1乙!!
3 :
吾輩は名無しである:2011/10/28(金) 16:12:36.53
いちょつ
安部が今でも生きていたらどんな作風の転換を遂げてたの
そのまま
あべはむふさ
ちょっちワロタ
9 :
吾輩は名無しである:2011/11/05(土) 11:04:00.65
あげっ!
10 :
吾輩は名無しである:2011/11/06(日) 12:56:29.55
あべっ!
11 :
吾輩は名無しである:2011/11/06(日) 17:19:23.01
さだっ!
ひでぶっ!
安部ってアヴァンポップなの?
14 :
吾輩は名無しである:2011/11/06(日) 20:46:32.19
カズシゲと勘違いしてない?
安部はシュルレアリスト
シュルレアリスムとは違う気もするが。
17 :
もっけ:2011/11/07(月) 16:26:55.02
昨日、「密会」読んだお〜。1日で読み終わった。なかなか面白かった。
安部の小説にはいつも変わり者の人物が出てくるね。
密会は、最後に少女抱くとこがいいよね。
「ふたりだけの密会を抱きしめて」
だっけ。
ところで唐突だけど
安部公房と寺山修司ってなんか交遊ありました?
活動時期や思考方法に結構共通点のある日本人二人だと思うのですが
(寺山は異界によって日常の認識を切り替える、とか
僕はひとつの疑問符でありたい、とかいってた人ですが)
接点会ったんでしょうかね。なにか対談の記録とか
>>18 全集を見る限り、寺山との対談はない。
演劇に力を入れていたという共通点があるのにね。
似たような時期に東京で前衛演劇やってて、意識しあっててもおかしくないのにね
あんまり近いと意図的に避けるってのはまぁよくある話だとは思うが、、
22 :
吾輩は名無しである:2011/11/10(木) 13:34:43.49
安部公房はピンチョンに言及したことある?
重力の虹からかなり影響受けてると思う。便器にはまった足とか
便器に足がはまる夢を見るとか流石は安部だよな
いや、似たような夢は俺も見たことあるよ。
安部が流石なのは、それを基礎に方舟さくら丸を完成させてしまうところだ。
25 :
吾輩は名無しである:2011/11/12(土) 11:35:47.39
>>18 全集編集者の宮西忠正氏の『安部公房・荒野の人』によると寺山は安部公房スタジオの
公演初日に楽屋口から忍び込んでこっそり見るのが常だったそうです。
(出典 p.178)
でも交友関係はなかったみたいです。
寺山は、パフォーマンス
安部は、前衛文学
若者に受けたのは寺山
年寄りに受けたのは安部
商売として上手く成立させたのは、寺山
西武グループの借金を膨らませたのは、安部
27 :
吾輩は名無しである:2011/11/12(土) 18:32:54.85
随分偏った見方だな。
安部は若者に受けたでしょ。今の大学生あたりにも根強い人気があるよ。
第四間氷期とか、ああいうのが受けるのは若者だよなぁ
29 :
もっけ:2011/11/13(日) 12:44:40.94
砂の女はよかったなぁ。壁より砂の女の方がいい。
カンガルー・ノートは発想が斬新だった
31 :
吾輩は名無しである:2011/11/13(日) 18:49:30.52
>>18 ・1962/07 NETテレビの〈お気に召すまま〉20回分のドラマに
安部公房がシナリオなどで参加。企画に寺山修司が入っていて
うち公房原案、寺山の脚本で2本作っている。
・1978/10 安部公房スタジオ「S・カルマ氏の犯罪〈GUIDE BOOKW〉」
のパンフに寺山が「安部公房のアイデンティティ」を書いている。
・「映画芸術」に映画「他人の顔」評を書いている。
寺山の安部評読みたいなー
寺山と安部の関係について貴重な情報どうもどうもです
パンフの評って寺山修司全集なんかに入ってんのかな
今度探してみる
本当に詳しい方ありがとう
70年代の感覚だと、こういう序列らしい
寺山>三島>安部
柄谷行人の文章で、安部は寺山や唐を「怨念ドロドロ」と批判したと書いてある
母親殺しの情念芝居なんて耐えられなかっただろう
伝統や文化を嫌った安部はその言説が形成された時期まで遡って考古学的に研究相対化しようとしていたようだ
安部とフーコーはかなり共通のところがあって面白い。安部自身はニーチェなんて読んでたのかな
ハイデガーを読んでるくらいだから読んでるよな
草を食べている牛を食べることによって草も食べたことになるのは知られているが
安部を読むことによってハイデガーを読んだことになるのかな
38 :
吾輩は名無しである:2011/11/15(火) 23:04:55.62
39 :
吾輩は名無しである:2011/11/18(金) 23:59:53.27
2chに書き込むことによって」」
君は箱の中に封印されてしまった」」
40 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/11/19(土) 00:07:56.35
++☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆幸せのレス☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆+++
これを見れた方は運がイイですw
絶対幸せになりたい!という方はこの文章を3つのスレに書き込んでください。
そうすると、7日後、貴方は好きな人に告白されるでしょう。
そんな事をageてまで言いたかったのか
安部と類似性のある海外の作家は誰だと思いますか?カフカやポー以外で
43 :
吾輩は名無しである:2011/11/19(土) 05:22:48.71
フランス映画「軽蔑」の原作者
ゴンブローヴィッチ
ベケットやピンター?
サラマーゴ
ピンチョン
ロベルト・ヴァルザー
エリアス・カネッティ
アントニオ・タブッキ
大江との対談でディックの名前出してたのがショックだった
やっぱ影響されてたのね
48 :
吾輩は名無しである:2011/11/19(土) 22:13:38.77
SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜翔(仮)(放送日未定)
コレミテタラ安部公房第五課かぁ〜、とおもった。
>>47 大江との対談だっけ?
ディックの名は出さないが、岡本太郎との対談で、Impostor(にせもの)
の話題が出ていたね。
50 :
吾輩は名無しである:2011/11/19(土) 23:20:37.25
俗物ごっこたのしい?
52 :
吾輩は名無しである:2011/11/20(日) 01:51:05.03
>>47 また、バカがきいたふうなことを。
模倣を言いたいなら、ディックの模倣と君が考える安部作品の発表年と
模倣されたと考えるディック作品の翻訳年をあげて、
前後関係を確認すべきだね。
ディックと安部公房では、安部公房の方が早くから作家活動をはじめているから、
安部作品の方が先に書かれている可能性だってある。
まあ、調べてご覧。調べるだけだから、バカでも努力すれば出来るよ。
武満さんに聴かせたシンセの音源ってどこかで試聴できないもんですかね?
模倣だなんて言ってないじゃん
それに影響されて何が悪いの?
オリジナルなんて幻影だよ
影響されることがカッコ悪いって年頃なんだろ
56 :
吾輩は名無しである:2011/11/23(水) 00:06:34.17
>>54 うまく逃げたつもりだろうが、こう書いているぞ。
> 大江との対談でディックの名前出してたのがショックだった
> やっぱ影響されてたのね
影響関係にショックを受けたということは、
影響が悪いことと決めつけているからだ。
自分の愚かさをかみしめろ。
あのー、47だけど、54は別人ですよ
行空け長文キチガイに反論する趣味はないので
58 :
吾輩は名無しである:2011/11/24(木) 14:34:06.40
ごった煮
おー
てすつ
もし安部公房が天パじゃなかったらって考えると
ゾッとするよね
62 :
吾輩は名無しである:2011/11/28(月) 01:02:56.32
カビの生えてないブルーチーズみたいなもんだな
砂漠の思想と死に急ぐ鯨たちはいま読んでも面白いですか?
思想を語っているんですよね?
安部は思想家としていつでも一流というわけではないと思うけど
有象無象の知識人では思いもつかない独創的な発想は面白いよ
>>63 茂木なんとかとか藤原某に比べたらずっと面白いよ
「僕なんかは、こう思うわけですよ・・・」
っていう語りかけがいいよね
最近の文化人気取りのヤツは
知識をひけらかして他人をバカにするだけ
全集の最後の巻?の論説集みたいのを久しぶりに読んだら
当時のいい加減な知識でかなり無理やりな屁理屈言ってるんでちょっと辟易した
まぁ当時の知識人ってみんなそうなんだけど
特にミリタリールックについて語るやつとかもうね。。
鯨はまだ屁理屈分が少ないね
禁煙の方法なんか大好きだw
禁煙なんて簡単だよ。俺もう5回は禁煙してるからね。
的な言い回しは好き。
むろん箱から出るだけなら、なんでもない。
なんでもないから、無理に出ようとしないだけのことである。
ただ、出来ることなら、誰かに手を貸してほしいと思うのだ。
箱男で一番好きな個所
安部工房はナショナリズムの処方箋としてことばの可能性に注目しているわけですが
科学的言語教育とはどのようなものなのでしょうか
動物は知覚と行動が一対一対応しているのに対して人間はことばを持ったばかりに選択肢が増えてしまった、それを開かれたプログラムというわけです
このように人間には分化・分業する能力がそなわったわけですが、同時に群れの構造化がはじまり、国家へと至る
安部はそれをあまり良く思っていないようなのです
その理屈だと、言葉は処方箋として使い物には成りそうもないけど・・・。
言葉を科学的言語教育というフィルターに通すとによって
処方箋になりそうな可能性を見いだしていたってことなのかな??
分化分業はするけど構造化はしない。そんなことってあり得るのかなぁ
その通り、分業することでお互いを補いながら環境に対しての適応力を増していくと国家になります。
安部は人間はことばを得ることで沢山の本能を犠牲にしたが「集団化」の本能だけは代償として奪われなかったのではと推測しています。
そして動物学者のローレンツはこうして生まれる伝統を高く評価していることに安部は必ずしも賛成ではないと言って、
安定を望むのならことば以前の閉じられたプログラムで充分だったはず、分散化や個別化はことばの<緊張状態>で、
集団化の儀式はことばの<休息状態>だと言います。安部はどこかで集団化にうまく丸め込まれているという意識があったのではないでしょうか?
前々から疑問だったんだけどこのスレってなんでスレタイが安部公房全集なの?
74 :
吾輩は名無しである:2011/12/15(木) 04:12:55.60
ぶるるるっ!
75 :
吾輩は名無しである:2011/12/15(木) 12:00:13.57
安部公房全作品集の1巻から7巻までが一冊400円で売っていたのだけれども買った方が良かったかなあ
400円だと?
>>76 今もう一度見に行ったらもうなかった orz
なかなか熱い店で、以前は箱男の初版が100円で売ってたw
全集一巻につき400円とか文庫本並みやん
全集≠全作品集
81 :
吾輩は名無しである:2011/12/24(土) 14:44:21.50
安部さんはどうしてさくら丸まで七年も空いたんですか?
新しい執筆方法で試行錯誤してたんでは
NECの文豪
一番初めに読むべき安部公房は何でしょうか?
>>84 「問題下降の・・・」じゃなくて、
本屋に行って、雰囲気買いしてみたらいいんじゃない。
読むべき作品というと、全部になってしまうじゃないw
強いて言うと、「砂の女」か「壁」か「箱男」の三択。
>>84 短編集読んで合うなら長編、合わなかったらそこで止める
このスレの上の方でコーボー的な外国作家の話が出ました
現役作家でコーボーみたいな娯楽性と思想性を両立している人は誰ですか
特に若手の作家でそういう人がいればいいのですが
88 :
87:2011/12/30(金) 18:15:43.65
国内の現役作家でということです
89 :
まぐな:2011/12/31(土) 00:33:02.17
なんと安部ヨリミの「スフィンクスが笑う」が講談社文芸文庫から出版という情報が。
これはまさに快挙、ほとんど知られていない作家が文藝文庫におさまるという空前絶後の出来事だ。
90 :
まぐな:2011/12/31(土) 00:33:31.43
「スフィンクスは笑う」だな。
内輪ウケ
安部ヨリミ?
公房の孫かなんか?
安部公房の母親
母親まだ生きてたん?
しかも
小説書けるほど元気やったん?
95 :
吾輩は名無しである:2011/12/31(土) 21:57:19.51
『安部公房伝』くらい読め。馬鹿者が。
>>94 もちろんだ。
こんなことも知らないのかと95もお怒りだ。
97 :
まぐな:2012/01/01(日) 02:45:16.43
ある意味冒険だな。ネームバリューはあるが……。
98 :
吾輩は名無しである:2012/01/01(日) 04:04:56.82
ネームバリューなんてないだろ。
安部公房研究者だって、読んだ人はいないんじゃないの?
テレビとかに引っ張り出せばネームバリューも上がるだろ
安部公房のネームバリューによる出版だってことでしょ
荒野をさまよった安部公房も血縁という森に呑み込まれていく
吉行エイスケみたいなもんですか?
>>52 この知恵遅れはもう誰かが病院に連れていったのかな
>>85 >>86 ずいぶん遅くなったけどありがとう。
とりあえず短編と『箱男』読んでみたかったからそこから買ってみます!
最初は砂の女か他人の顔が良いと思うけどなぁ。エンタ性あるし。
短編なら壁より水中都市のが入りやすいとも思う
他人の顔は薦めない
娯楽性といえば第四間氷期でしょ
うむ
人に薦めるなら娯楽性の点でかんぴょー
独自性の点で箱男か密会らへん
砂の女あたりだと、ヘー、フーンで終わりそうで怖い
ところで
wikiの
>また、安部が武満徹に自身の前衛的な曲を聞かせたとき、武満の顔が真っ青になったという逸話もある。
この部分だけど
これ安部公房の自慢話でしょ。
武満のやつ、顔面ブルーだったんだぜっ
みたいな
自慢聞いた人が武満本人に確認したら別になんにも言わなかったという。
武満ファンが気分害しそうだし編集できる方にできればまかせたい。
108 :
吾輩は名無しである:2012/01/26(木) 02:34:11.01
安部公房は昔から好きでした
ちゃんと読みたいと思って、近くの図書館調べたら、COMPLETE WORKSあるではないか!
1巻からがんばります
わーい仲間が増えた
砂の女を読んでふーんで終わる奴だったらもう相手にしなきゃいい
すいません砂の女はふーんだったけど
密会と壁で阿部文学にハマりました
しかも誤字ってるしサーセン
阿部真央文学にハマったって一向に構わないよ。
別に謝るこたあない。
なんというセンスのかけらもない返し
『砂の女』って安部作品の中でとくべつ良いものかなあ。
とくべつ有名ではあるんだろうけどさ、
新潮文庫で出てるのを面白い順に並べたら後ろから三番目くらいじゃない?w
116 :
吾輩は名無しである:2012/01/30(月) 17:34:16.98
この間、安部公房君と一晩ゆつくり話し、彼が、
「僕はチェコに夢をかけてゐた。チェコにいつか亡命するつもりだつた。夢が砕けて悲しい」
と言つてゐた言葉が心を搏ちました。
三島由紀夫
昭和43年9月24日、ドナルド・キーンへの書簡より
『砂の女』は誰でも読みやすいし、テーマのまとめ方がうまくいってるのは確かだね。
その意味で、やっぱ代表作じゃないの?
砂の女は、テーマが確かにまとまってて読みやすい
でもむしろまとまりすぎな感がある(だから傑作として名をあげやすいのかも)
箱男書くまでの安部の作品(中期くらい)は、テーマ性の明確なのが多い気がする
好きかそうでないかは本当におしつけるものでないのはわかってるけど
個人的にはまとまってない支離滅裂な方が好き
でも方舟さくら丸は一周してまた綺麗にまとまってる感じでこれもまた好き
人に薦めるならさくら丸かな個人的には
壁の他人が書いた冒頭部分が好きだ
安部公房の初期作はなるほど些か説教臭い
中期以降は明らかにそういうのを避けようとしている、と思うんだなあ
新潮から出てるのを読破し終えたあと、終わりしを読んだときの納得感たらないね
うん
123 :
吾輩は名無しである:2012/02/07(火) 05:26:51.34
安部公房好きならアリストテレスの形而上学くらいは読んでるよな?
うん
125 :
吾輩は名無しである:2012/02/07(火) 15:20:37.55
スフィンクスは屁をふり
アリストテレスは風呂で屁をふり
娘は女子医大で小賢しい
こいつ馬鹿?
うん
128 :
吾輩は名無しである:2012/02/07(火) 23:50:41.04
お前はうんしか言えないうん子ちゃんか!
てs7
テス
誤爆
あ
てす
WE OF POKKKEMON ARE THE STRONGEST THERE IS!!
