――この番組を始めてから、他の仕事への影響などはありますか?
小池:龍さんのアシスタントをやったら、他に怖いものはないなって感じですね(笑)。でも、本当に優しくて色んな事を教えてくださるので、
世界が広がったというのが正直な感想ですね。自分が今見ている世界が広がるというのは、バラエティやっても女優やってもグラビアやっても、
絶対にどこかに影響していると信じています。あと、話す年齢の方々の幅が広がったと思います。この間中国に行った時も、中国の方に「カンブリア見てるよ!」と話しかけて頂いて、
嬉しかったりして。この4年間で自分の周りの環境も随分変わりました。
村上:基本的に2週間に1回収録があるんですけど、そのせいで長期の海外取材に行けなくなって(笑)。
それはもう、年齢的にあんまり海外に行くなってことだと思うんで、免疫にも長期のフライトは良くないらしいので。
執筆活動に影響するってことは無いので、そんなに変わったことって無いんですが、「昔、村上龍は体制に反逆する若者を書いてたのに、今は経済的成功者を呼んで、あれはなんだ!」
と言われると、違うのにな、何も自分は変わってないのにな、と思うことはあります。
202 :
吾輩は名無しである:2011/02/28(月) 20:16:10.47
初めまして。村上龍初心者です。
「海の向こうで戦争が始まる」に感動しました。
これと作風が似ている作品はデビュー作「限りなく〜」以外にはあるのでしょうか。
フィジーの小人とかかな。
体制に甘えながら反体制を書く典型
故に切実な孤独や絶望が何も伝わって来ない。そもそもそんなの経験したのって高校生活での茶番くらいでしょ。
カミュとかフランクルとか読んだら龍ちゃんなんか下らな過ぎて読めなくなったよ。
69のコメディと映画小説集はそこそこ好きだけど。
うろ覚えだけど
昔に書いたコインロッカーベイビーズだとガゼルがこんなことを言ってる
「人は何の為にものを作るのか、それは壊する為だ」
半島を出よではイシハラが
「何の為に生きるか、それは破壊の為だ、既得権益層と旧来のシステムを〜(略)」
こんなことを言ってる。龍は体制の中で体制を破壊するようシフトしたんだよ
企業経営者にしろ、情緒不安定な風俗嬢にしろ、アンダーグラウンドの兵士にしろ、
「危機感」を持ってる人とか、日本の社会に違和感がある人が好きなんだろうね。
>>206 >龍は体制の中で体制を破壊するようシフトしたんだよ
君は何も見えてないんだね
>>209 彼はただの時事小説家だよ。その時その時に生き延びる為に長いもの強いものや流行に巻かれるだけってこと。
マイノリティの代弁とか反体制とか危機感の提示とかそんなスタイルとってるけど、ただ稼ぐ為に書いてるだけ。思想や信奉は無い。
そうかなあ…
>>211 もちろん、その人の人生とその人が書いた物語を別物として観れば違ってくるけどね。
集英社だったか、ランボー詩集巻末の解説でその人の人生と詩は無関係とか言ってたけど、
ランボーの詩は読んでない(理解してない)し、ランボーの人生も全く知らんのだなと思ったよ。
ランボーの詩は彼の人生が反映・投影しまくってるからね。
そいつの人生と詩は別で評価されるべきって意味じゃないの?
ランボーについては69でも引用してるし解説書くくらいだから知らないってことはないよ
>>214 そうそう。しかし龍ちゃんが指導者向きのタイプだとしても、
小説やエッセイを通じてとしてもあんなに矛盾だらけの信奉の無い奴に何かを教えられたいと思う?
色々酷いこと言ったけど、それでも彼の小説を読んで感動してる人には何も言わないよ。
>>202 あれ高校生の時に読んだけど意味がわからなかったな…
218 :
吾輩は名無しである:2011/03/04(金) 02:20:04.33
むしろ逆じゃねえの
時事小説家のスタイルを取りつつ、いつもマイノリティの代弁とか反体制とか危機感の提示とかを
描いているような
別に一人の作家を信仰したいとも思っちゃいないけどね
220 :
吾輩は名無しである:2011/03/08(火) 12:24:12.46
米軍基地の傍らで羨望と劣等感にどっぷり浸かった少年時代を送ると、あそこまで歪んだマゾヒストが完成するんだろうな。
ありきたりで恥ずかしい言葉だけど、欧米コンプレックスのかたまりだよ、村上龍は。
だからイチローは本当に凄いと思う。
村上龍の対極にある。
キューバキューバうるさい
ノブエの提供するネタがつまらなすぎてイライラする
新聞の紙面をなぞるしか能がないのか
無能な男だ、って龍も思ってそうだな
でも幻冬舎連中と話すより気楽なんだろうねw
飲み友達だし
225 :
吾輩は名無しである:2011/03/15(火) 23:22:10.10
「歌うクジラ」の感想。
「神曲」?「夜の果てへの旅」?「オイディプス王」?ふざけんな、
「銀河鉄道999」じゃねーかよ!
