2 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/10/27(月) 14:47:29
晒しますか(嗤)おやはや(嗤)
3 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 14:53:26
おまえら下川教授の悪口言ったらマジで○すぞ!!
4 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 15:27:59
下川のば〜か
5 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 20:22:53
下川とっとと死ねよや
7 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 13:01:14
下川は単なるバカ
野崎歓は新しいことをやってくれる
8 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 17:44:51
なんて書きこむおまえがいちばん愚かだな
9 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 19:11:22
コンドル下川教授のこと。
あれだけ長くフランス文学やってて、これだけ無名の人も珍しい。
このたびの問題でだけ、有名になったね。
生産的業績は零の老人みたい。
誤訳本を大量生産⇒生産的
誤訳を指摘⇒生産的業績は零
>9はアフォ(笑
誤訳の指摘は腐ったリンゴ(誤訳本)の除去に有効
11 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 20:59:01
ま、せせこましいじじいのしっと、だね。
ね、コンドルさん。
12 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 21:21:53
野崎歓には翻訳なんかより評論をどんどん書いてくれといいたい
野崎歓のセンスは抜群
実は光文社古典誤訳文庫です
14 :
吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 23:48:49
下川って学内でもコンドルって呼ばれてる
なんかみじめだよお
素人でもやらない誤訳の見本市みたいなものだからね。
ま、翻訳家なんて夢はキッパリ諦めることだよ、下訳くん。
16 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 20:59:20
>>14 自業自得。でも本人、鳥類のコンドルみたいに格好良くもない。惨めっす。
17 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 22:18:21
てめえら、これ以上下川先生の悪口を言ったら許さんぞ。俺を怒らすなよ。
18 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 22:34:32
野崎歓の話題ばっかだな。マンネリ。でもおまえらせいぜい突っ走れや、おまえらにはこの話題しかないし〜〜〜
19 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 22:37:29
下川さん万歳!野崎は死ね!
20 :
吾輩は名無しである:2008/10/31(金) 23:21:53
下川って誰?何者?コンドルの間違い?
>>19 関係ないけど
下川辰平は「太陽にほえろ」で野崎太郎(チョウさん)を演じていたな
12/9新刊
「やがて悲しき若者たち フィッツジェラルド短編集」
フィッツジェラルド/小川高義
一冊だけかぁ…
短編は嫌いだ・・・
予告されていた『白い牙』は流れたんだろうか?
歯なしにならなかったんだろうな
27 :
吾輩は名無しである:2008/11/09(日) 20:55:29
野崎歓・異邦の香り――ネルヴァル『東方紀行』論・群像12月号において連載開始。
すばるでも新潮でも文学界でも東京人でも、野崎歓、八面六臂の大活躍だ。
惨め、コンドル、さぞまた嫉妬に狂ってるだろうな。
野崎さんの下請けが大活躍、の誤りでは?
野崎の容易な俗物に語られるとはネルヴァルも可哀想ですねぇ(笑)そう言えば翻訳もやっておるようで(笑)おやはや(笑)
30 :
吾輩は名無しである:2008/11/09(日) 21:16:56
野崎の評論は翻訳以上にいいよ。もちろん翻訳もいいけどね。
31 :
吾輩は名無しである:2008/11/09(日) 21:18:16
野崎歓野崎歓だな・・・・・・
ならなんで教授になれないの?(笑)
先生は映画評論家ですから
11月の最終巻に間に合うように
アンナを読んでるんだけど、相当面白いね。これ。
35 :
吾輩は名無しである:2008/11/10(月) 02:47:34
ありがとっ!
アンナより
36 :
吾輩は名無しである:2008/11/10(月) 19:07:22
野崎歓は凄い。偉人。
実の愚か(笑)おやはや(笑)
38 :
吾輩は名無しである:2008/11/11(火) 12:49:49
発売日?
age
39 :
吾輩は名無しである:2008/11/11(火) 15:15:42
このスレって あいかわらず次元が低すぎる……
もう野崎先生を教授にしてあげて><
42 :
吾輩は名無しである:2008/11/11(火) 23:50:48
>>41 あとがつかえてるから無理。
教授が上に5人くらいもいる。
後5年は無理。
野崎なら、私大とか地方(痴呆)私大なら、当然、20年前に教授だろうけど。
教授とか変だよね
全員講師でいいと思う
44 :
吾輩は名無しである:2008/11/12(水) 22:14:36
要するに、教授、助教授、偉さには何の関係もない。
年功序列で、一つ開けば一人入る。それが東大文学部の世界。
野崎歓なんか、法政や立教なら30年前にはもう教授だよ。
つまり大学に入ったばかりなのにすでに教授ですね。わかります。
46 :
吾輩は名無しである:2008/11/13(木) 12:44:38
来月はフィッツジェラルド短編集(by小川高義)か。
村上春樹訳への挑戦かな?
おやはや(笑)マッケンが新訳されるそうで(笑)おやはや(笑)
>>44 ふーん。5つしか歳の違わない松浦寿輝は1999年には教授になってるのにね。
49 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 20:23:40
>>48 全然所属が違う。
何も知らないのにいい加減なことを言ってもしょうがないよ。
空きができれば入るだけ。野崎のとこは満杯なだけ。
いつ教授になるか、それはその時にどのような人員配置であるかの、……時の運です。
助教授とか言ってる人がどれだけよく知ってるのか見当もつきませんが。
51 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 20:37:40
ま、教授、助教授の別など、どうでもいいが……
53 :
( ´,_ゝ`):2008/11/15(土) 02:26:46
原書は真理だぜ( ´,_ゝ`)プッ
54 :
吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 02:33:34
下川教授に比べたら野崎助教授なんてカスみたいなもんだよなw
55 :
吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 02:49:03
まだ赤と黒いってるの?
56 :
吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 02:50:32
なぜギリシア文学がひとつもないのですか
アナバシスや饗宴やティマイオスやイリアスやオデュッセイアなど
いっぱいあるのですが
今は助教授じゃなくて准教授な
卓越した業績をあげればいい⇒業績がない⇒昇進できない
あたりまえ
したがって、野崎はタコ、という評価は学内でも定着している、ということ
59 :
吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 14:10:34
そんなに翻訳に文句つけるなら原書でよんだら?
60 :
吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 14:33:38
野崎先生は優秀だよ。文学部は総じて准教授クラスの方が、上の連中よりまとも。
>>60 基本的に、自分よりは能力の高いものの評価ってできないだろ(笑
大学教授、特に文型は自分と似た分野の教授が退官するタイミングも重要。ポストが空かないと
駄目ということは多い。だから運も結構ある。あと教授会で1人でも強行に誰かの教授への昇格に
反対するとなかなか決まらない。これもあって業績そこそこで敵がいない人のほうが教授に早く
なりやすいという面もある。野崎がどういうタイプ化は知らないが、教授への昇進が遅いから無能
とはちょっと大学のことが分かっていたら言えないはず。
昇進が遅いから無能だなんて一言も言ってないんだけど。
そんなに凄い逸材なら、ポストを新設してでも教授になって戴くべきなのに何故そうならないの?ってこと。
訳者のキャリアなんでどうでもいいんだよ馬鹿。
実力があればよし
闇の奥はもう出ないの? どうして?
67 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 20:58:02
教授助教授〔准教授〕なんて肩書きでしかない。
野崎歓は偉い、そのことだけでいいっしょ。
69 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 21:00:12
偉くなくてもかまわないけどな
70 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 21:00:39
野崎歓だよ 何かをvしてくれるはず
71 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 21:40:42
理系と違って、文系においては、「卓越した業績」というの、これまで、国立においてはとくに、
判断してこなかった。
野崎歓にはその「卓越」賞をあげてと思うけ。
72 :
新・人間革命 ◆kapwcKvnKE :2008/11/17(月) 22:39:23
野崎なんて全然偉くない。下川教授の方が偉い。
偉いも偉くないもない
このスレつまらない
>>68 自分も訳の分からん口論に参加してたくせに、
始めた人だけに責を負わす態度は改めなさい。うざいから。
前提条件無視でそんなこと言われても応えようがありませんね。
>>73 このスレはつまらんが、光文社古典文庫の『赤と黒』は面白い。
読んだことないならお勧め。まじで話の展開が読めなかったし、
わくわくしたよ。
俺も訳が駄目だって聞いて長い間放置してたんだけど、
読んでみたら面白かった。後半の後半はなんとなくぐだぐだだったけど。
いや、まじで面白かったよ<赤と黒>
元の原作がしっかりしているからだとも思うけど、
赤と黒だけ読まないってのはかなりな損だと思うよ。
野崎訳だけ読まなければいい
闇の奥、なんで出ないの?
広告までしてたんだから、出ないのなら出ないで、理由を教えて欲しいよ。
期待してたのに。
白い牙も広告はでたけど、12月じゃなかったなあ。
もっとホモっぽいのが読みたい
テルレスで目覚めてしまった
>>84 それもう読んでしまった
ドリアン・グレイもdだ教室も読んだ
モーリスは?
扶桑社のやつなら読んだ
ヘッセ、ジュネ、ギベール、吉田修一は?
>>89 そのへんは一揃い読んでしまった
吉田修一は「パレード」が面白かったけど、近作は読んでない
いま「古代ギリシアの同性愛」を読んでるけど
図版と引き合わせながら読むのが猛烈しんどい…
大石圭のデビュー作文芸賞佳作「履き忘れたもう片方の靴」が
最近やっと文庫になったから、それ読んでごらん。
そうとうえぐいですがw
>>91 なんかタイトルに聞き覚えがあるなと思ったら、
俺それ…15年くらい前に読んでるわ
みんないろいろありがとうね
>>92 古典新訳文庫のテルレスで目覚めたわけじゃなさそうだなw
94 :
吾輩は名無しである:2008/11/20(木) 22:34:15
野崎歓の訳のものをもっと出せ。
ついでに、駒井稔編集長がかっこいい。
とにかく既存のものを潰してくれ。
>>94 野崎訳の当ブンコ、「赤と黒もどき」をお読みになる場合、以下の参考資料は必見です。
●会報最新号
http://www.geocities.jp/info_sjes/kaihou/kaihou18.pdf 14ページから --- 書評 「赤と黒」新訳について 下川茂
光文社さんがこの資料を踏まえて野崎訳の改訂版をだすか、綿密な正誤表を出すまで、
スタンダールの「赤と黒」は、新潮文庫など、過去のものを読まれたほうが無難でしょう。
もちろん、「赤と黒もどき」でも、面白ければいい、という方は、どうぞお好きに(笑
こういう状態でボロの上にボロを重ねるってのはどうかな?野崎は干したほうが万事丸く
収まるのでは?
その光文社刊を読んだ感想なんだけど
下巻の後半のジュリヤンは精彩欠くよなあ。
なんだか、自分の意思を失ったかのよう。
あれで、ヒーローだといわれるとちょっと違う気がする。
野崎訳だもの
いや、訳とは違うような気がするな。
ここは、赤と黒に詳しい人が多そうだから
是非、読書感想を聞かせてくれ
別に他社版でもいいから。
何故このスレでやる・・・・
そりゃ、赤と黒の話題が多いから。
訳だけじゃなくて、中身の話も聞きたいぜw
サイトで正誤表出せばいいのにね
俺が読んだ感想では気にならなかった。
正誤表見ながらでは、読書にならないよ
>102は馬鹿だ、と書いても、>102は天才だ、と書いても、気にならないだろ?
正確な翻訳か、野崎訳のように問題ありまくりの「超訳」か、読んだだけではわからない。
で、>102の2行の言説から、>102は馬鹿だ、と断定するわけだが。
正誤表なら即座に作ることが出来る
誤:野崎訳
正:冨永訳
いまどきそういう言い訳は通らないね
自分の名前で問題のある翻訳を出した、ということを認めるなら、きちんと事実を公表し、
きちんと謝罪すること
106 :
吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 21:21:55
やっぱり野崎歓訳でよみたい。
107 :
吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 22:06:27
108 :
吾輩は名無しである:2008/11/25(火) 13:53:19
光文社、罪と罰、続き早く刊行して下さい。じゃないと、新潮、あるいは角川で読んでしまいそうです。
あと「白痴」の新訳もして下くだされば嬉しいです。
109 :
吾輩は名無しである:2008/11/27(木) 21:32:23
18:00開催だったら行けるんだけどな。
金曜の16:30からでは行けない。ちょっと残念。
「月と6ペンス」を読んだ。他の訳で読んでいないので、他の訳との比較は出来ないが面白く読めた。
訳者の他の作品を見るとカズオ・イシグロの訳もやっている人なんですね。話題の「赤と黒」は読んで
いないが個人的には「神を見た犬」とか「新アラビア夜話」とかあたりが多いですね。
112 :
吾輩は名無しである:2008/12/01(月) 22:31:01
どうせならこのシリーズで資本論も出してほしい。
資本論
全20巻18000円ほどに鳴り増す殻、先行予約先払いで性根、キャンセル不可ですねぇ〜(笑)
ありうるw
115 :
吾輩は名無しである:2008/12/02(火) 01:25:25
菊と刀おもしろかった〜
パルムの僧院いつごろでしょうねえ
117 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 16:34:37
野崎歓の新しいポップな訳で読みたい
118 :
吾輩は名無しである:2008/12/04(木) 15:19:56
ギリシア古典がでないのはなんで
ソクラテスの弁明とかうれるとおもうよ
2009/1/8
「だまされた女/すげかえられた首」 マン
「愚者が出てくる、城寨が見える」 マンシェット
岩波からウォーの「回想のプライズヘッド (上)」が出る
やっと吉田版と読み比べできる〜
121 :
吾輩は名無しである:2008/12/04(木) 18:45:18
旧 「狼が来た、城へ逃げろ」
新 「愚者が出てくる、城寨が見える」
うーむ…
>城寨が見える
地獄の季節?
あーそれポケミスで持ってるわじぶん、74年10月31日発行のたぶん初版。
にしてもこれただのミステリっしょ? 古典なんかじゃ。
どういう作品なの? 城塞にランボーの「城」を読み取れる?
訳題の改題でちょっと興味を惹かれているんだけど。
メンヘラのおねいさんが子守の少年を連れて殺し屋から逃げ回るお話だよ
ぜったい買う!
あーだめだ。ここで折れた。面白そうw
ここの文庫買わないように、ずっと我慢してきたのに。
即レス感謝。はー
てか裏のあらすじをテケトーにまとめよか思ってるうちに先越されたw
だから当然読んでるっしょ?
>>125 二つもいるかねこれ。――ちなみに
古本市場もってったっけこの本、買い取り不可であったよ(苦笑
だからすぐ手元に。
ミステリなの? だったら一思いにここでネタバレしちゃってよ。
「城寨が見える」って、それは故い訳なんだよ。といっても小林−中原だから
有名だし、「見える」なんてくっつけちゃうのはそれこそ意訳の範疇なんだけど。
題にだけじゃなく訳文構成の工夫が各処に見られたらいいなーって期待しちゃう。
まあ、読んでみないことにはなんとも言えないんだけどさ。訳者だれなんだろ。
いや、まんま
>>125だよw
明るい、娯楽性の高い感じでもなかったとおも。きもちワケワカメ系なんで、
まぁブンガクっぽいっつうのならブンガクっぽいかも“多少は”しらんけども。
今なんとなく連想したのがザジとか、あとはアン・ロイヒーの『おかしな
おかしな 大脱線』とか。
そうか、
>>125そのまんまなのか。そりゃいいや。
ザジは大好物なのでした。
131 :
吾輩は名無しである:2008/12/04(木) 22:29:46
ポケミスの故・岡村孝一のマンシェットは名訳だけど、
完全な意訳で、ジョゼ・ジョバンンニと変わらない文体で訳されてるから、
新訳が出たら興味はあるね。
どうせ中条某の訳じゃないの?
まあ、野崎某とちがって信頼できる仏文学者ではあるけれど、
日本語の文章は野崎のほうがこなれていて、たぶん読みやすいと思う…。
ナボコフまだー?
>>119 あれ?1月って罪と罰の中巻がでるんじゃなかったっけ?
郁夫ちゃんのは…出ない
マンシェットは中条だな
「愚者(あほ)が出てくる、城寨(おしろ)が見える」と読むらしい
ピンク増えないかなぁ
>>133 もう待ちきれなくて「罪と罰」新潮で読み終えました。
で、他のドストエフスキーも新潮で読んでしまいました。で、今はドストエフスキーも
好きだったというディケンズの小説を新潮で読んでます。かなり面白いです「大いなる遺産」
でも翻訳者に言いたいことが一つありまして。それは貴婦人・紳士が、互いを「あんた」と呼ぶ
のは「あなた」に変えて欲しいと思いました。
あー確かに
アンナ・カレーニナでキティがリョービンを「あんた」と言い出した時は妙な焦りを感じた
その中では「あなた、よりもより身近な感じにあんた、とそう言った」
みたいなことが書いてあったので、そうかなぁ・・・?と思ったのを覚えてる
二人称のバリエーションが他国より少ないのかな?日本
そうかもしれない。けど、やっぱり貴婦人・紳士って設定なんだからなあって
思うんです。「貴方」とか書くと気取りを感じるけど、「あなた」なら品位もありの
親しみやすさって感じます。「アナタ」だと小ばかにしてるニュアンス。
でも「あんた」は明らかに格上の人が格下の人に使っている言い方の気がしてなりま
せん。
最近は新潮も角川も引っ張られて新訳出してるな
復刊すべきもんが一杯あるのに
141 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 03:18:04
光文社の駒井稔が一番偉い
ついでに野崎歓は天才
142 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 10:39:22
と書き込むおまえがいちばんバカ!