久しぶりに来てみたらなんだこのスレ状態
「友達」公開してるね
観に行ったひといる_
観に行ったよ
意外に人が多くてびっくり
139 :
吾輩は名無しである:2012/02/16(木) 17:39:24.87
密会の面白さがわからん
現代は奇怪な時代である。やさしい抒情やほのかな夢に心を慰めてゐる人たちをも、
私は決して咎めないが、現代といふ奇怪な炎のなかへ、われとわが手をつつこんで、
その烈しい火傷の痛みに、真の時代の詩的感動を発見するやうな人たちのはうを、私は
もつともつと愛する。古典派と前衛派は、このやうな地点で、めぐり会ふのである。
なぜなら生存の恐怖の物凄さにおいて、現代人は、古代人とほぼ似寄りのところに居り、
その恐怖の造型が、古典的造型へゆくか、前衛的造型へゆくかは、おそらくチャンスの
ちがひでしかない。
三島由紀夫「推薦の辞(650 EXPERIENCE の会)」より
「友達」は、安部公房氏の傑作である。
この戯曲は、何といふ完全な布置、自然な呼吸、みごとなダイヤローグ、何といふ恐怖に充ちたユーモア、
微笑にあふれた残酷さを持つてゐることだらう。一つの主題の提示が、坂をころがる雪の玉のやうに累積して、
のつぴきならない結末へ向つてゆく姿は、古典悲劇を思はせるが、さういふ戯曲の形式上のきびしさを、
氏は何と余裕を持つて、洒々落々と、観客の鼻面を引きずり廻しながら、自ら楽しんでゐることだらう。
まことに羨望に堪へぬ作品である。
三島由紀夫「安部公房『友達』について」より
小説にとつての現代史といふ怪物は一体どこにどんなふうにして棲息しどんな相貌をしてゐるのであらう。
一体現代史は、果たして自由意志による歴史的創造の余地を残した未決定のものであるのか、あるひは
ひよつとすると、過去のいかなる時代ともちがつた、あらゆる意志が無効であり、あらゆる歴史的創造が
不可能なものであるのか? かういふ疑問が、ますます先鋭になり、小説と現代史の関係がますます困難になつた、
ことに第二次世界大戦後の状況であつて核戦争の危機がその根本原因であることはいふまでもあるまい。
もし偶発戦争によつて、世界が滅びるなら、現代は美しい夕映えの時代であらうが、その夕映えのやうな美しい
決定論も、古典的な自由意志も、ひとしく時代おくれになつた現代では、テレビが刻々とあらはれ消える
無意味な影像によつて、人の心をとらへつづけるのもふしぎではない。
(中略)
未決定の現代といふ観念が、もし怪しげになるならば、小説は無限に歴史に近づいてゆくか、あるひは一個の
架空の時点を設定するほかはない。そして後者への道には、抽象小説(寓話的な小説や風刺小説を含む)と、
戯曲との、二つしか残されてゐないのである。
カフカからアンチ・ロマンにいたる今世紀の異様な小説の系列は、現代小説を無限に歴史から遠ざけようとする
自己防衛の本能を暗示するものであらうし、小説を何とか純粋な自由意志の産物にするための困難な冒険で
あつたともいへよう。
一方、ピエエル・ルイスのいはゆる「煙草と小説を知らなかつた」古代ギリシャで、歴史文学は完全に歴史家の
手にこれをゆだねて、みごとな宿命論の枠組に押しこめられた劇文学のジャンルが、独立独歩してゐたやうに、
小説が決定論的思想に背反して、形式を失つた以上、ふたたび古代伝来の戯曲といふ純粋形式へ無限に近づく
ことが、もう一つ残された道であるかもしれない。しかしそれが小説の一種の自殺的行為であることには
かはりがないのである。
三島由紀夫「現代史としての小説」より
三島由紀夫氏評
これは動いている小説である。動いて、動いて、時々おどろくほど鮮明な映像があらわれながら、却って現実の謎は深まってゆく。
たえざるサスペンス、そして卓抜な会話が社会の投影図法を描き、
犯罪の匂いと、尾行と襲撃と、……その結果、イリュージョンがついに現実に打ち克ち、
そこから見た現実自体の構造が、突然すみずみまで明晰になる。
ラストのモノロオグが、この小説の怖ろしい解決篇であり、作品全体の再構築であるところに一篇の主題がこもっている。
失踪者の前にのみ、未来が姿をあらわすのだ。
安倍氏がその小説の中に、会話の天才をみごとに活かし、
「砂の女」よりも「他人の顔」よりも、はるかに迅速に疾走してみせた小説である。
大江健三郎氏評
文化人類学者が、南太平洋に、人間とはなにか、社会とはなにか、を探りに行くように、
安部公房の新しいヒーローは、今日の大都市の砂漠で、野外調査(フィールドワーク)する男である。
砂漠での駱駝さながら、都市の砂漠では、自動車を頼りにして。
行方不明者をもとめつつ、男はついに、かれ自身もうひとりの行方不明者たらざるをえないが、
その瞬間からかれを充たす、新しい相貌をおびた都市の内なる「新生」の感覚は深く感動的である。
安部公房は常に、砂漠に見棄てられた人間を見すえてきたが、同時に、その人間への限りない優しさをも隠しもってきた。
この「新生」の感動は、かれの立ちむかう荒涼と、内面の優しさにもっとも明瞭な光を投げるであろう。
ドナルド・キーン氏評
イタリーの著名な小説家のモラヴィアが日本を訪れた時、日本には前衛文学がないと、断言したそうであるが、
おおまかに言えば正しい意見ではないかと思う。
が、日本の現代文学の中で、たった一つの例外として安部公房の小説があげられる。
「砂の女」や「他人の顔」もそうだったが、「燃えつきた地図」はそれらの業績を上廻って、全く新しい世界を切り開いた。
探偵小説の形になっていて、さまざまの不思議なイメージを展開し、まるで意外な結末にたどりつく。
探偵小説としても、その面白さを十分味わわせてくれるが、
まさに行方不明の人々、行方不明の時代を描く小説としてみごとに成功している。
前衛文学は私たちの既成文学観をこわしてしまって、新しい可能性を作り出すものだと思うが、
「燃えつきた地図」はまさにそうであり、すばらしい傑作である。
詩情とサスペンスに充ちた見事な導入部、再々の脱出のスリル、そして砂のやうに簡潔で無味乾燥な突然のオチ、
……すべてが劇作家の才能と小説家の才能との、安部氏における幸福な結合を示してゐる。
日本の現実に対して風土的恐怖を与へたのは、全く作者のフィクションであり寓意であるが、その虚構は、
綿々として尽きない異様な感覚の持続によつて保証される。これは地上のどこかの異国の物語ではない。やはり
われわれが生きてゐる他ならない日本の物語なのである。その用意は、一旦脱出して死の砂に陥つた主人公を
救ひに来る村人の、「白々しい、罪のないような話しっぷり」一つをとつても窺はれる。一旦読み出したら
止められないこと請合の小説。
三島由紀夫「無題(安部公房著「砂の女」推薦文)」より
w
146 :
吾輩は名無しである:2012/02/18(土) 21:51:21.47
誰か、安部公房と、埴谷雄高の、
往復書簡って、読んだ人いる?
確か、公房全集に収録されてると、
思うんだけど。
読んで、どうだった?
安部公房からのメッセージ−文学、演劇、音楽、発明、天才頭脳を解き明かす
◆ 作家・安部公房、安部ねり、著書「安部公房伝」
週刊ポスト(2012/03/02), 頁:13
148 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2012/02/20(月) 12:24:04.06
スフィンクスは笑う、読んだ人いるか。
読んだ人いる_
ってのがこのスレの書き方
安部さん脚フェチすぎだろ
おはようございますモモ様
谷崎といい勝負だな
ヘクザンよ、ぼくを里子のところへつれて行け!
154 :
箱男:2012/03/04(日) 21:28:36.03
過疎ってる箱ね。
キーンさんとうとう日本国籍取ったね
漢字名は鬼怒鳴門だそうだ
すげえ漢字だなw
157 :
吾輩は名無しである:2012/03/11(日) 22:11:55.35
でも、金という名字にならなくて、よかったと思うよ。
全然。
ヂェンキンスさんが騎兵隊所属だったとは知らんかった
キャバルリー
空中楼閣とかいう短編が好き
>>155 ありえないが、もしもキーンさんが今の年で養子を取ったら
「鬼 翔太です」とかになるんだよな。
苗字と名前の間に「の」を入れたらヤンキー漫画の渾名だw
まあキーンさんはもっと素晴らしい名前を付けるだろうが。
高校生のとき教科書流し読みしたらたまたま見つけて図書室から本を借りた
密会の自慰少女とかストリップ妻とかでおっきした高校生は俺だけじゃないはず
3月に新潮文庫から再刊された庄司薫「赤頭巾ちゃん気をつけて」の書きおろしあとがき。
ラスト近くの主人公の薫君と由美ちゃんの手と指先が軽く触れ合うシーンにおっきしちゃっ
たと安部公房に告白されたというエピソードがでている。
意外と、安部は小説でいかにおっきさせるかを重視し、腐心していたのかも
笑う月ではおっきしかけたわ。正直どんな夢みてんねん、書くなやって思ったw
変態心に訴えかけてくる物はあるな
安部公房さんの作品「赤い眉」についてなのですが、一般的にシュールレアリスムと解釈されるこの作品は本当に超現実的なのですか?
私には現実的だとは感じられなかったのですが同じような考えの方はいらっしゃいませんか?
現実を超えてるから超現実なんだろ
確かに眉が赤かったらシュールかも
ノーベル賞に非常に近かったんだな
安部公房が死んだ途端に大江にノーベル賞をやるノーベル委員会ワロス。
172 :
吾輩は名無しである:2012/03/23(金) 23:06:12.77
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20120323-OYT1T00710.htm 安部公房は受賞寸前だった…ノーベル委員長語る
【ストックホルム=待田晋哉】ノーベル文学賞の選考を行うスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会の
ペール・ベストベリー委員長(78)が21日午前(日本時間同日夕)、読売新聞の取材に応じ、
1993年に死去した作家・安部公房が同賞の受賞寸前だったことを明らかにした。
ストックホルム市内の自宅でインタビューに応じたベストベリー委員長は、
安部公房について「急死しなければ、ノーベル文学賞を受けていたでしょう。非常に、非常に近かった」と強調した。
さらに、「三島由紀夫は、それ(安部)ほど高い位置まで近づいていなかった。
井上靖が、非常に真剣に討論されていた」などと他の日本人作家についても、過去の選考の経緯を語った。
近年、受賞の可能性があるとされる村上春樹さんについては、「生きている作家については答えられない」と明言を避けた。
アジアでの受賞者が少ないことについては、「作家がどこの国の出身かは見ない。その文学を見るのです」と断ったうえで、
「数多くの優れた人がいる。私たちは何人かに目をつけている」と述べた。
また、候補者の小説が、アカデミーの会員内で読めない言語で書かれている場合、
専門家に翻訳を依頼したり、助言を受けたりする試みを続けていることも明らかにした。
(2012年3月23日15時21分 読売新聞)
>>172 http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/story.html?q=20120323_yol_oyt1t00725 03/23 15:35
安部作品は国際評価…三島由紀夫は高評価でない
ノーベル文学賞の有力候補と言われ続けた、作家の安部公房は受賞を目前にして急死した――。
同賞を選考するスウェーデン・アカデミーのノーベル委員会のペール・ベストベリー委員長(78)が
21日、日本人作家への評価の一端を明らかにしたことで、
改めて安部作品の国際的評価の高さが裏付けられた格好だ。
前衛的な安部作品は、カフカに匹敵する文学として旧ソ連、東欧をはじめ海外で人気が高く、
1968年には「砂の女」がフランスで最優秀外国文学賞を受賞。
代表作はスウェーデン語でも出版され、
91年に地元メディアが安部を大江健三郎さんと並び、「ノーベル賞候補」と報じたこともあった。
また、安部死去の翌94年に日本人2人目のノーベル文学賞を受けた大江さんは、
受賞決定後、「日本の文学の水準は高い」として、
安部、大岡昇平、井伏鱒二の名を挙げ、「だれがノーベル賞をもらってもよかった」と述べていた。
安部と親交が深かった、日本文学研究者のドナルド・キーンさんは
「北欧の研究者から安部さんが、有力という話を聞いていた。
個人的にも親しく、文学賞にふさわしい作家だった」と納得する一方、
「ノーベル賞は作家の評価だけでなく、地理的な要因も考慮される」と話した。
一方、ベストベリー委員長が、三島由紀夫について、
安部ほどは受賞に近づいていなかったと指摘したことについては、
「スウェーデン人で国連事務総長を務めたダグ・ハマーショルドが
『金閣寺』を高く評価することをスウェーデン・アカデミーに伝えており、
その推薦は軽視されないということだった。受賞に大変近かったはずだ」と述べた。
ノーベル文学賞の選考経過は原則、50年後に公開されている。
三島はそうでもないに笑った
外人さん率直だなw
日本だったらたとえ事実で故人の話だとしてもそこは曖昧にするのに
『米国:あるユダヤ国家』(イズラエル・シャミール著)
http://www.israelshamir.net/ http://www.israelshamir.net/Japanese/JewishJapan.pdf 1920年代のプラハで、二人の同じくらいに質の高い、しかし全く異なった傾向の作家がいた。一人は
疎外感を感じる抽象派のフランツ・カフカ、そして土着のチェコ人のジャロスラフ・ハシェックである。
二人とも良質であり、二人とも人類の進歩にとって必要である。しかしカフカの才能はユダヤ人たち
にとってより好みに合うものである。ユダヤ人の文学の教授や新聞編集者がチェコ人のそれよりもは
るかに多いために、当然のごとくカフカは一般的に知られ認められているのだが、一方のハシェック
の名前はボヘミヤに残るだけである。ハシェックのことを考えるよりもカフカを真似する作家のほう
が多い。結果として人類は、米国人だけではなく、より益々「ユダヤ的」に変わってしまう。作家た
ちは知っている。彼らはユダヤ人の編集者と教授の好みに合う方法で書かなければならない、と。
さもないと彼らは小さな区域でしか成功を期待できなくなるのだ。
こうやって、何の陰謀もなく、普通の人間のユダヤ的な傾向が、その美しい多様性を滅ぼすことによ
って、人類の精神を支配していくのである。
初心者的質問で申し訳ないんですが、
僕は安部公房が大好きです。
で、質問は?(笑)
179 :
吾輩は名無しである:2012/03/26(月) 00:19:11.05
安部の作品へ顕らわれる女性嫌悪も相当なもんだけど
そこは不問か
安部の女性キャラかわいいじゃないか
『友達』の次女とか
「ウエー」
182 :
吾輩は名無しである:2012/03/26(月) 12:10:40.14
「砂丘ウーマン」をすんげく頭悪く要約すると
動物と一緒に生活してたおっさんが動物になった物語
(´・_・`)
184 :
吾輩は名無しである:2012/03/26(月) 16:13:10.88
大きなことを言うようで申し訳ないんですが、
僕は安部公房が大好きです。
これはほんとうです。
185 :
吾輩は名無しである:2012/03/26(月) 16:45:15.73
好きな作家について語るのはとても良いです
そういう人が増えてくれれば世界は明るくなります
2ちゃんは嫌いな作家を貶める書き込みが多いですから
そうです、世界が明るくなりましたらそれは
核エネルギーでいうと何パスカルくらいでしょうね
楽しみですね
初心者的質問で申し訳ないんですが、
アマゾンで売り切れまくり
ノーベル賞は力持ってるな
105円コーナーに豊富にあるのに
わざわざ新品買うなよ
最初から期待してないどうでもいい本ならそれでもいいけど。
それとも本代ケチらなければならないほど危機的な生活してるのか。
そうかー
売るための宣伝だったのね、あのニュース
しかしこんなニュース一つに釣られて買う人が沢山いるんじゃ、プライドだけは超一流のマスコミ人がまた「愚民どもがぁ」とせせら笑うのが目に浮かぶな
ちょうど、箱男を図書館で借りていてあのニュースがうれしかったんだw
買うことはないわ
193 :
吾輩は名無しである:2012/03/27(火) 09:18:55.78
新本が簡単に手に入るのになぜ古本に手を出すのか、それが不思議。
そのてのやつに限って月に2,3冊しか読んでなかったりするんだよね。
はいはいあんたの勝ちでいいよ
うああああ〜い 勝ったああああ♪
193の人が消えた頃にまたひとつ意見を述べます(予告)
198 :
吾輩は名無しである:2012/03/28(水) 18:58:25.82
193の人は永遠に居座る(予告)
200
この人医学部卒だったんだ
納得・・・
やあ、こんにちは、193だよ〜ん(笑
sageてる時点でニセ者確定
193の話題とか要らねー
偽箱男
最近、『箱男』を読んでいる。エロ気味だなぁ。
207 :
吾輩は名無しである:2012/03/30(金) 12:00:29.76
箱男を読んでの感想がまず「エロ気味だなあ」というのは独創的。
臨床的に興味をおぼえます。
密会の193ページの話をしようか
前はもっとデブだったの。
箱男に限らず安部公房の作品は全般的にエロ気味じゃね?
