がんばれプルースト!負けるなプルースト!
なんなら、もう少し取っ組み合いを続けたっていいのよ。
4 :
ジル・ドゥルーズ :2010/09/10(金) 20:11:40
新訳が出たね
5 :
頑張れプルースト :2010/09/10(金) 22:22:17
新訳の後書きだけ立ち読みしたら 先行訳を批判しながら自信満々な書きっぷりだった 流石に全部は読めないので分からんけど 同じ文庫のドストエフスキーの方みたいな事にはなってない事を祈る
お前ら何言ってるんだ?吉川一義先生は今年アカデミー・フランセーズ、フランス語フランス文学顕揚賞に選ばれた御仁だぞ? そんな変訳になるわけないだろバーカwwwwと重いながら調べたらじゃんじぇん違う人が翻訳してた・・・
岩波でも翻訳出るのか… そりゃやっちまった感が半端ないな でもまあ、がんばれ、うん
岩波のほうが後だからな 光文社してやったりって感じだろ 読んでみた分にはそんなに変とは思わなかったけども
ママのキスがないと 眠れない・・・ /^ヾo ○= ノ:;☆_;;.ヽ===○ ‖(⌒(´・ω・`n ‖ .‖ /(_,,..てっ..,,__ ノ  ̄./i _,.(~ ̄  ̄ ̄~ヘ, | ! (~ ,::::::☆:::::::::☆:::::::::::::::.'' }i | ノ ..:☆::::::::::☆:::::::::::☆::::." 丿
結局誰の訳がいいのよ?
検証作業をするだけで数年はかかるなそれはw
井上訳は最初取っ付きにくいがだんだん文体の流れに乗ってきて心地よくなる 鈴木訳は読みやすいが文節が短いから時々読書のリズムが崩れる時がある 高遠訳は知らん
というかセンテンスが長いのがプルーストの特長なのに勝手にセンテンスを分断してる 鈴木はプルーストの冒涜者。
>>13 私をだましたのか? 相手はだれか? どこの家でか? いつのことか?(第六篇 逃げ去る女)
>>13 フランス語のセンテンスは日本語のセンテンスと意味が違うし。
スワン家の方へはめちゃくちゃ面白いのにそれ以後がつまらない
17 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 09:03:37
>>15 そうですね、そう思います。
ところで、今度の高遠氏の訳、アルベルチーヌは既に同文庫で出ていたわけですが、
コンブレーによって、画期的な日本語版プルーストがスタートしたと言ってよさそうです。
簡単にいうと、井上、鈴木訳はプルーストの研究者の仕事で、翻訳の専門家の仕事ではなかった。
高遠氏によって、ようやく翻訳のプロによる「失われた時を求めて」全訳が生まれようとしている、
と言えばいいでしょうか?まことにワクワクする事件です。
文章を短くしてるのかそれだけが問題。 短くしてる限りは永遠に井上訳が最高。
「、」で繋げればいいんじゃねと素人考え
「。」で切っちゃってるから問題。
21 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 10:53:40
鈴木訳の場合、一見して日本語として問題のある文章が平均して一ページに 一箇所くらいはあり、その半分は意味の通るにくいまたは、通らない表現。意味が通っても、 非常に手際のわるい文章になっている場合など含めると、原書を逐次参照しながらでないと とても読み進めたもんじゃない。これを苦行僧のような精神で読んで、あ〜、プルースト っていいな〜、すごいな〜、と思う人、まさかいるはずがない。 センテンスが長いとか短いとかより以前の問題だね。
クロード・シモンみたいな原文を句点で勝手に区切っちゃってるのかどうか、高遠訳はどうなんだ
23 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 12:32:34
高遠自身が解説で 読みづらくなるから長いセンテンスは短くブッた切ってくって 明言してる。
25 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 12:48:02
それでも、原文の呼吸を生かすべく・・・・・息の長い訳文にしたところも ないわけではない。と。
これ言っちゃおしまいですが、日本語と逆すぎてやっぱ難しいですよね… もとの文を生かすか、日本語として読みやすくするか、苦渋の選択だなぁ
「日本語として読みやすい」≠「日本語として美しい」だからなあ
28 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 13:53:31
どうも腑に落ちない。
実際に読んでしている議論じゃないような気がする。
>>27 >>26 鈴木訳、井上訳を、原文を横に置いて参照せずに「読めた」という人をおいらは信じないです。
井上訳はまず日本語としてry
30 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 13:57:07
読んでないでしょ 大体こんな的外れな方向で一致するとか怪しい…
31 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 14:06:11
オイラは井上役を読み始めたが、一頁目で、意味不明、頭が錯乱してきた、 きっとオイラの頭がどうかしているのだろう。
32 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 14:30:50
>>28 26ですが、スワンの恋のほんの一部だけ原文で読みました。
吉川さんの対訳本で扱ってるとこの、それも最初だけ。
そのあと鈴木訳でコンブレー〜スワンの触りまで読んで、挫折してしまった。
原文の方がやっぱり、スワンの回想の長々と続く感じとか美しいなって。
でもあまり仏語ができないので続かず、訳で読み始めたんですが、
関係詞節で長々つなげていく文章を訳すときとか、そのまま日本語にすると読みにくいし
倒置文みたいになっちゃいますよね。多分…
と結局、ろくに読んでないヘタレですが、新訳出たと書いてあったので興味もった次第です
33 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/13(月) 14:49:12
コンブレーの冒頭、上が原文、下英訳(Lydia Davis). Longtemps, je me suis couche de bonne heure.(アクサン省略) For a long time, I went to bed early. で、高遠訳。 長い間、私はまだ早い時間から床に就いた。 なんの不思議もない一行。さて井上訳、鈴木訳はいかが?
プルーストの文章のいい点は、たしかに息が長くて関係詞節やら 挿入節が多く複雑な文構造をしているが、 腰を落ち着かせてどの関係詞節がどこに係っていて代名詞の指示するものが 何なのかなどをじっくり考えていけば、ちゃんときれいに 整理のつく文章だということじゃなかろうか それはプルーストが本当に律儀な性格で、頭の良い人だった証拠だと思う 逆に短い文章でも省略が多く、文法的に破格な文章を書く人は 読んでいてよく解らない。 まあ、プルーストの文章を長い間読み解くことも苦痛なんだが・・・
>>33 おお、すっきりしてますね。
今までの色んな訳を中和するとこんな感じですかね…
>>34 長いがけして乱文でなく、フランスで国語の授業に使えるくらい
端整な文章だって聞いたことがあります。
にしてもやはり大変な作業、翻訳家は尊敬します。
>>33 長いときにわたって、私は早くから寝たものだ。
になってるな井上訳は。
長く、私は早くに寝た。
ならもっと短くていい肝w
どっちにせよ、あれ全部読むなんて大変だぜ。特に四巻五巻はつらい。
>>34 頭がいいんなら分かる文章書いてほしかったね
サーカスじゃないんだから
おっとマルセルの悪口はそこまでだ。
文学とは言葉のサーカスである というような警句はありそうな気がする
ふふん、まあな、かんたんには分からせないってのも芸術の真髄だからな
41 :
16 :2010/09/13(月) 22:18:07
誰か俺と同意見の人いない?
私は自分の覚えたおそろしく大きな苦悩について、ほとんど誇らしいともいえる気持、ほとんど喜びにも似た感情を抱いた。 それは人が何かのショックを受けて跳び上がったために、どんなに努力しても上れない高い地点に到達してしまったような、そうした感情だった。(第四篇 ソドムとゴモラ2)
私のようにやや神経質な性格の者は、自動車と同じく変速の「ギヤ」を備えている。 道が険しく困難で、よじ登るのに無限の時を必要とする日々もあれば、歌をうたいながら全速力で降りられる下り坂の日々もある(第一篇 スワン家の方へ2)
美しい書物はどれも一種の外国語で書かれている
>>41 まあ四巻でマノービして、そこからは確かにあまりなんつうか、
物語としては面白くなかったな。てか全体的に物語としては面白くない。
小説としてなら別だが。
好きな女の思考や行動を前にしたとき、私たちは自然現象を前にした最初の物理学者たち(まだ科学もできあがっておらず、その科学が未知のものに多少の光さえ投げかけていなかったころの物理学者たち)のように、途方に暮れてしまう(第二篇 花咲く乙女たちのかげに1)
48 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 01:51:13
モンティパイソンのギャグ「文学要約選手権」で、失われた時を求めてを知りました。 話のネタに程度で、漫画で読破してしまいました。(プルースト、ごめん) 思ってたよりずっと面白く、終盤は「スローターハウス5」みたいで(だからごめん) 非情に気に入りました。あ、非常にだ。 でもなあ・・・あの厚さを見ると、本物を読むのはちょっと・・・ ※この登場人物って、なんで大半が同性愛に走っちゃうんでしょうか? 主人公が悪徳として扱うのは、同性愛が大半でレパートリー少な杉な気がします。 ほかに悩む事はなかったのでしょうか?ヴェルテルみたいに。 大体、主人公だってあの程度許容して、夜もみんなと仲良くすれば全ては丸く(ry
49 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 01:53:37
強豪が現れた
50 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 05:13:50
プルースト 自ら男色家でありながら、 ゲイを否定的に捉えることしか出来なかった哀れなユダヤ人
51 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 05:16:40
何でそう
52 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 05:23:39
鈴木道彦のヘリテッジ文庫には、松浦寿輝とか野崎歓とか加賀乙彦とかのエッセイ がついてたけど、高遠弘美も寄稿してなかったっけ?
野崎よろこび? やらしい名前だなあ‥
Amazonの評価を見たけど、たしかに最終章で全てが意味をもちだすみたいだな。 酔狂な演出家とかが、当時の貴族社会を現代の別の構図にあてはめてくれれば。
ホモ臭よりレズ臭のほうが濃い。 案外男色家というより腐男子みたいな人だったのかもしれん。 そういや欧米ってレズ好きの男性作家多い気がする。 オースターも一時期レズ小説書いてたつうてたな。 日本で「女性はこうあるべし」ってのが強いから、女は女性がいない世界に 目を向け腐女子が発生するなら、あちゃらは「男性はこうあるべし」というのが 日本よりずっと強いのかもしらんな。
56 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 12:22:28
>>30 同意。久々に来て新スレが伸びとると思えば、
大半が読んでない阿呆どもの連投のようだな。
58 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 14:54:04
59 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 15:59:30
ノ´⌒ヽ,, γ⌒´ ヽ, // ""⌒⌒\ ) i / ⌒ ⌒ ヽ ) !゙ (・ )` ´( ・) i/ .| ⌒(__人_)⌒ .| 僕はほんとは菅ちゃん応援してたんだよ \ `ー' / _lVl ヽ 〈゛⊂) }
半分は光文社の宣伝(もちろんそいつも読んでない)
光文社文庫は既訳がありしかも今も入手が容易な人気作を重複して出すだけで面白くない。 俺は一冊も持ってないよ。 初訳作品や翻訳があっても入手し難いような作品を出してくれれば面白いのに。 関係ないけど新潮社はロブ=グリエ『嫉妬』を死なせたままにしておくならいっそ岩波文庫に 権利売ってくれよ。
ざ
入手し難いような作品なんて売れないから出しましぇーん
今って世界的に文学売れないの? 日本はくだらないアニメとか多すぎて嫌になる
それが大衆社会の現実
大衆社会っていうか文学が個人の苦悩だのなんだのとかいう 機能を果たす必要性がなくなったんだろ
現代人は血管と神経の代わりに、水道と電気を持っている
しかしなあ、いくら今風の新訳出しても、これを全部読みとおす奴が いるか疑問。ただ知られた作だから全巻集めるのは集める奴はいそう。 そこらへんんじゃないか。光文社のねらいは。
未読の人間からするとリアルタイムで刊行されるほうが読みやすいわ 一気読みしようとすると途中で挫折するのは大菩薩峠で学んだ
集英社、光文社、岩波、どれ買うかで悩むわ 岩波はいつ発売なのだろうか
新潮文庫のとか、本邦初訳の化学の人の訳とかは、どうなの?
プルーストなんて図書館で借りればいいじゃん
なぜか二巻だけずっと貸出中
一巻だけはよくブコフで見かけるw
75 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/14(火) 23:42:47
アルベルチーヌ!
時が失われちまうぜ
78 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 00:07:06
抄訳読んで知ったかしとけ それでもアンナ・カレーニナくらいの分量はある
スワン家の方へはめちゃくちゃ面白いのにそれ以後がつまらない
ソドムとゴモラなんて大仰な表現もなんだか。 高々あの程度の性癖で、旧約聖書まで持ち出さなくてもいいのにと思う。 怪獣映画並の大袈裟な表現というか「ソドム対ゴモラ」というか 別にアルベルチーヌが放射能光線を吐く訳じゃないのに、可哀想だ。
アルベルチーヌのそんな姿は見たくないね
光文社古典新訳文庫のカバーってすぐ変色しないか? あんまりいい焼けかたしないっていうか、単にぼろくなるだけで 何冊か気に入った作品もあるけど装丁が残念 プルースト全巻揃えた頃にはグラーデーションになってそう
83 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 04:09:25
岩波で新訳出るらしいけど 表紙にあらすじや解説書いてるのだったら嫌だね あれ止めなよ
最近、そういうの少ないような。 白鯨の表紙はかなり良かったし
85 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 08:57:16
スワン家の方へはめちゃくちゃ面白いのにそれ以後がつまらない
>>82 変色というか褪色するね。安普請なんだろう
>>88 ありがとう。それ読んでみようかと思ったけど上のほうで評判悪いレスが多いなw
こんなスレの評判に左右されるなんて、お気の毒w
蓮實は鈴木訳を批判してたな。 まあ知らんが井上の弟子筋なのか? よく井上の『ガリマールの家』にも言及してるな。
鈴木訳良いよ。光文社訳の評判良いのは新内閣が支持率高いのと同じ。
一瞬、雄介が訳したのかと思った
それだったら鈴木にガッカリだよ イメージ崩れるわ
95 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 15:39:35
>>92 いろんな点で意味不明のレスですね。
ど〜ゆう意味か解説を要しますよ、どーぞ。
新内閣って菅さんは、もう改造内閣発表したんですか?
光文社文庫のよい評判なんて、めったに聞きませんが?
鈴木訳が良かったら、世にまずい翻訳は存在しませんが?
96 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 15:40:24
こんなとこでいわれてる意見(とくに批判)やアマゾンの書評(とくに批判) なんか、みんなめちゃくちゃだよ。 絶対に影響受けちゃダメ。
ネットの影響まんま受ける奴なんて最初からその程度の奴だろw
なんで光文社って、ホモはいった作品ばかり翻訳するんだ? ムージルは「テルレス」、マンは「ヴェネチアに死す」 あと「車輪の下」とか「ドリアングレイ」とか。
「悪霊」もホモ入ってたな
「罪と罰」でラズミーヒンがラスコにスープ飲ませてあげるシーンが あるが、亀山の翻訳では妙にホモ臭い
「裸のランチ」とか、近代文学ってやたらホモがらみが多いな。
赤と黒もジュリアンが普通より女の子っぽくなってる気がする。 光文社版でわ。
なんだ、「裸のランチ」ってww
そんな誰も知らないもの出してきて近代文学がホモ多いって言われても困るよなw
そういえば平凡社ライブラリーにゲイ文学を集めたのがあったな
全部、腐ねらいに決まってるだろ。
でもプルーストってホモってよか、両刀だろ?バイっつうんか?
109 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 20:21:58
ところで岩波版は一括で出るの?それとも一月に一巻づつ刊行?
111 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 21:23:53
一括払いで全14巻今なら2800円
安いな、28,000円の間違いじゃないのか。
あほくさ
裸のランチは文学上級者しかしらないマニアック本だからな まあ素人が知らなくても仕方ないだろうな。俺くらいレベルが高くなならないとな
「あほくさ」ジジイも登場かよ
>>93 違いますよ
>>94 なんでだよかっこいいだろ。見直してくれよ。
>>108 それ本当なの?基本的に女の話しかしてなくね?
>>110 一括じゃないんじゃないかね
7月の時点で訳し終わってるのは5分の1程度っぽいし
文学上級者w
この本好きな奴は無駄にプライド高そうな奴が多そうだな
121 :
101 :2010/09/15(水) 22:51:30
>>114 「裸のランチ」映画でしか見てない俺はどうなるの?
