三島由紀夫の最高傑作は?

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1吾輩は名無しである
やっぱり市谷での切腹?
2吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 20:58:54
選考委員会で顔をあわせた一人に三島由紀夫さんがいた。
この余りに有名な作家について今更、私が書く必要はないが、そのお宅にも二、三度呼んで頂いた事がある。
委員会でも華々しい発言をする人であったが、ある日、ホテルニューオータニの酒場で、私は氏が一人、坐ってアペリティフを前におき、じっと何かを考えている姿を見た。
「今日は」
と私が言うと、
「あ、ぼくは今、歌舞伎に行った帰りなんだ」
とこの人には珍しく弁解をされた。
私はいけない場所に来てしまったと思い、
「用を思い出しました」
と酒場をそそくさと出た。
半時間ほどしてそっと酒場を覗くと、もう氏の姿は見えなかった。
その翌々日だったであろうか、市ヶ谷の自衛隊に氏が「楯の会」をつれて突入した事件が報じられた。
そして新聞を見ると、私が会ったその日の夕方、氏は楯の会の面々と突入うち合わせのために集まったのである。
三島さんがうつむいて考えていたのは、そのことだったに違いない。
三島さんが死んだあとの谷崎賞選考委員だった武田泰淳氏がこう言われた言葉が印象深かった。
「三島君もノーベル賞を川端さんにとられなければ自殺しなかったろうに」
(遠藤周作「心のふるさと」)
3吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 21:06:44
美しい星 好きだ
4吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 21:34:01
最高傑作は、

         大臣

ガリガリガリ・・・・・・・・・・・・・
5吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 00:20:21
金閣寺
美しい星
春の雪
仮面の告白

の中のどれかと言うのは確か。個人的には鏡子の家が好きなんです御免なさい。
6吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 11:09:10
三島の最高傑作に小説を選ぶのはいかがなものかと思う。
7吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 17:14:01
サド侯爵夫人だから 多分
8吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 17:26:49
三島は随筆
月並み御免
9吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 17:30:11
裸体
10吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 17:53:57
岬にての物語
煙草
11吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 18:03:37
月並みだけど金閣寺でいいんじゃね?
12三島康成:2006/11/07(火) 22:42:40
>>11
俺もそう思う。正直言って、相当にエグい作品だけど、読み易くて、なおかつ
知的充足感が得られる作品。
13吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 08:50:39
1.金閣寺
2.近代能楽集
3.午後の曳航
4.美しい星
5.仮面の告白
6.天人五衰
7.椿説弓張月
8.憂国
9.夏子の冒険
10.獣の戯れ

番外=愛の処刑
14吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 09:01:49
なんで春の雪が入ってないの?
 1春の雪
 2金閣寺
は不動だと思うが
15吾輩は名無しである :2006/11/08(水) 09:51:47
>>1 自作自演
16吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 15:00:45
手長姫だろうな。あれは凄い。
17吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 15:06:42
熟語漢語に頼りすぎていて、読みにくい。
平易な表現にひらいているエッセーは評価するが
それ以外は価値がない。
18吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 15:08:02
どんな釣りだよ
19吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 15:10:34
熟語に頼り切っているうちは己の言葉になっていないということだ。
20吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 15:46:26
熟語が多いって理由だけで切り捨てるのは未熟な読みだぜ
21吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 16:32:57
ゆとり教育の被害者がここにも・・・
22吾輩は名無しである:2006/11/08(水) 19:34:12
読解力の無い人間は無理して読まなくてもいいと思うの
23吾輩は名無しである :2006/11/09(木) 18:59:34
やっぱ異端系が良い
1.禁色
2.午後の曳航
3.仮面の告白
24吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 19:55:03
講談社文芸文庫の短編集第一巻
に入ってる三島のやつ読んでやっぱり三島って凄いと思った
三島の他の短編読んだこと無いけど
三島って短編得意なんじゃないですか?
25BE ◆nEdVj9pCpw :2006/11/10(金) 03:52:46
>>24
それ「雨の中の噴水」?
26吾輩は名無しである:2006/11/10(金) 16:22:00
そうです
27吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 06:25:14
みしまゆきおのレター教室
28吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 08:55:05
吉田健一が唯一評価している『愛の渇き』。
29吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 11:43:58
「橋づくし」に一票
30吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 11:48:31
>>29
どこかのスレで「三島は橋づくし一発屋」ってあったな。
読みたいんだけど『憂国』所収だし...
31吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 12:41:54
>>1
三島スレが前からあるんだから、そこでやれ。

さっさと削除依頼を出して来い、カス。
32吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 19:10:49
>>21
ゆとりっつーか先天的能力じゃない?俺、学習院高校なんだけど
阿保は阿保だし
33吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 19:52:43
既存スレへの誘導、無駄なスレを乱立するのは止めましょう >>1
以後は、ここで質問を願います。

三島由紀夫Part16
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1160706193/
34吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 20:12:09
「日曜日」
賛同者は少ないと思う
35吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 01:12:19
「命売ります」
賛同者はあと一人くらいだと思う
36吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 13:32:38
↑初刊本の表紙の緑の猫が気持ち悪い
37吾輩は名無しである:2006/11/13(月) 00:49:29
午後の曳航かなあ。
三島作品て意外と古本屋に売ってなくてあんまり読んでないけど
38吾輩は名無しである:2006/11/13(月) 02:09:25
真夏の死
39吾輩は名無しである:2006/11/13(月) 18:55:30
40吾輩は名無しである:2006/11/13(月) 19:00:19
41吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 13:27:46
>>37
普通の本屋では『仮面の告白』『金閣寺』『潮騒』があればいいほうだし、
『近代能楽集』あたりもフォローするとなると大型書店じゃないとだめなのが
反映してるんだろうな。



おかげで『橋づくし』が読めない。
『憂国』が古本で100円で買えればいいのに...
42吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 18:03:16
青の時代かな、でもやっぱ金閣かなぁ
43吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 18:06:56
「伊豆の踊り子」だな
44吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 18:08:11
>>43
それ太宰だろww
45吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 19:11:28
>>44
ばか。藤村だよw
46吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 20:22:16
>>45
いい加減にしろ!
谷崎に決まってんだろ
47吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 20:24:12
マジレスすると漱石なわけだが
48吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 21:03:50
違う
和泉鏡花だろ
49吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 21:39:14
『春の雪』いいね。
いま『奔馬』読んでるけど、こっちもいい。
しかし、これまでのところ『春の雪』のが上って印象だな。
50吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 22:07:16
糞スレを必死になって上げてる奴がいるなwwwwwwwwwwwwww
51吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 22:07:37
「小説とは何か」だな。
三島は、1に戯曲2に評論3に小説であるのは、常識だけど
それを承知で、「小説とは何か」だな…
52吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 14:25:59
突然すみません。只今楯の会の制服を探しております。
もし何か情報があったら書き込みしていただけませんか?
53吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 14:50:00
なぜそんな物が欲しいのかが気になる
54吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 14:58:10
命売ります読んだけどしょっぱいエンタメじゃんかよ

でもなただ一つ良いところは、三島が死んだ本当の理由が書かれている気がするところだ
55吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 15:15:01
三島由紀夫にあこがれまして…。是非着たいんです。
56吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 15:15:59
>>55
だから8万円だって。当時で。
57吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 20:18:18
にっぽん製かな。
58吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 20:38:47
西武デパートに特注した
59吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 03:01:25
>>57
何それ
60吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 18:40:39
『金閣寺』が最高傑作だとは思うが個人的には『仮面の告白』が
好きだな。三島は30歳くらいまでの作品が好きだ。三島は数多く
の短編を残してるが実は短編に傑作が多い。
61吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 19:49:59
そんな、文庫の解説みたいなつまんないこと書くな
62吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 19:53:39
生まれて初めてボーリングやって帰ってきて
暗い玄関に置かれた夕刊に
三島由紀夫自衛隊への記事を見た
63吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 20:17:25
   ★★★情報★★★
11月25日朝日新聞で三島特集あり。
64吾輩は名無しである :2006/11/24(金) 15:11:15
まじか!?
あの左翼新聞は嫌いだが明日だけは買いに行こう

ちなみに俺のベスト3は憂国、仮面の告白、禁色

春の海と潮騒と金閣寺はいまいちだった・・・
65吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 15:32:21
誰が何と言おうと絶対に「真夏の死」!!!!
66吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 16:50:19
最高傑作は「煌きの丘」しかないだろ
67吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 17:24:03
>>64
いやいや、朝日新聞=大江健三郎をあまくみちゃいかんよ。

三島の彼らが思う再評価を、率先してしようというのが、意図でしょう。
68吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 18:08:12
最高傑作は短編の『訃音』。三島が最も嫌った役人根性を痛烈に
皮肉って書いている。三島って役人の子供で自分も役人だったん
だけど。
69吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 03:41:43
檄文
70吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 04:43:35
三島は5冊くらいしか読んだことないが、その中では春の雪かな。
なんか今日意地になって朝からぶっ通しで奔馬読んで目がおかしくなってる。
彼の中の最高傑作はあげれるが、彼の作品が人生を通じての最高傑作にあがることはまずないな。
71吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 05:11:14
三島は30作品ほどしか読んでないが、
その中では煌きの陸。
あの究極の絶望感は他の作家には表現不可能。
72吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 09:49:29
三島の最高傑作?

そりゃ劇的な幕切れで終わった彼の生涯だろ。
73吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 01:38:51
白夜って小説ありますか?
74吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 01:40:05
ある
75吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 03:50:22
憂国。
76吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 05:07:40
リチャード・コシミズとは何者だ??
77吾輩は名無しである:2006/11/27(月) 08:48:20
>76
宣伝しにくるなバカ!
そいつはネット・ジャーナリストと自称しているバカだ。
DQN本をネット通販で売って稼ごうとしているバカだ。
内容は、911自作自演テロとオウム事件の黒幕は同じ…云々w
バカのバカによるバカ本の宣伝文句は・・・・以下のごとくバカだw

「安倍晋三が読めば「アイゴー」と慨嘆して失禁転倒痙攣。池田大作は
心筋梗塞間違いなし。ロックフェラーは、狼狽のあまり、その場で石になります。「911は、
誰がなにを目的にやったのか?」がこの一冊で全てわかります。オウムの黒幕も同じでした。
小泉の郵政民営化も靖国参拝も原油価格吊り上げも、黒幕のための利益誘導でした。同じ
黒幕が企図する、極東での戦争が迫っています。安倍はそのために起用された傀儡です。
ネット通販でのみ販売。」



78吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 12:50:46
白夜はどこの出版社?短編ですか?
79吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 19:39:03
愛の処刑
80吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 19:41:41
煌きのおか
81吾輩は名無しである:2006/11/28(火) 23:24:29
三島由紀夫の最高傑作は「三島由紀夫」本人
82吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 06:28:26
そうだね。
ペンネームも含めて(本名は平岡公威)その生涯において三島由紀夫を
演じる事に費やした作家だったな。
83吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 14:17:30
金閣寺
鏡子の家
仮面の告白 のどれか。 個人的には 鏡子の家。
美しい星 も捨てがたい。 
84吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 15:29:30
三島の親父キチガイだよな?
85吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 06:26:04
近代能楽集はどれも傑作。
86吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 06:55:49
全巻の対談集。
87吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 07:05:04
三島由紀夫一番の駄作=鳩山由紀夫
88吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 09:00:17
つまんねー
89吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 14:39:46
春の雪しか読んでないや。でも結構良かったよ
90吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 15:06:36
仮面の告白
91吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 15:21:36
煌きの丘
92吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 10:24:08
仮面の告白
93吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 11:20:59
金閣寺
94吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 19:29:39
美徳のよろめき
95吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 22:48:42
鳩山は由紀夫じゃなくて由起夫だったような気が
96吾輩は名無しである:2006/12/07(木) 20:38:30
>>95
いや、由紀夫。ついでに三島の息子は平岡威一郎。
97空っ風野郎:2006/12/15(金) 14:25:26
ありきたりだけど
1.金閣寺
2.午後の曳航
3.サド公爵夫人
4.仮面の告白
5.殉教

春の雪は単独ではまずまずだけど、豊壌の海の1編とすると傑作とまでは言えないと思う。
98吾輩は名無しである:2006/12/15(金) 14:38:39
   ↑
豊「壌」の海、と書いてる時点で失格だな。w
おまけに、サド「公」爵夫人じゃぁねぇ・・・
わざとやってるのかな?
99空っ風野郎:2006/12/15(金) 14:47:20

ご指摘(あげ足取り)ありがとうございます。
わざとではなく、変換ミスです。
100吾輩は名無しである:2006/12/16(土) 00:50:40
1不道徳教育講座
2我が友ヒトラー

これで決まりだろ。
101吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 01:41:09
裏一位は女神。
102吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 16:49:11
会計日記。
103吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 09:08:09
映画「からっ風野郎」の冒頭のバレーボールのシーンが
三島の全てを物語ってるよ
104吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 04:46:04
処女作花盛りの森が最高。その後は全て駄作。その最高傑作にしても既に弁証法に毒されない真実とか後年に通じるアホなことも言っている。
105吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 14:04:54
ご子息の威一郎氏.お嬢さんもいたっけ?
男色であるにもかかわらず、お袋さんを安心させることや世間体を考えて、子供をつくったことは天晴れ.
やはり並みのゲイではない.
106吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 14:17:36
三島の餓鬼は作家になる気はない訳?wwwwwwww
107吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 19:18:37
万円元年のフットボール
108吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 21:39:36
蔓延雁年のサッカーボール
109吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 22:47:54
はなだかりのもり は 場所についての物語だよね ミシマにとっての原初の風景は大江にとっての原初の風景でもあり…ミシマの文体の霊性のなさは…不憫だよね
110吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 13:19:42
1973年のピンボール
111吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 15:32:38
どう考えても「孔雀」
112イタリア研究会:2006/12/26(火) 15:59:28
葉隠れ入門
113吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 16:28:24
どう考えても「煌きの丘」
114吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 20:38:41
三島は花ざかりで死んでますね でも切腹なんてする必要なかったよ〜 生きる方法なんてめっちゃあるんやし 別に文学じゃなくてもね 三島ほどの天才を失わせた日本文学の責任はある 95歳
115吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 17:01:57
↑他スレによると、割腹+舌噛み切り+愛人による介錯=三島人生最後にして最高のマスターベーションらしいから、
日本文学の責任の責任ではない?
116114:2006/12/27(水) 18:53:19
>>115 なる。教えてくれてありがとう。じゃあ一つ目の責任のある日本文学はどこに消えたのか、隠されたのか、盗まれたのかと考えれば、それはアメリカに。なんだろーね誰かさんの好きな
117吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 01:05:43
絶版だけど『夏子の冒険』
角川文庫のがたまに古本屋にある
118吾輩は名無しである:2007/01/10(水) 22:39:38
女神
119吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 23:38:35
奔馬
120吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 05:24:22
菊の紋
121吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 18:18:03
「宇宙人の聖書」に於ける三島の描かれ方でしょうか
122吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 19:24:01
午後の曳船
123吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 22:02:53
ちんこ
124EUREKA:2007/02/18(日) 22:08:39
  

    バ  ラ  ケ  イ


125吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 22:16:03
まんティ
126吾輩は名無しである:2007/02/18(日) 22:41:26
三島作品はしょせん、造花
127吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 00:18:16
造花でもいいじゃない、小説だもの
128吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 17:47:27
>>126
太宰と一緒だね奇遇だね
129吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 19:09:30
>>128
太宰といえば斜陽だよな
130吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 22:50:49
サド侯爵夫人
131吾輩は名無しである:2007/02/19(月) 23:08:03
近代能楽集はけっこういいと思う。でもそんなすごい作家か?
幸田露伴や泉鏡花。芥川龍之介とかはすごいと思うんだけどね。
132吾輩は名無しである:2007/02/20(火) 15:59:22
三島は『豊饒の海』全四巻という日本文学史上最高の小説を書き上げ、
人生を引退したんだと僕は思ってる。自衛隊決起は末期の華じゃないかな。
133吾輩は名無しである:2007/02/20(火) 18:49:08
豊饒の海は好きだが、最高傑作となるとやはり金閣寺かな〜
134吾輩は名無しである:2007/02/20(火) 22:42:33
豊穣の海は老衰だ、駄作だっていう評者も多いけどね。
135吾輩は名無しである:2007/02/20(火) 22:46:37
潮騒に決まってんだろボケ
136吾輩は名無しである :2007/02/20(火) 23:38:49
『獣の戯れ』
137吾輩は名無しである:2007/02/20(火) 23:52:53
中期までなら金閣寺、後期では春の雪、奔馬。短編は名作がたくさんある。
138吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 02:44:49
何度か出ている煌きの丘って何に収録されているのでしょうか?
139吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 19:13:23
ラディゲの死
140吾輩は名無しである :2007/02/21(水) 21:40:50
男色男色って騒いでいる奴いるけど、最愛の妹と、結婚を本気で考えていた
女性が(三島が煮え切らなかった為)他の男性の許へと嫁いだことがトラウマ
と書き残しているのは何なんだ?
141吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 22:36:23
文学的人生論?だっけ?で、「私は戦場で人を殺しました」みたいな事書いてあった。
でも三島はヘタレだから徴兵自体逃れてるよね?どゆこと?若いころの文章だからカッコつけた?
142吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 23:35:23
それ読んでないけどAmazonで見たところ
>戦争で人を殺したと告白する二十八歳会社員の道徳観とは(「一青年の道徳的判断」)
のことだよね?三島が「私は戦場で人を殺しました」と言ってる文章ではないんじゃないの?
143吾輩は名無しである:2007/02/21(水) 23:47:55
>>141
へたれにあんな死に方はできない。
144吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 00:34:27
三島先生の作品は、誰かがすでに造花と書いてましたがそのとおりでんな。
太宰の津軽の方がいいくらいだよ。
145吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 00:50:29
それは読み手の問題としてではなく?
146吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 02:09:54
>>144
まるでカラヤンの音楽みたい。
どっちもナルシストだし。
147吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 23:34:14
148吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 00:08:35
「午後の曳航」は題材が面白いということでよかとですか?
「禁色」はえらく変わった小説ということでよいですか?
三島作品は、三島ワールドを形成してます。
住みたい人と住みたくない人で評価が正反対でしょう。
私は、住みたくない。
149吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 01:59:24
文章読本
150吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 04:35:55
夏子の冒険
151吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 06:13:03
>>148
>三島作品は、三島ワールドを形成してます

それがわかれば三島ワールドへのビザがもらえる。
「午後の曳航」は三島の才を理解するのに良い指標。
「金色」は三島ワールド躓きの石。
住むことはできない、
観客に許されるのは椅子に座ったまま舞台を凝視することのみ。
華麗なショーに酔わされてふと見ると、幕の下りた台上に
三島の生首ひとつ

152吾輩は名無しである:2007/02/23(金) 10:32:52
マジレスすると、戯曲>エッセイ>小説、じゃないですかね。
「近代能楽集」「鹿鳴館」「サド侯爵夫人」あたりは何回か読んだし、舞台でも面白かったよ。
153吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 02:36:12
レター教室が最高傑作である
154吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 06:47:57
憂国だろ
155吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 07:52:27
なんで青の時代は駄目なんでしょ
156吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 08:13:44
三島本人が自分で駄目って言ってるけど、
絶版にならないのは読まれてるからだろ。
したがって結論は、ダメじゃなかった、ということだな。
157吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 11:47:06
潮騒の評価は三島小説の中では高い?

禁色や仮面の告白などホモ系のしか読んだことないんだが
仮面の告白は読んだあとなんだかびっくりしたというか…すごく良かった
158吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 12:06:54
告られたぃ!!告られたぃ!!告られたぃ!!
159吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 12:07:23
とにかく読みなよ。俺の中では金閣寺と青の時代が一番面白いテキスト
だと思うけど、ここではそうではないんだよな。自分なりの評価もて
ばいいんじゃない?仮面の告白もテキストとして相当好き。
160吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 13:37:17
金閣寺なんてなにがいいのかわからん
三島自体ry
161吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 13:43:28
世界を変えるのは行動じゃなくて認識だよってとこ(多分こんなの)
テロがメディアを必要とする現代にピッタリ。
162吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 15:14:13
161
うん?世界を変えるのは、認識ではなく行動、って話じゃなかったっけ?
じゃなけりゃ放火なんかしなかっただろうし。
だいぶ前に読んだので、記憶曖昧でごめん。
163吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 15:47:47
テロは世界を変えたんですか?
164吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 16:06:36
そうか、何も変わらずに、生きよう、と思ったのか?
ただ主人公の妄執からすると、行動しなければ認識も変わらなかった気もするな。
まぁオイラ白痴なもんで気にせず続けてくらさい。
165吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 16:15:24
テロの変える世界と、個人の行動で変わる主観的な世界では意味合いが全然ちがうだろ
166161:2007/02/25(日) 18:08:48
ごめんごめん、主人公に足がねじれた友人がいただろ?彼が言った忠告
だよ。間違ってたら誰か指摘してくれ。
167161:2007/02/25(日) 18:14:33
>>163
ちなみに英米ではもうポスト911文学の流れがある。Specimen Days
あたり。だから>>163のテロは世界を変えたかどうか、という問いに
関しては、変えつつある、といえる。のほほんとしてるのは日本の
いいとこでもあり悪いとこでもある。湾岸戦争時と同じw
とんねるずに「情けねぇ」と言われる筋合いはないと思うけどな
168吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 00:21:32
三島の恋愛感情描写って何か萌える園子とか聡子とかたまらんですな(;´Д`)
169吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 02:56:58
聡子より清顕がたまらん
170吾輩は名無しである:2007/02/27(火) 01:50:27
うほ♡
171吾輩は名無しである:2007/02/27(火) 21:41:14
透だろJK
172吾輩は名無しである:2007/02/27(火) 22:03:27
愛の疾走
173吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 11:21:28
なんだガキばっかりかよw
174吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 19:58:24
復讐
175吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 00:22:48
近代能楽集を下敷きにしている

【西落合の奇跡・預言者宏と犀の角】

http://yasai.2ch.net/gay/kako/986/986121304.html

2001年の過去ログからです

ぶっ飛んでます・・・
176吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 00:31:40
三島って東大卒だっけ?
177吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 00:44:34
175は弱法師と卒塔婆小町の引用が見られるな。
犀の角、満点星(どうだん)などのモチーフの好みは独特である。

50年代に流行った少年愛の好みも伺える。
禁色の中で悠一がバーで出会った青年が、悠一の美に狼狽し
カバンの中身をぶちまけるシーンが有る。

その男色家ならではの携帯品に不潔さを感じるところ。
ちなみに最も好きな小説は未完成の中編『館』である。

ご存知の方いらっしゃいますか?
178吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 04:31:55
三島由紀夫ってかなりヘンな小説家な気がする。亜流も亜流という
かんじ。美文はスタンダードに美文なんだが本質の核の部分が。
179吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 14:03:24
核の部分が普通だったら面白くないだろ
常識的に考えて・・・
180吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 23:22:02
>>177
それは知らないです
未完だと一般には売られてないんですか?

181吾輩は名無しである:2007/03/16(金) 23:34:06
英霊の声
182吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 02:03:55
作家論
文章読本
183吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 20:36:14
十年振りに『天人五衰』を読んだ。
透を東京に呼ぶまでは、すごい完成度だ。そのあとで雑になり、
最後に月修寺で締まる。

全体としては意外に出来がいい。『絹と明察』『午後の曳航』よりは
上。

で、最高傑作は、もちろん『春の雪』

184吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 20:54:19
>>183
あ、それは川端康成と同意見だな。川端は『春の雪』『奔馬』を
高くかっていた。

>>177
未完の『館』は没後三十年記念の「新潮」で初見。
荒削りだが、のめり込んで書いている筆者の熱が
そのまま伝わってくるような魅力がある。
未完とはいえ、いかにも三島らしい作品世界ではある。
ディテールに
後の三島を突き動かす源火のようなものがちりばめられている。
185吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 21:16:24
>>177
>50年代に流行った少年愛

それは社会的な流行ですか? それとも映画かなんかで
186我輩は名無しである:2007/03/18(日) 21:37:56
>50年代  が
1950年代じゃなく昭和50年代を指しているなら
稲垣足穂の『少年愛の美学』刊行と関係あるかもな。
187吾輩は名無しである:2007/03/19(月) 01:38:30
三島死んでる
188吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 12:13:02
俺は春の雪だと思うな
189吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 11:53:42
『鏡子の家』だ
190吾輩は名無しである:2007/05/23(水) 14:38:14
仮面の告白
191吾輩は名無しである:2007/05/23(水) 16:27:25
「夜会服」は文庫で買えないの?
192吾輩は名無しである:2007/05/25(金) 23:25:07
豊饒の海
193吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 01:26:01
潮騒だと思います
194吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 19:58:20
「金閣寺」以降はダメだね。
195吾輩は名無しである:2007/07/02(月) 23:34:23
禁色は男色をテーマにしてるのに、登場する男性より女性のほうが
あきらかに魅力的に描かれていてそこに三島の屈折を感じるという意味でおもろい。
196吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 00:04:55
「卵」か「潮騒」
197吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 00:54:19
「煌きの丘」の詩情はよくワイルドと比較されるが見当違いだと思う。
198吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 01:23:25
これって観光地の宣伝なの?
199クリモトのモト:2007/07/11(水) 21:36:23
200吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 04:11:02
金閣寺、潮騒、宴の後。
この辺りの完成度の高さ、洗練された文章は芸術の域
201吾輩は名無しである:2007/07/12(木) 09:30:00
やっぱり「潮騒」かな。潮騒なんて題名がいい。
でも、騒って、馬に蚤なんだなあ。漢字見てると可笑しくなってくる。
202吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 01:15:03
まあ無駄がなく、テンポが良い作品は「潮騒」か「夏子の冒険」だろうな。
後者は途中まで夏子の我儘ぶりにブチきれかけたが、意外な結末が良いね。
でもああいう器用な主人公より、「金閣寺」の主人公の方が三島的だと思う。
203吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 02:03:51
近代能楽集
鹿鳴館
憂国

やっぱり戯曲か短編が(・∀・)イイ!
長編は途中で明らかにだれて来る。
書いてる傍から飽きちゃったんだろうなw
204吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 03:19:36
美徳のゆらめきだろ、常識的に!

