1 :
v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :
あっゴメン。前前スレじゃなくて前スレでした。許して。
>>1 乙
時空がところてんのように歪んでしまったようだな
有賀
5 :
吾輩は名無しである:2012/01/20(金) 11:22:50.51
円城、いったい何やってんだ。
田中にいいとこ全部持っていかれてるぞ。
物理学科卒業で博士号も持っている人間に、なんでドラゴンごときが噛み付いたのか理解できん。
何を勘違いしたんだか。
インテリ丸出しの文章だから、もっと噛み砕けという意図で噛み付いたわけだろ
描写ではなく、説明になっているという指摘
ただし、ドラゴンが挙げたポイント(DNAの解説)は、的外れだったというオチ
用語が分からなくても文脈を読めるはずなんだけど
ネイチャーで小説を連載すればいい
専門用語の虚飾を剥いでみると、実は大した内容ではなく「馬鹿みたい」という閣下の指摘こそ妥当
受賞会見で安部公房に言及してたけど、はぁ?みたいな空気になっていて残念だったな
安部作品は笑えるけど、円城作品は理屈っぽくて、いまいち、感情移入できない
前衛小説がつまらないというのはまったく正しいんだけどね
そもそも円城があこがれている安倍公房の作品にしてから意味がない
野田秀樹の演劇と同じ
そもそも前衛小説って小説なのかという問題に答えれるかな?
僕は前衛は面白いと思うが小説ではないから、別のジャンルを作って
そのマイナーな世界でがんばってほしいと思うな
れるよ
クレオール化したら小説でしょ。
安部公房の小説はエンターテイメント性高いじゃん。前衛かどうかとか、そんな色分けくだらないよ。
高橋源一郎が
インチキだっていうのは認めるよね?
つまり、前衛でも笑える安部作品は偉大ってことだな
円城にはユーモアが足りないなんじゃねえのか
叔父は文字だ。文字通り。とか面白くも可笑しくもないもんな。
ごめん読んでないのに偉そうに語っちゃった。
初期の大玉ゴロゴロ作品は、少しだけ笑えたけど、最近の作品は賞狙いが露骨すぎて、糞つまらんかった
これからは、面白くなるだろうよ
どっちも好きだけど
円城のほうが安倍よりユーモラスじゃない?w
あと
「円城は前衛的で読みにくい」とか言ってる人はたいてい
理系の知識がなさすぎるだけでしょ。
最低限
集合論、位相空間論、離散数学、複素関数論、位相幾何学、群論、
統計力学、量子力学、熱力学、
複雑系、
進化論、分子生物学、脳科学
あたりの基本知識を持って読まないと。
円城作品を安部作品と比較するなんて、アホ丸出し
誰が読んでも笑える安部作品と、理系院卒しか相手にしてない円城作品を同列に語るなよ
とりあえず、
>>20は「方舟さくら丸」を100回読んでこい
ぶっちゃけ文系女子大生が読んでにやにや笑ってるものに
そこまで権威を求められても困る
円城は理系で落ちこぼれて学者になれなかったわけでね
そもそも複雑系やってたっていうけど数学科でも物理学科でもなく金子邦彦みたいな
一種の文化人のところにいたわけで、複雑系みたいな個別のジャンルになっていない
領域で何もできなくなるのは当然だった
>>9 NatureよりはScientific Americanでは
日経サイエンスはやだなあ
>>10 「馬鹿」の意味の取りようによっては正しいかもしれんが・・・
しかし、文庫もあると言うなら読んでみたいとも思う。
円城は理性的すぎるから、本能でモノを言うタイプの選考委員から評価を受けないと思われる
"芥川"賞なのに
なぜか「ポスドクからポストポスドクへ」が再燃中
30 :
吾輩は名無しである:2012/01/21(土) 01:47:08.89
この前なあくたがわ賞で初めてこの人知ります
読んだ良い作品三つ教えてくだい
31 :
U:2012/01/21(土) 01:48:18.26
どうやら円城さんは今や文学板住人の嫉妬の的のようですねw
お勧めは?
今回は、田中さんの陰に隠れていまったけれど、これからだ
SFモノもたくさん読みたい
どっちがおすすめ?
石原閣下ww
「もう一つの作品(円城)は、下らないけどね!何て(題名)いったっけな?ま、どうでもいいや」
よーしパパ次は山尾悠子ちゃんに賞あげちゃうぞー
田中さんのおまけで受賞したんだな
金原の時の綿矢みたいなもんか
そうだよね
天敵の村上龍が出席していたら、確実に落選してたね
村上龍なんて死ねばいいんだよ。まあ死んだら悲しむけど。
「理系」ってのを非難とか分類に使いたがる人は
コンプレックスとかフェティズムでも抱えてんのかしらね
ありふれたテーマを誌的で誠実な視点で描き続けたカーヴァーですが、80年代に入りポスト・モダニズム
側の人たちから、芸術性に乏しいという激しい攻撃を受けていました。
しかし、カーヴァーもしっかりとしかも痛烈にポスト・モダニズム(=「実験小説」)を批判し返しています。
非常にしばしば、「実験小説」は文章の杜撰さや愚かさや模倣性の免罪符になった。
もっと悪いことには、それは読者を踏みつけにし、疎外する免罪符になった。
きわめて往々にして、その手の文章は我々の世界の有様についてのニュースをもたらしてくれない。
あるいはさもなければ、それが描写しているのは砂漠の光景、ただそれだけである。いくつかの砂丘があり、
あちこちにトカゲがいる。しかし人間がいない。人間と認められるようなものはそこに生息していない。
それは少数の専門的な科学者にしか興味の持てない世界なのだ。
創作における真の実験とはオリジナルなものであり、生半可に手に入れるものではないし、
またそれは喜びに結びついたものなのだと心すべきである。(村上春樹訳)
受賞会見を見ていても、芥川賞作家の2人で、人間性の質の違いがすぐにわかるね
人間性とか、どうでもいい
作品そのものにしか興味がない
円城作品は間口を広げるべき
これまでの実験の成果を、そろそろ見せるべき
文章の流れの中に変な単語がでてくると、一瞬、何のメタファーかと思ってしまうが、円城文学はどうやら違うらしいことはわかった
完全に田中に食われちゃったな
マスコミはほとんど注目してない
51 :
吾輩は名無しである:2012/01/22(日) 19:09:45.24
円城の敵はダルビッシュと豪華客船船長と田中
前回とってくれたらなあ・・・
キャラ的には一人勝ちだったのに。
龍が欠席したのは運が良かった
「ポストポスドク」もワイドショー的には面白いネタだと思うけどね。社会保険のくだりとか。
でも、隣に地方在住の社会性がなさそうな元ニートが来ると、贅沢な悩みに見えてしまうわけで。
円城さんなにやってんのw
田中の方が、喜劇を作るのが上手かった。円城は悲劇に見える。両方とも好きだけどな。
ブランチでも、田中の特集時間が長かったね
円城さんはオマケ扱い
SdaMhiko 島田雅彦
先日の芥川賞選考が長引いたのは私がゴリ押ししたのと、いつも早く
帰りたがる村上龍が欠席したためです。関係各位にお詫びします。
9時間前
↑
島田先生のおかげで受賞できたわけだ
しかも、ゴリ押しw
次回に受賞したほうが、円城さんにとっては良かったんじゃマイカ?
黒ちゃんと島ちゃん以外の選考委員は見向きもしなかったのだから、なんだかな〜
今回を逃したら、受賞してたかわからんぞ
63 :
吾輩は名無しである:2012/01/23(月) 23:39:58.44
SF小説の芥川賞受賞(候補)作品
第25回(昭和26年上)受賞 安部公房「壁ーーS・カルマ氏の犯罪」
第36回(昭和31年下)候補 北杜夫「人工の星」
第96回(昭和61年下)候補 島田雅彦「未確認尾行物体」
第103回(平成2年上)候補 小川洋子「冷めない紅茶」
第110回(平成5年下)候補 笙野頼子「二百回忌」
第110回(平成5年下)候補 石黒達昌「新化(平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに……)」
第111回(平成6年上)受賞 笙野頼子 「タイムスリップ・コンビナート」
第113回(平成7年上)候補 川上弘美「婆」
第115回(平成8年上)受賞 川上弘美「蛇を踏む」
第130回(平成15年下)候補 絲山秋子「海の仙人」
第131回(平成16年上)候補 栗田有起「オテル・モル」
第137回(平成19年上)候補 円城塔「オブ・ザ・ベースボール」
第145回(平成23年上)候補 円城塔「これはペンです」
第146回(平成23年下)受賞 円城塔「道化師の蝶」
川上弘美は違うくね
65 :
吾輩は名無しである:2012/01/24(火) 00:37:06.85
sfは高校生で卒業してくださいよ。
このひとが、川上ひろみの蛇を踏むとか、惜夜記のような作品を書けるわけがない。
もう一歩、知性がたりないんだなあ。
むしろ逆にガンガンやってほしい。今んとこ円城的なの書いてるの円城だけだもん。
川上ひろみとやらはSF書けないんだろうし。
円城の書いてる作品は、円城だけの世界
円城塔さん本名は?高校はどこかな?
円城塔さんってペンネームですよね。
本名を調べてみたら、非公表でした。
高校は札幌南高校ってとこでしたよ。
確か札幌南高校ってレベル高いんですよね。
大学で研究員をして、作家さんになるなんてすごいですね~!
SF板の円城スレどうなった?
紀伊國屋梅田本店で円城塔さんのサイン会
2/10(金)18:00より開催
サイン会は関西限定?
東京でもやるらしい
でも人数限定みたいね
それよりトークイベントやって欲しい
∴
∴∵∴ ∴
∴∵∴ ∴∵∴ ∴∴
∵∴∵ ∵∴ ∴::: i^i_i^i_,‐、
∵:: . ∵:. ::/U::∪:`U ..::∵∴
∵∴∵ : . .. :∵..::(つ/ ⌒ヽ).) ∴∵
∴∵∴∵∴: : . . : : . | : | 石原| ∴∵
. : ∵∴∵ ....... : .::___ . : | :∪ / ノ ∴
.. : :∵ ....:: :: . :::::::∴∵∴\. :.: | ∵| || ∵ ∵
.∴∵ ::..:: .:::::::∵∴∵∴∵:\: |∵∪∪ . : ∴∵
.∵ ∵:: :::∵:(・)∴∴.(・)∵. l / . ∵ :: . : ∵
∵クソSF野郎が>::∵∴/ ○\∵∴ | / <障子チンポ老害が .∵
.. ∵∴:: .::::∵/三 | 三ヽ∵ |/....:∴:: .∵ ∵∴∵
. ∵:..:.:/⌒ヽ::l⌒`i::..| __|__ │∵|...:∵:: .. : ∴∵
. :/⌒ヽ| |;; ;| |、.| === │/∴:: . : .∵∴ ∴
. :( ヽ;;ヽ__ノ;;; ヽ__ノ !\___/∵ :: . ... . : .∵ ∴
..∴ >‐ / ̄.. \;;;;ゝ__`ト、.(●)━..:∴:: . : . ∴∵∴
∴. ( : :/円城 ,. i〃 l tanasinn
∴∵ ̄| /.| |、l___ノ _!_! .∴:
∵ | | :| |. | ./∵∴゙i . : .:∴∵∴
| | | | |. /.∴∵;;;;/‐‐| .∵∴ :: .. .... . : .∴∵∴∵
| | | U.::、∴∵;;/;) ゙i∵∴∵:: ... .. ... .. . : :∵∴∵
| | | :: . ̄ ̄ ̄ ゙i∵∴∵::.. ...::∴∵∴∵
/ / / : . . . ( ̄ ̄.... ::∵
/ / / : :∴∵ : .  ̄.:∴:.
.しし’ :: :: ∵: : .
amazonでは「よくクリックされている商品」筆頭だった。
もう品切れで予約販売になってたわ>田中さんの本
いい宣伝になったなあー
円城だけまだ初版みたいねwwwwwww
円城塔は本屋で買うけど
田中さんはあれ図書館でいいやwww
田中は早くも予約段階で10万部に迫っているみたいね
そんだけ出回るなら
図書館よりブックオフのが早いかな
クソSF野郎www
この人はちょくちょく「多くの人に読まれるよう精進いたします」
みたいなこと言ってるんだけど、どこまで本気で言ってるのかわからない
更に言えば何考えてこう言ってるのか全く分からない
謎だ
多くの人に読まれるように宇宙言語で書きましたって平然と答えるのが円城塔だ
絶対一般的によく読まれる小説のことじゃない
安部公房ブームが来るかね
オリオン書房でまたトークショーやって下さい
関西はどうせ京フェスやるんだし、サイン会は東京メインでやって欲しい
平日は無理なんで、土日の夕方頃に開始してくれ
>>83 たしかに謎だな。
書いていることもわけわかめだけれど、言っていることもわけわかめだな。本人すらわからないのかもしれん。
支局長からの手紙:芥川賞に思う /島根
今月17日に第146回芥川・直木賞の選考委員会が開かれ、山口県下関市在住の田中慎弥さん(39)が芥川賞を射止めました。
直木賞が大衆文学の作家に贈る賞なら、芥川賞は純文学の新人作家が対象。いつも新聞紙上をにぎわせる話題ですが、
私の中には「芥川賞はとっつきにくい」というイメージが強く、恥ずかしながら、過去に読んだのは中上健次さんの「岬」、
辻原登さんの「村の名前」など4作品しかありません。けれど、田中さんは私の古里・下関の作家ですから、受賞作「共喰(ともぐ)い」
(「すばる」10月号)が単行本になれば、すぐに読もうと思っています。
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20120123ddlk32070264000c.html
277 :吾輩は名無しである:2012/01/24(火) 22:11:48.94
村上龍って毎年100万もらってるのに何でこの間欠席したんですか?
候補になる人達の気苦労分かってるんですかね。
278 :吾輩は名無しである:2012/01/24(火) 22:13:31.25
村上龍なんか文学的価値は殆どゼロ以下なのは明らかなのに、
どうして只で立派な批評してる人達を「君たち」とか呼び捨てして威張っていられるんでしょうか。
田中氏のおまけでもらえてラッキーだったな
円城はSFの人だからな
SFクソ野郎w
正直、どこが面白いのか分からない
主人公が入れ替わるから、なんだっていうの?
視点が移るだけで、その実験の意図が不明
100 :
吾輩は名無しである:2012/01/25(水) 08:18:03.52
また東京人
ようやくtanasinnの謎が解けたのか
先日芥川賞受賞した2人宛に出版社へ黒い粉入りの郵便局が届いたってニュースやってたけど
田中のついでに送られたんだろうな
仮に石原ファンの犯行だとしたら円城狙いで田中の方がカモフラージュかもしれんぞw
「叔父」の名前で送ればよかったのに
その黒い粉が文字だったらよかったのに
叔父は文字である
円城は田中のオマケである
慎太郎も少しはSFを評価してくれよ
慎太郎に評価されても仕方ない
何というか
読者の評価にやっと賞が追いついた
みたいな受賞でしたね
都知事は昔、三島とか一緒に空飛ぶ円盤研究会にいたんだよ、これ豆だよ
オールドSFファンなんだね
計劃と円城を落とした左京大先生みたいなもんなんだよ
伊藤計劃が生きてれば直木賞だっただろうな
田中の前に霞む円城
田中と円城の対談はいつ?
円城はインタビュアー役?
田中は円城の作品読めないだろ
51 :名無しさん@12周年:2012/01/25(水) 14:21:08.54 ID:6JVYs7T+O
まぁ芽の出ない中年の作家志望者の嫉妬による犯行ってとこじゃないの?
円城の方も実は結構イイ性格してそうだよな
NHKのアサイチで田中と石原の舌戦について意見求められた時
生放送でやんわりとマスコミ批判してたのに好感
あとツイッターでの自虐ネタが面白いw
アサイチの動画どこかに上がってない?
