「失われた時を求めて」について語る 第二巻

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1吾輩は名無しである
前スレ
「失われた時を求めて」について語る
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1131810328/
2吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 21:32:30
   _____     
 /   \.  \ .  
 | .∩ .|___|.  
  ̄/  (,,゚Д゚) .  
 ./  (ノ___∠. .  
 |_____|___|  
      し`J . . .
3吾輩は名無しである:2007/09/22(土) 22:29:12
乙。
4吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 21:22:24
>>1はクズか?
タイトルに「プルースト」くらい入れろボケ!
5吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 21:59:06
まあまあ興奮しないで
6吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 23:19:30
アルベルチーヌに接吻したい
7吾輩は名無しである:2007/09/26(水) 22:01:26
これって学問書?
小説って感じがしない・・・
ぱっと見た感じ。
8吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 16:41:35
作者は才能無いからね。
ただ上手くまとめることができたって作品だね
9吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 17:12:05
じつは私ゴモラなんです。
10吾輩は名無しである:2007/09/27(木) 17:59:39
>>9を倒したのはウルトラマン
11吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 12:27:02
↑おまえは残飯w
12吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 13:00:23
『失われた時を求めて』はいまだにギネス認定の「世界最長の小説」らしい。
(一時期たわけた小説が簒奪したがもとに戻ったようだ)

徳川家康とか、もっと長いのはいくらでもあるのに、なんでいまだにこの作品が王座?
13吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 13:21:02
>>12
 「小説」とは認めないよね。グイン・サーガも対象外。
でも、ローダンシリーズは認めている
14吾輩は名無しである:2007/09/29(土) 23:45:48
よく分からん理屈だが、一続きの小説として最も長い、ということかな。
それなら納得だが。
15吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 11:04:44
グインを申請した時のギネス側のコメントでは、「完結していない」「一巻にまとまっていない」
ことが拒絶理由だそうだ。

だとしても明らかにこれより長い小説がいくらでもある以上、「真の首位」では
あり得ないと思う。

それに、本としても「一巻にまとまっている」ことが長さ認定の条件になるのもおかしい。
小説の長さと、それを収める紙束の製本の物理的限界は別もんだろ。

結局、ギネス側の定義の問題で、文学的香気をもった作品を首位に置きたいとかいう
意図が働いたんじゃないのかな?
16吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 21:16:39
Longtemps,je me suis couche de bonne heure.

Pandant bien des annees,chaque le soir,quand je venais de me coucher,
je lisais quelques pages d'un [interrompu]

Pendant bien des annees,le soir,quand je venais de me coucher,je lisais
quelques pages d'un Traite d'archeologie monumenatale qui etait a cote
de mon lit;puis[interrompu]

capital,capitalissime.exectable,mal dit
17吾輩は名無しである:2007/10/04(木) 23:46:04
ほんとに時間を失ってしまう貴重な本である。
寝返りを打ちながら読もう。
18吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 23:59:16
>>15
それはない。
だって2005年版からしばらくはこんな小説が最長小説に認定されてたんだぜ?
52ページ以降をざっと見てごらんよ。
http://www.britishsuperbikes.freeserve.co.uk/knickers/Knickers6.pdf

ところで失われた時を求めてのフランスコミック版が翻訳されて
11月20日に刊行されるらしいね。
http://www.byakuya-shobo.co.jp/product_info.php?products_id=1471&osCsid=693d4e388846f3be13c355eb5c45b504
19吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 08:53:01
古書屋で新潮社版「失われた時」を7千円で買いますた。
新潮社版「花咲く乙女たち」は井上究一郎訳ですけど、
筑摩書房版井上個人全訳の「花咲く」と訳文が全然ちがうのね。
違う人の訳みたいだ。
20吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 16:58:08
コミック版楽しみだww
日本語訳も出ないかな。
21吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 19:00:01
コミックよりアニメのほうが向いてないか?
失われた時は?
22吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 19:18:40
↑こういうまるで読んでいない奴は、来ないで欲しいなwww
23吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 12:55:24
 ↑こういう証拠も無いのに読んでないと決め付ける奴には来ないで欲しいなwwwww
24吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 13:11:03

で 読 ん だ と い う 証 拠 は あ る の か ?

25吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 13:15:16
この小説も情報量が多いようで実は少ない。
読んでて狭い道を歩かされてる感じ
26吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 13:17:32
家の裏の細い道をえんえん歩いていたら、突然いつも知ってる
あそこに出たのでびっくりした、という話だからそれでいいのでは。
27吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 13:30:48
なるほど
28吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 13:32:58
良かったね、この本がどんな本か分かって
29吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 14:22:00
鈴木訳の1巻終わりごろまでしか読んでないけど、
この一家はどうやって生計立ててるんだ?
領地持ちの貴族上流階級みたいなのじゃなくて、
中産階級(プチブル)ってやつなんだろ

子持ちでじいさん、ばあさん、おじさん、おばさんまでいて、さらに使用人も二人ぐらい雇ってるんだろ
毎日毎日おいしそうな食事しまくって、腹ごなしに散歩してるって話だよな
30吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 04:39:06
アニメはまだなかった時代の作品だがプルーストは映画的な事実の羅列による表現を超えた所に芸術の価値があると考えていたのだから、映像化可能と考える人は読んでないか実質アンチなんじゃないか?
31吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 05:32:57
失われた時の映画ってあったよな?
見てないけど。
3230:2007/10/16(火) 09:08:49
>>31
それは初耳。
語り手の年齢の曖昧さはどうなってんだろ。
>>29
父は外交官。母方が資産家だけどむしろアンチユダヤ
33吾輩は名無しである:2007/10/16(火) 15:54:53
「スワンの恋」。いくつかあった気がする。つーか、初耳と堂々と
いって恥じないほどに「知る人ぞ知る」的作品ではないと思うが、30はすごく若いのか?
まあ失われた時〜全体の映像化ではなくて、一挿話の映像化ではあるけど。
34吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 12:45:03
アランドロンがでてる奴ですね。
画像系に弱い31歳です。
35吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 14:44:48
ちくま文庫から映画「失われた時」のシナリオが出てた。
監督はヴィスコンティだったかな?
36吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 17:23:15
あの本の、特にキャスティングを見た時は、現実化されてたら夢のようだ、残念だと思ったが、
逆に現実化されたヴィスコンティの諸作品がこの幻の「失われた時」の部品のようでもあるので、
それら部品をあの本みて脳内再構成するだけで充分。あえて実作する必要ないとも感じたなあ。
37吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 10:43:45
>>21
あの装飾的なフレーズを「完全に」映像で再現できるなら興味ないこともない。
38吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 18:04:59
鈴木訳文庫本の第一巻をやっと読み終えた
図書館で第二巻を借りてきたら案の定、
誰も読んだことがないようにピカピカのサラサラだ
39吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 22:42:28
文字通り、命を賭けて書かれた文学。
40吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 07:34:08
>>38
一巻で挫折する人間が多いんだろうね...
41吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 20:06:25
42吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 22:52:56
>「この作品は“言葉の怪物”。原典を読むのは地図なしで深い森に迷いこむようなもの」。コミック版の日本語訳を手がけた学習院大学フランス語圏文化学科の中条省平教授はこう解説する。


そこで今の流れに乗って新訳を出してほしいのに・・・
43吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 07:45:21
誰が書いていたか忘れたが、この作品の全訳をしたいと思っている
研究者はいるようだ。が、大先輩2人の全訳があるので躊躇する意識が
働いて実現しないだろうともあわせて書いてあった。個人的には、亡くなった
京大の吉田先生のものが一番読みたかった。京大へ移った吉川先生がやっても
面白いと思う。しかし、中条では無理だと思う。そもそも彼はプルーストの
研究者ではないし、第一彼の仏語のレベルとプルーストに関しての知識は
前記の2人とは違いすぎる。
しかし、無鉄砲に取り組んで瓢箪から駒のものが出てくる可能性は?と
問われればればそれとして、無しとはしないが…。
44吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 10:08:08
学者が訳したプルーストは、所詮だめだよ。
語学ができれば訳せるもんでないだろう。
45吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 10:39:51
>>44
あの化学屋さんの訳がいいと言うの?
オレ読んだこと無いんだけど。
46吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 11:45:12
>>44
へぇーじゃあ、筑摩の井上さん集英社の鈴木さんの職業は何ですか?
誰のプルースト訳をアンタ読んでるの?
教えて下さい
47吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 15:41:29
まあ、それ以前に新訳が出てもよほどの出来でないと商売にならんのだろう。
出してくれるところがなければ、そもそも新訳に取り組めない。
48吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 17:28:53
だからな、日本のプルーストに関する研究者のレベルは実績があるわけだよ。
その研究成果を翻訳に反映させて出版もありだろうと思うわけだ。
どのみちあの原文を日本語に移す事は、翻訳者の知見に拠るわけだから
なら研究者の成果を生かした翻訳を読みたいわけ。
それに、商売になんかなるわけないだろう。税金対策で、講談社や小学館あたりなら
出せるのではないかと思うがね。
49吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 16:17:04
中村真一郎が「失われた時」個人全訳をやればよかった。
源氏物語もだが。
50吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 16:46:31
学者と作家がタックを組んでやるってのはどうなの?
アカデミー出版の超訳は最悪だけどw
51吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 18:10:50
>>50
それは読んでみたい
52吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 07:58:48
>>49
源氏は丸谷才一&大野晋コンビがやれば良かったと思うけどね。
(『光る源氏の物語』は名場面のダイジェストだが訳が素晴らしい)
あの勘違い婆さんの所為で...
53吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 12:22:38
 10年前に鈴木道彦編訳の抜粋版を読んだ。当時は抜粋版でも読むのが
大変だった。今井上他訳の新潮社版で「花咲く乙女たち」を読んでいる。
2003年ごろからゾラにハマり、ルーゴン・マッカールを読み続けてきたが、
ゾラの小説と比べると本当にプルーストが小説というジャンルを
何から何まで変えてしまったんだと思う。
主人公がジルベルトと不和になり始めるあたりまで読んだ。
ラシェルとの初体験には余り枚数を割いてないのね。
54吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 18:42:15
>>49
>中村真一郎
あなた、相当の年寄りだね。彼は、「失われた〜」の訳が複数あることが
どういうことだと難癖つけてたじじいだよ。そんなこと書いていて訳なんて
やるわけないだろう。
>>52
>源氏は丸谷才一&大野晋コンビがやれば

丸谷は痴呆老人ですから。あなたも相当のじじいとお見受けしました。
55吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 21:25:06
源氏にとって幸福だったのは、グレート谷崎をはじめとして、与謝野、円地、田辺、
と優れた小説家が現代語訳したこと。それでは源氏は現代に蘇った。
プルーストも小説家に訳してほしかったね。中村真一郎もいいが、吉田健一はどうだろう。
56吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 23:34:30
なんか、失われた時を求めてと源氏物語を両方読んでいる方が何人かおられるようでうれしいな。
私事、失われた時を求めては筑摩文庫のを通勤電車の中で数年かかって読み終えた。
最後は、電車の中で涙が流れて困った。その勢いで、源氏の現代語訳をつぎに選んだ。
驚異だったのは、ぜんぜんレベルが落ちた気がしなかったということだ。特に宇治十帖。

57吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 04:34:54
>>54
私は35才の男性ですが?
58吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 15:29:00
今日、文庫版が全部届いた。
半年ぐらいかけてじっくり読もうと思う。
59吾輩は名無しである:2007/11/16(金) 22:45:37
>>56
中村真一郎流に言うなら、源氏とブルースとを併読するのは、イギリス流だそうです。
素晴らしいことだと思います。54のようなものが、ジジクサイ、といわないように。
後十年もすれば、54氏もジジクサイ、といわれるようになりますよ。
60吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 06:37:25
>>56>>59
どうしてこのスレには定期的に気持ち悪いじじいが
ベトベトしたことを書きに来るのかなぁーやだやだ
61吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 13:20:18
>>54
私は三十手前ですが?
62吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 14:06:29
私は立派な爺ですが?
63吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 14:53:35
源氏は尼さん訳で読んだけど意外と面白かった。
64吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 17:04:26
>>56
>私事、失われた時を求めては筑摩文庫のを通勤電車の中で数年かかって読み終えた。
最後は、電車の中で涙が流れて困った。

どうして最後のところで涙が出て困るか。
じじいなので涙腺がほとんど条件反射で涙が出るのです。
しかし、最後の部分で涙ね…?しかもその後、源氏をよんだんだって
しかも、

>驚異だったのは、ぜんぜんレベルが落ちた気がしなかったということだ。

この人、どういう人なのかなぁ?レベルが落ちた気がしなかった?
何言いたいの?
65吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 19:03:32
じじいの言うことは話半分に
66吾輩は名無しである:2007/11/17(土) 22:50:30
わかけりゃいいってもんでもなかろうに。
67吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 05:59:42
まともなことならじじいでも何でも構わないが、>>56は変でしょう?
68吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 15:00:47
>>64
つまんない難癖つけるなよ。素直に読めば>>56なんて普通の文章だろ。
「レベルが落ちた気がしなかった」っていうのは、
「普通、これだけ長い小説なら最後の方は息切れしてレベルが落ちるもの
だけど、驚いたことに全くレベルが落ちていなかった」ってことだろ。

お前の文章の方がずっとワケ分からんぞ。
69吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 17:09:18
>>68
オマエの文では、>>56のじじいと同じくらい変だよ。
じゃあ聞くが

>普通、これだけ長い小説なら最後の方は息切れしてレベルが落ちるもの

息切れして小説の、何が、レベル落ちするんですか?
オマエの書いてる事では、ストーリーを指しているのだろうが
ストーリーを対象として、全く違う作品でそんな比較が成立するわけがない。
ただ長いだけでそういいたいのなら、日仏でも古典として確立されている
両作を読んでみると素晴らしい内容が最後まで維持され、古典と呼ばれる作品の
本質を知ったとか書けよ。バ〜カ。
70吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 19:50:34
>>69
まあ、なんかスゲー怒っているのは分かったが、何を書いてるのかさっぱり分からん。
・・・ああそうか、>>56が失われた〜と源氏物語の比較をしてるっていうことね。
それなら確かに>>56の文章はちょっと違和感があるね。

でも俺の>>68を読んで>>69みたいなレスを返してくるのはまったく分からんな。
「ストーリーがレベル落ち」って、ハァ? 日本語ですか?って感じ。
どんなに古典的名作を読んでいても国語力がなくて品性が下劣ならどうしようもねぇな。
71吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 20:41:19
>>70
バカにつける薬無し。
72吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 20:46:13
>>70
こいつはバカ以前,insanity
73吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 21:04:56
>>71,74
プルーストのスレで、ガキのケンカみたいなことはやめろ、みっともない。
お前ら、知性はないのか。
74吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 21:06:14
間違い、
74→>>72
75吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 21:10:14
そもそもは、>>56がレスすればいいのに勘違い野郎がアヤつけてきただけのこと
76吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 21:11:55
>>73
それにバカや基地外をそういって何が悪い。
知性に溢れるらしい第三者
77吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 21:36:07
知性じゃなくてセンスの問題だよ。みっともない。
78吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 21:47:12
プルーストが泣いているぞ。
79吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 22:09:44
プルーストはじじいになってすぐ死んだ
8070:2007/11/19(月) 01:17:12
もう書き込まないが、>>71-72よ、反論できないからといって
1行レスで誤魔化すのは最低だぞ。
まあ、スレの皆さん気分悪くさせてごめんなさい。
それから>>64>>69>>71-72はもう書き込むな。
8170:2007/11/19(月) 01:26:28
↑すまん、ついカッとして書き込んでしまった。
こういうのは売り言葉に買い言葉、になってしまう・・・。
マジで反省してる。すまん。
82吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 19:12:21
>>80-81
ヒマなじじいの醜態ですか?
83吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 22:55:41
プル−ストは還暦を過ぎなければ、わからない。これは文学の常識だ。
8470:2007/11/23(金) 10:37:45
>>82
すまん、おれ20代。
85吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 10:52:53
>>83
ほんとかねwww。じゃあプルーストの研究者はほとんどわからないで
研究してんだねwww
86吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 17:27:31
>>85
そういうことになるな、五十代の研究者はまだヒョッコよ。
安倍前首相をみたいなもんよ。
還暦過ぎなくちゃ一人前とは認められないね。
87吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 17:37:57
冗談で言っていると思いたい。
88吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 20:00:58
>>83-86
新プレイヤード版の編集責任者だった、タディエは何歳で新版の担当を
したのだろう…。
89吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 21:01:36
そうだね、最後はみんなよぼよぼの老人になって登場する、こういう時の流れの無情さ、
残酷さは、青年にはわからないだろうな。
90吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 21:08:15
五十までは青年。研究者は優雅って話か。
91吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 21:36:18
>>89
わからなくてそれが、この作品の理解に何なんだ?
(もしじじいにしか理解が出来ないとかは、全くの的外れなことだ)
92吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 06:05:58
時の無常なんて普通三十にさしかかれば感じるものでしょ。
周りの忙しさに自然と流されちゃうから
定年意識するまで切実にこたえないのかもね。

あと、>>56は人の反感を煽るような自分の無恥に気付くべきだし、
>>53のゾラからプルーストに直結のラインを引くのも見たくはなかった。
93吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 13:18:36
世代交代して話が進む源氏物語なんて、生まれ変わらないと本当には理解できないって
理屈にもなりかねんしな...
94吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 11:34:14
それは違うと思うけどw
でもやたらと感傷的な感想文やめてほしいね
間口の広い作品だから色んな人が読むだろうけど
95吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 18:30:56
231 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2007/08/25(土) 11:11:45
熱い涙が流れた、という意味では
ドストエフスキイはカラマーゾフではなく罪と罰、
トルストイではアンナでなくイワン・イリッチだな。私見。
失われた時を求めて、もラストは涙で読めなくなった。
日本では源氏物語と平家物語を越えるもの無し。
近代ではレイテ戦記と豊饒の海が印象深い。
これらの作品は、熱い涙、とはちょっと違うな。
こころや海辺のカフカをあげた方は、
この板で紹介されている色々な作品をもっと読んでみましょう。
96吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 23:16:09
コミック版出たけど読んだひといる?
ページ数のわりに値段が高いんだよな
97吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 06:22:18
いねえよてめえで買えやボケが
98吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 10:58:40
冬休みになると↑みたいなのが増えるな。

ひょっとして、年明けのグッドウィルの処分のことで気が気でない人なんだろうか?
99吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 21:16:01
>>96
予測売上部数ー最悪に近し。よって販売価格は、安く出来ない。
それから、あまりに省略が多い展開なのでまるで別の作品のようにしか
読めない。そんなとこかな

100吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 21:51:09
コミック版?まじか・・・
日本人が書いてるの?
101吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 02:43:22
【翻案・画/ステファヌ・ウエ】
1957年、フランス・ブルターニュ地方の軍港都市ブレスト生まれ。
現在はパリに暮らし、二人の子供がいる。7年間インド洋で船員として働いたのち、
パリで演劇のアート・ディレクターとなる。
35歳のときはじめて『失われた時を求めて』を読み、すぐにこの大長編のマンガ化に着手した。

尼の商品説明だけど、最後の一文といい何か・・・な。
ついでに仏尼も見たらかなりスローペースで進行中みたいだし、なんか今ひとつ乗れん。
102吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 23:52:08
3000円は高い
文庫ですら大して売れてないのにな
103吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 20:36:37
年内に読み終わった記念。
104吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 14:41:05
逆に新年度に入って「取りかかって」おります。
一巻だるかったけどノれるね、スワンの恋
105吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 02:37:09
マドレーヌのとこででてくる、
水にひたすと花や家や人間になる日本人の玩具ってなんだ?

106吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 02:46:21
そういえば最近あれ見ないね。
107吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 09:06:43
今は夜店で売っていない?
108吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 11:27:35
水中花。
ついでに伊東静雄の詩も読んでみよう。
109吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 13:03:12
松阪慶子のフアンでした。
とてもいい歌ですよ。
110吾輩は名無しである:2008/01/06(日) 00:25:12
作詞がイツキヒロユキという事実。
111吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 13:07:51
「失われた時を求めて」以外はスレ違いなの?
112吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 20:23:47
全く構わないでしょう。
これだけ人がいないのだし、新しい話題は歓迎したいな。
といいながら自分は『失われて時を求めて』以外読んだことがないのだけどね。
113吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 20:56:05
私も「失われた時を求めて」と、あと文庫の評論選くらいしか読んでないw
それでちょっと感想でも聞けたらなと思って。「ジャン・サントゥイユ」とかの。
あと、おすすめのプルースト論があったら教えてもらえますか?
114吾輩は名無しである:2008/01/14(月) 05:18:22
評論選読みたいのに売ってないんだよなぁ
再版してくれよ筑摩さん
115吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 20:23:29
吉田城の遺稿集が出るよ。
年末から延期になったが、『プルーストと身体』。
あとドゥルーズの新訳文庫化が続いてるだけに期待してはいるが・・・
これはまあ無理やろね。
116吾輩は名無しである:2008/01/17(木) 21:19:02
評論選は昔の筑摩の全集(柿色のやつ)に収録されているもので
十分ではないだろうか。
117吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 17:48:17
先週、図書館で「失われた時を求めて草稿研究」と、数冊のプルースト関連本借りて来ました。
「プルーストと身体」はまだみたいですね。とりあえず伝記から読んでます。
柿色ってプルースト全集のことですか?私も評論選買おうとした時は絶版になってたから
古本屋で買ったんですが、全集を借りる手もありでしたね。
118吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 18:56:54
どうして自称プルースト好きは、研究者の書いた本や解説本を読みたがるのだろう?
ありがたいプルースト様の深遠なる文学に触れていい気分になるのかな?
それよりも、何度も失われた〜を読む方がよっぽど面白いのに…
119吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 21:58:52
自分の解釈が正しいのか不安になるんだろ
120吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 22:09:30
>>118
プルーストの著作出版が当時の最新研究を反映したものだってことは知ってるよな?
お前が何語で読んでるのか知らんが、翻訳する際にも当然新資料は参照されてるだろうに、
それで研究書を無視するくらい矛盾した話もないな。
俺には、深遠なる文学に触れていい気分、になってるのはお前に見えるが。
121吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 22:19:18
それだけプルーストが巨大で多様性を秘めているということで
いいんじゃないかしら?
122吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 00:04:07
たしかに何度も読んでるやつはいるよな
読書家なのをプライドにしてる頭悪そうなやつがw
123吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 02:14:33
深遠なる文学

いいな
これくらいの作品を残せば、100年後もそういわれれば幸せだろうな
作家冥利に尽きるだろうな
124吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 06:33:01
>>120
>お前が何語で読んでるのか知らんが、翻訳する際にも当然新資料は参照されてるだろうに、
それで研究書を無視するくらい矛盾した話もないな。

素人が、専門の研究者の書いたとても細分化された研究テーマについて
書かれたことを無視して作品そのものを読んで何が矛盾してるんですか?
そのような研究書は、膨大な先行研究ーほとんどフランス語で書かれていて
未訳をー前提に進められた成果であり、あなたはその多くの研究書を
当たった上で(読んでいて)、フムフム・プルーストはこんなことを表現したかったのか…
とか悦にいってるんですか?正直、変な人ですね。
125吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 19:41:51
>>123
プルーストに酩酊しとるんよ
126吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 21:56:40
>>120
言い掛かりをつけてきて、逃げたのか…。
頭が悪そうな文章だものなぁ
127吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 22:10:59
>>124のレスも人のこと言えないけどね
128吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 22:15:04
ただの女々しい男の告白
という人がなぜでてこない。
生理的に受け付けないない奴だって
いるだろうに。
129吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 22:22:26
ん?どういうこと?
130吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 22:40:24
>>124
>人のこと言えないけどね

そういう揚げ足を取るようなことをいってんなよチンカス野郎。
オマエが>>124のどこがどうトロイか、書いてみろよ。
すっこんでろチンカス野郎
131吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 22:43:15
そんな短気でよくこれ読めたね。
132吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 22:52:04
>>126>>130、ですか?
133吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 23:17:53
134吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 00:36:53
語り手がきもいって思ったとしてもそんな感情とは別に真理が存在する。
寧ろプルーストは自分の書く人間像は怪物的だと書いてるじゃないか。
135吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 19:26:52
つーか、この語り手のどこが女々しいのかサッパリ分からん。
むしろ男らしい放蕩ぶり。恨みつらみもないし。
136吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 21:18:44
最初の方しか読んでいないんだろ
137吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 04:37:21
>>134がいいこと言ってるな
138吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 11:56:14
同じ長編でも谷崎や正宗の源氏への愛着のようなものがないんだよな。
ただ対象に同化するだけで、相手との間に距離を置かない紹介ばかり。
ありがたがってばかりでは、一般の読者には開かれない。
139吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 11:59:07
↑フランス文学科の伝統 by 車谷長吉
140吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 12:55:47
りさが書評してた漫画本屋で立ち読みして
余りのぬるさに拍子抜けしたよへへへへ
良かったなりさ読んでなくてへへへへ
ソドムとゴモラなんてケツホリホモの物語だし
もすこし大人になってから挑戦しましょねへへへへへ
141吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 18:31:21
138の文意が取れない。一文目の主語は何?
142吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 19:49:02
当然、長編だよ。
143吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 19:52:08
(失われた時を求めて・源氏物語という)同じ長編でも(失われた時を求めての
読者は)谷崎や正宗の源氏への愛着のようなものがないんだよな。

というわけで、長編が主語。
144吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 20:17:32
厳密にいえば、「同じ長編でも」が主語。
ただ、ここでの「同じ」は形容動詞なので、あえてこの文章での
主語としての名詞を主語として分かりやすくした。
145吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 06:11:23
主語の意味はきちがえ
146吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 08:14:36
これが文学板か
147吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 21:41:52
>>145
>主語の意味はきちがえ

それじゃあ君が説明してみろ
148吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 22:04:30
説明してもらうんだろ。
つーか、自分で調べろ。誰が読んでも間違ってるから。
149吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 23:26:13
>>147
ヒントはやる。英語に翻訳してみろ。
150吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 16:37:04
英訳だと読者を主語にして能動態で書いた文かその書き換えでしかないこの小説が主語の受動態の文で行こうかって感じだけど。
>>138は悪文だな。
151吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 16:49:05
結局、説明は出来ないんだな。
なら、偉そうなこと書くな。
152吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 18:06:26
思いやりをもって遠回しに悪文を指摘すると、結局相手のためにならない。
というのが説明というか教訓。
153吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 18:52:21
>>151
ここまでわかりやすく教えてもらっても、まだ理解できないらしい君の知能に脱帽
154吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 19:14:31
>>153
なら、偉そうにするだけで何も具体的なことを書けないのに平気な
君のアホさ加減に仰天
155吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 20:40:20
アホ同士仲良くやろう
156吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 22:07:45
なんかひでえなこのスレ
157吾輩は名無しである:2008/01/29(火) 23:36:08
ブルースと云々以前の問題だ。ハズカシイ
158吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 00:27:22
プルースト・ヲタはアスペ
159吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 00:38:11
プリースト『論理学』 岩波書店 近刊
はもちろん読むんだろうな?
160吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 06:39:27
>>154
「主語」の意味を間違ってる人に何をどう具体的に説明しろっていうんだよw
なんでも人に聞かないで、知らない言葉はちゃんと辞書引いて調べなおせよ。
161吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 17:00:40
>>160
朝早くからご苦労さん。
辞書引けですか?アホ、自ら語るですね。くそじじい
162吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 20:51:40
>>148-149-160
主語が分からないバカだ、どうのこうのといってるから、プルーストの
原文で教えてよ。下の文の主語は、何ですか?(引用は新プレイヤード版から)

Apres,le dejeuner,quand je n'allais pas errer seul dans Venise,
je me preparais pour sortir avec ma mere,et ,pour prendre des cahiers
ou je prendrais des notes relatives a un travail que je faisais sur
Ruskin,je montais dans ma chambre.(Albertine disparue,B p224)

他人にバカだとか何とか平気で書く御仁だから、教えてね。
163吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 21:48:46
かつての感動が、争いの道具に使われるときがあります。
164吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 23:46:23
プルースト読んでるだけで、自分のわけ分かんない日常語まで
プルースト相手並みに読解しろと要求できる感性が素晴らしい。
165吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 09:34:39
原語で読まずに…とかいうクソスレ建てたヤツか?
166吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 17:26:03
日本語でプルーストは楽しめん。
日本語訳のプルーストは、大変な力業の作品だと認めるけど
日本語訳のプルーストの作品です。元のフランス語で書かれた物とは違います。
167吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 17:43:18
ママにキスしてもらえないヤツばかりじゃないのか?
ここってwww
168吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 20:23:17
Cet etranger,c'etait moi-meme,c'etait l'enfant que j'etais alors,
que le livre venait de suscieter en moi,car de moi ne connaissant
que cet enfant,c'est cet enfant que le livre avait appele tout de suit,
ne voulant etre regarde que par ses yeux,aime que par son coeur,et ne
parle qu'a lui. Aussi ce livre que ma mere m'avait lu haut a Combray
presque jusqu'au matin,avait-il garde pour moi tout le charme de cette
nuit-la.
(A la recherche du temps perdu. Le Temps retrouve)
169うぇるず:2008/01/31(木) 23:50:12
>>167
おいみんな! こいつは毎晩寝る前にママにキスしてもらうんだってさ!
170吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 02:32:57
>>169
当たり前だろ??
171吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 05:02:29
>>167
カーチャンのいない奴に謝れ!
172吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 15:28:40
プルーストの、プティトマドレーヌの再生は脳の海馬にあるCA3野の機能で起こることを
記述してるんだろう?
173吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 16:42:50
脳の海馬にあるCA3野の機能で起こる「或る」ことと、
それを記述することには、雲泥の差があります。
それを読解することは、それを記述することに
近づくことでもあります。読書が喜びでなければ、
わざわざ貴重な時間を割く必要はありません。
174吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 16:56:29
>>172
海馬を電気信号で刺激すれば、過去の記憶が急に甦ったりするの?
175吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 18:17:18
多種多様な情報で成り立っている記憶全体を再生する〈思い出す)
ために必要なのは、例えばプルーストは、プティトマドレーヌという非常に限られた情報で
あったことで書いている。この特徴は、連想記憶(associative memory)と
よばれ非常に一般的なタイプの記憶の想起にほとんどつねに伴う。
研究者が、pattern completionと呼んでいるものだ。
それを、とても印象的に書いたものではあるが、CA3野はパターンコンプリーションで
記憶を再生するのに有効な装置であることを、脳科学の研究者が実証している。
その成果を
>>173
>記述することには、雲泥の差があります

というのはピントが違う。雲泥の差があろうとなかろうと、CA3野の働きが
なければ人間は、そのことが出来ないわけで、その事実だけを書いてるだけです。
それから、

>それを読解することは、それを記述することに
近づくことでもあります。

どうやって近づいたとあなたはいえるのですか?
思い込み?勘違い?

>>174
本屋へ行けば脳科学者の本がたくさんありますから読んでみて下さい。
176吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 21:02:52
プルーストの、プティトマドレーヌの再生は脳の海馬にあるCA3野の機能で起こることを
記述してるんだろう?
という質問に対しては、ずばりそのとおり、と言いたいところだが
実は違う、というのが、回答になるでしょう。
177吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 21:12:45
文系の人は言葉の綾だけを後生大事にしている。

>>176
>実は違う、というのが、回答になるでしょう。

じゃあどこでそれは起こってンの?
178吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 21:30:13
>>176
文学が好きな人は、例えばゲーテのこんな言葉が好きだ。
「人間が人間であるゆえんというのは、気高さであり、情け深さである」
でも、気高さも情け深さもそれ自体が、脳の中でおこっている現象にもとづいて
いるのではないのですか?現実に、事故なり病気などの原因により、気高さも
情け深さも無くしてしまうことはありませんか?
人間とは何かというような問いに対して、文学的な概念による説明があるけど、
それをいったい何を意味しているのかと問うと、その概念はおぼろげになってくる。
むしろ脳の感情面を操っている部分を研究している脳科学の研究者の方が、多くの
納得いくことを我々に知らせてくれるのではないか?ずっと有益ではないですか?
179吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 22:26:01
はいはい、有益有益。
180吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 22:53:48
>>179
結局、そんな風にまじめじゃないくせに偉そうなことを
>>173のようなにもっともらしくいう能無しなんだよな
181吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 22:55:27
はいはい、無能無能。
182吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 23:13:25
はっきり目に見える有益以外に有益さを見つけられない人がなぜプルーストスレにいるのか謎。
183吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 00:54:00
科学を実証する、一つのサンプルなのでしょう。
184吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 16:27:05
>>177 プティトマドレーヌの再生
という要約自体がちょっと語弊がありそうな気がしますね。
185吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 16:47:40
フランス語は読めないので翻訳で読みたいと思っている。
文庫本ではちくま文庫と集英社文庫があるみたいだけど、
どちらが読みやすいんだろう?
186吾輩は名無しである:2008/02/04(月) 19:10:07
農林水産大臣
バックには六代目山口組最高幹部
筆頭若頭補佐の橋本弘文【在日】(極心連合会会長)
元三代目山健組組長代行として同団体を2000人⇒7000人の最大派閥へ
六代目山口組の跡目に司忍(山健組に次ぐ4000人組織⇒弘道会:愛知)の跡目が決まると、
弘道会でNo.2の高山若頭と兄弟分だった橋本会長は、山健組の跡目を井上若頭に譲り、
極心連合会(1500人)を引いて六代目山口組の直系組長(直参)へと昇格。司親分の収監が決まると、
六代目不在の中、二代目弘道会高山会長が異例の山口組本家若頭へとスピード出世。
橋本極心連合会会長も筆頭若頭補佐へと最速出世。トヨタの弘道会が愛知万博の談合で極心連合会と結託。
(株)電通、トヨタ自動車、自民党の三団体は松岡利勝農林水産大臣に密な会合。
松岡⇒橋本極心連合会会長⇒高山二代目弘道会会長ラインで、愛知万博開催。
電通、トヨタ、自民党は大成功。
電通にとって、第1営業局が担当のトヨタ自動車、第15営業局の担当の自民党は、
共に同営業局内の最大広告取扱高クライアント。
山口組最高幹部の高山No.2、橋本No.3、松岡農水大臣の3人は、これに加えて、
以前にも愛知国際空港で裏表を支配。
松岡の後援会幹部が25日に自殺した遺書に記載されているが、熊本県警は発表を黙秘。
家族からの証言のため正確な数字であるが、この2大事業でこの3人が手にした裏金は…。
なんと70億を超えている。民主小沢に近いスジがこの情報を入手、リーサルウェポンへと。
松岡は25日の後援会幹部で同級生の遺書を県警に知られ、山口組に迷惑掛けたくないと側近に相談。
県警はその事実を警察庁出身の亀井議員に密告。安倍総理はもう庇いきれないと思ったのか、
事実は、松岡農水大臣がその裏金を同九州族で次候補の麻生外務大臣へは裏金渡し、安倍には渡さず。
これには相当の怒りがあったと側近議員に愚痴った話は補佐官から漏れた。
自殺か他殺か、それは神のみぞ知る。だが以上の情報は全て真実。これ以上は書けない。
談合に絡む汚職で年間11億のリベート発覚
半分は極心連合会へ流れたと見て検察は秘密裏に捜査中だった。

(株)電通は六代目山口組の企業舎弟
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/koukoku/1180395086

187吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 17:22:30
失われた時を求めて フランスコミック版 第2巻 花咲く乙女たちのかげに1 −−海辺への旅
[ステファヌ・ウエ著■ マルセル・プルースト著■ 中条 省平:翻訳]

http://www.byakuya-shobo.co.jp/product_info.php?products_id=1676&osCsid=462e97aacaa63af0487e94dcb6ab1860


5月発売みたいですねage
188吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 17:23:08
コミック版の評判いいの?
189吾輩は名無しである:2008/02/10(日) 23:51:27
皆さんはセックスを求めながら、
自分は失われた時の穴埋めをしているな、
って感じることがありますか?
190吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 21:27:35
清岡卓行あたりに翻訳してほしかったなあ。
「ヒロシマ、私の恋人」の訳文が美しかった。
191吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 23:42:01
俺は数年、家にひきこもったときがあって、その時分、
昔日を思い出したことがあった。
そしたら『失われたときを求めて』が読めるようになったな。
気づいたら日常から没している自分が居たという感覚は恐ろしいものだった。
だから冒頭の文から一気に引き付けられた。
これを楽しめたのは幸せだったと思う。
192吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 13:58:30
鈴木訳の文庫版全巻セットて出版されてる?
193吾輩は名無しである:2008/02/16(土) 14:20:54
>>192
全訳が完成したときに、箱に入ったのを紀伊国屋でみた事がある。
194吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 03:34:04
>>193
ありがとう!探してみます
195吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 17:39:46
>>192
>>193
俺も買おうと思って、今日神田三省堂で店員に聞いたうえに、
集英社に電話で聞いてもらったけど、そんなものは無かった。
196吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 21:11:17
>>195
なら、取り次ぎの企画でやったのかもしれない。
日販か栗田だと思う。
197吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 23:15:33
流れを断ち切って申し訳ないが、皆さん吉川一義の
『プルーストと絵画』は買いましたか?
なかなか面白そうな目次と内容でゆっくり読んでいます。
『プルースト美術館』が手元にあった方がいいですね。
198吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 10:26:58
「プルーストと絵画」。金曜日に通販で届いてました。
「プルースト美術館」も、新著が出ることは知らずに最近中古で入手
しています。丁度よかった。
ただ、2月に買った吉田城「プルーストと身体」がまだ読みかけです。
199吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 00:39:18
漫画も出てた。
200吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 09:15:18
200get
201吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 17:16:36
読む前にこれだけ多くの時間がかかるもの・・・
いったい誰の訳がもっとも優れているのかをしりたいです
202吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 17:46:52
個人訳二つならどっちでもいいんじゃないの。
そういうけちくさい質問ばかりしてる奴は、そもそもプルーストに向かない。

203201:2008/03/04(火) 18:18:04
>>202

訳者個人によって表現や解釈が大分変わるとおもいますよ。
まぁ、その違いというのを比べてみるのもいいと思いますが
中には誤訳されている書物も日本には多く出回っていたり
現代風なのかコテコテの昭和風なのかでも違うと思いますよ。
六法の民法を現代版で見るか、旧書体で見るかの違いみたいな・・・
あ、新訳という表現もありますね。

とりあえず>>202
さんくす
204吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 06:59:26
鈴木道彦は索引作ってる間にも自分の誤訳に気付いたって書いてたけどね。
205吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 07:37:53
なるほどね
206吾輩は名無しである:2008/03/08(土) 21:41:21
英語で読むというのは?
英語版のほうが翻訳の質が高そうだ
207吾輩は名無しである:2008/03/08(土) 23:13:00
>>206
日本語で読むよりは数段原文を訳文に移すことが出来ている。
英語のものを読んだことがあるが、やっぱり仏文で読むのとは
違うけどね。
208吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 10:57:41
英訳って、あまり信用置けないんだが
209吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 17:20:41
で、結局はフランス語で読めばいい、って話になるのかね?
210吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 01:35:59
文学作品、英語版と比べたことはないけど
実際ジブリなんかは原作に余計な付け足しをしているよね。
文化の違いをフォローしてるのかもしれないけど。
いや、ナウシカの時はかなり変更があったはず。
SF作品のようなナウしかにチェンジしてた・・・
211吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 04:53:08
古典新訳文庫で出るらしいジャン
212201:2008/03/15(土) 05:39:27
>>211マジですか!?