丸谷は美しい星を挙げてたが
205おかちもん ◆OKATIpSuB6 :2007/07/18(水) 03:29:34
すみません...
>>204は俺“おかちもん”ですが『美徳のよろめき』でしたねorz
過去ログを全部読んだわけじゃないが、『金閣寺』が人気みたいですね。
僕も何回か読み返してますが、一番と言われたらやはり『美徳〜』ですね
206吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 05:54:00
美徳のゆらめき 美徳のゆらめき 美徳のゆらめき 美徳のゆらめき
ゆらめき ゆらめき ゆらめき ゆらめき ゆらめき ゆらめき

何がゆらゆら? おまいのことだから

巨乳のゆらめき 巨乳のゆらめき 巨乳のゆらめき 巨乳のゆらめき
  巨乳のゆらめき  巨乳のゆらめき  巨乳のゆらめき

リアル厨房工房に認定されますた
207吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 05:55:29
金閣寺、潮騒は駄作

切腹する人の話と午後の曳航が2強
208吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 08:37:29
>>207
切腹する人の話ってオイ…「奔馬」とかと思われ

私もこの2作は支持。奔馬は三島美学の骨頂っすよ。
「祭りのあと」あたりも好きです。
完全なまでに計算・構成しつくされてる。
決して天才でなく秀才系作家だから書けた小説かと。

…といって最後に読んだのかなり前なんですが、
それだけインパクト強かったんですよ。
209吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 08:55:25
奔馬かな?憂国かと思った

個人的に三島は戯曲と恋愛小説や完全に大衆向けに書かれたのが素晴らしい
逆に文学文学な作品は下らない(金閣寺だけは別格)
210吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 11:12:41
「哲学」とか「伝説」は?
「白鳥」と「接吻」も良いね。
超短編だけど、妙に記憶に残ってる。
211吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 16:12:10
大衆向けに書かれたのはやっぱり読む価値はあまりない

最高傑作は
仮面の告白
212吾輩は名無しである:2007/07/20(金) 21:55:50
美徳のよろもめきに一票
213吾輩は名無しである:2007/07/21(土) 16:34:25
潮騒はいい作品だと思います。純粋に文学作品として。
でも三島の作品として考えると、だめなのかな。
それだと、美徳のよろめき。
214吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 22:57:34
美徳のよろめきのどんなところがよかったの?
215吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 23:21:07
男が毛深かったとこかな。w
216吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 01:48:57
>202
夏子の冒険はいいね

個人的には金閣寺、アポロの杯、午後の曳航、この3冊で三島はわかるような希ガス
217吾輩は名無しである:2007/07/29(日) 23:50:22 0
三島にはぞっとするような暗さがあって嫌いだけれども、
「アポロの杯」という紀行文だけは、売れっ子になりかけたころの勢いと
明るさがあってもう一度読み返したい。
218吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 15:03:11
>>214
節子の裏の裏の心情。
219吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 20:56:20
美徳のよろめきはずっと退屈だったけど
最後の一行だけはかなり面白かった
220たけ:2007/08/05(日) 22:51:13
河野多恵子と山田詠美は青の時代と言ってた
221吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 23:18:04
おれは宴のあとだと思う

222吾輩は名無しである:2007/08/05(日) 23:38:10
暁の寺を熟知したやし説明してくれ
223吾輩は名無しである:2007/08/06(月) 12:54:31
>>219
あれは想定出来る、てのを今までの流れから読むとこ。
あなた、あの手紙読みながら、出すわけない!て考えてた?
これって金閣寺と少しかぶるよね
224吾輩は名無しである:2007/08/07(火) 20:00:08
225吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 16:11:32
>暁の寺を熟知したやし説明してくれ


ゴメン、オレは豊饒の海は馬と天人五衰しか読んでないんだ

誰か天才のひと二十行で要約してよ
226吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 20:35:34
奔馬と天人五衰だけ読むとかアホだろw
227吾輩は名無しである:2007/08/08(水) 21:52:51
オレは何をトチ狂ったか天人五衰を最初に読んだぞ。
で、オレからもプリーズ>暁の寺を熟知したやし説明してくれ
228吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 01:37:54
タイ インド 指輪 ロリ ズーレー 金持ちの年寄り 別荘 炎上
229吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 15:52:07
>222

あらすじとしては、第一部と第二部に別れている。
ざっくり要約すると。

第一部
勲の死から更に数年。
弁護士として実績を上げ、社会・正義との関わりを増すほどに、
転生の奇跡を知った本多は現実感が薄らいで行く。
そんな折、企業からの依頼でシャムを訪れるのだが、
この旅で本多はまたしても、人生観を揺るがす二つの事象に触れる。
シャムから足を伸ばしたインドでの生と死に関する観念と、
かつての修学院時代の同級生シャム王子の娘ジン・ジャンとの出会いである。
勲の生まれ変わりを主張するジン・ジャン、
しかしその腋下に転生の印しの黒子を確認することが出来なかった。
帰国後、本多は輪廻転生の研究に没頭し始め、唯識の思想に辿りつく。
時あたかも日本は太平洋戦争に入ろうとしていた。
230吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 16:04:00
第二部
終戦後、日本は復興激しく。
ある訴訟の関わりにより、巨万の富を手に入れた本多は、
御殿場(伊豆)に別荘を建設する。
はからずも上流階級の仲間入りをはたした本多に様々な交友が訪れる。
性の千年王国を夢見る今西御曹司、歌人として大成した鬼頭槙子、今や零落した新河男爵など。
とりわけ別荘の隣人で、日本の復興を体現したかの様なエネルギッシュな慶子に、
本多は歪んだ性癖への手助けを頼む事になる。
それは成長し日本に留学に来ているジン・ジャンへの老いた醜い求愛であった。
生涯を通じて行動はせず、いかなる時も観察者であった本多は、
自身が到達した唯識思想により「見るということ」究極のタシーロとは、
覗いた瞬間に対象は、覗かれているジン・ジャンになり、
つまり、ぶるぶる震えながら、覗き穴から覗いたら
ジン・ジャンは慶子とクンニリングスしていて
そこにはやはり、黒子はあり、覗くことによりは世界は変わり、
あ〜わかんねッ!

とりあえず、おまんこペロペロしあってたよ!
231吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 16:08:18
後半からの壊れ具合いにワラタw
究極のタシーロってなんだよ
232吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 16:15:18
暁の寺、難しいよな。
大乗、小乗仏教から唯識、阿頼耶識への教義と、
西洋哲学との輪廻思想の類似。
その三島流解釈に基づいた、ベナレスでの現実風景。
認識と覗きの性癖。シュレーディンガーの猫っぽいこと。
若き日の月修寺の門跡の話し。認識の彼岸。
色んなとこにメタファーがありそうだけど、輪郭が掴めない。
石榴の国の美とエロスはメタファーの一個だろうけど、
まだわかり易かった。

ちなみに、第一部に蓼科。第二部に、飯沼親父が出てたよ。
233豊饒の海:2007/08/09(木) 18:17:17
聡子はきよあきを忘れたんですか?
234吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 18:35:26
全ては80を超えた痴呆症の本多が天人五衰のラスト10ページで紡いだ妄想

幻みたいなものだったんだろうな…

と、適当なことをいってみる
235吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 20:20:20
236吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 20:59:00
ずっと前に読んで、今読み返したワケでもないが
ジンジャンって勲の生まれ変わり主張してたっけ?
日本人の生まれ変わり主張してただけじゃなかったっけ?
237:2007/08/09(木) 21:33:52
過去生まれ変わり2人の死んだ日を言えてたはず。
238吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 22:07:36
そうでしたか
すいません
久しぶりに豊饒の海読むか…
239吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 14:10:57
行動学入門(藁)
240吾輩は名無しである:2007/08/10(金) 19:24:40
天人五衰のラスト、本多は死んだのかな?
僕には、本多は、作者三島によって生でも死でもない所に放り出されたような気が
するんだけど、本多には死などもったいない、似合わないと。。。
どう思う。
241吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 00:56:16
「真夏の死」に決まっとる!

三島は基本的に「夏の作家」だw
242吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 11:21:33
私はそもそも天に属するのか?
そうでなければ何故天は
かくも絶えざる青の注視を私へ投げ
私をいざない心もそらに
もっと高くもっと高く
人間的なものよりはるか高みへ
たえず私をおびき寄せる?
(中略)
空の青は一つの仮想であり
すべてははじめから翼の蝋の
つかのまの灼熱の陶酔のために
私の属する地が仕組み
かつは天がひそかにその企図を助け
私に懲罰を下したのか?
私が私というものを信ぜず
あるいは私が私というものを信じすぎ
自分が何に属するのかを性急に知りたがり
あるいはすべてを知ったと傲り
未知へ
あるいは既知へ
いずれも一点の青い表象へ
私が飛び翔とうとした罪の懲罰に?

(『太陽と鉄』〈イカロス〉より)

この詩が好きです。
243吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 14:33:32
F
244吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 16:43:57
このスレ見てると「金閣寺」評価高いね。読んでみようかな
潮騒は好きです。
245吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 00:55:11
>>240
あのラストは原点回帰だとか、悟りとか、永遠とか、虚無とか、読者によって様々な意味があるように余韻をもたせたのではないかな
246吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 01:27:47
鏡子の家は評論家の評価が低いけど、実はかなりの傑作じゃないかと最近思ったりします。後何十年か先に再評価されそうな気がする。
247吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 01:32:51
短編の「日曜日」も最後のオチが三島の死に方と結びついて、結構いつまでも記憶に残っている作品です。
248吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 01:37:30
春の雪。

あまりにも長き片恋、だっけ?あれの解釈を小耳に挟んだんだけど、
一応三島の意図したところとして定説だと思っていいの?
249吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 02:31:36
戯曲が一番いいっていうのは本当に共通認識なんだね
250吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 13:45:52
近代能楽集、わが友ヒットラーは面白いね
251吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 14:14:00
サド侯爵夫人も面白い
252吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 20:11:09
短編だったら「橋づくし」が最高。
253吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 21:01:22
4部作でしたっけ? 豊饒の海が最高傑作だと個人的に考える
254吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 23:12:48
三島の恋愛描写が好き
255吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 22:06:21
三島の男色描写が好き
256吾輩は名無しである:2007/08/22(水) 13:04:47
>>255
ありそうだけど
三島の作品には男同士のセックス描写はない。
257吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 10:24:29
「近代能楽集」や「憂国」や「真夏の死」や「午後の曳航」を
挙げる人も、そのほとんどが「金閣寺」で三島文学に入門し、好きに
なったはず。戯曲や短編から挙げるのも一つの見識ですが、
たった一つしか挙げられないのならやはり「金閣寺」です。

258吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 09:39:44
盗賊
259名吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 21:46:49
美しい星
260吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 22:15:56
やはり仮面の告白だな。
この手の作家は自分の人生を題材にしたものしか傑作を生み出せない。
太宰とかもそう。

金閣寺にしろ、午後の曳航にしろ、他の作品は全て作為的な白々しさを感じる。
261吾輩は名無しである:2007/09/03(月) 22:27:38
仮面の告白は後半に説得力がなく、構成も弱い。
作為的な白々しさこそ三島の本領。
262吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 01:49:57
まるで読んでない奴が、解説みてそらんじてるような感想だな
263吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 01:55:31
>>260は三島読者じゃないのが丸わかり
仮面の告白ほど作為的でなく見せかけて作為的なものはないが
264吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 02:30:09
またまた〜w
265吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 04:04:27
>>263
いやいや、そう単純に決めつけるのはどうかと思うぞ。
前半は確かに「作為」が目立つが、後半は概ね事実に
基づいており、私小説風になる。だから、>>261のような
意見も出るんだろう。もっともこれは発表当初からさんざん
言われており、今では常識・通説になっていることだが。
俺は、>>261の言う、「作為的な白々しさこそ三島の本領」に
同意なのだが、それなのに「仮面の告白」を最高傑作と考えて
おり、しかも、その作為的な要素の少ない後半の方が好きという、
いささか矛盾した考えを持っている。
自分でも矛盾していることは分かっているので、あまり論理的に
突っ込まないでくれ。
266吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 10:34:07
金閣寺と午後の曳航は
三島の真骨頂としてはずせない
267吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 10:47:22
仮面の告白は後半のほうが好き。
268吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 14:16:29
前半がなければ、成り立たない話
269吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 22:15:25
仮面の告白って、結局、後に続く作品へのネタ振りの役目を果たしているんですよね?
270吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 23:14:39
前ふりというより
仮面の告白に三島のテーマが集約されて、後の作品のそれぞれにテーマが分散されているような感じがする
271吾輩は名無しである:2007/09/04(火) 23:21:46
春の雪って、
清さま=三島本人
聡子=美智子皇后 って読み方をすると趣深いよ(^^)
272吾輩は名無しである:2007/09/05(水) 20:17:55
>>257私は潮騒から入ったけど確かに金閣寺で一気にハマった。
273吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 01:21:43
たまに出てくる「煌きの丘」ってなに?
274吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 10:46:46
俺も気になって調べたが小説じゃなくて
観光地で三島の文学碑があるみたい
(もし、全集でそういう作品が読めるなら申し訳ない)
275吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 21:12:56
まあ確かに、春の雪は美智子さん本人に
判るように当てつけて書いたんだろうけど、
どのエピソードが事実に基づいているのか、というのは
興味あるところだよね。美智子さんにしか判らない。
ここら辺、おおっぴらに研究されるようになるのは
何年後かね。
276吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 15:36:58
三島の最高傑作は雑誌「アドニス」に載せた「愛の処刑」とかいう
男色小説だろうゼッ!!!!
277吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 16:37:19
>>276
あんた少しは落ち着きなよ(笑)
278吾輩は名無しである:2007/09/15(土) 18:17:49
短編だけど、「雛の宿」

ロリータ小説風だったな。
279吾輩は名無しである:2007/09/18(火) 00:36:55
       ★★小泉純一郎と安倍晋三は朝鮮人★★
コピペして各板に貼り付けよう 知人にも話そう
小泉純一郎 
・戦前大臣を務めた祖父小泉又次郎は純粋な日本人とされる。だが、純一郎の帰化朝鮮人である父が鮫島姓を買い取り
 又次郎の娘をたぶらかして婿として小泉家に入る そこで小泉家は帰化朝鮮人である純一郎の父に乗っ取られた
 参照http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B3%89%E7%B4%94%E4%B9%9F
・父親の純也は、鹿児島東加世田の朝鮮部落の出身者といわれる 日大卒業名簿には、純也の日本名はなく、
 見知らぬ朝鮮名が書かれているという  
 純也は朝鮮人の帰国事業、地上の楽園計画の初代会長であった
・結婚後、子供をもうけ即離婚した宮本佳代子は在日企業エスエス製薬創業者の孫
・小泉の元秘書官の名前は飯島勲←注目 帰化朝鮮人
・派閥のドン森喜朗も生粋の朝鮮人 ←森も帰化人がよく使う通名
・小泉は、横須賀のヤクザ、稲川会と関係が深い
安倍晋三
・岸家 毛利元就が陶晴賢と厳島沖で戦い大勝を収めた際、寝返って毛利方についた船の
 調達人が「ガン」と称する帰化人であったという 毛利はその功績によって「ガン」を
 田布施周辺の代官に召したてた このガンを岸家の先祖とする説がある
・祖父岸信介が文鮮明と共に 反共団体 国際勝共連合(統一教会)を設立
・官房長官時代統一教会「合同結婚式」に祝電を送り、話題に
・安倍のスポンサーは、下関の朝鮮人パチンコ業者である
・グリコ森永事件時、明らかになった帰化朝鮮人企業森永のご令嬢と結婚
・そのわが国のファーストレディーは電通(会長成田豊、半島生まれの帰化人)勤務という分かりやすい
 経歴の持ち主の朝鮮の血筋
・韓国、中国の留学生に日本の企業に入ってもらうために住居費分、学費免除分、生活費など月計20万〜30万円相当の支給
 日本人のワーキングプア層を全く省みない また帰化系在日系朝鮮人が日本の企業で技術を盗み、半島の現代などの企業に
 伝授していることが深刻な問題になっている 
・多くの朝鮮人が差別を主張し、警察、原発、自衛隊で職を得ている
280吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 14:18:04
>>278
面白かった。三島は知られてないものも沢山いいのがあるね。
281吾輩は名無しである:2007/09/19(水) 23:01:34
>>278
ああいうファンタジーも書けるんだなてオモタ
282吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 19:05:19
英霊の声と文化防衛論は三島ファン必読の書であろう。
283吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 20:53:15
>>233
『春の雪』で鎌倉・由比ガ浜での情事の後
聡子は清顕にこう言っている
「私たちが歩いているのは道ではなく
 桟橋でございますから、いつかは終わり
 海が始まるのはしかたがございませんわ」
284吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 20:58:27
日本向けキムチに唾を落とす韓国人女の写真

http://plaza.rakuten.co.jp/img/user/51/17/385117/22.jpg
285吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 12:03:45
俺は『実感的スポーツ論』が好きだ。これを読めば
スポーツが人生の必修科目だということがよく分かるだろう。
286吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 14:40:33
レター教室はためになる
重厚な文体から軽いエッセイまで書ける変幻自在な作家
287吾輩は名無しである:2007/09/28(金) 12:47:18
                 池田大作(成太作) 〜略歴〜

1928年 東京府荏原郡入新井町(いりあらいまち) 不入斗(いりやまず)百七十七番地
      (現・大田区大森北二丁目十三番地)の朝鮮人部落にて海苔漁師をしていた
      在日朝鮮人の父と、日本語すら話せない朝鮮人の母との間に生まれる。一説
      では父親が外で女遊びをして設けた子で、母親との間に確執があったとも言
      われているが定かではない。本名は成太作(ソン・テチャク)である。

  ?年 富士短期大学を卒業後、新潟鉄工所や蒲田工業会にて勤務する

1946年 創価学会に入会

1949年 大蔵商事(戸田城聖経営)に入社
      この大蔵商事とは当時、在日相手にカネを貸していた無尽(今でいうサラ金)
      であり、当時の創価学会の中核をなしていた。つまり初期の創価学会は日
      蓮正宗の檀家団体を装ったコリアンマフィアだったのである。池田大作は大蔵商
      事の営業部長となり、不良債権の取立に邁進した。この時の取立の経験が
      現在のアンチ叩きや数々の裏工作に生されている。創価学会の裏工作や嫌
      がらせがヤミ金の如きであるのは創価学会が無尽を中核としていた為である。

1960年 資金調達の腕をかわれたのか、池田大作が第3代創価学会会長となる
1964年 公明党発足
1968年 創価学園創設
1970年 公明党と創価学会が分離
1971年 創価大学創設
1975年 SGI(創価学会インタナショナル)初代会長に就任
1979年 創価学会会長職を退き、名誉会長となる
288四天王寺:2007/10/07(日) 10:13:44
金閣寺
289吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 11:13:45
金閣寺しか読んだことないけど、金閣寺は天才の作品だと断言できる作品だった。
金閣寺に匹敵する作品があるなら教えてほしい。

何読んだらいいの?
290吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 12:59:56
最高傑作は「サド公爵夫人」「わが友ヒットラー」他戯曲に多数あり、
後は初期短編の「岬にての物語」「煙草」「オットウとマヤ」(漢字が出ない)
そして豊饒の海4部作の内「春の雪」「奔馬」など。
291吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 13:01:29
どうでもいいけど『決定版 三島由紀夫全集』全44巻は分厚すぎ、そして
値段が高すぎる。何とかしてくれ新潮社。
292吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 13:03:39
新潮社は全集で映画『憂国』のDVDを売っているわけだが、YOUTUBE
にアップされている三島映像の原版をDVDにして売るべきだと思う。あと、
ポール・シュレーダーの映画『MISHIMA』も。
293吾輩は名無しである:2007/10/07(日) 19:34:51
>>289
このスレの>>1から見てくれや。
294吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 13:05:48
花ざかりの森
295吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 14:54:31
 日本再生は司法制度の改革です。 

少年A18歳と少年C16歳は、東京都足立区綾瀬の路上で夕方自転車に乗って帰宅中の
女子高校生を誘拐して少年Cの自宅に40日間監禁した。仲間らを集めて暴行させ金を
受け取り、陰毛を剃り音楽に合わせて服を脱ぎながら踊らせたり、性器に異物を挿入した。
彼女が逃げ出そうとすると体にオイルを塗って火をつけ、熱がり苦しむのを見て笑い転げた。
発見された遺体には性器と肛門にオトロナミンCの瓶が突き刺さり、両者がつながるほど
破壊されていた。
少年らの服役期間には裁判期間が算入され、しかも刑期満了前に仮保釈されたため、
主犯以外は全て6年程度で仮出所した。主犯も平成19年2月で仮保釈された。 
監禁を知っていた両親に監督責任は問われず無罪であった。
女子高生コンクリート詰め殺人事件:
296吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 19:00:52
俺も金閣寺。
まだ数作品しか読んでないけど
鶴川くんが死んだとこはマジで悲しかった。
最初に読んだ作品が金閣寺で
三島作品を読むきっかけにもなった。
297吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 15:02:24
鏡子の家
298吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 22:42:13
かぎのかかるへや
299吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 22:56:46
金閣寺は日本文学最高峰だと思う。
内翻足の柏木君の認識の地獄がすごいね。
大学でいきなり溝口にダーッと思想を喋り始めたのはすごい印象的。
あと有為子の乳を虚無とする描写、これ読んで以後、巨乳の女を見るたびに
虚無を感じてんだなーとか思うようになった。
枚数的にもちょうどいい。
平野は理屈的な部分がパッションより強くなってしまうのでつくりもの
ぽい印象が強くなってしまうけど、
三島はパッションが理屈を包括している。すごい。
作為的なようで、作為を超えた何かが立ち現れている。
最後に主人公溝口が生を選ぶところも好きだ。
300吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 23:30:09
最高峰かどうかは分からないけど・・・
名作だとは思う。
301吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 23:39:52
三島文学の最高峰だとは思うが、日本文学最高峰とは言えないと思う。
戦後文学に限っても、
砂の女、箱男、ふうてん老人日記、天平の甍、黒い雨、ねじまき鳥クロニクル、
個人的な体験などといい勝負だと思う。
302吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 23:59:32
個人的な体験などと一緒にしてもらいたくはないなあw
303吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 00:13:32
豊穣の海シリーズが一生忘れられそうにない。
304吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 00:17:39
金閣寺が最高峰というのはどうかと思うが、
ねじまき・・・、個人的な体験を金閣寺と同じくらいに
高く評価するのもおかしい。
305吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 11:26:17
>>

「天平の甍」「黒い雨」は読んでないけど、
その作品群では確かにどれも同レベルの名作だと思う。(ねじまきが、やや下の気もする)
三島作品では「美しい星」あたりが、そのレベルかな?

