1 :
吾輩は名無しである:
2 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 20:36:30
とりあえず立てたので、ヨロ。
3 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 21:03:55
994:吾輩は名無しである :2008/02/26(火) 17:41:40
>>991 自分に反対する意見にむきになって噛み付いてる?
俺がいつ「才能の枯渇論に対する反対意見」に噛み付いたの?
だからね、『「音楽」を読んで思うんだけど、 ABC』って言ったんでしょ?
石原説が正しいと《思った》わけ。
一般論に当てはめて正しいぞなんて誰も言ってないわけ。
そもそも
>>939「凡人が大作家に向かって云々」ありゃおまえか?
もしそうなら俺は恥ずかしいよ。
なんっつーかまともな人の意見見つけたからおまえとの話そろそろ終わりにする。
4 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 21:39:32
>>3 だから、あなたが石原の才能枯渇説を正しいと思ったことと、私がサド侯爵傑作説に賛同したことは結局は同じとは認めずに、
あなただけが正統な作品の見方をしていて、私の文学の見方を馬鹿にするようなことまで言ってくるから、こちらも反応したんです
それから、凡人とか言ったのは私じゃありません
あなたにとっての”まとも“なレスがあるまで、ねばるつもり?
もう、迷惑なのでこれ以上、この件はやめて下さい
どうぞ自由に三島の才能が枯渇したと思ってて下さいよ
6 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 22:14:51
「サド侯爵夫人」
サド侯爵夫人ルネ(貞淑)と母(道徳、法)、妹(無邪気、無節操)、二人の対照的な夫人(神と肉欲)、召使(民衆)の会話が惑星の運行のように交錯しながら、眺められ、浮き上がるサド侯爵
三島由紀夫はエッセイ「法律と文学」で、学生時代に学んだ『刑事訴訟法』に影響を受けたように書いていたけど、
その『刑事訴訟法』から三島が感じた「人間性の本質的な『悪』の匂いを、とりすました辞句の裏から、強烈に放って」いる論理構造からヒントを得て、かなり成功した例が「サド侯爵夫人」だと思います
凡人云々と書いたのは俺だw
とにかく、お二人さんともカッカしすぎ。
ちょっと頭を冷やしてほしい。だから、もうこの話は
一旦打ち止めにしたら如何?
言い返したくなっても、グッと我慢、ね。
三島について色々語りたい他の人にも迷惑だろうし。
8 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 22:19:58
>>5 三島由紀夫についての話もするつもりもなく、そういう関係ない冷やかしだけするのもやめて下さい
226記念
10 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 22:26:56
>>7 もう、打ち止めにして私は
>>6でサド侯爵夫人のレスしてます
11 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 22:29:27
>>3-4 アンチはアンチ板つくってそこでやれ。
アンチスルーできないやつはうぜーから発言すんな
12 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 22:32:44
14 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 22:46:17
>>6 刑事訴訟法は団藤だな。
法学部卒が作風に吉と出たわけだ。
16 :
吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 23:00:33
戯曲は黒蜥蜴が面白いよ
17 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 00:08:39
18 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 00:19:12
>>16 三島由紀夫が映画の黒蜥蜴に出演している場面をテレビで見たとき、思っていたより男前で胸がときめいたな
写真で見るよりずっと素敵でした
19 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 00:36:28
三島は最高!
アゲ!
20 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 02:42:15
三島年とってから読むとちょっと恥ずかしい
21 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 03:20:58
隠れホモの三島ヲタが相変わらずトチ狂った馬鹿書き込み続けるスレだなww
22 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 04:00:01
↑そのようですよ
三島由紀夫はあと30年もすれば国民の半分が知らない時代が来ます。
福島次郎先生は、いまや日本国民の5人に1人は知っている有名知識人。
前スレの声高がネチりを引きずり発狂化
26 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 06:23:53
才能が枯渇したもなにも、はなっからホモ三島に才能なんかねーよ
27 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 06:51:51
舞姫、吾輩は猫である>>>>>羅生門>>(越えられない壁)>蹴りたい背中>(越えられない壁)>仮面の告白
ってことでおk?
28 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 06:55:32
村上春樹>>>>>>村上龍>(越えられない壁)>ホモ三島
29 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 07:06:10
ノーベル賞作家大江健三郎>(越えられない壁)>同性愛作家三島
30 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 08:35:07
>>26-29 才能枯渇説を否定されて涙目で自演連投するなよw禿げおやじ
>>21-23 >>26-29 まあ、よくもこれだけむきになって夜中にどうもご苦労様でした
ある意味、三島由紀夫にこれほどこだわるってことは、ものすごく三島由紀夫を意識している証拠ですね
そこに出てきた作家は別に好きでも嫌いでもありませんよ、興味さえありませんから、どっちが上だろうがかまいません
ノーベル賞をとっていようが、人気があろうが、私にとってはただのおじさん作家ですから
スレに行って見たこともないですし、他のスレに関わってる時間も無駄ですからね
>>22 たとえそうでも、それがどうしたの?
国民の認知度と、人がなした仕事の価値は関係ないことだと思いますけど
無名でも立派な職人の方や立派な仕事をしている人のほうが多いでしょ
むしろ、無名の人の仕事で成り立っている社会ですよ
それに、たとえ三島由紀夫の名が消えても三島から影響を受けた文化や、守ろうとした日本の伝統が残っていればいいんじゃないですか
安部公房さんも述べてたように、作者が作品になろうとしたらポジとネガで打ち消しあって無になる可能性(作品が紙屑になる)を、あえて三島本人が賭けて選んだことでしょ
33 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 11:32:20
夏目漱石
34 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 11:41:30
日本の“国民的作家”として相応しいのは夏目漱石だね。
三島由紀汚みたいなけがらわしい切腹キチガイホモはイラネ
黒蜥蜴は文庫化されてないの?
>>34 じゃあ夏目の本読んで、夏目のスレに行けば?
ここに来ても夏目漱石の情報はないから
>>35 学研文庫で出版されてます
札束に印刷されるようになったら芸術家もおしまいだしね
金閣寺は、この作品において美の象徴であり、しかも戦火によっていつ焼亡するかもしれないという時期、凄まじいまでの美をあらわしている存在である。
主人公は、その終末の予感に陶酔しつつ、金閣寺=美との共生にいいがたい浄福を感じている。
…敗戦の日、金閣寺と主人公の共生は断たれる。金閣寺は、あの失われた恩寵の時間を凝縮して、永遠の呪詛のような美に化生する。
主人公は美の此岸にとりのこされ、もはや何ごととも共生することができない。
橋川文三
―この辺りには、戦中から戦後へかけての青年の絶望と孤独の姿が、比類ない正確さで描き出されており、
金閣=美を戦中の耽美的ナルシシズムにおきかえるならば、戦後もなお主人公を支配する金閣の幻影が、青年にとって何であったかを類推するに困難ではないであろう。
そこから、金閣寺を焼かねばならないという決意の誕生もまた、戦後の三島の精神史にあらわれた「裏がえしの自殺」の決意にほかならないことも明らかになるであろう。
こうして、この作品は、実際の事件に仮託しながら、三島の美に対する壮大な観念的告白を集大成したような観を呈しており、美の亡びと芸術家の誕生とを、厳密な内的法則性の支配する作品の中に、みごとに定着している。
「仮面の告白」に遙かに呼応する記念碑的な作品である。
橋川文三
金閣寺>>>>>>>(越えられない壁)>>>>他の戦後作家の作品
41 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 18:30:46
三島文学は鳥のように自由です
ぼくは、国のために死にたいと思います。
森田必勝
僕の母、白い手、黒い髪、白い大きな目、いつも天のどこかで僕を見守り、愛撫してくれる。お母さん、僕、今日学校で寝た。かんにんだよ。
でもどこかでお母さんの声が、必勝、あと十分だからがんばりなさい、と聞こえてきたよ。
そうか、お母さんのいる天国へ僕も行こうか。お父さんも待っていてくれると思うけど、きっと仲が良いんでしょうね。
森田必勝
先生のためには、いつでも自分は命を捨てます。
森田必勝
どんな美辞麗句をならべた礼状よりも、あのひとことには参った。
三島由紀夫
われは知る、テロリストの
かなしき心を―
言葉とおこなひとを分かちがたき
ただひとつの心を、
石川啄木
言葉は目覚め。/俺
森田必勝というのは、大言壮語しただけのカスだったんだな。
そういうガキを信じた三島も、案外お人好しだったということだ。
森田がやらかした、刀で三島の首を何度も叩くという無様な介錯は、
三島にとっては神聖たるべきドラマを、吉本新喜劇に仕立てたわけだ。
はいはい
49 :
吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 23:42:59
三島ってオカマだったらしいね。
夏目漱石の「それから」と「門」に、三島由紀夫の祖父がモデルで登場していることから、一部では、三島由紀夫が夏目漱石の孫だったと憶測している人がいるみたいですね
>>49 もう、それしか煽りネタがありませんね、あとは背が低いとか、ラッキョウとか、ね
ご苦労さま
52 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 00:09:58
三輪さんが本命
53 :
はるか高み:2008/02/28(木) 00:15:02
>>45 その詩は『春の雪』『奔馬』、それだけかな?四部作あったりしてw。
もっとこの詩を読まなくちゃ、やられるなぁw。
54 :
はるか高み:2008/02/28(木) 00:20:28
太宰治の変態先、解からんようだね。
三島由紀夫が太宰治の変態先を知ってるから面白いと述べたよね。
それが大ヒントだ、今はこれ以上は言わんw。
いや、ホント面白いワ。
55 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 00:22:01
>>45の詩は、その前後があるよ
石川啄木のココアの一匙です
56 :
はるか高み:2008/02/28(木) 00:34:01
57 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 00:35:58
58 :
はるか高み:2008/02/28(木) 01:04:24
>>57 すまんなぁw
啄木のあの詩には、少なくても春の雪と奔馬もあるってことだ。
どっちの作が先かなぁw。
前スレ674への超絶亀レスなんだけど
雨の中の噴水は、最初は完全に男の言葉が聞こえていたんだけど
その後演技ではなく本能的な都合のよさによって、それが聞こえていないことになった
演技ではなく、本当に聞こえていないことに男が驚愕するって感じだと思う
60 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 10:49:24
>>56>>58 ココアの一匙は
啄木の「呼子と口笛」になかに、『はてしなき議論の後』の次に記されて、『ココアの一匙』の次は『激論』『書斎の午後』・・・と続いていますね
61 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 11:10:15
>>59 本能的な都合のよさ、とは結構するどいですね
あの少女は、あんなに泣いていたのに、本当は聞こえていなかったというコントみたいなオチが、しらをきって言っていたにしては無邪気だったので、なんだろうと思ってた
明男のそれまでの心理も、あのひとことで急転するのが、天人五衰の最後となんか似てますね
62 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 11:34:25
金閣寺は難しい箇所が、いくつもあるけれど、柏木が説明する「南泉斬猫」の話も、なんとなく分かるような分からないような感じです
猫=美を斬って、根を絶ち解決する南泉に対して、頭に履をのせる趙州の話を、柏木が虫歯の痛みにたとえる話
>>51 煽りホモネタにいちいち反応しなきゃ気が済まない低脳三島信者wwwww
いい加減スルーすることを覚えろよw
>>63 スルースルーって馬鹿の一つ覚えみたいに、2ch語やルールにどっぷり縛られてばかみたい
65 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 15:05:54
三島をはじめ躁鬱の作家は少なくない。
でもそれをありのまんま認める人間が少ないね。
躁鬱になる人達は、『感性が一般人より豊か』だそうだ。
感受性の豊かさで世の中の色々なもんにすぐ刺激され、躁鬱になるんだろうね
躁鬱といえば思い浮かぶのは安吾だ
あの人はありのままに認めてるよ
三島由紀夫は躁鬱だとは私は全く思わないな
>>66 坂口安吾はアルコールや薬の影響があったんじゃないの
脳内神経物質から影響する病気と、芸術の感性をあまり混同しない方がいいと思うけど
>>65 >三島をはじめ躁鬱の作家は少なくない。
ずいぶんと断定口調だが、三島由紀夫が躁鬱だったと規定している精神科医は誰よ?
70 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 17:42:19
71 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 18:03:44
三島の一つの本質として偽装性がよくあげられるね。
仮面っていったらいいのかな。
72 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 18:52:07
三島が躁鬱じゃないと断定する方が難しい気がするよ。
人間なんだからそうであってもなんら不思議じゃない。
というか、人間らしいなあーと思うよ。
73 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 18:56:32
ずば抜けた感性を授けられたのなら躁鬱はあり得る。
三島の文学や周りの人の証言みても躁鬱とは思わない
三島を研究しているたくさんの本でも、躁鬱と言ってる人は誰もいないよ
それと、躁鬱とかそういうのはどうでもいいし
三島が残した作品について話す方が有意義だから、そういうことは別のところでやって
76 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 19:44:40
三島は躁鬱じゃないとおもう
親しく付き合った人で躁鬱だと思ったって言ってる人を知らない
77 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 19:45:02
どーしてそこまで拒絶できるんだろう。
ありのまんまを知りたい。
人間性を含め作家のありのまんまを、ね。
78 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 21:15:28
>>77 ありのままを知ることは不可能だけど、よりよく知りたければ、まずその作家の著作をできるだけ全部読んで、評論本や関わった人たちの本を読んでみたらいいですよ
私は結構、調べて読んでいる方だと思うけど、三島由紀夫は躁鬱だとは思えないですよ
三島は、理想が高く、こだわりの強い完璧主義者で普通の人がいい加減にするところをできない性質だったとは思うけど、あれだけ多くの作品を職人のように残している精力は、鬱とはいえないと思う
でも、普通の安泰な生活では生の実感が得られないタイプだったとは思うけどね
専門的なことは解らないけど、それも何か病名をつけたがる精神科医とか居そうだけど
確かにあそこまで肉体改造できるのはポジティブシンキングが必要かも
>>78のつづき
それと、精神科的な病気や可能性は、作家に限らずどんな職業や世界にも点在していると思うし、躁鬱だから芸術の感性があるとか人間性があるとかは関係ないと思う
それはガンや水虫が、その人の人間性とは関係ないのと同じで、個人の属性をとやかく追求してもあまり意味ないと思う
81 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 22:43:45
もし躁鬱だったとしたら最後の割腹自殺は躁状態のときにやったということか
82 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 22:47:32
カポーティも三島のことを傷つきやすい人だったと評しているらしい
傷つきやすい人間なんかたくさんいるし
よく有名な作家や芸術家をなんとか人格障害だったとか、実際に診たわけでもないのに決めてる胡散臭い精神科医がいるけど、
それはAB型は芸術家型、変人とか少数派を、めずらしがって枠に規定する馬鹿な血液型占いと似ている
不可解な作家や芸術家を精神病と規定して安心する通俗的な見方で、そう規定した時点で思考停止になり、その人物からの自由な想像性が探りにくくなる表層的な見方だと思う
85 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 23:04:34
まーしかし実際、人格障害とまではいかなくても
人一倍コンプレックスが大きいとか、ノイローゼ一歩手前とか、
ヒステリー、神経質、とかって人が多いとは思うし、それが当然だともおもうね。
なんの悩みもなく常に行動的で天真爛漫な人は哲学や文学なんてスルーだろうし。
こうゆうとこって、ちょっと脇道それたり、批判めいたこというとすぐキレル人いるのがイタイ。
それで雰囲気が狂信的になって近寄りがたくなる。
とにかく誉めて誉めて誉めまくってなきゃいけないような空気。おかしくね?
88 :
なめ猫:2008/02/28(木) 23:22:54
>>85 いわれてみればそうだな。
周りの天真爛漫な人ってだいたい哲学とか文学に興味ないかも。
89 :
吾輩は名無しである:2008/02/28(木) 23:27:17
>>87 あなた才能枯渇の人ですね
いいかげん粘着するのやめてくれません
>>87 おかしくない
いつまでも同じことくどくど、しつこいよ
粘着も同じ事もいってねーつーの。
その決めつけだけでもすでに普通じゃねーし。
おまいらみてーなヒステリーなのがスレの雰囲気壊すんだよ。
まー何言っても言い返さなきゃ気がすまないだろうから
最後はおまいらにゆずるわ、お好きにどうぞ。
↓
作家が天真爛漫じゃないとか、そんな基本的なことをぐだぐだ言ったって、しょうがないの
ここは文学板
褒めるとか褒めないじゃなくて、三島由紀夫の文学に絡ませて語れもしないなら、他でやりなよ
93 :
なめ猫:2008/02/28(木) 23:48:56
ごめんなさい天真爛漫いったのおれだw
94 :
なめ猫:2008/02/28(木) 23:50:36
あーでもおれとしては意見を言い合って激論してたの見てておもしろかったよ。
だいたい、大人で天真爛漫な男なんか、見たことないけど
死んで40年ちかく経っても、なんだかんだ興味のもたれる三島由紀夫はたいしたもん
悪口いってた人々は藻屑と消えてゆく運命
ああ無情
福島章が三島の天才の秘密と病理を精神分析してるよ
三島に限らずパトグラフィー、病跡学という分野もある
>>97 それは、いろいろな精神科医がいるからね
何を出版しようが自由だし
さっき出てた精神病のスレで紹介してみたら?
私個人の意見は
>>84参照
99 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 01:02:18
文学者じゃなくても、電気工学、医学、物理で才能を発揮する天才も病理学の対象にしているのかね
101 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 03:24:02
まだキチガイブルーハツ婆が暴れてるのかよ、このクソスレwwwwwwwww
102 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 04:09:20
切腹自殺でしょ?!
メンタルと結び付けない方が不自然。
103 :
はるか高み:2008/02/29(金) 09:40:00
>>70 生まれ年はその通りだ。しかし若尾文子でもないし、女でもないなぁ。
十五歳の人間にしか変態できない。
若尾文子の十五歳、美人だし将来は大女優になる。
で、変態し、永劫この世の春を楽しむw。
太宰治や三島由紀夫は、君等とは違うんだよ。
世界の破滅者と救世主の二役をやろうとして、
延々と変態し続けてきているんだよ。
誰にでも変態していいのではないのだよ。
きっちり自分の悪を顕彰する変態をして
いるんだよ。
破滅と救世をやる。その時が今年なんだよ。
はるか高みは教える。
仮に彼等による破滅そして救世が成ったとして、
そんなものは一時しのぎに過ぎないんだよ。
本物の絶対破滅がすぐそこに待ち構えているw。
われは知る、テロリストの
かなしき心を―
言葉とおこなひとを分かちがたき
ただひとつの心を、
奪はれたる言葉のかはりに
おこなひをもて語らむとする心を、
われとわがからだを
敵に擲げつくる心を―
しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有つかなしみなり。
はてしなき議論の後の
冷めたるココアのひと匙を啜りて、
そのうすにがき舌触りに、
われは知る、テロリストの
かなしき、かなしき心を。
石川啄木
たとへ私が狂気だつたにせよ、あの狂気の中心には、光りかがやくあらたかなものがあつた。
狂気の後には水晶のような透明な誠があつた。
翼を切られても、鳥であることが私の狂気だつたから、その狂気によつてかるがると私は飛んだ。
彰武院文鑑公威居士
三島由紀夫
私にはわからない。自分が今なほ狂気か正気かといふことが、自分にはわからう筈がない。
只一つわかることは、その正気の中心には誠はなく、みごとに翼は具へてゐても、その正気は決して飛ばないといふことだ。あたかも醜い駝鳥のやうに。
私は知らず、少なくともお前たちみんなは駝鳥になつたのだよ。
彰武院文鑑公威居士
三島由紀夫
107 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 10:48:32
↑良いね
108 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 10:50:40
↑良いね
は、石川啄木のこと。
飛ぶ人間を世間はゆるすことができない。
三島由紀夫
天才をとくことは、おそらく最も民衆的思想である。民衆の名誉心であり、民衆がもつ復習心の象徴的発露である。
保田與重郎
110 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 11:09:05
飛ぶのは本人の自由。
精神分析により、
飛ぶ理由が解明されたことは興味深い。
精神分析なんかじゃ解明されない
解明したつもりになっているだけ
>>110 だから、精神分析で解明されているなら、それを文学板でしつこく病名で押しつけないでくれませんか?
三島の芸術や芸術観について興味ないなら、メンタルとか精神分析のスレでやってよ
114 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 11:46:44
>>99 ここに住み着いてる三島狂信者は、自分が気に食わないレスは
徹底的に排除してスレを私物化しようと目論んでるだけだから。
そういう馬鹿の言うことは気にせずに書き込めば良いと思うよ。
116 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 12:12:30
ヒステリーは、更年期障害?
作品と病状は、連動しているよ。
同じ場所から生まれているのだから不思議じゃない。
もし君の横に三島が現れたとしても三島は君を避けるだろうね。
>>114 どうでもいいけど
三島の批判したいなら少しは作品論で対抗できない?
よく知ろうともせず、ただ切腹の印象で三島を決めつけようとしているのはあなたでしょう
118 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 12:17:55
119 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 12:21:27
>>97 一度これを読んでみたらどうかな?
作家が人間だと理解できるんじゃないかな。
>>116 だから
それを、作品とあわせながら言ってみたらいいのでは?
何も私は三島が普通の真人間なんて一言も言ってないし、ずっと三島の狂気を探ってますよ
ただ上っ面で、異常だとか言ってないで、論じなよ、中身を
121 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 12:29:01
三島の躁鬱を全否定している狂ったヒステリーは、君だけでした。
122 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 12:29:57
三島を否定しているようなもの。
それと私は三島由紀夫を人間として見てますよ
別に生まれつきの天才とも思ってないし、努力型だと思ってます
私自身は三島が天才だとは一回も言ってないのに、アンチの人の方が三島の天才という世間の枠づけに過剰になって、私の三島好きを気にしすぎているんじゃないですか?
124 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 12:39:34
ブルーハーツババア(笑)
>>121 躁鬱の意味を解っていってないのでは?
三島のどの時期が鬱だったのよ
分裂的な傾向があったとしても少なくとも躁鬱じゃないでしょ
たとへ私が狂気だつたにせよ、あの狂気の中心には、光りかがやくあらたかなものがあつた。
狂気の後には水晶のような透明な誠があつた。
翼を切られても、鳥であることが私の狂気だつたから、その狂気によつてかるがると私は飛んだ。
彰武院文鑑公威居士
三島由紀夫
私にはわからない。自分が今なほ狂気か正気かといふことが、自分にはわからう筈がない。
只一つわかることは、その正気の中心には誠はなく、みごとに翼は具へてゐても、その正気は決して飛ばないといふことだ。あたかも醜い駝鳥のやうに。
私は知らず、少なくともお前たちみんなは駝鳥になつたのだよ。
彰武院文鑑公威居士
三島由紀夫
129 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 13:07:09
“躁状態”の時、切腹自殺した
>>129 だから?それがどうしたの?あたりまえでしょ、そんなことは
そういう今更つまらない初歩的なことを言ってるから、つまんないんだよ(笑)
三島自身も狂信になれないやつはだめだと言ってるよ
ばかばかしいから
もう相手しなくていい
132 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 14:49:45
今日おれ誕生日なんだ
六さいだょ
133 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 14:51:34
三島は超自我、歪んだ理性に支配され続けたように見える
過剰なコンプレックスとか人格障害の傾向はあっても、
躁鬱のような気分障害とはもちろん
憧れていたであろう狂気、ディオニュソス的陶酔とも縁が薄かったと思う
事件後、武田泰淳が書いていた、
「諌死」(諌める、死)ということ(概念なり、事実なり)
が理解できなければ、論者の言葉は空語にすぎない。
・・・が、既に何度も言われていることの繰り返しかもね。
135 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 16:07:35
フロイトもドストエフスキーやミケランジェロの研究に熱中したし
精神科医でもあったヤスパースもゴッホとストリンドベリについて書いてる
人間の心を理解する上で天才作家、芸術家の天才を知ることは欠かせないものなんだろうな
>>133 私はあなたが言うほど、過剰なコンプレックスでもないと思うけどね
それこそ、あまりに天才視しすぎの誇大解釈で、三島のコンプレックスの装飾の罠にはまりすぎじゃないの?
高校は主席で卒業、東大法学部でも1、2番の成績で大蔵省へ、作家としても成功
むしろ妥協を許さない自信家で、完璧主義、理想家で、負けず嫌いの努力家でしょ
三島由紀夫
「僕はいつも思うのは、自分がほんとうに恥ずかしいことだと思うのは、自分は戦後の社会を否定してきた、
否定してきて本を書いて、お金をもらって暮らしてきたということは、もうほんとうに僕のギルティ・コンシャスだな。」
武田泰淳
「いや、それだけは言っちゃいけないよ。あなたがそんなこと言ったらガタガタになっちゃう。」
三島
「でもこのごろ言うことにしちゃったわけだ。おれはいままでそういうことを言わなかった。」
武田
「それはやっぱり、強気でいてもらわないと…」
三島
「そうかな。おれはいままでそういうことは言わなかったけれども、よく考えてみるといやだよ。(略)」
私は三島さんを懸命にナダめにナダめる武田氏に、つよい共感で(感傷的にも)涙ぐみたくなる。
しかし同時に、三島さんがもの書きとしての恥部をここまで口にする激しい自己意識に心をうたれずにいられない。
それはまたそっくり三島さんの社会への批判でもある。
田久保英夫
息つくひまなき刻苦勉励の一生が、ここに完結しました。
疾走する長距離ランナーの孤独な肉体と精神が蹴たてていた土埃、その息づかいが、私たちの頭上に舞い上がり、そして舞い下りています。
あなたの忍耐と、あなたの決断。あなたの憎悪と、あなたの愛情が。そしてあなたの哄笑と、あなたの沈黙が、私たちのあいだにただよい、私たちをおさえつけています。
それは美的というよりは、何かしら道徳的なものです。あなたが「不道徳教室講座」を発表したとき、私は「こんなに生真じめな努力家が、
不道徳になぞなれるわけがないではないか」と直感したものですが、あなたには生まれながらにして、道徳ぬきにして生きて行く生は、生ではないと信じる素質がそなわっていたのではないでしょうか。
武田泰淳
ある政治家が「狂気の沙汰」と呼び、これに迎合するかのようにある作家が「精神分裂症」と診断した。病理学的な狂気は三島由紀夫君にはなかった。
狂気とかたづけてしまえば、その時点で政治家も作家も、一切の思考を停止し、責任を回避することができる。
ソ連のような国では、多くの健康な作家が精神病院に入れられている。独裁者と怠惰な思考喪失者にとっては、人を狂人あつかいにすることほど簡易軽便な処理法はない。
林房雄
140 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 16:51:44
>>136 そりゃ、作家や思想家として、もっと卑俗に頭脳の面でコンプレックスはあまりないでしょう
142 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 17:49:39
>>141 すみませんでしたm(__)m
知ってる言葉をならべた
だけでした
143 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 17:54:15
>>141 作品と行動に横溢する自意識の強烈さ、自己統制
144 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 17:57:48
ほう、自演魔でしたかw
俺は悪い意味で書いた覚えはないんだけどな
アホらし
145 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 18:00:27
>>137 >三島由紀夫
>「僕はいつも思うのは、自分がほんとうに恥ずかしいことだと思うのは、自分は戦後の社会を否定してきた、
>否定してきて本を書いて、お金をもらって暮らしてきたということは、もうほんとうに僕のギルティ・コンシャスだな。」
これ、昔から疑問だった
お金をもらって暮らしてきたというだけでなく
戦後という時代、そして敗戦を経験したからこそ
これほど自分の作品が受け入れられたかもしれないってことについても
かなり葛藤があったのでは?
