【覇権国】アメリカ文学総合スレpart2【チアガール】

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1名無しさん@そうだ選挙に行こう
前スレ
アメリカ文学総合スレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1125212695/
2名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 14:51:41
3名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 19:04:32
乙です。
ありがとう
4吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 07:23:55
アメリカのポストモダン文学には興味あるけど
それ用のスレあるからな〜。

古いアメリカ文学というと興味もってもいいのはポオくらいか?
5吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 17:20:17
久しぶりに読み返したらマークトゥエインの王子と乞食が面白かった
6吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 23:33:47
>5は悪くない。でも『マーク・トウェイン』と書こう
7吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 23:35:55
>>6
どうして二重カギなんだ?
8吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 23:40:07
すぐに変換で出たからw
9吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 23:43:31
>>8
そういう人間に他人を批判する権利はないな。
10吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 23:46:49
つまんね
11吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 00:01:58
アンリ・カルティエ=ブレッソンの展示会行ったら、ウィリアム・フォークナーと
カーソン・マッカラーズのポートレートあった。

どっちもミュージアムショップで絵葉書売ってたら買ってたのに
12吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 02:50:35
マジすか。
見に行こ。
13吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 04:48:55
アメリカ文学と言えば、カポ(おスペの音)−ティ(抜いたあとに飲む紅茶)
14吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 19:54:06
アメリカ文学で新しい人で期待が持てるのって誰だろう。
田舎の本屋には翻訳モノが少なくて困る。
岩波文庫すらない。
15吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 18:35:45
ポオ?
16吾輩は名無しである:2007/10/05(金) 09:16:35
今月末アーヴィングの
until I find you
の翻訳が出るよ〜
やった〜
17吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 10:37:50
ヘミングウェイって人気ないな
読んだことないけど
18吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 12:40:28
人気ないの?
読みやすいしかっこいいのに。
19吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 22:04:48
同時代のスタインベックやフォークナーに比べればかなり読まれてるような。
(フィッツジェラルドには負けてるかな?)
でもそれゆえ、「素人向け」っぽく思われてるのかもね。
20吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:07:45
アメリカ文学に手を出してみようと思うんだけど、最初は何がいいかな?
21吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:08:38
アメリカ文学に手を出してみようと思うんだけど、最初は何がいいかな?
22吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:09:45
アメリカ文学に手を出してみようと思うんだけど、最初は何がいいかな?
23吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:12:22
スマン
パソコンがぶっ壊れて連投してしまった
24吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:15:07
「裸者と死者」米作家ノーマン・メイラー氏が死去
25吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:17:10
AP通信などによると、太平洋戦争の従軍体験に基づいた作品で知られる
米国のベストセラー作家ノーマン・メイラー氏が10日、
ニューヨークの病院で腎不全のため死去した。84歳だった。
26吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 20:31:22
>>23
人間とは何か
不思議な少年 マークトゥエイン
27吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 22:48:44
アル中作家の祖はポー
ロリコン作家の祖もポー
野垂れ死に作家の祖もポー
偉大だ。
28吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 17:00:17
>>26
「ハックルベリー」にはまったから、冬休み中にマーク・トウェインをもっと読もうと思ってる。
晩年は厭世的でかなり違う作風らしいけど「不思議な少年」は外さない傑作らしいね。
29吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 21:39:27
age
30吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 13:11:52
学校でカーヴァの大聖堂やったんだけど結局最後主人公はなにを見たのかがわからない
31吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 11:34:39
分かるまで読む
32吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 01:31:31
見るということはありえないと思うよ。むしろ感じたり、理解する類のこと。
頑張って何度も再読してください。あなたの解釈ができたら、また書き込んでください。
論じ合いましょう。
33吾輩は名無しである:2008/03/17(月) 01:42:07
血と暴力の国読んだ。
これについて語ってるスレ探したが、見付からない。
34吾輩は名無しである:2008/03/24(月) 09:38:11
映画作品板の『ノーカントリー』のスレ行ってみれば?
35吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 15:33:07
ピーター・ヴィエテル。
少年の日(Bicycle on the beach)が素晴らしい。
36吾輩は名無しである:2008/05/05(月) 18:25:11
Kneel to the Rising Sun を新潮文庫の(昇る太陽に跪く)とは
違う訳で読んでみた。『朝日にひざまずく』、斎藤忠利訳。

「アーチさん、おらあ――」(龍口)
「アーチの旦那、わっしは……」(斉藤)

なんつーか先行訳があるのも、それはそれでとかww
37吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 21:50:43
あげてみる
38吾輩は名無しである:2008/05/17(土) 20:06:41
ジェイムズ・エルロイやジム・トンプスンもいい
39吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 20:11:08
この週末、アーヴィングの『アルハンブラ物語』を読んだが、とても面白かった。
40吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 21:43:38
角川からフィッツジェラルドの夜はやさしとラストタイクーンが
文庫化されて出るみたいだね。
41吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 22:51:50
>>39
えっ、何それ知らない。
もしかして原語で読んでるインテリ?
42吾輩は名無しである:2008/05/20(火) 22:53:43
>>33
私も読んだよ。
頭悪いから解説読んで納得。
43吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 01:34:03
アルハンブラ物語は岩波文庫で出てるよ
念のためにいっておくと、現代作家のジョン・アーヴィングじゃなくて
古典作家ワシントン・アーヴィングの作。
44吾輩は名無しである:2008/05/21(水) 12:44:51
何だー、Amazonで探しちゃったよ。
ごめんね無教養で。
45吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 22:41:22
>>44
自分の無知を知ったのならば
市ヶ谷基地で腹を切るべきだ。
46吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:16:51
二十日鼠と人間はいいね。スタインベックの傑作だと思う。
47吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:30:36
ドライザーのアメリカの悲劇って、何かたいしたことがないような気が
する。
スタインベックの怒りの葡萄は、暴力や貧困の赤裸々な描写が目立つの
だが、総体としては秀作といえる。
48吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 23:34:42
郵便配達は二度ベルを鳴らすはどうですか?
あとドスパソスはどうですか?
49吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 19:17:56
フィッツジェラルドの夜はやさしの新訳が出てたよ。
村上春樹の解説付き。
50吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 21:05:29
>>46
それどんな話?
タイトルだけ聞くと童話だが
51吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 22:24:49
>>45
切るべきかも知れないけど切らないよ
52吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 22:27:02
>>50
南部の知恵遅れの白人男が女の人殺す話じゃなかったっけ
53吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 23:21:07
二十日鼠のタイトル原題は、バーンズの詩を引用したんだっけか。
OF MICE AND MEN
54吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 00:21:28
ソール・ベローとかマラマッドを挙げる人はいないのかな
「その日をつかめ」なんて小粒ながら名作だと感じる
55( ̄ω ̄)獲らぬ狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/05/25(日) 00:27:57
ユダヤ人鳥が強烈過ぎますからねぇ(笑)
56吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 12:50:13
「その日をつかめ」はベローのなかでもダメな部類だろ。
説教臭くてかなわん。
57吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 18:26:41
>>52
フォークナーっぽいな
58吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 13:00:13
ホーソーンの短編「七人の風来坊」を読んだ。
ロングフェローには「天才の筆」と、訳者の福原麟太郎にも
「最高の短編」と絶賛されているんだが。。。
面白くもなんともなかった。
59吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 13:03:02
フィツジェラルドの「夜はやさし」が若島の弟子・森慎一郎の訳で集英社からでたな
春樹涙目
60吾輩は名無しである:2008/05/26(月) 21:40:38
>>54
フィクサーとアシスタントゼミでやりましたがどうにもダメでした。
61吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 00:26:41
>>59
ところが解説は春樹さんなんだよねw
62吾輩は名無しである:2008/06/07(土) 14:44:06
『緋文字』は誰の翻訳が良いですか?
63吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 00:05:13
今度復刊される夜はやさしを訳した谷口陸男について
wikipedia見たら、こいつの訳は読解不能とか書かれてたんだけど
そんなにひどいの?
64吾輩は名無しである:2008/06/12(木) 01:37:04
読んでみればいいじゃないか
65吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 02:22:31
>>63
笑える誤訳満載
66吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 02:39:14
まああの項を編集したのがAkoyano=小谷野敦だってことを考慮に入れておくべきだけどね
67エビフリャー:2008/06/30(月) 13:06:54
タモリ鉄道博物館
 ・名古屋市営地下鉄の車内搭載発車促進メロディーはフジテレビ系「なるほど・ザ・ワールド」の時間切れ前警報音を参考にして考案されたものです。
 ・ドレミファモーター(京浜急行)は芸能界の鉄道ファンタモリさんがテレビ朝日系「タモリ倶楽部」の中でで考案しました。
 ・名鉄パノラマカー7000系の発車音・走行音・減速音・停止音は日本テレビ系「欽ちゃんの仮装大賞」の不合格の時の効果音に似ている。
 ・西鉄のnimocaは歌手でタレントで倖田來未の実妹であるmisonoさんが考案したのもです。
タモリ空耳アワー
 ・高校三年生: あ、あー、あ、あ、あー 合ーコン三年生ーーーーーーーーーー
タモリさん名古屋大好き
 ・タモリさんはエビフリャーの名付け親です。
 ・タモリさんは日本の中で名古屋が一番好きであり、且つ地元の人以上に名古屋の文化や風習に詳しい人です。
 ・タモリさんは自分の第2のふるさとは名古屋であると言っており、将来名古屋市役所から名古屋親善大使として任命されると思います。
68吾輩は名無しである:2008/07/05(土) 02:01:20
ホーソーンの緋文字 詳しい人いないですかねぇ”
69吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 15:02:16
>>68
>>62の人ですか?
レポートで扱っている最中なんで、詳しいわけじゃないですが
「完訳 緋文字」(岩波文庫 八木敏雄訳)をおススメします
集英社の世界文学全集「緋文字/美の芸術家」は、「税関」の訳が読めたもんじゃありません
7069:2008/07/06(日) 15:21:22
今ちょっとぐぐったら、新潮文庫のは「税関」自体が載っていないそうです。
緋文字への伏線になってたりもするので重要な序文です。
71吾輩は名無しである:2008/07/06(日) 21:15:15
現代イギリスのキャシー・アッカーという作家が緋文字の長文の批評を書いてますよ。
『血みどろ臓物ハイスクール』という小説の中に入ってるから読んでみるといいよ。
72吾輩は名無しである:2008/07/10(木) 15:58:37
アメリカの文芸誌で何かお薦めありますか?


