1 :
N ◆.a7VUr.VD. :
エヌはいつも気がきくなあ。ありがとう!
>>1(゚д゚ )乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんたらかんたら
前スレアセンションの
>>988ですが、
人間は誰しも断食芸人的な面があるというか、
作品内で断食芸人のたどったプロセスを、カフカは、よくあることとして書いたってことです。
世間に個人が翻弄されて、自分一人の力ではどうにもならず、可哀想なことになる
というプロセスですね。
人間の性質の普遍性も、作品中には描かれているでしょうが、それ以上に、
普遍的な人間の翻弄のされ方が描かれているところが「カフカ的」だと思います。
>>5 なるほど。世界VS個人の戦いというわけだね。
ただ断食芸人は強制されているわけではなく、
自ら断食してる(せざるをえないとしても)という点は、
どのようにとらえればいいのだろう?
前スレ
>993 名前:N ◆.a7VUr.VD.
>やはり何か時代的な趨勢というものを、寓話的に表現してるんかな。
>この短編は、1922年に文芸誌「新ドイツ展望」に発表されたそうだ。
>1922年というと、ミュンヘン一揆の前の年だな。凶暴な時代への予感と
>いうのが、カフカにあったんではないかと、想像してしまうな。
>豹という獣から想起される文学的なイメージは、ニーチェの「金毛獣」であるしね。
>カフカはニーチェも読んでいたそうだ。
時代背景への目配せは三浦も少し挙げていたけれど、
その視点から読むのもありかもしれないね。
断食芸人と入れ替わりで檻に入れられた「豹」の解釈。
これはいろいろあるかもしれない。
鈴木はエロスじゃないかという。
カフカ自身は豹に「自由」という言葉を与えているけれど、
本当に豹は自由なのか、という問いも孕まれてるような気がするんだよね。
落ちこぼれの鈴木を無理に介抱しながら議論を進める意味を感じない
アセンションって真面目だよね。いい意味で。この板をちょっと変えたもん。引き続き頑張ってくれ。
>>6断食芸人が世間に強制されたのは、
断食芸人が断食芸人として生きざるを得なかったという境遇だと思います。
その後のことは断食芸人の意志でしょう。
職業に断食芸人を選択した(自分の無力さゆえに世間に選択させられた)時点で
断食芸人の運命はほとんど決まっていた。
時代の趨勢によって、どうあがいたって悲しい結末になる運命です。
ラストの豹のところは、僕は自由な解釈でいいと思います。
よく分からないので、「コレが正しい解釈だろ」と言うことはできません。
僕は、断食芸人への「救い」だと勝手に決めつけておきます。
世間に見捨てられた断食芸人が、最後に沢山の見物人の注目を浴びる。
見物人が見ようとしたのは豹ではなく死んだ断食芸人だと思いました。
>>8 介抱じゃなく目の前にハードル(障害)を置いてあげてるんだよw
>>9 ただ楽しんでるだけなんだけどね。
この板にはフォローしてくれる人も少なからずいるし。
>>10 どの読みが「正しいか」ということはもちろん関係なく、
むしろどういう読みが「美味しいか」「面白いか」、
そのぶつけ合いだと思うんだね。
>>5で三浦は「普遍的な人間の翻弄のされ方」と書いてるけれど、
逆に普遍性とは反対の肖像を読むことができると俺は考えているんだね。
というのも、普通(世間)は、食うために働く。つまり、
「食べる」という目的のために仕事(職業)がある。
でも断食芸人の場合、その仕事が皮肉にも「食べない」ということ。
世間の常識とはまったく逆転してると思うんだよ。
カフカ的パラドックスのひとつに、原因と結果の逆転、があるけれど、
この短篇でもそれが触れられているのも興味深いんだよね。
あとはマグナくらいかな?
イタ研は?
まあマグナ他はもう少し待つとして、
来週のお題はムー大陸に考えてもらおうかな。
アセンションはMCだね。働け働けアセンショーン
じゃあ来週のお題は
岡本かの子 「鮨」で
断食芸人とテーマがちょっと被る部分があるかも知れないけど、前から決めていたのでたまたまです。
携帯からなんでURL貼れないけど青空で読めます。
ちなみに同じ作者の「家霊」もおすすめ。
これも青空にあるんで、よろしければ読んでみてください
寿司好きー
でも太平洋が放射能汚染されてて、もうマグロとか食えないね。たぶん食うけど。
えーマグナを見捨てて見切り発車かよ
いや予告でしょ。まだ受け付け中でしょう。
22 :
吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 16:35:02.85
なんか下痢糞じみたラインアップだなwwwwww
下痢糞とは鈴木の事か
ムー大陸よ、おめえの文学談義に興味はねえがフジツボをストーキングした話を聞かせてほしい。
ムー大陸は美香と一緒になってフジツボのストーカーしてセクハラしたり
ブログをつきとめて個人情報晒したりして喜んでたんだよ
文学板のコテって本当に人間として最悪だな…
フジツボは親に虐待されて統合失調症になって風俗やってたりしたんだよな
でも大学の勉強はかなりまじめにやってた
美香は女キャラで人気取りしようとしてたところでフジツボが台頭してきたのでつぶそうと思ったんだろう
フジツボに振られて腹いせいようとしてたムーと利害が一致した
>>16 ハマー?
>>17 適当なタイミングでリンク出しとくよ。
>>24-27 美香とかフジツボとかってわかんねーよw
なんかこの板はいろいろ昔の因縁がくすぶってる感じがするなあ。
カフカ「断食芸人」は何も語れないような気もするし、
いつまでも延々と語れそうにも思うんだよなあ。
29 :
吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 18:41:48.74
アセンションって一体誰……?
ようやく文学板にも知性を持ったコテが登場したな
ムー、鈴木、藁貸し…下衆が跋扈する時代はそろそろ終わらせたい
俺は何者でもないただの新参2ちゃんねらーだよw
読書量なら、記憶喪失とかマグナとかエヌのほうがすごいしなあ。
というより、とりあえずこのスレでは「どういう人」が書いたかより、
「どんなことを書いたか」をぶつけ合う場所として考えたいんだよ。
31 :
吾輩は名無しである:2011/07/09(土) 18:55:06.14
そういう姿勢にすでに知性を感じるよ。ただ、課題図書のチョイスがスノブ臭というか、
またムーがハスミごっこやりてーんだなという感じで嘔吐をもよおすが。
とりあえずアセちゃんは応援するよ。
藁貸しは出現頻度が低いからスルー対象でいいとして、ムーと鈴木の糞度合いには本当吐き気を催すな
佃煮マニアは?
真面目に感想文書いてるしおまえよりましなんじゃないの?
ほんと鈴木は死ねばいいのにな
>>35 奴の感想に学ぶべき所なんてひとつもないけど。バカなんじゃないですか?
>>36 差様ですか。
鈴木はECD語れよ。文学板のケイダブシャインだろお前。
自分は読めない、感想文もまともに書けないくせになんなんだよこいつ
醜悪過ぎて見てらんねえわ いいかげんにしろよ食糞コテ
ECD最高。愛してる。
>>40 あのうんち(く)まみれの駄文が感想としてレベル高いんですか?頭悪いんじゃないですか?
プルーストスレでの鈴木の幼稚さは目を覆うものがあったな
>>42 文学板で一番バカなうんち人間はお前だよ鈴木
こういう言動が「下衆」と呼ばれる原因なのだと鈴木はそろそろ気付いたほうがいい
>>47 知る価値ねえよ。おめえこそ知りもしねえ話題にいちいち首突っ込んできやがって、
なんで黙ってることもできないの? バカだからだろ? 消えろ。
鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち
鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち
鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木はうんち鈴木は池沼。
ははは、笑えるな間抜けなうんち人間鈴木雄介w
>>51 だからなんでお前ごときに知ってほしいとか思われなきゃなんないのよw 何様? バカじゃねえの。
そもそも知らねえし知る気もねえけどよw
もうやめよう。何も得るものないからw
原発デモとか行けよ鈴木
6/11に新宿に行こうと思ってたけど予定が入って行けなかったんだよな。
鈴木はバタイユスレでの自分の蛮行をどう考えているのか
お前に予定なんてないだろ
おいおい
つまらんことでここ荒らすなよ
だいいち俺フジツボとはほとんどからんだ覚えがない。
うわ・・・なかったことにしてるのかよ
ムー大陸最低だな
そうだな。なるべく読書会に関するレスだけにしよう。
鈴木は感想書けないんだからもうよそのスレに行ってくれよ
俺が本当にフジツボに嫌がらせしたというなら、
俺の過去ログを曝せば早いだろw
もひとつの雑談スレでもここでもかまわんが、
ここで続けるなら必ず俺の出した課題図書を読んでその感想を書き込んでからにすること。
でなければ出てうせな
親を殺した美香と馴れ合うぐらいの奴なんだからモラルなんてないんだろ
罪悪感なんてかけらもない
>>7 豹は高貴な身体の野獣であるから、それにふさわしい自由を
もっている。 やはりニーチェ的な自由かつ高貴な金毛獣を
俺は連想してしまうな。 まあ、豹をどう解釈するか、別に
俺の結論が絶対正しいと主張するつもりはないんで、各人が
自由に解釈すればよいね。
>>17 次のお題はこれか。 寿司は大好きだから、読むのも楽しみだわ。
69 :
吾輩は名無しである:2011/07/10(日) 00:31:22.39
>>63 てめえの課題図書なんざ読む気もしねえよ。何が出てうせなだえらそーに。
低所得労働しかできず2ちゃんでしかいっぱしの口をきけねえ半端者がでけえ面すんじゃねえ。死ね。
そうだそうだ!ムー大陸は変態美香おじさんの肛門でも舐めて口唇ヘルペスにでもなってろ!
負け犬が吠えているんだONE!
過去ログも貼れないし、感想語る文才も度胸もないんだONE!
ああ恥ずかしいんだONE!
こっちまで赤面するんだONE!
文学噛ませ犬はムーの別コテ
恥ずかしい奴
ムー大陸に文才なんてあったか?別コテ使わないと何も言えない程度のチキンなんだろ?
死ねよセンスねえゴミ中年
しかし君、そんなに俺が嫌いかねw
俺のチンカス喰えやムー 1g3万円で売ってやるぞ
普通にしゃべれんのかいw
低賃金労働者のお前に俺のチンカスなんて買える訳なかったなw
やっぱ君は退屈だなあw
眠いから寝ます。
おやすみ
おまえらーたまにはいいけど、マグナが書き込みやすい流れを作れよw。
ムー大陸をやっつけたい人は岡本「鮨」評でのしてやればいいじゃん。
なんならかわりに俺がムー大陸とやりあってもいいけどw
>>67 多様な読みを誘うのもカフカの特徴といえるかもしれないね。
中原スレで「断食芸人」と「路傍の墓石」の比較をやってますよ。
だれか「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」の河出文庫を買って買って参加して下さいよ。
81 :
佃煮マニア:2011/07/10(日) 15:59:15.54
私から嫌がらせした事がなかったのにいきなりムー大陸に絡まれて暴言を吐かれたりしています。
「80年代の勘違いパルコババア」とか「頭が壊れてる」とか。
最悪なおっさんの課題図書の感想は書くのをやめようかな。
むこうから誠実に謝罪するとかなら考え直しますけど。
私の他にもムー大陸に恨み持ってる人が多そうなのがなんか納得という感じ。
82 :
吾輩は名無しである:2011/07/10(日) 16:15:05.06
パルコババアは陰険だなあ
ムー大陸は人気者だよなw
460 :吾輩は名無しである :sage:2011/07/10(日) 10:48:14.64
ムー大陸ってコテ、なんか可哀想な人みたいだね
465 :吾輩は名無しである :sage:2011/07/10(日) 13:38:58.08
>>460 ムー大陸は女コテを見つけるとストーカーしたりセクハラしたりするよ
それで昔フジツボって女に振られた腹いせにフジツボの個人情報を暴露してた
その後美香っていうネカマのおっさんに騙されてマジ惚れして会いに行った
最近は佃煮に嫌がらせして喜んでる
466:吾輩は名無しである :sage:2011/07/10(日) 14:19:05.43
コテハンはすごい強者がここに集まってるんだね
467:吾輩は名無しである :sage:2011/07/10(日) 14:22:57.14
>>465 >その後美香っていうネカマのおっさんに騙されてマジ惚れして会いに行った
wwwwwwww
鈴木への嫌がらせと手法がまったく同じですよ、佃煮マニアさん。
佃煮がレスするとすぐに佃煮の粘着が出てくるのがなんともきしょいな
どんだけ貼り付いてるんだ
鈴木がバタイユスレ荒らしてるのは知ってる
>>81 それすげえ昔の話じゃん。第一今絡まれてるのは明らかにムーさんの側だしw
ムーが舵取り宣言して脱退者続出
異常事態だな
別に佃煮マニアに参加してくれなんて誰も頼んでねえしw
90 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 17:21:22.21
翻訳小説、それもカフカはむずいなあ。まぁなんか書いてみるように努力してみよう。
あとムー大陸はそこまで叩かれるコテでもないとは思う。なぜか異様にしつこい部分があるが。
いい奴じゃねえか。佃煮マニアはやな奴だけどw
92 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 17:24:30.52
川俣は気安く人の評価を変えるような人間だからな、まず第一に信用できねえ。
変えてないよ。マグナは自作自演をするのが気持ち悪いけど、そこまで嫌いでもない。佃煮マニアは大嫌いだけどw
鈴木は異常者の津原を尊敬する奴だから、こいつに好かれるってことはそいつがゴミである証だな
津原さんは誰も出来なかった事をしたから偉いんだよ。誰かが王様は裸だって言わないと仕方ない状況だったじゃん。
ムーが佃煮の自演にこだわらないのはなんでかなと思ったら、ムーも別コテ(犬)あるからだろう。
鈴木は自演するコテを攻撃するくせにマグナとムーをスルーしてるのな
噛ませ犬がムーさんだと俺は信じてないから。違うかも知れないじゃん。
自演、ダメ絶対。
シャブ中廃人の思い込みの激しさについていけませんな
つーか感想文書けないんだからスレに来てギャーギャー騒ぐなと
101 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 17:57:35.44
噛ませ犬はムー大陸だろ。これはかなり確率が高い事実ではある。
自分の基準=こだわりを人に押し付けるのは馬鹿らしい。
確率が高い事実って何だよ!?
噛ませ犬がムーじゃなかったら5年以上もうっとおしいムー賛美とかし続けないよ
104 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 18:02:20.73
あえて使い分けてるんだろう。その辺の空気は読んでやらないと。
ムーさん最高だONE!!
鈴木VSマグナの始まりか・・!?文学板の対立構造が複雑になってきたな
マグナの観察眼は鋭いな 鈴木は妄想全開でアホ丸出し
おまえらー党派抗争はなしなw
とりあえず鈴木は食糞と万引きと佃煮のストーカーをやめろ
犯罪とか変態性欲にはうんざりだ
鮨読んだけどなかなか良かったぞ
才気を感じさせる作品だった。いかにも当時のモダンガールが書いたって感じ
洒脱な雰囲気を持ったレトロな当時の東京を思わせるようなそんな文体・作品だった
時代感覚を敏感に嗅ぎ取ってそれを作品として結晶させるというのも明らかなこの人の才だよなあ
太郎の母親なだけはありますわ
ああ、
あれは俺が飼ってる犬だからw
この作品で岡本かの子に興味もったわ
ムー自体は好きじゃないけど、セレクトには少し感謝
ちがうんだONE!
拙者がムーを飼っているんだONE!
勘違いも甚だしいんだONE!
あと拙者ムーをヨイショしたことなんかないんだONE!
失敬な奴なんだONE!
なんだと…?
もういいよムー大陸と噛ませ犬の出没時間帯が何年もずっと一緒なのが不自然すぎるし
言ってる事が似すぎてるし お互いフォローしまくってるし
これが自演じゃないとは思えない
認めたんだろw
なんだONE!っつーのがセンスなさすぎてイライラする
犬くらい飼ってもいいじゃん
っていうか数年前までは周知の事だったんだがw
えー…
>>122 自演カミングアウトの次は佃煮への謝罪が待ってるぞ
残念だなあ…
「断食芸人」評は今夜で〆切ってもよいかな〜
それとも明日ぐらいまで待とうか?
鈴木は推理力がないのを認めろよ。佃煮を本当に川上だと思ってるなら、それはもっとやばいぞ。
自称早稲田の鈴木より高卒のマグナのほうが思考力が高いってどういうこと
川上だってさすがに佃煮ほど馬鹿でも暇でもないだろ(笑)
またそうやって負け惜しみ言っちゃって
鈴木が叩かれると必ず川上スレの負け犬がフォロー入れてくるのが気持ち悪い
佃煮はデブスだからもっと気持ち悪い
ボキャブラリーがすごく限られてるからわかりやすいよね、川上スレの嫌がらせ要員
詐欺に騙されるていどのオツムのやつってほんと単純だからさ
鈴木、もし佃煮が川上だったら、「川上」の中傷には反論するだろうけど、「佃煮」の中傷にはスルーでいいだろ? 川上の評判には関係ないんだから。でも、全然そうじゃないよな。
ちょっとひまつぶしを。
原因と結果の逆転というカフカ的パラドックスは、
たとえば「審判」では逮捕されてから罪が追及される関係とか。
つーかコテも名無しも自演しまくりだろ
俺は自演しないなんて言ってんのって鈴木ぐらいじゃねえの?
いーや佃煮にはあやまんないw
ばりぞうごん(俺の携帯変換できない)は2ちゃんの華です。
感想書き込まないならそれでもよろしい。
まあでも鮨いい小説だから読むくらいは読めよな。
まあ俺も鈴木同様に自演はしないけど、他人がどうだろうとどうでもいいじゃんw
>>139 2ちゃんなら何でも許されるっていうのを免罪符にしてやりたい放題やってるクズが紳士面するなよハゲ
しかし鈴木にがっかりされるのはちょっとつらいな。
よければ俺と犬のやりとりを過去ログかなんかで見てくれ。
汚いことはしとらんよ
ムー大陸はマジできもいな
死んじゃえよ貧乏人
そうだよ、佃煮は最悪の自演野郎だろ!
ほら
俺はこんなこと言われても怒らないw
佃煮も見習えよ
鈴木は目覚めろよ!
ムー大陸は工場の廃水を飲み過ぎて頭がおかしくなったんだよ
だから友達も恋人もできないまま2ちゃんで10年も自演しつづけるとか可哀想な事になってんの
佃煮の自演は悪性ウイルスのレベル・・・
鈴木がムーの不実に傷ついて転向しかけてるな・・
勢力図に異変が・・っ!
ふむ軽蔑されたか。
仕方あるまい。
では
鈴木は自演嫌いだからなあ。
ムー大陸は何の才能もないし頭も性格も悪いけど女に嫌われる才能だけはあるな
将来は孤独死確定だ
6年前の雑談スレ貼ってくれたやつがいたけど、犬は美香の機嫌取りしてたぜ。気があったってまじじゃーねか。可愛いやら、情けないやら。
157 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 22:19:00.89
「断食芸人」に寓意を探るのは一見馬鹿らしいことではあるけれどその馬鹿らしさをあえて犯すとすればこの話からは身体とそれを牢獄へとたとえているような不安感がある。
これは強迫のあるいは空白の神話であってそのほかのどれでもないしそれ以外の意味外は一切ないといってもいいただその説明に費やされる時間だけが残されただ示すようにしておかれた描写はたとえば次のようなものだ。
もう断食芸人はすべてを我慢していた。頭は胸の上に垂れ下がり、まるで頭がころがっていき、胸の上でどうしてかわからないがとまっているかのようだった。
身体は空っぽになっていた。両脚は自己保存の本能によって膝のところでぴったり合わさっていたが、地面をまるでほんとうの地面ではないというような様子でこするのだった。
確かに身体は空っぽであってその中に残されたものはないただその身体だけに残されたのはある種の習慣だけであり断食芸人は最後にいたるまでその行を続けていくのである。
キモデブのハゲメガネ美香に取り入ったりシャブ中犯罪者鈴木に取り入ったり
ムーって何で人を見る目がないの?
鈴木は引きこもりだから社会と接点なくて人間関係に悩まなくていいけど、
ムー大陸って社会人なんだろ?あの壊れぶりで会社でやっていけるのか?
本人は「ネットでは清廉潔白でいたい」とか言ってたからリアルでは2ちゃんよりもっと酷いのかな?
社会には恐ろしい闇があるんだな・・・
>>157 そこの描写はあまり注意を払わなかった箇所だなあ。
>自分自身を限りないところまで超えるという名誉を、
>彼から奪おうとするのか。
というところの後の描写だね。
空虚な身体と空白の神話か。
やっぱり今ムーさん佃煮名無しに叩かれてるから俺が守らないといけないのかw
マグナは句読点の使い方を覚えたほうがいいよ。
社会の底辺同士でかばいあっててなんか哀れ
ワープアのくせに佃煮を自分の部下扱いしてるのが泣けた
善を助け悪をくじく勇者鈴木、手負いのムーを抱え挑むは虚言魔王佃煮マニア!
