1 :
吾輩は名無しである:
4 :
吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 17:50:16
>>1乙
前スレ落ちてたのか。文学板だから油断してた。
この人って生きているうちに印税でがっぽり儲かっていたら
きっと自殺していないよね?
6 :
吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 19:52:14
そういや、太宰は戦後すぐに「斜陽」が大当たりして流行作家になったんだよな。印税がっぽり入ったんじゃないのか?印税入る前に心中しちゃったのかな?
7 :
吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 20:11:06
まぁ、インフレであったわけで、それで戦前の日本の借金は返されたといわれる
時代の中であったわけだけれど
今のお金で、1億6000万近くは入ってたみたいだよ。
以前、その当時町田康が現代の太宰に似ていると言われて、その番組に呼ばれていて
その番組で言われてた。
インフレのなかであったわけで、酒もまともになかったとして
それを全部酒に変えちゃったと、どこまでが本当かしらないけど作品の中でだけれど言っている。
酒の無いなかで、そして物価上昇のなかで、結構な高い酒を買っていたということかな。
8 :
吾輩は名無しである:2008/04/14(月) 23:42:02
太宰を読む場合
かなり人物相関図を頭に入れておかないと
面白さ1倍なんだね
太宰ってイケメンだね
当時の流行りみたいな顔だし
あのなよなよした性格のお陰で女にもモテていただろう
金もたんまり儲けてたしね
リア充の不幸自慢自重
>>6 印税は入ったけど税金もたくさん払うハメになって、「こんなに払えないんで
なんとか勘弁してください」みたいな税務署宛に書いた手紙を太宰治展で見たことがある。
太宰に限りそういう情けない部分も様になるよな
12 :
吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 00:55:34
太宰って存命中に結構印税もらってたんだな。東京に来てからはずっと貧乏生活送ってたのかと思ってたよ。
もしいまの時代を生きていたら自殺しないと思うなー
14 :
吾輩は名無しである:2008/04/20(日) 13:22:28
昨日斜陽日記読んだ
静子ってなんかダメだなぁ…
リアル中二病の頃に太宰読んで、
あまりのヘタレっぷりにイライラして、それ以来大嫌いだったけど、
30歳過ぎて久々に斜陽を読み返してみたら面白かった。
太宰文学をきちんと読んでみようと思った。
あと、入水自殺の真相も知りたい。
子ども産んだ太田静子へのあてつけで、山崎富栄が無理やり心中した気がする。
>>14 彼女のどこがダメなの?瀬戸内寂聴は誉めてたけど。
17 :
吾輩は名無しである:2008/04/22(火) 12:29:05
>>16 自分のことを名前で書いているところ
例えていうなら
「うのはぁ〜」
「くぅはー」
こんな女はわがままに違いないという憶測から
>>17 なるほどね。瀬戸内は太田に何度か会ってるらしく、彼女のことを無邪気で子供みたいな人って誉めてたがw
>19
瀬戸内さんって
自分でも昔は男グセが悪かったって書いてるぐらいだし
夫の教え子と恋に落ち、夫と長女を残し家を出る・・
ってぐらいの人だから無邪気に感じるのかもねぇ・・・。
というか瀬戸内さんも好きじゃないのよ。 スマソ
瀬戸内すごく嫌い。
自分が現代の源氏物語の語り部だと自負してるところも嫌い。
オマエに語られたくねーよ!
とっとと悟りの境地を開いて、俗世界と縁を切れよ!
太宰治のお墓参りオフを予定しているのですが
参加したい人はいらっしゃいますか?
んなもんひとりで行けよ
馬鹿じゃねえのとしか言いようがないなおまえみたいのって
ホントだな
墓参りなんてオフ会でやるようなことじゃないだろう
60年前の人とはいえ、不謹慎過ぎる
>>20 へぇ〜所謂モダンガールだったんだね。道理で女性ファンが多いはずだ。
>>21 随分厳しいな。モダンガールに免疫のない童貞くんかい?w
女性かもよ。
瀬戸内さんって、会ってみるとかわいいんだって……
彼女、太田静子以外にも太宰の女についてけっこう書いてるよね。
>>26 へえー。例えばどの本に書かれているか
タイトルを教えていただけますか?興味があります。
>>27 本は知りません。雑誌の見出しで何回か見かけただけです。
とりあえず、雑誌『太宰治』の第3号を古本で探してみてはいかがですか。
瀬戸内へのインタビューですが、太宰の女性たちについて話しています。
あと、私は読んでいませんが、「三鷹下連雀の太宰治」という小説を書いているようです。
>>28 レスありがとう。探してみますね
瀬戸内さんの「場所」って本に下連雀って章もあるね。
30 :
吾輩は名無しである:2008/05/09(金) 23:41:00
瀬戸内さんって坊主姿とあのお多福顔で
じゃんじゃん金儲けしてそうなところが嫌
と…三鷹の太宰の家はいつごろ取り壊しされたの?
道化の華って最後飛び降りたんかな?
32 :
吾輩は名無しである:2008/05/11(日) 03:00:34
惜別ってのは日中関係が悪化してる今読むと結構ピッタリくるよな
久しぶりに読んでへーと思った
中国人も日本人もこの頃から全然変わってねーんだなと再確認
15だけど、
その後「太宰治武蔵野心中」と「太宰治生涯と文学」読んだら
なんか印象が変わってしまった。
田辺あつみと山崎富江って可愛いね。
正妻さんと斜陽の人はイマイチ。太宰はあんまり本気じゃなかったんだろうな。
34 :
吾輩は名無しである:2008/05/13(火) 23:19:21
>>33 奥さんはあっちこっち浮気されるし
他にお金使っちゃうし仕方がない気がするんだけど
太田さんは自信家だったんじゃないかな
文学や絵画も詳しい自分なら?
太宰と釣り合うし落とせる!ってな具合で
人のものが欲しくなっちゃうっていうか
あつみさんはすげえイイ女だったんだろうなあ
男も30を越えれば、誰にだってああいう女が心の中にいるもんだから
相手を死なせた、とかじゃなくてね
36 :
15:2008/05/14(水) 22:54:20
あ、あと小山初代も可愛かった。
>>34 結婚写真で既にイマイチだったよ。
太宰の好みでは無かった希ガス。
中学のクラスメートに太宰好きの奴がいるんだけど
そいつは自分のこと被害者であり善人だと思ってるようなやつなんだけど
太宰ってどちらかというと不良が読むもんじゃね?悪漢というか
そいつは太宰に繊細なイメージを持ってるようだけど
俺には女ったらしのろくでなしのイメージしかないんだ。葉蔵みたいな
作品世界に流れる罪悪とかさ、罪を犯して神に祈ったことの無い奴には分からないんじゃないか
「ああ、いっそ悪徳者として生きてやろうか」と思ったことの無い奴にはね
何か、繊細な自分かっこいい、常に死と向かい合う自分かっこいい、というナルシズムを感じてならない
ナルシズムを否定的に考えてるようじゃまだまだひよっこですよ
いや、罪を犯していく中にナルシズムを見出してるから太宰という作家は魅力的なんですよ
少なくともあいつが考えてるような綺麗な人間ではないと思われ
太宰は繊細な人だとは思うよ。
実家が大金持ちで裕福で、でも自分ははみ出し者
みたいな疎外感を抱えてたというか。
コンプレックスがあるなら、じめじめ悩んでないで
額に汗して働けよ!いつまでも実家が送金してくれると思うな!この甘ったれが!!と思う。
女を道連れにしないで、ひとりで死ねよ!この臆病者が!とも思う。
人間失格を読んだ時も、「あーもう分かったら、周囲に迷惑かけずにさっさと死ねよ」
としか思えなかった。今読んだら読後感が変わるかも。
あの程度の繊細さなら誰でも持ってると思うけどね。
要するに彼は、本音と建前を使い分ける日本的な儀礼を嫌ったんでしょ。
俺は三島由紀夫と同じ意見なんだけど、太宰は弱者の仮面を被った強者だと思う。
あつみちゃんと太宰って会ったその日に一緒に死のうかって
話になったんだったっけ?その口説きテクが知りたい
あの時代だけど現代の出会い系事件みたいだな
43 :
吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 01:05:09
役所広司が太宰を演じたドラマみたことある人いますか?
だれよりもぴったりだと思っていて
演じてほしいと思っていたら
とっくにやっていました
そうか?
45 :
吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 02:40:16
見かけが多少似ててもねぇ……。
>>43 見た。すごく良かったよ。役所太宰ぴったりでした
48 :
吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 19:57:58
>>47 やっぱり!
うー激しくみたい!!
樋口可南子は何役だったんだろー
最近太宰演じた人って雰囲気だけだそうとして
知的な感じがなかったからさー
あっ河村隆一はきらいじゃなかったけど
>>48 樋口可南子は富栄役だったよ
再放送してほしい!
50 :
吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 18:27:10
読み易いよね
芥川とか漱石に比べたら…
どう転んでもーしんどい
ぞうさんが来た、増産か来た…
極めて不味そうに、食べては、種を吐き、食べては、種を吐き。
キクちゃんが危ない。
55 :
はるか高み:2008/05/30(金) 20:08:43
456 :はるか高み:2008/05/30(金) 20:06:06
あいうえお五十音によって、三島由紀夫とい
う名がはるか昔から三島に定められていたこ
とも知り、三島もまた三島由紀夫の名を知っ
てペンネームにしたことも知ったのだよね、
夏目君w
このはるか高みが三島由紀夫の名を教えよう。
ずっと隠していたが、そろそろいいだろう。
「目」「め」の真の日本語が、「みしまゆきお」
なんだよ。文字発生の時からそうなんだよ。
「む」の真の日本語が「けいいちろう」だとは
前にここで僕が教えたよね。
「まみむめも」の「む」と「め」がこれで読めるだろう。
「けいいちろうみしまゆきお」で十二文字だ。「つ」の
日本語は「都々逸」だから残るは十四文字だ。あとは
馬鹿でも解けるだろう。もう日本語は日の目を見たと同じ
であろうw。
他の誰でもない。このはるか高みが日本語の存在そして以上
の日本語などを初めて世に出したよな、君達。
このスレに来た人は幸運だよ、ホント。
僕の言葉以外にどこに価値があるの?
日本語を知ればホント面白いぜ、君達。
人絹と間違っているらしいのである
57 :
吾輩は名無しである:2008/05/31(土) 04:54:24
人絹というのがどういうのか知らなかったけど
生活というものから浮世離れした男たちが集まって
生活臭ぷんぷんの人絹のことについての話などするわけがないのに
すぐに直感で、生活に強く直接結びつく、人絹というものを思い浮かべるなんって
母親のおろかな勘違いの典型譚のようだけれど
それとリンクして
良いお母さんになるだろいうというのが、かもしだされて
エンディングが泣けてくるんだろうねw
それとも、リンクしてというのは思い過ごしだろうか。
58 :
吾輩は名無しである:2008/05/31(土) 22:21:38
>>33 でも太宰が一番愛していたのは美知子夫人だよ。遺書にも明記されているし、なにより
「斜陽」を読んでごらん。愛人の静子に宛てて、太宰は自分が誰を一番愛しているを
夫人へのラブレターのように書いてある。
静子は斜陽に込められた太宰のメッセージをきちんと読み取っていた。
太宰の娘である治子さんに「太宰が一番好きだったのは奥様だった」と告白されたと、太田治子
さんはエッセイに書いてある。面食いではなかったみたいということかな。
59 :
吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 12:52:39
60年前の今日の今頃グッバイの5稿目あたりを例の部屋で執筆中だった筈
60 :
吾輩は名無しである:2008/06/03(火) 22:42:14
太宰先生が生きてる時代に生れたかった
>>60 太宰ってもうちょっと長生きすればよかったんじゃね?
62 :
吾輩は名無しである:2008/06/04(水) 00:09:51
俺は誕生日が6月19日だから何となく太宰に親近感を感じるんだよな。
6月19日は
>>63の誕生日を祝ってさくらんぼを食べることにするよ。
まずそうに、だよな
もちろん
そうか太宰先生は六月の梅雨で雨や曇った日が多い
ジメジメした季節に生まれたから・・・
ちなみに私も六月生まれです(><)
67 :
吾輩は名無しである:2008/06/09(月) 13:38:28
秋葉原の犯人、太宰と同じ高校だってね。
弘前か…
太宰の時代は旧制中学だよ。
斜陽を借りてきました
これで僕も文学少年の仲間入りですねo(^-^)o
ようこそ。
今読み終わりました(>_<)
『走れメロス』しか知らない、ロクに本を読んだことのない僕には鼻血ものでした
なんといってもこの小説で好きなのは直治。好きなの、凄く好き
小説でも、アニメでも、なんでも破滅型タイプの人間は僕を惹き付けるなぁ…(>_<)
「姉さん。僕は、貴族です」
で締めくくられる直治の遺書。
ロマンチシズムの世界を棄てきれない、どう抗ってもリアリズムには生きられない
直治の悲劇性を帯びた死はとても美しく生の儚さを感じました(*^o^*)
後、
「気取るという事は、上品という事と、ぜんぜん無関係なあさましい虚勢だ」
カッコつけたいのにダサくなっちゃう僕にはこの言葉を刻ましてもらいますo(^-^)o
最後に一つ…こんな事を聞くのは無粋なのかもしれないけれど
やっぱり直治が愛したスガちゃんって上原さんの奥さんの事なんでしょうか?
今日、というか日付的には昨日なんだけど、NHKに篠原ともえが出てた
すんげー美人になっててたまげたわけだが、しゃべるといつものシノラー(笑)
で、思い出したのが「グッド・バイ」のキヌ子。
未完だから映像化されるとは思えないが、もし映像にするならキヌ子役の候補になりうると思う
な〜んか、以前にもそういう質問の書き込みがあったような。
無粋ではないと思いますよ。「ゆとり」なだけでは?
75 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 20:42:25
加藤って、もしかして、現代の太宰治?
なにかしら、共通点があるような。
青森出身だし
76 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 21:13:43
>>75 みんな思ってること。
でも口に出して言っちゃだめだよ。
太宰さんの名声にかかわるからね。
77 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 23:12:59
思っちゃいねーよ!んなもんオマエラだけだろーがよ。あの基地外糞野郎は只の衝動的殺人鬼だっつーの
78 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 23:37:26
>>77 太宰だって、身勝手に女を殺してるじゃないか!!
79 :
吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 23:52:32
洋画家の妻=上原の妻だったんだ…orz
読解力なさすぎ
80 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 00:41:05
加藤には「殺してすみません」といってほしいな。
太宰は加藤のような下手な文章は書きません。
25歳にもなって太宰の本も読んでいなくて差し入れを頼むような奴が太宰の
生まれ変わりなもんですか。
加藤がもう少し太宰でも三島でも良いんですが本を読んでいればこういう短絡的
な犯罪は犯さなかったでしょうね。
82 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 14:38:25
>>81 加藤はもう太宰を読み終わってるんじゃないかな。
加藤は「〜かしら」、「〜もの」って良く使うんだけど、なぜ??
とりあえず明日加藤に、太宰と芥川差し入れに行きます。
83 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 15:36:32
自虐的なとこ。
太宰の影響かしら。
だいたい、加藤ってドMなの? ドSなの?
太宰はMだろうけど。
84 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 16:39:05
人間だもの。
おかしいかしら。
85 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 19:59:04
太宰はSだと思う
加藤も十代の頃太宰を読んだりしたんだろうね
87 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 21:04:33
ただ太宰さんはもっとお道化上手いだろ。
映像(武器店)見ると、加藤は全然お道化できてない。
女の店員さんも絶対怪しい奴って思ってるよ。
ちなみに俺のお道化は完璧です。
みんな僕のこと社交的でまじめでいい人だと思ってます。
演じてるだけですけどね。
僕は社交性があって話の面白い人だと言われているようです。
実際は鬱病です。人と話す時、水を常に飲んでいないといられません。(累計で何リットルも飲んでしまうことも)
お道化は完璧がいいですね、本当の自分を忘れてしまうくらいに・・・
89 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 21:46:04
>>88 よくわかります。あなたも苦労してるようですね。
お道化は疲れますもの。
90 :
吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 22:11:14
差し入れに太宰を要求してるって・・・。
加藤はまさに!
選ばれし者の
恍惚と不安と
二つ我にあり
命日だけど……
桜桃記じゃないからなあ
忌だった
94 :
吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 05:13:06
★これが日本の本当の仕組みだ★
右翼団体の正体
http://uyoku33.hp.infoseek.co.jp/ @統一教会
→日本人信者から2兆円を搾取。日本の国会議員に100人以上の秘書を送り込む。
韓国の田舎の独身ブ男に、若い日本人女性を人身売買してまた儲ける。
A朝鮮総連
→自民党大物議員や社民党議員に賄賂を贈り、拘束。朝銀に巨額の税金を投入させる。
その金が北朝鮮にいき、ミサイルや核開発の費用になる。
Bパチンコ屋
→年商30兆円産業で、その8割が在日系企業。日本人をバクチ漬けにして
生活費を搾取し、その金を自民党と社民党に献金。
C創価学会
→池田大作はじめ幹部はことごとく在日朝鮮人。庶民階級を騙してお布施を集金し、
在日の特権拡大に政治力をふるう。韓国の侮日運動を組織をあげて支援している。
D暴力団
→50%が在日(ちなみに在日の比率は0・5%)。麻薬や覚せい剤を南北祖国から
安く仕入れて、日本人をドラッグ漬けにして金を稼いでいる。反コリア運動を
暴力と脅しで監視し、ときには偽装右翼を演じる。
番外
在日の2大ウソ
→@「我々は戦時中に強制連行されてきた」
A「戦時中に無理やり日本人にしておきながら、52年にその国籍を奪った」
96 :
吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 08:50:00
>>94 アップありがとね。
読んだことないから、あとから読むよ。
加藤はどちらかといえばドストエフスキー型UFOだと思う
恥の多い人生を送ってきますた
99 :
吾輩は名無しである:2008/06/18(水) 18:30:09
桜桃忌、行きたいんだけど何時に行けばいいの?
100 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 00:01:06
桜桃忌、何時とかあるの?
初めて行くんだけど、なにかイベントがあるのか?
俺もそれ気になってる。
とりあえず9時くらいに行って様子窺うつもりだけど……何時かなぁ。
102 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 00:07:37
過去の記録で
2時から読経がはじまり、というのを発見した。
1000人くらいいて中まで入れないほどの盛況で、みたいなことも書いてあったが……
どうなん
とりあえずあしたは飲みながらさくらんぼ食う
ってか、もう今日か
104 :
弁天:2008/06/19(木) 00:13:23
乙女な太宰
昭和枯れススキ
読経は14時から。
そのあと入り口付近のお堂みたいなとこでお話があるよ
自由発言コーナーもあるから参加してみれば?
106 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 02:32:30
なーる。情報ありがとう。
自由発言コーナーがおもしろそう
太宰のコスプレイヤーとかはまさかこないだろうね?
107 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 02:50:22
太宰のコスプレってどうやるの?
今様子うかがった
2時からって手書きで簡単にはりがみしてたから2時だな
太宰に憧れて、現在は女のヒモだって言ってた若いあんちゃんが面白かった
110 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 16:35:49
スガちゃんって上原妻なの???
教えてください。
高いから今年はチェリートマトでいいや、
と思ったら特売だったので山形県産買って来てやったぞ
>>63
112 :
吾輩は名無しである:2008/06/19(木) 22:09:22
命日age
上原=温水
解せない
せめて佐藤浩市ダスゲマイネ
113 :
我輩は名無しである:2008/06/20(金) 00:00:01
>>111 何を言ってるんだ、君は。当然だろう。文脈読んでね。
だから、上原の妻に「直治の子供だ」と嘘いってでも抱いてもらいたいってこと。
114 :
我輩は名無しである:2008/06/20(金) 00:03:33
私も今日は桜桃食べて、飲んで、太宰読書三昧したぞ。
桜桃忌の禅林寺は人が多すぎなんで、時期はずれにお墓の掃除がてら、お参りしたことがある。
115 :
弁天:2008/06/20(金) 00:12:50
心中はよくない
116 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 00:19:39
直治が上原の奥さんをすきになる理由がわかんねー
生活に疲れた感じがする女性に魅力を感じるのだろうか
美知子さんがチラついちゃって
奥さんには直治の子として騙して
上原の子を奥さんに近づけたのかと思った
117 :
我輩は名無しである:2008/06/20(金) 00:22:38
生活に疲れているであろうと思っていたら、そういうそぶりを見せない人柄のよさそうな人だったんで、
意外性に惹かれたのではないか。
うん、トマトはいい
流れ全く読んでなくてすません。
太宰の小説をフィクションも兼ねて冷静に見ている人と
太宰の小説と行いから人物を崇拝(太宰の気持ちが手に取るほど分かると思う人)
とは、捕らえ方が違いますよね。
随分前の自己主張激強い人を見たりすると、尚そう思ったりする。
桜桃忌にコスプレの女性も参列したらしいが、女給のコスプレでもしてたんだろうか?
現地で見た人いたら教えて。
121 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 14:09:30
>>120 みた。というか、アレがそうなのかわからないが、
ゴスロリみたいなのが来てたよ
メイドみたいな格好して、白いフリフリの日傘さしてた。
もしくは……太宰治Tシャツの女性ならたくさんいたけど?(笑)
122 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 16:24:51
オウトウキって何人くらいくるの?
1000人くらい
124 :
吾輩は名無しである:2008/06/20(金) 20:30:38
私が行ったときは100人いるかいないかだったけどなあ
>>121 「メイドみたいな格好して、白いフリフリの日傘」ではゴスロリとは言いがたいのではないで消化ねぇ(笑)
126 :
津島修治こと島田雅彦:2008/06/21(土) 00:52:11
いやぁ〜、女の子をとっかえひっかえしちゃったりなんかしちゃったりして
も〜、このスケベったら〜 この、ツン、ツン、ツン!
と広川太一郎の真似をしてみたりなんかしちゃったりする次第。
とっかえひっかえと言えば、私、津島修治も青森の弘前高校二年の時
芸妓遊びに興じ、平たく言えばモテた。弘前高校ではそうした粋な夜遊びが
学生達の間で流行り、クラス会にすら芸者を呼んでいたのである。その中でも
私はある若い芸者といい仲になっていた。私が座敷に座っていると、その娘は
少しうつむきながらふすまを開け、一礼してゆっくりと小さな顔を上げる。
そして私の顔を認めるや刹那喜びと安堵の表情を浮かべたものだった。
年の頃は15。家はお百姓。私は黙って娘を見つめる。その日は飲んだ。
貧しさ、色白、おぼこ、プロレタリアート、情死、革命。
娘の手を取り、そっと、革命を起こさねばならぬ、革命を。と口にした。
精一杯の抵抗。
ある日の学校の昼休み、私が教室の窓際で穏やかな日差しを浴びながら
休んでいると、遊び人という評判の上級生が突如背後から近づいてきて、
「へへへ、君。毎週花街で鼻におしろい付けて遊んでいるんだってね」
と言いながら同級生たちの前で嘲笑した。
不意打ち。悪魔。私は顔を赤らめてその場を去った。必死の微笑。
ひたすら廊下を走り続ける。迷宮の中。
そして気が付くと人気のない教室の片隅に立ち尽くし
モテた、モテモテ、モテ山モテ男。とそっと呟く。
私は恥じ入った。
127 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 01:03:26
芸者にはね、基本的に金もってればモテるんだよ
カタギの女もそうだけれど。
と、コント55の萩本金一の相方が若い頃、モテたと言っていて
それが芸者の間でだったということばバレテ、あのやしきたかじんがいる席で
たかじんや、トミーズ雅に言われてたよ。
129 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 10:33:11
130 :
すみません:2008/06/21(土) 21:39:56
斜陽について詳しく読解されたHPはありませんか?