日本の文芸誌の研究を専攻しているのですが、最近アメリカ文学にもかなり興味があるので、是非文芸誌を読んでみたいです。
73吾輩は名無しである:2008/07/11(金) 23:55:45
>>72
Grantaとかかな
74吾輩は名無しである:2008/08/02(土) 03:40:03
夜はやさし、三つ出てるけど、全部持ってる奇特な人はいないか?
いたら、それぞれの訳の特徴を教えて欲しいんだが
75吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 22:00:21
ここで聞くのは不適切かもしれませんが、エンタメでサザンゴシック小説の面白いものがあったら教えてください。
スリップストリームのものでもうれしいです。
文学系ならフォークナー、カポーティ、マッカラーズ、オコナーなど、既にいろいろつまんでいるので。
76吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 22:44:18
>>75
ドナ・タート『ひそやかな復讐』
ミッチ・カリン『タイドランド』
77( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/08/26(火) 20:30:52
タイドランドは大した小説ではなかった覚えがありますよ(笑)こう言うものであれば、シャーリー・ジャクスンの方がはるかに巧いですよ(笑)
78吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 00:28:20
>>76
ありがとうございます。
さっそく検索して明日あたり図書館に行ってみようと思います。
79吾輩は名無しである:2008/08/27(水) 01:24:04
タイドランドって大体映画と同じ?
80吾輩は名無しである:2008/08/29(金) 13:31:20
>>75
てかなんだか、某スレで目にした本棚ともちと、被るかもな書き込みかも(笑
…んでまずは、文学作品にはなるが、とりあえずそこには名前の挙がっては
いない作家として、コールドウェルを薦めてみる。良いよーコールドウェル
っつーか、俺もちくっと前にね、新潮文庫のじゃない方で「朝日にひざまずく」
(『世界短編名作選』新日本出版社。新潮文庫の『コールドウェル短篇集』
であれば一巻目の「昇る太陽に跪く」)を再読したばかりなんだが、とても
良かった。――短い中にも確かな予兆を、「怖れ」を伴って顕れる数々の事件と、
それに否応もなしに巻き込まれてゆく者たちの心理描写なんかがね、まさにそれ
(サザンゴシック)って感じがする。まぁ元々短くもあるんだが、飽いている
もしくは他のことに気をやる、暇を読み手には与えない作品。スリリングだし、
読後感にまたね、深みがある。

それと、エンタメかぁ。――まぁあれだ、そこに名の挙がっている「コユイ」
作家たちのと比べちゃうとなーってな感じではありますが(笑 …まぁでも、
ノワールや一部ハードボイルドに特有のあの「冥さ」やら、例えばオコナーの
「善良な田舎者」での如く、(登場人物たちには)一切、避け様もなく起きる
アクシデントのその「唐突さ」、「暴力性」なんかがねわりっと、近いかなぁと。

郵便配達は二度ベルを鳴らす/ジェームス・ケイン
殺人保険/〃
呪われた者たち/ジョン・D・マクドナルド(ロス〜じゃなくって)
夜の終り/〃
361/ドナルド・E・ウェストレイク

辺りがとりあえず自分が今、思いついたやつ。――てかまぁポピュラーな
ジャンルではあるんで、「ノワール」でググれば他にもいろいろと、出てくる筈。
…っつー感じで次へとw
81吾輩は名無しである:2008/08/29(金) 14:39:04
あ忘れてたw
『世界短編名作選』の、その「アメリカ編」ねと一応訂正。んで続きを。

サザンゴシックっぽい? もうちょっと――ってどの位なんだか(笑――
文学よりな作品のお薦めとしては、トマス・マッゲインの『スポーツ・クラブ』
(表紙が茶色の、源義時代の角川文庫で、浅倉久志が訳してる)やホレス・
マッコイの『彼らは廃馬を撃つ』(同じく旧角川文庫/常盤新平・訳)、そうして
これはもうアメリカの小説ですらないwwボリス・ヴィアンの『墓に唾をかけろ』
(早川文庫NV。まぁこれは、嘘っこwのアメリカ文学では、あるっちゃああるがw)
なんかを挙げてみる。――どれもねとにかく、いろんな意味で「外れた」作品たちで
あるのは間違いない。

とあとはスリップストリームか、てか俺よく判んないんだケドwwディックも
入るの? だったらディックが序文でべろんべろんに褒めてる『ドクター・アダー』
の著者のK・W・ジーター(とか、『ブレードランナー』(映画の方の)続編を
二つ書いてたりも)の、けれど『ドクター〜』じゃなくって個人的にはこっちな、
『グラス・ハンマー』をお薦め。あと、手元にはないが同著者の『悪魔の機械』も
相当に、ヘンテコな作品だったっけ。――でもたーしか、自分には大して面白くも
なかった気がするんんだがww ただねこれだけは、「パガニニコン」この名前
(いわゆるオートマタの)だけは何故だか、忘れられないんだが。

それとおまけ。
土曜に買ったばかりで(まだ読んではないんで当然に)内容はさっぱりなんだが
ハヤカワ文庫FTの『未来少女アリス』(ジェフ・ヌーン)はこれは、風間賢二が
訳してる。“英国の気鋭が特異な感覚で描く、ノンセンス&超サイケデリックな
『不思議の国のアリス』完結篇(?)(俺注:ウラの解説のままw)”らしいが、
面白そうだ?!
82吾輩は名無しである:2008/08/29(金) 15:45:39
>>80-81
75氏じゃないけど情報サンクス!
つーか、あなた、このスレにも遊びに来てよ。
多分好みに合うと思うよ。

ポストモダン文学総合スレ
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1138862560/l50

最近、過疎っちゃてさw
83( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/09/03(水) 18:28:28
>>81
未来少女は読みましたよ(笑)一言で言えば、やさぐれた感じ、でしょうかねぇ(笑)
風間の最近の仕事には首を傾げるものもありますが、これの翻訳はそれなりに面白いのでは(笑)さて果て(笑)
84吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 12:59:44
授業で課題出されたんですけど先生の字が汚すぎてよくわかりませんでした…とりあえず写してきたんですけど↓こんな作品ありますか?
「The heathers tocking Tales」
85( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/09/15(月) 13:24:13
クーパーの「革脚絆物語」の事では(笑)さて果て(笑)
86吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 14:02:15
↑ホントだー!!検索引っ掛かりました。ありがとうございました
87( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/09/15(月) 15:33:08
どもどもですねぇ(笑)全訳されていないのが問題ではありますが(笑)プログーでは読めるのでは(笑)
88吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 16:24:24
プログーってなんでしょうか…?
89( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/09/15(月) 16:50:09
プロジェクト・グーテンベルグのことですよ(笑)さて果て(笑)
90吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 17:57:01
ほえー(・ω・ )
色々と教えていただきありがとうございました
91( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2008/09/15(月) 18:08:41
どもどもですねぇ(笑)他にも分からない事があれば、私の分かる範囲なれば、説明いたしますよ(笑)さて果て(笑)
92吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 18:20:24
ウィリアム・ギャディス読んでる人いる?
93吾輩は名無しである:2008/09/28(日) 01:55:12
モンキービジネスの次号で柴田訳の
ナインストーリーズが掲載されるらしい
94吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 00:00:21
アップダイクはあんまり語られないけどどうなんでしょうか
「結婚しよう」と「終焉」が積んだままなんですけどおもしろいんですかね
95吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 00:15:19
アップダイクは「日曜日だけの1ヶ月」(ホーソンの緋文字の書き換え)
を読んだが面白かった。ウサギシリーズのほうが有名かもね。
96吾輩は名無しである:2008/10/05(日) 21:35:39
関連スレ

□英文学総合□
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1065257001/

現代フランス文学
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1059174059/

ドイツ文学総合スレ 2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1148366228/

【覇権国】アメリカ文学総合スレpart2【チアガール】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1185686935/

ラテンアメリカ文学総合スレッド 2
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1146981894/