日本文学では「金閣寺」と比類しそうなのは、
鴎外「舞姫」と谷崎「武州公秘話」「麻雀放浪記」(個人的趣味)ぐらいしか思い浮かばない。




「金閣寺」は
306吾輩は名無しである:2007/10/18(木) 15:11:23
美しい星いいね
307四天王寺:2007/10/19(金) 08:44:03
暁の寺
308吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 09:27:41
個人的な体験とねじまき鳥は金閣寺より上なのでは。
金閣寺みたいな救いの無い小説、ジャーゴン連発の小説は
評価しない人も沢山いるよ。
309吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 09:37:09
ねじまき鳥は救いの無さを描いて成功したって聞いたが
310吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 10:49:29
潮騒
311吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 13:59:15
>>310
潮騒もいいよね。
神話、おとぎ話の型を踏襲した名作です。
312吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 14:33:55
ダフニスとクロエが潮騒の下敷きな
313吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 17:23:30
やっぱり金閣寺なのかなぁ・・・流れを読むと
314吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 17:30:06
三島の最高傑作はやはり金閣寺でしょう。
30そこそこでピークを極めてしまう作家は考えてみればかわいそう。
315吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 17:39:07
ピークは豊饒の海
316吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 17:46:36
>>314
金閣寺のあとも
午後の曳航や絹と明察の重要作品あるがなw
317吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 19:46:32
齋藤磯雄流の美文を三島なりに消化し、散文作品に応用して、
最も成功したのは『金閣寺』であろう。
恋のドタバタを書くより、形而上的な問題を書くほうが、
三島の文体には合っていた。
自殺なんかしないで、宗教、思想、神話などをもとに作品を書けば
彼の評価はもっと高くなっていただろう。
率直に言って、豊かな才能に恵まれ、かなりの努力もしながら、
無駄な作品を書きすぎてしまった作家といえる。
318吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 22:29:17
三島由紀夫は批評家としての才があり過ぎた・・・

渾身の一作のつもりで書き上げた豊饒の海で自らの限界を悟り、
文学者を封印し、狂信的愛国者として滑稽な自害と遂げたのだたw

要するに、豊饒の海を読み直したら、余りの凡作に死にたくなったんだな。。
319吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 22:49:11
バカじゃね

豊饒の海を書くもっと前から死は決めていたのは三島読者なら解るはずだけどな
320吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 22:57:22
豊饒の海は、天人五衰はすばらしい。特にラストは最高。

>>318
三島についてはまったく間違ってるのは置いといて
批評家としての才が無くて駄作を垂れ流してる作家というのは結構いそうだねw
321吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 23:50:57
批評家っていうか、作家に重要な観察力とかか
322吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 00:03:56
三島は才能が枯渇したから自決したんだよ。
323吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 00:44:40
枯渇してない
生きていても藤原定家の傑作は書いていただろう
死は己の信念を貫いただけ
324靖国神社:2007/10/20(土) 09:18:56
天人五衰
325吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 10:34:05
才能が枯渇していない人間が自決するのはそうでない人間が自決するより
もっと罪が重いね。三島のファンを自称する人間の中に、三島の死を肯定
する奴がたまにいるのは困ったものだ。自決で済むなら小説も戯曲もいらない。
三島は自決によって、それまで積み上げてきた作家としての仕事を無に
してしまった。自己の信念を貫くことでどれだけ多くの人間に迷惑を
かけたか分からない。
326吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 10:38:19
三島の死体を片付けた人は気の毒だな。
しばらく飯が食えなかったと思う。
327吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 10:40:19
百万円せんべい
328吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 13:12:54
禁色を映画化しれ!
329吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 13:17:44
三島って、中間小説の方が出来がいいよ。

「婦人之友」とかに連載してた、軽いストーり
の方が良いね。
豊饒の海なんて、駄作だよ。
330吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 13:40:32
>>325
死によってまったく無になってないがね
迷惑などかけられてないどころか崇高なメッセージを現代の読者にも発信しているが
331吾輩は名無しである:2007/10/20(土) 13:43:47
>>329
まったく駄作じゃない
春の雪は傑作だし
332吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 05:23:35
海と夕焼け
333熊野三山:2007/10/21(日) 07:47:49
334吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 07:48:51
サド侯爵夫人
335吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 09:15:49
筋肉
336吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 09:29:48
三島が作家として傑出した存在であることは確かだが、
最後に行ったのは犯罪であることは間違いない。
総監室に立てこもる際に日本刀で何人もの自衛隊員を斬りつけ、人質を
取っただろう。腕に障害が残った人もいる。
身近な人を不幸にする人に国民を幸せにする事など出来はしないよ。
337吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 12:30:41
>>336
関係ない国民を傷つけた訳じゃないだろ
自衛隊(昔なら武士)との間のいわば同士討ちだ
自衛隊員は不測時に備えている兵隊だ
怪我の一つや二つなんだというんだ
そんなヘタレは元から自衛隊員などになってない
338吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 12:32:55
奔馬
憂国
339春の雪1:2007/10/21(日) 13:41:52
 小説の描写は、基本的に、外面描写が良いとされる。「雨が降ったら、
雨が降ったと書きなさい」というフローベールの言葉は有名だ。理想と
されるのは、ヘミングウェイの「老人と海」だろう。

 逆に、好ましくないのは、主人公の社会的評価をめぐる述懐などだ。
伊藤整「氾濫」、林芙美子「浮雲」などは、たいへんな名作で、多くの人に
読ませたいと思う。前者は、戦後日本の真面目な会社員を淡々と描きながら、
ラストは「地獄に堕ちた勇者ども」並のデカダンを発揮しているし、
後者は戦時中の、徴兵されない日本人がいかに優雅に生きたかを示す貴重な資料だ。
しかし、両作者とも、流行作家だった時期があって、水増しの文章も多い。
その典型が、社会的な述懐で、

 自分はこう思うんだが、それは他人から見たらどうなんだろうけど、
本当は、こうなんだ。

 という類の文章である。散見される、半ページほどの記述を飛ばして
読まないといけない。両作品は、こういう水増しがなければ名作なのに、
後続世代の良き指導書なのに、と惜しまれる作品である。

 三島由紀夫は、「春の雪」において、外面描写でなければ、社会的な述懐でもない、
まったく新しい文章を紡ぎ出している。それは、印象の描写、内省の映像化と
言うべきものだ。印象は、捕えどころがなく、平板な文章になり勝ちである。
そこを三島は、隠喩を駆使して、律儀に映像化をしている。それは、意識的に
行っている作業だと思われる。
340吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 14:06:36
自衛隊と武士は全然違うよ。
自衛隊員を日本刀で切りつければ傷害罪が成立するよ。
341吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 17:16:23
>>340
だから?それが何か?
法的に犯罪でも三島由紀夫の価値は変わりなし。
たけしも前科あるよ。
342吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 19:45:28
春の雪
 最初はまどろっこしくて、ごてごてした装飾が目に付いて読むのが
苦痛だったけれども、いつの間にか虚構の世界に引きずり込まれていた。
ふと気づくと、周りが雪景色であった。不思議な作品だったな。
343吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 09:31:03
犯罪になるような行為に世の中を動かす説得力はないわな。
三島は優れた文学者なのだから、書くことによって世の中はいくらでも動く。
それをやらずに血で解決しようとした事自体、根本的に間違い。
良識ある三島ファンは、彼の文学は支持しても、彼の自決は支持しない。
344吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 10:49:00
>>343
そういうこと言ってる自体が三島由紀夫の作品を読んでない証。
345吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 11:35:56
>>343
文学は世の中を動かすために書くものではない。作家が書きないものを書くだけ。
読みたくない奴は読まなければいいし、関わらなければいい。ただそれだけ。
三島由紀夫を好んで読んでいる者が、彼の死に方を支持しようが各自の哲学や感情次第。良識派とか関係ない。
346吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 13:33:51
作家が書きたいものを書くのが文学だというのは正論だな。
だが、三島は書きたいものを書くだけでは満足せず、パフォーマンスをやって
世の中を動かすことを目論んだ。
これは小説家・戯曲家としては敗北。書きたいものを書くことに満足出来ない
文学者は自ら文学の価値を否定したようなもの。パフォーマンスをやればやるほど
自分の文学者としての価値を自己否定することに気付けなかったのが三島のかわいそうな
ところ。

347吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 13:45:38
三島が作品の中で書いているような事を鵜呑みにして三島の行動を肯定する
のは、初心者がよくやる誤読の一つ。
三島の最後の行動を熱烈に支持する人たちは、私小説が好きなんだろう。
348吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 14:16:28
>>346

だーかーらー
三島は「文学」のため、ましてや「読者」のために生きてたワケではなくて!
美に殉じて、美のために死してなお生きようとしたんだよ。

だから、書く事も死ぬ事も、美に生きるためのことであって。
そういう生き方に正解なんて、ないんだよ!
あとは各々が、共感であったり、興味であったり、陶酔などで、味わったらいいだけで。
346の正解の生き方を三島に押し付けるのは、まったくナンセンス!

三島作品をどれだけ読むかも自由だけど、
勝手に芸術家の美学を否定的に論ずるなら、せめて「太陽と鉄」などの、
晩年の半自叙伝くらい読んでから、語ってはどうか。
349吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 14:46:26
>>346
パフォーマンスとあなた様が思うのはご自由で、文学者の敗北と思うのも勝手ですが、それを押しつけないで下さい。三島の文学を愛している私はあなたのように考えていませんし。人が好んで読んでいる作家にとやかくケチつけたり趣味に文句いうことないでしょ?
いやなら、あなたが読まなければいいだけです。
350吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 14:54:54
>>347
あなたは本当に作品を読んでいないでしょ?
私小説なんか一つもありませんよ。
351吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 20:44:26
>>348
さすがにそれは三島を美化、神格化しすぎだよ。
ほんとうに「美」のために生きていたのなら、
わざわざマスメディアを通じて大衆に対して露出する必要はない。
マスメディアを介した露出、そしてその結果としての社会的反響を
三島が望んでいたのは、三島のナルシシズム以外の何物でもない。
三島文学を愛しているからと言って、
三島の人格や人生まで美化、神格化するのは、宗教じみているし、
そういう人は作品を鑑賞するということと、
作家の人生に感動するということとの区別がぜんぜんついていないのだ。
そういう人が、私小説かどうかなんて、判る筈がない。
なぜなら、そういう人は、
無意識的に文学作品を私小説として読んでいるからだ。
352春の雪2:2007/10/22(月) 20:50:54

 また、この作品は、野心と堕落を描く作品でもある。近代小説の面白さの
ひとつは、恋の成就、上昇と下降を描く物語だろう。三島は、この読者の
掴みどころをよく心得ている。書生の飯沼は、当初、「嵐が丘」のヒースクリフを
予感させるし、侯爵家の清顕は没落貴族を予感させる。その物語的興味が、
読者を引きずり込む。以下の文章は名文ではないが、興味をそそるという意味で、
有効な文章である。

 清顕はすでに自分を、一族の頑丈な指に刺さった、毒のある小さな刺の
ようなものだと感じていた。彼は優雅を学んでしまった。つい五十年前まで
素朴で剛健で貧しかった地方武士の家が、その家系に優雅の一片がしのび込むと、
たちまち迅速な没落の兆しを示し始めるだろう。

 飯沼はその言葉の浮薄、その責任感の欠如、その潤んだ目に浮かぶ恍惚感を
ことごとく憎んだ。

 ↑ 社会的な述懐を、あくまで映像的に語ろうとする意欲が見える。
353吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 20:51:06
所詮、ミシマは頭のイカレたホモだったんだら仕方がないさ。
354吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 23:39:38
>>351

いや、論点がずれてるよ。
俺は別に三島を神格化なんてしてないし。
興味はたっぷりあるけど、フェイバリットの作家ではないですよ。

美に殉ずる、という書き方に誤解を招いたようだから、わかりやすく言うと。

とても大切な愛娘(美)がいる男性(三島)がいて、
愛娘を大切に育てるために、最上の手段として事業(文学)を起こし、
順調に経営を進め、愛娘をすくすく育てたとします。
事業の取引先(読者)も増え、男性は事業にやりがい、情熱を注ぎますが、
事業者として成功することが、男性の目標ではないです。(このあたりが太陽と鉄に詳しい)。
あくまでも、愛娘を育てる手段なワケで、愛娘に独特の教育法(筋トレ•ナショナリズム)を施すのは男性の自由です。
取引先の我々は、事業内容に不備があれば、文句を言ってもいいし、取引停止してもいいです。
ただそんな変な教育にかまけてたせいで、偉大な事業者になり損ねたと、我々が言うのは御門違いだと言ってるのです。
事業者としての手腕を惜しんだり、事業に命をかけてる人は甚だ不愉快になるかもしれません。
男性の生き方を、滑稽と感じたりバカにしたりするのはいいですけど、
どんな理由で事業を辞めようが、男性の自由ですし、
辞めた事が事業の否定には繋がらないです。

信者どころか、距離を持って冷静に見てるから興味がつかないんだよ三島由紀夫は。
355吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 23:46:42
三島は良い文学作品を書いた。それだけで十分だと思う。
なぜ、三島が「美」のために生きたとか、「美」のために死んだとか、
カルト宗教のドグマみたいなことをわざわざ主張する必要があるのか?
三島のマスコミへの異様な露出趣味も、
切腹に性的快感を覚えたというのも、
今の流行の言葉で言えば「萌え」でしょう。
そういう三島個人の趣味や思考の問題を、
大げさに「美」だの何だのと騒ぎ立てるのは、結局、
三島の作品ではなく、三島の人生に興味がある証拠なんだよ。
356355:2007/10/22(月) 23:50:04
思考→嗜好
357吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 09:46:12
三島由紀夫が美に殉じて死んだなんて言っている奴らは、あの自決やそれに至るまでの
パフォーマンス(映画出演、ヌードモデル、体験入隊、武道など)がなかったら、三島
文学を読んでいないんだよ。それこそ三島文学への冒涜だよな。

三島由紀夫が生きていれば82歳になる。死なずに生きていたとすれば、連中は
金閣寺も豊穣の海もよく読まずに「文壇の最長老の、チビで小うるさい右翼じいさん」を
けなすのだろう。
358吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:24:35
>>351>>355>>357
だから、あなたがいろいろ言っているパフォーマンスとか切腹に快感とかいうのもあなたの恣意的な三島像の一つなだけでしょ?
第一あなたは三島読者じゃないでしょう。三島作品を私小説だと思っているのは切腹に快感だとかホモとか言ってるあなたみたいな反三島の方ですよ。
作品のなかに作者の哲学や美意識を見るのは何も私小説として読むことじゃありません。他の作家でも作品から作者の全てが哲学が表れるものです。あなたは本当に文学というものを知らない人種だと思います。
ここのスレタイ読めないのですか?
359吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:33:09
>>357
そんなもし死ななかったらとか予想しても仕方ないでしょう。
それを言ったら芥川や太宰や早死にした人、全てそうなるのでは?
芸術家ってその人の行動や人生も含めて見られものだと思いますよ。
それと三島由紀夫は生きていたときから成功した作家でしょ。
360吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 11:45:30
>>342>>352
春の雪の解説。とても参考になりました。
私は清顕のツンデレっぷりや聡子へ変なキモレターを出してしまうところが好きです。
361吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 14:22:35
>>357
後半部分
自己紹介しなくて おk
362吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 17:56:32
>>358
プルーストの『サント=ブーヴに反論する』を読んで頭を冷やせ。
作品を読んで作者を理解する、という考え方が正しいのは
19世紀までだよ。
あなたが主張するように、
「作品のなかに作者の哲学や美意識を見る」のであれば、
小説だけでなく映画や写真集を含めた作品に、
作者である三島の露出趣味、切腹の美化などが現れているのは明らかで、
そういうものが作者である三島の哲学や美意識ということになる。
あなたは自己矛盾に陥っている。
363吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 17:59:42
>>358
そもそも、三島が切腹に憧れたというフェティシズムや、
男性同性愛者であった性的嗜好は、
まったく三島を貶めるものではない。
あなた自身が同性愛者を侮蔑しているから、
三島が同性愛者であることを指摘されるのがイヤなのだろう。
あなたのそういう差別的な姿勢こそ、三島を冒涜していることに気付け。
364吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 19:40:29
>>360
 すべて化粧です、すべて衣裳です、という手紙は、太宰治の調子で
ぽんぽん語られますね。
365春の雪3:2007/10/23(火) 19:42:23

 「春の雪」は様々な仕掛けで読者を誘いながら、物語的興味が湧くのは中盤に
入ってからである。序盤の、飯沼=ヒースクリフという路線さえ、あっさり放棄される。
前半はただ、清顕と聡子との意地の張り合い、押し問答が繰り返される。
読者が退屈しないのは、ひとえに、文章芸術に酔っている為である。
 

 一見女らしくない勇気をもって、不吉な犬の屍を指摘した聡子は、声音といい、
適度な朗らかさといい、まさしくその率直さのうちに、手応えのある優雅を示していた。
それは硝子の容器の中の果物のような、新鮮で生きた優雅だった。

 ↑ ひとつの情景を、また別な情景に喩えている。


「私がもし急にいなくなってしまったら」
 こうして聡子は、清顕の心のコップの透明な水の中へ一滴の墨汁をしたたらす。
防ぐひまはなかった。彼の心の中には、抗しがたく一滴の墨がみるみるひろがり、
水は一様に灰ねずみに染められてゆく。

 ↑ 不安を、インクや墨汁に喩えるのはよくある手法。しかし、これは、
この作品の特色とするところの内省描写の幕開けとして注目すべき。
366吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 20:21:50
>>358
携帯ねえちゃん、もちつけ。ねえちゃんの方が、偏っているように見えるぜ。

もっと多様な視点を持て!
間違いなく正しいものなど、この世にない。あるとしたら、生き物は死ぬということだけだ。
で、今度会えないかな。好きだ、ねえちゃん( ´∀`)σ)∀`)
367吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 23:01:45
>>363
同性愛は軽蔑してません。
普通の異性愛者でも同性愛者でも不特定多数と平気で乱交する人を軽蔑しているだけです。
それと、アンチが、さも事実かのように三島がオネエだとか馬鹿にしたようにネタにするのが許せないだけです。
そのアンチの方がよっぽどオネエの人や女性的なもの、すなわち女を馬鹿にして軽蔑しているのがわかるから憤慨するんです。
368吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 23:15:55
>>366
私はいつも思ったことを言ってるだけで正しさを押しつけていません。
アンチの人の方が、わざわざ、文学者として失格だとか行動を認めちゃいけないとか押しつけてきているんでしょ?

私はあなたのこと知りませんから好きでも嫌いでもありません(笑)
369吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 23:22:30
>>365
そうですね。
春の雪は文章がとても綺麗で言葉ひとつひとつが光っている感じがします。
私のなかでは三島作品のベスト5には入るかな。
370吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 23:54:26
>>366
◆k2XT3HjFWwさんかな?
371吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 09:32:54
アンチ三島とアンチ三島文学は全然違う。
三島信者はこの二つを混同している。
372吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 09:42:55
三島を美の殉教者だと崇拝する人も、介錯された切腹死体が醜悪極まりない
のは認めるだろう。誰かが片付けなきゃならんのだよ。自殺するんなら人に
迷惑かけないようにやってほしいものだ。
何も告げられないままニュースで夫の自決を知った奥さんにも、まだ小学生だった
子供にも、多大な迷惑をかけている。
これは人間としての基本の問題。三島であろうと、人間としての俗事を超越した
存在ではない。
373吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 11:30:10
>>372
別に私は三島を人間以上の聖者だなんて思っていません。人間なんだから彼だって俗な部分があったことはあたりまえです。
血まみまれた死体が単に醜悪と見るか、美しいものと見るかも、見る人や感じ方によって違うでしょう。
ブルーハーツの詩にもあるでしょ?どぶねずみのなかにも「美」はあるんです。
死体をかたずけることが迷惑なら、自然死や事故死も戦死も全ての死体処理が迷惑ということとなりますよ。
それと遺された家族のことを、赤の他人のあなたが勝手にあなたの都合のいいように、可哀想な被害者な部分だけことさら強調するのは、
三島を悪者に仕立てたいための偽善のヒューマニズムにしか私には感じられません。
374吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 17:47:26
だーかーらー、
三島の人生について何でもかんでも「美」のためだという
信者の言い分がおかしいの。
素人のくせに自衛隊に乗り込んで演説したのが「美」だとか。
三島の作品には美しいものがある。
だからと言って、三島という人格が美しいわけではない。
このことを信者は区別できていない。
作品に感動することと、作家の人生に感動することとを混同している。
375吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 19:31:10
>>369
 ベスト5って何ですか。「潮騒」「午後の曳航」のほかに?
 私は、「春の雪」は、谷崎や川端まで越えたんじゃないかと思ってしまって
るんです。
376吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 20:22:06
まぁ確かに三島を何でもかんでも美化しないと気が済まない
&ちょっとでも三島を貶すようなレスがあるとすぐ食ってかかる
三島信者はキモいな
377吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 23:28:01
>>374
だから、それはあなたの押しつけでしょ?
三島由紀夫の文学が好きで、行動を否定しなくちゃいけないと、なぜそんなに押しつけるのかな?
そんなことは個人の勝手でしょ?
三島の行動から惹かれ文学を好きになろうが、エッセイだけでファンになろうが、リアルタイムで三島を読んでいて、行動で嫌いになろうが、人それぞれ。

でも、三島作品を真摯に読んでいたリアルタイムの評論家の人は、三島が自らマジで死ぬことは作品(太陽と鉄)からちゃんと予見していますよ。
だから当時の人でも、三島文学を理解していて急に行動だけを否定した人はそうはいないと思います。
378吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 23:43:34
>>375
なかなかベスト5を決めるのは難しいけど、
順位は別として

春の雪
金閣寺
仮面の告白
憂国
太陽と鉄(半エッセイだけど)

あと
午後の曳航、鏡子の家、真夏の死、潮騒、盗賊も捨てがたいです。
短編や戯曲にもいいのがあるし。
379吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 23:48:39
三島信者の口癖の一つは「行動」。
誰も「行動を否定」なんてしていないのに、
なんでムキになるのか。
あなたが批判されている理由は、作品を鑑賞することと、
作者の行動を同列に論じることがおかしいということ。
作品は作品として鑑賞すればよい。
別にサント=ブーヴ風に作品と作者の人生の関係を論じてもよいが、
そうしなければならないということはない。
やっぱり三島信者にとっては「文学作品=作者の人生」なんだね。
380吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 23:53:26
仮面の告白は後半が凡庸すぎて、代表作としては推せない。
憂国なんて大衆小説でしょう。
太陽と鉄は三島の思想を披瀝したものであって、
文学作品としては特に優れているとは思えない。
文学としては二流だけど、作家の人生や思想を知るには
都合が良い作品ってあるものですが、
憂国、太陽と鉄はまさにそういう類のものですね。
381吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 23:57:21
憂国、太陽と鉄のように、作品としては二流以下だけど、
三島の思想や嗜好、趣味が
濃厚に現れている作品を代表作として挙げるのは、
その人が文学作品を鑑賞しているのではなくて、
三島の人生に感動している証拠。
たぶん三島ばっかり読んでいるから、
多角的に作品の良し悪しが判断できないのだろう。
382吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 23:58:02
>>380
 にとっての三島の最高傑作は?
383吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 00:04:30
ブルーハーツの詩……

例えがババア丸出しw
384吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 00:10:34
ブルーハーツの詩って何?
そんな詩人は聞いたことがない。有名なの?
385吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:03:17
>>380>>381
こいつのが行動にこだわりすぎて作品を見ているようだがな
386吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:14:54
>>380
まるで、どこからかパクったうわべの作品論だ

仮面の告白の後半をありきたりの評論家ばりに凡庸だと断定しているのが、その証拠。三島があえて緻密に計算した前半との対比だともわからないんだな
387吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:16:48
↑自分の気に食わない考えには徹底的に噛み付いて
スレを取り締まろうとする三島狂信者登場
388吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:23:07
>>383-384
見苦しい自演だな
389吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:25:23
>>387
自分の気に食わない考えには徹底的に噛み付いて
スレを取り締まろうとするアンチ三島狂信者登場
390吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:29:03
>>388-389が自演の件について
391吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:33:45
バカじゃね
連投しただけで自演になってないが
392吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:35:32
やっぱ同一人物だったのか
393吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:37:40
>>382の問いには>>380は答えられないだろう
なぜなら、まともに読んでいないから
394吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 01:38:29
ちなみに>>388は俺だが>>389はちがうぞ。
気に入らない書き込みを全部同一人物の仕業だと妄想したいようだが。
IPアドレスを確かめたうえでそういうこと言ってるのか?
395吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 02:35:21
>>379
>>347が先に行動と言いはじめてまつよ
396吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 03:15:59
俺はもう三島の作品と行動は絶対切り離して考えられない
最高傑作は「仮面の告白」
三島の核を覗き見た気分 
策略と勇気と激情 先天的な主観性と後天的な客観性
この作品だけ他の作品と比べられない特殊な位置付けにあるなぁ
397吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 08:09:54
三島の大嫌いだった太宰、わざわざ「あなたがキライです」
と面と向かって言い放ったというエピソード・・・・

両作家とも夭折の大作家になったが、
何度も読みかえしたのは・・・・・太宰、だな・・・
三島の文章は、若いときに憧れたが、今は全く魅力を感じなくなった。
398吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 08:24:15
『仮面の告白』
同性愛者の主人公が、異性愛者になろうとして失敗する話。
これが最高傑作?
399吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 08:30:36
いやいやと〜んでもない
「不道徳教育講座」
400吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 08:35:20
>>397
何となく病気で若くして死んだわけでもないのに夭折って変じゃね?
401吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 11:06:10
>>398
だから表面のあらすじだけじゃなくて、ちゃんと熟読しなさいよ。あらすじだけなら古今東西の文学作品はほとんど味気ないでしょ。
仮面の告白をベストにあげる人は多いですよ。よく出来ているし三島の出世作でしょ。
イタリアやフランスで三島が生きているときから翻訳されているしね。
402吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 11:17:30
>>380
別に私は一流とか二流の基準でベスト5にあげたつもりはなく、あくまで私の好みと、三島がその本に賭けた熱情と真摯さを感じたものを選んだだけですから。
あなたのベスト5も教えて下さい。
403吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 11:26:34
>>383
ブルーハーツなんてメジャーは音楽好きなら誰でも知ってるに決まってるでしょ。
もしかしておじいだから、ハイロウズを知らないのかな。
404吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 11:32:19
>>397
自殺した人を夭折したとは言わない。
しかも夭折とは、通例、40歳未満で死ぬことを言う。
405吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 11:36:47
>>403
音楽好きなら誰でも
ブルーハーツ、ハイロウズを知っている、聴いているという
あなたの思い込みには唖然とする。
音楽=ロックなのかな?
406吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 11:40:42
>>401
あらすじ云々よりも、
仮面の告白は第1章、第2章は優れているが、
その後の文体が平凡なので、名作としては推しがたい。
作家の存命中から外国語に翻訳されている作品なんて山ほどあるでしょ。
我が国本書店の店頭には、
今生きている外国作家の本が山のように陳列されているが、
それらはすべて名作なのか?
外国語に翻訳されているから名作だというあなたの判断基準は
お粗末だね。
407吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 12:21:51
>>405
いちいち重箱つつくみたいに屁理屈うるさいね。
思いこみじゃなく現実にだいたいは知ってますよ。パンクやロック好きじゃなくても、ふつうに歌謡曲好きならブルーハーツのリンダなんて定番は世代に関わらず知ってるよ。
408吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 12:33:30
>>406
誰が外国って言ったかな?よく読んで下さい。

私はフランスとイタリアだけの話をしただけです。特にイタリアは審美眼の鋭い国ですから、現実に名作じゃないものはあまり翻訳されません。
それと世界の認知とは関係なくても、そしてあなたがいくら仮面の告白を名作じゃないと言っても、私は名作だと思っていますから、余計なお世話です。
409吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 12:38:40
仮面の告白は作家仲間からもかなり評価高かったよ
新聞のアンケートみたいなので年間ベスト3に選んでる人多かった
410吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 12:47:03
>>406
で、お粗末じゃねえおたくの名作とは?
411吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 17:31:48
>イタリアは審美眼の鋭い国

それは初耳ですね。
近代以降、イタリア文学はドイツやフランス、イギリスのそれに
大きく遅れをとっていますけどね。
412吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 17:33:52
仮面の告白が年間ベスト3というのは、
初版が出た年のことですか? それとも今でも?
413吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 20:17:08
>>412
もちろん出た年
10年近く前の三島を特集したTVで見たと思う
著名な作家や評論家がアンケートみたいなのに答える形式かな
川端は1位に押してた
414吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 20:54:23
その年の年間ベスト3か。50年で150、100年で300だね。
作品の評価は、ほとぼりが冷めてから定まってくるものだよ。
作品が世に出たときは熱狂的に迎えられても、
その後、そのような評価がずっと続くわけではない。
逆に、最初はあまり話題にならなくても、その後、
じわじわと評価が上がっていく作品もあるし。
415吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 23:36:11
>>414
何十年経って評価されたのは例えば何?