でも面白かった。
面白ければすべて良し。
228 :
吾輩は名無しである:2011/03/18(金) 21:10:06.24
チッ…と言わざるを得ない。どうせ東京にはいねえんだろ。
ここに残るって書いてあんじゃん
せめて読んでこいよ
231 :
吾輩は名無しである:2011/03/19(土) 01:05:40.51
村上龍さんの自宅は横浜にあるので、そこにいるようですね。
英文でも読み、和文でも確認しましたが、数あるエッセイのなかでも特に人々に元気を与えるでしょう。
『エクソダス』の読者として、希望という言葉はとくに勇気を与えられます。
戦後以来、最大の国体の危機をまねいたのは、もちろん民主党政権の危機管理能力のなさだが、
天災の後の人災によって状況がますま悪化した事に、国民の大部分は失望している。
菅という首相の無能ぶりは救いようがなく、もうお前は何もしないでくれ、と側近の誰かが言ってあげるべきだ。
当たり前の事だが、既存大手メディアも無能な政治家とシンコペートしており、同罪だ。
わたしが定宿にする西新宿の高層ホテルの部屋で、CNNが日本の福島原発の惨状を伝えているが、絶望的だ。
在日米国人に対して帰国命令を出しているが、この国では国民が混乱を起こさないように、
原発の専門家が「大丈夫です、健康にまったく被害はありません」と繰り返しアナウンスしており、まったく真実を伝えていない。
既存大手メディアはどのTV局も新聞社も同じ情報を洪水の如く大量に垂れ流し、
例えば、東電の幹部の記者会見のように、真実は隠蔽されている。
あ、めんどくさくなってきた、やめよう。 日本の事を書いていると憂鬱になってくる。
明日からキンキンに冷えたダイリキを飲んで、キューバに行ってきます。
>>232 「誤解しないでほしいが、」が足りない。
題名は「絶望のなかの希望」とでもしたほうが締まりそうだけどな。
村上龍はにせもの
春樹は?
238 :
吾輩は名無しである:2011/03/24(木) 21:23:17.96
そろそろ怒涛の勢いでメディア批判を始めるであろう龍
「既に私は飽き飽きしているが」
「しかし日本のメディアは日本語に守られているので~」は既にスタンバイ済み
コインロッカー・ベイビーズを古本屋で買ってたった今読破したけど、なんだこの脱力感は?
すべてがどうでもよくなってくる
240 :
吾輩は名無しである:2011/03/24(木) 21:36:16.96
名前はドラゴンだが、股間はタツノオトシゴw
241 :
吾輩は名無しである:2011/03/24(木) 22:11:00.53
放送作家って世間の空気作ったり微調整する人だよね。
まさに現代社会を作った神だ。ありがたいね。
絶対見ない。
>>241 すごい美しいと思ったけど
地震後2週間で被災した人の精神はこれを消化できるのか…
>>239 俺もそうなったよ
密度が高い長編だよね
245 :
吾輩は名無しである:2011/03/28(月) 05:22:56.11
金よりもセックス
>>241 最初見たとき何かと思ったら5秒で見るのやめた。今見たけどどうみてもゴミ
コインロッカーベイビーズ読んで脱力できるなら
カフカ読むといいよ、東大行きたくなるから!
その心は?
村上龍著の傑作といえば何?
それを買って読む。
借りるか古本屋で買えばいいと思うよ。もっと金のなさそうな人の本を買うべきだよ。
傑作といえるのかどうかわからんが
ベタだが限りなく〜は何度も読んだな・・・
植木等とはエネルギーであるw
253 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 16:16:50.16
> 株式会社G2010は、村上龍のデビュー作「限りなく透明に近いブルー」を、
> iPad/iPhone向け電子書籍アプリとしてApp Storeで発売した。価格は900円。
>
> G2010は、電子書籍の制作・販売を行う会社として村上氏と株式会社グリオが共同で設立。
> 2010年11月には村上氏の「歌うクジラ」を発売しており、
> 今回第2弾として「限りなく透明に近いブルー」を発売した。
>
> 「限りなく透明に近いブルー」は、1976年に芥川賞、群像新人賞を受賞した村上氏のデビュー作。
> アプリではテキスト文章に加えて、
> 1976年当時の著者の手書き原稿が全ページ分収録されているほか、
> 芥川賞を受賞した当時のポートレート写真16点も収録される。
う〜ん、900円か・・・
おまけとか要らないから、せめて半額に・・・
もしくはおまけ付/無の2種類出して・・・
高すぎる。ナメてんのか?
255 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 19:43:54.58
村上龍の作品には版によって内容に差があるものはあるのでしょうか?
たとえあっても気にする必要ないでしょう。
257 :
吾輩は名無しである:2011/03/31(木) 22:04:14.64
てーことはあるにしても気にするほどじゃないんですね。
東電前から中継です
「答えろ!鈴木」
「いいかげんにしろ!スズキユウスケ」
「責任取れ!」
「そいつら3人捕まえろ!」
東電前から中継でした
東電って東京本社の話?ふざけんな!事件は現場で起こってんだ!by織田裕二
これから読もうと思うんだけど、悲しき熱帯(著 村上龍)ってどう?
