2 :
吾輩は名無しである:2011/08/02(火) 23:43:20.12
『作品中では.Xmodmapとシーザー暗号を同等の概念として扱っている。
該当部分は長いのでここに引用しない。自分の目で確かめてくれ
.Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
3 :
吾輩は名無しである:2011/08/02(火) 23:46:25.24
該当箇所はこの前後2ページほど
「これはペンです」(円城塔)新潮2011年1月号より引用
P14「Aを押せばUが出る、Cを押せばGが出る(中略)単純なシーザー暗号だ。」
シーザー暗号:平文の各文字を辞書順に3文字だけシフトして暗号文をつくる暗号。文字のシフト数は固定であるが、3に限る必要はなく、シフト数を3以外にした方式もシーザー暗号(あるいはシフト暗号)と呼ぶことがある。
4 :
吾輩は名無しである:2011/08/02(火) 23:48:22.21
文学的に表現された文章の意味はどんな風にでも受け取れるんだから、「科学的に正しいか誤りか」と問うのは野暮ですよ。
そんなにいろいろな読み方ができる書き方でもなかった
なんかシーザー暗号に拘っている変な荒らしがいるなあ
7 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 00:10:32.14
「これはペンです」に間違った記述がある事にこだわっているのです。
8 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 00:13:52.79
芥川って若い方がとれるのかね
>>7 間違ってないでしょ
そう思うなら納得できるまで説明してみせろよ
10 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 01:44:21.93
>9
該当箇所をあなた自身の目で確かめないと理解できないよw
11 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 01:47:49.27
最低限、これの知識を持ってないと、読んでもちんぷんかんぷん。
Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
12 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 02:12:11.51
またそれかよw
間違ってないよ
14 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 02:13:42.32
該当箇所をあなた自身の目で確かめたの?
kikulogで聞けば?
あそこは専門家いるからはっきりするだろ。
16 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 02:30:58.77
>「Aを押せばUが出る、Cを押せばGが出る(中略)単純なシーザー暗号だ。」
これは、DNAからRNAへの転写のメタファーだと思われます。ですので、記述自体は、正確だと思います。
17 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 02:41:16.01
全部がマトリックスからのパクリのシーンの切り貼りで作られているという驚異的な映画。
元ネタのマトリックスを見ていないとさっぱり分からない場面が大半を占めている。
(マトリックス=DNA)
教科書パクリワールドという新ジャンルを作った作者は驚嘆に値する
18 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 02:45:32.42
>>16 > これは、DNAからRNAへの転写のメタファー
A→U
G→C
T→A◆注目
C→G
どこがシーザー暗号なんだ?
>>18 文字をずらすことで、解読出来、アルファベットを用いているなら、シーザー暗号でしょ
>>18 シーザー暗号でしょ
ミスも見当たらないけど、何やけになってんの?
シーザー暗号なら、元の辞書に無い文字が出てきたら駄目でしょう
「これはペンです」が文学として優れているのなら、英語に翻訳して英語圏で1000部売ってみてほしい。
何その欧米崇拝
馬鹿?
>23
あなたは欧米では円城塔氏の作品は全然売れないと思っているのですか?
一人でも多くに円城塔氏の作品を味わってもらいたい。
英語翻訳は素晴らしいアイデアと思う。
こんなに素晴らしい作品を世界に広げようと思わないほうがおかしい
Enjyo の名が世界に広まるわけか。
胸が熱くなるな。
>>24 すまん
「円城作品なんかを白人様に受け入れてもらえるわけねーだろwwww」と受け取ってしまった
This is a pen. (To Enjyo)
The uncle is a character. Literally.
>>21 AGUCという辞書の2文字シフトの単純なシーザー暗号ですね
31 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 11:16:44.05
T→A◆注目
全スレで出た予想にまんま引っかかった馬鹿が今ここに
33 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 11:37:40.00
無理やり正しくなるような仮定を持ってきているからな。
まるでノストラダムスの予言だよ。
予言が正しくなるような仮定をむりやりこじつけて、
何が何でも予言は正しかったみたいにもっていく。
>32
自分勝手に勝利宣言w
久々に見たわ
英語に翻訳したら10万部は売れるでしょう
>>34 これこそまさに読めば分かる話で
しかも比較的簡単に読めるんだが
情弱乙としかいいようがないな
円城氏は.Xmodmap出してるからなぁ。どうしようもないよ
これこそまさに読めば分かる話で(以下省略)
どうしようもなくはないだろ
だからkikulogでやれよ勝手に勝利宣言君は
確認しておきたいんだが、以下の文章は理解できているの?
.Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
>>40 だからkikulogでやれって
あそこは理系の連中が「円城塔」の小説で議論中だから相手にしてくれるぞ
ここの板の名前読んだ?理解出来てる?
>>40 お前の頭の中で組み立てた説明不足の日本語ってことは理解してるよ
そしてお前がちゃんと説明する気が全くないことも理解している
お前が荒らしだってこともな
>39
kikulog見てきましたが、作品読まずに騒いでいるだけですね
理解でている/理解できない
これだけ答えればいいんだよ?
話をそらしてごまかして逃げているの?
.Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
これを理解していないのなら、説明しようがないよ
>41
作品を読まないで騒いでいるような連中相手に何を話せばいいのですかね?
あなたは理解でている/理解できない
これだけ答えればいいんだよ?
話をそらしてごまかして逃げているの?
.Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
これを理解していないのなら、説明しようがないよ
何一人がアフォみたいに騒いでるのやら
知ったかぶりが一番たち悪いよなあ
>>46 お前の説明がイミフ過ぎてわからん
何が言いたいの?
>>46 だからここは文学板だし、専門的なことが知りたいならkikulog行けって
あそこなら暗号や言語に詳しい連中いるから好きなだけ議論できるぞ
ここだとループになって結論は出ない
第一お前説明する気ないじゃん
635 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 16:31:20.41
龍はあれだけ引っ張って予告しておきながら、具体的な間違い箇所の記述はしていないのか
これは選評が待ち遠しいね
647 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 21:30:01.16
龍は間違ってるって言うだけで、どこがどう間違っているかについてはコメントなし
これって批判された方もたまったもんじゃないよな
SF作家だったら死刑判決に近い
660 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 22:04:16.91
致命的とか言われてる割には誰もまだDNAのミスった箇所を見つけてないんだよな
誰か生物系のスレか板で聞いてみてよ
そうすれば白、黒はっきりする
661 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 22:05:04.81
読んでみたけど
半端な知識しか持ってない奴が引っかかりそうなところを見つけただけだった
662 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 22:05:17.05
TL上でも盛り上がってるけど、判明してないね
気になる!!!
670 :吾輩は名無しである:2011/07/21(木) 22:30:53.81
しかし、実際にはDNAの転写、翻訳にtRNAが使われる場合をはじめとして
A-U、C-Gの組み合わせで、相補的に塩基対を形成することは多々ある
そこを村上龍は取り違えてAと塩基対を形成するのはTだけだと思い込んでしまっているのではないだろうか
692 :吾輩は名無しである:2011/07/22(金) 00:00:11.03
えーっと村上龍が間違ってましたってことで話は終わりそうなの?
どうなの?
「説明してくれ」と騒いでいる人がいるが、
説明のために必要な知識を持っているのか確認しようとすると
話をそらしてごまかして逃げ出す・・・・
なんだこれは???
◆
あなたは理解でている/理解できない
これだけ答えればいいんだよ?
話をそらしてごまかして逃げているの?
.Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
これを理解していないのなら、説明しようがないよ
kikulog見たけど、作品全く読まずに騒いでいるだけですよ
そんなレベルの低い連中に対して何を話せばいいのやら
56 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 15:46:57.48
説明する気ないなら黙っとけば
57 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 15:58:14.51
説明する気はあるんだよ
一番最初に説明のために必要な知識を持っているのか確認してるんだよ。
そしたら話をそらしてごまかして逃げ出す・・・・
本当に説明してほしいんかい
>>57 だからどこが具体的に間違っているのか言ってみろよ。
それとkikulogの面子も全員が読んでないわけじゃないから
>>57 あるならもっと具体的に説明してみろよ
つーか他の連中も指摘している通りkikulogに行けって
60 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 16:40:39.37
P34〜35ページ
「親愛なる叔父さんへ
人騒がせを有難う。でももう危ないことはやめて下さい。
わたしがメッセージに気づかなければ、叔父さんはテロの容疑者として逮捕されていたはずだから。
叔父さんの素人探偵としての見解は、現在FBIが調査中だそうです。
メールにこんな突拍子もない単語を書かせるのは止めて。
もう、本当に危ないから止めてください。
フォート・デリックから流出した炭疽菌のDNAパターンの一部をスクラッチするなんてことは。
炭疽菌のDNA単体が人間に感染したりしないことをわたしは知っているけれど、国家の保安に関わる人たちまでもが、
>>57 ここで騒いでも結論は出ないから無意味だよ
専門家がいるサイトがあるならそっちで議論すべきじゃないかな
ここで騒いでもなあ
文学板は文系が殆どでしょ
63 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 14:22:57.85
>村上龍は探せば幾らでも逃げ道がある
DNAの記述が比喩的で不正確である。この種のSF的設定の作品で
ディテールに関して、どうとでも解釈できるような比喩が用いられて
しまうと、読者は作品内世界をイメージすることができない。それは
フィクションの構成として決定的な間違いである。
僕は詳しいから「比喩か、それとも、正確な記述なのか?」を正しく
判断することができたんです。それは他の選考委員にはできません。
(本音)僕は詳しいので何たらってのは、いつもの知ったかでした。
64 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 14:25:38.65
kikulogも知ったかぶりや、自称理系が多いから信用出来ないよ
陰謀論信者とか変な連中ばっかりだし
あそこの掛け算論争は酷かった
kikulog 見てきたけど円城氏擁護している派は誰も「これはペンです」読んでいないようだね。
あまりにもレベルが低すぎる。
>>58 > それとkikulogの面子も全員が読んでないわけじゃないから
ちゃんと読んでからどうのこうの言っているのって
Kさんとピュアさんだけ。ピュアさんは村上氏擁護。
kikulogのブログ管理人はピュアさんが「作品読め」って言うのに腹を立てて、ピュア氏を追い出すしまつ。
あそこは自称理系もいるし、変な連中の巣窟だぞ
一応かなり前に「これペン」読んだんだけど、
.Xmodmapって出てきた?
もしあったら何ページ目に出て来るか教えて
>60
> フォート・デリック
Fort Detrickだから、フォート・デトリックですね・・・
学者がチェックしたって話は本当なの?
「新潮」売り切れだし、本が出るのを待つしかないな
文芸誌の部数なんてどうせ6千部くらいでしょ
ここでも結論は出ないと思う
だって専門家がいないから
「勿論君は、同様の操作を、コンピュータ上でソフトウェア的に実行する方が簡単であると知っている。
コントロールキーとキャップロックを入れ替えて使うようにね。.Xmodmapあたりを書き換えればよいではないかと考えたはずだ。
その通り。同封したタイプボールは、そんな種類の入れ替えの、一つの鈍重な置換えにすぎない。単純なシーザー暗号だ。」
たぶん騒いでる奴はここが問題だと言いたいんだと思う
つまり円城は.Xmodmap=シーザー暗号と言うことにしてるがそれは違うと
文系なんで.Xmodmapがどうとかはわからないけどドラゴンの指摘したところとは違うような
http://www.youtube.com/watch?v=bRCNenhcvpw&feature=player_embedded あとタイプライターの構造の動画
参考になるかもしれないんで一応貼っておく
このスレ以外見えない状態です自分
うん。次にナオコーラが見えた。
なんでですかねえ?
最近鯖落ち多いしそれ関連じゃ?
円城さんに聞いてみて。
> コントロールキーとキャップロックを入れ替えて使うようにね。
> 単純なシーザー暗号だ。
> つまり円城は.Xmodmap=シーザー暗号と言うことにしてるがそれは違うと
なんの解説も無しに、君の妄想を押し付けられてもなぁ・・・
「これはペンです」というのは、どういう作品なのか。
仮に現実の事件事故をパクりまくった小説があったとしよう。
あるページを開くとアメリカ同時多発テロ事件のパクリシーンや。「世界貿易センタービル」と固有名詞まで出しとるから間違えようがない。
別のページ見ると福島第一原子力発電所事故のパクリシーンや。「2011年3月11日」と書いとるんやから間違いないだろう。
別のページ見るとオウム真理教事件のパクリシーンや。
しかし全体としては1つの物語になっとる。見事としか言いようがない。
ただ、よく見るとパクリの描写がえらく中途半端や。
アメリカ同時多発テロ事件のパクリシーンでは中国が出てきてるし、福島第一原子力発電所事故にいたってはガメラが出てくる。それぞれが「アメリカ同時多発テロ事件」
「福島第一原子力発電所事故」「オウム真理教事件」のメタファーなんだろうから別にいいんだけど、なんでこんな中途半端なパクリなんだ?
---------------------------------------
この「現実世界の事故」を「DNAの研究、DNAに関わる事件」に置き換えたのが「これはペンや」という作品です。
>60
> フォート・デリック
Fort Detrickだから、フォート・デトリックですね・・・
学者がチェックしたって話は本当なの?
> ドラゴンの指摘したところとは違うような
ドラゴンがどこを指摘したのなんて分かんない。
ただ、学者がチェックしたという話が飛び交っているが、そのチェックはまともに機能していない。
そういう事が言いたかった。
>>82 >>2を見る限り
騒いでる奴はそこが引っかかってると思ったんだが違うのか?
勘違いしてるかもしれないから一応言っとくけど俺は連投してるやつとは別人だぞ
村上氏の指摘ですが「これはペンです」には『DNA配列は積極的にランダムを目指す』という記載があり、その箇所を誤りだと言ったようです。
学者が確認したのは確か大阪大学や、京都大学の教授クラスがチェック済み
円城は元プログラマーで研究者だから、あえてミスを入れた可能性もある
医者だった漫画家手塚治虫が、ブラックジャックでは、医学的にはありえない治療をしたりしていただろ
おまけに姪は専門家でなく、叔父の正体を探るうちに理系のジャンルに詳しくなっていったという設定なので、
姪の記憶違いという描写だったらどうしようもない。
それ以前に俺も円城の描写が正しいのか間違っているのかわからん!
>>88 > 円城は元プログラマーで研究者だから、あえてミスを入れた可能性もある
円城氏は村上氏に問い合わせして彼が答えてくれないんで
、自分で勝手に『ここが間違ってたんだ!』と言っています。
あえてミスを入れてこんな行動しているのなら、彼は健忘症か何かだと思いますよ
>>88 > 姪の記憶違いという描写だったらどうしようもない。
円城氏は村上氏に問い合わせして彼が答えてくれないんで
、自分で勝手に『ここが間違ってたんだ!』と言っています。
姪の記憶違いという描写があるのにこんな行動しているのなら、彼は健忘症か何かだと思いますよ
金子研やどうせ他の研究所にも解析や検証を頼んでからの発言だろ
少なくともここの検証じゃあ結論が出ないのは確かだな
しかし、パラサイト・イヴもヒュウガ・ウィルスも現実世界ではありえない描写が盛り込まれているってのに変な話だな
円城が間違いでないと思っているのなら、その裏付けもあるなら
そうなんじゃないの?
つーか、勝手に同一だと思ったっていうのは思い込みだろ
>>94 > つーか、勝手に同一だと思ったっていうのは思い込みだろ
作品の該当部分は読みましたか?
シーザー暗号を出したのは、どういう描写をしたかったのですか?
作品読んだのなら答えられるよね
>>92 > 金子研やどうせ他の研究所にも解析や検証を頼んでからの発言だろ
それでフォート・デリックなら笑ってしまうな。
Fort Detrickだから、フォート・デトリックですね・・・
98 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 21:50:07.33
さ あ 、 も り さ が っ
て
ま
い
り
ま
し
た
シーザー暗号はRNAを基にした奴でしょ
検証したのはウィルスの箇所とDNAの箇所
>>97 地名の呼び名だからな、日本ではどちらの明記もあるし
何とも言えない
フォートデリック
35,200 件 (0.17 秒)
フォートデトリック
約 26,500 件 (0.13 秒)
村上龍は「DNAのウィルスの描写が間違っている」と指摘
円城はその箇所についての検証を頼んだ
>>101 > DNAの描写でしょ
作品読んでないでしょ・・・
まだ本になってない作品について語るのはヤメレ
>>102 いや、そうだろ
お前こそ読んだのか?
タイプライターのところだろ
""で囲ってごらん
"フォート・デトリック"
約 26,600 件 (0.05 秒)
--------------
"フォート・デリック"
約 391 件 (0.06 秒)
地名の表記についてのチェックは村上龍も言ってないので
調べてはいないだろう
選評で問題になっていたのはウィルスのDNAのところだし
>>104 Aを押せばUが出る、Cを押せばGが出る
DNA→RNAの転写というような答えがでてこないのなら、ちょっと困る
単なるタイプミスじゃないの?
にしても掲載誌が手に入れにくい状態だと議論は進まないぞ
図書館でリクエストしても、まだ来てないよ
本がでなきゃやっぱ話にならないな
10日になりゃ選評出るんだし
>>106 > 地名の表記についてのチェックは村上龍も言ってないので
学者がチェックしたからこそ、村上さんは間違っているって話の流れだろ。
学者のチェックは全然機能していないよ。
>>110 あのRVRの話はDNAの箇所が間違ってるって内容で、
そこの箇所をチェックしてもらったって話だから
だから生物や化学の専門家に検証してもらったのであって、別に地理に詳しい学者に調べてもらってないようだ
地名がどうって話は村上龍も言ってないよ
>>108 > にしても掲載誌が手に入れにくい状態だと議論は進まないぞ
だよね。どこかで紹介されていた kikulogってブログ見たら、作品全く読まずに騒いでいる。
掲載誌が入手できないから読めない・・・・のではなくて・・・・・全く読む気がない感じだ。
本当に最低のブログだと思う
>>110 違うって
村上龍がウィルスのDNAのとこが正しくないって先に言って
じゃあ、間違っていたら直すからそれはどこよって円城が聞いたわけ
したら龍がスルーしたから、学者にウィルスとDNAの箇所のチェックを頼んだけど
特に間違いは見つからなかったよって話
チェックした箇所と、してない箇所があるのなら、
『○○の箇所をチェックしました』と明示するのが筋。
う〜ん、この箇所は多分チェックしただろう。この箇所は多分チェックしてないだろう。
なんて状態なら『学者がチェックしたんだから村上氏は間違っている』なんて事を言うのがおかしい。
"フォート・デトリック"というのは DNAに関連するかなり大きなイベントのメタファーであり、
生物学者がその記載のチェックをすっ飛ばしているというのなら、かなり無茶苦茶な話。
この記載も学者はチェックしたのかしないのか、全く明確になっていない。
『作品中では.Xmodmapとシーザー暗号を同等の概念として扱っている。
該当部分は長いのでここに引用しない。自分の目で確かめてくれ
.Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
該当箇所はこの前後2ページほど
「これはペンです」(円城塔)新潮2011年1月号より引用
P14「Aを押せばUが出る、Cを押せばGが出る(中略)単純なシーザー暗号だ。」
メタファーまで入れられたら、全文チェックになるから
そりゃ無理だろ
ウィルスに関するDNAの記述って言っててそれについて、はっきりした箇所があるなら
そこを重点にチェックされたんだと思う
しかし、これほど掲載誌が手に入れにくいとなるとどうしようもないね
照らし合わせて確認出来ないんだもん
読んだ人が少ないんだから話にならん
以前メールで文芸春秋に聞いたものです
来月号は「これはペンです」は載らないようです
文芸評論家や色んな人にもTwitterのDLを通じて件の選評について調べてみました
村上龍氏は炭疽菌の描写を不正確としたという意見がありました
図書館で3週間も待てば手に入る
最近は文芸誌を置かない図書館が増えた
本は今月末に同時期に掲載されて候補になった「あめりかむら」が出版予定だから
円城も9月初めころには本になるんじゃないかな
ナオコーラは9月半ばだから、円城も遅くとも同時期と予想
本の内容についてはネタバレにもなるから
明かせる部分とそうでない箇所があるんじゃない?