146 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 18:42:47
精神病説とか持ち出したあとに作品論を展開するかもしれないんだから
もうちょっと寛大になろうよ。
関係ないこと言ったら頭ごなしに叩かれちゃまじめに話を展開しようとしてる人もおちおち書き込みできない
147 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 18:57:33
148 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 18:59:24
森田必勝の話とかも結局作品論に結びついてないじゃん
>>144 自演って何のことですか?
>>143は私じゃありません
自分の問いに答えるほど馬鹿じゃありませんから
勝手に勘違いしないでよ
>>146 関大になっているでしょう?
ディオニュソス陶酔が薄いと言ってる人に、素朴な疑問でちゃんと質問もしているじゃないですか
排除しているとか文句言ってないで、したければ具体的にレスすればいいじゃん
151 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 19:40:04
>>136の言い方は
>>133の人を誇大解釈と言ってますよね、どのように誇大解釈しているのですか?
それと、論文では、はじめに関係なさそうな話をしてから本題に結びつけるのはよくある手法なんだから精神病説の人の話も聞いてあげようよ
152 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 19:40:58
153 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 19:47:38
もうちょっと楽しもうよ。
躁鬱とかコンプレックスとかだって、案外三島文学解読の手がかりになるかもしれないじゃないか。
>>145 そうですね
三島は戦後の市場経済中心主義の否定や生きづらい苦悩を、作品の裏に織り込みながら著作し、
その経済社会で生き成功したことにジレンマがでてきて、そんな自分が許せなくなった心境なんだと思います
155 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 19:59:47
156 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 20:05:26
157 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 20:06:44
低脳三島信者涙目wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>143 確かに作品にみられるように、三島が自己統制が強く理の人だと私も思いますが、一面で三島が憧れていた狂気やディオニュソス陶酔は、かなり初期から根強くあるので、三島の強い殉教願望の根拠の一つで、重要なものじゃないですか?
三島本人が宣伝するほどは、ディオニュソス的人間じゃないとは私も思いますが
どちらかといえば、アポロンの方が強いかもしれません
>>156 違いますよ
あなた、少し冷静になったらどうですか
160 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 20:57:40
三島由紀夫の作品自体がいわば自己分析で、他罰的なくらい自己規定している。
ある意味、三島が三島の精神分析をしているゆえに、精神分析医がいっているようなことはすでに全部、三島本人が提示している。
専門家がそれを訳知り顔で分析することさえも、明晰な三島は知っていた訳で。
161 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 21:06:39
なんかこのスレガツガツしてて怖いね。
162 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 21:07:17
専門家がそれを訳知り顔で分析することさえも、明晰な三島は訳知り顔で知っていたことさえも
三島よりももっと明晰な専門家は知っている(笑)
駄目だなあおぢさんはw すぐにそれなんだから。
もっともーっとたーんと、オトナになりなはれ。
165 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 21:16:15
166 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 21:17:10
信者↓
なんだ、只のおちょくりか
三島の本も読んだ事のない奴が云いそうな事だな
お疲れ様
168 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 21:26:17
>>160 これはいいレスだと思うね
フロイトに対する愛憎もあるから
こう考えても不思議ではない
そんなことはお見通しだと
幾分虚勢混じりに高笑いしてたかな
例によって、説明はしませんが(笑
※本人はでも判ってるよね?
>>162 そういうの、自分で自分を変えなきゃ、どうしようもないんだから。
ちなみに一応云っておくけど、俺自身はそれをたまさか口にもする
人間の中ではせいぜい、3番目とかそこいらだから。
もっとね、畏れよ。人間を。
本当だよ
こっちは少しは真面目に応対しているのに、いくら待ってもちゃんと真面目に具体的に批判もせずに、何かといえば、信者呼ばわりされ、ただおちょくるだけで馬鹿らしくなってくるよ
だいたい福島章と三島由紀夫を比べれば、どっちが頭脳明晰で洞察深いか解るもんだが
ワイドショーのコメントと売れそうな殺人者や天才をネタで食ってる福島章
173 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 22:03:00
自己分析には、限界があるよ。
特に躁や人格障害は、本人に病識がないこともあるしね。
だから治療も大変らしい。
論理的作家である三島の最期の行動については、「狂気」というよりも「不思議」という方が、
相応しいような気がするけれども、作家として腹を切ったとは思えないから、「狂気」と評価されても
仕方がないだろう。
結局よく分からない、というのが通説だと思うが、それでも、豊饒の海が三島の行動を分析する資料に
なりはしないかと思って読み返しているが、自己流の勝手な解釈をしても分からないだろうな。
もっとも、それでいいと、思ったあたりが、三島の答えならつまらないけどね。
175 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 22:21:10
一面識もなく対面診断もしていない対象人物を、病理的に診断し断定することは、プロフェッショナルな精神分析医として一番やっちゃいけないこと。
福島章はバッタモンか
小沢という人が書いた「三島転生」って読んだ人いる?
本屋で見あたらなかったんです
面白そうなら、もっと探してみようかと思うんだけど・・
178 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 22:44:12
>>175 まあ、分析ごっこのお遊びだろうね。
最近、人生に疲れ気味だよ。今は、ただ美しさだけを求めて読みたいね。
久しぶりに春の雪でも読んでみようかな。
>>161 ガツガツと卑しい貧乏根性丸出し、それが三島由紀夫汚とキチガイ三島ヲタの共通点なのよ
>>178 そう
そのまま美文と比喩に酔って読むのも楽しい
私は久しぶりに潮騒を読みたいな
あの島は過疎化しているそうだけど、新規に映画化すればいいのに
181 :
吾輩は名無しである:2008/02/29(金) 23:17:14
映画「恋空」興行収入38億
映画「春の雪」興行収入12.7億
映画化とはいえ三島文学はケータイ小説に負けたと思っていいみたいだな
八つ当たりは映画監督にな(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!!
182 :
はるか高み:2008/03/01(土) 00:05:11
相手にしてられないなぁw
183 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 00:40:14
>>179しょうもない作家の著書を愛読する奴はやっぱどこかおかしいんですね。
184 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 00:49:36
>>180 潮騒ってじつはまだ読んでないんですよ。
三島ファンとして失格ですよね。
所有してるので、今晩、読もうかな。
確か恋愛ものでしよね? なんだか辛い気持ちになったら嫌だな。
太陽と鉄、奔馬が好きでした。
>>182 太宰の転生変態は
浅利慶太?
転生は死んだ日から49日目に、と仏教ではいわれてるけど、何故、高みさんは15歳の人に転生すると考えたんですか?
>>184 潮騒は、けなげな田舎の青年の新治が好きでした
物語も面白いです
若者の恋というテーマだけを取ってみれば、「潮騒」はまず、「ダフニスとクロエ」の無数の二番煎じの一つのように見える。
けれどもここで古代と、さらにずっと後代の変則的な古代とを、あらゆる偏見を棄てて比較してみると、二つのうちでは「潮騒」の旋律の示す音高線のほうがはるかに純粋だ。
マルグリット・ユルスナール
初江のおっぱいはCカップくらいかな
同一人物なんだろうけど
>>137-139 >>187こういうふうに
三島の文や三島についての評論とかを流れにのって引用してくれる人ありがたいね
このスレの価値の半分以上はこの人の引用にあると言ってもいい
ブルーハーツおばさんとか呼ばれてた人なのかな
いい加減自重しろ自演三島厨
>>189 どうもありがとう
時間がある限り、また、心にとまった記述を書き留めてみたいと思います
ちなみに、私はブルーハーツのファンじゃないんですけど、勝手に決めつけられました
>>190 自演じゃありませんよ
三島憎しで妄想までしてお疲れ様ですね
あなたも潮騒でも読んでみたら?
三島の、乳房の描写がすてきですよ
193 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 15:33:20
私が、鼓舞された作品は、詩を書く少年、太陽と鉄、奔馬などです。
でも、その鼓舞はとても危険な方向に向かいそうで、複雑です。
失恋や人生のどんずまりにたったとき、元気づけてくれる様なものってありますか?
ガキみたいな、戯言で恥ずかしい。
191ではないが、この際、私も引用させてもらう。
文学者の一人は三島由紀夫の行動を「病気」と言った。
するともう一人の文学者は、「あなたは日本の歴史を病気というのか」
と反問した。小林秀雄である。
桶谷著『日本人の遺訓』より
愚か者は愚か者同士で、徒党でもなんでも組んで、
歴史とやらをつくるがいいさ。でもそこには、俺は居ない。
196 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 16:01:05
病気と文化は表裏一体。
197 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 16:11:08
欲望を貫くのが倫理ですか?
欲望を抑えるのが倫理ですか?
欲望を飼い慣らすのが倫理。
正確な引用ではないけれど、大江がエッセイかなにかで、
どれだけお前の頭が良くても、誰もお前のために、お前の代わりには
死んではくれないんだよってばっちゃが云ってたって書いていて、
でそれに対し大江少年はひどく衝撃を受けるんだけれども(笑
――それをね、そんな当たり前の事実を、真実当たり前のこととして、
こころに刻み込むこと。
>>193 失恋の痛手を忘れさせるには、新しい人を好きになるのが一番
無理矢理にでも、仮にでも、違う人へ気をそらしているうちにだんだん緩和していきますよ
あとはそのとき聴きたい音楽を聴くとかじゃないかな
>>194 村松剛は、三島由紀夫の死を予感して、小林秀雄に相談したそうですね
小林は三島に「事を急いではいけない」と説得をしたようです
202 :
200:2008/03/01(土) 17:12:10
>>193 元気づけにはならないかもしれないけど、美しい日本の文を楽しめる、梶井基次郎の「檸檬」は、不思議な感覚で気がまぎれるかも
>>199 何故それに大江が、そこまで衝撃をうけたのか、よくわからないですね
横レスだけど
おそらく、才能があろうがなかろうが
人間として避けようがない孤独と死を強烈に意識させられたんでは?
30や40の分別盛りならともかく、
人生が永遠に続くように錯覚しがちな、
多感な少年にとっては当然の衝撃なのでは。
俺はでもそんな大江に、衝撃を受けたけどね(笑
その一寸信じ難いほどの傲慢さに。
ちなみにアンチではない。
>>204 >>205 ありがとう
そういう人間の存在の孤独の自覚の始まりだったということですね
私自身は、思春期のころは自覚のないままの子供だったので、大江少年の哲学的な衝撃感は、正直、体験的にはわからず、「衝撃」というのに、少し
>>206さんと似たような感想がありました
大江ほどの頭のいい人物が少年の頃にしろ、自分のために死んでくれる他人がいる、と考えていたのかな、と単純に不思議に思いました
それと、三島が少年期から、忠臣蔵の歌舞伎を見て感動したり、忠信願望があったのと考えると、大江と三島は違うような感じですね
「奔馬」には、1876年に叛乱を起した武士たちの集団自殺が描かれており、彼らの行動は勲を感奮興起させたものであった。
この血と臓腑の信ずべからざる大氾濫は私たちを恐怖させるとともに、あらゆる勇敢なスペクタクルのように興奮させもする。
この男たちが闘うことを決意する前に行った、あの神道の儀式の簡素な純粋性のようなものが、この目を覆わしむ
流血の光景の上にもまだ漂っていて、叛乱の武士たちを追跡する官軍の兵隊たちも、できるだけゆっくりした足どりで山にのぼって、彼らを静かに死なせてやろうと思うほどなのである。
マルグリット・ユルスナール
勲はといえば、彼はその自殺に幾分か失敗する。
しかし三島は、それ自体うかがい知りえぬ肉体的苦痛の領域に天才的な直感をはたらかせて、この叛逆の若者に、彼にとってはあまりに遅く来るであろう昇る日輪の等価物をあたえてやったのだ。
腹に突き立てられた小刀の電撃的な苦痛こそ、火の球の等価物である。それは彼の内部で赤い日輪のような輝きを放射するのである。
マルグリット・ユルスナール
>>207 ちょっと誤解があるような気がする。
「誰も自分のために死んではくれない云々」は、
自分の死は究極のところ自分だけの問題であって、
誰もそれを引き受けることができないという意味だろう。
母親が子供に食べさせて自分は餓死するみたいな、
自己犠牲のことを言っているのではなく、冷厳な自然の法則、
実存的な死のありようを指しているのだと思う。
たとえ私のことを自分の命よりも大事に思ってくれている人が
いたとしても、私の死をその人が引き受けてくれることは論理的に
あり得ず、私の死は私が経験するしかない…。
212 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 23:11:11
>>200 今は他の人を好きになる余裕はないです。もう恋愛は懲り懲りです。
>>202 それ読んだ事ないです。ちょっとチェックしてみます。
お二人ありがとう。
213 :
吾輩は名無しである:2008/03/01(土) 23:40:26
わざわざ誰かの評論を引っ張ってきて箔付けしなきゃマトモに評価できないのか(失笑)
ま、所詮三島なんてその程度なんだろ(愍笑)
評論を引っ張ってきて「箔付け」
というのは、213氏の一解釈でござんす。
>>211 解りやすい解説ありがとう
そのレスを読んで、なんとなく「憂国」の妻の心境のところが、思い出されました
ずれているかもしれないけど、夫の苦痛を見ながらも、絶対に共有できない死の感覚、悲しさみたいなものでしょうか
そうなのかなぁ。
スレ違いを引っ張るのもあれだけど、俺はそれ、彼の祖母が、
彼特有のああいった性質をまぁ、咎めるとまで云うと強過ぎるけど、
でもそういった意味、たしなめる意図があって発した言葉なんじゃ
ないかと解釈しているんだが。
217 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 01:01:08
日本の文学界が衰退した一原因を作ったのが三島由紀夫である。
218 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 01:02:00
そしてその衰退に拍車をかけたのが大江健三郎である
219 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 01:06:05
斜陽で加熱した文学熱に乗っかって文学読者を失望させ、川端康成のノーベル賞で沸き立ったあとの割腹自殺で文学に泥を塗った。
220 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 01:07:08
大江は早くに死んでいたら、本当の意味での偉大な作家になれた
三島は逆だ
221 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 01:10:07
斜陽のどこがいいんだ?
美女の放尿シーンでぬけるか?
222 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 01:12:36
大江はもっと早く死んでいれば偉大な作家になれただろう
三島はもう少し生きていれば偉大な作家になれただろう
豊饒の海の心理描写は三島の悟りの境地
223 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 01:20:58
三島の悟りの境地=中学生の厭世
224 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 02:32:37
文学を語って意味のある作家って大江以降どこにいるんだよ
春樹がスレスレだろ?
〜すれば偉大な作家になれたと、言っても実際は少なくとも日本では、太宰も川端も大江も三島も十分に偉大だと思う
個々に好き嫌いはあっても
227 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 09:58:09
ガチホモ三島由紀汚w
>>224 そう、とやかくいっても大物は三島由紀夫、安部公房、大江健三郎で止まっている。
芥川賞作家・吉田修一さんが居るよ。
三島と同じホモ作家でも、吉田修一のほうがよっぽどスタイリッシュで素敵☆
切腹基地害三島は品性下劣………
>>217 日本の文学界が衰退した一原因を作ったのが三島由紀夫である。
を見、余は、高橋睦郎さんのアンケート回答を連想せり。
「『天人五衰』を破綻というなら、明治百年の日本の破綻を先取りし、
予告している、と考えるべきだろう。」
>>229 誰それ?知らないんだけど
芥川賞なんかとらなくても、太宰や三島の方が名作を遺して長い間、愛読されてるじゃん
232 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 11:47:11
>>231 ネタにまんまと釣られてる低脳発見(笑)
つまらないネタに紛れて三島由紀夫のスレで無名のマイナー作家の宣伝するのはやめて下さいな
『悪人』を朝日でたまーに眺めていた程度にしか知らないが、
このひとは上手いと思う。上手い=芸術性では全くないとは思うが
とにかく、巧み。
鋭い批評家でもあった三島由紀夫が長生きしていたら、誰を推してそうですか?
作家以外でも
とりあえず春樹は嫌ってそう
若者は、突拍子もない劇画や漫画に飽きたのちも、これらの与えたものを忘れず、自ら突拍子もない教養を開拓してほしいものである。
すなわち決して大衆社会へ巻き込まれることのない、貸本屋的な少数疎外者の鋭い荒々しい教養を。
三島由紀夫
238 :
↑:2008/03/02(日) 20:51:49
ただ、三島の文章を書き写すだけの奴って、馬鹿じゃないかと思う。
それがどういう意味なのか、自分なりの解釈でいいから書き添えてみろよ。
どうせ、できないのだろうけどさ。
まあ、対象を理解してそれを表現することができない゛低能君であることは明らかだと言わざるを得ないね。
ウザイだけだ。
そのまま読んで意味わからんバカがいるのか
240 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 21:15:57
>>238 あれくらいのレス
人の解釈がなければ解らない読解力なら、文学板来るなよ
241 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 21:22:30
こういうウザい三島信者が一番三島由紀夫を誤解して汚すんだよなぁ
>>241 そこまで三島思いのファンならば
「今夜から私たちは三人になるんだよ」
これ、結局、『仲間』の最後はどういうことだと思いますか?
あなたなりの解釈を教えて下さい
243 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 21:58:40
>>237 へー、そんな事言ってたんだ。興味深い。
書き写すだけのカスと言われたくなければ、簡単にでも意味を説明すればいいだけの話。
それができないのなら、低能といわれても仕方がないような希ガス。
245 :
237:2008/03/02(日) 22:33:34
>>238 三島由紀夫の
>>237の記述を読んで、私は三島が、突拍子もない漫画や、血みどろで破壊的な劇画とか少数サブカルのなかに潜む、神聖や、青さの力を信じていた人だと思った
こういう人だったから、自死してしまったのだろうけれど、長生きして日本にいてほしかったな、と思いましたよ
低脳、低脳って言ってるだけの人も、
>>237に思ったことを説明して下さい
>>245 ううむ、とりあえずは意見を書いているようだが、神聖とか青さとかは一体どこから
導出された概念なのか、その上で
>>237の内容との論理的関連性をもう少し説明してくれないか。
>>248 どこから来るかって…
三島の様々な作品や著書を読んでいれば解るでしょう?
三島の血みどろの劇画好きや、仮面の告白や憂国のマゾや、金閣寺の破壊性のなかにある神聖と絶対への挺身の青さです
論理も何もなく、三島に共鳴する感性じゃないと理解できないと思います
それでは、
>>237で、三島は「突拍子もない教養」というものについて、
「決して大衆社会へ巻き込まれることのない、貸本屋的な少数疎外者の鋭い荒々しい教養」と、
言っているわけだが、『貸本屋的な』というのはどういう意味なのか分からないね。
『少数疎外者の鋭い荒々しい教養』がそれだと言っているけれども、
そもそも読んだ者に『貸本屋的』という概念の意味が分からない以上、理解不能な説明だとしか言いようがない。
そのあたりを説明して欲しいね。無理にとは言わないが。
>>249に補足すると
荒々しい教養、というのは武士道的なものだと思いましたよ
>>250 貸本屋的というのは、社会の真っ当な職業から少し外れたアウトローを形容した言葉だと思う
だから大衆に飲まれないアウトロー的な社会批判の目をもち、破壊的な(いざというとき行動する)武士道の教養をもってほしいと言いたかったのではないですか
253 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:19:50
三島ヲタのキチガイっぷりが炸裂してるスレだなww
254 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:20:57
最終的に理解できないで済ますんだったらはなっから屁理屈並べるなよバカ
255 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:23:03
>>250 そんなことまで聞かなけりゃ分からない奴は三島由紀夫の本、一つも読んでないだろ。
256 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:24:04
三島信者は勝手に解釈するのが得意だからかなわない。
真意なんて三島にしかわからないのにあれこれ自分勝手に解釈するアホらしさ。
257 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:25:35
作品を一つ一つ吟味できないで一貫性だのテーマだのに惑わされるアホ読者
鑑賞力がないとしかいいようがない
>>251 いや、そういう風に断片的な言語だけを、しかも漠然とした感覚で捉えるのではなくて、
文章全体として一体何を言おうとしているのか、ということを理解するためには、
そこで使われている用語の意味を分かっていなければならない、ということだよ。
>>237で言えば、三島の意図を正確に理解するためには「貸本屋的」という概念内容が
何なのかが分からなければ、当該文章をきちんと理解したことにはならないのだよ。
小説に限らず、まともな表現というものの正確さとか精密さを勉強すべきだと思う。
>>252 その意見で部分的にはあたっているとは思うが、即武士道に結びつけるのは
あまりにも短絡的だよ。三島信者と言われても仕方がないだろう。
なんだ、またろくに読んでないアンチの冷やかしですか
人が真面目に対応すれば、すぐにバカだの信者とか、馬鹿にするのもいいかげんにして下さい
あきれました
260 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:32:53
ちょwww逃げたwww
261 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:33:07
>>258 人に偉そうに講釈たれる前に自分の解釈したらどうですか
人に聞く前にね
>>258 武士道というと、なぜ信者になるの?
武士道の深い意味わかってますか?
>>261 馬鹿だな、日本語が読めないのか。
三島の使っている概念の意味がわからないから、知ったかをしている奴に説明しろと言っているんだろうがwww
264 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:38:31
↑三島の考える武士道の意味ってことでしょ?
265 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:39:53
よーし論戦だ!論戦だ!論陣を構えろ!!!
266 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:40:32
毎度お馴染み、低脳三島ヲタ涙目の巻wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
さて、寝るとするか。
もうくどくどしつこいだけで、自分から何も先に説明できなくて、貸本屋的の意味さえ解らない、武士道だけで、短絡のようにみる屁理屈に関わってられないので、あとは三島由紀夫の著書を読んで感じて下さい
三島がホモだったって本当ですか?
若者は、突拍子もない劇画や漫画に飽きたのちも、これらの与えたものを忘れず、自ら突拍子もない教養を開拓してほしいものである。
すなわち決して大衆社会へ巻き込まれることのない、貸本屋的な少数疎外者の鋭い荒々しい教養を。
三島由紀夫
271 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:43:38
三島信者の攻撃!
挑戦者に15のダメージ
272 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:43:46
273 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:44:56
貸本屋
料金を取って本を貸し出す職業。また、その人。
>>268 俺にホレたんなら、素直になれよ。
いつだって、OKだぜ。
>>270 背伸びして「俺様は知的な文章が書けるんだぞー!」と虚勢を張った厨房みたいな駄文だな
276 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:49:51
貸し本屋的たしかにわからん
三島信者さん説明たのみます
おちょっくって冷やかし連投するしかないアンチのくだらなさ
男だったら恥ずかしいね
もう二度と真面目に相手しません
278 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:53:16
ブルーハーツババア涙目wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
279 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:53:33
貸し本屋的なーに?
まじわからねー
280 :
吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 23:55:39
貸し本屋的が少数疎外者と教養のどっちにかかるのかもわかんねー
281 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 00:08:57
必ず連投するアンチの法則
282 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 00:11:49
ブルーハーツババアキタコレ
283 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 00:20:08
>>282 思いこみの激しい基地外
おまえ頭おかしいかもな。病院行け
284 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 00:30:25
ブルーハーツババアってなぁに?
あぼーん
あぼーん
>>238 説明を加えようが
そのまま引用しようがそいつの勝手。
「三島さん、兵隊ごっこはどうですか?」
澁澤龍彦
>>290 わざわざ引用するほどでもないつまらなさだな。
292 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 05:50:06
三島がパート22、ドフトがパート20か。なぜかこの二人だけ異常に人気あるな。不思議じゃない?たしかに二人とも大作家だけ思うけど
澁澤はもっとも三島を敬愛していた人物の一人だな。
「おもちゃの兵隊」ってのは、政治的関わりがなく、文壇だけの付き合いの人間に三島自らが、冗談めかして言ってた言葉です
辻井喬さんに制服を頼むときにも、三島はユーモアで言っているから、別にどうってことないけどね
どう考えても私にとって不思議で仕方がなく、理解を絶するとしかいいようがないことは、
戦後25年の平和体制が、たとえばロマンティシズムといったような文芸上の観念にまで、有無をいわさず貶下的な内容を付加してしまうような雰囲気をつくりあげているということだろう。
澁澤龍彦
これは、経済的繁栄のみを目途としてきた支配体制のつくり出すムードに、文学者までもが巻きこまれているのか、それとも、その支配体制と表裏一体の関係にある共産党のふりまいた、人工甘味料入りの神話の賜物か。
「いつわりの人間主義をたつきの糧とし、偽善の団欒は世をおおい…」と作品中で歌った三島氏の声が、まさに呪いの言葉のように響いてくるのは、かかる時であろう。
澁澤龍彦
要するに、事柄はきわめて明瞭なのだ。
すなわち、三島由紀夫氏は一個の過激派だったということだ。
右とか左とか限定なしの、絶対追求者としての過激派である。
澁澤龍彦
三島氏の掲げるイデオロギーと、切腹という異様な自殺の方法とが、諸外国にどんな悪影響をあたえるか、といったような政府与党的な配慮には、私はまったく興味ない。
ひるがえって、もし諸外国に、日本に関してトランジスターの商人の国とかいったイメージしか定着していないとすれば、その情けないイメージを日本刀によって打ちやぶった三島氏の功績は、どんな文化使節のそれにも勝るであろう。
澁澤龍彦
確か、自称・家事手伝いのニートおばさんは
「もう2ちゃんねるには来ません!!」と啖呵切ったはずなのだが…(笑)
日本の民と国との歴史の上で、天地にわたる正大なる気を考える時、偉大なる生の本願を、文人の信実として表現した人は、戦後世代の中で、日本の文学の歴史は、三島由紀夫ただ一人を記録する。
保田與重郎
私は三島氏の死をきいた時、かなしさに心緒全くみだれました。
私の知っている三島君は、紅顔可憐の美少年でした。大人の顔を知らないので一層かなしいのです。
大学生のころは謡曲の文句に非常に興味を寄せていた。それについて、むかしの百科事典は極めて高級だった、とある時私が話題の中でいったことを、少し気にしたようだった。
保田與重郎
彼の少年から青年の時代にかけての、稚な顔を多分にのこした、繊細な年頃だけを知っている私には、戦後のたくましい体躯を誇っている彼の写真を見ると、何か憎らしくなったような気がした。
しかしこの二十数年間、私は三島氏の世評には盲目だったが、その文学の作品や言説については、真剣に考え、かりそめだったことはない。
保田與重郎
>>299 男のくせに2chで荒らしなんかやってるおまえの情けない状況のが涙を誘うが。
304 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 13:43:26
英語がネイティブな人に質問。
三島由紀夫の英訳って、どうなんですか?
