1 :
アフマーコワ:
8 :
名無し草子:2009/04/27(月) 18:38:16
9 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/04/28(火) 04:03:22
カラマ3兄弟なら断然イワンだ わん
「貧しき人々」と「虐げられた人々」を
読もうと思うのですが、
どちらが面白いですか?
カラマーゾフの兄弟と、罪と罰、白痴、死の家の記録、白夜はすでに読みました。
白夜と死の家の記録は
面白かったです。
新しいのって読みやすいからとかいって文字大きくしてるけどさ
同考えてもページ数増やして単価上げようとしているようにしか見えん
手元の昭和50年発行の虐げられた人々は400円だぞ(`ω´)
ヒント
つ物価
昭和50年の物価でぐぐった
自販機のコカコーラ(180cc)が¥50、タバコのセブンスターが¥100、国電(今のJR)の
初乗り料金が¥30(もしかすると¥40)ぐらいだったと思います。その当時の3万円はかな
り高いものでした。
だそうです
コーラが今の約半額だから当時の400円は今の800円くらいか
>>10 『貧しき人々』未だ読んでおられなかったの 不思議にもおもいます
長くはないですし 氏のデビュー作。はやめに読んでおいても大丈夫だとおもいます
16 :
ザ・スミス:2009/04/29(水) 01:30:36
>>15 オレなんて「地下室の手記」まだ見てないよ
>>16 『地下生活者の手記』は、読者の人生観を一変させるだけの力を有する場合があると、
太宰のどっかの作品?の解説に述べてありました。人間的実存の深淵です。深いです。
結論:高められた幸福がもっともよいと ぼくは おもいます。…本気になりますよ。では。
18 :
ザ・スミス:2009/04/29(水) 01:52:25
19 :
吾輩は名無しである:2009/04/29(水) 02:48:07
「地下室の手記」を読んでいない人間はドスト・F・スキーを語るべきではない。
>>18 今日読め。一日で読めるから。
>>18さんのたぶんにお好みであろうスタヴローギン、その自称弟子?のキリーロフといった発展系の礎・・・。
無為。拱手傍観から 一歩踏み出したのが、ラスコーリニコフです
自分は衝撃を受けて3日程寝込みました。・・・感想が書けるものでしたら書いてみてください!
>>20 ブックオフで100円で買えるんだから、わざわざネットで読むのはアホ。
翻訳の質も新潮の方が良い。
恋女房と結婚してから、読めなくなったなぁ。
文字面おえても、意味が分からんくなってしまったよ。
単に、読み込み過ぎて、自分の血肉そのものになったためかもしらんにしても。
前に進んではいるしなぁ…
魂・心の深いところでの動揺がおさまったので
反動で今は滅多なことでは動揺しなくなったな…
24 :
吾輩は名無しである:2009/04/29(水) 04:20:00
>>23 結婚してディスレクシアになったんですか。
この板にいる意味ってあるんですかね。
>>24 >>23は、『地下室の手記』の読み手としての態度、に関するレスですよ。(ネタかも知らんけど)
人って、成長する?と、或る種の荒唐無稽なマンガやゲームやアニメを楽しめなくなるでしょ。
そういう意味合いのことを伝えたかったのです・・・
あ! いけない。『地下室の手記』を勿論、荒唐無稽なものと受けとめてはいませんよ。
「人間(にんげん)はもっと先までゆける」という意味合いの心情吐露みたいなものでした。
『地下室』と『悪霊』はよくわからない
とか云う奴は実は他の作品もよくわかってない
『地下室』と『悪霊』を並べるあたり、いいセンスしてるよね
なんかアマゾンでどの訳がいいのかいろいろ書いてるけどどれ買おう
罪と罰
カラマーゾフ
の二作は誰の訳がおすすめですか?
東京外国語大学の学長さんでいいんじゃないの
32 :
ザ・スミス:2009/04/29(水) 20:37:38
>>19 今は読むべき本がたまってるので無理ですが、そこまでスゲー本なら
なるべく早く読んでみます。オレは見るぜ!!!
33 :
ザ・スミス:2009/04/29(水) 21:13:47
>>21 スタヴローギンの人生は決定論の色が強かったような気がしました。
まるで彼には自由意思が無いように思えました。
ドストエフスキーの作品には「夢」がたくさん出てくるのでよくフロイトを思い出しました。
ラスコーリニコフが見た夢は「検閲」されてたのかなあ?
>>31 誤訳がどうこう書いてあるけど、おすすめなのは読みやすいからですか?
36 :
吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 11:38:09
ラスコの「馬」の夢は
発狂前のニーチェの最後の哀れみの場面を思い出して泣いた。
チュル、リュル、リュ!
何事もなかったかのように同じ事務所に戻るのか?
私なら嚇した奴をぶっ飛ばすくらいの気持ちで
復帰するけどな。
これをいいきっかけととらえ、新しい人生の糧にする。
そうあってほしいと思う。
39 :
38:2009/04/30(木) 16:08:50
「ぶっ飛ばす」と言うのは過去にこだわる訳ではなく
過去を「ぶっ飛ばす」気持ちで新たな人生を築くということ。
振り返ってみると悪いことも決して無駄ではないことがわかる。
ドストエフスキーも死刑ドッキリがいいきっかけになったことでしょう。
40 :
ザ・スミス:2009/05/01(金) 00:42:34
>>39 死刑がドッキリだとわかったときのドストエフスキーは
どんな気持ちになったんだろう?「あー良かった」って感じかな?
一度味わってみたい気もする
>>35 漫画みたいな表紙の原 卓也バージョンはどうでしょうか?
初めて読むのですがどれを選べばいいのやら(´・ω・`)
42 :
真間一:2009/05/01(金) 01:00:10
>>41 ぼくは 新潮版文庫では 全作品読破しましたが
『罪と罰』にかぎっては、岩波文庫版をお薦めする方多いですね
郁夫さんて ぼくの高校の先輩なのでして メールで遣り取りしたことがあったりします。では。
凄い作家だよ。
魂の作家。人類の作家。
どす黒い人間の心の深淵に限りなく近づいた作家だ。
普通は負ける。
あっという間に擦り切れる。
垣間見た途端に押し潰され、それは遠くに逃げていく。
でも彼は骨太、重厚に描いてみせた。
脆弱で痛々しい人間の心。
さまよえる魂。
彼ほど冷徹にそれをみつめた作家を知らない。
生きるという事は何と傷つき易く、苦悩に満ちている事か。
調和を求め人はもがき苦しむ。
理で超越を試みた「罪と罰」の青年は、
自然の調和、はかなき人間の魂、尊い愛に屈服するのである。
>>40 「ふざけるな!」って気持ちだっただろう。
ドッキリの後ニヤニヤ笑われたら気絶しちゃうよ。
どっきりを知ったのはかなり後じゃね?
直後は説明なんかないから次いつ言われるかどきどきだったはず
トルストイは語学堪能だったみたいだけどドストは何ヶ国語できたの?
47 :
ザ・スミス:2009/05/01(金) 22:47:50
>>45 ドッキリのせいで寿命が減って
第二の小説が書けなかったと思うと残念だよ
48 :
隅田亮:2009/05/01(金) 22:59:42
スミスさんはニートですか?
49 :
ザ・スミス:2009/05/01(金) 23:21:44
>>48 学生だよ 本を読み始めたのが最近なんで急いで読んでます。
今は「アンナ・カレーニナ」それが終わったら「地下室の手記」
急がし 急がし
50 :
ザ・スミス:2009/05/02(土) 13:49:49
51 :
ザ・スミス:2009/05/02(土) 14:47:47
>>42 そりゃすげー。
じゃあやっぱり亀山さんも真間さんみたいにあうあうしてるのかな?
亀山訳読んでるけど、そんなに良くないの?
でもすごい面白いけど
53 :
ザ・スミス:2009/05/03(日) 19:38:17
>>52 亀山さんってすごいんじゃないの?何がすごいのかはわからんけど。
亀山さんの解説は読んでて楽しい気がする
スヴィドリ、ピョートル、sメルジャコフと順に妙な魅力が増すなあ
ダークサイドなキャラ書かせると異常に上手いね
死の家にいっぱい居たんだろう
ダークサイドキャラのモデルたちが
56 :
ザ・スミス:2009/05/04(月) 22:47:48
>>54 スヴィドリとスメルジャコフは好きなんだけど
ピョートルが好きな人は彼のどんなところが好きなのかな?
57 :
真間一:2009/05/05(火) 03:33:38
>>56 その実行力、ぺらぺらと意味のない言葉を撒き散らす、現代に通じる功利主義、
目的の為には「殺人」といった手段をも正当化する価値観…。
どことなく宮台みたい よくしらんけど まったくしりたくもないし
かなり きらいっぽいタイプだな
スタヴローギンは好み、そのもの。一時期 モデリングの対象にしてみたし
…本気になりますよ。
58 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 09:00:06
ザ・スミスは集中力なくて本を最後まで読めないだろ。あとものぐさだろ。
ドストは長いからな。
乱読しろ。拾い読みもいい。
それか、ネットに散らばってるドスト系テクスト読んでろ。
ネットならとっつきやすいんだろうから。
検索の仕方も教えてほしいか?
ドストと好きな単語組み合わせて検索。やってみろ。
59 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 09:01:25
グーグル先生が何でも教えてくれるぞ。
60 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 11:28:00
読書好きな人って少ないと思う。
読書好きはネットをあまりしないし
ネットが好きな人は読書をあまりしない。
グーグルが全部教えてくれるからいちいち文学を読書するのは馬鹿らしく
なるんだろうね。
61 :
ザ・スミス:2009/05/05(火) 20:29:37
>>57 よくしらんけどオレもピョートルよりゃスタヴローギンの方が好きです。
62 :
ザ・スミス:2009/05/05(火) 20:35:58
>>58 最後まで読むことはできんだけど集中力はまったくないよ。
本読んでると何か ぼーっとしてくる。通常の10倍パワーを出しても
一日に100ページしか読めないよ
63 :
吾輩は名無しである:2009/05/06(水) 09:30:25
私も含めて人間はみな他の人を差別していない、虐めていないと思いたい。
差別は「悪」という感覚はあるんだよね。
でも実際は差別はあり国はそれに都合のいい言い訳を用意してその差別を
隠そうとする。
その差別と戦わないといけない。 時代と国の問題のために個人が
その戦いに無理やり巻き込まれることもあると思います。
ドストエフスキーはその戦いに見事に勝利した。
64 :
吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 15:18:28
最近プーシキンを読んでいるんですが、吝嗇の騎士の親子は
「未成年」のアルカージーとヴェルシーロフというより、
「白痴」のロゴージンとその父親の関係に似ているように思えました。
もっとも表面的にとらえた場合に限りですが。
ドスト氏自身が吝嗇の騎士を読んだのが1870年代という記述をどこかで読みましたが(確か亀山氏関連)
どんな気持ちだったんでしょう。気になるところです。
>>40 「白痴」の序盤で、ムイシュキン公爵の口を借り、
自身が感じたことをドストエフスキーが語っている。
66 :
ザ・スミス:2009/05/08(金) 19:07:29
>>65 そーいやムイシュキンが死刑について熱く語ってた場面が
あったよーな無かったよーな あの場面のこと?
つーか白痴よく覚えてないんで再読してみます いずれ
67 :
ドアラ:2009/05/08(金) 21:50:54
ドストエフスキーはダジャレが好きなんでしょうね。
そういえば100%嘘ではなく、20%ぐらい事実が入っているので
嘘とは言えないことってあるよね。
68 :
ドアラ:2009/05/08(金) 22:14:14
嘘も後からすり替えられ嘘じゃなくなるんだよね。
実は「嘘か本当」か確認することは難しいんだよね。
本物であることを証明するために一生懸命がんばることはよくあること。
世の中は「嘘」という疚しさの原動力が創り出しているんだね。
でも頑張れ! その原動力はすべての人々が持っている大きな力だ。
ドストエフスキーを好人物だなどと考えるのは如何にもあれなのでは(笑)ドストエフスキーは技巧家として優れた作家なのですよ(笑)
好きか嫌いで言えば嫌いですけれども、ドストエフスキーの作品が優れている事は確かであって、それは認めなければならないでしょう(笑)
70 :
ザ・スミス:2009/05/08(金) 22:30:33
>>67 ドストエフスキーはギャグセンスもあるよ。
ギャグマンガとかも書けば良かったのに そんなひまねーか
ドストエフスキーのギャグってなんかあったっけ?
72 :
ドアラ:2009/05/08(金) 22:38:16
>>70 パロディーのことかな? ゴーゴリーの作品のパロディーでもあるみたい
ですけど、あまりピンとこないですね私には。
ギャグってどうな感じ?
武陽さんは「郷土」なんぞという言葉を使っておりましたけれども、それだけで小説は説明できない、ということが多いわけですよ(笑)おやはや(笑)
74 :
ザ・スミス:2009/05/08(金) 22:42:45
>>71 よく覚えてないけど悪霊は読んでて結構笑った記憶がある。
白痴には無かったけど 白痴めっ!
第二の小説はギャグマンガに路線変更する予定だったらしいよ
共感したり感動したりする小説が小説として優れている訳ではないのですよ(笑)おやはや(笑)
笙野頼子の小説がなぜ小説として優れているか、考えてごらんになられれば宜しいのですよ(笑)おやはや(笑)
豚インフルエンザって聞くと豚ちくしょうを思い出す
あると思います
78 :
アルカイダみつお ◆oYNnPf5A0s :2009/05/08(金) 22:56:26
「お涙頂戴小説」全盛の昨今だが、
小説にとって「涙」なんかいちばん関係ねんだよ。
でもそうしないと作者、というより出版社の連中が干上がるから
とりあえず手っ取り早く稼げる商品を製本して、
子飼いのチンピラに推薦文かかして、
二ヶ月後にブックオフで平積みだ。
新潮、オラァ、なぁにが文春だぁゴラァ!
>>76 アンチではありませんけれどもねぇ(笑)まだドストエフスキーレベルとは言いませんが(笑)おやはや(笑)
80 :
ザ・スミス:2009/05/08(金) 23:05:56
>>72 パロディーって言うの?
だけどいま思うとアルカイダみつおの方がギャグセンスすごいかな?
81 :
ザ・スミス:2009/05/08(金) 23:10:32
>>79 もうそろそろアンチ・スレーニナを読み終わります。
そしたら地下室の手記に入ります。
82 :
アルカイダみつお ◆oYNnPf5A0s :2009/05/08(金) 23:16:55
俺が凄いんじゃねぇよ。
本当に凄い連中が出版社に冷遇されてるだけじゃねぇか。
なにが島本だ、バカ。
光代だぁ(名字思い出せねぇ。タカミのカカァだ)?
フザケルナ!
>>81 笙野頼子の小説も読まれては(笑)初期の「大祭」で構いません(笑)
言説のみが取沙汰されておりますけれども、笙野作品はルサンチマンは材料として使われておりますがそれだけではなく、フェミニズムあくまで材料ですからねぇ(笑)おやはや(笑)
84 :
ザ・スミス:2009/05/08(金) 23:27:33
>>82 でもアルカイダみつおって時点でウケるんだけどw
>>83 ドストエフスキーをコンプリートしたらそのうち読んでみます(通称ドスコンプ)
85 :
あるかいだみつお ◆oYNnPf5A0s :2009/05/08(金) 23:49:56
笙野頼子なんかクソじゃん。
あんた、以外と気が小さいんだね。
笑われるの、そんなにイヤ?
例えば武陽さんなどは笙野頼子が読めない、ということですけれどもねぇ(笑)
どうやら笙野はその人のある何かを計るメートル原器になりそうですねぇ(笑)おやはや(笑)
笙野頼子を肯定する人がクズで否定する人がクズで否定も肯定もしない人が普通ってことですね。
いや匿名掲示板でコテつけるやつがクズってことだろ
>>30 カラマーゾフは新潮の原訳がベストのようだ。亀山訳は誤訳が多いらしい。
>>89 運営板もたまには覗いて見てください。
2chの健全な維持のために活動している人たちはほとんどコテですよ。
このスレにいるコテは何もしてないでしょうけど。
自分はささやかながら、2chツールとか株とか購入して貢献している気ではいます。
タダ乗りはしたくないですから。(あくまで個人的な意見)
イタ研!
久しぶりじゃないかぁ。
そりゃ必要性があってつけてるコテと
好きでつけてるコテは意味が違うだろ
後者はゴミしかいない
>>92 しばらくドスト氏の作品読んでないから顔出しづらいですw
基礎を固めてドスト氏に戻ってくるまで2chがあるかな。
>>93 前者が後者になる場合も多いですよ。
vip方面に多いみたいです。
今も削除屋を募集してますよね。
(もちろん、俺は応募する気はありませんけど。)
95 :
ザ・スミス:2009/05/09(土) 22:36:21
ドストエフスキーにしたら誰が訳そうが誤訳だらけだけどな
97 :
ドアラ:2009/05/09(土) 23:37:12
善い行いをしても人によって嫌味に感じることってよくあるよね。
アリョーシャが嫌味に感じないのは何故だろう?
98 :
ドアラ:2009/05/09(土) 23:42:18
カラマーゾフ家は地主なので
「おまえら立ち退きだー」って言ったら小作人は大変なことに
なるんだろうね。
99 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/10(日) 02:29:51
>>69 芥川が、内容(芥川流に言うと作の力、生命を掴む力)と技巧が一つになったものが優れた芸術だと書いてたなあ…
ドストはどちらかと言えば内容の作家じゃないかな
少なくとも新潮訳ではドストの文章は文字通り直接的で、比喩的な語彙表現技巧はあまりみられない
…ロシア語がわからないのがつくづく残念だワン!
100 :
吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 05:04:33
なんか頭悪い人居るね
悪いんじゃない、おかしいんだ
102 :
ザ・スミス:2009/05/10(日) 13:26:40
>>97 自然に人を愛してたからじゃない?フョードルとかを。
>>96 そーゆーもんなんだ ヤクをやってる人は大変なんだね
104 :
ザ・スミス:2009/05/10(日) 21:09:18
>>103 亀山さんは忙しいのかな。若干疲れた顔してるけど仕事のせいかな?
亀山さんの解説わかりやすいし面白い。
たまには休めよ亀山さん!ついでに第二の小説出して!
105 :
コブラ会:2009/05/10(日) 23:15:39
右も左も判らない年齢かもね
まず、洗車とペンキ塗りからはじめたほうがいいよ。
106 :
ダニエル:2009/05/11(月) 00:09:44
本物かどうかはわからない恐らくハーフかも。
ゴーゴリ外套のパロディだったような気がする。
107 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 01:47:34
人の心の動きとかしっかり文章にして描写するのが上手い人って、資質なの?
別に人様に見せる小説を書く訳じゃなく、自分の中で己の思考を整理し言語化したいんだけど
何かイイ訓練法とか無いかな?
民衆の中に混じって体感するしかなかろう
ムショ行けムショ
109 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 06:10:38
>>107 > 人の心の動きとかしっかり文章にして描写するのが上手い人って、資質なの?
これについては「そう」と言わざるを得ない。
ともかぎらない
111 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 07:22:39
今悪霊読んでる。
112 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 12:04:57
宗教のための犯罪ではなく犯罪のための宗教、
キリスト教やユダヤ教ら聖書教の本義。
先ずは聖書を捨てるとこからはじめようか
113 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 17:38:46
罪と罰を100ページほど読んだけど、きついはこれは。あまりにも冗長で。
作品世界に入り込めない。ここまで読んでつまらないと感じる自分は、
これ以上読んでも駄目かな。読み続けるかどうか迷うわ。
あと文字が小さすぎて目が異常に疲れるし。
読むのやめたら?w
115 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 18:55:00
キリスト教は時代遅れの妄想宗教
自分は罪と罰は上巻後半からのめり込んで一気読みした
もう少し我慢して読んでみたらどうだろう
俺は最初からドキバグ
118 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 19:30:00
俺も最初からビンビンでテカってた
119 :
ザ・スミス:2009/05/11(月) 20:02:05
>>118 罪と罰の独特の雰囲気は好き オレも最初からヒートでスパークかつムーブしてた
>>105 コブラ会というとあのコブラ会ですか?例のあのコブラ会?
ペンキを塗るのはまあ良いかも
あれ?スミスって、哲学板の神スレにもいたあのスミスさん?
ドストエフスキー好きなのか。納得だわ
121 :
コブラ会:2009/05/11(月) 23:12:12
>>113 100ページぐらいが面白くなるところだろ。
ところで物語の面白いところは読む人によって視点が違ってみえ深みがますことだよね。
枝を折る方、折られる方
枝を折られないように戦わないといけないね。
「何故本を読むか? それは戦わないためさ」
「何故本を読むか? 無駄に戦わないようにするためさ」
に訂正。
123 :
ザ・スミス:2009/05/11(月) 23:29:46
>>120 ドストエフスキー読んでると哲学に関する本を読めないんで
そこらへんのバランスが難しいです。
>>122 ヘビのマニアとかじゃなくてコブラ会ですか?
124 :
ザ・スミス:2009/05/11(月) 23:56:27
>>120 併読とかすると頭がゴチャゴチャするからオレには不可能です。哲学の本も読みたいなあ
>>122 コブラ会の人が「無駄に戦わないようにするためさ」ってウケるw
125 :
コブラ会:2009/05/12(火) 14:42:46
ちょっと教えてほしいけど
ドストエフスキーはデリケートな問題を暗に表現する手段をよく使っている
と思うけどその手法の名称はなんですか?