知っておられたら教えてください。おねがいします。
131 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 22:35:06
全てインターネットで間に合わせようとするな!たわけ者!!
132 :
吾輩は名無しである:2008/06/21(土) 22:56:55
なんか、太宰って世間一般ではゴスロリとかデスノートなイメージなのかね。
つか、一番つまんない人間失格が一番有名になってるのが不幸のはじまりだよね。
>>132 タイトルが秀逸すぎるんだよね。
太宰ってあんまりオリジナルな言葉をタイトルにしないけど、これは珍しい例。
134 :
吾輩は名無しである:2008/06/22(日) 01:10:54
人間廃業のほうが凄いよ。
なんというAV……
お前は何も分かってないと言われるかもしれないけど、
人間失格の文章って何か作家らしくないというか、中学生でも書けるような語彙ばかりだよな。
クラスの優等生がちょっと背伸びしましたって感じの・・・。それがいいんだけど。
上手く誤魔化してんだよ。女語りの作品なんかみればわかる。
弱みを逆に強みに変えてんの。斜陽の中の直治の日記で下手な言い訳してるけど。
そのへんも三島は気に食わなかったんだろうね
別になんも卑怯ではないし太宰は太宰で面白いけど三島の気持ちもわからないでもない
139 :
吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 23:25:05
太宰みたいな人に一緒に死んでと言われたら
ついていってしまうかも
よしなさい。
鴎より
「死のう ! バンザイ」
・・・笑わせたいのか、真面目に書いてるのか
どっちなんだ。
142 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 19:59:30
143 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 20:20:31
なんの希望もない。生きていたくない。世の中とつきあいたくない。
早く死にたい。みんな君が悪い。理解できない。
何が楽しいんだか?わからない。俺が人間失格なんだね。
さようなら・・・グッドバイ!
144 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 20:29:08
殺してくれ・・
この世にもう興味がない。いやになった映画を最後まで見なければ
ならない苦痛ににている。
人生がいやになったやつは人間失格。どおともなればいいや。
松山ケンイチって誰?
146 :
金神弁天:2008/06/27(金) 21:22:24
売名に2ちゃんねるは低能の集まり。
公共のマナーもわきまえない人間の屑だらけ。
恥知らずな馬鹿者たちは今日もネットで下衆話。
147 :
吾輩は名無しである:2008/06/27(金) 22:05:24
クラウザーさんが太宰までレイプしにきたーーーーーーー
太宰は、ナルシシズムだと思う。結局。
ドラマッチクに表現できるから、読者も分かりやすいのかもしれないな。
その部分を言語化出来るから、読者は納得するし、共感もする。
賢い人なんだろうなぁ。裏の裏の裏を汲む世界にいつつ、そこを表現しているだけに。
繊細と見せかけ、強欲と言うか。
強欲と見せかけ、繊細と言うか。謙虚に見せかけ謙虚でないし。
当時は、小説家は自滅するのは儚げであったし、その繊細で不健全な感じが
求められていた感もあったしね・・・。
今現在、他人を巻き込んでの入水自殺をしでかしてたら、大変な問題になるし
汚名にもなりかねん。
とは言え太宰は好きだけど。
>>149 今現在、他人を巻き込んでの入水自殺をしでかしてたら、大変な問題になるし
汚名にもなりかねん。
言えてる、まず世間からはそっぽむかれるよね。
151 :
吾輩は名無しである:2008/07/03(木) 10:33:44
太宰治はあの若さで死ぬまでにしては、相当の量の作品を書いたと思うんだけど、
原稿料は結構もらっていたんでしょうか?
金銭面では比較的余裕のある生活だったんでしょうか?
余裕はそんなにはないだろうけど、原稿料のほかに実家からの仕送りがあったでしょ。
『斜陽』以後は潤っただろうけど(かえって税金が払えなくなったりしてたけど)。
奥さんの遺産が9億円もあったくらいだからねぇ。
生きるのは息も絶え絶えの大事業
っていうフレーズがどこかにあったような気がするのですが、
どの作品か思い出せません。誰か教えてください。
155 :
吾輩は名無しである:2008/07/05(土) 03:03:34
>>149 巻き込んだのか、巻き込まれたのか微妙だが。
もしくは、巻き込まれたか、のようなアリバイをしこんだのか。
太宰と三島は同根だとおもうがね。
156 :
吾輩は名無しである:2008/07/05(土) 03:59:22
10人の文芸評論家達が
太宰と三島は同根だとおもうね、と言った。
そうしたら、30人の評論家が
太宰と三島は同根とおもうがねと言った。
そうしたら
200人の読者達が
太宰と三島は同根とおもうがねと言った。
「富岳百景」で
もう二度とトイレでワンワン泣いたようなあんな苦しいおもいはしたくないと言ってるのって
なんだろうとおもってたけれど
太宰が友人であり4姉が友人の兄のところに嫁いだだめ義弟になっていた友人と妻?
との密通があったということだったんだね。
wikiではじめて知った。
そんなにワンワン泣くことってなんだろうとおもってたけれどやっとわかったような気がした。
人間失格でもでてくるよね。それは、それを戯画化したものだったんだね。
157 :
吾輩は名無しである:2008/07/05(土) 04:27:45
大学入学と前後して同棲をはじめて
ほとんど、学校にはでず、大学の先生の名前も言うことすらできず
非合法活動のため
戸籍を除籍され、兄に青森まで呼び出され落籍される。
その同月に、カフェの女給とあったばかりに自殺、相手は死亡、太宰は生残る。
同棲相手、小山初代激怒。
除籍、鎌倉での心中未遂の次の月に小山初代と仮祝言。
その後、新聞社に入社しようとしたが落ちて、自殺未遂。
太宰、盲腸手術から癖になってた麻薬の治療のとき、太宰がいない間に
その同棲相手の友人であり義弟である友人と妻が密通してたことがわかり
で、偽の自殺未遂。
大学入ると同時に高校のときから続いていた相手と同棲か。
小山初代ってどんなひとなのかとおもってたけれど。
姉さん女房のようだったのかな、証言が身をわきまえてなのか年上っぽいのだけれど
太宰より3歳年下なのか。
不良少年っすなぁ、不良少年っすよぅ。
三島と太宰の違いは
太宰は不良少年だったんでしょ。
三島は普通の学生。
それにしても、この板大江率いる層化ばかりになってるんだね。
大江健三郎は卑怯者
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1206916964/688 これ書かれてから、板全体で全くレスがない
他の板でも?
158 :
吾輩は名無しである:2008/07/05(土) 04:42:04
>>156 ワンワン泣いたなんってのも嘘なのかな。
三島が真似しようとした
太宰が谷崎純一郎の娘と出世のために結婚しようとしてたというのは
いつの話なんだろう?
大学入ると同時に高校のときから続いていた相手と同棲か。
不良少年っすなぁ、不良少年っすよぅ。
>>157 追記
>小山初代ってどんなひとなのかとおもってたけれど。
>姉さん女房のようだったのかな、証言が身をわきまえてなのか年上っぽいのだけれど
と、言ったけれど
密通した相手に、本当か嘘か知らないけど
身の程をわきまえてか
「早くいい人を見つけて結婚しなさい」なんって言ってるところについてね。
それしか載ってないし、それについてだけでのことね。
それにしても、この板大江率いる層化ばかりになってるんだね。
大江健三郎は卑怯者
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1206916964/688 これ書かれてから、板全体で全くレスがない
他の板でも?
田部シメ子 > 山崎富栄 > 小山初代 > 太田静子
↑オレの好み
「父」で太宰が好きじゃないって言ってた外見に、
いちばん近いのが山崎富栄に思える。田辺シメ子や小山初代はその逆。
>>154 即答ありがとうございます。
ずっと気になっていろいろ読み返したのですが、まさかそんなメジャー作品とは。
162 :
吾輩は名無しである:2008/07/07(月) 17:49:21
新潮の百冊でピンク色の表紙をした人間失格を見つけて
つい衝動買いしてしまった
webで見るよりピンクが鮮やかできれいだよ
大学生が太宰治にハマるのって変かなぁ
全然おかしくない
俺は中学の時に嵌って、大学に入って再び嵌った
人間失格を読んだら完全にのめり込んでしまった
通学途中はいつも太宰と一緒だぜ☆
「姉さん。僕は、貴族です」
鳥肌たった
寒すぎで鳥肌たったってことかな
太宰はあつみさんに最後まで取り付かれていたように思う
こればっかりは女にはわからん感覚だろうなあ
>>167 カッコイイからに決まってる!
悪かったな中二で
170 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 17:30:28
太宰が言うとちょいと卑怯だなそのセリフは
斜陽でいう革命革命って根元は自己正当化以外の何者でもないし
最後のすかしっぺってとこか
こういうナルシシズムは愚劣だな
どのセリフだよw 自演だからアンカーも付けずにいいってかw
中ニが火曜日の午前10:50に書き込むか、ボケがw
中二病ってことな
そう怒るなよ
173 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 18:05:21
ん?なに言ってんだこいつ
日本語が通じない奴に何言っても無駄だと分かったよ
「中二病」で分かるだろ┐(´〜`;)┌もういいよ
176 :
吾輩は名無しである:2008/07/08(火) 19:46:08
なにいってんだろこいつ
太宰って
得体の知れない恐怖、とか
何だかよくわからない不安、とか
抽象的な言葉をたくさん使うよね
しかも脈絡が無いという
頭で考えるよりほとんど感覚で書いてると思った
正直あの真ピンクの表紙はちょっと恥ずかしいな。いや、なんとなく
179 :
吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 16:25:22
俺だけが太宰の苦悩を理解できる。
180 :
吾輩は名無しである:2008/07/09(水) 17:31:02
そうか
じゃ、詳しく頼む
181 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 12:39:25
ところで・・・
押切もえ辿る斜陽の時
太宰治の世界 愛ゆえの孤独DVD
みた人いる?? どんな内容?
182 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 13:21:18
いや、実際太宰の苦悩がわかるのは俺と吉本隆明だけだと思うよ
気取るなよ人間失格者
184 :
吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 21:44:46
いや、俺と奥野健男氏だけだな。
俺にはわかる
太宰の背負った十字架の重さが
186 :
吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 01:18:14
桜桃読むとどの作品よりも悲しくなるなァ
十字架とか平気で使うような奴にわかるとは思えない
たしかに太宰の文章は自分だけが太宰の気持ちがわかるって気にさせるよな。
微笑ましいレスですね
191 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 10:53:08
そういえばちくま書房の全集って絶版なんですか?四巻以降がどの書店でも見当たらないし、取り寄せもできないんですけど、、、
「おまえを誰よりも愛していました」
美知子夫人宛に書かれた、この遺書の部分は
わりと最近発表されたものですよね。
それまでは、ずっとこの部分は伏せられていた。
「おまえを誰よりも・・・」が新聞に掲載されて読んだ時、
衝撃を受けた。なぜ、今まで世間に伏せていたのだろう。
そして、どうして最近、表に出したのだろう。
夫人胸の内に秘められていた思いとか、いろいろ考えさせられた。
194 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 15:38:41
195 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 20:14:29
太宰の小説が好きな人ってどんな人?
私はあの容貌に見せられてしまった
こんな人が…こんな人に
と妄想ネタになっています
196 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 21:49:54
三十路以降はどうみてもきもいだろ見た目
不潔だし酒の生臭いにおい漂ってるしどこぞのチンピラみたいだし
いまじゃまったく相手にされないだろうな
ああっ よろめいて居ります。 早く!早く!
困難の一年で 死なずに生きとほして
書きにくき手紙のみ したためて居ります
ちっとも気にかけて居りませぬ
あれはもう二、三度はじめから いかなる賞にもあたひしませぬ
きっと良い仕事もできるはず 経済的に救はれたなら
私を見殺しにしないで 私に希望をあたへて
ああっ よろめいて居ります。 早く!早く!
最近やや貧窮 老母愚妻をいちど限り
無二なる旅のとも やましからざる堂々の
ちっとも気にかけて居りませぬ
あれはもう二、三度はじめから いかなる賞にもあたひしませぬ
きっと良い仕事もできるはず 経済的に救はれたなら
私を見殺しにしないで 私に希望をあたへて
哀願とおきまりにあけくれ、滅亡と矛盾葛藤
懇願も報いられてよしと
客観数学的なる正解さ一点うたがひ申しませぬ
※太宰治から川端康成へ宛てた手紙より引用
ある歌詞なんですが、これの引用元ってどんなのかわかる方いますか?
文章、このままじゃないですよね? どこで見れるんでしょう
>>197 ちゃんと読まずにカキコするけど、川端じゃなくて佐藤春夫の間違いじゃない?
>>198 〜へ宛てた手紙より引用
までが歌詞に書いてあったので、川端康成だと思うんですが……
書いた本人が間違ったのでしょうか
>>198 〜へ宛てた手紙より引用
までが歌詞に書いてあったので、川端康成だと思うんですが……
書いた本人が間違ったのでしょうか
201 :
吾輩は名無しである:2008/07/14(月) 23:49:45
どこかに太宰みたいな人いないかな
貴族意識が強すぎたんだよな太宰は
ノーブレスオブリージュの精神を常に持っていたと思う
>>202 俺も思った。
ヴィヨンの妻だっけ?あれ読んでつくづく金持ち育ちだなって
204 :
吾輩は名無しである:2008/07/15(火) 18:49:32
満願って発情若奥様のはなし?
>>204 んむ。
その夜はだんなとやりまくりです
俺のここ数年の精神状態
健やか〜興奮状態=ホールデン
やや落ち込み〜鬱=大宰
最近はまあやや落ち込み状態が多いから、安定してきているし、落ち着いてはいるんだけれど・・・
大宰と違って女性にあんまりひかれていないし。
207 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 00:42:20
>>196 たしかにそのとーりだけど、
女性には30以降の頃の方が人気あるだろ。
踏み切り前のマント姿の哀愁とかたまらんよ。
恋の秘密を守れる男独特の雰囲気が漂ってる。
209 :
吾輩は名無しである:2008/07/16(水) 23:00:15
そーそー
あの哀愁がいいんだよね
マント姿カッコイイ
210 :
(´・ω・`) ◆VEn//15VhI :2008/07/16(水) 23:12:01
太宰のどこがいいのか全く分からない。
メロス以外ね
212 :
吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 02:31:00
>>210 まっまさか
ムクシイの太宰コミュにいた荒らし厨かっ!??
>>210 やあ、夕べは失礼しました
太宰って本当にどこが良いんだろうね?
素人意見だけど、文章に麻薬のような中毒性があると感じますね
絶妙なリズム感
音読したら、多分わかると思います
214 :
(´・ω・`) ◆VEn//15VhI :2008/07/17(木) 21:31:29
>>213 よっ(・∀・)ノ
俺太宰嫌いなんだよね。 人間失格とか読んでたら腹立つし…
僕の中では芥川たんが神なり(´・ω・`)
あの切れ味。たまらん。
>>214 人間失格読んで腹立つのは、判らんでも無いです
私はあなたぐらいの年の時そんな読後感を持った
今、歳とって読んでみたらどんな感想を持つか・・・
若いあなたをバカにする気持ちは全くないが
年齢相応の読後感ってあると思いますよ
まあ、私が人並みの国語力があるとしての話ですけどね(笑)
私には芥川はショートショートのお手本みたいにみえる
星新一とか稲垣足穂の掌編も切れ味がありますよ
自分と対話しておもしろい?
218 :
吾輩は名無しである:2008/07/17(木) 23:29:55
だめ
219 :
(´・ω・`) ◆VEn//15VhI :2008/07/17(木) 23:52:07
>>215 すいませんm(__)m
また清志郎スレで暴れてしまいましたm(__)m
どうしても聞きたいことがあったんで…
申し訳ないですm(__)m
人間失格は読んで腹立つ、としても
それはそれでいい、などと思うんです。
>>219 謝ることはないですよ
向こうではあなたの問いに皆さん真摯に答えてくれたじゃないですか
お薦めの曲やアルバムなどを尋ねれば、きっと皆さん色々教えてくれると思うよ
基本的に優しい人達だから
もう、あなたのことは荒しとは思ってないと思いますよ
ただ、ここでこの話題を続けるのはスレ違い、以前に板違い
これにて終了しましょう
また、向こうで話しましょう
でわでわ
住人の皆さん、お騒がせしてごめんなさい
太宰作品には中毒性みたいなのがあるんじゃないかと思えてきた
今年春に始め人間失格を読んで、それで終わるつもりだったのに
いつの間にか本棚に新潮文庫の太宰作品が短編も含めて5冊ある
223 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 21:34:59
太宰がべた褒めしてた
山岸外史の人間キリスト史?読んだことある人いる?
いたら、内容教えてくれまいか?
気になって夜も眠むれん
224 :
吾輩は名無しである:2008/07/22(火) 22:00:07
ぐぐれかす。
225 :
吾輩は名無しである:2008/07/23(水) 23:14:57
ちくまの全集どっかにないかな…
全10巻だっけ
家にあるけど
227 :
吾輩は名無しである:2008/07/24(木) 02:43:13
いいなぁ…。今どこの書店に行っても重版未定で置いてない。1、2、3、8、9だとどうにも気持ち悪くて…。
>>222 あるある、俺もだけど
全然ちがう世代のず〜〜っと歳くった人も同じこと言ってた
中毒性、やみつきになって抜けるまで時間かかる
どっちかというとネガティブ指向な人がハマりやすいんじゃないかな
230 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 09:04:00
>>222 >>229 そうか、そうなのか、まあ感じ方は人それぞれなんだろう。
俺はどうしても感心できなかった。読書好きの友人が「人間失格」に感激したと言うのを聞いて、
俺も読んでみた。しかし少しも感心できない俺は、人間失格なのかと落ち込んだ。
あれから年月が経ち、いろんな本を読むようになって考え方が変わってきた。太宰に熱烈なファン
がいることは知っている。しかし今彼の作品を読んでみても、やはり終戦直後という特殊な時代だから、
実力以上に騒がれた作家だったという印象を受ける。現代にあの程度の作家が登場しても、スルー
されて終わりだと思う。「新ハムレット」のバカバカしさには、特にそう感じる。
「走れメロス」や「津軽」にはそれなりのよさがあるが、津軽出身者じゃない俺には、熱中してはまる
ほどじゃないな。もっとストーリーテリングがうまい現代作家は他にたくさんいる。
俺の評価基準は、現代に登場しても評価されるかどうかだ。三島由紀夫は「豊饒の海」を読んだが、
才能あるいい作家だと認めよう。
>>230 「走れメロス」は津軽が舞台だったんですね。
初めて知りました。
232 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 11:44:44
走れメロスなんてあのくだんねーオチがやりたかっただけのただのギャグ話なのに
意外にアホアホ世間にうけちゃったのがまぢうけるってたさいおさむがゆってたよ
233 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 19:44:45
小説というのは、作家だけで存在するのではない。
作家と読者と、その両方があってはじめて存在する。
太宰は、同時代の人にあれだけ受け入れられたのだから、
彼の作品は紛れもなく文学史に特記されるべき存在だし、
後代の人にもある程度受けてるという事実もある。
三島も確かに受け入れられ方に太宰と似たところはあるが
太宰ほどの熱狂は呼ばなかった。
彼の小説は作家性が強く、どちらかというと読者に背を向けた孤高の文学。
その分だけ、文学史から消える日も早まるだろう。
『豊饒の海』は文句なく力作だが、必ずしも読者と共存していないように思う。
「春の雪」と「奔馬」は誰しもが認める傑作だが、
「暁の寺」は独りよがり、「天人五衰」は平凡。
特に「暁の寺」が致命的だね。
作家性?孤高?
三島ほどベタで通俗的な作家はいないとおもうが
好きなら好きでかまわんが、太宰との比較に値するとはおもえないね
235 :
吾輩は名無しである:2008/07/25(金) 20:31:11
目糞鼻糞だな〜二匹とも俺様のアナルの毛じらみ程の価値もないわ〜ひゃはは!
>>233 太宰が評価され始めたのは斜陽が執筆されて出回るあたりだろ?
本格的に人気が出始めたのは自殺後じゃないのか
人間失格の文章の一文一文がやたら長いのは意図的なものですか?
人間失格以外はどうですか?
>>236 文壇では、評価されていたと思うよ。ただ、本が売れて、流行作家になったのは
斜陽からだと思った。まあ、俺は233じゃないけどね。間違っていたらごめん。
本の売り上げはさておき、評価だけはされてたってことか
沢木耕太郎が学生の時、「晩年」が出て、今まで見たことのない斬新なスタイルに衝撃を
受けたと言ってたな。凄い小説家が出てきたと思ったらしい。わかる奴にはわかるんだろ。
シラミがいる時点で貴方様のアナルの価値もどうかと・・・
戦前は一部の若者から熱狂的に支持されてたらしい
戦後の座談会やらエッセイで作家たちが当時を振り返って語っている
(まあ昔からどんな作家にも一部の熱狂的なファンがいるものだが)
文壇の評価は傍系だがそれなりの評価を受けてたんだろう
一応佐藤春夫や井伏の弟子筋で、色々あっても干されることもなかったし
文学賞も幾つか貰って、ぼちぼち中堅作家に成りつつあったと
戦後は、そういう文壇の片隅で穏当な評価を受けてたのが
やたら持ち上げられて流行作家になったってことで、
反発があったりして評価も割れてしまったという風だろう
三島の太宰への反発ってのもそんな感じで戦後からだったようだし
245 :
241:2008/07/26(土) 08:48:13
沢木は間違いでした。誰かとごっちゃになってますね。
「津軽」の時代(戦争末期)は、志賀直哉が「小説の神様」だったからな
それにイライラしてる太宰がおもしろい
太宰読破中なんだけど、太宰は生活がだらしなさ過ぎるんだなぁ。
絶望もそこから産まれてるじゃない。
まぁ小説は美しいけれどさ。
結局は他者依存しすぎて死んだわけで。
好きな作家ではあるけれど、積極的に肯定できる人種じゃないわ。
太宰の場合、意図的に自分を歪めて描いているからなあ。
実際にだらしない生活をしていたかは、わからない。
ただ、あれだけの小説を書くには、相当の努力をしているだろうし、志賀に噛みついた
ところを見ても、本当の弱者には思えない。
実際、駄目人間だったのかもしれないが、それを芸術にまで昇華して見せたところが
世間一般の駄目人間とは違うところ。けっこう、わかりづらい人間なことは確か。
読んでみると不思議と引き込まれていくんだよな
太宰の人間性とか生活関係無しに、やっぱ凄い作家だと思うよ
人は皆弱い存在で、弱さ故に他者の考えを知りたがる。
太宰は命をかけて内面を文章に表したからな。
そこに大きな魅力を感じる人が居るのは理解できる。
みんな他人が恐いから。
太宰を知りたがる。そして太宰は教えてくれる。
太宰はずっと他人に甘えてて、それじゃ駄目だと分かっていながら
それでもやっぱり甘え通して作家をやってたな。
究極の我儘で、周りもそれを最後には聞いてくれるだろうっていう
ずるさがあって、それがまた自責の念になったりして。
252 :
吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 20:54:59
高峰秀子が出演したグッドバイのあらすじを読んだ
太宰だったらこんな結末にしないだろうな
と思った
もし完結していたならどんな内容だったのか
高峰と森はベストの配役だな
254 :
吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 00:43:14
高峰と森雅之だったら、成瀬巳喜男の『浮雲』だな。
へ〜そんな映画があったんだ
見てみたいな
太宰の伝記映画を森雅之が演じたら最高だったろうな
十五年間に出てきた「フネノフネ時代」ってどういう意味?
