1 :
吾輩は名無しである:
2 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 04:01:57
3 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 04:09:55
4 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 04:10:48
世論なるものの作られ方自体にも、相当怪しいところがあるのである。
子供にだつて、シュークリームとあんころもちの二つを選ばせれば、どちらがうまいか、
自分の意見を決めることができるが、シュークリームだけを与へつづければ、
世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
今、日教組がとなへてゐる「教育の自由」とは、シュークリームだけを与へる教育の自由なのである。
ジャーナリズムの有力な傾向も、公正に見せかけた「選択の自由の排除」であつて、
われわれは言論を通じて、公正な選択の場を何とか確保しようと努めてゐるにすぎない。
現代政治の特徴は何事も世論のフィルターを濾過されねばならぬことであらうが、
そのフィルターにくつついた煤の煤払ひをしなければ世論自体が意味をなさぬ。
かくも強力なフィルターが、煤のおかげで、ひたすら被害者、被圧迫者を装つて、
フィルターの濾過を拒んでゐるやうな状況は、不健全であるのみならず、
フィルターの権威を落すものであると考へる。
かくてわれわれは、手に手に帚を持つて、煤払ひの戦ひに乗り出したといふわけなのである。
三島由紀夫
「フィルターのすす払ひ」より
5 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 04:16:09
>>4 > 自分の意見を決めることができるが、シュークリームだけを与へつづければ、
> 世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
> 今、日教組がとなへてゐる「教育の自由」とは、シュークリームだけを与へる教育の自由なのである。
つまり、三島の主張は、
こら、日教組。 頭のやわらかい小中学生に、天皇さまを讃える歌ばかりを歌わせ、やり方が汚いだろ。 将軍さまを讃える歌も強制して歌わせなさい。
なんだろーな。
6 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 04:50:57
お前頭悪すぎだろ。さっさと文学板から出ていけよ。
>>5 前スレでさんざん一人で寝ないで過剰反応してまで、あんた凄いね。
さすが日教組、キチガイ涙目で過剰反応で三島の言う通りのバカだわ。ご愁傷様です。
「我が国旗」
徳川時代の末、波静かなる瀬戸内海、或は江戸の隅田川など、あらゆる船の帆には
白地に朱の円がゑがかれて居た。
朝日を背にすれば、いよよ美しく、夕日に照りはえ尊く見えた。
それは鹿児島の大大名、天下に聞えた島津斉彬が外国の国旗と間違へぬ様にと案出したもので、
是が我が国旗、日の丸の始まりである。
模様は至極簡単であるが、非常な威厳と尊さがひらめいて居る。
之ぞ日出づる国の国旗にふさはしいではないか。
それから時代は変り、将軍は大政奉くわんして、明治の御代となつた。
明治三年、天皇は、この旗を国旗とお定めになつた。そして人々は、これを日の丸と呼んで居る。
からりと晴れた大空に、高くのぼつた太陽。それが日の丸である。
平岡公威(三島由紀夫)11歳の作文
私にとつては、ごく自然な、理屈の要らない、日本人の感情として、外地にひるがへる日の丸に感激したわけだが、
旗なんてものは、もともとロマンティックな心情を鼓吹するやうにできてゐて、あれが一枚板なら風情がないが、
ちぎれんばかりに風にはためくから、胸を搏つのである。
ところが、こんな話をすると、みんなニヤリとして、なかには私をあはれむやうな目付をする奴がゐる。
厄介なことに日本のインテリは、一切単純な心情を人に見せてはならぬことになつてゐる。…
自分の国の国旗に感動する性質は、どこの国の人間だつてもつてゐる筈の心情である。
三島由紀夫
「お茶漬ナショナリズム」より
>>5 小学生の時日教組の教師に教育されたことあるけど、凄かったな。
「あなた方には授業を受けない権利もあります」とかいうから、みんな増長して授業サボったりしてた。
当然教師は怒るんだけど、「我々には授業を受けない権利があるっていったじゃん」っていうと、「君たちは義務教育です」と返してくる。
「矛盾してます」っていうと、いきなり天皇制批判を始めたりして意味不明だったwww
12 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 09:08:55
>>10 それ、面白いな。 詳しく聞かせてよ。 何年生の時?
13 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 09:14:44
>>10 > 「あなた方には授業を受けない権利もあります」とかいう
これは三島と同意見じゃないかw
つまり、シュークリームも選べるし、あんころもちも選べると。
何だかんだいって、三島も日教組だんたんじゃねーの?w
三島ってやっぱ昔の人だけあって古いわ。
登場人物がみんな薄っぺらい人物ばかり。
与えられた役割どおりに動くだけのロボットかゲームの敵キャラみたいなのばっか。
ゲームキャラ同士のやりとり程度の物語しか描けないって才能ないわこいつ。
百年後の文学史には明治・大正の作家・作品は残ってないと思う。
古典として一番読まれるのは紫式部で、その次が村上春樹だろうな。
15 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 09:17:02
16 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 09:36:02
>>10 その先生は、個々の人権を尊重しなければいけないという理念と、公務員であるという自分の立場のギャップに悩む、人間として愛すべき人なように感じるけど。
実際、いい先生だったんじゃないの?
>>14 あんたが薄っぺらい人間だからその程度の、ろくに読んでもないのが丸出しのことしか言えないだけの話。
そういう印象自体が古いわ。
GHQと戦争裁判という問題はね、単なる思想問題として考えますと(いまや僕は、政治問題としての意味よりも
思想問題として影を落としていると思うのですが)GHQの理念、あるいは戦争裁判の理念というのは、
近代的普遍的諸価値のヒューマニズムがおもてだっているわけです。
そうすると、戦後にそういう諸観念がもう一度復活して、天下をまかり通って、同時にその欺瞞をあらわしたということで、
僕はアメリカの影響というのは、日本の戦後思想史には非常に強いというふうに考える。みんなが思っているよりも。
…彼ら(アメリカ人)は、自由といい、平和といい、人類というときに、それは信じていると思う。
それは彼らの生活の根本にあって、そういうものでもって国家を運用し、戦争を運用し、経済を運用してやっている。
それが日本にきてみた場合に、日本人がそういうような、ある意味で粗雑な、大ざっぱな観念で生きられるかどうかという、
いい実験になったと思う。
…アメリカ人の考えている自由、アメリカ人の考えている人類、アメリカ人の考えている平和というものは、
ベトナム戦争もやれるものであるということがわかってきたということだ。
これは大きな問題だと思う。
そうすると、アメリカ人はベトナム戦争をやっても、やはり自由を信じ、平和を信じていると思う。
これは嘘ではないと思う。彼らはけっしてそんな欺瞞的国民ではありませんし、彼らは戦争をやって自由のために
戦っているというのは、嘘ではないですよ。彼らは心からそう信じている。
ただ日本人は、そんな粗雑な観念を信じられないだけなんです。
というのは、日本で自由だの平和だのといっても、そんな粗雑な観念でわれわれ生きているわけではありませんからね。
そこに非常に微妙な文化的なニュアンスがあって、そこのうえで近代的な観念が生きている。
それが徐々にわかってきたというのが、いまの思想家全体の破綻の原因で、それは結局アメリカのおかげだと思うのです。
それを与えたのもアメリカなら、反省を促したのもアメリカですね。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
林房雄:…日本弱化と精神的武装解除の軍人政治にすぎないものを、アメリカニゼーションと思いこんだのが三等学者です。
新憲法とともに登場して来た三等学者がたくさんいる。彼らが新憲法を守れというのは当然です。…
三島由紀夫:…丸山(真男)さんなどでも、ファシズムという概念規定を疑わないのは不思議ですね。
ファシズムというのは、ぜんぜん日本にありませんよ。
林:絶対ありません。どう考えてもね。
三島:そういう概念規定を日本にそのまま当てはめて、恬然と恥じない。
今度彼らを分析していくと、別なものにぶつかるのですよ。
丸山学派の日本ファシズムの三規定というのがありますね。
一つが天皇崇拝、一つが農本主義、もう一つは反資本主義か、たしかこの三つだったと思う。
そうすると、それはファシズムというヨーロッパ概念から、どれ一つ妥当しはしませんよ。
林:一つも妥当しない。
三島:はじめナチスは資本家と結んだのですからね。
日本の愛国運動というのは、もちろん資本家といろいろ関係も生じたけれども、二・二六事件の根本は反資本主義で、
当時二・二六事件もそうだが、二・二六事件のあとで陸軍の統制派が、二・二六事件があまり評判が悪かったので、
今度、やはり反資本主義的なポーズにおける声明書を発表したら、麻生久がとても感激したのですね。
やはりわれわれの徒だということになって、それで賛成演説などをやったりしたことがあるけれども、
そういうファシズム一つとってもそうだし……。
林:…それから二・二六事件にしても、進歩学派諸君は支配階級内部の対立だというふうにかたづけているが……。
三島:事実はぜんぜん違っている。
林:これは一つの革命勢力と支配勢力との闘いだということを認めないわけですね。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
僕はたとえばね、どんな思想が起ころうが、彼ら(日本の近代主義者、知識人)は
もう弁ばくできないと思うのです。
だって自分たちがやるべきときやらなかったのだから、あとに何が出てももうしょうがないですよ。
…とにかく僕が「喜びの琴」という芝居を書いたとき、共産主義は暴力革命は絶対やらないのだと、
もうそんなのは昔の古いテーゼで、いま絶対にそういうことはやらないのだと……
あんな芝居を書く男は、頭が三十年古いとみんな笑ったものです。
そうしたらね、インドネシアの武力革命が起こりかけた。まあ、失敗しましたが。
ちょっと、五、六年さきのこともわからないのですね。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
21 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 10:14:10
>>10 その先生は、個々の人権を尊重しなければいけないんだ、ということを自分の出世と引き替えに君たちに教えてくれたんだろ?
すばらしい先生じゃないか。
あるいは、その先生は下劣な↓の行為をしたとでもいうのかね?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 将軍さまマンセーの歌 」 を歌えと強要
・頭の柔らかい小中学生に 「 日教組マンセーの歌 」 を歌えと強要
・頭の柔らかい小中学生に 「 共産党マンセーの歌 」 を歌えと強要
天皇が自分で政治を牛耳ってた時代っていつだよ。桓武天皇くらいか。
そんなに天皇の存在が嫌なら憲法を変えるか、暗殺するかしかないね。前者よりは後者のほうが楽だと思うよ。さあ行ってこい
神風連のことを研究していて、おもしろく思ったのは、かれらは孝明天皇の攘夷の御志を、明治政府が完全に転倒させ、
廃刀令を出したことに対して怒り、…万世一系ということと、「先帝への忠義」ということが、一つの矛盾のない
精神的な中核として総合されていた天皇観が、僕には興味が深いのです。
歴史学者の通説では、大体憲法発布の明治二十二年前後に、いわゆる天皇制国家機構が成立したと見られているが、
それは伊藤博文が、「昔の勤皇は宗教的の観念を以てしたが、今日の勤皇は政治的でなければならぬ」と考えた思想の実現です。
僕は、伊藤博文が、ヨーロッパのキリスト教の神の観念を欽定憲法の天皇の神聖不可侵のもとにしたという考えはむしろ逆で、
それ以前の宗教的精神的中心としての天皇を、近代政治理念へ導入して政治化したという考えが正しいと思います。
明治憲法の発布によって、近代国家としての天皇制国家機構が発足したわけですが、「天皇神聖不可侵」は、
天皇の無謬性の宣言でもあり、国学的な信仰的天皇の温存でもあって、僕はここに、九十九パーセントの西欧化に対する、
一パーセントの非西欧化のトリデが、「神聖」の名において宣言されていた、と見るわけです。
神風連の電線に対してかざした白扇が、この「天皇不可侵」の裏には生きていると思う。
殊に、統師大権的天皇のイメージのうちに、攘夷の志が、国務大権的天皇のイメージのうちに開国の志が、
それぞれ活かされたと見るのです。
これがさっきの神風連の話ともつながるわけですが、天皇は一方で、西欧化を代表し、一方で純粋な日本の
最後の拠点となられるむずかしい使命を帯びられた。
天皇は二つの相反する形の誠忠を、受け入れられることを使命とされた。
二・二六事件において、まことに残念なのは、あの事件が、西欧派の政治理念によって裁かれて、神風連の
二の舞になったということです。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
ところで僕は、日本の改革の原動力は、必ず、極端な保守の形でしか現われず、時にはそれによってしか、
西欧文明摂取の結果現われた積弊を除去できず、それによってしか、いわゆる「近代化」も可能ではない、
というアイロニカルな歴史意志を考えるのです。
…幻滅と敗北は、攘夷の志と、国粋主義の永遠の宿命なのであって、西欧の歴史法則によって、その幻滅と敗北は
いつも予定されている。日本の革新は、いつでもそういう道を辿ってきた。
…僕の天皇に対するイメージは、西欧化への最後のトリデとしての悲劇意志であり、純粋日本の敗北の宿命への洞察力と、
そこから何ものかを汲みとろうとする意志の象徴です。
…「何ものかを汲みとろう」なんて言うとアイマイに思われるでしょうが、僕は維新ということを言っているのです。
天皇が最終的に、維新を「承引き」給うということを言っているのです。
そのためには、天皇のもっとも重大なお仕事は祭祀であり、非西欧化の最後のトリデとなりつづけることによって、
西欧化の腐敗と堕落に対する最大の批評的拠点になり、革新の原理になり給うことです。
イギリスのまねなんかなさっては困るんです。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
…僕は大嘗祭というお祭りが、いちばん大事だと思うのですがね。あれはやはり、農本主義文化の一つの精華ですね。
あそこでもって、つまり昔の穀物神と同じことで、天皇が生まれ変わられるのですね。
そうして天皇というのは、いま見る天皇が、また大嘗祭のときに生まれ変わられて、そうして永久に、最初の
天照大神にかえられるのですね。そこからまた再生する。
…僕は、経済の発展的な段階というものを、ぜんぜん信じてないのですね。
農耕文化なり、なに文化なり、資本主義から社会主義になるというのは、まったく信じてない。
だけれどもインダストリアゼーションは、土から、みんな全部人間を引き離すでしょう。
そしてわれわれのもっているものは、すべて土とか、植物とか、木の葉とか、そういうものとはどんどん離れていく。
それで土を代表するものはなにかとか、稲の葉っぱを代表するものはなにかとか、自然というものと、
われわれの生活とを最後に結ぶものはなにか。
…天皇制というのは、少しバタ臭い解釈になるが、あらゆる人間の愛を引き受け、あらゆる人間の愛による不可知論を
一身に引き受けるものが天皇だと考えます。普通の人間のあいだの恋でしょう……。
恋(れん)ですね。それは普通の人間とのあいだの愛情は、みなそれで足りるのですよ、全部。
それがぼくは日本の風土だというふうに思うのです。
(中略)
…僕にとっては、芸術作品と、あるいは天皇と言ってもいい、神風連と言ってもいいが、いろいろなもののね、
その純粋性の象徴は、宿命離脱の自由の象徴なんですよ。
つまりね、一つ自分が作品をつくると、その作品は独得の秩序をもっていて、この宿命の輪やね、それから
人間の歴史の必然性の輪からポンとはみ出す、ポンと。
これはだれがなんと言おうと、それ自体の秩序をもって、それ自体において自由なんですね。
その自由を生産するのが芸術家であって、芸術家というものは、一つの自由を生産する人間だけれども、
自分が自由である必要はない、ぜんぜん。そしてその芸術作品というのはある意味では、完全に輪から外れたものです。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
26 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 10:49:56
>>22 > そんなに天皇の存在が嫌なら憲法を変えるか、暗殺するかしかないね。
そういう1つのものを子供に押し付ける態度に三島先生は怒っているのです。
子供にだつて、シュークリームとあんころもちの二つを選ばせる権利を与えろ、いってるでしょ。
本当にあんたはバカだね。
27 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 17:44:43
浅沼さんを刺殺した山口二矢は父親が自衛隊員であったため
学校の教師たちから嫌味や皮肉を言われたとあるね。
ずいぶん口惜しい思いをしたらしいけど、生徒の父親の職業のことを
批判するようなことを言う教師たちって何なの?
思想や主義主張は自由だけど、教師としてそれはいけないでしょう。
>>27 そしたら罰則設けるしかないな。
一応民主主義国だし。
29 :
10:2009/08/31(月) 18:47:42
>>21 いや、人権って国が国民に保障する物であって、国民が守る物じゃないからw
日の丸、君が代否定はしてたねw
10年くらい前かな。
「九条があるから日本は平和」って教条主義左翼の典型的な事を垂れ流してたよw
で、生徒に文集書かせてたけど、俺も含めて、みんな「戦争反対」「自衛隊解体」「日本は最悪の国です」とか書いてた。
確かに何事にも「中立」っていうのはあり得ないんだけど、もうちょっとやり方ないのかね?
ちなみに「君が代」の「君」って天皇じゃないでしょ?
明治政府が勝手にダブルミーニングを持たせたけど、本義は確か「恋しい人」を意味する物だったはず。
30 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 19:12:42
>>27 > 浅沼さんを刺殺した山口二矢は父親が自衛隊員であったため
いや、父親はリベラルな教育者、もしくは、リベラルなインテリだったはず。
>>29 > いや、人権って国が国民に保障する物であって、国民が守る物じゃないからw
それ誰に聞いたの? 宮台じゃね?w
> 「九条があるから日本は平和」って教条主義左翼の典型的な事を垂れ流してたよw
これはどうかと俺も思うね。
> ちなみに「君が代」の「君」って天皇じゃないでしょ?
そんなことを戦中、戦前に言ったら、憲兵に惨殺されんじゃね?
31 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 19:32:25
>>4 > 子供にだつて、シュークリームとあんころもちの二つを選ばせれば、どちらがうまいか、
> 自分の意見を決めることができるが、シュークリームだけを与へつづければ、
> 世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
とのことだから、三島先生も↓はとてもよくないということなのでしょう。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
32 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/08/31(月) 19:40:17
ていうかそのコテなんだよ?
33 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/08/31(月) 19:45:38
バカは死ねよ!
左翼の強要も右翼の強要もよくないよねっ!1111
35 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 20:04:27
>>34 > 左翼の強要も右翼の強要もよくないよねっ!1111
その通り。
・頭の柔らかい小中学生に 「 将軍さまを讃える歌 」 を歌えと強要
するのもよくないし、
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
するのもよくないのです。
36 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/08/31(月) 20:21:42
この非国民が。
>>30 いや社会科学勉強している人間なら、誰でも知っているはずのこと。
日本人の「人権」の概念は西洋とはずれている。
宮台信司もいってたの?
38 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 20:55:00
>>37 宮台は知らんが、宮崎哲弥は横須賀市などの「人権都市宣言」というのは「ステーキハウスが”牛さん愛護週間”と述べるのとなんら変わらない」って言ってたね。
39 :
吾輩は名無しである:2009/08/31(月) 21:08:27
>>30 >いや、父親はリベラルな教育者、もしくは、リベラルなインテリだったはず。
自衛官だよ。
陸上自衛隊の一佐、文官だった。
40 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/08/31(月) 21:10:13
嫌だねー宮崎。CMなんか出やがって。
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英霊の声と霊学シャーマニズム 鎌田東二
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http://www.kanae-shobo.com/kin.html#17 バックナンバーは上記に詳細があります。
42 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/08/31(月) 23:21:58
>>37 > いや社会科学勉強している人間なら、誰でも知っているはずのこと。
じゃあ、社会科学勉強している君。 「人権」っていうのはどういうもんだか具体的に教えてよ。
43 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 00:09:15
天皇 ◆gJQGuDMQlY は単なる無知な荒らしコテだからマジメに相手しても意味ないよ
わけのわからない議論(?)をおっぱじめ、反論されると「じゃあ、○○の例を出してみてよ」「○○について教えてよ」と絡んでくる
こいつのパターンは全部これ
>じゃあ、社会科学勉強している君。 「人権」っていうのはどういうもんだか具体的に教えてよ。
やっぱりここでも同じだね
44 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 00:39:53
>>4 > 子供にだつて、シュークリームとあんころもちの二つを選ばせれば、どちらがうまいか、
> 自分の意見を決めることができるが、シュークリームだけを与へつづければ、
> 世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
三島の↑の発言は、広い意味での人権だと思うわけです。
じゃあ、人権とは正確に言うと何? を、社会科学勉強している人に質問するのはいいことだと思いますよ。
45 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 00:56:02
そんなに人権について興味があるなら少しは自分で調べてから出直してこい
46 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:01:34
哲学的? 歴史学的に? 社会学的?
文学的にかで、捉え方は異なるよね
経済学的問いでもあり得るけど… あはは!!!
47 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:09:31
>>29 > いや、人権って国が国民に保障する物であって、国民が守る物じゃないからw
この発言が斬新な発言でもっと詳しく教えて欲しいなあ〜、と思うんだけど。
48 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:19:58
>>47 ほう。人権は国民が守るものだと。
あんた俺より詳しそうだから、国民が守る人権とはどういうもんだか具体的に教えてよ。
49 :
ザ・スミス:2009/09/01(火) 01:22:33
>>47 わる気はないが、近代以降における意味の"人権"を理解するには、
自然権、自然法についての言及も不可欠かと…
国家とは何かにも関わってくるが、万人に共通の解はないよ 予め言っておく…ね
50 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:25:00
51 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:25:28
>>29 > いや、人権って国が国民に保障する物であって、国民が守る物じゃないからw
じゃあ、いいや。 ↑の発言は無責任な発言だったようなので、スルーということで。
まあ、何はとあれ三島先生もおっしゃってる通り、↓は絶対に許せないということですね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
52 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:31:34
>>51 そうだね、スルーで
で、国民が守る人権とはどういうもんだか具体的に教えてよ。
人権について一家言あるようだから
53 :
ザ・スミス:2009/09/01(火) 01:33:49
つか、この発言のどこが広い意味での人権?
↓
44 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 00:39:53
>>4 > 子供にだつて、シュークリームとあんころもちの二つを選ばせれば、どちらがうまいか、
> 自分の意見を決めることができるが、シュークリームだけを与へつづければ、
> 世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
三島の↑の発言は、広い意味での人権だと思うわけです。
じゃあ、人権とは正確に言うと何? を、社会科学勉強している人に質問するのはいいことだと思いますよ。
55 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:40:01
>>52 >国民が守る人権とは
三島先生もおっしゃってるように、↓こういうことは拒絶すると、いうことだと思うよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
56 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:42:14
>>54 ↓の行為は人権にたいする蹂躙だと思うのだが違うのかな?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
57 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:44:36
はぁ…、お前等、マジレスも含まれているってのに…バカばっかだろ? きゃはは!
58 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:46:29
『社契論』よんだことあんの?>天皇 ◆gJQGuDMQlY
>>56 シュークリームを食べるよう強要とは書いてないが?
60 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:50:28
>>58 いいえ。
>>59 > シュークリームを食べるよう強要とは書いてないが?
そうですか。 じゃ、↓の行為はマジ下劣な行為なんですね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
61 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:50:51
>>55 拒絶しろと強要するなら人権侵害じゃないの?w
>>60 話そらしてるけど、じゃあ下の発言は誤りでしたってことで以降スルーで
↓
44 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 00:39:53
>>4 > 子供にだつて、シュークリームとあんころもちの二つを選ばせれば、どちらがうまいか、
> 自分の意見を決めることができるが、シュークリームだけを与へつづければ、
> 世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
三島の↑の発言は、広い意味での人権だと思うわけです。
じゃあ、人権とは正確に言うと何? を、社会科学勉強している人に質問するのはいいことだと思いますよ。
63 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:53:55
↓の行為はマジ下劣な行為なんですね。 を略してマジゲレw
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
64 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:54:14
ふむ…。ルソー、ホッブズ、ロック辺りを理解せずして何故に現代日本(国)」における人権の「概念」について語るの?
なんだか…的外れになりはすまいか??
65 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 01:56:35
>>63 お前が毎晩2ちゃんを荒らしてるのも下劣な行為だよw
66 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:58:08
>>64 では、我々は無知なので「人権」という単語を使って話をするのはやめましょう。
↓は下劣な行為です、で十分ですね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
67 :
ザ・スミス(独逸):2009/09/01(火) 01:58:27
>>63 下劣の定義とニュアンスが判らないが、
人権の一般的概念定義からすれば、所謂多数決によって法に適っているかは決定されるよ
あとは手続き上の問題と各人の思い込みかな…
68 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:00:53
>>61はスルーか
じゃあ↓の発言は誤りでしたということで、以降スルーで
55 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:40:01
>>52 >国民が守る人権とは
三島先生もおっしゃってるように、↓こういうことは拒絶すると、いうことだと思うよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
69 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:02:50
相対的にも無知ではないと思う
にしても、「自分の頭」で考え抜いたことは本当に大事です
どこか他者の著作で同じ考えを発見した場合、嬉しいことかも知れないし
70 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:05:46
天皇さん
毎晩2ちゃんを荒らすのは控えて下さい
下劣な行為はやめて下さい
71 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 02:13:40
いえいえご謙遜を 私の下劣行為なんて↓に比べたら足下にも及びません
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
72 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:17:54
三島由紀夫が強要したのか?wここは三島スレなんだが三島と関係あるのか?
73 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 02:20:42
>>72 三島先生も↓の通り、1つの物を強要はいけないとおっしゃっているのです。
> 子供にだつて、シュークリームとあんころもちの二つを選ばせれば、どちらがうまいか、
> 自分の意見を決めることができるが、シュークリームだけを与へつづければ、
> 世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
74 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:22:32
昔「処刑ライダー」というアンチ小泉の頭の悪いコテがいたけど天皇はそいつに似てるな
75 :
ザ・スミス(独逸):2009/09/01(火) 02:24:44
>>71 いえ、永遠…に唄えと決めると言うなら人民の意思に反しますが、抵抗権を認める(ロック)/
(直接)投票で改める行為が出来る(ルソー)のであるから、
必ずしも、無意味である行いとも限りませんよ。論理的帰結に過ぎませんが。
どうでしょう?>天皇 ◆gJQGuDMQlY
76 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:28:49
>>73 強要がいかんというのなら別に君が代にこだわる必要ないんじゃないの?
天皇の理論では人権を守るよう強要されるようだけどそれも強要では?
77 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 02:30:57
>>75 >いえ、永遠…に唄えと決めると言うなら人民の意思に反します
↓の行為は個人の意志に反することを強要しているのです。 これは下劣な行為だと思いませんか?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
78 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:33:23
>>77 授業中静かにしろというのも個人の意思に反することを強要していますね
これは下劣な行為だと思いませんか?
79 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 02:34:01
>>76 > 天皇の理論では人権を守るよう強要されるようだけどそれも強要では?
いいえ、私は「君が代」を歌うなとは言っていません。 「君が代」が好きな人はカラオケ、その他で好きなだけ歌えばよろしい。
しかし、↓の行為は下劣な行為だと言っているのです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
80 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:38:15
現代では何らかの利権団体なり一般的な人民による…功利主義的な発想が、
天皇家は利用する価値がある…と認めているという理解の側面を強く印象してます
(チコちゃん←誰?にとっては或る意味偶像だし、あはは!!!)
で下劣と言うより「滑稽!」というか巧く利用すればよいのかななどと考えますが
81 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:40:03
>>79 こういうことは拒絶しろと強要してるけど、これは下劣な行為ですね?
↓
55 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:40:01
>>52 >国民が守る人権とは
三島先生もおっしゃってるように、↓こういうことは拒絶すると、いうことだと思うよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
82 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:42:23
天皇家族ってゴシップネタとかで女性週刊誌で扱われているよね…
現代版公けの 見せ物の猿 というか 晒しもの ですか??
83 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:44:25
天皇は、人権は国民が守るもの!と強要している
これは下劣な行為ですね?
毎晩2ちゃんを荒らすのも下劣な行為ですね?
84 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:44:54
利用できるものは利用し尽くす!!
それだけだ・・・
85 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:46:43
立ってるものは親でも使え、とこういうことですね?
86 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 02:49:33
つまり、大作マンセーな人は大作を讃える歌を歌えばよろしい、将軍さまマンセーな人は将軍さまマンセーな歌を歌えばよろしい、天皇さまマンセーな人は「 君が代 」 を好きなだけ歌えばよろしい。
しかし、
↓は下劣な行為だ、と言っているのです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
87 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:55:03
>>86 こういうことは拒絶しろと強要してるけど、これは下劣な行為ですね?
↓
55 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:40:01
>>52 >国民が守る人権とは
三島先生もおっしゃってるように、↓こういうことは拒絶すると、いうことだと思うよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
88 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 02:58:10
>>86 授業中静かにしろというのも個人の意思に反することを強要していますね
これは下劣な行為だと思いませんか?
89 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:00:10
>>87 > こういうことは拒絶しろと強要してるけど、これは下劣な行為ですね?
いいえ、 私は↓のような下劣な強要を拒絶しろと強要はしていません。 何故なら下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手だからです。 SMとかね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
90 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 03:00:24
>>86 人それぞれの立場もあるしまぁ「役に立ちそう」なら、利用してやってもよくなくはないのでは
病的な操り人形、傀儡と化した天皇を本気で褒め称えているいる人はそうはいない?
言葉遊びというか、なんだか・・・色々小中学生がやわらかそうなのがいけないと
91 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:01:22
>>88 その件に関しては知りません。 しかし、↓の行為は下劣な行為だと思います。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
92 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:04:08
>>90 その辺の話は私は知りません。 私は単に↓は下劣な行為だと言っているのです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
93 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 03:04:43
>>89 個人の勝手?
↓で、「人権とは、こういうことは拒絶すること」と書いていますが…?
勝手ということは、人権は、守らなくても良いものなんですか?
守らなくてもよいなら別に他人に強要しようが何しようが構いませんよね?
55 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:40:01
>>52 >国民が守る人権とは
三島先生もおっしゃってるように、↓こういうことは拒絶すると、いうことだと思うよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
94 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 03:06:19
>>91 知りません?とぼけるつもりですか!?
強要=下劣なら、授業中に静かにしろと強要することも下劣な行為ですね?
95 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 03:09:51
天皇さん、あなたは、
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
と言いたいんですね?わかりました
ということはつまり、
・頭の柔らかい小中学生に 「授業中は静かにしろ」と強要
ということになりますね?
96 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 03:12:10
天皇家族その存在は一般的な客体のひとつにしか過ぎない
物質としても精神としても 巧く利用すればいいんじゃね
反抗期に上手く重なれば、
独自な実存主義の趨りに目覚めるかも知れないし
>>91さんみたいに
でも、本当はその問題自体は大したことない
他の問題から眼を逸らす契機に用いている場合もあり得ますね
97 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:12:25
>>93 ムチでぶたれるのも個人の勝手なんだから、↓の下劣な行為を強要されることが好きな人もいるんじゃないの?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>94 その件に関しては知りません、ただ↓は下劣な行為だと言っているのです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
98 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:14:03
では、この辺でまたあしたw
99 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 03:14:28
訂正します
天皇さん、あなたは、
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
これは下劣だと言いたいんですね?わかりました
ということはつまり、
・頭の柔らかい小中学生に 「授業中は静かにしろ」と強要
これも下劣ということになりますね?
100 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 03:17:15
>>97 わかりました
つまり、あなたにとって人権は守らなくても良いということですね?
じゃあ別に君が代強要してもいいんじゃないですか!?
101 :
オヤスミス:2009/09/01(火) 03:21:02
>>97 あんた迷惑だから他の君が代スレでやってよ。いい加減にしないと荒らしで通報するよ。
>>97 それから君が代は日本の「国歌」だから、強要もなにもないんだよ。
天皇も日本の伝統文化、伝統宗教だから、たかだか明治以降に入ってきた西洋理念の屁理屈でガタガタ、自由だの人権だの言われる筋合いないから。
人は、天皇と言ふと、たちまち戦前、明治憲法下における天皇制の弊害を思ひ出し、
戦争からにがい経験を得た人ほど、天皇制に対する疑惑を表明してきたのが常ですが、
私は、天皇制とは、その歴史は、あくまでもその時代時代の国民が、日本人の総力をあげて
創造し復活させてきたものだと思ふのです。
いつも新しい天皇制があり、いつも現在の天皇制があり、その現在の天皇制の連続の上に
永遠の天皇制があるといふところに、天皇の本質がひそむのです。
これは一つの例をとつても、天皇ご自身にわれわれのやうな姓名ファミリーネームがなく、
一つの非人称的な方として伝承されてきたことをみてもわかります。
新しい天皇制は、われわれがつくつていくものであり、そしてこれを抜きにしては日本の今後の
自立の精神の中心は見あたらず、また天皇をいたづらに政治権力に接着おさせすることなく、
あくまで無限受容の無我の本主体として、その日本独自の歴史・文化・伝統のみに
かかはる君主制を確立しなければなりません。
三島由紀夫
「70年代新春の呼びかけ」より
われわれは、日本的自然法を以て日本の憲法を創造する権利を有する。
天皇制を単なる慣習法と見るか、そこに日本的自然法を見るかについては、議論の分れるところであらう。
英国のやうに慣習法の強い国が、自然法理念の圧力に抗して、憲法を不文のままに置き、
慣習法の運用によつて、同等の法的効果と法的救済を実現してゆくが如き手続は、日本では望みがたいが、
すべてをフランス革命の理念とピューリタニズムの使命感で割り切つて、巨大な抽象的な国家体制を
作り上げたアメリカの法秩序が、日本の風土にもつとも不適合であることは言ふ俟たない。
現代はふしぎな時代で、信教の自由が先進諸国の共通の表看板になりながら、十八世紀以来の西欧人文主義の諸理念は、
各国の基本法にのしかかり、これを制圧して、これに対する自由を許してゐないのである。
われわれがもしあらゆる宗教を信ずることに自由であるなら、どうして近代的法理念のコンフォーミティーからだけは
自由でありえない、といふことがあらうか?
又逆に、もしわれわれが近代的法理念のコンフォーミティーからは自由でありえないとするならば、
習俗、伝習、文化、歴史、宗教などの民族的固有性から、それほど自由でありうるのだらうか?
それは又、明治憲法の発祥に戻つて、東洋と西洋との対立融合の最大の難問に、ふたたび真剣にぶつかることであるが、
敗戦の衝撃は、一国の基本法を定めるのに、この最大の難問をやすやすと乗り超えさせ、しらぬ間に、日本を、
そのもつとも本質的なアイデンティティーを喪はせる方向へ、追ひやつて来たのではなかつたか?
天皇の問題は、かくて憲法改正のもつとも重要な論点であつて、何人もこれを看過して、改憲を語ることはできない。
三島由紀夫
「問題提起」より
…天皇が「神聖」と最終的につながつてゐることは、同時に、その政治的無答責性において、
現実所与の変転する政治的責任を免かれてゐればこそ、保障されるのである。
これを逆に言へば、天皇の政治的無答責は、それ自体がすでに「神聖」を内包してゐると考へなければ論理的でない。
なぜなら、人間であることのもつとも明確な責任体系こそ、政治的責任の体系だからである。
そのやうな天皇が、一般人同様の名誉毀損の法的保護しか受けられないのは、一種の論理的詐術であつて、
「栄典授与」(第七条第七項)の源泉に対する国自体の自己冒涜である。
…世俗的君主とは祭祀の一点においてことなる天皇は、正にその時間的連続性の象徴、祖先崇拝の
象徴たることにおいて、「象徴」たる特色を担つてゐるのである。
天皇が「神聖」と最終的につながつてゐることは、同時に、その政治的無答責性において、
現実所与の変転する政治的責任を免かれてゐればこそ、保障されるのである。
これを逆に言へば、天皇の政治的無答責は、それ自体がすでに「神聖」を内包してゐると考へなければ論理的でない。
なぜなら、人間であることのもつとも明確な責任体系こそ、政治的責任の体系だからである。
そのやうな天皇が、一般人同様の名誉毀損の法的保護しか受けられないのは、一種の論理的詐術であつて、
「栄典授与」(第七条第七項)の源泉に対する国自体の自己冒涜である。
三島由紀夫
「問題提起」より
107 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 11:16:18
>>103 それは土人の発想です。 「昔からやってるんだからクリトリスを切ってしまえ」と喚く土人と一緒です。
仮に、土人国家でも、↓こんなことが許されるわけがありません。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
108 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 11:33:41
結論:何時の時代もマスコミは糞
109 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 11:45:24
>>108 そのマスコミに我らが三島先生は一生懸命媚びてたみたいだよ。
そして最後は目出度く一面トップです。
>>109 社会契約論も読んでないって事は、憲法についても理解がなさそうだな。
どっかの新聞社のアホ記者みたいに、国民が憲法違反出来るとか思ってるんだろ?
最低ミル、ロック、ルソー、ホッブズくらいは読んでから「人権」とか語れよ。
112 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 12:13:44
>>110 社会契約論うんぬんではなく、三島先生も言われてる通り、↓はさすがにマズイだろ、という話です。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>112 だからそういう分野の聖典すら読まずに、浅薄な議論に陥るのは止めろよ。
「国」という概念がどうやって形成されて来たのかが理解できないならば、その問題も本質を見誤るんだよ。
114 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 13:37:08
>>112 三島由紀夫がどこでそんなこと言ってるの?
115 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 13:38:52
>>112 三島由紀夫がどこでそんなこと言ってるの?
116 :
ザ・スミス(昼休み):2009/09/01(火) 13:42:54
だから、天皇家族は上手く抜け目なく利用すればいいのでは 色んな意味で
自分たちを上と見るのも自由だし
あと王権神授説の類でもないのだし 永遠の理法に則った相互間の取り決め…契約ではないよ(けっこう大事かな)
117 :
ザ・スミス:2009/09/01(火) 13:51:28
>>112 三島由紀夫が論理的にそんな曖昧で乱暴な物言いするかな??
ミスリーディングでは?
出典どこですか>天皇
118 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 14:05:40
三島先生は、
>シュークリームだけを与へつづければ、世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
と、おっしゃってます。
つまり、三島先生も↓はよくないとおっしゃっているのです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>116 > だから、天皇家族は上手く抜け目なく利用すればいい
なるほど、天皇家族は利用するものであり、↓のような行為はもってのほかだ、というご意見ですね。 了解しました。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
119 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 14:08:26
国歌を義務教育で教えるのは当然のこと(どこの国でもしている)。
ただし、共産党の党歌や自民党の党歌など、
私的な団体や組織の歌を、義務教育で歌わせるのは、異常なこと。
120 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 14:16:42
>>119 > 国歌を義務教育で教えるのは当然のこと(どこの国でもしている)。
いいえ先進国ではほとんどしていません。
日本、中国、韓国、北朝鮮ぐらい。
ましてや特定家族となると、日本と北朝鮮ぐらいじゃね?