変換が必要な表現には、よく論じられる事だと思うんだけど、
三島由紀夫の文章も賛否がハッキリ分かれるように、特徴的な文章ですよね。
スレでもよく上がるように、ビョークやトムヨークも三島のファンだと聞きますが、
どこまで、理解というか感じられているものかと純粋に不思議になります。
外国作品の日本語変換は、機知に富んだバランス感覚のいい人が翻訳すれば、
ひらがな、カナ、漢字、ローマ字、時には英語までを織り交ぜ、
原文のニュアンスに近づけそうな気がするのですが、
三島の文章と英語って、すごく相性が悪く感じますし、
英語は語彙が貧相なイメージもあります。
2chには色んな人が来てるだろうから、
三島の本をよーく吟味しつつ、英訳本も読んでいる人いますよね。
三島は若いころはノンポリ。それがよかったのだろう。
>>304 英語じゃないけど、フランス語翻訳の場合は、三島の原文に忠実で、音感も美しく暗喩や修飾語もいかされ、フランス人に理解される論理的な文章になっているそうです
私は仮面の告白の英語訳は持っていますが、途中までで挫折しました
>>305 三島は少年から若い頃は、保田與重郎などの日本ロマン派で、すでに右派でした
戦後は時代の流れに乗っていただけで、底辺にはずっと日本民族主義があり、後年、少年時代の日本ロマンに回帰しました
今までサルトルやマルロオが行動に走つたの何のと云つても実態としてぴつたり来なかつた。
このヴィドオの伝記をよんでやつとわかつた。
政治はやはり文学の背景として重要な意味をもつてゐるものだと思つた。
即ち文学の背景たることに政治のraison d'etreがあることを。
三島由紀夫
昭和22年
日記から
殉教に憧れる自虐的なマゾヒストだっただけで、ホモセクシャルの部分は、自虐的な倒錯やマゾヒストをぼやかすための仮面で、本質的なホモセクシャルじゃないと思う
いや、ホモだろ。憧れや理想の先が筋肉モリモリの男性だったんじゃないかな。
性欲というのは相手を取り込もうとする欲望らしいから、三島が男性に惹かれていたのも頷ける。
三島は、女と性交を重ねるごとに男性が女性化していくと信じ、警戒していたからな。
>>311 女性と性交すると女性化すると警戒してた話なんて聞いたこともないし、現に三島は何人もの女性と付き合っていました
一番長く四年間付き合っていた方は今もご存命で肉体関係があった付き合いだったことも、猪瀬直樹に語っています
それと、遊び仲間の別荘のパーティーで、三島の姿が見えなくなったことに気づいた岸田今日子が心配して二階の部屋に行ってみたら、ふとんの上で、三島がある女性と抱き合っている現場を見たと語っています
有名になる前のノートにも初恋の女性への思慕が書かれています
ホモというよりバイセクシャルだと思いますが
>>312 福島の本は読みました
でも、いくつか事実と違う矛盾した間違っている点があり、かなり福島の脚色があると思います
最後の老人ホームの話や三島の家族のことも、嘘や作り話があり、そのことも遺族が訴訟した経緯があったそうです
福島は元々、作家志望で三島に近づきましたが、三島は秘書や弟子はとらない主義でした
いったん三島と金銭トラブルで疎遠になった福島は、文壇に出るため再び、三島に作品を送って、それに三島が手紙でやりとりやアドバイスして応じてあげました
熊本に行った時に会ったのは、奔馬の取材のついでで、別に福島に会いたいために行ったわけじゃないと思いますよ
まあ、いずれにしても福島との愛欲を否定しているわけじゃないわけだ。
>>315 そんなことは誰にも分からないと思います
私自身は、あれは、わざとらしい表現や三島に対する悪意が感じられ嘘くさいと思いました
真面目に付き合っていたなら思い出をあんな表現で書かないと思います
たとえ付き合いがあったにしても、三島をあんなふうに滑稽に描写するのは何かおかしいな、と思いました
それに秘書をとらなかった三島は、神聖な書斎に他人を入れなかったと思いました
三島をダシに本を出版し売名と、金銭の目的のつまらないたぐいの本でした
>>312 それからウィキに書かれていることは間違っていることもあり、本当のことじゃないこともあります
その内容は福島の本の中身を元にしているだけで、秘薬のモデルも、福島本人がそう思いこんでいるだけかもしれません
福島自身も著作のなかで思いこみかもしれない、と言ってたと思います
318 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 21:37:49
ここを覗いたり議論してるうちは、まだ花なんだろうね。
最近、ふとすべてに冷める瞬間がある。なんとも言えない恐ろしさを感じる。
319 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 21:40:18
福島の本より、父親が書いた本を読んでみたい。まだどちらも未読。
福島の本のなかに、
嫁姑の微妙な関係があったように思わせるくだりで、いつもは両親の家屋にも来ない三島が自刃前夜にの両親のところへ会いに来たと、
三島の親に語らせていましたが、三島は毎日かかさず両親へのおやすみの挨拶をしに家屋へ寄っていたので(父親の著作に書いてある)、これも福島次郎の作り話だと判明しています
>>318 私はチョコレートを食べると気分が晴れて高揚する感じがするけど
あぼーん
福島次郎先生の三島批判には、共感します。
ttp://jack4afric.exblog.jp/2952526/ >三島の割腹事件直後、コメントを求められた当時、参議院議員だった青島幸男は、三島の行為を「オカマのヒステリー」と一刀のもとに切り捨てています。
>福島はもちろん、三島の割腹自殺が「憂国の情にかられた行動」なんかではなく、自分の性的嗜好を満たす行為でしかなかったことを見抜いています。
>福島によると三島は血を見ると興奮する「切腹マニア」だったそうです。
>それで三島が自分の趣味のために一人で死なずに、若い男性を道連れにしたことを非難しています。
>また三島が最愛の母親を残して死んだことも非難しています。
>三島の母親は、夫に先立たれたあと一人で老人ホームに入るのですが、病気になって入院したと聞いた福島が見舞いに行くと、
>病院の婦長から、平岡(三島)家からだれひとり見舞いにきていないことを聞かされるのです。
>三島の母親はそのときもう口を利けない状態だったそうですが、見舞いに来た福島を見て涙を流したそうで、
>それをみた福島は、 「母親をこんな風に一人ぼっちで死なせる先生は許せない」と怒るのです。
>このへんの福島の感覚は人間として至極、まっとうだと思いますね。
>>323 だから、さっき説明したように、その本は福島次郎の何の客観的事実でもない話による本で、老人ホームのことや、家族の話も嘘で、遺族が訴訟した経緯があると言いました
私自身も読んで、かなり福島がねじまげて脚色していると思いました
すでに三島が遺骨になっている日に弔問しているのに、二階にドラキュラの棺があるとか、嘘と創作のわざとらしい本です
そんなものを全部、本当だと思って読んでいる人は、三島をよく調べて知っている人のなかにはいませんが
だいたい三島本人に個人的な恨みがある人物や、三島嫌いの単なる大衆迎合タレントのくだらないコメント載せても、事実じゃない週刊誌レベルの悪口の範疇にすぎないと思いますが
三島は何度も死ぬのは自分だけと説得したけど、森田必勝がどうしても一緒に自刃したいと希望したことも楯の会や関係者の証言で、ほぼ明らかです
すべて三島の責任にすりかえるのは、福島の独断的な考えです
親不幸の件も、たいして親しくもなかった福島が偽善面で説教たれるのも変だと思いました
三島アンチって浅田彰みたいな共産党っぽいですね
三島ヲタニートおばさんは毎日連投連投w
329 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 23:20:48
>>321 君、それは私にドラックをすすめているのか?
まあ、コーヒーを飲むと意味なくテンションが上がる私と同じだな。
330 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 23:22:05
今日、復活書房で新品同様の『禁色』が315円で売っているのを見つけて、
買おうか買わまいかで1時間以上悩んで末、結局買わなかった。今なんだか
ものすごく後悔してます。
>>330 貧乏知恵なし。オバハン陰毛に白髪あり。
しかし、オカマのヒステリーとは言い得て妙だ。
オバハンのカキコにはアウトサイダー・アートのにほひがする…。
332 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 23:30:50
福島次郎が三島の愛弟子で三島と肉体関係持ってたからって、
福島に嫉妬するなよ見苦しいぞ厨ババア。お前みたいにロクに仕事もしないで
家でネット三昧の無名ババアなんざ、偉大な文学者・福島次郎の足元にも及ばないよ。
333 :
吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 23:33:51
>森田必勝がどうしても一緒に自刃したいと希望したことも
そういう風に誘導したのでしょう。
かつて戦争でどれだけの若い男が美名の下に無駄に死んでいったか、虫間は
まったく考えていなかったのでしょう。
悪い男でしょう。切腹しながら勃起していたのでしょう。
>>331 >>330は三島信者の私じゃないよ
なんでも私だと思って妄想して大変ですね
ちなみに、私は頭にも白髪なんか生えてませんから
勝手に年寄りに妄想してご苦労様
>>329 こないだラジオで言ってたけど、鬱には、葉酸を含んだ食べ物がいいそうですよ
ほうれん草や春菊、野沢菜、高菜とかね
337 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 00:02:47
誰は鬱だって??
俺の症状は鬱なのか?まさか、、、勘弁して下さい。
>>335 もう相手にしません、って昨夜も言っていなかったか?
それでも相手をするところが、あんたのいいところだw
339 :
311:2008/03/04(火) 00:53:26
>>313 バイなのは同意だけど、三島の不道徳教育講座に「女性と肉体関係を持つ毎に男性は女性化していくもの」って書いてたよ。
どこまで本気なのかは知らん。冗談みたいなエッセイだったから。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
347 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 10:01:48
糞
>>346 あなた本当に頭が病気の人みたいですね
妄想で精神が荒廃して勝手に私にやつあたりしないで下さいな
痛いところって、もしかして、あなた自身の痛いところじゃないの?あなたがニートだからそんなことにムキになるんでしょ?
私は、無職だろうが働いていようが、誰だろうが匿名掲示板では何の関係ないことだと思いますけど
そんなどうでもいいことを、くどくど言ってる方が何か変に見えますよ
私が働きに出ようが、家で家事にしようが、私の自由で、別にあなたが干渉することじゃないでしょ
じゃあね
今までサルトルやマルロオが行動に走ったの何のと云っても実態としてぴったり来なかった。
このヴィドオの伝記をよんでやっとわかった。
政治はやはり文学の背景として重要な意味をもっているものだと思った。
即ち文学の背景たることに政治のraison d'etreがあることを。
三島由紀夫
昭和22年
日記から
350 :
忠告:2008/03/04(火) 11:36:47
こりゃあアンチ三島というよりもアンチニートおばさんなんだよ。
無職の三島ヲタおばさんは少し自重しろ。そうじゃなきゃいつまでもここが荒れるぞ。
おばさんが居なくなりゃ少しはここも落ち着くだろ…
351 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 14:13:28
引用してくれる人がいる方がありがたい。
住人のふりするアンチうざいよ
本人が、三島の悪口許すまじ、の信念に凝り固まっているようだから、言っても無駄w
353 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 14:40:53
おばさんの三島マンセーに怯えて下手な芝居やらかす共産党
直筆サイン入り本欲しいなぁ
川端氏は僕の吹く勝手な熱をしじゅう喜んでニコニコしてきいてくれた。おしまいには僕が悲しくなってしまった。
僕の生意気な友人たちだったら、フフンと鼻の先であしらいそうなこんなつまらない笑い話や、ユーモアのない又聞き話が、どういう経緯で川端氏の口に微笑を誘うのだろう。
しかしこうして一人で喋っているうちに、だんだん僕が感知しだしたのは僕の孤独ではなくて、むしろ川端氏の孤独なのだった。
ひろい家の中には夕闇がよどんで来た。ひろい家のさみしさが身にしみる時刻だ。
三島由紀夫
昭和22年
日記から
川端氏とのさびしい夕食、川端氏のかえってゆく一人の書斎、僕は僕の行方にあるものをまざまざと見る気がした。
名声とは何だろう。このひろい家によどんでくるどうにも逃げようもない夜のことなのか?否しかしなお僕は名声を愛している。
なぜなら名声でやっとたえられるものが僕の中にあるからだ。名声とは必要不可欠な人間にだけ来るものだ。
そうして名声があるために、ある人の慰めになる不幸があるものだ。こんな孤独の実質を名声は少しもかええないが、名前と形容詞だけは支えてくれる。
文学の仕事、それが形容詞の創造であるとするなら、こうして形容詞の冷徹で花やかな報いをうけるのは当然だ。
三島由紀夫
昭和22年
日記から
三島由紀夫が好きなんて人は少なくて当然である
彼の人のような信念が無い我々はただ打たれ強くあるしかない
でもそういう人たちが三島が憧れた生き方をしたんだからなぁ
皮肉なもんだよ
…戦争も、その「廃墟」も消失し、不在化したこの平和の時期には、どこか「異常」でうろんなところがあるという感覚は、ぼくには痛切な共感をさそうのである。
…つまり、そこでは「神話」と「秘蹟」の時代はおわり、時代へのメタヒストリックな共感は断たれ、あいまいで心を許せない日常性というあの反動過程が始まるのであり、
三島のように「廃墟」のイメージを礼拝したものたちは「異端」として「孤立と禁欲」の境涯に追いやられるのである。
「鏡子の家」の繁栄と没落の過程は、まさに戦後の終えん過程にかさなっており、その終えんのための鎮魂歌のような意味を、この作品は含んでいる。
…この日本ロマン派の直系だか傍系だかの作家のなかに、ぼくはつねにあの血なまぐさい「戦争」のイメージと、その変質過程に生じるさまざまな精神的発光現象のごときものを感じとり、それを戦中=戦後精神史のドキュメントとして記録することに関心をいだいてきた。
橋川文三
三島はファシズムの魅力とその芸術上の危険とを、いかなる学者先生よりも深く洞察した作家である。
ファシズムの下においては、三島の習得したあらゆる芸術=技術が無用となることを、彼はほとんど死を賭して体験した一人であるかもしれない。
…そのように(上記)書いたことを、私は三島に対して正しかったと今も思うことだけを述べておきたい。
そしてそれは認識の問題ではなく、むしろ人情の問題に属するとだけつけ加えておきたい。
橋川文三
そのコピペ引用の橋川文三の著作を教えて欲しいな
興味ある内容だ
認識の問題ではなく、むしろ人情の問題に属する、って三島信者の「認識」と一致するのかwww
憐れむべし。認めるべからず。
>>361 宮嶋繁明の「三島由紀夫と橋川文三」からの抜粋しました
宮嶋は、様々な橋川の記述を引用し、三島との関わりを考察しています
鏡子の家の批評は、「橋川文三著作集4」のなかに収められている、若い世代と戦後精神、という記述のようです
私は、橋川文三著作の、三島由紀夫論集成は持っていますが、そのなかには入っていなかった記述もあり、なかなか面白い本でした
>>357 一月二十四日の築地本願寺の葬儀に九千人近い一般ファンが弔問にきている。
当時好きだった人間は少なくはない。
366 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 22:41:01
>>365 まわりに三島を毛嫌う人がいるけど、一冊も作品を読んだ事がないみたい。
まあ、どうでもいいけどね。
367 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 22:43:55
オカマのヒステリーなんて読む気シナイ
読まずに批判するなと言うと最もらしく聞こえるけどさ
そんなの暇をもてあましてる人間のセリフだよな
無理やり嫌な物見せられた後の虚脱感ったらないぞ
毛嫌いする側にも論理はある。作者が気に入らないとか
俺も作者はけっこう重要なファクターだと思う
山田詠美とか死んでも読みたくないと思ってるし
逆に好感の持てる作家は作品が微妙でも贔屓しちゃう
批評家ならフザけんなってとこだろーが読者はそんなもん
369 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 23:22:59
このスレに跳梁する狂信的三島厨は三島原理主義・三島至上主義・三島中心史観を旨とする。
三島を宇宙最高の文学者として誇大妄想的に崇拝するため、これまでにも太宰治、川端康成、トーマス・マン、
大江健三郎、吉田健一、中上健次、フランソワーズ・サガン、村上春樹、YOSHI、恋空などを罵倒するにとどまらず、
各作家スレに乗り込んで低劣なる荒らしを決行する品性下劣な愚輩である。
人はこの狂乱愚蛮の徒を“三島厨”と卑下するものなり。
370 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 23:26:05
>>369 頭大丈夫ですか?
あいかわらず妄想すごいですね
そこにある半分は全く見たことさえないよ
私は三島以外は興味ないし、中上とか吉田なんか存在さえ知りませんから
誰かと混同しないで下さい
>>369 ま、そういう輩もいるだろうし、また、その文章で、
三島と、例えば大江を入れ替えても成り立つような、
そんな輩もいるだろう。何もそう大袈裟に言い立てる
ほどのことでもなかろうと思う。
それにしても、「このスレに跳梁」しているのは、逆に
狂信的アンチ三島厨のような気がするのは俺だけだろうか?
>>369 それに、私は川端康成も太宰治も大江健三郎も嫌いじゃないです
何か一人で誇大妄想しているみたいで、あなた大丈夫?
374 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 23:53:05
375 :
吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 23:57:08
ネタに全力でマジレスしてる阿呆丸出しの三島信者wwwww
夕べ、三島由紀夫の夢見ちゃったな
なんか、お墓も出てきて、天人五衰のこととか、支離滅裂だったけど、不思議な死の虚無のイメージが、
ふっと三島から伝わってきて一瞬、怖いような言葉で表せない変な感覚だった
378 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 00:49:25
>>368 君ひねくれてるのか?
俺の書き方が悪かったか?
ブルーハーツババアこそが最狂最悪の三島アンチである。
>>372 それはだから、そのひとの立ち位置とやらに依るんでは? この件に
ついては流れとはいえ、全然関係ないスレに自分は書いちゃったけれどw
俺は少なくともね、作家・三島由紀夫への手放しの賞賛についてはまぁ、
微笑ましいと思うくらいでしかないんだが、でも、彼のああいった、
思想・政治的側面の礼賛は心底不愉快。事実としてあれは犯罪であったし、
現実に、凶器を用いて、彼はひとに障害を負わせた人間。
…その上ででも、このスレに関してはもうほとんど、諦めてもいるがw
ただしひとつだけ。
アンチだろうが信者だろうが、ひとの会話や、意見交換を妨害する人間は、
このスレこの板、2chのみならず、ひとの居る空間には、顔を出すなとは思う、
迷惑だから。
三島に対する評価の低さは、戦後ずっと続いてるいわゆる左翼教育の賜物ですか
>>380 いじわる◆k2XT3HjFWwさん、こんにちは
金閣寺は読み終わったの?お風呂なんかで読まないで下さい
本が濡れちゃいますからね
>>381 澁澤の
>>296にあるように、戦後アメリカ支配体制の圧力と、それと表裏一体の共産党系のふりまいた、いつわりの人間主義の賜物は、よく言い当てていると思う
384 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 10:48:49
>>380 同意!
あと見識ある三島ファンで「思想・政治的側面の礼賛」してる人は少ないんでない?
三島文学考察の資料として肯定してるだけで。
385 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 10:57:45
>>384 見識ある三島文学研究している人は、三島の戦前から戦後への思想や政治の関わりについても、理解していますよ、礼賛ではなくてね
きちんとした思想分析を礼賛としか見れない人はなかにはいるけど
ジョン・ネイスンは、絹と明察の翻訳の件で、三島由紀夫とトラブルを起こし、三島に絶縁された人物です
>澁澤スレ
どっちで云ってもスレ違いだと思うからこっちで云うけど、違います。
前述の通りで、俺はこっちでのコピペに関してはもう、あまり文句を云うつもりはない。
もちろんやっぱり、上に書いた通りで、三島の、その最後をも肯定的に評価する様な
文言に対しては自分、ひどく不快に感じはするけれど。
それと云ったでしょ、金閣寺は二冊持っているのでいいの、濡れたって(笑
自分は基本的に、悪い意味で読むのが早過ぎる人間なので、これはだから
トレーニングのつもりで、ゆっくりと読むつもりでいます。
あとね、やっぱりその作物を、楽しんでいる最中の作家については自分も
あんまり、悪いことを云う気分にはならないので(苦笑、むしろなるたけ、
せっつかない方が良いんじゃないかと思うんだけどww
俺は、如何なるものよりもその更に上に、倫理、ひととしての正当さをおく
人間なので、今後とも断じて三島のあの蛮行や、それを肯定的に語る言説の
たぐいを許すつもりはないが(無論、その手の発言を禁じるという意味では
ない。ただ俺がそれらを個人的に嫌い、低いものと評価するってだけ)、それは
それとしてね、作品はあくまで、作品だから。
389 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 11:41:13
390 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 11:55:46
チビでブサイクのガチホモ三島由紀汚(失笑)
私は、研究室で突然三島の死を聞いたとき、どういうわけかすぐに連想したのは、高山彦九郎であり、神風連であり、横山安武であり、相沢三郎などであった。
これらの人々の行動はいずれも常識を越えた「狂」の次元に属するものとされている。
この「狂」の伝統がどのようにして、日本に伝えられているのか、それはまだだれもわからないのではないだろうか。
ただ、すべての「異常」な行動を「良識」によって片づけることは、これまでの日本人の心をよくとらえ切っていない。
三島は私の知るところでは非常に「愚直」な人物である。
私のいう意味は、幕末の志士たちのいう「頑鈍」の精神であり、私としてはほめ言葉である。
私は三島をノーベル賞候補作家というよりも、その意味では、むしろ無名のテロリスト朝日平吾あるいは中岡良一などと同じように考えたい。
橋川文三
392 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 13:05:20
この前の日曜のいつみても波瀾万丈。ゲストは歌舞伎役者・市川春猿(37)。
1970年11月29日生まれ。
祖母に英才教育を施され溺愛される。
初めて歌舞伎座に行ったのが5歳の時。
幼少時から歌舞伎役者の真似をして悦にひたっていた。
ひょっとして三島の転生?
でも8年後に春猿が死なないことにはわかんないけど。
「三島の作品が好きだ」の後には必ず「自分は同性愛者でも右翼でもないが」
という但し書きを加えることを暗黙のうちに要求される
そもそも三島の自決は政治的な思想だけで説明できるものではないにも関わらず
今となってはその思想にたとえ部分的にであれ、共感を抱くことはおろか
議論すること自体タブーになってしまった
三島の思想を否定しない者は即ち三島の共犯者である
>>392 転生は死んだ日から49日目と風説ではいわれているけれど、どうなのかな
三島由紀夫も自分の誕生日の1月14日から数えて49日前の日に自害を選んだといわれ、納骨も1月14日です
ちなみに1980年だけど、1月生まれにレミオロメンの藤巻亮太がいるけど、なんとなく顔が三島と似ていて頬に小さい傷があるよ
介錯の失敗の刃こぼれのなごりかなと思いました(笑)
>>393 別にそんな暗黙ないと思うけど
タブーもないし
みんな好き勝手に、いいたい放題で様々な解釈をして、ピンからキリまで、いっぱい三島本出しています
>>393 ただ三島の思想に共感的な人々は頭ごなしに「右翼」とレッテル貼られる傾向はありますね
このスレの三島狂信者は、
アンチ三島に対して頭ごなしに「左翼」のレッテル貼ってますね。
398 :
吾輩は名無しである:2008/03/05(水) 20:40:58
348 :吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 10:34:53
>>346 あなた本当に頭が病気の人みたいですね
妄想で精神が荒廃して勝手に私にやつあたりしないで下さいな
痛いところって、もしかして、あなた自身の痛いところじゃないの?あなたがニートだからそんなことにムキになるんでしょ?
私は、無職だろうが働いていようが、誰だろうが匿名掲示板では何の関係ないことだと思いますけど
そんなどうでもいいことを、くどくど言ってる方が何か変に見えますよ
私が働きに出ようが、家で家事にしようが、私の自由で、別にあなたが干渉することじゃないでしょ
じゃあね
>>391ググったら
朝日平吾に殺された安田善次郎は、オノヨーコの曽祖父だったな。
あぼーん
見解や、立場の相違ですらないんだから。
憐れだとは思うがでも、迷惑であることに変わりはない。
困ったやつだ。
潮騒読んであったまきた。
最後の最後で主人公のキャラを豹変させて、ぶち壊して快感を得てる変態じゃねーか。
海に飛び込む時も上着に忍ばせた女の写真のことを思ったくせに、
女がその写真を誇らしく思うと、眉をそびやかすような嫌な男に変身させやがってw
403 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 01:35:49
福島次郎先生の三島批判には、共感します。
ttp://jack4afric.exblog.jp/2952526/ >三島の割腹事件直後、コメントを求められた当時、参議院議員だった青島幸男は、三島の行為を「オカマのヒステリー」と一刀のもとに切り捨てています。
>福島はもちろん、三島の割腹自殺が「憂国の情にかられた行動」なんかではなく、自分の性的嗜好を満たす行為でしかなかったことを見抜いています。
>福島によると三島は血を見ると興奮する「切腹マニア」だったそうです。
>それで三島が自分の趣味のために一人で死なずに、若い男性を道連れにしたことを非難しています。
>また三島が最愛の母親を残して死んだことも非難しています。
>三島の母親は、夫に先立たれたあと一人で老人ホームに入るのですが、病気になって入院したと聞いた福島が見舞いに行くと、
>病院の婦長から、平岡(三島)家からだれひとり見舞いにきていないことを聞かされるのです。
>三島の母親はそのときもう口を利けない状態だったそうですが、見舞いに来た福島を見て涙を流したそうで、
>それをみた福島は、 「母親をこんな風に一人ぼっちで死なせる先生は許せない」と怒るのです。
>このへんの福島の感覚は人間として至極、まっとうだと思いますね。
>403
葉隠れ入門あたりをよむと、そこのところのメンタリティがよく紐解けるとオモウ
こんなとこで自分のブログ何回も宣伝するな
福島の脚色された本を鵜呑みにしてるようじゃ三島の年表さえ読んでない証拠
ほんと嘆かわしいな
三島ほどの人物がこんなに矮小化されてしまって
人を笑ってた青島幸男
東京都政の仕事もろくにこなせず、大恥かいた都知事失格者
死んでも一般人は関心なし
三島研究家の一人、松本健一氏は、近年の舞台、映画、評論分野での三島復活の状況について、
以前、コラム「三島由紀夫の再登場が意味するもの―『からっぽな』現代日本への警告」のなかで、
「三島由紀夫は昭和天皇に政治的に敗れた」が「美的生命を獲得した」のであり、それが「再登場の秘密」である、
「大江健三郎の精神は弛緩し、過去の自分の作品をなでまわすばかり」、
また「三島文学の危険性を回避する処から出発した若い作家たちは、その安全地帯で商品てしての読み物を書いているだけだ」と鋭い弁を放っている。
409 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 11:31:49
福島次郎に嫉妬する三島信者ども、マジで見苦しいなw
福島の名前が出ただけでこの情けないファビョりっぷりww
お前らがどんなに福島を貶して馬鹿にしようが、
三島の寵愛を受け、三島と肉体交遊もあった福島の
足元にも及ばぬという現実を直視しろよゴミどもがwwwww
三島>>>>>>>福島>>>>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>福島に嫉妬する阿呆な三島信者という現実www
三島由紀夫は見事に切腹した。しかも、介錯は一太刀ではすまなかった。
恐らく、弟子である森田必勝には師の首に刀を振り下ろすことに何かためらいでもあったのだろう。三島の首には幾筋もの刀傷がついていた。
それは逆に、三島が通常の切腹に倍する苦痛に克ったことを意味する。
罪人の斬首の場合、どんな豪胆な連中でも恐怖のあまり首をすくめるので、刀を首に打ち込むことはきわめて困難であると、山田朝右衛門(首切朝右衛門)は語っている。
しかし、三島は介錯の刀を二度三度受け止めたのである。このことは、三島由紀夫の思想が「本気」であることを何よりも雄弁に語っていた。
楯の会が小説家の道楽ではないことの確実な証拠であった。だからこそ、「本気」ではなかった左翼的雰囲気知識人は、自らの怯えを隠すように嘲笑的な態度を取ったのである。
呉智英
新聞や週刊誌の中には、しごく単純に三島を異常性格者ときめつけ、最初から彼が自分の文学の主要テーマとして選び貫いた同性愛をも風俗の眼で眺めたあげく、ホモだオカマだと立ち騒ぐ向きまであるのには一驚した。
死んだのは流行歌手でも映画スターでもない、戦後にもっとも豊かな、香り高い果実をもたらした作家である。
彼の内部に眼玉ばかり大きい腺病質の少年が棲み、あとからその従者として筋肉逞しい兵士が寄り添ったとしても、それをただ劣等感の裏返しぐらいのことで片づけてしまえる粗雑な神経と浅薄な思考が、こうも幅を利かす時代なのか。
中井英夫
412 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 14:29:17
>>410 これあの本からの選抜だよね。
個人的には、呉さんのコメントは今ひとつ響かなかったな。
どうでも良い話だが三島は右翼(所謂世間一般が認識してる右翼)
じゃねえよ。三島はそれ程文才がある人では無かったが努力の
結果ああいう素晴らしい文学作品を残せたのさ。
つまり三島の死はもう限界に達した故の死でね、頭が良い人だから
自分の今後も日本の未来予想図も見通せたんだろうな。
瀬戸内聴寂
「三島さんのことを書いた福島次郎という人がいるじゃないですか。私は、ああいうの嫌いなの。」
美輪明宏
「前にも、一人出たんですよ。『週刊読売』で私、対決したことがある。
…その男の話は根っからの嘘だったの。でも、まあ世間という魔界には根も葉もないことを言うのがいますからね。」
瀬戸内
「…ひどいんですよ。ほんとうにけしからんと思うのね。
三島さんのお母さんやお父さんにご飯を御馳走になったり、とっても世話になってるでしょ。
あの男の小説は卑しい。もう呆れる。」
美輪
「でも、三島さんにも非があるんですよ。だれにでも彼にでも、手紙を出してね。
あの人は、まあ呆れるくらいの手紙魔で、何で、こんな人に手紙を出すんだろというようなゴロツキみたいなのにも、丁寧な手紙を出しているんです。
…そういう点はほんとにまあ呆れるほどの世間知らずでしたね。」
416 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 16:25:15
>>415 滅多にファンレターに返信しないと瀬戸内さんが言ってた様な、、、、記憶が。
三島は福島を愛していたから福島に沢山手紙を書いたんだろうな
>>416 ファンにじゃなく、顔見知り程度のゴロツキにも手紙を書いてやったということだろ。
美輪明宏程度なら、充分にゴロツキなんだが、三輪明広本人は気がついていないのか?
