1 :
やれやれ、僕は名を失った :
2010/09/20(月) 19:26:03
2 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/20(月) 19:32:26
やっとたったか
4 :
吾輩は名無しである :2010/09/24(金) 12:03:05
三島由紀夫と猫殺し!
7 :
吾輩は名無しである :2010/09/25(土) 00:44:45
そろそろ『石の眼』についてでも語ろうかね。
リルケ・ポー・カフカ ぼくの初期作品について、よくリルケの影響を指摘されるけれど、リルケが自分の中で大きな根をおろしていたのは戦争中だ。 リルケというのは非常に叙情的な面を持っているし、平気でぬけぬけと叙情におぼれるところがあって、そういう面はその後とても嫌いになった。 ただ、リルケの持っている目に、意外と「物」に強くこだわる面があった。 いろんな概念や観念の背景に必ず「物」が媒体にならなければ成り立たないという姿勢があって、 それが特に、戦争中のまわりの精神構造に対するアンチ・テーゼになってくれたんだな。 だからある意味で、「物」とか「存在」ということに意識を集中させることで、時代の暗さを切り抜ける方法を求めていたのだと思う。 あの時代、手に入るぎりぎりの範囲で支えになり得るものといったら、やはりそれしかなかったんだ。 小説を書くという側からいえば、ぼくはポーが非常に好きだった。 中学生の頃、教室で友達にいろんな小説のストーリーを話しているうちに、 知っている小説が種切れになって自分でお話を作ったことがあるんだけど、その頃はやたらとポーが好きだったな。 あれだけうそっぱちの話を作りながら、それでいて非常に論理的だということに、体質的に共通し合うものがあったのかもしれない。 よくカフカを引き合いに出して論じられるけれど、カフカを読んだのは小説を書き始めた後だ。むろんカフカは大好きだ。
>>9 全集の何巻に収録されていたっけ?
タイトル名も教えて下さいな。
最近、記憶力がめっきり衰えてしまってる。
11 :
吾輩は名無しである :2010/09/26(日) 12:02:11
>カフカを読んだのは小説を書き始めた後だ。むろんカフカは大好きだ。 意識して読んだのはそうらしいが、 昭和17年に最初に訳された『審判』を当時すでにチェックしていたというのが凄い。 高校生だろ? よくわからなかったそうだが。
安部ってプライド高くて、過去の読書歴について結構嘘ついてると思うけど 中学時代に世界演劇全集、全43巻読破したって本当かね、 本当だったらすごすぎる。
あと、誰だか忘れたけれども、大学時代の安部に初めて会った誰かが 頭は切れるけれども文学のことはあまり知識がなかったって、全集の評伝に書いてあった気がする。 でも安部六郎への手紙にドンキホーテのこと書いたり デンドロカカリヤは明らかにダンテの影響だし、10代の時から文学に通じてたかわからないけど 少なくとも22歳前後、終わりし道の標にを描いた前後からは、古典にも通じ始めてる。
15 :
吾輩は名無しである :2010/09/26(日) 21:28:31
高2で理系の安部が、文系に通う頭のよさそうな子を見つけて声をかけたその第一声が、 「君は解釈学についてどう思う?」 だったそうだから哲学書は真剣に読んでいたんじゃね?
>>13 おやはや(笑)世界演劇全集とはどれのことを言っておるのか分かりませんねぇ(笑)おやはや(笑)
さーせん、 近代劇全集というタイトルらしいです、第一書房刊行。
実に愚か〜
>>17 おやはや(笑)これですか(笑)確かにこれはボリュームがありますねぇ(笑)
現在読むことのできぬ戯曲も多数収録されておるようです(笑)まぁ忘れ去られたものもあるようですが(笑)
安部が戦時中、観念の背後にある物にこだわるって言ってるけど これこの間チョムスキーの国際論読んで強く感じたよ。 チョムスキーさんの国際論はものすごく明快で、論理的で 一般化を好まず具体例をたくさんあげてるんだけど 9.11の時、周りが文明の対立とかグローバリズムへの反抗とか言ってたのを全部批判して そんな西側諸国に都合のよい理屈ではない、 背景には79年のソ連に対抗するために米国がアフガンのイスラム過激派を支援した背景があって それが今のビンラディン・ネットワークの根拠になってる それから米国がしたことは何か、イスラエルのテロの黙認だけにとどまらず NATOによるセルビア爆撃、ニカログアへの軍事介入(国際司法裁判所でテロ国家として有罪判決を受けたのは唯一米国のみ) それから世論の愚かさ (マンハッタンで爆破テロがあった時に、実行犯はタリバンだという噂が流れ その時世論はアフガン一帯を爆撃せよと傾いたらしいが、後に爆破がCIAの内部工作だと分かった時 世論は手のひらを返したように、法にのっとって、実行犯を法廷で裁け、と言い出した。) チョムスキーが9.11は非道だが98年のクリントン政権によるスーダンの医薬品工場爆破と比肩する、 と言ったら、猛反論が来たらしい。 (これは元々ビンラディンの意見らしく、ビンラディンはカセットテープでイスラム教徒に スーダン事件で何万人の市民が殺されることになったか、指摘していたらしい) こういった事実の理解、イスラムの過激派の背後の事情への理解なくして なぜグローバリズムだの文明の対立だの言い出すのか、そんなことは関係ない 物の側面、背後の論理構造は同じなのに、表面的な観念の捉え方で スーダン事件の方はいつも無視される、非道とはとられていない、とか そういう論理以前の、米国民の感情や観念が、事実に根付いていないことをすごく批判してた。
で、安部公房はチョムスキーさん好きだったよね
言語が先天的ってのは背後に物があることになる?
チョムスキーの言語論って胡散臭いイメージ 徹底して演繹的なところが安部の性に合うんだろうけど
箱男に出てくる軍医殿って731部隊の石井四郎を参考にしてるんだな 今日初めて気がついたよ
ああ卒論に選ぶんじゃなかった…
公房が、大した事ないて行ってたリョサがノーベル賞獲ったね(´・ω・`)
安部公房もカフカとくらべるとたいしたことない
まあリョサは獲んなきゃいけない人でしょう 立役者みたいな感じだから
>>27 リョサと比べるとGGマルケスはダンチ!(゚∀゚)って言ってたのにね…
31 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 03:13:59
これだけ長く生きなきゃもらえなかった マルケス>>>>リョサは誰もが認めるところ
安部公房だってリョサとおなじ年齢まで生きてたら ノーベル賞とっていたにきまってると妄想して しまう私はただのファンでした。 ところで、リョサの「緑の家」を文庫として 八月に出した岩波は丸儲けだね。 それにたいして新潮はやっちまった感が強い。
>>27 「地球儀に住むガルシア・マルケス」(全集027所収)ですな。
「文学は、最も本質的な問題、社会、人間と関わり続けていてほしい。 技術には、本の中身を貧しくしてしまう危険があると思う」 でもこれは安部公房も懸念していたことじゃん。 それにあの人が文学はデジタルっていってたのは別の意味だよ。 アナログの情念を、記号化するって意味で 文学の中身が薄っぺらくなっていいなんて言ってない。 無論、紙面の本に関わり続けるなんて湿っぽいことはラダイトとして嫌いそうだけど。
言語云々ではピジン?がどうのってのが面白かったな。 親に放っておかれた子供が新しい言語を作り出すみたいな話。
クレオールの話ね
38 :
吾輩は名無しである :2010/10/10(日) 21:27:20
日本語もクレオールという説があるけど、ホントですかね。
究極的には全ての言語がクレオールなんじゃ? どっかで人間の遺伝子が誕生した時点で 言語も自然発生した、みたいな 安部の論調は、だから国家も遺伝子から生まれた、とかそんなんだった気がする
オカルト
まあアナロジーは成り立つと思うけどね 蜂が数学的に最も効率的な巣の創り方を知ってる 蜘蛛が6角形の複雑な糸の張り方を知ってる ライオンは大体どの集団でもオス2匹メス7匹の集団になる などなど。 人間の集団ってものを遡ると まあ今と構造的には変わりないらしいんだよね だから、こういった集団形成、国家なども 遺伝子にインプットされた命令通りの形なんじゃないか? って安部は疑問視してる。 まあレヴィ=ストロースさんと同じ視点。
42 :
吾輩は名無しである :2010/10/11(月) 20:09:59
生きてたら思想的更新、転回はあったと思う? 911後の世界をどう読み取っただろうね?
youtubeで見たアベの映像が超上から目線で偉そうだったのでひきました。
ノーベル受賞してたらどんなスピーチしたんだろうねえ
ああ、それは聞きたいなー でも南米の文学とか、メジャーじゃないところの世界文学をちょろっと語って終わりとかそんな感じになりそう
>>43 安部公房の悪いところあげてくのも面白いね
あの人はあまり批判されないから、汚点、悪点いろいろ聞きたい
「シャーマンは祖国を歌う」がなんかの講演だっけ 内容忘れてるから今晩読み返してみよう
今日病院の待合室でカンガルーノート読み返した。 数年ぶりですっかり忘れてたけど 冒頭の、主人公が皮膚科の待合室でトンボ眼鏡の女とひと悶着起こす場面 俺も丁度皮膚科行ってたから小説の内容とリンクして変な感じだった。
カイワレとかユープケッチャとかもぐらとか、ひきこもり自給自足モチーフの先駆者だあね 貧乳萌え少女も出てくるし、オタク文化と接続して再評価されるべき
50 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 21:32:08
さくら丸のモグラとか、むしろオタクとしては見たくない人物像じゃないの
外観とか行動とか、多分かなり思い入れなく突き放して書いてるから オタクの嗜虐心に触発しないと思うんだがどうだろ
52 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 19:55:07
オタク連中に貪られて、数年後「オタの間で、安部ブームってあったよなwww」 とか言われてるザマは見たくない
たまにν即やVIPに安部スレ立つもんなあ 太宰治や川端康成のように漫画家に表紙だけは書いてほしくないです
漫画表紙の果ては漫画化、アニメ化映画化・・・太宰治はいろいろ弄られ過ぎたよな 安部みたいにストイックな芸術家タイプは、あまりメジャーになってほしくないね
アニメになったのは詩人の生涯だけかな。 第四間氷期とかいいSFだしメジャーになってほしいけどなあ。
うん 人間が水棲生物になる代わりに 空気を求めて海上にあがって窒息死するってものすごい比喩だと思う これからの人類を語る際に、今の工学系だと ナノマシンを赤血球と入れ替えるとか、神経接続の義肢 あるいはパワードスーツとか、 とかく人体の能力の限界を引き上げる発明、文明を見据えてるけど どちらにしろ同じことだよ 人間が、人間の限界を超えて、もっといろいろな生活形式が可能になった時 やっぱり昔の生活に郷愁を感じて自殺する人間とか出てくるんじゃないかな。 あとやっぱり鯨の自殺の話とも繋がるね。 ここら辺はアニメ、テクノライズ見てると、なんとなく感じる。
まあ、ぜったいに『審判』を読んでなかったら、『壁』は書けなかったろうなw 俺もはじめは安部の言うことまに受けてキャロルの影響なのかと信じてたけど、 よくよく細かく読んでみると、『審判』との類似点があまりにもありすぎるw
現代は奇怪な時代である。やさしい抒情やほのかな夢に心を慰めてゐる人たちをも、 私は決して咎めないが、現代といふ奇怪な炎のなかへ、われとわが手をつつこんで、 その烈しい火傷の痛みに、真の時代の詩的感動を発見するやうな人たちのはうを、私は もつともつと愛する。古典派と前衛派は、このやうな地点で、めぐり会ふのである。 なぜなら生存の恐怖の物凄さにおいて、現代人は、古代人とほぼ似寄りのところに居り、 その恐怖の造型が、古典的造型へゆくか、前衛的造型へゆくかは、おそらくチャンスの ちがひでしかない。 三島由紀夫「推薦の辞(650 EXPERIENCE の会)」より
「友達」は、安部公房氏の傑作である。 この戯曲は、何といふ完全な布置、自然な呼吸、みごとなダイヤローグ、何といふ恐怖に充ちたユーモア、 微笑にあふれた残酷さを持つてゐることだらう。一つの主題の提示が、坂をころがる雪の玉のやうに累積して、 のつぴきならない結末へ向つてゆく姿は、古典悲劇を思はせるが、さういふ戯曲の形式上のきびしさを、 氏は何と余裕を持つて、洒々落々と、観客の鼻面を引きずり廻しながら、自ら楽しんでゐることだらう。 まことに羨望に堪へぬ作品である。 三島由紀夫「安部公房『友達』について」より
小説にとつての現代史といふ怪物は一体どこにどんなふうにして棲息しどんな相貌をしてゐるのであらう。 一体現代史は、果たして自由意志による歴史的創造の余地を残した未決定のものであるのか、あるひは ひよつとすると、過去のいかなる時代ともちがつた、あらゆる意志が無効であり、あらゆる歴史的創造が 不可能なものであるのか? かういふ疑問が、ますます先鋭になり、小説と現代史の関係がますます困難になつた、 ことに第二次世界大戦後の状況であつて核戦争の危機がその根本原因であることはいふまでもあるまい。 もし偶発戦争によつて、世界が滅びるなら、現代は美しい夕映えの時代であらうが、その夕映えのやうな美しい 決定論も、古典的な自由意志も、ひとしく時代おくれになつた現代では、テレビが刻々とあらはれ消える 無意味な影像によつて、人の心をとらへつづけるのもふしぎではない。 (中略) 未決定の現代といふ観念が、もし怪しげになるならば、小説は無限に歴史に近づいてゆくか、あるひは一個の 架空の時点を設定するほかはない。そして後者への道には、抽象小説(寓話的な小説や風刺小説を含む)と、 戯曲との、二つしか残されてゐないのである。 カフカからアンチ・ロマンにいたる今世紀の異様な小説の系列は、現代小説を無限に歴史から遠ざけようとする 自己防衛の本能を暗示するものであらうし、小説を何とか純粋な自由意志の産物にするための困難な冒険で あつたともいへよう。 一方、ピエエル・ルイスのいはゆる「煙草と小説を知らなかつた」古代ギリシャで、歴史文学は完全に歴史家の 手にこれをゆだねて、みごとな宿命論の枠組に押しこめられた劇文学のジャンルが、独立独歩してゐたやうに、 小説が決定論的思想に背反して、形式を失つた以上、ふたたび古代伝来の戯曲といふ純粋形式へ無限に近づく ことが、もう一つ残された道であるかもしれない。しかしそれが小説の一種の自殺的行為であることには かはりがないのである。 三島由紀夫「現代史としての小説」より
そこまで書くなら地図の三島の書評もあげてやれよ
戦後第一世代、第二世代の作家は皆強いね。 すごく強い。めげることを嫌ってる。 第三世代あたりから湿っぽくなった。 ウェットで、…… 庄野、谷川、曽野、三浦等々。 三島は現代が奇怪だから新しい様式か古典かって言ってるけど 実はこれ勘違いで、戦後が禍々しかっただけなのかも。 今は昭和の時代よりもっと複雑した情報社会だけど だから、感傷なんて時代遅れなんだ、という精神は 少なくとも大衆には広がってない。皆感傷大好きだよ、現代人は。
そういや今日から17日まで 未来科学館でEXPO開くね。 触れられる3D、あるいはインターフェイス ヒューマノイド(もどき)、拡張現実体験…… とりあえず今の日本の最先端のデジタルコンテンツが展示されるから 安部の読者なら、見にいって楽しんでくるべきかもしれない。
アホだろ
三氏の「燃えつきた地図」評。誰が一番適切な評かは、、 三島由紀夫氏評 これは動いている小説である。動いて、動いて、時々おどろくほど鮮明な映像があらわれながら、却って現実の謎は深まってゆく。 たえざるサスペンス、そして卓抜な会話が社会の投影図法を描き、 犯罪の匂いと、尾行と襲撃と、……その結果、イリュージョンがついに現実に打ち克ち、 そこから見た現実自体の構造が、突然すみずみまで明晰になる。 ラストのモノロオグが、この小説の怖ろしい解決篇であり、作品全体の再構築であるところに一篇の主題がこもっている。 失踪者の前にのみ、未来が姿をあらわすのだ。 安倍氏がその小説の中に、会話の天才をみごとに活かし、 「砂の女」よりも「他人の顔」よりも、はるかに迅速に疾走してみせた小説である。 大江健三郎氏評 文化人類学者が、南太平洋に、人間とはなにか、社会とはなにか、を探りに行くように、 安部公房の新しいヒーローは、今日の大都市の砂漠で、野外調査(フィールドワーク)する男である。 砂漠での駱駝さながら、都市の砂漠では、自動車を頼りにして。 行方不明者をもとめつつ、男はついに、かれ自身もうひとりの行方不明者たらざるをえないが、 その瞬間からかれを充たす、新しい相貌をおびた都市の内なる「新生」の感覚は深く感動的である。 安部公房は常に、砂漠に見棄てられた人間を見すえてきたが、同時に、その人間への限りない優しさをも隠しもってきた。 この「新生」の感動は、かれの立ちむかう荒涼と、内面の優しさにもっとも明瞭な光を投げるであろう。
ドナルド・キーン氏評 イタリーの著名な小説家のモラヴィアが日本を訪れた時、日本には前衛文学がないと、断言したそうであるが、 おおまかに言えば正しい意見ではないかと思う。 が、日本の現代文学の中で、たった一つの例外として安部公房の小説があげられる。 「砂の女」や「他人の顔」もそうだったが、「燃えつきた地図」はそれらの業績を上廻って、全く新しい世界を切り開いた。 探偵小説の形になっていて、さまざまの不思議なイメージを展開し、まるで意外な結末にたどりつく。 探偵小説としても、その面白さを十分味わわせてくれるが、 まさに行方不明の人々、行方不明の時代を描く小説としてみごとに成功している。 前衛文学は私たちの既成文学観をこわしてしまって、新しい可能性を作り出すものだと思うが、 「燃えつきた地図」はまさにそうであり、すばらしい傑作である。
キーンさんはいつも読書感想文みたいだよねw
ピッピピピ プッペッポー
こういう文学を論じるのは専門家でもなきゃ難しいね
70 :
吾輩は名無しである :2010/10/15(金) 19:50:59
文学を専門家の手から解放しようとしてたようにも思う
燃え尽きた地図はつまんなかったな。 なんら新鮮味感じなかったし。
73 :
吾輩は名無しである :2010/10/15(金) 21:41:59
「砂の女」が当時、話題のチャタルフユク遺跡発掘のニュースから 取材したと思しきことから、「燃え尽きた地図」という題名で 三島が、同じく近東文明のlabyrinthを連想したことは想像に 難くない。 三島の評はそのように見える。 安倍はカフカに似てギリシャ神話あたりから多くを取材してるかと 思いきや、意外と、そうでもない。これは、やっぱりグレアム・ グリーンの「第3の男」なんかに刺激されて書いた作品じゃないの?