121 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 14:22:46
>>118 オイオイ、シュークリーム=君が代って無理がねえか?
歴史の捏造の過程がよく分かるわw
122 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 14:32:13
>>118 シュークリームを強要とは書いてはいないのではありませんか?
あなたの言うことには無理がありますね
123 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 14:35:02
三島先生は
・天皇マンセーの歌を歌わせつづければ、世界中で天皇さまほど尊い者はないと思ふやうになる。
の比喩として、
・シュークリームだけを与へつづければ、世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
とおっしゃっているのです。
つまり、三島先生も↓には大反対なのです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>104-106続き
「神聖不可侵」の規定の復活は、おのづから第二十条「信仰の自由」の規定から、神道の除外例を要求するだらう。
キリスト教文化をしか知らぬ西欧人は、この唯一神教の宗教的非寛容の先入主を以てしか、他の宗教を
見ることができず、英国国教のイングランド教会の例を以て日本の国家神道を類推し、のみならずあらゆる
侵略主義の宗教的根拠を国家神道に妄想し、神道の非宗教的な特色性、その習俗純化の機能等を無視し、
はなはだ非宗教的な神道を中心にした日本のシンクレティスム(諸神混淆)を理解しなかつた。
敗戦国の宗教問題にまで、無智な大斧を揮つて、その文化的伝統の根本を絶たうとした占領軍の政治的意図は、
今や明らかであるのに、日本人はこの重要な魂の問題を放置して来たのである。
三島由紀夫
「問題提起」より
125 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 14:39:52
>>123 ムチでぶたれるのも個人の勝手らしいからそんなこと別にどうでもいいんじゃないんですか?
↓
97 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:12:25
>>93 ムチでぶたれるのも個人の勝手なんだから、↓
126 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 14:40:43
>>124 そんなコピペだけ貼り続けても誰も読んでないよキチガイ
昨日柔道部のガチムチの先輩が「知り合いでお主のこと好きという輩がいるでごわす」
「え!だれ?だれ?」って聞くと「飯奢るでごわす」・・・・意味わからんね
で、うどん屋で奢ると「さて、誰だと思うでごわすか?」ってクイズ形式
「もう帰るぞ」って切れ気味で言うといきなりキスしてきた
そんで「これがヒントで・ご・わ・す」だって・・・わかんねーよ
アホらしくて帰宅・・・早く誰か教えろっつの
>>125 糞コテは相手にしないで下さい。これ以上相手にすると自演とみなすよ。
129 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 14:44:08
130 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 14:47:18
>>125 > ムチでぶたれるのも個人の勝手らしいからそんなこと別にどうでもいいんじゃないんですか?
SMクラブで同意の上、ムチでぶたれたり、↓の行為を強要されるのはいいんじゃないの?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
131 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 14:51:32
つーか、よく考えたら小中学生はSMクラブなんて行かないから、三島先生もおっしゃるように↓の行為はどんな時でもまずいわなw
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>107 国歌を歌うくらいのことと、そんな風習は全く次元が違う話。
お前のバカな詭弁みてると、つくづくサヨクって気持ち悪くて性格が歪んでるわ。
それから三島はマスコミに媚びてなんかいません。最後に利用しただけ。
134 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 14:58:31
>>132 ↓を悪いことだと言えないあなたの方がずーと気持ち悪いですよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>134 天皇は日本の伝統文化と宗教に結びついているんだから讃えるのは仕方ないでしょう。
そんなに嫌なら日本から出ていって天皇制のない国へいけば?
それから、君が代は天皇一家だけのことじゃなく、日本国民全部の家族のことだから。
>>134 天皇は日本国民、日本の家族の象徴だから、それを敬えないあんたみたいなバカは日本国民じゃないことになりますよ。
国歌を歌わないことを生徒に強要する教師は、公務員失格と現憲法違反になります。
――それはそうと、この間江田島の参考館へ行って、特攻隊の遺書をたくさん見ました。
遺書というのではないが、ザラ紙に鉛筆の走り書きで、「俺は今とても元気だ。三時間後に確実に死ぬとは思えない……」
などというのがあり、この生々しさには実に心を打たれた。
九割九分までは類型的な天皇陛下万歳的な遺書で、活字にしたらその感動は薄まってしまう。
もし出版するなら、写真版で肉筆をそのまま写し、遺影や遺品の写真といっしょに出すように忠告しました。
それにしても、その、類型的な遺書は、みんな実に立派で、彼らが自分たちの人生を立派に完結させるという叡智をもっていたとしか思えない。
もちろん未練もあったろう。言いたいことの千万言もあったろう。
しかしそれを「言わなかった」ということが、遺書としての最高の文学表現のように思われる。
僕が「きけわだつみのこえ」の編集に疑問を呈してきたのはそのためです。
そして人間の本心などというものに、重きを置かないのはそのためです。
もし人間が決定的行動を迫られるときは、本心などは、まして本心の分析などは物の数ではない。
それは泡沫のようなただの「心理」にすぎない。
そんな「心理」を一つも出していない遺書が結局一番立派なのです。
それにしても、「天皇陛下万歳」と遺書に書いておかしくない時代が、またくるでしょうかね。
もう二度と来るにしろ、来ないにしろ、僕はそう書いておかしくない時代に、一度は生きていたのだ、ということを、
何だか、おそろしい幸福感で思い出すんです。
いったいあの経験は何だったんでしょうね。あの幸福感はいったい何だったんだろうか。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
>>134 別に歌うように強要なんてしてないでしょ。
歌わない生徒を殴ってまで歌わせてるわけでもないし。
歌わないように生徒に指導、強要する国家公務員の教師を罰するだけで。
小学校中学校は義務教育だからね。国歌を習うのも日本の義務教育の一つなんだから、違反する教師を罰するのは当たり前の話。
嫌なら国家公務員の教師にならなきゃいいだけ。
139 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 15:53:35
>>138 > 別に歌うように強要なんてしてないでしょ。
では、あなたも強要する↓の行為は悪いことだ、と思うわけですね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
140 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 16:07:30
>>138 > 別に歌うように強要なんてしてないでしょ。
つまり、あなたも、 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」をカラオケ等で歌うのは個人の勝手、自由にすべき。
しかし、↓の行為は悪いことだ、と思うわけですね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>139 悪いもなにも「強要」してないし。
他の古い童謡や歌と同じように「国歌」として教えてるだけ。
「強要」してると妄想してるのはあんたみたいなバカサヨクだけだから。
142 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 16:18:23
>>141 >悪いもなにも「強要」してないし。
つまり、あなたも、 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」をカラオケ等で歌うのは個人の勝手、自由にすべき。
しかし、↓の行為は悪いことだ、と思うわけですね。 了解しました。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>142 「歌いなさい」と言うことは、悪いことじゃないでしょ。基本的な教育なんだから。
国歌を小学校中学校で歌うのは日本の教育の一環。
そのあと社会人になってからは、公式行事で国歌も歌えない、歌わない人は、変人か反日サヨクか外国人だと見られるだけの話。
>>142 ミルから読み直してこい。
中道気取りのただのアホ。
145 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 16:49:14
>>143 > 「歌いなさい」と言うことは、悪いことじゃないでしょ。
いいえ。 ↓の行為はとても悪いことです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>142 それから、授業で国歌を習って、歌わなければ、通知表の成績が悪くなって自分が損するだけの話。国語の漢字テストや算数の九九と同じで。
本人がそれでもよけりゃ歌わなきゃいいだけ。アウトローとして生きる覚悟でね。
>>145 日本では国歌を小学校中学校で教えるのは普通のこと。悪いことでもなんでもないから。
悪いとか言ってるのはあんたみたいなバカサヨクだけ。
148 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 16:55:38
>>146 九九を強要するのと、↓とは全然違うからなあ〜 ↓は野蛮な土人国のすることだよね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
149 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 16:56:37
>>148 あなたにとって、人権は、守らなくても良いものなんですよね?
なら別に他人に何を強要しようが何しようが構いませんよね?
150 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 16:58:59
>>149 私の意見は人権うんぬんではなく、↓は大変に悪いことだ、です。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
151 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 17:00:16
天皇さんは、
55 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:40:01
>>52 >国民が守る人権とは
三島先生もおっしゃってるように、↓こういうことは拒絶すると、いうことだと思うよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
と書き、
「下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手」
と書いていますね。つまり、人権を守る守らないは個人の勝手ということですね?
152 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 17:01:58
>>150 人権を守る必要がないなら、他人に何を強要しようが悪いことではありませんよ?
>>148 国歌も九九も漢字を習うのは義務教育だから同じこと。
それから、九九も国歌も強要して言わせたり歌わせたりなんてしてないし。九九を言わなきゃ殺すなんて言う教師はいないから。
生徒本人が成績が悪くなって損するだけの話。
154 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 17:03:59
>>153 あなたは、バカですね?
これがネトウヨというやつですか?
155 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 17:04:27
>>151 > 「下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手」
とは、SMクラブにおいての話です。
↓はどんな状況でも許されることではありません。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
156 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 17:07:54
>>155 SMクラブの話ではありません。
あなたは自分で「国民を守る人権とは」と書いていますよ?
話をそらすのですか?
別に成人して日本にいたくないなら出て行くか、別の国でもつくりゃあ良いのよ。
それは人間本来の自然権でしょ。
成人しても日本にいると言うことは、自ら日本の法律に従うことを認めているわけだから文句あるなら行動しろよ。
>>155 論破されて自演でごまかし?バカのマンネリ荒らしご苦労さま。
つうか反応するの止めろよ。
ただ自分の知識のなさをひけらかして、それに対する反応を楽しんでるだけだろ。
相手にするな。
161 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 17:15:29
ぼくだよ】
↑
最初のカッコが無いことが不安定感に繋がってレスが伸びてるんだな。
あんな与党が出来る事も三島の想定範囲内だったのかな。
162 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 17:19:45
>>159 おい!志村!お前自分が反応してるぞ!!
>>161 政界再編して、平沼グループとかと民主党の保守系が一緒になればいいと思うけど、どうなるんだろうね。
164 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 17:30:17
>>163 政治は良くわかんないけど
しがらみ無い保守って事でしょうか…?
預言者(笑)「村上龍」の小説では三つくらいに分裂するって話があったような…
立ち読みだからハッキリ憶えてないけど。
政権交代なんかじゃこの国は何も変わらない。
鳩山が「数の暴力」はやらないとか民主主義を否定するようなこと言ってるし、これからもずっとそうだろう。
>>164 私も詳しくはわからないけど、民主党の前原あたりとかは、自民党の加藤なんかよりはマシなんじゃないのかな。
>>165 鳩山も全部が悪いとは思えない気もする。中国に騙されないようにすればの話だけど。
アジア共通通貨はやめてほしい。
三島に名前をもらったんだから、もっと賢くなって頑張ってほしいよ。
167 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 18:01:16
sageで暴れてたネトウヨくん見て思ったが、三島読者ってこんな単純な子が中心なの?
三島はアイロニーな人と思ってたから意外
168 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 18:06:32
>>167 ラストにあんなことされたら右翼従事者は困っちゃったでしょうね。
169 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 18:08:00
つか、ウヨク=単純ってことか
昔社会党の議長刺した子みたいに
まあ良く言えば純粋、悪く言えば単細胞
170 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 18:09:11
でも遥か遠くても輝くシンボルなのは事実なのかも
>>166 俺も嫌だけど、結局支那と付き合って行かなくちゃ成らないんだよな。
これからは連合国を極とした多極―地域覇権の世界が出来あがる。
仏露支の三国は昔から米英支配に反対してきたけど、ついにそれが現実となった。
欧州は米露と対等に付き合うためにEUを作ったし、アジアは非常に多種多様だけど、いずれEUのような共同体が必要不可欠になる。
支那のポテンシャルというのは、財政状況は良くないかも知れないが、当然日本よりも圧倒的にでかい。
これからは支那中心で動くのは明白だね。
172 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 19:28:06
>>169 > つか、ウヨク=単純ってことか
というより、バカですw
なぜなら、↓こんな下劣なことを悪いことだと思えないんだもんw
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
173 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 19:29:26
「特定家族」って言葉、
北朝鮮の拉致から帰ってきた人たちみたい
174 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 19:36:27
いいですか、↓は悪いことなんだから。 悪いことは悪いとはっきり言える大人になって下さいね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
175 :
A・スミス:2009/09/01(火) 21:33:16
>>174 >・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
文学的には、「悪いこと」ではないねぇ→「よくないこと」ではあるかも知れないが。
無意味な習慣による儀式、行為のひとつ。ってか、日本語を通じた「論理」的なアーティクルとして体を成していない。
形式論理学、弁証法的にも
「感情」として現代に天皇が特権的な立場にあるのを面白くないと妄想しているよ、というメッセージが伝わってくる…のかな〜。
176 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 21:34:34
天皇くんは平日の昼間っから何してんの?
177 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 21:38:35
>>175 > 文学的には、「悪いこと」ではないねぇ→「よくないこと」ではあるかも知れないが。
では、なぜ、文学的に↓はよくないことなのですか?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
178 :
名無し草子:2009/09/01(火) 21:41:15
>>174 取り敢えず、
「天皇 ◆gJQGuDMQlY」は、知能が低く、知識が少なく、精神や身体、心にも障害を患っているヒト、確定!! あはは!!!
179 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 21:51:43
>>177 ベンサムの人口論が、食欲と同様に性的欲求を人間存在に不可欠として
その思想の礎にするのを小中学校では確りとは教えないのと同じですよ
文学的にはね
180 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 21:58:44
>>177 「君が代」って、
現代で、一時的に唄われてぃるに過ぎなぃんだょ
永遠を尺度にした場合、全く無意味 歌詞からしてそうでしょぅ? 何故に拘るの??
181 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 21:59:36
182 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 22:04:08
>>180 >「君が代」って、現代で、一時的に唄われてぃるに過ぎなぃんだょ
自発的にカラオケ等で歌うのは問題ありませんよ。 多いに歌って欲しい。
ただ、↓はとんでもない話だろ、と言っているわけです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
183 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/01(火) 22:08:51
どうでもいいけど働けよ。
>>171 中国と付き合うのは当たり前だけど、もしEUみたいなアジア連合にするなら、中国ははずすべき。
EUにイギリスとロシアは入ってないでしょ。
185 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 22:16:51
>>182 歴史学的には、仕方のないこと、で済まされる訳でもなく
また、とんでもない話ではなく、現実です、
というのでも全然ないねぇ 文意とニュアンスがねぇ…
に、しても、「君が代」ってとってもいやらしい歌だよね …色んな意味で
フロイド的に面白い? なかぐろって、亀? 乳? 云々
>>185 君が代に文句があるなら君が代スレでやれ。
いちいち、ここでいつまでもやるな、きちがいバカ。
>>184 無理です。
外せません。
支那は東南アジアとの関係を強化し、地域覇権を既に手にしています。
またロシアも旧ソ連圏に影響力を行使できる立場にある。
両国とも資源が豊富な上に、広大な国土、大きな人口を有していますから、周辺国への影響力が大きすぎます。
イギリスは、財政が元々信じられないほどまずい上に、今回の恐慌。
既に外交でEUと米国に追従しています。
とはいえ経済リスクの分配をしなくてはなりません。
その有力候補が、インドです。
189 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 22:32:07
>>184 悲しいけど、日本は中華圏で生きていくしかないんだよ……。
>>189 中華圏って、なんで日本が中国にならなきゃいけないんだよ。
バカじゃないの?それなら今のまま、アメリカと一緒でいいでしょう。
191 :
ザ・スミス:2009/09/01(火) 22:46:02
これから新政府が仲良くすべきは、独逸でしょ。あと、露西亜。
思想史的な論理的帰結として、経験論の国は滅亡するんじゃね…
Q――つぎに東南アジアについてちよつと聞きます。
インドも中共との交戦の経験を持つ国ですが、東南アジアと日本との最大の相違点は、
中共の脅威を感じてゐるのと感じてゐない点にあると思ひますが。
三島由紀夫:中共と国境を接してゐるといふ感じは、とても日本ではわからない。
もし日本と中共とのあひだに国境があつて向かう側に大砲が並んでたら、
いまのんびりしてゐる連中でもすこしはきりつとするでせう。
まあ海でへだてられてゐますからね。
もつともいまぢや、海なんてものはたいして役に立たないんだけれど。
ただ「見ぬもの清し」でせうな。
Q――日本人が中共をこはがらないのは一種の幻想的な“大平感”なんだらうけれど、
日本にさういつた幻想があることも、また一つの現実ぢやないでせうか。
三島由紀夫:たしかにさうですね。
幻想(イリュージョン)といへどもなにかの現実的条件によつて保たれてゐる。
ぼく自身は、日本にも中共の脅威はある、と感じてゐます。
これは絶対に「事実(ファクト)」です。
しかし、日本人が中共に脅威を感じないといふことは「現実」です。
「現実」とはぼくに言はせれば、事実とイリュージョンとの合金です。
「現実」をささへてゐる条件は、いはくいひがたしで、恐らく何万といふ条件があるでせう。
海もあるし、長い中国との交流の歴史もあるし……。
ものを考へようとするとき、片方の「現実」を「事実」だけでぶちこはさうとしてもダメです。
幻想をくだくには幻想をもつてしなくつちや。
ですからもし、ぼくが政治家だつたら……。
Q――「中共はこはくない」といふ幻想は、どうやつてくだきますか?
三島由紀夫:「中共はこはい」といふファクトではなく幻想をもつてですよ。
三島由紀夫
「インドの印象」より
193 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:11:25
そもそも、天皇って単語だって出典は中国だし、日本って国名からして中国を意識した国名だし、
ラーメンはうまいし、中国の一、地方文化って位置づけでいくしかないんじゃないの?w
194 :
似非フーリガン:2009/09/01(火) 23:12:36
民主党 って政治的理念が、
三島由紀夫の理想として描いている政治的理念の真逆の立ち位置にあるという印象があるけど
どうですか?
195 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 23:15:41
ですから独逸と仲良くしていけばいいんですか…???
196 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:19:13
つか、民主党って日教組も支持してるってどっかで見たけど本当なの?
>>194 反対かもしれないね。
民主党の理念ってのは結局、日本はなくなってもいい、中国の一部になってもいい、仕方ないみたいな感じだから。
民主党支持者らしき人のレスみてると、早い話がアメリカ追随が中国追随に変わるだけみたいだからさ。
198 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:35:34
日米安保を破棄して自衛隊でやる、というならすごいと思うよ。
199 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/01(火) 23:37:44
何をやるんだよ?日本は戦争やらねーよ。
200 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:38:47
201 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:42:09
ただ、子持ちの家庭に金をばらまいて媚びを売るような政党に何が出来るんだ? ってのはあるけどね。
>>190 無理です。
アメリカの外交政策はレーガン政権以降多極化を推進する方針です。
二十年しないうちに米国はアジアから間違いなく撤退します。
204 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 23:44:38
>>202 国際情勢見えてないバカ乙
少しは海外メディアも読んだら?
205 :
A・スミス:2009/09/01(火) 23:44:44
>>199 お前、獲る狸だろ? すっげー烈しいデヴなんだってな!!!
バカかてめーは! 他の国同士にやらせるんだよ! 実質軍事ケインズ主義の日本国は「復活!」します!
めでたしめでたし! という民主党の謀略はお見通しなのさ… あはは!!!
207 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/01(火) 23:48:52
防衛って何だよ?どこが攻めて来るの?北朝鮮?w
208 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/01(火) 23:49:48
第一てめーのコテはなんなんだよ?あんまふざけてっと殺すぞ?
>>204 sageたりageたりして連投する自演バカ中国人乙。
210 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:50:55
>>206 そんなの場当たり的でいいんじゃないの?
つーか、今からでも戦闘機の開発を始めれば20年後ぐらいには日本が戦闘機製造の世界一になれるんじゃないの?
211 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:52:01
鈴木のバカは黙っちょれw
>>209 こういうバカしか居ないから、こないだの総選挙みたいな結果になるんだよ。
日本の国力なんかそんなもん。
213 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 23:55:50
まー、鈴木君レベルのバカでも↓はいけないことだと、そのぐらいはわかるよな?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>210 じゃあ場当たりの候補を挙げてくれw
無論海軍が強い国家じゃなきゃ意味ないよ?
>>203 だからそれがどうしたの?
アメリカが撤退すれば尚更、中国に対抗しないとダメでしょう。
>>212 じゃあ、そんな日本を離れて中国へ移住すれば早く。
219 :
女子○学生:2009/09/02(水) 00:04:15
だぁかーら、……ぃぃのみんな!
冷徹な頭脳で謀略を練り込み、他国同士で戦争させて漁夫の利を得る!
これよ。「やられるまえにやっちまえ!」って戦略は「建前上」亜米利加に任せて、
自作自演で、殺させ合い、助け合いさせて、金は出さねーが、モノを売って売って売り捲る
現代版大和魂! でも、ほかの国のみんなには ひ・み・つ な…
あはは!!!
>>217 インドと組めばいいじゃないの。
別に中国共産党と組む必要ないでしょ。三島の遺志もそうだし。
221 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:11:14
じゃあ先ずは、北朝鮮を厳しくお仕置き兵糧攻めだー
ところでビンラディンとオバマって雰囲気似てね??
222 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:19:50
三島は現代の政治経済学について
疎かった それは言えるのか 美学なんてものじゃない
巧みに戦略を練った方がより多くの利益を得るの…
>>222 だから、アメリカや中国の戦略に乗せられるんじゃないよ、って、ちゃんと三島は言ってますよ。
224 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:26:09
>>214 > じゃあ場当たりの候補を挙げてくれw
場当たり的というのはその時の状況を見て判断しろ、ってことだよ。
>>219 > 冷徹な頭脳で謀略を練り込み、他国同士で戦争させて漁夫の利を得る!
そう、俺もこれ思う。
キリスト国とイスラム国はどうしようもない敵同士の国みたいだから、好きなだけ殺し合いをさせればいいと思う。
日本がどちらかの陣営に荷担するというのはバカな話。
>>220 > 別に中国共産党と組む必要ないでしょ。三島の遺志もそうだし。
君、三島先生のご遺志を尊重するには、まず、ス テ キ な軍服を作らなきゃダメなのっ!!!
225 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:27:01
天皇さん
人権は守らなくてもよいんですよね?
ならば、誰に何を強要しようが構いませんね?
>>218 貴様のようなアホを啓蒙するのが、学者の仕事だからいやです。
227 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:27:45
三島ってまじ発想がA・ヒトラーに似てね?? 独裁者って言うか誇大妄想を抱いている狂人というか 根本的にバカなんじゃね? あはは!!!
>>224 いや現状で同盟組めそうなところがないからwww
229 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:29:26
>>225 いいえ、人権は守らなければいけませんよ。
230 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:32:33
>>228 つーか、国として、アメリカより北朝鮮の方がまともだと思うよw
なぜなら、北朝鮮はアメリカみたいに、自国のビルに飛行機をぶつけるなんて自演はやらないからw
だから、俺はアメリカが一番信用の置けない国だと思うけどねぇ。
>>220 インテリジェンス期間さえない日本に出来る事なんて限られてるのですよ。
インドとどういう分野で協力して、どうするのですか?
>>226 あんたみたいなバカな学者の能書きなんか、何の役にも立たないって、三島が対談で言ってました。
ご愁傷様です。
233 :
女子○学生:2009/09/02(水) 00:36:16
インテリジェンス期間ってなんですか むちむちなわたしにも今度、教えてください
内情みたいなものですか?
234 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:36:23
>>230 俺もアメリカ嫌いだけどアメリカの外交力は本当に凄いんだよ。
国力がでかいというのもあるんだけど、それを除いてもぶっちぎり。
236 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:38:31
天皇さんは、人権を守るも守らないも個人の勝手と言っていますね。
ということは、誰に何を強要しようが構いませんね?
↓
55 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 01:40:01
>>52 >国民が守る人権とは
三島先生もおっしゃってるように、↓こういうことは拒絶すると、いうことだと思うよ。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
89 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:00:10
>>87 > こういうことは拒絶しろと強要してるけど、これは下劣な行為ですね?
いいえ、 私は↓のような下劣な強要を拒絶しろと強要はしていません。 何故なら下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手だからです。 SMとかね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
237 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:41:32
>なぜなら、北朝鮮はアメリカみたいに、自国のビルに飛行機をぶつけるなんて自演はやらないからw
>なぜなら、北朝鮮はアメリカみたいに、自国のビルに飛行機をぶつけるなんて自演はやらないからw
>なぜなら、北朝鮮はアメリカみたいに、自国のビルに飛行機をぶつけるなんて自演はやらないからw
でたwww911は陰謀だった説wwやっぱりバカだったのかw
239 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:42:27
天皇さん
アメリカが自国のビルに飛行機をぶつけた自演をやったという証拠を出して下さい。
240 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:44:48
241 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:45:30
>>236 > 天皇さんは、人権を守るも守らないも個人の勝手と言っていますね。
SMの場合はね。
それ以外では、人権はとても大切です。
>>232 三島しか脳内に参照要項がない低脳ですか。
所詮ここは2chだな。
日本のマスコミの情報に踊らされてないで、もっと勉強しろよアホ。
>>234 比較政治学。
244 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:49:54
>>237 > でたwww911は陰謀だった説wwやっぱりバカだったのかw
俺は陰謀だと思うよ。
なぜなら、
・鉄骨が溶けて1週間も煮えたぎっていたから
・ビルが倒壊する直前に同時に偶数階ごとに同時に煙りがでたから
・放射能反応があったから
です。
245 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:51:11
へぇ〜、すごいですね、このスレには学者先生が来るんだ。
246 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:51:19
>>241 >>236は、国民が守る人権についてのレスですよ?
それに、「SMの場合」ではなく「SMとか」とかいていますね
あなたは、人権は守らなくて良いと言っています
247 :
女子○学生:2009/09/02(水) 00:52:26
>>230 ゃぃこら、天皇さん。グランドゼロのダブルネーミングは伊達じゃないの
ぁれは、深き東洋…が仕組んだ真のクリティカル・ヒットだったの
当事者が言うのだから間違ぃなぃょ 唆したものとその気になって実行したものが異なるの あはは!!!
ゃっぱイラクみたぃに広義の兵糧攻めだー
248 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 00:52:41
>>246 > あなたは、人権は守らなくて良いと言っています
何番で言ってるの?
249 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:53:25
なぜ、
・鉄骨が溶けて1週間も煮えたぎっていたから
・ビルが倒壊する直前に同時に偶数階ごとに同時に煙りがでたから
・放射能反応があったから
だとなぜ陰謀だということになるんですか?
また、上の証拠は事実だと証明されているんですか?
>>243 マスコミの情報ってなによ。そんなもの見てないよ。あんたじゃあるまいし。
海外のマスコミの情報に踊らされてるのはあんたでしょ。
三島に関心ないなら、政治板に行って下さい。
252 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 00:57:06
>>248 >>236を読んでください
>国民が守る人権とは、三島先生もおっしゃってるように、こういうこと(強要)は拒絶すると、いうことだと思うよ。
>私は↓のような下劣な強要を拒絶しろと強要はしていません。 何故なら下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手だからです。
「人権とは、下劣な行為は拒絶すること」そして「拒絶するかしないかは個人の勝手」
つまり、人権を守る守らないは個人の勝手なんですね
253 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 01:00:53
>>249 > だとなぜ陰謀だということになるんですか?
飛行機がぶつかっただけでは上の現象は起きないから
> また、上の証拠は事実だと証明されているんですか?
わかんない、でも、ぐぐればビデオ付きで色々出て来るよ。
>>252 結局、俺は、「人権は守らなくて良い」なんて言ってないだろw
私の主張は、↓はとても下劣なことだということです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
255 :
女子○学生:2009/09/02(水) 01:04:39
>>243 「比較」とぃぅ方法は自然科学の分野で言ぇば「実験」に相当する優れた研究手法だと自分はぉもぃます
で、何処の国(或いは組織・機関)同士とかを争わせれば、日本国がぃちばん利益を得るとぉもぃますか?
マジレスきぼぅ。
>>250 残念ながら、あなたとは入ってくる情報の質と量が違うので。
本当にアホですね^^
日本は政府や官僚は優秀だけど、こういうバカ国民が多いからダメなのよね〜。
取り敢えず一つだけ言っておこう。
三島以外にも本読んだ方が良いよ?
あなたのネトウヨ級の外交戦略なんか本当にクソだから。
学会で笑いもとれないレベル、国が滅びるね。
バイバ〜イ。
259 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 01:15:19
そうです。 このスレは、
三島先生が
・天皇マンセーの歌を歌わせつづければ、世界中で天皇さまほど尊い者はないと思ふやうになる。
の比喩として、
・シュークリームだけを与へつづければ、世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
とおっしゃっているのです。
つまり、三島先生も↓には大反対なのです。 ということを論じ合うスレです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>259 子供に押しつけるというか、法律で決まってるんだから歌わないように強制することがダメなことなのよ。
子供の親が日本に居るって事は日本国の法律に従うことを認めているわけだから。
261 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 01:17:49
>>253 「人権とは、下劣な行為は拒絶すること」そして「拒絶するかしないかは個人の勝手」
つまり、人権を守る守らないは個人の勝手、「人権は守らなくて良い」とあなたは言っています。
頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要しようがしまいが個人の勝手ですね。
262 :
女子○学生:2009/09/02(水) 01:19:33
>>258 ぇ? 自分もですかぁ〜?
「比較」とぃぅ方法は自然科学の分野で言ぇば「実験」に相当する優れた研究手法だと自分はぉもぃます
で、何処の国(或いは組織・機関)同士とかを争わせれば、日本国がぃちばん利益を得るとぉもぃますか?
マジレスきぼぅ。(大事なことなので2度ぃぃました…)
263 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 01:19:58
天皇さん
飛行機がぶつかっただけでは上の現象は起きない、というのが何故アメリカの自演という証拠になるんですか?
>> また、上の証拠は事実だと証明されているんですか?
>わかんない、でも、ぐぐればビデオ付きで色々出て来るよ。
つまり、証拠が事実だという保証はないんですね
265 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 01:27:25
>>264 だからアメリカの自演じゃないんでは?と疑ってる側だろ、こっちは?
ちゃんと嫁
>>265 だから、荒らしに構うなっつーの。スレ違いだから!
構いたきゃ、雑談スレでやって。
267 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 01:33:34
>>266 何顔真っ赤にしてんだよお前www
お前のやってることが荒らしだよ
人を自演呼ばわりしやがって
268 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 01:34:41
>>263 つまり、ビルにしかけられた爆弾がきわめて高性能の小型原子爆弾でアメリカでしか開発出来ないだろう、というしろものだそう。
そういう諸々の事実から犯人はアメリカ政府だと結論づけてるようですよ。 いろいろ証明してるからググってみて下さい。
269 :
スタン・スミス(黒):2009/09/02(水) 01:37:48
271 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 01:44:21
272 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/09/02(水) 01:47:04
天皇は基地外だな。俺も間違いなくアメリカ政府の自作自演だと思うけど。
273 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 01:47:58
そうです。 このスレは、
三島先生が
・天皇マンセーの歌を歌わせつづければ、世界中で天皇さまほど尊い者はないと思ふやうになる。
の比喩として、
・シュークリームだけを与へつづければ、世界中でシュークリームほどうまいものはないと思ふやうになる。
とおっしゃっているのです。
つまり、三島先生も↓には大反対なのです。 ということを論じ合うスレです。 ほかの話題はよそでやって下さい。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
274 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/02(水) 01:51:25
リアル天皇も君が代の強制には反対してるよ。
275 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 01:52:07
>>272 そうだよなあ、そんなキチガイ国家アメリカと同盟を組むぐらいならまだ北朝鮮と同盟を組んだ方がマシだという話です。
276 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/09/02(水) 01:54:39
いや、オバマはいいよ。
277 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 01:56:12
>>274 そう、彼らは、昔からタレントが基本だからね。 自らの立場を客観的に判断できる。
278 :
法隆寺イム子:2009/09/02(水) 02:07:14
>>268 オウム真理教が、当局からサリン撒かれたり、VXガスの襲撃を受けたりとかで、
「逆ギレ」して、辛抱堪らずサリンを撒いてしまったみたいなほのぼのとしたいい話だな〜。
(あとインテリジェンス機関は、日本国にも存在します〜 内調ではないよ)
それと、オバマはダークサイドに堕ちる運命…ですよ。
比較政治学的にも政治経済学的にみてもこれは避けられません…
279 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 02:09:34
天皇さんは、「人権とは、下劣な行為は拒絶すること」そして「拒絶するかしないかは個人の勝手」
つまり、人権を守る守らないは個人の勝手、「人権は守らなくて良い」と言っています。
だから、頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要しようがしまいが個人の勝手ですね。
ということで、
>>273はどうでもいい話題ですね。
280 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 02:15:44
>>279 >「拒絶するかしないかは個人の勝手」
これはSMクラブ等の特殊な場合ね。
> つまり、人権を守る守らないは個人の勝手、「人権は守らなくて良い」と言っています。
そんなことを俺は言ってない、何番で言ってるの?
だから、↓はとんでもないことだ、許されないことだと、思っています。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
281 :
まーくん:2009/09/02(水) 02:30:12
個人の勝手なんだよな 「法」で決まるなら法律を改正すればよい
日本は議院内閣制の法治国家だから、建前上は。
しかし三島現代では思想・哲学的には既に時代錯誤問題外な存在なんだな
ところで天皇さんは何かに取り憑かれているのか? え〜、釣り師??
282 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 02:38:24
>>280 いいえ、あなたは、SMクラブ等の特殊な場合だけとは言っていませんよ?
あなたは、個人の勝手であるものの例として「君が代を歌わせること」をあげています。
↓
89 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:00:10
>>87 > こういうことは拒絶しろと強要してるけど、これは下劣な行為ですね?
いいえ、 私は↓のような下劣な強要を拒絶しろと強要はしていません。 何故なら下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手だからです。 SMとかね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>281 問題外といいながら、いちいち三島スレに来て気にするバカが笑える。
>>281 三島を時代錯誤ということ自体が、昔の爺の時代錯誤がにじみ出てるね。
早く日本のガンの団塊爺は死んで下さい。
285 :
まーくん:2009/09/02(水) 02:51:36
>>283 来る者は拒みようがなく去る者は追いようがない。贈る言葉
>>283 だってさー冷戦もとうの昔に終わったし 地域紛争の時代だし
9.11で世界の警官たる米国の安全神話、経済力の権威も失墜したし
三島現役の頃と全然国際情勢異なるでしょ・・・
皇室もゴシップ記事の対象となってモルモット状態な感じだしさー
286 :
まーくん:2009/09/02(水) 02:55:14
287 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/09/02(水) 02:57:58
多少歳くっててもいいじゃない。山崎行太郎を見てみろよ!
>>285 少しは三島の本を読んでから来なよ。市ヶ谷の印象だけじゃなく。
289 :
まーくん:2009/09/02(水) 03:01:49
>>287 励ましてくれてんだろうけど それ、あんまり嬉しくないぜw
20代後半だよ この板的には若輩者の気持ちでいたが・・・
290 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/09/02(水) 03:25:14
じゃあ僕と同じだね。
291 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 07:42:07
>>282 > いいえ、あなたは、SMクラブ等の特殊な場合だけとは言っていませんよ?
「 SMとかね。」って、言ってんじゃんw
まあ、そんなことより、↓の行為はとても下劣な行為だということを覚えておいて下さい。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
亀はしあわせをよぶという。
私の手許に、甲羅に彫りの入った八ミリほどの小さな金の亀のペンダントトップがある。
これは私が十代の頃、三島さんに頂いたもの。
戦後間もなく、現在のように海外渡航が自由でなかった頃、三島さんはいち早く外国に足を運ばれた。
この亀はその時のおみやげである。
…私のアクセサリー箱の中では一番の古株、出番も多く、いわばお守りのような存在だ。
私が三島さんにお目にかかるのは、いつも我が家が「鉢の木会」のお当番の時だった。
…今では、大岡昇平、中村光夫、吉田健一、福田恆存、三島由紀夫の各氏、それに私の父の神西清はみな故人となった。
三島さんは会の中では一番若く、そのせいか口うるさい面々の恰好の揶揄の対象になることもしばしばで、
その場合三島さんの逃げ道は二つ。
まずはあの豪快な笑いで、からみつく蜘蛛の糸を振り払い、次の手はゴロッと横になって高鼾をきめこむ。
元々が個性の強い人たちの集まりである。お酒の飲みっぷりも各人各様で、見飽きることがなかった。
酒宴が進むほどに、笑い声も賑やかになるのだが、三島さんのそれはいつも大きく際立っていた。
一人一人の顔にそれぞれの特徴ある笑い声が重なり、懐かしく往時を思い出す。
連歌を楽しみ、時にはお互いの仕事に対する鋭い批判も交錯し、この上なく濃密な時だった。
父の死後、「鉢の木会」が二階堂の家でひらかれたことがある。
三島さんは新婚間もなくで、座は瑤子夫人のお目出度の話題で盛り上がっていた。
襖越しに耳にした「医者に診てもらえと云ったんだ」という、三島さんのひときわ高い誇らしげな声は忘れることができない。
その時お顔は見なかったが、きっとあの大きな目が特別輝いていたことだろう。
神西敦子
「三島夫妻と二つの亀」より
たった一度だけ、三島さんと銀座を歩いたことがあった。
私の大学卒業に際し、「鉢の木会」が腕時計をくださるということで、和光に出向いた。
三島さんはいつもどおりの笑いを振りまき、もとより知られた顔だから、集まる人々の視線が眩しく、とても気恥ずかしかった。
三島さんは、大変几帳面で礼儀正しく、細やかな心遣いをされる方だった。
父の生前は父に、亡くなってからは母に、筆、あるいは万年筆で署名された三島さんの著書が律義に届けられた。
なかには、「神西清様」と記された名刺がはさんであるものも何冊かある。書体は均整がとれていて美しい。
…装幀も凝ったものが多い。
…代表作「金閣寺」の限定版は、年数のたった今も、手にとるとふんだんに使われている金箔が指につくほど豪華で、
本箱のたくさんの三島本の中でも王将格である。
奥付には、本書は二百部を限定刊行す、その内二十部は無番号著者家蔵本、本書はそのNo.、とあってナンバーはついていない。
これをみても三島さんが、いかに父に礼を尽くして下さっていたかがわかる。
季節毎の心遣いも、瑤子夫人が亡くなるまで途切れることなく続いた。稀有なことである。
瑤子夫人死去の報は、ご病気を知らなかったこともあり、私を大そう驚かせた。
夫人の通夜の晩はむし暑く、三島邸前の道路は別れの時を待つ人で埋めつくされ、月も動きをとめ、大気は重く悲しみに沈んでいた。
天空にあった細い月は夫人の魂をいざなうかのように、やがて視界から消えていった。
日ならずして、夫人を偲ぶ品が届けられた。
小箱の中には、甲羅が緑色、足が紫色の石の、美しい大きい亀のブローチ。
偶然とはいえ、この不思議な巡り合わせに私はしばし言葉もなかった。
金の亀と緑の亀。二つめの亀の出現で、三島夫妻は私の中で一つの像となった。
神西敦子
「三島夫妻と二つの亀」より
>>278 >(あとインテリジェンス機関は、日本国にも存在します〜 内調ではないよ)
なんて言う奴?