円城塔は頭がいいからな
田中は道化っぽいけど、円城は影で上手く立ち回ってる
>>127 栗原氏の解説をもう一度聞きたかったからありがたい
「もらっといてやる」の名言で一躍有名となった、芥川賞受賞者の田中慎弥さん。
母親が週刊文春2月2日号で「息子はもともと上がり症ですから」と語り、
会見の前に飲酒していたことを明かしている。
同誌によると、田中さんが上がり症のために、
会見を待つ間は飲酒せずにはいられなかったそうだ。
母親が明かしている。
田中さんは4歳で父親を亡くし、母子家庭となった。
普通の子供だったそうだが、のめり込んだのが本。
中学時代に三島由紀夫、川端康成、谷崎潤一郎らに傾倒したという。
7年前に作家デビューし、地元・山口の新聞で連載を持つなどし、母は「助かっています」
とか。現在は年金生活を送る母親だが、今でも息子の深酒が心配なのだという。
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/yucasee-20120126-10257/1.htm
すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、
私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。
女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。
その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。
終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。
まず、十七日の会見の段階で私は、石原氏が六日に行った、
今度の芥川賞候補作はバカみたい、という発言を全く知らなかった。
正確な内容を知ったのは十八日になってからだ。
次に、会見内での、もらって当然、都知事と都民のためにもらっといてやる、という言い方は、
はっきり言うと最終候補になるずっと前から、もしその時が来たら言ってやろうと準備していたものだった。
だから、六日の都知事の発言に田中がかみついた、というのはメディアが勝手に作った図式だ。
もう一つ、その後の石原氏の選考委員退任について。
これを知ったのもやはり受賞決定の翌日のこと、編集者から知らされる、という形だった。
選考会が開かれる前は勿論(もちろん)、会見場に到着して関係者と顔を合わせた時にも、
誰からもそんな話は出なかった。石原氏の真意や、いつ退任を決意し、
表明したのかについては諸説出ているようだが、私が賞をもらうのが原因とは思えない。
実際その後の会見で石原氏は、私の作品を推したと語っている。
少なくとも、引導を渡すだの寝首を掻(か)くだのといった種類の話ではない。
私が知っていることはだいたいこのようなものだ。それ以外のことは分からない。
(
>>2以降へ続く)
■ソース:毎日jp 毎日新聞 2012年1月26日 東京夕刊
http://mainichi.jp/enta/art/news/20120126dde018070030000c.html http://mainichi.jp/enta/art/news/images/20120126dd0phj000027000p_size5.jpg
(
>>1の続き)
それにしても、あんな騒ぎになるとは思いもしなかった。
会見で石原氏のことを言えばその場が一気に盛り上がり、和むだろうと考えていただけだ。
会見を御覧になった方はお分かりだろうが、私はテレビ映えしない。
だから言葉の上で何か面白いことを言って切り抜けないことにはどうしようもない。だからああいうことを言っただけ。
それがメディアの作ったストーリーによって思わぬ大きさに膨らんでしまった。
だがそもそもは、作家が言いたいことを言い合った、ただそれだけだ。
作家というものは昔からさまざまな形でぶつかったり、反目したりしてきた。
文学上の論争のこともあったし、私怨(しえん)に近いこともあった。
まっとうな作品批判から相手の生活や容姿を嘲(あざけ)るようなものまで、熱心に、幅広く行われてきた。
時には言葉だけでなく肉体的な暴力に発展する場合まであったのだ。
今回は言葉の上のこと。なのにそこへメディアが集まった。まるで事件現場に群がるように。
つまりいまの日本というのは、作家の言い合いに過剰に反応するほどにまで、ものが言いづらい世の中なのではなかろうか。
だから好きなことを言う人間を珍しがっているのではないのか。
そのあたりを、人の言い合いを流すだけのメディアは、いったいどう考えるのか。
私はネットをほとんど知らないが、ブログやツイッターで言いたいことを言っているように見える日本人は、
実は言いたいことを出し切れていないのかもしれない。この点を分析する能力は自分にはない。
ひょっとすると、言いたいことを自由に言っている石原氏や私は、古いタイプの書き手なのだろうか。
(たなか・しんや、作家=「共(とも)喰(ぐ)い」で第146回芥川賞)
>私はネットをほとんど知らないが、ブログやツイッターで言いたいことを言っているように見える日本人は、
>実は言いたいことを出し切れていないのかもしれない。この点を分析する能力は自分にはない。
ここは駄文だよね。
殆ど知らないのなら言及しなくていいし、知らないのに「ブログやツイッターで言いたいことを言っているように
見える日本人」とどうして言えるのか。社会的現象への言及としてもかなりピントがずれている。
担当編集者は何やってんの?
円城はあのカメラの前でのインタビューを活かしてほしかった・・・
アレを活かしきった田中は今や全国区だ。
田中の仕掛け人は矢野
川上の時もそうだが、マスコミの使い方が上手い
ニコニコ動画の円城塔項目が凄い
本人も古参のニコ厨だからな。
438 :名無しさん@恐縮です:2012/01/26(木) 21:00:00.74 ID:PM87IYv6O
近所の本屋に行ったら、田中の本は完売、円城氏の本は山積みで残ってた(ガンダムAGEのプラモデル並みに)。
どっちかっつーと円城さんの論文の方も読んでみたい
小説そのもののような研究内容ってどんなだよ
この辺りを嫁
カオスの紡ぐ夢の中で 1998.1 (小学館文庫) のちハヤカワ文庫
生命とは何か 複雑系生命論序説 東京大学出版会 2003.10
「カオスの紡ぐ夢の中」は円城ファンなら必読書
円城のPNの謎が解明されるw
流石に『夢の中』は読んだよw
理解したかって言われるとアレだが
『生命とは何か』ってシュレディンガーじゃないやつがあるんだ
読んでみるわ、ありがとう
でも、博士論文(だっけ?)に小説を出すってのはちょっとどうかと・・・
D論は実験物だった筈
小説はポスドク時の論文でしょ
<サヴァン症候群の特別な能力>
○特定の日の曜日を言える(カレンダー計算)。ただし通常の計算は、1桁の掛け算でも出来ない場合がある。
○航空写真を少し見ただけで、細部にわたるまで描き起すことができる(映像記憶)。
○楽譜は全く読めないが、1度聞いただけの曲を、最後まで間違えずにピアノで弾くことができる。
○書籍や電話帳、円周率、周期律表などを暗唱できる。内容の理解を伴わないまま暗唱できる例もある。
○芸術性の非常に高い作品(絵画、彫刻など)を作ることができる。
○並外れた暗算をすることができる。
円城ってちょっとサヴァンっぽいよな
>>153 ワロタ
ここぞとばかりに擦り寄ってきてるw
田中の本は売り切れ続出だけど
円城は売れ残ってるな
アマゾンのランキングでも引き離されてるし、SF読者意外は受賞したことさえ知らないんだろうな
明日放映のTBS「王様のブランチ」本のコーナーで、田中慎弥さんへのインタビューとともに芥川賞受賞作『共喰い』が紹介される予定です。
円城塔もmディアが取りあg手やりぃいのに
Self-Reference ENGINEだって難解というか
緻密に想像を組み上げてつくるような理解の次元を軽々飛び越してたからな
今更小難しさについては何も言わねー
『後藤さん』のオビとか結構好きだな
>>149 > D論は実験物だった筈
数学科で実験?
??????
円城は物理と数学両方やってて、大学院は物理で生物もいじってて
DNAに関する実験やってたらしい
「事実を書いてもおかしく見える。リアルに見えない。
書き方が悪いのではと考えても、本ができ上がるというだけの話です。
他の書き方はむしろない。
してみると、言葉というのはどこかおかしなものなのではと思うわけです」
http://t.co/ZY6OGepJ
東北大で物理、東大で数学やってたんじゃないかと
もしくは逆
大学では数学よりの物理で、院では生物寄り
色んな研究所にいたんだから、何やってても不思議じゃない
ウィルスのDNAに関する実験も本人の体験がもとらしいね
読み返すだけの深みがないね
ちょっと不思議な構成にしてますというのを味わって終わり
刺繍とスパイスの描写が好きだな
料理の描写が出るようになった
>>160 SREは読みやすい部類の方じゃないか?
「どういう人が読むか」で「読みやすい」が違うだろう
>>172 読みやすいっていうかアレじゃん、あれ文法で読める感じじゃん
数学とか物理とかの用語知ってると小ネタで笑えるらしいんだけど
そういうの全く知らなくても読めるじゃん
でもおめー、小ネタとはいえ書かれてあるもの全部浚うことができないで
「理解」して読んだなんて言えるかっつーと言えないじゃん
円城がどうやって小説の展開を決定付けているのか気になる。
推理小説だったら推理に矛盾がないように話の道筋を通していくわけだけど、
円城の場合も、この展開からはこう展開するのが絶対だという確信を持つ何かがあって、その結果ああいう感じになるのだろうか
それとも感性なのか
円城塔は言葉とか書かれたものとか書くという行為とかに
一定の性質めいたものを見出していて、それで遊んでる感じ
『後藤さん』のオビに見える円環構造なんて好例でしょ
そういう意味では円城作品はすごく「なるべくしてなってる」よ
そういうオナニーは実験室だけでやっとけよ
アマチュアの言語学遊びにしか見えないっての
アマチュアの言語学遊びw
さぞかしプロの方はすごいんでしょうなぁ
言語遊びだけじゃないけどな「後藤さん」は色によって時間軸が違うよ
『フライデー』にも田中慎弥の記事が出ていた。
おいおい、もうひとつの受賞作はおたくの出版社から出てるんだからちょっとは言及してあげようよ!
円城のエの字もないよ!
フライデーってド底辺のオヤジとかお局様とかが
金持ち政治家とか芸能人とか出世してきた女とか叩いて喜んでる週刊誌でしょ
円城みたいなインテリ取り上げて嫉妬記事書くより
外野から田中さんを「けしからん!」とか「骨のある奴」とかごちゃごちゃ言ってる方がまだ格好はつくよ
朝吹と同じで円城は影の存在となって消える
アマゾンのレビュー見ればわかるけど
田中の本で喜んでるのはピンクとグレー買ってる層と同じで、円城ファンとは被ってない
層が違うんだから比べても無駄
澤西と円城対談企画ないの?
フラミンゴの村は読みたいな
今どき単なる不条理系のわけねーだろうし
フラミンゴいいよ
この作品と円城がW受賞であって欲しかった
価値のある文学なら英訳してアメリカで売ってみて欲しい。
1冊でも売れるかな?
円城文体を翻訳できる人っているのかな
できたと判定する機械が必要だな
それも信頼に値する
英訳と中国語訳とどちらが多くの人に読まれるんだろう
円城は点字訳が沢山あります
後藤さん点字ver.解読とか想像を絶するな
・・・もしかして
>>194 は、点字で円城塔を読んできた人なの?
570 :無名草子さん:2012/01/29(日) 17:33:19.68
俺は理解できなかったけど、ああいう寓話的な作品というのはどういう狙いがあるんだろう
文藝賞の今村君も「フラミンゴの村」は面白い、あれは社会について書いたものだと思うといってたが
【インタビュー】澤西祐典さん
http://www.unn-news.com/kyodai-express/article/201111173171 今回の作品でも芥川の影響は色濃い。「虚構性の高い話の中で、人間の本質をえぐる。そんな手法に
挑戦したかった」と語る。
「人に読んでもらうことを前提に、よりクオリティの高い作品を」。作品を書き続けるうち、そんな思いが募った。
そこでゼミの友人などを誘い、純文学サークル「木曜会」を設立。
読書会や座談会で意見を戦わせる日々を送った。
「互いの作品に厳しい意見も出ます。けれどそれが楽しくもあり、また自身の文学観を研ぎ澄ませて
いくことにもなりました」と振り返る。
澤西さんが手がける純文学は、大衆小説やライトノベルなどに比べ「とっつきにくい」ジャンルだという。
それでも「本当に面白い物は読者の目に留まると思っています。
自分にできるのは書き続けることだけ」と、静かな語り口に自信をにじませた。今
後は博士課程の研究と作家活動を両立していく。さらなる高みを目指し、挑戦は続く。
571 :無名草子さん:2012/01/29(日) 17:34:31.04
円城塔なら理解できるんじゃないか?
澤西と円城は絶対に似てるって
>>194 ほんと毎度毎度頭が下がるし足を向けて寝られない
しかし、本当にやるなら、点字訳じゃなくて翻訳か翻案レベルの改変が必要だよな
レフラー球とか
便器そのもだといわれてるぞ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120129/bks12012909170000-n1.htm はジャン・ボードリヤール『芸術の陰謀 消費社会と現代アート』(塚原史訳、NTT出版)が述べている
ことだ。量産品の便器を引っ繰り返して展示しようとしたマルセル・デュシャンの『泉』は現代アートの伝説そ
のものだが、告白すれば、僕にはその芸術性がわからない。しかし、わからないとは言わせない何かがあると
感じてしまう。それが、現代芸術の「陰謀」だと言うのだ。「文芸時評」を書いていて感じることをみごとに言
いあてていて恐ろしいくらいだ。毎月「文芸時評」を書きながら、新しさの工夫があって「わからない」作品に
出合ったときには、作品がダメなのではなく、自分の感性の古さがダメなのだと思ってしまう。円城塔はこの「
陰謀」をみごとに仕掛けたのである。
最近の円城は随分と分かりやすくなったが
こういう人ってピンチョンやルーボーも便所呼ばわりなのかな
booklog_rankingブクログランキングbot君β2
1位は『道化師の蝶』円城 塔 です。
先日の産経新聞では、
乙部さんの小松左京インタビューと円城塔さんの芥川賞インタビューが隣り合って掲載されたらしく……
「小松左京に落とされた円城塔と並んだわけですね」という振りに、
乙部さんが恐縮しきりという一幕があった。
円城のテーマって認識されない天才が多くない?
本人も絶対何か他人に伝わらない障害を抱えてそう。
塔さん実はギフテッドだろ。
読売新聞の書評連載を読んでいるが・・・・いったい何が言いたいのか、意味不明だ
誰か、先週号の解説してくれ
それは隔週連載なので、先週でなく1/14の読売夕刊を探せ
前回タイトルは「考え方が変わる瞬間」。「テセウスの船」というネタを説明。
みんなこの問題を1方向からしか考えてなかった、
人間誰しも、当たり前だとされている考えから抜け出すのはむつかしい。
そこへダーウィンが出てきて、全然違うことを言いだした。
ダーウィンの「種の起源」が今も読まれるのは、学説の中身以前に、
ものの「考え方」そのものを、根底からひっくりかえしてみせたものだからです。
というおはなし
208 :
207:2012/01/30(月) 16:55:59.88
>>206 1/28のがわからないっていうはなしだったか
申し訳ない、それはまだ未入手で読んでない
>>206 知識と知性って違うよね
ある言葉が無かったとしたら、それって辛いよね
でもある言葉が存在することで、表現できなくなる事もあるよね
そういった苦労をしたダーウィンには、小説家として親近感が湧くよね
って感じ
「テセウスの船」とかはったり好きだよねw
道化師の蝶とは「言語そのもの」だったのだ。造られた工芸品の数々は各国の言語、あるいは語族を表す。
そして蝶が造る人工の蝶は無活用ラテン語の暗喩
都知事の芥川賞批判的な発言は
「道化師の蝶」の内容が多分に影響しているようにも思えた。
円城氏が都知事を喰っているという意味で。
難解な単語を使って読者を煙に巻いて、それで何かを表現できたと思っていたら、残念です
空想科学を読者に理解してもらうためには、オナニーを控えるべきかと
伊藤さんの作品のように
理解するものではなく楽しむもの
これは著者と読者のオナニーなんだよ
他人のオナニーに口出すとか変態か
伊藤は彼が敬愛する小島と同じく
死ぬほどパロディとオマージュ散りばめるオナニー作者だぞ
オナニー界の墜ちた新星に失礼
既存の「理解」のフレームが通用しない作家って
何故か「もっと判るように書け」とか言い出す読者が大量に湧くよね
SRE読んでから『ディファレンス・エンジン』の存在を知ったので読んでみたが
ディファレンスはディファレンスで正史のパロディみたいなもんじゃんアレ
でも俺が正史を知らないのでオモシロどころが三分の一くらいになっちゃってて凹んだ
そういや『インディファレンス・エンジン』も読んだけど
ありゃ確かにわかりやすいはわかりやすいね
円城自身が、「実験であって、意味を求められて困る」というような発言してるから、つまり、そういうこと
理解できないヤツは読まなくていいと言ってるアホがいるけど、実際は誰も理解できてないんじゃマイカ?
構造をあれこれ入れ替えているだけで、そもそも意味など存在しないからな
オブ・ザ・ベースボールにも、結局、何のメタファーも含まれてなかったというわけだし
「理解できるように書け」っていう奴について言及すると
その当人からは必ず「『理解できないなら読むな』と言われた」と曲解される法則
「自分が作品を理解できない」という状態を許容できない奴だけが「理解できるように書け」とか斜め上を要求する
理解できないなら読むのをやめるか、理解に固執するのをやめるしかない
>>214 トウちゃん的は理知的に解釈されたいらしいけどw
ところで受賞作のどこが楽しかった?
楽しませる目的で書かれた作品ではないのに、どこをどのように楽しんだの?
214じゃないけど
新しいもの未知のものってそれだけで楽しい
>>219 理解したい読者がいても、別にいいんじゃねえの
そういう読み方だってあるだろ
ていうか、おまえのほうが、なんか残念な気がするが
新しさなんてないだろ
馬鹿にとっては未知なものだらけだな
>>221 未知なものってだけで楽しいの?
ハーブやってるの?