今、文学板は新たな局面を迎えようとしている・・
津原の受け売りはもうやめろって痛々しいから
www
ムー大陸は女の敵だけどネカマの味方ではあるよなw
170 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 23:01:43.00
断食芸人がなぜ断食をすることにこだわるのかこの短篇内ではそれはまったく描かれていないしそれは説明を俟つまでもないことである。
そういったことは冒頭の間にすでに説明が済まされているからであって書き手が敢えてそれをつなげていく必要はないと思われる。
したがって、だれも自分自身の眼でながめたことから、ほんとうに引きつづきまちがいなしに断食が実行されたかどうか、知ることはできなかった。ただ断食芸人自身だけがそれを知ることができた。
断食芸人だけが断食が行われたことを知っていてそれ以上は一切の説明はいらないと作者は語っている。
断食芸人の断食は最後に説明されるように誰からも省みられることを期待していない断食の行であり読者を含む観客はそこに一言も挟むことはできない。
断食芸人は断食が断食であり断食が実行されることを知っているただ一人であり断食芸人その人においてしか断食は確認できないゆえに断食芸人は断食を行い続けるのである。
171 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 23:19:45.65
この短篇を構成するものはただ描写とその間の説明であり、それ以外の小説があるのかといえばそれ以外にはないのかもしれないが「断食芸人」においてはそれはそれでしかなくそれを越えることはできない存在として書かれている。
断食芸人それ自体が空虚な箱でそこに残されているのは強迫という名の習慣に過ぎないのだから読者はただその箱を眺めさせられるだけに終始する。
併しかといって断食芸人は世俗の習慣を一切棄てきったような隠者ではないことは断食芸人の婦人たちへの対応からも明確に伺われる。
断食芸人は他者を意識しその渉り合い自体は平凡に存在する人のそれでしかなくただひとつ違うところを探せば断食芸人が契約書の条項を全然見ないことである。
断食芸人は断食自体が遂行されることを望んでおりほかのものは余剰物と見做し不要なものであると考えている。
断食芸人は明日への希望というものもなくまた食べるあるいは金を稼ぐということすら放棄しているようである。
172 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 23:35:27.85
「断食芸人」で印象に残るのはまず子供たちで、その描写はこの短篇の最初と最後に顔を出す。
断食芸人を見せる相手はとくに子供たちだった。大人たちにとってはしばしばなぐさみにすぎず、ただ流行だというので見るだけだが、子供たちはびっくりして口を開けたまま、安全のためにたがいに手を取り合って断食芸人の様子をながめるのだった。
父親が子供づれでやってきて、指で断食芸人をさし示し、これがどういうものなのかをくわしく説明し、昔のことを語り聞かせ、この断食芸人はこれと似てはいるが比較にならぬほど大じかけな実演に出ていたのだ、というのだった。
すると子供たちは、学校と日常生活とから得ている予備知識が十分でないため、いつでもなんのことやらわからぬままではあったが――子供たちにとって断食はなんだというのだろう――、
それでも子供たちの探るような眼の輝きのなかには、新しい、未来の、もっと恵まれた時代の何かあるものがちらついていた。
断食芸人の断食がただのなぐさみで流行なのだということを大人たちは知っており最後の父親は時間の流れのなかで子供から大人になった子供なのであろうが子供たちはその時間で面白いものを見るというだけである。
眼の輝きの中にはもっと新しい恵まれた時代の何かがありそれは過去ではなく未来であった。
173 :
忍法帖【Lv=30,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/10(日) 23:58:43.51
流行というものはその衣を取り去ってみればその中に残るのは強迫だけだったいや流行としてそれが存在した間も空っぽな内側を持つ断食芸人にとってはただ強迫として存在し続けただけだったというのがこの作品が最終的に示すところである。
レオパルディは「流行と死の対話」で流行は死の妹なのだとし、この際三島由紀夫の要約を借りるとこの姉妹に共通な傾向共通な作用は絶えず世界を新規にしていくことだという。
ところが断食芸人にはその流行と死は存在せず断食芸人は姿を消すがそれは徐々に断食芸人の存在を超克する動物小屋の代表である豹によってとってかわられる。
この豹の描写はそれ自体が小さくなってゆく断食芸人の正反対のものである。
豹には何一つ不自由なものはなかった。豹がうまいと思う食べものは、番人たちがたいして考えずにどんどん運んでいった。
豹は自由がないことを全然残念がってはいないように見えた。あらゆる必要なものをほとんど破裂せんばかりに身にそなえたこの高貴な身体は、自由さえも身につけて歩き廻っているように見えた。歯なみのどこかに自由が隠れているように見えるのだった。
ここでただひとつ執拗に何度も繰り返される言葉それは自由だが、それは断食芸人の存在自体とはまるで正反対のものである。
断食芸人は自由から逃れ観客の視線に自分を晒すのだが観客から省みられなくなってもまだ自由の中にはその身を浸しておかない。
自由ではなく拘束ここでいうなれば強迫をこそ断食芸人は望んでおりそこから離れて生活することはまったく不可能なのである。
豹はそれ自体の炎熱であり生きるよろこびであるが断食芸人は一切それを放棄して強迫を選んでいる。
断食芸人の強迫が自由にとってかわられることで終わるこの短篇は強迫それ自体の敗北をさしているという見方は必ずしも穿ちすぎではなかろう。
ふむ
力作である。
でも断食芸人は豹に本当に敗北したのかな?
俺は違うように思うけど。
>>173 さすがマグナだなあ。
そう、豹に対して与えられる「自由」という言葉のくどさ。
つまり、これはアイロニーではないかと。
>自由ではなく拘束(強迫)をこそ断食芸人は望んでおり
というのはその通りだと思うんだけど
自由を選ばない理由は、その豹の自由が偽りのものだから、
という視点を俺は読んでいるんだけどね。
176 :
忍法帖【Lv=31,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/11(月) 01:27:36.04
>>174>>175 たしかにこの「自由」を作者は反語的意味合いで使っていそうだよな。
でもだからこそそのまがいものの「自由」が独自のこだわり=強迫を持つ断食芸人を圧迫してしまうっていう部分はあるんじゃないだろうか。
敗北というか作者は事実を「こうなるのは仕方ないことなんですよ」という顔で吊り下げてくるとでも言うか。
ある意味では子供たちとこの豹は似ているからな。
ただ子供たちが刹那的な輝きを求めるのと対照的に、豹というのはいつまでも炎熱そのままである。
作者は――カフカはといいたいところだが――前者の刹那的な輝きしか肯定的に捕らえていないように見える。
いや、断食芸人は自らの倫理に従って自ら絶対的に圧迫されているんであって、豹に相対的に圧迫されているんじゃないと思う。
178 :
忍法帖【Lv=31,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/11(月) 02:02:43.27
確かにそういう見方もありだな。だが強迫的な経験者から言うと、断食芸人はそこまで自らの倫理に基づいているわけではないと思う。
自分ではおかしなことだ馬鹿らしいと思いながら、どうしても従ってしまう、これが強迫ではなかろうか。
あるいはまた、そうすべきであるという考えに押さえつけられて、そこから抜け出せないのもまた強迫である。
俺はこの断食芸人を自らの倫理に従って自分を圧迫しているようには見えないんだよな。
そこまで強靭な人ではないんだよな。ある種の「儀式」を行っているように見える。
ううむ
なんか説得力あるなあw
そうかもしれない。
おやすみ
ムー大陸におやすみとかいわれたくねーわ
きしょい
181 :
忍法帖【Lv=31,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/11(月) 02:37:33.34
中原とは確かに近い部分もあるな。
冒頭の一行から突拍子のないものを仮構して作っていくあたりとかは特に。
それからあくまで非日常を日常的な範囲と重ね合わせてところも似てはいる。
その二点でカフカの後継者といわれる作家は数多いだろう。
ただ、カフカの追随者にはカフカの持つ――言ってみれば深淵性はない。これはカフカ独自のものでこれから先にも二度と同じ者は現れないだろう。
たとえば中原はおやつ代わりに読み流せるが、これではそうは行かない。
原田訳とたとえば池内訳だったら一見後者のほうが優れているようには思うが、前者にあった独特のくどさを池内は取り除いてしまっている。
原田訳は下手だし稚拙でもあるが、一読疲弊した。言葉にはできないが、この鈍い疲れのようなものがおそらくカフカなのだろうと思わせるものがある。
池内訳ではまるでカフカ短篇がおやつのように見える。
それは悪い意味で文学的なカフカ理解なんだよ。
よく言われるようにカフカは友人たちの前でしばしば笑いながら自作を朗読した。
183 :
忍法帖【Lv=31,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/11(月) 02:59:36.32
そりゃ笑いもあるだろ。笑いを文学から取り除くことは我が喜劇精神にかけてしたくない。
だが笑いと深淵性は切り離せるものではないと思う。
コングリーヴの世の習いとか十分深淵だ、訳がわからんかったが。
いや、カフカってもっと軽快だよ。それが不気味で面白い。
185 :
忍法帖【Lv=31,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/11(月) 03:27:05.64
カフカ=軽快論はよく聞くが今ひとつ納得できないんだよな。
カフカに軽さがない、とはいえない。だが単に軽快ならよほど軽快な文学はこの世に多い。たとえば同時代のウッドハウスなんて軽快だ。
軽快で不気味なものだったらイーヴリン・ウォーはよほど不気味だと思うしな。
たとえばカフカのお膳立てをしたといわれるクライストにしても、ヴァルザーにしても、ザッヘル=マゾッホにしても翻訳で読む限りだが、軽さとともに重さも持っているんだよな。
ヤーンっぽく「鉛」のような感じといったらいいのだろうか。この「鉛」の感覚をカフカももっていると思う。
うーん、どうだろうなあ。カフカ=軽いという認識が多数派なのを知ってて、そのように読んでるんなら、逆にラディカルかもしれない。
フカフカ
フカフーカ
マグナは今回力入ってるなあw ヴァルザーはいいとして、
クライストやヤーンの重さとはちょっと違うと思うんだけどね。
「鉛の夜」なんか好きだけど。
カフカの他の作品には結構コミカルなところがあるけど、
断食芸人の場合は、その状況そのものがおかしい。
でも喜劇を通り越しちゃってる感じだね。
中原との接点は鈴木がちょっと言い出してたけど俺にはよくわからないw
まあマグナが書くとマグナ的重力がカフカに加わってしまうのかもしれないw
192 :
忍法帖【Lv=31,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/11(月) 20:37:18.91
>>191 「鮨」か。読んでる。これまでの4作品は自分があげた「血の盃」を含めてすべて既読だった。
「鮨」の次は俺が未読の作品から一つ選んでもよいだろうか?
>>192 他に候補が出なきゃいいんじゃないか。
マグナが未読の作品となるとかなりマイナーになるんじゃないかと心配だけどw
194 :
忍法帖【Lv=31,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/11(月) 20:49:24.03
>>193 国語便覧に載ってる程度はマイナーだぞ。
国木田独歩から一つ。他にこれは、という作品がある人がいれば譲る。
今俺が寺田寅彦の随筆を少し読んだってことで、
小説だけじゃなく随筆や論文なんかもどうよ
今日、本屋によったら、講談社学芸文庫の棚に、「岡本かの子」という名前があるのに
きづいて、手に取ってみたら、「鮨」が載っていた。 文庫のほうで読むわ。
>>195 いいんじゃない? まあ、マグナが先に題材について提案してるから、それが通るか
どうかはマグナ次第だな。 「随筆や論文」がマグナにとって、「これは」という作品と
いえるかどうかということだ。
なんだONE!とか3くすとかこいつ感性が
ハナ肇とか谷啓の時代で止まってねえか?w
クレイジーキャッツは偉大だろ
ムー大陸って異常にだせえんだよな。時代と逆行してんの。
本人がぜんぜんそれに気づいていないっつう悲しい話
201 :
吾輩は名無しである:2011/07/12(火) 11:58:45.10
パルコババアもだぞ!
何そのダサすぎなムー大陸の言語センス?
いや
>>197は単純に変換ミスだよw
文句は俺の携帯に言ってくれ
>>194 国木田独歩とは渋いね〜
>>195 随筆もいいなあ。順番はともかくそれも入れていこうよ。
寺田寅彦etcで具体的な候補考えておいてくれるかい?
>>201もしまむら御用達のムー大陸の自演センスゼロ
やっぱGスポットを狙ってる全身しまむらのムーおじさんは昼間っから必死な自演が見苦しいな
本家雑談スレでムー大陸のセンスについて話し合おうw
アセンションはプルーストを読みながらよく読書会にも参加できますね。
色々かけもちで読むのって私できないわ。
読書家なんですね。
バカにしてんの?
なんで鈴木って私が板のあちこちのスレでレスした直後に煽りレス入れてくるんだろう?
ほんと気色悪いストーカーだな・・・
晩ご飯は下痢便ポタージュにオシッコアペリティフです。
強烈な苦味が食欲をそそります。
好きな寿司ネタはうんこの軍艦巻きです。
おしっこのおすましを一緒に頼みます。
お前のは共有トリップだろ 誰が鈴木を名のろうが文句を言うな
血杯異聞続き
前回発表した最後のバラグラフを書き直したのでそこから
急に明るくなった部屋の真中で、おねえさまは、こんこんと眠り続けておりました。細い光の筋が、
おねえさまの横顔を、背後から縁取っていて、わたくしは、その、額のまろみに始まって、真っ直ぐ
に通った鼻筋に続く、白く柔らかな線を、まるで彼方の山の連なりを見るように、ただじっと見つめ
ておりました。胸のあたりの布団が、穏やかなリズムで上下しているのが、おねえさまの、ただ一つ
の生きている証でございました。
と、布団がひときわ大きく盛りあがり、おねえさまの唇が小さく開きました。
「お父っつぁん、誰かいるの?」
おねえさまは、目を閉じたまま、外の丹七さんに問いかけました。
「木村のお嬢様がお見舞いにいらっしゃったんだ。挨拶をしな」
そう丹七さんが答えますと、しばしおねえさまは黙り込んでしまいました。目を閉じたままの横顔
は、象牙の彫像のようで、何の表情も浮かべておりませんでした。でも、その動かないお顔の内では、
一体どんな思いが荒れ狂っていたのでしょう。わたくしは、今思うと恐ろしいばかりでございます。
表口から入ってきた丹七さんが、まだ口をきかないおねえさまに、
「ほら、お嬢様が心配してなさるじゃないか。こんな病気はすぐになおると、お前からも言っておやり」
と声をかけ、そのままお勝手の方に抜けて行きました。
おねえさまは、なおしばらく身じろぎもしませんでしたが、目をつぶって上を向いたまま、
「たかちゃん、こっちに来たら」
と静かにおっしゃいました。
わたくしは、おねえさまに会うなり、いきなり抱きついてやろうと、密かに心に決めて来たのでした。
でも、その時のわたくしは、まるで水の中を歩くような心地でおねえさまに近寄ると、その傍らに
そろそろと座ることしかできませんでした。
おねえさまの口元に、ようやく笑みが浮かびました。
「たかちゃん、学校は、どう?」
わたくしは、それには答えず、
「おねえさま、目をどうかなされたの?」
と聞きました。
おねえさまは、微笑んだまま、
「なあに、大したことではないの。すぐに治ってしまうのよ」
とおっしゃいました。朝の、暖かい光に照らされて、目を閉じたおねえさまの笑顔は、いい夢を見て
いる最中のようでございました。わたくしは、ああ、これが本当のことなのだ、昨夜から今までのことは、
全部嘘だったのだ、悪い夢だったのだと思いました。畳の上で握り締めた右手の甲に、ぱたりと何か
温かいものが当たりました。わたくしは、知らずの内に泣いていたのです
。わたくしは、大急ぎで涙をぬぐうと、堰を切ったように、思いつく限りのことを喋り続けました。
算術の授業で誉められたこと、それを妬んだ級友にいじめられたこと、寄宿舎に迷い込んできた猫のこと…。
わたくしは、なんという浅はかな娘だったことでしょう。わたくしは、その時のわたくしに、
平手打ちを食らわせてあげたい気持ちでございます。おねえさまは、わたくしの愚にもつかない
おしゃべりを、黙って笑ってお聞きになっていました。
そろそろ皆が起きだすころなので、わたくしはおねえさまに暇を告げて立ちあがりました。戸口で
振り向くと、おねえさまは見えるはずもないのに、布団から半身を起こし、わたくしの方に向かって
手を振りました。わたくしも、思わず手を振って、
「さよなら」
と言いました。
おねえさまも、
「さよなら」
と笑って言って、また床の上に身を横たえました。
わたくしが、すっかり心も晴れ晴れとなって、元来た道を歩き出しますと、後ろから小走りに追って
くる足音がありました。
振り向くと、物憂げに下を向いたまま、丹七さんがわたくしを追って来たのでした。
丹七さんは、わたくしの前で立ち止まると、顔を背けたままで、こう言いました。
「お嬢様、あれにはもう会わないでやってくださいまし」
わたくしが、驚いて訳を尋ねますと、丹七さんは、ただ
「あれには、魔が憑いておりますので」
とだけ言って、わたくしに深深と頭を下げますと、また小走りに、家に戻って行きました。
とりあえず小休止。
続きはこれから書きます。
なにそのGスポット狙いがわかりやすすぎな文章
ついに寅ブームが来たのですか。
悪名高い新字新かな新書版全集(一期)の箱を棚から出さなくては!
224 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/12(火) 21:22:46.24
わたくしを除け者とは酷いですねぇ〜(笑) りさの「憤死」は道で消化ねぇ〜(笑)
鈴木はさっさとGスポットの場所を言えや!
一生言ってれば?
Nさんって最近来ないね
もしや消された・・・・?
あほだこいつ(笑)
>>223 東電さんどもー、新しいモニタ入手できた?
>>227 消されてねえって。 数日こないだけで、消されたとかどんだけー
わたくしは、丹七さんの後ろ姿が生垣の陰に消えた後も、しばらく茫然と立ち尽くしておりましたが、
気がつくと、いつの間にやら、のろのろともと来た道を辿っておりました。でも、わたくしは、一体どこに
帰ればよいというのでしょう。両足は、確かに自分の家を目指して歩いているのでございます。でもその
歩みには、機械じかけのお人形のように、何の意味も目的もございません。そして、わたくしの心の中では、
さきほどの丹七さんの言葉と、目を閉じたままのおねえさまの笑顔とが、入れ替わり立ち替わり、
ぐるぐると駆け巡り、終りの見えない鬼ごっこを繰り広げておりました。
こうしてわたくしは、またあの忌まわしい、乱れた土手の下に来てしまったのでございます。泥にまみれ、
散り散りになった草むらが目に入りますと、わたくしはもう、ただ恐ろしく、悲しくなりまして、
泣きながら家に駆けもどりました。
家の裏口に戻りますと、井戸端では、もう、ちよばあさんが起き出して、低く鼻歌を唸りながら、朝餉の
支度をしておりました。ちよばあさんは、わたくしの乳母でしたから、実の親子のように気心の知れた、
何でも話せるひとでした。わたくしが、隠れることもなく目の前に立つと、ちよばあさんは驚いて菜っ葉を
切っていた手を止め、立ち上がると、
「おやまあ、どうされた」
と聞きました。
わたくしが、何も言えずにただぽろぽろと涙を流しておりますと、ちよばあさんはわたくしの肩を抱き、
「こんな早くにどこ行きなされた。いったい誰に泣かされなさった。ばばに話してくだされ。な」
と言うので、わたくしは、涙ながらにおねえさまに会いに行ったことを語って聞かせました。
ちよばあさんは、驚いた顔でわたくしの話を聞いておりましたが、丹七さんが最後に言ったことを耳に
すると、急に考え深げな顔になりました。
ちよばあさんは、あたりを見回すと、小声でこう言いました。
「嬢さま、嬢さまには知らんでええことが、世の中にはたんとあるもんですわ。悪いことは言わねえ。
丹七さんの言うことを聞きなされ。嬢さまはあき坊には、もう会わんほうがええ」
わたくしは、一体何を期待して、ちよばあさんに打ち明け話をしたのでしょうか。それはわたくし自身も
わかりませんけれど、そのような答えではなかったことは確かです。わたくしは言葉もなく、茫然と、
ちよばあさんを見返すことしかできませんでした。ちよばあさんは、そんなわたくしの目の芯を、
考え深げにじっと見つめていましたが、ふと目をそらすと、下を向いたまま、こう言いました。
「夜、ばばの部屋に来なされ。そっとですぞ。ばばが話して聞かせましょう」
そして、ちよばあさんは、わたくしに背を向け、また菜っ葉を包丁で叩き始めました。でもちよばあさんは、
もう鼻歌を歌うことはありませんでした。
ああ〜Nさん生きていた!
彼らに恨みを買うと一生付き纏われますから。
誰に?
>>211 飽き性だから常に複数の本をパラパラ読んでるだけなんだよw
>>223 (@∀@) はモニタ復活?
>>224 除け者にしないよ?
>>231 異聞なげーよw(外野代表して) やっぱそれ創作だなあw
ああ
何度も言ってるけど
気にせず次行ってくださいまし。
なるべく早くに終わらせるから
つーかムーはどこか別スレ見つけて書けよ
ごめん今日中に終わらすのでご容赦を!
もし終わらなかったら別スレ探すなり
ブログで続きやるなりします。
ご迷惑をおかけしますが、楽しいんですもんこれ。
あとこういうことは最後にしますのでw
次作は「パルコババアと呼ばないで」
ムー大陸は人に迷惑ばっかかけてんじゃねえぞ糞ジジイ
生きるってことは、結局人に迷惑かけるってことと一緒なのだよ(しみじみ)
常駐してんじゃねえ糞コテ
休みの日くらいいいだろw
常駐されんのが嫌ならハワイ旅行とかプレゼントしてくれよ
続き
その夜、皆が寝静まったころ、わたくしは、自分の部屋をそっと抜け出し、玄関の脇にある、ちよばあさんの
小部屋に行きました。ちよばあさんは、床にランプが一灯だけ点った三畳の部屋で、正座してわたくしを待って
おりました。
わたくしも、ランプを挟んで、ちよばあさんの前に正座をいたしました。ちよばあさんは使用人に当たるとは
いえ、お互いにこんなにかしこまった行儀で相対したことは、今までにないことでした。
ちよばあさんは、大きなため息を一つついて、
「むごいことじゃ」
と一言つぶやくと、おにいさまとおねえさまとの間に起こった出来事を、言葉を選び選び、わたくしに語って
聞かせてくれました。
それにしても、なんということでしょう! その時分のわたくしは、まだ何もわからぬ子供だったのです。
わたくしは、ちよばあさんの口から漏れる、おにいさまとおねえさまが人目を忍ぶ仲になったこと、おねえさまの
病気のこと、おにいさまが無情にもおねえさまをお捨てになったことなどを、まるで異国の芝居を見るような
心地で、ぼうっと聞いておりました。それでも、お腹の底のあたりで、その理不尽で、蛇のように冷たく
いやらしい舞台の中に、わたくしも立たされているのだ、もう逃げることはできないのだ、という思いが、
鉛のように重い塊となって、わたくしを押し潰そうとするのです。
ちよばあさんは、わたくしのそんな気持ちを察したのでしょう。その恐ろしい話を終えると、私の肩を抱いて、
顔を寄せて言いました。
「こんな話はしましたが、嬢さまには何の関わりもないことですぞ。大人のことは、大人がなんとかすることじゃ。
あき坊のことも、このばばだって子供同然に思っておる。みんなで面倒を見ればいいことじゃ。だから嬢さまは、
今まで通り、にこにこ笑って、何も心配しないで、ご学業をがんばりなさるとええ。ばばに全部、まかせなされ」
「でもおにいさまは、おねえさまに、なんでそんな酷い仕打ちをしたのかしら」
わたくしが尋ねると、ちよばあさんは、顔をしかめて
「殿方は考えなしに、よくそういうことをするものじゃ。嬢さまにはまだ早い話ですがの。これは知っておいたほうがええ」
と低く呟くように言いました。そして気持ちを振り切るおように顔を上げ、
「さあさあ、すっかり話が長くなりましたぞ。もうお休みなされ。ぐっすり眠って、明日の朝には全部忘れてしまいなされ」
と笑顔で立ちあがって、わたくしに部屋に戻るよう促しました。
その時でございます。また、あの声が、遠くから聞こえてきたのでございます。その声は、お社さまの方に面した、
小さな格子窓から、かすかに流れてくるようでした。
「パルコから愛をこめて」でもいいよ。
「パルコから愛をこめて」
作:文学噛ませ犬
場所 渋谷スペイン坂
時 バブル末期(ロシア崩壊前)のある日の昼下がり
登場人物
九十九ダニ子(つくも だにこ)29歳、ベレー帽をかぶっている。あとむげん堂で五百円で買ったアジア系のスカーフとかも巻いている。
モロビッチ・オンナスキー 32歳 謎の亡命ロシア人。金髪の美形(ブラピ似)
スペイン坂の雑踏
二人が並んで上ってくる。
オンナスキー「いやあ、俺もあっちじゃ色々迫害されてねー。やっぱ本物の表現は俺の国じゃできないと思ったワケ。そんなカンジ?」
ダニ子「アートを追求するのも命ガケなのねー、ステキ。タルコフスキーみたい」
オンナスキー「いや、今日こうしてキミに会えたんだから、命ガケも悪くないんじゃーん」
ダニ子「もう、このイケズー」
と、シネマライズ(坂の上にある映画館)の窓を拭いていた掃除人がバケツを落として大量の水がオンナスキーの頭を直撃。
金髪のカツラがずるりと落ちて黒髪が現れ、白い肌が溶けて流れて黄色いニキビ面が顔を出す。
ダニ子「あらやだ、あんたマグナじゃやない。こんなの全然アートじゃない!」
マグナ「いや、これが俺の表層批評宣言なんだ!」
ダニ子「へー、なんかかっこいい感じ、まあいいか」
二人、連れ立ってパルコpart3でやってる「クリスチャン・ラッセン展示即売会」会場に消えてゆく。
>>246 オモロい。何度か吹き出したよ。さすがだなあ。
やっぱダサイ事書かせたらムーの右に出る者はねえな、
服と日用品は全部しまむらと三平ストアで買ってる生活保護のおっさんだから
>>246 佃煮のミーハーで馬鹿っぽいところがよく出てる。
ムー大陸はもっとHUGEとか読んでセンスを磨かないとね(笑)
251 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 17:28:41.84
佃煮は「パルコから愛をこめて」のダニ子そのものだな。
才能ない人ってベタな事しか書けないんですよ。
たしかにそれはある
まあ犬が書いたもんですからw
ファッション音痴のムーおじさんをなんとかしてあげて
あの時代、渋谷の学校(青山レコーデンィングスクールではない)に通っていましたが
あの界隈に行くのはシネマライズで映画を観るときだけでした。
クラスのコンパやバイトでも無い
限り
渋谷は円山町百軒店くらいしかうろつきませんでした。
ネタは渋谷で買ってたの?