自分で文学上級者なんていう奴の顔が見たいw 吉本の漫才師みたいな顔してんだろ
123 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 23:06:14
あほか、漫才師はどんな真面目な顔しててもシャレで言っとるわw
あと途中で挫折してコンプレックスになった奴も多そうだな めんどくせえ本書きやがってユダ公が
正直、今の人間には面白くない
ネイキッドランチって大宮のデリヘルだろ
しかしこのスレの伸び方は異常だな なんか嫌な奴もいるし、俺は抜けるとするか
128 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/15(水) 23:41:53
170 :吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 21:36:06 つまり二通りいる どちらも本を多く読んできたことにはかわりないのだが 一つは野崎歓や中条省平や亀山郁夫のようにそれらの本を滋養として新たな言語実験へと乗り出し世界を広げてくれるひと 一つはそれら過去の本のがんじがらめとなって一種原理主義的な偏屈性を帯びるひと 古典新訳文庫には凄い訳者がいる、その意味で古典新訳文庫は新薬といえる ぼくはここにもう一人足しておきたいのです。圧倒的少数である前者に、高遠弘美氏を加えたい。
いっそ、最終巻を最初に読んで、それから1巻目から順に読むなんてどうだ? バラバラだったエピソードが一気に集結して意味を持つ爽快感(?)は、それで 割り引かれてしまうかもしれないが・・・
なんかこのスレ見て、この小説のイメージちょっと悪くなったな
自レスをコピペするとかw 恥ずかしい奴だな
いや、なんというか、ファンなのか知らんが、すげえ偉そうってか まあ、この長さ見たら聖域扱いしたくなるのも分かるけど
ファンが尊大だよな 何様だと言いたい
プルースト自身もあまり人に好かれるタイプじゃなかったらしいからな
>>121 映画よりは小説のほうが断然いいな。クローネンバーグはすきだけど。
長いといっても内容が難解というわけではない 読めない奴は根気と集中力がないだけだ
>>136 さんくす。こちらはまだ挑戦できるかもしれない。
漫画で読破とか(でもよかったよ)、映画だけとか恥ずかしいけど。
フランス人からしたら、貴族でもねーのにサロンに出入りしやがっって 生意気だなこのやろーみたいな感じらしいね>プルースト 日本人が源氏物語読まないのと似たようなものか? ファン、というか読んだヤツが偉そうなのは勘弁してやってくれないだろうか。 あんな長くてまだるっこいの読んだから自慢したいんだよ。 そのうち顔赤くするだろうから。
少年時代はホモ的に学友に接近して気持ち悪がられたらしいね>プルースト 長いだけに読んだところにプライド置きたいのは分かる。 そいつらの言ってることって自分は上級ってだけの「俗衆への優越」だけで、 作品への思いとか、とにかく中身ないもんなw 俗物が多そうだね。プルーストファンって。
それはただのスノッブだろ プルーストと関係なし
2chにへばりついてる時間でプルースト読めるだろうになあ
レズのほうがむしろ多いぐらいだし、あまり腐向けではないよね。これ。
145 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/16(木) 11:33:16
誰か、試しに、『失われた時を求めて』の中の一文を書いてみてくれないかな? どれだけ難解なのか。
146 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/16(木) 12:02:32
別に難解じゃないよー。あまりに緻密過ぎる、悪く言えばくどい描写に辟易することはあるだろうけど。 読んでみようか悩んでいる人は立ち読みで集英社版一巻の訳者前書きを参照してみるのを勧める。 とにかく、全編読み通して初めて見えてくる(それこそ見出される)ものがある小説なので、 途中で辛くとも何とか完読を目指して欲しい(そういう読み方は河出の人は否定的だったけど)。
モームも「世界の十大小説」の序文で言ってるね。 この小説の巧みな抄訳版が出てもいいのではないかって意味のこと。 短くされて価値を失うか否かはその作品次第だって。
149 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/16(木) 13:22:00
>河出の人 高遠氏のこと?ずいぶん失礼な言い草ですね。 >短くされて価値を失うか否かはその作品次第だって。 意味が通じません。 大体モームなど持ち出すセンスは問題外。
抄訳版って文庫?
>>149 いやいや裸のランチはレベル高いよ
僕文学上級者だから
なんかすげえ殺伐としたスレだね。
「禁色」の鏑木男爵って、サン=ルーに似てるよね
どうでもいいけどおまえら、「失われた時を求めて」の内容のこと話せよ。 それとも後半に見られるスノッブの集まりを地でいっているのか?w
抄訳版って文庫?
違うよ。やたら大判の分厚い重いやつ。
鈴木のやつだろ? 文庫も出てるよ。集英社文庫だったかな。
「これはどこかで見たような気がするなあ」と言ってスワンは顔をしかめたが、それは口をきくのも大儀な病人のしかめ面だった。 「そうでしょう」と公爵は、絵画通の相手がなかなか賛辞を述べてくれないので、真顔になって言った、 「たぶん、ジルベールの邸で見たんでしょう」 「おお!たしかにそうでした。思い出しましたよ」 まで読みました。久々の会話シーンに安堵。
スワン病気だからかなり後半だね。
160 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/16(木) 20:26:11
岩波版はやく
大学でプルーストを研究してた人とかが来て「失われた時を求めて」を引用しながらベルクソン哲学との関係性を解説してくれないかなあ?
162 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/16(木) 21:33:17
筑摩文庫で出てるウ゛ィスコンティのシナリオ版「失われた…」を 読んだ人っています? (俺自身読んでいないんだけどどんな感じなんだろう)
>>161 それ、思いきりドゥルーズがやってんじゃん・・・
へー、ヴィスコンティが「うしとき」やろうとしてたの。 「間の山」を候補にあげてたのは知っていたけど。 でも「うしとき」はホモっててもヴィスコンティってイメージじゃないな。 むしろフェリーニって感じ。
165 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/16(木) 21:54:16
らしいよw そのシナリオ本は笑っちゃうぐらい薄いんだけど。 どんな荒業を繰り出したんだかw
ふーん、じゃあ、シノプスだけなんじゃね? でもヴィスコンティも長くなるところはプルーストと同じだからなあw
ヴィスコンティはその後、ダヌンツィオの「イノセント」を 映画化できたんだから問題なかろう
フェリーニねえ・・・花咲く乙女たちのバルベックとか、所々そんな雰囲気はあるが、 フェリーニでは貧乏臭い映画になりそうだ。あの大作を真っ向から撮る作風でもないしな。
ドゥルーズってむつかしいじゃん
もうゴダールでいいよ。
ドゥルーズむずかしいね、河出文庫でかなり優遇されてるけどまったく理解できない
どうやってこの作品を真っ向から撮るのか聞かせてもらいたいもんだw
ヴィスコンティのシナリオ読めばいいんじゃね?
>>172 漫画があっただろ
あの漫画を原作にすればいいよ
孫創作になるなw
176 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/16(木) 22:43:16
やっぱ誰も読んでないんだw たしかにシノプシス程度のものなのかも知れない。 真っ向から撮れる映画監督って言ったらリベットあたりかなあ。 十二時間半の長さのとんでもない映画撮っちゃったこともあるし 「セリーヌとジュリーは舟で行く」というこれまた途方もない映画 (三時間のコメディー映画) の小道具に、記憶を蘇らせる魔法のキャンディーが出てくるんだけど、 これの元ネタはあの「マドレーヌ」らしい。
マドレーヌ言う奴は読んでない
「読んでない奴探知機」みたいなやつがいるな
実際読んでないだろ、こんなクソコテは アウトワンも見たことないだろうし
もう俺は新訳の1巻読み終わったよ。 元々読むのは結構遅い方だから 結構時間かかったけど。
読んでないのを探知して怒るから、読んだだけで舞い上がる小説とか いわれるんだよ。
シナリオ版「失われた…」、読んだことあるよ、うまくまとめてると思った まあ、実際に書いたのは脚本家のS.C.ダミーコだけど ラウル・ルイスの映画は、このシナリオをもとにしてるみたい
183 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/17(金) 00:06:02
半分正しいねw アウトワンは二年前日仏で上映した時仕事の都合で前半しか見られなかった。 痛恨だったけどね。 君は見たんだ。
184 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/17(金) 00:09:23
いまのは
>>179 あて。
そうかウ゛ィスコンティ本人が書いたわけじゃないのねあれ。
185 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/17(金) 00:14:12
ああ、あと俺井上究一郎訳で十年前くらい前に一応読破はしてるよ。 それっきりだけど
日仏学院の映画って字幕なしでしょ 固定にも意外とまともなのがいるんだね
187 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/17(金) 00:31:20
いや、フラ語はさっぱりなんだw 無理して見たけどちょっときつかったなw クソコテですみません
なんか、後になるにしたがって「私」が第三者みたいに 突き放されてる気がするんだよなあ・・・ それで、だから、あの結末なのか
追記 正しくは、ヴィスコンティの構想に基づき、ヴィスコンティの指示を受けながら、ダミーコがシナリオを書いたんです これは、すぐに映画化できそうな、ちゃんとしたシナリオで、シノプシスのようなものではありません ルキーノが『ルードヴィッヒ』映画化を優先したため、ヴィスコンティによる映画化は流れる ジョセフ・ロージー+ハロルド・ピンターで映画化の話も進むが、制作費で折り合わず流れる その後、ムシューキンによる映画化、ピーター・ブルックによる映画化も流れる 最終的にブルックの脚本を使った、シューレンドルフが『スワンの恋』で映画を完成させることなる。もちろん。この映画はヴィスコンティのシナリオ版とは何の関係もありません。
191 :
ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2010/09/17(金) 01:03:33
へー。 ロージー版見たかったな。 ねっとりとしたもんになりそうだけど。 ダーク ボガードがシャルリュスとかw
>>189 え、「スワンの恋」って、スワンとオデットの話だったのか。
地味な映画っぽかったので敬遠してたよ。
綿矢スレよりのびてる・・・ 文学板で二番目とは。
映画版「スワンの恋」は、カトレアをするジェレミー・アイアンズだけで飯が三杯食える
この機会に読者が増えるといいな。 内容についての意見が少ないのは、これから読む人のためネタばれにならないようにする配慮と、 読んだ印象があまりに個人的なものに思えて人に伝えるのが難しいからではないだろうか。
井上訳、鈴木訳、両方文庫で読んだが、吉川訳が楽しみだよ 11月が待ち遠しい
197 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/17(金) 09:05:12
>ネタばれにならないようにする配慮と、
それはなさそうだね。第一ばれて支障のあるネタなんてないし。
>>196 高遠さんは?画期的ですよ。
暇人向けの小説
ヴィスコンティが映画化しようとしていたのは 「ソドムとゴモラ」だったと思うけど
>>195 君みたいに思っている奴がいる一方で、「俺のプルーストが俗人どもに・・」
って思ってる奴も多いみたいだね。このスレみたらw
>>195 プルーストを読む楽しみって、完全に個人の世界に埋没する楽しみみたいなところがあるよね。
あそこでアルベルチーヌがああするのはどうとか、スワンがなぜこうしたとかの
物語を語るようなものじゃなくて。
ただこんなだから伸縮自在で、推敲魔だったプルースト自身もっと長生きしてたらさらに
手を入れただろうし、なんというか、部分的に読むのもありとは思う。
202 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/17(金) 20:07:06
『失われた時を求めて』の文章の難易度を10固の星で表すといくつくらいになる?
十個とはまた多いがw文章が難しい、思想が難しいというより、 通常の文章より、いちいち細かいことまで表現が伸びていくので 変わった独自の文章表現である、そういう意味で難易とつい評される こともあるって印象だな。
ttp://www.ilyfunet.com/a-table/etc/679_proust.html プルーストにとって、ヴァンドーム広場に今でも存在するオテル・リッツは特別なホテルだった。
晩年、防音のためにコルクを張り詰めた部屋にこもって小説の執筆に打ち込んでいた作家だが、
そんな中、リッツでの夕食は彼の数少ない外出の機会だったという。
その習慣は、体がかなり衰弱している1917年ごろに始まり、その5年後、亡くなる半年前にも、
ディアギレフ、ピカソ、ストラヴィンスキー、ジョイスなどと
リッツで顔を合わせているという記録が残っている。
何この凄過ぎる面子w何話してたんだ
私の顔色が変わつたのを見てとって、例の友人が話題を変へた。 「マルセル・プルゥストの本を君から借りる約束だつたね。面白いかね」 「ああ、面白いね。プルゥストはソドムの男なんだよ。下男と関係があつたんだ」 「何だい、ソドムの男って?」 私が知らないふりをすることで、この小さな質問にすがつて、私の失態が気づかれてはいないといふ 反論の手がかりを得ようと、力のかぎり足掻いているのが私にはわかつた。 「ソドムの男つてソドムの男さ。知らないかなあ。男色家のことだよ」 「プルゥストがさうだとは初耳だな」ーーー私は聲がふるへるのを感じた。 怒りを見せれば相手に確証を与えるやうなものだつた。私はこんな恥づべき見かけの平静に 耐へられる自分が空恐ろしかつた。 例の友人がかぎつけていたことは明白である。心なしか彼は私の顔を見まい見まいとしているやうに思はれた。 おや?三島がこんなことを書いている?
仮面の告白?エッセイでもプルーストについて書いてたよ。 シャルリュスやアルベルチーヌではなく、サン・ルーに興味があるんだって。 大江健三郎も同じようなこと言ってたし、何だかんだで共鳴するものはあるんだね。
>>197 親友のサン・スー侯爵の趣味は、ちょっと意外かも
・・・って、よくあるのか、この作品。
自分が自分の心は冷え切ってると書くあたりから、紙が買ってきた。
文章が細かいところまで伸びるってのは、ロマン派のように物にたいして長たらしく心情を吐くということ? 簡潔な文が好きなんだぼくは
プルーストの文は長にして要を得る
>>206 フランス文学が好きな作家でプルースト嫌いって人はあんまいない気がする
高遠訳は立ち読みして買うのやめた 「消え去ったアルベルチーヌ」がイマイチだっだし 吉川訳はあの巻は「逃げ去る女」なんだろうな
>>213 高遠も「逃げ去る女」をだしてくるんじゃないか?
じゃないと「見出された時」につながらない
>>189 ジョセフ・ロージーのところで企画が頓挫した話は、ロージーのロングインタビューでも読めますね。
「追放された魂の物語」という本。これは映画界の出鱈目さに翻弄された亡命作家の回想といった
内容で、あの時代の映画好きにはかなり楽しめる本です。
「スワンの恋」は映画としてはさして面白いとも個人的には思いませんでしたが、セットや衣装が
豪華だったと記憶してます。色々と参考にはなりますね、ああいう映画は。あとは傍役ですが、
ヴェルデュラン夫人のマリー=クリスティーヌ・バロー、ゲルマント公爵夫人のファニー・アルダンとか、
好きな女優のコスプレが見れたのもよかったなと。
>>199 ですね。このスレは小説にしても未読のレスの方が多い気がする。別に構わないけど。
ヴィスコンティ版は何といってもあのキャスティングでしょう。あれを知った時は本当に眩暈がしました。
まさかシャーロット・ランプリングでアルベルチーヌとはwでも意表をついているようで、あの印象的な目、
ミステリアスな雰囲気からして彼女以上の適役はいないという気もしてきて、流石にヴィスコンティは
よく読んでたんだなあと、長嘆息しきりでしたねw
間違いなくルートヴィヒ級の豪華な映画になっただろうし、アラン・ドロンにしてもシュレンドルフの映画の
シャルリュスも相当いい味出してたけど、ヴィスコンティ映画でのマルセルの方が見たかったですね。
シャーロット ランプリングかあ。 どういう演技になるのか大体読めちゃう所が萎えだなあ。 単なる俺個人の好みの問題ですが 俺の妄想の中ではアルベルチーヌはウィノナ ライダーだったりします。 どうでもいいけど
プルーストファンってなんか会員制クラブ的性格だよね。
映画見たいのにレンタルしてないんだよな
買うしかないな
ウィノナライダーw あれはジルベルトじゃないか? しかし年がわかるな
ウィノナは永遠なんだよ! 年とか関係ない!
万引おんな
>>214 そういえばそうだな
当たり前のことを・・俺も呆けた
226 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/19(日) 13:53:39
170 :吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 21:36:06 つまり二通りいる どちらも本を多く読んできたことにはかわりないのだが 一つは野崎歓や中条省平や亀山郁夫のようにそれらの本を滋養として新たな言語実験へと乗り出し世界を広げてくれるひと 一つはそれら過去の本のがんじがらめとなって一種原理主義的な偏屈性を帯びるひと 古典新訳文庫には凄い訳者がいる、その意味で古典新訳文庫は新薬といえる ぼくはここにもう一人足しておきたいのです。圧倒的少数である前者に、高遠弘美氏を加えたい。 高遠よ、訳し終えるまで、死ぬなよ!
高遠さんはまだお若いでしょ
男なの女なの?
ジョイスのスレが全然立たない。
ジョイスこそ英語原文で読まないとなあ。 かといって、英語の基本が分かってて初めてジョイスの新しい英語も 分かるわけだから日本人には洋梨って感じだからな。
232 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/19(日) 18:39:33
高遠は男だぞ ハゲ爺
柳瀬尚紀ってユリシーズの翻訳やめたのかな?
236 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/19(日) 23:49:35
シナリオ買ったw 井上訳ゲルマントのほうでとまってるkら再開するww
237 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/20(月) 06:33:37
そんなにしてまで読んでもむだだよ。 やめなさい。見得でしょ。 プルーストは読む人が読めば面白くて止まらなくなるような本。 君みたいな奴でも、いつかそういう「時」が来ないとは限らないから それまで積んどくんだな。
失われた時を求めての光文社古典新訳文庫高遠弘美訳を買った。 後書きが攻撃的で気に入った。
>>237 それ、良く書けてるって思って貼ってるの?
ただ光文社のあとがきは、主観が強くて一元的すぎる気がするな。
プルーストに限らずね。なんか手取り足取りすぎるって感じ
今秋の新訳の本命は吉川一義なんだ、大方の人は
今迄挫折した人にとって、吉川と高遠、どっちが読みやすいか?
吉川訳が出てからの話だな
学術的には吉川の方が上であることはほぼ間違いないだろう
そうでなかったら岩波の名がすたるだろ
ただ、優れた学者が優れた訳者とは限らないからな。 特に岩波はその傾向が強いから何とも
「学術的に上」とはねw
元も子もないけど河出新訳シリーズの装丁が気に喰わない。 なんだか安っぽい。
金かけられないんだろ。光文社も岩波もたいがいだが。
河出も新訳出したのか、と一瞬真面目に考えてしまった
何で河出なんだ?光文社だろ
冒頭の部分だけ自分で訳したのが出てるけど、ぎこちないぞ吉川
岩波文庫の表紙が楽しみだ 恐らく1000円超すだろうが
光文社新訳文庫は表紙がチャチなのはまだしも紙質がよくないのかすぐ紙が茶色くなるのがな… 岩波なんかはむしろ味が出るんだが
結局、平民同然のヴェルデュラン夫人が、貴族の頂点たる ゲルマント大公夫人に収まったってとこで、主人公の価値観は 倒壊したんかもしれない。 第一次世界大戦が、全てを変えたのか?