例えば、謎解きシリーズで解説されるような感じの方法。
メタファー、暗喩、隠喩、伏線、のうちのどれかですか?
126 :
吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 21:03:18
他の作家に比べれば伏線が飛び抜けてうまい作家ではあるけど、
レトリックもたくさん使ってるよ。
なるほど、レトリックね。
含蓄かと思った。 違いが難しいね。
ドストエフスキーってノイローゼの人みたい。
>>123 ザ・スミスさんは哲学を難しく捉えてるんじゃない?
ドストエフスキーだって、ほとんど哲学みたいなものだしさ
129 :
吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 22:17:31
ロシア版「伊豆の踊り子
」
ロシア版「聖者の行進」
ロシア版「あさま山荘事件」
ロシア版「血と骨」
130 :
吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 22:20:44
131 :
ザ・スミス:2009/05/12(火) 22:48:54
>>128 ドストエフスキーは哲学的だよね。ただドストエフスキーだけだと偏っちゃうので
そろそろ他の本も読みたいなーってな感じです 地下室の手記読み終わったころには。
132 :
吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 22:49:06
しかし罪と罰ってタイトルは素晴らしすぎるな
世界的にタイトル大賞だろ
134 :
ザ・スミス:2009/05/13(水) 00:23:11
>>133 個人的には罪と罰って最初の1ページから面白かったです。
その点悪霊の最初ときたらまったく
限りなく透明に近いブルーに比べたらセンスないよ
136 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 00:35:34
ほんの二、三作をのぞいて退屈、冗長、へたくそ。
過大評価。
てか日本人はドストエフスキーとトルストイをもちあげすぎ
138 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/13(水) 02:56:51
どうも「悪霊」の雰囲気に浸れる気分ではなくなりつつあるので、
梅雨時のジメジメした時期になったら「地下室〜」の方を先に読むことにした
日本の四季は読書好きの心境に悪影響だ…わん!わん!
140 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 10:08:33
>>129四大長編なんてそんなもん
どこが哲学的なんだか
141 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 11:48:57
>>136君が例外とみなす「二、三作」というのは
なにか訊いてみたいね。
>てか日本人はドストエフスキーとトルストイをもちあげすぎ
それを言うなら、「欧米人や日本人は」と言うべき。
あるいは、「現代人類は」か。
なんか自演臭いな
悪霊のピョートルなら自演と工作しまくるだろうな
確かに日本でのドスト人気は特筆すべきものだが、トルストイもドストも世界的に見て、
他の作家より評価されまくってるな
過大評価というより日本の著名人にドスト好きな人が多かっただけかと
退屈、冗長っていうのはまぁ人の好みにもよるから
そう思う人がいてもおかしくないと思うけど、へたくそって…何だ?
147 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/13(水) 19:51:33
ドスト時代のロシアと今の日本は「かぶる」と思うのは自分だけだろうか?
>>147 私もそう思うよ。
ちなみにどの辺りが今の日本と「かぶる」と思っているの?
ここ日本は神さまという概念がほぼ完全に死につつある
天皇もとっくに地に落ちたし、これから日本人はいったい何を信じて生きていけばいいのだろうな
現代人、とくにここ日本ではどんどん孤独化が進んでいる
サザエさんに見られるような日本を代表する家族のあり方は、もはや化石となりつつあるし
隣近所の人間には極度な気を使うようになった。
アパートやマンションのようなところでは交流すらないし、東京では人が倒れていても見向きもしない
はたして日本はこのままでよいのだろうか?
151 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 21:21:59
152 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/13(水) 21:46:21
>>148 既存の社会制度が崩壊して、老いも若きも男も女も上流階級も底辺も、
すべての国民が自分のアイデンティティーを見失いかけて混乱している辺り
こういう国全体の漠然とした不安から発する個人個人の病をテーマにしているのがドストだと思うんだ…
どう考えても明治・大正のほうが似てると思うけど
ロシアのインテリに憧れるってのがあったわけだし
日本は別に今、既存の社会制度が崩壊してるわけじゃないと思うんだけど
「古き良き日本」みたいなものは確かに幻想になりつつあるけど
それと19世紀の王政が廃れつつあるロシアとは全く別物じゃないか?
つか、ロシアってあの国特有の領地の広さや気候から形作られる国民性が
あって、他の国と類似性はあんまり無い気がする
155 :
ザ・スミス:2009/05/13(水) 22:28:17
>>147 多分「神のまなざし」ってのは時代や場所に関係なく誰もが持っている
ものなんだろうね。
あと「コブラのまなざし」とかも 怖えー
>>152 同意するところはあるよ。
農奴解放と近代化のため都市部への人口流出。
産業化のため地方から都会への人口流出、派遣社員の問題。
改革から発生する社会不安。不安定な世の中になったからね。
ヘイ、ジョニー 名前を間違えたぜ!
156もコブラ会だぜ!d(>∀・)
158 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/13(水) 23:24:09
>>156 ワン!…そして、欧米の制度を探索したもののどうも国民性に合わず、
独自の新たな社会制度を確立しきれていないところも似ていると思うのだ…ワン!
159 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/13(水) 23:27:35
>>155 少々スレ違いだが、「自分自身の内なる目」というのは
いつでも人間の精神にとって最大の権力を持っていると思う
…犬は気楽だワン!
160 :
ザ・スミス:2009/05/13(水) 23:29:42
>>143 ピョートルは自演やナイフでスタヴローギンを脅しつけるが嫌いです。怖えー
>>157 出た!コブラのまなざし!
161 :
ザ・スミス:2009/05/13(水) 23:43:16
>>160 間違えた 脅しつける所が嫌いです。\(^o^)/
>>159 憎っきライバルのお師匠さんも言っていたぜ。
「心の声を聞け それがいつも正しい」と
そういえば話は変わるが
昔タモリが「いいとも」で「男のオナニーを馬鹿にするな」みたいな
ことを言っていたけどなんかトラウマでもあるのかな?
164 :
ザ・スミス:2009/05/13(水) 23:56:30
>>159 なんだかかっこいいね「内なる目」
>>162 憎っくきライバルってのはビビアーノ・フェルナンデスのことですか?
165 :
吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 02:43:55
ドストエフスキーを連呼する彼が好きだが
168 :
吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 09:49:39
先程、NHK「この人この世界」でのドスト特集を観ていたのだが、
亀山のドスト解釈が見当違いすぎるのと、解説が気持ち悪すぎるという理由で
途中で投げ出さざるを得なかった。
日本語日常単語の発音がおかしい場面も多々で、聴いていて非常に不快になった。
このような知能の低い人間をドストの解説者として出演させるべきではない。
いつもの人か
ageてまでご苦労さん
170 :
吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 12:42:30
>>169 君のように観察力のない阿呆の勘違いを訂正するのは時間の無駄だが、
吾が亀山の名を2chで出したのは今日が初めてなのだよ。
はーい、ご苦労さん
172 :
吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 18:58:15
人生色々
解釈色々
173 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/14(木) 18:59:07
人間とは複雑な生き物だワン!
175 :
ザ・スミス:2009/05/14(木) 22:36:03
>>168 よく知らんけどドストエフスキーの解釈の仕方って何通りもあるんじゃない?
176 :
コブラ会:2009/05/14(木) 23:02:42
>>165 肝心な話をする時の彼の仕草が好きだ。
あえて難問に立ち向かい片言の日本語でドストエフスキーを語り
さらに問題を難解にして解決しないでただ好きなことをアピール
する痛々しい姿に感動をおぼえた。
その彼の姿にドストエフスキーの思想を見たような気がする。
176の話とは全然関係ないけど
自分を見つめ直すということは鏡を見ることと同じことだと思う。
鏡で身だしなみをチェックすることは社会人として正しいことだし
それと同じように自分の内面と向き合いアイデンティティを見つけ出し
自己を確立することは人間社会で生きるために必要なことだと思う。
よく「鏡でオナル」という言葉を聞くことがある。鏡を見て自己を確認する
ことは人間であることの証だと思う。 そもそも鏡が無ければオナルことも
出来ず又鏡という概念が無ければ悩むことも無い。
己の声に反応し自問自答して立ち止まったりすることは「鏡でオナル」と
いう表現ではおかしいと思う。
オナルと言う表現を用いるということはその自己を見つめ
直す行為「鏡を見る行為」を悪だと思っている人たちではないかと思う。
人間が社会で生きていく為には鏡を見る行為は当然だと思う。
178 :
ザ・スミス:2009/05/14(木) 23:40:20
>>168 ちなみにオレはあの番組を録画しましたよ。今でもよくメシ食いながら見てるよ。
>>176 オレもコブリンヤの柔術スタイルに彼の思想を見たよ
179 :
盆栽SHOPのためコブラ会入会:2009/05/15(金) 09:46:40
体裁だけ変えても煙たがられるだけ。
頑張っても足元をすくわれて転ぶ様を冷笑されるのが関の山。
まるで道化のようだが仕方が無い。
>>172 同意。悪役や邪魔をする方にも理屈がある。
被害者は我慢するしかなさそうだ。
180 :
ザ・スミス:2009/05/15(金) 22:41:13
>>168 亀山さんは「スメルジャコフの親父はグリゴーリーかもしんない」
って言ってた気がする かすかな記憶によると。
>>163 何年か前「いーとも」に倉岡ジョン・カルロス博と倉岡ジョン・パウロ明が
出てたよ。ビックリした
181 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 00:10:30
スメルジャコフの親父は誰かってのはやっぱり重要なことかな?
>>179 コブリンヤって試合中にズボン破れてた。
しかもその試合負けた
182 :
吾輩は名無しである:2009/05/16(土) 01:59:04
ザ・スミス
コブラ会
盆栽SHOPのためコブラ会入会
↑
「私はこのことは決して許せませんからね」
コテとか片っ端からNGしろよ
いちいち触るなってお前もかまってちゃんかカスが
コテじゃない俺はカッコイイ!ですね、分かります。
185 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 14:34:24
何でスメルジャコフの親が重要なんだ?
第二の小説に影響してくるのかな?
>>182 そんなこと言ってホントはコブラ会に入会したいんでしょ?
コブラ会の精神は
「情けは弱さ、敵に情けは無用」
187 :
コブラ会:2009/05/16(土) 21:20:45
カラマーゾフの兄弟はハッピーエンドでいいのかな?
地下室はハッピーエンドではないけど。
やっぱり最後は村も社会もハッピーエンドのほうがいいよね。
188 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 22:42:54
>>187 ハッピーエンドじゃなくない?でもハッピーエンドかも。
第二の小説がどうなるかによって変わってくるんじゃね?
皇帝暗殺があればハッピーエンドにはならないと思う
ハッピーエンドかどうかは自分自身で決めることだよ
カラマーゾフの物語はあなたや自分の人生と変わらない
191 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 23:05:40
>>190 第二の小説が書かれなかった以上は自分で決めるしかないか。
むしろ第二の小説が書かれなかったことで色々想像できて面白いかも。
とはいえやっぱり第二の小説みたいけど。
192 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/16(土) 23:09:32
我が人生のモットー愉しきことの追究にて会に入ることをよしとせず
思想にまでレッテルを貼りたがりしはいかにも愚かな人間的行為なりて、
我その有り様を伺ひて愉しむのみを常とす…ワン!ワン!
193 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/16(土) 23:13:14
カラマからは「(この先ロシアが)ハッピーエンドになればいいなあ…」という
ドスト自身の想いを嗅ぎとったワン!
小説自体がハッピーエンドかどうかは誰にもわからんワン!
194 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 23:18:59
>>189 トラウママンの話なんてどーでもいーだろーが!友達が言うにはヒッポリト星人っているんですか?
人を石にしてしまう怖いヤツと聞きました。オレもカンケーない話したら
>>182の「殺すリスト」にのせられました。これからは積極的に
ドストエフスキーの話しますよ!
スミスさんていつも2ちゃんにいるけどどうして?
196 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 23:27:55
>>195 2ちゃんに依存してしまって読書の時間が無くなって困ってます。
最近は10時以降に現れるようにしてます。
今日もまだ30ページくらいしか読んでません
>>196 へえ。私も依存してしまって困ってるんですよ。
学生なの?
198 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 23:36:36
>>193 カラマーゾフまさに
>>190が言うように人生みたいなもんだね。
そう考えると第二の小説はホントに書かれる予定だったのかな?
199 :
ザ・スミス:2009/05/16(土) 23:41:04
>>197 そうだよ 勉強はしてないけど本は読んでます。
200 :
ザ・スミス:2009/05/17(日) 01:18:39
ハッピーエンドといえばアンナ・カレーニナが自殺したのは壮絶だった
201 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/17(日) 11:48:29
トルかもう読んだわ
皆さんは速読派?それともじっくり読む派ですか?
速読派のかたやりかたおせーて
ものによって速度を変える派ですけれど、
文節毎に目を移動させるのがお手軽だよ。
例えば上の文章、普通は
も の に よ っ て
みたいに、一字ごとに物理的な目の移動をしている人が多数なんだけど、
ものによって 速度を 変える派ですけれど、
のように、文節毎に区切って読むと(目を動かすと)比較的早くなる。
他にも方法はあるだろうけど、これが一番簡単かな。
後は慣れ。読書量。
これが今生で最後の出会いの機会だと思って読め。
208 :
ザ・スミス:2009/05/17(日) 22:41:29
209 :
ザ・スミス:2009/05/17(日) 22:57:06
いま行ってきました。ホントにすいません
アンナ・カレーニナが主人公の自殺で終わるなんて、常識だろ
ネタバレはなしにしてよw
212 :
ザ・スミス:2009/05/17(日) 23:49:38
>>211 ホントにすいません。気をつけます。
これからはトルストイじゃなくてドストエフスキーの話します
>>212 まあ気にすんなよ。ドストのネタバレなら問題なかったんだけどね。
無能で女ったらしのボンボンに女をとられてしまものの
女は一年間遊ばれた挙句に捨てられしまう
そしてその女とくっついて終わるお話
池沼→まともになる→池沼
というプチアルジャーノンに花束を状態のお話
文通して散々貢いだけどやっぱり捨てられるお話
どれがすき?
215 :
吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 14:10:13
>>201>>202>>203 ちょっと前になるが、
俺も丁度「アンナ・カレーニナ」を読み進めている途中に
「イタリア研究会」とかいうアホコテが、このドストスレッドで
不意にアンカレ自殺のネタバレをしやがったんだよ。
それまではそこそこ楽しみながら読めていたんだけど、
そのネタバレ以来、なんか萎えてしまい、結局アンカレを
放り出さざるを得なくなった。
当時はまじでイタ研に支払った本の代金を返してほしいと思ったものだ。
イタ研はその時、「そんなのほとんど常識」的な言い訳をしたわけ
だが、自分の罪を認めているザ・スミスはイタ研よりかはマシだなと思った。
>>215 うわ
ネタバレすんなよ
俺アンナカレーニナ中巻読み始めたとこなのに、読む気失せたわ
217 :
215:2009/05/18(月) 14:29:42
>>215 の一件をコピペしとくな。
一番ムカついたのは、最後の「残念に思います」ってとこ。
反省の色が全く見えない。「他人事」だと思ってたんだろうな。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1210867729/ From: [585] イタ研 ◆99D.I.T.C. <sage>
Date: 2008/06/25(水) 23:58:17
アンナ・カレーニナは現代文学的な要素は多いですけど、結局のところ、アンナの
自殺は社会的な制約による予定調和ですね。 ...
From: [686] イタ研 ◆99D.I.T.C. <sage>
Date: 2008/06/28(土) 20:19:35
アンナの自殺がネタバレなんですか?新潮文庫(下巻)の表紙に書いて
あったと思いますが。
ただ、今後の展開への興味を多少なりともそいでしまったことについては、
残念に思います。すみません。
「恩をあだで返す」仕打をうけても相手を許す必要はあるのだろうか?
その許す行為は愚かな行為と捉えられてもしかたがないよね。
スレを私物化する糞コテの方が酷いわ。
いや、そうじゃなくてドストエフスキーのテーマでもある「許す」
という行為、例えばソーニャやアリョーシャのような無垢な人の行為は
ムイシュキン公爵で表現されているように「愚か」な行為と紙一重ではないか
との疑問があります。 どちらかと言うと解釈の仕方で「愚か」か「善行」かが
決まるのでその無垢な善行は結局は無意味なのではないか?なんて思ったりするわけ
です。 人の善行を「善」と決める決定的なものは何か? その疑問の解答が欲しい
わけです。
わかったよ。確かにスレを私物化したよ。
ドストなんてどうでもいいんだよ。日ごろの不満が溜まっているんだよ。
全てはじぶんのためだと思っておくのが良いよ。
223 :
吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 21:31:20
>>221 「私はあなたのことは決して許せませんからね」
かまってちゃんの糞コテは死んでも許されないんだよ
あの世で申し開きできねぇからな
225 :
ザ・スミス:2009/05/18(月) 22:01:37
>>221 オレはコブラ会好きだけどなあ。
コブラ会ってストレスはリングの上で発散するのかと思ってたよ。
>>222 どのように考えての行動なのかなんてわからないじゃないか。
その「善行」が疎ましいと思ったらどんな善の行為もウザイだけだろ。
価値観が違うのに「善」を行ってもますますウザがられるだろ。
そこら辺はどうよ。
227 :
吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 22:12:16
だから。
じぶんがよければいい。
229 :
吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 22:24:20
>>221迷惑だから余所に行ってやれば?
探せば吐き捨て系のスレがいくらでもあるだろ
230 :
ザ・スミス:2009/05/18(月) 22:34:40
>>229 じゃあコブラ会は吐き捨てる時はどっかのスレ。
ドストエフスキー語る時はこのスレってことでいいの?
オレはコブラ会好きだけどなあ
231 :
吾輩は名無しである:2009/05/18(月) 22:39:41
>>230ザ・スミスもそろそろ別の寄生先を見つけたらどうかね?
たまには来てもいいけどさ
わかった。だからドストは一神教(キリスト教)による救済が重要と
主張したんだね。
もうコブラ会は脱退するよ。
233 :
ザ・スミス:2009/05/18(月) 23:41:56
新参の俺はなにがなんだかよくわからない
でも、ドスト氏は絶対どこかでこのスレを見て笑ってるよ
235 :
ザ・スミス:2009/05/18(月) 23:55:53
>>234 ドストエフスキーの作品って難しいから
必然的に読むスピードが遅くなっちゃうんだよね。
あと『死の家の記録』ってドストエフスキーっぽくないっつーか
体験を並べて書いたみたいな感じがしました
>>235 下の文で読書体験の乏しいことを露呈してしまっているから、上の文も滑稽なだけですよ。
237 :
ザ・スミス:2009/05/19(火) 00:59:46
>>236 今からいっぱい読むんだよ!
『死の家の記録』のラストに感動できなかった自分がいまいましいです
なんでもおまんこなんだよ
あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ やれたらやりてえんだよ
おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな すっぱだかの巨人だよ
でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな
空だって色っぽいよお 晴れてたって曇ってたってぞくぞくするぜ
空なんか抱いたらおれすぐいっちゃうよ どうにかしてくれよ そこに咲いてるその花とだってやりてえよ
形があれに似てるなんてそんなせこい話じゃねえよ 花ん中へ入っていきたくってしょうがねえよ
あれだけ入れるんじゃねえよお ちっこくなってからだごとぐりぐり入っていくんだよお
どこ行くと思う? わかるはずねえだろそんなこと 蜂がうらやましいよお
ああたまんねえ 風が吹いてくるよお 風とはもうやってるも同然だよ
頼みもしないのにさわってくるんだ そよそよそよそようまいんだよさわりかたが
女なんかめじゃねえよお ああ毛が立っちゃう
どうしてくれるんだよお おれのからだ
おれの気持ち 溶けてなくなっちゃいそうだよ
おれ地面掘るよ 土の匂いだよ
水もじゅくじゅく湧いてくるよ おれに土かけてくれよお
草も葉っぱも虫もいっしょくたによお でもこれじゃまるで死んだみたいだなあ
笑っちゃうよ おれ死にてえのかなあ
239 :
テリーシルバー:2009/05/19(火) 22:32:14
どう答えたらいいかわからないが
ドストエフスキーはいいもんだね。
240 :
ザ・スミス:2009/05/19(火) 23:07:11
>>239 よくわかんないんだけどドストエフスキーは具体的に
どんな所がすごいんだろうか?
産業廃棄物のようなどうしようもない感情をうまくリサイクル
出来ているから。
242 :
吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 23:50:12
懲りないねえあんたも…
こんなスレもう完全に死亡してるんだからこれ以上荒らしても意味ないじゃん
243 :
ザ・スミス:2009/05/19(火) 23:58:12
>>241 そーなの? 個人的には登場人物がすごく良いんで
ドストエフスキーはすごいなーって思います
>>215 アンナ・カレーニナは表紙にアンナの自殺のことが書かれているのですから、ネタバレも何もないかと思うのですが。
裏表紙を読まずに読んでいる人がいるのでしょうか?
個人的にはこれは言い訳ではないと思いますよ。
何か自分に落ち度があればいつでも謝罪しますし、そうしてきました。
たださすがにアンナの自殺については、批判のための批判ではないかなあと。
そこを書けないなら2ch上にアンナ・カレーニナについて書けないですよね。
スタブローギンの自殺を書くことや、ラスコーリニコフの自首について書くのもネタバレになるんですか?