あなたの三島ベスト10は何ですか?
416吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 23:39:24
仮面の告白は世界のゲイ小説ベスト100の第20位
417吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 00:14:14
同性愛者の作家、詩人といえば、
ドイツのゲオルゲ、トーマス・マン、
フランスのヴェルレーヌ、ランボー、プルースト、ジュネ、
イギリスのペイター、ワイルド
あたりが文学史の最高峰に位置する。
彼らに比べると、三島には二流の作品が多い。
418吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 00:35:18
あの時代にあのテーマをあれだけ自己分析して書き上げたっていう
三島の狙いと陶酔が作品を別格のものにしてる
「仮面の告白」断固支持

419吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 01:18:21
仮面の告白
金閣寺
サド公爵夫人
豊饒の海

一番好きな作品じゃなくて、「最高傑作」というからには
この中から選ばれるべきだろ
420吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 02:30:55
>>418
自己分析って、就職活動中の学生か?w
やっぱり我が国では私小説が人気あるんだな。
それはともかく、同性愛は昔からあったし、
江戸時代には同性愛を扱った文学はいろいろあったでしょ。
あの時代にあのテーマで書いたことが評価されるということは、
作品自体が評価されているのではない証拠。
つまり、同性愛を抑圧する時代に同性愛を書いたことが凄い、
ということであって、作品自体を文学として鑑賞していない。
421吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 02:32:31
>>419
『仮面の告白』は候補から外すべきですね。
422吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 07:54:56
『仮面の告白』の流れの悪すぎる文章に辟易した自分は、
『豊穣の海』で段違いに流麗になっているのに驚いた。
(あくまで比較の問題ではあるが)
423吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 11:05:20
>>420
仮面の告白は単純な私小説じゃない複雑な構成を持った一つの作品です。近江のモデルとなった人物は実在していない訳ですしね。
人それぞれ、どう思おうが勝手だけど、仮面の告白は単に、目を惹く題材だけでなく、文体の美しさ重厚さ、哲学的テーマでもきちんと世界から評価されています。
424吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 11:17:58
>>420
あの時代って大げさじゃないかな。もう戦後だった訳でしょ?美輪明宏が働いていたような店だってあったんだし。
戦後のGHQの3S政策の元では、もう性にたいしては抑圧されてなかったでしょう。時代がそういう風潮だったから、三島もそれを利用し、文学者として活躍する土台を作りたかとたんだと思いますが。
425吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 11:25:58
美しい星
音楽
三島由紀夫文章教室

こういう。大衆文学だよ、三島のいいところは・・・

「仮面の告白」や「豊饒の海」は
同時代の「抱擁家族」や「死の棘」の達成には
遠く及ばない。
426吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 11:26:24
仮面の告白は太宰人間失格に対しての三島が出した答え
427吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 13:14:47
>>423
男性同性愛者ならば、思春期に恋をした男がいるのは当然のことで、
それが小説では近江という人物になったんでしょうね。
私小説とは言えフィクションですから、
なんでも事実に沿っているわけではないですね。

>>424
あの時代に同性愛を扱ったのが凄いと主張したのは
三島信者の418の方ですよ。
428吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 15:24:57
>>427
だから、フィクションなんだから真性同性愛自体もフィクションだとも言えますよ。
勝手にあなたが、私小説としてみて三島由紀夫本人も短絡的に、男性しか愛せない同性愛だと思うのは自由だけど、そうは見ない評論家や読者もたくさんいます。
園子はモデルは三○邦子さんという実在していた人だけど、近江のモデルらしき人は少なくとも学校にはいません。
ちなみに邦子さんは三島を同性愛者でないと認識しているようですが。女なら感で解ると思いますよ。
作中の醒めた主人公とは違い、実際の三島はファーストキスのときガタガタと震えたそうです。何の感情や欲望や羞恥がなければ、そうならないでしょ。
429吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 18:22:54
>>425
もっと大衆的なのがある気もするが同意
やっぱエンターテイメント作品がいい

>>426
むしろ金閣寺のほうが答えっぽい
430吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 18:57:52
自称家事手伝いのブルーハーツババアが暴れてるなwwwww

いつの時代なんだよ、自分の青春時代を永遠に引きずる痛いババアだなwwwwwww
431三島由紀夫はウンコ:2007/10/26(金) 19:37:17
 __
    /三ミミ、y;)ヽ
   /三 ミミ、ソノノ、ヾ、}
   ,':,' __  `´ __ `Y:} 
   }::! { : :`、 ,´: : j !:!
   {:|  `・、 i ! ,・;'  |:}    
  r(   / しヘ、  )j   
  g !  ` !-=‐!´ ,ノg  ズバリ言いましょう!
    \._ヽ _´_ノ ソ   
  __,/ ヽー ,/\___    
  |.:::::.《  ヽー/  》.::. 三島由紀夫はウンコですよ
432吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 19:54:50
>>430
誰がブルーハーツが青春だと言った?私は彼らのCDもビデオも持ってませんが。
そうやってなんでも確証のない妄想で騒ぐんだね。
早くあんたの三島由紀夫ベストを答えなよ。
433吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 19:57:06
アンチ三島
>>382>>410>>415の問いにはずっとスルー?
434吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:02:03
>>428
「真性同性愛」なんて言葉、初めて聞いたよ。
あなた、頭は大丈夫?
それはともかく、あなたは必死に、三島は同性愛者ではない、
と主張しているわけだが、同性愛者にネガティヴなイメージを
持っているのかな。
あなたの言い方を真似れば、三島が異性愛を書いたのもフィクションだね。
435吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:05:14
まあ例え話にブルーハーツを持ち出すあたり、
そうとう陳腐な感性のクサレ婆々だな
436吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:12:49
大作である、金閣寺、豊饒の海のどちらかというのが無難かもね。
超大作という意味では、豊饒の海に限られる。
仮面の告白は、最高傑作と呼ぶには分量的にやや不満か。
個人的な好みで言えば、一にも二にも仮面の告白だが。

仮面の告白を同性愛を描いた作品と解釈する人が多いようだが、
それはちょっと(大いにか)外していると思う。
はっきり同性愛的感情と呼べるのは、近江のエピソードくらいだろう。
それ以外は、専ら、同性愛ではなく、異常性愛と呼ぶのが相応しい。
悲劇への戦慄を伴った憧れ、被虐性、その象徴としての死、そして血。
主人公はそれらに(のみ)性的興奮を覚える。
もっとも、死んだり、血を流したりするのは男でなければならないのだが、
これは、ホモやゲイといった同性愛的感覚とは異なる。
橋本治なんかが典型的で、仮面の告白を同性愛の観点からしか見ようとしない。
常々、苦々しく思っている。
437( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q :2007/10/27(土) 01:13:11
いい加減小説と作家をお切り放しになったらどうですかねぇ(笑)
例えば三島という作家がその、身辺をモデルにして小説を書いたとしても、モデルはあくまでモデルでありまして、作家とは何の関係も無いですよ〜(笑)
ですから「仮面の告白」の園子のモデルさんが誰でありましても、そのモデルさんと園子はまったくの別物ですからねぇ。
ましてや作中の主人公も三島とは別物です(笑)三島という人の人生は興味深いでしょう、また谷崎という人も川端と言う人も興味深いでしょう。ですがそれとその作品はまるで別物です。
これぐらいは文学作品を鑑賞する際の基本でしょう(笑)まぁ作家も人間ですから、自分の人生のこれと作品のこれは関係があるなんぞお仰るかも知れません。ですがその様な事は忘れてあげてくださいよ〜(笑)
438吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:33:38
で、結局三島はガチホモだったんでそ!?
439吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:38:25
三島信者は、文学作品すなわち作家の人生だと信じている。
『仮面の告白』は私小説ではないと主張する一方で、
園子には実在のモデルがいたと主張したり、
何を言いたいのかさっぱり分からない。
ただ、『仮面の告白』における男性同性愛的な描写の数々、
例えば筋肉質な男性の腋毛を見て陰茎が勃起するエピソードなどには、
男性同性愛者じゃないと書けないリアルさがある。
血とか糞便に興奮するのは、確かに同性愛とは関係ない
(異性愛とも関係ない)。フェティシズムというべきか。
結局、『仮面の告白』とは、
男性同性愛者にして血や糞便に恍惚とする主人公が、
平凡な異性愛者になろうとして挫折する物語なのだ。
それにしても第3章以降の優等生的な文章はつまらない。
440吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:42:35
>>438
当然です。今の時代に三島が生きていたら、
とっくにカミングアウトしていただろうし、
男性同性愛を正面から取り上げた作品をいろいろ発表したでしょう。
あの世代の同性愛者は、成人の義務として、
恋愛感情のない異性といやいや結婚したり、
同性愛を語るにも非常に婉曲な表現をしたり、
今の世代とは全然違いますよ。
441吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 01:46:39
それにしても不思議なのは、
三島のファンには、作家の人生と、作品とを混同している人が
少なくないということですね。
例えば森鴎外のファンには、
そういう変な人はほとんどいないのですが。
442吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 04:34:36
同性愛の小説ならば、「禁色」という、モロに
「男性同性愛を正面から取り上げた作品」があるではないか。
とにかく、「仮面の告白」を同性愛の作品と解釈するのは
もういい加減卒業していただきたい。はっきり言って誤読。

三島がガチの同性愛者だったかは、俺はあまり興味がないが、
ま、興味津々の人もいるだろうさ。ところが、そういう人は
「仮面の告白」を三島が同性愛者であったことの証拠に持ち出す
のだが、なぜか「禁色」には殆どと言っていいほど、言及しない。
思うに、「仮面の告白」は一人称の私小説風に、「禁色」は三人称
の物語風に書かれているから、そうなるんだろうな。
確かに、「禁色」では同性愛者の生態を、冷静に、一定の距離を保って
客観的に叙述しているから、自らが同性愛者であり、三島本人が
同性愛者であったかどうかが最大の関心事となっている読者には、
「禁色」は不都合な作品なのかも知れない。倒錯しているね。
どうしても三島本人を同性愛者と考えたいという思いが先走って、
結論ありきで、その証拠を見つけ出すことが唯一の目的なんだろう。
えーと、まだ色々書こうと思っていたんだが、眠くなってきたので、
ここまで。そのうち、気が向いたら続きを書こう。もう、寝る。
443吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 07:42:58
日本の文学史を紐解くと、文学者という立場は、総理大臣と同格の出世コースなのね。
今から振り返ると、なんて後進国的な幻想なんだろうって笑っちゃうけど・・・
そうした、神話の最後のレースを演じたのが三島と大江・・・・・

東大、大蔵省、作家・・・・
例えば、福田康夫の父ちゃんの赳夫。彼は東大法をトップで卒業して大蔵省へ入省した。
作家になろうか、思い悩んだ形跡は無いが、一時代前は、こうした悩みを抱えた人間が沢山いた。
政治家と作家という立場が、同格の選択肢だった頃、世界文学の流行に乗ろうとあくせくした、
エリート意識むき出しの青年達。
大江、三島の初期作品には、そうした後進国的立場の選良意識が強く滲み出ている。

しかし、日本の文学の最も良い部分は、こうしたエリート達から零れ落ちた、
アウトサイダー的な場所にいる作家たちによって書かれたと思う。
444吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 08:39:02
そのアウトサイダーは所謂無頼派とか?
445吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 10:02:18
>>444
そうね、アンゴなんかを始めとする無頼派をあげるのもいいけど。
やっぱり小島信夫とか島尾敏雄。また三島と同世代の阿部公房。
それから、森敦、深沢七郎など、注目されていないが円池文子もいい。
ちょっと下って中上健二、村上春樹あたり・・・・
世界性という観点で選別すると、この辺ではないかと・・・・
446吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 10:06:49
文学者と総理がバーターなのは後進国日本の幻想だというのは事実誤認。

アランの「プロポ」を読んでみろ。
ハンナ・アーレントの全作品を読んでみろ。
447吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 10:19:43
>>446
フランスはヨーロッパでも特殊だよ。文学的価値の社会的位相が、他の国とちょっとズレテル。
で、アーレントについては、何を言いたいんだい?
文学が「活動」だとでも言いたいのかい?
448吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 11:10:04
>>438-441
自演連投してまで必死なアンチ

作品と作家を切り離して考えられないのは、あんたじゃない。仮面の告白は告白形態のフィクションです。
ちなみに園子のモデルは実在の三谷さんだということは、三島本人が編集者に語っています。「彼女のことを書かなかったら生きていけなかった」と手紙にあります。
モデルにしただけで、作中の内容はフィクションです。現実はその後、彼女の結婚後、二人は肉体関係があったようですから。
449吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 11:15:54
>>445
じゃあ
その作家のスレに行って下さい。
スレタイ読めないのかな?
450吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 11:36:02
三島由紀夫レター教室

知ってる?

電子メール全盛のこの時代、もっと読まれて良い小説だね。
小説の中には、テレビかじりつきの「オタクっぽい」登場人物が描かれている。

手紙をメールに、テレビをパソコンに置き換えれば、全く「今」の小説になる。
是非、読んで欲しいね、筑摩文庫で出てる。
451吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 11:55:13
>>443
文学者になることが出世コースだったとは、今では考えられないですね。
452吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 11:58:25
>>448
お前がいつも自演してるからって、他人まで自演してると妄想するのはよせよブルーハーツババア。
まぁ信者からすれば、気に食わないレスは全部同一人物のアンチ自演と思い込みたいんだろうがw
453吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:05:08
>>451
出世コースというより、その時代を網羅する超エリートの仕事という位置付け。
アーレント流に言えば、政治的「活動」そのもの。
特に明治期、二葉亭四迷の自伝エッセイを読むと身につまされるよ。

454吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:22:23
確かに三島、大江には、方向性は違えども、
屈折した選民意識がありますね。
特に大江のそれには虫唾が走ります。

>日本の文学の最も良い部分は、こうしたエリート達から零れ落ちた、
>アウトサイダー的な場所にいる作家たちによって書かれたと思う。

例えば、誰でしょうか?
455吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:40:51
>>454
さっき書いた
..>>445
追伸、中上にも屈折したエリート意識があるねぇ・・・・
456吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:59:20
ちょっと三島を擁護するけど。大江、中上のエリート意識に比べ
三島のエリート意識って、それほど明確ではないよ。

三島は、どちらかというとエリート意識なんかより、劣等感の方
が強かったと思う。三島の文学的成功は、多分、育ててくれた祖母に対する
お畏怖のような、コンプレックス(複合的感情)が介在していて、何か不健康
なものを感じる。

それに比べ、大江、中上の成功意識は、カッペが中央へ上って成功したという。
野口英世的、前近代性匂いがプンプンだね。
457吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 13:48:30
スレタイ以外のことは他でやれよ
458吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 13:56:49
わかったわかった!

三島の最高傑作は

「三島由紀夫レター教室」です。

2チャンネル文学を40年先取りしていたことが明確に解ります。
スレッドを骨子に物語を組み上げるという手法が三島によって発見されていたことが納得されます。
2チャネラーの皆さん、とくに、このスレに参集しているみなさん是非お読み下さい。
459吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 14:01:57
>>452
さっさと入院しろや
460吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 15:27:01
>>440
今の時代だったら書かないな。社会からタブー、禁断視されていなければ芸術作品として全くおもしろくないし、異端者のエロティシズムとして成立しない。
461吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 15:35:51
中世における一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜粋
(川端康成 推薦)
午後の曳航
462吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 20:41:50
島尾敏雄は戦前から三島とは知り合っている
それほど近い関係ではなかったのだろうがな
463吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 22:21:12
君は本当は僕のこと好きなんだよ、三島クン・・・

太宰の勝ちwww

464吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 22:40:16
狂信的三島厨のブルーハーツババアは自称家事手伝いと言っているが、
要するに外に出て働かないどうしょうもない引きこもりニート。
三島愛読者にはこの手の人間のクズが多いのだろう。
465吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 22:43:13
嫌いなら来なけりゃいいじゃねえか プイ
だろwwww
466吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 00:49:46
>>464
2ちゃんで自演荒らしなんかやってみっともない自分を省みなさい。
思いこみの激しい妄想もね。
467吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 00:53:07
追加
>>464
自分がひきこもりニートだからそう思うのかな?可哀想にねえ。
468吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 01:01:32
まともに反論できないからって、連投でファビョるなよブルーハーツババアw

家事手伝いなんて、実質的にニート同然じゃねえかよw
外で働かずに家族のスネかじって毎日2ちゃん三昧の暮らしてるんだからw
469吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 01:13:22
>>464
三島厨が嫌いなら来なけりゃいいじゃねえか プイ
470吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 01:16:15
好きだから来るんだろ?


アンチ三島ひきこもりニート男の負け
471吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 01:35:10
アンチ三島書き込みじじぃとか、狂信的三島厨ばばぁとか、このスレっていつ来てもキチガイしかいないんだよね。
このスレで罵倒しあってる連中なんて、信者にしろアンチにしろ、まともな社会生活送れてないんだろね。


文学板の面汚しだから、さっさと削除依頼出したほうが良いよ。。。
472吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 02:11:43
>>471
おまえが出せよ
473吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 02:25:02
23さいでみしま読んでるの老け過ぎ?
474吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 02:41:48
三島は真剣に読まないことだな。
作家論と作品論を別けて料理出来ない内は、とくにな・・・

また、三島を持ち上げようという輩にロクな連中がいないのも注意。

慎太郎、西部をみてみ、アホ丸出しだろ。
三島に憧れて保田與十郎あたりに手を出すまえにドストエフスキーでも読んどけ。
475吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 03:00:37
>>474
テメエがあほだ
テメエのようなくどくど三島スレまで来ていつまでも三島おろしするバカが一番迷惑

スレタイ読めないなら来るな
476442:2007/10/28(日) 03:59:49
レスを読み返していて、書こうと思っていたことを思い出した。
>>439への反論。長くなりそうだが、不毛な罵り合いよりはましだから、
許してもらえるだろう。
とは言え、突っ込み所満載で、ちょっとした論文が書けそうなほどだから、
恣意的だが、つまみ食い程度にとどめる。

1行目。作者と作品の主人公とを混同するのは無論誤りで、これは三島信者
に限らず見受けられる。むしろ、アンチの方に多いように思う。

2-4行目。実在の人物をモデルにして、虚構の物語を作るというのは普通の
こと。モデルが実在するから私小説というのは短絡的思考。

糞便に興奮するということは、どこにも書かれていない。誤読。
糞尿汲み取り人の若者のシーンをそう読んだのかな?
あれは、「身を挺している」、「投げやりな感じ」、そういう「悲劇的なもの」
の象徴だ。同時に、「紺の股引」に魅かれるという同性愛的性向の芽生え(予感)
も表現されているが。

…で、やはり長々となりそうなので、次レスで、いきなり結論を書く。
477442:2007/10/28(日) 04:01:31
最後の3行。まあ、完全な誤りとは言えないんだが、ちょっと外している。
理由は簡単には書けないので、結論(というか、俺の考え)だけ。
仮面の告白は、倒錯した性愛性向により、「人間ならぬ何か奇妙に悲しい
生物」となった主人公が、平凡な異性愛者に、正常な人間になろうとして
挫折する物語である。
第3章以降が優等生的な文章だとは思わない。三島自身が、締め切りを
気にした結果の失敗だと述べてはいるわけだが、たとえ作者自身の言とは
いえ、そのまま鵜呑みにはできない。優れた作家ほど、自己韜晦が巧みなのだ。

で、やはり眠くなってきたので、もう寝るw 煽り合いよりましと思いたい。
478吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 07:21:30
『仮面の告白』の第1・2章と、第3・4章とでは、
文章の質が全然違うというのは明らかでは。
479吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 09:23:18
一番優れている三島作品は

1.三島由紀夫レター教室
2三島由紀夫文章教室
3.音楽
4.美しい星

ブービー  仮面の告白
ドンケツ   豊饒の海

だろ?
480パラサイト霊界評論家:2007/10/28(日) 09:26:05
>>477
2ちゃんネルで、煽り合いを避けて、逃げ出すなんて、
ヘタレそのもの。
もう、二度と、このスレに来なくて、
宜しい。
481吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 09:27:50
↑キチガイ乙
482吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 09:28:46
「音楽」の精神分析学に対する誤解は失笑せざるを得ないものがあるらしいな
483吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 09:35:27
三島はユングだよ
484吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 10:39:47
>>478
それがどうした
違っていたから対比の効果があるんだろ

>>482
音楽は精神分析学のことが主題でない
低脳な評論家の解説より己自身で読めや
485吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 10:41:13
月経痛?それとも更年期障害?
486吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 11:28:58
>>485
どうせ文句あるならもっとまともなこと言えないのか?
言えない奴はここへ来るな
487吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 12:48:15
ワッハッハッハッ、きみはやっぱり、オレの思ったとおりのババアだったな。
488吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 12:56:06
1 金閣寺
2 仮面の告白
3 豊饒の海
489吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 13:39:38
>>484
作品の質が劣る部分は、
「対比」の効果を狙ったものだからすばらしい、と。
すごい言い訳ですね。
あなた流に言えば、何でも同じように言い訳できますね。
フランス料理のフルコースで、シェフが前半は丁寧に料理したけど、
後半は大雑把に料理した。客が文句を言ったが、
「それは対比の効果を狙ったものなのです」とシェフは主張した。
490吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 13:59:47
>>476

俺はこういった議論を聞きたくて、ここを覗いてるから煽り合いに呆れずレスして欲しいです。

作者と作品を混同するのは信者に限らずいるというのは、まさに同意で。
三島由紀夫本人を受け入れない読者には排他的な信者が多い事は確かに認めるけど、
それは一部であって、そのマイノリティーをもって三島信者と一括りにされると。
結局だから三島信者はという論点にすり替えられる。
三島由紀夫ファン全てが、作者と作品を切り離して考えられないほど盲目的ではない。

それに、作家の嗜好や行動、時には私生活などを考察して(ジュネにしても、スタンダールにしても)
作品を語る事は作者と作品の混同ではないし、ましてや私小説と読み違えるなどあり得ない。
市ヶ谷での切腹事件にしても、犯罪だなんだってのは、別の話しであって、
もちろん、行為としては犯罪であって許されないことではあるけど、
文学板では事件の是非ではなく、その決起した精神メカニズムと作品との相乗性などを論じるべきなのでは。

439がどうかはわからないけど、三島由紀夫本人には興味がないが作品が好きだという人に興味があるし、
ちょっと嬉しくも思う、好きなバンドに興味はないが良い曲だねと言われてるようで。
俺は三島の抗い難い魔力に取り付かれちゃいましたw
混同はしてないと思うよ。
491吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 14:21:22
>>489
文体が変わっただけで質は劣っていない。手を抜いているとは思わない。
492吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 14:53:13
最近、短編の「雛の宿」読んだら
あの程度の内容なのにすご〜く怖かった!
493吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 14:57:17
三島由紀夫の子供さん、確か男二人・・
一体、どこで何をしてらっしゃるのでしょうか?
494吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 15:17:01
太宰は1メートル80センチの痩身の色男。
三島は1メートル62センチの脆弱な小男。