ましてや出版前だし
フォート・デリックから流出した炭疽菌のDNAパターンの一部をスクラッチするなんてことは
↓
FBI にマークされる。
さて、FBI はどうやって叔父のいたずらである DNAパターンを見る事になったんだ?
1:何も考えずに適当に言葉をつなげただけ。
2:炭疽菌を FBI に送った→叔父逮捕
作品全部がこんな感じ。とにかく浅い。浅瀬でパシャパシャしている感じだ
「細かい所は見逃してやろうかな」と思っても、根本的な描写が浅すぎる。
本当に適当に言葉をつないだ感じ。
設定を生かしきれていない。
その設定は現実世界の事件からのパクリで、作者のアイデアではない。
>>121 炭疽菌の事件の容疑者の推理まで叔父は披露しているからだろ
つーかよく読め
>>123 容疑者の推理の話ではない。
FBIは、いかにしていたずらパターンを見たのかという話。
DNA単独→そこらへんのちりやホコリと同等レベルの物質
炭疽菌→めちゃやばい
FBI は、そこらへん飛び交っているチリを検査しまくっているのか?
125 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 00:51:37.90
> フォート・デリックから流出した炭疽菌のDNAパターンの一部をスクラッチするなんてことは。
DNAパターンの情報を叔父が入手したのは『ご都合主義』か?
叔父はでたらめ論文の天才だが、スパイ並の情報収集能力があるスーパーマンなんて記述は無かったぞ
叔父の正体が××だからだろ
ネタバレになるからあえて書かないが、助教授と姪の会話でわかるだろ
頼むから本が出てからにしろよ
内用読めないんだから
ネタバレやめて〜〜〜〜
議論は本が出てからやって欲しい
手に出来ない本の内容で話あってても、入っていけないし、あってるのか間違ってるのかもわかんない
>>124 炭疽菌のDNAって話だから別じゃないの?
しかも姪は叔父の手紙の解析を大学や研究所に毎度持ち込んでるんでしょ
ネタバレ嫌がる人がいるから、これで最後にしとく
スマソ
だから本が出てから好きなだけ語り明かしてくれ
同じ話題のループでつまらん
新作ないの?
133 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 01:49:58.24
タイトル:私のお兄ちゃんは天才ハッカー
私のお兄ちゃんは天才ハッカーなの。お兄ちゃんから DNAが送られてきたようだわ。さっそく解析しましょう。
あら、なんてことでしょう。『炭疽菌テロの犯人は、おそらく○○であろう』と書いてある。
さすが天才ハッカーのお兄ちゃん。FBIですら分からない謎をすらすらと解いていく!さっそく電話しないと。
夏休みだからなあ
135 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 01:54:38.86
警察「はい。こちら警察です。」
妹「今お兄ちゃんから来た手紙に炭疽菌テロの犯人の名前が書かれていました」
警察「どういうことでしょうか?」
いもと「天才ハッカーのお兄ちゃんからDNAが送られてきたんです。それを調べたら炭疽菌テロで使われたパターンと同じで…」
警察「という事は、あなたの兄が犯人だと!さっそく逮捕しないと」
いもと「違う違う。DNAはスクラッチで作れるんです。」
警察「なるほど、そういうことでしたか。さすがは天才ハッカーのお兄さん。
FBIが必死こいて分からないことをすらすらと解いていきます」
どう見てもラノベです。本当にありがとうございました
シフト=巡回置換なんだから置換の一種。
そもそも問題になってることとは関係ない話だろう。
もうどんどん話をずらして何が何でも間違いがあったって事にしたいんだろうね
間違いはあったの?シーザー暗号ってのが間違いだって言いたいの?
139 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 08:22:41.67
> シフト=巡回置換なんだから置換の一種。
どう言えばいいのかな。
P14「Aを押せばUが出る、Cを押せばGが出る(中略)単純なシーザー暗号だ。」
円周率3.14は(中略)単純な整数だ。」
整数は数字の中の一種だからこの文は正しい
と言っているようなもんだ。
「これはペンです」は(中略)単純なラノベだ。
この文は合っているな。
煙に巻かずに間違いがあるのかないのかハッキリ言ってよ。
141 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 08:42:29.13
説明する前に、最低限、これの知識を持ってないと、読んでもちんぷんかんぷん。
Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
142 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 08:46:28.68
言いたいのはこういうこと
チェックした箇所と、してない箇所があるのなら、
『○○の箇所をチェックしました』と明示するのが筋。
う〜ん、この箇所は多分チェックしただろう。この箇所は多分チェックしてないだろう。
なんて状態なら『学者がチェックしたんだから村上氏は間違っている』なんて事を言うのがおかしい。
143 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 08:55:00.63
既に村上氏はお口にチャックしました
ああ、村上龍の放った火消しの人か。
とりあえず文芸誌上で対談したら許してあげますよ。
ごたごた言う前に、これが理解できるのかできないのかはっきりさせろよ。
話をそらしてごまかして逃げるのかい?
説明する前に、最低限、これの知識を持ってないと、読んでもちんぷんかんぷん。
Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 』
正直全然わからない。村上龍も「Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。前者は文字置換であり、後者はシフトである 」って言って誤魔化すのかな?
いちいちそんな下らないところで止まってないで参考URLでも貼ればいいだろ
>>147 そんなこと言ったら村上龍が笑われるだけだよ
ほんとだよね!それが文学と何の関係があるんだよバーカ!って言われるよ。
>>150 それにこの人が言っている間違いは思い込みで、円城は同じなんて書いてないんだよね
無理やりな解釈の話だから相手にしなくっていいよ
そっか。龍さんマジでどうするつもりだろ?ヤバくね?
> 正直全然わからない。
説明するには、最低限これだけの知識/理解が必要ですという話だよ。
村上氏が指摘したのは具体的にどの箇所なのかは分からない。
「お兄ちゃんは天才ハッカー」みたいな御都合主義が芥川賞に似合わないのはあたりまえだと思う。
>>153 はいはい
お前の脳内妄想はチラシの裏に書いてなさいね
>>153 そんな話でも内容でもないのに
今「これはペンです」を読めない人が多いと知って言いたい放題だなw
お前がどうしようもない奴だってことは理解した
作品の該当部分は読みましたか?
シーザー暗号を出したのは、どういう描写をしたかったのですか?
作品読んだのなら答えられるよね 。
具体的に詳細に答えてね
>>152 だから沈黙中なんでしょ
この話題が風化するのを待ってると思う
来週には選評出るし、そこではっきりするかな
来月号は沢山刷るだろうから、選評に目を通せる人は多いと思うよ
>>153 論理的に考えても、お前が人を専門用語で煙に巻こうとしてるのは明らかじゃん。
「Xmodmapとシーザー暗号は同等の概念を表すものではない。
前者は文字置換。後者はシフト。 」じゃなくて、
「文字置換とシフトの違いが理解出来る?」って聞けばいい話で。まあ俺は理解出来ないけどね。
>>158 本人はわざと言ってるから燃料投下すんな
>>158 その2つは別に絡んでるわけじゃないし
「これはペンです」が手に入る人が少ないことを知って
あえて紛らわしく説明して、ミスがあるって連呼したいだけ
いやいやそこらへんはきちんと言ってあげないと。
>>161 わかっててこいつやってるし、説明する気もないし
あえてなのか、本当に馬鹿なのか知らないけど、全く文章を理解しないで
書き込んでる
2つのものが同じなんて円城は書いてないから
別に専門用語を理解してようが、してまいが関係はない
そっかー。村上龍の担当編集者とかなのかなあ?
作品の該当部分は読みましたか?
シーザー暗号を出したのは、どういう描写をしたかったのですか?
作品読んだのなら答えられるよね 。
具体的に詳細に答えてね
>>163 編集者がここまでアフォなわけないだろ
墓穴をみずから掘ってるようなもんだし、単なる難癖荒らしだと思う
あと5日で選評出るな
>>165 でも頭良さげに書いたら編集者っぽくなっちゃうじゃんw
>>167 本物の編集者なら村上龍と同じように沈黙すると思う
こんな馬鹿な指摘をしたら、かえって円城に反撃のチャンスあたえちゃうだろ
全く知識がない俺でも、本文読めばこいつの主張はヘンだってわかるくらいだし
そっかあ。煙に巻く程度の効果もない?
村上龍の選評を心待ちにしておられる方が大勢いると思いますが、
「村上龍って、いつもどんな選評載せてたかな?」と思って文藝春秋のバックナンバーをチェックしてみました。
第142回芥川賞選考会(舞城王太郎が落とされた時)
村上龍選評
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
二人とも(舞城王太郎と松尾スズキ)すでにキャリアのある作家で、小説を作る技術はそれなりのレベルに達している。
だが、わたしは受賞作として推すことができなかった。
物語そのものがつまらなかったからだ。
技術が巧みで、破綻なく面白おかしく読めるという長所は、作家の「偏愛」が感じられない場合には退屈の源泉となる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
あれっ?長所のある作品はダメなの?
技術が巧みって事がプロ作家としての資格じゃないの?
個々の作品のどんな描写に「作家の「偏愛」が感じられない」かは書いていない。
つまり名前に「城」のついた作家が嫌いなのかwとかそういう冗談はさておき、
村上龍は時々こういうどうしようもない選評をあげる人だってことを覚えといて下さい。
>>169 むしろ逆効果
読んでない人を釣る程度の影響力しかないね
俺が一番と思い込んでる龍みたいなジャイアンタイプは、批評向きじゃない
173 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 15:09:27.17
肝心の話になると、話をそらしてごまかして逃げますね
作品の該当部分は読みましたか?
シーザー暗号を出したのは、どういう描写をしたかったのですか?
作品読んだのなら答えられるよね 。
具体的に詳細に答えてね
グギギギギ…
この件で始めて円城作品を読んではまりかけてるんだが
何かお勧めを教えてくれ
177 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 17:54:58.37
タイトル:私のお兄ちゃんは天才ハッカー
私のお兄ちゃんは天才ハッカーなの。お兄ちゃんから DNAが送られてきたようだわ。さっそく解析しましょう。
あら、なんてことでしょう。『炭疽菌テロの犯人は、おそらく○○であろう』と書いてある。
さすが天才ハッカーのお兄ちゃん。FBIですら分からない謎をすらすらと解いていく!さっそく電話しないと。
178 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 18:00:17.99
警察「はい。こちら警察です。」
妹「今お兄ちゃんから来た手紙に炭疽菌テロの犯人の名前が書かれていました」
警察「どういうことでしょうか?」
いもと「天才ハッカーのお兄ちゃんからDNAが送られてきたんです。
それを調べたら炭疽菌テロで使われたパターンと同じで…」
警察「という事は、あなたの兄が犯人だと!さっそく逮捕しないと」
いもと「違う違う。DNAはスクラッチで作れるんです。」
警察「なるほど、そういうことでしたか。さすがは天才ハッカーのお兄さん。
FBIが必死こいて分からないことをすらすらと解いていきます」
どう見てもラノベです。本当にありがとうございました
179 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 18:03:34.55
>>176 Self-Reference ENGINE がおすすめ
180 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 18:16:22.97
設定は実在の事件のパクリだし(しかもかなり中途半端なパクリ)、
内容は「天才ハッカーの兄が炭疽菌テロの犯人をみごと推理」という、
お花畑ファンタジー
いいはなしだ〜
182 :
吾輩は名無しである:2011/08/05(金) 18:51:21.59
離れるとか言っておきながら、
twitter更新している円城萌えww
>>178 どんな文学でも圧縮しすぎて要点抜けていけばライトになるに決まってるだろ、お前の頭も相当ラノベだな
チェックした箇所と、してない箇所があるのなら、
『○○の箇所をチェックしました』と明示するのが筋。
う〜ん、この箇所は多分チェックしただろう。この箇所は多分チェックしてないだろう。
なんて状態なら『学者がチェックしたんだから村上氏は間違っている』なんて事を言うのがおかしい。
またお前か
187 :
吾輩は名無しである:2011/08/06(土) 10:52:11.44
"フォート・デトリック"
約 26,600 件 (0.05 秒)
--------------
"フォート・デリック"
約 391 件 (0.06 秒)
>>185 その前に間違ってるって言った村上龍が間違いのある箇所を明示するのが筋。それさえ出来ないんだから何を言われても仕方がない。
文學界の池澤夏樹芥川賞関連のインタビュー
「(池澤ひとりだけが推す人はなかなか取れない)ただ、阿部和重さんはうまくいきましたね。
絲山秋子さんも最終的には取れたからよかった。だけど、円城塔さんはどうだろう。
先はどうなるかわからないけれど、今回候補作となった『これはペンです』の持つあそこまで狭く深い文学性だと、
芥川賞が持ってるある種の大衆性、普遍性とマッチする面は少ないかもしれない。
だから、今回強く推したのは、もうぼくの好き嫌いがそのまま出たわけです」
池澤はもういないんだ
残ったのは老害なんだ
『オマエラこんなん好きだろ』的なキーワードをパソコン使って文章に代入していけば、楽チンです。
天才ハッカーのお兄ちゃんが炭疽菌テロの犯人を推理とか。
ハッカーもお兄ちゃんも出てこないけどな
お前の妄想はもういいって
193 :
吾輩は名無しである:2011/08/07(日) 18:24:13.94
やっぱり池澤は円城推しだったか
今回で審査員降りたのも村上龍と関係あるかもね
池澤「こんな馬鹿ばっかりと一緒に仕事したくない」
196 :
吾輩は名無しである:2011/08/08(月) 13:50:43.80
『オマエラこんなん好きだろ』的なキーワードをパソコン使って文章に代入していけば、楽チンです。
天才ハッカーのお兄ちゃんが炭疽菌テロの犯人を推理とか。
新潮9月号掲載の「良い夜を持っている」読んだ人いる?
>>197 今読んでるけど凄いよ
「道化師の蝶」は幻想系の絵を文章化したような
凄くビジュアル的な話だったけど、「良い夜を持っている」はサヴァン症?みたいな超記憶力を持った人間の恋と娘の話
最初は延々と凄い量の情報と町の話が脈絡なく語られてて、なんだこれって思ったが
それは主人公(父?)の超人的な記憶力と構成力の話ってことが中盤で分かる
その空想と現実が危ういバランスで描写され続ける様子は本気で圧巻
人とは違う驚異的過ぎる記憶力と、町を作り出せる能力は円城にしか書けない世界
このレベルの話をここまで昇華して書ける才能は驚異的だよ
絶対これは読むべき一遍
人とは違う1つ上くらいの次元からこの世界を見ているような
そんな気分になる
こういう話は書こうと思って書けるような話じゃない
これこそ天性のものだと思う
膨大な記憶の町を作りながらそこに暮らす人の話かと思ったら、
記憶の仕方が町を作って連想づけることしか出来ない男の話だった
現実と夢の区別が殆どない狂人で天才の孤独と純粋な気持ちはBSFっぽい感じ
でも物語としては数学数学してないせいかBSFより読みやすくて好き
入れ子方式で書かれた話だから父(後の叔父)の脳内を迷子になりながら散歩してるような感覚の楽しさが味わえる物語
こういう物語って他に書いてる人も書ける人もいないんだからもっと評価されて欲しい
今の審査員じゃ無理
女の描いたエッセイもどきじゃないとね
川上未映子みたいな?
超記憶症候群って本当にある症状だったか
サヴァンの特徴の一つに、異常な記憶能力がある。
「忘れる能力」がないとされ、その結果、雑多な記憶が充満し、
それを体系づけたりすることがとても出来ない。
ボルヘスの小説に、「記憶の人フネス」というまったく同じ能力の人物についての話がある。
彼は忘れることが出来ず、その結果大脳の能力の大半は記憶に費やされ、それ以外の知能は低く抑えられている。最終的に彼は記憶の重みに耐えかねて死ぬ。
円城塔自身サヴァンじゃないけど、頭の能力が飛びぬけてるけど
社会性に欠けるというか一般的に理解されにくい面を抱えている
こういう孤高の作家って海外にはいるけど日本じゃあまり見ないよね
「良い夜を持っている」は無限の記憶力が題材か
あんなとびぬけた能力持ってたら絶対苦労するだろうけど
楽しそうでもあるし、すこし憧れる
町が記憶に関連づけられた町っていうのがいい
>>209 なんだこれは!!!!!!????