>>222 理解したいならすればいい、っていうか理解したい読者は言われるまでもなく理解している
その「理解」は単なる解釈の可能性も全く見当違いの誤読の可能性もあるが
それなら他の解釈とかより的を得た読みというものも存在するわけで、それも併せて読み漁ったりする
「理解できない! 判るように書け!」っていう奴は
自分の「理解」が解釈や誤読に留まるのはイヤだと思ってるから解釈も誤読もしない
そもそも「『正解』的なものがあってそれをわざと凝った判りづらい書き方してるだけ」という発想でしか円城を捉えようとしない
そういう読み方だってあるけど、だったらそういう解釈そういう誤読に基づいて独自研究的にやればいいのにしない
何にもやらないで「判るようにしろ」と要求するだけであって一体何のために読んでるのか判らんレベルなので
大人しく読むのをやめるか、理解に固執するのをやめるかしかない
>>223 「新言語つくり出してその文法で書きました!」くらいのレベルまで行くとちょっと楽しめないだろうが
基本的に読んだことのない文章は大体楽しい
でも古典はいろいろとつらいね、すごく楽しいんだけど古典を浚うと現代のエンタメど真ん中みたいなのは楽しめなくなる
>>224 ハーブなんて要らない、ありゃ不感症の対処療法薬にすぎない
>>225 >そもそも「『正解』的なものがあってそれをわざと凝った判りづらい書き方してるだけ」という発想でしか円城を捉えようとしない
>そういう読み方だってあるけど、だったらそういう解釈そういう誤読に基づいて独自研究的にやればいいのにしない
「円城作品内に隠されているらしい『正解』的なもの」それ自体を既に見抜いていないと、そういう読み方で解釈或いは誤読することはできない
「判りやすく書け」っていう人はその『正解』的なものが見抜けないからそう言ってるわけなので
そんな深い解釈や誤読が生じるはずもないし他人のそういう解釈や誤読を読んだりもしないと思う
「『正解』的なものはそもそもない」という解釈もアリだけど、
それ故にあらゆる「理解」が無効化されるかというとそんなことはないし、「判りやすく書け」と要求する感性が正当化されるわけでもない
余談だけど「無いものがある」というのはSREの大きなテーマの一つでもある、と言われてるよね
海外だと珍しいタイプの作品じゃないし、円城は日本でたった1人でウリポやろうとしてんだろ
沼野がその辺り「群像」で解説してたよね
もっと分かりにくく小説で遊べ、そういう事に挑戦する作家も必要だって
>>228 日本語で、ってのは結構デカいと思うの
よくも悪くもガラパゴスで文法構造も結構違うし
>>229 すんません、読みたい。
「群像」何月号ですか
4次元立方体を小説にしようとか考えてるのは
円城塔くらいだろ
栗野も円城は公理小説だって解説してたし、全員がこんな作家じゃ困るけど
国内にこういうのも1人くらいいていいと思う
ウリポぐぐったらwikipediaが面白すぎて噴いた
こりゃ第二第三の劣化円城出現の予感
そもそもSF作家で筒井の系譜だろ
円城塔はSF者だってことみんな忘れ過ぎだ
円城はジャックルーボーとも交流あるよ
外国語も出来るみたいだね
ウリポは1ジャンルなのに日本じゃまだまだ知名度低い
円城もっと頑張れ
芥川取ったんだから、国内でもジャンルを認知させてくれ
国内で広がらないのは理系作家が少ないからだろ
東野のガリレオはなんちゃってだし、過去期待できたのは小川洋子の博士の愛した数式程度
道化師とこれペンは円城にしては分かりやすい
道化師は理系要素ほぼ皆無で、ナボコフがテーマだから
ストーリーを追えるといえば追える
構造が入れ子になってるだけで、内容は普通
オブ・ザ・ベースボールも分かりやすいし面白い
これから円城読むならとりあえずこれオススメって感じ
SREがベスト
分かりやすさならこれペン
沼野の解説凄いな
他の作品も合評して欲しい
243 :
吾輩は名無しである:2012/01/31(火) 17:20:15.12
円城塔も芥川賞とってたんだ。気づかんかった
でもウリポを日本語訳しても円城にはならないよね
『超男性』とかは面白かったけど
数学と文学と物理の融合
書ける人は多くないだろうね
手法だけなら今後絶対パクろうとするやつ出てくる
手法はパクれても知識や発想までもパクるのは至難の業
数学者の才能は生まれつきだし、物理の知識で研究者レベルの円城を超えるのは難しい
小川洋子っぽいのなら書ける人いそう
円城は独特だよな、世界が違って見えてる人なんだと思う
天才的な知能ゆえの奇形小説
【円城塔「松ノ枝の記」(群像2月号)】互いの著作を翻訳し合う二人。
翻訳することで別物になる作品。枝から枝が伸び、無数の枝々が旅を続けるうちにその幹を、種を忘れ、枝をやめる。それでも彼のペンは記憶を綴る。太古の歌をまといながらヒトは進む。
あるいは戻るのか。枝はなお伸び続ける。
薄消しの蝶
>芥川賞の受賞が決まった円城塔さんの「道化師の蝶(ちょう)」(講談社)が31日、
> 電子書籍として発売された。
> 田中慎弥さんの「共喰(ぐ)い」(集英社)は27日の単行本発売から
> 5日間で5刷が決まり、累計18万部となった。
> 講談社は当初、「道化師の蝶」を2月に電子化して配信する予定だったが、
> 受賞が決まったため、約2週間で完成させた。
> 担当者は「こんなに短期間で仕上げるのは前例のないこと」と話す。
> 単行本は初版3万5千部。現在、増刷中だが、重版が間に合わない状況だという。
よしよしよしよし。紙のやつを買わないで待っていたかいがあったぞ。
電子書籍のくせに200円くらいしか価格が変わらないってどうよ?
塔さんのつぶやきによると現在必死で校正中みたいだけど
間に合うの?
大丈夫! 電子書籍なら
小説もオンライン・アップデートができるから!
道化師の蝶 Ver 1.0.2 とかなるから!w
いつのまにか道化師の鰈になってたりしてな
この価格差だったら紙の方を買うかな
印刷費や輸送費いらないんだから
500円くらいにしろ
お前ら・・・
電子書籍をそんな安値にしたら
皆もう紙媒体のやつを買わなくなるだろ!
そしたらあれだよ。俗に言う「偽金づくり」と言われている、
「とりあえず一定の部数を刷り、取次に買い取ってもらい
そのお金で作者への印税その他をまかなう」というやり方がしづらくなる。
↓
「円城タンの印税がごっそり減る」んだよ!!!
お前ら、円城タンを愛しているのなら我慢汁!
だったら紙の本を買うよ
つまり文藝春秋を買う
↓
文藝春秋社が儲かる
それを阻止するための電子書籍化じゃないか!!!
一番お得なのは掲載誌だからな
書評も読めるしw
なんか・・・低レベルな攻防だね。
現在のタブレットが何年先まで通用するかだよな
電子書籍ってあんま詳しくないんだけど
pdfデータで売ってるとかじゃないの?
>「共喰い」は、30日に4刷5万部、31日に5刷3万部の増刷が決まった。
> 今月6、7日に予定されているサイン会の整理券は、
> 単行本発売日の夜にすべて配布が終了した。
田中の方は売れてるね〜
だからこそ紙媒体で当分押し切るんだろうね。
一方、円城タンは電子書籍化した。
・・・え? もう少し待ってから電子書籍化するべきなのでは?
それとも・・・、もう紙媒体で購入する円城ファン層へは行き渡っているから、
後はその層が持ち運びなどに便利な電子書籍版を二度買いしてくれることに
一縷の望みをかけているわけ?
なんでこの速さで電子化?
編集者の戦略?
塔さんも迷惑そうだなw
田中慎弥ちょっとすげえなwww
Amazon中古本の方が値段高いわwww
今回の受賞でも円城作品の読者層はさほど拡張しない、と
出版社側は踏んだんだよ。
読者層も紙と電子書籍だとさしてかぶらないだろうしね
田中慎弥は電子書籍化自体ないかもね
>2月号 早稲田大学教授・石原千秋 密かで、したたかな「陰謀」
>2012.1.29 09:15 (1/3ページ)
> 田中慎弥(しんや)「共喰(ともぐ)い」と
>円城塔(えんじょう・とう)「道化師の蝶(ちょう)」の2作が芥川賞に決まった。
>めでたいことだ。賞は出すべきものである。
>それに、今回の芥川賞が田中慎弥の酔っぱらい会見で盛り上がったのもご愛敬(あいきょう)である。
>しかし、したたかなのはどちらの方だろう。
(中略)
>実は、新しさが新しく見えるためには、
>新しさに「わからなさ」の感覚が伴わなければならないのである。
>すっかりわかってしまっては、新しくは感じられないだろうからである。
> これはジャン・ボードリヤール『芸術の陰謀 消費社会と現代アート』(塚原史訳、NTT出版)が述べていることだ。
(略)
>新しさの工夫があって「わからない」作品に出合ったときには、
>作品がダメなのではなく、自分の感性の古さがダメなのだと思ってしまう。
>円城塔はこの「陰謀」をみごとに仕掛けたのである。
>田中慎弥の酔っぱらい会見もそれなりにみごとだったが、
>円城塔の密かな「陰謀」はもっとみごとだった。
そうか。新しく見せるために「わざと」わかりにくくしてるのか!
UTNP東京大学新聞社
【円城さんに芥川賞】第146回芥川賞の選考委員会が17日にあり、
総合文化研究科博士課程修了でポスドク経験もある円城塔さんら2人が受賞した。
東大出身者の受賞は第124回(00年)堀江敏幸さん(人文科学研究科=当時=博士課程退学)以来。(2012.1.31)
どっかのWikiではもっと愛されてたような
必死にマンセーしてる奴って、明らかに関係者だろ
>>274 ニコ百科と、アニヲタWikiはあるのにアンサイクロペディアには項目なし
誰か作れよw
担当者がステマ初心者なんだろ
ステマでニコニコにあんな面倒くさい記事投稿したりしないと思うw
犯人はどうせSF研関係者だろwww
芥川賞取ったんだから、ウテナの同人誌も書籍化しろよ
編集担当者にステマの効果的な方法を教えてやれよ
下手糞すぎるって
こいつが芥川とったって3分前に知ったけど、芥川も権威落ちたなw
SFは好きだけど、この人は別にSFとしても面白いわけでもないし、さりとて純文としてもとくに面白いところはないのに(一作だけ読んだだけですが)
結局、物理とかよう知らん連中がにびびっただけだろう。
実際は、ただのハッタリなのに
(むろん円城もそれは知っている、でもポモくさいけどねw 数学らへんはw)
結局、よくわからんSFモドキにレイプされただけで、恥晒しだ
せっかくの権威も落ちた
つまらん純文を評価しつづけて終わっている賞だったけど、流石に今回のSFモドキの賞はまずいでしょ
これ評価するって敗北宣言だからね
もし今後円城が「アニメ好きです、影響受けましたw」とかいったらどうすんの?
文学史とアニメ史がつながっちゃう(しかもアニメ上位でw
阿部和重がカードキャプターさくらをおちょくった、とかとは話が違うw
阿部とかは、文学優位でお遊びだからいいけどw
うん、君アホだね(一レスだけ読んだだけですが)
うん、アホだよw
アニメを下位においたら手塚が化けて出てくるぞ
偏見反対
受賞作くらいは読んでから言いましょう
説得力ないよ
いや、読まなくても、どうせみんなそう思っているダロ?
口には出さないだけで、物理とか知っている奴は内心「しかたねーなw」と思ってると思うよ
こういう感じで、終了しちゃだめでしょw
新刊は物理ネタ入ってないよ
料理と言語とスパイス
SFを批判するにしても頭悪いな
SFや漫画を低俗って決めつけている時点で、こいつアホ決定
>>288 ああ、そうなんだ?
言語ってのがよくわからないけど、人工言語と自然言語がどうのとかつまらん話なのか、それとも脳科学的な言語なのか(こっちは少し面白そう)
>>290 SFが低俗でないとでも思っているのか?w
あれは、もともとアメリカでパルプマガジンで連載されているようなものだぜ?
低俗だからいいんだろw
それで文学をレイプするのを認めるっていうのが致命的ってこと
いや、物凄く出来のよいのならいいけど、SFプロパーが褒めているわけでもないみたいじゃん?w
つまり2流のSFもどきで通用したってことで
これは、SF好きとしても純文好きとしてもつらいんではないでしょうかねw
292 :
吾輩は名無しである:2012/02/01(水) 20:19:32.31
言語は翻訳の話
また適当なバカが釣りに来てるな
翻訳っていうとやっぱポモ?
この人あんま信用してないからなあ、おれはw
おれの感じでは、本当のSFではないよ、たぶん。
どっちつかずの中途半端なもの、という感じ。
295 :
吾輩は名無しである:2012/02/01(水) 20:34:36.93
最初2票しか入ってなくて投票を繰り返して過半数になった、ってどーゆーこと?
2人(人数)受賞が決まっていたから決選投票の繰り返しみたいにして、ってゆーこと?
ポモって言う略し方が卑猥
なんでアンチってわざわざ専用スレまで来んだろね
授賞作品は神林風
最初は四票で割れた
村上龍が欠席したから半々になった。
ポモじゃないだろ
本人も否定してたし
こゆいwww
どういうメンツだそれはwww
じゃあ何なの?
翻訳という主題はどっから来たの?
>>295 過半数以上を取ったら受賞ってルールだが、今回は得票数が4と4だった
2回目で田中さんが4票半を取得したんだけど、単独としては弱いし
最初に半々だったし、過去に4票で受賞した作品もあるから、もう一度投票を行おうって流れになった
メッタ斬りポッドキャスト聞けばこの辺りの流れは判明するよ
>>300 平山夢明と円城塔が飲み友達wwwwww
2人が飲んでるところの会話超聞きたいww
今、ググってみたけど
まあ、情報じたいねーなw
というかもう一人いるんだな?w芥川
そっちが多すぎてわけわかんねw
で、「これはペンです」っていうタイトルの作品ですね?
あらすじも満足に検索でひっかからなかったけど、感想ブログ読むと、
なんか瀬名とかが書きそうなどうでもいい普通の一般小説っぽいけど・・・
SFじゃないよね?
ふつうのSF要素のあるエンタメ(大衆小説)だとしたら、なお最悪だけど・・・
推理小説の宮部みゆきみたいなのが芥川もらうようなもんで(いや、宮部は嫌いではないけどさ、しかし純文では・・・)
公理系がどうのこうのとかいってたからイーガンのルミナス系のか、と思ったけど(あれも馬鹿馬鹿しいレベルだけど)、ただの一般小説なのか?
まあ、おそらく文体や話の作りで純文的につくってんだろうけど
>>306 「これはペンです」は前回の候補作
受賞したのは「道化師の蝶」
「これはペンです」はDNAで書いた手紙とか来るし、設定がSFっぽいけど
「道化師の蝶」は純文学
1月27日に発売されたばっかだから、感想自体少ないだろ
読書メーターでも見てみたら?
京極と平山のラジオに円城?
わっけわかんないな〜
もし、おれの読みどおりなら、もう純文終わりだなw
意味的には、宮部みゆきのようなのにあげているようなもんだぜw
SFでもないし。
それとも公理系云々というのは評論家のまったくの勘違いで、これ文章の質とかで受けているのかなあ?
でも、おれが読んだかぎり、べつに退屈な散文だったけど
どっちにせよ終わっているなw
こいつ読んでねえのによくこんな偉そうにモノ言えるなw
あれだけ騒がれたのにググっても情報ないとか情弱すぎるし
北杜夫や阿部公房もSF書いてたことも知らんのか
>>310 はいはい、わかったからアンチスレにでもお帰り
小川洋子はどうなるんだよ
ああ「道化師の蝶」か。
後藤明生とかあんな感じ?
まあ、SFでもなんでもないみたいだな。失敬。
沼野氏の解説凄くわかりやすかった
大森望とはレベルが違うな
平山が円城の面倒を看ているんだよ
いつになったらおまえの作品は面白くなるんだ、と酒の肴にされているようだけどw
>>317 マジで?
鬼畜の平山に影響受ける気なの?
平山風味の円城とかもう意味が分からんぜ
平山と円城って作風も性格も何も接点ないでしょ
むしろ京極の方が合いそう
>>319 ぐちゃぐちゃになった死体が方程式を語るとか?
でも平山ってメルカトルとか理系っぽい感じ?
「京極と平山」はわかる。なんかわかる。
どろどろつながりっぽい感じがする。
でもそこに円城入れるとなんか、
泥とかひだの真ん中に白いプラスチックの立方体を落っことすみたいな感じがする
平山と円城の飲み会見てみたい!
でも、この手のメタフィクションじたい興味ないんだよねw
人生の無駄としかw
筒井でさえ退屈なんだし、申し訳ないけど誰も読まねーよw
もっとどうしようもないような私小説を書いてほしいよね
ポスドク問題をさ
理系の小谷野敦のような感じの
おれはそれなら文学史に残すべきだと思うw
円城さんと津原さんはどっちが凄いの?
>>327 作風も雰囲気も全く違うから比べるようなもんじゃないでしょ
カレーとケーキどっちが凄いの?みたいな
作家の格だと長く続けてる津原さんじゃないの?
理系の知識だったら円城だろうけど
sfとして?
なら
「どっちもぬるい」
ついでにイーガンもぬるい。
つーか、
そもそも日本に訳されていないよ、ガチハードなsfは。
小説としてつまらんからw
向こうの雑誌に載っておしまい、とかw
個人的な好みでは、津原さんかな
円城さんは一作しか読んでないけど
まあ、津原氏も数作しか読んでないけど
まあ、でも、究極的にはあんまたいしたことない
津原さんはマイナーだからあんまいいたくないけどね
読んでないなら買ってあげてw
面白いのは面白いから、円城よりはるかにw
芥川賞作家はダメダメというけどw
宇野濱野の『希望論』の中身の7割はインターネットなんだよなあー
それはそれで濱野のせいなんだが希望論とゆうよりインターネットの可能性の論になってて、
希望=インターネットとゆう短絡的な図式にきれいに収まってしまっちゃってて意外と薄い本だったおー
古市の『絶望論』はあれはあれできれいにまとまってた
零度の観念、のような清々しさがあったお
セックスしたあとにもう一回セックスしたくなるような本だった
まぁ童貞のおまいらにはわからんだろうが
日本語で書いているよw
もしかして「ガチハードなSF」ってやつの定義が違うんかな
今朝の西日本新聞に、田中慎弥・円城 塔の芥川賞2人について記事がありました。受賞感想も、えぐい表現の田中さん。自虐的な円城さん。表現者としての個性に感心しました。
偶然にも2人と私は1972年生まれ。今年は前厄です。
ちちんぷいぷい見れないから誰か録画してUPして欲しい
お願い!
関西ローカル番組に出ないで、全国で出て下さい
円城をTVで見れる日が来るとはな
関西ローカルだから見れない
どっかの作家の卵(自称)が紛れ込んでたみたいだな。
そんなに今回の受賞が気にくわないんなら、直接選考委員に文句言えば良いのに。
ここで文句ばっか書いてるうちはいつまで経ってもデビューなんかできないよ。ていうか、作家になるのは諦めた方がいい。
桂南光が円城塔の名前を呼ぶ日が来るとは思わなかったw
次回作のプロットまでお披露目
面白かった!
マジで異次元なインタビューだった
西さんもタジタジだったな
知り合いの下宿で見て大爆笑
塔さんはやっぱ塔さんなんだよな
一見さんお断りなんだよ
誰にでもわかる円城塔なんて円城塔じゃない
文章表現が下手なだけなんじゃねえの
一流の物理学者は素人にも分かりやすく解説できるけど、三流は以下省略
それは実際そうかもしれないw
円城の書評は読みづらい
>>347 それはない
物理学者としては有能でも文章が下手なんて幾らでもある
いい論文がいい文章で書かれてるとは限らない
物理や小説としての能力と文章は全く別
それに受賞作は物理も数学も出てこない話なんだがら、学者を引き合いに出すのは止めよう
そうかな
ノーベル賞の論文って読みやすいよ
高校の物理教師の説明は糞だったけど
>>351 そういうのは校正が入ってるんじゃないの?
