1 :
吾輩は名無しである:
なぜこれが傑作と言われているかわからない、というものはありますか?
山崎行太郎「小説三島由紀夫事件」
3 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 23:03:38
夏目漱石「こころ」
4 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 23:08:17
春樹村上、短編以外全部
5 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 23:12:27
グレート・ギャツビー
春樹訳で読んでみたが、何がそこまでいいのかわからん。
文章が美しいから1章だけでも読んでみてくれって言ってた奴がいて、
最初のほうだけ少し再読してみたけど普通。
6 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 23:32:38
平野啓一郎「日蝕」
7 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 00:08:32
>>5 みたいに理由かかんと、嫌いな作家の作品あげつらうだけになるよ
8 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 00:12:05
まじか?まじで5みたいなのが理由になっているのか?
じゃこれを読んでみてくれ
平野啓一郎「日蝕」
読んでみたが、何がそこまでいいのかわからん。
文章が美しいから1章だけでも読んでみてくれって言ってた奴がいて、
最初のほうだけ少し再読してみたけど普通。
9 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 00:14:42
翻訳しか読んでないくせに
>>5みたいなこと言うやつって本当に馬鹿だと思う
10 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 00:17:51
それが理由として成立するしないは読み手が勝手に判断すればいい
過大とする根拠を示さないうちは有名作品単にあげつらうだけのスレになってつまらんってことだよ
根拠を示す必要があるかないかは読み手が勝手に判断すればいい
根拠を示さないからといって「おまえは作品をあげつらっている」と決めつけるのはよくないってことだよ
12 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:00:19
何度も翻訳されてて決定版といわれる翻訳すら出ているのに、
翻訳で文学としての評価がガラリと変わると思ってる
>>9って本当に馬鹿だと思う。
13 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:10:47
世界の終わりとハードボイル(ry
いやいやこれラノベじゃん
何だよヤミクロとか
14 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:15:31
15 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:21:54
どっちかって言うと、表面的には尺八だけど、心の中は翻訳かってのは、
反対的だと思うんだよね。
どっちかって言うと、フェラになるつもりなのだ、っていうのは極限まで問い詰めたい
文豪の立場でものを言うのであって、そこまで問い詰めるつもりは無いと天の使いの
つもりなのだって言うんだろうね。
ちょっと、こんなのばっかり言ってると、意外に拒否し過ぎだと思うよね。
16 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 01:22:54
>>12 だれがそんなこと言ったのかな?
>>5が馬鹿なのは文章の美しさを奨められていながら
翻訳を読み判断を下しているところだよ
ここまで説明すれば分かるかな?
それとも君は文章の美しさは翻訳によっても
損なわれることはないとでもおかんがえか?
損なわれず、むしろ駄文が美文になることもあり得る。
18 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/04/26(土) 01:35:46
高橋源一郎のすべて。
アイツはド外道だ。
存在していること事態がウソだからな。
共産赤犬合法的一夫多妻男の世渡りをよく見ておけ。
19 :
5:2008/04/26(土) 01:39:36
文章が美しいと言っていた奴が読んでいたのも、
春樹訳なんだが
20 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 09:16:11
ドストエフスキーって、名前だけが一人歩きしてる感じがする。
他にももっと良い文学はあるのに、
一番有名だから、古典文学の代表として、とりあえず文学に目覚めた奴が真っ先に読むものとして定着していると思う。
まあ私は1冊も読んだことありませんがね
ドストの名前だけが一人歩きしている
なんか、大胆な意見だな(笑)
悪霊のスタヴローギンが過大評価されている
という意見なら聞いたことはあるが
いや、正論。
日本人は常に、隣の芝生は青い。
ま、それは日本人に限ったことではないが日本人のそれはとくにひどいよ。
ドストエフスキーなどたいしたことない。
ま、これもドストエフスキーに限ったことではないが、
白痴な日本人が外人作家、それも白人作家をやたらと崇めているだけ。
話にならん。
何故芥川と太宰がやたら日本文学の代表として言われるのか
いや、好きなんだけどね
24 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 15:55:03
>>22 あんたが白人に何のコンプレックス持ってんのか知らんが、誰も人種を思考に入れてるやつなんていないだろ
そうそう。名誉白人だもんなジャップって。
あ、「(笑」をつけるのを忘れてたw
>>22 日本文学ほど外国文学を読んでないが、ドストエフスキーは今まで読んだ中では
個人的には一番強烈な印象を与えられた。
日本文学の中では、太宰、埴輪、大江などが最大限の敬意を示している。
漱石も自身との比較で、ドストエフスキーには感じることの一点でとても及ばない
ことを称えている(例えば、「思い出す事など」の中で)。
29 :
28:2008/04/27(日) 21:24:44
日本文学に疎い人ほど、安易にドストエフスキーを否定するような気がする。
ドストエフスキーを否定する人の特徴として、日本文学を疎かにして、
ドストエフスキー以外の外国作家に心酔している人が多いのではないかな。
日本においては、評論家としては大家の小林秀雄もドストエフスキーを高く評価
しているが、文豪の評価もドストエフスキーの人気を支える下地になってきたと思う。
ところが外国では、ナボコフやコンラッドをはじめとして、少なからぬ作家、評論家が
ドストエフスキーを否定する側に立っている。これらの人の意見の影響を受ける人が
外国文学かぶれに、かえって多いと思われる。
もちろん自分自身の意見こそ重要なのだが、日本文学をしっかり読んでいる人なら、
ドストエフスキーに対しては容易に否定できない印象があるはずだからね。
30 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 21:31:20
そりゃ、日本文学と比べたらドストは神だろう
だが、世界規模まで視野を広げたら、ドストはそこまでのものではないように思える。
31 :
28:2008/04/27(日) 21:35:36
日本文学と比べたら、という話ではないんだがね。
世界となると自分にはよく分からない。
トルストイはそれなりに読んでるが、読んでない作家が多すぎるから、何とも言えない。
世界規模で頂点に立っているのはダンテかな?
分からないが仮にダンテだとして、近現代の日本人に痛切な印象を与える点においては、
ドストエフスキーに及んでないようだ。
32 :
28:2008/04/27(日) 21:37:46
世界規模で誰が最も優れた文豪(詩人)であったかは分からないので、
ダンテというのはあくまで仮定の話。
ダンテとシェイクスピアが世界を分けた、という有名な言葉があるぐらいだから、
当たらずも遠からずだとは思うが。
33 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 21:39:18
百年の孤独
34 :
吾輩は名無しである:2008/04/27(日) 21:40:39
歴史的に影響力があったという話ではなくて、
現代人から見た場合の頂点は、
ジョイス、プルースト、ナボコフ、ガルシアマルケス、フォークナー、ゲーテとか、
ドストやトルストイ以外にも色々選択肢あると思うんだよな。
彼らと比べてもドストが明らかに上だと言えるのか?
すごいすごいは聞き飽きた。
ドストエフスキーで何を学んだんだ?
それを答えろ。
話はそれからだ。
36 :
28:2008/04/27(日) 22:25:09
自分がドストエフスキーを支持する側を代表して言う権利がある
わけがないが、個人的な意見としては、ドストエフスキーから学ぶ
ものは多かった。
漱石からは主としてエゴイズムの問題について、多角的に学んだの
だが、ドストエフスキーから学んだことはこれに似ている。
しかし、ドストエフスキーはエゴイズムを露骨に示すことに嫌悪感を
あまり持っていないところが、漱石とは違うようだ。
むしろドストエフスキーの場合は、エゴイズムを公衆に晒した時など
に、「どう見られるか?」ということに対する恐れの感情の分析に、
傾いている。つまり「自意識」の問題になる。
漱石が静かで泰然とした人物を理想としたことは、初期作品の「野分け」
から「明暗」に至るまで一貫している。その点、ドストエフスキーの理想は
ちがっていて、静かで泰然とした態度を持ち、しかし時に他人に対し
て攻撃的になる漱石の人物とはかけ離れた、いかなる人に対しても「赦し」を
与え得る人間が理想だったのだろう。これはキリスト教圏の作品であることが
関係している。その意味で、さほど興味がなかったキリスト教についても
興味を与えてもらった。
37 :
28:2008/04/27(日) 22:28:39
漱石→エゴイズムの露骨な発露を嫌悪
ドストエフスキー→エゴイズムの露骨な発露自体をさほど嫌悪しないが、
他者にどう見られるかということへの関心が強い。
個人的には漱石とドストエフスキーは極めて似ている思う。
ただ漱石が自己の完成に重きを置いたのに対して、ドストエフスキーは他者への
怖れが強いためか、自己の絶対的な完成よりも、自己と他者の「関係」の問題に
重きを置いたように思う。
べつに何も学んでいない
面白いから読んでいるだけ
ジョイスよりは、はるかに面白い
フォークナーも大好きだけど
ドストのほうが、ユーモアや感傷性に富んでいて
俺にはあっているかな
他にもディケンズ、バルザック、ゾラ、マークトゥエインとか
凄い作家は、いっぱいいるし
新しいところでは、ガルシアマルケス、ギュンターグラス
特にグラスの「ブリキの太鼓」はすばらしい
それでも、誰か一人を挙げろと言ったら
ドストエフスキーだな
理由はわからん、好きだからとしかいいようがない
議論する気もない
おまえのは女が宝石を集めるのといっしょ。
文学のぶの字もわかっておらん。
なんかスゲエひとが来たよw
おまえの顔よりもか?
女が宝石を集めるのといっしょ
まずい比喩だなw
おまえの書く作文小説よりもか?
44 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 22:54:11
老人と海
45 :
吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 23:25:30
文学部出身なんだけど文学部じゃないやつの評価が全部
過大評価に聞こえる。文学部出身でドストエフスキー、漱石を
評価する人は過大評価。「先生」みたいな人なんていっぱいいる。
「罪と罰」の主人公だって。
あれ読んでエゴを知ったなんて人を知らなすぎる。
たとえ過大と言われようとも
俺はドストと漱石の大ファンだ
ヘッセ、カミュ、ジッド、トーマスマン
ドストエフスキーに傾倒していた作家を挙げればきりがないし
彼らが作り出した作品を読んで育った作家が
新たな作品を書く
ドストが後世にあたえた影響は、はかりしれないだろ
また、現代において
ラスコーリニコフ的な犯罪者が増えていることや
地下室の住人的存在(ニート)が
氾濫していることをみても
ドストがいかに未来を予見していたかがわかる
48 :
28:2008/04/29(火) 11:12:23
夏目漱石は全作品読んだけど、漱石が過大評価というのは有り得ない話。
「こころ」に関してのみ、自分も過大評価だと思う。
漱石に関しては「こころ」だけしか読まないという、不親切な読者が過大評価
であると決めつけることが多いようだ。
もっとも三島由紀生のように、夏目漱石をさほど評価せずに、文体にぶれが
ない森鴎外こそ理想だと書いた人がいる。
その三島ですらも、ドストエフスキーのことを、長編を書くための最高の適正
をもった作家であるとして、高く評価してるわけだが。
49 :
46:2008/04/29(火) 11:31:50
確かにこころだけは過大と私も思います。
個人的には虞美人草はもう少しだけ評価されても良いと思う。
50 :
28:2008/04/29(火) 12:29:10
虞美人草は自分も好きですね。理想の表明という点で、野分けに似ているが、
人物形成のリアルさ、ストーリーの面白さという点では、虞美人草の方が良い。
過剰な修飾は草枕に似ているが、自分は虞美人草の方が好きです。
初期 → 吾輩は猫である、虞美人草
中期 → 三四郎、それから
後期 → 彼岸過ぎまで、行人、硝子戸の中
晩年 → 道草、明暗
自分が評価している漱石作品は上記の作品になります。
古い文体で書かれたものや、過剰な修飾が見られる作品は苦手です(虞美人草は例外)。
夢十夜などはもちろん面白いと思うが、衝撃は受けませんでした。いかにも漱石らしい
趣味だとは思いましたが。あと、坑夫は面白かったですね。漱石にしては珍しく、時系列の
書き方がリアルタイムに近く、ドストエフスキーを思わせる書き方です。
中学校の時、教科書で「こころ」を読んで
鮮烈な印象をうけた記憶がある
読み手の年齢も、作品の印象に影響を及ぼすのかもしれないね
未完のまま終わった、「明暗」の評価が高いのは
多角的な視点から小説を構築する
ドストエフスキー的手法に近づいたからだとも言われてるし
漱石がドストエフスキーに並々ならぬ興味を
持っていたことは確かだね
文学をかじると、漱石のあまりにも明晰な文章が
かえって物足りなく思える時期が来るのかもしれないけど
いろいろな本を読むうちに、漱石の偉大さが
わかるようになるかもしれない
いずれにしても、いろいろ作品を読まないと
公平な判断はできない
有島武郎と島崎藤村はもっと評価されても良い
53 :
吾輩は名無しである:2008/04/29(火) 21:06:59
破戒
大江健三郎
初心者丸出しの質問ですまないが何故文学といえば芥川と太宰というイメージなんだ?
クラシックで何故モーツァルトとベートーヴェンが有名かといわれれば古典派からロマン派(つまり貴族の音楽から民衆の音楽)への架け橋をしたからと言えるけど…
56 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 00:21:28
一体どこが文学といえば芥川と太宰なんだよ
それをいうなら、ドストやシェイクスピアじゃないのか?
芥川は芥川賞があるからじゃないの
そのわりには谷崎は知名度低いけど
58 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 12:01:47
文学といえば太宰。それ以外は語る価値なし。
まぁ、ツッコンでくれ
59 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 12:04:06
60 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 23:08:06
俺の拳を
61 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 05:22:04
太宰こそ文学的精神そのもの。他は語る価値無し。
モゥ、ツッコまくていいよ
短編の名手で小学生のときから教えこまれるからじゃないの?
63 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 23:20:44
高校時代にドストエフスキーのほとんどの長編を読んでかなりはまったのだが、
20代半ばを過ぎたらドストエフスキー症候群から抜けてしまったようだ。
事実、改めて読み返したいと思う作品がひとつもない。
これはなぜかと考えるに、彼の作品には実はあんまり本当らしさがないからなんだ。
おれの人生でもっとも高まった感情というのは、ある誰かをやたらに好きになったり、
家族や友人の心を思いやったり、大切ななにかを失った時に湧き上ったものであって
こいつの作り話にはそんな当たり前の感情が少しも出てこない代わりに、
自分の雄弁と屁理屈に酔いしれて泣きじゃくったり、
ひきつけを起こしたりするような奇人ばっかりが
登場するんだからな。
英語圏での評価が日本に比べればだいぶ低いのも同様の理由からじゃないかと思う。
ひとりの作家を無批判に崇め奉るというのは
心の成長と読書の可能性をせばめてしまうだけで、
あまり褒められた態度ではないな。
大人になるということは
ドストエフスキーに欠けているものをいつかディケンズに見出して泣くことなのだ。
ドストエフスキーは一部の人が過大評価しているのかもしれないが、
大作家であることには異論がない。心理的には比類がないほど深く、
一部の人が、人生の一時期、これが最高の小説だと誤認する。
小説の描く世界が多種多様であることを知って初めて、
過大評価に気づく。が、ドスト、トルストイ、スタンダール、
バルザック、プルースト、ディケンズは大作家である。
(64の続き)要するに、ドストエフスキーについては、
「過大評価」と後になって評価するのは誤り・やりすぎで、
ドストエフスキーに劣らぬ大作家を、知らなかった、
または「過小評価」していた。というのが実情だと思う。
筒井康隆
ここはドストエフスキースレッドだったのですか、ん?
68 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 16:27:46
過大評価:漱石、志賀、芥川
過剰評価;ドストエフスキー、ジイド、ヘッセ(国際的には三人とも妥当な位置)
過小評価:藤村の「家」
自然派の作家ってもう少し評価されてもいいよな
有島武郎とか大好きなのに
70 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:01:49
>>63 ドストって英語圏で評価低いのか?
19世紀で最高の文豪てのは世界共通の認識じゃないの?
カラ兄はAmazon.comで極めて評価が高いのだが
ほとんど星5つついてる
でも、レビュー数自体はそれほど多いほうじゃないね
71 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:08:34
セオドア・ドライザーのアメリカの悲劇。
読んでみたけれども、あまり大した内容じゃないね。
72 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:42:11
ディケンズってどこが凄いの?
おせーて秀才くん
73 :
吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:45:26
ドストエフスキーの知性は驚嘆すべきものだ。その知性のなんという異常な鋭さ。彼は世界文学で最もかしこい作家のひとりである。彼の知性は、
その作家的才能の強大さに相当するどころか、おそらくはさらにその上をゆく。
この点で彼ははっきりとトルストイとちがっている。トルストイは無器用で直線的で、その知性はむしろあきれるばかり浅いといってもいい。
彼の知性は彼の天才的な作家的才能の頂きに立つことはできない。偉大な思想家はといえば、むろんそれはトルストイではなくて
ドストエフスキーであった。ドストエフスキーの作品は、知性の、真珠のように光る戦慄的な啓示のおどろくべき輝きである。
大作家中、知性の強さと鋭さとにおいてドストエフスキーに匹敵し得るものは、偉大なルネサンス人シェイクスピアひとりあるのみ。
文豪中の最大の文豪ともいうべきゲーテの知性でさえ、ドストエフスキーの知性のような鋭さと弁証法的深さとを持ってはいなかった。
そしてこのことは、ドストエフスキーが、ディオニソス的(=激情的、動的)・躁宴的(そうえん=騒々しく騒ぎたてるさま)要素のなかを
動いているだけに、いっそう驚嘆すべきことである。こうした要素が人間全体をつかむとき、普通それは知性の鋭さや視力に利益をもたらさず、
知性を濁らすものである。ところがドストエフスキーにおいては、思想そのものの躁宴、思想の恍惚(こうこつ)状態が見られる。
観念の弁証法でさえ彼においてはディオニソス的である。ドストエフスキーは思想に陶酔し、思想の火炎旋風にまきこまれる。
ドストエフスキーの概念弁証法は酔わせるものであるが、しかしこの陶酔において思想の鋭さは消えず、思想はその究極の鋭さにまで達する。
74 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 00:30:08
>>69 「自然派」って何ですか?
有島武郎は白樺派だったけど、その後か前ですか?
