オスカー ワイルド

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1名無し
Oscar Wildeの
Lady Windermere's Fanってどうなの?
2吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 00:46:33
ルイスキャロルみたいな顔してるよね
3吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 01:43:42
ウホッホ!
アーッ!!
4吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 07:15:43
戯曲『サロメ』はクリムト、ビアズリー、モローと数々の画家に描かれてるんだね。
当時の熱狂は、現代のミュージカルどころの騒ぎじゃなかっただろう。
それでなくとも、同時代にフロイトとかマーラーとかワーグナーとかいるわけだし。
5吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 07:20:42
ノンケだってかまわないで食っちまう人間なんだぜ
6吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 12:16:18
オスカーの方が食われたと思ってたが。
7吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 12:22:50
アルフレッド・ダグラス卿がノンケだとでも??
8吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 12:24:01
あ、読み間違えてた。
気にせんといてくれ
9吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 23:14:04
俺の代わりに俺の写真が年老いていけばいいのに
10吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 01:17:06
ついに、オスカーのスレが建ったか
だが、伸びないだろうなぁ、面白い作品も沢山あるけどね
11吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 02:10:09
神についての完全な知識を持った男の話。
あれ読んでドストの『大審問官』がかすんだ。
なんちゃって正教徒よりカトリックの方が深いな。
12吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 11:51:50
マイルド
13吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 11:59:11
神への反逆
14吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 17:01:16
カリスマ。
15吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 17:43:28
オスカー・ワイルドって顔が日本人の誰かに似てる気がするんだが…気のせいか?
16吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 17:59:46
たれでしょね?
17吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 13:53:19
美輪明弘?
18吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 15:11:47
岸部一徳とか
19吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 15:12:28
この人の伝記映画見たんだけど、あのオスカーワイルドってぜんぜん美しくない。
ただの変態のおっさんにしか見えなかった。
ボジーはなかなかよかったと思うんだけど。ジュードロウだっけ?
20吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 11:14:53
思想家としての福田恒存は好きではないが、翻訳者としては凄すぎる。
『ドリアン・グレイの肖像』の百合の花の香りがしそうな文章
(陳腐な形容ですまん)...
21吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 12:32:01
ウホッホ
22吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 13:36:16
>>15
小林よしのり?
23吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 17:18:24
>>18 >>22
あ〜いい線いってる
その辺りの顔にYOSHIKI混ぜればそっくりかも
24吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 18:57:31
ようするに馬面なら似てるわけだろ、ならいるじゃん

        蓮實重彦
25吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 19:05:06
「最終学歴 東大法学部卒」・・・・・
26吾輩は名無しである:2006/12/28(木) 20:41:21
サロメとドリアン・グレイの肖像はオイラのバイブル的存在だ。
イギリス(本人アイリッシュだけど)文学の中で一番好きな作家だなぁ(´∀`)
27吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 19:30:14
「ドリアン・グレイの肖像」の新訳が出たけど
誰か読んだ?
28吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 19:34:44
童話は?あんなの子供に読ませたらひねくれそうだけど。w
29吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 19:43:16
詩がいいんだよなこの人は
30吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 20:21:38
>>27
どこから?
31吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 09:55:13
www.hyuki.com/trans/prince.html

童話ってこれしか読んだことないんだけどほかにいいのありますか?

私は子供が生まれたら毎日読んであげたい。
32吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 16:18:44
この人みたいなカッコいい作家って日本にいる?
33吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 19:59:37
>>30
最近、光文社から出版された
http://www.kotensinyaku.jp/books/book18.html
34吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 07:33:34
>>32
髪型込みならば京極堂。wwwwwww
35吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 10:19:05
ワイルドはゲイだから価値があるんだゼッ!!!

36吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 10:53:55
>>28
「いちばんのともだち」は本当にヒドイ話だよなw
子供に読ませたらグレるわ(現実社会ではあることなんだけど)

「わがまなな巨人」は良い話
37吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 15:08:43
母親に女装させられてたとか過酷な生い立ちがあってこういう作品になったんでしょうな。
38吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 15:23:23
>>31


>王子は皆の自慢でした。「風見鶏と同じくらいに美しい」

>乞食とたいして変わらんじゃないか」と市会議員たちが言いました
>そこで彼らは幸福の王子の像を下ろしました。
>「もう美しくないから、役にも立たないわけだ」


教訓:人間は見かけ
39吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 17:43:14
>>35
脳内イケメンのkitty-gay(キチ○イ)ナッちゃん乙。
40吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 06:58:44
41無名草子さん :2007/01/16(火) 19:20:47
サロメ…
気持ち悪い話なのに何度読んでも泣ける…
42吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 16:50:20
intentionsっていう本エッセイ書いてたっけ
43吾輩は名無しである:2007/01/17(水) 23:05:33
>>31
泣ける
44吾輩は名無しである:2007/01/21(日) 15:23:41
以前海外で製作されたオスカー・ワイルドの特番が
NHKで放送されたけど、DVDで売ってない?
ワイルド研究家がいっぱい出てきて、オープニング
テーマにBORN TO BE WILDが使われてるやつ
45吾輩は名無しである:2007/02/07(水) 10:35:01
去年、二冊も幸福の王子の絵本でたね。さらにドリアン・グレイの新訳も出た。もしかしてブームなの?
本が出たって以外にはあんまり感じないけれども。
イギリスブンガクなんて流行ったって誰も気づかないような波しか生まれないか…。
あるとすればアンサイクロペディアで祭られていることかな。
ttp://uncyclopedia.org/wiki/Oscar_Wilde
新訳が出たこととはもちろん関係ないw

岩波版サロメの福田恒存の解説、大事なところで詳しいことは新潮版の解説へ、
となっているからもちろん読みたいんだけど、今新潮のはウィンダミア卿夫人の扇・サロメになってて、福田の解説は読めない。
岩波で同時期に買ったブラッドレーのシェイクスピアの悲劇が五十年以上前と同じ正字正仮名だったのにはある意味感動したが
これについては復刊のときに新潮から解説もらってくるくらいできなかったんだろうか。
福田がワイルドについて書いているのって、岩波新潮のサロメの解説とアーサー卿の犯罪の解説だけか。
全集にもロレンス論とかはあってもワイルドのはないみたい。

>>15
日本人じゃないがちょっと前にいた(今はどうだか知らないが)ペ・ヨンジュンに似てる。
その論理的帰結としてスマイリー菊池にも似ている。
あと晩年の太ったあと限定で某大手予備校Yの有名英語講師Tに似ている。

>>37
セックスピストルズのジョン・ライドンがワイルドの人生には母への復讐の部分があったとか言っていた。
かくいうライドンは幼いころ母親にビートルズのコスプレをさせられ、結果強烈なアンチビートルズになったみたいだけどw
46吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 22:42:53
>>42
『嘘の衰退』とかが入った評論集
47吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 14:00:19
『意想集』だろ。
ワイルドは批評家として遇したい。
48吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 02:04:08
『意向集』でしょ
49吾輩は名無しである:2007/03/01(木) 09:54:27
『意想集』とも訳す。矢本貞幹『現代イギリス批評の先驅』を見よ。
50吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 19:48:56
全集ある?
51吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 21:53:23
青土社から出ているが絶版かつ探しても高い。
洋書の『Complete Works of Oscar Wilde』は三千いくらかで買えるから
英語で読むのもお勧め。
52吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 22:22:40
>>4

「サロメ」の起源がワイルドだと思ってるの?

「サロメ」はキリスト教図像として有名なテーマだから、ワイルドが生まれる前の画家もいっぱい書いてるよ。

モローの「ヘロデ王の前で踊るサロメ」1876年の作品だけど、
ワイルドの戯曲「サロメ」の出版は1893年だし。

世紀末にサロメとかユディトが流行ってたみたいだね。
53吾輩は名無しである:2007/03/11(日) 23:30:42
「椅子に座るサロメ」
澁澤龍彦、福田恆存もわからなかったのを三島由紀夫が見抜いたって面白いよね。
54吾輩は名無しである:2007/03/20(火) 20:45:58
ドリアングレイは含蓄のある物語・・・
自分の真実と向き合わないと悲劇が待ってるのみ、
っていう・・・
55吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 15:01:38
ハリポタ映画のネビルロングボトム役の子に似てる
56吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 22:41:38
>>54
日本じゃよく言われるけど道徳的だよね
57吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 03:37:42
『まじめが肝心』がいいなー。複雑だけど。

英語やミュージカルの授業で取り上げる学校が、最近になって増えてきたみたい。
58吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 01:26:43
彼の男色相手は何人位いたのですか?
59吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 03:03:58