ペレルマンの論文は本人が解説しても最初誰も理解できなかったみたいだし
>>351 ノーベル賞の論文って日本語じゃないだろ
英文と比較しても無意味じゃないの?
難解な単語を使わなくなった理由は、読者を意識するようになったということだろ
それでも、やはり読みづらい文章を書く人だけど
鬼女みたいな即レスどうもですw
円城本人が降臨してるのか? それともグルーピーの火病?
円城に対して理系ネタで攻めると絶対に反撃が来る
村上龍の時は凄かった
こいつのシンパって理系研究者が多いんだよ
そうなんか
伊藤計劃のファンサイトでは、早くも叩かれていて少し気の毒だけど
「死者の帝国」は円城さんにとっては荷が重すぎるよ、実際
文系高校生でも楽しめる「虐殺器官」が比較対象だもんね
伊藤の話題は伊藤スレでやればいいと思うよ
屍者の帝国もまだ出てないし
>>360 話題作なのに・・・・・さすがに、その指摘には無理がある
新作への期待や不安コメに対して黙ってろでは、尻の穴が小さすぎる
そもそも、円城自身が伊藤の遺族に頼み込んで実現した仕事だし、
それを受賞会見でビッグニュースとして自らアピールしていた
田中に食われてしまったけどw
シンパには基地外が多いってこと
円城は読んでいるけど伊藤は読んでません
感想なら本が出てから語るべきっしょ
芥川賞の受賞前からあれこれと盛り上がっていたオマエらしくないぞ
今度の新作だけ例外扱いにするなよ
以前、新作が出る前に盛り上がっていただろ、アホ
ちちんぷいぷい録画してる人いる?
伊藤スレから変なのが来た
「虐殺器官」を読んでない人がここにいるとは思えないけどね
円城さん自身が強烈に影響され、憧れた作品なのに、その発言を無視しろって言うほうがどうかしてる
アインシュタイン「俺の理論が分かるのは世界で5人位だろう」
>>367 発刊直前の新作について、期待を一言どうぞ
新作が出たら、このスレに伊藤ファンが大挙して押し寄せるだろうな
その時の円城擁護論を今から練っておくべきw
数日ぶりに来たらアンチみたいな人湧いてて笑った
さすが芥川賞!
円城と平沢がコラボしてはくれないだらうか
円城塔は韓国語訳が出るようだ
ちちんぷいぷい誰かニコ動にでもアップしてくれ
(ボルヘス+トゥーサン)÷2≒円城
なんじゃないかと思っている
379 :
吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 10:02:16.80
888 :阿部敦良 :2011/02/25(金)11:37:17.27
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
円城はもっとSFファンに寄り添うべきだな
純文学テイストでは面白くない
SFMに戻ってくるぞ
そういうこと言うと、「その話は実際に戻ってからにしろ」とか言う、訳のわからん基地外が粘着してくるぞ
たなしんに大きな差付けたれたな
たなしんは常にベスト3位入だが、円城は100位にも入ってない
かたっぽに注目がいくと、もうかたっぽは完全スルーされるもんなんだな
SFってジャンルは純文学よりマイナーです
ただそれだけのことなんです
たなしんが売れてるのも石原のおかげだし
内容的に騒がれるのは円城だと思う
386 :
↑:2012/02/03(金) 19:39:12.99
新作発表後、伊藤ファンにバッシングされるという意味ですね
同じような構造実験は、先人たちがやってるから、純文における功績にはカウントされないだろ
編集が馬鹿なんだろうな
メタフィクションとか言語実験は筒井がすでにやりつくしたような気もするし、SFとして高度でもないみたいだし、はっきりいって今回の受賞は、「純文の地位低下」を意味するしかないような・・・
というか、筒井に芥川を20年越しに渡しているようなもんでしょ?
「すまんかった、筒井さん、あんたこそ純文や」と平謝りしている図にみえるのは俺だけ?w
今後円城がSFとか書きまくってSFで評価されたりしたら、どうすんの純文屋は?w
前に芥川あげた作家がエロ小説書くようになったことあったけど、それと同じだよねw
純文屋は、頭悪いねw
円城は筒井と全然違うだろ
筒井の本は一冊も読み通せたこと無いってインタビューで言ってるし
日本文学で円城みたいな作風の作品って今まで無いと思うけど
純文における功績とか言ってる人も違和感あるな
まず文学における「功績」ってのを誰が決めるのだという話でもあるし
新人賞である芥川賞は必ずしも「功績」を要求しないだろうし
ただの釣り人だから相手にしなくておk
今日サイン会あったみたいだね
Yahoo!のトップニュースに石原を辞めさせたのは田中って出てるぞ
塔さんますます霞むな
いや、筒井のほうが面白いよ
田中さんのスレに懐かしいにもほどがあるtanasinnAA貼られてるの何でだろうと思ってた
田中慎弥略してたなしんだからか!
筒井と円城は別物でしょ
だって筒井はSFだけどウリポじゃないし
円城は神林フォロワーでしょ
「言壺」くらい読んでからこのスレに来てちょ
>>396 ウリポっぽいことしてはいた気がする
『残像に口紅を』あたりで
ウリポってまた懐かしいワードをw
まあ、一種の言語実験というか前衛作家なんだろうけど、古いな、発想が。
本家のウリポは小説以外がメインだしね。
っぽいとガチは違うだろ
円城の強みは本当の理系研究者だったことだと思う
そこが龍とも違ったわけだ
>>399 まずジャックルーボー読むことから始めような
芥川賞ってすげー
こんな閑古スレにもアンチが来るんだ
理系研究者ってそんなんが強みになるってどんだけ文系だよw
龍が何いったかしらんが、円城だって生物系は素人だし、どっちもどっちやん
非線形物理とかだっけ?この人やってたん
それテーマにしたガチSFとかやってほしいけど、瀬名みたいなのはイラね
SF畑っていうかアレじゃん
現実における研究の最先端の部分とかがもはやSFの域に達してる的な感じであって
伊藤計劃みたいなエクストラポレーション礼賛ではないじゃん
そもそも円城塔がやってた分野って
文学と親和性があったんじゃないかな
複雑系の研究室で言語の研究とかなんでしょ
普通の理系の研究やってても
小説かくうえでそんなにアドバンテージになる気はしないな
SFに達しているかなあ?
軌道エレベータもないし、ナノマシンもないし。
自律型人工知能さえないのに?
超ひもカルトとかあの手の研究はたしかにsf的だけど
408 :
吾輩は名無しである:2012/02/03(金) 23:00:44.22
「道化師の蝶」3.5万部、「共喰い」18万部
>>407 JTBとかクラブツーリズムとかが宇宙旅行の案内サイト作る世の中だぞ…
本気か知らんが2012年運行開始予定とかうたってるし
つうかネットという通信システム自体SFに等しいのでは
軍用無人偵察機がジャミングでとっつかまって騒ぎになったり
室内掃除ロボットに乗ったネコがイヌに猫パンチ食わす世の中だしな
おれやれば円城に似た感じで彼より面白い小説書けると思うけど(たぶん、な)、仮にできても文芸誌なんかに出そうとは思わないなあ・・・
円城さんもSFでやったほうがいいんまいか?
文芸誌っていまやドキュソの集まりって感じがする
一番敷居が低い、というか、勉強しない(得意ではない)人も参加するというかさ
文芸でもSF誌でも何でもいいから
実際に書いて載せてから言えwww
芥川のインタビュー見て買ってみたくなった
すごいいい人そう
小説家になるためにはそのくらいの自信は必要なのかもしれんなw
円城がリスペクトしてるっていうか
目指す方向は安倍公房
SFと純文学の間でふらふらしてるが最終的にはどっちに行くの?
ひっくるめて文学
高校は当時北海道No1の進学校であった札幌南高校で、
高校時代は学年でトップ10に入るほどの優等生であったということを新聞の記事で知りました。
当時の南高は一学年460人以上(500人をこえていたかもしれません)いて、そ
の中で学年トップ10をとっているわけですから(その当時、最低でも10人前後の東大合格者を毎年輩出していたように思います)、
東大合格者で全国トップ5に入る開成高校、桜蔭高校(共に東京都内の高校)のような超進学校の生徒の成績と比較しても上位に入った可能性はあると思います。
最初は北大に行く予定だったけれど、天文学と物理と数学の間で迷って東北大に進まれたのですね。
南高出身者としては札幌でもサイン会やイベントを行って欲しいです。
北海道にもこんな人がいるというアピールを行って下さい。
>>419 ここでそんな要望出しても無駄だから書店か、出版社に要望メールでも出しときな
こえーよ屯田兵
北海道札幌南高校出身有名人
久間十義、渡辺淳一、荒巻義雄、円城塔、石黒達昌
道内出身者の受賞は実に24年ぶりの快挙で、円城さんが11人目だそうです。
南高時代には生徒会もされてたんですね。
田舎コンプレックスの裏返しみたいなレスは止めろよw
おらの県から総理大臣が何人出たとか言ってる連中と同レベル
どうでもいいよ、まったく
北海道ってでも作家を多く輩出しているね
>>426 あまえが道民であることは理解できたよ、どうでもいいよ、まったく
はあ?
429 :
吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 13:23:49.02
ひい
ふう
島田雅彦のゴリ押しに感謝しろよ
432 :
吾輩は名無しである:2012/02/04(土) 15:56:00.29
888 :阿部敦良 :2011/02/25(金)11:37:17.27
それにしても、無名草子さんたちとは、さぞやすごい作家先生の匿名書き込みなんでしょうね。
作家なんて才能が全てだから、津井ついみたいに、いくら努力したって駄目なものは駄目ですよ。
私なんか、早々に見切りをつけて趣味の世界で細々ですから。
小説現代ショートショート・コンテスト優秀賞受賞 阿部敦良
>>418 開成生の中で上位の成績にはいるわけないだろw
あそこの学生は
東大に170人とか行く上に
行かないやつらも医学部とか行くんだから
マジレスするような話題じゃない
スルーすればいいのに、それができない性分なんですね
童貞ですね
北海道出身で一番有名な作家は間違いなく渡辺淳一。
若いのだと、りおおの夫とかが有名か。
繋がりのある文章を自動的に生成する装置について
円城塔は殆どの本でネタにしているというのに
そういう装置はどう考えても科学的な対象だというのに
scienceなfiction扱いされないのか
SFの人は頭がかてーな
むしろSFの人ほど平均的に頭やわらかい人種いないだろ
「意味分からん」とニヤニヤできる変態だぞ
出版社の都合だよ
441 :
吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 20:43:51.27
芥川賞作品だからと言って
買ったはいいが、
途中で脱落した人は多いだろうなw
わかるw
ラジオでも「これがいきなりお茶の間に届くのはどうかと」って言ってたな
いきなりではないはずなんだけどな
候補作家と受賞作家への扱い方が違いすぎる
つまらん
市場で評価された作品が賞をとるべき
少なくとも国がやるべきではない
芥川とかもう意味なし
『Self-Reference ENGINE』読書中
面白いねえ ボビーソックスの章が笑えた
あれで面白いと思う人もいるんだね
449 :
吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 22:30:27.64
>>445 それやるとジョブズの自伝やもしドラが賞を取るでしょ
450 :
吾輩は名無しである:2012/02/05(日) 22:34:08.43
純文学なんて今も昔も売れないジャンル
円城スレなんだから円城の話題をしてよ
立ち読みでジョブスの自伝の上巻を読んでみたんだけど、重要な経験としてLSDのトリップを挙げてて驚いたな。
だからといって芥川がいいか、というと・・・
基本、市場で価値を決めていくべきだよなあ
文学者とか文化人を養う意味はないだろ
橋下が出てくれば流れが変わるだろうけどさあ
本当にこういう意味不明なもんはどうかしたほうがいい
どうせ円城の小説本気で好きな奴いないと思うし
芥川賞は登竜門
円城さん、若島正と対談とかしてる?
もしまだならしてほしいなあ
ナボコフ好きで、数理的なセンスの持ち主同士で盛り上がるんじゃ?
スレ違いだけど、田中さんの受賞経験を見れば芥川賞よりも新潮新人賞の方が重要だよ。
やはり誰が選考委員かって全く考慮されないで「芥川賞」って名前に権威がある状況は絶対おかしい。
>>455 ネームバリューこそ最大の価値みたいな風潮は何も文学賞ばかりでなく
この腐った現代社会ではあらゆる領域がそうなっているよね(=おかしい、狂ってる)
スレ違いだけど、田中氏も「今更芥川賞?俺はもっと重要な賞とっくにもらってますけど?」的なことを新聞のインタビューで語っていたよね
>>457 そうなんだ!その自己認識は正しいと思います。いい話ありがとうございます。
田中はそんなに言うなら今からでも遅くないから賞を辞退すればいいのに
芥川も今回で選考委員の面子がガラリと変わるな
でも辞退したらサルトルのノーベル文学賞みたいで前代未聞だから誰かやって欲しいね。でも基本的に貧乏な人にしかあげないんじゃね?
>>461 金持ちでも受賞者はいるよ
石原なんかボンボンだし、朝吹もお嬢様
芥川も直木も辞退者はいる
そんなに凄い賞を既に持っていて、騒がれるのが嫌なら取材を完全拒否して
賞を返上すればいいのに、しないんだから田中はただ炎上マーケティングがしたいだけ
もう1人の受賞者が円城だけにw
円城も田中も新人じゃないから
どっちもいくつも賞持ってるし
ブレないでいい作品書き続けて欲しいね
読者として願ってるのはそれだけ
円城は純文学の方向に行ってほしくない。SF書いてほしい。
次作は屍者の遅刻だからSFだよn
実際田中は芥川賞の前に川端賞と三島賞とってるしな
小説家としての実力の評価としては
どっちも芥川賞より価値あるだろう
ただ世間の認知度で言うと芥川賞が一番ってのも事実
だから他のもらっててもこれを辞退しようとは思わんでしょう
ピンチョンみたいなの(知らないけど)目指さないんですか?
三島はそれほどでもない
田中と円城って同い年だけどデビューしたのは違うの?
ちちんぷいぷい動画頼むから誰かあげて
デビューどころか人生がまるで違う
どう違うの?
円城さんは頭もいいし、別に小説じゃなきゃ食えないって感じでもないよね。
だからどうしても田中さんに感情移入してしまう。俺なんかよりずっと才能ある人なんだろうけど。
俺も私小説書きたいなあ。人生が破綻してるという意味では俺は西村さんにも田中さんにも負けてない。才能はないけど。
>>476 1ヶ月ぐらいネットを禁止して、小説書いたら?
でもテーマがない。そして俺のイメージを文章に落とすためには読書量が足りない。出来るのは麻薬中毒の時期に書いた日記を改変する事かな。
「小説を書きたい」って情熱がないのはまずマズいと思うんだ。やるなら俺の書いたのは小説だって自信とともに出したい。
情熱の無さをテーマに書けばいいだろ
でもさすがにスレチだぞ
NGするほど嫌ってないから自重してくれ
小説書きたいなら創作文藝板に行ってくれ
ところで、円城文学は面白いの?
ファンとアンチしかいないスレで聞いても参考にならんよな
でも気になったら人に聞かずに自分で読めばいいじゃないか
何のための芥川賞だったんだよ
ブルーバックスの「非ユークリッド幾何の世界」という本を読んで感動したことがある。
中高で習う普通の幾何学では「平行線の公準」すなわち、直線に対して別の1点からその直線と並行な直線が1本だけ引けるということを前提としているが、
実はそれが0本だったり無限本だったりしても幾何学が成り立つという話だ。
円城塔さんの前作「これはペンです」や本表題作「道化師の蝶」を読むと、作者がモノを書くということの文法に強い感心を持ち、
非ユークリッド幾何のように、既存の前提を崩したときに生まれるものを描こうとしているように感じる。
「これはペンです」ではそのアプローチが極めてプログラミング的だったが、
本作では「無活用ラテン語」で書かれた『猫の舌で読むに限る』など、
より人文的なアプローチになっている。その違いが芥川賞受賞につながったのかな、という気がした。
489 :
吾輩は名無しである:2012/02/06(月) 03:12:39.70
490 :
吾輩は名無しである:2012/02/06(月) 03:15:53.23
ちちんぷいぷいとてもよかった
バンキシャはショーにしちゃってていまいちだね
せっかく西村賢太とか中村文則のインタビューとってるんだから
もっと放送しろよなー
ぶつ切りすぎて個性が出てない
バンキシャは下世話な感じだな
芥川作家の無駄使い
EnJoe140で短編中
enjoetoh
2012年01月27日(金)
『道化師の蝶』は、難しいって言うからあれなんで、ライトノベルより簡単って言えば良いんだよ。
posted at 23:00:52
難しいよ。最近のライトノベル。
posted at 23:01:12
よっぽどメタフィクションだと思う。
posted at 23:06:53
引用の網目でてきてるし。
posted at 23:10:08
ラノベよりは簡単なのか
書き込んだあと、自分の中のラノベ差別に気付いたなw
旦那って、実はロリコンなんだぜ by とうちゃんの嫁
J( 'ー`)し「誰か呼んだかしら?」
か、かあちゃん!?
青蛙の降臨ですか?
父ちゃんの嫁じゃないぞ
蛙さん、今6ヶ月位ですか?