>>65 どう考えても大江のほうがいいな。三島はその都度の言葉に頼って書いているって感じだ。
大江は文全体として言葉が機能している。批評でさえ一つの作品になっている。
大江の他人の顔の文庫のあとがきはいいよな。
76 :
75 :2010/10/16(土) 01:00:10
あー「の」ばかり続いて筒井康隆の小説に出てくる作家が書いた悪文みたいなレスになってしまった…
というよりも、三島は安部のこと理解してないんじゃないかな 大江は思想全体として安部の言うことをものすごく理解してるから批評が書きやすいのではないかと
78 :
吾輩は名無しである :2010/10/16(土) 21:50:37
じゃあ、この流れは面白いので、大江が安部の死後、朝日新聞にのせた書評「安部公房の発明」から引用。 >>いつでも、小説の主題についてのあざやかな発明から始めるのが、安部の作風だった。 >>一方、作家自身にとってまだ形をなしていない主題を、書きながら確かめてゆくやり方がある。 >>そのように不確かなものとして、小説を書く内幕を読者にさらけだしつつ進行する。 >>それはむしろ二十世紀小説が定石とした書き方である。 >>しかし、わが国でもっとも前衛的な文学者であり続けた安部が、それを認めなかった。 >>証明されていない定理をかかげて何になる、と数学好きのかれは考えていたのだろう。 この評は、小説はテーマを書くわけじゃない、と言いきる安部公房像を中和していていい。 じつは結構テーマ探しが好きな安部、という見方は面白いと思う。 他にも例えば >>「飛ぶ男」は、保根に、死んだはずの「親父」の権力から独立して共闘することを申し込む。 >>父親あるいは家庭の不条理も、安部をとらえて放さぬテーマだった。 という一文があって、これも肯かせられる。 というのも、安部は、「変貌する社会の人間関係」という、留学生を相手にした講演で 「なぜ家族というものを作品の中で扱わないのか」という質問を受けているのだけれど 当の本人は「そうでしたっけね(笑)あんまり意識したことないんだけど……。」と、困惑気味の返答をしている。 むしろ積極的に家族を扱っている作家が、奇妙な読まれ方をするもんだと思っていたので、大江の評は納得がいった。
大江が自分のみた夢の話で、だからお前はダメなんだと叱られたエピソードからすると
安部は自分と大江とはレベルが違う、はっきり言って自分のほうが頭がイイっていう意識があったと思う
>安部公房は常に、砂漠に見棄てられた人間を見すえてきたが、
燃えつきた地図の座談会で主人公は自発的で、誰しも見方を変えればああなると言っているから
見棄てられたという表現はおかしいし
>同時に、その人間への限りない優しさをも隠しもってきた。
これは俺の想像だが、この手のヒューマニスト気取りの発言には安部はシニカルに哂うんじゃないかな
>>78 安部は常に普遍化した、より抽象化されたイメージを描写しようとするから
「他社との関係」は意識しても、家族といったより具象的な関係は小説に書いていないと思うよ
80 :
吾輩は名無しである :2010/10/16(土) 23:59:09
タイトルがズバリ、家って短篇があるけど あれなんかもやっぱ他社との関係ですか
81 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 00:07:28
理系、唯物論者、アンチヒューマニストとして、それほど徹底してたとは思わないな〜
最後は愛なんだよとか言ってたんだっけ
83 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 00:17:15
そこまで見下してない 知り合った頃は原稿につまると相談にいくような仲だった 喧嘩別れしたあとは知らないけど
愛なんて言ってないよ。 安部が唯物論者と言われるゆえんは(あるいはアンチヒューマニスト) ドライだからではなくて、言語に内在するイデオロギー (例えば、平和、優しさ、愛、悪、戦争、その他なんでも) そういったものに捉われなかったからだと思う。 常に、事実関係を重視していた。 例えば、誰かが"平和"と口にする時には 概念としての平和ではなくて、国別のヒエラルキーを考慮したうえで それがどのような状態に依って保たれているか、と考えていた。 同じようにして、"人間に対する優しさ"などと口に出しても 安部にとってはこれは共感するしないに関わらず空想論になるので 一体それが、どこから湧き出て、どう作用するのか ひたすら事実関係、物体間の相互作用だけを研究しようとした。 だから安部は唯物論者と言われている。 ただ精神性を否定したり、魂を信じないだけが唯物論ではない。 安部は精神性の意味も魂の重要さも理解していたが、 議論する際に、それを用いると論理的な飛躍になることをよく理解していただけ。
安部公房と石川淳は師弟関係だったらしいですが、どんな感じだったんでしょうか 安部公房が師事するというのを全く想像できません…
うんでもそれはポーズだよね。…というかまあ、少なからず安部のあんなは 彼における美意識の表現であって(表出というよりは)、だからそこには常に 自意識のクッションがひとつ、挟まっている。
師事つうかパトロンだよね 思想的には花田清輝以外の日本人には誰にも影響受けてないんじゃない
うん。モラリスト。――と、そうして、理想主義者でない(そういった 要素を持たない)モラリストなんてものは存在しない。――だからさ。 映らない、だけなんだと俺は思うんだ。そんなに見える者の眼には。 欲望の質が、もしくはその量に、安部とは決定的な差があるが故に。
欲望、「あこがれ」の、先行のない思想なんてないよ、たぶん。そんな話で。 んで、だから云ってんの。そんなを欠いた(ないしは乏しい)者には決して届かぬ 風景があるのだと。 なんだってそうだ。全ては人間から。
90 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 10:31:35
「稽古の前の話でとくに印象に残っているのはね、最後は愛なんだっていう話になったことがあったんです。 なにかどうしても解決できないことがあって、どうしたらこれ解決できるだろうか、 っていうときに、何だと思う、しつこくみんなに聞いて、わかんない、なにも答えがでなくって。 愛なんだよって。あのときはびっくりしたな。理詰めにだーっと分析していってね、で、 これどうするって話じゃないですか。突然これ解決するのは愛なんだって。愛しかないんだって。 それから、付け足したんです。でも、最後は愛しかないんだよ、っていうふうに言うと、 既成のある小説家の名前を挙げて、それと一緒にされるからけっしていわないけどね、って。」 佐藤正文
思想家が例外なくそれに当てはまるといっているのですね
>>90 ドストエフスキーですね、わかります。
罪と罰の有名な一文、最後に残ったのは、愛だった。ですね。
93 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 10:34:25
>84 以上、安部が最後は愛だと言った証言です 全集24巻の贋月報より
94 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 10:56:21
石川がむかし食べ物やシケモクをくれたこと 安部はきっと死ぬまで感謝し続けたと思われる 師匠というよりまず恩人だね
>>74 大江を持ち上げすぎ。
ただ、「優しさ、感動」と繰り返してるだけで、別に作品にはなってはないよ。
>>79 安部は大江が大嫌いだったようですよ。ドナルド・キーンが言ってた。
そういった、(あまりにも、絶望的なまでに)単純な二分法でしか、、、 ああむなし。 なんであなたはそれほどまでに、向いてないことに関わりたがるんだ?
>>97 あんたも向いてないと思うよ。いつも発狂した人の独り言つぶやきみたいで。
99 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 12:00:10
嫌いったって、会ってからずっと嫌いだったわけない 仲が良すぎて二人は女学生みたいだって花田に揶揄されたってエピソードもある
100 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 12:05:11
緑面の詩人縞魚飛魚って島尾俊雄と韻を踏んでるけどなんかあったのかな
>>97 はまだ子どもなんでそ
抽象思考に興味が出てきたんだよ
102 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 22:09:03
>>99 東大の学生運動にどう接するかを巡って、不仲になったとか。
学生たちを励ますか、叱るかで。
104 :
吾輩は名無しである :2010/10/18(月) 06:38:06
フラクタルには何度か言及してたね
24年前後生まれって有名人多いね。
>>100 島尾敏雄だね。
『カンガルー・ノート』に緑面の詩人が出てくるね。
何で出てくるのかは分からない。
谷真介の『安部公房評伝年譜』の
『安部さんとのことー「あとがきに代えて」』
に少し考察が述べられているので、
参考になるかもしれないよ。
安部の作品を読んでると、本当に「芸術」に触れてる感じがするんだよな 文学が芸術の一形態だって納得できたのは、安部工房だけ
箱男の「Dの場合」とかすごすぎる
109 :
吾輩は名無しである :2010/10/21(木) 23:06:16
マルケスとかカネッティとか 安部がすすめていた現代作家も読んでいくと幅が広がるよ 読み手としての安部も、偏ってはいるが、好きだな
このスレで言うのもなんだが、マルケスの百年の孤独は今まで読んだ中で最も面白かった小説だったな カネッティは知らないな。安倍が勧めていたほどなのだから読んでみようかな ただカネッティの本はどれも高いな……
>>107 本人は得意になって書いているんだろうが、
はたから見れば、無知をさらしているだけだよ。
どうせゆとり世代だろう。
もっと広く読んでほしいね
眩暈おもしろいよ いきなり買わんでも図書館で借りればいいじゃないか
マイナーでも面白い本たくさんあるよ 図書館で、適当に、聞いたこともない外国の作家の文学手にとって読んでみたら ノーベル賞もののすごいのに出会うことがたまにある なんでこの人が無名なんだろう、とかよく思う。 無論、その国では結構有名らしいんだが、日本には全然伝わってこないんだね 雑誌にも全く紹介なんかされないし
115 :
吾輩は名無しである :2010/10/22(金) 13:35:12
たとえば誰よ?
つか訳されてる時点で著名であるよね。 日本の作家のうち海外で翻訳されてる割合考えると、逆に各国の名作の内日本語で読めるのはほんの僅かな訳で、 せめて英語だけでももっとしっかりやっときゃ良かったな。
117 :
吾輩は名無しである :2010/10/22(金) 19:37:42
でも翻訳文学を積極的に読む層って、読書家の中でもかなり少数派らしいよ。 一部のベストセラー作家を除いての話だけど。 マルケスなんてその中じゃ読まれてるほうだけど、安部は日本文学と比較して読まれてないと思ったんだろうね。
うん。 日本人で翻訳文学読んでるのってアカデミック関係だけじゃないかな 一般層は相変わらず太宰だの芥川だの、うんざりすることもある。 チエとサエだか忘れたけど、海外文学積極的に紹介してるよいサイトの管理人も 身の回りに海外文学読んでる人がいない、って言ってるね、日本文学ばかりで。
アカデミック関係wにしか売れないなら 出版されないor価格がもっと高くなるだろ まあ80年代後半〜90年代半ばくらいまでに比べれば 売れてないことは確かだと思うが
だから値段高いじゃん。 マイナーなの、小説一冊で2000〜3000円するのあるよ。
amazonみたらカネッティの眩暈とか5000円だった。 有名どころ漁っても、ピンチョンの逆光、上下巻で1万円とかね。 どれだけ売れてないか分かる。
人気作家ランキング 1司馬遼太郎 2東野圭吾 3村上春樹 4宮部みゆき 5松本清張 6西村京太郎 7赤川次郎 7山崎豊子 9池波正太郎 10藤沢周平 11太宰治 12五木寛之 13夏目漱石 14伊坂幸太郎 15内田康夫 16芥川龍之介 16渡辺淳一 18浅田次郎 18三浦綾子 18宮本輝
終わったな
>>96 そうなの?安部と大江と三島で討論みたいなのしたことあったけど嫌いなのか
まあ安部が異常に頭いいのはわかるけども
>>122 伊坂のモダンタイムスとノルウェーの森とバッテリーが
図書館の日本文学の棚にあった・・・・ねーよ
そういやガルシアマルケスの『愛その他の悪霊について』を初めて読んだんだけど、 ラストの、愛する人を亡くした少女が自分の脚に自生したブドウをわざと食べ尽くして飢え死にするって描写、 カンガルー・ノートのラスト(脚に自生したカイワレをカミソリで処理した)に似てるなーと思ったわ。 カンガルー・ノートの3年後の作品だけど影響を受けたんだろうか。 それともたまたまかぶっただけなんだろうか。
へー今度読んでみよ
youtubeからNHKの安部公房の動画全て消えてないか? 権利者削除?
>>127 本当だ。
渡辺格との対談などが消されている。
観られるうちに、「砂の女」を観ておいたほうがいいと思われ。
貴重な資料があ! 英語版まで消えてるってことは、投稿者削除ではないんかな。
130 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 18:28:03
映画版くらいDVD買えよ。
ぷんここ〜ん
村上春樹が出た時点でこいつの存在意義はなくなった。
後出しがなに言ってもむなしいよなぁ。
>>135 昨日、いつもの様に豪快なオナラをかましておったら、
不覚にも、うんちが放出された。
チビっとな。
たが、わしは江戸っ子、そのチビっとが許せなんだ。
で、わしは渾身の力を込めて、全部出し切ってやった。
全部だ!
これぞ、男。
これぞ、江戸っ子。
どうだ、羨ましいか?
俺は安部公房を超えたよ。 だから小説は書かない。 俺の作品を世に出したら文壇が壊れる。 無論、ノーベル賞を受賞するだろう。
麻生
140 :
吾輩は名無しである :2010/11/08(月) 20:16:12
壁のS・カルマ氏の犯罪とバベルの塔の狸を読んでみたけどものすごい催眠効果 をもたらしてくれた。下手な睡眠薬よりもきいた。
高校の数学程度のレベルでも居眠りするヤツが続出だったもんなあ…
昨日、でけえオナラしたら、うんちが全部出た! 全部だ! 後処理に3時間かかって、結局、納品が遅れた。 遅れた理由を包み隠さず、うんちが全部出た、と言ったら、 仕事がなくなった。 ネタじゃねえ、マジだ。
さて、砂の女を久しぶりに読むかな。
144 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 12:53:41
現役の小説家でオススメの人物を教えてください(国内外問わず)。 最近の文学事情は全くわからないので、同じ安部公房好きに聞いてみて参考にしたいのです。
145 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 22:31:56
146 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 23:36:44
樋口直哉、淺川継太って安部公房好きからみてどういう感じ? やっぱフン、という感じなもの?貴重な安部フォロワーの若手だけどまだまだ認められないみたいな?
147 :
吾輩は名無しである :2010/11/11(木) 00:03:51
いや、フォロワーで終わらなければいいなと思うよ。 自分もいつの日か伝統になってしまうのが怖いと言っていた安部のフォロワー。
おれは安部公房をこえたよ
>>144 Richard PowersのThe Echo MakerかThree Farmers on Their Way to a Dance読もうずwwwwwwwwwww
いつものように肛門に指を入れていたら、 急にうんちがしたくなったので、 おまいっきりうんちしたら、 口からうんちが出てきた。 これって、外出?
>>144 山尾悠子なんかはいいかも、安部も気に入っていたみたいだし。
153 :
吾輩は名無しである :2010/11/11(木) 19:24:16
安部が気に入ってたってホントなの? 安部が山尾について言及している文章あったら教えて。
おちんちんぷるぷるぷるぷる・・・
砂の女は凄いね。 何度、読んでも飽きない。
>>155 俺だったら一日中、あの女とセックスしてるな。
>>155 昨日、いつもの様に豪快なオナラをかましておったら、
不覚にも、うんちが放出された。
チビっとな。
たが、わしは江戸っ子、そのチビっとが許せなんだ。
で、わしは渾身の力を込めて、全部出し切ってやった。
全部だ!
これぞ、男。
これぞ、江戸っ子。
どうだ、羨ましいか?
>>153 >安部が気に入ってたってホントなの?
間接的によく聞く話なんで確かではないんだけど
俺自身も当時のSF雑誌で読んだようなも記憶ある。
ちんぽ〜
>>156 おれも。
我慢できん。
やりまくるな。
162 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 14:58:56
安部は芸術の天才だよね
俺は村上春樹の短編の方が好きだな。
164 :
吾輩は名無しである :2010/11/15(月) 19:47:03
春樹は安部や大江から影響受けてるのバレバレなのに なぜか第三の新人とか持ち上げたりする 不思議
ヤバイ、下痢弁がぴゅるぴゅるでてきた
166 :
吾輩は名無しである :2010/11/19(金) 18:22:25
保守れやボケども
167 :
鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/19(金) 18:46:43
また関西人か。殺されろ
168 :
吾輩は名無しである :2010/11/19(金) 19:00:02
>>167 = 童貞
これは疑いようのない明白な事実
169 :
鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/19(金) 20:09:54
寄るなよ、穢れ。関西人は血がよごれてるからな。何を言ってもゴキブリはゴキブリ。
170 :
鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/19(金) 20:19:39
本当にきたない。きたないこと以外なにもしない。涌けば涌くほどきたなくなる。関西人と聞くだけで吐き気がする。
171 :
鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/19(金) 21:29:32
関西人は人畜ですらない。奴隷にすら使えない。本当に汚いし、救えない。なぜこんなに汚いんだ。同じ島に住むのも耐え難い。汚すぎる。
なんか罵倒の言葉が最悪の人間性を象徴してるね。
173 :
鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/19(金) 23:04:02
>>172 もしお前の暮らす世界が人間界なら、そんな所に未練も親しみもない。お前と俺とは全然違う種だった。それだけ。近寄るな。
じゃあ死んじゃうしかないよね。どうやって生き続けるの?