143 :
吾輩は名無しである:2008/12/09(火) 20:54:26
ですよねw
今月に出た「若者はみな悲しい」(フィッツジェラルド、小川高義訳)の
訳者あとがきを読んでたら、「グレート・ギャツビー」の新訳を
来年秋くらいに出すとのこと!
村上春樹が「オレ以上の訳はないと思うね」とゴーマンかましてたので
どっちに軍配が上がるか、非常に楽しみだ!!
というか、初期の古典新訳文庫の袖にあった宮脇孝雄訳のギャツビーはどうなったの?
孝雄ちゃんのはお蔵入りだね、もったいない
146 :
吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 10:26:59
あれは下訳に難があったから、お蔵入りに……
>>148 ね。
なみなみならぬ決意を感じたよ。
翻訳は後手が有利だけど、春樹越えなるか、注目だね。
孝雄の仇打ち
まあ宮脇孝雄訳は春樹のせいで出なかったようなもんだからなぁー。
新訳が出るのはいいけどインクを濃くしてくれよ
薄くて読めないよ
154 :
吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 23:09:01
古典新訳があんなに売れてるのにだめなんけ〜。
駒井稔を社長にして、亀山郁夫と野崎歓を社外取締役に据えれば一件落着だね。
>>154 いや、カラマーゾフは売れたけど、他はほとんど売れてないだろ・・・
156 :
吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 04:19:33
ベルジュラックの訳はどうですか?
157 :
吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 10:53:16
一読に値する新訳だったよ。
岩波のは名調子だけど、如何せん古臭すぎるから。
個人的には、有名作家の翻訳されてない作品を翻訳してほしいな。
デュマの作品とかスティーブンソンの作品とか。
159 :
吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 17:41:01
部数が千部はいけるなら、すぐにでも企画として進めますが…
160 :
吾輩は名無しである:2008/12/13(土) 22:49:51
他のはどうなのか知らないけど、野崎歓『赤と黒』は名訳。
本当はアレだけに注力してれば会社は大丈夫だった筈。
駒井稔mそろそろ社長になれ。
161 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/13(土) 23:06:17
野崎姦ねえ
小さい本屋には、ほんとカラマしか置いてないよな。
しかも、埃が積もっているのがわかる。
商品が埃まみれなのもどうかと思うけど。
カラマーゾフといえば近所の本屋で箱入りセットが売ってた。
はじめてあの箱を見た。
あの箱でスレが盛り上がってた頃がなつかしい。
アンナは売れてないんだろうか。
すごく、いい小説、いい訳出だと思うのに。
167 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 00:55:43
【使途不明金40億円!? 光文社取締役が突然辞任の怪】
www.cyzo.com
www.excite.co.jp
news.livedoor.com
大手出版社・光文社で、ある取締役が突然辞任し、波紋を呼んでいる。その役員とは『ディアス』の元編集長だった三橋和夫氏だ。
「三橋氏は今年8月22日付で取締役に就任したのですが、2カ月足らずで突然辞任して
しまった。その理由を巡り、様々な憶測が飛んでいるのです」(出版関係者)
諸説ある理由の中でも有力なのが「使途不明金説」だという。ある光文社関係者が解説する。
「三橋氏は経理担当の取締役でしたが、役員になって経理資料に目を通すと、40億円もの
使途不明金を発見し、がく然としたらしい。三橋氏は『このままでは自分が責任を取らせ
れる、やってられない』と辞任を決意した、というのが有力な辞任の理由といわれてます」
かつて光文社では、元経理局長が1億2900万円の横領事件を起こし、逮捕されるという
不祥事があった。が、今回の40億円が本当だとしたら、それ以上のスキャンダルだ。
「このことに関係あるかどうかは分かりませんが、11月10日に社員集会があり、社長直々に
『このままでは3年後に光文社は潰れてしまう』という訓示があった。業績悪化は、10年
以上いわれていることですが、さすがにショックでした」(前出光文社関係者)
また同社発行の写真週刊誌『フラッシュ』などは毎号1000万円以上の赤字が出るという
惨状だという。使途不明金に出版不況──出版界には、暗い話題ばかりが続いている。
(神林広恵)
そんなことより光文社は正誤表のページを作ってほしい
169 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 10:37:37
あーあ、勿体ねえ
γ速の愛国者どもはマスゴミ批判は大好きなくせに
その愛してるはずの日本を形作る文芸の力は全然知らないんだよな
それはどうかな?
終わった話。
172 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 15:16:37
野崎歓の天才的名訳の評価には何らの影響もない
コンドル下川など老人の痰唾でしかない
現在、赤と黒を読むんであれば野崎訳しかない
173 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 15:23:51
訳自体はいいんだよ
問題はつまらない誤訳をしたことと、そのことを謝罪してないこと
174 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/14(日) 16:03:33
下川先生万歳!これからも野崎を叩き潰して下さいね。
175 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 16:58:37
>>172 あれは野崎の訳じゃないってのは結論でてる
終わった話
177 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 17:56:53
正誤情報でるまで終わりません
ギャツビーに話を戻してくれ・・・
179 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 23:34:27
赤と黒のことはどうでもいいが、野崎歓の群像のネルヴァルはとても面白い。
181 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 23:07:39
私は野崎歓さんというフランス文学者をとても尊敬しているし何かと問題に
なった「赤と黒」もとてもういういしい翻訳だととても感動しながら読みました。
でも一番すごいと思うのは光文社の駒井稔さん。
駒井稔さんです。
駒井稔さんという編集者の方だと思います。
こういう少々荒っぽくはあるけれど信念を貫く方がいないと
新しい世界は決してどうしても開けないものなのではないでしょうか。
182 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 23:20:55
おまえ駒井っちだろ?
役員めざして頑張ってちょうだいね、高給取りなんだから!
183 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 23:27:11
「文句あんなら勝手に訳せ」
駒井稔さんの、出版史上、というよりも日本史に残る、類例の無い名言です。
駒井稔って格好いいと思いませんか?!
184 :
吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 10:08:20
なんでもいいから正誤表アップしてください
185 :
吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 22:35:36
>>183 駒犬のコメントは 開き直ったインテリやくざの暴言にしか聞こえない
あれは出版界の恥だな(笑)
186 :
吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 23:59:39
駒井稔
おそるべき男だ
革命児
社長になって
閉塞した出版業界に風穴を開けろ
「文句あんなら勝手に訳せ」
超かっちょいい!!!!!!
187 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 10:17:44
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
光文社はバカか? [雑誌]
「カラマーゾフの兄弟」異例のベストセラー [文芸書籍サロン]
☆☆ Everquest ☆☆ Lv33 [大規模MMO]
189 :
吾輩は名無しである:2008/12/27(土) 15:25:10
チュツオーラの『ブッシュ・オブ・ゴースツ』の新訳おねがいいたします。
190 :
吾輩は名無しである:2008/12/27(土) 19:19:31
イヤです
191 :
吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 00:45:08
『やし酒飲み』はしばらくはいいです。
2/10
「罪と罰 (2) 」 ドストエフスキー
「白魔/生活のかけら」 マッケン
>>192 マッケンは誰が訳すんだべ?
ちょっと注目
194 :
吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 14:08:54
なんで原書でよまないの?
195 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/28(日) 14:15:34
原書でドストエフスキー全集読んだ俺が来ましたよ。
198 :
吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 17:19:43
野崎歓の赤と黒は至宝
ぶっちゃけカラマーゾフ100万冊からの一本かぶり状態は、よくないなあ。
棚の割り当ては変らないのに、カラマーゾフが店頭に3冊づつとか大量に並ぶから
他のはどんどん店頭から外されてしまって、あれでは文庫で継続して刊行している意味ないよ。
予想に反し、罪と罰はそれほど売れていない模様ですねぇ(笑)おやはや(笑)
そりゃ、ある程度新訳文庫を読んでいる人は、
3巻目が出るまで待ちますよw
203 :
吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 23:42:42
>>196 それって原書読めない人が決まっていうセリフ
>>203 三島とか太宰も翻訳で読んでみると面白いよ
星新一ならあるな英語文庫のだが。
206 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 01:23:46
207 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 13:29:59
狸はやくきてくれー
さて、マッケンですか(笑)
209 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 22:06:23
キターw
作家とかの名前だしてプッシュすればいいのに、
村上も自分の名前だしてレイモンドだしたんだから。
高橋健一郎とかがこれはよまなきゃとか帯にかきゃ年配層がかうよw
211 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/30(火) 12:55:15
健一郎じゃ無理でしょ…
212 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 12:56:46
健一郎? 聞いたことない
213 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 13:49:36
正誤情報出したほうが安心して買える
214 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 14:24:20
正誤表なんてめんどくせえ どうせみねえよ ばか
ちいせいことでねちねちいってんじゃねえよ せこいんだよ ばか
215 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 17:44:06
出版社の遠吠えに聞こえるからやめなさい
216 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 19:25:05
「赤と黒」は門外漢でわからないけど、野崎歓の「ちいさな王子」はまじよかった。
おすすめ。
217 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/30(火) 19:29:12
野崎歓の小さな王子は最悪だった。
野崎の倒錯した性欲が剥き出しになっているような醜い本だった。
218 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 21:43:18
正月のセンス無い顔写真入りの広告やめてね 正月早々縁起悪いから
219 :
吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 22:01:35
ここでは世間で人気のあるひとを叩けばいいと思ってる単細胞が跋扈しているようでして
ttp://digression.exblog.jp/i15/ さて、コチラで幻の作家ファーバンクの新訳が読めるのですが、それ自体は良い事としても、なにやらおかしいのですよ(笑)おやはや(笑)
先ず訳文も相当に怪しい所がありますが、原書が手元にありませんし、由良の訳も所持していませんし、何より私の手に余る事ですからねぇ(笑)おやはや(笑)
それよりも支那文字として意味を見た時の滅茶苦茶さをここに曝け出したいと思う次第なのですよ(笑)おやはや(笑)
「その場で尊きミフラーブを安寧な気持ちで注視して、長い長いガンダーラがその下流に至るまでを弥縫(びほう)する。」
先ず文章としてもなにかおかしいですけれども、「安寧な気持ち」というのも今一引っかかりますけれども、「弥縫」とは一体なんなのでしょうかねぇ(笑)言ってみれば縫いとめることで、そこから派生して「物事を取り繕う」ということなのですよ(笑)おやはや(笑)
川が下流に到るまでを縫う、ですか(笑)そうなればわから無くもありませんが、そうなれば「弥縫」なんぞという言葉を使う必要性を感じませんよ(笑)おやはや(笑)
その後も細かい意味で引っかかる言葉はありますけれども、「真珠の青母という広々とした天蓋」とはなんですか(笑)おやはや(笑)
「豊饒なるアッラーの御許」とは(笑)豊饒は御許に掛かる訳ですけれども、豊饒とは某小説を思い出してもらえれば分かりますように、その文字が示す通り、実りが豊かということなのですよ(笑)
何か農作物でも栽培しておるので消化ねぇ(笑)おやはや(笑)「犀弱にて恭順な瞳」さて、「犀弱」とは何で消化ねぇ(笑)
おそらく「孱弱」と書きたかったのでしょうけれども、ひよわな、と言う意味ですから、それでは「剽悍なるラクダ」という比喩と矛盾いたすではありませんか(笑)「瞳」似かかる言葉ではない気が致しますが(笑)
答えは「犀利」でしょう(笑)おやはや(笑)おやはや(笑)「恭順な瞳」などという言い方も妙ですねぇ(笑)おやはや(笑)
極め目付けは「蕪雑な足」です(笑)これは一体何なのでしょうかねぇ(笑)
蕪雑とは「雑然としていてととのっていない」ということであり、雑然として整っていない足と言うのはバラバラに分解された足でありましょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
「燦爛たる満足」も意味が分かりませんねぇ(笑)おやはや(笑)文字化けしておる所は「縉紳」でしょうけれども、これは高い身分の人物のことを言うのであって、形容などにはなりませんよ(笑)おやはや(笑)
「炳乎とした音」とは如何いう音ですか(笑)「炳」と言うのははっきりとして光輝く様、を表す言葉ですよ(笑)おやはや(笑)
「乎」というのは「ようすを表す語に付ける助字」ということで、分かりやすく言えば「として」にあたる言葉です(笑)ですから「炳としたとした」と言っている同じでありこれも妙ですねぇ(笑)
まず「使嗾」とは唆すという意味ですから、ここで使うのは不適当なのでは(笑)おやはや(笑)
それから「忌憚が部屋中に横溢」とは妙ですねぇ(笑)そのような使い方を他にやっているのは見たこともありませんよ(笑)恐らく原文は思う以上にまともだと思われますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
「乏しい財産を蕩尽して蓄音機」ですか(笑)さて果て(笑)
以上、これだけ提示してもほんの僅かであり、他にも日本語としておかしな部分、意味はあっていても何か妙に滑る表現が頻出するのですねぇ(笑)おやはや(笑)
やはり翻訳とは再創造であるな、と思わされますよ(笑)おやはや(笑)特に支那文字を乱用すればそれで奇天烈な文章を再現できる、と思うこと自体が愚の骨頂なのではないで消化ねぇ(笑)おやはや(笑)どもどもですねぇ(笑)
おやはやってのはなんなんだ?(笑
226 :
吾輩は名無しである:2009/01/01(木) 00:03:31
上げとけや
227 :
吾輩は名無しである:2009/01/01(木) 12:45:40
下げろ
飛ぶ教室 4万部
永遠平和のために 3万7千部
幼年期の終わり 3万5千部
猫と共に去りぬ 3万2千部
赤と黒 累計5万6千部
ソースは今日の新聞
>>228 オラの翻訳もそのくらい売れてくれればのう(´・ω・`)
>>229 地道にいい翻訳をしていけば日の目を見ることも
あるかも
少なくとも例のファーバンクのようなものはご勘弁願いますよ(笑)おやはや(笑)
柳瀬はどう訳しているのか知りませんけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
>>229 駒井編集長に売り込みに行ったら?
まだ新訳が待たれる作品は多いんだから。
古典新訳文庫って初版何部?
O嬢の物語の新訳はここから出るのかな?
レ・ミゼラブルとモンテ・クリスト伯を読みたい
237 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 03:26:12
ギリシャがないのはなぜ
238 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 04:31:50
「USA」出すしかないだろ
239 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 04:40:44
コールドウェル「タバコ・ロード」希望。
絶版した(?)上、訳が戦前ので古すぎる。
240 :
吾輩は名無しである:2009/01/04(日) 12:27:01
>>228 マジレスすると、売れた部数ではない。
それは発行部数ですよ、しかも公称の。
実際に出してる人に訊くと、へえ、そんなに出てるんですか? って言われたりなんかする…。
>>234 作品によるけれど、3000ぐらいじゃなかったっけ?
朝日とタイアップしたここの感想文コンクールの入選作が、
「赤と黒」を読んで
だったのは失笑を禁じえなかった。
いかにも高校の優等生が書きそうな凡庸な感想文。
駒井はいつまでも過去を引きずって意固地にならないほうがいい。
社長を狙ってるなら、もっと大人になれ(笑)。
241 :
228:2009/01/04(日) 20:27:05
へぇ、そうなのか
242 :
吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 10:35:53
>>240 おい! おまえなあ! あんまし調子こいてると そのうち特定されるぞ!
さて、感想文コンクールというのを見てみましたけれども、随分と酷い出来なようで(笑)おやはや(笑)
読む前から決め付けているくせにw
最優秀賞で3万円かあ・・・
参加賞:特製クリアファイルw
245 :
吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 23:41:29
駒井稔は一本スジの通ってるどエラ〜やっちゃ。
亀山とか野崎とのタッグでまた革命起こせや。
光文社、確かに倒産しそうかもしれんが、でも、やっぱ、どエラ〜出版社だいねえ。
倒産する間際には国費を注入してやらんとならんとばい。
そういう時にお国に貢献してますか、ってのが重要だいねえ。
三光なんちゃら言う反日文書出しておいて、日の丸に助けてくれ、
なんぞは言えんとばい。
魯迅出るらしいけど、カバー何色にするんかね?
黒・灰・白・茶
もうこの辺りしか思いつかない
ピンクでいいんじゃない
他に出そうもないしその他扱いで…
魯迅の何が出るのかな
故郷/阿Q正伝、順当だな。
公式更新するの忘れてる…
あまりにこの文庫の諸外国文学の翻訳の少なさには笑いしかもれないものですよ(笑)おやはや(笑)
254 :
吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 19:44:44
ぼくは野崎歓さん訳の赤と黒(光文社文庫)を激しく支持します。
なんやかんや言われていて言いたいことは判るけど、みんな的外れだ。
頑迷固陋な人たちになにがわかるもんか。引っ込んでろ。
野崎歓さんの赤と黒をつくづくすばらしいと思って横に置いてなでてます。
(いま読み終わって)
256 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/09(金) 19:51:11
ぼくは野崎歓訳の本を読むくらいなら原書で読みます。
読まずともわかる。燃えるゴミ以上の価値はない糞本。
ロシア語も読めて、フランス語も読めるのか。
それはよかったな。
259 :
吾輩は名無しである:2009/01/09(金) 23:23:12
光文社が偉いのは駒井稔が偉いから。
「ぐだぐだいわずに勝手に訳しやがれ!」
ゴダールと同じくらいカッコいいじゃない!