ちなみにASIAやONAIR、クラブ円山ができるより昔、
道頓堀劇場があった頃のお話です。
その当時は震災前の兵庫県に買いに行ってました。
広辞苑くらいのジューシーな固まりを、わたくしの住まいで
友達とパン切り包丁で切り分けては郵便スケールで測ったものです。
広辞苑ってデカすぎるw@@さんはプッシャーだったの?
わがくにに電動包丁とフードプロセッサが爆発的に普及したのは
当時のわたくし達みたいなけしからぬ若者のおかげです。
またダークな話題をw
なんかムー大陸が必死すぎて泣ける
>>260 売りません。知人に便宜をはかっていただけです。
当時は経済やくざ全盛で埠頭会社まるまる暴力団が使い放題
資金源としていろんな物質が平気で取引される怖い時代でした。
震災後まもなく関わっていた者は皆足を洗い、
その後なにもなく社会復帰しています。
パルコババアも今ではすっかり重度の2ちゃんねらーです。
東電さんはムー大陸とちがって渋谷に対して変なコンプレックス持ってないな
この差は一体なんだ?
ムーにはパルコをシリーズ化してほしいな。主役はやっぱりダニ子で。
ムー大陸の自演暴走が気色悪過ぎてだれも感想文書かないね
もう読書会終了でいんじゃね
ここはムーの隔離スレってことで
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー終了ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
271 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 19:39:07.05
そう発狂すんなよ、ダニ子
おめーら何やってんの?
ムーは犬連れてどこか散歩に行ってこいよ。
273 :
忍法帖【Lv=33,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/13(水) 19:51:59.15
酷い状態だなあ。
そうだよ
ムーはもう出て行けカス
ほんとバカなおっさんだな
ほんと暇なパルコババアだよ
ムーはぼろぼろのしまむらを着て山谷に帰ってふて寝した
俺がいけないのかなあ。
まあいけないんだよなw
反省します。
もう死ねば?
そういうわけにもいかないw
部落面さらして渋谷に立ち入るなよくそじじい
もしオフをやる時はぜひ渋谷にしましょう。
284 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/13(水) 21:02:13.03
ムーはなにが死体のか若ら無いですねぇ〜(笑)
ムー大陸の一連の異常行動はミソジニーのそれでしょう。
可哀想な人です。
俺はフェミニストだよう。
パルコババアは黙ってろよ!
>>289 ここまであけすけなことしといてそれはないわ
見苦しいジジイだ
ここまでの喪男を我々は見たことがなかった
293 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/13(水) 21:28:31.27
刺すれば、読書会はムーと美香もお招き死てストリンドベルの「痴人の告白」と逝き魔性かねぇ〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
ウケる
>>289 私にしつこく嫌がらせするのをやめて下さい。
それは部落民にとってはあいさつみたいなものなのかもな
297 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 21:44:22.86
佃煮マニアがムーにしまむらだのなんのとしつこく嫌がらせしてるように見えるけど
それはパルコババアにとってはあいさつみたいなものなのかもな
ムー大陸って穢多根性まるだしでこわい
美香が飼ってる家畜豚がやたらハッスルしてんな きめえ
301 :
吾輩は名無しである:2011/07/13(水) 22:06:38.36
パルコババアだっていいじゃない。
穢多は部落に帰れ!
今どき部落とか言ってるやつキモいよー
なんか俺、色々呼び寄せてるなあ。
おはらいでもしようかなw
もうやめろよムー
美香に捨てられた時点でお前のコテハン人生は終ってるんだよ
ムーは美香と会ったってまじなの?
名無しで罵倒してコテで紳士面すんのやめたら?
大多数のコテに見放され、自演名無しだけが必死なムー大陸
ダニ子・・・
>>306 才能ない人格障害同士で引合うものがあったんだろうな
>>304 なんだこりゃwwwwww
このスレにゴキブリが潜んでるぜwwwwwwwwwwwwwwwwww
キモすぎんだよ低賃金労働者の糞ジジイが!!!!!!!!!!!!!
死ねwwwwwwwwwwwwwwwwww
ウンコ美香にたかるハエ男wwwwwwwwwwwwwwwwww
イボアナルにパイプ突っ込まれてショック死しろやwwwwwwwwwww
プギャーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>312 まだ負け惜しみ言ってんのかwwwwwwwwwwwwwwww
いいかげんあきらめて死ねよ知的障害wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>264 やはり@@さんの家に行きたい。菓子折りとか持って行くから招いて貰えませんか?
わたくしの勉強部屋にたどり着くには、まず玄関を守る巨人
(自称186センチですがたぶん本当は2mあるはず)を倒さなくては
いけません。
ちなみに彼女の好物はイタリア製巨大婦人靴(公称28センチですが実は30センチあると思う)
です。
そんな金ねえから無理かw
あまり食べないので経済的な巨人なんですけどね。
本棚の整理に重宝です。わたくしこの数年電球の交換をしたことがない。
ただ、巨人が運転した後で車に乗ると手足がハンドルやペダルに届きません。
奥さんが186センチもあるのか…
便利ですよ。
エアコンのフィルターサインが出た時とか。
でっかいなあ
車の屋根のワックスがけもスイスイです。
なんたって待ち合わせの時すぐ見つかるのがいい。
うちで和室に寝そべってるとすごく邪魔ですけどね。
あと外で手を繋いだり肩を抱いたりするのは親子みたいですごく恥ずかしいから
やめてほしいです。
微笑ましい光景じゃないですか
東電さんを肩にのせて地響きを立てながら森に帰って行く奥さんを想像しました。
あ?何失礼な事言ってんだテメー殺すぞ?
ビリーザマウンテンとエセルの逆バージョンですね。あるいは山丈とカムイだ。
昔路肩を歩いていて、「ホラ危ない、自転車!」と言われて
繋いでた手を
ぐいと牽かれたら、
小型犬がリードを引かれた時みたいに空を飛びました。
船舶免許の人名救助実習なら一発合格だ。
力ではかないません。ケンカしても頭を押さえられたらパンチもキックも届かない。
池野めだか師匠だ。
東電さんがんばれ!
あ…
人名なんかより人命のほうが大事なのに
戦いになったら噛み付くしかないですね。
レイプされても両手を押さえられて跨られたら手も足も出ません。
舌噛んで死ぬしかない。
東電さんDV に負けるな!
そういうプレイ新しいかも知れないですね
蜘や昆虫がさかるのを見てると身につまされます。
コレが我が家に越してくる時、ベッドを買ったのですが、お店で
「でけえ…外国のホテルみたいだ…」
と思ったのがちっとも大きくない。もう30ですがもしかしたらまだ育って
いるのかも。
ただコレの
便利なとこは大きさだけじゃありません。西暦を日本と中国の元号に
一発変換できるし、いく年の何の変の時の勢力図、江戸時代の大名の改廃
天領代官の名前、難読漢字もコレに聞けば一発回答。
歴史読み物
を読むときには年表も地図帳も山川小事典も要りません。
そばに転がってテレビを眺めてるコレに訊ねればよい。
古語辞典漢和辞典歴史年表オールインワンです。
それってすごい素敵な事じゃないですか。東電さんは幸せ者だなあ。
虫の居所が悪いと鼻で笑って教えてくれませんけどね。
癪に障ってわたくしも調べるものですから、随分勉強になります。
夏休みや春休みに、顧問をしてる部活の合宿なんかに行っちゃうと
すごく不便です。
カポーティ並みの頭脳の巨人なんてそうそういませんよ。羨ましい。
鮨はおいしいよ。
てめーは隔離スレで吠えてろよカス
。 。゚ 。 。 。゚.。
彡川川三三三ミ〜 プウゥ〜ン
。 川|川/゚∴゚\ b〜 ポワ〜ン ________
。‖|‖.゚◎---◎゚|〜 ゚・ /
川川‖∵∴゚。3∵゚ヽ〜 < ころにゃん(=美香)の自演は芸術・・・と
川川∴゚∵∴)д(∴)〜 \________
。川川∵∴゚∵∴〜・%〜。 カタカタカタ
川川‖∵∴゚〜∵/‖。 ______
川川川川∴∵∴‰。U ゚ | | ̄ ̄\ \
U 〆∵゚‥。 ゚o゚ o\__| | | ̄ ̄|
/ \ __ | | |__|
| \____ |つ |__|__/ /
/ | ̄ ̄ ̄ ̄| 〔 ̄ ̄〕
ムー大陸50歳
お富の貞操読んでみた。変な話だねこれ。
短銃が出てくるのに(しかもこのごく短い短編の中で、検分し弾薬を込める様子まで描かれてる)けっきょく撃たれることはないし
剃刀によって血が流れるわけでもない。かわりにその役目を果たすのは傘。
で、傘っつーのはアレだよ、雨を避けるのに使うんだよ。作中ずうっと降り続いてる雨を。
冒頭、昼過ぎから夕方前までの時間の経過を表すのが雨。
お富がやってくるのを告げるのも、騒がしさを増した雨の音。
いくさだって雨のように降る銃弾に喩えられてる訳だよ。
お富の揮う傘をひったくった新公が逆に飛びかかって、二人して掴み合ってるのを煽り立てもする。
雨音の勢いに対応した燐光が部屋の明るさを加減して、部屋の情景を浮かび上がらせるけど
まあ読んでる印象として、部屋は常に薄暗い。静かで、中には二人と一匹しかいない。
雨の作り出す、閉鎖的で閑散とした舞台で、話は展開する。
でラスト、うってかわって開けた通りの人ごみの中で、二人が再び一時だけ邂逅すると。
じゃあマグナは明日ぐらいにお題決めてね
その次は藁貸しが決めろ
最初名無しさんが一人好意的な論評をしてくれた他は誰も感想を書いてくれないので、
次に進む前にせめて自分くらいは感想を書こうと思うのだが、中々言葉が出て来ない。
不思議なものである。
今までお題に出されたものになら、読んですぐさま苦もなく言葉が出て来たものなのだが。
それがなぜなのか考えるに、この小説にはオチがない。
ここに描かれているのは、ひとりの男の衰弱の過程である。この湊という名の男の人生のピークは、母親に初めて鮨を握ってもらった日であって、その続きはえらく長い余生のようなものだ。
もっとも、それも無理はないのであって、この日は湊にとっては、本来薄皮を挟みながらも決して混じり合うことのない二つのもの、
つまり想像上の「母」と実の母親が一つに重なってしまった日なのである。
このありえざる幸福は、どこか近親相姦的なタブーを匂わせており、同時に究極の成就であることにより、遥かに死の予感を孕んでいる。
これはエロチックな小説なのだ。
ただし、このエロスは少年が母親に性的ファンタズムを投影しているということなのではない。
むしろエロスは、湊という男性の、一生涯をかけた衰弱の過程に注がれる、作者のまなざしそのものにあるので、
私は、そのまなざしのメスカマキリのような強靭さを前に、絶句する他はない。
この小説は、ある種の拒食症を病んでいる男を、「もりもりと食べてしまう」小説なのだ。
。 。゚ 。 。 。゚.。
彡川川三三三ミ〜 プウゥ〜ン
。 川|川/゚∴゚\ b〜 ポワ〜ン ________
。‖|‖.゚◎---◎゚|〜 ゚・ /
川川‖∵∴゚。3∵゚ヽ〜 < ころにゃん(=美香)の自演は芸術・・・と
川川∴゚∵∴)д(∴)〜 \________
。川川∵∴゚∵∴〜・%〜。 カタカタカタ
川川‖∵∴゚〜∵/‖。 ______
川川川川∴∵∴‰。U ゚ | | ̄ ̄\ \
U 〆∵゚‥。 ゚o゚ o\__| | | ̄ ̄|
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| \____ |つ |__|__/ /
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ムー大陸50歳
>>341 ちょっと前の芥川の「お富の貞操」だね。
>雨の作り出す、閉鎖的で閑散とした舞台で、話は展開する。
>でラスト、うってかわって開けた通りの人ごみの中で、二人が再び一時だけ邂逅すると。
そうなんだよ。20年余の月日の間にして、
閉鎖的空間と開放的空間のコントラストが効いてるね。
で、やっぱ雨の使い方がうまいね、芥川は。羅生門もそうだけど。
今日はハイスクール奇面組を読んだ
感想;面白かった
岡本かの子「鮨」食べたよ。
この作品を喩えると、何がいいかな、
そうだな、ヒラメあたりかな。
エンガワでもアブリでもなくてね。
味気ない淡白な白身魚の鮨。
美味くもなく不味いわけでもない。
サバのような個性もなけりゃ
マグロのような貫禄もない。
あえてこれを食べに寿司屋に行こうとは思わないな。
何この「鮨」って作品。これをお題に選んだムーのセンスってだせーw
読まなきゃなあ
まあガキにはわかんないよなーw
鮨のうまさは
あとハイスクール奇面組はダメだと思う。
ラストが?
ラストは覚えてないけど、
新沢みたいな「いい人」はギャグはやっちゃいけないと思う
358 :
吾輩は名無しである:2011/07/17(日) 03:49:40.13
リライトやった 面白かった
読書会的にもネタ本を根掘り葉掘りえぐるのも面白いと思われ
フレイザーの金枝篇あたりから初めてみないか?
ムー大陸はほんとセンスがないからなあ
ハイスクール奇面組はアラレちゃんやドラゴンボールと同様世界中で翻訳されて放送されてるんだが
ムー大陸はほんと見る目がないなw
新沢基栄はこたつで書いてたから腰をやられちゃったんですよね。
壮絶なリハビリ日記を書いてたなあ
佃煮はもうアラフォー隠す気なさそうだな。いっそ清々しいぞ!
名無しムー大陸の煽りはつまんないなあ
ひたすらおやじくさい、汗臭い
。 。゚ 。 。 。゚.。
彡川川三三三ミ〜 プウゥ〜ン
。 川|川/゚∴゚\ b〜 ポワ〜ン ________
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川川‖∵∴゚。3∵゚ヽ〜 < 佃煮はもうアラフォー隠す気なさそうだな。いっそ清々しいぞ!・・・と
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ムー大陸50歳
まあ、実際アラフォーでしょうねえ。
佃煮マニアさんって呼べよ!
とにかくムー大陸はださい
しまむら、ジーンズメイト、三平ストアのセンスだから
ムー大陸って童貞なんだよね
童貞じゃなかったら美香おじさんなんかに恋しないもんねw
おっとマグナさんの悪口はそこまでだ
カラダはともかく
心は少年のようでありたいよね
あと佃煮いじるのに、わざわざ名無しになんぞならんわw
美香に振られたときはどんな気分だったの?
カギと論先生に聞けばww
ムーおじさんはバカでださくて低俗なのにプライドだけは高いからなあ
話にならない
おっと佃煮マニアさんの悪口はそこまでだ
ムー大陸にとって女とはネカマの中年以外あり得ない
つまんないよ?
トイレの話はもういいよ・・・
美香の自演を褒めちぎって自演しまくるムー大陸を鈴木はどう思ってるの?
いろんな人がいるなあと思っている。
ムーの中には色んな人格がいるよね ビリーミリガンみたいに
それグラップラー刃牙の知識だろw
鈴木はもうウンコの話やめろよ
してないよ。してるのはお前じゃん。
鈴木はムーの事を軽蔑してるからウンコの話するんだね
軽蔑してないよ。
鈴木はどうでもいいスレではうんこの話ばっかするよ
それは佃煮マニアの話だろうが
おめーの事だよ 現実逃避すんな
ムーの嫌われ過ぎで読書会終了
鮨をダウンロードしたよ
>>354 てめえは感想を書いて下さったアセンション様に礼のひとつでも言えや
思い上がってんじゃねえカス!
そうだそうだ!
ムーは毛むくじゃらのイボアナルにパイプを突っ込んで壇上で公開しろ!
盛り上がって参りました!
もう一週間すぎたから感想募集は〆切でいいね
まあそれはいいんじゃね。
アセンション決めちゃっていいよ俺的には
ただし鈴木は面白かったつまんなかったくらいは言ってほしいかな
まだ気が早いでしょ。一週間延ばそうよ
>>392 俺のセリフ見事に代弁してくれてんなあw
しかし、岡本「鮨」はマジで味気ない作品だよ。
岡本かの子ならもっと妙味のある作品があるんじゃないの?
「血の盃」は退屈だったけど、まだつかみどころがあり、
マグナ評には面白い部分もあったけど、
ムー評
>>344を読んでも面白味がないんだよなあ。
>この小説にはオチがない。
ってとこが共感できるだけで。
で、次のお題は?
ほう、じゃあ俺は君に「読んで頂いた」わけだ。そんなこととは知らずに失礼した
そんな嫌みたらしい言い方してないで「ありがとうございます」と言えやじじい
それは言う必要ないだろw
いや、俺、今まで個々のお題や感想を酷評したことはあるけど、
読んでやったとか書いてやったとか思ったことはないな
だからアセンションの態度は少し残念だ。
まあ俺だって行儀がいいわけじゃないから
あまり人のことは言えないけどなw
バカのくせに紳士面するなって何度言われたらわかるんだよ?
おい、コテ付けろや。
いいよ鈴木。
相手しなくてw
まあちょっとうれしいけどなw
みんながまじめにやってる読書会スレにくだらないオナニー小説を書いて
自演で自画自賛してスレを台無しにした奴がよう言うわ
佃煮マニアの言い掛かりほどつまらないものはない。
いや、俺なら
>>392のようには書かないよw ジョークだw
ムー評
>>344のエロスってとこがよくわかんないんだよ。
オチのない小説にも面白いものと面白くないものがある。
この作品は後者じゃないのか?
そうだよな
ジョークだよなw
どうもここんとこ
ひがみ根性が顔をだしてしまってるかも知れないw
まあ気にせんといて
しかしそんなにつまらんか「鮨」w
アセンションは優しすぎるよ
こんなクズに手を差し伸べるんだから
エロス云々は
夜にでも
これまでの作品と比べてもフックになる部分がないんだよな、岡本「鮨」は。
これを味わえる年齢があるのか、あるいは喰い方があるのか知らないけど、
もしこれの味わい方があるなら聞いてみたいとは思うね。
しかもこれまでのムー評と比べても今回の岡本「鮨」評は面白くない。
夢野「木魂」評はのほうがよっぽど面白かったよ。
>>412 いつも媚び方の勉強させてもらってます。ありがとうございます。
まあ次のお題をマグナが国木田から選んでるところだろうから
その流れを多少は作っておこうじゃないか。
そうだよ さっさと次いこうぜ
「鮨」読みました。よくわかりませんでした。なんなんですか?これは。後で皆さんの感想を読んでみたいと思います。
何がわからないって、この小説で主に描かれているのは登場人物の感情の動きでしょう?それがいちいちわからなかった。
まさか佃煮が読まずに鈴木が読むとは・・・
宮沢賢治か安吾を読まないか?
食糞小説ですね。わかります。
鈴木は食糞経験なら佃煮に圧勝できるぞ 自信を持て
津原勝利とか言ってるのと同じ匂いを感じる
たしかにうんこにかけては誰も鈴木に勝てないな
食糞小説なんて分野があるとは…。
感想は「わからなかった」w
>>427 鈴木さんは食糞の大家ですから詳しいですよ
金魚は食糞しますけど
どんな店子なんだろう。
はじめまして。
鮨、読みました。子どもが鮨を喰う下りなどは、なかなか面白味があり、短編としてはまあまあだったものの、それで?という感じ。確か、以前塾の中学生用教材に載っていたような。
私も文学板に来る前は糞に対してぜんぜんこだわりがなかったけど、
鈴木を見ていたらスカトロの知識が膨大にふくれあがりました。
エロティシズム、というより、理想の母が生みの母と重なった瞬間のように思いました。
子どもの家は裕福で、飯は女中が作る。生まれながらにしてそういう環境だったのに、どういうわけか理想の母像のようなものが子どもの心にあった。飯を拵える母が、その像と完全とまではいかないものの合致したのでは。
賢治、いいですね。喰にも関連する。
北海道最大のアマチュアプロレス団体を統括している羅生門原氏を旗頭に、
全国に散在する小規模アマチュアプロレスを統合し、プロの団体にひけを取らない
強い体力と経営力とをもって、天下を統一しようとするものです。
弱小団体で冷や飯を食っている諸君、羅生門原氏の元へ参集しようではないか。
436 :
吾輩は名無しである:2011/07/18(月) 16:20:16.84
>>436 それ鈴木が言ってるだけだろ
鈴木の根拠のない妄想を信じるのは川上スレぐらい
バレバレだからみんな知ってるよw
鈴木はうんこをネタに他人に絡むのがほんと好きだな
なあ、鈴木がうんこ言い出してから何年経つ?