新潮文庫版『アンナ・カレーニナ』
裏表紙
「・・・しかし、嫉妬と罪の意識とに耐えられず、矜り高いアンナはついに悲惨な鉄道自殺をとげる・・・・」
と表紙に書いてあるのですが。
岩波版は知りませんが、おそらく書いてあると思いますよ。
というか、文庫の表紙のあらすじも読まないぐらい慎重な人なら、2chは見ない方がいいと思うのです。
興味をそいでしまったことは残念には思います。
楽しんで欲しかったと思います。
しかし客観的に考えてみても、悪かったとは思えません。
(そのようにしか考えられなくて申し訳ありません。)
246 :
ザ・スミス:2009/05/20(水) 00:48:02
>>245 新潮社はなんの迷いもなくバラしてくるよね。
アレってどうなのかなあ?
247 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 02:46:53
でも、ドストとかトルの長編ってあまりにも長い上に展開が遅いから
ある程度粗筋を知ってから読まないと逆にイライラする。
私はいっつも登場人物や粗筋を調べてから読むようにしてるよ。
まあでも、ドストスレでトルストイのネタバレするのはさすがにまずいでしょ
248 :
215:2009/05/20(水) 03:12:28
>>244,
>>245 つまりお前の理由付けはこうなるな:
本の(裏)表紙に書いてある不意なネタバレは全て -- それがそれまで楽し
く読み進めている読者の興味を全て削ぐことになったとしても -- 公言し
ても良い。 そして、そのネタバレをその本の作者とは関係のない作者の
スレッドで晒しても良い。
例えば、トルストイの「アンナ・カレーニナ」は新潮文庫から上、中、下
巻の三冊が出版されているが、たとえ上巻、又は中巻を読んでいる途中で、
(別の文庫のアンナ・カレーニナを読書中で / 下巻をまだ買っておらず)
アンナの未来の自殺を知らない読者にも、下巻の裏表紙でたまたまネタバレ
がされている為、そのネタバレをトルストイとは関係のない「ドスト・エフスキー」
スレッドで晒しても良い。
そもそも、全ての文庫の「アンナ・カレーニナ」の表紙や裏表紙のネタバレを
全て読まないような人間は2chを見るべきではない。
249 :
高橋源一郎:2009/05/20(水) 03:33:24
仕方ないよ
お前らが◯◯の自殺と書き続けるせいで知りたくもない粗筋を知らされる奴のことを考えろ。
せめてその部分だけでも伏せておく配慮もないのか。
本を読みすぎたせいで常識がないんだな。
筋を知りたくないから裏表紙見ない奴だっているしな。
251 :
はや:2009/05/20(水) 11:46:10
僕はムイシュキン公爵が一番好きです。
宣伝失礼します
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失礼しました。
252 :
はや:2009/05/20(水) 11:49:01
いつか自分が書いたやつの引用させていただきます
-----------
道化は苦悩する。ドストエフスキーの小説に登場するキャラクターというのは大抵、破廉恥であり、道化であり、子供染みていることが多いが、
それでいて同時に、病的なほど鋭敏な神経を持っていて、どんな事件にも驚いて大きな影響を受け、騒ぎ立てつつも内面的にも深く苦しみ、
葛藤し、人間について考え抜き、とにかく生に苦悩する。個々の事件は、ドタバタ劇、喜劇であることが多いが、1個の物語として全体的にみると、
痛ましいほど精神的な人物たちが繰り広げた悲劇のようにも見え、胸に大きなものを訴えかけてくるような力をもっている。
その登場人物達の道化を纏った悲劇を読むことで、ドストエフスキーの読者は、人間に対する豊かな認識を得るのである。
-----------
でわでわ
253 :
はや:2009/05/20(水) 11:49:34
あげとく★
254 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 12:16:53
こんなくだらないことでよく叩く気になるな。
悪いけどこればっかりはイタ研が正しいよ。
正しいというか普通。
>>254 客観的に見ると、どう考えてもイタ研に非があるように思われる。
平等は価値観の多様を認めることであると思う。
過度な反社会的活動で人を傷付ける行為である場合を除いて
多様な価値観を認めない国家はもう自由の国でもなく正義も無い。
脅しやデマゴーグを使用する日本政府は間違っていて自ら罪を作っている
と思う。
257 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 14:09:42
文学板のコテハンは、人生詰んでる屑しかいないんだから、
片っ端からNGにするだろ。普通。
それを怠ったのだから、自業自得。
わざとネタバレをして、他人の楽しみを奪うことを生き甲斐にしている、屑なんだよ。痛犬は。
258 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/20(水) 15:03:15
>>208 ちゃんと大衆の前でやるんだ
イリョーシャのために…ワン!
259 :
トライアウト:2009/05/20(水) 18:02:36
そんなことをしたら逮捕されるんじゃないw
「赤信号みんなで渡れば恐くない」という名言がありますが
悪でも大勢でやっていればOKになることは日本人はよく理解できる
現象だと思う。 悪いことと判っていてそれをやることはある意味
その社会を舐めている行為かもしれない。 その悪い行為
(反社会的行動)に怒り注意することは正義なのではないだろうか。
「怒る」ことは正義感から発生する場合がよくあることだと思います。
ドストエフスキーの登場人物だって悪い奴は改心したりしてハッピーエンド
になるでしょう。
いったい皆誰と戦っているんだ・・・
ニィルジャガバリーチ
262 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 20:26:11
あらすじなんてどうでもよくねー
263 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 21:27:41
ロミオとジュリエットはどっちも死にます
ハムレットもマクベスもリア王も死にます。
ネタバレしたオレって最低ですか?
265 :
ザ・スミス:2009/05/20(水) 22:49:48
>>258 明日どっか人の多そうなとこに行ってやってきます
>>259 ピョートルは「みんなで渡れば怖くない」の心理をうまく使ったよね。
ヤツの行動力はすごいな
>>263 『生きるか死ぬか』
これはハムレットにとっても読者にとっても極めて重大な問題なんですから、ネタバレしてはダメですよ。
自殺か他殺かはともかく、結局「死ぬ」って結果が分かっちゃったら興醒めものです。
ワタシはこのことを忘れませんからね!
誰もが知っている「ロミオとジュリエット」のような童話と
アンカレが同じぐらいの認知度と理解度があると思っている
知的障害者がこのスレッドに数名いるようだ。
269 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 06:59:30
アンナカレーニナなんて普通に2回も大ヒット映画になってんじゃん。
ロミオ&ジュリエットが寓話ってお前!
元々は劇の台本だが立派な文学作品だろ・・
>>267 あれハイエナ笑いって言うのか初めて知ったわw
271 :
ザ・スミス:2009/05/21(木) 22:50:05
272 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 23:55:01
地下室の手記読み終わったけど
よくわかんなかった
273 :
ザ・スミス:2009/05/22(金) 00:08:20
272はオレね
3〜4回読めば何かわかってくるんじゃね?
275 :
ザ・スミス:2009/05/22(金) 00:28:25
>>274 そうだね 短いから再読しやすくてうれしい
再読して読み解くまでお前出入り禁止な
人の意見にたよらず
じっくり読んでじっくり考えて来い
しばらくスレも見ないで考えてみるのもいいぞ
278 :
ザ・スミス:2009/05/22(金) 22:37:02
>>276 あれ!?出入り禁止になってる!
>>277 とりあえず解説読まないで考えてみます(通称ドス修行)
279 :
クリスマスと選挙:2009/05/23(土) 00:46:10
今年のクリスマスは選挙前でもあり大変な時期になりそう。
日本人の恐さに負けずに頑張ろうと思う。
今年のクリスマスはインフルエンザの影響で中止になる、ってソーニャが言ってた。
281 :
吾輩は名無しである:2009/05/23(土) 01:32:12
賭博者って我慢して読んだら面白くなってくるの?
序盤、貴族のしょうもない会話が続いて放り出した。
それドスト嫌いな奴やないかーいワーハッハッ
貴族が嫌いなだけやないかーい
284 :
クリスマスと選挙:2009/05/23(土) 11:32:02
靴下を飲み代に使う親父のせいで中止かもしれない。
まったく関係したくない話でも利害関係があると大変だからね。
ソーニャも日本人としての誇りをとり戻して頑張ってほしい。
285 :
吾輩は名無しである:2009/05/23(土) 11:59:14
何故貴様等はこんなにも低能なのか?
286 :
ザ・スミス:2009/05/23(土) 23:03:25
>>281 序盤といえば『地下室の手記』の序盤は思想でぎっしりって感じがした。
ボブ・サップって今どうしているのだろう?
ボブはサーバルキャットを飼っていたと思うけど多分ネズミ除けなんでしょうね。
ところで、やっぱり歯痛にも快楽はみいだせるのかな?
歯痛の人に聞いてみたい。
288 :
吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 00:51:31
ドスト読んでボロまとったド貧乏人でも部屋に帰れば
お茶沸かしてくれるお手伝いさんいることが最初ワケわかんなくて
すごいカルチャーショックを受けた
今でも不思議なままだが、まあ外国だしな...と無理に自分に言い聞かせている
プロレスにたまに出てるよ
>>288 あーそれ俺も気になるなぁ
落ちぶれても見栄だけはすごいってことなのかな
291 :
ザ・スミス:2009/05/24(日) 01:15:40
>>287 キリーロフは「人間は恐怖や苦痛を愛するのさ、フッ」
みたいなこと言ってたっけ?
痛みに快楽を見出すのはスゴイよね。
どんな人生でも素晴らしいみたいな感じかな?
女がらみの話が多いいよな
ドストのキャラは精神年齢が低い場合がほとんど。
自己のイデオロジーを説くスマートな設定のキャラも含めてな。
294 :
吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 12:08:38
>>292 でも彼の小説に出てくる女は全て記号
ヒステリックでメンヘラな超絶美人か
宮崎ハヤオが好きそうな純真無垢の少女(処女?)しか出てこない
男たちと違って細かい心理描写は一切ない
>>290 見栄というより腐っても貴族って感じ?
多分身のまわりのこと全部自分でやるっていう生活を
どんなに貧乏になっても知らないだけなんじゃ
295 :
ザ・スミス:2009/05/24(日) 23:28:18
>>292 地下室の手記では主人公が例の女に出会えたのは幸福なことだったよね。
子供のころの浅はかな考え方とかよく理解してるよな
ずっと心の動きとかメモしまくってたのかな
297 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/25(月) 00:40:33
>>294 まさにそう。
だから人生経験が疎い文学青年なんかがハマり易い訳です。
そういう文学青年は、自分自身の自意識の延長線で小説を読みますから。滑稽なんですがw
298 :
ザ・スミス:2009/05/25(月) 00:59:29
>>297 自意識の延長線で読んだ方が共感できるじゃん。
>>277 とりあえず主人公はかなり屈折した人間だよね。
将校(だっけ?)に何度も体当たりをこころみる所とかが
299 :
真間一(ままはじめ):2009/05/25(月) 02:14:07
>>297 先日、リアルで女の子に庖丁振り回されました。
微笑んで、平然としてことをおさめられたのは、ドストエーフスキーによっての功徳かも。
あ、キッチンでですし、心配には及びません。
で、GIDEによると、F.M.D氏の主人公は2人以上の妻を持つ…(心情的に)とあるそうですが、
その方が、自然なのでしょうか? 自分は自然かも だと思います
嫉妬とかあった方が 恋愛はもえますよね…(勃ったり濡れたり?の実質上)
どうでしょう?
ついに自分語りまではじめたか
301 :
クリスマスと選挙:2009/05/25(月) 22:28:10
国家の不正告発の口封じのために善良な市民の生活が脅かされる
ことは日本では実際にあります。
ドストエフスキーも国家の悪を暴くことをしたかったけど表立ってできず
「おじいさんの話を出したり」して暗喩を使ったのでしょう。
皆が万歳となるには不正を働いている者を取り締まる必要がある。
302 :
ザ・スミス:2009/05/25(月) 22:55:31
>>299 スタヴローギンも二人以上の妻を持とうとしたよね たしか。
自ら地獄へ落ちようとするとは鬼神のようなヤツだ!
>>300 自分ガタリ
303 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 02:44:46
死の家の記録って新しい表紙ありました?
304 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 02:48:14
(HIV型)インフル並みにエイズ爆発(豚→舛添、麻生)
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1243261603/ 援デリ・・・ナマで女性器の中に射精あり、ナマで口の中に射精あり
イメクラ・・・ナマで口の中に射精あり
ピンサロ・・・ナマで口の中に射精あり
ソープランド・・・・ナマで女性器の中に射精あり、ナマで口の中に射精あり
18歳でHIV感染を知った春子(仮名)の話
「ママに秘密ってことは、『障害者手帳』を取得できないでしょ?、『障害者手帳』をもらえば、
医療費は全額ただになるんだけど、自費で病院に通ってたから、月の薬代が20万円以上かかった」
たどり着いたのが、援デリ業者だった
「週3〜4日は働いてました。もちろん稼げるのはナマ(避妊具なしの性交)だから、ナマで。
働く前にグループのチーフに『ぶっちゃけ、あたしHIVだけどいいですか?』って聞いたら、
『エイズなんてそううつるもんじゃないから、逆にピル飲むとか、避妊のほうの自己管理しろ』
って言われた。・・・」
305 :
吾輩は名無しである:2009/05/26(火) 04:53:17
>>302 > スタヴローギンも二人以上の妻を持とうとしたよね たしか。
> 自ら地獄へ落ちようとするとは鬼神のようなヤツだ!
意味がわからない。一夫多妻の夫は "地獄へ落ち" るのかね?
これ新しい訳だとカタワとか書きかえられてるのか?
手塚治の漫画が文庫化されたとき差別用語があるってことで何話も話し丸ごと削除されてた
小説は関係ないのか
>>298 ダメだよそれじゃ。
大まかに言って良くない点が二点ある。
まず一つ。共感を拒絶するあるいは共感するような位相で書かれてはいない作物が読めない。
例としてはブレヒトなんかそうだ。
二点目。ある人間が共感レベルで読むようじゃ、その人間程度レベルのものしか読まない(読めない)ことになる。
本当は三点目もあるが、諸般の事情から止めておく(笑)
308 :
ザ・スミス:2009/05/26(火) 23:27:41
>>307 共感だけでは読める本が限られてくるってことか そりゃ困る。
三点目を知ると死んじゃうんだよね。七不思議みたいな感じで
間違っちゃいないが、でもね、厭なやつツマラナイやつだと
思っている人間の書いたものなんか事実なっかなか読めないやね。
三島とか。
310 :
ザ・スミス:2009/05/26(火) 23:43:11
>>305 たしかに一夫多妻の夫が地獄に輸送されるかどうかはわかんないなあ。
だけどスタヴローギンが生きてた環境では
一夫多妻はダメなことだったんじゃないの?
あえて罪を犯したスタヴローギンは地獄に落ちると思う。
悪いス太ヴ朗ギン
>>309 私はまったく真逆だな。
嫌な奴が書いた小説のほうが面白いんじゃないかっていう先入見があるから、
むしろ嫌な奴っていう評判が上っている奴の小説を読みたくなるほうだ(ドストエフスキーは昔の私にはもちろん嫌な奴に見えた。最近は根は信仰深いイイ人に思えたきたから小説も退屈になった)。
それから、三島についての見解も君とは違うな。三島はむしろイイ人だよ。
広い意味でのイイ人。新人なんかには優しいし、万事にフェアな人だもんね。
ま、だから小説はつまらないんだが。
>>311 誰も聞いていないのに「私」語りの好きなオナニー芋姉ちゃんだな。全くw
死語
しかし的を得ている
脳足りんを擁護する脳足りん
的を射るだろアホか
コテや半コテが居つくとろくなことにならんな
313 名前:東京都名無区[sage] 投稿日:2009/05/27(水) 03:07:40
あの鬱蒼としてお化け屋敷みたいなところか
子供の頃怖かったな
314 名前:東京都名無区[] 投稿日:2009/05/27(水) 11:50:19
あの地主の土地を子供達が『トトロの森』とか呼んでたの聞いた事ある。
終了
コテつけるようなかまってちゃんが居つくとスレが糞化する
322 :
ザ・スミス:2009/05/27(水) 22:36:58
>>318 スヴィドリガイロフはなんでドゥーニャを見逃してあげたのかな?
あと何で自殺したのかな?
コテのほうが脳たりんなのは決定的に明らか
コテって禁止出来ないのかな?
荒れるのいやだよ。。。
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
| | ( ./ /
___ ♪ ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ
| | ( ./ / `) ) ♪
いくらか前のスレにドストエフスキーの本棚においてあった本のリストが晒されてたんですが
誰か見せてくれませんか?
327 :
ザ・スミス:2009/05/28(木) 01:38:01
>324しばらくみんなが書き込みやめればいいと思う
そんなに荒れていないと思うけど。
>>331 どこが?
結構ドストエフスキーの話からそれていないし。
あれているとは思わないな。
どっちかと言えばコテ批判のほうが荒らしている。
先祖や出身地、生い立ちなどで差別をされることはあります。
よく事情が解らない人々はその原因を個人の努力不足と適正の
問題にしたがります。
その考え方は一見正しくもあり無邪気で善良な市民の意見です。
その差別を解決する1つの手段として情報を正しく公開して市民の
意見を問うやりかたがあります。しかし、その情報の公開の仕方は得てして
恣意的に操作され新たな差別を生み出し、恨みを増幅させることがあります。
人間の価値観は多様で正義は権力者が決めます。しかし私は信じます。
情報を操作し人間をもてあそんでいる人々は悪であり権力側の行為であろうとも
許される行為でなく、何れ天罰がその権力者に下ることを。
権力者が悪事を働くと何も知らない一般市民が知らないうちに差別をうけることも
あるんだということがわかりました。
私としては選挙で誰が選ばれようが別にかまいません。ただ、悪さをしてほしくはありません。
ドストエフスキーはそのような問題を宗教で解決しようとしたんですね。
334 :
ザ・スミス:2009/05/28(木) 23:23:08
>>333 善悪は簡単に決められることかなあ?
善人も持ってる神のまなざし♪
スヴィドリガイロフは善か悪か♪
>>334 彼は、ドゥーニャを、遂には、強姦しなかった。
寧ろフィジカルな意味で和姦したに近しい!
女の子に一生涯、けがされなかったという意味において、いよいよ童貞へと回帰する!!
…本気になりますよ
勝手に名乗っておきながらうまくいかないとやれ差別だとか
言い出されることは困ったことだと思います。
私もそんなことなどどうでもよく期待もしていなかった。
>>334 価値観は多様であり善悪は簡単には決められない。他者やマイノリティーに
理解をしめし共感することで少しでも軋轢がなくなることが解決方だと思がどうだろう。
337 :
ザ・スミス:2009/05/29(金) 00:32:35
>>335 オレも本気になりますよ!
>>336 簡単には決められないよね。
善悪を行ったり来たりするドストエフスキーの登場人物はリアルですごい!
338 :
ザ・スミス:2009/05/29(金) 01:07:34
むしろ善と善が対立するからややこしい事になるのかな。
個人的にはイワンとアリョーシャの関係も頑張れば
善と善の対立に見えないこともない気がする
339 :
我が輩は名無しである:2009/05/29(金) 01:18:57
自分はこの世の善しか知りません!!
…本気になりますよ
340 :
ザ・スミス:2009/05/29(金) 01:53:11
341 :
ザ・スミス:2009/05/29(金) 22:28:20
>>336 ところで多様な価値観を受け入れる必要はあると思うんだけど
それってかなり勇気のいることだよね。自分を否定することも
必要になってきそうだ。
>>339 ところで「この世の善」とはどーゆーことですか?
あとで教えてくださいね
ここも昔は宝箱みたいなスレだったのにな。
半コテが湧き出した頃からおかしくなった
>>341 すべては素晴らしい!! それだけだ…
そんなことはない。半コテはドストのテーマを言い当てているよ。
ちょっと変だけど。
私も色々見直したい現実があり、ドストはそのよい道しるべとなるので
読んでよかったと思う。
346 :
ザ・スミス:2009/05/29(金) 23:05:37
>>344 そうだ!!!!全ては素晴らしい!!!!
キリーロフ ウラー!
どこが?
どうとでも取れる曖昧なことを言っているだけだろ。
コテに構う
>>336のような連中も同じ。
中身があるようでない見かけ倒しの言葉を吐いてるだけ。
ていうか、そもそも意味不明。
そもそも、ここは個人のための日記帳じゃない。
それを知らない時点でもうおかしい。
なんで病気みたいな人間ばっか集まってくんの。
類友だよ。
もはやドストエフスキーのスレとして、ここは機能していない。
馬鹿が嬉々として、適当なことを喚くスレ。
「ワルワーラ夫人は俺の嫁」まで読んだ。
349 :
吾輩は名無しである:2009/05/30(土) 06:38:11
地下室でうろうろする奴、滑稽だね。
未成年読んでるけどそこそこ面白いな
まあ話があっち行ったりこっち行ったりするけど
馬鹿に馬鹿と言う馬鹿って言葉があるよね。
知識不足で間違った主張をすることはよくあるので
それを正しく訂正できる人が馬鹿でないということでしょ。
このスレの雑居ビルのような雰囲気はドストエフスキーっぽい
ドストの本の中:滑稽なセリフだらけ(おもしろい)
自分の家族:滑稽な風景(気がめいる)
ここ:滑稽なセリフだらけ(おもしろくない)
滑稽(・・)v
もう次スレいらないんじゃね
なかったらなかったで誰か勝手に立てるだろね
356 :
ザ・スミス:2009/05/30(土) 23:00:19
>>352 個人的には雰囲気なら『罪と罰』が一番よかった。
重苦しい話だけど妙な陽気さがあってナイス
ラスコーリニコフの住んでた所→屋根裏
スタヴローギンが自殺した所→屋根裏
357 :
ザ・スミス:2009/05/30(土) 23:19:27
スタヴローギン→超人
ラスコーリニコフ→非超人
イワンは30才まではどんなことがあっても生きていたいと
言ってた(言ってたっけ?)ので半分超人?