自分が無知なだけかしらん・・・
257 :
吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 20:45:08
『浮雲』は太宰の伝記映画じゃないよ。
でも太宰そっくりの男を森雅之が演じている。
ある意味、太宰作品以上に太宰らしい感じがするよね。『浮雲』の森は。
まあ顔が似てるからだけかも知れんが。
森雅之と太宰は実際はそれ程似ていないね
役者としてのイメージや雰囲気がそう思わせるのだろうな
むしろ芥川に似てる、特に目元あたりが
260 :
吾輩は名無しである:2008/07/30(水) 00:11:45
有島武郎に似てるんじゃね〜の?
261 :
金神弁天:2008/07/30(水) 00:44:43
俳優・女優・役者・アイドル・歌手・ミュージシャンなんて穢多非人。
厄者なんて低脳下賤の悪性。白痴菌撒き散らす屑が低俗文化気取っても
社会迷惑。
太陽と海の教室(月9)で太宰vs志賀の授業やってた。
263 :
吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 00:52:11
三島はオカマだから
太宰のような弱い人間は嫌いなんだよな
オカマは強いオスを求めるもんなんだよ
だから室伏なんてオカマに大人気だよ
264 :
吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 00:55:07
>>263 じゃぁ、太宰のことを好きだというやつは、太宰を女とみたてているホモ野朗だということなのか。
太宰治、かわいそう・・・・・・・w
265 :
吾輩は名無しである:2008/07/31(木) 01:00:18
>>264 訂正
>>263 じゃぁ、太宰のことを好きだというやつは、太宰を女とみたてている男だということなのか。
太宰治、かわいそう・・・・・・・w
文芸文庫の「回想の太宰治」買って読んだ
美知子夫人て結構美人じゃね?
文章は少し読みづらかったけど、知的な女性だと思った
太宰の創作におけるエピソードは興味深かった
三島が太宰を嫌う理由はとてもよくわかるよ。
互いの美意識と自意識の決定的な相違がさ。
太宰は自己否定の美
三島は自己愛の美
三島にとって太宰の美は、三島自身を否定するものなのさ。
嫌って当然だろう。
自己否定する人間てのは実は際郷土の自己愛的人間が多いな。
太宰はその典型じゃないかしら。
太宰の才能もその作品をも認めながら、三島が否定的だったのも分かるね。
三島ごときを比較に対象にするのはやめてくれ
そもそも世代も作風もまるでちがう
同族嫌悪というか、補完的対場に居たような気がする
論証のしようも無いが
内心では認めていたのではないのかな
売り込みに必死な同人作家に噛みつかれただけだろ
たまたま時期が重なっただけで、この二人の作品自体に関係は何もない
関係ないことはないだろ。
売れる前の三島は結構太宰の家に行ってたそうだが
273 :
吾輩は名無しである:2008/08/01(金) 16:58:19
三島がどう努力してもかなわない人、それが深沢一郎と太宰治だ。
太宰と三島の関係が、三島の発言などでよく知られているものだから
情緒的好悪の関係くらいだけの問題だと単純に思っている者も多いんだろうな・・・。
そうですね(笑)
太宰と三島に共通してるのは自殺ってとこだ。
端から見りゃ絶望して死んでいった二人だな。
美を追い求めると、人間の醜悪に絶望する。
創作家の宿命だわ。
自殺って醜悪だもんな。
最期がそれじゃ作品も霞む。
太宰と芥川の自殺は、作品の価値を損なわせなかったと思う。
三島由紀夫の「不道徳教育講座」には
太宰が弱さを売りものにしているから気にくわなかったって書いてあった。
>>266 感傷的な描写がほとんどなくて、淡々と書かれてあって、逆に胸に沁みました。
リンゴ箱から書き損じの原稿を剥がすところとか。
太宰作品は涼しげ
田中英光/オチンポコの手術
282 :
吾輩は名無しである:2008/08/10(日) 15:05:43
太宰治はホモの気もあるだろ
283 :
吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 17:58:45
黄村先生言行録と花吹雪、笑える。
おっとせいのたぐいだね、おっとせい……
俺から言わせてもらうと表現の仕方が違うだけで根本は同じに見える
この二人にあるのは強烈な自己愛
同族嫌悪だな
よりメタな方がエライみたいなことも云いたかないがでも。
「六月十九日」は ひどい
あんなのがプロの作家として許されるとは
唐突に終わるところは、太宰らしいが
同年生まれ
太宰治、花田清輝、大岡昇平、埴谷雄高、松本清張、中島敦……
淀川長治、佐分利信、古関裕而、小森和子、まど・みちお、土門拳……
清張なんか太宰が死んだ時にまだ作家デビューしてないんだもんな〜
今日、生まれて初めて本を最後まで読んだ
「斜陽」っていうのなんだけど、まず読めない漢字が多くて自分の頭悪さを痛感させられた
淡々と読んでるとたまに面白い場面があるかなぁってぐらいで、特に面白いと感じることはなかった
これは面白い本なの?
大宰府って人はどこかで聞いたことがあるような、何となく知ってる
えっと。。
・・つまんないよ?
あっ、太宰治だ
『ユリイカ』が安吾と太宰特集……
あんまり面白くなかったけど。
なんだかな。
やれやれ
294 :
吾輩は名無しである:2008/09/01(月) 11:36:56
全集を買うんだったら、最新版の方が良いかな?
295 :
吾輩は名無しである:2008/09/01(月) 15:22:50
太宰はいいよ
マジいい
>>276 さらに芥川を加えると各時代の代表的作家だな。
>三島由紀夫の「不道徳教育講座」には
>太宰が弱さを売りものにしているから気にくわなかったって書いてあった。
そうかもしれない。三島も太宰と同じ弱さを持っていたのかもしれない。
事実晩年「太宰は私の一番隠したがっているものを故意に露出する作家だった」
と言っている。
297 :
吾輩は名無しである:2008/09/01(月) 22:05:32
『人間失格』
太宰治には死に至ってまでも解決し得なかった問いの答え、
罪のアントは「「「信仰」」」であるって"真実"に思えるが、
どう思いますか??
(俺の方が思想的深淵に到達しているのかな?)
ミツさ
ミツの如くあましだ
信仰は常に閉じている。「全て」を、包み込むにたる宗教なぞない。
したがって必然的に、宗教・宗教者なんてもの、人類の存続に敵対する
愚か者の、もしくは浅ましいエゴイストの、集団ということにしか。
まぁ、まずたいていの場合は「どっちも」、なんだけれども(苦笑
だからタチが悪い。
>>299 それは宗教と信仰ってことをごっちゃにしてるし、
原初的な宗教の姿と、体系化された宗教組織とを混同してる。
これ以上、こんなスレ違いの話題はやめますけど。
祈り。――ってまぁこの言葉はちと響きが、他力本願的に過ぎるんで(苦笑
だから自分は「欲望」っつってる訳だが。まだいくらかはブナンっしょ?w
んがっ、それはそれ。あくまでもただの一個人における、内面の問題でしか。
「機能」こそ。――云い換えるなら、ひとがひととして「そこに」、生きて
あることこれこそが、何よりも大切なんであって。だからエゴイストだとも。
しょせんは閉じている連中だから。
>>297-300 気になるテーマなので少し…
「罪」の対義語は「信仰」でよいのでは? 自分も指摘されて目から鱗が落ちました。
(少なくとも「徳」ではありませんよね)
魂の、実存の問題として真剣に取り上げるなら、
そうなるかと、自分は考えますが…。
つまり、大乗か小乗かって話。もしくは、後ろめたさの。
「蜘蛛の糸」。
そういうもんだとね、自分は考えているんだ、品性って。
ひととしての品性を欠くことこれは、罪ではないのか?
自分だけが救われればそれで、構わないんだろうか。
304 :
吾輩は名無しである:2008/09/02(火) 13:05:55
305 :
吾輩は名無しである:2008/09/04(木) 10:27:58 BE:1654301186-2BP(0)
太宰治ってインパルスの板倉に似てない?
306 :
吾輩は名無しである:2008/09/04(木) 15:51:18
斜陽読んだけど全然おもしろくないじゃん。何でこれがブームになったのか不思議だ。
つうか斜陽族って何をする人達なの?
307 :
金神・弁天:2008/09/04(木) 18:13:12
社用族
308 :
吾輩は名無しである:2008/09/04(木) 21:44:16
無頼派の一人で放蕩生活の末に公園のベンチ?で死んだ、というのは誰でしたっけ?
教えてください
『斜陽』は俺にとっては一番面白かったけどな。
『人間失格』はギャグみたいなもんだったけど『斜陽』は人間がよく描けてた作品
だと思ったね。登場人物が自殺するのは村上春樹のアホ小説『ノルウェイの森』と
同じだが太宰のは納得させる理由があるが村上のは全然納得出来ないね。
310 :
吾輩は名無しである:2008/09/09(火) 22:17:43
あげ
太宰治初心者なんだが、太宰という人がどんな人か教えてくれないか。
どんな人格・生き方だったのか的なことを。
走れメロスくらいしかまともに知らない。
だから、結局は死ぬことを選んだひとなんでしょうよ、
愛おしさより、疎ましさの方が尚更に、強かったひと。
>>311 読めば分かるよ。私小説作家なんだから。
314 :
吾輩は名無しである:2008/09/10(水) 22:41:28
走れメロスっていかにも教科書的で、少年少女向け。
他の作品でかみがかってるものが多いからね。
読み漁るべし。
『走れメロス』で描かれているように太宰は友情に篤い人じゃなかったって事だけ
は教えておこうw
寧ろ利己的で薄情な男で食うや食わずの石上玄一郎から金を借りて踏み倒したり、
公私ともに世話になった井伏を遺書で罵倒したりした卑劣な男なのだよw
友情に応えたい気持ちはあるんだけど
メロスって友情物語に読める?
オレは屈折した皮肉が感じられて、素直に受けとれないな
>>315 だからメロスはそういうふうに描いてあるじゃん。
自分の家族の結婚式のために友人を身代わりにしてる。
319 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 17:35:47
そうだな、太宰の小説は多面的であって一面的には捉えられないよな。
走れメロスも友情物語のようでそうとは言い切れないし、『人間失格』なんて
悲劇として読まれるケースが多いけど、あれって喜劇だぜ。太宰にあって三島に
無いもの・・・それはユーモアなんだなw
320 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 18:59:40
痛々しいユーモアだなw
321 :
吾輩は名無しである:2008/09/12(金) 21:06:32
作品ではな
人間的にみると三島のがぶっちぎりでユーモアに富んでる
なんだあの太宰のは・・・・失笑ぢや
弱くないのに弱いフリしてたのが太宰
弱いのに強いフリしてたのが三島
三島の生涯の方が喜劇的ではある。太宰の生涯は女が絡むせいか悲喜劇的だ。
馬鹿だなあ
作家の人生なんて一人残らずみな喜劇
一体どこに悲劇がありますか
少なくとも三島の死にザマは大コメ
いやあれはただ、迷惑なだけ。
斜陽が映画化だって。
なぜ、佐藤江利子?
328 :
吾輩は名無しである:2008/09/13(土) 23:26:30
>>319 難しい話してるようで
お前ただの童貞やないかいwwwwww
見切ったわww
能なしは具体的に太宰と三島の作品を一つも語れず、死に方の印象の比較だけ。
ぶっちゃけじぶん、あなたの倍…、はないかなwワカンナイケド、
が少なくとも優に5割増し位には、知能の高い人間だと思いますが、
真面目な話。
厨房の時は、人間失格読んで、「何じゃこりゃ。情けないな」と呆れたもんだが、
それから10年以上経って読み直してみると、案外、構成に配慮した作品だなと感心した。
作家に対して失礼だけど、先天的に、文章上手いんだよな。
333 :
金神・弁天 ゐ:2008/09/14(日) 04:00:12
不純異性交遊は退学無期停学トス
335 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/14(日) 11:38:26
>>332 だよね
太宰治に熱狂したこと皆無だけど、嫌いじゃなかったのは単純に文章が読めるからなんだよな。
自意識レベルで太宰治好きな奴は多いけど、
そういうのは退屈だなって思う。
太宰ヲタはアホばかりだってのがこのスレ読んでるとよく分かるなw
三島ヲタも相当にバカだけどさw
338 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 18:59:54
太宰治は句読点が多いと思うのですが。
句読点は多すぎるよな。
句読点が多い文章書く人はアスペルガー症候群の人が多いんだってね。
アヤカで消化ねぇ〜(笑) 藁貸し増すよお〜(笑)
>天使か、いや、悪魔……、の、子か。そうか、どこか淫靡なんだ。
341 :
吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 21:43:39
>>339
本当ですか?w
太宰は若干その気があるような。・・・
子供の頃アスペだった黒柳徹子の句読点の多さは異常
uno
津島家は県内屈指の大地主だったけど所詮は金木地区だけだったんでしょ?
実家が金持ちなのを鼻にかけたり、
長男じゃないのを卑下したり、
複雑な人だ
太宰はアスペルガーではなくボダでしょう
他に句読点の多い作家といえば、森村桂くらいしか思いつかないな。
その人はアスペというよりもボダだな
あんだけ文体にこだわった人間に何をいってるんだか
点が嫌なら吉田健一でも読んでろ
東儀秀樹って太宰に似てない?
似てるよね
前から思ってたよ
351 :
はるか高み:2008/09/20(土) 20:05:38
56 名前:はるか高み :2008/09/20(土) 19:26:36
「文学」は、現象的には二つながら終わっている。
ところが、「ぶんがく」は終わっていないのである。
だから文学は怖いんだよ。
「文学」そして「ぶんがく」を知ったなと思われたら、
間違いなく殺されるんだよ、君たち。
もちろんこの僕は二つながら知っているさ、だからこの僕以外はね。
例えば「学校」「がっこう」だって、
君らの誰もその意味を全く知らんのだよ。
学問、学生、学者・・・もねw。
〇〇と一つなのだよ、君らはw
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
57 名前:はるか高み :2008/09/20(土) 19:45:22
そもそも君らも作家も、「文学」を考え違いしているんだよ。
名文であろうが文章が上手かろうが文体が新機軸であろうが、
そんなものは文学と言わないんだよ。
文学とはね、「文」と「学」、
あるいは「ぶんがく」の「『が』の句の、『ん』」
について書かれたものを初めて文学と言うんだよ。
『が』の句も知らんで何が文学だよ、馬鹿たれ共が。
この秘密を明かしたのは、この僕が初めてなんだぜ。
覚えて置くがよい、はるか高みの発言はは全て誰も
知らないことばかりなんだぜ。
352 :
吾輩は名無しである:2008/09/21(日) 22:07:54
>>192 亀レスだけど夫人が遺書に記載された「おまえを誰よりも愛していました」の部分を生前に
公開しなかったのは、太宰の残した恐らく最初で最期の愛情の言葉(物凄い照れ屋だったらしいので愛あるセリフを
生前夫人に言った事は無いと思う)を誰にも何も言われたくなかったんじゃないかな。
自分の心に秘めたままで大切にしたかったんじゃないかなと思う。強い人だと思うよ。
この遺書の部分が太宰の死後直後公開されていたら、その後の美知子夫人に対する風当たりや雑音も
違う流れになっていたかもしれないのに。
太田静子は太宰の気持ちを知ってたみたいだね。娘の太田治子が書いた「心映えの記」にそう書かれてあった。
耳がドロドロに腐りきるほど言われてるけど、やっぱり太宰は女性的だよな
だから、この人の小説を好きな人が多いんだと思う 日本人って女性的好きなんだな多分
三島は男性的な小説だからどっちかってと敬遠されがち(心は女性的なのかもしれんが)
上原って俺の中で生気の無いガリガリイケメンなイメージだったんだけどなぁ・・・
久しぶりに斜陽を読んだ後
転勤で名古屋に行ってしまった人に2年ぶりに会ったんだけど
もっとかっこよかったはずのに
白髪がすごく増えてしわっぽくなり
こんなはずでは?と
かず子の心境にすこしなった…
いや…向こうも…?
355 :
吾輩は名無しである:2008/09/23(火) 09:58:15
斜陽面白いと思います。
僕の中での一番の作品ではないけど。
エッセーはあんまし上手くないよね。。
読みやすいけど。
オチなし、ニュース性なし、共感狙いも無し。
ただグダクダ愚痴言ってるだけ。
…でもカワエエ(*´−`)
太宰作品が全て収録されている本はありますか?
「お伽草子」「畜犬談」「猿ヶ島」だけでも
一緒に収録されていれば良いのですが・・・
日本文学全集70太宰治集はどうでしょうか?
お持ちの方がいらしたら教えて下さい
360 :
吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 18:11:04
太宰の「駆け込み訴え」の感想下さればと思います。
私の評価は複雑です。
タイトルが素敵。
362 :
弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2008/10/08(水) 02:05:07
エッセイにオチなどいらんわ
>>360 悪いけど、そんなタイトル・表記の作品などない。
364 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 15:08:51
あははは いじわるなヤツもいるもんだ
「駈込み訴え」
私の感想 うまいと思うよ
プンプンにおうほど人間臭いでしょう
ユダもキリストも。どこか田舎臭いにおいもするほど。
ユダの愛情と憎悪が語り口調で一気に書かれていて面白い。
もっとも奥さんへの口述で一気に作ったらしいから、ね。
なんというか、私の感想は
恐山のイタコに憑依したユダのクドキっぽい感じ
365 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 15:26:12
ユダの福音書っての、近年あると噂はされてたのが本当にみつかってるけれど
そこには、ユダは会計士でキリストの右腕のようで、他の弟子たちにも打ち明けられない
キリストの悩みがユダには打ち明けられてたと書かれてるみたいなんだけれど
太宰の時代から、そういう噂というか、知られてたのかな?そういうこと。
366 :
吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 15:28:06
>>365 訂正
近年あると噂はされてたのが ×
近年、昔からあると噂はされてたのが ○
>>365 ちょっと考えれば出てくる発想だよ。
太宰みたいにちゃんと作品化できるかどうかは別として。
「ユダの福音書」だってそういう想像力から生まれたものでしょ。
>>367 福音書そのものが、想像の産物だということ?
他にももっといっぱいあったらしいけどね、最近有名になった、マグだらのマリアの福音書?とか。
>>368 「ユダの福音書」は聖書に入ってる四つの福音書とは明らかに成立の仕方が違うでしょ。
グノーシス派の書物だってこともあるけど、正統的なキリスト観からは距離を置いてる。
だから異端の書物とされたわけで。
つーか、福音書がまさか事実をそのまま書いてるものだとは思ってないよね。
駈込み訴えは十代の頃に初めて読んですごいと思ったが
逆にリアル過ぎてなんか怖かった。
371 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 02:01:15
>>352 太田静子と交流のあった作家の瀬戸内さんが太田静子さんは神様みたいに
いい人だったと言ってたな。。。。
ああ、今日は鳥がうるさい、どうしたことでしょう。
え、わたし、わたしががだれかですかって?
わたし、そう、わたし、わたしは、イスカリオテのユダ。
↑
やっぱり、即興で、俺が書くとうまくないなw
>>371 太田静子の有名な写真があるよね。子供を左に抱いてカメラに写ってる写真。
他の写真をみると、なんだかずんぐりむっくりな女のひとって感じで
まったくその写真とイメージが違うんだけれど、その写真
うちの母親に、まじでそっくりなんだよねw 俺が小学生だったころの母親に特に。
俺が嫌いだった髪型も含めてw
太田静子はとかく「冬の花火」を大絶賛してたんだよね。
373 :
吾輩は名無しである:2008/10/12(日) 23:47:01
隠れた傑作 正義と微笑
これを好きな俺は通だな
なんで、「新ハムレット」はでてこないのでしょうか?
解説には当時の高校生とかにうけていたとかかかれてたんだけれど。
左翼に抹殺されてしまってるのでしょうか。
「正義と微笑」がすきって、左翼のきもち、わかります。
375 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 00:02:14
376 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 01:40:13
「パンヤになれと言う人もいるけれど」
生活が苦しいので壇一雄へ相談に行った時、静子はそう言ったんだよな
で、壇は「パン屋さん」かと訊いたら
パンパンのことだと応えたっていうんで呆然としたらしい
なんか、神様と言うのはどうなんだろう
浮世離れしすぎていて、無謀すぎていて、
たしかに異界の人だとは思うが
378 :
吾輩は名無しである:2008/10/15(水) 21:04:07
女と心中したとき自分だけ助かったが
いまこんなことしたら間違いなく起訴されて弁当付き懲役だな
379 :
吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 00:49:03
>>376 でも太宰の死後、静子さんはその日の食事を欠く位貧乏生活していたらしい
(とはいっても、元々お嬢様育ちなので金銭感覚がズレていた為に貧乏する
はめになった要因も大きいと思う)けど、知り合いの編集者の野原さんによれば
貧しくてもいつも明るくて母子共に太宰治という作家を誇りに生きていた
という記述があったけど、それも全て太宰が一番愛していたのは夫人だと知っていて
そういう風に生きていたのはやっぱり凄いと思う。マネ出来ないね。
380 :
吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 16:22:05
>>379 では訊くが、どうして死後まもなく「小説太宰治」なんてものを出版したの?
お金に困って、と言ってもあたりまえでしょ
最初から覚悟もなくて私生児産んだの?
壇一雄曰く「太宰が上になったり下になったり」という記述のあるような作品を書いて
誇りって何?
だいぶピントがずれているから
自分が何をしているのかが初めから正しく理解は出来なかったのかな?
>>380 その本読んでみたいです。
「あはれわが歌」とはまた別物かな?
「小説太宰治」なんて知らなかった。
近代文学館行ったら読めるのかな?