調べた結果今のところ鈴木氏が
近代訳的かつ脚注あって読みやすいとのことでした。
井上氏の訳に疑問があって鈴木氏が新たに新訳版を出したのですね。
指し示す人の間違いや古い表現、無駄に長い日本語が改正してあるとのこと。
さらには、同じ訳者でも新しい出版ものは表現も異なる部分もあるそうです。

原書を理解できるレヴェルなら原書に勝るものはないのはたしかですが
>>211情報ありがとう
213吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 06:18:39
>>212
釣りでしょ
214212:2008/03/15(土) 06:39:27
>>213
かもしれない・・・・検索しても見つからないorz
215吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 08:31:57
>211
今月の新刊の一番後ろのページに書いてあった。
どうやら死の直前に大幅改稿された第六篇だけを、
「消え去ったアルベルチーヌ」というタイトルで文庫化するようだ。
訳者は高遠弘美とか言う人。
216吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 09:17:37
>>215
高遠さんはプルーストの研究本を出してる。
楽しみだなぁーどんな訳をやるのか…
217吾輩も名無しである:2008/03/15(土) 09:26:11
楽しみです
218吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 10:40:52
現在鈴木訳では「消え去る女」として訳されている巻ですな。
古くは「消え去ったアルベルティーヌ」として知られた巻が
ナタリー・モーリヤックが発見したとされる「消え去ったアルベルティーヌ」の
大幅切り込み原稿(かなりの量がプルーストで抹消された)によって
訳されているのが鈴木訳。プレイヤッド新版などは「消え去る女」なので
いまだ現在はっきりとどちらが正しいか議論になっているはずですわん。

ただし、モーリヤック一族のナタリーなので表だっての批判が
フランスでは出来にくい雰囲気だと聞いた。
219吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 10:48:20
>>218
s/消え去る女/逃げ去る女/ ・・・orz
220吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 11:49:13
>>218-219
( ´,_ゝ`)プッ
221吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 00:03:21
>>218
色々と勘違いしちゃったみたいだなコイツは
222吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 00:29:57
>>221
そうなんだ。なにを勘違いしているの??素人にはわからん・・・
223吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 01:00:09
勘違いできるレベルGJ
224吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 07:14:07
ようやく吉川一義の『プルーストと絵画』を読み終わった。
以下、下らない感想。
1.文章が平易で読みやすい。
2.各章がほどよい長さだったので一日一章読んだらまあ理解できた。
3.図版はすこしはカラーにして欲しかった。(こういった本の通例で
本に載っている図版だけでは足りないので手元に画集がないとちとつらい。)
4.やっぱりエルスチールに関連する第3部が一番面白かった。
チラ裏すまそ。
225吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 03:00:40
図版についてはグーグル等で検索すれば、かなりカバーできそう。
226吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 20:11:12
プルーストって失われた時を求めてとデビュー作の短編集が作品の全て?

227吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 20:56:07
○楽しみと日々(短編集)
ジャン・サントゥイユ(死後刊行)
○失われた時を求めて(一部死後刊行)
摸作と雑録(生前か死後か忘れた)
サント・ブーヴに逆らって(死後刊行)
○ラスキンの翻訳(生前)
など。記憶で書いた。
228吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 22:27:19
最初は評論家でしょ、この人。
「失われた時を求めて」も評論もどきみたいなものが原型だし。
229吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 00:09:19
http://www.kotensinyaku.jp/nextnumber/index.html
『消え去ったアルベルチーヌ』が新訳で出ますが、
これは途中のこの話だけでも十分意味のあるものですか?
これを呼んでみようという気はあるのですが、
失われた時を求めての途中のこの巻だけでも独立した本として成り立っているのでしょうか?
230229:2008/04/12(土) 00:11:26
読んで に訂正
231吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 10:41:02
情報通でない、一読書家の意見として。
「失われた・・・」全7巻中、本文校訂で異本のありうる巻の新訳だと
思います。プルーストはどの巻でも十分意味がありますが、
1巻だけなら、第7巻「見出された時」か第1巻「ズワン・・」を
勧めます。また、同時発売の「木曜の男」はとても面白い作品です。
が、吉田健一訳より良いかどうかはわかりません。
232吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 18:34:29
>>229
出版する会社の社員orプロモーションのアルバイトの方なんだろうが
ヒマだから相手すると、

>失われた時を求めての途中のこの巻だけでも独立した本として成り立っているのでしょうか?

独立したとかいってるけれど、どんな文学作品でも、作品そのものを読み
自らが作品とどう接したかが、全てでありそれを他者に聞いたところで
何の意味もない。
成り立っていなければ、何がある?
そもそもどういう風にあなたが読んだら成り立ったというの?
自らの読むという行為についてスカスカなんでは、聞くことよりも
まず読むコトじゃないか?
233吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 19:38:58
若いのう
234吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 19:45:41
加齢臭がプンプンの爺じゃのう
235吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 21:22:12
>>232
その人が聞いてるのは、
前後の巻を読まずにそれだけを読むと、理解しづらい部分が多いのではないか?
ってことでしょう。
あなたはそこまで見抜く力が無かったらしい。
236吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 21:27:17
今年はプルースト要約選手権ないのかしらん
237吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 21:33:49
>>234
素人なら黙って読めばいいんだよ
238吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 23:39:21
あー五月が楽しみだわ
239吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 01:25:01
相変わらず陰湿なレスしてるww
240吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 13:39:15
235正論
241吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 16:17:22
>>236
モンティ・パイソンいいよね
242吾輩は名無しである:2008/04/13(日) 16:44:53
>>234
素人なら黙って読めばいいんだよ
243吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 02:14:14
↑お前のどこが玄人だ?
244吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 14:49:41
242も黙って読んでるのかもしれないじゃないか。
245吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 17:05:14
素人が、どうやって「黙って読むことが良い」と判断するんだ?
246吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 17:23:57
黙って読むとこから始めないか、普通。
247吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 19:53:22
全巻読みたければ、読め。読めないなら、部分巻を読め。
この作品は、一巻でも声を出して読み通せない。
つまり素人なら、黙ってただただ読め。これしかない。
248吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 20:10:01
誰の翻訳を買えばいいんんだ?
249吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 21:13:13
あなたが、若ければ鈴木訳。
じいさんなら、井上訳も可。
250吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 23:47:59
黙って読む派はロムで十分じゃないの
251吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 14:22:26
読む前に聞くな、読んだ後で話せって話だろ。
252吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 17:32:18
そんなこと人の勝手だよね
253吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 18:24:53
光文社の新訳は途中の巻だけど、
それだけで内容が理解できるの?
俺は哲学に長けてるから、プルーストが難しいなんて思うはずないんだけど、
それでも途中の巻だと話がわからなかったりしない?
254吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 19:02:22
どういう釣りだよw
255吾輩は名無しである:2008/04/15(火) 20:05:58
>>253
>俺は哲学に長けてるから、プルーストが難しいなんて思うはずないんだけど、

正気ですか?
256吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 00:56:53
マン以前に「哲学に長けてる」ってのが謎。あれは長けるものなのか?
257吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 01:00:45
全篇の大筋は書いてあるだろうし、たぶん新旧訳版との違いも解説してるでしょ。
差し当たり話がわからないってことはないと思う。読んだら何か書けよ。
258吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 01:05:10
>>256
マン以前って?
259吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 02:52:26
よし「俺は哲学に長けてるから、○○○○」を全板展開するのぢゃ!
260吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 04:25:25
俺は哲学に長けてるから、女がついてこないはずないんだけど、 
261吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 10:28:19
「哲学に長けている」方に質問です。>>253に限りません。
カントは時間の始まり(宇宙の開始)について人は知ることができないこと
を証明したわけですが、現代の物理学によると、宇宙は140億年前のビッグ
バンから開始したことになっています。
カントは誤っていた、と断定してよいのですね?
262吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 10:53:23
立ち読みしてきたけど、
この手の最高峰の文学にしては読みやすい普通の小説のように思えたが、
違うかな?

ガルシアマルケスとかも、割と普通だよね
263吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 14:54:07
確かに読みやすい、ただ異常に長い
264吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 16:28:20
でもライトノベルや漫画では13巻なんて当たり前じゃん?
265吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 17:29:17
10巻とか普通だな
266吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 20:07:24
素人なら黙って読めばいいんだよ
267吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 20:59:23
>>261
140億年というのは暫定的な数字でカントの証明ってのもトマスアクィナスとかスコラ学者の伝統を引き継いだだけのようにおもえる。
ビッグバン理論は一種の神話と思ってたほうがいい。
268吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 23:43:52
箱に入ってるやつ鈴木道彦訳だったかな
価格がすごく高いなw
269吾輩は名無しである:2008/04/16(水) 23:58:30
>>268
6万円以上するやつか
あれだとハードカバーなんだな
文庫でセットがほしいんだがそういうのはないのかな
270吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 22:25:55
ホント、最近哲学の安売りが目に付くから、
文学の場で「哲学」って文字を見ると警戒してしまう。
とんでもないことが、今、文学の場で行われている。
271吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 01:16:11
このスレ見ても分かるな。
272吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 08:29:58
ここのスレに書き込みしている人で、全部読んだ人ってホントウにいるの?
ホントウは読んでないのじゃないの?
273吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 11:34:45
おれ >>227 >>231 を書いたけど 一応全部読んだよ。
274吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 18:48:52
プルースト全集の第12巻が古本屋で500円だた
箱は汚いけど中の本は新品同様
買い?
275吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 19:29:45
kai
276吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 19:39:16
>>275
でもまだ『失われた〜』も読んでないし、
ジャン・サントゥイユの2だけで、1は第11巻だからね
これだけ持ってても意味ないのだけど…
277吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 20:53:07
これからこのスレッドに書き込みする人は、
まず、「オレは全部読んだけど」とか、「オレはどこまで読んだけど」とか、「オレは全く読んでないけど」とか、
まず明らかにして書くとどうだろうか。
278吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 20:57:41
オレは全く読んでないけど、
279吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 21:38:09
俺は途中まで読んで捨てたけど。
280吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 21:46:23
>>277
どうしてそんなこと書かなきゃならない?
オレは二回全巻読んだ。それが何かあるのか?
281吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 23:23:53
つーか語る奴は普通読んでるだろって。羞恥心。
282吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 00:29:03
書きたい人は書くでしょう。どうぞ御自由に。
283吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 02:26:06
『スワン家の〜』を買ったのが13年前、放置後コンブレを読み終えたのが7年前、
そのままスワンの恋に進むも中断、再びスワンの恋に挑戦中by井上訳。
コンブレの内容忘れてるし。文学の為でも哲学の為でも無く単純に小説として楽しみたい自分には脚注、
特にコタールのオヤジギャグに関する丁寧な解説が余計だ。むしろコタール自体居なくてもいいかも知れない。
何故か無駄に持ってるfolio版。13年前何考えてたんだorz
チャタレイ婦人は伊藤礼でサクサク読めた。
“恋”の時のスワンて何歳位なんだろうね?
284吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 05:03:00
>>283だけど、スワン家〜もし読めたらLeTempsRetretourveもちろん訳、に行きたい。
全巻は私には無理さ。ええ、自分の実力と忍耐力の無さは分かってますから。
私はまだ囓り部分だけど、みんなは誰に感情移入してるの?
感情移入出来る対象が居ないのも読みにくさの原因かな。
語学の神に愛されたい。モディアノも読みたいけどね、ルコントの映画だとなんか違う気がする。遠い道のりorz
285吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 08:06:32
>>283

>再びスワンの恋に挑戦中by井上訳。
オレは初めの方しか読んでないけど、こんなに読みにくい日本語は初めてだ。
頭が変になりそうだ。みんなよく読めるな。
286吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 09:13:24
井上訳と相性悪いなら鈴木訳にすれば
井上訳がダメで文体変わったらすらすら読めたって人けっこう多いよ
287吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 10:25:47
アドバイス、ありがとう。
オレの頭が悪いのか、と絶望していたが、そうでもないのかもしれない。
一巻読み終わったら、訳者を変えてみる。
288吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 12:26:01
1,2巻は難儀するけど、そのあとはわりと薄まるよ。
289吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 20:33:02
スワンの恋までいくと面白くてやめられなくなる
290吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 21:33:23
>>272
そうならまだしもってことか
291吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 19:08:50
>>289
それで、どこまで行きました?
292吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 20:38:09
古本屋で新潮社のハードカバー7巻セットが美品で6500円だった。
ブックオフでは集英社の鈴木訳文庫がほぼ新品で1巻だけだが500円で見つけた。
どっちを買うべき?

あと、鈴木訳の抄訳版ハードカバーがセットで3500円くらいだったけど、
抄訳って全訳持ってれば全く必要ないよね?
293吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 22:27:41
>>292
読むのには適さないが、文献的価値として、新潮社の全集は持っていたい。
できたら、慎重文庫で全巻そろえたい。
抄訳本は不要です。
294吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 23:07:21
>>293
文庫でも出てるの?
ハードカバーのほうがいいでしょうどうせなら
295吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 23:14:26
赤川次郎だっけか、買って読んでるうちに絶版にwwとか、どこかに書いてた。>新潮文庫
296吾輩は名無しである:2008/04/23(水) 23:25:08
新潮社のってそんなに訳酷いの?
297292:2008/04/24(木) 00:08:24
新潮社の全訳は本来箱がついてるものなのか
箱はなかったから、完全品ではないのか
じゃあやめようかな

でも、古本にしてかなり珍しいくらいの美品だったんだよなぁ
298吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:23:31
>>294
昔、新潮文庫にありました、
十数冊あったのではないか、
古本屋にはあるかな?
299吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:38:27
しかし、耐久性のない文庫を古本で買うべきか、本当に
文庫版では誤訳が修正されていたりするのであれば、文庫で揃える価値はあると思うけど
300吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 21:43:05
新潮文庫は読むのには適さないと思います。
訳が古すぎます。
歴史的資料、骨董品です。
301吾輩は名無しである:2008/04/24(木) 23:17:49
読みやすさ
鈴木>井上>新潮共同訳
302吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 15:02:47
ハードカバーのでかいのって昔図書館で読んだ気がするんだが
あれが新潮共同訳?
303吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:07:24
ハードカバーのでかいの
銀色のカバー:井上訳
水色のかばー:鈴木訳
新潮の共同訳(何人かで訳している。淀野、井上、生島、中村、伊吹)は
最初、新潮の単行本、次いで文庫(全13冊)、1970年代に4・6版(通常の
単行本の大きさ)、全7冊、箱入りのセットで出た。
当時12000円だったと思うが、今だと5000円位が相場じゃないかな。
304吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:24:14
完璧に旧訳を上回っている鈴木訳を全部揃えている人でも、
旧訳もそろえる所有しておく価値ってあるの?
305吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:26:07
いずえも、ないよ。
306吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 07:21:01
新潮文庫、ちくま文庫(井上訳)、集英社文庫(鈴木訳)、どれも持ってる。
読んだのは集英社文庫だけだけど。
307吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 09:32:11
なぜ?ファンなら旧訳も集めるべきなのか?
308吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 10:34:43
新潮は文庫のほうが古いのか。
箱入りが綺麗な状態でそれくらいの値段なら買うかも。
文庫はいらない。
309吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 12:22:19
新潮版は、1950年台前半に、ソフトカバーの単行本、
1950年代後半に、文庫。全13冊。
1970年台に単行本セットで復刊、全7冊。
自分は文庫を古本屋で少しず買い集めたが、無駄な労力だった。
本文は井上訳で読んだので、文庫は集めただけ。訳もよろしくない。
読みやすい鈴木訳が簡単に手に入る若い人がうらやましい。
新潮文庫の揃い、3000円で引き取ってもらいたいくらいだ・・・
310吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 15:08:20
抄訳の1巻読んだらちゃんと読みたくなって、渋谷行ったらブックファーストが消えてた。
311吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 18:11:28
>>310
消えてないよ。ヤクザに追い出されて地下に移った。
312吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 19:41:16
狭い地下店じゃ置いてないとオモ
313吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 22:12:12
ワシの「失われし時」との出会いは、新潮文庫、「囚われの女」という題名を
見てエッチな空想をしたぞ、ハトロン紙つきの新潮文庫が懐かしい。
314吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 06:45:43
間違いじゃ。
ハトロン紙ではなく、透明なカバーじゃ。
315吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 08:15:00
つまり、スケスケはえっちだと。
316吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 08:47:14
オレは、新潮社版の「失われた」を読んでこの作品を読みたくなくなった
人が途方もなく多いと思う。井上さんの訳が全集で始まったとき、ほぇーと
正直その訳業に感心した。さらに、鈴木訳を本屋で立ち読みをして、思わず
本を落としようになった。…日本語になってる。プルーストは、新しい訳の
方が間違いなくいい。
317吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 10:03:45
新潮社版は読んでないけど、俺は井上(文庫)と鈴木(ハード)で2回読破した。
読み易さで言えば鈴木訳の方が断然。ただこの「読み易さ」は文章だけでなく
付属栞に各巻毎の主要登場人物の概略が書いてあったりして人物関係の整理が
すんなり出来るようになってる、という配慮が些細なようでスゲエ重要だった。
文庫にもこの栞がついてるなら値段的にも鈴木(文庫)をお勧めするな。
鈴木先生は「ユリイカ」の臨時増刊「プルースト」で翻訳の経緯を説明しているよ。
318吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 11:47:46
新潮文庫はオクでたまに見かけたな。
揃いでその値段なら欲しがる人いるでしょう。
319吾輩は名無しである:2008/04/29(火) 19:38:09
何度か映像化されてるけど、観た人いる?
320吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 16:12:50
胡麻と百合って絶版なんだね・・・
あの本に所収のプルーストのエッセイって
筑摩文庫の評論選にははいってるのかな?
そっちは持ってるんだが。
321吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 17:25:13
てめーら!! いますぐ、ここへ来い!!!! 急げ!! このぼんくら共!! パンなんか喰ってる場合じゃねーぞ!!!!
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1206445126/
322吾輩は名無しである:2008/05/02(金) 22:31:35
消え去ったアルベルチーヌを高遠先生の訳文で読めるとはねぇ
323吾輩は名無しである:2008/05/06(火) 04:44:47
このスレにクラ好きかバレエ好きってのいるかな
「プルースト」ていうDVDが最近でたんだが。
324吾輩は名無しである:2008/05/06(火) 06:47:21
このスレの人に、↓下記のスレについての感想をお願いしたい。
(「失われた時を求めて」漫画版に関する綿矢りさの書評)

綿矢りさの書評がとにかくすごい件
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1209923199/
325吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 14:35:44
今日まで休みだしマドレーヌと紅茶でも頂くか
326吾輩は名無しである:2008/05/07(水) 21:31:42
四季の移り変わりにも似た、宮中生活の日常を淡々と描きながら、それを
積みかさねていって、こんな大長編をものした紫式部つて、大天才だと思う。
327吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 23:22:31
要するに幸福や美は過去にあるという話
328吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 23:24:42
ラシーヌ、ミュッセ、シャトーブリアンについて言明しているので、
プルーストの全集を読む前に、これらを読むことにしている。
329吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 23:35:31
サン=シモンも読んどいた方がいい鴨
330吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 23:46:06
>>327
いや、幸福や美は未来に味わい返した時に本質を現すという話だろ。
331吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 00:44:33
いや、時間を超越して永遠の存在に同化した、
と思わせる人生の時(瞬間とはあえて言うまい)
が作者にはあった(し、すべての人にもあるだろう)、
自分はその間を、小説作品として表わそう、そのことが
作家としての誕生でもある、という話。
332吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 00:52:01
あれかな春樹が作家になった話と一緒?
333吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 01:56:59
まあ概ね一緒といえる
334吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 17:39:14
全くの娯楽読み物と違って、純文学の読者には、自分も書き手になりたい、
という欲求が少しだけある。それで、主人公が物書きの卵で、まさにその
卵が孵化する・孵化した・ということが確実な文章が書けておれば、
それは大した作品であるかもしれない。プルースト以降、芸術家小説が
一つの見本になったように思われるが、これは思いすごしだろうか?
人は、原理的には、他人に読ませられるものとして、自伝だけは書ける
はずなんだよね。

335吾輩は名無しである:2008/05/14(水) 18:19:29
恥ずかしい。
336吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 14:00:21
>>334
>人は、原理的には、他人に読ませられるものとして、自伝だけは書ける
はずなんだよね

その原理は間違っていると思う、多分。
337吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 15:41:03
「人は、原理的には、他人に読ませられるものとして、
自伝だけは書けるはず・・・はないんだよね」と修正するか?
それとも、「人は、非原理的には、他人に読ませられるものとして、
自伝だけは書けるはずだ」と修正するか?

338吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 15:51:49
失われた時を求めてのどこが凄いのか、
誰か説明してくれ
339吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 16:07:33
国語の時間に、プディング味は食べて見なければわからない、と言うことわざを
習ったことがあるが、失われた時を求めての味もたべて見なければわからない。
340吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 16:40:45
>>338
長いのがすごいんじゃないの
それでいてそれなりに難解な純文学だから、エンタメみたいに適当に描かれてないし、非常に長く楽しめるって感じでさ
読んだことないけどね

341吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 18:55:47
ドストエフスキーやトルストイから比べるとカスか。
342吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 20:11:58
その2人は超えてるんじゃないかな
時代的に後だからね
343吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 20:45:52
ドストエフスキー・・・善
トルストイ・・・真
プルースト・・・美
超えているか否かは読み手の価値観による。
344吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 00:52:53
>>340
読んでないのになぜクリックしたのですか?
345吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 01:07:59
いずれ読もうと思って興味持ってるからだろ
346吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 01:20:31
最近よみだしたがやっぱいい
噂以上だといっていい
今6→7→1の途中
347吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 09:24:25
なぜいずれ読もうと思ってクリックするなんてことが
あるのですか?評判がいいからですか?
ではなぜ評判がいいと言っている人に聞かないのですか?
348吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 11:32:32
>>340
なぜ読んでないのにクリックしたのですか?
いずれ読むつもりだからですか?
349吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 15:29:37
読んでないのにクリックしたような書き込みは、内容が希薄で
読むに値しないが、これは2ちゃんねるの避けえぬ欠点なので
我慢するしかない。有意義な書き込みなどたまにしかない、と
割り切るべき。
350吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 16:05:48
>>349は2ちゃんの常識。
351吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 16:16:41
>>348みたいの流行ってるのか?
気持悪いんだけど。
352吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 16:18:51
>>340が悪いと思う。
353吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 16:25:39
どこが悪いか書けよ
354吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 16:34:12
読んでから言え、これでいいか?

何度もループさせんのいやだから>>340みたいなのは以後スルーするぜ。
355吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 22:07:27
どの翻訳がいいかという質問等ならいいのですが、
どんな本かわからないと批判することもできないと思うし、
ただクリックするだけでウィルスに感染したり、ハッキング
されることもあるので短絡的にクリックすることは
やめたほうがいいと思います。
356吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 21:48:21
コミック版、色遣いがいいね。少年時代に読んだタンタンを思い出した。
ただ、やはり本文を読まないと意味不明な箇所が多すぎるんじゃないか?
あれは正直入門にはならないと思う。
どちらかと言えば、鈴木氏の新書の方が入門としては適当だろう。

ところで、全テクスト中に「マドレーヌ」は何回出てくるんだろうか?
357吾輩は名無しである:2008/05/31(土) 11:46:12
グーテンベルクとかで仏語と英語はテキスト落とせるから
検索してみたら?
358吾輩は名無しである:2008/06/26(木) 02:23:20
マドレーヌ
359吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 23:11:07
プティトエトワール
360吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 17:36:03
ソドムとゴモラのラスト40ページくらいで止まってしまった。
急に話に興味が持てなくなったのは何でだろ。
361吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 18:04:48
相性が悪いのでしょう。
面白くないのでやめるor体育会系根性でともかく最後まで読む
362吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 20:04:45
同性愛がそれまでの筋のネタばれっぽくもあるから、
それ読んで終わりって感じになったんでは。
ある意味正しいかもしれないけど、最後までいくと別の楽しさもあるよ。
363吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 01:02:21
レスどうもです。
ひと頃はどっぷりハマっていただけに自分でも残念で。
体育会系根性ですか・・・。とりあえず少し時間おいてみます。

これまでのネタばれというか、フラグ立ちまくってるシャルリュス氏の破滅や、
アルベルチーヌとの破局といった今後のネタばれをはっきり書かれてたのは
ちょっとがっかりでした。


さすがに馬の血統についての蘊蓄は出てこないよね?>プティトエトワール

364吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 02:11:05
光文の高遠訳読んだ人います?
なにげ、一番よいように感じられましたが…
365吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 19:48:47
レビューよろ。第六篇だっけ。
そこは鈴木訳でも注釈とかは斜め読みなんで
未整理の草稿の扱いが気になるな。
366吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 00:47:16
あんな子供向けの訳が良いのかw
367吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 22:34:47
これから毎日帰宅したら就寝まで読み続けて、休日は睡眠以外全て読み続けて
13巻読破しようと思います。体育会系読みです。10年前は1巻で挫折しました。
予定は今月中です。それではさようなら。
368吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 01:00:38
ネタバレはやめてくださいね
369吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 01:51:05
この板を見るなといいたい。
370吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 17:36:59
鈴木訳を読んでるけど、注釈でネタバレしてるのには泣いた。
371吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 17:52:26
>>367
>10年前は1巻で挫折しました。

現在何才の人なんだらうか…
372吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 20:05:56
2巻の『スワンの恋』から読むといいよ。
そこだけ話が完結してるし、全巻の要約的な位置づけもある意味じゃ
できる。

ところで、あの本にネタバレなんて意味ないと思いますよ。
373吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 20:56:45
抄訳版いらね説があったけど挫折した人にはいいかもしんない。
374吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 22:45:42
>>372
シャルリュス氏登場のところで、こいつはホモだからこんな目つきで語り手を見たんだ、
って注釈は何のためにあるのか意味わからんし、自分はガッカリしたよ。
この小説にネタバレは意味ないという考えはわからなくないけど、
読者の興をそぐ注釈や、これから読もうとする章のあらすじを添えてるのは、
初見の読者にはどうかと思うよ。
375吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 22:56:15
>>374
ネタバレやめれ
376吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 23:26:55
ネタバレなんて意味ないと思いますよ
377吾輩は名無しである:2008/07/18(金) 00:05:15
>>374
プルーストってその手の伏線が多いよね。
一巻目の最初の方で筆者はサン・ルー夫人の家に泊まっていることになっているけれど、
その重要性がわかるのは『逃げさる女』だもんね。(ネタバレになるらしいから言わな
いけれど…)
そんな風に異様なまで分りにくい伏線が張り巡らされているのもこの小説のおもしろさ
の一つだと思うんです。
ミステリーみたいに一度ストーリーを読んでお終いならまだしも、この小説は何度も繰
り返し読んで伏線を探すことに意味があると思うよ。
そのための補助として注釈は必要です。
378吾輩は名無しである:2008/07/19(土) 01:20:59
楽しいなら自力で探せばいいのに。
379吾輩は名無しである:2008/07/19(土) 06:24:17
楽しみ方は人それぞれ
380吾輩は名無しである:2008/08/08(金) 08:14:52
>>367
体育会系読みのプルースト、時々レポ希望、
どこまで行ったか教えてね。
野口みずきさんにまけるな。加油!
381吾輩は名無しである:2008/08/10(日) 04:16:28
382367:2008/08/11(月) 15:56:05
恥ずかしながら、ただいま6巻の400ページ過ぎで挫折中です。
実際のところあれから10日間で5巻まで読み終えたまでは順調だったのですが・・・
そこから急に仕事や私生活で色々とあり・・・読書をする心境ではなくなってしまいました。
がんばって読もうとしましたが、精神状態ともともとの視野が狭窄の為、社交界の話がまったく
腹におちてこないというか、字面だけを追っている感じで・・・
この調子だと訳者の鈴木さんも「冗長」と書いておられるソドムとゴモラの2巻を
読み終える自信が全くありません。

ほんとは時間的に余裕のある7月中に読むつもりだったのですが、この後の予定を考えると
今後はじわじわ読み続けるしかなさそうです。
なので予定を今年中くらいに下方修正して他の読書も平行しながら行きたいと思います。
ヒッキーじゃないと体育会系読みはむずいですね・・・
383吾輩は名無しである:2008/08/11(月) 16:22:30
>>382
仕方ないよ。ああいう社交界や同性愛に関心無いと、ホント心底退屈だしね。
古典・名作だからといって、モチベーションが続く訳でもない。
そこらへん、ジョイスとはちょっと違うとこだね
384吾輩は名無しである:2008/08/11(月) 16:31:25
社交界についての部分が一番の肝じゃないか。「社交界の話」と身構えず、
自分の勤め先の人間関係などに置き換えてみると楽しく読めるかもよ。
後で分かる結果も。
385吾輩は名無しである:2008/08/11(月) 21:49:33
ジョイスのが挫折しやすいと思うよ。フィネガンズウェイクのすれ見て吹いた。
けつまでいってもう一遍気になるところから読んでもいいのがプルーストだから。
386吾輩は名無しである:2008/08/12(火) 14:40:42
>>385
ジョイスの作品は百科辞典的性質が強いから、数々の解説書を引きながら読むと以外と行けたりする。
プルーストは最初の晦渋なとこで突っかかったり、同性愛が身近でないときついだろう。
BL好きな腐や同性愛者なら面白くよめるだろうね
387吾輩は名無しである :2008/08/12(火) 15:47:36
同性愛云々は無関係。
文学として優れているから時代を越え国を超えておもしろく読める。
388吾輩は名無しである:2008/08/13(水) 01:35:24
最初が分かりにくいんは失われたときとユリシーズに共通だとおもう。
どっちも初読時は筋は放っておいてキャラをつかむことにしてよんだよ。
一種のクラインのの壺的構造があってそうするしかないとおもう。
フィネガンズウェイクの解説書でお勧めは何。
389吾輩は名無しである:2008/08/17(日) 12:57:33
自分の経験では、ジヨイスの方が読みにくい。
ジョイスには訳の分からんところがある。
390吾輩は名無しである:2008/08/17(日) 13:01:32
>>367
マラソンで言えばちょうど20kから30k、これからが勝負、というところですね。
加油!
391吾輩は名無しである:2008/08/19(火) 18:52:18
加油とか言ってる寒い奴って何なの?馬鹿なの?

>>388
日本語だと柳瀬版の精読が一番効率がよい。
392388:2008/08/20(水) 00:11:49
>>391
河出文庫の買ったらいい?
ユリシーズは丸谷版しか持ってなくて、
フィネガンズウェイクは敷居が高いように感じて図書館で借りた宮田恭子の抄訳が読めなくてな。
393吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 13:41:36
柳瀬でも丸谷でもどっでも良いが、ジョイス板へいけ!加油!
394吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 23:48:14
ちくま文庫の最初100pを読んで既にダレてきた。
回想シーンゆえの意図的なトーンなのだろうが、社会的&肉体的実体が希薄な、
ナルシスティックに装飾過剰な心理描写と情景描写が延々と続く上に、
訳文もいささか硬い。
原文はおそらく、複雑怪奇な構文を練りまわした、さぞや流麗華美な文体で、
読者の歌心とインテリジェンスに切に訴えるものがあるに違いないと想像はするが、
それもこの翻訳ではニュアンスの伝達にかなり制限があるように思われる。

こんな感想を抱く私に、果たしてこの先を読み続けることの価値はありますか?
395吾輩は名無しである:2008/08/24(日) 01:56:25
確か何度かそういう話がでている。始めが一番やめやすい。
396吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 20:30:46
図書館で借りてきたけど、なにこれ、、、付録がついてて、
「あらすじ」とか言ってオチまで全部ネタばれしてあるw
397388:2008/08/27(水) 00:57:11
あらすじが分かっていても面白く読める本なので、
本当に読むには自分で所有する必要がある。
嵌まれるかどうかはその人次第なので図書館禁止じゃないけど、
自分は井上版を買ってからほかの小説を買うのを我慢できるようになったので
金銭的にも実は得したと思っている。
398吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 11:48:09
正しい文学名作ランキング決定版(改訂不可)

超名作
戦争と平和 神曲 ドン・キホーテ ファウスト 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
名作
魔の山 レ・ミゼラブル デイヴィッド・コパフィールド 
嵐が丘 人間の絆  白鯨 カラマーゾフの兄弟
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
良作
北回帰線 赤と黒 阿Q正伝 ボヴァリー夫人 失われた時を求めて
ゴリオ爺さん ガラス玉演戯 ユリシーズ 響きと怒り 城
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
佳作
怒りのぶどう 大地  世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
グレート・ギャッツビー 明暗 老人と海 夜の果てへの旅 
感情教育 ハムレット 失楽園 オデュッセイア モンテ・クリスト伯
クオ・ワディス 大使たち イワン・デニーソヴィチの一日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ラノベ
豊饒の海 ティファニーで朝食を レベッカ 万延元年のフットボール
決壊 初恋 アルジャーノンに花束を グランド・フィナーレ 椿姫
見えない都市 百年の孤独 オネーギン オブローモフ 外套 暗夜行路 
399吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 12:48:54
このマルチポストってランキングに入ってる作品名を含むスレすべてに投下されてるの?
とりあえずネタ度が高いと思われる決壊すれにはあった。
400吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 13:16:59
全てというわけではないが、かなりの該当スレに貼られているみたいだな。
で、ランク付けが妥当か以前に決壊が入ってることに総スカンという流れが多い。
401吾輩は名無しである:2008/09/01(月) 16:07:18
体調がいい時は「ほぉー」とうならされる細かい描写も体調悪いと無理だわ。
うだうだと描写されると一言で言えんの?と思ってしまう。
402吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 04:37:47
体調というか、その時のリズムや感覚が合ってないと、字面をただ追ってるだけの状態になるね。
逆にはまってるときの快感といったらない。
403吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 13:10:19
暑いと駄目だ。
404吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 22:12:32
うーん まず文章がむつかしすぎ
コンブレーを読みおえるのに2ヶ月かかった
405吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 22:29:23
お疲れさん。
ママンのお休みのキスはどうだった?
406吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 01:14:53
つかれた
407吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 04:04:20
ついに、ふと、読み始めてみたが・・・こりゃねむたい!
この冒頭の白昼夢のようにけだるい描写が連綿と続くのならば、
縁がなかったものと思って打ち切りたいのだが(時間を無駄にしたくないから)、
それともこの先、よっぽどエキサイティングなプロットが待ち構えているのかしらん?
いかがでしょう??
408吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 04:40:45
>>340
どんな文豪もリアルタイムでは大衆小説扱いだろ
文豪ってのは後世に残ったからこそ名づけられるわけで
409吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 10:27:44
>>407
描写がこの小説の要なので、以降はもっと退屈になります
410吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 10:57:48
時間の無駄から生まれる何かが欲しくない人には縁がない本。
プロットだけでいえばぼんぼんが人生を無駄にしまくる話。
411吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 22:13:57
>>407
>この冒頭の白昼夢のようにけだるい描写が連綿と続くのならば

この調子が最後まで続きます。山も谷もありません。
時々面白そうに書いているのを見ますが、読んでいないうそです。
がんばって「スワンの恋」まで読むのを勧めます、一番小説らしいところです、
コレが面白くなければ、やめたほうが賢明かも。
412吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 21:49:24
ただ単に、何が書かれているかを理解するためには、死ぬほど難しい文章を読み解いたうえに建築、美術、音楽、文学、哲学の教養が必要で、さらに当時のフランス社会の習慣、風俗、構造についての知識がなければならない
それだけ読むひとをえらぶ小説ってことで
413吾輩は名無しである:2008/10/10(金) 22:07:44
そうかな。逆にこれを読めば誰でもそれら全体がつかめるお得な一冊じゃないか。
長いけどね。
414吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 14:15:17
一冊になってるのはないはず。
と無駄に突っ込み。百科事典的外観になるのは承知で豪華版一冊本出して欲しいな。
原語で読めたら三巻本があるけど10冊やら13冊やらだと読みたいとこ探すのも手間だ。
415吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 21:16:53
あるよ
416吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 23:02:21
予備校でゆえなく受講生の個人情報をあさって講義中にほのめかしたものが一番悪い
417吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 04:58:06
知ったかすまんかったガリマールが一冊本出してんのね。
418吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 07:35:12
広辞○より重くなればどないして読むねん。腕がしびれるで。
419吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 11:55:04
ペーパーバックなら、戦争と平和、ドンキホーテは言うに及ばず、
レミゼラブルもモンテクリスト伯もあたりまえで一冊だし、
果ては一巻ものの全アラビアンナイト、オースティン全小説、
シェークスピア全戯曲集なんてのまであるんだから、
失われた時全一巻があってもちっとも不思議じゃない。

戦争と平和全六巻とか、読者をなめてんのかと。


420吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 12:09:14
俺が持ってる本で一番にぎゅーぎゅーなのはあれだな、
シャーロック・ホームズ大全。デカイけど、紙質がチープで意外と軽い。
421吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 00:38:04
漢字はアルファベットほど小さくできないからねえ
422吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 23:06:00
老いを感じた時に読む本、とはよく言ったもんだわ
たしかにそれぐらい経験積んでないと読めないフォン
2ヶ月かかって今12巻中6巻の1/4まで読み進んだ、だる・・・
423吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 00:11:43
日本の文庫本はかさばるわ、モノとしての魅力がないわ、
安くもないわで、もうアフォかと。
424吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 23:54:07
集英社ギャラリーの字組なら三冊になるかもっておもう。
425吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 10:25:03
「失われた時」より退屈な本と言ったら
「イタリア紀行」と「詩と真実」だろう。死ぬほどの退屈さ。
退屈極まりない著書で人殺せるぞ、ゲーテとかいうジジイは。





426吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 19:46:34
失われた時を求めてを読む人なら東方詩集をよんで老いたるゲーテを再評価するよね。
427吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 21:02:44
>>423
日本の文庫本は世界に類をみないほどよくできてるよ。
ペーパーバックとは比べものにならないくらい美しい、と海外では評価されている。
428吾輩は名無しである:2008/10/21(火) 00:06:15
>>426
東方詩集はゲーテの作品だったか?ネルヴァールじゃないの?
429吾輩は名無しである:2008/10/21(火) 15:59:53
ネルヴァルのは東方紀行だと思う。
でいま思い出した、ゲーテじゃなくてユゴー全集で眠るボアズを探して読んだんだった。
勘違いすまん。
430吾輩は名無しである:2008/10/21(火) 16:04:29
眠るボアズは諸世紀伝説だった。
東方詩集はLes OrientalesでL'enfantとかがのってる。
431吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 00:53:30
>>427
ウソくさ。
どう考えても、ペーパーバックの方が意匠を凝らした装丁が多いでしょ。
文庫本はなにせ小さすぎて収集意欲をそそらないし、本棚に飾る価値もないよ。
432吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 05:28:07
>>431
>ペーパーバックの方が意匠を凝らした装丁が多い
そうか? だいいちカバーが無いじゃん。
外国人には、文庫本のあの小ささが「匠」を感じさせるらしいよ。
433吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 06:47:22
集英社文庫の「失われた時」は装丁が嫌い。
何か読む気を失わせるものがある。特に背表紙が安っぽい。
物は器で食わせるじゃないけど本は装丁で読ませるじゃありません?
ちくま文庫版の装丁のほうがカッコイイと思う。
論創社のゾラの装丁も好きになれない。
新潮文庫や岩波文庫でゾラを読んでるときのような楽しさがない。
藤原書店のゾラ・セレクションの装丁は悪くない。

訳文自体は集英社の鈴木訳が一番読みやすいという評判だが…
装丁にこだわるなら読みづらいと言われている新潮社の
ハードカバー全7巻本の装丁が一番好きだ。
434吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 06:55:59
昨日本屋に鈴木訳集英社文庫を買いに行ったのだが
安っぽい背表紙見て萎えてしまった…
435吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 20:45:25
ヘリテージシリーズってのが恥ずかしい、神曲ユリシーズも買う価値ありだが
本棚に並べるときちょっとっておもう。(神曲所有、ユリシーズは古い二冊本で持ってるので買わないでいる)
436吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 10:16:17
目の前の書架に並んでいるペーパーバック、ペンギンやオックスフォードを抜きにしても・・
ヘンリー・ミラー(Grove Press)、チャンドラー(Vintage Crime)、ナボコフ(Vintage)、
ボネガット(Dial Press)、エーコ(Vintage)、ヘッセ(Picador)etc...
カバーデザインの秀麗さはもちろんのこと、同作家の背表紙にも
一巻一巻に工夫があって十分に目を喜ばせてくれる。
まあ一冊1.5〜2千円くらいはするんだが。

日本の文庫本は、こぎれいだけど薄っぺらいイラストか写真が表紙(ダストカバー)に
ちょこんとあるだけで、背表紙はどれも比較的に味気なく、
確かにモノとしての魅力はあんまりないかもね。
437吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 18:16:46
装丁より中身では?