>>417 たった5、6通の事務的な手紙がたくさんになるんだ…
しかも、福島が自費出版した本を三島に送ったから、作品に対する助言や近況報告を律儀に返しただけの、愛情も憎しみもない普通の事務的な手紙がねえ…
>>419 一応、美輪は黒蜥蜴や卒塔婆小町で役者として三島戯曲に参加しているからね
家族の悪口まで書くゴロツキよりはましだよ
422 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 22:49:00
まあ三島大先生から一通も手紙をもらったことのないネットヲタニートの分際で
福島先生に嫉妬するなよ、いくら福島先生が売名とはいえ、お前らネットヲタとは格が違うだろ。
423 :
吾輩は名無しである:2008/03/06(木) 22:49:40
三島の青の時代は駄作
三島の人を小馬鹿にした態度を投影してるな 主人公。
無駄に文章が複雑で頭が痛くなる。
>>423 無理して読まなくていいよ。携帯小説しか読めないやつは。
>>423の人は「青の時代は」、と限定付きで「駄作」と言ったまでで
三島の全作品を否定してるわけではないのに、三島狂信者はちょっとでも
気に食わない書き込みがあるとすぐ噛みつくからなあ・・・・・。
三島のあらゆる作品、あらゆる言動を徹底的にマンセーしなきゃ気が済まないんだろうね。
三島由紀夫本人とは比較にならないほど短気で下品で野蛮な連中ばかりだね三島信者は
こうゆう狂信者こそが三島由紀夫の輝かしい顔に泥を塗りたくる張本人だと気付かないのだろうか・・・・
426 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 00:09:39
>>423 >無駄に文章が複雑で頭が痛くなる。
俺は、わかりやすく良心的で整理された文章だと思ったんだが。
いろんな人がいるな。
>>425 あなたのが過剰反応でしょ
普通に流せばいいだけ
私も青の時代くらいで読みにくいとか言ってる人は、他の三島由紀夫の文体にも向かないと思う
私は、青の時代の主人公には、他の作品に比べ、三島由紀夫の投影は少ない単なる小説だと思うけど
>>425 ふつのレスや反論もマンセーしてるとしかとれない方がひねくれすぎ。
429 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 00:30:05
>>423 「三島の人を小馬鹿にした態度」って、三島由紀夫に実際に見たことあるの?
430 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 00:41:27
三島を実際に見て、手紙ももらって、セックスもした福島次郎の
足元にも及ばないくせに福島に嫉妬するネットヲタ三島厨w
>>430 何回も同じこと繰り返すのは老化現象だったんだ
だいたい三島由紀夫が死んだ後の私たち世代で、激しいアンチっていないしね
好きか無関心はいるけど
>>431 その根拠となり得る、信憑性のあるソースを出せるもんなら出してみろよ、
妄想三昧のブルーハーツババア(笑)
>>427 自分はいつもスルーできずにアンチにレス付けてるくせに、
他人に対しては「普通に流せばいいだけ」って…
どんだけ自分に都合良く物事考えるんだよニートおばさん
毎日ネットに耽ってばかりで、さぞかし年老いたご両親もお嘆きのことでしょう…合掌
どうでもいいことにソースソースとうるさいね、おじいちゃん
若いつもりで2ちゃん語かぶれてあほくさ
さようなら
いつも夜中に連投ご苦労さま
435 :
432:2008/03/07(金) 01:09:01
>>431 ホラどうしたんだ、
「三島由紀夫が死んだ後の私たち世代で、激しいアンチっていないしね」
↑これを裏付けるソースをさっさと出せよババア。
それともまたいつものキチガイ妄想か?(笑)
436 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 01:09:40
>>434 根拠の無い妄想を馬鹿にされて逆ギレかよ情けないババアだな(笑)
だいたい俺はお前みたいにいつも連投なんかしてないぞ。
気に入らん書き込みは全部同一人物の自作自演と妄想してるのか?(笑)
ホント三島厨って馬鹿ばっかだなw
根拠の無い妄想をエラソーに書き込みながら、
ソースも出せずに誤魔化して逆ギレしてるだけ(笑)
>>437 私はコピペ以外は無意味に連投しません
それこそあなたの妄想
終わり
>>440 だから結局連投してるって認めてるだろババア(笑)
だったら妄想じゃなくて事実じゃねーか、頭狂ってるなお前(大爆笑)♪
442 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 01:25:42
>>439 くだらないことにソースとムキになるバカの底が丸見え。
根拠をたずねたら答えに窮して逆ギレ、
負け惜しみをほざくしかない阿呆丸出しの三島厨(大爆笑)♪
素直に「根拠の無い妄想を口走って申し訳ありませんでした」
と敗北を認めればいいのに(失笑)アハ♪
根拠もなく物事を語るなんてのは学問でも何でもない。単なるオカルトだな。
狂信的三島厨は自らオカルトであることを証明して
結果的に三島を冒涜しているカルト集団ってことだ(愍笑)
「若い世代はみんな三島が好きか無関心なだけで、三島アンチなんて存在しない」
ということを証明できる、信憑性あるソースを三島厨が持ってこれたら
俺は素直に敗北を認め、このスレから退散するよ♪アハ
戦争のことは、三島や私などのように、その時期に少年ないし青年であったものたちにとっては、あるやましい浄福の感情なしには思いおこせないものである。
それは異教的な秘宴の記憶、聖別された犯罪の陶酔感をともなう回想である。
およそ地上においてありえないほどの自由、奇蹟的な放恣と純潔、アコスミックな美と倫理の合致がその時代の様式であり、透明な無為と無垢の兇行との一体感が全地をおおっていた。
…しかし、このような体験は、いかにそれが戦争という政治と青春との偶然の遭遇にもとづくものであったにせよ、その絶対的な浄福の意識において、断じて罪以外のものではありえない。
橋川文三
戦後、三島は己れの青春を「不治の健康」と名づけることによって出発した。
これはもとより逆説である。しかし、およそ生きるものが病み、やがて死んでゆくという有機的自然の過程こそ、三島たちにとってかつて許されたことのない世界であった。
死は、無機物との出会いにおいて、夭折においてしか不可能だったからである。通常の意味における「死」がありえなかったように、日常の生もまた拒まれていた。
もしなお生一般を生きるとすればそれは仮面による生、たえず変貌する日常性を仮装した、永遠の問いかけという形でしかありえない。
それはあの禁欲者たちが、自己の生の確証のためにではなく、隠された決断者の恣意の確証のために行動したのと同じように、不断に生を拒否するために行われる組織的な自己規制という意味をもつ。
橋川文三
三島の文体の人工的な華麗さは、実は生の不在の精緻なアリバイを構成しようとする禁欲的な努力をあらわしている。彼は生の此岸からではなく、いわば反世界の側から様式を作り出そうとする。
三島の日本精神史における意味は、この点にもっとも鮮明にあらわれているといえよう。そして、もう一つつけくわえれば、三島は日本の思想に、一種のものすごいフモールの感覚をもちこんだといえるかもしれない。
ハイネのスタイルでいえば、おどけた仮面の双の眼玉からのぞいている死神の眼のイメージである。
しかし、これは不詳の言い方であろうから、私はむしろ三島の生き方における『葉隠』の倫理を説いた方がよいかもしれない。
橋川文三
想像できないものを蔑む力は、世間一般にはびこって、その吊床の上で人々はお昼寝をたのしみます。
そしていつしか真鍮の胸、真鍮のお乳房、真鍮のお腹を持つようになるのです、磨き立ててぴかぴかに光った。
あなた方は薔薇を見れば美しいと仰言り、蛇を見れば気味がわるいと仰言る。
あなた方は御存知ないんです。薔薇と蛇が親しい友達で、夜になればお互いに姿を変え、蛇が頬を赤らめ、薔薇が鱗を光らす世界を。
三島由紀夫
サド侯爵夫人
まあ三島の文章を読んだ事もない(正確に言えば読んでも理解不能な)人達
が何故三島の事で過剰に張り切るのかねえ、このスレはw
三島を聖人視するのも嫌だけど、三島に対して過剰に罵詈雑言を浴びせる
のも見苦しいね。右翼のバカは彼を立派な侍として祭り上げたいんだろうし、
左翼のバカは犯罪者にして置きたいんだろうw
俺は生憎どっちでも無いので三島という作家の作品では『絹と明察』が
一番好きだね。彼の言いたい事が一番上手く描かれた小説だと思う。
あれも日本への予言書だね
絹=日本
明察=アメリカ
そういえば「絹と明察」つながりで、ハイデッカーの存在と時間を読もうと思いながら、あとまわしになったままだったな
451 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 21:34:37
>>449 ちがうよ
絹=資本主義
明察=共産主義
労働争議を起こす労働者たちと
彼らを理解し許す資本家
>>451 違う
もう一回読めよ
絹=日本的家長制
明察=アメリカ的合理主義
資本と共産ではない
あぼーん
>>451 ストーリーは資本家と労働者の争議だけど、
近江絹糸の駒沢は、日本のようなもの、日本型経営、日本的心情、父親的権威をあらわしていて、
明察の岡野は、知識人の輸入思想の代表をあらわしたと、三島由紀夫がいってる
455 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 23:03:41
>>452 あんたこそもう一回嫁
もう一回読めよ
絹=日本的家長制に基づく資本主義
明察=労働者は搾取されてる!被害妄想に基づく共産主義
アメリカと日本の対比にしておきたいのだろうが
敗戦後の異常事態に日本社会を席巻した
根拠のない・浅薄な・平等意識、というものを冷笑していた。
456 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 23:04:36
>>454 >知識人の輸入思想の代表
輸入源は米国ではなく、ソ連であり中国だよ。
>>456 三島は明察=西欧的輸入思想といってる。
まあ、三島には戦後の過剰な民主主義批判もあった訳だから、共産だけに限定はしていないよ。
458 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 23:31:41
>>457 >西欧的輸入思想
つまり、アメリカ限定では「ありえない」。
フランス革命、ロシア革命の影響もあるわけだ。
>>458 三島いうところの日本の心情、日本型経営を破壊する西欧的輸入思想は
アメリカ限定ではないが、民主主義、共産主義思想もユダヤ資本思想も含まれているよ。
駒沢はアメリカ式経営を取り入れない旧弊型日本経営者の設定になっている。
>>458 三島いうところの日本の心情、日本型経営を破壊する西欧的輸入思想は
アメリカ限定ではないが、民主主義、共産主義思想もユダヤ資本思想も含まれているよ。
駒沢はアメリカ式経営を取り入れない旧弊型日本経営者の設定になっている。
絹が三島由紀夫
明察が大江健三郎
みたいな対立か
>>457 >三島には戦後の過剰な民主主義批判もあった
同時代人の太宰も、この戦後の過剰な民主主義を
『斜陽』の中で痛烈に皮肉ってる。
>>460 >駒沢はアメリカ式経営を取り入れない旧弊型日本経営者の設定になっている。
労働者たちは、扇動されてることに気づかず労働争議を起こして
悦に入ってる、典型的な共産主義被れの設定になってる。
共産党のいいだももって、女かと思ってたら男だった
変な名前つけやがって
464 :
↑:2008/03/08(土) 22:09:42
三島スレに相応しいレスだwww
465 :
横から梅林 n.W.o ◆usAmgxOH4. :2008/03/08(土) 22:30:53
あ、あいだももには世話になったんだ。
いいだもももいるのかい?
466 :
吾輩は名無しである:2008/03/08(土) 23:04:38
あいだもも。w
467 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 00:16:01
あいだももの乳は芸術もんだったよな
あぼーん
469 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 03:16:05
『禁色』が坂口憲二主演で映画化されるってナッちゃんが言ってたけど、本当?
ナッちゃんはいつも妄想だらけの電波レスばかりだから、いまいち信用できないんだけど…
坂口憲二って、南悠一役に相応しいとは思えないんだけど。。。
470 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 03:47:36
あいだもも最高!
471 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 05:32:02
ツマンネ
>>464 ふーんありがとう
その
>>463は、三島信者の私なんですけどね
>>465 います
三島由紀夫と対談をしたことがある人物(男性)で、東大法学部で三島由紀夫と1、2の成績を争う同期だったそうです
>>468 そういうこと言って何か私にかまってほしいの?
ちなみに、私は髪の毛にも、白髪は一本も生えてませんから
あなたと一緒にしないでね
さようなら
あいだももを懐かしむとは爺くさ
インチキな平和的・民主的秩序なるものの面皮をひっぱがそうとしたのではないか。
ムダ死にだったことにより、逆に象徴的行為としては完全に成功した。
いいだもも
三島自決直後のコメント
まさにわれわれ左翼の思想的敗退です。あそこまで体を張れる人間をわれわれは一人も持っていなかった。
動転したね。新左翼の側にも何人もの「三島」を作らねばならん。体制側の動きがそういう人間を作ってくれる。
滝田修(京大パルチザン軍団)
三島自決直後のコメント
私と彼とは文体もちがい、政治思想も逆でしたが、私は彼の動機の純粋性を一回も疑ったことはありません。
武田泰淳
三島事件の直後、新聞記者たちの質問は、三島の行動が日本の軍国主義復活と関係あるか、ということだったが、私の反応は、ほとんど直感的に「ノー」と答えることだった。
たぶん、いつの日か、国が平和とか、国民総生産とか、そんなものすべてに飽きあきしたとき、彼は新しい国家意識の守護神と目されるだろう。
いまになってわれわれは、彼が何をしようと志していたかを、きわめて早くからわれわれに告げていて、それを成し遂げたことを知ることができる。
エドワード・サイデンステッカー
左翼人の私も右翼人の三島の「行動」には、かなり衝撃を受けたことも事実なのであって、これを匿す気にはならないからである。
そして衝撃を受けなかった人はどんな人なのかと思ったりもするのだが、「行動」といい「芸術」といっても、所詮人間はおなじなのかも知れない。
しかも三島と私とはイデオロギーが全くちがっているのに、どこか類似性、相似性があるような気がして、それが私自身気になるのである。
三島由紀夫こそはあきらかに、永井荷風や谷崎潤一郎やあるいは川端康成の耽美主義の系譜とその路線に沿いながら、しかし明確な知性をもって、またその美的知性の故に、
その路線の最終駅に到着しながら、それをなんらかの形で社会的行動におきかえようとした努力家であり勇気ある誠実者ではなかったのだろうか。
山岸外史
>>479 自分があいだもも懐古おじさんで陰毛白髪だから、そういう発想がわくんだね、きっと
そんなとこに白髪が生えることさえ、あなたに聞いて初めて知ったよ、じじくさ
一人の人間、ましてあれだけの人物が自ら死を選んだ真の理由を、簡単に特定できるはずもない。
が、あえていうならば、三島さんが言っていた「文武両道」の「武」とは「文」を守るためのものと位置付けていたと考えたい。
守るべき「文」とは、自身の「文学」だけに止まるものではないだろう。もっと広く、そして深く「日本の文化」そのものとでも呼ぶべきものであったはずである。
思い起こせば、高度経済成長を達成したあの頃には、我々日本人は、豊かさと引き換えに自分たちの文化をないがしろにするということを、なんら恐れなくなっていた。
今の日本が抱える混迷も、根本的にはそこに問題があったのだということを、私も含め日本人の多くが気づき始めているのではないだろうか。
細江英公
三島さんには、今の日本の姿が見えていた。だからこそ、政治的な速攻性のないことがわかりきっている、あのような行動をあえてとることによって、我々に命懸けの「警告」を遺したのではなかったか。
そして恐らく三島さんが意図した通り、彼の行動は長く記憶され続け、その警告の意味は、時間がたつにつれてその重みを増してきているように思えてならない。
私は、既存の政治勢力が自らの主張のために三島さんの警告を都合よく利用するようなことがあってはならないと考える。
一方、彼の死後、文壇においては「あれは文学的な死であった」として、その多くが三島さんの個人的な理由によるものであるとする見方が支配的だったように思われるが、それにも違和感を感じてきた。
なぜなら、三島さんが憂いていたのは、もっと根源的な、日本人の精神的な危機そのものだったはずなのだから。
細江英公
483 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 15:31:16
福島次郎先生の三島批判には、共感します。
ttp://jack4afric.exblog.jp/2952526/ >三島の割腹事件直後、コメントを求められた当時、参議院議員だった青島幸男は、三島の行為を「オカマのヒステリー」と一刀のもとに切り捨てています。
>福島はもちろん、三島の割腹自殺が「憂国の情にかられた行動」なんかではなく、自分の性的嗜好を満たす行為でしかなかったことを見抜いています。
>福島によると三島は血を見ると興奮する「切腹マニア」だったそうです。
>それで三島が自分の趣味のために一人で死なずに、若い男性を道連れにしたことを非難しています。
>また三島が最愛の母親を残して死んだことも非難しています。
>三島の母親は、夫に先立たれたあと一人で老人ホームに入るのですが、病気になって入院したと聞いた福島が見舞いに行くと、
>病院の婦長から、平岡(三島)家からだれひとり見舞いにきていないことを聞かされるのです。
>三島の母親はそのときもう口を利けない状態だったそうですが、見舞いに来た福島を見て涙を流したそうで、
>それをみた福島は、 「母親をこんな風に一人ぼっちで死なせる先生は許せない」と怒るのです。
>このへんの福島の感覚は人間として至極、まっとうだと思いますね。
484 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 16:21:31
>>480 >そんなとこに白髪が生えることさえ、あなたに聞いて初めて知ったよ
↑要するに、肉体年齢はババアでも、精神年齢と知識は小学生並みだってことですねww
487 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 18:33:13
>>475 >あそこまで体を張れる人間をわれわれは一人も持っていなかった。
お友達と喧嘩して牢屋にぶち込まれて失語症になったバカもいるぞ。
イマは立派なプロ審査員として、自衛隊の俸給で妻や子供を養ってる人々を見下しとるようだが。
ったくフザけた野郎だ。
最近、三島の再来といわれている小学生が話題だが、
そいつの小説はどこで読めるんだ?
489 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 19:25:02
>>488 >三島の再来
三島は誰の再来だったんだ?
まぁ三島と言えば“偉大なる負け犬”というキャッチフレーズが付いてるから
徳川慶喜あたりの再来ではないでしょうか。。。もっとも、慶喜公の場合、死に際して自己顕示欲のためだけに
社会的混乱を引き起こし、世間に迷惑を掛けるという醜行はやらかしませんでしたが。。。
491 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 20:23:12
吉田松陰の転生が気になる。
三島の前世はね
三島自身は高山右近だと思ってたんだって
三島由紀夫はポルトガルに行ったときに懐かしい感じがした、と言ってて、誰かに高山右近の再来と言われたらしいよ
>>490 そりゃあ、自己顕示欲だけだと思う人もいただろうけど、それだけじゃ楯の会や自衛隊で行動を共にし直に接した人たちが未だにずっと三島を尊敬し続けてはいられないよ
直接関わった人たちには、他者には分からないなにか誠実に伝わるものがあったと思う
三島由紀夫の再来の平野啓一郎のブログがつまらなくて、お気に入りから消そうかなと思いつつ、消せない未練
495 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 21:22:49
>>492 >高山右近
そこまで来ると殆どドーでもいいな。
496 :
吾輩は名無しである:2008/03/09(日) 21:32:47
>>494 >三島由紀夫の再来の平野啓一郎のブログがつまらなくて、
アイツは自分で言ってるからダメなんだ。
つまらないって、星野智幸よりもか?
星野の前世はガラパゴスの変わった昆虫だろう。
ついでに高橋源一郎は水棲生物に違いない。
久しぶりで地上に生まれ変わってきたもんだから調子に乗ってんだな。アイツは。
>>496 平野とは別の意味で星野智幸ブログもつまらなそうな感じだった
高橋源一郎ブログはみつからなかったよ
498 :
nWo悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2008/03/09(日) 23:45:51
>>497 >高橋源一郎ブログはみつからなかったよ
コイツは自分の無意味に気付いてテメェで打ち止めにしたのサ。
499 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 08:23:22
三島や村上春樹のあのキモイ「ナルティシズム」な文体は外人には受けがいい。
日本人から見たらどっちもイタタタな訳だが。
三島本人の思想信条には共鳴する部分があるが、小説だけを語れば文体描写がゲーテぽくってキモイ。
三島の文体は日本語の基礎あって、古典や歌舞伎の言語美を踏襲し、荘厳な比喩や日本語の華麗さを綴っているんだよ
三島のでも軽く自然文体で書かれたのもあるし、基礎があるから装飾も自在にできた人
ところで三島が異常にチビなのって遺伝なの?
両親も低身長だったのかしら…
163センチだから、異常ってほどでもないよ
今と違って食料不足だったろうしね
503 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 15:22:05
ここのスレの皆様に本当にアンケートしたい事があります。釣りではありません。本気です。
夏目漱石の「こころ」に対抗できる三島作品は何だと思いますか?
いきなり申し訳ありません。
いいだももが変な名前だって誰か書いていたが本名なんだぜ、飯田桃って
のが実名さ。コイツのペンネームに宮本治ってのがあるが宮本顕治と太宰
治を合わせた名前らしいなw
漱石の『こころ』が完全に駄作じゃねえかよw
こんなクソみたいな小説に対抗させられる小説が気の毒だって。
三島は鴎外に関しては評論も幾つか発表してるが、漱石に関しては殆ど
コメントしてないんだな。って言うか興味が湧かない作家だったのだ
ろう。開高健も言ってたが漱石は下手な作家だと個人的に思うね。
>>498 太郎さんお気に入りの高橋源一郎、ちらっと見てみたら、単行本が2、3冊しか売ってないね
新潮文庫にもないし
三島はいつも充実した品そろえのお店なのに
506 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 16:28:45
>>503 漱石の「こころ」は私は未読なので分からないです
ちなみに、三島由紀夫は中等科一年のとき、「我はいは蟻である」というかわいい短編を書いてますよ
>>504 男で、桃ってのも大胆だね
508 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 16:45:05
>>503 自分もあまり「こころ」は好きな作品でないな。
「坊ちゃん」「虞美人草」の方が個人的に面白かった。
あまり比較する必要のない作家同士だと思うけど。
そういえば、三島の祖父は夏目漱石とは東大での同期で
小説のモデルにもなったとかだっけ?
509 :
吾輩は名無しである:2008/03/10(月) 16:56:53
あと「こころ」に出てくる先生は、
三島由紀夫がすごく軽蔑しそうなキャラクターだと思う。
三島の祖父である平岡定太郎さんと漱石は東大の予備門の時の同期で
『それから』『門』の登場人物のモデルだと言われてるね。
三島の親父の梓さんが同期の岸信介から『アイツはダメだから・・・。』
と匙を投げられてたのに較べて定太郎さんはやり手の官僚だったんだよね。
ただ祖母が異常に祖父を嫌っていたせいもあってか、三島は祖父の悪口を
聞いて育った為に関西弁まで嫌うようになったんだよな。
511 :
はるか高み:2008/03/10(月) 21:40:54
>>507 「我がはいは蟻である」。
蟻という字は変態を顕しているのだけどもね、
我輩は変態であると単に言っているのではないんだな、これは。
さすがは三島であってね、「我がはいは・・・」としているのは、
平野啓一郎は三島の変態ではないと。
平野はとんでもない者による変態だと。まあ、太宰治の流れなんだけどもね。
平野はとんでもない怖ろしいことをやると。
まぁ、そんなことを言っているのだよ。
変態は十五歳の者にするというのはだな、平野の流れのすることでね、
実は隠変態なんだよw。まぁ、葉隠だな。
三島なんかの変態は、十六、七歳なんだよ。
前に書いたが、三島は紫式部、ややあって樋口一葉、そして与謝野晶子、
そして三島由紀夫、そして「さ」という私のそばに居るある者に変態して
るんだよ。
>>510 定太郎は原敬の子分的な立場で、その時代、政界の裏にいた杉山茂丸という人物とも知人だったらしいよ
その杉山茂丸は夢野久作の父親だそうです
513 :
はるか高み:2008/03/10(月) 22:01:04
「我はいは蟻である」が中学一年の作ということは、
変態前の作ということである。
「葉が散るよ」で、三島は生まれながらに全てを知っ
ていたと前に僕は書いた。三島の天才は変態によるものでも
ないんだよなぁ。特別な存在に変態して行ったんだな、彼女らは。
といっても三島にしても彼女らの影響は受けている。それがこの
姉弟の最高秘密、樋口一葉の「うもれ木」で解かるなぁ。
源氏物語はこれなしで解けないんだよ。これに注目した谷崎潤一郎
はさすがだよ。
514 :
はるか高み:2008/03/10(月) 22:01:43
「我はいは蟻である」が中学一年の作ということは、
変態前の作ということである。
「葉が散るよ」で、三島は生まれながらに全てを知っ
ていたと前に僕は書いた。三島の天才は変態によるものでも
ないんだよなぁ。特別な存在に変態して行ったんだな、彼女らは。
といっても三島にしても彼女らの影響は受けている。それがこの
姉弟の最高秘密、樋口一葉の「うもれ木」で解かるなぁ。
源氏物語はこれなしで解けないんだよ。これに注目した谷崎潤一郎
はさすがだよ。
515 :
はるか高み:2008/03/10(月) 22:05:09
文字通り、木が埋もれているんだよ。
>>511 「我がはいは蟻である」は、たしかに変態してましたね
最初は幼虫で、さなぎから蟻になり、仕事を教わってビスケットを運んでました
517 :
はるか高み:2008/03/10(月) 22:17:13
その木が判ったとしてもだ、埋もれていたので水をやらんと
見れないんだよなぁ、これが。
ここら辺りがなんとも言えないんだなぁ、僕には。
三島の題名みたときに、
「我が輩」じゃなくて
「我がはい」としたのは何でだろうと、私もふと思いました
『宴のあと』って実は名作なんだけどプライヴァシー裁判ばかりが注目されて
正当な評価を受けていないと思うんだな。選挙を巡る悲喜劇を書いた小説なんだ
とも言えるがね。有田八郎元外相に訴えられて、三島は吉田健一に仲を取り持って
くれるように依頼したらしい。有田と健一の親父の茂は外務省で同僚だったから
ね。でも上手く行かず、三島と吉田健一の仲が悪くなったきっかけになったら
しい。三島の親父の梓の同僚だった『昭和の妖怪』岸信介にでも頼めば良かった
かもなw
>>519 その裁判では、有田八郎が自分のことをよく書いてもらいたいと意図して「馬鹿八と人はいう」という著書を自分から三島由紀夫に渡していたのに、渡していないと、法廷で嘘をついて、
その直後に三島側が、「三島由紀夫様、有田八郎」と著名入りの本を出して傍聴席が驚き、有田が赤っ恥をかいたというエピソードもあるよ
もし陪審制度だったら、俺が勝っていたと、三島は古林尚との対談で言ってる
521 :
吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 15:31:02
>>520 そのエピソードは面白いですね。ただ、訴訟上の争点からはちょっと外れた話だとは思いますけど。
自決直前の古林尚との対談はCDにもなっていて、比較的簡単に耳にすることができますが、
その『宴のあと』裁判に関する話は完全にカットされていますね。
あと、同じ対談の中で三島は『椿説弓張月』の市川猿之助の才能の無さを痛罵する部分もあったはずですが、
これも残念ながらカットされていましたね。
ウ〜ン、あの裁判って結構面白かったと思うんだけどなあ。
でも意図的に記録としては消されちゃってるケースが多いんだよね、
和解が成立したとはいえ(有田氏が亡くなったので)結果的には
敗訴だったからね。柳美里の小説も同じようなケ−スだったけど
創作者側が不利だという前例を作った画期的な例だったよね。
勿論、三島は有田八郎が社会党所属だったからって悪意を込めた
書き方は全然してないよ。多分左翼の方々が誤解するだろうから
断っておくけどさ。『絹と明察』でもそうだけどさ、労働争議なん
てのを指導してる社会党系の議員先生なんかでも戦前は戦時体制に
協力してた奴が多かったのは事実なんでさ、有田八郎に限らず。
三島は結構そういう変節漢みたいのは生理的に嫌いだったんだとは
思うけどね。
三島は、敗戦による個々人の価値観の転換を、容認していたのではないか?