北欧文学
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1222951580/

なぜ日本文学は恋空に敗北したのか?
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1195255391/
97吾輩は名無しである:2008/10/18(土) 18:34:41
白鯨でお薦めの訳ありますか?今のところ、八木訳と千石訳くらいしか読んでません…。
98吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 00:41:47
1920〜30年代の米文学で、大恐慌時代の気分を描写したような著作はない?
99吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 01:00:00
マイロストシティーは?映像の世紀でも引用されていたし
10098:2008/10/24(金) 02:42:38
サンクス。フィッツジェラルドね。
つか、狂乱と喪失の時代を代表するのは、やはりこの作家しかいないのかねぇ。
スタインベックやアレンはまだ読んだことがないのだけど、
面白みに欠けるのかな。

101吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 03:30:07
くそったれ少年時代
102吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 04:07:12
塵に訊け
103吾輩は名無しである:2008/10/26(日) 23:00:07
↑「風の歌を聞け」(春樹さん)

どなたかJoyce Carol Oates知っている人いますか?
104吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 22:21:51
>>103
短編を1つだけ読んだことあるよ。
気になる作家の一人。
105吾輩は名無しである:2008/10/29(水) 03:01:56
>>103
↑風の歌を聴け

これどういう意味?
106吾輩は名無しである:2008/10/30(木) 21:09:40
サリンジャースレ落ちた?
107吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 18:40:32
ハックルベリーってトム・ソーヤーの冒険読んだ後の方がいいの?
登場人物とか話が前後しないかしら?
108吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 21:06:31
ハックルベリーとトム・ソーヤーは登場人物が被るだけで話に殆んど関連性はないからどっちでもいいと思います
109吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 21:37:31
>>108
サンクス!積んであったの読み始めるわ。後は新潮で読むか角川で読むか
110吾輩は名無しである:2008/11/24(月) 21:42:53
俺はバルザックやドストエフスキーほどの逸材なら時々目にしてきたよ。
でもね、フィッツジェラルドは・・・別格ですよ
111吾輩は名無しである:2008/11/28(金) 19:02:35
ドストエフスキー>>>>>>>フィッツジェラルド
112吾輩は名無しである:2008/12/03(水) 08:18:07
ホーソンの文章きれいだあ
113吾輩は名無しである:2008/12/06(土) 02:30:11
才能万能主義国家。
一時期の少年ジャンプのように優れた作家が現れては消える。
114吾輩は名無しである:2008/12/10(水) 22:57:02
ラストタイクーンが角川から復刊されてるから読んでみたんだが
訳がクソに感じた。訳者のあとがき読んでも日本語おかしいし
115吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 01:53:39
>>105
塵に訊けって書いてあったから
それに反応して村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』と文字ってみただけ。
村上春樹は天才だと思うが、今はまだ評価されない作家かも。
116吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 01:55:20
サリンジャーとかフィッツジェラルドはミーハーなのか?
117吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 03:54:36
ミーハーってのは作家じゃなくて読者の態度を指す言葉だろ
118吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 08:47:53
デビッド・リンチの作家版みたいな人っていないの?
119吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 10:04:00
何度か書き込んでるがトマス・マッゲインの『スポーツ・クラブ』おもろいぞ。
なんでこれしか翻訳が出てないのか判らん。――っつってもまぁこれに限らずで、
英文とはいえわざわざ原書を探そうとまではしないのが俺だがw

「この一冊」みたいなのがじぶんにはない。判らない。いずれにせよ積読は尽きない。
120吾輩は名無しである:2008/12/12(金) 10:06:49
つーか、今ググったっけ『モンタナの夢の丘』ってのが出てるんだな、
知らんかったw 読も。
121吾輩は名無しである:2008/12/15(月) 19:54:49
僕はマゼランと旅した いいねぇ
集英社世界文学ギャラリーアメリカ編もたのしみ
122吾輩は名無しである:2008/12/22(月) 11:31:02
マラマッドの全短編集安く出ないかな…
田舎の図書館にねぇよ
123吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 02:43:35
サリンジャーは、ナインストーリーズじゃなく集英社文庫の9つの物語を持ってるんだが
翻訳の質が悪いならナインストーリーズも読もうと思ってるんだが、どう?
124吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 06:26:33
却下する
125吾輩は名無しである:2008/12/30(火) 06:47:45
アメリカって沢山翻訳文化充実してんだろうな
アジア圏は無視されてるけどヨーロッパの作品とか翻訳されまくってるイメージが
126吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 02:00:29
サリンジャーが90歳になった
127吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 02:05:31
サリンジャーないか気にすんじゃーないよ


真面目な意見ですよ、あしからず
128吾輩は名無しである:2009/01/03(土) 09:20:11
死んだら今まで書きためてた作品が出てくるとか…
129吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 21:37:58
俺の中では死んだ作家になっている・・・
130吾輩は名無しである:2009/01/05(月) 23:04:40
生きる!
131吾輩は名無しである:2009/01/06(火) 17:20:46
今南回帰線読んでるけど、語りが面白いね
132吾輩は名無しである:2009/01/07(水) 09:46:58
小泉元総理、ケケ中平蔵の悪行を暴こう!

「小泉・竹中のカイカク」により生活を破壊され、人間の尊厳を奪われた多くの被害者がいる。
たったひとつしかない命を奪われた人も、非常に多い。 年に何人の自殺者がいるか
皆さん聞いて知っているだろ?
そんな被害者たちの霊が小泉・竹中両氏を十重二十重に囲んでいる。
厚顔無恥の小泉、竹中両氏といえども、この包囲網を逃れる《すべ》はない。
133吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 11:07:44
ttp://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012801000165.html
米作家J・アップダイク氏死去 ウサギ4部作でピュリツァー賞

【ニューヨーク27日共同】小説「走れウサギ」などで現代の米社会に生きる人々の不安をとらえた、
米国を代表する作家の1人、ジョン・アップダイク氏が27日、
肺がんのため米東部マサチューセッツ州のホスピスで死去した。76歳だった。米メディアが伝えた。

郊外の街で生きる「ウサギ」こと青年ハリー・アングストロームを主人公にした「走れウサギ」(1960年)が出世作。
続編の「帰ってきたウサギ」(71年)などウサギ4部作でピュリツァー賞を2度受賞。
ノーベル文学賞候補にもたびたび名前が挙がった。

32年、東部ペンシルベニア州レディング生まれ。
ハーバード大卒業後、文芸誌「ニューヨーカー」のスタッフを経て文壇デビュー。
多作で、長編小説ではほかに映画化もされた「イーストウィックの魔女たち」(84年)など。
短編小説や詩、エッセーも手掛け、「最後の4割打者」テッド・ウィリアムズを題材にしたエッセーも有名。
私生活では1度離婚、晩年は4人の子供らとともにマサチューセッツ州ボストン郊外で過ごした。

2009/01/28 09:47 【共同通信】

ttp://www.47news.jp/PN/200901/PN2009012801000184.-.-.CI0003.jpg
134吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 13:56:53
さようなら、アップダイク
いままで素晴らしい作品をありがとう。
ご冥福をお祈りいたします。
135吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 17:22:23
そうか死んだか。
まだ1作も読んでないけど。
136吾輩は名無しである:2009/01/28(水) 17:33:08
そういわれると俺も読んでないな
137吾輩は名無しである:2009/01/30(金) 02:34:08
同じ一つのドアとか面白かったなぁ。積読中の長編も読んでみっかな
村上春樹の影響で主要作品は大体我が家にある
138吾輩は名無しである:2009/02/01(日) 16:50:29
アップダイク古本屋漁るんだが 全然みかけんねぇ
139吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 20:59:49
まあその辺は運だよね。わりかし見かける方だと思うけど
140吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 13:01:05
アメリカ文学というと、何か重いテーマを扱っているという感じでなかなか手が出せません…
できたら、これは読みやすい、これは読んどけって作品を教えてください。
141吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 19:36:04
>>140
重力の虹
142吾輩は名無しである:2009/02/10(火) 23:21:36
お前ひでぇなw
143吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 13:14:59
ワロタw
144吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 14:24:27
表現力の乏しい英語で文学はマジむり。
イントネーションや身振り手振りは文字にできないんだよ。
これはガチ。
145吾輩は名無しである:2009/02/12(木) 22:21:42
文学はそんな高尚なもんじゃない。
146吾輩は名無しである:2009/02/24(火) 10:09:42
風とともに去りぬ
147吾輩は名無しである:2009/03/03(火) 19:11:21
村上春樹のノルウェーの森の中の、草原のクマがどうのこうのっていう比喩のくだりは、完全にブローティガンの比喩構造のパクリだからねえ。

パン屋再襲撃なんていう短編集の比喩構造もブローティガンの亜種。




148吾輩は名無しである:2009/03/30(月) 07:09:34
表紙にホッパーの絵使われすぎ
もしかして最も小説の表紙に引っ張り出される画家じゃない?
149吾輩は名無しである:2009/04/15(水) 01:57:30
あまり本読まないけど、ホテル・ニューハンプシャーを読んでて、今のめり込んでる。
150吾輩は名無しである:2009/04/23(木) 18:51:20
アメリカにはいろんなB級作家いるけどユアグローは文章うまいね。A級だわ。
151吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 11:22:17
ユアグロはラファティの影響下にある気がするな