>>258 ん?主人公の価値観の倒壊?すまんがわからん。補足してくれろ。
>>258 子供の頃からの社交界への憧れのきっかけが
「教会の絵にもなってる、ゲルマント公爵に会いたい」だろ。
終盤、そのゲルマント公爵の格上が、あんなのと再建で
主人公の価値観は、「土砂崩れ〜」って崩れちゃう気がする。
あさっての方向っぽくてゴメン。
というかこの作品、主人公はアルベルチーヌとの係わり合い以外は
観察者というスタンスだなw
うちの女房は昔これ読もうとして、コンブレーの聖堂のところで何言っているのか 分からないのでそこでやめたんだが、今度の光文社のに聖堂の基本説明図があったんで みんなあそこで分からなくなるんだなと思ってわらたわ
聖堂じゃないけど、子供の頃馬車に乗ってる描写で 「離れてゆく鐘楼は私にさよならを言っている様だった」 ・・・なんてあたりが、なんとなく気に入ってる。 限られたページ数なのに、ここの描写に2ページを費やした 漫画版の著者に拍手を送りたい。
263 :
やれやれ、僕は名を失った :2010/09/22(水) 22:09:40
中日ドラゴンズ、本拠地ナゴヤドームでの最近の成績 巨巨巨ヤヤ横横横阪阪阪広広広巨巨巨ヤヤヤ広広広巨巨巨横横横阪阪阪ヤ ○○○●●○○○○○○○○○○○○●○●○○○○○○○○○○○ こんなに本拠地だけ勝てるなんて前代未聞、絶対ズルしてる。ドラゴンズ 可能性はヴィジョンなどを使った輝度差によるグレア攻撃が濃厚。
これはイカサマだろ。球場自体に仕掛けがしてある。
>>260 「コンブレー」から「見出された時」まで話が一気に飛んでないかい
俺の記憶もかなり曖昧だから今度の新訳で再読する、たぶん岩波で、君もどうだ
聖堂の基本説明図、そんなものもあるのか、ひかれるな
267 :
260 :2010/09/23(木) 00:19:10
>>265 とんでるとんでる、言われてみればもう一気にとんでるw
最終章までの過程で、既に主人公の貴族界への落胆は
既にずんずん進んじゃってるのに・・・ゴメン
本で挫折するとこって大体みんな同じ場所だね。
聖堂は早すぎ
>>268 夢野久作の「ドグラ・マグラ」はみんな
「スチャラカ、チャカポコ・・」のところで頭がおかしくなって脱落するw
そこは気持ちよくてすらすら読めたぞ
>>271 俺もあそこだったw
長いんだよな、あれ
がっかりする久作先生であった
275 :
吾輩は名無しである :2010/09/23(木) 17:09:24
光文社のあとがきについてレスがあったけど、たしかに強気だ この人の翻訳はアルベルチーヌ以外読んだことないんだよね けっこうあるみたいだけど読んだ人いる?
虚航船団は歴史の部分で挫折する人が多いと思う
>>274 恐ろしく下らなくてつまらない小説だからしょうがない
大体文章が下手糞すぎんだよ久作は
最近「文章が下手」といいたがる人は案外初心者だとわかるようになってきた。
>>279 にしゃん顔におれん尻がらひり出したサナダムシばなしゅり付けるぞ
282 :
吾輩は名無しである :2010/09/24(金) 15:29:08
プルースを読む前にきみたちわ クレビヨーンフィス、バルザアック、スッタンダール、それにフロベール わ少なくともみんな読むでるむだらうねえ。 もちらんだらうねえ。
もちろん読むよ プルースの前には
社交界に入ってからつまらんくなるよね。 当時の情勢とかどうでもいいっつーの
うん、あれつまらんよな
アホかお前。 事件そのものだけでなく、事件に影響される人々の反応にも注目しろ。 そんなだからお前はつまらんくなんてタイプミスを犯すのだー。
>>279 武陽、丸出しですねぇ(笑)おやはや(笑)
291 :
吾輩は名無しである :2010/09/26(日) 15:11:44
>>290 武陽に甘えて纏わりついてるじじい。
ほかの誰にもに構ってもらえないからといって、
武陽に嬉々としてじゃれついてるカッコ、みっともないぜ。
いいじゃない。ロマンティックだわあ。
293 :
吾輩は名無しである :2010/09/26(日) 16:20:06
狸が女形だね。う〜ん、ロマンチックですね。
なかのし〜まプルースト♪
岩波11月決定
今日、図書館行ったら、光文社のが入ってたので借りてきた。
てか、これ税込みで1,000円かよ! 高すぎるだろ!
密度が濃いから、むしろ安いのでは。
光文社はあいかわらずふざけた装丁だな
>>298 なんでだよ。ちくま文庫なんて、「スワン家のほうへ」を1冊にまとめて1400円だぞ。
この調子で行くと光文社のほうは、同じ「スワン家のほうへ」だけで
2冊で2100円、つまり1.5倍の値段にはなる。
てか光文社のはなあ、読みやすいって点は認めるけど、商業的に後出しじゃんけん 的なところがある。それに読むほうも加担するみたいな状況が生まれるのがなんか イヤなんだよな。
アホか じゃあ新訳を一切買うな
そもそもプルースト買う奴が何人いるかってこと考えたら1,000円取るのは仕方ない気もする 鈴木訳(集英社)のソドムとゴモラで挫折したけど、高遠訳(光文社)で再度挑戦します 吉川訳(岩波)の方が学術的価値は高くなるんだろうけど、読みやすい方で通読してから岩波で・・・でも遅くないよね
さっき彼女に本屋で「これ1000円だぜ」って指し示してたら やっぱ驚いてたよ。でも確かにいかに新訳といえど、ドストエフとかよりは 売れんと考えるのが妥当だろうわな。でも高いのは高い。
最近じゃ文庫で1000円程度は珍しくもない 金がない奴は買わなけりゃいいだけ
珍しくないとかそういう話じゃないだろw
図書館に早速入ってたから借りてみたけど、 もう一冊はいってるのは、貸し出しになってなかった。 別に特に興味はもたれてないみたいだな。
買わなけりゃいいだろとか、なんで商売的な話ばかりする。 光文社の社員か本屋でも多いのかこのスレ?
無駄な詮索はやめようぜ、ここにいるってことは買ってるんだから後の祭りなんだから、中身を楽しめばいいさ まぁ1巻だけなら中古で出回りそうだけど
買わなけりゃいいとかそういう問題じゃないんだよ。 例えばビールの値段が10倍になったらどうする? 買わなきゃいいのか?
売り上げが落ちるから企業が値段下げるよ 需要と供給。いつまでも引っ張らない
売上が落ちてるから値段があがってるんだと思うけど
てか文庫だけは売り上げいいから、それにふっかけるかたちじゃないのか。 ちょっと光文社の読んでみたけど、相変わらず読みやすい。 井上、鈴木よりずっと。 ただやっぱりこれを面白いというのは、文学好きじゃないと無理という事実は 変わらないと思う。あんまり売れはしないだろう。
しかし、失われてってついつい読み進めてしまうな。まるで魔法に かかったみたいだ。なんかずっと読んでしまうって感。 だからずっと書いたんだろうけどw
後半になるにつれて時系列の乱れなんか散見されるようになるが、あれは確信犯なんじゃないか? 「時」と共にごっちゃになる記憶に語り手自身翻弄される(まあボケてきたってことなんだけど)過程すら 作品化した結果だ・・・とたまに考える。
鈴木訳で読みやすすぎて呆れてるのに、それより読みやすいのか……
しかし・・・「私」の職業ってなんだろう? 十代の時、のんきに浜辺で親友と語らい、陽光の浜辺に自転車を押し 屈託なく笑う乙女たちを見たられたら、俺の人生も違ってただろうな。 夏も過ぎ、誰もいなくなったグランドホテルに一人佇む・・・って 期末試験はどうなる?宿代だってタダじゃないだろう。 試験もなんにもない。 こういう風に、金の心配も、勉強の心配もなくって、 有給休暇を1日とるために、勇気を振り絞る必要もないなら・・・ かえって、「自分」というものと、イヤでも向き合う事になるだろうなあ。 今なら、「ニート」とか呼ばれて、親から「ハローワーク行ったの?」とか 「大学はちゃんとやっとるか」とか、追い詰められるに決まってる。 それがある意味、大事なものというか、もしかして直面したくないものと 向き合う事を猶予してくれているのかなw
>>315 確信犯というか、わざとではないと思う。ああなっちゃうんだろう。自然と。
で、その自然さが文体や全体の構成にもいきわたっているというだけで。
結構時系列が乱れる作家って多いように思うけどね。
>>317 ああそのとおり。人間が直面したくないもの。それは自己の死だ。
プルーストは平民だったが超金持ちだった。 働かなくても並みの貴族以上の暮らしが出来た。
ニートってのは語源から言えば無職低学歴のことだろ 働く必要のないほど金持ちの教養人は ニートから最もかけ離れた存在じゃないか
東京ディズニーランドの年パスで、平日毎日のんびり彼女と回って 宿泊はもちろん毎日ミラコスタ。 みたいなもんか。
プルースト…高等遊民 ニート…下等遊民
2ch的下らない議論だな
下らないついでだけど、アルベルチーヌの気に入ってる点。 色々知ってるのに、そんな事より早く寝室にと言う彼女のスタンスがいい。 溜息ついたり、そこどいてよっていう風な主人公みたら 「なら僕が代わりに」なんて気分にもなってくる。 ・・・こんな感想・・・プルースト、嘆くだろうなw
荒川洋治ここ見てるかな? たしかプルーストの新訳についてもやったんだよね、荒川さん。
光文社文庫、全14巻てことは、各篇2冊ずつってことなのかな。 比較的短い6篇も薄めの2冊に分けるのかな。
集英社は13巻だもんな それに集英社が1巻でまとめてる第6篇はすでに光文社でも出してたよね(中身読んで無いが)
すでに出ている「消え去ったアルベルチーヌ」を含めての全14巻なのかな。
そうすると、1〜5,7篇を2冊ずつ=12冊と 『消え去ったアルベルチーヌ』で合計13巻になるんじゃね? 厚さ考えてもアルベルチーヌを2冊にばらすのは流石にしないかと
「消え去ったアルベルチーヌ」は、「逃げ去る女」をプルーストが徹底的に削って、 半分くらしの量しかないうえに、7篇につながらないシロモノ。
あれそうだったのか・・・すまん
>>329 しかしそれだと厚さがばらばらにならないか。
今の一冊目の厚さで行くと、20冊ぐらいになりそうなんだが
全14巻とはどういうこっちゃと思ってるんだが。
今回の光文社の1冊目は、集英社の1冊目と同じ区切りだ 以下、同じ区切りだとすれば13冊 6篇「逃げ去る女」を2分冊にすれば、14冊になるんだが… あと荒川洋治のラジオによると、来月から刊行が始まる 岩波版14冊は、1年に2冊程度のペースらしい。 完結まで7年か。
338 :
吾輩は名無しである :2010/10/07(木) 16:02:47
すみません、この辺にヘンリージェームズスレッドないですか?
君が作るんだよ!
340 :
吾輩は名無しである :2010/10/07(木) 21:41:32
>>335 集英社は全13冊。
光文社の一冊目、集英社の一冊目よりだいぶ薄いけど、本文のページ数は
集英社のより多いんだよ。ていうかまあ、だいたい同じ。
集英社版はあらずもがなの注とかよけいなもんが沢山ついてて厚いんです。
光文社のは注釈がほぼ同じページにあるので 読みやすい
個人差、年齢差あるかもしれないけど光文社のは活字も読みやすいね。 濃さ、間隔、大きさも一番いい。
343 :
吾輩は名無しである :2010/10/08(金) 11:45:49
活字の大きさ、集英社のほうが大きかったような・・・
「一番大きい」じゃなくて、「大きさも一番いい」だ。
345 :
吾輩は名無しである :2010/10/08(金) 13:38:13
私の好みを言えば、活字のサイズや組み方、インクの濃さまで ひっくるめて光文社が一番読みやすい。
古典新訳文庫の版組は、よくバランスを考えていると思う あとは最近の岩波文庫の版組(リョサの緑の家とか)も読みやすい 集英社文庫版は字が大きすぎ
347 :
吾輩は名無しである :2010/10/08(金) 14:24:51
集英社はもともとこどもの本の出版社だからかな。 活字大きいね。
348 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 00:18:56
井上訳をもっと大切に読もう 僕たちは日本語で読んでいるんだから 上質な日本語で読むべき
349 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 00:20:00
>>348 鈴木>>>>>>>>>>>>>>>>>井上ってのは定説w
350 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 00:51:48
そう、そして 高遠>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>鈴木ってのが新たに出来つつある定説(きりっ)
とりあえず今のとこ 高遠>>>>井上>>鈴木 かな フランス語できないけどw
てか訳なんて、後だしのほうが上に来ないなら、出す必要ねえよ
読みやすくした、という意味なら井上訳よりも鈴木訳に軍配があがる。 原文見たら分かるけど、プルーストの文章はそもそも読みにくく、ある副 詞が数行先の動詞にかかるということがある。井上究一郎はプルーストの 文体に近い形で訳しているように僕は思う。 僕が初めて読んだのはちくま文庫の井上訳だったので、当時抄訳で読んだ 鈴木訳には少し抵抗があった。好みの問題もあると思うけど、どちらも偉 大な訳業だと思うし、優劣をつける必要はないのではないか。 来月出る岩波の吉川訳と光文社の高遠訳のどちらを購入しようか思案中。 光文社の小口注は読みやすくてよさそう。
読みやすくしたいんなら翻訳でなく翻案にせい
井上究一郎訳は読みにくいけど 文体自体が魅力的なんだよね
356 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 16:23:02
うむ。井上究一郎はエッセイの文もいい。
357 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 17:45:02
>>356 立花隆がイノキューは悪文だと
ケチョンケチョンに貶してたお( ^ω^)
358 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 19:18:45
悪文かどうかは他人でなく自分が読んで判断すればいい。 俺も筑摩大系5巻本の井上訳で読んだが、悪文とは思わなかったし、 プルーストの原文の異常な長さが分かるように訳しているので、 ありがたかった。ちなみに、蓮実重彦や篠田一士は井上訳 を褒めていたな。
おまいら、源氏物語の英訳とか読んだことあるか。笑うぞw
フランス人も邦訳のプルースト読んで同じようなこと思うんだろうか
361 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 20:11:30
朝になると、顔をまだ壁に向けたままで、窓の厚いカーテンの上部にさしこむそとの 光線の明暗を見とどけない先から、もう私はその日の天候がどんなであるかを知っていた。
田辺聖子の源氏なら、読んで笑いましたが。
363 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 22:00:25
361は「囚われの女」冒頭の文章。井上訳。 この大作でもっとも印象に残る文だ。
364 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 22:17:42
だいたい文章を評して「悪文だ」などと言うのが、批評にもならない タワゴトにすぎないよね。立花氏もそんな粗雑な言い方をしているとは思えないな。
神経質な人だね
366 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 23:07:30
コルク張りの部屋にでも閉じこもりなさいな
367 :
吾輩は名無しである :2010/10/09(土) 23:08:37
368 :
吾輩は名無しである :2010/10/10(日) 17:40:12
>>364 立花氏が言いたいのは、井上訳はまつとうな日本語になっていない、ということだろう、
それは、普通の感覚だと思う。逆に言うと、あれを読める人の頭は、……
では原文は、まっとうなフランス語なのだろうか? 『失時』を最初に訳した人は、自分のフランス語の勉強のために訳したんだっけ。
ジュネのフランス語も崩壊寸前とか読んだことあるな。 でも渋澤龍彦が、フランス語は構造ががっちりしているので、 あまりイミフになりにくい力を持ってるらしい。
371 :
吾輩は名無しである :2010/10/11(月) 01:06:32
原文が名うての難文だから、それが読者にも分かるように井上は訳した。 井上が悪文家でないことはエッセイを読めば分かる。 鈴木は読みやすい短い日本語に訳した。どちらがいいかは好みだ。
372 :
吾輩は名無しである :2010/10/11(月) 02:07:07
フランス語の能力以前に日本語の能力の高いのは誰だ 井上訳を大切にしよう
373 :
吾輩は名無しである :2010/10/11(月) 02:13:00
渡辺一夫に期待。
五番目か。出すなら河出文庫だな。
プルーストがスワン家を出版した時も、普通の感覚の人たちは拒絶反応を示したわけで、 こと文学に関しては、読めない人は読まなければいいのではないか…
高遠訳、第6編どうするのかね。 2008年に出した「消え去ったアルベルチーヌ」で行くのかな。 それともガリマールのプレイヤード叢書を底本にするのかな。 そうしないと14巻にならないと思う。 ところで今回の底本って、プレイヤードの新版? 旧版? 自分は旧版の3巻本を持っているんだが、新版とどれだけ違うんだかがわからない。 もちろん自分の貧弱な、大学でちょっとかじった程度のフランス語能力ではとうてい読みこなせないけど。
377 :
吾輩は名無しである :2010/10/11(月) 14:59:10
旧版なんか底本にするわけがないでしょ、子供が考えたってわかる。 違いが知りたければ4巻になったプレイヤッド版、買えばいいだろう。 もっとも読めもしないで「違い」だけ分かってもコーヒーのCMにも出れんがね。
ガリマール書店刊プレイヤード叢書版(1987〜89年)を底本とした。
>>378 新版で訳しているのか。ありがとう。
>>377 ご存知だとは思うけど、鈴木訳では「とりわけ問題の多い死後出版の
部分、なかんずく第六篇については、タイトルにかんしても、
また拠るべき資料についても、訳者の考えはむしろ一九九三年の
「リーヴル・ド・ポッシュ」版や、一九五四年のプレイヤード
旧版に近い」と書かれていて、第六篇のみ刊行時に批判の多かった
新版を退けて、リーヴル・ド・ポッシュ版を底本にしているじゃない。
高遠はすでにグラッセ版の「消え去ったアルベルチーヌ」を出しているけど、
その長さだと14巻にはならない気がして、今回の全訳では第六篇の底本に何を
使用するのかなと思ったわけ。
違いの分かる男のCM、懐かしいね。
380 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 00:10:42
インスタントコーヒーなんぞの違いが分かった ところで大したことはない。
違いの分かる男がインスタントなんて飲まんだろっていつも思う
インスタントコーヒーって馬鹿にできないよ 本物の質のいいコーヒーに匹敵するくらいの味は作れるから 最近、スタバもインスタントコーヒーを発売して、話題になってる
あんな香りの弱くもやっとした味のコーヒーが淹れ立て同様とか言うんだからスタバも落ちぶれたもんだな
384 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 08:54:54
じつはわたしも1954年のプレイヤッドなのだ。 違いがわかる遠藤さんも、プルーストは当然この版で読んで おられたはず。しかし、遠藤さんが飲んでたインスタントコーヒーは スタバのとか、そんな大したもんじゃなかったよね。
プルーストはインスタントコーヒーなんて飲まないだろうな 今生きてても。こだわりの男だから。
インスタントコーヒーを忌避するヤツって処女厨と同じ匂いがする
387 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 13:09:05
そういうお前のほうが変な匂いがする。
欧米人はほとんどインスタントコーヒー今でも飲まないよね。 つっかない。 アイスコーヒーもない。
インスタントコーヒーは日本独自の文化なのかな 何かで、開発者の味に賭ける情熱を読んだことがある 「インスタントコーヒー」という名前が良くないので、「ソリュブルコーヒー」と改称しようとしていたな 結局定着しなかったが
インスタントコーヒーは飲まない、と言うのは典型的高2病。 シチュエーションに合わせて飲み分ければいいのだ。
かあーっ! インスタントコーヒー飲んだの10年ぶりだわー。かあーっ! 俺ってそんなインスタントコーヒー飲まないイメージある? それどこ情報? どこ情報よー?
