1 :
吾輩は名無しである:
2
>>1スレ立て乙です。
前スレたった16レスで落ちたのか・・・侘しい・・・
4 :
吾輩は名無しである:2006/08/16(水) 10:00:52
太宰板、ムダに沢山あるから仕方ないよ
目標はレス16を越えることだ。
1さん乙
即死しないように、最初のうちは多く書き込むようにしよう。
8 :
吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 00:30:24
駆け込み上げ
本スレ私怨アゲ
太宰って、勉強家だよね。
でもそれが分からないように小説書いてる。
11 :
吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 16:19:13
太宰さんの言葉で
「待つ身が悲しいかね。待たせる身が悲しいかね。」(うろ覚え)
って言う言葉があるじゃないですか?
意味が分かりません。馬鹿ですいません。教えてください。
>>11 466 名前:メロスについて・・・[sage ] 投稿日:2001/05/25(金) 02:28
だいぶ盛り上がっているようで・・、横レスかもしれないが、
またもし、ガイシュツだったら、ごめん!
『走れメロス』を読む時に、必ず思い出すエピソードがあります。
例の(知ってる人が多いと思うが)檀一雄人質事件(実話)です。
太宰と檀一雄が旅先で逗留している内に(伊豆温泉だか?)
宿代が足りなくなったので、檀一雄を宿に「人質」において
太宰が一人で金策のために帰京した。
しかし、出かけたまま、待てど暮らせど戻ってこない。
業を煮やした檀一雄は怒って後を追い、
借金に行った先の家で、太宰がそこの主人と(一見)のんびりと
碁を打っているところを発見した。
怒った檀一雄の罵倒を、黙って聞いていた太宰は、
ポツリとひとこと、
「待つ身がつらいかね、待たせる身がつらいかね」
のんびり、どころか、必死の碁、だったんですねぇ、心に
待つ者のことを思いつつ、なんとかうまく借金を言い出そうと
焦りながらの・・・・・・。
「待たせる身のつらさ」、キーワードかもしれない<メロス
絶対の信頼や友情は、無論それ以前の前提条件。
13 :
吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 20:48:33
太宰が豪遊して金がなくなって、
仕方なく壇一雄に金持って来させたところ、太宰は壇を誘ってそのまま豪遊し、
持って来させた金まで遣い果たして、やむなく旅館に壇を人質として残して、
太宰はいつも世話になってる井伏鱒仁に金を借りに行く。
ところが、どれだけ待っても太宰は帰って来ない。
たまり兼ねた壇は井伏の家に行ったら、太宰は井伏と碁をやっていた。
そこで吐いたセリフ。
…こんな感じでは?
14 :
吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:59:34
>>12>>13さん
ありがとう。すっきりしました。
つまりは碁に勝ってお金を稼いで助けようとしてたんですね。
15 :
吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 02:11:02
はげわら
16 :
14:2006/08/19(土) 12:56:16
あれ、違いましたか?
(;^ω^)おまえ、間違ってはいませんか。冗談じゃないかしら。(by喧嘩屋次郎兵衛)
×碁に勝ってお金を稼いで助けようとしてた
○井伏に借金の申し出をなかなか切り出せず、いつ言いだそうかと煩悶しながら仕方なく碁を打っていた
そのシチュで先輩作家と賭け碁をやって儲けるという所に想像がゆく
14氏のセンスには脱帽だ。
新スレ早々、いいボケだな。w
21 :
14:2006/08/20(日) 22:14:12
アホですみません。そろそろ死ぬ事にします。
僕のことは忘れてください。
うん。
>>21 あんまり気にするなよ。人間誰でも間違いはあるさ。
過疎り気味のスレに話題を提供してくれたんだから、君は功労者だよ。
24 :
17:2006/08/20(日) 23:36:57
>>20 これは鹿間屋の若旦那、へっへ、冗談です、まったくの酔狂です。
26 :
14:2006/08/22(火) 21:27:40
誰か止めてくれるか期待して見にきてしまった・・・
ありがとう。
ちょっと皮肉いわれてる気もするけど少し今日は明るくなりました。
僕が笑った太宰さんの文は
「あっ」と「キクちゃんがあぶない!」です。
だれか、同じところで笑ってないかな?
27 :
吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 01:24:55
俺はフジヤマ、ワンダフルで笑った
自分は「マイルド」かな。
シリアスな場面なんだが、人間失格の「おい!とんだ、そら豆だ」というセリフに笑った。
おそれいりまめ
ヘノモチン、うふふ。
外国製の歯ブラシみたいな名前。
32 :
吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 10:00:50
太宰文学は深刻に読むのではなく、静かに微笑して読む。
33 :
吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 17:04:45
34 :
吾輩は名無しである:2006/08/25(金) 19:15:06
>>33 歳をとると、静かに微笑して読める。
『津軽』の中における、眩い悟りのように。
だから歳をとれ!そして再読するべし。
受験生のモレは隣のガキに「オッサン」と呼ばれた…
いったい何歳になれば微笑できるのか _ト ̄|○ ワカリニクイ
36 :
吾輩は名無しである:2006/08/25(金) 19:50:52
>>35 ワロス。
経験とかによっても、その域に達することもできると思われ。
この場合、若人がよく抱く、薄っペラく安い、また安易なニヒリズムは
いらない。そういうものがなくなった後が、よい!