>>292-293 こういうコピペして何がしたいの?
読むわけ無いじゃん。
これだからカルト信者はバカなんだよ。
梶井基次郎の文学は、デカダンスの詩と古典の端正との稀な結合、熱つぽい額と冷たい檸檬との絶妙な取り合はせであつて、
その肉感的な理智の結晶ともいふべき作品は、いつまでも新鮮さを保ち、おそらく現代の粗雑な小説の中に置いたら、
その新らしさと高貴によつて、ほかの現代文学を忽ち古ぼけた情ないものに見せるであらう。
三島由紀夫
「梶井基次郎全集 推薦文」より
梶井基次郎の作品では、「城のある町にて」が一番好きだが、この蒼穹」も、捨て難い小品である。
小説ではなくて、一篇の散文詩であり、今日ではさう思つて読んだはうがいい。
この作者が、死の直前、本当の小説家にならうとして書いた「のんきな患者」をほめる人もあるが、
私には、氏は永久に小説家にならうなどと思はなかつたはうがよかつたと思はれる。
この人は小説家になれるやうな下司な人種ではなかつたのである。
「蒼穹」は、青春の憂鬱の何といふ明晰な知的表出であらう。何といふ清潔さ、何といふ的確さであらう。
白昼の只中に闇を見るその感覚は、少しも病的なものではなく、明晰さのきはまつた目が、当然見るべきものを見てゐるのである。
健康な体で精神の病的な作家もゐれば、梶井基次郎のやうに病気でゐながら精神が健康で力強い作家もゐる。
同じ病気でも、梶井には堀辰雄にない雄々しさと力のあるところが好きである。
三島由紀夫
「捨て難い小品」より
300 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 19:34:40
>>291 「SMとか」は、SMクラブ等の特殊な場合「だけ」という意味ではありませんね?
あなたは、個人の勝手であるものの例として「君が代を歌えと強要すること」をあげています。
君が代を歌えと強要しようがしまいが個人の勝手ですね?
↓
89 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:00:10
>>87 > こういうことは拒絶しろと強要してるけど、これは下劣な行為ですね?
いいえ、 私は↓のような下劣な強要を拒絶しろと強要はしていません。 何故なら下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手だからです。 SMとかね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
「ぼくだよ、ぼたもちだよ」に見えてならない。
302 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 21:17:38
>>300 >「SMとか」は、SMクラブ等の特殊な場合「だけ」という意味ではありませんね?
「SMとか」は、SMクラブ等の特殊な場合「だけ」という意味で書きました。
つーか、常識で考えて ↓ がいかに下劣なことか、あなたはわかんないの? あなたバカ?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
>>302 「常識」という物は民主主義国では人それぞれです。
「常識」を理由に人を非難してはなりません。
304 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 22:03:55
>>303 つーか、コモンセンスってのがあるんじゃないの?
どうですか、教養のある人、↓の行為はコモンセンスに照らし合わせて下劣なことだと思うのですが、どーでしょうか?
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
どこが下劣なんですか?
特定家族が賛美されるのが我慢ならないのですか?
残念でしたね。特定家系に生まれなくて。
みじめですね。
306 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 23:34:07
>>305 下劣なのはこの「強要」の部分ですね。
これさえなければ何の問題もありません。 あと、問題は憲法1条かな。 特定家族の名前を名前を憲法に書くなんてのは、土人の国の憲法だよねw
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
307 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 23:41:50
>>306 てめぇの脳内では日本国は土人の国なんですね
それならそれでよし! 糞かくそにたかる蠅みたいな奴だな
まじで きもいんだよ こら!! 死ねや!
308 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 23:45:13
「強要」なんてしてねーよ 実質的に現実的に
>>306は頭おかしいんだろ 精神病院にでも入院してるか引き篭もってろ そして氏ね!!
309 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/02(水) 23:52:31
おやおや、キチガイ天皇カルトの人がわめいていますね。
こんな人をこれ以上作らないためにも、↓こういう下劣な行為をやめるべきなのです。
↓こういうことをやるから、
>>308のようなキチガイ天皇カルトが出来てしまうのです。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
310 :
吾輩は名無しである:2009/09/02(水) 23:58:43
下劣なのはてめぇ、てめぇ!の存在そのものなんだよ!!
>>309 天皇 ◆gJQGuDMQlY
まじで、邪魔臭(くさ)い! ゲロ以下のにおいがプンプンするぜぇ
亀はしあわせをよぶという。
私の手許に、甲羅に彫りの入った八ミリほどの小さな金の亀のペンダントトップがある。
これは私が十代の頃、三島さんに頂いたもの。
戦後間もなく、現在のように海外渡航が自由でなかった頃、三島さんはいち早く外国に足を運ばれた。
この亀はその時のおみやげである。
…私のアクセサリー箱の中では一番の古株、出番も多く、いわばお守りのような存在だ。
私が三島さんにお目にかかるのは、いつも我が家が「鉢の木会」のお当番の時だった。
…今では、大岡昇平、中村光夫、吉田健一、福田恆存、三島由紀夫の各氏、それに私の父の神西清はみな故人となった。
三島さんは会の中では一番若く、そのせいか口うるさい面々の恰好の揶揄の対象になることもしばしばで、
その場合三島さんの逃げ道は二つ。
まずはあの豪快な笑いで、からみつく蜘蛛の糸を振り払い、次の手はゴロッと横になって高鼾をきめこむ。
元々が個性の強い人たちの集まりである。お酒の飲みっぷりも各人各様で、見飽きることがなかった。
酒宴が進むほどに、笑い声も賑やかになるのだが、三島さんのそれはいつも大きく際立っていた。
一人一人の顔にそれぞれの特徴ある笑い声が重なり、懐かしく往時を思い出す。
連歌を楽しみ、時にはお互いの仕事に対する鋭い批判も交錯し、この上なく濃密な時だった。
父の死後、「鉢の木会」が二階堂の家でひらかれたことがある。
三島さんは新婚間もなくで、座は瑤子夫人のお目出度の話題で盛り上がっていた。
襖越しに耳にした「医者に診てもらえと云ったんだ」という、三島さんのひときわ高い誇らしげな声は忘れることができない。
その時お顔は見なかったが、きっとあの大きな目が特別輝いていたことだろう。
神西敦子
「三島夫妻と二つの亀」より
たった一度だけ、三島さんと銀座を歩いたことがあった。
私の大学卒業に際し、「鉢の木会」が腕時計をくださるということで、和光に出向いた。
三島さんはいつもどおりの笑いを振りまき、もとより知られた顔だから、集まる人々の視線が眩しく、とても気恥ずかしかった。
三島さんは、大変几帳面で礼儀正しく、細やかな心遣いをされる方だった。
父の生前は父に、亡くなってからは母に、筆、あるいは万年筆で署名された三島さんの著書が律義に届けられた。
なかには、「神西清様」と記された名刺がはさんであるものも何冊かある。書体は均整がとれていて美しい。
…装幀も凝ったものが多い。
…代表作「金閣寺」の限定版は、年数のたった今も、手にとるとふんだんに使われている金箔が指につくほど豪華で、
本箱のたくさんの三島本の中でも王将格である。
奥付には、本書は二百部を限定刊行す、その内二十部は無番号著者家蔵本、本書はそのNo.、とあってナンバーはついていない。
これをみても三島さんが、いかに父に礼を尽くして下さっていたかがわかる。
季節毎の心遣いも、瑤子夫人が亡くなるまで途切れることなく続いた。稀有なことである。
瑤子夫人死去の報は、ご病気を知らなかったこともあり、私を大そう驚かせた。
夫人の通夜の晩はむし暑く、三島邸前の道路は別れの時を待つ人で埋めつくされ、月も動きをとめ、大気は重く悲しみに沈んでいた。
天空にあった細い月は夫人の魂をいざなうかのように、やがて視界から消えていった。
日ならずして、夫人を偲ぶ品が届けられた。
小箱の中には、甲羅が緑色、足が紫色の石の、美しい大きい亀のブローチ。
偶然とはいえ、この不思議な巡り合わせに私はしばし言葉もなかった。
金の亀と緑の亀。二つめの亀の出現で、三島夫妻は私の中で一つの像となった。
神西敦子
「三島夫妻と二つの亀」より
314 :
吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 00:05:04
っつーか、ずっと同じ つまらないネタで スレを荒らさないでもらえる?
>>309 釣られてるお前等も大バカだが ぎゃは
315 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/03(木) 00:12:37
ばあさんが ぎゃは だってw
316 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/03(木) 00:15:51
>>314 つまらないどころか、↓はとても重大な問題ですよ。 この問題が解決するなら、このスレどころか、2ちゃんねる全部を潰してもいいぐらいの問題です。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
318 :
吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 00:28:01
しかし私は小・中学校の音楽の授業で色々な歌を歌うよう強要されました。
ドナドナなんて大嫌いでした。
あーる晴れたぁ〜ひーる下がりぃ〜
ドナドナドナドーナぁ〜子牛をのせてぇ〜
よくもこんな辛気臭い歌を歌わせたもんだ。
319 :
吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 00:38:58
くらーいもり〜 はし〜るうま〜♪って覚えてる?
魔王 ゲーテの詩
320 :
吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 00:59:05
天皇 ◆gJQGuDMQlY はリアルできちがいだな
にやにやしてんじゃねーよ はやく、死んだら?
その前に うんこ喰ってみろよ
321 :
天皇 ◇gJQGuDMQlY :2009/09/03(木) 01:07:09
つまり、ビルにしかけられた爆弾がきわめて高性能の小型原子爆弾でアメリカでしか開発出来ないだろう、というしろものだそう。
そういう諸々の事実から犯人はアメリカ政府だと結論づけてるようですよ。 いろいろ証明してるからググってみて下さい。
322 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/03(木) 01:30:29
つーことは、
>>314 はばあさんじゃなくて、スミスとかって男かな?w
323 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/03(木) 01:39:45
>>318 そうだよね、たかが牛の歌でも傷つくんだから、↓こんなことをされたら、日本中、キチガイ天皇カルトばっかになっちゃう。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
324 :
ザ・スミス:2009/09/03(木) 04:08:31
>>322 あ? なんでオレが出てくんだよ?
タイマン張れやオラ
325 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/03(木) 05:36:17
>>324 いいや、お前ではない。 お前ではないスミスのことだ。 お前はいちいち出て来るな。 こら。
326 :
ザ・スミス:2009/09/03(木) 05:43:58
俺のことかこの野郎!?
>>324 タイマン張りますよ。
しかし、貴方のしょぼい体では私には勝てません。
私のワンツーで貴方は気付かないうちに気絶してるでしょうね(笑)。
328 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/03(木) 08:01:04
まあ、なにはともあれ、↓は下劣な行為だということなのですよ、みなさん。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
329 :
ザ・スミス:2009/09/03(木) 08:34:22
お前のコテハンの方がお下劣だぜ。悪趣味極まりない。
誰かはやくこの糞コテを別スレに隔離してくれ
なんかゲゲゲの鬼太郎みたいに、わけわからん妖怪が
うじゃうじゃと集まってきたなw
ま、仕方がない。これが2ちゃんの現実だと思えば腹も立つまい。
しばらく放置するしかないだろうよ。一ヶ月くらいほっとけば、
さすがに飽きて、元の棲家に戻って行くだろうて。
とにかく構うのがいかん。スレが使えなくなるのは残念だが、
レスしたくなってもグッと我慢。ね、皆さん、宜しく。
勿論自分もこれを最後に当分姿を消すつもり。
あ、妖怪とは無関係の、三島関連のコピペなら歓迎。
色々と参考になり、重宝している。同じ思いのROM住人も多い
はずだから、非難・罵倒にめげず、思う存分載せてくだされ。
332 :
吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 16:55:03
>>319 おとーさん!おとーさん!
歌声より伴奏のピアノが怖かったよ〜ひぃ〜!!!
334 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/04(金) 07:45:14
>>329 すみません。 親からもらった名前なもので簡単には変えられないんです。
まず、↓この辺から変えたいなとは思ってるんですが。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
335 :
吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 07:56:09
>>334 「SMとか」は、SMクラブ等の特殊な場合「だけ」という意味ではありません。
あなたは、個人の勝手であるものの例として「君が代を歌えと強要すること」をあげています。
君が代を歌えと強要しようがしまいが個人の勝手ですね?
↓
89 :天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/01(火) 03:00:10
>>87 > こういうことは拒絶しろと強要してるけど、これは下劣な行為ですね?
いいえ、 私は↓のような下劣な強要を拒絶しろと強要はしていません。 何故なら下劣な強要を拒絶するかしないかは個人の勝手だからです。 SMとかね。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
平成十年の春、私はある方を通して、三島由紀夫の学習院の中等科・高等科時代に、同校の先輩であり、
文学上の友人であった東文彦(本名・東健)に宛てた、多くの書簡を手にすることになった。
…この書簡の中味については、すでに解説で記したのでここでくりかえさないが、十代半ばからの、
まだどこか幼さを残す、平岡公威のその手紙の筆蹟を目にしたときの強い印象は、今も鮮明によみがえる。
後年の、作家・三島由紀夫の自筆原稿の見事な文字は写真で見たことがあったし、…短編小説「蘭陵王」の原稿の
完全復元版を私は持っていたので、そのほとんど直しのない楷書体の雄渾な手蹟は、天才のあかしのように見えた。
十代の手紙は、処女作「花ざかりの森」についての昭和十六年七月二十四日付の唯一の毛筆の書簡も含めて、
これもほとんど全て形の整った丁寧な文字で記されており、信頼する先輩にむけて、自らの堅忍不抜の
文学への思いを存分に披瀝している。
富岡幸一郎
「十代書簡、その手蹟」より
しかし、便箋をびっしりと埋めたその文字からは、やはり十代ならではの、初々しさと真摯さがうかがえた。
手紙の文面の、まさに天賦の才を、早熟に刻印した瞠目すべき内容とは、ときにちぐはぐとも見える、
その手蹟の生真面目さ、素朴さは、私にある哀しみのようなものを感じさせずにはおかなかった。
そうだ、この哀しみの感触こそ、自分が三島の文学のなかにずっと感じてきたものではないのか。
恋人であった園子と再会した「私」が、腕に牡丹の刺青のある半裸の男の肉体に、目をうばわれた瞬間を、
〈雷が落ちて生木が引裂かれるやうに〉と記した「仮面の告白」のラストシーン。
「真夏の死」の朝子がみせる、かつて愛児を呑み込んだ夏の海辺に戻って来て、放心したように〈何事かを待つてゐる表情〉。
金閣寺に火を放った主人公が、自分の死場所として夢みていた究境頂に入ろうとし、戸を叩くが、開かずに、
ためらわずに身を飜えして階を駈け下りる一瞬。
「三熊野詣」の藤宮先生が、熊野那智大社の境内で女の名を朱筆で記した櫛を、枝垂桜の下に埋めようとして、
爪で土を掻き出すところ。
富岡幸一郎
「十代書簡、その手蹟」より
また、「英霊の声」の次のような一節。
〈だが、昭和の歴史においてただ二度だけ、陛下は神であらせられるべきだつた。
何と云はうか、人間としての義務において、神であらせられるべきだつた。この二度だけは、
陛下は人間であらせられるその深度のきはみにおいて、正に、神であらせられるべきだつた。…〉
そして「豊饒の海」最終巻、「天人五衰」の最後で本多繁邦が、奈良の月修寺の門跡となっている聡子に会うために
車を走らせながら、その夏空の下の景色に目をやったときの感慨……。
〈……目の前に光りと感じられてゐるものは、底知れぬほどの闇の陰画なのであらうか。
さう思つたとき本多は、自分の目が又しても事物の背後へ廻らうとしてゐるのを感じた。…〉
…三島の光彩陸離たる作品群は、戦後の日本文学を四半世紀にわたってかたちづくった。
その多才と意志強固な行動力は、あの割腹死に至るまで揺らぐことはなかった。
富岡幸一郎
「十代書簡、その手蹟」より
しかし、その生と文学の底には、この〈世界〉を、〈自分の手の上にそつと載せて護つておかなければ〉、
そうしなければならない宿命を負った少年の自意識の哀しみが、つねに通奏音としてあったのではないか。
自決の直前のインタビューに答えて、三島は「十代の思想」への回帰ということを、自らの口で語った。
〈ひとたび自分の本質がロマンティークだとわかると、どうしてもハイムケール(帰郷)するわけですね。
(中略)十代にいっちゃうのです。十代にいっちゃうと、いろんなものが、パンドラの箱みたいに、
ワーッと出てくるんです〉(「三島由紀夫 最後の言葉」)
私がその十代書簡の筆蹟のうえに見たものも、三島由紀夫=平岡公威のハイマート、すなわち源泉の感情であった。
その自我は、彼の帰郷の道行きであったともいえよう。
富岡幸一郎
「十代書簡、その手蹟」より
340 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/05(土) 06:03:49
>>335 > 君が代を歌えと強要しようがしまいが個人の勝手ですね?
いいえ、↓こんなことをやってはいけません。
・頭の柔らかい小中学生に 「 特定家族を讃える歌 」 = 「 君が代 」 を歌えと強要
341 :
ザ・スミス:2009/09/05(土) 07:47:37
お前の親は下品な田舎者だったんだな。
吉田満は、三島由紀夫の「死」を、青春の頂点において「いかに死ぬか」という難問との対決を通してしか、
「いかに生きるか」の課題が許されなかった世代――そのような世代のひとつの死としてとらえ直してみせた。
あの自決がさまざまな意味を「異なる解明の糸口」を示していながら、実のところ戦争に散華した仲間と
同じ場所を求めての、死の選択であり、そのような願いによる決断であったという。
これはたんなる世代論だろうか。
三島由紀夫の生と文学を、あまりに単純な世代の「死」として単純化してしまうことになるのだろうか。
私はそうは思わない。
保田輿重郎は三島の自刃に際して「三島氏の事件は、近来の大事件といふ以上に、日本の歴史の上で、
何百年にわたる大事件となると思った」と記したが、もし仮にそうだったとしても、それは三島由紀夫という
個的な存在の、その生と死の劇的な問いかけゆえにではなく、その「死」が疑いもなく一つの世代の夥しい
「顔」と重なり合い、その死のなかに埋没することを懇望したものであったからではないか。
あの自決事件は、決して特異なものでも異常なものでもなく、あえていえば平凡な静謐さのなかにある。
そう思うとき、『豊饒の海』第一巻の冒頭で描かれた「セピア色のインキで印刷」された日露戦没の写真――
その風景を想起せずにはいられない。
富岡幸一郎
「仮面の神学」より
…池田浩平や吉田満といった同世代の死者のなかにとらえるとき、戦後作家としての彼の仮面――
『仮面の告白』についての作家自身の注釈でいえば「肉づきの仮面」――の背後に隠されていた素顔が浮かびあがる。
戦後作家としての無数の華麗な「仮面」。
神学者の大木英夫は、三島由紀夫は、その文学は仮面をかぶることによって、「神学問題で灼けただれている
現実にも耐える」と正確に指摘した。
《そして死を避ける。しかし、彼の文学は、かえってその仮面が割れて、素顔が出て、神学問題に直面するところがある。
そして死が避けられなくなる。
さまざまな奇行と試行の紆余曲折を経て、ついに市ヶ谷への突貫となるのである》(「三島由紀夫における神の死の神学」)
富岡幸一郎
「仮面の神学」より
『仮面の告白』が、『花ざかりの森』と彼の十代の青春の住処がであった「死の領域」への遺書であり、
まさに「死を避ける」ための人工の文学的仮面であったとすれば、最晩年に書かれたエッセイ『太陽と鉄』は、
「その仮面が割れて」いくところを詳細に辿ってみせた自己告白の書であった。
これまで何度も論じてきたように、そこに三島における「神学問題」が、すなわちあの「神の死」の問題が
露われているのはいうまでもない。
おそらく、日本における神学問題を最もラディカルに現実の光のなかに引きずり出したのが三島由紀夫である。
多くの宗教学者が決して見ようとしなかったものを、語りえなかった根底的な「神」の問題を、三島は自らの生と文学と、
そしてあの苛烈な死によって語ってみせた。
いや、「神学問題に直面」したとき、「死が避けられなく」なった。
富岡幸一郎
「仮面の神学」より
われわれが太陽を直視しようと懸命にこころみ、まぶしさのあまり目がくらんで顔をそむけると、目の前に、
いわばその治療剤として、色のついた暗い斑点が浮かび上がるものである。
ちょうどそれと正反対の現象として、ソフォクレスの主人公の光像現象、別のことばでいえば仮面というアポロ的現象は、
自然の内奥にある恐るべきものを見たまなざしの必然的な産物であり、いわば凄惨な夜闇に傷ついた目を
癒やすための光る斑点なのである。
フリードリヒ・ニーチェ
「悲劇の誕生」より
少年のころ、一度、太陽と睨めつこをしようとしたことがある。
見るか見ぬかの一瞬のうちの変化だが、はじめそれは灼熱した赤い玉だつた。
それが渦巻きはじめた。ぴたりと静まつた。
するとそれは蒼黒い、平べつたい、冷たい鉄の円盤になつた。
彼は太陽の本質を見たと思つた。……しばらくはゐたるところに、太陽の白い残影を見た。
叢にも。木立のかげにも。目を移す青空のどの一隅にも。
それは正義だつた。眩しくてとても正視できないもの。
そして、目に一度宿つたのちは、そこかしこに見える光りの斑は、正義の残影だつた。
三島由紀夫
「剣」より
このスレの三島ファンはアメリカ文学嫌いそうだな。
ちなみに俺は嫌いです。
348 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/05(土) 12:19:02
>>345 >>346 それはたんなる生理現象に屁理屈を付けただけだわなw
で、三島のはニーチェをぱくった可能性があるわなw
349 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/05(土) 12:58:29
ニーチェなんて読んだこともないくせによく言うよw
350 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 13:48:34
>>347 あんま好きじゃない。
登場人物に明確な役割があるという三島文学はヨーロッパ文学の流れを汲む物。
村上春樹やそのチルドレン達は真逆。
村上春樹って進駐軍の米兵にギブ・ミー・チョコレートとか言ってたのかな。
三島ファンは当然小沢民主を応援してるんだよね?
>>352 三島ファンにも様々な考えがあるから、当然ってことはないよ。
個人的には、小沢はいいところもあると思うし、自民党のなかの変なのよりはマシだと思うけど、
今ひとつ何考えてるかよくわからない感じ。
本当に、日本の伝統文化を尊重してる人なのか不明。
354 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 23:10:12
豊饒の海を読んだら他の小説が読めなくなった
355 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 23:12:38
ニーチェの名前が出たついでに聞きたいけど
道徳の系譜だけ読んでニーチェ読んだとは言えるの?
>>353 そうだね。
でも小沢の政治思想的原点は、実は三島と同じ「普通の国」論にあるのよ。
占領憲法破棄、自主憲法制定を訴え、靖国神社にもよく参拝する。
天皇陛下への敬愛も強く、しばしば国会サボりを非難されるが、陛下がご臨席の開会式には初当選以来全て出席している。
売国と揶揄されるけど、本当は石原慎太郎などと近い保守本流なのよね。
政治はなんだかんだ言っても権力闘争だから、米国追従を是とする自民党党内をまとめるために率先して米国の言うことを聞いていたけど、
今はアジア米中二国支配構想に楔を打ち込むために「東アジア共同体構想」などを打ち立てたり、アジアの連携を強化しようとしている。
近年のリベラル的な発言も党内の旧社会党勢力への配慮から来る物だし、ネトウヨは中国への売国だと叫ぶけど、
本心は中国を利用して米国の奴隷から解放し、日本を真の独立国にしようと考えている。
だけど田中角栄の時のように、きっとCIAに潰されるだろうな……。
357 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 23:41:06
>>355 加えて「善悪の彼岸」と「ツァラトゥストラかく語りき」も読んだら良いかと。
>>356 そうなの。憲法改正反対なのかと思ってたわ。
いろいろ不明なのは、アカヒマスコミやアメリカポチ系マスコミ両方を目眩ましにするための作戦なのかな。
>>355 私も一冊しかまだ見てないよ。
「この人を見よ」も前に買ってあるけど、まだめくってもないままです。
>>358 きっとそうだろうね。
天皇陛下は元首であると明言しているし、現行憲法否定はずっとやってるよ。
確かに叩けばホコリが沢山出てくるかも知れないけど、国際社会は健全な人間じゃ勝ち抜けないし、
何よりも日本を独立させてくれるなら多少のことには目をつぶる。
362 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/06(日) 00:54:30
>>356 > でも小沢の政治思想的原点は、実は三島と同じ「普通の国」論にあるのよ。
三島は普通の国じゃイヤなんだよw
ずーと、明治以後にでっち上げられた、天皇を中心とした神の国であって欲しかったんだろーね。
それを、天皇がまかさの人間宣言をしちゃったわけだから、腹開きをしたんじゃないの?
363 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/06(日) 01:03:11
そう考えると麻原ショウコウは偉いよな、最後まで神のポジションを維持してるわけだから。
期待を裏切らない。
364 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/06(日) 05:02:21
つまり、明治維新以後、薩長によって↓のマインドコントロールがなされてきたわけです。
で、三島という人はそういうマインドコンロール社会が好きだったんでしょーね。
で実際、天皇は神という設定で多くの若者が戦争で
「天皇陛下万歳」とか叫んで死んでるのです。
ところが自分のことしか考えられない昭和天皇はマッカーサーにビビって簡単に人間宣言しちゃう。
それに対する抗議の腹切りなんでしょーね。
・教育勅語でマインド・コントロール
・天皇は神と強制でマインド・コントロール
・死ねば靖国神社で神にしてやるでマインド・コントロール
・天皇を讃える歌(国歌)を小学生に強制でマインド・コントロール
365 :
天皇 ◆gJQGuDMQlY :2009/09/06(日) 05:31:02
つまり、「天皇は神」という設定を容認して、神を演じてきたのだから、戦後も神でいろよと、
神でいられないなら、死ねと。 人間宣言なんかふざけんなと。 お前は犬か?と。
そういう気持なんでしょうね、三島は。
366 :
ザ・スミス:2009/09/06(日) 07:20:21
アホー
読書感想文を評価してもらいたいのですが、、評価してもらえますかね。
368 :
ザ・スミス:2009/09/06(日) 11:55:55
どれですか?
369 :
367:2009/09/06(日) 12:11:04
>>368 他のスレッドに書き込んだのですが。よければ読んでみて感想を聞かせてください。
title 読書感想文、結構自信あったのにな
370 :
ザ・スミス:2009/09/06(日) 12:58:01
ムカついた
371 :
367:2009/09/06(日) 13:03:01
そうですか、すいませんでした。
大して深く読んでなかったもので、本のメッセージをつかめていたか不安だったのでが、つかめていなかったようですね。
372 :
ザ・スミス:2009/09/06(日) 14:50:44
スレを立てた理由がわからなくてムカつきました。
373 :
367:2009/09/06(日) 15:46:17
文章表現力を、高めようと思って。大勢の目に触れて多くの人の意見が聞きたかったためです。
また、自分の文章を正直に評価してくれる人を求めていたからです。
>>373 葉隠入門の感想文よかったと思います。
正式に授業で提出する場合は、一番気に入った項目や箇所などをクローズアップすると、さらにいいと思いますよ。
三島:日本人はアジアでも特殊な民族で、外来文明に対する抵抗力はいちばん強いと思う。
肺結核の黴菌に対しても、清浄な空気の田舎から出てきた人は非常にかかりやすく、都会でもまれて免疫になっている人は
かかりにくいのと同じで、日本は外来文化の吹きだまりと言われているぐらいなので、抵抗力はアジアでいちばん強い。
インド人は依然としてサリーを着ている。インド人は外来文化に対して立派に抵抗している。
日本人の男は似合いもしないセビロを着、女はドレスを着ている。
皮相な観測をする外国人は、日本人は無節操で外来文化に対する抵抗力がないというが、そんなことはない。
似合わないセビロを着ていられるから抵抗力があるのだ。
そういう恰好ができないということは、逆にいえば抵抗力がないということだ。
ガンジーが糸車で抵抗したのはそれを知っていたからだ。
トインビーが言っているように、東南アジアから近東地方にかけての西洋文明の侵略に抵抗しえたのは
ガンジーの糸車である。もし、たとえ小さな機械でも、あれを機械に変えていれば、堤に穴があいたように、
そこからどっと西洋文明が入って来る。
そして社会が改革され、経済が改革され、西洋人が教えたとおりにやっていく。
現に東南アジア諸国は西洋をまねて革命を起こそうとしているが、日本はその点、いつもぐずらぐずらしている。
明治維新だってしようがないからやったんだ。のらりくらりで、相手を受け入れても抵抗力を失わない。
これは自信を持っていいと思う。
冷蔵庫やテレビをおいても、もう一つの世界を持っていける力がある。
人生をフィクションにする力は、日本人の大きな力だ。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
三島:アメリカ人をご覧なさい。アメリカ人は六つの頃からセビロを着て、死ぬまでセビロを着なければならない。
ほかに着るものがない。人生をフィクションにする部分は一つもない。
教会に行ってもプロテスタントの教会だから、カソリックと違って飾り物やお祭があるわけでもない。
その一生は、人生のフィクションを味わうものがなにもないから、じつにさびしいものだろう。
そうだから、日本の文化に見られる人間精神の、純粋な結晶に、憧れを感じる。
日本人はそれをケロっとして持っている。自信を持っていい。
千:私もそれを考えて、ある席で言ったことがある。
日本人は模倣性が強いというが、そんなことは考えなくともよい。
無意識のうちに外にいるときは洋服、畳の上にいるときは着物を着る。
衣食住に関しては、外国人ができないことを平然としてやれる。
ですから、こういう機械文明の時代になっても、茶室で静かに自分の境地をさがし出すこともできる。
編集者:…お茶事は演出するもの、フィクションである。
しかも、それは歌舞伎の「先代萩」とか「菅原伝授」とか、たとえ俳優がかわっても繰り返して
なんべんでもやれるというものではない。だから一期一会……。
千:一期一会はお茶から出ているんだが、べつにお茶だけに限らなくともいいでしょう。
人間はおたがいに生活に追われているから、一日の一瞬間でも、ほんとうに心からとけあってお茶事を構成していこう、
そういう解釈でいいんじゃないですか。
今日会えば二度と会えなくても満足だという真剣勝負のような気持、そういう気魄は当然あるべきだと思う。
ただ、それを押しつけては、おたがいに窮屈になってしまうけれど。
三島:最高の快楽というのはそういうもんじゃないか。
現在の一瞬間を最高に楽しむ。非常にストイックな快楽ということになりますね。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
千:瞬間瞬間をいかに満足するか。お茶を出す亭主はどういうようにすればお客さんに喜んでもらえるか、
また客のほうは、どうすれば雰囲気のなかに溶け込んで、自分というものが亭主に快く受け入れられるかという
瞬間的なふれあい、それは今言われたように、最高の快楽、和・敬・清・寂というものだろうと思う。
三島:たいへん教養のあるアメリカの婦人が、日本にきて、北鎌倉のあるお寺に行ってそこの高僧に会った。
春で庭に梅の花が咲いていた。その人は日本語ができないので、おそるおそる座敷に入って、端近に座った。
やがて和尚さんが現われてニッコリした。彼女もなにもわからないがニッコリした。
その瞬間、彼女はここで死んでもいいと思ったそうです。
これまで五十何年間生きてきたけれども、自分が死んでもいいと思った瞬間はあのときがはじめてだといっていたが、
ここに道を求むる人ありという感じでした。(笑)
三島:…これは古い言葉ですが、伝統芸術というのはおしなべて「捨身飼虎」の精神がほしいと思う。
身を捨てるということは、現代ではセビロを着ること、テレビを見ること、洗濯機を使うこと、地下鉄を乗ること、
これが現代の捨身。お茶はほんとうにおそろしいものですよという位置まで高めるのが飼虎。そうしなければいけないと思う。
いま歌舞伎や能の人のやっていることは、虎が檻から勝手に出てしまって、自分では虎を飼っていない人が多い。
そこで身を捨てないで、着物、羽織、袴をはいても、虎がいないのでは人の心をつかめない。
お客さんは檻のなかに虎がいないことを知っている。
編集者:…お茶は虎だというのは非常に大切だと思います。盲蛇におじずで、虎を猫だと思っている人が多いから、
猫じゃなくて虎だということを知らせるのは伝統を守るために必要なことでしょう。
外人を茶室に入れたら、キチッと坐らせて、猫じゃなく虎だと思わせることは非常に必要なことですね。
三島:ますますこれから必要でしょう。総理大臣までチョロチョロしている世の中で、日本の凜然たるものを
持っているのは伝統芸術だけだということになるかもしれないね。
三島由紀夫
千宗室との対談「捨身飼虎」より
小林秀雄と三島の金閣寺の対談が読みたいです。
何に収録されていますか?
>>378 講談社文芸文庫の「小林秀雄対話集」に収録されてる。
>>379 ありゃ、こないだ「さようなら、ギャングたち」買ったときに一緒に買えば良かったですね。
ありがとうございます。
私は別に美食家ではない。おいしいものは好きだけれども、場合によつてはまづいものも好きである。
美食しかできないといふ人は、たとへばローマの「トリマルキオーの饗宴」の主人公のやうに、退廃した人間である。
私は男といふものは、絹のパジャマでも軍隊毛布でも同じやうに平気で寝られる人間であるべきだと思ふ。
絹のパジャマでなくては眠れないといふ人間は、男ではない。
…自衛隊の食事は一日三食二百六十円である。マキシムは一食一万円である。おほむね値段からすれば百倍である。
ではマキシムが百倍だけおいしかつたかといへば、そんなことはない。
自衛隊では自衛隊の食事が相応においしく、マキシムではマキシムの料理が相応においしかつただけのことである。
その場その場でどちらもおいしいと思ふのは私の胃が健康だからであり、そしてそれだけのことである。
三島由紀夫
「美食について」より
…人生経験を積むにつれて、いろんなものを食べる機会にぶつかる。
私はエジプトの鶏も、ギリシャのムサカも、…(略)…、タイ料理、インド料理……あらゆるものを食べた。
自衛隊では、縞蛇もガマ蛙も自分で料理して食べた。
しかしこんなものは、毎日ほしいときに食べられたら、別に珍味といふわけではあるまい。
その時、その環境に応じて、むやみにおいしく思はれるときも、まづい時もある。
私が外交官になりたくないと思ふのは、職業として毎日義務的に美食をするほど人生で辛いことはあるまいと
思ふからである。
結婚して毎日ご馳走を幾皿も家庭で作らせる亭主を、美食家と思つて、自慢のタネにしてゐる女性は哀れである。
くりかへして言ふが、いはゆる美食家は退廃した人間であり、何を食はせても「うまい」「うまい」と
喜んで平らげる男、女から見たら物足りない男こそ、女性にとつて誇るべき亭主なのである。
三島由紀夫
「美食について」より
最近は自衛隊の飯は美味いよ。
他の国の軍隊が自衛隊のレーションの美味さにびびるし、自衛官も他の国のレーションのまずさにびびる。
有事の際には非常にまずい。
385 :
吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 20:58:20
以前TVで隊員たちの食事風景みたいなものを見たことがあるけど
野菜サラダにバターがドカンと入ってて驚いたよw
米軍が自衛官はこんな物食ってて戦争の時どうするんだ?って言ってたw
二次大戦の時のイタリアみたいになるよな常考……。
>>378 河出文庫「源泉の感情」にも収録されてる。安部公房など、他の対談もある。
388 :
吾輩は名無しである:2009/09/09(水) 21:55:33
三島と高峰秀子の対談も面白いよ。
389 :
吾輩は名無しである:2009/09/10(木) 01:08:07
鳩山幸さんはサイエントロジーというカルトと関係があるという噂があります。
http://an★tikimchi.see★saa.net/art★icle/127578850.html
↑ 日本アンチキムチ団
鳩山幸さんの旧姓が不明だそうですよ。
764 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2009/09/06(日) 01:04:07 ID:/WrcABwtO
北海道苫小牧在住の者ですが、老人ホームで暮らす朝鮮人のお婆ちゃんから聞いた話です。
幸夫人のごお父様は中国人ではなく、キム・ジョンウォン(漢字不明)という朝鮮北部出身の貿易商だったようです。
戦後は日本に渡り、幸さんが渡米するまでは神戸の商社に勤めていたようです。
キムさんは幸さんが渡米した直後、北海道室蘭に引っ越し、貿易商を営みながら総連支部の設立に尽力されたと話しておりました。
中国語・英語・ロシア語がお上手だったようですね。
866 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2009/09/06(日) 18:53:04 ID:/WrcABwtO
宝塚時代はこんちゃんのニックネームで呼ばれていたようですね。
宝塚のニックネームはたいてい、名字か名前に由来しており、名字に”こん”が含まれるのは、間違いないと思います。
【ファーストレディー】鳩山幸をウォッチするスレ 2
http://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1252279762/
390 :
吾輩は名無しである:2009/09/10(木) 04:58:19
三島由紀夫って実は虚栄心とナルシシズムの増幅、
その根源たるコンプレックスの隠蔽
この人の人生はこれしかやってこなかったんだよ
そうやって膨れ上がった爆発寸前の虚栄心、ナルシシズム
解決されることができず、次から次に積み重ねられ続けたコンプレックス
その風船が割れるまでにお膳立てして市ヶ谷自衛隊駐屯地でタイミングよく暴発。
ってただそれだけの作家。
ホラ、よくバラエティ番組の罰ゲームでやってるでしょ?
どんどん膨らむ風船。
あれを市ヶ谷の自衛隊駐屯地に持ち込んだだけだよ。
まあ、それも一つの見方・見識と一応言っておこう。
賛同する人・それで説得される人は殆どいないと思うがなw
ま、アンチスレにカキコした方がいいんじゃないの?
