ある日公威は威一郎を連れてデパートに参りましたが、何か玩具のことで親子喧嘩したと見え、そのとき
「お父様なんか死んでしまえ」と言われたようです。真顔で悲しそうに私に訴えに参りました。そのときの
公威の心境が今日になってよく判ります。
ある日私があるお客様にお目にかかったときのことです。「三島さんという方は不思議と決して他人に御家族のことを
一言もおっしゃいませんでした。それなのに二、三日前用談の途中で唐突に、僕は威一郎が 可愛くて可愛くて
どうにも仕方ない、本当に可愛いんだ、と二、三度同じことをくり返されるのです。こっちはちょっと面喰いましたが、
そのまま用談に戻りました」というお話でした。
公威は物差しやハタキのような長いものを持ってこれを振り回すのがとても好きでした。無意識にもウップン晴らしの
意味でございましたろうか。これらはやがて危ないというので、母(三島の祖母)に没収されてしまいました。
公威はこんなときでも、決して反抗はいたさず、だまって素直に従ってくれて、かえって可哀想になりました。
公威は五歳のときのお正月に、はじめて自家中毒という病気にかかり、もう駄目だという危篤の状態になりました。
親戚も多数集まりました。私はお棺に入れてやる着物や玩具を持って来てソッと裾のところに取揃えました。
そこへちょうど千葉医大の部長をしておりました私の兄が来てくれまして、しばらく見守っておりましたが
「あっ、小便が出た、助かるかも知らんぜ」と申し、それから間もなくまた大量のお小水が出ましたら、兄は
「もう大丈夫」と大声で言いました。ああこの時のうれしさ、まるで夢のような心地とはこのことを申すので
ございましょう。
平岡倭文重
平岡梓「伜・三島由紀夫」より
初等科時代、公威は肺門淋巴腺(りんぱせん)にかかりました。この病気は身体がとてもだるくなるものですから、
教室では姿勢も悪く、先生には叱られ通しだったようです。しかも自分のうしろの席には級中きっての悪童が
ひかえていて、その煽動でのべつ幕無しに二人でいたずらをするので、二人とも教壇の前に立たされ、おでこと
おでこを鉢合せさせられるという、そうとう重い体罰をいくどか受けました。
中等科では剣道や乗馬は正課でしたが、公威は両方とも好きで、特に剣道を大変好みました。寒稽古のときは
五時ごろ自分で飛び起きて、嬉々として出かけて参りまして、稽古の後学校が出してくれる味噌汁がうまくて
うまくてたまらない、お母様にも一度飲ませたいと私に何度も報告しておりました。
公威は幼少のころから日本古来のしきたり、行事というようなものがとても好きで、またこれらを大事にいたしました。
母の躾けのせいもありましたろうが、神社の前などに参りますと、どんな小さな祠でも何びとの指図も受けず、
自らすすんで必ず丁寧に参拝し、お辞儀をしないで通りすぎるというようなことはありませんでした。
これは子供の時代ばかりでなく、ずっと大人になってからも続きました。毎年の豆撒きの時など、先頭に立ち、
孫達はすぐ飽きてしまって逃げ出すのですが、公威は一人になっても物凄い大きな声で、「鬼は外、福は内」と
どなりながら豆を撒き、それから家族中に各自の年より一つ多い数の豆をひろわせて十円玉と一緒に包ませ、
自分みずから近所の四つ角まで持って参り、帰りには掟な従い決して振り返らないという調子で、これには
親の私もついていけなかったものです。この念には念の入った信心振りは死ぬまでやめませんでした。
平岡倭文重
平岡梓「伜・三島由紀夫」より
二十年三月の大空襲のとき、公威は学徒動員で座間の海軍の工場に泊り込みで参っておりましたが、いそいで
帰宅して来ました。向うから眺めると、東京の空が真赤に染まっており、これでは東京は必ず全滅してしまって
いると思い、ずいぶん無理をして、やっと駆けつけて来たとのことでした。家族一同で無事を喜び合い、公威は
今後の打合わせをしたり何くれと手伝いをしてまた座間に戻って行きました。ただこれだけの話ですが、公威が
防空壕の入口のところで私が頸に巻きつけていたショールをとって巻き直してくれたり、そして何だか忘れましたが、
小さいものの包みを差出して、お母さま、これをあげましょう、と言ってくれたことを覚えています。多分
ビスケットともおせんべいともつかぬ変てこなものだったと思います。空襲が終ると、「みんな頑張ってよ」と
手を振りながらまた戻って行ったのでしたが、そのうしろ姿を、私は、なんでこんなにまで私に親孝行して
くれるのだろうと、ありがたくてありがたくて、涙ながらにしばらくたたずんで見送った記憶があります。
また工廠には台湾人の少年が大勢働かされていて、自分はその世話をする係だが、例外なしにみんな実に
かわいい子ばかりで、自分にもなついてくれたけど、食べ盛りの彼らのこととてたいてい栄養失調で、ことに
脂肪に飢えていて、僕らだったら腹をこわすようなものでも、油と名のつくようなものならどんなものでも
飛びついて舐め、しかもその後もケロリとしているのには、かわいそうにも思い感心もした、といっておりました。
一方、上官たちの部屋を覗くと、相当の御馳走が十分食卓に並べてあって、上官たちはこれを談笑しながら
食べていたそうです。彼らと台湾少年とを想いくらべると、義憤というか悲憤というか、上官たちの部屋に行き、
「貴様らそれでも人間か」とどなりつけたい衝動に駈られたと、相当興奮した口調で話をしておりました。
平岡倭文重
平岡梓「伜・三島由紀夫」より
終戦前のことですが、荷物の疎開でズック袋やトランクをいくつも荷造りしましたが、そのときも公威は、
荷造りの手伝いをしたり、それぞれの荷物の中身を克明に手帳に記入してくれたり、自動車で運びにくい品物は
大八車を借りて来て弟妹と三人で運んでくれました。その途中で警報が鳴り、急いで物陰に身をひそめはしたものの、
後で悪路のために思うように車が進まないで、苦心を重ねて真暗になってからやっと弟妹と三人で帰宅して参りました。
また主人と一緒にお薯(いも)や野菜を仕入れに埼玉方面まで参り、帰途はその運送人にさせられたり、公威は
つねに先頭になっていやな仕事を引き受けて、ずいぶんこの弱い私を助けはげまし、一家の心の支柱となって
くれました。
中等科の終りごろから学校の軍事訓練がだんだんさかんになり、富士の裾野を重い背嚢(はいのう)と銃を
かついで一晩中行軍させられ、落伍者も出るくらいでしたが、ふだん弱い弱いと言われていた公威は落伍もせず、
教官に、精神力が強い根性がある、と賞められたと自慢しておりました。
平岡倭文重
平岡梓「伜・三島由紀夫」より
必死に公威をかばう哀れなママと
変人パパでした
きもっ
威一郎よ
三島がおかあたま、おとうたまに宛てた
遺書を公開せよ
キリーロフ的超人バカ
高橋和巳「自殺の形而上学」
きもいなぁ
「俺はミスター腹筋というのだ」というひと言に全てが修練されている三島は、
ズタブローギンやキリーロフなどにはまったく似ていません。
>>997 >いや、三島が人にとても気をつかう人で、対談も充実したものになるように相手の興味にある程度合わせている態度は、
>対談した人々が証言してますからね。
ノーベル賞をもらえると思い込んではしゃぎまわり、人騒がせな記者会見まで開いた迷惑者が、
どうして人に気をつかう人なんですか?
>>998 >虚無主義が何もしない主義・・・ではないんだわ。
>全てのモノや人に価値を見いだせなくなる。自分自身も含めてね。
自殺にすら価値を置かないのがニヒリズムです。
>>10 記者会見は三島が要請したものじゃないよ。三島はもっと前から川端康成が取ることを知っていたから。
あなたは本当にろくに知りもしないんですね。
>>11 チワワさんの論法はいつもこうなんです。
「あなたは三島を美化しない。だからあなたは三島の事をよく知らない。」
中立性に欠けています。これじゃ説得力がありませんよ。
チワワさんをからかってやろうとする人が次々に現れるのはそのためでしょう。
>>10 三島がどうこう以前にあなたの物事の規定の仕方がなんか幼稚くさいね。
ほらそうやって不利になると論点をぼかすでしょう。
ミスター腹筋とスタブローギンが似ていないという話をしてるんですよ。
>>12 いや、美化とか貶し以前に、あなたの情報自体が間違いだから指摘したまで。
美化してなくても、それなりにちゃんと論じてる人には私は反発してませんし。
>まあ、三島も戦後の日本社会と対決しつづけてズタボロになったとは
>いえるかもなー。
今の日本を見ても分かるが、文化のみならず精神的な腐敗がすさまじい。
もはや末期症状だ。
いっそ日本という国が初めから存在しなかったかのように
消し去りたいぐらいに。
>んで、キリーロフの自殺は自らの思想の証明であるんだが
>キリーロフと三島が似ているなら、三島の自死も何かの証明かもしらんね。
その通りだろうな。
彼は日本文化や精神、文化や思想というものを証明した。
>>14 私にはそんなのはどうでもいい話だけど、あなたの言ってる三島の情報が間違いだと指摘したまでのこと。
>>15 じゃあ出典を明示してください。
ノーベル賞選考に関して三島がどういう態度をとったのかを書いた、商業的に流通している著書を挙げて下さい。
>>18 三島がノーベル賞の件で追いかけられるのを避けていたことは、徳岡孝夫の本にあります。
でも三島は気をつかうサービス精神の固まりみたいな人だから、すでに自分が貰えないとわかってた嫌な記者会見も受けたわけです。
他にも、事前に川端康成が取ることを三島が知ってた話は瀬戸内が書いてますよ。
20 :
吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 22:42:48
三島がノーベル取ると、いろいろ戦後統治に不都合な事にもなるから
アメリカが意図的に委員会に手を回して政治的な配慮から
三島ではなく川端に変更させたみたいなことは無いのだろうか?
ノーベルとってあの事件で自害していたらまた違ったのかもな。
>>15 てかね、三島は、滑稽と自虐を
自死に押し込むのを忘れていないのだよ
この点を見逃して矢鱈美化に走る輩は信者足る資格がないのだ
うっヤバ・・・チョト本気出してしもた
>>19 その部分をコピペしてくださいよ。それぐらいお手の物でしょう。
そもそも前提からして間違っているんですよね。
「鉢の木会」から俗物扱いされた三島、自らも「自分は俗物だ」とコメントし自分の戦後の日本の状況にに流されまくっていた三島が、
つねに絶対神と対峙しつづけ、内的葛藤は内に秘めたまま周囲を翻弄し、自身の哲学を全うするために命を絶ったスタブローギンと似ているんですか?
>>20 三島の受賞を阻んで、川端を推した審査員が怪しい人なんだよ。
反対した理由が「三島は全学連の仲間の極左だから」だって。何か反対するのが先にありきだったのが見え見え。
もう相手は黙っちゃってるからそれ以上凹まさないでくださいよ佃煮さん
キチガイ梓が川端に、倅が取っていたら自殺しなかったと手紙かいてんだよ。
>>22 人に頼らずに本を全部読みなよ。
そんな態度だからダメなんだよ、あんたは。
27 :
吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 22:54:27
>>23 うわっなんだ、やっぱりそう言うのがあったわけかw
アメリカかロシアの手先か知らんけどさ。
>>24 わかりました。
私の中の三島とはあの映画「黒蜥蜴」で醜態を演じた三島、
そのイメージがばっちり焼き付いていて、どうにもそれを払拭できないんですよね。
>>26 そうですか。出典がないんですね。わかりました。さようなら。
>>25 取ってたら、もっと大胆な計画でやってた可能性もあると思う。
>>23 それは俗説
単に若すぎるという理由を或る委員が比喩的に述べただけです
そろそろチワワにかわって擁護しようw
31 :
吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 23:04:50
三島ならノーベル賞を一蹴してそうで。
32 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/21(金) 23:10:32
化ラマに続き悪霊でも阿呆は藁貸し増すねぇ〜(笑)少しどころでは無い〜(笑)
991 :佃煮マニア:2011/01/21(金) 21:15:06
>>990 ニヒリズムとはかんたんに言うとなにもしない主義ですから、
観衆を集めて日和った演説をし、わざわざマスコミに話題をふったうえで
滑稽なパフォーマンスとしての自殺なんていうわざとらしい事はしません。
998 :吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 21:59:35
>>991 虚無主義が何もしない主義・・・ではないんだわ。
全てのモノや人に価値を見いだせなくなる。自分自身も含めてね。
999 :吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 22:01:29
佃煮マニアは少し足りない子
33 :
吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 23:13:11
佃煮さんっていっつもこんな感じの人なんだ?
佃煮マニア>>>>>>>>>>藁か死(ゴミ)
35 :
吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 23:15:04
36 :
吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 23:17:18
佃煮は何?左翼系?悪いんだけど、もう少しマシな子いるでしょ?チェンジお願いします。
アレじゃ左翼がバカだと思われる。
まあ佃煮の三島批判は的を射たものではある
たしかに三島は俗物
チワワが狂信者で三島を美化しすぎてるから佃煮がまともに見える
(o`.´o) ←ゴミクズwww
藁貸しは綿矢りさのサイン会にでもならんでろよ
くっさいチ○ポを増長させて
(o`.´o) ←ドクズwww
「三島嫌いはぜんぶ左翼」という2ちゃん脳は救いがたいな
異常に毛深い。
これ当人にはきついもんがあるんだぜ。
あまり語られないけど。
しかも貧弱。
おまけに、並外れたチビなのに、顔の長さはG・馬場並み。ほぼ三頭身。
これで生きていけっていうのは相当酷だろ。
超のつく運動オンチが何で俄然体鍛え出したかって言うと、切腹するための技量を身につける前に、毛だらけの体も筋骨隆々になれば、見栄えがいいものになるだろうという願望からだ。
夏のクソ暑い時に、心おきなく半袖を着てみたかったんだ。
>>16 末期症状? そんなに悲観的? 俺はまだまだ全然いけると思うが。
三島はノーベル賞とっても欲しかったろうなぁ。 三島自ら自分のことを
俗悪で山気もありすぎるほどあるっていってたわけだし。
でもまあノーベル賞とったら自殺しなかったろうとはいえるかなぁ。むしろ
単なる有名作家の割腹自殺より、ノーベル賞作家の割腹自殺のほうが
より衝撃度は高いから、パフォーマンスの効果もあがると考えたかもしらんね。
>>42 セリーヌがサルトルを「垂れケツ、眼鏡」と批判したのに似ていますね。
なかなか鋭い指摘です。私も同意します。
やっぱり、衝撃性が強い行為だったから、生前の知人はみんな回想の語りで
三島との最後の出会いを特権化したがるんだね。 石原がそうだし、西尾の本も
その気味あるし、福島次郎の本もそういうものだろうし。
ニヒリズムと言うより絶望主義とか、敗退主義と呼ぶべきでは?
47 :
吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 00:40:15
>>46 いや、悲観とかそういう概念すらないんだ。喜怒哀楽の感情からして欠如。
虚無状態は、地面が水面のような気がして雲の上をふわふわ歩いているような感じ。
地面が水面で表面張力で何か吸い付くような気もする。
現実に生きているのか、現実に自分が死んでいるかの境界すら曖昧で分からなくなる。
存在する感情は恐怖だったり、暴力だったり。何かから走って逃げ続けたり対峙してみたり。
でもその何かが何なのか分からない。きちんとしなければならないと思うと粗暴になる。
なるようにな〜れ〜と思うと恐怖を持つ。でもそれが何かは分からない。
スタブローギンも三島も自殺前に、”悪霊に憑かれている”と証言したようだ。
スタブローギンは「自分が凌辱して自殺させた少女の悪霊に憑かれている。」といい、
三島は「クーデターに失敗した青年将校」だと言ったんだそうだ。
>>47 >スタブローギンも三島も自殺前に、”悪霊に憑かれている”と証言したようだ。
>スタブローギンは「自分が凌辱して自殺させた少女の悪霊に憑かれている。」といい、
>三島は「クーデターに失敗した青年将校」だと言ったんだそうだ。
彼らが述べる悪霊、青年将校とは、ラカンで言う「内在的他者」というもので、
人間の意識下には得体の知れないもう一つの人格が眠っているのです。
精神を病むと、意識下の人格が目をさまし、表意識になにか働きかけを行うのです。
そして、無意識の中に住む別人格に働きかけられた人間は、「何かをさせられた」と感じる訳です。
これには名前があって、「させられ体験」という妄想だと現在の精神医学では解釈されています。
49 :
吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 00:59:33
>>48 自分以外の誰かが自分を突き動かしたという事実認識はない。
精神医学の方面からは白判定。加藤らも精神鑑定で黒を貰ってない。
ただ、現実が溶けてなくなっていくような感覚。
50 :
吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 01:09:57
精神異常があるなら三島の単独犯。
ところがスタブローギンも三島も組織性をもって同じ目標に向かって突き進んでいる。
こうした群衆心理というものが社会学上、研究されてもいない段階にあり、彼らは一様に
「真実の眼は開かれた、自分は真実を知っている、インターネットには真実がッ★」などという。
ほとんど意味を為さないようなアジビラのようなものを大衆に向けて啓蒙しようとする。
虚無状態以外の虚無主義者を囲む人間らは非常に興奮したような熱狂したようなトランス状態、といった様子である。
彼らの啓蒙に大衆が呼応しないと大衆を逆恨みしてしまう場合もあるようだ。
51 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/22(土) 01:26:16
ふむ。Nはスタブと三島に関係があると思っているのか? これまでの流れをよく知らんから分からないが。
52 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/22(土) 01:27:06
チワワワワワー、チワワワッワ。
スタブと三島はあんまり関係ないと思ってるよ。
喩えるのなら、ファウストのアードリアン・レーヴァキューンがいいだろうと
最初に書いたんだがなぁ。
ああ、トーマス・マンの「ファウスト博士」ね。
そうなんだ、あなたは、そんな気がするんですね。
そう、成功した芸術家でありながら、内面的にはますます不幸になっていく
という運命がね。
>>30 俗説でも比喩でもありません。はっきりと「全学連の仲間だから落とした」と言ったのをドナルド・キーンが
直接にその審査員から聞いてます。瀬戸内も他の関係者から聞いて同じような証言してます。
それに40半ばは若くないし、年齢を理由にすること自体それこそおかしいことだよ。
実は昭和43年のノーベル文学賞は三島由紀夫とほぼ目されていたが、審査員の一部から三島の政治的活動を
問題視する声があがり、三島の受賞に強く反対し川端康成へ移行していった。
ある審査員が三島を、全共闘の仲間と短絡し、急進左翼に肩入れしているとみなし、代わりに川端を強く推したのである。
また、川端は事前に自分が受賞することを知り、三島へ「今回は私がいただかせてもらいます」と電話した。
三島の死後、川端は、「あれは三島君がもらうべきだった賞だ」と知人に漏らしている。
そして自責の念にかられてか、川端は徐々に重度の睡眠薬中毒になってゆく。
実は受賞対象の作品の一つの「山の音」は三島が代筆したものだったと、三島の妻・瑤子夫人は友人に秘密を
暴露していたという。
また一説には「眠れる美女」も三島の代筆と言われており、三島死後の、父親・梓と川端康成との確執も
この代筆問題に関連したものと思われる。
三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊総監室に立てこもったニュースを聞き、川端康成はすぐに現場へ駆けつけた。
そして、川端は、総監室で壮絶な最期を遂げた血まみれの三島の死体と首を見てしまう。(これは警察官らの証言だが、
川端本人は遺体は見ていないと否定している)
ひと足遅れてきた石原慎太郎は、現場検証した警察関係者から、「川端先生が中へ入って見ていった」と聞かされる。
慎太郎は川端が三島を見送ったならばと、入室を辞退していった。実際のところは単なる怖じ気だろう。
川端はその後、眠れないと周囲に漏らしたり、「ほら、三島君があそこにいる」と、三島の霊を見ているかのような
言動をするようになってゆく。
三島の死後、川端康成は会議や講演などはこなしていたが、健康がすぐれず、新しい文学作品は書かなくなっていった。
そして、三島の自刃から約一年半後の昭和47年4月16日、川端はふらっと鎌倉の自宅を出てタクシーを拾い、
仕事場の逗子マリーナ・マンション417号室へ向かう。
水割りを少し飲んだ後、川端はガス管をくわえガス自殺を遂げていた。遺書はなかった。机には太宰治の本が
あったともいわれている。
遺書がなかったせいか、この自殺には諸説あり、なかには他殺説まであり謎のままである。
三島はデカルトのいうところの「自我」についてどう思っていましたか?
「自我」の存在を否定していましたか?
62 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/22(土) 11:50:10
マゾちゃんの意見に動意ですねぇ〜(笑) オーバーヒートゾンビマニアでは離しに鳴ら無いですねぇ〜(笑) この阿呆は愚論に他者の本を紹介(笑)、リンク死(笑)
己の意見はチープ過ぎて語り増せん〜(笑)
22 :佃煮マニア:2011/01/21(金) 22:45:59
>>19 その部分をコピペしてくださいよ。それぐらいお手の物でしょう。
26 :吾輩は名無しである:2011/01/21(金) 22:53:54
>>22 人に頼らずに本を全部読みなよ。
そんな態度だからダメなんだよ、あんたは。
63 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/22(土) 11:56:11
わたくしは故人的に川端 他殺説を指示死ており増す〜(笑)
或る日、川端の元に離したいとの連絡有り、川端は自宅では難だからと仕事場の逗子マリーナ・マンション417号室を指示、
そうしてガス管をくわえガス自殺した川端が発見されたという分けですねぇ〜(笑)
底で犯人は誰なのか? その目的は? ですけれども〜(笑)
死ねカス
三島はニーチェからニヒリズムを見つけ出した。
私はデュルケームからアノミーを見つけ出した。
どちらも虚無主義という結論だった。
三島は40年も前に云った。「魂が腐敗していくのを見た」
私たちは三島死後10年近く経過してから、この世に誕生した。
私たちが育つ間中、社会規範は弛緩を続けた。より自由へ、自由へ。
三島はどうすればアノミーが、ニヒリズムが止まると考えたのだろう?
ヵッォにはもう、悪霊が憑いてしまっているのだろうか?
10月1日のストックホルムからの記事を載せた「毎日新聞」では、三島の顔写真入りの記事が出た。
「ノーベル賞選考委員会は、六七年度の文学、医学、物理学など各章受賞者の選考を解し、十八日に最初に
受賞者(医学)発表を行う予定だが、文学賞(十九日発表)候補者の中に日本の作家三島由紀夫(四二)の
名がのぼっているもようである。
スウェーデン文学アカデミー常任事務局のギーロウ博士は、ことしは八十人から九十人の候補がいると
語っている。三島氏のほかにチリの詩人パブロ・ネルダ、仏文化相で作家のアンドレ・マルロー、ドイツの
劇作家サミュエル・ベケットなど有望視されている。」
しかし1967年のノーベル文学賞はグアテマラの小説家ミゲル・アンへル・アストゥリアスが受けた。
1967年のインド旅行からの帰国の日を、ストックホルムでノーベル文学賞の受賞者が発表される当日に
三島は合わせたという。それは英雄の帰還になるはずの演出だった。
三島は羽田空港にVIPルームを予約していた。飛行機が着陸すると、彼は一等のドアから真っ先に降りて
きた。しかし数人を覗いては、誰も迎えるものがいなかった。予約しておいた部屋はがらんとして、
新聞記者の姿はなく、三島はひどく落胆した。
(続き)
ノーベル賞を欲していた三島の当時の時代背景はいまのものとはずいぶんちがう。
むかしは三島のような日本での国際的知名士さえ、海外に出れば田舎紳士の泥臭さにみえ、バツの悪い思い
を時々していたし、日本に来て働くフランス人シェフなどもいなかった。日本人は国内でも国外でも
まだまだ海外への知識というものが足りなかった時代、いまとくらべて国際化の乏しかった時代なのである。
だからその時代背景にあって、三島の生きていた時代のノーベル賞の意味はいまよりもずっと、想像以上に
光り輝いていたのである。(「五衰の人」徳岡孝夫)
>>67 それがマンでおすすめの作品なのね。三島とはあんまり関係なさそうだが。
それとも、三島はそんなに背が高くなかった、むしろ小さいほうだった
ということと何か関係づけるために持ち出したんか?
おすすめは「トニオ・クレーガー」
平野卿子訳はどうですか?
虚無主義者の頭ん中・・・
路傍の石とダイヤモンドは何故にこのやうに扱いが違うのでせう?
路傍の石とダイヤモンドの違いなど、組成される分子構造が違うだけではありませんか。
何故みなさんはダイヤモンドを宝石と定義するのですか?
私には分からない。だからダイヤモンドにも路傍の石にも、関心を寄せる気持ちがないのです。
私は一生涯に於いて、ダイヤモンドに感動することはないでせう。
N ◆.a7VUr.VDさん
マンについて語るなら「魔の山」や「ファウスト博士」以前に
この作(「トニオ…」)を避けて通るわけにはいきません。とくに三島つながりでは。
早く答えてください。
ニヒリストという言葉を俺もうっかり使ったが、ニヒリストの性格というのも
非常にいろいろとあるよね。 オブローモフみたいな元祖ヒッキーもニヒリストであるし
哲学上の無神論を奉ずるニーチェも、「自分はヨーロッパで最初の完全な
ニヒリスト」と自称していたし、社会革命をめざす戦闘的ニヒリストという存在も
あるんで。チェルヌイシェフスキーとかそうだろう。
つまり受動的ニヒリストもいれば、行動的ニヒリストもいると。
>>74 トニオは読んだことあるけどさ。 三島と関連付けたいとは特におもわなんだ。
君はどうなのさ。
>>76 あなたのトニオ読んだ感想を聞かないとレスできませんがね
ここは三島スレなんで、トーマス・マンの作品をもちだすにしても、三島との
関連を失念して論じても、そんなに意味ないよね。
>>77 読んだのはずいぶん昔だから、ほとんど内容忘れたよw なんかセンチメンタルだな
という印象だったね。
>>75 社会学では、ヒキはアノミー(虚無主義)の逃避行動とされている。
ニーチェをチラ見したが、社会学アノミーと、哲学ニヒリズムは近似値の見解を述べている。
ただ、社会学ではアノミーを外野的視点から観察・記録・分類されているので傾倒できるような内容じゃない。
三島も私も多分、自分を超人だとは考えていない。むしろ堕人で、ちゃんとした人間に戻りたいと願っている。
>>77 はい、トニオについての感想述べたよ。 それじゃあ、トニオ・クレーガーと三島の関係に
ついて論じてちょ。 なんか俺に突っかかってきてる人w
>>80 社会学ねえ、アノミー概念を最初にもちだしたのはデュルケームだっけ。
「アノミー的自殺」という概念を「自殺論」で提示していたそうだが、それが
三島の自殺にあてはまるかというと、詳しく検証してみないと疑わしいな。
「宿命的自殺」という概念もまたデュルケームは提示しているそうだから
三島の自殺はそっちにあてはまるという可能性もあるだろう。
三島はこの作品から独文学へ、さらにはニーチェへはいっていったのですよ
センチメンタルといってしまえば独文学史の背景を知らないことになりますね。w
>>83 なんかウィキ読むと、「市民としての芸術家」というテーマが内在してるそうだな。
トニオ・クレーガーは。 まあ、それまでの一般市民から外れたアウトサイダーとしての
芸術家という理念が、日本の文学界では一般的だったから、それへのアンチテーゼと
して受容されたという面もありそうだ。
しかしまあ、三島の自死というのは、「市民としての芸術家」という理念の破綻を
意味していそうだな。 つまりトニオ・クレーガーの主人公と三島は結局最終的には
違う方向を向いていたと、あまり似ていなかったと、なるんではなかろうかな。
「市民としての芸術家」というのを「小市民としての芸術家」という言葉に
置き換えたい誘惑に駆られるなあ…
三島も映画にでたり写真集だしたりジャーナリズムに注目あびる振る舞いを
いろいろとやって、社会に奉仕する芸術家、社会的存在としての芸術家という
使命を全うしようとしたんだが、結局それに失敗したわけだな。しかしまあ
そういう使命というのは失敗するのが当たり前という気もするな。
>>84>>85 3回読みましたが理解できません。
頭の悪い院生の言見を読む様です。
>>87 理解出来ない? できるだけわかりやすく書いてるつもりだけどね。
まあ、自分が馬鹿で頭が悪いという可能性も、ちっとは考慮しておけば?
おまえもガセコテw
アノミーがどうとかいいだしたのは、ひょっとしてザリガニか?
佃煮マニアはドストエフスキー作品を語らせても分かりやすい文章だよな
まあ、佃煮によれば、三島とドストエフスキーの似てるところってあんまりないと。
俺もそれは同意する。
だよな
ザリガニが自分の主観をゴリ押ししてる
三島、小林の対談で、小林がドストエフスキー持ち出してるね。 ドストエフスキーの
作品が小説であるのたいし、三島の作品は叙情詩であるといってる。
小説と叙情詩じゃ、通常は作品の価値を同一視できないだろう。
じゃあ、そろそろ答えて貰おうか?
973 :ザリガニさん(臭) [] :2011/01/21(金) 20:28:56
じゃあ、キリーロフに口利きしてあげて仕事を紹介した登場人物は誰でしょう?
あの後の佃煮の動揺ぶりにはフイタw
悪霊百回読んでろ、とかいっちゃったからねえ。
>>96 佃煮にスタブと三島の具体的な相違点を並べられたザリガニが論点をすり替えようとしたんだろ
そんなのは自分で調べろという話だ
マグナはこの件に関してコメントなしか
>>101 そんなん常識やん。
ニーチェは自分を本当に驚かせた書物は三つだけだといってるね。
ショーペンハウアーの主著、スタンダールの「赤と黒」、そしてドストエフスキーの
「地下室の手記」と。
地下室じゃなくて死の家と悪霊と書いてあるんだが
>>104 そお? 俺が読んだ本には「地下室の手記」と書いてあったんだがなぁ。
じゃあ、その本が間違ってるのかなあ。 まあ、元の手紙を確認してみないとね。
それというのも、結局──芸術でもやってみようとするときの人生ほど、
みじめなものはないでしょうからね。ぼくたち芸術家が徹底的に軽蔑する
のは、ほかならぬ、自身は生きのいい人間でいながら、機会があれば手軽
に芸術家になれるとおもいこんでいるディレッタントですよ。
(『トニオ・クレーガー』野島正城訳 講談社文庫)
>>106 そういうのって、なんとなくセンチメンタルに響くんだよねー。
芸術家の自意識こそが至上、みたいな考えにも通じるね。
私なんぞぉ〜アカデミックな赤大学出身で、デュルケームとマートンは基礎教養として知っていたが
ニーチェなんて三島の存在を知って初めて知ったくらいだからな(キリッ
しかし発狂するとは・・・よかったなヵッォ、やがて本物の狂人になれるらしいよ。
私は正常とされるアノミーの同調に戻りたいんだが、どうすればいいかね?
ちゃんとダイヤモンドに感動できてみんなと感動を分かち合える共感できるちゃんとした人間になりたい。
どうすればといわれてもねえ…まあ、自分が面白いと思ったものを
トコトン突き詰めるしかないと思うよw それで突き抜けたら、他人と
感動をわかちあえるかも。
ニーチェとドストエフスキーは一見すると思想的に近いところはあるんで
両者の関連性を論じた批評はずいぶんあるね。
とはいえ、やはりロシアとドイツじゃずいぶん環境が違うのではないかと。
当時、ドイツが最高度の文化国家とみなされていた一方、ロシアは専制的
半野蛮国、文化的後進国という評価だったからね。
三島が、ロシアとドイツ、どっちに親近感を感じるかといえば、やはり最高度の
文化国家であったドイツのほうなんではないかと。
N ◆.a7VUr.VD=ガセ
これは名無しのザリガニっぽいねどうもw
>>68 それは徳岡氏の記述じゃなくて、ジョン・ネイスンの記述だよ。
>>69の徳岡氏の記述と関係ないし、続きじゃないでしょ。別の人間の記述をつなげて編集、偏向捏造でたらめコピペご苦労さまでした。
>>63 まさか三島の父親の梓がやったんでしょうか(笑)
三島と一緒に中国文化大革命に反対声明だした関連で、中国人一味に殺されたという説もあるようですよ。
>>68>>69 私からの注文にこたえてコピペしてくれたのですね。ありがとうございます。
やはり三島は、客観的第三者の目から見ても、
ノーベル賞のことで浮かれ上がって旅行をキャンセルし記者会見まで開いてマスコミに黙殺された、
そういう理解がなされているのですね。俗物そのものです。
>>96 ザリガニさんには、キリーロフの口利きがどの登場人物になされたものか、
そしてそれが三島とスタブローギンの人間性の相違点、または共通点にどんな関連があるのか。
説明願いましょう。
>>116 ありがとうだって(笑)どうせあんたが自分で、繋がらない部分部分を切り貼り偏向捏造コピペしたんでしょ。
だいたいジョン・ネイスンは、大江と手を結んだユダヤ人で客観的第三者じゃないし。そんなことも知らないんじゃ話にならないよ。
>>117 ちょっとヒートアップし過ぎじゃないですか。
落ち着いて下さい。あれは私がコピペしたものではありませんし。
川端が泰然自若としてノーベル賞の選考のなりゆきに沈黙を保っていたのに対し、
三島のはしゃぎようは幼稚きわまりないというか、滑稽ですらあります。
その様子が書籍化されているのだから、客観的情報源として認めてもいいのでは。
まあ、小説家が俗物であって悪いことなんてなんもないよw
ドストエフスキーだって、実生活では俗物的なとこ、山ほどあったわけでね。
>>118 三島ははしゃいでませんよ。ジョン・ネイスンはでたらめ言ってたんだよ。
むしろ三島は、インドやバンコクにまで取材に来た記者たちから逃げてました。
徳岡孝夫の本にそう書いてますよ。
それから数日後、東京本社から取材命令が電報(パソコンもファックスもない時代だった)で来た。
「(中略)(三島由紀夫が)ノーベル賞文学賞を取るかもしれない。直ちに会って、受賞に備えた予定談話を送れ。」
日本人が初めてノーベル賞を取れば大ニュースである。栄えの受賞者の「喜びの声」は一刻を争う。事前にそれを
取材しておけというのだった。(中略)
徳岡「きょうはノーベル賞の予定談話を取りに来たんですよ」
三島「いや、それは勘弁して下さい。さっきも××新聞の何とかいう記者が来たが……」(中略)
一年前にも、三島さんはノーベル文学賞の候補者だと報じられていた。(中略)家族同様に付き合っている編集者に
頼まれれば無下に断るわけにはいかないし、出版社には義理がある。そういうわけで三島さんは予定談話を
喋ってしまった。
その年の文学賞は他の人に行った。請われて語ったとはいえ、三島さんは己れの軽率を恥じたらしい。少なくとも
非常にバツの悪い思いをした。二度と同じ過ちをしたくなかったが、日本にいればジャーナリズムは再び襲ってくる。
さいわいインド政府から招待があった。だが、旅行が終わっても、文学賞の発表までにはまだ間がある。いま帰れば、
羽田で記者や編集者に取り巻かれる。というわけで、しばらくバンコクに滞留することにした。
徳岡孝夫「五衰の人」より
>>120 なんつーか、羅生門的、藪の中的状況と感じられるね。
>ドストは流し読み、と書いたじゃないか。「普通に読んできた」って意味だよ。
>「三島由起夫」の誤変換にも気付かない人間が、なにプロの職人作家に挑戦してんだ。
>「スタブーロギン」(どんな露語だよ/笑)の造形が、'60〜'70年代初頭の漫画家/劇画家に大きな影を落としていることは分かるが、三島のうちでは、本人が死>後に残す気のなかった娯楽作品にイメージが流用されている程度だ。
では
シルヴァンドの死
と
バルタザールの死
について
N
と佃煮
とマグナの
鼎談
Start(^O^)/
あ、そうだ。
ニーチェは悪霊に共鳴したそうだが、三島は悪霊を読んでいない可能性が高い。
悪霊の出版は三島の死後1年後のS46.12に江川卓が翻訳している。
興味深いのは江川は1927年生まれの東大法学部卒。三島の2年後輩だ。
三島が原文か独文で読まない限り、読んでいないだろう。
>>116 あんたさ、読み直しくらいすればいいじゃん。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。もう少し長く恥をかきたいの?
ザリガニは自演しまくった挙げ句に論破されて発狂!
>>126 だから、キリーロフの仕事紹介(?)がスタブローギンと三島由紀夫の関係性にどういうつながりをもつのですか?
と聞いているんですが。質問で質問に返さない様に。
それから津原泰水という作家があなたに反論しています。
ドストエフスキーは三島のうちでは死後残す気のなかった娯楽作品で流用したのみであったということです。
これになにか異論はありますか?
1934年に出版されてるな。三島9歳か。
そっちの翻訳はどこに行ったんだろう?
戦時下の赤狩りで焚書されたか?