大丈夫。皆必ずやがては、オサーンになれるから。
ただ心の軸だけは汚さないように気をつけること。
これが一番難儀。宮澤賢治を思い出そう。
おさこ…愛してるよ。
現実の人間はつまらないんだ。
同時代に一人も本物の文学者がいなくて、
寂しいよ…おさこ。
でもやっと土民のストーカーから逃げきって、
読書浸りの生活に戻れそうだよ。
勝手にぼくと精神的なつながりを捏造する、
土民どもの相手はもうこりごりだ。
僕は同時代の人間の誰一人にも精神的な繋がりを感じていないんだ。
同時代で興味が湧いて、
楽しいのは、
見た目がかわいい娘のみ!!!!!!!!
キモ。
マア坊モエス
41 :
33:2006/08/26(土) 00:43:08
>>34 まだ、17歳・・・いつになることやら。
太宰さんは女には学問なんて理解できない、って言ってますよね。
ひょっとすると女の私には一生無理じゃn(ry)
>>41 いつか静かに微笑するためには、深刻になる今が必要なのだ。
いまの君はいまの君でいいのさ。
グッド・バイ面白い。続き読みたいなぁ。
44 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 07:26:12
デカタンデカタンこの響きが懐かしい
45 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 15:06:45
46 :
吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 17:07:14
>>41 >太宰さんは女には学問なんて理解できない、って言ってますよね。
まあ太宰が現代まで生きていたら撤回してるよ。
もしもスレ落ちた_| ̄|○
誰かグッド・バイの映画見たことある人、いる?
49 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 05:07:20
唐突だが、津島里子(佑子)と太田治子の関係ってどうなんだろ。
津島にとっては母や幼い自分達を蔑ろにした父とその愛人の間に
できた子って事実だけで面白くないだろうに、太田は太宰の名を
掲げた対談集を出したり、その母で愛人の静子は自伝的小説で自
らの作中名を太宰の長女と同じ園子にしたりと、未亡人や娘達に
対して挑発的な気がするんだが。
未亡人や長女が太田母子を毛嫌いしていた(当然だが)という逸
話は目にしたことがあるが、同年生まれで同じ世界に生きる太田
治子を津島里子がどう思っているのかが気になるな。
ま、世評では作家としての力量は津島の方が圧倒的に上回ってい
ると目されているようなので、関心の埒外かもしれないが。
50 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 06:22:03
俺は平成の太宰治
51 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 06:58:42
>>50 なに、高校でキャバクラ通いか?w
それとも定員割れで大学に入ったか?www
>>49 その二人って高校だか大学の時に会ったことがあると読んだよ。
喫茶店かどこかで待ち合わせていたんだけど、両方とも緊張してトイレに行ったら
そこでバッタリ会ったとか何とか。
2chのレスで読んだ気がするし、本当かどうかはよくわからないけど。
佑子さんは父親の記憶もなく、家でも父の話題はタブーだったそうだから、
太宰の記憶がある長女の園子さんとはまた違った考えを持っているってことはありそう。
でも「治」の字を愛人の子供に与えたのは、津島家的には嫌だろうなぁ。
53 :
文学:2006/08/28(月) 19:37:06
rang我men在meng中相jian!
54 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 22:42:40
大田治子は、昔「日曜美術館」の司会をやっていたことがあったな〜。
「空色のアルバム」という著作があった。
>>48 スチール写真はみたことがある。
かなりの映画好きなのだが、いまだにみたことがない。
というか三番館などでも、上映がかかったのはみたことがない。
ついでに太宰本人が存命中に制作発表に出席した「女生徒」もみたことがない。
スチール記念写真には、志村喬さんも写っていたと記憶する。
それはそれで凄い!
55 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 22:45:53
「グットバイしちゃった奴もいたからな。
アッハッハ」
大島渚監督作品 「日本の夜と霧」より
ワロタ
巧いスレだなぁ…久しぶりに見るなぁ 美味いぜ あんがとよ
>>54 「女生徒」が映画化されたのか?! …初耳である。
吾輩が見た志村喬も写っている写真は
昭和19年「佳日」の映画化に際しての記念写真だった。
映画のセットとおぼしき料亭内に主要出演者と
監督(青柳信雄)プロデューサー(山下良三)に囲まれて
原作者太宰が前列中央になにか浮かない顔で写っている。
女優陣は若き日の高峰秀子、山根寿子、入江たか子、
山田五十鈴 美人ばっかだ……
58 :
吾輩は名無しである:2006/08/29(火) 22:16:10
斜陽のかず子の手紙がすき。
特に虹のくだり。こんなラブレターー書けたらなぁ
俺は、
M・C
マイ・チェホフ。私のチェホフ。
ってところが好き。あんなラブレター書けたら男はイチコロだよ
60 :
吾輩は名無しである:2006/08/30(水) 23:35:30
ラブレターって見たことないな
斜陽読んでみるかな
太田さんの日記が元に作られたんだっけ?
61 :
吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 09:55:16
偽物のあの予言者が指をさすのさ明るい未来
「二十世紀旗手」より
62 :
吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 02:47:33
行商の花屋が花を売りに来て、「さっきも一本植えられてしまったので」
といったら花屋が怒って突っかかってきた、というようなエピソードがかかれている
随筆(小説?)の題と収録されている文庫本のタイトルをどなたか教えていただけませんか?
64 :
62:2006/09/03(日) 03:20:09
>>63 どうもありがとうございます。
それにしてもわずか2分17秒でレスいただけるとは……。感謝です。
あの場面、奥さんが冷静でワロタ
66 :
吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 23:24:04
あの・・・ 夫が 私が太宰を読むのを嫌うのです。 瀬戸内寂聴のほが むしろ健全だと・・・ なぜ? なぜ?
67 :
吾輩は名無しである:2006/09/03(日) 23:29:02
望んでホトケになった者と、ホトケを弔う者の違いでは?