文体はなんか古くさい
21世紀って感じではないね
152吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 19:54:40
>>118
ウィリアム・フォークナー
153吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 22:26:40
ぜんぜんちゃうわ
154吾輩は名無しである:2009/04/26(日) 23:19:48
デヴィッド・リンチはフランツ・カフカの愛読者
155吾輩は名無しである:2009/04/30(木) 21:56:50
日本では傑作だと評価が定まっているもの以外はまず売れない。海外の作品について言っている。

とくに長編なんてものはよっぽどのマニアじゃない限り買わない。
156吾輩は名無しである:2009/05/03(日) 03:10:03
これからケルアックの路上読むよ
157吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 02:36:28
質問です。
サリンジャーのHapworth16 の洋書って日本で手に入れることできますか?
158吾輩は名無しである:2009/05/09(土) 09:35:37
159吾輩は名無しである:2009/05/17(日) 05:23:37
ジェイムズ・ボールドウィン「もう一つの国」を読み始めた。黒人作家を読むのは初めてかもしれない。
ジャズマンの黒人青年が金髪の白人女をたらしこんでセックスするシーンから物語は始まる。
この作品とは関係ないがバードことチャーリー・パーカーも白人女としか付き合わなかったと聞く。
人種コンプレックスの根深さが興味深い。ニューヨークを舞台にしたお洒落な都市小説としても楽しめそうだ。
160吾輩は名無しである:2009/07/02(木) 03:29:47
ドレイサー知ってる人いる?
161吾輩は名無しである:2009/07/02(木) 03:46:45
比喩構造ってなに?評論家の渡部が書いてたあれ?
162吾輩は名無しである:2009/07/02(木) 11:23:18
>>160
「アメリカの悲劇」のドライサーなら知ってるけど別の人?
163吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 01:33:06
アメリカの文学作品において、オレンジが意味するものというか、オレンジに隠された意味というのはあるのでしょうか。
時期的にはWWII前後の話なのですが。
164吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 11:15:40
メアリー・ゲイツキルもっと読みたい
ベロニカ、読みたい。はぁ…
165吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 18:07:35
>>159
面白いよな。
「しみじみ読むアメリカ文学」収録のサニーのブルースも良いですよ。
166吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 21:39:20
>163
昔何かの本で読んだけどオレンジは幸福の象徴
だったと思うんだけど
167吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 19:13:27
>>166
ありがとうございます。
ひょっとしたら何かの比喩かなと思っていた一文があったので、とても参考になりました。
168吾輩は名無しである:2009/07/21(火) 22:40:56
そういえばマーク・トウェインの「アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー」の中で、
皆既日食のことを知っている主人公がマーリンの顔色を失わしめる場面があるよね。
169吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 13:12:15
ハックルベリイ・フィンの冒険に出てくるトム・ソーヤがマジキチすぎて驚いた
あれは何の意味があるんだ?
170吾輩は名無しである:2009/07/23(木) 15:40:20
>>169
ジムを脱出させようとするときのトムの鬼畜ぶりは異常。
171吾輩は名無しである:2009/07/25(土) 19:36:47
トム・ウルフの小説どう?
172吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 01:04:31
アメリカ文学における小説の地位ってどんなもんだと思う?
173吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 01:21:28
詩なんかと比べてという意味?
174吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 07:13:36
>>171
読みづらいなw
175青衣戦士:2009/07/27(月) 07:22:16
アメリカ文学の真骨頂はパルプフィクションだお
176吾輩は名無しである:2009/07/27(月) 07:30:57
やっぱポストモダンでいえば、アメリカが総合商社ってイメージだけど。

文化的背景が薄っぺらで、民族的背景が複雑で混沌としてるから、
前衛に対する抵抗がないんだとか、学校の先生が言ってたな。

ロスト・ジェネレーション→ビートニク→ポストモダンて流れ、
いかにもアメリカ的じゃないか。

その分若い作家が大量生産されてるけど、
新たな古典も定まりつつあると思う。
バース、ピンチョン、デリーロ、バーセルミ……

177吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 01:51:06
ただしミニマリズムとロマン派に回帰する流れもある。
178吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 23:22:02
反骨精神のないカウンターって感じ
179吾輩は名無しである:2009/07/31(金) 19:47:30
>>177

確かに。カーヴァーとビーティがその代表だろうね。
180吾輩は名無しである:2009/07/31(金) 23:27:38
>>179
カーヴァーは編集者が削りまくったからミニマリズムになったのであって、
本人はミニマリズムと言われるのは嫌だったみたいだけどな。
181吾輩は名無しである:2009/08/10(月) 21:26:31
誰かJay Mclinerneyの短編集読んだ人いる?
182吾輩は名無しである:2009/08/14(金) 01:36:30
どなたか教えてください。十年来探しています。

小説の中の詩なんですが、女の子が、
「私が〜〜をしてもあなたは怒らなかった」という羅列をし、
最後には、その彼は死んでしまったと書いてある詩が載っている小説の名前、
どなたかご存じないですか? 説明が下手ですみません。
183吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 02:10:07
詩で終わりですか?書簡とかじゃなく
184吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 03:19:23
レスありがとうございます。もうすっかり忘れてしまったのですが、
短編小説がいくつか入った本のどこかに出て来たような。
小説内の書簡だったのかも覚えていないのです、すみません。
詩集ではなく、小説内に出て来た詩だったような気がします。

その小説を持っていた人が好きだったのは、
村上春樹、ジョン・アーヴィング、フィッツジェラルド、ティム・オブライエン、
他にもあったけれど思い出せない…。
十年来と書きましたが、数えてみたら17年来でした。
185吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 12:10:50
>>182>>184
どの小説に紹介されていたのかは分かりませんが、詩自体は
アメリカの作者不明の作品"Things You Didn't Do"だと思います。
186185:2009/08/15(土) 12:17:58
Things You Didn't Do

Remember the day I borrowed your brand new car and I dented it?
I thought you'd kill me, but you didn't.

And remember the time I dragged you to the beach, and you said it would rain, and it did?
I thought you'd say, "I told you so." But you didn't.

Do you remember the time I flirted with all the guys to make you jealous, and you were?
I thought you'd leave me, but you didn't.

Do you remember the time I spilled strawberry pie all over your car rug?
I thought you'd hit me, but you didn't.

And remember the time I forgot to tell you the dance was formal and you showed up in jeans?
I thought you'd drop me, but you didn't.

Yes, there were lots of things you didn't do.
But you put up with me, and you loved me, and you protected me.

There were lots of things I wanted to make up to you when you returned from Viet Nam.

But you didn't.
187185:2009/08/15(土) 12:31:03
Things You Didn't Do

覚えてる?私があなたの新車を借りて、ぶつけてしまった日のことを。
あなたが私を殺したいほど怒ると思ったわ。でも、あなたはそうしなかった。

覚えてる?私があなたを無理やり海に連れて行った日のことを。
あなたは雨が降ると言ったけど、本当に降っちゃったわよね。
あなたが「だから言っただろ」と言うと思ったわ。でも、あなたはそうしなかった。

覚えてる?私があなたを嫉妬させるために男の子たちといちゃいちゃした日のことを。
あなたが私から去ってしまうのかと思ったわ。でも、あなたはそうしなかった。

覚えてる?私があなたの車のシートにストロベリーパイをこぼしちゃった日のことを。
あなたが私をぶつかと思ったわ。でも、あなたはそうしなかった。

覚えてる?私がダンスパーティがフォーマルなものだと言うのを忘れて、
あなたがジーンズでそれに参加しちゃった日のことを。
あなたが私と別れるのではないかと思ったわ。でも、あなたはそうしなかった。

そう、「あなたはそうしなかった」ってことが沢山あるわ。
でもあなたは私に我慢してくれた。私を愛してくれた。そして、私を守ってくれた。

お返ししたいことが色々あるんだよ。
あなたがベトナム戦争から帰ってきたら。

でも、あなたはそうしなかった。
188吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 18:39:09
久々にいい2ちゃんねるを見た
189吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 18:54:16
でもこの女はウザイと思うw
190吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 19:59:20
他力本願で上げた甲斐がありんす
191吾輩は名無しである:2009/08/15(土) 20:09:51
この人は幸せだよな。逆パターンで期待してたのに
“あなたはそうしなかった”っていう方が現実多い
192182:2009/08/15(土) 22:21:40
これです、この詩です。探しても探しても見つけられなかった詩。
読みながら泣けてきて、パソコンの画面がぼやけました。

>>185さん、本当にどうもありがとうございました。
上げてくださった>>183さんも、どうもありがとうございました。
193吾輩は名無しである:2009/08/17(月) 23:39:58

587 :名無しさん@十周年:2009/08/17(月) 23:35:01 ID:ydf1IzkS0
2222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222

これはマニフェスト選挙ではない
自民には同じ土俵にあがる資格はなく長年の腐敗政治の「責任政党」として
今回責任を問われる

民主など野党はバブル処理のやり直し、公務員の犯罪に対する全員起訴への変更、
偽裁判所の廃止/真正なる裁判所の設立、偽検察庁の廃止/真正なる検察庁の設立、
大財産所有者への課税、マスメディアの改革
ダメリカの手先偽エリート層の徹底的排除、
ダメリカの機関と言っていい偽外務省廃止と正なる外務省の設立、
ムダな公共事業を担当した業者と関係した公務員・政治家にその支出分を丸ごと
返還命令
医療費不正請求犯への3倍返還命令
私大医学系学部における単位売買の摘発と医師免許取消し
  などなど徹底した日本腐社会人たちの掃除が求められている

2222222222222222222222222222222222222222222222222222222222222
194吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 20:33:35
ローリー・ムーアの新作が楽しみ。ここのスレの住人たちは原書で読むの?