ディケンズの凄いところは、長編を組み立てる能力と
多彩なキャラクターを次から次へと生み出す想像力である
偉大な作家であることは間違いないが、同時に欠点も多い
例えば、犯罪者サイクスには同情を注ぐのに
靴墨工場で働く子供たちには、同情しないばかりか、露骨に嫌悪感を表す
ユライア ヒープなどにしても、あそこまでやっつける必要があっただろうか
ドストなら、もっとやさしい目でみただろう
ドストの小説の主人公は、常に自分の魂と向き合い
人生とは何か、神とは何かを探求し続けるのに対して
ディケンズの主人公は成功だけが目的みたいなところがあって
まとまった金が入るとハッピーエンド、途端に落ち着いてしまって隠居みたいな生活を始める
時代が古いだけに、思想に限界があるんだね。
ストーリーを作る能力は、ドストやトルストイ以上かもしれないけど
間違えた
×自然派
○自然主義
金原ひとみの作品全般
78 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 02:15:38
79 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 02:45:24
渡辺淳一の作品全般
80 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:03:54
ガルシア・マルケス
インテリにあこがれる人は、かならずあげるけど、
この人を第一に挙げる人をあんまり信用できないんだ。
なんか、もどきのような気がしてしまう。
そこまで、読み込んでいるのかなって疑ってしまう。
名作は、なんか、インテリだけのものではないような気がして。
ガルシアマルケスって、そういうイメージじゃないなあ
インテリ気取りはジョイスやプルーストだろう
82 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:08:40
夏目漱石の作品全般
長塚節の方が面白いくらいだ。
>>80 基本同意なんだけど、理由はちょっと違う。自分の中では文学音痴の働きものが
文学通ぶりたい時に最適な作家=マルケスという感じだ。
84 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:18:28
マルケスは、おまえら、文学はヨーロッパだけじゃないぜって、
かっこつけてる奴が、気取って話すよな。
アメリカのインテリで流行ったからな。
あれ、おれもきらいなんだよな〜
ジョイス プルーストは正統派って感じだね。
評価も定まっているからね。
85 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:31:45
荷風
86 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:35:05
カフー ぶらじる代表
87 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:35:58
つまんね
88 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:38:10
スルーしてください
89 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:41:00
マルケス ちらリズム
数年前は、これが通じたんだ
効き目すごかったよ
90 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 03:57:53
>>80 いやいやマルケスは決してインテリ好みの作家ではないよ
『百年の孤独』に関して言えば自分は純粋に大河ドラマとして楽しんだし無教養な普通の人だよ
91 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 04:41:22
ガルシア=マルケスな、いちおう。
洋書売り場でMのとこをいくら探しても見つからんから。
で、まあよかったらいつか「コレラの時代の愛」も読んでくれ。
オレは「百年」以上にこっちのほうが好きかもしれん。
ところで近年最大の過大評価はもちろん村上春樹だよね。
「世界の終わり」以降の長編はどれもこれも肩透かし。
92 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 04:54:32
春樹はいいんじゃね?
むしろ、ベストセラーで大衆化しているから、かえって、評価が
ないがしろにされていると思うんだけど。
全部が全部、うならせる作品ってわけには、いかないでしょ。
いまは、翻訳に関心を向けて、人の作品と対峙して、つぎにいこうと
しているように見えるけど。
肩透かしは、それだけ、期待が大きい作家ってことじゃね。
浦沢直樹は春樹と過大評価のされかたが似てるよな。
94 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 05:06:56
>>92 期待は一番大きいと思われ。
大江健三郎があの歳であんなんを出してきたんだからな
春樹は負けてられねえべ。
95 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 11:50:21
海辺のカフカ
96 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 17:32:33
カフカは間違いなく今世紀最大のガッカリだな。
翻訳を通して他の作家と対峙って、
ミラーやボネガットやナボコフみたいな癖が強くて翻訳しづらい
骨のある作家に挑むってんならそういう情熱も分からないではないが、
選んでる作家がどれも文章の平易な流行(または1.5流)作家ばっかじゃねえか。
そんなおままごとやくだらないエッセイでお茶を濁してるひまに
小説家なら一行でも余分に創作をしぼり出せ!
ってゲーテ翁が怒ってるぞ。
97 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 18:03:12
まず題名がうざったい
カフカなんて高尚な文字列を入れんじゃないよ馬鹿野郎
選んでる作家がどれも文章の平易な流行(または1.5流)作家ばっか
←ボルヘスとかブランショとかカミュなんかも選んでる。だから、
カフカは間違いなく今世紀最大のガッカリだな。
←というのは誤認だと思う。ただし、好悪を言っているだけなら納得。
>>98 96は「海辺のカフカ」の話をしているのでは。
スレ違いだけど、岡本かの子は過小評価されていると思う
101 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 20:37:49
誰?
マジで無知でゴメン
太陽の塔のモデル
104 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 21:29:46
何年か前に読者とのQ&A特集みたいな雑誌でサイモン&ガーファンクルの
‘Boxer'の歌詞の一部の意味が分からんってゲロってたくらいだから、
村上春樹の英語力はいいとこ英検準一級くらいだな。
ヘンリー・ミラーなんか読み通せるはずもない。
でもグレート・ギャツビーを全部暗記してるらしいし、
翻訳の仕事もしてるじゃん
106 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 21:48:04
あんまり他人の英語力をくさすのは
107 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 02:29:30
おれもあいつが翻訳にかまける意義がわからん。
‘なんかー新しい小説書くのはかったるいけど、ちやほやされなくなるのも嫌だから、
とりあえず翻訳でもやってお茶を濁しとこ'くらいのノリでやってるとしか思えんよ。
108 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 02:44:58
たまには、ほかのものも食いたいんだよ。
日本にいるときはしょうゆのよさなんて、普段論じないだろ。
コチジャンやマサラ、味の素の味をしって、やっぱり、しょうゆだなって、
感じになるのまっているんじゃない??
普通だと思うけど。
講演会ばかり、開いておちゃ濁しているやつより、まっとうじゃね。
109 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 03:28:54
比喩の意味がさっぱりわからん。へべれけ?
110 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 03:32:07
キャッチ22
翻訳がかんべん。新訳でろ。早川独占するな。
111 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 05:11:25
キャッチ22
無茶苦茶面白いと思ったけど。翻訳の悪さも別に感じなかった
原文と比べると、かなり違ってくるの??
早川独占はやめて欲しい 他の選択肢がないのは嫌だ
でも、翻訳権独占して、それで悪訳で、結局
原作者と日本の読者か損してるってケースは
ちらほらあるよ。
114 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 18:40:27
てか、著作権切れのもの以外、
基本的に1種類しか出ないだろ?
著作権生きてるのに翻訳が複数バージョンあるものなんてあったっけ
詳しくはないが、すぐに思いつくものてしては、
フランクルの「夜と霧」
ツェランの訳詩
>>115 「夜と霧」は文学作品として考えるべきじゃないと思う
118 :
吾輩は名無しである:2008/05/28(水) 01:56:39
チャンドラーの長編は英語で4,5冊読んだ。
個人的に全然嫌いじゃない。
マーロウのデッドパン・ジョークはかなり壺にはまるしね。
でも、一般に最高傑作と目される‘The Big Sleep'ですら、
正直、読了後どれくらい腹にたまるものがあるかっていうと・・
やっぱり、ドライで軽いんだろうな。
肌にまとわり付くようなねちっこさもなく、
思想の追求もない。
文学史的に超A級ってわけにはいかんだろ。
119 :
吾輩は名無しである:2008/05/28(水) 09:48:32
Yoshiの作品
何がいいのか分からん
誰か解説して
何もよくないよ。
ただ厨房に受けてるだけ。
121 :
吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 04:02:21
なにげに良スレ。漱石について共感するところ多いな。
歴代のノーベル賞作家って
俺の不勉強を踏まえても、よく知らんマイナー作家が多いな。
読んでないから良い悪いは言えないけど。
ジュネもロブ=グリエもピンチョン(候補?)も取ってない賞だし
過大評価、とはまた違うだろうけど、過剰にに気にする必要もない賞だな
マルケスは好きだけど、ある意味ノーベル賞レベル、という感じがしなくもない…
大西巨人なんかは最近高評価のぶり返しか過大評価って声が多いな
個人的に、やっぱ神聖喜劇だけは捨てがたい
あの政治性もノーベル賞向きだと思うんだけど。
推薦されんだろうけど
ノーベル賞は政治的な力が強く働くからなぁ
それでもさすがにハズレは少ないからな。
川端とかの一部を除いてだが。
まあチェックして損はないよ。
「ブリキの太鼓」、「蝿の王」、「イワンデニーソヴィッチの一日」
マイナーかどうかわからないけど、この三作はおすすめ
126 :
吾輩は名無しである:2008/06/05(木) 12:08:13
ジュネはいらねーよw
>125
三つともかなりメジャーでしょ。
個人的に「蝿の王」は嫌いだけど。
細雪
作者の能力自体に疑問を感じる
128 :
吾輩は名無しである:2008/06/05(木) 12:51:43
>>125 蝿の王はよんだけど、少年文学だよな。
ブリキの太鼓は映画すきです。
>>124 こういう物言いをどこで習っちゃうんだろうね。恥ずかしい。
ノーベル賞は、プルースト、ジョイス、カフカ、
がもらっていない。
日本からは、谷崎がもらうべきだった。
131 :
吾輩は名無しである:2008/06/05(木) 15:57:41
ヘンリー・ジェームズもヘンリー・ミラーもローレンスもオーウェルも
グラハム・グリーンもナボコフももらってなかったはず。
カフカなんて候補にも上らんだろ。
谷崎については、それほどのオリジナリティ、革新性、インパクトがあるかどうか・・
そういう脈絡で言えば川端などよりも三島が妥当だったはず。
おれは三島よりも谷崎の方が好きなんだけどね。
132 :
吾輩は名無しである:2008/06/06(金) 14:01:18
浜田大吾朗
自分の作品です
133 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 14:13:55
ソルジェニーツィン
サルトル
ソルジェニーツィンやサルトルは
ちょうどノーベル賞にふさわしい
くらいの作家ではないの?
136 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 16:36:23
ドストエフスキー俺でも書けそうな話ばかり
137 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 17:23:42
グラハム・グリーン(笑)
リュック ベッソン
広末が出てたやつは駄作だった
139 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:20:34
かわいそうに、英語もろくにできない土人にグリーンが笑われてるのか。
‘今度こそノーベル賞候補かしら'とふられた小説家が
‘グラハム・グリーンですら取れなかったノーベル賞をオレが貰おうなんておこがましいにもほどがある'
と答える、ある映画のシーンをふと思い出した。
まあ、おれ自身は‘The Heart of the Matters'しか読んどらんので、
彼がノーベル賞に相応しかったかどうか判定できないが、
これはなかなか印象深い小説だったな。
140 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 01:53:47
グラハム(笑)
蹴る鳥(笑)
142 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 02:27:23
むしろ グラハム・グリーニ と呼んであげてもいいんでは
144 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 03:01:05
だから、グラハム(笑)とか無能くんとか、
多少の悪口雑言くらいべつにいいんだけどさ、
ついでに理由の一つふたつも添えたらどうなの?
まったく、幼稚園児じゃあるまいし。
マーヴェリック(笑)
146 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 03:32:37
にほんで慣習的になんてよばれてんのかぞんじませんが、
いぎりす土人てきには「ぐれいあむ・ぐりーん」デス。
まあ、どんまい、どんまい。
147 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 03:58:28
一人で顔真っ赤にしてる人がいて最高にオモロー!
148 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 04:02:36
149 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 05:26:17
また悔しがらせてオモロさいこうー!
150 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 06:00:27
過大評価といえばメルヴィルの白鯨だろ常識的に考えて
151 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 09:37:37
グレアム・グリーンならおいらも好きなんだけど、
そのグラハム(笑)ってやつぁ、そりゃ過大評価なんじゃないかな?
152 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 09:50:06
グレアム(笑)
カタカナ表記なら「グラン・グリン」くらいならアリだが
さすがにグラハム(藁)だな
154 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 13:46:45
世界の文豪 GRAHAM GREENE(グラハム グリーン)
155 :
吾輩は名無しである:2008/06/08(日) 17:31:25
阿部を最後の大物と売り出しても,誰もそう思ってない
156 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 03:25:02
エデンの東っておもしろい?
二十日鼠はとてもよく書けてるんだけど、
いくぶんドラマチックすぎる(too theatrical)かなあ・・
157 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 04:37:15
>>156 エデンの東は、ちょっと、感じがかわるよ。だから、はつかねずみの印象で
読むとちがうかな。
はつかねづみがすきなら、怒りのぶどう。あと、角川文庫から、おれの
学生時代にでていた、真珠はいいよ。真珠とはつかねずみは、スタインベックの
視点ってのが、すごい出ていて入門には最適。つぎ怒りのぶどうで、
エデンかな。イメージがホントにかわるから。よさが変わります。
158 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 05:10:21
エデンは安くてきれいな古本を手に入れたんだけど、なにせ分厚いからw
真珠と‘Cannery Row'も読んだんだが、どちらも感想はぼちぼち。
怒りの武道はそのうちきっと読むよ。
ドストエフスキーの5大長編
一番面白いのは死の家だろ
普遍的真理や倫理観をいかに見事に作中で表現しているかという点でドストは素晴らしいのに
おもしろいだとかいう価値観でしか見ない奴ってなんなの
こういう低学歴連れてきちゃ駄目よ
「面白いの」というと語弊があるので、
観念劇でない或る種の実質が最も含まれているのは『死の家』
という意見であれば、賛成。ちなみに、5大長編では、
『カラマーゾフ』が最高、『白痴』が一番好み。
162 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 14:41:29
独創性のある興味深い作品のことを指して、美術館系ではよく「面白い」って言ったりする。
小説についてならば、単純に、飽きずに読める、くらいの意味で使っても全然おかしくはない。
作者がいかに深遠な思想を作品に託したからといって、
読者がみな極限の誠意をもってその中に没入できるはずはないし、
すべきだというものでもない。
魂を奪われることなく多少の距離を置いて楽しむというのも読み方の一つ。
ドスト信者に>160のような烈しくイタい権威主義者が多いのはなぜ?
大きく振りかぶっておきながら、言葉の選び方の呆れるほどのいい加減さ!
よかったら、ドストエフスキーの表現した「普遍的真理」ってなんなのか、
ぜひ教えてよ!
>>160 頭悪そうw
ドストを盲信してる奴らってこんなのばっかりだよな
164 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 16:58:53
面白いって言うのはinterestingのいみでしょ。
165 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 17:03:31
個人的ですけど
大江はくだらなさ杉崎ミカリン
166 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 17:05:28
中央大学
あー、ああいう面白いはね、「趣き深い」も勿論あるんだけど、
自恃の念と切り離せない「挑戦だな(面白い)」の意味あいが大きいよ。
168 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 17:35:36
サンクス166
君に幸あれ
169 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 18:22:29
ナイポールの紀行文学。
ヨーロッパの知識人でもなければあれを評価する人はいないだろう。
170 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 20:34:37
宮沢賢治っていったら叩かれる?
賢治なんてくだらねぇと正面きって言った人っている?
171 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 20:42:00
おれおれ
>>170 別に過大評価もされて無いじゃん
万人に好かれるタイプじゃないし
173 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 23:45:04
「ティファニーで朝食を」って、映画は語るに及ばず、原作も恐ろしくつまんないよね?
「ティファニーで朝食を」
立派な佳作ですよ。
>>173 映画は見たこと無いんだが、原作はそこそこ面白いと思うが。
つか、映画の評価と混同してるんじゃない?
原作を文学作品として、「過大」と思えるほど評価してる人ってあんましみたことなんだが。
176 :
吾輩は名無しである:2008/06/17(火) 23:17:38
川端康成「雪国」
確かに美しい文章だとは思うよ。
でもだから何?って感じ。
テンポも悪くて間延びした印象を受けた。
177 :
吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 00:37:51
カフカ全般。『海辺のカフカ』も。
なんだろ?ヘッセの良さもわかんない。
カフカ本人と海辺のカフカを一緒にスルナ!!
って怒ってる人が目に浮かぶ。って俺もだけど。
179 :
吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 17:11:36
だね。カフカごときと春樹を比べて欲しくない。
とはいえ
ヘッセの立場は微妙なままか
春樹ごときとカフカを一緒にスルナ!!
って、怒ってる人が目に浮かぶ。っていうつもりだった俺さ………
182 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 19:21:49
>>63 遅ればせながら「同意します」にクリック。
ドストエフスキーは、普遍的な人類社会に、
堂々と認められる大作家ではないのです。
まだそんなレベルにいるんですかって話
ドストエフスキーは頭の良い人間用の作家だからね
愚鈍な感受性の鈍いクズには共感できないっすよ
184 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 20:58:08
夢がひろがりんぐ
ドストエフスキーは哲学性で評価されるべき作家じゃない
>>183 頭の良い人間用なわりにはドスト信者が大量にいて庶民的だよな
187 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 08:20:21
>>183 じゃあ、まずお前の知的同類たる
>>160を庇ってやれよ。
まあ、とりあえず、句読点の打ち方から一緒にお勉強かw
バカなスレ
1には誰がなにをどんなふうに傑作って言っているのか
そこから考えてみることをオススメする。
本の宣伝の「傑作」は、あれはそもそも評価じゃない。
平野
あれで小説家を続けていられること自体
191 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 19:39:25
村上春樹 レイモンド・カーブァーに なりたいだけ 人間を描く力に欠ける。ただ こどもが喜んでいる位なら 問題無し
192 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 19:53:28
>>183貴方みたいな話し方する人には、ピッタリかもね、ドストエフスキーは。そーいえばドストエフスキーの本の登場人物は
>>183みたいな短絡的、激情型、ネガティブ妄想破滅型が多いですね。【ソリ】の運転手叩くなよ。
193 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 20:15:04
194 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 21:30:39
>>191 前にもそれ言ってる人いたけどよく分かるように説明してください
195 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 21:59:53
>>193何が悔しいの? w←これもドストエフスキーの影響?