確かにコンドル下川に何か新しいことができるとは思えない。
処女探しには勝てません
261 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/01/10(土) 03:17:34
英語も読めないよ。でも熱い想いだけは誰にも負けない。
だからお前らも黙って俺に付いてこいよ。愛してやるぜ。
今月はトーマス・マンとマンシェットか。
マンシェットの表紙、超直球w
264 :
吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 10:42:16
>>259 いや 駒井稔が自分で訳して出版すれば もっと「カッコイイ」とは思わないかね?
その前にやることがあるけどな
266 :
吾輩は名無しである:2009/01/11(日) 22:47:43
>>246 本物の反日は明治・昭和天皇だよ オルタナティブ通信読め
267 :
(o`.´o)materialist:2009/01/12(月) 00:46:59
昭和天皇なぞは戦争責任も取らずマッカーサーに「自分の命だけは」と命乞いしたらしいです殻ねぇ〜(笑)
マンシェット読んだ
これは鮫肌とかタランティーノのノリに近い…w
>>268 オイラも買ってきた
読むのは何時になることやら(´・ω・`)
一応毎月出るやつは買ってるけど、なかなか読むのが追いつかんね。
ペテールたんが…あのショタっ子が…
ブコフでソル・フアナの「血の惨禍」が100円だから衝動買いしたんだけど読んだやついる?
ピンクだし聞いたことも無かったからためしに買ってみたんだけど
ドストエフスキー『罪と罰 2』(全3巻)
マッケン『白魔』
を刊行いたします。
発売予定日は2月10日(木)です。
274 :
吾輩は名無しである:2009/01/25(日) 22:35:56
マンエシェット、発売日に購入してダラダラ読んでて今日も軽く読もうと思って
再開して読んでたらスーパーのシーンから物語が一気に加速しだしてまるでジェットコースターに
乗ってるような高揚感に脳内ドーパミン出まくってラストまで2時間、100ページを一気に
読み終えてしまったw
マジで映画を見てるよな感覚に陥ったわw
傑作
マンシェットですけれども、いまいち読みにくい、それというのもおそらく原文にある言い換えをそのまま訳しておるからなのではないでしょうかねぇ(笑)
最近の翻訳では言い換えをそのまま訳すのが主流ですが。
変に直すと原文の味が損なわれるケースが多いからね。
マンシェットの場合はストーリーより文章で読ませる作風なので、なおさら。
反対でしょう(笑)少なくとも昔の翻訳の方が言い換えはそのまま翻訳されていた筈です(笑)
古典文学、あるいは推理小説の翻訳を御覧なさい(笑)直すから原文の味が損なわれるのではなく、直さないことによって原文の味が損なわれる場合もあるのでは(笑)
例えば「彼・彼女」を一々忠実に訳していたら日本語では無くなります(笑)中原中也の翻訳を捻ったタイトルについては上手いとは思いますけれどもねぇ(笑)
特にマンシェットの場合はストーリーより文章で読ませる作家なのでしょう(笑)良き散文というのは明解を持ってよしとする筈です(笑)
ちなみに英訳を探してみましたが無いようですねぇ(笑)「The Prone Gunman」「Three to Kill」の二作のみが翻訳されておりますねぇ(笑)おやはや(笑)
その室の閾をまたいだとき、私は自分と同じくらいの背の高さで、自分がそのとき着ていたもののように最新流行型に仕立てた白いカシミヤのモーニング・フロックを着た、一人の青年の姿に気がついた。
それだけのことは、そのかすかな光で認められた。が、彼の顔の目鼻だちは見分けることができなかった。
私が入ってゆくと、その男は急いで私の方へずかずかと歩みよって、怒りっぽいじれったそうな身ぶりで私の腕をつかみながら、私の耳もとで「ウィリアム・ウィルスン!」とささやいた。
私はたちまち、すっかり酔いがさめてしまった。
その見知らぬ男の態度には、また光と私の眼とのあいだに揚げた彼の指のぶるぶる震えていたことには、私にまったくの驚愕の念を感じさせるものがあった。
佐々木直次郎訳のポーです(笑)適宜改行しましたけれども、ここで言いかえが行われておりますねぇ(笑)おやはや(笑)
そんなのは言い換えというほどの言い換えじゃないじゃん。
>良き散文というのは明解を持ってよしとする筈です
それはビジネス文書や新聞記事の場合であって、
小説翻訳では明快さより原文のリズムを再現するほうが大事なこともある。
何でもかんでも明快にすりゃいいってもんじゃないです。
コンラッド「闇の奥」を明快すぎる文章で訳したとしたら、
それは原文の精神に反しており、欠陥翻訳です。
昔の推理小説なんかでは訳者が勝手に情報整理してた部分も多かったけど、
それは推理小説というジャンルの性格上、
文学性より分かりやすい論理性が求められると判断したからでしょう。
今は原書を読める人が増えたので、勝手に情報整理するとクレームが出る傾向にあるけどね。
成る程、それも一理はあるでしょうけれども、私の言っているのはもう少し低レベルな、訳者の文章力から引き出される訳ですよ(笑)おやはや(笑)
調子のいい訳文が読みたければ旧訳を読めばいいでしょう。
旧訳で失われたマンシェットの文体の硬質感を取り戻すというコンセプトで訳せば、当然ああなる。
ただ読みやすく訳すだけでは新訳を出す意味がなくなります。
そうでしょうかねぇ(笑)まぁ翻訳にはそれぞれ考えの違いというものがありますからねぇ(笑)私は出来るだけ明瞭を心がけますが(笑)おやはや(笑)
同じく中条訳の肉体の悪魔、恐るべき子供たちは如何でしょうかねぇ(笑)恐るべきに関しては確かに読みやすかったですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
中条訳のバタイユは旧訳より格段に読みやすかったですよ。
バタイユの文章はもともと平易な日常語に近いらしい。
肉体の悪魔、恐るべき子供たちは未読なのでノーコメントです。
読みやすい読みやすいって、何か言ったことになるのか?
トルストイの「イワン・イリイチの死」を読んだ人いますか?
この小説、最後のところで間違いがありますよね。
息子が主人公の部屋を訪れるのが「死の40分前」なのに、
その後、「それから2時間苦しみが続いた」という記述。
光文社古典新訳文庫ではどうなってます?
私が昔読んだ翻訳(米川訳と白葉訳)では両者とも「2時間」に訂正されていたんだけど。
(ちなみに、ボルヘスは、間違いとは言い切れないのではないか、と主張)
>>286 「1時間前」になっています。
これは三日目の終わり、彼が死ぬ一時間前のことだった。ちょうどこのとき、中学生の息子が…… (p.136)
周囲の人々にとっては、彼の苦しみはさらに二時間も続いた。(p.138)
288 :
286:2009/02/01(日) 10:38:23
>>287 ありがとうございます。
間違いも正確に訳されていたのですね。
>>286で私が書いた「死の40分前」は記憶違いだったかもしれません。
289 :
287:2009/02/01(日) 13:28:09
>>288 そうですか。「40分前」って!? と思っていたのですが。
手元にある「新潮世界文学」の工藤精一郎訳を確認してみたら、
こちらも、前者は「一時間」、後者は「二時間」になっていました。
未確認ですが、新潮社の訳なので、たぶん新潮文庫でも同じでしょう。
3/12
「黄金の壺/マドモアゼル・ド・スキュデリ」 ホフマン
「白い牙」 ロンドン
いつも思うんだが、何でこんなに早くわかるんだ?
なーるほど
294 :
吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 02:04:48
アーサー・マッケン『白魔(びゃくま)』南條武則訳
ドストエフスキー『罪と罰2』亀山郁夫訳
発売です。
BS2の週刊ブックレヴューで「若者はみな悲しい」が取り上げられてた
発売予定日は2月10日(木)です。
って今日なの?それとも明後日なの?
2005年のカレンダー見てたの?w
今日書店見たけどなかったお。
新宿紀伊国屋(タイムズスクエア店)にはあった。
ただし新刊コーナーの方。光文社の棚の方ではなく。
(最初棚の方を見たらなかったのであせった)
299 :
吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 20:42:44
今日本屋に「白魔」を買いに行ったが、一冊もなかった
「罪と罰」の2巻は売ってたけど図書館で借りるので何も買わないで帰った
『白魔』読み終えた。南條さん、こういう超自然小説訳すとイイね。
次の発刊日はちゃんと日にちと曜日あってるな。
今月のは発売まで、誰も気付かなかったのか。
よっぽど管理者がやる気ないのか。
ホモっぽいのなかなかこない
うん
最近やる気のなさが公式ページ上にもちらほら見られるなw
上の、発売日の曜日と日にちがあってないのとか。
危ないなw
正誤表の準備で忙しいんじゃないの?
おい、いつになったらコンラッドは訳されるんだよ。
その答えは闇の奥です。
言うと思った
312 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 19:57:22
このスレ、なんでこんなにかきこみがなくなったんだw
314 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/03/05(木) 00:20:08
さて(笑)新刊は(笑)
315 :
4月刊行:2009/03/09(月) 16:46:32
「故郷/阿Q正伝」 魯迅 藤井省三訳
「善悪の彼岸」 ニーチェ 中山 元訳
そういえば別冊の3当たった人って居る?
来てないんだけどもうこれはハズレ決定かな。
へぇ。ニーチェが来るのか。
正直昔ツァラトゥストラを読んだ時いまいちだったのだけど印象が変わるのかなぁ…
それに中国語もやるのか。
そういえば例の野崎さんの赤と黒
第4刷で(やっと?)下川さんに指摘されていためぼしいところは全て直ってるね。
ちいさな王子でも(全体としてはまともな訳だったみたいだけど)
飛行機のモーターと訳して失笑されていたのも直ってたし
わりとこまめに直す人なのかなぁ、なんて思った。
こういうのって一度やるとしばらく語りぐさになるだろうから
次からは先行訳との照合くらいしてほしいね。
多分、やってもらうにも予算がつかないとかいろいろあるんだろうが…
318 :
吾輩は名無しである:2009/03/09(月) 20:04:22
野崎歓さんの翻訳は若々しいというかじっちゃんくさくないから好き。
新しい感覚がたしかにある。
他のも訳して欲しい。「ちいさな王子」も「赤と黒」もほんとは他の訳よりずっといいよ。
319 :
吾輩は名無しである:2009/03/09(月) 20:19:08
コンドルの下ちゃんなんか、野崎歓は屁の突っ張りともおもってねえよ。有名度も実力も表現力もすべての点で野崎が遥かに上。
下ちゃんは名前が下だから、いつでも下の下なのだ。名前に忠実でその点でだけはじつに偉い。
この間、善悪の彼岸をよんだばっかりなんだがなあ。
中山さんの翻訳は悪くないし、解説も詳しいからもう一冊ぐらいかっておくか。
321 :
吾輩は名無しである:2009/03/12(木) 04:02:48
なんでこの人こんなに翻訳できるの?
誰?
本屋に行ったら、大島かおり訳のホフマンと深町真理子訳の
ジャック・ロンドンが平積みになってた
読むのはいつのことになるのやら(´・ω・`)
324 :
吾輩は名無しである:2009/03/13(金) 18:16:49
つまり野崎歓という文学者は忙しすぎでコンドルという語学教師は暇すぎということでして・・・・
325 :
吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 12:31:21
またおまえか? 粘着うざいよバカw
326 :
吾輩は名無しである:2009/03/15(日) 18:24:28
下川コンドル、ミジメだ、ミジメすぎる
指摘された誤訳って訂正したの?
328 :
吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 17:40:00
下川の仕事といえば、小さな誤植の指摘を多く含まざるをえないような、それほどほんとうは大した誤りではないものを
大仰に指摘することくらいだもんなあ、あとは野崎さんの名著の数々にコンドル名その他を使いアマゾン書店に悪評を
入れまくることくらいか、だれにも注目されることがないからって、そんなことして、優秀な人間に、満たされない怨念をぶつけなさんなって、下川じいさんや。
>>327 確認してみた。
訳が飛んでたり、誤訳と指摘されている部分は下の3つを除いて全部直してある。
ノルマンディーの消印のある書類(下206)
(ノルマンディから来た印紙貼付の書類:冨永訳)
quelques papiers marqués arrivés de Normandie
→これは普通に訳したらこれで正解のような気も…
耐えがたい非難(下567)
(およそ不愉快な小言:冨永訳)
reproches les plus désagréables
→これも普通に訳したら非難になるような気も…
いまさら遠慮なんかしていられないわ(下588)
(ほかのことを考慮する必要は一切ありませんもの:冨永訳)
l’emporte toutes les considérations
→あえて直さなかったんだろうけどこれは微妙。
原文ではここは
la vie d'un homme et d'un homme tel que Julien doit l'emporter sur toutes les considérations.
だから直訳すると
「全てのconsidérationよりも重くなければならない」
だからどうだろうね。
「いまさら考えてなんかられないわ。」の方が近いのかな?
(つづき)
一方で日本語の表現は明らかに間違っている↓だけを直してある。
幸機(上17)
頭をたてに振らない(上36)
おっしゃるとおりに従います(上61)
恋愛は小説の息子である(上79)
微にいり細にいり(上171)
心の底を割って話す(上180)
天罰が当たった(上220)
険のある声(上430)
口も聞かなかった(下177)
根掘り葉掘り話して(下265)
あなたの胸の中で鼓動している心臓の気高さ(下495)
復讐ぶかくもない(下578)
他に指摘されている部分も直していいと思うけど
まあ頭に来たから直さなかったんだろうなw
(この部分は結構いいがかりっぽいのもあるから全部直す必要はないだろうし)
>>329 さらに追記。
>ノルマンディーの消印のある書類
よく考えたら書類に消印はおさないよな。
印紙貼付になるのかもしれないが、
訴訟に関する書類だから、何かの公印とかがおされてたのかもね。
そう考えるとreprochesも何かありそうだな…
>>331 何度もごめん。
reprocheじゃなくて
désagréableが「耐えがたい」と訳されているのが変なんだな。
というわけで残された3つの部分も訂正が必要なのかな。
>>329-332 おつかれさま。
これだけ直しているんなら、ほぼ全面的に野崎歓は下川の言うことを認めたってことじゃないか。
言い方が偉そうで気に入らない、というのはあるかもしれないが、
少なくとも下川をここで叩いてる奴は、野崎が完敗したという事実はきちんと認めてほしいものだね。
>>329-332 乙
訳者も間違いと思ったところは訂正してるんだね
出版社も正誤情報を出さないから色々言われるんだよ
ちゃんと訂正してるとは
解釈の違い以前の、明らかにおかしいレベルだったからね。
野崎さんも学生の答案だったら減点していたと思う。
この種の翻訳は特に気をつけないと危険なのに
(怨念が渦巻いているから怖くて手を出しにくいほどなんだとか)
かなり急いで仕上げたみたいだからそのツケが回ってきたんだろうな。
とりあえず光文社も先行訳との照合作業の予算くらいは付けてあげてほしい。
ちゃんと照合しなければ、あの程度の誤訳が出るのは全く不思議ではないから。
なにはともあれ、下川さんのお陰でまともな翻訳に近づいたというわけだ。
この訳はほぼ裾野を広げる役割しか無いのが問題という批判もあったけど
正直日本でのフランス文学の位置を考えたらそれって極めて重要だと思うんだがな。
>>335 英文学ですが、ディケンズの長編翻訳が出ないのもうやはりそのあたりの事情でしょうかねぇ(笑)
フェロウシップが権力を握っておりますからねぇ(笑)おやはや(笑)
337 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 00:28:42
誤訳の指摘はいいが、正しい日本語の指摘までは余計だろw小説をなんだと思ってるんだ。
しかし野崎は訂正してしまったんだから、非を認めたようなもんだ。ちゃんと下川の名を最後にでもいれとけよw
そう考えると、野崎はよく赤黒なんて訳そうと思ったよなぁ
命知らずというかなんというか
339 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 01:16:58
もし原作に間違いとまでは呼べないおかしな文脈があったら、どう訳すの?注釈いれて原文つき?
故・工藤幸雄さんは原作者の文章が拙ければ直す、とまで言い切っておられましたねぇ(笑)おやはや(笑)
グレアム・グリーンを「下手くそ」とこき下ろし、翻訳で「なんとか読めるものにしてやった」と豪語した学者がいたそうですね。
まるっきり誤訳(つまり文法を理解してなかっただけ)だったそうですが。
よほどのことがない限りそれは誤読だろう。
訳文だけを見ればなんとなく意味が通るように訳してごまかすんじゃないか。
343 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 11:14:24
>>335 同感です
最新の重版の「赤と黒」なら学生さんにもまあ勧められるとおもう
344 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 12:19:44
野崎歓は最高。評論もエッセイも翻訳も。評論がとくにいい。
カイエ・デュ・シネマ(日本版じゃなくて本家の方)に載ってたな。
フランス語でだからここのみんなは読めないと思うけど。
訂正されてない版を買った人にはどうやって訂正したことを伝えてるのだろうか
346 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 13:14:54
重版で誤字だけでなくあらすじを変える作家もいるが知らされない
>>343 同じく同感。
野崎や駒井の態度は気にいらないが、間違いを訂正したのなら、大いに新訳の意味はあったと思う。
349 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 14:19:34
金くれるならいくらでも
無理ならいいよw
無理強いはしない
351 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 15:14:06
野崎本人が間違いを認めたのに
この問題を嫉妬学者の嫌がらせと黙殺していた関係者は恥ずかしいですねえ(^O^)
タブーなく業界裏を伝えるはずのライターさんたちは看板を捨てなさい(>_<)
352 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 21:40:16
まちがいがない人間なんていない
謝るほどのまちがいでもない
野崎は偉い
偉人
はやく何か本出して
豚五郎さん、いい加減に工作員認定されては如何(笑)おやはや(笑)
354 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 22:01:19
ぶたゴロウかなんかわからんけど
おまえさんとちがって文体があるというのは
たしかなことだろう
要するに おまえさんがた阿呆どもとはちがって
文学的能力が高いということ(ハハハハ)
実に哀れ(笑)工作員ですかねぇ(笑)おやはや(笑)
356 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 22:07:02
おれがそんなに気になるの?