今回のノーベル賞関連のニュースで文壇の反応はどうなの
時代が安部に追いついた
醤油工場から流れてくる、こげた砂糖のような臭いが、夕日のつくるするどい影の切り口に、せっせと鑢をかけて落としている。
この表現すごいな〜。
彼女を除きたいという欲望は、たしかに箱の容積を超えかけていた。
うずいている歯茎の腫れを口いっぱいにほおばっている感じだ。
シュールな表現ですな・・・・
波間を覗こうとして、前かがみになったはずみに、左右の目がぽとりと外れて落ちた。
落ちた後から、ちょっぴり煙が噴出した。
目玉はぶつかり合いながら、波間を転がり続ける。吐き気がしてきた。
目を開けた。
これもすごいな・・・・・・w
216 :
吾輩は名無しである:2012/04/07(土) 06:55:41.26
密会に出てくる病棟やらトンネルの構造がいまいち掴めない。
え? 安部公房って誰ですか?
うけない… …
「砂の女」と「密会」読んだけど次何を読めばいい?
砂の女かな
同時代ゲームなんかどうか
アメリカの夜
「砂の女」と「密会」・・・
「石の眼」か「終わりし道の標べに」がおすすめですね。
もし公房が生きてたら、日教組の偏向教育をどう批評しただろうか…
225 :
吾輩は名無しである:2012/04/15(日) 00:49:55.75
え?お仲間だろ
>日教組
安部公房は共産党員でしょ?
君が代とか嫌いそう
嫌いなら歌わなくて良い立場と地位を獲得する努力をすればいいのに
わざわざ教員になって・・・・っていう心理状態を皮肉を込めて批評してくれそう
オリンピック嫌いと君が代嫌いは全く別物だと思う。
え? でも安部公房は好きですよ?
安部公房は共産党にいたけど、共産党を離脱したのも安部公房だろ
それはそのとき主流派に加われなかったから離脱したまでのこと
飢餓同盟だと共産を馬鹿にしてる感じが少ししてる。
安部公房の都市 ってのが本屋で平積みされてたからちょっと立ち読みした
それぞれの作品ごとに章立てされていて、安部自身の言及がまとめられているんで読みやすい
ただ全般的に分析はかなり浅い印象を受けた
236 :
吾輩は名無しである:2012/04/16(月) 00:08:43.00
深い分析って、どういうのを言うの?
安部公房以外でもいいから、例を知りたい。
237 :
吾輩は名無しである:2012/04/16(月) 00:12:34.72
ヌーバレバレ笑
>>236 分かりやすい例でいえば、清水孝純 の「カラマーゾフの兄弟を読む」 シリーズとか
江川卓の謎ときシリーズとか
そりゃあ、江川さんとかロシア語から解説してるんだから深くなるけど、
日本語の本を江川さんが解説してもそこまで深くならんでしょう。
240 :
吾輩は名無しである:2012/04/16(月) 22:31:11.86
>>238 ラスコーリニコフが割裂君だというあれかw
ただの語呂合わせじゃないか。
そのどこが深いのかな?
箱男の「Dの場合」の章で、女教師が家の鍵を少年Dに投げ与えるのはなぜ?
教えない
243 :
吾輩は名無しである:2012/04/17(火) 21:29:49.58
安部公房伝は誰か買うたか
第四間氷期もそろそろ終了か
245 :
吾輩は名無しである:2012/04/26(木) 02:32:40.06
安部公房伝買った人いる?
246 :
吾輩は名無しである:2012/04/26(木) 13:33:04.34
図書館で読んだよ。安部公房の人となりをドライでシニカルだろうと思い込んでた自分としては、けっこう意外な一面があることにニヤけた。空襲で読書の邪魔されたときの行動とか。
>>246 おお、サンクス。
ドライでシニカルは主に、自分自身とか文壇一般や通俗世界やらに対してだったのかな。
特定の人物との関係にはこだわったりしてたらしいから、確かに表面では隠してた所は読みたいかも。
そう言えば、先日知ったけど、久生十蘭全集の編纂に安部公房参加してた。
なんかいかにも過ぎてビックリしたよ。
248 :
吾輩は名無しである:2012/04/26(木) 18:08:56.50
弊衣破帽の無精髭学生の公房が友達の家で灯火管制ぶっちぎりの読書会を夜っぴてかまして、注意しに来たその家のお母さんとケンカしたとか、ねりさんと議論してていつのまにか娘相手に本気になってたとか、痛快な人だったみたい。
若いときはみんなそうだ。バカげた若気の過ちの一種。痛快も何も無い。つまらん思い入れだ。(笑)
250 :
吾輩は名無しである:2012/04/26(木) 18:48:12.06
まあそうだろうね。いやあ、なんか今日はいい気分だから、ちょっと箱から出てみようかな(笑)
安部公房全集が田舎の書店で全巻セットで売っていた。
全部揃えたら20万もするんだもんなあ。
この前撮った写真にダンボールが写ってたんだけど、まさか人は入ってないよな
主人公が箱に入った所はワクワクして読んだけど、その中でマーカーペン使って
カメレオンみたく眼を中心に円を描いたってのを読んで、戦慄した。
スネーク
蛇みたいな野郎だぜ
>>207 箱の中から外から覗く描写が多いからね。
密会を読了
もう一つの現実に入り込んだようだったよ。素晴らしい読書体験だった。
「なんかお前、安部公房みたいだな」
260 :
吾輩は名無しである:2012/05/15(火) 06:13:31.98
ドナルド
ドナルドキーンさんが維新の会に物申してるよう。
AKB=Abe Kou Bou
キーンさんの知っている日本と今の日本は違うんだろうねぇ
ちょっとがっかりしてるかもね
北区飛鳥山でドナルド・キーン展やるね。
北区民としてチェックしてくる。
267 :
吾輩は名無しである:2012/05/18(金) 05:38:27.17
密会の表紙がどう変わるのか楽しみ
「箱男」に出てくるワッペン乞食ってもしかしてねらーのことなんじゃね?
第四浣腸器。
「箱男」に浣腸シーンあるよな
安部公房の作品の読み方がぜんぜんわかんないです
どう読んでも自分体験にできそうにないですド頭からざせつする
えー
迷路でいいじゃない
>>268 ワッペン乞食は、大友克洋の『童夢』に出てくる爺さんのモデルになったっぽくね?
安部公房って女受け悪いのかね。
「三島由紀夫よりも安部公房の方が好き」と言ったら、
そのことによって俺の女子への好感度が下がったようなんだけど。
安部公房じゃなくて、君自信が嫌われているんだよ。
世の中には純文学を理解をしようとせずに変人扱いをして絶対見向きもしない女が沢山いるけどそういうひとは宮部みゆきとかよんでよろこんでる
好感度が下がったんなら、逆にそれはチャンスでしょ
三島由紀夫が大好き、ってのもかなり引くけどw
「太宰治が好きです」ぐらいにしておくのが無難?
政治思想 三島>安部
文学作品 安部>三島
ウヨウヨ右翼!
文学少女のアイドルといえば太宰治
学生の頃好きだった女の子に、安部公房が好きだと話したらなんと読んでくれた
それはすごくうれしかったが、二人の関係が発展することはなかった
ユーチューブにあったブラックジャックの話で安部さんは庭で箱男になったと言ってたけど実際やるんだなあ
でも、実際やったにしては箱のサイズがでかいよな
うん庭の外に出なくてよかた
安部公房に近いというか作風は違うけど保坂和志にちかい小説観だなとおもた
保坂和志が安部公房に近いいのかあのテープの話をきいて共通性をかんじた小説観に
安部さんも保坂さんもなんか物語否定派?というかそんな事をユーチューブの書く気のない人のための小説入門で
考えがちらほらみえる保坂さん
カフカみたいに一気に書くタイプなんでしょ
安部は長編に5年かけてたし、物語は重視していた
昨今?の漫画表紙ブームみたいに水木先生で「笑う月」の表紙を描いて欲しいものだ。
290 :
金神弁天:2012/05/29(火) 20:45:50.06
労多くして実りすくなき秋の風
モスクワ2号に安部のデータぶち込んで新作書かせーや
292 :
金神辯天:2012/05/31(木) 06:44:41.82
文字の羅列のお安い仕事。創作でお金を稼ぐ極悪人。
糞尿売りの穢多非人。イメージの羅列のお安い仕事。
左巻きの阿部公房は只の雑文書きの理系脳。
死んでノーベル文学賞を辞退いたしましたとさ。
自画自賛の文壇の仏壇はどこにあるのかな?
ルイスキャロルにどう影響を受けたんだ!
壁ってなんのことなんだ!
砂漠の思想読もうかな!
安部公房は井上靖を物語作者と罵倒したってホント?
感傷的な私小説を嫌ったというけど太宰治のこと?
安部公房って分析哲学勉強してたのかなとたまに思うことがある。
日本での需要と、年齢を考えると、まぁそんなわけがないんだろうけど、
天然パーフィット派だなぁ、と。
ルイス・キャロルはラッセルのパラドックスとか下敷きに小説書いてたから、
そう言われるとなんかなるほどという感じ。
>>293 >ルイスキャロルにどう影響を受けたんだ!
ロリコンなところ
ルイスキャロルはロリコンじゃねえよ
Sカルマ氏は確かに外套やシャミッソーもあるけど、
あのドタバタ感はまんまルイスキャロルって感じがする
今の日本に安部や大江のようなレベルではなく特異な才能を持った作家はいますかね?
インドにはたくさんいる
この前古本屋で「飛ぶ男」を手に入れた。嬉しかったなぁ……。
今手元に無いのだけれど何所から何所までが夫人の加筆、修正なのかは判別付いているのか?
飛ぶ男は完成してれば安部作品史上一番長い小説になってたかもしれない
埴谷雄高と安部公房の関係もわかりませんドストエフスキーという単語を用いて説明しなくてもいいです
方舟さくら丸と密会は傑作。短編もいい作品が多い。
有名な砂の女は平凡で何がいいのかよくわからなかった。
砂の女は読む度に印象変わるよ
良い小説は大体そうかもしれないけど
えー、安部公房とかけて
隠し子疑惑とときます。
そのこころは、
コーボーも筆の誤り、なんつって、(≡^∇^≡)、山田く〜ん
「砂の女」は安部作品の中では凡作だと思う。最高傑作は「箱男」「密会」のどちらかでしょう。
砂の女は1テーマで構成がよく練られている
ドストエフスキーの罪と罰みたいなもん
密会とか感傷的でgdgdで俺はちょっと苦手だ
正直、骨が解ける女とかいらなかった
>>308 同意。砂の女は何度も読む気にはならないが
その二作は何十回も読んだ
燃えつきた地図が上がってないのでageておきますね^^
自分は壁が一番好きだな。初めに読んだ本だったし思い入れが強いのもあるけど。砂の女は映画も面白かった。
確かタルコフスキーも絶賛してたはずだ
ワープロいじってる写真だと漁師のおっさんにしか見えない
山田五郎よりはインテリだと思う
315 :
吾輩は名無しである:2012/06/08(金) 14:43:01.20
うひゃひゃ、そのとおり漁師じゃよ
ただし、人間を漁う漁師じゃがね、ふぅわっ、はっはっ
316 :
吾輩は名無しである:2012/06/08(金) 14:44:46.88
ウェー
手塚治虫との親和性
安部先生って国内のアニメや漫画に関心あったの?
>>317 Twitterで平野啓一郎がこんな事を書いていたのを思い出しました。
”安部公房の『小説を生む発想−箱男について』(72年6月)という講演では、最初に「ブラックジャック」という武器の話があり、そのあと、戦後、衛生兵上がりの無免許医がよくいたという話題に及んでいる。
手塚治虫の『ブラック・ジャック』の連載は73年から。偶然か、講演がヒントになったのか。”
>>320 安部公房があの世でほくそ笑んでる気がした
「赤い繭」が受賞した戦後文学賞って他には何が受賞したの?
安部公房の作品は、その根底に漠然とした優しさがあるようで好きだな
>>308 まあ比較的読みやすいというか安倍作品の中では小説らしい小説だから
とりあえず読むならこれ、という風に扱われる作品な気はする
でも安倍文学の真骨頂といえば「壁」とか「密会」とかになるわけで
「夢の兵士」短編だけど好きです。
安部文学の中ではちょっと異色だけど何度も読んでしまう雰囲気ある作品
生成文法、動物行動学、大脳生理学の三本柱を構想した
『アメリカ論』はどんなだったのかなあ。
もぐら日記読むと、なんとなく全体像は見えてきそうだけど、
クレオールやら、分子生物学やら、微視的な箇所への具体的なアプローチは結局全集に乗らなかったな。
しかし安部公房はとことん、デラシネとか親なし文化にはまったね。
戦争体験ってやっぱり絶大なんだな。
満州が故郷みたいなものだからね。
その意味でいえば福島の避難空域出身者から新しい安部的な文学が生まれてもおかしくない。
初めて小説読んで落涙したわ
トオマス・マンのトニオ・クレエゲル
誤爆しましたごめんなさい
今の誤爆で民間人7人が負傷した
ああ。なんてこった。
安部公房好きで青春小説も好きだって言う人は少ないのかな?
安部公房の本を読んだ後に、安部公房が嫌いだったオペラ(プッチーニ)で涙を流す俺が通りますよ
335 :
吾輩は名無しである:2012/06/15(金) 02:43:04.10
箱男は一日で読めたのに密会は一週間近くかかった
ページ数もほぼ同じで、文章的にも大した違いはないのに
小説を読んでいるとそういうことってよくあるよね。
俺も『他人の顔』はなかなか読み進められなかった。
どうでもいい話だけど、カフカの誕生日が7月3日で、安部公房の誕生日が3月7日なんだな。
本当にどうでもいいなw
私小説系の作家なら私淑する作家と誕生日が似てたりしたら
言いふらして歩きそうだけど、安部なら鼻で笑いながら冗談の種しそう
インタブーでカフカよりポーとルイス・キャロルに影響を受けたと答えているしね。
カフカは「つまづきから救ってくれる水先案内人」らしい。
小説家になってからカフカを読み始めた口らしいけど、年々その影響力は大きくなっているとも答えていたね。
率直に応えてください
あなたたちは公房のような普遍主義者ですか?公房のように伝統という言葉を嫌いますか?
私は伝統というものは無いとは言い切れないけれど普遍と伝統を秤にかけた時は必ず普遍をとるべきだと思います
わたしもそう思います。
晩年の安部はアナーキストだったな
共産党に入ったけど、幹部と喧嘩して飛び出してるし
若い頃から個人主義アナキストだろ
そこが大江や埴谷とちがうところ
わたしもそう思います。
347 :
吾輩は名無しである:2012/06/19(火) 00:48:55.23
>>342 普遍主義者って何?
勝手に変な言葉を作るな。
るな。
村上龍とかとは真逆のアナキスト?
わたしもそう思います。
安部公房、順を追って読んで行きましたが、
面白かったのは「壁」「他人の顔」「水中都市」でした。
「砂の女」は初め感動しましたが、2回目はあれ?って思いました。
方舟さくら丸辺りではまたこのパターンかと途中で読むのを止めました。
結局、周りに読んでと言えるのは「壁」くらいで、
あとは自己責任で他の作品を読んでくださいってところです。
わたしもそう思います。
何回も同じモチーフを書き直しているよね。
ぼくはそうは思わないけどね。
わたしもそう思います。
英語ができなかったって本当?
わたしもそう思います。
「普遍主義」ってどういう意味?
無知な僕に教えてください
〔哲〕〔universalism〕個々のものより普遍や全体を重んずる立場。
>>342 普遍だからこそ海外文学が読まれてるんだろう。
小説に唯一の正しい読み方があるという考え方はおかしい、戦後国語教育の過ち
テーマなんて読み手がそれぞれに感じればいいこと
って言ってる人間のどこが普遍主義なのか
>>359 そうすると、安部公房はどういうところが普遍主義者なんでしょう
50分程考えて見たけどわかりませんでした
わたしもそう思います。
僕は火星人です。
いいえ、あなたは冷蔵庫です
366 :
吾輩は名無しである:2012/06/20(水) 03:16:53.75
>>359 安部公房は、自分が普遍主義者だとは言っていないよね。
たぶん、安部公房が日本文学とはかけ離れているということを、
ゆとり脳で必死に考えた結果が、普遍主義者という造語なんだと思う。
わたしもそう思います。
どちらかというとローカルな事物に密着した作家だなと感じてた
カフカと比べたときそのへんは顕著だよね
>どちらかというとローカルな事物に密着した作家だなと感じてた
具体的に言うとどんなものがある?