175 :
鈴木 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/20(土) 00:01:47
>>174 「最悪の猿性を象徴してるよね」と言ってた先祖を思い起こす人だね。そこは土民の国かな?
176 :
吾輩は名無しである :2010/11/20(土) 20:20:14
てめえら安部のスレを遊びに使うな糞が氏ね
天皇って、日本建国から明治維新までずっと関西人だったんだよな。
つまり、
>>170-171 は、天皇のことを遠回しに言ってるわけだね?
178 :
吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 08:43:43
うるせぇ 安部と関係ねぇだろ てめぇは何人だとしてもクセェから心配すんな
179 :
吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 19:19:53
おちんちんから ドロリッチ☆
180 :
吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 19:53:05
安部のおちんちんは尿道縁
砂の女って膣炎だろ。 砂が膣に入っとる。 あああ、あの女とやりまくりたい。
鶏を騙して檻に入れて「あとは知ってのとおりだ」で終わるエッセイをもう一度読みたいんだが 随分前のことでよく覚えてないんだけど大学受験の国語の参考書みたいなのに収録されてた
>>182 原典は知らないが、いちおう砂漠の思想に入ってる
『死に急ぐ鯨たち』って今こそ読まれるべきほんだとおもうんだけどなあ。 絶版かあ……
ダンボールを被って箱男になり、 新宿二丁目を夜歩いてたら、 職質され、署で拷問されました。 警察は怖い所です。
西成署はそういうこと平気でやりますよ。
砂の女は何度読んでも楽しいです。 なぜですか? 傑作だからですか?
あなたの海馬に損傷があるからです
191 :
吾輩は名無しである :2010/12/03(金) 21:22:07
まんこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おれ変な夢ばかり見る こないだは、輸入国が関税率を上げるほど輸出国が儲かるって夢を見た(´・ω・`)
モルダー、あなた疲れてるのよ
密会を読んで勃起しました。 僕は変態ですか?
密会を読んで乳首ピンコ勃ちした私も変態かしら? それにしても、正統だからって、いつでも異端を駆逐する権利があると考えるのは許せないこと
でもそう言ってしまうと負けなんですよね、現実は 現実は難し過ぎるよ! ・・連投失礼しました
(最新)2010年、パチンコが原因の殺人事件、自殺(すべて別件)
10/1 栃木/3月18日に起きた足利市の妻刺殺 夫に懲役14年判決「パチンコでできた多額の借金が妻にばれそうになった」
10/1 徳島/石井町で契約社員の夫が妻を殺害
「収入は妻の障害者年金を合わせても月十数万円。借金数百万円。夫はパチンコや競艇を」
10/22 高知/04年7月に香南市で起きた強盗殺人に無期懲役
「パチンコ仲間と共謀してパチンコ仲間を殺害。両被告とも月20万円の借金返済」
10/28 和歌山/8月16日に白浜町で起きた花火帰りの中学生ひき逃げ死亡事件・初公判
「妻とパチンコして乗用車で帰宅する途中」
10/28 大阪/09年7月5日に起きたパチンコ店放火殺人事件(5人が死亡) 精神鑑定実施へ「店の常連でスロット中毒、借金200万円」
10/29 埼玉/午後4時、戸田市で男性が刺されて死亡「(2時間後)パチンコ店駐車場で犯人の身柄を確保」
11/2 鹿児島市/09年6月18日に起きた高齢夫婦強殺、初公判「犯行前日に年金14万円をパチンコ代などで使い果たし」
11/4 秋田/弁護士で消費者問題対策委員長の津谷裕貴さんが殺害される
「容疑者は仕事(鮮魚店や酒販店を経営)後、パチンコ店に毎日のように通っていた」
11/17 宮崎市/3月1日に起きた長男、妻、義母殺害事件 夫が起訴内容認める「自由にパチンコや出会い系サイトで遊びたい」
11/18 愛知/09年7月15日に弥富市で起きた父親殺し 息子(40)に無期判決「奪った2800円でパチンコに行く」
11/22 青森市/09年11月9日に起きた強盗殺人、女性(69)に無期懲役「パチンコで500万円以上の借金。所持金4200円」
11/28 山口/午前5時ごろ下関市で女児(6)が殺害される「DV男は勤めていたパチンコ屋で知り合った男」
12/07 佐世保/海上自衛隊・臨床心理士 山下吏良「パチンコやギャンブルにのめり込み、借金を抱えて自殺した隊員がいる」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/1733/1289258255/ ▲警察がパチンコ社会を作りだしている▲
▲パチンコを朝鮮玉入れと呼ぶのは間違っている・・・警察朝鮮玉入れが正解▲
http://news.livedoor.com/article/detail/4461070/ http://www.cyzo.com/2008/10/post_1040.html
198 :
吾輩は名無しである :2010/12/07(火) 14:12:06
エッチしてええええええええええええええええええええええええええええええ
A「わたしはエッチがしたい」 B「誰かわたしとエッチしてください」 同じ意味か…? 日本語ムズカシーネ
ついでに200ゲット
百年の孤独、のが面白いわ、アホ!
鯖落ち?
箱男を実際にやってみるか…
ドンゴロス用意しろよ
207 :
吾輩は名無しである :2010/12/24(金) 03:48:34
今の季節に箱男は危険かも。暖かくなってからにしたら。
でも新宿とか行けばリアル箱男たくさんいるやん。
10年前よりは激減してるけどな
石原慎太郎のせいで。腹が立つよなあ。
小泉と竹中はもっと貢献しているぞ。
結局最も重要な作品ってどれよ?
箱男だなあ
段ボールを用意したけど細かな細工が分からない…本棚を探ってみたけど箱男がなかった
ちゃんとビニール貼ってある耐水性の奴使えよ
216 :
吾輩は名無しである :2010/12/26(日) 16:46:52
救急車のサイレンが聞こえてきた
>>216 実際ウチの近所では年末になるとサイレンがよく聴こえる
爺さん婆さんが心臓発作を起こしてるのだろう
寒いからね…箱男たちに寝袋を配ってるおじさんは偉大だよなあ。
箱男ってホームレスと違うんじゃなかったでしたっけ
新宿の箱男の方がリアルなストリートライフを送ってるじゃん。
でもあれ思想じゃないから
「壁」についていけない…
Sカルマ氏は芥川賞の選者が言ってたようにシャミッソーと外套をベースにして あとは安部が認めているようにルイス・キャロルの要素足してそのまま出した感じで 今読むとやっぱり若いというか、ちょっと安易なところはあるな
でも最近の若い人誰もあんなもん書けないじゃん
そういう若さじゃなくて、作品の成熟度としての若さねw もちろん安部らしい実験的な作風とかはあるが
どんどんブンガクっぽく難解になってけば成熟したってことになるの? それとも読みやすくこなれればいい? どちらにしろ「ふーむこれは成熟してるな」と読者にばれたらだめじゃん 新しい考えを新しい言葉で書いてたのが成熟したと捉えられたら 読者も成熟して同じ地点に立ってて社会が成熟してるはずなのに
227に、何かの匂いがする。
229 :
吾輩は名無しである :2010/12/30(木) 10:21:32
227の言ってる事って言葉のイメージだけで全く内容がない。
緑色のストッキングのあらすじを教えてください。
緑色のストッキングより盲腸のほうが好きだな
シュール・レアリスムの獲らぬ狸
233 :
吾輩は名無しである :2011/01/02(日) 18:43:22
俺 は 安 部 公 房 を 超 え た
>>234 今はニコニコ生放送で面白い事やったら多少は見てもらえそう。
結局ネタが無いと語られないし、語られないと風化していく 三島はうまいことやったよ
今生きていれば2chにてプギャ〜とかワロスやら書き込んでいる安部の 姿が目に浮かぶぜ、うへへ
そして、ネットのやりすぎは感性の鈍麻につながるという結論を出す
ネット中毒から如何にして脱却するかを細々と述べた後、いつでも簡単に克服出来るので 今やめる必要は無いと締めくくる安部氏であった。
「花田清輝と安部公房 アヴァンガルド文学の再生のために」 が図書館にあったからざっと読んでみたんだけど砂の女まではいいが それから後の作品は酷いこれらの作品をほめる奴らの文学的センスを疑うって書いてあった
で? 作品の軒輊の有無を「文学的センス」みたいな曖昧模糊の言葉を使って 片付ちゃってる時点でその著者のオツムの程度が窺い知れるわな。 まぁ、これ書いた岡庭昇って奴はカルト犬作シンパだから俺はコイツの 人間的センスを疑うわw
>>241 あーそうなんだー、と鵜呑みにしちゃった
>>242 フリーの文芸評論家でメシを食える人って、絶対数が圧倒的に少ないからな。
そうでない人が、第三文明社という宗教出版社と手を結ぶことは仕方のない
ことだったのかもねw
245 :
吾輩は名無しである :2011/01/29(土) 23:54:56
前に男が2人出てくる短編の意味を 教えてくださいと訊いた者ですが ほんの題名を失念してしまいました 覚えている方がいたら教えて下さい その時はyahooブログから引用したような気もします
>>245 せめてその時のレスを示すか、覚えている事柄を全て話してください
>>241 『花田清輝と安部公房 アヴァンガルド文学の再生のために』は、花田の提唱した、
アバンギャルドの概念から初期の安部作品を読み解く過程自体は面白い。
実際、『砂の女』以降、安部はだんだん文壇での評価が微妙な立ち位置になっていて、
『箱男』からは「つまんなくなった」と見る人が多かった。
そういう無理界世代の意見の代表格としては参考になる。
それに、最近出た『運動体・安部公房』も『安部公房の<戦後>』も、
両方とも初期作品から『砂の女』までを分析対象としている。
文学評論家からすれば、方法論を確立するまでの時期の作品の方が刺激的なんだろうね。
だいたい「通」は“初期はよかった”と言いたがるもんだし。
248 :
吾輩は名無しである :2011/01/30(日) 16:29:46
>>246 うーんよく覚えてないのレスが
誰かを待っていて結局誰も来なくて
警官?か誰かが、「誰かを待っているのか」
ときいてみると誰も待ってないみたいな
後半は怪しいです
>>247 >>だいたい「通」は“初期はよかった”と言いたがるもんだし。
それは「通」じゃなく「通ぶった奴」の間違いだろw
だから「」がついてるんだろ
>>248 『笑う月』所収の「発想の種子」じゃないかな。
小説ではなくて、創作ノートに綴られた覚え書だけどね。
252 :
吾輩は名無しである :2011/01/30(日) 18:41:13
箱男の原点だね。
254 :
吾輩は名無しである :2011/01/30(日) 23:44:32
つい最近、 安部公房講演 小説を生む発想「箱男」について を入手。 ケータイに入れてよく聴いてるが、安部の肉声が聴けるっていいな。
255 :
粕漬マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2011/01/31(月) 00:18:29
砂の女は花田の強い影響下で書かれているから、そこから抜けたものの方が面白いんじゃないのか。
花田と一緒に共産党に入って花田と一緒に除名されたんだよね 共産党に在籍していた過去を安部本人はどう思っていたんだろうか
257 :
吾輩は名無しである :2011/01/31(月) 13:05:37
赤旗売ったりオルグやったり 当時はそれなり充実した青春だったんじゃないかなあ
1950年前後、当時の作家の多くが共産党に入党したらしいから 自分が異質だったとは思ってないだろうね。 内田百間でさえ入党しようとしてたくらいだし。
259 :
吾輩は名無しである :2011/01/31(月) 16:32:59
たしか党大会かなんかで中野重治にあてつけ言われてカチンときたとか、 その頃のこと色々打ち明けたインタビュー全集で読んだ気がする。
ハニヤなんか死ぬまで党員だったわけだし あの頃はそういう時代だった
共産党入党については、 熱病につかれたようなものだった、と述懐していたような。 安部は野間宏には青年時代にだいぶ世話になっていながら、 辻井喬によるとその後は明確な批判者となり、作品も全否定していたそうだ。
262 :
吾輩は名無しである :2011/02/01(火) 18:38:24
安部は恩人や友人に対してもきついよね。 辻井だって安部のパトロンみたいなことしてたけど作品はまったく認めてもらえなかったみたいだし。
ドMパトロンw
264 :
吾輩は名無しである :2011/02/01(火) 20:35:14
さすがに石川と花田と埴谷は気に入らなくても批判できなかったと思う
大江は年下ってこともあってか普通に馬鹿にしてたけれど、 さすがに石川や埴谷には影でも直接でもいえんだろうな
一宿一飯忘れるなかれ
三島が安部に真面目な顔して「今のうちから小食になっておけ」って言ってたエピソードが面白かったなw
268 :
↑ :2011/02/03(木) 06:07:30
kwsk
三島は常々、そのうちきっと日本で右翼革命が起こると信じてたらしい そうなったら安部君なんかは生きていられないから、俺の家で特別に匿って下宿させてやる 肩身狭くなるだろうが、今のうちに小食になっておけと半ば本気半ば冗談でよく言ってたらしい
即レスありがとう
図書新聞の文芸時評で、「砂の女」の原型になった「チチンデラヤパナ」?については花田は「脱出不可能と見える砂の壁と戦って見せる必要があるのではないか」と評してる。 いっぽう、同じく穴の底に落ちる話として島尾敏雄の死の棘を取り上げて、「アヴァンギャルド芸術のチャンピオン」の私小説への後退が誤解であったとして、その戦術的退却を認めている。 それから最後に石川淳にも触れて、「批評家は天才を黙殺しなければならない義務があると思って」これまで石川淳に触れなかったがこれからはそういうストイシズムとは縁を切ると書いてあるw
チチンデラヤパナについては不満だったみたいだが、もちろん「砂の女」へ改めてからの評価の仕方は皆の知っての通り しかしアドバイザーとしてかなり的確な指摘してたのだなと思った
>>271 「いっぽう〜」以降、あなたが何を言ってるのか意味不明なので、僕にも理解できるように、もう少し解説よろしく
>>273 島尾敏雄の死の棘については、かつての「アヴァンギャルド芸術のチャンピオン」が前衛から程遠い私小説書きに後退したと考えて、これまでその手の一篇も読まなかったそうだ。
で、その「私小説」を読んでみたら私小説らしからぬ抽象化がなされていて前衛としての島尾敏雄の健在を確認できた、ということらしい
石川淳はその月何かの座談会に出ていて、花田清輝から見て相変わらず天才と見えたそうだ。その座談会は見てないからよく知りません。
で、「批評家は天才を黙殺しなければならない義務があると思って」云々は花田の言。
で、それらをこのスレで引いた意味がわからないということなら、安部公房と同時期の前衛作家2人が同じ時評に取り上げられてたのが珍しかったので以上の意味は無いです
花田の砂の女評を探してたらチチンデラヤパナ評が見つかったので
こっちの短編(チチンデラヤパナ)は皆さんどう思われますか?
275 :
吾輩は名無しである :2011/02/03(木) 17:55:00
良き医者は良き患者 なら 良き批評家は良き作家?
ノー!
節分だからイワシ食った
>>274 どうもです
なるほど、そういうことですか
「批評家は天才を黙殺しなければならない義務があると思って」という発言について、何で参照できますか?
>>278 単行本だと『冒険と日和見』、花田清輝全集なら9巻所収の「穴の底に落ちる話」です。
全集9巻には「ブラームスはお好き?」という題で筑摩書房新鋭作家叢書「安部公房集」の解説も収録されています。
そこでは、「いまの作家は、みんな作家であると同時に批評家でもあ」り、また「とりわけ安部公房はすぐれた批評家です」と書いてあります。
ほかに第7巻にそのままずばり「安部公房」、10巻に「『脱出の文学』からの飛躍―安部公房『砂の女』」があるそうです。
大江は安部に馬鹿にされたのを笑い話にしてたな 夢で左右対称の安部が出てきたのは「あべこべ」と「安部公房」が似てるからじゃないかとか わざわざ本人の家まで言いにいったらしい
282 :
吾輩は名無しである :2011/02/04(金) 13:30:36
大江が三島や安部について回想しているのを読むと、 生き延びてしまった人間の無残さが伝わってきてなんか嫌だ
「砂の女」の主役の岡田英次とは仲良かったのかな。 岡田が俳優仲間の葬式に行かなかった時も、安部が庇うような事を言っていたし。 腕っ節の強かったらしい岡田に腕相撲で簡単に勝ったとか得意気に書いていたけどw
昨日、BSジャパンで「俺たちの旅」を観てたら、オメダの親父役で岡田英次が出てた
ピンクフロイド好きだったんだって? シドバレット期の事かな?
286 :
吾輩は名無しである :2011/02/05(土) 20:56:24
アルバム「狂気」を絶賛してたよ 曲単位だとエコーズなんかも
安部先生のシンセ是非聴いてみたいです
288 :
吾輩は名無しである :2011/02/06(日) 09:31:41
花田清輝全集についてコメントしてる人・・・・津原か? 案外、鈴木だったりしてw 鈴木は花田が好きそうだもんなw
安部さんのシンセの先生は湯浅譲二あたりかな。 それとも独学かな。
安部公房は才能もあってセンスもよくて でも、自分がヘンな顔だから『箱男』や『他人の顔』みたいな 外見が記号化されたアイデンティティクライシスものを書いているんだな〜 って高校生のときは思ってました。 (テレビの『文學ト云フコト』きっかけで読んだ) ご本人は満州出身だから、みたいなことを書いていましたが ホントかよー、と思ってたな。 このスレ見てたら 読んだことのない作品も読んでみたくなりました。
茂顕、互いのチンチンの匂いを嗅ぎ合おう! 互いの肛門の匂いを嗅ぎ合おう! 俺は茂顕のために毎日チンチンを鍛えてる。 大陸の帰り尾行に成功して、 茂顕の居場所を特定できた。 茂顕、訪問してもいいか? 俺は、訪問したら、 茂顕の股間をグッと握る。 そしたら、茂顕も俺の股間をグッと握ってくれ。 そして互いに、「もっこりもりもり!」と叫び合おう! 草皆茂顕、ビキニブリーフは買ったか? 俺は買った。 互いのモッコリを存分にしゃぶりあおうではないか、堪能しようではないか! 草皆茂顕、ビキニブリーフを取って直に互いのチンチンをしゃぶりあおう!肛門をしゃぶりあおう! 俺は準備出来てる。 二丁目のプラチナでいいか? 無視するなよ、我が愛しの草皆茂顕! さあ、草皆茂顕、パンツを脱げ!