>>389 発明したのは日本人だ。
どっちにせよ本物にはかなわんよ。
ドリップコーヒーとインスタントの比。 欧米人が9:1なら、日本人は1:9というぐらいの差はあるよ。 インスタントだって悪くないというのはインスタントを常飲している人の 嫉妬でしょう。
396 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 15:23:13
>>393 はい、じつは満州までしか行ってませんです。
397 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 15:28:01
>>395 >欧米人が9:1なら、日本人は1:9というぐらいの差はあるよ。
非常に頭のよさそうな数値の提示技術に恐れ入ります。
あまり頭がよさそうなので念のため、これ皮肉ですよ。
「嫉妬ってww」 嫉妬してる奴は皆そう言うんだ
「俺って本物志向だからさー、インスタントなんて飲めないわー」 と言いながら嬉々として(実はインスタントの)コーヒーを飲んでるヤツがいっぱいいそうだな レギュラーコーヒーにこだわる奴って子供っぽそう レス見ててもわかる
402 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 16:10:02
↑ こいつが一等ガキっぽそうだなw
403 :
吾輩は名無しである :2010/10/12(火) 16:13:20
インスタントに対して、マメを挽いて出すのをレギュラーというんかね?
インスタントなんて大量生産品だし飲めないよ 少なくてもプルーストを読む人が飲んで欲しくないね
>>404 プルースト自身グルメなのは読んでても分かるものな。
たかがコーヒーでしょうもない争いするなよ バルザックだったらどっちでも気にせずがぶ飲みしてるだろうな
なにこのコーヒースレ
>>404 こういうやつに限って大量生産のレギュラーコーヒーを飲んでるんだろうな。
「う〜ん、コーヒーはレギュラーに限るな〜」とか言って。
ハンドドリップは難しいよね
昔両さんが上質のコーヒー豆が手に入ったので 麗子さんに豆挽いてコーヒー入れさせようとしたけど 麗子さんがめんどくさがってインスタントコーヒーで代用して出したら う〜ん、さすが本物は香りが違うって言いながら呑んでたネタがあったな
やっぱプルーストファンは漫画も長いのが好きなのか?w
コーヒーなんて飲む奴の気がしれん あんな無粋な泥水
以下芳醇な香り漂うコーヒーVS紅茶スレ
プルースト好きなら紅茶が基本だろ
コーヒーにマドレーヌは漬けんわな
紅茶もティーバッグではなくポットで、 とか言いそう。
お前ら少しはプルースト語れよ
実は誰も読んでなかったりして
以前、ニースの空港バスで、「バルベックゆき」があった記憶。 南仏でなぜ? と思いつついってみたい
カラー挿絵のある集英社の水色本がよかった。 「ベル・エポック」とはかけ離れた生活を送っている俺にとっては、 本文を読んで、ぼんやりとだがイメージを浮かべる際に重宝した。 愛人にぽんとロールスロイスを買ってやるぐらいの生活を送ってないと、 本当に理解することは難しそう。
421 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 00:22:58
俺はな、本当に違いの分かる男なんだぞ。 お前ら、分かったな。
422 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 01:44:39
>>397 石木先生? 嫌味で性格悪そうなのが、短い分からも見えて、 そんな感じがしました。
423 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 08:41:02
424 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 12:21:04
石木隆治って失踪中じゃなかったのか?w まさか、2008年の東京学芸大セクハラ事件とは無関係だよな?
425 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 15:03:29
>>423 あっ、やっぱりですか。
広田じゃないです。でも伝えときます。
ルグランダンのスノッブぶり… というか屁理屈 ワロス
427 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 16:35:02
「私」がジルベルトとふざけ合ってるうちに射精してしまうとこ、 なかなかいいです。
やっと3/4読み終わりました。
プルースト学者は自称も含めて沢山居るが 翻訳にありつけた勝ち組に対しては 匿名であーだこーだ言っていることがわかった 単純な妬み嫉みとも違うのだろうが 恰好良くはないわな
何の話だよw
たしか角があって、7人の最強ロボットを壊してくんだよな
432 :
吾輩は名無しである :2010/10/13(水) 21:09:06
>>424 ほんとだ、何時の間にか饒舌なホームページが無くなってる!
434 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 00:37:07
プルーストやマラルメの研究者が多いんだろうな。 バルザックやゾラをもっと研究してやれよ。
バルザックやゾラは確かに凄く面白いんだけど研究したくなるタイプじゃないんだろうな 研究者は文体をチマチマと分析するのが好きそうだという勝手なイメージから言うと
436 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 05:48:20
>>433 石木隆治って年いくつぐらい?
2年前で60代なら、東京学芸大の女子学生セクハラ事件で
懲戒解雇になった教育学部60代教授と年代も学部もかぶるが。
437 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 11:20:35
2ちゃんやSNSをやるじかんができてよかったね
439 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 12:22:17
それがさ、そうでもないんだよ。
440 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 18:09:58
>>437 俺が石木なら自殺するよw
もう2度と表舞台に出られないもんなw
441 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 20:04:45
表舞台にしか生きるに値する人生がないと思う程度の浅薄な人間なら、
それは自殺するしかないよ、
>>440 君(笑)
442 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 20:10:49
443 :
吾輩は名無しである :2010/10/14(木) 21:11:49
もし先生がセクハラ犯なら 事件とうじのミクシーの熱心な書きこみとか 被害者女性はどんな目で見たんだろう とかかんがえてみて アテネでも若い娘さんをふくめて女性を物色しているかと思うと ちょっと学生さんには勧められないわね 過去にも問題は起こしてない? 生きかたがとってもみっともないです
445 :
吾輩は名無しである :2010/10/15(金) 12:29:05
アテネはもともとそういう場所だからいいだろうけど、 大学ではまずいかな、やっぱり。
446 :
吾輩は名無しである :2010/10/15(金) 15:50:49
コーヒーと石木のスレじゃないんだよ。
447 :
吾輩は名無しである :2010/10/15(金) 20:13:44
海外ではプルーストという作家の「失われた時を求めて」という作品が大変評判である。私もおくばせながら一読してみた。 すると、この作品は私の「道なき道」という小説と類似する点が多く見受けられたのである。私は驚くと同時に、こんなことが許されていいのかと憤慨したものである。 がしかし、よく「失われた時を求めて」を読んでみると、私の文体を忠実に模倣していることに気づいたのだ。 私は何かやるせなくなると同時に、私の文学作品の巨大な影響力に、我ながら感服した次第であった。 そうすると、まぁプルーストという作家が、私の作品の贋作を創るのも無理はないと思い。私の中から憤慨は消えたのである。 最近は、特にフランスの作家が私をリスペクトしているようだが、一島国の作家の私に、これほどまでの興味を抱いてくださるのは幸いであると、最近感じるようになった。 これこそ、小説冥利につきるものだ。 松苗晋作「私の文学」より
松苗晋作を検索した俺はアホw
449 :
吾輩は名無しである :2010/10/15(金) 21:52:58
幕末の長州藩・奇兵隊の岩垣松苗と高杉晋作を合体させた洒落かw
ベケットスレにも貼られてやがる
>>440 典型的な、博論書いて就職したら仕事らしい仕事何も仕事やらなかった人?
裏でグルメ三昧と大学 語学学校で女漁り生活を満喫か(これが裏生活?w)。
でも娘程の年頃の女子大生に発情して勃起して迫るってどうなの?
アテネのスレッドってあるんだっけ?
452 :
吾輩は名無しである :2010/10/16(土) 00:51:37
いい加減プルーストに戻れよ。
ルソーさん乙
454 :
吾輩は名無しである :2010/10/16(土) 18:09:13
大学のレポートに使おうと思っているのですが、 石木隆治さんという方のプルーストに関する本は お勧めですか?
石木って人は前もプルーストのスレを荒らしてたよね
456 :
吾輩は名無しである :2010/10/16(土) 22:29:55
mixiは?
>>444 では、やってたみたいだけど
458 :
吾輩は名無しである :2010/10/17(日) 01:11:37
東京学芸大(東京都小金井市)は12日、ゼミで指導していた女子学生と 不倫関係になり、精神的に不安定にさせて退学に追い込んだとして、教育 学部に所属する60代男性教授を同日付で懲戒解雇したと発表した。 教授は「自由な付き合いだった」と主張しているが、大学は「教授と学生 には教育上の支配従属関係があり、それを利用したと考えられても仕方が ない」と処分理由を説明している。 大学によると、教授は平成17年6月ごろから、新入生だった女子学生と 交際。教授に妻子がいることなどを悩んだ女子学生は同年秋から自殺未遂 などを図るようになり今年3月、退学した。 女子学生が今年1月、 「自分のような人が増えないようにしてほしい」と大学に訴え問題が発覚。 調査の結果、教授はほかの女子学生2人に対しても、メールなどで食事や ドライブに誘う行為があったという。 この学生以外にも04年と05年、2人の女子学生が同委に「教授からメールで しつこくドライブや食事に誘われる」などと相談していたが、大学はこの 時点では教授を指導していなかったという。
土曜日の授業はどんな空気の中行われたのだろう 次は火曜日だ
460 :
吾輩は名無しである :2010/10/18(月) 09:48:57
ここにきている人は、プルーストについてはやたら詳しいけれど、 肝心の「失われし時」は未読の人が多いのだろうな。 プルーストについて読むより、「失われし時」を読む方が先だと思うけれどな。
461 :
吾輩は名無しである :2010/10/18(月) 11:45:09
>>460 君、ここまでのレス、読まないで書いてるね。
ここにはプルーストに詳しい人なんてそんなにいなさそうだよ。
一生懸命読んでる途中っていう人が多そうかな。
あと全部読んでる人、それからぜんぜん関係ない人かな。
おいらは現在、ようやくソドムとゴモラ。
10年ぐらい前にとっくに読んだからもう内容もあまりおぼえてないから もう一度読み直してみようかな
463 :
吾輩は名無しである :2010/10/19(火) 11:10:44
↑ 本当は読んでいないw
464 :
吾輩は名無しである :2010/10/19(火) 11:55:57
何で分かるんだ? それは463も読んでないからw
半年前に読んだばかりの俺が通りますよ。
おまえも読んでないな。うしときを読んだらこういうはずだ。 「半年前に読み終わった俺」 「半年前から読み始めた俺」 「半年かかって読んだ俺」 それがうしときだ。
うしときって何のことかと思ったよ
じゃあ「ときもと」で
なんか老舗のすき焼き屋みたいだな>うしとき
470 :
吾輩は名無しである :2010/10/19(火) 19:58:46
>>466 そう言うおまえも読んでないな。
半年間で読んじゃうなんてちょっと凄すぎ。
ふつうなら一年くらいかけるだろう。おれはそうだった。
それがうしときさ。
471 :
吾輩は名無しである :2010/10/19(火) 20:00:38
つられて「うしとき」なんて言っちゃったので訂正。 ×うしとき ○うしもと
しなもとだろJK
数文字の書き込み見て読んだ読んでない言いあうのがどれほど踏もうか
>>471 すき焼き屋から牛丼屋か焼肉屋みたいになったな
うし☆とき
三週間で読んだ俺が通りますよ。 一番好きなところは、アルベルチーヌを忘れられない私が、アイツいっそ死んでくんねーかな そしたら気持ちが晴れるかもって考えてたらホントに死んじゃって、なんてこった!と嘆くとこですかね。
477 :
吾輩は名無しである :2010/10/19(火) 23:54:41
本当のことを言おう。 20年前に3カ月かけて読み切った。 ほとんど家に引きこもって読み続けた。 井上究一郎訳だった。まだ文庫にはなっていなかった。 もう全巻通読することはないだろう。
478 :
吾輩は名無しである :2010/10/19(火) 23:56:50
三週間でまともに読めるわけがないでしょ、子供が考えたってわかる。 粗筋が知りたければ中条とかいう奴が訳した漫画版、買えばいいだろう。
そんな、正直に書いたのに・・・。 疑われると思って感想文まで添えたのにヒドいわ・・・。
480 :
吾輩は名無しである :2010/10/20(水) 09:14:01
なんだ、ソドム野郎かw
石木 隆○(いしき たか○○、1947年 - )は日本のフランス文学者、文学博士、 元東京学芸大学欧米研究教室教授。退職年は非公表。専攻はプルーストを中心と したフランス文学、映像研究などの表象文化論である。現在はヨーロッパを中心 とする多言語多文化主義など思想・社会科学的な分野にも取り組んでいる。
アルベルチーヌの友達のアンドレが、爺の頭上を飛び越えたって辺りは何故か頭にこびり付いて離れない。
大森さんなら一日で読みきって書評まで書けるでしょ。
484 :
吾輩は名無しである :2010/10/21(木) 18:05:59
436と481を合わせ見ると、よほど洒落た爺さんなんだろうなw この場合、「失われた時を求めて」という題名は彼の老後に対する 痛烈な皮肉に見える。 石像によって地底に連れ去られたドン・ファンの最後そのままなんだな。 寓話の道徳も馬鹿に出来ないw 俺はただ、嫉妬してるだけw
岩波のリーフレットをやっとゲットした
失われた記憶を求めてっていう小説が最近出版されたらしけど。
イエローモンキーの吉井和哉が「失われた愛を求めて」という本を出してたぞ 厚顔無恥というか、なんというか・・・
厚顔無恥 被害者女性にはプライバシーあるでしょうが 報道では自分も匿名なのをいいことに 同定されないようにWIKI情報編集して いまでもしれっと語学学校で教えているってどうよ? ”裏人生”楽しんでばかりで いつまでも懲りないと 山城信吾みたいに 奥さんと娘さんに捨てられて 老人ホームで孤独死するよ
娘いるのかw
「失われた時を求めて」買って読んでたら一万越えだなw 借りたほうがよさそうだ。
昔、高校の図書館で、旺文社のシェイクスピア文庫借りたら 俺の前に借りた人の中に、女生徒らしき凛としながらも愛い名前があった。 なんとなく嬉しかったw でも、中身読んでから、「こんな皮肉で底意地の悪い話を読む女って・・・」 と、少し落ち込んだのも事実。 可愛いたって、名前だけだしなあ。
家永の親戚って本当?
494 :
吾輩は名無しである :2010/10/23(土) 07:33:16
ま、この異常な長さは有閑階級の文学である証拠なんだがw
495 :
吾輩は名無しである :2010/10/23(土) 11:52:17
バルザックの人間喜劇に対抗して一つの小説を書いたから 長いのは当然だね。他の作家ならもっと細切れにして 数十の長短編を書いたのだろうがね。
>>494 正直、読むほうも有閑じゃないと無理っぽい。
ただ単に長いからというわけでなくて、文体やら世界観が。
497 :
吾輩は名無しである :2010/10/23(土) 13:43:04
>>496 多分その通りだろうが。
だが、しかし
俺は読んでないんだよなw
読んでたら、ああ、無反響室作って閉じこもって書いたつうのが よく理解できる文章だわ。結構集中しないと何言っているのか分からない。 雰囲気だけなんとなくひたるってんなら別だけど。 そういう意味でもなんか世間離れしてる。
499 :
吾輩は名無しである :2010/10/23(土) 15:52:23
500 :
吾輩は名無しである :2010/10/23(土) 16:06:44
割れ目?
新型売春組織ですよ。
502 :
吾輩は名無しである :2010/10/24(日) 02:19:23
中盤が、貴族界のなんやらとかつきあいとか 自分にとってどうでもいい事で眠い・・・ 子供時代とか老年時代の方が、時代を超えて共通なもんがあるのかも。
504 :
吾輩は名無しである :2010/10/26(火) 11:21:27
>子供時代とか老年時代の方が、時代を超えて共通なもんがあるのかも。 はあ?何を言ってんでふか?
横レスだが反論するならちゃんとそれも書かないと相手に伝わらないよ
特に文学板の連中は、理由なく「俺は文学を理解している」って プライドもってるからなあ・・やれやれ
自己紹介乙
俺だけは違うというプライド
510 :
吾輩は名無しである :2010/10/26(火) 22:32:32
たやすく手に入るプライド保障券だよなw
自己紹介乙
別に俺だけ例外なんてガキみたいなこと思っちゃいないよ。ガキw しかしこのスレは荒れやすいね。やっぱプルーストファンってそうなのか 俺だけ特別度が特に強い。
∩___∩ | | ノ\ ヽ | / ●゛ ● | | | ∪ ( _●_) ミ j 彡、 |∪| | J / ∩ノ ⊃ ヽ ( \ / _ノ | | .\ “ /__| | \ /___ /
略して うしとき
略すなら失時求だろ 読みはしつじきゅう
もう少し文学的響きが欲しいところ
原題を尊重してルシェタンで
たんぺる!