そうでなければ「首がスッテンコロリン」なんて書かれている小説を評価するわけがない、と思うのだが。
これは、三島が戦前は皇国史観に忠実だったことを前提にする意見だけど、詳しい人はどう思っているのかな。
ああ、詳しくない人には答えて欲しくないので、そういう人は答えなくて宜しいw
>>524 三島由紀夫が深沢七郎の「風流夢譚」を推した事実は実際にはないらしいよ
三島は
「『風流夢譚』掲載のいきさつについて、中央公論の嶋中社長がその掲載を反対したにもかかわらず、あたかもぼくが圧力をかけて掲載させたように伝わっているらしいんです。
これはとんでもない誤解で、推薦した事実はさえない。
しかし、それにもかかわらずぼくの名が使われたとすれば、それは一部の者が苦しまぎれの逃げ口上に使ったのではないか。
そう思えば使った者にも同情の余地はあるのだが、迷惑うけるのはこちらだからね。ともかくふりかかった火の粉ははらい落としたいというのが本音だ。」
と週刊新潮で言ってたものがある
526 :
↑:2008/03/11(火) 21:40:17
今となっては、全ては闇の中だ。
この一件が、右翼の制裁に脅えた三島が、右傾化した原因なんじゃないのか?
>>526 それ、ジョン・ネイスンが三島の弟から聞いた話として載せてたようだけど、当の弟・千之さんは、そんなことは言った覚えはないと村松剛に言ってるよ
>>526 三島由紀夫は深沢七郎や中央公論社長を狙って、関係ないお手伝いさんを殺すような馬鹿右翼は、もちろん嫌っていたけど、
三島の思想としては少年時代から、日本ロマン派で民族的右派だし、花ざかりの森を認めてくれた蓮田善明(敗戦で自害)のことをずっと心の奥で偲んで尊敬していた
その卑劣な右翼に限らず三島家には変なファンが泥棒に入ったりして防衛のための肉体鍛錬の一因にはなっているとは思うけどね
529 :
吾輩は名無しである:2008/03/11(火) 23:13:34
嶋中社長や三島が右翼に脅されるなか、火元の深沢七郎は放浪の旅という名の雲隠れで逃亡。
三島は右翼に直接に脅されたということではなく、嶋中社長宅のお手伝いさん殺害に恐怖を抱いて、
慌てて右傾化したということだからねえ。まあ、なんちゃって右翼とでも言うべきか。
531 :
はるか高み:2008/03/11(火) 23:38:33
「首がすってんころりん」。
これこそ文学そのものなんだよw。
それが解かるのは、僕と三島と平野と太宰の変態ぐらいだなぁw。
しかし知らぬがなんとかだよ、これについては、ホント。
む=平野、トンチもきいてるなぁ、この語句はw。
533 :
吾輩は名無しである:2008/03/12(水) 00:01:24
三島由紀夫があわてて右旋回とかいってるのは、戦前の三島の交流や人脈を知らないんだろ。
534 :
はるか高み:2008/03/12(水) 00:02:51
>>524 これで満足かw?
うもれ木のきとは、「き」の意味合いが違うけどなw。
どうだ詳しいだろうw。
太宰の変態平野が
とんでもない恐ろしいことをしでかすのを期待してます
昭和の歴史は敗戦によって完全に前期後期に分けられたが、そこを連続して生きてきた私には、自分の連続性の根拠と、論理的一貫性の根拠を、どうしても探り出さなければならない欲求が生まれてきていた。
そのとき、どうしても引っかかるのは、「象徴」として天皇を規定した新憲法よりも、天皇御自身の、この「人間宣言」であり、
この疑問はおのずから、二・二六事件まで、一すじの影を投げ、影を辿って「英霊の声」を書かずにはいられない地点へ、私自身を追い込んだ。
自ら「美学」と称するのも滑稽だが、私は私のエステティックを掘り下げるにつれ、その底に天皇制の岩盤がわだかまっていることを知らねばならなかった。
それをいつまでも回避しているわけには行かぬのである。
三島由紀夫
二・二六における天皇と青年将校というテーマは、ほとんどドストエフスキーの天才に俟たなければ描ききれないであろうというのが、私の以前からの独断であった。
それは何よりも神学の問題であり、正統と異端という古くから魅力と恐怖にみたされた人間信仰の世界にかかわる問題だからである。
端的にいえば、それは日本人の魂の世界における「大審問官」の問題にほかならないからと私は考えている。
橋川文三
「英霊の声」の作品評を改めてしようとは思わない。
…問題はこれがある巨大な怨念の書であるということである。ある至高の浄福から追放されたものたちの憤怒と怨念がそこにはすさまじいまでにみちあふれている。
幽顕の境界を哀切な姿でよろめくものたちのの叫喚が、おびやかすような低音として、生者としての私たちの耳に迫ってくる。
三島はここでは、それら悪鬼羅刹と化したものたちの魂が憑依するシャーマンの役割をしている。
昔から能楽のもつ妖気の展開様式に熟練している三島は、ここでも巧みにその形式を利用している。
橋川文三
私は、今でも深夜「二・二六事件」(河野司篇)をひもどくとき、そのとあるページを直視するにたえないが、この作品の鬼気にはそれに通じるものがある。
彼らの方が生きており、お前たちの方がそうではないのだぞと、そのとあるページのデスマスクは不気味な言葉で語りかけてくる。
そういう迫力において、この作品は、あれらの人々の心情をみごとに再現している。
三島はやはりここで、日本人にとっての天皇とは何か、その神威の下で行われた戦争と、その中での死者とは何であったか、
そして、なかんずく、神としての天皇の死の後、現に生存し、繁栄している日本人とは何かを究極にまで問いつめようとしている。
これが一個の憤怒の作品であるということは、それが現代日本文明の批判であるということにほかならない。
橋川文三
三島は法学部出身で論理性を重要視したので戦前と戦後で転換した天皇制の
問題を取り上げなくてはならなかったんですね。
彼はそういった意味においては大変野暮な人間でしたね。多くの文化人や
学者先生が戦後変節して進歩的文化人を気取ったんですからね。
文学部程度にしておけば三島も進歩的人間程度で終わり、切腹しなくて済んだ
のでしょうがねw
三島は最初は文学部を志望してたのですが、官僚である父親に猛反対されて
法学部に進学したんですね。
吉本隆明、橋川文三らは戦前愛国思想から変節した系統のようだけど、基が三島由紀夫と同じだから、本音では理解、重なる部分がある感じがするね
四方田犬彦によると、三島由紀夫の死後の思想界は、文化人があえて三島を存在しなかったのように黙殺した、山口昌男と蓮實重彦の知的扇動の影響が強かったらしい
蓮實重彦は三島を嫌っていた人物だそうです
吉本隆明に拠れば三島は決して文学的才能に恵まれていた人じゃなくて
寧ろその一生を刻苦勉励に費やしたって事なんだね、武田泰順も同じ事を
言ってたけど。三島は努力出来る天才なんだよ。ピカソみたいな美術的
才能の塊は気が赴くままに創作出来るけど、三島は違うんだな。
綿密に取材してその上で創作を始める。太宰は天才だけど努力出来ない
天才。
三島の父親が、息子の文学をあきらめさせようとしたことが、逆にことごとく三島由紀夫という文学者の形成に役立ったのもおもしろいね
幼少時に祖母に育てられた三島は事ある毎に祖父の悪口を聞かされてましたから
何処か役人を嫌う性格が形成されたみたいですな。平岡家は役人の家系ですから。
三島が知人に『家の親父が調味料入れに塩だとか砂糖だとかのレッテルを貼る程度
に異常に拘る姿を見てると俺はやり切れなくなるんだよ。』と言っていたように
彼は役人的体質を嫌っていたと思われます。
545 :
↑:2008/03/12(水) 21:05:52
つうか、論理的に破綻しているぞwww
父・梓は猫嫌いだったから、三島由紀夫がいつもひざの上にのせて可愛がっていた猫を捨てちゃったりしてたらしいね
そのたびに、三島も新しい猫を拾ってきて、負けてなかったそうです
父親の著書読むと、結構ブラック・ユーモアがちりばめられてあって、厳しい父親の反面、父・梓個人のおもしろい性格がみえた
>新しい猫を拾ってきて
ありえねぇw
『TUGUMI』の方がよっぽど納得。殴りコ○セよそんな糞オヤジ。
548 :
はるか高み:2008/03/12(水) 22:03:46
君等のあんちゃん達の話も結構だが、
三島は『源氏物語』の作者、紫式部でもあるんだぜ。
三島を知るなら先ず、『源氏物語』を読むべきなんだよw。
けれども『源氏物語』は読めないんだよ。どんな学者であろうと
読めないものなのだよ。
谷崎潤一郎だけは『源氏物語』の題名も埋もれている木も読んでいる。
それはそれは凄いことではある。しかし、彼にして読めるはずのない
ものが『源氏物語』には多々含まれているのである。現在この時、
初めて読め得るものになったのである。
つまりこの千年、『源氏物語』は不完全な未完の書だったのである。
このはるか高みが初めてそれを指摘し、まず『源氏物語』の真姿の一端を語ろう
と思う。
549 :
はるか高み:2008/03/12(水) 22:07:34
君等相手では、むなしいからやめとくよw。
551 :
吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 15:41:35
死ぬ理由があるって幸せなことだと思いますね。
三島由紀夫は、戦争末期の終末感と日本浪漫派系の文学趣味を背後に押し遣って、戦後に登場したとき、何をいちばん怖れたかといえば、
日本浪漫派系の没落と入れ替わりに登場した、第一次戦後派文学と呼ばれる転向左翼の文学者でもなければ、無頼派の文学者でもなく、
戦争末期の終末感を抱いたまま生き埋めにされ、なお節を曲げずに「紙なければ、空にも書かん」とつぶやいている保田與重郎という存在であろう。
桶谷秀昭
私が三島先生に初めて会った時の言葉は、いまだに忘れられないものになっています。
…その彼が開口一番いった言葉は「あなたは保田與重郎先生が好きですか」だった。
保田先生というのは、文芸評論家で、いわゆる日本精神を持った方でした。しかし終戦と同時に追放され、戦争犯罪人ということで、一切の執筆活動を停止された。
…その当時の作家、学者の間では、保田先生の名を口にすることはタブーであった。それを三島先生があえて口に出したので私は驚いた。
伊沢甲子麿
一瞬のためらいはありましたが、この際私としても、私自身の信念を素直に言うべきだと思い、「日本は戦争に敗れたけれども、保田先生はあくまでも立派な方だ。
保田先生を尊敬する。あの方の学問はしっかりしておられるし、あの方の信念、思想は立派だ」と答えました。
三島先生は私の顔をじっと見ておられ、「あなたは本物だな」と言われました。
伊沢甲子麿
555 :
吾輩は名無しである:2008/03/13(木) 17:59:45
お前らいつまで三島の思い出語ってるんだ?
新しい小説読んだら?
>>548 「源氏供養」という、三島が近代能楽集から廃曲にした戯曲があるらしいね
なぜ廃曲にしたんだろう
558 :
はるか高み:2008/03/13(木) 23:20:29
>>557 そうかね、知らんなぁw。
はるか高みは又しても誰もうかがい知ることができないことをこうして述べて
しまう。悪いけど質問はこれを最後にしてね。
源氏物語というのはだ、実は源氏と物語とに二分されているものなんだよ。
源氏は三島、物語は太宰治の変態や平野啓一郎及び平野に変態した奴。
まぁ、君等には理解できないだろうけどw。
両者には古くからのある密約があったんだが、啓一郎の苗字が平野になるこ
とを知った三島は、どう思ったのだろうねw。裏切りだからね。
近代能楽集はさておいての答えだけどね。何故かというとそこにも言及しな
くてはならないからね。
559 :
はるか高み:2008/03/13(木) 23:50:02
おまけで言おうか。
源氏物語では詩歌でさえ、上の句と下の句で、紫つまり三島の流れと
式部つまり啓一郎の流れで分担されているんだよ。
560 :
吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 01:52:51
>式部つまり啓一郎の流れで分担されているんだよ。
いうにことかいて
平 野 啓 一 郎
かゆお!
pppppppppppppppppppppppppppppppppppppp
今「豊饒の海」に挑戦中ですが、自分は仏教のいう意味での転生を信じてないので
二巻目以降はなんだか延々と個人的妄想に付き合わされているようで
苦痛ではないまでも今時読んで意味ある本なのか疑問です。(作者自身が
ファンタジー性を自覚してエンタメ化するならともかく、あまりに本気で
転生を語っているので、自身の自殺が勲とかぶってしまう・・)
「豊饒の海」以外の三島作品は「複雑な彼」くらいしか読んでいない場合、
この作品をもって自分には合わないと決め付けたらもったいない
別の側面を持った作家なのでしょうか。
>>561 豊饒の海の転生は、あくまで物語の構成上の筋で、三島は歴史、時代、時間を超えたものを表現したかったのだから、もっとそれぞれの巻の主人公と認識者・本多との関わりと、世界観を考えて読んだ方が、おもしろく読めると思うよ
「複雑な彼」は、軽くかたわらに書いた小説で、三島の主要作品じゃないから、他の「金閣寺」とかを読んでみたら
三島由紀夫はザイン(存在)を超越して、ゾルレン(当為、あるべきもの)に至る努力をした。
西尾幹二
「死」にとなりあはせのやうにまらうどは感じたかもしれない、生(いのち)がきはまって独楽の澄むやうな静謐、いはば死に似た静謐ととなりあはせに。…
三島由紀夫
花ざかりの森
夭折を夢みていた16歳の三島が遺書の意味を込めて書いた「花ざかりの森」と「豊饒の海」のラストの類似性はよく指摘されますが、
この「死」の境界に接している物語のラストの内容の類似は偶然でなく、三島の物語空間が、死と再生=円環構造を顕していて、三島にとって、物語の終わりとは、始まりである意味があったように思われます
『複雑な彼』は結構面白い小説だけどな。まあ勿論一通り三島の主要作品を
読んだ後に読んだ感想だけどね。
『青の時代』は三島自身が失敗作と位置付けてる作品ではあるが、俺には興味
深い作品だったけどね。何せ『光クラブ』の山崎と三島は東大法学部の同窓生
だからさ。光クラブ事件を扱った作品は他には『白昼の死角』があるけど
こっちは面白くなかった。
堀江貴文に似ている事件だったんでしょ?
ホリエモンは自殺しないだろうけど、死んでたら誰かが小説化してただろうね
567 :
561:2008/03/14(金) 20:55:34
三島作品(日本文学)初心者の若輩に、やさしくご教示有難うございました。
「暁の寺」の終盤で(登場人物の誰にも共鳴できないことで)息切れし、
より普遍性の感じられる翻訳ものの世界に帰ろうかとしていたところですが、
お陰で「天人五衰」のみならず「金閣寺」「花盛りの森」は読まねば、
という意欲を掻き立てられました。私のような新参者がここで書き散らす
べきではないかもしれませんが、三島氏が昭和の安保や平和ボケの時代の
果てに、イラク戦争を正義の戦いとして看過した現代日本をどう評価したか
聞いてみたかった気が致しました。
568 :
はるか高み:2008/03/14(金) 21:16:54
平野啓一郎。
やばいんだよ、こいつは。
こいつは文学もそうだ、やばいんだよ。
当然だが、こいつの知識は遥かに三島の流れ以上なんだよ。
>>567 三島は18歳のときにすでに、米英的な俗が世界を征服し、日本の精神や各国の民族的なものが、俗に浸食され、抹殺されることを危惧していました
三島が死ぬ前に遺した「日本は緑色の蛇の呪いにかかっている」というメッセージとも通じるものだと思います
「米と英のあの愚人ども、俗人ども、と我々は永遠に戦うべきでありましょう。俗な精神が世界を覆うた時、それは世界の滅亡です。
萩原氏が自ら日本人なるが故に日本人を、俗なる愚人どもを、体当りでにくみ、きらい、さげすみ、蹴とばした気持がわかります。」
平岡公威
東文彦への書簡から
570 :
吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 06:38:04
三島は、カポーティーと会った事あるらしいね。
その時の記録、会話が知りたいね。
テネシー・ウィリアムズやアンドレ・カイヤットと対談した正式記録は残されているけど、カポーティとの対談の正式記録はないようです
572 :
吾輩は名無しである:2008/03/15(土) 10:55:30
人間は全然、生きたいという意志など持ってはいないことだ。
生きる意志の欠如と楽天主義との、世にも怠惰な結びつきが人間というものだ。
「ああ、もう死んでしまいたい。しかし結局私は死なないだろう」
これが全ての健康な人間の生活の歌なのだ。
「美しい星」より
573 :
571:2008/03/15(土) 11:19:09
>>570 三島のドナルド・キーンとの書簡のなかには、1957年1月6日に歌舞伎座でカポーティとばったり会って、
次の日に写真家のビートンとカポーティを食事に招待した、とあり、カポーティは面白い、個性の強い作家だと、言ってます
プライベートでの会食だから対談記録はないのでしょうね
>>565 「青の時代」を一概に失敗作とは思わないがそれでもいろんな意味で物足りなさは感じる作品だった。
「白昼の死角」は自分としてはエンターテインメント作品として面白く読めたな。もっともこちらは山崎
が主人公じゃないけれど。
>>566 ライブドア事件のあと堀江を山崎の再来と見るような見方で「青の時代」を売った出版社の戦略は
上手かったとは思うが、堀江は山崎の劣化コピーともいえない人物だと思うけどね。
自身をも含め、誰かを殺す様な気力は俺にはないな。
どころか意識した途端に、呼吸することすら嫌になる位に全てが、憂い。
三島は社会性のある事件を小説の題材にする事が多かったな。『金閣寺』然り
『青の時代』然り、『宴のあと』然り、『絹と明察』然り。
私小説というジャンルに否定的見解を示していた三島だが個人的には『仮面の
告白』が面白かったね。それと『仮面の告白』にも登場した彼の初恋の女性を
モデルにして書いた『美徳のよろめき』も。
>>576 「美徳のよろめき」は軽井沢のキスの思い出からして、あきらかにモデルにしてるのがわかって、ちょっと笑える
節子(初恋の人)と土屋(三島)が初めて関係を結ぶ時、土屋が失敗して、その後うまくいき節子が土屋によろめいていく過程は、三島の願望だったのかもしれないけど、
同じような、一度失敗して結ばれる描写は「春の雪」の清顕と聡子が関係を結ぶシーンにも応用されていて、なんとなく、聡子にも初恋の女性をダブらさせているのかな、と思った
578 :
はるか高み:2008/03/15(土) 21:25:59
『宴のあと』。
教えよう。樋口一葉の『うもれ木』と一つなんだよw。
『美徳のよろめき』。
教えよう。美徳の寓意だ。そこには何があるか知っているの、君たちw。
少し教えよう。紫、樋口、与謝野の三姉妹揃い踏みもあるし、日蝕もあるし・・・w。
本多が月修寺の門跡と話しているときに、襖の向こうに、紅梅の花のひらくような女のしのび笑いか、しのび泣きを聞くところがいい
たぶん聡子の気配を暗示させているのだろうけど、単なるしのび泣きにしないで、しのび笑いにも思えるようにしたところが、お涙臭くなく洗練された三島の描写のうまさを感じる
「紅梅の花のひらくような」という比喩もいい
滝=靖国神社
滝に引っかかっていた黒い犬=戦没者
黒い犬を弔う門跡=靖国神社を参拝する天皇
清顕と本多=戦友
「きっと会う。滝の下で」=「靖国でまた会おう」
月修寺にいる聡子に会うため2月26日に倒れる清顕=二・二六事件の将校
本多の話を聞いてもしらばっくれる聡子=人間宣言した昭和天皇
変態ドイツ文学者、今西=澁澤龍彦
天使殺しの説教老婆、慶子=美輪明宏
それにしても西洋人の享楽主義のえげつなさは、支那人はともかく、とても日本人の肌にはあいませんね。
平岡公威16歳
東文彦への書簡から
ドイツ語の講座の本少しよみ出しました。いやはやドイツ語はまるで法文みたいですね。ヒットラアという嫌悪すべき名が、亀の子文字の行間にチラチラします。
モスコオはどうしてどうしておちますまい。(?)
平岡公威16歳
東文彦への書簡から
「西洋」へ、気持の惹かされることは、決して無理に否定さるべきものではないと思います。真の芸術は芸術家の「おのずからなる姿勢」のみから生まれるものでしょう。
近頃近代の超克といい、東洋へかえれ、日本へかえれといわれる。その主唱者は立派な方々ですが、
なまじっかの便乗者や尻馬にのった連中の、そこここにかもし出している雰囲気の汚ならしさは、一寸想像のつかぬものがあると思います。
我々は日本人である。我々のなかに「日本」がすんでいないはずがない。この信頼によって「おのずから」なる姿勢をお互いに大事にしてまいろうではございませんか。
平岡公威18歳
東文彦への書簡から
いやなことと申せば今度も空襲がまいりそうですね。こうして書いております夜も折からの警戒警報のメガホンの声がかまびすしい。
一体どうなりますことやら。
しかしアメリカのような劣弱下等な文化の国、あんなものにまけてたまるかと思います。
平岡公威18歳
東文彦への書簡から
国家儀礼と申せば、この間新響へゆきましたら、ただ戦歿勇士に祈念といえばよいものを、ラウド・スピーカアが、
やれ「聖戦完遂の前に一億一心の誓を示して」どうのこうのと御託宣をならべるので、ヒヤリとしたところへ、「祈念」という号令、
トタンにオーケストラが「海行かば」を演奏、――まるで浅草あたりの場末の芝居小屋の時局便乗劇そのままにて、冒涜も甚だしく、憤懣にたえませんでした。
平岡公威18歳
徳川義恭への書簡から
国家儀礼の強要は、結局、儀式いや祭事というものへの伝統的な日本固有の感覚をズタズタにふみにじり、
本末を顛倒し、挙句の果ては国家精神を型式化する謀略としか思えません。
主旨がよい、となればテもなく是認されるこの頃のゆき方、これは芸術にとってもっとも危険なことではありますまいか。
平岡公威18歳
徳川義恭への書簡から
今度の学制改革で来年か、さ来年、私も兵隊になるでしょうが、それまで、日本の文学のために戦いぬかねばならぬことが沢山あります。
去年の戦果に、国外国内もうこれで大丈夫と皆が思っていた時、学校へ講演に来られた保田與重郎氏は、これからが大事、これからが一番危険な時期だと云われましたが、今にしてしみじみそれがわかります。
文学を護るとは、護国の大業です。文学者大会だなんだ、時局文学生産文学だ、と文学者がウロウロ・ソワソワ鼠のようにうろついている時ではありません。
平岡公威18歳
徳川義恭への書簡から
僕らは卑怯な健康よりもデカダンをとる。デカダンの中にあるはるかな未来への輝きと能動も熟知しているのだ。
僕らが浪漫主義を主張したことは、悲しみと憤り、歎きと憂いの混淆した境地の主張だった。
保田與重郎
私は日本民族の永遠を信じる。今や三島氏は、彼がこの世の業に小説をかき、武道を学び、演劇をし、楯の会の分列行進を見ていた、数々のこの世の日々よりも、多くの国民にとってはるかに近いところにいる。
今日以後も無数の国民の心に生きるようになったのだ。そういう人々とは、三島由紀夫という高名な文学を一つも知らない人々の無数をも交えている。
保田與重郎
総監室前バルコニーで太刀に見入っている三島氏の姿は、この国を守りつたえてきたわれらの祖先と神々の、最もかなしい、かつ美しい姿の現にあらわれたものだった。
しかしこの図の印象は、この世の泪という泪がすべてかれつくしても、なおつきぬほどのかなしさである。
豊麗多彩の作家は最後に天皇陛下万歳の声をのこして、この世の人の目から消えたのである。日本の文学史上の大作家の現身は滅んだ。
保田與重郎
592 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 15:54:55
保田與重郎は、随分イタイ奴だな。
594 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 21:09:56
>>592 自分で気がついたのもあるし、他の人のブログで見たのもあるよ
「春の雪」の前半に清顕が雪の日、将校の亡霊を一瞬かいま見る箇所と、
清顕の夢で本多が将校になっていたのと、清顕が倒れた日が2月26日というのは、自分で気がついたから、二・二六の暗喩を挿入しているのはわかった
滝と黒い犬の暗喩は伝聞です
天人五衰の最後の聡子が人間宣言した昭和天皇というのは、少しこじつけだったかもしれないので、気にしないで
595 :
吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 21:30:23
>>593 保田與重郎さんは、たぶん、世俗の汚さに染まらなかった部分を最後まで残していた男性だったんだと思います
597 :
592:2008/03/18(火) 02:07:50
>>594 天人五衰のラストが、三島が見た終戦後の日本を表しているのならば、こじつけとは思えません。
最終ページの「炎を点じている」という表現がとても印象的です。
>>595 良く言えばそういうことかもしれないが、常識的にはただのアホ。
>>598 あなたの常識の物差しからみればということ
>>597 最後の最後の、
「夏の日ざかりの日を浴びてしんとしている。…」は、
終戦の8月15日の夏を暗喩し重ねている、という評者もいる
602 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 11:37:40
三島由紀夫が昭和42年に抗議声明文を出して批判した中国文化大革命って、かなり酷い学問や芸術弾圧だったらしいけど、
当時は皆、無関心だったなか、三島が起草者になり作家仲間に左右のイデオロギーを越えて一緒に抗議しようと呼びかけ、川端康成と安部公房と石川淳しか賛同したらしい
三島由紀夫ってやっぱり骨のある人物だったんだな、と思った
603 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 11:45:59
>>602の訂正
川端康成と安部公房と石川淳しか賛同したらしい
↓
しか賛同しなかったらしい
604 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 14:33:08
>>601 もしそうならば、とても感情的な原点に戻って最後を締めた事になるでしょうか?