ちなみに、ジェイ・マキナニーの短編集は今までの作品を集めたものでした。
最近の短編はなんか丸くなっちゃって微妙な感じかもしれん。>>181
195吾輩は名無しである:2009/08/28(金) 21:14:01
つうかマキナニーが今でも書いてるなんて、知らなかった
196吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 21:27:21
デリーロの新作キタ。
タイトルは "Point Omega" で来年の二月発売だそうだ。
ttp://perival.com/delillo/pointomega.html
197吾輩は名無しである:2009/09/08(火) 23:55:13
デリーロってもう75近いだろ?
そろそろ死ぬ前のラストスパートの時期かな。
198吾輩は名無しである:2009/09/10(木) 13:33:23
デリーロ、イキーロ
199吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 02:33:27
Jack KerouacのOn the RoadをよんどるんだがPart3のChapter7でDean Moriartyが計五台の車をとっかえひっかえして現れるのに大笑いした
200吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 03:49:37
…そんなシーンあったっけ?ww もうぜんっぜん覚えてねえ(苦笑
じぶんは大江のね確か、『厳粛な綱渡り』読んでて読みたくなったんだわ。
ひと夏のあいだずーっとそれ読んでたとかなんとかつーくだりで。
たまたま旧訳の文庫を持ってもいたし。――山下達郎のレコジャケみたいなww
表紙のやつ。
201吾輩は名無しである:2009/09/23(水) 06:03:37
Deanが1台目の車をかっぱらってどっかに行く
戻ってくる、車が新しくて綺麗な2台目にかわっとる
警官とかが騒ぎ始める
その傍らでDeanがまた別の3台目の車をかっぱらっていく
数分後また別の4台目の新品の車で帰ってくる
4台目の車でどっか行く
SalとFrankieはタクシーで帰宅
そのタクシーをDeanが4台目であおる
Deanが150キロの速度でぶちぬいていく
4台目をFrankieの家の前に停めたかと思うとまたどっかに出て行く
Salがタクシーを降りてまっとると5台目の別の車で帰ってくる
家の前に停める
車を降りて布団に入ってキューバタン
SalがDeanを起こして2人で5台目の車を捨てに行く

Salの冷静な筆致もあいまって笑いがこみあげてくるww
202吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 23:24:55
30近くになって『若草物語』にはまるとは、思ってもみなかった
203吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 18:32:47
アン・モロー・リンドバーグ1906-2001
『海からの贈物』の著者であり、女性飛行家の草分け的存在として知られる
アン・モロー・リンドバーグ。

1953年、チャールズが、『翼よ、あれがパリの灯だ』を出版、
翌年、ピューリッツァー賞を受賞した。
1955年、49歳の時、アンは家族から離れ、海辺で休暇を過ごす。
その時の思索を書き留めた『海からの贈り物』が
アメリカでベストセラーになる。

2001年、94歳の時、アンは自宅で静かに息を引きとった。
http://www.bookclubkai.jp/people/contents/people047.html
204吾輩は名無しである:2009/12/30(水) 12:25:11
アメリカ人作家の文学で20世紀の名作というアンケートで
ベスト20に入りそうなものってどういうものがありますか?

思いつくのは怒りの葡萄、誰がために鐘が鳴る、グレイトギャッツビー
ライ麦畑このあたりですが
他にありますか?
205吾輩は名無しである:2009/12/30(水) 14:01:16
>>204
20世紀世界小説ベスト20に入るアメリカ文学という意味?
それとも20世紀アメリカ小説ベスト20に入る作品と言う意味?

前者であれば
 フォークナー「響きと怒り」or「アブサロム、アブサロム!」
 ナボコフ「ロリータ」
 ピンチョン「重力の虹」
それに加えてアメリカの世紀ということを反映した特別枠で
 フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」
といったところを中心にあと数冊入るかってことになりそうな気がする。
20にまで絞ってしまうと。

後者であれば国内向けの小説だけでなく
大衆小説やジャンル小説に近い作品まで考慮しないといけなさそうだから
幅が広過ぎて何が何だかって気が…
206吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 01:44:54
ttp://www.green.dti.ne.jp/ed-fuji/topics.html
2月上旬刊
トニ・モリスン 『ジャズ』
(ハヤカワepi文庫 予価1050円
207吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 12:29:33
文庫なのに千円超えてるとどうなってるんだ、えぇ?と思う。
ああ採算が取れないってか、分かったよ。
208吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 14:58:09
マラマッド『喋る馬』が刊行された。柴田元幸による短編選集だが、
久しぶりの新訳ではないか。第二次大戦後に活躍したアメリカ作家
でいちばん気に入っているのがマラマッドだ。ベロー、ピンチョン、
アップダイク、サリンジャーなども読んでいるが、もうひとつで、
スタイロンだけが対抗馬という感じ。もちろん私見だが。
209185:2009/12/31(木) 16:03:44
スタイロンは大学に入りたてのころに読んだけど、
『ソフィーの選択』は人種差別を扱っていながら
文章から作者自身の差別観が見え隠れするような
気がした。
210吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 16:05:04
>>209の名前欄に以前レスしたときの番号が入ってた…orz
ミスです。
211吾輩は名無しである:2009/12/31(木) 17:11:00
白人ならたいてい人種差別の感情は持っている。それを理性で克服
しようとするかどうかが問題だ。特にアメリカは歴史上ずっとこの
問題に対処してきた。『闇の中に横たわりて』も『ナット・ターナー
の告白』も作者自身の内的葛藤の賜物だ。
212吾輩は名無しである:2010/01/01(金) 13:41:31
いま日本の最高支配者は薩長連合(鹿児島県、山口県)の田舎侍です。

・坂本龍馬は日本をいまも破壊しているテロリスト薩長連合の工作員だっただけの者です。
・織田信長の時代から戊辰戦争まで、鉄砲隊のガンパウダーはガンパウダー1樽につき、
日本人の若い娘50人を海外に売ることで調達していました。

・自殺者3万人(実際は8万とも)は薩長連合が原因です。日本はいまだに武家社会です。
・明治維新テロは薩長連合が海外の貴族やユダヤから金を借り(年利18%)て起こした国家転覆テロ。
・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、
高知県、佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。 公務員は薩長連合の使用人です。
公務員は国民を支配する道具。国策捜査は薩長連合やアメリカのための捜査です。
・日本経団連の企業は明治以前からの支配階級の関係者が興したものばかり。
・アメリカを代表する洗脳の専門家アーネスト・ヒルガードは戦後来日して
「戦後日本の教育の非軍事化」のために働き、スタンフォード大学からその功績を讃えられます。
鳩山由紀夫もスタンフォード大学卒業です。洗脳はいまも続いています。
・薩長連合は株式会社ゆうちょ銀行の郵便貯金を海外の貴族やユダヤに差し出そうとしている。
・アメリカ財務省証券購入で日本人は毎年アメリカに30兆円以上差し出している。
・日本人が貯蓄した金が海外にいき、信用創造で1000倍になりそれで日本の土地が買われる。
日本は破産し、IMF管理下でも 薩長連合は安泰で国民はIMFに感謝するように洗脳される。
(洗脳支配  苫米地英人  株式会社ビジネス社)
日本の政治家には朝鮮人がいます。安★部、小★泉、菅★、小★沢。
2ちゃんねるはトウ一きょう会が運営してIP集めや、自作自演して洗脳工作する場です。
http://jb★bs.liv★edoor.jp/bbs/read.cgi/news/20★92/11★94947143/
薩長連合は戦争やシベリア抑留で日本人の抵抗勢力を殺したのか。戦争は自国民を殺すためにも使われる。
薩長連合のために警察がインターネット規制をする。今年東京では匿名でネットカフェから情報を発信できなくなる。
情報遮断、ネット情報遮断、ネット検閲は戦後の洗脳と同じやり口。薩長連合は日本人ではない。w
213吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 00:46:02
カーソン・マッカラーズ最近読んでいる人いるのかね?
214吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 01:31:02
>>213
一般ではほとんど読んでいる人がいないと思う。
本屋にマッカラーズ置いているのを見たことがないし。
読むとしたら、英文学専攻の学生か研究者くらいかと。

大学の学部生向けアメリカ文学史でも、担当教官が
マッカラーズ好きでない限りはほとんど名前が出ないと思う。

個人的には、The Ballad of the Sad Cafeは読んだ。
最初は奇怪な雰囲気の作品だと思ったけど、5年くらい経った
いまでも覚えているから印象深い小説だったと思う。

