
2吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 09:23:08.82
http://www.aozora.gr.jp/ 青空文庫
http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/sakuin/author01.html 電子文藝館

青空文庫を中心に、誰もが自由に読める短めの作品を共に読むスレ

*自分の感想の書き込みは名無しでもOK。
*感想文を書いた参加者のみ他者へレス(批判含む)できるが、
 その場合、名無しの人は自分のレス番号を名前にする。
*他者批判の場合も人格攻撃にならないように。
という感じでヨロシク。
3吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 09:29:09.28
読書会題材一覧

アセンション  夢野久作「木魂」
マグナ     小酒井不木「血の盃」
N        芥川龍之介「お富の貞操」
アセンション  カフカ「断食芸人」
ムー大陸   岡本かの子 「鮨」
佃煮マニア  宮沢賢治「どんぐりと山猫」
マグナ     国木田独歩「女難」
鈴木雄介   坂口安吾 「堕落論」
(´・ω・`)    太宰治 「トカトントン」
記憶喪失   太宰治 「グッド・バイ」
鈴木雄介   武田泰淳「異形の者」
ニッパ椰子  イェイツ「春の心臓」
あまな     ポー「盗まれた手紙」
N        正宗白鳥「口入屋」
治美      織田作之助「六白金星」
?        織田作之助「可能性の文学」New!
4モモタ ◆GilluUGqkQ :2012/01/31(火) 09:31:32.72
すみません新参者なので2の始まり
坂口安吾の何をやったのか不明なため
>>2の補足をお願いします。
5吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 20:16:19.61
何もやってなかったんじゃないかな
新たにお題決めてやるといいよ
6ニッパ ◆qJa0bYv/qk :2012/01/31(火) 21:18:01.52
前スレ>>992
>まあ要するに谷崎って個人の脳内願望の女にしか見えないわけよ
正にそうだと思う

谷崎いいね。
7モモタ ◆GilluUGqkQ :2012/02/01(水) 09:08:17.77
8吾輩は名無しである:2012/02/01(水) 23:32:57.24
谷崎やるならどっちか決めてくれ
んで感想をみなで感想をあっぷ
9アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/02(木) 23:13:40.21
>>4
しばらくご無沙汰してたからよくわからないけど
安吾の不良少年とキリスト、横光の機械あたりも出てた気がする。

あと谷崎の夢の浮橋って長くない?
もうちょっと短いほうがいいと思うんだけど。

思いっきり短い奴でソレンティーノなんかどうだろう。
リンクはちょっと貼れないけれど杉田玄白プロジェクトで読めるよ。
10ニッパg( ・c_・。)b ◆qJa0bYv/qk :2012/02/02(木) 23:33:40.90
私は谷崎どっちでもいいな。ソレンティーノでもいいし。今度、中島敦とかやりませんか。

しかし、青空文庫以外にもいろいろあるんだね
11モモタ ◆GilluUGqkQ :2012/02/03(金) 09:10:24.47
リンクフリーとなっていたので貼り付けてみます。
フェルナンデス・ソレンティーノ
http://book.geocities.jp/mina_t_rocks/shiyaku1.html

長編好きなので、短いですねw

杉田玄白プロジェクトは知りませんでした、
翻訳物の方が実はこのみだったりもするので
感謝です。

長編好きと言いながら、ネットはPCのみなので
まだ「夢の浮橋」は読了していませんが
前スレ最後の方で谷崎の脳内ファンタジー系の女性の話は
あれだけで終わるのもちょともったいないので、まず、この週末はやりませんか?
そういう切り口だと、夢の・・の方が屈折度が高いかなとは思います。

中嶋敦も短い割には重く、
一人では敬遠しがちなので、この機会に是非やってみたいです。
12アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/03(金) 19:12:32.40
>>10
中島もぜひ。

>>11
ではでは、夢の浮橋、何とか明日いっぱいで頑張ろうかと。
13アセンション ◆ZCAcNhb9dZs7 :2012/02/05(日) 22:19:18.82
>>7にあった谷崎「夢の浮橋」読んだ。
うーん、これどう表現していいんだろうか。
面白いか面白くないかでいえば面白くはない。しかし倒錯的な作品だね。
継母との近親相姦的なモチーフが倒錯的いうだけじゃなく、
小説という形式に対しても倒錯的というか。
どこまで自伝的かどうかは知らないけれど、PDF版P28のひとつのパラグラフが
↓のように唐突に挿入され、語りの虚実の境界線を曖昧にしてるね。

 さて、これから先は、私として少々述べにくいことを述べなければならない。
 私は假にこの物語に「夢の浮橋」と云ふ題を與へ、しろうとながら小説を書く
 やうに書き続けて来たが、上に記して来たところは悉く私の家庭内に起つた
 真実の事柄のみで、虚偽は一つも交へてない。(後略)
14ニッパ:2012/02/07(火) 21:48:50.36
まだ途中だけど、気になったことを。

今ちょうど谷崎の文章読本読んでるんだけど、谷崎はものすごく文章にこだわりを持った作家で、夢の浮橋ではひらがなと漢字の使い分けを意識的にしている様子。
母の使う言葉にひらがなを多用して、優しい丸みを出そうとしているみたい。乳母の歌う子守唄と、母の歌う子守唄や、蓴菜の下りに顕著だった。
15吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 00:26:26.20
夢の浮橋 初めの3ページまで読んだ

古典知識ひけらかしたいだけとかなら勘弁
一読に値しない
1615:2012/02/08(水) 00:44:04.65
おぉ、エロくなってきやがった。期待を裏切らんね。
1715:2012/02/08(水) 00:53:40.69
光源氏に主人公を准えているのか?! 近親相姦カモーン
1815:2012/02/08(水) 01:15:32.79
武の件イラネ
19吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 01:21:06.16
対幻想自体が批評に乗せられない気がしてきた
すべての恋愛小説は批評されえない
それについて批評するなら芸能人のゴシップを語る主婦たちの方が潔く思える

一時期kagamiなどと言った哲学的にアニメを語るオタクたちが出てきたが(宇野もその一人)
結局てめえのオナニーを哲学用語に変換してるだけで、内実何も語ってない、と批判したことがある

谷崎作品すべてそうだとは言わないが、やはりそれを批評するのはそういったオタクたちと同じ言葉になる気がして語れない
20吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 01:22:16.67
>>16-18あたりはそういった意味で「ゴシップを話す主婦」的でよろしい
2115:2012/02/08(水) 01:29:29.49
親父と穴兄弟とか・・胸熱
2215:2012/02/08(水) 01:45:46.99
近親相姦、源氏、古典美、エロ、ミステリー。欲張ったのか、紙面を埋められなかったのか
知らんが、雑になってると思う。一つか二つの要素に絞って、じっくり練り上げて欲しかった。
言い訳まがいの作者の顔も覗かせる必要なし!かな。
23吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 01:49:32.78
ほう、谷崎って本当がどうかは知らないが割りと練り上げて書くタイプだと思っていたが
逆に読んでみようかと思った
2415:2012/02/08(水) 01:57:31.98
駄作も失敗作もあるんだろうね。
高尚なエロ小説でwkdkできるかと思ったけど、いまいち興奮せず。。
25吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 02:13:11.85
ワクドク・・・?
ワクワクしてザーメンドクドク・・・?
2615:2012/02/08(水) 02:14:19.91
昔みうらじゅんが、京都の「はんなり」は「半勃起」だと言っていて、えらく納得したことがあったが。
三島由紀夫的なギンギンなのが欲しくなるな。
27吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 02:14:53.52
>>26
なんか説得力あるなw
28モモタ ◆GilluUGqkQ :2012/02/09(木) 10:17:49.90
ゴシップを話す主婦的なぬるさ・・
ほんと、その通りだと思います。
風邪熱がやっと下がりかけの時に布団の中で読むに調度良い刺激。

軟弱気味の妄想小説はサブカルじゃないかと思いがちなんだけど、
ノーベル文学賞の候補にもなったのはなんでかな?