とか投下してみる。
438吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 22:02:30
美意識の違いだな。
俺は日本の文庫本の方が、本として美しいと思う。
439吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 22:43:37
身近にある物は評価され難いとか
まあ多少でも人と違ったものを喜ぶ輩もいるしな
440吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 06:55:33
そうそう。
文庫本は、あのぺらっぺらのダストカバーに
美意識のすべてを託しているというのがいたく興ざめだ。
小ぶりのペーバーバックを見習ってジャケットなしの
ワンピースにしていただけないものか。
441吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 08:45:37
>>440
そんなにカバーが嫌いなら、剥いで自分の好きな色に塗りたくってオナニーしてろ。
442吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 17:03:06
文庫やペーパーバックにこだわれるっつーのも安い美意識だよな
443吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 20:32:51
12月から読み始めてやっと今日終わった
アルベルチーヌが逃げるあたり以外、物語が平坦だったので惜しいなあと
全編平坦さを貫いてほしかった
444吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 13:56:34
お疲れ様でした。

私は新潮社版「花咲く乙女たち」をもうすぐ読み終えるところです。
比喩表現の多さとその奇抜さに戸惑いながら読んでいます。


445吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 14:49:27
>>443

完走おめでとうございます。
446吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 17:45:36
文庫の第一巻を読んで、オレには向いていないと、それ以降は断念した。
同じくらいの長さならば、これはどちらも読み通したが、
アラビアンナイトのほうが20倍以上面白く、
ギボンのローマ帝国衰亡史のほうが30倍以上有益だと
しみじみ思ったよ。

もし「失われた時」邦訳版の熱烈な信奉者が存在するなら、
こんな鈍感なオレをどうぞ存分に啓発なり罵倒なりしてくれたまえw
447吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 19:01:33
>>446
早い話が一巻で挫折ね。
448吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 19:58:18
゚( ゚^∀^゚)゚。アーッハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
449吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 21:37:34
>>446
うんうん、性に合わない本ってあるよね。
別に読み通せなくてもなんの恥ずかしいこともないよ!!! あははは!!
450吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 21:46:07
>>446
本は鏡に似ている
猿が覗き込むと、猿の顔しか映らない
451吾輩は名無しである:2008/10/28(火) 23:04:28
>>450
猿の惑星に迷い込んだただ一人の人間かもしれない。
452吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 18:38:17
あにはからんや小学生並みの雑言ばっかり!
なるほどここは猿の惑星か(呆)。

要するに;
作者のパッションと共鳴し、不完全な邦訳を通してもなお
あのレトリックとメタファーの迷宮から愉楽を汲みだしつづけることができて
魅力の本質を称揚、敷衍しうる人間などほとんどおらず、
じつは、読み通したという勲章が欲しいだけの、
ブランドを盲信するお猿さんがいっぱいいるだけだった、
ということでいいのかな?
453吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 21:57:29
テーマは、なぜ小説を書くのか。
これで合ってる。
454吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 22:08:13
>>453
いいえ、違います
455吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 22:21:23
本ヲタ党宣言。
全世界の本ヲタ共闘せずに個別に階級闘争すべし。
これであってる。
456吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 22:23:20
これ最初に映画見てから読んだほうが良いな。
457吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 22:35:37
>>453
それもひとつだな。
映画というのは、ラウル・ルイスの?
あれだと後のほうがいいように思うが。
458吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 15:36:57
>>452
正解
459吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 20:01:21
物語の文章を目で追いながらときどき、全く別の夢想に入り込んだり
そうやって読むのがイイみたいな事書いてたようだけど、
読んでるとほんとにそんな感じになってくる。
なんか付けっぱなしのテレビを見たり見なかったりみたいな感じ。
だから、細かい描写は適当に省きながら読んでる事になる。
物語は予め頭に入ってるから、こんなのでいいのかな。
460吾輩は名無しである:2008/11/10(月) 18:36:24
「スワンの恋」は通俗的で面白かったけど、他はさっぱり・・・俺のIQでは無理
461吾輩は名無しである:2008/11/10(月) 20:20:31
奇抜な比喩が多すぎてついて行けん。
462吾輩は名無しである:2008/11/10(月) 21:46:24
まあ、一般的な解釈として。

失われた時を求めての舞台の時代と、執筆された時代の間には、第一次世界大戦がある。
第一次世界大戦は、日本では影が薄いが、欧州では、ハプスブルグ・ロマノフ等主要な王家を滅亡さた大戦争だった。
この戦争を境に上流階級は大きく入れ替り、欧州はその風景を大きく変えた。

この小説の舞台となった時代は文字通り『失われた時』なのだ。
この小説は、作者が過去を辿る記憶の旅そのものである。




たぶんな。
463吾輩は名無しである:2008/11/10(月) 23:51:31
年寄りの繰言ってか。
464吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 17:54:16
一章読むご事に他の本一冊読んで、そっちの方が全然おもしろくてすぐ読み切る
で、また「失われた時」に眼を落とす。すぐ眠くなる。
これの繰り返し。いつ読み終えるんだろう・・・
465吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 17:55:45
新潮社版「花咲く乙女たち」読了。

読了記念カキコ



466吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 22:46:46
「失われた時」とは読書に費やした時間のことである。
467吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 00:05:25
>>466
ソレを言っちゃあ、オシマイヨ。
468吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 04:14:38
>>466
見も蓋もないことをおっしゃる。
469吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 09:07:48
むしろのんき。人生全体が、というのが普通。
470吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 10:26:22
>>469
プルーストというよりモームのペルシャ絨毯だな。
471吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 15:42:13
確かに「失われた時を求めて」と格闘中に他の本を読み出すと
こんなに読書が楽しかったと新鮮な発見をできるよ
472吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 16:58:21
失われた時より難しいと思った本は、
小説だと「ファウスト博士」「ユリシーズ」それにベローの「フンボルトの贈り物」
「オーギー・マーチの冒険」ぐらいしかない。
473吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 20:34:34
>>471
なんかツボにはまったwwwww
474吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 22:50:52
「失われた時を求めて」を読み始めて以来、睡眠薬なしでもすぐに眠れるようになりました
475吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 23:07:20
長い間わたしはずいぶん早く眠ったものだった。
476吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 23:15:40
ナイスw
477吾輩は名無しである:2008/11/18(火) 20:55:46
結局苦労して読んでも面白くない、ということか、
478吾輩は名無しである:2008/11/18(火) 21:39:04
面白くないとクサすために読まねばならない。
そういう本だ。
479吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 15:21:02
プルースト占い
http://u-maker.com/159616.html

因みにおいらはマルセルだったよ。
480吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 23:00:08
>>479
>○○さんはヴェルデュラン夫人(ブルジョアの女主人) です!
だそうですよ。
481吾輩は名無しである:2008/11/23(日) 00:59:58
それは出世が期待できる。
482吾輩は名無しである:2008/11/23(日) 16:03:09
俺ははゲルマント公爵夫人(社交界の女王) だった。
483吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 01:01:49
オデット(高級娼婦)だった
484吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 01:32:43
ベルゴット(作家)さん
だった

ベルゴットさんは、実力のわりには影が薄いタイプです。
人知れず生き、気がつけば死んでいるような、非常に存在感が弱い人です。
実力はそれなりにあるし、社会的にステイタスが高い人とも友達になれ、
その間での評価も高いだけに、影の薄さが惜しまれます。
その寂しさは、友人の娘さんと旅行をすることなどで癒してみましょう。
展覧会とは愛称が悪いので、愛・地球博などには行かないほうが無難です。
485吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 05:04:29
ヴァントゥイユだった(w

生きているうちにレズプレイを目の前でみたいんだけど・・・・・
486吾輩は名無しである:2008/11/25(火) 15:42:41
俺はスワン
487吾輩は名無しである:2008/11/25(火) 18:47:21
「プルーストとシーニュ」を読んだ
プルーストの小説並みに面白かったなこれ
488吾輩は名無しである:2008/11/27(木) 22:06:41
誰か井上究一郎訳の訳を出してくれないだろうか。
489吾輩は名無しである:2008/11/27(木) 23:04:04
"私"でした。
極度のマザコンで
一応ヘテロセクシャルながら同性愛に興味津々だそうです…
490吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 14:14:29
ママのキッスとかキモい
491吾輩は名無しである:2008/12/08(月) 22:46:18
抄訳版を読み終えたが、最後の最後、
「その生涯を豊かなものにする貴重な宝を手に入れたと言えるだろう。」
という陳腐なあとがきには、もの凄くがっかりした。
492吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 03:25:44
このバイブレーションはサイコー!
わ〜恥ずかしい〜
http://zappy.kyarame.com/12-naruhodou/08/adult_f/index.htm
ここで買っちゃった
お試しあれ〜
キャ〜恥ずかしい〜
493我輩は名無しである:2008/12/11(木) 16:41:05
モレルでした。前髪をひと房ぱらりで同性からモッテモテだそうです。

1月から集英社版の訳者が出演するラジオ番組の公開録音セミナーに
出ることにしたのですが、これから13巻クリアはこちらの流れからも
無謀だなとわかりました。とりあえず抄訳3冊かな?
494吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 17:01:30
出ることにした? 出られることになったんじゃなく?
495我輩は名無しである:2008/12/11(木) 17:25:14
NHK文化センターの青山で公開セミナーがあるんです。
受講料払えば誰でも出られます。昨日、予約しました。
496吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 23:31:47
絵本を立ち読みしたが、
シャルリュスがイメージ通りでワラタ
497吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 15:49:58
ベルゴットだった。オデットがよかったな。
今六巻読んでる。やっと折り返し地点だ
498吾輩は名無しである:2009/01/12(月) 23:41:34
先人の評価があり、なんとかチャレンジ精神も沸く。
しかし、この小説を最初に評価した連中はどんな輩だったのやら。
499吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 18:39:06
ネタバレしてやるよ。

たくさんの事を見たり聞いたり考えたりした名無しの主人公が成長し、
自分が過去に見たり聞いたり考えたりしてきたことを全部書こうと決意する話。


もっと簡潔なあらすじも可能なような気がするので誰か挑戦してみてくれ。
500吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 21:41:06
「私」の成長日記。
でいいじゃん
501吾輩は名無しである:2009/01/16(金) 22:12:40
要約
19世紀末から20世紀初めにおけるフランスの上流社会
以上 終わり
502吾輩は名無しである:2009/01/17(土) 16:45:55
>>499
五七五でお願いします
503吾輩は名無しである:2009/01/18(日) 12:12:39
追憶
504吾輩は名無しである:2009/01/18(日) 17:37:46
無駄遣い
505吾輩は名無しである:2009/01/19(月) 05:31:36
金持ちニートのチラ裏日記
506吾輩は名無しである:2009/01/19(月) 09:11:59
>>502
たくさんの
想いをぜんぶ
書こうかな
507502:2009/01/24(土) 16:48:56
>>506
花丸をあげましょう。
508吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 02:37:40
sage
509吾輩は名無しである:2009/03/28(土) 17:39:30
あげ
510吾輩は名無しである:2009/03/31(火) 23:37:17
511吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 18:37:04
512吾輩は名無しである:2009/04/24(金) 06:24:42
>>510
今までの経験上、そのセミナーって先生方はテキスト通りの事しか
しゃべらなくて、ラジオだけの情報が皆無だったから、テキストのみ買って済ますつもり。
もちろん音で聞くと、より頭に入ったり、っていうのはあるけどね。
513吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 20:02:19
ゲルマント公爵夫人から物凄くバルザック的になってくるね、この小説。
514吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 10:37:05
ゲルマント公爵夫人を、アルベルチーヌが語り手をたずねて来て
キスの嵐を浴びせるところまで読んだけど、本当にじれったい
小説やね。
515吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 10:48:59
玉置浩二
516吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 13:30:58
第1巻だけ読んで数年中座したままなんだが、
この小説を邦訳で読んで心から感動した人って本当にいるのか??
もしいるならば、ぜひ、その喜びをここで敷衍し、
私を啓発して欲しいものだが・・
517吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 13:37:41
だからとにかく一通り目を通せと何度言えば。
それができないならあきらめろ。向かない本はある。
518吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 17:04:36
語る前に読めって。
519吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 00:51:44
最後のほうになると1巻の内容なんか忘れてるね。
語り手と一緒に昔を思い出しながら読む感じ。
520吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 09:59:44
>>519
石につまづいたときに全巻の内容を思い出したりしてな。
521吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 15:36:43
5分でわかる「失われたときを求めて」とか出したら売れるかな?
522吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 17:40:08
ゲルマント公爵夫人読んでるけど挫折寸前です。
523吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 20:11:02
みんな、まずは抄訳から全部読もうと思わないの?
524吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 00:59:59
抄訳は十年前に全部読んだんだけどね。
525吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 01:04:37
明日から筑摩文庫読み始めます
526吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 01:20:58
新潮社版の読みにくさを十とすると、井上訳や鈴木訳の
読みにくさってどのくらいになるかしら?
527吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 02:07:49
一巻だけ持ってるけど、長すぎる…
528吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 16:43:09
ゲルマント公爵夫人は、新潮社版の伊吹武彦&生島遼一訳よりも
井上究一郎個人全訳のほうがずっと読みやすい。
529吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 20:45:16
鈴木訳はどうですか?
530吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 20:47:37
井上訳よりもっと読みやすいと言う噂はよく聞くね。
531吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 20:53:02
読みやすさを求めるなら、こんな小説読まない方がいいのでは?
532吾輩は名無しである:2009/05/08(金) 20:54:57
マゾヒストですか?
533吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 13:27:07
ゲルマント公爵夫人読むのに疲れたので、
気晴らしに数年前に読了した坂の上の雲を
読み返しているのだが、小説ってこんなに読みやすい
ものだったのかと驚きましたw
534吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 14:47:17
確かにこれ読んでつかれてくると、ドストエフスキーやトーマス・マンでさえ読みやすいと感じるもんなあ
535吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 06:59:01
そうそう
日本語のエンタメとか、異様な速さで読めてプチ快感
536吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 07:10:54
>>533
『菜の花の沖』の五巻当たりを読み返してみたらどうか。
ストーリーの間にエッセイが入る度合いでは、いい勝負というか
司馬の勝ち!
537吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 09:41:36
ユリシーズとどっちが読みにくい?
538吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 10:56:05
プルーストはほろ酔い気分になれるが、ユリシーズでいい気分にはなれない。
539吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 11:53:37
アカデミー出版が「超訳」で出さないかなw
540吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 12:05:37
ゲルマント公爵夫人後半のゲルマント公爵邸の夜会は、
読んでいて反吐が出そうだった。貴族たちの俗物ぶりに
あきれ果てたよ。それに貴族の家柄がどうたらこうたらという
話の長いこと!!
541吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 14:49:47
ゲルマント公爵夫人読了 読了記念カキコ








542吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 09:04:49
>>539
「超訳」には向かないと思う、ストーリはないようなものだから。
543吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 19:34:16
日本の現存する作家で、「失われた時を求めて」を読破した人にはどんな人がいるんだろう?
小林信彦は読破、綿矢りさは挫折したらしいが。
544吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 19:40:12
赤川次郎は読破したのかしら?
545吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 20:04:19
おれは読破したけど作家にはなりそこなっている。
546吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 20:55:24
>>545
作家でない人のことはどうでもいいです
547吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 23:55:11
>>543
現存作家だと加賀乙彦・池澤夏樹・堀江敏幸あたりじゃない?
仏文系の作家でも読破した人は限られてくるだろうなあ
あとタレントだと爆笑問題太田と杉田かおるが読破してる
あまり知られてないが杉田はプルーストやル・クレジオなどの大の文学好き
古今東西の名作から「別れ」に関する名文を集めたアンソロジーを出した時に、「プルーストは一番好きな作家」みたいな事言ってて、なんか印象変わって好きになったわ
548吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 00:52:25
爆笑太田がジョン・アーヴィングのファンだってことなら
知っていたが、プルーストも好きだったのか。
549吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 01:03:54
この本を読む前になんか参考書というか
先に読んどけばいいものある?
550吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 01:19:57
鈴木道彦編訳の抄訳版でしょう。集英社文庫で読めます。
失われた時のエッセンスを堪能できます。
551吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 01:21:41
>>549
入手が難しいかもしれないが、アンドレ・モロワの伝記
「プルーストを求めて」(筑摩書房)もいいかも。
552吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 03:21:43
>>547
おお、ありがとう!
爆笑問題太田は知っていたけど、杉田かおるというのは意外だった。
そういえば、杉田かおるはバラエティ番組で大江健三郎の名前を出してたことがあったな。
そこまでの文学好きだったとはね。
553吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 03:25:20
なんか、もっと意外な名前が出てくると面白いね。
上で出てきた赤川次郎は、本当に読破したの?
あの人も実は文学大好きだから、読破しててもおかしくないけど。
554吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 07:28:41
この小説は恋愛小説とか恋愛心理分析小説とか言われてるようですが、
プルーストにとって恋愛は小説を構築するネタでしかなく、プルーストが生きていたころの現代文明を批判し
失われた過去を懐かしむ小説ではないでしょうか。
だから、現在の私が失われてしまった過去を記憶をたどって語るという形式をとっている。
当時はまさに機械文明勃興の時代で、どんどんプルーストにとっては奇怪なものが出てきて
プルーストはそれらを憎んでいたと。
どうでしょうか?
555吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 09:42:46
考えるな、感じるんだ
556吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 19:14:21
>>547
その杉田かおるが寄稿?してるアンソロジーって何ですか
興味あります
557吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 21:51:02
そんなエッセイを書いてるんだよ赤川次郎。どこでだったかは忘れたが。
新潮文庫版のを買って読んでいる最中に絶版にwwっての。
558吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 22:34:43
>>554
当時はまさに機械文明勃興の時代で、どんどんプルーストにとっては奇怪なものが出てきて
プルーストはそれらを憎んでいたと。
どうでしょうか?