ロリコンという噂は本当だったようだな
なんか親近感わいた
ロリコンは気持ち悪いなあ
純文学なんて、ロリコンだらけだろ
古典文学の最高峰である「源氏物語」なんか、十代の女たちをヤリまくるだけの内容
ロリコンは少ないほうだよ、純文は
いや、むしろ日本中がロリコンだらけ
発行部数の多い雑誌の巻頭は、未成年の水着姿で埋め尽くされている
だから純文は少ないって話
ロリよりホモのほうが多い
ナバコフ好きっていう円城は炉李好きだと思っていたが、やはりwww
嫁はいい年だし、ナボコフ使ったのは若島繋がりだろ
「群像」に裏話載ってるらしいよ
嫁は10コ下だよな、たしか
綾波のコスプレしてる嫁は十代にしか見えないが、そういうのが趣味なんだろうな
>>510 昨年某怪談イベントで嫁さんを見たが、外見年齢が円城と一気に釣り合ってきててワロタ。
年の差夫婦の嫁さんは老けるの早いて言うから、円城あんまり吸い取ってやんなよ。
おいらの見た目では、カミさん二十歳ぐらいだったな
アラサーには見えんかった
だからそれはいつの話なんだよ
カミさんの話はやめようぜ。
今売りの『群像』が凄い
田中受けで円城攻めだぞwしかも石原慎太郎まで参戦wwww
群像の広告を読む限り石原慎太郎の文字は見当たらないのですが…
だから二次創作なんだってばw
田中と円城と石原のBLw
完全なる遊戯?
群像のライターが面白がってその面子でのBLを書いたってことか
わかんない。二次創作とかBLとか話には聞くけど、どんなもんか全然わからないし。
王道は円城塔×伊藤計劃じゃないのか
故人だし時事ネタからもちょっと外れるし王道にはならないんじゃないかなぁ
「群像」は文芸誌だから面子としては、あの3人ってことじゃないの
石原は立ちだったw
石原慎太郎をバイブで犯したいよね。
525 :
吾輩は名無しである:2012/02/08(水) 14:47:40.13
売れ行きでは圧倒的に
下関中央工業>東北大、東大院
厳しいなw
あれは作品の出来栄えで差がついたんじゃなくって
キャラでだからしょうがない
「群像」の創作合評読んだ
ここ最近の円城の物語は伊藤計劃を書く話とも置き換え可能だってことに気が付いた
伊藤の記憶と記録を探し、書く道具を探す円城
究極のBL小説じゃないかwww
>>525 過去一番売れた作品は「太陽の季節」だ
2人のもさい系メガネの売り上げを合わせても太陽族には敵わない
NHK「クロ現」を観た。コンピュータには難攻不落といわれていた
将棋で米永元名人に、やつは勝った。機械学習とやらの成果らしい。
与えられたデータから、相手の手を読み、やつは勝手に考えている。
人の思考を凌ぐほど自分でものを考えているモノに対して
文系で浪漫あふれるわたしなどは、ふと人格――とまではいわないまでも
“モノ格”のようなものを感じてしまう。
ヴィトゲンシュタインと違って、犬は笑っているのだと感じてしまうのだ。
円城が魅せられているものの一つがこれなんだな、と
勝手に確信した。
巨大知性体(だっけ?)が小説を書くまであともう少しだ。
理系・研究者という側面ばかりが報道されるが
もっとヲタクという側面に注目してもいいのでは
>>530 ストパンやマドマギ見てるし
芥川賞の知らせもニコ動見ながら待ってたそうだから
普通のSF系アニメオタクだよね
嫁はコスプレイアーだしwww
円城にアニメ解説させて欲しい
読書メーター見てるとかなり漫画も読んでいる
>>531 うんうん
今 Self-Reference ENGINE 読んでるけど
非常にヲタク臭がある いい意味でw
理系とか研究者とかアニメ・漫画に親しみがあるとかプログラム書いてたとか
いろいろ円城塔評はあるけど
どうも文学に対する造詣についてがおいてけぼりな感ある
本の雑誌とか読んでりゃある程度わかるけど
円城はウテナの同人誌作ったりしてんだからガチオタだろ
ピンドラとか語って欲しいわー
円城が好きな文学って海外の物なんだよな
そして阿部公房
最近の文芸批評家が読んでない、触れてない部分だからちゃんとした批評が出来るのは
日本と海外両方の作品を読んでいる若島や沼野になる
田中と随分差をつけられてしまったな
新スレと受賞時が重なったのにスレタイ地味だしw
俺のせいかよ?
ミニスってどうなった?
>>534 群像3月号の沼野充義によるインタビュー、
文學界3月号の島田雅彦との対談が参考になるかも
何かおかしいとは思っていたが
SREにほのかに香っていたのはヲタ臭だったのか
伊藤と円城に共通するのはオタク臭さ
伊藤は臭わせるネタを仕込んでるくせに臭くなかったな
いろんなタイプのオタクがいるだけなんだろうけど
伊藤はゲーオタ
円城はアニオタ
「道化師の蝶」蠱惑的な文章だった
こういう作品が受賞したのは喜ばしいね
これが現実です
542 :名無しは無慈悲な夜の女王:2012/02/09(木) 16:06:33.55
芥川賞の田中慎弥さん「共喰い」20万部
円城初版のまま3.5万部wwww
まだ20万部かよ
円城は嫁親のツテで翻訳仕事があるから食うには困らんよ
食うために翻訳仕事と結婚したようなもんだ
ツイートするだけでテレビの取材も来るし偉くなったもんだなw
外国語もできるんだ。いいなあ。
英語できないほうがびっくりだろw
論文は英語だろ
昼間から粘着連投してる基地外に言っておくけど、「阿部公房」はさすがに恥ずかしいよ、びっくりだよ
恥ずかしいレスはあるけど、「阿部公房」の何が恥ずかしいの?
その無駄な改行は恥ずかしくないの?
英語できないよ。10年教育受けたけど出来るようにならなかった。
阿部公房はないねww
名前を間違えていることに気づきもしないで、逆ギレするなんて、どんだけ馬鹿なんだか
今年の『SFが読みたい!』は、過去最高に意外なランキングだった。国内1位円城かよ。円城ブームがくるのか?海外はまたしてもイーガン。
「これはペンです」は良かった
なんか必死だな
他で宣伝してこいよ
「これはペンです」 祝・「SFが読みたい!2011」国内編 第1位
初めてのSF関連での受賞じゃないか?
去年、SF大賞にも星雲賞候補からも漏れていただけに、めでたいね
伊藤のPKD受賞時から慶事続きだな
あれってSFだったの?
読んでないから知らないけど
本当にSFが候補になってたの?
だったらSREも芥川になっていた可能性があったってこと?
まどマギもブームだしSFが来てる
ハヤカワもっと本気出せ
書店で円城ぱらぱらとめくったがある意味安心できてしまうというか。
自分には田中の方が目新しいものに思える。
今出てる週刊文春の連載漫画で円城と伊藤がネタになってる。虐殺器官の元ネタがスナッチャーとか誰がわかるんだこれw
分かる人だけわかりゃいい
スナッチャーと虐殺器官は全くの別物だけど、アホは信じてしまう不幸
どちらもいい作品だ
ブレランの海賊版だぞ?
それはないよwww
基地外だな、おまえwwww
今だったら訴えられてるでしょ。
ないないないw
今だったら恥ずかしくてできない、だろ
やっちゃうと思うけどw
ライオンキングとジャングル大帝より似てる。2つで十分ですよとかそのまんまやん。
中国で日本のアニメパクってんのとどこが違うの?
他のスレでやろう
今回、芥川賞受賞の会見において受賞者の田中氏が
「私がもらって当然だ」と言い放ちました。
これは「何回もノミネートされて、そのたびに落選したことを根に持って、
(おそらく審査員の中で、一般的に最も知名度と発言力が強いと思われる)
石原慎太郎氏に対するあてつけ」でしょうか?
それとも「何回もノミネートされながら受賞できないのは、作風が石原氏の好みに合わないからだ。
じゃ、次の作品は芥川賞受賞を目指すべく、” 慎太郎が好みそうな作風 ”に変えてみるか。
そうすれば芥川賞も簡単に受賞できるだろう」という意図でしょうか?
彼は芥川賞の前にもたくさんの受賞歴があります。
とすると、「それぞれの選考委員の顔ぶれに合わせて、ウケがいいように題材や作風を変える」なんてのは
朝飯前にできるようにも思えます。
彼は天才ではないでしょうか?
文藝春秋を少し見たが、
都知事閣下のあれは選評ってより選考委員引退声明だな
最後ならちゃんと選評書いてくれよう
芥川の選評読んだ。推したのは川上、小川、島田。石原、高樹、黒井が否定。宮本、山田が中間の印象。面白い
580 :
↑:2012/02/10(金) 17:11:22.37
こいつ、基地外か?
どうして石原が推したことになってるんだ?
島田のゴリ押しで受賞したことは明白だろうにw
誤爆した
誤爆ってことは勢い的には盛り上がってるスレがあるのか?教えてください
川上らの猛プッシュに、宮本、高樹が空気を読んで譲ってなんとか受賞。否定派だった石原、黒井が今回で辞めるのは象徴的な感がある。
石原は道化師の蝶を全否定するのに最後10行も割いているし「故にも老兵は去るのみ」との弁で〆。つまり石原を引退に追い込んだのは実質円城(とそれを推した委員)ととれる。
それはないよ
むしろ、村上龍の対応が今後の焦点
>>554 「何年教育を受けた」というのは意味ないよ
年数じゃなくて英語に触れた総時間数が大事
10年と言ったって時間で言えばアメリカの5歳の子供よりも少ないでしょ?
だから身につかないのは当たり前
いや、ほぼ同じ環境の人間と比べた際のピース卑下だろ
まあ俺と同じ学習環境にいた人が英語ペラペラになってたりするし、やっぱり俺がアホだからだと思う。
英語できないのがマイノリティなわけじゃないし
むしろ得手不得手とか興味の問題が大きいだろうねぇ
SF好きなら英語の勉強するモチベも自然と湧いてくるぜ
英語できたって、なあw?
できないよりはできた方が絶対いいと言い切れる学習科目、それが英語。
ぷげらw
数学できたほうが賢いよ
賢い賢くないは問わない。どんな人生でも英語は役に立つんだよ。英語で書かれたニュースを読めるのと読めないのじゃ情報量が全く違うから。
まあ、そのレベルならできたほうがいいけどさw
会話とか日本人がやったってなあw?
でも会話が出来れば就職の機会が増えるよ。
たとえばどんな職よ?w
いや、職安とかで就業票を見てても「英語の日常会話できる人優遇」ってのは多いよ。
たとえば?
まあ、いいよ、そういうのは、どうせろくでもない職だろうし
まあ、俺に狙われるような仕事だから、立派な大学三年生とかにしてみたらろくでもないんでしょうね。
でもろくでもなくてもなんでもいいからさ、安定した仕事が欲しいよ。もう盗品売買は疲れた。
チャットかよw
若島と対談したのはSFつながりだと思うんだけど
今回円城がナボコフを下敷きにしたのは若島つながりってことでおk?
ずっと前からナボコフでした、付き合ってください!
ナボコフってロリータしか読んでないししかも分析読みもしてないんスけど
道化師の蝶手ぇつけて大丈夫かな
面白くないけど、読んでおけば
道化師の蝶はナボコフ好きならお勧め
ロリータとの関連は少ないけど、いいよ
こういう小説を書けるのが円城塔だけっていうのが
業界の不幸だと思う
理系で文学を幻想と融合出来る人がもっと出てきてもいいはずだ
文芸春秋は村上龍のコメントなし
前回も女性審査員を魅力的だと誉めるだけのKY選評だったし
こいつは慎太郎以上に要らない子
村上龍も黒井と知事に続いて引退してくれ
今回4票で受賞出来ることが判明したから
前回龍の票が入ってれば「これはペンです」は芥川賞だった可能性が本当に高かったわけだ
前回だったらピン受賞?
いわゆる 純文学(恥ずかしい〜〜)なんかでは喰っていくのも大変だろうな
数年前も 大手商社のかなりいい役職の40ちょいのおっさんが賞とったけど
会社は辞めなかった 会社の給料の方が何倍も有るからねw
平野啓一郎とか かたちだけ純文学とおもわれてるんだろうけど
収入厳しいと思うな まあすきなことやってればいいのかもしれないけど
風俗小説やミステリーとかの売れる小説以外の人は 文学賞とっても
そのあと 赤貧のひともたくさんいるよね
文学なんか買わないし 誰もw
しっかし あの風俗作家の典型の石原が芥川賞の選考してたなんて いい加減にしろ!ってかんじ
辞めて正解でした
円城のインタビューに出て北殺人ホテルが気になる
これって次回のテーマと関係ある?
田中慎弥氏、先輩芥川賞作家の川上弘美氏と電撃結婚
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news2/1291898789/ 「都知事のためにもらってやる」で一躍時の人となった田中慎弥氏と川上弘美氏は都内でツーショット緊急会見、
すでに入籍を済ませていることを記者団に明かした。
また川上弘美氏は妊娠していることも打ち明け、出来ちゃった婚であると、嬉しさ一杯の笑顔で語った。
産科の医師達には川上弘美氏の妊娠に関しては首を傾げる向きも多いが、川上弘美氏は妊娠年齢世界記録として
ギネスに申請する模様である。(時事通信)
最初は2票しか入らなかったのに、ピン受賞とか言ってるアホがいる件について
ここはアホが集まるスレだよーでへへーー
ウラジーミル・ナボコフ @VNabokov_b
学識も勤勉も、想像力と文体に取って代わることはできない。─『ロシア文学講義』
ウラジーミル・ナボコフ @VNabokov_b
もともと才能に欠けている作家が何らかの価値のある文学的文体を創出することは、ありえない。
せいぜいのところ、慎重に組み合わされた人工的な機構(からくり)があるだけであり、
そこには神聖な閃きが欠如している。─『ヨーロッパ文学講義』
>>617
3票だよ
前回の選評見てみな
前回は島田とエイミーと池澤が入れて3票
だが前回は選者が10名なので過半数の5票以上じゃなきゃ駄目
でも、今回は2票だったんだろw
623 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2012/02/12(日) 00:13:45.21
>>619 ナボコフもなかなかあられもないことを言ってるな。
625 :
吾輩は名無しである:2012/02/12(日) 00:34:57.97
ナボコフと同感とは俺も古いなw
∧_∧ ナボコフ?ボコボコにしてやんよ
( ・ω・)=つ≡つ
(っ ≡つ=つ
/ ) ババババ
( / ̄∪
>>622 今回は4票
村上龍が欠席で、池澤が抜けたから過半数は4票以上
「道化師の蝶」
宝石の描写が綺麗で気にいった
子供の頃に宝石の広告の切り抜きは俺もやったよ
思っていたよりも読みやすくていい本だった
>>629 これは後ろから塔さんか田中を犯ってる図だろ
>>629 これ絶対はいってるよね Byみうらじゅん
もうこの2人付き合っちゃえよ
田中さんと円城さんのやおい本が出たら面白いね
やおい小説は本家の「群像」がやらかした
マジっすか…それに慎太郎が絡むんですか?
たった2Pだがマジでガチ
群像やるなあ
文藝春秋も売上落ちてて悲惨だから今回の事件は喜んでるだろう
前回の受賞者2人の時は90万部近く売れたらしいよ
選評見た
田中に入れたのは
石原、エイミー、高木、黒井
円城に入れたのは
島田、川上、輝、小川
だったようだな
強く田中を推したのは黒井委員
強く円城を推したのは川上委員
石原は△で田中、宮本は△で円城
決選投票で円城に入れたのは△で高木
怒って石原が途中退場
「帰る!帰る!」ってほんとガキだよな慎太郎は。
実際は新党結成で時間がとれなくなったから辞めたんじゃないの?
円城と田中は理由付けに使われたな
辞めた事自体はよかったけどね。
慎太郎は止める言い訳をぐちゅぐちゅ言って、受賞作2作にケチをつけただけの選評でした
最後まで男らしくない醜い人間のままだったね。
研究成果を出せないポスドクは低収入地獄だから、文學に逃げて正解だったな
円城は研究者の才能なかったから、他分野で成功して、本当に良かったよ
ポスドクの9%が行方不明か自殺、16%が無職だもんな
ポスドクは大変だよ
実力と才能で研究資金を得られる人
コネや人望で大学に残れる人
民間企業に就職して研究・開発する人
上記から外れた人は、円城みたいに親のスネをかじりながらSF小説でも書くしかないよ
三十才を過ぎていたら、成果かコネがないと、東大院を出ていても、民間はとってくれないからな
最初の投票で二作とも半数だよ
二票じゃ決戦投票出来ない
最初に四票で分けて、二回目で先に四票以上取った田中さんの授賞が決まって次に円城
過去に四票だけで授賞した作品もある
最初の投票で田中の受賞が決まった
次に、島田のゴリ押しで円城もオマケ受賞
これが事実だろ
島田本人がそう言ってるからなw
ツイッターで言ってたね
>>651 「研究者の才能」って表現は伝わりにくいけど的確だな
知り合いが同席したらしいが、変人を演じる鬱陶しい中二病らしいな。
真面目に応対しないで自分のイメージ作りに必死な痛い奴だと怒ってた。
田中さんの話スか
>>655 選評だと宮本が田中の受賞に反対してたから
再度の投票で4.5票で先に田中の受賞が決まった
次の投票で川上の推しで高木が入れて受賞
>>655 おまけ受賞っていうか
でも選評で一番触れられているのも気にされている作家も円城なんだよな
前回も今回も
358 :可愛い奥様:2012/02/12(日) 14:38:56.89 ID:JEV2A8IA0
図書準備室を読んだけど
正直候補作になるレベルなの?とすら思った
神様のいない日本シリーズをこれから読みます
1月の産経新聞と2月の東京新聞に田中の書いたものが
載ってたけどこれは素直で本当によかった
ぜひ図書館でみてください
自宅をうろつくマスコミ、日ごろあったこともないのに
花や電報を送る地方の政治家や経済人
こういう愚行って本当にあるんだなあ
ぜひ記事を読んで欲しい
>>657 研究室でテーマが決められるんじゃないの?