あそこなら、仲間がいっぱいいるだろうからw
>>390 全く三島の著書を読んでない人が上辺で知ったかぶって語るマンネリの典型、朝っぱらからご苦労さまでした。
393 :
吾輩は名無しである:2009/09/10(木) 05:34:02
…近代主義者はとにかくだめだということは、二十年でよくわかった。
そうして日本の近代主義者の言うとおりにならなかったのは、インダストリアリゼーションをやっちゃったということで、
これが歴史の非常なアイロニーですね。
普通ならば、近代主義者の言うとおりに、思想精神が完全に近代化することによって近代社会が成立し、
そしてインダストリアリゼーションの結果、そういうものが社会に実現されるという、じつは必ずしも
コミュニズムであってもなくても、彼らの考えていることはそうですよ。
ところがなに一つわれわれのメンタリティーのなかには、近代主義が妥当しないにもかかわらず、工業化が進行し、
工業化の結果の精神的退廃、空白といってもいいが、そういうものが完全に成立した。
それと、日本人のなかにある古いメンタリティーとの衝突が、各個人のなかにずいぶん無秩序なかたちで
起こっているわけですね。
…僕が思想家がぜんぜん無力だというのは、経済現象その他に対してすらなんらの予見もしなければ、
その結果に対して責任ももってないというふうに感ずるからです。
第一、戦後の物質的繁栄というのは、経済学者は一人も寄与してないと思いますよ。
僕が大蔵省にいたとき大内兵衛が、インフレ必至説を唱えて、いまにも破局的インフレがくるとおどかした。
ドッジ声明でなんとか救われたでしょう。政治的予見もなければなんにもない。
経済法則というものは、実にあいまいなもので、こんなに学問のなかでもあいまいな法則はありませんよ。
それで戦後の経済復興は、結局戦争から帰ってきた奴が一生懸命やったようなもので、なんら法則性とか
経済学者の指導とか、ドイツのシャハトのような指導的な理論的な経済学者がいたわけではないし、
まったくめくらめっぽうでここまできた。
これは経済学者の功績でも、思想家の功績でもない。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
三島:やはり林さんの明治維新の根本テーマでも、開国論者がどうしてもやりたくてやれなかったことを、
攘夷論者がやった。あの歴史の皮肉ですね。
林:攘夷論者のみが真の開国論者だった。これが歴史のアイロニイだが、敗戦史家たちには、
このアイロニイがわからないのだな。いまにわかります。
三島:そういう大きな歴史の皮肉ですね、そういうあれがあったでしょうか、戦前、戦後を通じて、文学で……。
林:アイロニイだらけだ。…ドイツ文学の鴎外と英文学の漱石が乃木大将の殉死を最も正確に理解した。…
東西文明の接点に立つ日本文化のアイロニイではないでしょうか。…
…すべて内的な自己展開であって、時流におし流されてものを言ったのではない。
…だから人間は戦争を避けて通ろうとしてはいけないのですよ。
平和は結構だが、戦争は必ず起こると覚悟していなければ、一歩も進めない。
平和が永久につづくなどと思っていたら、とんだ観測ちがいをおかすことになる。
地球国家ができましたら、こんどは宇宙船を飛ばして……。
三島:ほかの遊星を攻撃する……。
三島由紀夫
林房雄との対談「日本人論」より
>>354 三島の文体に嵌まると他の小説家の文体が個人的に物足りなく感じるということはある
>>396 松本清張には文体がない、と言って文学全集に松本清張を入れるのを頑なに拒否したっていうのありましたよね?
相当自信があったのでしょうか?
>>397 文体については関係ないと思う。
三島は、川端康成、志賀直哉には文体がないと論じてるけど、周知のように川端康成世界にはだいぶ注目しているから、
松本清張の場合は、文体以前の問題で純文学じゃないと評価したんだよ。
大岡昇平、高見順らも三島に賛同して、松本清張収録に反対したらしい。
松本清張の代わりに三島は、福永武彦、柳田国男を強く推してます。
399 :
吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 02:13:31
マルチタレントだよ三島由紀夫なんか
最近タレントでも職業作家の人でもテレビに出て
得意顔して浅学丸出しで政治問題に口出ししてるよね
三島もそういう人たちと同じマルチタレント。
あんな豊饒の海なんかも最近よくあるくだらないPОP文学だしね。
ハイ終わりw
>>399 あんた
>>390か? かく言う俺は391なんだが、
まあ、それも一つの見方・見識と一応言っておこう。
以下同文w
三島がホモだったと知ってショーック!!!
402 :
吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 11:01:08
>>399 >得意顔して浅学丸出し
ここらへんは三島と違うところだろ
政治問題を語るのに必ず政治学を学ばなければならない法はないからな
政治問題なんてもともと浅学の輩が語るべき領域だろ
豊饒の海がPOP文学という評も納得しがたい
もっとも小説というジャンルが果たして三島の性向に合っていたのかという疑問は俺も感じるけどね
「分倍河原の話を聞いて」
私達は早や疲れた体を若い小笹や柔かい青艸の上にした。
視野は広く分倍河原の緑の海の様な其の向うには、うつさうとした森があつて、
遥か彼方には山脈の様なものが長々と横たはつて居た。
白く細く見えるのは鎌倉街道である。
遠く黄色い建物は明治天皇の御遺徳を偲ぶ為の記念館であると、小池中佐はお話下さつた。
腰を下して、分倍河原の合戦のお話をお聴きする。
元弘三年、此処は血の海が、清き流れ多摩川に流れ込んだのだ。
今でこそ此の分倍河原は、虫の音や水の流れに包まれてゐるが、六百年前には静寂がなくて
其の代りに陣太鼓の音や骨肉相食む戦闘が繰り返へされたのだ。
《勝つて兜の緒を締めよ》この戦ひは如実に之を教へてゐる。
見よ。六百年の歴史の流れは、遂に此の古戦場を和かな河原に変化せしめたのだ。
其の時、足下の草の中から、小さな飛蝗が飛び出し、虫の音は愈々盛になつて居たのである。
益々空は青い。
平岡公威(三島由紀夫)
中等科一年、12歳の作文
「菊花」
渋い緑色の葉と巧みな色の配合を持つた、あの隠逸花ともよばれるつつましやかな花は、自然と園芸家によつて造られた。
園芸家達の菊は、床の間に飾られるのを、五色の屋根の下に其の艶やかな容姿を競ふのを誇りとし、
自然の造つた菊は、巨きな石塊がころがつて痩せ衰へた老人の皮膚の様な土地に、長い睫毛の下から無邪気な
瞳を覗かせてゐる幼児のやうに咲き出づるのを誇つてゐる。
前者は人の目を娯ます為に相違ないが、野菊の持つエスプリはそれ以上のものである。
荒んだ人の心の柔かな温床。
荒くれ男どもを自然の美しさに導く糧。
それが野菊である。
《鬚むじやらの人夫などが、白と緑の清楚な姿に誘はれて、次々と野菊を摘んで行き、山の端に日が燃え切る頃、
大きな花束を抱へて嬉しげに家路に着く》それは美しい風景ではあるまいか。
〜〜〜〜〜〜〜〜
時は霜月。
木々が着物を剥がされかけて寒さに震へる月であるが、彼の豪華な花弁が野分風も恐れずに微笑む時である。
平岡公威(三島由紀夫)
中等科一年、12歳の作文
>>403,404
以前どこかで「国語の教科書は道徳を面白く読ませるためのものに成り下がった」とかいう嘆きを聞いたけど
三島が中学の時とかどういう授業をしてたのかなあなんて考えてしまった
同窓にいた人たちもこういう文体で書いてたのかな?
>>405 同窓の人よりは日本の古典や文学に通じていただろうから、同級生たちの文章力はもっと稚拙だったんじゃないかな。
それでも現代の子供たちよりははるかに、みんなが日本の歴史や文化に親しんでいたでしょう。
古事記や日本神話、近代の歴史などが省かれたのは、戦後GHQ占領の日本骨抜き政策の一つ。
神話の形象は、人知れず偏在する魔神的な監視者でなければならない。
この監視者に見まもられつつ、若々しい魂は成長し、この監視者に導かれつつ、成年男子は
おのが人生と闘争との意味を解き明かす。
たとい国家といえども、神話的な基礎以上に力づよい不文律をしらない。
神話なくしては、文化はその健康にして創造的な自然力を喪失する。
神話によって一つの地平線が囲まれてはじめて、その中で、文化運動全体が統一し、完結する。
フリードリヒ・ニーチェ
「悲劇の誕生」より
三島文学にドハマリしました。
仮面の告白、潮騒、金閣寺、花盛りの森/憂国など、新潮文庫で全て読みました。
現在大学の夏休みなので、一気に読もうと思います。
最後に豊饒の海シリーズを持ってくるとして、それまでに絶対に読んだ方が良いという作品は何がありますか?
「鏡子の家」と「午後の曳航」は必須だろうと思う。
個人的には「美しい星」も。
後、評論はともかく、戯曲に目を向ければ、
「サド侯爵夫人」、「わが友ヒットラー」等。
ありがとうございます。
読んでみます。
三島は猫が嫌いなのでしょうか?
午後の曳航や金閣寺で猫を殺すシーンがありますが……。
413 :
吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 19:11:52
ねこ大好き
414 :
吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 19:24:20
馬や猫は美しいって言ってなかったっけ?
416 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/13(日) 19:37:52
てんのう
417 :
吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 21:22:22
>>409 美しい星いいよね。三島流SFドタバタコメディみたいなw
あれは一見喜劇的なんだけど、家庭の危機みたいのが書きたかったのかね
個人的には命売りますをオススメしたい
418 :
吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 21:32:25
三島は簡単な事を表現するのに言葉が多すぎる。それはけして美点では無いし正確でもない
言いたいことが簡単な事だから語彙力さえあれば三島の作品は簡単に理解できる。
正直いかにもスノッブな自分の知性や知力にコンプレックスがあるような
他人に頭良いねと言われたいようなそんな読者を想定しているところが人間的に嫌いだ。
今年の憂国忌は西部さんが出るのか
>>418 全く三島作品を読んでないのが、滲み出たレスだね。
三島文学を理解するのは、言葉がどうとかの問題じゃないから。
421 :
吾輩は名無しである:2009/09/13(日) 22:12:35
<<420
文学は言葉が全てだよ。三島ファンは読書量が足りないのかな。
>>421 言葉は言葉でも、その言葉に宿っている言霊ってのは、受容する感度がない人には、感応しないからね。
あなたにはその三島の言霊を受信する感度がないだけの話。
>>412 猫大好きで、生涯ずっと猫を飼ってたほど。愛猫家の一般の人と文通して猫談義してるよ。
>>414 動物で美しいのは馬と猫だとあるね。
424 :
ザ・スミス:2009/09/13(日) 22:37:11
猫を殺す奴は殺したい。
猫虐待は井上ひさし
427 :
はるか高み:2009/09/14(月) 00:14:39
おまいらには三島のは読むだけ無駄だw。
一行どころか一文節も読めないんだよw。
例えば「私(わたくし)」という文字さえ読めないんだよw。
私(わたくし)という文字で、三島が何者で、今なんていう名前で生き
ているかも解るんだよw。
教えようか。
イエスは青森にいたという説があるだろう。あれは本当なんだよw。
青森では自分自身のことを「わ」と言うんだよ。「た」という文字
はタガが掛かっていてね、そのまま読んでも「たか」なんだよ。
これで「わたくし」については解るだろう。次に「私」だが、漢字
は分解して読むものだと教えているよね。
428 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/14(月) 00:31:19
はるか高み、キター!!
429 :
ザ・スミス:2009/09/14(月) 00:41:03
>>427 はるか高み、キター!! けど、???
なんだかイチャってるし、それはどうでもいいけど
漢字に古代よりの由縁ある徴が見えると言った真の洞察力と
違って的外れに表現しているから、ネタか別人だよね。
430 :
はるか高み:2009/09/14(月) 00:55:43
>>398 んなことはないなぁw。
これも僕の発見なんだが、松本清張は純文学者なんだよ。
松本清張の名前は、初元清少納言、つまりこのはるか高みの
母である初恵の元は清少納言であると言ってるんだよ。そして
それはその通りなんだよ。
>>179 三島の元は紫式部であると僕は言った。紫式部と清少納言の関係
を考えてみたまえw。
431 :
はるか高み:2009/09/14(月) 00:57:17
432 :
はるか高み:2009/09/14(月) 00:59:49
>>429 そんなこと、このはるか高みは言わんよw。
433 :
はるか高み:2009/09/14(月) 01:05:55
僕の亡き母は無学だったけど、字は上手だったし、手紙なんかも
うまかったなぁ。音感もあった。
434 :
はるか高み:2009/09/14(月) 01:11:56
その清少納言は、神とイエスの二人、相対するものを生み落とした。
435 :
はるか高み:2009/09/14(月) 01:21:00
このあいだまで僕の妻であった「さ」の元はサトウハチローだし、
僕の弟は元・イエスであり紫式部、他にも・・・。
サトウハチローと三島は実に仲良くやっているようだよw。今は
男と女だけど、ひとつ前は二人とも男だからねw。どうやってん
だろかw。
436 :
はるか高み:2009/09/14(月) 01:29:59
おまいらには何のことか判らんだろう。
一つ教えよう。
清少納言の名は「少納言」、糸の内を言う、少ない。
つまり弓の内の糸が少ない、すなわち、張る。松本
清張の「張」はそういうことなんだよ。日本語を
知るにはとんちが要るとはこういうことなんだよw
437 :
はるか高み:2009/09/14(月) 01:36:52
どうせこれも日の目を見ない2chなんだろう、大助w。
438 :
はるか高み:2009/09/14(月) 01:38:09
編纂するかの2chなんだろう、雄介w。
>>422 俺も文学は内容(文に秘められた想い)を読むと思うんだけど、田中美代子っていう文芸評論家は、それは本末転倒である、と言ってたな。
なんにしろ俺は三島が好きだけど。
440 :
はるか高み:2009/09/14(月) 01:56:54
母の名誉の為に訂正しておこう。
母は神を生んだけどイエスなんかを産んでいないのである。弟は三島
すなわちイエスに変態されだものなのである。
441 :
はるか高み:2009/09/14(月) 03:37:18
じつは先日8周年祭を迎えた9.11同時多発先制攻撃事件は、
俺や彼らや奴の思念による計画的謀略だったに「過ぎない」…。
まだまだ続くよ〜 この世界が終わるまで
然し、人間には愛とか芸術とか宗教とか永遠の義とか、色々あるじゃないですか
終わる 全てが終わる 必然的に歴史学的にみても終わって仕舞うのだょ…
442 :
ザ・スミス:2009/09/14(月) 03:46:58
>>はるか高み
仕方ねーな、合法的にだから、罪じゃないし、誰も貴様等を裁くこと能わず!
暫く潜伏してろ! 捕まったら血族全て少なくとも物理的に半殺しにされて、面白可笑しく晒されて、
現代版の十字架の刑だぜ! オーマイゴッデス!!! F.M.D!
443 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 04:29:47
でも911以降、日本だけかもしれないけど
ツインタワー増えたよね。
きっといろんなことがうらではあるんだろうね。
444 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 04:41:45
清少納言から清張を導き出したわけか…
いろいろ勉強になるな。
神の方がお兄さんなんだ。弟は三島か。
(それが双子だったかはこの文章では判りかねる)
「イエスに変態されたもの」
三島からイエスになったって事かな?その逆かな?
「てにをは」はムズいな。
445 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 04:46:14
「俺や彼らや奴の思念による」
俺=はるか高み 彼ら=? 奴=?
ナチス系かな?キリスト教系?神道なのかな?
「まだまだ続くよ〜 この世界が終わるまで」
世界は急に終わるのかな?それとも万民にわかるように終わっていくのかな?
世界って人の住んでる土地の事を言ってるのかな。他の生物もついでに終わっちゃうのかな…
なんかかわいそうかも。でも一気に終われば関係ないか。
446 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 04:51:46
「人間には愛とか芸術とか宗教とか永遠の義とか、色々あるじゃないですか」
芸術か…8年前に、近づいたら一部分からサーとイオンの風が出てるような絵があった。
交響曲の最終楽章のラスト聞いてて鳥肌立つような、それと同じような感覚になった。
感覚優れてる人はもっと過敏に反応できるんだろうな。その3日後に911…変な連続だ。
447 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 05:27:07
「永遠の義」聖書に出てくるようだけど、
愛国・憂国ってイメージがわく。
義理人情・正義 二つの義だけどヤクザと警察表してるみたいでオモシロイ
でもなんで「言葉」には「葉っぱ」がついてるんだ?
端っこの事かな。枝でも、まして幹でもない、いつか本体から離れる
葉っぱになぞらえたのかな。だから秋は読書の秋、なのかもしれない。
448 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 05:38:16
F.M.D!って何の略だろう?なんとなくバルタン星人に見えるな(笑)
449 :
はるか高み:2009/09/14(月) 06:42:57
>>441 僕の名を騙るのはやめなよ。
天の僕の力を知る為に、「天罰敵面」とか天の言葉を探していた。
しかし、これからの僕は神の力の言葉を探す。
450 :
はるか高み:2009/09/14(月) 07:00:47
平野啓一郎と大助なんかは人としては異なるけど、
実は違わないんだよw。
おまいらは同一なんだからね、ぴらとw。
だからおまいは逃げられないんだよ、もうw。
おちおち寝てもいられないんだろうw。
451 :
はるか高み:2009/09/14(月) 07:08:38
>>444 双子ではない。
イエスから紫式部、樋口一葉、与謝野晶子、三島由紀夫、弟へと。
「てにおは」なんぞよくは知らんし、考えたこともないw。
「三笠・長門見学」
船は横須賀の波止場へ着いた。ポーッと汽笛が鳴る。
私達は桟橋を渡つた。薄曇りで、また酷い暑さの今日は、海迄だるさうだ。
併し、僕達は元気よく船から飛び出す。三笠の門の前に集合し、そして芝生の間の路に歩を運ぶ。
艦前に来て再び集まり、三笠保存会の方から、艦の歴史やエピソォドを伺つた。
お話が終ると私は始めて三笠を全望した。
見よ!此の勲高き旗艦を。そしてマストにはZ信号がかゝげられてゐる。
時に、雲間を割つて出でた素晴らしき陽は、この海の館を愈々荘厳ならしめた。
艦頭の国旗は、うすらな風にひるがへり、今にも三笠は、大波をけつて走り出さうだ。
一昔前はどんな設備で戦つてゐたのか、早く見たくなつた。
やがて案内の人にともなはれて急な階段を上り、艦上に入る。よく磨かれた大砲が海に向つて突き出てゐる。
こゝで日本の大きな威力が世界に見せられたわけだ。
伏見宮様の御負傷の御事どもをお聴きして、えりを正した。
其処此処に戦士者の写真が飾られてあるのも哀れだ。
(続く)
平岡公威(三島由紀夫)
中等科一年、12歳の作文
「三笠・長門見学」
私達は最上の甲板に登つて東郷大将の英姿を想像してみた。
手に望遠鏡、頭上には高くZ信号。……皇国の興廃此の一戦にあり、各員一層奮励努力せよ……。
とは単なる名文ではなくて、心の底から叫んだ愛国の声ではないか。
士官の室が大変立派なのにも驚いた。又会議室へ行つて此処でどんな戦略が考へられたかと思つた。
艦の全体にペンキで戦痕が記されてある。
こんなに沢山弾を受けたのに一つも艦の心臓部に命中しなかったのは畏い極み乍ら、
天皇の御稜威のいたす所であらう。
艦を出て、暫時休憩し、昼食を摂る。休憩が済むと、再び海に沿うた道を歩く。
そここゝにZ信号記念品販売所等と看板があるのも横須賀らしい。さうする中に海軍工廠の門内へ入つた。
…其の内にランチへ乗る。さうして五分も経たないで長門につく。
先づ此れを望んで、さつきの三笠と較べて見ると、余りにその設備の新式なのに驚いた。
艦上には四十サンチの素晴らしい大砲がある。
…あゝ日本の精鋭長門、こんな軍艦があつてこそ、日本の海は安全なのであらう。
平岡公威(三島由紀夫)
中等科一年、12歳の作文
三島はニーチェの影響が色濃く見えますが、反対の思想のウィトゲンシュタインとかスピノザとかもやっぱ読んでいたのかな?
>>454 さあ…どうかな。特に言及してないようだから不明です。
>>408 あまり取り上げないけど、エンタメ風味の「永すぎた春」もオススメ。
潮騒と同じくらい面白いよ。
457 :
はるか高み:2009/09/14(月) 19:00:30
変態(へんたい)の秘密は、変態(へんたい)の文字に隠くれている。
万事に共通の真理である。
「へんたかい」の「へん」で何を想起するかによって、解読の成
否が決まるんだが、解読結論は僕にとっても非常に興味があるも
のだったw。
458 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/14(月) 19:15:06
その通り!
459 :
はるか高み:2009/09/14(月) 19:30:37
大助君、君に変態した人はいないのかい?君のには興味がないけれども、
自演魔の君からして、自演に関係ある名の人が変態しているかもしれな
いなぁ、大助君w。
460 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/14(月) 19:43:41
俺自身が変態の結果だから…
461 :
(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2009/09/14(月) 19:45:19
俺はVICTORYSTYLEの雄介くんが初代とすると二代目なんですよ。
462 :
はるか高み:2009/09/14(月) 20:05:31
何だろうと君自身には興味がないんだよ、大助君w。
君のおじいちゃん、平野啓一郎に用があるんだよw。
まあ、同一なんだろうけどw。
463 :
444:2009/09/14(月) 20:19:35
>>450 なんかエロいね。人事ながらMっぽい奴隷根性が疼くよ(笑)
>>451 あっさり考えれば輪廻転生?
漢字を分解するヤツ面白い。「イム」「カロ」とかもあるし。
英語はもっと分解するけど「i mu」「ka ro」分解しすぎだね。
>>456 エンタメ系なら音楽も好きだな
白状すると美徳のよろめきはあんまし好きになれなかった
三島好きだったけど、ネットで自殺現場写真見てドン引きし
こいつはただの変態だ。「うわあ、君って相当なもんだねえ」と言われたいんだろう。
このふざけたスレタイはなんなの?
>>465 本当に心から三島文学が好きだったら、そんな写真見たくらいのことで嫌いにならないよ。
女の部屋は一度ノックすべきである。しかし二度ノックすべきぢやない。
さうするくらゐなら、むしろノックせずに、いきなりドアをあけたはうが上策なのである。
女といふものは、いたはられるのは大好きなくせに、顔色を窺はれるのはきらふものだ。
いつでも、的確に、しかもムンズとばかりにいたはつてほしいのである。
三島由紀夫
「複雑な彼」より
469 :
吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 17:04:59
外国人の書いた本を披見すると、よく「三島由紀夫と丸山明宏とが性関係にあった」
かの如くに記されているけど、シスターボーイは三島のタイプぢや全く無えよナッ!
「支那に於ける我が軍隊」
七月八日――其の日、東京はざわめいて居た。人々は号外を手にし、そして河北盧溝橋事件を論じ合つてゐた。
昭和十二年七月七日夜、支那軍の不法射撃に端を発して、遂に、我軍は膺懲の火ぶたを切つたのである。
続いて南口鎮八達鎮の日本アルプスをしのぐ崚嶮を登つて、壮烈な山岳戦が展開せられた。
懐来より大同へと我軍はその神聖なる軍をつゞけ、遂に、懐仁迄攻め入つたのである。
我国としても出来得る限りは、事件不拡大を旨として居たのであるが、盧溝橋事件、大山事件に至るに及び、
第二の日清戦争、否!第二の世界大戦を想像させるが如き戦ひに遭遇した。
〜〜〜〜〜〜〜〜
(続く)
平岡公威(三島由紀夫)
中等科一年、12歳の作文
「支那に於ける我が軍隊」
飲むは泥水、行くはことごとく山岳泥地、そして百二十度の炎熱酷暑、その中で我将兵は、
苦戦に苦戦を重ねて居るのである。その労苦を思ふべし、自ら我将士に脱帽したくなるではないか。
たとへ東京に百二十度の炎暑が襲はうとも、そこには清い水がある。平らかな道がある。
それが並大抵のもので無いことは良く解るのである。
併し軍は、支那のみに止らぬ。オホーツク海の彼方に、赤い鷲の眼が光つてゐる。
浦塩(ウラジホ)には、東洋への銀の翼を持つ鵬が待機してゐる。
我国は伊太利(イタリー)とも又防共協定を結んだ。
併しUNION JACK は、不可思議な態度をとつて陰険に笑つてゐる。
噫!世界は既に動揺してゐるのだ!
〜〜〜〜〜〜〜〜
支那在留の将士よ、私は郷らの健康と武運の長久を切に切に祈るものである。
平岡公威(三島由紀夫)
中等科一年、12歳の作文
やはり三島も支那戦線拡大が、米内光政が海軍陸戦協定を楯に取った不届き千万な物だとは知らなかったのか?
それとも書けなかったのかな?
三島は軍部批判もしてたよね、確か?
>>473 どうでもいいよ。歴史見解なんて所詮、資料や学者によって違ってくるし、不確実なものだから。
事件が起こったすぐのときの子供の作文に、そこまで求めるのも変な話。
鳩山由紀夫、平岡威一郎の名前トレードの件、どこかにソースある?
自分は、ああそうなんだと、話聞いた当初から鵜呑みにしてたんだけど、
三島の著作の中には、そんな話出てこないよな。
やっぱり、眉つばもんの類なんだろうか。
>>474 ああ、そういえばこの時はまだ子供かw
そうね、歴史なんて所詮無意味な物よね。
ここの三島ファンの中には作家を志す者は居ないの?
三島読むと作家なんて大変だからやめとこうって気になるよ
>>476 三島の著作にはないようですね。どっから出た説なんだろう。
威一郎は普通に平岡公威の「威」から付けたんじゃないかな。
他のスレに鳩山に詳しい人の意見があったね。↓
465:陽気な名無しさん 2009/09/03(木) 23:43:54 ID:Z8U5xESG0
話かわるけど、鳩山邦夫氏を見るたびに、
威一郎氏をハゲかたが似てるな〜って思ってた。
玄洋社とか亜細亜主義というと、今では宮台さんを想起しますね。
で、名前交換ですが、なんとなく眉唾のような気がします。
平岡さんの大蔵省入省が、1947年12月24日。
鳩山由紀夫氏誕生が1947年2月11日。
ペンネーム三島由紀夫誕生が1941年の夏。
威一郎氏はその時点で大蔵省入省済みだけど、
海軍(短現)にいたみたいだし。
平岡さんの大蔵省入省直前なら、威一郎氏は本省にいるけど、
どうなんでしょう?
466:陽気な名無しさん 2009/09/04(金) 00:31:10 ID:4SopPsAr0
“お互いの長男に名前を授けあう”説はマユツバだよね。
鳩山由紀夫誕生時の三島は、高等文官試験の準備期間中で
まだ大藏官僚ですらなかったし、
『假面の告白』で文士としての名声を確立する2年も前のこと。
作家としては、「花ざかりの森」「中世」「盗賊」「岬にての物語」
とか、そこそこの数の作品を著しているものの
世間的には無名に近いわけだし。
1962年1月に平岡威一郎氏が誕生したときの三島はもう、
作家としての名声を欲しいままにしていたから
いくら名門鳩山家の当主とはいえ、ただの大藏官僚にすぎない
鳩山威一郎(この頃は確か大臣官房調査企画課長)の名前を、
わざわざ長男につける理由もない。
「公威」の長男ってことで「威一郎」なんだと思うよ。
>>482 他スレって、同性愛サロンの三島スレですねww
ありがとうございます。
でも、なんだろうな〜。この偶然の一致。
話聞いた当初は、同じ東大同士だから、すんなり、納得したんだよね。
鳩山威一郎と三島由紀夫でググると、新井将敬って自殺した政治家が出てくるね。
新井将敬が三島由紀夫を崇拝していたらしい。そして、鳩山威一郎は新井将敬の後援会長だったとか。
なにか知られざる繋がりがあるのかな。
黒シール事件なんてあったんだ。なんか足の引っ張りあいで昔も今もドロドロしてるね。
三島:…日本の状況をみますと、…少なくとも自民党が危ないときになって国民投票をやったとします。
そうしてウイかノンかといのを国民に問うたとします。
できることは、安保賛成(ウイ)か安保反対(ノン)かどっちかしかない。
安保賛成というのは、はっきりアメリカですね。安保反対というのはソビエトか中共でしょう。
日本人に向かっておまえアメリカをとるか、ソビエトをとるか中共をとるかといったら、
僕はほんとうの日本人だったら態度を保留すると思うんですね。
日本はどこにいるんだ。日本は選びたいんだ、どうやったら選べるんだ。
これはウイとノンの本質的意味をなさんと思うんですよ。
そういたしますと、…まだ日本人は日本を選ぶんだという本質的な選択をやれないような状況にいる。
これで安保騒動をとおり越しても、まだやれないんじゃないかという感じがしてしようがない。
それで去年の夏、福田赳夫さんと会ったときに、「自民党は安保条約と刺しちがえて下さいよ」と言ったんですよ。
私が大きなことを言うようですが、私の言う意味は、自民党はやはり歴史的にそういう役割を持っている、
自民党は西欧派だと思うんです。
西欧派は西欧派の理念に徹して、そこでもって安保反対勢力と刺しちがえてほしい。
その次に日本か、あるいは日本でないかという選択を迫られるんであるというふうに言ったことがある。
いま右だ左だといいましても、安保賛成が右なのかということは、いえないと思うんです。
安保賛成も一種の西欧派ですよ。安保反対はもちろん外国派です。
そうすると国粋派というのは、そのどっちの選択にも最終的には加担していないですよ。
三島由紀夫
林房雄との対談「現代における右翼と左翼」より
三島:ですからナショナリズムの問題が日本では非常にむずかしくなりまして、私が思うのに、
いま右翼というものが左翼に対して、ちょっと理論的に弱いところがあるのは、われわれ国粋派というのは、
ナショナリズムというものが、九割まで左翼に取られた。
だって米軍基地反対といったって、イデオロギー抜きにすれば、だれだってあまりいい気持ちではない。
それからアメリカは沖縄を出て行け、沖縄は日本のものであったほうがいい、なにを言ったところで、
左翼にとってみれば、どこかで多少ナショナリズムにひっかかっているから広くアピールする。
そうして私は、ナショナリズムは左翼がどうしても取れないもの――九割まで取られちゃったけれども、
どうしても取れないもの、それにしがみつくほかないと信じている。だから天皇と言っているんです。
もちろん天皇は尊敬するが、それだけが理由じゃない。
ナショナリズムの最後の拠点をぐっとにぎっていなければ取られちゃいますよ。
そうして日本中が右か左の西欧派(ナショナリズムの仮面をかぶった)になっちゃう。
林:…僕は今の左翼の“ナショナリズム”は発生が外国指令だと思う。
いくら彼らに教えても反米はできるが反ソ、反中共はできない。
したがって尊王ということは、彼らにとっては、もってのほかです。…
三島:…やつらは天皇、天皇といえばのむわけないです。
のむわけないから、やつらから天皇制打倒というのを、もっと引出したいですよ。
…これをもっとやつらから引出さなければならない。
やつらのいちばんの弱味を引き出してやるのが、私は手だと思っているんですがね。
三島由紀夫
林房雄との対談「現代における右翼と左翼」より
…核兵器というのは男で、世論というのは女という考えを非常に強くもっているんですよ。
…それをさらに敷衍しますと、こういう世の中にしたのは、どうも核が原因じゃないかと思えるんです。
というのは国家権力でも何でも、権力というのは力ですから、「“力”イコール兵器」で、
兵隊の数と強い兵器をもっている方が強い。当然でしょう。それが世界歴史を支配してきた。
いままでは兵器は使えるからこそ強かったんです。ところが使えない兵器をついつくっちゃったんですね。
広島で使ってあんな惨禍を起こして使えなくしてしまった。
使えない兵器というのは、あるいは力というのは恫喝にしか用をなさない。
恫喝ないしは心理的恐怖、ひとつのシンボリックな意味だけが強まってきた。
そうなると、片一方の方は使えぬ兵器に対するものとして人民戦争理論みたいに、ずっと下の方から
しみこんでくるやつが出てくるのは当然ですね。
それをみて被害者意識というのがだんだん勝つ力になってくる。
広島市民には非常に気の毒だけれども、つまり「やられた」ということが、何より強い立場とする人間ができてくる。
そうすると、やられないやつまでも、やられたような顔をする方がトクだというようになるわけです。
つまり女が男にだまされたといって訴えるようなものです。
とにかくトクなのは、なぐることじゃなくて、なぐられることだと。
そして痛くなくとも、「あっ、イタタタ!」というほうがいつも強い立場をつくれる。
それで全学連がヘルメットの下に赤チンを綿にしみこませていて、なぐられると赤チンがダラダラと
垂れるようになっているという話もききますが、それも被害者ぶる者の強さの一例ですね。
…被害者という立場に立てば、強いということがわかっちゃっている。
…力対力という関係が、戦後の世界ではだんだん薄れてきつつあると思うんですよ。
…主婦連じゃないけれども、弱いわれわれの生活を守るのにはどうすればいいのか、
すべて「弱いわれわれ」が前提になっている。
三島由紀夫
小汀利得との対談「天に代わりて」より
これは世論のいちばん大きな要素で、われわれが世論に迎合するためには、自分が強者、あるいは
加害者であったらたいへんなことになっちゃう。
自衛隊があんなに悪口をいわれるのはもう、自衛隊が力だということがはっきりしているからですね。
…これは戦略をよほど考えないと、いまわれわれは左翼の言論を力だと思って評価したらまちがいで、
あれは弱さの力なんですね。
…「ウエストサイド・ストーリィ」というミュージカルがありますが、実に皮肉な歌が出てきます。
暴力団の不良少年どもが、お巡りがやってくると、みんなで被害者意識を訴える歌を歌うんです。
…ああいう逆手のとり方というのは、日本では一般的になっちゃった。
…誰も個人が責任をとらなければ、罪を人になすりつけるほかない。
そうすると金嬉老のような殺人犯の罪さえ、誰かに、あいまいモコたるものになすりつけることはできるんですね。
これは人間が、本当に自分個人の責任をとらなくなった時代のあらわれですね。
三島由紀夫
小汀利得との対談「天に代わりて」より
…たとえばわれわれの中に、自立感情というのがあり、…何とか一人立ちしたい、人に頼らずに生きたいという
気持ちがあることは右も左も問わないと思うんです。
その気持ちを左に利用されるというのは非常につらいですね。
たとえば米軍基地反対とか、沖縄を返せとか、どこかに訴える力がありますよね。
それは右にも共通するからですね。
ぼくはこのあいだアメリカ人にいったんです。ここらが君たちの性根のきめどころだと。
安保条約をやめて双務協定にするとか、そのためには憲法をかえなければならない。
そのときには君らの国に基地をくれといったんです。(笑)
ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ワシントンの四ヶ所でいいから、基地をほしいと……。
…そのまわりに基地反対デモが押し寄せても、その一坪の中にはいってきたら、撃っちまえばいいんですからね。
…向こうで基地反対闘争でも起これば大成功です。(笑)
…もうひとつは自立という問題に関係するんですが、自衛隊がどうもいざというときには、アメリカの指揮で
動くんじゃないかという心配をみんなもっているわけですよ。
これは自衛隊によく聞いてみても、最終的な指揮権がどこにあるかということになると、実にむずかしいですね。
…最終指揮権については、いろんなカバーがあるわけですね。
…私はどうしても日本人の軍隊をもたなければいかん、どんなに外国から要請があっても、条約がない限り動かんと、あるいは
こっちはこっちの判断でやっていく軍隊がなければならん、そうすると、どうすればいいんだということをいろいろ考えた。
どうしても二つに自衛隊を分けて、全くの国土防衛軍と、それから国連協力軍の二つに分ければいい。
…ぼくは陸上自衛隊の九割までは国土防衛軍でいいと思う。
そうすれば、その軍隊はどんなことがあっても日本をまもるため以外は動かないんだから、国民の信頼を得ますよね。
三島由紀夫
小汀利得との対談「天に代わりて」より
>>480 そうっすか……。
てっきり三島ファン=ニーチェ主義かと思ったので……ニーチェは歴史を「無意味、偶然の産物」と見なしていましたから。
>>491 そんな固まった見なし方はしてないのでは?
ニーチェ主義ってのも意味不明。政治家の主義やイデオロギーじゃあるまいし。
全く歴史や過去が無意味だったら
>>407みたいなこと言わないのでは?
それと、三島は「偶然」はない、って考えだし。
>>491 あと、ニーチェの意図する「無意味」っていうのは、目的がない、っていう感じの無目的無意味ってことだと思うけど。
>>492 >>491が言ってるのは多分これじゃない?
「歴史に事実は存在しない。あるのは解釈のみ。そして、その解釈は個人の『力への意志』で決まる」
>>494 気になったから調べてみたら、『善悪の彼岸』で「未来は自らの意志に懸かっている。『歴史』という無意味・偶然の産物による支配に終止符を打て」と確かに述べてる。
491はこれを言っているのだと思う。
496 :
491:2009/09/17(木) 19:28:10
>>495 それは、最終目的があるみたいな歴史の進歩、キリスト教的な理想論や価値観の否定、アンチの意味でニーチェは語ってるんじゃないの?