おれはおまえのことなどどうでもいいが。
ひとのことなどほっとけよ、かっこわるいやつだなあ……
>>347 まあ翻訳者としたら息も絶え絶えの出版社の商売との兼ね合いがあるわけで
ああいう対応にならざるを得ないのは仕方ないような気もする。
光文社に関してはああいうことを言いたくなる気持ちは分からないでもないが
せめてノーコメントにしておくべきだったとは思う。
>>357 >光文社に関してはああいうことを言いたくなる気持ちは分からないでもないが
>せめてノーコメントにしておくべきだったとは思う。
まったくだな。駒井のあの態度はなかった。
359 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 10:25:36
同意
たしかに駒井の態度はおとなげなかったと思う
でも誤訳だらけの初版を回収して重版で訂正した対応のすばやさには
出版人としての誠意もを感じないでもないね
岩波や早川で誤訳を指摘されてずっと放置してるのがあるくらいだからな
まあ初版で終わりってこともあるけれど
いろいろ言われているわけだが回答がまずかっただけで、
(あれだけ言われればカチンと来るのは当たり前だと思う)
古典に対するなんらかの情熱はあるんだと思うよ。
たまたま今のところ上手くいってるから金優先?とも思えるけど
当初の感覚からしたら古典新訳文庫ってビジネスとして成立するか怪しいから
そう簡単に企画が通るとは考えにくいし。
過去にも同じようなことを考えた人がいたが通らなかったという話もあるそうだ。
363 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 12:20:12
完全じゃない翻訳は違法にすべき
学者たちで何年もかけて研究したのちに一つも誤訳箇所がない翻訳書だけを出すべき
誤訳は国を侮辱する重い罪
完璧な翻訳っすか。
完璧なものほど詰まらなく、退屈なものは無いのですよ(笑)誤訳悪訳が多い方が、叩く楽しみも増えますしねぇ(笑)おやはや(笑)
>>363は翻訳という知的な営みに携わったことのない人間の弁だね
367 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 13:25:39
自分がやった翻訳には誤訳だらけだというのに
人がやった誤訳には厳しいんだから
この国の翻訳家たちときたらねえ(笑)
自分の評論はどうしようもないのに
作家を叩いてばかりの評論家ばかりなんですから
どこも似たようなもんですねえ(笑)おやはや。
完璧な翻訳は存在しない。
完璧な絶望が存在しないようにね。
369 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 17:28:09
下川先生が指摘した箇所を全部直せば限りなく完璧に近づくだろ?教授を何十人も集めて取り掛かれば完璧も無理じゃない
370 :
吾輩は名無しである:2009/03/20(金) 10:24:54
バカバカしい
翻訳に誤訳はつきものだよ 要は程度の問題
ちょっと意味が違っても読書という経験には影響ないからね。
研究をするなら別だけど、その場合は翻訳を読むなんて問題外だし。
ちょっとと言っても肯定と否定を取り違うようじゃ駄目だね。
なんでも昔、ボヴァリー夫人の核心部分でそれやらかして、エンマが超保守的な女性になっちゃったという悲惨な話があったが。
さすがにそれは経験をねじ曲げてるじゃないかw
それから、先行訳があるのに前より誤訳が大幅に増えるのはやめてほしい。
374 :
吾輩は名無しである:2009/03/20(金) 16:26:41
とにかく野崎歓はセンスがある、天性のものだね。
375 :
吾輩は名無しである:2009/03/21(土) 00:08:50
完璧な翻訳、きっとつまらない小説になるだろうな
阿Qってどういう意味なんだろ
阿呆のオバQ
378 :
吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 21:11:18
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なんかバカしかいないようだなw
379 :
吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 21:33:42
ミルの自由論がどこにもないんですけど…(^^;)
下山の話題以外は過疎ってるな。
月と六ペンス、木曜日だった男を読み終えたがどっちも最高に面白かったぞ!
みんなのオススメタイトルを教えれ。
382 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 15:36:04
いま生きている言葉で
っていってる割には、訳してるやつ年寄りばっかだな
いま生きている(人の)言葉で
なのかな
ナボコフはまだか
「ヴェネチアに死す」もひどかったよ
カビの生えた二字熟語ばかりで
「木曜日だった男」も、古風な言葉ばっかりだったな
まああれはわざとそうしてるんだが
セリフが死んでるのが多い
地の文はどうこうできても、会話を読めば一発で
感性の干乾び度がバレる
389 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 22:38:16
ひょっとしておまいらは、古典作品の会話が現代の若者ことばで訳されてるようなのが読みたいわけか?
オンディーヌは如何です(笑)おやはや(笑)
若者言葉は生きているというより、まだ胎児の段階の言葉だろう
「木曜日だった男」は100年前の古典コテンですよ(笑)荒れは酷い(笑)
二木麻里さんの訳はなかなかでは(笑)おやはや(笑)格調教教徒(笑)の評価は低いようですが(笑)おやはや(笑)
>>381 「幼年期の終わり」は面白かった。
ただオリジナルの冷戦バージョンの方が評価が高いとも聞いたけど…
SFって古くなると極端に読みにくくなるのに名作でも放置されているから
古典とは言いがたい気もするが、こういう試みはありがたい。
(新しいものが多いから独占翻訳権とかがからんでくるから難しいんだろうけどね)
「若者はみな悲しい」もそのうち買ってみるつもり。
The Rich Boyの冒頭をいくつかの訳と読み比べてみたのだけれど
ダントツで良かったように思えた。
翻訳者も定評がある人だし、「グレート・ギャツビー」も期待ができるかも。
村上訳も野崎訳もそれぞれ英文のイメージからは離れてしまっているように感じたのでなおさら。
南條竹則さん、思想文学(?)の『木曜日だった男』より
幻想文学の『白魔』の方がいいと思うけど。
この人の持ち味よく出てるってゆーか…
古風な感じというか癖がありますね、南條氏の訳は。
まあ好き好きでしょう。
397 :
吾輩は名無しである:2009/03/30(月) 01:58:39
最近は思想系も多くなってきたし、10年たったら岩波文庫なみになっているかも
いまは、たぶん極秘裏に『資本論』の新訳を進めていると思うな
本当に思想系熱望してます
カントもベネディクトも最高におもしろかったです
まぁそれまで光文社が残っておるかの方が問題なのですが(笑)おやはや(笑)
401 :
吾輩は名無しである:2009/03/31(火) 04:31:07
402 :
吾輩は名無しである:2009/03/31(火) 09:45:02
しかしホフマンが話題に一切のぼらないな。俺は発売日に買ったというのに
スキュデリはもともと駄作だからな。
あんなのをわざわざ選んで翻訳する奴の見識を疑う。
ここって厳密に古典ものしか出さないわけじゃないよね
新訳初訳問わず出したもん勝ちだよね
「ピクニック・at・ハンギングロック」の初翻訳出してー出してー
5/12
「そばかすの少年 (仮)」 ポーター
「八十日間世界一周 (上)(下)」 ヴェルヌ
406 :
吾輩は名無しである:2009/04/02(木) 18:52:30
ついにヴェルヌきたかー。
ただ、上下巻とかやめてくれよ・・・。一冊で出して欲しい・・・。
私市さんの訳ですかねぇ(笑)おやはや(笑)
408 :
吾輩は名無しである:2009/04/02(木) 20:04:44
善悪の悲願は今月発売ですか?
昔「そばかすの少年でてほしいなー」と書き込んだ甲斐あったかな?
いいなーいいなー
書いたら願いが叶うの?
じゃあ、岩波が絶版放置してる「トム・ブラウンの学校生活」読みたい
英国パブリックスクールものだから「テルレス〜」とか「飛ぶ教室」読む層は
絶対に食いつくと思うよ
>>405 「そばかすの少年 (仮)」 →鹿田昌美訳
「八十日間世界一周 (上)(下)」 →高野優訳
メディアはドストエフスキーより菊と刀を煽れよ
413 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 19:10:36
ずっと前に宝島とモンテクリスト伯、新訳で出してくれーって言ったら
宝島は出たしなぁ。
さすがに巻数の多い作品は出しにくいのかもしれないね。
デュマとかスティーブンソンの翻訳されてない作品を出して欲しい。
414 :
吾輩は名無しである:2009/04/03(金) 19:49:34
で、今んところ買いなやつはどれ?
5冊挙げて
原文知らないで言うけど
変身と地下室の手記はいまいち気分が盛り上がらなかった
新訳ならではの意気込みはわかったけど、それより面白い文章がよみたい。個人的にはね
ドストを女が訳すのが間違いだったな<地下室の手記
英語よりは仏独とかに力を入れて欲しいな。
未訳だったり極端に古い翻訳のまま放置されていたりするだけじゃなく
超有名人や超名作以外に何がお勧めかも正直あまり分からないし。
これが英語なら英語で書かれたブックレビューを読めばなんとかなるけど
フランス語やドイツ語だと不自由なく読めるわけじゃないから…
マラマッドをお願いします!!!!
文学作品を読むというならば、仏語は英語より簡単そうですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)英語は難しいのですよ(笑)おやはや(笑)
外国語一つもわかんないです…
421 :
吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 01:05:24
おれはこの地下室の手記で号泣したがな
423 :
吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 09:17:59
424 :
吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 09:35:23
魯迅はひさびさのピンクか
>>414 とりあえず、ゴーゴリは読んどけ
改訳というより怪訳だな、ありゃ。
怪訳というより珍訳だな、ありゃ。
落語マニアもいいかげんにせんかい
>>419 英語は文化圏広すぎ。語彙もイディオムも大杉。
仏語はコンテキストに依存しすぎ。原始的で全然親切設計じゃない。
やはり日本語が一番じゃのう、爺さんや。
ところで「アルベルチーヌ」訳した人が今度は「失われた時」を全訳すると聞いたが本当かのう?
『善悪の彼岸』読んだ人いるかな? どうですか?
430 :
吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 20:58:41
悪訳の彼岸だった。
えーと、てことは悪訳の向こう岸で良訳ってこと?
それとも此岸の悪訳を遥かに超えてるとか。
本気にするなよ…
まあ確かに両方の解釈が可能なんだから
語呂から言っても
善訳の彼岸だった。
と書くべきところだったかな。
434 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 07:39:01
ここは読まずに書き込むバカしかおらんのか?
436 :
吾輩は名無しである:2009/04/13(月) 19:15:57
>>434 こんなとこ、「読まずに書き込むバカ」しかいないにきまってるでしょ。
437 :
吾輩は名無しである:2009/04/14(火) 10:09:36
そりゃそうだ
善さも悪さも彼岸まで。
阿Qって、まるでガロ漫画に出てくるようなダメ人間……
『善悪の彼岸』読み終えた。
中山元さんの訳文、醒めてるね。
6/11
「罪と罰(3)」 ドストエフスキー
「道徳の系譜学」 ニーチェ
おっ、道徳の系譜学もでるんだ。
これ読みたかったんだよなあ。中山さんのニーチェはこれで終わりかな。
ルソーもフロイトも二冊で終えてるから。
次はどの学者を訳すんだろう。
「野生の呼び声」の訳がスッキリしてて良かったんで
「白い牙」いきます
「野生の呼び声」は、確かに素敵な訳だったと思います。
読みやすくて楽しめました。
「白い牙」は積読していますw
448 :
吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 13:16:34
『八十日間世界一周』かなりの自由訳らしいけど
高野優って何者かな?
結構キャリアのある方では(笑)おやはや(笑)どのような具合です(笑)おやはや(笑)
>>450 経歴には、長島良三に教わったとあるね
長島さんてまだ御健在なのかな(´・ω・`)
452 :
吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 09:29:49
なんで「失われた時を求めて」の中から第六部の「消え去ったアルベルチーヌ」だけ収録したの?
中途半端に途中の一冊だけ読んで何がわかるの? 一冊だけなら素直に第一部「スワンの家の方へ」にすればいいのに。
>>452 そう思ってあとがきだけ読んでみたら
ああいった長い本は最初から読み通そうとすると挫折するから
気にせずバラバラに読んだ方がいい、と書いてあったよ。
現実的にはあの巻にはプルーストが死ぬ直前に手を加えていて
それがあまりにごっそり削られているからか
邦訳されているのは違うバージョンなんだよ。
出したのは薄い上に、
そう言う事情で既に通読した人たちの需要も見込めるからじゃないかな。
そうそう。あの形では本邦初訳だったから、既存訳との差別化ができるということだろう
チェーホフ出るんだね。
何が出るの?教えて
457 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 13:19:49
八十日間世界一周パラ見してきたけど結構読みやすかったよ。
他の訳読んだことあるひといたら、新訳の感想聞かせてほしいな。
>>456 浦さん訳で、
ワーニャ伯父さん・三人姉妹。
>>458 戯曲か
小説もやってほしいね
とりあえずこのシリーズは全部買ってきたが、だんだん積ん読が増えてきた…
徐々に読んでくか…
>>458 この文庫、ロシアに力が入ってるよなぁ。
担当者が好きなのかな?
個人的に一番期待しているのは
青のフランス語とイタリア語だったりするけど。
イタリアは3冊出たけど今後何か出す予定はあるんだろうか?
ドイツ語の文芸作品のラインナップがちょっと弱いよね。
もしかしたら母集合からして英仏露に比べて劣るのかもしれないが…
とはいえヘッセを「車輪の下で」だけ並べておくのは危険な気がするよなぁ。
もうちょっと良い作品も用意した方が良心的な気がする。
ヘッセ自体微妙とか言われているみたいだけど。
>>460 全部買う必要は無いだろw
イタリアならボンテンペッリとか出ないかな
あとノーベル賞も獲ったらしいダリオ・フォとやらの作品も一度読んでみたい
ブッツアーティやカルヴィーノの長編はどうもこの文庫で出ても読む気がしない
神を見た犬は良作だと思ったけど何か問題があった?
出ないとは思うがな…
短編なら読みたいが、なぜか「長編は」この文庫では食指が動かないってこと
465 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 09:17:42
466 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 11:13:01
あー、わかった
あのカラマーゾフのひどい翻訳がでてるあの文庫だね。
しかしあれは問題だよねー
467 :
吾輩は名無しである:2009/05/20(水) 15:25:26
カラマも赤と黒もいいよ
負け惜しみいうなよ
どうもこの新訳文庫には安っぽさ、俗っぽさを感じてしまうのですよ(笑)おやはや(笑)
まあお子様向け名作全集に毛が生えたようなものと云う印象だね。
初訳だったら手に取る程度。
何を偉そうにw
471 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 00:20:54
亀山郁夫の「カラマ」も野崎歓の「赤と黒」もなんとなくかわゆい。
かわゆいというのはたいへんな美点でありますよ。
472 :
ザ・スミス:2009/05/21(木) 00:43:06
>>471 亀山さんの顔は怖いけどね。
たまには休めよ亀山さん!
473 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 10:24:57
英仏ものは基本的に翻訳では読まないので赤黒はわからないが、
亀山という人のカラマーゾフは、よくないと思います。
日本語として意味の通りにくい部分がしばしばあるのが第一の
欠点。
すらすら読めることがよい翻訳の条件ではまったくないけれど、
技量の不足が原因で読みづらい訳文になっているのではないかな。
474 :
吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 10:27:15
評価はさまざまなんだな
オレは読みやすいので拍子ぬけしたくらいだったんだが…
7/9
「罪と罰 3」 ドストエフスキー
「ワーニャ伯父さん/三人姉妹」 チェーホフ
多少間に合わなくても
突貫工事で誤訳だらけで出されるよりはずっといい。
さすがに懲りたのかな。
478 :
吾輩は名無しである:2009/06/08(月) 22:22:20
八十日間世界一周どう?
>>478 スイスイ読めたよ。
なんで上下に分けたのかは謎だけど。
480 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 21:15:13
他の訳とどうちがうのかしら・・・。
上のほうでも自由訳って書いてあったからさ。
481 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 19:36:24
カラマーゾフが100万部を超えるベストセラーとなった。
古典文学に対する新たな新風が吹き込まれたような気がする。
この文庫って字がやたらと大きく頁数が多いのが特徴。カラマーゾフが
100万部突破とは驚きだが、最近の出版上のちょっとした海外文学復興
のきっかけだったような気はする。
>>461 ドイツものはもう少し出してほしいね。英仏露ほどの宝庫じゃなきかもしれ
ないが、個人的にユンガーとか期待してしまう。ホフマンが出たときにはすぐ
に買ってしまった。
483 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 22:09:25
学者先生からの監視の目がいろいろうるさいんだよ
まずユンガーは売れないのでは(笑)おやはや(笑)
厳密にいうと古典じゃない小説ももっと読みたい
486 :
吾輩は名無しである:2009/06/10(水) 23:54:49
SFなんてどうだろう
悪い少年少女が出てくるYAな小説が読みたい
488 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 22:25:26
>ユンガー
千坂恭二訳でなw
コンラッドはなんでお流れになっちゃったのよ。
「闇の奥」 新訳でてほしい。岩波の古いのは字が小さすぎて読めん。
いつかは知らんが
『グランド・ブルテーシュ奇譚』 バルザック 宮下志朗・訳
『種の起源(上・下)』 ダーウィン 渡辺政隆・訳
宮下さん、ラブレーは?