382 :
吾輩は名無しである:2008/10/19(日) 23:07:37
その本はほとんど幻の本
出版社も聞いたことも無いような
国会図書館くらいにあるかな
ネットで少し前に古書店が3万いくらの値段で出していたよ
「あわれわが歌」はその後で壇が世話をして出した本
383 :
吾輩は名無しである:2008/10/19(日) 23:10:04
小説太宰治、 太田静子著 ハマ書房 昭和23.11.01 発行
384 :
吾輩は名無しである:2008/10/19(日) 23:22:25
ちなみに
斜陽日記、太田静子著 石狩書房 昭和23.10.15 発行
どう思う?
太宰が死んだのは昭和23.6.13(遺体発見は19)
4ヶ月か5ヶ月で、2冊も本を発行している。
死んですぐに書かなければ本なんかこんなに早くに出せないだろう
>>381 日大文理
立大
日本近代文学館
にあるようだ
ついでに書く。
昭和23年8月に、
井伏鱒二ら太宰の周囲の人たちの訪問を受け
太宰の名誉をそこなうような事を書いたりしないという条件のもと
静子は10万貰ったということだ
「斜陽」の印税を分けてくれたのだろう。
それでいて
>>383 >>384 の本を出した
どういう神経だろうね
私はこの機会に作家として立とうと
野心に燃えていたと推測するけれど
そんなに世間知らずのお嬢さんではないのでは?
>>384 あなた、『斜陽日記』は太宰が死んでから書いたものじゃないでしょうに。
太宰が小説の元ネタにしてるんだからさ。
それとも、『斜陽』の出版後に捏造されたって言うトンデモ説を信じてるのか知らん?
ちがうよ
出版するには原稿チェック
ゲラになってからでも校正は必要でしょう
本人が何も読み返さなかったのだったら別だが
本になる、世に残る、原稿に最終点検しないわけがない。
捏造などは信じていないけれど、
ではそもそもなぜ出版社に原稿売った?
日記は世に出さない約束で8月に10万もらっていて、10月中旬発行
「小説太宰治」は11月初旬に出版
たった4日間でちゃんと妊娠するってすごいなぁ。
390 :
吾輩は名無しである:2008/10/22(水) 07:32:15
>>380 確かに静子さんはズレていると思うよ。超貧乏の時娘と海岸で拾った
貝殻を売る位の人だから。
太宰の死後直後の行動は確かに褒められたものじゃない。お嬢様育ちの彼女は
生活の苦労、私生児を生み育てる事がどういうものかわかっていなかった夢見る夢子
さんだったと思うよ。
ただ苦労の中で女手一つで治子さんを育てている内に静子さんも成長したと思う。
治子さんも太宰の死後ああいう小説を出した事を母親が後悔していたという記述残していたからね。
ウィキの太田静子のところ変えるべきだよね
津島家から冷遇されたので日記を出版したように書いているけど
太宰の死後数ヶ月を追っただけでも
冷遇されるも何もないだろ
だいいち
夫の子を産んだ愛人を厚遇するようなヨメさんがいたらそのほうが変だろ
太宰の本音は逃げたかったはず
392 :
吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 13:24:05
夢見る夢子さんが後で成長したのは結果としてそうだろうけど
成長するまえまでの夢子さんは
はなはだ迷惑な人だよね
それと勝手に解釈してるよね
太宰は「斜陽」を自分の文学上、作品世界では
主人公は没落華族にする必要があっただけで
夢子さんを華族として特別にしたかった訳ではないでしょ
でも夢子さんは「彼はそう思ってくれていた」と
生涯あくまでおめでたく解釈していたわよね
イタイね
ヘタするとストーカーになりかねないタイプの思い込みする人のようで
そういう意味でははやり異界の人ということですか?
393 :
吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 13:47:39
>>391 太宰の研究家や太宰の縁戚にも津島家の太田母子への冷遇を非難している人
いるよね。
おっしゃると通り
「夫の子を産んだ愛人を厚遇するようなヨメさんがいたらそのほうが変だろ 」
だし。
今でこそ不倫はバーゲンセールだけど、当時はとんでもない事だったはずだ。
太田母子の貧乏ぶりが同情をかったんだろうけど。
394 :
吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 16:46:33
結局一昔前の文学関係者は男ばかりで
男の論理で何でも解釈されてきたんだろうね
だからちょっと脳と股のゆるい女は「かわいそう」で
お茶の水出の才女で自分にも他人にもきついタイプの女は
「かわいげがなかった」んではないじゃろか。
貧乏母子にお金を出さなかった、と非難するけど
才女の方だって子供3人抱えてそのうちの一人はダウン症で
お金が今後どのくらいかかるか不安だったと思うよ
「斜陽」がベストセラーになったとはいえ
ベストセラーであり続けるなんて想像もできなかっただろうし
長年才女も夫と貧乏暮らししてたんだから
「はいはい出しましょう」なんて財布の紐をゆるめたりはできないよね
女ならそうした状況を考えたら非難はしないよ
男社会だったからこそしっかりものの賢夫人は叩かれたんだろうね
一昔前の文学関係者は
>>395 時代考えるとすっごい才女でしょ
いや…いまだって…?
398 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 01:21:43
>>395 時代背景もっときちんと勉強しなさい
当時の女性としては最高学府だったのだよ
バツ一で、しかも薬中で檻のある病院へ入れられた過去のある堕罪には
縁談としては願ってもないような高嶺の花だったはずが、
田舎にいる学者一家で世間知らずだったから
よけいな詮索もしないでひょんなことからヨメになった
399 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 01:33:42
>>389 そうだよ 一昔前の文学関係者だよ
今は女が花盛りだけどね
ちょっと前まで女は「女流」
本流は男で
本流以外の別物だから「女流」とされていた
明治大正には「閨秀」ともいわれてた
閨は寝屋、つまり寝室のような家の奥にいて書いている優秀な人って意味
笑うよね。
そんなような時代だからね
400 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 01:35:34
401 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 02:18:06
>>398 よけいな詮索もしないでひょんなことからヨメになった。
そのおかげでエライ目に合う羽目になったけどね。。。。
でもまあ、太宰は再婚によって落ち着きを取り戻し数々の佳作を生み出せた。
スキャンダラスな死を遂げて夫人がご苦労された事は想像に難くないが、太宰治
の名前は日本滅亡しない限り永遠に文学史に残る。
夫人のご苦労は一人の天才の名を残せた事で報われたと思いたいね。
しかし、お見合いで結婚した夫人が一番好きだったというのがなんとも意外だった。
太宰といえば数々の女性と浮名を流していたからね。
夫人とは本当に縁だったんだろうね。。。。
402 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 13:05:40
太宰はヨメさんのこと尊敬していたんだと思う
中期に書かれた多くの佳作は、
彼女に対する見栄もあって頑張ったんだろね。
太宰はそもそも教養のある女が好きだった
最初の心中で片方だけ死んだ田辺は、
壁にかかっていた絵のことを正しく説明したんで太宰は惹かれた
最後に一緒に死んだ女も自立した教養のある女だった
でも、オスとしての太宰は
そういう教養のある女とは別の
気持ちのよくなる女もよかったんだろうね
403 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 18:26:24
「三度々々」ってなんて読むの?
404 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 18:34:36
さんどさんど だろ
405 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 18:42:27
「人間失格」読んでるのか?
日に三度メシ食うだろ 毎日毎日繰り返し
飽きることなく(腹減るからな、あたりまえだが)
そういうときに昔のひとはよくそういう言い方するんだ
406 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 18:43:51
やっぱそうなの?人間失格にあるけど何で重ねたんだろう。
407 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 18:59:40
>>405 へー、サンドサンドか。コンビ名にしたら売れるね。
新潮文庫の人間失格の紹介の見出しで
「日本人はこの主人公は自分のことだと思う人とそうでないという人に、二分される」
みたいなこと書いてあった気がしたけど、あれはなんだったんだ。そりゃそうだろ。
408 :
吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 21:29:48
>>406 何で重ねたんだろう、って、そうわざわざ重ねて使う言い方を昔はした
たとえば405でも書いたけど
「毎日毎日」とか
「日に日に」とか
そうやって重ねると強調されるだろう
三度三度飯食うのも重ねていうことで
(飽きることなく)というニュアンスが出て来るんだよ
今度の昭和文学会の大会で太田治子が講演するね。
テーマは林芙美子だけど。
411 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 12:43:27
戦前の学士は値打ちがあった。数が今と較べて相対的に少なかった。
ましてや女となれば
昔の人はご飯を多く食べたと思う。ご飯は米のことね。
現在のようにおかずが豊富じゃなかった。だから栄養補給を米でするわけだから
一日一升飯はざら いまじゃ考えられない
その辺のところは、坂口安吾も堕落論だったかな? 書いてる
「めし」
津島文治
コレでも読もう!
413 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 15:16:40
「三度々々」という表現と
コメを昔はどのくらい食ったかとはまったくちがう話だ
安吾を出さなくとも、
江戸時代の「一石」の基本を勉強したらわかるもんだ
太宰の「人間失格」のこの部分の表現はたくさん食うんではなく
日常として飯を食うという行為を
空腹も感じる前に何かを食わされるという主人公のおぼっちゃまの身分を表しているんだよ
414 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 15:22:04
あー、付け加える
あぽが多いから
ここまで書いても受け取られ方を間違えられたらナンだから
「三度々々」が身分を表すんではない
その前後の内容がそういう結構な身分のおぼっちゃまだったことを表している
「三度々々」は毎日修行のように三回飯を食う時間が来るということで
>>408のニュアンスで三度を繰り返している
「三度々々」とは関係なくてすまんが、昔の百姓は
三度どころか五度ぐらい食べてた。やっぱり栄養不足の上に
重労働。三度ではとてもとても持たなかった。
因みに朝飯前と言う言葉は伊達ではない。
416 :
吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 16:15:00
へ〜、飯を五度も食える百姓ってどこにいたんだ
それって年貢をお上とどのくらいの割りで分けたんだ?
しらんなー
というか 「三度々々」はもういい
メシの話は終了
ここをどこだと思ってるんだ
文学板の太宰スレ
話したかったらこの後は民俗板あたりへ
文治さんもすっごいイケメンだったよね
…しかし晩年はハゲてたから
太宰も生きていたらこんな感じだったのかな
418 :
吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 14:10:01
長篠康一郎さんて結構DNQな人だよね。。。。。
太宰の正式な遺書(奥さんへの愛の告白が書かれたやつね)が発表された
時に、たしか太宰の遺書だけ載せるのはおかしい何故山崎さんの遺書も
載せないのかこれは男尊女卑だと言ってたらしいけど、それは太宰の正式
な遺書は初公開だからだろうに、素人でも考えればわかる事にいちゃもん
つけるのが痛い。
太宰なんて三島に比べたら駄作しか書いてないじゃん。
おや?
太宰先生
Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:: ヽ、ヽ、 ::i . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ
三島ってゲイだし
活気のないスレ
424 :
吾輩は名無しである:2008/11/19(水) 18:49:39
家庭の幸福と如是我聞
の意味を教えてください。
最近、結婚をしました。
僕より先に結婚して子供が生まれた会社の人は、人を蹴落とす勢いで仕事をしています。
正直悩んでます。
おしるこ万歳!?
425 :
吾輩は名無しである:2008/11/20(木) 10:07:52
三島の「中世 剣」(講談社文芸文庫)収録の安藤武が作成した年譜によると、
三島は12歳で太宰の「虚構の彷徨 ダス・ゲマイネ」を同じ痛みを感得して読んだとあります。
426 :
吾輩は名無しである:2008/11/20(木) 10:09:22
私とて、作家にとっては、弱点だけが最大の強味となることぐらい知っている。
しかし弱点をそのまま強味へもってゆこうとする操作は、私には自己欺瞞に思われる。…
太宰のもっていた性格的欠陥は、少なくともその半分が、冷水摩擦や器械体操や規則的な生活で治される筈だった。
生活で解決すべきことに芸術を煩わしてはならないのだ。いささか逆説を弄すると、治りたがらない病人などには本当の病人の資格がない。
三島由紀夫
「小説家の休暇」より
427 :
吾輩は名無しである:2008/11/21(金) 00:37:00
大宰はカートコバーンと同じ人間。
カートの日記ばっか載せた本(名前分からん)読んで大宰とオモタ。
もし奴があと50年遅れて生まれてたらパンクバンドとかやってたんじゃねーの?
428 :
吾輩は名無しである:2008/11/21(金) 21:00:31
「人間失格」「斜陽」、
たて続けに読んでみたけど
この二冊は人生のバイブルになりそうな予感。
二十年近く生きてきたけど、
ここに来てやっと、自分に出会えた感じ。
なぜ、今まで太宰に手を出さなかったのか。
読むのがもっと早かったら、
確実に人生変わってた。
大袈裟かな?
太宰好きな人は皆こう思ってる?
東京八景と黄金風景でそう思いました
俺的には魚服記と畜犬談と眉山がいいね。
俺はダス・ゲマイネ
おれは蜜柑とトロッコ
太宰は好きなんだけど、人生のバイブルにしようとは思わないな。
ダン池田の暴露本に、「太宰も言ってるように・・」とかやたら引用してたっけ・・・。
今さっき、ブログを見て回っていたら、
太宰治の肉声のテープが知り合いの人が持ってる的なことが
書いてあるブログを見つけたんだが、どうなんだろうか?
>>435 太宰の肉声ならそんなに珍しくないと思う
むかしテレホンサービスで流してたところもあったとか
俺は聞いたことないけどね
肉声は残ってない筈。
青森の文学館かどこかが太宰の骨格から
声を想定してつくったものならあったよ。
テープはそれじゃないかな
映像も芥川はあるのに太宰はないんだよな
生誕100年で出てきたらすごいな
いろいろ読んだ後に津軽読むとイイ
440 :
吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 12:51:06
>>393 ブログ見てたら昭和23年6月26日の東奥日報の記事に遺書の未発表部分が載ってたって記事があった
>「太田という女あり、なんにも金銭の約束なし、山崎という女あり仕事の上にも病気の上でも世話になりたり、長居するだけみんなを苦しめ、こちらも苦しい、かんにんして下されたく、子供は凡人にてもおしかりなされまじく・・」
とあった
これが本当だったら、美知子夫人が太田母娘に援助をしてはどうかと檀一雄に言われて激怒したというのもわかる。
太宰の遺志だもんね。
1番好きなのが
パンドラの匣が好きな私は少数派?
いまどき分かるやついるのかw
葉、フォスフォレッセンス、おさん
とか良い。
>>443 この前、NHKに出てた(思い出の桜田淳子ショー)
太宰面白いけど、生きる指針にしたらダン池田みたいに破滅するかもしれんぞ。
ダン池田程度の破滅なら別にいいんじゃない。
448 :
吾輩は名無しである:2008/11/30(日) 10:01:48
太宰のこういう「救われざる悲しさ」は、太宰ファンなどというものには分らない。
太宰ファンは、太宰が冷然、白眼視、青くさい思想や人間どもの悪アガキを冷笑して、
フツカヨイ的な自虐作用を見せるたびに、カッサイしていたのである。
太宰はフツカヨイ的では、ありたくないと思い、もっともそれを呪っていた筈だ。
どんなに青くさくても構わない、幼稚でもいい、よりよく生きるために、世間的な
善行でもなんでも、必死に工夫して、よい人間になりたかった筈だ。
それをさせなかったものは、もろもろの彼の虚弱だ。そして彼は現世のファンに迎合し
歴史の中のM・Cにならずに、ファンだけのためのM・Cになった。
「人間失格」「グッドバイ」「十三」なんて、いやらしい、ゲッ。
他人がそれをやれば、太宰は必ず、そう言う筈ではないか。
太宰が死にそこなって、生きかえったら、いずれはフツカヨイ的に赤面逆上、大混乱、苦悶のアゲク
「人間失格」「グッドバイ」自殺、イヤらしい、ゲッ、そういうものを書いたにきまっている。
太宰治は、冒頭がすばらしいんだ
畜犬談の冒頭とか天才的だろ
もっともこれは太宰自身が意識してそうしてたらしいけど
今年落第と決まった。それでも試験は受けるのである。甲斐ない努力の美しさ。
タイトル忘れたけどこの作品の冒頭も良かったなあ
450 :
吾輩は名無しである:2008/12/01(月) 13:33:27
太宰ブーム到来の予感。
『直筆で読む「人間失格」』買いました?
立ち読みした。
まだ見かけてないんだが、大宰って字綺麗なの?
普通に読めたよ
455 :
吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 07:38:54
太宰の人間失格の直筆原稿、生でみたことあるよ。
たしか御坂峠の天下茶屋二階の太宰記念館みたいな
ところに展示されていた。他にもいろいろ。
太宰ファンなら是非いくべし!
太宰が肯定的に言われるポイントとして
「戦争中にも精力的に小説を書いていた」ってのあったので
ふと「新釈諸国物語」「お伽草紙」と読んだんだけど、
「舌切雀」の冒頭に、「桃太郎」も構想したけど書くのを辞めた、って話があって
桃太郎は「日本一」の旗を持ってる男で、貴い国で第一となれば
お伽話でもでたらめな書き方は許されない、それで放棄したとある
まあいろいろ周辺に太宰流の理屈が付けてあるんだけど
>太平洋戦争の際には桃太郎は軍国主義という思想を背景に、勇敢さの比喩として語られていた。
この場合桃太郎は「鬼畜米英」という鬼を成敗する子としてスローガンに利用された
こういう記述を桃太郎のwikiで目にすると
やはり何か差しさわりがあったのかなぁとか思うんだけど
あそこらへんの記述は太宰の本心とそのまま受け取っていいのか
何がしかへの配慮やおもねりといった部分がでてるのかな
半分半分みたいな微妙な感じがするんだけど
『津軽』も戦争の話がいろいろでてくるな
太宰なりに懸命に戦争に参加したのか、
もしくは、そんな自分を道化として描いて、
戦争を喜劇化したのか
なかなか複雑でおもしろい
458 :
吾輩は名無しである:2008/12/05(金) 19:08:17
>>440 亀レスだけど、男の人はロマンチストが多いだよなあ。
太宰の妻なら貧しい太田母子に援助する聖母のような女性であて欲しい
じゃないかなあ。でもそれこそ偽善だべ。
太田母子に援助しなかった夫人を攻める男の人は賭けてもいいけど自分
の妻が浮気したら絶対激怒するタイプだと思う。
459 :
吾輩は名無しである:2008/12/05(金) 19:18:53
太宰は初代を許さなかったじゃん。
462 :
吾輩は名無しである:2008/12/07(日) 12:38:36
>>459 458です。
言葉の選び方を間違えました。
夫人を非難する男性は自分の妻が浮気して相手の男の子供を生んだとしても
その妻の死後自分に金銭余裕があって、けれど何らかの事情で父子が困っていても
絶対援助しないタイプ。
というか普通の人はしないよな。夫人の対応はノーマルだと思うよ。
非難する意味がよくわからん。
あの、流れとしては援助しなかった夫人を非難してはいないと思いますが。
国籍法改正案 採択
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5446070 http://jp.youtube.com/watch?v=4KatVxgOBnc 日本の根幹に関わる、非常に危険な法案が、衆議院に続き参議院でも可決されてしまいました。
「父親が認知さえすれば、日本国籍取得」 という『国籍法改正案』です。
これにより、日本国籍は、誰でも簡単に取れるようになってしまいます。
この法案は外国人参政権等の危険な法案とも直結しています。
■方法はとても簡単です。
1.外国人母が自分の子供は日本人男との子だ!と訴えます。真偽はどうでもいいです。
2.ホームレスにお金を渡し、認知させます。
3.そうすると、例え本当の父親が誰であろうが日本国籍を取得できてしまいます。
例え中国×中国人との子供だろうが、ホームレスが認知すれば誰でも日本人です。
4.子供が日本国籍になれば、その母親が日本に住むのは非常に容易になります。
5.生活保護受給者の増加による大増税・年金・生活保護レベルの低下。治安の悪化。
6.急激な安い労働人口増加による我々・子・甥・姪世代での就職難、及び生活レベルの低下。
その他、村落の崩壊 あなたの故郷は外国に占拠されるかもしれません。
又、偽日本人であれ権利を有する為、参政権・選挙権を行使し日本人に不利な方策が増えるでしょう。
日本人は特定アジアの家畜になってしまう危機的状況です。
お隣韓国の経済危機もマスコミが本気で全く伝え無い所を見ると、
大きな態度で日本に大挙して来る気ムンムンです。
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1228461838/301-400
465 :
吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 07:55:44
太宰はセルバンテスとか読んでただろうか
466 :
吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 22:48:50
僕を疑うまだー果てなど見ないうちにー
河村隆一の太宰嫌いじゃない
斜陽の直治の遺書の部分で感涙した
タッキーの恋・革命って人間革命っぽくなーいと言われているが
斜陽のかず子みたいだとオモタ
↑きもい
470 :
吾輩は名無しである:2008/12/17(水) 18:28:36
シメ子ってかわいい、
>>469 キモくてすいません
でも歌詞みてみてよー!
かず子の手紙などパクった感じしない?
タッキーw
斜陽より先に「富岳百景」を読んだ。新潮文庫の「走れメロス」に納められている分。
同じ本に「東京八景」も載っている。この本の太宰を好きだ。これも太宰だ。いや、
と言うより、これが太宰だ。いや、やっぱりこれも太宰だ。どっち、なんだ?
と、自分に突っ込みを入れつつ太宰の弁証法的解釈は「ヴィヨンの妻」に止揚されるの
であった。完。
ろまん燈籠の中にある「令嬢アユ」は結局どんな職業だったの?
カフェの女給ではないんでしょ?
売春婦?
今の時代って鬱の空気だからかな、太宰読むと落ち着くね。
太宰は鬱じゃありませんが?
何が「今の時代って鬱の空気」だw
太宰が鬱だなんて誰も言ってないけどね。
都合よく曲解すんな。
ギロチン ギロチン シュルシュルシュ
って当時の流行語かなにか?
>>451 直筆原稿の影印があんな安価で読めるなんてありがたい世の中だ
481 :
吾輩は名無しである:2009/01/07(水) 13:45:27
似てなくてごめそ
_,, -- 、
, ‐-‐::'"、:::::::::::::`::ー:、,
/;::-::::::::::::::!::.:.::.:'.:.::::::::::`::ー- 、
/:::::::::::::::,、,,,,__':::::::::ノ::::::::'.::.:.:.,.:.:.::`}
リ:::::::::::/::/ ""'''''‐- 、ノ;;;_ノ::::::.:.i
ヽ::::'´::::::彡 ヽ-::'ノ
|::::_::ノ:/ !:::/
た'r.、:::| ,;iiiilllllliiii;; !リ
{rfi」 i;;;i イセテi ,;iiiiillll}
ゝ、| '´ 〈iセテメ
/ | | '` ト,
-‐ ´ ! !、 ' ー-' ,{ !_
! \ 一-,- / .i  ̄ ー- _
! \ ,,_ __,,/ !! `
! 〈 r ''"´ ̄ _,,j.i
! / | , --一"¨^´
!,/ | {
483 :
吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 03:57:37
ウェッジ文庫の浅見淵『燈火頬杖』に「「晩年」時代の太宰治」が収録されている。
朝日新書の佐伯一麦『芥川賞を取らなかった名作たち』は太宰から始まる。
484 :
吾輩は名無しである:2009/01/10(土) 08:13:06
なんだかあっちもこっちも太宰太宰さわいでるな〜と思ったら、
ことし生誕百年なんだね。
太宰はんの本はぜんぶよんだよ。トカトントンがいちばんすき。
太宰(笑)
>>484 > 太宰はんの本はぜんぶよんだよ。
って、どういう意味よ?
