あなたは文学に何を受けたか。
文学は人間世界に何をはたらきかけるか。
これからの文学の社会的役割など。
個人的な意見、読書量多い人歓迎。
このスレは伸びない
3 :
吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 23:07:42
そうかな?コアじゃないから?
4 :
俺:2007/04/24(火) 23:15:14
>>1 >文学
何をするにしても「文学」「文藝」って言葉から
捨てなきゃ始まらネェだろ。
「文学に何を受けたか」の意味がわかりません。
「影響」しか入らないよ。国語の穴埋め問題か。
6 :
通りすがり:2007/04/24(火) 23:20:41
7 :
吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 23:23:36
>>4 やっぱここでは建設的な議論は
無理ってことか?
それが一番気になる。
8 :
通りすがり:2007/04/24(火) 23:24:46
>>5 >「文学に何を受けたか」の意味がわかりません。
何で解らないの?
バカ?
ニュアンスでつかめよ、日本人のくせに。
国籍を持たないが故「地球主義のグローバズム」に走ったならイイけど。
9 :
通りすがり:2007/04/24(火) 23:26:36
>>7 >建設的
で、オマエは2ちゃんに「建設的」なナニを求めてるんだ?
……、他愛のない。
10 :
吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 23:26:43
>>5 「受ける」というのは「あなた」が
受動態であるということ。
対象としてでしかない文学を能動態に
してんの!
親切終わり。
11 :
吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 23:30:57
>>9 「建設的」なものを求めてんのは文学に
対してだ。
2ちゃんはただの媒介。
あんまここの空気知らないんだよね。
一人ぐらい出て来てもいいかなと思う。
12 :
通りすがり:2007/04/25(水) 00:04:20
>>10 だからよ、それが「文学の姑息」なんだよ。
「影響」はテメェの脳内で補えって、このバカが。文藝が!
>>11 うるせぇーよ。ダイスケ。
インパクトと動物臭のある優秀なコテが何人いると思ってんだ、この板に。
13 :
◆bajfbGHd3E :2007/04/25(水) 00:50:03
>>12 現代の文学のベクトルのなさに失望
している様子だな。こんなところで同一志向の集団まで
つくれるわけはなさそうだけど、
いいところまでいきたいね。
ダイスケって誰だ?
14 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 01:08:19
15 :
◆bajfbGHd3E :2007/04/25(水) 02:30:26
適当に他スレ覗いてみたけど、
セクトにもならない趣味人が多いね。
だが彼らは読者として大切な存在でもある。
大学生らしい人もいたな。
恐れるのは、ネットの中で闘士を演じる
人間だ。
しかし大抵の人がやたらめったらに好き勝手に、
ときには挑戦的に発言しているのは残念だね。
承諾願望と支配欲求のあらわれでしかない。
これじゃ精神的な被害者も多いわけだ。
やはり匿名掲示板だとすぐ限界が見えるような気がするんだが…
とにかく長レス、募集中。
募集中って、君はひろゆきさんですか。
17 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 05:12:01
サイヤ人のハッタリみたいな事を言うと、文学に触れずに生きてたら、自分がどうなってたか想像つかないところ。
別の親から生まれていたらどんな自分だったか、みたいな話だね。
それは自分じゃありません。
19 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 06:35:18
文学如きに与えられたり、失ったりするモノなんか無いな
20 :
◆bajfbGHd3E :2007/04/25(水) 11:25:47
>>17-19 ご意見ありがとう。
私は文学に触れていなかったら、きっと
心理学だけを志していました。
もともと人生の中で何か理論体系を
組み立てたいとおもっていましたが、
文学によって哲学に触れ、それによって
相対的な考え方を得ることができました。
文学は私に精神生活の手段を与え、
私にはそれが最善のものと思われます。
現代はマスメディアの発展に伴い、
個人に考える機会が与えられている時代
でありますので、最善と思われるのです。
21 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 12:35:43
★古文版ウィキペディアの成立のために同志の協力を仰ぐ★
《古文版ウィキペディア(テスト版)》
http://incubator.wikimedia.org/wiki/Test-wp/jpn-classical 《古文版ウィキペディアのメタウィキ内の提案ページ》
http://meta.wikimedia.org/wiki/Requests_for_new_languages/Wikipedia_Classical_Japanese_2 いまメタウィキで古文版ウィキペディアを作ろうという提案がなされています。
成立には多くの人の賛成意見が必要なので、簡単ですのでぜひご協力ください。
日本語は長い歴史を持つ言葉です。古文版が成立すれば日本語は古典を有する偉大な言語だということを
世界に知らしめることになります。
今の日本語は多くの漢語を交えますが、平安時代には漢語が殆ど使われず、多く和語を用いていました。
これぞまさに大和民族の精髄といえましょう。
日本を愛するなら、この企画にご協力ください。上にあるのは飽くまでテストウィキであって、
提案が承認されなければなくなってしまいます。古文が書けなくとも、
賛成意見を書いていただければよいのです。賛成は多ければ多いほどいいのです。