ワイルドって写真で観るとなかなかの男前ですが、ゲイだったのですか?
60吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 15:29:03
当時ホモ行為は犯罪だったから投獄されてるよね。
ホモや獣姦が犯罪なんて性におおらかな日本では考えられん。
61吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 16:10:01
世界一有名なゲイだよ
62吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 06:15:01
>>61
知らなかった。。三島がゲイなのは知っていたが
63吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 11:58:23
ドリアングレイを読むと
こいつは自分の運命を予見してこれを書いたとしか
思えない
64吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 14:49:57
良心のあるワイルドなんてイヤダ
65吾輩は名無しである:2007/04/09(月) 19:44:36
ワイルドなワイルドがいい
66吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 17:10:21
全集注文しよかな…
67吾輩は名無しである:2007/04/13(金) 14:52:51
三島と違い、運動神経がよく、けんかも強かったが、鍛えようとしなかったので太った。
ガチではない。
68吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 00:57:35
この作家に関する文献を
大正時代に発行されたものに至るまで探して読み漁った時期がある。
本場イギリスで出版されたものを読んだほうがいいのかもしれんが、
肝心の英語があんまり得意じゃない。
69吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 01:40:47
だったらそれをネタにひとくさり書いてよw
70吾輩は名無しである:2007/04/14(土) 14:52:45
ここの人は獄中記の完全版読んでる?痴話喧嘩の詳細が書かれてるやつ。

投獄前と出獄後にダグラス卿本人に出された書簡を読むと
どちらも作家ならではの仰々しい愛の言葉で埋め尽くされていて
獄中記での恨み辛みとはギャップが有り過ぎるんだよね。
あれ程愛を語った相手に獄中では辛辣になったのも、出獄後は恨みが霧消して再び愛着に取り付かれたのも
「愛と憎しみは紙一重」という事に尽きるのか、人間の恋情の不可解さを垣間見た気がする。
(映画版は殆ど奇麗事だったからな・・・)
71吾輩は名無しである:2007/04/15(日) 18:50:33
ひねくれてるようで、すごくお人よしだったことを伺わせる逸話の数々が切ない
72吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 17:42:53
>母親に女装させられてたとか過酷な生い立ち

亀レスだけど、いや、これ↑は西欧圏では結構一般的だよね?
確か丈夫に育つように、とか。お母さん確かにあの時代人にしては
かっとんでたけど、別に強制とかではなかったはず。
確か「知への旅」シリーズでやってたと思うけど
自分もあれはDVD欲しい。当時録画してたけどどこにあるかもうわからんし。

獄中記完全版は読んでないけど、獄中生活ネタにした舞台版は見た。
あとフィクションだろうけど「オスカーワイルドの遺言」は
やっぱり悲惨で史実じゃないだろうけど大差なく落ち込む内容。

ボジーがもっと性根の良い子だったらな、と思う。
純情かもしれなかった兄貴の方にしとけばよかったのに。
(まー繊細すぎてそのお兄さんは自殺しちゃったんだが)
73吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 00:02:05
ボジーの写真は何枚か見たけど流石に美形だね。
特に映りのいいやつだと、ドリアン・グレイのイメージまんまだよ。
74吾輩は名無しである:2007/04/17(火) 11:42:40
そうそう、しかも貴族の鼻持ちなら無いスポイル息子っていう
そのまんまなツンとした高慢顔美形なので余計に
ドリアンって…って思うんだよね。
自伝か何かの本に載ってるちょっと中年時代にさしかかってるのも
相当ハンサムだったなぁ。失敗したけど結婚もしてたみたいでびっくり。
「あえてその名を告げぬ愛」の詩が好きだけど、、、これも実は
ワイルドが半分ぐらい「競作」みたいなものかなあ?
75吾輩は名無しである:2007/04/19(木) 18:43:02
>>60
当時といっても、英国でホモが犯罪じゃなくなったのはほんの40年前だよね。
76吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 15:10:28
しかし中年になってからのボジーが
過去の自分を棚に上げて同性愛者を攻撃する側に回ったって話は残念だな。
本人の言動について詳しくはないが、
獄中記完全版の内容を公にされて名誉を傷つけられた事で
ワイルドやロスに恨みを持ったことが一因なんだろうか。
77吾輩は名無しである:2007/04/29(日) 21:24:37
フランスではランボーとヴェルレーヌの時代には
すでに同性愛は法の上での犯罪ではなかった。
ヨーロッパではイギリスとドイツがWW2後までも同性愛を取り締まってた。

ボジーと別れて妻も死んだ後の晩年のワイルドは、パリに移り住み
もう他人の目も気にすることなく気ままに美男子ををつまみ食いしてたとさ。
78吾輩は名無しである:2007/04/30(月) 12:20:34
ドリアンって決して綺麗な音の響きではないと思うんだけど
ワイルド的にはおkなの?
それとも単に英語圏との感覚の違い?
79吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 02:44:39
ドリアンと聞くとあの臭い果物を思い出す
80吾輩は名無しである:2007/05/01(火) 06:37:57
ホモだったから刑務所から出た後も子供に
会わせてもらえなかったんだよね・・・・
気の毒だ・・・子供好きそうなのに。
81吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 17:55:57
映画と違って史実では、ワイルド出獄後も奥さんはしばらく生きてたんだけど・・・。
和解できないままだったすれ違いが悲しいなあ。
原因を作ったのはワイルドだけど、奥さんが早く妥協してたら良かったのに。

長男のシリルの方を溺愛していたらしく
人に出した手紙でもシリルの名前ばかり出してるけど、
長生きしたのは次男のヴィヴィアンだね。
ヴィヴィアンが60歳近い時に生まれた息子、
つまりワイルドの孫はまだ生きてたはず。
82吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 23:10:52
まだ生きてたっつーか、割と最近のインタビューをどっかで読んだ。
ワイルドの孫って事で注目されるのには複雑な思いがあるらしい。
83吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 15:18:43
ジッドの自伝「一粒の麦もし死なずば」に
ワイルドとボジーが出て来るんだが、
あの話はどこまで事実なんだろうか・・・。
ワイルドの書簡にはジッドの名前が結構出てくるんだけど。
84吾輩は名無しである:2007/05/18(金) 01:25:50
ワイルドの某童話の結末では
それまでの試練が厳しすぎたせいで主人公が○○後三年で死んでしまうが
ワイルドが出獄後三年で死んだのも、獄中生活が過酷だったのが一因だよなあ。
85吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 16:00:55
ワイルドは男色相手とアナルセックスしてなかったらしい。
「しごきあってた」だけ?
86吾輩は名無しである:2007/05/20(日) 21:13:51
「漁師とその魂」あげ

知恵や富で誘惑されても人魚の恋人への愛で動じなかった漁師が
「足を剥き出しにした人間の少女」の話には釣られてしまったあたりがリアルだ。
87吾輩は名無しである:2007/05/25(金) 08:57:16
雑学本にあったけど、この人のHはオーラルセックス止まりだったとか
入れてたらもっと重罪になったはず
88吾輩は名無しである:2007/06/04(月) 08:09:02
童話集の作品は辛辣なのが多いけど
なぜか読んだ後スッキリする。
不思議だ・・・
89吾輩は名無しである:2007/06/15(金) 00:46:56
報われない愛や友情、命を焼き尽くすような世の苦しみ。
童話の中にすら作家自身の運命が内包されている気がする。
90吾輩は名無しである:2007/06/18(月) 00:26:51
アーサー卿の犯罪が地味に面白い。
ああいう皮肉なハッピーエンド好き。
91吾輩は名無しである:2007/06/29(金) 18:19:15
映画のワイルドの男色相手ではジョン・グレイ役が一番美形だったと思う。
ジョン・グレイってドリアン・グレイのモデル説もあるけど、実物の写真見たこと無い。
92吾輩は名無しである:2007/07/03(火) 01:51:20
宝石や装飾品にこだわりのある作家だよね
一部の童話はそのせいで文章がごてごてしてるかも
93吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 21:37:12
ドリアンに出てくる黄色い本ってモデルがあるの?
94吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 01:01:55
95吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 00:38:59
archive.org で読めるようになってるね。『ドリアン〜』から四年後に出版される
ことになるけど、もうそのころにはカヴァーの色は決まっていた、ってことになるのかな。
もしかして、黄色って世紀末の象徴的な色だったりする?
96吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 15:48:24
>>85
伝 Oscar Wilde 作、「Teleny or The Reverse of the Medal」が本当に
オスカー・ワイルドの作品とすれば、信じがたい。
97吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 20:02:54
わがままな大男は、ガキのころ一度読んでるんだが
聖書の知識なんてなかったから、チンプンカンプンだった。
今年になって再読したら、内容のすごさにびっくりした。
まさか、大男に感情移入できる日がくるとは・・・
98吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 02:02:01
突然失礼します。
『我ら等しく奈落の底に住むが、そのある者は星星を見つめる』
という文句がワイルドのどの著作のものかご存知の方いらしゃいませんか?
どうしても見付かりません。
99吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 18:55:45
>>98
We are all in the gutter, but some of us are looking at the stars.