ニーチェの思想は東洋的な宗教観と似てるものだと思う。
>>497 民主主義の信奉は人間凡庸化と価値低落を招くとして畜群を否定してる下りにあった。
全ては「力への意志」によって決まる、としているから多分そうだね。
横。
しっかし、足らんのではないかそれでは、知らんけど、――オレサマがってw
じぶんなんっかそれこそ未だにwww疑ったことがないですがオレサマを、
選ばれてあること。いかな自身が歌おうが、歌うまいが、ね。俺は俺だあよ
いずれにしても。
マスが無能で凡庸なのはそんなのはしかし、仕方がないことであって。
もっとねえ、哀れんでやれよとぞおもふ。小さき者たちを。
てゆうかあ。…スレ違いをしかし、ヌケヌケと続けるわたくしだけどもww
その点がね。見えてなきゃもう話になんないわけですよチェーホフ。
あれほどのエリーティズムを。
一個、ニンゲンとしてのね。スケールが違うんだ凡百のとは、ましてや
これらのww右翼だ、保守だの、「お縋りをする」手合いなどとは。
あこがれることのちから。
501 :
吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 05:30:14
糞コテ、今度は手を変えて匿名で来たな。
ご苦労なこった。
ヘーゲル一派の、歴史は独自の意志というか動力を内包していて、
その法則に厳密に従い、段階発展する(これがマルクス主義に
つながるわけだが)、という主張への、ニーチェ流の反論なんだろうな。
ヘーゲルと犬猿の仲だったショーペンハウエルから出発した人だし。
もっとも、ニーチェはヘーゲルをそれなりに評価していたフシもあり、
ショーペンハウエルの思想に対しては、晩年には距離を置いているが。
三島さんに初めて逢ったのは、一九五一年の夏だったと思う。
小さい頃から行っていた群馬県の高原の村に、吉田健一さんの山小屋もあった。
三島さんはその頃、吉田さんや大岡昇平、福田恆存、中村光夫さん達の「鉢の木会」というグループに入る事になっていて、
夏の一日、吉田さんの家で例会があり、父(岸田国士)の所に十人位で遊びにみえたのだ。
姉とわたしはお茶を運んだりしながら、ユーモア溢れる会話に聴き耳を立てていた。
何といってもイジメの対象は、他の人より一廻りは若い三島さんで、三島さんも又、からかわれるのが嬉しいように、
あの独特の笑い声を挙げていた。
皆、その夜は村のクラブに泊まって翌日帰京なさる中で、三島さんだけは二、三日帰るのを延ばすことになった。
「仕事は夜するから」といって、昼間はわたしたち、夏の遊び仲間やその友人と、目一杯遊んだ。
年長の作家たちとのお付き合いでは満たされないものを、少し年下の大学生や芸術家の卵たちと、体を使って
取り返そうとでもするように。乗馬、ボート、ダンス。
…この村が気に入ったという三島さんは、翌年の夏も一週間ぐらい滞在した。帰りはわたしも一緒だった。
旧軽井沢のパーティーに寄ってそのお家で泊まることになっていた。
ちょっと危ないメンバーだったみたいで、一晩中、わたしの枕元で仕事をしていた三島さんを忘れない。
…その年の秋、わたしは文学座の研究生になった。文芸部に所属していた三島さんは、一年おき位に作品を提供していて、
わたしは文学座にいた十年の間に、外部出演も含めて三島作品七本、潤色と演出それぞれ一本ずつに出演した。
三島さんは稽古場にもよく顔を見せた。
舞台の出来も気になっただろうけれど、その後で若い俳優たちと遊ぶのが楽しみだったように見えたのは、
わたしの勝手な思い込みだろうか。皆、作品については十分敬意を払っていた。
でも運動神経やファッションセンスに関しては、言いたい放題だった。
自虐的な所のある三島さんが、それを喜ぶことを知っていて、一種のおもねりだったと言えるかもしれない。
岸田今日子
「わたしの中の三島さん」より
ボディビルやボクシングを始めた時も、遊びのふりをしていたような気がする。何回戦だかの試合に出た時は皆で見に行った。
かなり痛々しかったけれど、いつものように後でさんざん悪口を言ってあげた。三島さんは嬉しそうに、大きな声で笑った。
舞台の初日には女優の楽屋の化粧前にカトレアの花が届けられ、客席と楽屋を往ったり来たりするのも嬉しそうだった。
本公演ではたった一本の演出作品「サロメ」の時は、見違えるように真剣だった。
様式的な舞台を創ろうとして、俳優たちに一せいに左右へと首を廻すように指示した時、わざと反対の方を向く人が一人いて、
あんなに怒った三島さんを見たことがない。いつも血の気のない顔が、死人のように蒼白だった。
映画「からっ風野郎」出演の時、ちょうど仕事で同じ撮影所にいたので、三島さんのセットを覗きに行った。
ビールを抜いてたくさんのコップに注ぐ所で、三島さんは何度もNGを出していた。増村保造監督の「もう一度」の声に、
三島さんはますます緊張してリズムが崩れ、ビールが足りなくなって小道具さんが酒屋に走った。
完成すると三島さんは自宅で試写会を開いた。
さんざん悪口を言われて、やっといつもの自分に戻ったようだった。セットを覗いた話はしなかった。
芥川比呂志さんはじめ、これから一緒にやって行こうと思う若手の俳優たちが、レパートリーに不満を持って、
文学座脱退のことを福田恆存さんに相談しているのは知っていた。
福田さんに誘われたわたしは「三島さんが一緒なら」と言った。
「もちろん僕から誘います。三島君に言うと直ぐ洩れるから話さないように」と念を押された。
お家に招ばれながら黙っているのは辛かったけれど、お二人は「鉢の木会」以来の親友だからと、自分に言い聞かせた。
岸田今日子
「わたしの中の三島さん」より
京都に撮影で行っていた或る朝、新聞に脱退の記事が出た。三島さんの名前はない。
帰京してすぐ三島さんのお家へ行くと、「新聞に出る前の晩に聞かされて、動けると思う?」と言われた。
福田さんにだまされたと思ったけれど、どうしようもなかった。
「『双頭の鷲』は生きられないんだよ」。福田さんと三島さんのことだ。慰めだったろうか。
「そのうち、又、一緒に何かする機会もあるから」と言われて、帝国劇場で『癩王のテラス』を上演する時、
六年ぶりに呼ばれた。王の病気が感染して、焼身自殺する妃の役だった。
御自身も文学座を脱退し、楯の会を作った三島さんは遠い人のようで、あまり話もしなかった。
初日には、やっぱりカトレアが置いてあった。
「精神が滅んでも肉体は滅びない」という逆説に満ちたこの芝居が、三島さんの最後の戯曲になった。
岸田今日子
「わたしの中の三島さん」より
506 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 10:14:41
いい歳こいて三島由紀夫なんて読んでたら恥ずかしいよ
三島由紀夫みたいな青臭いもの読んで許されるのは高校生まで
507 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 10:49:17
確かに三島由紀夫は青少年向きだよナッ!!!
むしろ、高校生には難解な文学だけどね。
509 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 13:03:09
『午後の曳航』で「父親は自らの道徳を押しつける最も罪深き存在」というようなことを首領が述べてたけど、
三島は自分の子供にはどうやって接して、または教育していたのですか?
それを示すような文献あります?
510 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 13:19:58
>>506>>507 同意。年を取るとあの青臭さに辟易しますな。
しかし自己を過信する者は鑑賞においても愛読書などを過大評価しがちですから
形だけは一端の大人である未熟な人々には愛されるのでしょうな。
511 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 14:11:42
何を偉そうにw
>>509 「小説家の息子」(昭和38年執筆)というエッセイが、「私の遍歴時代」のちくま文庫版にあるよ。
514 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 15:45:56
三島事件のおよそ4年前1966年、昭和41年8月27日、熊本、「ホテル・キャッスル」。
私が抱きついてゆくと三島さんは急に体の向きを変えて抱き返してきて
小さな声でささやいた。
「しばらくぶりだったね、会いたかったよ。」
、、、、懸命に三島さんの首から、胸、腹に、強いキスを浴びせかけていった。
、、、三島さんはこちらが驚くほどの、甘えた子供のような声をほとばしらせた。
『三島由紀夫、剣と寒紅』
三島由紀夫42歳、福島次郎36歳、熱い再会だった。
>>510 しかし自己を過信する者は鑑賞においても、理解不能な書や未読書などを過小評価しがちですから
形だけは一端の大人である未熟な人はわざわざ貶しに来るんでしょうな。
>>514 今どきまだそんな本を鵜呑みにしてるのは、あなたみたいなネットサーファーだけだよ。
福島がストーカーだったのはもう自明の話。
>>509 「わが育児論」のなかに、
最低限の教育として、こんにちは、ありがとう、ごめんなさい、の三つがスラリと言えるように教えた、
食事中はテレビを消させる、等々あります。
本当の理想的な教育は、漁師が技術を伝承していくような、職人の父子相伝だともありますよ。
まだ子供だった三島の息子さんが友達を家に連れてきた時に、三島がパンツ一丁になって怪獣ごっこしてもてなしてあげたっていう文章にはワロタ
雨の中の噴水っていつ頃の作品だっけ?
521 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 22:46:35
三島は 当時テレビ放映されてた、空想科学シリーズ「ウルトラマン」を好んで視聴してた。
522 :
吾輩は名無しである:2009/09/20(日) 22:55:17
それはかっこいい
>>521 よくオッサン共が言う「最初から必殺使えよ」とか、そういう無粋なことは言いませんよね?
子供達と取り合うように少年漫画誌を読んでたっていうからねw
サブカルチャー批評はもっとしてほしかったな
図書館から三島由紀夫全集借りてきて、愛の処刑よみました。こんなの書きながら三島先生はハァハァしてたのか?
>>524 へえ、意外ですな。
漫画読むイメージ無かったなあ。
>>524 白土三平と、日教組御用達の教訓漫画は嫌いだったらしいね。
>>525 それ、タイトルのイメージや噂で思ってたより、コミカルな劇画風で笑える短編だったけど。
529 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 00:28:22
>>527 白土三平、嫌いだったの?
ああいうシリアスな漫画は嫌いだったのかな。
>>525 全集に入ってるの!?
あれはM毛連発でワロタがね
>>529 白土三平を読んだことないから作風は知らないけど、対談の「天に代わりて」で、
支配階級、資本主義倒せみたいな政治的意図が、小さい子供が読む漫画に巧みに入れ込んでるのが嫌だと述べてるよ。
要するに、赤塚不二夫とか荒唐無稽な漫画が好きだったみたいね。
作品には純粋芸術を求める三島らしい。
533 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 03:17:14
荒唐無稽〜スラップスティックね。
「もーれつア太郎」を評価してたね。
ニャロメ・ケムンパス・目ン玉つながりのお廻り・・、特異なキャラ群の中で
特にカエルの「べし」のファンだったんだよな。
534 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 03:25:35
残念ながら漫画を読む習慣無いけど、
そんなタイプの漫画家も隠れてるんだ。なんかヤだな。
赤塚不二夫はタモリの弔辞で多分凄い人なんだろうなと思った。
黛敏郎と三島って仲良かったらしいけど、どういう繋がりだろう?
黛敏郎は、右翼的文化人の一人だから、共通項はある。
>>535 ドイツ語に翻訳された金閣寺を黛がオペラ化したんでしょう。
それ以前から、知り合いだっただろうけど。
>>535 学習院のホゼン会(字わからん)つながり
539 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 18:09:29
>>538 輔仁会つながりじゃないと思う。
そもそも黛は学習院出じゃない。
黛は若い頃から音楽家として有望株で、
戦後の極めて早い段階で木下恵介の映画の音楽を担当している。
戦後の一時期木下は黛とともにパリに滞在していたことがあり、
ほぼ同じ時期に世界旅行中だった三島と現地で合流している。
おそらく三島は木下を通じて黛を知ったものと思われる。
ちなみに、木下はゲイ。
>>539 黛は若い頃から死ぬまで輔仁会の世話人みたいなのやってたよ
どっちかっていえば三島のほうが(OBとはいえ)関係ないんじゃね
541 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 19:08:14
>>540 >黛は若い頃から死ぬまで輔仁会の世話人みたいなのやってたよ
これが事実とすれば己の無知を恥じ入るほかないが、
ここにいう「若い頃」が一体いくつの頃を指すかだな。
ちなみに木下と三島のパリ合流は昭和26年頃のはず。
三島と黛は4歳違いだから、三島26歳、黛22歳の頃より以前に
黛が輔仁会に関わっていたということなのだろうか。
>どっちかっていえば三島のほうが(OBとはいえ)関係ないんじゃね
三島と輔仁会との関係について正確に調べたことはないが、
三島は中等科の学生の頃すでに「輔仁会雑誌」の常連じゃなかったか。
黛と輔仁会との関係にきっかけがよく分からぬ上に、
輔仁会を介して三島と黛が知り合ったというのも初耳だな。
>>539 > おそらく三島は木下を通じて黛を知ったものと思われる。
>
> ちなみに、木下はゲイ。
↑そういう個人的な憶測レベルはどうでもいいよ。
ジョン・ネイスンみたいな恣意だから。
543 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 21:56:36
三島は過保護に育てられて鬱屈した精神が大人になって
ようやく反抗期を迎え、その反動でずっと大人に成りきれなかった典型例
書いたものは歪んだ青年作品、つまり爽やかな青臭さじゃなくて鬱屈した歪んだ青臭さ。
金閣寺、仮面の告白など
モテない三島には永遠に経験できない大人の世界に憧れて妄想めぐらして書いた作品
美徳のよろめきなど
当時のSF流行に便乗した作品、大人ぶって文明批評とか社会批評とかしちゃった作品
美しい星、絹と明察、宴のあとなど
結局、過保護に育てられ歪んで鬱屈した青年時代には得られなかった憧れを妄想した青春お伽噺
春の雪、奔馬など
自分がさも賢げに、哲学的思想的に、僕には相当な考えがあるんだ!と見せつける作品
ほとんど全部、特に暁の寺
三島も三島読者も子供ですわ
自分達が精神的に幼稚な境地に留まってるから、まさか他の人たちが自分たちより
精神的に大人であるとは思いもよらないんだね
あのね、三島や三島読者みたいな精神年齢は中高生の時脱してるんだよ(´゚艸゚)∴ブッ
>>543 全然違うね。
生い立ちの環境の影響の問題は、三島自身が客観的に自己解剖して、20代後半で女性関係をもってから、だいたい解決してるから、
いつまでもそんなものだけで、三島文学すべてを画一的に分析すること自体が間抜け。
545 :
吾輩は名無しである:2009/09/21(月) 22:30:31
三島や三島読者のような鬱屈して歪んだ幼い精神の持ち主には
その幼稚さを指摘して矯正してあげようとしても、反抗期だからその指摘を
撥ねつけちゃうんだね。
だから何時まで経ってもその精神年齢から成長できない可哀想な状態にある。
虚栄心が自分たちよりも成熟した存在がいるということを認めたくないんだね。
君たちの考えてることがまさか一般人が中学生高校生の頃とっくに考え抜いた事柄だって事実が
受け入れられないんだね、わかるよ( ´・_ゝ・)´-_ゝ-)´・_ゝ・)´-_ゝ-)ウンウン
>>545 中学高校生でとっくに考えたわりに、あなたからは何一つ三島作品自体を解説したものがないですね。
>>535 三島由紀夫がパリ滞在中、シャンゼリセ通りでフランス人に騙されトラベラーズ・チェックを盗まれてしまい、
日本大使館が無一文になった三島由紀夫に、日本料理屋の下宿を宿泊先として紹介し、そこにいた木下恵介を介して
黛敏郎と三島由紀夫は知り合ったそうです。
548 :
吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 15:36:13
三島信者の三島解説は自分の頭で考えたものが少なすぎるように思う。
単なる権威主義者が軽蔑されるのは世の常だ。
549 :
毒蛇:2009/09/22(火) 16:45:11
ともだちんこ!!!!!!
三島を読んでる割に信者レスの語彙の貧しいこと。。。情けないのう。。。
今書店にいるんだが、
三島由紀夫の本をちょっと読んでみたいと思う
最初に読むべきはなんですか?
スレチだったらなんか適当に金閣寺か仮面の告白あたりを買います
あえての太陽と鉄
>>552 ありがとうございます
早速買って帰ります
太陽と鉄…
小さめの書店なので無いみたいです
潮騒や葉隠入門はもっと理解してからのほうがいいですか?
三島の思想が色濃く出ているのってやっぱり金閣寺と仮面の告白あたりでしょ。
557 :
吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 01:57:49
「・・・・私の方から三島さんの体を強く抱きしめ、その首筋に、激しいキスを
しゃぶりつくようにしたのだった。三島さんは、身悶えし、小さな声で、わたしの
耳元にささやいた。
「ぼく、、、幸せ、、」
歓びに濡れそぼった、甘え切った優しい声だった。・・・」
『三島由紀夫、剣と寒紅』80頁
>>548>>550 なんかといえば二言目には、権威主義者だのレッテル貼って幼稚くさい中学高校生みたいだね。
なんでもかんでも、そんな判断で人を見るあんたが、権威にこだわり羨む、裏返しの権威主義にしかみえませんけど。
信者だ権威主義だ、あんたの語彙のが乏しいわ。
>>555 潮騒や葉隠入門の方が、金閣寺より理解しやすいですよ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/culture/update/0923/TKY200909220258.html 谷崎潤一郎、58年ノーベル賞候補 三島由紀夫が推薦状
2009年9月23日3時1分
【ストックホルム=小山内伸】1958年のノーベル文学賞で、谷崎潤一郎が最終候補の一歩手前の候補者41人に入っていたことが、
スウェーデン・アカデミーに対する朝日新聞の情報公開請求でわかった。
38年の受賞者パール・バックの推薦が決め手で候補となり、後にライバルとなる三島由紀夫も推薦状を送っていた。
ノーベル文学賞は、世界の作家組織や学識者らが候補を推薦。同アカデミーで絞り込んでいく。
50年間の非公開期間が過ぎて開示された58年の選考資料によると、
谷崎はバックや三島、日本文学研究者ドナルド・キーンさん、ハーバード大のライシャワー教授ら計5人が推していた。
三島の推薦状は58年1月24日付で、便箋(びんせん)1枚に英文タイプでつづられている。
「古典的な日本文学と現代的な西洋文学の融合に最高の水準で成功した作家」
「主題は限定されているように見えるが、その核心には常に理想主義者の批評的感覚がある。
その美の世界に顕著に現れる、人間の本質への洞察の鋭さは驚きをもたらす。
繊細だが輝かしく、はかないが重みのある、芸術と呼ばれる仕事を続けてきた」と力説している。
三島は当時、海外で名が知られ始めた時期。谷崎を推薦したことは一般には知られていなかった。
日本から候補になったのは47、48年の賀川豊彦が初めて。
その次が58年の谷崎と詩人の西脇順三郎であることも今回分かった。
選考資料で西脇は「翻訳された資料に乏しい」などと2行記されていた。
>>560 谷崎が候補に挙がってたのは知っていたけど、三島が推薦ねぇ……。
Q――谷崎潤一郎の作品で何が一番好きですか?
三島由紀夫:「卍」が好きだが、このごろあまり皆がさわぐから、ひねつて、「吉野葛」にしようかな。
Q――谷崎潤一郎からあなたが学んだものは?
三島由紀夫:誠実、芸術家の誠実。
「谷崎潤一郎読本 アンケート」より
563 :
吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 20:37:51
「・・・・私の方から三島さんの体を強く抱きしめ、その首筋に、激しいキスを
しゃぶりつくようにしたのだった。三島さんは、身悶えし、小さな声で、わたしの
耳元にささやいた。
「ぼく、、、幸せ、、」
歓びに濡れそぼった、甘え切った優しい声だった。・・・」
『三島由紀夫、剣と寒紅』80頁
>>553 『太陽と鉄』は良いね。『作家論』とかもいい。
三島は小説よりもエッセイとか論文とかの方が好きだ。
565 :
吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 21:25:40
三島由紀夫にとっては道連れにもなり、性玩具にもなってなんとも
都合のいい青年だっただろうね森田必勝は。
死ぬ前に古賀とか森田とか楯の会重要メンバーは三島由紀夫から男色の世界の
手ほどきをたっぷり受けただろうね。
「死ぬ前に若者の密(エキス)を吸いまくってやる」っていう三島の意地だね
>>565 アンチスレで相手にされないからって、こっちにコピペ貼るレス乞食バカ。お逝きなさい。(^◇^)
谷崎氏は日本古典を愛しつつ、一方、小説家として少しも旧慣にとらはれない天才であつた。
この相反するかのごとく見える二つの特性は、日本の近代文学史の歪みの是正にもつとも役立つた。
なぜなら日本の近代小説は、日本古典の流れを汲まず、一方、自分たちのこしらへた奇妙な「近代的旧慣」の
とりこになつてゐたからである。
三島由紀夫
「谷崎潤一郎頌」より
568 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 00:23:37
このスレを見ている人はこんなスレも見ていますの
同性愛サロンに面白い本の話題が出てた。(小説じゃないけど)
「自衛隊 影の部隊――三島由紀夫を殺した真実の告白」
抜粋だけ読んでもオドロオドロしい。ほとんど妖怪化してる人が出てくる。
(そんな事言ったら、妖怪に悪いな)
獣の群れが好きな奴おるかい?
570 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 00:43:32
盗賊は好きだ
571 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 01:03:35
三島由紀夫が割腹自殺するまでは
「風俗奇譚」などの風俗雑誌でも、
よく切腹マニアの記事が掲載されてたのに
当節はメッキリ影を潜めちまったよナッ!!!
切腹マニアの人たち
572 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 02:22:48
失礼
ピッチセッター
チンポまん丸くなって入れた時に感じる快感三島は知っていたのか?
そう思える記述がかしこに散見される
同志よ集えって感じかwわかるかな?この血だらけの痛みを
575 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 10:29:05
>>569 「獣の戯れ」は「愛の渇き」より好きだな。
うまく言い表せないけと、不条理なような情熱のような不思議な一編だった。
主人公の幸二は芸術家三島、錬金術師三島そのものなんだと思う。
三島の岡本かの子を評論した文章ってあったっけ?
>>577 十代の書簡のなかに褒めてた記述があるよ。
あと何かの対談のなかで、もっと評価されてもいいみたいな感じで名前が出てた気がする。
579 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 18:24:30
三島由紀夫にとっては道連れにもなり、性玩具にもなってなんとも
都合のいい青年だっただろうね森田必勝は。
死ぬ前に古賀とか森田とか楯の会重要メンバーは三島由紀夫から男色の世界の
手ほどきをたっぷり受けただろうね。
「死ぬ前に若者の密(エキス)を吸いまくってやる」っていう三島の意地だね
>>579 アンチスレで論破されても懲りずに妄想コピペ貼るバーカ(^◇^)
「東健兄を哭す」
十月八日の宵、秋雨にまじる虫のねのあはれにきこえるのに耳をすましてゐると、階下で電話が鳴つてゐる。
家のものがあたふたと梯子段をあがつてくる気配、なにがしにこちらもせきこんで、どこから?と声をかけると
「東さんが……お亡くなりに」「えッ」私は浮かした腰を思はず前へのめらせて、後は夢中で階段を駆け下り
電話にしがみついた。その電話で何をうかがひ、何をお答へしたか、皆目おぼえてゐない。
よみ路の方となられては、急いても甲斐ないものを見境なく、仕度もそこそこに雨の戸外へ出た。
渋谷駅までの暗い夜道をあるいてゆく時、私の頭は痺れたやうに、また何ものかに憑かれたやうに、ひたすらに
足をはやめさせるばかりであつた。さて何処へ、何をしに――さうした問は、ただ一つのおそろしい塊のやうになつて、
有無をいはせず私の心をおさへつけた。あらゆる心のはたらきを痴呆のやうに失はせてゐた。
平岡公威(三島由紀夫)18歳の弔辞
「東健兄を哭す」
兄の御寿(みいのち)はみじかかつた。
おのが与へられたる寿命を天職に対して、兄ほどに誠実であり潔癖であり至純であつた人を寡聞にして私は知らない。
私は兄から、文学といふもののもつ雄々しさを教へられたのである。
文学は兄にとつてあるひは最後のものではなかつたかもしれぬ。しかし文学をとほしてする生き方が、やがて
最高の生き方たり得るといふ信仰を、身を以て示された兄の如きに親炙することによつて、わがゆく道のさきざきに
常にかがやく導きの火をもちうる倖せが、こよなく切に思はれるこの大御代にあつて、唯一の謝すべき人を失ふとは。
……兄は病床にありながら、戦に処する心構においては、これまた五体の健全な人間の、以て範とするに足るものであつた。
幾度かわれわれの、あるときなお先走りな、あるときは遅きに失した足取りは、却つて病床の兄の決してあやまたない
足取りのまへに、恥かしい思ひをしたのである。せめて勝利の日までの御寿をとまづ私はそれを惜しんだ。
平岡公威(三島由紀夫)18歳の弔辞
「東健兄を哭す」
文学は兄にとつて禊であり道場であつた。
文学のなかでは一字一句の泣き言も愚痴も、いや病苦の片鱗だにも示されなかつた。平生の御手紙には尚更のことであつた。
そこに私はニイチェ風な高い悲しみを思ひゑがいたのであつたが、兄、神となりましし日、私は、つねに完全なる母君であられ、
今世に二なき悲しみにつきおとされになつた御母堂から、けつして愚痴を言はれなかつた四年間のまれまれに、
余人にとつてもおそらく肺腑をゑぐるものがあつたであらうそこはかとない御呟きを伝へ伺つて、ふともらされたその御呟き
――かうして治るのもわからずに文学をやつてゐるのは辛いなあ(誤伝なれば謹んで改めまゐらせん)――といふ一句を、
なにかたとしへもない真実が岩間をもれる泉のやうにのぞいたすがたと覚え、かつはかく守られねばならぬたをやかさが兄の
奥処にあり、守られたればこそ久遠に至純であつたその真実を思つて、文人の志の毅さとありがたさも今更に思ひ合はされ、
御母堂の御心事に想到し奉つても、暗涙をのまずにはゐられなかつたのである。
平岡公威(三島由紀夫)18歳の弔辞
「東健兄を哭す」
…初の御通夜、み榊、燭の火、虫のね、雨のおと、……私は言葉もなかつた。
平家物語のあれらのふしぎなほど美しい文章がしづかに胸に漣を立ててきた。……かくも深い悲しみのなかに
なほ文学のおもはれるのを、心のゆとりとしもいはばいへ。
兄だけはあの親しげななつかしい御目つきを、やさしく私に投げて肯いて下さるであらう。
御なきがらを安置まゐらせし御部屋は、ゆかり深くも、足掛け四年前、はじめて兄におめにかかつた御部屋であつた。
そして今か今かとその解かれるのをこひねがつた永い面会謝絶のあとで、まちこがれてゐた再度の対面は、
おなじお部屋の、だが決しておなじになりえぬ神のおもかげに向かつてなされた。
私はなにかひどく自分が老いづいた心地がしてならなかつた。
徳川義恭兄、ありしままなるおん顔ばせを写しまゐらせ給ふ。感にたへざるものあり。
みそなはせ義恭大人が露の筆
道芝の露のゆくへと知らざりし
つねならぬ秋灯とはなかなかに
――昭和十八年十月九日深更――
平岡公威(三島由紀夫)18歳の弔辞
585 :
吾輩は名無しである:2009/09/25(金) 17:40:42
日本では翻訳されないが、外国語で書かれた三島の伝記には、
死後解剖で彼の肛門内部から楯の会数人分の精液が検出された
という事実が明記されているぞ。
>>585 アンチスレで論破されても懲りずに妄想コピペ貼るバーカ(^◇^)
劇画や漫画の作者がどんな思想を持とうと自由であるが啓蒙家や教育者や図式的風刺家になつたら、
その時点でもうおしまひである。
かつて颯爽たる「鉄腕アトム」を想像した手塚治虫も、「火の鳥」では日教組の御用漫画家になり果て、
「宇宙蟲」ですばらしいニヒリズムを見せた水木しげるも「ガロ」の「こどもの国」や「武蔵」連作では
見るもむざんな政治主義に堕してゐる。
いつたい、今の若者は、図式化されたかういふ浅墓な政治主義の劇画・漫画を喜ぶのであらうか。
「もーれつア太郎」のスラップ・スティックスを喜ぶ精神と、それは相反するではないか。
ヤングベ平連の高校生と話したとき、「もーれつア太郎」の話になつて、その少年が、「あれは本当に心から
笑へますね」と大人びた口調で言つた言葉が、いつまでも耳を離れない。
大人はたとえ「ア太郎」を愛読してゐてもこうまで含羞のない素直な賛辞を呈することはできぬだらう。
赤塚不二夫は世にも幸福な作者である。
三島由紀夫
「劇画における若者論」より
588 :
吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 15:23:59
>劇画や漫画の作者がどんな思想を持とうと自由であるが啓蒙家や教育者や図式的風刺家になつたら、
その時点でもうおしまひである。
小説家ならいいと思う救いがたい思い上がりと幼児性。
589 :
吾輩は名無しである:2009/09/26(土) 15:37:43
三島由紀夫って学習院で麻生総理と同級生だったんだろ
すげえよな
wikiで三島は川端を「先生ではなく『川端さん』と呼ぶことにこだわった」って書いてありますが、事実ですか?
加えて呼ばなかった理由は、「先生」という職業を嫌っていたからですか?
>>588 三島は小説でも、啓蒙や教育的、図式的風刺のものは三流視してるよ。
三島自身の文学にも、政治的な啓蒙やプロパガンダはないからね。
>>591 「先生」という職業を嫌っていたってことはないと思う。
終生、恩師の清水先生を敬ってるから。
谷崎潤一郎への書簡でも「先生」と呼んでいますよ。
三島は川端文学そのものには、あまりシンパシーを持たなかったんじゃないかな。
三島文学には川端からの影響はほとんどないから、先生ではなく「さん」だったのかも。
川端康成という一人の「文学者」の生きざまの方に関心や興味がある、みたいなことを中村光夫との対談で言ってますね。
>>593 >1946年(昭和21年)、鎌倉に在住していた小説家・川端康成のもとを訪ね、「中世」「煙草」を渡す。
当時、鎌倉文庫の幹部であった川端は、雑誌『人間』に「煙草」の掲載を推薦した。
これが文壇への足がかりとなり、以来、川端とは生涯にわたる師弟関係となる(ただし三島自身は川端を「先生」とは絶対に呼ばず、「川端さん」と呼ぶことに固執していた)。
同年、敗戦前後に渡って書き綴られた「岬にての物語」が雑誌『群像』に掲載される。
川端を文壇の師と仰いでいたってどっかで読んだ気がしたなぁ。
>>594 そういう経緯はもちろん知っているし、三島の20代始めの頃のノートを見ても、川端康成への尊敬や畏敬、
川端作品への尊敬はあるけど、それはなんとなく川端康成という一人の人生の達人、達観した僧侶を見て
観察しているような感じがする。
三島の文学世界は、川端と知り合う前から独自のものがすでにあるし、川端作品からの影響はあまりないと思う。
文学の先生というより、一人の同志的な人間として尊敬していたから「さん」だったのかな、と思う。
寡黙な川端康成を三島は、世俗を超越した、ある種、仙人みたいな人として一目置いて畏敬してたあまり、
晩年はその尊敬していた「川端さん」への様々な失望もあったんでしょう。
>>594 たぶん三島は、川端康成が敗戦後に言った「私はもうこれから哀れな日本の美しか書かない」みたいな姿勢に
感銘して師事していったんじゃないかと思う。
なるほど〜。
三島文学って「片思い」の文学だと思う。
近江、園子への片思い、金閣寺への片思い、天皇への片思い、神への片思い、川端康成への片思い…
でも最後は、自分を慕ってくれる純粋な青年、森田に出会えて、ある意味、幸せだったんじゃないかな。
如何にも図式的な読みしか出来ない方が多いですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ところで「眠れる美女」あれはまさしく三島の物である、という気がするのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
601 :
吾輩は名無しである:2009/09/27(日) 22:35:00
>>598 それが純文学のテーマみたいなものじゃない?
トルストイ、ドフトエフスキーといった文豪たちの小説だって
ほとんどがそれ。
あれが欲しい→しかし手に入らない→苦悩。
純文学って何?
アリストテレス曰く――ミュトスを楽しむのはエンタメ。
つまり、アリストテレスに言わせれば、三島もシェイクスピアもエンタメですよ。
>>603 源氏物語、日本の古典もギリシャ神話もそうだし、本来はそのミュトスが文学なんだよ。
>>567で三島もいうように。
>>600 構成的なものは三島が手伝ったかもしれないね。
少女の描写のある部分も三島っぽい気もするけど、疑りの思いで気のせいかもしれないし、よくわからないわ。
>>604 「文」はやはりロゴスだよ。
ユマニスム以降の人文はエンタメ。
609 :
吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 01:35:31
嵐吹くこの街がお前を抱く
611 :
吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 01:58:02
吹き抜ける風にさえ目を閉じる
612 :
吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 02:16:49
やっぱこいつ才能あるわ
訂正します
>>605 あの小説の中で同じ台詞が二度出てくるでしょう(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
他にも二度出てくる台詞はあるかもしれませんが、「しあわせですわ」ですよ(笑)この前後の挿話(駆け落ちした娘と末娘の話)は川端と言うより三島のものに近い気が少しいたします(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
例としてあげるなら仮面の告白で結婚後の園子と主人公が話をするくだりでしょうかねぇ(笑)勿論文体などは全く異なります、ですがその台詞での言葉の置き方がどうも三島を彷彿とさせまして(笑)おやはや(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
三島が極限まで川端を模した作品を書いたのが、ふと素が現われてしまったくだりだと思うのですが、如何でしょうか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ところで園子と「ウンディーネ」を考察した評論があるようですが、どんな物なのでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ウンディーネとは?
江口老人はエロ老人
>>614 おやはや(笑)仮面の告白に出てくるではありませんか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
そして園子が次に読んでおる小説と言えば、なんでしょうか(笑)園子の変貌と考え合わせて見るといかが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
>>607 あなたの言う純文学は、聖書とかコーランとか?
>>617 そうですな。
他には四書五経とかタルムードとか。
ロゴスということなので、ほぼカノンであることと同義かな。
三島が肉体改造に打ち込み始めたのはニーチェの影響ですか?
>>619 ニーチェの「超人思想」の影響もあるだろうね。
子供のとき見た汲み取り人、不良の落第生の肉体美への憧れ、ギリシャ彫刻、
兵士や闘牛士の制服が似合う肉体への憧れもあったと思う。
>>613 その会話のあたりと、「その二」から先が、疑いながらのせいなのかもしれないけど、
やっぱり三島の熱意みたいな、江口が川端から三島に思えるとこがあるね。
ウンディーネも読んでみたくなった。三島の小説に暗号的に出てくる本などを注意深く見てみると面白いそう。
622 :
吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 17:15:22
623 :
吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 17:18:19
624 :
吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 23:51:50
625 :
吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 10:29:22
12/1発売予定のYukio Mishima洋書
Five Modern No Plays
ってどれのこと?
627 :
吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 10:39:52
>>626 ああ Noって、能のことか。ありがとうございます。
半月形の襟で区切られた彼女の胸は白かつた。目がさめるほどに!
さうしてゐる時の彼女の微笑には、ジュリエットの頬を染めたあの「淫らな血」が感じられた。
処女だけに似つかはしい種類の淫蕩さといふものがある。
それは成熟した女の淫蕩とはことかはり、微風のやうに人を酔はせる。
それは何か可愛らしい悪趣味の一種である。たとへば赤ん坊をくすぐるのが大好きだと謂つたたぐひの。
私の心がふと幸福に酔ひかけるのはかうした瞬間だつた。
すでに久しいあひだ、私は幸福といふ禁断の果実に近づかずにゐた。
だがそれが今私を物悲しい執拗さで誘惑してゐた。私は園子を深淵のやうに感じた。
三島由紀夫
「仮面の告白」より
「美神」
R博士は本当は錯乱してなかったとすると怖いです。
戦後二回だけ復活した高等文官試験の二回目が昭和二十二年に実施された。
大蔵省の面接試験はその年の十二月に麻布二の橋の大蔵省公邸(…旧渋沢邸)で行われた。
面接の順番待ちの時、ふと隣を見ると“例の男”がいるではないか。
“例の男”とは私が当時住んでいた渋谷松濤に近い旧大向小学校前の通りでよく行き会ったことがある男だ。
黒髪豊かで白皙、頬の髯の剃り跡蒼々とし、面長で額広く眉が濃くて目がぎょろりと大きな、一度会ったら
忘れられないあの男である。
如何にも育ちがよさそうで眉目秀麗な貴公子風の顔でありながら、妙に人なつっこい魅力も漂わせていた。
彼は平岡と名乗り、「実はおやじが農林省の役人だったので、どうしてもお前も役人になれ、できれば俺が
予算でいじめられた大蔵省に入れと強く迫るので、本当は他にしたい仕事もあるのだが、父親孝行のために
大蔵省に志望してここに来ているのだ」という説明をした。
私たちは昭和二十二年十二月付で採用ときまったが、平岡さんはすでに大学を卒業していたので即事務官として
採用され(二十二年後期組)、私の方は未だ在学中だったので、卒業予定の翌年三月まで「無給嘱託」という
辞令を渡された(二十三年前期組)。
これは二十二年後期組の人から聞いた話だが、このクラスの初顔合せで各自が自己紹介した時、彼は
「こんなのっぺりした野郎でござんすが何分よろしく」と挨拶したそうである。
平岡さんは最初、銀行局国民貯蓄課に配属された(給与は一八〇〇円ベースの時で、初任給は基本給一三五〇円)。
当時の国民貯蓄課はM課長の下にH課長補佐がおり、平岡さんはH課長補佐の部下として貯蓄奨励などに関する
大臣の挨拶原稿の下書きを命ぜられていた。
和田謙三
「平岡公威さんとの忘れ難き出会い」より
大臣の挨拶文は当然ひとつの定型があり、H補佐は前例の挨拶文を平岡さんに示して、それにならって
草案をまとめるように指導したのだろう。
ところが平岡さんの作る草案は普通の官庁文書に使われたことかない美辞や修辞句に溢れた破天荒なものであった。
M課長やH補佐としては何とか折角の文才を生かしながらこれを定型的な官庁文書の鋳型にはめこむための
添削、推敲に苦労したらしい。
他方、平岡さんの方からすれば、今まで人から手を入れられたことがない自分の文章が完膚なきまでに直され、
無機質、無味乾燥な官庁文書に変形してゆくことで著しくプライドを傷つけられる面もあったようだ。
ともかく文豪三島由紀夫の文章に手を入れたのは後にも先にもこのM課長とH補佐だけということは、
旧大蔵省時代から長く語り伝えられた伝説である。
当時の大蔵省は、霞ヶ関の庁舎がGHQに接収されていたため国電四ッ谷駅のすぐ西側の四谷第三小学校の
校舎に仮住まい中であった。
渋谷に住んでいた平岡さんは私と同様、渋谷駅から代々木まで山手線に乗り、代々木で総武線に乗り換えて
四ッ谷駅下車というルートで通勤していた。
比較的早い時刻での役所からの帰途、よく一緒に空襲で未だ焼け跡だらけの渋谷の町を歩いた。
そんな時、「昨夜は殆んど徹夜だったので今日は目がかすみ、頭が朦朧として、課長から作成を指示された資料の
数字を何ヵ所も間違えて大分油をしぼられたよ」とこぼしていた。
まだ文壇に本格的にデビューする前であり、彼の作家活動を余り認識していなかった私は、
「この人、徹夜までして一体何をしているのかな」と一時は思ったりした。
和田謙三
「平岡公威さんとの忘れ難き出会い」より
私が入省して半年くらい経った昭和二十三年九月、偶々前述のM課長が私の上司となっていた時、
平岡さんが役所を辞めるのでM課長のところに挨拶にきた。
その折私の席にも立ち寄って次のような話をしてくれた。
「和田君、君には入省面接の際、おやじ孝行でこの役所を志望したといったが、実はもっと重要な理由があったのだ。
それは生活のために書く小説はとかくいじけたものになりがちなので、森鴎外(軍医)のように生活の支えは
作家とは別の職業に求めたいという考えがあったわけだ。
そしてできることなら役人生活を続けながら作家活動を続けてゆきたいと願っていたが、役所の仕事を
忠実にやると自分の精力と時間の相当部分を費さなければならないので、役所というところは仕事と文筆稼業を
両立させがたい職場であることがよくわかった。偶々最近僕にもやっと大きな出版社から声がかかるようになったので
自分の“ヰタ・セクスアリス”のようなものを書いてみようと思っている。
僅か八〜九ヶ月の御奉公で去ることは折角採用してもらった大蔵省には申し訳ないが、これを機会に役所を
辞めることにしたよ」と云って彼特有の大口をあけて哄笑して去っていった。
和田謙三
「平岡公威さんとの忘れ難き出会い」より
仮面の告白と金閣寺は楽しく拝読させてもらったんだけど
花ざかりの森がどうしてもダメだ。なんつーかスゴイ読みにくい
確かに読みにくいね。
漢字使わないのはわざとなんだろうけど、平安を意識しているのでしょ。
花ざかりの森の終わり方は、豊饒の海の終わりととても似てる。
両方とも遺書だったからでしょう。
637 :
はるか高み:2009/10/02(金) 02:56:41
>>630の
「こんなのっぺりした野郎でござんすが何分よろしく」
に目が止まった。
与謝野晶子と合体してまもないんだろうなぁw。
三島にしても太宰治にしても早熟の天才の秘密は変態なんだと、
改めて思い知らされるエピソードであった。
「仁義」。いつの日か君らにも解るだろう。
三島の「仁義」とこのはるか高みの「仁義」とは同じものである。
しかしはるか高みには何の欲望もないんだなぁw、これが。
638 :
吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 03:03:55
欲望ないのにこの長文(笑)
この欲望の塊男爵め!