494 :
吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 22:16:40
ヘルマン・ブロッホの「ウェリギリウスの死」に
ロベルト・ムジールの「特性のない男」を出してくれるのならば、光文社を応援
しようじゃないか。ブロッホとムジールが読めない日本って国は、文化面での
大きな後退を強いられいるようで、非常に情けないような気がする。読めない
こと自体が日本人の恥じともいえそうだ。あとはフリードリッヒ・シラーの戯曲
を全部いつでも、書店で買い求められるような風潮を作ってほしい。こういう
古典文学の文庫化という作業をどこかでn足遂げてほしい鋳物だ
確かに丘沢さんは寄宿生テルレスの混乱の解説で
テルレスそっちのけで特性のない男のことを書いてたから
じゃあ翻訳してくれよと思ったが…長過ぎて無理なんだろうな。
売上を考えてもジョイスやプルーストと比べてムージルは知名度が落ちてしまうし。
>>494 その二つは文庫化をお願いした方が良さそうだ…
496 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 11:02:00
>>494 んなこと言われてもなあ
そこらへんはドイツ人にも読まれてないから…w
「夜明け前」「青年の環」「死霊」などが日本で読まれていないのと似たようなものか?
黙阿弥の戯曲が日本の本屋でいつでも買い求められる状況にないのと変わらないね
497 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 18:54:54
人間喜劇とルーゴン=マッカール叢書を文庫で揃えたなら誉めてつかわそう
カラマーゾフの兄弟5冊セットをインターネット古書店で見つけたが、
新潮の新品買ったほうが安い・・・w
2周年の本が届いた
続刊予定
大司教 キャザー 横山貞子訳
今になって別冊の3冊目が北
1・2冊目は葉書2枚で当てたが今回は1枚だった。
ああいうの申し込む人ってそんなに居ないんだな。もしくは実は1000部以上出てるのか
うちにも届いた。
カンディードの新訳を堀茂樹がやると書いてあったが
ここで刊行すんのかな
つい数年前に岩波から新訳出たのにまた出すのか>カンディード
うちにも昨日キタ
でも、2/3が対談と読書感想文なんでがっかり・・
なんか超短編の新訳でも載せるとか、
発売予定の新訳の頭10ページを載せるとか
もっと斬新なことしてほしい
506 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 11:17:03
美文を綴ろうなどというさもしい配慮はいっさい捨てて、本当に書きたいことを、
時のたつのも忘れ、ひたすら書くことの激しい喜び。それがスタンダールにとって、
ほとんどすべてでした。(光文社、赤と黒(下)の解説)
野崎歓の文章は超かっこいい。
507 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 12:20:21
どこが?
508 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 22:22:24
スタイリッシュ
509 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 22:49:45
だから誤訳になるんだよ
510 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 21:17:38
自分で訳さない先生はダメですよ
野崎は現代作家の紹介だけしてりゃいいんだ
511 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 13:15:43
誤訳と親密でない名訳なんてものはありえないんでしてね。
名訳とは古くからそういうものです。
そういった意味では赤と黒の訳者として野崎歓以上のものはないだろう。
名訳は学者というより文筆家というより文士にしか創り出せないのだから。
森鴎外 上田敏
澁澤龍彦
ですが残念ながら赤と黒は野崎の訳ではない、ということは厳然たる事実なのでして(笑)おやはや(笑)
515 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 15:33:09
院生に下訳やらしたんじゃなかったっけ?
下訳があるのかどうか知らんが、
院生が下訳やるのはよくあることだし、
院生の生活を経済的に助ける意味でも
あながち悪いことではない
数千フランと千数フランの違いもわからないようなバカでも?
それは院生の力量を把握していない教授が悪い
下訳無しだからああなった、という噂もチラホラ
いい加減に赤と黒以外の話はないのですか(笑)堀さんのカンディードの講義は視聴出来ますがこれは如何(笑)おやはや(笑)
ギャザーも注目どころではありますねぇ(笑)おやはや(笑)ジョン・リリーなどは訳されませんか(笑)少し興味あるのですけれどもねぇ(笑)原文で読むのもいいかもしれませんが矢張り古典は難しいですからねぇ(笑)おやはや(笑)
521 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 23:02:49
「カンディード」って短編に近い中篇だよね。
ヴォルテールの作品でピカレスク
小説の走りといわれている。結構冒険が多くて面白いのだが、岩波が最近だした
ばかりだよね。だったら、ヴォルテールのほかの作品をだしていただきたいね。
522 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 23:08:43
しかし誤訳は指摘しないといけない事実でしてね。
誰が翻訳してようと、指摘は指摘ですよ。
野崎様の責任じゃないだの、名訳に誤訳はつきものだの、書いていて恥ずかしくないですか。
古典新訳ってCDでいえばリマスターな感じですか?
素材を最新の技術で鮮明に仕上げ直すっていう。
全然違う。
全然違う
>>523 カバーアルバムとか、トリビュートに近い
「やっぱ元祖が一番いいよなー」って、再確認するためのアルバム
527 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 09:49:45
まあモーニング娘の「ひょっこりひょうたん島」みたいなもんやな
528 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/06/25(木) 18:04:32
さて(笑)
529 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 21:05:39
狸はやっぱりでべそなの?
530 :
:( ̄ω ̄)獲る狸 ◇ycr5A7VfSw :2009/06/26(金) 23:14:24
そうだが、悪いか?
えるりは男の子なの?
もふもふ(笑)
533 :
吾輩は名無しである:2009/07/03(金) 01:03:11
8月6日刊
オノレ・ド・バルザック 『グランド・ブルテーシュ奇譚』
ベルトルト・ブレヒト 『母アンナと子供たち』(仮)
>>533 やっと出るのか、バルザック。
ところでこの作品知らないんだが…
>>533 ブレヒトのは「肝っ玉お母とその子供たち(Mutter Courage und ihre Kinder、1939年)」のことかな?
短編でしょう(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
>>534 岩波文庫なら『海辺の悲劇 他三篇』の他三篇のひとつ。
タイトル入れても35頁にしかならない。
で、それをいくらで売るんだw
種の起源は、9月の周年フェアの目玉かな。
それだけでは弱い気がするけどな〜
九月は四冊くらい出るんだっけ?
楽しみ
ギャッツビーが9月予定だったっけ?
ただあれは春樹訳があるからインパクト弱いよなぁ。
読んでおきたいけど何かきっかけがないと読まないような本が出てくれるとうれしい。
>>540 どうせだったら20年代の自伝の方が良かった
恐慌前の懐古録ってことでシンクロできるし
新訳って文字が大きくて読みやすいけど、漢字が減ってて
なにか薄く感じる 行間から漂ってくる香りが
一概に「新訳」っていっても、
訳者によっては旧態然としてるひどいのもあるから当たり外れあるよ
たとえば?
ヴェネチアに死す
ここって小説や戯曲の新訳メインなのかな?
詩集とか個人日記みたいなのも読みたいんだけど、ハードル高いかな
コクトーとかもっと出してほしいんだけど
個人日記とかは個人全集で読むものだと思うけど
「戦争と平和」まだぁー?
「母アンナの子連れ従軍記」
なんか猛々しいタイトルだねw
550 :
吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 11:49:56
というか、おぞましい題をつけるもんだ。
それだけで、いやらしい歪んだ意図が見えている。
552 :
吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 00:31:32
「戦争と平和」
読む前にこんなこと言ってはいけないのかも知れないが、
あの小説の内容は、何から何まで全て創作だからね。何ひとつ本当のことは書いてない小説。
ロシアも西洋の一部だが、西洋の小説はそんなのが多い。
小説ってそういうものだろ。
小説に何を期待してるんだ?
真実!過酷な真実!
>>551 たった3年で、しかもあそこまで長いのを訳し直すのはもったいないよな。
せっかくのエネルギーを他に向けていただきたい。
ま、カバーが古くさいから新訳っぽくないから勘違いしたのかもしれないけど。
岩波はもうちょっとデザインのセンスがなんとかなってもいい気がするんだが。
誤訳文庫買った人は新しいのに交換できないの?詐欺?
>>557 なぜ誤字、脱字のある本も返品出来ないんだ?
欠陥商品でしょう。
ていうか、売る前に誰か一度読まないのか?
欠陥文庫だから
西洋の小説は創作が多いとかいっているやつは
少し研究所の類を読めよ。あるいは小谷野敦の本でもいいよ。
日本のインテリによくありがちな勘違いだからさ。
宣伝乙w
創作が多いってどういうこと?
まぁブレヒトに関しては岩淵独占を打破しようとの試みなのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
>>558 普通その程度じゃ出来んよ
もっと大きなミスじゃないと
565 :
9月8日 刊行:2009/08/03(月) 13:41:46
お、コンラッド出るのか。
だが訳者変わっているような気が?
おやはや(笑)しけておりますねぇ(笑)おやはや(笑)
568 :
吾輩は名無しである:2009/08/03(月) 17:34:03
バルザックは八月じゃなかったのか
>>566 中野好夫訳の文庫は相当古かったからなあ。
ギャツビーはもう食傷気味だし。
ギャツビーはもうええやろ
ヴァレリー訳してくれ
>>569 当初の予定だとダロウェイ夫人を訳してた丹治さんじゃなかったっけ?
それはともかく最近ハードカバーで出てたけど、高いから正直言ってありがたい。
黒原さんは職業翻訳家なので、研究者とは一味違った翻訳になりそうだね
実力のある人だけに楽しみ
「歎異抄」って売れるのかな
まあ、これまでの刊本を通算すれば確実にミリオンセラーではあるが
コンラッド、出るのが遅かったのは訳者がかわったせいか。
なんで放り投げちゃったんだろ。
想像だけど、黒原さんが下訳やってたんじゃないか
関係者の人暴露よろ
次回3周年を迎える9月には、5冊の刊行を予定しています。
ご期待ください!
『グランド・ブルテーシュ奇譚』バルザック/宮下志朗・訳
『種の起源(上)』ダーウィン/渡辺政隆・訳
『闇の奥』コンラッド/黒原敏行・訳
『グレート・ギャッツビー』フィッツジェラルド/小川高義・訳
『歎異抄』唯円・著 親鸞・述/川村 湊・訳
発売予定日は9月8日(火)です。
日本の古典きた!!
昔このスレに3年続いたら誉めてやるという輩がいたが・・まだいるのかしら?
2chレスで責任を求めてはいけない
580 :
吾輩は名無しである:2009/08/13(木) 13:39:07
このスレで言い足りなかったことがある方は、
ぜひ以下のスレで、直接版元の方におながいしまつ
光文社再建は可能か?Part5
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/zassi/1248755464/l50 720 :匿名希望さん:2009/08/12(水) 20:16:27
「赤と黒」問題に関しては、市井の人が多数ブログで意見を
寄せているが、比較的、鋭いのがこれ。
(改行はテキトーに入れた)
↓
それにしても、私が危惧するのは、もしかすると、いまの出版業界を
商売として支えているのが、おおかた光文社編集長駒井稔の考えかた
なのではないか、ということです。
この業界で仕事をするおおかたのひとが、駒井稔と同じことを考え、
実行しているのではないか。
この業界に駒井稔が無数にいるのではないか。少なくとも、それが
主流なのではないか。
駒井的発想でしか、この業界は現状維持もできないのではないか、
ということです。
とすれば、早晩この業界は、読者ともども衰退するより他ないのではないか、
ということです。
ttp://d.hatena.ne.jp/kinoshitakazuo/20080619
原文に忠実でないと訳といえない。
安易な意訳に走った「赤と黒」は読む気にならない。
582 :
吾輩は名無しである:2009/08/14(金) 10:31:46
英語しかできないヤツは、比較文学教えんな。
英語教師に戻りたまえ。
母アンナの感想あげてるブログがひとつもない
584 :
吾輩は名無しである:2009/08/19(水) 18:20:25
中山訳は水準を満たしてる気がする。
哲学系をもっと訳して欲しいな。
585 :
吾輩は名無しである:2009/08/19(水) 23:18:07
野崎は偉大
稔編集長も偉大
下川=コンドル――どうでもいい
586 :
吾輩は名無しである:2009/08/19(水) 23:40:26
ほらふき男爵の冒険の新訳まだ?
くまのプーさんの新訳まだ?
くまプーはどうせあと数年で各社そろいぶみだろうけどね。
587 :
吾輩は名無しである:2009/08/23(日) 00:00:40
結局野崎歓の赤と黒も亀山郁夫のカラマーゾフの兄弟も名訳だったってこと?!
初版は誤訳おおくてやばいぞ。注意。
>>888 翻訳出版の責任を問う
http://book.geocities.jp/ifujii3/ 光文社の<古典新訳文庫>は創刊時から注目を浴びた。
同時に物議も醸している。亀山郁夫氏の『カラマーゾフの兄弟』は空前の売れ行きを
示しているようだが、氏の訳業には専門家の間できびしい批判にさらされている。
後述の長瀬論文によれば、亀山郁夫訳の『カラマーゾフの兄弟』には、
明らかな誤訳、もしくは不適切訳が、およそ500箇所近くにのぼるという。
そして、光文社と亀山氏は同訳書の20刷(1月30日)から大幅な改訳改定を始め
ており、そのすべては誤訳批判者の指摘を受け入れたものだという。ただし改訳の事実は伏せて。
なんで訂正したことを公表しないのだろうか
雑誌は社員のレベルがかなり低そうですが
書籍はどうなんですか?
なんかだんだんパッとしない作品が多くなってきた
他で翻訳されてないような作品や絶版になってるものを中心にやるって訳にはいかないのかな
ヒント・売れない
9月はそれでも面白そうだけど、
10月はどうだろうなあ
「真夜中の子どもたち」
を翻訳しなおしてだしたら10部かっていいけど
また貴重なイスラーム学者が■されたらどうする
600 :
吾輩は名無しである:2009/09/03(木) 23:31:28
中野好夫訳は最後まで読めなかった
どうせゆとりさ
新訳期待age
601 :
吾輩は名無しである:2009/09/04(金) 09:26:50
「ホンが好き!」休刊だってね
駒井 古典新訳文庫は絶対に死守してくれよ! 頼んだぜ!
10/8
「訴訟」 カフカ
>>602 カフカの審判?長編も出すのか。
訳者は短篇に引き続き丘沢さんなのかな。
先行訳があるのに出してくるとはよほど池内訳が気に入らなかったかw
城は読んだけどこっちは読んでないから買ってみようかな。
歎異抄がAmazonで品切れしてる
関西弁で書いてるそうだなあ。
偽関西弁だったり、吉本風の汚い関西弁だったりしないことを祈る。
606 :
吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 18:50:49
ジキル博士とハイド氏
貧しき人々
ついに「闇の奥」でたな。誰か読んで感想おくれ。
あとがきで既訳の誤りを具体的に指摘してるのは
珍しい光景だわ
tes
>>608 じゃあ明日買います。中野好夫さんの訳はツラかったんで。
> あとがきで既訳の誤りを具体的に指摘してるのは
> 珍しい光景だわ
このシリーズってそういう伝統なのかね
自分に振り返ってくると思うのだが・・・
中野好夫も自分で自信がないと言い出す体たらくじゃあな
そういえば丹治愛の翻訳を持ち上げておる方がおられたのですが、確か黒原さんの前任は丹治愛でしたかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
『闇の奥』読了。訳文のリズムがGood!
解説(by武田ちあき)も読み応えあるけど、
本文の後で目を通してね。
某ジュンク堂で「歎異抄」とバルザックが売り切れてた。
闇の奥も、ギャッピーもあと2冊しかなかったぞ
おやはや(笑)
カズオ・イシグロ本の土屋政雄が「ダロウェイ夫人」の新訳やってるらしいけど、
もしかしてここから出すのかな?
またでるのか
この勢いじゃさらに別訳がでそうだ
土屋にウルフが訳せるのか?
「わたしを離さないで」も会話部分が読めたものではないんだが。
フォースターの「モーリス」が読みたいよー
小野寺健あたりで
ウルフって版権きれたの?
他の作品もどんどん出して欲しい
土屋の訳は苦手
新訳は確かに読みやすいが、漢字が少なくて
行間から漂って来る「匂い」が減少している。
「闇の奥」でさらに検証してみる。
「訴訟」はなんか楽しみだなあ
期待はしない。
>>615 そうか?自分の場合は単調で読んでいて辛かったよ。
でも理解不能な訳文ではなかったから原文由来のものなのか?