膨大な情報量の中で誰にも理解出来ない苦しみがあって
主人公はそれが生まれつきの物だから、当たり前過ぎてその悩みにすら気が付けない
自分だけの町が作れれば、その中ではたとえそれが現実の中にない町でもそこでは神なんだよな
ああいう人の中では世界の見え方が違うからリアルと架空の差なんて些細なんだろうな
全然違うんだけど「レインマン」久々に見たくなった
あの映画と同じように見た後ちょっと心が温かいんだけど物悲しい気持ちになった
記憶の町で迷子になったり追いかけっこの描写は読んでて楽しかった
実際自分が体験したら気が狂っちゃうんだろうけど
円城版「記憶人フネス」って感じか
不思議の国のアリスと同じで数学者の作る架空世界は理解出来ないけど魅力的
「駄作のオンパレード」石原慎太郎
「これはペンです」なる円城塔氏の作品は、もしこれがまかり通って受賞となったら、
小説の愛好者たちを半減させたろう。小理屈をつけてこれを持ち上げる選者も
いるにはいたが、私としては文章を使ったパズルゲイムに読者として付き合う余裕はどこにもない。
「さざ波と小枝」宮本輝
円城塔さんの「これはぺんです」を強く押す委員もいたが、その真反対の委員も多かった。
私は書き出しのたったの十ページを読んだだけで眠くなり、全編読了は難行苦行だった。
要するに、つまらなかったのだ。
「それぞれへの感想」高樹のぶ子
「これはペンです」読者を挑発する問題作、これが解るかな?と。選ぶ方も小説観を問われる。
小説を書く時、イメージを作り出すことに98%のエネルギーが費やされるべきだと私は考える。
イメージとは人間、場面、モノ、物語などのこと。
なぜ98%かといえば、小越の説得力浸透力は、これらのイメージが担っているからだ。
言葉はそのために駆使される。
けれどこの作品はそれらのイメージを一切作らず、確信犯的に理論理屈で説得しようとする。
言葉の役割が違う。
結果、小説的な咸興は何も残らなかった。
何が書いてあったのかも記憶できない。
挑発されたもののゲームには参加できなかった。
小説とは何か、あらためて自問自答する機会になった。
「足らぬもの免れるもの」黒井千次
円城塔氏の「これはペンです」は、SF小説の力作としての強い支持が選考の場に出されたが、
コンピューターの働きを土台にした作品の世界にうまくはいることが出来なかった。
書かれた内容に理解は届かぬとしても、わからぬままに奇妙な面白さが伝わることはあり得るのだから、
書き方にもう少し工夫があってもよかったのではないか。
「小説らしきもの」小川洋子
私にとって最も切実な問題をはらんでいたのは、「これはペンです」だった。
何かを書こうとする動機、書かれる内容、書き手の人間性など特別な意味はなく、
ただ書き方がもたらす偶然のみが言葉を決定してゆく。
この理論に則っておじさんがでっち上げている文章は、実際にいま、小説を書いているものの心を揺さぶる。自分の体の内側から搾り出すようにして生み出した、などと思っているのは作家の身勝手な幻想で、実は英字パスタをスプーンですくっても同じ小説はかけてしまう。
人間が偶然の支配する世界の生き物なのだとしたら、道具になりきれない作家は、世界の真実は描けないのではないか。そんな予感がひたひたと迫ってくる。
本作は叔父さんが論文を制作するのと同じやり方で、手紙を切り貼りするようにして書かれている。
人物造形やストーリー展開など無視しても、ほらこの通り小説らしきものが出来上がるのです、と証明して見せている。
円城さんと一緒になってこの企みを楽しめれば、至福の読書体験が味わえるだろう。
しかしそうでなければ、あくまで叔父さんはのっぺらぼうのままで終わる。
池澤はこんな連中ばかりじゃそりゃ止めたくなるやw
ここまで読めてない連中ばかりだから
変なポエムやエロ私小説じゃなければ芥川は取れないわけね
「群像」の創作合評の連中は、円城はもっと難解に書いて冒険しろってのと大きな違いだな
「良い夜を持っている」は「これはペンです」の完結編だから再度候補になる可能性が高いけど
こんだけ文盲揃いじゃ無理だな
こういう選者がいるから新しい小説を書いたり、実験小説にチャレンジする天才がいなくなり
無難な私小説とかポエムや、適当な卒論もどきに逃げる純文作家が増える
この内容じゃ最後まで読んでないし、円城が次に候補になっても受賞は難しいな
こいういう人らは国外の文学も読んでないんだろう
国外どころか国内の文学でさえ疑問だね
理解しろとは言わないけど選者なんだから、もっと広い視野を持って作品に接して欲しい
芥川の方向性とか決めると、それ狙いの著者が増えるし
円城みたいに新しいことに挑戦する作家が減るし、読み手が育たない
自分は円城塔から外文に興味持った口だから、この評価は残念でたまらない
小川洋子はちゃんと作品読んでないなあ
「博士の愛した数式」本当に書いたの?
「文字文字するのはやめてよ」島田雅彦
「叔父は文字だ。文字通り」という書き出しは、この百枚余りの小説の見事な要約になっている。
(中略)
しかし、そんな解釈は行わなくても、「これはペンです」の各パラグラフにちりばめられたヒューモアには幾度となく微笑を誘われたので、二重丸をつけたが、
私の説得工作は不調に終わり、受賞作なしという私自身の古傷まで開いてしまいような最悪の結果となり、自棄酒をあおったのだった。
>>224 適当な卒論もどき小説あったね
アンネとか天安門とかね
「メタフィクション」池澤夏樹
(略)
というように自分勝手な脚注を加えながら読む者にとっては、これはずいぶん楽しめる作品である。
その一方、これがぶっ飛びすぎていて読者を限定する者であることは否定できない。
純文学の雑誌がこれを掲載したこと、それがこの賞の候補作となって選考の場に登場したことに
(授賞はまず無理だろうと思う一方で)ぼくは小さな感動を覚えた。
十五年続けた選考委員を今回で辞する。
最後にこういう作品に出会えたことを嬉しく思う。
>>228 小川はいい子ぶりっ子系だから毎回大多数の意見に乗っかってもっともらしい事を言うタイプ
予想通り推したのは池澤(卒業)と島田かあ
次回は今売りの新潮に載ってるのが候補になりそうだけど、これペンより難解だから無理だな
膨大な情報と無限の想像力を作り出す傑作なのに
だが、円城塔は芥川なんか気にしないでこの調子で難解で誰も到達できない、他の人が書けない小説を生み出し続けていてほしい
作風は変えないで
「中間」川上弘美
「これはペンです」。好きなタイプの小説です。
好きなタイプなので、強く推したかった。
でも、すこし足りなかった。
描くために描いているのは、いいのです。
でも、描くために描いているそのことに、どのくらい、「えいっ」という勢いがあるのか。
にこやかな表情で至極落ち着きはらいながら、いりいりした切実なことを書こうとしているのは、よくわかるのですが。
(中略)
わたしは「ぴんぞろ」を、「強く推す」と「少し推す」の半ばほどの力で推しました。
また、「これはペンです」を、少し推しました。
どちらの作品にも、少しずつの弱さがあったように思います。
ただし、弱さがきわまって、最後に強さにくるりとひっくり返る作品も、
この世の中にはきっとあるのです。ああ、小説。難しいです。
こういうスケールの作家は円城塔しかいないし、一般受けはしないだろうけど
それでも挑戦し続けている姿勢が好きだ
数学と哲学と物理が融合した作品の人かと思えば、道化師の蝶のような入れ子型の幻想小説も書く
時代というか、歴史に出て来る理解され難い天才というのはこういう人なんでしょう
「選評」 山田詠美
「これはペンです」。文鳥から理系特有の難解さを剥ぎ取ってみると、
そこには、極めてシンプルなユーモアで組み立てられた物語が現れる。
最後の一片を残したパズルのように後を引く終わり方。
<私の中の女の子について記す道具を探し始める>であろう続きが読みたい。
「選考会雑感」 村上龍
(「これはペンです」に関する具体的文言は一文字も無しでした)
詠美が続きが読みたいって言ってるから
「良い夜を持っている」は最低でも1票は入るだろう
だけどそういうのとは関係なしに円城は難解だけど、とてつもない作品を書け
村上龍が予想通り過ぎるなRVRでの威勢はどうしたんだw
やっぱ龍はチキンだったか
夢と現実の区別がないというか、他人の夢の中を散歩しているような錯覚
眠る行為を知らないと思っていた主人公がおかしくも悲しい
タイトルは「おやすみなさい」からか?
こういう小さな仕掛けや謎かけがあるから、円城の作品は何度読んでも楽しい
他人の夢に突然放り込まれたみたいな浮遊感がある
夢十夜に数学と物理を足して、安部公房と少々垂らせば円城塔になるかも知れぬ
>>240 そうそうそう
そういう感覚
しかも夢は謎かけなんだよね
演算プログラムは小説の夢を見るか?
審査員も下読みも私小説しか読めないんだから
文芸誌経由の出版業界から「面白い」小説が生まれる筈ない。
村春は何かの偶然で群像通ったんだろうけど、偶然と思う。早稲田演劇科の経歴に騙された確率が高い。
芥川賞の評者の選評は毎回読んでるけれど,これが一番面白い!
というのも,毎年ほとんど同じことが書かれているから!
ほとんど,選考対象の作品への文句タラタラ,愚痴タラタラ,絶望タラタラ,
そして,評者の(自分の)才能の無意識の賞賛,己の文学的感覚の絶賛
(文面には直接書かれていないが‥),終いには,「次回の選考作品に期待する」
みたいな感想(実際にはたぶん期待していないけれど,とりあえず書いて
おこうか,みたいな‥).
外から見たら,誰もが,選者はほとんど病気だ,と思いますね(笑).
文学を外から眺めている人にとって作品はどうでもよくて、作家本人
に興味があるので,こんな感想になりますな.作品の良し悪しは興味ないですな.
純文学なんて芸術だからな。
万人が楽しむものでもないし、絶対的な価値があるわけでもない。
ある程度内容は評価するには「素地」が必要であり、
仮にそれが偏差値分布で60以上を指すとすれば
最大公約数的な偏差値50の人間に支持されるとは限らないからな。
芸術であるが故に相対的に価値を決めなくてはならないのに、
そこに話題性とかコネとかそういう要素が入って迷走してるんだろう。
選考委員からは選ばれないけど編集者からは評価されてる作家はいるね
芥川獲らなくても三島賞だったり野間文芸賞だったり他の賞もらっときゃいいんだよ
逆に獲らないことで価値が出るかもしれん
春樹がノーベル賞とったら芥川賞の価値も下がるだろ
円城はこのままでいいんだよ
しかしあれだね。
選考委員の誰も、村上龍の指摘した「DNAに関する記述の間違い」について書いてないね。
選考後のインタビューでそのことについて触れていた山田詠美ですら。
それが原因で円城作品を推さなかった委員もいたようなのに。
もしかしてそのことについては触れないようにお達しが来たのか?
委員側が間違った知識を元に選考していた(そして落選させていた)ことが世間に広まったら、
もう芥川賞の権威は確実に失墜だからね。
ま、もういいけど。
実験的・・・・「天才ハッカーの私のお兄さんは炭疽菌の犯人をみごと推理しました」これが実験的な小説w
円城を押してたのは
小川洋子、島田雅彦、池澤夏樹
文芸春秋選評読めばね
それでも取れないとはね
龍は全く触れてない
ぴんぞろ載せてることといい、龍のことといい、なんか専門的な部分の指摘は なかったことにしたいんだな
詠美も円城嫌いではないみたいだし、惜しかったんだろ
執拗に擁護したのは島田雅彦だったようで、彼の無念さが伝わってくる選評でした。
宮本輝は案の定「つまらなかった」(=わからない)、都知事は酷評、池澤夏樹は円城作品「しか」言及してません。そこに彼の意地というか気概をみたというか。
龍ちゃんの選評には円城塔について「1文字も」触れられていませんでした。文字通り。
専門的な知識への指摘は編集者が賞の面目を保つために消したんだろ
池澤夏樹「ぼくの芥川賞採点表」、全三十二回の採点がずらっと並んだ表が、すごい。0点、10点とかズバズバ。 『文学界 2011年 09月号』
ナオコーラと水原涼を褒めている人がいない
これで「これはペンです」を載せてくれてたら
神号だったのになあ>文藝春秋
>>236 この人もついに老害になってしまったか…
>>244 スレチだが、春樹はデビュー前に国分寺で
ジャズバーやってて安原顕とか中上健次とかも来てたらしいから
多少のコネクションがなくはなかったと思うぞ。
前から思ってたけど、ダサいよな。石原慎太郎なんかとつるみやがって。
>>258 載せるわけないだろ
円城は間違ってる箇所を指摘してください直しますって言ってて、龍が無視してんだから
きっと円城が掲載を断ったんだろ
村上龍と編集者の判断じゃないの?
DNAのことは本人もマズったと思ってるから、ただひたすら話題の風化を願ってるんだよ
風化させないよ?事あるごとに俎上に乗せるよ?
>>266 本人の中ではすでになかったことにされてます
人としてダサいじゃんw
でも人は忘れる生き物よ
村上龍は賢いね
賢いというか賢しいというか
小賢しいよ!!
レス番が飛び飛び
まだいるのか
いちいち報告すんなよw
文學界に池澤夏樹の「ぼくの芥川賞採点表」ってことで過去32回の採点がすべて載ってる。
『これはペンです』は10点満点中、10点だった。
村上龍は性格悪いから円城を恨んでそうだ
選評の感じだと本当にギリギリで落ちたみたいね
龍がおしてれば円城が受賞してても全然おかしくない
龍さんは(RVRの)視聴者をバカにしてますね。
278 :
吾輩は名無しである:2011/08/11(木) 06:36:33.73
このまま円城さんも沈黙だとすると、裏で手打ちがあった、という推測が妥当?(触れないでおくのが「お互いの利益」だ?)
いやぁ、龍に腹芸が出来るほどの器量があるとは思えん。
龍:風化待ち
円城:こちらから騒ぎ立てるのも大人げないし、馬鹿に何を言っても詮無きこと。
てな感じじゃね?
ダサいなあ
281 :
吾輩は名無しである:2011/08/11(木) 11:30:26.74
村上龍は不誠実。で、円城が何も言わないなら、
龍の不誠実に円城も加担したことになるけどな。
282 :
吾輩は名無しである:2011/08/11(木) 11:35:50.14
本当に裏で何もないなら
龍さんから特に具体的な指摘は個人的にもありませんでした
の一言ぐらい、ツイートでもするよな〜。
ま、別に急ぐことでもないから、今月中くらいにはね。
いや、それは下手に波風を立てることになるからやめておきましょう。
つーか、どう考えても被害者の円城が何故にそんな形で責められねばならないのかw
さてはオマイ、円城アンチだな。
円城のツイート見てて思ったのは、大人げない俗物的な面も割とあるということ。
ちょっとがっかり。
>>282 ツイートしたねw
>公的な"指摘"は特になかったので、あとは単行本なりで各人に御判断頂ければという以上、わたくしからはありません。 9分前 webから
バトルする気ないんだw
まあ、そうだよね。相手は権力者だし、敵に回したらそれこそ今後芥川賞獲れないしw
ま、結論としては「村上龍はダサい」という事ですなw
編集者が調整役にまわったんだろ
「これはペンです」が「文芸春秋」に載らなかったことといい、仕事の依頼者である出版社(文芸春秋)か編集者が円城に何か通達した可能性は大いにありうる
村上龍が逃げました、で終わりなのに何か調整する必要があるのかな
出版社側が円城に龍が逃げた!とか言わせないようにしたんだろ
文藝春秋の芥川賞選評を読んだが、
円城塔を推す若手(若くないが)とそれを拒む老人たちの構図がはっきりしすぎていて面白い。
池澤夏樹はこれで選考委員を辞されてしまうのが残念でならない。
290 :
吾輩は名無しである:2011/08/11(木) 15:34:13.71
>>284 「具体的な指摘」がなかったというなら分かるが
そもそも「指摘」がなかったってどういうこと?
やっぱ、圧力かな。
圧力だろうね
外野が騒ぐしかないな
村上龍は芥川選考員をおりるべきだ
村上龍の選評は酷いよ
女性審査員が増えましたねえみたいな世間話だけ
294 :
吾輩は名無しである:2011/08/11(木) 18:12:27.53
>公的な"指摘"は特になかったので、あとは単行本なりで各人に御判断頂ければという以上、わたくしからはありません。 9分前 webから
これって、普通に円城の「勝利宣言」じゃないの?
新人作家がベテラン作家に対して
こうも一方的な勝利を納めてしまうと却ってやっかいだなw
まぁ、龍派頑張れ。
297 :
吾輩は名無しである:2011/08/11(木) 19:20:12.50
>>池澤夏樹の代表作ってなんなの?
池澤春菜
ま、どっちが勝ったかどっちが負けたかは
もう一目瞭然だけどね。
それにしても威勢の良いこと言ってたくせに、
その後は逃げ回ってなんら責任を取らない龍は・・・
典型的な「駄目な日本人」だなぁ。
池澤は作家じゃなくて、文芸評論家
龍は動画で東大博士に駄目だし出来るインテリな俺様ってのをやりたかったたけです
次に円城が候補になった時は龍がどう出るかですな
円城作品を候補作として挙げてきた編集および出版社に対して
それとなく圧力をかけてきます。
龍「あー、そいつのもってくるのー。じゃあ、おたくのところじゃあまり書かないよー」
303 :
吾輩は名無しである:2011/08/11(木) 20:00:09.06
ドラゴンの汚い圧力に屈したんだよ
ttp://self-reference.engine.sub.jp/?eid=977216 >第三編 第二章 末尾
>2011.07.21 Thursday |
>category:quotation
>"吾人の眼を以てすればこの文中非難とし
>て挙げたるものの多くは殆ど非難たるの価
>なきものなれど、この寄書家にとりては真
>面目にかく感じたるものなること疑ひな
>し、即ち吾人が文芸上の真なりとして許容
>するところのものを彼は真ならずとして斥
>けしなり。後年世の趣味一変して公衆の大
>部が挙げて皆この種の意向を有するに至ら
>ば、今の世の文芸上の真は全くその趣を改
>め沙翁は永く世に忘らるるに至るべきか"
305 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 01:50:22.71
430 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/11(木) 20:29:54.01
圧力って、これくらいでしょう
ドラゴン:
ほら、何て言ったかな〜?あの芥川賞候補でSFみたいなの
円城くん?彼がさ、僕の指摘を誤解してるみたいなんだよね
あの一言で分からないようじゃ駄目だよね
編集者:そうですね。機会があれば、言っておきます
後は出版社が動いた。本当に汚いよな
306 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 01:53:22.80
439 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/12(金) 01:27:22.18
龍が審査員続ける限り逆らえないでしょ
円城もかわいそうな奴だな
もしかすると円城はもう二度と候補にあがらないかもね
308 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 06:19:16.59
424 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/11(木) 16:35:42.04
なかったことにしないと駄目なんだろうね
「半落ち」の人みたいに今後の候補になることと、その出版社と絶縁関係になるくらいの覚悟がないと抗議もできないんだろ
でも円城は正直言ってそこまで売れてる作家じゃないから、無理だな
「無能な働き者は死刑」ってフレーズがぴったりだな>龍
310 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 11:57:39.47
問い合わせても返事を貰えず、出版社側にしつこいから黙っとけとか
何もこれ以上言うな、いうなら本を出させないとか言われたんじゃない?
村上龍の沈黙っぷりったらないもん
419 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/11(木) 15:35:09.52
大学の教授クラスの専門家が検証にあたっているのに
円城のこの返事は何かあったと考えるのが妥当
何気に悔しそうだしな
龍は発言を撤回していないし、権力側(編集者?)とかを通じて政治的な圧力があったのだろう
陰謀論者ってどこにでも湧いてくるんだなあ
みつを
312 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 15:15:03.66
ドラゴンが文壇関係の出版をすべて牛耳っているんだ、とか、
みたいな話は、ただのネタだからな
マジレスすれば、今回の件では出版社と龍の利害が一致してる
以上、「ドラゴンの圧力は有効に機能する」ってだけのことね
313 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 15:17:40.83
出版社の圧力か、ドラゴンの圧力か、は分からないが
ドラゴンの圧力にしておいたほうが、面白くなくね?
