1 :
吾輩は名無しである:
2 :
吾輩は名無しである:2008/04/17(木) 15:46:39
3 :
吾輩は名無しである:2008/04/17(木) 19:26:37
3げっと
4 :
吾輩は名無しである:2008/04/17(木) 19:38:46
>>5 あれっ、新潮社のHP、28巻以外の写真がないね。
でも、29巻全部、表紙にプレートが付けられ、箱に
収められているのは同じだよ。
7 :
吾輩は名無しである:2008/04/19(土) 18:46:23
8 :
吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 03:34:31
安部公房のお勧めの睡眠誘導(岩陰に隠れて隊列を弓で撃っていく)
を試みるも全く眠れず。あれは本当に効く人には効くんだろうか?
9 :
吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 12:55:19
ユープケッチャにはワラゲンを処方してやって下さい
安部公房記念館建ててほしい
どこに建てるかという問題があるが
北海道はやめてほしいな
11 :
吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 19:15:23
>>8 本人はそれで眠れたかも?しれんが、普通に考えたら嘘だよなぁ。
でもなんかへ〜そんな方法あるんだと思ってしまう。
箱男を理解した方、時間軸に沿った日記の記入者を列挙してください。
>>10 安部は権威主義嫌いだから無理じゃね?
ねりさんなんかも反対しそうな
箱男の映画化中止のいきさつに詳しい方、解説よろしくお願いします。
>>14 芸術系映画にありがちな制作費での頓挫じゃないの?
トレイラーみたことあるけど、あれは違うの?
めっちゃださかったけど。
誰か無名詩集売ってくれ
日本で一番すごいと思う作家
狭い見識だが
18 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 13:35:41
>>14 ドイツのスタジオでセット製作の準備に出発する直前、脚本を読んだ安部ねりから
「原作と違いすぎる!」
とクレームをつけたため、あぼーん。
>>16 あの予告編はフジテレビの『文学ト云フ事』で製作されたもの。
ちなみにこの番組の時も安部ねりは、
「『箱男』を映像化するのはちょっと……」
とゴネはじめ、説得のため放送が一週遅れる騒ぎになった。
『砂の女』の映画もヒドイ出来だったが
20 :
吾輩は名無しである:2008/04/25(金) 14:47:34
自分の名前をつけた記念館ってのは権威主義的だと思う
文壇とか嫌いだった安部にはどうかなぁと
安部ってそんなに権威嫌いだったんだ。
もし長生きしてノーベル賞もらってたらどうなってただろ。
久々に『カンガルー・ノート』を読み返したけどオモロいなぁ。
最後○○(読んで無い人の為伏字に)なっちゃうというねぇ。
最初読んだ頃は中期ピンクフロイドってブルース・ロックって感慨で好き
で無かったけど、作中引用される「ECHOS」なんかも好きになって、
より楽しめた。『鬱』も引用されてるけど、これはあまり好きで無い・・・。
自走ベッドは、ジャケットのベッドの羅列からインスパイアされたんだろうな。
24 :
吾輩は名無しである:2008/04/26(土) 20:46:59
『カンガルー・ノート』おもしろいよね。
細かいことだけど、これに出てくる食べ物が個人的にストライクだった。
セロリとレバーのパテとか、鯛焼きとか、玄米パンとか。
安部公房はインタビューで、最後の晩餐で食べたいものは?
みたいな質問に、「本物のトマトジュースとチーズがあればいい。」
って答えてたけど、あの主人公の食べ物の好みは、まんま安部自身の
好みな気がする。
25 :
23:2008/04/26(土) 21:36:14
『箱舟さくら丸』を読むと、オイルサーディン食いたくなったりしますが、
作中に出てくる食べ物ってセンセの好物なんでしょうかねー。
全部チープなモノってところがポイントでしょうか(オイルサーディン結構
高いすがw)ね。
>>26 情報どうも録画予約しました。
昔深夜TVで録った『他人の顔』を久々に見ました。
迫力あって、これも久々に原作を引っ張り出したのですが、
己のアホさ加減で、その濃密な文章構造に着いていけづ、斜め読みに・・・。
ちゃんと熟読しなきゃなぁ、と思いつつ読み易いの読んでしまうかな?
映画の方も脚本安部さんなんですけど、敵が違うんですよね。
『他人の顔』の映画版て市原悦子が出てるやつだっけ?
『砂の女』もそうだけど、日本の映画人には安部公房の小説には手を出さないで欲しいね。
絶対おもしろい映画になるはずないから。
昔の作品とはいえ、どちらも完全に一部マニア向けだからね。
「なぁ、カニ食いにいかへん?」
「アンタはカニカマで十分やねん、てゆうかウチねり物嫌いやし」
ねりさんが嫌いだと!?
32 :
吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 05:52:37
押井守って安部公房フリークスだと思う
33 :
27:2008/05/01(木) 21:37:24
>『他人の顔』の映画版て市原悦子が出てるやつだっけ?
そうです、知恵遅れの少女役でね。京マチ子が奥さん役の白黒映画。
京マチ子が時々関西訛りになるのは意図的なんだろうか・・・
わたしは「他人の顔」にしろ「砂の女」にしろ結構映画楽しめましたけどね。
「燃えつきた地図」も映画なってるんですね未見なので観てみたいです。
『砂の女』『箱男』『顔』以外に読んどくべきなのを3冊挙げるとしたら何?
燃えつきた地図、第四間氷期、、、もう一つ足さなきゃいけないならS・カルマ氏かな
密会、箱舟は個人的には以前よりイメージ力?みたいのが落ちちゃってる気がしてあまり評価してないもんで、、
短編ももちろんいいけれど、短い分イメージをそのまま書いてる感じがある
長編は何度も推敲してきっちりまとめている感じがいい
あとはやはり評論ね
あの視点の鋭さ、分析力は快感
『飢餓同盟』『人間そっくり』あたりはどうなの?
飢餓同盟、けものたちなんかはあんまりピンと来なかったな・・・
もちろん個人的な好みの差なんだけれど安部の分析的な面を超える独特な感傷性がモロ出てるのが地図、氷期なんだよね
砂の女までいくとちょっとまとまりすぎてて、小ぎれいで、あーいい小説でございましたって感じw
密会にいくと感傷性のもっていく方向性が違うだろって違和感が
なるほどね。サンクス。
39 :
吾輩は名無しである:2008/05/02(金) 02:54:22
ようつべにあの人に会いたいあるよ
燃えつきた地図は勝新主演
何かイメージ違う
見てないけど
41 :
吾輩は名無しである:2008/05/02(金) 08:57:40
おお、公房スレに人がいる。
>>40 だね、どう考えても勝が主人公の探偵っていうイメージがわかない。
あの主人公は風貌からしてスマートで、クールなキャラクターっていう印象が個人的にはあるから、
そう考えると勝は真反対のイメージなんだよな。
まあ、俺も映画は観ていないけどねw
43 :
吾輩は名無しである:2008/05/02(金) 10:25:29
その映画に自販機酒場はでてくるのか?
(略の子供をタバコで殺して集めてたら、それを横の親父がつまんでくっちまうんだよな
>>42 > あの主人公は風貌からしてスマートで、クールなキャラクターっていう印象が個人的にはあるから、
これはない。俺の中では冴えないサラリーマン風
どちらにしても勝新でないのは確か
46 :
吾輩は名無しである:2008/05/02(金) 14:48:59
公房も『燃えつきた地図』の映画化にはガッカリしたみたいだな。
『おとし穴』は大絶賛だったのに。
47 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/02(金) 15:09:21
いやはや(笑)
48 :
吾輩は名無しである:2008/05/02(金) 18:31:14
パート12って文学板じゃ凄くね?
安部が生前嫌っていた哲学者・作家を教えろよ。
図書館で全集何巻か借りてきたが、
村上龍、浅羽、中沢を嫌っているのはなんとなくわかった。
50 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 00:07:06
安部の最高傑作は『榎本武揚』だな
この小説は安部のほとんどの作品を包摂しているよ
わかりやすい二項対立を昇華させ超論理的な人間の真実を描くという魔術的な
安部文学の真髄が大きな円として完成している
51 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 00:28:24
何言ってんのかさっぱりわかんね!!
昇華ってか揚棄だな
>>49 嫌いとかははっきり書かないけど、軽く見てるというか、小ばかにしてる
のはけっこうはっきり書いてる。
『地球儀に住むガルシア・マルケス』で、
バルガス・リョサはたいしたことないとか。
その後、この2人がアメリカのペンクラブかなんかの招きで、
同時にコロンビア大学に招かれてたけど、どんなだったんだろう?
リョサはそんなこと書かれてるなんて知らないか。
あと、「第三の新人」の人たちと自分は全然違う、一緒にしないでくれとか。
逆に、和田勉が安部公房のことを、一緒に酒を飲みたいって感じの人じゃ
なかったって言ってた(笑)。友達になれないタイプだと。
そりゃ安部公房と友達になりたくはないなww
55 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 07:13:21
カフカの禿鷹の解釈わかる人いますか?
安部は何か言ってませんか?
57 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 15:15:14
反劇的人間(ドナルド・キーンとの対談集)の中で、マックス・エルンスト(画家)の作品が好きだって言ってたな
なんか発明してなかった?
59 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 17:03:57
簡易脱着式タイヤチェーン「チェニジー」
ウエー
61 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 20:24:51
大江健三郎とテレビで対談した、ウスラ馬鹿の哲学者って誰?
62 :
吾輩は名無しである:2008/05/03(土) 21:48:15
べつに村上龍は嫌ってなかったろ。
チェニジーどこで売ってますか?
>>61 中沢新一っぽい。
>>62 村上龍だと思しき記述あり。
但し、嫌いというよりは才能の無さを書いていた気がする。
どのみち村上なんて価値無いでしょ。
66 :
吾輩は名無しである:2008/05/04(日) 02:28:06
生きたまま頭蓋骨開けられそう
ドナルドキーンが安部公房の家に行ったときに、日本酒に炭酸水を混ぜた即席シャンパンを出して「何だとおもいますか」って聞いたらしい。
酒に詳しくないキーンさんが返事に困ってると、「正常な人間ならこれが何か即座にわかるはずだ」みたいな理屈で
キーンさんは味覚障害=麻薬中毒者だと決めつけられたって試された本人が書いてた。
確かに一緒に酒飲みたくないなw
シャンパンだけに、気が抜けないというか。
山田くーん、最後の一行だけ持ってっちゃって〜。
安部はもう明らかに頭がキレすぎて一人突っ走っちゃうタイプだよなぁ、、
初めて会った人でもちょっと話すとすぐ(それが正しいかは別にして)こいつは頭いい、こいつはバカって判断されそう
俺はホント安部は好きなんだが、あんまりプライベートで近づきたくないタイプではある
70 :
吾輩は名無しである:2008/05/04(日) 08:36:25
近づきたくないタイプというが、
こんな人は滅多にいないでしょ。
見た目も含めて妖怪に近いもの。
そこらじゅうにいたらイヤだ。
赦しだよね、やっぱり。それが大切。
でも67みたいな行動はギャグだろ?
そんなことされたら面白くてたまらない
嫌われたら淋しいけど遊んでくれるんなら側にいたいなあ。
谷川俊太郎
武満徹に「よく君はあんな下らないのと付き合ってられるねー」と言っていた
ただ晩年はなかなかいいじゃないかと言っていた
2008年11月シアタートラム
作:安部公房 演出:岡田利規
出演:小林十市、麿赤児、若松武史、木野花、今井朋彦、剣持たまき、加藤啓ほか
「どれい狩り」放送してたんだね
見るの忘れてた
orz
「どれい狩り」があるの放送直前に思い出したけど、
BSだったからどっちにしろうちじゃ見れなかった……。
だれかアップしてくれないかな。
「どれい狩り」面白かった。
よくあんな昔の映像残ってたなあ。
貴重な資料だし、多くの人に提供してあげたいんだけど、
PCで録画したやつ、30ギガもあるんだぜ。
何年か前に幽霊だったかの白黒映像BSで流してたんで見ようとしたんだが、途中で寝ちった・・・
アングラ演劇風というかなんというか、ああいうのは合わなかったなぁ
小説だけでいいやと思った
怒鳴土鬼院閣下
安部公房は人の好き嫌いは激しそう。
でも、友達はすごく大切にする人だなぁと全集の書簡を読むたびに思う。
あんな手紙もらったら嬉しいだろうなぁ。手紙の文面はやさしくて思いやりある。
旅先からの真知子さん宛てのラブレターも、意外なほどロマンチックで素敵だったし。
安部公房解読工房ってサイトを見たんだが、箱男の推理が面白かった。誰が箱男だったか結論だしててすげえと思った
83 :
82:2008/05/07(水) 07:55:20
>>83 ページが見つかりません。ってなるんだけどあってるの?
自分も箱男についての文章を前に見たことがある。なかなか面白かった。
でもお気に入りにいれなかったからリンク貼れないけど。
確かに箱男の解釈は俺も知りたい。
てか箱男ってデヴィッド・リンチの映画っぽいな。
リンチは安部公房好きそうだし。
>>82 安部公房解読工房では、誰が箱男だったかという結論を出していない。
多分、別のサイトと勘違いしていると思われ。
87 :
86:2008/05/07(水) 20:12:06
笑っていいともに娘と孫娘が出たときはめちゃめちゃ興奮した
タモリ以外の出演者はノーリアクションだったけど
>>88 ねりさんって医者(私人)でしょ?何でいいともに出たの?
ま、全集の実質的な指揮者だったけど。
「この人のご先祖様は誰でしょう」みたいなコーナーがあって、それに二人で登場。
出て来た瞬間なぜかピンときて、文学者というヒントで確信した。
二人ともショートヘアで丸顔で、安部作品に出てきそうな感じ。
なんで出たのかはわからない。
94 :
吾輩は名無しである:2008/05/08(木) 19:25:47
いや、まず「笑っていいとも」という概念の定義からはじめる必要があるな
↓ はいここで叩き台を示す
本当に笑っていていいのか? ということですか。
懐疑主義、ですね?
先祖誰でしょうで娘が出たなんて意外だな〜。ルーツが開拓民なんだよな〜。
公房さんが亡くなるあたりに予定していたのが、
アメリカ論(コーラ、ジーンズ、クレオール論:みなしご文化論)と自伝だった。
自伝は読みたかったな。
↑
糞サイト貼るな、ぼけ!!!
卒論で公房を書こうと本人にインタビューして晩年交流のあった人がいたが、
あの程度の才能を(略
煽ってるのにきちんとsageるんだな
>>102は。
お父さんそっくり
箱男にでてくる貝殻草と、カンガルーノートにでてくるアトラス社(医療用ベッドメイカー)は実在するのだろうか?
>>105 貝殻草という名前の植物は実際にある。でも全然別の物。
魚になった夢なんて当然見ない。花がプラスチックみたいにカサカサ
してて、生きていながらドライフラワーみたいな不思議な花。
花屋で普通に売ってる。ブーケとかにもよくつかわれてるし。
アトラス社も、同じ名前の会社はたくさんあるけど、作中のアトラス社は
実際には存在してないと思われ。
>>106レスが速い!そして書き込み時間帯がw
とりあえずありがとう。
なんだ、魚になった夢をみないのか。
ということはアルカロイドも含まれてないわけか。
眠れない・・・。いつもこの時間に眼が覚めてしまう。
カフェインレスのものしか飲んでないのに。
安部公房も不眠症だよね。
でもエスプレッソが大好きで、がんがん飲んでたらしい。
不眠症で眠りが浅いから、夢もよく見たのかも。
>>85 めっちゃわかるわ
インランド・エンパイアみてさらにそう思った
111 :
吾輩は名無しである:2008/05/15(木) 22:52:42
>>110 リンチの『ロストハイウェイ』なんて、モロに『箱男』的な作品だしなww。
無類の映画好きだった安部公房が生きてたら間違いなくリンチのこと絶賛した
だろうな。ユーモアのセンスも割りと似通ってるし。
>>112 そのDVD、Amazonじゃ新品が売り切れ中なんだよなあ。。
楽天のショップには置いてあるみたいだが
>>112 時期的にイレイザーヘッドとかはみてそうだけど
みてなかったのかな
笑っていいのだろうか?
116 :
吾輩は名無しである:2008/05/16(金) 14:21:16
晩年、安部公房は「自分の作品の映像化はフェリーニでなきゃ無理だ」と言ったそうだから、
フェリーニファンのリンチとは気があったんじゃないか、という気はする。
キム・ギドクは確実に安部公房を読んでいる
118 :
吾輩は名無しである:2008/05/16(金) 22:13:17
120 :
吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 02:43:52
そろそろ安部公房賞つくろうぜ
大佛次郎て長い間”だいぶつじろう”だと思い込んでいたorz
どこの誤爆だよ
123 :
吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 20:19:52
>123
突っ込んでくれて嬉しい(笑)
フェリー二といえば、中国女が好きだな。
125 :
吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 23:45:28
それゴダールだから
↑
ありがとう(笑)もう寝ます。
127 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 03:34:30
安部公房の小説のタイトルって、英語にすると格好良いものが多い。
第四間氷期=Inter Ice Age 4
箱舟さくら丸=The Ark Sakura
燃えつきた地図=The Ruined Map
128 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 07:49:25
ダメな人間と国家は英語が大好き
>>122 だってぇ、公房は大佛次郎賞の選考委員してたじゃん
130 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 14:13:28
余り知られていないかも知れませんが、大佛と安部は久生十蘭全集の編集委員を務めておりますからねぇ(笑)
接点があるといえばあるのでは(笑)探偵小説好きの花田清輝の元弟子ですからねぇ(笑)
最近安部公房の本を読み始めた初心者です
「笑う月」を読んで、「蓄音機」という話の中で祖父にひどいイタズラをした話とか
「公然の秘密」で小象が燃え死んだり
「密会」の中で猫を危うく蹴殺しかけたとか
そういうの読んでて、「何この人・・」って思って他の作品読む気が失せつつあるんですが
安部公房って人間的にちょっと問題ありな人なんですか?作品は面白そうだから読みたいのに、嫌悪感が消えない・・
>>132 そうなんですか?w
じゃあ、文学ってなんだって感じですね・・
まともじゃなくても、他人を軽蔑したり傷つけたりしない人ならいいんですが・・
芥川龍之介とかは性格良さそうだし、そっちに行ってみますかね
小説の中でなら胸糞悪い事も高尚なものとして見られる事が疑問だ・・
>>133 芥川も「枯野抄」なんて芭蕉の臨終の風景と見せかけて、漱石の弟子達の話しだし
そんなに性格は良くはないだろう
>>133 バロウズなんかリアルでゲイで人殺しでジャンキーだぞw
136 :
133:2008/05/18(日) 20:17:54
文学って・・良い文学もあるけど、悪いものを吐き出すためにも使われる感じですね・・
ただの暇つぶしくらいにしてあんまりのめりこまないようにしよう・・
137 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 20:22:11
>>133 誰も胸糞悪いことが高尚だなんて思ってこの作家の小説は読んでないと思うが
ただ自分は、胸糞悪い作品のほうが真実を多く含んでると思う
人間はしょせん下劣だから
それと芥川が性格いいのかどうかは疑問だがね
あの作家も感性が人一倍敏感だから、どこか人を冷笑的に見ている
ような気がする
芥川の作品にも胸糞悪いのはあるしね
>>131 あなたは女性?