うーむ、両方とも劣等感に苛まれてるとは・・・・
対面したときは、圧倒的に太宰の方が優位だったろうなあ。

マチスモという言葉に囚われたのは、やっぱり三島だったなあ。
ヘルダーリンを通してのギリシャ趣味も、不健康にしか思えない・・・・

ちょうど晩年の三島の体格は、タケシ軍団のなべやかんみたいだったのね・・・・
495吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 15:20:58
そういえば蓮見重彦も、大男だったなあ
三島の運動神経の無さを終始笑い者にしてたな
496吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 15:23:50
猛烈なコンプレックスを解消する手段は、
三島が理想とする「男らしさ」を社会に露出することだったが、
それは映画や写真集という形で現れた。
しかし皮肉なことは、三島の本分である文学作品では、
色恋のドタバタが多く、いかにも「女々しい」。
497吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 15:32:57
いや、何故三島の身長を持ち出したかというと、写真集で魅せられちゃう奴
が多いから・・・・

何たって、体格はなべやかんなんだから、ブ男なのよ。三島は
カポーティと大して変わらないんだから・・・・
498吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 16:51:21
蓮実ってフロベールを語ってジジェクに鼻で笑われた奴か
499吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:17:13
ジジェクだってwダッサww
500吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:25:18
うーむ、何やら三島の本スレで語られるべき話になってきたが、
ま、いいか。という言い訳で、俺も一言w

三島の若い頃はなかなかの美形だよ。ちょっとアクの強い顔立ちだが。
身長だけを基準にする奴は別として、偏見なしに見れば、ブ男とは
とても言えない。
太宰と会ったとき、三島に劣等感は全くなかったと思う。
そのとき、太宰は40近い歳だからね。クスリで体はボロボロ、
多分歯も欠けていただろう。若い三島からすれば、貧相でヨボヨボの
オッサンくらいにしか見えなかったのじゃないか?
501吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:26:40
どこのスレでも人の趣味にとやかくいう基地外がわくもんだな
502吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:31:05
>>494-497
三島先生に掘られたいのに、なぜ、

まで読んだがその先は可哀想で読めなかった
503吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:34:13
おやん、図らずも500をゲットしていた。狙っていた人スマン

今、その本スレを見たが、ここよりもひどいね。
こっちに書いてよかった。あっちは、もう残りも少ないから、
しばらく荒らし放題にさせといて、次スレに移行するまで、
まともな話はこちらでした方がいいかも。
504吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:36:22
チビホモの三島の顔が美形とかタワゴトほざいて、脳味噌腐ってるんじゃないの??頭大丈夫???
505吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:52:09
基本的に小男はコンプレックスの塊です。
そのコンプレクッスをばねにして努力し、成功をおさめる人も多い。

政治家、実業家などに、このケースは多い。
506吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 17:52:11

基地外
507吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 18:08:19
>>504-504
出世しなさそうなやつ
508吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 21:06:23
チビで貧相な骨格、頭がでかい三島のどこが美形なんだ?
あんな男はゲイの間でも人気はないだろう。
509吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 21:57:28
三島をチビチビ言ってるが、あの時代の人間としては平均よりちょい低いぐらいだろ
身長でバカにするのはアホとしか言いようがない
510ハマグリホモ江:2007/10/28(日) 22:15:43
>>509

アラアラ発狂しちゃって。。。

アナタも三島と同じくチビホモにコンプレックス抱いてるのね。。。

ホモビルダーには背が低い人も結構いるからそんな卑屈にならないでね。。。

お可哀想な人。。。
511吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 22:23:30
>>508
 人は飽くまで外見が総てなら、そうだな。
ただ、世間で惚れられるのは今でも、男せよ、女にせよ、
外見が総てか? ‥自己演出力が案外と大きい 
512吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:03:56
三島のアンチって病的だね。
大江のアンチは売国だの進歩的知識人だので単純な感じするが
三島のアンチはかなり屈折してて気持ち悪い。
三島の小説読んで、自分の中の何かに目覚めちゃったんだろうか。。。
513吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:19:19
>>511
何にせよ三島の顔がホモっぽくてグロいのはデフォだろ
514吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:23:08
チビ、ホモ
そんなくだらないことでしか言えない小学生レベルの脳細胞しかないのでしょう。
515吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:26:50
事実、三島がチビホモだったんだからしょうがない。諦めなよw
516吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:30:24
おとこは小さいほうがかわいいんだよ
小さいことには意味があるよ
517吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:31:52
あと、頭が大きいということは、脳みそがいっぱい詰まってるんだよ
518吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:35:35
そんなにホモが嫌いないならトーマス・マン、プルースト、ワイルド、テネシーウイリアムズ、浅田彰他の関連スレでも煽って来いよ
519吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:40:08
>>518
そこら辺のスレの住人は、アンチ書き込みがあったくらいじゃ、
いちいち暴れ出したり面白反応しないから、ツマラナイ(´・ω・`)
520吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 23:44:08
>>513は三島の若い頃の姿を知らないんだろう。
40歳以降辺りのイメージしかないんだろうな。
かつ、「ホモっぽくてグロい」という言い方からして、
よほどホモに拒否反応があるらしい。
>>518の言う通りだな。そして、もう来んな!w
521吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 00:48:09
>>519
毎日そこらじゅう見て荒らして…おまえいったいどんな生活してるんだよ
522吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 00:52:48
三島の小説って、男と女がくっついたり離れたりするばかりで、
つまらない。少女マンガみたい。
523吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 00:54:46
>>516
その通り。
背があればいいってもんじゃない。
女が、背が低い男に母性本能がわくことを、男は知らなさすぎますね。
524吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 00:56:31
>>522
そんなのないよ。
525吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 00:56:39
またブルーハーツババアかよ
526吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 01:08:43
>>525
まだ言ってる。
ブルーハーツの名を出しただけでブルーハーツのファンに認定するような単細胞だから、三島由紀夫の小説が理解できないんですね(笑)
私が好きなバンドは頭にラで、最後がルがつくやつだよバーカ
他にも好きなのいるけどね(笑)

チャオ♪
527吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 01:21:44
>チャオ♪

プッw
528吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 01:23:17
またブルーハーツババアがファビョってるのかwよっぽどくやしかったんだなババアw
ちょっと小馬鹿にすると大袈裟に暴れてくれるから暇潰しにはもってこいだよアンタは。
529吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 03:46:40

例え話にブルーハーツを持って来るあたり、
感性がオバサンそのものなんだよね
>家事手伝いの人
530吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 07:47:14
ブルーハーツ婆www
531阿倍野:2007/10/29(月) 08:09:54
春の雪
532天王寺:2007/10/29(月) 08:10:26
奔馬
533四天王寺前夕陽丘:2007/10/29(月) 08:11:04
暁の寺
534吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 08:11:49
天人五衰
535吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 08:22:05
三島の同時代って文壇、論壇問わず豊作だったよなあ。

阿部公房、梅原猛、吉本隆明、手塚治虫・・・・

意識する」しないに関わらず、
転向っていうことがバネになったのだろうな。この世代は・・・・
536吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 09:59:00
吉本だけは著しくレベルが落ちる。
ばななの方が100倍も優れている。
537吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 10:44:02
>>529
じゃあ
例え話に、たけし軍団、なべやかん、他に聞いたこともない名前出したジジイにも同じこと言えば?
538吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 11:37:19
豊饒の海
金閣寺
サド侯爵夫人
近代能楽集
盗賊
鏡子の家
絹と明察
仮面の告白
午後の曳航
わが友ヒットラー
真夏の死
岬にての物語
539吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 11:40:42
三島ファンの特徴はさ、
仮面の告白の文体に対するコンプレックスなのね。

自分もああいう文章が書きたいっていう憧れ・・・・・
で、こういう若者たちは、他の文章を受け付けないんだよね。
受け付けても、三島より下だとみなす。

それで、各自、修飾節の長い、流麗な文章を目指す訳だが、
やめておいた方がいいんだな、これは・・・・・

同じことは大江中毒にも当てはまる。
540吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 12:15:06
>修飾節の長い、流麗な文章

西洋文学ではごく普通のことだし、
もっと修飾が多くて、一つの文が長いことも多い。
日本文学ばかり読んでいる人には、
三島の文体が特殊なように見えるのだろう。
ちなみに三島が難しい漢語を多用したのは、
日夏耿之介、齋藤磯雄などの影響。
541吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 12:31:50
三島の文章大好きだけど
太宰、谷崎みたいなのも好き
どっちを書けるようになりたいかと言えば
太宰、谷崎
542吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 12:35:21
吉田健一(当代一流の洗練された文人・知識人)>>>>>>>>>>【超えられない壁】>>>>>>>>>三島由紀汚(四流ポルノホモ作家)


吉田は良識ある保守本流。三島はキチガイ極右。
543吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 12:39:51
>>542
吉田信者キモイ
544吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 12:44:03
>>任意

キチガイ三島信者超キッショ
545吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 12:53:12
吉田って鉢の木会で三島、大岡、福田、神西の次に有名な奴か
吉田茂の息子だからコネだけは強そうだな
それにしても今では重要作品の一つと考えられている鏡子の家を文字通り退屈と受け取るとは古い頭だ
546吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 13:09:43
鉢の木会で一緒に写ってる写真見たら吉田って三島の頭の1,5倍はあるぞw
なんか面白顔なのにいちいち斜めに構えてポーズ作ってて味わい深そうな人だなw
547吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 17:38:21
三島も吉田もブサイクキモオヤジだったということで喧嘩両成敗w
548吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 12:02:05
吉田のスレは過疎ってる
549吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 18:09:39
ユルスナールだっけ、三島は空虚だっていう批評があったっけ。
バルトの日本批評にも、皇居を評して空虚だという評価があった。

そういえば、三島の最後の、あの狂気じみた行動も盛大な空回りだったよな。
あの不似合いな筋肉装束も、麻布のコロニアル風の自宅も、実感的な奢侈
を伴わない、借り物的な趣味にしか思えない。

だから、三島の書いたものを読むと、高度な作り物だとという感じは受けるものの、
どの作品を読んでも、書かれなくてはならなかったという必然を感じないんだよな。

これは三島が作家として劣っているという問題ではなくて、三島自身が自分を間違って
演出してしまったことに寄るとおもう。
例えば太宰の書いたものを読むと、こいつはこの作品を書いたことによって、何とか
生き延びる術をみつけようとしているな、という切迫したものを感じる・・・・

550吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 00:14:57
日本人が守るべきは民主主義ではなく三種の神器だという三島の指摘は誤っている。前者は9条とともに永久に
守るべきものだ。後者は壇ノ浦で800年前に海の藻くずと消えた。
551吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 06:00:37
単なるアンチ三島は、無理解か無能力

本気のアンチ三島は、売国奴か在日
552吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 12:44:32
>>551
お前が支那畜か鮮畜か知らんが、都合の良い妄想ばかりするなよゴミ豚。
553吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 12:55:40
追記

三島みたいな低身長の変態クソホモを日本の代表的作家であるかのごとく
印象操作を目論む、虫国姦国クソ特ア勢力の謀略だな、キチガイ三島マンセー連呼厨は。
そこまでして日本の品格を落としたいとは、まさに異常。
さんざん金銭的に日本に世話になっといて、恩を仇で返すとはこのことだな。
554CNF ◆1fSGNuUoAw :2007/11/01(木) 14:28:19
        .-.-.、.-、、
      .,ノ:":::::::::::::::;;;::ii>;,、
    /:::::ミ:ミ彡ミ;;iiiミミミIIIll
     i::::ミ;ミ:"       :::i||li
    ヾ::ミミj;ミ::: ____   ,__:iii》
    `ii~:i-イ"   .リ^{"  リ"   
      ;ヾ;Y:: `~~ ,,li`~~i  
     シ ::ii、  、__, .:/
         ヽ、 ー /  < 金閣寺が一番です。
          ` ー‐  細かい部分は忘れましたが、ラストだけは覚えています。

       .-.-.、.-、、
      .,ノ:":::::::::::::::;;;::ii>;,、
    /:::::ミ:ミ彡ミ;;iiiミミミIIIll
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      ;ヾ;Y:: `~~ ,,li`~~i  
     シ ::ii、  、__, .:/
         ヽ、 ー / < 武田とエーザイは明らかに売られすぎており、
          ` ー‐     買っておくべきでした。
555吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 21:47:57
>550
kono-sitek-iha-darega-kaitaka-siranaiga-tadasii.
This opinion is quite correct although who write this sentence.
556吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 22:04:17
あいかわらず
アンチ三島の歪んだ脊髄反射レス異常w
557中上:2007/11/02(金) 07:54:46
枯木灘
558中上:2007/11/02(金) 07:55:18
枯木灘
559吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 07:57:15
熊野詣で
560吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 12:41:40
本朝男色絵巻
561吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 01:00:05
やっぱり最高は金閣寺
562吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 07:45:40
中上健次って、インテリコンプレックスの塊だよ。
びーと武によく似てるね。

中上のインテリコンプレックスだったら
大江の勘違いエリート意識の方がマシではないか、
そして、さんざん三島をこき下ろして来たが、人物として興味深いのは三島だな。

作品論で取り上げるとしたら、
「万延元年のフットボール論」
「枯木灘論」
はアリだと思うが、作家論だったら断然「三島由紀夫論」だな。

作品論、作家論の両面で取り上げてみたいのは、やっぱり小島信夫、島尾敏雄。
563吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 08:14:38
>>554
武田は今からでも遅くないぞ、アブダビから買い使者が来てるぞ。
564吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 08:24:19
武田薬品なんて731部隊じゃん。
565吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 08:42:03
製薬会社は、みんな大なり小なり、731部隊だね。日本、欧米を問わず・・・
ところで、ここは三島作品スレなわけだが・・・・

三島は、プロテインを飲みながら、その薬効に目を瞠り、どこかのエッセイで
女性の美容整形にかなり好意的な意見を述べていたっけ。

もし、三島まだ生きていて、コンピュータ全盛の今の世を眺め渡したなら、
人間のサイボーグ化に興味を示し、アニメや、インターネットに影響を受けた
作品を書いたかもしれない。

三島は、案外、庵野英明やオシイ守に近いところで、好々爺めいた
理解力を発揮したと思うよ。
566吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 08:43:23
三島は大江の文章誉めていたるするのが面白い
567吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 08:56:53
>大なり小なり
いやそんな一般論を言ってるわけじゃないんだよ。
七三一の人脈が武田薬品に関わっているって言ってるの。
568吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 09:04:29
直結は緑十字を吸収した田辺三菱だろ?
アメリカではメルク、武田は人脈的には「直」じゃないだろ?
569吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 09:12:00
三菱ウェルファーマね。詳しすぎるよお兄さん。
570吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 09:14:46
もう「ナイロビの蜂」とか皆さん観て欲しい。
571吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 09:33:47
大江、三島、川端

この三人が当時の外国人日本文学者に人気があったのね。
で、三島は欲しかった「脳減る賞」を川端に取られちゃったのね・・・
さらに追い討ちをかけるように、英語への翻訳人気投票で大江に負けちゃったの。

失意の三島は
「ちきしょう、先輩に出し抜かれ、後輩に足蹴にされた以上、もうマトモにゃあやってられん」
と、ヒネクレ始め、市ヶ谷までの道を歩んだということになってるが・・・

本当の所は、単に「中年の危機」という病の所為ではないかと江藤淳が言ってます。
572CNF ◆1fSGNuUoAw :2007/11/04(日) 00:17:29
        .-.-.、.-、、
      .,ノ:":::::::::::::::;;;::ii>;,、
    /:::::ミ:ミ彡ミ;;iiiミミミIIIll
     i::::ミ;ミ:"       :::i||li
    ヾ::ミミj;ミ::: ____   ,__:iii》
    `ii~:i-イ"   .リ^{"  リ"   
      ;ヾ;Y:: `~~ ,,li`~~i    >>563
     シ ::ii、  、__, .:/
         ヽ、 ー /  <  確かに、武田は今から買っても利鞘が取れそうです。
          ` ー‐  

        .-.-.、.-、、
      .,ノ:":::::::::::::::;;;::ii>;,、
    /:::::ミ:ミ彡ミ;;iiiミミミIIIll
     i::::ミ;ミ:"       :::i||li
    ヾ::ミミj;ミ::: ____   ,__:iii》
    `ii~:i-イ"   .リ^{"  リ"   
      ;ヾ;Y:: `~~ ,,li`~~i  
     シ ::ii、  、__, .:/
         ヽ、 ー /  < 平野啓一郎は高校生の時、「金閣寺」を読んで衝撃を受けたそうです。
          ` ー‐  
573吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 02:03:13
スレタイ以外の雑談は他でやれ
574吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 02:13:11
福島次郎氏に対する、三島狂信者の歪んだ嫉妬は異常。
575吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 02:18:02
さっそく暇なアンチ三島が一匹釣れたぞ
576吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 02:22:32
平野の金閣寺論ってどうよ?
577吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 02:55:21
平野さんは顔が大好きです。三島の顔より好きだけど、作家としては三島に勝てない。
578吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 03:15:27
>>577
お前は頭がおかしい。
相当ブスであることは間違いない。それにしても変。
579うぽつ:2007/11/04(日) 04:32:53
わろた
580吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 06:26:03
>>576
初読時は驚愕だった。だけど後になって、あの天皇云々がすでにメジャーな論だと知り、
なんだ大したことねーと思った。
581吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 08:17:38
石原慎太郎、島田雅彦、平野啓一郎
この、三島にインスパイアされて作家になった連中に未来はないぞ。

永遠に作家未満だな、かわいそうに・・・・・
各世代に一人づつ、三島人柱みたいな作家がいるが、みんな文体が
貧弱だし、構想力も陳腐そのもの。

青年期の思春期障害のカタルシスみたいな作品でデビューしても、その勢いが
続かず、やがて老いた青年に姿を変え、文壇からは功労人事で審査員の肩書きを貰い
そのうち、同世代の女性作家に追い抜かれる・・・・
582吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 08:31:51
顔面偏差値でいえば、明らかに

島田雅彦>石原慎太郎>>>>>>>>>>>三島由紀夫>>>平野啓一郎
583吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 08:54:06
作品偏差値で行けば

三島同世代世界作家を組み入れると・・・・

ボルヘス、オクタビオ・パス、マルケス>>>>>>>>三島>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>雑多なゴミ作家>>>>>田中康夫>石原、島田、平野
584吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 10:59:15
>>582
たしかに目鼻立ちは島田さんみたいな方が整った顔立ちの造りで、平野さんは平凡な感じだけど、雰囲気とか総合すると、私は平野さんみたいなタイプが個人的には好き。
585吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 11:51:54
このスレを一通り見ると、
最高傑作は『金閣寺』とするのが妥当だと思う。
586吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 11:59:44
2ちゃんごときの駄レスで評価を決めつけようとする真のキチガイ登場www
587吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 12:40:36
>>586
2ちゃんごときの評価にムキになる情けなさ
588吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 14:15:38
三島スレに居るのは煽りをスルーできない低脳ばかり
589吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 14:44:24
↑オマエガナ
590吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 15:02:56
↑…と低脳ネットヲタが申しております
591吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 15:25:11
↑と三島小説でオナニー三昧の真性ホモが申しております
592吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 16:44:03
金閣寺は本当の傑作
しかし、三島文学という縛りでの順位付けをするならば、
断固「仮面の告白」を最高位に挙げたい
金閣寺は書いて正解だった作品だが
仮面の告白は書かなくてはいけなかった作品なのだ
「仮面の告白」断固支持
593吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 18:54:34
鏡子の家
594吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 01:49:38
【サッカー】Jリーガーきっての読書家の札幌・曽田雄志、この秋お薦めの本は三島由紀夫「金閣寺」
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1194164796/
オレの薦める間違いない3冊だ! コンサドーレ札幌のDF曽田雄志(29)が3日、読書の
秋にピッタリの本を紹介した。11日まで読書週間が続くということで、Jリーガーきっての
読書家に、この秋お薦めの本について聞いた。曽田は北海道内屈指の進学校・札幌南高を
卒業し、一般入試で筑波大に入学。大学時代から本の素晴らしさに目覚め、現在でも厳選して
月2冊以上読んでいる。
 1位は三島由紀夫の代表作「金閣寺」を挙げた。大学時代に読み、固定概念にとらわれない
必要性をあらためて感じた。サッカーでもビデオなどで研究しても、実際に対戦すると違う
ケースは多く、感じるところがあった。「主人公は金閣寺の他の個性を見詰め直すことが
できればすてきだろうけど、できない。高校生ぐらいに読んでもらいたい」。
595吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 06:00:41
偏差値低いな−この男w
596タマランチ会長:2007/11/05(月) 07:01:01
「文学者とQEER(性的倒錯)」をテーマにレポート書くのですが、
三島が同性愛を扱った小説は、『仮面の告白』、『禁色』以外に何かありますか?
(ゲイ物だけでなく、レズビアン物も有れば)
597吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 14:56:40
>>596
仮面の告白と禁色の他はほとんどない
この二つも性は作品のプロットや表層で本質の主題はもっと深い、愛の背理や矛盾をいっている
レズの描写は天人五衰にある
598吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 17:40:08
>>596
表向きは異性愛小説の「愛の渇き」は、三島自身が男色小説だと言ってる。
ゲイ・ポルノ「愛の処刑」は「三島由紀夫全集」で読める。
599吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 00:22:02
>>598
初耳だな
その愛の渇きについて三島が述べた出典は?
600吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 00:29:15
>>598
愛の渇きは表向きもなにも性愛の小説ではないし、愛の処刑もポルノというほどでもないが
601吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 00:58:17
最高傑作は金閣寺


小林秀雄
602吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 07:33:11
小林は戦後の文学は全く認めていないよ。
金閣寺が良い、というのは水上勉よりはマシかなあ・・という程度の話。

今、読めば水上勉もそんなに悪くない。
603吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 08:00:21
>>599
中村光夫か誰かとの対談で、語ってるのを「三島由紀夫全集」で読んだよ。
604吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 10:37:02
そんなの見たことねえな
605タマランチ会長:2007/11/06(火) 11:37:02
>>597-598
どうもありがとうございましたm(__)m
606吾輩は名無しである:2007/11/06(火) 15:50:44
>>599
ごめん、中村光夫じゃなくて、大岡昇平との昭和26年の対談だった。

新潮社版『決定版三島由紀夫全集39』の69頁
大岡の「愛の渇き」は男色小説だとの指摘につづいて...

大岡 今の「愛の渇き」の女主人公は男だってのは違ってますか。
三島 僕はそのつもりで書いたんです。

この対談はなかなか面白いので、三島ファンは一読の価値ありです。
607吾輩は名無しである:2007/11/07(水) 22:25:41
>>606
おもしろい。その話を
堂本正樹著『回想 回転扉の三島由紀夫』(文春新書)が裏打ちするかも?