196 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 22:06:10
>>195 大丈夫?悔しくて顔真っ赤だよ?w
さすが糞みたいな親から生まれてきたクズは哀れっすわ(ゲラゲラw
197 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 22:42:08
お前ら仲いいな。
198 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 22:42:28
199 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 00:18:47
フロベール「ボヴァリー夫人」はどこがすばらしいのかわからない
>>183 ドスト信者ってこんな知性のかけらも無いような事しか言えないんだよな。
何が良いのかサッパリ分からないけどとりあえずドストを持ち上げてるだけのお猿さんばっかり。
201 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 01:26:11
ドストエフスキーは人間の短期記憶の性質を経験的に深く理解していた作家だよ
「罪と罰」にはそのことがよくわかる悪魔的な魅力を持った部分がある
この一点だけでも彼は天才的だね
>>199 すばらしいというか、おもしろいよ。おもしろくなるよ。そのうち。
203 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 02:37:10
短期記憶の性質なんぞ考えてる時点で、
一度読んで終わりの読み捨ての小説ということじゃないか
繰り返し何度も深読みするような文学なら、
短期記憶など関係ない
204 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 23:49:20
ライ麦畑
ほんと何がいいのかわからない
つまらなすぎだろ
ドストエフスキーの知性は驚嘆すべきものだ。その知性のなんという異常な鋭さ。彼は世界文学で最もかしこい作家のひとりである。彼の知性は、
その作家的才能の強大さに相当するどころか、おそらくはさらにその上をゆく。
この点で彼ははっきりとトルストイとちがっている。トルストイは無器用で直線的で、その知性はむしろあきれるばかり浅いといってもいい。
彼の知性は彼の天才的な作家的才能の頂きに立つことはできない。偉大な思想家はといえば、むろんそれはトルストイではなくて
ドストエフスキーであった。ドストエフスキーの作品は、知性の、真珠のように光る戦慄的な啓示のおどろくべき輝きである。
大作家中、知性の強さと鋭さとにおいてドストエフスキーに匹敵し得るものは、偉大なルネサンス人シェイクスピアひとりあるのみ。
文豪中の最大の文豪ともいうべきゲーテの知性でさえ、ドストエフスキーの知性のような鋭さと弁証法的深さとを持ってはいなかった。
そしてこのことは、ドストエフスキーが、ディオニソス的(=激情的、動的)・躁宴的(そうえん=騒々しく騒ぎたてるさま)要素のなかを
動いているだけに、いっそう驚嘆すべきことである。こうした要素が人間全体をつかむとき、普通それは知性の鋭さや視力に利益をもたらさず、
知性を濁らすものである。ところがドストエフスキーにおいては、思想そのものの躁宴、思想の恍惚(こうこつ)状態が見られる。
観念の弁証法でさえ彼においてはディオニソス的である。ドストエフスキーは思想に陶酔し、思想の火炎旋風にまきこまれる。
ドストエフスキーの概念弁証法は酔わせるものであるが、しかしこの陶酔において思想の鋭さは消えず、思想はその究極の鋭さにまで達する。
フランダースの犬のネロは、ルーベンスを過大評価してないか
うん、だけどネロもパトラッシュに過大評価されてただろ。
まぁ
メルヘンですから
ラララ
ラララ
209 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 09:01:00
私はドストエフスキーの知性に驚いている。その知性は強く、また異常に鋭い。
ドストエフスキーの作品では、知性や思想の表現が、ディオニソス的(=激情的、動的)・躁宴的(そうえん=騒々しく騒ぎたてるさま)要素を伴う。
私はこうした要素を捨てずに人間全体をつかもうとすると、知性の鋭さや視力をうまく書けなくなる。
私はドストエフスキーを読まなければ、思想に陶酔し、思想の火炎旋風にまきこまれることはなかっただろう。
彼の作品においては、あの陶酔こそが重要で、彼と彼の読者とを、思想の究極の鋭さにまで連れて行く。
おそらく彼は世界中の文学者で最もかしこい作家のひとりだと私は考えている。
私見では、彼は作家活動でも私生活でも知性の人だった。
この点で彼はトルストイとちがっている。トルストイの作品と生活は無器用で直線的で、その知性は私からみてもあきれるほど浅い。
トルストイの知性は、彼の創作においてはそれほど重要ではない。
また、ゲーテも、ドストエフスキーの知性のような鋭さと弁証法的深さとを持っていない。
シェイクスピアなら、知性の強さと鋭さとにおいてドストエフスキーに匹敵し得る。
私は、誰がより偉大な思想家はといえば、その内容は置き、その複雑さをもって、ドストエフスキーと言おう。
211 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 20:08:32
ルーベンスはとことん神。
日本のおこちゃまにはわからないのだ。
>>118 一般的にチャンドラーの最高傑作と目されてるのはthe Long Goodbyでしょ。
大いなる眠りは単なる長編デビュー作。
213 :
吾輩は名無しである:2008/07/04(金) 18:17:37
オカルト
214 :
吾輩は名無しである:2008/07/04(金) 18:21:49
あれミステリーじゃん。
ルーベンスの凄さが分からない文学厨。
分からんくせに絵を語るな
>>215 あれは、冗談で言ったんだよ。スマン。
富豪みたいな生活をしていたルーベンスの絵を見ながら、極貧のネロが死ぬのも
何だか皮肉だなあと思って。
217 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 11:55:35
>>212 ガーディアン紙などのベスト小説100傑リストに「大いなる眠り」は何度か見かけるが、
「ロング・グッドバイ」の名は見たことないよ。
まあ一般的にはロンググッドバイだあな。
それかさらば愛しき女よか。
日本だけなのかね
219 :
吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 01:11:55
展開に整合性が乏しく、
山勘まかせに無茶な飛び込み自殺的捜査を続けるうちに
なんとなく犯人にたどり着いてしまう「さらば愛しき女」がチャンドラーのベストかよ?
タイトル(Farewell, My Lovely)の割には、
主人公と女たちの関係は相変わらずあいまいで表面的だし
白人と思しき強盗団や白人警官にボコられてもひたすら我慢で、
インディアンに〆られたら「こいつだけはブッ殺さなきゃ気がすまない」とか、
「ニガー殺しだけならどうってこともなかったのに、白人までやっちまったらもはや見過ごされない」とか
もう正直すぎて、なんだかねえ。
あんたはいろんな意味で心が広い(または、ゆるい)んですな。
ルーベンスなんて三流画家を賛美してるやつなんてまだいるのかw
見る目もセンスもねぇな
221 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 07:18:51
マジレスしてやるが、
ルーベンスは音楽で言えばバッハ、文学ならシェークスピア、ディケンズ級だよ。
ボクチンはマリーローランサンかラッセンでも拝んでオナニーでもしてればよろしい。
呆れ果ててあくびが出ちゃった。
222 :
町居則子(金神弁天):2008/07/10(木) 07:28:16
お水の恐怖!やらポルノの有害さにのた打ち回る男達
ルーベンスは趣味悪い絵でデフォじゃないの。すごいけどピンク過ぎるだろ。
もちろんローランサンやラッセンとは違うが。
つか、バッハでなければラッセンて、平家にあらずんば人にあらず並みだな。
224 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 18:26:05
装飾過剰のこってりしたやつは営業用。
「キモンとエフィゲニア」(ウィーン)や家族の肖像などの、
最上のルーベンスの前ではラファエロ(過大評価)も
ミケランジェロ(過大評価)も過去の遺物に過ぎません。
温厚な人柄を家族と多くの友人に愛され、生涯有能な外交官として勤めながら、
工房を通して千枚以上の(多くは巨大な)油絵を残した巨人です。
その天才の分からぬおこちゃまは、ルノワールのまだらの、
腐肉のような肌の女でも眺めながらぼけっとしていなさい。
>>223 スレ違いですよ。
たてとほこ。
226 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 06:25:54
二十世紀文学で後世に残りそうなのは『失はれし時を求めて』『ユリシーズ』くらいだろうと
評価が定まりつつあるようでありますね。
でも特に文学好きでもなきゃ普通そんなものは読まないから、即ち小林秀雄のごとく「小説
は十九世紀で終わった」と言うべきであるな。
227 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 10:10:58
カフカは残らないの?
>>226 19世紀以降の文学ですら大量に残ってるのに、
なんで20世紀からはたった2つなんだ・・・
何千年後とかの話?
229 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 13:12:23
〜は終わった。
てっいうのみんな大好きだよな。
馬鹿なの?
歪んだ終末思想なんだよ
何かの終わりに立ち会っていたいっていう
231 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 20:15:40
なにかがじぶんのなかでおわると、
せけんいっぱんでもおわったことにしたいよっきゅうだな
違うだろ、頭悪いなー
自分で何かを切り捨てる感覚に快感を覚える連中ってのがいるんだよ
それはまた誰の中にでも潜在する欲求だ
>>224 温厚な人柄、外交官として成功w 確かに平山なんたらはすごい画家だよなあ。
絵は子供の落書き程度だけどね。
235 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 17:25:04
よく、夏目漱石の『こころ』が過大評価だって話聞くけど、
イマイチなんでだかよくわからん。
『こころ』のどういったところが過大だと評されているのでしょうか?
235が「過大評価」をどういう言葉だと思っているかに興味がある。
237 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 19:14:49
>>227〜
>>232 北杜夫の所謂「言うまでもなく二十世紀最大の作家」であるところのトーマス・マンすら
も早忘れられつつあるし。
自分が忘れるとみんなが忘れたと思うんだな。
239 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 20:14:56
>>236 国語辞典にのってる一般的な意味以外に意味があるのですか?
240 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 21:10:44
>>238 なに、北自身が「今のドイツの若い人はマンなど読まぬ」と認めてるよw
>>235 「先生」でなくても、ああいうこと(Kに対する負い目)で悩むのは当然だ。でもだからと言ってああいった事で傷つくのを
回避し続けようと思うなら、積極的に前向きに生きることは不可能になる。これも当然である。恋愛でなくても、大学受験でも
仕事でも、結果としては人はみな他人を蹴落としつつ生きているのだから。
だから「先生」の態度は首尾一貫してはいる。実質世捨て人だし、ちゃんと自分で生きることを断念しているし。
問題はだから、それを読者がどうとらえるか、だ。感動する人間もいるらしい。しかし私は率直に言って馬鹿々々しいと思う。
村上春樹風に言えば「一生下駄箱の中で暮らす」ような人生としか思われぬ。
(だから、翻訳してアメリカ人などに読ませると「何だこりゃ?」って反応しか返ってこないのは致し方ないことである、と私は考える。)
>>237 北杜夫などは忘れられる以前に、覚えられてもいないが。
つーか、昔からドイツの若い人の大半はマンなんか読まないと思うよ。
読者層が限られてるってのは最初からそう。
「ドイツ人ならみんなマンを読んでる」ってのが幻想。
日本人ならみんなサムライのはずと外人が思うのが幻想であるのと同じ。
>「ドイツ人ならみんなマンを読んでる」ってのが幻想。
こいつ真性の馬鹿なんじゃないの。
誰もそんなこと思ってないし。
馬鹿親が子ども生んで育てるとこういうのができあがるんだよな。
amazon.de で検索してみたら、「魔の山」「ブッデンブロークス」「ヴェニスに死す」、
カスタマーレビューの数がどれも六十以上。
忘れらた作家にこんな数のレビューがつくかな。
246 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 23:52:57
>>245 利用者数考えろ
ドイツ語圏は何カ国もあるんだぜ
>>246 では、マンへのレビュー数をぶっちぎりで上回るドイツ語圏の作家をあげて見て。
>>244 お前、すぐ「論理が飛躍」とかいうタイプだろ。
それでよく小説読めるよなあ。
>>245 そりゃ、ハンス・クナッパーツブッシュが地元ミュンヘンと日本でだけ妙に人気がある、というのと同断である。
250 :
吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 21:13:15
何か文学板って親を貶す人がいるよね、他の板にはそんな人いないよ、下品
でも、そんなこと言っちゃうと「悔しかったです」って自白してるようなもんだよね。
平気で言える鈍感さも強みなのかな。
おまえのかーちゃんでーべーそ!
2ちゃんの「くやしかったの?」は何が悔しいのか分からないことが時々あるな。
249がいいというわけじゃなく。
自分の趣味をバカにされて悔しかったんでしょ? ということかな。251の言ってるのは。
………。
実際悔しいかどうかは別にして、悔しそうに見えたらみっともないとは思う
コミュニケーションなんて、実情がどうあれ、相手に伝わる印象がほぼすべてと言っても過言じゃない
>>253なんていかにも平静を装って自己弁護してる感じが気の毒な感じになっちゃってるしな
でもきっと本人はそんなことは微塵も思わないんだろう
鈍感そうだから特に気にもならなそう
現代ってある意味愚鈍な奴に強みがあったりする
ずいぶん話が脱線したが「悔しかったの?」ってのは確かに言ったもん勝ちみたいなところがあるから、ずるいっちゃあずるいな
255 :
吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 20:18:43
「おまえのかーちゃんでーべーそ!」
「かーちゃんのこと出すなんてそんなの下品って言うんだぜ!」
「プ、くやしかった? お前、平気でくやしがるんだなwwwどんかーん、どんかーん!」
「ハア? 何がくやしいんだ? 馬鹿じゃね?」
「くやしがっちゃってみっともないぜ、どんかーん、どんかーん!」
文句なしに「ねじの回転」だろ。
「ドストエフスキーもトルストイも、何百年と読み継がれる作家かは甚だ疑わしい」立花隆。
258 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 20:25:41
>>257 少なくても100年以上は読み継がれているけどね。
立花隆は生きている現在でさえ存在感が薄れているけどね。
てか立花隆って誰だよw
声優だろ?
261 :
吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 00:12:24
立花隆、小学生の頃結構好きだったな
本題。「蹴りたい背中」と「蛇にピアス」は過大評価されすぎだと思う
262 :
吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 10:22:04
というか最近の芥川賞・直木賞は酷すぎだろ・・・。
「白い人」や「壁」と同じ賞だとはとても思えない。
>>254 やっぱり「言ったら勝ち」と思ってるのか。なろほど。
重松清はやばすぎる
あんな糞なのが売れちゃうんだな
265 :
吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 21:11:09
>>259 こんなんがブンガクを論じてやがるとは…ゆとりってホントにスゴいw
ドストエフスキー、トルストイと比較しての揶揄だろ。
とりあえずいちばん頭が悪そうなのは
>>265だってことがわかった。
しかし、
>>265みたいな行間を読めない馬鹿がブンガクを論じてやがるとは…能無しってホントにスゴいw
なんでドストエフスキーみんな好きなんだろう
トルストイとは比べものにならないのに
フロベールもモーパッサンも過大評価だろうけど、もう忘れられそうだな
269 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 17:37:42
確かに。罪と罰はたいした作品じゃないよね。
俺は人生で二冊しか小説読んだことないし、国語の成績は2だけど
罪と罰がウンコってことはすぐに分かったよ。
270 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 19:02:39
馬鹿には分からないから。w
271 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 19:12:17
やっぱり、ドストエフスキーは、外国の世間ではしょぼいのかな。
以前スティーヴン・キングが、CBSのシックスティーミニッツにインタビューで出演したとき
トルストイもドストエフスキーも?だったか、忘れたけど
トルストイ読んだことがないそうですねと質問されてだったか
トルストイ読んだことがないんですよと言い、驚かれてた。
あんな有名な知識の常識のようなトルストイ読んだことないんですか?といった感じに。
アメリカ人は、メルヴィルもフォークナーも読んでいないし
文学にあまり興味がない国民なのかな。
フォークナーが注目され始めたのは、フランスかどこかでだったような気がする。
スティーヴン・キングの低脳さは昔から有名だろw
274 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 19:52:36
>>273 そんな、
>>273は、例えばどんな人間を低脳じゃないかとおもっているのか
非常に気になる(w
それが、わかれば、
>>273がどこ出身の人間かわかるのではないのか(w
275 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 22:33:12
夏休みだねぇ
このスレ気持ち悪い…
お前の母ちゃんよりはマシだろ
278 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 22:55:09
もしかして文学板ではドストエフスキー批判禁止なのか?
俺が不用意に批判すると、必ず気持ち悪いレスが書かれるんだけど
死の家の記録はいいと思うよ、って書けばいいのかな
281 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 01:46:36
星の王子様を読んだが、
ものすごいつまらなかった
なんだこれ
めちゃめちゃ眠かったわ
こんなのがなぜ評価されてるんだ
282 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 03:43:18
時代が違いすぎる
ラノベや新書の方が得るもんデカイと思うよ
周囲の環境も随分と様変わりしてるからね
ビートルズは百年後も広く愛聴されるだろうが
フィクションは万物流転だからね
283 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 08:39:02
西尾維新
化け物語は爆笑できる小説です とか言われ
立ち読みしたが、たいして笑えない
てか作者がひとりよがりに楽しんでる印象。
他の文庫化されたやつも読んだが、なんだか深みも寓意もなく、放棄
284 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 08:40:37
川上未映子だ。
こういうヤツがでてくる背景には、ブローカーの暗躍があるんだろうな。
高校野球を食い物にしているプロ崩れみたいなのは文学界にもいるんだ。
285 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 11:33:56
>>281 星の王子様同意。
ハリポタ、つまらん。
ばなな、つまらん。
角田光代、低劣。
川上ミエコ、愚劣。
>>280 じゃあいいや、分んなくても。別に日本の近代文学なんてあってもなくてもいいようなもんだし。
日本の文学なら『古今集』でも読みなよ。あれが日本の美意識の基本だ。『万葉集』じゃない。
「こころ」は登場人物に共感できないわりに、読みごたえがあるという不思議な小説だな。
と言うか、先生もお嬢さんも最初は魅力的なんだけど、ストーリーが読者の期待している
ものと、どんどん乖離していくんだよなあ。
読んでいて物凄く歯がゆくなるんだけど、不思議に心に残る。
友達と話しても、みな同じような印象を持っていて、議論が沸騰した。
まあ、中学の頃の話だけどね。いま読み返せば、また違う印象を持つかもしれない。
確か、「こころ」か「人間失格」が国内で一番売れている小説だったような気がする。
>>286 君、わかりましたか?ん?
なんて、なんか上から目線だから分かるまで説明してくれると思ったのに、
じゃいいや、ってw
まあ、古今集は読んでみるよ。
確か、アメリカの学生に最も読まれている小説の一位はカミュの「異邦人」だったと思うが。
チンタローの「太陽の季節」って、カミュの臆面もない剽窃なのね。都知事としては、やや恥ずかしい。
康夫ちゃんの「何というクリトリス」の方がマシのような気が・・・・
都知事には、どっちがマシ?
290 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 21:57:55
フランスで1位だろ異邦人は
いや、アメリカだよ。
そのレポートにジェネレーションXとの隔世遺伝が何とか・・・書いてあったの覚えてる
星の王子様が理解できるか出来ないかで、
その人が文学が分かるか分からないかの判断基準になる。
分からない人は、ただの絵本にしか思えないだろう。
ドストの地下室とか、人間失格とかもそう。異邦人とかも。
あれが見栄っ張りの自意識過剰な若者の独白にしか読めないのなら文学を諦めて、エンタテ小説を読め。
エンタテとか。
居丈高に語って肝心な最後に噛む馬鹿ってよくいるけど、マジなんなのっていう。
こういう雑魚連中には何やらせても駄目だと思うわ。
親からして頭悪そうなんだよな。
294 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 02:56:51
>>292 数学や物理学じゃないんだから、
文学は理解するものではない。
たった1つの正解が用意されているわけではないからな
芸術というのは、相性が全てなんだよアホ
だから文学に縁が無いということになる。
>>295 ?