私には、まだまだ三島作品の裏を考えて読む余裕などありません。
もしそういう意図が含まれているならば。
605 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 16:53:25
ブルーハーツおばさんも中国のチベット弾圧に抗議しよう!
606 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 17:17:13
>>604 天人五衰は、三島にとっての「からっぽな」日本、父親へ暴力をふるう息子やシニカルな社会を予言していたといわれていたり、月修寺のラストの感想も様々です
物語の過程からみると、あのラストは「春の雪」の34章の、聡子が本多との会話のなかで言った
「こんなに生きることの有難さを知った以上、それをいつまでも貪るつもりはございません。どんな夢にもおわりがあり、……」
の聡子の結論が、あのニルヴァーナだった気がします
607 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 17:28:27
三島由紀夫が中国へ抗議声明を出した文化大革命について
文化大革命(ぶんかだいかくめい)は、中華人民共和国で1960年代後半から1970年代前半まで続いた政治・社会・思想・文化の全般にわたる改革運動。
プロレタリア文化大革命ともいう。はじめ毛沢東指示のもと林彪が主導、劉少奇からの政権奪権が目的であり、その死後は四人組に率いられて
毛沢東思想に基く独自の社会主義国家建設を目指したが、実質は中国共産党指導部における大規模な武力を伴う権力闘争であり、
指導部に煽動された暴力的な大衆運動によって、当初は事業家などの資本家層が、さらに学者、医者、などの知識人等が弾圧の対象となった。
しかしその後、弾圧の対象は中国共産党員も弾圧の対象となり、多くの人材や文化財などが被害を受けた。期間中の死亡者、行方不明者の数は
数百万人とも数千万人とも言われ、事実上の自国民のホロコースト状態であったと言っても過言ではない。
またこの革命の芽はカンボジア内戦へ飛び火し、クメールルージュの自国民の大量虐殺と密接な関係がある。
うーむ、三島オタの知的レベルが分かるような、とてつもなく幼稚なスレだと思う。
買い物初めよダバダ
610 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 21:12:24
>>602 三島由紀夫、安部公房、川端康成、石川淳。
まともな文人だけ敏感だった訳だ。
>>608 トリック・スターとかポスト・モダンとか言ってりゃあ、知的に三島を語ったつもりになってた浅田彰みたいなオッサン世代の言い方と似てるね
子供の頃は自分それこそ、例えば多喜二とか、バイオグラフィーから
入っちゃう様な読み方もよくしていたけれど、でもなー、今更に小説家に、
政治的な正しさなんて俺もうあんまり、求めちゃいないんだよな、
諦めたというか。
安部だけ。とまれその意味で自分が、裏切られたなんて思わずに済んだのは。
あとはしょせんは程度問題で、皆が皆、どうしようもない馬鹿ばかり。
そんなこといちいち気にしてなんかいたらこちとらおちおち、息継ぎひとつ
出来なくなってしまう。死ぬ。
613 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 22:29:54
>>612 また意味不明な◆k2XT3HjFWwさんですか?
そうだけど(苦笑 キニスンナww そんなんでもたぶん、機能はする。
ってかそれやめれ、もう自分そのトリは使わないから、自爆しちゃったんでw
ってか、例によって馬鹿共がくだ巻いてる、
チベットなんちゃらスレにでも書きゃあ良かったかな。
俺はあんな風に、ひとの生き死にをオモチャにして恥じない手合いが大嫌いです。
反吐が出る。
615 :
吾輩は名無しである:2008/03/18(火) 23:09:45
>>614 あいあい
新しいトリ付けないの?
おやちゅみ
616 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 00:41:10
映画「春の雪」の冒頭の和歌はなんという歌ですか?
すみません…教えて下さい
617 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 00:58:59
618 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 01:02:41
>>616 あの映画の監督って、三島作品を読んだ事あるのかね?w
619 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 01:03:31
三島は、自分の文学あるいは文章の政治的影響力の無さを理解したからこそ、
御存知のように暴力的行動にでたわけだ。犯罪者にはなったが、現実認識としては正しいね。
622 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 10:27:27
623 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 11:26:39
ブルーハーツおばさんも中国共産党のチベット弾圧に抗議しよう!
624 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 14:16:52
>>623 あいあい
それにしても日本の報道は中国擁護ぎみや黙認なのは何故?
三島由紀夫が現代にいたら、絶対、中国へ抗議声明出すだろうね
昔も一人で文化大革命の裏をみて抗議してるんだから
625 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 14:34:58
>>624 >それにしても日本の報道は中国擁護ぎみや黙認なのは何故?
触らぬ神にたたり無しだから。朝鮮問題でも台湾問題でもそう。
国内にだって米軍基地問題が横たわってるけど、一見平和だからよしとしている。
実は戦争なんか何も解決していない。
文壇は初潮前の少女の感性で綴られた作文を「史上最年少!」と騒ぐだけのところ。
626 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 16:06:39
>>624 >何故?
4年にいちどのビッグエベントを目前にひかえ、下手に世論を煽って「ボイコットやむなし」な空気が醸成されると困るから。
金儲けイヤーに水を差したくないから。企業の利権と行ったこともない自治国民の文化&命を秤にかけたら、針が金儲け側に振り切れたから。
モスクワ五輪の二の舞いは真っ平ピラ助だから。
627 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 17:06:43
きっと三島由紀夫はね
やっぱり「天人五衰」の透を本物の転生として書いたんだと思う
三島一流のアイロニーで、拝金まみれの空疎な日本では、天使の透はひたすら五衰していくしかないという寓意をこめた気がした
628 :
↑:2008/03/19(水) 20:09:53
そう結論付けるのなら、文章をきちんと解釈して説明してくれ。
629 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 22:28:18
>>628 別に個人の感想や解釈にそこまで絡まなくても…
私が、透が本当は天使だったと思う理由のひとつには、
透の「僕は夢を見たことがなかったから」という告白からも少し感じたし
これは、天使は夢を見ない、というのを何かで読んだ覚えがあるから(違うかもしれないけど)
630 :
↑:2008/03/19(水) 22:53:50
レスをくれた誠実さに感謝。しかし、それでは誰も納得しないだろう。
631 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 23:14:35
>>630 別にあなたに納得してもらわなくてもいいけど
私が天人五衰を読んだ感想は、
>>627で言ったことで、透が天使かどうかが一番のポイントじゃなく、三島が寓意をこめて空疎な時代を予言したというのが、ポイントだし
ちなみに、透が本物の清顕の転生だったのは、透の手記に暗示されていますよ
632 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 23:18:51
>>630 人の感想のアラ拾いだけじゃなく、あなたも自分の解釈を披露すれば?
>>631 >透の手記に暗示されていますよ
どこ、どこ?
634 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 23:30:53
「あなたは昆虫で言えば何かもどきのようなもの」
慶子のこの言葉は、三島と縁談があって後
入内した某方への痛烈な皮肉かもしれない。
三島は週刊誌に皇族がモデルのように掲載されるのを嫌っていた。
635 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 23:41:48
636 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 23:44:06
>>634 週刊誌の報じ方は批判していても、美智子妃個人への批判感情は別にないんじゃないの
福島次郎先生の三島批判には、共感します。
ttp://jack4afric.exblog.jp/2952526/ >三島の割腹事件直後、コメントを求められた当時、参議院議員だった青島幸男は、三島の行為を「オカマのヒステリー」と一刀のもとに切り捨てています。
>福島はもちろん、三島の割腹自殺が「憂国の情にかられた行動」なんかではなく、自分の性的嗜好を満たす行為でしかなかったことを見抜いています。
>福島によると三島は血を見ると興奮する「切腹マニア」だったそうです。
>それで三島が自分の趣味のために一人で死なずに、若い男性を道連れにしたことを非難しています。
>また三島が最愛の母親を残して死んだことも非難しています。
>三島の母親は、夫に先立たれたあと一人で老人ホームに入るのですが、病気になって入院したと聞いた福島が見舞いに行くと、
>病院の婦長から、平岡(三島)家からだれひとり見舞いにきていないことを聞かされるのです。
>三島の母親はそのときもう口を利けない状態だったそうですが、見舞いに来た福島を見て涙を流したそうで、
>それをみた福島は、 「母親をこんな風に一人ぼっちで死なせる先生は許せない」と怒るのです。
>このへんの福島の感覚は人間として至極、まっとうだと思いますね。
638 :
吾輩は名無しである:2008/03/19(水) 23:51:13
>>633 どこって、透の手記だよ
ヒントは鴉
自分で読んで探して楽しんでみてね
>>637 何回も三島をよく知らない三島嫌いが福島の本だけ鵜呑みにしただけの偏向記事を貼るしかなくて、お気の毒だね
>>630 オマエが人に納得させられる天人五衰解釈してみれ。
瀬戸内聴寂
「三島さんのことを書いた福島次郎という人がいるじゃないですか。私は、ああいうの嫌いなの。」
美輪明宏
「前にも、一人出たんですよ。『週刊読売』で私、対決したことがある。
…その男の話は根っからの嘘だったの。でも、まあ世間という魔界には根も葉もないことを言うのがいますからね。」
瀬戸内
「…ひどいんですよ。ほんとうにけしからんと思うのね。
三島さんのお母さんやお父さんにご飯を御馳走になったり、とっても世話になってるでしょ。
あの男の小説は卑しい。もう呆れる。」
>>642 横レスだが、
慶子が透に天使殺しで言った言葉。
皇室へ嫁いだ女へのあてこすりとするとするには唐突すぎで、何の関係性もみられない。
645 :
吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 15:11:25
>>570 由紀子とトル子、汚釜どうしの対談なんてキモチワルイワァ。。。
646 :
吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 15:25:27
647 :
吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 15:32:34
慶子は下賎の透をそれでも「昆虫で言えばモドキのようなもの」だけれど
生きていて存在してることは認めていた。
しかし聡子は死期の近い本多も、清顕の存在も「えらい面白い話」とウケながら
清顕のことは「お名を聞いたこともない」と言い
本多に系図も残ってるじゃないかと詰めよられても
「俗世の結びつきならそれで解けましょうが」と自分は別世界に属していると宣言し
呆然とした本多が「それでは、透も、勲も、ジンジャンも、清顕もいなかったことになる。
いや、もしかしたこの私でさえも」と自分の存在意義もわからなくなってるのに
「それも心ごものこと」と突き放す。
本多が生きてきた人生も、本多の存在も否定して、慶子さんよりもずっと残酷な人だと思う。
聡子「…こんなに生きることの有難さを知った以上、それをいつまでも貪るつもりはございません。
どんな夢にもおわりがあり、永遠なものは何もないのに、それを自分の権利と思うのは愚かではございませんか。
私はあの『新しき女』などとはちがいます。
……でも、もし永遠があるとすれば、それは今だけなのでございますわ。……本多さんにもいつかそれがおわかりになるでしょう」
春の雪
649 :
吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 18:03:42
>>648 いい台詞だね。
自決する勇気をくれるよね。
650 :
649:2008/03/20(木) 18:04:52
そんなことしないけどね。
651 :
吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 18:55:02
また隠蔽工作か!!
まさか第三次世界大戦なんてことは…
ちょっとまってくれまだ覚悟ができてない。
これが世界大戦につながるわけがない。というのは、これこれこうだからだ。
中国には核がいっぱいあるからだ。
三島由紀夫が入ってた鉢の木会のメンバー写真じっくり見たら、吉田健一って、ゲゲゲの鬼太郎に出てきそうな顔だった
Mr.ビーンみたいな表情で写ってる写真もあるよ
657 :
吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 02:52:35
まぁ三島はハナクソ丸めたみたいな顔してるけどなw
三島は目がきれい
目が澄んでいる奴には、狂信的な性格をした奴が多く、自分が正しいと思えば
他人に迷惑をかけてでも突き進むね。三島は典型例ともいえる。
お前らも、目が澄んでいる奴を見たら、注意して接した方がいいぜ。
三島は若きサムライのためにで目の澄んでる青年がなんたらかんたらとか書いてたね
一見キラキラしてるけど奥底に光がないとか
661 :
吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 12:53:02
少し,瞳の色素が薄いよね。少し薄いと目立つよね。
生まれつき瞳の色素が薄い人っているよね
三島は肌も元は白かったようだし、赤ん坊のときは髪も金色で、なかなか黒くならなかったらしいから
三島氏は、カチンカチンの「意志」を塗りかためたガラス細工のような視線で、
目がピカッと光っていた。嵐山光三郎著新潮文庫「文人悪食」(527頁)より
三島由紀夫のCDの声聴くと、ビジネス・マンみたいで、文学者ぽくないね
太宰や川端はどんな声だったんだろう
665 :
吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 00:35:14
三島の本を読もうとおもうんだけど、
何を最初によむのがオススメ?
666 :
吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 00:36:50
午後の曳航
最後の頃の「三熊野詣」や「孔雀」なんかどうだろう。
668 :
吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 12:11:02
これほど「死」という文字の多いスレは珍しい
670 :
吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 13:04:39
>>665 春の雪。
めんどくさい議論は飛ばしても、春の雪自体の筋には何の問題もなし。
4部全部読むならちゃんと読んだほうがいいけどね。
仮面の告白。
俺は一番面白いと思った。
昨日あたりから、例のお姉さんがカキコしていないところを見ると、
休日のダンナとシッポリ濡れ濡れなんだな。
まあ、それはそれとして、仕方ないのだが、最近姉さんに惚れてきている俺としては面白くない(´・ω・`)
674 :
吾輩は名無しである:2008/03/22(土) 21:32:40
ここはモホの世界じゃなかったのか…。
>>673 私をいじめて攻めてるうちに好きになっちゃったの?
そんなエッチな想像までして(笑)
◆k2XT3HjFWwさん?それとも違う人かな
おやちゅみ
いや専ら攻めているのは、俺じゃない。
俺は、好意を寄せつつ、姉さんの誤った考えを糺そうとしているだけ。
それにそれほどカキコしていないし(´・ω・`)
おやちゅみ
俺でもないだろw そっちも否定しろボケ。
678 :
真実の正道派:2008/03/23(日) 09:11:47
>>673 自称“家事手伝い”のブルーハーツオバサンは
引きこもりニートの独身処女です。
>>674 ここはヘテロぶってホモフォビア姿勢を気取る隠れホモの巣窟です。
679 :
吾輩は名無しである:2008/03/23(日) 10:36:08
681 :
吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 05:11:13
「花ざかりの森」の作者は全くの年少者である。どういう人であるかということは暫く秘しておきたい。それが最もいいと信ずるからである。
もし強いて知りたい人があったら、われわれ自身の年少者というようなものであるとだけ答えておく。
日本にもこんな年少者が生まれて来つつあることは何とも言葉に言いようのないよろこびであるし、日本の文学に自信のない人たちには、この事実は信じられない位の驚きともなるであろう。
蓮田善明
昭和16年「文芸文化」
この年少の作者は、しかし悠久な日本の歴史の請し子である。
我々より歳は遙かに少いが、すでに、成熟したものの誕生である。此の作者を知ってこの一篇を載せることになったのはほんの偶然であった。
しかし全く我々の中から生まれたものであることを直ぐに覚った。そういう縁はあったのである。
蓮田善明
昭和16年「文芸文化」
交遊に乏しい私も、一年に二人か一人くらいづつ、このように国文学の前にたたずみ、立ちつくしている少年を見出でる。
「文芸文化」に〈花ざかりの森〉〈世々に残さん〉を書いている二十歳にならぬ少年も亦その一人であるが、悉皆国文学の中から語りいでられた霊のような人である…。
蓮田善明
昭和18年「文学」
685 :
吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 11:44:06
前略
「蓮田善明とその死」感激と興奮を以て読み了えました。毎月、これを拝読するたびに魂を振起されるような気がしました。
この御作品のおかげで、戦後二十数年を隔てて、蓮田氏と小生との結縁が確められ固められた気がいたしました。
御文章を通じて蓮田氏の声が小生に語りかけて来ました。
蓮田氏と同年にいたり、なおべんべんと生きているのが恥ずかしくなりました。
一体、小生の忘恩は、数十年後に我身に罪を報いて来るようであります。今では小生は、嘘もかくしもなく、蓮田氏の立派な最期を羨むほかに、なす術を知りません。
三島由紀夫
昭和42年
小高根二郎への書簡から
前略
「蓮田善明とその死」感激と興奮を以て読み了えました。毎月、これを拝読するたびに魂を振起されるような気がしました。
この御作品のおかげで、戦後二十数年を隔てて、蓮田氏と小生との結縁が確められ固められた気がいたしました。
御文章を通じて蓮田氏の声が小生に語りかけて来ました。
蓮田氏と同年にいたり、なおべんべんと生きているのが恥ずかしくなりました。
一体、小生の忘恩は、数十年後に我身に罪を報いて来るようであります。
今では小生は、嘘もかくしもなく、蓮田氏の立派な最期を羨むほかに、なす術を知りません。
三島由紀夫
昭和42年
小高根二郎への書簡から
三島由紀夫はまゆ毛がセクシー
胸毛もあるし、毛深い質だね
村松英子とプールサイドで写ってる写真見ると、村松英子は三島のことを好きだった感じがします
その写真は見ていないけれども、事件前の三島由紀夫は、鬼才の名をほしいままにしていたから、
村松英子が、兄と親しい三島に、愛情というよりも尊敬の念を抱いていたことは容易に理解できる(´・ω・`)
>>688 村松英子が書いた本に載ってた写真です
三島由紀夫も村松英子をかなり贔屓にしていたみたい
三島は胸板は厚いけど、腿や脚にはあまり筋肉をつけてないですね
歴史を喪ったわれわれが、いのちを振い起そうとして今日古典に索めるのは、
歴史を失ってかえって不逞にも己を傲るためにとて万葉集に擬している輩のようなことでもなく、「御時勢」でもない。
古典をまどい尋ねているのは、われわれのうしなったいのちへの郷愁の情である。
蓮田善明
芸術とは、芸術へ花さかしめる意気があらねばならない。
われわれの祖先に於いては、それは国振としてある。このように国のいのちの振い興っている時、「都」の精神というものが生々活々のものとなり、
「みやこび」又は「みやび」として芸術が意気以て花さいている。
それはたとえば平安朝の如く優柔と見られても、子細に省みれば、古今和歌集の如きが国振の復興として「やまと魂」を詩品にまで化したその成跡は、
実に今日まで日本人の雅情として拭い去ることのできないものを打ち樹てたのである。
蓮田善明
そのような国の雅情というものが理解されず、或はかのリアリズムというようなものの影響者に軽蔑さえされている所以は、
彼等に「都」を打ちたてる意気どころか、唯国際主義的なものに、性根もなく眼奪われ随従日も足らざる世界の田舎者の呈した状況であるほかの何ものでもない。
リアリズムという念仏につんのめって手を汚している者に、耀く都の光など思いも寄らぬことである。
スケールとか手法とかを学べば学ぶだけ小ざかしく、かえって人を豊かに養うべき芸術のいのちに反して、今は芸術の勉強家たちが益々貧しくいやしく見えてきていたのは何故か。
蓮田善明
神韻の文学
昭和16年
私はまづ氏(蓮田善明)が何に対してあんなに怒っていたかがわかってきた。
あれは日本の知識人に対する怒りだった。最大の「内部の敵」に対する怒りだった。
戦時中も現在も日本近代知識人の性格がほとんど不変なのは愕くべきことであり、
その怯懦、その冷笑、その客観主義、その根なし草的な共通心情、その不誠実、その事大主義、その抵抗の身ぶり、その独善、その非行動性、その多弁、その食言、
……それらが戦時における偽善に修飾されたとき、どのような腐敗を放ち、どのように文化の本質を毒したか、
蓮田氏はつぶさに見て、自分の少年のような非妥協のやさしさがとらえた文化のために、憤りにかられていたのである。
三島由紀夫
694 :
吾輩は名無しである:2008/03/25(火) 23:07:14
三島の文章の、具体的にどんな所が美しいと思いますか?
午後の曳航が一番美しいと思うのですが。
695 :
吾輩は名無しである:2008/03/26(水) 00:08:20
>>694 比喩が美しいなと思う、春の雪とか
仮面の告白の文章の哀切な感じも好きです
比喩も、「鼻歌まじりの〜」とか「誰にも教えられぬ動きで〜」とか、
天才的な修飾語がいいな、と思います
和菓子の名前みたいな比喩ばかりで素敵ですね、三島。
>>696 和菓子?
たとえばどんな感じの?
春の雪にでてくる花にたとえた描写は綺麗だよね
…昇は愛撫した。女の息は少しも乱れなかった。
…彼女たちは海を見ようとする。すると砂漠が迫って来るのである。
それを海だと思おうとする。しかし砂が口をおおい、鼻孔をおおって、彼女を埋めてしまう。
彼女は男だけの快楽を、恐怖を以て想像する。
…しかし顕子はちがっていた。目をつぶって横たわり、小ゆるぎもしなかった。
三島由紀夫
「沈める滝」より
…彼はいつか、この砂漠に身を埋めた女に陶酔を与えようとする徒な努力が、
彼自身の快楽のためではなくて、ただ単に、虚栄心にすぎぬことに気づいた。
顕子の肉体はそこに存在し、顕子は正にそこにいる。彼女は何も男に挑戦しようとしているのではない。ひたすら自身に忠実に、物質に化身しているにすぎないのである。
このままを抱かなければならない。そう思った彼は、別のやさしさで女を抱いた。
三島由紀夫
「沈める滝」より
作者の創造し得たのは、若さにみち溢れた肉体をもつ生ける屍である。
彼は自己放棄を理想としている。人間のこれ程の非人間化への情想が、私には切なく
やりきれなくて涙をこぼさずにはいられなかった。
作品の中の生ける屍が文字を通して、私の中に、生き生きと場所を占めてしまったのである。
私が独身の友に結婚をすすめるというのは、この作品によって、男がどんなに女によって自己を占領され征服されることをのぞんでいるかを知らされたこと。
自己放棄といい、非人間化への努力といい、愛情を否定する主人公の行為すべてが、
最大の謙虚さで示された愛の渇望に思われた。
田中澄江
「沈める滝」の男と女
…顕子はようやく目をひらいて昇を見た。彼女には見ぬさきからわかっていた。
毎度のように、顕子が目をひらくや否や、顕子のなかの絶望した女と、目の前の絶望した男とが目を見交わすことが。
しかし昇はちがっていた。
…顕子は目をみひらいたままだったが、昇のふしぎなやさしさを見るうちに、涙が流れた。
三島由紀夫
「沈める滝」より
ダメだ、ダメだ、ダメだっ!!
三島の描写は、小説創作技術の教科書としての価値もあることを考えると、
読んでみた印象が良いだけの描写を書き写すだけでは、ダメだっ!
まあ、それだけでも読む価値がないとはいわないけど。
切腹の後、喉を突いて絶命することは、男に陰茎をくわえさせられ、喉奥まで犯されるということの、メタファーである。
三島由紀夫
「切腹の美学」より
704 :
↑:2008/03/26(水) 22:26:36
ダメだ、ダメだ、ダメだっ!!
705 :
吾輩は名無しである:2008/03/26(水) 23:14:28
>>702 ごめんなちゃい
許して……(笑)
>>705 様々な分野で三島由紀夫に影響うけている人って多いと思う
橋元弁護士とかもありそう、なんとなく
707 :
吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 00:25:26
>>694 ああ、わかります。
でも仮面の告白は、凄まじい映像喚起力のある文章もところどころに
ありますが、何故か退屈ではないですか?
708 :
吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 00:26:50
あ、上、695でした。すいません。
709 :
吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 16:10:36
>>705 あんなくだらないもん、よく見るな。信じられねー。
710 :
705:2008/03/27(木) 16:12:13
くだらんタレントのことな。
711 :
709:2008/03/27(木) 16:13:09
↑申し訳ない。間違えた。709から705への意見。
712 :
吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 20:40:19
713 :
吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 20:42:41
斜に構えた態度が痛々しすぎてみてられないよ
アイツらにあるのは思想じゃなく虚栄心だけ
714 :
吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 21:04:53
そんな態度を軽くいなしている三島と三島さんの存在感に圧倒されている全共闘
の学生の態度が興味深い。
大衆なんてそんなもん。何も変わらない。
例えば麻原に対する学生の反応も全くの同質。
お前たちのそれも。
716 :
吾輩は名無しである:2008/03/27(木) 21:23:50
麻原と三島さんを同列に語るのはあまりに理不尽。
>>715 お前は、まるで大衆の一人ではないような言い方だなwww
理解した上でのじゃないだろと。馬鹿はどこまでいっても馬鹿だよ。
それに俺が「一緒」にしているのはあくまで大衆のそんな、反応の方。
>>715 三島由紀夫と麻原を、表面的な事件の現象や反社会性だけで、一色単に見るあなたの考え方の方が単純で、大衆的(あなたの意図する意味で)だと思いますけど
わっかんねーひとだな(苦笑
俺が一緒くたにして、なおかつで馬鹿にしているのは、
判りやすく云うならそうも単純に「感じ入ってしまう」、
マジョリティのそんな、"わたくし“の無さをだろうが。
よく嫁。アタマを使え。あるんなら。
>>707 う〜ん、退屈とは思わないけど、戦後になってからの後半の文体が装飾的じゃなくなっていることが、「退屈」ってことなのかな?
私には、かえって、あの後半の文体が、三島由紀夫にとっての戦後のなげやりな日常への意志が、投影されている感じがして、
前半との対比で、効果的になっていると思います
>>720 プププ
mass と majorityを一緒にしているとはね、もう少し教養を身につけてから来てちょ、坊や。
>>720 マジョリティって?
私は私で、家族が持っていた三島由紀夫の本を見て知って、もっと知りたくなり調べて好きになっただけで、
あなたのいってるような大衆的なもので感じいってなんかいませんよ
>>723 ゴメン、気にしないで。
単に虫の居所が悪かっただけだww いつもだけど。
俺は誰であれ本当は、むやみに傷付けたくなんかない。
このスレって気色悪いですね。
少しでも三島を腐すような事が書いてあると必死に叩きを入れる人が居て気色悪いですね。
低レベルな揚げ足取りか、或いはコピペばっかりで気色悪いですね。
まあ、信者の自慰スポットだから仕方ないのですかね。
>>726 だぅりん、傷ついてなんかいないから、また来て
729 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 00:27:43
こいつ
>>724みたいに語尾にww って、付ける奴には情けなくてムジズが走るぜ。
普段から社会に対しても、笑って誤摩化して人をバカにして生きてきたんじゃね?