(P82より引用)
…『愛の渇き』を献本されて読み、
「あんな女がいるのかしらね」と私が云うと、
「当たり前だろう、悦子が男だよ。正樹だってあの三郎みたいな素朴で無知な身体、
欲しいに決まっている」と、ぬけぬけと云った。
男を女に換えて男を見る手法が、三島作品に多用されている。
直接聞いたものに『沈める滝』があった。成功した中間小説『美徳のよろめき』も
その可能性が高い。 ・・・・・・後略・…
608吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 02:41:58
ゲオルク・ジンメル
「虚栄心の強い人間は、しばしば大衆を軽蔑しながら、大衆がいなければ生きて行くことが出来ない。」

三島由紀夫とその信者に当てはまる言葉。
609吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 10:38:41
いつまでも信者信者としつこいアンチ暇そうだな
610吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 10:51:42
>>608
虚栄心があるのはいいことじゃん
611吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 11:35:50
>>608
三島本人と、そのキチガイ信者を同列に並べたら、いくら何でも失礼だと思うお
612吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 11:51:43
さて、問題です。

「山トビオ」

三島の小説の登場人物。
知ってる奴いるか?
613吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 12:05:00
レター教室に出てくるよ
614吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 18:05:10
>>607
堂本正樹と三島由紀夫のツーショット写真。
病中の堂本氏に代わり朋子夫人が語る映画『憂国』撮影秘話、
死の数日前に
三島と最後に会った日のことなどは、ここに↓
ttp://www.bunshun.co.jp/jicho/yuukoku/yuukoku01.htm
615吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 18:23:40
☆= 退屈な皆様、大迷惑キチガイコテ専用追悼スレのご案内ですよ

■北旧州中卒未明バイト;ゲリケーン先生専用スレッド
http://hobby10.2ch.net/test/read.cgi/dcamera/1192789071/l50

http://machi.3ch.jp/test/read.cgi/fukuoka/1148370261/

616吾輩は名無しである:2007/11/08(木) 23:36:00
この前 春の雪見たけど 良かったけどな
もっと評価されるべき
617吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 14:12:30
舞台設定やロケ場所、小道具などはすごく良かった。
学習院、松枝家の馬車、松枝家の庭園、撞球室、月修寺、など上げたらきりがないが、
清顕と聡子が密会する北崎の宿や、シャム王子が仏に跪く鎌倉の風景などよく揃えたなーと思った。
担当美術さんは、相当春の雪を読み込んで誠実に再現してると思った。

にも関わらず、演出が平凡だと思った。
文章での演出をトレースしてるだけで、映像でしかできない演出などがなかったような?
せっかく色々遊べそうな清顕の夢のシーンや清顕の心理描写なども陳腐で、
カメラや美術でなんとか及第点かと。

あとこれは個人的にだが、清顕と聡子がイメージと違った!あと本多も!
門跡、松枝侯爵、綾倉伯爵なんかはよかったけど。
まあ、役者陣は興行を踏まえると何ともならないのかも知れないけど、主題歌も含めて。
618吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 06:08:21
ちょっと待て待て
三島の後継者と呼べる作家は誰だ?
村上春樹とか言う輩もいるが認めん!
村上春樹は文学ではない
619吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 10:48:36
村上は、村上でいいよ。

初期短編はJ.マキナニーよりいいよ。
620吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 13:03:40
ミシマの後継者と言えば、ぺニス派作家の羽田圭介、もしくは吉田修一だと思う。
621吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 14:54:12
三島の後継者なんか、どうだっていいよ。

自分が三島の後継者だと思ってる慎太郎だけで十分。
どう考えても役不足だけどな。
622吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 15:44:27
村上は大江の後継だしなあ。当てはめるにしても。
三島が時代の代弁者であった例しは無いように思うなあ。
三島って、後生にどういう風に残るのかな。
623吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 15:56:58
文章を堪能したいなら「春の雪」
物語を味わいたいなら「禁色」
心理描写なら「仮面の告白」
そのいずれもまとめてなら「金閣寺」
……小説なら以上です。
624吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 18:59:27
やっぱり、三島の最高傑作は三島自身ね。

あの時代錯誤の壮大な空回り・・・
江藤淳の言う「病気」の一言では片付けられない衝撃性。
そして、三島自身の小説から、あの最期がどう演繹されるのか・・・
読者を迷路に誘い込むような自己韜晦が魅力なんだろうねえ。

ある種の罠でもあるけどな・・・・
625吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 20:37:50
名作、良作も多いけど短編には正直つまんないのも多い気がする
626 ◆goggle.dqk :2007/11/10(土) 21:32:52
エス
627吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 21:51:27
>>624
時代錯誤じゃなく当時の人間たちが三島由紀夫についていけなかったんだろう
三島が時代を先取りしすぎてね
今の人間には新鮮な人ですよ
628吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 23:49:55
天皇陛下万歳が時代錯誤じゃないのか?

例えば
朝日新聞で拳銃自殺した野村シュースケとかいうアホと、その行動自体は同じじゃないのか?
629吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 01:04:13
遊牧民族は厳しい自然の中を小さい家族で移動しながら生活してきたので家族と他人の線引きをはっきりさせたと思う。
これをクールと感じる。だから、そのぶん身内にはあつくなるのか。

B型は遊牧民族、O型は狩猟採取民族。

A型は農耕民族。農耕民族は2千年前(つい最近)に、中国から日本に来た。A型は2万5千年ごろ誕生して農耕社会を
作ってきた。農耕民族社会になってから狩猟採取民族が大量に殺され滅び吸収され、ホームレス、虐待、売春、女性差別
が始まり、強制的に横並び結婚し横並び子作りしないと女が生きていけない社会になる。
横並びの群れ社会(農耕民族社会)は無理やり敵を作り差別しないと作れない。これが、いじめ。
ブサイクで、もてない農耕民族はとくに性欲として横並びの群れ社会を作りたがる。

農耕民族社会はA女も不幸になります。
630吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 01:55:53
>>629
うひゃー、書き込み先間違いレスだろうけど、すさまじい短絡思考だな。

ウイットフォーゲル以前、血液型占いを信じてるところなんざ、ディスインテリそのもの。
大衆的盲目って、こういうのだろうね。
631吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 02:23:29
春の雪
金閣寺
この2つが素晴らしい。
632吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 10:40:07
>>631
はげしく同意
文章の美しさ、文体の重厚さと華麗さ、もののあわれ、虚無と情熱、カタルシス、ノスタルジー、細緻な心象描写、マクロとミクロの世界観、愚直で真摯な衝動、
この二作品は、さまざまな三島エッセンスが内包されている傑作だと思う。
633吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 13:16:20
典型的な中身の無いほめ方だな
634吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 14:18:47
三島作品は、作品の形式性と文体だけにしか特徴がない。
まあ文体は、作家によって異なるものだから、実質的には、作品の形式性にしか見るべきものが無い。
635吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 14:25:10
>>632
それらのどこが「三島エッセンス」なのか、
さっぱり分からない。
誰にでも当てはまるような言葉を並べたところで、意味がない。
636吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 16:15:51
>>633-635
三島由紀夫を読んでないやつの冷やかしレスの典型
637吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 16:32:12
>>632
俺も他とは群をぬいてる金閣寺と春の雪は傑作に推す

絹と明察
奔馬も入れたい
638吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 16:44:56
>>636
三島由紀夫しか読んでない奴だな
639吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 18:38:07
三島由紀夫以外、阿部公房とか大江健三郎、読んだことないのか。

またロブ・グリエ、ピンチョン、ボルヘス、マルケス、同時代の作家と読み比べたことはないのか?

三島しか読んでいないと、変に作品を買いかぶり過ぎるぞ。
640吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 18:51:51
まあ、外国の同時代と比べるのもいいが、
漱、鴎、谷崎、荷風らの生き様と比べたとき、あの三島の人工的な作り物じみた生は
何か、現代的な病の香りがして、何とも哀れだ。

また、三島の失敗作の豊饒の海は、横光利一の失敗作「旅愁」より劣っているとおもう。
641吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 18:56:11
642吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 19:35:59
三島信者は三島しか読んでいないに等しいからね。
外国文学では何を読むのか尋ねたら、
バカの一つ覚えのようにラディゲの名を挙げるのも、
三島信者の特徴。
643吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 19:52:22
>>639
文学は他のやつと比べるもんじゃないだろ
独自の良さと特徴があるしな
安部公房も大江も読んだよ
安部は三島同様に好きだ
お前こそ安部が阿部に間違ってるし読んでねえだろ
644吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 20:04:37
人の好みにとやかくいう偏屈ってバカなんじゃね?
アンチってうぜえな
645吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 20:19:09
金閣寺は素晴らしい
646吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 20:54:21
三島信者って、どうしてこういびつなんだろ。

おかしいよ・・・・

金閣寺なんて、ちっとも良い小説じゃないのに・・・・
647 ◆goggle.dqk :2007/11/11(日) 21:00:17
村上春樹ヲタよりはまともだけどな
648吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 21:03:52
>>606 の情報で気になったので、
久しぶりに愛の渇きと美徳を読み直した。やっぱオモシロいね!
生臭い心情や混沌とした感情の隠喩はハッとする。
あと、何気にタイトルも秀逸!究極の要約。

「愛しているの?愛していないの?」
・・・ああ、何という無意味な煩わしさだ。
こんな些事を奥様は天地がひっくり返る一大事のように口になさるのだ。
「愛の渇き」

彼女がこの年になってはじめて知ったことだが、嫉妬の孤立感、その焦燥、
そのあてどもない怒りを鎮める方法は一つしかなく、
それは嫉妬の当の対象、憎しみの当面の敵にむかって、哀訴の手を差しのべることなのである。
はじめから、唯一の癒やし手はその当の敵のほかにはないことがわかっている。
自分に傷を与える敵の剣にすがって、薬餌を求めるほかはないのである。
「美徳のよろめき」

最高傑作とは思ってないから、スレ違いか。
649吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 21:06:52
>>639
俺は百年の孤独が一番好きな本。
でも、三島も好き。
650吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 21:55:32
三島より太宰
651吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 23:15:44
>>650
じゃあ太宰のスレに行きなよ
652吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 23:24:29
いいじゃん、三島信者って、すぐムキになるからからかうのが楽しいよ。
653吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 23:47:19
三島が好きっていうより、天人五衰土壇場の卓袱台返しが好き。
究極のちゃぶ台返しというか、まあああいう遺作は他にはちょっと例を見ないかも。
天人五衰の最後の1頁に比べれば三島の他の小説なんて全部屑っていうか、
あの1頁を書くために三島のムダに動き回った生涯があったんだと思う。

ついでに切腹は余生の老人クラブの余興みたいなもん。
654吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 01:05:32
>>606-607
貴重な情報に感謝です。

>>614
堂本正樹さんはただのホモさんかと誤解していました。m(__)m
奥様は、そうなんですか、能衣装を創る西陣の老舗のお嬢様…。
一流の人々が綺羅星のように
関わっておられた時代が想像されます。

655吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 01:43:01
三島はよく残っている方だよな、例えば高橋和己なんて、誰も読まなくなったもんな。
656吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 01:47:54
愛してるよん
657吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 02:02:03
高橋和己だったら、村上龍で十分代わりが利くな。

こいつらの小説はマンガと一緒。

ざーっと読み飛ばしてポイ
658吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 02:04:32
「ただのホモさん」・・・・・・w
659吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 12:05:02
他人には『金閣寺』が最高傑作というけれど、個人的な印象としては『禁色』の方がインパクト大

>>653
太宰治と同じで自分の人生まで作品にしてしまった人という印象がある
ほぼ同年代の安部公房が生き様を語られないのとは対極的だからね
660吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 12:18:12
>>653
他の作品をろくに読んでないやつの冷やかしレスの典型
661吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 12:53:49
ありえない日本語力!!ww(金閣寺をS氏が賞賛
662吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 16:53:13
人生を派手に演出するというのは、ダヌンツィオの影響が濃厚である。
663吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 17:30:38
1.宴のあと
2.午後の曳航
3.鏡子の家
4.愛の渇き かな?天理教の下男のいる関西の豪農の話
5.伊豆の辺りで蘭の栽培してる人達の話。
664吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 18:39:40
憂国
奔馬
英霊の聲
軽皇子と衣通姫
中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜萃
665吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 19:42:33
十代の頃の短編は総じてつまらない
やっぱ二十代後半から死ぬまでが素晴らしいね
666吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 23:00:37
>>663
獣の戯れ

667663:2007/11/13(火) 15:41:50
>>666
ありがとう。
ところで今でも般若苑ってやってるのかな。
668吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 21:17:36
天皇は中国人だし。本当の日本人は2500年前から日本にいた縄文人(狩猟民)。

>>630
お前みたいな農耕度の高い奴は、理論的には不細工で性格悪くて女にモテナイはず。
具体的な話をしないで悪口並べか。
憂国って農度の高い奴が文学を使い農耕民族の世界を拡げることかな。
669吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 21:50:21
考古学畑から若干の修正。。
天皇家は朝鮮系、古墳の石室等の様式から恐らく出身は平壌あたり。
中国長江出身の弥生人からでた大王系(卑弥呼もそう)と直接の血縁はないと考えられている。
純血日本人と呼べるのは縄文の血を色濃くひきつぐアイヌ人と琉球人。
670吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 23:30:58
>>668-669
スレ違い
671吾輩は名無しである:2007/11/14(水) 08:20:30
>>668,669
これは、日沼頼夫に端を発するミトコンドリアDNA解析による日本の人類額的起源を考察したも説を
へたくそな文章で解説したものだね。
この後、DNA人類学が導き出そうとした結論を、この子たちは知ってて書いてるのかな。

672669:2007/11/14(水) 09:36:24
誰も人類学の話なんかしてねえよ。

スレチがいすまん。
三島長編読破して十数年、いま読み返してみたいのは鏡子の家と豊饒の海。
十代の時好きだった金閣寺や午後の曳航や獣の戯れなどは、今となってはアフォリズムが鼻につく。
完璧な文体なら宴のあとだけど、
最高傑作は、三四巻の欠陥を考慮に入れても豊饒の海かな。特に美智子さんとの思い出を密かに織り込んだ春の雪。
673668:2007/11/15(木) 00:18:21
>>669
アイヌ人と琉球人、以外にも多くいたけど滅んだか吸収されたと思う。滅んだ1番の原因は
ウイルス、2番は殺戮とおもう。今の日本人の9割は江戸時代以降に朝鮮から来たという説もあります。
天皇家は朝鮮系の農耕民族ですか。
>>671
そんなことより、お爺さんは・・・・なぜ日本には自傷者が100万人以上いるとか
その原因がなんなのか、なんてまったく知らないよね。




674吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 00:31:21
>>673
>朝鮮系

なんだ? 朝鮮系って。
中国人でもねぇ、日本人でもねぇ、未開の山賊の末裔が生意気な口たたいてんじゃねっての。
675673:2007/11/15(木) 01:55:31
>>674馬鹿、縄文人が本当の日本人だろ。
676吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 01:58:18
>>675
>本当の日本人

いい加減なこというな。
北ルートに決ってるんだろ。
677吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 05:16:39
何だ日本人のルーツについてか。
シャブのルートの話かと思った。
678吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 10:37:03
>>668>>673
お前スレ違いなのにしつこいぞ
余所でやれや

地理学・人類学@2ch掲示板
http://academy6.2ch.net/geo/

日本史@2ch掲示板
http://academy6.2ch.net/history/
679吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 10:16:39
三島信者がこれだけ多いのは割腹自決があったからだろう。

三島が80歳まで長生きしてノーベル賞をもらい、
大江が30歳くらいで命を絶っていたら、
今の三島信者の大半は「セブンティーン」や「性的人間」をバイブルにする
大江信者になっていたと思う。

680吾輩は名無しである:2007/11/19(月) 13:15:44
バカだな
自決をしないのに、他は全て自決した三島同じ三島なんてことも
自殺しないのに、他はすべて今生きている大江と同じ大江なんてのもありえないんだよ
681固蛇の巣:2007/11/20(火) 09:56:01
春の雪
682液蛇の巣:2007/11/20(火) 09:56:38
奔馬
683気蛇の巣:2007/11/20(火) 09:57:40
暁の寺
684吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 09:58:32
天人五衰
685吾輩は名無しである:2007/11/20(火) 11:39:08
『豊穣の海』シリーズ
686吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 06:23:00
正直、春の雪と奔馬は素晴らしいが、あと二つは蛇足感は否めない
687吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 08:30:31
まぁ三島の小説読まない三島好きも多いよね
勝谷とか
688吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 09:37:19
美しい星
かなり読んでてヤバかったw
689吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 10:00:28
680こそばかだな。
大江のセブンティーンや性的人間は、大江の論壇での発言や私生活に関係なく
文学作品として優れている。論壇での発言が気に入らないから性的人間を読まない
というのは文学作品をフィクションとして読めていないということ。三島信者
が大江の発言を批判するのは結構だが、発言を批判するという事と文学作品を
批判するという事は全然別のこと。
三島文学の衣鉢を受け継ぐ文学は大江文学。
690吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 20:32:14
大江の性的人間は 三島の仮面の告白の後日談みたいに見える
691寺田町:2007/11/22(木) 12:11:39
春の雪
692天王寺:2007/11/22(木) 12:12:11
奔馬
693新今宮:2007/11/22(木) 12:12:43
暁の寺
694吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 12:13:27
天人五衰
695吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 13:44:19
『豊穣の海』シリーズ
696吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 13:51:52
>>689
大江が子供生まずして個人的な体験書いたり
三島が豊饒の海書いて尚長生きする事がありえると言うのか?
697吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 15:03:29
大江が自分の子供の誕生にインスピレーションを得て個人的な体験などの
作品を書いたのは事実だが、作品そのものは全くのフィクション。
障害を持つ子供が生まれるという経験は世の中の沢山の人が経験しているが、
誰一人として大江の小説のようなものを書けた人はいない。
698吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 19:50:24
三島と大江だけが、戦後日本で真に天才と言ってかまわない作家だね
もっとも、駄作も多いが
699吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 21:04:00
言葉が軽い。
700吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 22:31:54
それ、三島の評価?
うっそおんw
701 ◆goggle.dqk :2007/11/22(木) 22:37:56
三島は眼が痛くなるほど文章が硬いと思うが
702吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 22:54:03
いや。>>699は直前のレスへのコメント。
なんだったら大江は天才呼ばわりをしてやってもいいが。
703 ◆goggle.dqk :2007/11/22(木) 22:58:54
やめとけ、危険だ
704吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 23:10:19
まぁ、その伝で俺が大江の文才を称揚するならこんな感じかなw
――それこそ日本文学史上、指折り数えて何番目かなんて事を
云いたくもなる位、「判りやすい」才能を持ったひと。
705吾輩は名無しである:2007/11/22(木) 23:11:25
顔がこええw
706吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 09:05:31
大江と中上はさあ・・・・

作品はいいんだけど、作家自身のパーソナリティがさあ・・・
何だろうねえ、あの選良意識は?
大江のは無自覚である分、無邪気に見えるが・・
中上は学歴コンプレックスが挟まってる分、手に負えないね。

この二人が日本の文化状況について語った時なんざ、聞くに堪えない
夜郎自大ぶりだもんな。

そこへ行くと、春樹はいいよな。
黙って聞いていられる。何も残らないが・・・・
707吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 09:44:07
実際選良なんだからいいじゃんw
708吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 10:36:04
三島に比べれば、大江はカッペだし、中上は、それこそエタヒニンの賤民だよ。

要するに、エリートじゃなく、成り上がりでしょ。
だからエリート意識が板についていないのさ。
大江の一部の作品を除いたエッセイや批評なんて、読めたもんじゃねえもん。
中上は枯木灘と千年の愉楽を除いたら、あいつの大嫌いだった三田マサヒロとカワンネエと思う。
709 ◆k2XT3HjFWw :2007/11/23(金) 12:05:06
まぁあれだ、レイシストは小説なんぞ読まんでよろし。



てか死ね。
710吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 12:42:15
そうだね。死ねばいい。
711吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 23:12:40
>>709
そういうあんたも日本人嫌いのレイシスト
712吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 23:30:21
三島はホモだったから嫌いだよ。
713吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 23:49:43
浅田彰も大江も隠れホモだ
714吾輩は名無しである:2007/11/23(金) 23:58:19
違うね。
これは責任感なんだよ、主としての。
715吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 00:46:54
浅田彰は隠してない 大江は知らん 三島はガチホモ
716名無し:2007/11/24(土) 11:03:07
豊饒の海のそれぞれの巻の最後の言葉がいいと思います。滝の下で会うぜ とか 日は瞼の裏にかくやくと昇った とか
717吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 11:09:28
三島だってガチホモかどうかは不明
三島の死後に、真偽さだかでない作為的な暴露本や噂の域ばかり
三島ファンにとってはどうでもいいことをアンチだけが執拗に差別的にガチホモ連呼し馬鹿にするネタの一つに利用してるだけ
718吾輩は名無しである:2007/11/24(土) 17:57:53
大岡昇平と対談した三島の発言を読むと・・・

若いころの三島は自分が男色家であることを否定しないし
それどころか現代の男色について解説したり
仮面の告白はフィクションでも小説でもない(つまり、自分のことをそのまま書いただけ)と言ったりしてる
719LOSTWOODS:2007/11/25(日) 08:48:19
春の雪
720山手線:2007/11/25(日) 08:49:06
奔馬
721環状線:2007/11/25(日) 08:49:48
暁の寺
722吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 08:50:43
天人五衰
723吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 10:32:22
『豊穣の海』シリーズ
724昭和町:2007/11/25(日) 11:23:20
春の雪
725天王寺:2007/11/25(日) 11:23:59
奔馬
726動物園前:2007/11/25(日) 11:24:33
暁の寺
727吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 11:25:05
天人五衰
728吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 11:51:21
『豊穣の海』シリーズ
729吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 14:37:23
>>718
三島自身がカムングアウトしたものはないはず
第三者立ち会いの対談であることと、出典をあきらかにしないと信用できないな
仮面の告白はフィクションだと三島自身が仮面の告白ノートではっきり書いてるよ
730吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 15:31:13
「人斬り」の田中新兵衛役
731吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 15:37:36
>>729
出典は三島由紀夫全集
732吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 16:46:31
三島は三好行雄との対談で
私の場合は、告白自体がフィクションだ
と言ってたけどね
733吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 17:13:54
ぼっちゃん
734吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 18:21:58
>>718→文学界昭和26年6月号犬猿問答
735吾輩は名無しである:2007/11/25(日) 19:14:26
11月25日。市ヶ谷。
テレビ画面の中の三島を思い出す。

去年のレス見たら、26日に「檄文」とだけ記されていた。
遠くなったもんだ。
736吾輩は名無しである:2007/11/26(月) 03:37:58
豊饒では春の雪かな清顕の家の池の風景が戦後の今では考えられない位幻想的で
そこでで聡子を見かける場面とか雪の情景の使い方が素ばらしい
737吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 02:54:42
・ビルドアップされた筋肉
・薔薇刑
・自作自演

三島文学は読んだことない
738吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 03:56:40
近代能楽集くらいかな
弱法師とかかなり好き
739中上:2007/11/27(火) 10:43:25
鳳仙花
740中上:2007/11/27(火) 10:43:56
地の果て 至上の時
741吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 11:31:50
小説とは何か
742中上:2007/11/27(火) 14:57:39
重力の都
743吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 14:58:17
絹と明察
744吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 14:58:58
宴のあと
745吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 15:05:55
三島スレまできて宣伝する中上信者うざい件について
746吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 17:35:40
清様・・・(ハァト
747海燕の巣:2007/11/28(水) 09:44:10
春の雪
748藁屑の巣:2007/11/28(水) 09:45:07
奔馬
749蝶々の巣:2007/11/28(水) 09:45:47
暁の寺
750吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 09:46:24
天人五衰
751吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 12:11:44
中上は吉本の言うとおり、最高傑作は「枯木灘」
以後、柄谷の影響下で書かれた「地の果て・・・」以後の作品にはみるべきところは無い。
「千年の愉楽」までだな。
結局、長生きした春樹の影に隠れてしまった。
752吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 14:31:46
先日、銀座で行われた民団主催の特権要求デモ(外国人参政権を求めるデモ)への抗議活動
かなり過激です。朝鮮人が発狂しています。


■数千人対20人!民団のデモに抗議!【前編】1/3
http://jp.youtube.com/watch?v=X2ldNpbuH5I
■数千人対20人!在日韓国人のデモに抗議!【中編】2/3
http://jp.youtube.com/watch?v=ADrX-wsQmUs
■数千人対20人!在日韓国人のデモに抗議!【後編】3/3
http://jp.youtube.com/watch?v=5AsEU5gEEGo
753吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 16:42:47
>>752
ワロタw
754吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 23:33:20
三島は『豊穣の海』が大失敗作だと気づいて、急いで腹切ったのは有名じゃんwww

755吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 03:00:40
尾崎豊のスレで発見した三島由紀夫論
三島由紀夫と尾崎由紀夫は同じなんだそうです

>488 名前: 普通の藍 投稿日: 2007/11/30(金) 01:18:09
>(略)
>以前から自分は尾崎と三島って重なる部分があったので>>432>>439で記したのですが、
>けっこう共感いただけてうれしいですね。
>
>>465さんの書き込みの中ででてきた「吉本隆明」については、自分もその関わりを
>語り合いたい…というか、逆に教えてもらいたいくらいの気持ちです。
>吉本は尾崎を「文字の人という気がしましたね」と語っていましたよね。
>尾崎は吉本を「優しい人」と言ってたのではなかったかな?
>自分の吉本に対する印象も同じですね。
>まぁ吉本は後にしましょう。三島の前に、まず尾崎から。
>
>いきなり否定?から入って申し訳ないですが、尾崎は「価値相対化への否定や、
>日本の社会への否定はやはり激烈だった」というのは言いすぎだと思います。
>メディアはデフォルメし、アンチはそれをそのまま受け取ってるが故にアンチなのかも
>しれないが、尾崎が十代の頃の「大人」に対する反発も「分かり合いたいのに
>分かり合えない」で、別に否定してたわけじゃないんですよね。
>「サラリーマンにはなりたくねぇ♪」と歌ってもサラリーマンの友人から諭されると
>「そうかな…」と思うし、彼自身が二十歳を超えて大人になるにしても
>「何の違和感もなく」その階段をあがる。
756吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 03:01:38
続きです

>489 名前: 普通の藍 投稿日: 2007/11/30(金) 01:18:57
>だけど、「罪を背負って生きてゆくのが人間なんだ」みたいなこと言いながら、
>彼自身の本能的な部分が、他人にも、そして自分自身にもそれを許さなかった…。
>アタマでは分かっていても。それが、破滅につながったんだと思います。
>アンチのいう言葉はあまり参考にならないのだけど、前で誰かが尾崎を「未成熟」と言った。
>それは案外あたってるかもと思いました。
>
>三島は許せないことはとことんまで許せない人だったのかなぁ…。
>
>>>465の、「美意識を現実へも拡張したかに見える点。自らの美意識から社会を眺め、
>そこに否定を向けた」が尾崎と三島の二人に共通し、住んでる世界を狭め、それが結局
>良くない結末をもたらしたことは確かだと思います。(続く)
757吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 03:02:39
続きです