俺たちは鈴木がうんこ連発するのを黙って見ているしかないのか?
俺がうんこ連発してるって思いたいのか?
鈴木は2ちゃんでウンコウンコってこだわってないでウンコブログでも立ち上げろよ
佃煮マニアはしつこすぎるw
ここも最初は良スレだったのにまた鈴木のログ流しで荒らされちゃうのか‥‥
まあ、そう言ったら絶対逃げると思ったけど、ほんとしょうもないなお前w
なにこのきもい連投
クソコテはほんと暇だな
ああこれ、ヒップホップでディスりあいなんてよくあるけどそういうのを真似してるのか
ださっ
こういう下らねえ事が出来るから、俺はコテの自演を攻撃してるんだよ。わかるだろムーさん?
鈴木は、そろそろ夕飯・・・今日は魚かな
自演するコテは全員氏ねばいい。
とりあえず飯を食べて、もちつけ
鈴木みたいにくだらないところに異常にプライド持っててすぐ人に突っかかる人って恋人もできないし結婚も無理だよな
佃煮マニアは死ねばいい。
殺害予告か 終ってるなあ鈴木
どこが殺害予告なんだか!!
さっさとエサを食え
料理スレで言えよ!!
おまえうんこ臭いぞ
てめえ佃煮マニアみてえなこと言ってんじゃねえよ!!
必死すぎな糞コテ
佃煮マニアの事かよ!?
鈴木を誰か通報してくれ
てめえ雑談スレで決着つけようぜ!!
ここもムー大陸と鈴木にすっかり荒らされてしまったな
鮨の次はないの?
次のお題を出すマグナが失踪中だから話がすすまない
そうなんだ。マグナさん次回とかで、誰か出せないの?
じゃあNさんに出して貰おう
マグナ旅行中かい?
そういえばエヌもしばらくご無沙汰かな?
(@∀@) と三浦も今回はまだか。
まだ〆なくてもいいかもしれないけど、
じゃあ次は宮沢賢治「どんぐりと山猫」でいこうか。
おいおい散々だな「鮨」w
まあいいや次行ってくれ
でも、鮨おもしろかったよ。
ありがとう!
でこれから俺はかっば寿司
ムー大陸は自演が下手すぎるよね
わたくしかねたいちろ、じゃねえ、かねてより
どってこどってこ
は果たしてチャチャチャなのかマーチなのか、それともマンボなのか
疑問に感じて
おりました。
ほかのひと達の頭の中では、楽隊はどんなリズムで練習しているのかしら。
今回は東電さんが一番乗りか
@@さん今は中部電力じゃん
〉〉478
おもしろいですね。考えたことなかった。
どってこどってこは、曲そのものの擬音語というより、楽隊が太鼓などをたたく様子と捉えていました。擬音語と擬態語の間のような。改めて考えてみると、私は、マーチのように思って読んでいたようです。きのこのマーチングバンド
昔読んだ時は、賢治にしてはわかり易く面白い童話としか思っていなかったが、
仏教思想を踏まえているらしいのでちょっと意外だった。
オヤッ東電さん早いですね!
東電さんらしいユーモラスな感想です。
一郎がへたくそな手紙をもらって不思議な森の中、きのこの楽隊や妙に人間臭いりすなどに誘われて、
向かう先は山猫の裁判です。この森では何年間もこの裁判が続いているらしく・・・
三百個ものどんぐりたちが、われこそは一番偉いのだと言い張って争っているというものです。
そこで一郎は言います。
「このなかでいちばんばかで、めちゃくちゃで、まるでなっていないようなのが、いちばんえらい」
なぜこんなことを言ったのか?そして山猫やどんぐりたちがこれに従ったのか?
宮沢賢治は無欲な人で、たとえば政治家の自己顕示欲や虚栄心なんていうものは滑稽だと笑う様な人だったでしょう。
だからそういったたぐいの人々をどんぐりに例えて皮肉って、あたたかいユーモアで包もうとしたのです。
といっても、丸さや大きさを誇っていたどんぐり達にとってはたまったものじゃないですけどね。
とにかくこれまでとは逆に、どれだけ自分がばかでぶっつぶれてみにくいかを証明しなくてはならなくなったのだから。
そしてその裁判の結果で気を良くした一郎にも妙なお礼が渡され、もう二度と裁判に呼ばれる事はなく、
調子に乗る機会は与えられません。一郎も戒められているんですね。
この喧嘩読書会も、一番とんちんかんで的外れなことを書いた人が一番優秀だと評価されてもいいでしょう。
サンデル教授の白熱教室聞いてたら、泰淳の「ひかりごけ」の元ネタくさい話を聞いた
19世紀のイギリスの船が沈没して着いた無人島に船員が4人〜て
>>484 そんなのあったのか!!帰ったら調べてみよう。
487 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 21:35:56.20
諸君、私なしで勝手に次に進めようとするとは酷いんじゃないのかい。
488 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 21:36:51.71
どんぐりと山猫はちょっと止めておいたほうがいいと思うなあ、これも既読だし、俺が読みたいのは国木田独歩の「女難」だ。
>>488 まあまあ
マグナは来週ってことでいいんじゃない
491 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 21:46:15.86
いや、どんぐり山は排す。他の作品はいいがあれだけではだめだ。即決裁判で決めた馬鹿とは対決する気はあるぜ。どこまでも。
>>487 マグナいたのか。 誰かが失踪中って言ってたからさw
じゃあ国木田独歩「女難」は賢治の次いこう。
じゃあアセンションと相談してくれよ
プルーストスレか雑談スレにいるから
>>493を書いたらすでにアセンションが先に書き込んでた
だから取り消す
495 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 21:49:32.58
まず「鮨」の感想が二名その他の大暴れで出しにくい状態だったところにいきなり乗り込んできたのが排する大きな理由だな。
この板は場所をわきまえずに好き勝手する奴が多すぎるんだよな。
そして自己主張には長けているわりに他人を思いやったりする度量がない。
497 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 22:11:22.89
ある意味日本離れした場所とも言え嫌いなわけではないけどなあー、
まあ俺も自己主張に長ける、人を思いやったりしない人間だが。
その通りなんだONE!
好き勝手する奴が多すぎるんだONE!
>>498 おまえが好き放題してスレが荒れたんだろうが
>>495 そんなキャラじゃねえだろう。コテが空気読んでどうするんだよw
>>496 思いやりのある人間になりたいとは思っているけど…
紳士というものは俗の極みでもありますが、義理事などなにか
ひょっとしたおりに紳士淑女ばかりのうちに身を置く機会ができると
(なめられてはいかん)と思い、ついニヤけがちになりそうな表情に
力をこめて強いて微笑モドキの口元をこさえてみたりするものです。
顔見知りってだけで親しげに声をかけてきてなれなれしいハグをしやがるタレント
野郎や、あまり親しくもないけどたまたまその日は知った顔がわたくししか
いなかったため、いつもより長く一緒に座って話をしている「有名人」を
を目の当たりにして、一緒にきた娘さんが目を丸くしたりぽぉ〜っとした
表情になってるのに気づけば(コレは使える♪)なんてよこしまな考えが起きる。
>>501は誤爆
です。
見なかったことにしてください。ごめんなさい。
いや面白いですw
それで、どうなるんだろう
?もう読んだ人もいるから賢治ですか?それとも女難ですか?
宮沢賢治だよ。マグナは一回休みな。
>>483 二度と手紙が来なかったことをそう捉えると面白いですね。
507 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 23:06:48.14
まあ仕方がない、ここでは折れる。ただその代わりどんぐりの感想ではなく「鮨」の感想を書くからな。
書くなら四の五の言わずに黙ってそうしろよ
509 :
忍法帖【Lv=35,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/18(月) 23:12:43.60
俺はつい口が出る性分でな。ここの連中ならそれは分かっているだろう。
男ならムーの愚かな行為を叱責すべきだ
殺すぞコラァ
なんだよ俺殺されるのかよw
どんぐりは人気だな
初日でもう4人以上が参加してる
殺しちゃいかんだろう
団子三兄弟のおにいさんをみろよ
ムー大陸は引き合いに出すものがいちいち古い
いや威嚇しただけだよ。
おいおい
だんご三兄弟のおにいさんに何が起こったのか知らないの?
なんか俺は泣いたよ
もちろん被害者の人も悲惨だが
ちょっとちょっと下衆オヤジ二人組は雑談でスレ流さないでくれる?
書くなら感想を書けよ
じゃあ延長戦雑談スレに持ち越しね
ごめん
ここ雑談スレじゃなかったな
ほんと場所をわきまえないで自分勝手な自己主張ばかりするクソコテだ
だが、やめる気はさらさらない。
連投規制だYO!
YOだと…?
山猫が詐欺師!そしてエラそうに上から目線。はがきも自分で書いてない。
一郎への報酬に関してもケチ、どんぐり達もだまされているんじゃないのか?
ラスト一郎が派遣切りに!
一郎は気を付けないと将来、詐欺に遭う可能性あり。
一郎はこれで済んだが、おいしい話には気をつけましょう的な話。
感想は専ブラで抽出できるようにタグを付けたほうがいいかもね。【感想】とかさ。
あ、ごめん気がつかなくて
>>528 確かに、山猫何もしてないみたい。どんぐりたち、服装や、身分に惑わされてるのかも?けど、大仏になぞらえているところを見ると山猫の描かれ方は否定的というわけじゃないのかも
だいぶ遅くなったが「鮨」の感想かくぞ。
まあ、いかにも「人間がよく書けてる短編」っていうのかな。この短編の舞台は
作者の岡本かの子が子供の頃そだった場所のようだね。 東京は多摩川の近くだね。
世田谷のあたりかな? 当時の様子が、この短編から偲ばれるね。
短編の内容は言うと、鮨屋の娘と、没落旧家の放蕩な跡取りの、ふとした行き会いを
描いた小説ですね。 その行き会いの中身が、鮨をめぐる湊の話だな。
湊の母親は、いかにも古風な明治の女というイメージで、抑圧にもどちらかと
いえば忍従する、そんな感じがする。うちの父方の婆さんも、こんな感じの耐える女
だったらしいが、そのせいでこき使われて早死にした、絶対あんな風にはなりたくないって
うちの母親はよくいうんだ。やはり今の女性からすると、古すぎるタイプってことに
なりそうだ。
満足にものを食べられずやせっぽちだった少年が、鮨をたべるようになってから
肉体的な快楽にめざめ、そして放蕩を父親にしこまれて、家産を没落させていく
という話。つまり鮨とは、湊にとっての人生の原因みたいなもんだ。
ともよに鮨と人生について告白したあと、湊は、ともよの鮨屋に顔を見せなくなるが
これはやはりともよとの関係がこれ以上すすむことを、湊がおそれたんだろうな。
遊び慣れた湊にとっては、ともよとの関係をもっと進めることは容易だったろうが
それはまた非常な面倒をひきおこす可能性もまたあるわけでね。これ以上のかかわりは
適切でないと、自ら関係を断ったわけだね。
もう、「鮨」はおわりで、次の作品にうつってるの? 過去ログひっくりかえさないと。
>>283 そうしましょう。渋谷で飲み会やったときは、センター街の「甘太郎」とか
カレイド渋谷宮益坂のDINING「彩」とか、渋谷東映プラザの「えん」とか
安い居酒屋ばっかり利用してたけどね。
あれ?
下町と山手のあわいって
千駄木とか谷中のあたりだと思ってたけど違うかな?
おっさんここで雑談すんなって言われただろうが
雑談じゃなくて感想の検討だろうが。流れが読めねえバカはすっこんでろよ。
そうだそうだ!
雑談すんな
>>532 おっ、エヌ久しぶり。
かの子と賢治がゆるやかにクロスオーバーしてるところだね。
湊にとっての鮨は「人生の原因」って書いてあるけれど
アダムとイヴにとってのリンゴのような存在?
なんで虚弱な優等生だった人が放蕩息子になったのかわかんない。
雑談すんな
>>541 だからお前はお呼びじゃないんだって。鮨読んで出直して来いバカ。
おめーの話は感想文のレベルに達してねえんだよ
雑談レベル
じゃあ何か有意義な事ひとつでも言ってみろや。
さっさと宮沢賢治のレビュー書けやゴミ
逃げるのかよwこれは完全に雑談だなw
547 :
吾輩は名無しである:2011/07/20(水) 00:06:11.60
破談かもしれぬ
>>539 湊にとっての鮨は、禁断のリンゴのような存在か。
そんなに間違った例えではないとおもわれるね。
禁じられた快楽への導ちびいた食べ物という意味合いでは。
>>540 虚弱だったのが、母親のおかげで鮨を食えるようなり、それで
美しく健康的に育ったんだな。 それで父親が興味をもって
遊びを教え込むようになったと。 書いてあるな。
ついでに「どんぐりと山猫」の感想も。
賢治の山猫とくれば、まず視覚的イメージとしてますむらひろしの
山猫が思い浮かばれるな。作品としては一種のファルスであるな。
反道徳的とまではいわないが、なにか不思議な非道徳性の
感じられるファルスだ。 坂口安吾だったら、この作品に「文学の
ふるさと」があるというわけだろう、きっと。なにか懐かしさのような
不思議な感覚を感じさせる短編だ。「注文の多い料理店」中の短編は
みなそうだね。
とりあえず、以上っと。
>>540 匂いや色のある食べ物を食べたからでは。体が腐ろうが、どうなろうが、構わないと思った結果なんじゃないだろうか
どんぐりと山猫は、山猫から紙が届くという事象に主人公が全く驚かないばかりか、当然のように栗の木などに話しかけているのが面白いよね。浦島太郎や、アリスタイプの童話かと思いきや、ちょっと違う。
内容としては、肩書きやら権力やらに固執する人々を滑稽に描いている感じかな。もちろん、どんぐりは人間のメタファー。
滑稽なこととして描くに留まり、戒めの意味は感じ取れないような気がする。どんぐりたちを大仏に参詣する人々に例えているくだりは、優しい眼差しを感じるから。
そもそも、雨ニモマケズなんかを読むと、賢治はも表立って他者を戒めるような横柄さは持ち合わせていなかったんじゃないだろうか。
それはそうと、山猫やどんぐり、きのこなど、擬人化が上手い。面白い。すぐにイメージ湧いて適切だよね注意深く。自然散策した結果なんだろうなー
宮沢賢治「どんぐりと山猫」を読んだよ。
これは「日曜日」の童話だね。
どんぐりの背くらべ、という言葉は当時もうあったんだろうね。
この童話からその言葉が生まれた、というのならもっと面白いな。
これは手紙が9月19日土曜日に届き、翌20日を描いた作品だけど、
当時この日付でもしも何か出来事があったらもっと面白いだろうな。
で、方角に東と西、南が2回出てくるけど、北がない。
これが何かの暗号だったらもっともっと面白い。
>>483 >一番とんちんかんで的外れなことを書いた人が一番優秀
今回はそれでいこうw 2ちゃんねるへの風刺にも十分なってるね。
>>528 その話、おもしろいなあ!
確かにのこのこ出かけていった一郎はカルト教団の勧誘にもついていきそうw
>>550 そっと傍らにおくような風刺が賢治らしいね。
>>548 おっとエヌももう書いてたのか、見落とすところだったw
>なにか不思議な非道徳性の感じられるファルスだ。
ファルスはあるけど非道徳性は感じなかったなあ。
>>551 東西南北の話、調べてみたら面白そう。賢治作品は童話なら全部読んだけれど、あまり覚えていない。雨ニモマケズには方角の記述があるけれど、それだけではちょっとわからないですよね
どんぐりと山猫は人気だな
エヌのいうファルス路線で「どんぐりと山猫」異聞のリライトを考えると、
たぶん、こういう話がいいんじゃないかと思う(プロットのみ)。
「用事これありに付き、明日出頭すべしと書いてどうでしょう。」
と言う山猫に一郎は「うん」と答える。
すると、後日本当に「明日出頭すべし」という手紙が届く。
今度は一郎はコメンテーターではなく、被告人になっている…。
――これはもうカフカ「審判」だねw
面白いですね!
もっかい鮨に戻ります。
>>540の「なんで放蕩息子になったか?」について改めて考えて、
>>548の「虚弱だったのが、母親のおかげで鮨を食えるようなり、それで美しく健康的に育ったんだな。」を読んだら、
何故、食べることで肉体は良へ向かうのに、精神が悪へ向かうのか疑問に思いました。
肉体と精神が反比例するのは宗教にありがちだなと思って岡本かの子調べたら(Wikipediaでなのです。ごめんなさい。)、仏教研究家なんですね。知らなかった。ここから攻めても面白そう。
>>558 なるほど。作品がうまく読めなかった時は、
作者のほうから逆照射してみる手もあるか、
東野スレ無いのかこの板
アマゾンのレビュー数ぶっちぎりなのにな。まぁ秘密しか読んでないけど
東野圭吾とか読まなきゃダメなのかなあ…
>>553 非道徳性というか、人間的道徳にしばられぬ山猫やどんぐりなどの異界の住人の
存在感がよくでてる、といえばもっといいかな。 一郎と交渉するためには、面倒
ながら、人間の言葉をつかわざるえない、異界の実在のありかたがさ。
どんぐりの裁判の場面など、なにか鏡の国のアリス的なナンセンスを感じさせるね。
>>558 >何故、食べることで肉体は良へ向かうのに、精神が悪へ向かうのか疑問に思いました。
肉体の成長は必然的過程であり、それに反抗、抵抗するのが精神だからだろう。
幼少時の湊が、偏食で健康を拒絶していたように見えるのは、「旧くなって潰れる
ような家」にうまれてのちにたどる道の必然性、もとい運命にあらがっていたから
というように、湊はいいたいように見えるね。 物的、肉体的必然性を抵抗、拒絶
するものが精神と。
>>562 >非道徳性というか、人間的道徳にしばられぬ山猫やどんぐりなどの異界の住人の
>存在感がよくでてる、といえばもっといいかな。
そういう読みもあるんですね。私はむしろ、異界の住人が人間世界の道徳のようなもの(ちょっと違うかな。ルール、かな。)に縛られているところが滑稽にかんじました。裁判シーンはもちろん、山猫が煙草を吸っているシーンや、手紙の文面などに。
>幼少時の湊が、偏食で健康を拒絶していたように見えるのは、「旧くなって潰れる
>ような家」にうまれてのちにたどる道の必然性、もとい運命にあらがっていたから
>というように、湊はいいたいように見えるね。
なるほど。登場人物に焦点を当てた読みでいくと、その通りかもしれません。どうも湊他、登場人物に寄り添えなくて、テクスト主体の読みができないです...。
鮨は湊ばかりが焦点に当たっていますが、寿司屋なんかも清々しく描かれていて好感を覚えます。鮨という作品はなかなか面白いですが、主人公であろうともよが存在感が薄く、魅力にかける(と私は思う)のが残念。
566 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/23(土) 19:50:52.19
藁貸し増すねぇ〜(笑)
マテちゃんは読書会参加しないの?
568 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/23(土) 20:08:58.92
567
候補を過去レス死ておるのでつけれども(笑) スルーされており増してねぇ〜(笑)
「どんぐりと山猫」 のどんぐり謎は魔差に権力争いのメタファーと家魔性(笑)丸いのが偉い(笑)尖ったのが偉い(笑)謎、価値鳴きものに価値を置く、権力者特有の価値転換ですねぇ〜(笑)
そうして人が現神人(笑)果ては神その者と鳴り愚民を支配する訳です〜(笑)
(o`.´o)が挙げた候補って何だっけ?
あと寺田寅彦挙げてた名無しさんもいたなあ。
570 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/23(土) 20:18:10.19
それは過去レスをお読みください増し〜(笑) 二作挙げて折るのです殻ねぇ〜(笑)
あぁ、りさ「憤死」とストリンドベリ「痴人の告白」ねw
どっちも青空文庫に入ってないっしょ?
ストリンドベリは「一人舞台」「真夏の夢」はあったけどね。
そっか、やっぱり青空限定なんですね。
573 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/23(土) 21:00:58.45
漱石が多角評価死た独歩の『巡査』さえ無い青空文庫では愚論にも鳴ら無いですねぇ〜(笑)
無料ならなんでもよいのではないでしょうか。
>>574 なるほど。ちょっとさみしい気もしますが、その方が読む人も多いでしょうね。お手軽。
青空読書会なんだよね。ネット上で読めるテキストならアリの穴でもいいよね。じゃあマテちゃんの小説読もうか。
長いんじゃないですか?
>>563 >私はむしろ、異界の住人が人間世界の道徳のようなもの(ちょっと違うかな。ルール、かな。)に
>縛られているところが滑稽にかんじました。
まあ俺も君も、なにか滑稽さ、ナンセンスを感じたという点については
一致しているようだ。
>どうも湊他、登場人物に寄り添えなくて、テクスト主体の読みができないです...。
俺のまわりには、たくさん湊みたいに没落していく旧い家の話がたくさん
あったからねえ。 そういう話をあらかじめ知っていると、感情移入しやすいと
いえるやもしらんな。
>>577 俺は別にかまわんが…
>>577 つぎはマグナが選ぶんだよ
そのつぎは藁貸し
忙しくてどんぐりの感想が書けない。
(別にいじけてるわけじゃないからねw)
鮨の感想結構集まって出題者としてはうれしい限り
582 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/24(日) 00:28:32.49
>>577 私もいいですよー。ただ、次はマグナさんの女難らしいです。
>>579 家が没落していくのを見るのはどんな気分なんでしょうね。じんわりと枯れゆく冬の切り花を見るかんじかしら。
>>581 鮨、面白いですよ。最初はイマイチみたいに言って申し訳ないです。やっぱり、読解にはある程度消化の時間が必要なもよう。レポートなども、ギリギリに読むとうまく書けなかったのを思い出しました
どんぐりと山猫
感想
これはまあ、賢治は
「それぞれ都合の良いように、一面的な価値で他人との優劣を測るが
そんなもんは手前勝手に拵えたもんで、本質を見失った些末なことだ」ということを伝えたかったんだろう
まあ、凡百な感想だが他に言うことは無い
どんぐりと山猫の感想
誰か馬車別当を原文に忠実にビジュアライズして欲しいと思った
近所の日蓮宗のお寺には毎月聖語が掲示されていて、散歩の際に見るのを楽しみにしているのですが、今月の聖語が
あれも欲しいこれも欲しいと言うが
ほんとうに欲しいものは
既に与えられている
でした。仏教は煩悩を滅し足るを知るのが大事なんですかね。前には、黄金の雨降らすも諸欲満たすことなし(ためしに降らせてみて欲しいです)でした。
賢治もかの子も仏教に縁が深いので書いてみます。
別当のビジュアル気になりますね。
樋口一葉とか、
私も共産党宣言はちょっとパスしたいなあ。
アリの穴の藁貸しさんの小説ならいいですよ。
アリの穴はちょっと嫌だな。それに決まったら、その週は欠席します。
だね。ここはやはり作家のもの限定で。
で、サイトにテキストがあって誰もがただで読めるやつ。
しかも、できるだけ短め(10分以内に読めそうな)で。
ただし、短篇小説に限らず随筆や詩なんかもたまにはいいかもしれない。
「アリの穴を読む」というスレを誰か立ててくれたら、
ここの参加者の作品ならとりあえず俺はそこに何か感想は書くつもりだよ。
女難を読了しました。
どんな風に女が怖いかと言って、この主人公の母親が一番災厄をもたらした女なんじゃないですか。
子育てについてたいしたビジョンもなく、どこぞのインチキ臭い占い師の言いなりになって、
息子に「女と関わるな」などとおかしな洗脳をして、自分には絶対服従させるようにしていたんでしょう?