一つの作品が理解できないとしても他の作品を理解できるというのが普通じゃないの?
ドストが理解できないなら文学を理解できないとかいうようなキチガイとしか
思えない論理が通用してるからしょうがないか。
297 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 03:37:29
ドストをボロクソにいう大物作家とかもいるし、
トップレベルでも評価が割れるのが文学。
だから、結局は相性。
○○も理解できないで〜とかの批判は文学では通用しない。
298 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 08:01:12
何でも相対化して物事を矮小化する馬鹿もいれば、
ひとりの作家を教祖として祀り上げなければ気が済まない馬鹿もいる。
文学はそういう連中の温床になりやすい。
299 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 08:34:15
>>298 作為的に人を攻撃するために物事を相対化して矮小化するという作家というのもいるとおもうけど
大江健三郎とか
この板で有名な、山崎行太郎さんとか。
300 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 09:19:25
>>299 >作為的に人を攻撃するために物事を相対化して矮小化するという作家というのもいるとおもうけど
それは曽野綾子
301 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 09:30:25
302 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 09:49:37
過大評価されているのは、漱石じゃなくて鴎外の方だろ。
303 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 13:02:41
『日蝕』かな、平野啓一郎の。RPGのノベライズかと思った。
同じ作者なら『一月物語』の方がまだ独創性があったような…
いずれにしろ鴎外・鏡花の影響バリバリだけど^^;
>>302 作品を挙げるんでしょ、作家じゃなくて。
まぁ全作品って言いたいんだろうけど。
304 :
吾輩は名無しである:2008/07/29(火) 13:25:27
曾野綾子。読んでみても、面白い作品がない。
>>296 おいおい、292は、サンテグジュペリ、太宰、ドスト、カミュの名前を挙げているんだぞ。
なぜ、ドストにばかり噛み付く。目がわるいのか?
>>298 そんなに自虐的なこと言わなくていいよ
みんなお前が馬鹿だなんてことはよくわかってるんだから
>>297 > ドストをボロクソにいう大物作家とかもいるし、
ロリコンオヤジと美少女の不思議な愛を書いた人ですね。わかります。
>307
ロリコンオヤジ、という表現でお前が文学知らない事が判明するな。
お前、ロリコンってただの中年男の少女偏愛だと思ってない?
>>308 俺が言ったんじゃなく、新潮文庫夏の百冊の紹介文ですけど。
文学は相性なんですよね?一つの作品を理解できないからと言って、文学を知らないと
いう理屈は通用しないんですよね?どうして、ナボコフに触れた途端、文学を知らない
なんていわれるんでしょうねえ。まあ、俺はナボコフの悪口もいってませんけどね。
相性で済ませてしまっては学問として成り立たないのでは?
趣味に合わないから理解しなくていい、ではやっぱダメなんじゃない?
と文学部でもない素人が言ってみる。
312 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 08:37:00
だから文学は学問ではないともいえるな
文学研究は学問だが
だから、ここは学問スレだって
>>311 だから文学は学問というより、芸術なんだよ
長嶋有
316 :
吾輩は名無しである:2008/08/02(土) 21:07:35
>>279 ドストおたくは狭量で、
ほんの少しでもドストエフスキーに対する批判めいた事を書くと、
途端に攻撃してきますよ。
悪い宗教に取り込まれた信者みたいに熱狂的ですよ。
その点は、作者本人と似ているみたいですよ。
そういうのって自分の性質がそうだから気づくんだよ。
まあお前みたいにあんな糞親から生まれてきたクズは狭量で当然かw
318 :
吾輩は名無しである:2008/08/02(土) 21:51:19
新訳カラマーゾフの兄弟(光文社)
誤訳ばかりなのに売れてる
>>316 別にドストエフスキー信者だから叩いてるんじゃなくて、
馬鹿さ加減に見かねて、なんじゃね?
批判するのは勝手だけど、ドストエフスキーを批判する俺スゲえとか思ってそうだしw
的はずれだっつーの。何だよ、悪い宗教って。
悪いのはお前の頭だろ、と言いたくなる衝動を止められない。
>>317 おまえのかーちゃんでーべーそ
320 :
吾輩は名無しである:2008/08/03(日) 09:10:32
個人的には、
他の芸術、音楽や絵画は、評価の定着したものは、
ジャンルを超え、全て素直に良いと思う。
多分、客観的な物差しみたいなものがあるからなんだと思う。
ところが、文学はいくら評価の高いものであっても、
たとえ理解はできても、個人の嫌悪、趣味とかが許してくれないのである。
以上、個人的な意見なので間違っているかもしれない。
322 :
吾輩は名無しである:2008/08/03(日) 17:33:05
>>319 によると、
ドストエフスキーは、奉り、平伏しないといけないものらしい。
まるで悪い宗教のようだ
324 :
吾輩は名無しである:2008/08/03(日) 18:48:36
蓼喰う虫。
谷崎好きの自分でもあれだけは面白さが解らない...
327 :
吾輩は名無しである:2008/08/09(土) 18:26:39
お前の母ちゃん
稚拙な煽り合いが続いてるな
330 :
吾輩は名無しである:2008/08/21(木) 17:48:08
吾輩はである
331 :
吾輩は名無しである:2008/08/22(金) 11:20:06
谷崎好きではないけど、蓼喰う虫は好き。
まあ、それは好きずきだ。
色んな解説を読んだが、罪と罰だな。
まあ長すぎて集中できてないってこともあるかもしれない。
334 :
吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 05:52:29
小川洋子氏の作品全部。
335 :
吾輩は名無しである:2008/08/30(土) 23:20:30
村上春樹のひきこもりオナニー小説
ドストって暗くて基地外みたいな話でこんなの読んでおもしろいとは思わないな。
こういうの書ける人は他にいないとは思うけど。
337 :
吾輩は名無しである:2008/08/31(日) 04:57:49
ドストエフスキーの衝撃は今の時代にはあんまり刺激的ではない。
338 :
吾輩は名無しである:2008/08/31(日) 05:51:22
町田康の作品全部
339 :
吾輩は名無しである:2008/08/31(日) 21:09:55
中上健次くん
340 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/08/31(日) 23:16:32
>>337 クリスチャンたる私には
今だ衝撃的だけどね
まあ非キリスト教徒が読んでも
バフチン的に評価するぐらいが関の山だよ。
341 :
吾輩は名無しである:2008/08/31(日) 23:50:52
『カラマーゾフの兄弟』はどこが凄いの?
だって未完成で主人公のアレクセイがほとんど活躍していないよー。
まぁ世界文学の最高峰というのは認めるが。
342 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/08/31(日) 23:56:28
>>341 キリスト教圏(あるいはユダヤ教)じゃないと意味がないよ。
神学的問題が主題だもん。
>>324 すまん、自分クリスチャンです。;-)
宗派はロシア正教ではないけどね。
ゴメン、アンカーミスしていたよ。
救いへ向かう『悪霊』のような作品wが読みたいな
345 :
吾輩は名無しである:2008/09/01(月) 00:14:34
グレート・ギャツビー
老人と海
怒りの葡萄
ワインズバーグ・オハイオ
破壊者ベンの誕生
私の名は紅
スロー・ラーナー
夢幻会社
346 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/01(月) 00:20:25
>>343 悪いけど
君がクリスチャンというのは信じられない。
ドストエフスキーが嫌いでも好きでも批判的肯定的でも、
クリスチャンだったら当然着眼すべき点に
目がいってないから。
大審問官の部分かな…。熟読していつしか内容をあたり前のように捉えてしまっていたかも。
で、一粒の麦…とエピグラフにあるでしょう。『悪霊』の場合、かなった展開になっているのに、
『カラマーゾフの兄弟』第一部では物語が明らかに著し尽くされていない。
第二部なきかのような(一般的?)読みをするのは極端余り公平ではないかも、と思う次第です。
(携帯からなので少し打ちづらいです)
古井由吉
『沓子』は文章が煩瑣で、読んでてうんざりする。
文壇で勢力のある作家は過大評価される傾向があるから、その部分を差し引かないといけない。
古井の一番致命的なのは、作品に道徳的態度が欠落している点。
彼の作品を読んで傑作だ、おもしろいと思ったことは一度もない。
カミュ 異邦人
今読むと、ギャグに思えるような主人公の思考の動き
350 :
吾輩は名無しである:2008/09/05(金) 19:23:23
>>349 そのギャグみたいな行動がええんじゃねえか
352 :
吾輩は名無しである:2008/09/07(日) 11:25:42
>>150 白鯨いいじゃんバカっぽくて壮大で
俺も馬鹿だから波長が合う
353 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 22:59:34
スタンダールの「赤と黒」
辛抱しながら全部読んだが、最後まで退屈だった。
354 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 23:26:39
スタンダールの「パルムの僧院」登場人物がみんな馬鹿なんて小説初めてだった。
カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」も一人称主人公の性格の悪さとブスさ(ハッキリしてないがたぶんそうなんだろう)がよく描写されてる。
つまらないわけではないんだが、共感が難しい。
>>354 ん?性格悪くて不細工ならお前にピッタリじゃん
何で共感できなかったの?
えー、待ってるあいだに楽しんじゃうとか、そんな話だったっけ?w
ぜんっぜんてか、それ位しか覚えてない。
357 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 00:41:03
赤と黒ってつまらないのか・・・
359 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 00:52:48
町田康
360 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 09:17:08
読んでみるといいよ。
但し、「まともな訳」で。
362 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 10:31:55
赤と黒はフランス史も理解してないと楽しめない
フランス史に詳しくないものですが、あくまで日本語で読むスタンダールは文章が
たどたどしくて、その場その場の思いつきで書き綴っているようなかんじ。
あと登場人物の言動に共感できないのは同意。
自分とは「合わない」作家なんだと思う。
俺もフランス史には詳しくないけど、赤と黒は面白かったよ。
ただ、スタンダールとか漱石は、ある程度時代背景を考慮しないと
登場人物に共感できないというのはあるかもね。
誰が読んでも面白いと思いそうな小説はなんだろうな。
月と六ペンスなんかはどうだろう?
365 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 21:29:34
フランス史を知らなくらいでつまらなくなる小説なんて糞
政治小説かよw
366 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/09(火) 23:28:19
安吾の小説。
谷川俊太郎の詩。
宮澤賢治の詩と童話。
367 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 23:31:04
おいババアいい加減にしろよ。さっさと老衰で死ね。
ババァ、オラ!
餅を喰うときは掃除機よういしろ!
……こうだ。
もっと足を踏ん張って。
ババァ ババァ ババァ ババァ ババァ ババァ ババァ ババァ !
アンタのは腰が弱いんだよ。
太郎がsageたの、始めてみた
きっと間違ったんだね。
370 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 19:47:47
「世界の中心で愛を叫ぶ」は確かに過大評価されていると思う。
371 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 21:20:56
>>370 えっ、評価されてたの?
てっきり誰からも馬鹿にされてるもんだとばかり・・・・
372 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 23:02:27
作者だって恐らく真性の馬鹿ではなかろうから、執筆途中で多分ヤケもおこしたであろうが、
どの筋からの依頼であろうと最後まで書きとおしたその忍耐力と逆説的な克己心に対してさ。
373 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 23:12:06
そうか。
偉大だな片山恭一
374 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 21:48:04
池田大作だろう
春樹の「ノルウェイの森」
春樹自体が、過大評価され過ぎ
376 :
吾輩は名無しである:2008/09/24(水) 17:31:36
デーブ大久保コーチ
377 :
吾輩は名無しである:2008/09/26(金) 23:36:28
村上龍「五分後の世界」
一人称の流儀と三人称の流儀の癒合が気になってしまう
町田康の作品すべて。何がいいのかわからないしどこが救世主なのか
意味不明。
阿部和重もなぜ評価されているのかわからない。
町田康は馬鹿用の作家なんだよ
頭の悪い奴が小説を読んだ気になるための小説
阿部和重は・・・どうでもいいや
>>379 うーん、そう頭ごなしに貶す必要もないと思うんだけど、
周囲の編集者たちもこぞって絶賛してるからねえ。
論旨はよくわからんけど、とにかく絶賛。
嫉妬、なのかなあ。
全体的に人間の質が落ちてるからな。
馬鹿に好かれたもん勝ちの厭な世の中になってる。
劣ってる方が賞賛されるんだよ。
それは結構昔からそうだろ
>>380 「町田康に嫉妬する」なんて発想がまずまともな人間からは出てこないよw
そういう対象じゃないw
哀れみこそすれ、ああいう頭の悪い人間に嫉妬するなんてよっぽど卑しいんでないかと
384 :
吾輩は名無しである:2008/09/28(日) 10:15:04
村上春樹の作品全部
デビュー作以来の違和感が最近になってわかった
こいつは英語翻訳しやすい中身のない文を書いているだけ
そのくせ自分は翻訳下手
「ティファニーで朝食を」も「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も
とんでもない代物
カポーティーの文体を最高に評価しているくせに
翻訳でボロボロにしてしまった
サリンジャーは絶対に野崎孝訳でよむべき
村上訳で読んできらいになった大多数の人に声を大にしていいたい
385 :
吾輩は名無しである:2008/09/28(日) 11:03:41
で、本当に評価されるべき作家とは?
>>383 才能に嫉妬することはなくても、同業者としての立場に嫉妬することはあるよ、当然。
なんであんなのが評価されてるんだろう、と。そしたら自分の理念もぐらつきはじめるし
書いてるものも当然ブレてくる。
で、本当に評価されるべき同業者のおまえとは?
388 :
吾輩は名無しである:2008/09/29(月) 02:30:42
あんなのが、という姿勢からわかるけど、こいつはろくなもの書いてないだろうな。村上の文学的評価はともかく、その売れる理由もわからずただ妬んでる。
所詮好みの問題
390 :
吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 17:23:15
同業者
391 :
吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 06:11:59
野崎孝の訳がいいとは、とても思えない。
春樹に全部訳しなおしてもらいたい。
392 :
吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 06:30:29
野崎さんの訳がいいとは思わない
というのはまったく同意
でも村上さんのどーよ?
393 :
吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 07:30:00
嵐が丘
ヒースクリフはキチガイだし
キャサリンは我侭だし
ストーリーテリングもうまくないし
なんであんなに人気(映画化、ドラマ化、舞台化)
あるのか謎やね。
394 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/11(土) 13:50:48
>>393 小説はなんだか冗長だがらキャラの性格にウンザリさせられるんだろうが、
映画、演劇、歌(ケイト・プッシュの曲は名曲)なんかの作り手を刺激するんだろうな。自分なりの『嵐が丘』を作ってみたいなって気にさせられるんだよ。
私も読んだらそんな気がちょっとだけした(本当にちょっとだけだけど)
バカだなぁ…
396 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/11(土) 14:13:05
>>395 よー茶々が息切れしてるぜw
思い浮かばなかったんだなw
397 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 12:30:43
夏目漱石の全作品
太宰治の全作品
三島由紀夫に比べると水準の低い作品ばっかり。
逆に三島は過小評価だと思う。ドストエフスキーやゲーテに匹敵する。
>>394 あー俺もちょっとだけそんな気になった、嵐が丘。
まあ勿論無理なんだけどさ。
俺ごときがどう努力してもケイト・プッシュは超えられないわ。
三島は文章がへったくそだからなぁ。
400 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 13:53:29
>>399 三島の文章のどこが下手なんですか?
三島の文体は一点の曇りもなく詩的で、またその文章は完璧に研ぎ澄まされた論理性を
持っている、法学部の三島ならではの知性的文章だと私は思います。
じゃああなたのいう上手い文章の作家は誰なんですか?
401 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 13:59:37
はまったけどというかそれで終わったのが村上春樹だ。
村上春樹は小説の無力さを教えてくれた作家であった。
人間がいかにいい加減なものか村上春樹は作品を通して語りかけている。
そのジレンマが近年の彼を苦しめていなければいいのだが・・・・。
>>400 三島は文章がへったくそだからなぁ。
本当に頭の良い人間はああいう文章は恥ずかしくて書けないっすよ。
403 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 16:59:11
>>402 あなたの感性が乏しいからそう思うだけでしょ?
三島はすでに世界中で評価されてます。
404 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 17:15:26
三島って思想小説なの?
文章は死ぬほど上手いと思うけど、
生き方と死に方が評価されてる分、
文学も過剰に評価されていると感じる。
小林秀雄も言ってたけど、読後に忘れそうな小説。
405 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 17:18:58
だましだまし読め
三島は意外と欠点ばかり
406 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 17:22:20
まぁ三島は偽者の最高峰なんだと思う
決して普遍的な作家なんだと思ってはいけないと思う
407 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 17:25:58
欠点を補うのが表現行為だとしたら、
欠点のない人間が書く文学は空虚な
ような気がしないでもない。
欠点がないのが欠点だったのかもしれないね。
まぁ、問題意識はありすぎただろうけどね。
自分の問題とか、日本の将来だとか。
408 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 17:27:15
三島は本物だよ。
絹漉しよりも柳腰が好きです。
金閣寺なんて駄作もいいとこ。
とにかく三島の作品は実存的にすぎる。
感性の鈍化した連中にはものすごく良いものに見えるんだろうが。
これほど過大評価されてる作家もなかなかいない。
生まれもった頭は大したことないが、努力して劣性な自分を埋め合わせようとする贋者によく似合う作家だよ。
413 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 18:28:12
実存的という割に、主観的な見方してるね。
金閣寺は日本文学の最高傑作。
415 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 18:33:05
それはない。ありえない。
416 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 18:43:03
>>412 金閣寺は「美」という観念を巧みに描き出した名作です。
もう世界的な古典ですから。
あなたみたいな凡才には三島の天才はわかりません。
三島はもっと世界に評価されていい作家ですね。
特に豊饒の海は数十年後には世界中で読まれているでしょう。
417 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 18:46:12
>>412 大体あなたは考え方が実存だのなんだの価値基準が西欧至上主義で、
三島の作品に底流する日本美を理解してない証拠。
あなたみたいなのを、三島はお茶漬けナショナリズムと揶揄してますね。
三島がいいと思ってる雑魚が居丈高に振る舞える世の中が恐ろしいよ。
知性的にある程度上位区分に属するはずの連中ですらこうなんだと思うと希望も何もあったもんじゃない。
419 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 18:53:46
>>418 はいはい。
どの文学が傑作かなんて人それぞれでしょ。
それを自分の考えだけが正しいなんてバカみたい。
あなたがいくら三島を貶めたって三島の文学は既に世界で認められて
フランスでもサド公爵夫人が度々上映されています。残念でした。
三島で美意識語るとか恥ずかしすぎるだろw
かすかな機微なんかを感じ取れないクズが「三島の大味な美」をさも高級料理であるかのように思い込んでるだけ
哀れだな
421 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 18:57:54
>>420 三島の描く美は大味なんかじゃありません。
金閣寺の主人公のジレンマや春の雪の聡子と清顕の恋愛描写は精緻を極めています。
読んでもいないくせにぐだぐだバカみたい。ご愁傷様。
422 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 19:05:42
過大評価、過小評価、問わず金閣寺は普通におもしろい。
423 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 19:11:34
金閣寺も面白いですけど、仮面の告白もいいですよ。
この一作ですでに三島は日本文学に風穴を開けました。
424 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 00:39:59
私と口調が似てる人がいるね。
おれは三島は知の戦略だと思うけどな
三島好きは音楽や絵画など何を選ばしても糞みたいなもんばっかり好んで選びそうなんだよな。
427 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 09:29:40
>>426 じゃああんたはいつもセンスのいい音楽や絵画を選ぶんですか?