>興味深いのは江川は1927年生まれの東大法学部卒。三島の2年後輩だ。
>三島が原文か独文で読まない限り、読んでいないだろう。
これは恥ずかしすぎるだろういくら何でもw
佃煮マニアとNにいじられ放題で涙目のザリガニ(笑)
>>129 はい、正解です。その通りステパン先生です。
スタブも三島も虚無主義。だが二人の相違点はスタブは流されるままに虚無主義だった。
三島は虚無主義の拡大を防ごうとクーデターを企てた。
ああそうそう、キリーロフ君のお仕事紹介とスタブローギン本人は関係しませんよ。
佃煮がどのくらいちゃんと読んでるか尋ねてみたかっただけ。
大抵の人は、悪霊を読んで「何これ意味が分からない」という。
だから内容も理解できないまま、なんだか薄気味悪い小説だな・・・という印象を受けるだけ。
>興味深いのは江川は1927年生まれの東大法学部卒。三島の2年後輩だ。
>三島が原文か独文で読まない限り、読んでいないだろう。
晒しあげー、と。
>>134 キリーロフについてのトリビアに逃れる事で論破された現実を見ない様にしてるだけだろ
三島がクーデターに失敗…魂が腐敗していく…
∧ ̄∧ヽ
/∧ ̄∧. \=v=/ ',
,' \=v=/ .(_)\/((_) l
l (_))\/(_) (ヽノ ノ.//| ニヒリズム汚染が拡大…
にノ( ヽノノ .( `il´//ニ| 我々はどうなってしまうのだ?
に). `|| ) /⌒/Jヽ二. ⌒ヽ どうすれば現実感覚が戻るんだ?
/⌒ヽ二/|ヽ⌒ヽ 〉‐〔ー'-'‐'二|_ノ
〉_./l(二ー'-'‐'〕.〈 /_./l_V__ノ| |
//⌒ヽ/ ̄ ̄ ̄ ̄/ 〔二|l二ノ|=.|
_((∠二ニ/ バルタソ ./__|__人/⌒)/
\/____/ / //
Α Α
Α Α |≡V≡|
|≡V≡| !ヽ三/!
l\三ノl O)、ハ;(Ol
lO);'ハ';(O |ヌ(\)) ヌ| !!
|ヌ ((\)ヌ| /´ヾハツノ⌒i
/⌒Yノハツノ⌒ヽ / ヒニ)U(ニ !
/ /ヒニ )U(ニハ l ヽ ヒニ≡ニj| |
/ / ヒニ/ ̄ ̄ ̄ ̄/ (ェ∧ェェ| |
_(二ニ</ バルタソ / (/ \| |__
\/____/ ̄ ̄ ̄ ̄(∧)
大江はすごいなあ
サイードやチョムスキーが友人だもの
佃煮マニアって作家とも知り合いなのかよ
141 :
吾輩は名無しである:2011/01/22(土) 22:26:38
文学は、想像力、洞察、理解を高めることができる。
しかし、結論を引き出したり、結論を実質化するために必要な証拠を
与えてくれないことは確かである。
ノーム・チョムスキー
142 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/22(土) 22:57:25
ファーブル昆虫記は林達夫だろ。分かる奴にはすぐ分かる。愚問だな。
143 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/23(日) 00:38:58
ドストに付いてだがあくまであれらはドストの操り人形ではないか。
翻訳でもドストを読んでも、リアリズム小説とは到底思えず、暴走が過ぎて超自然的な風景が浮かび上がることがある。
対して三島は、「卵」であっても「仲間」であっても上品に統制された幻想といった感じで、
すぐに思い返すことができるぐらい分かりやすく、言い換えるとあっけない代物である。
スタブローギンもむしろそのグロテスクな死の光景や幼女強姦などは記憶に残るが、結局ことを起こさずに死んだ感が強いな。
144 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/23(日) 00:45:47
オスカー・ワイルドと三島は一部の作品を除けば大方が面白くない、という部分では共通するな。
エッセイの方が面白いと言うのも同じだ。三島が影響を受けた坂口安吾もそうだ。
145 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/23(日) 00:48:55
>>143 F.M.Dの地下室以降の作品においては、寧ろリアリスティックに徹しているに過ぎる感覚がある。
同じ体験をしている人間として罪と罰等を読み込むとそういう意識が芽生えてくる
では
スタブは虚無主義を野放しにしたが、三島は規律を取り戻し明治以前の日本に戻そうと画策した。
ニーチェとヵッォは超人/狂人の道へ突き進んだ。ヵッォと私は現在生存している。
ヵッォと私は、すでに”何かに追いかけられていて、何かから走って逃げている”感覚まで来ている。
民主の岡田克也幹事長と、一水会の鈴木邦男顧問が追いかけてくる”何か”を停止させたことがある。
停止というか、跡形もなく突然消えた。
ヵッォと私を追いかけるそれぞれの”何か”が所謂悪霊なんだろうか?
私のそれはハンドボールくらいの大きさのブラックホールのような物体で、私はそれを自身の”自律”だと考えていた。
”自律”にしては随分と禍々しいような形状だ。価値倒錯を起こす都度、アノミー発作に見舞われるような気がする。
意識は明瞭で仕事にはなんら支障はない。特に何が嫌だということもない。ただただ、私たちの現実が溶けていく感覚。
ヵッォてなんやねん?
ヵッォは、虚無主義で、ニーチェよりも暴力的な、人間(一般個人)。
ザリガニは日本語があやしいな
____
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|∵/ (・) (・) |
(6 つ |
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// レ1
/>、 // レ1、
__人j⊥=-‐――――---‐'ヽミ=- 、__
,. '´ ,. -----――‐‐ ' ´ 厂`ー‐‐一'´
,.イ´ ,ィ /
,. '´,r- 、 //! ,ィ′
/、 ヽ∠r,彡′ _,r‐くミ|
/r。, l ! `′ ,. '´ ヾ!
/::-‐ヘノ ノ ,.rュ‐<
/‐-_-、_j ノ __,.ィー┬一'
`,.フr'´ ___,.ニ='´‐ '´ ヽミミ!
 ̄ ̄ ヾ_j
>>73で説明すると・・・
ニーチェ「ダイヤモンドなんて路傍の石と変わらない。ダイヤモンドに目を輝かせる女性らを見よ。まるでピテカントロプスだ。
いや、あれは人間の姿だ。オレって超人」
ヵッォ「ダイヤモンドなんて路傍の石と変わらない・・・彼女らがピテカントロプスに見えるけど、きっとそれは僕が狂人だからだ。」
三島「ダイヤモンドなんて路傍の石と変わらない・・・そう考えるのはオレの魂が腐敗しているからだ。疎外感を感じる。」
ザリガニ「ダイヤモンドなんて路傍の石と変わらない・・・いや、ダイヤモンドの価値が分からないのは犬猫と一緒。動物と同じ。
私は人間から堕ちたんだ。シクシクシク…」
153 :
吾輩は名無しである:2011/01/23(日) 23:36:56
三島「日本人の民族性はご承知のとおり、振子のように、こっちの端からこっちの端まで
揺れるわけですが、その振子の揺れがおさまって、まん中へんにとどまった所に、安閑と
棲んでいるのが日本の小市民というわけです(笑)」
思想史的な常識をなぞったのだが、現実は、この政治的にニュートラルな、みっともない
小市民の集合体としての日本が、文化を犠牲にして空っぽになり、それこそ中間色の無機的な、
特色のない様相を呈し、抜目なく、極東の一角に経済的繁栄をとげる大国となった。
ふり返れば日本も、米独に劣らず原爆の研究をすすめていた(湯川の属したグループ)
三島は100年後理解されると言ったそうだが、あと60年のうちに理解される可能性は
十分ある。中国の軍部が経済バブルの崩壊と混乱のはて、かつての日本軍部のように
暴走し、安保の傘の緩みにつけこんで、北朝鮮を陽動に使い日本をスケープゴードにする
ならば、日本は振子をためらいなく振り切るだろう。三島が天皇にかわって神のように
君臨するだろう。
虚無主義の果てには何もない、空っぽなのです。
虚無主義は全ての価値に懐疑的で否定的なのです。
やがて虚無主義者は自身の虚無主義を否定しはじめます。
魂の腐敗だの、人間から堕ちただのと考えだします。
虚無主義を否定した虚無主義者は、モノやヒトに再び価値を見出すか?
といえば、見出さないのです。
後に残るのは抜け殻のような躯体、無表情な顔、無口な・・・まるで人形です。
ザリガニはポエム書きだしたか。なんか如何にも頭でつくったポエムという
味わいだなぁ。
>>154 シェリング等による形象と分離さえしている純粋な概念操作にあっても個人の身体的・生理的前提を基に理解しなくてはならないのな。
ニーチェ読み込むならショーペンハウアーを読まなくて(体験しなくて)はならないですよ。
個人的に自分は岡田克彦さんは評価している、……サロゲートとしてもね。
青年期に満たされている故、実存的に深く悩んで学業そっちのけでドストエフスキー等読み耽っていたらしい。
自由、平等、博愛、ウラー!
あはは! ……本気になりますよ!!!
157 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/24(月) 02:24:31
克彦って、誰だよ。w 克也ね。
>>154 ちなみにJ.J.ルッソーって子捨て繰り返したけど、守るべきものが出来るとそれが(仮想)敵から利用される弱点に思えるのだから仕方がないよね、アレゴリーにしても
石原慎太郎って三島についてどう思ってるのかな?
>>159 インポテンツになってからは共感できる部分もある、と語っていたね。
立ち上がれって、、例のあれの時。所詮、無能な凡人。
161 :
吾輩は名無しである:2011/01/24(月) 04:15:11
>>159 三島と石原の違いは、うつつに生きるかうつろに生きるかの違い。
あと思想的なことに対する考えはよく似ているのではないかと思われる。
だから石原と美輪は三島を死なせてしまったと言う事がより現実主義者
としてのその後の人生における強い動機にもなってると思う。
>>47-48 >スタブローギンも三島も自殺前に、”悪霊に憑かれている”と証言したようだ。
>スタブローギンは「自分が凌辱して自殺させた少女の悪霊に憑かれている。」といい、
>三島は「クーデターに失敗した青年将校」だと言ったんだそうだ。
これは美輪明宏の霊視が元になってるはず
三島に憑いてた人は「2.26事件の反乱軍の将校」で、美輪が名前も特定してる
精神医学云々以前にオカルト話というのが出発点
妄想というなら、美輪の妄想に三島が乗っかっただけかも
そういうの好きそうだし
>>162 それは逆。
三島が青年将校の作品を夜中に書いてて霊の気配を感じたと母親に語ったのを受けて、
美輪明宏がそれに乗っただけ。
164 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/24(月) 12:32:51
ふむ。
>>163 ええ、そうなのかー
時系列等の確証があるみたいですね
じゃあ、オカルト以前に美輪明宏って一体・・・って話になるけど、
いずれにせよ自分は裏付け取れないし、深追いすると板違い、スレ違いになるんで、
今後、頭に入れておきます
166 :
ザリガニさん(快):2011/01/24(月) 19:07:30
>>156 なんだ、皆ピテカントロプスの機嫌を損ねないためにダイヤモンドには、
価値があるという価値観を認めているだけで、ダイヤモンドに感動なんかしないんだ?
>>162 だいたい美輪とつるんでる霊能者の江原っていうのが統合失調症でしょう。
美輪は江原の宗教に洗脳されてる可能性が高いです。
オカルティズムだって精神医学によって分析解体されてるし。
168 :
吾輩は名無しである:2011/01/24(月) 20:00:00
>>167 いや、あの人はそういう人なんだとおもうよ。
169 :
吾輩は名無しである:2011/01/24(月) 20:01:08
それにああ言う世界って、ある意味文学みたいなもんなんだよ。
霊学とでも言おうか。
171 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/24(月) 21:21:34
ちわわチャソ
わろたw
美輪先生は、「アテクシ天草四郎の生まれ変わりなのよ」と公言してるらしい。
あの人もなんだかおかしい。ナポレオンの生まれ変わりだと言い出しニーチェ風におかしいんだろうか?
三島が2丁目を徘徊していたと、皆に言い触らしてたらしくて(現実に徘徊してたんだろうけど)
あっち界隈の三島死後生まれの若者らによって形而上学的な研究が行われていた。
社会学的な見地から影響を放出してしまう虚無主義者(価値倒錯者)、
影響を受容してしまい、ある種のトランス状態にある新価値支持者の状態と予後を研究するには資料少なすぎ。
ヲチャが足らん。
2丁目徘徊やゲイバー通いは「禁色」執筆時のことで、美輪が言いふらさなくても有名な話だよ。
うそ?ザリガニはその話をゲイナイトで聴かされた。三島死後30年以上経過しても噂になりつづけてたんだ?w
三島が自分で言いふらしてるよ。
>>178 サイレント・マジョリティは近所にいっぱいる。
てかほとんど全部。文学はもちろん思想なんかも関係ない、政治には少しだけ関心ある。
自分の損得だけのやつらで、公的発言はしない、怒らせたら理屈など全く通じない。
もしもの場合、この多数が台頭するかと思うとゾッとする。
〜♪
181 :
吾輩は名無しである:2011/01/26(水) 06:06:52
三島の生きていた頃に知り合いだったなんて、羨ましすぎる。
美輪さんも、シャンソンだけ唱ってる分には良かったんですけど、
あちこちの人に下らないおしゃべりを仕掛けていて、ちょっとアレな人ですよね。
「私と関わった人は天才しかいない」とかなんとか、寂聴さんに自慢してたんでしたっけ。
183 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/26(水) 23:19:59
さて奴隷国日本の出費は殿位になるので消化ねぇ〜(笑) 消費税は一挙に20%で住めば言いのですけれどもねぇ〜(笑)
アメリカが戦争を仕掛ける相手はイランか北朝鮮との指摘
2011年1月26日(水)10時0分配信 NEWSポストセブン
世界最強の軍事大国が、「カード」を切る日が近づいてきているのか。「アメリカは今年中にも戦争を始めるのではないか」――こうした言説が、
各国のメディアや研究機関から続々と発せられ始めている。
* * *
アメリカが「新たな戦争」を仕掛けるなら、相手はどこか。ワシントン大学国際センター上級研究員のレスリー・ヘルム氏の見立てはこうだ。
「やはりイランがターゲットとなる可能性は高い。米国にとって、日本以上に大切なのがイスラエル。米国のメディアやアカデミズムに多大な影響力を保持するユダヤ系を、
政府は絶対に無視できないからです。イスラエルに万が一のことがあれば、米国は必ず参戦する。イスラエルと激しく対立するイランは、まさに“いまそこにある危機”だ」
この言葉を裏付けるように、イスラエルのネタニヤフ首相は今月11日、記者会見で「イランの核開発を放棄させるには、米国主導の“軍事的選択肢”による圧力が必要だ」と発言。
米国を後押しするメッセージを盛んに発している。
参議院議員で『オバマの仮面を剥ぐ』(光文社刊)などの著書がある国際政治学者の浜田和幸氏は、北朝鮮への介入もあり得るという。
「今年1月、イランの科学者が平壌を訪問したとされる。目的は核をミサイル化する技術を北朝鮮から買うことで、1億5000万ドルの現金を持ち込んだと見られている。
北朝鮮とイランが手を組んで核開発をさらに進めるとなれば、イスラエルにとっても大きな脅威となる。米国としては、そうなる前に北朝鮮とイランの関係を潰さざるを得ない。
アフガンやイラクから撤退して身軽になることが前提だが、北朝鮮を攻撃する可能性はゼロではない」
※週刊ポスト2011年2月4日号
184 :
ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2011/01/27(木) 04:26:00
↑"(o`.´o)materialist"は単なる大・馬・鹿かと思ってたらリアル・キティなんだってな!!
ふざけんな
ほんとキジルシだよね〜うんこ藁貸し
つまらない煽りだこと。
【眼前百事】核議論を!三島由紀夫と村田良平の遺言
http://www.youtube.com/watch?v=t-BSyjcc2no 国家百年の大計にかかはる核停条約は、あたかもかつての五・五・三の不平等条約の再現であることが明らかで
あるにもかかはらず、抗議して腹を切るジェネラル一人、自衛隊からは出なかつた。
沖縄返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か?アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを
喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊は永遠にアメリカの
傭兵として終るであらう。
三島由紀夫「檄」より
「三島由紀夫来た夏」はおすすめですか?
かっこいい写真が載ってたし、内容も面白かったですよ。
(((((((( とぴっくす )))))))))
フランスで三島評伝が出版へ
@@@@@@@@@@@@@
こんどフランス語の三島伝記に挑んだのはジェニファー・レジュール女史(32歳)。パリの老舗ガリマールから発行される(産経、パリ山口特派員)。
刊行時期はまだ未定。
産経支局パリの山口さんは黙読によし、朗読してもよしの、滑らかで
かつ歯切れのいい、とても美しい文章を書く素敵な記者/編集者で
ありますが、今朝の書評ページのこの記事は、なんだか変に硬い感じで
(アレ?)と思いました。本の内容や、著者である白人エディターになにか
含むところがあるとかそうゆうことではなくて、いつもの山口女史
「らしさ」がない。体調でも悪いのかしら。それとも誰か出来の悪い
部下の文章に署名して送ったのかしら。
ミシマと直接関係ないけど、ちょっと朝から気になってまして、ついつい
書いてしまいました。おじゃまをいたしましてあいすいません。
新刊紹介
@@@@
和田臣仁著『実相の日本』
▼日本人が「天皇陛下万歳」と叫びたい淵源は
第四十回憂国忌シンポジウムでも大きな論題になった論争ですが、三島由紀夫先生は福田恆存先生を「西洋と下水道で通じている」と論評しました。
私の思っておりますところでは、三島先生がその「下水道で通じている」とした先は、文芸面ではなく(即ち、古典主義、実在主義文学等ではなく)、
近代自由民主主義(政治的近代保守)――福田先生が左翼知識人に対して積極的に擁護された――だったのではないだろうかと。
そして福田先生が、三島先生に対し(後日)「下水道ではなく、上水道だ」と反駁されたのは、福田先生が(文芸面は勿論のこと)その「近代自由民主主義」を、プラトニストが作り、且つキリストの教えに沿っているものと思われていたからではないかと思うものです。(*)
(*)近代自由民主主義をニヒリズムの産物と捉えてはいなかったと思われます。「市場原理主義」は、ニヒリズムの上にあるものではなく、
「見えざる手」信仰、即ち、積私財を生き甲斐とする人間達の誰もが損をしないように神が経済をコントロールしてくれるとの信仰であるはずですから。(新古典派経済学者においては、「市場原理」=「見えざる手」)
小泉元首相は、ニヒリストではなく、「政治家には天命がある」という信条の持ち主であり、「構造改革」が氏に与えられた天命だと信じていたが故に国会で強気の発言をし続けたはずです。
下記に詳細をのべる小著は、その「近代自由民主主義」の本質を再吟味し、――ピューリタニズム(カルヴァン派)は、プラトン主義もアリストテレス哲学もその他のギリシャ的なもの一切を否定し、
人間を「土から造られて神の息を吹き入れられて動き出した」(旧約聖書創世記第二章)以上の存在とは捉えておらず、そして、篤信の者は現世の富で祝福されるとの(失礼ながら)○学生レベルの無哲学の宗派(学歴だけは高いので誤解を生んでいる)であり、
また建前的にも「隣人愛」はなかった――三島先生が(直感的に)「下」を冠した理由を明らかにしているつもりです。
(地球温暖化は、その精神が「下」なるが故の結果のはずであり、三島先生が現代に生きておられたら「地球温暖化阻止は日本人の使命」といわれるのではないかと)
また、三島先生が最も叫びたかった、いや「真の日本人」の誰もが最も叫びたいのは「天皇陛下万歳」であることはいうまでもありませんが、その心情の淵源についても中巻において(小輩の思うところを)述べております。
単刀直入に申しまして、我々日本人が「天皇陛下万歳」と叫びたい淵源は、――確か三島先生もそう述べていたはずですが――「天皇」のご本質が「絶対的自由容認」であることにあると思われます。
即ち、日本国の天皇は、「人間を自由に行動させ、その結果罪を冒しても裁かず、陰で見守りながら人間が自分で気を付くのを待ち、いざというときは身代わりになって庇ってくれる」創造主(親さま)の(絶対の愛の)具現的存在であるはずです。
(戦後、太宰治が『今何をさしおいても叫ばなければならないのは「天皇陛下万歳」だ』と言ったのはそのことが(無意識的に)解ったからのはずです)
従って、日本人が「天皇の言われるとおりにしたい」「天皇に殉じたい」「七生報国したい」のは、――「人間」は自分を愛してくれる者にはすすんで殉じることを欲しますから――○の自己顕現そのままの人間の自然な欲情であって、
どこの国の国民にもある単なる愛国の情念(国粋思想、右翼)例えば、オリンピックや戦争のときに現れる――から出てくるものとは全く異質のもののはずです。
(従って、そのような欲情を抱かない日本人とは、本来の人間を汚す思想――特に西洋個人主義思想――に洗脳されているということになります)
キリスト教の神――キリストの神ではなく――は、「最後の審判」信仰に象徴されるように「裁く」神です。
また、朱子学の「忠」は、朝廷官僚が自分たちの都合でつくった(*)、天―皇帝の権威を借りて国民を枠にはめて統制しようとする、「ひたすら従君」規範であり、「拘束」の規範です。(報恩規範も含んでいない)
(*)ご承知の通り、『論語』(孔子)の中には「忠」という規範は無いですから。
(したがって、明治以降の政府官僚、軍部がつくった「天皇に対して忠」規範は、作られてはならなかったはずです)
また、インドのバラモン教の「汎」も、ショーペンハウエル、ニーチェ――ニヒリストというより「バラモン教ドイツ分派」――にはっきり表れたように「善」も「愛」も含んでいません。
▼捨身と献身は日本の誇るべき道統
したがって、○の本性――絶対の愛――を文化・文明の創造の基礎に置き続けてきた民族は、日本民族しかないはずです。
林房雄先生が「憂国忌趣意書」に書かれた「この捨身と献身は日本の誇るべき道統である」の理由はそこにあるものと思われます。
以上のことを、小著(特に中巻)で述べております。
また、三島先生(福田先生も)が忌避した戦後知識人の「進歩主義」のバック・グラウンド――『マックス・ヴェーバーが「宗教社会学論集」で
“西洋人は合理精神が高い”ことを証明している』との常識――が、M教授を代表とするヴェーバー研究学者の誤訳、解釈間違い(*)によって作られた間違った説であることも述べております。(上巻、中巻、補巻)
(*)私が、ドイツ語原文をよくよく読んでみますに、マックス・ヴェーバーは、「ギリシャ科学、アリストテレス哲学」を西洋民族の“理性の強さ”の象徴として捉えているのではなく、
『西洋文明以外の民族は(死後や来世の幸福を願って)魂を向上させることに興味が強く、その向上方法の工夫に合理精神(rationalismus、理性)を駆使するが、西洋民族だけは、
現世(物質界)への興味が異常に強く、この世の構造解釈、利便・富を増大させることに合理精神を駆使する習性がある(合理精神そのものが強いわけではなく、
物質尊重(materialismus)傾向が強い)』ことの象徴と捉えている。(ルース・ベネディクトと同様)
また、「西洋近代個人主義」のルーツについても、私なりの見解を述べております。(上巻、中巻)
また、(中巻において)三島先生が遺作『豊饒の海』で日本人、いや、人類に訴えたかったこと――私なりの解釈――を述べております。
和田 臣仁
和田臣仁著『実相の日本』の内容
▼「日本人の真の本分」を明らかにする
今、人類社会は、地球温暖化を因とする異常気象、巨大自然災害、国土喪失、環境バランス喪失等々による大規模崩壊の危機を目前にし、一方で、文明先進国が出口の見えない経済不況に喘いでいることは誰しもが認識するところである。
しかし、欧米諸国のような、企業に環境税を課したり、クリーンエネルギー開発を税金で助成するというような温暖化対応政策では間に合うはずもなく、
また、彼ら欧米文明が生んだ経済学(新古典派経済学、ケインズ経済学――マルクス経済学は論外)に基いた政策や民主社会主義的政策(=家庭・農家への現金渡し)では、先進国(極小国を除く)が安定成長社会を持続して行けないことはもはや明らかなはずである。
にもかかわらず、日本の政治者(全ての政党)、経済専門家、国民がそのような欧米諸国と同類の政策しか考えられず(M党の「不急のコンクリートから人へ」内需拡大政策は論理が成り立ってさえいない)
いたずらに批判合戦を続けるばかりであるのは、『欧米キリスト教徒は(他の宗教徒より)博愛精神に富む』(=彼らにはキリストがついている)『西洋文明は理性を最も早く発達させたすすんだ文明』との固定観念を持ち続け、
それら彼らの「本分」(と信じられている)要素以外の要素――貯蓄精神など――を日本人の取り柄、本分と思い続けていることにあるはずである。
『実相の日本』(上・中・下三巻シリーズ)は、著者が、世界・日本の宗教、歴史、経済、経営学、哲学、科学、芸術、自然農業にまで渡る知識と、三十年余の重工業企業社員・管理職としての国内外での経験を結集させ、
これまで覆い隠されてきた欧米キリスト教文明の(真の)本質を明らかにし、それに対比させて「日本人の真の本分」を明らかにし、そして、その本分認識に立つならば、地球環境回復運動を先導し、
同時に人類を恒久平和と文明の永続的発展の道に導くことが日本国民に与えられた使命のはずであること、そしてその使命遂行の過程において日本経済はおのずと永続的発展の軌道に入ることを述べている。
テーマ的に内容が難しいとの先入観を持たれるかも知れないが、本文は一般人の知識でも十分に理解出来る文章で書かれ、その後に備考として専門的注釈を加える様式で叙述され、
一般国民、企業社員から各分野の有識者まで、また、高齢者から若年代まで幅広い層を対象として書かれた本である。
本書はその三巻シリーズの初巻(上巻)。 (中・下巻は順次発刊予定)
200 :
吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 01:03:19
Up
201 :
吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 08:31:39
202 :
吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 09:35:00
>>194-197 結局さあ、あの戦争でアメリカに立場を奪われちゃったんだよね。
日本帝國と満洲帝国がやろうとした時代を。
これほど残念なことはないよ。
203 :
吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 09:36:27
でもいまさら嘆いたところでどうしようもない。
今は今で違う収穫があるし、今後もそれがやれないってわけじゃない。
>>201 ほしいなあ… でもプレイヤーがないや。
歴史的お宝として買う価値はあるかもね。
205 :
吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 10:33:54
結局あの敗戦によって戦後の日本は「帝國」とはとても呼べない国になってしまった。
人々に自由主義が芽生えたのはそれほど悪いことではないが、しかし反面、国としての
レベルと言うのが非常に落ちてしまった。
あの戦争に勝つか、あるいはドイツではなく英米の陣営についてアメリカと戦争しなければ
もうすこし日本と言う国はまだマシだったのかもしれない。
大博打をすって敗戦したため日本と言う国はそれまでのエンパイアではなくどこかの
小さな国のキングダム、王国になってしまった。
ただし、敗戦によって植え込まれた悪の帝國日本と言う印象は薄れつつあるが。
206 :
吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 16:02:09
じっさい226事件と言うのを振り返ると三島がいかにすごいことをやったのかがわかる。
自衛隊員でもない三島があそこまでやったと言うのは、信じられないことだ。
207 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/01(火) 16:36:24
そもそも日本刀を持ち歩き入所させる特権を三島に与えた自衛態が問題では〜(笑)
上意下達式組織の盲点だな。
総監の知人に部下が持ち物検査出来ない空気があったのだろうよ。
非礼だってことでな。
あるいは総監自身が許可していたのかも知れんしな。
209 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/01(火) 17:08:16
門番には約束の日本刀を総監に店に来たと説明し入所許可が出たらしいのですけれども(笑) 勤務中に私用とは呑気な自衛態と逝った漢字ですねぇ〜(笑)
210 :
吾輩は名無しである:2011/02/01(火) 19:20:58
三島由紀夫という若造がいるそうだ。彼は自分で天才を自称しているようだが、私にいわせればまだまだの若造にすぎない。
正宗君に進められ、三島由紀夫という若造が傑作と称する「金閣寺」を読んだ。読み終え、私は驚いた。この「金閣寺」という作品は、私の「東大寺」にそっくりではないか、
私は驚いてしまった。構成から文章の運びまでそっくりなのだ。そして彼ははかない感覚を礼賛し、文章に取り入れているが、
それさえ、私の「東大寺」の模倣にすぎない。
私は何事かと憤慨していた。秋の日である。ある出版社から電話がかかってきた。どうやら、私の「東大寺」を絶版にしようとゆうのである…。
松苗晋作「文学こそ我が命なり」より
45 :吾輩は名無しである:2010/10/15(金) 19:58:09
ベケットという作家を初めて読んだが、あきらかに私の影響受けていると感ずる。
ゴトーなんかはその典型である
まぁ、とにかく私の文学も世界に受け入れられていることか。
松苗晋作「私の文学」より
(^^)
三島の金閣寺・・・は文章とか構成だとかの問題じゃない。
アスペルガー特有の壊れた思考回路やその思考に基づく壊れた行動がそのまま表現されている。
対人関係の破綻に対するある種異常な見解も。
三島は何故?こういうことをしてしまうのだろうか?その知的好奇心・探究心は理解できなくもないが、
三島という人は、人間に対して残酷な側面がある。いや、残酷なのは三島ではなく、主人公をとりまく現実か。
三島は「金閣寺」の中で現実に対し、忠実だっただけだな。
214 :
吾輩は名無しである:2011/02/02(水) 12:06:57
↑
頭悪いし、センスも無いわね。
215 :
吾輩は名無しである:2011/02/02(水) 15:04:55
からっぽな経済大国は
ただのからっぽな国となり
中国・韓国からの武力を用いない侵略を受けています
三島さん
どうすればいいのでしょう
祈りなさい。
三島が好きで好きでしょうがない、といった狂信的三島ファンの皆さんは、高砂や能には興味がないんですか?
三島が愛してやまなかった幽玄と建築構造物と、梅雨を含む日本の四季と、インテリアについても。
>>219 信長は敦盛ばかり演じた。
「人間」五十年、であって
人生五十年ではない。
「下天」は、天下でなく長生きする神々のことである。
それに比べれば五十年しか生きない人間というのは儚いものだ、
人間とはさほどにちっぽけなものなのだ、という幸若舞が、信長をひどく魅了したのである。
ザリガニはどうせ鈴木だろ?
信長の敦盛が能だって...(笑)
(^^)
「明治維新後、我々は何の文化も生み出さなかった」と三島が嘆く。
それどころか、先人の雅の衛星たる文化の伝承が既に危険水域にあるという現実。
ザリガニは龍笛ならどうにかできそうだけど、舞台に上がるのは女なので遠慮します。
最低でも華道くらいは習いに行こうかと思います・・・・・・・・・・・・・・。
織田信長なりに殺しまくった人への贖罪の念があったんでしょうねぇ。
225 :
吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 06:43:36
文学ねえ(笑)。ところで三島は尻に入れたのか?入れられたのか?
文学なんてものより、この疑問の方が重大だ。
226 :
吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 09:01:57
227 :
吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 15:26:18
慎太郎が豊饒の海をボロクソに貶してたけど、そんなに酷いのか?
>>227 お前が実際に読んで、確かめてみればいい
「豊饒の海」を。
石原慎太郎に芸術の審美眼はありません。
>>227 自分の作品がいくつか三島に酷評されてるから、死んでから仕返してるんだよ。
231 :
吾輩は名無しである:2011/02/03(木) 21:05:45
小説家としては三島の方が慎太郎よりはるかに上だろう。
われわれ精神科医にとって三島由紀夫ほど魅力的な研究対象は他に例を見ない。
それはまず、三島作品の中には、精神科医が日ごろ臨床で見る精神病理学的な体験が数多く、見事な洞察力を
もって描かれているからである。
精神科医ですら記述が難しいほどの心の綾やメカニズムが、みごとに言葉として造形されている。
例えば、私が三島の最高傑作と考える「金閣寺」には、周知のようにモデルとなった事件・人物が実在するのだが、
鹿苑寺金閣に放火したその学僧・林承賢の精神の病の発症と発展の有り様が、作品には実に緻密に、かつ
正鵠に記述されている。
例えば、林の発病期の、つまり放火決意直前の「妄想気分」などは、荒涼とした日本海の風景に託して、
実に迫真的にイメージ化されている。ここでは、「症状」が、芸術的な「美」に高められているのであり、
作家の腕前には感嘆する他ない。
かつて私は、この「金閣寺」の作者・平岡公威氏と、実在した犯人・林承賢と、それから小説の主人公の三者を
比較対照する年表を作り、その異同を研究したことがある。モデル小説であっても、作者の心の真実が必ず
作品の内容に、特にその主人公の心理に投影されていないはずはないと考えたからであり、その「詩と真実」の
嵌め込み細工を分析することが、作者の「詩の技法」を解明することにもつながると思ったからである。
その研究論文にはあからさまには書かなかったが、平岡氏の心理と、精神分裂病を患った林承賢の心理とは
かなり通低するのではないか、と当時の私は直観した。
しかしそれはもちろん、氏が精神分裂病を初期段階でも体験したことがあるという意味ではない。そうではなく、
ポテンシャルとして、体験する可能性があった人ではなかったか、という直観であった。精神分裂病という病気に
まったく無縁の人であれば、患者の心理に対するあれほど深い感情移入は不可能ではないか、と思ったのである。
福島章「三島由紀夫と精神医学」より
この考えは、次の傑作「鏡子の家」を読み返しても変わらなかった。しかし「鏡子の家」を書いたころは、
「金閣寺」を書いたころに比較すれば、作家の狂気に対するスタンスは大分違っていた。
遠くなっているように思われた。つまり、この作品に描かれている狂気はかなり概念的なものに変化していた。
この程度であれば、精神医学の教科書を読んでいれば、まったくの正気の人でも書けないことはない。
それにしても、三島はなぜ精神医学の教科書や事典にとどまらず、高度に専門的な学術書や論文まで渉猟する
情熱を持っていたのかという疑問は残る。
三島は、精神医学の本ばかりではなく、性科学(特に性倒錯・同性愛・冷感症・窃視症など)、犯罪学(殺人)、
精神分析学の専門書をかなり耽読していた。
いずれにせよ、精神科医の目から見ると、「金閣寺」は作家の精神の軌跡にとって一つの重要な転回点であったろう。
「金閣寺」と「鏡子の家」の創造で、内面の力学に関する仕事の一山を越えた作家は、その後しだいに、
内面から外界へ、精神から身体へ、思索から行動へと、その重心を移して行く。
そして、精神分析学的には「行動化」と呼ばれるその傾向の終点に、あの劇的な割腹自殺が待っていたのである。
何人かの精神科医は、作家の衝撃的な事件に弾かれたように、三島由紀夫の病跡学(パトグラフィ)を書き、
精神分裂病とか、パラノイアとかいう診断を試みた。
しかし、それが的外れの誤診であったことは、今ではほとんど明らかである。
また、「仮面の告白」でデビューした三島の精神診断については、必ずといってよいほど言及される
「同性愛」説にしても限界はある。それは村松剛氏のような、強力な同性愛否定論者がいるからではなく、
平岡公威氏の性嗜好は、両性愛的であったばかりではなく、プラトン的であったからである。
福島章「三島由紀夫と精神医学」より
精神分析学者エリック・エリクソンは、「天才的リーダーとは、彼が出会った若者に大きな影響を与え、
彼らをして、それ以前の人生行路とは違う人生への道を歩ませ、その時代にはまだ類い稀なアイデンティティを
若者に与える人物のことだ」と定義した。この定義に従えば、「楯の会」を組織して、多くの若者に
「対抗的同一性」(カウンター・アイデンティティ)という新しいアイデンティティを与えた三島もまた、
単なる同性愛者ではなく、天才的リーダーだった。
そして、三島由紀夫が孤独な天才作家から天才的リーダーへの道へと方向転換したのは、実に内的な病の
ポテンシャルを、創造を通じて克服した、あの「金閣寺」創作の時期だった、と見るのが妥当であろう。
福島章「三島由紀夫と精神医学」より
>>232 この時代にはまだアスペルガーが知られていなかったようだな。
>>234 天才的リーダーには相違ないが、価値倒錯を起こし新価値観を提唱してしまい、その新価値観に多くの人々が共感してしまった。
新価値観に共感した彼らはいつの時代にも「真実の眼は開かれた、自分は真実を知っている」などという。
だけどステパン先生は言う。「我々は虱だらけの農民の頭に月桂冠など授けるべきではなかったのです」と。
新価値観に共感したスタブローギナは最早盲目で、ステパン先生の言葉に激怒してしまった。
かくいうステパン先生も、農奴解放令に最初はウラー!!と言った。
ここの皆さんは石原慎太郎が三島と一切関わりがなかったとしても
やはり嫌いですか?
(V)∧_∧(V)
ヽ(・ω・)ノ 石原は嫌いです。
/ /
ノ ̄ゝ
238 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 09:01:27
石原って人は三島とは逆であの敗戦で日本への愛着というか情熱を捨ててしまった人なんだわ。
日本の戦後のGHQ時代にそれまで天皇主義を教えていた学校の教師が「これからは民主主義です」と
いって変わってしまった事が非常にショックで、裏切られたように感じたそうだ。
(そこはたぶん三島が人間宣言した天皇陛下に対して同じ様な感覚を抱いていたのとおなじ)
で、石原は日本を敗戦に追い込んだ東大の官僚育成の教育制度に対して非常にコンプレックスと
言うか恨みを持ったひとで、文学で太陽族とか生み出したのは石原の反骨精神なんだろう。
でもおれは石原と三島は本質的な変わらないと思うんだ、ただ求めるものが違うのさ。
それは三島と石原の生い立ちや性格から来るもんなんだろう。
ただ石原と三島に根本的に違う点が一つだけあって、神を信じるかそうでないか、
リアリストかロマンティストかって点だな。
239 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 10:23:27
一つだけ三島に関して疑問を持てるのだが、周りに三島文学愛好者が
いないのでここに書く。それは、三島が本当はゲイではないのでは
ないかということだ。彼は偉大な芸術家の殆どがゲイだったり男色の性的嗜好
を持ってたことを知っていた。センセーショナルなイメージや自分が
偉大な芸術家だと示唆するために、敢えてゲイの振りをしていたのでは
ないかと私は推察している。三輪の証言にもそれらしきものがあったし、
平岡公威は三島由紀夫を完全に演じきって、自己演出していた。夭逝への
憧憬を抱き、現代人では有り得ないぶれない確固たる強靭な精神力を
有した比類なき耽美主義者だった。あれ程、首尾一貫した人生を全うするのは
石原には不可能。
>>236 政治的考えには同意する点もあるので、三島を小バカにするような悪口さえ言わなければ、看過してます。
>>238 そんな高尚な反骨精神をもった小説群でもないでしょ、中学生がただ思いつきで書いたみたいなレイプ小説だし。
そもそも石原慎太郎にはそんな思想や芸術性はないし、そこらにいる社長と同じみたいな人でしょ。
三島と比較対象するラインの人じゃないよ。
>>239 美輪明宏のような本当の根っからのゲイじゃないけど、同性愛気質があったのは本当の自己分析だと思うよ。
242 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 11:07:42
>>240 それは言い過ぎなんじゃなかろうか?