314 :
忍法帖【Lv=17,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/12(金) 16:21:02.73
荒れてるな、案の定。
ここはもう、ブッダギリコンビに毒舌を吐きまくってもらおう!
もしも吐かれなかったら、それこそ圧力があったという証拠。
316 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 18:21:34.26
村上龍は、本物の馬鹿だからね
317 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 20:40:28.83
ツイッターでもメッタ切りコンビが黙ったままだ
318 :
吾輩は名無しである:2011/08/12(金) 21:30:39.32
どこまでも汚い奴だね、龍さんよ
年内に発売される予定みたいですよ。
村上龍に帯や解説頼んだらどうですかね?新潮さんww
>KA3UKA KASUKA
>そういえば今日新潮の営業の方からうかがったのだけれど
>円城塔『これはペンです』は今月号の新潮掲載の「良い夜を持っている」と一冊にして年内には出版されるそうです。
>ううちゃんと発売月を聞いたのに忘れてしまった;;
文藝春秋に載ってた芥川賞の選評、今回は昨今で一番面白いかも。
授賞なしなだけに、問題作?円城塔「それはペンです」を基準にしたそれぞれの選考委員の小説観が如実に披露されてしまってる。
とくに小川洋子と某ベテランは、小説に対して真反対の姿勢を主張していて笑…じゃない、興味深いです。
龍が牛耳ってるわけないけど
審査員の1人だからねえ
円城がこの賞を降りるか、文芸誌に描かないことを覚悟しない限り反論は難しい
逆に石原慎太郎や宮本輝のような古い選考委員に認められるようだったら、
これからを担う新人としては終わってるんじゃないか。
で今回、村上龍も古い組に入ってしまったようだが。
対して池澤夏樹はカッコよく潔かった。
決定的とか言っておきながら逃げた龍は酷い
小説としての批評じゃなくって、化学的な記述がミスがあったのが作品として致命的って言ったわけだからね
作家としての良識を疑う
ヒュウガウィルスで専門家気取り
つまりその程度の批評家だったってことさ
もうこの話題は終わりにして作品について語ろう
326 :
吾輩は名無しである:2011/08/16(火) 16:59:55.90
円城、かわいそう…
賞なんて気にしないで書けばいい
328 :
吾輩は名無しである:2011/08/16(火) 18:18:23.19
円城くん。汚い圧力に抵抗できずに、今は口惜しいだろうが、
君の未来は明るいよ。
329 :
吾輩は名無しである:2011/08/16(火) 19:05:38.95
早川書房は即刻円城賞を創設して村上龍を候補にしてあっさりいちゃもん付けて落とすべき
小松左京死んだな
小松左京賞ってどうなるの?
「良い夜を待っている」は[超記憶力保持者]だった〈父〉に就いて、その息子である〈わたし〉が語り明かしていく構造になっている。
〈父〉に忘却はない。具体的にいって例えば。
数学の公式を覚えるのではなく、式と解を丸ごと覚えてしまう。
「まっている」じゃなくて「もっている」ね。
良い夜を持っている Have a good night だから
無限の記憶力を生まれつき持っているゆえに、夢と現実の境目がなくなった父と母の思い出を追う内に、
父が眠りと現実の区別をどうやってつけたかが話の要になっている
だから「Have a good night」がタイトル。
「これはペンです」は未読だけど「良い夜を持っている」は程よい切なさがあって面白かった。
あの乱暴で幼い姪が「これはペンです」に出て来る姪なのかな?
叔父は論文作成プログラムじゃなくって、父の作り出した記憶の迷宮や町を再現したかったんだろうね
思い出を追い合う家族の物語で、今のネット上の人付き合いを形成的に書いたものじゃないかと思ったが
宮本や都知事世界じゃ理解出来ないか
335 :
吾輩は名無しである:2011/08/17(水) 02:37:24.51
BSFは意味不明だった
BSEは特に難解な内容
円城さん!円城さんかっけー!
円城は認める認めないか、好きか嫌いかって議論になりがちな作家
それは円城が書いている作品のジャンルが国内ではまだ定まってないから
ピンチョンみたいなの?
ジャックルーボーとかに近いかも
レーモン・クノー的でもある
数学的弁証法について都知事は知ってることってあるんだろうか
あるわけないw
そもそも創作に対して否定的な意見ばっかり言ってる老害=都知事だろうが
まさかウリポすら知らないなんてことはないよね?
賞なんてしょうもないもんだ
イーガン好きなら円城認めると思う
つデリダ
デリダとラカンは好きじゃないが、円城は好きだ
スラデック……
慎太郎や宮本輝がその辺りを読んでるわけないじゃない
352 :
吾輩は名無しである:2011/08/18(木) 01:59:38.67
荒井注さんも草葉の陰で喜んでいるに違いない……。
353 :
吾輩は名無しである:2011/08/18(木) 09:47:30.40
受賞できれば、作品が売れたのにな
すべて龍とか、馬鹿のせいだよ
509 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/18(木) 00:59:20.22
>>503 馬鹿が見当違いのことを言っているのは、
それこそ、全くどうでもいい話
510 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/18(木) 01:01:57.23
問題なのは、落選した原因(の一部?)は馬鹿のせいだ、ってことだ
>>340 この前出たルーボーのエッセイはすごかったな
やっぱ本家ウリポは違うと思った
>>354 あれ面白かった
ルーボーは詩人だから語感のセンスがはんぱじゃない
原著で読んだの?
ルーボーって日本通だよね
山の手線すべての駅で詩を作りながら、日本の俳句や詩や古典にも触れていく様子が楽しかった
理系の容赦なさと、文学の融合は何故か音楽のようだ
358 :
吾輩は名無しである:2011/08/20(土) 01:55:56.74
龍さんの読者とは かぶらなそうだな 円城ファンは
審査員は何を考えて審査しているんだろか
早く帰ってセックスしたいと思ってるんじゃないの。あ、慎太郎はインポなんだっけ。
362 :
吾輩は名無しである:2011/08/20(土) 14:21:17.68
363 :
吾輩は名無しである:2011/08/20(土) 15:40:02.79
青木惇吾の作品に比べたら円城の作品はまだましだと
おもわせるほど青木の作品はひどいな
円城が取らないと舞城や青木が取れない
舞城王太郎はどうでもいいけど青木さんは頑張って欲しい。どっちも読んだ事ないけどw
366 :
吾輩は名無しである:2011/08/20(土) 19:10:03.10
552 :名無しは無慈悲な夜の女王:2011/08/20(土) 01:37:24.77
まとめになってない。どういう圧力が掛かったのか?、とか
もっとも重要なことが調査されてない
「圧力がかかった」と判断されてもおかしくない状況だという事だよ。
よしんば何もなかったとしても芥川賞選考委員長という権力者がそういう事したら圧力だよな。
圧力とは言わないまでも、選考委員は失格だし、文学者としてダサいよな。今後はテレビのMCとして頑張って欲しいと思う。
369 :
吾輩は名無しである:2011/08/20(土) 20:04:15.34
悪いのは龍、かわいそうなのは円城。
いしいしんじは?
いしいしんじは違うだろ
理系と文学との融合で独自の世界観を持ってるのは
やっぱ円城くらいしかいない
恋は盲目
理系のポスドク出身者で作家のなった人って他にいないの?
出来れば数学系でいたら教えて
みんな『結晶銀河』買った?
純文学の連中なんかほっといて、円城さんはSFの人でいてください
「後藤さんのこと」みたいな短編集出して
できれば最初っから文庫で早川から出てくれると嬉しい
「小説宝石」で平山夢明や牧野修と一緒に怪談書いてた
後藤さんのことは解説本出して欲しい
赤が未来で緑が過去とかそういう設定だったよな?
誰か覚えている人がいたら教えて下さい
純文学とは何ぞや論が
選考委員内でかなり差があって
うるさ方が1人2人いなかったら“これはペンです”がとれてたんだろうな。
みたいな。
来年もこんなだと賞のフェアネスを危ぶまれても仕方ない気がしました。
でも痺れるし楽しいよね。
選考委員があれじゃ、茶番と言われても仕方ないわな。
むしろ後藤さんのことよりThe history of the decline and fall of the galactic empierの解説をw
円城作品は読んだ後の情報交換が楽しい
この人は本当に何に書いてるかわからないからな
纏めサイトがあれば教えて
同人誌は追っかけにくいからやめて
特に売り切れても再販してくれないし、通販もやってないし
386 :
吾輩は名無しである:2011/08/26(金) 13:46:42.83
/ `ヽ、 ,、/⌒ヽ、 _ - ⌒ヽ
{ ヽ `ヽ、 ,ァ、 へ<。>へ、 rュ_ -‐ / }
_____ V', ∧ヽ/ ̄/ 〉\ // / ̄`ー┴ヽ / } ィ }
(___ /◎ ⊂⊃__○○ / ̄ ̄ ̄ ̄.)/リ/ / ヽ >―‐┬ T ̄\⌒ ┌' /∧ /
/ / / ̄ ̄/ ⊂⊃/│ / / ̄V //// />_ \ / i ヽ ヽ ヽ / ハ//\ /
/ 丿 / □ / / / [二二] ̄ ̄ / /リ/ __> 〉/ ヽ / /l//////7
丿 ノ / / ノ / ││ / /// / ヽ / i ノ / l//////
∠_/  ̄ ̄ (_ノ [二二二] (___/∠_/{ P r o j e c t M /´ ィ //////
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Challengers‐ 二'―二 ̄/ /////
挑 戦 者 た ち 〉//ハ ( ヾ=´__ヾ= )´ /////
/////}  ̄ ̄  ̄ ̄ i////ヽ
////// ゝ‐<///\
長編はいつ?
388 :
吾輩は名無しである:2011/08/29(月) 01:35:25.44
「掌編恐怖小説の世界」という特集タイトルに惹かれて小説宝石を手に取ったら円城塔が書いていたなど。他に牧野修も。
twitterのコピペやめれ。
390 :
吾輩は名無しである:2011/08/31(水) 01:30:48.88
これはペンです 円城 塔著
新潮社 9月30日 税込価格:1,470円 ISBN:9784103311614
叔父は文字だ。文字通り。文章の自動生成装置を発明した叔父と、存在しない街の鮮明な記憶を持つ父。書くこと、読むことの根源を照らし出す双子の物語。
やっと出るんだ
>>390 ん?叔父と父が双子?
と思ったけど、物語を双子と呼んだだけか
円城さんは村上龍の被害者
道化師の蝶はまだ?
395 :
吾輩は名無しである:2011/09/03(土) 04:25:23.79
“文壇はいまや円城党と反円城党の二大政党制に移行しているといっても過言ではない” /
自然現象としての言語・自然現象としての物書き――円城塔「Boy’s Surface」がすごい - 誰が得するんだよこの書評
http://htn.to/E3and3
396 :
吾輩は名無しである:2011/09/05(月) 03:50:11.42
いまニュージーランドにいるみたいですね
叔父と父が双子でも別におかしくはないと思うが。
双子でも兄弟には違いないし、父の方が兄だったんだろう。
読んでないんでわからんが、ほんとに叔父と父は双子じゃないの?
398 :
吾輩は名無しである:2011/09/05(月) 04:59:44.51
掲載号の新潮が品切で読めません
399 :
吾輩は名無しである:2011/09/05(月) 10:44:27.91
東北大学出身なんだな。魯迅と絡めてなんか書いてくれ。
400 :
吾輩は名無しである:2011/09/06(火) 09:52:38.37
藤野先生。
401 :
吾輩は名無しである:2011/09/06(火) 17:51:59.85
新潮の9月号読んだよ。
だいぶん固さが取れてきたし、風格さえ漂わせている。
次回の芥川賞は期待できるよ。
まあ、駄目なら駄目で、まだ若いから、、、、。
つーか、村上龍は獲らせる義理があるよね。次に円城さんに獲らせたらみんな文句ないだろ。
403 :
吾輩は名無しである:2011/09/06(火) 20:46:39.17
murakami riyuu
村上 vs理由
雄介さん vsお久しぶり
初めて円城作品を読むならどれがお奨め?
烏有此譚
>>405 ありがとう、図書館で借りられてたからまずセルフ何とか借りて後で読んでみます
407 :
吾輩は名無しである:2011/09/08(木) 04:57:43.34
村上理由は赤染の時もごねていたな。
じゃあ理由はどんな作品だったらいいというのかな?
408 :
吾輩は名無しである:2011/09/08(木) 05:49:56.69
同時期二つスレが進行しているけど
統一してくれんかね。
409 :
吾輩は名無しである:2011/09/08(木) 12:49:04.49
私は博打をお酒と同じように考えています。お酒も適当に飲めば薬になる。
でも飲み過ぎれば毒です。博打も同じです。
それで競艇場へ行ったことを、気持ちよく話の種にできるように家庭的な
景品を出すことにしたんです。
(「日本財団9年半の日々」 より)
マリファナは吸い過ぎても別に毒になりません。
411 :
吾輩は名無しである:2011/09/08(木) 21:51:08.23
412 :
吾輩は名無しである:2011/09/09(金) 03:42:56.44
雄介さん
駄目ですよ
挑発は
飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで
回って回って回って回る〜♪
414 :
吾輩は名無しである:2011/09/10(土) 00:31:23.32
>60
> フォート・デリック
Fort Detrickだから、フォート・デトリックですね・・・
学者がチェックしたって話は本当なの?
""で囲ってごらん
"フォート・デトリック"
約 26,600 件 (0.05 秒)
--------------
"フォート・デリック"
約 391 件 (0.06 秒)
"フォート・デトリック"というのは DNAに関連するかなり大きなイベントのメタファーであり、
生物学者がその記載のチェックをすっ飛ばしているというのなら、かなり無茶苦茶な話。
415 :
吾輩は名無しである:2011/09/10(土) 00:33:56.59
これはペンですの問題点
出てくるイベントの設定の多くが現実世界のアクシデントのパクリ
書かれている内容は『私の叔父は超天才のスーパーハッカーで炭疽菌テロの犯人をみごと推理した』という
ライトノベルレベル
内容の科学的正しさに関してはDNA->RNA転写をシザー暗号とひっかけているが、
これが全くのでたらめ。xmodcapも出てきているのでそのあたりの記述を
見るとよく分かる。シフトと置換は同等の概念を表すものではない。
416 :
吾輩は名無しである:2011/09/10(土) 00:45:38.11
>>16 > これは、DNAからRNAへの転写のメタファー
A→U◆注目
G→C
T→A◆注目
C→G
どこがシーザー暗号なんだ?
DNAとRNAなんだからUがTの代替になっていて
その上でシフトになってることぐらい読み取れない?
ひょってして、それを延々とマチガイダーって言ってたとか
そんな低レベルの話じゃないよな
418 :
吾輩は名無しである:2011/09/10(土) 13:08:32.27
テストに「DNAからRNAへの転写はシーザー暗号のようなシフトである」なんて書いたら
点数もらえないよ。
記述のディテールをいいかげんにしている円城ならこのくらいの
記述がちょうどいいんかもしれないが
そりゃテストに比喩は使っちゃダメだからな
420 :
吾輩は名無しである:2011/09/11(日) 11:50:59.09
結局円城が駄目ってことだね
小説なのにいきなりシーザー暗号みたいな知らない言葉を使うのもまずいし
しかも間違ってちゃあ問題外と
421 :
朝日と日経まだ盗作中:2011/09/11(日) 11:56:14.88
盗作批判されると根拠に対して反論できないのが
日本猿小説家全員
まずキャラが非現実なのに現実の事件にあてつけうようとしても無駄
「八日の蝉」タイトル自体が間違い(一か月ぐらい生きる)
であるのに、それに気付かないふられ朝日ネラーは
みっともない統合失調。
盗作を批判されると、また俺のネタ「図書が人である」
ネタをパクって投稿する執拗さ
日本人は脳が奇形で自我が無いから
「俺」になりすまして書くだけが人生
俺のここから盗作して投稿してるストーカーのクズ
http://www3.rocketbbs.com/322/letters.html
422 :
朝日と日経まだ盗作中:2011/09/11(日) 11:57:46.91
まあいくら盗作してる角田が「盗作批判するなんて
ヒドイ。キチガイ」とか単語だけで言い返しても、
そんなの現実の法廷じゃ通用しないよ、
朝日の小説家とネラーの
妄想上の法廷ではそれでいいつもりなんだろうけど、
知恵遅れだからね、お前は
423 :
朝日と日経まだ盗作中:2011/09/11(日) 12:01:48.87
497 名前:吾輩は名無しである :2011/09/11(日) 11:43:57.84
↑
盗作してる安部龍太郎、
「くちばしをつきあわせるような(キス)」
(三人目。川上→小池→安部)
被害者を妄想で侮辱中
お前にどういう詩がかけるのか?
お前が日ごろ性虐待賛美しながら
「性虐待を犯罪だなんていうならキチガイ」
とか恥知らずしかいない殺人鬼の国なんだよ
死ね
>>420 ム板でも数学板でもいいから、引用を貼って
「こいつ理系ドクターなのにシーザー暗号も理解してませんよ」
とか言ってこいよ
おまえが恥かくから
425 :
朝日と日経まだ盗作中:2011/09/11(日) 12:26:25.22
日本人は全員八日で蝉が死ぬとかいってる科学音痴で
ピタゴラスコンマも理解してない
恥かきのくせに 「くちばしをつつきあわせるような」
とか三人で(盗作批判されてる最中に)また
俺から盗作するような恥っかきしかいないからな
426 :
吾輩は名無しである:2011/09/11(日) 16:52:40.25
>424
それは面白い。ぜひやってみよう。
公平に行うためにどのスレに書くのかは君が指定してくれ。
文章は私が考える。
428 :
朝日と日経まだ盗作中:2011/09/11(日) 17:11:00.00
ストーカーだと国民の前で示しながら、七日で死なない
科学オンチの蝉の部下の荒らしが匿名で逃げる板を
増やすそれがアカヒ フジと一緒に
トンカチをパクって豚キムチでしめてた
あっちの国の誘拐犯の猿
429 :
吾輩は名無しである:2011/09/13(火) 08:44:02.25
だから小説なんだろ
辞書や新聞みたいな整合性はそもそも必要ない
医者が描いた作品が医学的に正しい必用ないだろ
村上の指摘はそういう意味でもおかしい
ドキュメンタリーやエッセイの賞じゃないのに整合性で小説の価値とか言ってる時点で馬鹿決定
作品を文学として批評するべきだ
間違い探しで作品の価値は決まらないよ
村上龍の小説の間違い探しをしてやれよw
ミリ板で半島は適当過ぎるって叩かれてたよねw
間違いがあれば小説として決定的に駄目だと言ったのは龍
だから村上龍の小説に正しくない箇所などない筈ですよね?