安部の小説は女性には向いていないかもしれない。
女性で安部の小説が好きな人もいることはいるようだが
ごく少数だと思う。
コモン君をデンドロカカリヤにしてしまうんだから、やっぱり安部公房は・・・。
140 :
133:2008/05/18(日) 20:32:33
>>137 人間が真実下劣なら、自分はそこから抜け出す努力が見られるものに触れたいです
人間に輝かしいものがあるのも真実だと思ってるので・・つまり好みが違うんでしょうね
胸糞悪い事が高尚っていうのは、安部公房というより全体的にです、
罪を犯しても、思想に基づいてやってるって事が小説だと詳しく書かれるから・・
紛らわしくてすいません
ひとまず芥川にも悪い所があっても読んで確かめてみます^^
141 :
133:2008/05/18(日) 20:36:32
>>138 女です
何かそんな気がしました・・女向けの作家の方がいいですかねやっぱ
ハルキストの出番か・・・。余計なときには出てくる癖にw
>>141 一度でも安部に興味を持ったんだから
我慢してもう少し読んでみたらどうだろう。
144 :
133:2008/05/18(日) 20:58:03
>>143 手元にある砂の女と笑う月はひとまず読破します^^
嫌悪感といっても感心する部分もあるので
皆さん色々とレスありがとうございました!
壁、他人の顔はその輝かやしいものに向かっていくようにもとれる
愛の片側とかロールパン氏の演説
>女性で安部の小説が好きな人もいることはいるようだが
緒川たまきがどっかで好きだって書いてたな
自分自身が胸糞な人間ならそりゃ何読んでも読めないわな
149 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 21:24:37
>>144 youtubeかニコニコに安部の生前の映像があがってるから一度見てみれば?
安部公房で検索すれば出てくると思う
あれ見たとき、作品のイメージと違って、以外にヒューマニストなんだなって感心したもんだ
安部の作品のテーマって、結局は自分と他人なんだよ
まあ作品にあまり感情移入しすぎないほうがええ
150 :
133:2008/05/18(日) 21:32:31
>>149 >ヒューマニスト
それを感じたいんで見てみます!どうもです。
151 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 21:38:56
>>140 たとえばドストエフスキーの罪と罰だって、思想に基づいた犯罪について描かれるが
最終的にはラスコーリニコフはその罪に屈している、その犯罪自体を描くことに意味があるんじゃなくて
屈するまでの過程の描かれ方が重要なんじゃない?
そして安部の作品のなかに、輝かしいものへと向かう努力というか、苦悩、悪戦苦闘の痕跡のようなもの
が全然読み取れないとするなら、それはあなたの作品の捉え方にも疑問を感じますね
>>150 NHKの「あの人に会いたい」っていう番組です
中上健次とか絶対に読めないだろうね。
アナログ変態イズムを受け入れる事ができれば男女なんて関係ない。
154 :
133:2008/05/18(日) 21:50:10
>>151 ふむふむ・・罪と罰は確かに私もいいと思います。
>安部の作品の中に読み取れない
まだそこまで安部を読み込んでないのですが、例えばひとまず「笑う月」の中の「蓄音機」の話では
祖父に対する申し訳なさとか愛情が感じられなくて・・そこでもうダメでした(安部にそこまでの執着もまだ無いんで・・)
151さんは「蓄音機」の中にそういったものは感じられますか?
私の感性が鈍くて捉えられてないだけかもしれないので、もしそれがあるなら教えてください・・
はっきり言ってその辺はどーでもいいんだよ
安部自身一つ一つのエピソードとか深読みしても意味がないっていってるし
安部は物事を分析的に見すぎるんで、小説は感覚的に書く様にしてるともいってる
あくまで様々なイメージの集合体で全体としてみないとダメ
156 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 22:13:41
>>154 いやはや(笑)
安部でそう思われるのならば私の小説などを読まれましたら嫌悪されてしまうかもしれませんねぇ(笑)
157 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 22:15:05
>>154 自分の記憶が確かなら、あの蓄音機の話は、
従兄弟と一緒に、祖父が嫌っている蓄音機を鳴らす→芋虫みたいに這ってくる祖父を見て大爆笑
もう一回鳴らす→再び祖父が必死に這ってくる→さすがに笑えなくなって沈黙
こんな話だっけ?たとえば子供のころから可愛がられて、愛情を注がれた祖父にならこんなこと
できないだろう、でもたしか安部は満州で暮らしてたから、この祖父とはそこまで深い絆はなかったんじゃない?
それに子供の頃ってのは、以外に残酷ないたずらをしてしまうものなんじゃないかな?その人間性に関わらず。
それにどうして二度目に笑わずに黙り込んだと思う?この辺に、妙なやりきれなさというか、悲しさを感じないか?
悪魔的な嫌がらせをしているのに、笑えてしまう人間の業というか
そして血のつながった人間なのに、気心が知れないと、その距離は果てしなく遠い。ましてや他人なら・・・
まあこれは俺の勝手な解釈の一つにすぎんがね、ただの趣味の悪い笑い話だとは思わなかったがな
まああんまり、ふかく考えすぎるとドツボにはまるよ
158 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 22:22:40
そしてもうひとつ
安部は、芥川や漱石や太宰なんかみたいな作家と同じように
その感受性の鋭さ故に相当苦しんだ人間の一人だと、個人的には思う
ただ作品のなかで、そういう苦悩や弱音をストレートに表現はしないけどね
彼は「自己憐憫に満ちた私小説」を毛嫌いしていたらしいから
159 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 22:23:10
テーマなどなんだのほざかれておられる方もおられますが、小説で読むべきはそこではないのですよ(笑)
そのような所に拘られておられるから日本の小説は衰退したなどと意味も分からずに言われてしまうのですよ(笑)
160 :
133:2008/05/18(日) 22:25:43
>>155 全体的に捉える、ですね
やっぱり私が女だから細かく感じすぎてしまうのかもです
>>157 二度目に笑わず黙り込んだ、って所は確かに良心を感じました。
全体の文章の中にもうちょっとそういう文が入っていれば、私も何も思わなかったかもしれないです。
私にとって良心を感じる文の「量」が少なかっただけかもしれない。そこの部分しか無かったので。
私の性格が細かいので「合わない」につきるんだと思います・・
勝手に安部に、もっと温かさを求めてしまう。
でも、皆さんの話を聞いて比較的読みやすくなりました。ひとまず2冊読破します
161 :
133:2008/05/18(日) 22:29:28
>>158 それを感じられるまで安部を読み込んだら好きになれるかもしれないです
そういう所が伝わりにくい人なんですかね・・複雑な人っていうか
レスありがとうございました!
162 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 22:32:40
>>160 「良心を感じました」と言うところに疑問符を付けている事も分からないんでしょうかねぇ(笑)
作品=作者ではない、作品で作者の「良心」を推し量ろうとしているところに到底小説を読むセンスを感じないと言われているのでは(笑)
何でこう言う方が小説を読まれるんでしょうかねぇ(笑)安部が生きていればあなたのような読者には読まなくていいと言ったでしょうし、私の読者であっても同じ事を言わせて貰いますがねぇ(笑)
163 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 22:36:58
「もっと温かさを求めてしまう」のはたんにあなたの趣味であって作者に要求される事では無いのですよ(笑)
どのような作者でもと言う事ですよ(笑)「求める」ではなく何故自分から受け入れて意向と為さらないんでしょうかねぇ(笑)
「伝わりにくい人なんですかね・・複雑な人」等と言う台詞が平気で吐ける人間に何かを理解して貰おうと思うこと自体が間違いではないので消化ねぇ(笑)
このスレッドの皆さんは優し過ぎるのですよ(笑)低レベルな読者の戯言に付き合う必要は無い(笑)それぐらいは心得てもらいませんとねぇ(笑)
狸め! 去れ!
165 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 22:40:19
こう言う無神経な人間が小説を読むと「売れるのが一番」等とほざきだすんですよ(笑)自分が小説を読めないことを上げで自分の価値観だけで物事を斬ろうとする、これと戦前のファシズムとの違いがどこにあるんでしょかねぇ(笑)
時代は逆戻りした、ということなんでしょうけれどもねぇ(笑)
166 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 22:54:38
バベルですよ(笑)
>>164 馬鹿の質問に三十レスポンス近くを消費しなければならなかった事の無駄さ、というのを考えられて見られ手は如何でしょうかねぇ(笑)
女だといえば構ってもらえると勘違いしたのではないでしょうか(笑)私は女にはやさしいですか馬鹿には優しくないですからねぇ(笑)
167 :
吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 23:06:37
2ちゃんに30レスを消費することを「無駄」であるなどと
今頃になってのたまうあたりにセンスの無さを感じますねぇ
2ちゃんのスレッドもあなたの作品もただの紙屑に過ぎないという点では
大した違いはないのです
阿呆にバカと云われ増しても先方もお困りで焼死、安部なぞ読む価値は無いですよお〜(笑) 時間の無駄で焼死ねぇ〜(笑)
売れる事を軽視する阿呆が折ますが、さすればあのカスに権威を与える事にも也可燃ですからねぇ〜(笑) ( ̄ω ̄)の糞文に金を出す阿呆なぞ以内でしょう殻ねぇ〜(笑)
169 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/18(日) 23:17:01
>>167 「私用の正義」という奴ですよ(笑)
>>168 「売れるのが一番」に憑かれた人間の馴れの果てですねぇ(笑)
老人の様な低脳のリライト文を見れば文学の読解以前の基本的な読解力欠如なのは明らかで生姜(笑)
716 :(o`.´o):2008/04/28(月) 18:23:11
>707 :( ̄ω ̄)
>駅が正面にあり、流山線に乗って下りの平和台行く事に決めて切符を購入した。
これは酷い(笑)乗って、切符を購入て、普通は切符を購入して乗るで焼死ねぇ(笑)
>列車は三両編成で、座席に腰を下ろしてから大分たって、ゆっくりと動き始めた。 続いて警笛もゆっくりと鳴った。
これも酷い(笑)警笛がゆっくりと鳴るってどんなので消化(笑)
普通の警笛→ピィーー
ゆっくりの警笛→ピ〜ィ〜ィ〜〜
いやはや、気が抜けて居り増すねぇ〜(笑)
718 :( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/04/28(月) 18:28:23
>716
いやはや(笑)
「流山線に乗って下りの平和台に行く事に決めて」乗ったのですよ(笑)
>>列車は三両編成で、座席に腰を下ろしてから大分たって、ゆっくりと動き始めた。 続いて警笛もゆっくりと鳴った。
この辺りは原文の直訳ですよ(笑)
719 :吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 18:35:20
閑(ひま)なく警笛が鳴る。
ポールも信号もない踏切をとおるのに必要なのだ。
720 :( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/04/28(月) 18:35:58
おやおや、誤訳だったようですねぇ(笑)
見渡すかぎりの曠野です。
その中でぼくは静かに果てしなく成長してゆく壁なのです。
ちなみにわたくしは売れる事が一番なぞとは云っても降りません、売れる事に売れるだけの価値があると申したのですよお〜(笑) 売れないものには売れないだけの価値しかないのですよお〜(笑)
これは優劣問わずの一般論でしてこれを蟲居たし増すと ( ̄ω ̄)の糞文にも価値を与える事にも也魔焼死ねぇ〜(笑)
ピンク・フロイドは悪影響だったな
174 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 09:32:26
>>156 お前の小説なんて誰も読まないよ。
安部と比較するのはやめてくれ。
こっちまで恥ずかしくなってくる。
175 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 09:37:37
獲らぬ狸ってコテ、村上龍だったりして
176 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 10:03:35
素人小説サイトの常連投稿者だろ
一昔前なら同人誌でもやって仲間と文学論を戦わせていたタイプ
筒井康隆『大いなる助走』で揶揄された同人誌「焼畑文芸」の連中みたいな奴だろうな>獲らぬ狸
178 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/19(月) 10:41:45
いやはや(笑)私がここで言っているのはどんな小説を書いているか、では無く「読む者のリテラシー」の問題ですよ(笑)
179 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 10:49:11
君の小説の読者なんて皆無なんだから、
読む側のリテラシーも糞も関係無い
180 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 10:50:34
素人が作家ぶって他人を叩く様は見苦しいってこと
182 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 13:10:14
183 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 13:15:04
村上龍嫌いの筒井康隆ヲタが文学板を荒らしています。
ケッケッケッ
185 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/19(月) 13:35:31
>>133がこらえ切れ無くなって荒らしているようですねぇ(笑)さっさと正体を現しなさい(笑)
186 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 13:36:18
いやはや、藁貸し増すよお〜(笑)
>>133は小説読むな
狸は小説書くのは勝手だが2ちゃんに書き込むな
189 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 13:50:57
>>133はいつか大恥をかいて悔い改めるだろう
しかし狸はずっとこのまま…
>>161 読んで一発で感じない人がいることに驚いた。
先輩面して初心者いじめ
「捕らぬ狸」っていうより安部の威を借る狐ですね
一発やらせて下さい
194 :
吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 23:34:30
三島由紀夫が安部を評して
「実際、千年前の『源氏物語』以降の日本文学の歴史において、
伝統的な日本文学の高い『湿潤』性を彼ほどうまく根絶させた作家を見つけることは難しいだろう。
安部文学の文章の簡潔さと金属的な響きにもかかわらず、
私は彼の日本語を『よい日本語』として評価するおよそ最初の一人であるかも知れない」
三島由紀夫、ジェフリー・ボーナス編『New writing in Japan』
(イギリス・ペンギンブックス社、1972年、序文より)
小埜裕二訳「翻訳・三島由紀夫英文新資料」(『新潮』1993年12月号)
195 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 00:01:24
実在しない架空の生物を使って小説を書こうとしたとき
安部に先に「捕らぬたぬき」を使われていたときは悔しさに涙したな
196 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/20(火) 00:12:16
いやはや(笑)私は何の威も借りておりませんよ(笑)
たまたまその作家のスレッドだったので名前を出させてもらっただけで、他の作家のところであろうと同じ事を言ったでしょうねぇ(笑)
安部作品の日本語ねぇ
特に意識したことないが、きれいなのかなぁ
読みやすい口語だとは思うけど
安部って時々文末に句点続けることがあるよねこういう風に。。。
なんとなくワープロとか、PCで書いた文っぽい気がする
そういうところはちょっと新しい
手書きではあんまり。。。こうは書かないんじゃないかなぁ
198 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 00:29:18
人間が誰でも各々もっているとらぬ狸・・・
それはその人間の空想の量と質によってるとすると
このスレの獲らぬたぬき◆ycr5A7VfSw は・・・
199 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/20(火) 00:33:37
おやおや(笑)ネカマでないと証明したくば
>>133はさっさとその尻を曝け出しなさい(笑)それこそ馬のように、という奴ですねぇ(笑)
>>138 私は女ですが安部公房の世界は好きです。一人称で書かれていて、
語り手が男性であることが多いですが、主人公の目を借りて作品の世界で
遊ぶのに、女でも支障はないです。
女性には向かないということはないと思います。
男性女性というより、安部公房の世界が好きな人ってマゾな人が
多いんじゃないかなと。じわじわいじめられたり、冷たくされたり、
人さらいにさらわれたいなぁなんて思ったり、日常が非日常になって
どうしようもない不安感でしめつけられる感覚が心地いいと感じる人。
あの不安感が不快だけど、でもやみつきっていう人はマゾですよね。
そういう風に主人公とか、作品の世界観、感覚に自己投影する、感情移入して、感覚を共有するんじゃなくて
あくまで読み終えたときに一歩ひいて、客観的に作品を見て欲しいんだがな
あまり性差による思考偏差がどーこーと言いたくないが、女性はこの主人公は嫌いだから読まない、とか
主観的に読みすぎるキライがある気がする
202 :
200:2008/05/20(火) 02:16:01
>>201 客観的に作品を見るってとても難しいと思うんですが。
頭で理解するんじゃなくて、一体自分がどう感じたか?っていうのが
小説を読む、特に安部公房を読む楽しみだと思うんですけど。
それって主観ですよね。安部ワールドを客観的に理解するのではなく、
自分自身のまま、主観的にその迷路を迷ってみる。
私もマゾが多いとか、すぐ物事をカテゴリー分けしたがるのは、
男がどう、女がどう、というのと同じぐらいくだらないことだった
と反省してます。
>>197 P.K.ディックが好きで、次に公房に入った。
ディックは「乾いた文体(記述的客観的描写)」で有名だったが、公房にも似たようなものを感じた。
公房は、所謂文学の人間ではなかったようなのうで、十代二十代の読書の大半を占めたであろう医学関係の本が文体に影響を与えているのでは?
安部公房がシンセに対して何か述べている文章無い?