質問の意味がわからん
何を指して「全部の本」って言ってるのかってこと。
全集のこと?
まさか、太宰が生前に出版した本全部って意味じゃないでしょう?
新潮文庫に入ってるの全部くらいじゃない?
別に研究家じゃないんだから、そこまで細かい突っ込みいれんでいいんでないの?
>>473 富嶽・東京百景大好きだー
ヴィヨンの妻の直後に桜桃を読むとなんとも言えない感慨があります
文庫のおかげで人間失格から太宰を知る人ふえとるみたいやけど、
「共感した」なんて言ってないで短編ガンガンよんでほしい
太宰の本領は短編にあり、と私は感ずるのです
東京は、八景ですよ。
>>490 太宰はホント、短編上手いね。
コミカルだし、活字沢山読むの苦手な人に手にとって欲しいなぁ。
駆け込み訴へなんかさ、ゲラゲラ笑いながら読んで最後キュンとした。
オチのつけ方がいいね、メロスとかもそうだけど。
そんな自分は秋風記が好きだー。
ダス・ゲマイネ最強だ
つーか新潮の「走れメロス」は学校のころの推薦図書だったせいか「走れメロス」だけのために交わされた人は多いと思う
俺んちもそうだったんだけど、たまたまヒマなときに呼んだら面白くて……
その文庫にダス・ゲマイネも載ってた
白地に、黒い点々というか、呪われたダルメシアンみたいな表紙の奴
「千代女」をずっとセンダイオンナ読んでました
チヨジョなんや
太宰はんの作品、一周全て読みましたが、「もの思う葦」の「一つの約束」あれヤバいね
たった2ページだけど素晴らしいっす
お伽草紙とかも面白いな
カチカチ山、いいわぁ
497 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 01:21:15
太宰はん
って書き方がヤダ
499 :
吾輩は名無しである:2009/01/21(水) 05:16:49
乞食学生なんかはどうだろう
乞食学生もいいね
カルピスっていう単語が普通に出てきてちょっと驚いた記憶がある
太宰は私小説ばっか言われてるがメルヘンチックな作品もいい
どれに載ってたかな、「皮膚と心」も心理小説の傑作でわ・・・。
私小説的と言っても、こういうフィクションが書けるのは葛西善三とは全く違うところ。
>>500 あれ、いいよね
太っちょのやつが実にいい味出してる
「佐伯君にも、熊本君にも欠点があります。僕にも、欠点があります。助け合って行きたいと思います。」
>>太宰作品はすでに、秋原正俊監督、佐藤江梨子主演の『斜陽』(5月公開)、
根岸吉太郎監督、松たか子、浅野忠信主演の『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』(秋公開)、
冨永昌敬監督、染谷将太、川上未映子主演の『パンドラの匣』(秋公開)の3作品が製作されている。
こん中じゃパンドラが一番面白そう
(^q^)ノ かあちゃん、お風呂へ行った
507 :
吾輩は名無しである:2009/01/22(木) 06:24:29
生誕百年の文学者
斎藤史(2.14) 青年将校栗原安秀の幼馴染
大岡昇平(3.6) 第一次戦後派
花田清輝(3.29) 『新日本文学』編集長
中島敦(5.5) 中国説話翻案小説
長谷川四郎(6.7) 『新日本文学』編集長
太宰治(6.19) 共産党員
埴谷雄高(12.19) 共産党員
松本清張(12.21) 全国革新懇代表世話人
晩年の「葉」良すぎワロタ
5月に新潮文庫から初期作品集『地図』が復刊されるようだ
ってのは既出?
510 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 18:09:03
これって何の書き出し?
私は子供のときには、余り質《たち》のいい方ではなかった。女中をいじめた。
私は、のろくさいことは嫌《きら》いで、それゆえ、のろくさい女中を殊《こと》にもいじめた。
お慶は、のろくさい女中である。林檎《りんご》の皮をむかせても、むきながら何を考えているのか、
二度も三度も手を休めて、おい、とその度毎にきびしく声を掛けてやらないと、
片手に林檎、片手にナイフを持ったまま、いつまでも、ぼんやりしているのだ。足りないのではないか、と思われた。
511 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 18:20:54
「黄金風景」
つか検索もできんバカは文学板に入る資格無い
厨房板へ逝け
512 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 18:24:44
513 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 18:25:33
514 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 18:28:23
./\ /\
/:::::::ヽ____/::::::::ヽ、
/ ::. _ .::::::::::::: _::::ヽ_
/ / °ヽ_ヽv /:/ °ヽ::::::ヽ
/ /.( ̄( ̄__丶 ..( ̄(\ ::::|
. | .:::::::: ) )/ / tーーー|ヽ) ) .::::: ::| / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_
. | .::::...( (..||. | ( ( ::| _/| _/| / | | ― / \/ | ―――
. | :::. ) )| |⊂ニヽ .| ! ) ) ::::| | | / | 丿 _/ / 丿
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\: ) )ト--^^^^^┤ ) ) 丿
/ ( ( ( .( \
515 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 18:29:36
516 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 18:31:56
(1)、性転換、SM、フェチ
(2)、痴漢、強姦、ストーカー
(3)、同性愛、近親相姦、ロリコン
(4)、スカトロ、獣姦、ネクロフィリア
(1)の組は、比較的一般人にもすんなり受け入れられる。
(2)の組は、背徳間が薄いが犯罪であり一般人も堕ちいりやすい。
(3)の組は、背徳間濃厚であるためタブー視されるが一般人の興味をくすぐる。
(4)の組は、その道の人しか絶対受け入れられない。
517 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 19:10:09
519 :
吾輩は名無しである:2009/01/27(火) 21:55:07
「母」「眉山」が好きだ
眉山、は良いね。
浅黒のぶしつけな女の子、って何となく想像できる。
今の時代じゃギャル子かな。
くそみそテクニック
522 :
吾輩は名無しである:2009/01/29(木) 01:33:25
大塚英志の太宰論はなかなかおもしろかったなー
こういう見方は新鮮だった
>>522 もしかして、女生徒とか十二月八日とかをとりあげてるやつ??
だとしたら、あれは作品をぜんぜんちゃんと読んでないことを
思い切り露呈してたけど。
それどころか、先行研究をまったくふまえてないし。
>>520 猛獣ハンターいもと
みたいなコを想像していた
525 :
吾輩は名無しである:2009/02/02(月) 18:26:33
こいつの小説糞つまんねーじゃん
面白いとかいってたりすごいとか行ってるやつってさ
意味不明なものをすごいすごといって
「うはっww俺他のやつには分からないものがわかってるwww」
とか思い込んで自己満足してるだけだろ?
m9(^Д^)プギャー
橡の実ぼたんて落つるずおん。
527 :
O:2009/02/03(火) 00:18:27
>>525 感じ方は人それぞれだし、つまらないなら読まなきゃいい。
言われなきゃわからないの?
シミュレーション心霊現象
人類が滅ばないよう
好みが偏るようにできているからね
純文学で、一番読まれてる日本の作家じゃなかろうか。
531 :
吾輩は名無しである:2009/02/07(土) 00:31:12
532 :
吾輩は名無しである:2009/02/08(日) 23:27:13
太宰って私小説が多いと思うんだが、
太宰の私小説以外の作品で面白いのってどんなのがある感じ?
太宰本人の生涯をシカトして読める奴。メロス以外で。
「魚服記」とか「竹青」とか
新釈諸国噺とか
(字が違ってるかも)
535 :
早 ◆2lZL.15SIs :2009/02/09(月) 06:38:42
宣伝失礼します。
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http://beatriceuplift.blog122.fc2.com/ ◆◆
詩・小説・論説文・エッセイ・絵・音 / 芸術・哲学・宗教・神秘主義
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ゲーテ・ニーチェ・ユング・ショーペンハウアー・ベルククソン
エドガーアランポー・ボードレール・ランボー・ハイネ / 太宰治・ドストエフスキー
尾崎豊・ジョンレノン・NIRVANA / KORN・L'Arc〜en〜ciel・Mr.children
バリオス=マンゴレ・モーツァルト・ショパン・ラフマニノフ・ヴィラ=ロボス
ゴッホ・レンブラント・ダリ・クリムト・ルーベンス・東山魁夷・高島野十郎
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あと一週間くらいで中編〜長編くらいの小説upする予定です。
宣伝失礼しました。
太宰は、自分と語り合ってる感じが…
537 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/02/09(月) 16:43:08
正義と微笑
538 :
吾輩は名無しである:2009/02/09(月) 17:50:51
惜別やパンドラの箱もオヌヌメ
最高傑作は「直治の日記」かな。
540 :
弧高の鬼才 ◆zD.tvziESg :2009/02/10(火) 00:02:18
『斜陽』(5月公開/秋原正俊監督、佐藤江梨子主演)
>・『ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ』(秋公開/根岸吉太郎監督、松たか子・浅野忠信主演)
>・『パンドラの匣』(秋公開/冨永昌敬監督、染谷将太・川上未映子主演)
>・『人間失格』(詳細未定)
温水「僕の赤ちゃんが欲しいのかい」
542 :
吾輩は名無しである:2009/02/11(水) 02:38:57
太宰治全集買おうっと。古本で5000円で売ってた。
543 :
吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 00:45:35
ウッカリ太宰の文庫本を別々の出版社のもので買い始めてしまった。
最初から新潮で揃えれば良かった……orz3
544 :
吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 00:46:30
太宰の小説で最長の奴はなんという小説なんですか?
545 :
吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 05:10:06
人生ノート
太宰治/著
生きていく力「いやになつてしまつた活動写真を、おしまひまで、見てゐる勇氣」定理「苦しみ多ければ、それだけ、報いられること少し」世渡りの秘訣「節度を保つこと」わがかなしみ「夜道を歩いてゐると、草むらの中で、かさと音がする。
蝮蛇の逃げる音」太宰治は鋭敏な批評家であり、「箴言」の名手であった。太宰文学のエッセンスを凝縮した随想集。
2009年2月10日発売
定価:600円(税込み)
ISBN 978-4-334-78524-6
知恵の森文庫
それ立ち読みしたけど新潮の「もの思う葦」で事足りる
548 :
吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 01:33:13
人間失格の最後のところで主人公のことを
かみさまみたいにいいひとだった
ってあるよね。そこを
昔読んだ太宰評で自分をいいひとだといってナルシスト入ってるていってる奴がいたけど
まったく違うよね。
かみさまみたいにいいひとだから 人間失格 なんだよね。
俺の勘違いじゃなければ。
そーいう意味だったの!?ナットク。
単に葉蔵が駄目な人だからだと思ってた…
けどそれだとやっぱり太宰お得意ポウズ、逆説的ナルシズムだと思うな。
550 :
吾輩は名無しである:2009/02/13(金) 11:18:25
>>532 お伽草紙
っていうかあんまり太宰を読まない人にいきなり正義と微笑とかパンドラとか、お勧めしたくないよ。
意外に長いし、ユーモアが足りない。
お伽草紙や西鶴もので、より太宰を好きになって欲しいなあ。
>>549 いい人を演じずにいられなかった人格ってことじゃない?
共依存つーかアダルトチルドレンのピエロみたいな感じ
中身が空っぽで自分が無いから、良い人/道化を演じて身を守るしかなかったというか
中身ってなに?
553 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 23:20:37
太宰の作品って、読んでると「太宰の書いた小説」を鑑賞しているのか、
「太宰治本人」を鑑賞しているのか分からなくなってくるよね。
私小説に慣れていなかった頃は違和感があった。
554 :
吾輩は名無しである:2009/02/14(土) 23:56:38
多分それで、大人になってくると太宰物に辟易する人が出てくるんだと思う。
ここにいる人に聞きたいんだけど、一番好きな作家が太宰として、二番目に好きな(優れていると思う)作家って誰?
俺は星新一
557 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 02:07:27
>>553 あれだけ明け透けに色々と書けるのは凄いと思うよ。精神的露出狂だったのかもね。
>>555 悪いが、一番好きなのは安吾。二番目が太宰。
安吾で最初から最後までニヤニヤしながら読める作品ってなに?参考までに。
559 :
吾輩は名無しである:2009/02/15(日) 10:30:05
谷崎潤一郎
>>555 村上春樹。村上春樹は太宰治を好きではないらしいが。
562 :
平成の芥川龍之介 ◆9IxTp5t/TE :2009/02/15(日) 21:22:27
>>558 普通に、安吾は、『白痴』での伊沢のセリフのように芸人だから、全部ニヤニヤしながら読んだら良いと思う。
『母の上京』とか、『いずこへ』とか笑えるよ。
有名どころではね。
エッセイは、『青春論』も『教祖の文学』も笑える。
女目線で読んだら、『戦争と一人の女』なんか最高だろ。
563 :
557:2009/02/15(日) 21:26:45
564 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 05:38:55
桜桃ってどこが面白いもんなの?なんか特別な作品なの?
566 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 09:46:51
村上春樹(笑)
中学生が喜びそうだね
567 :
吾輩は名無しである:2009/02/17(火) 23:22:21
>>565 ゴメン、書き忘れに気がついて、谷崎潤一郎って書いたんです。
文章が上手い小説家が好きなんだけど、太宰は緊迫したスピード感のある文体だと思うし、谷崎はのらりくらりした、こってりした文体。
谷崎はあえて緊張感のある文章を書かないタイプの小説家だと思うけど、網の目を張り巡らしたようなきめ細かい神経を感じる。
初期・中期の谷崎が特に好き。
安吾いいよね。
先の人も言っていたように、安吾は太宰より文章は下手だと思うし、駄作も結構あるんだけど、宝石のような、神々しいように美しい作品がある。
太宰は駄作らしい駄作ってあんまりないよね。
コンスタントに人気のある作家って、駄作を書いてない事が必須条件かもしれない。
>>568 作品によって文章の巧拙の差が大きい、と弁護したい。
有名どころだと太宰に引けを取らないどころか、
好みによっては太宰よりいい文章もあると思う。
しかし物語の構成力では一歩劣るし、
物語中に物語と関係ない思想を差し挟むきらいもある。
全く同感。
全て同感。
太宰スレだからちょっと遠慮したんだけど、あなたの言う通りだと思ってます。
安吾の側では太宰のことをとやかく言っていたけど、
太宰の側では安吾をどう思っていたのかな。相手にしていなかったか。
>>571 対談してるけど……中味はあんまり覚えてないや。
対談って言うか、鼎談か。織田作と三人で。
573 :
吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 06:22:28
「斜陽」を読んでみたいのですが、前もって読んでおくべき本はありますか?
斜陽内で引用されている古典をお教え頂けると有り難いです。
574 :
理科男:2009/02/18(水) 08:05:10
いくらかありますが、注解を読めば十分だと思います。
挙げるとすればやはり、チェホフの「桜の園」じゃないかと思います。
私が「斜陽」を読んだときには未読でしたが、「斜陽」を読むと読みたくなりました。
575 :
吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 08:15:47
576 :
理科男:2009/02/18(水) 08:20:50
>>575 空想科学読本の著者ってことですか?もちろん違いますよ。
ちくま文庫収録、新潮文庫未収録
・あさましきもの・律子と貞子・赤心・貨幣・魚服記に就て・断崖の錯覚・人物に就いて
・先生三人・檀君の近業について・富士に就いて・校長三代・九月十月十一月・春昼
・当選の日・正直ノオト・ラロシフコー・「人間キリスト記」その他・困惑の弁・心の王者
・このごろ・知らない人・諸君の位置・無趣味・義務・作家の像・三月三十日・国技館
・大恩は語らず・自信の無さ・六月十九日・貧婪禍・砂子屋・バウロの混乱・文盲自嘲
・「晩年」と「女生徒」・私の著作集・世界的・私信・食通・無題・小照・炎天汗談・金銭の話
・横綱・革財布・「惜別」の意図・郷愁・津軽地方とチエホフ・同じ星・黒石の人たち
新潮文庫収録、ちくま文庫未収録
・「グッドバイ」作者の言葉・豊島与志雄著『高尾ざんげ』解説・『井伏鱒二選集』後記
タイトル違い
花火(ちくま文庫)⇔日の出前(新潮文庫)
578 :
吾輩は名無しである:2009/02/18(水) 23:30:07
角川は『愛と苦悩の手紙』だけ買えばいい
580 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 15:22:46
文学史上、太宰ほど読者を笑わせる作家はいない。
貶してんじゃないよ。褒めてんだ。
さて、太宰のフランス語の実力はどれほどのものだったのでしょうかねぇ(笑)あげている限りでは既に当時翻訳があったもの、有名なものばかりな気がするのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
582 :
吾輩は名無しである:2009/02/19(木) 18:47:29
「いじめられっ子」に好かれる小説家
いじめっ子を根絶やす文学
>>580 意図するところとは違うかもしれんけど、
『親友交歓』は初めて読んだとき本当に笑った。
585 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 03:11:14
586 :
吾輩は名無しである:2009/02/20(金) 21:30:15
960 :名無しが氏んでも代わりはいるもの [↓] :2009/02/19(木) 21:36:14 ID:???
>若いアニメーターは漫画やアニメばかり見ないで文学の名作を読めって言ってた
参考までに、富野だの宮崎が薦めてる文学の名作ってどんなの?
確かにアニメばっかみてるよりは、文学の名作読みまくるほうがマシだと思うが、
それやったって大人からは「本ばっか読んでないで外に出ろ」と言われるだけな希ガス
結局、若い頃に体験したバイトとかの経験に勝るものってないよな
966 :名無しが氏んでも代わりはいるもの [↓] :2009/02/19(木) 22:01:23 ID:???
>>960 具体的な作品名はあげていない。古典的名作というなら岩波文庫にあるような
古い小説かな。村上春樹は作者の死後30年を経た作品は年月を経ても
読み継がれる価値を備えていると言っている。
あと古典的名作を読めというのは若いアニメーターに向けての発言。
物語を作る職業に就いているなら古典を読むべきだということだろう。
968 :名無しが氏んでも代わりはいるもの [↓] :2009/02/19(木) 22:25:25 ID:???
>>966 そういう名作なら著作権切れのが多いし、青空文庫でただで読めるのも多いだろ
で、やっぱりクリエイターってのは古典の名作読むべきなんだろうか?
時間がある中高生時代ならともかく、クリエイターという職についた社会人になって
古典の名作読めるなんて、はっきり言って暇人だけだろう?
587 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 01:23:27
>>580 純文学作家の中では最も娯楽性を重視した人だろうね。
いくら純文学とは言え、読んでも面白くない作家は消えるだろう。
588 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 03:16:03
今日一気に斜陽を読んだんだ。
雑な読み方だったが読後は感動に震えたわ
真の革命のためには、もっと美しい滅亡が必要なのだ
和子は斜陽の中にいながらも、恋という過程を得て身ごもった赤子
すなわち未来という希望に革命を託すことができた
俺の読書遍歴は少ないが、今まで読んだ小説の中で一番美しい小説だったよ
と、感動の余り長文書いちゃった
今まで中2っぽくて読むの避けてたんだが、すっかりファンになったよ
三島由紀夫は太宰の人も作品も大嫌いだったらしいね。
太宰の苦悩は毎日の寒風摩擦で治るモノって言ってのけたみたい。
らしいっちゃっらしい。
太宰の作品は思春期の時ハマったけど、
歳取るにつれて、女々しく、煩わしくなっていった。
なかなか読み返せない。
文章がスルスルと心に語りかけるように入って来て、感動したもんだが、、、
文学上の痛々しさにも身体が受け付けるモノとそうでないモノがある。
芥川は今でも惹かれる。
590 :
吾輩は名無しである:2009/02/21(土) 11:31:57
基本、太宰さんは甘えんぼだからねぇ。
591さん。
ゴメンなさい。思いっきり天然かましてしまいました。
記憶も曖昧でした。
乾布摩擦して戒めます。
他スレには書き込んであるのは自分のではないです。
Kを、語ろうか。
こころの?
カロヤン
さびしさは鳴る。
秋風記の、Kだよ。
598 :
吾輩は名無しである:2009/02/22(日) 20:33:25
スガちゃんは画家の妻って書いてあるのに
どうして上原の奥さんになるの?
上原って画家なの?
>>598 過去スレでそういう会話がありました。探してみてください。
そのときも、そんな質問をする人がいることにびっくりしましたが……。
600 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 20:57:08
>>599 読んでわかるぐらいなら
聞きませんよ
頭が悪くてすみませんね
上から目線でムカツク
しかも教えてくれない上に
イヤミまでなんて意地が悪いだ
601 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 22:07:00
まぁ2chだからね。
多少、イヤミな人もいるでしょうよ。
俺ならそういう質問は、教えてgooかyahooの知恵袋で聞く。
陰気なスレ
603 :
吾輩は名無しである:2009/02/23(月) 22:40:17
モンキーなレス
チンパンなスレ
605 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 10:21:38
おい、新ハムレット読んでくれ!
太宰治が役不足の意味を間違えてるぞ!
ホレ「〜どうも此の朗読劇に於いては、僕は少し役不足でありました」
そのころから既に意味が混同されてたんだね。
言語学の人にはちょうどよい資料かも。
一般読者にはどうでもよい。
607 :
吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 20:05:41
太宰ヲタに尋ねたいんだが、「桜桃」ってどの辺がスバラシイの?
子供より親が大事、と思いたい。
子供のために、などと古風な道学者みたいな事を殊勝らしく考えてみても、
何、子供よりも、その親のほうが弱いのだ。
少くとも、私の家庭に於いては、そうである。
俺みたいなダメ息子には突き刺ささった書き出しだけどな
さびしさは鳴る。
グッド・バイ
子供より、親が大事と思いたい。
親は、戦っているのですから。
パンドラの献身の下りと、ラストがいいね
613 :
吾輩は名無しである:2009/02/26(木) 16:44:31
トカトントントントトーーン
「津軽」の酒びたりぶりには微笑みました。辛いこと多かったと思います。親友になればその愛情に圧倒される事があっただろうね。
とてつもなくいい人。途方もない不行跡の人。不良です。でも心の美しい不良でした。ほんとうに綺麗な心の人だった。行いは最低でしたが・・・・・・
パンドラに出て来る竹さんを松たか子、マア坊をスザンヌに置き換えて読んでるんだが皆はどう?