>57
『佳日』の他に、『バンドラの匣』も映画化されたようだ。
映画の題名が「看護婦日記」… 笑うな。
主演女優は関千恵子。昭和22年太宰の三鷹の自宅を訪れた関千恵子が、
蓬髪に和服姿で左手には煙草を持った太宰のコップに
酌をしている写真が残っている。うら若い可愛い顔の女優だが
太宰はじつに浮かない表情をしている。死の約1年ほど前の時期にあたる
69 :
吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 01:42:51
「口の中は内蔵だから、人前で物を食べるという行為は
性器を露出してるのと同じだ」と
言ったのは太宰ですか?
太宰だったら、どの作品に書いてあるのでしょうか?
私は、松原智恵子さんがお元気なうちに、
是非『斜陽』を映画化してほしいです。
以前、司葉子さんがお母様を演じたことがありましたが
正直成金ばばあ(言葉が悪くてすみません)にしか見えなかった…。
お母様役は、松原智恵子さん、上原役は北野武さん、という配役で
映像化された『斜陽』が、すごく観てみたいです。
71 :
吾輩は名無しである:2006/09/05(火) 10:02:00
映画といえば、志村喬出演の黒澤明監督作品「生きる」の中で、
伊藤雄之助が演じていた飲んだくれのデカダンス作家は、風貌は
太宰治、人物像は織田作之助といった感じのミックスブレンドで
あったな〜。
黒澤監督のことだから昭和デカダンス作家のことは好きではなか
っただろうし、またそういったニアンスでもって描かれもしてい
たが、文学云々は別にして風物描写のひとつとしては面白い。
>>70 > お母様役は、松原智恵子さん、上原役は北野武さん、という配役で
> 映像化された『斜陽』が、すごく観てみたいです。
やめてほしいです……
下町なまりでビール腹の上原なんて……
もっとやせてるイメージでは?
73 :
名無し:2006/09/06(水) 11:25:32
右大臣実朝だとか斜陽の良さって全く理解できないんですが・・・。いや、感性が鈍いのは十分承知ですが。蹉跌の美ってつまりは何なんですかね・・・?
74 :
吾輩は名無しである:2006/09/06(水) 19:49:43
関根恵子に見えた
75 :
吾輩は名無しである:2006/09/08(金) 08:56:43
太宰の最後の女ってメガネ外すとカワイイな
77 :
吾輩は名無しである:2006/09/08(金) 23:46:17
ダスゲマイネが一番好きだわ
走れ、電車。
走れ、佐野次郎。
花屋。踏切。電車。アッー!
うろおぼえだがこのテンポは芸術
79 :
吾輩は名無しである:2006/09/11(月) 08:24:19
青姦ですかおさむさん
81 :
吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 18:43:28
さっき人間失格を読んだけど、なんであいつはあんなにモテたんだ?
全くもって理解不能。モテないと話が進まんから無理やりそういう設定にしたんか?
嗚呼、そういえばイケメンだったな('A`)
>>76 デカいタンスかと思た 一瞬 ばーちゃんちの古ダンスが浮かんだ
太宰と付き合いたい
84 :
吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 15:09:47
太宰治の作品における主人公の思考回路が自分と一緒。
太宰ほど読みやすい作品は無い。
85 :
吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 17:43:59
でも初期の作品には解りにくいのが多いよね
青春小説というわれるのが悔しいかな。
中期作品にはうまい小説たくさんあるのにな。
87 :
吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 17:25:27
88 :
吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 18:37:12
コイツの文章読んでると
おしいれから出てきた昭和のゴシップ週刊誌読んでる気になるよな
あら、ユニークな感性ですね
>>88 あなたのような感性の人を見ると、つくづく逍遥の「小説真髄」は罪が重いな、と思います。
91 :
吾輩は名無しである:2006/09/17(日) 23:45:04
壮絶な人生送ってたんだなー
ドラマティック。いろんな意味で。
92 :
吾輩は名無しである:2006/09/20(水) 15:31:07
age
93 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 03:12:00
畜犬談って、今風で言うところのツンデレではないかしら。
そうでもないだろう。多少大袈裟だが。
ああいうの書かせたら右に出る者はいないな。
95 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 12:44:07
太宰の肉声は残ってないのでしょうか。
どんな声だったのか気になります。
>>95 金木の太宰の生家で合成したのを聞けた気がする。
97 :
吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 14:36:39
斜陽読んでいまいちと思った
トカトントンおもろ
98 :
吾輩は名無しである:2006/09/27(水) 00:20:36
読みやすいよね
普段気張ってムズカシイ本読んだ後
太宰読むとほっとする
私の帰る場所はここって感じになる
100 :
吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 07:02:29
100^^
101 :
吾輩は名無しである:2006/10/01(日) 18:30:56
>>98 わかるw
リリーフランキー読んで吐きそうになったときに太宰読んだらホッとした。
文学界の鎮静剤だねー。まぁ、本人はラリるれろなんだが。
102 :
吾輩は名無しである:2006/10/04(水) 19:31:04
斜陽が好き。綺麗だ。
火の鳥(笑)
104 :
吾輩は名無しである:2006/10/05(木) 11:42:02
今日禅林寺にお参りしてきた。
雨がざんざん降りで、如何にも太宰の雰囲気を演出してくれたみたいで
ちょっと嬉しかった。
参拝客は小生一人。行って良かったです。
ジブリ美術館は入場料が高いので行きませんでした。(笑)
予約しないと入館できないらしいが。
今は入れるのか?
予約制だよ。
自分は両方とも行ったことあるよ。もちろん別の日に。
もちろん、鴎外の墓にも花を供えたよ。
斜陽と人間失格しか読んでないけど・・・
斜陽は美しすぎる。おすすめ。
何がオススメだよ
バーカ
ちくま文庫の太宰治全集は全作品収録されてますか?