全集に出てたら教えて。
そんなシンセつな奴いるかなw ニヤニヤ
>204
公房さんよりによってモーグ使ってたんだよね。
使いにくいし大変だったろうな。
モーグか
すばらしいな
208 :
吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 21:16:11
モーグら日記
まじでカオスw
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>>203 影響を与えたのは、哲学書の方が大きいと思う。
ヘーゲルや実存主義哲学などね。
211 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 08:05:35
花田清輝も忘れないで
鉱物思想な
215 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/21(水) 11:59:41
>>133は来ませんねぇ(笑)あれだけ罵倒されれば流石に来辛くもなるのでしょうねぇ(笑)
>>214 エッセイ集の名前を提示しているのでは(笑)
>>215 じゃなくて、鯨たちの中で安部が何て言ってんのか
てこと
君の読む楽しみを奪いたくない。
いや読んだことはあるけど憶えてない
219 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 23:39:33
220 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 22:09:10
「鯨」にシンセはありませんよ。
これは片腹痛いですねぇ〜(笑) 意味もわからず痴呆老人の適当な返答がばれて折増すよお〜(笑)
213 名前:吾輩は名無しである :2008/05/21(水) 10:06:18
>>204 鯨
214 名前:吾輩は名無しである :2008/05/21(水) 10:20:12
>>213なんて言ってんの?
215 名前:( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/21(水) 11:59:41
>>133は来ませんねぇ(笑)あれだけ罵倒されれば流石に来辛くもなるのでしょうねぇ(笑)
>>214 エッセイ集の名前を提示しているのでは(笑)
216 名前:吾輩は名無しである :2008/05/21(水) 18:40:34
>>215 じゃなくて、鯨たちの中で安部が何て言ってんのか
てこと
( ̄ω ̄;;;;
みんなで安部作品読んで変わったとこ書こうぜ。
俺は多少の小説じゃ感動しなくなった。あと、物事を深く考える時間が長くなったことかな。
安部一個の影響という訳では多分(てか全く。逆算で、だからの安部好き)
ないが、ひとではなくてモノなんだと考える様に、俺はなったな。
人間なんてくだらない。
224 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/23(金) 23:18:34
おやおや、変わっておりませんねぇ(笑)
>>133のような頭のよろしくない方もいるでしょうしねぇ(笑)
あえて言うならばユーモア感覚と言うところでしょうかねぇ(笑)
おやおや、川を舟と解してもユーモアで消化ねぇ〜(笑) 間抜けとユーモアは治外増す殻ねぇ〜(笑)
226 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/23(金) 23:45:58
ユーモアのセンスがないと↑のように成り下がってしまいのですねぇ(笑)
227 :
hirokd267:2008/05/24(土) 00:23:06
>>133 あなたが「蓄音機」に違和感を感じられたのは正しい感覚でしょう。
ですけれど安部公房は読者にとって心地よい表現をするよりは、むしろ不快感、違和感を
感じさせ、そこで立ち止まらせて現実の虚構性、その裏の真実を暴き出すような作家です。
ここで引き返すのはもったいないことです。
安部公房はドナルド・キーン氏との対談で「ぼくは自分が感情的だから、
感情を刺激するものが嫌いなのかもしれない」と言っています。
そこで「蓄音機」ですが、なんと徹底的に感情をそぎ落とした表現であることでしょう。
他の作家でしたら、感傷、後悔、懺悔、憐憫、等々じつに感情的情緒的な文章になったことでしょう。
だが自分が感情的であることを自認する彼は、読者に不快感、違和感を感じさせても、情緒的な言葉を避け、
冷厳たる事実だけを提示しようとしています。
この表現の方向性は他の日本のほとんどの作家と逆方向ですね。
ちなみにわたしなどは違和感とともにそぎ落とされたはずの彼の感情の数々に思いをいたしてしまうやわい輩です。
本来は彼の提起したかもしれない「他者との通路」の可能性、不可能性などを思弁するところかもしれません。
さいごに、安部公房の娘のねりさんが記しているエピソードを紹介します。
公房が死ぬ前日、看護師が点滴の速度を間違えたらしい。彼が何か言って看護師が謝って調節し直した。看護師がいなくなると彼は
「看護師さんもたいへんだよな」と言ったという。死の床でひとを気づかう心の持ち主でもあったのです。
長レス、スミマセン
まともな人がいて良かった。
229 :
hirokd267:2008/05/24(土) 01:06:39
>>204 「シンセサイザー」の語句は
全集25巻「イメージの展覧会」'77/6
全集28巻「方舟は発進せず」'85/1
に見えるはず。
全集29巻補遺 56/02 「メモの一部ーミュージック・コンクレート・・・」には
「電子音楽」についての記述があります。
獲らぬ狸って勝てる喧嘩しかしないのな。
231 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/24(土) 12:38:12
>>227 どもども、確かに仰られる事は御尤もですけれども、
>>133はその様に大した直観力は持ち合わせておられないのでは(笑)
単なる良識から、これは非良識的であると斬ったのみなのではと考えられますけれどもねぇ(笑)
所謂言葉狩りと変わりないのでは無いで消化ねぇ(笑)
そういえば師匠の花田清輝も「鉄斎の挫折」と言う文章を書いているそうですから、袂を別った様ではや張り煮たところはあるのやも知れませんけれどもねぇ(笑)
230
逃げ足も早いです殻ねぇ〜(笑)
たかが初心者の一言に執拗にこだわるのは狸も同レベル?
死に急ぐ狸たち
どうせ脳に寄生虫が住み着いているんだろうよwww
前スレではハルキストに居座られて、このスレじゃコテに荒らされて、公房スレは大変だな
( ̄ω ̄)が
>>133に6日間も粘着してる事に驚いた
小説漬けになってる人は、小説が別に暇つぶし程度の人に対して
「そんなのもわからないなんて馬鹿だなw」みたいな態度をとりすぎるな
そういう風にはなりたくない
オラはクスリ漬けという漬物ですorz
239 :
吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 21:23:59
洩れは味噌漬けがすきです
小説によって人間の複雑な心理がわかったりするのはいいけど
馬鹿な人がそれを読んで、勘違いして悪い風に影響されたりすると、小説は一気に有害物だ
まあ、そんな人は本なんて読まないか?たまにニュースで、暗い音楽や本に影響されて殺人を起こした
とかいう犯人がいてそういうのを引き起こすと思うと怖いんだよな
皆はそういう疑問は抱かないですかい?
いやはや、酷刑ですねぇ〜(笑)
この疑問は滑稽かい?
想像上の殺人と現実のそれとは別だからいいじゃん
>>245 だから、小説に影響を受けて殺人をしたらだめじゃん
よくあるじゃん、有害なゲームみたいなのと同じ
まあスレチだな、スマン
すぐ返事が返ってくるかなと思ったが皆興味なさそうだから逝く
248 :
吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 22:40:23
↑
消えろ。
249 :
吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 22:51:04
>>246 ていうかそれは小説じゃなくて本人がだめじゃん?
そんなことも分からない?小学生?
250 :
吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 23:12:51
複数あるなかの一つに過ぎませんでしたね
251 :
吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 23:13:54
はじめから結論は出ていたのに弾圧残念
>>249 241ってそのことを言いたかったんじゃないか?
いやはや、酷刑ですねぇ〜(笑)
(o`.´o)
↑ウチの女房にそっくりなんだが・・・
255 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 11:48:23
いやはや(笑)
256 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 11:56:33
仮面能面ハリウッド
257 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 12:18:45
o(≧∇∂o)マニトウ
258 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 12:19:11
ここで粘着してる狸さんは村上龍です
ハルキもリュウも素晴らしい才能持ってると思うよ
ハルキはちょっと才能以上の評価をされてるけど
260 :
133:2008/05/25(日) 16:12:52
久しぶりに来ましたが、ずいぶん叩かれてるようなので言いますが
狸さん、私の「勝手に安部に温かさを求めてしまう」
という文の中に、その行動が間違ったものとしてやってしまっている事を感じませんでした?
間違ってるとわかっているから「勝手に」をつけたんですがね・・
あなたはただ人を馬鹿にして楽しみたいんですね。
馬鹿はそんなあなたです。
いくら文学を理解する感性を持ち合わせていても、性格の悪さは救いようがありませんね。
261 :
133:2008/05/25(日) 16:16:47
>こう言う無神経な人間が小説を読むと「売れるのが一番」等とほざきだすんですよ(笑)
勝手な予想でものを言わないで下さい。そんな事一言も言ってませんがね
>馬鹿はそんなあなたです。
ケッケッケッ
263 :
133:2008/05/25(日) 16:24:54
>何でこういう方が小説を読まれるんですかねぇ
あなたにそこまで言われる筋合いはありませんね
理解の段階の途中にいる人間を叩く自分の愚かさを知って下さい
安部がその鋭い感性故に苦しんだ人間だと言う事はわかりましたが
その上で、どういったものを書くかというのが私にとっては大事です
だから「砂の女」は好きです 「笑う月」はあまり好きではないです
狸さんのようにただ喧嘩をふっかけるのではなく、理解に導いてくれるレス下さった皆さんありがとうございました
264 :
133:2008/05/25(日) 16:29:00
>単なる良識から、これは非良識的であると斬ったのみなのではと考えられますけれどもねぇ(笑)
ハッキリ言って違いますよ
あなたのレスは、ほとんどが自分に都合のよい予想ですね。
>>260 >>261 >>263 狸は人を馬鹿にして見下すことで
自分が自分で至高の者だとする、自分の位置に満足している
オナニー大好き人間なだけです。
相手にするのは時間の無駄と言うものですよ。
266 :
133:2008/05/25(日) 16:39:00
>>265 文学板で嫌われてるみたいですね。
どこの板にもそういう人はいますね。狸さんは文章を書く人のようですが
それにしては内容の正当性が無い。頭の悪さを感じます
私のレスにまた全力で食いついてくると思うと面倒くさいですがしょうがない
今度から気をつけます。
267 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 17:13:58
とりあえず、(笑)をいっぱい書く奴は見てて痛いね。
/ ̄ ̄ ̄ \ ホジホジ
/ ― ― \
/ (●) (●) \
| (__人__) | 鼻糞どもがなにか云うて増すねぇ〜(笑)
\ mj |⌒´ /
〈__ノ
ノ ノ
____ ,
/ \ -
/ ― ― \`
/ (● ) (● ) \
| (__人__) |
\ . `⌒´ /
. mj~i
〈__ノ
ノ ノ
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (●) (●) \
_|__ (__人__) |
/ \ `ー'´ /
/⌒⌒⌒/ ..:::::::::::.. ヽ ピトッ
| | | { .::::::●:267: }
| | | \ ::::::::::::::/
ヽ ヽ ヽ `ー一'´
269 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 17:47:55
>>260 いやはや(笑)これは滑稽ですねぇ(笑)
「人を馬鹿にして楽しみたい」等と私がどこかへ書きましたかねぇ(笑)それを匂わせる事も書いた覚えは無いのですけれどもねぇ(笑)
ましてや「馬鹿はそんなあなた」等と決め付けられる謂れは毛頭ございませんよ(笑)これはあれでしょうかねぇ(笑)
「馬鹿って言う奴が馬鹿なんだよ」といったような、幼稚園児の論理でしょうかねぇ(笑)
実際馬鹿としか言いようが無いやからはこの世界に存在しますし、あなたがそんな馬鹿の一人であった、と言わせてもらっているだけなのですけれどもねぇ(笑)
小説でも映画でも、個々人それぞれの読み時みたいなものがあると思う。
中学時代は安部公房はピンとこなかったけど、高校になってギリアムや
リンチ、ブニュエルの映画にはまって、こういう映画が好きなら、安部公房
読んでみれば、って言われて読んだらみごとにはまった。
133さんも、安部公房以外の作品をへて、ある日、安部公房にはまる時が来るのかも。
今、無理してわかろうとしないでも。
271 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 17:54:27
貴方一人がお馬鹿であると言うのに、他の方を巻き込むのではない、と言うだけの話ですよ(笑)
他の誰でもなくあなただけを馬鹿にしているだけでしてねぇ(笑)
「勝手に」だろうが、付けなかろうが「温かさを求めてしまう」時点で全てが御破算なんのですよ(笑)
上辺だけ温かいですよ〜感動出来る話ですよ〜などと思ってもそれは上辺をなぞっただけに過ぎないのですよ(笑)
>>261 「そんな馬鹿」が言い出す事は大概予測できてしまうものなのですよ(笑)
「勝手に温かさを求めてしまう」等と言い出した時点で全てがお終いなのです(笑)自分から快楽を下さいと言っても誰もくれませんよ(笑)己が求めていかねばならないでしょうにねぇ(笑)
272 :
133:2008/05/25(日) 17:54:57
>>269 人を馬鹿にして楽しみたい
これは充分あなたから滲み出ていますよ。
273 :
133:2008/05/25(日) 17:57:19
>>271 他人の勝手な予測はできません。
実際、私が他人を装って荒らしているとあなたは書いていましたがあれは私ではありません。
その時点であなたの予測は外れています。
うぬぼれないで下さい。
みんな落ち着こう
安部の話に戻ろうや
275 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:02:08
「理解の段階の途中にいる人間」と仰られますが、小説は既に読んだ時点で「理解の段階」を越えているのですよ(笑)
勿論一度読んだだけでは分からない、などという事があるのは認めますけれど、一度読んでそこが致命的に分からない輩は何度読んでも分からないという箇所もあるでしょうしねぇ(笑)
「安部がその鋭い感性故に苦しんだ人間」とどうして断言できるので消化ねぇ(笑)
そのあなたの認定は書き込みだけであなたを馬鹿と呼ぶ私や、私を馬鹿と呼ぶあなたの認定と大差ないのでは無いで消化ねぇ(笑)
つまりこの人は掲示板レベルで読書をやっている、と言うわけなのですよ(笑)私はその振りをしている、と言う訳なのですよ(笑)
「理解に導いてくれるレス下さった皆さん」というのもベタな人情レベルですねぇ(笑)
まぁここに反論するのは止めておきますよ(笑)色々と五月蝿いですからねぇ(笑)
276 :
133:2008/05/25(日) 18:02:10
ましてや「馬鹿はそんなあなた」等と決め付けられる謂れは毛頭ございませんよ(笑)これはあれでしょうかねぇ(笑)
「馬鹿って言う奴が馬鹿なんだよ」といったような、幼稚園児の論理でしょうかねぇ(笑)
貴方一人がお馬鹿であると言うのに、他の方を巻き込むのではない、と言うだけの話ですよ(笑)
これはそっくりそのまま狸さんあなたに返せる言葉ですね
お互い他人同士で先に「馬鹿」と言ってきたのはあなたです
自分だけを高尚な存在の様に思い込むのはやめて下さい
277 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:03:27
>>266 挙句の果ては「嫌われている」認定ですか(笑)滑稽の塊、という奴ですよ、幼稚園児さん(笑)
278 :
133:2008/05/25(日) 18:06:31
致命的に理解できていないなんて言っていませんよ
安部の作品をまだ1冊も読み終えてない状態だったからわからなかったのですよ
安部がその鋭い感性により苦しんだというのはこのスレで教えてもらった事で私が言った事ではないですが
実際あなたは嫌われてるじゃないですか。自分でわかっていないんですか?
279 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:07:12
>>272 滲み出ている、とは滑稽ですねぇ(笑)私から滲み出ているのはその人品の高潔さのみですよ(笑)
>>273 あれはトンズラをこかれたあなたへの挑発ですよ(笑)本当と受け取られる方が頭がお悪いのでは(笑)
>>276 いやはや、安部を「冷酷な人間」と真先に決め付けたのはあなたではありませんでしたかねぇ(笑)他人レッテルを張っている時点であなたも同じ穴の狢と言うものですよ(笑)これからそう名乗りなさい(笑)
280 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:10:28
>>278 このスレッド住人の言葉を鵜呑みにするあなたが悪いのでは(笑)
言われた事をそのまま受け付けている様では、小説は読めないのでは無いで消化ねぇ(笑)
「疑う」と言うところから始めてくださいよ〜(笑)
たかだか文字の上の掲示板で、「嫌われている」とは如何程感情移入をされて居るので消化ねぇ(笑)
私を攻撃している連中がいることは確かですが、正直言わせてもらいますと私とそうレベルは変わりません(笑)
寧ろ私のほうが上位にいると言った感じなのですけれどもねぇ(笑)
281 :
133:2008/05/25(日) 18:12:32
あなたは、嫌われていますよ。
この物は痴呆で( ̄ω ̄)思い込みが禿げしいです殻ねぇ〜(笑) 相手にするだけ村ですよお〜(笑)
読解力の無さなら負けて無いで生姜(笑)
この老人の低脳のリライト文を見れば文学の読解以前の基本的な読解力欠如なのは明らかで焼死ねぇ〜(笑)
716 :(o`.´o):2008/04/28(月) 18:23:11
>707 :( ̄ω ̄)
>駅が正面にあり、流山線に乗って下りの平和台行く事に決めて切符を購入した。
これは酷い(笑)乗って、切符を購入て、普通は切符を購入して乗るで焼死ねぇ(笑)
>列車は三両編成で、座席に腰を下ろしてから大分たって、ゆっくりと動き始めた。 続いて警笛もゆっくりと鳴った。
これも酷い(笑)警笛がゆっくりと鳴るってどんなので消化(笑)
普通の警笛→ピィーー
ゆっくりの警笛→ピ〜ィ〜ィ〜〜
いやはや、気が抜けて居り増すねぇ〜(笑)
718 :( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/04/28(月) 18:28:23
>716
いやはや(笑)
「流山線に乗って下りの平和台に行く事に決めて」乗ったのですよ(笑)
>>列車は三両編成で、座席に腰を下ろしてから大分たって、ゆっくりと動き始めた。 続いて警笛もゆっくりと鳴った。
この辺りは原文の直訳ですよ(笑)
719 :吾輩は名無しである:2008/04/28(月) 18:35:20
閑(ひま)なく警笛が鳴る。
ポールも信号もない踏切をとおるのに必要なのだ。
720 :( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2008/04/28(月) 18:35:58
おやおや、誤訳だったようですねぇ(笑)
これは片腹痛いですねぇ〜(笑) 意味もわからず痴呆老人の適当な返答がばれて折増すよお〜(笑)
213 名前:吾輩は名無しである :2008/05/21(水) 10:06:18
>>204 鯨
214 名前:吾輩は名無しである :2008/05/21(水) 10:20:12
>>213なんて言ってんの?