小理屈が多いんだけど、当時の言論空間へのコンテクスト依存が強い
ああいうのはいかにも昭和の知識人の文章だなと感じる
それは昭和に限った話かぁ?
いまの知識人もドップリその世界に浸かってる輩はその傾向が顕著だと思うが
特に自称ロスジェネ世代の作家には辟易させられるけどな
いいえ、あなたもハンバーグです。
おっ、おれが?ハンバーグ?
このやろうっ、おれあ、冷蔵庫だぞう
言論空間へのコンテクスト依存はどの時代でも必ず生じてしまうと思うよ。
それこそコンテクストに依存したくなければ、宮沢賢治みたいにローカルで独自にほそぼそと作品を書き続けるしかない。
いまだって言論空間の話題は、宮台風にいえば島宇宙化して分化しているとはいえ、
ロスジェネとか東浩紀の動物化、最近だとソーシャルメディアみたいな実践の話になっていて、
しかもそれらが緩やかに繋がっている。で、どこにいっても同じ話しかしていない。
カフカもローカルな作家なのかもしれないっていうか、
ローカル性は間違いなくあるだろうけどわからないな。
自分はプラハに住んでもいなければ、ドイツ語話者のユダヤ人でもないので。
だから、日本人で日本語話者の安部公房と比べると、
カフカのローカル性が見えにくいな。
安部の時代には冷戦構造という二極構造があったけど、
今の時代は既得権益とその他という二極構造ができつつあるね。
原発という大きな物語も復活しつつある。
>>366 じゃあ聞くが、おまえが安部公房を普遍主義者じゃないと思う根拠はなんだ?
ちゃんと論理的に頼むよ
>>377 >>366ではありませんが(ここに書き込むのは
>>227>>324以来ですが)横から失礼して。
「普遍主義」という言葉の定義をまず明確にさせていないと,その質問に答えることはほぼ不可能に近いのではありませんか?
ですが
>>342において,そのことばがはっきりと「伝統」に対置したかたちで使われていることをかんがみれば,それは最も短絡的に考えて「革新」のそれを意味しているとわたしには思われます。
また,「普遍的」ということばをとってみても,基準をどこにおいて「普遍」というのか,ということも問題となってくるかと思います。
彼は『デンドロカカリヤ』において,植物への変形を無造作に拒絶する姿勢を見せています。
それは高見順の詩の一節「深夜/樹木は出発の準備をする/魂胆があって準備する」に比べてみれば,がぜんヒューマニスティック(人間中心主義的)な態度のそれと見做せます。
そして,より高次の基準にたってみれば高見順のそれでさえ,ある意味で視野のどこか限定された言語の表出に過ぎないのだとも言ってみせることもできそうです。
「普遍」と言う言葉を軽々しく用いることは,厳に慎まなければならないものではないでしょうか。
379 :
吾輩は名無しである:2012/06/20(水) 21:09:17.26
普遍主義っていまやマイナスイメージの語だよねー、ヨーロッパ的普遍主義とかさ
何かとにかく否定したいものを「普遍」という語と引比べて、特殊異質なものに貶めたいみたいなさー
その実「普遍」という言葉の中身は空っぽでその語を使う人の胸先三寸、ぜんぜん普遍的なんてものじゃない
>>376 別段、既得権益・その他の二極を否定するわけでもないが、そうやって囚われ過ぎるのも危険だぞ。
大体その二極は最近出来た物でもないじゃないか。
安部が伝統という言葉を毛嫌いした理由は?
三島由紀夫との対談で三島が伝統を問題にしようとしたら腰を折ってたよ
たしか各国の言語が別々に発展したのに翻訳ができるほど類似性があることに興味を持ってたよね
そしてチョムスキーの生成文法はかなり正しいと思ってた
言語に関心があったから小説を書くようになったんだよね
故郷喪失と敗戦の経験だろうね。
満州で受けた教育の裏返しで伝統嫌いになったんだと思うけど。
コンテクスト依存にも強弱があるわけだよね。
例えば、バシュラールとクワインを比べたとき、バシュラールがコンテクスト依存なのは目に見えるよね。
評論家の文章と研究者の文章を比べたときも、似たようなことが成り立つよね。
あまり細かい話も望めないんだけど、
安部の文章はカフカと比較したとき多分に評論家的だと思うんだな。
ただ、どちらかというと、これは安部がどうこうというよりも、
カフカが法学博士だったことに由来した、カフカの際立った特徴だったんじゃないか、
と俺は思ってたんだけども。
それもまたたぶんにコンテクスト依存な解釈だなあ。
カフカは劣等生で法学なんて学びたくなかったらしいけどね。
影響があるとするなら法学博士というより公務員の経験だろうな。
壁、死ぬほど面白いじゃん
死ぬ、壁ほど面白いじゃん
劣等生で法学なんて学びたくなかったというより
法学なんて学びたくないから劣等生だったんだろ
面、死ぬほど壁白いじゃん
バベルの塔の狸は村上春樹がおもいきり影響受けてそうですな。
てか村上春樹は確実に安部公房の影響下にある
評論家達は否定したがるだろうけど
村上春樹はどんな影響を受けたのかな
てす
ぬるい理論を唱える奴がちらほら出てくるな。
ル
ポルタージュ
ガ
ッコウには今日も行かない
村上春樹はどうか知らないが、ノーベル文学賞関連のニュースの影響で、
「安部公房の影響を受けました」or「昔から好きな作家です」
とか言う作家や批評家が増えそうだな。今で比較的地味な存在だったのに、手のひら返してさ。
いねぇだろ
結局取れなかったわけだし、生きていれば、、ってのは仮定の話でしかないし
わたしもそう思います。
399 :
吾輩は名無しである:2012/06/24(日) 18:46:27.93
さすがに安部公房が地味とかないわ。と思ったが結構絶版があるんだよな。
新潮社なんとかしてくれよ。
全集の文庫化はよ
新潮文庫「カーブの向う・ユープケッチャ」だけでいいので、復刊してほしいわ
俺は『石の眼』がほすぃー
『けものたちは故郷をめざす』がほしい。
安部スレ住人の力を合わせて復刊ドットコムで投票してみようぜ。
持ってるもん
絶版になった本が廉価で売っていたらついつい買ってしまい
同じ本を何冊も持っているというのはよくあることなのだらうか
自分が持ってるからどうでもよいと考えるか、他人にも読んでもらいたいと考えるか。
今日地元のニュースで、温泉街で地熱発電を画策している団体が、
発電所の建設による温泉への影響を懸念した温泉宿やホテルの経営者からなる団体と衝突しているさまが報じられていて
安部公房を思い出した記念にかきこ
飢餓同盟かw
飢餓同盟は面白くなかったわ
スケールを小さくした悪霊だよね
悪霊ってか、安部公房風の「城」なんじゃないの?
厨房の頃に読んだきりだったけど、久しぶりに読みたくなったな
安部公房の意匠を継いで作家を目指すぜ!
おまいら、応援してくれよな!(´・ω・`)
俺も安部公房の意匠を継いで作家を目指しているが、
どうやってもスケールが小さくなってしまって難しいと気づいたぜ。
うお、妙な日本語になってしまった
作家を目指していると書いたくせに説得力が全くないな
目指している→目指そうと思った
円城塔は安部公房からの影響を公言していたね
アベコーベー
>>381最初期(作品を書き始めたころ)について。詩と哲学的な文章が多い。
なぜ現存在がそのように成立しているかという問いと象徴の体系に当惑している。
また興味は言語というより、書くことそのものに向かっていたよう。
無根拠な世界のリアリティを何かに還元せずにいるためには書くことで己を証言し続けるしかない。
歴史伝統はあくまで恣意的な記録、現実は創造によって初めて生成されるという立場ではないかと。
オレも安部公房の意匠を継いで作家を目指すぜ!
安部チルドレンみたいな作家っているかな?
スワちゃんかよ
諏訪自身はどちらかと言うと三島や谷崎をリスペクトしていた気がするけど
諏訪さんの好きな作品ってプルーストや梶井基次郎ですよ
プルースト、ホフマンスタール、梶井基次郎ってゆってますね
あと中国文学では魯迅、老舎、莫言とのこと
青木淳悟とかどうなの?
私もそう思います。
>>420 チルドレンてほどじゃないけど、大江健三郎とか井上ひさしとか筒井康隆とか
あの年代のリベラル系の作家は安部公房の影響が大きいと思う
方向性は全然違うよ。大江は被るところは多少あるだろうけど。安部は本質へ向かう過程で概念を消去しているのであって象徴に向かわない
>>428で挙げられた作家のうち二人はは記述のシステムに興味を持ったし、井上はより具体的な風刺要素が強い
本質に向かう過程で概念を消去しているってどういうこと?
431 :
吾輩は名無しである:2012/06/30(土) 17:43:22.20
>>430 あまりイジメるな。
ゆとりが背伸びしただけで、たいした意味はない。
>>430-431安部の作品の主人公はたまに記憶喪失のような状態になる。初期作品では明確に阿片中毒や精神疾患として認識がぶれる。
そのような実存は夜のようなものだと言われる。リルケの影響か。
大江が言葉を異化しながらもやなり概念を組み立てるのに対し、安部は概念を一度リセットして、
そこでなお出てくるものをリアルなものだとみなす。例えばそれが壁。
>>432 『夢の逃亡』なんかは明確にリルケの影響があると言われているね。
>>432 概念を一度消去するってのは理解できるんだが、象徴には向かってないか?
デンドロカカリヤとか砂の女とか。
>>433 内的な時間を文中にずっと抱え込むリルケ的記述から、ストーリーで表現するカフカにちょうど移行する時期の作品で……なんかむらむらとリルケ愛が甦ってしまったのでは。
>>434 意味連関が確定していない、神秘性を認めないという点で象徴(シンボル)ではないということになるかと。
安部は、イメージは実存(主体)がなければ、抑圧を含め社会的なものを示唆するにとどまるというようなことをエッセイで言ってる。
人生の砂漠には一度はまりこむと抜け出せないような窪みがあるから気をつけよう!という側面がないわけではないけれど、そうした固有の意味に還元されるのではなく、イメージはあくまで主体的に解釈されねばならない。
とはいえ寓意的に見やすい作品が高く評価されている気がする。わかりづらさのなかのわかりやすさというか。
箱男の覗き窓がどういう構造していたか教えてもらえませんか。
手許に本が無いのですけれども、ビニールの膜を暖簾のように張り付けておくのでしたっけ?
まず手許に本を置くことから始めましょう。
出先で気になっちゃって眠れないんです……
>>436 べたーっと貼って視界が確保できる程度に小さい穴をいくつか開けるんじゃなかったっけ
>>439 小さい穴をたくさんあけるのは音を聞くために両サイドじゃなかったっけ
真ん中が割れてて傾けてできた隙間から外をのぞく
開口部の外側、上縁に、ガムテープで貼りつけ、
あとは自由にしておけばいいのだが、
あらかじめ縦に一本、切れ目を入れておくことを忘れないでもらいたい。
(中略)位置は中心。二、三ミリ重ね合わせておくこと。
箱が垂直に保たれているかぎり、目隠しになってくれ、誰からも覗かれずにすむ。
それを、わずかに傾けてやると、隙間が開き、こちらから向こうが覗けるというわけだ。
切れ目がなくてもうつむけば隙間ができると思うんだけど、切れ目の意味はなんだろう?
443 :
吾輩は名無しである:2012/07/07(土) 01:14:13.49
切れ目を入れておけばより広い範囲に視界を確保できるのかな。
切れ目があると、真上から見たときに、「八」の字の形みたいになることを想定していたのかな。
しかし、実際に作ってみると、静電気かなんか知らんが二枚の膜は殆どくっついたままなんだよなあ。
445 :
吾輩は名無しである:2012/07/09(月) 02:39:40.29
確かに切れ目の意味ないなこれw
バナナの段ボールで作ってみたが中から息でフゥーっとでもしない限り(しかも結構強く)隙間なんてできねぇわ
阿部公房嫌いじゃないけど2冊読んでもういいやとか思ったなぁ
安部公房のほうを読むべきだろ
初期と晩年ではかなり作風が違うからなあ
長編と言っても短いのばかりだし10冊くらいは読んでみることをお勧めする
10冊読めるのは安部公房好きだけでしょw
カンガルー・ノートが最高傑作
俺の中では緑色のストッキングが断トツだな
誰がなんと言おうと燃えつきた地図が最高傑作
あれだけ現代社会の本質をついた作品はない
>>452と同じく燃え尽きた地図に一票……って元々そういう話じゃなかったか
壁、砂の女、箱男が必読、他人の顔と地図あたりが次に読むもの
短編も人魚のとか普通にネタだけで面白いのがいろいろあって基本はずれがない
10冊は多いとしても半分の5冊くらいは見ないと輪郭はつかめないと思う
安部公房って記念館のようなものは存在しないんですかね?
在ったら行ってみたいのだけれども……
僕は箱男に一票。
>>455 旭川にある郷土誌あさひかわ社内に、安部公房資料室があるよ。
マジか!
>>455じゃないけど明日行ってくるわ!
>>457 休室日や開室時間もあるから、事前に電話入れとけよ。
460 :
455:2012/07/13(金) 15:24:02.96
>>456 どうもありがとう。旭川か……ちょっと遠いね。
道民じゃなきゃ、明日旭川に行ってくるわ!とは言えんわなw
飛行機は
痴漢とは、おおむね、いったん謎を自覚した以上、どんな犠牲をはらってでも解かずにはいられない、律儀者の探求者のことなのだ。
感動した。俺も明日から痴漢を目指す
おいw
密会か他人の顔かな。いい文章ね。クロソウスキーのアフローディテの水浴を思い出した
イデア的なものが俗悪な次元で展開される構図は安部の実体験から来る所もあるんだろうな
バルテュスの兄ちゃん?
正解は他人の顔です
>>466そそ。フーコーが痴漢(かっこよく言えば侵犯)絡みでよくクロたんに言及してた
フーコーと安部ってほぼ同年齢なんだよね。よき洗練の痴漢世代……
全集の中にある軽いエッセイ的な文章で安部が
いまリルケの息子が日本に来ているらしい。しかし酷い女たらしみたいで、リルケに憧れていた自分としては幻滅
みたいなこと書いているんだけど、多分それはバルテュスのことだと思う
実際には、バルテュスはリルケの実子ではなく、
バルテュスの実母が実父と別れた後にリルケと付き合っていて
バルテュスはリルケに可愛がられたっていう関係らしいが
KOBO
ABE
安部公房の作品で打線を組んでるわ。
安部が嫌っていたオリンピックがはじまるね
安部に感化されたわけじゃないけどオリンピック興味なす
オリンピック出場経験者が通りますよ
数学オリンピックだけどww
476 :
吾輩は名無しである:2012/07/28(土) 13:30:37.15
安部公房ってカツラ?
かつらでもない
植毛でもない
カツラにしては天パがひどくないか?w
他人の頭
480 :
吾輩は名無しである:2012/07/28(土) 13:54:41.51
年齢考えるとかなり多くない?
かつらだと仮定した場合、あの髪型を選ぶ心理状態と言うのはどういう物なのか・・・。
ところで楽天KOBOって安部公房をバカにしているの?
もちろん
俺も一瞬安部公房がらみの何かかと思った。KOBO
BOOKを並び替えただけなのねん。
地元のBOOK OFFの安部公房の表示がことごとく「阿部公房」になっているのが気になって仕方がない
そういう誤字ってすごく気持ち悪く感じる
>>484 うちの近所のブックオフも阿部公房だわw
隣の安部譲二はちゃんとなってるのになあ
おまいら、新鋭作家の阿部公房を知らねえのか?