主人公はマザコン男になってしまって、まともな結婚もできず貧乏長屋で惨めな暮らしをして、
他所の夫婦の妻とねんごろになった直後に失明してしまうという破滅人生を送るはめに。
健康な一男性として素敵な女性と恋をする青春を送っていれば、彼女のために一人前の男になろうという意志も芽生え、
その後もちゃんとした職をもって所帯ももって、身を立てる事ができたんじゃないでしょうか?
失明して虚無僧になってなお母の面影を恋しく思っている主人公にはあっけにとられました。
占い師なんてものに人生や政治をまかせて破滅に至るみたいな話は山ほどありますよね。
そんなことも経験的に知る事ができなかったこの主人公の母親は典型的な毒親です。
女難読みました。
根本の読み解きは、母親こそが女難の根源ということでほぼ同じですが、全体としては悲恋の物語のように思います。母と、子の。
母はひたすらに子を想い、子も母を想う。
峠のシーン他、随所に見られる描写です。
盲人は度々女性に引かれるが、その都度母への信仰を選択する。
何もかも無くした盲人が、人生を通して信仰してきた女性を思い出し、いっそ死にたいとまで願望する。
視力を無くしただけに一層冴え渡る尺八の音が、より悲哀を添えています。
高音が咽び泣くような音のする楽器、尺八を選び、盲人という設定によってより聴覚へと意識を持っていかせる作者の手腕には溜息をつくばかり。美しいと思います。
まあ、平たくマザコン、と言ってしまってはそれまでですが。
お俊のファムファタル的性格も面白いと思いました。春琴抄では、女が盲目で男がかいがいしく尽くす。女難では、男が盲目で女はあっさり男を捨てる。そういう時代だったのか、はたまた着想得たのか、類似していて面白いですね。
もっとグロいカーペンターの造形物のようなクリーチャーを想像していたんですが…
>>595 別当のイメージ、私もそんな感じです。ピッタリ。強いて言えば、服がかっこよすぎるかなって思います。
そっか、家の中と外では違うか。当たり前ですね。
中から没落するのを見るのって、老いてゆく父母を見る感じかなぁ。止めたいけれど、止められなくって、すぐには致命傷にならないが、それでもゆっくり消滅へ向かってる。
わたくしパンみたいのを想像していました。
>>596 描写的にはそんなにグロイ要素はなかったような。
>>597 そうだね、舞台は山の中なんだから、もっと汚れた服きてそうだな。
中のひとにしてみれば、本当に家の没落を止めたいと思っているのか
どうかすら定かならぬという。 湊にしても、家の没落とめたければ
もうちょっといろいろとあがくと思うんだがな。 あきらめると、あんまり
あがいたりしないんだよ。
おーいマグナ、独歩「女難」の感想がもう来てるぞおw
>>599 半纏みたいな、上着みたいな、変な服を着ているそうです。挙げて下さった画像も、賢治の描いた別当も、愛嬌がありますね
その草地のまん中に、せいの低いおかしな形の男が、膝(ひざ)を曲げて手に革鞭(かわむち)をもって、だまってこっちをみていたのです。
一郎はだんだんそばへ行って、びっくりして立ちどまってしまいました。
その男は、片眼で、見えない方の眼は、白くびくびくうごき、上着のような半纒(はんてん)のようなへんなものを着て、
だいいち足が、ひどくまがって山羊(やぎ)のよう、ことにそのあしさきときたら、ごはんをもるへらのかたちだったのです。
>>602 そのシーンは確かにグロいかも。でも、喋り出すと愛嬌があると思うんです
確かに。褒められると喜びますしね。
馬車別当の描写が一番詳しいかもね。山猫よりも横柄だけど単純。
今さらかもしれんが鮨読んだ。
あまり有益なことは書けないけど、感想じみたことを書くよ。
湊の述懐には湊の半生が描かれていたね。
その半生はつぶさには語られないけれど、郷愁を呼び起こし、何かしら引き込まれるものがあったね。
そしてなにより母親との鮨をめぐる思い出。
湊の一家の零落する時分にあった母親との思い出は殊更深い情念を喚起するね。
湊の昔語りが終わった後は、ずっと息を詰めて見ていた夢から覚めたような、映画館をあとにするときのような心持ちがしたよ。
たぶん湊の述懐だけを取り出して一つの小説としたら、ここまで文学的な作品にはならなかったんじゃないかな。
そこで第三者たる鮨屋の娘が登場する必要があったわけだ。
なんだか彼女の立場は『こころ』の主人公のそれと似ているね。
>>606 鮨屋の娘、魅力ないなと思っていたのですが、そういう効果、ありますね。すると、娘が凡庸なのはわざとなのかな。
そういえば、語り手が二重にいる入れ子構造的な作品は、いつでも主人公(作品内部の聞き手)が平凡ですね。
女難の主人公も、娘同様準読者ですね。
女難については、
>>606さんと同様に思っていました。主人公がいないと、あそこまでの作品にはならなかったんじゃないかなぁ。
白鯨でも、エイハブという登場人物が突出しすぎていて一般人観点に欠けるということで、平凡な語り手が後から加えられたのだと、メルヴィル板で名無しさんが教えてくれました。
今まで、語り手が二重にいる効果は、より臨場感を出すためと思っていましたが、作品内部の聞き手(主人公)を平凡にすることにより、作品内部の語り手をより読者に近づけることができるんですね。
売国組織、犬hkを解約する方法
http://www.youtube.com/watch?v=DPS2LFunUz8&feature=related ただし一般郵便だと無視される可能性があります。
とぼけられないように一般書留+配達証明=770円で郵送したほうが確実です。。
これをすると、犬hkから電話がかかってきます。
丸め込まれないためにも、理論武装、犬hkの不祥事事件の知識が必要となります。
十分に準備を整えてから実行しましょう。
私の実際の経験では、1時間ほどの電話×2日ほど掛かりました。
あまり好きな手段ではないのですが、担当者の胃に穴を開けるつもりでクレーマーに徹しました。
デジタル移行の今がチャンスです。
>>607 その指摘は正鵠を射ているね。
思えば『人間失格』もそうだし、入れ子構造になっている作品はかなりの数に上るんじゃないかな。
そして
>>607の言うように、そのうちどの作品内部の読者も平凡な性質をもっているね。
さらにいえば、その作品内部の読者が眺めているのは激動の人生をおくる主人公であったり、世人の想像の及ばないような奇態な体験をする主人公であったりするね。
特異な体験を鼻につかないようにする効果ももちろんあるけど、物語の主人公の奇譚をより趣深くする、語り部としての効果ももつんじゃないかな。
これがひいては、僕が
>>606で書いた、映画館をあとにするときのような心持ちにつながったんじゃないかと思うね。
なにはともあれ、これはひとつの小説の有効な書き方だなあ。
610 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/27(水) 17:41:55.24
鮨読んでるが、湊がまるでムー大陸のように見えてきた。これが願望だったのかと。
>>601 んー、愛嬌、確かに愛嬌たっぷりだな、どのキャラクターも。
「女難」の感想かくか。
まあ、妊娠させた女から逃げ出した時点が、ターニングポイントって気がするね。
どういう結果がでるにせよ、叔母に妊娠させたこと、うちあけりゃよかったと思うね。
俺のGFも、高校生のころ、クラスメートの子とやりまくってたそうなんだ。
男好きのする顔で、とても可愛いんだね。 で、その相手の男子は、子供が
できたら、働いて養ってやるって何度も繰り返していたそうな。
ところが、いざ妊娠したとき、身内や相手の親から堕ろせっていわれて
男子は親のいいなりになって、結局堕ろすことになったんだそうな。
だから、男なんてのは、いざというときに当てにならないもんであるが
それでも、身内に話をしておけば、なんとかなることもあるという
そういうことじゃないか。
こんなの感想でも何でもない気がするが、偶にはこういうのもいいでしょう。
ついでに書いておくと、なんで避妊しなかったのって、GFに聞くと、セックスは
子供をつくるためのもの、生でやるなんて本気じゃ無い!って断言されちゃった。
誰か、この子になんかいってやってくださいよw
でも生の方が明らかに気持ちいいよね。
生でやらないなんて本気じゃない! の間違いですた。
>>613 別に気持ちよくないし、セックスは嫌いになったんだってさ。
まあ、本当かどうか知らないけどよー。
いや、男の快感の方の問題さ。
まあ、確かに男にとって重要なのは、男の快感だろう。
しかし、男の快感なんて、たかがしれてるんじゃないか?
セックスにおける快楽の割合においては。
そうかもなあ。相手の反応に快感を感じるってのはありますよね。
>>612 子どもができてから結婚もありだと思うけれど、相手を選ぶのが難しいし、一度失敗していることもあり、慎重に行動した方がいいとおばちゃんは思う。
私はマグナさんが女難を選んだのは一種の自虐かなあと思いました。
いやあ、俺さすがに湊ほど枯れちゃあいませんよマグナ先生w
>>619 慎重に行動すべき、うん、誠にそのとおり。 ご忠告はいずれ伝えておきましょう。
623 :
森ノ内さかな ◆ZnBI2EKkq. :2011/07/27(水) 21:58:28.70
また痛いの来ちゃった・・・
一寸難解かも知れず、暫し待たれよw
>>623 よくわからんけど、創作文芸板で聞いてこいよw
へえ。Nさんは壮絶な過去をもつ彼女がいるんですね。
子供は三回堕ろすともう母体として使い物にならなくなると聞きます。
彼女のお腹を大事にしてあげて下さい。
>>628 その彼女の母君は、三回堕ろしてから、彼女生んだっていうんだ。
信じらんないよねー。彼女は母親を「魔女」だっていうんだよ。
どんな顔してるのか、一度見てみたいとおもうんだ。
「魔女」って言葉も日本だと褒め言葉になってるところがあるからな〜
ほめ言葉か… まあ、「東洋の魔女」なんて用例が思い浮かぶ。
旧すぎるか。
うーん、褒め言葉?やっぱり不気味さがつきまとう気がします
またしても鈴木のとんちんかん発言か
小悪魔のほうがチャーミングなイメージかな。
そうですね。それだと、ぜんぜんイメージが違います。
魔女も、「すごい」という意味合いで使われている点では褒め言葉のこともありますが、やはり力が強すぎる気がします。
「魔女」は信じられない様なパワーをもつ人につかうかな。
あとパンプスの先が尖ってそりかえっているのを「魔女靴」と呼びますね。
「美魔女」という褒め言葉ばあるそうです。これは妖気がただよって美しい女性の事ですね。
佃煮は根ババの性悪だけどな
>>637 そうなんですか!
美魔女とは例えば杉本彩さんのような人の事かな?
俺の母親みたいな人の事かな?
鈴木の母ちゃんはガキ使にでてくるオバハン
全身タイツの人か
ご冥福をお祈りします
国木田独歩「女難」読んだよ。
なんつーか、1900年代の作品だっけ?
ちょっと時代の隔たりを感じてしまう作品だなあ。
1920〜30年代の作品ならあまり感じないんだけど
時代というより独歩のせいかな?
で、これ半分くらいに長さを縮めたら、もっと引き締まるんじゃないかな。
モノローグ中心の小説はどうもたるんできちゃうから。
3つの女難で視覚を失って残された聴覚を活かして尺八を吹く自伝的語り部。
ベースには琵琶法師がありそうだ。
読んでみたいかな。
なんか作品決めてコテ同士の作品感想とかそういうのやってよ
俺も参加したいし。
>>593佃煮と
>>594が書いているように
3人の女難の源に「母親」という女難があるね。
594が谷崎の春琴抄と比較してるのも面白いな。
「作者の手腕には溜息をつくばかり」というところだけ同意できないけどw
「女難」最後の3行の〆はなかなかいい。
>>645 参加自由だよ!
>>612のエヌにならって身近なことを書くと、
ある年配の英文学をやってるらしい大学の先生から
いきなり初対面で「きみは女難の相があるね」と言われたことがあるw
なんだよ・・・じゃあ女難読むよ。
まだ地下室の手記が途中なんだけどなぁ
>>648 「地下室の手記」なら早く終わるんじゃね。
来週は「女難」の後にまた新たに「作品」を決めるからさ。
あ、来週あるの。
ていうか一週間で読むの?うそん?
俺ひと月掛かっちゃうよ
んー、頑張る。
なあアセンション、一週ごとにお題を出すんじゃなくて二週にいっぺんにしないか?
どんぐりと山猫のあと女難読んだら文章の難易度の落差にちょっとストレスを感じた
これまでだとだいたい1週間〜10日間内でみんな書いてるかな。
でも青空文庫にある短めの短篇だけだから。
ああ、なんだ。
青空文庫でやってんの。
最近ipodtouch買った俺には丁度良いな
そうそう。みんなが手軽に読める青空文庫。
まあちょっと「女難」は長めだったかもね。
これまでの夢野、芥川、カフカあたりの短篇はもっと短かったよ。
本当はその回その回の出題者がホスト役になって
ここを回して欲しいと思ってるんだけど、たぶん無理っぽいなw
>>646 待ってました。アセンションさん。
>>594です。
そっか、アセンションさんはいまいちだったのですね〜。私はなかなかに美しいと思ったのだけれどな〜。
昔、雲取山登ったときに山頂で尺八を吹いている人がいて、なんだか特別な場所に来たような気がしたのを思い出しました。尺八の音っていいですよね。
確かに、出題者がホストしてくれたらいい感じで回りそうですね。感想書き込み増えると嬉しいな〜
次はなんでしょう。
iPhoneならStanzaで読むといいよ!
「鮨」といい「女難」といい、
ちょっと哀愁が漂う感じのがあったから
次は別のテイストのものがいいね。
候補として何か案がある?
堕落論+続堕落論
i文庫買ったに決まってるだろ
なっ…金持ちメッ!!
なんだよ鈴木は女難読んでないのか
うん。
じゃあ来週は坂口安吾でいくか。
行こう
いいですよー。作品は?
明日ぐらいまで「女難」を待とう。それからで。
じゃあ今日中に地下室やっつけちゃおう
669 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 02:18:04.82
>>593 藁貸し増すねぇ〜(笑)母親の言いつけを守らぬ主人公が招いた一番の災厄こそ女難という訳です〜(笑)母は子を愛するが故に女を禁じた(笑)これに何の問題が或るのです? オーバーヒートゾンビさん〜(笑)
670 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/31(日) 03:45:21.57
詳しくは明日書くが「女難」論の序曲的な文章を一くさり。
俺は期せずして、「血の盃」とある意味では似た作品を選んでしまったのかもしれない。
ここでは男女間が逆だが、眼病はどちらも性を媒介として起こる。
それは何を象徴としているか。男女間の無限の闘争を表したものなのである。
ここにサブテキストとして谷崎の「美男」という小説を置きたい。興味をもたれた方は潤一郎ラビリンス参照のほどを。
それに関する記述は一行見出されるものの性病を扱ったものではないが、「女難」「血の盃」もまた男女間の無限闘争、
尾っぽを口でかむようなウロボロスの輪を扱った小説であろう。巧拙はそれぞれ分かれるが。
671 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 08:38:40.57
鴎外の「山椒太夫」の例に倣って、説経節の「信徳丸」を少し
翻案したのが「女難」では?
と、思ったが独歩が先かw
独歩や花袋が説経節に強い関心を持つのは自然過ぎると思うがなあw
読めない奴しか参加しちゃいけないのに失礼したw
>>669 母子で近親相姦でもしているのが藁貸しさんの中では幸せだとでも言うんですか?
そんな身を結ばない愛情なんてなんの意味があるんでしょう?
やはり男は大海に飛び込まねばなりませんよ。
女難読んできたよ。
転機は長屋に入ったところなのかね。
えらい時代掛った口調なのは当時にしては普通だったんだろうかな。
序盤の抑揚というか文の区切り方がなかなか面白かったよ。
つまり、だ。面白いものだね。
文章によって旋律を表現しようとしたわけだ。
尺八の旋律が底の部分でどっしりと横たわっているから
彼の独白にはメロディーがある。
それが長屋に入ってから失せてしまうんだね。
では旋律は消えてしまったのかというとそうではなくて
最後の最後でまとめの尺八を吹いてくれる。
盲人であることに物語構成上の重要な意味があるというわけだ。
音色へのアンチテーゼというよりも・・・文章の限界への挑戦かな。
よく出来ていたよ。
おっ、いろいろな「女難」の見方が出てきてるね。参考になるよ。
675 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 13:40:10.26
672
藁貸し増すねぇ〜(笑)オーバーヒートゾンビは〜(笑)よくお聞きなさい(笑)母は子をよく汁者です、主人公は意気地の無い子名のですねぇ〜(笑) 出来の割るい子ほど可愛いとも言い増す(笑)
人の世は一瞬先は闇です殻ねぇ〜(笑) 占い師に人生の方針を頼るのは今の世も革らぬで笑止ねぇ〜(笑) 仮に主人公が母の言いつけを守って置けばこの主人公は幸福だったかも死れないのです殻ねぇ〜(笑)
オーバーヒートゾンビの意見は悪魔でも主人公の不幸たる結果を死った者の結果論に過ぎ増せん〜(笑) 妻り、主人公の不幸は自業自得という訳です〜(笑)
明治期には自由恋愛は認められず親の決めた相手を配偶者に死たもの(笑) そう逝った時代背景も理解死てこそ、この女難の主題を読み解かねばオーバーヒートゾンビのチープな乾燥しか絵られぬのは死方無いので症がねぇ〜(笑)
>>675 いや、親の決めたまともな相手と見合いさせて息子を送り出すならわかりますけど、
この母親は「女は全部悪鬼だから一切関わるな」と言っているでしょう。おかしいですよ。
主人公が眼病になったのは予定調和な事実かもしれないけど、
最初の相手と結婚していればさすらいの虚無僧にまで身をやつすこともなかったんじゃないですか?
藁貸しさんの親子観はちょっと退廃的ですよ。
自然の摂理に従えば、親子というのは成長に合わせてだんだん距離をとるようにするものです。
それがいつまでもベタベタしているのがいいなんて、まあフィクションとしてならありですけど、
実際そんな人がいたらちょっと問題でしょう。
そりゃあ私だって近親相姦ものはたくさん読みますよ?
しかし話の中の近親相姦者に理解はしめしても同情はしません。
そういうジャンルは読んで生理的に嫌悪感を覚え、それがインパクトにつながるから面白いのでしょう?
市中引き回しの打ち首獄門は現代的な感性に基づけば野蛮という評価がふさわしいのでしょうが
ここでマテちゃんの指摘しているのは当時の時代背景に思いを馳せる事無く
現代的な感性を以て当時の風俗を批判する事の短慮さであるというふうに私には読めるのです
故に佃煮さん、あなたの反論は的外れではないかと思います。
>>677 だって江戸時代の封建制度だって野蛮だってずっと批判され続けていたでしょう?
やっと最近になって、あの時代は文化が熟して300年も平和が続いたから奇跡的な時代だった、
みたいなちらほら意見がでてますけど。
当時の風俗を現代的視点から批評する事は短絡でもなんでもないし、風俗以前にこの親子は不健全なのです。
佃煮さんの慧眼には詠歎の至
吾ながら愚陋梼昧ほとほと呆れ返るばかりです。
今後とも小弟の不遜驕慢に尽きましては多情仏心を以ちまして
どうか黙許頂きますようお願い致します。
680 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 17:51:32.34
678
封建時代は肉震度もが権力を荒そい殺し合う時勢(笑)ゆえに他人謎は野蛮人だったで笑止(笑)親戚間の近親結根謎は珍しくも無い者(笑)
戦前の日本に置いて人を神と笑止(笑)多くの愚民がその名に置いて戦死したわけですけれども(笑)マッカーサーは日本愚民の精神年齢を十二歳と失笑痛し増した(笑)
オーバーヒートゾンビは、文化が熟して300年も平和が続いたから奇跡的な時代だった江戸幕府がなぜあのように脆くも滅び去ったのかを考えて御覧なさい(笑)
時代背景の認識鳴く場、文学ひとつさえオーバーヒートゾンビは、何も理解出来ないで症ねぇ〜(笑) 母こそ女難(笑)占い師は胡散臭いで御仕舞いです〜(笑)
>>673 文章に横たわるメロディー、気になります。例が欲しいなー
マテさんの反論強いですね〜。色々な読みがあって面白いです。
683 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 18:23:20.94
明治人が女難を嫁ば、母は子の幸福を願い戒律を設けた(笑) その親の言いつけを守らぬ主人公が招いた不幸は自業自得(笑) と読むで症ね〜(笑) なぜならば明治時代は親の認めぬ恋愛は勘当を意味死たのです殻ねぇ〜(笑)
ゆえに女難は親の言うことは聞きましょうとの教訓を描いた道徳小説ものとも家増す(笑) これがオーバーヒートゾンビでは母親が女難とされ(笑)主人公の不幸原因は他者へ責任転換なのです殻ねぇ〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
佃煮もマテもどっちもいいねえw
なるほど、母親との関係をどう読むか、時代背景をどう読むか、
ってのがポイントか。
>>680>>683 そりゃあ小説の時代考証をするのは楽しいものですがそれだけになっても十分ではありません。
また、現代人らしい解釈より明治人になりきった解釈の方が正しいというのは根拠がありません。
感想なんて自由に述べればいいでしょうが自分こそが真実を述べてるなどと言って
人の感想をくさすのは野暮ってもんでしょう。藁貸しさんはすぐそうなりがちです。
私は藁貸しさんの感想は、それはそれとして読みました。そのようにも読めるのだなと思いました。
それでいいんじゃないですか?