215 名前:( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/21(水) 11:59:41
>>133は来ませんねぇ(笑)あれだけ罵倒されれば流石に来辛くもなるのでしょうねぇ(笑)
>>214 エッセイ集の名前を提示しているのでは(笑)
216 名前:吾輩は名無しである :2008/05/21(水) 18:40:34
>>215 じゃなくて、鯨たちの中で安部が何て言ってんのか
てこと
( ̄ω ̄;;;;
284 :
133:2008/05/25(日) 18:15:14
本当に、自分の都合のいい様にしか考えないんですね。
挑発を本当だと受け取った私が馬鹿とか、幼稚園児の言い訳はあなたじゃないですか。
このスレに来ただけで嫌われてるのがわかるくらいの貴方は自分をもう一度考え直してください
285 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:15:58
>>281 では「嫌われている」からと言ってなんなんでしょうかねぇ(笑)
嫌いと好きは紙一重と言いますからねぇ(笑)
そもそも物事を嫌いか好きかで判断する自体劣った判別方法とは思うのですけれどもねぇ(笑)
286 :
133:2008/05/25(日) 18:17:47
阿呆ですね。
自分が高尚な人物だと言う事を証明したいなら、文学の立派な賞でもとって下さい。
誰一人貴方の事を素晴らしいとは思ってませんよ、嫌われ者さん。
287 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:17:58
「嫌っているが実力は認める」
「好きだがゴミクズだ」
と言う事は存在するでしょうにねぇ(笑)いえいえ、私に実力がある、と言っている訳ではないので、勘違いなさらないで下さいねぇ(笑)
288 :
133:2008/05/25(日) 18:18:42
嫌っているうえに実力も認めてませんよ。
ゆっくりな警笛ってどんなんでしょうね。
289 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:21:18
>>286 いやはや、私も候補に残った事ぐらいはあるのですけれどもねぇ(笑)
そもそもああ言う文学賞などと言うのは既存の新人作家がアマチュアの投稿を審議する、という時点で古いものですからねぇ(笑)
いやはや、真坂わたくしも鼻糞( ̄ω ̄) 痴呆老人より隠したに置かれているので消化ねぇ〜(笑) お氷増すよお〜(笑)
291 :
133:2008/05/25(日) 18:23:23
>>289 だから、何ですか?
何らかの示しによって皆があなたの実力を認めるようになってから自惚れて下さいね
ゆっくりの警笛ってどんなんでしょうかねホント
292 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:23:48
>>288 それは集中力が落ちている上にスランプ時書いたものですからねぇ(笑)
それを一々取り上げて私の実力だと見せている脱糞幼児(o`.´o)も大して変わりはしないのですよ(笑)
293 :
133:2008/05/25(日) 18:25:41
>>292 本当に都合のいい陳腐な言い訳は揃えてあるんですね
人をさんざん見下しといて、自分の時は言い訳で逃げるって最低ですね。
人を見下したいなら自分が完璧な存在になってから言って下さいね嫌われ者さん
ゆっくりの警笛→ピ〜ィ〜ィ〜〜 ですよお〜(笑) 藁貸し増すよお〜(笑)
295 :
133:2008/05/25(日) 18:27:50
そこは本当に笑いましたね
296 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:28:18
>>293 いやはや、別に言い訳を言っている訳ではないのですけれどもねぇ(笑)
ちょっとしたミス、氷山の一角を示して、実力だと言われましてもと言っているだけなのですけれどもねぇ(笑)
297 :
133:2008/05/25(日) 18:30:11
あなたの実力って何なんですか?
そんなに自信があるんですか?
みんな:「ほかでやれよ(苦笑)」
くうきよめよwww
299 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:31:51
小説の実力という奴ですよ(笑)「聖夜」という小説などは傑作でしてねぇ(笑)
スレッド違いになるので晒しはしませんがねぇ(笑)
300 :
133:2008/05/25(日) 18:34:08
認められないのに傑作とは笑えますね。
自分の世界の中だけでの傑作ですね。
それでは、世間に認められるようにせいぜい頑張ってくださいね。
>>133 お前も同じくらい嫌われてることに気付けよ
302 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 18:35:57
>>300 いやはや(笑)いつの間にかファンになっていた作家が私であった、などとならない事を祈っておりますよ(笑)
295
調子が悪ければゆっくりの警笛→ピ〜ィ〜ィ〜〜 ですよお〜(笑) 調子が悪くても対して代わり増せんけどねぇ〜(笑)
訂正
調子が良くても悪くても対して代わり増せんけどねぇ〜(笑)
どっちもどっち。
306 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 19:11:12
近年まれにみるクソスレだな…狸はバカだから相手すんなよ。
とりあえず133と狸をあぼーんしときゃいいのかな
もうヤメレ
時間逆転レスに俺自身がなったのは初めてだw
310 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 19:30:34
gyaoというPCテレビのサイトに「なぞのセックス教団」ってドキュメンタリが
あって、これ安部公房の「人間そっくり」の世界と似てる感じがしたよ。
安部公房から人生の成功をすべて奪ったような顔をしてるそっくりさんも出演してるし。
311 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 19:32:10
こんな休日でいいのだろうか。
312 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◇ycr5A7VfSw:2008/05/25(日) 19:40:50
いやはや、私はそれほど頭が良くないのですけれどもねぇ(笑)
やはり、私が死んだ方がこのスレのためにも良さそうですねぇ(笑)
なんだこの伸び方はwww
全集26巻の『都市を盗る』を読んでる。
写真がとにかくいい。『箱男』の写真もよかったし、
写真作品集出してくれないかな。
小説・演劇・映画・写真・音楽・車のチェーン、ほんと多才な人だよね。
絵も描いてたっていうし。別荘に飾ってあるオブジェもよかった。
写真集より自伝をいい加減だして欲しい。
十年前からアナウンスはされているが、まだ完成しないのか。
そういうの多才というか表現活動一本って感じだな
しかも東大医学部卒ってw
少しは才能を分けて欲しいよw
そして唯一の欠点は”天パ”!!!
20日の朝日の大江健三郎のエッセイで公房のことなんか書いてた
危うく卒業させてもらえなくなりそうだったって
133さん
>>265 で狸を相手にするのは時間の無駄と
アドバイスしているのに無視しないでくださいよぉ〜
顔文字の書き込みは無視することでお願いします。
スレ違いなレスが増えるだけで、内容の無い無駄なレス伸びが結果になるだけですから。
本の読み方は、人それぞれなので、貴方の読み方も一つの価値。
他の意見を見下したり、バカにしたりするような、顔文字はひたすら無視でお願いします。
320 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 21:33:35
箱男的な人物が集まってくるのがいかにも安倍スレらしい。
ところで安部ねりは本当に公房の評伝書いてるのか? もう挫折した?
321 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 21:37:40
>>319 いやはや、滑稽ですねぇ(笑)あなたもお互い様でしょうにねぇ(笑)
おお安部ねり あなたの仕事はなに
わたしの仕事は お医者さんよ
お注射うつので 忙しいの〜♪
324 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 21:50:35
>>319は全く関係ないオカルト板にまでやってきて私の粘着を続けている荒らしですからねぇ(笑)
皆様方、そこのところよろしくお願いたしますねぇ(笑)私も好き好んで脱線した訳ではない、とここに書かせていただきましょうかねぇ(笑)
ねりさん!
早くかきあげてくれ!
326 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 22:48:51
安部公房の時代は医学部より工学部がより知能の高いやつが集まった(国策学科)。
んで、GHQが行った医者になるための新国家試験に公房は撃退。神格化されるほど
安部公房は万能の人間ではない。
328 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 22:50:29
安部公房は小説よりもエッセイに度肝抜かれました。
330 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 23:42:41
捕らぬ狸と同じ穴のムジナってどっちが強いんだろ?
赤い狐vs緑の狸
( ̄ω ̄)みちるちゃん、こんばんち
低脳
>>133>>265=
>>266との争い
お疲れ様&おいしゅうございました(笑)
蒸し暑さのマゾに浸れないから、冷房は夏でもほとんどつけず汗だらだらですよ(笑)
((@))くちゅくちゃ…
334 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 23:53:51
335 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 23:59:50
>>331 これは本当に
>>133なのでしょうかねぇ(笑)反対にすれば133になりますけれどもねぇ(笑)
「貴方の読み方も一つの価値」等と言うのは文字通り一つの甘言(笑)リテラシーの無い意見では幾ら言っても価値が出ません(笑)
336 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:08:53
反り乳マゾさんの仰るとおり319・265=133なのではないで消化ねぇ(笑)先ず文体が似ておりますねぇ(笑)
己が敗北・隔離されたことに気付かず、或いは認めたくない故に「無視」などという「逃避」を企てようと為さる訳です(笑)
その理由が「下らないから」とは笑わせますよ(笑)よっぽどこのスレッドの趣旨を無視しているのはあなたでは(笑)
このスレッドは初心者用ではないのです(笑)そう言う質問は質問者用のスレッドでやれとオブラートに包んで言っているのを、まるで理解しようとせず、こちらが一方的に悪いかの様にいたててくるのですねぇ(笑)
こちらも少々挑発したのは謝りますよ(笑)ですがそれは自演までする馬鹿だとは気付いていなかっただけの話でしてねぇ(笑)
まさか一人寂しく自演をさる方だとは思っても見なかったですからねぇ(笑)
337 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:15:16
ついでに私の騙り
>>313も
>>133でしょう(笑)数字を組替えれば133になりますしねぇ(笑)
己が敗北したが故の嫌がらせ・「無視」でしょうかねぇ(笑)全くどこまでも根の腐ったやからですよ(笑)
安部を断罪する権利はあなたにはありませんよ(笑)
338 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:16:18
↑
>ついでに私の騙り
>>313も
>>133でしょう(笑)数字を組替えれば133になりますしねぇ(笑)
の部分は斜線で(笑)
339 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:20:34
そうですそうです、一つ決定的な自演の証拠を(笑)
>
>>265 で狸を相手にするのは時間の無駄と
>
>>292 本当に都合のいい陳腐な言い訳は揃えてあるんですね
アンカーの後で改行をなされる(笑)
340 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 00:27:32
ああうぜえ
341 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:31:57
これこそ「密会」を書き記した作家のスレッド的では無いで消化ねぇ(笑)
あぼ〜ん設定したらスカスカになった。
343 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 00:44:00
これで如何でしょうかねぇ(笑)
( ̄ω ̄)みちるちゃん
>>133はもう気にしない方がいいですよ。
345 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:49:10
>>344 お気遣い、どうもどうもですねぇ(笑)
ただ最近碌な論争をしていないので、鈍っていると言う事もありましてねぇ(笑)
>>133追放はその肩慣らしといったところなのですよ(笑)
強い敵と戦うには先ず雑魚から切り払っていかねばなりませんからねぇ(笑)
私は、安部公房さんの「壁」と、あと題名は分からないけど、お風呂場で人魚を飼う話のを読んだことがあるよ。
その人魚の話のせつない感じがよかった。
347 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:55:39
「壁」→「砂の女」→
って入るのが正解だよね。
僕はこの入り方ができたことを神に感謝する。
俺が初めて読んだのは笑う月で、普通に好きだったけど一年ぐらい安部は読まなかった
そんでしばらくして箱男読んでやばいくらいはまった
そして色々呼んでまた笑う月読んだらさらにおもしろかった。
カンガルーノート最初に読んだ人はご愁傷様
>>333 おやおや、
>>265と
>>266は別人ですよお〜(笑) マゾちゃんもこう云う言い掛かりで痴呆老人を介護は欲無いですよお〜(笑) めっ(o`.´o)
おやおや、股アンカーミスってるで生姜、痴呆老人〜(笑)ユーモア感覚も好い加減にしなさいよお〜(笑)
339 :( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 00:20:34
そうですそうです、一つ決定的な自演の証拠を(笑)
>
>>265 で狸を相手にするのは時間の無駄と
>
>>292 本当に都合のいい陳腐な言い訳は揃えてあるんですね
アンカーの後で改行をなされる(笑)
安部公房スレって案外荒れるんだな
353 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 07:44:12
安部公房スレといえども、所詮2chだもの。
対処法は、各人もう分かっきてもいいんじゃないの。不毛性の見本として、これはこれで面白いけど。
354 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 07:54:37
失礼「もう分かってきても」でした。
355 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 10:05:58
>>350 いやはや(笑)
少なくとも平野スレッドの名無しを平野認定する脱糞幼児よりは信憑性が高いかと(笑)
356 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 10:08:23
>>351 はアンカーミスではありませんねぇ(笑)書き込みを比べさせてもらえば、アンカーを打った後に空白を入れる癖が似ているのですよ(笑)
掲示板歴の長い私でもこれは滅多に見たことが無いですからねぇ(笑)それ故に自演と認定させてもらったのですよ(笑)
>>350 (o`.´o)ちゃん
私はやみくもに( ̄ω ̄)みちるちゃんを援護したわけじゃないですよ(笑)
>>131をみると、
>>133は小説の読み方が変だし、
なんとなく
>>246も
>>133だと思ったからね。
横から失礼しました。
((@))くちゅくちゃ…
>>347 ありがとう、また探して読んでみたいな。
昔、兄の持ってた本で読んで何故か印象に残ってたから。
文庫でありますか?
359 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 14:20:25
355
いやはや、この阿呆はマゾちんすらわたくしの自演と重って追った痴呆な阿呆です殻ねぇ〜(笑) 藁貸し増すよお〜(笑)
>
>>292 本当に都合のいい陳腐な言い訳は揃えてあるんですね
アンカーは誰のです化ねぇ〜(笑) まさか自演で消化〜(笑)
361 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 17:13:20
話は変わるがお前らが1番好きな安部公房作品って何?
なんかこのスレ気持ち悪くなってしまったな。
363 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 17:22:32
安部公房の話なんてここぐらいでしかできないし困ったな
364 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 18:02:58
所詮2chだ。多くを期待しない方がいい。
腐臭を放つ「議論」が、不毛に垂れ流されるのは、ありがちなこと。
鼻をつまんで、黙って通り過ぎればいい。
あるいは、お笑い草が生えてくるのを、笑って眺めてればいいのさ。
>>361 「方舟さくら丸」で革パンの女の尻を叩くところ
366 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 18:05:48
箱の中の理論ですね。わかります。
俺はやっぱり箱男だな
さくら丸もすきだ
こっちは短編のユープケッチャも、長編と微妙に設定が変わっててすきだな
俺も箱男は好きだな
箱男で安部公房は何を伝えようとしたのかは
全くわからないけどな!
「方舟さくら丸」がすき。というか一番理解しやすい(と自分の中では思っている)
「飛ぶ男」も好き。
「密会」「カンガルー・ノート」はちょい難しい。
けものたちも好きだな
あの頃からすでに安部の真髄が見れる
最近カンガルー再読したけど、あのラストは衝撃だよな
というか箱男とか燃え尽きた地図とかラストが衝撃なのが多い。
ラストで言えば、飢餓同盟のラスト好きだな。
森の長い独り言が名言すぎてかっこいい
無関係な死
すみません。ここは僕のスレですか?
安部さん何してるんですか
374 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 21:18:59
闖入者は忘れえぬ傑作だと思った
やっぱりSカルマ氏が好き
誰も出してなくて悲しいので
つ燃えつきた地図
378 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 22:14:01
>この阿呆はマゾちんすらわたくしの自演と重って追った痴呆な阿呆
記憶に御座いませんねぇ(笑)勘違いでは無いで消化ねぇ(笑)
余りレベルの高くない書き込みが続いておりますので、発言させて頂きますれば、自演をなされて自己弁護されている方が存在する、という訳ですよ(笑)
379 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 22:21:44
エコーズは名曲
生まれ故郷の砂漠を思い出すと言っていたね。
たしかにそんな感じの曲だ。
381 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 22:54:40
2chは、情報を‘つまみ食い’するところ。
ちょっとした情報や感想を交換し、使える物が拾えれば儲けものなのだ。
匿名で出入り自由な場所で、まともな議論が成立するわけがない。
今だに、その程度のことが自覚出来ない人が出没する。それが、所詮2chの2chたる所以か。
「砂の女」は当たり前すぎて皆挙げないのか?
384 :
吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 23:19:09
名作だけど安部公房らしさが足りないんじゃないか?
>>381 確かにそうかもしれんが食べた後にチップを置いておくのと
臭い下痢便をまき散らかしていくのは違うからな
386 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/26(月) 23:41:10
きもっ
388 :
吾輩は名無しである:2008/05/27(火) 00:31:11
カンガルーノートが一番好きだ。
名シーンを挙げていこうよ
ネタバレにならない程度に
箱男でショパンが射精するところ
>>390確かに名シーンだな
密会の、地下道でロリータがオナニーするシーンも
>>391 390だがショパンはポストだったっけか?
射精したやつは何だっけな・・・
ショパンはお漏らし野郎だったか・・・?
質問なんだが安部公房はストーリーを追っていくだけでいいのか?
寓意とかを汲みつつ読み進めていったほうがいいのか?
特に箱男とか壁とか
……安部は一見相容れない二つのかけ離れたものを組み合わせ……
シュールリアリスティックな効果を……物語を爆発させる。
どれとどれを組み合わせると爆発するのかを探すのが正しい読み方
専門板にはまだまだ油豚みたいなのがいるんだな。
化石を発見したような気分だ。
>>394 それ安部か?
