『純粋理性批判1』
カント 訳・中山 元
人間の理性がもつ認識能力の限界と可能性について徹底して考察したヨーロッパ近代哲学史上初の、そして最大の書。本書ではこれまで難解とされていた用語を排し、圧倒的に分かりやすいことばで訳しおろした。各巻に詳細な解説付き(全7巻)。
>全7巻
カラマーゾフ越えか。この文庫は既訳より冊数が増える傾向はあるが、よくやるなぁ…
7巻ねえw売れる自信あるのかね
さすがにここまでくると文化事業としてやってるんじゃないのかな
>>875 三大批判で7巻ってことじゃないよな・・・
一方で資本論でもやりかねん勢いだな
純理は一回読んでみたかったからうれしいけどなあ
880 :
吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 20:37:05
哲学書の翻訳における中山元は解説書における竹田青嗣に対応すると思う
とても分かりやすいんだけどそれは単に原作を低次元に誤解しているからにすぎない
という点で
読書家の皆さんが集まるスレにしては
どの板のスレよりも2ちゃんねる色が強いですね。
wと(笑)ばっかり。
882 :
吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 22:42:53
どこに?
(金)
純粋理性批判、楽しみだなあ。
カントの邦訳は以文社の宇都宮訳で十分わかりやすい。
あれ以上崩したら、超訳にしかならん。
それにしてもルソーとかカントとかフロイトとか、膨大な研究の蓄積がある
分野でその恩恵を被っているくせに、そのことを明確にせず、
さぞ自分が単独で訳したかのように振る舞って在野を気取ってる中山の手口は、
卑劣だ。で、文庫化して印税を掠めとってるわけだろ。在野だからといって
許されるわけではない。
既訳を参照せずに誤訳だらけの本を出すよりかはマシだ
このシリーズの特色
1.底本に既訳本を使用しましたので信頼がおけます
2.原書から翻訳するという訳者をわずらわせることを一切せず
親しみやすい配慮をしました
研究の蓄積を訳文に反映させるなんて当たり前のことだと思うが
因みに一番定評のある純理の訳は何ですか?
890 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 14:13:37
てめえら皆な、野崎歓の大傑作「こどもたちは知っている」でも読んで
ちょっとは頭と性格をよくせえ
891 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 19:27:58
>>889 最も新しく正確でかつ分かりやすいのは以文社版の宇都宮訳。
しかも、章ごとに解説的要約がついている。
正確さだけなら、平凡社ライブラリー版原(渡辺改訂)訳と岩波全集版有福訳も優れている。
純理(に限らず哲学書)は、細部の解釈が分かれるところが多いので、実は正確な直訳でないと使えない。
古典を意訳する場合は、訳注でそう訳す根拠をいちいち示してもらいたいところだ。
精神現象学の長谷川訳が使えないことはご存知の通り。
892 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 19:38:53
>>885 いや、現実問題としては、在野だから許されている。