いや、それは違うね。プルーストは、自動車だとか自転車だとかカメラとか飛行機とか、そういう
機械文明の産物に対して、好意と好奇心を持っていたよ。
559吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 00:58:13
作家って読了してるのは当然だと思ってた(最近の若い子のぞく)
わざわざ全巻読んだ作家の名前あげて感心しなきゃいけないって状況なのか。

杉田かおるはいいけどw

>>549
海野弘 プルーストの部屋
560吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 05:37:03
現役の作家で読了していそうなのは思いつかないな。
中村真一郎あたりは2、30回は読んでそうだが。
561吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 09:42:51
太平洋戦争中に原文で読んでた人だからね。
562吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 11:05:59
この前、久世光彦の『向田邦子との二十年』(ちくま文庫)をよんでたら、晩年の向田が学生時代に読んだもので機会あれば再読したいものは漱石・鴎外、外国文学ではヘミングウェイとプルーストと挙げていた
結果的にはあの様な最期を迎えてしまったらたぶん読み返してないだろうが…
向田邦子とプルーストという組み合わせはかなり意外だった
向田邦子の学生時代だとまだ井上究一郎全訳でもない、晦渋と名高い仏文学者達の共同訳のやつでしょ?
あれを読んだだけでも凄いと思うなあ
563吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 12:22:14
まあ、あの世代と今とでは活字に対する取り組み方が全く違うからな
俺の親ですら、全部読んだと言ってたから
多少の文学好きなら、戦中に生まれた世代は結構読んでるんじゃないか
564吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 15:15:17
平野啓一郎なら読んでいるんじゃないだろうか?
565吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 18:36:45
>>554
真空掃除機を買おうかどうか、友人に手紙で相談してたような。
566吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 19:00:34
共同訳は確かに読みづらい。こなれた日本語になってない。
オレは井上訳で読んでいる。意味の分からない箇所が出てくると
共同訳や鈴木抄訳と読み比べて「こんな意味かな」と類推しながら
読んでいる。鈴木訳で読んでもいいのだが、小口研磨してある
文庫本は買いたくない。扱いづらいし。ハードカバー版は高すぎる。
市立図書館には共同訳と井上訳は全巻あるけど、鈴木訳は5巻までしかない。
今、ソドムとゴモラを読んでいる。
囚われの女は、中央公論社の鈴木訳で読む予定。(ネットで注文した)
アルベルチーヌは、光文社文庫の高遠訳で読む予定。
567吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 19:02:00
>>558
ゾラもそうだね。
568吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 19:54:45
>>566
小口研磨してない鈴木訳の文庫を買ったら?
569吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 21:19:00
機械文明への関心は両義的なものだっだろうね
技術革新に興味津々というのはいかにもなプルースト像だが
570吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 22:33:17
小口研磨してないジュンブンガクの文庫本て
あまり無いものだよね。
571吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 09:27:54
この本が当時ベストセラーになったのかどうか知りません。
まあ、この本がフランスで共感を受けたとするなら、過ぎ去った時代への郷愁でしょう。
今の日本の昭和ブームみたいなものでは。
あとは恋愛の嫉妬ネタをうまく使ってますよね。
ただ、なぜ20世紀最大の作品なのかわかりません。長いからですかね。
当時の拡大するブルジョアの感性にはまったんですかね。
572吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 18:40:50
読み始めて、最後までたどり着く人は、何パーセントくらいだろう。
10パーセントあるだろうか?それより少ない気がするがどうだろう。
やはりこれは一部の選ばれたエリートだけのものなのだろうか?
573吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 18:54:30
そんなにこれは読めない小説なのか?
ドン・キホーテもジャン・クリストフもモンテ・クリスト伯もチボー家の人々も千夜一夜物語も戦争と平和も特性の無い男も源氏物語も読んだ俺にも読めないのか
574吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 22:09:31
>>573
貴方なら読めると思う。
575ぜっとんT世:2009/05/14(木) 22:23:07
読めへん奴はシナリオ版から入ればええがな
576吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 22:54:42
読めない談義をくどくどするのは1巻の途中ごときで挫折した早漏男
577吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 23:06:23
最終巻の「見出された時」から読んでみるのも一つの手
578ぜっとんT世:2009/05/15(金) 00:25:37
>>577
それはあかんのとちゃうかw
カウンターパンチだけ浴びてもたいして効きへん
ジャブ、ボディ、ローキックを延々と浴びて、
あの最後のカウンターがいきてくるんや
ま、途中の寝技は省いてもさほど影響ないやろうけど
579ぜっとんT世:2009/05/15(金) 00:28:47
せやから、ほんまのこというたら、
ヴィスコンティは10時間ものの映画を
つくらんといかんかったんやな
580吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 01:39:03
ニートで暇な時に(今もだけどw)最後まで読んだけど
ほとんど内容を理解できていなかった
ただ、読むことの快感をかなり感じてた、それだけ
581吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 12:40:45
>>580
理解できなくても内容すぐに忘れても別にいいんじゃない。
楽しいときを過ごすことができれば。
研究者じゃないんだから。
582吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 15:55:34
おばあちゃんとの思い出が大好き
583吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 22:53:25
>>580
>ほとんど内容を理解できていなかった
ただ、読むことの快感をかなり感じてた、それだけ

うーむ、プルースト読みの極意とみた。
584ぜっとんT世:2009/05/16(土) 22:38:20
ところでロブ=グリエの「ジン」は読んだかいな?
585吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 18:42:29
ソドムとゴモラを今読んでいる。心の間歇に入ったところ。
この小説読むようになってから良く眠れるようになった。
睡眠薬代わりにこれほど向いてる小説って珍しいかも。
586吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 19:41:12
プルーストがたまにやったとかいう後ろから読んでいく読書法
やったことある人いますか
587吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 19:54:27
>>586
何ですかそれは
588吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 18:25:25
ゲーテやヘンリー・ジェームズに似ているけど、それより軽いですね。
フランス的諧謔味(=エスプリ)があります。
恋愛をからかいながら、その嫉妬でもっと相手を意味もなく好きになる。
サロンにあこがれているのにバカバカしいとからかう。
上流貴族にあこがれてるのにからかう。
階級間の移動についておかしがる。
サロン文化を詳述しているのかと思っているとオチでバカにする。
まじめなのかと思っているととんでもなく客観的になって笑いのネタにする。
筒井康隆のような諧謔味がある。
でも、長すぎるけどね。引っ掛かるところだけ読めばいいのか。
589吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 19:20:01
人生知識もない、驚愕のトリックもない、社会問題もない、純文学ってお気楽ですね(笑)
590吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 08:37:25
>>589
それって日本の私小説には言えると思う。
591吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 18:38:44
早くから寝床に入って、読んでいると、10分もしないうちに、眠気が
催してきて、眠るなと思うまもなく、寝入ってしまっているのだった、
そして、しばらくして、もう寝なければならないと思って、はっと目が覚めると、
読みかけの姿勢のまま眠っていたのだった。この続きは明晩読もうと今度は本当に
ねむるのだった。これの繰り返しがプルーストの読み方だ。
592吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 19:17:40
>>589
文学界の家庭画報と呼んでください。
593吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 21:41:03
プルーストは三読しなければ味わえないのではないかと思う。
一度目は、何となく全体の様子が分かってくる。
二度読んで、細かな点が腑に落ちる。
三度目で、味読できるようになる。
三度読むのはともかくとして、少なくとも二度は読まなくては、読んだとはいえないだろう。
594吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 22:01:47
高遠&光文社でがんばってくれないかな。
595吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 14:19:12
井上訳でソドムとゴモラを読んでるけど挫折寸前です。
カンブルメール若夫人の音楽談義が難しすぎ。
ドビュッシーのオペラ「ペレアスとメリザンド」なんてDVD持ってるけど
もう何年も見てないから埃を被ってるよ。
596吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 15:28:07
>>587
主に小説だったと思いますが最後の方から読んだりしたという話です
どこで読んだのか忘れてしまいましたけど。。。
もしかすると「失われた時」かもしれないですね、本編読んだのも随分前になるので
597吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 19:22:41
印象派の絵画に会話と心理描写をつけた感じですかね。
マドレーヌを紅茶につけて記憶が蘇ったり、オレンジエードに肉感を覚えたり。
小細工を利かせすぎ。
598吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 20:16:04
今は図書館行かなくても、文中に出てくる絵画とか音楽を
ネットで色々探せるからまだいいよね
599吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 20:54:00
浮気調査専門の探偵小説みたいな趣もある。
600吾輩は名無しである:2009/05/22(金) 16:05:53
高遠訳のアルベルチーヌはどうしてあんなに短いの?
新潮社版の半分くらいしかないでないの?
601吾輩は名無しである:2009/05/23(土) 00:46:23
翻訳の底本が違うから。
逃げ去る女を大幅に削って書き直した最終稿がアルベルチーヌ
出版されたのも80年代になってから
602吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 21:44:35
読む文学ではないな。解説者の話を聞いてなるほどと思える文学。
その意味で失われた文学であり、語り伝えられる伝説である。
603吾輩は名無しである:2009/05/25(月) 22:54:06
解説書何冊読むより、そのものを読むほうがダルい時もあるけどやっぱ楽しいなあ
604吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 19:06:32
プルーストを読むことは決して一般化しないだろうね。
やはり、限られたエリートだけが入門を許される世界か。
解説を読んで憧れるというのも、下界からエベレストの山頂を遙かに
見るようなものだろう。
プルーストもエベレストも、簡単には人を近づけないところがよく似ている。
605吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 21:40:46
そうなるのかねえ。
プルーストの愛嬌のある毒舌は退屈しないよ。
606吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 00:51:37
ユリシーズよりは読みやすいと思う。
607吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 10:51:38
ローラン・プティがバレエ化してるよね。つべでチラッと見たけど
ちょっと笑ってしまった。
608吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 13:00:58
オペラ化したら面白いんじゃないかと思うのだが、
作曲家は誰にしたらいいだろう?
609吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 18:19:11
第6編でアルベルチーヌの過去が明らかにされて物語そのものは終わってますね。
第7編はエピローグ(総括)みたいな内容とプルーストの独善的な小説作法(かなり抽象的)が書かれてる。
サン=ルーがワーグナーのワルキューレの乙女に喩えたドイツ軍の空爆の様子は美しいけどね。
そういや、コッポラが地獄の黙示録でワーグナーのワルキューレの騎行を空爆のときに使ってたね。
コッポラはプルーストに影響されたの?
610吾輩は名無しである:2009/05/27(水) 19:34:10
ソドムとゴモラの長大な第2部第2章を読了。
シャルリュスのモレルへの恋を描いた第3章に入ります。
611吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 02:08:39
モレルを誘惑しようとするシャルリュス
ttp://www.youtube.com/watch?v=yl8hKwyNCZ0
612吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 14:08:25
ブリショ教授の地名に関する講義は死ぬほど退屈やね。
613吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 16:12:27
ソドムとゴモラ読了

読了記念カキコ



614吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 09:55:10
失われた時を読んでいると、何故かフォークナーやバルザックが読みたくなる。
615吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 18:44:20
難しい本だと聞いてたんで高校の時読んだら分かりやすくて萎えた。
ダラダラクドクドと続くとりとめのない心理分析とエッセイもどきの価値観。心理分析ももっと的確にカッコ良く書けるやついるだろ、三島とか
とか思ってたが、あのグダグダ感がいいんだよね?意識の流れの克明な引き写しって感じで
なんか絵でいうとマチスぽいな〜と思いましたね。なるべく頑張って書いてないように見せたがってるところが。って解釈でいいかな
616吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 19:58:26
それほどいわゆる心理は書いてない。
617吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 21:16:46
漫画で読破シリーズで出たな。完訳も読んだ人に読んでもらって感想が聞きたいな。
618吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 09:05:00
新潮社版と比べると鈴木訳は何と読みやすいことか。
まるで別な作品だ。
619吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 09:12:48
ノルポワの外交談義とかドレーフュス事件とか当時のフランスにいないと退屈だよね。
恋愛ネタは万国共通だからわかるんだろうけどね。
こういうネチネチした心理描写ってユダヤ的なものなのかな。
ソール・ベローなんかもこういうしつこい心理描写を長々とやるよね。
ユダヤ的放浪癖、この場合は内面の放浪癖になるんだけどさ、そういうもんかね。
プルーストにせよソール・ベローにせよユダヤ的なものに焦点を当てるという欧米出版業界の目論見があって
大作家扱いされるようになったんじゃないの?
それまでの欧米作家のように大きな構想とプロットのうまさで読ませる作家じゃないよね。
620吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 09:55:22
フンボルトの贈り物は死ぬほど退屈だった。

ハーツォグは結構面白かったですよ。
でも主人公は完全に基地外ですな。
621吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 10:56:48
ブラッサイの本面白かった〜。
プルーストの描写が映画的じゃなくて、あくまで写真的っていうのはなるほどなーと。
622吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 11:11:48
>>619
ノルポワの話の内容に直接興味がなくとも
ノルポワみたいなおっさんはどこにでもいるから退屈ではない。
623吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 03:54:21
>>619
ドレフュス事件そのものはなくても
冤罪とかそれに似たことは世界中で沢山ある。

構想自体はかなり大きいものだと思うけど。
普通のプロットを拒否してる小説にそれを求めてもしょうがないんじゃないか。
未完の小説だから、完成度にばらつきがあって読みにくくなってるのは仕方ない。
624吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 08:11:30
ゾラファンなのでドレフュス事件に関する
記述は興味を持って読めた。

ゾラの小説技法に疑問を持つようになってそれで
プルーストを読むようになったもので。
小説技法に疑問を持つようになっても
アンチ・ゾラになったわけではないが。
625吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 14:40:31
読み始めて、、、1ページ目で、はやくもわからんとこが出てきてしまいました

「私自身が、本に出てきた教会とか、四重奏曲とか、フランソワ1世とカール5世の抗争とかになってしまったようにように思われるのであった。」

これどういう意味でしょう?人間が教会とかになるって?

626吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 15:12:32
分からないままで読み進めてもいいかもしれない。
627吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 16:39:44
いまどきの評論家なら
「意味がわからない文章。ばつ」
とつけるとこですな
628吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 16:45:02
>>625
プルーストの執筆方針は自分自身の気づきに注目すること。
過去の出来事を体験というよりも甘美な味付けのあるイメージとして取り出して、味わう。
過去の経験を時をあけてイメージにしてしまうから、より真実に近いと思ってるらしい。
すべてを自分の内面のイメージとすることで楽しむのがプルースト流。
629吾輩は名無しである :2009/06/07(日) 17:42:08
>>625
そういうことなんじゃないの?
教会になった、は『きかんしゃトーマス』とか、『ロード・オブ・ザ・リング』の木の化け物とかを連想した。

四重奏曲ってのはすごいね。抽象物だからね。
四重奏曲を演奏している演奏者とか、抗争の当事者になったように思った、なら解るけど、そこまでは限定していないし。

それらを内包するものになるってのはすごい想像力、ということで読み進めた。
630吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 17:46:21
もし投稿作にあったら一枚目でゴミ行きですか?
631吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 17:53:40
実際そんな感じの扱いだったという・・・
632吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 18:58:18
625が言う「意味が分からない」と
投稿作に×が付く時の「意味が分からない文」はたぶん意味が違う。
633吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 18:59:31
あのアンドレ・ジードでさえ最初は失われた時の
凄さは理解できなくてクズ扱いしていたという・・・
後で真価を理解してプルーストに謝ったのはさすがだが。
634吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 19:09:28
ようやく「囚われの女」を五分の一ほど読んだ。
あと1〜2ヶ月程度で全巻読了したいものだ。

「ソドムとゴモラ」を読了したときは「峠を越えたな」という
思いはあったな。
635吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 22:41:21
「囚われの女」の語り手ってほとんどストーカーですね。
アルベルチーヌでなくてもこういう男からは逃げたくなるでしょう。

636吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 23:45:19
「囚われの」って最初から言ってる。
637吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 20:35:32
「囚われの女」は第1章がグズグズダラダラしていて
退屈だったが、ヴェルデュラン家が舞台になる
第2章は漫画みたいにすらすら読めた。
シャルリュスの道化ぶりが面白い。
ばらの騎士のオックス男爵を思い出してしまった。
638吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 23:10:32
峠を越えたとかw
そう苦心でして読むものなの?w
639吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 23:26:54
>>638
自分が頭がいいことをそんなにひけらかしたいのかwww
640吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 23:29:39
そう苦心でして
 ↑
まともな日本語になってないw
641吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 10:49:56
>>639
悪い。
それはニュアンスの受け取り違いだ。
そうやって小馬鹿にしたかった訳じゃなくて、峠を越えた、って表現が単純に面白かっただけだよ。
悪意に取らないでね。
642吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 14:18:52
>>641
「ゲルマントのほう」や「ソドムとゴモラ」で挫折する人が多いから。
源氏も須磨・明石で挫折する人が多いがあれに似ている。

643吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 15:48:56
「囚われの女」読了(鈴木道彦訳)

読了記念カキコ
644吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 16:51:10
ジルベルトはレズビアンだったの?
645吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 17:28:12
アルベルチーヌとできてたらしいね。
646吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 17:37:18
失礼。アルベルチーヌとできてたのはアンドレだった。
ジルベルトはレズなのかな?
夫のサン・ルーはホモだけどね。
647吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 01:15:05
ジルベルトもだよ
648吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 13:59:10
高遠訳「消え去ったアルベルチーヌ」読了

2日しかかからなかった。通常のものよりずっと短いから。


649吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 17:07:16
この本さ、1作品としては長いけど、作家生涯の全作品だと思うと少ないよね。
1作品でプルーストの全作品を読破できると思うと実はお手頃だったりしてね。
650吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 19:45:11
プルーストって他にも書いてるだろ
651吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 20:15:48
648さん、高遠訳はどうですか?
652吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 21:21:33
読みやすいですよ。
653吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 21:26:25
ただ、あまりにもカットしすぎのような・・・
語り手がアルベルチーヌからの(実はジルベルトからの)
電報を貰うところも、ジルベルトがサン・ルーと結婚するところも
カットするというのは如何なものかと・・・

654吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 21:28:38
鈴木のおっちゃんの二巻本でいいじゃない
655吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 10:51:24
>>649
「1作品でプルーストの全作品を読破」はできない。
『ジャン・サントゥイユ』と『楽しみと日々』を知らずにいるのは
もったいないからいますぐ全集を探して読むといいよ。
656吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 12:39:16
ジャン・サントゥイユはどんな作品ですか?
プルースト以前に主流だった自然主義的な手法の作品?
それとも失われた時の先駆的な作品?
657吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 12:44:38
どっちでもない。
読んでみればわかる。
658吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 15:53:23
井上訳で「見出された時」を読んでいるのだが読みやすいのに驚いている。
十年前に鈴木抄訳で読んだときはこんなに読みやすいとは
思わなかったけどな。

大学時代に「井上訳は駄目、鈴木訳のほうが名訳」と言ってる教授がいたが
オレは井上訳がそんなにダメダメだとは思わない。

中村真一郎は井上訳から関西的なものを感じると言ってるけど
オレにはそこまで感じ取れるほどの感受性も読解力も無い。
659吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 17:05:11
みなさんは登場人物で誰が好きですか?
私はサン=ルーが気に入っています。
このスレを見ると、おばあちゃん、アルベルチームが好きな人がいますね。
サン=ルーは身軽でひょうひょうとしたところが気に入っています。
彼の批判的な視点、でもエスプリが利いてて軽く、戦争もエスプリにしてしまうところがいいですね。
最初のほうで、お気に入りが見つかると、その後どうなったんだろうと興味を持って読めますよ。
シリーズものの強みですね。日本のマンガの長期連載物と同じですねw
660吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 17:43:15
ブロックが好きだな
661吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 18:41:54
浸したマドレーヌ
662吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 23:29:44
シャルリュス結構好きかも。
オレ自身はホモじゃないし、彼とソドムの関係にはなりたくないが、
同性の友人としてなら面白い奴かもしれない。
話者との会話読んでるとそう思う。
663吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 23:35:01
「ピュトビュス夫人の小間使いと友達になりたい」。
664吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 18:34:59

「見出された時」を読んでいるのだが、第3部の芸術論が超ムズだね。
頭から煙が出てきそうだ。作者が言ってることの半分も理解できない。
665吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 19:51:03
井上訳「見出された時」読了。
感無量。
これにて「失われた時」全巻読了。
666吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 20:36:10
全部でどのくらいかかりましたか
667吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 21:40:27
約三ヶ月ですな。
668吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 21:42:46
読了した自分が可愛いだけで面白くなかったでしょう、この本自体は
669吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 21:54:32
頭から煙が出るほど難解なところもあったけど
面白かったですよ。
670吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 21:58:02
ハニヤユタカが面白いこといってたな。
プルーストは、花弁が散るにしても
一つ一つが散るのを初めて描写したと。
671吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 21:59:19
間違えた。
花が散るにしても、一つ一つの花弁が散るのをね
672吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 01:07:06
そういうこの作品の特徴を、戦後、第二芸術論の話題に沿って「二流の文学」として議論がなされたんだよね。
673吾輩は名無しである:2009/06/26(金) 12:56:07
NHKの鈴木先生の講義が終わった。
674吾輩は名無しである:2009/06/26(金) 13:00:52
あるいは、これから始まるんだよ。
675吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 16:07:44
日頃小説読み慣れてると、井上訳のが読みやすいかもね。
「マッチを〜時計を〜」のくだりで鈴木訳を選んだが、やっぱり井上訳に買い直した。
理由は色気かな。
676675:2009/07/01(水) 22:54:55
出だしの2、3ページはぎこちなさを感じたけど、
ストーリーが始まったら普通の翻訳家の文みたいだ。
読みやすい。
677吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 01:00:27
まだ60ページ代だけど大体わかった。
マザコンホモの自己紹介か。
さあ、挫折するべきか、読み通すべきか、時を失うか・・・
自分にとって何が大切か、人生に悩み始めたよ。
678吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 12:01:11
はい、さようなら
679吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 15:16:28
>>677
一説によるとマドレーヌを紅茶に浸すところまで読めばそれでいいとか。
ここが一番有名なところらすい。
でも、読み進めれば普通は知りえないフランスのサロン文化の詳細がどんなものかわかって興味深いよ。
680吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 20:28:15
サン・ルーとか出てくるとさらに面白くなる。
681吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 17:55:28
マドレーヌ紅茶までで満足するぐらいなら読まない方がいいんじゃないかとさえ思う
682677:2009/07/06(月) 23:47:11
ジョットとか、ちょっと噛った程度の単語とか出て面白くなってきた。
あー知ってる、知ってる、みたいなミーハーな気持ち。
なんか嬉しい。
ちなみに200ページ来た。
読んでるのは井上訳、鈴木訳一巻をガイドにしてる。
683吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 23:53:19
>>679
レスd
なんとか頑張れそうな気がしてきた
最初のマザコンぶりに生態機能が拒絶したけど、乗り越えられた
2巻目買えたら、なんかセレブリティな気分
684吾輩は名無しである:2009/07/08(水) 18:13:48
>>677
> マザコンホモの自己紹介か。