616 :
吾輩は名無しである:2009/02/26(木) 19:41:47
パンドラ
主人公が久しぶりに外に出て、アスファルトを踏んだ時の描写が凄すぎる
617 :
吾輩は名無しである:2009/02/26(木) 19:49:18
緑色の帽子をかぶり、帽子の紐を顎で結び、真赤なレンコオトを着ている。
見る見るそのひとは若くなって、まるで十二、三の少女になり、私の思い出の中の或る影像とぴったり重って来た。
「シヅエ子ちゃん。」
吉だ。
メリイクリスマスのこの部分、好き
これ、あるか
極上がございます。いや、そうでもねえか
この部分もなんか好き
太宰の黄金風景は素晴らしい。
620 :
吾輩は名無しである:2009/02/27(金) 14:42:25
太宰のなかで皆さんが一番好きな表現や文教えてくだしあ
ひそひそ聞こえる。なんだか聞こえる。 (「鴎」冒頭)
622 :
吾輩は名無しである:2009/02/27(金) 21:50:32
ちなみに僕は、
朝まで大騒ぎ
です。
山川(さんせん)草木うたたあ荒涼
十里血なまあぐさあし新戦場
しかも、後半は忘れたという。
拝啓。
死ぬことだけは、待って呉れないか。僕のために。君が自殺をしたなら、僕は、ああ僕へのいやがらせだな、とひそかに自惚れる。それでよかったら、死にたまえ。
……で始まる馬場の手紙。
ダス・ゲマイネはラストもいい。
一番好き。
ダス・ゲマイネは良いよなあ
昭和初期のインテリ・学生の雰囲気や気質、空気感が読み取れて
読んでて楽しくなってくる
626 :
吾輩は名無しである:2009/02/28(土) 11:57:19
くだらないのばっかw
627 :
吾輩は名無しである:2009/03/01(日) 01:32:02
>>600 横レスだが・・・
さすがにお前の質問は酷いぞ。
古典を読む前に、文章を読むことに慣れるべき
アスペルガー症のやつの話聞いてて、なんか葉蔵ぽくね?と思って、人間失格薦めた。
多分、太宰もアスペルガーだな
あれを読んでムカつくってやつは、何コイツ不幸ぶってるだけじゃんって思うんだろうがちょっと発達障害について調べてほしい
発達障害は普通の人が普通にしてる社交事例的なやり取りがわからなくて、それを外国語のように表面的に習得したりするらしい
これは葉蔵が人間に抱いていた疎外感ににている。
ユーモアとストーリーで普通の人っぽくも読めるようになっているが、あの悩みはアスペ的な悩み。
他作品には質は劣るが、内容は発達障害文学の先駆けだと思う。
629 :
吾輩は名無しである:2009/03/01(日) 03:09:45
長文連レスで悪いが、多分、発達障害に理解がないと、第一の手記のはじめの方はただの誇張としかとれないと思う。
で以降の部分も人間失格好きなやつは多分、不器用さになんとなく共感してるだけだと思う
これ以外の視点で読んでるとしたら教えてほしいわ
発達障害ではないにせよ、発達障害ぶってる作品ではあると思う。そこらへんはまさに道化でおひゃらかされてしまっているが
>>630 既出なのに、鬱だ加藤だ甘えだいってるの?
新潮文庫でちょろっと持ってただけだったので
思い切ってちくまの文庫版全集全巻買った。
函入りだった。
俺はドラゴンボールみたいに新潮の17巻
地味に集めたよ
地味ちゃうわ地道やでー
人間失格が発作的に読みたくなることがある。
昨日もそうで、好きなところをじっくり読んだ。
お化けの絵のくだりが何回読んでも耐えられない。
何回読んでも首筋がぞっとなって涙が出てくる
そのページに不注意で涙が落ちてしまうことがあって
紙にあとがついてしまってる
本は汚したくなかったけど、汚してしまった。
読むのをやめた後も何故か涙が本当にとまらなくなってしまい、わけがわからないまま一晩中泣いた
あんなに泣いたのは何年ぶりだろう
そういう感動をもたらすのが文学なのに、
>>628みたいなこといって分かった気になるのって
ほんと興ざめだよね〜
637 :
吾輩は名無しである:2009/03/07(土) 00:40:41
しかし太宰の人生は怖いな。
太宰に巻き込まれて自殺した女達は、元から自殺願望があったのだろうか?
それとも太宰の観念に巻き込まれていったのか。
心中しようとして女一人殺しといて、のうのうと生きているところとか本当に怖い。
そこから自分一人で死ねばいいものを、また女一人巻き込んで死んでるところとかもっと怖い。
この人の作品には怨霊のような想念が染みついていそうで、とても読む気になれん。
あつみは太宰にとってのララァ。
ガンダム知ってる奴なら分かるだろ
>>637 最後はむしろ山崎さんのほうが心中する気まんまんだったんだよ。
村上春樹
できないねえ。前、吉行淳之介さんと二、三回、銀座のバー……っていっても、あの人に会った時しか行かないんだけど、わりにいっしょに行く機会があって、あの人なんかみてると、上手いなあというかね、
上手いって言っちゃいけないんだけど、わりとその女の人との会話とかね、接し方なんてやっぱりプロだなあ、という気はするのね。吉行淳之介小説、文学、ってのがあるわけで、
それを書くものとしてのプロ、というかさ、あるんですね。そういうのみると僕なんかまるで何か違うなあという気はするね。ただ、吉行さんとは随分違うけど、
太宰・…太宰誰だっけ、治っていったっけ?あの人とか、ああいうわりに作家がめちゃくちゃだった時期ってあるわけでしょ。
そういうのもあるんだろうな、って思うんだけど、わかんないのね。僕の場合不必要だしね、そういうの。
村上春樹は『若い読者のための短編小説講義』でも「太宰や三島は受け付けなかった」と言っている。
642 :
吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 02:30:53
まるで自分が太宰より上を行っているかのような発言だな。
いや、太宰に対して劣等感感じてるように見えるよ。
>太宰・…太宰誰だっけ、治っていったっけ?
いくらなんでも作家がこの物言いは
かえって意識しすぎを隠してるかのような印象を受ける
645 :
吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 16:35:56
太宰は優秀!太宰は神!
646 :
吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 16:50:47
太宰は読んだことあるけど村上春樹って誰?角川春樹と関係あんの?
太宰は色々読んだけど
人間失格だけは、読もうという気になれない
なんか、これを読んだら、「太宰を読むのもこれでおしまいだな」
という気がして
648 :
吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 00:14:36
生まれてすいません
は、
パクリらしい。
ああ、詩からのね。
なんか覚えられない名前の詩人の。
俺、死んだらあの世で太宰に「グッド・バイ」の続きを書かせる
と思ったけどあの世ではとっくに完成させて、井伏さんとかとずっと飲んだくれてたりして
652 :
吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 05:45:43
辛気くさい馬鹿ばっかw
掌編「待つ」の主人公の女は、今の時代ならPCや携帯にかじりついているんだろうか
そうかい
太宰好きな女の子とセックスがしたいです
爽快!
658 :
吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 06:54:46
・とりあえず実家は金持ち
・東大レベルの知能(皆がバカにみえる)
・勉強は嫌い(ダルい)
・文章書くのが好き(才能あり)
・とりあえずセックス(なぜかモテる)
・とりあえず酒(大好き)
・働いた事ない
・女や実家から金をもらえる
・だから浅ましい愚民の気持ちは解らない
→罪悪感(当たり前)
・また酒が飲みたくなる
659 :
吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 06:59:16
→世間に恥ずかしいし、人生に疲れた(演技?)
→生まれてすみません、死んで詫びます(演技?)
→ミスって死んだ(他殺?)
660 :
吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 07:02:10
要するに、凄いニートだったって事だよ。
661 :
吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 07:09:22
太宰が人生でも小説でも、演技的だったのは確かだろうけど。
でもやっぱり、社会から浮いてるってのは苦しい事なんだよ。
それは事実だったんじゃないかな。
662 :
吾輩は名無しである:2009/03/26(木) 07:10:05
そして高橋源一郎みたいなろくでなしが文藝をひっぱる、
まで読んだ。
死ねコノ野郎
太宰の勇敢なところは、その不可解な不幸と真正面から向き合った姿勢だ。
乾布摩擦や器械体操で解決できるとか言って、逃げなかった。
向き合って、追いかけ革命主として逃げ切ろうとした、筋金入りの自己愛っぷりがいやらしくテカテカしてる。核
665 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 00:50:38
>>663 太宰は別に不幸ではない
自ら不幸に飛び込む事に幸せを感じるだけ
667 :
吾輩は名無しである:2009/04/04(土) 22:38:48
アスペルガーが文学だった時代ってだけだよ
粗忽者(ADD)が落語になった時代のようにね
太宰の作品が落語的なのはエニシだねぇ
669 :
吾輩は名無しである:2009/04/07(火) 03:02:50
たましいの、抜けたひとのように、…
太宰の小説は、死や破滅の陰が良い緊張感を出している
>>668 吉本隆明の指摘だけどねw
アンタよっぽどエラいんだなあ
>>671 吉本隆明は太宰の文学的価値を認めた上で言ってるわけだよ。
でも
>>667は一知半解、なに利いた風なこと言ってんのって感じ。
10年振りくらいに読み返してるけど、やっぱり面白いなw
単に深刻なだけじゃなくて、笑いがあるし
なんとか上手くごまかして、生きていて欲しかったねえ・・・
太宰がボクトツなのは、育児放棄されてたために、感情の自然な発露に確信が得られないためだよ。
彼のなかの幼児期の無力な自分(しかもそれも成長するw)を無条件に抱きしめてくれる女性に逢うと感動してしまい死ぬまでつきあってしまうのだよ。
けして医学的な理由ではありません。
>>674 え〜、太宰が育児放棄されたというのはどういう意味でしょうか?
実の親には、って意味ですよね?
だよ。
677 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 01:58:52
そもそも感情の自然な発露に確信が持てる人間なんているのか?
まったく。
アスペルガーとか育児放棄とか、そんなことでいったい何が分かるんですかね。
なんだか滑稽な気がします。
妄想でも分かった気になりたいなら、作品を読む以上のことはないと思いますけど。
679 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 03:20:47
>>674 日本史を知らないようだから教えるが、第二次大戦までの日本は少数の地主階級と
多数の貧しい小作人という階級に分かれていた。
地主階級の子弟は、旧制中学ー旧制高校ー帝国大学ーと進学し、国家の屋台骨を
担うべく育成されて官界、政財界、司法界、教授陣、の中枢を成した。また
貧しくとも優秀な子供には、名家の書生となって学業させてもらい立身出世する道が
あった。地主階級はじめ上層階級の家庭には、必ず下働きをする下男下女がおり、
雑用をこなす女中がおり、幼い子供を守する「子守り」も居た。
太宰治(津島修治)の生家は青森県でも有数の大地主で、父親は高額納税者のみで
構成される貴族院議員だった。当然、子供の一人一人に専任の「子守り」がおり
修治についたのは「たけ」だった。
実母が病弱だったこともあり、広い邸宅の中に立ち働く下男下女の中でも
専任の「たけ」になついて育ったが、無論叔母達をはじめとする親族の女達にも
愛されて成長した。
680 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 03:37:21
>>679 の補足
地主階級ー小作人、は日本の大多数を占めた農村地域における構図である。
産業界は三井、三菱、安田、岩崎、等の巨大財閥を筆頭とする資本家ー労働者の
構図。
そして敗戦後の日本を統治したアメリカがまずやったのが「財閥解体」と「農地解放」。
巨大資本を独占していた財閥を解体し(しかしグループ企業として残曳し続けた)
地主が独占していた田畑を強制的に小作人に分け与え、初めて全国各地に自作農民が誕生した。
681 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 04:23:22
>674
太宰治に特徴的な性情といえば、まず第一に
物心ついた時から「周囲とは違う存在」であった事実だ。
見渡す限りの広大な土地に君臨する津島家(山源)はいわば君主であり
周囲全ての小作人家庭はその支配と庇護の下にあった。学校であろうと何処であろうと
太宰は「ヤマゲンのお坊ちゃん」であることから逃れられなかった。
処女作『晩年』の冒頭に掲げたヴェルレーヌの詩集『叡知』からの一節
「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり 」 堀口大学訳
原文J 'ai l'extase et j'ai la terreur d'etre choisi. には
文学的才能への自負と不安、と二重写しに
そうした特異な出自の深い陰影がこめられている。
682 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 04:57:55
ちなみに
貴族院における多額納税者議員の数をみれば、
太宰が生まれた明治42年当時各府県から1人で(多額納税者15名が互選で選出)
全国でも合計45名(北海道と沖縄は除く)のみだった。
貴族院議員の息子に生まれちまったことが、
どれほど「周囲とは違う」特別なことかが、少しはわかるだろう。
683 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 05:09:38
きわめて曖昧な片鱗の知識をもとに無意味なやりとりをしている諸君は、
まず自分の生家のルーツを丹念に調べてみることだ。
祖父母たち、曽祖父母たち、その前の世代は
実際にどういう暮らしをしていたのか、具体的現実を辿ってみろ。
そうすれば、日本の現実史が多少はつかめて
とんでもない間違いだけはしなくなる、かもしれない。
684 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 13:29:17
ダス・ゲマイネでは何が言いたかったの?
685 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 16:30:13
太宰は自殺未遂でフィアレスになってたんだろうな
人間失格なんて常人じゃ書いてて怖くなるだろうよ
そうかなぁ
書き方によると思うよ
それに作家って、これ書くのは怖いとか怖くないとか言ってられない
場合もあるでしょ
>>683 あなたは既にとんでもない間違いをしている、気がします。
wwwww
688 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 23:35:57
>>679‐
>>682 当然そこんとこぜんぶ踏まえての話だと思うぞ!アスペ原理も含めてなw
でもその種の周囲の視線が第一の元凶だとすると、流行作家として自立し、農地改革で旧家の呪縛からこれから解放されるのに、情死に走るのは説明つかないよね。
689 :
吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 23:47:38
>>685 そうか?すごく安易な小説だと思うけど。
アスペで説明がつく部分を過剰に深読みしてるバカが滑稽ってだけなんだが
アスペのこと、ちゃんと調べたらポエムみたいなこと書いてたって気付いて顔真っ赤にしちゃうんじゃないかな
だいたい作品からアスペ臭がするつってるだけで、太宰がアスペとは言ってないんだけどねw
アスペを知ると理解しやすくなりそうな作品が散見されるってだけで。
どうもこういう話すると作者の話と勘違いして否定したがる厨2がわくからなあ
勘違いしてるのは誰かな。
693 :
吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 07:06:49
僕は小さい時から、白菜のおしんこが一ばん好きだった。
白菜のおしんこさえあれば、他におかずは欲しくなかった。
サクサクして、この歯ざわりが、こたえられねえや。
694 :
吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 07:14:07
俺は飯は喉を通る瞬間に「うめぇ」なって感じるね。
歯触りって食べる事から一番遠い感覚だよ。
695 :
吾輩は名無しである:2009/04/18(土) 08:50:18
>>694 俺もそうだな。
でも食感って大事だって言うよね。
食通はそうなんじゃないのかなあ。
>>692 そんな言葉遊びしてるからポエムだというんですよ
697 :
由希 ◆Yuki.7nbiY :2009/04/18(土) 19:10:00
どうもー!すぴナントカとかいうクズにアスペと言われたことのある由希ちゃんでーす!
早く自殺しろよ、ゴミろー
699 :
吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 11:16:53
斜陽が海外でもよく読まれてるらしいが、
あの文体を訳してしまったら価値が9割は失くなる気がする。
英訳で読んだことある人いない?
700 :
吾輩は名無しである:2009/04/28(火) 01:10:06
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│ レ/!!!!!!!!!!!\
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701 :
吾輩は名無しである:2009/04/28(火) 18:30:33
836 :名無しが氏んでも代わりはいるもの:2009/04/12(日) 16:26:50 ID:???
純文学ってのは今にすれば女々しいことを鬱々と書いてるのが多くてさ。
太宰、芥川、川端、三島とみんな自殺してるし。欝アニメの先駆けというか
庵野が意識してか偶然か純文学的要素を取り入れたのかもしれん。
太宰の人間失格や文学ではないが安吾の堕落論なんかもシンジとつながるかもしらん。
でも鬱陶しいよ。純文学は普通に今読むと、純文学読んでる俺カッコイイ!って満足感しか
得られんと思う。
パヤオはそういう純文学的な鬱陶しさガ嫌いなんだと思う。ストーリーはシンプルだし生きろ!だし。
理屈に走る押井や庵野とはその辺が違うし、そこがパヤオの良さと思う。
702 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/04/28(火) 20:35:53
親のすねをかじっているうちは太宰や芥川や三島や漱石を理解することはできない
ワン!
30も過ぎてある日一種のデジャヴを感じる
ワン!ワン!
そしてはっと気づくのさ
ワン!ワン!ワン!
703 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/04/28(火) 20:39:48
すれ違う犬一匹にすら後ろめたさを感じずにはいられない自分に…わん!
そんな自分の情けなさに…わん!わん!
704 :
吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 18:56:14
太宰の文章なんざ中学生レヴェルだろww
物語性なんざあったもんじゃねえしww
太宰好きのカスどもわ自堕落な輩ばっかだろww
漱石先生の爪の垢でも煎じて飲んどけや
705 :
吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 19:26:35
物語性は関係ない
生まれてすいません。て甘くね?
うちのおかんは俺にどなるぞ「生んじゃってすいませんねっ!」
なんなんだなんだ
言い返せばよい。「生まれてすみません」と
708 :
吾輩は名無しである:2009/05/04(月) 02:29:29
太宰ヲタに聞きたいんだけど、桜桃ってどの辺がいいの?
名作と呼ぶに相応しいと本気で思っていますか?
そして太宰はどうして「小説家である自分を小説にする」という手法が好きだったの?
古典パロディ以外は私小説的な小説しか書いてない印象なんだけど。
>>708 > そして太宰はどうして「小説家である自分を小説にする」という手法が好きだったの?
好きというか、流行だったのですよ。
太宰じゃなくても書いてます。
一般にはジイドの影響とか言われてるんじゃない?
>>708 現代の結婚観と当時の結婚観を同じに見てはいけない
>>708 私小説臭く意志の弱いフラフラした作品が多いのは太宰の性格(彼は境界例といわれている)
通常この手の人は自称ポエマーに終わるが、太宰の場合、そこに骨太要素を加えて作家として認められたから評価されるのさ
昨日ラジオで桜井が人間失格朗読してた。
713 :
708:2009/05/06(水) 01:41:41
714 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/06(水) 14:02:21
時代背景くらい知らなければ何を読んでも理解できない
太宰はいわゆる学術的な知性派ではない
むしろ感情的で人目ばかり気にする田舎長者的と言える
ワン!
>>714 時代背景を重視するなら、なぜ境界例などとトンチンカンなことを持ち出してくるの?
当時の作家はみんな境界例のかい?
「私小説臭く意志の弱いフラフラした作品」のように見える作品なんかたくさんあるけど?
716 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/06(水) 16:30:11
桜桃の話をしてるんだよ…
後半には異議ありだワン!
717 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2009/05/06(水) 17:05:38
黙れ犬野郎!
718 :
犬宰治:2009/05/06(水) 17:19:30
わん! わん!
太宰の犬に対する悪口には同族嫌悪が含まれている…わん!
自演バカ、です?
721 :
фёдор К ◆Ub9VeEbp1k :2009/05/07(木) 20:35:46
太宰全集2000円で売ってんの発見
723 :
吾輩は名無しである:2009/05/10(日) 21:58:00
今日、母の日に「女生徒」を読んだ。今までは照れくさくて母の日も誕生日もホワイトデーもオカンに何もすることがなかったけど、今日はと思いたってカーネーションをさっき買ってきた。
たった2000円ぽっちのもんだけど、オカンはどういう反応を見せるだろうか。また俺はどんな顔で渡すのだろう。
家まであと10分。これから渡してくる
いい話だ。でもほんとは毎回渡してる方がいい話なんだけど。
習慣にしろよ!
太宰の著者で一番研究しやすいのって何かな
卒論題材決まらないんだ
訂正
○著書
×著者
>>726 ヒューマンロストが書き易いんじゃなかろうか?
太宰の人生の軸となる心中ものだし
後の「人間失格」である、と
結びやすいしw
マジレスすると初期作品を題材にしないと論としては難しい
と思う
「思い出」が良いかな
中期の「津軽」も、もしかしたら好題材かもしれない
自分は・・・「津軽」だけ未読なんですよ・・・
死にたい・・・
うまれてすみません
731 :
吾輩は名無しである:2009/05/15(金) 05:44:28
>>728 あの話の最後の結びを読めば、生きる気になれると思うよ。がんばれ。
確かに長いけど大長編じゃねえし、個人的に太宰の私小説では最高だと思う。
太宰本人の年表と比較しなくても意味が通じるし、何より物語が明るい。
>>728 ありがとう!
実は自分も死にたいんだが 大学卒業までは生きるわー
そのためにはまず卒論だ。頑張らないとうぉー
733 :
吾輩は名無しである:2009/05/16(土) 04:40:18
新ハムレットをなぜか何回も読み返してしまう。ダス・ゲマイネもそうだけど、何だろうねこの現象は…
734 :
はや:2009/05/16(土) 13:43:19
宣伝失礼します。
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http://beatriceuplift.blog122.fc2.com/ ◆◆
詩・小説・論説文・エッセイ・絵・音 / 芸術・哲学・宗教・神秘主義
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735 :
早 ◆2lZL.15SIs :2009/05/16(土) 13:47:32
「人間失格」は高校のとき死にかけながら読んだわ…。あのときは文字通り骨まで疼いてた。
文体には恐怖感じた。あの流動的な苦悩の渦の波のような文体は苦悩の海底へひきずりこんでくる…。
もちろん物語りも悲痛に満ちていて…、白痴が葉蔵の道化に気付くとことか心臓やばくなる。
あと、処女が犯されるとことか恐怖と憎しみで大変なことになるね。まじ読むの勇気いる小説だ。
太宰はイエスキリストの 愛 を悟っていた…。
737 :
吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 06:31:53
カンニングをして落第になった残念な日本のレヤチーズが通りますよ。あーあ、いっそ受けない方がよかったな。だって、ひとがひとの能力を試みるなんてことは、君、容易ならぬ無礼だからね。
738 :
吾輩は名無しである:2009/05/22(金) 15:57:23
今日 大学の生協本屋に行ったら「地図」が売ってあった
みんな買った?
>>737 カンニングのプロならここにいるよw
お道化演じ過ぎて精神病んでしまったけどw
集英社改装版(小畑絵)人間失格22ページ(ああしかし学校!〜)には共感する
740 :
吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 15:19:09
太宰が内輪ネタに読者を巻き込もうとする姿勢はどう思う?
『富嶽百景』でわざわざ井伏鱒二の名を出したり、
『津軽』で凄くわざとらしい暗示で志賀直哉を批判したりする辺り、
どうも作者自身の思いを読者と共有することで共犯関係を作ろうとしているように感じる。
>>740 共犯関係?
何をいまさらw
わざわざ?
ここに来る連中の半分は太宰治の立派な分子ですよw
佐藤春夫さんが一番カワイソス
>>741 共犯関係という言葉のこういう用法を覚えたてだったようです。
745 :
吾輩は名無しである:2009/05/30(土) 06:18:20
相談失礼します。
皆さんは、太宰著作はどの順で読むと後味が良いと思われますか?