長編の細雪を読んでいなくてのコメントですがw
29吾輩は名無しである:2012/02/09(木) 10:28:21.71
質実剛健が軟弱を嗤うというありがちな図式。
30吾輩は名無しである:2012/02/09(木) 12:02:35.71
え?
31吾輩は名無しである:2012/02/10(金) 01:52:09.91
次は「書を読む」とかいう意味不なタイトルやめようぜ。
サブタイの「対話する」とかもさ。誰も寄り付かねぇよこれじゃ。

もっとイージーで親しみやすスレタイにしようぜ!
32吾輩は名無しである:2012/02/10(金) 01:53:31.63
始まったばかりのスレでなんてことを
33吾輩は名無しである:2012/02/10(金) 22:01:30.53
19の批評されえないってどーいう意味
34吾輩は名無しである:2012/02/11(土) 00:03:10.10
>>33
他人の恋愛に口出しする奴は馬に蹴られてとかそんなんじゃないか
35吾輩は名無しである:2012/02/11(土) 00:39:26.12
馬に蹴られるとか恰好悪すぎて笑えるね
36つくだに ◆I/bnTKgLlU :2012/02/11(土) 20:04:01.71
ここまだやってたのか〜。
一番盛り上がってた時期、お題は盗まれた手紙ってことになって、みんなそれいいねみたいな感じになったんだけど、
私が感想を述べたら「おめーはラカンを何も知っちゃいねえ」「ポストモダンについて分ってないだろ」とか、
えらい言われようで、もめにもめたことがあったなあ。なつかしい。

今は谷崎やってるのか。ニッパさんが大学の卒論で谷崎について書いたとか言ってたな。参考になること言ってくれそう。
37吾輩は名無しである:2012/02/16(木) 19:49:17.77
>>31
ミニハンがルール無視して課題作品も読まずに「人を読む」を標榜してえらくスレが荒れてな
ほどんどミニハンと論議するスレと化してきたので(末期には全レスの6割)
読書会スレを2つにわけたんよ
そのために【書を読む】になってる
なごりの隔離スレ↓
【人を読む】読書について【煽り上等】
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/book/1316632845/l50
38吾輩は名無しである:2012/02/16(木) 22:21:04.43
>>37

それはもういいいでしょ。
次はスレタイ変えようよ。
39吾輩は名無しである:2012/02/17(金) 00:41:40.78
いいよ
40吾輩は名無しである:2012/02/17(金) 01:37:18.67
>>37
このスレタイつけたのはアセだぞw
41蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2012/02/29(水) 00:44:51.90
読書カフェとか
実際、あったらいいねえ

図書館は空気が乾燥してるし、
勉強してる学生の、ピリピリした空気が落ち着けないんだよねえ
42吾輩は名無しである:2012/02/29(水) 03:24:05.96
ガキ禁止の読書カフェなら行きたい
絵本や読み聞かせとかあると最悪
43蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2012/02/29(水) 12:19:42.97
公共図書館は子供の保育所化してるところ、多いよね
大人がくつろげる空間がどんどんなくなっている
44蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2012/02/29(水) 12:23:01.61
こういう言い方はなんだけど、
潰れた町工場とか、安く貸してくれたら自分で創れそう
>読書カフェ

飲み物なんか、ふつうのドリップ珈琲とかでいいし
45吾輩は名無しである:2012/03/01(木) 19:40:27.73
本を読んでると理解できず同じところを読み返してしまうのですが、
これって読解力不足なのでしょうか?
46吾輩は名無しである:2012/03/01(木) 19:48:48.67
好きなように読めばいいんじゃね
47吾輩は名無しである:2012/03/03(土) 14:41:23.59
>>45
一概には云えないが、
論理的な場面でなかったら、サラリと読み流しても好いのでは
何十年も経ってから「ああ、こういうことか」と気が付く事もある

ある晩、何故か御赤飯を炊いて、
母親はウキウキ、親父はドキマキ・・・
48蝙蝠ちゃん出没中 ◆MinorKeyQs :2012/03/05(月) 02:59:51.23
そういえば、小学生のとき意味不明だった太宰は
中学に入ったらあっさり読めるようになっていた
49吾輩は名無しである:2012/03/26(月) 21:01:03.89
規制解除
次はなに読む?
50吾輩は名無しである:2012/04/18(水) 03:15:17.01
このスレまだ生きてたのか
なんかお勧めない?
51吾輩は名無しである:2012/04/23(月) 22:28:44.64
レイモンド・カーヴァー
52吾輩は名無しである:2012/04/24(火) 00:54:22.92
>>51
カーヴァーいいねー
どれを読む?
53吾輩は名無しである:2012/04/24(火) 07:14:05.26
>>52
「夜になると鮭は・・・ 」村上の翻訳もいいよ
54吾輩は名無しである:2012/05/20(日) 00:07:12.14
出来レバ青空文庫所収ノモノデオ願イシマス
55吾輩は名無しである:2012/05/30(水) 08:26:06.50
村上春樹の若い読者のための短編小説案内にある短編で読書会する人いない?
村上の解説含めいろいろと語り合えたら面白いとおもって
ちなみにボクは小島信夫の「馬」を読もうと思ってる
56吾輩は名無しである:2012/06/01(金) 00:00:16.38
小島信夫、えかった!
57吾輩は名無しである:2012/06/02(土) 22:45:50.18
青空文庫でお願い出来ませんか・・・
58吾輩は名無しである:2012/06/03(日) 08:10:41.46
>>57
青空文庫のものでいいですよ
なにがいいですか?
59吾輩は名無しである:2012/06/05(火) 08:16:00.22
泉鏡花の「番鳥狩」、傑作です。
みんなで読んで語り合おう!

http://www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/3545_12128.html
60吾輩は名無しである:2012/06/06(水) 13:00:41.72
「蜿しなの寂しい白い燈」ってなんぞや
61吾輩は名無しである:2012/06/29(金) 00:47:02.56
泉鏡花いいね
おいらモリタポGETしたんでこのスレ常駐すっから
よろしく
62吾輩は名無しである:2012/06/29(金) 21:59:12.83
番鳥狩レベル高いな。誰か俺に解説してくれ。
63ニッパ:2012/06/29(金) 23:13:22.66
>>60
梯子段のS字に曲がったあたりが少し明るいのでは?
64吾輩は名無しである:2012/07/01(日) 04:12:57.87
『鷭狩(ばんがり)』
短編。「思いも寄らない――それに、余り美しい綺麗な人なんだから」──。
片山津(加賀)の温泉宿。夜中に厠(かわや)へ立った宿泊客の雪次郎(画家)は、洗面所で別嬪の中
年増(宿の女中・お澄)と出くわす。彼女が、鷭狩りに出掛ける客(女郎屋の主人)のために、夜中にも
かかわらず、湯に入り、髪を結っていたと知った雪次郎は、強い嫉妬(ねたみ)を覚える…。「――お澄
さん、私は折入って姐(ねえ)さんにお願いが一つある」──。薄幸の女が貫いた一生に一度の覚悟と、
凛とした、きっぱりとした態度に驚嘆! よもやこんな展開になろうとは…。
65ニッパ:2012/07/03(火) 18:27:46.69
最初読んだときは意味が分からなかったけれど、少し調べたら分かった。雪次郎がやらされたことは、本来、遊女が客に対してすることなんですね。お澄は雪次郎にも同等の覚悟と誠意を要求したということだね。
ラストのくくり方を見るに、誠意というより、愛に近いものかもしれない。契りを結んだわけですね。

こういう情念のあり方って、例えば源氏物語だったり雨月物語なんかに見るような、生霊だとかもののけの類に通ずる気がする。
66ニッパ:2012/07/03(火) 18:35:01.79
お澄の印象が最後に変化するのは、谷崎の刺青を思い出しました。
67吾輩は名無しである:2012/07/03(火) 20:46:22.79
なんか聞いたことあるな。遊女が客に誠意を示すために指切るってやつ。
死体から取ってきてごまかすとか。

確認だが、一世一代ってあれは殺人と考えてOK?
68ニッパ:2012/07/04(水) 16:24:56.37
>>67
「私は女が一生に一度と思う事をしました。」て所ですか?
69ニッパ:2012/07/04(水) 16:26:10.97
>>67
>なんか聞いたことあるな。遊女が客に誠意を示すために指切るってやつ。
>死体から取ってきてごまかすとか。
そうそう、それです。
70吾輩は名無しである:2012/07/04(水) 23:19:41.95
>>68
すまん。殺してないな。

だとしたら、時間稼ぎしたぐらいで一生に一度とかさ、指くれとかさ。
大袈裟だろうと思ってしまうんだが。
この理不尽で非対称的なところをどう捉えたらいいのか?
71ニッパ:2012/07/05(木) 00:22:42.40
>>70
そうだよね、殺人!?て思ってびっくりしたよ(;゜0゜)

確かに大袈裟だよね。そこがまた、もののけの類に近い所なのかも。もののけって、頼みごと聞いてくれたりするけど、代償大きいのが常だから。幽霊みたいにお澄が登場するけど、意識してるのでは。

私は、お澄ってかなり狡猾なんだと思ったよ。雪次郎を偉い画家と見てパトロンを変えようとしたのを(たぶん)、雪次郎のために女郎屋に楯突いたなんて言って。また従順な女になって、女郎屋の庇護を受けるのではなかろうか。
72ニッパ:2012/07/05(木) 00:25:06.59
>>70
>この理不尽で非対称的なところ
私は、そこがお澄の魅力なんだと思うわ。男を喰らう女なんだね。
73ニッパ:2012/07/05(木) 00:35:48.02
皓歯って表現、特長的だよね。鏡花の時代はまだお歯黒がいたんだろうか。
婦系図の冒頭でも皓歯に鬼灯を含んで鳴らすシーンがあるけれど、皓歯に赤という取り合わせに鏡花は色気を感じていたんだろうな。お歯黒に人の指と血だったら、色気を醸すにはあまりに壮絶。
74ニッパ:2012/07/05(木) 01:08:13.95
女の顎で男の指なんて噛みきれるもんなの?
75吾輩は名無しである:2012/07/05(木) 01:21:39.28
お歯黒に血とか灯りとかいいね、妖艶だ。
男を喰らうか
もののけ路線でいくと、まぁある種、若い男がとり憑かれた話しなのか。
出会ったばかりで嫉妬して無理なお願いするとか、正常じゃないもんな。
76吾輩は名無しである:2012/07/05(木) 01:23:16.68
噛みきれちゃうとこが化け物なんじゃねー?
77ニッパ:2012/07/05(木) 01:29:12.86
>>76
そっか。