同じ訳者が訳したマッカーシーもつまらないと思ったがここまで読みにくくはなかった気がするし。
>>618 土屋さんの訳は好きだけど、ダロウェイ夫人はもう読んだからいいや…
と言いつつ、出来次第では買ってみるかもしれない。
ただ新訳が文庫化までされているような作品を訳すのはちょっともったいないよなぁ。
「月と六ペンス」もそうだったよね。まあ未読だからこっち買ったけど。
>>621 出るとしたらやはりみすずの本が馬鹿高いハワーズ・エンドの方が先なんじゃないのかな。
それに小野寺さんじゃあまりにもまんまだから、もっとひねった選び方をするだろうしね。
フォースターはちょっと古くさいイメージがあるのか、あまり優遇されてない気がするなぁ。
ドリアン〜、テルレス、モーリスで三冠王とれるから出してほしい
訳者はドリアンの人がいいなぁ…
「歴史」 ヘロドトス 新訳希望。
「歎異抄」、じゃりんこチエの父ちゃんの声で読んだらハマる
鉄腕の城島シゲ子の声でもイケる
水源 希望
ロレンスの「恋する女たち」って研究本はあふれかえってるのに
肝心の小説が文庫で気軽に買えないなんて、この国はおかしい
学者が大学のお金で高い本を買うためだけにあります
『第三帝国の興亡』って新訳出たんだね。
旧訳を文庫化してくれないかなあ。
>このシリーズってそういう伝統なのかね
>自分に振り返ってくると思うのだが・・・
それを言うなら「自分の身に降りかかる」だろう。
わざわざどうも
はやく角川が再販しないうちにクリスタ・ウィンスローの「制服の処女」を出すんだ・・・
岩波とか光文社とかカヴァーが同じ本はコレクションとしても集めたくなっちゃう
早く岩波が復刊させないうちに「トム・ブラウンの学校生活」を出すんだ…
ガルシア・マルケス 「百年の孤独」 新訳希望。
なんかここの文庫って異様に研磨率が高いよね
642 :
吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 23:25:29
立ち読みだけど歎異抄ワロタ
原文で読むべき
643 :
吾輩は名無しである:2009/09/24(木) 09:20:28
橋元治の桃尻語訳みたいな才気を感じさせる代物でもないからね
角川ビギナーズ・クラシックスもカバーがカラフルで集めたくなる
でも、編者によってはものすごく退屈だったり、めちゃ面白かったりする
>>642 見てみたら完全に色物っぽい雰囲気だったな。
それで思い出したけど落語ゴーゴリはどうだったんだろう?
確定しました。やっぱり来るみたい。今回は10月1日までは警戒が必要。
千葉神奈川静岡東京茨城や他の関東が危険
(重要事項につき会員同時公開) 2009/09/25
(5) なお、HAARPに誘引されて、関東地方ではM5前後の中規模地震が発生するだろう。
(3) HAARPの影響は大気イオンのみならず、気象現象や通信、動物の狂乱状況をも生み出し、
疑似宏観異常現象を発現させる。いわば環境テロである。
(2) HAARPは電磁波を宇宙に向けて放出、電離層を刺激し、反射して地表付近の大気イオンに影響を与えるものと聞いている。
HAARPの運用状況と大気イオン濃度変動を見比べると、明らかに同期しているとの指摘を多数頂戴した
大気イオン地震予測研究会e-PISCO
理事長 弘原海 清 大阪市立大学名誉教授
http://www.e-★pi★sco.jp/r_i★on/at★tention/090925weekly_z.html
http://s01.megalodon.jp/2009-0925-1414-33/www.e-★pisco.jp/r_i★on/attention/090925weekly_z.html
http://s02.megalodon.jp/2009-0926-0102-46/www.e-★pisco.jp/r_i★on/attention/090924weekly_e.html
HAARPの動きを四川地震のパターンに今回に当てはめると9月27日が危険
http://gol★den★tamat★ama.bl★og8★4.fc2.com/blo★g-date-20090922.html
http://s03.megalodon.jp/2009-0926-0114-47/goldentamatama.bl★og8★4.fc2.com/bl★og-date-20090922.html
世界的科学者がハープは地球の気候や人の脳を損傷させる兵器の疑いがあると
http://www.yo★utube.com/wat★ch?v=8A★MlqRsHUXI&feature=player_embe★dded#t=51★1
2ちゃんねる地震情報
http://li★ve2★4.2ch.net/eq/
9.11事件、破壊されたWTCで働くユダヤ人は1名も死んでいませんでした。
http://da★mhantaikanuma.we★b.infoseek.co.jp/Sonota/91★1dead.html
地震来たら権力者達が犯人。・・・ユダヤ人は大量に人を殺しています。
648 :
吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 01:11:48
この文庫、カバーがひどい。もっとしゃれたデザインのカバー画にせよ。
そうか?おれは好きだけどな。
650 :
吾輩は名無しである:2009/09/28(月) 08:54:16
フェアなんかで、平積みにするとそこだけ異様な雰囲気になるんだよね
最初、トロツキーとかがこの装丁で出たときは「なんだこれはw」だったけど
文学方面は全然いいと思う。
絵が抽象的すぎるのが多くて、同じの使いまわしされても気づかなそう
実に愚か(笑)おやはや(笑)
目立つよな
もう画期的に売れまくるのは出ないのかな
656 :
吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 02:10:32
歎異抄はさすがにない。どこの地域の関西弁だありゃ。岸和田か?
あんまり奇をてらわないほうがいいよね
平易で読みやすいのが一番いい
>>655 カラマーゾフみたいな位置づけの本ってそうそうないのでは。
ドストエフスキーばかり出すわけにもいかんだろうしw
あのヒットを狙って出せたら出版業界はもっと潤ってるだろうしね。
>>656 ところどころ京都弁、ところどころ大阪弁、ところどころ河内弁、ところどころ泉州方言、ところどころ吉本弁
さらに、古い言葉と今の言葉が入り混じって、すごく気持ち悪い。。。
さて、闇の奥を読み始めましたが、
「that I heard the original quarrel arose from a misunderstanding about some hens. Yes, two black hens.
(……)Fresleven(……)thought himself wronged somehow in the bargain, (……)」
という下り、翻訳では「雌鳥」となっておりますが、この「hens」というのは「女」のことなのでは(笑)
英語辞書では「Slang A woman, especially a fussy or nosy old woman.」となっております(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
特にこの場合「黒い」とはっきり念押ししております(笑)人身売買をやっておるわけですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)つまり質の悪い黒人女を掴まされて船長は憤り、村長を殴りつけたと(笑)
「the noble cause」というのも皮肉な嘲りではありませんかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
そしてそれを「the gentlest, quietest creature that ever walked on two legs」だった人間がやってしまう、というところに恐ろしさを出しておるのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)他の訳では如何でしょうか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
お前ほんとに同じ言葉を繰り返すことしか出来んのな。
質の悪いと書きましたが、恐らくは梅毒の類かもしれませんねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
「失われた時を求めて」 プルースト
誰か挑む勇者いないのか。
664 :
吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 00:36:27
闇の奥など読むに値しない
>>662 単語レベルの誤訳しか指摘できないんだねw
コンドル先生は誤訳を数百と見つけられた本物の学者
光文社は謝罪して金を返すべき
667 :
吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 01:23:58
>>656 >>659 関西弁だと会話文が活きてくるってことで使いたい気持ちも分からんもないけど
エセ関西弁だとただ気持ち悪いだけなんだよね
訳者は関西の人なのかなあ・・・
あまりに無自覚で・・・
特製のない男だせよ
誤訳が少ないのだから、文章がひどくたって素晴らしい翻訳だよ
670 :
吾輩は名無しである:2009/09/30(水) 03:38:48
もう関西弁なめてるとしか思われんよ。
関西でも場所によって全然、話し方違うのにね。せめて統一すべきだった。
関西人以外には違和感ないんかねぇ。
アルトゥル・シュニッツラーの「夢小説」読みたい
昔河出書房が出した短編全集を新訳でやってほしいな、
戯曲はいらないけど。
674 :
吾輩は名無しである:2009/10/01(木) 01:54:35
グレート・ギャツビーは酷過ぎだったな。
なんだあのお堅い文章。全然違うよ。
春樹はライ麦は最悪だったけどギャツビーは見事にやってのけたってのに
11月は何が出るのかな?
676 :
吾輩は名無しである:2009/10/02(金) 20:01:29
十一月は、多分ドフトの虐げられた人々ですよ
そうなん? ありがと
貧しき人々じゃなかった?
679 :
676:2009/10/02(金) 23:38:06
そうだっけ?
まぁ、似たようなものw
ジキル博士の可能性もあるかなあ。
680 :
吾輩は名無しである:2009/10/03(土) 09:59:25
全然ちがうじゃんw
この文庫に入ると、誰が書いたとか、いつ頃書いたとか、そういうのは余り関係なくなるんだよ
11/10
「ジーキル博士とハイド氏」 スティーヴンスン
「カフェ古典新訳文庫(仮) 」
\(´^ω^`)/
カフェw
11/26
古典新訳コミックシリーズ
「クリスマス・キャロル」 ディケンズ/坂田靖子
カフェ?コミック?
687 :
吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 11:18:42
カフェ?
688 :
吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 11:20:31
完全に本性剥き出しになってきたようだ
おやはや(笑)実に哀れ(笑)おやはや(笑)
カフェって少しは興味あるな。
コミックはいらんけどw
検索かけてもここしか引っかからないからコミックはネタじゃないのかな。
カフェは最近やり始めたとか言うイベントの議事録みたいなものになるのかな?
ネタじゃないよぉ
光文社 光文社古典新訳コミックシリーズ
「クリスマス・キャロル」 坂田靖子/ディケンズ
A5 /1,260 /11/26
書籍コード 9784334807351
坂田靖子は読んだこと無いな
どうせコミックやるなら埋もれてる若手に書かせてみてほしい
余りにセンスが悪すぎると言いますか(笑)いえ、坂田を批判しておる訳ではなく、下劣なタイアップが、ですよ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
まんがで読破シリーズが盛況らしいからそれに影響されたのかねぇ。
このシリーズは商売っ気がいい方に転んだわけだが…
こういうのってマンガで読んだから作品を読んだとも言えないし
そんなに中身を知りたければタイアップ先の映画を見ればいいじゃん、ってことになる気が。
坂田先生は編集から渡されたDVDを見たらしいけどね
古典新訳アニメとまで行けばさすがに笑いも取れましょうけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
698 :
吾輩は名無しである:2009/10/08(木) 20:58:52
あ
まあ所詮は光文社文庫だし。
700 :
吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 06:21:25
>>660 手元にある岩清水由美子訳では「牝鶏」。岩波版の
中野訳がどうなっているか分りませんが、仏訳でも
此処はpoule(雌鶏)となっています。
kongo-kinshasa.de/dokumente/lekture/conrad.pdf
ただし仏語でも「poule」には俗語的用法で「女」、
「尻軽女」、「売春婦」といった意味があります。
しかしそもそも、日本語訳で「雌鶏」と訳した場合で
も、読者がそれを「女性」を指すのだと解釈すること
は十分可能でしょうし、原文の「雌鶏」というhenの
本来の語義を残すことが誤訳だとまで言えるのでしょ
うか。「雌鶏」と書いて「おんな」とルビを当てるの
が最善なのでしょうけれども。
(以上は、原文の意味が本当に「女」を指すのか
どうかという解釈・議論はさしおいての話ですが)
701 :
吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 09:26:34
いよいよケツに火がついてきたな 光文社
>>700 中野訳でも「牝鶏」
面倒臭いから放っといたけど、そうかと言って「女」では駄目だよね。
ルビ以外だと“牝鶏”とかにするか、素直に訳注付けるのがいいと思う。
703 :
吾輩は名無しである:2009/10/09(金) 21:14:49
皆な、コマけえこと、そんなんどうでもいいじゃん。
もっと“感動”を大切にしようや。
少なくとも亀山郁夫訳・カラマーゾフの兄弟、野崎歓訳・赤と黒には既訳にはない
大いなる感動があった!!!
人類にはもっと感動が必要じゃね
本を読んだことのない奴が吼えてもなw
既訳は難解と言ってのけたどっかの学長がいましたね。
>>701 おやはや(笑)確かに誤訳とは言えないかも知れません(笑)
ですがここの場合温厚だった船長が二年間「the noble cause」に従事した結果、村長の頭を強打すると言う凶暴な事件を起こします(笑)
これは全編に亘って響き渡るこの作品のテーマ(という言葉は余り使いたくは無いのですか)であり、ここにもそれが現われておる故にもう少し分かり易く訳した方が宜しいのでは(笑)
日本人にとって、雌鳥で女と通じるでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
文脈でわかるのでは。
コンゴ人がニワトリの飼育なんかしてるわけないし、
たった2羽のことで命に関わるトラブルになってるのは不自然だし、
だいたい黒いニワトリなんていないしね。
あ、雌鳥か。
雌鳥はないわ。
hen(s)には寄り集まって囂しいイメージがあるけど、雌鳥にはないもの。
709 :
吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 01:36:01
普通に読んだら文脈から雌鶏=女で通じるんじゃないかなぁ。
自分は意識せんとメスの女って感じで読んでた。重版分は変わってる?
公式サイト、何で発売日に次回刊行本紹介のページを更新しないんだろうか。
やる気ねえな。
711 :
吾輩は名無しである:2009/10/12(月) 02:10:30
鶏で思い出したけど
「赤いおんどり」とか出してくれないかな
テルレス読んで、特性のない男はやっぱりやめてほしいと思った。
>>703 カラマーゾフも赤と黒も別に難解じゃないから
既訳でも充分感動できたと思うんだが
フィネガンズウェイク、特性のない男なんかを
読みやすく訳せたらこの文庫にも意義があるかもね
>>713 なんでも、読みやすく訳すと思うぞ、この文庫はwww
宝塚が、源氏物語もカラマーゾフもミュージカルにしちゃうように。
読みやすく訳すと極端に漢字が減るので
薄くなってると思われる。
莫迦専用文庫
>>715 ひらがなが多くなると字数が増えるよw
団塊世代ターゲットなので、字は大きいですから分厚いですよw
薄くってそっちの意味か
来月刊行の本がまだ更新されてない
おい、来月何出んだよ公式w
早くも終了かw
722 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 21:35:42
13:20 フィリップ・ベルティエ発表「越境するスタンダール」(50分:含通訳時間)仏日通訳:未定
スタンダール研究の第一人者フィリップベルティエに当研究会の主旨に即した話を伺う。
14:10 野崎歓発表「翻訳者が読み解くスタンダール」(40分:含通訳時間)
『赤と黒』新訳を事例に、翻訳者の立場から現代日本におけるスタンダール受容についての 印象や意義、翻訳を通しての作品解釈や翻訳の方法論などについて話を伺う。
光文社の野崎歓の赤と黒は国際的に一流のスタンダール学者からの評判も上々だったそうだ
やっぱりそうか
読んですぐに新鮮な感じしたもん
さすがは野崎歓!!!!!!!!
コンドル先生は一流じゃないとでも?
なぜ野崎は先生の言ったとおり改正したの?
>>722 あなたはどうやって日本語読めないフランス人学者からの評判が上々だと判断したわけ?
野崎スレって落ちたの?
726 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 21:59:13
野崎がコンドルのいうとおりに改正したって誰がいったの?
野崎は独自に改正したのさ。
野崎歓の訳文の素晴らしさがわからないところが、コンドルが文学者でない証拠。
727 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 22:10:56
コンドル下川が一流のわけないじゃん
あんなん間違って二流私大の教員になったって、もっぱらの評判だぜ
ほんとなら二流私大の教員にもなれなかった人
この世界じゃ誰も相手にしてないぜ
もちろん野崎歓は超超一流だけどね
総合力が全然違う
コンドルがあんなことをやったのは暇すぎたんじゃないのかな
原稿依頼もどっからもないだろうから
野崎歓は忙しすぎて少々隙ができたとこも確かにあるけどね
でも野崎歓の訳文は他とは違う
なんといってもズバリ新しいのだよ
コンドルは暇すぎるんだろう
ちょっと哀れ
雑文を書き飛ばしてるように翻訳のお仕事も書き飛ばしです
ぶっちゃけ50年後には野崎も下川も忘れ去られているだろう
730 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 22:24:19
下川は忘れ去られるというよりか誰にも知られてないが・・・
コンドルで知られているだけださ
スタンダール研究では有名だよ
732 :
吾輩は名無しである:2009/10/19(月) 22:29:23
コンドル下川、来たか!
おまえ、暇すぎるんだよ!
でも相手してやろう!
733 :
吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 22:17:46
(定義)
[コンドル下川]
手すさび学者のこと
こそこそとアマゾンやほかの書店に悪い評価の評を入れるのを趣味としているらしいです
しかも大学の仕事時間中に
立命館の恥
来月は何が出るんですか・・・
余力が・・
来月は何も出ないのか?
父さん…
さあ今のうちに店頭にあるものを買っておくか。
ジーキル博士とハイド氏
貧しき人々
種の起源(下)
のどれかかな?
9月で張り切るのはいいが、その後やる気なくすの止めてほしいw
740 :
吾輩は名無しである:2009/10/24(土) 11:31:50
やっと公式に来月の発売作品が出たな
なんでもっと早くに発表しなかったんだw
ヒュームとか出せばいいのにね
けっこう重要だよ
出たのか?と思って見に行ったが出てないなw
翻訳が遅れてて直前まで粘っているのだろうか…
誤訳、珍訳のオンパレードで出版停止じゃないのかw
翻訳文化に対する罪ということでw
どうして11月の新刊を更新しないのかな
忘れてるのかなー?
もう終わりました
749 :
吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 22:51:29
誤訳ばかりあるのは、
この会社が利益追求しか考えていないから。
志の低いところは何をやっても駄目。
誤訳ではないと何度も言ってる
新訳だ。今までの訳こそ誤訳なのだ。
752 :
吾輩は名無しである:2009/10/28(水) 23:58:52
カラマーゾフ、誤訳のないの、いつ買えば大丈夫なん?
過去の訳をバカにしてしか存在意義を出せないバカ文庫
754 :
吾輩は名無しである:2009/10/30(金) 20:40:06
>>750 マジにそう。
売れればいい〜
しかないんだから、
ここのやつには。
12/8
「種の起源(下)」 ダーウィン
「 消えちゃった」 コッパード
「消えちゃった」 11月の新刊
マジか
758 :
吾輩は名無しである:2009/11/03(火) 17:08:10
カラマーゾフって一巻以外は改訂されてないの??