円城の作品って小説なの?
>>429 文学として批評されて賞取れなかっただろ
カエサルに対する敬意かなーとか思いながら読んだ。
カエサルを参照している小説を精査すればネタを割れるかもね。
そもそも都知事が審査員な時点で芥川はオワコン
今の審査員でマトモなのは、黒井千次ぐらい
438 :
吾輩は名無しである:2011/09/21(水) 00:31:50.47
審査員が自分から辞めるっていうまで固定なのは問題あるだろ
23日の「京都新聞」山城版に、京田辺で開催された「ふるさと怪談」でお話した怪談についての記事がちょこっと掲載される予定です。
>>439は嫁のツイッター
円城塔はサイン本をイベントで提供したらしい
田辺は台風で大変みたいだが円城家は大丈夫?
441 :
吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 13:42:57.94
【3:684】アインシュタインがとんでもないペテン師だったことが判明
beチェック
1 名前:名無しさん@涙目です。(チベット自治区) 2011/09/23(金) 17:51:51.81 ID:xmk3KG450 PLT(12134) ポイント特典
名古屋大学は23日、ニュートリノと呼ばれる粒子が、光速よりも速く飛んでいるとの測定結果が得られたと発表した。
物体の速度や運動について説明するアインシュタインの相対性理論では宇宙で最も速いのは光だとしているが、
今回の結果はそれと矛盾している。測定結果が正しければ、現在の物理学を根本から変える可能性がある。
光の速さは真空中で秒速約30万キロ・メートルで、今回の測定では、これよりも7・5キロ・メートル速い計算となった。
この測定結果について研究チームは、現代物理学では説明がつかないとし、世界の研究者の意見を聞くため、
発表に踏み切った。
観測が行われたのは、名古屋大学などが参加する日欧国際共同研究「OPERA実験」。
スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関(CERN)から、730キロ・メートル離れた
イタリア中部の研究所へとニュートリノを飛ばし、その飛行時間を精密に測定した。
その結果、光速では2・4ミリ秒で届くところが、その時間よりも1億分の6秒速く到達した。
光速より0・0025%速い速度だった。
研究チームは過去3年間にわたって、ニュートリノの飛行速度を計15000回測定。
観測ミスや統計誤差ではない確かな数値であることを確認した。
442 :
吾輩は名無しである:2011/09/25(日) 23:53:31.11
再現実験での確認がされてないので、それを待ってから騒ぐべき
光速測定における未知の新事実は出てくるかも
ニュートリノって文字列を見る度ソラリスしか思い出せない。
しかし人間がじかに観測できるのは光なわけだし結局相対性理論のが考えやすいよなぁ
ww
445 :
吾輩は名無しである:2011/09/28(水) 23:16:36.06
群像の創作合評が「良い夜を持っている」だった
446 :
吾輩は名無しである:2011/09/29(木) 15:59:53.86
ケンケンガクガクだろ
無理矢理BLに読み替えた酷い批評だった
侃々諤々
喧々囂々
群像のあれはなかった
叔父と姪の話なのに
教授と助手でBLとかないわ
書いてる奴は読んでないだろ
449 :
吾輩は名無しである:2011/09/30(金) 01:36:56.52
>>450 おれはそういう石原たちの態度を受け付けないけどな
あの辺りは古い昭和くさい純文学が好きだろ
暴力とか不倫とか、借金が出てくれば人間が書けてると言い出しかねない
「これはペンです」凄く読みやすかった
円城作品の中じゃ、一番とっつきやすいかも
売ってなかった・・・
全然売ってない
片田舎だからか、大きめのチェーン店4つ回ったのにどこも未入荷・・・
注文すればよいのでは?
買えたー
これペン読んで無かったから楽しみ、てか一行目からして神林節だなw
SFと純文学の美しい出会いと融合
>>458 SFはSFでもスペキュレイティブの方だけどな
野田秀樹と円城塔の2ショットはみてみたいw
463 :
吾輩は名無しである:2011/10/03(月) 23:05:51.61
芥川賞とってれば
もっと盛り上がってたのに
全部村上龍のせいだ!!
沼野充義による『これはペンです』評、
《円城塔はこのところ、ものすごく調子がいい。
彼でなければとうてい書けないような種類の傑作を次々と、かなりのペースで発表して、
未曾有の領域を突っ走っている感がある。》
http://bit.ly/n1q5ZE
466 :
吾輩は名無しである:2011/10/04(火) 18:05:39.05
円城は海外向けな気がした
円城と平沢進でコラボしないかな
469 :
吾輩は名無しである:2011/10/05(水) 14:59:22.82
>>469 神林作品ちゃんと読んだことないんだろうな、無理して引っ張ってこなくていいのに。
円城の解説目当てで初めて神林を呼んだバカが書いたレビュー?
だから龍の言いがかりだったってことだろ
そんなの検証する前からわかりきってた事じゃないか
龍が言い逃げした時点ですべては明らかだった
俺はてっきり一般生物学の素養の差で村上が勘違いしてるのかとばっかり
>>475 具体的にどの箇所か指摘しないで間違ってるって断言して逃げたからね
確信犯の可能性も高い
『これはペンです』の「良い夜を持っている」は買うまで「待っている」だと勘違いしてた。
多分、待ちたかったから、のような気がする。
読み終えた日は良い夜。
円城の小説に必ず含まれている独特の孤独感がたまらなく好きだ
円城には一度、ハードボイルド探偵小説を書いてもらいたいな
村上がSpiegelman Monsterを知らなかったであろうこと自体は無理もないんだけどな
無理もないというか仕方ないというか別に構わないというか
円城は鍵括弧つきのセリフを同じく2回重ねるのが好きなんだろうか
なんか理由あんのかな
それとも別に円城に限った話でもないのか
それもこれも村上龍のせいだよね。
村上龍は何もコメントせずか
卑怯だなあ
村上龍もドエロチキンだよね。
>>482 Boy's Surfaceの「アルゴリズム起動」と
Gernsback Intersectionの「Heaven's Door 状況開始」以外にあったか?
ホワイトスペースにあった気がしないでもないが
>>487 墓標天球 「僕は君を探し続けるよ」*3
問題はそれが有意に多いと言えるかだな
それもこれも全部村上龍が悪いんだ!
円城塔(えんじょう・とう)氏授賞理由
円城塔氏は、該博な自然科学の専門的知識と、幅広い文学的素養に支えられた独創的な小説の世界を創り出しつつある。
その作風はしばしば極めて難解と評されるが、SF、ファンタジー、メタフィクション、哲学的思考実験などの様々な領域を自由に探索しながら、
この数年の間に思弁小説(スぺキュラティヴ・フィクション)の未踏の分野を切り拓いてきた筆力には目覚ましいものがある。
『鳥有此譚』『道化師の蝶』『これはペンです』などの作品は、小説の新たな可能性を示すものとして読者を十分に驚かせたが、
この才能はこれからどこに突き進んでいくのだろうか。
今後のさらなる展開に大いに期待したい。
なんかな、神林長平が先に受賞してるべきと言いたくなる授賞理由だな
円城塔好きな人にはテッドチャンをお勧めしたい
若手にあげる賞なんじゃないの?
495 :
493:2011/10/10(月) 20:05:53.85
とおもったけど第三回なのね、時代が違うというだけか
神林なら審査員になっててもおかしくない
手のひらサイズの忍者
ありがとうございます
数学理論同士がケンカする話とかはイーガンの「ルミナス」を思い出したけど
「これはペンです」出たんだし都内でトークイベントやってください
今年はイベントしないの?
サイン会やってくれ
出来れば都内で!
本書は、現代詩、現代音楽、現代絵画のような、文学における既存の価値観をうち崩して成立しているような表現に終始されていると言ってもいいのではないかと思います。
本書をひとことで言い表すなら、複雑系文学、あるいはコラージュ系文学。
円城作品で一番難しいのはどれ?
「烏有此譚」かなあ
逆に入門とするなら?
烏はそこまで難解じゃないだろ
注読んでいくの楽しいし
初心者にもお勧め
難解なのは「後藤さんのこと」
初心者はこれペン
初心者にこそSRE
>>505 とりあえず読んだだけの人はみんなそういう
ここ最近の芥川受賞作よりも「これはペンです」面白かった
次の候補に入るといいですね
賞は取れなくってもいいし
円城はこのままでいて欲しい
みんなに分からなくてもいい
こういう作家が1人くらいいる方が世の中面白い
ラファティっぽいよね
でも村上龍は円城さんに一言謝って欲しい
>>516-517 今でも何とか「間違いだ!」って意見を認めさせようと、いろんな本読み漁ってそう
それでその分野詳しくなって村上龍が新作を書く
ところが内容に欠陥が発覚・・・その時おれは本気出す
円城って京大の数理研だけじゃなくって非線形動力学研にもいただろ
>>518 ヒュウガウィルス自体が間違いだらけなんだろ
「半島を出よ」は軍事板で内容が適当過ぎるって言われてたし
村上龍本人が「ヒュウガウィルス」の時に勉強したっていってるんだから
「ヒュウガウィルス」での間違いを指摘してやればいいんじゃない?
間違いがあれば決定的で致命的なんだろ
村上龍はこの先間違いが1つもない小説を発表し続けなくてはならない
勝手にハードル上げちゃったよね。
>3
「Aを押せばUが出る、Cを押せばGが出る(中略)単純なシーザー暗号だ。」
単行本読んだけど、「単純なシーザー暗号だ。」はカットされてたよ。
一応、参考にされているのか、ここ。
そういえば数年前、BSだったか「つぎの〜」の書評をブログに書いたら、
円城の当時の勤め先から、アクセスがきてたな
同じ職場に円城塔がいるってどんな気持ちなんだろ
脳内に宇宙を飼っている
道化師の蝶の姉妹編はまだ?
>>520 小説において間違いがあれば致命的、なんて誰も言ってない
村上龍の動画見れ
DNAの記述で間違いがあって決定的だと書いてある
だが間違いを発見できなかった
山田エイミが龍が専門知識に詳しく間違いがあったと指摘したと芥川の選考後にバラしてる
特殊な設定に重きをおく小説で、ディティールに間違いがあると致命的、と言っていたね。村上龍は。
>>528 実験的な小説、新しい形を模索するうえでディティールの間違いは致命的と言ってるだけで、小説においてなんて話はしてません
龍叩きたいだけのやつは常に論点が空回ってるな、邪魔だからこのスレでやらないでくれ
でも
>>529の時点で村上龍は詰んでるよな。その間違いとやらを白日の下に晒す勇気がないんだから、間違ったって認めてるようなもんで。
>>530 「これはペンです」は実験小説か?
新しい小説っていうか科学的な記述やDNAの間違いが致命的って言ってただろ
芥川の選考会でもそういう発言してたみたいだし
でも結果としてDNAの箇所の間違いはありませんでしたよね?
円城塔がどこが間違っているのか聞いても返事してませんよね?
そういう評価の仕方や勘違いを認めないことが致命的だろ。
で、お前はこのスレのルール決めるのはなぜだ?
>>529 SFのことを指すんだろうか
こういう曖昧な設定の時点で龍はオワコンだろ
「ヒュウガウィルス」で勉強したとあるし、「ヒュウガウィルス」も特殊な設定に重きを置く小説
だいたいSFとかは特殊な設定である場合が多いし
そこで矛盾云々は変だろ
SF作品全否定になる
DNAやウィルスネタには龍はうるさいんだよ
パラサイトイヴの時も揉めに揉めたでしょ
つまり俺意外のやつがこの題材を使うなってことだ
円城塔の作品「これはペンです」について、村上龍がビデオで語っている
http://video.jp.msn.com/browse/rvr 「芥川賞-受賞作はなし」
これを聞くと、少なくとも村上龍は円城作品が芥川賞に値しない最大の理由は「DNAについての記述が不正確だから」だと言っているように思える。
しかし、それは本当に記述が不正確な場合で、では円城作品は本当に不正確なのか。どうも、読んだ生物系の研究者は「不正確なところはない」と言っているようだけど。
もし本当にその「正確さ」が賞の判定に決定的な影響を与えたのだとすると、多くの研究者「いや、不正確ではない」と言った場合、どうなるのだろう。
村上龍のスレでやれよ
>>532 書くこと、に対するメタ的な作品なんだから作家としてそういう見方をするのは適当
俺は、村上龍が小説において間違いがあれば致命的なんてことは言って無いと言ったまでで、龍がこの先間違いが無い小説を書かなければならないなんて指摘はあまりにも外れてると言いたいだけだ
あと事実に基づいたディティールから発展させたフィクションにおいて、事実の記述が間違っていれば致命的、ということなんだからもちろんSF作品全否定なんて話になるわけがない
それに龍はDNA関連の記述が間違ってるなんて言って無いし、円城自身もこの件についてはスクラッチされたDNAがウイルスと呼べるかどうかが間違いだったのかな、なんて皮肉交じりに着地してる
もう騒動はおさまってるし騒いでも何も起きないんだよ、わかる?
それでもやりたいならこのスレでやるんじゃ無くてスレ個別に立ててやれ、そっちのが効率的だし互いのためだ
>>537 DNAに関する記述が間違いとは言ってるよ
>でも僕が批判したのは、少なくともDNAに関する記述が不正確だと。サイエンス的要素があったり、通常の物語と違う文学世界をつくるときに、そういったディテールで間違うと、決定的だと言ったんですよ」
なんか適当な嘘ばら撒くのは止めろよ。
>円城自身もこの件についてはスクラッチされたDNAがウイルスと呼べるかどうかが間違いだったのかな、なんて皮肉交じりに着地してる
こんなこと言ってたっけ?
っていうか何故今になって急に龍の火消カキコ出現?
新潮の文藝メンバーが必死で円城をかばってるから、風向きが悪くなったか?
>>537 動画より龍発言
「けっこう一刀両断にする人が多いですよ。例えば『これはペンです』っていう円城塔さんの作品を僕は批判したんですけど、その時に…これは自分の事だからここで言ってもいいと思うんですけど、
僕はコンピューターのプログラミングとかそういう事はわからないけど、DNAとかゲノムに関しては<ヒュウガウイルス>書く時に相当勉強したんである程度わかります。
非常に難解な作品だったり、今までの文学と違うその…スタイルで書かれていると、まあ、円城さんって方はSFも書かれるらしいんですけど、で、円城さんを強く推す人もいました。
でも僕が批判したのは、少なくともDNAに関する記述が不正確だと。サイエンス的要素があったり、通常の物語と違う文学世界をつくるときに、そういったディテールで間違うと、決定的だと言ったんですよ」
<インタビュアー>それは、これですよね、物語とか文章とか、共通認識としてあるはずの概念をぶち壊すっていう…
「いや、そういう作品はね、マルグリット・デュラスとか、アランロブグリエとか、その最後の世代がル・クレジオとかだったりするんですけど、
そういった今までの物語を壊すようなものっていうのはみんな見てきてるんですよね。たとえばウイリアムバロウズの裸のランチにしても、従来の文学とは全然違う…
僕のトパーズって作品でも従来の短編の文学とは全然違う文体で書いているわけですよ。どんなに実験的であっても、それが実験的だって理由で批判する人はいないです。
そんな低いレベルの選考会じゃないです。ただ僕も、従来の文学と全く違う文学が出てきても、それは大歓迎なんですけど、
ただ僕が言ったのは、DNAに関する記述がおかしいと言ったんですよ。で、そういった実験的な作品に関して、ディテールが不正確だと致命的なんですよね」
龍終了のお知らせ。
hiro_t 【参考】芥川賞選考で村上龍氏が「DNAに関する記述が不正確」と指摘した円城塔氏の「これはペンです」ですが,僕以外にも生物学研究者数名が「査読」し,「一切間違いは見当たらない」ということを確認し終えています。
約3時間前 webから
k_kinonoと100+人がリツイート
姉妹編の「良い夜を持っている」は次の芥川候補になる可能性が高いから
新潮社が大プッシュ中っていう噂もある
ありゃテーマがサヴァン症だけど、ドラちゃんはなんって難癖つけてくるかな?
村上龍が「(選考会で)少なくともDNAに関する記述が不正確だ(中略)、ディテールで間違うと決定的だと言ったんですよ」(以上、ビデオより引用)と言うからには、
村上が書くことはすべて事実に基づくのかというと、さにあらず。
村上はノンフィクション作家ではありません。つまり嘘のかたまりであるフィクションを主に書く人です。
DNAの記述について、細部が間違っているからいけないと言うなら、まずその間違いをきちんと科学者も納得できる指摘をした上で、
こうでなければならないと結論すべるべきでしょう。
その上で文学的価値について言及すればよい。
しかし村上はそれをせず、自分の科学知識が正しいという前提だけで、選考会において円城の作品にだめ出し発言をしたと受け取れる動画内容です
この話題は終了
円城作品について語りましょう
BSFってあらすじすら理解出来ないんですが、誰か説明してくれませんか?
「後藤さんのこと」が分からない
色によって何が違うのか知ってる人いませんかね
>>545 >>381 それよりあとの分後藤や偏後藤についてはまんま分光や偏光の話だろうし
言ってみればそれぞれの色は等価で交換可能だろう、おそらく
大森望が言ってたが、時間軸を色で表しているんじゃなかった?
何色かは過去で、何色かは現在でとか。
あのDQN嫁のせいで関西にいるから
円城イベントがなくなって辛い
一時は月1以上のペースでやってたのに
「さかしま」がわかりません
550 :
吾輩は名無しである:2011/10/20(木) 02:52:55.27
あの嫁は間違いなく疫病神
円城さんは岸本女史とケコーンだと信じてた
この後藤さんって後藤謙太郎のことでいいんだよな
ゴドーを待ちながら
円城塔のブログの文章が好きなのですが
エッセイ集とかって出てますか?
>>553 Rubyの人だよね
確かそうだったはず
前の勤め先の同僚だったか上司だっけか?
Rubyって話題になった割には使い勝手悪くないか?
プログラムの擬人化じゃなくって実在した人間だったのか
rubyは触ると楽しいらしい
ガチなSE SF 書いてよ
>>540 あー僕の書き込みが有効活用されてるw村上龍はオワコン!
562 :
吾輩は名無しである:2011/10/20(木) 21:58:34.24
だからもういいって
短編はもういいから長編書いてよ
長編だとのせてくれる媒体が少ないんだってさ
解説サイト誰か頼む
解説書評あんの?
詳細kwsk
SFEとBSFの専門用語の解説は京大SF研がやってたよ
>>569 その二作に関しては円城のブログにPDFだったか
プレゼンテーション用のファイルだかが置いてなかったか?
詳しい説明は載ってないけど、SRE各話の関係とか
コマカイネタノ解説があったはず
SF大会で使った奴だったかな?
京フェス行けばわかるだろ
円城塔部屋があるし
これはペンですの書評でいいのない?