別にそんなよくもないのでは?
262 :
吾輩は名無しである:2011/04/09(土) 00:08:58.11
「民主党は成熟した政党だ」と言っていたのは誰だったか
おたふくかぜのおっさんだったな
龍たん
顔も体型も三浦雄一郎氏に似ている気がする。
内蔵が強そうでうらやましい。
少し痩せた気がする。少しだけどねw
(o^―^o) ボク龍たん
もうすぐ還暦だし、当たり前のことだが顔の皮膚が下に落ちてきてブルドッグみたいになってきている。
誤解しないでほしいが、わたしはそれを批判しているわけではない。
あいかわらず髪の毛はフサフサだし、もちろん電通とのコネクションは強力だ。
>>253 ブルーの手書き原稿か。地味に17禁なんだね。
こういう日常に倦んでる感じのは、タイミング的に微妙だな。
>>247 >カフカ読むといいよ、東大行きたくなるから!
なんで東大??
Men's JOKERっていう雑誌で村上のコラムが毎回載ってるんだけど、4月号(今月発売分)に
>義務教育が波及するまで、大多数の日本人は読み書きさえできなかった。
ってあるんだけど日本って江戸以降識字率世界トップクラスだったよな?農民向けの農書が出版されたぐらいだし、来日した宣教師にも識字率が高いことを示す記述を著書でしている
大丈夫か?村上
中上健次の母ちゃんみたいなのは例外だったの?
たけしの親父も字書けなかったなw
江戸時代を理想の時代みたいに語るのが、最近の流行だからな。
別に理想化してなくね?
江戸時代の識字率が当時世界トップレベルなのは事実
流石に明治の識字率とは比べものにならないが
??
つか消耗品読んでないんで271の引用のみから解釈するけど何で世界比較が出てくる?
>>275 よくあるのは、江戸時代は再生可能なエネルギーを用いた循環型社会、みたいな言い方。
東北なんかは5年に1回くらいは凶作で、いっぱい餓死してたのにね。
なぜか良い面ばかりに目を向けようとする。
要するに当時の日本の総人口の内、あらゆる階級ひっくるめて何割が読めて何割が読めなかったかって事で
世界の識字率はどうでもええ。
新作出たんでよろしくね。by 龍。
こっそり出てたのね新作
全国紙に広告出すとか、純文学畑では破格の扱いだねえ。
なんてやつ?逃げる中年っての?
ぐぐっても歌うクジラしか出てこない
284 :
吾輩は名無しである:2011/04/14(木) 23:14:33.86
>>284 内容紹介からすると、風俗がらみでもトパーズ系ではないみたい。
80年代は龍の新作が発刊されると
それだけで話題になったものだが・・・
いまじゃ・・・
最近は売れて10万部と本人が言っているので
とりあえず村上春樹を潰さないと文芸に未来はない!!
289 :
吾輩は名無しである:2011/04/15(金) 03:31:04.31
純文学じゃないし
かわいいウンチは大体よーすけ
村上龍 = 説教オヤジ
というイメージがあまりにも浸透してしまった
読む前からうんざりする
だから日本人はダメなんだ、とか?まあ石原慎太郎よりはマシだけど。あいつの当選会見聞きました?お前に言われたくねえよ!黙ってろ!!とみんな思ったよ。
説教系には需要があるようだね
みんな怒られたい願望があるんじゃないか
しかし村上龍のはもういいわ
芸が古くなった
294 :
吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 11:29:18.10
>>284 ヒロインが糖尿病なのか。
龍も、糖尿病だと聞いたが、事実なのか?
村上龍から風俗やレトリックを取り除いたら
石原慎太郎の実存文学が展開した旧来の図式しか残らない
あとは谷崎文学の拝跪性かな?
だから、『愛と幻想のファシズム』で実存的コミュニティ批判が破綻したら
『コックサッカーブルース』や『フィジーの小人』のSM路線で
体勢の立て直しを図ったのだが『イビサ』あたりでこれも破綻した
296 :
吾輩は名無しである:2011/04/18(月) 22:18:53.93
新作読んでるけど、確かに2人のやり取り+1型糖尿病だけど十分なんだよね。
龍のテーマにしてる経済とか風俗とか云々がガジェットじゃなく邪魔でしかなかった。
多分、この人は安易なセンチメンタルが嫌なんだろうしそれはそれで結構なんだけど
と言って、代わりに何が残るかって言うと使い古された彼の文脈だけなんだよな。
小説家としての龍は10年前までかなあ。
作家としては好きだけど。
なんだそうだったのかもう龍たんの本読まない
セックスに関しては吉行が書きつくしたので
いずれ震災をモチーフにと駆け回ってる作家が何人いることやら
村上龍が書く中年男の主人公って成金趣味すぎてついていけない
生まれたときから裕福な女や自分でファーストクラスに乗れる女の中にも
お金じゃなくて作家としての龍に惹かれて寄ってくるのがいっぱいいるはずなのに