Lady Windermere's Fan の第3幕の Lord Darlington の台詞の模様

http://en.wikiquote.org/wiki/Oscar_Wilde
100吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 21:08:22
>>99
98です。
不躾な質問に答えてくださり、ありがとうございました。
さっそくあたってみます。
101吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 23:43:56
アルフレッド・ダグラスの父ちゃんって、ボクシングのルールを作った一人
なんだとウィキペディアで知って驚いた。
映画でも荒っぽい人だった。ポジーもね。

美青年だの何だの言われてるけど、ポジーは男っぽい人だったんだろうな。

102吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 23:55:42
ポジーと、オノ・ヨーコは、似てるような気がするんだが・・・。
顔では無くてね。
繊細で、根はお人よしの芸術家を振り回して苦しめたところが。
家柄だけは良くて、傲慢で、芸術家としての才能は?なところも。

でも、この人たちがいたから、ジョン・レノンやオスカー・ワイルドの人生は
よりドラマティックになっていったんだろうけれど・・・。

103吾輩は名無しである:2007/08/06(月) 23:05:43
Yet each man kills the thing he loves
なんて口ずさんでいたときもありました。
104吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 11:34:36
ナイチンゲールとバラが出てくる話をどこかで見た覚えがあったので、
新潮文庫の童話集を買ってみました。
面白かったです。…怖い話もあるけど。
他の作品も読んでみます。
よかった、と思うものや感想などあれば
書き込んでくださると嬉しいです。
105吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 21:15:53
装飾の描写が凄い
書き方によっては引くんだけど
この人のはなぜか読める…
かなり沢山描写あるんだけどなー。
106吾輩は名無しである:2007/08/30(木) 15:57:11
「若い王」を読むとワイルド自身、宝石と装飾に彩られた豪奢な生活を愛しながらも
それは社会の底辺の人々の苦難の上に成り立っていることを理解していたことが分かる。
苦しみの本当の味を身をもって知ったのは投獄されてからだけど
出獄後はそれを昇華させる力も殆ど残っておらず「星の子」のように燃え尽きてしまった。
107吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 22:32:43
Wilde, O. An Ideal Husband. 『理想の夫』山田勝編、北星堂書店、[1990年]、2007年8月。 ISBN: 9784590006635 < ttp://junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0108132763 >
Wilde, O. The Importance of Being Earnest. 『誠が大切』阿部孝士編、北星堂書店、[1990年]、2007年8月。 ISBN: 9784590004884 < ttp://junkudo.co.jp/detail2.jsp?ID=0108132771 >
108吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 00:24:44
最近、古書店で日夏訳『院曲撒羅米』を入手。

凄まじく絢爛たる漢字遣いでこの異様な古代劇の雰囲気に合っている。
他の訳と読み比べてみたい。
109吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 20:02:56
そいつをよこせ!
110吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 17:16:21
>日夏訳『院曲撒羅米』

新宿の紀伊国屋で普通に売ってるよ。
111吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 21:40:14
ワイルドの詩は、やっぱり日夏訳がいいのでしょうか?
112吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 00:59:12
ドリアングレイの肖像は衝撃的だ
113吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 02:14:46
王女の誕生日が衝撃的ダタ。
114吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 00:06:08
モリッシーからワイルドに入った人って俺だけか?
あと光文社のドリアングレイって読んでないけどどんなもんなんだろうな
115吾輩は名無しである:2007/10/12(金) 00:57:42
光文社のドリアンは女の訳だし、期待できないね
116吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 19:23:09
モリッシーはホモだからワイルド好きなんだろって思ってたが、幸福な王子を読んでボロボロ泣いた。そのあと久々にスミス聴いてまた泣いた。
117吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 14:40:51
>>115
ゲイに訳させろってか?
118吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 23:59:18
KABAちゃんアメリカ留学してたらしいから、彼に訳させればいいんじゃないか
119吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 12:03:40
ドリアングレイが1番好き。
子供のころは幸福な王子が心に残っていたが、同じ作者と知ったときはびっくりした
120吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 18:20:41
ワイルド研究をしていた者のはしくれとしては、
皆さんにintentionsを是非読んでいただきたいな。


121吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 13:01:07
新潮文庫のまじめが肝心の訳はどうでっか?
122吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 22:34:33
>>121
訳者が誰なのか分かりませんが、原文自体が(英語としては)シンプルなので、
どの方が訳されても、あまり変わらないと思われます。

英文学専攻であれば、是非ワイルド戯曲は原文で読んでみてください。
簡単ですからw

123吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 13:08:24
イギリスのゲイの作家というと
みんな、ルパート・エベレットやヒュー・グラントみたいな顔を
イメージしてしまう
124吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 13:48:38
アイルランド生まれってことは、日本で言うと在日みたいなものなのですか?
125吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 17:59:38
サロメの王様が、預言者を生かしときたがるのは何故?
126吾輩は名無しである:2007/12/15(土) 21:59:38
王様はホモだからヨハネのアナルを狙ってた
127吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 06:13:57
まじで?
128吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 08:27:53
ワイルドの原作戯曲『サローメー』、つまりフランス語版は
どこで入手するとよいかナッ?
129吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 01:50:03
普段文学を読まない俺にお勧めの本ってないでつか?
130吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 05:15:54
ないでつ
131吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 05:39:07
アンサイクロペディア
132吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 13:03:17
↑なぜワイルドはここで神と見なされてるの?
133吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 14:58:17
『サロメ』のエロドと妃と預言者ヨカナーンの関係は
『ハムレット』の国王とガートルードとハムレットの関係と被るけどどうよ?
細かい差異はもちろんあるけど。

シェイクスピアが、聖書のサロメの話を、デンマークの王の話に
ミックスさせたのか?
134吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 15:13:03
>>129
「アーサー卿の犯罪」などの軽い短編なら読みやすいよ
135吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 19:04:59
>>11
ワイルドはカソリックじゃないだろう
アイルランド人だけどプロテスタントだったんじゃ?

大体アイリッシュの有名な作家はプロテスタントが多いらしい
136吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 01:49:25
これだけ有名な作家が、
あんまりレスが無い(というか、このスレが初めて?)
なのが不思議。

小説家としては、長編は一つで
劇作家という面が大きいからか?
137吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 02:09:55
いいえ、批評家です。警句家と言ってもよい。
138吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 03:39:49
詩人でもある。
139吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 05:02:22
男色家でもありんす
140吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 18:39:19
そしてアンサイクロペディアの皇帝
141吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 19:38:55
なぜ、アンサイクロペディアの皇帝になったのか
ホモが多いの?あそこに集まる人は
142吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 23:31:31
実際、長編はドリアングレイ〜だけだというし

劇作家としてのワイルド>小説家としてのワイルド

って感じ?
143:2008/01/12(土) 01:40:32
『スフィンクス』って、どんな心境を綴ったものなの?
144吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 06:30:33
だからぁ、批評家だって。
小説も劇作も、面白いのは批評的な警句でしょ。
145吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 14:50:40
>>135
ずっとカトリックに興味があって死の直前に改宗したんだよ。
ドリアン・グレイのモデルでワイルドの取り巻きだった
詩人のジョン・グレイも熱心なカトリックだったはず。
また、『さかしま』のユイスマンスも晩年カトリックに傾倒している。
146吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 20:51:34
死の直前って
ダッチシュルツみたいだな
147吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 23:50:50
ギャングのダッチ・シュルツも銃撃後にカトリックに改宗
彼はユダヤ教徒だったけどね
148吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 20:03:11
ドリアン・グレイをもっと語れや
149吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 19:31:31
幸福の王子、ケータイ(青空)で読みました
150吾輩は名無しである:2008/01/21(月) 20:47:43
「理想の結婚」(理想の夫)読んでます
151吾輩は名無しである:2008/01/22(火) 14:34:40
サロメ読了
152吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 05:47:01
俺なんか、去年読んじゃったもんね〜、勝ちぃ!
153吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 09:49:48
ドリアン〜でアランが脅迫されたネタって
やっぱホモネタ?
154吾輩は名無しである:2008/01/23(水) 14:44:56
ドリアンのヘンリー卿は
なんとく
ナボコフ原作、キューブリック監督の、「ロリータ」の
ピーター・セラーズのやった役に通じるものがあるけど
ナボコフは意識したのかな
155吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 06:35:48
>>10
なぜ、のびないと思った?
156吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 09:52:02
157吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 10:08:20
158吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 10:13:06
159吾輩は名無しである:2008/01/24(木) 21:53:45
ドリアングレイ〜は
資本主義批判と思うがどうよ?