【簡単】協 力 の 仕 方【短時間】
1、「古文版ウィキペディアのメタウィキ内の提案ページ」(上のリンク)に行く。
2、画面の右上の「Log in / create account」という所をクリックし、メタウィキのアカウントを取得する。
3、ログインし、古文版のArguments in favourという項目に'''Support'''と書き込み、
後ろに理由を書き込む(英語でも日本語でもどちらでも良い)。理由は一言でもよいので必ず書いて下さい。
末尾に必ず--~~~~と書いて署名する。
■□■その他、宣伝等■□■
1、ブログやウェブサイトなどを持っている人はそこで宣伝して頂ければ嬉しいです。
2、記事を書きたい人はテストウィキに行ってください。
22 :
通りすがり:2007/04/25(水) 14:01:39
>>20 >私は文学に触れていなかったら、きっと
酒も飲まないでよくそんな話が出来るもんだ。
23 :
◆bajfbGHd3E :2007/04/25(水) 14:50:41
真面目に議論出来る人を待っています。
いろんな意見をお聞かせ下さい。
24 :
通りすがり:2007/04/25(水) 15:05:59
俺は呑まないとスイッチが入らネンダ。
まだ手探りなんでね。
致命的な一言を言ってやろうか俗物?
26 :
通りすがり:2007/04/25(水) 18:33:00
↑文学の読み過ぎで頭がおかしくなった人
27 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 19:03:55
↑
取り返しのつかない人生
28 :
通りすがり:2007/04/25(水) 19:04:47
↑名無しに戻って「ちょっと工夫」したつもり。
29 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 19:10:05
↑
2ちゃん狂い
30 :
通りすがり:2007/04/25(水) 19:29:18
↑ブタ人間
31 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 19:31:29
↑人間ブタ
32 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 19:38:20
→ブタ
荒れちまった。
34 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 19:41:14
そう見える?
35 :
吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 19:53:44
文学とは真空だ。
36 :
スーパーアフォリズム ◆7La6XRg/VQ :2007/04/25(水) 19:54:55
文学とは真空だ。
37 :
◆bajfbGHd3E :2007/04/25(水) 20:06:57
このスレ糞過ぎる
では削除要望をだせ。
>>36 偶然うまいこと言えたから、慌ててコテつけてアピール?
>>37 >持論開陳に期待。
ダメですね。
なぜなら、36の正体は
>>12だから。
思わせ振りな事を言っておいて、なにも中身がない。
先日も「アゴのぼり」を唄っていたようですが、
あれで《創作》した気になっているのだから笑ってしまう。
>>40 非難して誰が得する?自分の意見を出してみたら
どうなんだ。
42 :
俺:2007/04/25(水) 21:44:12
スレタイに主語がないから意味が通じない。
文学が与えたもの?
代わりにチンチン出そうか?
ないのは主語じゃなくて目的語じゃないでしょうか。
同感。
ワロタw
チンチン出したいならご自由に
46 :
俺:2007/04/26(木) 00:12:55
>>43 >ないのは主語じゃなくて目的語じゃないでしょうか。
ということは、アンタは文学に遣われているということだ。
オマエは文学の使いっ走りだったのだな。
もしかして「俺が」とかが入るわけ?
さすがにそれは考えなかった。自分は文学の「徒」でけっこう。
自分より下のものに自分の力を捧げたくないからな。
48 :
4:2007/04/26(木) 00:58:11
>>47 >自分は文学の「徒」でけっこう。
>自分より下のものに自分の力を捧げたくないからな。
文学を主語にして文学を語っちゃう辺りに今日の低迷と文学板の垢抜けなさがあるわけだ。
オマエらは駆逐される運命にある。俺という時代に。
49 :
スーパーアフォリズム ◆7La6XRg/VQ :2007/04/26(木) 00:59:18
文学を主語にして文学を語っちゃう辺りに今日の低迷と文学板の垢抜けなさがあるわけだ。
オマエらは駆逐される運命にある。俺という時代に。
「主語」という言葉を辞書で調べてごらん。
「主人」「マスター」という意味ではないぞ。
俺は時代と寝てるからとか、昔秋元康が言ってたね。
52 :
吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 06:37:41
スーパーアフォリズムによってコテンパンに叩きのめされ鼻血を流す50。
53 :
吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 07:42:49
文学は私に、真実を、知的好奇心を与え
文学は私に、性欲を、肉体的快楽を奪った。
百貨店でビョークかかっとった。
なんかショックやった。
そんでお前ら水掛け論になってんじゃ
ねえよ。クソガキが。
56 :
吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 17:59:28
Age
57 :
吾輩は名無しである:2007/04/26(木) 20:28:50
真面目な話待ってますよー
文学は間接経験から離れるべきでない。
だからライノベとフィクション消えれ。
学問として文学おくならあんなもん
心理学の材料だろ。まあテクストの分析
ぐらいには使ってやるよ。
てか学問として文学いらないか。
いらないいらない!