円城は数理研と言語系の学閥にいたらしいけど、ポスドクなんて数年しかいれないし
そのうえ教授の補助役みたいな仕事しか出来ないでしょ
文學界2012/03、鴻巣友季子のコラム「カーヴの隅の本棚」
2ページ全部が『道化師の蝶』の話題だった
666 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 10:41:51.82
「道化師の蝶」が難解だというのがわからない。
選考委員の評も酷いけど一般書評も酷いね
蝶や捕虫網がなんのメタファであるかさえ掴んでいないのや、著者の経歴からの連想なのかシュレディンガーの猫を引き合いにしたり、
メタフィクションなどと類型化に持って行ったり、、、いやはや
流れとしてはメビウスの帯やエッシャーの騙し絵のような印象を受けるかもしれないけど、そんなどこかにあったような皮相的な話ではないだろ
SFでもない
これは一言でいうなら「読むことで起動するアプリケーション」なんだよ。
ただし、初期設定をデフォルト状態のままにして読むんじゃないよ。読みながらカスタマイズすべし。
A・A・エイブラムス氏が両性具有(性的モザイク)の蝶(起動因)なんだぐらいわかれよ(男が子宮癌になるか普通)
667 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 11:08:55.95
フィクションはいいよ。バグっても仕様だって誤魔化せるから
668 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 11:18:41.24
ランボーとかコクトーとか読み込んでるけど
恥ずかしいから言えない円城先生に100ペリカ
669 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 11:33:38.61
>>666 難解というのは誉め言葉だよ
難解とでもしとかなければ
こんなもの誰も読まねえよ
円城みたいなナンセンス文学は定期的に出てくるわけだけど
多くの作家はああいうの書きたいと思わないだろうから疑問を呈するのは当然でしょう
何か訴えたいとか読者に言いたいことがあるとか、人間や社会を書きたいと思ったら
意味があるから前衛にはならないし、現実という厳しい制約の中で思考するという本物の知性が
必要とされる
円城みたいなのは人を煙に巻くことを目的に書かれてるわけで、いかにうまく煙に巻くかを競ってるジャンルだからねえ
読んでみたけどそこまで難解な話じゃなかった
話の構造が入れ子になってるだけで、大森のガイド読んだらすんなり理解出来たよ
BSFの時と比べてかなり親切設計
しかし梗概を語れる人間はひとりもいなかった
着想を持った網を持ちながら旅するナボコフと書かれた物語
書く物語と書かれた物語を交互に旅する
旅さきで残された物語を読み取るんだよ
フェズ刺繍のように
674 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 13:45:08.50
いついかなるときもいかなるものについても全体について語れるものは誰もいない
物語は無数の関係性から立ち現れる
>>666 >蝶や捕虫網がなんのメタファであるかさえ掴んでいないのや、
本人がメタファーと思って読まれても困ると言ってたが
676 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 13:48:45.43
蝶が捕虫網を編んでんだよ!
677 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 14:01:36.11
>>675 本人がどういっていたかしらんが、なにかの表象の暗喩ではないという意味ではな
蝶や捕虫網は概念に過ぎないのだから
ただしその概念なるものの生成システムは概念ではないというところがこの小説のキモだろ
こうやって議論するのも円城読者として
楽しみの1つ
どっかの文芸誌が円城特集組んでくれないかな
>>677 あんたみたいな自分だけが分かったつもりになった奴が特権意識に浸るためのアイテムに成り下がってるのが円城の最大な悲劇だな
そんな奴に集られてる限り、一般に人気ある作家になることはないだろうな
純文学作家で一般に人気あるのって村上春樹くらいだろ
円城が書いてるのって、馬鹿なスノッブを釣るだけの目的で書かれたつまらない小説だろ
石原は嫌いだが、そこはちゃんと見抜いてたな
>>681 どこをどう読んだらそうなるの?
円城はバカSFも書いてるし、作風も幅広いし
これペンはのろけ小説だったし
お高く留まった感じはしないが
むしろもう1人の田中の方が実はプライド高いと見たw
「道化師の蝶」はちょっと山尾悠子っぽさを感じた
円城ってそっちっぽい所はあるな
SFよりそっち系かもな
カーヴァーもしっかりとしかも痛烈にポスト・モダニズム(=「実験小説」)を批判し返しています。
非常にしばしば、「実験小説」は文章の杜撰さや愚かさや模倣性の免罪符になった。もっと悪いことには
、それは読者を踏みつけにし、疎外する免罪符になった。きわめて往々にして、その手の文章は我々の
世界の有様についてのニュースをもたらしてくれない。あるいはさもなければ、それが描写しているのは
砂漠の光景、ただそれだけである。いくつかの砂丘があり、あちこちにトカゲがいる。しかし人間がいない。
人間と認められるようなものはそこに生息していない。それは少数の専門的な科学者にしか興味の
持てない世界なのだ。
創作における真の実験とはオリジナルなものであり、生半可に手に入れるものではないし、
またそれは喜びに結びついたものなのだと心すべきである。
円城のは幻想SF小説
円城は奇妙なファンが多いようで。こういう作家はあんまり好きではないな。SFとかミステリーとか傍流出身者に多いようだが。
「純文学」で書くと、そういうカルトなファンは現れず、なぜか妙な連中にずっと粘着され続けることになる仕組み。
マグナって仕事何してんの?
お前の好きな作家って誰よ?
まぐなはご隠居だよ、
SFとミステリーをひとくくりにすんなよミニス!
693 :
吾輩は名無しである:2012/02/13(月) 15:14:56.24
括れば安心か?
>>689 そういうジャンル区分そのものがナンセンスだと思うけどな
ジャンル区分はあってしかるべきだろうな。なぜなら人間はそういう境を作る生き物だから。
ジャンルを否定するなら法を否定できるだろうか。そういうものだ。
昔の自分はくくるな、といってかえってジャンルをおろそかにしていた。
ジャンルってのはあっていいと気づいたのはごく最近のことだ。
>>695 SFミステリーもあるし、ホラーミステリーだってある。
そんなに書籍の分類は厳格でも明確でもないんだよ。
それと法律は全く別物。
珍説なら他でやってくれ。
円城作品はSFとしても純文学としても楽しめる
>>698 そういう細かな区分で区切ってる話ではないからなあ。大まかな部類だ。
話をややこしくするんではない。これだからSF/ミステリーオタクは。
偏見を持つことを恐れなくなった、というかな。
相応偏見で社会が動いているんだから仕方がない。
あとこれは個人的見解にしか過ぎないが、円城は今後濫作がたたってヒートアップを迎えると見た。
相応→そういう
これだからマグナはw
ナボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
ボコボコボコボコ∧_∧ ∧_∧∧_∧ボコボコボコボコ
ボコボコ∧_∧´・ω・)(´・ω・`)・ω・`∧_∧ボコボコ
ホコボコ(´・ω・)∧_,∧lll ∪)∧_∧・ω・`)ボコボコ
ボコボコ∧_∧ ´・ω∧∪∧(・ω・∧_∧⊂)ボコボコ
コボコ(´・ω・)≡つ);;)ω(;;(⊂≡(・ω・`)___\ボコボコ
ボコボ(っ つ=つ ( 円城 )⊂=⊂≡ ⊂) \ )ボコボコ
ボコボコ/∧_∧∧_∧ ∧ ∧_∧∧_∧\ボコボコ
ボコボ( ( ´・ω)( ´・)( )` )(ω・` ) )ボコボコ
コボコ(っ つ/ )( ) \ ⊂)ボコボコ
ボコボ/ )`u-u'. バ∪ ̄∪バ`u-u' \ボコボコ
ボコ( / ̄∪ボコボコボコボコボコボコボコ∪ ̄\ )ボコボコ
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコフ
所詮純文学だって、SF、ミステリ同様海外から渡来してきたものに過ぎない。
つまり海外から与えられた偏見にしか過ぎないんだよな。
人は偏見によって生まれ、偏見を糧にして生きる。そういうものだ。
海外では純文学SFミステリの境が曖昧で、とかいう言い訳は聞き飽きた。
そういう偏見の構造自体が海外から生まれたものにしか過ぎんからな。
海外文学を必要以上に信奉すること夷狄に魂を売り渡すも同じ。
これはまあ大げさに言ってるが、実際そうだろ。
しかし日本人は結果として海外文学に匹敵するものは作れないわけだから、
魂を売り渡した後の抜け殻がただ累々と積み重なるのみ。
ジャンル越境者、って言うのは実はそういう偏見にがんじがらめに縛られていることは多い。
伊藤が死んだときに書いていた天下三分の計ではあ?っとなったしな正直。
ミニスはろくに円城作品もミステリーもSFも読んでないんだろうな
2chに四六時中いるもんな
>>705 正確には『出師の表』だったか。
だがSF、純文学、ミステリーに分かれて、という言いたい趣旨があることはどちらにせよ確かだな。
ロバートキャンベルの書評がナイス
ジャンルからいえば、純文学はジャンルというより、ジャンルレスを標榜して終焉した、といえる。
見る人が見れば、SFやファンタジーの再処理工場が現代日本の純文だろう。
本当に凄い才能があれば、今なら純文誌に投稿しようとは思わない。
文学的名誉はライトノベルのほうが得られるし、商業的に成功する可能性もある。
文学的名誉って具体的に何ですか?
批評家による言及数
批評家が文学史を書き正統性を与えられる。
その批評家って宇野とか東とかそんなんだろ。
批評家(笑)
東雅夫?
でも、それ以外にないじゃんw
文学的名誉ってw
芥川賞とかはあるけど、それ獲得しても自動的に「現在出版されているすべての小説より上であり、王者である」という認識はないから。
商業文学に名誉が分配されたことで、純文は終わった。
あと、東とかだけではなくて、漫画夜話やネットの評論なども含めての話。
それ別に「批評家による言及」ではねえじゃん。
批評家だろう?
名誉の分配なんだから。
世論(偏見)は力だぜ。
批評家じゃないよ。
批評している、という意味では批評家だといえる。
宇野と東は文芸評論家じゃないだろ
批評してるのはアニメやサブカルのジャンルだし
東本人も批評家辞めたって言ってる
言えませんよ。名前が流通してる人ならいいけどさ。
>>718 マグナなんて相手にするな
スレが荒れるだけだ
これマグナなん?
言えません、って何で君が言えるのかなw
そもそもジャンルを維持しているのは匿名の消費者だよw
批評家って概念を変えなきゃいけなくなるよ。
辞書では、批評をする人、と書かれてあるけど。
それに常識的に、アマチュア批評家で通らないはずがないよ。
批評家は批評する作家、という意味ですね。
作家でわかりにくいなら文学者っつーかさ。とにかくあなたの言う意味における文学的名声=批評家の言及数って説には異を唱えますね。
批評家についての議論(チャット)は別でやってよ
じゃあ雑談スレでやりますか。
わかりました。
すみませんが、雑談スレってどこでしょうか?
文学板はこのスレしか読んでいないので・・・
受賞者ふたりの顔写真がかなり近くに配置されているのはなんのアピールなのか。
芥川賞掲載の文春増刷
時事通信 2月13日(月)17時41分配信
文芸春秋は13日、芥川賞の受賞作、田中慎弥さん「共喰(ぐ)い」と円城塔さん「道化師の蝶(ちょう)」を掲載した月刊文芸春秋3月号(10日発売)の増刷
(5万3000部)を決めた。発行部数は計78万部に。
通常号を約20万部上回る。
ま、あなたの最初の発言である「文学的栄誉はラノベの方が得られる」ってのがまず意味不明なんだよね。
あ、ごめん間違えた。
円城塔「道化師の蝶」面白かった。選評に読者に歩み寄れよとか難解とかあってビクビクしてたけど、読み始めたらわくわくうっとりした。
おせっかい焼かれなくても読者としては勝手に楽しむよ。
旅の間に読む本といった、本を読むにあたってつらつら思うことや言語や旅や刺繍や蝶やがぐわっと読ませる。
おまえら、月曜の昼間から下らないレスを量産してんじゃねえよ
ニートの集まりかよ
_,. -、
,. 'i´ ヽ!‐-、
/./!、i l ,.-\
//.,.、.ヽ '´¨l ̄ ,,.!',
. / .//-, ', -¨`! ,.. ∠,ヘ
ハ ヽ// i l `' ",',
. i. \_/、 U .l ・、. ',
. l-‐'...__ 丶 '´l i
/´_ ,.`丶、! l,,.. -‐'''" l
i 、`ソ、.. ヽ.l 、jノ_,,.. -‐_/ .,'
. l ヽ、...,,_ 丶 l ,' 、__,,,..-ニ ,'
. l._ゝヽニ=-、v-‐lィ'',.-‐アフ´ ,'
.. ! ト ̄i ̄/ ', '´ ̄ヽ_,イ
l-‐'`ヽ'´ .f-、..ノ‐、 ./.l
.', 〃 ヽ ノ,. '´ ノ l
. i 、-、〉、.-ァ/ < l <誰がニートだコラ?
', ', `'''´! ノ \. l
', ,ィ' -‐- l /
\/ヽ ' l /
\ / /
狭い人間観しか持ってない人は自分の理解出来ない物は人間がいないと断じる
別の場所では写真に近い風景画以外は便器と区別つかない人が
風景画以外の芸術を全部デュシャンの泉って言ってしまう
まさしく井戸の中の蛙ですな
と意味不明な供述をしており・・
∴
∴∵∴ ∴
∴∵∴ ∴∵∴ ∴∴
∵∴∵ ∵∴ ∴::: i^i_i^i_,‐、
∵:: . ∵:. ::/U::∪:`U ..::∵∴
∵∴∵ : . .. :∵..::(つ/ ⌒ヽ).) ∴∵
∴∵∴∵∴: : . . : : . | : | 石原| ∴∵
. : ∵∴∵ ....... : .::___ . : | :∪ / ノ ∴
.. : :∵ ....:: :: . :::::::∴∵∴\. :.: | ∵| || ∵ ∵
.∴∵ ::..:: .:::::::∵∴∵∴∵:\: |∵∪∪ . : ∴∵
.∵ ∵:: :::∵:(・)∴∴.(・)∵. l / . ∵ :: . : ∵
∵クソSF野郎が>::∵∴/ ○\∵∴ | / <障子チンポ老害が .∵
.. ∵∴:: .::::∵/三 | 三ヽ∵ |/....:∴:: .∵ ∵∴∵
. ∵:..:.:/⌒ヽ::l⌒`i::..| __|__ │∵|...:∵:: .. : ∴∵
. :/⌒ヽ| |;; ;| |、.| === │/∴:: . : .∵∴ ∴
. :( ヽ;;ヽ__ノ;;; ヽ__ノ !\___/∵ :: . ... . : .∵ ∴
..∴ >‐ / ̄.. \;;;;ゝ__`ト、.(●)━..:∴:: . : . ∴∵∴
∴. ( : :/円城 ,. i〃 l tanasinn
∴∵ ̄| /.| |、l___ノ _!_! .∴:
∵ | | :| |. | ./∵∴゙i . : .:∴∵∴
| | | | |. /.∴∵;;;;/‐‐| .∵∴ :: .. .... . : .∴∵∴∵
| | | U.::、∴∵;;/;) ゙i∵∴∵:: ... .. ... .. . : :∵∴∵
| | | :: . ̄ ̄ ̄ ゙i∵∴∵::.. ...::∴∵∴∵
/ / / : . . . ( ̄ ̄.... ::∵
/ / / : :∴∵ : .  ̄.:∴:.
.しし’ :: :: ∵: : .
「道化師の蝶」は前回受賞作の「きことわ」と比べりゃすごく親切で分かりやすかった
長い夢を見てるような小説。
情景が色鮮やかに目に浮かぶような文章で、会話文からは登場人物のキャラが想像できて、楽しんで読めた。
特に結末の部分が好き。
人間はみんな自分の意思で生きてるつもりでいるけど、
実はこんな風になんだかわからないモノに動かされてるんじゃないだろうか。
748 :
吾輩は名無しである:2012/02/14(火) 12:31:32.03
エイブラムスが雌雄モザイクの蝶だっていうのはちょっと「おおっ」と思ったけど
比喩にしろこういうかたちで雌雄モザイクの蝶を設置する意味が分からんし
人間の雌雄モザイクと違いすぎてだんだんもやもやしてきた(子宮がんになるほど性器が完成されないんじゃね?)
海外作家でナボコフや有名どころ以外で円城に似ている作家っています?
有名どころじゃないと翻訳されてないから
ジャックルーボーなんかはどうよ?
>>749 実はあの男らしい声の嫁がそうなんじゃないか?
蝶は言語
だから男性名詞、女性名詞、中性名詞があったり
外来語が入って継ぎはぎだったり、変化したりすると読んだ
蝶がナボコフって考え方も出来るけど、色んな読み方や解釈が出来るのが
この作品の楽しみ方の1つだと思っている
答えを探す楽しさがいい
円城はん、こんなとこで何やってはるの?
円城はナボコフや伊藤計劃に挑戦した後は誰に戦いを挑むんだ?
絶筆を書き継ぐんだったら
最終的には、カラマーゾフの兄弟の第二部でも書いて下さい
円城なら本気でやりかねん
んじゃ、中上健次秋幸三部作の四作目もよろしく
Japan Timesも適当
OhmoriじゃなくってOmoriなんだ
びっくりするほど絵にならない顔だよなぁ
電車で芥川賞の広告見た女子高生が「東大大学院って顔だよねwwwww」「だねwwwwやだああwwwwwwww」って言ってた
なんで島田だの輝だのがいまだにでかい顔してるのか
課長だからねえ
島田のお陰で受賞したんだろ
円城は世田谷方面に足向けて眠れないね
地球が丸くて困ったぞ
ツイッターの後ろの客の話ワロタ。
嫁は頭が悪いとつぶやいているようなもんだw
綾波のプラグスーツを日常的に着用する嫁・・・・・つまり、円城もシンジの以下省略
三十路プラグスーツか
結婚式の時はシンジとゲンドウだった
プラグインしたりプラグアウトしたりな日常か
ひがむなひがむな
気持ち悪い…
今晩20時からFMラジオJ−WAVE(81.3MHz)にて、芥川賞特集。
nzm大森望 Ohmori Nozomi
2012-02-17 18:32:30 from TweetDeck
円城塔「前衛といわれるが、前衛は前で衛ると書く。なにを守っているのか、
攻めなくてよいのかというのが最近の疑問。
わたしの小説は『ほとんど無害』というところで勝負しているが、「少しは有用」とか「ちょっとだけ有害」と
いう方向もあるかもしれないと考えています」
なんか頭の良さそうな発言だなあ
出版社様にお金をもたらしてるんだから有用だよ!