逆説的警句で、勝ち組の歓心を買うヘンリー卿は
差異こそ富の源泉という資本主義の象徴

ドリアン=貨幣
とか、そんな感じ。
160吾輩は名無しである:2008/01/25(金) 00:39:46
ドリアン=果物

だろ
161吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 01:30:44
理想の夫、読み出します
162吾輩は名無しである:2008/01/26(土) 09:36:26
ここのスレの皆は、ルビッチの「ウィンダミア〜」や
ブランシェット主演の「理想の結婚」
ケンラッセルの「サロメ」とか
最近の「理想の女(ウィンダミア〜の映画化)」見ましたか?
163吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 04:57:01
自然が芸術をモーホーする
164吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 14:06:56
もっと、オスカーの話を!
オスカー四大喜劇のなかでどれがすき?
165吾輩は名無しである:2008/01/27(日) 14:17:48
1999年あたりから、今世紀初頭にかけ
喜劇は全部映画化されてるね

「真面目が肝心」は未公開らしいけど
「つまらない女」もAベニング主演で今年公開
166吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 14:56:05
オスカー・ワイルド事典なんていう本もある
167吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 16:47:15
「真面目が肝心」見たい
168吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 07:49:30
インテンションズとかの評論活動についても語れや
コルァ!
169吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 07:58:39
170吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 12:37:57
リュミエールが映画を発明した頃、ホモ発覚で投獄
ワイルドは映画の時代を見ないままに死んでしまった

サラ・ベルナールが男装でハムレットを演じた頃に没
171吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 21:52:20
新潮の「サロメ・ウィンダミア〜」買った
172吾輩は名無しである:2008/02/01(金) 12:54:16
↑「真面目が肝心」も収録されてる

「つまらない女」だけが、文庫化されてない
「理想の夫」は、ブランシェット主演で映画化されたときに
「理想の結婚」が出た、もう絶版だろうけど、
運良く古本屋でゲット

「つまらない女」も、今度映画化されたから日本で公開されるなら
文庫化するかな?
173吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 06:54:51
「真面目が肝心」は喜劇の最高傑作と↑の文庫の後書きにも
書いてあったが
表題作にもなってないし
コリンファース主演で最近映画化されたのに
日本で公開されない

日本人には分かりにくい要素が多いってこと?
174吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 06:59:50
岩波文庫も福田訳のサロメと厨川訳のウィンダミアだけだし
175吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 11:59:21
「真面目が肝心」は、訳注が多いのにお気づきでしょうが、
日本語では通じないシャレを頻発しており、
その点で、面白さが半減してしまい、
「日本人には分かりにくい要素が多」くなります。
176吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 16:11:13
理想の夫じゃ
paragonとdragonくらいだったけどな
177吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 17:01:06
>>175
サンクス

「アルジャーノンに花束を」はここから?
178吾輩は名無しである:2008/02/02(土) 20:37:01
「理想の夫」もうすぐ読了
179吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 09:42:55
故郷のアイルランドへの思い入れはあまり無い?
180吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 10:21:07
アンサイクロペディアで皇帝になってるのは
日本のネットにおける田代まさしのようなもんか?

西洋のタシーロ、オスカー・ワイルド
181吾輩は名無しである:2008/02/03(日) 19:54:53
ポルノ作家の丸茂ジュンは
卒論が「オスカー・ワイルドと三島」だってさ
182吾輩は名無しである:2008/02/05(火) 13:05:38
◆ 本日のオスカー ◆ 2月5日 ◆
1889年/34歳 バーナード・ショーの講演に出席
183吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 19:03:40
漱石も「獄中記」「サロメ」「ドリアングレイ〜」を持ってたってさ
芥川は少年時代から読んでたって
184吾輩は名無しである:2008/02/06(水) 19:04:29
185吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 06:55:43
谷崎はウィンダミア〜、鴎外はサロメを翻訳
三島はワイルド論を書いてる
186吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 20:43:37
>真面目が〜
印象=歯型ってなんだ?
英単語くらい付記しとけよ、西村
187吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 20:47:31
漱石「草枕」十二章の冒頭にワイルドの名
188吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 19:22:26
189吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 19:37:38
http://www.hc.keio.ac.jp/wilde/
日本ワイルド協会
190吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 22:35:27
キイスの「アルジャーノンに花束を」のネズミは
「真面目〜」のアルジャーノンから名前をつけたの?

本当はアーネスト(まじめ)じゃない、
ジャックとアルジャーノンがバンベリー(偽装)して
アーネストになった。

ネズミもチャーリーは本当は低知能なのに
科学的にバンベリーして、頭良くなった、ってことじゃ?
191吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 22:37:03
日本ワイルド協会  糞のあつまり



192吾輩は名無しである:2008/02/11(月) 22:37:18
チャーリーという名前も、当時のイギリスにおけるありふれた名前ジャックを
アメリカに置き換えて、アメリカでよくある名前ってことで
チャーリーかな
193吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 10:01:13
Wilde: The story of Oscar Wilde, the first modern man-

吉田健一も確かイギリス最初の近代的文学者であると評してた

ファーストモダンマンとは、彼についての有名な文句なの?
194吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 16:59:44
モダンだもん!
195吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 17:50:38
近代文学っていうとむしろ小説ができた辺りのイメージ
196吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 21:11:22
吉田健一の考え方だと
「魂の雄たけびを記述する」みたいな神秘的な創作論から
ポオ&ボードレールみたいな理論的なアプローチを標榜したのが
近代文学で
英国ではワイルドが最初で、彼は何よりも批評家(理論家)として
価値がある、というような話。

もちろん、いわゆる近代文学以前も
理論的アプローチはあったのであり
プレモダン文学にも近代を見出したのもまたワイルドである、とか。

しかし、↑のファーストモダンマンってのは
映画のサブタイトルで、その映画はおもに、
ゲイとしてのワイルドを描いてるらしい。

たんに性的自由を追求した(要するにホモだったから)ナウいって意味で
モダンって言ったのか?
197吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 22:15:19
おれさー、わるいど。
198吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 22:26:19
ぼくさー、ぼくさー(輪島功一)
↑分かる人いる?w
199吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 22:30:05
1ポンドの福音?

テレビは知らんけど原作は持ってる。
200吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 23:15:55
200げっと

違うよ。元ボクサーの輪島功一の持ちギャグだよ
201吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 01:23:00
ポジーの親類がボクシングのルールの始祖っていうのに
見事につながった
202吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 14:56:29
井村君江は「ワイルドの日本での受容」を研究した人?
最近なら、武蔵野学院大学の佐々木隆が、似たような仕事を
203吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 21:51:03
悲劇の最高傑作と名高い「サロメ」と
喜劇の最高傑作と名高い「まじめが肝心」どっちが好き?
204吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 16:55:02
文庫化されてるのは、幸福の王子、ドリアン、
サロメ・ウィンダミア〜だけ?

全詩集が講談社から出てたけど
絶版?
205吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 20:16:58
あとは角川から出ている『獄中記』がある。
でもこれ一部削除版なんだよね。
無削除版の翻訳はあるのかな?
206吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 22:20:49
漱石も持ってたらしいね
207吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 23:00:02
『獄中記』の無削除版の翻訳
は、西村孝次訳で、最初出帆社から出たが、この会社の倒産後、
青土社の全集に入ったはずである。
208吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 23:00:15
『獄中記』の無削除版の翻訳
は、西村孝次訳で、最初出帆社から出たが、この会社の倒産後、
青土社の全集に入ったはずである。
209吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 23:13:06
白水社 青土社

空色の木ということで空木社 
210吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 20:46:45
>>208
ありがとうございます。
211吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 00:13:36
>>204
日夏耿之介訳ワイルド全詩集って講談社文芸文庫からも出ていたんだね。
しかしもう絶版だ。
ttp://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=12438
四年前、>>202の井村君江という人の編でちくまから日夏の作品が三つ一気に出た。
その時批評家としても好きなので福田恆存訳の信奉者だった俺は特に注意を払わなかったが、
しばらくして日夏版サロメを読んで日夏も好きになった。
そうしてちくまの文庫も買おうとしたら驚くべきはやさで絶版になっていた。
きっとこのワイルド詩集もすぐ絶版になったに違いない…。
212吾輩は名無しである:2008/02/20(水) 15:37:20
いまこそ、ワイルドの復活を
サロメとドリアンと幸福王子くらいは恒常的に
文庫化されてるけど(それだけでも大作家の証)だろうけど
「理想の夫」は映画化されたときに文庫化され
もう絶版
今度、Aベニングら出演「つまらぬ女」が日本で上映されたら
また文庫化されるかな
213吾輩は名無しである:2008/02/26(火) 13:45:39
井村君江って「妖精学の権威」だってさwwww
プw
業界の不思議ちゃんか?wwww
214吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 17:21:25
http://www.bk1.jp/review/0000015610
ウィリアム・モリスを評価してたんだね
215吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 18:42:15
同じ唯美主義というので当時からワイルドとモリスは同陣営として扱われはしたが
実際にはワイルドはモリスにあった事は一度しかない。
ワイルドも最初はラスキン-モリスを評価していたが、
ワイルドはむしろラスキンと敵対したホイッスラーに近かったし、
徐々にデカダンスへの傾倒を強めたのでこの路線から離れた。
216吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 19:28:11
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/18866597
ラスキン、モリス
生活の芸術化

ワイルドの社会主義論もこれみたいな感じ?
217吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 19:30:05
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/sociology/1203860612/l50
アーツ&クラフツなどについてのスレ
218吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 21:37:08
モリスは宮沢賢治にも影響与えてるね
219吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 20:15:58
28 :名無しさん@英語勉強中:2008/03/02(日) 20:13:30
Poem: Greece

The sea was sapphire coloured, and the sky
Burned like a heated opal through the air;
We hoisted sail; the wind was blowing fair
For the blue lands that to the eastward lie.
From the steep prow I marked with quickening eye
Zakynthos, every olive grove and creek,
Ithaca's cliff, Lycaon's snowy peak,
And all the flower-strewn hills of Arcady.
The flapping of the sail against the mast,
The ripple of the water on the side,
The ripple of girls' laughter at the stern,
The only sounds:- when 'gan the West to burn,
And a red sun upon the seas to ride,
I stood upon the soil of Greece at last!