>490 名前: 普通の藍 投稿日: 2007/11/30(金) 02:10:12
>>>468〜471さんの三島論というのは、自分には及びもつかないですね。
>文学的視座から眺めた三島というのは、尾崎ほど語れる何かを自分は持ってない。
>
>でも、>>471の「つまりあれは三島由紀夫作・演出の壮大な自作自演劇だった。
>人生そのものを自分で作品にするというしかけだよ」というのは、
>みなそれぞれ分かっていることではないでしょうか?
>あの「決起」が成功すると、三島は「頑張る」人だからそう「意識」しようと
>したんだろうけど、「無意識」のほうでは成功しないことが分かりきっていたの
>ではないでしょうか?
>
>徹底した美学の人が、その美学を守ろうとしたなら、それは死をもって閉じるしか
>ない場合も多々あるでしょう。自分の吐いてきた言葉や、その作品世界に自分が
>裏切らないことを志と持っているならば、そういう選択しかあり得ないことはある。
>結局、それが三島と尾崎だということになるんだけど…。
>
>三種の神器にしても、三島の肉体にしても、実はフィクションですよね。
>三島が理想として語った国家像のようなものも…。
>聡明な三島が、それを分からなかったはずはない。
>
>だけど、主張してきたことがフィクションだったということと、じゃあそれを信じて
>(無理しても…)貫こう、とした三島が「美しかった」というのは別なこと。
758吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 03:03:42
終わりです

>491 名前: 普通の藍 投稿日: 2007/11/30(金) 02:11:53
>ええと…。まとめるとですね(だいぶ話が散ったかな…?)。
>
>三島はあのクーデターが成功するとは思わない。
>日本という社会と、自分との乖離との現実を埋めるには死をもって補足するしかなかった。
>三島にとっては「あるべき日本」と「それを信じた自分」の両方が守られる。
>
>だ、けれども(本題)。
>三島の主張に耳を傾ける人が多数派だったら、三島は死ななくてすんだ。
>なぜなら、自分の美学や言葉がこの社会で生きる可能性があるから。
>「文化防衛」だって、それが実施されたならば(その可能性はないに決まってたが
>仮定として…)三島は死ぬよりは生きる希望のほうが湧くだろうと思う。
>
>つまり、そういう意味ではやっぱり半分は社会が三島を殺した。
>(正確にいえば、この社会では生きにくい業を三島が背負ってたのだろうが…)
>自己貫徹を求める三島が、自分の物語の終結として死を選んだのは、社会が三島を
>孤独に追いやった必然ともいえるわけです。
>
>で、やっぱりこれまで述べてきたことの多くが、尾崎と重なるんだよな…。
759吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 11:36:28
>>755-758
三島をほとんど読んでないというのはわかった
760吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 15:45:44
尾崎豊の大好きな高校生が新潮文庫を二三冊読んでユリイカ!したと推測
761吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 16:29:08
>>754
知ったかもいい加減にしろ
死ぬのを決めてから豊饒の海は書いたものだ
762吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 22:00:41
俺は自殺した人間をなんでもかんでも否定するってわけじゃないけど
三島の最期はどーもね・・・・・
作品と比べるとどーもショボイというか、空回りしてるというか・・・。
俺的には三島の格がどーしても一段さがっちゃうかんじだな。
もー引くに引けなくなってたんだろーなーとは思うけど。
まー川端はもっとイヤだけどね。
すごい陰惨なジメジメしたよーなかんじがしちゃう。
763吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 22:13:03
市ヶ谷でばら撒いた「檄文」は読ませますね
生まれて来る時代を間違えた人の精一杯の反抗だったんでしょう
764吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 22:56:21
三島に意見したのって開高健だっけ?
あなたの文は華美といっても造花じゃないかみたく言ったら
僕もそれが悩みなのだと返したっていう
765吾輩は名無しである:2007/11/30(金) 23:55:15
三島の事を書いた筒井の
『ダンヌンツィオに夢中』は噴いた。
766吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 00:08:00
じゃあ筒井つながりっつうことで、
短篇集『男たちのかいた絵』の中の「星屑」も是非。
767吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 08:01:46
開高ってアホじゃん。
コピーライターの手遊びみたいな小品しか書けなかったじゃん。
慎太郎とドッコイドッコイのゴミ。

筒井は浅田彰の言うとおり、2流のSF小説家。
編集者の甘やかしで、雑な文章ばっかり・・・
半分は習作止まり、作品といえるのは半分無いな。
768吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 08:18:33
浅田よりは笑える
769吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 14:49:56
>>767
でも三島は開高の意見を一理あると肯いたんだぜ
770吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 15:17:05
>>767
確かに。当方、筒井のファンだが、紙面増やすだけの駄作が多いのは事実。
ショートショートは成功してる方だが、明らかに短編は失敗の方が多い。
1つのギャグを入れただけで無駄に30ページまで増やすとか。

解説書く人も大変だろうね。
まぁ『虚人』は良かったよ
771吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 18:52:52
金閣寺の直後に、30才くらいで自決してたら、今頃さらに評価が上がって
たのかな?もしかして美化されて伝説みたいになってたり。
まだまだピークは先だったのに、と思う人もいたでしょうし。
772吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 19:40:00
普通に事故死とかだったほうが評価あがってた希ガス

自殺の演出はやり直し効かないし上手くまとめるのはムズイよね。
773吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 20:10:32
自殺だと微妙に惜しみようがないというかね
本人納得してるならいいか、みたいな…
評価の高低はともかく、ラディゲとかさ
寡作で夭逝してもがっつり名を残す天才は存在する
774吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 20:46:44
筒井康隆に結構ケチつけられてる(まースレ違いだからしょーがないけど)けど
俺なんか筒井の海外での評価はこれからどんどんあがってくんじゃねーかな〜?とか思ってる。
どれくらいの期間つづくかわかんねーけどちょっとしたブームの起こる国だってあるんじゃないかな?
775吾輩は名無しである:2007/12/01(土) 23:47:48
>>772
そうかなあ
文学者は自殺するから意味があるんじゃないの?それも普通の人には理解し難い理由で。
776吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 00:19:47
>>775
だから、失敗だってこと。
あの最期であなたの中で三島の評価あがったかい?
777吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 00:24:55
文学者じゃないけど、ゴッホみたいな生き様死に様以外に
自殺で演出されるようなカリスマ性というものは存在しないと思う
778吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 00:32:31
kwsk
779吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 00:59:27
ウィキあたり参考

天寿をまっとうして、むしろその事が
自殺する以上のインパクトを持つアーティストにヘンリー・ダーガーとか…
個人個人の人生において、生と死の状況は案外等価だなと思う
780吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 01:12:01
いや、死は生の対極にあるものではなく、
その一部に内包されてるんじゃないかな。
781吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 02:13:43
なるほど
782吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 07:12:18
そうそう、人間は自分の生を考えるとき、常に死を媒介にするからね。
死から逆照射された生を夢想しながら、日々をやり過ごす。
つまり、死そのものには価値はなく、生を分析するための視点だと考える・・・
だいたい、誰しも、こうした構図の中にいる。

しかし、死それ自体に価値を見出す考え方が、この日本の美的伝統の中にあり、
三島はその、深刻な影響下にいた。

日本浪漫派の、人間の生を一遍の詩と看做す美学的な視点・・・
こうした、アジア的文化の迷妄性は、迷妄であるがゆえに、未だに支持者が多い。

ここが、三島の評価を分岐する出発点になる。

783吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 09:51:44
やっぱ芥川がダントツでうまかったかんじする。
784775:2007/12/02(日) 10:45:58
>>776
評価が上がるるもなにも私にとって三島由紀夫という人は最初から自害していた人だから。
それと自殺に失敗も成功もないでしょう。自分がしたいようにしただけだと思うけど。なにを基準に失敗と成功を定義するのか、さっぱり分からない。
785吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 11:11:33
>>784
でもあなたは文学者は自殺しろっていうんでしょ?
自殺しろとはいうけどその仕方はどーでもいーってのもかわってるね。
俺も三島が亡くなってから生まれた人間。
三島の場合は死に方がおもいっきりメッセージ性含んでたつーか
その為に死んだようなもんなんだからそれに対して意見されるのは当然じゃね?
で、おれも何も知らないうちは
『命懸けで、日本の事おもってたんだろなー』みたいに思ってたけど、
色々三島の事知ってくると、
もー時期を失してて、死ぬ必要もないのにひっこみつかなくて死んじゃった。
みたいな感じがするわけ。
なんつーかおままごと的滑稽感みたいなのがある。
それが俺にとっては三島について考える上で大きなマイナス要素ってわけ。

786吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 14:07:14
>>782
まさにそれだわ。
更に言うと、その迷妄にトドメをさしてきたのが陸軍幼年学校の思想教育。
実体の無い、理論もない、ただ死への陶酔だけで国を破滅に導いた力。
日本古来の武士道精神とうまいこと混同されてしまい、
その根本的な違いを最後まで誰も指摘できなかった。

三島はその皮相に気付いてただろうけど
同じ事柄の上を独自の美学で塗り直して実践したんだろうなあという印象。
787吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 17:47:28
その作品も生き方死に様も、どうしようもなく偽物くさくて
しかしそれゆえにむしろ戦後的なリアリティをまとい得て読者を失わず今に至る。
そういう逆説的な存在が三島なのだろう。
788吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 20:48:23
A型が血液型類型学を元に行った非道の数々 ←↓これを日本の軍部はそのまま真似した


★アウシュビッツ強制虐殺収容所 (ヒトラーは周りを全てA型で固めていた)
http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/musicandauschwitz/auschwitz/campfotos.htm

ヒトラーが親衛隊をA型でそろえた秘密とは…。
http://www.bk1.jp/product/2672581

☆権力を持つと気が大きくなり、悪事を働くA型の実態
           ↓
【A型が善人とほざくのはA型だけ】【これでもA型は善人と言えるのか!】
★ヒトラー(A型)の側近中の側近、ハインリヒ・ヒムラ−(A型)の行状w
http://jp.youtube.com/watch?v=zwW9-trDMDk&eurl=http%3A%2F%2Fscaryfilm%2Eblog101%2Efc2%2Ecom%2Fblog%2Dentry%2D1042%2Ehtml
789吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 21:29:03
>>786

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \ /  \
790吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:08:27
>>786
馬鹿?w
791吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:17:52
さっそく右様が嗅ぎ付けて湧いてきてますね
792吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:17:57
>>789>>790

ちゃんと挑発しれ、同一人物だぁろ?
793吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:22:41
>>785
何も知らないうちは って、今はすべて知ったような気になってるけど、それもあんたの思い込みでしょ?
それと、なにを基準に成功か失敗の問いの答えになってないし。

あなたとは永久に考え方も意見がかみ合いそうにありませんので、さようなら。
794吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:36:07
>>786
もっとちゃんと世界と日本の歴史を見たら?
そんなに日本を否定的にしか見れないなら、日本から出ていって他の国に移住しなよ。
795吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:40:57
>>788
くだらない血液型占いは他でやって。
796吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:47:10
>もっとちゃんと世界と日本の歴史を見たら

圧倒的な国力差のあるアメリカに喧嘩売って自爆した、
キモチノワルイ集団ヒステリーの国。それが大日本帝国。
797吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:48:49
>>794
陸軍幼年学校がヒトラーユーゲントに倣ったものであるのは世界の常識
思想じゃ戦争には勝てません。どっちも余裕で滅びましたね
日本を否定的に見るとか、お前がもっとちゃんと勉強しておいで。恥ずかしい日本人だな
798吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 22:51:45
そんなに日本を否定的にしか見れないなら、
そんなに日本を否定的にしか見れないなら、
そんなに日本を否定的にしか見れないなら、

ある意味当時の思想教育下で洗脳された愚民に近い、何ひとつ根拠のない愛国心だね
799吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:25:56
>>796-798
時代錯誤の団塊左翼じじいか朝鮮人は日本から出ていけ
800吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:27:07
>>796-798
時代錯誤の団塊左翼じじいか朝鮮人は日本から出ていけ
801吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:27:17
体を温めると精神的も体力的にもよくなる。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%90%CE%8C%B4%8C%8B%8E%C0/list.html
しかし、塩に入ってる、にがりはよくない。

ダダモ博士の血液型健康ダイエット パート2によると
O型は小麦、大麦、麦、とうもろこし、そば、カシューナッツ、豚肉、きゅうり、はくさい、きゃべつ
を食べると体調が悪くなる。豆は黒目豆、小豆以外は食べれない。大豆は良くも悪くもない。
B型は小麦、大麦、麦、とうもろこし、そば、鶏肉、貝、カニ、えびを食べると
体調が悪くなる。
A型は肉を食べると体調が悪くなる。
http://item.rakuten.co.jp/book/1653599/
本には100種類以上の食べ物について良いか、悪いかのってる。
802吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:30:39
>>793
なにこのヒステリーwwwww泣いてんの?wwwwwwwwwww
803吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:33:33
>>799-800
お前の脳内世界じゃ右と左しか存在しないのか。馬鹿猿は日本から出ていけ
804吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:35:03
俺のチ○コは至って本能に忠実なのに左寄り。
805吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:48:49
>>797
世界の常識 ×
欧米諸国の常識 ○
806吾輩は名無しである:2007/12/02(日) 23:56:41
>>805
認めます
807吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:04:33
赤尾敏、田中セイゲン、吉本隆明。こういう転向者の自伝読んでみな。

右翼、左翼を跨いだ連中は、その過程で一種の自殺を強いられてるよ。

チョンだチャンだって騒いでる坊やは、どうでもいいけど、安直なレッテル張りごっこは
ここでは意味ねえだろ。
808吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:11:42
アンチ三島は絶対に三島由紀夫死後の生まれじゃないでしょ?
私の同世代には三島由紀夫に無関心な人はいっぱいいるけど、アンチはいないよ。
809796 ◆k2XT3HjFWw :2007/12/03(月) 00:12:19
五木寛之のエッセイにちょうどそんなのが。
若いひとと共に寿司屋に入ったっけ、そこの店主またがえらく口の悪い人間で、
浴びせかけてくる幾多の罵詈雑言の内に、「朝鮮人(確か)」てのがあったそうな。
――で、それを聞いた連れの若いのが一言。「おっさん、俺が朝鮮人じゃなくて、
良かったなぁ」と。
810吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:15:13
>>808
このスレのどのへんにアンチ三島がいるのか?
よくわからん視点だな
811吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:16:49
三島がかぶれたのが共産主義で、狩られる側だったら。
812吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:18:32
五木寛之は小説家から安エッセイストに転向したわけか
813吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:20:04
三島の小説が中・高の検定教科書に載ったことって今までにある?
814吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:21:42
>>813
課題図書の筆頭だろ
815吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:29:20
課題図書?なんだそれ。

鴎外、漱石、芥川、太宰は教科書にあったな。

谷崎、川端、三島は見なかったな。
まあ、中・高生には不適切か。
816 ◆goggle.dqk :2007/12/03(月) 00:30:48
眠れる美女とか中学生の教科書のハイライトに置いてもいいのに
817吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:31:08
中・高生には、というより
中・高の授業には不適切か。
818吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:31:11
>>807
それを読んだからといって何の意味があるの?
それを読んで三島由紀夫を嫌いになれと押しつけるつもりですか?
819吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 00:55:40
金閣寺
820吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 15:06:04
三島の文学の特徴は、あの文体だろうね。
井伏鱒二や、志賀直哉の対極になる華美な修飾節、厚化粧の女がケバケバしい洋服をまとったような文体。
下品さと紙一重だが、あれに魅力を感じる連中が多いのも事実。
821吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 15:16:55
国語の教科書に載ってるもんで文学なんか解らんよ。

文学ってのは、親に隠れて読むようなインモラルなものだろ?
ウィタ、セクスアリスとか、マルキドサドとか、こっそり読んだだろ?

おれは、中学生のとき、富岡多恵子の小説で、女のあそこがチーズの匂いがするって箇所を読んで
しばらくチーズが食えなかったのを覚えてるよ。
822吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 15:21:18
「目の前で 愛する妻と娘が犯されて」http://plaza.rakuten.co.jp/orenozousan/diary/200610170000/

          |        
          | 
          |       
       (-_-)。o〇( 俺にとって この世で最も恐ろしいこと
        (∩∩)────────────────
      /    
    /       
   

「クリスチャンの少女を孕ませてしまい」http://plaza.rakuten.co.jp/orenozousan/diary/20061222/


   /              \ 。o〇( 二番目に恐ろしいこと
   /                ';,
  |  ──      ──  |
   ';,                /
   \    ____    /
   /              \
   /   /⌒\   /⌒\   ';
  |  /     '; /     ';  |
   ';, |    ||    |  /
   \|    ||    |/
823吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 16:52:03
>>820
あっさりした文体のも、けっこうあるよ
824吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 20:06:44
卵なんかは内容の良さを文章で殺してるとしか思えない
逆に文章のおかげで高められている作品もあると思うけど
825吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 21:23:16
>>796-797
米英戦略に洗脳されきった典型的低脳レス発見
826吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 21:43:30
>>825は莫迦だな。
827吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 22:41:44
女々しい三島は死ぬのがいやで徴兵検査でわざと不合格になり大喜び!
小心者が英雄にあこがれるが、そのコンプレックスは病的に彼をさいなむ。
一概には言えないが「潮騒」「禁色」などから男色・肉体賛美する三島はつまらない。

「金閣寺」がピークでしょう。

828吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 23:03:19
金閣寺が代表作だとはよく言われるが、具体的にどんな点が評価されてるのか、

その魅力を誰か語ってくれ。
829 ◆goggle.dqk :2007/12/03(月) 23:03:50
金閣寺に火つけるところ
830吾輩は名無しである:2007/12/03(月) 23:17:05
>>827
上っ面の噂と一般評論しか知らない半可通バカの典型レス
831吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 01:46:15
金閣寺の美しさに魅せられた主人公が、それなしではいられないどころか
夢中になりすぎて生活・人生までおびやかされて、ついに放火する。
だから燃える金閣寺をみながら「生きていこう」と思う。

主人公の気持ちの変化・放火までのプロセスを読みながら
放火することを納得させられてしまう。

整ったストーリーの構成が秀逸。
832吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 02:48:48
父に美しいとして刷り込まれていた金閣寺が、実際見てみても大したこと無くて、
時間差でその美しさを感ずるという描写は、何か分かると思った。
あと、この話は何と言っても柏木君の退廃的な思想でしょう。午後の昼食の時に
いきなり溝口に喋りまくる。ガラスのように美しい鶴川も良い。おっぱいの虚無描写も良い。
文章が完璧で、作品それ自体がバロック建築を想わせるほど重層的だ。
大西巨人は、「三島作品は非真実だけれど、三島は時に凡百の作家が書き得ない数行を書いた」とか言って
否定的だけれど、大西には書き得ない豊饒な表現が至る所に為されていることは否めない。
大西作品は論理構築は素晴らしいが、芸術的な文章表現は為し得ていない。
文学とは論理と文章美の両極が必要なのではあるまいか。
もちろん三島作品は、美と醜、聖と俗の紙一重のところではあるのだが。
833吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 03:13:06
三島はなんといっても短編の方がいいな。「志賀寺上人の恋」とかな。
それと作家論。
834吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 04:47:16
同性愛者でも硬派を名乗っていられた時代
835吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 08:09:55
三島は文はいいけど、中身がやっぱどーも印象づよいのが少ない気がするねぇ。
で、今フトきづいたけど三島は『文飾家』とか『レトリック家』みたいの開拓したらよかったんじゃね?
編曲家みたいなかんじで。
三島は新しい事好きだし、こーゆー新しい分野の先駆者てのはどーだったろーか?
まーいやがるかなwww
しかしある小説を更に三島のレトリック技術で装飾する、てのもなかなかオモロイと思うんだが。
836吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 11:21:12
>>831
ラストの、生きよう、と思ったのはそういう明るい肯定的な意味じゃないと思うけど。
溝口は金閣寺を焼くと同時に自分も一緒に死のうと思ってた訳だし。
それが死に場所として想定していた最後の扉が開かず(金閣寺に拒否され)死を断念した訳で、ラストの心情はそう一筋縄ではいかない謎の余韻を残していると思う。
837吾輩は名無しである:2007/12/04(火) 19:30:34
とびらが開かなかったのと生きようと思ったのは、関係あったんだ?
最後の最後で生きようと思ったってのは、正直俺も良くわからなかったが。

実際の事件の犯人は、放火の後で自殺未遂したんだよな

838吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 14:20:04
金閣寺も一種の告白形態だから、主人公が死んで終わることはできないよね
生きる、というのは読み手によってどう解釈してもいいように含みをもたせているようにも見える
839吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 16:03:32
いや、一人称でも主人公を殺すことは出来るだろ
840吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 17:08:43
他の作家のやり方なら出来るだろうが、三島由紀夫の小説は、なんていうか観念的な、異端者の詩のような告白形態だから、一人称の主人公を殺して物語のように完結するやり方はやらない、というかやりたくなかったんじゃないかな
841吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 21:45:26
三島の小説は、複雑な構成をしているから、読む人によって捉え方が違ってくるのだろう。
ただ、三島が好んで用いている思考スタイルがあって、それを知るだけでも
三島の小説をそこそこ理解しながら読み進むことはできるぜ。

すでに指摘されてもいるだろうから(多分されているだろう、俺は知らんが)、
要するに決定論と非決定論の対立という哲学的な思考がそれである。
これがまた、ただの対立に止まらないところが余計に三島の小説を複雑なものにしている。
結論など出ない、というのが三島の小説だと言ってもよい。


と、言ってみた。
842吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 22:09:13
小林秀雄いわく

ぼくはあれ(金閣寺)を読んでね、きみ(三島)の中で恐るべきものがあるとすれば、きみの才能だね

…きみのように並外れてあると、ありすぎると、何かへんな力が現れてくるんだよ、魔的なもんかな
きみの才能は非常に過剰でね、一種魔的なものになっているんだよ
843吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 22:55:53
大江がノーベル賞とれたのはなぜなんだろう?
ずっとそーおもってました。
世間に広く知れ渡っている有名な作品ってそんなにないきがするし。
どーして三島じゃなくて大江だったのか?とずっと気になってました。
最近、はじめて大江の本を読みました。
古本屋でたまたま手に取った『日常生活の冒険』という本です。





すごくよかったです。
844吾輩は名無しである:2007/12/05(水) 23:34:06
大江がノーベル賞とったときは三島由紀夫はもう死んでたよ。
845吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 16:18:10
三島が好きな人はエセインテリが多い気がする。
846吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 20:09:25
本物のインテリってどんな作家が好きなの?
847吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 23:12:59
赤川次郎
848吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 23:22:21
星新一(笑)
849吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 23:30:27
>>841
結論が出ないというか、不思議な読後感があるものが多い
豊饒の海のように細部にまで緻密な暗号のようなものがあるのも面白い

でも重厚さと高揚感ではやっぱり金閣寺が一番かもしれない
850吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 00:25:42
>>849

うむ、春の雪では暗号出しまくり。フローベールかと思うほどにw
851吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 00:50:21
暗号って例えばどんなのですか。
手もとに春の雪の文庫はあるんですけど。

一応ざっとは読みました。前半の歴史に意志があるかとか、
後半の生まれ変わりの話とかが面白かったです
852吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 10:37:46
俺は豊饒の海で三島に失望したよ
自己嫌悪と虚無とって小説じゃ絶対書けないと思っているから
最後「何も無いところへ〜」で、三島偽物だな、って思った
853吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 12:00:45
>>851
清顕と聡子のラブ・シーンで、清顕の心象で聡子の耳のなかに仏像を見るとか(後の聡子の出家)、
天人五衰の透の手記のなかの、老人がコートの下から落とした鴉の死骸が女の鬘に見えたとか(聡子の鬘)、

他にも暗号というか暗喩はたくさんある
滝→靖国神社
黒い犬→戦没者
門跡→天皇
清顕が倒れた日→2・26
854吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 16:10:10
>>850 >>853
自分も気になります。暗号出しまくりって具体的に何点あるんですか?