雪次郎が一人酒盛りを始めたところの「誰に習っていつ覚えた遣繰だか、小皿の小鳥に紙を蔽うて、煽って散らないように杉箸をおもしに置いたのを取出して、自棄に茶碗で呷った処へ」ってのが分からない。
78吾輩は名無しである:2012/07/05(木) 17:24:16.78
>>77
古典文化はわからん。
正直、半分も読めてねぇw
退屈しのぎの手遊びか何かかな。電話してるとき無意識に絵を描くみたいな。
79ニッパ:2012/07/05(木) 20:31:59.03
>>78
茶碗で呷るから食べ物かと思ったんだけど。
http://m.kotobank.jp/word/小鳥焼
もしかして、これかしら?
80ニッパ:2012/07/05(木) 20:35:11.20
http://m.kotobank.jp/word/雀焼
こういうのもあったけど、どちらにせよ煽って散りそうにはないよね。やっぱり何か他のものかな
81吾輩は名無しである:2012/07/05(木) 21:55:52.70
>>79
おうおうそれっぽいね。
あとは「茶碗で呷る」の部分が問題だな。
呷(あお)るって言葉は、飲み物系に使うのが自然っぽいが。
どうかな。
82吾輩は名無しである:2012/07/06(金) 00:44:05.15
おやすみにゃーご age
83吾輩は名無しである:2012/07/07(土) 00:04:30.95
リチャード・ブローティガン「サン・フランシスコYMCA讃歌」
ttp://www.angelfire.com/poetry/wolfheart/Literature/homageymca.htm
84ニッパ:2012/07/07(土) 06:46:16.45
>>81
小鳥をあてに酒を茶碗で呷るってことかな?
85ニッパ:2012/07/07(土) 06:47:52.50
>>83
次の候補?
86吾輩は名無しである:2012/07/07(土) 09:52:31.16
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 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、    ―――――一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )          (⌒_(⌒)⌒)⌒))
87吾輩は名無しである:2012/07/07(土) 16:39:14.82
83のやつ少し読んだ
生活のありとあらゆる物を詩でうめつく話?
意外と面白いな。
88吾輩は名無しである:2012/07/07(土) 17:27:12.32
ん?83は、詩は世界をありのままに写したものではないってことか?
詩論かな。
89吾輩は名無しである:2012/07/08(日) 08:13:31.84
「あおる」というと酒しかイメージできない
茶碗酒って普通にあるし
90吾輩は名無しである:2012/07/08(日) 12:31:41.13
中上健次読もうず。
91吾輩は名無しである:2012/07/08(日) 13:00:13.86
たるい
92吾輩は名無しである:2012/07/08(日) 16:16:22.79
中上健次いいな
93吾輩は名無しである:2012/07/08(日) 23:32:42.59
中上健次ならマジになつて読む
94吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 01:54:07.03
仕事終わった。
月曜日休みだから、中上健次読み返しませんか?
作品は所有している、重力の虹、十九歳の地図、軽蔑、岬、中上健次選集1の中から選んで頂けると幸いです。
95吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 05:32:12.53
なんでお前の乏しい本棚からわざわざ選ばなきゃいけないんだよw
一変しねよ自己中
96吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 11:09:03.90
>>95
汚い言葉を吐くのはやめろ
人に放った矢はすべて自分に返ってくるぞ


97吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 11:11:05.39
返ってきていいならいいんじゃね
98吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 11:30:45.74
近くに古本屋兼カフェの良い店をみつけたんだ、中上健次見てみるよ


9994:2012/07/09(月) 11:51:44.91
中上健次の作品なら何でもいいです。
ない作品は買いに行きます!
100吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 19:20:28.42
「19歳の地図」or「千年の愉楽」希望
101吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 20:04:07.05
黄金比の朝、19歳の地図希望。
102吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 20:15:18.55
勝手に読めばいいじゃん
103吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 20:42:09.88
>>102
お前には言ってない。
104吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 20:43:51.49
ならレスしなくてよい
105吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 23:35:02.06
欲求不満君が当たり散らしているようだな
ブーブー言ってないで参加しようぜ!
106吾輩は名無しである:2012/07/10(火) 11:49:24.13
なんかいやなことでもあったか?
107吾輩は名無しである:2012/07/11(水) 02:54:24.68
>>100
19歳の地図読もうず。
108sage:2012/07/11(水) 20:06:59.26
千年の愉楽がいんちきポルノかどうか読んでみよう
109吾輩は名無しである:2012/07/11(水) 22:53:32.77
>>100
19歳の地図にしとく?
精神的にキツそうな内容でちょっと怖いんだけどな。
110吾輩は名無しである:2012/07/12(木) 00:27:34.49
好きに読めばw
111吾輩は名無しである:2012/07/12(木) 01:00:21.25
19歳の地図で。
112吾輩は名無しである:2012/07/12(木) 17:00:48.21
おうよ勝手に読ませていただくよ
113吾輩は名無しである:2012/07/12(木) 17:38:29.93
よかったよかった
114吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 22:03:18.75
手にいれたでw
115吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 22:09:47.07
かってに自演ではなしすすめるなよ
俺の書架にある漱石全集のどれかにしろよ
116吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 23:02:33.42
いま薬でラリってますゆえ
漱石より中上でオネシャス
117吾輩は名無しである:2012/07/13(金) 23:05:15.74
漱石全集の下敷きになってみたい
なんか興奮しそう
118吾輩は名無しである:2012/07/15(日) 22:49:37.92
ヤホー読んだ?
119吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 20:22:35.61
ささ、読んでみるかな
120吾輩は名無しである:2012/07/20(金) 22:31:39.48
精液好きか。若さのシンボルとしてよく使われてるね。
<ぼく>という人称だったり、ティーンエイジャーっぽい語り口だったりと。
村上龍・春樹の源流ですか、この人?

教えてエロい人!
121吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 00:06:53.93
中上健次でも漱石でもいいから読もうず!
122吾輩は名無しである:2012/07/21(土) 12:09:31.02
読んだよ 121の感想も聞かせてくれよ
123吾輩は名無しである:2012/07/24(火) 21:50:06.62
なんや感想書かんのかいな。待っとるで!
124吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 11:08:49.63
中上健次は主人公を予備校生にするのは何故?
125吾輩は名無しである:2012/07/25(水) 21:39:00.77
学校描かなくていいから楽なんじゃね?
126吾輩は名無しである:2012/08/17(金) 23:07:48.34
青空文庫にあるものにしましょうか。
127吾輩は名無しである:2012/08/18(土) 04:01:45.25
>>126
オススメ何かありますか?
128吾輩は名無しである:2012/08/18(土) 18:07:18.53
織田作之助の夫婦善哉はどうでしょうか。
129吾輩は名無しである:2012/08/24(金) 23:35:15.04
青空文庫の短篇をさっと読んで感想を言い合いましょう!
130吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 16:57:16.92
>>129
梶井基次郎とかどうでしょうか?
短くて読みやすいとおもうけど
131吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 19:00:29.04
人も集まってないみたいだし、もう無理にお題決めようとせずに
各々がとりあえず自分の好きなの読んで感想文うpするのがいいんでない?
それ読んで興味持って続く人が出ればいいなってかんじで
132吾輩は名無しである:2012/08/26(日) 23:26:53.60
そうしましょっか
133吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 22:09:42.41

桜の樹の下には

梶井基次郎
http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/47552_29611.html
134吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 22:52:10.03
惨劇を求めてしまう精神って何だろうな
背景に「死」がないものは、それはぼやっとした心象風景に過ぎない。と<俺>は言うんだが。

満開の桜の下にいると人は発狂する、と言ったのが安吾だけれども。

確かに、桜が満開のときってのは、異空間が出現したような感じになる。
樹の周りに、別次元の世界がぽっかり口を開いているというか。うかうかしてると、吸い込まれ
そうになる。
それを死者の世界と捉えたのが梶井なのかな。安吾もそうかもしれない。

ただ、分からんのは、なぜ死をはっきりと意識させるものが美しいのか。
死を感じることによって、精神が平衡を取り戻すのか。

どう考えればいいかな?


135吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 22:56:59.73
アゲ
136吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 22:58:07.13
アゲ
137吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 00:00:15.05
死を抽象化しないということだな
138吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 00:19:22.40
>>137
<俺>は死を具現化させることで精神の平衡を取り戻しているのか。

なぜ、精神の平衡を取り戻すために死を具現化させることが必要なのだろう

139吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 00:51:39.04
>>138
どうも読み取れていないようだね
美の成り立ちについてのファンタジックな洞察だから
死ではなく屍体といっていることをわかっていないね、君は
死という語はこの掌編にはない
140吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 01:36:33.47
>>139
137さん?
1>>死を抽象化しないということだな
ご自身で「死」という言葉を使用なさってますよ。

137さんでなかったら失敬
141吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:25:59.50
>>137>>139
>>134>>138と仮定して
背景に「死」がないものは云々とあったので
そもそもそいういう方向は読み間違えていると指摘するために死という言葉をつかったが
死という言葉を使ったからといってそれが何かマズイのかね
死の想念がどうだこうだというのは梶井のこの小品をわかっていないだろといったまで
>>134>>138>>140でなかったら無視してくれ
142吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:37:33.73
>>141
134 138 140です
根本的に作品を理解していないし、考えているポイントも外れてる、ということがおっしゃりたかったんですね。
143吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:45:47.37
そう
144吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:48:38.49
ファンタジックって何ですか
145吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:53:19.30
植物であり村人が酒盛りをする桜を美の象徴としている梶井の心性を
ファンタジックな、としたまでだよ
146吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:55:24.67
傍から口出すが
>>141
人の感想にケチつける前に、まずは自分の感想アップしてくれ
ここは元々そういうルールだったし、フェアーじゃない
147吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:57:40.06
>>146
たいしたことないな、これは
以上
148吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 02:57:54.11
それほどまでに「わかった」感想を是非うpしてくれたまえ
149吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 03:01:40.14
>>148
人の感想にケチつける前に、まずは自分の感想アップしてくれ
ここは元々そういうルールだったし、フェアーじゃない
以上
150吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 03:08:10.29
ヒェ〜ッ!!
151吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 03:21:07.00
ヒェ〜ッwwwww
152吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 03:24:21.75
ヒェ〜ッwwwww が感想か
寝るわ
153吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 03:26:38.88
>>146 >>148 しか書いとらんんけどな俺は
154吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 04:48:07.85
乙女盛り萌え萌えおにゃのこのチャームな笑顔とはち切れそうなおぱーいの下には
その養分としてトドメを刺され腐り消費され尽くした死屍累々が埋まってるという話かな
155吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 05:10:25.43
>乙女盛り萌え萌えおにゃのこのチャームな笑顔とはち切れそうなおぱーい
これをそのまま素直に楽しむのがエンターテインメント

>その養分としてトドメを刺され腐り消費され尽くした死屍累々が埋まってる
これをあえてほじくりかえして楽しむのが芸術
156吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 12:12:41.97
美少女の裏側を暴きましたよ、で終わらないだろこの小説は
157吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 14:10:19.02
>>156
じゃそこkwsk
158吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 14:27:04.74
ある崖上の感情
梶井基次郎
http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/412_19692.html

感想:洗濯屋がいい味出している
以上
159吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 15:06:32.00
>>157
俺も考えがまとまってるわけではないよ。
あえて要点を言わせてもらうならば…

満開の桜の実態は腐爛した醜悪な屍体であり、水溜と見えたものはかげろうの無数の死骸であり、
汗は精液でなければならない…
と考える<俺>の精神構造って何だろうと。

まぁ普通であれば「桜キレイやわ〜」で躊躇することなく宴会ができてしまうわけでしょ。
でもこの<俺>というやつは、そこで躓いてる。不安すら覚えている。

未知なものに遭遇したとき、人は何かしら自分なりの理由を考え出して、それに当てはめて納得して安心する。
満開の桜の異様な美を前にして、疑問を持たない奴が大半だけどさ。花粉を飛ばすために咲いてるんだろうなー
とか、虫を引き寄せて花粉を運ばせたいのかなーとかさ。理由は何だって構わない。

問題は、なぜ<俺>は美を前にしてグロテスクなものを措定しなければ精神の平衡を保てないのだろうか、ということだと思う。

個人的には、リストカットする人間の精神構造と近いものがあるんじゃねーのかなと思う。
ただ俺は、リストカットの精神構造については分からん。
エロ・グロ・ナンセンスの芸術論についても残念ながら存じてないんだわ。
160158:2012/09/01(土) 15:34:18.24
すまん、要点じゃなく論点でした。
もちろん論点は一つではないし、159は俺が今のところ提出できる論点に過ぎない。

158を補足すると
普通であれば、桜の樹の下に屍体が埋まってると考えて、安心して喜ぶなんて
ことないじゃん。
桜の樹の下には屍体が埋まってるんだ〜!と言って喜び、あまつさえ酒でも一杯あおろうなんて
やつの心理というのはさ、死体愛好者と同じでしょと。本文でもその例が出ているけども。
もしくは、自分で手首切ってその血を見て喜ぶのと同じ感覚なんじゃないかとも思う。
この病的な(?)心理状態って何だろうなと思うわけよ。



161吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 19:17:44.88
いや死体愛好者の喜びとは違う気がするけどねこれ
162158:2012/09/01(土) 19:56:20.96
KWSk
163吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 20:08:14.47
>墓場を発いて屍体を嗜む変質者のやうな惨忍なよろこびを俺は味はつた。
ってあるけどさ、実際墓を発いたりしないでしょうこの語り手は
あくまで「のやうな」幻視で止まる感じでしょ
164吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 20:12:22.90
爆弾のかわりに檸檬おいてくるようなもんだな
その雰囲気だけを愛でるというか
絶対に実際の境界は踏み外さないというか
165158:2012/09/01(土) 20:15:03.70
>>163
うん。実際に墓場を荒らすような人間とは考えられない。
166吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 20:22:06.08
>何故つて、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことぢやないか。
>俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だつた。
この語り手は、無条件で裏の無い、醜いことろが無い見事な美なんてのを見ると
居心地が悪くてしょうがなくなる感じなのかと
167吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 20:40:58.96
無条件に美しいだけの美 なんてもんの胡散臭さに耐えられないという感じ
ある種の宗教批判としても読めるかも
168158:2012/09/01(土) 21:26:11.20
実存かぁ
169吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 21:43:23.97
158って>>158を書いたおれじゃねーのでよろしく
170吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 22:30:19.38
呉智英のいう日本三桜小説の一角ですか(残りは石川淳の「山桜」と坂口安吾の「桜の森の満開の下」)。
これらに限らず日本人は桜の美に死を対置するのが好きですね。
171吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 22:46:23.82
>>170
ほんまやね。
「同期の桜」(軍歌)思い出したわ。
桜と死を重ねるのは、天皇制だとか武士道とかさ。
そのあたりからきてんのかねぇ〜。
172吾輩は名無しである:2012/09/01(土) 23:22:05.42
風さそふ 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん

という浅野内匠頭による辞世の句(おそらくは後世の捏造)が民族意識の深層に定着したんでしょうね。
そしてそれは忠臣蔵が本格的に解禁されて武士道が一般庶民にも広まった明治以降だと思います。
そもそも桜が富士山とならぶナショナルシンボルとして刷りこまれたのも明治以降ですし。
173吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 00:38:51.11
>>172
そうそう、そのあたり興味あるね。
天皇家はむしろ菊だし。菊ってのは長寿のシンボルだからね。

それに対し、桜は散る。和歌なんかでは、その散るという側面に
焦点を当てて詠われている。無常感とリンクされてるというか。
それでもナショナルではないよね。

そもそも国家というもの自体が近代の産み出した幻想だけど。

死と国家と桜。やっぱ明治以後だろうな。

174吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 01:02:42.64
桜が無常や死と結び付くのはかなり古いのでわ?

願はくは花のもとにて春死なむその如月の望月の頃  西行
仏には桜の花を奉れわが後の世を人とぶらはば  西行
175吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 01:09:46.51
>>174
西行まで遡れるかぁ。
176吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 01:16:12.20
桜の樹の下にて はもっとグロテスクだよね

177吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 01:22:55.69
桜花咲きかも散ると見るまでに誰かもここに見えて散り行く  柿本人麻呂 万葉集
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに  小野小町 古今集

うーん平安あたりからかな
178吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 01:49:22.73
>>176
でも死や老いの集積の後に訪れる再生のイメージもあるかと
179吾輩は名無しである:2012/09/02(日) 11:54:13.73
>>176
ラストの、村人と同じ権利で飲めるとかは再生のイメージに近いかも
180吾輩は名無しである:2012/09/07(金) 17:47:21.42
次どうしようか。
青空にあっておまいらの好きな作家言うてみぃ。
181吾輩は名無しである:2012/09/08(土) 04:55:12.14
>>180
芥川龍之介とかはもう飽きた?
182吾輩は名無しである:2012/09/08(土) 09:02:37.72
「人間失格」が好き。
183吾輩は名無しである:2012/09/08(土) 09:41:57.07
竹島問題 ホワイトハウス署名のお願い
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/ms/1342898312/650