だから価値観とか求める方向性が違うだけだ。
簡単に言うとアメリカかぶれでニヒリストでない三島由紀夫だよ石原は。
243 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 11:31:36
あと、じゃあ芸術性って何かと言う事にもなる。
日本はようやくこういう↓漫画やアニメ、ライトノベルなどの文化が育って
きてるが、おそらく石原も三島もこれを受け入れることは無理だろう。
彼らからすれば奇妙な文化でしかないからだ。
俺は早くこういう文化が外国(面にアメリカ)から直輸入で入ってきてる
音楽やファッションを塗り替えて、若い子がこういう漫画の服やおしゃれや
音楽をたしなむ国になれば良いと考えてる。
http://daioh.dengeki.com/thismonth/index.html
>>242 ニヒリズムにもいろいろあるだろうけど、三島由紀夫はただのニヒリストじゃなくて、ある種の理想主義者だと思う。
でなければ、これほど死の意味や大義について考え、美や理想的な死を求めたり、阿頼耶識だの世界解釈、
宇宙秩序を考え尽くして死なないでしょ。
>>243 三島は漫画やアニメが好きだったから、石原の偏狭な見方とはだいぶ違いますよ。
246 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 12:02:36
>>244 実は石原もそういうことってのは考えていないわけじゃない。
石原は今後も人類の文明社会が続くかどうかと言うのを考えてる人で
まあよくあるインテリの思考だよなあの人は。
だから石原は三島とは違って現実主義者で、もっとこう科学的にとでも
言おうか、ほんとうにつまらん人間だとは思うよ。
>>245 三島が好きだったというが、それは昔の本当に初期の漫画でしょう?
今の漫画ってのは石原や三島の理解をはるかに超えてしまってる。
むしろ美輪明広はこうしたものは非常に好きだそうだが。
俺が一番知りたいのは三島が生きてて、こうした文化をどう思ったのかということ。
石原はあんまり好きじゃないのは明白だが、ビジネスになるから一応建前では
評価されてるようだが、こうした文化は戦後の日本の奇跡の一つだよ。
247 :
ザリガニさん(無):2011/02/04(金) 12:06:29
三島は「男色は日本の文化であり、なんら問題はない。男色を嫌忌するようになったのは明治維新後、キリスト教文化が流入したため。」と言ってるが…
社会学板の三島スレにあった。
248 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 12:10:18
石原は自分の知っている事件を書いた太陽の季節が弟人気と重なってブームを起こしたことで
勘違いしてしまった作家だと思う・・・
他の作品も特に面白いものもないし思想的一貫性もない、どれも同じ作りだし時代が読めてない
三島と並べるには余りにもお粗末な今で言う流行作家の類だよ
250 :
ザリガニさん(無):2011/02/04(金) 12:40:43
右翼の旦那方は、三島が男色家なのがどうして気に入らないのですか?
251 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 13:10:20
252 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 15:35:38
>>241うむ、ヘテロセクシャルではないが、ゲイ(ホモセクシャル)というよりは
バイセクシャルなのではないかと思う。
253 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 16:38:42
ホモでもゲイでも寸足らずでも肩パッドでも見えっ張りでも人工筋肉でも右翼でも徴兵忌避でも…、何でもいいのっ!
天才だから。
254 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 16:46:08
255 :
ザリガニさん(無):2011/02/04(金) 18:04:31
普通のちゃんとした人は、男色家等の性倒錯者を人間失格だと認識してるんだね。
虚無主義者のザリガニには、赤色と紫色の折り紙くらいの違いにしか見出だせない。
女色に耽る男は避妊する。だからその性交は無意味である。じゃあ男色も同じ事じゃん。
256 :
ザリガニさん(無):2011/02/04(金) 18:49:25
嗚呼…今日もまたイカレた脳みそから変な事を口走ったー。
257 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 22:01:47
今の若い女からしたら、
「三島由紀夫・・・ムリ。」
って言われるんだろうな。
258 :
吾輩は名無しである:2011/02/04(金) 22:23:39
おれが馴染みにしてるヘルス嬢(22歳)に、ダメモトで「三島・・」って、
ふってみたら、「切腹した人でしょ?」って返ってきたぞ。
「谷崎・・」って、言ったら「タトゥー(刺青)の人でしょ?」って返って
きたぞ。
耽美派がイイみたい。ロックならデビット・ボウイとかな。
気に入って、また、店に通うハメになったぞ。
三島が男色だったとして、それと作品の価値は無関係だからなあ。
これがまず大前提。男色者であり、かつ偉大な作家というのは三島以外にも
(三島がリアルな男色者だったとして)存在するからねえ。
村松剛によれば、三島は「禁色」を書いているときは同性愛者になりきり
「美しい星」を書いてる時はUFOマニアになりきっていたという。男色者である
いうことも三島のつけた仮面のひとつであって、単純素朴な大衆はその仮面の
異形ぶりにおもわず注目してしまうという、それならば三島の同性愛に注目
したがる大衆は、三島の策略にひっかかっているだけのことだと、これが村松的な
解釈といえようか。
とはいえ、三島の男色的傾向があらわれているのは「禁色」だけではないなあ。
後期でいちばんそういう特色があらわれた作品は「わが友ヒットラー」だろう。
「わが友ヒットラー」において、レームが夢想する「男性同士の愛によって
結びついた戦士共同体」は、三島が現実世界で組織しようとした「楯の会」の
理念型といえそうだ。そして、このような戦士共同体というのは、プラトンの饗宴に
おいて、パイドロスが語る「愛するもの及びそれに愛される少年からなる軍隊」を
また想起させる。三島も「饗宴」は読んでいたから、このような理念型にもとづき
「わが友ヒットラー」を書き、「楯の会」をつくったと、そういう気がするね俺は。
>>245 三島ってSFも評価してたんだよねえ。 「日本文学の将来で可能性のある
分野はSFしかない」みたいな、非常な高評価を述べていた。「美しい星」と
いうのも、あれは三島流のSFだな。
しかし三島は探偵小説、推理小説は低く評価してたんだよなぁ。SFは高評価で
ミステリは低評価って、いったいどういう基準で判断したんだろうw
石原が最近書いてる三島評はかなり意地悪だよね。衰弱してるとか自己模倣とか。
とはいえ、その評は、まったく見当はずれというわけでもなさそうだ。三島の小説に
弱点があるというのは、いろんなひとが指摘してるんで、小林秀雄も村松剛も西尾幹二も
三島の弱点を指摘するに当たり、似たような点を指摘してるね。石原の着目点も
またそれらの指摘とそれほど遠いものじゃないだろう。
つまりたいして独創的な指摘でもないと。
262 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/05(土) 00:04:50
結構男色性は作品に関わってくるんじゃないのか? 例えば少しも男色の気が無ければ「サド侯爵夫人」は書けないと思う。
サド侯爵夫人が男色? それはないな。女しかでてこない芝居なのに。
サディズムなどの変態性欲も題材になってはいるが、男色性は薄いな。
サド侯爵って男色の気があったのかな? サド侯爵夫人みてるだけじゃ
わからん。
男色性が濃いのは、それはもう圧倒的に「わが友ヒットラー」のほうだろう。
男色的なものが作品に生かされているのは、「わが友ヒットラー」以外にも、「剣」もそうでしょうね。
265 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/05(土) 00:19:19
女しか出てこない芝居の方が男色臭いんだよな。妙な話だが。
映画でも婆さんたちが主演の「ムッソリーニとお茶を」は男色臭いし、「シカゴ」でもそうだ。
フォースターもサキもガルシア・ロルカもマヌエル・プイグも女を描くことが多いな。
男臭さを強調する作品ならヘテロの男は結構書くが、ホモはそうならないことが多いんだよな。
そうだね。
まあ、サド侯爵夫人が男くさいかどうかは、これは戯曲を読むだけでは
わからず、かかった芝居をみてみないとわからないというのがマグナ説
らしいw
俺も実際の芝居はみてないからなあ。つまり判断は保留するということだ。
男色ってそんなに驚くこと・・・・?と思うのはザリガニがイカレてるからなんだろうけど、
鈴木邦男氏らは衝撃のあまり動揺していたようだ。男色は「仁和寺にある法師」にも当たり前に出てくる。
法師は女を抱けないので男色に走る。当時はそれで当たり前だったようだ。
田中角栄やなんかも、男色エピソードがある。上の世代の価値観は良く解らない。きっと上の世代も下の世代の
価値観は解らんねって思ってるだろうけど。
避妊して責任を回避しつつ快楽主義を愉しむ男女らが、男色家の快楽主義を批判する矛盾。何故批判できる立場にあると思うのだ?
(V)∧_∧(V)
ヽ(・ω・)ノ 解せぬ…
/ /
ノ ̄ゝ
269 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/05(土) 00:26:11
まぁ彼らの作品はヘテロでもホモでもバイでも楽しめるからな。
三島はそれ程の作家か、と俺は常々主張しているのだがな。
三島の作品は性別関係なく、親しまれてるでしょう。エンタメ性があるから。
三島がたいした作家かどうかについては人それぞれに意見が
あろうが、珍しい作家、興味深い作家であるということは、たいていの
人が同意するんじゃないのw?
272 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/05(土) 00:35:15
>>371 最後の奴はチワワ牽制のために言っておいたw
確かに特異な作家であることは否定できないよな。
チワワって、三島の引用をひたすら貼りつけてるひとのことか。
どうやら非常な三島ファンらしいね。
たいした作家だと思いますよ、三島は。
日本に「わが友ヒットラー」や「サド侯爵夫人」のような戯曲を書ける作家が
三島以外にいますか。
275 :
吾輩は名無しである:2011/02/05(土) 03:42:31
尻に入れたら糞がついてくるのか?
276 :
吾輩は名無しである:2011/02/05(土) 12:37:45
当然、臭いもついてくる。三島は要するに変質者だよ。ただし頭脳明晰。
「民主国家」を装おうロシアの暗部をみごとにえぐり出した労作
本物のジャーナリストは次々と消されて、真実は見えなくなった
福田ますみ『暗殺国家ロシア 消されたジャーナリストを追う』(新潮社)
ロシアでは、ジャーナリストがプーチンにたてつくと死が待っている。
狙撃されるか、撲殺か、毒殺。チェチェンの真相を暴いたジャーナリストの何人かが、犠牲になった。
ソ連時代の暗黒に舞い戻ったのが『民主国家』を標榜するロシア。プーチンの独裁に傀儡の大統領ロビンこと、メドちゃんがくっついて、命令があれば日本の固有の領土へ行って「ここはロシアのもの」と吠えてみたり、ダボス会議にでたり。
プーチン独裁政治に果敢に立ち向かう『ブラックウィドー』は旧KGB本部の真ん前の駅ルビャンカで自爆テロをやらかし、つぎはモスクワ国際空港でも果敢にテロをやってのけた。これほどの怨念の爆発があるのに、プーチン強権政治は末端の不満には配慮しない、らしい。
そもそもカフカスの山岳に位置する独立国家チェンチェンとイングーシュを侵略し、自国領土にかってに編入したあげく、権力にたてついたカフカスの人々をソ連は粛正した。後年、スターリンの民族隔離政策でとおくカザフスタン、シベリアに送られた。
中国共産党がいまもチベット、ウィグルで行っている多民族殲滅作戦と似る。
さて。
チェチェンの汚い戦争の内幕を暴き続けて勇気あるメディアがある。「ノーバヤガゼータ」という小さな、小さな新聞。しかし燃えるような使命感で、ロシアに起きている事件の裏のはなし、過去におきた複雑な、面妖な真相を暴き出す。
暗い、漆黒の闇のなかを手探りで試行錯誤し、取材協力者を得て、実際には何がおきていたかをとことん追求し、記事をつくり、そして殺された。六人のジャーナリストが死んだ。
他方で「クレムリン・プール」というプーチン専属のジャーナリストがいる。かれらは「妻の顔を見るよりプーチンの顔を見ている時間が長い」と言われるほどに密着し、しかも、クレムリン指導者の批判は一切しない。
ロシアの暗黒を気鋭の女流作家が現地に追った労作、その筆致の迫力が凄い。
なんとなく気残りなところへレスをつけておく。
>>265 ばあさんたちが主演で男色臭いって、聞いただけじゃ何が男色くさいのか
さっぱり意味がわかんないよねw
映画全体が男色臭いっていうんだろ。「ムッソリーニとお茶を」も
「シカゴ」も見たことないから、説明してもらわないと、どこが男色
臭いのか理解できん。どのへんが男色くさくかんじたのか、もし
説明してもらえるならありがたいな。
>>268 鈴木邦男にとっちゃ、「愛によって結ばれた男性同士の戦士共同体」とか
あまりにも文学的なビジョンにしか見えないんだろうきっと。 で、そういう
ビジョンを国民的に共有させるなんて無理な相談だから、それなら三島の
個人的性癖として切り捨てるしかあるまいて。
>>278 「愛によって結ばれた男性同士の戦士共同体」といっても、実際の楯の会会員の人たちはゲイじゃないから、
文学的、イデア的な捉え方でいいんじゃないの?
<長友の同僚>
エトー(カメルーン) :世界でも五指に入るストライカー
スナイデル(オランダ) :世界最高のトップ下
ミリート(アルゼンチン):昨季のuefa最優秀選手
キブ(ルーマニア)左足の貴公子 正確なパンチで敵をベンチに
ジュリオセザール(ブラジル) :ブッフォンと並び最高のGK
ラノッキア(イタリア) :ネスタ2世
ルシオ(ブラジル) :強化版釣男、通称「留守男」
カンビアッソ(アルゼンチン) :モウリーニョも認める戦術の要、インテルの心臓
パンデフ(マケドニア) :マケドニアの英雄
サネッティ(アルゼンチン) :インテルの象徴
スタンコビッチ(セルビア):ピクシーの後継者
サムエル(アルゼンチン):通称「壁」
マイコン(ブラジル) :世界最高の右SB
長友(日本) :世界最高の左SB
レオナルド(ブラジル):元セレソンのイケメン監督
それは過去の話です。今は幸福も不幸もなく、ただ一切が過ぎて行きます。
げふ、げふ、おや雪の上に大きな日の丸が。
佃煮さんは太宰派ですか
>>283 太宰と三島どっちが好きかと聞かれたら太宰ですね。
>>284 え〜若松監督、私は好きですよ。「実録あさま山荘」は面白かったじゃないですか。
総括せよ!自己批判せよ!が合い言葉でリンチとレイプに明け暮れ、
最後は人質をとって立てこもり水攻めにあってあえなく自滅。
昭和の空気が濃厚に再現されてて名作だったなあ。
>>285 ほぉ。破壊と混沌、人々の乱心が好きなのか。アナキスト、珍しいタイプの人だな。
スタブローギンに憧れるあたりを見るとピョートルに人物像が近いね。佃煮さんには残念だろうけど、
スタブローギンはチホンの所に行って、悪戯の全てを告白しているから、自責の念を持っていた。
スタブローギンは破壊と混沌を望まなかった。ピョートルの言う「破壊と混沌、それが楽しいんですよ!」
という叫びをスタブローギンは「狂ってる」と却下している。却下していながら、自らも狂ったことしか出来ない。
だからスタブローギンは心理的に不安定になって自殺してしまった。
ザリガニさんの悪霊解説は面白いですが、私は2ちゃんねるであまり議論しないことにしたんですよ。
議論が始まると必ずと言っていい程ネットイナゴが沸き出して野次やなりすまし、自演を始めます。
そしてそれらがすべて目立つコテハンのせいにされ、責任を追及され、議論の論点はどんどんずれていきます。
今までずっとその繰り返しでした。ザリガニさんもコテハン歴が浅いんでしょうが、気をつけた方が良いですよ。
最近はだいたい言い捨てて終わりにします。ネットでの議論はメールや、会員制のサイトですることにしました。
>>287 虚無主義者なので・・・・それのどこに問題があるのか分かりません・・・・・マジで。
虚無ザリガニとアナーキー過激派サヨの違いを思い出した。
ザリガニはなるべく滅ばないように画策する保守癖があった。
故に安寧秩序、安定堅持。ザリガニにとって滅びはゲームオーバーと同義。
滅びを望むなら最初から存在すべきではないのであり、存在意義が存在しない存在という認識に至るのである。
ザリガニは雅の衛星の文化と本来の意味での国体の後世への伝承を望む。
ザリガニが
>>289の太宰治の心中癖などを見ると三日くらい寝込むことだろう。
(V) ∧_∧ (V)
ヽ( ・ω・)ノ ザリガニはちゃんと普通になりたいんだ。
/ /
ノ ̄ゝ
291 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/06(日) 01:59:47
>>278 なかなか言葉にし辛いが、ゲイの一部の芸術に於ける表現の発露方法として、男性的なものを追放した女性的コミュニティが描かれることが多いんだよな。
それから性的な能力の衰退した老婆に対する思い入れも強い。「ムッソリーニとお茶を」はその両方が兼ね備えており、何よりカメラが男色的なんだよな。
これは三島が生きていれば恐らく褒めただろう。「シカゴ」においても女性に焦点が当てられ、その凋落と出世が描かれており、こういう両極端に揺れる話は男色的だ。
ソンタグの「反解釈」に収められている「キャンプについてのノート」も参照してくれ。
サド侯爵夫人では、女だけのコミュニティなのだがそこでは来るべき男性に対する期待が描かれ、それが徐々に下落する過程が描かれている。
キャンプかといわれればそうなる寸前と答えざるを得ないが、ずるずると乱れて綾なす言葉遣いは装飾的と空虚さの両方を併せ持っており、主題と重なりをなす。
>>291 それは「男色的」ではなくて、男性のなかの女性的部分の発露、表現で「美輪明宏的」なものだから、
男性原理の男色世界とは違う。
293 :
吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 08:57:02
こう考えたら良い。
軍隊に女がいたとする、その女と同じ部隊で関係を持った。
彼女と指揮官は他の隊員とは一線を越えた関係にある。
それが男性原理により男であったというだけ。
294 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 09:08:16
287
>私は2ちゃんねるであまり議論しないことにしたんですよ。
尼りにも恥を書き過ぎ増した殻ねぇ〜(笑) 穴多の酔うな愛手に暗黙の善意な解釈を求める間抜けは鳴れ会った会員制のサイトがお似合いですねぇ〜(笑)
ゾンビ同士ならゾンビでも気にならない(笑)ゾンビ否定の必要も梨という図式ですけれども(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
295 :
吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 11:59:30
三島がいたら相撲道を排して甲冑をまとう新競技「剣術国技・侍道」を創設する
見たいな事が、もしあったらかなり支持してくれただろなw
296 :
吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 12:03:26
あと、三島は昭和天皇のことは嫌っていたそうだが、GHQの人間宣言の
草案は「神の子孫である事をやめる」というものであったらしく、昭和天皇
がそれを書き換えて「現御神をやめる」と言う事になったそうだ。
皮肉な事だが、昭和天皇自身は人間天皇でありたかったんだなあと思う。
226が成功していればそうはならなかったのだろけど。
297 :
吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 12:15:16
つまり、昭和天皇はアメリカによる神話との断絶操作を防いだと同時に
普通のロイヤルとしてアメリカとの戦争もせず日本を治めたかったのだろう。
むろんそこには英米派の勢力が付いていたわけだが。
しかしあの戦争は同時に日本の1つ姿、明確なイデの定義を示した戦争で
現在の日本は結局英米派の連中がもっていった時代が続いているわけだが
大東亜戦争が三島らロマン派・日本主義派にとってむしろ意義のある戦いで
あった事には違いないだろうな。
>>279 三島にとって盾の会の理念は形而上的、イデア的なものによって導かれていたろうな。
だが、それを現実世界で実現しようとすると、かならず挫折、失敗、分裂を余儀なくされると
これはまた、近代小説における物語原型にそっているともいえるな。近代小説の主人公と
いうのは成功を夢見て現実世界に立ち向かい努力するが、それに破れて失敗者になると。
そういう元型的ストーリーにそっているかのようだ、盾の会の顛末というのは。
三島が太宰のところ訪ねて「太宰さんの文学は大嫌いです。」と面と向かっていった話は
とても有名であるね。出久根達郎がそのことに触れて、三島は実は太宰にひかれていた
好きだったんではないかと書いていたが、俺もそう思う。
相手の作品を読んでなきゃ「大嫌い」にはなれない。たいして評価してなけりゃ「無関心」に
なるほうが普通だ。 つまり三島は太宰の熱心な読者だったんだろう。
>>291 「カメラが男色的」かあ。どんなカメラなのやら想像がつかないな。映画のワンカットを
説明することで、その男色性を言葉で説明できりゃたいしたもんだが、そういうのは
プロの映画批評家だってなかなかできないだろうねw
まあ、それらの映画が男色的だったとして、三島がほめなかったとは断言できないな。
それはそうだ。ジュネの「バルコン」だって三島は評価してたし。そういうのを評価できない
つまらない人間におもわれたくないって。ところで「バルコン」『女中たち」の解説を
みてみると、劇中の状況が「サド侯爵夫人」とよく似てる印象をうけるね。ちょっと
読みたくなってきたな「バルコン」を。
女性ばかりの舞台において、不在の男性の登場への期待が高まるという
サド侯爵夫人の展開を、男色的と表するのは無理があるなあ。ソンタグが
「男色的」と評しているか疑わしい。ソンタグって、結構勘違いした評価することが
ままあるっていう評判だから、あんまり信用できないんだなぁ。まあ、「反解釈」は
参照してもよさそうだが。
>>295 それ見たい。そして、デェアゴスティーニ♪が毎週甲冑模型販売ね。
>>298 太宰のところへわざわざ出向いて「太宰さんの文学は大嫌いです」と言ったのかw
太宰は左翼的自由主義の発想で、三島は右翼的規律主義の発想を持つから
真っ向から喧嘩になるのは必然だな。かくいうザリガニも太宰が苦手。
>>301 その評価はただのレッテルばり、党派根性のあらわれとしか俺には見えないな。
ザリガニって米川正夫も知らないくせに、ドストについて得々と語りたがるとか
ニヒリストきどるには、まだまだ修行がたらなすぎだなw
>>302 金閣寺に出てくる鶴川君て子がいるだろう?東京の裕福な禅寺の息子。
人間をタイプ別に分類しちゃう癖があって頭の中の引き出しにタイプ別に丁寧にしまっておく。
自由主義者と規律主義者は絶対に仲良くなれない宿命なのさ。
自由主義者が自由を捨てない限り、規律主義者が規律を捨てない限り。
両者は生まれ持って出た何かが最初から違うように出来ているらしい。
>>301 死はいつも、わたしと共にある
ただ死ねないから生きている
そのような意識を持つ人に、右や左があるのですか
あなたが読んでいるのは、太宰さんでも三島さんでもなく
あなた自身の在りようかもしれませんね、そしてあなたも逃げられない
藁貸しの佃煮マニアへの知的ルサンチマンからくる憎悪はすさまじいな
まあ頭の悪い奴程本能に流されやすいというから、
自分の不幸な生い立ちから無能さに至るまですべて佃煮マニアのせいにして呪っているんだろう。
藁貸し増すスレで藁貸しが論破されていたのは目撃したがそれをよっぽど恨んでいるんだな。哀れな奴だ
>>303 なんだ、鶴川ってのが規律主義者っていいたいの。
前段と後段がどうつながっているのか、よくわからんねえ。
自由主義と規律主義ねえ。規律というのを、フォーム、形式と
いいかえれば、多少は俺にとって興味深そうな論点だが。
その自由主義と規律主義ってのは、誰からか社会学の著作から
ひっぱってきたアイディアなの?
生まれながらに、反駁遺伝子という遺伝子を持つ人がいるんだそうだ。
まだ研究段階らしいけど、保守的な政策に対し何でもかんでも反駁してしまう。
何故反駁するのかというと自由を束縛するからなんだそうだ。
逆に保守的思想を持つ人は扁桃体が通常よりも大きいんだそうだ。
自由主義に突き進むと保守的思想を持つ人はアノミー状態に陥ってしまうという話。
鶴川君の話は、人間をタイプ別に分類してしまう癖が三島にあったという話。
人間をタイプ別に分類してしまう癖はマイクロソフト社の人間に多いな。
ああ、扁桃体のニュースをもちだしたか。あれもどこまで本当なのやら。
まあ、こういう科学的新事実のニュースについては、素人は真偽を
確かめようがないからね。追試の結果などの続報があがったりするまで
ある程度留保して受容したほうがよくないかな。こういう新理論については
第一報だけで鵜呑みにしてしまうというのもかなりリスキーと思うことがままある。
あるいは扁桃体の大きさについても、実験者は被験者の思想性と関連付けて
いるが、別の解釈が成立する可能性もおそらくあるだろう。
309 :
吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 14:01:07
いかにもアメリカ人らしい馬鹿な説だなそりゃ。
保守思想や選民思想に走る人というのは、ある環境的な
条件が重なると発症するわけで海馬のはその要因の一つでしかないだろう。
310 :
吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 14:02:53
で、その海馬の部位の大きさに関係してくる事があるとすれば
それは思想的な考えに違いがでてくる。
たとえば石原と三島の違いを考えればいい。
三島はまさに大きいタイプで、石原は小さいタイプではなかろうか?
癖の話なら、そうかもね
ただ、揺れ動くものを固定して枠に収めることってどうなのかな
能面は固定されているからこそ全てを表現しうる
けれども、その可能性は何によってなの、それを見るものの意識
真空妙有と言う為には、それを感じる揺れるものがあるからでしょ
>>310 どうかなあ、俺にはわからんよ。三島と石原、どっちが扁桃体大きくて
どっちが小さいのか。 まあ、試しに石原の扁桃体の大きさはかってみる
というのはありかもね。 簡単に測れるのかいな、扁桃体の大きさって。
314 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 14:16:38
305
もう名無し自作自演はおやめなさい〜(笑)涙目のオーバーヒートゾンビマニア〜(笑)藁貸し増すねぇ〜(笑)
マグナは藁貸しの方がオーバーヒートしてるって言ってたけど本当だな
こいつは何の根拠もなしに何を確信した様な事を言ってるんだ?
良い負けたからって卑怯すぎるな。バーカ!
>>313 三島の学校時代はむしろ文学に没頭して、団体性というものとはほとんど
無縁だったというから、三島のものいいが表面的には一般的な保守的言説を
なぞっているにしても、ある種のアイロニーというのは感じられるな。三島の
学生時代について何がしかの知識をえれば。
そのスレでは他にも三島の言葉がたくさん引用されてて、日教組が強くなるほど
愛国青年も輩出するようになるだろう、なんてこともいってる。これもまた逆説と
いえるか。この場合は日教組が「規律的存在」の役目をになってるわけだ。
なんかチャットみたいに盛り上がってるんだね。
三島の話ってそんなに面白い?
ザリガニが次から次へと跳ね回ってるから、スレが伸びてるだけだよw
>>315 そいつが馬鹿なのは昔からだから皆なスルーしてるよ
ちょっと相手にしただけでキチガイみたいに粘着してくるから
無視した方が良いよ
321 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 14:29:15
315
藁貸し増すねぇ〜(笑)マグ名がいうことが本当で或るならスパイがおるようですけれどもねぇ〜(笑) 名探偵(*´ェ`*)鈴木雄介の推理謎は道です?涙目のオーバーヒートゾンビマニア〜(笑)藁貸し増すねぇ〜(笑)
>>321 オーバーヒートゾンビマニアって誰だよ?キチガイが。氏ね!
323 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 14:36:42
自演魔には痴呆の気が或る様ですけれどもねぇ〜(笑)
何がどうなってるのやら、いきなり名無しとmaterialistのストリートファイトが
はじまったぞw
>>323 お前は的外れな自演認定とか誹謗中傷しかできない屑だ
痴呆症というのもお前そのものだ
どこでもゴミのように虐げられているのはなぜか考えろ
(o`.´o)←ゴミクズw
そういえば永田洋子死んじゃったね。 連合赤軍のシンボルみたいな
女性だったな。
328 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 15:11:51
325
藁貸し増すねぇ〜(笑)自演指摘も的外れなスパイ容疑の阿呆マグ名と涙目のオーバーヒートゾンビマニアのゾンビ哲学には叶いませんけれどもねぇ〜(笑)
>>328 お前の言う様な事を、心理学用語で自己投影という
お前が言っていることはお前自身に当て嵌まる事だ
腐った頭ではその判断もできないだろうがな。
お前は氏んだ方が世の中のためにいい。
藁貸しなんぞに比べたらマグナの方がよほどまともなコテだろうに
(o`.´o)ちゃんを叩いてるのは、佃煮丸出しだね。
(o`.´o)にちゃんづけするチワワって馬鹿なの?
だからいじめられるんだろw
と、涙目の自演魔佃煮が。
こいつらどう見ても精神病だろ
48 名前:ヘ(^q^)ヘ鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ [sage] 投稿日:2011/01/21(金) 12:00:14
マグナはスパイだよ。川上未映子さんのヤバいネタ掴んでて、ここぞという時に暴露しようとしてるんだからあまり信用しない方がいいよ。
219 : この名無しがすごい![] : 2009/06/13(土) 02:32:35 ID:cWOIWCAP
わたくしは非常に臭覚が鋭く過去にはエリカの自演も暴き、クンニカスの自演も暴いたのは痴呆狸も汁ところです殻ねぇ〜(笑) 侮れ無いですよ〜(笑)間抜けID:Yosas9he=キリコさん〜(笑)
重度の妄想だな
337 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 17:44:59
334=335=336
これがマグ名の自演と解らぬ者になにを釈明するのです〜(笑)阿呆マグ名は藁貸し増すねぇ〜(笑)
おいおい、藁貸し小僧はあれで可哀想なやつなんだからあんまりいじめてやるなよ
文学板に来て日が浅い奴はあいつの自意識過剰なキチガイ染みた言動が目につくんだろうが、
藁貸し小僧などは友達も伴侶もなく無職引きこもりのまま中年をすぎて2ちゃんに常駐するしかない無能の作家志望でメンヘルナマポだぞ?
ああいうやつはスルーするのが大人の優しさって奴だぞ?
あいつにかまっていても得るものなど何もないしな
339 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 17:57:37
重白いのは自演を否定せず新たなコテ338が登場し中傷することですねぇ〜(笑) このパターンは高齢のお決まりオーバーヒートゾンビパターンという奴でしてねぇ〜(笑)
オーバーヒートワラカシが何言ってるのか意味不明
誰が見ても藁貸しはオーバーヒートしているよな
俺はマグナじゃないが
どんなにいじめられて動揺しても狸のパクリ文体は意地でも崩さないつもりなんだろうな
馬鹿なんじゃねえのこいつ
と、3連投する自演魔
チワワはコテつけろよ
本人特定も難しい匿名掲示板の2ちゃんねるで、
文体だけで自演を見抜こう、見抜いたつもりとか、
そういう事言い出すのは相当2ちゃんねる依存症である証拠
常識で考えてありえない発想だということに気がつかないというか
そういう事言ってる奴ってそろって歪んだ馬鹿なんだよ
そうだ、日教組の日の丸君が代大嫌い裁判先生は、悪ふざけをしているのだとずっと思っていた。
だが、反駁遺伝子の存在を意識しはじめてから、本気で日の丸君が代を嫌がっているのだと理解した。
347 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 20:43:55
さて、愛人マゾちゃん(笑) 効いて下さい増し〜(笑)
ゾンビが説得すればゾンビで鳴く鳴りゾンビ主観に対する客観がもちこまれ、ゾンビ世界が開ける(笑)とはオーバーヒートゾンビマニアのゾンビ哲学ですけれども(笑)わたくしさえ説得できないゾンビマニアのゾンビ哲学では世界は核戦争で滅亡の危険ですけれどもねぇ〜(笑)
早くそのゾンビワールドを開けて星いものです〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
汚物登場w
何言ってるのか意味不明w
349 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 20:51:40
348
977 :佃煮マニア:2010/12/01(水) 23:17:45
>>971 唯物論をぜんぜん知らない低能オーバーヒートネットストーカー自演魔のマテリアリスト(o`.´o)さんは哀れですね。
解体と創造など私が言った事の焼き直しじゃないですか。しかもそれを戦争に結びつけられて語るには至っていない。
私の唯物論的イデオロギー革命などまったく意味がつうじていないことがはっきりしましたね。まさに豚に真珠です。
また「哲学的ゾンビ」の意味をまったくはき違えていることにも驚きました。
こんな人の何がマテリアリストなのかと目を疑いたくなりますよ。悲惨です。
哲学的ゾンビとは、自分と変わりないように見える他者に、もしクオリアがなかったら?という思考実験ですよ。
この思考実験が仮定でしかないと否定する方法の一例とは、「私は独我論者ではない」と誰かに打ち明けることです。
独我論者にとっては主観が全てで、他者とはゾンビであり到達できない彼岸の向こう側にあるのだから、他者との対話は不可能になります。
しかし、自分が独我論者でないことを他者に伝えることで、独我論者の絶対的主観に対する客観がもちこまれ、世界が開けるのです。
978 :(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2010/12/01(水) 23:42:18
藁貸し増すねぇ〜(笑)低脳オーバーヒート佃煮〜(笑)ゆえに戦争を起こしたのは他者たるゾンビ(笑)魔さにわたくしの予想通りで 藁貸し増すねぇ〜(笑)
穴多の逝っておるのは唯識論でしてねぇ〜(笑) 「独我論者の絶対的主観に対する客観」謎は欲生理死ては道です〜(笑)
本日はこれにて阿呆はオーバーヒートで笑止ねぇ〜(笑)
351 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 21:08:37
350
売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアが生活保護のようですけれども〜(笑)
>>351 藁貸しのおっさんって平日昼間から一日中大量に書き込んでるじゃん
内容も社会性ゼロ理性ゼロ加齢臭プンプンの時代錯誤な馬鹿丸出しの糞みたいな内容
2ちゃんねるしか居場所がないの?この人?って不思議になるよ
そんで固定に粘着するのが生き甲斐なんでしょ?あんたって
こんなことしてる屑って普通生保ニートぐらいしかいないよね
353 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 21:20:57
352
穴多ほどでは無いですよ〜(笑) 生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアさん〜(笑)
当たり前の様に鸚鵡返しか。
ほんと屑だよなあ藁貸しって。
ほんと馬鹿だよなあ。
>>353 あんたって人に言えない様な身分なんでしょ?
あんたの無能さ加減と異常な行動パターンを見ると、
ああこいつ生活保護のニートなんだろうなあってすぐに察しがつくわけ。
佃煮さん、脳腫瘍の検査に行った方がよくない?
ワラカシの下品さってやっぱ生まれ育ちの卑しさから来るんだよな?
最初見た時はあまりの酷さにびっくりした
クンニカスとかルサンチマンとか何が何やら
358 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 21:45:01
355
穴多に身分をいう義務とはなんです〜(笑) 噂に寄るとわたくしは出版業界の者らしいのですけれども(笑) その根拠が未央子のゴースト説暴露(笑)と
潮吹きマ○コの芥川コネ受賞予想の的中とのこと〜(笑) これがもしほんとならわたくしは道鳴るので消化ねぇ〜(笑)
359 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 21:49:08
357
生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアさん、手遅れに鳴る前に脳腫瘍の検査に逝って来なさい〜(笑)
この下品さと誇大妄想にはマジでついていけない
こいつはどう見てもきちがい
361 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 21:51:19
生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアさん、ゾンビ説得どころか関係を寄り悪化しておるでは無いですか(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
ここの阿呆コテ約二名が佃煮マニアに血眼になっていることは把握した
ワラカシは今日だけで14回レスしてる
内容はくだらない煽りだけ
こいつの人生って何なんだろうな
364 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 21:57:35
少なく友ここのそのコテ約二名が約一名血眼になって反レスしている生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアであることを把握しており増す〜(笑)
え。ワラカシって脳腫瘍の生保ニートなんだ、それは納得
佃煮マニアのストーカーもいいかげんにしとけよ
佃煮さんは何故?自分の胎児を佃煮ではなくハンバーグにしたのか?