夏休み中妹に読み聞かせを頼まれているのですが、
最後死にたい…という感想にはさせたくないと考えています。
747 :
吾輩は名無しである:2009/05/30(土) 08:51:53
惜別を読み聞かせるってw
長いよ?
6回くらいに分ければいんじゃね?
>>745 満願
で、「ラストの意味はなぁに?」と聞かれたら
教えてあげるよフヒヒヒ、と
750 :
吾輩は名無しである:2009/05/30(土) 13:52:24
太宰は、あんま好き。
751 :
吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 21:04:21
>>738 買った買った
貨幣も入ってて、これで新潮文庫でほとんどの作品がよめるようになって幸甚
無間奈落などの習作期長編が文庫化されれば更にうれしいが
752 :
吾輩は名無しである:2009/06/03(水) 22:12:59
自己満足ワールド@ドラえもんページ!
1 名前: まつはし 投稿日: 2000/06/16(金) 03:23
はじめましてー まつはしともうします。
僕はドラえもん大好き中学生です。
来年ついに受験を迎えるんですよ・・・・助けて(爆)
どこの高校がいいかなあ
でも、今言ってる中学から、そのまま行ける高校・・・
東北学院でもいこうかなーなんて
さて、僕はドラえもんが大好きなんで、HP作ってます!
今回は、みなさんに来てもらいたくて。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuhasi/ です!
おもしろいんで、来てね!!(^O^)
あと、なんていうか、コスプレ板がむかつきます!
記念の年で宣伝してるわりに流行らない太宰
近所の本屋は太宰コーナーすごいよ
生誕100年の垂れ幕で太宰の顔のアップが目立ってるんだけど、
これがいい笑顔でねー
現代でもモテルとはおもう
755 :
吾輩は名無しである:2009/06/06(土) 20:02:45
太宰が松本清張並みに長生きして中二病を卒業していたら、
こんなに流行らなかっただろうな。
今NHKで清張の講演の録音流してる
40歳になるまで小説は書くべきじゃないってさ
菊池寛の言ってることを真に受けてる
っていうか、自分のデビューが40だったからだろうけど
太宰が39で死んだ時に同い年の清張はデビューすらしてないんだもんなぁ
若いうちに成功した奴らに対する僻みがあったんだろうな。
>>756 漱石も小説家デビューは40歳のときだど。
晩年読んだけど、なんか文章が上滑りしてるみたいで入ってこない。
どうしてだろう。
清張ってタラコ唇で気持ち悪かった
太宰はイケメンだた
清張はキモすぎて逆に風格を感じる
清張は多作だが、残るのは点と線くらいで
太宰のが読み継がれると思うじょ
762 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 19:19:59
太宰でも、消えて差し支えない短編は数知れないよな。
長編はいいのだが、経験の量り売りみたいな短編私小説は意味不明。。。
『おしゃれ童子』とか『老ハイデルベルヒ』とか、太宰ファン以外の読者にはクズ文だろう多分。
ファンになってから読めばいんじゃね?
764 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 23:26:24
そう。なのでファンはファン以外向けの小説がどれなのか心得て、
上手に仲間を増やさにゃならんと言うこと。
765 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 23:40:28
短編は価値ありまくりだろ。
あの文体。あの思想。
馬鹿は消えてね。
766 :
吾輩は名無しである:2009/06/11(木) 23:48:10
太宰の顔は嫌いだわ
若いころは薬のやりすぎか瞳孔がぱっちりしてるが、戦後は食料不足のためにか目力が細いね。
768 :
吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 01:55:01
>>762 それは、多分君が私小説読みなれていないだけだと思う。
俺も慣れない最初は、全く同じようなこと思った。
でも私小説自体の読み方が分かれば、全く評価変わると思うよ。
最近、私小説なんて流行らんからなぁ。書く作家もいないしね。
769 :
いわしハンバーグ:2009/06/12(金) 02:11:14
オマエ達ははやく寝た方がいいな。
短編を読むのではない。太宰を読むのだ。
つまり、太宰が気にならない人には何の価値もないのだ。
すべての作家がそうだ。
「ポストモダン」は何もなくなった時代に書かざるを得ない作家の逃げ口上だ。
違うという奴は反論よこせ。
770 :
762:2009/06/12(金) 11:20:11
>>768 小説の他に太宰治の年表も用意して引き比べて読む、
というやり方にどうしても違和感があってね。
私小説でも「津軽」なみのボリュームと脚色があると面白く読めるんだが。
>>769 浅学ですみません。
作家の顔をシカトして作品だけ読むのは不可能だということですか?
>>761 清張も傑作揃いだけど読むの疲れるんだよな
太宰は読みやすい
773 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 00:39:46
大江は読みにくいが春樹はまだ読みやすい
のと同義だな
774 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 00:53:39
『二十世紀旗手』は読みづらい。
>>774 これだけは読めなかった。
場面展開も文章も支離滅裂で狂ったのが多い
776 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 01:38:35
馬鹿には読めないね
ありゃ隠れた傑作
>>774 何回か読んでると分かる
創世記はマジでキチガイじみてるからやめろ
778 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 02:19:58
>>776 何故太宰ヲタはしたり顔で他人を見下したがるのか。
二十世紀旗手はまだしも、
おしゃれ童子、老ハイデルベルヒがヲタじゃないとイミフだとかw。たんに太宰とヲタをサゲズみたいだけだろ。
命日ですね。南無阿弥陀仏。
南無阿弥陀仏
高校が三鷹だったので入水現場周辺はよく通った。
あと遺体発見現場が高校の正門前の橋の下。
高校での授業の合間に、定年間際の爺様の先生が野次馬として
現場を見に行った……なんて話をしていたっけ。
合掌。
写真だとあんなとこでって印象受けるんだけど
今どうなってんだろ。コンクリートで固められてんのかな?
784 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 23:35:44
太宰治を評する上で、個人的にあんまりだ、と思うフレーズ。
「太宰治は好きだけど、読者は嫌い」←何その上から目線
「20歳過ぎたら読むもんじゃねえ」←いや、院生で研究とかしてる人に失礼でしょ…
私は太宰は自分の分身だってのめり込む人も苦手だけど、
上で挙げたような事を言う人達よかは、まだマシだと思ってる。
785 :
吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 23:51:07
太宰が兵隊さんに小説の評価と出版社への推薦を頼まれて
後ろめたさを感じながら書き換える描写のある話ってなんだっけ?
短編で一番好きだ
>>783 今は当時よりだいぶ水量が減ったので、とても自殺できそうには見えません。
映画「嫌われ松子の一生」にも出てきてましたが、成人なら膝くらいまでしか
水がこないようです。
787 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 01:32:53
私も二十世紀旗手はよくわからないし、晩年もよくわからない。
実は斜陽もどうも・・なんだけど太宰はいいなーとおもっているんたけど・・
あまったれ 文字は書けたみたいだが
>>783 >>786 当時は柵もなかったようだし、一番上の方まで水が流れていて
非常に流れも速かったそうだから飛び込んだら即溺死だっただろうな。。。
今は少しだけ水を流していて鯉なんかがまったり泳いでいるが。
790 :
吾輩は名無しである:2009/06/14(日) 14:17:38
玉川上水って用水路だろ?
自殺当時、そこから水を引いて使用している人には堪ったもんじゃなかったろうねぇ。
三鷹には今でこそ太宰サロンまであるけれど、
太宰が生きている頃の三鷹の人は自殺愛好者が近くに住んでいるのをどう思っていたんだろう。
太宰ヲタしか住んでいなかった訳はないしねぇ。
791 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 01:12:14
792 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 07:15:26
驚いた
今日発売のFLASHに太宰特集が組まれてるんだが、遺体写真が載ってる
初めて見た
本物? 今までどの研究本にもなかった 衝撃写真だからか?
あったのか 遺体写真が
>>792 詳しく
水死体だからあまり顔の判別できないぐらい崩れてそう
794 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 08:10:50
シートが被さってる
太宰の髪の毛とトミエの足が見える
赤い紐で体結ばれてるからやはりくっついてる遺体写真
遠目に野次馬たち
>>794 ありがとう
見てみたけど死体の顔までは見えないな。
かなり膨れて変色してたんだろうな
796 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 14:59:26
下世話な写真週刊誌だからかな?
遺族に了承ないだろうし
ずっとファンだが今日はショックだった
なんて悲しい写真なんだ
798 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 15:48:31
みんな桜桃忌は行くの?
西端100年で混むのかな
800 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 21:45:13
ぶっちゃけ太宰はろくでなしだろ。
いま、テレ東
802 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 21:55:10
400万とは安い
仕入れ値であって、売値はあの3.4倍だな
803 :
吾輩は名無しである:2009/06/16(火) 22:03:01
太宰治生誕100年記念イベント
日時:2009(平成21)年6月27日(土) 13:40〜16:30(受付は13:30から)
(注)開始時間が10分ずれました。
会場:三鷹産業プラザ 702会議室(東京都三鷹市下連雀3-38-4)
地図はこちら。
http://www.mitaka.ne.jp/plaza/access/index.html 会費:500円
内容:第一部 シンポジウム【太宰と映画】第二部 自主制作映画「グッドバイ」上映 ※イベント終了後、有志で懇親会を予定しております。
804 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 22:15:45
NHK。いま
斜陽館。
あー
切望
805 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 22:34:10
傑作を書きます
ですか
ええ。
道ずれいくない
最低
自殺スレみたい
807 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 22:54:03
創作能力に限界があるからといって
心中でネタづくりしちゃいかんよ
808 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 22:56:08
>>807 まあ、太宰は破滅型だから
私小説に境涯に、太宰はある意味時代に殺された作家と言えるな
809 :
吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 22:58:32
今日、図書館で「近代の正統性」っていう社会学の本もらった
ラッキー
FLASHの遺体写真って山崎富栄だけじゃないの
三鷹行く奴いる?
昨日のNHKの番組に触発されて、たまたまうちにあった「人間失格」を読み耽ったらこんな時間になってしまった。
だれかキスしてやろうか
813 :
ヨシ子:2009/06/18(木) 07:21:21
814 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 08:15:03
文学のための死とかじゃないよ
自殺してなくてもそのうち病死してた
それぐらい衰弱状態だった
痛いのも苦しいのも人一倍苦手
病気を苦に自殺って理由が一番強い
たまたまそこに心中願望の富恵がいただけ
健康ならもっと続けて素晴らしい小説が書けた
815 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 09:30:27
>>814 文学のための死ではないわな。
でも病気の苦しみばかりが直接的な原因なら、それまでの度重なる自殺の理由はどうつく?
また破滅型の作家は良い作品を書くために
自身を痛めつけなくてはならないという自意識があったことはほぼ事実。
健康なら続けて素晴らしい小説が書けたというのはあまりにもナンセンス。
健康なら人間失格・斜陽などの名作は生まれなかった。
まあ太宰の死の理由としてはなんとも考えられるわけで
コミュニズムへの傾斜が過ぎて、破壊思想に共感しちゃったなんてカッコイイのもあれば
麻薬中毒などでの苦しい時期が続いたこと、女を死なせた罪悪感
津島家との義絶、文壇での糾弾・弾圧、人間失格事件(文壇からの圧力があったというのは本当か?)
ここでなんちゃ言ってもね
816 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 09:31:40
また、作家によくある謎の死もね
817 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 09:43:18
スレを盛り上げるために問題提議をしたい!
個人的にはやはり行き着くのは破滅型作家の宿命なのではないだろうか
と、思うがいかに思うか。太宰ファンどもよ
818 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 09:45:25
書くことが散漫しちゃった。
まあ、便所の落書きだから許してくれや
深夜にまた現れるからな
819 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 09:52:17
悪多川賞はわたくしが頂いちゃいますぞよイヒヒ……
薬・自殺・葛藤・お道化・苦悩・笑い・手淫・誹謗・・・たりないのは心中かあイヒヒ……でも死んだら何も書けない痛いのは嫌。斜陽館よかったわ。近くの梅ソフトクリーム美味しかった
820 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 09:55:18
梅ソフト食べてごらんよ。イヒヒ……
三島由紀夫と太宰治の対面のエピソードはたいへ有名ですが、
そのあと太宰が、三島が既にいくつかの作品を文学雑誌に発表していたことを
出席者から知らされていなかったことを不愉快がっていた話はあまり知られていません。
太宰と交流のあった林富士馬の話では、
「事前に作家の三島由紀夫だと言う事を教えてくれていれば、もっと話の仕方があった」
と太宰が大変残念がっていたそうです。
822 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 10:25:02
皆さんと斜陽館向かい駐車場脇売店梅ソフトクリームたべやうの会。
823 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 10:40:08
>>815 そうかなあ?
天邪鬼だしさ、健康でもどこまでも暗い作品書くだろうし。
人間失格や斜陽が生まれたのは、死期が近いことを潜在意識でも
感じるから集大成的な名作が生まれたってことでは。
人間失格は構想も題名も中期には出来てたわけだし、
もう長くはないと悟った太宰がやっと取り掛かった仕事でしょ。
度重なる自殺未遂っていっても、中期からは起こしてないじゃん。
太宰が後期に死へと向かっていたのは病気が非常に関係してると思う。
ま、そこは最後天邪鬼にはなれなかったとこだけど。
でも最後の最後でグッドバイってユーモラスな作風は凄いけどね。
もし生きてたら、面白い作品いっぱい残したと思う。
限界があったとは全く感じないね。
魂の作家なんだけど、職業小説家でもあったと思う。
ちゃんと書ける人。色々題材貰いながらも。
言いたいことはさ、自殺とその文学をあまりにも結び付けてしまう
人が多いこと。
芸術のための死とかさ。
とんでもないよ。
芥川だって病気の死だよ。芸術の死ではない。
それと一緒。
824 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 10:49:13
=822 賛同者いないやうなので、この会はオジャンとします。梅ソフトオヌヌメ^o^
825 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 10:54:26
苦しみは勿論深いわけだけど、
それは思想と世論が離れた苦しみもあるし。
でも明るくて面白いのも太宰なわけだから。
実生活ではそれが道化だとは思えないし。
そういうところは多分に思春期の頃にはあったろうけどね。
基本的には人間失格の道化は人間の深層心理を書き切ったものだし。
斜陽がベストセラーとかさ、完全に勝ち組とかさ、評価とか、
太宰の後期に文学的な悩みはなかったと思う。元々自信家だけど、
さらに自信をつけて書いてたとこある。
実は力強いんだよね。芸術的にはタフ。
完全に文学の勝利者だと思うんだよね。それを自分でも感じてたと思うし。
だから自殺ってのはあくまでも肉体の敗北って感じがするの。
病気だよ。
病気は苦しいんだよ。精神的にもまいるんだよ。
血はいてさ、一人では歩けないほど衰弱してさ。
もう終わりだよ。終わる前に自分で決めちゃっただけ。
自殺してなかったら病気で数ヶ月後には死んでたよ。
826 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 11:04:19
>破滅型の作家は良い作品を書くために
>自身を痛めつけなくてはならないという自意識があったことはほぼ事実。
これがあるなら20代の頃までじゃないかな。
そういう芸のためなら女も泣かすとかの破滅型芸人とは違うし、
女好きなとこあったり、家庭という枠では収まらない性格だったり、
破滅型に見えるのはたまたまだと思う。芸とは無関係に近い。
勿論、自殺自体を悪いなんて思ってなかったろうし、
むしろ美徳とは思ってただろうから、最期は病死より自殺とは決めてたかもしれない。
芥川みたいに自殺がまた伝説化になることもあるから、
そこまで考えてたかもしれない。
13日とか、グッドバイ13回とかキザだしね。
文学の死とか、文学に殉じた死とか、そういうのには違和感。
というかはっきり違うと思う。
病気を苦にした自殺 なんてことなら拍子抜けかもしれないが、
実際のとこはそれだと俺は確信してるんだよね。
非常に病気の苦しみがでかかったと思うから。
827 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 13:25:30
病気以上に長男が池沼(ダウン)なのが悩みの種だったみたいだしね
なにっっっっ!?
829 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 13:56:34
>>828 実話。桜桃という短編作品にも長男のことが書いてある
>>827-829 ネット調べればわかるんだからあいまいな事を書くな。
太宰の長男正樹は生まれつきの重症心身障害児。早世した。
ダウン症は数も多く社会生活に充分適応できる障害。
偏見を招くような書き方はぶんがく板の恥だろう。
正樹は16歳で死去。
病気でめちゃくちゃ弱ってる割には
心中の前日ひとりで大宮まで電車乗ってでかけてるんだよな
833 :
827:2009/06/18(木) 14:19:43
>>830 日頃の偏見をもろだしてしまいました。
すみません。反省して心を入れ替えますので許してください。
834 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 14:57:44
『如是我聞』 そう、
『如是我聞』 読もう。
まずは作品を読む。ネットから、かい摘まんだって知れない
835 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 15:14:51
>>825 とりあえず君は
私小説、逃避・破滅型作家、マナリズムについて知るべきだ
そして文章の証拠として並べてるものが
君の想像でしかないものばかりだから信じがたい
836 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 15:24:02
ところで斜陽館の話が出てきたが
未だに「太宰治の人と芸術」って配布してるの?
837 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 16:24:13
838 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 16:26:55
>>836 7年前行ったときはもらってない。嗚呼、あのときの梅ソフトのおねえさん……
おねえさんの白い手で巻かれたあのソフトは美味しくて…
さほど弱くもないのに弱いと思い込みの精神病と、酒と薬で自己憐憫
>>837 作品を読む事を怠り、小説の中の伝記的事実の抽出や、ただ手紙やらなにやらの収集解析だけに終わった日本文学研究の愚劣の一端が現われているようで興味深い文章ですねぇ(笑)おやはや(笑)
841 :
吾輩は名無しである:2009/06/18(木) 18:09:23
>>830 太宰の人生のことを書いた本にもダウン症とあったけど違うんかな。
ダウン症も重度は大変そうだよ。
心身障害?は生まれつきの知的障害の一種なのか。
長男の記述を読む限り発達障害より遥かに重そうだし生まれつきの知的障害があったのは間違いなさそう
長男、心身障害ってか知的障害の自閉症ではないの?
フラッシュの写真
冨栄だよね…
−TV番組のお知らせ−
22日(月)午後7時半からのNHK総合TV「クローズアップ現代」
「生誕百年−太宰治はなぜうける?(仮題)」
■世を去って60年以上経つにもかかわらず、太宰治の作品群は現代の若者層に異様なほどの人気を誇っている。
特に教育関係者が驚くのは、中高生の読書感想文に、教育現場では敬遠されがちの『人間失格』が圧倒的に多いこと。
出版部数も前年比550%、多くが10代20代の若者である。背景には「時代の空気に違和感をおぼえた若者たちの共感を呼んでいる」ことや
「句読点を多用するブログに似た太宰文学が受け入れられやすい」などの理由があるという。
一方で、この人気を利用して、太宰文学の「巧みな一人称語り」を題材に、対人関係を苦手とする高校生に、コミュニケーションのあり方を教えようという試みも始まっている。
留まるところを知らない太宰人気の背景と、今、若者が太宰から学ぶべきものは何かを考える。
【ゲスト】井上ひさし(作家)
http://www.nhk.or.jp/gendai/ 絶対に、お見逃し無く!
845 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 00:56:44
太宰治生誕百年
846 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 01:09:22
うわーん
記念カキコ!!!
847 :
俺は世の中に恨みを持っている。:2009/06/19(金) 01:14:51
どうして太宰は芥川賞とれなかったの?
ガス管くわえてクタバったおっさんが
生活背景を理解できなかったから?
春樹が受賞を逸したのと似たような理由だ。
作品を棚の上に安置して審査員の体面を保ちつつ。。
島田や高橋は最初からジャンクだからあんなもん、どうだっていいが。
848 :
俺は世の中に恨みを持っている。:2009/06/19(金) 01:20:32
川端康成は自身の想像し得る最も無様な格好で死にたかったんだろうな。
川端がハードボイルドを書いたら、それはどんなんだったろう?
また読みたいな。
さくらんぼ食って酒飲んで、女抱いた
つもりでオナニーした
太宰さん、許して
850 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 01:58:11
一日早かったけど、木曜日に一人桜桃忌してきた
さくらんぼは高いからオレンジを1コ置いてきたよ…
どうやっても食べられないからね
今年は多そうだな〜
行けなくて残念だ
>>850 おいおい、死ぬ気なら平日朝夕の中央線は止めてくれよ。
853 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 07:26:04
>>852 えーまだ死なないよー
金木も行ってないし
854 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 15:36:39
今年は最近ファンになったみたいな子が特別多くてうんざり。
テレビカメラもいっぱいで写りませんようにって一所懸命逃げてきた。
あんな子たちと一緒に見られたくない!
↑典型的な太宰病w
私も30年前そんな感じだった・・・
親の仕送り貰って集団レイプして平気な顔して
教師やってる奴らがいるというのに、
たかが道化を演じたくらいで人間失格って
大げさなタイトルだな 単なる自己顕示欲が強い秀才だろ
857 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 18:52:29
今日で生誕100年か〜
あしたはお天気いいし三鷹・武蔵野をぷらぷら散歩しようかな
>>841 アル中と薬中による遺伝子損傷が子に影響したんだ
859 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 19:09:17
<NHKの実態>
NHKには内部に22の共産党支部があり、
昭和63年の調査では東京都下だけでも、
98名以上のキャスター、アナウンサー、ディレクター等が共産党員であることが確認されている。
この共産党員数は、テレビ朝日やTBSと並んでテレビ業界の上位3位に入るものである。
つまりNHKが反日左翼史観プロパガンダ番組を放送し続けるのも、
共産党の指示に沿ってのことなのだ。
自由主義国で公共放送を共産主義勢力に支配されているのは、
日本と韓国、この2カ国だけである。
(中略)NHKは自虐史観とのワンセットでの対中従属もひどく、
例えば平成12年春にNHKが特集として放送した『ダライ・ラマ』では、
中共のチベット侵略をなんと「人民解放軍の進駐」と言い換え、
チベット民衆の独立運動に対する中共の弾圧を「鎮圧」と呼び、
あげくは「チベット動乱はチベット仏教こそがその紛争原因だ」と解説するに至っている。
明らかな侵略者たる中共を「解放者」として位置づけたこの番組は、
黒を白と言いくるめる中共のプロパガンダ放送そのものである。
>>854 >今年は最近ファンになったみたいな子
自分もその一人ですがすみませんw
861 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 20:28:23
生誕100周年記念パピコ
ありがとう
自己満足ワールド@ドラえもんページ!
1 名前: まつはし 投稿日: 2000/06/16(金) 03:23
はじめましてー まつはしともうします。 僕はドラえもん大好き中学生です。 来年ついに受験を迎えるんですよ・・・・助けて(爆) どこの高校がいいかなあ でも、今言ってる中学から、そのまま行ける高校・・・ 東北学院でもいこうかなーなんて
さて、僕はドラえもんが大好きなんで、HP作ってます! 今回は、みなさんに来てもらいたくて。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~matuhasi/です! おもしろいんで、来てね!!(^O^)
あと、なんていうか、コスプレ板がむかつきます
863 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 21:05:08
あれ、三沢の誕生日じゃなかったっけ?