このままでは日韓両国は100年、200年、1000年と憎しみあうだけです。
必要なものはメールアドレスと名前だけです。
184吾輩は名無しである:2012/09/08(土) 18:28:13.03
何か読もうず!
185吾輩は名無しである:2012/09/08(土) 19:36:37.32
お題決めようとするとぜんぜんまとまらないし感想出てこないから
自分で好きなの読んで感想書いちゃってよ
186ムー大陸 ◆hd5uHh6yb1b4 :2012/09/08(土) 20:19:54.74
>>184
もしかしてあらいあきのファンですか?
187論先生:2012/09/09(日) 02:53:22.61
ー夏目漱石の「坑夫」ー
私は、夏目漱石の小説の中では「坑夫」が一番好きです。夏目漱石については、近代日本、
近代的自我についてなど著名な文芸評論家達が非常に大きなテーマで論じています。しか
し、今を生きる我われにとっては、夏目漱石の小説からそれらを直接感じ取るのはもはや
非常に難しい。近代日本論も近代的自我論も、日本及び日本人にとって今尚重要なテーマ
ではありますが、もはや観念論の世界に入ってしまっているような気がします。
どうしても、まず、文芸評論家の「夏目漱石論」を読んで、その後に、その論に即して夏
目漱石の小説を読むことになってしまいがちです。文芸評論家志望の野心家であれば、ど
の文芸評論家も論じていない大きなテーマをなんとかして探り当て自分のものにしようと
するでしょう。しかし、それが本当に文学を鑑賞する行為なのかはなはだ疑問です。大き
なテーマを論じたいがために、無理やり夏目漱石を論じることは端的に言って、もはや無
意味であり、そんな手間をかける暇があれば普通に哲学・思想論文を書けばいいだけのこ
とです。
ただし、「坑夫」について本格的に論じた文芸評論は極めて少ない。かろうじて柄谷行人
が論じているくらいでしょうか。しかし、それもどうも無理やり構造主義的文学理論と精
神分析理論をあてはめているだけのような気がする。
私が「坑夫」が好きなのは、別に何か大きな文学的テーマに通じるものがあるからではあ
りません。現代社会にも還元できる物語だからです。
「坑夫」のあらすじは、資産家の子供である主人公が自分を取り巻く環境から逃げ出した
いがために家を出た後、坑夫を募集している呼子に「金が儲かるよ」と言われそのまま坑
夫となります。しかし、呼子の言葉とは裏腹に炭坑はとてつもない阿鼻叫喚の地獄の世界
でした。主人公は、ついに病に倒れもはやこれまでと思った時に炭坑事務員が主人公が案
外インテリであることに気づき、それから炭坑の経理事務員として働くことになり、他の
坑夫達から一等上の人間と見られ、数ヶ月後無事炭坑を出ることができました。
まるでプロレタリア小説ようなあらすじですが、文体に重々しさがなくユーモア精神に満
ち溢れた小説です。
188論先生:2012/09/09(日) 02:54:47.26
現代のベンチャー企業も似たようなものでしょう。ベンチャー企業のリクルーターは「君
は平凡な大企業のサラリーマンになるなんて詰まんない人生だと思わないかい。うちで働
けば君だって第2のホリエモンになれるよ。」なんて甘い言葉で人生経験少ない若者をこ
ろっと騙してしまう。さて、いざ入社してみたら阿鼻叫喚の地獄の世界です。第2のホリ
エモンどころかドザエモンになりかねない。これは人生失敗したと思って、リクナビネク
ストに登録して必死に転職活動をしてどうにか大卒新卒の頃に入社できた会社には及ばな
いが何とかそこそこの会社に転職できてほっとする。
これを現代の若者達は、プロレタリアートに対する社会の理不尽さなどと哲学的に悩まな
い。ただ「ああ人生失敗したなあ。」と自らを笑い飛ばすしかないのです。
そうした経験をした人や、そうした経験をした人が周りにいる人にとっては、「炭夫」は
すんなりと感情移入できる小説です。
もし、夏目漱石が「坑夫」を「蟹工船」のようなプロレタリア小説として描いていたら発
表当時は先端的文学として称賛を浴びていたでしょうが、現代まで文学研究者以外の人達
にも読み継がれる小説には絶対になりえなかったでしょう。
近代日本文学史の世界では「坑夫」について、ある文学青年の実体験を夏目漱石がそのま
まルポルタージュとして小説化した説と、基本的には夏目漱石が独自に造ったフィクショ
ンの小説であるという説に分かれています。私は、前者の説の方が正しいと思います。
「坑夫」は、夏目漱石の天性のユーモア精神とある文学青年の持つ実体験とユーモア精神
の波長がたまたま合い、だからこそ描けた偶然の産物である可能性が高いです。
その偶然の産物こそが「坑夫」の魅力であり、そこを踏まえていない「坑夫論」はすべて
的外れの文芸評論だと私は思います。

ー以上感想でした。5年以上前に書いた文章を再掲。―
189論先生:2012/09/09(日) 03:22:53.98
森鴎外「かのように」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/678_22884.html
一種の思想小説なので感想が書きやすいよね。

国木田独歩「忘れえぬ人々」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000038/files/1409_34798.html
柄谷行人の「近代日本文学の起源」で風景の発見として論じられている。そんでかつて
京都の私立洛星中学校の国語入試問題で全文読ませて「感想を書きなさい」との1行問
題が出題されている。時間は50分で。
この場にふさわしいというかやりやすいテーマだと思うけどね。
190論先生:2012/09/09(日) 04:03:53.73
森鴎外「かのように」の感想
事実でないものをあたかも事実かのように考え振舞う「かのようにの哲学」は多数
者がそこに何かしらのしらの手応えを感じられない限り成り立たない。
「かのようにの哲学」を紹介すると同時にその限界を指摘してみせそれがおおよそ
近代に対置する前近代を護持する政治的道具になりえないことを示唆しているとこ
ろはさすが文豪森鴎外だな。
191論先生:2012/09/09(日) 04:51:02.35
国木田独歩「忘れえぬ人々」の感想
大津の言う「忘れえぬ人々」とは大津の内面を純粋に転嫁することのできた人物。
端的に言えば大津自身のこと。大津が自分にとって「忘れえぬ人々」がどういう
存在なのか詳細に語った秋山が後に「忘れえぬ人々」になっていないのは秋山は
対話相手という明らかに自己に非ざる他者であり純粋に内面を転嫁することがで
きなかったから。他者に対する共鳴共感と自己の内面転嫁は全く別物。
内面転嫁は一般的に対話や行動を共にすることによる感情移入によって起こりう
るものであるが純粋性を極めるためには大津にとっての風景なり人に非ざる何か
介在物が必要になるのかもしれない。
最先端の精神分析学や現代思想を用いれば簡単明快に説明できるのだろうが実際
のところここまで徹底している人はそうそういないだろう。少なくとも自分はそ
う。もっといい加減。
192論先生:2012/09/09(日) 12:03:54.65
梶井基次郎「ある崖上の感情」の感想
「見られる人」が「見られる人が想像する見る人の欲望」を実現させるために
「見る人」を動かしそれが実現されそうで「見る人」は別の物を見ることによ
って実現されない。
「見られる人」と「見る人」の一致という自己と他者の関係性の問題を死を介
して他者を排した自己(「見る人」)だけで完結する世界にもっていくのはさす
がだね。
人間ってのは誰もが私と他者の妄想・想像の世界を生きていてそこから脱する
(他者を排する、自己に非ざる他者を見出す)にはやはり何かを介在させない
と難しいんだろうね。
193論先生:2012/09/09(日) 15:02:20.56
梶井基次郎「桜の樹の下には」の感想
ウスバカゲロウの美しさは同時にその屍骸という残忍な光景を見ることによって
精神的安定と明瞭さをもって見られるわけだね。その仕組みは実体験として描か
れている。
他の物が入り込みのないような完成体ってのは確かに人を受け入れ難い何かがあ
る。それを筆者はウスバカゲロウで時間軸と場所を現実に若干ずらして完成体が
あっという間に消滅してしまうことを体感して完全体に非完全性を見出す。
ところが筆者は桜の木の下に屍骸が埋まっているという残忍な光景を実際に見た
わけではない。そう信じ込めばそう思えるのさとしか言っていない。
物語の中に書かれてはいないが桜の花は開花期間が短く満開の状態からあっとい
う間に散ってしまうという性質を擬人化すればウスバカゲロウの美しさの原理と
同じになるんだろうね。
194吾輩は名無しである:2012/09/09(日) 23:44:35.74
「かのように」読んだよ

「かのように」というのが近代知識人に残された唯一の道だと考えたんだろうね。
「かのように」を事実としてアルように振る舞うのが前近代
「かのように」を、事実として無いのだからといって全否定するのが、危険思想

前近代にも危険思想にも陥らない道というのが、事実としては無いけれども、事実としてあるかのように振る舞うことだ、と言っているのかな。

事実としてあるかのように振る舞われたもの、そこから世界を構築することができるもの、それが意味の本当というやつか。
これはパラダイムと考えてOK??