抄訳版をぱらぱらめくってて 我々は苦しみぬいて死んだものたちの養分で育った芝生の上で心地よいピクニックを楽しんでる ってのが興味深かったな
521 :
吾輩は名無しである :2010/10/30(土) 19:36:51
あらたん 11月刊行開始の岩波文庫版、「テクストと絵画との関係を明らかにする多数の図版を収載し、清新な訳文と ともに作品受容に新生面を開きます。」とあります(図書11月号こぼればなし)。わくわくしますねえ。
522 :
吾輩は名無しである :2010/10/30(土) 21:49:32
ま、普通は「うしとき」だわな。
524 :
吾輩は名無しである :2010/10/31(日) 00:42:37
うしとき、に一票。 吉川一義の文章いいね。『プルーストの世界を読む』(岩波書店)に 試訳が載っているが、どれも練れている印象。語順が考え抜かれてる。 岩波文庫に期待したい。
完結するまで何年もかけるっぽいけど、 そういうのっていつの間にか集めなくなってしまう
じゃー完結してから揃えるのはどうかな
数十年かかるだろ
高遠さんも吉川さんもとりあえず完結させるまでは死なないで欲しい 出版社が金出して高級ホテルの部屋提供する位はしてもいい
529 :
吾輩は名無しである :2010/10/31(日) 11:09:47
何冊売れて、一泊分を取り返せるか・・・・・ ちなみにフランス本国では、若い人たちは「アラタン」って言ってますね。 "A la (recherche du) temps (perdu)"
吉川さんはもうほぼ完訳してるんじゃない? まとめて出さないだけで
新聞のインタビューでは7月時点で >原文約3千ページのうち、650ページほどは訳し終えた。 だから今は1/4くらいまでは進んでるのかな。
失われた訳者を求めて にならないように気をつけてね
533 :
吾輩は名無しである :2010/10/31(日) 21:34:23
しかし訳ならおれにも出来そう。フランス語知らないんだけど。 つまり先行訳をずらりと並べて、一番おいしいところをかき集めればいいのではないかと。
535 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 00:18:28
先行訳が四つも五つある場合には、そうなりますね。 そしてむしろその方がいい。 あえて独創性を出そうとすると、新しいのに読みにくい悪訳という場合があるから。
536 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 11:44:41
>>535 きみの意見は文学以外の文書の翻訳には妥当な場合もあるだろうね。
きみはプルーストと言うより文学作品なんかとあまり縁が無さそうだな。
相手にするなよ
538 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 14:54:37
プルーストは一度も女とセックスしなかったのか?
俺はしてないぜ
540 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 20:11:16
吉川の仕事は本国のFOLIOの中でも主要な研究書として挙げられている。
542 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 20:58:45
543 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 21:22:07
プルーストはハンサムだったのか? 体格はどんなもん? ペニスのサイズは?
吉田城の早世が惜しまれてならない。
545 :
吾輩は名無しである :2010/11/01(月) 21:49:00
たしか、プルーストは結婚してた気がするけど。 さすがに奥さんとはやっていただろう、月一かもしれないけど。 たしか、文庫本の「世界史こぼれ話」で、プルーストは神経質なのか 執筆時、家族全員にも「静粛」をお願いし、執筆が終わるとその合図に 窓から空砲を撃って、家族がそれを聞いてわあっと騒ぐ・・・ なんての読んだ記憶はある。
>>546 ゲイってそういう人多いよ
結婚していてもちろん子供もいるオヤジが2丁目たくさんおるよ
てか違うだろ。俺も「世界史こぼれ話」はいまだ全巻持ってるが。
549 :
546 :2010/11/02(火) 08:14:33
プーシキンの間違いかもしれない・・・ごめんよ、プルースト
550 :
吾輩は名無しである :2010/11/02(火) 12:58:52
>>549 無理ないよ、両方「プ」で始まるからな。
だれだって間違っちゃうよ、
ほんと紛らわしいなあプルーストとプーシキン。
551 :
吾輩は名無しである :2010/11/02(火) 15:44:03
プーシキンとプルーストを間違える馬鹿なんていねーよw
プーシキン プラートン プルースト 似ている
「プ」しか合ってないだろ ププw
プルース・リーとは? 「ドラゴンへの道のほうへ」
555 :
吾輩は名無しである :2010/11/03(水) 20:25:48
556 :
吾輩は名無しである :2010/11/04(木) 16:08:09
どこにあるんだ? 春風亭昇太に訊いてみたらわかるかな?
557 :
吾輩は名無しである :2010/11/06(土) 10:46:52
今月から岩波文庫『失われた時を求めて』が出ますね。 図書11月号を見ると、巻末の「こぼればなし」に言及がありますが、 それだけなんですね。前のほうにはなんにもない。 池澤夏樹あたりが3ページほど書いているかとか思っていたのですが。 連載中の丸谷や大江が言及するとしても、半年後とかになるんでしょうね。 ちょっと淋しいけれど、しかたないか。単行本ではないし。 でもいきなり文庫で出しちゃうというのは、ある意味すごい。
558 :
吾輩は名無しである :2010/11/06(土) 10:56:27
>>557 まあそうだが、それをいうなら
エーコの『バウドリーノ』だって同じこと。もうじき出るが言及はないよ。
そのへんが「波」や「本」と「図書」の違うところなのではないかと。
翻訳を終えるのに何年かかることやら
全巻そろえるなら岩波かもな。 光文社のはすぐ紙が劣化するって言われてるな
しかし岩波対光文社じゃもう最初から勝負は見えてる感じが
>>560 俺の見る感じだと、小口の焼け劣化は岩波のほうが早い
岩波の訳は見てないが、光文社の高遠の訳は最高だよ
俺は両方買う、もちろん
563 :
吾輩は名無しである :2010/11/07(日) 09:05:49
光文が2月連続で出して来ないから岩波の勝利だな 勝ちたければ毎月出す事だ 俺は間違って買ってしまった方だし 帯に正統派新訳とか付けて欲しい
もう帯に「岩波(笑)」とか書いちゃえばいいと思うよ
エイジングに耐えるのは岩波だろうな。ブランドもあるけど。 カバーなくてもそれなりに味あるし。つかカバー最初はなかったんだよなw
>>560 フランスの青はロシアの赤と比べてだいぶ退色しにくいだけマシ…
まあ、岩波の方がいいだろうが、訳を見てから決める。
高遠訳単独で見れば、かなりいい訳だと思うけど。
お前らってほんと権威に盲従してるのな
570 :
吾輩は名無しである :2010/11/07(日) 17:03:22
ちくまじゃダメですか?
盲従指摘俺かくいいか
まあたぶん同時期に終了になるんだろうなぁ 長いなぁ
573 :
吾輩は名無しである :2010/11/07(日) 23:24:01
>>572 多分一年一冊として、十年くらい先になるのなかなあ。
十年後に最終巻を読んだとしても、初めの方は覚えているかなあ。
いや、十年間もこちらの関心が持続するだろうか、興味が続くだろうか、
自信がないなあ。あれやこれや考えると、既訳の方がいいかなあ。
井上訳か、鈴木訳。どっちにしようか迷っていると、また歳月が経つな。
結局、読まずに終わりそうだなあ。
それが「うしとき」だ
575 :
吾輩は名無しである :2010/11/08(月) 00:03:31
花咲く乙女たちのかげまででお腹いっぱいのオレが通りますよ。 とりあえず第二編までは早急に出してくれたまえということです。
576 :
吾輩は名無しである :2010/11/08(月) 00:21:45
>>573 それだけ思考して書き込んでいるうちに3ページは読めるのでは。
岩波が1巻出す→直後に光文社が2巻出す とかやればおもしろいのに
578 :
吾輩は名無しである :2010/11/08(月) 08:27:59
NHKの早朝番組で「プルーストを読む」という題名の番組が始まるらしいぞ。 朗読者は石坂浩二らしいんだが。 毎週月〜金、毎回三十分で、いろんな蘊蓄話を混ぜながら、 5ページぐらいを朗読する予定らしい。 最後まで行くとすれば、5年ぐらいで完結か?良く知らんがw もし実現すれば、エエカッコしいの隠居老人達のこよない楽しみとは なるであろうw
579 :
吾輩は名無しである :2010/11/08(月) 08:51:49
>>577 そうか、そんなことが面白いか。よかったな。
580 :
吾輩は名無しである :2010/11/09(火) 00:10:34
>>578 ラジオなの? いつからなの? 誰の訳を使うの? ソースは?
などと疑問は尽きない。興味津々なのでした。
581 :
吾輩は名無しである :2010/11/09(火) 06:52:12
>>578 夜、やって欲しいなあ。私は、ラジオのプルーストの放送を聞き始めるのだった、
電源を入れて、番組の開始を静かに待つ、おや、始まったなあと思っているうちに、
いつのまにか眠りに陥っているのだった、そして、しばらくしてから目覚める、
朗読はまだ続いているのだった、それらの声は、昼間の様々な声と混じり合い、反響し、
もうラジオの声なのか、夢の中の声なのか、分からなくなってしまっているのであった、…
582 :
吾輩は名無しである :2010/11/09(火) 07:11:32
>>581 本来、プルーストは「読む」ではなく、「聞く」ものなのかもしれない。
だなんて、どっかの文芸評論家が良いそうだな。
長い独白とは元々、そう出来ているんだろう。
プルーストが執筆寺に雑音を遮断することにこだわったのも、そのため
に違いない。
日本語の朗読CD発売に期待する人もかなり、いるようだな。
583 :
吾輩は名無しである :2010/11/09(火) 10:32:40
訳文はやはりある程度いじらなければ朗読にたえないだろうから、簡単な企画じゃなかろう。 高遠さんあたりが協力して台本をつくるとかしないと無理な気もする。 石坂浩二にとってはライフワークになるかもしれない大きな仕事だね。
>>578 月金で30分番組というのが本当なら、石坂浩二にとっては苦行そのものだな
585 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 01:04:05
「スワンの恋」のみの邦訳本ってありますかね。ありませんよね。
初心者としては、朗読にBGMは入れてほしい。 サティとかドビッシーとか希望。
ベトの後期カルテットでしょ やっぱ
588 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 06:12:40
youtubeでおまいがやれ
>>588 まあそうだと思ったよ
もうちょっと信憑性の高いウソをつけ
レベルヒクス
591 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 10:09:50
>>588 このう、ざけんなよてめえ。
どんな感じか具体的に考えて、問題点にいろいろ悩んだじゃないか!
ついでに私も
>>529 で、嘘をついたけど、だれも気に留めないかわいい嘘だった。
こういう実害のない嘘をつきなさい!
どう考えてもウソじゃん 放送時間とか、番組の構成とかもう少し練ってから投下すればよかったのに
593 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 11:39:20
ウソだと分かってからこの口ぶりw
だってこんなマニアックな実益のない企画で月〜金30分帯番組なんてあり得ないだろ、ラジオでもテレビでも
それに石坂浩二がそんなキツい仕事を引き受けるわけがない
>>584 を書いた時も「ウソつけ」って書こうとしてやめたんだよ
逆にありえそうにない嘘って信じるんだよなw
プルーストは超ナルチシズム=オナニスト作家ですね。 うしときは大オナニー小説
597 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 13:10:35
「ラジオ深夜便」で・・・と云ってたら信用したかもなぁ
599 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 16:35:03
でなくても・・・なのに
>>596 オナニーとはなんだ。マスターベーションと言え。
601 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 21:55:13
>>600 マステュルバシオン。
Vous comprenez?
602 :
吾輩は名無しである :2010/11/10(水) 22:07:30
またカンサイ…これはひどい
603 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/11/10(水) 22:15:03
大体ジュネとかプルーストとかこの前のスタンダールでもフランス文学はいちいち訳文について小うるさいことをいう連中が多い。 それとは反対にイギリス文学の作家に対して、熱意のある奴は少ない。クールな誤訳指摘はあるが。おかしな話だ。
>>594 むしろ年末年始特番にでもすりゃ良かったんだよ
毎週朗読といわず、3行で「失われた時を求めて」を説明。 Q:今北産業。うしときどうなってる? A:主人公が避暑地の浜辺で自転車の少女と出会うが、馬車に轢かれる。 第一次世界大戦が勃発し、同性愛だらけの貴族社会はえらい事に。 七重奏曲をきっかけに主人公は時を越えた存在へと転化する。 なんか・・・「2001年宇宙の旅」みたいだな。
「2001年」はそんなんじゃねえだろ。 あれは人類の進化がテーマだろ。
607 :
吾輩は名無しである :2010/11/11(木) 01:48:02
608 :
吾輩は名無しである :2010/11/11(木) 12:15:11
>>603 熱意のある奴は少ない?
意味をなしてないよ、何言ってるの?
フランス文学に限らず、英語圏文学以外はやたらと重箱の隅をつつくような些細な訳文指摘に煩く、 楽しんでいる人を興ざめさせるような輩が多いですね >603 >フランス文学はいちいち訳文について小うるさいことをいう連中が多い。
『失われたときを求めて』って、一巻で挫折する人が多いんでしょうか 古本屋にいくと大抵一巻はあるんですけど、それ以降を見かけたためしが無いですw
いや10巻を越えてから挫折する人の方が多いよ 知らなかったの?
613 :
吾輩は名無しである :2010/11/12(金) 16:10:06
>>612 面白くもなんともない冗談(しらーっ
>>611 一巻で挫折の人圧倒的に多いと思います。それも数ページで。
614 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/11/12(金) 16:17:34
>>608 これだけは絶対に翻訳してやろうというような歪んだ情熱と愛だな。他人の翻訳への誤訳指摘などもそれからくる。
615 :
吾輩は名無しである :2010/11/12(金) 16:28:00
プルーストを読んでないのに読んだって言う人が圧倒的に多いと思うな。 特にこのスレで。
>>610 ルソーの告白はその重箱の隅をつつくような訳注が逆に面白かったな
「これは明らかにルソーの被害妄想である」がズラーっと並んでたり
>>611 一巻しかないのはうしときに限らないよ。
漫画だってそうだよ。
しかし挫折もへったくれえも面白くなかったら読む必要なんてない。 うしときは長すぎて、暇人つっかプルと同じくウルトラ有閑層じゃないと 読めないと思う。
言い訳ばっかりだな〜
言い訳って、だから読まなければいけない義務なんてないでしょ。 アホか
621 :
吾輩は名無しである :2010/11/12(金) 21:42:56
>>615 ぜんぶ読んだって言ってる人あまりいないようだが、このスレ。
正直全部は読む気せん。 なんか、小説というより日記って感じ。
623 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 01:13:55
適当にぱっと開いて その見開き2ページの中の詩的部分を拾い読みする。 これぞ、うしときの醍醐味。 だってプルースト自体、筋はどうでもよかったような。
624 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 01:27:23
俺が全巻通読したのはバイトやめた後の無職の3ヶ月間だった。 正社員の今ではとても無理だ。あの時読んでおいてよかったよ。 20年前の話。
集中力と根気がない人は読破できないだろうね
626 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 04:14:52
来週、第一巻が刊行される 吉川一義の岩波文庫版で読破することを誓いますた。
桐壺源氏参上
628 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 10:42:59
>>626 、
>>627 プルーストのスレが他の小説のそれと決定的に違うところは、
他のは読んだ後の感想が中心だが、プルーストのは読む前の決意、議論が多い点。
読む前の決意の表明や議論で一つのスレができているのは、さすがプルーストだ。
源氏についても同じような現象が見られる。
ま、「戦争と平和」でもトルストイは「好きなところから読んでもらって結構」 って言っているからな。拾い読みつうたら言葉は悪いんだが、いろいろな 読み方があっていいと思う。もちろん前から通しで読むのを否定してるわけでない。 それはそれでえらい。
とにかくつまらんのは、「全部読んでない引け目」とその引け目の前にある 「俺は全部読んだ」という排他的な優越感情。 こんなことが水底で応酬されているレスはやっぱ低レベルというべき。
>>628 書こうと思うまでを書いた小説だけあるなw
まあ、なんだかんだ理由はつけるが、全部読んでる人は少ないってことだな。
633 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 12:19:59
言い訳〜言い訳〜
634 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 13:10:19
読む、とか、読破、とかをどう定義するかにもよるよね。 通読と精読とをどこで線引きするか、という問題もある。 原書ではなくてもいいのか、ということもある。 だからオレも「読んだ」といえるのかもしれないのではある。
635 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 13:19:58
えらく細かいことにこだわるやっちゃな。
636 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 14:05:02
だからなんで「言い訳」なんだよ。 なんかオッサン的教条主義だな。
しかし全部読んだ(つっか目を通した)奴が大して分かってなくて、 ちょっとしか読んでない奴のほうが本質をつかんでいるってこともあるからな。 特にここの貧相な全部読んだ(らしい)奴のレス見てたら、そう思う。
てか、文学板って俺は読んだってだけで文学分かってるって威張ってる痛い奴多いよな。 それがここは特に極端。
なんでこんな頭の悪いレスが続くの
頭の悪いレスw
プルーストもなあ。二十世紀後半以降が文明発達のおかげかなんかで、 プルーストの生活ぐらい、皆、暇ができれば、もっと読まれただろうにw
プルーストなんてあまり読まれてないよ。 最近のBLブームで同性愛が扱われている作品として腐れどもの脚光浴びてるだけ。
読破が論破みたいに聞こえるところがつらい
645 :
吾輩は名無しである :2010/11/13(土) 22:33:17
でもプルーストは面白く読める小説だからね。 20世紀のもう一つのモニュメントとされるジョイスはちょっと一筋縄ではいかないが うしときはふつうに楽しめる。I先生の翻訳ではどうかしらんけどw
うしとき、一人称だから仕方なく覗き見になる場面多いよねw
647 :
吾輩は名無しである :2010/11/14(日) 00:21:35
明らかに全部読んだ奴がいるスレなんて この板のどこにあんだよw 10個挙げてみな 全部でなくて殆どでもいいぞ
648 :
吾輩は名無しである :2010/11/14(日) 05:27:46
↑妄想家w
649 :
吾輩は名無しである :2010/11/14(日) 06:03:22
読まない言い訳ばかり
中学校の担任みたいな奴が一人いるなw
うぜえよな。プリキュアでも見るか
IDなしで時間が近いと自演と思うしかない哀れなねらー
過疎ってる文学板で投稿時間の差が2分ちょいとか 連投って思われても仕方が無いだろw
思う≠事実である
内容のないスレだな
全部読まないと内容を書き込みにくい雰囲気になったし、 全部読んだやつは内容のこと、よう書かないし
658 :
吾輩は名無しである :2010/11/16(火) 00:49:55
全部読んでいるが、もう細部はあまり覚えていないんだよな。 これって、読んだ意味あるんだろうか?