KATAKOLO.

グーテンベルクのオスカー・ワイルドの詩
短いから、試しに訳してみようや
220吾輩は名無しである:2008/03/02(日) 21:44:31
221添削してちょ:2008/03/02(日) 23:38:12
ギリシャ  
            オスカー・ワイルド

海はサファイア色に染まり
空は熱を帯びたオパールのように燃える

我々は帆をあげた
東方に横たわる青い陸地へ向かって
順風が吹いたから

険しき船首から すばやく眼を動かして、
私は、注目する
ザキュントス、オリーブの木々、
支流の一つ一つ
イサカの崖、リカオンの雪の頂き
そして、アルカディの花散る丘に

マストに向かって帆がはためき
海には水のさざなみ
船上では、少女の笑い声のさざなみ・・・
聞こえたのはそれだけだ
そのとき、日が沈み、西側が燃えはじめた

ついにギリシャの土を踏んだぞ!

カタコロ
222吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 01:19:11
カタコロって何だ?
223吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 04:30:26
カタハネ
224吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 09:40:05
なん・・・だと・・・
225吾輩は名無しである:2008/03/03(月) 23:28:18
ボジーmyラブ
226吾輩は名無しである:2008/03/04(火) 00:59:44
花びらの波くぐりゆく花むぐり
知らずや薔薇は底無しの淵
227吾輩は名無しである:2008/03/08(土) 21:03:41
>>222
ギリシアのキパリシアコス湾にある地名。
カタコロ(Katakolo)
228売国企業マル韓:2008/03/10(月) 08:18:54
パちンコスレで遠隔、ホルコン、サクラ、マネーロンダリングなどについて書き込むと渋谷○ハン社員や○ハンに依頼された
ネット工作会社がスレ荒らしをしてスレが機能停止します。
↓↓工作員の荒らしのやり方↓↓
2008/01/10(木)ID:iA54n BU50
■■■■マルハン総合スレッド 9■■■■http://money6.2ch.net/test/read.cgi/pac←左右くっつけて→hij/1187021165/783-784
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パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。

新スレ→○○○マルハンパチンコタワー渋谷パート10○○○
★★★★★このスレの解説★★★★★を読んでみるとよく判る。
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ネット工作員については→【電通TBS】ピットクルー(株)【プロ工作員】
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【朝鮮玉入】パチンコ廃止すれば内需増加【20兆円】
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パチンコ屋の売り上げ10億を調べたら1割が偽札だった
http://area09.air-nifty.com/annex/2006/02/213_49b6.html
パチンコ収益、毎年2億ドル余が北朝鮮に送金されている 〜米・ウォールストリートジャーナル
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=81993&servcode=500§code=500
◎ハンの今後の目標は売り上げ5兆円、500店舗、上場すること。

229吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 20:45:22
There is only one thing in the world worse than being talked about,
and that is not being talked about.
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1090844435/
230吾輩は名無しである:2008/03/16(日) 20:46:43
I hope that you have not been leading a double life, pretending to be wicked
and being really good all the time. That would be hypocrisy.
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1090844435/
231吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 13:32:19
ワイルドはその逆説によって近代をとびこえて中世の悲哀に達した。
イロニカルな作家はバネをもっている人形のように、あの世紀末の近代から跳躍することができた。
彼は19世紀と20世紀の二つの扇をつなぐ要の年に世を去った。
彼は今も異邦人だ。だから今も新しい。
ただワイルドの悪ふざけは一向気にならないのに、彼の生まじめは、もう律儀でなくなった世界からうるさがられる。
誰ももう生まじめなワイルドは相手にすまい。
あんなに自分にこだわりすぎた男の生涯を見物する暇がもう世界にはない。

三島由紀夫
「オスカア・ワイルド論」より
232吾輩は名無しである:2008/05/23(金) 20:59:55
>>53
三島が何を見抜いたんですか?
「椅子に座るサロメ」ってビアズリーの挿絵ですよね?
233吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 21:26:02
掘ったり掘られたりってことだろ?
234吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 23:52:42
幸福の王子は名作といえるけど
サロメはいまいちだ
235232:2008/05/25(日) 19:51:09
>>233
まだよくわかりません
もう少し詳しくお願いします。
236吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 20:45:40
ドリアングレイは岩波と光文社ではどちらが良い訳?
237吾輩は名無しである:2008/05/25(日) 22:40:13
岩波のは名訳だね。
新潮や光文社よりも上だと思う。
238吾輩は名無しである:2008/05/27(火) 00:16:29
>>234
俺はサロメのほうが好きだな
どの辺がいまいち?
239吾輩は名無しである:2008/05/27(火) 00:17:35
>>235
ただ、「掘る」っていってみたかっただけ♪
240吾輩は名無しである:2008/05/27(火) 00:19:46
ワイルドに掘られて、ホルホルしてるボジー
「有名人とやっちゃった」って
241吾輩は名無しである:2008/05/28(水) 21:12:42
先生は穴埋めはしない派と聞いていたが・・・
242吾輩は名無しである:2008/05/28(水) 23:16:33
サロメを今朝の通勤途中で読み終えた。
悲劇といえば悲劇なのだか、古代ギリシアの戯曲を匂わせてくれる。
その後「ウィンダミア卿婦人」を読み始めたのだが、これが面白くて
シェークスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」を彷彿とさせてくれる
243吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 00:16:56
>>232
あれがなぜ猥褻故の発禁処分になったかがサロメ訳者の福田にも澁澤にもわからなかった。
しかし三島はこれは自慰をしている場面を描いたものだから
検閲側はそれを見抜いて発禁にしたんだと、当たってるかはわからないが、見抜いた。
澁澤の本に、こんな話が書いてあったはず。
244吾輩は名無しである:2008/05/29(木) 21:05:38
今日ウィンダミアを読了した。
喜劇でもあるが、もう少しひねりが欲しいところだ。
245吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 15:49:31
>>243
自慰?どのへんが?
ヨカナーンの首を斬るのが
オカズをゲットってことか?

アイドルのブロマイドのかわりに首って感じ?
246吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 15:51:00
聖書がもとになってて、ちょっとエロティックだからじゃ?
発禁じゃなくて上演禁止じゃないの?
あれ、半裸になるからね
247吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 20:27:11
いや、ビアズリーの「椅子のサロメ」のことだよ。
サロメの挿絵のうち幾つかは発禁になっていて、これもそのうちの一つだった。
248吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 22:54:26
ああ絵のほうか
ちょっと見てみる
249吾輩は名無しである:2008/05/30(金) 22:59:12
持ってる棒で、自慰ってこと?
ところでガウンに紐がついてて、先っちょにラッパ型のものがついてて
床に落ちてるけど
これは何だ?

これも、自慰用品?
250232:2008/06/01(日) 18:16:10
>>243
ありがとうございます。
あの棒はそういうことだったのか!!
251吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 20:35:01
ウィンダミアを終わった。傑作かどうかは今の自分にはわからない。
252232:2008/06/01(日) 21:36:07
>>249
「月の中の女」にも似たものが付いていますね。
あれが何かなのか
房ではなくて紐がなにかの形になっているのか、
それとも深読みしすぎか…
さっぱりです。
253吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 21:36:46
名前欄ミスです。
すいません。
254吾輩は名無しである:2008/06/02(月) 12:09:02
分からないって言えば、全部分からんね
ビアズレーの絵は

ストーリーと関係ありそでなさそな加減が絶妙で
あの絵が付いてない新潮文庫版は、真面目が〜やウィンダミア〜が
併録されててお得だけど
やっぱ物足りない
255吾輩は名無しである:2008/06/06(金) 21:35:17
ドリアングレイの出だしに
浮世絵や東京が出てくるけど
日本に興味あったん?
256吾輩は名無しである:2008/06/06(金) 21:57:48
ビアズリーも浮世絵好きだったしね
257吾輩は名無しである:2008/06/06(金) 22:01:25
あの頃の流行だったんじゃないの
258吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 00:30:51
>>195
>>196
丸谷才一が書いていた。吉田健一の『近代』という言葉の使い方は異様な感じがしたが
あれはモダニズムのことなんだ、と。
>>249
あれは帯みたいなもので、それがはずれている、つまり前から見るとはだけているのではないかな。
澁澤の、どの本にあったか忘れてしまった。
>>255
嘘の衰退だったかな、意向集の評論のなかにも日本の話が出てくる。
ホイッスラーも日本趣味の人だ。
259吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 20:20:28
おお、詳しい人出てきたね。