677は女。
685吾輩は名無しである:2009/07/10(金) 18:44:14
これ読むまでに読んでおいたほうが楽しめる本ってある?
とりあえずゾラ読んでるけど。
686吾輩は名無しである:2009/07/10(金) 20:22:49
真逆ですよ
687吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 14:20:02
うちの本棚にこの7巻セットが漱石全集の隣に鎮座しているんだけど
俺は当然のごとく1ページで挫折した
単行本で2列になってるのはじめてみた
なんか起きるまでが無駄に形容が長くて小学校の運動会の作文を読んでる気になった
688吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 19:33:00
>>687
マルセルもお前にだけは言われたくなかろう
689吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 21:00:10
小学生の作文は嫌々書かされてるうえに、表現が乏しいから正反対だね。
プルーストは自己満で長く書いてて、比喩が多彩。
690吾輩は名無しである:2009/07/12(日) 21:08:36
あの酩酊感が好きだ
691吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 15:39:49
落ちこぼれに理解出来ないだろうと思っていたが意外に簡単だね。
でも面白いと思えるまでに十年はかかりそう。。。
692吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 20:31:49
>691
今、おいくつですか?
693Tango:2009/07/14(火) 20:56:19
……パリの人々は開戦を予想していた。きらびやかな時代、人生を享楽する喜びに
沸いていた時代、ベル・エポックが一瞬にして崩壊したことを、人々は知っていた。
あとに残ったのは――まだ誰も予測してはいなかったが――マルセル・プルースト
の『失われた時を求めて』という傑作が一冊だけであった。

グリッランディ『マタハリ』
694吾輩は名無しである:2009/07/18(土) 17:48:40
>>692
なぜ年齢を?
面白くなってきたよ。
なぜ挫折する人間がいるのかわからない。
695吾輩は名無しである:2009/07/18(土) 23:24:56
読み手も読む時期も選ぶ小説だと思う。
あんまり若い人だと、たとえ読めたとしてもあまり楽しめないと思う。
696吾輩は名無しである:2009/07/19(日) 01:44:31
>>675-676
そうなんだよなあ、井上訳の方が読みやすいとは誤算だったよ。
鈴木訳の文庫を揃えてしまったが、井上訳で揃え直すかな。
697吾輩は名無しである:2009/07/19(日) 19:41:13
両者には解釈の違いが沢山あるようだから
先行の井上訳の方が誤訳が多いのかもしれないけどね。
698吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 17:59:11
プルーストはロリコンなのか同性愛者なのか。。。
両方なのだろうか?
699吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 18:40:01
プルーストは同性愛者で「失われた時」の話者はロリコンと理解していたが、違う?
700吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 18:56:45
くそっ。マルセル野郎。
701吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 06:18:47
フランスで抜粋版が人気あるって本当?なら、それを翻訳して欲しいな
702698:2009/07/25(土) 15:23:25
>>699
同性愛者と告白するのは危険だったのだろうか。。。
オスカーワイルドは刑務所に入っているし。。。
703吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 23:54:16
>>701
鈴木訳の抄訳版あるじゃん
704吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 04:19:43
>>703
んなことは知ってんだよ。
705吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 01:41:13
井上訳の上下2巻のもあったはず
706吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 05:37:05
             /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   んなことは知ってんだよ。!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /
707吾輩は名無しである:2009/07/31(金) 05:13:30
抄訳版ばかり出たって意味無いだろ
日本語訳を待ってる間に全巻読めるよ
708吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 22:40:49
普通の全訳読み中だけどさ、
フランスで普及してる版に興味あるじゃん。
709吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 02:45:42
抄訳版を読んだ。
面白かった。
後半は死んでしまったからか完成度が低いね。
全訳をすぐに読もうか来年にしようか迷っている。
どうすればいい?
710吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 13:59:20
抄訳を読んだんなら、もう全訳は読む必要ないだろう。
はかの作品を読んだ方がいい。
711吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 15:14:53
>709
抄訳読むのにどのくらいかかりましたか?
それによると思うな。
というのは、時間を読書に沢山さける人は、
全訳挑戦すればいいし。

自分はサラリーマンなので、抄訳読みましたが、
他にも読みたいモノ沢山あるので、
全訳は今は読まず、
定年後の老後の楽しみに、と思っております。
712吾輩は名無しである:2009/08/08(土) 22:35:08
はじめの20ページ読んだ時点でよくわからんのですが、
とにかく理解できるよう読み進めていけばわかってきますか?
なんか楽しんで読んでるというより字を追ってるだけになってる
713吾輩は名無しである:2009/08/08(土) 22:56:56
わかってきます
最初はそんなもんです
714吾輩は名無しである:2009/08/08(土) 23:38:16
俺は第二巻の途中くらいから
読むのが楽しくなってきたなあ

中心線の一つがアルベルティーヌとの恋愛物語だからなあ
715吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 01:51:55
>>713
>>714
ありがとうございます!
毎日読みます☆

恋物語に早くいきたいなぁ!
なんか楽しみになってきました
ありがとう
716吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 14:08:34
>>715
ちゃんと読めたか報告するんだぞ
717吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 16:42:57
俺はサンルーとおばあちゃんが出てきたあたりが好き。
718吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 22:28:50
>>716
おまえみたいのウザいよ
719吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 01:31:19
>>716
はい!報告します
一人だとだらけちゃうから報告する場があるなら張り合いがでます
720吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 17:56:24
>>715
>恋物語に早くいきたいなぁ!
なんか楽しみになってきました

最後まで今の退屈な調子は変わらないことを覚悟しておけ。
721吾輩は名無しである:2009/08/11(火) 18:22:20
スワンの恋と私の恋が時間を超えてシンクロするのです。
それをプルーストは第7編で立体心理学と呼んでいます。
722吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 03:25:03
アホな質問で申し訳ないんだけど、抄訳版と全訳版について聞きたい。

抄訳版は、全訳版の幾つかのエピソードをそのまま切り取って、本にまとめたもの?
それとも、文章とかは全く別物なの?

抄訳→全訳の順に読もうかと思ってるんだけど、同じ文章を2回読むのもあれなので、
抄訳で読んだ部分は飛ばしちゃっていいものかどうかが気になって。

的外れな質問だったら、ごめんなさい。
723吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 16:55:47
>722
抄訳版は、全訳版の幾つかのエピソードをそのまま切り取って、本にまとめたものです。大きな本屋にはあるから、立ち読みしたら?
724吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 00:06:08
>>723
ありがとう!

725吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 17:48:49
井上全訳版しか読んだことないんだけれど
光文社文庫版の第6篇「消え去ったアルベルチーヌ」(井上訳の逃げさる女)
読んだ人いる? あまり感想聞かないんだけれどよろしく。
726吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 23:36:02
仏コミック版なかなか良いね。原作読み返したくなった。
この値段は仕方ないだろうな。オールカラーだし。
これよりサイズ小さくするわけに行かない。
727吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 12:13:47
このスレかなりの本読みが多そうだからちょっとスレ違いな質問なんですが
学術書みたいに横組みにして、脚注を同頁下段に配置する
体裁で出版しないのはなぜ?読む時間も紙も値段も節約できますよね?

これに限らず欧米文学全般を縦組みに変換し直して出版する意味が判らんです。
それだけで既に香味が削がれてる気がするんですけど・・・。
出版慣習に読者が振り回されてるだけですか?真実を教えて下さい。
728吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 13:11:51
727によると欧米ではアルファベットを縦組みにして日本文学を出版しているらしい。
729吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 18:03:47
>>727
文学書を横組みで読むってのに抵抗感のある人間もいるってことでしょう、日本では
周りの静寂さ、気温、机や椅子、詠みながら飲むコーヒー、くゆらせる煙草、読書の時間帯、…
それらすべてが調和し、協調し、読書空間を醸し出すわけだ
まあ、パソコンがそばにあってもいいけれど、読書のときには電源を切って、ファンやHDの
ノイズで邪魔はされたくない
読書をしていると、いいところで、そう、ちょうどいいところで、よく邪魔がはいる
そんなときに、本に挟むしおりですら、こうした読書を彩るもの
それなのに、肝腎の本が横組みだと?!

なんとおっしゃるうさぎさん(笑


730吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 00:46:10
対訳の詩集ぐらいか横組みって。

実際横の方が目は疲れにくいね。上下に目を走らせるより楽ではある。
文庫本とか軽い本なら斜めに持って読んでる。下から頁をめくる感じで。
731吾輩は名無しである:2009/09/12(土) 13:34:16
>>611
さすがにバレエじゃ反応出ないね。
原作にはニジンスキーも顔を出してるのに残念だ。

動画に使われてる曲はベートベンの弦楽四重奏で
シャルリュス氏が社交界のトレンドメーカーだった頃、
自宅で週一ベートーベンの弦楽四重奏だか五重奏を
演奏させてたエピソードとつながってるのが嬉しい。




732吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 22:09:09
カペーSQ
733吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 23:59:23
プルーストはカペーを呼んでたんだよね
ほんと贅沢な話だよなw
734吾輩は名無しである:2009/09/17(木) 02:50:08
カペーは聞きに行ったけど自宅に呼んではいないと思う。
深夜に自宅に呼んで演奏させたのは別の四重奏団。
735吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 11:32:04
スワンてストーカーじゃね
736吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 00:07:16
今ならストーカーだよねw

「アデルの恋の物語」のユーゴー娘も今だったら
ただのメンヘルストーカー扱いで終わりだろうな
737吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 05:34:26
いや待て、あの映画はどう見たってメンヘルストーカーだろw
738吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 11:14:33
「スワンの恋」が長すぎ
結局このあばずれと結婚しちゃうんだろうな、と思うと余計テンション下がるわ
でも世間で言われているほど退屈ではないよね、この小説
739吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 20:40:57
スワンの恋の最後の「こんな女のために・・・」っていうのを味わうには、
ちょうどいい長さだと思ったけど、人それぞれだね
それよりもそんな結末から、いい夫になったスワンにちと戸惑ったw
740吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 07:29:18
失われた時読了
10日もかかってしまった。次は見出された時

>>739
確かに、あのラストはずしんと来た
でもスワンも奥さんも脇役(その娘に惚れているから主人公の興味の対象になってるけど)なのに
あんなに紙面を割くなんて・・・肝心の娘のことはちょろっと言及されてるだけなのに
741吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 20:12:40
>>737
いや、勿論そうなんだけど
今はあれを見て感動する人少ないんじゃないかなって意味で
742吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 00:15:09
昔見たけどは感動というより、むしろ怖かったしカワイソスって感じだったな。

あの映画はアデルを美化したり、異常な行動を擁護してるわけじゃないから
ストーカーって概念が鑑賞の妨げになるとは思えないけど。
てかスレチでしたすみません。








743吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 01:21:16
鈴木訳で全訳に挑戦し始めた。
1巻(スワン家の方へ1)を読んだ限りじゃ、そこまで読みにくくもないな。
1日で読めたし、正直ほっとしてる。

ただ、ストーリーと呼べるものがなく、キャラも好きなキャラがいないのがな。
描写は巧いと思うんだが・・・。
744吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 07:59:02
>743
1日で一巻読めたの? 凄いね。
745吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 05:23:37
1巻と言っても、全13巻のやつの1巻だけどね。
昨日は、2巻の半分過ぎくらいまできた。
スワンの恋はまぁまぁ面白いかも。スワンって俺みたいな奴だしw
746吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 14:21:04
いや、それでも1日であれを読めるのは中々のもんだぞ
747吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 14:29:30
うん、ペース速いね。
2週間程度で読了できそうだな。
748吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 19:02:31
2週間で読めば、新記録樹立じやないかな。ギネスもの?
749吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 05:27:53
「心の間欠」の抜粋版を本屋でみたことがある

ルソーなんかも「叙任司教の信仰告白」だけの抜粋版があったりするみたいたが、本国では文学作品を抜粋版で読む人が多いのだろうか


750吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 06:50:42
"unabridged "なんて表紙に書いてあるしね
751吾輩は名無しである:2009/10/04(日) 19:50:44
向こうって音声で文学に親しむ人も多いよね。そういうのは
あえて書いてなくてもabridged前提だよね。
752吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 02:14:17
ネタバレしちゃいけないんだな(共通するところがあるので)

お祖母ちゃん子な俺は中学のクラスメイトとチンチン弄りあったこともある。
愛してない女性と結婚したが急に亡くなってしまって、葬儀の後
自分を温かい人間に見せたくて彼女の写真を妹さんから譲ってもらったが、
すぐゴミ箱に捨てた。
数ヵ月後亡くなった妻のことが不憫で泣いて泣いて涙が止まらなかった。

そんな俺はアルベルチーヌの死が悲しくてしょうがなかった。
753吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 05:31:13
>>752
(・∀・)イイ!
754吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 10:13:57
抄訳版を読んだあとで、全訳を買い込んで拾い読みしている
キャラクターが濃くてついつい読み返してしまう

フランソワーズのあの言葉づかいはジョークなのか、それと
も当時の民衆の語学力を描写した歴史記述なの?
755吾輩は名無しである:2009/10/07(水) 11:58:39
ああいうおばちゃんていっぱいいる。
756吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 00:36:14
すごい階級社会だからね
757吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 06:55:04
>>752

この小説読んでると、誰でも自分の体験や経験を発見すると思う
でもあなたのレスは話を聞いてほしいだけのナルシーでしかない
ネタバレすまないと思うくらいなら、あなたの涙を他の人が共有できるように
まずもっと話を整えてから、該当スレで読んでもらうといいよ

文章苦手でも泣いたコピペスレに行けば、フォーマットに使えるのが
見つかるし、面倒なら話を聞いてほしい人スレにでも同じレスを投下してくれ


758吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 09:36:09
うわぁ・・・
759吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 17:37:41
花咲く乙女達のかげにを借りてきた
連休中に読めたらいいんだけど
760吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 19:30:29
>759
743さんは、何をやっている人かわからないけど、
ペースは通常に比べて異常に速い。
あせらず、頑張れ。
761吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:55:07
借りてきたのは、1992年版の井上究一郎訳で、IとIIに分かれてるやつ
若い頃なら2日で2冊とも読めたかな、ていう分量だけど、今はね〜
スワンの家のほうへは、若い頃でも1日では無理だなw
休みの日でないとじっくり読書できないので、つい根を詰めてしまう
先がどうなるか早く知りたいので。でも失われた時を求めてで焦りは禁物だねw
とりあえず頑張ってみるよ
762吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 00:28:24
>>757
的が外れてるよ
763吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 18:41:28
>>762
ネタバレしなくても感動したということは伝えられたと思うから
これから読むものにとっては迷惑なハナシだと思った
>>757ほど辛辣に批判しようとは思わないが、迷惑は迷惑
764吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 19:49:10
ネタバレのレスなど他に幾らでもあるからね
自分語りが気に障ったんでしょw
765吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 22:27:25
完全ネタだとして読んでたw
766吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 01:41:33
挫折してました
また挑戦してみようかな
767吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 19:13:02
囚われの女を読み終えて
ここに来てみた

そうかそうなっちゃうのねん・・
768吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 02:53:59
ベートーヴェン後期弦楽四重奏曲の
アダジオ楽章だけを繋げたCDを小さく流しながら
読んでいると、現世に存在していることを忘れさせてくれる
阿片のようだ
769吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 12:22:58
>>766
ピンとこないとこは適当に目を滑らせてもいいんじゃない?
面白い小説だけど、何から何まで興味を持てるってもんでもないし
多少飛ばしても楽しめるところは沢山あるんだから
770吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 14:25:02
>>766

>>769と似たような意見だが
どうせ1回通して読んだくらいじゃ消化しきれないに決まってるんだから
細かいところまでじっくり玩味するのは2回目以降の楽しみにとっといて
最初は飛ばし読みでも何でもいいから、とりあえず最後のページまで
たどり着いて全体の構造を把握することだけ考えとくくらいでちょうどいい

異論は認める
771吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 18:51:14
あまり異論ある人はいないと思うよ
772吾輩は名無しである:2009/10/21(水) 23:33:11
オリヤーヌって今でいう毒舌有吉だよな…φ(..)