・・・は、ともかく、てんかん持ちで残忍な行為に走り浅間山荘にウキウキしちゃう、そんな佃煮さんは
永田洋子と同じ病気ではないかと思ったのです。
367 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 22:07:00
>>305-365 さて、この305-365間に生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアの自演書き込みを透視してごらんなさい〜(笑) これがコテも憑けられぬ涙目の自演魔阿呆の本性なのですねぇ〜(笑)
>>366 真間さんの嗜虐ネタに調子を合わせただけじゃないのか?彼は
それと永田は脳腫瘍だけじゃなくてバセドウ病も患ってた
>>367 お前はよくそんなくだらないことに全人生を賭けられるな。
頭腐ってんじゃねえの生保ニートのゴミコテ氏ねよ
書き込みが事実であるか否かは佃煮さん本人にしか分からない。
事実であるなら、脳腫瘍の検査にいかないと数年以内に認知症のような症状を出す可能性がある。
そのまま永田のように何十年も生きるのは少々気の毒な気がする。
ははは、この藁貸しの哀れなザマを見ろよw
367:(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ (23) ::2011/02/06(日) 22:07:00
>>305-365 さて、この305-365間に生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアの自演書き込みを透視してごらんなさい〜(笑) これがコテも憑けられぬ涙目の自演魔阿呆の本性なのですねぇ〜(笑)
こいつは教養も品性も何もなくて、コテを名のってる事だけがプライドの拠り所で、
今日一日費やして何をしようとしてたかというと、「文体からどれとどれが同一人物か当てて勝利宣言する事」これのみだろw
人間ここまで来るともう2ちゃん廃人まっしぐらという感があるなw
372 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 22:24:14
369
ゲームですよ、生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアさん〜(笑)穴多がこのような自演書き込みを幾度も繰り返しておることを暴露することは哀れな生活保護の売れない元漫画家オーバーヒートゾンビマニアを死ってもらう絶交のチャンスです殻ねぇ〜(笑)
>>372 厨房って言い負けると「釣りだよ」とか「ネタだよ」とか言ってごまかすよなw
藁貸しの「ゲームですよ」は敗北宣言と取っていいw
生活保護って言い当てられて必死の連投をするも空しく撃沈した永遠の老害ワナビ藁貸しw
お前にはぜんぜん文才がないよw
「文体からどれとどれが同一人物か当てて勝利宣言する事」を一生やり続けてろよ藁貸しw
ほんと低次元だよなwなんでこいつってこんなに馬鹿なのwこいつ相手にしてると頭の悪さが移りそうw
375 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 22:34:42
373
藁貸し増すねぇ〜(笑)穴多をここまで追い込める者がわたくし意外にどこにおるのです、これぞ、わたくしの文才の為せる技で笑止ねぇ〜(笑) 死かも穴多は過去のわたくしの書き込みを読み漁っておるほどのわたくしのファンでもあるのです殻ねぇ〜(笑)
藁貸しの品性下劣さと文才のなさと教養のなさは救えねえなw
こりゃ2ちゃんしか居場所がなくなるわけだw
こんなやつが出版関係者なわけねえだろw 笑えるw
377 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 22:40:15
「文体からどれとどれが同一人物か当てて勝利宣言する事」=未央子ゴーストを暴露死たわたくしですよ〜(笑)
一生やってろ屑w
生保ニートの暇つぶしにはつきあいきれねえよw
お前がどれほど頭が悪いかよーくわかったわw
こりゃ作家になれる訳がないw
379 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 22:47:23
378
さて、股もやわたくしが論破死た様ですねぇ〜(笑)
「文体からどれとどれが同一人物か当てて勝利宣言する事」
これをやるのは重度の2ちゃんねる依存症だよね
2ちゃんねる依存症が進行すると藁貸しみたいにコミュニケーション不全の痴呆症になるらしいよ
381 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/06(日) 22:57:03
380
まだ憑き逢ってくれるのですか〜(笑)藁貸し増すねぇ〜(笑)
>>371 哀れなザマは、どうみても名無しのあなたですよ。つまんない煽りとみえすいた自演してる毎度のバカのようですが。
藁貸しは音楽とかどういうの聞くの?出版関係者の趣味を披露してもらおうか
>>382 チワワ=バカだっていうのは文学板の共通認識だからなw
お前何人にバカって言われたよ?
>>384 板の共通認識なんてものがあると思ってる時点で、あなたが自分で規定している重度の2ちゃん依存の気違いのようですね。
チワワは出しゃばるな。こいつの陰険さはもう飽き飽きだ。
藁貸しよ、好きな音楽家を10人挙げてそれぞれ解説しろ。
どんなセンスをしてるのか見てやる。
3日の節分祭は楽しかった。
節分祭をハシゴした。
神主さんの挨拶が三島の国体だったな。
神主さんはお金の話もしていた。
「お金は水と一緒です。蛇が飲めば毒となり牛が飲めば乳となる。持つ人のありようで毒にも乳にもなります。」
藁貸しは逃げたのかw
こいつに音楽的教養なんかそなわっていないからなw
音楽・・・・・・・・音楽を聴くことで何が得られるのか解らない。
音楽は所詮娯楽であり、スキルつまり生きる糧にはなり得ない。
音楽は集中力の妨げである。
浅いなw
で、藁貸しは誰が好きなんだ?例によってAKB48とかかw
藁貸しは2ちゃんが生き甲斐だから芸術を鑑賞したり音楽に心を躍らせたりすることが皆無なのだろうなw
こいつがいかに貧しいかはこういう所から伺えるw
やっぱり私の言った通りになったでしょう。
議論を始めるとかならず荒らしコテとネットイナゴが沸いてどんどん話がくだらない次元に落ちて行くと。
荒らすだけ荒らして全部他人の責任にするのがお約束なんですよね。気違い沙汰です。
若松孝二監督には友達が助監督で付いたことがあるのでATG時代の話とか色々こぼれ話もありますが、
まさかこんな掃き溜めでする話でもないでしょう。
で、藁貸しの音楽的教養は披露してくれないの?出版関係って噂されるほどセンスがいいんでしょ?
なんだ、ストリートファイトは終わったの? 藁かしとそのストーカーが喧嘩してた
ようだが、傍目からはどっちもどっちというか、関係ないスレを私怨で荒らしてる
ようにしか見えないね。
まあ、そういうリスクもあるのが2chだな。歩行者天国でパフォーマンスしたいが
そこには加藤がトラックでつっこんできたりする潜在的リスクもある、みたいなー。
そういう荒らしリスクを低減しつつ公開で話をしたいなら、ブログなどのほうが
いいのかもね。
火事と喧嘩は江戸の華〜とい。 ストリートファイトと聞けば
ファイターの血が騒いじまうぜ!
397 :
ザリガニさん(無):2011/02/07(月) 08:16:51
議論だなんて、そんなもの成立した事があったかな?意思疎通でさえ成立しない事が多いのに。
ママさんとは成立したな。
太宰を読んでも消化出来ずに嘔吐するだけ。逆に三島を読んでも消化出来ず嘔吐するだけ。
そんなウヨサヨの壁を超える事など出来ないのだという事を改めて感じた。
>>397 いやいや、おまえさんが三島は「悪霊」読んだことないだろうなどと発言したとき
あのとき、確かにコミュニケーションは成立したよw ザリガニにとっちゃ思いだしたくも
ない記憶だろうから抑圧したくなるのも無理はないが。 記憶の抑圧によって
コミュニケーションの可能性自体も否定する結果についにはいたるのだなw
ところで三島がキリーロフについて語ってるのを発見したぜ。 日沼倫太郎という
批評家が、三島に会うたびに自殺をすすめていたそうで、三島文学は三島の
自殺のみによって論理的に完成する。そしてそれはキリーロフのような論理的
自殺そのものである、と主張していたそうな。日沼がどうやってそのような結論に
到達したのか、これは日沼の書いたものを読んでみないと、その行程は理解
できないか。 まあ、読んだからといって理解できるという保障があるわけでもないが。
399 :
ザリガニさん(無):2011/02/07(月) 12:09:07
ちょっと文意がよく汲み取れないが日沼さんという人が、「キリーロフの自殺のように、三島の自殺によって三島文学は完成する。」と結論づけたと?
で、肝心の三島は、悪霊について、どういう見解を示した?
米川の持ち込んだロシア小説はほとんど発禁喰らってたわ。
皮肉なのは、ウラジミール・レーニンも悪霊を反動的だと断罪してるとこw
400 :
吾輩は名無しである:2011/02/07(月) 15:23:43
三島由紀夫・・・助けてくれ・・・
日本はもう自由主義に潰される寸前だ。
誰もがあなたのように生きれたらよいのだが、現はそうも行かない。
自称出版業界人で生活保護受給中のワラカシ・マスネーの華麗なる音楽講座はまだなの?(にやにや
>>399 三島の自殺によって三島文学が論理的に完成するというのが日沼の
意見で、それがキリーロフ的自殺であるというのも、おそらく日沼の
意見であるだろう。日沼というのは三島より先に死んでしまって、その
追悼文章の中に、三島が日沼とあったときのことを記している。
そこからの引用さ。三島のなすべき自殺もキリーロフの自殺も論理的
自殺であるはずという、そういう評価において、キリーロフの名前が
たまたまあがると、そういうことだ。
>>399 米川の「悪霊」が発禁をくらってた? 伏字とかならわかるが発禁されてた
というのは何で読んだのさ? 戦時中も日本は共産主義文献をいろいろ
発禁にしていたが、「悪霊」というのはソ連では反革命的作品とみなされて
発禁にされていたので、つまり日本で「悪霊」を発禁にしなくてはならない
理由ってあまり思いつかないんだが。
それに発禁になっていたのは戦争が終わるまでで、日沼と三島が出会った
ころは、すでに発禁は解除され、自由に読めるようになっていたので、三島が
読んでいた可能性は十分あるだろうよ。
ロシア文学で戦時中発禁になったものといえば、アルツィバーシェフの
「サーニン」が戦時中の日本で発禁になったそうだが、あれはサーニンの
デカダンスが忌避されたので、共産主義思想とは関係なしに発禁にされた
例といえるか。
>>403 ググっても全然ヒットしてきませんが、
悪霊が発禁というのは、スタブローギンの告白の箇所が過激だったため掲載不可になっていたのとは別の話ですか?
もうちょっと詳しい話を教えて下さいよ。できればソースも提示してください。
>>402 高橋和巳という人も、三島の死とキリーロフを合わせて論じてましたね。
>>405 それとは別の話でしょ?「悪霊」が日本で発禁になったかどうかという話なんでね。
スタブローギンの告白を掲載不可にしたのは、編集者のカトコフでしょ。日本とは
関係ない話だよね。 ソ連でドストエフスキーが発禁になったという話とも
無関係なこと。
こんなこと常識かと思ってたが、意外とみんな知らないんだねw
>>409 あっ本当ですね。これは知りませんでした。
どうもありがとうございます。
>>413 松本健一氏は著『ドストエフスキイと日本人』
『三島由紀夫の美学講座』
このあたりはチェックしても損はなさそうだ。
1940年前後頃、共産主義勢力にビビった特高警察の検閲で、ロシア文学のほぼ全てが発禁を喰らったそうだ。
だけど現在の同人みたいな形で出回ってはいたらしい。自分はその当時生きた人から直接聞かされた。歴史だな。
>>402その追悼文には具体的に何と書いてあった?
キリーロフは鉄道建設の仕事を終えてから様子がおかしくなった。スタブローギンは彼の神様論を聞かされて
「狂ってる」という評価を下した。ピョートルに殺害される場面の様子もニタニタ笑うなど発狂の痕跡が窺える。
キリーロフはやっぱり狂ってた?
ときに三島の太宰嫌いはスゴイな。関連人物の三島由紀夫・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%AE%B0%E6%B2%BB 大学時代に三島は、「僕は太宰さんの文学はきらいなんです」と放言した。
その後も約20年間にわたって繰り返し太宰に生理的嫌悪を表明し続けた。
三島も気性が激しいな。気持ちは理解できる。ザリガニは太宰を読んで知恵熱を出したことがある。
>>415 人から話を聞いたのかぁ。でもその話だけじゃ「悪霊」が本当に発禁に
なったのかちょっと確信がもてないな。勘違いしてる可能性もあるし。
もひとつくらいソースがないと…
>
>>402その追悼文には具体的に何と書いてあった?
んじゃ、三島の追悼文から引用しようか。(孫引きだけど)
「氏は私が今すぐ自殺すれば、それはキリーロフのような論理的自殺で
あって、私の文學はそれによつてのみ完成する、と主張し、勸告するので
あつた。その當人に突然死なれた私の愕きは云ふまでもあるまい。
電話で訃音に接したとき、咄嗟にその死を、私が自殺と思ひちがへたのも
無理はあるまい。」
>>416 その後半も補足するとこうですね。
「氏は会ふたびに、私に即刻自殺することをすすめてゐたのである。もちろん買被りに決つてゐるが、氏は私が
今すぐ自殺すれば、それはキリーロフのやうな論理的自殺であつて、私の文学はそれによつてのみ完成する、と主張し、
勸告するのであつた。その当人に突然死なれた私の愕きは云ふまでもあるまい。電話で訃音に接したとき、咄嗟に
その死を、私が自殺と思ひちがへたのも無理はあるまい。しかし病死であればあるほど、生きてゐる同士なら
酒間の冗談でも済ませられるものが、済ませられなくなつたといふ重荷は私の肩に残る。いかなる意味でも、
それは冗談ではなくなつたのである。
氏といへども、もちろん私について誤解はしてゐた。私が文学者として自殺なんか決してしない人間であることは、
夙に自ら公言してきた通りである。私の理窟は簡単であつて、文学には最終的な責任といふものがないから、
文学者は自殺の真のモラーリッシュな契機を見出すことはできない。私はモラーリッシュな自殺しかみとめない。
すなはち、武士の自刃しかみとめない。そんな男に、文学者としての「論理的自殺」をすすめてやまなかつた氏は、
あるひは私を誤解してゐたのかもしれないが、あるひは実は、私なんか眼中になく、私に託して、自らの夢を語つて
ゐたのかもしれないのである。人からきいた話だが、ある雑誌の「私のなりたい職業」といふ問ひに、「隠亡」と
答へた氏であつたさうである。」(三島由紀夫「日沼氏と死」より)
そうか、悪霊を読んでいながら楯の会事件を起こしたのか・・・・天晴な人だな。
>>417 この二人はスゴイよwwwwwwwww
太宰の自殺は六回ある。@二十歳のとき、学業不振を苦にしたカルチモン自殺未遂。
A二十一歳のとき鎌倉海岸でカフェー・ホステスとカルチモン心中(女性だけ死亡)。
B二十五歳のとき都新聞社入社試験不合格で鎌倉山で縊死未遂。C二十七歳のとき内
妻初代と水上温泉で心中未遂。D三十八歳、睡眠薬の飲みすぎ。E三十九歳、山崎富
栄と玉川上水で心中。自殺願望は六回目にしてはたされるが、こういった自己破壊衝
動をささえるのは屈強な肉体である。健康体でなければ六回も自殺はできない。よく
飲みよく食ったからこそ五回もの自殺未遂ができた。死んでみせるのもまた体力であ
る。あれほどすべての面で太宰に対抗心を持った三島が、唯一太宰を超えられなかっ
たことは、三島が三十九歳で自殺できなかったことである。
嵐山光三郎『文人悪食』新潮文庫
太宰の純粋なタナトスに対して、三島の自殺は作為がありすぎていやらしいんですよね。
ドストエフスキーなんかをトレースして箔を付けようというのも好感がもてないし。
>>417 おまえはチワワかw
前スレでキリーロフを出したのは俺だけどさ
こんなの今更引用しなくていいんだよ
高橋和巳の意見を読んでアホかと思ったもんだが
悪霊→ニーチェ→何タラでわかりきってるじゃんよw
大江「他人の足」の主人公がイポリートみたいなもんだよ
ザリガニが心底太宰を嫌うのは、その精神の弱さと人間の不誠実さにある。
女にも金にも人生にもだらしがない。甘えられそうな誰かに寄りかかって自身は自由に生きるという醜悪さも。
これが生理的嫌悪感に直結するような気がするわ。
. (V)∧_∧ (V)
ヽ( )ノ 太宰はキライです。
. / /
.......... ノ ̄ゝ
>>419 頭おかしいんじゃないの、あんた。
三島は別に自殺する前提で、仮面の告白や金閣寺を書いたわけじゃないから、ドストエフスキーをトレースとかいうあんたの物言いはまるで違いますよ。
いいえ。自殺する前提で書いたの。残念でした浅読みチャソ
>>420 何を威張ってんの?バカじゃないの、あんたは。
誰もあんたのレスなんか覚えちゃいないよ。
チワワの記憶力は犬並み…て当然かw
>>423 逆だよ。仮面の告白は23歳ころに、失恋から立ち直るため、自殺回避のために書いたものです。
金閣寺も、作品内で金閣寺(戦後アメリカ化した天皇)を焼くことの代償で、戦後の現実を生きるために書いたもの。
(^^)
狂信者チワワの言ってる事はぜんぜん説得力がありませんね。
三島の自殺願望がいつからあったなんて知りようがないですし、
高橋の解釈が馬鹿げていると他の人だって言ってるでしょう。
>>417 これ読むと、日沼は三島文学を完成させるため、三島にとって自殺することは
論理的帰結と主張し、三島は文学者としては死なない、武士として死にたいと
やっているわけだが、三島が実際におこなった自死は日沼の条件と三島の
条件と双方を満たしているかのように思われるね。
>>419 死ぬ前にドナルド・キーンその他の友人に手紙をおくって、遺作となる豊饒の海の
海外での出版が確実なものになるよう、あらゆる手を尽くしてほしいと、書いている
そうな。キーンはこの依頼を評して、武士として死ぬつもりとはいっていたが、やはり
文学は三島をかたちづくる要素としてあまりに大きい比重を占めていた、と述べていたね。
430 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:05:16
藁貸し増すねぇ〜(笑)予想通りふてぶてしい自演魔オーバーヒートゾンビマニアがなにも無かったように書き混んで降りますねぇ〜(笑) 相当の自演な鳴れなので消化ねぇ〜(笑)
次に来るレスを予想してごらんなさい〜(笑)
391 :吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 23:43:08
浅いなw
で、藁貸しは誰が好きなんだ?例によってAKB48とかかw
392 :吾輩は名無しである:2011/02/06(日) 23:50:36
藁貸しは2ちゃんが生き甲斐だから芸術を鑑賞したり音楽に心を躍らせたりすることが皆無なのだろうなw
こいつがいかに貧しいかはこういう所から伺えるw
393 :佃煮マニア:2011/02/07(月) 01:51:02
やっぱり私の言った通りになったでしょう。
議論を始めるとかならず荒らしコテとネットイナゴが沸いてどんどん話がくだらない次元に落ちて行くと。
荒らすだけ荒らして全部他人の責任にするのがお約束なんですよね。気違い沙汰です。
若松孝二監督には友達が助監督で付いたことがあるのでATG時代の話とか色々こぼれ話もありますが、
まさかこんな掃き溜めでする話でもないでしょう。
394 :吾輩は名無しである:2011/02/07(月) 02:07:04
で、藁貸しの音楽的教養は披露してくれないの?出版関係って噂されるほどセンスがいいんでしょ?
>>423 ほとんど何も三島を読んでいないあんたは深読みすらできるわけないでしょ。仮面の告白書いたとき何歳かも知らないバカが(笑)
432 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:06:17
太宰の自殺と三島の自殺を比較して述べる自演魔オーバーヒートゾンビマニア(笑)他人の意見を鵜呑みの阿呆は 藁貸し増すねぇ〜(笑)
>>428 私の解釈と、高橋論とは別に何の関係ありませんけど。
何もかも頓珍漢バカは三島について口出ししないほうがいいですよ。ボロ丸出しだから。
434 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:12:05
豊饒の海四部作の当初のプロットは居間のとは別物(笑)研究者に寄ると当初のプロット時四月頃には三島の自決の意志は無かったとのこと(笑)わたくしもこれを指示しています〜(笑)居間の結末は
夏頃には書かれていたというのです殻、夏当りから計画されたのでは無いで消化ねぇ〜(笑)
>>431 三島のことに詳しい事が即優秀である証拠にはなりませんよ。
ドストエフスキーやニーチェだって三島の事なんか知らないし。
(o`.´o) ←恥垢w
437 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:15:44
太宰は結核に犯されており自宅へ帰った遺体を細君は子供に移る殻と家には入れなかったと誰かが書いて増したけれども(笑)早かれ遅かれ太宰は死んでおったと逝った漢字ですねぇ〜(笑)
死ね
439 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:19:43
435
>ドストエフスキーやニーチェだって三島の事なんか知らないし。
これは笑うところなので消化ねぇ〜(笑) ゾンビ解釈なので消化ねぇ〜(笑)
>>433 高橋論をコピペしておいてそれが否定されると引っ込めるのですか。
だったらはじめからコピペなどしなければいいでしょう。
三島にはドストエフスキーの様な群衆劇や革命的な思想など描けないでしょう。
作家としての格が違いすぎますよ。
三島の死がキリーロフ的とかあつかましいにもほどがありますね。
441 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:25:36
自演魔オーバーヒートゾンビマニアは 藁貸し増すねぇ〜(笑)この阿呆は仮面の告白を書いたとき何歳かグ愚ってるので消化ねぇ〜(笑)
引用魔は競技場をグルグル周回してます
見物人は藁貸しだけw
俺はとっくにコースに出て街なみを走ってます
ドストが作家としたら、三島は作家のフリをしただけです
読書人の常識ですな
>>434 暁の寺執筆中の、新宿デモ(全学連の)のときに、その鎮圧に自衛隊と楯の会も参加して、それに乗じてクーデターを起こす計画だったようですね。
そして全学連と戦って乱闘で殺され、暁の寺は未完になると覚悟してたようです。
またしてもチワワ涙目の展開
>>440 私がいつ高橋論を引用したんですか?
何もかも頓珍漢バカの自演魔佃煮は、頭が相当おかしいんじゃないの?
447 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:36:43
443
暁の寺執筆中で荒ればわたくしのいう以前に鳴り増すねぇ〜(笑) 乱闘で殺されては切腹は無理ですけれども〜(笑)
>>445 下品な誹謗中傷ですね。よほど追い詰められているのでしょう。
あなたは少なくともドストエフスキーの五大作品ぐらいは読んだんでしょうね?
その上で三島と何かしら共通点があると考えているんですか?
常識で考えてありえない発想だと思いますが?
449 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:40:33
446
これは遺体ですねぇ〜(笑) 自演魔オーバーヒートゾンビマニア(笑)は精神障害重症では〜(笑) ゾンビに祟られておるので消化ねぇ〜(笑)
>>443 子供みたいにはしゃいでた、と弟・千之の証言。
藁貸しは死ねよ
>>448 チワワはドミートリイの懺悔だけ読んだw
>>448 私は別にキリーロフと三島がどうとか、どうでもいいし。
でも日沼とか高橋とか何かしらそれと三島を関連、共通する思想を見る人がいるんだから、
太宰文学と三島文学とを、比較、関連する人がいるのと同じで、いろんな論考があっていいんじゃないの?
もういいシッコして寝ろ
456 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/07(月) 23:51:57
自演魔オーバーヒートゾンビマニア(笑)の股出ましたねぇ〜(笑) 自分は三島は読まず他人にはドスト五部作は嫁(笑) ゾンビ哲学とは主観に客観を挿入しゾンビワールドを拡大するというのですけれども〜(笑)
まず自分の主観を導火しろで笑止〜(笑)自演魔オーバーヒートゾンビマニア(笑)
>>452 それがどうした。私は、高橋論を知らなかったNさんに、その紹介しただけの話でしょ。
やっぱチワワは誰が見ても馬鹿な汚物ババアだな!
論破されてるのに気づけよ!
自演魔バカの常套句
誰が見ても
常識
>>454 そりゃ太宰と三島は同時代を生きた作家だし確執もあったから比較されるでしょうに。
この間、作家の津原泰水さんから回答を頂いた時も、
「三島は後期の娯楽作品にドストエフスキーを少し流用しただけで、特に関係はない」
とのことでしたけど、それでも強引に両者をこじつけて強弁する変な人がいるんで質問をしたんですよ。
そしたらいきなり訳の分からない罵声を浴びせて来るから、この人は最悪だなあと思ったものです。
どんなこじつけも個人の自由だと言って三島程度の作家を世界の文豪と照らし合わせるのは愚かな振る舞いじゃないですか。
悪霊ねぇ・・・でも佃煮さんは悪霊の中身をほとんど記憶してないでしょ?
>>461 日沼や高橋は、別にドストエフスキーと三島を比較したわけじゃないでしょ。
登場人物の一人と三島を論考しただけで。
何そんなに怒るのか意味不明。
それでは、(o`.´o)ちゃん、Nさん、ザリガニさん、おやすみ〜
ほいおやすみ。
「チワワいじめられる」ワロタw
468 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/08(火) 00:19:21
464
おや…ÅÅちゅーちゅー…(笑)
>>463 これは酷い逃げ口上ですね。
そこまでせこい真似をするなら、謝ってしまえばいいのに。
それでまた明日からまた同じくだらない妄想にふけるんでしょう。
またチワワがやらかしたのか。
こいつ本当に馬鹿だな。
自演自演
↑
くやしくて寝れないチワワw
473 :
吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 00:57:26
チワワは三島を美化するためなら手段を選ばない感じで非常に見苦しい
それを何人もの人に指摘されているのにまったく受け入れようとしない
これほど浅はかな馬鹿もいまい
マグナと佃煮マニアは本物コテハン
他のはガセ
マグナ神よ来い来い
吹け
嵐をおこせ
476 :
吾輩は名無しである:2011/02/08(火) 07:10:59
文化防衛論か・・・・
三島は文化がファッショや経済を作り、そして強靭な軍を作ると言うことを
ちゃんと理解し、そして文化もまたある意味軍事であり、軍や文化が無いところに
外国は攻めてくると言う危機意識を訴えたかったのだろうな。
泰平無事が続くと、われわれはすぐ戦乱の思ひ出を忘れてしまひ、非常の事態のときに男がどうあるべきかと
いふことを忘れてしまふ。金嬉老事件は小さな地方的な事件であるが、日本もいつかあのやうな事件の非常に
拡大された形で、われわれ全部が金嬉老の人質と同じ身の上になるかもしれないのである。
三島由紀夫「若きサムラヒのための精神講話」より
なんだ、チワワは性懲りもなくまだ生きてたのか。
チワワのようなクソアマは覚せい剤を打ってホームレス集団に3時間ぐらいレイプさせて気絶させ
その後肥溜めにでも突っ込んでおくのが適当だろうな。
/ヽ /\ _
/|\ | ヽ 〈三ヽ /三/| / ! /!ヽ
| l ヽ | ヽ !\ / _| / | ,' / !
| ヘ ! ヽ ( )){ }( )) ,' !_/ / j
', ヽ | l トイ`|i|⌒ Y=} ! ', / /
', ヽ!≡ l { ヽ || r‐'リ -i ! ≡ ! /
ヽ ≡ ! | ミ )!!= 彡-ノ_ l ≡ ! ,.'
\ ≡ | ,.-ノ / ! ト、トく `メ、_', = / /
\ ≡ ! /てノしイ_人人ノ、 ヽ /
\― |/ヽ ,イ- 、ヽ / イ´ ̄ ̄ヽ_/
\ ヽ/ l ヽi / ̄`!
 ̄ 〉―く ァ―‐‐j
「美しい星」の自称宇宙人たちの議論はドストエフスキーの大審問の影響があります。
481 :
吾輩は名無しである:2011/02/09(水) 00:16:56
それ、みきたけに聞いたの?
ねーよバーカ
>>481 「美しい星」の創作ノートだか、創作過程について綴ったもののなかに、大審問をヒントにしたという記述がありました。
三島がバタイユについて書いたもので一番本格的なものはどれですか
藁貸しは汚物
ビョークが三島ファン・・・・・orz
>>487 悪霊を読んでみようと思うんだけど、どの文庫の訳がいいのか教えて。ザリガニちゃん
>>485 「エロチシズム」――ジョルジュ・バタイユ著 室淳介訳
という論ですかね。
「小説とは何か」にもバタイユ作品についての記述があります。
>>488 ザリガニは新潮のしか知らない。
全然関係ない話なんだけど、新潮のYonda?の一言レビューは面白いよ。
金閣寺は「美しいものを汚したい。これを狂気と言いきれますか。」になってる。
人間失格は「この主人公は自分だ、と思う人とそうでない人に、日本人は二分される。」
羅生門は「ワルに生きるか、飢え死にするか。仕事をクビになった若者は考えた……。」
>>490 ありがとう、じゃあ新潮のを見てみます。
>>489 上のはバタイユ自身の著作ですよね?そのなかに三島の書評があるんですか
小説とは何かについては参照してみようと思います
>>492 バタイユの著作名がそのまま、評論のタイトルになってました。
アル中でパチンカスの藁貸しは生活保護打ち切られてホームレスになったのか?
孤独死したらしい
そうだといいね
と、みえすいた自演。
5億年も前からその姿をほぼ変えぬ昆虫がいる。
進化を停止させたのは、進化が完了した完成された奇跡の昆虫だからである。
触覚をくねらせ茶色に膏をその身体に漂わせ光輝くその昆虫を人々は忌み嫌う。
だが私はその完成された奇跡の昆虫に敬愛の思念を寄せるのだ。
本当に素晴らしい昆虫だと思ってしまうのだ。だから私自身は価値倒錯を引き起こしている現実を受諾する。
(V) ∧_∧ (V)
ヽ( ・ω・)ノ ゴキブリ……
/ /
ノ ̄ゝ
なぜザリガニは・・・・・・・こうなんだろう?
500 :
吾輩は名無しである:2011/02/12(土) 10:04:15
>>499 人はわからないに耐えられない
まるくてやわらかくてゆっくりうごくちいさなものがすき
わからないは恐ろしい
人はいつも逃げていた 寒くて 空腹で
人は寂しいね。
502 :
吾輩は名無しである:2011/02/12(土) 12:43:00
三島由紀夫とトルストイとドンキホーテについて述べよ
503 :
吾輩は名無しである:2011/02/12(土) 12:53:14
>>501 ワラタ
↓もじってみた。
生身で宇宙に行っても仮死状態になり生存できる不死身な微生物がいる。
生物の究極的な進化を進めたか、進化が完了した完成された奇跡の昆虫だからである。
(以下略)
だが私はその完成された奇跡の微生物に敬愛の思念を寄せるのだ。
本当に素晴らしい昆虫だと思ってしまうのだ。だから私自身は価値倒錯を引き起こしている現実を受諾する。
クマムシ
その身を切っても切っても分裂して増殖する不死身な生物がいる。
生物を究極的に進化させたそれは、進化が完了した完成された奇跡の生物だからである。
(以下略)
だが私はその完成された奇跡の生物に敬愛の思念を寄せるのだ。
本当に素晴らしい昆虫だと思ってしまうのだ。だから私自身は価値倒錯を引き起こしている現実を受諾する。
プラ・・・なんとか
なんと、この世には仏教の輪廻転生を繰り返し、若返りながら永久に生まれ変わる生物がいる。
もはやそれは進化が完了した完成された奇跡の生き物ではないだろうか?
(以下略)
だが私はその完成された奇跡の生命体に敬愛の思念を寄せるのだ。
本当に素晴らしい生命体だと思ってしまうのだ。だから私自身は価値倒錯を引き起こしている現実を受諾する。
名前忘れた
504 :
旦 ◆HOKKEvxAGE :2011/02/12(土) 13:03:13
505 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/12(土) 13:08:12
居間だ涙目の生活保護者オーバーヒートゾンビマニアはゾンビのままですけれども〜(笑)いつゾンビで鳴く鳴るのやら藁貸し増すねぇ〜(笑)
何と『日月神示』と『大本神論』にロシア軍が日本を攻撃してるとの大予言がある!
「出口王仁三郎 三千世界大改造の真相」
●日本の立て替えについてはロシア軍が突然日本に攻め入って来る事が記されている。
そしてロシア軍は北海道、三陸を通り雪崩の如く侵略して日本を占領する。
さらに首都東京に核攻撃があることをハッキリと示されている。
このような大動乱により日本の人口は3500万人になるという。
そしてロシア軍による非道な殺戮がある一定期間続き、残された因縁の身魂は再び原始の生活に還るとある。
続いて世界の建て直しが始まるが、この神歌によれば空から流星が降って来るのだという。
【日月】ロシア軍が日本を攻撃してくる!【大本】
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1290585658/
508 :
吾輩は名無しである:2011/02/13(日) 16:47:06
# ある学者がメスを使い100を超える断片になるまで滅多切りにしたが、
その全ての断片が再生し100を超えるプラナリアが再生したという逸話がある[1]。
150超えちゃダメ
「建築と法律は良く似てゐる」
(V)∧_∧ (V)
ヽ(・ω・)ノ 構造力学的に、良く似ている。
/ /
ノ ̄ゝ
512 :
吾輩は名無しである:2011/02/14(月) 18:53:17
>>510 社会心理学的に言っても組織と結晶構造は良く似ているし
形式化された人間集団は機械的であり、まさに機関と呼ぶに相応しい。
513 :
吾輩は名無しである:2011/02/14(月) 18:57:52
それよか、中学生か高校生の無理心中事件が起きたね。
こういうのは非常に三島イズムを感じるよ。
「岬にての物語」の世界ですか
515 :
1:2011/02/14(月) 20:29:10
季節的に映画「春の雪」をゴールデンタイムにテレビ放映してもいいのに。
>>512 国家は一つの肉体で、我々国民は国家の細胞組織である。
が、細胞組織がなんか壊死してきた。
518 :
吾輩は名無しである:2011/02/15(火) 10:29:52
三島の本スレがこのように荒れ過ぎてるために、
金閣寺スレや豊饒の海スレにまともな議論するやつらが
避難を余儀なくされてる。
ザリガニちゃんに罪はにゃあ〜ずら(河村たかし風に
520 :
吾輩は名無しである:2011/02/15(火) 16:10:53
東浩紀が三島由紀夫賞を授賞したらしいが、彼の文章は
三島に匹敵するものなのか?
受賞作の質や傾向に関して、芥川賞と芥川龍之介は全く関係ない。
三島賞も同じこと。この2つに限らず、谷崎賞や太宰賞等々、すべてそう。
だから、東浩紀についても、…ま、そういうことだw
”美しい星”を少し読んだ。上品層左派系反戦平和活動家の観察記録か。
確かに、あんな感じだな。よく観てるぢゃないかw
真実開眼もしくは覚醒による錯覚した優越感と啓蒙活動。
善意の無秩序w悪気はないんだよw悪気はwww
523 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/02/15(火) 21:49:41
いよいよ戦争の恥まりで消化ねぇ〜(笑)
歯舞沖で日本漁船に照明弾か
2011年2月15日(火)18時29分配信 共同通信
北海道の根室海上保安部によると、15日昼ごろ、北方領土・歯舞群島付近で日本の漁船がロシア国境警備隊とみられる船から照明弾を発射されたとの情報があり、確認を急いでいる。
漁船はロシアが主張する領海内に入った可能性もあり、同保安部は歯舞群島付近から帰港する船から事情を聴くなどして調査を始めた。
第1管区海上保安本部(小樽)は「事実関係を確認中で、何もお答えできない」としている。
おそロシア
三島の作品で命売りますだったかな?
変な男が口角を上げるシーンがすごく印象に残ってる。
確かその次に行間がくるんだけど、口角を上げる、っていう文章だけで
こんなに素晴らしく俺の感受性を刺激してくれるんだ!と思ったな。
読んだのは中学3年だったから詳細は忘れたが。
中学の時、登校中に三島の本が捨ててあった。
”ご自由にお持ち帰り下さい”と段ボールに書いてあったので、学校に持って行って休み時間に読んでいたら、
先生が来て「その本はどうしたの?」と聞いてくる。「拾いました」と答えると「その本、読んでみてどう?」と聞くので
「なんだか良く解らないし、つまらないです。」と答えた。
先生は別な先生を呼びに行って「三島由紀夫の本を読んでいる…」と不安げな顔をしていた。
なんだろう?と思いつつも知らん顔してたら教頭先生がやってきた。
「その本は登校中に拾ったの?先生、その本が面白そうだから読んでみたいなぁ。貸してくれる?この本はつまらないの?この本、先生に頂戴。」
というので「どうぞ」と言って本を渡した。
あの当時、一体何があったんですか?
日教組が滅亡しました
528 :
吾輩は名無しである:2011/02/16(水) 05:28:50
一部の日本人が糞なせいで三島のような人がこうやって蔑ろにされていくんだろうな。
ふーん・・・
私は中学(公立)のときに歴史の先生から三島由紀夫の「金閣寺」はいいぞ〜と薦められたし
国語の先生は三島自決の日の大騒ぎのことを授業中に話してくれたな。
考えてみると三島に興味を持ち始めたのは学校の先生たちの話からだったような気がする。
>>526さんの学校の図書館に三島の本はありませんでしたか?