ワイルドの好きな体位は?(もちろん男色の時)
260吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 20:31:38
ワイルドだから、野性的な体位じゃないかな。
261吾輩は名無しである:2008/06/13(金) 21:20:18
ワイルドに掘ろうw
262吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 19:18:58
アンサイクロペディアでは、なぜ崇拝されてるの?
263吾輩は名無しである:2008/06/26(木) 20:21:20
何故かわからないけど嬉しい
264吾輩は名無しである:2008/06/30(月) 02:31:53
>>261
アナルセックスしてなかったから懲役二年で済んだらしいけどね
265吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 20:54:36
リーグオブレジェンドの時間だよ。
266吾輩は名無しである:2008/08/04(月) 02:44:34
サロメはやっぱりいいなあ
267吾輩は名無しである:2008/10/11(土) 01:26:20
あげ
268吾輩は名無しである:2008/11/07(金) 20:59:22
獄中記って何が削除されてるの?
どういう問題があったの?
269吾輩は名無しである:2008/11/08(土) 18:15:15
>>268
アルフレッド・ダグラス(ボジー)のことを批判してあったから。
イギリスではボジーの死後に完全版が出版された。
270268:2008/11/10(月) 18:15:06
>>269
ワイルドがボジーを批判!?
どんな批判なんですか?
271吾輩は名無しである:2008/11/15(土) 07:25:53
この人のエッセイThe soul of man under socialismの一節にルネサンス期のchristchanismはリアルじゃない本当のchristchanismはローマ期のものにあるってんだけど

この人はキリスト教原理主義ってスタンスなの?結局ルネサンス期のはキリスト教精神の博覧会みたいなもんてこと?
272吾輩は名無しである:2008/11/25(火) 02:24:34
丁度今真面目が肝心のを原文で読み終えたんだが、どうも最後の方が良く判らなかった
結局、Jackの本当の名前はErnestじゃなくてJohnだったけどそこでErnestだって事にして終わりでいいのかな?
273吾輩は名無しである:2009/01/01(木) 23:48:33
The world is a stage, but the play is badly cast.
世界は舞台だが、ひどい配役の劇だな。

オスカー・ワイルド
274吾輩は名無しである:2009/01/01(木) 23:49:53
The public is wonderfully tolerant. It forgives everything except genius.
大衆ってのはすばらしく寛容さ。天才以外のすべてを許すんだからな。

オスカー・ワイルド
275吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 01:38:35
大晦日の笑ってはいけない新聞社で
ヨネスケの若いときの写真が出てたけど
それがワイルドに似てた
276吾輩は名無しである:2009/01/02(金) 02:59:41
ヨネスケはワイルド
277吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 00:14:37
芸術家としての批評家って英書でてにはいるかな?
278( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/12(火) 00:16:05
福田恒存の訳は本当に果たして優れた訳なのでしょうかねぇ(笑)ただそういう言葉を使っておるだけでは(笑)おやはや(笑)
279( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/12(火) 00:21:21
福田はユーモアやサタイアー解せぬ男ですからねぇ(笑)そういう人間にワイルドを訳させてよいものか、さて果て(笑)
三島にしても何故か小説となると糞真面目に変貌しますから、訳者には向いていない、
澁澤はアングロ・サクソンの訳は美神の館を見れば分かるように一段落ちますから、不適格です(笑)
吉田健一はアングロ・サクソンの良い面しか見ようとしませんから不適格、西村孝次の文章は味がありますけれども、果たしてワイルドを訳する事に向いていたのかは疑問符が付くのでは(笑)おやはや(笑)
280ミスター・サティスファクションの太郎:2009/05/12(火) 00:24:37
あんたトヨザキじゃねぇのか?
道新に金井美恵子の書評を書いてたな。
281( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/12(火) 00:28:54
雅語を使っているから優れている、というのは大きな間違いなのではないでしょうかねぇ(笑)
寧ろ未読ですが現代語で訳そうとした仁木めぐみの努力こそ変われてしかるべきでは(笑)格調がないとは笑止千万なのですよ(笑)
もとよりワイルドの文章は平易であり、格調の高い文章で塗り込められていいものではないのです(笑)おやはや(笑)
282吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 01:45:49
>>277
>>51に入ってるよ。

>>279
>>281
喜劇を書き風刺作品もあり評論でも風刺をよくやった福田が
ユーモアやサタイアー解せぬとはあきれる。
それに福田の言葉遣いなんて少しも難しくない。
シェイクスピアの訳は劇は詩であり詩は文語が基本という考えから少し口語とはずれた言葉遣いだが
それ以外についてはほとんどあの業界のなかではわかりやすい書き方をしている。
雅語云々は日夏に言え。
それから平易であることと格調が高いことは矛盾しない。
283:2009/05/12(火) 02:02:18
>>282
概ね同意だが、日夏に振るな(笑)

「今故ら大衆一般に見えしめる本意に基くものでは全然ない」日夏耿之介
284( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/12(火) 11:29:38
>>282
まず、喜劇を書き風刺作品を書いたからといって、「ユーモア」や「サタイアー」を解しているとは分からない訳です(笑)事実は福田の訳文とエッセイの類がそれを証明していますからねぇ(笑)おやはや(笑)
「劇的」などという前に「ユーモア」や「サタイアー」を理解する事すらしようとしなかったのでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)同じことは吉田健一にも言えまして、こちらもユーモアというのも日本テイストといいますか泥臭い訳です(笑)
この二人の過大評価はやはり考え直されねばならぬのでは(笑)おやはや(笑)
実際福田の訳文は拙いのですよ(笑)言葉をごてごてと重ねて一文の許容限度を越えております(笑)平易とはとても言いかねるでしょうねぇ(笑)
雅語とはいい加減なことを書いてしまいましたけれども、まぁ軽く言ってしまえば気取った言い回しでありまして、ワイルドが書いた以上の変な読み取り方を福田はやってしまっているということですねぇ(笑)おやはや(笑)
ロレンスは悪訳が既に指摘されておりましたし、シェイクスピアに関しても本当に福田が最上の訳なのでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)
日夏についてもこれは同罪なのでは(笑)これらのせいでワイルドは日本では単なるお耽美作家にされてしまったのですよ(笑)おやはや(笑)どもどもですねぇ(笑)
285( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/12(火) 11:34:28
>>283
「大衆一般」というのがそもそもワイルドには向いていないのですよ(笑)ワイルドは「大衆」に顔を向けながらそれをあざ笑って見せた人間では(笑)
そもそも「大衆」を病的に嫌っておる日夏のような小物とは訳が違いまして(笑)おやはや(笑)
こうかけば日夏ファンは激怒しますかねぇ(笑)おやはや(笑)
286( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/12(火) 11:41:00
「病的」に嫌っておるではいまいち言葉足らずですか(笑)最初から相対しもしない、それこそ「学」だのに凝って顔を背けている類の人間だ、ということです(笑)
「大衆」を嫌っておる事はワイルドも同じでしょうが、それを爆砕しなければならないと考えるが日夏とは違いすぎるのですよ(笑)時は「大衆」の内側から「大衆」をこき下ろす、それがワイルドでは(笑)
いや、ワイルドだけではなく、その後続作家たちについてもそうなのですよ(笑)おやはや(笑)日夏や福田はその辺りがどうも理解できぬようで(笑)おやはや(笑)
287吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 12:25:27
頭の悪い奴だな
288吾輩は名無しである:2009/05/12(火) 23:35:09
なあ、芸術家としての・・・
289吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 02:55:09
縁無き衆生は度し難し(笑)
290吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 06:02:02
ぼくさー、わるいど。
291吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 06:32:49
…っと。気になってこのすれググってみたっけ、既に>>197が。

まあな。それもめいびーに俺の書き込みな訳だがw
こんな風にしてひとは老いてゆくのね。なんてかなしい。
292吾輩は名無しである:2009/05/13(水) 20:03:21
>「ユーモア」や「サタイアー」を解しているとは分からない
のも
>平易とはとても言いかねる
と感じるのもまずは自分のほうを疑ったほうがいいよ。
293( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/13(水) 21:01:44
おやはや(笑)実に哀れ(笑)立証してみなさい(笑)おやはや(笑)
294吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 00:25:02
頭の悪い奴だな
295吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 00:31:27
「狸は病んでゐるの?お母さん。」
「いいえ子供
狸は飢ゑてゐるのですよ。」
296天才名無し:2009/05/14(木) 01:26:27
おっ、狸がんばってんじゃん。
名無しもがんばろうぜ。