村上龍の話題意外で頼む
純粋な作品としての議論がしたい
他の人の意見が知りたい
みんながみんな、科学知識の正誤について関心があるわけじゃないと思う
龍問題のせいで作品の内容が議論されてないよね
良い夜とかいい話なのに
「烏有此譚」も気になる
注釈意外に言及した書評ってあんの?
それもこれも全部村上龍のせいだ…
>>575 だからそれはいいって
作品についての意見を交換したいの
専門分野についての解説出来る人やいい書評知ってる人も情報希望
ただし龍の選評関連の話題は省く
村上龍の選評については既に別スレがあるからなあ
もう村上龍が何か言うこともないだろうし
悲しいけれど、この話題は風化するしかないよ
違う違う。純粋に作品についての活発な意見交換がないのも村上龍のせいなんだよ。
ブログのレビューなんかもこの作品に限っては、村上龍絡みの話ばっかり
もうウンザリだ
内容じゃなくって変な選評で話題になるのも嫌な話だ
あの動画がある限りこの話題って続くのかな
やはり村上龍を血祭りに上げないとダメなのでは?
582 :
吾輩は名無しである:2011/10/24(月) 13:49:48.23
円城がやる気になってないから無理
次村上龍が円城さんに芥川賞あげなかったら顰蹙ものだよね。
まあ林真理子と共に語り継がれていけば良いよ
円城についてUstされてんぞ
>>583 それとこれとは別だろ
賞うんぬんじゃなくって、間違ってないとこを間違ったっていったんだから
そこを謝罪すりゃいい
芥川は龍1人で取らせるような賞じゃないから
次とれるかどうかは知らない
このスレの情報によると「良い夜を持っている」が候補になる確率高いみたいだけど
今の審査員じゃ受賞厳しいだろ
沼野が書評書いてなかった?
589 :
吾輩は名無しである:2011/10/25(火) 00:38:21.30
_splendens D-41にて頒布する
『ずんだ文学第五号』はいつもながらの自由創作、それを例にとっての作品の作り方についての座談会、
円城塔先生へのインタビューなどを掲載します。詳しい情報は(たぶん)ブログに。合わせてどうぞ。
http://t.co/GJbgFXl4 #bunfree #文学フリマ
こいつアイディアはすごくいいけど、根本的に頭が悪いんだよね
あと文章ももう少し達者だったらなあ
文フリに円城来る?
佐々木中のアナレクタ新刊、佐々木中×円城塔の対談の内容濃過ぎ。
新聞にエッセイ、何故かan・anにインタビュー
全方位で今円城推しキャンペーンが展開中だな
やっぱり次の芥川を「良い夜が持っている」で取るってみんな期待してんのかね
アンアンに円城塔って凄い
「新聞にエッセイ」、どこの新聞?
ギシギシ動く。アンアン喘ぐ。
ちょいと雁首の角度とあとは第三者の声かけだな
作風も顔面もanan読者向きじゃないのは明らかなのに
編集者が円城読者だったのかな
アンアンでインタビューw
600 :
吾輩は名無しである:2011/10/31(月) 15:32:40.06
☆第32回日本SF大賞最終候補作/選考日は12月11日
●『華竜の宮』上田早夕里(早川書房)
●『ダイナミックフィギュア』三島浩司(早川書房)
●『希望』瀬名秀明(早川書房)
●『近代日本奇想小説史 明治篇』横田順彌(ピラールプレス)
●『魔法少女まどか☆マギカ』aniplex
文フリで出たらしい円城の同人小説とインタビュー読みたかったな・・・
今後どっかに収録される機会とかないんだろうか
本日の朝日新聞に、奥泉光さんによる円城塔著『これはペンです』の書評が掲載されています。
《本格的小説好きの読者であるならば、充満する虚構の香りに魅惑されずにはいられないだろう。
小説の可能性を押し広げる言葉の運動、その放つ煌めきがここにはある。》
村上龍さえいなければなあ…
604 :
吾輩は名無しである:2011/11/09(水) 01:05:49.52
短編集出して
もう龍のことは
犬に噛まれたと思って忘れろ。
犬が大野克嗣の「非線形な世界」なんかすら読んでなかったのも
仕方ないと思って忘れましょう
Shincho_Bungei新潮社出版部文芸
共同通信より書評記事が配信されました。
評者は片岡義博さんです。
RT @47newsColumns 新刊 『これはペンです』円城塔著 芥川賞選考委員の評価が真っ二つ
http://dlvr.it/tyRc0 新潮社は何が何でも円城に芥川を取らせたいんだな
村上龍は狂犬
610 :
吾輩は名無しである:2011/11/14(月) 05:57:47.05
@camiroi 今月の『群像』読まれました?
若島正さんがナボコフの「セバスチャン・ナイトの〜」を用いて
円城さんの『これはペンです』を書評されていたのですが、面白かったですよ。
611 :
吾輩は名無しである:2011/11/14(月) 19:50:05.42
>>608 お前もいい加減に村上龍を忘れろ。
くどいぞ。
津波で人が沢山死んだのも村上龍のせい。
地方だと漫画しか新刊おいてないし
文芸誌も買えない
短編集早く出して欲しい、これペンもアマゾンに補充して
uhe
ほんと村上龍ってどうしようもないよな。
鈴木は円城作品ほとんど読んでなくせに書き込むな
鈴木は村上ドラゴンを叩きたいだけだからな
620 :
吾輩は名無しである:2011/11/17(木) 15:29:21.09
でも、無くてなくせっていうからなw
歌うTPPって感じだな…
『乱視読者のSF講義』刊行記念 若島正×円城塔 トークイベント&サイン会(若島正氏)
『乱視読者のSF講義』刊行を記念しまして、12/10(土)に紀伊國屋書店梅田本店(※会場は店舗とは異なりますので、ご注意下さい。)
にて若島正氏と円城塔氏のトークイベント「乱視読者のSF談義」が開催されます。
大阪在住のお二人のSF談義をお見逃しなく!
◆参加対象:紀伊國屋書店梅田本店で『乱視読者のSF講義』をお買上げのお客様
先着50名様に整理券をお配りします。※整理券は2番カウンターにて配布いたします。
◆日時:12/10(土)14:30〜(開場14:10)
◆定員:50名
◆場所:阪急ターミナルビル17F 阪急ターミナルスクエア・17 さつきの間
http://www.hankyu-hotel.com/hotel/osakashh/banquet/zIWywIzig6/index.html お問い合わせ:紀伊國屋書店梅田本店(06-6372-5821)
【プロフィール】
若島正
1952年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科教授・翻訳家。
著書に『乱視読者の冒険』(自由国民社)、『乱視読者の帰還』(みすず書房)、
『乱視読者の英米短篇講義』『乱視読者の新冒険』(共に研究社)、『殺しの時間 乱視読者のミステリ散歩』(バジリコ)、
訳書にナボコフ『ロリータ』(新潮文庫)、スタージョン『海を失った男』(河出文庫、編訳)などがある。
また村上龍ですか…
東京でイベントやって欲しい
村上龍をゲストで呼んで欲しい
amazonはいったいいつまで在庫切れのままなんだよ
早く増刷してくれ
アマゾンはずっと定価以上で販売中
出版社は何してんの?
図書館も最近はなかなか注文出来ないし
文庫化を待つしかないのかね
村上龍さえいなければなあ…
村上龍が出版社に重版かけないように圧力かけてるらしいですよ。
つまらん
つまらんとかじゃなくてさ。マジらしいよ。
今売りの「文学界」と「新潮」に「これはペンです」評が載ってるらしいよ
龍の話題は出てる?
そんなの書けるわけないじゃないですか…
殆どの文芸誌が落選作なのに「これはペンです」を話題にしてますね
これって異例のことじゃないですか?
話題作だよね
円城作品は読むけど
正直もうちょっと萌えキャラをだしてくれないと
金を出して読むのは辛い
とか言ったら今の円城さんはマジ切れしそうな感じ
萌えペンとか出して欲しいよね。押すと声が出るとかさ。
姪のキャラは割と萌え系
っていうか円城本人が理系女子しか知らないから
書きようがないんじゃあ
640 :
吾輩は名無しである:2011/11/24(木) 13:33:11.38
うーん、押すと声がでるペンか・・・
よし!もらった!
これはらめ〜ペンです
これはラーメンです
ノックする度に「らめぇ〜」って言うの?受験で使って欲しいね。
らめぇ〜
芯がいっぱい出ひゃう〜
それ笑えるなあ。実用新案を取得したいくらいだ。
もう大阪の若島正とのトークイベント席余ってないかな?
>>646
ここで聞いても不明だろう
直接会場に問い合わせてみなよ
649 :
吾輩は名無しである:2011/11/30(水) 21:00:21.02
塔さんが若島と対談するらしい
数学博士対決来るか?
10日のイベントはUst有り?
若島教授とは数学理論で対決して欲しい
村上龍の選考についてどう思う?って
質問して欲しい>若島教授
そもそも村上龍問題について若島教授が知っているかどうかだな
超理論的数学者による文学トークwktk
_,,..,,,,_ _,,..,,,,_
./ ・ω・ヽ ./ ・ω・ヽ
_ l__/ ̄ ̄ ̄/.l _/ ̄ ̄ ̄/
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 ̄ ̄ ̄ カタカタ ̄ ̄
_,,..,,,,_ _,,..,,,,_
./ ・ω・ヽ /・ω・ ヾ
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 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
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./ ・ωヽ ./ω・ ヽ
_ l__/ ̄ ̄ ̄/_/ ̄ ̄ ̄/
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 ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
_,,..,,,,_ _,,..,,,,_
./,,・ω・,,ヽ ./,,・ω・,,ヽ 数学と文学の融合わくわく
_ l__/ ̄ ̄ ̄/_/ ̄ ̄ ̄/
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657 :
吾輩は名無しである:2011/12/09(金) 10:53:06.23
明日のイベント楽しみだ
村上龍の悪口を言わないかなあ?
東京でサイン会やってくれ
若島先生も一時期京大数理研にいたんだよなあ
数学基礎論やってたらしいが
明日のイベント誰か実況してくれ
文系知識の高い元数学者同士の対決
これは見逃せない
誰かUSTして
見たいけど行けない
どっかで記事になる予定とかないの?
姪かわゆっすなあ
大森が推すと胡散臭く感じるw
>nzm大森望 Ohmori Nozom
>今までの単行本の中ではたぶん一番読みやすいので、おすすめです!
>RT @yumemi_m: @nzm はじめまして。以前ジュンク堂のトークセッションで拝見しました
>「小説すばる」で『これはペンです』一押しと拝見したのですが、
>円城さん初めての読者でもお勧めでしょうか
670 :
吾輩は名無しである:2011/12/18(日) 23:55:33.25
保守
解けるはずないw
ニコ生PLANET 小説 円城塔 「これはペンです」 川上弘美「神様2011」 金原ひとみ「マザーズ」 辻村深月「スロウハイツの神様」 海羽超史郎「シュタインズゲート 円環連鎖のウロボロス」 西尾維新「少女不十分」
【出演者】
パーソナリティ:宇野常寛(評論家・〈PLANETS〉編集長)
サブパーソナリティ:濱野智史(情報環境研究者)
★小説部門
大澤聡(メディア研究者)
坂上秋成(文芸批評家)&村上裕一 (批評家)
森田真功(ライター)
675 :
吾輩は名無しである:2011/12/22(木) 10:23:27.72
676 :
吾輩は名無しである:2011/12/22(木) 10:58:22.98
宇野とかほんとダサい。クソ以下でしょう。
>>679てめーよりはださくねーよバカが。
39 : 村上春樹(京都生まれ) : 2009/06/15(月) 20:30:20
なに言ってんだよお前?いい感じの変態だな!
嫌いじゃないけどね。ウンコ食わすのは問題だけど、
ウンコ食うのは別に暴力的な感じはしないし、いいじゃん。
中学の頃とかいじめられてウンコ食わされてる奴いたじゃん。
普通は食いたくないものね。臭いし、汚いし、非人間的じゃない。
スカトロって愛を感じない?綿矢りさのウンコなら喜んで食べますみたいな。
http://knopfdoubleday.com/files/2011/10/Murakami.jpg 611 名前:村上春樹(京都生まれ):2011/12/21(水) 19:21:10.01
>>608 そうだよ俺がやったとかさ。客観的に見てありえないのに。客観的に見て○が綿矢りさの下痢便飲みたいって言ったのは明らかなのに。
612 名前:山田梨沙(本名・綿矢りさ):2011/12/21(水) 19:21:17.90
下痢便って書いたら、綿矢りさって書きたすからなあ。どんだけ綿矢の下痢便飲みたいのかっていうw
549 名前:山田梨沙(本名・綿矢りさ) :2011/12/21(水) 18:52:54.18
どんだけ綿矢好きなんだよ!
↑死ねばいいゲス
朝日新聞 22日夕刊文化面「回顧2011文学」斉藤美奈子さんの選んだ三作、金原ひとみ『マザーズ』、多和田葉子『雪の練習生』、円城塔『これはペンです』。
宇野とか使っちゃう人は本当に何もわかってねえんだなって思っちゃう。
東浩紀の、理性を全然信用していなくて、でもそれゆえに最終的にロマンチックになる感じは好き。それは、円城塔とか佐々木さんとかに対する好きさにも通ずる。さらに言えば、僕がロック的価値観よりヒップホップ/アイドル的価値観に惹かれることにも通ずる。
後半はよくわからんけど前半はそのまんまだろ
佐々木って佐々木中のことかな?
とても美しい小説集。「これはペンです」、MojiからMを引いたが為に孵化してしまったbug=「厄介事」を「私」の「語り」に委ねて、
M/oji(文字/叔父)の不明な秘蹟を記述した(否、記述されたものがM/ojiなのだ)、記述。叔父は文字の彼方に消失し、それでいて私にとっての「ある」もの皆に可能的に潜んでいる。
やっぱり天才なんだよこの人
_,,,
_/::o・ァ
∈ミ;;;ノ,ノ
( ´・ω・)
,,,
_(o・e・) チラッ
∈ミ;;;ノ,ノ
(´・ω・`) 早く長編出してね
円城塔『これはペンです』読了。奇想の中のリリカルさが素敵。記憶術の「座の方法」は知ってたが、超記憶能力者の空想の街というモチーフはシナリオ作りたくなった。
単純にクトゥルフでドリームランドか、マギカロギアかな。世界観的に簡単に異界を扱えるし、属性に〈夢〉があるから。
あの蛙女は寄生虫
円城塔さん芥川候補おめでとうございます
やっと芥川賞か。
今回は取れるだろ。何しろ前回のお詫びだから。
村上龍は次円城さんを推さなかったら男じゃない
東北大学出版会
第146回芥川龍之介賞候補作品が発表されました。
「道化師の蝶」でノミネートの円城塔さんは東北大学理学部物理学科卒です。
また、同直木三十五賞ノミネートの恩田陸さんは仙台市生まれ。
from仙台のダブル受賞なるか!?
今回こそ円城塔がとると期待するが、
候補数と年齢もあって田中慎弥になりそうな気がする。
「これはペンです」
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です
売れてるんだな
仙台と言えばKENTAROとGAGLE
>rvr_ryugenhigo村上龍_RVR
>村上龍RVR編集担当です。芥川賞の候補作が発表されました。
>RVRでは芥川賞選考委員である村上龍さんの選評をいち早くお届けしています。
村上龍はまだ言ってるよ
円城さんからの質問にはまだ返答していないくせに
あの動画の発言は酷いから過去の動画消せばいいのに
編集者も平気なのか?
RVR酷いな
一方的な言いがかり動画をまだ上げ続けてるだけでなく、宣伝もしてるのか
今回の審査の結果がこれで視えたな
龍は円城を叩きつぶす気満々
まさに流言蜚語
懲りてないんだな
今回の候補も一方的にDisられそうだ
でも龍たんはあれでバランス感覚あるから今回は推すよ。というか人として当然でしょ。
バランス感覚あるんなら、あの動画は消すでしょ
それはまあ意地というか面子というかね。
これで選評で全く触れなかったら寒いね。
どうせ何も変わらないよ
受賞者はなし、もしくは田中
いやあ俺はとりあえず龍たんを信じてみる。
ちんぽ障子よりは高尚な作品だと思いますが
っていうか石原の小説って実体験なの?
西武警察はリアリティがあったよね!
チンポで障子をやぶる高尚な文学を書いた方は違うな
しかもチンポで障子破るのは武田泰淳のパクリだからね。救いようがない。
今回の村上龍の選評が楽しみだw
村上「円城氏の前回の候補作は専門的描写が多く、そのため
読み手に誤読を招く恐れもあった・・・」
とかなんとかいってw
おお、新潮に古川日出男の中編、群像に阿部和重の短期集中連載第一回百枚と円城塔の中編が!
ツイッターのコピペやめれ
718 :
吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 13:23:52.12
円城はなあ
島田雅彦と山田詠美が推して後はみんなガン無視ってのが容易に想像付く
池澤春菜の親父が辞めちゃったのも逆風
「ひきこもりの星田中慎弥、五度目の正直!」
って見出しが目に浮かぶ
沼野みたいに外文が解る審査員がいれば話は別だろうけど
今回の審査員だと田中かな
円城は舞城コース決定
話題性だけで考えると、ハイスペック円城とニート田中で売り出すとかかなぁ。
案外取るかもね。
円城は今回都知事票と村上票は諦めなきゃならない
前回の選評で判明したが、4票以上取らないと受賞者なしになる
田中と円城が4票で並ばない限りW受賞はない
だから今回も受賞者なしだな
383 :無名草子さん:2012/01/07(土) 14:30:36.96
>>366 まぁどの作家も一作以上は読んでるからなー。しかし今回は注目度が低い。
話題性だけで選ぶと、東大様の円城とニート様の田中のダブル受賞な気がしてきた。
大穴で石田千。内容的には失恋後の立ち直りというか、「復興」なので受けるとか。
黒井さんいつの間にやめてたんだ。そろそろ奥泉光あたり入るかな。
審査員に奥泉が入れば円城にも受賞のチャンスが
理系の池澤がいればなぁ
もういない人を言ってもしょうがない
エイミーは炎上に一票入れるのでは?
というか順当に円城さんが取るでしょ
729 :
吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 16:27:10.78
エイミーと島田票は取っても
残りは入らんだろ
三島取って、この人の賞ライフは終了
730 :
吾輩は名無しである:2012/01/07(土) 16:30:37.32
バカ言え。ノーベル賞がある。w
ノーベル賞は翻訳されている必要がある
円城の文章の翻訳なんて出来る人がいるとは思えない
あの雰囲気を損なわずに翻訳するのは無理だろう
島田&エイミー以外の審査員「今回落としても、また候補作になるんだろうなー
こんな訳のわからない作品を何度も読まされるのは正直辛い。
ならばいっそのこと…」
石原以外の審査員「今回は円城氏が受賞で!」
石原「うそーん」
ドラゴン:前回俺に恥をかかせやがって、許さん!