>>357 自分はドストエーフスキーの影響か30歳丁度でしぬものとばかり何故か考え続けていた。
とすれば、今の自分の生命活動は貴重な贈り物みたいなものかも知れない…と受けとめている。
>>342 初期からいますけど、コテはいつの時代もいましたよ。
ミス住さんなんかはみんなに嫌われてましたけど、自分はわりと好きでした。
罪と罰は小説時間のとおり1週間程度で読め、そうでないと〜〜を理解することはできない(何をだかは忘れました)みたいな一見頭の悪そうな主張をしていたけど、読書にかける意気込みは感じたし刺激になりました。
教えてくれというばかりのコテハンや、やたら喧嘩ごしのコテハンはいない方がいいと思いますけど、ミス住さんはそうでなかったですしね。
喧嘩ごしなわけではなく、ずっと同じ主張を繰り返すからみなが辟易していた。
しかし、結果的にスレッドは盛り上がったし1つにまとまる感じでしたね。
ラスコーリニコフが
「苦痛と涙」---これも生活ではないか。
と言っているのでやっぱり歯痛も好いもんなんだろうね。
地下室の住人は歯痛が快楽になっちゃた重症患者なんだろうねきっと。
>>359 私も少し妄想と冗談が過ぎたようなので少しだけ自制するよ。
361 :
吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 17:38:56
村上春樹のが上だろ、アホ!
へえ、これが噂のイタ研か。
2ちゃんの空気とコテ批評はいいからドストの話しろよ。
363 :
ザ・スミス:2009/05/31(日) 18:47:12
>>358 悪霊とか読んでると死が身近に感じるよね。
今の人間はキリーロフの自爆思想に服従してしまう人が
少なくない気がしなくもない
364 :
吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 23:04:07
春樹の作品のが死を感じられる。
「のが」君って名前を付けてマスコットキャラにしてもいいかな。
クソ爺もう来るなって言われるだろけれど、言ってく。
春樹の思想の軽さを思う存分味わえばいい。
人生の経験を経て年齢を重ねれば、春樹の底の浅さに気がつくだろう。
それまではせいぜいナルシティックに溺れればいい。
いつか気づくだろう。
春樹の人工的な世界の無機質の空しさと、
カフカとドストが描いた人間の絶望と孤独と、それからの復活の希望の力の違いに。
367 :
ザ・スミス:2009/06/01(月) 00:00:41
>>366 ドストエフスキーの作品に重みがある理由の一つにはやっぱり
亀山さんの言う象徴層があるからかな?
あと一人一人の登場人物の持ってる思想も重厚だし
368 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 00:21:30
思想が重厚ってろくなものを生み出さないんじゃないのか?
>春樹の人工的な世界の無機質の空しさと
村上が書く世界がそうなんじゃなくて、現代世界がそもそも
そうなんじゃないか?
369 :
爺:2009/06/01(月) 00:31:58
>>368 では、明治時代の森鴎外や夏目漱石が現代でも広く読まれている理由は何でしょう?
あなたが言うように時代が変われば見捨てられても不思議ではないですよね。
370 :
爺:2009/06/01(月) 00:39:58
すいません。
ここはドストのスレでしたね。
あやうく文学論をしちゃうところでした。
みなさん、気にしないでください。
退散しますね。
371 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 00:53:03
春樹の作品はロシア文学を凌駕しているというより、
超越しています。
そのことに早く気づくことが重要です。
どっちが強いか議論が好きなのは子供だけってことに気付こうね
373 :
ザ・スミス:2009/06/01(月) 01:11:41
>>372の言う通りだよ。どっちが強いかはあんまり興味ないよ。
>>371 春樹の作品は具体的にどんなとこがすごいの?
374 :
ザ・スミス:2009/06/01(月) 01:32:40
個人的には春樹の方が分かりやすいではあるけどね。
ドストエフスキーは奥行きがありすぎて難しい。
え? それってどっちも一長一短ってことか?
>それってどっちも一長一短ってことか?
げ! それって、おたく、ドストと春樹、同次元で扱っているってこと?
めちゃくちゃだな。
お話にならない。
ドストと春樹、次元が違いすぎる。
永遠的なものと刹那的なものの違い。
永遠と刹那は合致してこそ、
永劫回帰をも包括する構造にて、
唯一無二の意義が初めて現前してくる…。
F.M.D!!! では
377 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 05:45:30
ロシア文学はもう崩壊している。
日本の古典と同じで読む価値なし。
378 :
吾輩は名無しである:2009/06/01(月) 07:51:10
勝負を語るのが真のオトナだ。
ドストエフスキーは過去の異物。
春樹はこう死について語る。
「死は生の対局としてではなく、その一部として存在している」
素晴らしい・・・
ドストエフスキーの死の思念は、もう錆びついている。
言うまでもなく、春樹の圧勝だ。
>>378 あはは ロマン・ロランによってとか 書かれそうな台詞ですね…
380 :
ザ・スミス:2009/06/01(月) 22:42:14
>>375 春樹の方がわかりやすいって言ったんだよ。
ドストエフスキーと春樹を同次元では扱ってないよ。
>>376 ドストエフスキーは「なぜ人を殺してはいけないか?」
「神の存在」「他者・自分自身への無関心」など
現代も通用するテーマを扱ってるから読まれ続けてるんじゃない?
時間に流されないという点でもドストエフスキーの作品は芸術と呼べるんじゃね?
381 :
吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 06:34:38
地下室でうろうろしてたアホは何故、自殺しないの?
そんな勇気ない
383 :
ザ・スミス:2009/06/02(火) 23:19:16
384 :
吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 00:19:43
ザ・スミス=川俣 だろ?
385 :
吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 00:28:47
別人じゃないか
386 :
ザ・スミス:2009/06/03(水) 00:36:30
>>384 違うよ。フツーに川俣軍司の方がスゴイだろ
387 :
ザ・スミス:2009/06/03(水) 01:03:03
つーかオレと川俣さんのどこが似てんだよw
地下室でうろうろしてるヤツとスメルジャコフは結構似てるかな?
フィルムセンターの「カラマ」見た奴いるか?
面白かったぜ。
スメルジャコフ役の人が最高。
389 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 03:32:02
川俣軍司ってなんだよwww
どこで活躍してんだ?
390 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 03:51:39
パンツ一丁でうろうろした奴だろ。
イリューシャの部屋
通り魔殺人鬼か
被害者のことも笑い飛ばしてんだろなこのコテ
脳みそ逝ってる
393 :
吾輩は名無しである:2009/06/04(木) 08:44:29
誰が通り魔やねん?
川俣軍司っていう通り魔がいたんだよ。
殺人鬼にさん付けって凄いねぇ。
395 :
ザ・スミス:2009/06/04(木) 23:23:15
>>394 川俣軍司は好きだよ。
殺人鬼はスメルジャコフだよ。
ヤツめ!臆病者だったのによく人殺しなんてことが出来たな
396 :
ザ・スミス:2009/06/05(金) 22:55:17
心が荒れている時は集中して本が読めないな。
速読が呼吸法を取り入れてる理由がわかった気がする
397 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 21:06:58
スミス=川俣 乙
398 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 22:59:36
399 :
吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 01:14:21
>>398 そういう通俗文学論こそ聞き飽きてるんだけどな
子供の頃21世紀の未来を想像したときとは全然違う社会の風潮
になり保守化した考え方をしたことに驚いたのは私だけでは
ないはず。
日本の21世紀は保守(右翼)的な風潮で始まったよね。
その原因はやっぱりインターネットの普及で社会を変革させようと
する人たちの行動力が消化されたからでしょうか? 平野啓一郎がそんな
ことを書いていたような? マスコミもなにかインターネットに気を使った
ような報道になってなにか物足りなく息苦しい型にはめた考え方になり冒険を
しなくなった気がする。
自分を振り替えてみても21世紀は保守的になったと思う。
他の人はどうだろうね?
401 :
400:2009/06/07(日) 02:23:20
ドストエフスキーを読んだ人の意見を聞きたい。
403 :
401:2009/06/07(日) 03:08:24
インターネットの普及でアナーキーが増えると思ったら逆だった。
監視社会になって行動しなくなったまたは満足してやめた。
むしろインターネットによってアナーキーな傾向は増大してるし
監視社会といってもする側される側が混交しててオーウェル的な感覚では把握しきれないと思う。
405 :
403:2009/06/07(日) 03:20:29
平野啓一郎がインターネットで満足して行動しなくなった
とか書いていたけどそうでは無く、監視社会になったので
皆ビビッて行動しなくなったということかな。
そうなら平野啓一郎は間違っていたということか。
406 :
405:2009/06/07(日) 03:31:49
どちらかと言うとテレビの放送がインターネットをけん制して
変な放送内容を流しているのかも。テレビを見ない人たちも増えて
いるし。
407 :
406:2009/06/07(日) 03:40:48
408 :
我輩も名無しである:2009/06/07(日) 05:02:04
ふむ。今でも情報弱者はマスコミに面白い様に扇動され操られていますよね…
対して我々の大部分は、既にマスコミが果たす役割、金の流れについて周知ししていますし…
つまり、今回の話題に関しては一般化のし過ぎなのではないかとおもいます…
にしても、平野って凡庸にしてバカ!だなぁ。
現実世界を読まずに、本ばかり読んでいるせいだろう…しね。最低。
では!!!
409 :
吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 08:55:59
地下室はいい。哲学的エッセンスが多分につまっている。
最初から最後まで独白形式でも良かった。
次は悪霊を読む、ちょっと長そうだな。
アリョーシャが今生きてたらネットでエロ動画落としてるよ
411 :
吾輩は名無しである:2009/06/07(日) 20:52:34
村上春樹はドストのような小説を書きたいっていつも言ってるよ。
412 :
ザ・スミス:2009/06/07(日) 22:57:44
>>404 フーコーは「人間は自分で自分を監視している」と言いたかったんですか?
ピョートルの戦術と関係がありそうだ
>>410 アリョーシャがそんなことするかなあ?
>>411 がんばれ春樹
イワンはどこかの専門板でコテハンやって一日中議論ごっこしてる
414 :
ザ・スミス:2009/06/07(日) 23:44:11
2chにハマってそうなのはイワンよりスメルジャコフ・・・
416 :
吾輩は名無しである:2009/06/08(月) 03:02:28
ドストエフスキなんか好き
淡々と物語が書かれてんだけど、登場人物が突然キレたように
いっぱい喋り出して止まらなくなるとことかがおもしろい
417 :
吾輩は名無しである:2009/06/08(月) 08:03:01
急に意味もなく憔悴しまくって汗だくで喋りまくって、直後に恥じ入るんだよな。
これは美形だからこそ許されるパフォーマンス
実際はアキバ系
419 :
吾輩は名無しである:2009/06/08(月) 09:01:22
アキバ系を内包する正当派美形なのだよ(キリッ
申し訳ない
男も女もヒステリーばっか出てくるけど
男のヒステリーが酷い
マルメラードフは日本によくいるタイプのおとうさん
「テパンチコヴォ村とその住人」
有名じゃないけど、これ最高におもしろかった。
主人公じゃないけど居候の人(重要人物、ほぼ主役みたいなもん)が
むず痒くなるほどおかしかった。
そしてなんか優しい話だったよ。
423 :
ザ・スミス:2009/06/08(月) 23:20:45
>>421 カテリーナのヒステリーも壮絶だよね
ミウーソフはナイスなツッコミ役
424 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 04:27:40
長編は読む価値なし。
426 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 11:28:57
後期のは過大評価
ただの金儲けの俗臭ぷんぷん
地下室の手記ぐらいでしょ
純粋に小説で楽しんでたのは
427 :
ザ・スミス:2009/06/10(水) 00:19:51
>>426 『カラマーゾフの兄弟』はどーなるんだよ?
「カラマーゾフ」のスネギリョフの部屋って有名なのかな
あれは本当に意味がわからなくて苦痛だった
429 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 05:45:11
ドスト文学って、ヒステリーっつうか過剰な人同士のからみあいなんだよね。
カラマのドミトリィ、イワン、アリョーシャだって全員激しい。
ドミトリィは内向的で爆発型。
イワンは妄想だだ漏れ型。
この二人は人に絡みたがるタイプ。
アリョーシャは兄二人の気質を受け継いでるけど、
自然に絡むんだよ。だから一見情緒的に見える。
430 :
クリスマスと選挙:2009/06/10(水) 15:28:43
社会をなめていると言う馬鹿がいるけど
彼らは人間をなめている。
社会は人間が作り出している。価値観は多様で社会は常に変化している。
そのことを忘れて社会という曖昧な権威を出して上から目線で人を差別したり
虐めたりすることは間違で恥ずかしいこと。
社会を出して差別して虐めたり邪魔をしたりする奴らは人間をなめている。
>>429 登場人物が多くて人物にそれぞれ意味を含んでいるし読み方で違った感じを
うけるので面白い。
431 :
ザ・スミス:2009/06/10(水) 22:35:08
>>430 個人か社会かの二項対立ってわけだね?
「自分達の作った社会のルールに自分達自身が振り回されている」
みたいなことを本で読んだな
>>429 フョードルにすら自然に絡むことができるあたりは聖人そのものに見えるよね
432 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 16:41:10
永遠の夫の評価は?
433 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 20:06:56
>>411 過剰過ぎて崩壊しそうでいて、微妙なバランスが保たれている。
そういう世界はドストにしか書けないと思うが。
真似ると大失敗するよ。
434 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 21:03:25
カラマーゾフのゾシマ長老の部分を読んでいると、あの
ジョイスの「若き詩人の肖像画」を思い出してしまう。
カラマーゾフって、もっとも覚えが深い部分って、この
ゾシマの部分ではないのかな。
435 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 23:46:53
カラマーゾフはただの原稿料稼ぎのはずだったんだよなあ
436 :
吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 01:41:51
>>435 書いてるうちに火がついちゃったのかもね、すげーよ!!天才だよ!!
賭博者とかは無理やり適当に書いたのなんとなくわかる
だってツマンナイだもの・・・(ドスト先生ごめんなさい)
つまらん作品は読まんでよろし。
ただ賭博者でつまらん言うとったら未成年とか読めないよ。
ちなみに未成年にも賭博者と似たような逸話が出てくるけど
未成年はあまりに冗長でつまらなさが苦痛に感じるほど。
読了によって確かに得るものはあったけど
苦痛分の見返りとしては小さい。さすがに二度は読みたくないかも。
未成年はおもしろいが、賭博者はつまんねえよ
未成年が冗長とか、五大長編で一番つまらないとかはよく聞くが
面白いとしたらマカール老人のあたりかな?
それとも訳によって多少印象違うのか。
オレは岩波で読んだが今は新潮からも出てるよね。
カラマーゾフはドストがあと10年長生きしてアリョーシャが革命家になるとかいう続編を完成させてたら評価も変わってたかもね
442 :
吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 15:40:55
>つまらん作品は読まんでよろし。
読んでみなきゃつまらんかどーかわかんねーじゃねーか
〜世界四大未完成のままでいい物〜
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
カフカ『城』
シューベルト『未完成交響曲』
ガウディ『サグラダ・ファミリア』
444 :
ザ・スミス:2009/06/12(金) 23:14:05
>>443 でもやっぱり第二の小説読みたいな。
『城』って未完成なんだ 知らなかった
445 :
吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 23:14:32
永遠の夫 は誤訳。
万年亭主 のがいい。
446 :
吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 23:56:16
まあ「永遠の夫」のほうが高尚だしな
「悪霊」を必ず「悪鬼ども」と書く奴もいるし
だって複数形ですし
日本語なんだから複数なぞ意識せずともいいじゃないか。
悪鬼どもってのは初めて聞いたが、語呂は悪いし、古臭いね。
どうしても複数を表したいのなら読点をつけりゃいい。
「モーニング娘。」みたいな。
単語に読点で複数形です、って決めちゃえ。
450 :
田中:2009/06/14(日) 20:46:59
以前からドストに興味があって数年前罪と罰、白痴、悪霊、カラ兄弟を読んだのですがよく理解できませんでした。それから数年たって最近になって未成年を読んだら面白かったんですよ。
451 :
田中:2009/06/14(日) 20:49:37
それで他の五大作品も読み返してみたんですが、以前読んでしまっているから内容覚えちゃっているから面白くないんですよ。自分には何が足りないんですかね?
452 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 21:13:26
ドストエフスキー自体 一回読んだら終わり
短編作家のように濃いものを書けない作家の宿命だね
罪と罰 カラマーゾフ ぐらいじゃないの? わりと読み返せるレベルに達してるのは
453 :
弧高の鬼才:2009/06/14(日) 22:34:56
恥知らず、恥知らず、恥知らず!
四 讃歌と秘密
454 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 22:55:45
わが思う人の痛む足の回復をねがって
こんな表題をおもいつきやがったもんだ
とっぽい野郎さ!
455 :
弧高の鬼才:2009/06/14(日) 23:07:35
心臓はもっと低いとこにあるというのに
456 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 03:16:21
短編以外ゴミ。
金が欲しくて長くしたのがバレバレ。
とにかく長編は酷い。
ドストエフスキーの長編小説がどう酷いのか説明しろよ
じゃなけりゃ長編小説全般を味わう能のないゴミ人間てことになるぞ
ビーフストロガノフ
460 :
弧高の鬼才:2009/06/15(月) 08:44:18
ドストは文章がうまいから読めるんだよね(^_^)v
きのうなんかは下巻の適当なページをひらいて読んだわけで。
それでもカラマーゾフだけは特別おもしろいね。
長い短いなんてどうでもいいんですよ。
長いほうが偉いわけじゃないし(^ε^)
ぽこちん
461 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 18:03:00
ドストエフスキーなんぞ投獄された前科者じゃねえか!
どうせおまえら、連続殺人犯で死刑になった永山の作品も読んでんだろ!
前科者の作品なんぞ読む価値なし!
本当のことを言うと逮捕される世界もあるのです
固定観念で世界を眺めるのはやめましょう
463 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 18:57:47
どっちかっていうと短編の方が面白くない作品が多い。
どっかで聞いたような話だったり
ページ数が少なすぎてあんまりキャラの掘り下げがなされてなかったり。
地下室の手記とか、面白いのもあるけど。
短編なら「弱き心」が好きです。
465 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 22:35:05
なんだ?
浅田次郎だって前科者じゃねえか!
あいつは思想犯じゃなくて刑事の前科者だ!
でも、認められてるじゃねえか、タコ!
466 :
ザ・スミス:2009/06/15(月) 22:37:05
個人的に一番つまんなかったのは『死の家の記録』かな
467 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 23:04:35
地下室の手記面白いな。
中盤の飲み会の部分だけ要らないw
468 :
吾輩は名無しである:2009/06/15(月) 23:19:42
投獄された事と文学の才能がある事は
切り離して考えるべきかと。
どういう視点で物事を捕らえて表現し
文学へと昇華させる事は善悪とは別。
地下室の手記3回目読了しました!
宴会の描写は駄目でしたか?
自分は、なかったらひたすら入ってやばくなりそうで好きなシーンです。
>>466 死の家の記録が一番好きだね
お前みたいな人生経験の少ないヌルい餓鬼には解らんのかなあ
470 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 18:18:21
ドストエフスキーを理解するためには、『死の家の記録』を理解することが必須。
読みこなせるようになるまでは、このスレに書き込むことを控えては如何か。
471 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 18:24:39
俺なんて白夜しか読んでねえぜ。
そこで質問なんだが
ドストエフスキーの詩学を読む前に、ドストエフスキーの大作群を
あらかた読んどいたほうがやっぱり良いんだろうか?
472 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 19:22:40
地下室の手記以外屑
473 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 19:59:31
474 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 20:00:34
475 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 20:05:37
なんかこのスレの最近の住人ってかわいそうだね
あたまが
477 :
弧高の鬼才:2009/06/16(火) 22:23:03
ドストエフスキーっていったって所詮は報告文体ですからね〜
まあ地下室の手記はいいんじゃないですかね〜
あれは技量が必要だ
カラマーゾフがおもしろいのはセリフだけですからね〜
478 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 00:59:20
なんともわかりませんなあ
480 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 05:05:13
地下室の手記は熟読玩味しろ。
罪と罰、なんとか最期まで読み通したが、正直、苦行だった。2度と読まん。
482 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 12:45:33
これからの時代は長編ははやらないだろうね
他の娯楽とのせめぎあいで読む時間がない
それでも長編が売れてしまう春樹はもはや吉野屋、松屋なみのブランド
483 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 18:00:43
地下室の手記があれば他はいらん。
484 :
ザ・スミス:2009/06/18(木) 22:41:01
485 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 00:26:25
ドストエフスキがなんでいいかってと
テーマは神とか金とか貧乏とかどうしようもないくらい重いくせに
登場人物が笑える奴ばっかのとこがいいんだよなー
悲劇なんだけど喜劇つうか・・・自分は好きな理由はそこだな
>>485 私もそう思う。貧乏、社会改革、肉親、都会と田舎、奴隷、信仰
重いテーマ。 登場人部もどうしようもない奴が多いが苦悩しながどうにか
生きている。八方塞な状態が共感できる。
487 :
弧高の鬼才:2009/06/19(金) 17:23:59
端的にいって辛気臭い
地下室の手記を読むなら新潮文庫と光文社古典新訳文庫の
どっちがいいですか?