パラダイムは複数存在するけど、そのパラダイム間のことについては漱石はどのように考えていたのだろうか。。
195吾輩は名無しである:2012/09/10(月) 00:11:11.38
194だが、パラダイム云々はカットします。

ある一つの虚から全世界が成り立っている。
世界を構築できる嘘であれば、それは意味において本当になる。
ただしそれは、事実として有るわけではない。

危険思想に陥らないためには、それがあるものとして振る舞う、しか方法がない。それは一見、そこらの農民と変わらない。

だが一般人は、それが事実として有る、と思い込んでいる。
それに対して秀麿は、それは事実としては無いということを知っている。
知ったうえで、事実として有るかのように振る舞う。

要約するとこんな感じかなぁ。
196論先生:2012/09/10(月) 00:22:13.89
>>194
近代の刑法理論や進化論ですら根底では事実にあらざるものを事実とみなす「かの
ようにがあることから前近代も「かのように」でいいじゃんと言う発想に対して鴎
外は「事実」ではなく「手応え」という概念を出してきてそれは土台通用しません
と言ってるわけだ。

近代日本文学史では鴎外が山縣有朋から体制護持の思想を提示してくれと頼まれて
書いた小説との説があるが読んでみてそうではないのよね。そこに森鴎外の凄さと
いうよりも皮肉を感じるね。


事実としてあるかのように振る舞われたもの、そこから世界を構築することができ
るもの、それが意味の本当というやつか。

手応えとは一般意思に近いんじゃないかな。一般意思に基づくというのもそれも一
つのパラダイムだろう。
パラダイム間の関係については知識人の手応え(近代思想)で農民の手応え(前近
代思想)でありこの溝を埋める術は何ら提示されていないね。
197論先生:2012/09/10(月) 00:31:28.52

それに対して秀麿は、それは事実としては無いということを知っている。
知ったうえで、事実として有るかのように振る舞う。

それを結末であっさり「それ無理だよ。」って否定しているのが面白いね。
この小説では秀麿と父親の関係になってるからね。確かに対人関係では難
しいような気がする。しかし秀麿と農民なら知識階級が一般大衆達を統治
するための体制護持思想としてかのようにの哲学は機能するのかもしれな
い。しかしそれすらも農民自体が手応えを感じられなくなれば機能しなく
なるわけだから。

鴎外はかのようにの哲学を提示しながら同時にその限界をも詳細に提示し
ていると思うけどね。
198吾輩は名無しである:2012/09/10(月) 00:39:00.26
>>196
> >>194


> 近代日本文学史では鴎外が山縣有朋から体制護持の思想を提示してくれと頼まれて
> 書いた小説との説があるが読んでみてそうではないのよね。そこに森鴎外の凄さと
> いうよりも皮肉を感じるね。

それは初耳です。表面上は農民と変わらないとありますよね。だから外にあらわれる行動は、保守そのものかなとは思うんですけど。

>
> 手応えとは一般意思に近いんじゃないかな。

一般意思をもってきましたか。。慧眼ですね。
一般意思が事実としてあるかのように振る舞うことで世界の構築を目指すのが契約論でしたよね。

199吾輩は名無しである:2012/09/10(月) 00:56:55.98
>>197
なるほどそういうことか。
確かに無理だよって言ってますよねぇ。

一般人は「あるかのように」振る舞うのは無理だよ、と。
さらに近代化が進めば、一般人が感じていた手応えは消滅しますよね。
危険思想が蔓延るのでしょう。

だけど、その虚無主義を越えると、「かのように」哲学が台頭すると言ってたような。それがドイツの強みだ的な感じで。

ちょっと確認しますね。
200吾輩は名無しである:2012/09/10(月) 01:10:38.67
199です

「かのように」哲学が立脚する余地のあるのがドイツと前半でありますね。
だけど結局、日本では無理っしょ〜と言ってるような気がします。
201論先生:2012/09/10(月) 23:28:33.29
>>200
森鴎外は「かのように哲学」は通用しませんよと言っているのに何故か保守系
論壇では森鴎外が提唱してそれが保守思想の理論的支柱の一つとなっているの
ね。これが不思議でならない。まあ原典読めってことだね。こんな短編なわけ
だから。
山縣有朋から頼まれたらしいうんぬんの話は新潮文庫の高橋義孝の解説に書い
てあったよ。
202吾輩は名無しである:2012/09/11(火) 00:56:18.04
>>201
かのように哲学をごり押しするだけであれば、英麿の独白形式で構わないかな
と思った。そうでなくて、わざわざ綾小路との対話形式している。至極常識的な考えを持つ綾小路に、「そりゃ無理っしょ」と言わせてるというね。

それと山縣有朋云々の話しを聞いてさらにおもったんだけど。もしそれば本当にとすればこの小説に出てくる「父」の存在が深みを増すなぁって。
父は、時の政府だと考えると面白いなって。
「親父と折り合えるかな」という秀麿に対して、「駄目だ駄目だ」と綾小路が
言う最後の場面。
ここはまだよく理解できてないんだけどさ。
203吾輩は名無しである:2012/09/11(火) 01:16:24.66
202だけどセルフフォローします。
時の政府というのは、秀麿にとっての父親像かな。父親の心内語から考えると、本当の父親はむしろ秀麿の哲学に理解を示している。
だけど二人は、この哲学について正面きって話すことを避けているから、秀麿
は、親父がこの哲学についてどう思っているか分からない。
自分の父親は、古い思想の持ち主だと決めつけている感がある。
204論先生:2012/09/11(火) 22:53:20.02
>>203
父親は子爵なので時の政府の一員(貴族議院議員)であるのは確かだね。
今最初の部分を読み返したみたが父親と秀麿は似たようなこと考えてんだよね。
父親の心内語
・事実でないものを事実として信じ込む→×
・事実でないものは否定する→×
・ただ先祖の神霊については手応えを感じている。


この哲学について正面きって話すことを避けている

キリスト教神学と日本神話の違いだろうな。日本神話は神学化するには弱すぎ
る。その弱さをうまくカバーしてくれそうな神学や思想が無いので本格的には
議論できないってところだろうね。
父親(政府)も秀麿(洋行留学生)も気づきながら曖昧にしていると。

「かのように」は何かの哲学を提示しているのではなく一つの時代の知的不安
感を描いていると解釈した方がしっくりくるかもしれない。
205吾輩は名無しである:2012/09/15(土) 02:00:13.21
マダ〜?
論先生が好きなやつ貼り付けといてよ。
206吾輩は名無しである:2012/09/19(水) 07:52:51.14
論先生カムバック
207吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 13:43:28.21
2012-09-27 水族館  堀 辰雄
http://www.aozora.gr.jp/cards/001030/card47861.html

2012-09-26 夜のガスパール 抄  ベルトラン アロイジウス
http://www.aozora.gr.jp/cards/001735/card55607.html
208吾輩は名無しである:2012/10/11(木) 00:31:51.07
2012-09-29 心を養う キャロル ルイス
http://www.aozora.gr.jp/cards/001393/card55606.html

2012-10-02 思想としての文学 戸坂 潤
http://www.aozora.gr.jp/cards/000281/card3600.html
209吾輩は名無しである:2013/01/26(土) 02:23:27.22
今月から青空文庫の新顔が色々出たけどどうなん
210吾輩は名無しである:2013/04/18(木) 16:40:43.69
ほす
211吾輩は名無しである:2013/04/18(木) 18:49:15.05
>>210
何か読みますか?
212吾輩は名無しである:2013/04/22(月) 08:22:13.55
好きに読めばいんじゃねw
213御子柴.A 宗光 ◆WalkyrieuQ :2013/05/01(水) 06:41:04.71
オレも読むぜ!?
何読みたい?
214吾輩は名無しである:2013/05/01(水) 06:49:34.25
安部公房
215吾輩は名無しである:2013/05/02(木) 21:35:33.20
スガ 俺は反原発を言う人たちが資本主義を許しているのが、不思議で
しょうがないんですよ。「日本の原発輸出反対」という声さえ、デモで
は、ほとんど聞かれない。しかし、スローガン的には、せめて、これが
第一に来るべきでしょう。「シングルイシュー」って、何がシングルイ
シューなんでしょうね。シングルイシューだとしたら資本主義の廃棄だ
ろうし、せめて「原発輸出反対」でしょう。共産主義というのがカスで
も残っていれば、資本主義が続く限り原発はなくならない、という論調
が出てくると思うんだけれども、それが出てこない。まあ、レーニンは
「電力+ソヴィエト」が共産主義だと言っていたわけですし、そもそも、
日本の原発推進は中曽根や正力と、武谷三男ら左派の共同歩調でやって
きたんだから、それを自己批判するのは──本気でやるなら──大変でしょうが。
216吾輩は名無しである:2013/05/03(金) 10:24:05.87
読もうぜ!
217吾輩は名無しである:2013/06/20(木) 20:27:26.59
もうそろそろ車輪の下でも読もうかな
218吾輩は名無しである:2013/06/21(金) 17:46:13.25
コテハンを待ちながら
219記憶喪失した男 忍法帖【Lv=22,xxxPT】(2+0:5) :2013/06/22(土) 14:42:10.45 BE:410613023-2BP(333)
次は、泉鏡花「外科室」ね
http://www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/360_19397.html
220v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2013/06/23(日) 00:06:11.12
にゃ〜ん
221"私":2013/06/23(日) 01:12:01.51
わんわん!
222吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 04:41:54.05
きゅぃっ きゅぃっ
223v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2013/06/23(日) 04:43:25.96
ぶるるるるん ぶるるるるるるるん
224吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 04:43:47.17
死ね
225吾輩は名無しである:2013/06/23(日) 06:39:50.71
159 :ピース ◆1SAVsF.d9: Mail:sage 2013/06/21(金) 00:14:45.41 ID:???
昨日の6月15日にいつもの浮浪者のおっさん(60歳)と先日メールくれた汚れ好きの土方のにいちゃん
(45歳)とわし(53歳)の3人で県北にある川の土手の下で盛りあったぜ。
今日は明日が休みなんでコンビニで酒とつまみを買ってから滅多に人が来ない所なんで、
そこでしこたま酒を飲んでからやりはじめたんや。
3人でちんぽ舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たいちぢく浣腸を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、けつの穴がひくひくして来るし、糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしている。
浮浪者のおっさんにけつの穴をなめさせながら、兄ちゃんのけつの穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの口に糞をドバーっと出して来た。
それと同時におっさんもわしも糞を出したんや。もう顔中、糞まみれや、
3人で出した糞を手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、
糞まみれのちんぽを舐めあって小便で浣腸したりした。ああ〜〜たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又浣腸をしあうともう気が狂う程気持ちええんじゃ。
浮浪者のおっさんのけつの穴にわしのちんぽを突うずるっ込んでやると
けつの穴が糞と小便でずるずるして気持ちが良い。
にいちゃんもおっさんの口にちんぽ突っ込んで腰をつかって居る。
糞まみれのおっさんのちんぽを掻きながら、思い切り射精したんや。
それからは、もうめちゃくちゃにおっさんと兄ちゃんの糞ちんぽを舐めあい、
糞を塗りあい、二回も男汁を出した。もう一度やりたいぜ。
やはり大勢で糞まみれになると最高やで。こんな、変態親父と糞あそびしないか。
ああ〜〜早く糞まみれになろうぜ。
岡山の県北であえる奴なら最高や。わしは163*90*53,おっさんは165*75*60、や
糞まみれでやりたいやつ、至急、メールくれや。
土方姿のまま浣腸して、糞だらけでやろうや。
226記憶喪失した男 忍法帖【Lv=23,xxxPT】(1+0:5) :2013/06/24(月) 07:06:23.10 BE:2463674966-2BP(333)
ついでにこれも。