639 :
はるか高み:2009/10/02(金) 03:19:44
宝を取りだすには「仁義」が必要なんだよw。
「おひかえなさって・・・・」がねw。
640 :
吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 03:24:58
石原慎太郎にしゃぶらせたのは凄いと思う。
641 :
吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 03:26:45
いろいろめんどくせえ奴らだな。
「仁義」とか言ってるけど結局、自分第一主義のくせによ!
ホント食えねえ奴らだ!
ワイン半カップで酔ってきた。ショーチューと違って
悪酔いしないから良いヤツだ!
642 :
吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 03:30:54
してないの?
左翼はいつも、より良き未来世界といふものを模索してゐる。
いつもより良き未来社会へ向かつて我々は進歩してゆくと考へてゐるのです。
…ところがソビエトはご承知のやうな状態になつた。
これは完全な官僚社会のみならず、その常套語を使へば、帝国主義なのです。
そして、かつて日本人が未来社会と思つたのが帝国主義になつてしまつた。
もうスターリン批判以来、日本人のソビエトに対する夢も崩れた。
では、中共はどうか。中共はどうも日本人の西洋崇拝から言ふと少し外れる処があつたんだけど、
文化大革命といふことがあつたので、ますます日本人の理想から遠くなつてしまつた。
…そこで未来社会の展望を失つたところに彼らの焦燥と彼らの一種の絶望感があることは確かなのです。
それで、より良き彼らの本当の未来社会とは何であるか。
皆さんは、「自由からの逃走」といふエーリッヒ・フロムの本などをお読みになつたことがあるだらうと思ひますが、
…いはゆる、ヒューマニテリアン・ソシャリズムですが、完全な言論自由化の社会主義といふやうな、誰が考へても
実現不可能のやうな、より良き未来に向かつて進んで行かうと、それがまあ大体の左翼型のラディカルな革命の
行動の先にある未来国であると考へて良いと思ひます。
…何も私は共産主義に対抗して生きてゐるわけではありません。
…ですけれども彼らの考へにうつかり動かされ、蝕まれていつたならば、どういふ結果になるか目に見えてゐる。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
私は未来といふものはないといふ考へなのです。未来などといふことを考へるからいけない。
…我々はアメーバが触手を伸ばすやうに、闇の中を手探りで少し先の未来までは予測ができる。
或ひは来年くらゐまでは予測できるかもしれない。
しかし、人間が予測されない闇の中を進んでゆくためには、その闇の彼方にあるものを信ずるか、或ひはその闇といふものに
対決して本当に自分の現在に生きるかといふことの二つの選択を迫られてゐるといふのが私の考へ方の基本であります。
“未来に夢を賭ける”といふことは弱者のすることである。
そして、自分をプロセスとしか感じられない人間のすることであります。
…このやうな思考の中からは人間の円熟といふことも出て来なければ、人間の成熟といふ思考も絶対に出て来ない。
実は、人間は未来に向かつて成熟してゆくものではないんです。
それが人間といふ生き物の矛盾に充ちた不思議なところです。
人間といふものは“日々に生き、日々に死ぬ”以外に成熟の方法を知らないんです。
そこで、何も未来を信じない時、人間の根拠は何かといふことを考へますと、次のやうになります。
未来を信じないといふことは今日に生きることですが、刹那主義の今日に生きるのではないのであつて、
今日の私、現在の私、今日の貴方、現在の貴方といふものには、背後に過去の無限の蓄積がある。
そして、長い文化と歴史と伝統が自分のところで止まつてゐるのであるから、自分が滅びる時は全て滅びる。
つまり、自分が支へてきた文化も伝統も歴史もみんな滅びるけれども、しかし老いてゆくのではないのです。
今、私が四十歳であつても、二十歳の人間も同じ様に考へてくれば、その人間が生きてゐる限り、
その人間のところで文化は完結してゐる。
その様にして終りと終りを繋げれば、そこに初めて未来が始まるのであります。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
われわれは自分が遠い遠い祖先から受け継いできた文化の集積の最後の成果であり、
これこそ自分であるといふ気持で以つて、全身に自分の歴史と伝統が籠つてゐるといふ気持を持たなければ、
今日の仕事に完全な成熟といふものを信じられないのではなからうか。
或ひは、自分一個の現実性も信じられないのではなからうか。自分は過程ではないのだ。道具ではないのだ。
自分の背中に日本を背負ひ、日本の歴史と伝統と文化の全てを背負つてゐるのだといふ気持に一人一人がなることが、
それが即ち今日の行動の本になる。
…「俺一人を見ろ!」とこれがニーチェの「この人を見よ」といふ思想の一つの核心でもありませう。
けれども、私は中学時代に「この人を見よ」といふのは「誰を見よ」といふのかと思つて先輩に聞きましたところ、
「ニーチェを見よ」といふことだと教へて貰ひ、私は世の中にこんなに自惚れの強い人間がゐるのかと驚いたことがあるのです。
しかし、今になつて考へてみると、それは自惚れではないのであります。
自分の中にすべての集積があり、それを大切にし、その魂の成熟を自分の大事な仕事にしてゆく。
しかし、そのかはり何時でも身を投げ出す覚悟で、それを毀さうとするものに対して戦ふ。
…ここにこそ現在があり、歴史があり、伝統がある。彼らの貧相な、観念的な、非現実的な未来ではないものがある。
そこに自分の行動と日々のクリエーションの根拠を持つといふことが必要です。
これは又、人間の行動の強さの源泉にもなると思ふ。といふのは人間といふものは、それは果無い生命であります。
しかし、明日死ぬと思へば今日何かできる。そして、明日がないのだと思ふからこそ、今日何かができるといふのは、
人間の全力的表現であり、さうしなければ、私は人間として生きる価値がないのだと思ひます。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
本日ただ今の、これは禅にも通じますが、現在の一瞬間に全力表現を尽すことのできる民族が、その国民精神が
結果的には、本当に立派な未来を築いてゆくのだと思ひます。
しかし、その未来は何も自分の一瞬には関係ないのである。
これは、日本国民全体がそれぞれの自分の文化と伝統と歴史の自信を持つて今日を築きゆくところに、
生命を賭けてゆくところにあるのです。
特攻隊の遺書にありますやうに、私が“後世を信ずる”といふのは“未来を信ずる”といふことではないと思ふのです。
ですから、“未来を信じない”といふことは、“後世を信じない”といふこととは違ふのであります。
私は未来は信じないけれども後世は信ずる。
特攻隊の立派な気持には万分の一にも及びませんが、私ばかりでなく、若い皆さんの一人一人がさういふ気持で後輩を、
又、自分の仕事ないし日々の行動の本を律してゆかれたならば、その力たるや恐るべきものがあると思ひます。
三島由紀夫
「日本の歴史と文化と伝統に立つて」より
幾たびか辛酸を歴て 志始めて堅し
丈夫は玉砕するも甎全を愧づ
一家の遺事 人知るや否や
児孫の為に美田を買はず
(一個の男子たる者、玉として砕け散ることはあつても瓦のやうなつまらぬ生涯をまつたうすることを愧づかしく思ふ…)
西郷南州(西郷隆盛)「遺訓」より
648 :
吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 20:55:52
三島は良い事言うな
> われわれは自分が遠い遠い祖先から受け継いできた文化の集積の最後の成果であり、
なるほどと思う。
とか、云いつつのwあはは
だから、お前たちはカスなんだよ。
文化なるものをただに、国家単位でしか捉えることが出来ないから。
話にならない。能無し共がw
だから、お前たちは駄目なんだ。
ちったあ疑うことを覚えろや能無し共がw 言葉。
――無条件にもお前たちに、心地良さ感じさせるそれらの根を突けよ
ひとならば。猿か。
…ひとたび叛心を抱いた者の胸を吹き抜ける風のものさびしさは、千三百年後の今日のわれわれの胸にも直ちに通ふのだ。
この凄涼たる風がひとたび胸中に起つた以上、人は最終的実行を以てしか、つひにこれを癒やす術を知らぬ。
三島由紀夫
「日本文学小史 第四章 懐風藻」より
戦争中、殊に敗戦後、日本人には真の悲劇も不幸も感じる力がないといふ、私の前からの思ひは強くなつた。
感じる力がないといふことは、感じられる本体がないといふことであらう。
敗戦後の私は日本古来の悲しみのなかに帰つてゆくばかりである。
私は戦後の世相なるもの、風俗なるものを信じない。
現実なるものもあるひは信じない。
川端康成
「哀愁」より
川端が三島の自決後に現場を見たってホント?
>>655 川端康成本人は見ていないと書いてます。
石原慎太郎は現場にいた警察関係者(佐々淳行かな?)に聞いた話として、川端は三島の遺体を見たと書いてます。
どちらが本当かは不明。
657 :
655:2009/10/03(土) 18:00:21
>>656 そうそう石原は「アレを見て川端さんは狂っちゃった。私も見ていたらどうだったか解らない」と述べてましたよね。
新潮でも川端は見たと報道されてましたね。
まあ、石原は三島を政治利用している部分が少なからず有ると思いますが。
658 :
はるか高み:2009/10/03(土) 21:39:51
三島も川端も「縁の縁」にしか興味がない人間だった。
川端康成の名、そこから彼らを追いたいぐらいのは現れんのかねw。
659 :
吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 21:47:16
三島って首チョンパされたの?
>>658 川端の「端」
river side に秘密があるんだよ。きみw。w。w。
>>659 なにをいまさら分かりきったことをw。
自分で自分の首はねられるわけないよw。
一回奥歯に当たって止まったんでしょ?
いたそ〜。
憂国忌が近づいてまいりました
>>661 奥歯から斬り込んだのかな。
一回目は首の途中までで失敗して、次に肩とかにいったとか…?書いてある本もあった。
森田必勝も死んでるし、細かいところは傷跡からの推測なんだろうね。
>>663 おお……切腹の時点で凄いのに、日本刀で何回も切り込まれるんかい……。
途中でショック死してるんじゃね……?
665 :
吾輩は名無しである:2009/10/04(日) 21:36:07
第2の三島さんが現れ、自衛隊に決起を促してほしいと本気で願う。
>>664 舌を噛み切ろうとしてたようだから介錯の間は意識があったと想像されます。
拉致問題に尽力していた中川昭一に続く謎の死
★原口式部官長が登山中に死亡 拉致問題に尽力
4日午後0時35分ごろ、新潟県糸魚川市の雨飾山(1963メートル)の山頂付近で、
登山中の東京都杉並区浜田山、宮内庁式部官長原口幸市さん(68)が倒れて意識不明に
なったと、同行していた宮内庁職員から110番があった。約2時間後に県の防災ヘリ
コプターが救助したが、搬送先の病院で死亡が確認された。県警によると、病死とみられる。
糸魚川署によると、原口さんは宮内庁職員6人と3日午後に新潟に来た。4日午前6時ごろ
にふもとの山荘を出発。同日中に下山予定だった。
原口さんは1964年に外務省入省し、経済局長、外務審議官などを歴任。日朝国交正常化
交渉担当大使として、拉致問題で北朝鮮側との交渉役を務めた。2007年6月、式部官長に
就任した。
http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009100401000506.html
668 :
吾輩は名無しである:2009/10/04(日) 23:12:08
三島の長文コピペしてる奴
改変すんなカス
670 :
吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 00:26:37
【外国人参政権】【人権侵害救済法案】についての
反対署名が下記HP(署名TV)で始まりました。
住所本名を晒さなくても署名ができるようです。
今月開催の臨時国会で提出されてしまう可能性の高い法案です。
出来るだけ多くの署名および拡散協力をお願いいたします。
ttp://www.shomei.tv/project-1300.html _,‐/.| ヽ.,лi'\,‐i
ノ .| ,ノ (´・ω・`)´i
/ `'‐´`'-,_,‐'v'‐-ー,__,、,-、_`'!_ _
_ __ノ‐-ー' ,‐^'‐‐,iー,,l´ ~ ,}
‐‐=''‐'`フ 中国 ,‐´ `\ 朝鮮 /"
.t_ . i`ヽ_/ < `∀´ > ~j `i、
.л) .`j ___,,,--、 '‐! ζ
__| . jヽ‐'´~ /'' `ヽ ヽ, ,,---'´´~
`フ `i ノ ヽ, /
`'''ーt´ ,‐,/~ .i /
< _j
『あなたの隣町が上九一色村になってしまうかもしれません・・・』
読んだことないから文章そのままタイプしてると思ってたけど、たしかに改変してても気付かないね
ネットの怖いところだ
>>671 改変?何それ。そんなみみっちい小細工なんかしてませんけど。
TBSやテレ朝じゃあるまいし。
↓
石原発言捏造テロップ事件
http://www.youtube.com/watch?v=YO3uXV-Nxx8&hl 106:名無しさん@九周年 2008/10/23(木) 11:19:28 ID:MKKkrhYW0
>>97 当時マスコミの少なくない人間が、三島にそれなりの脅威を感じていた。
それが自爆したことによる快哉は大きかったようだね。
三島のクーデターは1970年、あさま山荘が1972年だ。
まだ学生運動の正体が一般には知られておらず、マスコミも心行くまで左の旗を振っていた。
ニヤニヤ笑う自衛隊員の顔をことさらに流したのは、「三島の主張はキチガイ沙汰なのだ」という
マスコミの強い主張だわな。実際クレイジーではあったが。
ちなみに成田闘争の時、TBS社員が取材車で過激派の運搬をしていたことが判明して
問題になったことがあった。責任を取って田英夫がTBSを退社したのが1970年。
今のマスコミ報道にも強い「誰かの意図」が動いているけど、
当時のそれは、はるかにあからさまだった。
三島事件の報道は、時代背後とまわりの人間模様を強く考えながら見ないと真実がみえんわな。
ある晩、事件の年の春頃でしたか、伜(三島由紀夫)は茶の間で、
「日本は変なことになりますよ。ある日突然米国は日本の頭越しに中国に接触しますよ、
日本はその谷間の底から上を見上げてわずかに話し合いを盗み聞きできるにとどまるでしょう。
わが友台湾はもはやたのむにたらずと、どこかに行ってしまうでしょう」と申しました。
これを後で伜のある先輩に話しますと自分もあなたよりずーっと早い四十三年の春に、
銀座で食事中にまったく同じ予言を聞かされたものです、と驚いておりました。
平岡梓
「伜・三島由紀夫」より
私には三島由紀夫が、自分がロボットだと気付いてしまったロボットのように思えてしまう時がある。
自分の内部構造、背負わされた宿命、世界の実相……、その仕組みを、それを創造した者と同じくらい
完全に理解できる能力を持っていた三島由紀夫は、結局、自分が何者であるかを知ってしまった。
三島由紀夫は自分が【人間】であることを理解してしまったのだ。
精神の奇跡待望の不可避とその不可能の自覚という性質。
告白は不可能であり、真の自己は規定し得ないということ。
人間は自由意志を持ってはいないということ。見えない誰かに何かを強いられて生きているということ。
人間であるということそれ自体がひとつの罠にかかってしまっているということ。
そして、自分が誰からも理解されてはいないということ……。
三上秀人
「三島由紀夫の遺言 観世音」より
世界についても理解した。
それは涅槃の文学である三島文学の最終的な主題「奇跡自体よりもふしぎな不思議」だ。
即ち古代存在論にはじまり、中世スコラ哲学へと続き、デカルトやウィトゲンシュタイン、ライプニッツらも
問うた『神秘的なのは、世界が如何にあるかではなく世界があるということ』という命題。
数多くの哲学者が求めたこの命題に対する三島由紀夫の答えは、「仮面の告白」における
素面の不在と同じように、世界存在そのものの実体の不在だった。
『「海と夕焼け」は、奇跡の到来を信じながらそれがこなかったという不思議、いや、奇跡自体よりも
さらにふしぎな不思議という主題を凝縮して示そうと思ったものである。
この主題はおそらく私の一生を貫く主題になるものだ』(花ざかりの森・憂国 あとがき)
…『本多は夢の生に対する優位を認識した』(天人五衰)
三上秀人
「三島由紀夫の遺言 観世音」より
676 :
吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 11:35:59
中川一郎・怪死事件
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage292.htm 中川は自身のHPで今後も頑張ると言ってるのに、自殺とは怪しいだろ。
「十勝と日本が危ない」中川昭一が自身のHPで最後に語った言葉だけど、早くも現実になりそうだね
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1254623817/ おそらく、今回の中川酒のも犯人は米国のC○A。今の米中は蜜月状態で、中川(酒)は保守であり親台派で日本国益重視派だ。
だから、米中にとっては日本の保守派に復活されては困るので、国会議員でいる内は躊躇するけど、
ちょうど選挙で落ちたから中川(酒)が見せしめに殺されたんだと思う。
つまり、これは米中から日本の保守派への警告だよ。民主党政権下で日本を解体するから邪魔するなとね。
特に、中川酒は北海道で自民の誰かに何かあれば比例復活出来る順位だったから、なおさら自殺はあり得ない。
665 :名無しさん@十周年:2009/10/04(日) 10:44:03 ID:z3G50v1uO
間違いなくCIAに消されたな
核武装推進派、ドル買支え拒否姿勢 どれをとってもアメリカの都合が悪い人物
大臣のときに殺すのはまずいからPODAM読売の工作員をつかって社会的に抹殺したが
今は物理的に殺しても世間がそれなりに自殺と納得するからな
677 :
吾輩は名無しである:2009/10/05(月) 18:09:52
田中美知太郎と三島って対談してたっけ?記憶違いかな
>>677 全集の対談集にはその人との対談はないです。
679 :
吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 05:23:54
こっちはファンが集まるスレッド
>>677 検索したら、田中美知太郎対話集というのに、三島由紀夫の名前があった。
「夜会服」が明日、角川文庫から発売されます。
新潮文庫に収録されてない短編も角川から出してほしいなあ。
めくら、きちがい、とか単語があるとダメなのかな…
683 :
吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 14:37:57
「午後の曳航」読了
美人の定義は沢山着れば着るほどますます裸かにみえる女のことである。
三島由紀夫
「家庭裁判」より
三島と渋沢の鏡花談義おもしろいね
三島の対談はどれも面白いね。
でも谷崎潤一郎との対談がないのが不思議。
三島は悟達に至ろうと思って悟達に至ったわけではない。
セキュリティー・システムを打破するはずのハッカーが、逆にセキュリティー・システムに詳しくなるように、
犯罪を犯すはずの犯罪者が、逆に刑法に詳しくなるように、あまりにも夢想的であったために、
逆に真実に目覚めてしまったのだ。
そして三島はその欣求の欠如ゆえ完全なる悟りには至っていなかった。いや、至ろうとしなかった。
三上秀人
「三島由紀夫の遺言 観世音」より
同性愛サロンについて
同性愛者をはじめとするセクシュアルマイノリティが集い、独自の観点・視点から様々な事象を語る板です。
(同性愛とは直接関係のない芸能・音楽・テレビ・映画等の娯楽、日常生活、一般時事など)
セクシュアルマイノリティ(Lesbian, Gay, Bisexual and Transgender)限定の板です。
★次の行為は禁止です
* ブラウザクラッシャー・ウィルスコード等の貼付け・リンク。
* 同性愛者、その他の同性愛等に関する、差別、蔑視、挑発、誹謗中傷発言。
特定の人物や固定ハンドル、お店への叩き。
* 板違いである話題。801、ボーイズラブ、同人。実況。同性愛者になりきりで書込み。
同性愛者独自の視点で語れない内容。
* 単発質問スレッド。板を跨いだ重複スレッド。
以上の板の看板を見ればわかるように同性愛サロンは、非同性愛者、とくに腐女子と言われる人々の
書き込みをローカルルールで固く禁じている板です。
非同性愛者、腐女子の書き込み・スレ立てはそのまま板荒らし行為になります。
2ちゃんねるには書き込みするユーザーを制限している板もあります。
おすすめ、検索から書き込みするときには注意しましょう。
三島読むけどヱヴァ観ない
なぜ観ないのに、ヱと書くのだw
>>690-691 クソワロタwww
エヴァは創世記を下敷きにした作品で、ユング・フロイト哲学なんかも混じっていて面白いと思うけどね。
・・・・・・文学板も堕ちたな
>>693 最初から大したものじゃないだろう。
所詮2chだよw?
鉄拳の三島もよろしく
696 :
吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 13:42:52
>>694 お前自体が大したものじゃないからって2chまで貶めるなカス
697 :
吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 14:19:08
三島の真似してブンガクっぽい文章を書いたら、
ただの新人ラノベ作家の文章になったでござるの巻
>>697 三島由紀夫の文章は簡単には真似できないのでごじゃるの巻
急にフツーのスレになったな
「最初はご自宅に伺ったんです。『論争ジャーナル』発刊の主旨、論調は当時反主流でした。
先生(三島由紀夫)は、その当時から一つの輝く北斗の星でしたよ。
思想的な評論など出していましたからね。
例えば、『対話・日本人論』とか、思想的な評論関係の著作を出していましたから。
文学者としてではなく、思想家として見ていましたよ。
小説家三島由紀夫と我々は見てなかったですよ。おそらく誰も。
…あの頃は、慶応で最初の学園紛争がありまして、それから早稲田、日大、明治、東大って
どんどん広がっていったわけです。
当時の思想風景というのは、左翼でなければ人にあらずという……。
想像できないでしょうが、そうだったんです。
で、やっぱり、そのうちとんでもないことが起きる、と。
今見れば漫画みたいになっちゃうかもしれないけど、革命というのを、我々は真剣に
危機的に感じていました。
そういう時代風潮を押さえて見ないと、あの頃の行動というのはわからないんですよ。
今の、この社会状況から見てたんじゃ」
持丸博(元楯の会初代学生長)
鈴木亜繪美
「火群のゆくへ 元楯の会会員たちの心の軌跡」
「あの頃は、全共闘全盛の時代だった。俺は九州生まれで、全共闘の考え方に馴染めなかった。
ああ、俺の考えは世の中に合わないのかな、と思ったよ。
…学校へ行ってもどうも自分と考えてることが違うなという連中が、我が物顔で歩いている。
肉体的には負けないけど、論争して負けたくないから理論武装したいと思った。
先生(三島由紀夫)の人柄とかに興味津々だったから、たぶん、先生が辟易するくらい質問したよ。
根ほり葉ほり訊いたね。先生は、目が非常に純粋で、僕らのようなひよっこにも丁寧な言葉を使ったし、
時間を守る、威張らないし、そういうことからも魅力を感じた。文豪なんていうそぶりは全然見せなかった。
礼儀正しさとか非常に親切心があるとか、何回かのお付き合いの中で敬意を持つようになった」
仲山徳隆(元楯の会会員)
「三島先生は、『君が田村君か、さあ座りなさい』とおっしゃり、これが最初の言葉だった。
じっと見られた大きな目がキラキラ輝いていて、印象に強く残った。実にあっけない最初だった。
(中略)
体験入隊終了直前、緊張の連続と疲労の極みで胃液を吐きダウンしてしまった。
薬を飲まされ、隊舎のベッドで横になっていると、三島先生がいらしたんです。
ベッド脇に座られて『大丈夫か』と声を掛けてくださった。『幾つになった』と訊かれ、
『十八です』と答えると、『そうか、俺は君の親の世代なんだなあ。無理するなよ、行けるか?』と。
先生のあの声は忘れられないですよ」
田村司(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「とにかく入学した前後って、大学紛争が一番大変だった時、最初に入試を受けた時は
バリケードがあって機動隊が出てましたよ。
早稲田の文学部は革マル派の本拠地だった。圧倒的に、革命論争だとか新左翼系の話が主流でした。
でも、いわゆる左翼系の議論には違和感があった。どうもちょっとおかしいと。
それでいろんなものを読んでる中で、一番明解に論を展開していたのが三島先生だった。
そういう意味じゃ、『論争ジャーナル』に出て来て論陣を張ったというのは画期的だった。
自衛隊に行こうと思ったのは、当時はマイナーな存在で、どちらかというとマイナスの評価だった。
それと規律で全部縛られている所では自分がないと言われていましたから、本当に徹底してがんじがらめの
規制の中で人間がどうであるか、自由でありうるか、それを一回やってみたいと思ったんです」
…三島先生の『楯の会』は、思想的に自由な所だったというのが大きかったと思います。
思想的束縛がありませんでした。会自体すごく幅広い人が入って来ていました。
僕なんか、従来型の右翼系の人とは随分違ったと思います。
僕は、三島先生といろいろ話していて、今まで会ってきた人の中であれ程頭のいい人はいなかったですね。
非常に明晰で、クリア。透明なんですよ、透明。なんていうかクリスタルガラスのような、
水晶のような、そんな印象でした。
森田さんは、ともかく明るい人でした。話していて非常に気分のいい人。裏表がない人。
そういう意味で翳のない人だよね。生き方にも翳がないし」
佐原文東(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
佐原文東(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
704 :
吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 10:48:23
「手長姫」って短編面白かった。
706 :
吾輩は名無しである:2009/10/10(土) 14:17:27
鳩山総理の事務所顧問は韓国人の尹(ユン)星駿wwwwwwwwwwwwwwwwww日本オワタ
なぜか「韓国の経済通」を顧問にしていた「鳩山由紀夫」総理 (週刊新潮2009年10月8日号)
鳩山氏の韓国贔屓の背景には、単に文化面に留まることのない影≠ェちらつくのだ。
「10月9日に鳩山さんは訪韓予定ですが、彼は最近、尹星駿という40代の男性を事務所の顧問にし、
日韓関係のアドバイスを受けているんです」(民主党関係者)
要は鳩山氏による日韓外交が、韓国の人間に影響されている可能性があるというわけだ。
気になるその尹氏の経歴を見てみると、
「63年ソウル生まれで、日本の経団連にあたる全国経済人連合会の研究員を努めるなどの経済通。
一橋大学を卒業していて、同級生が民主党の議員にいるため、鳩山総理とも縁ができたそうです」
(韓国紙記者)
もちろん、尹氏が日本の国益に適う存在であれば、さして問題はないのかもしれない。
しかし、このほど彼が韓国のオピニオン誌『月刊朝鮮』(10月号)に寄せた論文には、
看過できぬ記述が見受けられるのだ。
<鳩山の登場は韓国にとって幸運>このタイトルが示すように尹氏の論文は、
全編韓国にとって″D都合のリーダーが日本に誕生したとのトーンで貫かれている。
その極め付きが、次の件。
<当時筆者は、鳩山幹事長に独島(注・竹島)問題に関する歴史的事実関係を理解させる必要があると判断し、
独島問題に精通する世宗大学の保坂祐二副教授を紹介した。
(中略)鳩山氏は(中略)保坂氏の独島に関する説明を 1時間30分も聴いていた。
鳩山氏は保坂氏の説明を受けた後「勉強になりました」と言いながら感謝の意を表した>
注視すべきは、尹氏が紹介した保坂氏≠ェ、日本に生まれながら現在、韓国の大学で副教授を努め、
竹島は韓国領≠ニ主張して止まない御仁であることだ。
京都大学大学院教授の中西輝政氏が警鐘を鳴らす。
「そもそも、現職の総理が外国の人を事務所の顧問に置くという話は聞いたことがありません。
しかもその顧問は、保坂なる学者を鳩山氏に紹介している。そういった人物を顧問にするのは、
日本国民を不安にさせ、総理として思慮不足」
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/backnumber/20091001/
鳩山はどこへ向かおうとしているんだろ。
「三島先生は先駆的な考えをお持ちで、当時、『論争ジャーナル』という雑誌で民兵構想というのを
出されていました。こういうのは、これから面白いなと思った。
つまり自衛隊だけではなくて、民間人が防衛組織の一翼を担うという構想を出されていた。
アメリカでもヨーロッパでもそういう民兵というのはあるわけで、日本だけがそのような民兵組織がなかった。
自衛隊自体が、むしろほとんど否定されていたような世の中だったから、ああいう考え方は非常に新鮮でした。
今でもよく覚えているのは、訓練の時に小銃を持って走るわけですよ。
あの時、三島先生は『銃の重さを知ることが非常に大切なことなんだよ』と語っておられた。
よく記憶しています。国を守るということは、銃の重さを身体で感じることなんだと、理屈ではないんだと。
全くその通りだなと思いました。
ほとんどの話は忘れてしまったけれど、これはよく記憶していますね、銃の重さのことは」
イニシャルO、元京都大学生(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
709 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 13:00:11
>>595 >そういう経緯はもちろん知っているし、三島の20代始めの頃のノートを見ても、川端康成への尊敬や畏敬、
>川端作品への尊敬はあるけど、それはなんとなく川端康成という一人の人生の達人、達観した僧侶を見て
>観察しているような感じがする。
>三島の文学世界は、川端と知り合う前から独自のものがすでにあるし、川端作品からの影響はあまりないと思う。
>文学の先生というより、一人の同志的な人間として尊敬していたから「さん」だったのかな、と思う。
>寡黙な川端康成を三島は、世俗を超越した、ある種、仙人みたいな人として一目置いて畏敬してたあまり、
>晩年はその尊敬していた「川端さん」への様々な失望もあったんでしょう。
「あとはやっぱり、過去と現在との因果関係の牢獄にはまりこんでしまわないことです。
未来の方から現在を考えて、何をすべきかを考えるべきではないでしょうか。
何歳であっても、残りの人生をよくすることを一番に考えるべきです。」
平野啓一郎
同性愛サロンについて
同性愛者をはじめとするセクシュアルマイノリティが集い、独自の観点・視点から様々な事象を語る板です。
(同性愛とは直接関係のない芸能・音楽・テレビ・映画等の娯楽、日常生活、一般時事など)
セクシュアルマイノリティ(Lesbian, Gay, Bisexual and Transgender)限定の板です。
★次の行為は禁止です
* ブラウザクラッシャー・ウィルスコード等の貼付け・リンク。
* 同性愛者、その他の同性愛等に関する、差別、蔑視、挑発、誹謗中傷発言。
特定の人物や固定ハンドル、お店への叩き。
* 板違いである話題。801、ボーイズラブ、同人。実況。同性愛者になりきりで書込み。
同性愛者独自の視点で語れない内容。
* 単発質問スレッド。板を跨いだ重複スレッド。
以上の板の看板を見ればわかるように同性愛サロンは、非同性愛者、とくに腐女子と言われる人々の
書き込みをローカルルールで固く禁じている板です。
非同性愛者、腐女子の書き込み・スレ立てはそのまま板荒らし行為になります。
また、同一のスレタイ・内容のスレを多数の板へ板をまたいで乱立するのはガイドラインでもローカル
ルールでも二重に禁止されている違反行為です。
2ちゃんねるには書き込みするユーザーを制限している板もあります。
おすすめ、検索から書き込みするときには注意しましょう。
>>709 > 「あとはやっぱり、過去と現在との因果関係の牢獄にはまりこんでしまわないことです。
> 未来の方から現在を考えて、何をすべきかを考えるべきではないでしょうか。
> 何歳であっても、残りの人生をよくすることを一番に考えるべきです。」
> 平野啓一郎
「私は未来といふものはないといふ考へなのです。未来などといふことを考へるからいけない。」三島由紀夫
>>644 >>643-646
712 :
平野啓一郎:2009/10/11(日) 14:48:57
元祖平野啓一郎がそのようなことを言うのはおかしい。
713 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 14:51:24
↑
死ねやオマエw
714 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 15:07:01
715 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 15:16:24
お父さん、うけてるよ!
717 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 15:45:28
平野がでてきたとき「神童」ともいわれたもんだが、
このコピーを考えたヤツは新潮の社員だろう?
普段なに読んでるんだろう。
誰に対してのアピールだったのか、大いに疑問だ。
結局デビューしちまえばコッチのもんで、
いま平野は悩める若者のオピニオンリーダーを気取っている。
718 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 21:33:07
>>714 携帯だと見られないようなのでどこかに転載してくださいお願いします
719 :
はるか高み:2009/10/11(日) 22:36:25
いわゆる神童なんだよ、文字通りのw。
新潮は平野に聞いてそれを知ったんだろうよ。
神童による振動も知ってるんだろうな、新潮はw。
もちろん、9.11とスマトラの津波の振動のことだよ
720 :
はるか高み:2009/10/11(日) 22:43:32
それで19歳の凡人の平野に変態した奴が判るだろうw。
信じられないだろうがそうなんだぜw、ポン助君たちw。
721 :
はるか高み:2009/10/11(日) 22:51:28
そういう道具があつてな。
それを使ってやったのさ、神童は振動をw。
722 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 23:01:40
ポン助ってタヌキのことか?
723 :
はるか高み:2009/10/11(日) 23:07:13
たぬきねえw、おまいとは違うなぁw。
724 :
吾輩は名無しである:2009/10/11(日) 23:14:29
>>705 運動会の徒競走でも、あまりに優雅に走ってたから、実際は最下位でも独走してるように見えたっていう描写にはワロタ
三島の短編読んでないのたくさんあるなぁ。戯曲もだ…
まぁまだまだ楽しみがあると考えるべきか
やっと豊饒の海読み終わった
なんか軽い放心状態になるなw
>>725 ああいう描写の着眼点というか発想がよく浮かぶよね。全体のストーリーも面白かった。
「森田とは同じ年だった。ある時、先生が俺をからかって、
『森田には命預けますっていう学生がいっぱいいるんだよ』と言ったんだ。
そうしたら、森田は顔を真っ赤にして、『いやあ、僕の命は先生に』って言った。
僕は自分の日記に書いても先生に直接そんなふうに言ったことないよ」
川戸志津夫(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「高校一年の時に、文化大革命が起きて、新聞は『文化大革命』礼賛一色ですよ。
『毛沢東万歳!』ってすごかった。ものすごい理想国家のように持ち上げていた。
ところが、新聞にちっちゃく記事があって、大陸から香港に逃げてフカに食われて死んじゃう人が
何百人もいるのを目撃したって。そんな素晴らしい国ならなんで亡命して逃げて来るんだ。
変じゃないかって、子供心に思っていたわけです。
…右でも左でもなかった。ところが、昭和四十五年一月頃、早大キャンパスに確か『三島由紀夫と
自衛隊に体験入隊しよう』というタテ看板を見て、俺が求めていたものはこれだと、決心。
楯の会という意識はなかった。自衛隊に行くことが主で入会はついでだった。
…そのあと、サロン・ド・クレールで三島先生に会いました。非常にさっぱりした感じだった。
どんな本を読んでいるかと訊かれて、大江健三郎と。
その時、先生は大江健三郎の絶版になった本の話をしたんだよ。『政治少年死す』ていうやつを。
読んでないから答えられなかったんだよね。先生は、なんでこんなヤツが来たんだみたいな顔して、
森田さんの方を見た。森田さんは『いやいや、なかなか元気がいいですから』と言ってくれました。
森田さんの一言で、私は救われたようなもんです。
そうでなければ、こんな軟弱な学生が入れるわけないじゃないですか。
森田さんて人は、知れば知る程素晴らしい人でしたね。快活という言葉、一言。」
村田春樹(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「三島由紀夫先生と楯の会のことは、田舎にいる時は全然知らなかった。興味もなかったし。
父親が靖国会をやっていて、その関係で森田必勝さんに会ったんです。
確か、森田さんが橘孝三郎(祖父)のことを知って、靖国会の事務所を訪ねて来たんです。
その後、私も紹介されました。親父は森田さんのことをこう言ってました。
『森田必勝という、なかなかいい男が俺を訪ねて来たぞ。凄く気骨のある人間だ。凄くいい青年だぞ』って。
くりくりっとした坊主頭の人で、本当にね、少年みたいにね、本当に裏のない人でした。
森田さんは兄と同じ二十年生まれ、ずっと兄のように思っていました。
(中略)
西新宿のルノアールで、三島先生にお会いしました。ほとんど何も言えなかったけどね。
『橘先生、お元気ですか?』と、祖父の橘孝三郎のことを訊かれたことを覚えています」
塙徹二(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「私は、正式な会員じゃないんです。
もともと大学が早稲田だったから、楯の会のことはよく知っていたんですよ。
でも、その当時は入ろうという意識はなかったですね。
…国学院の友人に、三島先生に心酔しているものがいて、仲間と一緒に先生に会いに行くことになったんです。
それにも、たまたま行かなかった。
友人は、念願の先生にお会いして、頭の中が真っ白になって
『先生は、いつ死ぬんですか?』と訊いたそうですよ。
先生は、『わっはっはっ』と大笑いされて、『まあ、お茶でも飲め』と、紅茶をご馳走になった。
何も聞けなかったけど、気さくな人だったと。夏の暑い日だった。
社交辞令だろうけど、募集してるから、また来い、ともおっしゃってくれたそうです」
須賀清(元楯の会幻の六期生)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
732 :
吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 15:32:45
春の雪で思うんだけど、
高貴な家柄という背景や、三島ならではの文体や描写を抜かしたら、
性格の捻くれた、エロガキの自己満足なお話って考えて良いの?