110 :
吾輩は名無しである:2006/10/08(日) 19:45:58
境界性人格障害だから、人を振り回すの上手よね
>109
中学時代の作品(ハードカバー全集の1巻におさめられているもの)は収録されていない。
また、本の解説や序文などもないのがある。
『晩年』から「グッド・バイ」までの小説はすべて収録されているはず。
>>110 境界性人格障害なんて珍しくないよ。
そんな言葉で何かが語れると思ったら大間違い。
その病名自体あやしいもので・・・
ちゃっかりダイアナ妃とともに例に出される定番になってるけどね
115 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 00:44:14
「人間失格」の主人公葉蔵で太宰の精神分析をやろうとした岸田秀の発想にかなり無理がある。
葉蔵は太宰自身をモデルにしているが、太宰をさらに誇張し極端化したキャラクターなのだ。
岸田がやっている事は「地下室の手記」でドストエフスキーを精神分析するようなものだろう。
(「地下室の手記」のDQNヒッキーも極端化されたキャラクターだった)
岸田は中島義道や中村うさぎの精神分析でもしてろ
>>115 というか、「精神分析」自体が怪しいものなのよ。
今時、そんなことで文学が語れると思ってたら笑われるよ。
>>116 ごめん、あなたのその態度の方が笑えるわ。
自分は文学を語れるつもりなんだねw
>>117 う〜ん、どこからそんなことまで読み取れるの?
まぁ、あなたよりは語れるかも知れないねw
ちなみに私が思い浮かべてたのは、2004年9月の「解釈と鑑賞」の太宰特集。
119 :
ななし:2006/10/11(水) 18:55:34
生まれてきたことに、乾杯〜〜!
120 :
吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 23:14:29
太宰読んでると、なんだかんだ言って、兄弟多いのって、いいなーって思う
121 :
吾輩は名無しである:2006/10/14(土) 13:03:57
>>120 一人っ子の私は気付かなかった。
気付きたくなかった。
兄弟ってなんだよーわかんねぇよー
122 :
吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 02:14:58
―中傷さ
123 :
吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 03:21:49
ラジオ深夜便を聞いている。聴いている。なぜか?それは五木寛之が流れるからだ。そこで、以前、五木が永六助に語っていたのだが、太宰は三島と結局のところ、兄弟であると、言っていたのだが、太宰と三島は、やはり、一線を超えると、似ているのか?太宰信者よ答えてくれ。
124 :
吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 05:03:47
素朴に疑問だけどネトウヨ系の人って
もし今北朝鮮が核を日本に落として
拉致した人も国で虐殺して
報復にアメリカかなんかが北朝鮮潰して
キムが国際裁判かけられて死刑になって
北が解放されて平和になって発展してから
与党や大統領がキムは実はミサイル発射には反対していたとかいって
朝鮮でキム含む追悼施設みたいなんつくって
戦死者と一緒に崇めてるみたいな報道されて
言い分は過去を持ち出すな、日本はしつこいとかいったら
どう思う?
126 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/10/15(日) 21:21:08
だざいって決してかっこよくはないんですよね
顔も
どっちかといえば三枚目です
たとえばミシマのほうが何倍も男前です
けど、なにかあわれみを誘うような『雰囲気』があるんですね
さみしさというか、うれいというか
そこがある種の女性にはたまらない魅力なんでしょう
斜陽は全然だめなんだよな
例えばブスのむだ毛剃りをずっと見せられてるみたい
128 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2006/10/15(日) 21:45:40
なにかこのすれの書き込みに
太宰が友人を待たせて金借りに行って、
いつまで経っても来ないからしびれを切らして迎えに行ったら
いいそびれて碁を打ってた、というepisodeがありましたよね
そして「待つのと待たせるのとどちらが辛いね」とかいったってゆう
これが後ほど、身心充実した壮年期のダザイに
『走れメロス』を書かせた体験なんじゃないでしょうか。
友人にほんとに申し訳なかったし、つらいおもいをしたんだとおもいますがw
だから小説では、敢えてハッピーエンドにしたんです。
そういえば何週間か前NHKラジオを聞いていたら
ある人(エッセイストだったかな?)が『魚服記』の「主人公のスワは父親に犯された。」
みたいな事言ってたけど、どうしてそのように言ったのか気になります。
確かに「父親の炭の粉だらけの指を小さな口におしこんで泣いた。」とか
「楢や樅の枯葉が折々みぞれのように二人のからだへ降りかかった。」と書かれているのを読むとそういう気もしますが・・・
130 :
遊介 ◆m0yPyqc5MQ :2006/10/15(日) 21:53:08
たとえば『女生徒』は、
ジョイスの『ユリシーズ』の最終章で試みてるようなことにかなり近い。
既存のtextを口語的破格でゆるがせる、ということです。
しかし時代を先駆けるこういう「巧妙な」やり口の部分が、