686 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 18:39:25.41
685
藁貸し増すねぇ〜(笑)そもそも女難の主人公は未成年(笑)未成年の犯したことは誰の責任問題と鳴るのです? それは今日も変わらぬで笑止ねぇ〜(笑)
687 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 18:53:59.19
オーバーヒートゾンビの酔うなアホウな親が未成年を放任主義に育て(笑)こんにちの学級崩壊を魔根九(笑)元凶とも家増すねぇ(笑)
俺は佃煮の読みもアリだと思うよ。
>>686>>687 かなりヒートアップしてますね。
藁貸しさんが女難をかなり面白く読んだのはわかりましたよ(笑)
まあいい書物との出会いは人を幸福にしますね。よかったじゃないですか。
藁貸しさんとも色々話し合ってきましたが、毎度毒舌が痛快で、また想像力のある人なんだなあと思っています。
次は坂口安吾だそうですから、引き続きそのテンションでお願いしますよ。
>>671で
説経節の「信徳丸」が出てきたのは
間テクスト性を探る意味では興味深いね。
眼病になって寺に捨てられたんだっけ。
その前には謡曲「弱法師」とかもあるのかな?
「信徳丸」を知ったのは後藤明生の「しんとく問答」を通してだけどもw
>>673は
物語構成上のプロットについての意見だね。
一 今より四年前の春 銀座
二 同じ年の夏 鎌倉
三 「とある男」の宅 第1の女難:おさよについて(十二)
四 「とある男」の宅 第2の女難:お幸(十九)
五 「とある男」の宅 第3の女難:お俊(二十八の夏)
という章構成なんだけど、枠取りは多重になってるよね。
「尺八男」から話を聞いた「とある男」からの話の聞き書き、という形。
>>670のマグナは
>>594と同じく谷崎を引き合いに出してるね。
小酒井「血の盃」と合わせて「男女間の無限闘争」と書いてるけど、
続きを読まないと何とも言えないな。
母親が占いに見てもらったことを祖母に言ったあとの場面で、
>祖母は『男は剣難の方がまだ男らしいじゃないか、この児は色が白うて弱々しいから
>それで卜者から女難があると言われたのじゃ、けれども今から女難もあるまい、
>早くて十七八、遅くとも二十ごろから気をつけるがよい』と申しました。
>ところが私にはその時(十二でした)もう女難があったのでございます。
とあるね。
――その時(十二でした)もう女難があったのでございます。――
この尺八男の言葉は、
12歳の時のおさよ(1の女難)についてのものと受け取れるけど、
佃煮や
>>594のように、母親(0の女難)の女難と読むこともできるとは思うね。
695 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/31(日) 20:10:29.88
まず「女難」の前半の文体が特徴的なのは作者が語り手を知識人として設定しているからだろう。
つまり当時の文語と口語が混交した上にあるということ。それが尺八男の語りに入るといきなり、完全といっていいほどの口語体に切り替わる。
語り手が時には詩的情景描写的な文体を用いるのに対し、尺八男の語りはほとんどそのようなものを持っていない。
ただ事実が起こった範囲で語られるだけである。
696 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 20:29:01.38
>>681 例えば・・・と例に出せるようなものもなく・・・
”美しい音”と”美しい音楽”は全く意味が違いますね?
僕が感じた旋律は”美しい文章”に対してであって、”美しい言葉”や”美しい文節”ではないんです。
それに音楽に詳しいわけでもないのでどの部分がキャッチーかとかって評論も出来ないし。
あと時代掛った口調。これはやはり当時の方々から見ても多少なりとも当世的でなかったように思います。
どういうんでしょうね。芝居がかったような。古典芸能を意識した言い回しでは無かったのかなぁと。
包太鼓と尺八に合わせて能面冠者がどうのこうのっていうね。
ですから音楽的でもあり演劇的でもある。
>>691 ごめんね。表層批評に耐え得るような厚みのある人生経験が僕には欠けてるので
どうしても不躾というか・・・作家を暴き起てるような品のない批評になってしまいます。
必死こいて頑張ってんなぁ(笑)ぐらいに思って頂ければ望外の幸福。
>>695 前半の「とある男」の語りと後半の「尺八男」の語りとの間の転調。
俺がちょっとたるみを感じたのは「尺八男」の語りのほうだね。
>>696 折口信夫?
>>697 いや、そういう視点も面白い! いろいろな切り口があったほうがいいし。
「文章の限界への挑戦」は言い過ぎじゃないかと思ったけどw
アセンションさんは進行役が上手なんですね。
マテさん、佃煮さんの議論拝読致しました。面白かった。テクストのみ読み込む、時代背景、作者人物像の観点を盛り込む、他のテクストとの比較、どう読んでも面白ければいいのでは。どちらが絶対的に正しいということはないと思います。
話はそれますが、
>>593の佃煮さんが盲人を主人公と言い切ってしまうところに読みの甘さを感じてしまいました。
>>681 長屋部分から、どう変化したのだろう。気になる〜、けれど私には感じ取れず。もうちょっと注意深く読んでみます。
700 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/31(日) 21:34:08.81
「とある男」ってのはなんなんだろうな。
この作品には何かの枠物語があるのか。
>>695 そうかな。私は単に、地の文と語りの文の違いと見ましたが。
>>699 え?だって尺八を吹いてるのって主人公でしょ?
卑猥なこと言ってんじゃねえよ!!
704 :
吾輩は名無しである:2011/07/31(日) 21:50:15.25
705 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/31(日) 21:51:29.75
この小説で母親に責任を、という声も聞くが、俺はこの小説は母親はさほど重要な役ではないと思う。
確かにこの小説の中心である「女難」を呼び込む象徴的な存在であり、「尺八男」の意識がそこにあることは独白の最後でも良く分かるが、
必ずしもこの小説を駆動させる機能とはいえない気がする。
>>701 たぶん話者にある種の教養が介在しているか否かということだと思う、それでいうなら「とある男」もまた「語り」ということになってしまう。
また通常の「地の文」であっても話者は存在するから、
>>695でいうのは従来の「地の文」を越えた大きな話者ということだな。
>>703 その突っ込みは何だよw
この小説の「語り手」の人称はないけど、仮に「私」とすると、
「私」=「とある男」じゃないんだよね。
そーゆーメタ認知メタ認知で読むお話かぁ〜?
>>699 マテと佃煮のように、作品をめぐる言い合いならここは大歓迎。
俺も芥川の作品を読んだ時はNと論争になったしw
>>706 尺八男は語り手じゃないけど、実質の主人公でしょ?
誤読してます?私
710 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/31(日) 21:58:24.37
いやまあ、メタというほど立派なものでもない。ただいかなる小説にも仕組みはあるものだから、この話からもそういう普遍的な構造を引き出すことは不可能ではないだろう。
してないよ。
あれが主人公でなかったら女難のタイトルの意味がわかんねえよ
作者が伝聞を記す形式なので、やはり地の文ではないのかなって思います。
>>707 別にどう読んでも面白ければいいのでは
>>712 >作者が伝聞を記す形式
まあそういう解釈でいいだろうね。
冒頭に「今より四年前のことである、(とある男が話しだした)」とあるから、
作者がとある男から聞いた話を綴った、と。
>>706はちょっと書き方が拙かったな。正しくは↓
この小説の「書き手」の人称はないけど、仮に「私」とすると、
「私」=「とある男」じゃないんだよね。
717 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/31(日) 22:09:32.60
いやーそうかなあ、俺は小説を「地の文」、「語りの文」と分けるのはあまり好きではないんだ。
なぜかって言うと喋りだけが語りではないと思うから。「地の文」と言われるものも語りである、というのがある。
>>717 それは正しいけれど、作者の読者に対する語りですよ。地の文は。盲人の作品内部での語り。やっぱり、違う
間違えた。盲人の語りは作品内部での語りです
>>716 だから、「〜である」の口調で語ってる人じゃなくて、「〜なのでございます」で語ってる尺八男が主人公でしょう?
722 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 22:24:28.27
>>689 要約オーバーヒートゾンビにもわたくしの想像力の凄さが若ったようですけれどもねぇ〜(笑) 母親が女難は頂け無い〜(笑)なぜなら母の子への無償の愛異常の愛をわたくしは死ら無い殻ですねぇ〜(笑)
>>721 とある男かも知れないですよ。盲人を簡単な主人公にせずに入れ子にすることで、哀愁が生まれているのは見逃せません。
>>722 自己犠牲的な愛はたしかに崇高ですね。
>>723 そりゃないでしょう。だってタイトルが女難なんだから。
>>724 それが、安直と思うのですが。主人公は盲人で母は毒親。なんの風情もないです
>>725 あーわかったわかった。釣られた私がバカでした。
727 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 22:39:12.99
女難は、作者が、と或る男から聴いた、尺八を吹く盲目の話で笑止ねぇ〜(笑) 主人公は誰なのか? これは漱石のこころの主人公は私なのか?それとも先生なのか? とも鳴り、
私で荒ればと或る男、先生ならば尺八を吹く盲目、と逝った漢字ですけれども〜(笑)
>>727 ただ、さっき話題になっていましたが、こころは私が読者に対する語り手ですが、女難はある男が語ってるわけじゃないんですよね。
>>725 べつに普通の読み方じゃない?あんたのほうがひねくれた読み方だよ
>>729 しっかり認めるところは認めないとね。
ただ佃煮も実感と共にわかったでしょうよ
言ってもわからん奴が世の中には居るし、
自分自身がそういう輩なのだと気付けたのでしょう。
>>730 なんでそんなに意固地で傲慢なの?
小説の読み方一つで人を見下して「そういう輩」って
あんたのほうが頭おかしいよ、普通に見てて思う
>>731 僕は別に見下していないよ。
今回の件に関してケンカ吹っ掛けたのはあなたでしょ?
僕には以下の一文は見下しているふうに見えるんだけど。
>話はそれますが、
>>593の佃煮さんが盲人を主人公と言い切ってしまうところに読みの甘さを感じてしまいました。
なんか痛い人が来てるな・・・
734 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/07/31(日) 22:55:43.61
728
藁貸し増すねぇ〜(笑)女難は、と或る男から聴いた話をそのまま作者が書いている(笑)文中の自分とは、と或る男の事で笑止ねぇ〜(笑) 視点はと或る男で書かれて居る〜(笑)作者の語りはそのままと或る男から聴いた語りということでは〜(笑)
つーかコテが名無しで書くのは禁止にしようよ。基本でしょう。
とりあえず第一人称に僕を使うのは俺一人ですよ
今後は知らないけど。
>>725 読んでもない奴が偉そうに仕切るなよ、あっちに行ってろシャブ中は
コテが名無しで書かないなんて当たり前の事が守られてない状況に異議を唱えただけじゃん。誰が考えてもおかしいだろ。
まあ尺八男をどう名づけるかはさほど重要じゃないっしょ。
それより最後のセンテンス、
「月は西に落ち、盲人は去った。翌日は彼の姿を鎌倉に見ざりし。」
「見ざりし」で終わってるんだよねw
なんで鈴木ってこういう内容のないレスを連打するんだろう
>>739 くわしく。
本来はどうあるべきで
見ざりしである故にどういう趣があるの?
今回は多角的な視点でのさまざまな読みがあって面白いよ。
佃煮とワラカシマスネーのガチバトルが光ってたな
>>741 いや、本来はどうあるべきかはわからないけど、
とある男の「語り」として「見ざりし」ってどうなんだろう?
意見を聞いてみたいと思うんだけど。
あぁ〜、意識してなかったなぁ。
音に始まり言葉を奏でて、言葉ありきで音に終わる。
このシンメトリーの妙。
「余韻を持ってきたか、なるほど。わざと途中で音消しやがったな」的な読後感しか無かった。
忘れた頃に読み返すぐらいの位置づけだから意見らしきものは何とも言えないわ。
「語り」そのままの作者の書き写しではないから、
聞き書きとして別に「見ざりし」でもいいとは思うんだけど、
「とある男」は「である」調でずっときてるよね。
だから普通なら「翌日は彼の姿を鎌倉に見ることはなかった。」
でいいんじゃないかと思ったんだよね。
なるほど!いや、これは俺の誤読かな。
芝居調に戻したふうな印象を受けた。
ああ、なんか深いとこにインプットされた(笑)
748 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/07/31(日) 23:46:18.14
そろそろ語りについては切り上げて本題を出すか。男女間の闘争についてだ。
モテてモテて仕方がないという男は一つのこれはもう文学的機械だと思われる。
またモテてモテて仕方がない女もまた文学的機械であろう。
例えばマノン・レスコーはそうだ。男では谷崎の「美男」そしてこの「女難」の主人公もまたそういう類の文学的機械の一つであろう。
すべての文学作品は極めるところ男女間の読みをしていけばどのようなジャンルでさえ横断できる。
これを「恋愛」であると見るなかれ、俺が言いたいのは「恋愛」よりもももっと範囲が広い。
「見ざりし」の効果としては確かに「余韻」はあるだろうね。
750 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 00:10:23.25
アセンションも「見ざりし」に注目したか。後から言うとなんか恥ずかしいがあれはなかなか効果あると思っていた。
「血の盃」の良雄は一見文学的機械としては少し劣るかもしれない。
だがここにもまた「女難」同様性病による失明が描かれている、どちらにはっきりと描かれていないところが重要だ。
「女難」の場合性病は男女間の闘争を収束させる役割があるが、
「血の盃」では男女間の闘争を激化させる役割がある。
正反対のようで、ある種の相似形を描いていることに注目する。
「女難」の主人公はまた女性から猛烈に求められる、「美男」の主人公もそうであるが、しかし自分から出ていっている存在である。
そして、「血の盃」の良雄もまた「美男」の主人公に近いが、ある種「女難」男性と似たような作用を女性にもたらすことになると、
文学的機械という単語で俺がくみ上げようと欲したものの一端が分かっていただけただろうか。
女難の主人公と同じように「お俊」もまた文学的機械であるだろう。
文学的機械は普通並立することを許さない。たいがいの文学作品では二つ並び立つ文学的機械の片方が消滅することで、話が終わるというものが非常に多いのである。
751 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 00:16:22.53
文学的機械という単語→という用語
>>748>>750 マグナのいう「文学的機械」っていうのがよくわかんないなあw
ミシェル・カルージュに「独身者の機械」っていうのはあるけど。
あとはドゥルーズ=ガタリが使った文学機械か。
恋愛を超える男女間の闘争っていうのもちょっと抽象的だよ。
753 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 01:12:12.74
言いたいことがどうも明確にならんな。またそれとは違った独自のことばを与えてみようとしているのだ。
一つとしてその人物が中心に入ることになって、他の巻き込まれる登場人物、例えば「美男」の主人公の妻などがふりまわされることになる、
台風の目的な存在、それが文学的機械なのだ。つまり男女闘争の中心だな。
例えば普通幻想文学といわれる「第三の魔弾」での主人公のライバルにあたる貴族が文学的機械だと思う。
マノン・レスコーは文学的機械、普通それを「魔性の女」といったり「幽鬼の恋人」といったり様々だが、
それに文学的機械の名を与えてみるとしっくりするのではないか。そういう人物は巻き込まれる登場人物に葛藤を時に与えたりするが、
内側は非常にうつろなことが多い、女難の尺八男の語りがどこか希薄なのは、この人物が文学的機械であるからに他ならないのではないか。
もちろん複雑な小説ではその文学的機械の重心が他の人物に移ったりと言うこともありえる。
>>750 愛する男女が離れ離れになる話が好きなの?
それとも
「本当は好き合って居る男女同士でも構成作家の作劇の都合によって離れ離れになってしまうお話について、
登場人物は離れなければならない宿命という役割を演じ切った」というところに
嫌われ者の自分を重ねてしまって応援したくなるの?
>>753 うーん・・・人物より行動内容に注意を払っているのかな。
物語の歯車を動かすような存在。
それが並び立つことはない・・・モノローグ調の終りかぁ。
そうかぁ。うん、そうなのかな。
>>753 物語の装置を始動させるために必要な存在ということかな。
3秒差で
>>755とほぼ同じこと書いちゃってるなw
758 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 01:19:40.85
「美男」の主人公もまた希薄であり、「血の盃」の良雄も希薄、
この希薄性というのは男女闘争で有利な位置を得たものが到達する希薄性なのではないか、と。
マノン・レスコーでもマノンが非常に希薄な存在として描かれている部分があるが、
これは男女闘争に内幕を密かに暗示するものではないか、と。
男女闘争で不利な位置にある人間は必ずしもではないが、時として葛藤が与えられ、物語の主人公にすえられることが多い。
えええ・・・ロマン主義的だなぁ。
作劇論じゃないかと思うんだけどなぁ。
760 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 01:24:06.61
>>754 ちょっと違うな、作者の強烈なニヒリズム、観察眼などによって男女間の闘争が斜めに切られている作品が俺は好きだ。
セクシャルなこともまた斜めに描かれたときに最も興奮するという嫌な性分を引きずっているわけだな。
人間関係の果てにある、どこかうつろな瞬間を捉えている作品こそ重要なのではなかろうか。
「美男」をとにかく読んで欲しい、あの主人公の独特の台風の目感だな、自分が求めてるのは。
>>760 あぁ、そういうの結構好みだから覚えとくよ。
是非読んでみよう。
でも存在の耐えられない軽さの方が先なんだよ。それ終わってからな。
762 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 01:28:01.61
>>759 ロマン主義者はその葛藤をこそ嘉納するだろ。そうではない。
葛藤としてしまっては物足りないと思うわけだ。
あくまで台風の中心であるように軽やかな存在でなければならない。
韜晦ならともかく軽やかってのはわかんねえなぁ。
うん、いやわかったよ。俺に見えてないものが見えてるんだろう。
そこはわかった。じゃあおやすみ。
ちょっと谷崎論みたいになってるから、もう少し「女難」に沿ってくれw
尺八男は確かに自分から女のほうには積極的に向かっていない。
1〜3の女難はすべて周りからの誘惑のように進行する。
運命の流れに翻弄されるようにして。
そこが希薄性かい?
765 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 01:36:50.89
一つの理想として、ちびくろさんぼなんだよな。ぐるぐると男女闘争の輪がある、そこから抜けてバターになった虎をおいしくいただくと。
ある種のトランスフォーメーションの過程を描き、それをあえて超然とした視点で捉えている。
超男性、超女性という名称を出そうと思ったがそれはまた違う。
なぜなら超の行き過ぎで男女闘争において超男性は敗北するからであり、おそらく超女性もその轍を越えることはできない。
ただそこまでの存在を描いた小説は数少ないとは思われる。
今日のマグナはちょっと電波ポエムになっちゃってるな
いつもの調子じゃない
768 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 01:48:47.15
>>764 そうだな、ついつい脱線させすぎた。
「女難」はたしかにある意味オーソドックスな作りになっているが、
アセンションの言うとおり、周りからの誘惑のように進行しており、運命の流れに翻弄されるかのような主人公がいる。
だが更に言えば、この主人公には葛藤が非常に希薄である。
確かに母親の遺言はあり、それを守るかのように話は流れているが、よく読んでみると主人公はあまり守ろうとしていないどころか、
性的な関係を女性と結ぶことを恐れていないように思われる。セクシャルな記述はほとんど省かれるので、なかなか難しいところであろうが。
つまり主人公の言う「女難」というのはある種の免罪符的存在であるともいえるわけだ、見方によればな。
まず事実があって、そこに後付で「女難」を持ち出してきたように見える。語り手はそのことばで非常に希薄な内面をごまかしているのではないのか。
>>766 それは確かだな、俺も色々あったのだ。
まあ、毎度テキストクリティークの真似事みたいなのは疲れてくる。
今回は電波っぽくやってもいいかなと思った。ちなみに断食芸人は若干吉田健一のパスティーシュ文体だったのだが気付いた人はいなかったな。
マグナはナイーブなんだねえ
>>768 むしろ「女難」という概念は渦のように見えるよ。
女難というオブセッションがあらかじめ与えられて、
尺八男はそれを避けよう避けようとするにもかかわたず、
あるいは避けようとするがゆえに渦の中に巻き込まれてしまう。
吉田健一風だとは気づかなかったなw
だからマグナのタームを借りながら変形させると、
物語の装置を始動させる空虚なゼロ記号にあたるのは、
「女難」という言葉そのものといえるのかもしれない。
772 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 02:06:01.57
>>769 ナイーヴだ、何をいまさら。
こんなことを書くと古くからの純文学愛好老人みたいだと軽蔑されてしまうだろうが、
ころは春五月の末で、日は西に傾いて西側の家並みの影が東側の家の礎から二三尺も上に這い上っていた。
浜は昼間の賑わいに引きかえて、月の景色の妙なるにもかかわらず人出少し。
自分は小川の海に注ぐ汀に立って波に砕くる白銀の光を眺めていると、どこからともなく尺八の音が微かに聞えたので、あたりを見廻わすと、笛の音は西の方、ほど近いところ、漁船の多く曳き上げてあるあたりから起るのである。
軽雲一片月をかざしたのであたりはおぼろになった。手風琴の軽い調子が高い窓から響く。間もなく自分の宅に着いた。
こういうこまごまとした文章から感じられる部類の美しさ、というのはなんなんだろうな。
773 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 02:07:53.78
無類の美しさだな。
774 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 02:16:36.87
で、安吾候補上がってるか。
安吾はある意味苦手なんだよな。かなりセンスに類似性を感じるから。
文体チェッカーとか言う眉唾サイトがあってそれに自分の書いたものをかけるとほとんど安吾であった。
ここまで安吾づくしだとある種の因縁を感じる部分は強い。
ぜんぜん安吾っぽくないが。安吾って中二病じゃないし、アウトローでしょ。
777 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 02:25:43.78
いやいや、安吾っぽいとはよく言われたな、自分が思ってると言うよりもむしろ他人からだ。
顔が似ているわけはない、あくまで書くものがだな。
顔なんて誰も言ってないし、そういう鈍い返しが安吾かねえ。
779 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 02:36:21.40
いや安吾は鈍いところあるぜ、特に小説ではな。
あのどろりとして深く煮凝ったような感覚はなかなか切れ味の鋭い小説家は備えていない。
>>778 仏壇好きのハゲデブなんて言ったらムー大陸に失礼だろ
謝れよ
安吾のエッセイは切れ味鋭いけど、小説はけっこう下手だからな。安吾に似てるといったら、普通は前者のほうだ。だから、それなら安吾の小説に似てるってきちんと言わなきゃだめだな。それならまだわかる。
その場合、センスに類似性って表現も不適切に感じる。
783 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 02:53:48.94
小説にセンスはいるだろ、やはり。
安吾のセンスといったら、普通は「堕落論」などで発揮されてるものだろう。そのような鋭いセンスはない。
それに他人からの評価のわりにはずいぶんこだわるじゃないか。
785 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 03:02:14.33
俺は安吾の小説に影響受けてるからなー。堕落論もいいがエッセイは今ひとつだな。
786 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 03:04:29.39
大体俺はロチとかピーコックだとかうまいと言われると疑問符が付く作家が基本は好きだ。
理由は良く分からんが。上手いではない、こちらのセンスで判断している。
>>746 ある男の語りといっても、作品の伝聞を記した形式にすぎないので、作者のスタイルではないかと思う。以下2箇所引用。
「されど盲人なる彼れの盲目ならずとも自分を見知るべくもあらずや」
「消えゆきし、そのあとを逐うかと思わるるばかりであった。」
上記2文を見る限り、打ち消しの助動詞ずも、過去の助動詞きも使われている。
なのでそれらを使った文である、見ざりしに違和感はないかと。
ただ、なぜ最後が「し」で終わるんでしょう。体言止めで余韻を残すため、でいいんでしょうかね。それとも、何か文法上のルールあってのことでしたっけ。忘れました。
名無しさんのおっしゃるラストで視覚消し去る効果はあるのかもって思います。面白いです
え?マグナは小谷野敦リスペクトじゃないの?