「不幸な俺様カッコイイ♪」ってウットリしてたくせに、
おあずけってされて、あわてて皿まで齧り付いたドアホの話というか、
相談しようとも、親友は童貞で話が通じないとか。
>>732 そんなこと言ったら何読んでも
アホのアホ語りとしか思えんよ
小説なんか娯楽なんだから
「へ〜おもしれー」って言って読んでれば十分
アホ語りを極めるとドストになる
肉体の学校って文庫化されてない?
全集買っちゃおうかな…
736 :
吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 19:37:30
>>733 それは確かにそうなんだけど、別に批判してるわけじゃない。
それほど話が複雑じゃなくても、描き方一つで随分と変わるんだなって思っただけ。
よもや三島作品をアホ語りとは思わないが、単純に考えると笑えたんでつい。
最近の作家は、話の筋も描き方も単純すぎてつまらないか、
やたら凝りまくったり、過激な内容を書けばいいと思ってるような作品が多くて嫌になる。
737 :
吾輩は名無しである:2009/10/13(火) 19:57:38
ほんとに描写の下手な作家だよね。
典雅なたたずまいである。
って、その「典雅」さ加減を描写してもらいたいんだよな。
だが、描写じゃなく説明になってしまうんだな。
ドストに似ている。
だがドストには対話のユーモアがある。
三島にはない。
>>737 三島の作品にはユーモアはありますよ。あなたはいったい何を読んでるんですか?
短編などは微妙なユーモアや洗練されたものが沢山ありますよ。
>>732 清顕のどこがエロいんだか、さっぱりわからないけどね。本多が童貞とかも全く何の関係ないし。
ひねくれてるのはあなたの読み方でしょうね。
>>736 あなたが前レスで言って要約したつもりになってるものが、歪曲したもので間違ってるから話にならないよ。
>>737 三島ほど描写の上手いよ。そんなたまたま見つけた、描写でもなんでもない、描写するとこじゃない部分を出しても意味ないでしょうよ。
743 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 10:52:33
>>738 -
>>742 細かく連投してまで擁護するオタファンはキモイ
三島も草葉の陰で気持ち悪がってる。
だからホモは……
>>743 人を勝手にホモと短絡するあんたが気持ち悪いよ。
>>745 堅い文章の印象で機械翻訳に思えるだけでしょ。
言ってる中身は毒のある不可思議なユーモアがたくさんありますよ。
>>746 通じる通じないで言ったら
>>742だって通じる
「○○を勝手に△△と短絡する」
これがおかしいと判らないのなら
日本人であっても日本語に通じていないね
749 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 12:05:12
>>748 「○○を勝手に△△と短絡する」
通じるよ。通じないあんたの頭がおかしい。
>>749の日本語のがおかしいし意味不明。
>>748 人を勝手にホモと短絡する
これのどこがおかしいのか、よく説明してください。
>>750 なんだ外国人じゃなくて真性キチガイか
日本語としておかしいといってるのに相変わらず通じる通じる言ってるし
>>749の人のレスは
日本語としておかしくないので当然意味も通じる
アンカーつけた
>>747の方を言ってるのか?
>言ってる中身は毒のある不可思議なユーモアがたくさんありますよ。
これは確かに変だ
言っておくけど意味は通じてるからね
>>752 おかしくないのにおかしいと粘着するあんたがキチガイでしょう。
勝手に短絡って都合よく都合よく結びつけるって2重表現じゃね。
普通使わないだろ。
>>752の言うように日本語としておかしいかは解らないが。
>>755 「勝手に」というのは独断的に、って意味があるからおかしくないし、日常会話で使うよ。
二重表現じゃないけど
勝手に短絡とか勝手に捏造とか日本人は使わないよ
使うのは
>>753くらいだろ
日本人じゃないかキチガイだから判らないらしいが
>>756 「勝手に短絡」なんて日常で使う?
>>757 ネガティブな単語に「勝手に」をつけると変ってことか?
>>756 独断的に短絡するっておかしいだろw
独断的じゃない短絡がありえないから
>>749をおかしいと書いてる人がおかしいのは間違いないと思う
762 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 13:37:17
>>750 ゴメンw
>>758 短絡的はよく使うけど
短絡だけで使うのって仕事で必要な人くらいじゃないかな
>>759 おかしくないよ。似たような意味がダブって重なりながら言うことなんか日本語にありふれてるし。
日本語はあんたが考えてるほどキッチリ論理的じゃないから。
日本人じゃないあんたには解らないだろうけどさ。
>>763 それは熟語とかの世界じゃないか?
ありふれてるのなら例を挙げてみてくれよ
普通2重表現として避けられてると思うけど
あと俺は日本人だw
>>764 例えば、「勝手に誤解してました」とか普通に日常会話で使うでしょう。それと同じだよ。
>>765 それはなにか重なってる部分があるのか?
なぜ誤解したかの理由が独断でしたってことで
同じ意味の「独断で短絡」と全然違うと思うけど
>>749の
堅い柔らかいじゃなくて変だよw
は、いったい何が変なんだよ。三島の文章が変ってことならは、具体的に言わなければ、意味不明。
>>765 全然同じじゃないんですが
短絡の意味か独断の意味のどちらかが判ってないとしか思えない
>>766 短絡が独断的なことなら、誤解も独断的なことで同じだよ。
何を詭弁使ってるんだか。
勝手に「ホモと」短絡してました
勝手に「ホモと」誤解してました
どっちも同系列。
770 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 14:12:09
>>767 ゴメンね。
三島のことじゃなくて翻訳っぽいレスのこと。
771 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 14:15:50
>>769 いや詭弁なんか使ってないけど
短絡も独断も根拠薄弱という意味があるけど
誤解はさまざまな理由が考えられるでしょ(=根拠薄弱ではない場合がある)
喧嘩腰で詭弁だとか言われても
正直何を言ってるのか理解できないです
>>771 普通日常的に会話するときは、あんたみたいにいちいちそんなとこまで突き詰めて考えて言わないから。
勝手にホモと短絡してました
で十分、日本語の会話として通じておかしくないよ。
774 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 14:25:39
>>773 意味が通じる通じないの話ではないと上のほうでもレスされてるのに
それこそ詭弁じゃないですかね?
>>771 なんか独断的って言葉にこだわって詭弁をろうしてるけど、
「勝手に」ってのは、もっと広い意味があるからね。
776 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 14:30:12
>>775 >「勝手に」というのは独断的に、って意味があるからおかしくない
独断的にという意味があるからおかしくないというレスに
おかしいだろというレス返すと
独断的にこだわって詭弁を弄すとか言われても…
>>775 外国の人若しくはキチガイは詭弁って言葉が好きだなw
>>776 もうどうでもいいよ。あんたは何を言ってもそうやって、屁理屈並べ立てたり終わらないから。
>>777 sageたりageたり自演してるあんたがキチガイでしょう。ずいぶん長い昼休みだね。
アンチスレからこっちまで来て気持ち悪いわ。
780 :
吾輩は名無しである:2009/10/14(水) 14:38:11
>>778 まあ別にいいですけど…
屁理屈と理屈は違いますよ
>>780 アンチスレの690が、ごちゃごちゃバカみたいに屁理屈ご苦労さまでした。
民族主義とは、本来、一民族一国家、一個の文化伝統・言語伝統による政治的統一の熱情に他ならない。
(中略)
では、日本にとつての民族主義とは何であらうか?
…言語と文化伝統を共有するわが民族は、太古から政治的統一をなしとげてをり、
われわれの文化の連続性は、民族と国との非分離にかかつてゐる。
そして皮肉なことには、敗戦によつて現有領土に押し込められた日本は、国内に於ける
異民族問題をほとんど持たなくなり、アメリカのやうに一部民族と国家の相反関係や、
民族主義に対して国家が受け身に立たざるをえぬ状況といふものを持たないのである。
従つて異民族問題をことさら政治的に追及するやうな戦術は、作られた緊張の匂ひがするのみならず、
国を現実の政治権力の権力機構と同一し、ひたすら現政府を「国民を外国へ売り渡す」買辧政権と
規定することに熱意を傾け、民族主義をこの方向へ利用しようと力めるのである。
しかし前にも言つたやうに、日本には、現在、シリアスな異民族問題はなく、又、
一民族一文化伝統による政治的統一への悲願もありえない。
それは日本の歴史において、すでに成しとげられてゐるものだからである。
もしそれがあるとすれば、現在の日本を一民族一文化伝統の政治的統一を成就せぬところの、
民族と国との分離状況としてとらへてゐるのであり、民族主義の強調自体が、この分離状況の
強調であり、終局的には、国を否定して民族を肯定しようとする戦術的意図に他ならない。
すなはち、それは非分離を分離へ導かうとするための「手段としての民族主義」なのである。
…前述したやうに、第三次の民族主義は、ヴィエトナム戦争によつて、論理的な継目をぼかされながら
育成され、最後に分離の様相を明らかにしたが、ポスト・ヴィエトナムの時代は、この分離を、
沖縄問題と朝鮮人問題によつて、さらに明確にするであらう。
三島由紀夫
「文化防衛論 戦後民族主義の四段階」より
…戦後の日本にとつては、真の民族問題はありえず、在日朝鮮人問題は、国際問題であり、
リフュジー(難民)の問題であつても、日本国内の問題ではありえない。
これを内部の問題であるかの如く扱ふ一部の扱ひには、明らかに政治的意図があつて、
先進工業国における革命主体としての異民族の利用価値を認めたものに他ならない。
…手段としての民族主義はこれを自由に使ひ分けながら、沖縄問題や新島問題では、
「人質にされた日本人」のイメージを以て訴へかけ、一方、起りうべき朝鮮半島の危機に際しては、
民族主義の国際的連帯感といふ論理矛盾を、再び心情的に前面に押し出すであらう。
被害者日本と加害者日本のイメージを使ひ分けて、民族主義を領略しようと企てるであらう。
しかしながら、第三次の民族主義における分離の様相はますます顕在化し、同時に、
ポスト・ヴィエトナムの情勢は、保守的民族主義の勃興を促し、これによつて民族主義の
左右からの奪ひ合ひは、ますます先鋭化するであらう。
三島由紀夫
「文化防衛論 戦後民族主義の四段階」より
785 :
吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 23:23:44
786 :
吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 23:33:06
読書家なんだ。意外な一面
全作品ってのは凄いね。俺は小説だけでもまだ半分くらいだw
午後の曳航いい小説だよね
江角マキコも三島愛読者らしいね。
文武両道だな
790 :
吾輩は名無しである:2009/10/16(金) 09:14:42
>>784 >…戦後の日本にとつては、真の民族問題はありえず、在日朝鮮人問題は、国際問題であり、
>リフュジー(難民)の問題であつても、日本国内の問題ではありえない。
>これを内部の問題であるかの如く扱ふ一部の扱ひには、明らかに政治的意図があつて、
>先進工業国における革命主体としての異民族の利用価値を認めたものに他ならない。
>…手段としての民族主義はこれを自由に使ひ分けながら、沖縄問題や新島問題では、
>「人質にされた日本人」のイメージを以て訴へかけ、一方、起りうべき朝鮮半島の危機に際しては、
>民族主義の国際的連帯感といふ論理矛盾を、再び心情的に前面に押し出すであらう。
>被害者日本と加害者日本のイメージを使ひ分けて、民族主義を領略しようと企てるであらう。
>しかしながら、第三次の民族主義における分離の様相はますます顕在化し、同時に、
>ポスト・ヴィエトナムの情勢は、保守的民族主義の勃興を促し、これによつて民族主義の
>左右からの奪ひ合ひは、ますます先鋭化するであらう。
いいぞ三島!
彼の高邁なる精神を朝鮮人の政争道具に利用させるなよ!
>>787 いいよね。
仏教観とニーチェ哲学が混淆していて面白い。
…本多はウィーンの精神分析学者の夢の本は色々読んでゐたが、自分を裏切るやうなものが実は自分の願望だ、
といふ説には、首肯しかねるものがあつた。
それより自分以外の何者かが、いつも自分を見張つてゐて、何事かを強いてゐる、と考へるはうが自然である。
目ざめてゐるときは自分の意志を保ち、否応なしに歴史の中に生きてゐる。
しかし自分の意志にかかはりなく、夢の中で自分を強いるもの、超歴史的な、あるひは無歴史的なものが、
この闇の奥のどこかにゐるのだ。
三島由紀夫
「天人五衰」より
たとへば、いちばん崇高でもあり、つぎの瞬間にいちばん下劣でもあるのが人間なんですよ。
ぼくは、さういふ人間を考へる。崇高なだけであつてもウソに決まつてゐる。
また下劣なのが人間の本当の姿だ、といふ考へ方も大きらひなんですよ。
それは自然主義的な考へ方で、十九世紀に、ごく一部にできた迷信ですよ。
人間は崇高であると同時に下劣。だから、ぼくのことを下劣だと思ふ人があれば、それでもかまはない。
ぼくの中にだつて、「一寸の虫にも五分の魂」で、崇高なものもある。
それを、ぼくは自分でぼくだと思ふ。
むりやりに結びつけて、論理的に統一しようつたつて、できるものではない。
ただ思想的には節操は大切だと思ひますけど、それと人間の行動の一つ一つ。
つまり節操の正しい人は、どんなクソの仕方をするのか。
いつもまつすぐなクソがでてくるかといふと、そんなものぢやない。
節操の正しい人でも、トグロを巻いちやふ。
節操の曲がつた人でも、まつすぐなクソが出るかもしれない。そんなこと関係ないですよ。
三島由紀夫
「ぼくは文学を水晶のお城だと考へる」より
…だから(苦笑
そこから出てこなきゃよかったのにっつってんの、分相応に。
じぶんを識る。もしくは、正しく分かつ。
――が、それが出来ないから、お前たちはw 鬱陶しい。
僕らは嘗て在つたもの凡てを肯定する。そこに僕らの革命がはじまるのだ。
僕らの肯定は諦観ではない。僕らの肯定には残酷さがある。
――僕らの数へ切れない喪失が正当を主張するなら、嘗ての凡ゆる獲得も亦正当である筈だ。
なぜなら歴史に於ける蓋然性の正義の主張は歴史の必然性の範疇をのがれることができないから。
僕らはもう過渡期といふ言葉を信じない。
一体その過渡期をよぎつてどこの彼岸へ僕らは達するといふのか。僕らは止められてゐる。
僕らの刻々の態度決定はもはや単なる模索ではない。
時空の凡ゆる制約が、僕らの目には可能性の仮装としかみえない。
僕らの形成の全条件、僕らをがんじがらめにしてゐる凡ての歴史的条件、――そこに僕らはたえず僕らを
無窮の星空へ放逐しようとする矛盾せる熱情を読むのである。
決定されてゐるが故に僕らの可能性は無限であり、止められてゐるが故に僕らの飛翔は永遠である。
三島由紀夫
「わが世代の革命」より
796 :
滑川:2009/10/18(日) 09:17:39
>>793 >ぼくの中にだつて、「一寸の虫にも五分の魂」で、崇高なものもある。
>それを、ぼくは自分でぼくだと思ふ。
いいね。これがなかなか出てこないんだよね。
謙虚さは日本人の美徳、か。
一ついえるのは、姿形は似ていても日本人と三国人の決定的な違いがこうした美意識の有無だろうね。
三国人とか使うと三島ってより都知事風味になっちゃうような
798 :
滑川:2009/10/18(日) 09:33:32
実は日本に生まれ育って祖国の水を飲んだことのない朝鮮人は限りなく皇民にちかい三国人だと思っている。
だから訂正する。
「一ついえるのは、姿形は似ていても日本人と三国人の決定的な違いがこうした美意識の有無だろうね。」
「一ついえるのは、姿形は似ていても中国、朝鮮人と日本人との決定的な違いがこうした美意識の有無だろうね。」
799 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 11:54:44
三島が自決したのはニヒリズムを超克するため、というのをどこかで読んだのだけれども、これは正しいですかね?
801 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 17:14:53
それだったんだ。
>>803 ですね。
私たちは三島では無いから解りませんな。
ありがとう。
805 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 08:08:13
決定されてゐるが故に僕らの可能性は無限であり、止められてゐるが故に僕らの飛翔は永遠である。
ミシマ
806 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 09:37:45
逆説ンギモチィィィ!!
「自動車」、「雛の宿」っぽいロリータ風で面白かった。
184:日本@名無史さん 2009/10/19(月) 13:41:58
雑誌『デリカ』の1983年12月号を読み返えした。
自分が書いた音楽記事である。
見出しに『確かなホンモノの手応えと時代の趣味』と付け、
CBSソニーからオリジナルアルバム『あの頃、
マリー・ローランサン』をリリースした加藤和彦にインタビュー。
記事から抜粋する。
僕が『音楽を好んで聴く年代層が若いせいかもしれないけど、
この頃は技術的なことは別として、
内容のレベルが低すぎるように感じますけど』と問いかけた。
加藤は『それは当たっていると思う。
僕が音楽を始めた18、9の頃は、僕達向けの音楽も雑誌もなかった。
洋服にしてもそうですよね?
大人の着方を真似してみたりとか、音楽でも無理をして聴いたり、
わからないのに三島由紀夫の本を読んだり、
背のびしたことが今になって役に立っている…』
そして『若い人に言えることは、
与えられたものをそのまま素直に受けとめる姿勢は危険だということを
少しは知ってほしい…』
809 :
滑川:2009/10/19(月) 23:48:35
>>808 >大人の着方を真似してみたりとか、音楽でも無理をして聴いたり、
>わからないのに三島由紀夫の本を読んだり、
>背のびしたことが今になって役に立っている…』
>そして『若い人に言えることは、
>与えられたものをそのまま素直に受けとめる姿勢は危険だということを
>少しは知ってほしい…』
「自分より若い世代にはまったく興味がない」
いつもいっている。当然じゃないか。
それを、高橋源一郎みたいに「若者のよき理解者」ぶったゲロオヤジには虫酸が走る。
いろんなアーティストに影響を与えてたんだね。三島って凄いなあ。
「森田必勝とは同じ二十五歳だった。当時、森田たち十二社のメンバーはすぐにテロだとか言っていた。
できるわけねえじゃないかこいつら、と思っていた。
でも、事件が終わってから、森田の見方が変わった。あの男に対する見方は変わったよ。
先生に対しては変わらない。もともと凄いなと思っていたからね。
…何かの折に触れ思い出すと、『あいつは凄かったな』と思う。
要するに、腹を切る切らないの前に、あの状況に立てるかどうか考えた。
それから介錯して、短刀を取って……。あの状況に立った古賀、小賀、小川、森田は凄いと思う。
三期で一緒だった牧野隆彦が、先生が亡くなった四十五歳を越えた時、『先生に、すまない』と言った。
そして、翌年四十六歳、くも膜下出血で死んでしまった。その時は、ショックだったね」
川戸志津夫(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「フルコガ君(古賀浩靖)とは事件後、品川だったか、電車の中で偶然会ったことがあります。
その時、彼は『すみませんでした』と言ったので、僕は『そんなことないよ。君がそんなことを思うことは
サラサラないね』と答えた記憶があります。
先生は、残すべき人間は残したんだと思いますよ。おそらく。
だから、残った人間は、重い荷物を背負っているんですよ。
私以外に、楯の会の会員で二人、自衛隊で定年を迎えた人がいます。
彼らと違うのは、私は事件が起きる前に自衛隊に入隊していたことです。
二人は事件が起きたあとに入ったから。まあ、どちらが大変という比較は難しいですが、それぞれ
大変だったと思いますね。ずっとマークもされてましたから。
多分、三人とも定年までマークされていたと思います。
…事件当日に市ヶ谷で斬られた人と会ったこともあります。
腕を斬られて、背中を何針か縫った人を知っています。でも、三島先生のことを悪く言う人はいません。
先生の心情はわかるということを、随分言われました」
イニシャルK、元明治大学生(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たち
813 :
吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 10:21:33
『しかし若者が遊惰な風俗や歌謡音曲を通じて、
ただ柔らかい感性に訴える口当たりの良い物だけを取り入れて、
それに同化してしまう危険』(春の雪)
最近の若者、特に流行り物に飛びつくだけの奴らってこんなのばっかだよな。
だからテレビもつまらなくなったし、音楽もひどいもので溢れた。映画も危険。
そして今、小説においても同じ現象が進んでいる。
ケータイ小説は言うまでもなく、ラノベというひどい日本語妄想作文が巷で売れるこの現実。
東野圭吾や伊坂などの、お手軽簡単ミステリーの台頭も、ひどい有様だし、
1Q84なんかがバカ売れするのは、マスコミの宣伝だけにつられるのが多い証拠。
一般小説でも、やたら簡素で中身のすっからかんな、個人日記に剛毛が生えたものが売れてるし。
814 :
新・謎仮面:2009/10/20(火) 13:52:01
>>813 >最近の若者、特に流行り物に飛びつくだけの奴らってこんなのばっかだよな。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ζ ミ
/ ,―/  ̄ ̄ ̄\
/ / / / \\
|_/ ||| (・) (・) |
(6  ̄(6------◯⌒つ |
| | _||||||||| | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \ / \_/ / < 拝金主義の末路といったところか。
/| \____/ \ 謎仮面のくせに恐縮ながら。
/ \__________
815 :
吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 13:55:45
事実を前に、高橋源一郎たちの思想はクソの役にも立たなかったというわけだ。
いや、むしろ問題の混迷化を招いたフシがある。
この悪党ども、変節するには遅すぎるぞ。みんなみてるぞ。
「たぶん、先生は最初一人で死ぬつもりだった。森田さんも死ぬ覚悟を決めていたんですよ。
『森田の精神を恢弘せよ』とは、その森田さんの純粋な行為、行動、信条を後の人に伝えろというのが
あるのだと思います」
佐原文東(元楯の会会員)
「三島先生という存在自体は亡くなられても、文学者としての三島由紀夫、社会的な立場にある人としての
三島由紀夫は残ると思います。しかし、森田についてはおそらく何も残らない。
森田について言いたいことは政治的な森田。日本には『自決』という政治的表現があるんです。
諭したい相手がダメだと思ったら、自らの命を捧げて訴えるという政治的な表現法です。
行動主義の森田だったから、西洋的にしゃべり尽して相手に伝える事をせず、『自決』という行動で、
『日本の真の姿を見よ』と訴えたかったんだろうと思います」
伊藤好雄(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「先生はもうそれなりに著名で確立されている方です。でも、森田さんは無名でした。
三島先生は、ものすごく森田さんの身の上を案じ、今後、森田さんの精神がそのまま埋もれてしまうことに対して
危機感があったんだと思います。
僕の進んできた道を――商社に入ってずっと普通に生活してきたことを、申し訳ないという気持ちがあります。
(中略)
僕は、大学で中国語を学び、中国という共産主義の国が隣にあって、日本がどう思われているのか、最近の
反日の運動を見るにつけ、その前から中国はずっと日本に対して辛く当たっていることを経験してきました。
みなさんは日本の中で日本を見てきたと思うけれど、僕は中国というフィルターを通して日本を見てきたんです。
預言者としての三島由紀夫というのは、ものすごく的確だと思います。
今の日本の政治はぶれている。外交上、中国にしてやられています。そういういたたまれない状況にあるだけに、
非常に的確に予言していたな、と思います。それだけに、三島先生や森田さんのやった行動が余計光ってくると思います。
一条の光というか、僕は、やがてもっともっと輝いてくると思っています」
古屋明(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
早い話一番危険なのは文学を「遊惰な風俗や歌謡音曲」のように消化してしまう事では(笑)これが一番危険でしょう(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
819 :
でへへ:2009/10/21(水) 06:51:45
文学を「遊惰な風俗や歌謡音曲」のように消化してしまう事から
のがれらている「文学」なんてあんのかしらん・・
その辺にも
三島のアガキ(存在意義?)が聞こえてくる気がするんだが。
>>819 少なくとも、三島の作品群、特に金閣寺や豊饒の海は
「遊惰な風俗や歌謡音曲を通じて、《ただ柔らかい感性に訴える口当たりの良い物》だけ」じゃないことは確かだけど。
「僕が、どうしてしゃべる気になったかというと、結局、あの事件は、『三島由紀夫』だけが
前面に出ているから。
だから、世間の評価というのは、いわゆる作家が起こした結末だというのがほとんどでしょ。
もし、三島先生一人だけだったら、僕はそれは認めるわ。だけど、森田さんが一緒だった。
まるで森田さんなんて、さしみのツマみたいなもんや。
だから、僕はそれが我慢できへんかった。ずっと、今でも、そう思う。
三島先生は、もの凄い追い詰められたと思うの、森田さんに。本当に。
もし森田さんがいなかったら、三島先生、絶対せえへんよ。ああいうことは。思い切れなかったと思う。
違った形でしたかもしれへんけど。自分で腹切って死ぬことはあったかわからへんけどね。
ああいうことはしなかったと思う。うん、すべて森田さんの影響よ、あれは。
森田さんの言動でもわかっていたし。
…森田さんは『自分でテロするなら、必ず自分の命を絶たなきゃいけない。
生き残ったらいけないんだぞ。
そんなヤツいるか?今の日本で、自分の命を賭けてもいい奴がいるか?』そう言った。
森田さんは、その時、もう覚悟できてたし、三島先生について行ったらいいと、
自分の命を捨てる覚悟だったんやろうね。
三島先生は、すべて規定済みやった。たぶん野次で、自分の声がかき消されるのもわかってた。
それを上回るようなマイク使ったら、値打ちもない。演説と違うんだから。やっぱし、最後は肉声よ。
明治維新から百年たって、高杉晋作や坂本竜馬がどうだったか、今では我々もわかる。
五十年、百年たって、わかる人がわかればいいのよ。
当時、二十歳前後だった我々は、他のみんながこれからどうして生きようという学生時代に、
どうして死のうか考えてた。それだけの覚悟をしてしまった。
それは、森田さんも、我々も一緒だった」
野田隆史(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「三島先生と一緒に行動を起こし、残った三人のうちの二人古賀浩靖と小賀正義は、自分が楯の会に誘ったんです。
警察に留置されている二人のことをずっと考えました。
(中略)
フルコガ(古賀)とチビコガ(小賀)が出てくるまでは、東京にいるのが義務だと思いました。
彼らが出てきたので、その年の秋、秋田に帰ることになりました。
お金がなかったので、トラックをレンタルして、運転手を古賀と友人が手伝ってくれました。
一日かかって秋田に着き、夜に三人で酒を飲みました。その時、古賀に訊いたんです。
『古賀(ヒロヤン)、ひとつだけ訊きたいことがある、いいか?』
『何だ?』
『十一月二十五日、あすこの現場を出る時、投降して捕まって出る時、どういう気持だったんだ?』
今考えると、バカな質問をしてしまった。自分でさえ頭がまっ白になったのに、彼らがその時のことを
言葉に表現できるはずかない……。気付かなかった。
なかなか答えてくれないから、『あの事件は、何があなたに残ったんだ?』と訊いた。
すると、古賀は、カウンターの上で、ゆっくり右の手のひらをただ上に向け、何かを持つようにした。
古賀はその手をじっと見つめたまま、一言もなかった……。
それが何を意味しているのか理解したのは、一ヶ月か二ヶ月たってからだった。もう声も出なかった。
それは、三島先生と森田さんの、首の重さ……。それを知った時、ふーっと血の気の引くような衝撃に襲われた。
あの人が首を落とし、安置した。古賀だけが首の重さを知っている……。
彼らに事件のことを訊いたのはそれだけ。あとはもう訊けない。
今でも時々会うが、一切そういう話はしない。失礼に当たると思っています。
(中略)
あの行動を凌駕する言葉とか文章、表現はない。
それを残された会員みんな、漠然と確実に持ってしまっているんです」
伊藤邦典(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
「拘置所にいる時、記録として残しておこうと思った。
日記のような形にしようと思って、それを看守に言ったら、あかんと言われた。
ノートは手に入ったので、洗面所にあった釘で書いた。結局、検閲で見つかって没収されてしまった。
三島先生は、日本は文化概念として天皇陛下がいらっしゃると言われてきた。
『我々の一番の根幹は、天皇を守るか守らないか。これから稲を植えて収穫するのは、
天皇家しかやらないんじゃないか、そういう未来が来るよ、工業化のあげくに……』
先生はずっとそう言っていた。
森田さんに対して…忸怩たるものがある…何もできていない…。
しかし、僕をはじめ、みんなも表に出なくていいと思う。本来埋もれていくべきだと思う。
森田さんのことを語り合うのは価値があるが、自分たちのことを話すのは間違っていると思う。
先生は偉大な人だから、それは置いて、我々は埋もれていげばいい。埋もれなければならない。
活動したことは価値あることで、先生が『楯の会』という、今までにない団体で行動したのは、
時代に夢があったからだと思う。今後とも出て来ないだろうし、価値があった。
でも、我々が、楯の会の会員だったということを口にするのは、違うと思う。
森田さん自身、そんなに言ってほしくないと思っているのではないか…。
僕は黙って死んで行く…という人だから。
…『森田の精神を後世に恢弘せよ』とは、三島先生と森田さんの、感性を持てということだと思う。
先生があそこまでできたのだから、僕もできるだろうと。それがずっとある…。
自分はそれだけのことをやっている自信はある」
小賀正義、三島由紀夫と共に決起(元楯の会会員)
鈴木亜繪美
「火群のゆくえ 元楯の会会員たちの心の軌跡」より
824 :
でへへ:2009/10/21(水) 13:34:12
>>820 「豊饒の海」の聡子の視点からは、「豊饒の海」の物語すら
《ただ柔らかい感性に訴える口当たりの良い物》と捉えられてしまうのではないかしらん。
小説中にてその「小説そのもの」に火をつけざるを得なかった三島に対する答は
その後の彼の行動を知識としてしか知りえない私にとっては、
「それも心々ですさかい」とうそぶくしかないことはわかっているが・・・
>>824 「小説そのもの」に火をつけたんじゃなくて、《ただ柔らかい感性に訴える口当たりの良いもの》に対してでしょ。
そのあなたが考える「聡子の視点」も、あなたの視点で、豊饒の海の物語中の「聡子」の視点じゃないけど。
聡子を単なる物語上のキャラクターではなく、それを超えるものとして考えるのは面白いと思う
三島にとって「天皇」とは何だったのですか?
>>828 日本のアイデンティティーの象徴、原理。
西欧的な理念(共産主義、自由主義)が行き過ぎて政治権力が堕落・腐敗したときの、
非西欧化の弊害に対する最後のトリデとしての日本人の革新・維新の原理だと思う。
アルコール脱脂綿の匂いに逃げ出す犬(笑)
三熊野詣の潔癖症先生キモカワユスなキャラが面白かった。
>>829 日本=天皇で在り続けろ、という事ですか?
>>831 それがなくなつたら、それはもはや「日本」ぢやなく、米国か中国に同化された単なる極東のからつぽの一都市になるだけだ。
833 :
吾輩は名無しである:2009/10/23(金) 11:19:06
天皇陛下は、日本国民に残された最後の良心でもあり両親でもある。
何でも西欧化した薩長のバカ侍の罪は重い
>>832-833 なるほど。
サミュエル・ハンティントンも「文明の衝突」で日本は天皇と神道があるから、日本は「文化」ではなく「文明」であると述べましたね。
ネット右翼のエスノセントリズム的天皇観は論外として、大切に守っていかなくてはならないと思います。
私は小説と肉体との関係といふものを、これもずいぶん考へました。
私も実は昔胃弱で、大蔵省にゐた頃は非常な胃弱でした。
当時から、小説の締め切りが近づくと胃が痛んでしやうがないんで、壁に足をのせて逆立ちして、
しばらく我慢したりしてた。こんなことを続けてゐたら今に肉体的破産である、さう思ひまして私は、
自分の身体を鍛へ直さうと思つたわけです。
(中略)
私は、文士といふものは肉体のもうひとつ奥底にあるもので書くんだが、肉体といふものは
それを媒体にして出てくる大事な媒体だといふふうに考へるんです。
三島由紀夫
「日本とは何か」より
小説を書くときには、自分の幼時記憶やら、あるひはもつと生まれる前の記憶もあるかもしれません、
人類のいろんな記憶がわれわれの精神のなかに堆積されてゐる。
自分の無意識のなかへ手を突つ込めば、どこまでズルズル入りこむか分からない。
しかしその奥そこに何かがあつて、それが自分に芸術作品を書くやうにそそのかしてゐる。
多少神秘的な考へですけれども、ユンクの言ふやうな集合的無意識、その集合的無意識がある人間に
技術を与へて小説を書くやうに促してゐるんだといふふうに私は考へるわけです。
(中略)…書くといふ行為にも肉体が媒体になつてゐるのがはつきりしてゐるんですから、したがつて
その媒体に何かの故障があれば、もつと基にあるものが出てくるときにどこかでひつかかるに違ひない。
これは、フィルターで濾されるやうなものであります。
私は、小説家としてなるたけ濾されないで、途中で何かにひつかからないで出てくるやうに
自分の身体をこしらへようと思つたのが、私が体育に精を出した端緒でありました。
三島由紀夫
「日本とは何か」より
と申しますのは、前にお話ししたやうに、堀辰雄さんの小説といふものは非常にいいけれども、
堀辰雄はどうしても旋盤工の話は書けない。どんなに頑張つても新宿デモの話を書けない。
堀さんの小説の世界といふものは、完全に限られてゐる。それからまた川端康成さんは、
これは非常な胃弱といひますか不眠症の方でありまして、やはりこの方の小説は非常に優雅な
美しい小説でありますけれども、川端さんがストライキの小説を書いたといふものはひとつもない。
さういふ具合に、作家といふものはかなり肉体によつて掣肘されてゐるやうな感じがする。
人間の問題全部に興味を持つのが作家であるとすれば、その媒体でもつてひつかかるものを
とらなきやならない。
媒体をなるたけ自由に、透明に自在にしておいて、さうすることによつて媒体の力をフルに使つて
媒体以前のもの、自分のもつとも源泉的なものを表に出さなきやいかんといふふうに考へてきたわけです。
三島由紀夫
「日本とは何か」より
三島の遺体って葬儀の間どうしたの?
首と胴体を縫い合わせて棺に?
>>838 首と胴体は警察がきれいに縫い合わせて化粧も施し、制服着衣で短刀も握らせて棺に収めて自宅へ移送。
剣道を通じて警察関係者にも知人が多かったから棺は敬礼されて見送られたらしいよ。
制服の血がそのままだったのか、あるいは緊急にクリーニングしたのかは不明です。
>>839 法律遵守の義務がある公務員でさえ敬服させるとは凄いな……。
三島って、森光子より年下なんだね。なんか不思議。
842 :
吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 08:02:27
843 :
吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 10:32:12
この人アーティストだっけ
844 :
吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 10:44:21
森村泰昌だ
846 :
842:2009/10/26(月) 17:33:58
849 :
846:2009/10/27(火) 00:26:08
>>847 これは蝋人形じゃなくて森村泰昌って芸術家が
三島そっくりに成りきったアート作品だったと思う。
>>848 森村氏が三島なりきりをした事は覚えてたけど、元画を忘れてた。
上のふんどし蝋人形の顔があまりに森村氏にそっくりだったから、
これがそのなりきりかと思った。
>>849 へ〜、てっきり人形かと。褌姿もやってもらいナッ!(笑)
間違えた(笑)
褌姿もやってもらいたいナッ!
だお。
自在な力に誘はれて運命もわが手中にと感じる時、却つて人は運命のけはしい斜面を
快い速さで辷りおちつゝあるのである。
三島由紀夫
「軽王子と衣通姫」より
老夫妻の間の友情のやうなものは、友情のもつとも美しい芸術品である。
三島由紀夫
「女の友情について」より
ここの三島ファンは他に何読むの?