持論はもう少し様子見てから書くか。
297武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2009/05/14(木) 01:37:39
前々から(まあ大して思っちゃいないがw)思ってたんだけど、
狸=唯物論者顔コテ=マグナの翻訳観(文章観)は、晩年の澁澤龍彦の敷き写したみたいだね。
はっきり言って澁澤龍彦のあれは、私には日本語の強度を薄くして行くつまんないスタンスなしか思えないな。
日夏はちょっとバカだけど、吉田とか福田とかのが読めないのは狸=唯物論者顔コテ=マグナが
(晩年のね)澁澤的なノンキな日本語観しかないからでしょ。
澁澤が“現代詩”人では北園克衛、安西冬衛が好きというのを鑑みても
日本語についてはノンキな人だったんだなあ
って思うね。
298吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 01:38:44
ご迷惑をお掛けします。
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59sと名乗る者が来ますとスレが荒れますので
こちらへ誘導願います。

ttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1241891755/

管理人
299:2009/05/14(木) 01:42:36
>>297
大体同意だが、日夏に振るな(笑)

>>298
下郎は下がってよい
300吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 01:47:00
荒らしは徹底放置
荒らしに対するレスも徹底放置
301吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 04:37:05
スレを身体に例えれば、レスは血液。汚れた血だろうと、流れなければ死体。
302吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 05:46:11
死体で何が悪い
303吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 10:40:18
死体は遺体でだからもう痛くない。
あたいがあたいで何が悪いのさ。
やりたい!の何が悪い。
肢体とくりゃすぐ「のびやか」てw 猿か。
304( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/14(木) 11:56:32
どもどもですねぇ(笑)寧ろ翻訳というのは日本語として不完全なものであるべきなのですよ(笑)元から海外の文物の翻訳であるわけですから、それが当然なわけです(笑)
それでいて平易なもの、というのはありえますし、悪訳であって言い訳はありません(笑)このワイルドの場合は原文がそうなのですから、それに従わざるをえません(笑)
これが出来ないのが福田や吉田、ひいては日夏の間違いなのでしょう(笑)もう少し壊れた文章でも宜しいのですよ(笑)無理に日本にこなそうとするから帰って難解がかったものに見えるのです(笑)
現代はそういう壊れた日本語も文学は視野の対象に入れざるを得なくなってきておりまして、福田や吉田のような「文士」の、書いたものを有難がっている必要は無いのですよ(笑)
吉田のイーヴリン・ウォー観などはまさにそれです(笑)そもそも何かが壊れてしまっているのがウォーであり、吉田は壊れておりませんからそこのところが分からない(笑)
同様にワイルドも壊れた作家であり、それを福田は表現できていない、ということです(笑)それゆえに平易な(ワイルドを理解できる)翻訳とは言いがたいのですねぇ(笑)
勿論これは澁澤のサドに関しても言えるでしょうけれども(笑)おやはや(笑)
日夏という人はとうとう最後までポーやワイルドを理解出来なかった、いや理解しようと出来なかったと言っても過言ではないのでは(笑)
そのような態度ではもうやっていられない、ということが分かるはずなのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
305( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/14(木) 12:05:28
まぁ兎に角「ドリアン・グレイ」はいつか新訳して見ようと思いますよ(笑)時間がかかるとは思いますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)
その上で新しいワイルド像、とでも言うものを提示して見せましょう(笑)おやはや(笑)
306吾輩は名無しである:2009/05/14(木) 23:14:50
ワイルドの模倣の継接ぎを英文和訳であらわすのは無理で似た表現を表すのに「気取った言い回し」というのは方向が近い。
たいだい原文だって「気取った言い回し」だ。
日夏のポーの訳が原文と違うのは誰にでもわかるだろう。問題はポーを理解したしないとは別のところにある。
西洋のロマン派と日本の浪漫派では文章表現への態度が反対で、あの訳はそれが極端な形であらわれたものだ。
307( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/05/16(土) 01:01:07
>>306
例を引かれるならばどういうことでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)

ロマン派といいますがポーは確かにロマン派の影響を蒙っておりますけれどもまた微妙に違うものですし、散文での文章はどちらかといえば難解な部類に入るのではないでしょうかねぇ(笑)
そのポーが例えばアナベル・リーではその調子を見せていない、そういう特別な詩なのですよ(笑)それを日夏は理解できていないのでは(笑)おやはや(笑)
308吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 00:56:36
芸術家としての批評家って英書でてにはいるかな?
なあ?ワイルド、語ってるのに英書も読んだことがない人達ばっかりなの?
309吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 01:31:26
310吾輩は名無しである:2009/05/28(木) 04:38:31
英文しか読んでないから、訳文について語れない
311吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 01:48:27
リバティーンズのナルシストという唄にドリアングレイ君がでてくる
312吾輩は名無しである:2009/06/12(金) 23:56:51
ドリアングレイの肖像を、昔原書で読んだことがあるというオカンが
「ドリアングレイという瓜二つの2人が
パブリックスクールの同級生で…」とあらすじを語り始めたが

一体何の話と勘違いしてるんだろう?
313吾輩は名無しである:2009/06/13(土) 00:32:57
ウィリアム・ウィルソン?
314吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 04:04:40
幸福の王子、わがままな大男の他にワイルド氏のオススメありますか?
315吾輩は名無しである:2009/06/20(土) 21:33:49
「サロメ」
すぐ上でも出てるが「ドリアン・グレイの肖像」
316ぜっとんT世:2009/06/20(土) 22:41:10
なぜかこの作家と太宰を比較してしまんやなw
幸福な王子と走れメロス
ドリアン・グレイと人間失格
っちゅーふーにw
317吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 19:16:44
太宰はワイルドな性格じゃないけどね(w
318吾輩は名無しである:2009/06/21(日) 23:45:12
アイルランドは津軽か
319吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 03:15:22
太宰もワイルドも、
故郷を愛してるんだよね。

ワイルドって、三島と比べられることが多いみたいだけど
太宰にも似てるかもね。

父性を感じるというか。
320吾輩は名無しである:2009/06/23(火) 21:44:55
戯曲がいちばん面白かったな
321吾輩は名無しである:2009/06/25(木) 23:30:57
むしろ作家としての資質的には太宰の方が共通点多いと思うよ。
警句が得意とかどんなに暗い物語でもウィットを入れたがるところとか。
三島には表面的というか世俗的な部分が似てる気がする。
性癖とか貴族趣味とかね。
322吾輩は名無しである:2009/06/26(金) 00:58:09
太宰には心中癖があったのに対し、
ワイルド・三島には男色癖がある。
323吾輩は名無しである:2009/06/26(金) 19:19:08
アイルランド=青森説おもろいな
324吾輩は名無しである:2009/06/26(金) 22:19:06
ミーハーからするとワイルド=三島なんだが深く読むと違った見方もでてくるのかな
325ぜっとんT世:2009/06/27(土) 19:49:38
ワイルドと太宰の親近性みたいなとこは
わてだけの妄想じゃあらへんかったみたいで安心したでw

三島は英文学より仏文学にシンパシーを寄せとりましたさかい
ラディゲなんかに憧れをもってたみたいでんな。
326( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/06/27(土) 20:11:44
寧ろあちらでワイルドの後継を張った作家を考えてみてください増し(笑)あえて名前は出しませんが(笑)おやはや(笑)
327( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2009/06/27(土) 20:13:25
ビアボームにしても如何でしょう(笑)ワイルドほど読まれておるでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
328ぜっとんT世:2009/06/27(土) 21:54:07
現代作家でワイルドの後継者たらんとしても無理でっしゃろな。
historiographic metafictionっちゅー手は
P・アクロイドが使ったけどもどうでっしゃろな。
329吾輩は名無しである:2009/06/28(日) 00:19:47
そりゃスティーヴン・モリッシ−だろw
330吾輩は名無しである:2009/06/28(日) 11:28:32
ジョー・オートンもいる
331吾輩は名無しである:2009/06/28(日) 11:43:17
>>319
三島も自分が生まれた東京を愛してました。
田舎じゃなくても故郷です。
332吾輩は名無しである:2009/06/29(月) 23:46:59
しかしワイルドと太宰の最大の共通点は、
「ファンだと公言するのが恥ずかしいこと」だなw

おれはさらにチャンドラ−も好きなんだが、
なんとなく周りにバカにされてる気がするんだ…
333吾輩は名無しである:2009/07/04(土) 11:38:52
馬鹿にする人はとりあえず何でもスキさえあれば馬鹿にするから、
気にしても意味ないよ。
334吾輩は名無しである:2009/07/05(日) 15:23:34
戯曲読むの苦手なんです。詩は好きなのですが。
シェイクスピアしかり、ワイルドしかり。