壁って結局どう読めばいいの?
短編集のテーマが壁なんだろ
Sカルマ氏に関していえば、外套とかシャミッソーとかルイス・キャロルのパクリ
パクリとインスパイアの区別ぐらいできないのかよ アホすぎて話にならん
シンセは安部公房展で展示してたけどメカメカしくてかっこよかったな
!ninja
冒険の書(Lv=21,xxxPT)
内なる辺境のカバー外したら超かっこいい鳩が居た
299 :
吾輩は名無しである :2011/02/12(土) 03:52:26
箱男を眠りながら読んでいた
そして俺は魚になった、いつ覚めるか知れない夢の中で
いま、でけえオナラをした。 ところが、匂いがリアルなんだよな。 で、パンツの中を見たら、うんちが飛び出てた。 どう思うね? 俺も歳かな・・・。
無知無教養の低脳者は糞尿話が大好きってことは分かった
口いっぱいにほおばって憤死すればいいと思う
コピペにマジレスするなよ。
>>302 昨日、いつもの様に豪快なオナラをかましておったら、
不覚にも、うんちが放出された。
チビっとな。
たが、わしは江戸っ子、そのチビっとが許せなんだ。
で、わしは渾身の力を込めて、全部出し切ってやった。
全部だ!
これぞ、男。
これぞ、江戸っ子。
どうだ、羨ましいか?
粋だねぇ
そして俺はユープケッチャになった、只ひたすら自らの排泄物を食らい生きる永久機関となったのだ
>>305 ゴム屑も生意気に腹立ててレスに反応することあるんだなw
>>308 昨日、でけえオナラしたら、うんちが全部出た!
全部だ!
後処理に3時間かかって、結局、納品が遅れた。
遅れた理由を包み隠さず、うんちが全部出た、と言ったら、
仕事がなくなった。
ネタじゃねえ、マジだ。
箱男の真似してたら職質された挙句、留置された。 マジだ。
>>224 >>294 ルイス・キャロル要素と簡単に言っているが記号論理学から読めたりはしないだろうか
>>310 そういうネタ、昔、流行ったけど、嘘なんだよな、おまえみたいに
デンドロカカリヤの真似してたら抜かれて持ち運ばれた挙句、頭にネームプレート打ち込まれた。 マジだ。 くらいじゃないと誰も信じないよ
あるいは、脛からカイワレ大根が生えてきたとかw
電波少年で箱男生活やってたよね
人魚伝のマネしたら起きた時チンコだけになってた
>>312 昨日、いつもの様に豪快なオナラをかましておったら、
不覚にも、うんちが放出された。
チビっとな。
たが、わしは江戸っ子、そのチビっとが許せなんだ。
で、わしは渾身の力を込めて、全部出し切ってやった。
全部だ!
これぞ、男。
これぞ、江戸っ子。
どうだ、羨ましいか?
>>317 それ、面白いか?
幼稚園児レベルの書き込みするなよ
319 :
吾輩は名無しである :2011/02/17(木) 01:47:48
>>318 最近、よく見かけるコピペだよ。いちいち反応するな。
>>318 モコは 昔、暴走族の巣に入りびたって 激しいSEXをしていたのです…☆
だが 実は 前に暴走族の巣に行った時に 強姦されて 怖い目にあいまして・・*
それからというもの、 恐怖心が芽生えてしまって …
暴走族の巣に 行くのが トテモ怖いのヨ!☆ モコを許してネ*
しばらくして モコは普通のマジメな公務員と結婚しました☆
その方は モコを大切にしてくださいました*(*)((φ))
ところが その幸せな新婚の家庭に あの暴走族が やってきたのです☆
モコは 夫が見ている前で アナルまで 犯されてしまいました*
そこで モコは よがってしまったのです☆(*)((ο))
暴走族「とんでもないヘンタイ女だな!」(*)((φ))
モコ「いやぁ! あなた! 見ないでぇ〜!」 (*)((ξ))
暴走族「刺激の無い 退屈な生活に うんざりしていたんだろう!?」☆
モコ「ああっ、気持ち イイ…」(*)((φ))
暴走族「気持ちイイのかヨ!? この女、ケツの穴で感じているゼ!!」*
テカテカ光るモコのマ●コ(*)((σ)) 高級ヘルパー嬢☆モコ(*)
デヴィ モコ スカトロ婦人(*)((Φ)) 青春の青い鳥☆モコ(*)
「あばずれモコがアナルで感じていた事件」といえば、その悪質さが
マスコミでも大々的に報道された事件だ(*)((Φ))
あんなにも ケダモノのような声で よがるとは、本当に性悪女だ☆
かつてのモコ支持者も、「人間、落ちる時は早い!(*)((ο))
こんなに、あっけなく落ちぶれるものなのか」と 驚いていた(爆笑)*
ナチスと戦ったドイツの劇作家ブレヒトは言った (*)((ξ))
「真実は戦闘的なものである。真実は、真実でないものと戦うばかりでない☆
真実でないものを広める人間とも戦う」と宣言した (*)((Φ))
我々も同じだ☆ デマを生み出し、デマを広め、社会を惑わす悪人は許さない*
悪は必ず伝染するからだ* 悪を放置すれば、そこから毒気が回っていくからだ☆
無名詩集のまねしてたら名前がなくなった。 マジだ。
飛ぶ男、かなり文章力落ちてるね…… 会話文と欲情してる下ネタばっかりって感じだった 微妙に残念、構成も一本調子で単純すぎる感じがした…… 酒と煙草ばっかりくわえてるから脳みそ劣化早いんだよ(泣)
あと
>>125 で紹介されてた
マルケスの愛と悪霊とその他なんたらを読んでみた。
けど、これは安部は全く関係ないと思う。
最後の場面は、葡萄が足に自生していたわけでもなく、食べて飢え死にしたわけでもなく
正確には
「夢のなかで、膝の上に置いてあった葡萄を全部食べ終わった瞬間死ぬ」
というもの。そういうジンクスがあって、実際に少女が死んだわけで……。
作品も、幻想的というよりかは、中世の宗教の権力機構を解き明かしたような感じで
カンガルー・ノートには似てないし、臑からカイワレ大根と、膝の上の葡萄は、やっぱり似てないと思う。
雑文スマソ。このスレ4ヶ月ぶりに見る。
>>322 だって飛ぶ男は完成稿じゃないでしょう。
ねりさんがこんど本をだすよ
326 :
吾輩は名無しである :2011/02/28(月) 23:12:17.72
ねりさんって誰ですか?
くだらないですが真剣に悩んでます。マジレスお願いします。 昨日、独り暮らしの知り合いのアパートで晩ごはん食べたのですが、炊いたごはんを茶碗に入れる時、とても怪しかったんです。 台所で知り合いが炊いたごはんを茶碗に入れてる時、僕がいる部屋とつながるドアをバタンと閉めました。何か見せられないような事をしてるのでは?と思いました。 そして知り合いが茶碗に盛ったごはんを持ってきました。別の知り合いが持ってきた唐揚げをおかずにしました。その問題のごはんなんですが、食べ進んでいくと 中に赤っぽくなってる部分がありました。これはもしや独り暮らしの知り合いはエイズで茶碗に入れる時僕に感染させるためにごはんに血を混ぜたのでは?と思いました。 ですが、ごはんをご馳走してもらってるのにそんな事を言ったらものすごく失礼なので何も言わず残さず食べましたがやはり心配です。 知り合いはそんな悪い奴には見えませんが僕を殺そうとしてるのでしょうか?
心中?
飛ぶ男に出てきた写真て実際にアルバムに同じ写真のってるよねコンドームのやつ
行きたかったなあ。 レポよろ
部屋の真ん中で、 全裸で尻をおもいっきり振って白目剥いて奇声を上げ全身痙攣してオナラしたら、 うんちが全部出た。 全部だ! 畳に散らばったうんち、どうする?
336 :
125 :2011/03/12(土) 05:24:46.26
>>323 マジか、すまん。俺の読解力のなさビョーキレベルだな…
死に急ぐ鯨たちをみたら気をつけよう
338 :
吾輩は名無しである :2011/03/14(月) 21:33:08.33
方舟さくら丸の核シェルターに逃げたい
339 :
吾輩は名無しである :2011/03/14(月) 21:42:11.95
水棲人だったら津波にも耐えられるかな。
しかし弱者への愛には…
俳優座の『制服』公演、二日やっただけで中止になったんだな。
砂の女を超える作品を書きました。 どうやらプロ作家になれそうです。 ありがとうございます。
詩情とサスペンスに充ちた見事な導入部、再々の脱出のスリル、そして砂のやうに簡潔で無味乾燥な突然のオチ、 ……すべてが劇作家の才能と小説家の才能との、安部氏における幸福な結合を示してゐる。 日本の現実に対して風土的恐怖を与へたのは、全く作者のフィクションであり寓意であるが、その虚構は、 綿々として尽きない異様な感覚の持続によつて保証される。これは地上のどこかの異国の物語ではない。やはり われわれが生きてゐる他ならない日本の物語なのである。その用意は、一旦脱出して死の砂に陥つた主人公を 救ひに来る村人の、「白々しい、罪のないような話しっぷり」一つをとつても窺はれる。一旦読み出したら 止められないこと請合の小説。 三島由紀夫「無題(安部公房著「砂の女」推薦文)」より
あの集落って、津波が来たらどうなるんだ?
345 :
吾輩は名無しである :2011/03/26(土) 20:58:24.69
砂の女を超えた自信があるなら筆名と作品名くらい書けよ
346 :
吾輩は名無しである :2011/03/27(日) 09:58:28.79
ねりの安部公房伝が出るな
発売日 : 2011/03/31 安部公房伝 3,360円 魅力に富んだ構成の写真頁、ゆかりの人々へのインタビューと併せて立体的に肉薄する、人間を愛して止まなかった作家の真実。
>>346-347 この本の163ページの最後の行に「石川の指摘は的は得ていることがわかる」
っていう一文があるけどこれあってんの?
最近は的を得るも間違いじゃないってよく聞くけど
349 :
吾輩は名無しである :2011/03/30(水) 20:47:49.41
間違い。
安部公房伝欲しいなあ
ついに出たのか たのしみすなあ
只今、全乗船者に漏れなくジジイのチンポ付き!
俺は長井 長井だけれど蛇ではない なぜなら人間だからである
357 :
吾輩は名無しである :2011/04/04(月) 21:17:51.34
高校の教科書に載ってる安部公房作品って何だっけ? どうしても思い出せない。高2のとき授業でも扱ったんだけど、そのころあんま興味なかったから
鞄じゃなかったか 授業ではやらなかったけど面白かったから憶えてる
思い出せない。 棒になった…のような気がするんだけど、今日本屋で見ても全然ピンとこなかった。 ゆとり世代で、教科書(国語U)の色は薄緑だったような気がするんだけど、出版社何だっけ 安部公房の顔写真も載ってたのは覚えてる。萩原朔太郎『月に吠える』夏目漱石『こころ』森鴎外『舞姫』なんかやったと思う。 気になる〜•••• 実家に帰っても教科書なんてどこにあるかわかんないし 鞄のような気もしてきた
理系クラスなの まわりオタクばっかりだったから、文学の話なんてする気になれない
あとあがってるの以外だと赤い繭くらいか
87年うまれだけど『棒』が載っていたよ 戯曲『棒になった男』ではなくて『棒』のほう
赤い繭は教科書で見た記憶がある あと棒はどっかの高校入試の過去問で出てたような
>>362 感度の高いオタクが好むような要素も入ってるぞ
88年生まれ、光村?の教科書は"鞄"が載ってた
砂の女の映画版見たけど完璧だった 脚本が本人だったんだな 原作ありきの映画としては最高の出来で感動した
部屋の真ん中で、 全裸で尻をおもいっきり振って白目剥いて奇声を上げ全身痙攣してオナラしたら、 うんちが全部出た。 全部だ! 畳に散らばったうんち、どうする?
「全部」って何だよw
373 :
吾輩は名無しである :2011/04/15(金) 17:12:46.42
ようこそ、キーンさん 柳美里のように関東から関西に逃げた作家たち(関西出身作家を含む)とは真逆の態度を示してくれましたね
374 :
吾輩は名無しである :2011/04/17(日) 09:25:13.65
全作品を買って闖入者まで読んだが この人にはハッピーエンドを期待しちゃいけないのか? ここまで、ほぼオールバットエンドで精神的に滅入る
375 :
吾輩は名無しである :2011/04/17(日) 09:41:19.24
純文学にハッピーエンドはありえない。
罪と罰はやたらと明るい終わりだったような でもそれも例外だったな、あと十冊ほど頑張って読むわ
377 :
吾輩は名無しである :2011/04/17(日) 15:33:12.33
シベリアに流刑になるのに、どこが明るいのかな?
いきなり全作品を順番に読み出すってすごい決意だな カタルシス完全否定の作風なんで読んでもハッピーにはなれんよ
379 :
吾輩は名無しである :2011/04/17(日) 18:26:07.68
罪と罰は一応のハッピーエンドでいいんじゃないの あの小説は罰から逃げる楽しみの物語ではなくて 病んだ犯罪者の魂の救済を問題にしてるわけだし
>この人にはハッピーエンドを期待しちゃいけないのか? いけない。
ハッピーエンドとかバッドエンドとか言う考え方自体が陳腐。
砂の女なんて最高のハッピーエンドじゃないか。 あんな開放感めったに味わえるもんじゃない。
あのオチは、絶望すら奪われた主人公の悲劇を皮肉たっぷりに描いているわけだが・・・・ まあ、どのように読んでも個人の自由だな
安部がよく言う見方を変えると世界が一変するっていう通り 非日常が日常に転化していく過程を描いているわけだから 俺もハッピーとかバッドとか皮肉たっぷりとかってのはどーかと思う
>非日常が日常に転化していく過程を描いている どーかと思う
386 :
吾輩は名無しである :2011/04/20(水) 19:58:22.53
WIREDの必読書アンケートに安部の第四間氷期がエントリーされとる このスレの住民は投票したろ?
387 :
吾輩は名無しである :2011/04/20(水) 23:36:04.55
若い頃、10代半ばから20代にかけて、阿部公房が好きで阿部公房ばかり読んでいた。 いま、40代になって読み返してみると、なんだか無味乾燥で、全く面白く感じない。 最近は古典、たとえば徒然草などが好きだ。 自分が成長したのか劣化したのかわからない。
阿部公房はやめて、安部公房を読むことをお勧めする。
わろた
兼好ってハイソだからね。定住しちゃったって事だろうね
391 :
吾輩は名無しである :2011/04/21(木) 15:26:07.27
安部は芭蕉なんか(人物として)評価してたよ
おすすめの「安部公房」研究者を教えてください
三島、般若
394 :
吾輩は名無しである :2011/04/22(金) 10:23:26.81
アカデミズムにはいないの?
395 :
吾輩は名無しである :2011/04/25(月) 17:00:04.98
いない。
test
やっと書き込みできた。 古い話だけど、池田龍雄のアヴァンギャルド展行った? 安部発行の機関誌とか写真とかたくさんあったよ。 客はスルーしてたけどね・・・ 時間足りなかったからまたやって欲しいんだけど。
そういうのは終わる前に教えてくれよ!
終わりし道の標に
>>398 話題になってないなとは思ってたんだがな。スマン。
まぁ、岡本太郎関連でまた特別展あると思うよ・・・
401 :
吾輩は名無しである :2011/05/01(日) 06:50:16.63
このひとの演劇って何か意味あるんですか? 砂の女は大好きですが、演劇関係の仕事でおすすめ教えてください できたらdvdでみられるようなものを希望します。 私はスペイン人のハーフなので日本語苦手です。 砂の女はドンキホーテみたいです。
?El drama de esta persona tiene cualquier significado? Amo a Mujer en las Dunas, pero tiene esperanzas de la cosa que se ve en dvd si lo termino y por favor lo enseno y es posible empujar a traves de trabajo drama-relacionado. Porque soy una persona espanola de linaje mixto, es un punto debil japones. La mujer en las Dunas parece ser Don Quixote. ?この人のドラマは、意味を持ちますか? 私は砂の女が好きです、しかし、私がそれを終えるならば、彼/彼女にはあなたがdvdを入れたままにしておくということの希望があります、そして、どうか、彼/彼女はそれを教えます、そして、演劇関連の職場の中を押し分けて通ることは可能です。 私が入り混じった血統のスペインの人であるので、それは弱い日本の点です。 Dunesの女性は、ドンキホーテであるようです。
403 :
吾輩は名無しである :2011/05/01(日) 20:00:36.26
何か意味あるんです 日本語苦手でもfeelingでgoodね DVDはnot saleよ
404 :
吾輩は名無しである :2011/05/01(日) 20:14:38.25
やっぱり三島由紀夫がノーベル賞をもらうべきだったんじゃないのか?
やっぱり村上春樹が・・・
たぶん 俺の予想だけど、作品のレベルが極限の域に達した作家は、わざとノーベル文学賞からはずしてるんじゃないかな? トルストイでまずミスったからね。 カフカ、ジョイス、プルーストってノーベル賞関係ないでしょ。 それか、80年代から村上春樹の存在に気づいてて、夏目漱石・安部公房・…って傑作拾ってるわけだから、 引き立て役に大江健三郎に与えたんじゃないかと思うんだけど。(引き立て役っていうか、作品はもちろん最高レベル)(初歩の読者が興味持ちにくい) ノーベル文学賞決めてるのってフランスなんでしょ?日本の研究なんてものすごくされてるはずだし
407 :
吾輩は名無しである :2011/05/02(月) 07:07:17.68
春樹を意識するのはここ5年です。・・
ノーベル委員は知らんが、日本の評論家ははじめから、目つけてるでしょ。 あと役者として、フランス何とか会員 川端→文学の先生 、ヨショト氏 大江→サルトル、(清少納言) 村上→カミュ、(紫式部?) ばなな→
日本の偉い人はケチつけてて ちゃんと読める人はバカにしてたです
ノーベルはフランスではなくのノルウェーの人
2010年が万延元年から150年
412 :
吾輩は名無しである :2011/05/02(月) 22:29:17.08
408-410 意味不明。間違いだらけ。 なんなんだ、このスレ?