そこまでケツの穴の小さい野郎だとしたら本気で軽蔑するな。
5回目だし、かわいそうだから田中でしょ
円城よりキャリア長いし
外野の俺は分かる俺は読める発言聞いてると、
芥川賞をけなすことで芥川賞に寄生しているゴミに利用されて終わった
舞城とか中原とか星野とか思いだしちゃうけど
この方はSFでもやっていけるし、大丈夫なのかな
田中が本命だな
田中だろ
円城はSF畑があるし、取らなくても困らない
・芥川龍之介賞……該当作なし
・川端康成文学賞…津村節子『遍路みち』(講談社)
・読売文学賞………桐野夏生『ナニカアル』(新潮社)
・三島由紀夫賞……今村夏子『こちらあみ子』(筑摩書房)
・伊藤整文学賞……角田光代『ツリーハウス』(文芸春秋)
・伊藤整文学賞……宮内勝典『魔王の愛』(新潮社)
・谷崎潤一郎賞……稲葉真弓『半島へ』(講談社)
・泉鏡花文学賞……夢枕獏『大江戸釣客伝(上・下)』(講談社)※リンクは上巻です
・泉鏡花文学賞……瀬戸内寂聴『風景』(角川学芸出版)
・野間文芸賞………多和田葉子『雪の練習生』(新潮社)
・野間文芸新人賞…本谷有希子『ぬるい毒』(新潮社)
・紫式部文学賞……多和田葉子『尼僧とキューピッドの弓』(講談社)
・織田作之助賞……津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』(集英社)
・毎日出版文化賞…山城むつみ『ドストエフスキー』(講談社)
まあ石原氏は円城塔をくさしたいのでしょう。
円城さんはまさに今現在、最前線で小説という表現形式の新しい地平を切り拓いている作家の一人なだけに、風当たりも強いのか。
円城は人間が描けていないと批判する人もいるけれど、そもそも円城さんは人間が書いていない小説を夢想しているタイプだと思う。
舞城と円城も芥川とは縁がない男なのか
>>742 新しい地平?むしろボルヘス、ナボコフ、イーガンなどなどの意識的なフォロワーでしょ。
自分で公言してるじゃん。
>>737 本人も芥川賞を利用した中原、星野と、周りが騒いだだけの舞城は分けとかないと。
中原の落選パーティ?とか、星野の「中堅宣言」とか、良くも悪くも文壇臭かったわ。
中原さんは人徳があるから。
円城は純文学とは決別してSF一本でやってください
恩田と円城の2人が受賞だったらSF大勝利!
でも円城さんはスキルと知識があるし、別に文学畑じゃなくても食って行けるんでしょ?
>>749 今回取らなかったら三島コースだな
三島と芥川は両方取れない
それ暗黙の了解でしょ。むしろ三島賞が「芥川賞受賞者には授与しない」って決めてるだけでしょ。
芥川賞を取らず、三島賞を取りそうな気がする
三島後に芥川は取れても、逆は無理なんだよね
そうだね。中原昌也とか取りそうだったんだけど、空気の読めないバカ選考委員どものせいでポシャった。
円城塔はいつ芥川賞とれるの?もうあげてほしいよね。
次で取れるでしょ。
円城に芥川賞必要ないでしょ。
ていうか池澤夏樹辞めたから取れないんじゃない。豊崎やたら褒めてるし。
ナボコフに興味がある選考委員なんていないしなぁ。
あと、三島賞作家なんてもう意味のない肩書きだよ。田中が三島賞取ってるなんて誰も知らないじゃん。
舞城が取ったときがピーク。東浩紀の出来レースで終わり。野間新と良い勝負だよ。
>>758 外文の幻想小説読んでる審査員がゼロなのに
どうして円城なんかを候補にあげる
「群像」合評の沼野のコメントは見事だった
文系なのに理解し辛い円城作品を完全に理解していた
三島賞ってたしか審査員が一人の賞でしょ?
・・・要はその人の好みにあったかどうかだけw
ゼロなのに候補に上がったのはすごい!
って一般人は判断すべきなの?
>>761 それはドゥマゴ賞!
三島賞は審査員が5人くらいいるぞ
>>762 候補にあげた連中が何も考えてなかったとしか思えない
三島は町田康が審査員の賞だったな
三島賞の審査員
選考委員:小川洋子、川上弘美、辻原登、平野啓一郎、町田康
はい、アウト!
円城推すのはこの面子だと町田しかいません!
候補になるだけで宣伝になるし
受賞しても本屋に大量入荷するもんじゃないし
こんな流れでいいんじゃないのかね
弘美たんは円城小説誉めたことないんだよね
弘美たんは辛口選評で有名じゃんw
円城塔は選考委員がかわらない限り受賞は厳しいよな。あの人とかあのとかあの人とか。
まず、審査員のほとんどが
円城作品を理解出来ないことが大問題なのでは?
田中は読めるが
円城は読めん。
伊藤計画は好きだったし
テッド・チャンやイーガンなどのSFも読めるけど
なぜか円城は読めない。
買うたびに積読状態になってしまう。
「道化師の蝶」は選考委員がアレなだけに、単独受賞はどうしても考えられない。
受賞するかどうかも決まってないのに、出版するんだな。「これはペンです」がかなり売れたんだろーな。
>>772は何もわかってない。円城を分かってるのは俺みたいな人間なんだよ。
いやいや、俺みたいな人間なんだよ。
どうぞどうぞ
読んでないけど…きっとそうさ
「道化師の蝶」は難解だがいい作品
ナボコフに真正面から対決を挑んでる
782 :
吾輩は名無しである:2012/01/11(水) 23:42:04.51
ボルヘスで面白かったのは「バベルの図書館」を読んだ後に、数学的ランダム性についての本を読んで、バベルの図書館の本はノイズと情報量が等しいと気付いた事かな
783 :
吾輩は名無しである:2012/01/12(木) 01:01:27.48
速報、芥川賞作家「朝吹真理子×西村賢太」婚約へ!
ボルヘスやナボコフに対抗している作家って日本じゃ円城くらいだよな
テッドチャンとの絡みはあったんだろうか
「道化師の蝶」みたいな内容で獲れたら痛快なんだけど無理かな
銀色の網で着想を捕まえるとか、旅行中にしか読めない本とか設定が美しい
都知事がいってるようなリアリティは無いかも知れないが、絵のような小説
道化師の蝶は日本文学に残すべき名作
「道化師の蝶」円城塔/芥川賞は本作で決まりでしょう。
ロンドのようにどんどん小さな話が繋がっていく。
小さなロマンと夢と空想をはらみ、しかし確実なリアル感を伴いながらページは続く。
そして小さな話の重なりは、最初に戻る。エッシャーのだまし絵のように、時空はあわず、足を踏み外すはずなのに、小道と階段が続いているように。
「道化師の蝶」すげえ、としか、今のとこいいようがない。
入れ子になってる物語
綺麗な箱に入っている1つ1つが可愛くて美しい物語になってる
時間軸の話が上手いのは理系だからだろうな
「きことわ」も凄いけど、時間軸の複雑な入り組んだ描写は円城が圧倒的に凄い
「文学の使命とは人間を描くことである!」
はい落選。
>>791 だったら人間文学大賞に名前変えればいい
芥川も幻想的な作品書いている
ボルヘスやナボコフ好きだから
円城作品はたまんないんだけどな
こういうの書く人がもっと増えて欲しい
阿部公房的でもある
すごいなぁ。芥川賞の選考で評価が割れたのも頷ける。
芥川賞の当落よりもこれを候補作に挙げたスタッフを評価したいな。
「ものを書くとはどういうことか」を問いただすかのような思索に満ちた小説。
高校の頃、筒井康隆を読んだときのような衝撃。
「書くことについて書く」というのは禁じ手なわけです。
つまり、中学生レベルでも悩める問題だから。
普通、書き手はその悩みに対して自分なりの結論を出したり、割り切りをした
後で小説を書き始めるし、一般に読み手はそういう態度を求めますよね。
「俺は書くことに疑問があるんだけど、それを含めて書いてます」なんて
作家の文章を普通は誰も読まない。
円城さんは、その普通はくだらない悩みを、先行する作家のアイデアや自身の
教養をつかって、読み物として面白げに書けるという資質があるんでしょう。
ただ、それを文学賞という場面で、プロの作家が、評価するとなると、どうなのか。
いくら芥川賞が政治的とはいえ、能天気に文壇政治だけで○つけられるのは
島田くらいでしょ。
>>796 「書くことについて書く」の最高峰が「アメリカの夜」だと思うんですよ。
逆に書くことについて書いてない人に対して「文章を書くって事の異常性に自覚的なのか?」って疑問があるよね。
そこに意識的である点で円城さんとか読む価値のある作品なんだろうなって俺とかは思うわけですよ。
つーか究極の「デビュー作」だよね。あれを最初に書いてしまった所に阿部和重が阿部和重である所以があるんだから。
>>796 それを自動作成装置で書いたら?ってところが円城だろ
自分自身を書く装置を作ったらどうなるか
>>796 あれは円城なりの「言壺」だと思う
未読なら読んでみな
>>796 書くことについて書くが禁じて?
そうは思わない
中学生レベルでも悩める問題が禁じ手なら
恋愛小説は全て禁じ手ですね
書くこととは、文学とは小説とはなんだろうとってことをテーマに書くのも立派な文学だと思いますよ
「わからない」だけでは多くの読者の心を掴むことはできなかったはずだ。実は円城塔は、何が起きているのかよくわからない構成やストーリー展開の中に、
絶妙なエモーションを吹き込むことが卑怯なほど上手い。
特に、とぼけた味わいや切なさはお手の物である。
このスキルのために、円城塔の作品は「わけがわからない」小説としては異例なほど、
読者に対する訴求力を持つようになった。
また「わけがわからない」と言っても、数理系のネタをこねくり回してのことが多く、
元ネタがわかる人にはどうやらわかるらしい、というギリギリのところで踏みとどまる。
これによって独りよがりとの批判を巧妙に回避しているわけで、実に策士だ。
日本国内でウリポ書くとこうなるって例が円城塔
今の選考委員にジャックルーボー読ませたらどんな反応をするだろう
生まれつき人とは違う能力を持っているせいで
コミュニケーション不全なキャラとかそういう話が多いし
これペンは不器用な秀才と、狂人と紙一重な天才との家族の絆と愛の物語
円城本人も他人と距離がとれない半基地
作風も狙ってるんじゃなくって素なんだよ
円城塔の他に数学者で作家っている?
ただ書くことじゃなくって
書くことでお互い影響しあうことや、すれ違いや孤独
数学的な一般システム理論まで考えたうえで作り上げられた物語じゃないかな
書くこととは何かっていいテーマだと思う
>>796今の選考委員メンバーじゃ、島田とエイミー以外にゃ評判悪いけど
SF界隈や批評家の間じゃ圧倒的に高い評価を得てます
文壇政治が何か知らないけど、円城は円城塔ってジャンルで芥川なんて関係なしで
もっと変な作品書いて下さい
セックスは出てこないんですか?
理系の専門家に向けられた小説みたいに感じたけど
文系でも読んでて楽しい
坪内も満場一致で受賞だった
文字や言語がモチーフの文藝作品が認められない文壇のが問題だけど
評価する人はしている
色んな評価軸が存在していい筈だ
禁じ手なんてないと信じたい、そんな狭い世界で評価される作品がかわいそうだから
>>812 円城作品じゃまず出てこない
現実を認識することにすら苦労しているキャラだから
サヴァン症の人が書いた小説っぽい
円城塔には世界がああ見えていたwだったら怖い
でも否応なく女体が突然現れたりしないんですか?
全裸の?
pumi_hyenaプミ
円城塔「道化師の蝶」を読む。小説内に、銀線細工でできた着想を捕える網が出てくるが、
読者の読みが、まるでそうした網のようなものに捕えられ、逃げ、また捕えられる…、
そんな流れが続いていくような小説だと思った。上手く言えないだろうが、思ったことを書いてみる。
>>819 質問が続くようなら作品を嫁としか言えない
短い話だし、『道化師の蝶』は来月に刊行予定だった
既に出ている文庫も5〜600円くらいだし
図書館で借りれると思います
純文学より先にSFを書いてください
SREやBSFみたいな作品を読みたいんです
着衣か全裸かだけ教えて下さい…
585 :無名草子さん:2012/01/13(金) 19:39:14.19
なお、「文学賞メッタ斬り!」賞の予想は1月15日(日)深夜24時からの放送。
そして受賞後の講評は1月22日(日) 深夜24時からの放送です。
それからポッドキャストの配信は1月16日(月)の予定です。
ポッドキャストのフィードは
http://feeds.feedburner.com/radican 586 :無名草子さん:2012/01/13(金) 19:39:59.59
選考委員・出版社の力関係などを考えると、芥川賞は、
石田千(いしだ せん)「きなりの雲」(群像10月号)。
直木賞は、真山仁(まやま じん)「コラプティオ」(文藝春秋)だと予想します。
石田千氏は最近受賞のない「群像」掲載作品であることと福島出身であること。
真山仁氏は何よりも文藝春秋から出版されていることと、震災を扱っていることであります。
827 :
796:2012/01/13(金) 20:35:54.65
全然本筋が伝わってないようだからもう一回だけ書きます。
「一般」に小説というものは、「書くこと」というものに対する作家なりの
(その時点での)回答や決意や妥協や諦めの上に書かれるものだと思います。
ですから、書くことについて書く、ということは小説家として、そのような回答や
覚悟を積極的に放棄し、留保しているとも言えるわけです。
つまり「真摯に小説家としてのモラトリアム」な生活を送っているということです。
もちろん、魅力的なモラトリアムもあろうかと思います。ただ、「真摯に書くこと
について書く」ということが、反面、そのような不真面目さを持っているという風にも
考えられるということを(誰も言わないみたいだから)指摘しておきたかったのです。
それから、書くことについて書かれていない小説を読んでも、(むしろその方が)
作者が「小説」というものや「小説を書くこと」についてどのような意識であるかを
読み取ることが可能と思います。その覚悟や諦念にこそ、作品の自由があるものと
個人的には信じるわけです。ということでお目汚しでした。
>>827 もっと幅広いジャンルの作品読んどけ
意識を狭めると不幸だぞ
もっと広い視野をもっといたほうがいい
>>827 ルールなんてないのが文学なんじゃないでしょうか?
純文学なんてアンチテーゼでしょ
>>827 円城塔作品にも決意はあるでしょ
書くことについて書くについて誤解してない?
コピペ問題から自分自身をどうやって書きだすか
文章の自動作成機能まで含めてる円城塔は凄いと思う
そもそも円城のPNの由来が文章の自動作成プログラムから取られてるんだから
ただ書く行為を書くとは一線を画する。
「これはペンです」はただ文章を書く行為を書いた小説じゃないだろ
こいつ本当に読んだの?
超記憶症候群の人間について、あそこまで鮮明にあるいみエグく書いた作品はないだろ。
歯科もなぜか美しい。
>>827 凄く狭い物の考え方だな
「言壺」は読んだ?
夢も現実も完全に記憶してしまうために区別がつかなくなった人間の記録を書く
記憶を整理するために無限の記憶力を使って、町を作り上げる
>>827 あなたの文体や考え方をそっくりコピーして書き上げるプログラムが存在して
勝手に文章を紡ぎ始めたらどうする?
そのプログラムがもしベストセラーを書きあげてしまったら?
炎上を招いてしまったら?
機械が書いた文章で、世の中の仕組みが変わる可能性はあると思う?
書くってテーマを広げれば色んな物語が出来上がる。
もっと頭柔らかくして楽しみませんか
つまり円城小説が合わなかった人が理由つけて
ここに来てるだけ
芥川は取れないと思うけど、芥川の評価が絶対じゃない
これは100%確実
文学の評価なんて人それぞれだし、面白いと思う人もつまらないと思う人もどっちもいていい
賛否両論じゃない文学世界なんて、あっても仕方ない
理系作家もっと増えろ
新潮の工作員
円城の場合プログラム言語やDNAの書き換えまで含めての書くことを書いている
あと精液だけで文字を書くとか発想が凡人じゃないよな。
でも取るのは田中
まあ芥川賞の保守性を批判するのはいつもの流れだなー
保守性っていうか好みじゃないだけ
円城はやっぱりSFの人
>>827 なるほど確かにそうかもな、とも思う
ただ、SFにおいて「書くことを書く」という題材は珍しくない
『これはペンです』については、納得できないのも何となく分かる
恐らくそれはここの住人とは純文学に期待する物が違うからで
円城はSF作家であり純文学作家
神林も書くことについて書いてる
SFは共通するテーマを書く場合が多い
そもそも円城さんを支持するような人は「純文学」に何を求めているんですか?ちなみに俺は芥川賞選考委員の大半に純文学を認めませんが、皆さんの文学観を聞きたい。
イーガンに興味のある選考委員がいれば可能性もあるが・・
純文学でいえば、安部公房に近いタイプなのでは。読んでいてよくわからないところとか。
あんまり本出さないけど円城って年収いくらくらい?
円城を認める、認めないじゃなくってこういう作家もいると面白いくらいで受け止めている
>>846 純文学に何を求めるじゃなくって、円城は批判なんか気にしないで
この調子で変な小説を書き続けてくれることを求めてます
一部の人間が良いと思うものが純文学。
みんなが良いと言ったら、その時点で大衆文学。
結構狂信的だなって印象
>>853 そりゃ著者スレまで来る人らだからな
察しろ
>>854 いや、他のところで感じたから主戦場にお邪魔したらもっと凄くて驚いたでござる
ファンの交流場として機能しているスレなので
嫌ならアンチスレを立てるしかない
>>853 円城を推すってことが今の文学を「わかってる」「よめてる」ってことになる雰囲気があるからね
あくまで雰囲気だけ。確かに円城凄いけど今の状況は気持ち悪い
佐々木とか豊崎が円城円城円城!って……
大森は伊藤と合わせて前から言ってるから違和感ないけどね
佐々木や豊崎の反応みてれば異常だと気がつく
このスレもにわか円城ファンが紛れ込んでそうだな
>>857 あいつらに円城って言って欲しくないね
一気に俗物に落ちる
>>857 その辺りだけだろ
他は普通の読者だし、円城をSFとしか読んでない層もいるんだけど
佐々木、ザキトヨ、大森だけじゃんw
大森はまだわかるけど、豊崎は大森とコンビだから影響受けてるだけ
佐々木は知らない、有名な人?