新潮。
光文社の方は一人称がありえない。
490 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 22:52:44
>>488 光文社のほうは女が訳者だからなあ。
キモオタヒキ男の感覚を理解するのって女では限界があると思うな。
ドストエフスキーの登場人物に共感するのはバカ
492 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 02:23:41
ドストエフスキーは登場人物がまるでコントなとこがよいのだ
493 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 07:22:42
悪霊をふんふん推読中!4冊ぐらいの他の本も並行読み!
女が訳したドストエフスキーなんて読みたくねえw
Constance Garnett (´Д⊂ヽ
496 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/20(土) 22:39:35
>>488 今、新潮で読んでいるけどさ、なんとも暗い性格だよ
497 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/20(土) 23:03:24
>>482 時間が無いわけはない
ゆとりの読解力の問題だろう
性急なんだよ
498 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/20(土) 23:17:22
>>461 戦時中の日本/あちらのお国の人の様な考え方はやめたまえ
499 :
吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 04:38:10
登場人物を突き放してせせら笑いながら読むよりはどっぷり感情移入して酔いながら読みたい。
ドストエフスキーの人物は時々ひどく抽象的になる。哲学の上で歩き出す。そのために、血と肉のない人間が動きまわるので目ざわりになるが、この欠点を補ふに足る素晴らしさも充分にあることは否めない。
501 :
吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 19:19:39
罪と罰読んでて、「ちょっ」がたまにでてきたとき、
「ちょwww」に脳内変換しちゃうので笑っちゃいます
502 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/22(月) 15:51:05
503 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 18:29:44
罪罰、光文社で読んじゃだめ?
なんか岩波文庫とか買いたくないんだけど
504 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 19:25:01
君の好きなようにすればいいじゃないか
506 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 20:30:18
だって何だかすごく叩かれてるじゃない
誤訳だなんだって
光文社文庫はラノベリライト版
508 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 21:07:01
>>507←こうやってバカにしてくるバカがいるから嫌なんだけど
510 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 21:52:16
>>509 あ〜アンチは所詮そうやって印象操作するプロ市民か
512 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 22:09:48
>>511 マジか…なんで亀山だけそんなおかしなことになってんだよ
長編だからか
513 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/22(月) 22:16:43
>>512 あれは真面目な翻訳というより、一考察という感覚で読むもの
本人もそんな事を言っている
514 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 00:41:43
ドストエフスキーの会って宗教とか無関係の団体なの?
入ろうか迷ってるんだが
515 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/23(火) 00:46:32
例えば仮に明日死んだとして、「読んだカラマは亀山訳だけであった」、では化けて出たくもなる
新潮文庫の原卓也訳は現役。本屋に行けば買える。
古本屋に行けば、岩波文庫(米川第一訳)がすぐ手に入る。
中央公論社の赤い全集(池田訳)や講談社の世界文学全集(北垣訳)が200円で手に入るかもしれない。
たいていの図書館には、筑摩の全集(小沼訳)か河出の全集(米川改訳)が用意されている。
他の選択肢があるのだから、わざわざ難有り(と言われている)の亀山訳を読むことはないでしょう。
518 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/23(火) 11:04:12
>>516 真っ先に読む翻訳ではないね
ある程度読みこなした上で、一つの解釈として読むと興味深い
元々翻訳者ではなく学者の人だよね?>亀山氏
519 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 12:43:51
laneってもしかして川俣軍司?
>>518 ロシア語できないロシア文学者として元々有名だったが
なぜか東大系の学者と仲がいい(沼野とか)
いや木下ってドストエフスキー研究じゃ割りと大物だろ
亀山郁夫が異常なんだよ
その検証が陰湿なのには同意する
「俗物的成功者に対するアカデミカルな嫉妬」というのはまさに俗物の視点。
『赤と黒』の誤訳問題もそうだけど、例え**万部のベストセラーにならずとも、
今同様の攻撃(??)をしていたと思う。
亀山の「誤訳」批判で持ち出されるのが、必ずそこだよなw
その木下某ですら、誰かに教えてもらうまで「誤訳」には気づかなかったってのにw
カラマーゾフの誤訳に関しては一冊の本になってるだろ。
亀山以外にも間違いまくって、しかもそれが全く反省されてないのが、ロシア文学業界なんだよw
527 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/23(火) 21:35:03
>>520 亀山さん、ロシア語できないんだね
まあ、ドストの使う言葉は小難しい専門用語の羅列というより、
簡単な単語だけど、どんな言葉を選んで訳すかで迷いそうだけど
今日、死の家の記録読んだぜ。
これは読まなくてもいい小説。
529 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 22:37:46
>>527 いちいちセクハラとかうるせえよ
文学者として実績残してるんだからいいだろうが
530 :
ザ・スミス:2009/06/23(火) 22:40:25
>>528 読まなくて良いかどうかは知らないけど
何が言いたかったのかは分かんなかった
532 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 00:12:39
>>531 スマン
亀山さんというだけで、セクハラとか言い出す奴が多くてつい、
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
空気が悪くなるね、この話題は
ドストエフスキーという凄い釣り師に釣られてしまった。
ほどほどにしないと。
536 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/24(水) 15:28:58
誤訳というより、翻訳も′唐ヒた解釈みたいなもんだと思うけれどねえ…
537 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/24(水) 16:26:01
>>519違う
Eфёдор К ◆Ub9VeEbp1kは私
538 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 21:24:19
「死の家の記録」は読む価値なしか
マイナーな作品としての「二重人格」とかはあまり評価されないのだろうか。
>>538 そんなことはありません。
ドストエフスキーが「罪と罰」を書く前に死んでいたら、
「死の家の記録」の著者として文学史上に名前が残ったでしょう。
540 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 22:06:57
それはあり得る。
541 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 23:09:24
そうなんだ。まだ自分では「罪と罰」「カラマーゾフの兄弟」「白夜」
「虐げられた人々」「初恋」「ブロハルチン氏」「貧しき人々」
「二重人格」しか読んでいないから、えらそうなこといえないけど、
「死の家の記録」はやはり大作なんだ。
次は「白痴」を読む予定。
542 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 23:45:28
永遠の夫おーわった
543 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/06/25(木) 00:05:54
545 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 16:17:40
ドフトエススキー
546 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 18:51:31
悪霊わかんないなあ。罪と罰カラマ地下室はわかりやすかったのに。
頭腐っちゃったのかな。
悪霊読み始めたけど、とりあえず最初の100ページだけだと喜劇だな。
ものものしい本かと思った。
二回読んだら面白さがわかった
三回目は最初の100ページは飛ばすだろうな
「カラマーゾフの兄弟」読んで良かった。
自分の中で何年経っても受け入れられない死があったけど
最後のアリョーシャのせりふにちょっと救われた。
551 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/26(金) 18:54:09
カラマは最後のアレクセイの弁舌がいかにもとってつけた様で嫌だ
あの部分は、未完とされている続編への伏線になる予定だったと信じたい
552 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 01:07:00
罪と罰の新訳でてますか?
553 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 01:57:54
出てたよ
554 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 01:58:43
おまいらの一番好きな作品教えてくれよ
出来れば感想も
555 :
>>554:2009/06/27(土) 02:22:43
では己(おれ)の場合(一番好きというのでもなくてごめんな)順番に、めずらしく興味をもったところ等:
・カラマーゾフ→アレクセイの全てを見透していながらの無力さ、イワンの憐れにも壊れていく姿...
・悪霊→スタヴローギンの己との酷似性、ピョートルのいい加減なしたたかさ、ステパンのかつての俺との酷似性、キリーロフのひたむきさ...
・罪と罰:スヴィドリガイロフの屈強さやしなやかさ、ラスコーリニコフの幼いにしても実践に踏みきった勇敢なところ...
特殊:
・地下室→「お前」は「俺」か??? へたな考えやすむに似たり? なんだ、これは?? こ、これは...
こんなものだろうかな……。
カラマ→ゾシマ長老の説法に感動。ガリラヤのカナは夢にまで出てきた。
読んだ後すぐ、「もう一度読みたい」と思った。また是非再読したい作品。
悪霊→ある面、キリスト教の敗北を描いたと受け取ってる。なので非常にショックだった。
あと、ドストが実存主義の走りと言われた意味が分かった。
罪と罰→普遍的メッセージの中に、当時の社会情勢を盛り込み、なおかつインテリの敗北を描いたことに衝撃。
これに毒されて俺もインテリ嫌いになったし、理性的社会というものが信じられなくなった。
(この理性的社会への(ドイツ観念論と言ってもいいけれど)猜疑心は、地下室で完全に固められる)
一番単純な構図なのに、読み取れる部分が多々あり。その技量にも驚く。口述執筆なのに。
地下室→俺だ−! 俺がいるぞー!
多分ドストは、基本的に、自分の主人公が嫌いなのではなかろうか。特に投獄後。
>>556(心?)
>地下室→俺だ−! 俺がいるぞー!
笑った "お前さま"もか〜! 嘗ての自分を其処に見出しているよ 再読できるかわからないが・・・
558 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/27(土) 05:46:52
>>556 カラマーゾフと言えばゾシマの腐臭
これは未だにわからんが、腐敗した長老制度を暗示しているのだろう…
559 :
吾輩は名無しである:2009/06/27(土) 07:07:08
>556
口述筆記は「賭博者」ではなかろうか・・・
>>558 長老制度の疑問か、再読の時に参考にします
臭わない聖人君子と違い
腐臭漂うゾシマの存在感が強烈で好きなシーンです
腐臭に引くか惹かれるかを読者とアリョーシャに迫り
美しい理想を求める気持ちを忘れずに
現実に起こる困難を乗り越えろというメッセージ
その遺志をゾシマは遺体から発していると感じました
ドストを最初に読むとしたら、どの本がお勧めですか?
ベタだけど、「ステパンチコヴォ村とその住人」かな
なんでやねん
>>561 地下室の手記
理由はなんか厨っぽいから。
ニーチェの後に地下室を読め
>>564 ありがとうございます。それを読んでみます。
>>565 ニーチェは『道徳の系譜』と『ツァラトゥストラ』は読んだことがあります。
567 :
吾輩は名無しである:2009/06/28(日) 01:12:24
ドストはただでさえ覚えづらいロシア名(しかも長い!)の登場人物がいっぱい
出てきて、おまけに一人で2つ3つ名前の表記使うので(苗字だけとかファー
ストネイムだけとか愛称とか略称?とか)ちゃんと数えたことないが多分全部で
20個くらい名前出てきて、しかも前半ちょろっと出てすぐ消えて中盤とか後半に
お前誰だよ??って奴が当たり前のように出てきて出番が増えたりとごちゃごちゃ
ややこしいことこの上ないので、大変読みづらい。
だから自分も最初に読むなら「地下室の手記」をオススメする。薄いし。
長編読む時はメモは必須。(登場人物をメモる)
自分の場合はね。
やっと悪霊面白くなってきたよ。
最初の、社交界の俯瞰図はきつかった・・・ (´;ω;`)ブワッ
569 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/28(日) 19:39:57
アレクセイをアリョーシャと呼ぶのは好きではない
アレクセイもまたカラマーゾフだから
570 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/28(日) 19:41:47
571 :
弧高の鬼才:2009/06/28(日) 23:03:17
白痴 それからカラマーゾフの兄弟 そして白夜
終了
死の家の記録から遺作までを著作順に読んで残りは気分次第もありかと思う
『外套』と『貧しき人びと』は読んでおかなくちゃ駄目!
じゃないと、とんでもない読み間違いを犯す恐れがある。
地下室とカラマーゾフだけでドストのほとんどは入ってると思うけどな
ドストにも「外套」という作品があるんだっけか?
「貧しき人びと」はどこがいいのか、正直わからん。
「新しいゴーゴリが登場した!」なんて感激するほどの傑作かしらん?
まあ、文芸評論の大家ベリンスキーが、これを一読して、
「君は偉大な作家になれる」と予言し、実際その通りになったんだから、
文句のつけようがあるはずもないんだが、どうも釈然としない。
ドストと言えば、まずは「罪と罰」からというのが王道だと思うがなあ。。
576 :
吾輩は名無しである:2009/06/29(月) 07:39:09
ドストエフスキーの作品は上巻の最初のほうが退屈
長編の話だが
577 :
弧高の鬼才:2009/06/29(月) 10:45:36
カラマーゾフの兄弟の最初もかったるいね。
長老のあごひげは楔形状だった。
だけでいい。
578 :
弧高の鬼才:2009/06/29(月) 12:52:24
キーワードはニーコンと予定説そして癲狂病みだな。
プラス原稿料
579 :
吾輩は名無しである:2009/06/29(月) 15:52:19
終末論(しゅうまつろん)は、歴史には終わりがあり、それが歴史
そのものの目的でもあるという考え方。目的論という概念の下位概念。
社会が政治的、経済的に不安定で人々が困窮に苦しむような時代に、そ
の困窮の原因や帰趨を、神や絶対者の審判や未来での救済に求めようとする
のは、どこの文化でも宗教一般に見られ、ユダヤ教からキリスト教、イス
ラム教、ゾロアスター教といった一神教においてのみならず、仏教などの宗
教などにおいても同様の考え方がある。しかし、終末ということの基準を、
個々人の死の意味ではなく、民全体にとっての最後のとき、民全体に対する最後の審判と義人選別救済のとき、
とするならば、終末論は本質的に一神教のものである。
ほう
581 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/06/29(月) 22:21:05
ヤコブの手紙を作者がどのように曲解してイワンという詭弁家に反映したか、がミソだよ。
小説:新しい言葉で読む『罪と罰』 高村薫さんと亀山郁夫さんが公開対談来月
◇来月12日、大阪市中央公会堂で
世界文学の最高傑作の一つとして知られる小説『罪と罰』。
亀山郁夫さん(東京外語大学長)が新しく翻訳し、光文社古典新訳文庫で完結するのを記念して、
作家、高村薫さんと亀山さんによるトークセッション「新しい言葉で読む『罪と罰』」(毎日新聞社主催、光文社後援)が7月12日午後2時から大阪市中央公会堂(北区中之島)で開かれる。
『罪と罰』(1866年)はロシアの文豪、ドストエフスキーの代表作。ペテルブルクの裏町が舞台だ。
貧乏な学生、ラスコーリニコフは病気に苦しみながら、選ばれた人間は社会の道徳的規範を踏み越える権利を持っているという理念に至り、金貸しの老いた女性を殺してしまう。
ところが、罪の意識に苦しみ、孤独の中でおびえる自分に気づき始める。
酔っ払いの小官吏、敏腕の予審判事、自己犠牲に徹して生きる娼婦(しょうふ)、自覚的な背徳者、ラスコーリニコフの健康を気遣う友人など、多彩な人物が登場。
殺人犯の心理を追うドラマは、緊張感あふれる思想劇になり、人間の魂のありかを深く問いかける。この作品が文学のなかの文学、小説のなかの小説と目される理由だ。
http://mainichi.jp/enta/art/news/20090630dde018040039000c.html 「新しい言葉」だってさ
583 :
吾輩は名無しである:2009/06/30(火) 21:28:58
新しいもんは下劣だ
古いもんの方がいい
584 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/06/30(火) 22:21:10
亀山さん的にはカラマーゾフ家は淫乱の巣なんだな。
585 :
吾輩は名無しである:2009/06/30(火) 22:40:48
コペイカ対カペイカさ
586 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/06/30(火) 23:09:54
しかし「おキツネさん」ってことば、すごいね
587 :
吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 04:27:12
記事だけじゃ何話してるのかぜんぜんわかんないよね
対談のキーワード周辺の会話誰かうpしてよ
588 :
弧高の鬼才:2009/07/01(水) 09:36:19
天今日病み
俺一応小説好きを自認してるんだけど、
ドストはからきし
カラマーゾフ、罪罰、白痴、悪霊、地下鉄、死の家
全部読了出来んかった
金と時間の無駄だね
ほんとそうだよ
古典っていっても、合う合わないがありますな
二十世紀文学の方が好みというのもありますが
好みばかりはどうしようもないですからね
自分はドスト作品の中でも好みがあるなあ
罪と罰と悪霊は楽しく読めたんだが(本当に最初の最初は難儀したけど)
カラマはきつかったわ
593 :
ここうのきさい:2009/07/01(水) 14:10:25
からきょうは、さしずめ、きんだい ろしあてき じんぶつぞう センサス だね
へ へ へ
カラマは神の話がきつかった
信仰って、俺、曹洞宗なんだけど(本当)って感じで
新潮の上巻の真ん中らへんで挫折したなぁ
白痴は夜に皆で悲惨な?話を順番にして行くとこで挫折した記憶が
どんな集まりだよって、一人でつっこんで。
ただ白痴と悪霊は面白いに違いないと勝手に思ってるので、
いつか読み返そうと思ってる
ドストの作品は読み返すと想像以上に面白かったりするからね
596 :
反吐はるみ:2009/07/01(水) 15:24:06
年齢によって受け取り方、視点が違ってくるので面白いよね。
社会にはルールがあるのでそのルールに外れないように
失礼にならないように「正しい日本語」を話す必要があるんでしょうね。
決してやる気があることだけをアピールしてフロッピーディスクを送りつける
ような失礼なやり方をしたら有名になっちゃいますよ。
597 :
吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 22:02:04
白痴読了。
これは何だろうな。
4大長編の中で疑い無く、再読したいと最も思わせない作品だ。
とは言っても、全く再読したくないというものでもないが。
死ぬまでに一度は読み返すはず、恐らくは。
作者がドン・キホーテやジャン・ヴァルジャンを書きたかったというなら、それは失敗であったといってもよろしいのではないか。
ピクウィックについては読んでいないので分からない。
そもそもにおいてドストエフスキーの書く人物にはドン・キホーテ的性質、ジャン・ヴァルジャン的性質というものが、少なくとも僕には、微塵も無いように思われる。
その性質というのは良い方向にしろ悪い方向にしろ、読んでいるこちらからその人物に干渉してやりたいという心証を起こさせる性質。
この人物には頁を捲った先ではこうあって欲しいという思いを起こさせる性質。
しかしドストエフスキーの書く人物がこの性質を持っていないことは彼の偉大さを何ら貶めるものではない。
598 :
吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 22:18:12
白痴の良さがわからんとは
599 :
ザ・スミス:2009/07/01(水) 22:34:10
>>595 最初に大審問官のところを読んだ時は意味不明だったけど解説よんだあとに
再び読んだらとても面白かったです
600 :
吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 22:44:08
白痴はムイシュキンに焦点を当てれば、色々異論があるだろうと思う。
この作品の究極の目的はムイシュキンを描くことにあるのだから、
彼に魅力を感じなければ、あまり面白くないという感想を持つのも仕方ない。
それはそれとして、ナスターシャの心情に寄り添うという読み方もある。
そうすれば、この作品は万人にとって涙なしに読めない物語ではなかろうか?
603 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/07/01(水) 23:47:32
白夜が最高傑作かもしれないではないか
都会に出てもうまくいかず離島に住むようになるんでしょうね。
田舎でくすぶっているよりハワイかグアムに移住したいです。
605 :
これは間違い↓:2009/07/02(木) 13:37:14
歴史の長いプロテスタントの一派。16世紀のスイスの宗教改革において、チューリヒの
ツヴィングリ派はブリンガーに引き継がれ、ジュネーヴのカルヴァン派との
、チューリッヒ協定による改革派教会の合同が成立した際、教会制度はカル
ヴァンの長老制が採用された。カルヴァンは聖書の権威にしたがって、教会を治める「監督、長老、牧師」を区別しなかったと述べた。改革派の
地下室の手記は、俺のパクリ。
607 :
吾輩は名無しである:2009/07/02(木) 22:59:52
白痴は内容は好きじゃないけどラストシーンはものすごく好き
608 :
吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 00:39:34
非露西亜的自由主義云々のくだりがあるけど
これは今の日本に全く当てはまるね
日本の国益を無視した反日自由主義者連中よ
609 :
吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 01:36:36
白夜はストーカー小説
610 :
吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 02:58:16
こいつの長編は全部二十歳までに読み終わり、当時ははまったのだけど、
40を過ぎてから思い返してもなお胸がドキドキするような作品、
再読したいと思うような作品は一つもありません。
それがどうしてかと考えると、作品のほとんどが巧妙な脳内ファンタジーにすぎず、
当時も今も現実世界とのリラヴァンシーがまったく感じられないからだ。
自分の生活感情と重なるような葛藤とセンチメントはなにひとつ描かれていないのだもの。
主要登場人物は、自分の雄弁に酔いしれて泣き叫んだりひきつけを起こしちゃうような
キティちゃんばかりだし、まったく。
間違いなく、自分の息子に一番読ませたくない作家。
ポルノ小説でも読んでてくれたほうが、無害なだけずっとまし。
いや、本気で。
611 :
吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 03:02:01
本気で(笑)
612 :
吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 03:03:34
お前が(笑)
マイケルジャクソンとムイシュキンが被る
614 :
吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 05:35:33
被らないだろw
ムイキシュンはほお骨出ててオデコで灰色の目が小さい。モンゴロイド系
マイコゥはは虫類系
615 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/07/03(金) 23:13:46
カラマの真の主人公はスメルジャコフだと思うんだな。
ぼくはスメルジャコフがでてくるところだけコピーしてそこだけは何十回も読んでいるが、スメルがでてくるところのドストエフスキーくんの文章力は凡百の作家の追随をゆるさない文学界トップクラスなんだな。
617 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/07/04(土) 00:00:17
ちんちんかゆかゆ
618 :
吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 00:22:48
この不健康な身体はどっちかといったらスメルジャコフっぽい
620 :
吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 00:54:08
光文社のカラマーゾフの兄弟は、インテリじゃなくてそこそこ普通レベルの知性の人が訳したからよかったんだと思う
621 :
弧高の鬼才:2009/07/04(土) 01:02:00
教会なんてのはひとさまのよわみにつけこんだ、そこらにあるような俗企業と同じあくどいビジネスモデルにすぎない。
622 :
吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 01:30:19
↑イエズス会に毒されすぎ
住める男?