評価に偏見もってなかったら単なる
言語学だろ。文学ってゆうのが範疇の
名称だし。だいいち本なんて全部読める
ものでなし。評論家なんてなんでいるの?
作家がサボるから?
ゲーテやドストの貢献って「必要」だったか?
文学者以外はそう思わないね。
それに文学者のためだけに小説があるの
でもなし。
てかどうでもいいや。
60 :
スーパーアフォリズム ◆7La6XRg/VQ :2007/04/27(金) 12:20:30
私はブランド品に憧れたことがない。
なぜなら、私自身がブランドだからだ。
世界中にいる無数の「俺」との対話。
ブランド「文学」にひざまずくだけの旧弊人に、贐の言葉はない。
高橋源一郎に神罰を。
61 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 13:50:56
与えたものは、文字列と衝撃的に出会う反射神経。
踏み込めば、踏み込まれるという覚悟。
文学を読んで失うものは、きっと、読んでなくても失うものだったんだと思う。
62 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 15:51:48
>>61 なるへそ
ページが絵画に ページが色に ページが音に ページがリズムに
それは文学でないと与えてくれないもの、そう思っています
↑時間あけても自演バレバレ。
いいたいことあんなら素直に書けば
いいのにね。だいたいそんな理想的に
理解しあうことなんか2ちゃんでは
不可能でしょ。
あとビョークかわゆす。
おばちゃんでもかわゆすw
65 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/04/27(金) 16:50:27
>>62 >62 名前: 吾輩は名無しである Mail: 投稿日: 2007/04/27(金) 15:51:48
>
>>61 >なるへそ
>
>ページが絵画に ページが色に ページが音に ページがリズムに
>
>それは文学でないと与えてくれないもの、そう思っています
オマエみたいな奴にはナニを云っても無駄な気がする。
ところで、これを観ろ。
http://www.youtube.com/watch?v=H0aEDOzzp_w 俺が女だったら、こんな男に惚れるのだと思うね。
俺にないものを全部もっている男だからだ。
……なんだか、あぶないね。
66 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 18:31:08
61ですが、自演じゃないよ。
自演じゃないといいたいのに、運が悪い事に、62が何言ってるか大体わかる。
>>63は2ちゃんで人間不信になるタイプ?
人間の共感を知らないか、2ちゃんのハゲドウを知らないか、どっちかだな。
お前のくだらない裏読みなんて、本屋で買ったシルバーアクセ身に付けた、ロンティー野郎もやんないよ。
…ほら、踏み込んだら踏み込まれるだろ?
文学読んで悪い事ったら、勘違いでふんぞりかえる餓鬼が嫌いになった事だな。
67 :
悪い太郎 ◆LziSwFxVAU :2007/04/27(金) 18:52:57
も、も、もう、うるさいバカ!
オマエら、お笑いやるのに「解説」が長いんだよ。
byサニー
68 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 19:32:33
もういいじゃないか。
お前が救世主で。
ところでさ、去年の話だけど、俺駅のホームで
タバコ喫ってるやつ見かけたの。
そいつがまた若い。20そこそこってとこ。
もちろんそこ禁煙だよ?ヤクザみたいなオッサンですら
喫ってない。ああガキが喫ってらぁとか思って見てたら、
なんかそいつ近付いてきやがんの。
しかもとんでもなくフラついてやがる。
ウゼえなぁと思ってたら、そうゆう時に
限って俺の側まで来やがった。近くでそいつの
眼とか見たら、完全にイッてやがる。真昼なのに
瞳孔開きっ放しみたいな眼して、どこ見てんのかとか
さっぱりわかんない。こいつは絶対ラリってんなと
思ったら、俺もだんだん腹が立ってきた。また電車が
来るまでが長い。早く来ねえかなあとか思ってたら、
案の定煙がこっちにきやがった。
そん時俺はキレたね。ガキに完全にナメられてる。
こっちは仕事で電車乗んのに、こいつは昼間からラリって
電車に乗るわけだ。俺は言ってやった、
「タバコ消せよ」
そしたらそいつ、鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔んなって、
トボケた顔してやんの。……
↓
69 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 19:34:34
↓
…それでもすぐ消したね。つま先を
グリグリやって、よろめきながら吸い殻拾ってた。「すいません」だってよ。なら初めから喫うんじゃ
ねえっての。
でも次の一言はさすがにこたえたね。
がっちり言ってせいぜいした俺が向こうの方に見える
ちっちゃな電車眺めてたら、そいつ後ろでボソっとこう言いやがった。
「でも末期ガンなんです」
……んで暇だからここまで書いたけど、何が言いたいのか
わかってくれてんのかな?ところでこんな事言われたらどうする?