自分だけがセンスいいと思ってんじゃない?バカみたい。
せいぜいそうやって自分の及ばない感性の持ち主を蔑んでればいいでしょ。
428 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 19:15:06
何でここ三島のスレになっているんだ?
三島信者うぜーなw親に似たアホみたいなツラして書き込んでるんだろうw
430 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 19:43:20
私はただ三島の作品が太宰や漱石の作品より過小評価されていると
思ったから書き込んだだけです。
あなたこそ三島の文学を貶めたくてうだうだとアホなツラして中傷ご苦労様。
そりゃあ漱石に三島がかなうわけないじゃん
論ずること自体ばかげてる
432 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 21:02:25
文学的には漱石よりも三島のほうが上でしょう。
漱石はただ知名度が高いだけ。
あと数十年もすれば評価は逆転してますよ。
漱石のが明らかに格上
以上
434 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 21:17:18
金閣寺>>>>(越えられない壁)>>>漱石の全作品
436 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 21:39:01
まぁ、天才梶井基次郎でしょう。
だね 三島をとぼしてる頭の弱そうな奴も、三島信者も落ち着けよ(^.^)
438 :
↑:2008/10/13(月) 22:22:54
貶す
けなす、と読みます
439 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 22:48:33
スレチですまんが、
最近鈴木大介ってやつは文学板に来てないのか?
440 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 23:07:20
三島ってそんなに美文なの?
三島の中でも一番美文な作品って何?
三島は美文じゃないよ
感受性の乏しい雑魚が誉めやすい駄文
美文ていうのは谷崎や漱石みたいなのだぜ!
443 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 23:55:22
>>441 三島の文章の美しさを理解できないアンタの感受性が乏しいだけでしょ。
アンタがごちゃごちゃ三島を中傷したって、三島は既に国際的な評価を受けてます。
豊饒の海において、三島の美文はその粋を究めています
「…僕は君のような美しい人のために殺されるなら、ちっとも後悔しないよ。
この世の中には、どこかにすごい金持の醜い強力な存在がいて、純粋な美しいものを滅ぼそうと、虎視眈々と狙っているんだ。
とうとう僕らが奴らの目にとまった、というわけなんだろう。
そういう奴相手に闘うには、並大抵な覚悟ではできない。奴らは世界中に網を張っているからだ。
はじめは奴らに無抵抗に服従するふりをして、何でも言いなりになってやるんだ。そうしてゆっくり時間をかけて、奴らの弱点を探るんだ。
ここぞと思ったところで反撃に出るためには、こちらも十分力を蓄え、敵の弱点もすっかり握った上でなくてはだめなんだよ。
三島由紀夫
「天人五衰」より
444 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 23:58:16
本当は三島がノーベル賞を受賞すべきでした。
あの時(ノーベル賞を)受賞したのが川端であり、三島由紀夫でなかったのは、何かの行き違いだったかもしれない。
すなわち、国連事務総長だったダグ・ハマーショルドが1961年に亡くなる直前、三島の「金閣寺」を読み、ノーベル賞委員会のある委員に宛てた手紙で大絶賛したのである。こういった筋からの推薦は小さくない影響力を持っていた。
また1967年のこと、出版社の国際的な集会がチェニスで開かれ、私はその集いが授与する文学賞、フォルメントール賞を三島にと試みたが失敗に終わった。
この時、スウェーデンから参加した有力出版社ボニエールの重役が私を慰め、三島はずっと重要な賞をまもなく受けるだろう、と言ったのだ。ノーベル賞以外にはあり得なかった。
ドナルド・キーン
ドナルド・キーンがクンニカスゴリラ平野にノーベル賞をと試みているらしいのですけれども、来年辺り来ます化ねぇ〜(笑)
新潮はドナルド・キーン、大江に推薦文を書かせ、ノーベル賞委員会に提出。三嶋再来を宣伝(笑) この為に慎重はそうとうの札束を積んだらしいのです殻ねぇ〜(笑) 藁貸し増すねぇ〜(笑)
あの「欠陥」は無差別テロ殺人預言書として今宣伝しておるのも来年のノーベル賞の溜めでしてねぇ〜(笑) あの愚作でノーベル賞とは片腹痛いですよ(笑)
しかしノーベル賞委員会はクンニカスゴリラ平野の糞分を読む訳では無いです殻ねぇ〜(笑) 一流翻訳家によって名文として貰えばいいのです殻、楽な者ですよお〜(笑)
文章はともかく、よりによってでそれかいwという。陰謀史観。
そこまでして三島を貶めたいのか。
つくづくと、ひとはみずからが望むものしか、見ないんだよな。
虚しい。
448 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 02:37:18
>>441 いつも思うけどここの人ってこいつみたいに理由を書かないよね
じぶんなんか見ていちゃ駄目でしょうに。
対象がなんであろが、そんな者の前には芸術はない。
あ、「う」が抜けたwうぬけ。…うーんボケにくいww
ここのひともなにも、
>>441はただの釣りもしくは煽りだからw
意味はない。それは誰よりも、本人が一番よく判っていること。
>>451 いや理由があったほうが釣りとしても完成度高いと思うし、実際
>>441じゃ反応してくれる奴いないと思うぜ 反応したけど
453 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 02:46:54
村上春樹全般。
ノルウェーの森、海カフ読んで思った。とにかく主人公がいけ好かない。生理的に無理。
もっと、人間って泥臭いくて愚かな生き物のはず。トルストイやドスト読むと村上が薄く感じる。
454 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 02:47:40
あっそう
455 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 03:08:34
>>440 美文だと思ったのは『宴のあと』『潮騒』
三島って言うと少し国粋的という偏見で入ってしまう人もいるかもしれないが、このニ作は思想的なものが皆無で物語として面白いし、一部の隙もない構成力、文章力だと感じた。
456 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 11:27:51
あっそう
457 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 11:52:23
ドストエフスキー全部。
負け組、ニートなどにしか人気がない作家。
勝ち組の俺には何も共感できない
458 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 12:28:46
>>445 (o`.´o)ちゃん、こんにちは。
ドナルド・キーンが平野啓一郎の賞とりに助力してるって本当?
キーン氏は三島由紀夫が好きだったから、平野と三島について対談した平野に好意的なのかな。
大江も推薦するってのは何なんだろう。三島は大江のノーベル賞に貢献した翻訳者のジョン・ネイスンに裏切られたらしいのに。
キーン氏も急に大江にシカトされて大江と不仲だと思うけど。
459 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 12:32:18
これ以上日本でハズレノーベル文学賞を出したくない件
>>457 お前程度で勝ち組とか、失笑ものなんだが。
どういう低能の親から生まれてくるとここまで厚顔無恥になるのやら。
458
愛すべしマゾちゃんです殻お教えしますよ(笑) わたくし率的には三嶋は大江文学は本音では認めてはいなかったで性根(笑) 三嶋が大江をどう評価していたか、は
わたくしよりもマゾちゃんの法が詳しいで焼死、三嶋が大江のノーベル笑を予言したのは日本の民主化を予言したのですよ(笑)
大江が沖縄問題で民主化的勝利を得た殻も分かり魔焼死、翻訳者のジョン・ネイスンが三嶋を裏切った経緯は詳しく尻魔戦けれども、翻訳者のジョン・ネイスンが
三嶋と反対の思想の大江のノーベル賞に貢献した古都は納得出来ますねぇ〜(笑)
ドナルド・キーンとクンニカス平野の対談、大江とクンニカス平野の対談、これを影で企画したのが新潮でしてねぇ〜(笑)
大江のノーベル笑には新潮が深く関与して増してねぇ〜(笑) 日本のノーベル文学笑の窓口は新潮と云われているのですよ〜(笑)
川端、三嶋、大江、友に新潮の犬です死、ノーベル文学笑候補作家すべてが新潮がらみではないので消化ねぇ〜(笑)
キーンと大江が不仲とて、友に新潮とは切れない仲でしてねぇ〜(笑)
462 :
(。人。):2008/10/14(火) 17:41:28
>>461 そういう新潮社の政治的はたらきかけがないとノーベル賞がとれなくて、
あんまり特定出版社が台頭すると、公平な審査ができなくなって賞も衰退していくだろうね。
自衛隊幹部の人に、ノーベル賞なんかいらないと三島が言ったらしいけど、そういうことの裏事情で川端康成と何かあって譲ったのかも。
ちなみに、大江の『性的人間』の主人公が痴漢にはしるところは、三島は高く評価しているね。私も読んでみたけど、たぶんそれには嘘はないと思う。
でも、だんだん期待外れになっていったんじゃないかと想像します。
テレビにおける
ケータイ小説
462
ノーベル笑選考委員たちが日本文学を原書で呼んでいる訳では無いです殻ねぇ〜(笑) 川端はノーベル笑を取れた要因に優れた翻訳化を得れたと逝って増すし、
あの川端の文体なぞ、ノーベル笑選考委員たちは不知で焼死ねぇ〜(笑)
因みに三嶋は石原の「太陽の季節」も高く評価して増すし、それにも嘘は無いで性根、特に障子を罵詈張りなぞ最高ですよ〜(笑)
465 :
吾輩は名無しである:2008/10/14(火) 23:44:56
466 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/15(水) 00:49:16
>>457 ありゃ単に負け組が出てくる小説であって、オマエみたいな負け組には実のところあんまり読まれてない。
ドストエフスキーの愛読者の一例を挙げれば、民主党の岡田、アインシュタイン、糸井重里etc.
み〜んな少なくとも(否おおいに)オマエよか勝ち組だw
オマエもちゃんとドストエフスキーでもたくさん読んで勝ち組になりたまえw
467 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 03:28:13
民主党の岡田(笑)
荷風の墨東綺譚。
丸谷才一が「過大評価」って言ってたけど全く同感。
コレットの青い麦。
絶対シェリの方が出来が上なのに、フランス版「潮騒」
(元ネタはどっちも同じなのだが)てな文脈で受け入れられたとしか思えない。
469 :
(。人。):2008/10/15(水) 13:04:44
>>464 じゃあ、太陽の季節も読んでみます。滝沢秀明のドラマはまあまあ面白かったね。
稲垣足穂は少し読んだけど、難解な感じでした。
(∩)感覚((@))くちゅくちゃ…(笑)
465
スレ違い、とは頭は確かで消化ねぇ〜(笑) わたくしは川端は過大評価されていると逝っているのですけれどもねぇ〜(笑) 新潮工作員の低脳には藁貸し増すねぇ〜(笑)
469
…ÅÅちゅーちゅー…(笑)
マゾちゃん、タッキーと浮気は駄目ですよお〜(笑) おっと、スレ違いでしたねぇ〜(笑)
472 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 21:07:26
で、顔文字が特にお気に入りの作家は誰なんだと
472
頭は確かで消化ねぇ〜(笑)スレ違いですよお〜(笑)
474 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 21:11:59
万延元年のフットボール
赤と黒
イワン・デニーソヴィチの一日
井上ひさし作品全般
予告された殺人の記録
コレラの時代の愛
ロブ・グリエですねぇ〜(笑)
モブ・ノリオも隙ですねぇ〜(笑)
「万延元年のフットボール」はその後の迷走し退潮していく日本の左翼運動を予見している様で評価され直すべき作品だと思う。
478 :
吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 06:01:46
コレラの時代はまぎれもなく傑作。
ただし、だいぶ前に英訳で読んだきりなので邦訳の出来は預かり知らん。
予告された殺人の記録は邦訳を読んだがオレも大して感心しなかった。
てか、そもそもそんなに評価が高いのか、と?
479 :
吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 12:02:23
ぐりとぐら
480 :
吾輩は名無しである:2008/10/19(日) 16:38:46
朗読者
六月の組曲
悪童日記
>>477 見直すも何も、日本文学史上に燦然と輝く名作なんじゃないの?
俗っぽい話だが、現役小説家にアンケートとったら漱石や三島の作品よりも
上位に、たぶん一番になると思うんだが。
>>481 それはありえないよ。
小説家のことなんて君のようなただのど素人にはわかりっこないだろう。
やめてもらえないかね、糞凡人が知ったような口きくの。
アンケート年齢層にもより増すけれども、上位、一番は無いで性根(笑) 藁貸し増す(笑)
なんかコテハンが来てから一気にしらけたな・・・
大谷崎こそ至高
486 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 20:23:39
児童書
487 :
吾輩は名無しである:2008/11/04(火) 21:02:55
落ち着け
488 :
吾輩は名無しである:2008/11/13(木) 20:27:58
傑作
489 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 00:15:13
中原昌也
490 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 00:16:00
悪い太郎の『さよなら源一郎』
491 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 00:18:48
ドストFスキー
492 :
吾輩は名無しである:2008/11/14(金) 00:35:17
楢山節考
太宰治
494 :
吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 23:23:10
志賀「小僧の神様」
何が小説の神様だよw
495 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 01:08:01
三島由紀夫
なんだよあれ
個人の趣味かもしくはオナニーだろ
そんなもんみたくねぇ
496 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 13:52:25
太宰治の過大評価されっぷりに苦笑いし続けている。
498 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 23:36:55
大江しかいない
499 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 23:47:02
大江の小説は評価する
ただ、エッセイの類はとても読めたもんじゃない
500 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 23:48:44
元奥さんを殴り、動物を虐待して殺してるのを考えると
とてもじゃないけど、彼の小説を読む気にすらなれないよ。
小説以前の問題で、人間として終わってるもん。
501 :
吾輩は名無しである:2008/11/17(月) 23:50:12
>>500は井上ひさしの事ね。
大江は、そのお友達。9条カルトの会のね。
反日というのと、思想が似てるから二人は双子みたいに
ソックリだよね。暴力的な部分も似てるのかも。
太宰の斜陽はチェーホフ模倣したけど失敗しましたって感じだな。
503 :
吾輩は名無しである:2008/11/20(木) 15:11:58
ジッド。
表現がいちいちあざとくて大袈裟。
川端康成「千羽鶴」以降の作品:「雪国」とかも大したことないけど、その後は創作力尽きていってません?
三島由紀夫「金閣寺」その他もろもろ:三島は何がいいのかわからない。作者の頭の中だけで勝手に論理が展開してて読んでて苦痛。何が美文だかさっぱりわからない。
ヘミングウェイ「老人と海」:いいと思うけど佳作レベルだと思う。
ガルシア・マルケス「予告された殺人の記録」:つまんなくはなかったけど、賞賛されてる割には大したことないと思った。
日本文学って漱石や鴎外等、荷風や谷崎ときてそのあとがプツンと途絶えたように思う。
田舎町の住人なんだけどそこの町立図書館に全集コーナーがあってなんか
リクエストすると全集購入して置いてもらえるみたいなんだけど
なんか司馬遼太郎全集とか渡辺淳一全集とか藤沢周平全集とかと並んで
ロラン・バルト全集とか置いてあんだけどこんなん誰が読むん?みたいな感じで
こういうのリクエストする人ってこんな田舎でだれなんやろ?みたいな感じで
どんな人なんやろ?アホちゃう?プププ。ってバルト読むのがアホゆうんじゃなくて
なんつーか微笑ましい気持ちなったんです。この板みたいです。
>>504 「老人と海」以外ほとんど同意だな。
三島の小説が美しいとか言ってる連中には辟易する。
日本の近代文学って戦後わらわら湧いて出てきた作家はほとんど読む価値ねーと思ってる。
三島、大江、公房、春樹とかな。川端もくだらない。どれも自己満足なだけのオナニー小説だと思う。才能を感じない。
島崎藤村は思索は頼りないけど、風景や人物描写好きだし、独特の情感も好きなんだよな。それでも読む順番は漱石とかの後でいいと思うけど。
開高健『夏の闇』。
ああいう「心象風景」とかそういうのは開高には向いてない。
カイコーの小説は読みにくい
いや、輝ける闇は傑作だと思う。
開高は基本的にあの辺りの次々と漢語表現を畳みかけて息をつかせない文体が命だと思うから。
(「開高スペシャル」と言うべきか)
開高健ってどんな作家?
読む価値ありますかね?
ドスト好きだけどちょっと観念的だよね。
芥川と太宰と三島。
いずれも外国作家の模倣を脱し切れてない作品がほとんど。
模倣するのはいいんだけど模倣だけで終わらせるなよ、と言いたい。
太宰や三島の作品読んでて人物のしゃべり方が、明らかに外国小説かぶれてるのは本当にやめてほしい。
514 :
吾輩は名無しである:2008/11/30(日) 22:02:34
丸谷才一
515 :
吾輩は名無しである:2008/11/30(日) 22:03:20
ドストエフスキー
漱石や鴎外もリアルタイムでは保守的な文学ヲタからは「明治になってからの文学は読む価値なし!」
とか言われてたんだろうな。
517 :
吾輩は名無しである:2008/12/06(土) 17:15:08
太陽の季節
518 :
吾輩は名無しである:2008/12/06(土) 18:44:22
国内断トツは志賀。
漱石も無闇に評価が高すぎる。
短編を除く「世界の終わり」以降の村上春樹もまったくいただけない。
それから、日本でのドスト評の病的な高さ!
なさけないったらありゃしない。
>>511 最初は「オーパ」から入って、気に入ったら短編の「裸の王様」、「珠玉」をどうぞ。
どんな作家かは読んで知るのが一番かな。お勧めだよ。
520 :
吾輩は名無しである:2008/12/06(土) 18:52:49
金原ひとみだよ
くだらない
無能そのもの
521 :
吾輩は名無しである:2008/12/06(土) 19:10:18
ドストなんて浦澤と変わらんのになw
522 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 03:07:35
川上未映子
既出?