贈呈式も完全にたなしんの前座だったなw
もう何から何まで・・
前座どころか後座まであったなw
案外田中さんの方が世渡り上手だったりしてね。
今は田中がうまく扱ってもらえてる状況なんじゃないかと
ただ、あんだけ捻くれつつ世を渡る人は珍しいかもな
詰みやすい業界から詰みやすい業界へ渡った円城のほうが珍しいか
円城が空気だったな
でもまぁ今年の芥川賞がこれだけ世間から注目されてるんだから
円城塔さんの人気度はお前らの草の根活動にかかっているといってもよいよ
贈呈式の挨拶がこの人を小説を象徴してたな
理屈っぽいだけで面白みがなくて中身もない
そうそう。
基本的につまらないよ。
793 :
吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 18:15:02.87
>>767 ところがこれが女性の心をくすぐる顔立ちなんだ
ものすごいタイプ
,'.;;;;;;;;;r'"´ ̄``''''゙゙゙`ヾ;;;;、
j;;;;;;;, ′ ヾ;',
,j;;;;;, ′ ,r─-、 リ
」;;;;;,′ "´ ̄` ==ミ、',
ハ;;;′ `ttテュ, ,rェzァ ',
いリ ` ̄ ,.′ ',
(_ノ ( ,,,,.._,) !
i ,r≧ミミヽ. ! ̄ ̄¨¨ ``ヽ
l .:;;;'ニこニ ';:;, !
, イ', .:;:.:;:.:; '゙゙゙゙゙''. :;:;.:;.. ,′ /
''"´ ヽ .:.:;:;:;:;;;;;;;;.:.:;:;:;;;;' /', /
ゝ、、 .:;:;:;:;:;;;;;;;;:;::'′, '′ ヽ /
``ー-----‐'''゙゙´
wwwwwwwww
円城塔にもアンチがつくようになったか
芥川賞効果って凄いね
797 :
吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 23:53:31.15
『SFが読みたい!』がおおくりする、ベストSF2011が決定しました!
詳細は『SFが読みたい!2012年版』をご参照ください。
【国内篇】
1 『これはペンです』 円城 塔/新潮社
2 『希望』 瀬名秀明/ハヤカワ文庫JA
3 『ダイナミックフィギュア(上・下)』 三島浩司/ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
4 『11 eleven』 津原泰水/河出書房新社
5 『きつねのつき』 北野勇作/河出書房新社
6 『ジェノサイド』 高野和明/角川書店
7 『クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー(全五巻)』 五代ゆう/ハヤカワ文庫JA
8 『3・11の未来──日本・SF・想像力』 笠井 潔・巽 孝之=監修、海老原豊・藤田直哉=編/作品社
9 『近代日本奇想小説史 明治篇』 横田順彌/ピラールプレス
10 『天獄と地国』 小林泰三/ハヤカワ文庫JA
11 『機龍警察 自爆条項』 月村了衛/ハヤカワ・ミステリワールド
12 『はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか』 篠田節子/文藝春秋
13 『約束の方舟(上・下)』 瀬尾つかさ/ハヤカワ文庫JA
14 『あがり』 松崎有理/創元日本SF叢書
15 『鳥はいまどこを飛ぶか 山野浩一傑作選I』 山野浩一/創元SF文庫
16 『蕃東国年代記』 西崎 憲/新潮社
17 『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』 藤子・F・不二雄=原作、瀬名秀明=著/小学館
18 『MM9―invasion―』 山本 弘/東京創元社
18 『天冥の標IV 機械じかけの子息たち』 小川一水/ハヤカワ文庫JA
20 『水の中、光の底』 平田真夫/東京創元社
■ソース:ハヤカワ・オンライン
http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000514
東北大出て、東大にロンダして、
ポスドクで苦労して、金を稼ごうと作家活動して、
芥川賞を取ったのは、すべてたなしんの前座をするためだったんだな・・
たなしんの前座をするために人生
たなしんと伊藤の前座
この2人を盛り上げてやるためだけに生きて来た男
円城に恨みでもあるんかw
>>801 伊藤の後座で、たなしんの前座だと思うw
いろんなことに貢献してれば飯が食える
昨日の読売新聞を読みましたか?
またもや円城さんの書評が意味不明でした
誰か解説してください
結局、円城さんは何が言いたかったのか・・・・・
誰か書評の書評を書いてやれ
俺もぽか〜んだったw
海猫沢めろんが「道化師の蝶」の書評書いてて新聞に載ってた
かなりいい書評
>>805 SF者の書評は全体的にあんな感じが多いよ
お約束で成り立っているから
何の書評だったの?
今日の神戸新聞の書評で円城さんの【道化師の蝶】が選ばれていてちょっとテンション上がった。
たなしんの前座をするための人生の書評だからな
理屈っぽい文章って作者が自分の持論をちゃんと真面目に解説したような文章の事を言うと思うんだが
円城塔は別に持論でもないてきとーな理論をふざけて書いてるだけだしなぁ
持論は持ってるだろ
SRE(自己言及)と書くことと読む事
これペンと道化師の蝶は伊藤計画を追う著者の物語としても読める
それはどうかな
分かりやすい文章を書けない時点で、円城はダメだと思う
伊藤さんは娯楽性も重要視して、SFを普段読まない女子にも分かりやすく書いていたけど
だから追ってるんじゃないの?
SF者向けに書いてるのに非SF者にも読めるのは伊藤のすごさだよね
それってエンタメ作家としては当たり前のことだろ
円城ってエンタメ作家じゃないんじゃね
伊藤は純文作家ではないよ
「屍者の帝国」を引き継ぐならば、エンタメ作品として仕上げないと、伊藤ファンが許さないのではないか
円城には無理w
今回の芥川賞の選評と、作品を読んだんですが、両方とも面白かったです
特に石原都知事の「俺はもう作家的感性は破綻し、限界であり、身を退くしか無い」(意訳) とのは白眉だった いや芥川賞両作品ともしっかり考えて選ばれたんだな、と
それなりにやっぱその組織が生き延びる方向性を模索してる
ここでミスリードしなくてもいいよ
都知事閣下が円城作品を少しも評価してなかったことは、周知の事実だから
都知事はツンデレだからなw
都知事は田中に対してはツンデレしてたけど、円城は無視されてたね
たしかに、会見での応酬は石原VS田中の構図で、円城は空気だった
まあ、円城は島田のゴリ押しで受賞したのだから、それで十分だろ
>>827
推したのは川上だよ
>>828 アホか
川上は島田の子分だから、島田票だろ
島田のツイッターを読んでこいよ
子分ってwwwキャリア的には川上が圧倒的に上だろ
島田のゴリ押しが通じるんなら前回の「これはペンです」で受賞出来てた筈
前は池澤もいたし
書店で少し読んだが、何が面白いんだろうな・・
(本を)積んどる
座布団ボッシュートだな
島田が対談で筋に一貫性が無いと憤る人達の話で
萌えマンガでヒロインに彼氏出来て憤る人達を持ち出したのが面白い
文藝春秋買ってこようかな
二ページほど見たが、読み通せそうな気がした
田中さんも面白そうだし、日本の自殺って論文も手元に置いておきたいし
ちと高いな680円くらいならいいのに
>>837 受賞作2つでその値段はお得だろ
選評もインタビューも入ってるし、他の記事も面白かった
タモリ論とかTVの話題とか自殺論文とかな
>>838 芥川賞っていつも退屈でたまんないんだけど、今回のはどう?
だいぶ前だけど、長嶋有とか、あんなんで賞とれるのかとびっくりした
濃い感じがあればいいんだけどなぁ
無意味さを書く意味、とかスカしてるのはダメなんだわ
ドストみたいな濃密さがないと。その点ちら見だけど最近の西村健太はよさそうだった
俺には日本の自殺論文が大事だから、買いには行ってくるけど…
私小説趣味ってことかいね
だったら円城はあまり向かんだろうなあw
ドストがええならドスト読んでりゃええねん
いやまあさっき買ってきた
私小説趣味とは違うんだが…
公房、カフカ、カミュあたりも好きだし。
まあ新人賞だし期待値下げて読みますわ
ああなんかわかったようなわからんような
要するに「不条理じゃないか!無意味じゃないか!」みたいなのはOKだけど
「不条理ですが何か?無意味ですが何か?」ってのはアレだって感じかね
そうかも。
石原のおっさんの苦言に共感がある
メッセージ性というとまたアレだけど、言いたいこと、
伝えたいことがあってなんぼだろ、と。
人生、宇宙、世界…そういうものをど真ん中に据えて戦うべきじゃねーの?と思う
安部公房は理系らしく冷静な作風だけど、砂の女になんかは
人生のど真ん中のメタファーなわけでさ。
そりゃ悲観的だけどさ。
円城はんが、そういうものを相手にしてんのかどうか。今読んでる。
844 :
吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 00:42:47.96
>>843 そりゃ円城と石原の世界が違うだけじゃね?
これペンの二編とかは思いっきり私小説だったと思うけどな
これペン表題作は私小説じゃないんじゃね?
まだベースボールのが近い
>>844 あ、いや、円城への苦言はわかんないんだけど、
最近の作家は身体性が薄いとか自我が脆弱だ、みたいな発言に共感した、てこと。
俺、春樹も好きだけど、石原は春樹はわからんって言ってるし、
石原の感性も独特だとは思うけどね…
円城は円城でアリ、と思えたらそれはそれで楽しみが増えるな
>>843 >言いたいこと、伝えたいことがあってなんぼだろ、と。
円城にも言いたいこと、伝えたいことはあるよ。
ただそれが人生や宇宙や世界を相手取ってどうこうって話かというと、ちょっとずれてくるんだなあ。というだけで。
そういうので円城となるとやっぱり『オブ・ザ・ベースボール』かな。勝負はつかんけど。
あんた自分が聞きたいこと伝えて欲しいことしか聞く気がない姿勢なのはちょっと気に留めといた方がええで。人間誰しもそういうもんやけど。
でも「そういうもんや」って自覚がないと、こんだけ毛色の違う作家に「べきじゃねえのか」とか突きつけちまう。
>>848 忠告ありがとう
その辺ははわきまえてるつもりだが、
別に文学研究者じゃないから、
いらないとわかってるもんを積極的に摂取しようとは思わないけどね。
一回見てまあ違うな、と思ったら棲み分けわな。
広げたいとは思ってるけど。
身体性が薄いとか自我が静寂だなんて言ってたんだっけか
今の時代身体性とか自我の在り方自体が変質している感はあるけど、ついてこれてないんだな
読まないで感想書くなよ
「文芸春秋」はあの量で1000円でお釣りが来るんだから安いもんだろ
「テレビの伝説」の中の『探偵!ナイトスクープ』に関する記事やら、『相棒』についての水谷豊さんのインタビュウ記事目当てでも買える
「新婚さんいらっしゃい」秘話もナイス。
どっかで「これはペンです」は私小説って言ってなかった?
円城塔の新作掌編が五作入っててこのお値段! とかならともかく
そんなどうでもいい記事に金出せない
ウチ地デジ乗り換えてないテレビしかないしほぼノイズ情報でしかない
>>853 最後の都知事の選評だけでも価値有り
テレビ特集は過去のテレビ番組(黄金期)ネタだったから
別に地デジ対応してなくってもいいんじゃない?
相棒は視てないのでノーコメント
自殺論文はこれから読む
>>852 「体験したことしか書けない」とか言ってたのは覚えてる
伊藤計劃がオジのモデルなんだろうな
SF板のスレからコピペ
僕は、この作品を書き手の履歴に沿って、無理やり物理学に結びつけようとは思わない。ただ、
これらの作品に触れて、最新宇宙論のいくつかの仮説を思い出すのは事実だ。たとえば、
この世界は、シミュレーションによる仮想現実なのではないかという見方、あるいは
ホログラフィーのようなしくみで浮かぶ3D画像なのではないかという見方。
ここには、石原慎太郎・東京都知事が言及したという「自分の人生を反映したリアリティー」は
感じられない。その代わり、仮想世界に囲まれた今の時代だからこそ、僕たちが時折、
否応なく感じとる別種のリアリティーがある。思えば、言語とは、人が原始のころから手にしてきた
仮想リアリティーの製造装置であった、と思い知らされるのである。
もしかしたら本当のところは、この小説そのものが、作中の作品である「松ノ枝の記」に
のみ込まれているのではないか。読み終えて、そんな気にすらなってくる。
この小説を読んでいて僕がいちばん感じたのは、円城さんは、そういう「解釈ゲームのテキストとしての小説」を意図的に書いているのではないか、ということでした。
「作者が言いたいこと」とか「テーマ」なんていうのは、どうでもいい。
そこにあるのは、誰かに解釈されることを待っている、正解のない、言葉の行列。
しかし、どうやったらこんな小説が書けるんでしょうね。
個人的には『アラビアの夜の種族』(これはゲームマニア必読!)の読後感に近かったです。
僕も、もっと「わからない小説」を読まなきゃダメだよな、世界には、「もっとわからない名作」がたくさんあるんだから。
「フラミンゴの村」とどっちが面白い?
『フラミンゴの村』は圧倒的に判りやすいというか、解釈しやすい。
コミュニティが異物をどうするかーみたいな寓話として普通に読める。
読んでて笑いとかため息が出る。「あーwwwあーあーあーあー…あーあ」みたいな。
>>862 三島と芥川をつるっと取りそうだよね
容量よさそう
>>863 取りそうだけど「取るほどか?」と思うと微妙な気がしないでもないw
何というかあざとい
三島は取りそうだな
バカだな、おまえ
三島賞はイロモノに与える新潮賞だってのに
んなことない
三島賞って、本来は、他ジャンルの兼業作家に与える目的で創設されたんだよな
円城は文学界出身だから、今さら新潮が与えるとは思えないね
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塔晶夫がPNの由来かな?
いや、違いますよ
円城塔って中国人みたい
元ネタの方って何て読むんだろ
脳内じゃ勝手にエンジョウトキヒサってルビあててるけど
俺は勝手にトウキクって読んでるけどあの本はルビ振ってないの?
875 :
吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 10:57:21.04
初めての作品が夏目漱石の「こころ」ぐらいのできだったら、
芥川賞とれるん?
ていうか「こころ」が100だとしたら最近の芥川賞はどれくらい?
ルビは無い
あと季節の「季」ではなくすもも、李久
なるほど、ありがと
じゃあトリックって読むことにする
本人作成のパワポ「Self-Referential INTERVIEW」ver.2.3 から
• 竜造寺 輝峰
• 綾野川 沙水
• 円城塔 李久← わりとまとも
• 飛龍園 鳳来
• 紫園 京水
• 大堂林 恭甫
石田衣良みたいなペンネームの付け方のセンスだな
881 :
吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 15:28:54.35
>>843 >言いたいこと、伝えたいことがあってなんぼだろ、と。
分かるわぁ
せやけど分かり易いの書いても評価されないやろ
今の文学の世界
何や難解とかにしとかんと
共喰い?何やのあれ
陳腐やないかい
>>881 それは違うだろ
ジャーナリズムじゃないんだし、ミステリーやSFだろうが純文学であろうが読み物は読み物
メッセージの有無は関係ない
芥川賞の田中慎弥さん 「下世話な形で本が売れるならそれもアリかなと」
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/02/20(月) 16:58:51.80 ID:4WMKxjgl0 ?PLT(12000) ポイント特典
政治家ネタはやめておく 芥川賞の田中慎弥さん 下関市文化振興特別賞
山口県下関市は20日、「共喰い」で芥川賞を受賞した同市在住の作家田中慎弥さん(39)に
市文化振興特別賞を授与した。市長応接室で行われた贈呈式で田中さんは
「政治家をネタにすると騒がれるので、今日も何かしようと思ったがやめておく」とあいさつした。
芥川賞受賞が決まった際の「都知事閣下のためにもらってやる」などの発言が話題を呼んだことには
「作品の評価は賞で頂いた。あとは下世話な形で本が売れるならそれもありかと。
品行方正ではなく若干不良でも作家は作家」と語った。
中尾友昭市長が「作品に下関弁がたくさん使われていますね」と問い掛けると、田中さんは
「音を文字にすることは難しい。奇をてらったと思われるかと心配したが、評価されて良かった」と、にこやかに話した。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120220/bks12022016340001-n1.htm
>>882 読み物ではないとまでは言わんが
「なんぼやろ」、つまり、価値の高低はそこでつくのでは?
名作として残ってるものは
純文学の場合、人生、宇宙、社会、世界…そういうものを真正面から描いて
格闘したものであるのは厳然たる事実ではないか?
885 :
吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 18:37:12.13
宗教書でも読んでろよ
円城のは純文学かどうか、怪しい
SF、前衛でくくっとけ
888 :
吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 19:36:46.69
円城が格闘してる「世界」なるものを想定するとわかるんだけど
もう私小説的な人間の苦闘じゃある意味勝負にすらならないんだよね
苦痛にのたうちまわる人間の姿とか、そういうものでは相手取れない領域なんだよ
だからそういうのを求める人は『共喰い』の方が向いてると思うよ
>>888 んなことない。
歴史が証明してる
相対主義に逃げるのはやめな
脱構築を重ねて、玉ねぎの皮を外側に作って真ん中の穴を広げてるってこったろ?