「ワイルド」という映画は良かったです。
335吾輩は名無しである:2009/07/22(水) 06:51:35
ボジー役をジュード・ドウがやった映画?
酷いとしか思わなかったけど
336吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 07:50:19
まったく酷かったよナッ!!!!
337吾輩は名無しである:2009/07/30(木) 09:20:10
ワイルドスピード
338吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 01:37:50
ワイルド役の人が法廷で演説おっぱじめるところは、
いかにもな感じでおもしろかったが
339吾輩は名無しである:2009/08/01(土) 23:24:14
「傑作だ!」と胸をはって言うのはためらわれるが、
普通の良い映画だったと思う。
340吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 01:53:13
気になったのは性交シーンで正常位だったことだ。
男同士でもあれは可能なのか?
341吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 10:43:57
アナルSEXは正常位が一番痛みが少ない
342吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 14:10:45
ワイルドはアナルは好きぢゃ無かったゼッ!
主に相互センズリか尺八を行っていたようだナッ!!!!
343吾輩は名無しである:2009/08/02(日) 14:28:36
詩人でホモって、本当に生きている価値ないなぁ
344吾輩は名無しである:2009/08/03(月) 00:01:38
たしかこのスレの前の方でも出てたっけか>ワイルド=アナル×
しかし正常位でアナルSEXができると初めて知った俺は、
やっぱ恥ずかしいかしら
345吾輩は名無しである:2009/08/03(月) 00:13:32
>>344
いやいやwwww
恥ずかしく無いだろ
346吾輩は名無しである:2009/08/06(木) 19:50:46
347吾輩は名無しである:2009/08/06(木) 21:32:18
浅薄な人間に限って、自分は外見によって判断しないなどと言う。世界の
神秘は目に見えぬものではなく、目に見えるもののなかにある。
オスカア・ワイルド「ドリアン・グレイの肖像」
 
348吾輩は名無しである:2009/09/18(金) 01:24:14
>>311
ピートがワイルド大好きなんだよね
349吾輩は名無しである:2009/09/29(火) 00:35:12
田亀源五郎のマンガで、ある武士が百姓に捕らわれの身になり「野ざらしの刑罰」を受けて
六尺褌だけの姿で晒し者にされるって話を描いたのは何という作品だったかナッ?
あれは紙数の都合で、「いきなりガキどもに褌を毟り盗られて全裸に剥かれてしまう」
という設定だったけど、本当は村の悪ガキどもが棒や竹竿で遠巻きに全身を突っついたり
ケツや乳首や毛むくじゃらの股間を色々と嬲りモノにした挙げ句、褌の上から集中的に急所を散々責めたり、胸毛や陰毛を引き毟っていたぶったりした後、
男性器をモロ出しにして、マラをギンギンにしごき立てられて強制勃起させられてから、子供達の手で何発も濃厚な雄汁を搾り取られるシーンが必要だったような気がするゼッ!!
もう一度じっくりと怒張した性器を責めまくる場面を描き込んだマンガを創り出して貰い度えもんだよナッ!!!!
阿部寛も伊藤英明も坂口憲二も平井堅も照英も室伏も山本太郎も榎並大二郎も尾原秀三も羽鳥慎一も、ゲイ連中は皆なこの漫画が大好物だそうだゼッ!
ところで、「瓜盗人」はネットで見られないのかナッ?
350吾輩は名無しである:2009/10/15(木) 11:29:55
完本獄中記って文庫で無いの
351吾輩は名無しである:2009/10/20(火) 22:26:43
幸福の王子とサロメでワイルドにはまってドリアン・グレイの肖像買ってきた
352吾輩は名無しである:2009/10/22(木) 02:00:45
「わがままな大男」と「幸福な王子」がいいよね。
せつない。
寂しさと悲しみが詰まってる。
353吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 04:21:32
デカダン
354吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 23:35:39
>>284
お前さんが「泥臭い」っていっても、何も説得力はありませんなあ。おやはや。
355吾輩は名無しである:2009/11/18(水) 23:54:42
>>352
そういえば、日本語の「切ない」っていうのは、英語では表しにくいね。
356lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/11/19(木) 19:00:46
『ドリアン・グレイの肖像』、ひょんな事からハードカバーの原著を譲っていただいたので、チョコチョコ読み進めています。
スラング等が無い比較的読みやすい綺麗な英語かと思うので、お勧めです
357吾輩は名無しである:2009/11/20(金) 22:06:45
著作権切れてるから、海外の青空文庫みたいなサイトで読めるんじゃないの?
358lane ◆Oz/piFw.Ok :2009/11/23(月) 00:25:37
サロメは舞台もいいよ
359吾輩は名無しである:2009/11/23(月) 01:13:19
翻訳は鴎外のがいいね
360ザ・スミス:2009/11/24(火) 21:43:34
いろんな意味で惜しい作家
361吾輩は名無しである:2010/03/15(月) 02:06:47
NHKの「火の魚」でも
幸福な王子がネタでつかわれてたな。
362吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 10:34:26
人間は結局、前以て自分を選ぶものだ。



逆説はその場のがれこそなれ、本当の言ひのがれにはなりえない。逆説家は逆説で自分を
追ひつめ、どどのつまりは自分自身から言ひのがれの権利をのこらず剥奪してしまふのである。
逆説家がしばしばいちばん誠実な人間であるのはこのためだ。逆説家がいちばん神に
触れやすいのもこの地点だ。神は人間の最後の言ひのがれであり、逆説とは、もしかすると
神への捷径(しようけい)だ。

*「捷径」の意味…近道

三島由紀夫「オスカア・ワイルド論」より
363吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 10:38:32
天才(ジエニー)。才能(タラン)。誰がそれを分割することができやう。



才能とは決して不完全な天才のことではない。才能と天才は別の元素だ。それにもかかはらず、
われわれはワイルドの作品のいたるところに不完全な天才を見出だすのである。



ワイルドの哄笑は、言葉の本来の意味での悪魔的な笑ひである。悪魔の発明は神の衛生学だ。
ワイルドの悪魔主義は衛生的なものだ。この笑ひは衛生的なものだ。

三島由紀夫「オスカア・ワイルド論」より
364吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 10:43:29
苦痛は一種のドラマである。人がその欲しないものへ赴くためには、丁度子供が
歯医者へゆく御褒美に菓子をせびるやうに、虚栄心をせびらずにはゐられない。



社会はある男を葬り去らうとまで激昂する瞬間に、もつともその男を愛してゐるもので、
これは嫉妬ぶかい女と社会とがよく似てゐる点である。軽業師は観客の興味を要求することに
飽き、つひには恐怖を要求することに苦心を重ねて、死とすれすれな場所に身を挺する。
彼が死ぬ。それはもはや椿事だ。綱渡り師の墜死は、芸当から単なる事件への、
おそろしい失墜である。イギリス社会にはとりわけイギリス特産の、醜聞といふ「死」の
一つの様式があつたので、綱渡り師がこの危険に誘惑を感じない筈はないのであつた。


三島由紀夫「オスカア・ワイルド論」より
365吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 10:54:21
生活とは決して独創的でありえない何ものかだ。ホフマンスタールの忠告にもかかはらず、
しかし運命のみが独創的でありうる。キリストが独創的だつたのは、彼の生活のためではなく、
磔刑といふ運命のためだ。もうひとつ立入つた言ひ方をすると、生活に独創的な外見を
与へるのは運命といふものの排列の独創性にすぎない。



虚栄心を軽蔑してはならない。世の中には壮烈きはまる虚栄心もあるのである。
ワイルドの虚栄心は、受難劇の民衆が、血が流れるまで胸を叩きつづけるあの受苦の
虚栄に似てゐたやうに思はれる。何故さうするか。それがその男にとつての、ももかく
最高度と考へられる表現だからである。ワイルドが彼の詩に、彼の戯曲に、彼の小説に
選択する言葉は、かうした最高度の虚栄であつた。

三島由紀夫「オスカア・ワイルド論」より
366吾輩は名無しである:2010/07/02(金) 10:58:29
音楽は詐術ではない。しかし俳優は最高の詐術であり、アーティフィシャルなものの最上である。
それは人間の言葉である台詞が無上の信頼の友を見出だす分野である。



ワイルドはその逆説によつて近代をとびこえて中世の悲哀に達した。イロニカルな作家は
バネをもつてゐる人形のやうに、あの世紀末の近代から跳躍することができた。
彼は十九世紀と二十世紀の二つの扇をつなぐ要の年に世を去つた。彼は今も異邦人だ。
だから今も新しい。ただワイルドの悪ふざけは一向気にならないのに、彼の生まじめは、
もう律儀でなくなつた世界からうるさがられる。誰ももう生まじめなワイルドは相手にすまい。
あんなに自分にこだはりすぎた男の生涯を見物する暇がもう世界にはない。

三島由紀夫「オスカア・ワイルド論」より
367吾輩は名無しである:2010/08/06(金) 11:47:20
『テレニイ』は真実、ワイルドの作品なのかゑ?
368吾輩は名無しである:2010/08/21(土) 11:57:28
さうではないやうです。
369吾輩は名無しである:2010/08/24(火) 13:02:34
なれば誰の作品なのぢや?
370吾輩は名無しである:2010/08/27(金) 11:46:27
感想

シェイクスピア的世界観+知性の花+デカダン=ドリアングレイ

耽美が古典回帰に陥りやすいのは、しょうがないのか
371吾輩は名無しである
戸塚宏ワイルド