625 :
吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 23:41:36
40歳過ぎたおっさんが2chを覗きにくることが笑える 20歳までにとかいう前置きもいらないしね 鼻に付く粗フォーだこと
いや、まじで(藁)
626 :
吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 01:44:50
それは言えてる。
自分は20歳までに読んでおきながら、「子供には読ませたくない。」なんて勝手なことをぬかしているし・・。
要するに現在の自分は「現実に押しつぶされた、想像力のかけらもなくなってしまった人間」ということを露呈しているだけにすぎない・・。
若い奴が外で遊ばずに2chに入り浸ってる方が問題だろ
40過ぎてああいう内容のカキコをする大人にはなりたくないのは確か
629 :
吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 15:27:35
ドストエフスキーの小説は閉ざされた観念の迷宮だ。
外部世界に向かって一切開かれていない。
そこで学びうるものは、何もない。
>>629 おっさん、もう来るなよ。
風俗でも行ってろ。
633 :
吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 20:01:27
風俗なら週に二回はいってますが?
よし!
635 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 07:11:35
引きこもり予備軍の隔離地帯にちょっかい出しなさんなって(笑)
ユトリ脳は議論はもちろん、受け流すこともできないんだからw
636 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 07:43:55
ドストの罪と罰を音読すると1000カロリー消費できるらしいぞ
637 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 12:59:24
出しなさんなって(笑)
なんかむかつく字面。
あんたおそらく普段の会話でもイタイ表現を使って周囲に疎まれてると思うよ。
センスのない人間なんだろうな。
638 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 13:04:12
あんたおそらく普段の会話でもイタイ表現を使って周囲に疎まれてると思うよ。
センスのない人間なんだろうな。
なんかむかつく文面。
>>634 その勢いに感動してしまった。webではなかなかお目にかかれない活気だ。
よし!
640 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 13:40:24
受け流すこともできないんだからw
自分のことじゃねーかよw
641 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 14:26:16
罪と罰を逆から読むと唾と蜜だよ!
お見事!!!
グラスホッパーだっけ
なんかいやらしい題名だな
唾と蜜
白痴まだ読み終えてないけどおもしろい
今イポリートが自殺前に遺書読んでる
アイツは死ぬまでうざかった記憶しかない
646じゃないが今日白痴読み終わった
特にイポリートがうざいとは思わなかったな
これもうざいとは違うがレーベジェフとナスターシャはさっさと死ねばいいと思った
どっちもつまらん上にどうでもいいから
ナスターシャとアグラーヤは
まったくおもしろくない
650 :
吾輩は名無しである:2009/07/09(木) 06:19:55
ナスターシャがムイキシェンを選ばなかったのは、
やっぱ動物的な男としての度量と高尚な精神をそなえたロゴージンの方が
イケメンだったからだろうなあ
やっぱ愛は信仰や崇拝じゃダメなんだよね
ムイキシェンはないわ
ムイシュキン全く勤労してない!!
遺産だけで一生大丈夫なの?
あ ごめん ムイキシェンかwww
ナスターシャがロゴーを選んだのは
ムイシュキンを汚したくないから
と私は思います
ムイタマキン
罪と罰買った。初ドストだ。楽しみワクワク
カラマーゾフ読んだ
なんかこれ、ショタっぽくない?
女性が全く魅力的に描かれてないけど、ドスト先生は女性嫌い?
ともかく、アリョーシャの少年時代に萌えてしまったよ
リーズちゃんはヤンデレ可愛い
>>656 よくある青春漫画のような単純な女が出てこない
ドスト先生は女を理想化して描かない
女の執念深さと嫉妬深さをこれでもかと細かく書く、そこがいい
>>656 『死の家の記録』も読むべき
アリョーシャのモデルがでてくる
>>655 俺も初ドストは罪と罰。刑事コロンボの感覚で読んだな。
全然理解してないってことなんだろうけど。
罪罰とカラマは上質ミステリー
うちの悪霊は、スタブーロギンの告白が抄訳になってるんだよなあ。
こういうのは困る
うん
女性を魅力的に描こうとしてないね
ウザ過ぎて笑える女性もいないし
ラノベでも読んでりゃいいんじゃねぇの?
ドストはバルザックが好きだったらしけど、デュマは読んでいたのかな?
筑摩の全集(小沼訳)にはデュマに言及している手紙とかは無かった気がするが。
白痴とかは明らかにパロディだよね
何のパロディだよ。新約聖書か?
椿姫
九等官ってロシアの公務員の立場ですよね。
私は公務員には興味が無く公務員試験も受けたことが無いですが
ロシアの九等官はなにか試験があるのですか?
古今東西公務員は小説のネタになりやすいのでしょうね。
パロディじゃなくて
コメディって言いたかったんだよ
たぶん(;ω;)
椿姫はオペラでしか見たことがない…
ヴェルディのリゴレット(ユゴー原作だったか)で罪と罰ってセリフが出てきたので気になった事がある
673 :
吾輩は名無しである:2009/07/14(火) 18:54:44
>>658 確かに。
ドストエフスキーの描く女、特に下町風情のDQNっぽいおばちゃんを描写させたら
天下一品だよな。
ヒステリックに荒れ狂ってるサマは、本当に目の前でウザイおばちゃんが喚き散らしてるかのような
臨場感がある。
昔、俺の子ども時分なんかは、あんな感じの長屋住まいのおばちゃんがリアルに居たもんだが、
果たして、今の日本であそこまでDQN丸出しのおばちゃん達って居るんだろうか・・・。
『この穀潰し、外道、人非人、卑怯者、能無し、甲斐性なし、くたばり損ない!
おや、なんだい? その顔は? まさか文句があるってんじゃないだろうね。え?
さあ出ておいき! 今すぐ出て行くんだよ!! 出て行けぇぇぇええ!!』
なんて具合に、もう、これでもか!ってくらいの罵詈雑言を吐かせてる。
こんなキャラを日本の女優にやらせるとしたら、誰だろう・・・。
なんとなくイメージしてしまうのは、室井滋とか、柴田理恵あたり。
泉ピン子はちと違うかな・・・。
674 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/07/15(水) 06:31:37
下町・ヒステリックの意味すら理解できないときたか…
>>673 ドストはゆとりが読んでも時間の無駄と思われ
何冊読もうが到底その言わんとするところは理解できないだろう…哀れ
675 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 07:11:56
別に的外れな事言ってないと思うけど?
ドストを高尚だと思いすぎてるんじゃないの?
神、哲学と語ってる割に、醜い茶番劇があったり悪口の羅列があったり、
そういうスタイルを通してドストは無神論を主張してる訳だから、
神も仏もないようなDQNのオバチャンとか貧乏人のクソガキなんかがよく登場するのは当然で、
それが華だとも言えるよね?
676 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 08:39:11
お前も孤高のアホ気取ってないでちゃんと読めよ
677 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 08:58:46
かなり好きだわ
678 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 13:32:35
今晩8時BS-hiで亀山ドスト
後半は来週
679 :
吾輩は名無しである:2009/07/15(水) 17:09:03
hiは見れないんだ・・・orz
訂正、明日16日だった
今 白痴下巻
将軍が、ナポレオンの小姓だったってホラを
延々しゃべってる
なにこいつ?
>>682 将軍は自分と他人の「ほんとう」が区別できないのです
684 :
吾輩は名無しである:2009/07/17(金) 01:43:06
下劣だわ
ああ下劣だわ
下劣だわ リーザ=ホフラコーワ
686 :
吾輩は名無しである:2009/07/17(金) 19:19:03
ドストエフスキーって指に頁を繰らせる力は今まで読んだ作家の中でも随一だけど
だからと言ってじゃあドストエフスキーが好きな作家10選とか好きな作品10選に入るかって言ったら絶対入らない
あくまで俺の感じるところだけど
なるほど。それも一見識だな。
その「ドストエフスキー」を「村上春樹」に変えれば、
全く俺と同じ意見になる。
あー俺は逆だわ
689 :
吾輩は名無しである:2009/07/20(月) 12:43:08
罪と罰、新潮文庫版250pほど読んで投げ出したところなんだが・・・
なんか話が横道にそれすぎな印象を受けるんだが・・・
この後面白くなるの?
>>689 止めたほうがいいです。
また時期が来るのを待ちましょう。
>>689 つまんないなら止めていいと思う
面白くない小説読んでもしょうがないし
かといって後半になにか真理らしいものがあるとも思わないし
白痴よんでいますがなんであんなにマリィはみんなからいじめられたんですか?
臭いからだと思う。
>>692村に来たフランス人に犯されて、貞操を失ったから
695 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 17:35:25
なんだかよくわかんないけど、俺的にドストエフスキーはスゲエよ!!
特に臨場感あふれる情景描写は天才的!!
696 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 17:36:13
ゴーゴリの影響
スゲエと思ったのはじぶんは、ツルゲーネフだな情景描写。神かと。
つうかで、――あー、これを以てまあ、いわゆるの、…まあね現代文学
なんちゃらなんてのはこのさい別枠としてだが、オブンガクってやつが、
完成してしまったのだなーなんてことをまで。その知性をも含めとまれ
じぶんにはね、非常にしっくりときたっつうか。
ドスト、またはゴーゴリのその、こういった云いかたをするならばだが
「努力」にもそれを帰することの出来る部分はしかし、彼らの本質ないしは
真の特質とはまた違うのではないか。ぷるぷるぷる〜(ドスト)だったりの、
むしろね、その身体性にこそそれらは求めうるような気がしてるんだが。
ゴーゴリも。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000363/files/47043_34789.html
ヘンッなね、短絡つうのかショートカットやら意味の転移をじぶんは、
彼らのうちには感じてしまう。論理性が乏しいっつうか。
そうしてまたそういった特質をじぶんは、意識的なもの、「試み」として
読みとることに対しては違和感を感じる、感じているんだって話なんだが。
テキストはテキスト、でむろん良いとして。
699 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 21:27:29
俺は本なんか今までほとんど読む気しなかったけど、テレビとかでドストエフスキー凄いよ、ガチで、みたいなこと聞いて、何気に買って読んだら、ガチでいいなって思ったよ。マジほんとにスゲくね? ドストエフスキーって。
700 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 21:29:38
DAIGOの真似?つまんねーんだよバカ
701 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 21:49:04
700
人のことバカっつう奴は、もっとバカだって昔ばあちゃんが言ってた。
とにかくドストエフスキーは天才!! これガチ。
ふむ
実にいろんなひとがいますねえ
703 :
ザ・スミス:2009/07/22(水) 03:16:33
罪と罰読んだ。
ドグラ・マグラ挟んで
次はカラマーゾフ読むね。
>>694 レイプなのにあんなに酷くいじめられたの?
昔こええ…
今でもレイプされた少女が死刑になるって聞いたりするけど
カラマーゾフも罪と罰もつまんねええええジャップには合わないよ
白痴のムイシュキンたんが始めにナスターシャに振られるとこまでのみ面白い
じゃあ他には何が面白いんだ
白痴のムイシュキンたんが始めにナスターシャに振られるとこまでのみ面白いんじゃね?
新潮の罪と罰を衝動的に買ってなんとか最期まで読んだんだけど、しんどかったなぁ。
日本語の文章がとにかくダメだったな。これはドストのせいなのか訳者のせいなのか?
訳者のせいだと思いたい。カラマも最初のほうを読んだけどこっちも文章がつらい。
ついでに新潮の紙は光がテカテカ反射して読みづらいね。
亀山訳の方にすればよかったかも。買い直すか。
>>689 そこまで読んでつまらなければ多分最期までつまらない。
自分も途中でつまらなく感じたけどなんか気になるので最期まで読んでしまったがw
結局最期までつまらなかったけど後悔はしていない。
710 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 19:15:30
ある意味ドストエフスキーかっけえよ。マジで。
確かに長いの読んでると、もういい加減にしろよ!! つって怒鳴りつけたくなる時もあっけど、結局この人はたくさん喋りたいんだな、登場人物の口借りてテメエの腹ん中で考えてること徹底的に吐き出したいんだな、て感じる。
よく作文とか面接とかで『要領よく簡潔に!』みたいなこと言われっけど、この人そんなの関係ねー!状態じゃん。
長げーよ!!って言われようが脱線しようがお構いなしで『今、俺が話してんだよ。聞けよ!』っつう感じで読者にちっとも媚びてない、つうか。
そこんとこの熱い感じがドストエフスキーの人気なんじゃないのか?
ドストエフスキーは熱いオヤジだったんだよ。多分。
ハッピ!ハッピ!ハッピー!
712 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 20:03:38
713 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 20:11:43
つか、あと長ったらしく喋る登場人物ってだいたい決まってんのな。
ラスコーリニコフとかスタブローギンとか何気にカッコいい奴はあんま長い話ししないけど、どことなくドキュソ臭いキャラほど語りが長い気がする。
貧乏臭い奴とか、飲兵衛とか、昔偉かったけど今はドキュソとか、あと退役軍人つうのがよく出てくるけど、こいつらもよく喋りたがるんだよな。
>>713そうか?
イワン・カラマーゾフなんかプロとコントラの章の間喋りっぱなしじゃん。
そのテの駄目キャラはリアルに酔っ払いがくだをまくような調子で喋るからうんざりするだけじゃないの?
715 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 20:32:11
俺ぜったい小説とか読まねーって思ってたけど、ドストエフスキー読んでガチで良かったって思うよ。
やたらクドクド喋りたがる変な登場人物って、もしかしたら俺みたいな奴なんかな・・て思ったりな。
あいつら結局ダメ人間で寂しいんだよ。
自分の話しを聞いて欲しいんだよ。だから公爵とかアルカージイみたいな人の良さげな人間に安心して、自慢話したり、挙げ句の果てに妄想オナニー話聞かせたりするんだよ。
けどドストエフスキー、ガチすげえのは、そういう連中に好きなだけ喋らせておいて、実はそういうことがどんだけ恥ずかしくて、情けないことなのか、読者にそこはかとなく伝えてんだよな。
ドストエフスキー読んでから、キャバとか行っても女の子に得意んなって妄想話しなくなったし、仕事でいつもテメエの自慢ばっかする先輩みても、あんま頭に来なくなった。
世の中が嫌な奴、世間に認めてもらえない奴ほど俺話ししたがる、つうのが分かってカッコ悪くなったから。
つうか、ドストエフスキーって普通に神だろ。
アリョーシャたんとかムイシュキンたんは一家に一人欲しくなるもんな
717 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 20:47:31
714
スマソ。カラマーゾフめっちゃ長くてあんま覚えてないけど、確かにイワンもいっぱい喋った気がする。
けど俺的にイワンが言わんとしてること難しくてあんま分かんなかったけどな。
つうか、イワンの話しが長かったっつうのを覚えてないのは、その話がイイ話だったからなのかも知んない。 学校で先生の話しおもしれえと短く感じるじゃん。
てか、イワンのしゃべくりは何かの『講義』みたいな感じがして、酔っ払いとか老公爵とか、金持ちの奥さん達と違って、なんぼ話長くても結構付き合える。
718 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 21:55:55
716
どっちも癒やし系だからな。
てか、職場にアレクセイとか公爵に被るようなキャラの人間って結構居るよな。
719 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 23:01:43
ラスコーリニコフのような思想は国レベルになるとナチスとかになるってことなのかな。
つまり質屋の婆さん殺しがホロコーストになるってわけ。ヒットラーはナポレオンになろうと踏み越えちゃったんだよな。
720 :
ザ・スミス(白):2009/07/23(木) 23:23:58
亀山先輩の次の翻訳出版…
『悪霊(あくりょう)』というのが超(ちょー)ウケる!!
大爆発!! 大爆笑!! のオンパレード間違い無し!
3冊位買おうかな
>>719 たしかに
ヒトラー「アーリア人は超高尚な人間でワグナーのオペラの題材のような超人だぜ!」
ヒトラー「そしてユダヤ人は俺らから金ぼったくってるよ!ユダヤ人といるとペストがうつるし!←根拠なし」
ヒトラー「ユダヤ人みたいなシラミから金を奪って天才なアーリア人がドイツを立て直そう!」
卍「ハイル!ヒトラー!バンザーイ!救世主!」
本当にヘボな解答だな
スローガン連呼が効果あること実証したんだよな
>>721 ナチスの選民思想はあくまで市民を先導するための建前だけどな、
ヒトラーは大衆(常人)というものをよく知っていた。あくまで目的はユダヤ殺し。
罪と罰の中でも「ユダヤ人」という書かれ方がちょっと目立ったが、
ただ金貸しの婆さんを殺すって話じゃないんだよね。
第一次大戦後の過酷な賠償がドイツ国民を反ユダヤ主義に走らせたのは間違いない。
ドイツ国民が思想的に同意してヒトラーに従ったわけでもないし。
間違った解答ではあるけど、戦勝国側にとっては重い解答だね。
725 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 22:21:48
『罪と罰』にソーニャっていう女出てくるじゃんか?
ラスコーリニコフとソーニャのやりとり、あれ感動すんな。
あそこまで癒やし系の女ってリアルに居るんかな?
結局、なんぼ粋がってたって男は一生子どもなんだな、て罪と罰読んで思ったよ。
厄介なこととかあると、ワケわかんなくなって酒飲んだり、暴れたり、悪いことやったりしてな。自分で自分をどうしようも出来なくなる。
そん時に、彼女なんだけど、実は母親みたいに俺のこと何でも知ってて、無条件に愛してくれて、悪い面から何から全部丸ごと受け入れて許してくれるみたいな。
ラスト近く、ラスコーリニコフがソーニャんちに行くんだけど、重大事件起こしたガクブルの男が最後に女んとこ行くってありがちじゃん。
>>710 >長げーよ!!って言われようが脱線しようがお構いなしで
>『今、俺が話してんだよ。聞けよ!』っつう感じで読者にちっとも媚びてない、つうか。
>そこんとこの熱い感じがドストエフスキーの人気なんじゃないのか?
なるほどそれがドストエフスキーを気に入るかどうかのポイントかもな。
そしてまさにそこが俺の嫌いな理由なんだと思ったw
727 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 22:43:37
ラスト近くのラスコーリニコフは、ソーニャの前だと赤ちゃんみたくなってしまうんだな。
男なら弱い部分さらけ出して、安心して赤ちゃんになっても、軽蔑したり去ってかない頼りがいのある女欲しくね?
つか、ラスコーリニコフにとってソーニャが教会っつうのか、神みたいなもんだったんだろうな。
素の自分出しても大丈夫みたいな感じで。ガチの信頼つうのか、安心つうのか。
ドストエフスキーの小説だと、なんつうのかそういう心の支えみたいな場所つうのか、なんか出てくるよな。 切羽詰まった時はここに行きゃいいじゃんみたいなオアシスみたいのが。
スタブローギンには、チホンの坊さん。カラマーゾフだとゾシマ長老、アルカージイならマカール老人とかさ。
>>727 ラストのムイシュキン公爵は支えをなくした赤ちゃんなのか?
729 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 22:57:55
そんで、そういう立派な人達って、みんないい話すんのな。
読んでてこっちまで癒やされてくんだよ。 今で言ったら不良を立ち直らすことのできるカウンセラーみたいな。
あんなにニヒルで不敵みたいなスタブローギンがチホンの寺に行ったら敬語使って、かしこまって別人みたくなってんだよな。
んで感じたことは、人間って完璧じゃないから弱くてもろいんだ。
一人じゃ生きてけないんだ。どっかで揺るがない、しっかりした支えがないとダメなんだっつうこと。
ドストエフスキーの時代って、それがやっぱ神っつうことだったんだろうな。
730 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 23:07:17
たんてきに言って 長すぎる
長編ではカラマーゾフと罪罰以外は一般には評価されないだろう
カラマーゾフはもちあげすぎだしね
731 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 23:21:03
728
いや、公爵は病気でああなったんじゃなかったっけ?
知的レベルがどんどん低下して行って、意識が普通じゃなくなったみたいな終わり方してたな。
白痴って今の症状でいうとどういうもんだか分かんないけど、『天然』っぽい、つうことだろうな、多分。
こういうのは、もうそれ自体神っぽいと思うから公爵には頑丈な支えは要らなかったんじゃないかと思う。
732 :
吾輩は名無しである:2009/07/24(金) 23:40:19
ドストエフスキーの小説って、長いのんなるとだいたいそうなんだけど、上の方に神様がいて、下の方に問題抱えた濃いキャラ達がいてなんだかんだやってる。
そういう構造っつうのか、お互いのコントラストっつうのか、なんかそういうのが見えてくんだよな。
そんで上の方でヒットラーが出てきたんだけど、ああいう悪い人、てか独裁者みたいな奴に騙されんのは、心の弱ってる奴が変な宗教にひっかかんのと似てる気がする。
神様を信用しなくなって、不安が多くなって、何信じればいいかわかんねくなったから、ヒットラーをカリスマみたく思ったのかも知んないな。
ドイツ人はヒットラーを神様みたく思っちまったのかも知んないな。
そんなこと当たり前田のクラッカーなんだが。
何かイタいのがいるね
>>732 神様に祭り上げたり引きずり降ろしたりする話なら世界中にいくらでもある。んじゃね?