Amelia、Cousin Lymon、Marvin Macyの三角関係や
その移り変わりとか、最後の囚人の場面がしみじみとした
読後感を作り出すところとか、けっこういいと思った。
215吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 01:38:28
ヘミングウェイ、フォークナー、スタインベックだと、

【一般の知名度】
ヘミングウェイ>スタインベック>フォークナー

【作品の読みやすさ】
スタインベック≧ヘミングウェイ>フォークナー

【アカデミックな文学的評価】
フォークナー≧ヘミングウェイ>スタインベック


という感じかな…?
もちろん、どの作品かにもよるだろうけど。
216吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 01:52:38
マッカラーズの『心は孤独な狩人』や『結婚式のメンバー』など文庫本で
持っていて、時折読み返すんだが、そういう人はいないのかなあ?
217吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 02:10:33
『心は孤独な狩人』探している人多いね。自分の所にも時々本を貸してほしい
と言ってくる。10年くらい前までは古本屋でも見かけたが、最近はとんと
見かけない。気に入った人が多くて、手放さないんじゃないかな。
218吾輩は名無しである:2010/01/04(月) 21:47:47
>>215
評価に関しては、その順番であっているけれども、それぞれの差はそれよりもはるかに大きい
219吾輩は名無しである:2010/01/05(火) 21:05:55
>>212
>日本の政治家には朝鮮人がいます。安★部、小★泉、菅★、小★沢。

よくネットで読みますが、小泉さんは先祖に朝鮮系の血も入っていると
かよく聞きましたが、あとの人達はどうなのでしょう?
ただ、そうであてももうみな帰化しているのでしょう?
220吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 02:13:46
文学とは関係ないこと書くな!
221吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 03:08:48
フォークナーなら、最初にどれを読むのがおすすめ?

ちなみに高3のときに『響きと怒り』をベンジー・セクション
(第一章)の終わりまでは読んだけど、そこで挫折してる。

うちには『八月の光』と『サンクチュアリ』もあるけど、
『響きと怒り』の難解さがトラウマになってまだ手をつけてない…。
222吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 05:51:30
フォークナーは評論家心をくすぐるだけの存在
223吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 11:37:52
やっぱフォークナーは一般受けはしないよね…。

うちにある『八月の光』を見て、友人が
「これって原爆の小説?」と勘違いしてた…。
224吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 01:06:37
フォークナーよりマッカラーズだろ。
225吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 01:43:51
>>221
ヨクナパトファ・サーガは
いっぺん日本語の概説書でざっと
人間関係洗ってから読むのもありかもよ
大橋健三郎が中公新書で出してた『フォークナー』とか。
226吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 03:15:38
>>225
情報どうもです。
調べてみたら、大橋健三郎は新書以外にも
フォークナーの研究書をたくさん出している
みたいですね。本屋や大学の図書館などで
探してみます。
227吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 07:29:00
マッカラーズは女性版フォークナーと言われていると
学部のアメリカ文学史で習ったけど、同じ南部文学だと
いう以外に似たような特徴ある?
228吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 03:10:56
女性版フォークナーはむしろオコナ―だろう。
229吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 03:15:19
『心は孤独な狩人』タイトル気になる。読みたい。どんな話?
230ろばくん:2010/01/08(金) 04:19:26
きいてくだちゃい!!!

ろばくんわ、アメリカ文学のこともなんでもしっています!!!
ろばくんわアメリカがだいすきです!!!
231吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 16:01:05
『響きと怒り』は1章でベンジ―のこころに同化できるかが鍵になる。
子供の頃の兄弟愛を断片的に思い出す、その甘酸っぱさに共感できれば、
一気に読み通し、最終章で圧倒的な感銘に見舞われるだろう。
232吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 21:43:35
岩波文庫の響きと怒りは場面転換表がついていたりと親切だから
それを読めば難しいことはないんじゃない?

>>231
自分の場合は話の中身より手法が凄いと思ったんだが…
そのせいで後半2章は大分拍子抜けしてしまった。
233吾輩は名無しである:2010/01/08(金) 23:28:57
結局、手法はどれだけ効果を上げているかが大事で、それ自体の目新しさは
問題にならない。
234吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 01:34:48
>>231
ベンジーに甘酸っぱさなんかあるわけないだろ。
それは同化ではなく読者の感慨をベンジーに押し付けているだけだ。
235吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 01:42:12
白痴にだって感情はあるんだよ。頭悪いねえ。
236吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 01:54:04
あるのは圧倒的な喪失感で、甘酸っぱさなんてセンチメンタルなものじゃないって言ってるんだよ。
まあそんなレスの返し方する人に何を言っても無駄だろうけど。
237吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:00:12
センチメントがベンジーにないと何故言いきれる。
所詮お前の見方にすぎんのだよ。
238吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:03:09
>>235

>>234の言い方はキツいけれど、その論旨には賛成するなあ。
たしかにベンジーには感情も感傷もあるだろう。そしてその断片は
ベンジーの語りから読み取ることができる。

でも、その感情とやらがああいうブッタ切りのかたちで語れれば語られるほど、
むしろその素材の背景にある実体めいたものの行方がわからなくなる。

もっと言えば、共感の対象となるような統一的な人格みたいなものを
あらかじめ拒否するようなかたちで、フォークナーは記憶や表明を扱っている。
もちろん断片を手がかりに「共感」「同化」を試みるのも不可能じゃないけど、
そういう読みはむしろフォークナー以外の作家に向いている気がするんだよね。
239吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:06:41
>>237

236じゃないけど応答してみるよ。
センチメントはベンジーにはある。そして誤解をおそれずに言えば、
フォークナーはきわめてセンチメンタルな作家だと思う。

しかし。
読者がそうしたセンチメントをばらばらに見出しても、そこにおよそ「共感」できないような、
フォークナー好みの形容をつかえば「うずまき」がグルグルまわっているようなカタマリが、
フォークナーの小説に出てくる人間なんじゃないかな。

センチメントがあることと、それが「共感」や「同化」を許容するかということは別物だと思うんだ。
240吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:13:58

何を言いたいんだか、よく分からん文章だ。
241吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:20:07
>>240

それぞれの命題の根拠はさしあたり書かずに、おおまかにまとめよう。

1. ベンジーにたいする読者の態度として、共感ならびに同化はふさわしいだろうか。
2. 共感ならびに同化は、少なくとも読者にとって理解可能な人格の全体像を必要とする。
3. しかしフォークナーは、そのような全体像をむしろ攪乱するような語りを用いる。
4. したがって共感ならびに同化はベンジーの読みとしてふさわしくない。
5. したがって「最終章で圧倒的な感銘に見舞われるだろう」保証もない。
242吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:20:16
まあ、何をどう共感するかは読者ひとりひとりの自由であり、
その場合、作者の意図がどうかは一切関係ないという
文学観賞の基本を押さえておくべきだな。
243吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:20:54
感傷の有無が問題というよりは、ベンジーの視点は語り方からも明らかなように
過去を振り返るものではなく、(フォークナーがよく言うように)現在と過去の区別がないというのが重要で、
常につきまとう喪失感も現在のものでしかありえない。だから「子供の頃の兄弟愛を断片的に思い出す、その甘酸っぱさ」なんて
ノスタルジーに還元できるものではない。
244吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:25:25
あと、統一的人格がないから共感は不可能だというのは同意
245吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:26:59
>>242

そのとおりで、たとえばベンジーの近親相姦にたいする欲求を見出して
ハァハァすることも読者も自由だ。際限のない相対主義に陥る覚悟があるならそういう
台詞も言っていい。だけど、かりにも読者として「よりよい鑑賞がある」ことを
信じあるいは望むなら、そこで議論を放棄しちゃいけないんじゃないか?

たとえば>>231だって、ひとつの読みが「鍵だ」なんて規範的な言葉を使っているんだから、
そんな自由は振りかざせないはずだよ。
246吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:32:36
読者のひとりとして、こういう読み方があると他者に教えることは許されていい。
247吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:37:38
243の現在の喪失感って何だ?過去を振り返ってはじめて喪失感を抱くものだろう。
248吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 02:50:37
>>247
ベンジーの嘆きは、時間を前から後ろに流れるものとして捉えられない以上、「あったものがなくなった」ことによるものではなくて、
「あるべきものがない」ことによっている。たとえばベンジーは自分のペニスが「なくなった」ことをいつも知っているわけではなく、
それが「ない」ことに毎回気づいて泣くわけ。
249247じゃないけど:2010/01/09(土) 03:03:00
>>248

それはよくわかるんだけど、ではどうやって「気づき」が可能になるんだろうね。
つねに現在に直面するしかない知覚ならば、すべて肯定してもいいじゃないかな。

気づきや、そこからわいてくる嘆きというのは、やはり空間的なだけでなく時間的な
広がりも必要とするのではないかなと、そう思うわけですが。
250吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:04:02
243はあくまでベンジーにセンチメントがないと言い張るのかね?
251吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:06:45
>>250