730 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 01:26:13
>>727 >少しでも三島を腐すような事が書いてあると必死に叩きを入れる人が居て気色悪いですね。
何が駄目なのか明確でないからじゃないのか?それが、仮にお前みたいな奴なら叩かれて当然だろ。
>結局は自慰スポット〜
こんな稚拙な表現でしか締めれない、テメーがきもいわ。
俺はつまり
>>715だけで済まないお前たちのそんな、”足らなさ”に、
うんざりしてるんだがな(苦笑 めんどくせえ
何が惡いか具體的でないから駄目だ、などと悦に入つてしまふやうな信者様が気色悪いと申してゐるのでありまして、
三島由紀夫に何らの瑕疵があると申してゐる訳では御在いません。
排他的極まりない信者様方の狙ひは一體何なのか、甚だ疑問であります。
抑私は三島作品へ若干の興味関心を抱いてこのスレを覗いたのでありますが、
信者様方の拙劣な遣り取りを見るにつけ、心が萎えて行きました。
或いは、信者様方は三島由紀夫に共鳴してゐるのでなしに、
彼の作品を讀んでゐると言ふ行為其れ自體に酔つてをられるのかも分かりません。空虚な礼賛は、チラシの裏に書くべきと思ひます。
気に入らない論ひならば、反應しなければそれで了ひでせう。始終下らぬ揚げ足取りに没入するのは、馬鹿丸出しと言ふ外ありません。
信者が愚昧に過ぎ、却つて教祖の評価を貶める事になつてゐるのは、誠に残念な皮肉であります。
つまり、評価軸がない。だから溺れる。なにかと溺れたがる。
己のこころの中でおきていることを、どこまでも徹底して微分してゆく――
その能力もまた、意志もない。感情は感情で、しかし現象はどこまで
行っても現象でしか、ないだろうに。
呆れ返るなんて言葉ではとてもじゃないが云い足りない、そんな素朴さ。
あら被ったw あほらし。
てか、俺は今更に信者の、その信者性を問題にしているのではないよ。
そうではなくてね、ただ出ちゃっただけ。俺のひと嫌いが、いつもの様に。
だからゴメンとも。
>>732 私たちの書き込みを、信者とか礼賛とかにしか見れないそのあなたの見方の方が、
何かよく知りもしないで、事件の印象だけで、ただただ三島由紀夫を批判したいだけ、三島由紀夫を好きになる人を馬鹿にしてるだけにしかみえませんよ
批判したいなら、少しは本人の書いた著作を先入観なしで読んだら?
737 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 10:39:54
>>732 悦に入った文章とはこのことだね。
一行読んで、気分悪くなった。なんか勘違いしてね?
>>731>>735 足らなさって?
ある人の考えや思想に共鳴したり、好きになることがいけないの?
それともあなたが共鳴する人に共鳴すれば、足らなくないって意味なの?
739 :
738:2008/03/28(金) 11:49:26
三島の小説なり評論なりを碌に読んでもいない奴が世評に同調してどうこう
論ずるのはおかしいな。三島の小説を読んで批判するのなら納得出来るんだ
けどさ。で、アホらしいのは三島の性向とか割腹自殺したのを興味半分で
どうこう言うの。だってそんなの作品と関係ねえじゃん。
性格が死ぬ程悪い奴が凄く美しい作品を創作する事だってあるし、性格が良い
奴が凡庸な作品しか残せないって事もよくあるんだね。
作品から論じましょうね、三島を論じたいなら。三面記事みたいな批判は
面白くないからね。
国のため、いのち幸くと願ひたる、
畏きひとや
国の為に、死にたまひたり
保田與重郎
昭和45年11月某日
ここの人を貶す文句はあっても、三島の批判なんて書かれていないと思うんです。割腹がどうのなんてのもないし。勝手に言い出して熱くなるとは結構なことですね。
三島作品は面白いのに、
ファンの人達はみんな馬鹿っていうのは残念です。
743 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 17:55:59
744 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 20:35:45
時の流れは残酷だ。三島氏が自らの命を断ち切ってからもう38年になる。
三島氏が自決した場所は今ではどうなっているのだろうか?あの時決行した
ことが今の日本に何をもたらしているのか。今三島さんが生きていたら満83
歳で悠々自適な大作家をして君臨していただろうに。
黙って待ってればノーベル賞はとれただろうね
大江健三郎でもとれたんだから
746 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 21:34:52
三島由紀夫は愛国ないし憂国とナショナリズムを声高に主張し続け遂には自決に至った訳であるが、
作品や彼の生き様を観る限り、実のところ三島自身アメリカ的な肉体主義に陥っていた事が分かる。
あれは日本の武士と云うより寧ろアメリカのボディービルダーである。或いはあの演出的自決を初めとする全体的な生そのものがハリウッドである。
日本よ日本よと主張しつつアメリカ的演出の中で虚構の生を送らざるを得なかった三島は、戦後日本人の象徴であり、
現代の我々の前衛的人物として見做し得ることが可能である。
愛を込めて KF
>>746 三島由紀夫の作品がアメリカ的肉体主義とは全く思わないなあ
ギリシャ的アポロンやディオニュソス、古代ローマの騎士道(武士道に通じる)とは思うけど
>>746は馬鹿だし、それにレスを返している
>>747も馬鹿。
低レベルなスレであることが、よく分かる応酬だと思う。
実際此処に居る悉くは、
仕様も無い馬鹿ばかり。
なよなよした権威主義者だらけで思考能力ゼロ。
本読んでも単語拾っていい気になってるだけ。
ギリシア的アポロンデュオニソスって阿呆か。何処の神だと思ってんだ
750 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 23:11:55
751 :
吾輩は名無しである:2008/03/28(金) 23:43:27
仮面の告白、金閣寺を読み終わった三島初心者ですが、次に読むべきオススメの一冊を教えてもらえないでしょうか?
不道徳教育講座を読まれるべし
753 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 00:00:41
>>751 うらやましい。まだまだ発見が多いと思います。
自分で選んだ方が喜びも大きいと思いますよ。ハズレとかないので。
…なんであれだけの人間があってさ、三島が「私は生まれてから
一度も暴力に反対したことがない」なんてことをほざいた際に、
その場で即座に三島をボコるやつが居なかったんだろうね。
どっちもどっちで口先だけで、実際にはひととしてひとに暴力を
振るうそのことに、全く不慣れであった様に俺には見える。
根は同類なんだろうな。ぱっと見は、青瓢箪の群れVSムービースター
ってな感じではあるが。ぼく笑っちゃいます。
755 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 00:19:14
石原慎太郎に同じことが言えない都民がこれだけいるからむべなるかなw
実害は遥かに大きいがな
756 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 01:30:44
>>754 おまえがバカ。東大生をなめるな。w
「暴力反対ではない」の補集合は、「暴力賛成」ではないよ。
バカだから何言ってるかわかんないだろ。w
757 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 01:37:13
>>756 訂正。
「暴力反対」の補集合(〜ではない)は、「暴力賛成」ではないよ。
758 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 02:44:51
クラウゼヴィッツは偉大、アメリカは正解。言葉の応酬は所詮無意味。
相手を黙らせるには、殺すに如かず、死人は全てこちらの論理を受け入れる。
多数決が不合理である以上、力による統合は放棄されるべきではない。
>>756 だからw
その意味を汲み取れないのなら、無理にレスをする必要はない。
760 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 06:51:07
「憂國」読んだらびびったこれ三島の未来を見事に予言してる
なんていう想像力
これは世界一の文豪だろ
>>754>>759 だぅりん、こんぬつは
三島由紀夫が言っている「暴力」は、むやみに無差別に人を傷つけたり、殺すようなものじゃありません
三島は女、子供を巻き添えにするのは一番卑怯だと言ってます
三島の意味する暴力肯定は、日本をだめにする売国政治家や売国権力者、侵略者を、
真の大和魂をもった憂国者が、自らも後に死ぬ覚悟で相手を斬り殺す意味の「暗殺」肯定です
762 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 11:40:44
あの世紀の天才も、今では冷たい墓石のなかで物言えぬ存在になり果てて
過去の忘却のなかに消えた。人間とは空しいもの。
なんつーか…、ひとがいい加減にかつての自分を恥じて、そういったこと
から卒業するころになってからようやく、数なり凶器なりの力に溺れて
「目覚め」ちゃったボクチャンたちの、そんなおかしみ。
暴力衝動ってのは理屈じゃないよ。
あくまで自分の場合で云えばだが、その瞬間の己を支配している
(具体的な対象への)凍てついた感情と、あとは計算だけ、仮にそれが
後々問題になった際に、極力自分が不利にならずに済む様にとの。
少なくともその中においては自分、自身のそんなの正当性についてなんか
これっぽっちも考えたことはない。ただ、如何に相手を痛めつけ、
なおかつで如何にすればその最中もまたその後までも、自分だけは
傷つかずに済むかと冷たい気持ちで、計算する。
――善悪で云うのなら、ひとがひとを殴るなんてそりゃあ悪いことなのに
決まっている。そんなことはでも子供は子供なりに十二分に承知した上で、
それでもひとはひとに対して、暴力を振るうんだ。
そしてね、ひとのそういった醜さに対して、いい歳をして何時何時までも
劣等感と憧れの入り混じった気持ちのままでいるそんなだからこそ、俺は。
実際、この手の人間はもう、珍しくもなんともないんだよ。普通に小学校
中学校通ってりゃこんなの、クラスに一人や二人くらいは。
よく居るでしょ、プロレス雑誌とかをやたら楽しみにしている様なのが、
マンガ雑誌の広告によくある、メリケンサックやら飛び出しナイフなんかを
自慢げに(でも隠れてw)持ち歩いている類いのが。
…ただし、ビデオではああも腐してはいたが、三島自身が、高い知能を持って
生まれまた努力して教養を身につけた知識人であり、大きな社会的成功をも
収めた彼はれっきとした、勝者だったのだが。そこが凡百のとは、全然に違う。
――がにもかかわらずで彼は、とね。俺はつまりそんな風に、暫定的にでは
あるが三島由紀夫という人物といい、彼と彼の生み出したものとの関係を、
眺めている。
766 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 14:18:12
>>762 一人、安っい事ばかり言ってるアホがいるな。
同一人物か?
わがこころ
なおもすべなし
をさな貌
まなかひに顕つを
いかにかもせむ
夜半すぎて
雨はひさめに
ふりしきり
み祖の神の
すさび泣くがに
保田與重郎
昭和45年11月某日
768 :
吾輩は名無しである:2008/03/29(土) 20:48:53
見たけど、みものでも何でもない。
短い映像を見た限りでは、何も表現していないのと同じだ。
それに、無教養な土着民にしか見えない緒方拳が自分役では、あの世の三島由紀夫はさぞかし不満だろう。
以上
三島由紀夫の役にぴったりな俳優は誰ですか?
よく筧利夫が似てると言われてますね
三島由紀夫の役にぴったりな俳優は、三島本人しかいない。
市ヶ谷のバルコニーでの三島の演技は、さすが三島というべきだからな。
話はとぶが、あのときバルコニーから垂らした檄文の一部が、線を引いて修正されていたのは、
三島の形式美を著しく減ずるものだと思う。それを新しい布に書き直さずに使ったところからすると、
三島は、時間の単位で死に急いでいたと言わざるを得ない。
あの時間帯に死ななければならない理由があったのかもしれないが、誰も解明できていないね。
演技という簡単な一言で片づけないでほしい、浅田彰と島田雅彦の気取ったつまらない対談のように
演技と熱情、本気は矛盾しないよ
>>771 時間な関しては、朝起きて腸が空の早い時間のうちにやらないとだめだったからだと思う
774 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 00:05:40
浅田彰の天使が通るって、思ってたよりあからさまな三島批判じゃなかったけど、
遠回しに斜にかまえた皮肉な文章で、島田雅彦との、中学生同士の知識のひけらかしみたいで、薄っぺらであほくさい対談だった
澁澤龍彦の悪口も書いてありました
776 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 07:04:32
三島由紀夫ぶっちゃけ佳作家だと思う。
社会、精神医学、異常行動、SF、政治、クドイ性描写、奇抜な比喩、
さらりと読めるようにひらがなの多様、逆説を用いた箴言、
オリジナリティーを出したいがための、あまり使われない語句の使用、
今まで諸国の作家が開拓した小説的技法の模倣、
これらがブレンドされているか、または全体の構成がしっかりしていれば
それなりの佳作にはなってるからな。
でも、一流ではないと私は思うね。
777 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 07:35:54
『仮面の告白』、『金閣寺』、『サド侯爵夫人』、『豊饒の海』の四部、
すべてかけても、シェイクスピアのまだ初期の作品である、
『ロミオとジュリエット』一作の価値に、遠く及ばない。
このへんを理解できないと、一生傑作とはなんたるかわからん文学門外漢だろうな。
778 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 07:41:12
>>777 >このへんを理解できないと、一生傑作とはなんたるかわからん文学門外漢だろうな。
ケータイ小説の上がりで本を出させてもらえるくせに、生意気言うな。南京虫が。
>>776 三島由紀夫の作品には、くどい性描写はないけどね
本当に読んるのかな
>>777 じゃあ、シェイクスピアに及ぶ作家が他にいるんですか?今の日本に
昔はいたんですか?
紫式部がいます
そういうのやめようよ。
…って、俺が云うのもすっごくww変か(苦笑 まぁまぁ。
んで、コピペだがこの文章には自分、少々思うところがあったんで張っておく。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1206604006/11 より。
> 何だか小説の読み方とも重なり合うようだ。「一枚の駒の配置からすべて
>が見えてくるように、作者が意図を持って置いた小説の細部は全体の構図に
>つながりうる。ナボコフは『文学とは科学プラス詩』と言ったが、科学の部
>分は私には比較的分かりやすい」
でも、詩なんだよな。
784 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 14:06:05
>>777 シェイクスピアどうのよりも、俺的に三島はワイルドのパクリがむかつくわ
785 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 14:09:50
ラディゲもパクってるし
786 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 14:14:34
三島は真似したがりだからなあ
女神なんかは谷崎のパクリと言われてもしょうがないw
787 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 14:38:01
午後の曳航の登と母親の会話とかだいぶ外国かぶれてるな。
読んでてむかついたわ
788 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 14:51:59
バカの一つ覚えがこいつの作品のテーマだからなwww
>>784-788 実際に本当に作品を読んだ人間の感想とは思えないずいぶん幼稚な言葉だな。
790 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 15:43:15
>>789 さっきからそればっかり、
本当に作品をよんだことがあるの?
ちゃんと読んでるの?
(本当はなにも読んでないんでしょう)?
こんないやらしいものの言い方は三島スレでしか見られないだろうな。
なるほど三島由紀夫もこんな性格だったのかもな。
791 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 15:45:47
他の文学板の人はもっと真摯に意見を聞くのにな。
どうして三島スレの住民はこうも卑屈な人間が多いのかね。
792 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 15:48:06
>>789 実際に本当に
なんて言葉も幼稚だと思うよ。
三島由紀夫が好きなワイルドやラディゲも谷崎も読んだけど、三島由紀夫とは全く別の世界観でしたね
794 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 15:53:49
まぁ何もわからないところが三島ヲタっぽくてかわいらしい。
795 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 15:58:35
用意周到に外国評論家に媚びた後、外国語に翻訳させて、
その作戦が的中してたしかに一時期外国でも売れたが、すぐに店頭から消えた。
こんなもんだろうな。
いいモノと悪いモノの区別のできる人間は騙せないってこった。
796 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 16:05:09
三島由紀夫も安部公房も村上春樹も所詮一過性の流行作家でしょ
797 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 16:52:06
>>795 三島由紀夫の金閣寺は普通ににアメリカで売ってるよ。
>>796 何十年経っても読まれている時点で流行作家じゃない。
店頭に並ぶだけなら池田大作の方が遥かに凄い事になりますね。
三島オタは馬鹿ばっかりで、本なんて読んでもどうせ理解できないんだから、
創価学会にでも入っておれば宜しい。
カルトの信者と此処の阿呆は酷似しておる。
801 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 17:14:34
自ら価値を判断し得ない故、他の権威を持ち出すようなのが、
人間として一等下劣と言うものである。
だから馬鹿にされるのだよ。
803 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 17:45:48
>>802 何もそうカリカリすることないんじゃないの?
コッポラが三島ファンなのは公言している事実をたんに、示しただけのことを
804 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 17:52:38
>>799 店頭に並ぶだけでなく海外にもファンはたくさんいて、パリ憂国忌、ローマ憂国忌がひらかれています
805 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 18:02:34
↑ハズカシス
806 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 18:11:41
三島由紀夫はドストにもワイルドにもゲーテにもゾラにもなれないな。
店頭の隅でひっそり埃被って、たまに日本オタクが、日本刀を買う感覚で買っていくくらいでしょう。
807 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 18:20:18
>>771 三島作品を全部読めとは言わんが、ちょろっとさわりだけだけしか読んでないような監督の
作品を見て、何を感じればいいのかわからんよね。
>檄文の一部が、線を引いて修正されていたのは〜
同感。あれ気にあるよね。もはやあの檄自体にどうでもいい感を感じたよ。
808 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 18:23:29
809 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 18:26:09
さんざん外国に媚を売ったのに、プレイヤード叢書に載ったのは谷崎のみでしたwww
ここの奴らは文脈を読むということをまるで知らん文盲ばかりだな。
811 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 18:54:47
あれ?詰んじゃった?
もうちょっと遊んで相手すればよかったなw
812 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 20:00:44
>>806 別になれなくてもいいよ、三島は三島なんだから
そんなものに興味もないしね
どんな有名な外国の作家より、私は三島の春の雪、金閣寺、仮面の告白が好きだから
あなたはあなたでその作家の本を読んでいれば?
814 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 21:20:45
↑ワロス
815 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 21:22:32
そうだよね、文学的に駄作でも、
三島の全作品の中では、金閣寺や春の雪は傑作だもんね!
>>813はこのスレ常駐の陰毛白髪おばさんでしゅ。
817 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 22:17:55
強いものへの憧れや、過度に貴族趣味的なインテリ風を吹かせる人間
は逆説的に屈折したコンプレックスを持っているものだが、三島さん自体
も、その点を十分意識しつつ、加逆的に自身の身体的・貴族趣味的性向を
増長させて結果的に自身が皮相的に仮想したコンプレックスの権化によっ
て自身の存在を抹殺せざるを得ない段階にまで追い詰められていったとも
いえるのではないか?
818 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 22:25:47
コンプレックスの権化が云々かあ。ちんぷんかんぷんだなあ。
己が何を書いているのか理解しているのかねえ?
819 :
(o^v^o):2008/03/30(日) 22:42:30
ヽ(´∇`)ノ{こぎじじがなんか吠えるねーこんやは。雨だー
820 :
吾輩は名無しである:2008/03/30(日) 23:45:21
人間や人生に対する理解がまだ浅いの。
821 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 00:01:30
今更コンプレックスうんぬんと言う奴も珍しいな。
物事に見方だが簡単でいいな。
822 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 03:27:14
__,,;=--=;,_
_,;=''"""~~~~"'i,/ ;-''''ヽ,"'=;,
/ / /""=,;:-""'`ヽヽ"i;,
/ ,//' /"/ ::,,-''",,-;,"=;,ヽ"::. "i,,
/ ,/' / / /,/ ",,-''"::`i,,ヽ " ヽ ヽ, "i,
./ ,/ ,/ ,/ /.' ,/ -=:;_,,,,_,,::` ヽ i, ヽ :, "l,
/ ,i ,: / /,::-",,=''''""""...."''=:,l, i, ヽ :, 'l,
,l / ,l' ,: ,:'"/'/"::::. ... .. . . .:::ヽ:,`i, l, ヽ :, 'l,
| ,: ,: ,/ ,i : : ,:/:::::.. ::., ..::::::::i;, 'l, ii, l, :, 'l,
/ : ,: ::/ ;: :,' ,''l,i'二=-;;,,_ .::. __,,,=ーl, l;:l;:. l, ':, l,
| :.:,, ,::,' ,' ;' , i ,i |:_;;;;;;;_`'=i':. i;;=';;;;,_~l; 'l;:;: ::.i, : l,
,l' ::./.i ,i' :..: : l, :, |< ( o)ヾヽ::. :::;=i"oヾi,;|;:. i, i, ';, . ,'l, <今夜も三島由紀夫の薔薇刑をオカズに抜こうかしら
,l ;:;' ,' ::, : :i, :,ヾ'''''''" .::::: .::`"'-='''":'l; ;' i ::., i;.|
/:;: i ,i ::. ::::;;:: :, ,i;,'l, .;' ::.,, :. .:::|,::i ,: :, ,,i::'l,
.| / :,/..:' :. ':,::::,::;' ::'l,i,:. (_ ;っ.i,oヽ .::::;l::,i: / :.' i, 'l,
,i",; ,;i;:::' ;. . ;; :::.. ,::,i'l;:. ,..,:,:: "~,." .:::;;;:,/:/;'..:: :: : ':, l,
l,/,:::,i :: :::. ';::.:::: .::/;i,.__;;::;,,:,,;;,_,,,;,;___. ,i:::::/:;':::::;::::::: :: :;,l
| l,: :: ,,'' "::, ::::::::: :::: :::ノ;;:"`=,""'''-=''''',=";;/:/::::::::::::::::::::: ::/
|:::,l,.:::;;:::::;;::::..:: :::::::;;,=i;:,', : :.. "'''=-''"~,:,'./;/::::::::::::::::::::; :: /`i
-|;'l,: :: .. ...::::''"//:::::;'l;;:,';,';... ..,:':";,.. ,;::,/=":::::::::::::::::::;' /ヾ,l
i;:'l,::, '''''::::::::::.:::: ./::::::::::::"'=:;,,;;;;,,;;;;;;,,;;,,="--;;::::::::::::::::;':, ,i::ヽ,:i,
.,l' l :::::::: ..:::: ,/,,:::::: :. ::. /,,- `i,;:;;;;;=''",,;;;- -::
823 :
はるか高み:2008/03/31(月) 05:04:30
啓一郎が結婚がするという。お相手の血液型と身長がこの僕と
まったく同じであった。それで解かった。
啓一郎は結婚後、死ぬか蝉の抜け殻になるんだなあ、どちらにしても
移り身なんだよ。つまりこの僕に化ける為になんだよ。
「こけのむすまで」は、「こばけのむすまで」なんだよ。「む」は
啓一郎だ。あとはそのまま読んでくれ。ひとつはそれで読める。
「源氏かるた」の「うつせみの身をかへてけるこのもとに」という
上の句も、「うつせみの身をかへてばけるこのもとに」なんだよ。
「こ」とは僕のことだよ。あとはそのまま読んでくれ。
そのふたつで君たちにもなんとなく理解できるだろう?
824 :
はるか高み:2008/03/31(月) 05:13:29
僕でなくてはあることを成せない。
しかし僕はけっして彼等の思うようにはならない。
で、化ける。
化けて通るならもう僕は不要なんだろうなw。
なんだかなぁw。そんな簡単ではないだろうよw。
夢物語としてでも聞いて置くよ、啓一郎君w。
825 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 05:40:01
↑なんか桐生操みたいなバカっぽさがある
けだし常軌を逸してをる。
三島由紀夫って写真より喋ったり動いている映像の方が、ハンサムで目がキラキラしてかっこよくて、ちょっとびっくりした
美輪明宏が三島由紀夫のことを「眉毛が濃くて、おでこのうぶ毛がキラキラ光って赤子のようだった」と言ってから、実物はもっと素敵だったんだろうね
あの人(三島)は、ほんとうに純粋で赤ちゃんみたいにきれいな魂の持ち主だったんですよ
美輪明宏
(三島は)「日本少年」とか「少年倶楽部」で育った時代なんですよね。
少年というのは凛々しくて、潔く清くて、正しくて、優しくて、思いやりがあって、親孝行だという「少年倶楽部」の世界そのまま律儀に全部、細胞の中までにしみこませて、そのまま死んじゃった人なのね。
普通、中年になったら、世俗的な手垢がついてきて、小ずるくなったり、いろいろするじゃないですか。
それに全然染まらなかった不思議な人でしたよ。
美輪明宏
830 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 17:00:20
美輪明宏の話なんかどうでもいい
あの馬鹿はどうせなんもわかっちゃいないし
美輪の話を真に受ける奴も軽薄極まりない
三島は鏡を見つける度に、カッコよく見える確度とか研究してそうで嫌。
ボディビルダーのポーズを取って、悦に入ったり。悪くすれば、鏡の自分を見てオナニーしてたりとかも、あり得る。
鏡の自分に顔射したいけどどうしても届かなくて、発射した精液を顔に擦り付けてニヤって笑ったりとかね。
ハッと我に返って、異常な行動を振り返っては、興奮したりだとか。うろたえる自分の乙なもんですな、とか本気で思ってそう。
それを突き詰めたところの「滅びの美学」を敢行しちゃったんだから、本望だろう
>>796 庶民に愛される流行作家にもなれなかった大江健三郎よりはマシだろう。
835 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 19:29:35
現実が本質を作るというたとえがある様に、三島さんも自身が作り上げた
虚像がいつしか本質にとって変わられた観がある。
影から実像を浮かび上がらせるのが
三島文学の本質
837 :
吾輩は名無しである:2008/03/31(月) 20:37:55
人間の本能的欲望といえば、食欲と性欲が考えられるが、これらの欲望の行きつくところ
すなわち自己保存本能に他ならない。一方絶えず死の影を夢想し憧れていた三島は、人間の
本性とは根本的に反す死の欲望化を本能とした文学の再興を企図し、結果的に文学という虚像
の権化によって身を滅ぼされた観があるといえないだろうか?
書くものはなくなったと言い残した人がですか
>>836 臭すぎ。
つうか、三島由紀夫を評価する以前に、一般的な文章表現が分かっていないということが、よ〜く分かる。
お前が、腹を切って死んでも、あの世で会った三島は『微かな嘲笑を浮かべる』ことすらしないだろうよ。
それでもよければ逝ってよし、という浅薄な言葉を送る。
速く逝け。
>>837 文学に身を滅ぼされたとは思わないです
三島由紀夫は文学の限界、有効性の限界を悟っていたから行動に出たわけで、三島の少年時代の書簡や様々な人との関わりをみると、
三島の本質には、社会や世界に対する思想や未来への先見が、しっかりあったのはあきらかです
虚像といっても、それは三島由紀夫のなかに元々持っていたもので、それを現実化させたことと、その意思そのものが、虚像ではなかったという証になると思います
>>837 もっと、日本語の文章力を高めてからカキコした方がいいよ。
>>840 >>837がアホだと直ぐに分かるくらいに、常識を高めてからカキコした方がいいよ。
三島の内面と世の常識をイコールで結ぶとは過激だな
>>842 これは脳足りんだな。
>>843 するまでもない、アレに反応したこと自体が非常識ということ。
ここの馬鹿は餓鬼ばかりなんだろ?
理解出来もしない熟語を得々として遣ってみっともないぞ。
ヤンキーに憧れる厨房より恥ずかしいわ。
あと100年くらい経たないと、三島由紀夫がどれだけ日本へ大事な社会提示を遺してくれて、
自ら日本の雅そのものを体現しながら桜のよう散って見せたのか、理解されないと思います
假にも文學を語らふ処であるといふに、
斯くも日本語の不自由な輩で溢れてゐるのは何故だらう。
848 :
↑:2008/04/01(火) 00:15:48
あなた見たいな達観者が多いからですよ。
849 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:21:51
切腹が雅かあ。いやな雅だなあ。
それにしてもいつもながらにわかりにくい文章を書きますね
>>846 わかりにくいというよりもくだくだしくて読みにくい、かな。
できるだけ平仮名だけで書くように練習をすると、熟語に頼らずに
書けるようになりますよ。
「日本へ大事な社会提示を遺してくれて」はとくに意味不明です。
てにをはの使い方をまず、しっかりと勉強しましょうね。三島うんぬん
いうのは、それからでも遅くないです。
851 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:29:19
三島由紀夫考えてる日本って、すでに輸入されたあとの日本だったり、
本で学んだ古来の日本じゃねーか。
肌で感じた日本じゃねーんだよ。
どんなに頑張ったって泉鏡花や谷崎潤一郎の出す味に比べると偽者だな。
852 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:37:40
川端康成も、三島由紀夫も、谷崎の卍すら越えていない。
三流作家にもほどがある。
古来より我が国の文化とは異国の其れを輸入し、
昇華することにより育まれて参りました。
大谷崎や鏡花とて支那の影響を拭い去ることはし得なかったわけであります。
そうした我が国の伝統を無視して、真贋を語るのは甚だ愚かしいと思いませんか。
854 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:41:06
855 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:43:31
856 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:43:32
だとしたら戦後の日本だって立派な日本じゃないか。
それなのに、なんで谷崎や川端や三島は、外国から輸入する日本を積極的に描いていかなかったんだ?