そろそろ11月の新刊が出るんだが相変わらず更新されてないな。
大丈夫か?
Amazon見ると、
11/10に『ジーキル博士とハイド氏』
公式(ry
どうして新刊更新しないのかな?
伝達がうまくいってないのかな?
もう打ち切りの兆候です
消えちゃった‥
本屋行ったらもう新刊が並んでたよ。
カフェ古典新訳文庫が一緒に並んでいたから目を通したけど
これはかなりダメそうな感じが。
綿矢りさがアンナカレーニナについて対談しているコーナーがあったんだが
彼女、感覚は優れてる(た?)けれども読解はまるでダメじゃなかったっけ?
カフェは装丁からして手に取る気ゼロで残念だ
これはおまけで希望者に送ればいいような内容だと思う
来年はもっといいラインナップが出るといいなぁ
ていうかジキルの帯、なんだよコレ・・・
山崎ナオコーラは日本一嫌いな作家なので、このシリーズが汚された気分
日本に大勢作家がいるのに一番嫌いとはw
カフェ古典新訳文庫の綿矢は写真付きですか?
>>768 写真あるよー。雑誌感覚文庫だからグラビアにすれば良かったのにw
公式のあのサボりはなんだったんだろうなw
771 :
吾輩は名無しである:2009/11/15(日) 23:08:29
772 :
吾輩は名無しである:2009/11/15(日) 23:14:11
「闇の奥」の訳者のあとがきがよかった。
突然、地球が動いているのを実感するかのようなイメージ・・・・
そういえば、キャロル・キングにこんなのもあるな。
I feel the earth move under my feet
I feel the sky tumbling down
I feel my heart start to trembling
Whenever you're around
内容のほうは?
774 :
吾輩は名無しである:2009/11/15(日) 23:26:58
今度の新訳はそれまでの翻訳を踏まえて出来るだけ誤訳を少なくしているようだが、
どういうわけか、あの暗い重たい小説を読んだ気持ちにはならなかったな。
やっぱり、中野好夫訳のほうがいいなあ。
正しい翻訳にこだわるとつまんなくなるんだよ
>>775 こだわってるだけで結局誤訳だらけってのもあるし
結局灯台の恥、野崎はダメってことでFA
779 :
吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 10:22:47
まあ センセーもこれからは安易な名義貸しを慎まれるようだから
今後の翻訳は期待できそうじゃないのかい?
780 :
吾輩は名無しである:2009/11/16(月) 22:00:20
野崎のは高いレベルでの凄い翻訳。時代が追いついてないからなかなか理解されない。
赤と黒は将来的には野崎のじゃないと読まれなくなる。
コンドル先生の指摘により誤訳を大幅に修正した歴史も忘れないでね
野崎のは翻訳じゃないし(笑
783 :
吾輩は名無しである:2009/11/17(火) 14:50:13
野崎はすごいよなあ。俺の周りも神すぐるって褒めてたよ
俺もまた10冊ほど保存用に買った
野崎擁護の人ってフランス語はおろか、英語もできないみたいに思える
誤訳ってのがわからないってのも困ってしまうね
そうそう。浴室とか褒めてた奴が皆バカに見えるのといっしょ。
786 :
吾輩は名無しである:2009/11/19(木) 23:06:31
野崎や亀山は時代の先端をいっている
おばかさん方にわかるわけないよ
野崎歓の赤と黒こそ本当の赤と黒だよ
おばかさん方に本当のジュリアンソレルがわかるわけないよ
真実!過酷な真実!(笑)
いや、その…
野崎訳って、中学生の仏文和訳以下のところがある、って言われてるんだけど(笑
フランス語も全然できないおばか文学ファンが
野崎信者
790 :
吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 01:18:32
俺はフランス語かじってるけど野崎って天才だなあって思うけどな
歴史を勉強してればわかるけど偉大な先人はいつもその時代の凡人に理解されないことが多いんだよね
仕方ないとは思うけど30年ほどたてばまた評価も変わってくると思うよ
30年後には野崎の誤訳問題も忘れられてるだろうからなw
でも今は確実に証拠があがってるからなw
792 :
武陽隠士 ◇UCfK2Lx59s:2009/11/20(金) 03:31:24
亀山郁夫先生は 天才だよ!!!
それより先週号のマンサンに、自分の投稿が載ったぜ。
エンケンさんへの相談ね。医師(身内ね…)の話、読んだひといる??
自分が薬剤師で父親が内科医・・・で引き際をどうするか?って云う質問??
あなた、実はチコちゃんでは?
(源さん・・・。いつでもヤリながら登場するよね で、最終回で死んだの?)
794 :
吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 23:49:30
コンドル下川なる、一般読者並びに一流のフランス文学者の双方から
全く相手にされていない、古臭い体質の陰湿な性格の単なる阿呆な語学教員から
甚だ不公正な言いがかりにも似た告発を受け、天才・野崎歓はどうしたか?
天才・野崎歓は、見事、相手にもしなかった!
野崎の『赤と黒』はすばらしい!
また、野崎の『異邦の香り ネルヴァル東方紀行論』はすごすぎる!!!!!
相手にしない振りしてこっそり修正しましたけどねw
ちいさな王子でもこっそり修正してたし、
野崎さんってマメな人なんじゃないかな。
とはいえ初訳なら仕方ないけど(というかあの程度の誤訳は普通に出る)
先行訳を見れば防げるような誤訳は最初から弾いてもらいたいね。
まあ直す気があるだけマシだと思う。
灯台の先生があのレベルってのはちょっと安心させる親心かもw
誰も読んだことのない作品や原書が入手困難な作品を
「本邦初訳!」とでもして訳したなら叩かれずに済んだのにな。
へたにメジャー作品に手を出したりするからw
799 :
吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 11:00:29
>>796 まったく同感ですな。
野崎は現代作家の新訳だけ出して、おフランスで勲章もらってればいいものを…(笑)
800 :
吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 11:05:10
マッケンでどうなの?
>>796 ん?
野崎のを対訳形式にすると、文章まるまる訳してないのがバレバレ
「普通に出る」ってのは?だな
>>797 苦手でもいいから仏文科に来てくださいという仏文界からの捨て身のメッセージかw
803 :
吾輩は名無しである:2009/11/21(土) 17:11:57
野崎さんへの嫉妬がすごいスレですね
本人に通報しとこうっと
>>802 それだ!w
>>803 下川先生のご指摘を全対応しろ、って言っといてくれ
駄文書いて外で金稼ぐヒマがあったら、学界に貢献しろ!
紀要の量も少ないんじゃないか?
学内のオチこぼれが出ないように、ゆとり前提で考えろ!
とか
805 :
吾輩は名無しである:2009/11/24(火) 22:49:57
野崎歓さんがまた一冊名著を生み出してくれました。
『こどもたちは知っている』。
週刊朝日の池内紀さんの評を見てみましょう。
「才気あふれるフランス文学者」
「いずれにしても幸せな着想であり、それは良書の生まれるそもそもの条件である。」
「大きなこどものための優れた文学案内である。」
さすがは池内先生です。野崎歓さんの詩的な散文の魅力がよく分かっていなさる。
コンドル下川の閉塞的な狭苦しい頭蓋骨の中身では野崎歓さんの素晴らしさを決して捕えられないでしょう。
野崎歓さんの頭はなんて若若しいんだろう。
池内も新カフカとでもいうべき人に
誤訳を糾弾されているね。
誤訳仲間だねww
池内は今度の『ブリキの太鼓』がどうなるか、見ものだな。
SFやサスペンス系の翻訳に比べて純文の翻訳が劣化してるんだな、ここを見て今分かった
語学の先生って、文学的センスがないから学者やってないんだろ
野崎がすぐれた創作できる、ってんなら意味があるけどなあ
野崎や池内なんかより、大森のほうが才能ある
810 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 21:06:50
このスレで知ったかぶりの連中から叩かれれば叩かれるほど、野崎歓はビッグになってゆく。
それもそのはず、こういった知ったかぶり連中のいうことというのは真理とは真逆であるからだ。
ああ、野崎歓の翻訳というのは清新そのもの。赤と黒もその例に漏れない。野崎歓を私は崇敬する。
811 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 21:08:43
このスレで知ったかぶりの連中から叩かれれば叩かれるほど、野崎歓はビッグになってゆく。
それもそのはず、こういった知ったかぶり連中のいうことというのは真理とは真逆であるからだ。
ああ、野崎歓の翻訳というのは清新そのもの。赤と黒もその例に漏れない。野崎歓を私は崇敬する。
812 :
吾輩は名無しである:2009/11/25(水) 21:24:17
そうだねそうだね
カフェの綿矢って、以前ただでプレゼントしてた冊子からの再録やんけ。
あんなので金とるなよ。
815 :
吾輩は名無しである:2009/11/26(木) 10:20:57
野崎も 池内さんみたいに
東大なんか早いとこ退官して文筆家として喰っていく道を模索したほうがいいんじゃないの?
まずフランス語をしっかり勉強してから(笑
いや、その前に日本語だw
818 :
吾輩は名無しである:2009/11/27(金) 21:33:17
天才、野崎歓VS嫉妬じい(塩じいじゃない)、コンドル、はじめから勝負あった。
コンドルなんかのフランス文学界のお荷物に評価されないことは、むしろ野崎のステイタスになる。
野崎の天才がコンドルの愚才に分かられるようじゃあしゃあないわなあ。
野崎の『こどもたちは知っている』はいい本なんだなあ。古典新訳文庫のも多く載ってる。
池内紀はじめ、朝日で丸谷才一も野崎に触れてたよ
サンデー毎日でも日経でも激賞だあ!
野崎はすばらしい また訳してといいたいけど、なんか評論かエッセイを望む気持ちの方が多い
>なんか評論かエッセイを望む気持ちの方が多い
本音がw
>>808 文学的センスと文法とか単語の誤訳は関係ないだろう…
まあスタンダールなんていう大御所に手を出したからこそ全力で突っ込まれたわけで
SFやサスペンスが劣化していないんじゃなくて、放置されてるんじゃないかという気が。
大量に翻訳をしていたのに、赤と黒以降は一冊もしてないようなんだけど参っちゃったのかな。
仏文系で紹介と翻訳ができる人ってあまりいないから密かに応援しているのだけど。
ま、どうしても読みたいような本気の本には手を出さない(出せない?)みたいだけども。
>>819 SFやサスペンス、読んだことがないんですね、わかります
821 :
吾輩は名無しである:2009/11/28(土) 00:19:51
野崎歓先生のご文章は、翻訳に限らず全て、すばらしいものです。一級品。
『赤と黒』の残酷さと爽快さと。野崎歓訳ならでは。
今後は野崎訳が定番でしょう。本物たちはみな知っている。
読みやすいから良いんだよ
悔しかったらもっと読みやすい翻訳ここに書いてみろ!
莫迦専用
古典誤訳文庫だな
825 :
吾輩は名無しである:2009/11/28(土) 10:31:55
野崎も法政の金原などを見習って
使える下訳の人材を育成したほうがいいのではないかな?
話題の「赤と黒」読んで
東大の仏文の院生のレヴェルが低いことに唖然とした
野崎自身は達者な文章を書ける才人だと一応評価してるんだが…
院生にやらせず自分でやったから、ああなったんだよ。
院生なら自分の実力にそこまで自信はないだろうから、
逆に先行訳に引きずられた訳が出来上がってくるんじゃないだろうか。
このスレは誤訳によく気付く、外国語が達者な人が大勢いますね。
いや、野崎訳は初心者でも誤訳が判然としているんでモテモテなんだけど(笑
ギリシアの昔から産婆術というのがあってだな、
きっと野崎は自らを道化にしながら僕らを教え導こうとしてるんだよ。
その深謀遠慮に涙すべきでないかい?
831 :
吾輩は名無しである:2009/11/28(土) 23:42:33
だいたいだな。
野崎歓という才人にコンドル下川とかいう盆栽がどうして物申すことができんのよ。
それは神さんに許されんっちゅうの。
野崎は才能あるぞ。
832 :
理科男 ◆U7hI4IbI.w :2009/11/29(日) 00:17:56
種の起源で初めてこのシリーズに触れたけれども、
あれだけ文を切ったり段落を変えるのなら初版でなくて、
第2版を訳せばよかったのでは
と思った。
833 :
吾輩は名無しである:2009/11/30(月) 03:04:46
12月のコッパードが楽しみ
たまにこういうのが入るからこのシリーズはやめられない
どうせ珍訳でしょ
亀山と野崎以外見るべき作品って他にないの?
誤訳誤植探しなら野崎のがベストだし
837 :
吾輩は名無しである:2009/11/30(月) 23:25:25
野崎歓は天才
鈍才にあの訳の凄さが分かるかっての
え、中学生でもわかる誤訳を…(笑
des gouts et des couleurs , il ne faut pas discuter
839 :
吾輩は名無しである:2009/12/02(水) 15:03:20
ニーチェとフロイトの本を二冊ずつと買ったんだが非常に理解しづらかったわ
同じ論文でも新潮の方はかなり読みやすかったんだけどな
原文読めないからわかんね
>>838 「生きるべきか、死ぬべきか、それがNの問題だ」
でオケ?
ちがうとおも
842 :
吾輩は名無しである:2009/12/03(木) 22:55:26
やっぱりフランス文学界の救世主=野崎歓が活躍してくれないことには始まらない。
『こどもたちは知っている』が颯爽と登場。
救世主なのか
844 :
吾輩は名無しである:2009/12/03(木) 23:28:19
野崎のだったら、「こどもたちは」よりネルヴァル論がいい。
ま、ここにくるようなやつらには意味不明だろうが。
反面教師としての存在は偉大だ!
846 :
吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 20:20:53
>>844 野崎の最高傑作は「赤ちゃん教育」に決まってるじゃん!
ガキはいくつになったんだ?
続編でも書けばいいのにね…
847 :
吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 22:04:41
源氏物語とか出ないな
挑戦しないと
848 :
吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 22:11:32
野崎歓が出演。
みないわけにはい歓。
フランス文学をしょって立つ男の登場。
849 :
吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 22:14:35
竹取物語くらいは入れないとマズイだろ、古典新訳なら
850 :
吾輩は名無しである:2009/12/04(金) 22:28:32
舶来製って事で騙せと珍妙な日本語が
日本の古典だと際立つね
歎異抄立ち読みしたけど
最悪原文対照の奴読めばいいよ
あれ読むくらいなら
>>850 確かに歎異抄はヒドい。
なんか色んな関西弁混ざり過ぎ。
852 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 10:31:52
>>849 あれくらい日本人なら原文で読めよw
素朴な文章だから高校生でも理解できるぞ
読んだよ短いし
1/13
「純粋理性批判 (1)」 カント
「嵐が丘(上)」 E・ブロンテ
カントは(1)と書いてあることを見ると全3冊にするのかな。
哲学シリーズって売れてるのか?出来は良いそうだけど。
一方で嵐が丘は新訳が2つもあるのにまた訳すのか…
856 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 18:22:59
光文社 翻訳編集部 編集長 駒井稔さんへ
がんばってください こんごともよろしくお願いいたします
亀山郁夫でもない 野崎歓でもない
あなたが一番の功労者です よりパワフルに より尖鋭的に
古典の新たなる開拓を よろしくお願いいたします
>>854 「純粋理性批判」→ 中山元 訳
「嵐が丘(上)」→小野寺健 訳
859 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 19:06:31
「純粋理性批判」は中山元じゃとても無理だよ
また例によって字面だけ「分かりやすく」訳されてしまうんだろうなあ
この文庫、だんだん諸悪の根源になりつつある…
860 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 19:23:39
>>859 今までがまるで、まともであったかのような物言いだな。
862 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 23:25:10
>>856 編集長、駒井稔も確かに偉いが、野崎歓と亀山郁夫は天才だよ
次元が違う
天才なら誤訳を直したりしない
誤訳すら「これ以外の訳はない」といってそのままにするべき
864 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 01:32:51
野崎といえば「赤ちゃん教育」最高だった。
児玉清が「こどもは知っている」を絶賛してたけど、だれか
野崎歓の新しいの読んだやついる?
また中山か。既訳を弄ったような訳ばっかりだね、この人。原文ろくに検討しないで訳せるから楽だよね。
866 :
吾輩は名無しである:2009/12/08(火) 15:42:53
>>864 「こどもたちは知っている」だよ。「たち」だよ。
すばらしくすごい書物だ。斬新な視点だよ。さすが野崎歓だよ。
867 :
吾輩は名無しである:2009/12/08(火) 18:06:38
いじ
『種の起源』のあとがきを読んだが、
岩波文庫の八杉訳をはっきりと批判してたね
ちょっと較べてみたくなった
過去訳を批判するのがこのシリーズの特徴っすよ
でも自分たちが誤訳だらけというw
871 :
吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 10:37:14
「弄った」は「いじった」と読むのか!
たしかに中山さんの訳は「原文ろくに検討しないで」既訳を「分かりやすく」書き換えているだけだなあ!
その証拠に「本邦初訳」は決してやらないwww
872 :
吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 15:34:42
あとがきで文句書くの流行ってんの?