誰か答え方書いてみれや。
70 :
吾輩は名無しである:2007/04/27(金) 19:37:28
>ほら踏み込んだら踏み込まれるだろ?
これ最強やんけwwwwww
勉強になった。ありがとう。
吸うでもいいと思ったのになぁ、シンナーの分も掛かってるしさ。それに、自演疑惑があったばっかだし、俺が村上春樹じゃない事がわかって良かったじゃん。
やっぱさ、淀川の下流で京都人のションベン飲んだやつは育ちが違うね。そんなに村上春樹が好きなら、一生風の歌でも聴いとけよ。
土方のせがれが俺に読み書き教えてんじゃねぇよ。
>>74 じゃここきて読むな。書くな。
さいなら〜
このスレ、かなり成功。
77 :
吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 16:28:56
失ったものは、よくわかる。
同意。ってもしかして意味違うかな。
失わせた、って人のせいにすんなっての、と思いました。
できれば文学の中で生きたい。
文学館におなじみのパンフレットを与えられる。
興味を失う。
詩のボクシング行くかな。
意見待ってます
コテハンだしてね
82 :
吾輩は名無しである:2007/04/29(日) 09:27:35
高尚になった気になったんじゃなくて、実際に高尚になった。
真実を求めることにより、下衆な性欲が相殺された。
結果生き辛くなった。身動きが奪われた。活力が無くなった。
どうしたらいい。
どうしてくれる。
でも有難う、文学。
>>82 レスありがとうございます。
文学によって人は距離に目覚めますよね。
もはや古いテーマかもしれませんが、私はトーマス=マンに
ひどく感銘を受けたことがあります。
魔の山や詐欺師など、優れた作品をたくさん著していますが、
中でもトニオ=クレーゲルは実に自分を映しているように思えました。
ちなみに私は最近スッペを聴きながらよく
マスターベーションやセックスをします。
私は文学に自由の虚構を見せてもらいました。
それもまた高尚と呼べると思います。人間は正直であるべきですからね。
文学板の削除要請に「駄スレ」だからっていうのがあって
却下されとったけど、あんなのが文学板見とるのが気になるな。なんでやろ。
ひとまずトリップ放り込んでおくかな。
つまらんコトを訊くようで申し訳ないけど、なぜHN推奨なのさ。
>>86 やっぱり議論にならないからね。
>>1みたいな抽象的な論題で書き込んでくれる人は
それなりに考えてくれてると思うんだよ。
そこに問題なのが、コテ使わずに、その場であつらえたような
日替わりの意見書き込んでくる輩。
そんなのがいたんじゃ真剣に考えてくれる人が離れていっちゃうからね。
真面目に書き込む人は持論の展開見せるためにも
コテを使って欲しいな。
>>64 ↑
こんなんあったん気付かんかった。
匿名だけど許すとしよう!
この寂莫!だから大勢は嫌だったんだ。
この半時間。この半時間の虚しさをだれが理解するのだ?
一人でいい。ただ一人だけ、終電に急いだ彼女さえいれば、私は何も考えずに済むというのに。
煙草と水が何の役に立とう?
安物のベンチがどんな休息を与えよう?
酔いどれの夢がどんな慰みを与えよう!
曇った空には星ひとつ輝かない。
電車は永久に来ないだろう。
認識は害悪だ。
認識を教える全てが害悪だ。
真実は愛によって惑わされ、罪によって虐げられる。
要素によって積み重ねられた対自には
溢れ出る象徴をすくう器もない。
日々戯れる宵闇の踊り子が
弱気な五感を麻痺させている。
眠りへと誘うのは三原色の思い出
新星の鼓動が、私の心臓を殴る。
聴講生になりたい。人気のない部屋がほしい。
3年間の休日がほしい。生活と運命は強い。
たしか村上春樹のある小説の中に、「きっと我々は十九世紀のロシアあたりに
生まれるべきだった……」みたいな一節があったが、近頃のライトノベルなどを
考えたとき、その一節は改めて見直さなければならない。
埴谷雄高が埋もれるのはわかるが、
藤枝静男が埋もれていくのは残念だ。
日本にはああいう作家がもっといて欲しかった。