情けない性格と相まって、却って
「拙くとも初々しい新人」を欲しがる既得権益の溜り場・芥川賞には嫌われたんでしょうね。
かわいそうといえばかわいそうだ。
自業自得といえば元も子もないけどさw
この作家の不幸は、才能に見合うだけの安定した女性関係が築けなかったことでしょうね。
18で悪友に誘われて遊郭にあそび、童貞を捨てられてからが転落でした。
131 :
遊介 ◆m0yPyqc5MQ :2006/10/15(日) 22:14:44
ひとは彼の女性遍歴を「放蕩」とかんたんにみなすかもしれない。
しかし違いますよね。
彼は、溺愛された後遺症と若くして遊郭にハマった経験が災いして、
「女性に頼らなければ一秒たりとも暮らしていけない」体にspoilされてしまっていた。
しかもいつも多数の女性に、深入りしなければ持たない。
これは他人にはおもしろそうにみえますがw
やってる当人からすれば地獄沙汰の毎日でしょう。
女とあらば訳も構わず誰もに頼り、情けにすがって生きなければならない「ヒモ」は、
男子の競争社会ではこれっぽちも居場所をもてない。
だからダザイはほんとうに作家としては成功できなかった。
斜陽を書いたころには蕩尽を極めて人生そのものが終わっていたんですから。
典型的なダメ男といえばそれまで。
しかし、彼が特異なのはそのどうしようもないダメ男にも関わらず、
家庭のあった安定期に限って少数の『名作』を遺し得たということです。
そこにはむしろ人生が腐敗していたからこそ理想の中にのみ見出すことのできる
純文学の頂極のような世界が展開された。
『走れメロス』が代表であり、『女生徒』や『右大臣実朝』が次点です。
『斜陽』『人間失格』『グッドバイ』といったいわゆる大宰的な作品は、文学的・小説的なというより
どちらかといえば皮肉を含んだ反面教師の自伝のような、
良識一般からの「蔑みの対象」としての方に価値がある。
だから若者が思春期(moratrium)を過ぎて社会人に適応すれば無用、
いや青春の不快感の具現にすらなる。
大宰の魅力はこの二面性なんです。
優秀な心やさしき前衛作家として、あるいはどうしようもないできそこないのヒモとして。
132 :
吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 22:56:48
>>129 俺は単純な読みしかできないが、レイプを感じさせるのは
「疼痛」「くさい呼吸」あたりではないかなあ・・・。
>>129 たしか吉本隆明がそのことについて書いてたよ
何の本でか忘れたけど
おど!
135 :
吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 12:35:04
女生徒ってそんなにいいっけ?
おやすみなさい。私は王子様のいないシンデレラ姫。
しか印象に残らなかった。。。
それに、女の目から見ると女生徒の主人公は女らしくないと思います。
所詮、男の作った女なのだと。
あ、批評しちゃったよ。太宰ってこういうの嫌うよなー
>それに、女の目から見ると女生徒の主人公は女らしくないと思います。
>所詮、男の作った女なのだと。
同意です
斜陽もそうなんだよな
これ評価してるのって道程だけだよねw
女生徒より千代女の方が遥かに良いと思うんだが
僕は眉山ちゃん!
>>129 ……あなた、それ、ネタですよね??
もちろん、スワは父親に犯されたんですが。
↓を読めば分かるよね??
父親を待ちわびたスワは、わらぶとん着て炉ばたへ寝てしまった。うとうと眠っていると、ときどきそっと入口のむしろを覗(のぞ)き見するものがあるのだ。山人が覗いているのだ、と思って、じっと眠ったふりをしていた。
白いもののちらちら入口の土間へ舞いこんで来るのが燃えのこりの焚火のあかりでおぼろに見えた。初雪だ! と夢心地ながらうきうきした。
疼痛。からだがしびれるほど重かった。ついであのくさい呼吸を聞いた。
「阿呆」
スワは短く叫んだ。
>>135-136 「女生徒」は、実在の女性の日記をほぼそのまま使った作品なんですけど。
「有明淑の日記」というタイトルで、もとになった日記の翻刻もあります。
都立図書館などには入ってますよ。
>>137 「斜陽」は、太田静子さんの日記が元ネタです。
文体もそのまんまです。
「斜陽日記」というタイトルで小学館文庫から出てますよ。
そもそも、太宰自身、
「男の作家が女描くなんてまじきめえwwww童貞の妄想乙wwww」的なスタンスだったようだ。
もの思う葦だったか、エッセイでそう語ってる。
「本当の女なんてロマンチックなもんじゃありませんから!」みたいな。
あー、しらける
日本の国語教育のダメさ加減が出てるのかな……
それとも、性的なことに変に蓋をしてしまうのがいけないのかな?>「魚服記」
蓋をしているのではなく、
イメージで記述し、暗喩として現実を含ませる方法なのだが。
性的なことに変に蓋をした教育がいけないのかな、って意味。
この過去スレでも、「満願」の「かたく禁じた」の意味が分かってない人とかいたじゃん?
単に年齢の問題なのかも。教育云々より。
あと、読書体験の多少も関係あるかも……。
149 :
吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 15:50:43
太宰ってバイ?
思い出読んでたら、あれ?って記述が・・・
色の黒い小さな同級生と付き合ってたとかさー
150 :
吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 10:41:53
太宰の考える罪ってなに?
人間失格にでてきた罪のアントはなんだ?