857 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:47:54
美しい星、面白すぎる
40近くも年も前に死んじゃったのに、ムキになって批判されるほど存在感のある三島由紀夫ってすごいね
859 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:50:02
そりゃあ犯罪者だから批判するでしょ。
860 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:51:25
大江健三郎の名前が出たとたんに荒れるスレ
861 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:52:19
谷崎→戦前の日本の良さを知っていた
川端→戦前の日本の良さをちょっと知っていた
三島→戦前の日本の良さをほとんど知らなかったが、日本美ブームに乗っかった
これが三島の腹立たしいところ。
862 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:57:18
三島スレの粘着アンチは大江健三郎ひいきの中国共産党工作員だな。
863 :
↑:2008/04/01(火) 00:58:17
まぁ反論できなくなると、こんな風に言うのが三島オタらしいな
864 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 00:59:29
865 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:01:39
ただのいやがらせに反論の必要なし。
866 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:08:22
三島も論戦して配色濃厚になると、よく陰で悪口言ってたみたいだね、君らみたいだw
867 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:12:18
新潮社からでてる、川端の作品に対する、三島の解説なんて、
もう読んでて恥ずかしくなるくらい稚拙。
868 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:12:55
”黒幕”は(中国共産党)党内序列第5位の大物!
http://www.wldintel.com/ 中国の宣伝戦を担う「中央対外宣伝弁公室」&「中央宣伝部」
中国の宣伝戦を指導する最高責任者が、今年10月の共産党大会で序列8位から5位にアップ!
■2つの顔を持つ宣伝機関
中国は世界にも稀に見るプロパガンダ大国だ。革命戦争の時代から思想戦・宣伝戦・心理戦といったものが極めて重視されてきたが、その伝統が今の時代にも引き継がれている。
現在、中国の対外プロパガンダを統括する機関は、共産党中央直属の「対外宣伝弁公室」という機関である。
この組織は、党中央直属組織でありながら、同時に政府(国務院)の「新聞弁公室」でもあるという2つの顔を持つ。
対外的には「政府機関ですよ」という正統性を持ちながら、その実は党中央直属組織ということで、実質的な権限を持つようになっている。
言わば外向きの顔(政府機関)と内向きの顔(党中央機関)があるわけだ。
中央対外宣伝弁公室(=国務院新聞弁公室)の機構は「ニュース局」「国際交流局」「映画・テレビ・出版局」「インターネット局」という構成になっている。
869 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:21:13
>>867 三島信者は、多分一番三島由紀夫を理解してない人たちだからあんまり怒らないであげて
程度の低い煽りですこと。
どの辺りで論戦があったと申されるのか。よもや輸入云々が其れではあるまいし。
871 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:29:46
三島スレに粘着する連投アンチは大江健三郎ヲタの中国共産党工作員です
切腹でハラワタふきこぼれが雅ってのはどうしても笑える。
873 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:35:07
三島マンセーすることだけが、このスレの目的だから、アンチは他のスレでやれ。
874 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:41:41
信者かアンチしかいない。
だから私はこのスレでまともな三島作品論をしたことがない。
三島作品のここがすごい。
この考え方、行いは実に画期的。
そうやって信者の顔色窺って書き込まないといけない。
そんなのでまともな作品論ができようか?
875 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:43:52
ハラワタふきこぼれが雅という感覚はむしろ日本の正統な
美意識を汚しているのではないか?
三島を礼賛することがむしろ日本美を貶めている結果になっているような
気がします。
あまりに倒錯すぎだ。
877 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:47:01
>>875 あの行為が雅だと言っている人は、三島愛好家でも、そうそういないのではないのでしょうか?
熱狂的なカルト集団の倒錯した意見でしょう。
879 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:50:14
”黒幕”は(中国共産党)党内序列第5位の大物!
http://www.wldintel.com/ 中国の宣伝戦を担う「中央対外宣伝弁公室」&「中央宣伝部」
中国の宣伝戦を指導する最高責任者が、今年10月の共産党大会で序列8位から5位にアップ!
■2つの顔を持つ宣伝機関
中国は世界にも稀に見るプロパガンダ大国だ。革命戦争の時代から思想戦・宣伝戦・心理戦といったものが極めて重視されてきたが、その伝統が今の時代にも引き継がれている。
現在、中国の対外プロパガンダを統括する機関は、共産党中央直属の「対外宣伝弁公室」という機関である。
この組織は、党中央直属組織でありながら、同時に政府(国務院)の「新聞弁公室」でもあるという2つの顔を持つ。
対外的には「政府機関ですよ」という正統性を持ちながら、その実は党中央直属組織ということで、実質的な権限を持つようになっている。
言わば外向きの顔(政府機関)と内向きの顔(党中央機関)があるわけだ。
中央対外宣伝弁公室(=国務院新聞弁公室)の機構は「ニュース局」「国際交流局」「映画・テレビ・出版局」「インターネット局」という構成になっている。
881 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 01:51:39
大江健三郎がどうの、ってのもよくわからない。
自ら三島由紀夫を大江健三郎の次元まで貶めているのに気づかないのか?
アンチの煽りはくだらなさすぎて毎回同じ自演とマンネリ連投。
883 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 02:10:44
現実が本質を作るというたとえがある様に、三島さんも自身が作り上げた
虚像がいつしか本質にとって変わられた観がある。
884 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 02:14:34
人間の本能的欲望といえば、食欲と性欲が考えられるが、これらの欲望の行きつくところ
すなわち自己保存本能に他ならない。一方絶えず死の影を夢想し憧れていた三島は、人間の
本性とは根本的に反す死の欲望化を本能とした文学の再興を企図し、結果的に文学という虚像
の権化によって身を滅ぼされた観があるといえないだろうか?
886 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 02:18:08
きっと三島由紀夫はね
やっぱり「天人五衰」の透を本物の転生として書いたんだと思う
三島一流のアイロニーで、拝金まみれの空疎な日本では、天使の透はひたすら五衰していくしかないという寓意をこめた気がした
887 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 02:23:08
ブルーハーツばばあとか言われてる人とか、はるか高みとかいう人とかもういいわ
久しぶりにまともな三島論を拝みたいんだけど誰が切り出して〜
中国人には死んだ人の悪口をいつまでも云う習慣があるという。
あぼーん
あぼーん
892 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 09:20:23
>>888 >中国人には死んだ人の悪口をいつまでも云う習慣があるという。
蹴ったり踏んだりして亡骸を傷つけるんだ。
日本で生まれ育った俺には考えられないな。
>>883 影から実像を浮かび上がらせるのが
三島文学の本質
今度の学制改革で来年か、さ来年、私も兵隊になるでしょうが、それまで、日本の文学のために戦いぬかねばならぬことが沢山あります。
去年の戦果に、国外国内もうこれで大丈夫と皆が思っていた時、学校へ講演に来られた保田與重郎氏は、これからが大事、これからが一番危険な時期だと云われましたが、今にしてしみじみそれがわかります。
文学を護るとは、護国の大業です。文学者大会だなんだ、時局文学生産文学だ、と文学者がウロウロ・ソワソワ鼠のようにうろついている時ではありません。
平岡公威18歳
徳川義恭への書簡から
私は日本民族の永遠を信じる。
今や三島氏は、彼がこの世の業に小説をかき、武道を学び、演劇をし、楯の会の分列行進を見ていた、数々のこの世の日々よりも、多くの国民にとってはるかに近いところにいる。
今日以後も無数の国民の心に生きるようになったのだ。そういう人々とは、三島由紀夫という高名な文学を一つも知らない人々の無数をも交えている。
保田與重郎
総監室前バルコニーで太刀に見入っている三島氏の姿は、この国を守りつたえてきたわれらの祖先と神々の、最もかなしい、かつ美しい姿の現にあらわれたものだった。
しかしこの図の印象は、この世の泪という泪がすべてかれつくしても、なおつきぬほどのかなしさである。
豊麗多彩の作家は最後に天皇陛下万歳の声をのこして、この世の人の目から消えたのである。日本の文学史上の大作家の現身は滅んだ。
保田與重郎
私と彼とは文体もちがい、政治思想も逆でしたが、私は彼の動機の純粋性を一回も疑ったことはありません。
武田泰淳
898 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 10:37:31
フランシス・コッポラは映画「地獄の黙示録」の撮影時、三島の「豊饒の海」から作品の構想を膨らませています。
各所に散りばめられた神話的メタファー、世界観、ラストの東洋的ニヒリズムなど随所に三島からの影響が指摘されています。
また、現代文明に疑問を抱き特殊戦部隊に志願した38才の中年カーツ大佐は三島の造形であるといわれています。
900 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 12:17:09
アンチも信者もおかしな奴ばっかだけど、一番ひいたのかこいつだね。
>>799 気持ち悪い。
901 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 14:44:38
貴様ラ仏罰ガ下ルゾ。先生ヲ虚化ニスルトハ何事カ。
「戦場は地獄だから怖いのではない。戦場では特に地獄が天国に見えるから怖いのだ。そういう人間が怖いのだ」とコッポラは言っていますが、
これは三島の作中の主題と共通したもので、「仮面の告白」のエピグラフの「悪行の中の美」、三島の生涯の追求したテーマの一つだった「悪と美、死とエロスを通した人間存在の謎」へと重なっています。
三島も著書のなかで、人間性という地獄の劫火を悪と美に喩え、美と悪、芸術と犯罪の関係について述べています。
三島由紀夫に影響を受けたと指摘されているアーティストのなかにフランシス・コッポラと大島渚がいますが、
コッポラが自身の「地獄の黙示録」撮影時に読み、作品の構想のヒントにした三島の『豊饒の海』四部作を、全て映画化する構想を語っていたことは有名な話です。
「春の雪」をコッポラ自身が監督して、「奔馬」以降を日本人監督に任せ、コッポラはプロデューサーにまわる、と予定していたようです。
その監督候補に大島渚が挙がっていましたが、渚の病気などの理由のため実現はできませんでした。代わりに監督できるのは、今の日本では北野武くらいでしょうか。
「戦場のメリークリスマス」にも三島へのオマージュが入っていますが、大島渚は「鏡子の家」、「美しい星」も映画化したかった旨を語っていたようです。
904 :
( ̄^ ̄):2008/04/01(火) 16:07:13
コッポラは黒澤明を師と仰いでいたが、三島は黒澤の政治認識をせせら
笑っていたのは有名だな。三島は実は漫画好きだったが、手塚治虫の
『鉄腕アトム』を高く評価していたものの『火の鳥』については「日教組
御用達の漫画家に手塚も成り下がった。』と批判していた。
因みに手塚が自作品で最も評価していない作品が『鉄腕アトム』なんです
ねえw
906 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 19:18:12
三島の映画を観たいです。
907 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 19:41:40
危惧もなにも…当然だろう。
<映画「靖国」>上映取りやめを文科相が危惧
4月1日13時10分配信 毎日新聞
ドキュメンタリー映画「靖国」の上映を取りやめる映画館が相次いで
いることについて、渡海紀三朗文部科学相は1日の閣議後会見で
「嫌がらせや何らかの圧力により、結果的に作品発表の機会が失われ
たことは大変残念。表現の自由や制作者の活動に、何らかの制約が加
わらないか危惧(きぐ)している」と述べた。【加藤隆寛】
908 :
↑:2008/04/01(火) 20:20:27
こういう馬鹿に、表現の自由という言葉の意味を教えても、馬の耳に念仏といったところなのだろうな。
>>905 確かにアトムは陳腐な道具仕立てだが
手塚の画力はあの頃が最高
別に手塚は思想云々で語られるような人間じゃないし、
思想や画力で言ったら水木の方が上だし、
三島と一緒で手塚も過大評価されてるな
まあ、お二方とも頭は良かったけど
910 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 20:31:34
「表現の自由」というのは「言葉」に過ぎない。
そういう「言葉」を超えたのが、三島じゃないのか?
英霊の有体を汚すような映画は断固廃棄すべき。
三島スレなのに、なにいってるんだか
>>908
911 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 20:37:38
自由が認められるのは善や義務を行う自由である場合に限られるの
は当たり前のこと。明らかな悪意や我々の祖父達を悪戯に貶めるが
如き行為を止めさせようとするのは極めて当然であり、むしろ、民族
の義務であると言うべきです。
この様な映画を日本で上映しようとする者達の破廉恥加減に思い至ら
ず、表現の自由を云々する日本人は頭も心も完全に狂っており、
良識ある日本人が黙っていられる筈はない。
目を覚ませ、日本人!
表現の自由という概念に三島自身は守られてきたわけで、三島が生きていたなら上映を容認した上で、
言論で批判したはずなのだが、まともな議論をするだけの知識に著しく欠けている馬鹿には分からない。
ど低能がこんなにわらわら涌いているのは実に圧巻であるな。
終わってる
915 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 21:01:14
表現の自由w そんなものを超越したところに三島はある。
文学の前に、国体がある。だからこその三島のあの最後だろ?
三島の自決も表現の自由ってか? 国賊ども、片腹いたし。
三島の自決も表現の自由に基づく行為だ。
なんつったって、バルコニーであれだけパフォーマンスをやらかしたわけだからな。
まあ、犯罪行為が伴っていたから、あれは憲法上の表現の自由の保障を受けられなかったけどね。
もっとも生きていれば有罪判決が出たはずなのに、容疑者死亡で書類送検され、法律通りに
公訴棄却判決ということになってしまったけれども、三島は間違いなく表現行為であることを意識していた。
そうでなければ、『三年待った、もう待てない……』などという、笑わせるカキコをするはずがない。
>>912 それはどうかな
中国が恣意的に靖国を貶める意図が予想されるものだったら反対すると思う
深沢七郎の小説も、実際のところは推薦していなかったし、むしろ三島は社会的混乱があると危惧してたらしいよ
>>916 表現の自由、表現の自由
やだやだこういう屁理屈男は一番気持ち悪いわ
上の2スレは、例の婆さんの連続投稿でしたwww
パフォーマンス…人が生死を賭けた情熱を…
浅田彰のような皮肉屋の増加が日本を滅ぼす。
>>903に追加
野沢尚も春の雪の映像化を希望していたが、実現できないまま亡くなった。
>>920 それをパフォーマンスとして表現できたからこそ、三島は表現者としての人生を全うできたんじゃないか。
おまえ、バカすぎ。
923 :
はるか高み:2008/04/01(火) 23:45:32
うつせみの身をかへてばけるこのもとに
なほ人がらのなつかしきかな
「は」が入って、上の句の五・七。五に疑問も持たないのかねw。
下の句について、その下の句と同様の三島の言葉を引用しよう。
「僕は太宰さんの文学は嫌いなんです」。
君等なんかには到底判らないだろうけど、三島のこの「僕は」、ばけの
「は」なんだぜ。
太宰治は三島のこの言葉を即座に理解し、見事に天界の言葉で返している。
第一、考えても見たまえ、三島や太宰が君等のレベルでものを言うと思うの
かね。
三島や太宰のは全部違うんだよ、おばかさんw。
君等が文学を語るのは億兆年早いんだよw。
文学ってのは実際怖ろしいものだし、
君等が思ったり考えているものとは全然違うんだよw。
924 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 23:47:18
いまや手塚治虫の方が三島由紀夫なんかより上ですね!
925 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 00:27:32
>>923 >君等が思ったり考えているものとは全然違うんだよw。
うちらが思ったり考えている文学で全然けっこうだよ。
926 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 00:31:31
みをかへ 、を入れ替え
928 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 00:33:23
みをかへ、入れ替え。
929 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 00:44:36
ダヴィンチコードか?w
まじたわけだなw
930 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 01:52:33
手塚とか、Wikiをそのままコピペしたみたいな、ばかばかしいこと書くなよ。
どうでもいいよ、漫画家の話なんか。
ある日公威は威一郎を連れてデパートに参りましたが、何か玩具のことで親子喧嘩したと見え、そのとき
「お父様なんか死んでしまえ」と言われたようです。真顔で悲しそうに私に訴えに参りました。
そのときの公威の心境が今日になってよく判ります。
平岡倭文重
>916
パフォーマンスってのは観客が在って成り立つもんだから
その意味では成功だったな
三島の行動に対する、
各界著名人・政治家その他市民一人一人に到るまでがどのように反応し受け止めたか、
同時代の人間として見れなかったのが悔やまれるな
そもそも三島にとっての天皇中心の価値観とは憲法の上に存立してたけどね
935 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 20:42:38
真の改革とは伝統を守りながら創造することです。
今、日本は明治維新以来の変革期にきていると言っても過言ではありません。
小泉総理が推進している構造改革は明治維新以来の日本人の手による改革であると思います。
さて、明治維新は、幕府をなくして天皇親政にするという文字通り復古運動でした。
ところが、明治政府がおこなったことは「近代化」であります。
明治維新の象徴である明治天皇は生きたパラドクスであられたというのは
私が尊敬する渡部昇一先生のお言葉ですが、
明治維新は700年前の天皇親政を取り戻しながら、
近代化を推し進めた、ここに明治維新の特徴があったわけです。
だからこそ日本は困難な時代において、アジアで唯一欧米に植民化されることなく、
日清、日露の戦争に勝ち、近代国家へと生まれ変わることができたのです。
私は、日本再建のキーワードとして「伝統と創造」を掲げ、
日本のよき伝統を守りながら創造を続けることで真の改革を実現したいと思っています。
936 :
はるか高み:2008/04/02(水) 23:31:13
文化防衛論がどうしたってw。
世を忍ぶ仮の姿については評論家や君等が勝手にほざけばいいw。
文化防衛論のひとつを教えよう。
古今集序の「よろずのことのば」なんだよ。
937 :
↑:2008/04/03(木) 02:47:33
ムキになる、はるか高み
938 :
吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 17:52:38
例えば今、三島由紀夫が潮騒でデビューしても売れない気がする
不毛な仮定をもちだされてもねえ・・・
現実には三島由紀夫は潮騒でデビューしたわけでもないし。
三島由紀夫という作家がいなかったと仮定して、今年二十代の若者が、あの「仮面の告白」を発表すれば、
まちがいなくプロ作家デビューできると思う。
つうか、年齢に関係なく三島と同レベルの小説が書けるのなら、プロ作家になれるだろうよ。
三島由紀夫の筆力と眼力があれば、戯曲家としても、舞台や映画、テレビの脚本、台本…、現代でもいくらでも一流で活躍できるよ
橋田寿賀子程度でもデカい面してやってるんだから
942 :
吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 22:10:26
三島の戯曲の中で優れた作品はどれでしょうか? やはり「黒蜥蜴」ですか?
943 :
吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 23:31:57
>>942 「黒蜥蜴」は、乱歩の世界を尊重しながら三島由紀夫流に、より傑作に押し上げた成功作の一つだと思います
近代能楽集なかの「卒塔婆小町」も人気があり、「鹿鳴館」「サド侯爵夫人」とならぶ傑作といわれています
ちなみに、近代能楽集のなかの「弱法師」は蜷川演出で藤原竜也が、東京大空襲で目を焼かれ盲目となった美少年の役を演じ、藤原の俳優としての評価が高まりました
944 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 12:04:13
この世の終りが来るときには、人は言葉を失って、泣き叫ぶばかりなんだ。たしかに僕は一度きいたことがある。
三島由紀夫
「弱法師」より
945 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 12:07:01
僕はたしかにこの世のおわりを見た。
…それ以来、いつも僕の目の前には、この世のおわりの焔が燃えさかっているんです。
…世界はばかに静かだった。静かだったけれど、お寺の鐘のうちらのように、一つの唸りが反響して、四方からこだまを返した。
へんな風の唸りのような声、みんなでいっせいにお経を読んでいるような声、あれは何だと思う?
…あれは言葉じゃない、歌でもない、あれが人間の阿鼻叫喚という奴なんだ。
僕はあんななつかしい声をきいたことがない。あんな真摯な声をきいたことがない。
この世のおわりの時にしか、人間はあんな正直な声をきかせないのだ。
三島由紀夫
「弱法師」より
三島由紀夫のセリフは口に出してみると、その巧みさが分かるね
ひとつひとつの音調、言葉リズム感の素晴らしさは歌舞伎が身についていたからかな
947 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 16:36:43
948 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 16:57:56
金閣寺で今日三島文学にはじめて触れた。
他にオススメ教えて下さい
949 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 17:02:15
三島由紀夫が過去にいなかったら、石原慎太郎から平野啓一郎まで、デビューすら出来なかっただろうよ
俺なら金閣寺を読み直すね。ふふ
>>947 仮面の告白は現在でも売れてるよ
発行された日から何百回刷も改版され続けているし
953 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 20:18:42
仮面の告白は直接読んだことないけど、同性愛小説の一種ですか?文学的
感性の持ち主はやはり三島、折口、ワイルド、の如くゲイボーイ的もしくは
レズめいた人種が多いのでしょうか?
>>953 折口とは誰か知らないし、ワイルドも詳しく調べたことないので、その作家たちが本当に同性愛かは私には判りません
三島の仮面の告白は、私小説が尊ばれるリアリズム主義の時代空気に合わせ、皮肉を込めて私小説風告白形態をとった多重構造になっていると思います
仮面の告白には、人間の根元的なエロスと死、神聖と汚濁のテーマと、
三島個人の戦争時代の青春(死と隣り合わせの生=性の実感)と、戦後(生の至福なき日常)の不安への予兆が暗喩されたもので、単なる性倒錯告白小説の枠におさまらない三島の不朽の名作だと思います
955 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 22:07:18
>>954 あんたのレスって文体を固くしただけで中身ないね。もっと簡潔に三行で言えるでしょ。
三島は自分を小説には出さないって教授が言ってた気がしたお。
ちなみに東大の山口たんゼミです自分。三島よりもあちらの方のが
自分は好きですけどね★★まあ文学なんかしょせん娯楽だよねん
956 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 22:19:58
まあ、折口信夫も知らんのが三島オタの平均値なんだろうな。
>>955 その教授は教授という名ばかりなんじゃないでしょうか
いくら文学部出て、頭で読んでいても、その作家への共感や共鳴、作者が発している信号を受け取る感性がなければ、年齢や学歴にかかわらず、その作家を理解できないと思います
それと女子があなたみたいな、そんな変な口調しないと思うけど(笑)
エロスとタナトス
ロゴスとパトス
アポロンとデュオニソス
この辺の単語を適当にちりばめて、
漢語もどきを執拗に遣えばあら不思議、
貴方も知的に見えちゃいます。
このスレ限定で。
>>956 その人を知らなくても、三島由紀夫をよく知ることに何の支障もありませんが
>>957 信号(笑)
学歴(笑)
頭で読む(笑)
961 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 22:33:33
>>957 あたしもあんたみたいに
『自分だけが分かる』
と初めて辞書片手に読んだ中学の時思ったかも。
あれから何年たったんだろ?金閣寺って
『なくなる恐れがあるから輝く』
だよね。金閣が美しいのは明日空襲で燃える恐れがあって明日には見れなくなるから美しい。
と中学の時は感じていたりw
空襲がなくなったから燃やそうとしてしまうラスト、とか。
でも、大学出て読み直すと笑えたわw
>>958 その程度の単語が知的と思っているようじゃ、三島由紀夫の本も読んだことない方でしょうね(笑)
963 :
あ:2008/04/04(金) 22:38:38
>>962 あなた、三島由紀夫しか、読んだこと、ないですか?
わたし、何故か、そんな気が、する
>>961 その程度の読解力じゃ、一生かかっても金閣寺は読めないから無理して読まなくていいと思いますよ
三島の小説よりも
>>964さんの切れ味鋭いレスの方が面白いですね!
特に読点を打たない辺りに感銘を受けます!
>>963 他にも三島由紀夫に繋がるものは、一応読みましたよ
基本的に私は三島由紀夫に関係ない作家には興味ありませんし(笑)
967 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 22:56:54
ぶっとい釣り針が垂れ下がっておる……
968 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 23:00:02
まあいいんでない。あたしは東大卒ってだけで満足してる凡人だし。
三島研究するといいね。それでは。
三島オタの中でもとびきり程度の低い奴がいるな。
視野が異様に狭い。
昔の三島作品DVD貸してるTSUTAYAとかある?
971 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 23:24:02
三島文学の中でゲイボーイ連中が歓喜する描写のある小説はなんですか?
972 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 23:25:44
仮面の告白
タバコ
禁色
池田理代子が描いた漫画「春の雪」が中公文庫から出てる
975 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 11:12:06
漫画とか映画ってストーリーが重視されそうで
純文学が不向き偏見がある。ぶっきーと竹内ケツ子のも
一瞬の表情に時間かけたらしいけど、ながら見しちゃったら終わりだし
トイレタイムで逃されたりしそうだし。どうなんだろ。
戯曲の作品ならいいんだろうけど
人間革命が足らんからお前らは駄目なんだよ
>>975 源氏物語も漫画があるけど、それはそれで漫画や映像として楽しめば面白いんじゃないかな
文学の芸術世界とは別ものだからね
池田理代子をはじめ、三島由紀夫を好きな漫画家や、映像関係者は多いね
薔薇十字社から刊行される予定だった、篠山紀信撮影の
『男の死』のネガってまだどこかにあるのかな?
横尾忠則装丁で限定300部ぐらい刊行しないかな。
10万位ならだすぞ
979 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 17:32:06
三島の同世代の作家として、意外なところでは池波正太郎などいますけど、
同じ作家仲間であり脚本家であるという共通点から、ふたりは何らかのはあ
ったのでしょうか?あるいは両人が互いのことに関して評論している文章など
存在するのでしょうか?
981 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 18:37:52
東京経済大学乙
>>979 結構三島の関連本は見てますが、池波正太郎さんと対談したものなどは今のところ読んだことないですね
でも、三島は「人斬り」とか時代劇の映画も自ら出てるし、歌舞伎の忠臣蔵を最初に観て歌舞伎が好きになったくらいだから、池波のような時代劇は好きだったと思う
大藪春彦は愛読していたらしいです
983 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 23:32:18
982さんありがとうございます。三島さんも、せめてあと20年ぐらい生きていて
くれたなら多くの人たちに感銘を与えてくれる良い文学作品を残してくれたのではな
いかと思います。
三島由紀夫の藤原定家の物語を読みたかったなあ…
でも金閣寺と春の雪だけでも、ありがとうと言いたい
985 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 00:17:01
仏罰仏罰
>>983 ↑
こいつは、何を言っているんだ? いわゆる「ゆとり脳」ってやつか。
987 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 12:59:32
三島オタは劣等感まみれで、痛々しい・・・
>>978 ネガは篠山本人が所持しているらしいよ。
才能の枯渇云々より、晩年は本が売れなくなったのがショックだったんだろう。なんだかんだいって三島は俗物だからな。
>>989 「憂国」のように篠山氏の死後、出版されるのだろうか
「愛の処刑」も「憂国」も消費された今、最後の聖域ともいえるな
992 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 14:30:10
なんで学習院なんてしょぼいとこにいたんだろ
学習院に入れることが上流のステータスだからだ
>>991 別に聖域というほどじゃないでしょ、三島の読者にしてみれば、愛の処刑も憂国映画も写真も珍しいものでもなんでもない
>>990 春の雪は発売二ヶ月で20万部売れたそうです
>>994 「男の死」は血と薔薇掲載分以外未発表じゃないの?
計40点あるらしい
>>995 ジョン・ネイスンの「ある評伝」によると昭和38年の「午後の曳航」以降
売り上げが激減し非常に失望していたらしい。
999 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 16:06:03
>>998 ジョン・ネイスンなんて大江健三郎に寝返ったユダヤ人の本なんか鵜呑みにするなよ。
1000 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 16:11:55
ジョン・ネイスンは絹と明察の翻訳をめぐり三島由紀夫に絶縁され、三島に恨みをもっていた大江健三郎ひいきのユダヤ人翻訳者
太宰治の悪口も言ってます
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。