からかい好きの傲慢王

おしゃくそwww
773吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 10:01:51
ゲロマンコ公爵夫人
774吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 13:08:57
グロマンコ公爵夫人
775吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 08:59:41
YES!グロマンコ!
776吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 09:23:20
ヴレマン?
777吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 17:58:13
一番の毒舌は語り手本人だよな
778吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 19:13:05
読んでて、サン・ルーって俺そっくりだと思った
779吾輩は名無しである:2009/10/25(日) 12:08:36
日本のサラダって何?
780吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 19:56:16
もらいものの洋菓子セットの中にプチット・マドレーヌが!!!
紅茶入れようっとw
781吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 21:19:22
>>779
新潮版の訳注には「デュマ・フィスの『フランシヨン』(1887年初演)、
そのなかにこのサラダの調理法(じゃがいもとムール貝にトリュッフの薄切を添える)
が語られている」とあるよ。

何故それが「日本の」と呼ばれているかについては記述がないけど。
782吾輩は名無しである:2009/11/02(月) 17:37:04
ソドムとゴモラまできた
心情の間歇がちょうど中間点に位置するのかな?
783吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 12:30:32
「プルーストと絵画」読んだよ。
このスレでは、あまり話題にならなかったみたいだね。
784吾輩は名無しである:2009/11/09(月) 03:56:38
>>783
どうだった?
785吾輩は名無しである:2009/11/15(日) 11:17:40
見出された時がニコ動にあがってる
786吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 03:44:08
アンドレ・モロワのプルーストの伝記、面白かった。
プルーストは友達思いな人だったようですな。
787吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 04:58:17
ここ見てる人けっこう多いんだな
急にニコ銅のアクセス数上昇してる
788吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 20:58:42
>>786
若いころ中年の娼婦に熱烈にいれあげて
あまりに高価なプレゼントをあまりに沢山贈るので
父親が注意したというエピソードはありましたか?
789吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 22:33:44
無かったと思います。
ジャン・サントゥイユが全く出てきませんでしたね。
790吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 16:05:24
花咲く乙女達終了
利用してる図書館は、ネットで検索・予約できるのはいいが
副題を先に表示してそのあとに「失われた時〜4」て
通番が出てくるからものすごくわかりにくい。ただでさえ10巻かそれ以上あるのに
鈴木訳と井上訳の新旧版が入り混じって表示されるから続きの巻を目当ての版・翻訳者で
探すのは大変
791吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 17:51:19
只で読んでるんだから文句言うな
792吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 21:55:17
>>790
AND検索とか詳細検索できないの?
793吾輩は名無しである:2009/12/08(火) 23:59:33
つぼ(*^^*)
794吾輩は名無しである:2009/12/21(月) 22:08:08
ついにソドムとゴモラを突破した。
少し休んでから、囚われの女に。
書いていることは非常に面白いのだが、
なんというか推進力がないというか、
次を次を読みたい、っていう感覚が
余り起こらないのが困る・・・。
795吾輩は名無しである:2009/12/22(火) 03:04:50
逃げ去る女が真骨頂
796吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 11:54:00
アルベルチーヌあまりすきじゃない
797吾輩は名無しである:2009/12/26(土) 02:11:25
ここは基本ネタバレなしなの?
798吾輩は名無しである:2009/12/29(火) 23:08:23
年内に読む事ができた。
面白かった。
挫折する人が多いというのがわからない。
799吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 21:31:10
さてと来年からずっと手をつけようと思ってたけど敬遠してたこの本を読むか。
仕事も忙しいから3月いっぱいまでには読破したい
800吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 21:09:51
一月半かかって現在ちくま文庫の2巻159ページ目なのだが、
読破した先輩諸氏にお尋ねしたい。
本当に本当にどうでもいい話が延々と続くのだけど
このまま読み進めてもこのダラダラ感が続くだけ?
この時点で楽しめてない人はこの作品を味わう素養とか感性に
恵まれていないのだろうから、やめたほうがいいのだろうか。
経験上このくらい読み進めても、これだけつまらないケースだと
終盤楽しめることなど皆無に近いのだが。
とにかく今のところ、感想としてははまったく面白くなく、果てしなく内容がなく、
失われた時を返してと言いたい心境です。
801吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 21:11:27
通は一巻でやめるものらしいよ。
802吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 21:37:39
>800

それでも、「失われた時を求めて」読み続けるのですよ。
803吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 23:11:57
>>800

この本に関しては、誰も「本当のこと」を言わないのが、暗黙の了解事項。
804吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 00:29:47
『失われた時を求めて』を読んだのはちょうど20年前の夏だった。
3ヶ月間食事に出かける以外、部屋にこもってひたすら読み続けた。
苦行といえる面もあったが、読み終えた達成感も味わった。
人生ただ一度の完読になるだろう。参考にしてくれ。
805吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 00:47:31
ついに、今しがた読破しました。
鈴木訳です。長かった。去年の2月から・・・
一昨年の7月ころに1巻で挫折したのが
いい思い出です。
806吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 07:20:58
罪と罰がちょっとした拷問だった俺は死んでも読破できないだろう。
807吾輩は名無しである:2010/01/14(木) 11:37:53
「漫画で読破」が拷問だった俺も無理だろう
808吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 14:31:29
高遠弘美訳「消え去ったアルベルチーヌ」
(光文社古典新訳文庫)を読んでみた。
分量が鈴木訳の3分の1くらいになっていて、
重要な(おいしい)挿話がかなり削られていた。
すっきりして見通しがよくなったともいえるが…。
プルーストは本書の改訂中に死んだらしい。
もしもっと長生きしていたら、
見出された時も大幅に改変したんだろうか?
それとも6篇と7篇のあいだになんか入れるつもり
だったんだろうか?
809吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 21:48:42
プルーストから離れて、他の小説を読むと
異常にすらすら読めてしまう不思議。
810吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 22:39:28
わたしの好きな場面(人物)

・オペラ座の海中を思わせる幻想的なシーン
・バルベックにて花咲く乙女がわらわら沸いてくるシーン
・男どもがモノクルを回すシーン(随所)
・ツンデレなモレル
・身内が死に掛けてんのにハイテンションなゲルマント侯爵

ほか多数
811吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 14:23:02
『失われた時を求めて』や『ユリシーズ』を読んだのは20代の頃だが、
必ずしも面白かったわけではない。それでも何か興味を感じて読み続けた
ものだ。前者は精神分析学教授が書いた小説、後者は言語学教授が書いた
小説という印象で、どちらも自分の愉しみで書いたものではないか。
もちろん今まで書かれたことのない小説を書こうという前衛の意識は
あっただろうが。
812吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 21:00:38
私は鈴木訳と井上訳で全巻読破しました。
813吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 00:18:39
室井光広の「プルースト逍遙 世界文学シュンポシオン」読んだことある人いる?

なんかお勧めのプルースト論あれば教えてください。
814吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 01:37:21
>>810
じゃあ、おいらも
・身内が死に掛けてんのにハイテンションなゲルマント侯爵
 これは一緒。死んだ?お前の言うことは大げさすぎる!ってwwww
・プロメテウスになったシャルリュス男爵
・ラ・ベルマの魅力に気付く主人公
・ドンシエールでの日々
・カンブルメール夫人とショパンの話をする
・石に躓いたりして無意識的記憶に気付く
・逃げ出してからのアルベルチーヌとの手紙などのやり取り
・ビー玉とか本を上げるジルベルト

ん〜〜まだまだ挙げたりないな。
815吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 02:03:37
なにこいつ
816吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 03:13:31
>>813
アンドレ・モロワ「プルーストを求めて」
817吾輩は名無しである:2010/01/18(月) 07:02:35
モロワも求めて
818吾輩は名無しである:2010/01/21(木) 16:23:01
サンルーが出てくる部分を読みたいんだけどあれ筑摩だと何巻?
819吾輩は名無しである:2010/01/23(土) 14:19:53
いま、15年前にNHKで放映された埴谷雄高のインタビューのビデオを見ていたら、
プルーストを褒めている場面があった。散りゆく花弁の描写に日本文学にない
思索性が内包されているという指摘なのだが、さてその描写があの長い小説の
どこにあるのかがさっぱり分からない。分かる人、いる?ちなみに持っている
のは筑摩大系5巻本。
820吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 02:18:16
読みおわっちまった!
ずっと浸っていたい!

さて
日常生活の始まりです
821吾輩は名無しである:2010/02/07(日) 11:23:25
鈴木道彦の抜粋版をもう一度読みます。
822吾輩は名無しである:2010/03/15(月) 01:27:44
サン・ルーが
アルベルチーヌの写真を見るシーン
シニカル
823吾輩は名無しである:2010/04/20(火) 00:07:47
だれも読んでないみたいだね

824吾輩は名無しである:2010/04/27(火) 03:26:31
いま読んでるよ。ちくまの6巻目。
なんか『1Q84』に出てくるらしいね。
825吾輩は名無しである:2010/04/27(火) 08:09:42
>824
青豆が読んでいる。
826アーマード・コアのファン:2010/04/30(金) 19:59:04
長すぎて読む勇気でねーよ
827吾輩は名無しである:2010/05/01(土) 20:26:22
10年ぐらい前に読破済みだけど、再読する勇気はない。
828吾輩は名無しである:2010/05/01(土) 20:33:43
入院したら読もう
829吾輩は名無しである:2010/05/01(土) 22:48:06
刑務所に入ったら読もう
830吾輩は名無しである:2010/05/02(日) 10:48:28
               ヒソヒソ
       ∧,,∧  ∧,,∧
    ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧,∧   刑務所デスッテ
   ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
   | U (  ´・) (・`  ) と ノ
    u-u (l    ) (   ノu-u
        `u-u'. `u-u'
                
831吾輩は名無しである:2010/05/05(水) 19:02:33
次スレから「プルースト」って入れてよね。
832吾輩は名無しである:2010/05/07(金) 20:05:29
井上訳で挫折して鈴木訳でめざめた
描写が癖になるが、大筋を見失った
833吾輩は名無しである:2010/05/08(土) 17:53:54
敬遠してたこの本を今鈴木訳ので1巻の200ページまで読んでるけど
かなり面白いんだが。

これからつまらなくなるのか?
834吾輩は名無しである:2010/05/18(火) 15:40:09
この作品を読みたいのですが、
どこの出版社からでてるのがいいのでしょうか?
できれば文庫がいいです。
835吾輩は名無しである:2010/05/19(水) 00:33:27
長いので、いつでもどこでも読めるといいな。
iPhoneとかで読める電子書籍にしてくれないかなぁ。
836吾輩は名無しである:2010/05/19(水) 01:11:43
集英社文庫がおすすめ。鈴木 道彦氏の翻訳のやつ。
活字もきれくて、やや大きめというのも手伝って、どちらかと言えば、サクサク読める。
いま、ゲルマントの方の後半。
837吾輩は名無しである:2010/05/19(水) 01:17:18
 大学生のとき、原作をわくわくしながら読み始めて、早々にあきらめた。難しかった……。それに長い。
著者プルーストの自伝的小説なのだが、彼の人生が全十三巻分(集英社文庫刊)のドラマみたいだったわけではなく、
彼が自分の内的世界のことを、綿密に綿密に書いた結果、長大な物語になった。
だから読んでいる方も感覚を研ぎ澄ませ集中して読まないと、作者の考えていることがすぐ分からなくなってしまう。

 結局、「マドレーヌ」の文字だけを探した。
あの有名な「マドレーヌを紅茶に浸したときに過去の記憶が膨大な量でよみがえってきた」の箇所(かしょ)だけを
読むためにだ。見つけてから、これは本当にすごい本なんだと確信した。だって有名なところだけ読んでも意味が分からない。

 “読みきれそうにない”と判断すると、有名なシーンやラストだけを読んでしまう悪癖が私にはある。
いままではそのシーンさえ読めば、物語のだいたいの流れだとか、明るい話か暗い話かは分かった。
でも本作は、「わかった!」という感覚が訪れない。紅茶にマドレーヌじゃないといけない? 
パンにバターを塗るのでは、だめ? 全部読まないとやっぱり掴(つか)めないのだろう。でも根気がない、謎は知りたい。

 コミック版は答えをくれた。原作のガイド的な役目を果たしてくれる。コミック独特の世界の雰囲気にも魅了された。
絵はシンプルで表情豊かなキャラクターたち、背景の描写の緻密(ちみつ)さは映画的で、
どことなく不安な雰囲気の漂う色使いもきれいだ。小説の文章も意訳でたくさん引用してあって、
本として読んでも読み応えはある。だからといって「大体分かったから小説を読む必要はない」と思わせるところはない。
原作の底知れない深さが、コミック版を通して伝わってくるからだ。
838吾輩は名無しである:2010/05/24(月) 17:51:42
>>837

あなたにはコミック版がぴったしです。
839(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/24(月) 18:35:08
コピペにマジレスカコイイですよ
840吾輩は名無しである:2010/05/24(月) 20:48:58
ツイッターのプルーストのbot、なかなかいいよ。
毎日、いいフレーズをつぶやいてくれる。
841(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/24(月) 21:39:17
botってどうやって見るんですか?
842吾輩は名無しである:2010/05/24(月) 21:48:45
>841
ツイッターのアカウント取って、「友達を検索」にプルーストと入れると、
すぐ出てくる。あとは、それをフォローすれば、毎日、失われた時を求めての一節が
つぶやかれる、という感じです。
843(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/24(月) 22:16:00
フォローしました!ご親切にありがとうございます。
これ誰がやってるんですかね?奇特なファンの方ですか?
844吾輩は名無しである:2010/05/24(月) 22:19:01
いい仕事してるよね。
でも俺、井上訳のほうが好みなんだよな…
845(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/27(木) 00:12:17
読んでます。面白い。なんかもっと哲学的な話なのかと思ってたら女の話が多いんですね。
全然俺の好みじゃない女となんであんな大恋愛をしちまったんだ畜生!みたいな呟きにワロタ。
846吾輩は名無しである:2010/06/03(木) 23:25:57
サンルー登場ってちくまだと何巻ぐらいだ?
847吾輩は名無しである:2010/06/05(土) 17:34:33
俺の中でシャルリュスと小沢一郎が被って仕方ないんだが・・・。
848吾輩は名無しである:2010/06/11(金) 00:51:00
むち打たれ恍惚となる小沢一郎w
849吾輩は名無しである:2010/06/11(金) 15:04:24
↓月曜日のAA
850名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 13:00:31
岩波文庫で出るって?
851名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 14:24:58
>>850
平凡社のツイッターで知った。吉川一義という人の訳らしい。
(この人のこと、不勉強のため知らなかったが、プルースト研究の立派な学者のようだ。)
http://twitter.com/heibonshatoday/status/18154050785

佐藤亜紀のそれへのコメントが気になる。
「二つの新訳が並行して出る」ということは、他にも新訳が出る予定なのか?
http://twitter.com/tamanoirorg/status/18167389129

ということで、お手並み拝見。
852名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 14:26:14
朝日新聞の記事もWebで発見。
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201007100151.html
853名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 16:26:06
>>851
亜紀たん周辺でプルーストとなると、光文社で高遠訳が来るのかなあ?
854名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 18:59:43
>>853
そうかなあという気がするね
吉川先生は井上究一郎先生の弟子だし、専門家だから、
野崎訳の赤と黒のようなことはないだろうね 楽しみだ
855名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 20:17:50
高遠訳で当たりだった。個人訳が並行とは胸が熱くなるな。。。

http://romitak.exblog.jp/10953547/

高遠弘美の随筆は大好きなので、
この勢いで随筆集もまとめていただきたいね
856名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 22:21:41
すげえなぁ・・・
4種類の個人全訳が揃う国というのは、確かにないだろうね
日本の翻訳文化は世界の誇り
吉川先生も高遠先生もがんばれ
857名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 23:06:19
そうか、高遠弘美と佐藤亜紀は明大の同僚なんだな
858名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/10(土) 23:23:12
全訳ということは
高遠は第6篇を訳し直すのかな

859名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 22:20:12
すげえ・・・。
再読がてら岩波版買ってみようかしら。
860吾輩は名無しである:2010/07/12(月) 03:19:12
高遠訳ってどうなん?
861吾輩は名無しである:2010/07/13(火) 04:17:19
>>859
そんな気分になってきたところ…
862吾輩は名無しである:2010/07/13(火) 09:11:30
俺だったらフランス語の勉強がてら辞書引きながら原書を読む。
863吾輩は名無しである:2010/07/14(水) 01:33:59
これは普通に両方買うだろ 楽しみだ
みんなは買わないの?
864吾輩は名無しである:2010/07/14(水) 06:46:11
とりあえず岩波で再読してみようかなあ
高遠は「消え去ったアルベルチーヌ」が
歯応えがないというか
なんか軽い気がしたので(ある意味よみやすい)
あとまわし
865吾輩は名無しである:2010/08/09(月) 00:25:39
「失われた時を求めて」がかなり厚いんで、入門に「楽しみと日々」から入ろうかと思うんですがどうでしょうか。
楽しみと日々は読むに値しますか? それとも、プルースト研究者にのみ価値の見いだせる作品でしょうか。
866吾輩は名無しである:2010/08/09(月) 05:36:11
>>865
本は鏡に似ている
猿が覗き込むと、猿の顔しか映らない
867吾輩は名無しである:2010/08/09(月) 09:29:41
>>866
じゃあ、君のうちの鏡には猿しか映らないの?
868吾輩は名無しである:2010/08/09(月) 09:37:05
ショーペンハウアーだっけ
869吾輩は名無しである:2010/08/18(水) 23:31:04
読んでみたいけど、長すぎて読み始める勇気が出ない
870吾輩は名無しである:2010/08/19(木) 00:08:23
通勤時間だけで7ヶ月ぐらいで読めたよ
871吾輩は名無しである:2010/08/19(木) 08:35:11
往復6時間くらいの通勤時間だな。
872吾輩は名無しである:2010/08/19(木) 10:51:26
第1編だけ読んで半年ぐらい中断できるなら
読んでみたいけど
そういう読み方ってできる?
873佃煮マニア:2010/08/19(木) 19:29:40
私も全12巻セットの6巻まで読んで頓挫したままですよ。
今読んでる本を読み終えたらまた手を付けようかな。
874吾輩は名無しである:2010/08/22(日) 10:20:12
脚注のほうが楽しめたお!
875吾輩は名無しである:2010/08/22(日) 23:04:56
今、文庫の6巻目だが、写真集とかないのかな。花咲く乙女じゃなくて、風景のほうね
思い描いてた風景と実際とのギャップは作品の大きな要素のひとつなんだろうけど
あまりに風土や文化が違って、なかなか目に浮かんでこないんだよね
あと絵の話で、脚注見て「ホウホウなるほど」なんて思ってみたところでたかが知れてるんだよな。特に宗教画

http://www.tempsperdu.com/
このあたり参考にしながらのほうがいいのかなぁ
しかし、ネットじゃハンドリング悪いんだよね
876佃煮マニア:2010/08/25(水) 19:20:22
たしかに挿絵が欲しいものですね〜
会食などの食事風景がよく出てきますが、テーブルの上の食べ物の説明がさっぱりわかりません。
でも明後日ぐらいから読書再開しようかな。不明な固有名詞がでてきたらその都度ググりながら。
877吾輩は名無しである:2010/08/25(水) 20:44:26
一度、フランス行けば、いいと思うが。
878佃煮マニア:2010/08/25(水) 21:00:20
>>877
フランス、パリには一回行ったんですが、旅行も美術館を見て蚤の市で買い物したら終ってしまうんですよね・・・
レストランでマリネとかパテとか食べて、パブでコーヒーとマリファナ喫って。それぐらいだったなあ。
フランスの田舎の家庭の風景とか、切り立った崖に面した村の教会とかは見れなかった・・・。
どうしても組まれたツアーに沿った見学しかできないんですよね〜。
フランス語も苦手で英語で話して現地の人を困らせてたし。長期滞在とかしてみたいです。
879吾輩は名無しである:2010/08/25(水) 22:45:44
>878
これの漫画版って、確かあったので、探してみれば?
日本版とフランス版もあった。
そういえば、映画もあるし。
そういうの見てみれば?

あと、パリからちょっと足のばせば、
コンブレーっぽい街あるよ。
880佃煮マニア:2010/08/28(土) 16:59:09
>>879
そうですか。情報サンクスです!!
881吾輩は名無しである:2010/08/30(月) 15:50:45
プルーストの作り上げた世界はどこにもないよ。
いちいち対応物を現実とすり合わせなければ満足できない猿はプルーストとは無縁。
石田なんとかとかああいうの読んでればいいのさ。
882吾輩は名無しである:2010/08/30(月) 15:52:34
またまた上から目線で浅い読解ひけらかしちゃって
883吾輩は名無しである:2010/08/30(月) 16:54:37
>>881
いくらフィクションでも時代考証的な視点で読解するのは必要なことだぞ
884吾輩は名無しである:2010/08/31(火) 08:11:22
あれだろ、鈴木さんの新書最近読んだんだろ
885吾輩は名無しである:2010/08/31(火) 19:19:59
ドレフュス事件とか、時事問題が出てきて、ちょっと萎えた
886吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 14:53:05
ゲルマントのほうの途中で挫折したのを再開しようと思ったら
久々すぎて鈴木訳だったか井上訳だったか忘れた
多分井上で多分1993年出版のほう・・・
887吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 15:46:15
むかしスワン家の冒頭で挫折したw
1954年版。
これって古いってこと、こないだ初めて知った。
888佃煮マニア:2010/09/01(水) 17:23:57
>>886
私も鈴木訳ゲルマントの方での二章から再スタートです。
読書なんてさらっと読めばいいんですよ。
プルーストはエディプスコンプレックスであったドストエフスキーの系譜に属する人のようであるから、
ドストが簡単に読めた私はプルーストも読めるはず。と思って取り組みます。
889吾輩は名無しである:2010/09/01(水) 23:21:01
読み切るには根気がいるね
890吾輩は名無しである:2010/09/02(木) 09:09:22
>>888
そんなにしてまで読んでもむだだよ。
やめなさい。見得でしょ。

プルーストは読む人が読めば面白くて止まらなくなるような本。
君みたいな奴でも、いつかそういう「時」が来ないとは限らないから
それまで積んどくんだな。
891佃煮マニア:2010/09/05(日) 18:22:32
「私」のおばあさんが病苦の果てに亡くなったというのに、葬儀の描写がひとつもでてこないのはどういう訳ですかー。
だれか詳しい人、教えて下さいよー!
892吾輩は名無しである:2010/09/07(火) 13:05:10
埋葬に立ち会うくらいのことはあったとしても、
年少の「私」の心象に残る出来事ではなかったというだけの話だろう。
事実を積み上げてリアリティを獲得する客観小説とはちがうさ。

おまえ感じ方も鈍重だし、無理して読むなって言われてんだろ。
やめにして、司馬遼でも読んでろよ。
893吾輩は名無しである
>>892
人格攻撃して読書妨害かよ。最低だなお前。消えろよ。