そういう手法って例えば星新一そのものだと思うが。
396 :
391:2008/05/27(火) 10:00:37
>>392 確かにショパンは違うな
俺も勘違いしてた
確か覗きの少年は名前なかったような
397 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/27(火) 12:53:06
相変らず下らない流れですねぇ(笑)さっさと大佛の話に引き戻しませんかねぇ(笑)
>>355 いやはや、カス平野スレッドのあの間抜けの招待が解らぬ方が総統の阿呆で生姜、カス夫婦当人も上段では澄まされない機器感を漢字てあぽーんしたので焼死ねぇ〜(笑) アソコまで追い込めたのもわたくしの手腕の為せる技でしてねぇ〜(笑)
>>369 箱舟は前半面白いが、・言語と情報処理 ・「助かること」に内在する罪 ・国家の暴力
といった元々の着想をうまく生かせていない気がする。
全集でインタビューを読んで、ひょっとして志願囚人のままの方が良かったのではと思った。
>>370 燃えつきた地図はラストが衝撃というか、脳挫傷で記憶喪失と取れるようにしたのは
なぜか知りたい。
全集に出ていないのが残念。
あくの強い脇役達のエピソードが好き。
『カンガルー・ノート』鯛焼きVS大判焼き
『方舟さくら丸』スイートポテトを作ってインポになった千石父
『燃え尽きた地図』安物の焼き海苔みたいとか言って、ゴキブリ食べちゃうおやじ
『密会』綿吹き病でふとんにされてしまった母
403 :
吾輩は名無しである:2008/05/27(火) 18:21:44
『人間そっくり』の自称火星人の奥さんが正体を露にするところは怖かったな。
最近疑問に思ったんだが安部公房の作品って純文学?
中間小説に含まれるんだろうか?
「人間そっくり」は舞台化できると思うんだ。
>>405 そうなのか
安部公房の作品は終りし〜と無名詩集だけは読んだことないんだわ
終りし〜の感想を聞かせてもらえないか?
>>407 本文
「ぎえええええええええええええええええええええええええ
なんだこれ地の文何言ってるか全然わかんねオワタwwww」
解説
「あ、なるほど」
要するに読者を楽しませる仕掛けを特に使わずに
ある一つの思想を追及するために書かれてるから、そうだと思った。
>>404 昭和30年代にはSF作家と言われてました。
>>408 なるほど、安部公房らしいな
図書館で借りてくることにするよ
初めて読んだけど、これはどうなの?
納得する部分も多いけど、意図的に触れてないようなとこが多いような…。
ショパンの項はほぼ無視されてるし。
最後の救急車のとこに関しては凄く納得できるけど。
>>412 ああああ、ごめんなさいアンカ忘れてた。
>>411は
>>87のサイトのことです。
いやでも今まで読んだ箱男の解釈の中で一番説得力はあるし凄いとは思ったんだけどね
>>87
414 :
吾輩は名無しである:2008/05/27(火) 20:29:51
『箱男』に<正解>はない、ということでいいんじゃない?
確かに参考程度に考えるのがいいかもしれないな
416 :
413:2008/05/27(火) 20:37:35
>>414 おれも基本的にはそう思うなんだけどね。
でもやっぱり安部が書いている時点では一つの「正解」を頭にして書いていただろうし、
できることなら近づいてみたいじゃない。
作品が完成して安部の手を離れたときに、それがまだ正解と言えるのかはまた違うと思うけど。
とりあえず、
>>87を読んで他の人がどういうツッコミを入れたのかが知りたかっただけなんだ。
ツッコミを入れるためにまた箱男を読み直さなきゃならんな
一体俺たちは何度箱男を読み直せばいいんだ?
世の中全員が箱男・箱女になるまで
____
/ ./ /|
_|  ̄ ̄ ̄ ̄.| |___
/ |_____.|/ /
 ̄ ̄~ |し |  ̄ ̄
し⌒ J
420 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/27(火) 20:51:38
>>416 >小説っていうのはそれ以前の、意味にまだ到達しないある実態を提供すると、
>でそこで読者は体験、それを体験すると
>いうもんじゃないかと思うんだな
____
/ ./ /|
| |
| _________ | こんにちは
| |________| | ショパンの父です
| |
| |
| |
_|  ̄ ̄ ̄ ̄.| |___
/ |_____.|/ /
 ̄ ̄~ |し |  ̄ ̄
し⌒ J
エレベーターに見えなくもない
耳の値段で安部のことがでるとこすき
425 :
413:2008/05/28(水) 00:45:58
>>421 いやそうなんだけどさ、気にならない?純粋に好奇心として。
でもこれも含めて要するに安部に嵌ってる状態なんだよね。
426 :
吾輩は名無しである:2008/05/28(水) 03:36:46
箱男になりたいんだがドンゴロスが手にはいらん
427 :
吾輩は名無しである:2008/05/28(水) 15:19:05
公房って作曲もしたことあるよね。
それってどこかで聴けるのかな?
作曲といってもモノフォニックのシンセで作ったから、
どちらかといえば、効果音だろうね。
そう言えばシンセ凝っていたね。
安部公房音楽集とか出たら買ってまうな。
ミュージカルの曲とかは作ってんじゃないの?
箱男で検索したら実際に箱男になって街を歩いた奴が出てきた
20年くらい前、原始人みたいな格好して頭だけ隠れる贋箱男見たことある。
箱男オフやろうぜ
俺中学んとき箱男なったよ
ネットに写真のせてる人って友達と街歩いてんだよね
一人じゃなきゃ意味ないと思うんだが
場所は東京だろうか
441 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/29(木) 21:58:29
少し毒を吐かせていただきますれば、安部が単に「箱男」という小説を書いたから箱に入って町を歩く、などアホらしいとは思いませんかねぇ(笑)
それは上辺の記号しか受け取っている事にはならないのでは無いで消化ねぇ(笑)
442 :
吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 22:21:21
>>441 「匿名の市民だけのための、匿名の都市」に共感したということじゃないか。
>>442 集まる前から箱をかぶるというわけですか?
ありだな
444 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/29(木) 22:39:21
>「匿名の市民だけのための、匿名の都市」
それでしたらここなどがまさにそうではありませんかねぇ(笑)
狸さんが時々トリを外してレスしているなら、
安部が言うそれにかなり近いと思います
固定ハンドルなんぞ単なる鍍金に過ぎませんよ(笑)
まぁ外した方がそれらしいでしょうけれどもねぇ(笑)
うんこが鍍金はってどうするのさ(笑)
いやはや(笑)糞を黄金と譬える表現を知らないので消化ねぇ(笑)
急にあぼーんのレスが増え始めたんだが
何かあったのか?
450 :
吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 23:18:11
空飛ぶ男は教科書版の方が良いね〜。
だから「飛ぶ男」だろうがよ
実は、
「空飛ぶ男」ネット上で読めるのですよ(笑)
東京がいいな。
俺は電車で行くことになる。都内まで電車で三十分…
しかしオフ会でなにやるんだ?
ワッペン乞食たおすのか?
454 :
吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 03:31:02
じゃあ俺空気銃もってくわw
じゃあ俺はトイレ覗く少年の役かな
より快適な箱を目指してみんなで改良したりするんじゃないの?
これからの季節は蛙張り
箱男初心者のおれたちにはこれからは相当暑いぞ
このスレ的には数年前に群像新人文学賞を獲った
「さよならアメリカ」ってどういう評価なの?
なんか安部公房と関係あるのか?
紙袋をかぶるようになった若者の話で安部公房のオマージュ作品って
言われている。
>>460 amazonnで概要は掴めた
とりあえず君の感想が聞きたいです
単純にこの程度の実力で安部公房をオマージュするなと思った。
安易に設定を借りているに過ぎない。
やっぱりうまくいかなかったんだな
よりによってとっつきづらさに定評のある箱男のオマージュ・・・
新人がオマージュできるわけないだろw
安部公房的な位置ってのは、かなり魅力的だと思うけど、
小説という媒体でこの位置に到達するのは不可能だろうなぁ。
ゲームやアニメ、コミックなんかで、それらしく匂わせるのがやっとだろうね。
箱かぶるとかwwww
公房が現代でゲームとか作ったら間違いなく神と呼ばれてる
どうだろう? インタラクティビティ。
ちなみに俺は嫌いだ。古い人間ですからw
>>465 自分の名前を探すゲームとか死体を隠すゲームとかか?
病院用ベッドでレーシングとか?
狸を殺すFPSというのはどうだろう?
虫の育成と時計が一体化したユープケっち
氷期時代に、魚になってシューティング
重たいカバンを持って出口を見つける迷路
ユープケっちワロスww
耳たぶ切り落としゲームとか。
エロゲなら地獄巡りか病院探索か…
騎兵隊狙撃ゲームとかもできそうだな
水中都市アドベンチャー
ラスボスはお父さん
ひたすらつまらない映画を見せられ続けるゲーム
477 :
吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 21:50:27
Simple1500シリーズにありそうなのばっかだね
>>477 Simple1500シリーズ THE 耳たぶ切り落とし
Simple1500シリーズ THE 病院ベッドレーシング
ありそうか?
箱男オフはどうなったのでしょう
ひたすら注射器で採血をするゲーム、The ドラキュラ
東京だろうね
いっそのこと新宿駅西口に集合とかでいいんじゃねえか?
オフ板に立てるべきか?
新潮文庫の背表紙って、全部銀色にはならないの・・・?
なんであんな中途半端に色を変えたんでしょう・・・?
安部が手違いから西洋の哲学者?と通訳なし会ったけど、英語が話せないから
お互い好きな作品を挙げただけでよくわからないまま終わったっていう
エピソードを読んだ記憶があるんですが
何巻かわかる方居ますでしょうか?
↑COMPLETEWORKの話です
488 :
吾輩は名無しである:2008/06/02(月) 21:52:34
その哲学者ってガタリだよね。
かなり後ろの方の巻で読んだ記憶があるな。
ああ、そうでしたか。ありがとうございます。
ガタリかドゥルーズのどちらかと思ってました。
後半のほうの巻で、栞?のようなものに
書かれてあったと思うのですが、何分図書館の本にはそれが入ってなくて。
安部ってどの世代に支持されてるんだろう
俺は二十歳なんだけど
みんなは何歳?
491 :
吾輩は名無しである:2008/06/02(月) 23:24:53
89歳
17の時にはまった
20で安部公房はアレだろw
んで実際みんな何歳なのさ
初めて出会ったのは17歳の春でした。(マジでw
箱男単行本化をリアルで知っている。
今何歳かってことなんだけど
498 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 00:59:26
今は33歳
初めて読んだのは15歳。
高1の教科書にでてた「へびについてU」。
今31歳。大学時代、バイト代で全集を集めた。
かれこれ15年読み続けてるけど、飽きない。
ますます好きになってる。
どんな31よ
サラリーマン?
>>490 俺も同い年だ
14の時に壁を読んでから今に至る
このスレ二十歳が3人いるのか?
俺以外は全員自演だろ?
つまり二人しかいない
まぁ二人いるだけでもいいわ
同じ年代で安部ファンがいないからな
俺を入れて3人だな
そもそも小説読んでる人が少なくなってるしな
ラノベは結構いるらしいが
>>507 これいいな
こんな感じで安部公房作品映像化して欲しいわ
↑ここまで全部俺の自演↑
513 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 20:14:11
ノシ 23♂
他に好きな作家は谷崎 (全集読破中)
24♂です。
出会ったのは20歳の頃、多分「箱男」か「砂の女」。
いやはや(笑)滑稽ですねぇ(笑)
ここはあなた方の自己紹介の場ではありませんよ(笑)
こう言うのを初心者の集い、というので消化ねぇ(笑)
短編のユープケッチャの、交互にストーリーが進行するのがすき
>>515 そうなるとディープな公房ファンの私生活をますます知りたくなるよね
オナニしてまつた
みんな20代だね。31の自分が最高齢?みんな学生?
職場で読んでる本について語るとかないし、ここは
自分にとって貴重な場所だ。
テレビないから、夜は本読むかPCやるか。
もう結婚する気はないから、ずっと一人でこんなふうに
過ごして、いつかカンガルーノートの主人公みたいに死にたい。
チラ裏すまん。
522 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 23:57:13
初めて読んだ安部公房くらい覚えておけ
わしは笑う月を最初に読んだ
次に箱男
んで砂の女
んで壁
あとはおぼえとらん
524 :
496:2008/06/04(水) 00:21:51
48歳です。
た、狸さんは、いくつなんですか!
・・・全員男だねw
31歳もう一人います
俺も31
壁、砂、箱、他人、飢餓、ときて今短編集読んでる。
20歳に一人追加
壁を14で読んで投げ出して、同じ作家と知らずに砂の女を15の時に、
あとは順番わからないけど押さえどころはとりあえず
16です
中一の時、鈴木茂の砂の女を聞いてて、
それの元ネタだと思って砂の女を買ったのが始まり。
おれ28最初は二十歳くらいの頃「砂の女」
箱、密会とかいろいろ読んで「壁」はやはり一度途中で投げ出したな
住民けっこういっぱいいるんだな
自己紹介板に雑談スレでも立てる?
532 :
hirokd267:2008/06/04(水) 19:31:01
>>486 全集28巻、89/12 安部公房氏と語る〈座談会〉(ジュリー・ブロック、大谷暢順)で
公房自身が述べています。
また同巻・贋月報でガタリを紹介したコリーヌ・ブレがその話を書いている。
533 :
486:2008/06/04(水) 19:49:14
>>532 詳しい情報ありがとうございます
もう一回図書館でかりてみます。
このスレはromってる奴が多いんだな
535 :
吾輩は名無しである:2008/06/06(金) 00:56:30
人間そっくりって名作?
読む人によっては「イラッ」とするかも・・・
537 :
吾輩は名無しである:2008/06/06(金) 08:30:41
他人の死とか闖入者とか追い込まれてイライラしつつ読む感じだ。
女で書き込んでるのは私だけかな?31歳。
初めて読んだのは『壁』。大江健三郎経由で読み出した。
今では大江作品よりも、安部公房読んでるほうが多い。
539 :
鏝井:2008/06/07(土) 02:33:19
安部には冷徹な達観が内在しているよね
でも神のまねごとにはなってないんだなあ
地を這う虫と天空を舞う鳥の視点を人間くさいドラマにできるところ
ここが安部の特長だと思うよ
人間を生理的に分解しているのに情をちゃんと描いているところがすごいよ
■質疑応答:再演版『春琴』の出演者と岡田利規『友達』について
再演版『春琴』の出演者は初演のメンバーに声をかけているところで、一部入れ替わりが出るかもしれないがまだ未定。また岡田利規の『友達』については、劇場の方から候補としてこの作品を提示して了解してもらった、という。
542 :
( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/06/07(土) 15:21:23
543 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 18:27:48
安部公房の作品は起こっていることは残酷で悲惨なのに、文章のタッチが暗くなく登場人物の感情よりその現象だけが浮かび上がってくる感じがする。論理的というか。やっぱり理系だからだろうか。
544 :
吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 21:12:09
カフカやドジソンに影響受けてんだからそりゃそうだろうな
「レパートリーの創造」を劇場の使命大きな柱の一つとしている世田谷パブリックシアターでは、次代に受け継いでゆくべき作品を創出し、その作品をレパートリーとして育ててゆくことを目指しています。
また、「次代を担う新しい演出家の発見と育成」、「現代日本語で書かれた戯曲の現在的な検証」
という視点から、まさにこれからの演劇界を担う存在といえる岡田利規を演出に迎えて、安部公房の代表的な戯曲『友達』を上演します。
岡田利規は、劇団「チェルフィッチュ」を主宰、2005年に岸田國士戯曲賞受賞するなど演劇界で活躍するだけでなく、本年4月には大江健三郎賞を受賞し、その才能が高く評価されている劇作家・演出家です。
自らの戯曲を演出するスタイルをとる岡田が、この『友達』にどのような視点を持って臨むのか、注目のプロダクションです。
[作] 安部公房
[演出] 岡田利規
[出演] 小林十市/麿赤兒/若松武史/木野花/今井朋彦/剱持たまき/加藤啓/ともさと衣/柄本時生/塩田倫/ほか
おやおや(笑)ところで
>>133さんはどうされて居るので消化ねぇ(笑)
私も些か言い過ぎましたよ(笑)和解しましょう(笑)
女性が大好きなんですね
>>543 ジョン・アービングも悲惨だけど明るいタッチだお
安部文学賞はまだできないのかね?
550 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 17:28:09
安部公房の名前を冠する賞を設立するなら、文学作品に限らない方がいいと思う。
しかし審査員を選ぶのがなぁ……大江とか島田とか出て来られても。
村上春樹が第一回受賞しそうで怖いな
>>551 もう村上春樹は賞もらうとかないんじゃないか?
>>552 去年坪内逍遥賞を未映子ともらっていたよ。
村上本人は授賞式に出なかったけど。
ま、栄誉賞って感じで文学賞ではないけどさ。
その内文化勲章系のものをもらうかもしれない
安部公房が絶賛してた、ブニュエルの「忘れられた人々」を見た。
社会から忘れ去られて、底辺でせこい悪事を働きながら生きてる
主人公が、なんかつつましく、いじらしく思えてしまった。
秋葉の事件の後だけに。
何で見た?
鯨読んだ時から興味あったが
>>556 ツタヤでDVD借りて見た。『砂漠の思想』でとりあげられてる
カイヤットの「眼には眼を」はビデオしかない。どちらの映画も
見ておいてよかったと思った。ワイダの「地下水道」だけまだ
見られてない。
DVDあるのか
ありがとー、近くに大き目のツタヤ二つ三つあるから探してみるわ
横槍すいません
平成14年の28刷の『飢餓同盟』ってまだ水色カバーでしょうか?
銀色カバーっていつごろからでてるのかな・・・
銀色カバーは一昨年ぐらいからじゃなかった?箱男でさ。
562 :
吾輩は名無しである:2008/06/15(日) 19:39:04
安部公房っぽい文章を書く作家って誰かいる?
私は如何です(笑)
いやはや〜(笑)
ぜひ読んでみたいですね〜
>>563 最初の2〜3行だけでも載せてほしいな
たたくやつ多そうだけど読みたいな
山尾悠子はSF雑誌でデビューだっけ
安部も気に入ってたみたい。
569 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 11:28:50
諸星大二郎
カフカ
571 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 17:50:46
フリオコルタサル
572 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 18:36:26
安部公房に似てる作家と言えばやっぱり
マノン・レスコー書いた人
573 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 20:48:06
ダメだガマンできねー!
それはアベ・プレヴォーだろ!!!