中身忘れても血肉になっているのがいい本、いい読書。 忘れたことは気にしないでいいんじゃね。
社交界のゴシップネタなんぞ覚えている必要はないよ。
今日発売でしょ?
662 :
吾輩は名無しである :2010/11/16(火) 09:47:02
そう、吉川一義さん翻訳の岩波文庫はきょう出庫だね。 出庫日当日に店頭に出ているのかどうかは不明だが。 オレも本屋で見てこようと思っている。 あったら、きっと買ってしまうと思う。
663 :
吾輩は名無しである :2010/11/16(火) 12:09:49
出庫日ってなんだそりゃw どこの倉庫から出てくるって? 16日は発売日だよ、おばかさん♪
ばかって言うやつがばかやろ
665 :
吾輩は名無しである :2010/11/16(火) 14:53:16
ばかやろっていうやつがばかさ
まじ程度低いよねこのスレ
667 :
吾輩は名無しである :2010/11/16(火) 16:37:46
いまはどのスレも低いですよ。
岩波文庫の装丁なかなかよい
読了、次よこせ
今日買った人いる? 家の近所の本屋にはまだなかった。
買ったよ 巻頭の全巻構成によると、 第一篇 スワン家のほうへ 文庫1、2巻 第二篇 花咲く乙女たちのかげに 文庫3、4巻 第三篇 ゲルマントのほう 文庫5、6、7巻 第四篇 ソドムとゴモラ 文庫8、9巻 第五篇 囚われの女 文庫10、11巻 第六篇 消え去ったアルベルチーヌ 文庫12巻 第七篇 見出された時 文庫13、14巻 第三篇が3巻に分かれるんだね 第六篇はどの版をえらぶんだろうか。
で、どう訳は、他と比べて
まだアタマのところだけだけど… 硬派← →軟派 井上>>>吉川>>>>>>>鈴木>>高遠 って感じ。
おお、なんか構図は分かるなw でも俺はフラ語は読めないんだけど、実際プルーストの文章って 硬軟どっちなのかな。
>>674 そうなんだ。明日大きな本屋行って、
最初の所だけでも、吉川・鈴木・高遠を比べてみようっと。
677 :
吾輩は名無しである :2010/11/17(水) 11:56:38
今後の刊行予定は、半年に1冊を目処としています。 順調に進んでも7年がかりの翻訳、最後までおつきあいくださいますよう、 なにとぞよろしくお願い申し上げます。 岩波HPより抜粋
>>674 いい感じですねえ。
センテンスも長めだろうか。買うのが楽しみだ。
最後の紙の本、今出版状態だな
680 :
森豊和 :2010/11/17(水) 21:35:03
7年かかると、本当に内容忘れそうですね・・・・ 図書館で既訳借りるか。
古典新訳の方が 途中で無くなるか章毎に販売開始すると予想
682 :
吾輩は名無しである :2010/11/17(水) 22:57:43
鈴木訳ってセンテンス短い?井上訳はセンテンス長すぎて挫折したんですが。
鈴木訳はツイッターにbotがあるので試し読み出来ますよ。面白いですよ。
今回の新訳競訳は楽しいね 赤塚不二夫(高遠)と藤子・F・不二雄(吉川)が同じ題材をネタにマンガを発表してるみたいな感じ お互いの訳を読んで「答え合わせ」とかするのかな? それとも、相手の訳に引っ張られないように、完結までは読まないのかな これが7年間楽しめるとは ぜひ、同じペースで出し続けてもらいたい 完結時には対談でもやってもらいたい
685 :
吾輩は名無しである :2010/11/18(木) 00:59:44
命日age
>>684 岩波で出るの知らずに光文社の買っちゃったんだけど、
> 赤塚不二夫(高遠)と藤子・F・不二雄(吉川)
って例えはあってんの?だったら岩波で買い直そうかなぁ(笑)
ちなみにまだ積ん読でっす。
こっちは8年くらいかかりそうです
>>686 どっちも基本的には実力ある人だけど、その方向性が違うというか
テキトーと真面目というか
余裕があれば読み比べるのが楽しいんじゃない? 俺は両方買い続けるよ
689 :
688 :2010/11/18(木) 10:18:15
テキトーってのは語弊があったな 高遠はかなり訳文の正確さにこだわってるようなので 軽さ、とでも言ったほうがいいかな
サンルーみたいな友達が欲しい
猿みたいな友達?
モノクル回転!
岩波のは、ダメ。 下手だと思う。 今まで出た翻訳で、光文社のが一番良い。
694 :
吾輩は名無しである :2010/11/19(金) 12:43:07
ゆとりには、ゆとり訳が一番良いだろう
696 :
吾輩は名無しである :2010/11/19(金) 14:04:15
また光文社の社員が暗躍しているな。
岩波の買った。
>>674 とは印象が全然違うぞ。
硬派← →軟派
井上>>>>>>>鈴木>>>>高遠>吉川
こうだろ。
>>674 は岩波という先入観があるんじゃないか?
めっちゃ読みやすい。図版も豊富だし光文社より100円安いしw
表紙はプルースト自身のスケッチ使ってる。センスいい。
ただよく知らないんだけど、同頁内注釈とか、光文社のやりかた真似した?
でも「戦争と平和」の新訳は2005年時点でそうしてたかな?じゃ光文社が真似た?
もちろん俺、出版社関係者ないぜ。
お勧めは岩波だ。
両方買ったけど重さ的には一緒 集英社の奴も
光文社の社員じゃないけど、高遠のに限ってはぱらぱら見ただけでも文章が美しいとわかる。 どっち買うかは決めてないけどw
700 :
吾輩は名無しである :2010/11/20(土) 05:38:46
値段はどうなんだ? オイラはやはり一番安いやつに決めたい。
というか普通に両方買いだろ、これは こんな大作の翻訳読み比べなんてめったにできないぞ 両方買わないのはうしときへの愛情が足りないものとみなす
702 :
吾輩は名無しである :2010/11/20(土) 10:54:32
日本語としてまともなら、それでOK。
703 :
吾輩は名無しである :2010/11/20(土) 12:17:29
井上訳や鈴木訳を買えよ。全巻すぐ読めるし。
>>703 確かにそれもありだ。図書館でもすぐ借りられるぞ。誰も借りてないから
>>704 うちの図書館にはぼろぼろのうしときが蔵書るが、欠巻があって読む気が湧かない
誰の訳かは忘れた
706 :
吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 02:53:17
そんなとろとろ読むくらいなら鈴木訳のでいいよ なんで7年もかけて出版するんだ?なめてんのか?
707 :
吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 08:46:34
まだ3年分ほどしか訳せてないからだよ。 これから追いかけっこがはじまるわけだ。
708 :
吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 08:50:42
未刊分が、未完成に終わったら誰が責任とるんだ? 責任者でてこい!!
でもマジそれはあるよな。七年生きれるって誰が保証した? 代わりはいくらでもいるって仕事じゃないのにな。
未完に終わっても既訳を読めばいいのがいいじゃないか… これが最後まで読めないかもと思ったら躊躇するけど。
それじゃ最初から既訳を読めばいいじゃないか…
714 :
吾輩は名無しである :2010/11/21(日) 17:34:00
10年後には岩波が存続しているかどうかも分からない、 岩波教養主義を支える最後の世代と思われる団塊が耄碌して 購買力が落ちると岩波自体がグラツキかねない。 新潮社が新進気鋭の研究者を発掘して新訳を出すと、今の新訳も カビ臭い旧訳になってしまう。ミズミズシイ嫁も十年後にはトウの 立ったオバンになる。 一巻を買ったオレはどうなるんだー!! 関係者、出てこい!!
最終巻が出る頃には1巻が焼けて真っ茶色になってそうだ いや、最近の紙質だとそういう事もないのかな
716 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 01:54:02
新訳が必ずしも旧訳より優れているわけではない。 井上訳の典雅さに惚れている。
717 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 02:49:46
アテネの卒業生としては石木訳が待望される
718 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 08:51:45
>>708 ,709
お前たちが今日から既約を読み始めたとして、
読み終わるまで「お前たちが」生きている保証はあるのかい?
人生ってそんなものさ。うしときもそんなものさ。
719 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 10:31:00
岩波文庫の訳者あとがきに、『失われた時を求めて』の訳本について、 「二日の休みがあれば一冊は読める」とあって、それは肯定できるとしても、 「都合三十日ほどの読書で、居ながらにして人生のすべてを体験できる」、 とあるのはいかがなものか。たしかにそうかもしれないが、吉川さん、 あなたの訳で「体験」しようとしたら、少なくとも七年はかかるんでしょう?
>>719 はつまらんツッコミだが、吉川のそのコメントはどうかと思う。
読書のスピードまでどうこう言われたくないよ。
2ヶ月かけようが2年かけようが自由なはず。
読書は、そういう試験勉強のようなものではない。
721 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 12:24:14
>>720 吉川氏はそういうつもりで書いてるんじゃないよ。
つまらん突っ込みはおめえのほうだよ。
>>721 あ、怒らせちゃった?
バカは文意が読めないから扱いに困るな
いや
>>719 は普通につまらないだろ
こういうのをユーモアとは言わない
それから吉川が「30日かければ」云々というのには俺も違和感がある
そんなに急いで読んで何になるんだよw
724 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 15:22:33
>>719 の人は私の読む限りユーモアのつもりはなさそうだけど、
>>723 はユーモアと理解したんだろうな。一人勝手にユーモアと
決めつけたうえで、こんなのユーモアじゃないと言い捨てているw
急いで読めと言ってる人もだれもいない。おなじく
>>723 が一人で決めつけ
自分で反対している。
絵に描いたようなひとり相撲とこそいうべけれw
なんでこのスレはこう程度が低いわけ
吉川本人だって二日で一冊は読めないだろ
>>719 見る限りは変なこと言う人だなとは俺も思うw
人生のすべてがつまっているってのはちょっとこっちで補正して
受け入れられないこともないけど。一ヶ月でってね・・
ま、良心的に解釈すると宣伝的なことを勇み足的に言っちゃったって感じかね。
>>724 頭が悪いなあ……
お前には何も言えんわ
うしときを1巻2日、みたいな感じでグイグイ読んでくというのは、少なくとも俺の読み方とは違うし、
それに、そもそも頭から終わりまで順繰りに全部を読んでく、という読み方じゃなくても構わない作品だと思う
(好きなところから読んで文章を楽しむという読み方もあるはず)
だから
>>727 の言う通り、変なこと言うよな、という印象を俺も受ける
その解説は読んでないけど、確かに30日で集中して読むというのは「試験勉強」的だろう
とりあえず、どういうつもりで吉川が書いているのか、
>>721 に説明してもらおうか
730 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 16:19:47
みなさんおっちょこちょいですね。 部分的引用を読んでがたがた言わず、たかが1000円かそこらの文庫本一冊 買って読んでから文句があるならいいなさい。 1000円が惜しけりゃ「あとがき」だけ立ち読みだっていいし、それも面倒ならプルーストスレッドに くる資格はないぜ。
734 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 21:29:29
翻訳者の吉川は更迭に決定。 「二日の休みがあれば一冊は読める」とか、 「都合三十日ほどの読書で、居ながらにして人生のすべてを体験できる」 というのは、プルーストを馬鹿にするにもほどがある。 柳田法相以上のタチの悪さ感じる。 国会だけでなく、文学界も狂ってきたか。
735 :
吾輩は名無しである :2010/11/22(月) 22:05:23
一日で読んじゃうのもいるだろうよ。
>>734 もういい大人なんだから、文学板に床屋政談を持ち込まない。
そして発言の枝葉末節でなく実際の業績で評価しようね。。。
そもそも
>>719 がつまんないことを書いたのがすべての発端
738 :
吾輩は名無しである :2010/11/23(火) 08:29:47
>>719 の人気に嫉妬w
2日で一冊、30日で全巻読破、というのは
完全に休みで読書にピンポイントで集中できるか、
読書することが仕事、というような状況だろうか。
>>735 休日を一日読書にあてれば読めるしね
自分は土曜に読み終えて、今は再読中
ちょうど加藤典弘が大学生のころ、夏休み一カ月かけて読んだんだっけ。 土日2日で一冊、こつこつ読んで「都合三十日」で全巻、ってそんなに無茶な話じゃない。 多少遅れても囚われの女あたりで挽回できそう。 だいたい、「曰く、長くて、難解である」な作品の評判に反論してる箇所から 都合のいいとこだけ切り取った言いがかりが >719 なんだから、 こんなのにキャンキャンやりあうなんてみっともないよ。。。 それにしても井上の葬儀の日に依頼する岩波の中の人はすごいねw
741 :
森豊和 :2010/11/23(火) 16:25:19
読みきることはできても、その世界観を把握できる自信がない・・・
この本はコルク貼りの部屋じゃないとちゃんと読めないよw
743 :
吾輩は名無しである :2010/11/23(火) 18:58:00
だいたいがストーリーのない、小説らしからぬ、芸術エッセー風の作品なのだから、 短時間で読み上げなければ、読書の面白みが、そがれるというものでもない。 むしろとりとめもないおしゃべり気長につきあう忍耐こそ必要だろう。 「ソドムとゴモラ」とか、「囚われの女」とか、何か怪しげな題名をつけているが、 実に退屈な長い話が続くだけだから、覚悟しておいた方がよい。
芸術エセー風の作品ではないし、 とりとめもないおしゃべりでも決してない 細部が全体に緊密に繋がっている、 一行たりとも疎かにできない 小説らしい小説の典型
bot見ると面白そうなのですが読み通すのは根気がいりそうですね。
746 :
吾輩は名無しである :2010/11/23(火) 19:28:53
つぶやき小説乙w
あんなもんは一巻だけ読んどきゃいい、全巻読むのはバカだって蓮實重彦が言ってましたが阿部ちゃんが全巻読んだらしい。
そりゃ人類の全員が「面白い!」って思うものではないからな
>一行たりとも疎かにできない これだけの長さでそれは大げさだなw
本日鈴木訳全13巻ようやく読み終わりました。。。
751 :
吾輩は名無しである :2010/11/23(火) 22:29:53
>>750 すばらしいです。
どのくらい時間かかりましたか。
752 :
750 :2010/11/23(火) 22:47:01
>>751 ありがとうございます。
恥ずかしながら、2年くらいかかりました。
8巻で挫折。再挑戦、また挫折。
再挑戦するときに限って公私ともども色々生じて…
一念発起して8〜13巻を10日くらいで読み終えました。
仕事以外の全ての時間を読書に費やしましたが…
今度はゆっくり吉川訳を楽しもうかと思っています。
もうこれで大菩薩峠も徳川家康も恐れることはないな ちなみに大菩薩は最後の文字が「未完」だからな気をつけろ
大菩薩とか家康とか長いだけの駄本よむ必要ないだろ
マジになんなよジョークだろ
大菩薩峠、徳川家康は、どーでもいいよw
757 :
吾輩は名無しである :2010/11/24(水) 07:21:53
>>740 オレもそう思った。先達の葬儀の日、というのはすごいタイミングだ。
オレは、あるいは吉田城急逝の補欠だったのかな、と思っていたんだが、
そうではなかったんだね。それよりずっと岩波編集部の手配は早かったようだ。
>>754 おまえどっちも読んだことないだろ
俺は読んだ
なぜどっちもいまだに版を重ねているかを考えろよ
759 :
吾輩は名無しである :2010/11/24(水) 07:31:05
>>758 また名無しの荒らしか…お前、自分が迷惑かけてるの気づけよ。墓場へ入れ。
761 :
吾輩は名無しである :2010/11/24(水) 12:11:55
>>758 おまえのような人の言いなりのお人よしが沢山いるからだろ。
762 :
森豊和 :2010/11/24(水) 13:02:49
・・・・
よほど自分の意見が否定されたのが悔しかったらしい レベル低すぎ
764 :
吾輩は名無しである :2010/11/24(水) 13:34:39
>>763 ヘタでも良いから「自分の考えたこと」を「自分の言葉で」しっかり書いてください。
あなたのような決まりパターンのレスがスレのレベルを下げるんです。
やっぱりプルーストファンってそろいもそろって人付き合い下手そうだね・・
論理に強く、現実に弱いヤツっているね。 哲学オタクとか。。。
767 :
森豊和 :2010/11/24(水) 16:19:01
それはたまに・・・
768 :
吾輩は名無しである :2010/11/24(水) 19:12:49
>>752 全巻制覇、おめでとうございます。
8巻で挫折したとありますが、8巻というのは何ですか?
また、8巻から13巻を10日くらいで読破、とありますが、
信じられないスピードですが。
>>750 新訳登場のこのタイミングで読破だと、再読の楽しみがいやまさりますねえ。
おめでとうございますー。
>>757 ああ、吉田城が健在ならまた違ったことになってたかもね。。。
吉川も高遠もホント体には気を付けてほしい、急逝だめ、ぜったい。
771 :
750 :2010/11/24(水) 23:26:49
>>768 >>769 ありがとうございます。
休日二日を使って何とか読みました。
平日も移動中、仕事以外の時間はほとんど読書だけをしていました。
8巻は「ソドムとゴモラ2」です。
「ゲルマントの方」〜「ソドムとゴモラ」の社交界のこと細かい描写に
ほとんど関心を持つことができませんでした。
あの辺は正直かなりきつかったです。
描写への関心と人物への関心が分離してしまい、何を読んでいるのかさっぱりわからなくなる
ことも…この辺は自分の好奇心の低さのせいが大きいかと思います。
8巻も前半はちょいきつい…後半シャルリュスが出て来たあたりから面白くなり、
9巻前半はまた退屈し、アルベルチーヌとのくだりで興味がわき、という感じです。
「見出された時」は総じて興味深く読めました。
今度は「ゲルマントの方」〜「ソドムとゴモラ」もゆっくり楽しもうと思います。
772 :
吾輩は名無しである :2010/11/26(金) 21:34:49
2年間かかって読了という点にプルーストの重みを感じます。 「何を読んでいるのかさっぱりわからなくなる 」というの、誰しも経験することでしょう、 しかしそれでも読めるのが、プルーストのプルーストたるゆえんでしようか。
2chみたいなもんか
恋愛の事しか書いてない気がするのですが、気のせいですか?