お前は何者だ? と問われた。 俺は何者だ? と問い返す。
414 :
吾輩は名無しである :2011/05/06(金) 01:05:48.38
安部が取れたなら西脇順三郎も取れててもいいだろ
ここ初めて来たけど、日本有数の世界的作家なのにひどいスレだな
416 :
吾輩は名無しである :2011/05/07(土) 05:53:57.99
>>415 日本も世界だバカ。糞白人奴隷は死に腐れ、穢多。
日本は世界じゃないなんて言ったかよ?ド腐れニートが喧嘩相手探してるのか?
つーか反論が意味不明で眩暈がしたよ
なんか勘違いしてない? スレ以前に2ちゃん自体がマトモな場所じゃないんだけど まっとうな文学談義したいなら、よそへ行きなよ それに煽るんじゃなくて、自分から何か話題をふればいいじゃん
>>419 お前がマトモじゃねーんだろうが。お前が話すバカでつくってるんだろ? ここ。
読書を美徳と勘違いしてる奴らは下らないもん有難がるからね
422 :
吾輩は名無しである :2011/05/07(土) 20:54:55.58
でも確かにこのスレどんどん劣化して行くよね。それは確かだと思うよ
何を持って劣化とするのか?
ひとつ いいことを おしえて あげる てすたー があって もし かんさいご だけを わけてみな だれが あしを ひっぱっているか わかるよ
425 :
吾輩は名無しである :2011/05/07(土) 21:40:05.46
こういう反応を劣化と言う
426 :
吾輩は名無しである :2011/05/07(土) 21:41:51.98
最近劣化したって言われて反駁すれ書いてる奴は自分が該当してると思ってる何よりの証拠
まだやってんのお前らw
誰か箱男の魅力を語ってよ
いや、方舟さくら丸の魅力を語っていただきたい。
いやいや、今度こそ密会の魅力をだな
あ
カンガルー・ノート
時の崖が好きだな あと鉄砲屋やイソップの裁判もいい
そうだ、安部公房の魅力を語ろうぜ!
それがいい!
安部公房の魅力というと、やっぱあの髪型と眼鏡かね。
そういや本屋でドナルド・キーン自伝みたわ 公房の話も少し出てくる
438 :
吾輩は名無しである :2011/05/08(日) 18:32:36.49
とにかくドライな作家と見られがちだけど 結構ウェットなとこあるよね?
女に対する執着が
密会の溶けるところとか?
砂の女でも箱男でも古くはR62号の発明でも女に対する執着が激しい これはある種の劣等意識や飢えの裏返しとしてのものだろうな
まあ苦労した人だったようだからね でもその感情や体験をそのまま小説に書かなかったのが 近代日本文学における安部公房の画期性でもあったと思う
今の人間からみれば苦労人であることに間違いはないだろうけど 同時代の人間から見たら親が医者って時点で大分恵まれているんじゃない? 文学なんてものに傾倒していられるのは、喰う物にも困っている人から見たらうらやましい限りでは? そうでもない?
あの時代の日本や満州の人々と比較されてもなぁ… それに文学に傾倒できて生活の心配がいらないなら苦労してないと言うなら 戦前の日本作家の多くは道楽者ですよ
445 :
吾輩は名無しである :2011/05/10(火) 19:28:02.11
道楽言うな
SFに分類される?
SF傑作集みたいなので安部さんいたの見たよ
>>443 >文学なんてものに傾倒していられるのは、喰う物にも困っている人から見たらうらやましい限りでは?
>そうでもない?
いや、食えなかったから
当時の流行作家であった石川淳に飯をおごって貰っていたんだよ
しかし、割と年の近い開高なんかと比べても安部の“飢え”は強烈だね
同時代の作家を探してもあんなのはなかなかいないよ
飢えてるかなあ 女に関しては、はなから見限ってるというか突き放してる印象が
450 :
吾輩は名無しである :2011/05/11(水) 01:10:18.13
でもマチ夫人は美人だぜ
そうなん?
ねりタソは父親似?
453 :
吾輩は名無しである :2011/05/11(水) 02:27:33.59
絶対ブサイクだよ娘w
中上の娘みたいに親の七光で作家デビューするという選択肢もあっただろう しかし、それを蹴ったのだから、中上の娘よりはブサイクではないだろう ていうか、もうオバサン
安部ねりって、最近の写真見たらお父さんそっくりでワロタww
中上紀・・・昭和46年(1971年)生まれ 安部ねり・・・昭和29年(1954年)生まれ 年代が相当ちがう
ネットだとか、文庫本の写真で見る安部って不細工だけど、若い頃はけっこう昔風のいい男だよ。 石川淳とかに可愛がって貰ってた頃の写真では、痩せていて、いかにも頭が良さそうな青年。
30位から急激に崩れて行くだろう? 顔も体型も
禿げないのは羨ましい 俺もあんな白髪になりたい
461 :
吾輩は名無しである :2011/05/13(金) 20:18:06.87
安部公房は芸術家
砂漠の思想ごらんになった方います? どうでした?
>>462 本のこと?
普通、本を「ごらんになった」とは言わないから、そういうタイトルの演劇かなんかあるのかな。
そうですね勉強なりました。本の話です
本のことね。 なんだかエッセイのごった煮という感じ。 論文のような難解なものから、気軽に読めるミニエッセイまで、いろいろ。 公房ファンなら一読の価値はある。 ただし、それぞれのエッセイは昭和30〜40年代に書かれているので、話題はかなり古い。
「実験美学ノート」や「種のない話」は今読んでも鋭い批評だと思う あと、ダムの話はルポ風で面白い
>>463 >普通、本を「ごらんになった」とは言わないから、
日本語のお勉強が足らないようですね 笑
どうもありがとうございます 買ってみます。 日本語はむずかしいです
>>467 「ご覧になる」は「見る」の尊敬語だからね。
あなたは日常的に「本を見る」という言い方をするのかな?
>>469 >あなたは日常的に「本を見る」という言い方をするのかな?
日本語のお勉強が足らないようですね 笑
なんだ、気違いか。
472 :
吾輩は名無しである :2011/05/14(土) 21:50:50.21
>>462 >砂漠の思想ごらんになった方います?
こういう上品な日本語はここには不似合いです。
と、決めつける下品な日本語が似合う
>>472 は文学にさえ不似合です。
(◕∀◕)「ご覧になる」 「オランガタン」(◕∀◕) (◕∀◕)「似てますよね」(◕∀◕)
ちょっと何言ってんのかわかんねぇけど
みんな安部以外に何を読んでんのかな?ちなみに自分は芥川賞とった西村賢太にはまってる 安部とはまったく異なるタイプの作家だけど卑猥で面白い。
西村スレ池
酷いこと言うなよ 数少ない安部ファンどうしだろ?
480 :
吾輩は名無しである :2011/05/15(日) 12:38:47.93
>>478 安部公房はこういう仲間意識の押しつけが、一番嫌いだと思う。
安部が好きな人は他に何読んでるの?俺は○○が好きなんだけど〜 っていう流れをここで今までに何十回と見たわ
俺は安部が好きなんだけど〜
484 :
吾輩は名無しである :2011/05/16(月) 14:43:56.49
このニュースに感激してる日本人の何割が キーンの日本文学史や天皇論をまともに読んでるのか
485 :
吾輩は名無しである :2011/05/16(月) 16:27:46.08
キーンは一冊だけ読んだことあるぞ、「日本語の美」だかなんだかを 特に日本に贔屓してないっていうか、まあ文学者としての真摯な態度は感じられたな
486 :
吾輩は名無しである :2011/05/16(月) 16:59:35.70
安部ファンは少なくはないだろ
487 :
吾輩は名無しである :2011/05/17(火) 09:26:29.22
安部つながりで 最近はイカ娘にはまってる
また奇形
樹木希林の話し方や話す内容が、なんか安部っぽいww
490 :
吾輩は名無しである :2011/05/18(水) 23:11:58.77
今日、ある劇評家の本を読んでると 「安部さんの演劇を紙面で悪く評していたら、その安部さんに嫌われてしまった」うんぬんってことが書いてあった 作品から、けっこう達観してるような人なのかなあと私的に想像してたんだけど、そういう面もあるんだな
どう見てもプライド高そう
演技指導の時のドヤ顔といったら…
>>490 党から評価されたくて第三の新人を共産シンパに引き入れるため色々奔走したのに
お朱門ちゃんや阿川、吉行に素で引かれてたり、なにかとお茶目な人ですよ
きのう飢餓同盟を読み終えたけど、この人共産党に入ってたんだ 「あんなもんと一緒にするな!」みたいなセリフがあったのに
495 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 16:54:41.42
最近講談社の文芸文庫にリービ秀雄の短篇集『天安門』が入った。 その短編集に収録されている「満州エクスプレス」という作品は リービが安部スタジオに出入りしていた頃の、安部の思い出を、三人称の回想小説に仕立てたもの。 安部ファンもぜひ一読を。
リービどう? ってことか、掻き立てられるなぁ
497 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 18:20:44.64
498 :
吾輩は名無しである :2011/05/20(金) 20:42:06.63
生前付き合いがあって、安部のことを書けそうな作家も減ったね 大江は最近よくエッセイとかに安部の思い出を書くね
海外では知名度があったのに、掘り下げた研究がなされないのが残念だね。 特に『カンガルー』はキーン氏の著作を読まなければ、あのカイワレの意味が分からないと思う。 無論、「病気」を表しているんだけど。 あと、後期の女性描写の変化は山口果林との関係、奥さんとの関係の変化無しには 起こりえなかったわけだけど、一切の関係者の証言や資料は無い。 その点、三島は倒錯した性も含めて証言が豊富で研究論文が多い。
三島は死に方がアレだから、名を上げたい友人知人が調子に乗って有ること無いこと語った気がする。 真知っちが完黙したからなぁ資料的な物も全部燃やしちゃったし、 まぁ安部先生らしくていい気もする、読み手の解釈に任せるのが先生のスタンスだしね
これが書かれた時代は何が流行って、、とか この時は安部は誰と付き合っていて、、っていった読み方を根本的に嫌ってたからな
最後までふつうに元気に生きた人ってイメージだけど違うのかな 劇団立ち上げたり、シンセ輸入したり、特許取ったり
なんで↑の方はあんなにスレ伸びしてるの?!
文学板には基本的に基地外が多いからだろ あと糞コテがいるしね
しかも半数近くがアンチ安部でした
全集買ってしまった
>>507 そりゃ目出度いね。ところで君、誰の全集を買ったんだい?
誰のって、安部公房に決まっているでしょう 安部公房スレなんだからサ
510 :
吾輩は名無しである :2011/05/28(土) 03:29:23.77
>>490 朝日の扇田昭彦は蜷川、唐、寺山、別役に夢中だったから、安部スタジオの演劇は古く見えたみたいね。
安部本人も当時のインタヴューで「批評家がホメてくれない」、「客の入りが悪い」、
とたいていの劇団主催者抱いていそうな不満をヌケヌケと答えてるよ。
演劇関係も欧米諸国の方が高く評価してる印象あるけど、どうなの?
512 :
吾輩は名無しである :2011/05/28(土) 23:14:16.43
論文の数を見ればわかるが、欧米で一番評価されている日本の演劇人は、鈴木。次が蜷川。 安部公房は、もう、忘れられている。
論文の数で評価が決まるなら・・・。 いや、むしろ論じることの出来る人間が少なすぎるのではないだろうか? まぁ論じることの出来ない存在に対して、その評価を高いとするか低いとするかはその人次第だが・・・。
少なくとも生前はアメリカを中心に評価されていたみたいだね
論文の数とか言ってるけど、デマだよ 鈴木も蜷川も安部以上には評価されてないよ 海外でシェークスピアを演出すれば、何かしらの劇評が出て当たり前 オリジナル作品が評価されているわけではないよ
だよね
トンカチ
野良魚だ!
だよね
何で密会駄作扱いされてるの? 最高なんだが
密会、が理解出来ない奴は低脳なだけ。 IQが低い奴には安部公房は無理。 同様に村上春樹も無理。
>>520 それほど駄作扱いはされてないと思うけど・・・
そもそも現在の文壇での安部公房の評価が不当な気がする
俺も箱男と密会は最高だと思う
523 :
名無しさん@ビンキー :2011/05/31(火) 21:12:30.76
>マジレスすると春菜は純粋だから好き でもアンチの糞オタは嫌い あーあ。ついにやっちゃったな。最初はあれだけ見下してた春菜を「好き」(笑)だとよw 恥ずかしくないっスか? まあ今更スレの伸びが唯より良い春菜を攻撃できねぇよなぁ、不本意で仕方ないんだろうなぁ 本当はスレの伸び=人気という自説を取り消したくて堪らないんだろうなぁ あと アンチの糞オタって誰?俺じゃないよね?テメェだよ!テメェが糞オタだよ! ほぼ全てのキャラスレで作者とそのファンを糞レスで攻撃して不快にしてるのはテメェだボケ!死にさらせ
524 :
名無しさん@ビンキー :2011/05/31(火) 21:17:23.95
????
どっかの文芸評論家が 安部公房は田舎の優等生向きとか言ってたんだけど、そういうところ本当にあるかな?
>>827 デュレンマットの「約束」について、どう思うね、諸君?
壁って何で翻訳されないの?
はぁ? されてますけどw
529 :
吾輩は名無しである :2011/06/01(水) 04:47:22.00
スワヒリ語に翻訳されていないという意味だろ。
何語に翻訳されようが理解できないから一緒
Not available
533 :
吾輩は名無しである :2011/06/01(水) 17:28:42.56
youtubeに安部の講演がUPされてる。 箱男書いてた頃の。 最後まで聴くと、安部の当時の演劇界に対する欝憤が…笑
密会は傑作だと思うけど、数年前に始めて読んだとき悪夢を頻繁に見た
最近、読み始めたんですけど面白いです
1時間半の対談 いただきますた♪
密会って傑作。 でも、勃起してるチンチンを眺めてる女の子はいただけないな。
539 :
吾輩は名無しである :2011/06/06(月) 22:37:20.57
燃え尽きた地図 密会 人間そっくり この中ならのどれが一番面白い? 方舟桜丸はかなり印象に残ってる これまでの安部公房作品の中で
燃え尽きた地図
>>540 俺も燃え尽きた地図。
だが、初稿のカーブの向こう側の続きver.も読みたかった。
燃え尽きた地図は構成がしっかりしてるからなぁ 座談会でエピソードを切り貼りしてかなりまぜこぜしたって言ってたね
燃えつきた地図だろw
萌えつきた地図
俺は無関係な死
銀色装丁っていまんとこ 砂の女 飢餓同盟 箱男 R62号 燃えつきた地図 だよね?あとある? てか燃えつきた地図、刷によって表紙の色が大分違うよねえ あーゆーの困る
youtube座談会、15分・・・ いったい何を言っているんだ?? このスレにいるヤツなら噛み砕いて説明できるよな? たのむわ
549 :
吾輩は名無しである :2011/06/08(水) 00:42:34.66
安部の飲んでた睡眠薬ってなんだったかわかりますか?
睡眠薬を服用していたの? 抗○○剤は服用していたのは、公房に縁の深い某人物の書籍を読めばわかるが。
551 :
吾輩は名無しである :2011/06/08(水) 18:22:55.88
主人公の精神状態いつも怪しいよね
>>550 うつ病だったのか?
太宰は完全にキチガイだったが、こいつもか?
うつ病はきちがいじゃないんだがな。 何十年前の知識だよ。
雅子様とかでしょ。
>>552 うつ病かどうかはしらないが、斎藤茂吉か斎藤茂太に診察をしてもらっている。また、医学部にいたとき、精神科医を志したが、当時の精神医学があまりにも科学的に未発達なことに失望してあきらめたそうだ。
抗不安剤かも知れんよ
向精神薬を飲んでる奴はみんなキチガイだ! 俺は向精神薬をODして窃盗をしたが、 その時は 明らかに心神耗弱状態だった! しかし、弁護士にも言わなかったし、 公判でも弁明しなかった! で、完全有罪!
558 :
吾輩は名無しである :2011/06/09(木) 12:56:35.02
ODして窃盗したぐらいじゃ本当のキチガイにはなれないよ 君は自尊心が低いだけだろ
>>557 人生を自ら葬った男か。
犯罪美学だな。
本当なら、ハードボイルドだ。
ジャン・ジュネ
だから、窃盗ぐらいで人生は葬れません
>>552 うつもあったかもしれないが、違う病気。
本人が公表を頑なに拒んだので、このスレでも知っている人は病名を書かない。
キーン氏の、タイトルは忘れたが、日本の文学者について書かれた本に出ていたと思う。
安部公病のことか?
70. 安部公房は分裂病で通院経験あり 大江は認めないだろうけど正直かなり… 三島と合わせて戦後日本の巨頭は病んでますな〜
568 :
吾輩は名無しである :2011/06/11(土) 02:36:56.02
統失のことは結構みんな知ってるのかと思ってたよ。 芸術家には多い病だね。 不眠がひどくて睡眠薬を飲んで頭ボーッとしながら創作していたと聞く。
その状態で書いたのが壁?
570 :
吾輩は名無しである :2011/06/11(土) 03:32:23.16
壁は三日くらいで寝ないで書いたというから睡眠薬のお世話にはなっていないかも。 安部の薬物による変成意識下で書かれた作品は実はとても多いと思われる。
>>567 批判があり病名を和らげただけ。
旧病名は、
精神分裂病だ!