523 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 07:23:35
6時56分 今日は早めに活動を開始した。
中途覚醒のあとしばらくして、悪夢を見た。
チューニングがずれたラジオの音のような中に
男性の声で「やめて、たすけて」と聞こえた。
夢ではないように思える。気持ちが悪い。やはり病気なのだろう。
プロザックを含め朝の薬を飲んだ。
今日は始まったところなのに既に疲れている。
mooncloud
小説なんてただの娯楽だから面白ければいいんだよ
過大評価とか言ってる奴は小説に期待しすぎてる
>>524 作品そのものは隅に置かれたまま、学問としての文学学?みたいなものの20世紀的肥大がその悪い例だと思う。
評価なんてものはその学問村でのみ無意味に流通してるわけだし。
評論も、単に文学作品を素材にしただけであって同次元の文学作品として優れていなけりゃ意味がない。
ドストエフスキーは凄いと書こうがショボいと書こうが文章の説得力、テイスト、展開、余韻が得難いものが評論として結局優れている。
舞踊のようなタイプが悪い例の典型。何を書こうが冴えや卓見、鮮やかさと無縁。
しかし既成事実、コンセンサスを二番煎じに書くことで学問の体裁が成り立ちイコール評論としての文章の存在意義クリアと信じ込んでしまっている。
このあたりの淘汰が多分現在、実は少しずつ進んでいてそれがあたかも文学そのものの衰退と受け取られてしまっている気がする。
ただ文学が百年の贅肉を落としているだけなのになw
サムシングエルスな。身も蓋もない話だがw
三島由紀夫は同意。
528 :
:吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 20:47:36
そもそも評価が高いのか
太宰治
ダメ人間でいる事の免罪符文学としか思えない。
個人的には人柄も嫌いで、目の前にいたら「もっとしっかりせえい!!」と
蹴りをいれたくなる。
おまえはダメ人間じゃないのか?
ダメ人間じゃない奴なんてまずいない
532 :
吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 10:31:35
長身で喧嘩上等の太宰に蹴りいれたら反撃されて命失うよ
535 :
吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 13:13:19
大事なことなので
536 :
吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 18:56:01
漱石全作品
ドストエフスキーは現代に読む意義がないと思う
彼の思想はいまや常識的すぎる
日本でほかにいい作家がいないから漱石がマンセーされる
539 :
吾輩は名無しである:2008/12/19(金) 12:28:11
太宰や三島は文学としてはそんなに評価されてないから妥当じゃないか?
540 :
吾輩は名無しである:2008/12/19(金) 18:55:56
漱石を素直に良いと思えない奴なんてクズでしかないよ。
よく図々しく生きてるもんだな。
542 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 04:03:21
漱石は好きか嫌いかは別として日本の文学じゃあ相当いい作品書いてるよ
「芸術」って感じじゃないけどね
漱石みたいな道義心のある作品は、大切だよ。
>>530-531 いや人間は私も含めて弱くてダメな存在だ。
でも太宰はそれを正当化し、あわよくば読者を自分の世界に引きずり込もうとしている。
「こっちへおいでよ〜…ダメ人間でもいいんだよ…一緒に群れよう…」
こんな風に手をこまねいて読者を誘い込もうとしてるイメージ。(少なくとも作品から滲み出ているものは)
それが嫌なんだよ。
人間弱くてダメだって、そんな自分を許し甘やかしちゃいけないと思うんだよね。
>>532 そうだった。
太宰=ナヨナヨしいというイメージがあったもので。
544 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 17:31:33
迷がもう少し長生きしていれば、また、創作意欲を継続できたら、
石など問題にならない作家になったとおもうんだが。残念。
漱石はエンタメだろう
ただ、漱石自身やや漱石作品をエンタメとして楽しんでいた層の
知的水準が今とは比べ物にならなかった、と
題材としては結構通俗的だもんな
ま、小説なんてそんなもんだけど
546 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 19:18:54
547 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 19:24:51
>>537 名前:吾輩は名無しである :2008/12/17(水) 19:27:29
ドストエフスキーは現代に読む意義がないと思う
彼の思想はいまや常識的すぎる
>金之助の「こころ」もいま読めばべつに自殺
するほどの話ではない、よくあること。時代を
超越した普遍的な話題を取り上げたものではない。
藤村の「破戒」も同様。
」
548 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 19:29:22
>>545つか、エンタメにしては、くらいじめじめした
小説大杉
549 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 19:29:46
小林秀雄の全作品。 すべてくそ。
550 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 19:35:06
551 :
吾輩は名無しである:2008/12/20(土) 19:43:30
秀雄は小説家ではない。
552 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2008/12/20(土) 19:46:31
俺は読んでるよ。
545
>>548 ドストもエンタメだが暗く暴力的だぞ
つまり、時代状況、読者によって
娯楽の質が変わるということだ
漱石は新聞連載小説を多く書いたが
当時の新聞発行部数(つまり購買層)なんぞ
今とは比べ物にならないほど少ない
あるいみ、文芸雑誌のようなもんだ
つか、何を書くかじゃそもそもない。
文学も音楽みたいなもの。同じメロディーでもアレンジ一つで完全別物。
つか同じ作者だってベストプレイと没テイクがある。それくらいディティールの些細な輝きが勝負をわける。
テーマとかの是非はそれが作品そのものの質にどう影響したかぐらいしか語る意味は無い。
556 :
吾輩は名無しである:2008/12/21(日) 22:26:43
風と共に去りぬ、チボー家の人々 の如く一作だけで、
傑作とされるのは、私小説的なうじうじではなくて、普遍性
に起因すると思われるのだが。
骨董品系美術品みたいなもんだよ、そう言うのは。
今や書けない書かない書いても、は?wってなもんで。
宮本輝
559 :
吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 08:42:17
文学を志すものは永遠性のある骨董品を目指す。
560 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 08:58:40
>>551 > 秀雄は小説家ではない。
このスレ小説家限定じゃないよ?
561 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 10:19:28
蟹工船
人間失格
天の夕顔
羊をめぐる冒険
グレート・ギャツビー
ライ麦畑でつかまえて
怒りの葡萄
変身
562 :
吾輩は名無しである:2008/12/23(火) 17:14:54
↑以上すべて駄作であります。
変身駄作じゃねーw過大評価だとは思うけど。
カフカを擁護すると文学かぶれに思われがちだけど、
ユーモアのセンスとか虫の描写力、家族の心理などよく描かれていて
30代前半の作家にしては大した筆力だと思うがな。
蟹工船は駄作だな。
人間失格は駄作ではないけれど、全然傑作でもないと思う。
564 :
吾輩は名無しである:2008/12/24(水) 03:36:23
∧@⌒@ヘ
イ /((^リ))丶
/リ゚ー゚ノリ) <刺すわよ??
⊂V:Vつ
/_|_〉
しソ
三島信者ってこんなに気持ち悪いんだな。
漱石はただ知名度が高いだけと言うとは思わなかった
566 :
吾輩は名無しである:2008/12/27(土) 18:23:43
作品で知名度が高いのとハラキリで知名度高いのと
どっちがいいかって話だよな。
こころしか読んだことのない俺が夏目漱石は過大評価だと言ってみる
569 :
吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 01:03:25
>>567 どっちも作品でもエピソードでも知名度高いに決まってますが、何か?
彼ってしょうもないホモだったんでしょ
>>568 「こころ」は一番つまらないよ、
漱石では「こころ」が最高という奴はあまり信用しないことにしている。
とうちの猫が言っていたよ。
三島由紀夫ってどうなの?仮面しか読んだことないんだがいいのか?
d
575 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 12:42:33
>>572それにしても、何ゆえ「先生」が深刻に自殺を
考えるのかわからない。藤村の「破戒」で主人公が
教壇で生徒に土下座して誤るのも不可解。つまり
普遍性を持った、時代を超越した、人間を深えぐった
作品ではないということか。
576 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 12:44:06
577 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/12/29(月) 17:56:09
>>572 うんそうだね。近所の虎猫もいってたし(^O^)
578 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 19:15:08
↑と舞踊淫祠もまおしとりまつ
579 :
吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 22:25:53
酒見の後宮小説。
受賞当時、みんなが誉めてたことを思い出して、
最近になって読んでみたが
登場人物は魅力ないし、ストーリーは進まないし
言い訳だらけの文体にも辟易して50ページくらいで止めた。
正解?
>>579 受賞当時読んでプロットみたいだった印象があるな。
つーか中身は覚えていない。そんなに評価されてる?
582 :
吾輩は名無しである:2008/12/31(水) 03:03:44
確か石川達三だったと思うが、トルストイをぼろくそに貶してた。
戦争と平和は過大評価されていて、文学として2流以下みたいな酷評だった。
一人の作家にこれほど悪意を持った否定的な文章は珍しいと思ったね。
583 :
吾輩は名無しである:2008/12/31(水) 04:51:56
ノルウェイの森
何であんなに売れたんだ?
584 :
吾輩は名無しである:2008/12/31(水) 18:43:14
ノルウェイの森は30ページぐらいで読むのやめたなw
村上春樹は技巧的で好きじゃない。
585 :
吾輩は名無しである:2008/12/31(水) 21:01:31
ノルウェイの森は別に過大評価されてないよ
売れただけだよ
てか村上春樹の小説ってあんまり中身がない気がする
比喩は独特でいいと思うが・・
「中身がない? 何が?」
僕は彼女を見た。
「あなたの小説」
「でも、売れてるんだ」
「過大評価されているって感じ」
彼女は、空に一番星を見つけたように言う。
やれやれ、そうかもしれない。
面白くないでしょ
春樹の真似をこんなに下手くそにする奴もなかなかいないだろ
「空に一番星を見つけたように」なんて恥ずかしくてまともな神経してたらとても書けないだろw
590 :
吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 04:24:09
春樹の真似文体は2ちゃんで溢れているけどこんなにつまらないのは初めて見た
592 :
吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 11:34:45
いや、春樹の文体になってないのに、みんなが春樹を
真似しているって言っているのがオモロイw
村上春樹は、どれか代表作一個しか後世に残らない気がする。
世界的に流行してる(た?)ような感じだけど。
小学校の先輩だからあまり悪くはいいたくないんだけどね。
春樹はラノベっしょw
595 :
吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 13:40:24
>>585 でも映画化決定で現在撮影中?
映画化するまでの作品ではない。
だいたい村上春樹みたいに起承転結のはっきりした物語でなくて、
文体で勝負するのは映画に向いてない。
代表作映画化しました、つうような映画で終わりだろ。目に見えたーる。
春樹批判することでそこそこ本読んでますアピールする馬鹿がいるからもう度し難いんだよね。
少しでも文章書いたことある人間なら春樹批判はできないよ。
巧すぎる。
当たり前なんだよね、先人の作品を絶妙にいいとこ取りしてるんだから。
だよね、って言われてもね。スレチだし
599 :
吾輩は名無しである::2009/01/09(金) 20:36:49
名子さん
600 :
吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 16:58:44
エロ本
601 :
吾輩は名無しである:2009/01/13(火) 20:38:35
僕が601の書き込みをした時587の存在を知った。
芥川、選集を持っている俺が言うんだから間違いない
603 :
吾輩は名無しである:2009/01/19(月) 21:22:10
バクマン
604 :
吾輩は名無しである:2009/01/19(月) 21:32:56
シェークスピア
605 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 13:06:25
最近の芥川賞全般(日蝕とひとり日和など除く)
特に話題性重視ででてきたのは過大評価がひどい
商業的な裏事情はあるんだろうけど
606 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 13:17:52
聖書
つまんね
607 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 13:25:27
安部公房作品全般
608 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 15:09:43
大江健三郎
609 :
吾輩は名無しである:2009/01/20(火) 20:18:56
ここまで「人間革命」なし
漫画人間革命は熱血ナンセンスギャグ漫画として
個人的に高く評価してます。
612 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 02:22:04
停電の夜に
なんでこれが賞を独占するほど評価されてるのか分からん
インド人の劣等感が満載の短編集
613 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 13:58:23
ドストエフスキーは熱中して読めるし、面白い。
村上春樹は自分を売り込もうとしてる臭みがあるし、浅いよ。読んでいて馬鹿馬鹿しくなる。
614 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 14:17:52
コクトー
615 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 14:18:53
ジョルジュ・サンド
616 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 14:19:48
トーマス・マン
>>613 村上春樹は自分でも自分の書いてることがわかってないからな
というか自分で答えのわからないなぞを書いたとか言っちゃうぐらいで
春樹は空疎でだめだった
文学的にはそこに暗喩があると言うのだろうが、普通に読んで中身がないのに実は中身があるとかいうのはセコイからキライw
ごひいき評論家の深読みで生き残ってるというパターンだよね春樹は
一般読者の反応
「村上春樹って読んだことある?」
「あるよ、大好き」
「どこがいいの?」
「うーん、よくわからないけど」
620 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 16:54:41
内田春菊
621 :
吾輩は名無しである:2009/01/23(金) 02:36:41
三島由紀夫
622 :
吾輩は名無しである:2009/01/23(金) 16:47:00
金閣寺は面白かったけどねぇ
623 :
吾輩は名無しである:2009/01/23(金) 17:37:33
平山
純文利用したプロット放棄のエンタメ
624 :
吾輩は名無しである:2009/01/25(日) 17:54:13
日本のエンタメ作家はもういいよ
625 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 09:41:11
たいてい誰がどの賞を取っても気にならないんですが、春樹がノーベル賞受賞するのはなんかイヤなんだよね。
アイツにそういう満足感を与えたくない。
626 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 12:24:48
俺も。
村上春樹ってどこがいいのかさっぱり分からない。
空疎なライトノベルという印象しかない。
627 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 13:50:02
今はラノベこそ最先端の文学だと知らないのか?
628 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 14:08:19
最先端なんていう言葉を使ってる馬鹿がハルキに熱中してるんだろうよw
春樹批判してるのもまたそこらのしょうもない糞凡人だから度し難い。
630 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 21:15:52
ジェラシーで批判してるだけだからな
631 :
吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 22:28:54
ジェラシーじゃないよ
でも批判するのも難しいと思うよ
批判するほどの作品がないから
そう思い込むことで悦に入れる愚鈍さがある意味羨ましいっす。
そんな抽象的で実のないこと言って悦に入れる愚鈍さがある意味羨ましい。
634 :
吾輩は名無しである:2009/01/31(土) 19:56:18
アゴタ・クリストフ
「悪童日記」を今週読み終わったんだけど、
この人の作品の良さがうまく汲みとれなかった
いま読んでる短編はわりとおもしろいんだけど・・・
中上健次
海外古典と純文学(自称)全般
>>634 「ふたりの証拠」「第三の嘘」も読めばいいと思うYO!
638 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 20:52:04
大変話題になっている
639 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 23:41:40
石神のラーメン本もそれほどでもないよ。
640 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 23:45:40
「音楽家残酷物語」
641 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 23:52:01
俺
村上春樹を理解できない奴は西欧哲学の理解が足りないんだよ
まあ春樹出来ない人は大江も理解できないだろうな
644 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 02:33:05
ああ、褒め殺ししたいのねw
>>642 こういうこと言うヲタがいるから「春樹信者は」って言って馬鹿にされるんだよ。
春樹好きとしてやめて欲しい。
646 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 02:37:44
春樹しか読んでないとすぐ釣られるw
648 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 03:02:23
某スレで言い返されたのがよほど悔しかったんだなw
649 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 03:06:06
728 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/05(木) 21:21:45
村上春樹しか読んでないのに春樹を世界最高の作家と思いこんでいる
729 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/05(木) 21:25:56
そして、春樹が文学賞とると、やっぱり自分の目にくるいはない、自分は正しい本を読んだのだ、と自信がわく。
650 :
吾輩は名無しである:2009/02/06(金) 03:08:13
728 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/05(木) 21:21:45
村上春樹しか読んでないのに春樹を世界最高の作家と思いこんでいる
729 名前:無名草子さん[sage] 投稿日:2009/02/05(木) 21:25:56
そして、春樹が文学賞とると、やっぱり自分の目にくるいはない、自分は正しい本を読んだのだ、と自信がわく。
647 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2009/02/06(金) 02:59:36
春樹しか読んでないとすぐ釣られるw
恋空
夏目漱石の『坊っちゃん』がどうにも無理だった。
読み進めるのが辛くて途中で断念してしまったよ…
653 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/06(金) 23:46:09
坂口安吾。
若者から中年までけっこう人気があるのが不思議だ。
本人が存命ならビックリだろう。
654 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 00:37:02
ヘミングウェイ
655 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/07(土) 00:39:38
色んなスレでの書き込み比較すると流石に武陽隠士のほうが賢いと思うよ。
657 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/07(土) 00:51:33
確かに。
君を見てるとそうだ。
659 :
儺:2009/02/07(土) 00:58:46
坂口安吾は万人受けするとは思えないにしても、
自分にとっての真実を誠実に描いている…と思うな。
経験積んだ大人だし自分にしても相対化してみるのはやむ終えないが。
660 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 01:45:25
ユリシーズ
661 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 06:50:22
>>656 知らんのか?川俣さんはときどき面白い書き込みをするぞ。
面白い書き込みじゃなくて、下手くそな自演ならよく知ってるよ。
663 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/07(土) 07:25:14
ありがとー!僕は自演はしません
厚顔無恥
665 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/07(土) 07:34:00
俺の睾丸
君のコーマン
666 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 08:39:19
澁澤
667 :
Ш:2009/02/07(土) 11:01:09
>>662 この場合、厚顔無恥はおまえだろ。
具体的にどこが自演なのか示せよ。
川俣さんに謝れ。
668 :
川俣軍司 ◆kapwcKvnKE :2009/02/07(土) 11:11:51
謝らなくていいです…
何でそんな醜い丸わかりの自演するの?
670 :
Ш:2009/02/07(土) 20:58:03
自演ではない。
671 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 16:39:48
山田なんたらいう、ミステリー作家
672 :
吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 07:51:28
村上春樹と村上龍
673 :
吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 08:27:55
芥川龍之介
川上弘美
つまらん
675 :
ぜっとん:2009/02/11(水) 00:35:47
文学そのもの
山田悠介だったかな
面白いと思えん
評価されてないだろ
678 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 07:01:00
マディソン郡の橋
一編ごとに巧くまとめてるけど
まったく同じことを、まったく同じ表現で繰り返し書いててうんざり
679 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 12:46:53
>>675 同意。下手な文学なんて売れないしラノベにすら劣るだろ。
680 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 13:47:17
ハルヒ
ジャン・クリストフ
682 :
吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 17:42:39
好きだ
683 :
吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 20:03:48
武器よさらば
684 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 23:58:15
ジャン・ジュネ
686 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 02:01:04
ジュネは松浦が大好きな偉大な作家
松浦のようなおフランスな趣味人の慰み物ってこった。
688 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/23(月) 23:19:11
>>687 違う。
渋龍みたいな奴の紹介だとそうなっちゃうんだが本当は全然違うんだよ。
まあ初めはそう思われても仕方ない感じだったけど。
戯曲なんかみても分かるが、ジュネはラディカルな文学者だ。政治的にもだけどね
689 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 23:58:18
>>688 いわゆる「悪の栄光」みたいなのを除いたら何が残るの?