作風は違うと思うけど、ル・クレジオも好きだな。
”物質的恍惚”読んでたら頭パンクしそうになったけど。
575 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 21:54:07
ジャン・エシュノーズは似てる。
一行目しか読んでないけど、
「全てを天狗の仕業にして片付けている老人が確かに存在した。」
「老人は確かに存在した。」
にすると何か違った効果が感じられる。
・・・なんてな
こんなうんこみたいな文章しか書けないのによく偉そうにしていられるものだ。
>>576 え?お前この程度だったの?
物書きの平均レベルにも達してないよ。
文句を言いたい奴は、添削してやれよw
困惑とか青白いとかの反復が気になった
あと、「股間の間」とかも。そういう表現もあるのかもしれんが。
股の間=股間だろw
ていうかここってそいういうスレだっけ?
どもども、賛否両論のようですねぇ(笑)
小説の内容以前の問題だがな(失笑)
585 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 04:16:17
賛は何処にあるんだ(笑)
586 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 05:27:07
素で引いた
こいつ一つの本を最後まで読んだことあるのかな
587 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 05:28:57
獲らぬ狸ってやっぱ池沼だったんだ
ごめ。勝手に添削してUPした。
主題が何なのかがよく分からなかったけど、雰囲気小説的な感じなのかな?
ただのおかしな老人の話だけだと弱い感じがする。
せっかく少女を出すのなら、なにかあっても良かった気がする。
「義務として報告」という言葉から、何か報告書的な・・・なんて言うかよく分からないけど、なんか弱い感じがした。
あと老人の供述の所は、時間軸が入り乱れた感じにしたり、改行を無くしてみたり
もう少しドロドロした感じにすると雰囲気がでるかも?
って、小説書いたことないんだけどねw
狸の作文はあまりにもひどいな。
こんなもんコメントするのさえバカバカしくなる。
とらぬ狸の小説って稚拙な文章で書かれた本質のない雰囲気小説なのですね、わかります。
592 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 12:52:27
っていうかVIPでやれ!
594 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 14:21:19
■ おすすめ2ちゃんねる 開発中。。。 by FOX ★
このスレを見ている人はこんなスレも見ています。(ver 0.20)
【どうでもいいぜ】浅井健一の詩Z【そんな事柄】 [詩・ポエム]
これは引くな…
捕らぬ狸がこんなの見ているなんて...
おやおや(笑)別人でしょう(笑)
596 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 14:27:10
尻作持ってvipでやれ!
公房さんとテーマ、文体、雰囲気の似た作家はどんな方がいますか?
国内、国外どちらでも。いま思いつくのはカフカくらいです。マルケスも?
作品だけ、たとえば「砂の女」の不条理性が似ているという小説でもけっこうです。
何でサルトルが出てこないんだ
600 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 18:57:19
>>593 これは酷い
よりによって老人のパクリか
601 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 19:47:01
安部の作品のオマージュやってみた、ってんならわかるけどよ
安部となーんも関係ねえじゃん、天狗がどうとか…
狸は何がしたいんだよ…
602 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 19:52:15
天狗…ワリイ…マジでツボwwwwwwwww
604 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 20:42:36
もういい。わかったからやめてくれ。
ここは安部公房スレなんだよう。
605 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 20:47:32
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
/⌒ヽ / '''''' '''''' ヽ
| / | (●), 、(●) |
| | | ,,ノ(、_, )ヽ、,, |
| | | `-=ニ=- ' |
| | ! `ニニ´ .! 天狗じゃ、天狗の仕業じゃ!
| / \ _______ /
| | ////W\ヽヽヽヽ\
| | ////WWWヽヽヽヽヽヽヽ
| | ////WWWWヽヽヽヽヽヽヽ
E⊂////WWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
E//// ヽヽヽヽヽヽヽ
| | //WWWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
606 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 20:54:07
いいから消えろ!カス文字!
607 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 20:56:45
それはいいとして
誰か似てる作家を教えてくれ
いや 似てなくてもいいからお勧めの作家教えて
608 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 21:03:31
・泉鏡花
・石川淳
・夢野久作
あたりじゃね?
609 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 21:40:38
倉橋由美子!
稲垣足穂
江戸川乱歩
611 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 00:17:20
別巻発売まだー?
もう出ないの?
612 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 00:35:16
613 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 00:58:49
もう出ないのですかね?
別巻の中身ってどんなものになるはずなのか、知ってる人います?
614 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 06:07:57
短パンまん
615 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 06:09:18
シャミッソー
597です。作家名を教えてくださった方がた、ありがとうございました。
狸以外の住人の団結力がUPしているのか・・・
ガルシアマルケス
619 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 11:22:03
620 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 11:24:03
・・・
621 :
吾輩は名無しである:2008/06/23(月) 22:51:05
ついに安部もラルクに並んだか。感慨無量だ。
民度が落ちましたねぇ(笑)
624 :
吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 00:28:51
嬉しい…!
その友人から、いつ頃になりそうだとか、聞いてませんか?
内容についてはまだ部外秘なの?
嘘を嘘と、ですからねぇ(笑)
>>624 補遺がかなりあるらしいよ。
参考文献目録は校正段階
29巻に入るはずだった”角田理論追試の為の研究会設立試案”どうなってんだよ〜
628 :
吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 18:15:00
相違やあったな〜角田理論がどうとか
公房の短編では皆何が好きですか?
「カーブの向こう・ユープケッチャ」に入ってるやつ
絶版なのがもったいなく感じる。
今読んでるけど、後味苦めなところが面白い
耳の値段
633 :
吾輩は名無しである:2008/06/28(土) 14:04:23
あげ
ぼくの値段
無関係な死
636 :
吾輩は名無しである:2008/06/29(日) 03:38:24
自己紹介板ではないと言っておきながら創作文芸版と勘違いしている
馬鹿がいるようで。
>>629 賭 犬が二番目ぐらい
闖入者みたいなむかむかする小説ってカフカも書くよな
もうちょっとなんとかできただろって感じ
カフカが優柔不断なのは有名だけど安部公房はどうだったんだろうね。
でも結婚とか早いからなぁ。
それか、両方冷静すぎてだめなのかも知れないな
俺だったら婚約者取られそうなとこで暴れる
公房は全集の書簡読むとけっこう現代のメンヘラーに近い性格
具体的に?
短編だと『鉛の卵』と『人魚伝』が好きかな。
ここがあなたのスレだとしても、ぼくのスレでない証拠にはなりませんよね
箱男が集英社から出てたら小畑健に表紙描いてもらえたのに
小畑健の絵は好きだが、公房にあってるとは思わないなぁ。
むしろ、つげ義春とかガロ系があいそうな気がする。
奥さんのことを忘れるんじゃないよ。
安部公房の科学知識って、けっこう本当のこと言ってても、嘘っぽく聞こえませんか。
胆汁質はどうのこうの……トポロジー、そっくり理論……1/8mmの砂の流動性……説得力を持たせるためとはいえ、説明過剰すぎる。
いや、そのうさんくささも好きだけど。
>けっこう本当のこと言ってても、嘘っぽく聞こえませんか。
逆に嘘を言っていても本当っぽく聞かせるのもうまいと思う。
第四間氷期の未来予測なんか俺が科学に弱いのもあるけど
読んでいていつのまにか煙に巻かれてしまった。
SF作家としての質も並みじゃない。
645 :
吾輩は名無しである:2008/06/30(月) 23:50:53
砂に関する説明は僕も好きじゃないな…
なんか安部公房に似合わず直接的すぎる。彼は経験主義でなかったが
砂に関しては経験的なところがあったからだろうか。
犬に出てくる馬鹿な女が好きな奴いる?安部公房の女の中で結構好きなんだが。
安部公房の描く特徴的でかつ凡庸な女達。誰が好き?
「飛ぶ男」の隣人。
「方舟さくら丸」の女。
「密会」の娘さん。
「燃えつきた地図」の依頼人。
「人間そっくり」の奥さん。
「砂の女」の女。
「箱男」の看護婦。
・・・
なんだかんだで、一作品に1人以上は出てるのかね。
不思議と女同士のからみが記憶にないね・・・。
戯曲だと女同士の会話とかあるな。棒になった男の第一景「鞄」とか…
笑う月の「鞄」は何を表してるの?
国家?
649 :
吾輩は名無しである:2008/07/01(火) 21:34:04
飛ぶ男の女は怖くてしょうがない。リアルで居そうだもんww
サクラは結構いいよね
それはそうと、ほうき隊って結構2chねらーと共通点多い気がするねw
安部公房に出てくる女の共通点は垂れ目ってところか?ww
奥さんの写真見たことないけど垂れ目なんだろうか。
650 :
吾輩は名無しである:2008/07/01(火) 22:36:33
奥さんは目パッチリの美人さん。
垂れ目よりも、何かが垂れるイメージ自体に媚態がある気がしますな。
ねりはどうです、ねりは(笑)
652 :
金神弁天:2008/07/01(火) 23:05:18
男色小説です。
彼の作品のほとんどを古本で買った。
本屋で買ったのは「笑う月」他少しだけ。
「ん、笑う月って最近の本なのか。」って思っていたら、
昭和50年発行・・・生まれる前かよ!w
そんなボク。
ハンコ押すタイプの図書館で借りると感激もひとしお
某理系大学の付属図書館では、発行年度付近にしか借りた人がいないので、その感激がさらに高まります。
ラインナップが、「けもの」「砂女」「箱男」って所にも泣ける。
656 :
吾輩は名無しである:2008/07/03(木) 23:39:31
なんか変なのが湧いたね。読書遍歴なんてどーでもいい
最近まで生きてくれてたらグーグルアース使えたのにね安部公房。
喜ぶ姿が目に浮か…ばないなww
安部公房が素直に笑ってるところが想像できないww
動いてる安部公房が見てみたい
658 :
吾輩は名無しである:2008/07/04(金) 11:11:03
>動いてる安部公房
ニコニコかようつべにあるよ
山の上から村に向かって鏡で信号を送る
場面がでてくるのってなんて作品だっけ?
砂の女?
なんかの短編だったような気もする
「鏡と呼子」ですな。
天パ具合が???
667 :
吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 19:04:13
二人の浮浪者の話。自殺したがっている浮浪者の訴えを聞いて、仲間の浮浪者が
すっかり同情してし まう。どこかで手に入れた残り物のウイスキーで酒盛りを
する。二人で適当な死に場所を探して歩く。 やっと某所でいい枝振りの松を
みつける。自殺志願の浮浪者が首をくくるのを、仲間が親切に手伝って
やる。自殺者が発見されたとき、その仲間は近くの石に腰をおろして泣いて
いた。警官の尋問に対し て、男はただ「待っていた」とだけ答えた。
「何を待っていたのか」と聞かれても、それに答えること はできなかった
意味がわからん
自分が死ぬ番になって、手伝ってくれる仲間がいないことに気がつく
ので、「待っていた」となる。
と解釈していたけど、違う感じ?
生きることは待ち続けることなのである
>>667 実話だろ、これ。
意味がわかる、わからん、という問題じゃないのでは。
671 :
吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 21:21:45
もっと抽象的な意味があるような気がする
意味を考えることがナンセンスっちゃあナンセンス
メモしといてこっから肉づけするつもりだったんだろう
>>659でもそういってるしな
テーマは特に決めてなかったのかもしれん
「警官を」待っていたんではなくて?
>>674 > 「何を待っていたのか」と聞かれても、それに答えること はできなかった
「何を待っていたか」は重要ではないのかもしれないね
676 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 00:37:34
あげ
自殺を手伝ってあげたほうの浮浪者は「死」がどういうものかよく
わからなかったから仲間の自殺を手伝ってしまった。
ところがいざ仲間が亡くなってしまうと、もう言葉も返ってこないし
反応もない。彼は呆然とした。初めて「死」がどういうものか知り、
彼はかけがいのない仲間を失ったのだと思い知らされた。でもどうし
ようもない。しかし、彼は今の絶望が受け入れられない。そこで
「待っていた」
もしかしたら、仲間がまた動き出し、なんともなかったように自分に
話しかけてくれるんじゃないかと思って「待っていた」
でも仲間が自殺するのを協力したのは自分だ。絶望と混乱と悲しみで
心がぐしゃぐしゃになって「待っていた」としか言えなかった。
>>667がどういう順序で箱男になったのかおれもさっぱり分からん
ナバコフは猿からロリータを作り出したようですし、作家が何から何を作り出すか、などと言う事は案外分からないものなのですよ(笑)
まぁこう言うメモは破棄するのが宜しいのでしょうが、安部公房はそれを公開している訳ですよ(笑)些かどうか、と言う気も致しますが読者としては宜しいのでは(笑)
680 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 16:39:15
トポロジーは荘子のパクリ
681 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 01:46:01
安部公房はメモとか経過途中の作品とか発表したり変わってるよね
カーブの向こう・ユープケッチャって何で絶版になっちゃったんだろう
比較すると結構面白いんだが。
けものたちは荒野を目指すみたいな初期小説集とかあるんだろうか
まだ夢に頼らなかったころの小説を見てみたい。
ラスト感動しちゃったな…ぼく。
公房喋りって面白いよね。
榎本武揚をお薦めしておきましょう(笑)案外にして此れは多声的な小説ですよ(笑)
683 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 01:54:50
榎本武揚読み直してみようかな。でもあのラストは異邦人のラストなみに読み返したくなる
場面だね。シュールってイメージが公房についてて評価されないのかも知れないけど。
後ねりはどうかって言ってたが安部公房に似すぎててとてもじゃないけど無理だww
684 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 03:24:57
タモリは仲のいい友人と自殺遊びをした、
天井に縄をかけ、首をつり、限界に近くなったら
友人に助けてもらうという信頼ごっこだ。
すげえなあ、タモリ。
685 :
吾輩は名無しである:2008/07/12(土) 10:51:49
助けてもらえるのを待っていたかな
686 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 01:18:29
いかに信頼した親友といえども、助けなければ単なるタモリの自殺として、
バカなケーサツは処理するだろう。
スレをざっと読んだんだけど、『砂の女』の映画あんまり評判良くないんだね
俺は相当良くできてると思ったけど・・・
おれはわりかしすきだな
というかカンヌで現に評価されてるしな
690 :
吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 03:09:57
砂の女の映画は武満だっけ?あの人の音楽がやかましくて嫌い。
こんなこと書くと叩かれそうだが。現代音楽は理解できない。
ホラーじゃないんだからあんな仰々しくやかましい音楽じゃなくてもいいのに。
現代音楽は確かに理解しがたいものが多いけど、映画とは基本的に相性がいいと思う
というか、映画の伴奏であることが数少ない存在意義なんです><
認めてあげて
安部の他の日本人作家に対する批評とか知りたいんだけど、誰か知ってる?
できればどこから引用しただとかも書いて欲しいけど。
バロウズやらケルアックやらサリンジャーやらのアメリカ文学なんか読んだことあんのかな
691に同意だけど
砂の女の映画音楽が現代音楽じゃなかったら何かな。
クラッシック、ジャズ、雅楽、プログレはないか。
カール・マンセルのクラブ・ミュージックが合いそうだな
ユープケッチャのグルグル回るGIF作ってください。
>>694 Clint Mansell じゃなくて?
「Π(パイ)」、「レクイエムフォードリーム」の。
プログレはわりと合うかもね
不健全な映画なので不健全な音楽がいいな
グランジなんかも結構いいのかも
699 :
696:2008/07/16(水) 01:09:12
おっ(゜∇ ゜)♪
じゃあ激しく同意。
ダーレン・アロノフスキー作品は観るべきだよね。
安部氏とは関係ないけど好きになる人多いはず。
マンセルに砂観せて作曲してもらったら音楽だけは鉄板だと思ふ。
700 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 01:10:01
>>692 著名な人を名指しで批判してるのは見たことないなぁ。大江健三郎は変わってしまった
って言ってたことはあるね。三島由紀夫との対談の時に。
三島由紀夫とは仲がいい。
夜の会、世紀の会のメンバーとは当たり前だけど仲良し
石川淳はパトロン的師匠。花田清輝は思想的師匠。埴谷雄高とは関係あった
らしいけどどのような関係かはシラネ。
私小説が嫌い。たしか日本の自然主義文学も嫌いだった。
作家自身が自身の作品を読み直すという行為が理解できない。
だから自分の小説なのに覚えてないこともよくある。
外国文学とかならよくわかるんだ日本文学だとこれぐらいしかわからんです
すいません
>>695 それすごく欲しいww
酷い流れですねぇ(笑)さっさと潰しますかねぇ(笑)
大江は夢で安部に会った話を安部にして馬鹿にされてたな
作家としての想像力を疑うぜ
新潮日本文学の三島の巻の月報で、三島の「F104」を絶賛していたね。
705 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 03:00:45
三島からは「友達」を羨望に堪へぬ作品としている
発想の周辺っていう対談集買うといい。
三島と安部の仲の良さが伺える
706 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 05:17:49
三島、安倍の二人にはノーベル賞とって欲しかったしとるだけの資格が合ったと思う。間違ってもハルキは勘弁してくれ!
三島と安部といえば右翼革命が起きたら、、、って話
三島は純粋に安部の文学というものに高い評価を与えていたけれど、
安部から見た三島は、、、
肉体や政治思想におけるある種の宗教的崇拝、激情的なところはかなり安部は低く見ていたんじゃないかな
偶像崇拝とか大キライでしょ安部は
三島の文学における感傷性と安部の文学における感傷性は全く方向性が違うよね
若い作家については何かコメントしたりしてないの?
>707
ヘミングウェイに対して『最後は儀式のカードで勝負をつけようとする怪しげな手さばきが感じられる』といって低く見積もっていた安部からすれば、同様に、三島も評価の対象にはならないはずなんだ。
ところがなぜか、それを越えて評価している。そこが面白い。
評価してたのはことごとく海外作家だな
日本では幻想SFの若手で公房がなかなかいいっていってた人がいたと思う
>>702 たしか夢の中で鏡かなんかに映っている安部公房の夢をみたと
大江が安部に言ったら
「君、僕のこと愛してるんじゃないの?」とか安部にいわれたというのを
大江はその夢は言語学的な夢だと思うと反論したという。
鏡に映る安部公房・・・「あべこべ」という話。
小学校だか中学校だか忘れたけど、教科書に「赤い繭」が載ってて、
そのインパクトが強烈だった
教科書に載ってる話では一番面白かったな
それが安部公房との初めての出会いでした・・・
NHKに安部公房とそっくりなアナウンサーいるよな
あの人安部の甥っ子の従兄弟の友達だ
他人の顔、見てみたいな・・・
>>692 バロウズと接点あったら面白かったのにねw
安部はワープロ使うようになってから、
自分の文章を切り貼りしてラストが最初にきたりだとかはざらにあるっていってたから、
カットアップの手法なんかにも寛容だったかもしれない
たしか、手書き→ワープロ打ち込み→印刷→推敲・校正→でワープロで入稿だよね?