ドレフィス事件への言及
776 :
吾輩は名無しである :2010/11/27(土) 02:34:47
777 :
猫 ◆m0yPyqc5MQ :2010/11/27(土) 02:37:51
^(=ↀωↀ=)^にゃー
778 :
吾輩は名無しである :2010/11/30(火) 01:21:37
今日、吉川訳と高遠訳の最初の一ページを書店で読み比べた。 読みやすさは吉川訳が上だな。まあ、これだけで翻訳の 良し悪しが決まるわけではないけれど。
779 :
吾輩は名無しである :2010/11/30(火) 08:59:33
吉川氏の訳文、メリハリを利かせてあるというのが第一印象。 それが読みやすさにつながる要素の一つだと思うけれど とくに文末の処理の歯切れよさというか、それはプルーストのフランス語の 流れるような感覚と相容れないような気がわたしはします。
吉川のほうが日本語としては読みやすいね。 でも変な言い方だけど確かに在来の日本語になりすぎていて新鮮味にかける気がする。 活字とか込みにしたら高遠とどっこいかなあ。 どっちも図版がたくさん入ってるけど図版は岩波のほうが優れている。今のところ。
781 :
吾輩は名無しである :2010/11/30(火) 10:52:13
そうですね。図版は岩波いいですね。 吉川氏も得意分野だし、腕の振るいどころでもあるでしょうね。
完全に在来の日本語に訳すか。ある程度原文の感じを残したいわば新しい日本語にするか。 ここらのさじ加減翻訳で一番難しいところだよなあ。 単語自体の的確さは誰もがやれて当たり前の前提だからな。
783 :
吾輩は名無しである :2010/11/30(火) 21:04:20
じいさんが持っていた古い新潮文庫版が揃っているのだがこれは 色々な訳者が混ざっていて読みにくいのかな? 最近タイトルに興味を弾かれ読みたくなったのですが新しい岩波で 読み始めたほうがいいかしら?
吉川訳読了。 高遠訳とくらべてみると、やはり吉川に軍配をあげざるを得ない。 ややゴツゴツした感じがしつつも、プルーストの語法を隅々まで知り尽くしたうえで訳している印象だ。 恣意的に抜き出して比較するのはアンフェアかもしれないが、たとえば第1巻の終わりのほう…
「夏の夕べなど、穏やかな空がとつぜん野獣の吠え声のようにとどろき、 みなが雷雨だと顔をしかめても、私ひとり恍惚とし、 落ちてくる雨の音を通じて目には見えないけれどなおも現存するリラの匂いをかぐことができるのは、 ひとえにメゼグリーズのおかげなのである。」(吉川訳) 「夏の夕方、穏やかな空が野獣のように唸りはじめ、みんなが雷雨に不満顔のとき、 降りしきる雨音に囲まれて、リラの花の、目に見えぬ、されどいつまでも消えない香りを吸って、 ひとり恍惚としていられるのも、メゼグリーズのほうのおかげなのだ。」(高遠訳) この小説が「時」をテーマにしているのだとすれば、 時間の流れ(経過)を感じさせる吉川訳の表現(「なおも現存する」といったあたり)を採りたくなるのである。
>>785 勘だけはいい嫁にそのふたつ朗読してみせ、どっちがいいかって聞いたら
「断然、最初のほう」って言われた。いろんなものが見えてくるだって。
確かに高遠のほうは幼児語っぽいかなあ。読みやすいのは読みやすいけど。
ま、これだけじゃ判断できん。俺も吉川の読んでみる。 (高遠はもう読んだ)
788 :
吾輩は名無しである :2010/11/30(火) 23:44:02
>>785 グッドジョブ。
オレも吉川に一票。ちゃんと日本語になってる!
「恍惚」という言葉が早めに出てくるのがいいのかな。
それ以下の文字列がはやばやと「恍惚モード」に染め上げられるからね。
ちなみに… 「夏の夕方、調和に満ちた空が、野獣のようにほえ、 みんなが口々に雷雨に不平をこぼすとき、私だけが一人、ふりしきる雨の音を通して、 目には見えずにいまもなお残っているリラの匂を嗅ぎながら恍惚としていられるのは、 メゼグリーズのほうのおかげなのだ。」(井上訳) 「夏の夕方、静かな空が野獣のようにうなりはじめ、 みながこの雷雨をうらめしく思うとき、私だけが落ちてくる雨の音を通して、 目には見えない、だが執拗にまといつくリラの香りを吸い込んで恍惚としていられるのも、 メゼグリーズの方のおかげなのだ。」(鈴木訳) 井上の「調和に満ちた空」、鈴木の「執拗にまといつく」あたり、 翻訳者ごとの個性をうかがうことができる。
「夏の夕方、調和に満ちた空が、野獣のようにほえ、みんなが口々に 雷雨に不平をこぼすとき、私だけが一人、ふりしきる雨の音を通して、 目には見えずにいまもなお残っているリラの匂を嗅ぎながら恍惚として いられるのは、メゼグリーズのほうのおかげなのだ。」(ちくま文庫・井上訳) 「夏の夕方、静かな空が野獣のようにうなりはじめ、みながこの雷雨を うらめしく思うとき、私だけが落ちてくる雨の音を通して、目には見えない、 だが執拗にまといつくリラの香りを吸いこんで恍惚としていられるのも、 メゼグリーズの方のおかげなのだ。」(集英社文庫・鈴木訳) これで四つ並んだのかな。 鈴木訳は「私だけが落ちてくる」でずっこける感じ。 高遠訳は主語を立ててないのね。ちょっとあやうい。 井上訳は硬派だな、端正だな。吉川訳はやわらかくていちばん好き。
あれれ、すごいシンクロニシティでしたね!
792 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 00:16:25
で、原文は? まさか、また訳文の印象だけでプルーストの語法が〜とか言ってるの?
>>790 高遠訳もいいと思うけどなぁ。
それに主語がないのはむしろうまく処理した結果だと思うが。
前後の文脈+「ひとり恍惚としていられるのも」で分かるし。
いまもっても井上訳がいちばんだな。
>>789-790 後者は前者をコピーして改行してペーストしたのだろう、
と思っていたが、そうではないのかもしれない。
一カ所、微妙に表記が違うから。どっちが正しいのだろうか。
鈴木訳、リラの香りを「吸い込んで」なのか「吸いこんで」なのか。
吉川のが一番、日本語的だね。「など」とか「ひとえに」とか 形容の重ね方のやわらかさも。
798 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 03:28:51
「など」や「ひとえに」は文のリズムを刻む効果を生んでいる。 読みやすく、かつ意味がすっと頭に入ってくる雅語の特性を生かしている。 これは日本語の達人の域だと思う。
799 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 03:37:23
1吉川 2井上 3鈴木 4高遠 俺の好みではこの順。
800 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 03:40:12
800だ。
802の直前だ。
いや801なんだから、やおいと引っかけてそこは何か・・・
「夏の夕方、おだやかな空が野獣のようにほえて、ひとびとが雷雨をうらむとき、 降りしきる雨の音をとおして、目に見えないかなたに、 いまだに残っているリラの匂いを吸って、ただひとり、恍惚としていられるのは、 メゼグリーズのほうのおかげなのだ。」 (筑摩書房世界文學大系52 淀野 井上訳) これで五つ目。いいよね。純正という感じ。これも高遠同様主語を落としている。 だれか新潮社のテキストを上げてくれませんか。
804 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 13:56:57
翻訳はそこまででもういいよ。 それよりだれか原文を上げてくれないでしょうか。
806 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 15:25:51
>>805 こりゃ凄いっすねえ。
ところで問題の箇所は一巻目の終わりのほうということは
Noms de pays : le nom
の終わりのほうですか?
今ざっと見てみたけどちょっと見つけられなかった。
Quand par les soirs d’été le ciel harmonieux gronde comme une bête fauve et que chacun boude l’orage, c’est au côté de Méséglise que je dois de rester seul en extase à respirer, à travers le bruit de la pluie qui tombe, l’odeur d’invisibles et persistants lilas.
おいここで黙ってしまうなよ。フラ語得意がってる連中さんよ
各々がすねて夏の夕方までに調和した空が淡黄褐色の獣と それのようにうなるとき、嵐、それは私が、降る雨の雑音を通して、 見えなくて頑固なライラックの匂いを呼吸するためにエクスタシーで 孤独なままである義務があるM s gliseの側にあります。
翻訳ソフト使う奴はバスチーユに放り込む
昨晩スレを伸ばした連中が何と書くか楽しみだな
しかしフラ語読めたからって、原文の微妙なニュアンスまで読み込める かといったら別の話だからな。 それだったらフランス暮らしまでしてる訳者の日本語読んだほうが より内容が見落としなく分かるって部分もあるんだよ。 ちょっと原文読める奴はそうじゃないってところにプライド置きたがるだろうけど。
814 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 21:21:29
When,on a summer evening ,the melodious sky growls like a tawny lion, and everyone is complaining of the storm, it is the memory of the Mese gise way that makes me stand alone in extasy,inhaling ,through the noise of falling rain, the lingering scent of invisivle lilacks. (by S. Moncrieff)
このなかでフラ語で読破した香具師いるん?
ここでマグナ様においで願おう。簡単に訳してもらえるでしょう。
>>816 あっ、痛いとこ突いちゃった? ゴメン!
>>814 の英語なら読める気になるのはフランス語がちんぷんかんぷんだから。
でもいいんだよそれで。ドリトル先生を訳した井伏鱒二を思う。
>>818 プルースト読むってのはおまえみたいなカスが多いのかな?
でも冗談ぬきでプルーストファンってお高くとまってるって印象 いやな感じの奴が多い
822 :
吾輩は名無しである :2010/12/01(水) 23:49:38
プルーストも同性愛者だからそうだったんだろうけど 女性的いやらしさというか、おばさん臭い
ぼくらはみんなソドミスト♪
少なくともプルーストは変態でしょう。テクストでオナニーしてた。
なんか少年のときは学友に気持ち悪がられてたらしいね
826 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 00:01:46
ジュネやセリーヌよりはまともだろ
しかし晩年は男娼の巣窟にでいりしてたんだよねプルースト
>>826 なんかこんなこというやつ文学が理解できる以前の奴だと思うんだけど
頭悪そうな上に欲求不満丸出しだし
おまえの心は何が足らないって言ってる?言ってみ
マルセルはガチホモよ 読んでいる人もそう これからはアタシたちのジ・ダ・イ
ま、ゲイだから在来と違う新境地を開けたのはあるだろな
833 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 00:43:12
www
835 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 08:27:38
When on summer evenings the melodious sky growls like a wild animal
and everyone grumbles at the storm, it is because of the Mesegise way
that I am the only one in extasy inhaling, through the noise of the
falling rain, the small of invisivle, enduring lilacks.
translated by Lydia Davis 2002
この一節、フランス語原文はかなり複雑な構造でフランス人でも油断すると迷子に
なりそうな文章なのに対して、
>>814 もそうだけど、英訳はわりあい読みやすく、
すんなり頭に入りやすくなってるね。
この訳者は女流作家として日本でも人気のあるリディア・デイヴィスです。
836 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 09:32:40
>>835 うわー、この英語、すごく入ってくるね。わかりやすいよ。
事前に日本語訳をいくつも読んでいるからかもしれないが、
なんか目から鱗が落ちるみたいに入ってくる。
そのリティア・デイヴィスの英訳本、手に入れたいと思った。
838 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 11:13:42
>>837 ペンギンででてるよ。
背表紙にプルーストの顔写真。
何人かで分担して翻訳したもので、リディア・デイヴィスが第一巻スワン家の方へを担当。
>>836 気づけよおまえ
クビになったからこんなところで優越感満たそうとしているんじゃなくて
こんなところで優越感満たそうとする奴だからクビになったって
840 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 12:07:17
>>839 おまえは気づいたってわけかw
でも気づいただけじゃだめ、おまえ自身変わってないじゃん!
俺学生だもの
>>833 クビってなに? 退職? 中退?
ちなみに俺はフランス語はできないけど東大卒
東大卒が、クビって中退か?なんて訊くなよw
俺は人間国宝だぞ
845 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 14:11:13
847 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 15:15:03
仏語コンプが爆釣れwwww
848 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/02(木) 15:29:00
ふむ。デイヴィスはモンクリーフの訳を踏襲しすぎだな。変化部分も拙い。 ”wild animal ”よりも”tawny lion”の方がはるかに典雅で喚起力が強く、”the lingering scent of invisible lilacks. ”のデイヴィス訳の同箇所は読むに耐えない。
849 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 15:38:25
アホコテが名無しやめて登場ww
850 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 15:43:11
原文との検討もなしに訳文をうんぬんするだけでも滑稽なのに 言うに事欠いて「読むに耐えない」とはなんという不遜なものいいだろう。 「読むに耐えない」とまで言うなら、どうしてそう判断するのか きちんと判断の背景を説明すべきだろうな。
851 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/02(木) 15:52:21
"odeur"という単語には"smell"よりも"scent"の方がふさわしい。”persistant”には匂いがいつまでもの残り続けるという意味があり、 意味も分からず語順を翻訳したデイヴィスよりも頭の中で整えなおしたモンクリーフに一日の長があるのは言うまでもあるまいw
852 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 16:00:23
これほど滑稽な説明も珍しいな。 まったく、「読むに耐えない」。
853 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 16:06:28
>>848 そんならプルーストはcomme une beteでなくcomme un lionと書いたほうが
喚起力の強い表現になったのかな?したり顔であまり軽薄なことを言いなさんな。
また、tawny lionが典雅な表現なのかどうか知らないが、ここは典雅さを必要とする
くだりなんですか?
どっちもコンプのかたまりじゃねえかw つまらんホモどもだな
フランス語が分からないなら楽しめないつうなら 売れないだろうなこの本 事実うちの市のもう図書館に入ってるけど誰も借りてない
856 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 17:41:07
俺マジプルースト嫌いなったわ 正直面白くないし
858 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/02(木) 19:04:02
>>853 下らん。よく文章を読んだか? 原文は"bête fauve"であり、大方は野生のトラやライオンなどを指す。さらに言えば"fauve"には”黄褐色”という意味もあり、”tawny”を持ってくることによって、
たった二語で原文に込められた二重の意図をあぶりだしている。驚くべき超絶技巧だ。
モンクリーフは原文の意図を恐らく最大限にまでに引き出して訳している。それと比べればデイヴィスはモンクリーフに依拠しすぎだし、言葉を操れていない。
859 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/02(木) 19:19:40
つまりこれは空がライオンのように黄褐色に染まったことを示す描写なのだ。その上で唸る(ごろごろする)という比喩が効いてくる。 これは日本の仏文学者が誰一人として気付けず(皮肉なことにこの点に関しては機械翻訳のほうが正確だw)、モンクリーフがいち早く気付いていたというわけなのだw 恐れ入った。こういう人物を本当の文学者というのだろう。
860 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/02(木) 19:35:58
スコット=モンクリーフと書いたほうが正確だったな。一番古いはずのものがラディカルとは和訳では滅多にお目にかかれない現象だったw
つまり……どうゆうことだってばよ?
ドストエフスキーはどれも最後まで息をつかせませんが、プルーストは退屈ですね〜。 高校の頃の教師が、「老いを感じ始めた時に手に取ればいい」とプルーストを薦めてましたが、 プルーストを読むには、私はまだ若すぎるのかもしれません。 マグナさん他原文を分析してる中年たちにとっては面白くてしょうがない本なんでしょうね。分かりません。 実際読んでみても、最初のスワンとオデットの部分だけドラマチックで、その後は社交界のゴシップばかり。 全財産をはたいて絶世の美女を奪うとか、誰もが認める聖人の遺骸から異臭がもれて大騒ぎになるとか、 そういう面白い展開がないんですよ。展開が。つまんないです。つまんないと思いつつ義務的に読んでます。 人によっては、「冒頭の『紅茶とマドレーヌ』に全てが収斂されている」という事も言ってたりして、 今鈴木訳の「囚われの女」を読んでますが、この作業が徒労なのか実を結ぶのか、疑わしいですよ。
>>862 > 冒頭の『紅茶とマドレーヌ』
お前を含め、実は読んでない知ったかぶりはみんなそう言うな
864 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 22:07:25
>>842 経緯をはなすと、自分の娘の年齢の女子大生に発情して、
おまんこしっぽり楽しんだプルースト研究者の、
クビになった国立大教授が、このスレで、
上から目線で荒らしていたんだわ。
ただ、セクハラ教授と自分が同定されないように、
ウィキで退職年を隠して、平気のへーちゃらで、
今でも水道橋のアテネフランセで教師をしてございます。
なお、mixiでも偉そうに大暴れ。
こんなに読んでいるか読んでないかにこだわられる小説ってのもないなw
セイヨウシナノキのお茶
1巻しかまだ読んでないけど、妙に共感出来る部分があるなと思った 鍵かけ忘れた時に安心するまでの過程とかさ
868 :
吾輩は名無しである :2010/12/02(木) 23:48:36
>>829 お前は負け惜しみしか書けないのか?つくづく情けない奴だな。
おまけに、なりすましか。クズらしい発想だ。
>>864 良かったらmixiのスクリーンショットを下さいな
ぶっちゃけほんとに退屈な時は退屈だよな〜 でも面白い時は面白い 人生もそもそもそんなもんじゃないかな〜
871 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/03(金) 01:29:14
下らん流れだ。おい、自演で流すな。
小説の質とファンの質はイコールである。
ラスキンを崇拝してたらしいけど、今では立場逆転しちゃったね
874 :
吾輩は名無しである :2010/12/03(金) 13:04:22
フランス文学最高の作家って誰だと思う?主観で。
875 :
吾輩は名無しである :2010/12/03(金) 13:28:58
ラブレー
876 :
吾輩は名無しである :2010/12/03(金) 14:55:43
バルザック
やっぱ普通に考えるとバルザックになるんかなあ 日本じゃあまり読まれてないしかくいう俺も好きじゃないけど
878 :
吾輩は名無しである :2010/12/04(土) 08:57:56
>>814 ,835の二つ英訳を読んでみると、大変明晰でわかりやすい。
おそらくプルーストの原文も同程度、あるいはそれ以上の明晰さを備えているのだろう。
日本語と仏語では構造が全く違うからあまり贅沢は言えないが、できるだけ明晰に訳してもらいたいものだ。
ーーーあるいは現代は過渡期かも知れない、五十年後、百年後全く新しい日本語訳が出ているのだろう。
えー。今ので十分明晰でしょ。 これで明晰じゃないのならお前が訳してみろってんだ。 関係代名詞で区切られたウネウネ続く文章をぶった切って分けたりするのだけは勘弁な!