ニュース
「走れメロス」は津軽版がいいそうです。さっきTVで言ってた。
鎌田さんていうひと。
865 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 22:12:25
>>856 「人間失格」の中で
真に人間らしく生きようとすると、現代においてはむしろそれにより身を破滅に追い込んでしまう
ということを太宰は伝えようとしている。
人間失格という題名には、アイロニーが秘められているんだよ
中学の時の國語の先生、
「次の、走れメロスはとばします。嘘小説だから」
といって、教科書に載ってたメロスはスルーした。
今でも本当に素晴らしい先生だと思ってる
>>854 一緒じゃん、おまいがちがうと思いたいだけでw
>>871 破滅型?w 後世のミーハー分類の受け売りw
先日NHKでアーサー・ビナートが太宰を論じていたが
このスレに書いてるド素人より
外人の方がよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっぽど
太宰文学をちゃんと読み込んでいるようだ。
情けないことだな。
868 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 22:49:36
奥野健男・伊東整は破滅型と言っていたがな。他の奴は知らんけど
確認だが・・・
まずそもそも
玉川上水なんぞで
太宰は死ぬつもりはなかった。
870 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 22:58:48
遺書があったのに?
871 :
869:2009/06/19(金) 23:28:07
>>870 笑わせるなよ!
太宰の書いた「遺書」だぜ。すこしは考えても見ろよ・・・
872 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 23:36:21
なんだこいつ
死ぬつもりがないならどうして富江を巻き添えにしたんだよ
>>872 ホントにバカだな〜おまえさんww
おまえさん、肩に乗っけてるのが自分の頭なら
よく考えてごらんなさい
まあわからないだろうけどね〜
バカに好かれてホント迷惑だろうな太宰も
昨今の軽薄なブームは本当に罪つくりだよ
874 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 23:40:22
と、いうことで終わり。ちゃんちゃんと
しかしホントに単純な、あまりに単細胞な太宰ファンって増えたな
綿矢りさみたいなww
昔は太宰好きなやつって「太宰が好き」だなんて
おおっぴらに周りに言わないでいたもんだが・・・気恥ずかしくて
これもゆとり教育の影響・・・な〜んて
876 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 23:50:34
いちゃもんつけて勝手な勝利宣言・・・
山崎行太郎か、お前は
877 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 23:55:07
ギリギリだけど
生誕100年桜桃忌カキコ
878 :
弧高の鬼才:2009/06/19(金) 23:56:52
太宰だいすき(^ε^)-☆Chu!!
879 :
吾輩は名無しである:2009/06/19(金) 23:57:00
そうか。今日は太宰の誕生日らしいな。
太宰でも読むか
>>872 作家を語るならまず論理的な日本語を使おうね〜。
「巻き添え」ってのは
無関係な他者を酷い目に合わせることだぞ〜
881 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 00:08:19
871 名前:869 :2009/06/19(金) 23:28:07
>>870 笑わせるなよ!
太宰の書いた「遺書」だぜ。すこしは考えても見ろよ・・・
これのどこが論理的なんだよ
>>881 はあ〜?www
ほんっと ゆ・と・り!
883 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 00:12:38
そんなにかまって欲しいのか?
884 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 00:25:14
人間として、ここまで頭の悪い奴がいてはいけない。絶対にだ。。。
ダーウィンが仮に生きていたら、まず新種認定されてただろうな。
だめなんだよ!お前がもしも本気だったのなら・・・人間、失格。
慈悲深い俺は釣り認定しといてやるよ。
まあ、太宰が「自殺」したと、そう思ってればいいんじゃない?w
日本人の中には三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地に乗り込んでハラを斬ったのも
いまだに「死をもって成した義挙」だと思ってるオメデタイ人が多いそうだから。ww
そういう人には、あれは三島が「採算」が有ってやったことだった、なんて信じられないだろうな・・・
「劇的な死」とやらを見せつけられると思考停止してしまって
そこから逆算して生前の行動を考えることしかできないからそうなっちゃうんだぜ
・・・いやいや失礼した。どうぞ太宰の話を心ゆくまでどうぞ!!!www
886 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 00:30:00
…正直すまんかった。まさか本気だったとは。。。
これからも伸び伸び健やかに生きてくれ
太宰が自殺願望が芽生えやすいタイプだったのは間違いないだろう。
仕送りを切られそうになっても死にたいと思わないタイプなら懸命に働こうとするだろうしな
890 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 00:53:39
自分で傷を広げることはない。
ゆっくり休め。そして学べ。話はそれからだ
>>885 「死をもって成した義挙」と、「採算」が有ってやったこととは別に矛盾しないけどね。
あなたのように二者択一みたいにしか、考えられない単細胞のが、オメデタイ脳だよ。
自分じゃ大発見でもしたつもりで、悦に入ってるんだろうけどさ(笑)
>>867 はいはい、外人外人(笑)
なんでも外人さまさま厨、いつの時代の人ですか?
894 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 01:05:46
イギリス人の書いた批評でこんなの発見した。
「人間失格は太宰のモデルだったドストエフスキイのアイロニイに富む痛ましさにまで
到達している。至上の芸術作品であるに違いない。」
そこまで評価高いのか?人間失格は
>>885 >死をもって成した義挙
右翼のキャッチフレーズ。三島由紀夫は文学者として死んだ。
>>885 太宰は「自殺」でしょ。大の男を誰が無理矢理、川まで連れて入水できますか?自殺じゃないとかバカじゃないの?
>>889 うっ、1967年生まれ? 42歳? お父さんより上じゃんw
顔わかいのに
>>895 三島は三島として死んだから、そうやって二者択一にみたいに分けること自体が、な〜んにも解ってない証拠。
899 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 01:15:39
だが三島は自殺ではない自決だ。
>>896 太宰治他殺説は、昭和23年からかなり長期にわたって根強く残っていた説。
心中相手の富枝が、
酔っ払った太宰を上水へ誘い、互いの身体を腰紐でつなぎ、
雨の中ひきずり込むように、上水の中へ落ちた、という内容。
玉川上水の土手にずり落ちた痕が残っており、
検視の結果、冨枝の肺には水が大量に入って明らかに溺死とみられたが
太宰の肺には少なく睡眠薬の多量服用によるものとみられたこと、その他、
の理由で、太宰治の友人や弟子筋から出た他殺説だったが…その後
ま、ネットで検索すればいろんなことがわかるだろう。
興味ある者は調べてみればいいし、そうでない者は無視すればよろしい。
901 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 01:43:16
残念ながら、他殺説が定説だったのはもって10年ちょいだったんだよな
青酸カリとかいったり睡眠薬とかいったり意見が分かれてるのもどうかと
都市伝説というのもなんだけどね
多くの前科もあるし、自殺説が妥当
フラッシュと同じ画像、ネットでも数日前まで見れたんだがなんか消えちまったなあ
たしか遺体が引き上げられたとき、
トミエは水ぶくれみたいになってものすごい形相だったが、
太宰は不自然な変化なくおだやかな顔のままだったから、
入水時には、太宰の方はすでにアレだったんじゃないか、
ってやつだよね。
猪瀬の伝記に書いてあったんだったか忘れたが、
最近は太宰巻き添え説の方が主流なんだよな。
まあ太宰も三島も、自殺だからって極端に美化すると、
かえってつまらんかもしれん
904 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 03:49:09
コンドームが残ってて
死ぬ奴が避妊しないだろっていうのは聞いたことある
905 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 03:53:31
太宰治虫 新機能
906 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 04:04:03
太宰の好きなとこはとにかく天才的な文才
他にあんな美しい文章書く人は今まで知らない
907 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 05:37:19
天才的文才とかかれているけど
温水みたいな顔だったら
今頃は…
908 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 07:42:36
太宰好きで文章は綺麗だと思うけど天才の文章ではないと思う。太宰は努力の人
天才が書く文章は三島由紀夫
一目見たときから三島の文章は別格だと思った
909 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 09:00:03
三島のどこが天才なんだか。後期はもう目も当てられない。
最後の豊穣の海は金閣寺的文体をめざしたはずが、感性が枯れちゃってるし。
金閣寺と仮面のなんちゃらぐらいしか評価に値しないよ。
>>909 当時から神童と名高かったらしく出てきたのも早い。仮面の告白や金閣寺を筆頭に天才だろう
後期は精神的にだいぶおかしくなってたらしいからね。
天才でも精神的に荒れると文章も乱れてくるもんだよ
>>909 > 最後の豊穣の海は金閣寺的文体をめざしたはずが、
目指してないよ。「春の雪」と「金閣寺」とは違う文体。
ろくに読んでないバカには比喩の多さで一色単にしちゃうんだろうね。
女の描き方は太宰が数段上
三島の描く女はは生々しさがなく人形みたい
>>910 三島は精神的におかしくはなってないよ。晩年の評論は極めて冷静です。
最後の作品が先細りしたのは、現実の行動の方が重要になっていったから。
>>912 比べたって仕方ないでしょ。女にもいろんなタイプがあるわけだし、三島の場合はリアリズム小説じゃないから生々しく書く必要ないし。
私は三島の描く女性の心理に共感するのも結構ありますよ。
ちょっと違うな、と思うところも正直あるけど、それはその人物に三島自身を投影していたり、三島の描く理想の女性像だからね。
>>914 あなたは三島の作品を実際に読んでないでしょう。
読んでたらそんな的外れな無知を言えませんよ。
>>912 それから、女を生々しく書けば、女を描けたと思ってること自体が、間抜けな単細胞でしょうね。
女には実際、人形みたいな感覚もありますからね。
しかし桜桃忌フィーバーすごかったな
命日にこんなに人が集まる作家って
太宰唯一だろう
死後61年経っても
愛されてるんだねー そこはすごいわ
そろそろ太宰クンがくれくれ〜と切望してやまなかった悪多川賞もろ狙いのお伽噺でも書きますかなハハッッもち授賞インタでは「好きな作家は太宰す〜」とほざくよヒヒッッまあウケ狙いで赤川センセの名を出してもよかべかフフッッwwwッ
921 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 12:18:49
1人で死ねよ
920だが授賞後にここでわしゃの事叩かないようにな。わしゃはここ2ちゃんの皆さんの味方ですぞヒヒッ
>>913 英霊の声 とか精神的に追い詰められ病んでいたようにしか思えないんだよな
>>912 これは同意。斜陽なんか女流作家が書いているようだが、
女流作家でも太宰ほど女をうまく書ける作家は滅多にいない
925 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 13:20:45
だいたい太宰って女の独白体が上手いっていうじゃん
女生徒みたいな感じで
今の女子高生を描いてみてほしかった。
へんな女流作家の露悪趣味な作品にうんざり。
>>923 あれは能のような、死者が語るような文体にしてるからだよ。
929 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 14:26:45
太宰作品に出てくる女は、いじらしい性格を持つやつばかりで
なんともときめいてしまうな。文字にときめくというのも、なんだと思うが
930 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 15:00:03
芸者を2人も死なせて、1人で死ねよ
931 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 15:06:48
正直に自分の弱さや過去の罪をさらけだした事が評価されたのかな?人間失格
キモチわるい・・
933 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 15:34:09
私小説ではないな
935 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 20:37:46
細かく言えばね
937 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/20(土) 23:20:20
最近じゃ、大して難しくもない太宰の作品すら
漫画でないと読めない馬鹿が増えているらしいと聞いて
938 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 23:22:53
いくらなんでも賢治の銀河鉄道の夜を漫画にしてるのは酷いと思った
そんなに長くないのに
939 :
吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 23:28:51
つうか太宰治検定ってのがあったらしいけど誰か受けたの?
940 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/21(日) 00:55:58
>>939 そんなのに金払う位なら読み返した方がマシ
映画「斜陽」を見てしまった
後悔している
942 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/21(日) 03:58:36
実写化すると大抵イメージが崩れるから観ない方が正解
紙媒体で味わえる文体や語彙の使い方が全て無視される
>>936 あら。「虚勢」以外は新発見ですか??
>>939 あれは太宰検定っていうより『津軽』検定ですよね。
>>943 記事の内容がガイシュツすぎるかも……。
クローズアップ現代見たけどさ、太宰の文章に希望が込められているなんて思うやつをはじめて見たわ。
俺は太宰の文章を読んで「人間の汚さ・醜さ」しか感じなかったというのに。
普通に希望が込められている文章いっぱいあるだろうが
最も分かりやすい形が斜陽。未来に希望を託した
>>947-948 最初に読んだやつがいけなかったのかもしれないな・・・・・・
「人間失格」だったから。
ただ、「人間失格」の中にも希望が込められているというのがようわからん。
あと、他にも腹の立つことはあった。
秋葉原事件の加藤をこき下ろして太宰を持ち上げてやがんの。
加藤をこき下ろしたいんなら別の番組でやれよ。
太宰を巻き込むな。
950 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 22:06:54
太宰治氏「斜陽」第三回も感銘深く読みました。
滅亡の抒事詩に近く、見事な芸術的完成が予見されます。しかしまだ予見されるにとどまつてをります。
完成の一歩手前で崩れてしまひさうな太宰氏一流の妙な不安がまだこびりついてゐます。
三島由紀夫
昭和22年10月8日付、川端康成への書簡から
951 :
吾輩は名無しである:2009/06/22(月) 22:44:31
太宰→世間は醜い、でも自分もそうだ
加藤→自分は醜い、でもお前らもそうだろう
一見似ていても倫理性において全く逆だな
加藤は100万年経っても太宰の「雀」なんて理解出来ないだろう
952 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/23(火) 00:26:40
>>947 希望をいっぱい込めておいて、最後にドン底に突き落とす妙
953 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 00:32:54
自分は醜い、でも世間も醜い
そこに希望があるようなないような
自分の醜さを置いて、世間を攻撃し始めたら、終わりです
954 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 01:33:27
>>946 戦中にポストに投函しても行方不明になってしまった原稿がある。
それ意外、作家になってからの太宰作品全部読んだ。
太宰は読者を喜ばせる天才、御伽草子、不審庵、畜犬談、ドラマにしたら面白いと思うよ。
薄明には希望を感じるし。
955 :
954:2009/06/23(火) 01:38:00
失礼しました、犬の話なので畜犬と書いてしまいました。
畜生談です。
956 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/23(火) 01:50:49
>>955 蓄犬談を犬の話だと思う位だからなあ…
もう日本のゆとり化は避けられないのか…
957 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 02:19:27
NHKの番組見たけど太宰流行ってんだな。
趣味も恋愛もせずに2年間太宰読んでた奴がうけた。
太宰はチェーホフに似ている!
太宰って厨二病がテーマだから若者に受けるんだと思う。
>>960 太宰は厨二病とはまた違うんじゃないだろうか。
最近何でも厨二病にする風潮が嫌だ
そう言うな。太宰を中2というのは
太宰を知らないか、馬鹿か、冗談かなだけだ
964 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 19:51:57
思い出読んでるけど、この人やっぱり洒落のセンスあるね
罰として教師に「戦争がもし起こったら」という題の作文を書けといわれて
地震、雷、火事親父より怖い戦争が起こったら先生を連れて逃げるとか
名コピーライターとしてのほほんと
美人女優を妻にしてそう、50年生まれるのが遅ければw
>>958 >太宰流行ってんだな
生誕100年で流行らければ次は…生誕200年か
このスレの全員死んだ後
967 :
吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 20:09:10
1909年生まれってことは、90年代に生きてた可能性があるんだよな
東京の大都会の太宰治。想像できんw
最近見つかった写真見ても他の子とはどこか違うよね。
前から二列目の端っこ、という立位置も
正面から少し視線をそらしているとこも
胸には優等生バッジ、ってのも。
修治君すげーかっけーじゃんw
>>965 生まれるのが70年遅かったら
引きこもりでDVだな。
時代って大切かも。
970 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/06/23(火) 23:46:23
太宰治の正面顔写真は、ハリウッド俳優のクライヴ・オーウェンにそっくりだよ。
今、神保町の三省堂で生誕百年フェアやってて、そこの正面顔写真を最近見て気がついた。
芥川の動画はあるのになぜ太宰のはないんダッ
一般的には、ややこしい死に方した人って認識。
こういう人は臭いものに蓋的な扱いかたされるのがこの国の常。
973 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 08:37:23
974 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 12:01:45
畜犬談は、犬を飼ってる者として、ニヤニヤしながら読まざるをえなかった
975 :
吾輩は名無しである:2009/06/24(水) 14:28:54
猫好きとしては畜猫談も書いて欲しかったw
猫好きの文豪は谷崎潤一郎が有名だけど太宰はどうだったんだろうね
>>965 ちがうだろ、今頃は派閥の親分
じばん、かばん、かんばん、揃ってて作家なんだから
文壇代表で国会議員になって予算をぎゅうじって
交付税をへらして東京都をみしみし苦しめる
「石原くんは悪人です」て演説
人前で演説できない
978 :
吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 03:19:34
ハゲてる方だけに言いたいことがある。
遂にリアッ●のニューバージョンが販売された。
これって、本当に髪の毛が生えるのだろうか・・?
調べてみたところ、てっぺんハゲには高い効果があるらしい・・
そして、ハゲ疑惑がある、あの若手有名人も利用しているらしい・・
でも、海外には、もっとすごい商品があるらしい・・
ロゲインとか、倍毛DXとか、かなり生えるらしい・・
980 :
lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/06/25(木) 12:47:37
顔がでかいイメージ
太宰の作はまあ読みやすくてそれなり面白いんだけど
いまいち軽いというかなんというかぐっとくるとこがない
漱石と較べたらあんまり酷だけど漱石の作にはそれがある
この差はやっぱり人格の差が作に影響したとしかいえない
作は嘘をつけないからね
川端にやっつけられてあんな哀れな抗議文を発表したりと
まあ読者の同情はもらえるだろうけど文士として格好悪いよ
その格好悪いとこを売りにしちゃ文士として終わり
まあそこを売ることしか残ってなかったんだろうけど
太宰の死後、フツカヨイ的作がなんちゃらかんちゃらって遠回しに安吾にやっつけられてるけどあれがまあ本当だろう
まあ太宰以下の安吾ごときが言うなって話なんだけど
やっぱ作を読む限り結局はフツカヨイでしかない
人間失格って何%ぐらいほんとの話なの?
安吾いうところのフツカヨイは、
太宰ファンの狂信が本人に伝染したってことなんだよな。確か。
そう考えると、今の2chスレでよく出てくるような、
「太宰が今生きてたらニートだった」とか「引きこもりだった」なんていう、
わりと無邪気な自己同一化も、やっぱフツカヨイ的ではあるわな。
まあ本人が他界してるから作品に出ちゃう心配はないわけだが。
サービスの極意でね、たとえば道化師はおろか、奇術師や寄席がね、この手品を、このジョークを、昨晩寝ずに鍛練してきました、考え組み立ててまいりましたと、観客に思われてはならない、そんな風な構えは客にもたれてはならない。
それこそ、きのうは朝まで飲み明かしておりました、その勢いでやります。と客に失笑さえ買ったあとで、完璧にこなす。もちろん愛嬌はおろかね。
そんな位の完璧な鍛練。
さあこれから文学(フィクション)読むぞ!とか、文学者とオレでは共通点ねーしwいう読者の心の構ええを弛緩させるための、心づくし。
それが、太宰の文体だろう。
まあソーセキアンゴ大先生はそんな細かい曲芸は皆無だけれどもw
>>986 とてもよくわかる。気がする。
ただ安吾がいいたかったのは、逆にその「心づくし」が、
「桜桃」や「父」ではユルんじゃってる、
ってことだと思うんだよね。もっと演じろ!みたいな。
まあ読者側からいえば、たとえば
>>984みたいな疑問は、
悪い意味での「太宰病」から抜け出す第一歩なのかもしれんね。
私小説にそういう疑問を持つこと自体、
ある意味野暮であることがだんだんわかってくるだろうし、
そのうち太宰が、小説が全部事実であるかのように思わせるのに長けた、
意外にテクニカルな作家であったことに気づいていくという。
えらそうな言い方になったが酩酊中なので許せ
すいません、桜桃ってさくらんぼのことだって最近知りました。
てっきり黄色い桃かと思ってました。
皆さん、桜桃と聞いてすぐにさくらんぼを思い出すものなんですか?
まあ心遣いと言ったら聞こえはいいけど、つまるところはゴザヒキ、読者の犬に成り下がるしか生きる道がなかっただけ
そんなオシボリドーゾ的精神が萎える
そんなとこに気ぃつかうよか黙ってうまい料理だけ出せみたいな
まあ酒のつまみにはもってこいなのかもしれんがオデン屋ごときがやけに看板だけテカテカ光らしてるからあんないじめられるんだよな
初期の太宰と安吾のいう作家として役者になりきって舞台で云々なんてのも
後付けの照れ隠しの言い分でしかなくて、作家の着物を脱いだ時のヒトとしての逃げ道を拵えてるだけ
実際そんなのはまったく必要ないわけで真っ直ぐそのままをさらけだしても同じことなんだよ
それなのにわざわざそんな興ざめな言い分を拵えて発表しちゃうからおかしなことになる
太宰はそれが作家としての自分をこんがらがらせてる原因のひとつとして途中で気づいて
なにか短編の作中でもなにやら呟いてるけどその時はもう金色の鎖が体中に絡みついて身動きがとれなくなってたんだね
まあ安吾は最後までそれにすら気づけなかったんだけど観るに耐えない哀れなお笑い劇場だよ
人間ていうのはどんな人間でもまったくのオリジナルな発想をいきなり空に描きだすなんていうマジックは出来得ない
その発想の起源には自ら経験したことや他人から聞いたこと、何かで読んだことなどの根本的な要因とそこからくる偶然の展開、所謂ヒラメキの辻褄合わせが必ずあるんだよね
それがどういうことなのかさえわかってたらいちいち言い訳なんかせずにもっと楽しくお小遣い稼ぎできただろうに
僕こそ帰りたい
一人で死ね
故郷帰ってなにを感じた
自分がそんなにかわいかったか
惨めな甘ったれじじいめが
ほんとくそだせえ野郎だよ
こんなもん小説でもなんでもねえ
ただの甘ったれのとっつぁんぼうやのくだらねえ汚物だよ
こんなみっともねえもんをよく世にさらせたな
ったく底無し恥知らずが
くっせえくっせえてめえの糞が世の中にひばりついちまったじゃねえかよこの青二才のへなちょこカッペ野郎がよ
あ?なあにが百周年だあ?てめえん実家いって糞ぶんぶん投げ入れてやっから待ってろや
酒はほどほどにな。
こういうクズを教育してやるようなやつが誰ひとりいなかったのも情けねえ
おれだったらてめえの人生投げうってでも殺してやったのによ
ほんとくだらねえやつしかいなくなった
くそ三島もこの甘ったれを殺してから腹切ればよかったのによお
汚物をほったらかしといたら蛆がわくのわかりきってただろうがよ
1001 :
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