文学の中では円城の知名度はまだ低い
純文学の本は「これはペンです」でやっと2冊目
他は全てSF
ウリポやイーガン好きには堪らないが、決して一般受けはしないでしょう
豊崎は外文の人だから円城を誉めているんだと思われます
佐々木敦は誰でも誉めるから信用していません
芥川賞いらない
自称円城好きですみたいな人がたくさん流れてきそうだし
>>864 受賞したら斜め読みしただけで叩く人続出だろう
礒アが受賞した時みたいに
普段から純文学を読んでない人は叩くだろうね
福永信が受賞しても叩かれるだろう
円城が受賞しても騒ぐのはSF界隈の連中とメッタ斬りコンビと佐々木だけ
佐々木は毎回メッタ斬りコンビと一緒になって騒ぐから信用がない
あいつの音楽評も信憑性がない
舞城と同じで、ファンに愛される、知る人ぞ知る作家で終わる
>>865 そっちのタイプならまだいいよ。叩かれるなら
芥川受賞作って大抵叩かれてるよ
例外は最近のニシケン位
円城嫌いの人はこのスレにわざわざ出張って来て何がやりたいの
>>870 嫌いな人が否定的な書き込みするのは構わんけどね。面白いし
それよりにわかファンみたいなのが気持ち悪い
メッタ斬りアンチやファンがこのスレに来る方が嫌なんですが
メッタ斬りコンビスレってどこかに無いんですか?
メッタ斬りコンビの発言を真に受ける読者なんているの?
あんなの文芸界の東スポでしょう
ナボコフ
円城は純文学としても成り立っていると思うが
節電の夏に一冊音読したらおなかいっぱい。
また夏になって頭がクラクラしたらなにか一冊音読してみよう。個人的には黙読じゃなくて声をだして、、、朗読するとおもしろいとおもう。
まだ一冊しか読んでないけど……
884 :
吾輩は名無しである:2012/01/14(土) 14:34:43.13
あくまでも自分の定義として。
エンタメは「言葉による表現によって読者を楽しませること」を第一目標とするジャンル。
それに対して、純文学は「言葉による表現そのものを徹底的に追求すること」に主眼が置かれる。
その意味では、純文学において、物語性や読みやすさ、わかりやすさは一先ず脇に置かれるべきであり、
「書く」というそもそもの根源的テーマに絞ってとことん追求した「これはペンです」「道化師の蝶」は、
見事に純文学のど真ん中を突いた作品だと思う。
芥川賞にこれほどふさわしい作家もなかなかいないと思うのだが、どうだろう?
885 :
吾輩は名無しである:2012/01/14(土) 14:46:27.22
SFは記号論的
純文学は象徴論的
円城塔は記号論だと思う
書評家では風間賢二や山形浩生が好きなんだが
彼らが円城塔について言及したことはある?
>>803 ほぼ同じ印象をもってるんだけど
「元ネタが分かる」と「わけがわからない」は両立すると思うんだ
だからむしろギリギリ踏み越えたところにいるってのが重要な作家かと
記号士が活躍する物語を書くしかないな。
文学賞待機につきあうのは初体験という人ばかりなので、6時過ぎに円城塔のケータイが鳴り、候補者本人が着信通知を見て手を挙げ、
「来ました!」と叫んでるのに誰も注目しない。みんなおしゃべりに夢中で候補者そっちのけ。こんな待機会、はじめて見たよ(笑)。
しょうがないので、ベテラン(笑)の私が立ち上がって「静かに!」と叫び、円城塔がおもむろに電話に出る。
「はい。はい。わざわざご苦労様です。どうもありがとうございました。」と、この時点ですでに落選は判明。しかしこのあとすかさず、
「さしつかえなければ受賞作を教えていただいてよろしいでしょうか?」と平然と訊ねるところが円城塔。静かに電話を切って、
「『アサッテの人』だそうです。というわけで、これから残念会ですね」
ってそういう芸風だから2ちゃんで粘着されるんじゃないのかキミは。
まわりの人たちは、それを聞いても「ふうん、そうなの」的な反応で、なにごともなかったように談笑が続く。
がっくりしてたのは北海道新聞とHBCの人だけだったんじゃ……。
あ、塩澤編集長はひそかに落胆していたらしい。金子教授は、「せっかくオレが来たのになんだそれは」とお怒りでした。
「芥川賞ぐらいとれ!」みたいな。
しかし今回は珍しく下馬評通りの結果。円城塔は、すでに群像新人賞で一度「アサッテの人」に敗退してるわけで、
予選ラウンドで負けた相手に決勝トーナメントでまた負けたという構図。
唐木前編集長の読みがあまりにも正しかったことが証明された結果でした。
ところで、芥川賞候補になって依頼が殺到している川上未映子と対照的に、円城塔には他社からほとんどなんの接触もないんだそうで、
まあ作風を考えれば当然と言えば当然ですが、頼むなら今がチャンス。意外と筆は速いらしい。
SFだって、ヴォネガットやレム、ブラッドベリは純文学として通じる気がする
三島はクラーク、大江はストルガツキー兄弟の影響を少しは受けているのではないのか
筆が速いのは、書きたいものを書いてるからじゃね?
候補者への依頼ってのは売れそうだから書かせるわけで
彼は売りやすいものを書けるのかね
> 読売夕刊文化面で円城搭のコラム始まったよ。
小説以外の依頼はあるようですねw
894 :
吾輩は名無しである:2012/01/14(土) 20:26:53.70
円城塔ース!
大森は他人をほめるフリをしながら馬鹿にするのが上手いなww
本命は、136回「図書準備室」、138回「切れた鎖」、140回「神様のいない日本シリーズ」、144回「第三紀層の魚」に続いて5度目の候補入りを果たした田中慎弥。この間に川端康成文学賞と三島由紀夫賞を受賞し、
いよいよ機は熟している。
今回の候補作「共喰い」は、17歳の少年を主人公に、
暴力的な父親や生まれ育った土地とのどうしようもないしがらみを生々しく描いた作品。田中慎弥らしさを維持しつつも、迫力満点のクライマックスを用意して、芥川賞向けにチューンナップされてきた感がある。
それを追うのが、ともに前回に続いて候補入りを果たした円城塔と石田千。
候補作の出来だけでいうなら(私見では)円城塔「道化師の蝶」が今回の5作の中でダントツに見えるが、前回候補作「これはペンです」を強力に推した池澤夏樹が選考委員を退任したのが大きな不安材料。
前回、円城作品の評価が真っ二つに割れたいきさつは、
以前当欄でも報じた通りで(「賛否両論の芥川賞落選作、円城塔『これはペンです』単行本化」)、今回も否定派が肯定派に転向することは考えにくいため、受賞可能性は低いと言わざるを得ない。
田中慎弥かなあやっぱし。
なんか円城さんに芥川賞は似合わないんだよな
>>896 > 候補作の出来だけでいうなら(私見では)円城塔「道化師の蝶」が今回の5作の中でダントツに見える
これが一番重要なことだと思うのだが・・・
杉江松恋は大森の真似してるだけ
900 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 18:59:43.58
芥川賞!
村上龍、男見せたな!
芥川賞おめ
めでてえな
ドラゴンにおめでとう言いそうになっちゃった
やっぱり龍さんはかっけーや!
おめでとん
おー!
俺は前から龍のことは信じていたよ。
龍のせいでなんかドラマチックな受賞に見えてしまった
業界全体のことを考えて汚れ役をやったんだな、ということにしておこう
910 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 20:37:16.19
村上龍がどうとかいうのが本当なら、それこそ文壇の腐敗堕落の証明なのでやめたほうが
最終投票で4/8票、それで再度投票で受賞。島田、川上、小川、+誰かが押して、
他の黒井さんとかは「積極的に反対する理由がない」とかだとか。
でも何で受賞しても大して盛り上がらないんだ。
西村に喰われた、きことわの人みたいに、ニート田中に喰われそう…
>>913 ニコ動で三人で一番読みたいのは?って質問
円城がダントツでトップだったのに、会見後田中に抜かれてたもんなw
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. :/⌒ヽ| |;; ;| |、.| === │/∴:: . : .∵∴ ∴
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..∴ >‐ / ̄.. \;;;;ゝ__`ト、.(●)━..:∴:: . : . ∴∵∴
∴. ( : :/円城 ,. i〃 l tanasinn
∴∵ ̄| /.| |、l___ノ _!_! .∴:
∵ | | :| |. | ./∵∴゙i . : .:∴∵∴
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.しし’ :: :: ∵: : .
917 :
吾輩は名無しである:2012/01/17(火) 22:38:01.65
古田に似ているかも
安部公房の「壁」が受賞した賞だぜ
これペンが獲れないわけがないが、単行本で2作並んだ時の効果のが高かったのでまあよし
SF作家でも取れていいと思う。よかったよかった。
円城さん太ったねけ
3、4年前のSFマガジンが伊藤計劃のことばっかりだったのは覚えている
―会見後、楽屋にて―
', ;l: ll kr'´ ィイィ彳彳彳彳
円城くん、怖かったあ・・ ヾ州ィイイィ彳彳彡彡彡
_ __ ,′ ``ヾミミミ
,. '´;:.:.:.:.::::::::.:.:.``ヽ ,′ -‐ミミヽ/ミミミミミ 田中さん、眼鏡落ちてますよ・・
,. '´..:.:.:,. -─‐‐- 、;;;:;:.:ヽ〈 ,′ミミミミヽ
/ .:.:.:.:.:.く ``ヾ「ヽヽヾミニ二二ミヽ `ヾミミミ でも、無頼漢演じられてましたよ
./ .:.:.:.:::::::::::::〉 ∠二二ニ彡' V/ T TTにニニニニニニニニニ====
/ .:.:.:.:::::::::::::::/ -='ぐ / l ||¨´ ̄`` . :; バッチリでしたよ
/ .:.:.:.::::::::::::::::/ '''´ ̄` / `Y´ . ;..:
,′.:.:.:.:::::::::::::〈 ヽ____ノ', .;: .;:
i .:.:.::::::::::::::::::::::', ,;;;'ハミミミヽヽ .,.:; .; :.;:.
',.:.:.:.:/´ ̄`ヽ;;;', .;;;' ``ヾミヽ j! ,. ′.;: .;:. :
',.:.:.:ヽ い( ミj! )ミミj 、 、 ', ., 、:, 、 .; :.
',;;;:;:;:入 _ ..:;.;:.:;..:`Y ミj! 、 、 ', ., 、:, 、
';;;:;:.: `フ´ _ノ . ;: .;: .; :. ;:. ;:.`Y´ 、 、 ', ., 、:, ,. '´
Lノ´ ̄ , ィ´ .:; .:; . ;:. ;:. ;: .;: .; :. ;:. ;} 、 、 ', ., 、:,,.: '´
ノノ ____\ ;.: .;: . :;. :;. :;. :; .;: .;: .;人 _; :; :; ィ´`ヾ
,. '´  ̄ ̄``¨¨ー',:;;,,:,;:,;,. '´ /;;;;;;;;;;;;;;;/ ',
ん・・ん・・
925 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 08:03:39.57
田中慎弥の陰に隠れちゃってるな
なんか田中の受賞作のほうが売れそうだなw
特に2chネラーにwww
もっと叩かれてるかって心配したけど、好評なんだ。よかったじゃん。
もう片方は全然ダメだったwww
930 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 17:25:14.80
石原が審査員を辞任!
遅えよ老害!!
円城本人はそれなりに筋の通った小説を書いていると思うが
こういうのを持ち上げすぎると読者のほうが裸の王様になってしまいやせんかの
「アサッテの人」もあったことだし、別にこれが受賞してもおかしくはないけど
裾野が広がるって大事だと思うの
わけ分かんねえ!でもそこが面しれえ!という的外れな感想が出れば、
それに言い返そうと一生懸命研究する人が現れるから
935 :
吾輩は名無しである:2012/01/18(水) 18:02:16.16
今更道化の蝶読んだけど地に足がついてきた感じはするね
数年後には谷崎賞とってそう
こうやるとどーなる?
いやー、新聞記事とかだと「実験作」ってレッテル貼られてしまうな。
朝日なら美奈子さんと夏樹さんがいるぞ
でも普通の記事で書かれちゃうし、レッテルは仕方無い
意外に思ったのが
影響を受けた作家を聞かれて「安部公房」という、
なんというか普通と言うか、ライトな回答だったこと。
ナボコフとかボルヘスといった名前を出してくれると思ったのだが・・・
そりゃ受賞後の会見ですし
かなり気を遣いながら喋ってたじゃん
・・・いや
普段からナボコフとかボルヘスのような作家を読んでいるという感じではなかった。
ナボコフをモチーフにした蝶にしても、
おそらくは作品を書くために
一気にナボコフについて猛勉強したのではないか、と。
推測だけどね。
読書遍歴なんていろんなところで喋ってるだろ
突然現われた新人じゃないんだし
そんな妄想してどうするんだよw
>――その頃に読んだもので、心に刻まれたものといいますと。
>円城:なんでしょう...。いろいろあったはずなんですけれどね。
>わりと全部に文句を言う方の係だったんですね。
>マルケスを出されようがコルタサルを出されようが、
>「確かにマルケスはうまいと思うけれど、一人でいいよね」
>「こういう書き方をすると、もう他の書き方はできないよね」などと
>大変なことをツラッと言う。
↑
大学時代の読書歴とか聞かれてもこんな具体性のない答えだし・・・
まぁ、いいか。
自称へヴィな人が沸いてると聞いて
>942
>普段からナボコフとかボルヘスのような作家を読んでいるという感じではなかった。
なんでこう感じたのかは興味がある。
むしろ「言語への興味」なんかからして
ナボコフやボルヘスとか、いかにも読んでそうな感じだと思うけど。
というか、ナボコフにしてもボルヘスにしても
円城作品では割と頻繁に参照されてる。
あるいは、ブックフェアでの選
http://www.bk1.jp/books/contents/booklist/1106_enjou とか、2011年4月28日の東京新聞夕刊での
>そろそろ四十歳が近づいてきた。ついてはナボコフを読み返している。
とか。
>>940 そこで西洋の作家出されたら「ケッ」と言いたくなるよ
芥川賞の授賞式で公房の名前出して、それで再読され始めたら今の時勢と沿ってると思う
ナボコフやボルヘスは
作家になってから読み始めたのではないかと思われ。
デビュー直後のインタビューで、
ボルヘスは自分の意識のなかではわりと普通レムは若干畏れおおい
って言ってる。
Q.石原知事が「ばかみたいな作品ばっかり」と言っていたが、今回の候補作のレベルについて何か議論あった?あと、村上龍さんの欠席理由を。
(★事務局の女性が回答)
村上さんの欠席理由は聞いていません。候補作のレベルについても特には。石原知事も選考会の場で積極的に意見を言っていました。
Q.SF畑出身の円城さんが芥川賞を受賞したことは賞にとってどんな意味が?
前回の『これはペンです』の時に出た意見では、もしかしたらこれは芥川賞にはふさわしからざる作品かもしれないと、
そういう意見が出たことはありました。
僕は半分くらいそれに賛成だったんですけれど、なんかもうちょっと違う特殊な賞の方がこういう作品にはなじむのではないかという感じがなんとなくありましたから、
そのときはそう思ったんですけれども。ただ今回色々皆さんの意見を聞いてたり、
また作品を読み直したりした中ではこれがSFという言い方が一番いいのか分かりませんけどSFであるとして、そういうものがある文学的レベルに達していれば芥川賞になってもいいのではないか。
それはもうミステリでも、人を殺すとか、犯人を追いかけるとか、そういうものだってそれが文学性を維持していればいいだろうということでいえば、全く同じ。
同列に並ぶ問題だろうと思います。
SF作家としてスタートした人が芥川賞を受賞したのは、おそらく初の快挙ではないかと。
円城さんおめでとう!
>>954 ジャンルと作家をくくりつけるのはいかがかと思う
958 :
吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 16:54:07.96
SFと純文両方に応募して
ほぼ同時に拾われてデビューしたすごく特殊なケースだよな
どっちも食えないジャンルだから掛け持ちするくらいが丁度よかったんじゃね
959 :
吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 17:00:29.38
ラテン文学やポモ文学を通過してすらいない石原に円城を氷菓できるはずないだろ
ただ単に不勉強なだけだ
中上が生きていればなあ
石原なんぞが偉ぶることもなかったかもしれん
ねえ。でも困った事に中上と慎太郎は仲良かったんだよな。
たとえばSRE文庫版冒頭のやつとか
書こうとしてることはいい感じなのに日本語がこなれてなかったもんな
一読者として、多少なりとも読む筋肉持っててよかったわ
中上がいたら
お前は現代小説を読めないんだから偉そうにするな
と言えたはず
この人はまだ明らかに力不足だけども現代的な大作家になれる可能性を持ってると思う
現代的であることにおいて理系なのはとても大きな強み
ただ、言葉とか自己言及とか言ってボルヘスごっこばかりをしていてはダメだな
伊藤計画を書き継ぐことでスケールアップして欲しい
もっと広い世界を書いて欲しい
966 :
吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 18:11:13.98
円城、もっと目立てよ。
テレビでは田中の事だけじゃねーかよ。
何で黙殺されてんの。忘れられてんの。
円城はキャラ薄いからマスコミ受けじゃない
>>964 言葉はこの人がずっと興味もってきたことなのにw
理系であるのと等しいんだぞ
969 :
吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 18:32:46.80
田中が石原とバトルならば、
円城は龍とバトルすればいい。
今からでも遅くはない。宣戦布告しろ。
田中と石原とバトルよりは興奮しそうだ。
田中はアマゾンで受賞作が3位
円城は見る影もない
龍は逃げてるから無理だろバトルしようがない
今回の選考会も欠席だし、円城が仕掛けてもスルーされるだけw
972 :
吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 18:44:27.55
円城を盛り上げようぜ!
博士でメガネってキャラしかない
作品は難解
盛り上げようがない
>>968 そこだけに留まっていたら所詮その程度の作家だったということだろうね
先人がやってきたことの再生産の域から出ていないので真の評価は獲得できない
田中のおかげで変な一見さんが来ないから
このままでいいよ
芥川とっても知る人ぞ知る作家でありつづけて欲しい
次にでるのが『屍者の帝国』か
SFの内輪にしか受けず、円城終了のお知らせ
受けなくとも売りやすいし売れるだろうから問題無い
それを「終了」というのなら、受けないし売りづらいし売れない今のほうが終わってる
頭のやらかい中学生が課題図書で出会えばいいと思うんだ
それは素敵な出会いだけど、課題図書には指定されないでしょ
980 :
吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 19:31:24.03
なぜそのリンクを貼ったのかね
おk
『屍者の帝国』ってタイトルは今だったら飴村行っぽいと感じるなあ。
少し前だったら菊地秀行っぽいと感じたであろうのになあ。
984 :
吾輩は名無しである:2012/01/19(木) 23:28:21.72
退屈かつレトリック皆無
叔父は文字だ、文字通り。
OJIはMOJIだ
時代は不機嫌メガネになっちゃたな
上機嫌メガネって嫌だけどね。
おぎやはぎ好きですが何か?
おぎやはぎ好きだなあ。特にやはぎが良い。
次スレ立てて
アニメとか必死に考察してる層は落ち着きメガネの作品のが好みだろうから大丈夫よ