つまりマジキチガイ。
あれらの作品は本物のキチガイが書いた作品。
一番それらしい作品ってなんだろう。 読んでみたいぞ。
終わりし〜は執筆の動機がいかにもそれらしい。 あいつ帰ってこなかったな…→ハッ!「故郷を拒んだ」のでは!? という認知の歪み。
病名で出鱈目書いている人がいるけど、精神の病気じゃないよ。 キーンの本を読みなって。そこに当時の公房のことが書いてあるから。 本当にボロボロだったみたい。 だから長編(スプーン曲げ→飛ぶ男→様々な父)はもう無理だった。
575 :
吾輩は名無しである :2011/06/11(土) 19:48:10.15
キーンのなんて本に書いてあるの ていうか引用してくる
終わりし道の〜を読み違ってる人がいるな。
安部公房と阿部和重ってどっちが凄いの?
アホか
そろそろ安部公房先生の降臨される時期が近づいてきたけど 今回はどんなことをお願いするか決めた?
震災以後の日本について、 生きてたらなんかハッとすること言ってくれたんだろうね
箱男=ネット中毒の2ちゃんねらー
ねらー
そんな単純な図式じゃない 箱男の箱には穴があってそこから覗いてくる 2ちゃんねらーは完全な箱の中にいて目すら合わせないよ
安部公房と阿部和重ってどっちが凄いの?
>>573 そんなエピがあったのか
やっぱりそういう下情報はしっとかないと駄目だな
>>584 ラジオニュース中毒=ネット中毒
箱から覗く=匿名の書き込み
箱は破己・・・っと書きこもうとして、その前に破己でググってみたら変なページいっぱい出てきた なんなん
ネット上で匿名になれても、箱男の毒は止められない
そういうものかねぇ…
安部が大きな影響を与えた作家とかっているの?
箱男は爽快だった。 あれは、、
こいつが精神分裂病だったってことは周知の事実だろ。 なんでいまさら誤魔化す奴がいるの?
594 :
吾輩は名無しである :2011/06/13(月) 10:19:56.17
密会は銀色装丁で新しく生まれ変わるべきだと思う。 というより銀色装丁化して欲しい。
いっそのこと全部銀色装丁にすればいいんだよ。 あのデザインのほうが安部らしくていいと思う。
箱男 金閣寺 何かにとりつかれてるけど、はっきりさせないの何なの 日本的なものなの?
「とりつかれている」の意味をはっきりさせてくれ
≫597 異常な執着心。オタク的 で破滅
オタク的という定義がよくわからん 異常な執着心からついに破局に至るなんて構図は古今東西の数ある小説に見いだされる その二作だけを抜き出す理由がわからん
箱とか金閣寺とかどうでもよくね。モノとして、どーでもよすぎると思った。 例えば、老人と海の魚なら共感できるけど、
箱とか金閣寺とかどうでもよくね。モノとして、どーでもよすぎると思った。 例えば、老人と海の魚なら共感できるけど、
箱とか金閣寺とかどうでもよくね。モノとして、どーでもよすぎると思った。 例えば、老人と海の魚なら共感できるけど、
………
そんなにスクラッチしなくてもいいよ。
安部公房と阿部和重ってどっちが凄いの?
607 :
吾輩は名無しである :2011/06/15(水) 17:21:12.62
てめえで読んで判断しろ
安部果汁・・・どんな味?
そろそろ砂の女を読みたくなる季節だな。
そう言えるってことははっきりさせたの?
今、終わりし道の導べに読んでんだけど、他のと全然違うな これが「小説」なら、他人の顔とかは安部にとってラノベレベルじゃないか・・・と思った
その発言は安部にもラノベにも失礼だと思おうが かなり切実に書いてるよな デビュー作の壁から読んで、いまいち正体がつかめなかったけど そのあとで終わりしを読んで「ああ、こういう人だったんだ」って思えた
>>613 もしもしからだけど
内容についてどうこう言ってるんじゃないよ
615 :
吾輩は名無しである :2011/06/23(木) 01:45:28.57
語彙の話でしょ? 後年の安部は小説に難解な語を使うのを控えてた。
616 :
吾輩は名無しである :2011/06/23(木) 01:46:59.15
でも、簡単なことやろうとしていたわけじゃないよ 中学生でもわかる言葉だけで文章を書くって、とても難しいよ
でも美しいことば、文章を書く(書ける)人ではないわな 自分で意識しているから芸にしちゃったけど客観描写はやたら分析的だし 感情表現、科白も荒っぽい
何を美しいと感じるか
619 :
吾輩は名無しである :2011/06/24(金) 17:29:16.19
そういうありがちな美文概念を否定するって砂漠の思想かなんかで書いてたような
読む時間がなかったけどやっと読み終えた 最初思ってたことは違うけどあながち間違えじゃなかったみたいだな
密会、って改訂版で文字がデカくなったの?
壁の1番最初のやつスゴかった 箱男の最後の方もスゴかった
>>622 > 壁の1番最初のやつスゴかった
石川淳の序文でしょ。 私も同感だ。
Sカルマ氏犯罪ね
625 :
吾輩は名無しである :2011/06/29(水) 15:27:47.93
星野智幸の『俺俺』は、パクリにしか見えないが、大江に評価されたのが、すげえ残念 安部を尊敬してる大江が、安部のパクリを評価するなんて・・・・・
それって、ガルシア・マルケスや中上健次を模倣してデビューしたけど、芥川賞をもらえなくて、逆ギレした早大出身のほっしゃんw
>>624 Sカルマ氏ねに見えた・・・
実況のやりすぎだorz
カルマ氏の偽物が増殖すると、ほっしゃんの俺俺になる
カルマ氏は芥川賞の選考委員にも外套や影をなくした男のパクリって散々に言われてたね 本人はルイス・キャロルの影響を言ってるけど、ちょっと若気の至りで書いちゃった作品
砂の女で逆転したよね
密会は知る限り一番怖い小説だった。 ホラーとかの怪物と違って現実的な恐怖って感じだった。 怖いうえに感動した。 怪物とかが出てくる話なのにすごく現実的だった。 安部公房の小説ってユーモアあるか? 主人公は、どっか、おどけてるような語り口だけど、この人の小説で笑った事ない。 この人の講演も論理的だったけど笑いとしておもしろいんではなかったわ。
さっきまで草の花を読んでてやっと終わった。 燃え尽きた地図読むぞ これは表紙が 「燃えた地図」から白黒で町の一角をとった写真に変えられている 。 文字も大きくなったっぽい
ぐぐってみたが安部真知の絵が切られていってんのか……
密会、って本当、傑作だね 素晴らしいよ
7月1日の中国新聞に、鳥取砂丘で4人分の白骨が見つかったって小さな記事が載ってた。 で、発見者が、植物観察のために鳥取砂丘周辺に1週間滞在していたおじさん。 これ読んだ時なんだか感動した。砂の女が思い浮かんだ。
638 :
吾輩は名無しである :2011/07/06(水) 20:18:36.41
砂の村は実在した! ってことだよな
安部公房全集の15を借りた。 対談ばっかりで対談ってあんまり読む気がしない。 石原慎太郎と大江健三郎と対談してるのは面白かった。 安部公房は数学が好きなんだなと思った。 ポーも、不思議の国のアリスも、読んだことはないが、何か数学的みたいらしかった。 今の時代は論理欠乏症かどうかだったら、数学は生徒に学ばれてるけど 論理的ではなさそう。論理的ってどういう事かっていうとまだ、そんなに分かったり説明出来るわけじゃないけど。 現実で会った人で論理的で想像力のあるやつの話は分かりやすい。 まとまりが、在るっていうか、手品か魔法みたいっていうか。
中学の数学でも、それを学ぶためにあるものだと思うけど、 教育が形骸化してるのか、生徒が教師の話に集中出来ないのか知らないが (俺の場合はその両方だったような気がするが) 話とかだけじゃなくて、思考にも関係してるのかもな そのエッセンスを教師が 分かりやすく、教えれたら、数学の教育ってのは意味があるだろうに。 まあ、数学教育の何が悪いかなんか俺は分からないんだがな。
数学がいろんな分野に役に立つし役に立ってるって事は 少し分かってる。経済学とか、小説とか、物理学とかだけでなくてだな。 ただ計算や問題を解くだけでも少しは効用が在るのかも知れないけど そんなにない感じ
やはり数学が出来る人が読むと発見とかあるの?
この人の本読むのに数学出来るとかそんな関係ない というかなくても読めるだろうけど 数学には何か人間の脳を開発するものがある。
密会、傑作だね
ここにくる人たちは全部読んでんの? 新潮の絶版のやつとかどうやって買うんだよ 全集?
文庫化されている作品は殆ど読んだ 全集は冬頃買ったけどまだあまり読んでない
全集と全作品は違うんだね 買ってから気づいたよ
普通わかるでしょw
傑作、密会だね
そう来たか
密会だね、傑作
箱男と密会は20世紀日本文学の頂点
何気に第四間氷期は名作だろJK
傑会だね、密作
お前ら安部がこのスレ見たら泣くぞ もっと高尚なレスをしろ
あ、安部高尚・・・なんちゃって
第四間氷期は人工知能がネタにされたけど今の機械翻訳は・・・
密会って本当に傑作なのか?
きみふさあげ
DA PUMPのFUSSAがどうしたって?
ポテト屋の言ってた「ご破算」来るのかな
666 :
吾輩は名無しである :2011/07/30(土) 11:19:51.78
小松左京さんが亡くなったね 小松さんは安部さんに見いだされて、SF作家の道を歩んだ人であり、生涯、安部さんを尊敬してたよな 合掌
密会は傑作っていうか ほとんど長編は傑作
当ててやろう。お前ら(の大多数)は今四方上下を板で包まれた箱にいる!(ドアなど付属物はノーカウントで)
燃えつきた地図の中でもガス会社の社員が、喫茶店から駅に向かう人々を見てると 彼らが常にたどり着く場所を持っていることに怖くなるみたいな記述があったから そういう意味では箱男と燃えつきた地図はつながりがあるのかな?
670 :
吾輩は名無しである :2011/07/31(日) 04:43:10.77
密会の単行本ほどうやって手に入りますか?
マケプレで出てるみたいだけどそれはあかんの?
672 :
吾輩は名無しである :2011/07/31(日) 10:56:47.53
アマゾンで探してみます。 ありがとうございました 。
にゃおーん
今でも日本にも外部との接触が殆ど無い村落とかあんのかな?
あったとしてどうする?
いやね、お盆にでも昆虫採集も兼ねて行ってみようと思ってね
以後、彼の消息は絶たれ、7年の後に民放30条により死亡が認定された
『砂の女』は映画もよかった。 あれを見ると、安部公房は岸田今日子のためにこの小説を書いたのではないかと、錯覚してしまう。
箱男になって二丁目をウロウロしてたら職質されて交番でボコボコにされたよ。 あそこは本当に怖いところだな。
二丁目って?
Youtubeで渡辺格との対談を見た 眼鏡を外すとけっこうハンサムで渋い役者みたいだと思った
685 :
吾輩は名無しである :2011/08/10(水) 19:10:23.47
円城塔 と似ている
すみません、質問させてください 「デンドロカカリヤ」には1949年発表の雑誌『表現』版と52年の書肆ユリイカ版があるそうですが 新潮文庫『水中都市・デンドロカカリヤ』に収録されているのはどちらの版なんでしょうか? また、文庫版収録でない方の「デンドロ〜」はどちらに収録されているんでしょうか? そちらの方がシンプルで好みだったので再読したいのですが、 高校の図書館にあった全集で読んだような、ぐらいのおぼろな記憶しかないもので…
書誌情報や異同は新潮の全集に載ってんじゃないの あと3行目と4行目は全く同じ事を裏返しに聞いてるね
カフカの城が凄い好きで、安部公房を読んでみようかなと考えてる。 どの作品がお勧めですかね? 数多すぎて分からない。
689 :
吾輩は名無しである :2011/08/14(日) 05:52:39.04
砂の女 舞台は新潟近辺の砂漠
鳥取じゃねえの?
691 :
吾輩は名無しである :2011/08/14(日) 09:10:09.01
ではありません」 もっと厳密には 彼の頭の中の砂漠です
酒田の砂被害の新聞記事がきっかけだっけ?>砂の女 傘をさして飯を食うとか
ありがとうございます。とりあえず砂の女買ってきました。
壁読んでて、あぁ村上春樹ってこの人に影響受けてそうって思ってここに来たら案の定でしたな。
695 :
吾輩は名無しである :2011/08/15(月) 06:16:40.64
春樹はアメリカ文学」かぶれだよ
「
安部公房って村上春樹の影響受けてるよね
釣られクマ
カフカって安部公房の影響受けてるよね
安部工房はカフカから影響を受けてはいない。 カフカからの影響についてたずねられて、本人は否定している。エドガー アラン ポーに親しんだ安部は、影響を受けた作家が居るとすれば、彼だろうと言っている。また安部の初期の詩的な時代にはリルケからの強烈な影響を否定できない。
工房じゃねえよ、と冷静にツッコミを入れてみる
村上春、龍は、安部からの影響が文体からみてとれる。安部の文体の無機質な透明感は彼の文学的出自から、つまり故郷の喪失、土着性の喪失、そこから必然ではあるが春樹のそれは海外受けを狙い、あからさまに安部を模倣した。しか思えない。
そのへんで言うと大江某は滑稽すぎて今となっては腹がたってくる。今から三十まえ僕も騙され大江某の作品を読んだ。安部工房に先行して。大江某は文体は意識的に日本文学の伝統から遠いが、それは文学的必然からではない。
工房じゃねえよ、と冷静にツッコミを入れてみる
ベリーズ工房
十代にかっこをつけて大江某をよむが、至る所で見受けけるセクスの三文字や意味不明な性描写。どういう意図か不自然な日本語を、これが純文学なのか、と合点してしまっていた自分がいま思い出すと恥ずかしい。
そんな馬鹿げた十代の、いつの日だったかオレは安部工房の砂の女を読み痛く感動した。これが文学的読書体験なんだ、と直感的に確信した。ここでオレなりの文学的という事の理解とは
文学的表現のスタイルとしての小説は、安部工房が際立ってそうなのだが、映画などの他の表現スタイルへの変換がむずかしい。なぜなら文体がストーリーを支配するから
娯楽小説、歴史小説などは映画化は容易く可能だろう。文体は、あくまでストーリーを伝える手段でしかないからだ。ここで僕は文学的小説と非文学的小説の違いを、こんな風に考える。そして第三の小説が、ある。エセ文学的小説だ。
エセ文学。これは百害はないが一利も無い。文学的動機も文学的衝動もない人間が書き散らしたエセ文学作品。その際たるもんが大江某の作品群だ。大江はかれの中編小説の中で大江自信を投影した登場人物に
昨日の夜からオレは得体の知れない文学的衝動に捕らわれ何処にも逃げ出せず気がつくと2chという迷路の中へ迷い込んでいた。どうやら出口は最初から無いみたいだ。
出口の無い迷路。だとすれば、そこで語られる言葉に意味は必要ないはずだ。 ふと何処から聞こえてくるカラスの鳴き声。それが詩であることに気ずいてオレは怖じ気づく。
工房じゃねえよ、とツッコミを入れる気も失せた。
カア、カア、 工房じぁねえ よと。 つっこみ を! いれる気。もう、 せ…て…。 カア、カア カラスは空を旋回しながら笑い声のような詩を繰り返していた。
安部と春樹の類似って米文学を介したものだとおもうんですけど。
安部工房が影響を受けた作家とかスクールとかを追求するのは、あんまり彼の作品を理解する助けにはならない気がします。かれのオリジナリティーが強くて。村上春、竜とは格が違いすぎ。大江は酷い。
工房じゃねえよ、と(ry
間違いを正当化しようと必死なんだろうよ 意図的に工房と表記しましたってかw
>>718 間違いを認めず敢えて工房の指摘を無視し工房を使い続けると、いう指摘は、50点。正解は誤字変換のツッコミに、ああ、こんな形でも構ってもらえるのは嬉しい、という孤独者の心情を理解して満点。
安部と米文学は共通点として、荒野の元体験があると思うんです。
やりたいことが似てただけじゃね Abe kabe kami カルマ カルテ なんて 晩年は、あいつに創作の邪魔されてそう
確かに米文学の自然対人の図を安部の物質対心という図に対応させられるような気がします。
さっき、全裸で四つん這いになり尻を突き出した自分をビデオにおさめてた。 勿論、肛門には万年筆が刺さってる。 再生を見たが実にシュールだった。 まさに安部公房の世界。 おまえらもやってみろ。
>>723 なぜ2ちゃんねるはジャンルをとわず肛門ネタとウンチねたが多いいのか、君の考えを教えてほしい。昔おれは飯場に住み込みで働いてた。そこでは一匹の雑種犬を飼っていた。始終吠えていてうるさくて仕方がない。番頭曰わく
>>629 外套ってゴーゴリの?