そんな奴がいたらねりちゃんが黙ってはいないだろw
阿部公房の作品に有りそうなタイトル。
490 :
吾輩は名無しである:2012/07/29(日) 22:21:33.11
砂の男
容疑者Xのアーチ
自分の顔
方舟武蔵丸
集会
土方歳三
>>496 もし生きてたらピンチョンとかエリクソンみたいな作家から影響受けるかなと・・・・
>>497 ピンチョン、エリクソンは安部が生きている間に2、3冊ほどは邦訳されているんだよな
もしかしたら、読んでいたかもしれん
自分の顔www
安部なら邦訳じゃなくて、原文で読むだろ、、と思ったけど
ドナルド・キーンにGGマルケス読めって言われた時に、僕英語駄目だから〜って言い訳してたな
んで、バカ、日本語訳でてるよ!ってさらに怒られてたがw
全集欲しいな〜ドラえもんがいたら買ってもらうのになあ
503 :
吾輩は名無しである:2012/08/01(水) 13:07:33.04
図書館から借りパクなんてするんじゃないぞ
流石にそれは僕の両親と良心が許しません
わだすも全集ほすいなあ
古本屋で揃ってるの買えば安く手に入るだろ
都内の古本屋で売ってるの見たことないっす
全作品じゃなくて全集でしょ?
ふつうに神田とかちょっと回ればまとまって売ってるのあると思うけど…
それがないんだよ〜
おれも古本屋で見たことないな。
「全作品」は持っているのでそれに入ってないのを狙って
まず第一巻と最終巻だけ買った。
「日本の古本屋」でも全集はバラだけだね。
「全作品」はボッタクリでないのも結構出ている。
15巻揃いで7000円か8000円程度。
全作品は刊行年度のこともあって全作品収録されていないからね
やっぱり買うなら全集なんだけど、高い。
512 :
吾輩は名無しである:2012/08/02(木) 23:05:29.28
刊行年は関係ないだろ。
全集と全作品は別物。
全「作品」なんだから、書簡とか、未発表原稿とか、メモとかは、最初から無視。
まあそうだけどカンガルー・ノートとかは入ってないよねってことじゃないの
>>501 医学部ードイツ語
戦後の満州を生き延びたー中国語
ソ連兵士と話しをしていた(実弟井村春光談)ーロシア語
簡単な会話もしくは文章なら理解していた可能性大
でも、小説原文で読むのマンドクセって感じかな。
でもでも、「悪魔ドゥベモオ」の表紙にエスペラント語で序文を書いていたり、
「写真屋と哲学者」の翻訳していたりする。
ちなみに、エスペラント語では、"Kubo Abe"と書くらしい。
エスペラントだとKobo Aboじゃないのか
「医学部の学生としてドイツ語も学んだはずだが、安部の口からドイツ語の最も簡単な表現すら聞いた記憶がない」
by 鬼怒鳴門
共同体の言語=日本語で考えることしかできないと本人は言っていたけど、
生成文法やクレオールに興味があったみたいだし、外国語にあまり言及が無いってのは不自然だよなあ
医者に知り合いがいるけど、ドイツ語なんか喋れないって言ってたぞ。
医者として習うのは医学用語だけ。
それ以外に課目としてドイツ語を取得すれば別だけど。
そりゃそうだよね。器具や装置、手法についてドイツ語で指示したりできても日常会話ができるとは限らないよねw
安部公房の時代は知らないけど、今の東大の理類では第二外国語は一年間しか必修じゃないし
大抵みんな卒業するころにはseinの活用すら忘れてる
ほとんどの日本人は中学高校と6年間も英語を習って、日常会話すらできない。
1年間ではとてもとても…
俺も理系で必要に迫られて英語の論文は結構読んで、実際理解できたが、
これが、文学作品になると、ちっとも内容が理解できない。
論理的に固めた平板な文章とそうでないのとは、これだけ違いがあるものかと思ったわ。
>>521 同館。
普段英語読んでるからってんで背伸びして洋書を買って
結局数ページしか読まずに本棚の肥やしに。
まさか「王様のブランチ」で安部作品が紹介されるとはな・・・
>>524 アーティストがオススメの本を紹介するコーナーで
サカナクションのボーカル(?)の人がカンガルーノート紹介してた
サカナクションには「壁」という名の曲があるよ
527 :
524:2012/08/04(土) 19:07:49.62
保守派
新保守
お前らどうせオリンピックばっかり見てたんだろ?w
ブタどもめ
ブタというかモグラというか。
しかしモグラはオリンピック嫌いという
安
田
大
サ
ン
バ
25日の0:00からEテレで安部さんの番組やるね
出ませんかねぇ……安部真知の画集……
情報ありがとう
予約した
安部真知の画集を予約したのかと思った
再放送、楽しみだ
おお、文明のキーワード。
予約したぜ。
544 :
吾輩は名無しである:2012/08/22(水) 14:32:37.24
ああーようつべに上げてくれないものかなぁ
明後日か。観たいけど家にテレビが無い
ワンセグもないの?
安部公房が生きていたら真っ先にiPadや電子書籍リーダーを買っていそうだな。
固定電話、携帯電話、テレビ、ラジオは持たない主義なんだ
なんてコンテンポラリーな生き方なんだ
keyholeで見れって言いたいとこだがEテレは見られないんだっけ
録画予約したよ
情報くれた人どうもありがとう!
あと1時間ではじまりますな
553 :
吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 01:14:10.66
今やってるね。12:50からしか見てないけれど。
富士山の話ワロタ
明日仕事なのに興奮して今夜は眠れそうにねーや
とりあえず、波郷の句集を買ってみようと思いました。
養老氏の早口が印象的だった
ひたすら言葉を続けるおっさん二人を映すというあまりにも素晴らしい番組で感心した
安部の話自体は何処かで見聞きしたようなものだったけどごみの写真なんてのは良かった
小説を見ると一つ一つの言葉に無頓着な印象さえあるけど、慎重に言葉を選びながら話す姿はやはり作家だと思った
557 :
吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 02:37:14.50
分子生物学の事を時々話に入れてニヤニヤしたw
デジタル脳とかの話でデジタル作家の批判はよくわからんかった。右脳と左脳両方で思考しろって事?
ある思いを感じてもいないのに言葉であたかも感じたように表現する作家への批判だろ
見たこともない風景を描き出す画家・・・とはちょっと違うのか
しまった!クルーグマンとスティグリッツのインタビューを視てしまった。
561 :
吾輩は名無しである:2012/08/25(土) 09:42:37.10
ずんぐりむっくりの手が可愛かったw
ちきしょう、録音しそこなった('A`)
誰か内容を5行程度で頼む
時々無音になったけど「精神」かな?
「・・・分裂的経済」
「今の社会の・・・分裂的傾向」
>>563 録音かよw
まだ見てないが消しが入るのか
>>564 そういうのって「時代背景云々…」のお断り入れるとかしてオリジナルを尊重して欲しいね
87年の放送がそういう編集でそれをそのまま放送したんじゃないかな?
細かい雑音(スタッフの会話とかマイクが擦れる音とか)が入っててもお構いなしだったから「安部さん、精神分裂はちょっと・・・」なんて中断させることもしなかったんだと思う
養老さんは大丈夫かこれって感じで少し苦笑いしてたけどw
当時は精神分裂という言葉は不適切ではなかったんじゃない?
統合失調症に変更されたのは小泉政権のときだったはず。
オープニングの音楽って安部公房作?
人間の自然科学に関する能力と一方政治に対する無能力とか
311後に見るとリアルに身につまされて苦笑いだ……
やはりもうちょっと生きててもらいたかったなあ
関西のモグラは強い
一方、関東のモグラは放射能によって進化を遂げていた
クレオールが生まれる条件 歴史伝統から離れること
永遠に精神になんか到達しなくて良い
安部公房自身が中国生まれで作品もそれまでの日本文学の歴史からはかけ離れていたもんね
文学アルバムにも書いていたが、安部公房は精神というよりは物自体を描こうとしてた作家だし
生まれは東京じゃなかったかと思ったが
一歳の頃にはもうホウテンにいたのか
ああ、本籍は旭川で生まれは東京だね。失礼。
で、中国育ちなわけか。
なんだかんだ言っても東京生まれのエリート
公房の小説って古本屋にまったく置いてないのはなんでだろ
読む人少ないのかな
他の地域でも同じなのかはわからんが
知り合いの古本屋のおっちゃん曰く
安部の本は結構雑に扱われていて
結構倉庫の中で眠っていたりするのが多いらしい
ふむ。
『死に急ぐ鯨』本屋に売ってなかった。読みたい
あ、在庫無しか。すみません。
ブックオフに行くと結構売ってるよ。ちょっと汚い感じだけどw
安部公房は経歴だけ見るとエリートだが実際はお情けで医学部を卒業させてもらったらしいからな。
その辺は確かにカフカに似ている。
たしか医学的なことはほとんど知らなかったんだっけか
林太郎先生とだいぶ違うなw
数学セミナーで昔から数学ファンだったと公言、公理主義としての数学に興味あったみたい
小説内の科学的知識は正しくないって批判はどこかにあったでが、作品の雰囲気は理系っぽいんじゃない?
漫画ブラックジャックに「荒唐無稽だ」と批判した東大医学部の学生がいた。って話をなぜか思い出した。
理系とか文系とかそういうカテゴライズの方法は個人を評価するには不適当だと思う。
どちらかにカテゴライズした時点で多くのものを捨象してしまうことになるから。
作品の雰囲気も正直よくわからない。シュルレアリスム的なものやプロレタリア的なもの、
SFもあればごく普通の作品もあって、一概には評価できない。
>>588 まあ、架空の病気の場合やオカルトっぽいエピの場合は荒唐無稽でも仕方がないけど、
実在の病気だとねえ…
狂犬病の話しは無茶苦茶だったな。
>>587 林太郎先生は逆の意味で医学的に有名だからな…
>>588 手塚が漫画だから当然じゃないかって言い返したらしいな
また、そういう批判を受けて、自分の書く漫画が軽んじられるのが嫌で医学博士号取ったとか
>>591 「荒唐無稽だと思ったなら荒唐無稽でいいんですよ」
もし手塚と安部が同じ事を言ったとしても、ニュアンスがかなり違う感じに受け取れる不思議
チョムスキーは人間がわかってない
っていうところがおもしろい。
5回ぐらいみたw
594 :
吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 03:46:44.25
>>591 手塚が医学博士を取ったのは、1960年。
『ブラック・ジャック』連載開始は、1973年。
要らぬ注かもしれんがTV見てない人の誤解のないよう
>>593のは安部の意見ではなく、わかってないチョムスキー批判者の例という感じで取り上げられていた
596 :
吾輩は名無しである:2012/08/31(金) 07:13:55.48
山城新吾はチョメチョメスキーで復上死しかけたw
安部公房も腹上死疑惑があったけど結局噂レベルで終わったね
この世の腹上死疑惑はすべて噂レベルだから
下種の勘繰りですよね
ゲスって下種、下衆、下司と三種類の書き方があるけど、それぞれ意味は異なっているのかな?
安部ちゃんってずっと腹上死だと思ってたんだが違うのか
安部公房のシュルレアリスム批判の内容を教えてくれ
誰も答えられなかったらどの程度かが分かる
そんな煽らんでも
教えて欲しいんだろ?
徹底した論理的な追求による破壊か・・・岡本太郎とは似て非なる考え方だな
紀伊國屋新宿店のほんのまくらフェアにありましたね
606 :
吾輩は名無しである:2012/09/15(土) 00:28:01.45
あげ
607 :
吾輩は名無しである:2012/09/15(土) 11:30:41.78
あべこー棒
608 :
吾輩は名無しである:2012/09/15(土) 14:37:53.66
かいわれ大根の意味を教えてくだちい
><を付ければ完璧だった
哲学者廣松渉と対談して欲しかった
612 :
吾輩は名無しである:2012/09/15(土) 21:48:22.47
『内なる辺境』読んでる
都市vs農村の価値が、独特でショッキングだ
都市=悪・農村=善ってな常識を根底から相対化する
安部公房って海外でどれくらい評価されてるの?
>>612 僕もエッセイの中では内なる辺境が一番すき
久々に読み返してみようかな
>>612 そんなの地方出身で一度故郷を離れた者なら誰だって知っている。
都市=悪、農村=善というのは都会人が抱く幻想を地方在住者が内面化したものにすぎない。
>>613 現代日本文学に興味を持つ人が真っ先に推薦されるのが安部、三島、大江
だと思われる
617 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 17:32:34.12
sugoi
618 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 17:43:19.08
619 :
棒:2012/09/16(日) 18:02:27.56
>>618は安倍作品読んだことあんのかね?w
安倍の論ずる都市vs農村論は、犯罪率とかいう表層の問題じゃないんスよ
620 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 18:12:26.96
例外性では?
定着都市化によって富を集め、
社会という機構をつくりだした事を文明化と呼ぶのならば、
その正統性は同時に、巨視的な国家の悪もつくりだした。
遊牧的なユダヤ人が律法を保っているのに比べ、
この国家は一所略奪的な構造の中に他害性を意味する犯罪を保った。
621 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 18:18:53.45
都市文明を定着主義文化と定義する代わりに農耕といいかえ、
その退廃を再定義的に正当化しようとしただけの話だと思うが。
622 :
棒:2012/09/16(日) 18:35:24.56
勿論、現代=都市・農村まるごと定着(境界=排除)国家システム世界にして、都市vs農村なる対立図式はナンセンスさ
要は、『闖入者』『友達』でグロテスクに描かれてる共同体の欺瞞性、この告発と乗り越え(=もがき?)、ここに安倍文学の根底を感じますですが。
…いや、これは一面的・安直な読みかも
623 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 19:29:29.88
>>618の方が真実を語ってる、小説家は嘘つきだ。
みんなは、コモン君とかいわれ君とどっちが好き?
他に登場キャラで誰(どれ)が好き?
ゆーぷけっちゃ
棒
627 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 21:36:29.61
>>620-622 遊牧性だの、現代思想用語を必死に使って、アホなことを。
こういう半可通の知ったかぶりが文学をダメにする。
安部の随筆もさすがに今読むと、かなり生半可な知識で屁理屈こねてるだけのが多いけどね
>>620の言ってることはちょと気になったが多分
>>621が正しい気がする。
>>622は図式化しすぎで何とも。
そもそも安部はそうした欺瞞を告発しているのではなくて
あくまで個人が内面として世界をどう受け取るか世界にどう作用されているか
をリアルな情況と見ている……のではなかったか。
630 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 22:17:24.15
「文学をダメにする」っていうアホ加減が新鮮だね。
そんなら村上春樹のポルノを喜んでる愚民は文学をダメじゃなくしてるの?
631 :
吾輩は名無しである:2012/09/16(日) 22:22:14.10
自然主義系譜の私小説しかわからない老人が大量に文春から製造されて、根を張ってるから
この不毛の議論は都市の文学とは内なる農耕的退廃である、それ以外はダメにする、ってな
石原慎太郎っていう独裁者のアホなジャイアニズムで終わる。
薄いんだからまず読もうよ
もうこの板も強制ID表示でいいよ、オレは別に困らないし
>>631の話が見えない。ここでカキコしてるのは文春の老人なのか?後半も飛躍しすぎて何がなんだかわからない。
636 :
棒:2012/09/17(月) 07:19:01.01
637 :
吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 08:10:31.09
>>635 お前は乱交ポルノ(ノルウェイの森)三文小説をばらまく、
世界的キチガイ犯罪者だけど。猥褻物頒布罪の。
キチガイ犯罪者こと村上春樹認定キチガイが真正の確率は相当低い。
あーだこーだ言ってるけど、結局何も作らない、作れない人たち。
棒の意味を教えてくだちい
><を付ければ完璧だった
641 :
吾輩は名無しである:2012/09/17(月) 13:03:11.30
棒の意味を教えてくだちい
><
男根
>>623 小説家が嘘つきって全然悪口じゃないよな
644 :
棒:2012/09/17(月) 19:52:08.08
戯曲『榎本武揚』クッソ面白いwww
>>644 小説版は漢文や構造が難しいけれど、
戯曲版は読みやすくて、面白いよな。
チンクシャーテリア
ごばく
648 :
吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 09:59:28.48
腹上死かどうかは知らんが、もう少し長生きしてりゃなぁ。大江なんぞにあの
賞やらずにすんだものを・・・
649 :
吾輩は名無しである:2012/09/18(火) 11:45:36.38
壁の意味を教えてくだちい
Sカルマ氏のことなら、芥川賞受賞時の選者も言ってたけど
ストーリーはシャミッソーとゴーゴリのパクリ
それに安部の好きなキャロルとシュペルヴィエル混ぜただけ
ドストエフスキーだっけ
自分そっくりな奴が会社に現れて仕事を奪われるみたいな小説あったよな
652 :
棒:2012/09/18(火) 20:48:07.67
>>650 そういう、なんでも既存のものに還元して価値を貶める発想は大好かんぜ
俺が貶したわけじゃなくて、芥川賞受賞当時に宇野浩二その他が指摘していたことだし
それに何より、こんな上っ面の模倣作ではなくて、安部にはもっといい作品がたくさんある
ただ、壁、特にSカルマ氏に関してはそれだけの作品だったということ
それとここの住民には耳にタコだが、安部の小説を読んで
そこに何か唯一正解のテーマとか意味、寓意があると思う読み方自体、安部本人が否定している
654 :
棒:2012/09/18(火) 21:43:21.34
音楽だが、シェーンベルクですら最初期作はヴァーグナーの譜面をボカシてナゾっただけなんぞと言われた
勿論後の作品にこそ独創性を観るべきだ、が、その(既作の切り貼りだと貶される)最初期の作品だってな、最早それ固有の価値にて愛されているだな
壁だって壁ださなあw
バカの壁は安部の壁を念頭においているのかな
656 :
吾輩は名無しである:2012/09/20(木) 12:16:42.10
先輩後輩だっけ
すべては模倣から始まるからね。
ちなみに創造というのは既存の概念を二つ組み合わせたものが多いらしいからそれでいいんじゃないの。
組み合わせを思いつけない凡人の方が多いのだし。
『終わりし道の標べに』読んだ。暗いね
次に『夢の逃亡』読み中。だんだん『デンドロカカリヤ』『壁』に近づいてきた
独白心理ものの要素と、前衛技法的の要素とが、後の作品に洗練・結晶される過程を楽しみたいデス
『カンガルーノート』はまさにその最高の芸術的成果
つっても趣味なんで全集なんぞは無理、文庫で手に入る限りは全部読むぞーっ
順番によむと「尾張市道の導に」(←なぜかへんかんできない)のグダグダから
「壁」に突き抜けるところが面白いんだよな
「箱男」を今日読み始めた。安部を読むのは何年ぶりだろう。
661 :
吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 18:41:35.08
安部ちゃん棒☆
便乗して緑色のストッキング読んでみっかな
女に緑ストはかせてデートしたい
>>662 田中邦衛が主役やったんだっけ
映像残ってたりしないのかなー
俺も暇ができたら文庫本を執筆年代順に読んでいこうかな
666 :
吾輩は名無しである:2012/09/26(水) 17:44:22.47
出版された文庫本も半分くらい廃版
ネットで中古買いまくてます
緑ストは文庫なったんかいな?