推敲・校正の段階で切り貼りとかしたのかな?
ばっさり落とした完成前の原稿、みてー・・・けど、作家的には見せちゃだめなものなんだろうね
なんとなく安部は見せてくれそうだけどね
三島だったら絶対に見せないだろうな
ワープロ使う以前もそういうことやってるでしょ
燃えつきた地図で「燃えつきた地図をめぐって」つー対談で編集によれば
最初100枚もらって、次にそれが全部棄てられて冒頭が書き直され、中でかなり切り貼りが入って、
初校が終わった再校で今度は結末が全部変わったって書いてある
中でも佐々木基一がこれを読んでずいぶん削ったなと思った。刈り込んで締まっているって言ってるね
安部によると半分くらいにしたらしい
↑そんな感じだからワープロだとその分手間が省けて楽になったって話らしいね
飛ぶ男長編も遺稿だし あとモグラ日記?
全然関係ないけど最後期の作品をまとめて文庫で出してほしい
さまざまな父 とか面白いんだけどね
さまざまな父なんて初耳だわ
全集にしかないの?
728 :
吾輩は名無しである:2008/07/21(月) 20:08:43
飛ぶ男って図書館でしか見たことないけど、絶版なの?
絶版なんじゃないか?
安部公房に関するトリビア、もしくは都市伝説的なものを教えてくれ
テーマを決めずに書き始める
サトイモとか、ネバネバした物が好き
734 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 12:23:06
じつはすっごいサラサラヘアーをあえてパーマかけてた
736 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 14:52:02
浣腸マニアだった
銀座のクラブでママに3Pしようと持ちかけた
安部公房の小説って二十歳前じゃないと読めないよなあ。
年取ると、あの手の小説は構成が勝ち過ぎて、へたくそな手品見てるみたいで読めないんだよ。
でも、不思議とカフカやブレヒトは読める。
阿部は、やっぱり、世界文学の中では、評価が低くても仕方ないと思うね。
つまるところ、学生向け文学なんだと思う・・・
この前ヨーロッパいったらフランス人のはげたおっさんが「日本人作家だと、安部公房が好き」っつってたわ。感動したまじで
741 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 20:53:03
内容は面白いんだが、文章が面白くないんだよな…
自分が三島好きだからというのもあるだろうが、淡々とし過ぎてるというか…
742 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 21:57:02
>>739 俺も何か感動と同時に誇らしい気分だ。
チェコあたりにもそういう人いるのかな。
一人くらいいるか。
「ヨーロッパでは現在でも相当数の安部ファンがいます」、
なんて報道がされたら突然日本でも流行しちゃうんだろうね。
鉄筋コンクリートのようなあの文体がいいんじゃないか
恐るべき切断力
俺は安部公房の文章好きだぞ
無駄を省きつつも饒舌なかんじで
文章がチャップリンみたいなんだよ。
笑いそうになるけど何か感じる所があるというか…
746 :
吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 22:51:08
そういうとこは明らかに狙ってるだろドストエフスキーに似てる
で、フランス人の作家だと誰が好きなのさ・・・。
>747
その聞きかた、贋箱男みたいだな。
どっちが贋物なんだよ
ポニョってTV見ないんでCMすら見たことないが、水棲人間みたいなもんなの?w
ポニョはアル中なんだな
752 :
吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 03:23:49
高校のとき、赤い繭を読んで自分なりの解釈を先生によく話した。
結局、それがきっかけで大学に進学した。
本当にいい作品に出会えて良かったと思っている。
>>752 きっかけってことは文学部に進学したのか?
754 :
吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 03:32:59
いや社会学部だよ、社会福祉の発達史を専攻したっけ。
赤い繭は学問や歴史のおもしろさを知るきっかけになった。
文学部も行きたかったけど、近くの大学になかったんだ。
上でも似たようなこと書かれてたけど
自分の好きな作家が誰かの人生に
影響与えてると思うとなんでか知らんが嬉しいな。
756 :
吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 08:37:43
句読点のつけかたが機械的だよね。
リズミカルにつけたりはしない。
757 :
吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 14:53:57
安部の後に三島を読むと、やはり三島はどこか幼い印象があるなぁ。
三島さんは中身のない文章をむやみに飾り立ててるからね
安部は中身が無いことを気づかせない・・・ってところか
760 :
吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 23:02:42
三島は安部の文章を絶賛していたけどね。
寺山修司系だもんね
三島の文章は格調高いのに対し、安部のそれは独自でわかりやすい。
難しい漢字も少ししかないので誰でも読めるような気がしてしまうが、
内容は意味がとりにくいようなものが多い。
なぜ安部公房を阿部公房とかく人がいるの?
やらないか
あべぼーぼー
ここはなんだかんだいって毎日コメントされてるな
アベ・コーボー
と読み方変えたのは
アベ・プレヴォー
の影響?
子象が燃える夢を見ました。
バイクに乗った女の子がトラックに轢かれて脳みそが飛び散る夢を見ました。
ハイクに跨った女の子がベストセラー出して…、
ってホイあれは、タンカだったか。
771 :
まるち:2008/08/08(金) 21:34:59
実は私の常駐スレでコテハン二人が日本の純文学の知識、理解などの
優劣で雌雄を決することになりました。
wiki等で簡単に検索されない類のテーマなどはないでしょうか?
皆様の知恵を拝借したい次第でございます。かしこ
PS、自称インテリが食いつきやすい、且つある程度メジャーな
順文豪レヴェルの作家関連が希望ですが(ry
772 :
吾輩は名無しである:2008/08/10(日) 23:23:58
別巻の発売はまだですか?
「別巻まだー」のレスって何年前から書き込まれ続けてるんだろう。
別巻は年内出そうですよ。
豆な
デビッド別巻
ちょっと質問なんですが、この人の短編にネズミの夫婦が出てくるものってありますか?
昔どこかで読んだ気がするんですけど・・・
>>778 「プルートーのわな」なら文庫の「水中都市・デンドロカカリヤ」に入ってるよ。
楽しめそうかい…
…もちろんさ…
「……やけに楽しそうな話をしてるじゃないか。」
782 :
吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 23:45:47
>>782 やっぱ似合わないな。根室波瑠も市原悦子じゃあだめだし、ピッコロも玉緒じゃあなあ。
根室波瑠の弟役が勝新だな。
785 :
吾輩は名無しである:2008/08/22(金) 23:52:42
高校の頃読んだっきりで、ホコリかぶってた
「燃え尽きた地図」、「壁」を改めて読んでみたら、すっかりはまってしまった。
やっぱ面白いわ。
安部の大嫌いなオリンピックも、もう少しで閉幕だね
787 :
吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 03:21:40
藤壷いない?
7月16日が最新レスで、そのときよりこのスレ開いてなかったことに、びっくりした。
勅使河原宏DVDBOX買って「砂の女」長い版見てます
焼酎を飲みたくなる映画だよね
>>790 喉が渇くのは小説のほうでしたね。
>>785 映画燃えつきた地図も見たよ。飯場の暴動シーンが長い割にだめだった。
最後の記憶喪失(モドキ)の興信所員もテーブルにいろいろ所持品並べるんだけど、なんいやってるんだかわからない。
小説じゃないとダメですね。
792 :
吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 22:54:45
依頼人の妻と興信所員ってSEXしたっけ?
あと、ユルバン教授とカルマもSEXしたかどうか思い出せん
誰か教えて
793 :
吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 23:08:46
たぶんどっちもしてないだろ
ユルバンとカルマは鼻水の海いっしょに泳いだだけだろ
794 :
吾輩は名無しである:2008/08/23(土) 23:10:08
>>795 直接の描写はないけど、なんかデキテいる感じだよなあ
>>796 映画では明らかになってますよ。
小説ではベッドに包み込まれる(はまりこむ)ような描写で、ラストシーンの椿での
興信所員への態度、電話での応対は明らかに「した」後の男女ですね。
798 :
我輩は名無しである:2008/08/24(日) 14:16:39
799 :
我輩は名無しである:2008/08/24(日) 14:17:31
800 :
吾輩は名無しである:2008/08/24(日) 22:31:18
グリーン服の男のエロ画像キボンヌ
801 :
吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 18:31:59
水棲人間のエロ画像キボンヌ
802 :
吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 18:48:29
以前借りたAV、野外乱交モノで
女3人と男優3人が川原でキャンプしながら乱交っつーやつなんだけど、
女の子が「そろそろ飯盒炊爨やろー」とか言ったときに男優陣が、
「すいさん?なにそれw 飯ごう炊飯だろーww」って言って、
ご丁寧にテロップも↓みたいに出て
×すいさん?
○炊飯
すげぇ笑いものにされてて、女の子も
「そうだっけ?間違えちゃったーw」みたいに言っていた。で、そこからその子はおバカキャラ扱い。
そのあと、あたりまえだがその女の子も男優にガンガン突かれてアヘアヘ言ってたんだが、
なんだが悲しくなってしまったよ。
きちんとした知識を持っていた女の子が、こんなバカな男優や製作陣に
素っ裸にされてケツにガンガンチンコを出し入れされてるのを見てさ。
>>802 わかる!「すいさん」が分からない人は多いよな。
俺も「予行演習」という言葉を「予行練習」だと思い込んでる人たちの中で苦しんだ。
教師もだぜ?考えられん。
804 :
吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 23:39:57
図書館から借りてきた全集にカバーが無いんだけど、元々無いもんなの?
なんかすべすべして持ちにくいよー
スベスベマンジュウガニですね。分かります。
806 :
吾輩は名無しである:2008/08/26(火) 17:48:35
きみふさの髪の毛触りたい
気持ち良さそう
807 :
吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 02:23:28
三島由紀夫と安部公房のとことん変態なホモセックスを見たい
安部、三島、大江
ずっと小説家だったのは安部だけだな
810 :
吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 02:29:52
大江ってもう老害だろ
さっさと死ぬべき
大江は好きじゃないが、大江が死んだら息子の光氏はどうなるんだろうね?
音楽家として自立しているし、彼を支えてくれる人たちもいるのかな?
って、スレ違いだし、大きなお世話だよな。。
812 :
吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 02:37:17
きみふさの髪に手を突っ込むともう引き抜けなくなる
813 :
吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 14:25:14
今日思い切って箱から出たのですが、
今度は壁に囲まれていることに気付いただけでした。
しかも、どうやら、壁に囲まれた場所は巨大な病院の一室でしかなく…
病院は、砂漠の中に…ポツリと…
814 :
吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 19:39:40
箱男とカルマ氏と砂の女を砂の中に閉じ込めて、共同生活の様子を観察したい
グリーン服が物陰から監視
>>814 道を歩きながら石を蹴っとばしてごらん。何を考えているの? さあ言ってごらん。何処にいるの? 季節は教えてあげてもいい。
春だよ。路端の、石がころげて行った先の、黒くしめった土くれ。みどりいろ。何が……、何が生えてくるのだろう? いや、君の心にだよ。
何か植物みたいなものが、君の心にも生えてきてるのじゃないの?
816 :
吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 23:59:55
817 :
吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 00:16:49
安部公房の、壁って、なんなの、いったい。
昨日か、おととい、アメリカで黒人に選挙権が与えられても、大量の飴玉の数を答えろを
言われたりと、選挙権が与えられなかったとか言ってたけど
そういうことが壁だというなら、単純にそれそのものを書いちゃえばいいことでしょ。
馬鹿が勝手にキレてます。
819 :
吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 01:43:27
きみふさが2ch見たらどう思うだろう
820 :
吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 03:57:14
>>819 2chで荒らしでもやるんじゃないか?w
平和を実現する為には
まず人間のアホさ加減をあぶり出すのが
公房の狙いなんだろうか?
822 :
吾輩は名無しである:2008/08/28(木) 18:55:06
安部の言う平和って、教師の職より砂漠を選択するような人間の平和か。
823 :
吾輩は名無しである:2008/08/30(土) 00:24:16
>>804 図書館はジャケットを剥ぎ取ってから公開するのがふつうみたいだよ
あれ、新品の場合はたしか、納入業者がサービスでやってくれることみたい。
子供のころ図書室がらみの仕事をやらされてたw時に、そう聞いた。
ああ、「あれ」ってのはつまり、剥いてからのコーティングのことな。
826 :
吾輩は名無しである:2008/08/30(土) 11:08:10
人間のアホさ加減なんて、炙らなくてもみんな気付いてる。
安部はアホなりに、絶望できるまではあがいてみるって感じかなー?
>>826 でもアホさを客体化出来るかどうかが問題では?
リアルでバカの相手するのはすごく疲れる、2ちゃんならともかく。
文学はある瞬間のある人間が起こす精神的な現象を描き出さなければならない。
閉塞した社会に必要なのは、物理的ではない根源的な充足感。
脳内にまるで記録映画のような映像を描かせ、
「確かにこのような内的世界があった」と再認識させる。
これが人間を人間として生かすための最適な情報伝達手段。
>>828 うほっ
なんか凄いこと言ってるようで全く中身のない文章ktkr
別巻まだー。もう8年待ってるんだけどー
↑このレスでまた1年延びた。
832 :
吾輩は名無しである:2008/09/03(水) 08:32:11
833 :
吾輩は名無しである:2008/09/03(水) 08:33:36
>>829 安部の文章とは真反対の文章ってことですね
あべちんの場合、一見平易なようにみえて、じつは深かったりするから
難しい話をしてますねー
それはそうと、「笑う月」の月の顔は「きかんしゃトーマス」に出てくる
きかんしゃ達の顔にそっくりだと思えて仕方ないんですが
特にヘンリーに似ている気がする
そろそろ年内に出る予感がするんだけどなあ。
新聞広告でないかな。
安部公房は文章下手なの?
例の弟子の人のサイト、「安部公房全集30巻刊行間近」ってあるんだけど・・・
たぶん二週間くらい前から
間近=20年くらい??
839 :
吾輩は名無しである:2008/09/07(日) 00:13:04
全集読んでたら後半が失われている小説が出てきた
運命の顔が云々
安部公房や開高健を読んでも、「昭和30年代」が分かるだけで「現代」は分からない
突然どうしたの
842 :
吾輩は名無しである:2008/09/07(日) 12:17:29
843 :
罪と罰:2008/09/08(月) 12:12:41
844 :
白雉:2008/09/08(月) 12:13:39
845 :
悪霊:2008/09/08(月) 12:14:39
846 :
カラマーゾフの兄弟:2008/09/08(月) 12:18:42
847 :
吾輩は名無しである:2008/09/08(月) 12:32:08
あの自称弟子いい加減名乗るの止めないかな。
全集出ると聞きかじって、新潮社も公表してない段階でああいうのを書いて欲しくないんだけど。
土壇場で出なくなったら責任を負えないだろう。
849 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 00:46:48
俺の股間の安部公房・・・どう思う?
850 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 01:48:33
>>848 安部公房の弟子じゃなくて、
安部公房を出しにして売名やってるだけだからな
851 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 02:10:49
すごく・・安部公房です・・・
852 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 02:14:20
俺の股間の空気銃も(ry
853 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 02:17:40
だれ、自称弟子って。
大江健三郎、嫌われてたらしいね。
93年まで生きていられたんだっけ。
何年まで執筆可能の状態だったんだろう。
92年まで執筆可能だったようですけど、それまでの政治状況にたいして
概ね、特別なこと語ってない以上、異論はなかったということでしょうか。
ファンレターを出して返事が来たら、ハイ! 弟子のできあがりw
せめて直木賞ぐらい取ってから言えと・・・・・
855 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 14:25:28
直木賞方面なのか?w
856 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 21:08:40
自称弟子は人間そっくりなのか、空飛ぶ男なのか、そこがわかんないのが良いね。
857 :
吾輩は名無しである:2008/09/10(水) 11:57:06
>>853 亡くなった93年の1月にも新潮に短編「さまざまな父」を発表していた。
>それまでの政治状況にたいして
>概ね、特別なこと語ってない
ちゃんと全集読みなはれ。
858 :
吾輩は名無しである:2008/09/10(水) 13:12:21
アメリカ論とかクレオール論とか、文化・政治系の話題についても意欲旺盛だったね。
859 :
吾輩は名無しである:2008/09/10(水) 18:07:49
きみふさのオナニーってどんな感じなんだろ
やっぱ箱の中でシコったりするんだろうか
860 :
吾輩は名無しである:2008/09/11(木) 09:15:57
大衆の反逆
861 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 00:24:06
赤コーナー全学連
862 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 22:43:29
>>828 同意する
生き延びさせるための力を文学にまっ正面から求めることは難しいけどね
863 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 23:01:58
>>862 そりゃ自分に同意するのは当り前だろね^^
864 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 00:48:27
『密会』の盗撮・盗聴という状況はいまいちイメージ喚起不足だな。プロット構成上
の冒険を可能する舞台設定という以上の役割をまっとうできていない気がする。
たとえばカフカの『城』で主人公が城の上司に電話でもってアクセスしたとき、受話器
から遠くで歌うようなざわめきが聞こえてきて、それがありうべからざる仕方でひとつの
声に凝縮してゆくような描写があった……べつに安部がカフカを意識していたとか、
カフカじみたイメージを書くべきだったとか言うつもりは毛頭ないが、盗聴という
ゆがんだ伝達作法をとおしてのみ描きだされる想像力の変容を、おれは(手前勝手ではあるが)期待したのだ。
865 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 00:54:58
『密会』の盗撮・盗聴という状況はいまいちイメージ喚起不足だな。プロット構成上
の冒険を可能する舞台設定という以上の役割をまっとうできていない気がする。
たとえばカフカの『城』で主人公が城の上司に電話でもってアクセスしたとき、受話器
から遠くで歌うようなざわめきが聞こえてきて、それがありうべからざる仕方でひとつの
声に凝縮してゆくような描写があった……べつに安部がカフカを意識していたとか、
カフカじみたイメージを書くべきだったとか言うつもりは毛頭ないが、盗聴という
ゆがんだ伝達作法をとおしてのみ描きだされる想像力の変容を、おれは(手前勝手ではあるが)期待したのだ。
866 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 00:56:10
ちなみに、J・G・バラードは安部についていくつか言及していたが、
管理社会や郊外の狂気といったいささか使い古された感のある主題を、
エリート階級の空恐ろしい意識過剰にくるんで読ませてくれるバラードの
最近の仕事はどこか『密会』のモチーフの発展形を窺わせるんだよね。
移民をカメラ・アイで即座に把捉し、データベースに位置づける欧米大都市の
現在は、安部が病院界隈で構想した盗撮・盗聴システムを軽く追い越したってことか…
連投すまそ
868 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 07:11:46
盗撮なんてしてたっけ?