Sカルマとどこが似てるんだよ、鼻と勘違いしてないかそれ
散歩に連れ出すことも無くずっとエサをやる以外は放置しっぱなしで犬なりのストレスの表現なのだそうだ。見るとからだ中が糞にまみれている。哺乳類でも群れ社会で行動する動物は、群れから隔離されると強いストレスに晒されるそうだ。
ストレスに晒された動物はしばしば自分の排泄物に安らぎを感じ体をこすりつけたり食べたりするそうだ。飯場の犬もそうだったのかもしれない。精神病院の隔離病棟は糞尿まみれだという話も聞いたことがある。
ムラが解体され都市が肥大化した現代にいきる我々は誰でも飯場でぼくが見た、その犬のように、からだ中糞まみれになり終日吠え続けていたとしても、それはなんら異常な事ではない。
工房じゃねえよ、
730 :
吾輩は名無しである :2011/08/22(月) 01:35:56.63
芥川賞選考では意見が分かれた。 川端康成の強い支持があった。 好意的な人でも、ロシア文学とか 森鴎外とかトンチンカンなことを言っている。
731 :
吾輩は名無しである :2011/08/22(月) 09:38:59.35
真・SF御三家、安部公房、星新一、筒井康隆は新潮社の稼ぎ頭として作品が読み継がれているのに、かつて新潮文庫にも収められていた小松左京だけ、どうしてこんな悲惨な運命になったのか。 要するに、お前らが筒井康隆マニアみたいに同じ本を10冊ずつ買わないからだ。
小松作品は海外で売れなかったからだろ ていうか、スレ違い
733 :
吾輩は名無しである :2011/08/23(火) 10:25:13.42
もう筒井康隆も飽きられている。
75越えて今なおフレッシュだったら逆に気持ち悪いわ
735 :
吾輩は名無しである :2011/08/23(火) 17:20:47.27
人魚伝、この人すごいわ。 川上弘美にも似たのがあるけど 本質が違うという感じ」
736 :
吾輩は名無しである :2011/08/24(水) 18:30:52.38
BOOK・OFF105円コーナーにあったSF作家の文庫本。 栗本薫 231冊 清水義範 62冊 田中芳樹 60冊 夢枕 獏 31冊 川上弘美 17冊 筒井康隆 17冊 新井素子 13冊 北 杜夫 10冊 半村 良 10冊 田中光二 9冊
737 :
吾輩は名無しである :2011/08/24(水) 21:07:42.38
安倍公房、「腹上死」だとか。 SEX中、興奮しすぎて心臓麻痺。 人間らしくて身近に感じられる。 ただ安倍の小説は文学でもSFでもなく、中途半端だよな。 世界的にみて無名作家なんだよ。
SFじゃないと思うんだよな… 普段の生活の中からネタをひらうから、自然と世の中の流行りみたいなもんがとりこまれたんじゃない?
士農工商犬SF
740 :
吾輩は名無しである :2011/08/25(木) 05:54:05.06
不条理の毒を消すためにSF の衣をまとっている。 平清盛みたいに」
>>737 なあ、おまえって、公房を工房とか書いて、基地外連投してたアホだろ
もう一度、言ってやるよ
安倍じゃねえよ、と冷静にツッコミを入れてみる
ここが、ひもじい同盟の集会所か
743 :
吾輩は名無しである :2011/08/25(木) 20:03:04.19
砂の女ってやっぱり毎日砂を掘って土方みたいなことしてるから、 男をボコボコにするほど力が強いの?
壁の第三部にある洪水って、何を意味してたんだろ
745 :
吾輩は名無しである :2011/08/25(木) 20:55:10.77
安陪公房の作品は現実感が希薄だ。 脳内人工仮想世界の薄っぺらな3文作家だ。 腹上死は必然の帰結だ。 おっかぁも後を追うようにして仏様になったとか。 一人娘が著作権を継いで「印税」確保の守奴銭だとか。 親爺の顔の遺伝子を受け継ぎ「ブス」だ。 日本の「カフカ」だとか評価している自称文化人がいるが、安陪なんぞそんな器でないよ。
重さでいったらカフカよりは軽いわな。 けど、重さと価値は別にイコールとは限らないし別にいいんじゃねぇの。
いろいろ詳しい>745
748 :
吾輩は名無しである :2011/08/26(金) 15:06:15.23
安部公房は確か理系だったと思うけど、小説を書くのに数学的思考は必用なのかな? 前にテレビでたけしとかも言っていたような気がしたけど。
相手にするな 工房 安倍 安陪
カフカというよりルイス・キャロルを目指してたじゃん。 だから自分とこの年離れた女優と死ぬまで付き合っていたし。 それに中学生のヌードとか堕胎とかが散りばめられているし。
>>748 娘さんが伝記で、安倍の理系的なセンス?は買いかぶられてる
みたいなこと書いてるらしいね。実際読んでないから詳しくは知らないけど。
752 :
吾輩は名無しである :2011/08/27(土) 00:13:43.46
やれやれ 村上春樹とはね
753 :
吾輩は名無しである :2011/08/27(土) 00:14:02.90
やれやれ 村上春樹とはね
754 :
吾輩は名無しである :2011/08/27(土) 00:47:15.32
阿倍攻防ちゅ「三文作家」は東大医学部を卒業するが、医師国家試験は受験しなかった。 (卒業口答試験では人間の妊娠月数を二年です、と答えるなどひどいものだったが、結局医者にならないことを条件に卒業単位を与えられたというアホらしい。 やぶ医者より知識のないアホだよ。 井上靖を単なる「物語作家」・井伏鱒二を単なる「随筆作家」と公然と侮辱するなど文壇から嫌われていたようだな。 誘いをうけるも星新一とは同席しなかったという話は有名だ。 自分の作品を安いSFものと認めることを嫌がっていたのが背景だ。 どこか欠陥のある人間であることは間違いない。 であるからして「血管」が破れて地獄逝き。 これぞまさしく天罰。
触るなよ…
誤爆
758 :
吾輩は名無しである :2011/08/27(土) 10:31:59.69
阿倍攻防の権威主義的な思想がきにいらねぇよ 米国科学技術アカデミー名誉会員はニタニタ顔で承諾して 日本国の芸術院会員は拒否だとか 大江健三郎と相通じるものがあるでぇ ノーベル賞をもらって日本国の文化勲章を蹴飛ばすとか 当時、日本ペンクラブ会長の井上靖に敵意を持っていたようだ 「あいつがノーベル賞候補なのが気に食わないと」 娘も娘 著作権を継承し印税管理のドス黒い「守奴銭」 出版界では有名な話だ 要するに阿倍攻防なんぞ絶版にすればいいだけだ
相変わらず、よく研究してるねえ。
スルーしとけっての
読んでると、意識ぶっとぶような感覚になったことあるけど(箱とか) 脳科学とかそっち系なのかな? 認知科学 分子生物学よくわからん笑
「砂の女」とかは存在論的で、 「箱男」とかは認識論的な何か?
763 :
吾輩は名無しである :2011/08/27(土) 13:43:55.84
で、結局、小説を書くのに数学的思考は必要なのか、必要でないのかw
バカの壁の人も東大医学部で、趣味は昆虫採集
>>763 あるに越した事はないんじゃないの
ピンチョンとかパワーズとか現代文学の大きな作家には理系が多いし
>>763 で、お前はそれについてどこまで考えたの?
767 :
吾輩は名無しである :2011/08/27(土) 16:19:29.33
スタンダールやドストエフスキーも理系だな
769 :
吾輩は名無しである :2011/08/27(土) 19:27:41.93
本居宣長
>>765 ただ本人は数学的(分析的)思考だけでは小説は書けないと言ってたような
逆に詩(だけ)では実存主義哲学について語ることは難しいとも書いてたな
もうわかった。 村上春樹って全然駄目だ。駄目駄目 何にも新しくないし、ふざけてるだけだし ノーベル賞とりって見苦しいわ。 最低。ほんと全然頭良くないよ。しかもあの顔だし
妊娠期間を二年と答えた? 現役の東大生が? 嘘つけアホ!
いや、安部ならやりかねない。 既存の常識を突き崩すことからなにか新しいものを生み出せというひとつのメッセージだったのかも。 っていうか、ねりさんに通報したほうがいいな。 死者相手でも名誉毀損が成立することを知らないんじゃないか?
村上春樹のスレでも一時期居ましたねこういう人。。。
>>773 Wikipediaに載ってるんだから仕方ない
776 :
吾輩は名無しである :2011/08/28(日) 05:33:28.70
医者をやる気がなかったのは事実だ。 妊娠期間2年?ふざけているにきまっている。 河合さんとの対談読んだけど、少し依怙地な感じがした。
国家試験を受けないことを条件に卒業させるって、医学部ではよくあることだよ。 国立大学でもある。
そうなのか。 俺よくわかんないけど、あとで気が変わってヌルッと国家試験受けたらどうなるの?
落ちる
Wikipediaは間違ってない
>>737 世界的に無名、というより世界的に比類なき感性と手法の持ち主であったな。S、Fと文学のどっちつかず、という不満は、現代文学のなかで安部が取った文学的手段を理解することで賞賛へと一変するはずだ。
>>741 ハズレだな。キチガイというのは兎も角、君が指摘したスレの書き手は現代文学の一面的認識から安部工房を理解出来ずにSFと文学のどっちつかずという結論へと後退してしまった。読み手としてはまったく逆ですよ。
783 :
キチガイ :2011/08/28(日) 19:52:03.94
>>747 自分が文庫本で壁を読んだのは三十年前なのでよく覚えてないけど、確かコミュニストを自称していた安部がプロレタリ革命を寓話的に描いた作品ではないかな。政治的ニュアンスは抜きに後の水中都市、第四間氷期の中で断片オマージュが使われている
「人間」とは、その時大部分の資本を動かすことができる人種を指す。 上記のような記述がどれかの作品にあると聞いて、「人間そっくり」を読んでみたのですが、これではありませんでした。 このような文章が載っている作品はありますか?
786 :
吾輩は名無しである :2011/08/28(日) 21:27:25.60
阿倍光芒ちゅ偽作家なんぞ、大江健三郎童謡売れない読まれない巨匠といわれている。 大江の文学全集を出版企画した新潮社の担当者が、「200部」製作と言ったら大江 が怒ったという話をしっとるけぇ。 大江が怒ってお茶の茶碗を割ってわめきちらしたとさ。 担当者の胸ぐらをつかんだところ、新潮社の社員が大江をなだめてその場をしのいだ という逸話がある。 大江が昔、作家の阿川(娘は芸能人)と喧嘩になりウイスキーのボトルで頭をなぐり かかりそうになったという話もある。 マスコミや一般社会に見せる自称文化人の顔と、他国の賞をヘラヘラと受け取る馬鹿 顔のギャップ。 大江の精子が息子の「光」を作ったことからわかるように馬鹿だよ。 阿倍光芒の娘もしかり、年に数百部売れるかわからん糞ったれ親爺の出版にかんして は第三者の意見を全くきこうとしない「毒善者」という噂だ。 何から何まで口出しするババァだよ。 とある出版社の全集に入れようとしたら印税数億円を要求してきたという話だ。 だから阿倍光芒はいずれ文学界から抹消される運命にある。 「絶版」が相応しい。
しっとるけぇ。
侵略されつつあるスレ
他人の顔の終わり方かっこいい
スルーしとけよ、アホ
27日午後10時ごろ、石川県かほく市大崎の海水浴場で、
金沢市の会社員出村裕樹さん(23)と妻里沙さん(23)が、
砂浜に友人らと掘った落とし穴に転落。
通報で駆け付けた消防署員が2人を引き上げ、病院に搬送したが死亡が確認された。
津幡署によると、落とし穴は約2・4メートル四方で深さは約2・5メートルあった。
2人は落ちた際に砂に埋まっており、死因は窒息死。
落とし穴は裕樹さんを驚かせようと、里沙さんが友人数人と昼間に掘り、
カバーをかけて穴の位置が分からないようにしていたという。
なぜ転落したのかなど同署が詳しい状況を調べている。
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011082801000013.html
795 :
吾輩は名無しである :2011/08/29(月) 02:26:13.29
「\ 「\ 丶 ) /~) 丶 ) /~) / / ( / / / ( / / / || / / || ( \ || ( \ || \ \ / | \ \ / | \ 丶/ / \ 丶/ / _| /__ _| /__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄
796 :
吾輩は名無しである :2011/08/29(月) 03:03:49.07
小説を批判するために作家の人生を持ち出して 書いた本人が駄目だから作品も駄目と言う莫迦がいる これは人身攻撃とか対人論証という典型的な詭弁、論理破綻である
だから、スルーしとけっての
799 :
吾輩は名無しである :2011/08/29(月) 11:48:22.73
次は村上春樹の悪口を書いてくれ 座布団は用意してある。
800 :
吾輩は名無しである :2011/08/29(月) 12:58:20.58
砂の女読んでる。これおもしれー。
801 :
吾輩は名無しである :2011/08/29(月) 13:52:11.45
かもめ_鷗と打ち込んでから もりおうがい と打ち込みするように。 おーい山田君。 座布団一枚取ってしまいなさい。
802 :
キチガイ :2011/08/29(月) 16:30:36.15
自分はこのスレでキチガイの認定を受けた者だけど、なんで安部工房テーマのスレがこうも作品論からかけ離れて素っ頓狂な個人攻撃スレになってるのか。脈絡もなく大江健三郎さんと御子息に言及したくだりは人文主義の存在しない、未開な国の蛮族の発想としかおもえない。
>>802 昨日、いつもの様に豪快なオナラをかましておったら、
不覚にも、うんちが放出された。
チビっとな。
たが、わしは江戸っ子、そのチビっとが許せなんだ。
で、わしは渾身の力を込めて、全部出し切ってやった。
全部だ!
これぞ、男。
これぞ、江戸っ子。
どうだ、羨ましいか?
>>802 俺もそーおもう。受賞歴がなんとか、論評がどうとか、んなん気にしないといけないんかと思う
805 :
吾輩は名無しである :2011/08/30(火) 05:47:51.00
砂の女が傑出しているけど 他の長編はちょっとね
燃えつきた地図をディスるのだけは許さない
>>806 だったら掲示板見なきゃいいだけ
アホか
燃えつきた地図をコスるのだけは許さない
809 :
吾輩は名無しである :2011/08/31(水) 00:56:50.77
安部公房は、女優が好きだった。 安部は、山口果林と不倫中に亡くなっている。 通夜に駆けつけた岸田今日子が、安部の亡骸を見て妻の真知に「触ってもいいですか」と聞くと、真知は「公房は女優が好きだったから喜びます」と言ったらしい。 岸田はそれほど安部と親交がなかったみたいだが、生前自宅に招かれたときは、三島由紀夫もきていたらしい。 豚の丸焼きが出されて、その耳から小さな赤い蟹が飛び出すという演出をしていたらしい。 その様子を「なかなか前衛的でした」と語っている。 しっとるけぇ。 しっとるけぇ。 しっとるけぇ。
810 :
吾輩は名無しである :2011/08/31(水) 01:13:29.20
燃えつきた地図は面白いよね 伏線の張り方とかいかにも作家っぽい よくまぁあんなに頭が回るもんだと思うよ
だいぶ削って、どのエピソードをどこに入れるかかなりいじくったらしいね その効果がうまく現れてる
812 :
吾輩は名無しである :2011/08/31(水) 04:56:08.83
ワープロ使っていたから削るのは簡単だ。 アイデアを詰め込むのがさぞ大変だったろう。 特に彼のアイデアは観念や理念に裏書されていたからね。
1960年代に日本語のワープロなんて無い
814 :
吾輩は名無しである :2011/08/31(水) 09:43:03.51
娘の書いた安倍公房伝読んだ? 娘の前でワープロをいじっているよ。
815 :
吾輩は名無しである :2011/08/31(水) 11:43:19.20
>>813 70年代の終わり頃からだからな
ということは・・・
R62号が発明してたということか!
817 :
キチガイ :2011/08/31(水) 23:39:37.05
おれが中学生の時だけど新潮社書き下ろし長編小説って本を入れる箱の背中に書かれてて似た装丁で北杜夫とか遠藤周作なんか出してたんだけど安部のさくら丸がやはり書き下ろしで出て、その箱の裏に「ワープロを使って…」っての見てびっくりした
818 :
キチガイ :2011/09/01(木) 00:03:43.80
燃えつきたー箱男なんかも同じ箱つきハードカバーの新潮社書き下ろし。あの頃は今と違って雑誌連載もしくは雑誌書き下ろしを経て単行本化が常識だった。で、さくら丸でワープロって見て唖然としたね。だってブンヤだって手書きの時代で新聞も本も活版の当時。
819 :
キチガイ :2011/09/01(木) 00:13:55.43
ぶっちゃけワープロたって普及してないから、「文章表現とか、機械が考えてくれるのかな」なんて冗談抜きに思った。パソコンって言葉もなかった当時、すごいね。
>パソコンって言葉もなかった当時 いや、これは違うんじゃないか? 当時すでに社会人だった俺が初めて買ったPCがPC-6001マーク2で1983年。 このシリーズのPCは「パピコン」と呼ばれていたが、これは「パソコン」のもじりだろうから。 さくら丸は1984年11月出版。
くだらねえ! クソどもが!
そんな台詞が頭をよぎった
824 :
吾輩は名無しである :2011/09/02(金) 03:49:17.96
キーンといやぁ燃えつきた地図の解説書いてたな てか、ワープロ無い時代は文章の大幅な入れ替えとかは難しいわけで そう考えると昔の作家はすごいね。そして新しいものを導入した安部公房もすごい
キーンでございまーす。
89歳か。 いつ死んでもおかしくないな。 日本のために来てくれるのはありがたいが、来日直後に死んだら、風評被害がまた広がりそうだなw
その年で外国に移住、しかも定住とかすごいな。
逆に、どうしてその年齢まで決断しなかったのかが気になる。
てっきり京都あたりに住んでいるのかと思っていた。 散歩するサイデンスデッカーさんをよく見かけていたからかもしれない。
830 :
吾輩は名無しである :2011/09/08(木) 00:05:39.28
ドナルド・キーン=ホモ説 三島由紀夫と関係があったようだ。 しっとるけぇ。
けぇwwww
ガセに決まっとろうが!(中上健次風
ドナルドキーンって嫁いる?
835 :
吾輩は名無しである :2011/09/10(土) 04:18:14.51
あのさあ あなたたちキーンをなめてない? ここまで日本に肩入れする欧米人は 小泉八雲くらいだよ。
836 :
吾輩は名無しである :2011/09/11(日) 00:36:09.79
ドナルド・キーン=ホモ 嫁はいない 独身だ
独身だとホモにされてしまうのか アホくさ
おれもホモか?違うけど世間はそういう目でみているのか。志村さんもそうなのか。そんなわけ無い。プレイボーイは独身生活を愛しているんだ。
女と結婚してるホモだってたくさんいるんだけどな。
>840 お前の場合は、うだつが上がらないからとしか思われない ドナルドキーンや志村のような成功者はちがう
キーンシリーズの最高傑作と言われたドナルドだよ?