坂口安吾「戦争と一人の女」
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42900_35405.html
227記憶喪失した男 忍法帖【Lv=23,xxxPT】(1+0:5) :2013/06/24(月) 08:24:32.17 BE:1368708645-2BP(333)
いや、来年が楽しみだわ。
2014年は、乱歩が解禁の年。
2017年が、山本周五郎で、
2020年が、三島由紀夫か。
228記憶喪失した男 忍法帖【Lv=23,xxxPT】(2+0:5) :2013/06/24(月) 08:35:53.52 BE:1642450346-2BP(333)
2021年が、志賀直哉だな。

この辺りの読んだことない人のが紹介されると嬉しいな。
229記憶喪失した男 忍法帖【Lv=23,xxxPT】(3+0:5) :2013/06/24(月) 09:38:33.22 BE:4311430979-2BP(333)
訂正。

乱歩は、来年じゃないや。再来年か、その次。
230記憶喪失した男 忍法帖【Lv=23,xxxPT】(4+0:5) :2013/06/24(月) 09:44:48.00 BE:273742122-2BP(333)
完全にまちがえてた。

2016年は、江戸川乱歩、谷崎純一郎が解禁。
2018年が、山本周五郎で、
2021年が、三島由紀夫。
2022年が、志賀直哉。
231吾輩は名無しである:2013/06/24(月) 13:33:02.71
                               
あぁ〜ん!あぁ〜ん! 韓国の男性に抱かれた〜い!
あぁ〜ん!あぁ〜ん! たくましい韓国男性に思い切り甘えたいわぁ〜♪

はぁ〜ン♪はぁ〜ン♪ もう我慢できない! めちゃくちゃにしてェ♪
あぁ〜ん!あぁ〜ん! 思いっきり、もてあそんでぇ〜!

後ろから太いのでグイグイ突いてぇ〜♪ 逝く逝くぅ〜アハァ〜ン♪
好き好き大好き韓国様♪ わしを韓国様の慰安夫にしてぇ〜♪ あはぁ〜ん!

あんあん!あ〜ん!
あんあん!あ〜ん!
あんあん!あ〜ん!
232吾輩は名無しである:2013/06/25(火) 07:59:27.63
ピースがリリックを書いたから見てくれってさ!センスあるな!
このリリックの読書感想会やろうぜ!

758:ピース ◆1SAVsF.d9. ::2013/06/25(火) 03:59:29.20
YO-禿げたヘッド俺のヘッド髪のファッションねぇあヘッド
文句のないハゲ頭、焼けた髪とハゲがモチベーション
一か八か髪でも生やしてみませんか?みませんファッ?WHAT?
髪が生えればそりゃ平和 カンカン照りの陽でハゲ散々イェイ
だろ夏になるにつれて悪臭がドーンと舞う おやじのヅラかつらの連中に
カポッとくるかつらを別注 ずるむけの頭皮にただ髪を生やしてみませんか
無理だファッ?WHAT?むき出しの頭皮はクレイジー なぜか多い6月の抜け毛
ずるむけの楽園ベイベー ハゲ頭の頭皮はクレイジー 待ってくれ
明日の朝までSUMMER DAY 髪生えるワンタイムたまんねえなオーイエイ
情熱的なマッサージで積み重なる薬用サクセス 持ってく明日の朝まで
SUMMER DAY髪生えるワンタイムたまんねえな オーイエイ ワンタイム
233吾輩は名無しである:2013/07/26(金) NY:AN:NY.AN
青空でおススメの短編は?
234吾輩は名無しである:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN
>>233

岡本かの子「寿司」
夢野久作「いなか、の、じけん」「近世快人伝」
菊池寛「無名作家の日記」
徳冨蘆花「燕尾服着初めの記」
235吾輩は名無しである:2013/08/16(金) NY:AN:NY.AN
尿意を遮る憂鬱な朝立ちが、やわらかく湿った舌で包み込まれ、優しく吸われるのを感じて、鈴村は目を覚ました。
「ううん…?」
見ると、眼前に、わかなの黒い絹のような長い髪が、鈴村の筋肉質の腹部をくすぐりながら、ふわふわと上下していた。
「いけません、わかな様…こんな悪戯はやめてください…」
眠気を堪える鈴村に何度か頭を撫でられて、自分が夢中になっていた事にやっと気づいたわかなは髪をかきあげ、
熱っぽく濡れた唇を舐めとり、挑む様な、縋るような、複雑な瞳で鈴村を見据えた。
「だって…見て?ねえ…触って、ほら。私、こんなになっちゃったの。びちゃびちゃなの。鈴村くんのせいだよ?」
「…わかな様は、昨日まではあれほど、貞淑な女性だったのに、今朝はどうしたのですか?
正直、こういうのは…私は困ります。私はもう出かけないと。セックスは、また今晩にでもしませんか?」
ここまでされておいて、なかなかその気にならない鈴村に、わかなは苛立ちを覚え、彼からぱっと身体を離し、
「今晩なんて待てないよ…いつもしていたいのに。いいもん。じゃあ自分でするから…!」
と、やにわに、ベッドの枕元にある抽き出しから、小さなバイブレーターを取り出すと、ソファに移動した。
「ねえ、見て?こんなになってるのに…来てくれないの?酷いよ…んっ、あん…」
バイブの乾いた音が、部屋に響き始めた。この二人の間の、間が抜けた生温い距離感と言ったらなかった。
わかなの唐突な言動に、完全に眠気の醒めた鈴村は、ただ、彼女の一点を見つめている。
「鈴村くん…!鈴村くん…!ああ…入れて?欲しいの…。来て…一杯突いて?お願い…ああ!」
「わかな様…」
彼女のためらいのなさに、鈴村は自らの本来の女性像というものがたわいもなく、くしゃっと潰れる音を聞き…
無視してシャツを着ようと思っていたが、放り出して、無言でわかなの元に歩み寄り、バイブをぱっと取り上げた。
そして、まだ朝立ちのおさまらず、大きくせり出した艶やかな男性自身を、わかなの中にぐっと深く挿入した。
やっとの事で鈴村の肉体を思い通りにし、歓喜に喘ぐわかなの口を、彼は自らの口で塞ぎ、彼女が喋れない様にし、
わかなの尻や腹までもが大きく波打つ程の力強さで、激しく腰を使い…あっというまに彼女の中に、射精したのだった。
236吾輩は名無しである:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN
「あっあっ…わかな様…なんて素敵なんだ…あっ、もう私は…」
自分の肉棒を一心不乱に咥えているわかなのふさふさとした睫毛を見つめながら、鈴村は射精寸前である。
くちゅくちゅと可愛らしい音を立てながら、鈴村の尿道を吸い上げたり、裏筋をくすぐったり、そして、
たえずリズミカルに亀頭から根本までを指でしごき回して、その後を唇と舌で追いかける極上テク…。
鈴村の精液を奪う事しか頭にないメス、わかなを、鈴村は切なげに息を切らしながら眺めるのだった。
「ああ!もう出る…!もう我慢出来ない…!」
鈴村は大きく身体をのけぞらせて、わかなの髪を掴んで引き寄せ、彼女の口の中にしっかりと射精した。
すべて飲み込み、ハンカチで口元をぬぐうと、すぐさまわかなはいつもの淑やかな女性にもどり…。
わかなはある商社の社長秘書の仕事をしていたが、鈴村といつしか出会い、二人は一緒に住むようになった。
秘書課に8年勤め上げたわかなは高給取りで、小説家志望の鈴村を家にはべらすには充分の資力がある。
そして、鈴村の美貌は…わかなの欲望を虜にして止まず、こういう関係でいることに、お互い満足していた。
誰もいない部屋でひとり、鈴村はロラン・バルトやジャック・デリダを読み漁り、メモを取り、PCに何やら書付け…、
ネットに集まるスノッブ達になかなか好評の、思想に関するブログに、今日もまた、コラムをひとつ載せた。
…時間はあっという間に流れ、そうこうするうちにまた、昼になり、わかなが昼食を取りに帰って来る。
「ただいまー。さっき社長にせがまれて、口でしちゃった☆ごめんね、鈴村くん♪」毎度の嘘である。
こうして孤独な鈴村の心を嫉妬心で縛っておき、自分の所に繋ぎ止めておこうというわかなの算段であるのを、
鈴村はもう見切っていたのだけど、それが同時に、彼へのおねだりである事も、重々知り尽くしている彼だった。
そして鈴村は、またわかなの前でズボンをおろし、すぐさま嬉しそうに喉奥までくわえるわかなのされるがままに
なるのであった。半ば気怠さも感じつつ、わかなの舌の的確な動きと、口内の熱さは、またしても彼を奮い立たせた。
237v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN
完全に荒らしですやん…
238吾輩は名無しである:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN
ピースのストーカーターゲットであるえびね=わかなが、
真間と別れて傷心していたのだが、イケメン文学青年の鈴村に日々慰められて、
最近はこの二人は夏の日差しも嫉妬する程にお熱い関係になっているようだぞ
おまえ知らなかったのか?
239吾輩は名無しである:2013/08/19(月) NY:AN:NY.AN
えびねが人気で、ねらーの多くが彼女の秘密を知りたがるので、昨日等も彼女にとっては超プライベートな日だったのですけど、
まあ有名税ということで、何があったのかぐらい、そのあらましを説明しても罰はあたらないだろうと思います。