>>666 文庫になっていたけれど、現在は絶版になっている。
amazonで1,099円(送料別)だってさ。
669 :
吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 20:14:32.97
「緑スト」やら「石の眼」やら「幽霊」やらやら絶版文庫アマで五千¥くらい注文しただ
ブックオフで100円で売ってない?
ブッコフで買って尼で売る
672 :
吾輩は名無しである:2012/09/28(金) 21:46:05.48
自分の地域で手に入る100¥のは全部買った
後はもうアマでってな感じ
673 :
吾輩は名無しである:2012/10/02(火) 10:20:11.27
>>659 『夢の逃亡』(文庫)まだ読み中だが、これは復刊さるべき
『標べ』と『デンドロカカリヤ』『壁』のあいだに絶対必要だマジ
夢の逃亡は安部作品理解するうえでは絶対に必要なのに絶版。
新潮社は頭がおかしい。
675 :
棒:2012/10/03(水) 19:01:30.84
確かに『夢の』前半は普通の読者には読むのがつらい・退屈だろう
が、
『壁』その他の原型が表題作にはあるなど、安部文学の誕生の秘密を知るには重要な一冊
著者自信があまり触れたがらなかった事も、逆にその秘密に関わる
…つっても今更な話だろうが、新潮社さん!
夢の逃走が未熟な作であることは否めないと思うんだが。
あれは圧倒的なリルケ時空がどうしたことかと思われるほどで『標べ』の禁欲的な陰影の散文は何だったのかと。
壁に行くには一度人工的な退化が必要だったんだろうか。
あそういやカフカの時間とリルケの時間を比べてカフカに軍配を上げたエッセイって何だっけ?多分夢〜と同時期の。
677 :
吾輩は名無しである:2012/10/05(金) 10:26:55.55
揚げ
>>676 『夢の逃走』は確かに未熟な作品が多い印象がある。
でも『終わりし〜』から『デンドロカカリヤ』『壁』に移行する途中の重要な作品群であることにも変わりはないと思う。
679 :
棒:2012/10/05(金) 13:28:24.42
『標べ』〜『夢の』は、新しい作家アベコーとしてのアベコー誕生のドキュメンツ
『デンドロ』にはもう方法への逡巡がなく、新しい作家として吹っ切れている
未熟云々は当たり前で、批判にゃならぬ。要は、アベコー文学を理解するための重要資料
(マルクスで例えりゃ、『経哲草稿』が『標べ』、『共産党宣言』が『壁』とすりゃ、『ドイツイデロギー』が『夢の』だな。『ドイデ』も未完だが、それを境にした断絶・飛躍ゆえの重要性はマルクス学の常識で云々)
完成された文学作品だけを求める手合いは読まんけりゃいいw
680 :
棒:2012/10/05(金) 13:42:36.45
↑とは言え、
>>676氏の『標べ』への独特な評価も大事な視点かも。
俺なんぞつい『デンドロ』『壁』以降のアベコーを期待して読むので、どうしても最初期作をそれ自身の固有性にて評価しきれないでいるかも。
作者形成過程を重視する視点がそのまま一種の錯視に陥る恐れ無きにしもか。
安部氏自身、エッセイ等で『標べ』について言及することは多いが
『夢の逃亡』について言及することはあまりない
『無名詩集』と同様、あまりおおっぴらにしたくない作品なんだろうな
676です。うーまあ夢の逃亡が安部的にクリティカルな作品だというのは間違いないと思うけど文庫がどうこうの話だったので上のような書き込みをしたです。
個人的には標べとそれ以前のリアル三輪与志みたいなエッセイ群をなくして安部は無いと確信している。
無言しか残らないところで(しかも無銭であっても)書かねばいかんという強迫観念じみた衝動がどこに向かうのかという先に抽象と寓意の無辺大があったと。
ちょっと話したいことと流れのテーマがかみ合わないので勝手な言い方になってしまうけど、
夢の逃亡よりさらに初期の概念的なものが『壁』へ直接的に繋がっていると思う。
夢の逃亡はあくまで安部自身が必要とした揺らぎであり、補助線のようなもの、だと思う。
しかし安部とリルケの超接近がたまらなく面白いのは分かるしその妙は否定できない。
『文明のキーワード』凄すぎ。絶対観るべき
↑なにそれ?アベコーの本?
この間のNHKの放送
↑アベコー出てたんの?
688 :
吾輩は名無しである:2012/10/08(月) 03:08:11.96
ggってわかた
ようつべかデーブイデーでも有ればなあ
>>624 安部作品まだ半分くらいしか読んでないと思うが、かいわれ君かなあ
ゆーぷけっちゃ
691 :
質問あげ:2012/10/08(月) 11:09:11.46
アタマが悪いせいかもですが、教えて下ちい
『幽霊はここにいる』読んでます。まだ半分位ですが、大庭たちが儲けだした仕組みがよく解りません。写真の買い戻し金をフッ掛けてんのは分かりますが、それは最初の10人位(?)のことのはずで、新聞沙汰以降は写真を売り来る者達への支払いばっかりじゃ?
皆さん教えてくだちい☆><
692 :
吾輩は名無しである:2012/10/08(月) 12:34:34.70
幽霊療法・宗教関係への公演料もありますが、写真を売った者と別の縁者が(なんかの因縁で幽霊を恐れ)買い取ってるとかですかね?
もう読んだからいいもん
公 房 と 春 樹 は 同 等 の 作 家 で す
539 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/10/10(水) 21:11:16.48 ID:g3hua/aEO [2/4]
ねじまき鳥書いてるからなあ
あと短編もおもしろい
安部公房が近かったらしいから春樹も受賞できるんじゃないかなあ
544 自分:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/10/10(水) 21:14:53.65 ID:QkFFnejO0 [1/4]
>>539 >>安部公房が近かったらしいから春樹も受賞できるんじゃないかなあ
春樹オタって怖いな
公房と春樹が同格だと思ってるのか
549 返信:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/10/10(水) 21:18:28.88 ID:g3hua/aEO [3/4]
>>544 どっちも好きだし個人的な感想だけどなにか間違ってる?
安部公房も村上春樹も好きだが読んでいて楽しいのは公房かな。
公房は自分が何処に連れて行かれるのかわからない感がある。
村上春樹は先が読めるというか、同じことばかり書いているからね。
よし、春樹落選か。ざまあ
697 :
吾輩は名無しである:2012/10/11(木) 21:58:13.80
でも、この時期に中国人ってイヤね
不勉強で全然知らない作家だけど
マルケスの影響を受けてマジックリアリズムてちょっと読んでみたいと思った
699 :
吾輩は名無しである:2012/10/12(金) 11:33:41.15
普通に面白い作家だお
700 :
吾輩は名無しである:2012/10/12(金) 12:00:54.84
>>696 そういう発言をしちゃう感覚こそイヤねえ
701 :
吾輩は名無しである:2012/10/13(土) 22:23:55.18
IPS治療・論文疑惑、まるでアベコーの小説みたいだな
逆に、ガルシアマルケスは安部公房のこと知ってる?
703 :
吾輩は名無しである:2012/10/14(日) 00:16:46.32
対談してるはず。
705 :
吾輩は名無しである:2012/10/14(日) 17:49:23.37
>>624 ウルドックと源さん(飢餓同盟)
漢だぜ!
706 :
吾輩は名無しである:2012/10/15(月) 19:44:21.84
R62号の発明
無関係な死・時の崖
ここ一週間で読んだよ
なんか「世にも奇妙な物語」に出てきそうな話、って感じだったわ
707 :
吾輩は名無しである:2012/10/16(火) 23:52:19.40
↑長編もヨロシコ☆
村上春樹って誰だよwww
夢の逃亡初版を近所の古本市場で100円でゲット。
ラッキー
710 :
吾輩は名無しである:2012/10/18(木) 06:00:02.20
( ´Α`)ノ それ文庫のが高いお
ゆーぷけっちゃ
迷路迷路って言うが、まるで始まりと終わりが確実にあるように考えているのかね?
周りをぐるっと壁に囲まれ迷路をさまようことなく終わってるんだよ!
んー?
714 :
吾輩は名無しである:2012/10/21(日) 01:54:51.01
715 :
吾輩は名無しである:2012/10/21(日) 18:20:30.14
『チチンデラ ヤパナ』
て題の意味を教えて下ちい
(;><)ノ
安部厨房がつけた
>>715 ニッポン・ハンミョウ?
俺も分からん(*´・ω・)
↑そっか、主人公が探してる虫の名かもね
砂の名じゃ無いよなあ、
(;~・ω・)ノ???
ラテン語でCicindela Iaponiaかな
でもこれだと読みがキキンデラ・ヤポーニアなんだよなあ
み、みんな、ありがとうごぢいますた
ヾ(* ><)ノ゛⌒☆
721 :
吾輩は名無しである:2012/10/23(火) 20:22:06.82
おいおい、『夢の逃亡』普通に売ってるじゃねえかよ、たくよう、
講談社文芸文庫 発表時の初稿で、しかもねり女史ほか解説もタツプリだぜよ☆
終りし道の標べにじゃなくて?
↑それだった
間違いただ…
(;゚д゚)ゞ
それ『終わりし道の標べに』や
安部公房全集、すごいね。でも、一冊6,000円で30冊を揃える人って、たくさんいるのかな?
揃えたいけど金がない人ならわたしのことですよ
727 :
吾輩は名無しである:2012/10/24(水) 11:25:16.19
>>725 いるわけないだろ。
図書館用だよ。
金のこともそうだけど、場所ふさぎで一般人の手には負えないずら。
電子書籍でいろいろ出して欲しいな
反劇的人間位しかないんだよね品揃え
死に急ぐ鯨たちや箱男、密会、方舟さくら丸辺りを是非
全集は完結したときに古本で7万で買ったわ
↑yasui
図書館で借りて全巻コピ……いや、なんでもない
コピーしたら、コピー代がけっこうかかるでしょ。
それに、コピーした本は読みにくい。
電子化して大きな画面で見れば結構読みやすい
734 :
吾輩は名無しである:2012/10/25(木) 21:07:57.06
今日のニュース、どっかの国のはなし
殺人事件で死んだ人の葬式中に、死んだハズの本人(長期行方不明だったとか)が突然現れたって
みんなビックリ!
んで棺桶ん中のヒト(上の当人と瓜二つだそうな)の身元がわからんだって
まるでアベコーの小説だね☆
無関係な死
736 :
吾輩は名無しである:2012/10/25(木) 22:07:04.26
>>732 自宅にコピー機あるから別にコピー代は掛からない
春樹オタ死ね
安部公房と春樹だったら、安部公房の方がすごいよ。
短編一個だけで、春樹の長編より、よっぽど良いよ。
春樹オタ死ねってより、春樹と安倍公房が一緒くらいとか言ってるやつ死ね。
春樹オタ自体は別に悪くない
よく『壁』とルイス・キャロル、シャミッソーとの類似が指摘されていますが
前者は『鏡の国のアリス』、『不思議の国のアリス』などが似ていると思うのですけれども
シャミッソーの場合は何という作品と連関があると考えられているのでしょうか?
読んでみたく思っています。
743 :
吾輩は名無しである:2012/10/28(日) 03:28:09.68
オウッ礼には及ばねーぜよっ!
禿を泣かした男
745 :
名無しさん:2012/10/28(日) 11:17:56.25
40年振りにデンドロカカリヤ・水中都市を読んだ。
現実が妙に解け始めた気分にある。そのせいか、
ここ3日ほど奇妙な夢を見た。
左腕の皮膚細胞を四角くはぎ取って移植する物語。
人間がマッチ棒状のパズルになって動く姿。
ある日ケータイ会社がすべて永遠の休みになってしまうイメージ、
その傍らには何故か巨大な穴が掘られている。
何らかの力が深層心理を刺激しているのだろうか。
それとも日常茶飯事としての夢の断片なのだろうか。
安部作品を読んだ後はおれも妙な夢をみるな。
作品の世界をそのまま移植したような夢を。
747 :
名無しさん:2012/10/28(日) 11:41:52.72
だとするならば明らかに無意識を刺激してくるのか。
そうなのかもしれんな。
安部さんは偉大だ。
749 :
名無しさん:2012/10/28(日) 11:54:14.49
脳のしわの隅々まで刺激してくれる快感。
偉大なる前衛。
前衛という言葉もいつの間にか使われなくなってしまったね
39 : 村上春樹: 2009/06/15(月) 20:30:20
なに言ってんだよお前?いい感じの変態だな!
嫌いじゃないけどね。ウンコ食わすのは問題だけど、
ウンコ食うのは別に暴力的な感じはしないし、いいじゃん。
中学の頃とかいじめられてウンコ食わされてる奴いたじゃん。
普通は食いたくないものね。臭いし、汚いし、非人間的じゃない。
スカトロって愛を感じない?綿矢りさのウンコなら喜んで食べますみたいな。
http://knopfdoubleday.com/files/2011/10/Murakami.jpg 936 名前:v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2012/01/24(火) 22:50:06.95
麻薬麻薬麻薬〜♪麻薬を食べると〜頭がよくなる〜♪
62 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/11(木) 18:31:56.86
村上春樹落ちろ!!
535 :v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 19:57:03.22
綿矢りさの下痢便飲みたい
538 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 19:59:51.87
綿矢りさの下痢便にハアハアして止まりません
541 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 20:07:45.94
綿矢りさの肛門から下痢便直飲みしたい
http://26.media.tumblr.com/tumblr_lrifcjw2PG1qjd1kgo1_500.jpg 381 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/27(土) 19:45:19.19
言行一致は本当に大事だよ。野田の政治生命を賭けるってどういう意味だよ?それが成功するにしろ不成功するにしろ終わったら議員辞職するって意味だろ。そんな気もないくせに。人間のクズだろ。
http://28.media.tumblr.com/tumblr_ls2xrxyA7C1qjd1kgo1_500.jpg 383 名前:村上春樹 :2012/10/27(土) 21:50:55.01
いやあ、「文学」板で「なんでも」真に受けるバカがいるのもいつもの風景だね
978:吾輩は名無しである ::2011/10/01(土) 19:33:53.61
【変態オナニー】村上春樹【人類の糞壷】
986:吾輩は名無しである :sage:2011/10/01(土) 21:14:10.58
【ウンコとシャブの】村上春樹【ウフフな関係】
987:吾輩は名無しである ::2011/10/01(土) 21:18:21.75
【切れ痔・脱肛】村上春樹【インキンタムシ】
651 名前:吾輩は名無しである:2012/09/25(火) 18:05:01.39
_
| | ∧ ∧ うんこの酒! 旨いニダ
ノ ヽ< ミ・x・>_
||大||/ .| ¢、
_ ||便||| | .  ̄丶.)
||醸||L二⊃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
652 名前:吾輩は名無しである :2012/09/25(火) 19:59:36.12
>>651 村上春樹(v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo)はウンコネタが本当に好きなんだなぁ(感嘆)
475 名前:村上春樹:2011/12/22(木) 20:41:55.52
え?綿矢りさの下痢便飲みたいんじゃないの?
http://28.media.tumblr.com/tumblr_ls2xrxyA7C1qjd1kgo1_500.jpg 716 :あまな ◆61T2sqB8f. :2011/12/06(火) 19:01:06.63
朝鮮人ってうんこ食うんでしょ?村上ってスカトロ好きだよね?腐った肉とか平気なんじゃないの?