なんにせよ、いい余韻を残すラスト一文だと思います。
>>787 そうだね。ちなみにマグナのいっていた文体チェッカーサイト調べたら
文体診断ロゴーンというところがあった。
国木田の最後のセンテンスを入れてみたら、一致度ベスト3は、
1 森鴎外 2 幸田露伴 3 徳冨蘆花 だったw
全体的に「女難」は評判が良かったね。
>>790 あれ、意外にあっさり。ちょっと悲しい。ちょっと淋しい。質問投げかけていたから、アセンションさんにも独自の読みがあるのか思ってました。
>>792 いや、この箇所に関しては独自の読みが特にあるわけじゃなくて
ほかの人の意見を聞いてみたかったんだよ。
>>793 そうか〜。なるほど。
進行役ありがとうございます。次回堕落論ですね。
なんか女難の主人公は誰かって話の途中で私は寝ちゃったのですが、誰かが代わりにレスを付けていたみたい。佃煮さん、嫌味言ってごめんなさーい。このあいだ名無しで叩かれた腹いせでした。申し訳ない。
アセンションさんは、盲人の呼び方はどうでもいいと言いますが、別に呼び方は問題視していないんですよ。ある男の視点で物語が進行するのは構造上重要なんじゃないかなと思いました。
796 :
吾輩は名無しである:2011/08/01(月) 13:03:19.12
オスカー・ワイルドを読んでみたいと思うんだがなんかお勧めのある?
なんかクセがあるって聞いたから読み易いのないかな
>>795 誰とも知らない名無しに煽られて関係ないコテハンに嫌がらせするのって最低だね
798 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 13:23:05.51
俺の少し電波がかった読みはどうだった?
>>798 文学機械と言われてドゥルーズを思い出したけど感想自体は意味不明だった
まあたまにはああいうのもいいんではないかと
マグナの解釈を借りて女難がゼロ記号とか言ってるアセンションを見て噴いた
なんか可愛いなあこの人と
>>799 アセンションさんはいいフォローでしたよ。私もマグナさんのはよくわからなかった
佃煮バレバレだぞw
>>797 言い方は嫌味でしたが、内容は嫌がらせじゃないんですよ。確かに実質てきな主人公は盲人かもしれませんが、簡単に主人公で片付ける読みに?でしたから。
>>803 せっかく良スレなのに空気汚すな池沼クズ
死ね鈴木
佃煮は自分が自演してるからって鈴木やムーもしてるとは思うなよ。
>>804 そんなどうでもいい枝葉末節じゃなくて女難のテーマの根幹について議論しなよ・・・
>>806 名無しで自己弁護すんなよバカ鈴木
感想も書けないくせに
>>807 そうですね。大人げなかったです。申し訳ない。でも主人公をどう扱うかもちゃんとした文学の理論だとは思っていますよ。
もうこのしつこさが佃煮。
恐ろしいことに
>>743のような絶賛も自演の可能性が高い。佃煮がよくやる手口。
>>810 この時間帯にスレチでしつこい即レスで佃煮に粘着して連投するバカはシャブニート鈴木しかいないだろw
消えろよゴミw
814 :
忍法帖【Lv=7,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/01(月) 14:01:27.14
ある程度読書量があること前提で書いてしまったからなあ今回は。
特に「美男」を読んでいないとかなり分からないところが多いかもしれない。
僕は名無しで書かないですから。佃煮マニアは名無しで書くって公言してるでしょ。最悪だよな。
>>814 なぜか文章が雲をつかむように感じるんですよね...なぜだろう
>>799 台風の目、ちびくろさんぼ、稀薄さなど…電波っぽいマグナの論を
何とか意味づけようとしただけなんだけどねw
>>802 さんきゅー
>>805>>808 鈴木じゃないだろw
今回の佃煮の感想はこれまでの佃煮評の中で一番良かったと俺は思うよ。
>>815 だから何なんだよw自演鈴木はほんとくだらねえな〜小学生かよw
荒らすなゴミ!
>>813 そもそも佃煮を擁護して、
>>797のようなレスをしてたやつが一転、鈴木の自演を叩きだす不自然さってどうなんだ? もう少し頭働かせろよ、佃煮マニア。
自分は感想なんか一つも書かないくせにどうでもいいことで個人攻撃してる鈴木が最低なんだよ
ちょっと国木田のプロフィールをあたってみたんだけど面白いね。
自分の出生にかなりコンプレックスをもってたようだ。
コテが名無しで書くって最悪ですよね…
おまえらいいかげんにしとけよ
人に対する批判はここではなし。
作品に対する感想についてだけバトルOK。
>>819も含めて、俺が名無しで書いたレスはひとつもないですよ。
>>821 どんな?アセンションさんはそれがどう影響していると思いますか。
知らないうちに俺の名前が書かれまくってるから仕方なく来たんですよ俺は。
もうしつこいよ、佃煮マニア。バレバレだよ。さすがに迷惑だから終わりにするよ。
ほんとだよ鈴木はスレ荒らしをいいかげんにやめろよ
感想を書いてみせろバカニート
>>828 鏡見ろゴミ
スレチな粘着してるのはお前だゴミニート鈴木
これが乱闘というやつかw
自演を麻薬汚染や窃盗より重罪だと思って叩いてるのは鈴木だけだよw
いい加減気づけw
>>827 鈴木が名無しで書いてないことは後で俺がフォローしとくから。
>>826 父親の専八は、旧龍野藩士だったらしいけど、
銚子沖で難破したときに吉野屋という旅籠でしばらく療養してたらしい。
その旅籠で奉公していたまんという女と知りあって、独歩が生まれた、と。
「女難」にはそういう独歩の父親の体験の影響もあるかもしれない。
麻薬、窃盗は重罪だけど自演は犯罪でもなんでもないたんなるお遊び
これがわかってないのは鈴木だけ
>>835 そこまで。そういう話題は別の場所でやってくれ。
>>827 しつこいんだよお前
いいかげんにしろパラノイア鈴木
病院に行けって
鈴木は自演してるくせに自演してないフリして他人を叩く事だけは得意だよな
しかもムーもマグナも三浦も名無しで書くのに佃煮だけ攻撃する
頭おかしいのかと
佃煮の自演はバレバレだし悪質だからだよ。
コテを批判すると名無しから罵倒されたり、自分のレスにわかりやすい絶賛レスがつくのは佃煮マニアだけ。
そんなんじゃ真面目にやってる人たちが馬鹿を見るよ。
>>840はそのまま鈴木にあてはまる
このスレも鈴木にボロボロにされた
バレバレなら悪質ではないだろ
だってバレバレなんだから。
必死に責任転嫁しなくても鈴木の自演なんてもうみんなにバレてるよ
>>842 頭悪いな。バレバレだろうと悪質なものは悪質だろ。それともバレバレなら悪質なものがそうではなくなるのか?
なくなると思うよ
だってバレバレなんだもん
無視すりゃ良いじゃん
佃煮が自演してないとはさすがに言われなかったなw
鈴木は頭の悪い自演をしてコテ粘着するだけで建設的な事は何も書かないから悪質
おまけにガチで犯罪者
マグナやムーが自演で他人を攻撃してるのを何度も見た鈴木の攻撃対象はあくまでも佃煮だけ
絶対におかしい
佃煮は毎回まじめに感想を書いて作品について議論もしてるけど、
鈴木はそういったことは一切せず佃煮をくさして自分より格下だと言い張ってるだけ
もう本当にしつこい。責任転嫁してんのは誰だよ?
見る人が見ればわかるからいいよ。バレバレなら悪質ではないということではないけど。そんな擁護はできない。
転嫁も糞もねえよ
蚊がブンブン飛んでて血ぃ吸われたところで
悪質だ!悪質だ!って騒ぎ立てて何が解決するんだよ
アホか
別に格下なんて言ってないよ。ただ俺は自作自演をするコテを認めないというだけ。
つーか、コテなんてだいたい自演するもんだろ
普通の人はそんなことどうでもいいし
いつまでも悪質悪質言ってる奴ってバカなんじゃねえの?
>>855 普通はしないよ。最低限のルールだ。それが守れない奴は嫌われるよ。こんな風にさ。
63 名前:考える名無しさん [sage] :2011/07/30(土) 17:11:28.66 0
>>58=佃煮マニアだから
こいつコテのくせに自演するから大嫌い
>>851 バレバレならOKなんて言って佃煮の横暴を許してたら、そういう狡いやつの思いどおりに支配されちゃうよ。それは阻止すべきだろう。
それにバレバレなのは佃煮と何度か絡んだことがあるからで、そうじゃなければわからないという問題もある。
匿名掲示板だからってできるところは公平にしてほしい。特にコテには。
>>856 お前も自演してるしお前は自演魔のムーと馴れ合ってる
おまけにお前は文学板中で嫌われてる
言ってる事にぜんぜん説得力がないよ
お前は本当に頭が悪いな
いっぺん死ねばいいよ
何だ、ただの佃煮か
少なくとも俺は自演してないし、佃煮みえことマグナ以外のコテも自演してないと信じてるよ。
マグナも自作自演で自分を賞賛するような恥ずかしい事はしねえだろ。お前だけだよそんな事やってんのは。
>>833 一応Wikipediaで見てみました。そうかもしれないですね。もうちょっと他の作品も読んでみないとよく分かりませんが。
鈴木は感想文を書けるだけの知能がないから個人攻撃で自己満足
情けない奴だね
軽蔑する代こういう奴
佃煮の方がよっぽどましだ
自演だって遊び程度ならいいと思うんだよ。でも、佃煮は毎回だからね。それも遊びってレベルじゃない。さすがに目に余る。
鈴木は自演評論の権威w
つーかハロワ池ゴミw
遊びにしても、俺は認めない。ムーさんがやってる別コテにしても批判する気はないがハッキリ言って好きじゃない。
雑談スレでやれ
で、なぜか毎回のように鈴木を叩きだす。鈴木は自演してないと俺も思うよ。不自然に鈴木の自演にされてるのはよく見るし、このスレでも俺も鈴木の自演認定された。説得力がないんだよ。
自演鈴木が来るとほんとスレのレベルが下がるよな
小学校のホームルームかよ
>>868とかも俺が書いてると本気で思ってるんだよ佃煮みえこは。
鈴木がこのスレで荒らししかしてなくても鈴木を叩くのは悪
佃煮がまじめに感想をかいて議論しててるのを叩くのは正義
鈴木の脳内はよくわからない
もう決着はついてるな。1言われると2から3はしつこくやり返さずにはいられない佃煮マニアももう黙れよw
いや、真面目に感想を書いて議論してるのは偉いと思うよ。そこは叩いてねえから。
文体パクられると流石にコテつけた方が良いのかなあと思い始めてきた
ただ、本質的に嫌いなのは仕方ないw
俺が来たのは佃煮名無しを叩いてる名無しさんが俺の自作自演だっていう事にされてたから。まあ、いいか。やめようスレ違いだし。
>>877 お前は感想書いてるんだなw どれだよ?w
自分は感想書かねえくせに個人的理由で言いがかりつけて参加者を貶めようとする鈴木は最低
>>880 お前のここでのレスを見たがろくな事書いてないな
もうスレから出て行けよ
何の権利があって追い出すんだ!
MCはアセンションだぞ!
>>882 このスレでは感想を書いて議論するのが最低限のルールだよ
荒らすなら来るな
みんな雑談スレにこいよ。あっちで今から俺が自演について書くから。
ウィキペディア見たら、独歩本人も月下で楽器を演奏していたんですね。
890 :
ご注意!:2011/08/01(月) 19:11:48.73
このスレでは、大筋で、固定ハンドルを付けて感想文を書いた人だけに他者を批判する権利を許します。
名無しや、感想文を書いていない固定ハンドルによる、他者への中傷は全て無効ということになります。
よろしくご検討お願いします。
間違いない!!
>>890 それだと、女難の時に私を愚弄した名無しや、私に自演のいちゃもんを付けている名無しはアウトということですね。
あと鈴木の中傷もアウトです。藁貸しさんみたいなまっとうな批判なら受け付けます。
「堕落論」読了しました。
「けれども私は偉大な破壊を愛していた。運命に従順な人間の姿は奇妙に美しいものである。」
この一文が強烈でした。災害を美しいと言い切ってしまえるセンスには脱帽です。
私は戦争経験はないけれど、3.11のショックをもろにかぶる地区に住んでいます。
幸い自宅を支えていた場所の岩盤は固く、家が被害を受ける事はありませんでしたが、
同じ町内でも、盛り土をした上に建てられた家々はことごとく地割れの影響で破壊されました。
水道が止まり、ガソリンと物資が不足して、遠くまで水を貰いに行ったり何時間もスーパーの前で並びました。
やっとガソリンが供給されるようになった後で、親類のいる地域に車で乗り付けたら、津波で全てが消えていました。
原発から近い地域では、牛や犬が野生化して、震災で死んだ人々の肉を貪っていたそうです。
そして、家を亡くした人たちは、期限付きで旅館やバラックに集められ、保障を求めながら必死に暮らしています。
私はそれらの光景をまのあたりにして、「美しい」とはとても思えなかったんですね。それは乾いた地獄でした。
だから安吾の一文は衝撃的でした。
うちひしがれて何もないところで何とかして生活を取り戻そうとする人たちに、「堕落せよ」とはとても言えません。
なぜこの「堕落論」が馬鹿売れしたのか、震災を経験してみるとどうも納得できないんですよね。
当時の人々が、戦後復興の中で「堕落論」を読み、何を思ったのかについて考えるとき、私は寒気を覚えます。
続堕落論は読まないの?佃煮ちゃん。
まあ機会があったらそのうち。
鈴木も感想を書いて下さいよ。今回の読書会のホストなんだから。
でも書かないかも知れないな。
えー。そりゃないですよ。がんばって書きましょうよ。
ああ?お前はすっこんでろよ!!
堕落論読了。
シニシズムに取り憑かれたまま終わったのが頂けないよ。
佃煮の人肉を食う話、僕はそれを美しいと思う気持ちもわからないではないんだ。
人為を蹂躙する圧倒的な不文律を目にしたときに己の矮小さを知るんだね。
「落ちきったところで自分自身を発見して救い出さなければいけない」
ここに限界を見た思い。
発見するのは無限の存在と純粋な意志。まぁそれを美しいと感じるかどうかはわからないけど。
うーん、だから鈴木に親父のちんちんしゃぶれって言ったんだけどなぁ。
堕落論は戦後の発表ですが、いくさの最なか帝都に居座り、無い酒を
さがして這いずり回ってた安吾が昭和十八年に発表した 「あきらめアネゴ」と
いう小文があります。岡本綺堂「相馬の金さん」にでてくる
「ナサケないことになつたネエ」
としか
云はぬ常盤津のおっ
匠さんと、日華事変後に
映画「モロッコ」の影響で続々と出現した、兵隊のあとを裸足で追いかけるような
娘どもについての随想です。
じつはわたくしこの文こそが、いはゆる無頼派の気分みたいなものを一番よく
表現してるのじゃないかしらと疑っています。
いくさの激情や感動というのは人の気持ちをしてなにやら崇高な
国家国民みたいなものに
向かわせる作用をしますが、
残念。いくさだっていつまでも続くわけではない。いつかは勝負が決まる。
理想の負けることもある。負けいくさをつきつけられて理想に殉ずる奴もいます
が現実のイキモノはそう簡単に死ぬわけにはいかぬ。最早理想では食えない。
堕落?ばかいっちゃいけないよ。
続読了。
天国への道筋という点で同感するけどアジくせえよこいつ。
おかげで主題が二転三転して四法印に救いを求めて終わりって・・・えええ?
うーん・・・うーん(笑)
フーッ!!!
堕落論、読みました。
希望の光を見た気がします。
天皇を本当に神として崇めていた戦時中とは一変、天皇は人であって、日本は事実上アメリカの統治下に。
そこに発刊された、政治的な理由により担ぎ出された天皇という論で始まる堕落論は、
当時の政治に従順だった人にとっては天地が覆ったような感じがし、
戦時中の政治に疑問を抱いていた人たちにはやっぱりという印象を与えたのではないでしょうか。
その上での、生きよ、堕ちよ。は、例えどんな状況下においても、堕落したとしても生きなさいという強いメッセージとして響く。
しかも、安吾は堕落するとこに重点を置いているわけではなく、堕落することによって自分自身の道を発見し救われると明日への指標を示しています。
信じてきたものが覆った人たちにとっては、希望の光に見えたのではないかと思います。
私は以上おおざっぱに捉えましたが、ところで、武士道や姪の自殺を肯定しつつも、ハラキリは嫌い。
しかし、最後には自分自身の武士道、自身の処女を刺殺する必要性を解く。
これは矛盾に見えたのですが、みなさんはどうでしたか。
私は、最後の自身自身のという部分は、例に過ぎず、他人の押し付けでない道を発見せよということとして読みました。
もちろん堕落せよは言葉は悪いかも知れませんが、そこが要旨ではないのだと思います。
続堕落論も読みました。
続を読むと、よりはっきりと安吾の言う堕落がわかる気がします。旧体制への反抗といったところでしょうか。
耐え忍ぶのが日本人の精神というところに、ギクリとしました。私自身がそうであるから。
家事を行うにしても、ついつい古いやり方(もちろん掃除機、洗濯機などは使いますが)でやってしまい、夫に指摘されることがしばしば。
日常でそうであるのだから、社会に対して堕落することの難しさが想像されます。
>>892 大変だったんですね。被災地は見ていないですが、一読しただけでもやはり、堕落せよとは言えない...
>>898 面白いですね!アセンションさんと同じ意見ですみません。
>>899 最後の2文がものすごくいいですね!あきらめアネゴ、機会があれば読んでみたいと思います。
追記。
各論そのものにそれほど意味は感じなかったよ
ある体制的な意味付け。それは天皇への敬意であったり農村称揚であったり・・・
ああ、もう各論忘れちまったよ。彼はそれを解体して脱構築していく。
それらの印象が絶対不変ではなく、有限のものであり、ある層による小賢しいナンセンスであるとバッサリ横断していく。
それは人為的に作られた”お約束”でありさえすれば何だっていいんだよ。
頽落した思考の果てに彼は無限を見るんだね。
無限というものは概念だよ。擬人化すれば神や悪魔になれるかもしれない。
無限は断絶されない。断絶されたなら無限ではないからね。
無限は変容しない。変容したのなら変容する直前で無限は断絶されるからね。
実存の全てを懸けて無限に対峙したのか、というと安吾はそれをしていない。
何故ならば、だ。彼が実存の全てを懸けたのなら堕落の果てに自分自身なんて見つかるわけがないんだ。
自分自身を喜捨しなければ堕落し切ったなんて言えるものかよ。
だから最後の最後まで彼は個としての命に執着する。曰く、少しずつ良くなれだの一歩ずつ進めだの。
有限の摂理を毀棄しながら実存の命が有限であることへの反論に無防備なまま四法印に救いを求めるって意味わかんないよ。
人類に限らず生命であればみんなそうだ。生命は生命を紡ぐことが出来る。
有限である筈の個が種という単位で見れば無限への挑戦に成り得るんだよ。
それは誇りというのだろうね。酷く中途半端な悟りに思えました。
>>909 あれ?むしろ、安吾は人間は無限の果てまで堕ちることはできないとして、その有限性を唱えて終わったような...。意味を取り違えてたらごめんなさい。
私も追記
堕落は体制の母体っていうの、が分かりやすくいいまとめだなって思いました。
彼の唱える有限性はあくまで個としての有限性だよ
故に「愚民どもは」(←本人は書いてないけどここ重要です)恣意的な、自慰的な、全体主義に糾合される業に敗北する事も已む無しとする。
しかし本来はそれではいけないという。
本能的経験は深い洞察によって打破されうるとして、個として自立した存在に成るべし、と説く。
しかしそれは僕に言わせれば享楽的な生き方に見える。
有限性という無慈悲な圧力で強迫された結果だから悲劇に酔うシニシズムに見える。
今気付いたけど、これ機動戦士ガンダム(1st)のニュータイプ論そのままですな。
>>677がまるまる帰ってきちゃう。はずかちー
>>911 >彼の唱える有限性はあくまで個としての有限性だよ
ほんとだ!よく読んだらその通りでした。私も恥ずかしい...ありがとうございます。
>今気付いたけど、これ機動戦士ガンダム(1st)のニュータイプ論そのままですな。
そうなんですか。全然知らなかったです。でも、ガンダムミュージアムは好きでしたよ
914 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/02(火) 22:19:32.27
へえ、小説書いたのか。俺も凡手ながら、アリの穴で祭りがあるので5枚ほど書き下ろしてみるか。
915 :
忍法帖【Lv=9,xxxP】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/03(水) 00:04:17.90
早速雑談スレ頼む。
坂口「堕落論」、随分前に読んだことはあったけど忘れていた。
この作品こそはマテが書いていたように、
これが書かれた1946年という時代を考える必要がある作品。
安吾は決して文章がうまいわけじゃない。
論の構成も整理されているとはいえない。
武士道や天皇制をテーマにしながらも、
たたみかけるようにして紡がれる言葉は断章的に散らばったままだし、
肝心の「堕落」という概念も曖昧に吐き出されているだけ。
敗戦によって見事に失われたこれまでの「土台」。
日本人は「底なし」の状態に落ちているはずなのに
それを意識しない日本人への安吾の絶望と苛立ちを感じるな。
終戦ではなく、敗戦。
おそらく安吾が「堕落せよ」というのは、
敗戦後の「底なし」を意識せよ、ということじゃないだろうか?