>>243はセンチメントがあるかないかが問題じゃないって言ってるだけじゃん。
ただしノスタルジックなセンチメントはベンジーの時間感覚上ありえない、と。

>>241はむしろ共感の構造を問題にして、共感されるだけの人格の統一がないって、
フォークナーの語りの特徴に注目してい言っているんでしょ。
252吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:07:59
なんや難しい話になってきたな
253吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:08:20
>>247
時間的広がりはあるよ。過去の記憶がないわけじゃないんだから。
だから「ある」という過去の状態も知っている。ただそれをベンジーは過ぎ去ったものとして捉えていない。
過去⇒現在という直線的な広がりではなく、重層的な構造になっている。そういうことじゃないでしょうか。
254吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:09:35
>>253>>249あてね
255吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:13:26
統一した人格がなくても共感は可能だよ。
236はセンチメントはないと言ってるな。
243になると問題じゃないと誤魔化している。
256吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:17:07
>>255
センチメンタル(感傷的)とセンチメント(感傷)は違うものだろう。
それくらいわかってくれ。
257吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:17:44
>>253

そうですな。直線的な広がりではないが、重層的に広がっている。
たしかにそれはよく分かる。失語症患者や自閉症患者の類比を用いるまでもなくね。

そしてその解釈によれば、重層的構造の下部に属するイメージと、上部に属する
現在の(現在に近い)イメージのズレから「気づき」が生まれることになる。

だけど、その「気づき」は>>248にあるような「嘆き」になるんだろうか。
それを「嘆き」と呼んでいいんだろうか。たとえば「野生の棕櫚」の最終章の
主人公の(かの有名な)「嘆き」とどう違うんだろうか。それとも同じなのか。

愛着のあるイメージと、ないイメージの落差から生まれるものは、たんなる感情の
爆発であっても嘆きではないように、おれは思う。だから、それをあたかも嘆きのように
語るフォークナーは、とってもセンチメンタルではあると考えてしまうんですわ。
258吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:22:45
>>257
それは確かにそうだね。「嘆き」と呼んではいけないものかもしれない。
その点に関してはクエンティンセクションの主題のひとつであるようにも思う。
クエンティンはコンプソン氏が指摘するように、まさに「なくなった」と言うことで「あった」ことにしようとしている。
いわば嘆こうとする。けれども、実はそれは元からないものだということに気づいて死んでいく、ということだと思う。
フォークナーにセンチメンタルな側面があるのはそうだろうけど、一応自分でも気づいているんじゃないかな。
259吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:23:07
センチメンタルとセンチメントがどう違うか、説明してくれ。
260吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:27:50
それから「野生の棕櫚」の最後は、あれはセンチメンタルなんだと思うw

>>259
日本語でセンチメンタルというのが普通どういう意味で使われるか知っているでしょう。
対してセンチメントというのは悲しんだりする心の動き。
もうくだらない揚げ足とりのようなことはやめなさい。
261吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:28:54
>>258

いや、けっこう納得できました。ちなみにフォークナーをくりかえし感傷主義者よばわり
したのは、感傷をかるがると操ってみせたかのナボコフだったわけですが…ナボコフの記憶
の扱いというのは、重層的「構造」すらとっぱらって、トランプをシャッフルするようで
いかにも小気味よい。この二人の対比はあまり見たことがないが、素人目からすると面白そうだ。

てことで、寝ます。

262吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:29:31
またも誤魔化している。
都合が悪くなるときちんと説明しない。
263吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:38:48
くだらない、だと。自分の文章にもっと責任を持て。
264吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:40:37
ixion時代以来の面白い書き込みを見たなー
265吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:41:46
そうかい。それはよかったね。
266傍観者だが:2010/01/09(土) 03:43:33
>>262
センチメントを扱ってもセンチメンタルになるわけじゃない
女とやりてーつうセンチメントを語っても、その語りは日本語でいうところの
センチメンタルな、つまりナイーブな内容にはなるわけじゃない

そういうことじゃね
267吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 03:45:03
フォークナースレかとオモタ
268吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 14:53:40
260は自分の言いたいことだけ言って逃げたな。
フォークナーは難解な手法や錯綜した文体を用いているが、
読者が作品から受け取るものはきわめて原初的な愛だったりする。
それに気づき共感できれば、この作家はアカデミックな評価でなく、
身近な存在になるのではないか。
269吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 18:25:23
あいうえお
270吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 23:17:36
>>268

きみは共感しなけりゃ作家を身近に感じられないのか
アカデミックとやらでなけりゃ作家の意図にそった読み方ができないのか
271吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 23:35:14
もう相手するなよ
272吾輩は名無しである:2010/01/09(土) 23:36:20
268は221に対して言っている。フォークナーを身近に感じるために。
「アカデミックとやらでなけりゃ作家の意図にそった読み方ができないのか」
ほんと頭悪いな。268のどこをどう読めばそんな解釈になるんだ。
あほらし。
273吾輩は名無しである:2010/01/10(日) 05:34:43
まあ、世の中バカが多いので、そうカリカリしなさんな。
274吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 01:23:47
フランクリン自伝の翻訳は、どこのがいいですか?
275吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 03:19:50
238・239・241・245・249・257・261はixionが書いたものだろう。
さあ答えなさい。
276吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 14:33:48
>>274
比較したことないからどこのやつが良いとは言えないけど、
うちにあるやつは中央公論新社のやつ。翻訳はけっこう
読みやすかった。

近くに大きな本屋もしくは図書館があれば、最初の
数ページだけを比較してみて、自分が一番気に入ったものを
読み進めてみたらいかがでしょうか。
277吾輩は名無しである:2010/01/11(月) 15:04:15
>>276
中公クラシックですね。世界の名著の。
読みやすいのなら、それにしてみます。
ありがとうございました。
278吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 12:59:50
フラナリー・オコナ―を読んだので、次はカーソン・マッカラーズを読みたい
んですが、どれがいいんですか?
279吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 20:51:54
>>278
個人的には、「悲しき酒場の唄」が入っている短篇集が
彼女の世界観をつかむのには一番いいと思う。
280吾輩は名無しである:2010/01/16(土) 23:03:39
入手しにくいが、『心は孤独な狩人』は必読だね。
281fixion ◆ySh2j8IPDg :2010/01/17(日) 12:19:51
名なしで書き込むので悪しからずね^^;
282吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 12:21:00
スタンリー・エルキンの翻訳が止まってるのは残念だな。
283吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 13:29:26
エルキンは読んだことないなあ
ドクトロウも人気がイマイチだね
284吾輩は名無しである:2010/01/17(日) 16:43:47
ドクトロウって全米批評家協会賞を3回も取ってて
全米図書賞も取ってるよね
国内向けの大物なのか?
285ザ・スミス:2010/01/19(火) 20:20:50
第1回 (1976年) - E・L・ドクトロウ 『ラグタイム』 "Ragtime"
第7回 (1982年) - スタンリー・エルキン "George Mills"
第14回 (1989年) - E・L・ドクトロウ 『ビリー・バスゲイト』 "Billy Bathgate"
第20回 (1995年) - スタンリー・エルキン "Mrs. Ted Bliss"
第30回 (2005年) - E.L.ドクトロウ "The March"

ほんとだ。ドクトロウ3回、エルキンも2回だ。
286吾輩は名無しである:2010/01/19(火) 21:39:10
ドクトロウは昔サンリオ文庫で「ダニエル書」が出てたらしい
287ザ・スミス:2010/01/20(水) 18:12:19
ダニエル書は良いよ
288吾輩は名無しである:2010/01/20(水) 18:53:22
皆さんの大学でJoyce Carol Oatesを扱った授業ってありますか?
あれば、どの作品を使用しているのか、どのような授業が行われているのか教えてください。
289吾輩は名無しである:2010/01/20(水) 19:22:35
>>281
いっくん、げんき〜〜〜〜〜?
290吾輩は名無しである:2010/01/20(水) 22:53:48
>>288
某旧帝の英文だけど、Joyce Carol Oatesを大きく扱った
授業はなかった。文学史で少し名前が出てきたくらい。

ノーベル賞候補に何度もなっているけど、英文学専攻ではない
一般の人は彼女の名前さえ知らないと思う。
291吾輩は名無しである:2010/01/22(金) 23:39:44
翻訳も流通してないしね。
292( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/01/26(火) 16:01:34
おやはや(笑)オーツですらそのような有様なのですか(笑)実に愚か(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
293吾輩は名無しである:2010/01/26(火) 17:05:44
まずアメリカ文学を専攻する学生数が絶望的に少ないから、
英米文学科でも広く浅い授業が多い。

うちの大学だと、少なくとも毎年、半期に渡って授業で扱われる
アメリカ文学作家はポー、トウェイン、ヘミングウェイ、
フォークナーくらい。

あとは、担当の講師が専門でやっている作家(アリス・ウォーカー、
ジョン・アップダイクなど)の授業がそれに加わる。
294吾輩は名無しである:2010/01/26(火) 17:12:07
英米文学を専攻している人は、どんな研究方法をとってる?