ヒットラーはどうでもいいからドストエフスキー作品が何でカッコいいか考えて教えれ。
736 :
吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 00:11:56
735
俺的にドストエフスキー神だろ? って言えんのは、本の中に俺みたいな奴、俺と似てる奴、『あ、これ俺じゃん』みたいなキャラとか、そういうシーンが出てきたり、『あ、これアイツじゃん』みたいな俺らがよく知ってる他人が出てくるから。
で、なんでこれがスゲェって思えるかっつうと、『ドストエフスキー、よく見てんじゃん。観察してんじゃん』つうこと。
貴族で、世界中でスゲって言われてんだろ?この作家。こんな凄い人が、ありふれた、どこにでもいる貧乏人とか、DQNの考えてることとか、起こしそうな行動とか、よく見抜いてるな、てとこが感心する。
あと、俺らが普段気づいていないんだけど、実はそのことによってイライラしてたり、なんかモヤっとしてたりすることを、登場人物の口から巧みにズバリ言わせて、『言われてみれば、確かにそうかもな・・』みたいに心のシコリを取ってくれるみたいなところかな。
737 :
吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 00:23:35
あと、ドストエフスキーでスゲって思うのは、何と言っても、まるで目の前でそれが起こってるかのような迫力ある臨場感な。
映画とかない時代だから、相手の顔の形とか、部屋の造り、模様、まわりの様子まで手に取るように丹念に描写してる。
それが、読んでるうちに俺らもアリョーシャと一緒にゾシマ長老の寺に行ったり、ドミトリーの裁判を傍聴してるような錯覚に導くんだよ。
その顔、声のトーン、環境、飛び出す絵本みたいにハッキリ見えてくっとこがスゲくね? マジに。
そういう君は小説にでてくるようなどうしようもない語りたがりの酔っ払いのようだ。
739 :
吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 00:26:21
ドストエフスキーは、確かに貴族だけど貧乏なDQNでもあっんだよ
文学者ってみんな割とそうじゃん。
>>737 まるで目の前でそれが起こってるかのような迫力ある臨場感
でも悪霊で殺し合ってるバカ達の殺し合いってチョー間抜けな感じだし。
742 :
吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 00:41:27
739
刑務所行ったのは知ってるけど、DQNはマジっすか?
俺は、ドストエフスキーって聞いただけであのDQNなキャラ達を思い出すんだよ。
いい味出してんじゃん。みんな。
恥ずかしい奴とか悪党とかズルい奴らが出てくる小説ほど印象に残ってんだよな。
主人公があんまり善良だったり、アクが強くないとその分ドストエフスキーの小説の印象が薄くなる。
俺的に、白痴と未成年がそうかな。
白痴は最初と最後はドストでも大分濃いとこだと思うけど
ムイシュキンたんが純真なだけにね
744 :
吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 06:42:16
恋人をライバルからとろうとして殺意抱くとかはDQN的側面だよね
でも多面的な人だから、ワルワーラ夫人を書いたと思えばスヴィドリガイロフを書き、
アリョーシャを描ききったりする
白痴読み終えました
美貌の三女がうざつまらなすぎ!!
でも総合的には好きな作品
746 :
吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 21:19:08
白痴の公爵みたいなキャラ俺の職場にも居たな。
そいつは少し知的に障害のある奴だったけど、マジいい奴で絶対人の悪口とか言わなかったし、朝一番早く出て来てたし、なんかそいつのそばに行くと癒やさるんだな。
職場でもそいつにはパシリとかぜんぜんさせなくて、大事にされてた。
公爵みたくみんなから愛されてたんだよな。体弱かったけど。
で、そいつは色が白くて痩せてて、男なんだけど女っぽいところがあった。
公爵もなんかそんな感じなんだよな。
747 :
吾輩は名無しである:2009/07/26(日) 21:34:52
ドストエフスキーに出て来る公爵とかアリョーシャとか見て思ったのは、なんか中性的で、あっちの方はどうだったんかな? て思う。
アリョーシャは坊さんになったんであれなんだけどな。
アリョーシャは坊さんになったんじゃないぞ。世俗に出なさいと
長老に命じられた。続編では結婚して(誰とかは分からんが)、
あっちの方も普通だったろう。
問題はムイシュキンの方で、こちらはアグラーヤやナスターシャと
結婚したとしても、全くあっちの方はなかったはず。アグラーヤの
両親がそれを予想して戦慄する場面がある。
ラスコーリニコフは藤原竜也
金貸しのおばちゃんは細木数子
リザベータは和田アキ子
ソーニャの父は何故かドストエフスキー
スタブローギンは玉木宏
足が悪いマリヤは上野樹里
ステパンは竹中直人
マトリョーシャはスケートの真央ちゃん
ナスターシャがポニョのリサの声優やった山口さん(名前忘れた)
アグラーヤはガッキー
そしてムイシュキンがなぜかテノール歌手のパヴァロッティで見事に再生されるwww
パヴァロッティって黒髪なのに
だれもんなこた聞きたかねぇ
金貸しのババアって痩せぎすじゃなかったっけ
752 :
吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 10:27:45
ラスコーリニコフ→藤原竜也
スタブローギン→玉木宏
最近の邦画を観すぎw
ラスコが藤原ってのはデスノートのアレか
悪霊のキャストが何故のだめカンタービレなんだ
藤原竜也ってノーテンキなイメージあるわ
藤原竜也は地元じゃチンピラのクズだから勘弁してくれ
あいつが戻ってくるとすぐなかまの奴らが騒ぎ出して困るんだ
757 :
吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 15:14:01
>>754玉木宏はMWのイメージなんじゃない?
あとは玉木の代表作ってことで適当にのだめからもってきたんだと思う
あれ?ドストスレと思って来たけど
まちがったみたい(´・ω・)
わざとらしい芝居はよしたまえ
ドスト読み終わったあとは頭の中の考え方がかわる
かわっるてか文体に影響受けただけだがな
いつもは使わない癲癇とかてをうちならすとかいう表現を無理やり使ってしまうようになった
ウラーは今でも酒飲むときに思わず頭の中で叫んでしまう
761 :
吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 18:24:09
くどい文章を書くようなる
↑「に」が抜けてた
ドスト読んだ後に漱石読むと悟りが開けてくる
もう文章はなにがなんだかいみふまい
夏目漱石がドストエフスキーの作品を生かした部分をみつけると面白いよな
ドストの主張と漱石の主張の重なる部分をみることで真実が見えてくるみたいな
こころの手紙とかスタブローギンの告白が元な気もする
どうでもいいけど三四郎の中でもラズミーヒンみたいな奴がでてくるな。
しかし漱石はあの程度のNTRやNTLフラグであの悩みぶり
ドストなんてょぅじょのレイプですらあの開き直り方
なんの作品だっけ?
「悪霊」だろ
769 :
吾輩は名無しである:2009/07/28(火) 23:04:24
レベジャートニコフは法で縛られない自由婚を認めているのになんで娼婦のソーニャと同じ屋根の上に住みたくないって言ったんだ?
新思想でもフリーセックスは認められないということなのか?
恥ずかしかったんだよ
771 :
吾輩は名無しである:2009/07/29(水) 05:54:04
実際カテリーナさんとグルーシェニカはどっちが人気あんのかね??
おれは後者派だが。
どう考えても後者
俺も後者
グルーシェニカみたいな女は・・・・・・嫌だ。
グルーシェニカたんに言葉攻めされながら手コキされたい
カテリーナ好きな奴なんかいねぇよ
では、ソーニャとドーニャでは?
ソーニャ好きはロリコンもしくはマザコン
ドゥーニャ好きはシスコン
基本的に好きなのはナスターシャだが
統合失調症(?)のマリヤにチンピクする瞬間がある
ドーニャは美形、ソーニャは醜女って、描かれてなかったっけ?
醜女というレベルなのはリザヴェータとラスコの婚約者くらいじゃね
ソーニャは「お世辞にも美人とはいえないけどいい顔してる」程度の描写
ドゥーニャは受け口(今でいうアヒル口?)以外は欠点のない美形
ロリコンのオレはネリーがいればいい。
じゃあラズミーヒンは俺が掘ります
784 :
吾輩は名無しである:2009/07/29(水) 23:28:13
ラスコリにコフ いしだ 壱成
ラズミヒン 香取しんご
ドぅーニャ 長澤まさみ
スウィドリガイロフ 竹中直人
ラスコの母
ルージン
金貸しばばあ
リザベータ
下のほうだれかたのむ
ラスコリニコフ 木村拓也
スヴィドリガイロフ 香取慎吾
ラズミーヒン 草g剛
ルージン 中居正広
ポルフィーリィ 稲垣五郎
786 :
784:2009/07/30(木) 00:58:59
大事な人物忘れてた・
ソーニャ 綿矢りさ
ポルフィーリィ 堂本つよし
マルメラードフ 西田敏行
カチェリーナ 若村麻由美
ルージン 渡辺 謙
芸能界の癌のジャニタレとかいらんから
大竹しのぶのラスコーリニコフは見てみたかったな
スヴィドリって美形なんでしょ?
スヴィドリガイロフはロシヤ的巨漢でないと困る
791 :
吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 15:42:20
脚本:野島伸司w
792 :
吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 00:12:40
>>777 マルファ・ペトローヴナのことも時々でも良いから思い出して下さい。
793 :
吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 00:16:39
※ネタバレ注意
カラマ読み終えた、が!どうしても納得いかん部分があった、へ、へ
なんでスメルジャコフは首吊ったんだ?
どう考えても自殺するような玉じゃねーだろ奴は
イワンが証言しないことも確信してたくせによ
導き出される答えはおのずとひとつ
イワンが殺った(悪魔のせい)か?やっぱり
イワンにがっかりして世の中に絶望したんじゃね
へ、へ、へ!
フョードルに呪いころされたのさ
>>794 たいていの批評本にはその部分は書いてあるから、なんでもいいから手にとってみ。
簡単に答えを出せるものではないし、簡潔に言ったとしてなかなか納得できるものではない。
ケルレル君やっておしましなさい
アグラーヤ : 矢田亜希子
800 :
794:2009/08/04(火) 11:53:59
>>795 世の中に絶望する玉じゃねーと思うが
イワン自体が最近になってジャコフの前に顔見せたわけだし、
イワンに急激にそこまで入れ込む描写もないし
>>796 あの俗物がオカルトがかってるとは思えんw
>>797 とりあえず読めっつーから古典新約の別冊読んだけど
それにはイワンに裁判でバラすと脅されたから自殺って
書いてたが、そりゃねーだろ…
証拠何もないから有罪にならんし
町じゃすでにジャコフ犯行説が噂されてるから
今更名誉が傷つくわけでもないし脅しくらいで
何でスメルジャコフ様が死ななきゃならんのかさっぱり
とりあえず他の探して読むか、ちぇっ
ジャコフは
フョードルのことも
自分が生まれてきたことも呪ってたから
殺して自殺したんじゃね?
ところで地下室の手記
数年ぶりに読んだんだけど
『人間が気まぐれや、しよくに支配されてる』
とか、当たり前のことをぐだぐだ言ってる
>>801 それだとタイミングが変じゃね?
犯行後だいぶ経ったイワンと三回目のすぐ後ってのは…
なんかイワンとの会話の中に原因あったんだろうけど
「誰にも罪を着せぬため自ら進んで命絶つ」
って遺書がわからん、ミーチャが罪被ってシベリア行きになりそうなのにどゆことよ?
この場合の罪はジャコフ流のレトリックなんだろうけど何の罪のなんだよ
ジャコフは生きてること自体が罪なのか?
はっきり書いとけよジャコフさんよー
まさかイワンが偽装して遺書書いたんじゃねーだろな
ジャコフは身なりに気ぃ使ったり部屋の模様替えしたり
なんか直前までフランス語?勉強してたり
生への願望っつーか未来?への願望がありありと見て取れたんだけどなあ
生きてることが罪ならリーザみたく自虐的になると思うが違うのかよ
>>804 あジャコフにそんな一面がありましたか
かわいいやつだね
イワンに入れ込んでたでしょ
>>804 それはみんなイワンに認められたくてやったんじゃなかったか
808 :
サー・スミス(英):2009/08/04(火) 21:36:32
人間は我欲に従って生きる…なんて発想は一般的ではないよ
既に
>>802は若い時分から、ドストエーフスキーに
深く強く影響を受けているのに気付いていない、と思う
勿論、利己主義を乗り越えているのかも知れんが…
あの、きっちりは覚えてないんですが
ジャコフに未来への願望とかは
見て取れなかったんですが
読みなおした方がいいでしょか
810 :
吾輩は名無しである:2009/08/05(水) 14:56:19
二・二六における天皇と青年将校というテーマは、ほとんどドストエフスキーの天才に俟たなければ描ききれないであろうというのが、
私の以前からの独断であった。
それは何よりも神学の問題であり、正統と異端という古くから魅力と恐怖にみたされた人間信仰の世界にかかわる問題だからである。
端的にいえば、それは日本人の魂の世界における「大審問官」の問題にほかならないからと私は考えている。
「英霊の声」の作品評を改めてしようとは思わない。
…問題はこれがある巨大な怨念の書であるということである。
ある至高の浄福から追放されたものたちの憤怒と怨念がそこにはすさまじいまでにみちあふれている。
幽顕の境界を哀切な姿でよろめくものたちのの叫喚が、おびやかすような低音として、生者としての私たちの耳に迫ってくる。
三島はここでは、それら悪鬼羅刹と化したものたちの魂が憑依するシャーマンの役割をしている。
昔から能楽のもつ妖気の展開様式に熟練している三島は、ここでも巧みにその形式を利用している。
橋川文三
「中間者の眼」より
>>794 スメルジャコフは自分を殺すことでイワンを超えたんだよ
今ここで俺を殺してみろよあんたにゃ出来ないだろうがなワハハ
つってたろ
逆に言えば自分を殺すことでしかイワンを超えられなかったんだよ
>>800 スヴィドリにしろジャコにしろ、ドストのあの手のキャラは結構ギリギリのとこで生きてるのよ
みんな何もわかっていないお(;^ω^)ニコッ
スメルジャコフは母の復讐を成し遂げたんだお
それだけを目標に生きてきたんだお
フォードルを殺しミーチャをシベリア送りにし
イワンを廃人にし親子の争いでアリョーシャの心を傷つけた
全カラマーゾフに復讐したんだお
元々母の仇を討ちたかったけど出来なかった
だけど神は居ない全ての行為は許されると
イワンが教えてくれたんだお
念願を果たし母の元へ笑顔で逝ったんだお
何その横溝的展開
スメルジャコフの父親は少なくともフョードルではないっていうのが定説じゃないの
グリゴーリーが父親だっていう説は深読みしすぎな気もするけど
>>815 本物の父親が誰かってことよりもスメルジャコフが誰だと思い込んでるかじゃないかなあ
>>817 というよりも、誰を父親だと思いたがったかだな
となると町をうろつく殺人鬼はないな
そんな父親嫌すぎるw
そんな噂を振りまいたグレゴーリーを嫌って当然
ジャコ「イワン父さん・・・」
821 :
794:2009/08/07(金) 03:06:23
<<813の文に迫力があって驚いた。
俺もそんなに年くってないが、こうして、今でもなおドストからなにかを読み取ろうとする姿がみられるんだなあ、としみじみ。
あえて俺から解釈を加えるつもりはないが、批評も人それぞれだから、なんでもいいから手にとってみ、と書いたのは間違いだったかもしれない。
俺は、米川正夫先生の文章がいちばん馴染むし、解釈も好み。
822 :
794:2009/08/07(金) 03:08:34
どうでもいいが、ジャコ麩と書くと2ちゃん用語っぽい。
ミス。↑の二つは794じゃなく797だ。騙ってすまん。
そういえばカラマスレないのな
>スメルジャコフの父親は少なくともフョードルではないっていうのが定説
知らんかった
フョードルもそこまで鬼畜じゃねえだろ とか
フョードルは面喰いじゃん とか
そういう理由ですか?
826 :
825:2009/08/08(土) 03:38:16
ねえ(´・ω・)
みんないないの?
花火行って寝たの?
質問がアレすぎるだろ
フョードルが面喰いとか言ってる時点で萎えるし
質問する前にちゃんと読めよ
828 :
吾輩は名無しである:2009/08/09(日) 18:16:14
スマソ
813の『スメルジャコフは母のあだを撃って、笑顔で母のもとへ逝った』
ていうくだり、思わず泣いてしまった。
829 :
吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 08:49:47
『罪と罰』の最後、ラスコーリニコフが流刑地で自殺した川って実在するの?
ジャコは母を愛してたかなあ
恥じてたんじゃないかなあ
読書感想文でも書くのか?
>>829 妙なデマ流すな。釣りのつもりだったら最低だな。
>>830 愛することと恥じることは相反するのか?
スメルは自分含め、イワン以外の誰をも軽蔑していると思う。愛とか恥とかじゃなく、あまり母親に興味は無かったんじゃないかなー
ヅカのカラマだとスメが母を愛していた描写があるけどね。
835 :
吾輩は名無しである:2009/08/13(木) 16:20:44
白痴のV、(シチャー)公爵のシチャーってなんだ?
どういう意味があるんだ?
まあこの板に分かる博識はいないか
>>835 ロシア語のЩの古い発音。
あるいはなにかの訛りかもしれないが、前後の文脈が分からないとなんともいえない。
亀山訳?
837 :
836:2009/08/13(木) 18:56:30
ああ、白痴は亀山訳出てなかったのか。失礼。
単なる名前だと思ってたが
米川訳だと表記は「S公爵」で「シチャー」字かなっとはルビでも出ないんだよね
知らずに読んだらアルファベットのSで頭文てカン違いするところだった
クソコテよりはマシ
841 :
吾輩は名無しである:2009/08/16(日) 01:29:16
>>841 できるはずないだろ
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
/)
///)
/,.=゙''"/
/ i f ,.r='"-‐'つ____ こまけぇこたぁいいんだよ!!
/ / _,.-‐'~/⌒ ⌒\
/ ,i ,二ニ⊃( ●). (●)\
/ ノ il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
,イ「ト、 ,!,!| |r┬-| |
/ iトヾヽ_/ィ"\ `ー'´ /
Щ←これシシャー
頭文字がЩの名前の伯爵って事かと
ロシア語かじってたからなんとも思わなかったけど知らないとわからんよな
地下室の手記、笑えました
頭いいくせに、あんなアホな行動
矛盾してると思いません?
思わない。
即レスありがとう。
読み方が浅すぎる
的確なご指摘ありがとう。
でもさ、
自分がどんなに無駄なことに
神経使ったり時間費やしてるか
わかりそうなもんなのに
多分あなたに小説は向いてないと思うよ
煽りとかじゃなくて
そういう言い方しなくていいんじゃないか。
ドストはなぜか小説読まない人でも読むからね。
とくに近年は亀山訳で読み始めてる増えてる。
まあ読書が習慣になると、枝葉というか、核心ではない部分は気にならなくなるものだ。
カタコトふいた。
読み始めてる→読み始める人
小説向いてないですか・・・
人間についてよくわかってる人が
あんなに低俗な言動をするものでしょうか?
人物像にリアリティーはないですね?
って言いたかっただけで
この作品は好きです
中学生か?
レスを読む限りお前には地下生活者の素質ある
10年後にもう一度読んだら
「まさに俺の事じゃねえか」ってなるからそれまで封印しとけ
罪と罰、以前の書き込みにもあったけど
ほんとに冒頭からおもしろいね
主人公が美青年なのも良い
昔は左翼に人気があったと思うけど
今はどういう位置づけにあるの?ドストの小説って
左翼に人気があったんですか???
今は見てのとおり、
読書好きな人なら
たいてい読むであろう位置でござる
詳しくはしらんが、ソ連時代には、反動の書(特に「悪霊」)として、
否定されていたと聞く。逆に、トルストイはあの人道的な言行が
共産主義とマッチすると思われたのか、人気だったそうだ。
ソ連が崩壊し、共産党が凋落してからは、ドストも名誉回復され、
逆にトルストイの方が敬遠されるようになったらすぃ。
ただし、ソ連崩壊後しばらくの話。今はどうか知らん。
日本では御存知のとおり、今も昔も、左翼・右翼関係なく人気。
ふむ
興味深いな
ていうか戦中戦後の日本だとロシア(文学)ってだけでソ連=アカ・左翼だったから
ドストもロシアの価値観で見れば明らかに保守的なのに、初めから読む気もないような連中にレッテル貼られてただけ
翻訳第一人者の江川卓も周りからの圧力(戦後だから直接的な弾圧はないが)を避けるためにそのペンネームを用いたと聞く。
カラマーゾフの兄弟、に関する質問があるんですがよろしいでしょうか?
二度通読したのですがどうしてもわからない部分があるんです。
父親殺しの犯人はスメルジャコフで、彼が3000ルーブルを盗り、隠し持っていたのはわかるのですが、
もしそうだったらドミートリイが最後にひらいたあの大宴会は、なんのお金でやったのでしょうか?