うはははははは
>>846 これが山口美江のわけないだろ。
実写版AKIRAの写真じゃないか。
848 :
吾輩は名無しである :2011/09/14(水) 00:20:49.00
山口美江が話題になるなんて、2ちゃんねるは老人ばかりだな。
なんじゃこのすりゃー
このスレもおかしなのが住みついちまったな 文学板では過疎ながら比較的まともなスレッドだったのに・・
「このスレの書き込みは安部工房の作品の登場人物の台詞みたいだな」風呂のゆのかげんを確認してからタバコを一服するとぼくは携帯からそう書き込んだ 「ぼくは確かにうだつのあがらないマダオきもしれない。だけど、…ぼくは今までも、そしてこれからもホモだなんてことは、ない」
「トンカチ」
「そいつはいいや!」
854 :
吾輩は名無しである :2011/09/16(金) 00:49:57.08
さくら丸って、文章の導き方が 砂の女に似てるよね?
「燃えつきた地図」の表紙新しくなってたのを見たけど、なんか微妙 今どきのありきたりな現代文学作家の新作見たいな感じで安っぽかった
なんだってー
857 :
吾輩は名無しである :2011/09/16(金) 13:23:42.85
俺今日から箱男になるお
859 :
吾輩は名無しである :2011/09/18(日) 00:24:01.74
はいはい残酷だね
そうでもない
ドナルドキーン 同性愛者
そういわれてどうせいっちゅうねん
ケツの穴を差し出せば良いのでは。
ふむ、箱男、良かったよね。 全体的にさぁ、ふむ、何んて言うんだろう、そう、何て言うか土着性を作品から感ずることがないよね。彼の世界観って普遍化、抽象かされた人間関係、というか、ふむ、あれだよ、あれ、オレだよオレ、のオレ、みたいな匿名性こそが安部文学のさ、エートス、かな
故郷喪失してるからね。
箱女の方が面白くできたかと。
何かエロい
山口みえは病気か?どうしたんだ何があったんだ一体。
鬱で窃盗した。 そしたら弁護士が示談にして不起訴に出来ると言い出した。 が、俺はそんな姑息なマネはしたくないので起訴に持ち込んだ。 今度は弁護士が執行猶予に出来ると言い出した。 が、俺はそんな姑息なマネはしたくないので断わった。 で、二年半の実刑。 どうだ、俺は男だろ?
俺はそんな姑息なマネはしたくないので お断りします ハハ (゚ω゚) / \ ((⊂ ) ノ\つ)) (_⌒ヽ 丶 ヘ | εニ三 ノノ J
>>870 だれもあんたのことを女だとは言ってない。
不器用というか精神疾患の異常者
>>870 あんたは本物の男だ。
ところで、あんたあの作家さんだろ?
これからもあの路線で楽しませてくれ。
>>875 あとがきに書いてあることをここに書いたらダメだよ
ここは誰が見てるか分からないからね
でも、僕はあなたのファンですよ、これからも頑張って下さい
安部公房の作品を研究した本って何で少ないの?
最近の評論家連中にとって興味のあるテーマを扱ってない(と思っている)からじゃないかな
>870 驚きました。また、こんど 鴨川シーワールドに連れてって下さいね。
883 :
吾輩は名無しである :2011/09/27(火) 10:58:15.05
この間、安部公房君と一晩ゆつくり話し、彼が、 「僕はチェコに夢をかけてゐた。チェコにいつか亡命するつもりだつた。夢が砕けて悲しい」 と言つてゐた言葉が心を搏ちました。 三島由紀夫 昭和43年9月24日、ドナルド・キーンへの書簡より
キーン「う、うん・・・」
>870 五年前、貸した三千円。忘れたか?
なん
高校の授業で安部公房の「鞄」のなかで、具体的に鞄が何を表しているのかという問いがあった。 自分が「家族」と答えると周りはそれを聞き、「家族はないわ」と言って馬鹿にした。じゃあお前らは何だと思う、と問いかけると「麻薬」「携帯」と彼らは答えた。 それはともかく、そんな家族って外れた答えに思えるのかな。いや正しい答えなんてないだろうけど。
安部自身『「これは〜である」なんて断言できれば小説なんて書かない』って言ってるからね
笑う月の中の鞄は1972年発表だけど、 「携帯」と答えたヤツは、そんな時代に「携帯」があったと思ったのかな。 それとも発表の年代なんか知らずに答えたのか。 いずれにせよ、公房存命中に「携帯」の普及はなかった。
>>889 が言っているように、抽象的で言葉では表せない、安部公房自身が分からないものを安部公房は鞄として描いているわけだ。
だから、問いの「何を表しているのか」で、読んだ彼が「あぁ、こいつはまさしく現代人が携帯に縛られているようなものだなぁ」
と感じたなら、携帯と答えてもいいのではなかろうか。
と思いました。自信ないけど。
発表された年代から理詰めで答えるか 自分で思ったことをそのまま口に出すか 俺的には、まず「問い」にちょっとつっかかりたい
どうぞ 俺もナンセンスな問いだなぁと思いました
壁の解説読むべき
どの本の解説を読めばいいですか? タイトル、もしくはネット上のサイトでしたらurlを教えてください
896 :
吾輩は名無しである :2011/10/01(土) 23:37:03.16
「壁」の文庫は一種類しかない。 ていうか、三島みたいに、同じような本が、複数の出版社から出ているわけではない。
全集にも解説が載っているのかと思ってました。 ありがとうございます。
どういたしまして
899 :
吾輩は名無しである :2011/10/02(日) 09:55:46.10
全集に載っているのは、解題と校異だけだよ。
900 :
吾輩は名無しである :2011/10/03(月) 15:55:00.34
設問はナンセンスだよね。あえて言うなら所有と被所有の逆転という、しばしば彼の小説に現れたテーマから考察してみては。または主従の逆転。そうすると家族も携帯も答えにみえるね。実存は本質を凌駕するとすれば鞄は主人公の実存、あるがままの存在、という見方もできる。
そもそも安部公房が鞄が何かの比喩であるとしたなら、その何かを使って話をつくらない意味が分からない。 抽象的なものだったからこそ、鞄という小道具を使って執筆し、彼の主張を表したのでは ないのか。 授業が進んで青年と主人公の一挙一動と鞄の描写に着目して鞄は法律だとか宗教だとかであると生徒同士議論してるんだけれど、これただの答えのない推理ゲームになってて無駄な時間を過ごしてる気がする。 壁の解説読んだ後にもう一度鞄を読んだけど難しいなぁ
今日900のスレ書いたけど901は僕じゃないからね。念の為。 作品の意味がそれを読んだ人の社会的な関係性の違いで変わってくるよね。家族とか携帯とか。作品自体が抽象化されてるから。だから砂の女を面白いと思う若い世代が結構いる
安部は同年代、戦前生まれの作家や知識人にはファンが多かったけど それ以降の世代からは軽んじられる傾向にあった しかし近年、若い世代の間で再評価の兆があるな
そんなことないよ どの世代でも評価してるよ
安部イストにとって筒井康隆ってどんな評価?
永遠の三枚目って感じ、嫌いじゃないぜw
907 :
吾輩は名無しである :2011/10/05(水) 23:55:40.06
フランスでgoogle english をのぞいていたら、 「砂の女」の評価がアマゾンで4未満だった。 どうも実存主義のものまねと思われているみたいだ。
若い世代から再評価。なんかうれしい。時代が安部文学に近づいてるからかも。 実存主義の物真似じゃない。誰の真似もしていない。古典だからね。
909 :
吾輩は名無しである :2011/10/07(金) 10:46:41.08
907です。 私も「砂の女」は好きですので、ちょっとショックでした。 こういう作品はもう日本文学からは出てこないとおもいます。
amazon.comだと4.0だけどな。砂の女。 おフランスは他国に厳しいからね。
おかしなファンが家にやってきて問いつめて来たりナイフをちらつかせたりする話って筒井康隆だったか安部公房だったか忘れたな
安部公房「人間そっくり」かな??
あ!それだ、どうもありがとうございます^^
尼損や愚愚流の評価なんか相手にするな。 「チチンデラ ヤパナ」を読みなされ。
915 :
大江健三郎 :2011/10/08(土) 06:24:10.99
ちちんぷいぷい
でもフランスって、以前は最も安部を評価した国のひとつだったよね 海外文学最優賞だったっけ?そんな感じの賞を与えてたはずだし それを考えるとひどい落差だなぁと・・・「時代性」とか言い出したらそれまでだけどさ
917 :
吾輩は名無しである :2011/10/08(土) 13:24:22.46
たかがアマゾンの素人評くらいで、落差だとかなんだとか、バカじゃないの。 ちゃんと本を読まないで、ネットなんかに頼るから、脳が劣化しているんだろうな。
かつてのフランス文壇と今のamazonの評価に落差があるって書いただけじゃない それくらいで馬鹿とか言う奴って余ほど余裕がないんだろうな〜可哀想
ちゃんと本を読まないで、ネットなんかに頼るから、脳が劣化しているんだろうな。
920 :
吾輩は名無しである :2011/10/08(土) 14:56:54.38
>>918 落差というのは、比較しているから出てくる言葉。
アマゾンの落書きと、比較するのがそもそもおかしい。
アマゾンはゴミだねですむ話。
どーでもいい話題
これからここは、キーンの近況を語るスレになります
食べログの評価が役に立たないように、 amazonの評価もあまり役に立たないね。 個人的には。
たしかに。 水嶋ヒロ「KAGEROU」時のアマゾンレビュー炎上事件が記憶に新しい。
日本で初めて安部を評価したのは誰?
926 :
大江健三郎 :2011/10/08(土) 21:51:44.97
芥川賞です。「壁」を解釈して、 ロシア文学を鴎外が訳したらこうなるんだろう。 という賛辞を送った選考委員がいました。 それほど解釈が困難だったのでしょう。 ちなみにSFが芥川賞を取ったのはこれが唯一です。
埴谷雄高も早くから評価してたね
、が多すぎて、読み、辛、い。
931 :
吾輩は名無しである :2011/10/10(月) 02:27:28.93
埴谷雄高は読んだことがあるが、石川淳は知らんな。 三流作家に評価されてもな。
憂国とか約束の地っていう名作があるのに
933 :
吾輩は名無しである :2011/10/10(月) 09:45:49.85
最近、魔法のチョークを読んだ。 解釈云々抜きにして面白かった! 安部作品の解釈ってどこからアプローチしたらいいのか、そこからして難しいな
壁がカテゴリー的にSFって見方もあるのか? 石川淳には若いころから世話になっていたんじゃなかったけ? 埴谷は自分の後継者が出てきた。とか言っていたような記憶がある。 たぶん安部のデビュー作を読んだ時だと思ったが。
>>932 岡田「いしかわさんどうなんですかいしかわ番付的には」
いしかわ「うーん、安部公房の文章はねえ、はっきり言ってそんなにうまくない」
・・・このネタわかるのこの板にいるのか?
夏目「この作家、諸星っぽい所があるんだよね」
安部公房って文章自体は確かにうまくない気がする よく「、、、」てみたいな句読点の使い方するし ただやっぱり細かい感情や感覚を交えながら全体の雰囲気や世界観を作るのがうまい
>細かい感情や感覚を交えながら全体の雰囲気や世界観を作る それが小説じゃね?
演奏や歌は大してうまくないけど世界に君臨したビートルズのような例もある。
読点の多用は意図的なものじゃないの 作品によっては息の長い文章書いたりするし
んなこたーわかっとるy
箱男ってどういう解釈すればいいんですか
944 :
吾輩は名無しである :2011/10/13(木) 10:24:59.14
今日本の作家で彼と似ているのは誰でしょう?
俺
円城塔
円城塔は安部に失礼だろうな。 自分は村上春樹だと思う。それ以外には見当たらないな。 もちろん春樹=安部じゃないけど、 春樹はカフカからははるか遠くて、安部にはかなり近い。
その意味で、安部もカフカからはかなり遠いと思う。 ただし、ネタをパクっているのは確実だけどw春樹も安部もw
てす
950 :
吾輩は名無しである :2011/10/13(木) 23:19:52.05
春樹の短編はいいけど、長編は駄目。 ノルウエイの森なんて、金が欲しくて書いただけ。 蛍の方がずっと良かった。」
確かに村上春樹は読みやすい安部公房って感じを受ける。 ただ、読みやすいぶんやっぱりちょっと深みがない。 解釈の幅が限定されているというか。
砂の女再読。 天才だな。
953 :
吾輩は名無しである :2011/10/14(金) 21:20:44.52
天才なんだけど、試行錯誤あり。 それがまた魅力でもあるn。
科学者との対談映像 確かに貴重だけど あんま大したこと話し合ってないね
>>954 晩年の言語論は、迷走状態だったからな。
ちなみに、対談相手は故渡辺格。
利根川進の師匠格に当たる人だよ。
956 :
吾輩は名無しである :2011/10/15(土) 09:22:22.64
言語論なら円城塔でしょう。
おまえ、円城か? スレ違いだっての
958 :
吾輩は名無しである :2011/10/15(土) 19:26:37.75
安部公房の娘か? それとも、公房本人か?
円城は世界観オンリーの三流作家だろ あっち逝けよ
960 :
野間広 :2011/10/16(日) 10:24:53.50
私が「壁」を読んだときそれは若い安部君の青春のリリシズムと絵画的に連続するイメージを喚起するレトリックの豊さのせいかもしれないがストレートに感性へとうったっえてきたので「壁」が難解という読者の多い事に驚きを禁じ得ない。冥界よりかきこ。
961 :
野間広 :2011/10/16(日) 10:45:57.00
ぱくったのは春樹だよ。何度も力説するけど安部は誰のスタイルもぱくってない。安部の出発点は彼個人が体験した戦後という異常な社会体験。満州の荒野。それら原風景でカンガルーまで一貫している。他の作家から影響を受けたのでなく体験から安部は彼の小説のモチーフを得た
962 :
野間宏 :2011/10/16(日) 10:52:27.19
野間広を野間宏に訂正。やっちまった!
963 :
野間宏 :2011/10/16(日) 12:12:00.70
>952 わかってるね。昔、ネスカフェコーヒーのCMに「違いの解る男…」っていうフレーズがあったけど、おたく、違いがわかってるね。天才…いいね!
964 :
吾輩は名無しである :2011/10/19(水) 01:18:10.43
あげっ!
天才ではなく天災の間違い
966 :
吾輩は名無しである :2011/10/19(水) 01:41:20.71
そもそも天才とは天災でわる
わるってこれか「÷」
968 :
吾輩は名無しである :2011/10/19(水) 07:16:08.94
否、悪でわる
浅田あきらっていう人 絶対安部公房好きそうだよね
いや、それはない あのホモ学者は、フランス文学至上主義で、ゴダール基地外だから
971 :
吾輩は名無しである :2011/10/20(木) 13:40:36.16
えっちいのは嫌いです
この文化均一的な時代で、マトモな文学をやろうとするなら、 こいつみたいな抽象小説に注目するしかない 今のバカな物書きどもは、文学をやることを拒絶して、 つまらんテーマを「いかに虚飾するか」に腐心しとるがな マーケティングが重要な大量生産の時代から、 技術と創意が重要だった良き手工業の時代に還ろう
973 :
吾輩は名無しである :2011/10/20(木) 21:44:03.34
今の物書きは虚飾に明け暮れている まさにそのとおり。 第二第三の阿部公房の出現がないものか。
好きっていうか、評価してそう
第二、第三の安部公房ではダメだ 安部公房を超えていく人材を待望しなくては
浅田彰はホモなのか?安部の作品は読んだ事もないんじゃないかい?影の薄い学者だよ。
977 :
吾輩は名無しである :2011/10/21(金) 01:00:33.96
その弟子(?)の東某よりは遥かにマシ
昔はお熱を出して賞賛したもんだが、 ニューアカ世代、とくに浅田彰は口の悪いだけのウンコだったよな
979 :
吾輩は名無しである :2011/10/22(土) 00:24:39.78
安部酵母を超える作家? ガルシアマルクスだけだな ちょっちゅね
980 :
吾輩は名無しである :2011/10/22(土) 10:46:16.08
砂の女、第四間氷期、その他 地学が好きだったんだなあ と思う。
マルケスなんて、ほとんどラテンアメリカの土着的文化で成功したようなもんじゃん どっちかっちゃボルヘスだな、ボルヘス
982 :
吾輩は名無しである :2011/10/22(土) 11:47:56.83
ボル様はガチ
実際、おれも、 好きな作家は安部公房とボルヘスなんだよな 通ぶりたがる連中は、 もっとマイナーなとこ探してくるもんだが、 メジャーなとこが圧倒的なんだからしょうがない
自分も安部公房以外のメジャーな作家ではボルヘス・ジョイス・ピンチョン・カルヴィーノ辺り 若手ではペレーヴィンとかダニエレブスキーも良いよ
ああ、良いラインナップだ・・・
自画自賛乙としか言いようがない、低レベルの自演
根拠の無い自信に溢れた低レベルの認定
好きな作家が一致してるやり取り見て自演とかどんだけ2ch脳だよ
読書量はみなさんにはかなわないけど、こんどやっと「百年の孤独」を読みます。
自慢じゃないが、二十年前にカンガルーノートを読んでから小説は一切読んでいないよ。
あはははははははは
ここで自演連投してるのって、川上未映子厨の鈴木なんじゃねえのかw
>>989 安部が絶賛してた作家繋がりで、カネッティとか読みました?
>>993 いえ未読です。本当に読むのが遅くて。でも眩暈ぐらいは読まないとなあ。
眩暈はセンテンスの短さが微妙に安部に似てるw
せやろか
次スレは?
>1000ならユーキッタン
999 :
吾輩は名無しである :2011/10/23(日) 22:14:33.92
>>1000 私はあなたに1000ゲットを譲ります
一日一善です
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread このスレッドは1000を超えました。 もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。