私は三島の文学アルバムを学校の図書館で読みましたよ。
また今にして思えばサヨ系先生がチラホラいたのは
むしろ高校(私立)の時でした。
>>529 中学も高校も、三島の本はなかったと思うね。
そもそも猥褻表現があるから、学校図書としてはアウトな感じがする。
夏目、太宰、芥川、川端、ならあったような気がする。吉川の本を全て読んで卒業できた達成感w
高校はカントだの哲学があったわ。
三島の自決の日の話なんて聞いたこともない。
ただ、高校生の時、”16歳の早熟な作家”として「花ざかりの森」の新聞広告を見た。
高校生で作家とは秀才か駄作だな、という少々妬みのあるような印象持った。
その時友人が同人漫画描いてたんだわ。その16歳の作家がまさかそんな昔に生きた人だなんて思いがけなかった。
(V) ∧_∧(V)
ヽ(^ω^)ノ 「美しい星」を半分ほど読み終えた。
/ / 面白いよ。キャッキャッキャッ。
ノ ̄ゝ
三島作品は中・高の教科書に載ってるぞ。
536 :
jかああ:2011/02/17(木) 20:07:31
>>535 近年になってやっとね。いかにもサヨが選びそうなのだけ。
>>537 サヨでもウヨでも
おもえほどアホではないから心配するな。
イカでも食って安酒飲んで早く寝ろ。
岩波書店なみだ酒。
おもい〜でざ〜けに〜♪
「美しい星」は自殺の8年前か
その時点で既にデパートで買い物が楽しめないほどの虚無状態か
三島は左翼に嫌われてはいないみたい。ただ、三島の取巻きみたいなのは嫌う傾向にあるようだ。
三島本人も「美しい星」の中で羽黒に学生と床屋のあまり賢くない脳味噌から出た言葉を無視させている場面がある。
(V) ∧_∧ (V)
ヽ( ・ω・)ノ
/ /
ノ ̄ゝ
羽黒はスターリン
>>534 レビュー見たけど、分かる人と分からない人と真っ二つだね。
今手元にないからそのまま全集の読んでいくわ。
それにしても「美しい星」は笑ったな。
あの当時の政治活動家と現在の政治活動家は大して変化がないんだね。
大杉重一郎…虚無状態にある無職。平和活動家で自称火星人。
羽黒真澄…虚無状態の大学助教授。16白鳥座付近の惑星出身。
家庭を持つ大杉重一郎は人間を滅ばせるべきではないと考える。
羽黒真澄はすぐに滅ぼしてあげないと人間社会は苦悩に満ちていると考える。
対話は平行線をたどり続けるが、二人は「そんな二人の活動は二人とも無意味だ」という結論に至る。
だって、核兵器の釦は、押すために存在するのだから。
わざわざ滅ぼしてあげなくても勝手に滅ぶし、救済してあげる事は不可能だ。
賛否両論あるけれど、「美しい星」を傑作と呼ぶ人は意外と多い。
>>545 はい、虚無主義者というか価値倒錯者が同じ時代に二人いて派閥を為していることと、
虚無主義者を信奉する人々が、大杉重一郎は左翼にありがちな独善的ヒステリー女に多く
羽黒真澄は右翼にありがちな、ミソジニー青年と教養のない利己的な床屋です。
二人の虚無主義者の対話は瓦解していますが、最終結論は同一のものとされている。
大杉重一郎の長女、暁子の”処女懐胎主張”という現実倒錯は圧巻ですね。
美しい星 キャスト
暁子:新垣結衣
大杉重一郎:寺泉憲
床屋:いま、あしたのジョーの団平をやってる人、名前ど忘れ失礼
548 :
吾輩は名無しである:2011/02/20(日) 04:07:58.40
ところで、尻に竿を入れられたら、何で気持ちいいのか?
550 :
吾輩は名無しである:2011/02/21(月) 06:10:41.92
うん、気持ちよいのだ。
読売TV「ミヤネ屋」、TPPに賛成の論調を放送!さすが、読売グループ。アメリカの犬「日本テレビ放送網」。
国民的議論もなく、突然にアメリカが要求する「TPP」の参加を、「平成の開国」などと言い出すのは異常!
小沢は「共産中国の犬」で、菅総理は「アメリカの犬」に成り下がった証明です。
東氏も地に落ちましたね。原口一博は国民の敵。外国人参政権に賛成し国旗国歌に反対しパチンコ合法化推進の国賊。
そんな輩と組する東氏は信用なら無い日本の敵と認識せざるを得ません。
小沢売国一派に取り込まれた国民の敵。
TPPと貿易自由協定…
真面目に国外脱出を検討した方がよさそうだ。
いくら金持ちの国でも仕事がないなら食って行けない。
何処の国に逃げ出そうかな?それとも地方に疎開して世捨て人になろうかな?
とりあえず、都市部で餓死はしなくて済みそうだ。
大恐慌ナメてたら餓死するねんで?(1900年代の金融恐慌では餓死による犠牲が出ている)
「朝起きたら沢山の浮浪者が道端で寝ていました。酒に酔って寝たんだな?だらしがない」
と思っていたら昼になっても起きださない。市の衛生保安官が来て、そこら中の死体をトラックに
放り込んで走り去って行った。失業者は皆、衰弱して凍死していたんだと。
ソ連だとかでも同様の状況に陥り大量の死者が出てる。
ソ連は給料を払う金がなく、市民から職場放棄されてしまった。
物流の全てが停止しまくりなので市民をサボタージュ容疑で逮捕→食えない!→サボタージュ容疑で…
をループしていたら警官がみかじめ料と賄賂を市民から取れなくなって警官までサボタージュ。
資本主義にしろ共産主義にしろ、ああいう経済政策の失敗は、場合によっては戦争より恐ろしい状況を生み出すね。
日本国内に残ると警官から賄賂をせびられそうだな。エジプトやチュニジアでは警官は賄賂貰って生計立ててたみたいだし。
あ、日本国債が破綻したら生活保護は多分支給されないんで。公務員給与も怪しい雲行き。
年金は会計が別にしてあるらしいから多分出る。これから先、役人の賄賂無心がすごい事になりそうだ。
家賃はどんどん高くなっていくのに、給料や時給はほとんど上がっていかない、っておかしなもんだよね。
三島由紀夫と天皇論(その7)
玉川 博己
▽
前回論じた村上一郎についてあともう少し補足することをお許し頂きたい。それほど学生時代の私にとって村上一郎は思い入れがあった人物である。
村上一郎が自身の戦争体験を綴った「戦中派の条理と不条理」という文がある。(『明治維新の精神過程』所収)東京商大(現一橋大)時代高島善哉の門下生であった村上は短期現役士官として海軍の主計将校になる。
村上は戦時中海軍勤務の傍らかくれてマルクスやレ−ニンを読みふけるが、マルキストというよりはむしろ国家社会主義的な革命を夢見る。
終戦前には親英米和平主義者の近衛文麿や吉田茂を憎み、とくに近衛を奸賊としてその暗殺を企てるがことならず。
海軍主計大尉として終戦を迎えた村上一郎が書いた「ぼくの終戦テ−ゼ」という文章がある。その一部を引用すると
一.米国を以って終生の敵とし、米国的資本主義を日本社会より駆逐することを念願す。
一.資本主義的快楽主義及びそれより派生する一切の虚無的遊惰を除去し東
洋的ストイシズムを社会主義的に訓練す。
一.窮局に於いて社会主義革命の速かなる着手に邁進し之を共産主義革命に
高揚する基礎とす。
という具合に反米的社会主義思想の色濃いものである。
村上一郎はこの当時二・二六事件とくに北一輝についても関心をもっていた様である。村上は上記「終戦テ−ゼ」を自分なりの敗戦日本の「日本改造法案」であったと述べている。
戦後村上一郎は左翼運動に入るがやがて日本共産党や労働組合のご都合主義路線に失望し、吉本隆明とともに文芸運動にのめりこんでゆく。そして次第に日本的な土着の思想、民族主義的なものや情念に回帰していった。
村上一郎と三島由紀夫が実際に交流を持ったのは三島の自決前のわずか1年間に過ぎない。三島との出会い、三島との友情そして三島の死は村上一郎に大きなインパクトを与え、
三島の死後の5年間は猛烈に書き続けそして自死を選ぶ。世間は村上の死を三島の後追い自殺などとみたが、実際はどうだったのかだろうか。
三島事件の直後村上一郎が書いた「末期の瞳」と「或るひきうた」という文章がある。(いずれも『志気と感傷』所収)それによると、
村上は「三島由紀夫の風貌に現実に出会ったのは、昨昭和44年12月1日のことであった。なぜもっと早く、出会っていなかったのかと、わたしは残念でならぬ。
しかし、君子の交わりは淡きこと水の如くあれともいう。まる1年足らずのこのひととの交りは、淡いが充実したものであった。」と述懐している。この時村上は三島より5歳上の50歳であった。
三島は昭和44年に出た『浪漫者の魂魄』あたりから村上の著作を一生懸命読む様になったという。
三島はこの『浪漫者の魂魄』や翌昭和45年2月に村上が出した『北一輝論』を高く評価し、何冊も買って体験入隊で親しくなった自衛隊関係者に読ませたらしい。
当初、村上は三島の『文化防衛論』における文化概念としての天皇や、道義革命の原理としての天皇には批判的立場であったと思われる。
三島事件の半年前に村上が書いた論文「三島由紀夫の政治と行動」では「彼(三島)は政治的な天皇制を守ろうとするのではないといって『文化概念の天皇』を主張する。しかしこれも『天皇制』である。」と述べている。
三島は村上の批判的な論評をむしろ歓迎している。逆に昭和45年『日本及び日本人』誌爽秋号に村上が掲載した「草莽論序説」を読んで感動したとの三島からの葉書をその自決前に村上はもらっている。
従って村上一郎にとって三島由紀夫は最大の愛読者であり理解者であった。それゆえ、三島事件の報を聞くや村上は市ヶ谷台上に駆けつけずにはいられなかったのだ。また三島の死を村上ほど自分のこととして受け止めた文学者は他にいないだろう。
三島の死の直後に詠んだ村上の歌がある。その中の四首をあげる。いずれも心に沁みるよい歌である。
「群集があざとくむごき手を挙げて指さして言ふ貌な呪ひそ」
「いのちより出づる言葉の渚にて引きゆく潮のたわたわとあれ」
「虹のごとうるはしき雲遠く湧き三島の忌日ながかりしかな」
「血と鉄の交はるあたり夕星のかげ清かれと妻と語るも」
またこの時、村上は「三島由紀夫氏、森田必勝氏らの辞世の歌は、いずれもこの『新古今』の道統を今日に生かしめようとした良質の歌である。」
また「わたしは、安物ながら日本刀を愛し、国に志あるもののひとりとして、三島氏、森田氏らの屍をふみこえて、日本の真の革命、
とりわけ日本人の精神の革命のために、生死することを誓う。」(『志気と感傷』より)という文章を残している。
真に三島由紀夫と森田必勝の精神を理解するもののふの魂の叫びである。
それから5年間村上は精力的に三島や天皇のことを書いてきたが、昭和50年3月29日に彼は武蔵野市の自宅で愛蔵の日本刀で壮烈な自決を遂げた。
この当時、村上の自裁のニュ−スを聞き、私は大きな衝撃を受けた。三島由紀夫と森田必勝が自決した昭和45年11月25日、三浦重周が自決した平成17年12月10日とともに私には忘れられない日である。
>>502 トルストイのような呆けェを恐れてドンキホーテのように玉砕した。
と、涙目ブサヨ。
あるいは都庁から珍太郎。
「そうそうワタシあの人に一度しかられたことあるんですよ。ワタシ、あの人のことを
『三島サンは首から下は北海の荒海の漁師だけれど、首から上は明治美人だ』
と言いました。そしたらあの人ワタシに言いましたネー。
『それはボクの顔が馬ヅラだと言ってるんでしょう(笑)明治美人というのは面長のことをいうんだから』
ワタシみたいなモンにでも気軽に話しかけてくださる。自由に冗談を言いあえる。数少ないホンモノの人間ですネー。
お若いといっても三島サンももうおトシです。ボデービルもいいんですけど文学に本腰を入れてほしいですネー。
そして、もっともっとよいホンをいっぱい書いてほしいですネー。あの人の持っている赤ちゃん精神。これが
多くの人たちに三島さんが愛される最大の理由でしょうネー。」
淀川長治「『平凡パンチ』インタビュー記事」より
561 :
吾輩は名無しである:2011/02/24(木) 16:29:39.43
一時期、蟹工船を推薦図書に挙げる動きがあったが、俺は
時代背景やディテールは多少異なるが、「絹と明察」こそが、
現代を象徴する名著だと思う。あれだけの人間洞察、
人間描写ができるのは、日本の作家では三島由紀夫
だけではないかと思う。今、日本に必要なのは三島由紀夫
の魂だ。石原擁護ではないが、彼の理想を実現するには、
盾の会を結成するよりは政治家に転身すべきだったんじゃないかと思う。
新党・三島維新の会を結成すれば当選したかな。
563 :
吾輩は名無しである:2011/02/24(木) 21:06:05.40
もし日本でクーデターなんか起ったらどうなる三島はどうする
もし日本でクーデターが起きるときは、三島由紀夫の再来が出現したときだよ。
V for vendetta を観た。面白かったです。
>>567 三島も宮台もそういう主旨のこと言ってないし。
あなたは日本語がわからない人間のようだね。
入れ替え可能、って日本に住んでる人間が日本人じゃなくなる、って意味で使ってるのに。
2.26事件って、本当は何があったのか?wikiを読んでもなんだか辻褄が合わない。
何故青年将校らは反逆に至ったのか?理由はいつものように”整合性と論理性のない楽観主義的な、おかしな雰囲気”に飲まれただけか?
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1284084841/245- 三島はそうは言ってない。だが、ハッキリとも言っていない。
昭和初期のあの頃、1929年〜1941年まで世界恐慌惨禍で多くの国民は貧困生活を強いられた。
「貧しい農村から少女が売られてくる。そうした人身売買が兵士らの精神を荒廃させる。」と三島は論文の中で述べている。
一方で行き過ぎたグローバル化で富を集中させてしまうものもいる。
青年将校らの反逆は、そうした政体へのあり方に起因するものだったのか?
TPPで日本がスラム化したら、第二の二・二六事件が起こるかも。
572 :
吾輩は名無しである:2011/02/26(土) 12:53:14.99
捕鯨の妨害を行っている裏に穀物メジャー「カーギル」の存在がある
こいつらは、ブラジルの森林伐採で畑を作り
大豆・デントコーン(牛のエサ)を生産してるんだよ
環境保護って言いながら森林伐採の行為を批判してる環境保護団体は、
その畑で大豆を生産させて買い取るカーギル(企業)を批判しない
人口が増えて牛肉食が普及すれば莫大な面積の「畑」で生産される
「飼料(牛のエサ)」が必要になる
大儲けできるのに、邪魔になるのが捕鯨によるクジラ肉食文化だ
昨今の欧州での牛肉消費量の減少と対照的に増えたのが「寿司」の普及による
コメの消費と魚の消費量だ
一食分の肉を生産するための大豆・デントコーン(飼料)は一食分の米と魚を
軽く凌駕するので魚を代表とする寿司文化、捕鯨肉文化の普及は
カーギルなどの穀物メジャーの死活問題になってくる。
TPPで農協が滅べばカーギルが日本農業の根幹である流通を握り、
カナダのように農家の手取り半減と同じ憂き目になるのだ
それほど穀物メジャーはあのてこの手で世界の穀物流通を握りたいのだよ
捕鯨反対運動の陰に穀物メジャーカーギルの存在があるよ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%AE%E3%83%AB 穀物メジャー カーギルで検索
不思議な縁、歴史は繰り返すのだろうか?数年前NHKに三井物産の偉いサンが出ていた。
「行き過ぎたグローバリズムに対する憎悪というものは凄まじい、格差社会が拡大するから妬まれ憎まれるのだ。」と言っていた。
格差社会、豊かな人がより豊かになっていくだけならなんら問題ない。格差拡大の問題は社会の多数を占める貧しい人が
食事にも事欠くようになってしまうことを理解しているのだろうか?不特定多数の命を、幼い子供に至るまで巻き込んで危険に晒している
自覚があるのだろうか?
彼は世界恐慌が自分たちグローバル派商人のせいだということを理解していた。その後の太平洋戦争も、経済政策の失敗が原因だと理解していた。
だが、彼はそれらを理解しながらグローバルを推進していた。経済界にも、そういうアナーキズムが存在するんだねぇ。
>>568-569 宮台真司
「三島の天皇論には大きな矛盾があるんですよ。
どういう矛盾かというとね、これ三島の本質をあらわしている。
つまり、日本人が日本人である必然性、すなわち入替可能性を示すものは天皇への帰依だ、と言っているんですよ。
なんでこれが矛盾なのかっていうとね、日本人の日本人たる必然性を示す機能があれば、天皇でなくてもいい、と言ってるのとほとんど同じことなんです。
つまり天皇を機能によって肯定しちゃてるわけね。
・・・(矛盾は)いろんな人が指摘してることなんです。」
>>574 三島由紀夫はそんな「入れ替え可能」なんて言葉も使ってないし、そんな論も展開してません。
天皇に帰依しなきゃ日本人じゃないなんてことも言ってません。
その前提はあくまで宮台の勝手な我田引水の解釈だけでしょう。
三島は核武装反対してないのに、反対してるとかまでデタラメ言ってるし、手前勝手に三島を利用して持論を言ってるだけ。
>>574 だいたい、その後段の宮台の言い草自体、詭弁で、意味が通らないしね。
私は巣を持たない鳥であるよりも、巣を持つた鳥であるはうがよい。第一、どうあがいた
ところで、小説家として私の使つてゐる言葉は、日本語といふ歴然たる「巣鳥の言葉」である。
「いざとなればそこへ帰れる」といふことは、同時に、帰らない自由をも意味する。ここが大切なところだ。
帰る時期は各人の自由なのであつて、「いざとなれば帰れる」といふ安心感があればこそ、一生帰らない日本人がゐるのもふしぎはない。
私はこの安心感を大切にするのと同じぐらゐに、帰る時期と、帰る意思の自由とを大切にする。人に言はれて
帰るのはイヤだし、まして人のマネをして帰つたり、人に気兼ねして帰るのもイヤだ。すべての「日本へ帰れ」と
いふ叫びは、余計なお節介といふべきであり、私はあらゆる文化政策的な見地を嫌悪する。日本人が「ドイツへ帰れ」と
言はれたつて、はじめから無理なのであつて、どうせ帰るところは日本しかないのである。
三島由紀夫「日本人の誇り」より
>>575 宮台「僕の言葉でいうと、入替可能な・・・」
宮台「核装備にも反対なんです、三島は」
>>576 おしえてあげるから具体的に。
三島由紀夫が生きていたら宮台のようなバカは一刀両断してるよ。
少なくとも三島も宮台もバカではない
キミはネットの前で噴き上がってるヘタレな大バカだね(笑)
>>578 伝統文化に対して、機能だとか必然性とか屁理屈こねくりまわしてるようなクズ似非学者に何も教わるものは無し。
>>580 まるっきりバカじゃないだろうけど、
三島が格武装反対だったと嘘ついてる時点で、適当なこと言ってる間抜けだというのは明らかだよ。
教わる必要ない
明治維新からの近代主義者と同じ、と当り前なこと言ってるの。
>>578 > 宮台「僕の言葉でいうと、入替可能な・・・」
↑お前の言葉でいうとまるっきり違ってくることに気づけ、インチキ野郎
>>585 また寂しいおっさんが湧いたよ。
誰か相手してやんないと死んじゃうよw
宮台(笑)
>>582 三島は核拡散防止条約(NPT)の内容に反対したのであり
核は関係ない。
核装備は装備の問題だから反対したのであり国防の精神こそが大事だと言ったのだ。
三島が核武装を自ら積極的に肯定した、というなら引用してみて下さい。
できないならもうここに来る資格はありません。
>>588 三島は日本が核武装することに反対してないよ。下記参照
ヒロシマ。ナチのユダヤ人虐殺。まぎれもなくそれは史上、二大虐殺行為である。だが、日本人は「過ちは二度と
くりかへしません」といつた。原爆に対する日本人の民族的憤激を正当に表現した文学は、終戦の詔勅の
「五内為ニ裂ク」といふ一節以外に、私は知らない。
そのかはり日本人は、八月十五日を転機に最大の屈辱を最大の誇りに切りかへるといふ奇妙な転換をやつてのけた。
一つはおのれの傷口を誇りにする“ヒロシマ平和運動”であり、もう一つは東京オリンピックに象徴される
工業力誇示である。だが、そのことで民族的憤激は解決したことになるだらうか。
いま、日本は工業化、都市化の道を進んでゐる。明らかに“核”をつくる文化を受入れて生きてゐる。日本は
核時代に向ふほかない。単なる被曝国として、手を汚さずに生きて行けるものではない。
核大国は、多かれ少なかれ、良心の痛みをおさへながら核を作つてゐる。彼らは言ひわけなしに、それを作ることが
できない。良心の呵責なしに作りうるのは、唯一の被曝国・日本以外にない。われわれは新しい核時代に、
輝かしい特権をもつて対処すべきではないのか。そのための新しい政治的論理を確立すべきではないのか。
三島由紀夫「私の中のヒロシマ――原爆の日によせて」より
>>588 それから、三島は「国防の精神こそが大事だ」とは言ってますが、核武装反対とは一言も言ってないし。
政治的な規制で持つことが難しいから、持てないなかで、その言葉を言ってるんだよ。
>>588 あんたこそ、三島が「核反対」と明確に述べてる記述を引用してみな。
できなければ、嘘っぱちをラジオで吹聴したことになりますよ。
楊海英『墓標なき草原』(岩波書店)
@@@@@@@@@@@@@@@@
真実の歴史書−楊海英氏の『墓標なき草原』を読んで
田中秀雄
▽
この『墓標なき草原』は出てすぐ買い求めて読みました。消費税入れて6300円。しかし、それだけ出した価値があると思いました。
よくもまあ、あの左翼的な岩波書店がこんな本を出したなと思ったものです。真実は隠しきれないものだと思います。
中国という今の国家体制下で、初めて出たポスト満洲国の真実の歴史書でしょう。王道楽土の理想が支那共産党の手によって葬り去られたとき、
いかなる悲劇が内モンゴル人に襲い掛かってきたかという生々しい実情が紹介されています。
女性が漢族兵士から暴行を受けて、子宮が外に飛び出したなどの記述は涙なくしては読めません。虐殺された人たちはもちろんです。累々としてあります。本書に詳しく書かれています。
理不尽なまでの死に方です。楊海英氏は今も危険な情況の中をよく取材されました。その勇気に敬意を表します。
楊海英氏の奥さんは日本人だそうで、原稿を日本語にする手伝いをしていたそうです。奥さんが涙なくしては仕事ができなかったと「後書き」にありましたが、
この女性に象徴されるモンゴル人の悲劇を如実に感じられたからでしょう。
日本という反共の防波堤が崩れ、支那大陸が共産主義によって制覇されたとき、台湾では2・28事件が起き、朝鮮では朝鮮戦争が起こりました。
そして、内モンゴルでは『墓標なき草原』のような悲劇が起こったのです。
同じことがウイグルでも起こり、チベットでも起こったのです。その悲劇は現在も続いているのです。
日本を倒したのは支那共産党ではなく、アメリカです。しかし、そのアメリカ人でも、日本を倒したのは間違いだと認めました。それが日米安保条約という形になりました。台湾関係法もその延長上でしょう。
「偽満洲国」などという宣伝文句を今でも信じているおバカな日本人がおります。しかし満洲国は、アジアの人々に生活と自由と平和を与える目的の下に建設された国家だということを、
我々は改めて認識する必要があります。断じて傀儡国家でもなければ、日本が侵略して作った国家でもありません。
尖閣戦争――米中はさみ撃ちにあった日本(祥伝社新書223)
西尾幹二、青木直人著
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>>589-591 三島由紀夫は「核の問題は君にまかせる。我々『楯の会』は憲法改正を受け持つ」と石原に明言した。
(「日本堕落論」石原慎太郎『文芸春秋』12月号)
あなたが紹介して墓穴を掘ったのは国防の延長としての「核もやむなし」です。
核武装を自ら積極的に肯定はしていません。
武装のあり方など三島は問題にしていないのです。このポイントを理解しない人は三島に触れる資格はないし
もうここに来るべきでありません。
楯の会は核武装を考えてなかったろうが、国連警察予備軍、国土防衛軍はわからない。
どちらにせよ、同性愛の問題と同じくタブーなしに話し合おう、というのが、
死の直前までの公的なスタンスだろう。
全共闘でもそうだが、話し合う意義のある相手がいたかは疑問だが。
それだけ突出して頭がよすぎた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B3%B6%E7%94%B1%E7%B4%80%E5%A4%AB#.E8.87.AA.E8.A1.9B.E9.9A.8A.E8.AB.96 今の日本は「統治的国家」(行政権の主体)と「祭祀的国家」(国民精神の主体)の二極分化
を起こしていると指摘し、国民に対しそのどちらかに忠誠を誓うかを問うた。それに合わせて、
"現憲法下で"という条件付であるが、
航空自衛隊の9割、海上自衛隊の7割、陸上自衛隊の1割で国連
警察予備軍を編成し、対直接侵略を主任務とすること、
陸上自衛隊の9割、海上自衛隊の3割、航空自衛隊の1割で国土
防衛軍を編成し、絶対自立の軍隊としていかなる外国とも軍事条約を結ばない。その根本理念は祭祀
国家の長としての天皇への忠誠である。対間接侵略を主任務とし、治安出動も行う、
という提案をおこなっている。国土防衛軍には多数の民兵が含まれるとし、楯の会はそのパイオニア
であると主張している。
>>595 明言? それが?
そんなもの三島が核武装に反対だったという明言には全くなってないし、
しかも、そんなこと本気で石原慎太郎に任せちゃいないよ。
それに石原慎太郎は核武装推進派だから、そのソースで逆に三島が核武装賛成だったことになるじゃん。
バカじゃないの、あんた。
>>595 私の中のヒロシマを読めば、将来的に日本の核保有の道への言及してるでしょ。
どこにも、あんたが言うような「反対」の意志なんかありません。
論破されてるのに、詭弁で逃げてバカ丸出し。
>>596 三島は、国連警察予備軍は核兵器を使える軍だと位置づけて論文の中で述べてますよ。
>>595 三島が武装のあり方を問題にしてないってことはありません。
↓
中国の核の問題。この核に対抗する手段が我々には無いわけです。ABMを持たうと思つてもABMは非常に金がかかりますから、ABMを
持つことだけでも大変なことであります。それによつて我々は、集団安全保障といふ理念の中に入つて日米安保
条約によつてアメリカの核戦略体制の中に入るといふことを、国家の安全保障の一つの国是にしてゐるわけです。
ところが、アメリカはABMを持つてをりますが、日本はABMを持つてゐない。従つて核に対しては、我々は
アメリカの対抗手段に頼ることは出来ますが、アメリカの防衛手段から我々は疎外されてゐる訳であります。
我々は防衛手段を自分で持たなければなりませんが、その防衛手段については、あくまでも核の問題が入つて
きますから、非核三原則を原則とする現政府では、それについて核に対抗する核的な防衛手段もまた制限されて
ゐるといはなければなりません。
ところが集団安全保障と自主防衛との問題が段々出てきますにつれて、この間の矛盾が、私は、国防理念の中で
段々大きなギャップと裂目を露呈してくるのが、これから二、三年の大きな問題ではないかといふふうに考へて
をります。といふのは、沖縄の問題において、我々は自主防衛といふ問題にいやおうなく直面せざるを得ませんが、
自主防衛とは何であるかといふことについて、先づ人々が考へることは、核のことであります。我々は核が無ければ
国を守れない、しかし核は持てない、これは永遠の論理の悪循環で、核が持てないから集団安全保障に頼る外はない。
三島由紀夫「武士道と軍国主義」より
>>595 それから、三島は将来日本は戦術核は持つことは可能になると、新聞インタビューで言ってます。
三島の考えとしては、まずは憲法の正しい改正をしてからの、正しい武装ありきだから、
ただ闇雲に核武装、核武装だと当時の状況で言うわけないんだよ。
三島は決して核武装反対論者じゃないから。
残念でした。
>>595 平和ボケのバカはよく目を見開いて読みましょう。
↓
核大国は、多かれ少なかれ、良心の痛みをおさへながら核を作つてゐる。彼らは言ひわけなしに、それを作ることが
できない。良心の呵責なしに作りうるのは、唯一の被曝国・日本以外にない。われわれは新しい核時代に、
輝かしい特権をもつて対処すべきではないのか。そのための新しい政治的論理を確立すべきではないのか。
日本人は、ここで民族的憤激を思ひ起すべきではないのか。
三島由紀夫「私の中のヒロシマ――原爆の日によせて」より
>>597-601 まず私は三島が核武装論者ではない、などと一言もいっていないことに気付きましょう(笑)
鈴木邦夫も宮台も、三島の本音、精神性を語っているのですね。
昭和40年代の極度に一般化された理論が三島のオリジナルなのですか?
あなたの信仰する三島像は何と矮小なのでしょう・・・
いいですか、あなたに「主張」する能力なんてないのですよ。よそのスレでコピペに徹してください。
バカはバカなりの生き方を心がけるべきです(笑)
>>595 あんたは自分で自分の言ってることに矛盾してるじゃん。
↓
> 三島由紀夫は「核の問題は君にまかせる。我々『楯の会』は憲法改正を受け持つ」と石原に明言した。
> 武装のあり方など三島は問題にしていないのです。このポイントを理解しない人は三島に触れる資格はない
と言いながら↓
> 三島は核拡散防止条約(NPT)の内容に反対したのであり
> 核は関係ない。
> 核装備は装備の問題だから反対したのであり
人に任せて、問題にしてない三島が「反対」するわけないでしょう。
>>603 言ってるよ↓
> 三島は核拡散防止条約(NPT)の内容に反対したのであり
> 核は関係ない。
> 核装備は装備の問題だから反対したのであり
ラジオで宮台が言ったデタラメを鵜呑みにしたのか知らないけど、反対論者だと言ったでしょ、あなた。
>>603 宮台なんかろくに三島の論文も読んでないでデタラメ言ってる時点で、ダメでしょ。
鈴木邦男も、三島は金キロウのシンパだったみたいな真逆のデタラメなことどっかで書いてし。
きっとあなたの頭だとそうなるのでしょう(笑)
不思議な頭脳だ(笑)
わたしは平和ボケじゃありません。
憲法改正ののち原子力潜水艦は当然の成り行きでしょう。
装備はどんどん語られる。しかしそれが三島の意見の中心ではない。
さようならおバカさん。
キンキロウと三島は、似たようなタイプの人間なだけだよ。
>>603 いみじくも、学者と名乗るなら、公の電波で、嘘を吹聴するのはやめましょう。
本人の本くらい自分自身で調べて読んでからラジオでしゃべって下さい。
>>607 さようなら、論破された涙目無知さん。荒川キョウケイによろしくね。
三島にもキンキロウにも、精神などありはしない。だから精神を取り戻したかったのに。
精神がないから精神を考察して論文にしないと精神が分からない。精神を自分で定義付けた。
だけど皆、気づいてくれないんだ。
(V) ∧_∧ (V)
ヽ( ・ω・)ノ
/ /
ノ ̄ゝ
三島はこー言ってるってチワワ得意がるけど
そんなの本に書いてあることじゃんかよアホ
2チャソだからってテーゼによりかかってオナってんじゃねーぞ
>>612 あんたこそ、ソースが誰かの書いたもんの受け売りでしょう。バカ丸出し
おやすみなさい。
愛国心という狂信ではなく憂国心という切実な現実と対峙する事だろうな。
反逆の精神性は太古から似たような論理と軌跡を辿るな。東ローマのような滅亡の仕方は例外として。
(V) ∧_∧(V)
ヽ(・ω・)ノ 虚無病ザリガニは昨日から今日にかけて”国”の価値を喪失しました。
/ / 悲しいです。
ノ ̄ゝ
核反対。大和魂で十分。
これは嘘というか、鈴木邦男による三島発言の歪曲だな。
殊に、「大和魂で十分」なんて、三島が嫌った、大戦末期の
軍部のやけくその発想ではないか。
三島は核武装論者ではないが、核反対でもない。核武装の
可能性を留保しておき、いわばカードとして使えというのが真意だろう。
「愛国心を嫌う」は、確かにそんな発言をしているが、その「愛国心」とは、
単細胞な、イデオロギー的な、大衆の民族的俗情を煽る類いのもの。
三島はそんなものは「愛国」ではないと言っている。三島の考える真の愛国とは、
日本の歴史、文化、精神、自然、それらに深く根ざした所から発するものだろう。
ま、こう書くと、いかにも薄っぺらな感じだが、それは俺の責任だ。
三島の原典にあたれば、柔軟な頭を持っている人には得心がいくだろうよ。
三島は、「核を持ってるぞ」と思わせることで恫喝になる、核は「ある」と思わせないと意味ないと言ってるから、
鈴木邦男や朝日新聞のような「核反対!」と公に声高に叫ぶ物言いや態度は、日本の対中対ロ防衛戦略的に、
三島の意図と全く真逆そのもの。
http://aoki.trycomp.com/ 「お笑い」は黄門様だけではありません。話題のNHK大河ドラマ「江・女たちの戦国時代」も似たようなもので、主人公の江がむやみに平和主義なのが、いま風で、漫画的です。
私はドラマの最終回を夢想します。「平和」が大好きな江が日露戦争の舞台である二百三高地にタイムトリップ、日露両軍の戦場を「平和」を叫びながら死んでいく。
江が最後につぶやいた言葉は「憲法第9条を守ろう!」。テロップに日本国憲法の前文が流れます。
「日本国民は・・・平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」。
諸国民が本当に平和を愛するのなら、戦争もなく、そもそも、江が死ぬことはありえないのですが、そこはドラマ、そこはNHK。まっ、その・・頭のなかも「平和」です。
最後にカメラはアップします。江の手にしっかり握られていたひなげしの花を(笑)。ここでいきなりロングストッキングのアグネスが「おっかの上、ひっながしの花があああ」と歌いだす。
どうせなら、ここまでやってほしいものです。
ちなみに本物の江は第二代将軍秀忠の妻で崇源院といいますが、はっきり言って悪妻でした。
624 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 00:01:14.43
三島スレ多いねこの板。
専用スレ必要なほど重要な作家とも思えないが。
625 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 01:00:47.29
重複スレが多いな。コピペだらけの腐ったスレも。
オカ板にでも立てろよっていうのが多すぎ。
バカチワワがコピペ貼りまくってるんだろ
他板もここと同じコピペが貼ってある
627 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/28(月) 01:29:21.96
チワワは本当にアレな奴だからな。言っても聞かないだろw
628 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 02:02:36.62
あのコピペを全部手動で貼ってるんだとすれば
相当に深刻なキ印だと思う。
チワワってだれもが違和感を抱くキ印だよな!
と論破された涙目が夜中に連投。
岩波書店の蛇のようなブサヨの執念。
二・二六事件で朝日新聞が襲撃された理由
この本の31ページに朝日新聞襲撃の理由として次のような記述があります。
「なぜ朝日新聞社だけがこんな被害を受けたかということである。それは当時の朝日新聞が最も自由主義的色彩がつよく、反軍的でつねに陸軍の
政治態度、革新的態度に批判的であったことから、青年将校の憤激を買っていたからである」
ちなみに朝日新聞を襲撃に来たのは50名の兵士であり、朝日新聞社側が社員を全員退出させた後、兵士達が乗り込み印刷局の活字ケースなど
をひっくりかえす等の狼藉を1時間ほどし、決起趣意書を貼り付けて引き上げたそうです。
その後、この部隊は、東京日日新聞、時事、国民、報知の各社、電報通信社を回って決起趣意書の掲載を要求して引き上げたそうです。
暴力行為を行ったのは朝日新聞社だけだそうです。
つまり新聞各社へ決起趣意書の掲載を求めるついでに、これまでの記事内容が気に入らない朝日新聞社にだけは、お仕置きをしたという事でしょう。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa5081983.html
635 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 22:55:52.63
ここの信者は自分の致命的矛盾に気づいていないのね。
三島が己よりも、己の命よりも重要にしたものより、
三島がコケにされないことが最重要なんだ。
つまりこれって、単に自分自身を守りたいのであって
三島が重要にしたものは関係ないってことだよね。
逆にいうと三島を守ることで自分を守れるという錯覚に犯されているわけ
じゃどうすればいいかって?
簡単だよ
ネット難民やめて「行動」しなよ。
自衛隊入れよ(笑)
636 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/02/28(月) 23:07:12.19
チワワワーワ、チッチワワーワ。
>>635 こんなとこで、いちいち私に絡んでるあなたこそがネット難民でしょうよ。
人を見下して偉そうに社会学を人に指図する前にあんたが行動しなさい。
>>635 あんたの致命的欠陥はろくに三島の主張を読んでもいないで、他人の歪曲を鵜呑みにして間違えてたことだ。バーカ(笑)
トルストイ曰く”動物的状態を脱しかけたばかりの粗野な人々は思想体系をなんら顧みることなく偶像崇拝してばかりいる”
随分と乱暴なものの言い方だが、トルストイは封建社会を生きた人だからしょうがない。
それはさておき、偶像崇拝する人々の偶像を叩き壊して回って悲しませることに、ザリガニは何の意義も見出せない。
勝手に拝んでりゃいいじゃん。ゲバラであろうと三島であろうとレーニンであろうと。
(V) ∧_∧ (V)
ヽ( ・ω・)ノ 但しその信仰が現在を生きる人々に害を為さないことを希望する。
/ /
ノ ̄ゝ
(V) ∧_∧(V)
ヽ(・ω・)ノ それは”愛国心”という信仰であっても同様です。
/ /
ノ ̄ゝ
>>635 私は矛盾してません。あんたが朝日新聞の鈴木邦男の歪曲情報を鵜呑みにして、
三島が己よりも、己の命よりも重要にしたものを、歪めるようなことを言ったから訂正してやったまでだよ。
吠えんな、チワワ
泣け、朝日新聞信者。
チワワって毎回論破されても同じ強弁を繰り返すだけだからねえ。
こういう馬鹿には本当に腹が立つよ。
俺、右でも左でも馬鹿は嫌いなんだよな。
>>643 論破されてるのはあんた。間違えてるソース鵜呑みにしてる時点で毎回あんたはバカだし。
Remenber remenber,the 5th November.