869 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 12:19:06
溶骨症の少女は盗撮されてたな バラードって大岡文学の影響も濃いんだよなあ
ピンク・フロイドのリチャード・ライトが亡くなったけどさ
フロイドって時期によって全然音楽性違うよね
カンガルー・ノートの主人公は『鬱』の導入部が「悪くない」でエコーズが「大好き」でロジャーの「ファン」だけど
安部は『狂気』『炎』『壁』あたりが好きそう
871 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 13:14:04
872 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 13:14:31
873 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 13:15:09
874 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 13:15:49
871-874のアラシはもしか良スレへの嫉妬か? この板には嫉妬常連自演魔がいるらしい。
>615 名前:吾輩は名無しである :2008/09/19(金) 15:22:09
>612
>ヒトを寄り付けなくする自演豚だな。佐藤あきは
>種々の自援用ハンドルを使って自演しまくるババア豚。先が無い
>
>嫉妬心に狂う妬み豚佐藤あきは
>自作糞自演スレ(多すぎるww)で激しいオナニー自演に励み
>嫉妬スレ立てては叩きオナニーしてうっとり。
>
>普通のスレ進行中に妙なアラシが来たら嫉妬に狂う自演豚佐藤あきに
>まちがいない!
876 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 18:58:09
>>870 『狂気』が好きだって言うのは、どこかで公言していたはず
ぜひとも聴くべきって人に薦めるくらいのお気に入りだったでしょ
877 :
876:2008/09/19(金) 18:59:36
てゆーかさ、俺は安部が『狂気』を薦めていたから、
ピンク・フロイドを聴くようになったわけで
奇遇ですね私もです
879 :
876:2008/09/19(金) 19:02:11
『燃えつきた地図』がメビウスの帯のような構造になっていることと、
『狂気』を重ねて語っていたように覚えているんだけどな
うろ覚えだけどね
880 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 23:09:19
ピストルズでもジミヘンでもボブマーレーでもビートルズでもない審美眼一本槍の安部さんが好きです。
881 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 00:33:59
いや、「審美眼一本槍」だからこそフロイドってのは意外なんだよなあ。
おれもフロイドは好きなんだが、やっぱフロイドって音楽好きの間では
あくまでプログレ演歌ってイメージで(バレット在籍時は別としてだよ)、
個々の演奏技術の下手といい、「ウォール」や「アニマルズ」での過剰に
図式的なアプローチといい、まともに聞いてりゃ笑っちゃう音楽でもあるわけだよ。
もちろんこれはある程度相対的な趣味の問題に還元されうるし、フロイド嫌いが
むしろタチの悪いスノッブ趣味だともいえるわけだが、それにしても安部公房の
作品の周到さとはちょっとズレた印象がある。構造やコンセプトの問題としても、
『狂気』のどこにメビウスの帯があるのかな? たんなる心音の反復しか読み込めんが…
洋楽ヲタってうざいね
俺も判んなかった。基本、ただのポップスだよね。
ユニークではあっても特殊じゃない。いいアルバムだとは思うが。
しかし洋楽チョイスってこと考えると、村上春樹の「ビーチ・ボーイズ」は最強やもんね。あれ天才っつか、キチガイの音楽だから。
だからこそ春樹には似合わないよw
この板にいるような奴ってやっぱ権威主義ね
うん。ペットサウンズさいこー
春樹は読んだことがないからしらんけど。
887 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 09:27:01
安部がピンクフロイドを語ったインタビュー、あったよね?
歌詞の意味内容より、楽器として声を使ってるところが良いって言ってたような。
新しいクラシックを創ろうとしてる、なんてベタ誉めだった。
当時の日本のニューミュージックはたしか貶してた。
安部が生きててネットに触れてたら…みたいなカキコたまに見るけど、
生きてたらどんな音楽聴いただろう、ってのも気になるなあ。
ポストロック、音響派とか、アブストラクトなブレイクビーツとか聴くんだろうか。
888 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 13:46:30
読み込めない とか 分からない とか
>>881,883
分からないことが分かるなんて簡単に言ってしまえるような偉人が
多過ぎだよな、この板には。
どんだけ天才なんだよ(ワラ
>>888 あなたの文意が分からないな。
性根が下品そうなのはわかったよ。
890 :
↑:2008/09/20(土) 13:59:47
大天才キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!!
891 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 14:01:27
>>889 まじお上品でかっこいいすね
知性を感じます
892 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 14:03:11
>>889 おいクソ虫!
なんとか言えや^^
うんこ野郎めm9(^Д^)
単に、安部にはあんま、音楽へのスキルが認められないって話を
していただけでしょう。天才云々は関係ない。自分の基準と比べて
どうかってだけ。文学ほどには安部、音楽は判ってなかったんじゃん?て。
894 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 20:00:53
なんでも知っている人と
なんにも知らない人と
なんにも知らないのに知っているフリをしている人と
なんでも知っているのに知らないフリをしている人
の中では誰が一番偉人ですか?
895 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 20:03:16
放置の方向でいきますか。俺がフロイドに安部っぽさを感じるのは、
原子心母の締めのサイケデリックな朝食。
マーマレード ザ マーマレード……マーマレード……
まるで燃え尽きた地図の文体のようじゃないか
896 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 20:09:37
安部がピンクフロイド愛好者だって知らなきゃ思いつきもしなかっただろそれ
897 :
吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 19:23:08
安部みたいに先頭を走りっぱなしに見える人間が
実はタイムの歌詞あたりに共感してたりすると思うと泣ける。
自分が情けなくなる。
でもね。
ミュージック・コンクレート云々とか、
シンセ中心の興味だったりしたら、ちょっと嫌w
でもなー、カメラ小僧だしシンセも持ってたし、車とかwww
男の子? しらんけども。
899 :
吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 21:17:57
小説家の子供っぽい部分って素晴らしいって話?
やっぱ部屋に白骨標本wはすげぇ。
玩具箱みたいな安部の部屋はいいなあ。
三島も超音速の戦闘機乗ってみたり、洋館建てたり、無駄遣いをエンジョイしてたね。
いやいやだから、女の決闘の話。いつものことだが。
901 :
吾輩は名無しである:2008/09/22(月) 22:20:23
誰か安部公房図鑑だかなんだか、
安部公房が小説で使ったワードを解説してる本持ってる人いる?
正しい名前と印象教えて欲しいんだけど
「安部公房レトリック事典」かな?
もしそれならば、「小説で使ったワードを解説して」るんじゃなくて、
ワードごとに小説の中の使用箇所が抜粋されている。
目つき
すでに思い出になったものを、たしかめるような目つき 砂の女
これが辞書形式で延々と続く感じ。
安部作品を並べて斜め読みするようで軽くトリップしそうな感じ。
この本のことじゃなかったらごめん。
904 :
吾輩は名無しである:2008/09/23(火) 22:35:32
ところで読売の辻井の連載。
別巻マダー?
↑このレスでまた3年延びた。
「別巻まだ?」と書き込まれてから三年後に出る事になっております。
よろしくお願いします。
今年中に出る
豆な
>>910 >内容は、四国について書くつもり
こんなこと言ってたっけ。
>>910 >調査の詳細は、全集に収載される。
別巻マダー?
913 :
吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 08:01:39
これはまだ別巻出るまで時間かかるてことか?
しかしなんで今更調査してるのか。何年放置してたんだかW
914 :
吾輩は名無しである:2008/10/06(月) 23:21:52
>>901 安部公房 文学語彙辞典
古書店で探そう!
これの進化版が安部公房レトリック事典なのかな?
同じような内容で二冊も出すとは谷真介ほんとに意地汚いというかなんというか
弟子自認してるだけあって安部公房利権を存分に活用してんなw
ちなみに前者は1976年発行、後者は持ってないからしらね。
多分安部公房の死後じゃないかな。
今じゃ手に入らない作品の語彙とかも入ってるから読んで見る価値はあるね。
915 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 22:26:47
『安部公房文学語彙辞典』は公房の昭和51年頃までの作品から比喩表現などを集めている。
209頁、425項目語、約660表現という。
『安部公房レトリック事典』は1994年発行。公房の全著作を対象に、880項目語、約1960表現、
詳しい年譜、参考文献目録を付け加え、488頁に拡充。これが出たからには『語彙辞典』の意義は
なくなりました。
これらに集められた表現は、公房の才能の尋常でないことを示していると思います。
>>914 弟子なんて言ってない。自分のことを弟子、安部のことを「師」って勝手に言ってるのはあの人だけ。
917 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 15:14:00
だから自認って書いてるじゃんw
誰もほんとに弟子とは思ってないよ。書いてる物からしてつまらんし
919 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 20:02:31
>>918 うん
安部公房は童話というものに対しては結構興味持ってたみたいだけどね。
トルストイの民話なんかよく話に出すね。
920 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 20:34:21
児童文学のエッセンスを馬鹿にしないで吸収してるから『壁』は面白い。
921 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 20:59:31
>>914>>915 おお〜さぁ〜んきゅぅ〜!!!それそれ。
アマゾンで書いたかったんだけど名前が分からなくてね・・・
早速買ってくる。
922 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 21:16:17
と思ったけど高〜い!定価2400円が5000円ってなんだ?
でも欲しい。買うか。
923 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 21:20:12
>>922 まず地元の古書店で探すのが吉だぞ。
新しくて高い本は特に。価値が解りづらい。
専門じゃないと高い本、安い本の区別つかないからね。
俺は1500円で買ったぞ。
手間暇めんどいって言うなら止めませんけども
924 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 22:46:41
俺はBookoffで普通に100円で買ったぞ。
最近、新聞社の筆記試験対策のために新聞を読んでメモしているが、
箱男になった気分だ。日々消えていく情報を知る必要がどこにあるのだろう。
だったらその、日々消えていく情報を吐き出す側となる事にも
意味なんてないんじゃ。
>>919 そうなんだ。谷真介の童話読んだことなかったから今度読んでみる。
サンスク
ノーベル賞とったル・クレジオて文学板に本スレ無いんだよね。
それだけ読者がいないって事か。誰かスレ立ててくれよ。
スレチスマソ
>>911 初耳だね。全集でもそんな話は無かったと思う。
面白そうな話だ。
930 :
吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 12:47:44
>>910 死ぬまでに三つ仕事があるって……
『飛ぶ男』と『アメリカ論』とあとひとつは何だ?
クレオールか角田理論じゃね?
934 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 20:53:15
海外では「燃えつきた地図」が高く評価されてるって聞いたんだけど、本当?
俺はちょっと苦手だったんだけど・・・
発想の周辺―安部公房対談集は中古で買うしかないんでしょうか?
あとエッセイは砂漠の思想しか出てないんでしょうか
937 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 20:25:58
箱男で、<<欄外に書かれた>>会話文とかって、一体どういう解釈すればいいんですか?
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安部公房好きならillusionだよな
俺もそう思っていてたところだ
エッセイ集は「内なる辺境」がある。おすすめ。
まだ文庫版売ってるかな?
「死に急ぐ鯨たち」はもう売り切れか。あれも結構面白い。
砂の女買って読んでるけど、以前に読んだことあった
忘れてただけだった。
けど面白いわ
カンガルーノートと燃えつきた地図ってどっちがおヌヌメ?
945 :
吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 19:24:50
もえつきた地図のほうが読んでて分かり易い、ってかとっつき易いんじゃない?
946 :
吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 20:28:23
もうすぐゼロになる人だな。図式的で文章下手。
枠組みから違うんだが。だからこそ判らないw
何故生前の安部がそこそこ以上に食えてたのか。
949 :
吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 23:15:41
紋切り型のオノマトペ嫌いも、文章の正確さを重視したから。
上手い文章よりも、一度きりの文章が書きたかったから。
もうすぐゼロになるような芸術は、はじめっからゼロだよ。
むしろ出来るもんならゼロにしてもらいてえもんだ。
日本語はオノマトペと副詞が過剰、形容詞が貧弱。
別巻まじでマダー
自称弟子のサイトにまもなく出るってなかったっけ? あ?弟子
954 :
吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 20:58:42
安部公房の作品に一貫するテーマはベケットと同じく「不在証明」である
ただ、公房の言う「匿名性の保証された都市」はモデルとして理想化されすぎてると思う。
理論物理学みたいなもんか?
理念型といいなさい
安部公房についての都市伝説をお聞かせください
実は・・・伊達メガネ
死因は腹上死
安部公房七不思議をお聞かせください
安部のメガネはずれ落ちない!!
太宰治とかでもそうだけど、安部公房の文章って簡潔で読みやすいよね。
内容は知的で高度なのに、文章が平易なのが面白い。無駄に難解な表現や
漢字を使う作家は安部公房を見習うべきだとさえ思う。
>>963 おっと平野啓一の悪口はやめてもらおうか
新参です。昔、砂の女を読んで面白いなぁ、とは思ってたんですけど
最近、箱男を読んで本格的にはまりそうです。
凄いですね、この人の作品。ほんと面白い。
これから安部を重点的に読んでみようと思います。
箱男では結局、「ぼく」も「偽医者」も「軍医」も箱の内側の落書きに過ぎず、誰も本物の箱男ではなく、
この三人の語り(ノート)を箱の内側に書き記していた者こそが、いわゆる本物の箱男の様ですけど、
最後には「救急車のサイレンが聞こえてきた」で締められてしまうあたりが
もう救いようがな過ぎて最高というかなんというか。
ところで、「彼女」は実在していたのでしょうかね?
現実に「彼女」に相当する誰かが実在していて、その人との関わりの結果、あの様なラストに至ってしまったのか、
それとも「彼女」自体も完全に想像の産物でしかなく、その上であのようなラストに至ったのか、
それでかなり解釈が変わってくるのですけど。個人的には実在していて欲しい。
ノートの記述者が何度も入れかわって混迷するあたりで
これは読者の一般的な読み方に対して問題提起をしている話なのかな、とも思ったのですが、
「彼女」の存在によって他の意味もある様に思えてしまって。
長文をすみません。
あまりに面白くてちょっと興奮してしまって。
>>966 そのサイトの解釈って、鋭いと思わされる部分もありつつ
ちょっと思い込みが強いっつーか強引なような感じも
ttp://orz.matrix.jp/ ↑2ちゃんねるのオカルト板のとあるスレのまとめサイトだけど、『箱男』が好きな人には面白いかも
心霊スポットの写真がうpされる→別の人が現地に突入して実況したり写真をうpする→そして別の人も現地へ(以下ネタバレ自粛)
途中まではオカルト好きの他愛もないお祭りなんだけど、だんだん「生きている人間」が恐くなる
安部公房が今も生きていたら、こういう小説を書いていたんじゃないだろうか?
969 :
吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 12:34:13
カフカのパクリでしょ
2008年11月11日(火)〜2008年11月24日(月)
「友達」よかったら見に来てください。もし、事前に戯曲を読んでから行こうと思われている場合、〈改訂版〉のほうを読んで下さい。
今回の上演は〈改訂版〉を使ってます(「友達」は二つのヴァージョンが出版されている)。新潮文庫とかに載ってるのは、〈改訂版〉です。ちなみにせりふを書き換えることは、していません。
ちなみに今回の上演、せりふを書き換えたりとか、いわゆるアダプテーション、というようなことは、ほぼまったくしていません。
ほんの一カ所だけ、ちょっとやってるので、「ほぼまったく」という言い方になってます。その一カ所は、戯曲に目を通した人になら、絶対に絶対に分かるような、そういう変更です。
でも、変更はほんとうにそこ一つだけです。
972 :
吾輩は名無しである:2008/11/09(日) 19:46:40
麿さんが「祖父」なの?
できれば「祖母」でやってほしいな。
974 :
吾輩は名無しである:2008/11/11(火) 14:50:14
NHK教育に安部公房が!!!!!!!!!!
975 :
吾輩は名無しである:2008/11/11(火) 14:54:25
「方舟さくら丸」出版した時に、5夜連続でやったインタビューの抜粋だね
見逃した。再放送いつかな。
どっかにあげられてないかな。
むしろ975君の云ってゐるインタビユウが気になる
どこかそこいらで視れないものかな
ようつべのインタビュー消されてたorz
ところで君たちは、貝殻草の話を聞いたことがあるだろうか・・・
干す
983 :
吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 12:31:27
誰か観に行かないのか『友達』。
誰も友達いないから?
そのうち見に行く
当日券買う予定だから空いていればいいが
安部ねりに無許可で台詞変更とかしてないよね?
安部ねりに観に来られたら……
988 :
吾輩は名無しである:2008/11/16(日) 22:45:52
セリフはほとんどそのままだが、あいかわらずクネクネしながら沈黙多し。
2時間20分もかかる『友達』なんて初めて観たよ。
寝てる客も多かった……
岡田氏ならではの面白いアイディアはいくつかあったので、安部ファンは見て損ないと思う。
重要な構成変更は確かに一箇所あるが、なるほどこれはこれでアリかと思った。
989 :
吾輩は名無しである:
安部さん自身は、自分の小説が海外で映画化される話があったとき、
その国の都市に合わせて自由に改変してくれてかまわないって言ってたのにね