690 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/24(火) 00:02:49
>>689 だからそれが渋龍みたいな暢気なジュネ受容。
あるいは初期のスキャンダラスな面のジュネ。
渡辺守章の論考読んでよ。あと彼の訳した戯曲も。
そんなヒマジンのバカがとびつく単純な作家じゃないよジュネは。
691 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 00:05:39
692 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/24(火) 00:20:06
>>691 形式的じゃなくて言うと
演劇の存立そのものが主題なんだよね、ジュネの戯曲は。
あれは演出しだいではとてつもないものになる演劇。
ちなみに三島由紀夫とかの戯曲は「よくできました」演劇ね(これは褒め言葉)
何で上から目線なの?
694 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/24(火) 00:35:03
695 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 00:35:25
戯曲を書く才能がないからでしょ。オスギと同じだよ。
696 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/02/24(火) 00:44:24
>>695 鎌倉幕府の訴訟制度について上から目線(?)レクチャーしたら
「裁判官になれないからじゃね」になるわけだw
ばっかじゃねえかw
戯曲なんて書きたいなんて生まれてこのかた思ったこねえよw
697 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 00:47:32
ジュネは仏語で読めば違うのかなあ
どうなんだ
698 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 00:50:31
>>696 >「裁判官になれないからじゃね」になるわけだw
まあ、そんなんじゃね。人文専門の用無しは。
ばっかだからなw
小林一茶
700 :
吾輩は名無しである:2009/02/28(土) 04:28:55
宝島、戦争と平和、はつまらな過ぎて途中で挫折(宝島は訳が悪かった)老人と海もつまらんかった。サメが税金徴収の役人としかおもえない(笑)戦争と平和は最近漫画で読んで見たら意外に面白いと感じた
701 :
吾輩は名無しである:2009/02/28(土) 11:59:02
安部公房
瀬戸内寂聴。作家になってはいかん女だが、おうおうにして、こんな女が作家になりたがり、なる。
そして、世俗的に成功し、それなりのファンがつくんだなこれが、イヤダイヤダ。
同意
704 :
吾輩は名無しである:2009/03/01(日) 01:50:58
恋空
705 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/03/05(木) 23:12:24
>>698 今初めて読んだが、
ああ…君は私のレスの意味がまるで読みとれていない。
鎌倉幕府の訴訟制度についてレクチャーしてる先生のうち
法律的には裁判官になれる人たちもいるんだよ。
なれないポジションの人間の嘆きを含ませたのに…(教授、准教授には資格はあるんだよバーカ。まあ弁護士は年度要件みたせば簡単だが、法制史出身だと裁判官は難しいだろうな。)
意味分かる?君はロクに物知らない人間だから言うが
鎌倉幕府の訴訟の研究者には法学部の出身者もいる。
ていうか法制史の人間のことを知らないんだなw
だいたい日本史の本書いてる人間には法学部出身の人間もいるの、お分かりかなwバーカ
人文がどうとかバカまるだしw
きゃはははは
706 :
(o`.´o)materialist:2009/03/05(木) 23:17:31
愛変わらずのバカまるだし、とはチェリー乙パイ舞踊の古都で症かねぇ〜(笑) 法学部の出身者がどうしたので症かねぇ〜(笑) 法学部の出身者にもチェリー乙パイ舞踊の酔うな阿呆はおり増すよ(笑)
707 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/03/05(木) 23:25:11
>>706 オマエすごいな。いつ来てもいる。
こっちが一月くらい2ちゃんみないときも、後で読み返すと延々とストーカーじみたことレスしてきて気持ち悪い。
さぞかしモテない人生だったんだろうなwていうか日がな一日中ネットに張り付いてえらいよオマエw
でもその暗〜い情熱はなんだか怖いよ〜Y(>_<、)Y
きゃはははは
ちなみに私は法学部出身じゃない。
法学部出身の人にレクチャーはよくされるけどね。
純然たる史学出身だよ
708 :
(o`.´o)materialist:2009/03/05(木) 23:40:04
別にチェリー乙パイ舞踊を法学部出身とは逝って魔戦けれどもねぇ〜重った古都も無い(笑) チェリー乙パイ舞踊の阿呆はどこにでもいるとの意味ですよ (笑)
第一チェリー乙パイ舞踊なぞが法学部出身ですと誤判決で数千人は罪も鳴き人が裁かれて仕舞います殻ねぇ〜(笑) 恐ろしい古都ですよ(笑)
709 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/03/05(木) 23:47:51
>>708 なんか裁判官を過大評価してるよ。
意味分かる?詳しい奴にきいてみな
710 :
吾輩は名無しである:2009/03/05(木) 23:50:21
コラ
711 :
(o`.´o)materialist:2009/03/06(金) 00:31:40
わたくしは裁判官にも阿呆がいるのにチェリー乙パイ舞踊では世も末と逝って増すけれども(笑)過大評価されておるのはチェリー乙パイ舞踊で少子(笑)阿呆も云い酔うなので生姜ねぇ〜(笑)
712 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 00:41:46
>>705 武陽とかいうの、笑った。
こんな社会常識ネタで妄想ですか。それも誰に反論しているんだか分からない暴走ぶりだな。
だいたい最初のきっかけが、相手への不信感から始まって、浅い読み方しかできないやつってのは、どこまで言ってもつまらいないね。
不信感で書いている文芸上の論戦なんぞくだらないんだよ。
こんなやつ、、昼間の生活でストレス溜めるでしょうな。
ストレス溜めずに、意見を組み込ませるのが社会人だからね。
こいつは、それが出来ていないから2chでうっぷん晴らし、
だそうだ。
自分の社会人としての無能ぶりをわざわざ告白してやんの。
>>705なんてね、こっちからしたら常識なんだよ。わざわざ言われなくても。
だから、用無しなんだよな。
いつも発言がピントがズれている。
モサモサしている。
カバみたいだな。
昼間の社会人生活も押してしるべしだよ。
ばーか。
713 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 00:51:25
>自分の社会人としての無能ぶりをわざわざ告白してやんの。
www
124 名前: 武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s [sage] 投稿日: 2009/02/25(水) 00:12:00
>>122 「否定」じゃなくて「批判」ね。
他人もなにも匿名の掲示板上での学問的な事柄上でのことじゃん(君の言い方は人間関係が2ちゃんしかないみたいな感じがして妙な印象を受ける)。
生身ではどんなに正しいことであってもできない批判を
ここでやってるだけだよ。
批判はそれが正当であっても目上の人間はもちろん、同輩後輩にすら
角が立つのでできない。実際したらいづらくなるんだよね。
まあ学問的な現場では部分的にオブラートに包んでみんなやってるけど
本当の意味での忌憚なき批判は出来ない(目上とか仲間にはね)。
ここでの私は不断の自分のアンチテーゼなんだよ。
愛想よく振る舞って人から好かれることに汲々としてる生身の自分とは
180度違う自分になりたいんだよね。
仲良くすることに本当気疲れしてるんだよな。
まあその前に脳内の過剰知識を排出したいってのもあるけど。
これ恥ずかしすぎ。
やばい。
中2病の引きこもり女じゃねえかw
715 :
(o`.´o)materialist:2009/03/06(金) 01:33:35
困っており増す舞踊ちゃんよ、わたくし最近はお金に非情に不自由して折り(笑)ソープには逝けず、ピンサロ謎でたまに激しく射精しており魔ますよ(笑)
因みに実はわたくし40数年来の素人童貞のおっさんです(笑)
716 :
吾輩は名無しである:2009/03/06(金) 13:15:55
狂人日記 阿Q正殿
717 :
吾輩は名無しである:2009/03/14(土) 00:17:46
カフカ
過大評価でもこころはいいと思うけどなぁ
中上健次は全体的に過大評価。
同時代がへぼ過ぎて若干目立ちはするけど。
720 :
吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 19:52:56
同時代を「へぼ過ぎ」と思わせるのが一番大事では。
722 :
吾輩は名無しである:2009/03/16(月) 21:52:16
中上と比べなくても、中上がいてもいなくても、
どんな時代だろうと「へぼ」は「へぼ」
そんなこと基礎も基礎、基本中の基本だ
724 :
吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 00:08:46
恥の上塗りに気付かない奴らは放っておけ
時間の無駄だ
中上があの時代において相対的に光っていたのは認める。
でも、文学的に貧しい時代に自らを光らせたい批評家の手慰みというか、食い物にされた感は否めない。
726 :
吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 11:51:51
かか
ヘミングウェイの作品
おやはや(笑)武陽さんがジュネを語られているようで(笑)この前鈴木さんがこられていたのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
過大評価、というならば、山尾悠子辺りは過大評価なのではないかと思われますが(笑)
730 :
吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 18:56:47
>>725 ,一-、
/ ̄ l | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
■■-っ < そーなんだよ
`∀´/ \__________
__/|Y/\.
Ё|__ | / |
| У... |
731 :
吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 19:11:46
中島敦って全部パク李なんだよな
パク李→白李→李白!?
733 :
吾輩は名無しである:2009/03/17(火) 22:34:11
サリンジャー
734 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 02:09:31
村上春樹
文体が嫌いだし、内容もかなりじめじめしてひとりよがりで読めない
ベトナム戦争を題材にしたアメリカの作家の本を読んだけど、
翻訳は上手いと思った
735 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 02:12:09
>>37 ドストエフスキーは当時のロシアの有り様を忠実に書いただけだと思う
いい意味でも悪い意味でも現実にああいう感じだったんだろうと思うよ
736 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 02:18:46
>>55 芥川が好きな人は大抵太宰も好きなんだよ
別に「日本文学と言えば芥川と太宰」ではない
ルーマニアの友人は何故か川端康成を読んだ事があり、
それが日本文学のイメージらしい
737 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 07:56:06
遠い声遠い部屋
738 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 09:40:24
村上春樹の作品すべて
739 :
吾輩は名無しである:2009/03/18(水) 10:10:00
すげーなー
愛すべき文学バカ立ちだなぁ。
幸田露伴
741 :
吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 02:46:48
742 :
吾輩は名無しである:2009/03/25(水) 03:27:00
それは俺も思う。
外国人が村上春樹作品のどこにファンタジーを感じるのか知りたい。
仮面の告白
金閣寺
744 :
吾輩は名無しである:2009/03/30(月) 18:58:31
網走まで
高校の授業でやったけどこれで国語が嫌いになった
745 :
吾輩は名無しである:2009/05/05(火) 17:16:46
セリーヌなし崩しの死
セリーヌ挙げてるのおれだけだったのか
747 :
吾輩は名無しである:2009/05/11(月) 20:23:46
俺もやっぱ村上春樹全作品
748 :
吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 15:13:40
ドストエフスキー
現実世界とはほとんど関連のないメタ・フリークショー、
大人のため脳内エンタテインメントに過ぎないのだが、
ナイーブな若者に対してときおり強い毒性を示すことがある。
30過ぎてはまったらちょっと幼稚だろ。
大江健三郎
「男流文学論」(ちくま文庫)より(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子)
村上春樹「ノルウェイの森」について
小倉「この人は、いろんなことに関心がない、関心がないっていうのね。ところが、すぐ後の
ページで、本当はめちゃくちゃ関心があることが暴露されてしまう(笑)」
「このひと、他の人の言葉を借りて自分自身を褒めるのね。〈「この寮で少しでもまともな
のは俺とお前だけだぞ。あとはみんな紙屑みたいなもんだ」/「どうしてそんなことがわか
るんですか?」と僕はあきれて質問した。〉
嘘付け。あきれてないじゃない。自分もそうおもってるくせに、厚顔無恥。」
上野「自分についての描写をみんな他人の口から言わせてる。「あなたってこうみたいな人ね」
他人の口から言わせたことに対して、すべて肯定的なのよ。叙述の内容に責任をとらない
というスタンスをいつも取っている」
富岡「全部翻訳文体なんだね〈午後が深まり〉、午後が深まりなんていうのも、翻訳文体ですね」
上野「やれやれ」というのは、その事態に対する距離と同時に。その事態を自分から変更する
意思が何一つないことを示しています。村上の世界の恐るべき受動性を象徴しています。」
富岡「やたら人が死ぬ。簡単に。小説の書き手のほうからいうと、非常に安易なのね」
上野「失敗した私小説でしょう」
上野・小倉・富岡「つまらん」
751 :
無名草子さん :2009/05/14(木) 18:36:04
直木賞や芥川賞を受賞するが、
その作家自身があっと言う間に消えてしまう場合、
過大評価だった。
誰が選んだか知らないが。
752 :
吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 19:49:29
逆に権威のある新人賞を受賞していないのに小説界に残り、
重要な作家になっていく人は過小評価されていた実力者
上で貶されてる村上春樹、島田雅彦など
春樹も島田も重要じゃないけど
なら今の作家で重要な者なんてそもそもいない
755 :
吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 23:29:44
島田は「小説界」(笑)では残ってないよ
グラビア界か小説談義界だろ
756 :
吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 08:07:50
ドリス・レッシング
なんでこんなのがノーベル賞とったのか分からん
757 :
吾輩は名無しである:2009/05/24(日) 13:06:56
村カス春樹w
758 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 03:22:10
セリーヌ……!
759 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 14:18:29
ねじめ正一
意味が通じなければ、何でもいいらしい
もちろん、ヒネリもない
760 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 14:22:40
村上春樹は、いろんな人称で書けるようになってから、物を言ってくれ
ただし、こき下ろす奴が言うほどは、単純ではないよ
761 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 14:24:06
DEEP LOVE(笑)
762 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 14:41:07
単純にオモロイのは、デュマ・ペール
あの時代に娯楽モノを完成させたのは、驚嘆に値する
銀の匙
764 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 15:45:10
平野啓一郎
ほほう
766 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 16:19:53
同じく平野
767 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 19:02:05
De ma pere
768 :
吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 23:39:19
俺も平野かな
769 :
吾輩は名無しである:2009/05/31(日) 21:52:18
三島由紀夫
770 :
吾輩は名無しである:2009/06/05(金) 16:26:50
三島由紀夫は同意。ついでに大江健三郎と中上健次も
771 :
吾輩は名無しである:2009/06/05(金) 23:20:38
大江はすごいだろ
772 :
吾輩は名無しである:2009/06/05(金) 23:29:03
ノーベル賞の審査員は、日本語がわからないと思うし。
773 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 00:19:38
やっぱり平野
774 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 09:40:46
車輪の下。
ヘッセはまだ3作品しか読んで無いけど車輪の下が一番つまらなかった。デミアンを先に読んでしまったのが失敗だったかな…
まあ、周りの環境がどうこうより、もっと主人公の内面的な葛藤や価値観を書いて欲しかったな。
太宰治
村上春樹
777 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 11:06:53
村上、平野、大江
安部公房
大江健三郎
779 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 12:26:55
私も平野啓一郎
780 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 12:33:57
平野って評価されてるの?
誰に?
781 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 15:30:08
≫384
正論だね!
783 :
吾輩は名無しである:2009/06/08(月) 22:57:09
平野啓一郎
村上龍 かな・・・
784 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 11:38:04
きりのなんちゃら
とか
じんぼ なんちゃら
785 :
弧高の鬼才:2009/06/09(火) 12:41:58
所詮ミステリーですから
786 :
吾輩は名無しである:2009/06/09(火) 12:57:47
ゴレームとか犬とか
大盛りやそっち系が絶賛してたの
本当に理解して喜んでるのか
渡辺淳一だ。
新聞広告で見たが、「文豪」だと??
性豪の間違いじゃないのか。
性豪も過大評価だがなw
>>774 だって車輪の下以外のヘッセって途中から説教本に変わるじゃん
790 :
吾輩は名無しである:2009/07/19(日) 11:46:35
川端康成とか安部公房とか三島由紀夫とかか
彼らの時代は文壇が華やかだったけど実は空疎なから騒ぎで
文学作品の内容が覚束なかった。
結果的に彼らが「外国に紹介される」=「権威」みたいな風潮を作り出して
日本文学はだんだん低レベルになって急速に衰退していった
792 :
吾輩は名無しである:2009/07/19(日) 20:26:20
文学作品全般。
人類の知的営為の全体にとってそれほど大した意義がないのに過大評価されていると思う。
科学と比べてみろ。
雲泥の差だ。
793 :
↑:2009/07/19(日) 20:29:09
絵に描いたような理系バカw
794 :
ザ・スミス:2009/07/19(日) 20:31:18
2012年に人類の半分が死滅する。
それを阻止してから科学の価値を語れや!!
>>702 そうそう、全く同意だ。
良いぞーチェーホフ。正しく愛がある。
797 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 01:26:20
たしかに冷静に考えれば、
いわゆる純文学が人類文化全体にとって大した影響がないのは事実ではないか?
科学、というかそれに基づいた技術が、圧倒的だとは思うけど、
(だって文学で人類を死滅させられるかい?)
その他では、経済学・法学等の社会科学に基づく統治技術一般、
次に、文化的なものの中では、テレビドラマや流行歌謡の類だろうな。
798 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 05:08:26
文学のとらえ方にもよるけど、広義言語表現て意味なら実にたくさん殺してきてるよ。
ナチスのガス室だって、まずはユダヤ人をガス室に送り込む言葉ありきじゃん。
799 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 06:26:09
ヘルダーリン→ハイデガー→自然礼賛→ナチズム擁護
こういう流れもあります
アメリカだったらエマソンとかね
源氏物語
読み通せません。オツムが悪いんだと思うけど。
801 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 10:43:49
>>798 アホか!
広義言語表現て意味なら
自然科学だって(社会科学だってテレビドラマだって流行歌謡だって)
みんな広義言語表現じゃん
802 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 10:56:40
そういう話なら
文学なんてたいしたものではないことは分かりきっている
しかしクラシック音楽や美術も含めて
いわゆる高尚文化形象が「過大評価」されるのには理由があるだろう
文学内でジョイスなんかが「過大」評価されるのと同じことで
人類全体に何の影響もあたえなくて
それどころか
この「過」の部分の意味が分かる者が人類の1%もいなくても
それこそが人類の存在価値だという逆転がありうる。
ちなみに科学だって技術と結びつかなければ同じことだと思うよ。
804 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 14:35:34
ジョイスは素敵やん
>>797 自然科学も社会科学も文学がなきゃできないじゃん
それともすべて口承でやろうってのか?