この「堕落せよ」はニヒリズムの徹底を謳ったニーチェに近い。
そしてこれまたニーチェが「無垢」を謳ったように、
安吾は堕落の後にこそ本来の姿で現われるであろう無垢に希望を見出してるようだ。
たとえばこんなふうに。
「爆撃直後の罹災者達の行進は虚脱や放心と種類の違った
驚くべき充満と重量をもつ無心であり、素直な運命の子供であった。
笑っているのは常に十五六、十六七の娘達であった。
彼女達の笑顔は爽やかだった。」
アセンション、まだ書くの−? 俺もこれから感想投下するんだけど。
とりあえずこれくらいにしとくw バトンタッチ。
あいよー、ではではいきますか。
今回のお題は「堕落論」だね。
戦後のおいて広く社会に衝撃を与えた特権的テキストとして、つとに
有名なものであるね。
最近では、震災後の社会の指針として、石原が「堕落論」をひきあいに
だした、「新・堕落論」というのを書いていた。 そのまえでは、文芸
批評家、柄谷行人が戦後文学における安吾の評価を特権レベルまで高めようと
試みしたりしてたな。
柄谷は、安吾が「堕落論」でつかった「堕落」という言葉を、風俗から
切り離して、哲学的に解釈しようとしていたな。わざわざ、ハイデッガーまで
もちだしてね。ハイデッガーの「頽落」と安吾の「堕落」を対照させて
両者の方向が正反対であると注意をうながしていたね。安吾の「堕落」を
哲学的概念として解釈する試みは面白いものだと思ったが、そのために
なにも「堕落」の社会風俗的意味合いを切り捨てるポーズとる必要はないと
おもった。社会風俗的意味合いを拒否するのは、むしろ「堕落」の内包する
意味を痩せさせるだけではないかと、柄谷の論を読んで疑問に思ったり。
「日本文化私感」における有名な一節、「法隆寺も平等院も焼けてしまって
一向に困らぬ。必要ならば、法隆寺をとりこわして停車場をつくるがいい。」
という一節を評して、柄谷は「日本列島改造」にいたるまでの過程を予告したものと
いうひとつの解釈をほどこし、しかるのちに安吾がいうことの本質は、実は
美的な問題なのだといって、「過程」について深入りすることを避ける。
さりながら、俺としては列島改造も高度成長もバブル経済もすべて「堕落」の過程で
あるとみなせるかどうか、堕落せる時空間にたゆたいつつ、検証する過程を
楽しみたいものだ。
ところで、「堕落論」の最初のほうに、小林秀雄からの引用が一節あるね。
「小林秀雄は政治家のタイプを、独創をもたずただ管理し支配する人種と称しているが」
これはどこからの引用かと最初訝ったが、どうも小林を囲んだ座談会「コメディ・リテレール」
からの引用のようだ。安吾は戦後の小林の発言、発表にずっと着目していて、「教祖の文学」が
その代表的なものだけれど、この「堕落論」も、小林への反発が書かせた文のように見えるね
俺にはw 小林は上記の政治についての命題を、さらに深化させて、「政治と文学」という
作品にしあげるんだが、その中心的なテーマは、「運命」について、なんだね。
「堕落論」でも、運命についての言及はあるが、それはこんな感じ。
>あの偉大な破壊の下では、運命はあったが、堕落はなかった。
ここで、「運命」と「堕落」は対立概念として、とらえられているね。
小林が戦後の発言で、「運命」をもちだしたのにたいし、安吾は「運命」の対立物たる
「堕落」をもちだして、小林を止揚しようとしたと、俺はこんな風に今は「堕落論」を
解釈してます。
ふむ、読みごたえありますな。
俺も読み返そうかなあ堕落論
ムーは感想書いてたっけ? 書いてないなら、書いてみょーん。
エヌが3レスも使うのは珍しいねw
堕落論と柄谷、堕落論と小林って書いてたら、いつもより長くなったね。
>>898 う〜ん、災害の甚大さに己の矮小さを見よ、ですか・・・なんかよくわかりません。
想像はたしかにつきますが、実感がともないません。
911があったとき、ビル爆破のスクープ写真を持って来て「かっこいいよね!」と言った同僚を睨んだ事があります。
「堕落論」、「続堕落論」読みました。
二つ感じたことがあった。
一つは表層的で些末なことかもしれない。
でも書く。
とりあえずこのレスでは一つめについて。
それというのは「続」についてなんだが、農村の耐乏生活は原始的だとして、「必要は発明の母」に代表される発展の精神こそが進歩だとする箇所。
これは短絡的だと断じざるを得ない。
それにこの部分、表現が(私は嫌いではないが)いささか無学で無教養であるように思われる。
例えば「馬鹿げきっている」などと感情的な言葉で頭ごなしに否定してかかるのは、「堕落論」とは違う筆者なのではないかと見紛うほど。
どうして短絡的だと思うかというと、安吾は発展の先にあるものを想定していない。
終戦直後の時を生きた人であるからしょうがないかもしれないが、発展を突き詰めていった先には真の幸せがないことを知らないのかもしれない。
発展の極致にある悲しみを知らないでいるのだ。
耐乏は悪だと独りよがりに結論しているところに、私は違和感を感じた。
「堕落論」、「続堕落論」の主意はここにはないと思うから、これは些末な問題なんだけれど、一応書いておく。
堕落論久しぶりに読んだ。
おそらく「堕落」という言葉が当時も今も誤読を呼んでいるのではないかと思う。
落ちるとはつまり重力という自然の趨勢に逆らわない、流れに任せるということであるが、
安吾のいう「堕落」とは、単に戦争未亡人がパンパンになり、復員兵が闇屋を開業するといった「マス」的な現象とは、実はあまり関わりを持たない概念だと思う。
安吾自身も続堕落論で書いているように「堕落」とは常に孤独なものであって、
それは地獄行きへの「意志」であり、またそれは、「二十の処女をわざわざ六十の老醜の姿の上で常に見つめなければならぬのか」という、そうした地獄への「認識」の別名でもある。
安吾は最後に取って付けたように「堕ちきる道を堕ちきることによって、自分自身を発見し、救わなければならない」などと書いているが、これは安吾お得意のリップサービスに過ぎないので騙されてはいけない。
安吾自身が堕落という「意志」と「認識」の人であったが、彼は別にその先に救いなど求めていなかった。なぜなら地獄の「認識」こそが救いなのであり「救いがないことが救い」だからだ。
なんという厳しい「救い」か。騙されてはならない。これは安吾の徹頭徹尾個人的なマニフェストなのだ。
二つ目について。
これはこの文章の根幹をなす「堕落せよ」に関すること。
私は「堕落論」のこの部分を読んで、図らずも太宰の「トカトントン」を想起した。
「トカトントン」も「堕落論」と同じく終戦直後に書かれたものである。
そして敗戦による無力感に苛まれる日本国民を、堕ちるところまで堕ちろと唆す(私はそう読んだ)。
恥も外聞も、世間も政治も忘れて真に純粋になって生きろ、と。
これはまさに「堕落論」の主題なのではあるまいか。
逆に「堕落論」は、太宰の導かんとする先がどうして堕落なのかいまいち飲み込めなかった私に、解釈を与えてくれた。
「堕落論」の選者様には感謝しております。
因みに私は先程のレスで、「堕落論」、「続堕落論」の結論に疑いを呈しているわけではないことを断っておく。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/2285_15077.html 太宰治「トカトントン」
お暇だったらお読みください。
ちなみに女難は携帯だと途中までしか表示されないので感想書けない。
どんぐりはさすがにタイミングのがしたな。
明日「血盃異聞」最後まで行き着きたいところ(別スレですが)
俺も
>>921で「日本文化私感」とか書いてるけど、これは打ち間違いね。
正しくは「日本文化私観」でした。
934 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 08:02:28.40
安吾の「堕ちる」は「負ける」、あるいは「戦争に負ける」と
同義と見て良いだろう。安吾の「負けたから堕ちるのではない
のだ。」というのは、敗者は絶対的に堕落者なのだ、という
思いからだろう。
「だが、人間は永遠に堕ち続けることはできない。」も、そこから
来てる。
なるほどー。
私は「先ず裸となり、とらわれたるタブーをすて、己れの真実の声をもとめよ。」に注目して、
堕落は旧体制からの解脱と読みましたが、
いろいろな読があるんですね。
「堕落」は確かに誤読を呼ぶ語だと思いますが、冒頭の天皇制に関する論とあいまって、戦後とはいえ当時は衝撃的だったのだろうなー。
要旨ではないけれど、「六十の老醜」って言い方嫌だなと思いました。
先日祖母が他界したのですが、それはそれは美しかった。老いるに従って、人間はかようにも美しくなれるのだと感動したばかりだったから。
祖母のように、いい人生を顔に刻んでいきたいです。
937 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 09:00:13.10
堕落をポジティブに捉えるのも誤読も人の好きずきだなw
938 :
森ノ内さかな ◆hRJ9Ya./t. :2011/08/03(水) 09:05:44.44
坂口安吾は最晩年に至るまでマーヤーのヴェールを見透かすに至らなかった。ふつうの人間……常識人としての限界。
然し、彼は自分なりのものの見方から、世界そのものを読み取っている、天才の域にさえ達している。
現実を読み取れていない波に砕ける群衆とは一線を画す価値がある。時代を越えて評価に値する一騎当千の存在。
では
>>937 確かに。精神に疾患のある友人が絶賛していたから、私は文字通り堕落について書かれているのだと思って今まで読んできませんでした。
多義的に楽しく読めるのは優れた作品である証拠だと思います。
うずうず。コテつけたくないよう。
>>940 あ、もしかして私がテキトーなこと言ったから反論かな?申し訳ない。そして聞いてみたい。
批判と反論は違うからhn無しでもいい気がしますが、板運営的にどうなんだろう...
違ったらそれはそれでまたはずかしーなぁ。なんにせよ、読書会だけ固定付けたらどうかな?
>>940 感想書き込むだけなら名無しでもOKだよ。
書き忘れてた。
>>890さんきゅ。
>>890を若干修正しとくと、
*自分の感想の書き込みは名無しでもOK。
*感想文を書いた参加者のみ他者へレス(批判含む)できるが、
その場合、名無しの人は自分のレス番号を名前にする。
*他者批判の場合もできるだけ人格攻撃にならないように。
という感じかな。
堕落論と続堕落論読みました。やはり、ここには安吾の愛が詰まっていると感じました。
感想を書く上で誰かの感想を下敷きにしようと思います。いや全レスにしようかやってみるかなあ。うーん。
>>892 戦争中、全ては美しかったって安吾は書いてるよね。でもそれは空疎な美しさだとも書いてるよ。
>>898 シニシズムじゃないと思うんだな。むしろ逆だね。安吾は敗戦後の日本人の運命を全肯定して見せたと思うんだ。
>>899 そうだね、安吾は「私は堕落せよと言うが、現実はあべこべであって」って言ってますよ。
安吾はここで語られてるような理想が「堕落」であるとは全く考えてなかったと思う。
むしろ堕落という言葉の意味を変えてしまったというのが正確なのかな。
>>902 確かにアジテーションという要素はあるよ。それも含めて美しいよ。
>>905 全くあなたの言う通り。安吾の「堕ちよ、
生きよ」という言葉は、堕落と生という概念を結びつけたんだと思います。
それまでは「生きて虜囚の辱めを受けるなかれ」という考え方で、堕落するくらいなら死を選ぶのが正しいとされていた。
そうじゃないというのが安吾の主張なんですね、堕落する事が生きる事だ、という考え方で戦後の日本人を救おうとした。
あと、安吾は武士道や姪の自殺を本当に肯定したわけではないと思います。
それは確かに美しいが、それは空虚な美しさだと安吾は思っていたと思う。
>>907 旧体制への反抗って言うと「アプレゲール」とか「太陽族」みたいな軽薄なバカみたいでやだなーw
>>909 小林秀雄との対談を引用します。
坂口 僕はね、人間の世界というものは自由な世界じゃないと思うんだ。ほんとうの自由ということは、自由をどう料理するかというようなものじゃない(中略)
自由を与えられれば与えられるほど生きるのはつらいんだよ。縛られれば縛られるほど生きるのはやさしいんだよ。(後略)
反論というような事はねえ・・・
仮にそいつを斬りつけたところで何がどうなるもんでもなし。
>>927 うーん、少し違いますな。
災害が甚大である。うん、甚大な災害というもの、その破壊そのものが美しいのかというとちょっと論点違いますな。
人為的なもの、享受してきた文明やお約束ごと、
ゴミの日が月木で集積場がココとココって決まってるようなお約束ごと、
それらが甚大な災害によって失せてしまっても弱肉強食の摂理は失せないということ。
美しいのは人肉を貪る動物を指して・・・あー、より厳密に言えばその行為を導く(摂理を摂理として成り立たせる)アプリオリなもの。
あらゆる選択可能性が失せて導かれた純然たる意志による最適解。
まあ放射能の影響がどんなもんか知りませんが
野生化しても草食動物は人肉食わねーだろ、とは思うけど
それが犬や牛であったとしてもですよ、齢16,17の娘たちでなかったとしてもですよ、
生存への本能に突き動かされるという意味で共通しているんじゃないのか、って事ですよ。
生存への欲求?もっと根源的なものに突き動かされてるから欲求という語彙はふさわしくないかもしれないけど、
その不文律は目にしてもね、つまり、発露する”運命を全うする姿”こそが美しいと知りながら、
それでも20の美女を求めてしまう人情というものを否定出来ない不徹底さがある。
僕が安吾を批難するのは彼の(人間、或いは世界に対する)洞察が不徹底であるからではないんです。
その不文律は洞察によって発見したんですよ?世界を覆う不変の真理がある事を突き止めた。
そしてそれを咀嚼する。すると何よりも自由である筈の思考で、場が無限という概念に囚われてしまう。
そこで実存の全てを懸けてそいつに対峙しなかった事の不徹底さを批難しているのです。
理知の鎧を手放さずに天国に行こうとした強欲に腹が立つの。
>>945 鈴木くん、君それが引用出来るなら見えているだろう。
彼は20歳の美女を美しいと思っていたのではない。嫉妬していたんだという事。
それが我執でないなら何だと思う?
>>910 そうですね、それほど人間の精神は強くないと言ってますね。「堕落は体制の母」っていうのは…?
>>911 よくわからない!!そんな事書いてるか?安吾は
>>916 それは違うよな。日本人は底なしの状態になってみんな絶望していたんだよ。彼らを救おうとしたんだと思うな安吾は。
>>917 それは納得出来るな。堕落ってのは「運命愛」に通じるね。
>>920 その柄谷批判はいいなあ。そこをもっと深化させたものを読んでみたい!!
>>922 Nさんなら小林秀雄に言及してくれると思ってたよ。俺もそう思う。
「政治と文学」と「堕落論」は出版時期はどちらが早いんですか?
>>927 災害の甚大さに己の矮小さを見よ??すみません僕も全然わかりません。
>>928 それはさ、時代背景を見ないといけないんだと思いますよ。
でも現代のエコブームとか節電運動とか節約生活番組とか見てると、日本人って本当に耐乏が好きなんだなあって思いますね。
慧眼だ安吾!と思わない?確かにバブル期の下らない世相(知りませんけど)が周りにあるなら、安吾現代に通用しねえな、
って思うかも知れないけど、2011年現在はどうですかね?なんか節電家族とかさあ、だったら狭い家に住めよ!と思う。
すいません支離滅裂で。
>>929 面白いです。ほとんど同意。上で「享楽的だ」って批判があったけど、違うんだ。安吾は「堕ちきる道を堕ちきる」事が容易い道だとは決して思ってない。
948 :
吾輩は名無しである:2011/08/03(水) 16:47:29.77
敗者はすなわち堕落者である、だけどそれで良いではないか、
という安吾流の敗北主義的平和論だよ。
>>930 いやいや、疑問を持ってもいいんですよ。安吾はこう言っています。「僕は小林秀雄を尊敬している。尊敬するとは争う事です」と。
「トカトントン」面白そうですね。どれくらいの長さかわからないけど、次のテキストにしてもいいのでは?
>>946 >鈴木くん、君それが引用出来るなら見えているだろう。
>彼は20歳の美女を美しいと思っていたのではない。嫉妬していたんだという事。
>それが我執でないなら何だと思う?
どういう意味ですか!?
>>945 鈴木さん、なんでいつも感想書かないんですか!もったいない!!
>あと、安吾は武士道や姪の自殺を本当に肯定したわけではないと思います。
>それは確かに美しいが、それは空虚な美しさだと安吾は思っていたと思う。
回答ありがとうございます。そうですよね、自分も醜く生きのびるだろうって書いてましたものね。
>自由を与えられれば与えられるほど生きるのはつらいんだよ。縛られれば縛られるほど生きるのはやさしいんだよ。
よく分かります。学生時代や、無職期間より、働いていたり子育てしている方が生きやすい。自己像が外部で結ばれているから、それに沿っていればいいのですから。不自由の中にあるたまの自由の素晴らしいこと。
大変だったー時間かかった。やっぱり長文をiPhoneで書くのは無理があるな。でもパソコンの忍法帖がダメで書けないんだもん。
トカトントンやるんなら走れメロスも一緒に採り上げて欲しいよ。
”トカトントン”と”静流の水”、あれマグナの言う文学的機械とやらで言うと全く同じものだと思うけど
両者の違いが僕には解剖して言葉に表わせなかった。
鈴木さんに乗っかっちゃって悪いけれど、新参者で反論しにくかったと思って許して下さい。
私も実は
>>919はよくわからなかった。
ムーさんのにはほぼ同意でした。救いがないという部分以外は。
トカトントン次回テキスト賛成!!
>>950 今回は発案者なんで頑張ってみました。好きな作品ですしね。
>回答ありがとうございます。そうですよね、自分も醜く生きのびるだろうって書いてましたものね。
引用しようと思って該当箇所を探したんですが、見つかりませんでした申し訳ありません。
>よく分かります。学生時代や、無職期間より、働いていたり子育てしている方が生きやすい。自己像が外部で結ばれているから、それに沿っていればいいのですから。不自由の中にあるたまの自由の素晴らしいこと。
いや、自分に当てはめてみるとまた違ってきてしまいます俺の場合w
今回は自分が安吾になったつもりで読みました。
昔仲良かった友人も安吾がすきだったなぁ。ちょっと時間ないので、読めなかったレス読んで後でまた書きます。面白そうなのがあったので。みんなと生活時間帯が違うから淋しいなー
>>947 間違えた。堕落は体制の母体でした。続堕落論の最後です。分かりやすくていいなと思いました。
>>954 私も引用しようと思ったのですが、すぐに見つからなかった。
働いたりしてると楽ですが、常にライムライトを思っていました。その点、育児はいいです。
>>958 読み直してみます。読書会はこういう発見が出来ていいものですね。
>>959 ですよね!私は毎回鈴木さんの感想も読みたいな〜
できる限り(笑)
962 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 14:39:58.61
初めはまたどうせ駄目だろと思って見てたけど、
ずっと良い感じの流れで続いてるねこのスレ。
鈴木はもっと命絞れ
今回は頑張ったでしょ。
マジかよ
じゃあ俺もそれぐらいでいこ
966 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 14:59:19.18
鈴木も大人になったなあ。
おお、弁解しとくけど批判じゃねえぞ
内省だ。
全力投球し過ぎて暴投しとるらしい
私は「堕落」について(おそらくニッパ椰子氏同様)退廃的生活を送ることだと考えたね。
まるで、太宰の実生活のように。
退廃した闇の中で生きる「べラボーなオプチミスト」たれ!
それがこの文章の主脳ではないかと。
「トカトントン」をみんなで読むことができるのなら、こんなに面白いことはないのだけれど。
「堕落」が退廃的生活を送る事だとはニッパさんは言ってなくない?
970 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 20:34:17.27
>>957 殺すぞこら、このぼけが。
お前がサーバーを落としたんだろうが。
殺すぞこら。
まあそうだけど、そんなに怒るなよ。
972 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 20:37:03.50
シャブニートはwを付けてレスをするな
975 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 20:43:02.80
アセンショ〜ン
977 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/04(木) 21:17:41.87
雑談スレでやるのはまずい。
アセンションプリーズ!!
鈴木が荒らしを全部雑談スレに誘導するからあのスレが隔離病棟になったのか
マジアホだな
雑談スレはそういうもんなんだよ!
981 :
忍法帖【Lv=10,xxxPT】 マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/08/04(木) 21:25:50.30
アンカーミスったー
鈴木のホストぶりをしばらく見物してたんだが、
全レスが限界だったかw
>>968 分量的にもちょうどいいから、「トカトントン」いいんじゃないかな。
安吾から太宰への流れも悪くないし、堕落論とも執筆時期が近いしね。
>>968 >>969 そうですね。鈴木さんのおっしゃる通り、私の読みとしては安吾の言う堕落は退廃的じゃないんですよね。どんなに醜い状況下でも、生きなさい、って感じかな。
トカトントンのラストは似てるけれど(もしかしたら次のお題かもなので詳しく書きませんね。お題にならなかったら、また話しましょう〜)、見ている方向が違うように感じました。安吾は陽を、太宰は陰を。あと、太宰治の書いているのはより個人的な問題である気がします。
なんにせよ、堕落論とトカトントンはいい具合に共通点があってすごく面白いですね!紹介ありがとうございます。
わーい、トカトントン♫
987 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 21:43:53.02
>982
鈴木んちにゴミ捨てて逃げてきた
鈴木んちの家の鍵穴にガム詰めといた
すっとした
989 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 21:47:59.29
>>985 阿呆かお前はw
退廃的じゃない、そんな中途半端な安吾があるかw
安吾は退廃だと考えてないでしょ。
>>981 さんきゅー!
まあ鈴木はよく頑張ったよ。その蛮勇を讃えた上で、苦言を2つ。
1、他人へのレスで自分の感想を述べることはちょっと際どいとこだな。
まず自分のカードを差し出してから、相手のカードにぶつけないと。
2、
>>957のような雑談スレ風のレスはするべきじゃないw
992 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 21:52:07.49
>>990 お前の文章は無視な。
日本語として意味が明確じゃないから。
堕落論ちゃんと読めばわかるよ。
>>989 >>990 いえ、安吾は退廃的とは言ってないですよ。「堕ちよ、生きよ」と言っています。退廃的だともっと衰えるような意味合いになってくるのではないでしょうか。
989の反論は短かすぎて、意味が明確ではないのでこれ位しか言いようがありませんが。
私はほぼ、鈴木さんと同じ読みですよ。
995 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 22:01:44.88
>>993 意見もない癖に、お前、殺してやろうかw
安吾が語る「堕落」は明確さに欠いてると俺は思うよ。
安吾自身の中で方向性が定まっていない、というか、
日本が抱えるジレンマが安吾の中にも分裂したままある感じだな。
それについては新スレでまたゆっくりやろうか。
いや、安吾の中には明確にあるけど、それに「堕落」という言葉をあてはめただけだと思うな〜
まだ続くのか・・・
コテ付ける。
>>967以降俺は書いてないからな。
999 :
吾輩は名無しである:2011/08/04(木) 22:05:04.09
>>994 >>いえ、安吾は退廃的とは言ってないですよ。
日本語として意味が明確じゃないよな。
このスレも3まで行ったのかすげえなあ
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。