えびねは昨日鈴村に詩を二個もプレゼントされたのが嬉しくて、思わず鈴村にキスをしたら二人はまたしても燃え上がってしまい…。
なんか、えびね邸で一晩中セックス三昧していたようですよ。えびねんちのベッドはダブルで、グレーで統一した絹のファブリック。
それでまあ、セックスしてたようなんですけど、もう6時間位、何度も何度も鈴村はえびねの膣やアナルに射精して、ついさっきも、
8回目のセックスをしていて、えびねの膣がいよいよ快楽のあまり痙攣をはじめたので、その収縮に鈴村も耐えられなくなって来て、
掠れた声を上げながら、えびねの腰をがっちりつかんで素早く激しいピストン運動を繰り返し…二人で同時にイキながら中出し完了です。

本当、お熱いというか、好き者というかね。今は絹の薄手のシーツにくるまって、二人で気絶したみたいに眠っていますわ。しこしこ。
240吾輩は名無しである:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN
その晩のわかな邸のダブルベッドは、マリメッコのフェミニンなベージュのサテン生地で織られたつやつやしいファブリックで覆われ、
そこを陣取っていたのはやはり今日も、そして昨日も鈴村なのだった。彼がわかなの元に転がり込んで、二週間経ち、蜜月が続いている。
鈴村の太い指が、そろそろと下腹部からわかなの黒い上品なレースのパンティの、ぎりぎりの所まで伸び、悪戯っぽくくすぐりはじめた。
そしておもむろに、パンティを横にずらし、もうすでに濡れてしまっているわかなの若草をよりわけて、肉の芽をさぐり…。
ついにそこに指が触れた時、わかなは思わず身体をのけぞらせ、電流で打たれた様に激しくふるえた。
もう気持ちが良くて身体に力が入らず動けなくなっていたわかなであったが、ふと鈴村を見やると、彼の下半身も完全に勃起していた。
「私にぐちゃぐちゃにされたいですか?されたいなら、そう言って下さい。何も言わないなら、止めますよ?」
恥ずかしさで何も言えなくなっているわかなの肉壷は、大量の愛液でぬめり、泡まで噴いている。もっと欲しいと言っているようだった。
「あっだめ…!止めないで…お願い…鈴村君に、ぐちゃぐちゃにされたいです…」
その言葉を聞き、鈴村は、十分に濡れほぐれたわかなのやわらかい秘部をぐっと押し広げ、小さな穴にずるりと指を沈めて行く。
一本の指でもきつい締まり具合のわかなの膣に、愛液のすべりの良さを借りて二本も挿入し、くちゅくちゅと出し入れし始めた。
そして、激しい指の動きと並行して、鈴村はわかなの肉の芽を舌で優しく剝き、丁寧にその突起を舐め続け、軽く噛んだまま吸い上げた。
「ああぁっ!いっちゃう…」
鈴村の助けなくしては滅多に体験する事の出来ない狂おしい快感に戸惑う暇もなく、わかなは身体をのけぞらせ、あっけなく果てた。
「もういってしまったのですか?ふふふ…」
荒い息づかいで身体を丸め震えるわかなの横顔を覗き込み、鈴村はうすく微笑んで、わかなの髪を撫でたが、まだ彼の愛撫は終らない。
結局、わかなは鈴村の指で立て続けに三回も絶頂に連れて行かれ、すっかり満足しかけた所を鈴村の肉棒で攻め立てられ、またしても、
眠る事ができず、切ない夜を過ごしたのだった。
241v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2013/09/19(木) 03:54:39.14
香ばしいというより完全に炭化してますやん
242吾輩は名無しである:2014/01/15(水) 02:14:53.86
泉鏡花の高野聖をよもうず
243吾輩は名無しである:2014/01/15(水) 20:23:58.08
日本語のしあわせ
泉鏡花という奇跡
244吾輩は名無しである:2014/01/16(木) 03:00:33.37
泉鏡太郎より幸田露伴。
245マグナ ◆vI4NRkhGyA :2014/03/18(火) 03:37:44.99
しかし糞アセンションのやつ、まだ呟いてやがったか。相変わらず肝の小さい奴だぜ。独り言でしか罵言が吐けないんだからな。
ttps://twitter.com/ascension0826
246吾輩は名無しである:2014/03/25(火) 09:12:04.88
蝿の王読み終わった
247吾輩は名無しである:2014/03/25(火) 12:43:45.33
 
>>245   >相変わらず肝の小さい奴だぜ
       ,.... -─-r‐- 、 __
       /,シ/ィ /lj !ヽヽヽヽ\    
     // / ///l|ハl | ヽ丶ヽヽヽ
    ,.'// 川 | | |l-ゝ! 、 ! | l l | l ヽ    
    !イ //!j !l | l、ゝ==、` lj y'jヾjノ
     | !/,.- 、!|ヾ!` ヽヾ;;シ   ィ;}'´   
    l ハ rソミ、    `''"  丶ヽ 
    ヽ!j,ヘ、ヽ,!   ""     _   j  
       ゞ彡ゝ、  u     / 
       | rヽ`フヽ     _____/
      ! lハYゝ,l     !
     j /∠ミヽ ヽ、_   ゝ- 、
      l/ l    ヽミΞ=-ニヽ_!lト、
     / /l     ヽヽ、二ニミゞlノト、
    ,.',ィ'ソ|     l´ ヽ-- ─‐rニゝヽ 御前賀 夕菜
248吾輩は名無しである:2014/04/17(木) 00:32:59.75
文学ニュース http://bungaku.telii.com/
249吾輩は名無しである:2014/04/23(水) 18:49:08.63
さあ、みんなで本を読もう
250吾輩は名無しである:2014/04/26(土) 23:25:40.77
村上春樹の世界の終り・・・を読んだけどとても良かった
251吾輩は名無しである:2014/04/29(火) 02:02:49.63
今ホフマン全集を読んでいる
この時代のドイツ文学って結構いいな
ロシア文学には暗さがつきものだけども
ドイツ文学というものは明るさがつきものだな
252吾輩は名無しである:2014/05/04(日) 15:10:11.01
連休でも孤独な俺は一人で本を読む
俺以外の孤独な人間で本を読むやつがいたら
一緒に読もうぜ
253マグナ ◆vI4NRkhGyA :2014/05/04(日) 19:25:48.36
書を捨てよ、街へ出よう。
254吾輩は名無しである:2014/05/10(土) 11:52:57.25
>>252
俺は連日7時間も読書をしたぞ
この連休中にだ狭い自室よりも広いファミレスでだ。
おかげで文庫本ベースで3000ページも読んだぞ。
255吾輩は名無しである:2014/05/10(土) 12:04:54.16
>>254
すごいぜ、兄弟!
この週末は何を読むの?
256吾輩は名無しである
文学板ステマのおかしなところは、
休日に一人で本を読むことが、あたかも、遊びほうけて消費することよりも、
劣る行為であるかのような言い方をすることだろうな。