それにしても今ある遺産はすべて文学のおかげだがな
少なくとも今ある遺産を使う気ならば
かつての文学がはたした役割はみとめないといけない
806 :
吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 16:45:52
>>800 人により、好みもあるだろうが、
源氏物語は、後半が善い、特に、
宇治十帖が、劇的で凄い。
>>803 原書で読むべきって奴よくいるけど。
翻訳-俺
ってことだぞ?
大抵の日本人は、大抵の翻訳家より翻訳の効率も精度も低いと思うんだがなあ。
翻訳の過程の技術的な理解を、文学的な理解と勘違いして、
わかった気になれるかもしれんけど。
自己満足の域は出ないだろうな。もともと小説を読む行為そのものが自己満足だから
かまわんのだろうが・・・。
俺、村上春樹嫌いなんで翻訳は一冊も読んだこと無いけどね。
808 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 00:56:16
>>790同意 特に三島の過大評価は純文学をつまらなくした。
809 :
吾輩は名無しである:2009/09/14(月) 05:05:30
>>807 小説の原語のニュアンスをあらかた体感できるようになるのはもちろん大変だけど、
学習のあるポイントを超えると、ふと、 原語の文体のリズムとセンチメントに
浴することの愉悦を体感してしまうんだよ。
外国語に習熟するということは、
外国語(聞くor読む)→日本語に置換→理解、という当初の脳内翻訳作業から
「日本語に置換」という過程をどんどん省いていくことだからね。
ギャツビーもロリータもスローターハウス5も動物農場も、
翻訳では原作の偉大さが3割引以上になっていると思えばいいよ。
(作品によってはそれほど翻訳のダメージを蒙らない性質のものもあるが)
810 :
吾輩は名無しである:2009/09/22(火) 19:06:28
811 :
吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 12:38:26
>>809 > ふと、原語の文体のリズムとセンチメントに
> 浴することの愉悦を体感してしまうんだよ。
・・・(笑)。
よくそんな恥ずかしい文章書いて平気でいられるなあ・・・
813 :
吾輩は名無しである:2009/10/06(火) 22:48:18
ブコウスキー
814 :
790:2009/10/10(土) 03:02:33
>>808 どのへんまでが日本近代文学としてクオリティー保ってたと思います?
個人的には荷風あたりまでだと思うのですが、
芥川、谷崎の頃あたりから漱石鴎外の時代に比べて蔭ってきてると思うのですが
明治大好きの人か……
何気に司馬史観の受け売りだったりするから注意な
816 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 22:26:50
確かに海外で賞取っら問答無用に凄いってなるのは悪しき風習だ
中上好きだから中上まではいいかな
悪しき風習と言ってるそばからw
818 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 23:07:06
中上海外で賞取ったっけ?
谷崎らその当時ネオ浪漫派って呼ばれだした連中がでて以降の作品は
ラノベ作家のものと価値は変わらないと思う
そこまで下がりはしないだろw
821 :
吾輩は名無しである:2009/10/18(日) 23:22:24
2chによくいる極論馬鹿だろ
ほっとけよ
822 :
吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 19:58:31
夏目かなあ
823 :
吾輩は名無しである:2009/10/26(月) 20:57:34
怪談レストラン
824 :
注目:2009/10/28(水) 11:39:28
825 :
この名無しがすごい!:2009/11/04(水) 14:54:06
ナントカミエコ
「乳と卵」
アレ捉え方次第では、官能小説だよキョウビきもい
ナントカ賞受賞した意味分かんね。
826 :
吾輩は名無しである:2009/11/04(水) 15:12:13
小説は所詮「小説」でしかない。
過大評価されているのは奇怪千万である!
会津士魂
828 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 19:46:07
谷崎潤一郎のすごさがよくわからん。
なんで作家も評論家も大谷崎とか言って
こぞって大絶賛するんだ?
829 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 20:32:22
挫折したことがないところ
明治以降の文学史と言わず歴史全般を充分把握して、諸作家の作品にも直接触れて、
それでも尚且つ谷崎が群小作家と思えるなら、まあただの馬鹿だろうね
831 :
吾輩は名無しである:2009/11/05(木) 20:48:48
性愛小説を文学にしたところだろ
832 :
吾輩は名無しである:2009/11/06(金) 21:01:30
>>828 これっ!今はわからなくとも、とりあえず俺と一緒に
謝っておけ
紫式部と大谷崎の悪口は
わたしはおたんちんでーす
と言ってるのと一緒だぞ
俺もそうだった
とりあえず中期の作品全部よめ
わかるまで読め
833 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 05:48:22
ドストエフスキー(笑)
これはもう、何を今さらって感じですね。
ダメって言うわけじゃないけど、明らかに「過剰」評価でしょ。
>>828 というか、一般的には評価が低いだろ
鴎外、漱石、芥川、太宰、三島がそれなりの地位を占めているのに
谷崎はキワモノ扱いされている所があるからな
835 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 08:07:36
>>834 キワモノには違いない。
だいたい当時の小説家は変人ばかりだが、特に谷崎は変人のリミットが外れている。
短編の少年はスカトロの元祖、春琴抄も男尊女卑の時代においてあれだけのMっぷりは凄い。
卍や鍵は文字を媒体とした現代アートみたいな作品だな。
ここまでの領域は常人には真似できない
谷崎は教科書なんかには載ってないのかね
所謂美しい日本語を書かせたら最高だろ
荷風が細雪の文体を激賞した意味で
それに内容も際物ばかりではなく幅広いし
教科書には陰翳礼讃が載ってるよ
まあ、谷崎は正統というよりは異端であり、
前衛だからな
でも、長篇の構成力なんかでは
戦後派なんか足もとに及ばないくらいの力があると思うな
やっぱり題材やアプローチがキワモノだと評価が下がるんだよ
日本人は見栄っ張りだから
鴎外のようにつまらないものを有難がる傾向にある
そのくせ「鍵」や「痴人の愛」をこっそりと読んでるの
838 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 11:07:41
まぁしかし細雪は戦時中の暇潰しに書いたようにしか思えないな。暇潰しだとしても姉妹の様子を見事に書き分けて、戦前戦中戦後を表現しているのは見事
どこか陰翳礼讃じゃなくて
痴人の愛の馬乗りシーンを載せる教科書会社は無いのか
そうでなくとも細雪や少将滋幹の母なら問題ないはずだが
840 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 12:15:32
陰翳礼讃は題名がキワモノっぽい
他にも卍とか
841 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 16:06:17
842 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 16:16:44
お前ら谷崎スレに来いよ
田中康夫に谷崎並の筆力があればなあ…
844 :
吾輩は名無しである:2009/11/07(土) 19:16:45
中島敦
845 :
吾輩は名無しである:2009/11/08(日) 00:48:49
卍とか鍵とか痴人の愛とか瘋癲老人日記とか・・・
どう考えても著者本人がこういう異常性愛に
強い関心を終始持ちつづけていた証拠以外の
何物でもないと思う
異常ではないだろう
ある意味、セックス以外に人間の意味なんてないのだし
自分と女との関係、カラダを通しての心理が真実だろう
無思想な作家と言われているようだが
そんなものを吹き飛ばすだけの描写がある
それは女子高生にありがちな
SEX(恋愛)至上主義的な極論。
このスレ、作品が理解できません、という恥ずかしいスレだな(笑
どこかに、“作品の正しい理解”などというものが
存在している、という妄想。
佐藤亜紀先生なら、あると言ってるよ
小中学校向けのご意見だろ
>>852 部分を全体に及ぼす誤謬というのがロジックにあるんだけど、キミのレスはそれを示す好例
読者一人の評価と文壇的権威の相克ですかね
857 :
吾輩は名無しである:2009/12/02(水) 15:29:21
今さらだが三島由紀夫
三島は過少評価。
優れた短編、戯曲が多いのに。
859 :
吾輩は名無しである:2009/12/02(水) 17:22:29
名前だけ挙げていくスレかよ(笑)
860 :
吾輩は名無しである:2009/12/02(水) 22:15:17
三島は過大評価だな。
コジェーブとか読む人なら素材の一つになるだろうが。
861 :
吾輩は名無しである:2009/12/02(水) 22:15:22
>>858 馬鹿?
三島作品の中では戯曲や短編を評価する批評家が多いのに
862 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 01:09:43
>>861 スレタイが読めない馬鹿?
批評家様がいないと作品も読めないの?
863 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 01:24:56
864 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 01:39:17
レーモン・クノー
日本じゃ大人気だがおもしろくない
> 日本じゃ大人気
???
866 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 13:01:30
>>862 はは三島の短編や戯曲が評価されてること知らなかったくせにw
負け惜しみおつだなw
867 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 13:15:05
村上春樹 世界の終りとハードボイルドワンダーランド
これ以来アマゾンレビューを信用しなくなった
他人を簡単に信用するなよ
保坂和志
870 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 13:30:01
871 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 13:41:40
ヘヴン
872 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 14:33:15
三島由紀夫だろ。
このスレ見る限り信者が馬鹿過ぎる。
873 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 14:48:35
三島厨ウザ過ぎ。みっともない。
874 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 14:54:57
梶井
中上
芥川
875 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 15:35:18
>>866 三島の短編や戯曲が評価されているwwwww
何処の低学歴君?wwww
かつて評価していた者達は今や読者や観客のせいにしてまっせwww
876 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 18:04:37
佐藤亜紀
877 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 20:32:08
>>875 三島作品の中じゃ長編よか短編や戯曲のほうが評価が高い
相対的なもんだ。もうちっと本読めや 三島しか読まんからお前のような馬鹿なこと言い出すことになる
評価については
(1)作家と利害関係が少ない人間であること
(2)評論・批評の第一人者と目されていること
ポイントはこの二つ
2chで、よい悪い、評価されてるされてない、お前は馬鹿だ、アッカンベー、
という議論は不毛(笑
879 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 22:35:21
程度の低い煽り方をせずに具体的な名前を挙げればいいだろう。
三島の戯曲、短編を長編より評価した者、その批評文を挙げることが出来るのなら、
文句も付け方も変わるだろう。
880 :
吾輩は名無しである:2009/12/05(土) 22:35:44
おれも、漱石の「こころ」に一票
過大評価されすぎている
>>880 稚拙な言語感覚からしてまだ中学生か?先生に薦められたのか教科書で読んだのか知らないけど、
世間的な評価に条件反射的に反抗せず、まずはじっくり読みましょうね。
882 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 17:36:29
883 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 17:59:16
>883はフニャチン
885 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 21:01:54
精力的に向上心のないやつは馬鹿だ。
886 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 21:05:43
濡れタオルで叩くといいょ
そっちの精力かよ!
一本取られたよ!
>>879 三島は演劇の関係者のアンケートで戦後ナンバーワン戯曲家に選ばれてるよ。
井上ひさしも三島の戯曲は文芸雑誌で高く評価してました。
文学板にいるのにその程度の常識知らないの?
じぶんより倍は知能が高くて100倍は本読んでる人間ばかりのとこで、
よくもまあってw
うん。俺はしかし云うけども(笑 だって俺だからっ。
わかってるだろw本当はじぶんでだって。
ここはあなたには合わない。絶対に埋まることのない差がそこには存在している。
>>879 円地、石原は、三島の短編「春子」を高く評価してますね。
「仲間」も傑作という人は多いです。
三島というだけで拒絶反応する偏見馬鹿は読んでないから分からないでしょうが。
>>879 三島の短編「魔群の通過」は高見順が高評価してます。
>>872 三島由紀夫やたら目の敵にするアンチのが過剰に反発してる。
895 :
吾輩は名無しである:2009/12/06(日) 23:37:20
三島は小説家としても日本人としても近代トップの人間だよ
それが分からんやつは人間として底が浅いんだろう、いや日本人として底が浅い
それを言うなら人間と日本人逆じゃね
897 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 00:08:42
過大評価という話とは違うかもしれないが・・・。
西洋文学は近代に関しては質量共に圧倒的なんだろうと思うが
古代中世の作品に関してはインドとか中東の作品より優れてるって言えるのかな?
ホメロスとかダンテとかチョーサーとかさ。
三島信者が盲目というのが更によく理解できた。
教祖の評価にしか興味がない為に特定の批評文に過剰な反応を示す。
三島の小説を強ちに低く見る訳でもなく、戯曲は評価もしているが、
信者のレスの無内容、無知さには呆れた。
批評文も鵜呑み、小説も額面通りの読み方しか出来ないのだろう。
心情憂国によくいるタイプ
900 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 01:36:11
どうしても三島を貶めたい香具師がいるみたいだなw
こういうレベルの低い人間が今の日本にいるから三島はそれ相応の評価が得られないんだろうな
三島は樋口よりも紙幣の肖像にふさわしい
901 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 01:53:23
三島ネタは荒れるから本スレでやれよw
>>898 三島を褒めると誰でも彼でも「信者」とレッテル貼りするおまえのが異常。
三島由紀夫と安部公房がトップクラスの戯曲家なのは演劇界で周知の事実。
904 :
吾輩は名無しである:2009/12/07(月) 13:15:40
源氏物語って、高く評価する人と
あんなもの過大評価だって言う人に別れるよな
谷崎が文章読本で「手ッ取り早く申せば、源氏物語派と非源氏物語派に分かれるのであります」
とかそこだけ太字で書いててちょっとワロタ
このスレ三島信者の自演ばっかだなw
906 :
吾輩は名無しである:2009/12/10(木) 23:18:07
近松秋江作品は過大
なぜか太宰、鴎外クラスの人気があるが
907 :
吾輩は名無しである:2009/12/10(木) 23:23:59
芥川
908 :
吾輩は名無しである:2009/12/11(金) 20:49:44
バルザック
910 :
吾輩は名無しである:2009/12/12(土) 08:13:16
,,,,,,,,,,,,
/ `
ノ ノ人ヽヽ' ミ
ノ ノノ σ 、σ ..ミ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ノノ __. ; /
ゞ-‐く < 最後のいち句
.'  ̄ ̄'⌒ヽ`ヽ, \
彡 | ::::::::::| = |,ゝ /ヽ. \_________
/|。;;;;;;;。| |||| |ノ'_'\ \
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(,, / ̄ ̄/ ̄ \\,ゝ,,,)
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'へ_,へ_,へ__ ,. ノ
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γ⌒ヽ_./ | |
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l.,_,,'ノ .| |
( ̄ ~.)
>>897 どうでもいいけど、チョーサーなんていう、土田舎僻地の土百姓を
世界文学最大の詩人である、ホメーロスとダンテと一緒にするなよ
ギリシャ・ラテン文学がインド文学より優れてるなんて別に言われてないと思う
913 :
吾輩は名無しである:2009/12/15(火) 01:46:58
そんなことは言うまでもないからね
914 :
吾輩は名無しである:2010/05/01(土) 23:26:15
そりゃもう、村上春樹しかないでしょ
915 :
吾輩は名無しである:2010/05/01(土) 23:29:14
オーウェルの良さが分からない
916 :
吾輩は名無しである:2010/05/01(土) 23:58:10
谷崎の源氏物語派か非派かってのは
文が和文調なのか漢文調かの説明に使っただけで
特に作品自体の評価には触れなかった気がするが
917 :
匿名:2010/05/02(日) 11:38:24
オーウェルの良さを理解するのに、先ず20世紀の歴史を知らなければならないでしょう。
なにしろ、あの人は思想家として半端ではなく、鋭い思考力をもって社会の評論を繰り広げました。
「1984」だけではなく、エッセイの内容も素晴らしいものです。言葉遣いなどもかなり巧みです。
良かったら、こちらのブログでも話題になるのではないかと思いますので、よろしくお願いします。
http://gonosen123.blogspot.com/
俺が中ニの時に書いた「うんこ地蔵」、クラスで大ウケだったけど
あれは過大評価だった
図に乗った俺は作家を目指してしまい40歳の今はニートやってる
919 :
吾輩は名無しである:2010/05/02(日) 13:21:23
作家を目指して人生破綻させるって古色蒼然もいいところ
自分も作家目指してる学生だけど、ひとまず公務員だの安定したところに就職するつもり
>>919 仕事と女関係に追われて、
「もーいいか…」てなるぞ気をつけろ
921 :
吾輩は名無しである:2010/05/03(月) 06:46:45
日本じゃドストエフスキーへの評価が他と比べて高いのが目立つ。
922 :
吾輩は名無しである:2010/05/03(月) 09:03:36
オーウェルの観察力が人以上なのは認めるけど
彼の作品は政治色が強すぎて芸術として受け入れにくい
まあこれは僕の芸術観による考えなんですけどね
923 :
匿名:2010/05/03(月) 16:10:19
>>922
なるほどね。そういう考え方もあると思います。しかし、政治関係のテーマとはいえ、
オーウェルの小説の場合は、人間臭いところもなかなか上手く出していると思いませんか?
理想的な政治のあり方がどうのこうのとかじゃなくて、人間同士の力関係とその悪用みたいな……。
非常に現実的なのに、まるでホラー小説に近い雰囲気まで漂ってくるし、やっぱり私はすごいと思います。
でもオーウェルは過大評価だと思うね
だから日本での扱いが過小評価とは思わない
925 :
匿名:2010/05/03(月) 20:54:11
日本での扱いが過小評価だと、私も思っていませんよ。オーウェルの小説は日本(或いは日本語)への影響をそんなに与えていないからです。
だが、欧米においては話が違います。「1984年」を読んだことが無い人でさえ「Big Brother」、「Crimethink」、
「Newspeak」など、オーウェルが作った言葉を知っているし、普通の会話で使います。「Orwellian」という形容詞までできました。
まあ、 VAN HALENですら読んでるからね。
ヘミングウェイ、カフカ、カミユなら読んだことのない人間でも知っているが、
オーウェルと言ったら知らない人が殆どでしょう、日本の場合は。
927 :
吾輩は名無しである:2010/05/03(月) 21:55:01
オーウェルはやはり欧州人だよ。
ユリシーズで、オデュッセウスの部下がキルケによって豚に変えられた
話からヒントを得て、豚を『動物農場』の主役にしたんだと思う。
豚は魚を別にすれば、最も古い欧州人の動物性蛋白源だからな。
オーウェルを諷刺家と決めつけないで読んだ方が良い。
928 :
匿名:
VAN HALENか…。
まあ、なんというか、やっぱりすごい影響力……ですね。
それに、「過大評価」といえば、David Lee Rothが去った後のVAN HALENですから、
このスレッドに丁度いいかもしれないな。