わかんね
151 :
吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 15:45:32
>>150 人を無意識に傷つけてしまう事じゃないかな
さらに意識してても迷惑かけてしまったりして。
あぁ、自分は生まれるべきじゃなかったみたいな。
152 :
吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 17:12:16
太宰は自分大好き人間だよ
だから死んだんだ
>>150 罪の真のアントは救いらしいよ
で、罪のアントは罰かもみたいなこと書いてあるじゃん?結局葉蔵は神に罰せられることで罪から解放されたかった。(罪⇔罰=救い)しかし神は彼を罰してはくれず、ならば自分で自分を罰する他ないと自殺を選んだということらしいです
>>153 人間失格の主人公は自殺などしてませんが?w
155 :
あ:2006/10/23(月) 17:33:27
太宰みたいな奴いたら惚れる
156 :
吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 18:42:59
アッー
でも太宰ってさ、めっちゃ自分愛してるよね
もう誰よりも自分しか愛せないから行く道を失ったんでしょうね
158 :
吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 20:59:32
>>158 あげるな
決められるのがムカつくなら
なんか他のこと言え
自分を愛してはいないが愛したくないわけでなく、
嫌いだが嫌いにもなれず、かと言って好きには決してなれず
自虐的なのは究極の自己弁護であり
これを言ってる事自体が自己弁護以外のなにものでもなく、
しかし弁護する必要などないはずで、何故なら自分は最低だからだ
だが、最低にもなりきれず、愛してみようとも思うがそれも出来ず、しかし嫌いにもなれず
真ん中でも良いじゃないか!と割り切る事も出来ず
ならば死んでしまおうと思うがそれも出来ず
いつも首に刃を突き立てながら生活を送り、誰かに不意に殺してもらうのを待っていたのです
誰かが雑踏のなかで不意に私に打つかり、ナイフの刃が私の首を貫くのを
いいかげん、作品と作者の区別をつけたら?
粘着やめれ蛆虫
164 :
吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 02:11:58
みんなそんな太宰が好きなんだからいいんじゃない
↑ネットによくいるイタイ人
威張るな!
168 :
吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 17:00:33
隠喩使うの多いよね。この人
169 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 03:27:34
「津軽」って生涯における最良の年に書かれた作品で、心のバランスが
取れていたときに書かれた小説だって言われているけど、「人間失格」
へと続く作品だし、クライマックスのたけとの会話が実際には無かったと
なると、なんか意味があってあんなもの書いたのか気になってくる
また津軽読み返してます・・・
170 :
吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 09:54:44
「貨幣」って新潮文庫に入ってないんだね。
言われてみればそうだね。
自分は全集で読んだんだった。
角川文庫の「女生徒」には入ってるね。
最後のグッドバイなんて全くの異色の作品。
死ななければ更なる飛躍を遂げただろうな。
173 :
吾輩は名無しである:2006/10/31(火) 23:22:41
古本屋にて、新潮社の1972年に発刊されただろう「二十世紀旗手」を買った。
かなりボロくて側面に鼠のかじった後がついててお気に入りっすわー^^
んで、カバーに載ってる定価がなんとたったの120円なんだけど・・・。
昔ってこんな安かったのね、裏山〜
円本ブームというのもあったからなあ・・・・・
あなた、円本ブームの時代の一円は決して安くないですよ。
178 :
吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 21:06:49
>>172 グッドバイは月9でもイケる気がするんだ。
あの先を甘い展開にしたらだけどね。
太宰があのまま先を書いてたら辛い展開に違いないし。
179 :
吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 21:27:33
>>169 自分の足元を確かめたかったのでしょ。
当時の新聞は、南方南方と目が向いているから、北に行ってみようとかと
書いているし、そのころ実際の母親が死んだのとも関係しているのかも
あとは、仙台時代の魯迅について書けと命令があったとか。
時間的背景がよく正確じゃないけれど。
たけとの別れは、「パンドラの箱」の最後の、竹さんという看護婦との
別れの会話にも繋がっているようにもおもう。
これは、男女の会話だけれど、実際たけさんというのは他人なのだから
それもありということで、そのようにもなったのか。
たけさんが?(乳母だったか)嫁ぐとき太宰も一緒についていったとかいうエピソードが
あるけど、一言言ってくれれば普通に理解したのに、という思いもあったのか。
下を、足元を確かめたのと、パンドラの箱が開かれるというのと
関係しているのかな?
>>177 そういう意味のツッコミじゃなかろうに。
181 :
吾輩は名無しである:2006/11/05(日) 13:31:50
すが秀実の「1968年」(ちくま新書)によると
太宰治は戦後すぐに共産党に再入党したみたい。
>>181 意外だ。
戦後の作品で、「天皇陛下万歳」「私は保守派を友人たちに宣言した」とか書いてなかったけ・・・
183 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 18:50:07
田中英光の評伝読んだ方いますか
立ち読みしてきたら、朝鮮人朝鮮人しつこいんでよくあるクソサヨ研究者の本かと思ってスルーしてきたんですが。
184 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 18:55:17
共産党活動してたのは学生時代だったような。
そして地主のせがれとしての罪悪感から自殺未遂するんだっけ?