作中では、以前の3000ルーブルの半分を首からさげて隠し持っていた・・・なんて釈明していましたが、
でまかせとして描写されているようにしか思えません。
この部分だけがずっとひっかかっています。
どなたかご教示いただければ幸いです。
867 :
吾輩は名無しである:2009/08/20(木) 16:17:35
以前の3000ルーブルの半分を首からさげて隠し持っていた・・・
が正解です
>>866 宴会で3000持ってた使ってた言ってるのはインチキ店主だけだよ
いやマクシーモフも1万とか言ってたっけ
872 :
吾輩は名無しである:2009/08/22(土) 01:14:42
>>866 あれか?
お守り袋に使った布に関する供述があいまいだったから
疑ってやがるのか?
そんなこといちいち覚えてやしないさ!!
しつけーな何度もコピペ貼んなよ
1回貼りゃじゅうぶんだろ
誤訳本が売れたのはプーチンの国家神話作りのブームに上手くのったから
ユーラシア主義という大義名分を内側から強化するため18、19世紀の古典を見なおす運動が必要だった
ヒットのうらになにかあり、スパ○かもねww
外国語大学が誤訳生産していいの?それを奨励するロシア国家
怪しい 怪しすぎる
サリンの時、匿ってたという疑惑があり自宅に公安が来たのも納得できる
(本人が自慢げに話してたw)
作家の日記
筑摩から復刊ですな。喜
まじかよ。親父の蔵書を借りるのは嫌だったんだ。感謝
881 :
吾輩は名無しである:2009/08/26(水) 00:22:18
運命と言うのがあるのかもしれない。
人間がどんなに努力しても壊すことの出来ないルール。
そのルールを壁と呼ぶ人もいると思う。
そのルールを壊すかルールを運命とあきらめるか。
それが問題だな。
882 :
ザ・スミス(独逸):2009/08/26(水) 00:35:13
自分は何処までも広がってゆく壁なのです… あはは!!!
『未成年』を読んだ時、ヴェルシーロフが自分とそっくりだと思ったのは
俺だけか?
喧嘩してでもその壁を超える必要があると思う。
喧嘩はするべきだよね。喧嘩を嫌がるインポ野朗だけにはなりたくない。
壁を壊す戦いが人生かもしれない。
光文社って潰れるのか?
スレがカオス状態なんだがw
886 :
ザ・スミス:2009/08/26(水) 01:37:15
>>884 喧嘩ってのは戦争時みたいに相手が死ぬ迄やらなきゃ結局意味全くねーよな…
計画的に、合法的にな
あはは!!! …本気になりますよ
14 :吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 23:29:42
想像するに亀山はバフチンを引用しこそすれ、その実ほんの数ページを読んだことがあるだけで、まともに読んだことさえないのだろう。
バフチンをちゃんと読んでいるのなら「ミクロの対話」や「アクセントの移動」「言葉の対話的な分裂」「意識の分裂」を知らないはずはないのだから。
そして、それが「ポリフォニー」の根幹に関わる概念であることも。
おそらく亀山は様々なレベルがあるといいつつ(p200)、ポリフォニーを「多くの声=登場人物たちのそれぞれの思想」と単純に理解しているために間違った解釈をしてしまったのだろう。
(「多くの声=登場人物たちのそれぞれの思想」はポリフォニーのほんの一部にすぎない)
だから、せいぜいが「ポリフォニー精神あるいはポリフォニーの原理=複数の視点による相対化」というくらいのことしか言えない。
しかし一方で、亀山は解題(p253)で「登場人物は、真実のいくつもの層をそれぞれの役割に即して語っている。ポリフォニー性とは、真実のさまざまな層同士の対話ということになる」
という記述もしているのだが、ポリフォニーを「多くの声=登場人物たちのそれぞれの思想(真実)」と解釈しているために、やはり本来のポリフォニー概念を捉え損なっている。
解題(p264)の記述も惜しいがここでも的を外してしまっているように見える。
http://hanemimi.tumblr.com/post/19929520
日本におけるドスト研究100年の歴史をあっさりもっていかれて悔しいのはわかったから、もう亀山スレ単独で立てろよ
891 :
吾輩は名無しである:2009/08/27(木) 00:33:19
まあ亀山はスメルジャコフの1人称を僕と約した人間だからな
なんかいかんのか?ワタクシメにしろとか?
>>890 乙
しかし奴の売名行為には載らない。
しかし翻って考えてみれば、
光文社と云う出版資本の尻馬に乗って(又は乗られて)、
誤訳・不適切訳を満載した翻訳を出版社と結託して何十万部と
世間に撒き散らすとしたならば、その様な所業は上述の能天気な
聖林映画資本の振舞いとその本質に於いて同列の物では有りますまいか。
更に音楽に引きつけて言えば、ベートーヴェンの第五交響曲を薄っぺらな
軽音楽に堕さしめるかの如き行為に成り果てる、と
愚輩は存じる次第であります。
ttp://8913.teacup.com/naknaktono/bbs
本を探してて普段あまり入らない本屋に入ったら
手書きで米川訳の罪と罰を薦めてた
「読書の醍醐味を得たかったら米川訳で
ドストの本当の主張は名訳でしかわかりません」
とかそんな感じ
米川訳好きだから嬉しかった
米川訳は好き嫌い以前に読めない漢字使いすぎ
ゆとり乙
そんなあなたに中村白葉
白葉自身が「ドストエフスキーは私には合わなかった」と言っているのに?
白葉訳けっこう好きだけどな
901 :
吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 17:50:15
>>892 召使が「ぼく」とかありえんだろw
少しは考えろ
902 :
吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 18:58:05
イワンなんかよりスメルジャコフのほうが知性的に勝っていた。
だからスメルジャコフは死をもって神となったのだ。
スメルジャコフはイワンに勝ったのだから。
>>901 なるほど日本的な意味で変えろってことか
>>902 スメルジャコフは気持ち悪い。
痛みを感じない愉快犯タイプでイヤ。
イワンは狂うほどに苦しんだんだよ。
人間的でない知性なんて、知性と言わんだろ。
905 :
吾輩は名無しである:2009/08/29(土) 08:59:01
だからスメルジャコフは神なんだってば。
イワンの中の悪魔を目覚めさせるほどの知性があった。
カラマーゾフの兄弟は最終的にアリョーシャが神に到達する、という結末だったと予想できる。
だからアリョーシャは最終的にスメルジャコフに同調するはずなんだ。
まあ未完で残念だが。
流れぶった切ってごめん
作家の日記復刊のソースください
スメルジャコフが神? 釣りですか?
神どころか、悪魔っぽい。
でも、悪人っていうのとは違うタイプ。
熱くなく冷たくなく、なんかぬるっとしたタイプ。
意外とフョードルがその辺に気がついて、料理の修行に出したり、
正直さを褒めたり、父親らしいことをしてやっていたのに。。。
亀山さんは数日前、「ラスコーリニコフは無罪。全ての犯罪は運命かもしれない」とか、
このご時世、社会派の人たちに正面から受け取られたら危険な勇気あり過ぎる発言。
↑
学長の癖に酷い奴だね。だから誤訳でも謝罪しないんだね。根性悪いね
コンクリの被害者にも同じこといえるのかな?
亀山郁夫氏の『罪と罰』の解説は信頼できるか?
―『『罪と罰』ノート』および新訳『罪と罰』読書ガイドの事実誤認について ―
ttp://www.ne.jp/asahi/dost/jds/dost133.htm
910 :
吾輩は名無しである:2009/08/30(日) 02:03:15
罪と罰を読み始めて、いま下巻に差しかかったんだが
ソーニャが朗読する聖書の内容がよく理解できない
ここはあやふやなまま次いっても大丈夫かな?
912 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 11:59:40
夏休みに読もうと全巻買ったのに、まだ上巻で止まってる→カラマーゾフ
やっぱキリスト教理解が相当必要なのかな
>>912 簡単に言えばイエスが起こした最大の奇跡と言われるラザロの復活
病死して死後四日が経過し、とっくに墓の中にいてもう腐臭すらしているだろうラザロを
イエスが人々の目の前で、その墓を開けさせ
「父よ」私に奇跡を起こさせてくださいと神に願い
墓の中に向かって
「ラザロよ、出でよ、死せし者」
と、呼び掛けると
ラザロが墓から出て来て生き返った
それを見て、これまでにもイエスの様々な奇跡
盲人の目を見えるようにしたり
を見聞きし、イエスを神の子と信じていた人々はますます彼を信じるようになり
またそうではなかった人々も、新たに彼を信じるようになった
という話
また、それを狂信者ソーニャが聖書の言葉そのままに信じて疑わず
感動に打ち震えながらほぼ暗記してしまうほどに何度も読んだその箇所を
神を信じていないラスコーリニコフの前で読みながらも
読むうちにやはり、現にその奇跡を目にしてでもいるように
誰だってこの奇跡を聞けば信じるようになるに違いない
と感激せざるを得ず、ラスコーリニコフはその様子を皮肉な目で見つめ、ソーニャを狂信者だと確信する
以上の話の流れと本文中にもあるように
狭く貧しい部屋で
永遠なる書物(聖書)をともに読んだ殺人者ラスコーリニコフと娼婦ソーニャを
歪んだ燭台の上の蝋燭の燃えさしがぼんやりと照らし出しながら
消えそうになっていた
という奇妙で狂わしいような情景をなんとなく感じ取れば充分かと
地下鉄サリン事件の時オウムを匿っているのではないかと公安がやってきて
2回も家宅捜索されたようですね。公安にマークされてるのですね。流石ですね。
誤訳なんてへのつっぱりでもないですねw
これも運命だから仕方ないで済むのwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
1 :環境破壊ちゃんφ ★:2009/08/19(水) 12:47:46 ID:???0
東京・江東区のりんかい線電車内で女子高校生の口の中に手を突っ込んだ37歳大学生逮捕
東京・江東区のりんかい線の電車内で、女子高校生の口の中に手を突っ込み
けがをさせたとして、37歳の大学生の男が逮捕された。
傷害の現行犯で逮捕されたのは、東京外国語大学3年の37歳の男。
調べによると、男は8月6日、りんかい線新木場駅に停車中の電車内で、
16歳の女子高校生の口の中に、いきなり手を突っ込み、軽傷を負わせたという。
犯行後、男は電車から降りて逃走したが、駅の外にいた駅員に取り押さえられたという。
調べに対して、男は犯行を認め、「昔、婚約していた彼女にふられたのが原因。
これまでに何回かやった」と供述している。
警視庁によると、2009年5月以降、JR大崎駅などでも、同じように女性が口に
手を突っ込まれる被害が相次いでいて、警視庁は関連を捜査している。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00161274.html
918 :
吾輩は名無しである:2009/09/01(火) 10:20:42
誤訳もそうだが、文章が致命的に下手なんだよな
リズム感とか台無し
評論の文章もひどいもんだし
本当に学長なのか?
何でもかんでもSMとかエロ方面に結び付けるのも勘弁してほしい
文章もヘタだしdでもスイーツ(笑)
コレも誤訳も運命だから許されちゃったの?
1 :ゴゴゴ(第八期卒業生)φ ★:2008/09/20(土) 11:32:28 ID:??? ?2BP(6059)
東京外国語大(東京都府中市)は19日、関根彰・前入試課長補佐(58)が05年3月から約50回にわたり、
理事を務めていた学生後援会の会費積立金計約2370万円を着服したとして、同日付で懲戒解雇処分にした。
全額が弁済されたため、刑事告訴は見送るという。
大学側によると、関根前課長補佐は04年4月から、学生のクラブ活動などを助成する後援会の出納責任者となり、
会費を積み立てていた二つの口座から引き出した。
消費者金融への借金返済や競馬に使ったという。今年7月の引き継ぎ時に発覚した。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080920ddm041040122000c.html
921 :
吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 20:21:37
聖書を暗記する暇があったら資格の1つでも受けたほうが復活できる。
私は私だ
ITがいいところは全て理屈がそろっているところ。
変な精神論ではなく科学的というところが好き。
924 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 18:36:04
>>914 解説ありがとうございます。
第5部まで読み終えました。いよいよ最後。
神経質なくらいゆっくり、慎重に、理解できるよう、
読んでるんだが5部終盤のソーニャに罪を告白する所は難しい。
ドストって死人の腐臭が好きね
ここからゾシマ長老の話題禁止
ゾシマ「ぷーん」
アリョーシャ「!」
>>924 最後らへんに変な虫が出てくるけどギョウ虫のことではないよ。
読み終わったら感想聞きたいな。
929 :
吾輩は名無しである:2009/09/05(土) 22:57:20
古典の名作を少しだけ読んだけど
それよりアニメのガンダムの方が人生の教訓として役に立つような
気がする。
友人と同じ部屋に長くおれないくせに、また人への憎しみが増すに連れて
人類愛は熱烈になる。
ってよくわかるよねw
アムロは天然のラスコ、シャアはイワン、リュウはスメルジャコフみたいなもんだろ
Ζ以降の富野は破綻しまくりで糞だが
ランバ・ラルはイリヤ・ペトローヴィチ
ブライトはポルフィーリにしようかな
カイはルージン
俺の適当な感想
カラ兄弟のアリョーシャの台詞はロランの声で脳内再生される
賭博者のポリーナはカテジナさんっぽいな
戦争で立身出世を目論むナポレオンのような人なので
シャアはラスコーリニコフ
セーラはドゥーニャ
シャアとアムロはライバルだがお互いの分身のような一面もあると思う。
ナポレオンのように戦争で出世をたくらむシャアと戦争で悩むアムロ。
分身であることの証拠にアムロがシャアにはじめて会った時アムロは
シャアであることを何故か確信した。
ララァはリザヴェータ
ジークカラマーゾフ
938 :
吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 10:36:25
アムロは人のエゴイスティックなところで悩んでいるんだよな。
それは「坊やだからさ」と言い放てるだろうか?
939 :
吾輩は名無しである:2009/09/06(日) 17:47:23
なんだよ、だれも居ないんだな。
940 :
ザ・スミス:2009/09/07(月) 01:15:17
>>939 オレがいるぜ
イワンがキュベレイだとすればファンネルをそそのかして父親を殺したと言えるね
寝る
941 :
理科男 ◆U7hI4IbI.w :2009/09/07(月) 01:19:28
私もいるよ。
ガンダムネタなんか出すから誰も乗れないんだよ。全くわからん。
てかスミス寝るなぁ〜
あなたはよくKYだって言われませんか
言葉の使い方の間違いを指摘していい気にっていますが
言葉というものは時代とともに意味が変わっていくものです
大多数が本来その言葉が持っていた意味と違う意味でその言葉を使い出した、認識しだしたとき
その言葉はもうあなたが思っているものと違う意味を持った言葉なのです
これは驚きの余り目から鱗なんです
945 :
吾輩は名無しである:2009/09/07(月) 23:19:01
やっぱ悪霊でしょう
946 :
ザ・スミス:2009/09/07(月) 23:30:17
>>941 ガンダムの話のときは「圧倒的じゃないかw。」って言ってれば何とか乗り切れるよ
>>942 言語哲学? ウィトゲンシュタインは『カラマーゾフの兄弟』50回読んでるのか・・・ハンパじゃねえ!!
小説を読んだ時の感想が人によって違うのは言葉の解釈に差異があるから ということだろーか?
>>945 『悪霊』だよね
>>946 小説を読んだときの感想が人によって違う理由は、読む人の立場や性格
が皆違うからでしょう。 なので同じ人が年齢を重ねたときに前と少し
違った感想を持つことがあるでしょう。
949 :
ザ・スミス:2009/09/08(火) 02:15:40
ドストエフスキーって、普通にノワール小説だよな。
で?
ん?
別にっ
953 :
吾輩は名無しである:2009/09/11(金) 17:01:48
自分の生まれ故郷のことを知ることは重要だよね。
ドストエフスキーの小説を読むと故郷のことを知り事実を理解する道しるべ
になるよね。
架空の小説の物語が現実の社会を反映しているように感じるよね。
著作権フリーとは思えぬ価格w
若い頃はすぐに挫折したドストエフスキーも年くって読み直すとなんと面白いことか!
罪と罰は涙涙でした。
罪と罰はマルメラードフが馬車に引かれて、奥さんが狂うところはまともには読めんな。
あまりにも子供がかわいそう
ソーニャも可哀想
おとんの最後に変な格好で前に出れないとか
住民のヒンシュクの目とか胸が痛すぎるわ
僕はラストのラスコーリニコフがソーニャの足元に泣きながら身を投げたシーンで
大号泣でした。あのラストで心が洗われた気がしましたわ。
おれもそのシーン大好きだ
ソーニャがびっくりしたあと笑顔になるのが好き
ドストエフスキーの作品で最初に読んだのは「カラマーゾフの兄弟」
でした。もちろん新潮文庫です。大審問官は正直いまだに難解ですが
イワンがドミートリィの無実を知って「ああ、知らなかった。ドミートリィ
だとばかり思っていたんだ。兄さん!兄さん!ああ!」の嘆きを読んで
全身に衝撃が走りました。
大審問官は高校の教科書に載せるべき
収容所群島に対抗して
蟹工船が精一杯です
「カラマーゾフの兄弟」
新潮社と光文社の新訳
どちらがおすすめでしょうか?
僕は新潮社の訳がすきです。とても読みやすい。
>>965 ありがとうございます。
5巻はちょっと多いし表紙のデザインも新潮社のほうが好きなので
こっちにします。
今度「未成年」読もうと思ってます。新潮文庫で再販してくれて良かったです。
アリョーシャは本当に素晴らしいね
ここにこそ人の本物の愛がある
文庫本の値段上がりすぎふざけんな
年をとったらグルーシェニカの良さがわかった。
かわいいよね。
もうのりピーの話はよせ
なんでのりピーやねん
いや、のりピーを責められるほど俺たちはできた人間なのかあ
974 :
吾輩は名無しである:2009/09/15(火) 23:27:11
出版不況→値上げ→さらに出版不況
日記も新潮あたりから出たら5000円ぐらいかね
ドストエフスキーに飽きたらなにを読んだらいいんでしょうか?
原文で嫁
地下室の手記最高!!
俺はあれ以上の神作品を未だ他のすべての小説で読んだことが無い
どこで話のネタにするのも、地下室の手記、この圧倒的エゴイズムと自意識
全世界を1コペイカで売りとばすほど価値のある一冊
どうでもいいけど訳す人はアクセントのないОの発音をちゃんとさせるべき
どうでもいいなら書くな
どうでもよくないよ!
地下室の手記はそんなおもろいのか。今未成年読んどるから
次はそれにしよ。
もうすでに地下室の手記を題材に3本は文章書いたし、
出版された全部の翻訳も持ってる、世界一の小説
今読んでも、どのページを読んでも、興奮と感動と共感で歓喜する
他の長編(特にカラマ)は夏休みなのに挫折したけど、地下室の手記なら何度繰り返しても素晴らしい
カラマーゾフははじめだるいが中盤から
雪崩式のジェットコースターだった。
つまり中巻から読めと?
好きなように読んでください。
地下室は4番目くらいに面白いけど一番笑えた
『地下室』は笑い飛ばすのが健全な楽しみ方だろうな
俺みたいなコンプレックスの塊、頭でっかちなだけの底辺クズだと変に共感するから危険だわ
笑えるし、共感できるし、意見に賛同できるし、セリフ回しがうまい
こんな破壊力を持った小説を読まされた日には、意識的な怠惰が一番!となる
仕事も学校も家族も全て1カペーカで投げ売って、毎日一杯の茶を平穏とともに飲み続けたい
地下室の手記は21世紀の理性至上主義を警告する神(=ドスト)の啓示
我々の周りで今日もふんぞり返っているやり手タイプどもを啓蒙したい
地下室のわたしが俺の理想の生活です
うん。――ドスト読んでってとつくづくとこう、小説家としての才と、
けれども、ひとの、ひととしての価値その本質であるところの知性とは
全く何の関係もないことを思い知らされる。…てかなんつーかねドスト
エフスキー、その作品を読むたびじぶんが感じるのは、えーっと、
――首を落としたヘビが(いやっ、なんだったら切れたトカゲの尻尾
とかでもいいんだがw)しかしいつまでも厭らしくのたくっているさまを
無理矢理にも、見せつけられてでもいるかのような、そんなおぞましさを。
大げさに云えば、だけどね。
――その意味でもだから、じぶんがしばしば思うのは、
手放しでこういったものを賞賛の出来る人間のそんな「弱さ」ということを。
あるじゃん? こんな言葉「悪に強い者は善にも強い」。――がじぶんは
思うのだが、それはけれども本当の意味での、勁さなのか? なーんてね。
読みにくいよハゲ
漢字を使え
罪と罰、新潮下巻の裏表紙に作品の概要に
「ついに自らを方の手にゆだねる」と書いてあるんだけど
こういうのやめてほしいわ〜
誤字をやめてほしいってこと?
ネタバレすんなってこと?
どう考えても誤字でしょ
ネタバレなら法と書き直すっつーの
ドストエフスキーはやっぱスゴイわ。
彼の言葉の爆発を見せつけられると、自分が如何に凡人か自覚する。
地下室の手記はあまり共感を持って読んでしまうと、読者自身が超人にでも成ったかのような錯覚に陥る。
同時にカフカの変身を読んでる時みたいなユーモアも感じるし、とても凄い小説です。
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