文章よりも、言いたいことの内容が細かすぎて分かりにくいときがある プルースト
神経質だって自分でも言ってるね。あ、マルセルとプルーストは別人なのか。
>>878 はフランス語ができないようだが、先人が苦心して日本語に移し取ろうとした訳業を
「明晰でない」と切り捨てて、現在の翻訳は過渡期、と言ってのける
すごく不遜な態度だと思うのだが、どうか?
ひとつ間違いないのは、プルーストの小説は(ってうしときだけだけど) 本人がそうであったように有閑人向きだと思う もっとも激烈に仕事してたら純文学なんて読む気うせるけどね
光文社文庫(高遠): 完結せず 岩波文庫(吉川): 訳者を変えて30年後に完結 との卦が出ました。
プルーストだって最終推敲中で未完だったわけだからなw
887 :
吾輩は名無しである :2010/12/04(土) 20:23:21
岩波は訳者より社の方が心配だわ
888 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/04(土) 20:23:28
>>878 いや、デイヴィスの翻訳は酷い、と証明したはずだが。英訳すなわちいいという訳ではない。スコット=モンクリーフという天才がいたから、翻訳されえたのだ。
>>888 お前の家にある本は全部巻物だろ
改行せい
で誰の訳が好きなの??
井上訳
892 :
吾輩は名無しである :2010/12/06(月) 16:42:24
岩波文庫で読みはじめたが、なかなかいいね。 非常に細かい感覚的なことやエピソードが積み重なって、 語り手の人生を一緒に体験している気持ちになる。 ただ、表現がとても繊細で、文章が長かったりするから 気持ちに余裕がないと文章の意味を見失う所もあるw
893 :
マグナ ◆i.K3ZM.pZo :2010/12/06(月) 17:03:27
基本的に日本の訳者は大口を叩く傾向がある。しかもそれが外国の研究の引き写しだったりするからな。
>892 >気持ちに余裕がないと文章の意味を見失う所もある プルーストでそうだよね。有閑人向け。
最近急に訳が増えだしたな。 光文社古典のと岩波のが開始された。 旧来の井上と鈴木と加えると個人訳だけで 四種そろいか。
しかしこれ全部読む奴がそんなにたくさんいると思えネエ 何考えてんだろw
資本論とかと同じで本棚に 並べとくだけだろw
なかのし〜まプルースト♪
資本論ただ本棚に並べてる人ってそんなにいないだろw
団塊世代のマストアイテムだったと祖父に聞きました
マグナは全巻制覇したのか?
大月(共産党)? 岩波(社会党)?
でもこの小説ってマジ筋は全然面白くないよね
そもそも筋とかあるの?
いちおうあるだろあるベルちーぬとの恋愛とか 筋つっかドラーマ部分だな 別に面白くない
名言は沢山あるから、それでいいんでしょうね。
なんかプルースとは作風が女性的って言われて激怒したんだってね ホモにはいたい言葉だったな
失われた時を求めての完全版オーディオブック買っちゃった。 100枚余りもあるCDを前に圧倒。これ全部聞いた人いる?
アンドレ・デュソリエ、懐かしい名前だわ
釣りじゃねえのかよw
914 :
吾輩は名無しである :2010/12/09(木) 09:22:55
>>911 350ユーロなら買ってもいいなって言う感じだね。
ちょっと気持ちが動きかかるwどうしよ・・・
聞いたら感想聞かせてくださいね。
下のリンクにあるボードレールとランボーの朗読CDにも惹かれる
>>914 聞き終わるのはいつになるやらw
あんまり期待しないでね。
フランス語できます自慢?
フランス語は分かりますが人の心は分かりません フレンチは分かってもフレンドはおらずハレンチです
俺もハレンチだからあなたの気持ちはなんとなくわかります。
日本語の朗読CDがあればなあ。全巻でなくてもいいんだ。 スワン家のほうへ、だけでいいんだ。 それが無理なら、スワンの恋、だけでもいいよ。
朗読 渡部陽一
「週刊文春」の連載「文庫本を狙え!」で、坪内祐三は 岩波文庫の「失われた時を求めて」について書いているね。 なんども挫折したけれど、今度は訳がいいせいかずんずん読める、 というような意味のことを書いていたような。 プルースト、坪内も挫折していたとは意外だった。
923 :
吾輩は名無しである :2010/12/10(金) 03:07:22
>>915 ドニラヴァンってこういう仕事もしてるんだな
924 :
吾輩は名無しである :2010/12/10(金) 09:08:40
日本語の朗読は、朗読する人が可哀想な気がするな。 聞いてすんなり理解できるやうに読むだけで、至難の業と言ふべし。
思いつきでいうと、杏に朗読してもらいたいな。 女というのもいいではないか。軽やかな滑舌。
926 :
吾輩は名無しである :2010/12/10(金) 12:42:50
岩波文庫版、売れているようで早くも2刷になっていた。
927 :
吾輩は名無しである :2010/12/10(金) 14:56:25
いやあ、照れるなあ。初刷が少なかっただけだよ。
>>926 うん、昨日でかい本屋いったら売り切れてたわ。
光文社のはまだ初版があったけど。
930 :
吾輩は名無しである :2010/12/10(金) 19:24:46
井上訳持っているから買うつもりなかったけど、 吉川訳の初版集めたくなってきた。
図書館に岩波のが入ったから速攻で予約した
高遠訳と吉川訳を買って読み比べた 高遠訳は意外に文章がもうろうとしてて読みずらい 吉川訳は文章が明快で読みやすい 翻訳としてどちらが正確なのかはわからないが 文体に魅力もないし高遠訳を読むことはもうないな
近所のくまざわ書店は中規模程度だが 店員の話では岩波のはかなり売れ行きがいいそうだ
上の見たけど吉川訳は「吠え声」や「現存」ってのがひっかかるな
935 :
吾輩は名無しである :2010/12/12(日) 18:08:02
>>932 202X年、岩波文庫・吉川訳読了おめでとう。感想を是非お願いします。
光文社のは今の言葉でってのがコンセプトみたいだけど、 今の言葉の退行的で幼児的なところが出ているのも否めないんだよな・・
>936 具体的にはどんなところですか。 どちらもいい歳のおっちゃんが訳しているんだけどな。
このスレの住人いくつぐらいの人が多いかわからないけど、 大学生ぐらいの年齢だと、高遠のほうがしっくりくる、とかの意見ないのかな?
でもうしとき読むつうたら大学生でも相当の文学通だろうぜ 光文社なんか読んでると学友にバカにされそう
それで岩波かよww
誰の訳かとか出版社で馬鹿にするような奴はむしろ馬鹿に見えるが
レベルの低い話してんなよおまえら
でも俺は吉川訳のほうがいいな。 高遠より意味が分かりやすいし、日本語の柔軟さが生きてる感じ。 ちょっと高遠のほうはどこか日本語としては間接の固さがある気がする。
装丁と編集は岩波のほうがいいね。100円安いしw
学生は100円で決めそうだなw
946 :
吾輩は名無しである :2010/12/13(月) 09:20:06
>>945 そりゃ、おまえぐらいだろ
学生はそんなばかじゃないよ。
信頼と実績の岩波文庫か、新進気鋭の光文社古典新訳文庫か。 某メーターでは光文社版の方が支持されてるっぽいね。 かくゆう俺も光文社版を買った。てか岩波から出るとは知らなかったわ。
しかしこれ完全に長期マッチレースだろ。 どっちかに人気か評価が偏ってきたら どっちかが中途で放棄するってこともあるんじゃないか? なんか今のところ岩波のほうがいい感じ。 ここでも岩波はどこがいいか具体的にレスされてるけど 光文社のほうは具体的な賞賛が少ない。
>>947 そりゃ光文社のほうがちょっと先に出したんだもの。
岩波は出てまだ一ヶ月たってないからな、そこらはあてにならない。
とにかく読み比べてみることだよ。実際に。立ち読みでも図書館でもそれは
できるんだから。それから個人が決めればいい。
950 :
吾輩は名無しである :2010/12/14(火) 00:09:15
岩波版2刷も売り切れつつあるな。
毎日新聞 今週の本棚:2010年「この3冊」 ◇鹿島茂(明治大教授・仏文学) <1>『マラルメ全集 1 詩・イジチュール』=マラルメ著、松室三郎・菅野昭正・清水徹・阿部良雄・渡辺守章訳 <2>『失われた時を求めて 1 スワン家のほうへ 1』=プルースト著、吉川一義訳 <3>『ユイスマンスとオカルティズム』=大野英士著 二〇一〇年は戦後の仏文学研究の総決算の年だったのかもしれない。 仏文学における最高峰であるマラルメとプルーストの主著がこれ以上は望みえない日本語となって出版されたからである。 もしフランス語と日本語を完璧に解する人がいたとするなら、この二つの翻訳においてマラルメとプルーストは世界最高水準で理解されたばかりか、最高の日本語に訳されたと認めざるをえないだろう。 『ユイスマンスとオカルティズム』は新世代の仏文研究のレベルの高さを示す好例。 しかし、喜んでばかりはいられない。というのも、仏文研究はどう見ても、これがピークで、あとは下り坂となるほかないからだ。 原因は仏語学習者の減少で、裾野がこう細ってはかつての隆盛は望みえまい。 そして、この傾向は日本全体を象徴しているのではないか? 杞憂(きゆう)であることを望みたい。
鈴木は津原文学を一作も読んでないのに… プルースト読むぐらいなら今を生きる世界文学、津原の小説を読みなさい。
光文社版読んで感動したし 岩波版とも読み比べしてみるかなぁ まあ1年に両方2,3冊しか出ないもんな
>>951 この記事を読んだ高遠はどんな思いだったろうね。
まあ、しかたないか。
鹿島が > フランス語と日本語を完璧に解する人 だと自慢しているわけだな
しかしフラ語学習者が少ないなんつうけど、はっきりいやあ 大学へ行く人間が少ない、つまりは少子化ってことであり、 このおっさんが憂えているのはそれなんだろ。 持って回った言い方するのが文学教授なのかねえ・・
957 :
吾輩は名無しである :2010/12/14(火) 01:52:41
正確に言っておこう。少子化だが、そのなかでも大学進学率は50パーセント あり、大学生の数は減っていない。大学に行く人間のなかで、英語など 外国語を学ぼうとする者は少なくない。しかし、文学をやろうという 学生はどんどん減っている。文学部を廃止して、外国語学部や国際関係学部 に変更する大学が増えつつあるというのが現状だ。
>>951 > もしフランス語と日本語を完璧に解する人がいたとするなら、この二つの翻訳においてマラルメとプルーストは世界最高水準で理解されたばかりか、最高の日本語に訳されたと認めざるをえないだろう。
こういう痛い勘違いもこの世代と共に終わって欲しい
959 :
吾輩は名無しである :2010/12/14(火) 09:05:43
>>958 たしかに痛い勘違いではあるのかもしれないが、
本人としては単なる褒め言葉のつもりだったのではないかなあ。
修辞を必死にひねくりまわしていて、
最大限の褒め言葉を繰り出してみました、みたいな。
>>957 今の大学は就職センターみたいなもんだからな
鹿島クラスのエッセイストが下手な修辞で持ち上げてもなあ しかもまだ1巻しか出ていないのに何言ってんだろって感じ
「怪帝ナポレオン三世 第二帝政全史」は名著だと思うがな。
高遠さんと吉川さんって、煽り抜きでどっちがどうなんだろう? イメージとしては、高遠さんは野球で言うと青木、吉川さんは前田智なんだけど。
どうじゃなくて読み比べろよ自分でw
>>965 読み比べた結果でやんす
他の、失時以外の仕事の評価ってどうなんだろうか?
光文社、岩波ってイメージもあるんだろうけど、 岩波の吉川訳のほうが玄人好みって感じがする。 しかしプルーストってこれしかないようなもんだから プルースト入門に最適ってわけにもいかへんのうw
968 :
吾輩は名無しである :2010/12/15(水) 01:06:02
短編集『楽しみと日々』は入門編で、かつて福武文庫から窪田般彌訳で 出ていたが、いまや絶版で入手困難だね。 鹿島茂の書いた記事はおそらくここのスレッドも参照したんだろう。
保苅瑞穂著『プルースト 読書の喜び 私の好きな名場面』(筑摩書房) という単行本が出たようだ。これはちょっと楽しみだな。 そういえば保苅にも『失われた時を求めて』を全訳してほしい。 硬度の高い明晰な文章になることだろう。ちくま文庫きぼんぬ。
>>785 >>789 の訳を読むと、吉川訳以外は、
「メゼグリーズのほうのおかげなのだ。」になっている。
「〜のほう」は比較表現だと思うんだけど、何と何を比較してるのかわからない。
すんなり頭に入ってこないんだよね。
971 :
吾輩は名無しである :2010/12/15(水) 02:06:18
>>969 ちくまじゃ俺の大好きな井上訳を絶版にされかねん。
ここはやはり河出でしょ。
ちくま文庫の井上訳は随分前から数巻が品切れになっているが、 そのうち重版するのかな?
973 :
吾輩は名無しである :2010/12/15(水) 08:33:40
>>970 比較表現じゃないよ。
こんなところで断片を見ただけでうんぬんするから恥をかく。
一巻でも読んだ人はこういう的外れなことは言わないだろうね。
でもなんか日本語として変 「メゼグリーズのほうのおかげなのだ。」 比較対象が分かっているなら、「ほうの」はなくても通じる。
原文がcôté de Méségliseてなってるから「ほうの」のが正確やろ。 あと言うまでもないが、第1篇の標題Du côté de chez Swannのとおり、 「〜のほう」はこの作品において重要な言い回しになっており、 「なくても通じる」といった次元ではない。 970と974は読んでいないことが明白。
読んだ読んでないの話じゃないだろw この一文の「日本語の」言い回しを言ってるんだ。 それにおまえさんの言うのだったら「メゼグリーズのほうなのだ」でいい。
「の」がふたつ連続するとちょっとあれって思うときあるよね。 フランス語と日本語の違いはあるがフローベールもこれ嫌ったんだよな。
光文社の古典新訳はな・・ムージルをして「ボーイズラブの古典!」なんて 帯に書く神経が好かん、というか失笑してしまう。
フランス語分からない奴はプルースト読むなみたいな奴が多いから読むのやめよ つまらなくなった。
976 「メゼグリーズのほう」で1コの名詞になってるんだよ 1巻の途中でそのことをはっきり述べている個所があるんだよ。 「ゲルマントのほう」「スワン家のほう(メゼグリーズのほう)」の 2つの「ほう」があるんよ。 読んでくれ。
うるさいな。死ねよ。
「〜のほう」という訳は正確だし重要な言い回しになっている。 だから「〜のほう」は必要。 それがわからんということは読んでないということだというのは暴論だな。 その言い分だと、吉川は一度も読んでないということになるな。 吉川訳は「〜のほう」と訳してないんだから。
プルーストなんて暇人の読むもんだ
メゼグリーズのほう=メゼグリーズに至る道のりといった意味なのであるが、 それを「ほう」と言い方で呼んでいた、という記述が前段にあるんだよ そこを呼んでいれば該当個所はすんなり読めるよ 吉川がなぜ「ほうの」を飛ばしたか?吉川に聞いてくれ
だからただ単に「メゼグリーズのほうのおかげなのだ」という文章が 日本語として変っぽいからでしょ。 吉川のは全体的に、日本語化の程度が強い。
ただ吉川がそれを意識的にやっているのはあとがきのとおりだ。 もちろん原文に近い訳、つまり日本語に新しい息吹を与えるような訳とか あってもいいのだとは思う。そこらのおさえどころだな。 「真珠湾を記憶せよ」や「真珠湾を覚えておこう」を日本語として新しいと思うか やっぱり日本語では否定形の「真珠湾を忘れるな」が意味が通じるととるのか。
主人公の家族が散歩にでる選択肢の1つを「メゼグリーズのほう」と 呼んでいるんだよ。 自宅からメゼグリーズに至る道のり全体が対象になっているわけだから、 「メゼグリーズのおかげなのだ」では若干不正確になる。 でもたぶん吉川は「メゼグリーズ」に「ほうの」を含意させたんだと思う。 (その前に何回もでてくるから)
>>976 その程度の日本語がおかしいと思うのは、単にお前の読書経験不足ということだ。
結構なことだな、読書経験豊富な眼鏡ちゃんはw
もうええ、このスレもういらんぜ終わらせようや 不愉快や 軟弱ホモの集まりだしよ
埋め
薄汚いホモの集まり
失われたちんぽを求めて
プルーストのホモは天然というより、 引っ込み思案が嵩じた一種の後天的現実逃避の一手段だと思う
995 :
吾輩は名無しである :2010/12/15(水) 15:17:39
悔しいというより腹が立つって感じ
いいよ。もうこのスレは俺が今から抹殺してやるから。
勃起したんじゃないの
埋め
1000 :
吾輩は名無しである :2010/12/15(水) 15:19:48
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