外国のお巡りさんと日本のお巡りさんでは、研究量が全然違うね。
【スパイ防止法早期立法化が不可欠】
尖閣ビデオ開示保安官は非難、支那人船長釈放隠蔽は支持等々徹底支那寄り谷垣禎一氏が朝日と反対運動で潰した「スパイ防止法」。
朝鮮人集団民主党・日教組、売国議員・メディアの存在は続く。
■預言書 をのこ草紙
(1730年頃)、八代将軍徳川吉宗が享保の改革を実施していた頃に流布したといわれる幻の予言書。
神道天行居の創立者として有名な友清歓真(1888〜1952)の名著『神道古義地之巻』に引用され、いまに伝わる。
今より五代二五〇年を経て、世の様変わり果てなむ。切支丹の法いよいよ盛んになって、空を飛ぶ人も現れなむ。
地を潜る人も出て来べし。風雨を駈り、雷電を役する者もあらん。死したるを起こす術もなりなん。
さるままに、人の心漸く悪くなり行きて、恐ろしき世の相を見つべし。
妻は夫に従わず、男は髪長く色青白く、痩細りて、戦の場などに出て立つこと難きに至らん。
女は髪短く色赤黒く、袂なき衣も着、淫りに狂ひて、父母をも夫をも其の子をも顧ぬ者多からん。
万づ南蛮の風をまねびて、忠孝節義は固(もと)より仁も義も軽んぜられぬべし。
斯くていよいよ衰え行きぬる其の果に、地、水、火、風の大なる災い起りて、
世の人、十が五は亡び異国の軍さえ攻め来りなむ。
此の時、神の如き大君、世に出で給い、人民悔い改めてこれに従い、世の中、再び正しきに帰らなん。
其の間、世の人狂い苦しむこと百年に及ぶべし云々、黒鼠が牛の腹を食い破る。
赤い水(丹水)の流れが尽きて後、天命は三公に移る。
日月神示
また、北から軍事攻撃されるのがその始まりになるとも書記されている。
これらは次のように述べられている。
「北から攻めて来るときが、この世の終り始めなり、天にお日様一つでないぞ、二つ三つ四つ出て来たら、
この世の終りと思へかし、この世の終りは神国の始めと思へ臣民よ、神々様にも知らすぞよ。」(富士の巻第十六帖)、
「月は赤くなるぞ、日は黒くなるぞ、空はち(血)の色となるぞ、流れもちぢゃ、人民四つん這ひやら、逆立ちやら、
ノタウチに、一時はなるのであるぞ。」
公安調査庁が三島論文パクってて笑った。さすがにコピペまではしてないけど。
スタヴローギンとレビャートキナ、と透と絹江、って似てるの?
「三島由紀夫とドストエフスキー」サイトにこんな解釈があったけれど。
↓
「清顕と聡子/透と絹江」の関係は、実はネガ・ポジの関係なのである、と考えてみるのも面白そうです。
ところで、三島に於ける「気違い女」の原型としては、やはり、夏子婆さんが挙げられるでしょう。三島は、自身を文芸の世界に幽閉した夏子婆さんを回想して、次のように書いています。
「彼女は狷介不屈な、或る狂おしい詩的な魂だった」(『仮面の告白』)
夫に性病を移され男性を憎み、孫の三島を女の子として育てようとした夏子婆さんの狂気――、顧みれば、その「気違い女」の妄念からの脱出が、三島の一生の仕事であったようにも思います。
ドストエフスキーの小説でいえば、スタヴローギンとレビャートキナの関係と、透と絹江の関係は対比できるでしょう。
キリーロフはスタブローギンに「君はあの女をまるで公爵夫人のように扱っているが、あの女はそんな女じゃない。君は残酷なことをしている」
と忠告した。だけどスタブローギンは「彼女はこの中で最も人間らしい人間で、僕は彼女を尊敬している」と回答している。
つまりスタブローギンにはトランプで負けたからレビャートキナと結婚したという建前と、彼女を尊敬しているという価値倒錯による本音の二つがある。
レビャートキナはキチガイというよりは知恵遅れでビッコを引く。健全な男性は彼女のような女を蔑み眼中にもない。
今でそこ人権意識の高まりでそうした障害者が虐められるようなことはないけれど。
絹江とレビャートキナは違う。絹江は自分の気に入らないものを抹殺してしまうが、マリアは優しい子だよ。
レビャートキナは基本的にあるがままの現実を受け入れる。スタブローギンが修道院に彼女を預けてもそこで穏やかに暮らしている。
いつもやるのはトランプ占いだけだけど。アル中の兄に殴られても殴られたまま。リーザですら、マリアを好いている。
彼女がフェージカに殺害された日、リーザはマリアの元へ駆けつけている。そこでリーザは暴徒に殺害されてしまうけど。
皆、スタブローギンの愛人であるリーザがマリアを殺害させたんだと誤解した。そのくらいレビャートキナは皆から好かれていた。
スタブローギンはそうしたレビャートキナの一面を目敏く見つけて彼女を尊敬し愛したが、リーザと関係を持ちたくなり、そうした自身の不道徳さに
焦燥と怒りと苛立ちをもってしまって、それが破壊衝動に直結してフェージカを騙してレビャートキナを殺害させてしまった。
外国文学ってさあ、登場人物の名前がこんがらがったゃうね。がんばって読んでみます。
ロシア語の名前は特にねw
愛称がやたら多いから、一瞬、あれ?と思ったり。
三島がチェーホフについて論じているものはあるでょうか?
あれば読みたいな。
658 :
吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 01:52:24.18
三島は尻に入れたのか、入れられたのか。
>>657 単独で論じてるのはなかったと思いますが、どっかで触れてたような…
660 :
吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 17:23:42.55
尻に入れられたのじゃないか。
>>659 そうですか。
チェーホフの影響はなし、かな。
ちょっと意外だな。
チワワは馬鹿なんでしょ?
三島由紀夫が他界してから、彼の死を中心にして実に多くの本が出版された。この現象は今後も続くと思うのだが、
僕が読んで納得がいく三島由紀夫論、三島由紀夫評は、全部に目を通した訳ではないものの、意外に少ないようだ。
僕は、三島由紀夫が死をもって問いかけたのは、手続き民主主義とも呼ばれる今の体制の中で、本当のナショナリズムを
形にすることは可能なのか、という問題だったのではないかと思う。そのように視点を定めてみると、見えて
くることがいくつかある。僕は、ナショナリズムを国粋主義、排外主義と同一視するのは、伝統尊重を保守反動と
同じと見る考えと共に、いわゆる進歩主義の大きな誤りだと思っている。
(中略)戦後のわが国の議会主義が政策を中心としたものではなく、手続きを中心にした民主主義を本質として
いたことが現れているように僕には思われる。
三島由紀夫が自らの生命を賭けて反対した思想の重要な側面は、この、手続きさえ合っていれば、その政策や
行動の内容は問わないという、敗戦後のわが国の文化風土だったのではないか。彼の目に、それは思想的頽廃としか
映らなかったのである。確かに、このような社会構造の中にあっては芸術は死滅するに違いない。
しかし、多くのメディアや芸術家は、彼の行動の華々しさや烈しさに目を奪われて、それを右翼的な暴発としか
見なかった。もしかすると戦後の社会は、1970年の時点ですでに烈しい行動に対して、ただその烈しさを恐れ、
その奥に思想的な純粋性や生命の燃焼の輝きを見る力を失っていたのかもしれない。
辻井喬「叙情と闘争」より
666 :
吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 04:50:13.60
このコピペは他のスレでは見ないな
667 :
吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 09:31:33.88
三島好きは大嫌いだ。ナルシストで権威主義者で理論武装家だから。
三島の生き方はカッコ悪い。お前らもカッコ悪い。本当に臆病者の生き方だ。馬鹿。
金閣寺、ニューヨークで公演が決定
@@@@@@@@@@@@@@@@
先月、横浜の地に新しくオープンしたKAAT神奈川芸術劇場の"こけら落とし"公演『金閣寺』が3月6日配信のニュースに拠ると、
「V6」の森田剛(32)が米ニューヨークに初進出する。森田主演、宮本亜門演出の舞台「金閣寺」が、演劇の大イベント「リンカーンセンター・フェスティバル」に招待されるもので、7月21日から24日まで4回公演を行う。
期間中は各国のプロデューサーが集まり、演劇や音楽などの舞台分野で活躍する個人・団体が招待される。日本からは過去に中村勘三郎(55)の「平成中村座」などが参加した。
去る2月25日の公開講座、井上隆史白百合大学教授が講演の中で、この「金閣寺」の公演の事にふれられて、宮本さんの演出は、三島さんがやりたかったことに光を与えたように思えてよかった。
森田さんの演技も良くて、集客力もあり、女性客で賑わっていた。と感想を述べておいででした。
無職になったので暇つぶしに今更ながら三島を読み始めたが面白すぐる〜
「命売ります」を読んだけど、死にたい人間の心理を誠によく表してるわ
文章がきれいだよね。文学のみならず美学を感じる。
ほんと達筆。出版社が苦労なしにすぐ印刷にまわせたというのも頷けますね。
673 :
吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 20:54:13.19
「解釈と鑑賞」三島特集、まもなく刊行!
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
〈書名〉『国文学 解釈と鑑賞』2011年4月号
特集 三島由紀夫というプリズム(3月12日発売)
〈仕様〉A5判196頁・定価1700円(税込)
〈内容について〉
ありとあらゆるものが三島に流れ込み、そして三島からは新たな光が四方に放たれる。それはプリズムに似ている。
単に光を波長ごとに分光するだけではなく、異なる波長の光を融合して、思いがけないイメージを映し出すこともできる比類のないプリズムだ。
没後四〇年を経た三島。今あらためて、「三島由紀夫というプリズム」が放射する光のきらめきに迫ってみたい。
〈ご注文の案内〉
株式会社ぎょうせい 136-8575東京都江東区新木場1丁目18-11
フリーコール TEL:0120-953-431(平日9〜17時)
FAX:0120-953-495(24時間受付)
オンラインショップ
http://shop.gyosei.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=6424 ◎◎◎●
674 :
吾輩は名無しである:2011/03/07(月) 21:03:51.22
「介錯と干渉」の間違いだよね
「(三島由紀夫の)絶えず真剣に生きることを望み、『にせものの平和、にせものの安息』(「白蟻の巣」)を
軽視する姿勢は、今となってみれば、だらだらと生きるわれわれへの痛烈な批判となっている。現代の日本人の
ありようを予見していた天才だったと思う。」
なかにし礼
「三島さんのあの『行動』を基準点として、そこからの距離をはかりながら考へるのが習ひ性となつてゐます。」
長谷川三千子
「戦後教育で『人の生き方』だけを教わり、『死に方』を教わらなかった。衝撃でした。
身の処し方、諫死の是非、日本人の責任のとり方、等々あれこれ考えさせられました。今は当時以上に、強く
考えます。」
出久根達郎
「七〇年までは、激しいものこそが美しかった。音楽、絵画、文学、演劇、映画、そして人間の生き方も。
三島由紀夫氏の死は過激が美しかった時代の最後の花だったな、と今になって思います。」
佐佐木幸綱
雑誌「諸君!」三島由紀夫特集アンケートより
この機会を逃すと永遠に埋もれてしまうので、三島由紀夫という人間の誠実さについて述べておきたいと思います。
三島さんは、自刃のちょうど一ヶ月前の昭和45年(1970)10月25日に、『東文彦作品集』の序文を
書いています。この東文彦氏は学習院時代に親しくしていた文芸部の先輩で、同人誌『赤絵』はこの東氏の
父君である季彦氏の援助で創刊しています。三島由紀夫は、事件の数ヶ月前に講談社の野間社長に自分が序文を
書くので、東氏の作品集をぜひ出版してくれと頼み、承諾を取ったわけです。このことは、自刃するにあたり、
世話になった方への恩返しをし、後顧の憂いなく事を起こすという事だったのではないかと思われます。
三島由紀夫と東文彦氏は学習院時代手紙を数多くやりとりしていました。お互いに信頼しあった文学上の先輩・
後輩関係だったのですが、東氏は昭和18年に23歳で亡くなり、三島由紀夫は告別式で弔辞を読んだそうです。
そこには堀辰雄も列席していたといわれています。
(中略)
じつは、この東文彦氏の父君の東季彦という方は学長職も歴任していた私の大学時代の恩師なのです。(中略)
その東先生から伺ったことですが、三島さんは息子の命日には今も家にお参りに来てくれると言っていました。
(中略)世界的作家になったあとも、命日にはみえていたということです。凄いのはそれにもましてそのことを
三島はだれにも語っていなかったということです。
これは三島由紀夫の年譜などを見ても、そのことについては書かれていません。あれほど自己顕示欲の強かった
三島由紀夫が、お参りに行ったというのを誰にも語らなかったのですね。普通の人だったら、俺は昔世話に
なった人のことはいつまでも忘れない、だから俺はいまもってお参りに行っているんだとすぐ言いそうなものですが、
それをひと言も言わなかった。(中略)ここに私は三島由紀夫の律義さと誠実さを見るのです。この律義さと
誠実さが結局はあの事件の要因の一つになったのかとも考えてしまいます。
佐藤松男
持丸博・佐藤松男「三島由紀夫・福田恆存 たった一度の対決」より
【簡易トイレの作り方】
便器の中にビニール袋を二重に入れ、口の部分の一部を管などに括る。ビニール袋の中に新聞紙を入れ、消毒液を入れるか、スプレーする。
必要に応じて、ビニール袋を替える!水がなくても大丈夫!阪神淡路大震災の時、自衛隊員から伝授されました。
みんな大丈夫?
大丈夫です!
花瓶やテレビが転げ落ちたけど。
まだまだ油断ならないからみんな気をつけてね。
683 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/03/12(土) 18:32:29.14
神国日本が大地震で大変な事に鳴っており増すけれどもねぇ〜(笑) 日本が幸福なのは○○の御蔭なら不幸なのは○○の性ということに鳴り増すけれども〜(笑)
愛人マゾちゃんは無事で消化ねぇ〜(笑)
>>683 (o`.´o)ちゃん、元気そうでなによりです。私は無事ですよ。
でも関東、東海もいつ来るかわからないし不安。
CNN「有史以来最悪の地震が、世界で一番準備され訓練された国を襲った。
犠牲は出たが他の国ではこんな正しい行動はとれないだろう。日本人は文化的に感情を抑制する力に優れている。」
687 :
吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 19:59:28.94
東京電力は今後首都圏を中心に停電が起きるおそれがあるとして企業などの大口の利用者のほか
家庭でも電気の利用をできるだけ控えるよう呼びかけています。
688 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/03/12(土) 21:04:45.20
685
愛人マゾちゃんが無事なら一安心ですよ〜(笑)…ÅÅちゅーちゅー…(笑)
阪神淡路って何で今回より死亡者多いの?
あのとき津波なかったし。揺れ方が特殊だったんだっけか?
次、関東東海必ず来るって言われてるし、準備しないと
690 :
吾輩は名無しである:2011/03/12(土) 22:00:36.44
時間帯じゃないのかな
早朝で就寝中の人間がそのまま生き埋めになったと
しかも冬だったから火事が追い討ちをかけた
1200万円しか支援しない中国を優先。3億5000万の支援をしようとした台湾を拒否。こんな時ですが、政府は馬鹿です。
パフォーマンスの見せ所とばかり、連崩と辻本でTV出まくりという算段だな。破壊工作員1号2号出動!日本壊滅の秘密の指令出ました。
この混乱に乗じて中国、朝鮮、韓国、ロシアを導き入れないか注視しましょう。
>>688 お前が生きてるなんて最悪だな
津波で死ねばよかったのに
693 :
吾輩は名無しである:2011/03/14(月) 15:09:33.12
まぁ、喧嘩はしないで。
まだ小さな余震があるね。
地震予報では第二波が16日までに来る確率が高いってことらしいな
696 :
吾輩は名無しである:2011/03/14(月) 16:53:43.87
そっかー、尻に入れられたのか。気持ちいいのかねえ。
こんな時になんですが、三島由紀夫が美しい星の中で、「笑う事で少し楽になる」と言ってる。
美しい星執筆は、自殺の8年前かな?
それで、カツオ達が今そういう状態で、それなのに地震で笑う事ができないんだ。
こういう場合は無理して笑わなくていいんだよ。
>>697 今ちょっと調べたんだが、美しい星にそんな一節があるかな。
笑いに関する考察は幾つかあるが、どれもそんな意味にはとれない。
ま、俺の見過ごしか、誤読かもしれん。当該箇所を教えてくれると
ありがたい。コピペでも可。
700 :
吾輩は名無しである:2011/03/14(月) 21:24:16.63
文学ねえ、笑わせるじゃありませんか。文学ねえ。
>>699 美しい星じゃなかった。
羽黒助教授が、三島が書いた大喜利を「小説書きの大喜利なんてくだらない」と観覧しないで席を後にする場面に
「笑い」に関する記述があったような気がしたけど読み直したらなかった。
芝居見物に関する記述だったように思う。
>>703 これは違う?
↓
ユーモアや哄笑は、無力な主人公や、何らなすところなきフーテン的人物のみのかもし出すものではないと信ずる。
有為な人物はユーモリストであり、ニヒリストはなほさら哄笑する。
三島由紀夫「発射塔 ヒロイズム」より
『地球なる一惑星に住める
人間なる一種族ここに眠る。
彼らは嘘をつきつぱなしについた。
彼らは吉凶につけて花を飾つた。
彼らはよく小鳥を飼つた。
彼らは約束の時間にしばしば遅れた。
そして彼らはよく笑つた。
ねがはくはとこしへなる眠りの安らかならんことを』
これをあなた方の言葉に飜訳すればかうなるのだ。
『地球なる一惑星に住める
人間なる一種族ここに眠る。
彼らはなかなか芸術家であつた。
彼らは喜悦と悲嘆に同じ象徴を用ひた。
彼らは他の自由を剥奪して、それによつて辛うじて自分の自由を相対的に確認した。
彼らは時間を征服しえず、その代りにせめて時間に不忠実であらうと試みた。
そして時には、彼らは虚無をしばらく自分の息で吹き飛ばす術を知つてゐた。
ねがはくはとこしへなる眠りの安らかならんことを』
三島由紀夫「美しい星」より
706 :
吾輩は名無しである:2011/03/15(火) 14:52:58.42
三島は大津波や原発事故を予言したか?w
野坂は予言したな。
自分の脳梗塞を予言できなきゃね。
「悲しみはエゴイスティック」ってのが書いてある本ってどれ?
>>710 「真夏の死」
悲嘆の博愛を信じろと云つても困難である。悲しみは最もエゴイスティックな感情だからである。
>>704 (V) ∧_∧(V)
ヽ(・ω・)ノ 違います…あれー?
/ /
ノ ̄ゝ
>>711 しかし、三島もすごい人だな。
でもその強靭な精神力は虚無故の無痛だな。
肉親を失った人の悲しみはその当人以外の人は真の意味で共有できないからね。
715 :
吾輩は名無しである:2011/03/16(水) 01:43:41.59
文学者、はっはっは、文学者。文学、ふーん、文学、笑わせるよ。
虚無病特有の思考なのかも知れないけど…
悲嘆の博愛ではなく、悲嘆という個々人の感情そのものがエゴ。
悲嘆という各個々人の痛みを発露し、悲嘆の元となる人に対し悲嘆というマイナスの感情を抱く事がエゴ。
虚無病の人間には、悲嘆したくないから悲嘆させるような事をしないでくれと、懇願する人は迷惑な人にうつる。
なんだか分からないけど、急性アノミーキタ。
地震で色々カオスなのが嫌だ。
オイラも悪戯していい?
意味わからんちん。
さきほど盗賊を読了しました。
なるほど確かに結末にはうなりましたが、一つ疑問が。
原田美子と佐伯某、彼らは対面した刹那、自らの中から真に美なるもの、永遠に若きものが盗み出されていることに気づきますが、それに気づくのがこの二人が出会う瞬間である必然性があるのでしょうか??
美子も離婚を経て既に別の恋人を作っているようですし、それ以前にこの二人はこのときが初対面ですので、お互いにお互いが過去の恋人を死に追いやった(銘々自覚があるのかは読者の想像の範疇ですが)経験があることを知り得てはいないでしょう。
一瞬それぞれの背後に過去の恋人の亡霊でも見たのか、とも思いましたが、三島に限ってそんな超自然的な現象に余韻を任せはしないでしょう。
うーん、何度考えても納得いく答えがでません。
それともまぁ最も効果的に読者にカタルシスを与えるための、戯曲的な小気味良い結末だと理解すればいいのでしょうか?
>>719 お互い初対面でも似た者同士の匂いでお互いの放蕩がわかったということでは。
三島とスタブローギンは悪霊に憑かれているといった。
カツオとザリガニは、何か分からないけど、追いかけられている感じがするという。
4名は虚無状態である。ザリガニは軽く急性アノミーなう。
で、私たちを追いかけてくるものの正体が分かった。追いかけてくるものは”焦燥感”だ。
722 :
吾輩は名無しである:2011/03/17(木) 13:20:03.75
文庫で「剣」が収録されてるの出てる?
>>722 講談社文庫(だったかな?)の「中世」に入ってたよ。
>>723 文芸文庫の品切れ(絶版?)だぜ・・・。
三島邸のアポロ像は地震に耐えられたのかな。
726 :
吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 00:33:31.89
727 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/03/18(金) 01:00:40.37
チワワもケルベロス宜しく三島スレッドに居座らず、川上スレッドに参戦してみてはどうだ?
藁貸し小僧も喜ぶぜ。
くだらん。
729 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/03/19(土) 15:07:37.63
727
くだらん。
730 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/03/19(土) 16:42:08.83
ふむ。
中学生の甥っ子に勧めたいんですけど
三島由紀夫入門としては何がいいですかね?
733 :
吾輩は名無しである:2011/03/20(日) 17:10:02.89
仮面の告白→禁色
(V) ∧____∧ (V)
ヽ(・ω・ω・)ノ シャム双生児
/ /
ノ ̄ ̄ ̄ゝ
(V) ∧____∧ (V)
ヽ(・ω・ω・)ノ シャム双生児・・・なおした
/ /
ノ ̄ ̄ ̄ゝ
内容暗いし気分の悪いものなのに文章が綺麗しすぎていつの間にか読み終える
くやしい
人は、自分で自分を制するのが、一番難しい。
他人の欠点は、よく見えるが自分には甘い。他人にやさしく、自分に厳しいという人はなかなかいませんが、
先生は、そのどちらでもないです。
全ての事において他人にも厳しいが、自分にも厳しかった。
時間の使い方も、普通の人とは違っていました。これ程までに時間を大切にして生きてきた人にこれまで会った事が
ありません。
当時、四十を過ぎていた先生は、「楯の会」の二十代の若者に囲まれて、いつも元気でうれしそうでした。
大きな口を開けて、大きな声で笑い、瞳はつねにキラキラ輝いていました。筋肉いっぱいの腕を大きく広げ、
ついでに自慢の胸毛を見せながら、身体全体で、おしゃべりしていました。
それは、それは、いつでも、とても楽しそうに……。
ところが、どんなに騒いでいても、どんなに楽しそうであっても、自分で決めた時間になると、まるで今までの
ことが無かったかのように、ぴたっと人が変わって別人になる。
やさしい瞳から、すべてを射るような厳しい目に一瞬にして変わる。時間をスパッと切ってしまう。
もう、そこには、誰も入れない。誰も寄せ付けない。
多くの人は時間に引きずられて、もう少し……などと時間に負けてしまうのに、先生は刀で竹を割るように
時間を切る。
何と、まぶしく男らしく映ったことか。
あの澄んだ瞳、遥か遠くに焦点があるような力強い不思議な瞳を持つ人に、私は、その後、今もって出会ったことが
ありません。
先生は、真剣に生きていらした。純粋に。ひたむきに。
まさに一瞬、一瞬を生きることを楽しんでいるかのようでした。
先生にとっては、一時、一時が美しい文学であり、人生そのものが一編の小説であったのかもしれません。
松浦芳子「今よみがえる 三島由紀夫」より
(中略)
昭和44年8月の暑い夏の日、持丸との婚約のご挨拶のため、馬込の三島先生のお宅を訪問しました。
先生はにこにこされて、とても上機嫌で、溢れるような笑顔で迎えて下さいました。
先生の机の上には、いつも紺色に白鳩のデザインの、お洒落なピース缶が置かれていました。缶の蓋を開け、
指に挟んでたばこを吸うポーズをとってはいますが、先生が実際にタバコを吸って、煙を出している姿は記憶に
ありません。お洒落な紳士は、女性の前ではたばこは吸わないのかもしれません。(中略)
しばらくすると、お手伝いの方が、お茶とお菓子を運んで下さいました。
「どうぞ」
と言われて、茶器の蓋をとって、びっくり! 茶碗いっぱいに大きな櫻の花が一つ。ひらひらと花びらが揺れています。
「わあ! 綺麗!」
感激して思わず叫んでしまった私に、先生は満足そうに、にこにこと笑みをうかべてくれました。先生は、
どんなことにも真剣でしたが、この時も全身で喜んで下さいました。
私は、あの時の先生の笑顔を一生忘れる事はないでしょう。
松浦芳子「今よみがえる 三島由紀夫」より
(中略)
私が、三島先生と最後にお目にかかったのは、昭和45年11月26日の夜でした。
先生が割腹されたのが、その前日、11月25日ですから不思議に思われるかもしれません。が、確かに私は
この日先生と最後の言葉を交わしました。
(中略)今でもあの日の先生の表情、声、すべて鮮明に浮かんで来ます。
衝撃の25日が過ぎた翌日、私は疲れきって、ぐっすり眠っていたのでしょうか。
その夜は、夫は研修か夜勤で留守でした。
トントンとドアを叩く音に目を覚まし、扉を開けると、そこに三島先生が立っておられました。
突然の訪問で驚きましたが、いつもの先生ではない、ただならぬ気配が伝わって来ます。
「先生どうなさったのですか?」
先生の後ろに誰かの姿があるようだ……が、誰かはわからない。
「とにかくおあがり下さい」
(中略)ともかくも座っていただいた。先生の後ろにたしかに人影があるのだが、ぼおっとして判らない。
あわててお茶の準備をしようとすると、
「すぐに遠くに出かけなければならないから、お茶はいいよ」
と言われました。
松浦芳子「今よみがえる 三島由紀夫」より
とてもお急ぎの様子で、どこかに行かれる途中立ち寄った感じである。
「持丸君は?」
と聞かれましたが、夫はいない。
「今夜は、夜勤で泊りです」
と答える私に、少しがっかりされた様子でした。
「そうか……残念だなあ……じゃ芳子さんから、持丸君に伝えて欲しい。後の事はたのむと……。とにかく
後のことはたのむと、それだけは、伝えて欲しい。くれぐれもよろしく伝えて欲しい。」
「はい、わかりました。必ず伝えます」
先生は、何度も念をおされて、ほっとした様子で席を立って行かれようとする。
何故か、どうしても止めなきゃ! 不安になり
「先生! これから何処にいかれるのですか?」
とお聞きすると、振り返り、静かに深くうなずいて行ってしまわれました。
夜が明けてから、私は、ただ茫然とするばかりでした。
先生がいらっしゃったのは、夢だったのだろうか? 夢にしてはあまりにもリアル過ぎる。
確かに夫は夜勤でしたし、夢の訳がない。先生は、あの世へ旅立つ途中に寄ってくださったのだ。
とすれば先生の後ろの人影は、森田必勝であったかもしれない。
先生は、旅立ちの前に、最後の言葉を下さったと、私は今でも信じている。
松浦芳子「今よみがえる 三島由紀夫」より
驚天動地とはこのことか。震災被害のドサクサにまぎれ、あの仙谷由人が内閣官房へ舞い戻ってきた。
政府は明らかに混乱を拡大させようとしている。もはや菅総理はサジを投げたのだろうか。
いうまでもなく、仙谷は参院で問責が可決された人物である。要するに、官房長官失格の烙印を押されたからこそ、その職を追われたのである。
立法府の正当な判断をないがしろにする暴挙に手を染めた菅直人は今すぐ総理の座を退くべきであろう。
それにしても、連日の自衛隊員の決死の働きには頭が下がる思いである。日本国民全ての目が、今や自衛隊員の勇敢さに注がれているといってもよい。
ヘリコプターからの原発への放水は、隊員の放射能汚染を覚悟した上での任務である。
放射線を遮断するシートを床に敷き、防護服をつけた上での放水敢行というが、それでも隊員の方の肉体への放射能汚染はゼロではない。文字どおり、命がけの任務である。
しかしながら、こうした自衛隊という高貴な存在にたいし、唾を吐き、罵り、軽蔑の目をおくってきたのが戦後の日本ではなかったか。
とりわけ、憲法九条は、国防を放棄し、自衛隊の任務や存在そのものを根底から否定する悪魔すらたじろぐ不道徳、不誠実な条文ではなかったか。
国家国民のため、共同体のために命をささげるという行為は、倫理、道徳のなかでももっとも高貴なものである。
だからこそ、本来であれば、自衛隊員への尊敬と顕彰の心が国民のなかに共有されていなくてはならない。
そのためには、憲法を改正し、祖国を守る正式な軍隊として彼らの地位を法的にもきちんと定めておかねばならないのだ。
残念ながら、現在の法体系では、殉死した自衛官を靖国神社へ祀ることもできないのである。
これでは、自衛隊員の士気や精神力を保つことはできない。ましてや、自衛隊を統括する政府の高官から「暴力装置」と罵倒された日には、自衛官の士気はどうなるか。
仙谷官房副長官よ、原発への放水を危険な「暴力装置」に任せるぐらいなら、自信が現地へ出向き原発を止めてみせてはどうか。仙谷には福島原発への出向を強く要望する。
3000マイクロシーベルトの放射能を15分以上浴びると90%は確実に急性放射線障害で死にますからね。
原発でだってすでに作業員や自衛隊員が12人も亡くなっているのに、マスコミは報道しません。
人体に影響を与えない放射能などないのに、政府は「放射能は”ただちに”人体に影響ないから安全」なんて語ってますけど、
放射線が身体を貫通する時に染色体を破壊するから、被曝した人体は年月をかけて壊れて行きます。
放射能は3日で日本国中に広がるほど汚染スピードが速いですから、国内にいれば誰もが被曝します。
もう覚悟を決めるしかないんですよ。
745 :
吾輩は名無しである:2011/03/24(木) 23:28:35.83
シベリアか放射能かの二択か
厳しいな
シベリアって一口に言ってもかなり広大だし、具体的にどこよ?
はっきり言って移住したい。色々と夢が広がる・・・が。
放射線で適当に癌になって震災復旧しながらなんとなく死んでいけばもうええわ。
政府は機能麻痺脳死状態なのに、自衛隊は決起してくれそうもないし、東電には溜息しか出ないし。
放射線どんどん垂れ流してるし、東京の大使館からどんどん大使館員が逃亡してるし。大使館閉鎖とかすごいワァ(´・ω・`)
しかもリビア大使が東京から逃亡て。あのリビアですら逃げたよ。
てか、ここはそういうスレなのか?
三島の最期の・・・・
何を以てして軍事クーデターなのか?
国会議事堂を戦車で包囲して議員を缶詰にして兵糧攻めで議員らが明け渡したらクーデター成功で暫定政府の成立か?
751 :
吾輩は名無しである:2011/03/25(金) 06:18:53.88
質問ー。
あのような敗戦がもしなくて日本が戦勝国と
なっていたとしたら、戦後のあの三島は
果たして存在したのだろうか?
752 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/03/25(金) 10:43:28.62
744
さてチキン天皇はすでに京都へ逃亡市ておるので消化ねぇ〜(笑) 餅論増すゴミは報道死増せんけれどもねぇ〜(笑)
両陛下は毎日「自主節電」 東電の計画停電に合わせ
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103240364.html 宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下が福島第一原子力発電所事故に伴う東京電力の計画停電に合わせ、
皇居・御所で15日以降毎日、自主節電を続けていることを明らかにした。
羽毛田信吾長官らによると、御所では計画停電の第1グループに合わせて自主的に電源を切っている。
17、18、22、23日は1日2回実施。東電が停電を見送った場合も実施しているという。
羽毛田長官によると、天皇陛下からは「大勢の被災者、苦しんでいる人たちがおり、電源すらない人もいる。
私の体調を気遣ってくれるのはありがたいが、寒いのは厚着をすればいいだろう」
「いつこういう事態があるかわからないし、こういうことはやってみないとわからないから、学ぶ機会ではないか」という趣旨の発言があったという。
宮内庁は24日、両陛下や皇族方が静養に使われている那須御用邸(栃木)で職員が使用している
風呂を、近隣地域にいる東日本大震災の避難者に開放すると発表した。
また、同県の御料牧場で保管している卵約1千個や缶詰、野菜などを避難所に提供する。
いずれも、両陛下のご意向を受けて決めたという。
風呂の提供は26日にも開始。バスで送迎し、最大で週に300人程度の避難者が入浴する見通し。
健康相談も受け付ける。
御料牧場では牛乳も生産していたが、地震で原乳の処理施設が損傷し、現在は生産できない状態に
なっているという。
[産経新聞]2011.3.24 15:48
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110324/imp11032415490001-n1.htm
>>752 もともと魂は京都から出たこと無いだよ。
最初に断っておくが、俺はゲイで、その立場で感じた三島由紀夫について書きます。
三島は仮面の告白や禁色と、はっきり同性愛を主眼にした作品を発表しているから
みな彼の男色趣味は周知の事実だけれど、そういう男色気質は森鴎外も志賀直哉も
川端康成も、そういう作品を書かなかっただけで、エッセイ等では旧制高校や寄宿舎で
男色の気風があったことを記している。学習院で同窓だった里見クは、上級生の志賀は
美青年で学校中の男子にモテていて、自分も憧れていたことを後年述べている。
日本男児のこういう男色性は中世の僧侶や戦国武将など男くさい社会でこそ、より盛ん
だったのが記録に残っているし(織田信長の森蘭丸が一番有名だが、農民出身の豊臣秀吉
以外は、武田信玄も上杉謙信もみな男色行為が記録に残っている)、三島の男色趣味は
戦前の男子校や軍隊での気風をそのまま受け継いでいるだけで、ある意味日本男児の
正当を歩んでいると思う。
ただ、美輪さんのような女装趣味は三島には全く無かったと思うよ。よく誤解されるが、
美輪さんや美川さん、ピーター、IKKO、はるな愛、マツコ、ミッツのようなおネエ系の
方々は、体は男でも心が女なだけで、彼らにしてみれば自分は女で、女として男を好きに
なっているだけだと思う(美輪さんは意外にすごく男らしい部分も大きいと思うが...)。
自分もそうなのだが、ゲイの大多数はむしろ男らしい外見にこだわり、髪型も短髪、
出来れば坊主頭を相手にも自分にも求める傾向があるし、肉体も逞しくありたいと
鍛える傾向があるが、これはもろに三島もそうだったよね...。ややこしいけど、心は
完全に男で、ただ男として愛する対象が男で、女よりも男が(それもジャニーズ系の
中性的な美少年よりも、丸坊主の高校球児のような男っぽい少年が)可愛らしく見えて
仕方が無い、というのが真性のゲイなんだよ。
(優しい顔立ちでも、昭和的な風貌で丸刈りの高校球児だった斎藤佑樹はやはり
ゲイにも人気がある。逆に女性人気の高いキムタクはゲイには全く需要はない。
織田裕二はルックス的にはどストライクだが、そもそも彼はこちら側の人とみんな
思っていて、2ちゃんでは織田姐さんと呼ばれているくらいだ...)
禁色でいうと、檜俊輔が最初は主人公だったはずなのに、途中から完全に南悠一が
主人公になって、俊輔はほとんど登場すらしなくなる。これは、三島本人が書いている
うちに悠一が自分の分身となってしまって、自分の願望も悠一がイケイケドンドン!
という感じで達成していって、完璧に感情移入して筆が乗っていっているのが、ゲイの
自分には良く分かる。あの夜の日比谷公園に初めて足を踏み入れていくくだりは、
多分、三島自身がそのまま体験したことをそのまま筆にしたと思えるくらいの臨場感が
あるし、あのあたりから完全に悠一が魂を吹き込まれて主人公になった気がする。
話を戻すと、三島は美輪さんのようなおネエ趣味は全く無かったとは思うが、男色は
もう完全にハマっていて、禁色や仮面の告白はもちろん、筋トレや自衛隊への入隊、
最期の決起や切腹など戦国武将や日本軍にも通じる彼の行為の全てが、男色を指し
示しているし、それは彼の欠点ではなく、むしろ日本男児の文化の正当な継承者だと
自分は思いながら愛読しています。
遺族はまったく認めようとしないのだけれどね…。
女の子の言葉使いは祖母の強制だよ。
762 :
吾輩は名無しである:2011/03/26(土) 18:48:40.17
不道徳教育講座は面白いですか?読んだほうがいいですか?
763 :
吾輩は名無しである:2011/03/26(土) 19:35:08.71
ぽちりました
反日辻元問題
ttp://www.nikaidou.com/archives/11854 とんでもない情報が入ってきた。これは複数筋の情報から得た確証だ。
まず、前提として各地の避難所にいるお年寄り30人ががストーブの燃料が
不足した結果凍死(厳密には低体温)で死亡している事は既に報じられている通りだ。
情報一つは、支援物資を輸送しているトラックに対し、政府筋から連絡を受けた役場の
職員が個別に足止めを各地でしているというのだ。彼らは訳を知らされていないが、
それぞれに道路事情のことではないかと納得していたようだ。しかし、中には既に
道路が復旧し終えている地域も含まれている。結果として、いくつかの役場の集積場に
配られることのない支援物資が山積みされている。
さて、辻元閣下のピースボートだが、今東京から順次ボランティアを送り出し始めている。
そのボランティアの目的地がなんと、ピンポイントで件の集積場とぴったり重なっている。
以上の情報から総合的に判断すれば、この物資の停滞はピースボートを現地の
救世主に仕立てるための自作自演劇だと言うことが分かる。
若きサムライのためには女性が読んでもタメになりますか?