>清顕と聡子のラブ・シーンで、清顕の心象で聡子の耳のなかに仏像を見るとか(後の聡子の出家)、
>天人五衰の透の手記のなかの、老人がコートの下から落とした鴉の死骸が女の鬘に見えたとか(聡子の鬘)、

このスレにて散々既出の2点ではなく、たくさんあるなら教えていただきたい。
煽りではなく、気付いてないポイントがあるなら知りたいだけなので。
855吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 16:30:51
さんざん既出?
過去レスみても出てないよ
856吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 16:41:18
暗号とは違うが
予言もあるよね

透と本多の関係は、現代の父子の親子関係、家庭内暴力の暗示

透の日記の父殺しの計画、暴力
857吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 16:52:52
>>855

すいません。
前スレか三島由紀夫Part20 のどっちかだったと思います。
いずれにせよ、最近話題にでてましたよ。(数ヶ月は経ってるとは思いますが)
興味深いレスも幾つかあったので、探してみては?
>>850 >>853
春の雪は好きな作品なので単純に知りたかったのです。
858吾輩は名無しである:2007/12/07(金) 23:49:03
短編作家だね。基本。この人の長編は、それこそ
毎日で、ここまでなったよ、ボディビル
って感じ。
859:2007/12/08(土) 00:03:05
金閣寺以外は全て駄作
豊饒の海は陳腐な二時間ドラマのシナリオ
ただし金閣寺は世界最高の傑作
古今東西あの小説を超える書物に出会ったことはない
860吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 00:04:14
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:: \⊂□⊃  ,, ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l  E)
:::: \____/::::::.      ___l__ノ  グッ
861吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 00:55:37
>>859
知ったかぶったり丸だし
三島作品にはドラマやあらすじ性はない
観念小説や哲学的テーマが主で、陳腐な二時間ドラマや映画には再現不可能

金閣寺をそこまで評価するのも大袈裟
862吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 15:57:41
>>859じゃないけども
>三島作品にはドラマやあらすじ性はない
これは同意出来ない
春の雪なんて映画になったぐらいだし、ただの恋愛小説とみても傑作じゃん
863吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 17:30:22
あの映画と
文学作品の傑作、春の雪は別物
864吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 18:54:26
映画じゃなく小説だけ見ても
ドラマ性は十分にあると思う(あらすじ性ってよく分からないが)
865吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 20:29:08
俺もドラマ性、物語の構成も強いと思う。三島は。
まあ、ただ長編の場合、妙に読者の判断に任せないで、
やたら自分で「ここはこういう意味だぞ」みたいな観念的な説明を
やたらつけたがるので、観念的と誤解されているところはあるかもな。
866吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 22:18:33
三島の小説に説明なんかない
読者の判断にまかせているから読み手によって解釈が多様になっている
867吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 22:53:22
ウソコケ。三島の小説は他の小説家よりずっと、ここはこういうことだってのが
多いよ。短編はそうでもないけど。
たまに説明が多くてうんざりする。特に豊饒の海
868吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 12:33:41
文学ではふつうそれを説明とはいわない
869吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 13:48:44
「遠乗会」なんかは「三島流の説明的アフォリズムがすくなく……」
なんていわれてるね。
心理を説明的に書いてしまうのは確かに他の作家よりは顕著だな。
それが芸にまでなってるけどね。
870吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 14:24:20
春の雪は素晴らしい
871吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 09:58:32
ドストエフスキーの話もでてくる

おまいら、これ読んだら話がぜんぜん違ってくるぞ

──元ソ連外交官が語る「ロシア−ユダヤ闘争史」の全貌──

http://inri.client.jp/hexagon/floorA4F_ha/a4fhb500.html

これ読むとプーチンがなぜオリガルヒを国外追放したのか理解できる。
要するにロシア内部のロシア人がハザール系ユダヤ人の支配から自国を取り戻す闘争だったわけだ。
872吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 15:16:38
>>871
ロシア革命が実は莫大な量のニューヨーク・ウォール街ユダヤ国際金融資本の援助を受けたユダヤ人共産革命家による、ロシア人民皆殺し、ロシア民族根絶やし運動だったのは、
日本の四天王延孝陸軍中将や久保田栄吉(ロシア革命の惨状を現場で見た人物)など一部先覚者はすでに大正から昭和前期に指摘し暴露しているよ
米英の世界戦略を危惧していた三島由紀夫もおそらく知っていた
873吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 22:05:32
「海と夕焼け」が好きです
874吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 22:06:44
ここは三島由紀夫の最高傑作を話す場所だろ?

原点にかえれよ
875吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 23:14:40
なんでだよう。「海と夕焼」は三島自身が、もっとも私の切実な問題を
こめた作品ということで、ちくまの文学全集の三島の巻では、トップに
載ってるんだぞ。
876吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 13:01:41
ごめん
874は871に対してのかきこみのことです。
877吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 13:38:46
減点
878吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 19:16:41
>>876
そうだったか。コーフンスマソ
879吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 00:02:12
仮面の告白
金閣寺
卒塔婆小町
サド侯爵夫人
春の雪

やっぱり肉体とか行動とかアポロとかにとらわれたのは残念。
880吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 01:01:40
とらわれたから面白いんじゃん
挙げてるのにもとらわれてたから書けたのが入ってるよ
881吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 18:54:40
自分は五つあげるなら

サーカス
仮面の告白
潮騒
海と夕焼
三熊野詣

です。「金閣寺」は駄目でした。orz
882吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 00:51:00
サーカスは悲しげな残酷物語で印象的だよね

私は

イカロス(太陽と鉄)
岬にての物語
椅子
詩を書く少年


も好き。
883吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 02:12:51
ちなみに「鏡子の家」は最終章で急にラノベか、アメリカのホームドラマの
最終回みたいなノリになっててイヤでした。
884吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 10:42:37
鏡子の家の、夫がもどってくるラストで
夫より先に犬が一せいに入ってきて
客間に一せいたちまち犬の匂いに充たされた、
犬の匂いというのはアメリカ占領を表していると言ってた評論家もいた
885吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 14:26:55
ああ、そうかもね。占領されてたアメリカにまた、文化的、精神的に
占領された時代がまた、やってきたという感じなのかもね。じゃあ、
犬が嫌いな鏡子は、さしずめ、アメリカ嫌いの三島だね。だから
この作品は、ドナルド・キーンに酷評されたんだw
886吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 20:30:08
つうか、三島は東大法学部の成績は芳しくなかった、と大蔵省同期で事務次官になった人が
書いていたらしいが、本日、豊饒の海第三部「暁の寺」を途中まで読んだ俺もそう思った。
明らかにどうかと思われる法律上の表現があったからね。
まあ、そのことと文芸作品の評価は別かもしれないが、法学部出ていてこれかよ、と正直思った。以上
887吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 21:34:22
「つうか」はどこにかかってんだよ。このガキ
888:2007/12/17(月) 22:39:57
低能を相手にしているんじゃないぜwwwwwwww
889吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 23:19:14
>>886
具体的にどこか指し示して言えないのか?
三島が太宰の斜陽の貴族の敬語のおかしい点をあげたようにさ
890:2007/12/17(月) 23:48:30
つうか、法律分かるのか?
891吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 00:58:21
三島が卒業したのは昭和22年で、現行の刑事訴訟法は23年の公布。
(団藤氏教授による)旧刑事訴訟法は勉強したが、刑法理論はしなかった。
旧刑事訴訟法の形式美に終始することになった。

         団藤重光「三島由紀夫の思い出」

>>886の「法学部でていてこれか」はこれが原因か?
892吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 21:19:59
そういう話題は、こちらの方がいいと思う。

三島由紀夫Part21
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/book/1194126128/
893吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 22:17:22
自分は三島の最高傑作は「仮面の告白」だと思います。
「金閣寺」は、何か、美への嫉妬から放火にいたるという方程式が
観念的、図式的すぎて、あまりにリアリティがなくて駄目でした。
これなら、美(近江)への嫉妬からのちに、たくましい青年の肉体をナイフで傷つける妄想でオナニーする
という「仮面の告白」のほうが説得力がありました。(自分はそういう趣味ないですが)
同じ観念的、図式的でもまだ「午後の曳航」のほうが、そういう意味でまだ肉感が
伝わってきて、マシでしたが。
894吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 11:37:54
>>893
本当に読んでなさそうだな
895吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 12:17:37
金閣寺のどこをどう読めば図式的になるのやら
896吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 13:15:15
具体的に言えないより
笑われても自分の意見を言える人のほうが上
897吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 19:41:02
具体的にもなっちゃいない
898吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 21:22:52
>>893
図式的という表現に問題がある。
要するに、不自然だと、こういうことだろう。
899吾輩は名無しである:2007/12/19(水) 22:20:20
不自然、つうか、倒置が強引
900吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 07:42:21
>>898
図式で問題ないだろう。作為が見え透くということだから。
三島の小説を読めば図式の多層化と華麗な比喩が得意そうだというのは、
だいたい誰でも感じることだろ。
金閣寺はそもそも主題が美がどうのこうのとかいう観念先行の極めつけだから
気持ちの悪い思い入れなしに読めば>>893のように読める。
901吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 09:40:56
三島の作品は軽い   以上
902吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 10:19:46
床屋談義      終了
903吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 10:31:45
朝から自演ww
ん?小心者なの?
904吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 12:11:57
「鏡子の家」なんかも図式的で、頭で考えたって感じだね。
特に主人公の四人の青年の分け方。それぞれの特徴を極端に純化しちゃったりして。
あれは一般に失敗作といわれてるし、実際あまり読まれてないけど、
三島の理知操作性が、マイナスに出ちゃった見本だね。
905吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 12:14:22
バカには金閣寺は理解できないってこと
906吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 12:21:42
鏡子の家は、三島自身は、大好きだったみたい
私の好きな私の作品 ってエッセイも書いていたし
私はこの小説にすべてをほうりこんだので当分からっぽですごすしかない
とも言ってる
ただ自家製自家用小説って印象受けるんだよなー
907吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 13:24:11
初の書き下ろし長編だった?執筆日記も書いてるし、
職業作家として踏ん張りどころと考えてたんでしょうかね。
それだけに愛着もあるし、悪いといわれると余計にそうなるのかも。
でもそういうことを書かざるを得ないっていうのは、
めずらしく楽屋が覗ける気がする。
いろんな言いかたができる人だけに。
908吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 13:33:56
書き下ろしなら「鏡子」の前に「愛の渇き」とか「潮騒」もそうなんだけど、
この二つは、中篇ですね。だいたい三島は大河小説向きじゃないw
「鏡子」は特に沈潜して書いたから、ちょっと自分本位になったのかも
909吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 16:33:34
鏡子の家は結構好きだな
910吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 16:59:52
三島、キタ━━━━━━(゚▽゚)━━━━━━ !!!!!
911吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 00:36:13
三島由紀夫の小説は文学入門みたいな感じで学生時代にほとんど読んだ。
で面白いとおもったのだけ何年後かにまた読み返してたけど、
そのとき「仮面の告白」とか「金閣寺」には不満を感じた
さらに十年近くたってまた読みたくなったのは「春の雪」だけ。
これだけは多分もう一回は読むと思う。
912吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 00:56:44
三島の最高傑作ったら「愛の処刑」だろうがよー
913吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 11:36:25
金閣寺
近代能楽集
太陽と鉄
914吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 13:26:56
傑作な発言は
「ぼくちゃん幸せ。」
915吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 15:48:43
天人五衰、でも奔馬まで
916吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 17:13:41
>>915
意味不明
917吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 17:30:50
天人五衰と豊饒の海を間違えてたよ
これで分かってくれる?
918 ◆goggle.dqk :2007/12/21(金) 17:31:47
今「春の雪」読んでるんだが面白いね
今聡子が宮家のハルノリオウ殿下から結婚申し立てまで読んだ
続きどうなんだろwktk
しかし恐ろしく表現性豊かな作家だな
キてるなぁ・・・と思うね
919吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 17:54:18
>>917
俺は逆、豊饒の海は、最後の「天人五衰」が最高にエキサイティングだった。
特におばちゃんが、透を罵るところ。
あとは、ざーとらしく20歳で死ぬところが、あ、そって感じだった。
「天人五衰」の前三作は、他の作品よりも覚えてない。
920吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 16:46:21
暁の寺のベナレス描写がいい
921吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 19:13:31
今、ベナレスなんていわない。ヴァラナスィ。
922吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 19:53:34
陽水の「タイランドファンタジア」を聴くと「暁の寺」を思い出す。
そんだけ。
923吾輩は名無しである:2007/12/22(土) 21:21:05
豊饒の海は、雑誌長期連載小説だから冗長な点はあると思うが、とりあえずは最後まで構想した
作品であることは確かだ。少なくとも読み返す価値のある小説ではある。

最高傑作ではないが、さすが三島、という気分にはさせられる。
924吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 14:28:04
三島の「冬のソナタ」
は最高だね
925吾輩は名無しである:2007/12/23(日) 14:30:46
暁の寺のベナレスを読んで遠藤周作は深い河を書いた
926吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 04:18:28
ツマブキの映画の春の雪観てるんだが世間の評判はどうだったんだろう
927吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 16:28:08
映像美はそこそこ評価されたんじゃないの
928吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 08:34:21
>>815
詩を書く少年をどっかで見かけた気がするけど、小学生の頃。
929吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 17:14:09
聡子の実写版はYUIというのはどうだろう
あの奥ゆかしい感じ
ぴったりだと思う私はおかしいだろうか
930吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 23:44:42
出家するのか
931吾輩は名無しである:2007/12/26(水) 23:54:34
YUIのイメージは奥ゆかしいというよりマイペースな感じがする
932吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 15:40:37
YUIはぴったりだね
竹内は老けすぎだった
YUIの「清様!」
多分映画で泣くな
933吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 18:40:06
個人的には「ちりとてちん」の主役やってる人が良いと思うんだが
934吾輩は名無しである:2007/12/27(木) 20:08:23
金閣寺
935吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 01:24:06
>>933
聡子をしゃくれにしないでくれ
936吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 09:34:50
>>935
じゃあ綾瀬はるかとかどう?
937吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 15:43:50
>>936
聡子を世界の中心にしないでくれ
938吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 16:22:57
まだ三島読み始めたビギナーなんだが
なんかエロい作品とかは無いのか?
あの表現で官能的な文章を読んでみたいのだが
939吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 17:51:09
>>938
何をエロいと思うかは人によって違うだろうが、
「潮騒」や「憂国」を読んでみれば?「春の雪」もいいかも。
940吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 19:34:23
春の雪の映画はがっかりしたなぁ。
なんでだろ。いい出来なののなぁ。

夏目雅子で見たかった。orz
三島さんは夏目雅子をご存知ないだろうなぁ。
出会っていれば、死なずにすみ、彼女の生涯を小説に昇華させたであろう。
941吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 20:11:15
潮騒
美徳のよろめき
獣の戯れ
仮面の告白
殉教
午後の曳航
暁の寺
禁色

ここらへんがエロくないかな?
942吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 19:33:48
憂国の切腹描写はエロスを感じるな
943938:2007/12/30(日) 00:40:57
おまいらありがとう
今「春の雪」読み終わった
良かった
終盤で本多が寺の坊主を口説いてる時に
奥の方で女のすすり泣きともとれる音が聞こえた、っていう部分
聡子であってほしいねぇ
さりげなく涙腺を刺激された部分だ
私だったら清様のところ走ってくけどね

で、質問厨で悪いんだが
今後は豊饒の海シリーズを読破してくつもりなんだけど
なんか他にいい恋愛もの無いんですかね?
「潮騒」っていうのさっき買ってきたんだが
これも恋愛ものだと聞いたんで・・・
恋愛小説求めて三島由紀夫読み始めたわけじゃないけど
とりあえず恋愛ものから読んでみたい
「金閣寺」も読まなきゃなぁ
944吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 21:20:41
≫943

恋愛もの、
小説じゃないけれど、「卒塔婆小町」「サド侯爵夫人」なども
どうぞ お読みなされ。
945吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 21:44:47
春の雪。
聡子は藤純子でみたかった。相手は高倉健。
946吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 21:59:43
ラディゲの死
947吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 22:40:55
>>945
うーむ、深い、深いぞ。
つーか、純然たる任侠ものとしても手垢がつきすぎていて、ツマラン。

逝ってよし。
948吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 23:04:23
>>943
読み終わるの早いな。
仮面の告白に聡子の原型みたいな女の子出てこなかったかな。
いずれにしろ心くすぐるエロさはあると思う。
949吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 23:36:44
三島の舞台が見てみたい。
950943:2007/12/31(月) 00:30:47
今までライトノベルしか読んだことない腐女子なもんで
初三島の「春の雪」読んだら眼と頭が猛烈に疲れた・・・
今後も恋愛小説じゃなくとも「春の雪」みたいな系統を期待して
三島由紀夫読んでくよ
エロい描写もかなり期待してる
清様と聡子の浜辺でのセクロスの乳首の描写とか
痛みに耐える聡子の手を涙がこぼれるほど強く握る描写は何か興奮した
明日「仮面の告白」と「金閣寺」と「サド侯爵夫人」買ってくる

三島スレの人はいい人ばかりだね
本当にありがとう
もう出没しないんで、スレ汚しすいませんでした

951吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 05:01:35
>>943 春の雪、戦前の
貴族社会が華やかに描かれてて、恋愛絵巻を見てる
みたいだよね。私も始め
さーっと流して読んだ時、豊饒の海は春の雪だけで
いい、って思ったよ。ただ、しばらくして読み返すと、いろんな細かいシーンに未来と繋がる部分が見えてきて、ああ、豊饒の海は
4部で一つの話なんだな、って思えてきた。長い話
(本田の少年期から老人期まで)だから、中だるみや、やや強引なところがあるのは否めないけどね。
952吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 06:18:04
>>943
フジョシってほんとにそういう言葉遣いするんだね。
板によってはみんなこんななのか。痛々しい。
953吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 10:18:43
>>943
別に来てもいいじゃんよww
春の雪は三島の恋愛作品でもちょっと系統の違う作品だぜ
954吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 10:24:28
>>952
腐女子が三島を語るとこうなる、っていう良い例だなw
まぁ別にいいけどよ
955中上:2007/12/31(月) 10:57:35
枯木灘
956吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 10:59:41
枯木灘
957吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 11:00:05
豊饒の海
958吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 15:31:39
痛いとかいうなよ
959吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 19:06:31
「痛い」と「痛々しい」は違うぞ。
960吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 20:03:08
お前952?
961吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 23:07:04
春の雪は未来の日本にも古典として遺る
962吾輩は名無しである:2007/12/31(月) 23:48:19
春に雪が降ることもあると、プリンス閣下が歌っています。
963吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 01:29:30
エイプリル・スノーか?

オリジナル・ラブのプライマルの歌詞は春の雪からのインスパイアっぽい
田島貴男も三島ファンか

二月の雪…
君の部屋を見上げつづけた…
愛は命よりも前にあるから…
964吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 02:02:31
今日の紅白を観てて思った
聡子は坂井泉水さんだ
ttp://blog.wiz-u.biz/img/category/80002-media/zard/ZARD_SakaiIzumi.jpg

年齢なんかは気にせず死ぬほどイメージに近いのだが
965吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 17:38:54
>>884
犬の匂い・・・アメリカ
帰ってきた夫は 岸信介の象徴だと解釈した人もいたな
966吾輩は名無しである:2008/01/01(火) 19:30:41
三島の文章にハマったら他の作家の小説読めなくなるな
967吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 06:08:09
韓国ってどんな国?

・ミシュラン東京ガイドで☆が続出。それは評価が甘いせいだと批判。日本が他国から評価されるのを許さない。
・金大中大統領事件(政治家・金大中を日本で拉致し、日本の主権を侵害)
・反日国是。日本を嫌うことでしか自分を保てない国。
・嘘が当たり前の国、野球五輪予選で紳士協定を破り、先発変更! 逆に星野監督を堂々としていないと非難。
・犬の皮を生きたまま剥ぎ取り、その肉を鍋にしたり焼いて食べる国。
・日本を誉めた web を作った高校生を逮捕。
・日本の植民地化のおかげて近代化できたのを隠蔽するために、必死で歴史を捏造し、反日教育。
・そのくせ日本に相手にしてもらわないと即座に窮地に陥る国。そして日本からの借金が国家予算の2倍あり、軍拡する国。
・半万年の歴史上、戦争に一度も勝ったことのない国
・日本人を嫌ってるくせに、他国へ行くと日本人になりすます奴が多い国。
・日の丸を「使用済みナプキン」と呼んでいる国。
・議論というのは大声での罵倒合戦だと思ってる国。
・他人に間違いを指摘されると、すぐに顔を真っ赤にして怒る国民性。
・時間を守らないのが当たり前の国。
・何百年前の被害でも昨日のことのように恨み続ける。
・根拠不明な選民意識があり、黒人差別がひどい。
・デパートや橋が突然崩れ落ちる。
・捏造をやらせたら世界一。
・柔道、剣道、華道、茶道、サッカーを創ったというウソ文化大国。
・イチローの前で韓国人がそのサイン色紙を破り捨てる民度の低い国。
・敵対関係にないベトナムに出かけていって民間人を多数殺したのに、賠償請求を拒否
・ベトナムで農民の女子供を殺しまくり、耳を削いでアルコールにつけて持ちかえったくせに、それを自国の教科書には一切書かないでなかったことにして、あまつさえ隣国の教科書に文句をつけてくる国。
・独立維持派の伊藤博文を撃ち殺して、結局朝鮮併合を早めてしまった人物を英雄として祭り上げる国。
・小学校の教科書にでっち上げの残虐写真を載せて子供を洗脳している国。
・大戦中の日本軍の話になると、日本に攻め込んで同じ事をすればいいと答える小学生がいる国。
・強姦発生率日本の10倍の国。
・米国の外務省(にあたる所)の WEB に、唯一名指しで「強姦多し、渡航注意国」に指定されていた国。
968吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 23:40:15
>>967
そんな弱い国の悪口より米国の裏を暴けよ
969吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 07:41:17
《在日特権》これが在日朝鮮・韓国人の実態です。

[地方税]  固定資産税の減免
[特別区]  民税・都民税の非課税
[特別区]  軽自動車税の減免
[年 金]  国民年金保険料の免除
       心身障害者扶養年金掛金の減免
[都営住宅] 共益費の免除住宅・入居保証金の減免または徴収猶予
[水 道]  基本料金の免除
[下水道]  基本料金の免除
       水洗便所設備助成金の交付
[放 送]  放送受信料の免除
[交 通]  都営交通無料乗車券の交付・JR通勤定期券の割引
[清 掃]  ごみ容器の無料貸与
       廃棄物処理手数料の免除
[衛 生]  保健所使用料・手数料の滅免
[教 育]  都立高等学校・高等専門学校の授業料の免除
       国公立大学に「帰国子女」の枠で入学できる
       国公立大学の大学院に「留学生」の枠でも入学できる
[通名]   なんと、公式書類にまで使える。( 会社登記、免許証、健康保険証など )
       民族系の金融機関に偽名で口座設立 → 犯罪、脱税し放題。
       職業不定の在日タレントも無敵。
       犯罪を起こしてもほとんどの場合、実名では報道されない。
[生活保護] 家族の人数 × 4万円 + 家賃5万円
       在日コリアンは、ほぼ無条件で貰えます。
       日本人は孤児だろうと病気だろうと、絶対に貰えない。
       予算枠の大半を、人口比率1%未満に過ぎない在日が独占。
[早期復帰] プロ格闘技ヒーローズでヌルヌル事件を起こしても一年未満で復帰できる。
[犬食]   大久保で犬の肉を売り、日本人も犬食だと世界にアピール!
[偏向報道] 報道機関に抗議攻勢をかけ、在日採用枠を獲得、報道局に多数の韓国籍を送り込み、偏向報道や韓流を画策する。
[パチンコ] 日本人をパチンコ中毒にかけ、脱税を連発し、その巻き上げた資金で政治家も買収して他の一切のギャンブル産業をつぶすえげつなさ。
[野球]   事前協定を破った卑怯者韓国チームを屁理屈で弁護し「テーハミングク」と狂声。
970吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 13:42:02
三島由紀夫に関係ないコピペは他で貼って下さい
971吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 23:53:55
ちょっと前の腐女子の降臨をちょっとwktkしてる俺がいるww
972吾輩は名無しである:2008/01/04(金) 23:29:20

★☆★☆鹿鳴館☆★☆★ 〜華麗に踊る貴婦人達の大舞踏会!!〜

1月5日(土) テレビ朝日 21:03〜23:09

あ、見忘れたとかないように。
973吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 04:32:33
のだめ見るから。
974吾輩は名無しである:2008/01/05(土) 11:50:19
三島由紀夫の戯曲は素晴らしい
975 ◆goggle.dqk :2008/01/06(日) 05:40:22
976950:2008/01/07(月) 15:07:14
今日大学の本屋で「沈める滝」っていうのと「永すぎた春」っていうの買ってきた
うちの大学の本屋は三島充実してる
この2作全然前知識無いまま読むけどどんな感じなんだろう
もう来ないって言っといてまた来ちゃいました
三島由紀夫好きです!

>>975
その格好で笑顔じゃなかったら聡子かもね
977吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 15:10:16
YUIには、聡子の華やかさが足りない感じ
978950:2008/01/07(月) 15:21:29
そう思うと映画の「春の雪」ってどうしようもないね
電車の別れのシーンの「どこへ行くんだ!?」とか
「清様〜〜〜っ!」とかそんなキャラじゃねぇだろ
あの監督って必ずキャラの性格変えるからね
「GO」にしても「世界の中心で愛をさけぶ」にしても
主人公の男の知能指数をちょっと下げてバカにしてる
それはクリエイターとしてダメなんじゃないかな・・・
沢尻エリカのあの舞台挨拶も監督ナメられてるから
あんなことされたんだよ
北野監督の映画の舞台挨拶であんなことしたと思う?
映画版「春の雪」って映像の美しさが評価されてるらしいけど
綺麗な描写とかなんて誰でも撮れるんじゃないの?
外注でいい人雇ってもいいんだし

変なこと言ってごめん
またもうしばらく来ないんで
979吾輩は名無しである:2008/01/07(月) 15:23:39
シェーン、、、
980吾輩は名無しである
清顕と聡子の駅の別れの場面は、三島由紀夫の本では、
無言の、感情を押さえた悲しい、美しい聡子の目を見ている清顕の心の描写だからね