本心で思ってんのなら帯にでも書いとけよ
ネラーの乗りなんじゃないか
873 :
吾輩は名無しである:2009/12/09(水) 16:31:07
古典新訳文庫を購入する人は今後、野崎歓のこどもたちは知っているを買うことを強制化すればいいのだ
>>872 山田眞史訳『ベッケル詩集』(彩流社)の後書きを読むと幸せになれるよw
ちなみに、帯裏の文句にも鎧が透けて見えます。
『純粋理性批判1』
カント 訳・中山 元
人間の理性がもつ認識能力の限界と可能性について徹底して考察したヨーロッパ近代哲学史上初の、そして最大の書。本書ではこれまで難解とされていた用語を排し、圧倒的に分かりやすいことばで訳しおろした。各巻に詳細な解説付き(全7巻)。
>全7巻
カラマーゾフ越えか。この文庫は既訳より冊数が増える傾向はあるが、よくやるなぁ…
7巻ねえw売れる自信あるのかね
さすがにここまでくると文化事業としてやってるんじゃないのかな
>>875 三大批判で7巻ってことじゃないよな・・・
一方で資本論でもやりかねん勢いだな
純理は一回読んでみたかったからうれしいけどなあ
880 :
吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 20:37:05
哲学書の翻訳における中山元は解説書における竹田青嗣に対応すると思う
とても分かりやすいんだけどそれは単に原作を低次元に誤解しているからにすぎない
という点で
読書家の皆さんが集まるスレにしては
どの板のスレよりも2ちゃんねる色が強いですね。
wと(笑)ばっかり。
882 :
吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 22:42:53
どこに?
(金)
純粋理性批判、楽しみだなあ。
カントの邦訳は以文社の宇都宮訳で十分わかりやすい。
あれ以上崩したら、超訳にしかならん。
それにしてもルソーとかカントとかフロイトとか、膨大な研究の蓄積がある
分野でその恩恵を被っているくせに、そのことを明確にせず、
さぞ自分が単独で訳したかのように振る舞って在野を気取ってる中山の手口は、
卑劣だ。で、文庫化して印税を掠めとってるわけだろ。在野だからといって
許されるわけではない。
既訳を参照せずに誤訳だらけの本を出すよりかはマシだ
このシリーズの特色
1.底本に既訳本を使用しましたので信頼がおけます
2.原書から翻訳するという訳者をわずらわせることを一切せず
親しみやすい配慮をしました
研究の蓄積を訳文に反映させるなんて当たり前のことだと思うが
因みに一番定評のある純理の訳は何ですか?
890 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 14:13:37
てめえら皆な、野崎歓の大傑作「こどもたちは知っている」でも読んで
ちょっとは頭と性格をよくせえ
891 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 19:27:58
>>889 最も新しく正確でかつ分かりやすいのは以文社版の宇都宮訳。
しかも、章ごとに解説的要約がついている。
正確さだけなら、平凡社ライブラリー版原(渡辺改訂)訳と岩波全集版有福訳も優れている。
純理(に限らず哲学書)は、細部の解釈が分かれるところが多いので、実は正確な直訳でないと使えない。
古典を意訳する場合は、訳注でそう訳す根拠をいちいち示してもらいたいところだ。
精神現象学の長谷川訳が使えないことはご存知の通り。
892 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 19:38:53
>>885 いや、現実問題としては、在野だから許されている。
以文社のって上下で18000円もするじゃん。高い
カントでそんなに高かったら駄目だね
他はB6なのに純理だけA5なのがいやだ>以文社
896 :
吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 12:29:55
古典新訳シリーズでこれはよかった!ってのある?
このスレでは悪い評判しか聞かないし
また亀山&野崎を召還するつもりか
いい加減にしろよw
幻想文学は概ね好評
初訳が多いから老人たちのやっかみも少ないし
>>896 秘密の花園
ジェーン・エア
野性の呼び声
海に住む少女
椿姫
月と6ペンス
だまされた女/すげかえられた首
車輪の下で
イワン・イリイチの死/クロイツェル・ソナタ
神を見た犬
天使の蝶
故郷/阿Q正伝
八十日間世界一周
おいらが気に入ったのはこんなところ。
>>899 こうやって並べると、昔の少年少女文学全集って感じのラインナップだな。
小学校高学年から中学生くらいを対象に或る程度リライトしたやつ。
正直に「適度にリライトしました」って書いとけば、誤訳と騒がれずに済んだのに。
>>900 それは正しい見方。
そういう子供の頃に読んだ小説を
今の大人にきちんと読んでもらおうという意図はあるよね。
他に「宝島」とか「ジキール博士とハイド氏」とかあるし。
あ、「アンナ・カレーニナ」も良かった。
アンナがもう一つで、いまいちという人はいるけど、
俺は、いい読書ができた。
903 :
吾輩は名無しである:2009/12/13(日) 23:04:19
丸谷才一が新聞に書いてました。
「もしもサントリー学芸賞が若年のころの野崎歓らを励まさなかったら
現代日本の文化はかなり寂しいものになったのじゃないかと思いたくなる。」
そして川本三郎が野崎歓の『ジャン・ルノワール 越境する映画』について書いた
以下の文章を引いていた。
「大学の先生が書く映画の本にありがちな、難解で尊大な文章とは距離を置いた、
平明端正な文章が清々しい。文品がある。」
思うに、コンドル下川の文章と野崎歓の文章とは真逆である。
コンドルの文章とは尊大であるだけで、何の生産性も魅力もないものだ。
そして、その大げさな嘘で固めた文章は、たとえばこのスレに書き込んでいるような、
思考に深みがあるとはいえない方々のみを惑わせてしまうのである。
コンドルなどの、創造性の欠片もない、頭の柔軟性とは無縁の人間に、野崎のあの素晴らしい翻訳・
『赤と黒』が貶されたのはむしろたいへんに有り難い事態でありました。
>>899 既訳と比較したわけではないのだが、それ以外には
・愚者が出てくる、城寨が見える
・肉体の悪魔
・幼年期の終わり
・ドリアン・グレイの肖像
・寄宿生テルレスの混乱(カタカナ多用の緩い訳だから好みはあるかも)
が良いと思った。
新訳として良かったのは
・グレート・ギャッツビー
ちょっと意訳しすぎな感はあるが数多くある訳の中でも出色の出来。
神を見た犬は本当に良かったと思う。
イタリアは3冊で打ち止めなのかなぁ…
>>900 言われてみれば…
ただバタイユやらブルトンやらムージルやらブレヒトもあるから
一概にはそうとも言えないんだろうが。
まあ超重要作品以外が一番おいしいシリーズではあるよね。
グレート・ギャッツビーって・・・村上訳のが一番だろ
むしろ酷いのから教えて
「愚者〜」はペテールたん最強伝説をまのあたりにしたし、
「テルレス〜」はバジーニとテルレスのコントみたいな応答がいかしてたし、
「dだ教室」もまあ悪くないよ
旧訳と比べていちばんいいと思ったのは「ドリアン〜」だな
>>906 「ヴェネチアに死す」だけは買ってはいけない
旧態然とした二字熟語に頼り切った悪訳
>>905 理解できないまま訳してるから問題あると思う。
文体にしたって春樹的言い回しを付加したせいで冗長になってるし
そもそも日本語が変な箇所がところどころに…
自ら名作を紹介する姿勢は偉いけど、
訳者の能力としてはあまり高くないというのが本当のところかと。
>>906 訳が悪いというより単に話が面白くないだけだが、
猫とともに去りぬ→大して想像力が高くない上に話が説教くさい
ジェイン・エア→喪女の妄想
車輪の下で→中二
>>908 読んだけどそんなに酷かったか?
格調の高さを追求したとかではなく?
まあ問題は元の話が大して面白くないところだが。
本当におっさんが美少年をストーカーするだけの話だとは思わなかったw
さすがにこれは単純過ぎる読み方なのだろうが。
ごめん、それ全部好きだったわ
おお、申し訳ない…
まあ古典の域に入る作品だから
こんなところで何と言われようと評価は揺るがないわけだが…
格調を取り払うとストーリーしか残らないってことかな。
914 :
吾輩は名無しである:2009/12/14(月) 09:09:22
トゥルゲーネフの初恋は素直な訳でよかった
シラノ・ド・ベルジュラックも渡辺さんが訳してるから安心して読める
もっと「愚者〜」みたいに最初の一文からかっとばしてる作品ないの?
歎異抄
>>915 愚者が出てくる〜は面白かったな
目玉も眼球譚より読みやすくてさすが新訳と感じた
こういうのもっと出して欲しいわ。もっと狂気めいた小説を
注目の文庫だからもっと品揃えがいいかと思ったが、
大型書店でも大して扱いは良くないな。
>>918 えっ
大型の書店にだいたいちゃんとあるけど
920 :
吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 00:31:31
大型書店でも、欠品が多い店がほとんど
欠陥が多いのかと、一瞬
厳密にいうと古典じゃないけどおもしろい作品とかもっと出せばいいのに
あとなぜか邦訳されてない名画の原作とか
923 :
吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 01:55:52
岩波と新潮の絶版になった名作に目をつければいいのに
ジッドとか売れそう
いいか、『贋金作り』なんか絶対出すなよ。『ガラス玉演戯』もだ。
それから『特性のない男』なんか出したら本気で怒るからな。いいな、わかったか?
925 :
吾輩は名無しである:2009/12/16(水) 13:20:22
ウージェーヌ・シュー《パリの秘密》《さまよえるユダヤ人》出版希望
マジで出してもらえるなら オレは別に野崎歓先生の訳でも全然かまわないぞ!!!
幼年期の終わりが出るなら、2001年だって出てもいい。
そんなにリライト版が好きか?
リライト?新訳は書き直しじゃないでしょう。
私は、古典新訳文庫から初めて古典文学を読み始めたから、
他の訳は知らないけど、そういう人って結構多いと思います。
岩波少年少女文庫みたいなもの。
スタンダール・原作
野崎某・翻案
ドストエフスキー・原作
亀山某・翻案
トロツキイも凄いんだっけ?
カントも、乞う、ご期待!!
((o(´∀`)o))ワクワク
シドニィシェルダンの超訳となにか違いますか?
936 :
吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 23:06:55
結局のところ、この文庫で痛く感激したのは野崎歓の赤と黒。
訳がスピーディでびしばしなんかが伝わってきた。
新訳をするからにはこのくらいなものでないと・・・
937 :
吾輩は名無しである:2009/12/19(土) 23:25:47
おいらは、秘密の花園に感動したなあ。
おいらって書いてるけど、腐女子じゃねえよ。
938 :
理科男 ◆U7hI4IbI.w :2009/12/19(土) 23:28:02
自然科学は次なにが出るんだろう?
939 :
吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 08:42:40
>>928 あ〜あ、失敗したね
原文読んだらびっくりするよ
941 :
吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 09:41:36
オマエモナー
岩波少年少女文庫と同じ役割だろ
何で原文で読まないんだ
↑日本語しか知らない人って、こう言うよね
945 :
吾輩は名無しである:2009/12/20(日) 11:03:28
さあ、飛ぶ教室、読むぞ
新訳小人を出します
948 :
947:2009/12/20(日) 16:12:26
誤爆↑
新スレかと思タ w
そう言えば、そろそろ新スレの季節
ね
ん
ま
つ
はつまんね
今年はホモ本ぜんぜん出なかった
コッパード読み終えた。南條さん、こういうの訳すといいねっ!
「小公子セディ」が読みたい
955 :
吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 18:53:01 BE:2648150069-2BP(511)
値段が高い。SFばかり出してるとこも高いがここも普通に高い。
956 :
吾輩は名無しである:2009/12/23(水) 19:49:40
だよな。哲学系ならまだしも100年前の小説にボリすぎ
実は翻訳者の創作だから
↑
すまん。誤爆。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
961 :
吾輩は名無しである:2009/12/25(金) 00:51:37
ディケンズのクリスマスキャロル読んだが、なかなかの語彙でよかった
ただ、これな新訳にする必要はないんじゃないかってな感じだな
>>961 あんま新訳って感じがしないよな
まあ、良かったけど
>>942 ちがうちがう。
岩波少年少女文庫を昔読んでいたような団塊の世代がターゲット。
だから、字が大きく、解説、年譜はやたら詳しい。
へえ、君たちって団塊の世代だったんだ
965 :
吾輩は名無しである:2009/12/28(月) 12:49:54
おまえもな−
966 :
吾輩は名無しである:2009/12/29(火) 11:03:20
ゆとり世代のほうが多いんじゃね?
2/9
「嵐が丘(下)」 E.ブロンテ
「ハムレット Q1」 シェイクスピア
しおりがいいですね
罪と罰のしおりは、主な登場人物が書かれてあって便利
主人公なんて3つの呼び名があって誰が誰なんだかわからなくなるところでした。
>>967 安西さんは亡くなられたけど誰が訳すのかな?
上演台本に誰かが手を加えるとかかな?
嵐が丘にしろハムレットにしろ、
既に新訳がある作品は別に訳さなくていいと言いたいが。
>>968 あれは確かに便利だよね。
特に英語以外だと名前を覚えるのに苦労することがあるしw
971 :
吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 00:48:46
全ての外国文学を亀山郁夫と野崎歓が訳せばいい
やはり結局は天才に登場いただくしかないのだ
972 :
吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 12:18:25
そんなんじゃ誰も釣られねえよw
ウィリアム・シェイクスピア 『ハムレット Q1』
安西徹雄訳。初の印刷本 「Q1」 版 (1603) にもとづく翻訳。
974 :
吾輩は名無しである:2010/01/02(土) 09:06:52
既訳が多数存在するものであっても
プルーストのアルベルチーヌの時のように異稿の翻訳なら
屋上屋を重ねることにならないから価値があるね。
まあ訳文がまともであるという前提での話だが。
安西なら問題ないだろ
他の文庫にも訳があるのばかりだな。どっち買ったほうがいいかな。
>>976 ・訳文が正確、且つ読み易い。
・価格が良心的。
・(文庫と云う特性から)分冊数が少ない。
以上3点を総合すると、自ずと答えは出る。
まあ真っ先に選択肢から外れるのがk‥おや、新年早々宅配が
新潮や岩波は誤訳ばっかだしなあ
ここの文庫は翻案だよね
>>874 おやはや(笑)もしや、
ttp://mys-bird.blog.eonet.jp/default/2009/11/post-c3b6.html こちらの方でしょうか(笑)さて、どのような激越な物なのかと期待して読ませていただいたのですが、
これを敢えて取り沙汰する方の妙な政治性が浮かび上がった次第でして(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
まずその批判の部分ですが全体の一部なのですよ(笑)つまり、針小棒大式に取り上げられておられますねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
寧ろ解説全体としてはゴンゴラやケベードの影響を切り捨ててボルヘスのみを論じる・語る、という昨今の読書界のどうしようもない風潮に一石を投じる内容にもなっておれば、
「予告された殺人の記録」の邦題の根本的な間違いを指摘するなど、「スペイン系文化圏」に対する理解を深めるために敢えて批判をする、という内容ではありませんか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
さて、肝心の誤訳ですけれども、骨董品にしてしまっている旧訳のせいでその作家の真価が示されていないというある意味重要な話である訳です(笑)おやはや(笑)
981 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/01/13(水) 12:36:39
ベッケルは海外においてポーやモーパッサンなんぞとも並ぶぐらいの認知度の高さというのに、またロマン派だけではなく超自然主義のさきがけとも目されておる作家であるのに、
日本に於いては一部の骨董海外文学愛好以外誰も知らない、という有様は確かに嘆いて余りある、歯痒い状態であると私には思われます(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
それを、「よくある話と言えば、それまでです」何ぞと強引に相対化した上で、「昔からのファンからすれば」「素晴らしさは減ずることはありません」なんぞと良く分からない理由で正当化をした挙句の果ては、
「読書の体験とは、そのようなものなのです。良いか悪いかではなく、「それ」か否かなのです。」なんぞと何時の間にやら一般化してしまっておる詐術・詭弁(笑)いわば骨董海外文学愛好家の自己正当化な訳です(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
982 :
( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/01/13(水) 12:38:03
「読者は学者ではない」何ぞという発言はもうすでに聞き飽きました(笑)それが間違ったテキストであるのならば、それを改善しようとするのは当然の事でしょう(笑)
もっともこういう「読者の声」なんぞというものは新訳の誤訳弾劾の方向へ向かう事もあるのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
成る程、個人が勝手にそういう事を主張されるのは勝手です(笑)ですがそれがベッケルという明らかにこの世に存在した作家個人の作品に対してそのような事を思っておるのでしたらば間違いというしかないのです(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
骨董海外文学愛好家のためではなく、新しい読者のために、新訳を整えるという事は重要なのですよ(笑)
まぁ日本文学自体がそういう翻訳を介した海外小説の誤訳と誤解の果てに生まれてきたといえばそれも聊かの正当性のある意見ですが、そういう根本事態に懐疑の眼を向けるというのも寧ろ必要なのではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
983 :
吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 14:59:09 BE:1029835973-2BP(511)
>>977 いつも読み比べて、どっちの出版社のを買おうか悩んで、結局かわんのだよな。
パッケージとしては新潮が一番好きなんだけど、翻訳ふるいしな。
984 :
吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 15:04:37
ハムレットは底本によって、ずいぶん長さが異なるから注意。
新潮の訳は長いけど、ちくまのは最短。
芝居の台本は何種類もあるから校訂が大変だね。
ちくまもそうだけど、新潮はカバーが傷みやすいのがね。
とはいえ肝心の翻訳に関しては翻訳者の力量次第だから
出版年度を見て、近ければ出版社は関係なく読んでみて読みやすい方を取るかな。
同一作家の本をいくつか読む時は意図的に違う訳者の本を選んだりはするけど。
新潮文庫の「海外名作新訳コレクション」って
コレクションになるほど出てないんだが、どうなったんだろう。
売れ行きがあまりに悪かったんだろうか。