最近はやっぱり、新歴史批評やカルチュラル・スタディーズが
ほとんどだろうか。
295吾輩は名無しである:2010/01/28(木) 11:02:29
オーツってなんで影が薄いんだろうね?大量生産の影響?
現役の大物(ロス、ピンチョン、それにデリーロあたりか?)と比べると
普通の日本人には最も向いている気がするんだが。

>>293
やっぱりイギリスの方が人気なんですかね?
296吾輩は名無しである:2010/01/29(金) 03:43:14
J・ D・サリンジャー 死去。91歳
http://www.cbc.ca/arts/books/story/2010/01/28/obit-salinger-jd.html
297吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 03:20:58
3月刊
マルカム・ラウリー 『火山の下』
待望の新訳 (斎藤兆史監訳)。
(白水社 3150円)
298吾輩は名無しである:2010/01/31(日) 04:26:21
サリンジャー死去は日本でもけっこうメディアで取り上げられてたね。

でも、マスコミに出ない人だったし、最近は本人の名前を
聞かなかったから、正直なところ死亡しても「むしろまだ
御存命だったんだ」という感じがした…。
299吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 22:19:06
サリンジャー死去へのブレット・イーストン・エリスのtwitterコメント
http://twitter.com/eastonellis/status/8335981746
300吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 23:46:51
ラウリーはイギリスの作家だ。スレ違う。
301吾輩は名無しである:2010/02/07(日) 22:50:33
>>299試訳
イヤッホー!神様サンクスやっと死んだぜあの野郎。
この日をずううううっと待ってたんだよ、ったくオマンコ野郎が。
今夜はパーティだぜ!


・・・・・・本人かコレ?
302吾輩は名無しである:2010/02/08(月) 00:01:08
アメリカン・サイコ書くような人だし
303吾輩は名無しである:2010/02/10(水) 22:48:58
認証済みアカウントになった模様
http://twitter.com/BretEastonEllis
304吾輩は名無しである:2010/02/12(金) 20:16:43
『悲しき酒場の唄』読み始めた。
305吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 16:23:30
おまいらヴァインランドの邦訳読んだ?
306吾輩は名無しである:2010/03/03(水) 23:18:38
>>301

くそ笑ったww
エリスってこんなにおもしろい人だったのか
307吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 19:46:28
>>305
訳者のせいか群馬弁になってた
308吾輩は名無しである:2010/03/06(土) 23:58:12
だめだ「煙の樹」挫折しそうだ。
309吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 01:40:22
米文学者入場!!

鹿殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積みモヒカン族が甦った!!!
 革脚絆!! ジェイムズ・フェニモア・クーパーだァ――――!!!
 自然主義はすでに私が完成している!!
 セオドア・ドライサーだァ――――!!!
 噛み付きしだい暴露しまくってやる!!
 社会主義代表 アプトン・シンクレアだァッ!!!
  心理主義の小説ならヨーロッパの歴史がものを言う!!
 イギリスかぶれ ヘンリー・ジェイムス!!!
 真の差別を知らしめたい!!  
 奴隷解放のハリエット・ビーチャー・ストウだァ!!!
 第一次世界大戦からは逃げ帰ったがカジキ釣りならオレのものだ!!
 キューバの鉄拳 アーネスト・ヘミングウェイだ!!!
 映画化対策は完璧だ!! スティーブン・キング!!!!
 全米図書賞とペン・フォークナー賞は私の中にある!!
 ユダヤ系文学の神様が来たッ フィリップ・ロス!!!
 自給自足なら絶対に敗けん!!
 森の生活見せたる ヘンリー・ソローだ!!!
 ポストモダン(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
 メディア社会のホワイト・ノイズ ドン・デリーロだ!!!
 アメリカ歩兵隊から炎の虎が上陸だ!! 
 ベトナム文学 ティム・オブライエン!!!
 ルールの無い小説が書きたいからSF作家になったのだ!!
 プロの手法を見せてやる!!カート・ヴォネガット!!
310吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 01:41:46
 冥土の土産にモービィ・ディックとはよく言ったもの!!          
 狂人の執念が今 海上でバクハツする!! 
 捕鯨流ルネサンス ハーマン・メルヴィル先生だ―――!!!
 ポカホンタスこそがインディアンの代名詞だ!!
 まさかこの男がきてくれるとはッッ ジョン・スミス!!!
 書きたいからここまできたッ 顔写真一切不明!!!!
 ポストモダン(前衛)文学者 トマス・ピンチョンだ!!!
 オレはミステリーで最強ではないゴシックで最強なのだ!!
 御存知アル中 エドガー・アラン・ポー!!!
 小説の題材は今やメキシコにある!! オレを驚かせる奴はいないのか!!
 コーマック・マッカーシーだ!!!
 長あぁぁぁぁぁぁいっ説明不要!!  文庫本は全五巻!!
 マーガレット・ミッチェルだ!!!
 小説は実体験を題材にしてナンボのモン!!! 超実戦過激派!!
 本家パリからヘンリー・ミラーの登場だ!!!
 名刺はオレのもの 邪魔するやつは思いきり殺し思いきりバラすだけ!!
 ジェネーションX統一王者 ブレット・イーストン・エリス !
 自分を試しにアメリカへきたッ!!
 ロリコン全ロシアチャンプ ウラジミール・ナボコフ!!!
 超絶主義に更なる磨きをかけ 
 ”偉人論”エマソンが帰ってきたァ!!!
 ニューヨークの街に死角はないッッ!! 
 ポストモダニスト ポール・オースター!!
 南部百年の歴史が今ベールを脱ぐ!! 
 ミシシッピから ウィリアム・フォークナーだ!!!
 読者の前でならオレはいつでも法螺を吹く!!
 燃える西部人 サミュエル・ラングホーン・クレメンズ 本名で登場だ!!!
 政治家の仕事はどーしたッ 燃える合理主義 未だ消えずッ!!
 自伝も暦も思いのまま!! ベンジャミン・フランクリンだ!!!
 特に理由はないッ 姦通が罪悪なのは当たりまえ!!
 教会にはないしょだ!!!  ナサニエル・ホーソーンがきてくれた―――!!!
 
311吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 01:42:37
 アリゾナで磨いた実戦自然主義!!
 貧民街のデンジャラス・ウルフ ジャック・ロンドンだ!!!
 ロスト・ジェネレーションだったらこの人を外せない!! 
 超A級ロマンチスト スコット・フィッツジェラルドだ!!!
 超一流小説家の超一流ノンフィクションだ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
 ニューヨークの南部人!! トゥルーマン・カポーティ!!!
 ミニマリズムはこの男が完成させた!!
 春樹訳の切り札!! レイモンド・カーヴァーだ!!!
 永遠の十六歳が帰ってきたッ
 どこへひきこもっていたンだッ チャンピオンッッ
 俺達は君を待っていたッッッ
 J.D.サリンジャーの登場だ―――――――ッ

 加えて負傷者発生に備え超豪華なリザーバーを4名御用意致しました!
 ノンフィクション ノーマン・メイラー!!
 伝統派小説 ジョン・アーヴィング!!
 東洋かぶれ! ジャック・ケルアック !!
……ッッどーやらジョン・スタインベック選手はルート66を横断中で到着が遅れている様です!!
312吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 14:23:24
一瞬ウザいと思ったけど、けっこうちゃんとしてるな。
313吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 20:03:06
けっこう面白い
314吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 23:33:15
他の国のもやってくれ
315吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 01:59:00
よく網羅したなあ
でもまだバロウズ、ヘラー、ベロー、アンダーソン、ブコウスキー、オコナー、マラマッド、ダイベック、バース、エリクソンとかがいるアメリカ文学界って凄いと思う
316吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 21:32:13
ラルフ・エリスンやトニ・モリスンはどうした!
ゾラ・ニール・ハーストンが草葉の陰で泣いてるゾ!
317吾輩は名無しである:2010/05/12(水) 22:52:41
アメリカ文学はポーとメルヴィルとフォークナーがいればいい。
318吾輩は名無しである:2010/05/13(木) 09:36:14
なんじゃこらウザと思ったが、なかなかうまく出来てて、面白いな
次はイギリスをやってくんなまし
319(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/13(木) 23:12:20
これの元ネタ知ってる人、文学板にいるのかな?それとも常識?バキの地下トーナメントの入場シーンですよ。
320吾輩は名無しである:2010/05/14(金) 13:23:35
フォークナーは別格だな。
ヘミングウェイなんて何処が面白ぇーんだ?
何だか日本じゃ妙に評価の高いフィッツジェラルドだけどさ(村上春樹大
先生のお陰だろうけど)面白くねーじゃん。
321吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 15:08:20
トム・ウルフ入ってないし
ノーベル賞作家も落としてるねw

読みもしないで書いてるとこもあるので
22点w
322吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 19:46:52
シンクレア・ルイスって何で入らないんだろ?アメリカ人で最初のノーベル文学賞
作家だぜ。
323吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 20:06:43
日本で言うと、島崎藤村みたいなポジションだな
324吾輩は名無しである:2010/06/16(水) 18:56:31
>>309-311

ちょwwww天才wwwwww
325吾輩は名無しである:2010/07/17(土) 22:11:51
ロリコン全ロシアチャンプで片付けられたナボコフカワイソス
326吾輩は名無しである:2010/07/18(日) 02:45:16
挙げられてないソール・ベローなんか
もっとかわいそう


賞レースなら俺に任せろっ
全米図書賞3冠が証明する!!!
ユダヤ文学の先達!!ソール・ベロォォォォォォォォーっ!!
327吾輩は名無しである:2010/08/17(火) 00:12:06
ここまで白鯨に関する話題がほとんどないのはどういうわけなの?
328吾輩は名無しである
話すと長くなるがこれには深いわけが・・・