>>889 上で出てるカミュ、カフカ、安部公房あたりは私小説ではないし、
ドスト、トルストイ、バルザックも違う
ヘッセも違うし、夏目漱石も違う
村上春樹も違う
…これらは私小説ではないけど、人生そのものを相手にしてると思うがね。
円城はどうなのか。言語がどうたらのテーマで書くなら、実験小説であっても
ヴィトゲンシュタインやデリダを超克するくらいの気概が
あってもいいと思うが…
人々の心を掴む小説ではなく、
脳味噌の端っこをちょこっとつまむような小説ってことかな
人生を相手にした小説読んでどうすんの?w
小説は、面白さや美しさ、キャラの魅力を追求すべき芸術で、人生や宇宙wなんて単なる題材でしかない。
>>892 じゃあ「私小説的」の定義を変えよう。「人生に慟哭する人間の小説」ということにしよう。
これで文意が取れるかね。
円城のテーマはくくるとすれば言語だが、どちらかといえば書く/読むという行為に焦点を当てている。
他人様のブログで大変恐縮なんだがあまりにクリティカルに書いてあるので引いておく。
「人間という自然現象が言語を扱えている以上、人間以外の構造においても自ずから言語を発するような、
そうした初期設定はあるのではないか、ということを探求していた」
ttp://d.hatena.ne.jp/daen0_0/20110902/p1 実に素敵だ。心ががっしり鷲掴まれるじゃあないか。
頭悪そう・・・
896 :
吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 20:44:29.12
>>894 ありがとう。
「読み方」がよくわかんないからAmazonレビューや選評参照してたとこだ
少し考える
うーん、音楽で例えれば、ブルース又は演歌が好きな人が、
プログレロック、前衛ジャズがわかんね、何だあれ…
みたいな文句垂れるのと近い現象なのかな…
にしても「演奏」自体あまり上手くないような。。
選評の中でやや共感したのは、島田雅彦氏が書いてた「目は高いが、手は低すぎる」。
つまり、狙いの凄さは少しずつわかってきたが、もしかして下手なんじゃない?って気はする。
狙いも凡庸。
上手いか下手かは何とも言えない。円城路線やってるのって円城だけだし。比較対象がない。
ま、面白いからいいんじゃね?
902 :
吾輩は名無しである:2012/02/20(月) 21:46:05.17
文章がうまければできすぎていて読めなかったかもなあ。変な話。
ぼくとつな(漢字わからんw)文だと思うが、冗長な説明くさい文章ではないからそれなりにこなれてると思うのだけど。
ネットスラングとかラノベ的な設定がちょこちょこ見える作品もある
鼻につくか「www」となるかは個人差
田舎物が都会用語を使うように、最近2chやっている奴が2ch用語を使う
私小説しか文学として認めないっていう風潮だと、似たような作品ばかりが受賞するし
セックスや暴力みたいなのがテーマの小説ばかりが人間の姿と思われて評価されるのも困る
だから円城みたいな作品もいいと思うんだ
いわんとしていることはわかるが、円城はその方向でも出来がよくない。
うむ。人間ばっかり描く高温多湿小説でない方向は歓迎なんだが
もすこし自分のプロットのノベライズが上手くなってくれと思う
円城のテーマは一貫して記録すること、読むこと、自己言及だろ
日本でジャックルーボーみたいなことにチャレンジしているのが円城ただ1人だからな
他にも出てくれば変わるんだろうけど、孤独な戦いといえば孤独
芥川賞の田中慎弥さん 「下世話な形で本が売れるならそれもアリかなと」
1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2012/02/20(月) 16:58:51.80 ID:4WMKxjgl0 ?PLT(12000) ポイント特典
政治家ネタはやめておく 芥川賞の田中慎弥さん 下関市文化振興特別賞
山口県下関市は20日、「共喰い」で芥川賞を受賞した同市在住の作家田中慎弥さん(39)に
市文化振興特別賞を授与した。市長応接室で行われた贈呈式で田中さんは
「政治家をネタにすると騒がれるので、今日も何かしようと思ったがやめておく」とあいさつした。
芥川賞受賞が決まった際の「都知事閣下のためにもらってやる」などの発言が話題を呼んだことには
「作品の評価は賞で頂いた。あとは下世話な形で本が売れるならそれもありかと。
品行方正ではなく若干不良でも作家は作家」と語った。
中尾友昭市長が「作品に下関弁がたくさん使われていますね」と問い掛けると、田中さんは
「音を文字にすることは難しい。奇をてらったと思われるかと心配したが、評価されて良かった」と、にこやかに話した。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120220/bks12022016340001-n1.htm
そんな戦いをしても無意味。
>>911 無意味じゃないだろ
円城は田畑の土壌を開拓する人じゃないかと思っている
これからこのジャンルで凄い新人が育って欲しい
発想は嫌いじゃないし、面白いと思う
ただ円城以外でも読んでみたい
一緒に戦えそうな編集者さんはまだみつからないのだろうか
どっちを向いてもひとりでは
凡庸に一票
はいはい脱構築でしょ、脱構築の脱構築の…無限級数でなんにも無い
…がやりたいんでしょ、それって確かにあなたのいうようにリアルだよね、現実写してるもんね
けど、ポストモダンの時代になったと言われて何年経つんですか、
その手の空虚さをみんなが噛みしめるようになってどんくらい経つんですか、
読者に、そういうある種馴染みのある現実を
複雑で退屈な仕様で追体験させてどうすんですか、
今更それですか
…と思う
>>914 それでも円城塔スレに来ちゃうツンデレなお前
いかにも頭悪い文章による批判ってけっこう効果あるよ。
こんなしょうもない文章書く奴に粘着されるようじゃ
やっぱりたいした事ないんだろうなって印象になる
文藝春秋のインタビュー見てこの人ダメだな、と思った
円城塔にもアンチがつくようになったか
有名になると馬鹿なアンチがつくって本当だったんだね
無名だったころはここ過疎スレだったもん
このSFでも一位だし、純文学でもSFでも両ジャンルで確たる評価を築いているのは凄いことだ
人生がかけてないと良い小説とは言えない、って人っていまでもやっぱりいるんだね
ブンガク読書をビルドゥングスの一貫に位置づける昔の考えからすると
正当な態度ではあるだろうけど
そんな態度で現代小説読んだら相当つまらん気がするがw
文藝春秋 3月特別号
ー「難解」「読者を置き去りにしている」という批判をどう受け止めますか
当然全然読めないという人もいるでしょうし、それには「すみません」と
謝るしかありません。ストーリーや登場人物の真理に没入して読むのが
小説のオーソドックスなありかたでしょう。ただあえていあわせてもらうならば、
僕だけではなく、エンジニアをしているような人間が今の日本のメインストリームの
小説を読んで楽しいかというたぶん楽しくないんですよ。エンターテーメントとしては
付き合うけれど、結局は嘘じゃん、となってしまう。文系・理系という区別がいいか
どうかわかりませんが、世の中の半分ぐらいはそういう人たちがいあるのではないでしょうか。
彼らに対して、ストーリーだけでゃなく、もっと構造や部品そのものをおもしろがってもらう
小説のあり方もあるんじゃないか、と思うんです。感動を与えるばかりが小説の役割ではなくて、
普段の生活では考えても見ないことが考えられるようになる、というのも小説の力だと思います。
少なくとも、僕にとっては小説を読んでいて一番快感なのはそこなんです。
昼間から粘着して、擁護・礼賛してる奴は、本人か担当編集者なのか? さすがに引くぞ
眠い
粘着してるのはむしろおまえ
こうやって気落ち悪い奴が沸くから
SF板で文学な話をする奴が増えて困る
ファンであれアンチであれ、議論起こして関心持ってもらえるのはいいことなんでは
そういう特異点的な存在なんかもわからんし
粘着とか言って排除しなくてもいいとおもうのだが
円城のような小説を評価するのは文学もsfも悪くすると思う
メタフィクションは所詮実験的なものだから、一つ二つならいいがずっとやられるとな…
どのみち売れないと消えてくしかないから、方向転換するだろ
ぜんぜん特異点じゃなくてその遥か手前で遊んでるだけなのに
的外れな指摘して悦に入ってる奴がいるんだから迷惑だろ
円城の目的を達成するための技術が足りないことが証明されてるだけ
目的も何もない
無意味な戦い
というか物理とかsfとか知らない人文系に物珍しがられているだけ
これsf好きはあんま評価していないと思うよ
俺あんまりSF知らないんだけど、円城ぽい方向性で上手い人って例えば誰?
近くなくても、かする程度でもいいのだが。
むしろ無意味なものを楽しめるのはSFファンに多いだろ
SF者は「理解できない」と暴れずにニヤニヤする
円城さんは唐突に露悪的な私小説を書き始めたりしないの?
sf者ではない元sf好きって程度だが、無意味なものを楽しむ暇なんてないなあ
理解ができない、も理解するようなものか、小説なんて
>>933 露悪でないけど、文藝春秋の受賞コメントは人間味があってよかったよ
現実認識についての迷い、不安みたいなものを切実に吐露してる。
むしろこういう直球で最短距離をいくものを書けば売れると思うんだがね
売れてどうする
評価されたかったらまともなsfで勝負しろ
人文屋なんか相手せんでいい
>>921 > 僕だけではなく、エンジニアをしているような人間が
>今の日本のメインストリームの小説を読んで楽しいかというと
>たぶん楽しくないんですよ。
>エンターテーメントとしては付き合うけれど、結局は嘘じゃん、となってしまう。
円城タン! それは言いすぎだ!
確かにカタログとか時刻表を読む方が楽しいって人も中には居るかも知れないが・・・
つか、そのスタンスで伊藤計劃の「屍者の帝国」の続きを書くつもりか!?
芥川賞選考委員、奥泉光、堀江敏幸 内定
円城はSEが読んでて面白い小説なんだよな
東浩紀名言集
■2007年の日本SF大賞直前に伊藤計劃が死去した件に触れて
「力で劣るSFが伊藤の死去によってようやく団結し純文学と互角に戦えます」
■田中が芥川賞を受賞した際のコメント
「地味で目立たない作家でも文芸誌に出してもらえれば芥川賞は難しいことではないですよ」
■ある番組で円城に
「僕の作品は円城さんに負けてないんですよ。 使ってもらえれば芥川賞とってたかもしれないんですよね」
■ある番組で相性が悪かった山本寛に
「あの原作で失敗したわけではない。映像を見れば分かるがフリュネを強姦していない。もともとフリュネを強姦していたのをナディア扱いにしてもらうために、あの原作のせいにした」
■プロ野球ニュースにて
「WBの作家はギリギリプロのレベルのラインだった。だからお客さんを呼ぶ事ができなかった」
■佐々木中に原稿拒否されたことについて
「東大OBの僕が"わざわざ"会いに来たのにノーコメントでした。 佐々木は今の東大があるのは"僕や"大江さんや夏目漱石、柄谷さんが栄光を築いてきたからだということを思い出してほしいですね」
■飲み会にて
「僕は村上隆のマブダチです」
「村上隆や梅ラボは展覧会前から練習してるのに岡崎はさっぱりしてなくてだらしない」
「僕が2万部売れるのと同じように、村上は20億して当たり前の美術家」
「藤田は坂上のコントロールを見習え」
「現役の頃の僕でも坂上から打つのは難しいと思いますね」
「坂上にワセジョを紹介させてます」
「柄谷はほんとムカつく野郎ですよ」
「僕の批評人生は柄谷に潰されたようなもんです」
「(柄谷が)NAMで内紛で解任された時に、思わずざま〜みろって叫びましたね」
■その他発言集
「円城は僕を小さくしたような作家」
>「円城は僕を小さくしたような作家」
今やすっかりデブキャラだもんなぁ
円城もちょっとずつ膨らんでる気がする
青蛙に手を出すところなんざ、かなりのロリだろうからな
青蛙は見た目男だけど
声低いし胸ないし
「色白で、少女のような人」とノロケた旦那の言葉を尊重してやれよw
作品中の男女のやりとりが気持ち悪い
蛙とはどんな会話してるんだろうか
>>946 そんな描写円城作品の中にあったっけ?
円城の作品て男女のやりとりなんて殆どないだろ
教授と姪のDNA会話のことか?
夫「レイ、股を開け」
妻「イカリ指令、中に出して!」
>>947 俺はSREとBoy's Surfaceしか読んでないけど結構でてきたよ
あれはプログラミングの擬人化じゃないの?
博士が愛さなかった数式
数式を人になぞらえてるんだと思ってた
説けない数式に愛情を注ぐ博士
道尾秀介のTwitterによると妹がアイドルなんだって?
南キャンのしずちゃんだよ
蛙嫁は小柄だったけど妹デカいなw
>>921 あぁー、よく分かる。よく分かるよ。
単なる嘘話じゃ読む気になんてならないよな、俺達だって暇じゃないんだから。
やっぱり何処で現実世界の問題の解決にリンクしてて欲しい訳だよ。
そんな事言ったら資本主義だって嘘っぱちじゃん。多くの人が比較的信じてるってだけでしょう。
現実世界の問題解決にリンクしてるというか、「あ、この方程式ってここでも使える」って感じ。
益になるかは話が別。
じゃあ実用書読みなよ!!
実用書なんて九割がた「ちっこんな方程式が通用するわけねーじゃねえか! 現実舐めんな」で終わり
それ理論書w
ビジネス本読めよw
おすすめ挙げてみ
ひみつ。
ホビロン
円城塔スレなのに
空虚でない小説とか無意味でない小説ってアレか?
チンポで障子突き破ればいいのかね
物語は現実のメタファーだから意味があるんじゃないのか
逆に現実から物語性を取り出せるなら、人生の無意味さや空虚にウンザリすることもない
だから、物語を読むことにはそういう象徴表象能力を鍛えるという実用性がある
新書も面白いけど、直接的なものばかり読んでるとその辺の筋力がヘタる
円城作品の価値はよくわかんねぇ
円城が言うような効能を追求するなら、物理や数学勉強して、
真空管アンプを組み立てたりした方がよほど効果が高いと思うけどな
数学はともかく物理はちょっと外れてくるんじゃないの
つうか今どき真空管て
超越知性体どころかそのへんの簡易AIも作れるかどうかじゃね
真空管アンプもメタファーだっつーの
何のメタファーなの
「人の手が人工知性を生み出す行程」とか?
ロボットを作るロボットがどうこうとかいう世界ですよ
人間の手が勝てる部分ねーよ
そろそろ次スレだな
そんな次スレはイヤだw
アンチのくせにそういうとこマメなのってキモイ
>>968 >円城が言うような効能を追求するなら、物理や数学勉強して、
真空管アンプを組み立てたりした方がよほど効果が高いと思うけどな
そういうのも文学の中にあってもいいんじゃないかってことじゃね?
読みたくない人は読まなくていいよってスタンスだし
いちおうメタファーっぽくしてるけど文芸誌に載せるために
そうしてるだけで本当に書きたいのはそこじゃないと思う。
ただ単にああいう文を書くのが快感だから書いてるだけだよ。
ただ、売らなきゃいけないからどうやったら売れるかって考えた末
できたのが今の作風なんだと思うよ
もしかして『道化師の蝶』しか読んでない?
誰に訊いてるんだ?
あんたに。
あ、やっぱ読んでないんだ。
俺が読んだのはSRE、ボーイズサーフィス、
題名忘れたけどバットで人を空に打ち返す話、
NOVAや年間アンソロやSFMに入ってる短編、
そして道化師と松ノ枝、こんなところだけど
それがどうかした?
読書歴に依った話をしたいなら気の知れた知り合いとやったほうが効率的だと思うな
ここで何か作品を評するときに対象作品名を述べない意味もよくわかんないけど
アンカーつけないと誰が誰にレスしてんのかわからんがな。
>>979 .てかおぬしの見解を述べよ。
茶々入れるだけなら誰でもできるんだが。
じゃああんたじゃない。
他の作品読んでたら真空管アンプなんか出てくるわけがないんだもの、メタファーだなんて誤魔化してもそんなもの用いる意味がない
ロボットを作る(=「設計する」)ロボット、ロボットを作るロボットを作るロボット、…という風に
つくるという行為がいかに人間から離れてもやっていけるかっていう話だから
埋め
誰が誰なんだかさっぱりわからんな。
真空管アンプって何ていうか、発想がフランケンシュタインのあたりでしょ
禁忌とされた領域や不可能と思われた創造行為に手を染めることで人間存在の在り方がどうこうとかそういう次元でしょ
「私はPと思っている、故にPである(中略)巨大知性体たちが今この瞬間もやっているのはまさにそういうこと」の「巨大知性体」を
さらにその一部位として持ってるような「超越知性体」を
さらにさらにウン十乗する超越知性体が出てきてさくっと消滅させるとかそういう
「人間なんてカスすぎてもはやギャグ」の次元の話の扱うような比喩にならないでしょ
>>984 円城作品についてはどう評価しているの?
彼のやろうとしていることは何であって
どう評価すべきだと思うの?
>>988 今書いてんのはSREから好きなところつまんだような話だよ。円城作品。
やろうとしていることは>987とか、あとは>894とかと見てる。誰もやってないし面白い試みと思うのでもっとじゃんじゃんやってほしい。
あと難解だから書き直せとかいう連中は口にガムテープはってミトンはめて静かにしててほしい。
埋め
992 :
吾輩は名無しである:2012/02/22(水) 00:07:39.94
ちょっwww新スレのタイトルないだろ
新スレには行かねー。たぶん実りがない。
>>990 ああわかった。
うんそんな感じだね
全作品の作者がSREの語り手だって思えば
納得するしな。
言語というシステムそのものに興味があるんだろうね
埋め
生め
円城スレで円城の話するのはこのスレが最後な
うめめ?
ばいばい
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。