185 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 20:35:13
「戦後共産党の幹部であり、その文化部門の責任ある地位にあった
増山太助の『戦後期左翼人士群像』(柘植書房新社、二000年)によれば、
太宰治は戦後すぐに共産党に(再)入党している様子である。」
すが秀実『1968年』
186 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 20:43:55
「太宰には共産党をかつて本当に裏切ったという意識はなかったのであろう。
ユダであるからこそ、真のキリスト者であるという信仰である。
自らをユダに擬した太宰であれば、戦後の入党もうなずけるところがある。
ここに戦時下に日本ロマン派の同人だった太宰のロマンティック・アイロニーが見出だせるだろう。」
187 :
吾輩は名無しである:2006/11/09(木) 21:39:46
「戦時下における太宰のコミュニズム運動からの「転向」は、
最愛の共産党に対して自らを「ユダ」であると公言することによって、なされた。
ユダがいなければキリストも存在しえないのだから、あえて共産党を裏切るという転向である。
ユダを語り手とした高名な短編「駆込み訴へ」(四0年)がその心理的記録だが…」
太宰と共産党については
中、高の同窓で太宰を学生運動に誘った先輩工藤永蔵氏が詳しく書いている。
「・……昭和五年春、東大入学者と不合格で予備校へ行く弘前高生20余名が
上京して来たのでその一人一人に連絡をつけていった。
五月の始め頃、戸塚の常盤館を訪ねて津島修治と会ったのも、私に
与えられた任務を実践するためであった。・…(中略)・・…
…そして、次のようなことを彼にすすめた。
1、学内の組織に入り、マルクスレーニン主義を学習すること。
2、青森県出身の進歩的学生の組織(日曜会)に加わり、指導を
、 うけること。
3、党のために極秘に資金その他の援助をしていくこと。・… 」
>>188続き
その後太宰の身には結婚や心中事件など色々あるが、昭和6年9月に
工藤が検挙され下獄されると獄中あてに
「銀吉」の名で慰問の便りを送った。
「・…獄内での諸費用として毎月五円の送金を津島に頼んでやった。津島は
快く承諾してくれ、几帳面に送金を続けてくれた。この送金は一年くらい続いた…」
−−工藤永蔵「太宰治と共産党」よりーー
注:昭和6年の大学卒初任給が五十円。
>>185 太宰の戦後は、2年9ケ月29日。
疎開先の津軽から東京三鷹へ戻ったのは昭和21年11月であり
それから昭和23年6月13日の死までは、わずかに1年と7ケ月である。
その間に『ヴィヨンの妻』『父』『おさん』『斜陽』『美男子と煙草』
『人間失格』『如是我聞』『桜桃』……を次々に発表し時代の寵児となった。
当時同じ三鷹に住んでいた同郷の友今官一が、その頃の太宰の思い出を書いている。
「・・…一軒の小料理屋では、声をひそめて、いま書きかけている小説の
題名だけをこっそりとーーー『ヴィヨンの妻、どうかね』といい、
『自信があるんだ。読んでくれよな』ともいいました…・…」
太宰の共産党活動は当時の学生活動の域を出ない。とりわけ
戦後の小説家として渾身の作品を集中して書いた時期に、党活動など
できるわけもない。頼まれればカンパくらいは惜しまなかっただろうが…
>>189 訂正 ×「下獄されると」→〇「下獄すると」
192 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 12:21:27
太宰治が共産党員だと何かまずいのか?
>>185-187 「自らをユダに擬した太宰であれば」って、奥野健男が大昔にたいした根拠もなく
言ったことを事実のように扱って論を進めてるスガ氏って……。
ところで、戦後に共産党に再入党したかどうたっていうんだろ?
とりあえず読んでみるけど。
でも、天皇を倫理の儀表にするとか言ってる人が共産党員になるとは思えないんだけど。
威張るな!
195 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 20:48:12
共産党員太宰治だと嫌なのか?
196 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 21:19:02
太宰はプロレタリア文学者ではない。
無頼派だ。
197 :
吾輩は名無しである:2006/11/14(火) 23:00:20
>再入党
一般的に、戦前における共産党と国家主義の位置みたいなのは結構近い。
「国家社会主義」みたいなのもあったわけだし、青年層にしても
「キング」とか読んでる学生に対するアンチとしての学生運動という点で
国家主義とマルクス主義が結構近い位置にあったのが、昭和初期。
両者は「転向」するまでもなく水脈を通じている面があったと思う。
歴史学者の有馬学や竹内洋なんかがそういうことを結構言ってる。
だから個人のレベルでも、必ずしもそういう変節がありえないわけじゃない。
さらに太宰ですから、そんな変節はいかにもやりかねないとは思う。
しかし戦後の再入党が本当にあったのかというのは別の話で、
やっぱりそれはなかったんじゃないだろうか。
なにより周囲が太宰の再入党を許したのだろうか。
戦時中でもチラチラといかかがわしげな文章を書いているとはいえ
あんなに大見得切って日本ロマン派やってたり、
>>193が言うように
それに戦後も、「戦後だからこそ天皇」みたいなことまで
言ってるような人を。信頼できるソースはあるんでしょうか。
>ロマンティックイロニイ
w イロニイ云々以前に、太宰がこころからの共産党シンパだった
ということ自体が、いかにも信じられないのですが・・・。
スガ先生はほんとに太宰を読んでいるのだろうか。
198 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 00:02:16
保守党に入ろうかとおもう。
↓
若い頃に入っていた、共産党。
↓
もう一度やりなおそうとおもう。
太宰がどこまでマルクス主義とか、そういうことを
自分の目で理解していたのか、疑問。。。。
その工藤とかいうひとたちの言ってることを、口述でただ
そんなものかと、いいなとおもっていたようなきがする。
「人間失格」で指導者層はいいことをいってたけれどと言っている。
太宰の頭のなかにあった保守とはなにを言っているのか
そのへんが明確じゃない。
あまりにも太宰をバカにしすぎちゃっているけど
ただの革命集団として、共産党というのをとらえてたのじゃないのか。
共産党というのが、天皇というのを無くせと言っている、そのように
さむざむとしたリアルな政治があるという風に考えていたのかどうか。
革命集団としての共産党、あと、弱そうなひとたちに目を向けている
共産党という頭しかなかったのじゃないのか。
共産党入党=マルクス主義=天皇否定という発想があったのかどうか。
太宰にとって、マルクス主義より指導者層である工藤というひとの言っているロマン
に賭けていたということなのではないのか。
ただ、「駆け込み訴え」とかが、共産党離脱の贖罪からできたものだというなら
やっぱり、正しいのかもね。
共産党をキリストにみたてて、ユダを自分にみたててた?
うーん、ちょっとよくわからんねw。
ねっからの、共産主義者だったということだろうか?
199 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 00:25:26
戦後直後の共産党は国粋主義的な側面もあったのであながちではないかも。
200 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 00:51:27
共産党は太宰を広告塔に使いたいのかもね。
>>195 レスを読んでないのか?