一般論だから男女問わず読めますよ。
_____
/ ̄.....//.... θ ̄>
∠|::::::::::::::U:: τ ::::::<
⊂二|::::::::::::::::::::::::::θ_>
 ̄∠/ ̄ ̄
なんやねん。
>>757>>758>>759 興味ぶかい話だね。俺はゲイではないんだが、テレビでゲイが出てくると
もし男としなくちゃならないとしたら、誰ならできるか?なんてくだらない
事を考えたりすると、よくきまってキムタクやジャニーズ系の中性的な堂本光一や滝沢
ならなんとかデキそうだなどと浮かんでくるが、こんなのはゲイの資質は全く無いと言う
ことだね。
773 :
吾輩は名無しである:2011/03/29(火) 23:57:25.29
はじめてカキコするけどさ、今度の大災害を思うと、
三島ってただのバカだよね。「仮面の告白」とかさ
だから何だ?と。
簡単に言うと、人間性、教養、肉体とか諸々を総合して、
上位の男性>上位の女性なんだと思う。
素晴らしい女性もいるけど、素晴らしい男性には適わない。
だから上位の人ほど基準の高い素晴らしさを求めると、
そういう男性に行き着くのかと思う。
そして行き着いた後に性的な欲求が湧くのだと思う。
775 :
吾輩は名無しである:2011/03/30(水) 00:21:38.81
それを求めてたんだよ三島は。三島はボケとツッコミなら明らかに前者。
しかし三島の文章を前にツッコミする人がなかなかいない。
三島はいつだってウケだった。
しかし三島は深さを求めた。
長々と自演しなくていいよ。
>>758 三島のエッセイ読むと、学習院のとき、美少年の下級生に恋してたとあるから、必ずしも中性系が好みじゃなかったとも
言えないと思いますよ。歌舞伎の女形の人のことも好きだったようだし。
女でもジャニ系嫌いな私のような者もいるし、あんまりそういうふうに画一的に決めつけた好みの根拠で云々するのは
なんか関係ないと思う。三島のゲイ傾向は否定しませんけれど。
死は今や美しい雲の形で地球人を取り巻いてゐた。夕空に映える高い紅や紫の雲は、みんな
有毒だつた。見えない死のたえまない浸潤。あの空のはるか高みにふりまかれた毒が、
地に降りて、野菜や牛乳を通して、人間の骨の奥につひに宿りを定める春が来てゐた。
幽暗な棲家を求めて、地上のかがやかしい田園の動植物の体をかいくぐつて、倦まない旅を
つづける微細な死は、いよいよ居を定めると、生きてゐる人間たちに、その肉体の不朽な
部分の本質を、すなはち骨の本質を高らかに告げ知らせるのだ。死ぬまでは閑却されてゐた
人間の骨が、生きながら喇叭のやうに歌ひだすのだ。それらの死は、日を浴びた美しい野菜畑や、
緑の森と小川を控へた牧場や、すべて花と蜜蜂にあふれた風景の只中からやつてくる。
ピクニックの人々は、自然の中にこまかく織り込まれた死と呼応して、自分たちの中の骨が
歌ひだすのを感じるにちがひない。人間に不朽なものは骨だけであり、死の灰は肉を
滅ぼしこそすれ、骨の美しく涸れた簡素なすがたは、永久に失はれることがない、と。
三島由紀夫「美しい星」より
どう考えてみても偽善的なACのCMにうんざりしていたが、今度はテレビで節電を訴えている。もはや犯罪的な偽善である。
メールや通話を控えろと偉そうに御託を並べる前に、テレビを消せと訴えるべきだろうし、そもそも、こういう非常時にくだらないバラエティー番組など一掃してしまえばよいだけの話だろう。
何が悲しくて芸能人の下品な顔を眺めなくてはならないのか。我が国の偽善も病膏肓に入るの観がある。
ところで、 ナチス政権下のゲッペルスを思わせる枝野の詐言には注意しなくてはなるまい。革マル派から資金提供を受けていることで有名なこの男に
誠意を期待する方が間違いである。国民の一部には「何があっても動じない」と枝野評価する向きもあるようだが、とんでもない誤解である。
そもそも日本や日本人に興味がない、無関心なだけだろう。こうした男が官房長官を務め、何の危機感も抱かずに辺りを怒鳴り散らす男が総理を務め、
アリーナに着くやいなや「ここには何でもアリーナ」などと面白くもない冗談をいう男が幹事長を務めているところに日本の悲劇がある。
いまさら民主党の批判をしても仕方がないと思われるかもしれないが、枝野の犯罪的な詐言にだけは注意を喚起しておきたい。
彼は何があっても「直ちに影響はない」という。しかし、その当日に病が発症せずに3年後に病が発症したらどうなるのだ?枝野は嘘は言っていないと強弁するだろう。
確かに「直ちに」病に冒されたわけではない。しかしながら、肝心なのはそうした病に冒されるか否かであって、今日明日の話を聞きたいわけではない。
「人体に直ちに影響を及ぼさない、(が、そのうち人体に及ぼす)」というのであれば、これは大問題だろう。
もう一つ気にかかるのが、「冷静な対応を求める」という言葉である。「人体に直ちに影響を及ぼさない」という言葉を、「人体に直ちに影響を及ぼさない、
(が、そのうち人体に及ぼす)」という意味で使用したうえで、「冷静な対応」を求めているとするならば、枝野は「直ちに避難することこそが『冷静な対応』だ」と主張していることになる。
いずれにせよこうしたプロパガンディストたちには全く信用が置けない。彼らの発言は全て嘘であるとの信念を大切にしていきたいものだ。
AC広告は次のように書き換えよ!ネットから拾ったものです。
題「いいえ、枝野です」
「大丈夫?」っていうと、
「大丈夫」っていう。
「漏れてない?」っていうと、
「漏れてない」っていう。
「安全?」っていうと、
「安全」っていう。
そうして、あとでこわくなって、
「でも本当はちょっと漏れてる?」っていうと、
「ちょっと漏れてる」っていう。
こだまでしょうか。
いいえ、枝野です。
>>778 ラグビー部のゴツイ先輩から煙草貰って吸っちゃった。校則違反だどうしよう?
ラグビー部の部室に入れて貰えた、楽しかった、キャピキャピ。甲高い笑い声を先輩たちに変に思われたらどうしよう?
お祖母さんに煙草吸ったのバレてそうだし、臭いが指に着いちゃた。自分からお祖母さんに相談しちゃおうかな?wktk
みたいな、内容のもありますね。
>>783 先輩の容姿のタイプが素朴系とは書いてないのでは? 性格は男っぽくてもジャニ系の顔かもしれないし。
そっか、自演劇場だったのかwつまんねー
三島由紀夫の理想のタイプはアンティノウスだよ。
三島自身が「男でも女でも丸顔が好きで」と言ってなかったっけ?
丸顔というと、キリっとした正統派美男よりも、
どこか愛嬌のあるイメージがありますね。
三島が好むタイプって「潮騒」の新治みたいな人ではないかと思う。
(理想とした容姿は「禁色」の悠一で描写されているようなギリシャ彫刻系かな?)
美輪さんも今と違って昔は「神武以来の美少年」と呼ばれていたとおり、女性になりきると
いうよりは、女性の服を来た美少年でアイドルだったんだよね。
ヨイトマケの頃は凛々しい和装でむしろ男らしさを感じさせるくらいの美青年だった。
だから、この頃の美輪さんに三島が惹かれたのは分かる気がする。あと、何よりも二人は
同じ感性を持っていたのだろう。ただ、赤木圭一郎や川端康成、江戸川乱歩、寺山修司と
いった人達についてもそうだが、美輪さんは彼らの男色性については一切公言せずに
故人の名声を汚すようなことはせず、大事な思い出としているようだけどね。
また、ゲイとして自分も感じるのだが、三島は自らが女性的になりたいとは思わなかった
だろうけど、愛する対象の男は確かに硬派な外見だけでなく、可愛い系の男の子も美形で
あれば心惹かれることはあっただろうね。前にも書いたが、ゲイの大多数はマツコや
はるな愛のような女装家よりは、むしろ男らしい外見に憧れて短髪にするのが多い。
(東京なら新宿2丁目、大阪なら堂山町に行くとどんな男がよく歩いているか一目瞭然だ)
芸能人でいうと、美輪さんよりもむしろ高倉健さんとか織田裕二が三島と同じような
感性の持ち主だと思うが、これは業界のタブーで公言してはならないようだね...
ゲイウヨの間で美輪先生ってそんなにエライ人(尊敬を集めてるという意味で)なの?
「携帯の待ち受けにしなさい。」って美輪先生の画像が送られてきたよ。
>>787 少年の純朴さ無骨さが残っているような人が好きだったんだろうね。
ジャニ系とか、こなれた奴等はノーサンキュー、って感じだと思う。
三島の、非常にドストエフスキー的でロシア的な情念の力は、彼の文学の全て、行為の全てから感じ取れる
ものである。自らの信念と理想に忠実に生き、割腹という終末へと向かった作家は、彼がいかに異文化的な側面を
持っていようとも、ロシア人の愛の包容から逃れられるとは思えない。三島の最初の本がロシアで出版されてから
二十年が過ぎたが、それ以来、多くの三島作品が何回再版されてきたのかもう私は知らない、いつか数えるのを
やめてしまったから。劇場では三島のドラマが上演され、ロシアのブログでは、三島の名が愛情を込めて
ロシア化され、“ミシンカ”とか“ミシミッチ”と呼ばれており、彼の写真はゲイクラブやジムなどを飾り、
Tシャツにもプリントされている。それどころか、ロシアには三島の生まれ変わりがいるのである。エドワルド・
リモノフという、有名な作家でマッチョ、過激な若者達の英雄、そして三島の「楯の会」を思い起こさせる、
国粋的なボルシェビキ党のリーダーである。そのリモノフは、メディアからたびたび“ロシアの三島”と呼ばれている。
ボリス・アクーニン「ロシアの作家ミシンカ」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
>>788 なるほど。俺は
>>772を書いたものだが、深いね。
高倉健とか織田裕二か・・・
俺はどうしても、藤原竜也とかならなんとかなんて考えてしまう
まあ俺は別にゲイの資質はまったくないからいいんだけどw
793 :
吾輩は名無しである:2011/04/04(月) 08:53:22.49
「殉教」のラストはどういう意味なんですか?
795 :
吾輩は名無しである:2011/04/04(月) 13:32:53.08
>>794 縊死者には見えない安らかな顔で亡くなってたってことですか?
どこかに行ってしまったという意味ではないですよね?
796 :
吾輩は名無しである:2011/04/04(月) 16:08:50.26
ここ10年まともに文学作品を読んだことのない私が
三島由紀夫の金閣寺を今読み終えました。
正直、到底受けきれない重みみたいなものを心に感じました。
漢和辞典をこの本をきっかけに再購入しましたし・・
またいつか読み直したいな〜
仏事に関して結構知っている事象があったのが唯一安堵できた
ところでした。
>>795 姿はなくなっていても、タイトルが「殉教」だったので、死んだのかな、と私は受け取ってしまいました。
798 :
吾輩は名無しである:2011/04/04(月) 18:27:52.71
>>797 色々な考え方が出来るけどやはり死んだということですよね。
衝撃的な作品でした。
799 :
吾輩は名無しである:2011/04/04(月) 19:44:24.52
彼の評論は、何が完成度高いですか?
>>799 完成度が高いという見地なら、やはり川端康成論や谷崎潤一郎論、古今集や歌舞伎についてのなどの
芸術評論だと思いますが、風俗、世評などの軽い調子のものも面白く鋭いですね。
文庫でしか読んでいないから、評論は軽い調子のしか書かないのかと思っていたが、そういえば、この板のそこかしこに彼のお硬い評論からの引用が載せられていたことを思い出した。
802 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/04(月) 22:56:31.26
相変わらずチワワは毎度飛ばしているようだな^^
「日本文学小史」と言いたいところだが、未完なのが惜しい。
ここはひとつ、「太陽と鉄」を挙げたい。密度も完成度も極めて高い。
評論というより、エッセイと呼ぶべきかもしれんが、そんな枠には
納まりきれない、迫力ある、稀有の文章。未読ならば、是非。
剣を失えば詩は詩でなくなり、詩を失えば剣は剣でなくなる。
こんな簡単な事に、明治以降の日本人はその文明開化病のおかげで、久しく気づかなかつた。
正月頃からずっとどういう意味か分からなかったがようやく意味が分かった。この一文の謎を解明するのに4ヶ月もかかった。
翁…ヵッォがニーチェ風な万能感に支配されるような感じに狂い始めた。どうしよう?
807 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/06(水) 19:18:35.83
チワワワーワ、チワワーワ
(U^ω^)チワワだお!
(U)^ω^)チンチンチワワだお!
(^(U)^)チワワチンチンだお!
明治以後、刀など武器を所持しなくなった。
武器は人を殺害するために発明された古代から存在する道具である。
武器という道具は人々を悲嘆させ、復讐心を持たせ、激昂させ、興奮させる。
そうした感情により、詩、つまり文学(物語)が誕生するのである。
詩、文学、マスメディアが発信する文字列は人々に情報を伝達する。
伝達された情報を受容した人々は、様々な感情を持ち様々に行動をする。
武器がなければ情動的な情報の伝達は行われない。人々の感情を呼びさますものはなくなる。
情動的な情報の伝達がなければ武器など必要ではなくなる。
これは男性特有の考え方で、また虚無状態の強い苦痛と破壊衝動を自律でもって抑圧している。
河出文庫から出ている「源泉の感情」を遅ればせながら読みましたが
安部公房との対談が面白かったですよ。
実存主義(サルトルの)の特質を他者の発見だと指摘したり、
伝統と伝統主義(中世起源)、テキストと読者の関係など
現在でも続いている議論が戦わされています。
特筆すべき点はこの対談が行われたの60年代であり、
おそらくその時点で三島はレヴィナスやブランショなどは読んでいなかっただろうということです。
つまり借り物の思想ではなく、その鋭い問題意識は間違いなく
世界レベルのものだったということの証明になると思います。
三島由紀夫が英国のガイ・フォークスについて論じているものはありますか?
>>813 見たことないなあ。見のがしてる可能性もあるかもしれないけど。
>>814 ありがとう、そうですか。
ガイ・フォークスも三島由紀夫もあの人も、反逆というものをエンタメととらえている。
それを是としている英国人のブラックジョークに笑ってしまった。
マザーグースという子守唄(回文だったり早口言葉だったり童謡だったり)に「ガイ・フォークスの爆弾テロ未遂事件を忘れるな」・・・とある。
つまり母親が子供たちに、あるいは子供たちが更に幼い子供たちに反逆の精神を伝播させている。
春の雪にも清顕を祖母が「皇室献上の娘を孕ませたって?やるじゃないか!」と褒める場面がある。
三島由紀夫は頭が良すぎてザリガニではちょっと無理かも。ノンポリ高学歴層の知人らに薦めても「三島は難しい」と言われる。
挫折するつもりは毛頭ないけど。
自分は読む前は偏見でなんとなく難しそうだと思ったけど、読んでみたら
なんて読み易くて分かり易くて共感することばかりなんだろうと思った。
こんな年になってから初めて読んだからかもしれないけど。
この人の入門書は潮騒だった。今思うと、これで良かったかなぁ。
個人的には泉鏡花さんの方が難解でした…。
川端康成のは真面目くさいのが好きじゃないけど、
三島由紀夫のは思わず笑っちゃうようなユーモアが隠れてるのが好き。
入門書は「近代能楽集」「小説家の休暇」「金閣寺」
小説から入った場合まともな読者が相手にしなくなる可能性が多い(特に短篇は)
近代能楽集よりも、短編の方が入りやすいと思うけどね。
裁判沙汰になったということで、「宴のあと」を読もうと思っています。読み応えありそう。
>>812 源泉の感情を買ってきて安部公房とのやり取りをチラと読んですが・・・最後のフロイトの無意識における見解の物別れで終わってしまう行。
どうしてでしょうね?安部公房の方に、どうしてでしょうね?
三島が自分には無意識なんてないと強弁しているのは、
三島の韜晦、願望、意志の類いだと思う。
少し前で、「無意識といふのはなるたけ信じないやうにしてゐる」
なんて発言をしているのだから。
>>823 信じないやうにしてゐる?丸っきり信じちゃいないし、フロイトの夢占いなんて迷信以外の何物でもない…
そんな占い結果で自己の内面の吉凶なんぞ判断しちゃうだなんて滑稽だ。ましてや他人の内面を夢占いで勝手に判断?
どうして安部公房はそんなものを信じるんでしょうね?そういうのが前世紀に流行ったんですか?
三島が呆れ返り話題をシャットアウトしてしまうのも当然だと思えるが・・・
ザリガニなんて自由自在に自分で見る夢をコントロールできるぞ。
石原は、右翼的とか言われた三島と親交があったということで今回の都知事選で胡散臭がられているようだ(藁
つまり三島というのはそういう見られ方をしていると云う訳だ
>>824 フロイトの夢占いが完全な迷信やオカルトだとは思わないが、
懐疑的な人間はいるだろう。三島も確かにそうだった。
ただ、安部公房が主張しているのは夢占いの科学性ではなく、
無意識なるものは絶対に存在するということ。その存在自体を
三島が敢えて否定するものだから、あんな決裂した形になって
しまっただけのこと。互いの才能を認め合っている二人だから、
心底からの全面決裂に至るはずもない。
それはともかく、「自由自在に自分で見る夢をコントロールできる」
なんて考えこそ、迷信・オカルト以外の何物でもないと思うが。
>>825 石原は四選目だぞ。「三島というのはそういう見られ方をしている」
ようになったのは、ここ数年のことということになるが、それでいいのか?
あと、(藁 には絶句。あんた浦島太郎かっつーにw
>>826 じゃあその前段の宇宙飛行士の話は・・・・・・?
自由自在に好きな夢を見るにはコツがいる。
寝る前にどんな夢にするかを予め決めておく。そして就寝する。
真夜中の就寝中に寝返りを打つなどした際に、一瞬だけ目が覚めることがある。
その一瞬に自分で予め決めた夢を思い出せれば成功する。思い出せないと失敗する。
828 :
吾輩は名無しである:2011/04/10(日) 02:09:33.14
三島は尻に入れたのか?入れられたのか?真剣に教えて欲しい。
変質者なのか?そうではないのか?これも真剣に教えて欲しい。
もちろん「変質者」の定義も含めてだよ。
あの時代はそんなハードな事はやってなくて
最高でもフェラくらいだったって聞いたことある。
明治に伝統が廃れたのかな。
>>828 タモリは変態と変質者をいっしょくたんにされる事をすごく嫌ってたな。
>>827 いや、反石原派が石原を落とそうとして三島を引き合いに出してるんだよ
今の若者の中にはそれを受けて石原を胡散臭がっている者がいる
それはつまり三島が胡散臭いものとして捉えられているという(藁
>>830 今の若者の中にはそこまで三島由紀夫に否定的な人はいないよ。逆に三島由紀夫と知り合いだったということはステイタスと捉えられる感覚だよ。
むしろ昔の団塊世代でしょう、右翼的なものに拒絶反応してるのは。
>>826 三島はユング的な無意識の存在は肯定してますよ。他の評論やエッセイにも、集合無意識的なもの、源泉的なものについて触れてます。
三島の事は寡聞にして知りませんが、確かあの人は、、、
最初のうち左翼的な小説やエッセイを書いていた所、右翼団体に恫喝され、
震え上がってその後右傾化し、極端なパフォーマンスまでするようになったとか。
間違った情報だったら謝りますが、そんなことを聞いた事があります。
>>832 文化防衛論なんかがそれですね。
集合無意識という集団帰属意識的な話で。
>>833 初期のエッセイや小説から古事記や和歌を踏まえた日本的な下敷きや美意識があるから、元から愛国的な人ですよ。
>>835 そうなんですか?初期の三島が左翼的だったかどうかは資料がありませんが、
右翼から脅迫状を送られてその後右傾化したとは三島の弟の弁じゃなかったでしたっけ?
よく知りませんが・・・とりあえずレスありがとうございます。
>>836 それはジョン・ネイスンが歪曲解釈してそう書いたもので、実際は三島の弟はそういう意味のことは言ってないと知人の村松剛に語ってます。
三島の書簡を読んでも、戦後の最初から左翼系の文壇批判してますから、元から右系です。
学習院に通っていてそこでの出来事からも尊皇的であると誰かの解説があった。
>>834 そもそも無意識の存在を否定していたら「豊饒の海」なんて書きません
ただ、理性によって作品を統御し、
不透明なものを許さないという立場でしょう
夢判断については、
「科学的見地から見たら、フロイトよりもハヴロック・エリスの夢の研究の方が妥当なように思える」と三島は言ってますね。
まあ、基本的に理性の人ですから合理的説明を重視するでしょう
>>839 その場合の「無意識」は何をさすんですか?
豊饒の海でも人間の全てを描写するという厳密ぶり。
まるで標本ですね。
つまり心の機微というか登場人物本人が意識しないうちに「何が起こって何をどう感じ、どのような行動をとったか?」
が的確に文章化されていることについての「無意識」ですか?
>>842 >その場合の「無意識」は何をさすんですか?
阿頼耶識を集合的無意識のように理解して取り上げている
>>828 “自決”当時、検視の結果二人の遺体から精液が検出された
といううわさが出たらしいけど?
で、評論家の呉智英が漫画家の水木しげるにそれを話した所
「えっ! それって気持ちいいんですか!?」と聞かれたそうです
やっぱり、青島幸男もそうだけど
同性愛者の情死という見方が強かったんでしょうね
臨済宗の末那識の奥の阿頼耶識か。輪廻転生の因陀羅網の話か。
ああ、それで安部公房との対談中に「集合的無意識?」と訊ねて安部公房に「何それ?」と言われて
宇宙飛行士の話を振ってきたから、シャットアウトか。安部公房の発言は三島をますます孤独にされただろうな。
いや、阿頼耶識の話は宮門跡の話を解りやすく説明されているだけで・・・結局4名は別人だった、つまり因陀羅網は存在しないと。
そうして、1970/11/25を迎えたわけで・・・
>>847 違う、見者という理性的存在者である本多(三島の分身)が
現実の検証が不可能な地点に追い詰められて
三島由紀夫が築き上げてきた小説世界もろとも瓦解したんだよ
>結局4名は別人だった、つまり因陀羅網は存在しないと
別人どころか松枝の実在も否定され物語(=歴史)も無に帰した
ただ、それも、こころ次第である、という門跡の言葉が重要であってね
豊饒の海という月面上の荒涼たる地名を冠した連作の意図するものは
夢の世界=小説世界から荒廃した戦後世界に対する挑戦であり
そのダイナモこそが“空”から湧き上がってくる何かなのさ
それこそが1970/11/25に起こった事件の正体だろう
そう考えれば安部との読者(現実)論は非常に重要だったと思うね
>>848 なるほどな。
三島「僕は僕の作品をエンジョイできない」
安部「それは自己を分裂させた代償だよ」
自我の崩壊は自己の内部の問題で、自己の末那識の再確立は所詮自己の問題である。
サルトルの嘔吐でも読むかな?
倫理、哲学、文学、宗教学、心理学・・・・・・・履修すればよかった。高校は理系で選択科目になかったけど。
食い扶持、つまりスキルにならない無意味なお遊び学問で贅沢だと思って一つも学んだことがない。
学びのチャンスはあったけれど、自分でそれを捨てた。学ぼうとすら思わなかった。
>>844 それはガセネタ。
脱脂綿が詰められていたことが、いつの間にかそういうガセネタに発展したか、故意に流布された嘘。
>>843 > 阿頼耶識を集合的無意識のように理解して取り上げている
↑それは、ちょっと違うんじゃない?
本多は、輪廻転生を、一つの灯明の譬を以て説き、その夕べの焔、夜ふけの焔、夜の
ひきあけに近い時刻の焔は、いづれもまつたく同じ焔でもなければ、さうかと云つて別の
焔でもなく、同じ灯明に依存して、夜もすがら燃えつづけるのだ、といふナーガセーナの説明に
えもいはれぬ美しさを感じた。緑生としての個人の存在は、実体的存在ではなく、この
焔のやうな「事象の連続」に他ならない。
そして又、ナーガセーナは、はるかはるか後世になつてイタリアの哲学者が説いたのと
ほとんど等しく、
「時間とは輪廻の生存そのものである」
と教へるのであつた。
生は活動してゐる。阿頼耶識が動いてゐる。この識は総報の果体であり、一切の活動の
結果である種子(しゆうじ)を蔵(をさ)めてゐるから、われわれが生きてゐるといふことは、
畢竟、阿頼耶識が活動してゐることに他ならぬのであつた。
その識は滝のやうに絶えることなく白い飛沫を散らして流れてゐる。つねに滝は目前に見えるが、
一瞬一瞬の水は同じではない。水はたえず相続転起して、流動し、繁吹を上げてゐるのである。
三島由紀夫「暁の寺」より
阿頼耶識はかくて有情総報の果体であり、存在の根本原因なのであつた。たとへば人間としての
阿頼耶識が現行するといふことは、人間が現に存在するといふことにほかならない。
阿頼耶識は、かくてこの世界、われわれの住む迷界を顕現させてゐる。すべての認識の根が、
すべての認識対象を包括し、かつ顕現させてゐるのだ。その世界は、肉体(五根)と
自然界(器世界)と種子(物質・精神あらゆるものを現行させるべき潜勢力)とから
成立つてゐる。われわれが我執にとらはれて考へる実体としての自我も、われわれが死後に
つづくと考へる霊魂も、一切諸法を生ずる阿頼耶識から生じたものであれば、一切は
阿頼耶識に帰し、一切は識に帰するのだ。
しかるに、唯識の語から、何かわれわれが、こちら側に一つの実体としての主観を考へ、
そこに映ずる世界をすべてその所産と見なす唯心論を考へるならば、それはわれわれが、
我と阿頼耶識を混同したのだと言はねばならない。なぜなら、常数としての我は一つの不変の
実在であらうが、阿頼耶識は一瞬もとどまらない「無我の流れ」だからである。
三島由紀夫「暁の寺」より
第七識までがすべて世界を無であると云ひ、あるひは五蘊悉く滅して死が訪れても、
阿頼耶識があるかぎり、これによつて世界は存在する。一切のものは阿頼耶識によつて存し、
阿頼耶識があるから一切のものはあるのだ。しかし、もし、阿頼耶識を滅すれば?
しかし世界は存在しなければならないのだ!
従つて、阿頼耶識は滅びることがない。滝のやうに、一瞬一瞬の水はことなる水ながら、
不断に奔逸し激動してゐるのである。
世界を存在せしめるために、かくて阿頼耶識は永遠に流れてゐる。
世界はどうあつても存在しなければならないからだ!
しかし、なぜ?
なぜなら、迷界としての世界が存在することによつて、はじめて悟りへの機縁が齎らされる
からである。
世界が存在しなければならぬ、といふことは、かくて、究極の道徳的要請であつたのだ。
それが、なぜ世界は存在する必要があるのだ、といふ問に対する、阿頼耶識の側からの
最終の答である。
もし迷界としての世界の実有が、究極の道徳的要請であるならば、一切諸法を生ずる
阿頼耶識こそ、その道徳的要請の源なのであるが、そのとき、阿頼耶識と世界は、すなはち、
阿頼耶識と、染汚法の形づくる迷界は、相互に依拠してゐると云はなければならない。
なぜなら、阿頼耶識がなければ世界は存在しないが、世界が存在しなければ阿頼耶識は自ら
主体となつて輪廻転生をするべき場を持たず、従つて悟達への道は永久に閉ざされることに
なるからである。
最高の道徳的要請によつて、阿頼耶識と世界は相互に依為し、世界の存在の必要性に、
阿頼耶識も亦、依拠してゐるのであつた。
しかも現在の一刹那だけが実有であり、一刹那の実有を保証する最終の根拠が阿頼耶識で
あるならば、同時に、世界の一切を顕現させてゐる阿頼耶識は、時間の軸と空間の軸の
交はる一点に存在するのである。
ここに、唯識論独特の同時更互因果の理が生ずる、と本多は辛うじて理解した。
三島由紀夫「暁の寺」より
われわれの世界構造は、いはば阿頼耶識の種子を串にして、そこに無限の数の刹那の横断面を、
すなはち輪切りにされた胡瓜の薄片を、たえずいそがしく貫ぬいては捨て、貫ぬいては
捨てるやうな形になつてゐるのである。
輪廻転生は人の生涯の永きにわたつて準備されて、死によつて動きだすものではなくて、
世界を一瞬一瞬新たにし、かつ一瞬一瞬廃棄してゆくのであつた。
かくて種子は一瞬一瞬、この世界といふ、巨大な迷ひの華を咲かせ、かつ華を捨てつつ
相続されるのであるが、種子が種子を生ずるといふ相続には、前にも述べたやうに、業種子の
助縁が要る。この助縁をどこから得るかといふのに、一瞬間の現行の熏に依るのである。
唯識の本当の意味は、われわれ現在の一刹那において、この世界なるものがすべてそこに
現はれてゐる、といふことに他ならない。しかも、一刹那の世界は、次の刹那には一旦滅して、
又新たな世界が立ち現はれる。現在ここに現はれた世界が、次の瞬間には変化しつつ、
そのままつづいてゆく。かくてこの世界すべては阿頼耶識なのであつた。……
三島由紀夫「暁の寺」より
>>850 脱脂綿だったか。だとすると結局変質者なんじゃないかw
>>857 脱脂綿を詰めるのは、切腹のときに便が漏れるかもしれないのを防ぐための作法。
変質者はああだこうだとガセネタや嘘を撒き散らす輩や、人の噂で食ってる隙間稼業のインチキ文化人や青島だのの雑魚タレントの方でしょうよ。
変質者の定義をよく考えてから書き込んでご覧なさいよ、お馬鹿さんw
229:名無し物書き@推敲中? ::2011/04/11(月) 17:25:23.65
川に身を投げるのも度胸がいるぞ。
太宰は、簡単に死ねなかったようだから、きっと、もがき苦しんでいた筈だ。
むしろ日本刀一振りで首落とされた方が苦しまないで死ねる。
太宰は一度に死ねなかったのだよ。息が止められてかなり苦しんでいたんだよ。
230 :名無し物書き@推敲中? ::2011/04/11(月) 17:28:54.14
どちらかといえば、
三島の死に方の方が芸術になっていたかもしれない。
三島は『憂国』のラストシーン憧れていたのでは……。
俺は悩んだ末に、三島の死に方に一票だ。
231:名無し物書き@推敲中? ::2011/04/11(月) 17:43:00.91
>>230 結局三島はああいう行為というか死に方をしたかっただけなんだよ。
「普通に死にたくない」と言っていたろ
たしかにあれは芸術的な死に方だ。
三島は天皇と自分を同一化して死んだ
太宰は神と自分を同一化して死んだ
これが真相だろ
>>859 馬鹿はあんた。ガセネタに振り回される田舎者のヘタレお疲れでした。
>>861 本当のことを言われてお腹立ちになったのかしら、救いようのない馬鹿さんw
なんでこのスレはいつもこうなのか・・・
>>862 古くさいガセネタを元にしてる救いようのない馬鹿が粘着さま。
つべで見ましたけど、三島の英語ってイギリス英語ですね。
かなりネイティブな発音で話していました。
どこで習ったんでしょうか。
>>864 悔しくて悔しくてしょうがないみたいね、粘着してるのは貴方よ
自分の醜さに早く気付きなさいよ、お馬鹿さんw
>>863 そうなの?三島好きな人というのは、理性と知性の溢れる人ばかりかとなんとなく思ったけど、他カテや他スレと同様に普通に罵り合っていてちょっとビックリした。まあ人間同士なんて所詮そんなものかもしれないが。
三島好き云々は贔屓目だが、実は三島憎しの奴がむしろそう思っていて、
しかもその自分で作り上げた妄想に自ら憤激するらしく、このスレに乱入して、
汚ならしい言葉で喚き散らす。それが荒れる根本原因。
つか、三島憎しの奴云々というのも確かな証拠があるわけでもないから
お前の妄想でしかないだろw妄想野郎共乙w
阿頼耶識が集合的無意識、つまり帰属意識だったり群れていたいという気持ちだったりするのは
本多が清顕の存在を何度も望んだことで。ところが、阿頼耶識は可視化されない。つまり迷信。
一瞬の幻想を抱いたとでも言えばよいのか?そしてあの人は宗教と命を捨てた。
ザリガニのイカレた脳味噌では、宗教なんぞ真っ先に破綻しており、
宗教家が言う「信じるものは救われる」という言葉はザリガニのクレイジーフィルターを通過すれば
「信じるものは”騙されることによって”救われる”かのような錯覚をする”」
どのような確信であってもそれは確信に非ざるもののようで確信というものが最早掴めない。
それが武士道精神であってさえも、もう何か分からない。
三島がその文学の出発点においてすでにテロの美に惹かれていたことはあらためて言うまでもない。(中略)
『十五歳詩集』の冒頭に置かれた詩「凶ごと」の第一連に「わたしは夕な夕な/窓に立ち椿事を待つた、/
凶変のだう悪な砂塵が/夜の虹のやうに町並みの/むかうからおしよせてくるのを」とある。椿事すなわちテロを、
そして美を待つ心は、多かれ少なかれ誰にでもある。だが、三島は幼くしてそれが言語の事象であることを
熟知していたように思われる。というより、三島は、言語の事象の極北に、テロとその美を見出したのだと思われる。
むろん、三島にとってだけではない。テロも美も言語の事象にほかならない。
問答無用はテロリストの常套、したがってテロは言語を拒否するように思えるが、逆だ。テロがたんなる殺人以上の
意味を持つのは、人間が身体であるとともに役割すなわち意味であるからだ。人間においては意味とは言語である。
テロは身体である人間を殺すことによって、意味としての人間を消す、人命は地球よりも重いというその人命の
意味を消し、修辞の欺瞞を嘲笑う。
テロは、人間の二重性、人間が身体の次元と意味の次元に同時にかかわるという二重性を前提にしている。むろん
この二重性はパラドックスとともにある。自殺のパラドックスと同じだ。自殺は自己否定だが、それは自己否定の
自己否定であるほかなく、論理的には成立不可能なのだ。自殺する自分を否定することは自殺の不可能性を
意味する。ここにはエピメニデスのパラドックス、ゲーデルがその不完全性定理によって形式化した自己言及の
パラドックスが潜んでいる。にもかかわらず多くの人間が自殺するのは、人間がもともと二つの次元にわたる
存在であることを示している。自分を殺す自分は、生きている自分を超えた次元に立っていなければならない。
これが言語の次元であることは三島には自明のことだった。言語はこの世にあってこの世を超えている。
これを精神の次元と言っても、超越論的次元と言っても同じだ。彼岸と言っても、神と言ってもいい。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
十九世紀以降は、神の代わりに、民族や、歴史という名目で語ることが流行した。人は、民族のため、歴史のために
命を捧げるようになったが、論理的に違いはない。神も民族も歴史も、個人の上位にある次元、個人の生命に
比べれば永遠と言っていい次元を意味している。人間は言語がある限り自殺するだろうし、テロをつづけるだろう。
自爆テロは人間の条件の極限を示す。三島は自刃することによって、人間の二重性を強烈に示したことになるが、
それは身体についても物質についてもひたすら言語の側からのみ眺めていたからである。
三島は出発の当初からこの二重性を鋭く意識していた。(中略)人生が作品を包み込むというより、作品が人生を
包み込んでいる。『憂国』『英霊の声』『十日の菊』という、いわゆる二・二六事件三部作はむろんのこと、
初期の『花ざかりの森』や『中世』から、中期の『鏡子の家』を経て、『豊饒の海』へといたる過程の全体が、
三島の人生の最期を包み込んでいる。
三島由紀夫のこのような在り方は二十世紀の文芸批評の在り方とは決定的に対立すると思える。
作家と作品は別であり、テクストはテクストとして自立的な世界を作り上げるというのが、アメリカのニュー・
クリティシズムからフランスのヌーヴェル・クリティックにいたるまでの基本的な姿勢である。テクストは自立し、
作家の実人生とは何の関係もないというこの思想はしかし、人間存在そのものがテクストとしてある、いや、
テクストとして以外にありえないという簡単な事実を無視している。
自己という現象は、テクストとしてしか現象しえない。三島は、ルソーと同じ『告白』という表題、『仮面の告白』
という表題の小説で、戦後の文壇に華々しく登場した。この事実は、自己がテクストとしてあること、その
テクストに対する解釈であるほかないもうひとつのテクストすなわち文学作品は、結果的に無限遡及――謎――に
陥らざるをえないことを、三島自身、熟知していたことを示す。三島の文学は一般には私小説とは名指されないが、
むしろ極限的なかたちで私小説という形式を示していると言っていい。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
(中略)
安部(公房)は、その初期から自己言及のパラドックスに人間の条件を見ているが、三島も同じだ。たとえば
『美しい星』は、自己言及のパラドックスそのものを主題にした作品である。(中略)三島は人間のこの
パラドックスをひとつのメランコリーとして描いている。『仮面の告白』の印象的な言葉を用いれば、「罪に
先立つ悔恨」として。これは『仮面の告白』のヒロイン・園子との恋愛にともなう感情を表わしたものだが、
三島はすぐに「私の存在そのものの悔恨」という言葉を用いて、それが全存在にかかわるものであることを
示している。悔恨には多くの訳語が当てられうるだろうが、三島自身がそれを深い悲しみと形容している以上、
メランコリーと訳すべきだろう。
三島の主人公の多くは終わってしまった人生を生きているように描かれている。みな既視感のもとで行為している。
この既視感はどこから来るのか。(中略)言ってみれば、自分で自分を死後の眼で見ているのである。世界が
すべて終わったように感じられるのは必然である。この感覚が三島の主人公たちを苦しめているのだ。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
これは言語の病、言語という病である。
テロも美も、はじめは、この非現実感から逃れる手段として要請されたように見える、たとえば『金閣寺』がそうだ。
テロと美による陶酔が疎隔感を忘れさせるという論理がそこにある。だが、テロだけではない、美もまた二重性の
もとにあるのだ。(中略)
白川静は、古代中国の甲骨文の研究によって漢字の起源を解明した現代のもっともすぐれた漢字学者のひとりだが、
「美」に含まれる「大」は羊の後ろ足であって、美はすなわち羊であると述べている。だが、その「羊」は神への
生贄の羊であって、ただの羊ではない。それが美しいのは、神への生贄だからである、というのだ。つまり、
美には、はじめから神のために死ぬもの、という意味が含まれているのである。美しさの内実は、犠牲と畏怖なのだ。
美もまた彼岸と此岸を結ぶからこそ美なのである。
この事実は、「美は恐るべきもののはじめ」という、リルケの『ドゥイノの悲歌』の有名な一行を思い起こさせる。
三島が全存在的に惹かれた美もまたこのようなものであったことは指摘するまでもない。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
875 :
吾輩は名無しである:2011/04/12(火) 18:09:35.99
沈没寸前の日本丸を見て、三島先生はあの世で怒ってるよな?