717 :v(・x・)vピース ◆JSPf4VvHXo :2011/12/06(火) 19:03:53.09
いや全然。スカトロ好きなのはあなたですよ。
541 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/19(金) 20:07:45.94
綿矢りさの肛門から下痢便直飲みしたい
http://26.media.tumblr.com/tumblr_lrifcjw2PG1qjd1kgo1_500.jpg
753 :
名無しさん:2012/10/28(日) 12:02:30.92
私は古い人間なので
安部公房が前衛の中の前衛という気がします。
800 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/27(土) 19:43:04.24
こんな所にスカトロ君がいる!
390 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/26(金) 20:08:45.93
村上春樹wwwざまあwwwww
800 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/27(土) 19:43:04.24
こんな所にスカトロ君がいる!
390 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/26(金) 20:08:45.93
村上春樹wwwざまあwwwww
390 名前:v(・x・)vピース ◆1SAVsF.d9. :2012/10/26(金) 20:08:45.93
村上春樹wwwざまあwwwww
コピペ厨はどっかいけよ
安部で前衛って。
安部は前衛というにはまだ理解できる範疇にはいると思うんです。前衛音楽っていうも本当に意味わかんないし。ルクレジオの大洪水とか前衛っぽいとおもったんですが、前衛文学って具体的にどんなものがあると思います?
小島信夫
759 :
名無しさん:2012/10/28(日) 13:29:31.66
40年位前にはピンクフロイドやイエスの
プログレッシブロックが流れていました。
760 :
吾輩は名無しである:2012/10/28(日) 19:29:02.83
前衛
バーセルミ
ロブ=グリエ
ジョルジュ・ペレック
マーティン・エイミス
この辺?
日本の文壇・出版社・芥川賞選考者連合は前衛に不寛容なばかりか、
後衛(今で言えば私小説だろう)贔屓の引き倒しだから。
短編の中では友達(闖入者)が一番好き。シンプルだけど状況作りが神がかってるし、読者を不安にさせる安部流の書き方がつまってると思うんだよね。
763 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 03:11:03.87
俺も友達好きだけど、読むと吐き気というか具合が悪くなる
765 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 06:45:59.62
日本の文壇も諏訪とか前衛を認めてるけどな
舞上とかうんこすぎるだけ
それに前衛と言うものは新しいことをだれよりも早くやることで評価されるもので、
それを成し遂げてないものが評価されるわけがない
766 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 16:07:12.72
文学板に書き込む人って今はなにも読んでない
若いころは文学少し読んだなあ、みたいな人がけっこう多い気がする。
>>761みたいな。
さわっちゃいけない人にさわるなよ
荒らされるだろう
768 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 17:14:57.26
高橋源一郎
村上春樹
島田雅彦
この辺の初期の作品は模倣があまりにもひどかったので認められなかったんじゃないかな
島田雅彦とか初期は笑えるけど
それがピンチョンとかブローティガン、バーセルミがすでに存在している時代に
そこまでのレベルかと言うとかなり苦しい
筒井康隆はだれがどうみても過小評価
前衛性への許容が非常に低いのは本当だよ。
年寄りの座談会と同じだし、そういう年寄りが選ぶのも田中慎也・西村賢太
少し前でいうと金原ひとみ・綿矢りさみたいな「私小説的」なのだから。
古井由吉とかいうお爺さんが私小説しかわからないと芥川賞の選考会で漏らした、と
石原慎太郎がほざいていた。
単純に文壇、イコール文芸誌関係者、特に芥川賞・直木賞関係者とみると、
この人たち商業主義者だし、年寄りだらけの既得権益だから、
既存の利権が守られればそれ以上は何も冒険しないよ。
大江健三郎も自分の名前の賞を文壇で作って後衛的新人に与えているな。
要は既得権益イコール文壇なんだな。
勿論、海外でもそれへの許容性が高い場所はほとんどないわけだが、
かといって排外的なほどではないのは複数の筆者がいて出版があるから明らかだな。
諏訪哲史レベルが前衛的と思ってる様なおっさん・おばさんの井戸端会議だから、
文壇なんて何も期待できない、というか、ただの利権カルテルだな。
凄く排外的だし、2ch文学板でも前衛性には見向きもせず、
若い女に発情して大金を貢ぎ下ネタばらまくか新人謗って弾圧してるな。
771 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 18:12:16.74
>>766-767 こういう極悪な性悪のたぬき爺がうろうろして、
絶えず排外してるんだよね。文壇って場所は。
それで何してるかというと、若い女を囲ってるね。みてると。
それ以上なにか機能がある場所ではないよ。作品とはそもそも無関係。
773 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 18:13:26.47
川端康成なんか典型的に狸爺だからな。
大江も同じ型に見える。
老獪で陰険、極度に醜い老害が、金・権力・人間関係を駆使して
ノーベル賞審査委員との「文壇づきあい」でコネ出世してくんだな。
だから、そもそも文学賞系は全て欺瞞だよ。
775 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 18:35:19.90
日本の文壇もそれなりに前衛は認めてきてる
安部公房に古井由吉なんて実力はすばらしかった
そもそも古井の文学性を理解してないやつが何を書いても無駄だわ
前衛は70年代を最後になくなったと思う。
前衛がいなくなったのではなくて、前衛という概念がなくなった。
>>775-776それ君らの仲だけね?
古井由吉ってただの小説家だろ?
小説様式の後衛性について話してるのに
とうに時代遅れになった老人次元の排外主義はいい加減にしろ。
批評理論において「前衛」という概念が消え去ったのは事実だよ。
その後にポストモダンの語彙がきたから。
たとえば美術で「シュールリアリズム」といえば
どういう作品がはいるか大体のコンセンサスはあって、
その中にはいい作品も悪い作品もあるということにも合意がある。
文学における前衛ってのはジャンルかスタイルみたいな顔をして
実はよいものという価値判断を含んだものとして使われている。
それは古井を褒めるやつとか文壇がどうとか言ってるやつらの上の
用例に見るとおりだ。こういういい加減な概念は生き残りようはない。
不条理とか、「マジックリアリズム」とかの概念は残るんじゃないの。
前衛って概念は消える運命だしすでに消えている。
で、おそらく安部公房がいまでてきたら
ハードSFの手法で不条理を描いたとか言われるんじゃないの。
その路線で安部を越える人が出てないのが悲しいってのは同意だけど
前衛概念自体を擁護する議論の仕方は多分正しくない。
>>779-780だから、君の仲ではね。
ポストモダニズムレベルの言論とか、普通に飽きられてるから。
782 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 20:03:11.20
古井が私小説しかわからんとか馬鹿にもほどがある
あと川端の名前を出したり無教養もいいとこ
783 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 20:05:27.70
どうした、このレスインフレwww
定義なし
>>769の馬鹿さ加減がなにかをこじらせてる感じで釣り効果があるのでは
786 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 20:11:06.72
村上春樹スレで似たような馬鹿が荒らししてたけど似てるなあ
文学的教養がまるでないのが共通している
ポスモダが飽きられたからって前衛概念が復活するなんてこと
言ってる奴はおらんわ
いや、そういう引用主義が時代遅れというか
飽きられてるという話なんだが。初めから。
私的言語なんだね…
790 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 21:31:10.00
だからさわっちゃいけないと書いたんだよ。
>>761は他スレの有名な荒しだから。
ほら排除はじまった。これだから進まないんだな、この国家は。
老害カルテルが女囲いして延々と堕落衰退しているね。
>>791は石原慎太郎か村上春樹どちらかだな。
こうやって「新人排除」「女囲い」ばっかの老害。
793 :
吾輩は名無しである:2012/10/29(月) 22:01:37.40
lougai
rougai
安部どこいった
呼んだ?
老害迷殿
ココ、アベコーボータッチスレダカラ
コウユーコトカクトブチギレルアホガイルトオモウケドネ
アベコーボモ、コノヒトスジノヘンケイデショ。
タダノフジョウリショウセツナンダヨネ。
ポストモダニティトミテ、ケッコウフルクナイカソノカタ。
カフカトカナンセイキマエノヒトナノ。1915ヘンシン。
ヒトムカシマエナンダヨネ。ロウガイノワダイッテ。
1948人間失格。
この時の流行をずっと引きずってる。
年寄りだから仕方ないともいえるが、
若い世代を選考して権威で装って大金貢ぐのに
この指標を使うから、はっきりいって
年寄りって文化の展開にとって反動的。
前衛は不成立とか言いながら
1000年前の流行を分からないとか、
必死でおいかけてる様な年寄りだぜ。
ポストモダニズムがきいてあきれるな。
誰々の影響とかこれはこういう潮流の作品だとか
一言に片付けてわかったようなふりをする奴はホント駄目だなあ。
こういう議論は本当に嫌いだ。不毛すぎる。
800
801
802
文学的知識がないのに必死こいて荒らしにくるアホ君がたま見るけど
こいつどういう経緯で文学板に居つくようになったんだ
>>799 >>803 この2名が文学板の荒らしなのは自明。
「文学」ではなく創作板でやればいい。創作について語る場所ではここはない。
基本的批評理論も知らないし知る気がないならここにいなくていい。
これら団塊は理解力が欠けていて常に他者を名誉毀損するが、
理解が欠けている限りすべてお門違い。
要はこれら団塊系老人はただの習性的な反社会性人格かつ名誉毀損犯罪者。
迷惑だから社会は懲役を与え、最低でも老人ホームへ隔離すべきである。
例えば村上春樹は覚せい剤中毒、石原慎太郎は痴呆による権力濫用の気がある。
自覚がないのかこいつは…
こいつは創作板でも相手にされていないし、読み返せばわかるように荒しの自覚もできないクズなのよ。
スルー推奨で。
>>804はいつも自分が言われていることを相手に言っているだけ。
808 :
吾輩は名無しである:2012/10/30(火) 23:33:04.28
文庫版 緑スト アマで入手
嬉しい、クソ面白いW
「未必の故意」がちんば・めっかち・つんぼ って出てくるから廃刊してんのか?だったら世の中バカちん狂っちょるな
団塊老人世代との断絶は非常に激しいね。
ほとんど会話も通じないんだから。
810 :
名無しさん:2012/11/03(土) 11:23:23.45
闖入者
国家海洋局は10月30日、海洋監視船4隻を尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入させた後、ウェブサイトで「中国領海で不法な活動をしていた日本の船を領海から駆逐した」と強調した。アピール攻勢には日本に揺さぶりをかけ、出方を探る狙いもありそうだ。
811 :
吾輩は名無しである:2012/11/05(月) 20:36:00.31
エロ女に緑ストッキングはかせて変態セックスしたい
見つかったのはいいけどちゃんと一般が読めるように出版されるのかね
こういうのこそ電子書籍で安く売ってくれりゃいいんだが
814 :
吾輩は名無しである:2012/11/07(水) 09:32:41.52
新潮を買えばいいじゃん
815 :
吾輩は名無しである:2012/11/07(水) 10:57:36.97
短編だろ。図書館で「新潮」からコピーしてくりゃいいじゃん。
816 :
吾輩は名無しである:2012/11/07(水) 10:59:02.70
買うのも、図書館もめんどいから、読んだ人、どんな作品か教えてくれ。
もうちょっと盛り上がっていると思ったらw
818 :
吾輩は名無しである:2012/11/07(水) 12:00:29.11
興の朝刊というのが見つからなかった(泣
なんでそういう興醒めな突っ込みをするかなあ
821 :
吾輩は名無しである:2012/11/08(木) 15:55:35.17
安部公房の短編だったと思うけど、
だだっ広い部屋に大勢の人間が詰め込まれて、
奇妙な箱型の機械と一日中向き合って作業をする、
みたいなシチュエーションの小説を探している。
誰か知ってる人居ない?
星新一っぽい話だから安部公房じゃ無いと思うよ。
もしくは「R62号の発明」「第四間氷期」ぐらいかな?
俺もR62号ぐらいしか思い浮かばないが…
公ちゃんの「短編」は全部読んでるけど、そんなのはないなあ。
井村春光
>>821 「笑う月」の中にある「案内人」ってのがそれっぽいんだけど違うかな
827 :
吾輩は名無しである:2012/11/09(金) 18:16:28.94
「天使」は抽象的な私小説だった
引き上げ船に一月も閉じ込められた経験を元にしているのは明らかだろう
加藤弘一さんの解説を読むと作品の中で抽象化されているものが何か
想像できるようになる
828 :
821:2012/11/10(土) 00:22:50.55
皆さんありがとうございます。
>>826 「笑う月」探してみます。
すごい昔に、SFだか幻想文学だかのアンソロジーで読んだと思うのですが、
やっぱり安部じゃなくて、星新一あたりなのかもしれません。
他のスレでも、聞いてみます。
抽象絵画みたいなものでなんかかっこいいけど
読み終わって結局何なんだろう?みたいな作品ばかりという印象
カフカ的不条理小説をもう少し現実的な設定でやってダリ的夢の世界を混ぜたみたいな作風
言いたいことがあればもっとはっきり言わないと
言いたいことがないから形式の実験に逃げたと思われるよね
安部:
いや、迷路でいいんです
迷路というふうに自分が体験すれば迷路なんです
それでいいんです
終局的に意味に到達するのは
間違いですね
これは日本の国語教育の欠陥だと思う
ぼくのもなぜか教科書に出てるんですよ
見ていったら
「大意を述べよ」と書いてある
あれ ぼくだって答えられませんね
ひと言で大意が述べられるくらいなら書かないですよ
http://mojix.org/2010/06/07/abe_kobo
831 :
吾輩は名無しである:2012/11/10(土) 13:42:53.21
本人も意味が無いことは認めてるようだ
迷路の中彷徨わせて煙に巻く作風だよね
上の動画でも言ってるけど
もともと、一つの問題意識とか、一つのテーマをもとにして小説をかく人じゃないからね
ぼんやりとした感覚とか、意識、不安が小説全体を覆っている感じ
ストーリーを単純におっていって、だから何?っていう読み方しているととらえきれない
テーマにこだわるせっかちな奴が増えた
>>831 意味は、読者の方で探せということ。
結末の方で、やっと物語が始まる感じが好きなのだ。
つうかこの人はどういうものがいいのだろう
煽りとかじゃなくて聞いてみたい
>>836 自分の直感を信じて嫁。
ハズレの確率は、少ないと思うぞ。
お前には聞いてない
>>829に聞いてるんだばかやろう
つまり設定集って感じなのかな。
安部公房先生の頭の中にある情報を書き出してみましたが意味はよく分かりません。
皆さんはどう思いますか? ってことか
違う
安部はもともと理系だし、さらに論理的な分析にも強い
しかし何か一つの解を言語で簡単に説明できるなら、わざわざ何十ページ、何百ページもかけて小説は書かない
なぜ小説を書くかというと、さまざまな状況の中で生まれる、
人間が自分自身でもきちんとは理解できない深層の感覚とか心情を描きたいから
その安易な言語理解を超えた場とか雰囲気を描いている
小説の設定自体は平易に言葉で説明できるけど、それだけでは安部の小説は理解できない
>その安易な言語理解を超えた場とか雰囲気を描いている
それも何か違っている感じがするね。
決して特別な場や雰囲気ではなく、日常のごくありふれた風景を描いている・・・はず
犬の視点で地図を書いたら、、っていう話があったけど
ふつうの日常でも視点がちょっと違えば全く違う世界になるっていうのは基本にあるやね
えーと誰だったっけ
ある作家の娘が親の作品が国語の授業で出て
「作者は何を考えてこれを書いたか」って宿題で親に直接聞いてみたら
「締め切り」って答えが帰ってきて、そのまま書いたら教師に叱られたって話があったような
ギャラでしょ! ってか
>>838 ちゃんとストーリーの組立があってカタルシスが用意されてるものがいいですね
>>842 箱男にもそんな感じの語りが有ったな
ただ箱を被るだけで見慣れた街が違って見えるとか
覗きの道具で見ると対処が悉く変化して感じられるとか
>>838 だったらちゃんとアンカーつけろばかやろう
流れを読む力もないくせに偉そうにせっきょうしてるんじゃねえばかやろう
ばかやろうっていうやつがばかやろうなんだぞばかやろう
だんかんばかやろう
北野武のスレですか?