>>854 横光利一とか面白かった。「機械」とか。
梶井基次郎の「檸檬」も好きです。
「仮面の告白」の、友人の姉への、ゲイを誇張した分析やエピソードより、
短編「恋と別離と」の同じ人がモデルの年上の彼女への恋心や緊張の方が素直な気持ちっぽい感じがする。
言ひ古されたことだが、一歩日本の外に出ると、多かれ少かれ、日本人は愛国者になる。
先ごろハンブルクの港見物をしてゐたら、灰色にかすむ港口から、巨大な黒い貨物船が、
船尾に日の丸の旗をひるがへして、威風堂々と入つて来るのを見た。
私は感激措くあたはず、夢中でハンカチをふりまはしたが、日本船からは別に応答もなく、
まはりのドイツ人からうろんな目でながめられるにとどまつた。
これは実に単純な感情で、とやかう分析できるものではない。
もちろん貨物船が巨大であつたことも大いに私を満足させたのであつて、それがちつぽけな
貧相な船であつたとしたら、私のハンカチのふり方も、多少内輪になつたことであらう。
また、北ヨーロッパの陰鬱な空の下では、日の丸の鮮かさは無類であつて、日本人の素朴な
明るい心情が、そこから光りを放つてゐるやうだつた。
それでは私もその「素朴な明るい」日本人の一人かといふと、はなはだ疑はしい。
私はひねくれ者のヘソ曲りであるし、私の心情は時折明るさから程遠い。
それは私が好んでひねくれてゐるのであり、好んで心情を暗くしてゐるのである。
これにもいろいろ複雑な事情があるが、小説家が外部世界の鏡にならうとすれば、そんなにいつも
「素朴で明るい」人間であるわけには行かない。しかし異国の港にひるがへる日の丸の旗を見ると、
「ああ、おれもいざとなればあそこへ帰れるのだな」といふ安心感を持つことができる。
いくらインテリぶつたつて、いくら芸術家ぶつたつて、いくら世界苦(ヴエルトシユメルツ)に
さいなまれてゐるふりをしたつて、結局、いつかは、あの明るさ、単純さ、素朴さと清明へ
帰ることができるんだな、と考へる。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
いざとなればそこへ帰れるといふ安心感は、私の思想から徹底性を失はせてゐるかもしれない。
しかしそんなことはどうでもよいことだ。
私は巣を持たない鳥であるよりも、巣を持つた鳥であるはうがよい。第一、どうあがいたところで、
小説家として私の使つてゐる言葉は、日本語といふ歴然たる「巣鳥の言葉」である。
「いざとなればそこへ帰れる」といふことは、同時に、帰らない自由をも意味する。
ここが大切なところだ。帰る時期は各人の自由なのであつて、「いざとなれば帰れる」といふ
安心感があればこそ、一生帰らない日本人がゐるのもふしぎはない。
私はこの安心感を大切にするのと同じぐらゐに、帰る時期と、帰る意思の自由とを大切にする。
人に言はれて帰るのはイヤだし、まして人のマネをして帰つたり、人に気兼ねして帰るのもイヤだ。
すべての「日本へ帰れ」といふ叫びは、余計なお節介といふべきであり、私はあらゆる
文化政策的な見地を嫌悪する。日本人が「ドイツへ帰れ」と言はれたつて、はじめから無理なのであつて、
どうせ帰るところは日本しかないのである。
私は十一世紀に源氏物語のやうな小説が書かれたことを、日本人として誇りに思ふ。
中世の能楽を誇りに思ふ。それから武士道のもつとも純粋な部分を誇りに思ふ。
日露戦争当時の日本軍人の高潔な心情と、今次大戦の特攻隊を誇りに思ふ。
すべての日本人の繊細優美な感受性と、勇敢な気性との、たぐひ稀な結合を誇りに思ふ。
この相反する二つのものが、かくもみごとに一つの人格に統合された民族は稀である。……
しかし、右のやうな選択は、あくまで私個人の選択であつて、日本人の誇りの内容が命令され、
統一され、押しつけられることを私は好まない。実のところ、一国の文化の特質といふものは、
最善の部分にも最悪の部分にも、同じ割合であらはれるものであつて、犯罪その他の暗黒面においてすら、
この繊細な感受性と勇敢な気性との結合が、往々にして見られるのだ。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
われわれの誇りとするところのものの構成要素は、しばしば、われわれの恥とするところのものの
構成要素と同じなのである。きはめて自意識の強い国民である日本人が、恥と誇りとの間を
ヒステリックに往復するのは、理由のないことではない。
だからまた、私は、日本人の感情に溺れやすい気質、熱狂的な気質を誇りに思ふ。
決して自己に満足しないたえざる焦燥と、その焦燥に負けない楽天性とを誇りに思ふ。
日本人がノイローゼにかかりにくいことを誇りに思ふ。
どこかになほ、ノーブル・サベッジ(高貴なる野蛮人)の面影を残してゐることを誇りに思ふ。
そして、たえず劣等感に責められるほどに鋭敏なその自意識を誇りに思ふ。
そしてこれらことごとくを日本人の恥と思ふ日本人がゐても、そんなことは一向に構はないのである。
三島由紀夫
「日本人の誇り」より
860 :
吾輩は名無しである:2009/11/01(日) 16:29:49
英霊の聲
861 :
吾輩は名無しである:2009/11/02(月) 01:47:29
三島由紀夫か渡辺淳一の作品で整形した人が生んだ子が、整形した人のようにはならずに、不細工になったような話の短編知りませんか?
>>861 全部の短編を読みきってないからわからないけど、たぶんないと思います。
美容整形について書いたエッセイはありますよ。
863 :
吾輩は名無しである:2009/11/02(月) 22:15:27
山崎行太郎 小説三島由紀夫、絶賛絶版中!
「葉隠」の恋愛は忍恋(しのぶこひ)の一語に尽き、打ちあけた恋はすでに恋のたけが低く、もしほんたうの
恋であるならば、一生打ちあけない恋が、もつともたけの高い恋であると断言してゐる。
アメリカふうな恋愛技術では、恋は打ちあけ、要求し、獲得するものである。
恋愛のエネルギーはけつして内にたわめられることがなく、外へ外へと向かつて発散する。
しかし、恋愛のボルテージは、発散したとたんに滅殺されるといふ逆説的な構造をもつてゐる。
現代の若い人たちは、恋愛の機会も、性愛の機会も、かつての時代とは比べものにならぬほど豊富に恵まれてゐる。
しかし、同時に現代の若い人たちの心の中にひそむのは恋愛といふものの死である。
もし、心の中に生まれた恋愛が一直線に進み、獲得され、その瞬間に死ぬといふ経過を何度もくり返してゐると、
現代独特の恋愛不感症と情熱の死が起こることは目にみえてゐる。
若い人たちがいちばん恋愛の問題について矛盾に苦しんでゐるのは、この点であるといつていい。
三島由紀夫
「葉隠入門」より
かつて、戦前の青年たちは器用に恋愛と肉欲を分けて暮らしてゐた。大学にはいると先輩が女郎屋へ連れて行つて
肉欲の満足を教へ、一方では自分の愛する女性には、手さえふれることをはばかつた。
そのやうな形で近代日本の恋愛は、一方では売淫行為の犠牲のうえに成り立ちながら、一方では古い
ピューリタニカルな恋愛伝統を保持してゐたのである。
しかし、いつたん恋愛の見地に立つと、男性にとつては別の場所に肉欲の満足の犠牲の対象がなければならない。
それなしには真の恋愛はつくり出せないといふのが、男の悲劇的な生理構造である。
「葉隠」が考へてゐる恋愛は、そのやうななかば近代化された、使ひ分けのきく、要領のいい、融通のきく
恋愛の保全策ではなかつた。そこにはいつも死が裏づけとなつてゐた。
恋のためには死ななければならず、死が恋の緊張と純粋度を高めるといふ考へが「葉隠」の説いてゐる理想的な恋愛である。
三島由紀夫
「葉隠入門」より
866 :
吾輩は名無しである:2009/11/02(月) 23:20:08
>>862 レスありがとうございます。
父の探しものなのではっきりわからないのです。また探してみます。
867 :
吾輩は名無しである:2009/11/02(月) 23:32:49
さて、光市母子殺害事件の実名出版で被告の元少年(28)側が出版差し止めを求め、「弁護団の要求は言論の自由への挑戦」と騒いでおるようですけれども、
この変は知的マゾちゃん謎は道お考えなので消化ねぇ〜(笑)
肉体の生成が、熱せられたような
雄々しい言葉を所有する契機になるんだね。
言葉が認識を生み出す。
三島に出会い、ボディビルを始めて、
世界を少し変えてみた、っと認識してみる。
>>867 法律上は実名を書いたら違法だから、出版差し止めは仕方ないんでしょうが、
そもそも法律上は未成年の年齢であっても、実際は充分、成年男性だったわけだから、
感情的には、実名が晒されてもあまり違和感はないです。
詳しい経緯はよく知らないので定かじゃないけど、スレでみると著者も弁護団も同じ死刑反対みたいだね。
仲間うちの揉め事なんでしょうか?
870 :
吾輩は名無しである:2009/11/03(火) 17:38:31
本来、未成年者犯罪に死刑適用も違法ではあるのですけれども、用は日本は法律が逢って無いようなものでしてねぇ〜(笑) これも裁判官が低脳ゆえ仕方が無いので症がねぇ〜(笑)
クンニカス謎も法科だったようです死、このような低脳が妻りは裁判官や弁護士に鳴っておるのです殻ねぇ〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
わたくしもマゾお乳ちゃん童謡に、実名が晒されてもあまり違和感鳴く、魔あ、どしどし実名公開、死刑判決して頂戴と逝った漢字名のですよお〜(笑) 久々の…ÅÅちゅーちゅー〜(笑)
>>870 凶悪犯罪に限っては、もう(∪)も一人前だし16歳くらい以上なら実名公開しても構わないでしょうね(笑)
yes(o∂.∂)人(∂.∂o)フォーリンらぶ(∪)らぶらぶら(笑)
寒くなってきたから風邪に注意してね。
三島は、剣道五段なんだが、実力は全く大したことがなかったそうだな。
そういやあ、橋本龍太郎も五段だったな。著名人だと段位の認定が簡単なのかね。
>>872 試合をした人によると、実際の実力も三段はあったらしいよ。
人間が或る限度以上に物事を究めようとするときに、つひにはその人間と対象とのあひだに
一種の相互転換が起り、人間は異形に化するのかもしれない。
三島由紀夫
「三熊野詣」より
>>873 いや、楯の会で班長をしていた人が、とても段がもらえるような腕前じゃなかった、と言っている。
それ以外の話も、特に三島を貶すわけではなく、客観的に見ている人という印象だから、
間違いないと思う。
しゃぶれよ
>>875 班長?楯の会に班があったの?
私がみた本も特に三島を持ち上げてない人の話で、三島の剣道の腕は決して下手じゃなかった、とありますよ。
878 :
↑:2009/11/04(水) 22:34:46
もっと、情報を仕入れたらどうだ。勉強不足!
楯の会で班長していた人(笑)
自称くさいわ。
880 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 10:42:21
つうか、経団連事件で捕まっているから、ググれば名前はすぐに分かるだろう。
>>880 三島の意思を継いでそんな事件を起こしたほどの人、班長レベルの人なら尚更、
たとえ尊敬してた人が思ったほど上級の腕じゃなくても「全く実力がない」とか
極端に見下した意図でペラペラ言うわけないでしょ。
882 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 12:02:06
それが言っているんだよ。他にも三島が、楯の会の制服を着るときは、
シークレットシューズを履いていたことも言っている。
要するに、三島を尊敬はしていても、神格化するのは嫌で、欠点もある
一人の人間として見ている人なんだろう。
>>882 どこで言ってるんだよ。
また聞きじゃソースにならないよ。
884 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 13:10:06
自分で調べてみろよ。
俺は携帯婆さんが気の毒で、とてもリンク先を貼る気にはなれない。
>>884 ググったら「召令」ってインタビューが出てきたよ。
でも「全く実力ない」なんて石原慎太郎みたいな見下したニュアンスでは全く言ってないじゃん。
事実を言うことは「見下す」ことになるのか
887 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 13:16:44
剣道の腕なぞはその心得あるかないかで評価は違うで笑止ねぇ〜(笑) 作家にしては上手い、五段にしては下手なぞですねぇ〜(笑) 股、有名人には名誉段位もあるようです死、その実力謎言い得ることは不可能なのでは無いで消化〜(笑)
ただ、作家にしては上手だったのではないで消化ねぇ〜(笑)
>>882 そんな誰でもするようなおしゃれ心や見栄を「欠点」って言うあなたがちょっとおかしいんじゃないの。
コンプレックスがあったとか、それくらいのことで、神格化しちゃだめだの人間だの決めようとしてる方がなんか変な感じですね。
>>886 伊藤好雄さんは「全く実力がない」なんて言葉で言ってないから、あなたのレスと、インタビュー記事のなかの事実とは違うでしょ。
ババア、必死だなwww
誤爆スマソ
新潮日本文学の三島の巻の解説で村松剛が書いてるが、三島が四段や五段持ってる警察の猛者達に四人抜きした話が載ってるね。
ボクシングは知らないけど剣道は強かったんじゃないかね。スポーツとは違って、基礎体力が乏しくても経験や技術で補えるだらうし
>ある意味で、本物の有段者以上のすごみがあった〜
の、続きの部分がコレな。
渾身の力を込めて、叩いてくる。竹刀が折れるくらいの
勢いでぶったたくんで、危なくて仕方がなかった。
わざとじゃなくて、運動神経が鈍いせいだと思いますけど、防具でカバーしていない場所を叩くんです。
僕は、小回りが利く方だから、滅多に叩かれなかったけど、当たったら、すごく痛かった。
「どうして、こんな変なとこに当たったんだろう」と、首を傾げたくなる場所に青あざができるんです。
先生は、動きは鈍いけど、ボディビルで筋肉をつけているから、力だけはすごく強かったんです。
「しょうがないなあ」と思いながら、相手をしていました。一緒に練習していた班長は、みんな
そう思っていたんじゃないでしょうか。
…文脈嫁よってゆうね(苦笑
あれだろ、なんとかに刃物っつってる訳だよ要するにww全く悪意なしで。
それほどに酷かったと。――それとこれ。
http://blog.goo.ne.jp/tamapocho/e/19ec6fd178b8b166b6d5c9295b138d81 そういえば立原のはじぶんも何かで読んだ気がするが、
ある種の遠慮はともかくとして、敬意なんって、あったかなあ?
>>894 そのコピペも含めて全体読めば、尊敬の気持ちは普通に伝わってきますけどね。
896 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 19:25:18
>>893 村松が、剣道有段者で、その現場を見ていたのならともかく、
そうでなければ、そんなもの、警察の方で便宜を図ったに決まっているだろうが。
だいたい技術がないから、まともなところに当てられないんだろうがwwwww
897 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 20:52:10
ま、いずれにしても、三島のシークレットシューズは新発見だった。
さらに、楯の会の写真を撮るときに、背の低いメンバーを隣にもってくるというのも、
見栄っ張りなお坊ちゃんらしくて、三島の精神構造を構成する要素として
斟酌しなければならないと思う。
898 :
きよし:2009/11/05(木) 21:41:33
お〜れはシュークリーム嫌いだって
>>897 そんな男性なら誰でもやりそうなことと、お坊ちゃんとは関係ないでしょう。
何かといえば、お坊ちゃんお坊ちゃんって、何か金持ちコンプレックスでもあるみたいでバカみたい。
>>896 > そうでなければ、そんなもの、警察の方で便宜を図ったに決まっているだろうが。
↑決まってるわけないでしょ。あなたがその場にいて、それを見ていたわけじゃないんだから。
私が読んだ、三島と試合をして三島に完敗したと言ってた人物は、剣道の実力のある自衛隊員でした。
902 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 22:51:10
>>897 男性は大概は大きく見せたがるし、身長もほぼ例外なく高めに言うんだよねw
シークレットシューズはちょっと笑うけどね。
精神構造なんてレベルの問題じゃないでしょ。
へえ〜、案外見栄っ張りなんだね程度のことですよ。
文学に博識な(o`.´o)ちゃんにお助け願います。
横光利一の「機械」の四人称ってどれなんでしょうか?
横光スレでそういう質問を見て、私なりに思ったことをレスして挑戦してみたけど、
(o`.´o)ちゃんのお考えを教授したいです。((@))くちゅくちゃ…(笑)
横光スレでお待ちしてます。
904 :
吾輩は名無しである:2009/11/06(金) 06:34:45
シークレットシューズ、スーツの型パッド、、、
いいじゃないか、天才にも虚栄心はある。
その事実によって、作品の芸術的価値が毫も下がるわけじゃないんだから。
ワイルドについてのエッセイだっけ?「虚栄心のために血を流す・・」云々
ってやつ。
虚栄心、結構じゃないの。ダンディズムの一つの発現形態だよ。。
やっぱ、スターはカッコヨクなくちゃっ!
905 :
吾輩は名無しである:2009/11/06(金) 21:03:40
俺が知っているシークレットシューズを履いている奴は、容姿は普通よりも落ちるが
人柄は良かったな。三島も自分に逆らわない連中には、結構いい人だったらしいな。
猫を愛でてる顔に優しい人柄が出てる。
三島の言う絶対者ってプラトン哲学のイデアのこと?
>>907 大塩平八郎の帰太虚思想の「太虚」のようなものだと思います。
初見ですが、ここは見境のない教祖擁護スレですな
いかにも滑稽噴飯、あな知足らざるもののすさまじき哉
宇宙の本体、心の本体は浅草にある……
>>912 アラヤシキは輪廻する本体。
宇宙の本体へ帰ろうとする、個別の意思・本体のようなものかと思われます。
>>914 ふお……難しいですな。
その辺りを詳しく読める彼の著作を教えていただけますか?
>>915 「暁の寺」
「革命哲学としての陽明学」などですね。
917 :
吾輩は名無しである:2009/11/08(日) 20:08:11
もう少しで憂国己ですね。三島さんが、今の腐敗して堕落した日本を見たら、何て言うだろう?
今年ももうそんな時期か
>>917 ただ金(かね)よ金よと思ひめぐらせば
人の値打は金よりも卑しくなりゆき
わたしの考えでは、一九六六年に書かれた「英霊の声」は、日本の戦後にとってたぶんもっとも重要な作品の
一つである。この作品には、作者の分身と目される語り手「私」とやはり作者の分身である霊媒の盲目の美少年が
登場し、帰神(かむがかり)の会で後者の語る死者の声を前者が聞くが、霊媒者となり、二・二六事件と特攻隊の
死者の声を口寄せする青年は、降霊が終わると落命する。見るとその顔はすっかり面変わりしている。
後に明らかにされる三島自身の証言では、青年は死んで昭和天皇の顔になるのである。
この作品で三島が言うのは、自分のために死んでくれと臣下を戦場に送っておきながら、その後、自分は
神ではないというのは、(逆説的ながら)「人間として」倫理にもとることで、昭和天皇は、断じて糾弾される
べきだということ、しかし、その糾弾の主体は、もはやどこにもいないということである。
戦争の死者を裏切ったまま、戦前とは宗旨替えした世界に身を置き、そこで生活を営んでいる点、彼も同罪である。
糾弾者自身の死とひきかえにしかその糾弾はなされない。
そういう直感が、この作品の終わりをこのようなものにしている。
加藤典洋
「その世界普遍性」より
ところで、わたしは、日本の戦後に三島のような人間がいてくれたことを日本の戦後のために喜ぶ。
わたしがこう言ったとしてどれだけの人が同意してくれるかわからないが、彼がいるといないとでは、
日本の戦後の意味は、大違いである。
その考え方には、誰もが、もしどのような先入観からも自由なら、こう考えるだろうというような普遍的な
みちすじが示されている。
三島は、日本の戦後のローカルな論理、いわばその「内面」に染まらず、普遍的な人間の考え方を示すことで、
はじめて日本の戦後の言語空間がいかに背理にみちたものであるかを、告知している。
これは、旧ドイツにおけるアンセルム・キーファーなどとほぼ比較可能なあり方であり、もし三島がいなければ、
日本の戦後は、一場の茶番劇になり終わるところだった。
加藤典洋
「その世界普遍性」より
たしかに彼の作品は、化粧タイルのような人工的な文体を駆使して書かれている。…でも、そのことが、
三島の小説を世界の文脈で見た場合の、「世界の戦後」性にたえる制作物にしている。
(中略)
三島は戦前、レイモン・ラディゲの「ドルジェル伯の舞踏会」に夢中になる。でもそのラディゲの作がすでに
第一次世界大戦の戦後文学だった。そのもっとも深い理解者は、あのジャン・コクトーである。
その心理小説に心理がなく心理の剥製があること、しかしそのことこそがその第一次世界大戦の戦後文学で
めざされていること、そしてそのようなものとして、それが三島の戦前と戦後の指標たり続けること。
つまり、人工性はここでは、世界性、現代性の明らかな指標なのである。
「世界の戦後」とは第一次世界大戦の戦後のことであり、「日本の戦後」とは第二次世界大戦の戦後のことである。
この二つは同じではない。簡単に言うなら、前者の戦後で、人と世界は壊れ、後者の戦後で、人と世界は
自分を修復している。
加藤典洋
「その世界普遍性」より
サルトルの「嘔吐」は第一次世界大戦の戦後文学であって、そこで彼は人が壊れたこと、そこからの回復には
アヴァンチュール(芸術と犯罪)による特権的瞬間しかないことを述べている。
しかしその彼が、第二次世界大戦の戦後になると、アンガジュマンによる人間の回復を唱える。
三島は、戦前のサルトルに似ている。わたし達は、ここでは、そこに二つの戦後の重層(ズレ)があることに
自覚的であるべき、「遅れてきた青年」なのである。
〈ラディゲから影響を受けてゐた時代はほとんど終戦後まで続いてゐた。さうして戦争がすんで、日本にも
ラディゲの味はつたやうな無秩序が来たといふ思ひは、私をますますラディゲの熱狂的な崇拝者にさせた。
事実、今になつて考へると、日本の今次大戦後の無秩序状態は、ヨーロッパにおける第二次大戦後の無秩序状態
よりも第一次大戦後の無秩序状態に似てゐたと思はれる。(「わが魅せられたるもの」一九五六年)〉
こういう洞察がなぜ当時、三島にだけ可能だったか。
そういうことをわたしとしてはいま、改めて、考えてみたいと思っている。
加藤典洋
「その世界普遍性」より
925 :
吾輩は名無しである:2009/11/09(月) 00:00:34
三島由紀夫の仏教観ってどうだったの?
輪廻転生信じてた?
たしか三島さんは自分は仏教徒ではないと言っていた様な
だから、駄目なんだよ。ブンガクシャは。話にならない。
たかが文学。
>>925 新潮の文学ナビの天人五衰のキャッチコピーは「人は輪廻転生する生き物である」だったけど、
本人はどうなんでしょうね?
>>925 三島は、陽明学の「太虚」は能動的ニヒリズムの根元で、その太虚は仏教の「空観」に似てくると述べてます。
万物が涅槃の中に溶け込む「空」と、その万物の創造の母体で行動の源泉である「空虚」は、一見反対のようだが、
大乗仏教の教え(いったん悟達に達してまた現世へ戻ってきて衆生済度の行動に出なければならない)には、
陽明学の「太虚」はつながるものがある、とみています。
例えば、ベトナムの抗議僧の焼身自殺(大乗仏教)は、陽明学の行動ともいえると説明してます。
憂国忌の季節ですね
平成21年度 野分祭
平成21年11月24日(火)
開場 18:00 / 開会 18:30
第1部 追悼祭
第2部 記念講演
講師 西部邁先生(評論家)
演題 「私の憂国論」
会場・サンルートホテル高田馬場3階会議室
ナルシスト三島由紀夫が憂えていたのは、自分自身の幸福のことだ。
国家の体制などは、なんでも良かったのだよ。とりあえずは、民族主義を
唱えて右翼的な格好をするのが、都合がよかっただけの話だ。
>>932 三島は特定の「政治体制」も「民族主義」も唱えていません。
全く説得力のない煽りですね。
934 :
吾輩は名無しである:2009/11/09(月) 22:01:12
では平岡家は神道?
935 :
はるか高み:2009/11/09(月) 22:02:52
>>932 おまえはあと1000回輪廻しなければ、
三島のミの字も理解できないだろうw。
11月25日から49日経つと1月14日(誕生日)になるとかいう説あったよね。
937 :
吾輩は名無しである:2009/11/09(月) 23:26:02
首を切られた平岡さん
あっ!そうだ
>>934 平岡家での三島の葬儀は仏式で、その後の三島と森田の弔いは、三島が友人の伊沢甲子麿に託した遺言どおり、
乃木神社で神道で行われたらしい。
ちなみに、夫人のお里の杉山家は神道らしいよ。
憂国忌で思い出したけど、去年の憂国忌の開始時刻から50分後くらいに
会場の近く(九段下〜神保町)の地下鉄区間で火災があったんだよね。
さらに去年はおそろしいことに
河童忌(芥川の命日)に岩手で大きな地震があり、(その発生時刻も芥川が致死量の睡眠薬を飲んだ時刻に近い)
太宰が入水した6/14未明にも岩手で大きな地震があった。
手帳に記録してあるから間違いない。
三人の有名な自殺作家の死とこれらの出来事、はたして偶然か?
ハッ!
河童、桜桃、憂国
川端康成の命日は 雪国?
945 :
吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 13:37:11
さて、いよいよ第三次世界大戦の始まりですよ〜(笑)
韓国・北朝鮮海軍、黄海で銃撃戦…聯合ニュース
2009年11月10日(火)12時30分配信 読売新聞
【ソウル=前田泰広】聯合ニュースによると、韓国と北朝鮮の海軍艦艇が10日午前、黄海で交戦した。韓国政府消息筋の話として伝えた。
韓国のニュース専門テレビ・MBNによると、交戦は約2時間続いた。韓国側に死者はなく、北朝鮮側の被害は不明という。
黄海での南北の交戦は、韓国兵4人が死亡した2002年6月の衝突以来。
交戦があったのは、海上の南北境界線にあたる北方限界線(NLL)付近。消息筋は、「北朝鮮の警備艇が北方限界線を越えて来た。
韓国海軍が警告射撃をしたが、これを無視して南下を続けたので、撃破するための射撃をした。北朝鮮側も射撃してきた」としている。
ウヨク反対。危険なナショナリズムは禁止されるべきだ。日本を再び戦火にさらすな。
社民党が与党になってくれて本当に良かった。
右傾化する2ちゃんねらーの若者たちを、洗脳から解放しなければならない。
憲法9条を守り、軍国主義から日本を救おう。
戦争が起こっても世界大戦というよりかは、
北朝鮮がメタメタにやられて終わりなんじゃなかろうか。
この状況で中国はそこまで北朝鮮に加担するかなあ・・・
金正日体制が崩れれば、北朝鮮には民主革命が起こるんじゃないかな?
>>948 支那は参戦するかもね。
ただ、奴等の歴史上北狄への警戒を怠って滅んだというのがパターンだから、現状ではそっちに力入れるかなぁ。
今の米国には朝鮮半島有事まで参加する力はない。CIAが、日本と支那が接近しないように工作するくらいでしょう。
朝鮮半島が統一されて、日本、支那、朝鮮がくっつくのを一番恐れているのは米国だろうから。
なぜか中国共産党の軍国には何も言わない九条カルト。
単なる日本だけ骨抜き目的の反日の九条カルトから日本を守りませう。
951 :
吾輩は名無しである:2009/11/10(火) 17:50:51
949
素るどい、分析ですねぇ〜(笑)
先日、金将軍と中国主席が会談し親密なハグをしており魔舌ねぇ〜(笑)
中国主席「わかっておるな、おい」
金将軍「わかっており魔す。準備は着々と」
と耳元で囁きあったとか〜(笑)
北朝鮮のバックには中国、韓国のバックには米国〜(笑)
さて、ロシアはどちらに憑くので消化ねぇ〜(笑)
>>949 三島の予言では、支那とアメリカの協調を危惧してますよ。
>>950 日本を戦火から守ってくれるのは憲法9条だけです。ウヨクはやめませう。
ウヨクは元をたどれば、武器を売る会社からお金をもらっている。
武器会社は戦争が起こらないと儲からないので、世界各国のウヨクを支援している。
憲法9条は武器会社の魔の手から日本を守る、素晴らしい法律である。
ノーモア東条、イエス9条である。
>>954 それを中国その他の国には絶対言わないインチキ平和九条カルトだから、胡散臭いんだよ。
>>952 支那と米国が強調するのはこのままではとめられないでしょう。
戦争でも起こすか、支那共産党がぶっ壊れる→中華連邦(民主主義)とでもなって、アジアでもなっがーい時間を掛けてEUのような組織を目指すとかしなくちゃ無理。
>>954 日本は現在軍国じゃないから、他国で活動してください。
中国や韓国とは仲良くすべきだ。打倒アメリカ。
日本の味方はアジアです!きっぱり!!
>>958 そういう思考が、戦争を起こす元でしょ。
日本は中国や韓国を侵略して戦争に負けたんだから、中国や韓国に口出し出来ない。
中国や韓国の悪口は言えない。ただ憲法9条を守るのみ。憲法9条を守ろう。
篠山紀信の家宅捜査に三島なら疑問をていするだろうね。
>>960 内地はあった方が何かと都合が良いでしょう?
あんな国日本が本気出せば一ヶ月もなくして崩壊させられるんだから利用しようよw。
まだ憲法九条なんかあるのか。
w。
965 :
吾輩は名無しである:2009/11/11(水) 11:26:56
憲法9条は永遠に不滅です!!
平和憲法を守ろう!
憲法9条を死守しよう!
日本国憲法万歳!
〜憲法9条を守る歌〜
9条が世は
千代に八千代に
ウヨクを倒して
中国・韓国と仲良く
米軍基地を追い出そう
第九条の改廃については、改憲論者にもいくつかの意見がある。
「第九条第一項の字句は、そもそも不戦条約以来の理想条項であり、これを残しても自衛のための戦力の保持は
十分可能である。しかし第二項は、明らかに、自衛隊の放棄を意味するから削除すべきである」
といふ意見に、私はやや賛成であるが、そのためには、第九条第一項の規定は、世界各国の憲法に必要条項として
挿入されるべきであり、日本国憲法のみが、国際社会への誓約を、国家自身の基本法に包含してゐるといふのは、
不公平不調和を免かれぬ。
その結果、わが憲法は、国際社会への対他的ジェスチュアを本質とし、国の歴史・伝統・文化の自主性の表明を
二次的副次的なものとするといふ、敗戦憲法の特質を永久に免かれぬことにならう。
むしろ第九条全部を削除するに如くはない。
三島由紀夫
「問題提起」より
その代りに、日本国軍の創立を謳ひ、健軍の本義を憲法に明記して、次の如く規定するべきである。
「日本国軍隊は、天皇を中心とするわが国体、その歴史、伝統、文化を護持することを本義とし、国際社会の
信倚と日本国民の信頼の上に健軍される」
防衛は国の基本的な最重要問題であり、これを抜きにして国家を語ることはできぬ。
物理的に言つても、一定の領土内に一定の国民を包括する現実の態様を抜きにして、国家といふことを語ることが
できないならば、その一定空間の物理的保障としては軍事力しかなく、よしんば、空間的国家の保障として、
外国の軍事力(核兵器その他)を借りるとしても、決して外国の軍事力は、他国の時間的国家の態様を
守るものではないことは、赤化したカンボジア摂政政治をくつがへして、共和制を目ざす軍事政権を
打ち樹てるといふことも敢てするのを見ても自明である。
三島由紀夫
「問題提起」より
自国の正しい健軍の本義を持つ軍隊のみが、空間的時間的に国家を保持し、これを主体的に防衛しうるのである。
現自衛隊が、第九条の制約の下に、このやうな軍隊に成育しえないことには、日本のもつとも危険な状況が
孕まれてゐることが銘記されねばならない。
憲法改正は喫緊の問題であり、決して将来の僥倖を待つて解決をはかるべき問題ではない。
なぜならそれまでは、自衛隊は、「国を守る」といふことの本義に決して到達せず、この混迷を残したまま、
徒らに物理的軍事力のみを増強して、つひにもつとも大切なその魂を失ふことになりかねないからである。
自衛隊は、警察予備隊から発足して、未だその警察的側面を色濃く残してをり、警察との次元の差を、装備の
物理的な次元の差にしか見出すことができない。
国家の矜りを持つことなくして、いかにして軍隊が軍隊たりえようか。
この悲しむべき混迷を残したものが、すべて第九条、特にその第二項にあることは明らかであるから、
われわれはここに論議の凡てを集中しなければならない。
三島由紀夫
「問題提起」より
971 :
吾輩は名無しである:2009/11/11(水) 17:16:28
>>968-970 ゴタゴタ言わずに憲法9条を守ってさえいれば良いんだよ!
なめたこと抜かしよったらあかんどゴルァ!!
972 :
吾輩は名無しである:2009/11/11(水) 20:11:01
日教組ももっともっと頑張って、全ての子供が護憲派となる教育を授けな
ければならない。守れ9条ノーモア東条。改憲派は姨捨山に捨てるべし。
くだらない釣りは政治板かニュース板でやりな。
第九条第一項の規定は、世界各国の憲法に必要条項として
挿入されるべきであり、日本国憲法のみが、国際社会への誓約を、国家自身の基本法に包含してゐるといふのは、
不公平不調和を免かれぬ。
975 :
吾輩は名無しである:2009/11/12(木) 18:10:29
ホモ
天才
977 :
吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 01:06:47
バブル
978 :
吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 06:37:48
979 :
吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 12:35:21
↑
「世界最強…」ってか?!
980 :
吾輩は名無しである:2009/11/13(金) 12:58:55
皇居に向かって射精!!
982 :
吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 01:54:09
われわれ精神科医にとって三島由紀夫ほど魅力的な研究対象は他に例を見ない。
それはまず、三島作品の中には、精神科医が日ごろ臨床で見る精神病理学的な体験が数多く、見事な
洞察力をもって描かれているからである。
精神科医ですら記述が難しいほどの心の綾やメカニズムが、みごとに言葉として造形されている。
例えば、私が三島の最高傑作と考える「金閣寺」には、周知のようにモデルとなった事件・人物が実在するのだが、
鹿苑寺金閣に放火したその学僧・林承賢の精神の病の発症と発展の有り様が、作品には実に緻密に、かつ
正鵠に記述されている。
例えば、林の発病期の、つまり放火決意直前の「妄想気分」などは、荒涼とした日本海の風景に託して、
実に迫真的にイメージ化されている。ここでは、「症状」が、芸術的な「美」に高められているのであり、
作家の腕前には感嘆する他ない。
福島章
「三島由紀夫と精神医学」より
かつて私は、この「金閣寺」の作者・平岡公威氏と、実在した犯人・林承賢と、それから小説の主人公の三者を
比較対照する年表を作り、その異同を研究したことがある。モデル小説であっても、作者の心の真実が必ず
作品の内容に、特にその主人公の心理に投影されていないはずはないと考えたからであり、その「詩と真実」の
嵌め込み細工を分析することが、作者の「詩の技法」を解明することにもつながると思ったからである。
その研究論文にはあからさまには書かなかったが、平岡氏の心理と、精神分裂病を患った林承賢の心理とは
かなり通低するのではないか、と当時の私は直観した。
しかしそれはもちろん、氏が精神分裂病を初期段階でも体験したことがあるという意味ではない。そうではなく、
ポテンシャルとして、体験する可能性があった人ではなかったか、という直観であった。精神分裂病という病気に
まったく無縁の人であれば、患者の心理に対するあれほど深い感情移入は不可能ではないか、と思ったのである。
福島章
「三島由紀夫と精神医学」より
この考えは、次の傑作「鏡子の家」を読み返しても変わらなかった。しかし「鏡子の家」を書いたころは、
「金閣寺」を書いたころに比較すれば、作家の狂気に対するスタンスは大分違っていた。
遠くなっているように思われた。つまり、この作品に描かれている狂気はかなり概念的なものに変化していた。
この程度であれば、精神医学の教科書を読んでいれば、まったくの正気の人でも書けないことはない。
それにしても、三島はなぜ精神医学の教科書や事典にとどまらず、高度に専門的な学術書や論文まで渉猟する
情熱を持っていたのかという疑問は残る。
三島は、精神医学の本ばかりではなく、性科学(特に性倒錯・同性愛・冷感症・窃視症など)、犯罪学(殺人)、
精神分析学の専門書をかなり耽読していた。
いずれにせよ、精神科医の目から見ると、「金閣寺」は作家の精神の軌跡にとって一つの重要な転回点であったろう。
福島章
「三島由紀夫と精神医学」より
「金閣寺」と「鏡子の家」の創造で、内面の力学に関する仕事の一山を越えた作家は、その後しだいに、
内面から外界へ、精神から身体へ、思索から行動へと、その重心を移して行く。
そして、精神分析学的には「行動化」と呼ばれるその傾向の終点に、あの劇的な割腹自殺が待っていたのである。
何人かの精神科医は、作家の衝撃的な事件に弾かれたように、三島由紀夫の病跡学(パトグラフィ)を書き、
精神分裂病とか、パラノイアとかいう診断を試みた。
しかし、それが的外れの誤診であったことは、今ではほとんど明らかである。
また、「仮面の告白」でデビューした三島の精神診断については、必ずといってよいほど言及される
「同性愛」説にしても限界はある。それは村松剛氏のような、強力な同性愛否定論者がいるからではなく、
平岡公威氏の性嗜好は、両性愛的であったばかりではなく、プラトン的であったからである。
福島章
「三島由紀夫と精神医学」より
精神分析学者エリック・エリクソンは、「天才的リーダーとは、彼が出会った若者に大きな影響を与え、
彼らをして、それ以前の人生行路とは違う人生への道を歩ませ、その時代にはまだ類い稀なアイデンティティを
若者に与える人物のことだ」と定義した。この定義に従えば、「楯の会」を組織して、多くの若者に
「対抗的同一性」(カウンター・アイデンティティ)という新しいアイデンティティを与えた三島もまた、
単なる同性愛者ではなく、天才的リーダーだった。
そして、三島由紀夫が孤独な天才作家から天才的リーダーへの道へと方向転換したのは、実に内的な病の
ポテンシャルを、創造を通じて克服した、あの「金閣寺」創作の時期だった、と見るのが妥当であろう。
福島章
「三島由紀夫と精神医学」より
988 :
吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 11:14:21
…それ、ぜんっぜん褒めてないんだが(苦笑
要は、ヒトラーとかスターリンとかアサハラショーコーとか。
云いかた変えるなら、自身の目的遂行のため他人を食いものにするのが
巧みであった連中のこと。 >天才的リーダーとは〜
使うやつは屑だし、また、使われるやつはその程度の雑魚だったと、それだけ。
いずれにせよ、つまらない奴らの話。
>>988 まあ、自分で鑑定したわけでもないのに、そもそも金閣寺放火犯を精神病と決めつけちゃってる時点で変な話なんだけど、
一応一つの三島考察として参考紹介したまでですから。
それに釣られて、あなたのようなアホ丸出しの反応を試しただけだよ(笑)
三島が、そこいらのテレビコメンテーターみたいな精神分析学者や評論家より、緻密で優れているのは著作を読めばわかるからね。
991 :
吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 14:26:00
三島のせいで日本は腹切りの国だというレッテルを貼られることになった。
994 :
吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 17:41:26
>>993 やだよ。野蛮な未開の後進国みたいじゃないか。
>>994 なんだよ、その明治時代の白人かぶれみたいな発想は。
バカ丸出し。
ID非公開さん
作家の筒井康隆は、前の天皇が死んだときに、バカのように記帳しに行った人たちを指して、
「これからはああいう連中にひとり10万円づつ出してもらって、天皇家を支えてもらおう」と
提案しました。
メガネの浅田彰と言う人は、天皇が死ぬまえに、土下座してお祈りしている人たちを指して、
「ここは土人の国か」と言いました。
回答日時:2004/9/5 16:20:39
ID非公開さん
てめえ〜何様じゃい。なめたと言うんじゃねえ〜〜〜ぞ。こら。
おめえら、ゴキブリ以下の人間が、どうこう言える問題じゃねえ〜。
探し出して、ぶっ殺すぞ。
違反報告 回答日時:2004/9/5 15:35:03
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10697100
998 :
吾輩は名無しである:2009/11/14(土) 18:52:40
>>996 私は日本がグローバルスタンダードにのっとった恥じない国であって欲しいと願っているだけだ。
白人かぶれのバカ丸出しではない。
筒井康隆ってバカだったんだ。
1000なら三島由紀夫が復活する
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。