菅直人のクズっぷりに呆れるだろうね。
877 :
吾輩は名無しである:2011/04/12(火) 21:00:36.64
金閣寺読み終わった。漢字が難しくて読むのに苦労したぜ
>>851 執筆当初「あの人は仏教を誤解している」と仏教とからの声が上がったんだよ。
唯識思想の中心概念である阿頼耶識と集合的無意識を取り違えるのは
よくある話で、例えばトインビーが創価学会の池田大作と行った
対談でも同様の錯誤をおかしている
創価学会!?といった拒否感(ちなみに私は学会員でもなんでもありません)は
おいといて、ここで重要なのは西洋的思考の陥りやすい
東洋理解を三島もおかしたということですね
これは「源泉の感情」における武田泰淳氏との対談でも窺い知ることが可能です
あと、三島の実存主義理解はヘーゲル的他者性が取りこぼされている
サルトル的他者性はヘーゲル的弁証法による体系化された欲求のことなんで
この時点で相関主義か歴史主義の何れかに誘い込まれている
本当は欲望発生のメカニズムを言語とその行為性を元に破壊して行かなければ駄目だ
日本の場合はインド思想や老荘思想のような遺産に恵まれているわけだから
極めて近代的な知性の持ち主である三島がその純粋性の確保の結果
知と情念が乖離して日本刀によってもげ落ちた、しかしただでは、滅ばない
その凄まじさがあの事件の真相でしょう
阿頼耶識の概念って・・・ザリガニは臨済宗の生まれだから、レアな解釈なのかも知れないが、
末那識(説明可能な心の機微)の奥に存在する阿頼耶識は輪廻転生によって継承される。
つまり人間は何度も生まれる。因陀羅が投網しその網に引っ掛かる都度。
つまり前世の業が現世に、現世の徳が来世に、すべて阿頼耶識に記録される。
この阿頼耶識がなぜ集合的無意識なのか?
因陀羅の投網に引っ掛かって生まれた人間と死別した人間が再度巡り合うことは、ほぼない。
にもかかわらず、死別の苦痛から逃れたい人々の再度巡り会いたいという願望が、集団的無意識であるとの誤解を生じさせた、という意味?
明治以降の政府は一筋の雅を理解する力を喪失していた。
しかし私たちは言う。”Nice Guy”と。
三島のそれがエンタメであり文学の発祥だとするならば、私の考えることは全く違うな。
震災で政府が機能を麻痺した。元々胡散臭い三文芝居の国会劇場だった。
世襲が多く、地方に至るまで世襲だらけ。いつの間にか民主的封建社会。その対立候補に魅力なし。
そして誰にやらせても同じで、形骸化。政府は震災に対応できなくなった。特に福島原発においては。
だから防衛警察消防の1省2庁に暫定政権を樹立して貰って、震災対応にあたってもらいたい。
そして小沢をきちんと法の下の平等において刑事罰を課して欲しい。ムネオが服役しているのに、どうしてなんだ?
それは国民に対する背信か?何故彼らは法の秩序を命を賭してまで重んじながら、その一方で全く違うことを
やってのけるのか?この日本の姿は本当に民主主義か?うんたらかんたら…
>>879 臨済宗の解釈じゃ駄目だよ
日本仏教でいえば法相宗や
古代インドのヒンズー教との関連で考えないと
で、輪廻転生は三島が中有の絡みで論じたとしても
唯識思想の本質じゃない
だから、三島の仏教解釈はまがい物だといわれるんだよ
>>882 ・・・・・・・・某有名寺の和尚さんかもな。あの人なら言いかねないw
>>854にあるように、「・・・と本多は辛うじて理解した」とある。
つまり様々な解釈の中の一つの、阿頼耶識の解釈を理解した、と。
だが、最終結論として輪廻転生だなんて存在しないし阿頼耶識も存在しない。
人間の叶えられぬ欲望を叶えるかのように人を騙すのが宗教だ。そして騙されてる人は幸せな人間だ。
>>878 いや、三島由紀夫は阿頼耶識と集合無意識を混同してませんよ。
混同してると言ってる人が、よく読んでないだけでしょう、あなたも含めて。
>>881 三島は「仏教解釈」なんかしてませんよ。
それに、指摘した方が正しいとも言えないでしょう。数学じゃないんだからさ。
三島はヒンズー教や仏教、その他を考察、ヒントにしながら三島由紀夫なりの世界解釈を試みているだけで、
それが正しいと主張して学術してるわけじゃないから、それにいちいち噛みついて「正しくない」と言ってる人自体がバカ。
三島は、集合無意識と混同もしてないしね。よく読みな。
>>882 梅なんとかという人だと思うよ。もとから三島嫌いの憲法九条守ろうとか言ってる連中の仲間だから、
いちいち、重箱の隅ほじるみたいな女々しい難癖つけてるんだよ。
>>881 三島は古代インドのヒンズー教との関連で暁の寺書いてますよ。自分自身で本編読んでないね、あなたは。
三島の全文学、いや全人生を貫いて「サン・セバスチャンの殉教」というルネサンス絵画の主題があるが、
それはドストエフスキーにとってのホルバインの「キリストの遺骸」に匹敵する。(中略)
美はこの世にあってあの世を、つまり永遠を暗示する。救済とはそういうことだ。したがってテロと美が似て
いるのは必然と言わなければならない。ともに、現在の自分を超える何かに犠牲的にかかわることである。
テロも美も永遠と現在を含んでいる。とすれば、それもまた人間の条件――言語という条件――を極限的に示して
いるにすぎない。
人間は自身のなかに人間的ならざるものを含んでいる。人間的ならざるものを含んでいるところに人間の本質がある。
あの世という観念は、その人間的ならざるものの中心にある。だがこれは、言語という現象をたんに二重に
対象化したにすぎないのではないか。三島が逢着したのもまた同じアポリアであったように見える。政治の前に
文学は取るに足りない。だが、政治こそ文学、言語の技なのだ。歴史という文学がそれを証明している。
(中略)
三島があの世とこの世という思想に親しんでいたことは、十代から早熟な天才として日本ロマン派の人々と深い
親交があったことからも疑いない。(中略)三島が保田(与重郎)のロマンティック・アイロニーという概念を
自分なりに吸収し、それによって自分のメランコリーを基礎づけたことは否定できない。
(中略)このアイロニーすなわち逆説がいまも重大な問題としてあるのは、ほぼ同じ心情がイスラム原理主義の
テロリズムのなかにも感じられるからだ。
(中略)
神も虚無も、宙吊りのままでその力を発揮するのではないか。これがおそらく、三島が保田から必死の思いで
引き出したアイロニーの技法であったように思える。橋川(文三)ならばまさに頽廃と呼ぶだろうが、とすれば
頽廃は言語そのものに潜むのである。
むろん、三島が全身で摂取したのはアイロニーだけではない。賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤と流れる日本の
近世国学の思想をも、保田とその周辺の文学者たちから吸収していたのである。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
(中略)
不合理ゆえに我信ず、と言ったのはテルトゥリアヌスである。神の存在は疑わしいからこそ、日々、信仰を
決断しなければならないのであって、疑いもしないものは信仰が薄いのだ。(中略)
人間はすべて半信半疑の世界に住んでいる。言語を所有したということはそういうことだ。言語によって人は
解釈の世界に住むことになった。人は、自分が何ものであるか、自分自身に向かって解釈しなければならなくなった。
自己とは自己を解釈し、しかるのち自己にふさわしい行動をするということだ。とすれば、人間の行動とは
すなわち装うことではないか。人間はまず、他人に対してではなく、自分自身に対して自分は自分だと言い聞かせ
なければならない。安部公房が最後まで繰り返した主題だが、これが同じように三島の主題でもあったことは
『美しい星』が、また『豊饒の海』が証明している。
紙幣はたんなる紙切れにすぎない。犬や猫に通用しないのは、それがたんなる紙切れだからである。しかし、
人間には通用する。これを、全員が通用するように装っているからだと解釈してもまったく不都合ではない。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
現に通用しているという事実から、通用させている力を想定し、それを神と考えるところに形而上学が生じる。
人間はおそらく、すべては装っているだけだと考えるのは不安なのだ。貨幣を価値づけているのは人間の労働で
あるとマルクスは考えたが、人間の労働という概念も、神という概念も、さかのぼって見出された根拠すなわち
幻影であることに変わりはない。ニーチェが言ったのは、そういうことである。ニーチェは、宗教や社会のみならず、
経済こそ無根拠だ、つまり恐慌こそが自然なのだと宣言したのである。
貨幣が通用するのとまったく同じ仕組みで、言語も通用している。ひとつの語を、自分が感じているように他人も
感じているという保証は、どこにもない。そしてその言語の上に、あの世が築かれているのだ。三島の生と死が
浮き彫りにするのはこの問題である。
日本文学には三島の死後、村上龍が登場し、村上春樹が登場する。(中略)これらの若い作家たちは、興味深い
ことに、みな、あの世のことを、あからさまに、あるいはそれとなく、書いている。あたかも、文学がそれを
要求しているのだというように、書いている。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
(中略)
半信半疑こそが、言語を持った人間の常態なのではないか。そしてこの半信半疑こそ、人をテロへと、美へと
駆り立て、さらにそこから逃げ帰らせるものなのではないか。
イスラム原理主義のテロリストの多くが、中流以上の裕福な家庭に育った高学歴者であることは広く知られている。
ある意味で、9・11以後の世界は明治維新後の日本に似ている。古来のコスモロジーのもとにあの世を中心と
する世界を復興させようとする勢力、いわば反動的な勢力が、明治維新の力になったのである。しかしその運動の
先端に立って新政府を樹立した人々はやがて彼らの母体を裏切り、結果的に、西洋文明を全面的に受容することに
してしまった。この矛盾の軋みが、近代日本の度重なるテロを惹き起こしたと言っていい。昭和維新はその最後の
ひとつと言っていいが、その担い手たちは、資本主義はむろんのこと、共産主義も社会主義も知らなかったわけ
ではない。並みの人間よりははるかによく知っていたのだ。イスラム原理主義の人々にしても同じことだ。思想と
行動は数式のように等号で一致するわけではない。
平田篤胤は、戦後、ファシズムを惹き起こした危険な思想家と見なされた。だが、近世日本におけるきわめて
興味深い思想家であることに変わりはない。篤胤は、日本神話のコスモロジーすなわち神道を、世界宗教にまで
高めようとしていた。彼は、キリスト教をも含めて、世界さまざまな宗教に関心を持ち、研究していた。篤胤以後、
何人かの思想家、とりわけ右翼の思想家が、イスラムに関心を持ったのは自然なことだと言っていい。彼らの
多くは、神道とイスラムには似ているところがあると考えた。たとえば、イスラムには神の代理人が存在せず、
誰もが神と直接つながるところに、自分たちが理想とする天皇制と同じものを見出したのである。
三島と、日本の若い作家たちと、イスラム原理主義のテロリストたち。およそ結びつかないように思われるが、
そうではない。すべて最終的には言語の問題に帰着するからだ。三島の生と死は、言語のこの不思議な仕組みを
浮かび上がらせる巨大な閃光としてあったと思われる。
三浦雅士「テロは美か――三島由紀夫の現在」
イルメラ日地谷=キルシュネライト編「三島由紀夫の知的ルーツと国際的インパクト」より
潜在意識開発とか自己暗示、夢判断なんかは危ないからやめた方がいいですよ。
精神病になります。
なんか変だと思ってた。
美しい星を読んだ人の中には、登場人物を宇宙人だと思ってしまう人がいるのか。
ザリガニは宇宙人だと妄想している地球人だと思っていた。彼らが宇宙人だなんて全く思わなかった。
ニーチェの紙幣論・・・・・・・・ザリガニはまた違うことを思った。
ザリガニが一日働くと、一万円札を一枚貰える。その一万円札をジャスコに持っていくと、何故かお米に換えて貰える。そういうの、売買契約って言うんだ。
どうしてザリガニの労働が、ジャスコでお米に換わるんだろう?このペラペラの紙切れは一体何だろう?紙幣を媒介に世の中は循環している。それが社会構造だ。
紙幣をじっくりと見てみる。隷書で一万円と書かれてある。どうやら権威主義のようだ。人物は憮然とした表情の福沢諭吉である。
どうして私たちの労働対価がこのペラペラに媒介されるのだろう?
ある日、各国の中央銀行が、知謀を巡らし、皆を騙している事に気が付いた。一万円札には価値がある。皆がそう思い込んでいるだけで、一万円札には価値がある。
皆がそう思わなければ、所詮紙切れのペラペラなんだ。私は日銀の知謀を”魔法使いがちちんぷいぷいと呪文を唱えている。日銀には魔法使いが住んでいる”と表現するに至った。
かくして、私は紙幣の価値喪失から免れた。価値を取り戻せたというべきかも知れない。それは日銀の魔法使いを心から敬愛するからである。
時々私は紙幣の使い方を間違えてしまうものの、円には価値があると認識できる。そして構造主義が自身の根底に存在している。
895 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/14(木) 00:31:49.08
相変わらずチワワはばかだなぁw
896 :
吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 00:34:17.50
∪◕∀◕∪ こんにチワワ
897 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/14(木) 00:41:41.35
チワワは「九条の会」を敵視しているなー^^
チワワさんかザリガニさんかどなたか、マンディアルグにとっての三島ってどんなものだったのか教えて下さい。
900 :
吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 21:19:39.89
だからさ、三島は尻に入れたのか?入れさせたのか?
観念的なわけの分からぬ議論はやめて、具体的に考えようね、
文学少年の皆さま。
901 :
吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 21:56:24.03
903 :
三島は:2011/04/15(金) 00:21:51.38
文章うまいけど古臭い
904 :
吾輩は名無しである:2011/04/15(金) 06:48:17.83
尻に入れて抜いたらうんこが付着してくるのか?
返す返すも思う事、こういう人がハムにいなくて良かった。
ハムに居たら居たで、調査報告書を楽しめたかも知れない。
文学的観点からもエンターテイメント的観点からも。
>>899 耽美とかエロティシズムとかの観点でしか見てないんじゃないかな。それがあの類いの外国人作家の理解の限界でしょうね。
>>906 レスありがとうございます。そうなんですか〜。
当方バタイユ読みでマンディアルグはこれから読むか検討中なんですけど。
この人がバタイユを落として三島を上げてたようなのでどんなもんなのかな〜と思ったんです。
とりあえずこのスレではマンディアルグの評価は低い様ですね。
908 :
吾輩は名無しである:2011/04/15(金) 22:27:12.96
三島の恋愛感とスタンダールの恋愛論が被る。ともにゲイかな
>>908 ゲイ気質を持ってる作家がほとんどだから、あんまりそういう関連付け自体が意味ないと思う。
910 :
吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 05:34:31.87
阿呆らし。
春の雪は赤と黒やパルムの僧院のパクリであり、恋愛論は
スタンダール仕込み。
三島自身はジュリアン・ソレル気取り。
三島はティンポを石原のケツにはめた。
石原は表と裏を使い分け、表のティンポは妻のため、裏の肛門は
三島のために使っていたんだな。
自分より有力な先輩に強制的にお釜を掘られることによって失った
「主体性」を、回復させるには時間がかる。それが、40年後の現在の
主体性の膨大になり過ぎた暴君・都知事石原にまで至ってるんだな。
アナルセックスだけに、「尾」を引くのも無理ないよなw
911 :
吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 06:50:49.52
で、ちんぽこにウンコがくっついてきたのか?どう思う、いまごろまだ存在する
バタイユ読み(笑)さん?
913 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/16(土) 12:56:46.49
チワワー。
914 :
吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 16:17:04.29
こんにチワワ ∪◕∀◕∪「こんにチワワ」
915 :
太宰のほうが好き:2011/04/16(土) 16:34:17.14
解決済みの質問
三島由紀夫とか、それほど昔の作家では無いのだけど、文体が読みにくいですよね?
けして古文で書かれているわけではないのですが、文庫の字は小さくて旧字体。平易な現代文法に変
916 :
吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 17:18:22.43
1960年代は三島のこそ、上手い文章の典型とされていたんじゃ
なかったかな?
当時は国民が比較的、良く本を買い、読んだ時代だから、
少しぐらい文章が気に入らなくても、「これが良いのだ!」と、
言われて、そんなものかと皆、我慢して読んだんだよなw
三島が歌舞伎や浄瑠璃の台本を書いていたことも影響してるかもな。
917 :
吾輩は名無しである:2011/04/16(土) 19:45:24.34
本当の天才とは、簡単には説明することのできない能力の持ち主のことだ。
シェイクスピアは天才だった。モーツァルトも、レオナルド・ダヴィンチも、紫式部も天才だった。
私がこれまでに出会ったすべての人々のなかで、「この人は天才だ」と思った人は二人しかいない。
一人は中国文学および日本文学の偉大な翻訳家であったアーサー・ウェイリーである。(中略)
そして、私の出会ったもう一人の天才が三島由紀夫である。
ドナルド・キーン「二つの祖国に生きて」より
うーん・・・紫式部はどうかと思う。それに源氏物語は男性が書いてるクサイ感じがする。
末摘花と紫の上のくだりを読んでそのように感じる。女性の発想にはない。薫と匂の宮が張合うくだりも違和感がする。
清少納言は大嫌いだから清少納言に比べてマシだけど。
920 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 05:07:23.77
文学好きは差別されるぞ。馬鹿みたいってな。第一、女は文学好きの
男を嫌う。「女みたい」ってね。
>>920 え? って三島スレか!w さもありなん。
オサレな作家なら無問題だし、TPOとかにもよるが言わなければいいんだよ
『神曲』の翻訳者はだれがいいの?って同じゼミの女の子に尋ねられた経験があるよ
ちゃんとフィジカルに親密になりました。www
>>920 あんまりそういうことは関係ないよ。モテないのはあんた自身に問題があるんでしょうよ。
924 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/04/17(日) 13:45:00.63
いまや小説を駆ける作家がおらない(笑) 、ゆえに嫁る読者も皆無なのが日本文学の現状なので消化ねぇ〜(笑) 古典を読み返す時期なので消化ねぇ〜(笑)
925 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/17(日) 13:59:29.67
チワワに賛同する訳ではないが、文学好きは嫌われるというのはどうだろうか。
確かに文学愛好者には一部どうしようもない連中がいることは間違いないが、それで全否定は出来ないだろ。
926 :
(o`.´o)materialist ◆m0yPyqc5MQ :2011/04/17(日) 14:06:20.48
わたくし率的にもマゾちゃんに賛同するマグ名の意見に賛同ですねぇ〜(笑) いつの時代も一部どうしようもない連中は居ます殻ねぇ〜(笑)
昔よりも体力が落ちたといわれるゲーム世代の若者が各スポーツ記録を塗り替える現状を御覧なさい〜(笑)
927 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/17(日) 14:10:49.55
>>921 フィジカルに親密になってどんなことをしたのだ?^^;
928 :
吾輩は名無しである:2011/04/17(日) 19:15:07.80
おまんこです。お尻ではありましぇん。
真間さんもてますねえ。私も若い時にはそれなりにもてましたけど。
930 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/17(日) 19:21:28.51
具体的にはプレイをしたか、と聞いておるのだ^^;
931 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/17(日) 19:22:01.66
>>929 ほほう。真間一だったのか。そういえば特徴あるよなぁ。
932 :
吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 04:56:37.53
>>920 確かに文学好きな男はゲイの俺から見ても嫌い。
なぜなら野暮じゃないから。野暮であり鈍感でありガサツが男の魅力だから。
いちいち人の行動を意味づけたり、夕日を眺めて心で陶酔してたり嫌だ。
夕日を見て、夕日だ。と思うのが男の魅力。
933 :
吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 06:48:03.70
文学好きだけど、文学が分からない奴だからもてないんだろう、
文学板の連中みたいにw
俺は文学嫌いだが、どうしようもなく分かってしまう、別にもてたいとか
思わないが・・・、後は鈍い君達にも分かるよなw
934 :
吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 07:02:22.69
その皮肉ぶるとこがモテないのでは?
ばーろ。・・・はもてすぎて困るだろ!
>>933 > 文学好きだけど、
> 俺は文学嫌いだが、
↑バカ丸出し。モテないのもしょうがない。
>>932 で、あなたは文学好きの男なんですね。
だから文学板を見ているのではないですか?
938 :
吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 22:45:28.73
文学部って、深読み部だよな。何でもないことを、いやはや、なんだか
難しい言葉を使って、だから女に嫌われる。やりたいなら、はっきりやらせて
と言いなさいよ。何が真理の追究よ、このへなちょこ、おまんこの追求でしょうが。
おまんこ?
見たくないです
940 :
吾輩は名無しである:2011/04/19(火) 21:09:14.64
純文学をやるのなら、男女を問わず、他人の臭いところをしっかりと嗅がないとな。
三島などは、この要請を充たしている。まこと、文学者の鏡だな。
特に男については、かなりのもんだぜ。
941 :
吾輩は名無しである:2011/04/20(水) 01:31:58.71
文学?キモイ。
(◕∀◕)「おケツまんこ?」
(◕∀◕)「超キモチイイ〜」(◕∀◕)
943 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/20(水) 01:39:51.45
真間の話を聞きたいのうw
944 :
吾輩は名無しである:2011/04/20(水) 04:58:51.46
>>940 臭い部分とはチンポや尻といった表面ではなく、普段ニコニコしてる奴の性悪部分とかだな
しかし高度な人間になるほど臭い部分は見えにくい。うまく隠すから。
だからといって簡単に臭い部分を見せる奴には魅力はない。
午前5時か。さて、会社用のお面を被るか
何故だろう?サルトル、ゲロつまんない。異邦人もゲロつまんない。
左翼絶賛の本ってなんでこんな面白くないんだろ?
レビュー読んでも共感を得るもんが一つもない。異邦人なんて情状酌量の余地が微塵もない。キチガイ検事GJ〜♪
まあ、今の世は赤から黄に変わったからなあ。懐かしの青空よってなもんだな。
サルトルは知らないが、異邦人を読んで主人公に共感する人も少なくない。
太宰治の”人間失格”を読んで「この主人公は自分だ!」と思う人とそうではない人に日本人は二分される。
という名文があるが、サルトルも異邦人も二分されるんじゃないっすか?
ザリガニキチガイフィルターを通過するとイスラム教徒の被害者に対し何の贖罪意識もない主人公には不快極まりない。
母親の死の悲しみをフラッシュバックさせて主人公をヒステリックに批判するあの検事は検事に向いてない。
太陽光線で暑くて、お肌ジリジリで撃ち殺しちゃった部分にだけは、仕方ないよねって思うけど。
948 :
吾輩は名無しである:2011/04/20(水) 09:31:07.92
異邦人は長編だ。ページは少ないが、落胆が続く。
949 :
吾輩は名無しである:2011/04/20(水) 10:05:23.71
異邦人ほど心に深く突き刺さった本はない(20年近くたつがまだ抜けない)。
あれに反撥を感じるというならまだわかるが、
あれが「つまらない」という人は、どういう人生を生きているのか、想像もつかない。
950 :
吾輩は名無しである:2011/04/20(水) 10:44:12.59
つまらない、という人はむしろ興味深い。
共感ほど興ざめはない。共感なら心とする。
952 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/20(水) 14:42:08.24
蓮實が異邦人批判してたぜ。
書物と共感すること。
時空を超えて過去の偉大な精神たちと感応・共鳴すること。
人間覚醒。
954 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/20(水) 15:02:49.89
いや、それは難しいんじゃねぇのか。河野多恵子が精神的種族保存とかいう言葉を引いていたが、
例えば破損したサチュリコンを読んでペトロニウスと精神的同族になれるかは謎だ。
これは近世の例えばその言葉をはじめて使ったという佐藤春夫と我々が著しく乖離していることからも分かるだろう。
955 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/20(水) 15:06:16.31
ギリシャ悲劇なんかも解釈の材料だろ。ギリシャ人と共感できることは難しいだろう。
俗に言うグレコマニアというのもギリシャの表層を触ることで精一杯だったのではないだろうか。
hazuma これからの日本の復興に思想や哲学がなんの役に立つか、なんて、役に立たないに決まっているじゃないか。
約3時間前 webから
キャリア官僚はある程度思想や哲学とか必要なんじゃないの
見たことないから知らないけど。
異邦人ってカミュの異邦人ですか?どこが面白いのかさっぱり分からない。
殺害されたイスラム教徒の遺族、特に発端となってしまった妹さんが気の毒でならん。イスラム教では女性の就労は禁止だしな。
そもそも、ムルソーは痴話喧嘩にほとんど関係ない人だ。イスラム教女性への嫌がらせの為に手紙を代筆したくらいかな?
そういう行為だってかなりつまらん奴。辟易とする。そういう自分の行状と最期まで向き合う事が出来なかった残念な人。
最期まで自分vs他者。死刑執行時の憎悪の叫び声を浴びせられるのが楽しみだと?お前は宅間守かい?
他者の中に自己があり、自己は多くの他者の中の一人でしかなく、そうした人間の中の一人である自己の集合体が社会であって、その構造を支える存在が自己と他者である。
と、いうわけで、主人公は身勝手過ぎる。だからつまんない。というか嫌い。
地震災害のない国だから甘ったれた人間なんだよ。
東浩紀って被災地で講演して被災民から金を巻き上げ、それを被災地に寄付したっていう特大級のアホでしょ。
ジャニ系は嫌いだけど、横山裕って「春の雪」の清顕に合いそうで、性格も良さそうな感じ。
人形とは?
人形とは、元来の女性らしさを圧殺してしまい感情表現が乏しくなってしまった女性。
新渡戸稲造の武士道精神に出てくる女性がそれに該当するかな?
武家の女は戦場に夫や息子を送り出す際には笑顔で送り出す。悲しくても不安でも感情を押し殺す。
未婚の武家の女は許嫁などが自分に感けて武道の鍛錬などを怠ると自分の顔を傷つけて魅力を損ねて鍛錬させようとする。
武家の女は父や夫の君主が戦に負けると、集団本位的自殺を図る。
父親や夫、兄弟の戦況に影響を及ぼさないための、戦場において精神負担にならないための究極の刹那主義。
元来の女性らしさとは
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1284084841/342-346 自分の感情が優先、場当たり的、無計画無秩序、自己完結なきゲリラ的思い付き。女性は仕事ができないと言われる所以そのもの。
これが本来の女という生き物のあり方なんだと思われ。
博識ザリガニちゃん、ありがとう。
>>(o`.´o)
お前は何を言わせても才能がないな。
お前のような劣等感の汚物のような人間は
黙って家でしくしく泣きながら平野を
貶していればいいの。
どうせお前のような駄目人間は作家になれないんだから。
貧乏なんだなあ。乞食か、お前は?
>>964 旧会津藩のことかな?
武家の女は戦国時代からそうでしょ。
いざ戦い!の心構えと覚悟は武家の女なら当然のこと。
三島のエッセイと
>>964は結びつかない。
>>968 理解できていないのはあなたの方ですよ。
これまでのあなたのレスももっともらしく書かれているものの
どれもつまらない。
コテだったら一度くらい卓見を披露せよ。
(V) ∧_∧(V)
ヽ(^ω^)ノ 早く答えないと鬼女板に貼っちゃうよ〜ん?キャッキャッキャッ。
/ /
ノ ̄ゝ
へえ、これはかなりショッキングな女性蔑視発言ですね。
>もつとも女が自分の本質をはつきり知つた時は、おそらく彼女は女ではない何か別のものであらう。
女が公正に自己を客観視できるようになったとき、それはもう女とはいえない。
単的にいえば、女が女であるためには、自己の本質など知らないままでよろしい、
ということではないですか?
まさに女性蔑視、しかしなぜか納得してしまう。
自己の本質など知らないままで良い、とは書いていないけれど・・・
男女の垣根を超越した極めて異質な女性ということに違いはなく・・・
現代社会を生きる上で、三島が言うような女性らしい女性は、実社会ではほぼ通用しません。
ああいう女性らしい女性が職場に存在すると男性のワークストレスが増大してしまいます。
逆に、女性らしい感受性(ナイーブすぎるなど)を圧殺してしまった女性は絶えずワークストレスにさらされます。
三島論から行くと、男女共同参画って社会構造(特に企業においては)破綻にむけての自爆スイッチじゃない?
またつまらないことばかり・・・w
おかしな解釈で武家の女たちを登場させたりと・・・
あなたはやっぱりザリガニさん!
>>974 >もつとも女が自分の本質をはつきり知つた時は、おそらく彼女は女ではない何か別のものであらう。
ボーヴォワールが「女性は女性として生まれるのではない。何者でもないものが年月を経て女性になるのだ」
と言い、時代の圧倒的な支持を集め現在にもその流れをくむ思想家がいますが、三島はその真逆の意見ですね。
三島がゲイであったことは周知の事実ではありますがアンチ・フェミニストだとは驚きました。
>>977 女性には辛辣ですよね。
三島は、女が男と同じように感情ではなく精神で生きることを
期待などしていないし、また望んでもいなかった人のような気がします。
女は厄介だ、しかしそこが面白いのだという感覚でしょうね。
そもそも日本のフェミニストが提唱する男女平等原理主義が生物としての人間の暮らしに適合していません。
職責を全うし、家庭生活全般の責任も負っていたら、どちらとも破綻してしまいます。
ライフワークバランスというが、そのツケは誰が払うかというと、他の誰かのライフワークバランスが犠牲になります。
ザリガニは技術職で男性の職域を侵犯しはじめた第一期生くらいなんだが・・・・・・・フェミニストらが思い描いた世界で生きています。
”女の子でも男性と平等を!”
男性と同じように大学卒業を、男性と同じような仕事を・・・だけど現実、これは間違いだった。ほとんどの女性が勤まらず、職場を追われた。
>>978 女性に対し辛辣でもないですよ。小説・真夏の死を読む限りでは、2児と妹を亡くし悲嘆に暮れ荒廃する奥さんに対し、
”奥さんは家に閉じこもりきりで、社会との接点がないためこうなってしまう”と思いやりの言葉というか理解するよう読者に促している。
ザリガニは率直に「取り乱してみっともないな」と反発を感じたが、三島の説明書きによって反発心が消えた。
それに感情的だとかそういうメンタルの部分だけではなく、物事の構築作業が出来ないということに苛立っています。
あと、女は厄介でウンザリだ。口説き落として一度抱けばもう要らないと言ってるので、面白いなどという感覚は持ち合わせていません。
>>977 女は生まれたときから女だよ。そんな誰かの戯言信じてバカ丸出し。
それに三島由紀夫は女性蔑視じゃないよ。逆に、甘言で女を騙す男の真実を指摘してるから、女性を尊重してるよ。
それがわからないあんたがバカなだけ。
>>978 三島は言いたいことを言ってるけど、私にはそれが全く「女性に辛辣」とは感じないけどね。
いろんなエッセイや作品を読んでも、三島が女性蔑視とは全く思わないし。
愛するといふことにかけては、女性こそ専門家で、男性は永遠の素人である。
男は愛することにおいて、無器用で、下手で、見当外れで、無神経、蛙が陸を走るやうに
無恰好である。どうしても「愛する」コツといふものがわからないし、要するに、
どうしていいかわからないのである。先天的に「愛の劣等生」なのである。
そこへ行くと、女性は先天的に愛の天才である。どんなに愚かな身勝手な愛し方をする女でも、
そこには何か有無を言わせぬ力がある。男の「有無を言わせぬ力」といふのは多くは暴力だが、
女の場合は純粋な精神力である。どんなに金目当ての、不純な愛し方をしてゐる女でも、
愛するといふことだけに女の精神力がひらめき出る。非常に美しい若い女が、大金持の
老人の恋人になつてゐるとき、人は打算的な愛だと推測したがるが、それはまちがつてゐる。
打算をとほしてさへ、愛の専門家は愛を紡ぎ出すことができるのだ。
三島由紀夫「愛するといふこと」
僕は青春の花のさかりの美しい男女にいつも喝采を送る。ある年齢の堆積から来る美といふものも、わからぬではない。
しかしそれは女に限られてゐる。自分の母の年齢までの女の美しさは、みんなわかるつもりだ。母が七十になれば、
僕には七十の老婆の美もわかるやうになるだらう。ところで、男の年齢の累積は美しくない。それは男が成年期に
達すると、単なる男から、一個の抽象概念としての「人間」に脱皮するからであらう。世間で男ざかりなどと
いふのは、主としてこの後者の意味である。女はこれに反して、いつまでたつても女だ。女は第一お化粧をするから、
いつまでも美しいわけで、生地のままの男のはうが青春のさかりは短いのである。これは世間の定説に反した私の
確信ある学説で、世の女性に捧げる福音である。
三島由紀夫「美しいと思ふ七人の人」より
987 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/23(土) 12:45:58.83
>>981 女は生まれたときから女か。ふむ。そうだろうかのう。例えば現在では性同一性障害というものがある。
これは現代だから存在したではなく、昔から存在したものに名前がついただけだろう。
福嶋じゃないがそういう「マージナルな」存在を切り捨てて安易に言い切ることに無理があるのではないか。
>>987 そういう人も、生まれつき心は女ってことなんだから、結局同じことでしょ。
989 :
吾輩は名無しである:2011/04/23(土) 18:40:16.80
小男で(本当にびっくりするくらい小さかったそうだ)、青白くて、ひ弱で
なのに胸毛が生えているという三島由紀夫。ナルシストで、宝塚みたいな現実には
あり得ないことを夢想するロマンチストで、要するにキモイ。文学って、ほとんど
がそうだよな。だから、諸君、言っておくけど社会人になって文学なんか語るなよ。
馬鹿扱いれるからな。サルトル、ボーヴォワール、笑わせるよ。
そう思ってるんなら、こんなところに来るなよ。
ここは文学を語るところ。
991 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】 粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/04/23(土) 19:09:40.79
ほほう。チワワも興味深いことを言えるようになったではないか。
これホントかな?
381 きんたん[sage]投稿日:2011/04/20 22:16:32 ID:WSxtm+QY0
>378さんへ
三島由紀夫も東大の在学中に寮で日月神示の事を知人から知らされた。
昭和20年の日月神示発祥祭に参加した事もあるそうだ。
サンデー毎日には岡本天明先生に会った時や矢野シン女史の祭事の描写のある
『邪教』というコラムを書いて洗脳とみなして宗教全般に批判的だった。
この時の事は昭和25年戯曲「魔神礼拝」では相当にデフォルメされて表現されている。
楽天的に生きたいと願っていた青年が後に法華経に傾倒して国士とない割腹自殺をするとは考えられない。
993 :
吾輩は名無しである:2011/04/24(日) 03:40:36.63
文学を語るのか?男が?明治時代じゃあるまいし、本気かよ、このうすら
馬鹿。キモイぞ。
>>992 コラムじゃなくて短編小説。
それに、「宗教全部」を批判したものじゃありません。
995 :
吾輩は名無しである:2011/04/24(日) 16:42:36.18
三島は割腹をするために割腹をしたので、それまでの考え方は当てはまらないと思うよ。
>>995 割腹をするという美学なり行動は、その人間のそれまでの様々な美意識や芸術観や思想と切り離せないです。
997 :
吾輩は名無しである:2011/04/24(日) 17:20:30.44
>>996 まあ言うと、三島が割腹するのは時間の問題でした、11月25日が来ました、天人五衰一応書き上げました。
で? そのあとは美学のみで行動している。そして美意識も思想もあろう。ただし、総監室へ入り腹を晒し、
刀を突き立てた瞬間、それは自殺なのですよ。割腹とは切り離される。世間はそう見ないけれど。
俺の三島事件はそういう解釈です、とても観念的だけども。同じことなんだけどね、俺の方が哲学的なだけで。
>>997 まあ、あんたがどう考えようと自由だからかまわんが、
最後の一節で汚い尻を晒したな。夜郎自大という言葉は知ってるか?
ま、夜郎自大ともちょっと違うか。自我誇大妄想とでも呼んでおこう。
それはそうと、そろそろ次スレを有志の方よろしく。
>>997 腹を切って介錯されたから割腹だよ。頭大丈夫?
悔しかったら真似してみなさい。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。