もうよそう。どっちにしたところで、話にならない馬鹿馬鹿しさだ。不都合なのは、筋が通らないことよりも、むしろなめらかに通りすぎている点だろう。真相というものは、欠落部分の多い嵌め絵のように、もっと切々で、飛躍だらけなものであるはずだ。
飢餓同盟だっけ
>>840 安倍公房がいってる要約できない、意味に還元できない、全体の経験としての小説というのは
別に新しい議論ではなく、フランス象徴派のヴァレリーとかボードレールとかの昔からある考え方な
んだよね
今だと保坂和志が同じこといってるわけだし、円城塔の小説も実例として挙げることができる
「要約できるなら何百枚の小説は書かない」という議論もありふれてる
トルストイも自分の小説は全部読まないと分からない、要約しても意味が無いと言った
しかしその言葉にもかかわらず、トルストイの小説は要約可能で、構造的面白さがあるから
言語の壁を超えて翻訳され世界中でよまれて生き残っている
ストーリー性というのは不滅で、情報伝達という面からも、要約可能性というのは極めて重要で
だからこそ多くの人に伝わるというのが現実
ブローティガンとか村上春樹みたいな作風は要約しても何も伝わらないけどな
安部公房もどちらかといえばそっち方面の作風だと思う
安部公房はストーリー性は高いと思うよ
箱男や壁は難解なストーリーがあるんで
ストーリー性がないというのとは別だと思うし
それ以外は要約できないような話はないんでは。
戯曲書いてたくらいだし。
探偵小説の構造が云々ってなんかの対談で言ってたな
なんだっけ
>しかしその言葉にもかかわらず、トルストイの小説は要約可能で、構造的面白さがあるから
>言語の壁を超えて翻訳され世界中でよまれて生き残っている
要約が可能ってことは誰も否定していない
要約しても意味がないってことが問題なわけ
それと構造的な面白さと翻訳されて云々というのは論理的にまったくつながっていなくて
何が言いたいのかわからない
ストーリー性が不滅とか、要約できるから多くの人に伝わるというのも論理的に破綻してる
>>859 キーンの燃えつきた地図の論評かな(以下一部抜粋)
「探偵小説の形になっていて、さまざまの不思議なイメージを展開し、まるで意外な結末にたどりつく。
探偵小説としても、その面白さを十分味わわせてくれるが、
まさに行方不明の人々、行方不明の時代を描く小説としてみごとに成功している。」
>>860 文学について人と語り合うことによって伝達され広まっていくという機能の上で
要約可能性というのは重要
神話の伝播というのはまさにそれ
構造を取り出して縮約できるということ
なんか議論がズレまくってるな
要約したら色々重要なものが抜け落ちるという話をしているのに要約の重要性を説かれてもな
別に要約の重要性を否定しているわけではないでしょ
もともと作品の伝播の話なんてしていないみたいだし
安部文学は好きだけど安部信者は苦手
>>863 フランス象徴派がいってたのがまさにそういう議論
要約できる筋のある作品を馬鹿にしてたわけですよ
その後それはおかしいいという議論の歴史があるから紹介したまでです
大事なところが抜けるからという議論は当然わかった上でいってるんです
では最初から作品の伝播の話ですがと断っておきなさいよ
あなたの頭のなかなんてこっちは覗けないのだから
当たり前でしょこんな話は
このスレで安部カブレの痛さに気づくとヒヤヒヤする
春樹読み漁ってたころを思い出すよりは相当ましだが
>>867 おれは誰が安部カブレかなんて判断できないが誰が安部カブレなんだ
そんなこと気にするようじゃニワカだから気にすんな
気にすんなといわれても気になるのだから仕方がないだろう
いったい
>>867は安部カブレをどう定義しているのだろうか
「でも、誰なんだ、そんな落書した奴。心当りなんかないぞ。だいいち動機がないじゃないか」
ばかやろう
「断わっておくが、これはぼくのノートなんだ。どんな書き方をしようと、ぼくの勝手だろう。」
箱男やね!
ところで「天使」ってのは雑誌を買わないと二度とお目にかかれないの?
短編じゃ発売されないよねぇ
ほんの数ページだからね
だれか一行づつ”引用”してくれないか?w
つまらんこと言ってないで図書館行って自分で「引用」しろw
いずれ「初期短編集」とかいって文庫本にもなるだろうな
マジでほんの数ページだったから購入は控えた。
もうちょい長ければ買っていたんだがな。
こういうのこそ電子書籍にしてほしいよね
公然の秘密は手打ちでPDFファイル作った
俺は学生の頃『箱男』をPDFにしたなあ
手打ちPDF
コピーより綺麗なものができそうだな、やってみよう
885 :
吾輩は名無しである:2012/11/13(火) 23:32:00.04
「新潮」が増刷だって。
悩んでいるんだ! 買うか買わないか・・・。どうしようかな
買わないでくれ、俺の分が減る
888 :
吾輩は名無しである:2012/11/14(水) 01:13:18.91
『ウェー』の副題はなぜ「(新)奴隷狩り」なのか?よんでも奴隷が付かねばならぬ意味がわからんでした
889 :
吾輩は名無しである:2012/11/14(水) 01:27:31.52
↑888オメ☆
890 :
吾輩は名無しである:2012/11/14(水) 17:02:29.64
新潮:安部公房人気で6年ぶり増刷 未発表作「天使」掲載
新潮社の月刊文芸誌「新潮」12月号(7日発売)が増刷されることが分かった。
このほど発見された作家・安部公房の最初期小説「天使」の全文が掲載されており、その反響を見込んで、
通常より増やした初版1万600部で発売したが、発売日から全国で売り切れが続出。13日に4000部の増刷が決定した。
20日以降に店頭に並ぶ予定。同誌の増刷は06年10月号以来、約6年ぶり。
06年10月号は、作家・吉村昭の遺作「死顔」を掲載し、初版1万1300部で、5000部の増刷だった。
同社によると、販売部数の少ない文芸誌で、かつ最新号(13年1月号)の発売が12月7日に控えている段階で増刷をするのは、極めて異例という。
「天使」は、1946年に旧満州(現中国東北部)からの引き揚げ船の中で書かれたとみられる短編で、安部公房が22歳のときの作品。
これまでに確認されている中では3番目に古い作品で、13年1月の安部公房没後20年を前にした貴重な発見として注目されている。
http://mainichi.jp/mantan/news/20121114dyo00m200012000c.html
分かったよ買えばいいんだろ? このトンチキが!
892 :
吾輩は名無しである:2012/11/14(水) 17:54:59.85
安部公房人気すごいな〜
893 :
吾輩は名無しである:2012/11/14(水) 18:28:00.65
WE LOVE ABEKOO!☆
隠れファンって相当多かったんかなー
ノーベル賞関連ニュースで名前が出たってのもあるんじゃ
896 :
吾輩は名無しである:2012/11/14(水) 22:40:35.85
あと二三冊で文庫本(絶版も入手)制覇さ☆
今『榎本武揚』読んでるよ
榎本武揚は冒頭部分は推理小説っぽくて面白かったんだけどなー
898 :
吾輩は名無しである:2012/11/14(水) 23:05:38.69
戯曲版はクソワロタw
>>898 小説版は、安部の作品の中で唯一挫折したものだ。漢文が苦手なので。
ただ、戯曲版は読みやすくて、面白いね。
50円で売ってたカビが生えて真っ茶色になってた文庫本を買ったよw
逆に味があっていい感じだよww
なめたのかよww
902 :
吾輩は名無しである:2012/11/15(木) 18:58:39.06
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l 昭和期に発売された安部公房の文庫には
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) カビにみえるようなココアパウダーが振ってあって味があるぞ!
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /| さすが前衛だな!
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 |
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
私の書斎にある人間そっくりの単行本はコーヒーの味がしたよ
コーヒーそっくりのココアパウダーだったんだな
906 :
吾輩は名無しである:2012/11/15(木) 21:28:45.26
コーヒー・ココアそっくりのう○こじゃあ…
>>904 芳香剤としてAnten's coffeeを使用しております
では私はミロでお願いします
909 :
吾輩は名無しである:2012/11/16(金) 16:28:27.21
う、うんこで……
「飲んじゃったんだろう。ケッケッケッケッケ、同じことさ。ぼくらはシュール・レアリストだからな。さあ行こう!」
狸め
安部公房といえばワープロだけどマイコン/パソコンは使ってた?
913 :
吾輩は名無しである:2012/11/17(土) 09:17:06.19
うん
914 :
吾輩は名無しである:2012/11/18(日) 10:10:24.99
アベコーーーーーッ!!!☆
915 :
吾輩は名無しである:2012/11/18(日) 11:14:35.88
近所の本屋二件回ったけど見つからなかった…
「そういうのを予断による見込み捜査っていうんだろ」
「まだ分らないのかい、人目についちゃ困るんだ」
918 :
吾輩は名無しである:2012/11/18(日) 22:45:07.48
>>915 もうすぐ増刷分が出てくるのに、何、無駄なことやってるの?
そんなに安部公房が好きだと、自己顕示したいの?
「ぼくがデブだからって、そう突っ慳貪にしなくてもいいでしょう」
わろたwww
近所のTSUTAYAに新潮が一冊だけあったぜ
僥倖
922 :
915:2012/11/20(火) 11:06:45.19
923 :
吾輩は名無しである:2012/11/20(火) 19:00:12.01
うん☆
Story Seller @editor_of_SS
つーか、全集出した後で、「幻」だの「未収録」だのが出てくるというのが納得いかない。
全集の存在意義を考えてしまう。手塚プロは、ちゃんと収録基準を明確にして、それを発表すべきではないのか。
ですよねーっ☆
安部公房の劇見たことある人いる?
いるよー☆
いらないよー☆彡
929 :
吾輩は名無しである:2012/11/22(木) 20:32:24.57
映画・劇のデーブイデーないの?
赤い繭の電柱にもたれて小便したって描写は、電柱に小便したじゃないんだな
電柱にも、たれた
のかもしれんぞ
どこの弁慶だよw
酔っ払いの夢なのかね、赤い繭。
素面で電柱に小便なんて異常だけど
昔はよくいたのかね
漫画ではみたことあるけど
>>933 じゃあ、外でしたくなったら、どこにするのが正常なの?
えっ
まあ公然わいせつ罪だよね。
酔っ払いなのか、昔の人の日常なのか、社会的理性から外れたヤツを描写したのか
…今この瞬間ほど我が身の加齢を実感したことはない
時代が時代だからね
しょんべん横町が泣いてるぜ
しょんべん横町は涙がしょんべんなんだぜ
だから外で泣くと社会的理性から外れてて公然わいせつなんだぜ
941 :
吾輩は名無しである:2012/11/26(月) 18:31:23.35
ツマンネ
もう
ネンマツ
か
社会的理性だとさギャハハ
945 :
吾輩は名無しである:2012/11/27(火) 00:29:23.37
クリトリス
荒らすんじゃねえよくそが
947 :
吾輩は名無しである:2012/11/28(水) 00:30:12.90
\(;´>o<)/アベコ――――――――――――――――――――――ッ!!☆☆
948 :
吾輩は名無しである:2012/11/29(木) 02:34:50.20
次スレまだあ?
もう立ってるよ
俺のアソコがなあっ!☆WWWWW
949 :
偽物ブランド ブランドコピーwww.gaga-jp.com:2012/11/29(木) 20:50:17.03
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公房が筆を誤ったそうだけど、何を誤ったの?
挿れる先を誤ったそうです
952 :
吾輩は名無しである:2012/11/29(木) 22:06:05.95
公房も筆の誤り、ってくだらないオチを言いたいだけだろ?www
953 :
吾輩は名無しである:2012/11/29(木) 22:57:34.25
↑空気嫁
こいつは荒らしだからスルーしろよ
955 :
吾輩は名無しである:2012/11/29(木) 23:37:44.52
ヾ(☆ ゚∀。)ノ゛アベコ――――――――――――――――――――――ッ!!☆☆☆
956 :
吾輩は名無しである:2012/11/30(金) 21:05:48.48
ヾ(* ゚∀。)ノ゛☆おまんこ―――――――――――――――――――ッ!!☆☆☆
安部公房育ててる人いる? うまく育たないんだけど・・・。
実存主義はちゃんとあげた?
スポーツが好きでもオリンピックを目指しちゃだめよ
富士山が見えるところで育てると良くないみたいだよ
最近はマルクス主義って土壌がやせてるから、あまり育たないんじゃないの
>>384 うぅっ、やっぱりそうでしたか・・。
友人から種をもらったので軽い気持ちで育ててしまいましたが、
よく考えれば当たり前ですよね・・。
しかし、成体になるまで育ててしまったものを今さらどうしていいのやら・・
日曜の朝、エサを用意しわすれてでかけたら、
夜帰った時には80cm以上も移動していました・・・。
何の誤爆だw
964 :
吾輩は名無しである:2012/12/01(土) 20:38:52.96
シュルレアリスムとかしっかりあげないといけないよ
陽のあたる場所で育てちゃだめだよ
閉鎖的な空間で育ててあげてね
砂丘の穴の底とか箱の中とか採石場跡とか
967 :
吾輩は名無しである:2012/12/02(日) 00:07:21.69
ぼっとん便所に片足突っ込んだ
>>967 もぐら乙
今日は日曜だからデパートで方舟の乗船券を売っておいでよ
969 :
吾輩は名無しである:2012/12/02(日) 13:58:46.67
じいさんの土地の不法投棄ゴミをスコップとゴミ袋で片付ける予定だ
しかし、暮時にはきっと野良犬の群れに襲われるだろう
その時俺は、ゴミ山の上にかけ登り、錆びてボロボロの鉄扉を見付けるはずだ
そして中には広い部屋に洋式便器が一つ………
とわのばがりだすがいかすかか
なわにらららのおうとえた
小説を何冊か読んだぐらいで本人に関しては殆ど知らなかったんだけど
結構前にうpされてた渡邊格との対談みて
人柄に惚れてめちゃくちゃ好きになった
こんな良い人は中々いない
>>972 そうだろうな
でもまぁそういう一面が好き
975 :
吾輩は名無しである:2012/12/04(火) 20:26:15.06
↑kwsk
976 :
吾輩は名無しである:2012/12/06(木) 16:25:19.89
↑カワサキ
977 :
吾輩は名無しである:2012/12/07(金) 22:10:06.11
あげ
978 :
吾輩は名無しである:2012/12/09(日) 00:41:31.22
へび ながすぎる
ん
980 :
吾輩は名無しである:2012/12/16(日) 15:35:40.07
安部公房の死の翌年に大江さん
棚から牡丹餅ノーベル賞
今ではもうおわったことだが
安部の復権
もしも公房が総理になったら
>>980 なんでそこで大江なんだよと思ったもんだ
まぁ所詮文学賞なんて政治的なもんだからな
985 :
吾輩は名無しである:2012/12/20(木) 11:22:47.95
昨日医者から云われた。
君の大きなポリープは、大腸がんではない。
良かった。
アベノミクスって何?
経済学も一種の医学だよね
988 :
吾輩は名無しである:2012/12/21(金) 20:13:50.92
↑マジで?
自然科学と人文科学の違いぐらい考えんと
990 :
吾輩は名無しである:2012/12/21(金) 21:23:03.25
この世の事柄はすべて数学で表すことができるからね。
992 :
吾輩は名無しである:2012/12/21(金) 21:57:34.06
↑マジで?スッゲー!
993 :
吾輩は名無しである:2012/12/21(金) 23:01:22.78
ノストラもマヤも終わったし、次の終末ネタはなんだろね?
また乗船券を配り損ねた。
モグラw
996 :
吾輩は名無しである:2012/12/22(土) 04:33:41.58
プゲラw
マチ文明がどうたらって言ってるけど何なの?
松
999 :
吾輩は名無しである:2012/12/22(土) 09:06:46.61
997ww
1000 :
吾輩は名無しである:2012/12/22(土) 09:07:32.17
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。