共産党に再入党したっていう情報が信頼できないっていう話だろうが。
>>198 太宰はちゃんと「資本論」なんかを読んで勉強していたよ。
20代前半のころまでね。
確かに戦後の「斜陽」は恋と革命の話だし、ローザ・ルクセンブルグも出てくるし、
共産主義的なものに再接近しているようにも思えるけれども、再入党したなんて研究は
聞いたことがない。
そんなことしてたら、相馬正一あたりが真っ先に書いてると思うけど、読んだ覚えがないな。
ただ「斜陽」は、その一方で天皇の写真を見ながらかず子が「陛下も、こんど解放された」
とかなんとか言ってるしね……。
それに当時は共産党の「無謬」神話がしっかりあったころだろう。
民主主義は「社会民主主義」でなければならないとも言ってる。
天皇と共産主義はやっぱり矛盾しないものとしてあったのか……。
202 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 10:17:01
僕は貴族です。
203 :
吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 18:34:14
増山太助氏の本読んでみるよ
>>192 逆じゃね?
太宰の時代の共産党活動といえば進歩的知識人の証明のようなもの。
世の中を真剣に考える者らはマルクス主義の洗礼を受けたし、
埴谷雄高のように逮捕投獄でもされればまさに「勲章もの」。
ぢょうど後年の(1960−70年代)大学闘争にも通じる?
ノンポリや日和見は軽蔑され、誰も彼もなんらかの形で戦線に加わったという。
デモに行って検挙されて「三泊四日」の留置場体験をした「普通の学生」は
男女問わず数知れないそうな…。
元気あったんだな…団塊のオサーンオバハン… なんでだろ?時代のエナジィってやつか?
1940年代後半と60年代以降とじゃ、ぜんぜん違うと思うよ。
戦後すぐはもっと無邪気に共産主義を信じてたでしょ。
でも、ソ連の内実が分かり始めてからはそんなじゃなくなった。
206 :
吾輩は名無しである:2006/11/17(金) 12:25:37
共産主義者太宰治
207 :
吾輩は名無しである:2006/11/17(金) 23:04:32
太宰の友人で「生けるユダ−シェストフ論」を書いた亀井勝一郎も晩年に共産党に戻ったね。
>>205 宮本百合子の当時(およびそれ以前)の評論などを読むと
無邪気というよりは欺瞞に満ちていたような感じもします。
30年代にアンドレ・ジイドの「ソビエト紀行」が日本でもベストセラーになったし
それにもとづいた反共産主義宣伝は盛んだったんで、
太宰のような知識階級にはソ連の内実はすでに分かっていたはずなんだが。
進歩派(?)でも、三木清なんかはソ連国家の独裁性を批判していたし。
連盟脱退のあとソ連を経由して帰国した松岡もソ連の「惨状」についてはあちこちでしゃべったり
かいたりしていた。
ま、松岡の場合、「日本人もロシア人に負けずにがんばれ」という話になっていくわけだが orz
世間→ソ連ひでぇな。共産党にだまされたぜ。よし、転向。
自分はずっと前から資本主義者でした。
太宰→なんてことだ。どうしよう。さっと転向したいけど出来ない。
簡単に手の平を返してよいものか?
こんな感じ?
211 :
吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 21:59:15
斜陽はプロレタリア文学
212 :
吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 22:23:00
>>211 本当ですか?驚いたな。小林の拷問死はひでえよ。
太宰はしょっぴかれなかったですか。
213 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 08:27:26
太宰は金で解決。
本来ならシメ子と心中未遂したとき罪に問われる。
214 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 13:00:49
太宰の弟子の田中英光も戦後共産党に入党してるね
215 :
吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 22:45:35
>>209 > 30年代にアンドレ・ジイドの「ソビエト紀行」が日本でもベストセラーになったし
> それにもとづいた反共産主義宣伝は盛んだったんで、
> 太宰のような知識階級にはソ連の内実はすでに分かっていたはずなんだが。
でも現実にはそんなじゃないじゃん。
獄中で転向しなかった宮本顕治なんか、神でしょ。
217 :
吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 21:53:41
殉教者をたたえるのは、どの宗教でも同じ。
ただし、自殺は駄目。
218 :
吾輩は名無しである:2006/11/21(火) 13:22:28
太宰は熱心に聖書を読んでいたようだが。残念ながら
心中してしもうた。
219 :
吾輩は名無しである:2006/11/21(火) 16:30:51
あつみ ハアハア!!!!!!!!!!!!!!
メロスに出てくる王様って民主主義なんですか?
221 :
吾輩は名無しである:2006/11/21(火) 23:28:08
↑どっかで見たなこのレス
>>220 民が友情やら信実やらを振りかざしてどんなにがんばっても、
結局「王様ばんざい」になってしまう、という、絶対王政の話です。
そして、メロスはそういう王様にうまく利用された小人です。
223 :
吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 00:03:16
<文学者として近衛内閣に要望す>
太宰治「唯物史観の徹底検討」
太宰は共産党の細胞だった時代もそう熱心では無かったろうな。
弘前高等学校で元共産党員の田中清玄がそう言ってたぜ。
太宰は結局他人への心証を良くする為に何らかの援助はしたろうが
そう熱心では無かった筈。高等学校時代から芸妓と遊んでいた
くらいだからね。彼の『人間失格』は境界性人格障害の人間の独白
と言っていいくらいの内容。太宰の自殺未遂や女性遍歴、飲酒癖は
この病気故の事だったらしい。芸術家にこの障害を持つ人間って
多いんだけどね、マリリン・モンローとか。
225 :
吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 22:16:52
太宰なりに相当熱心だったんじゃないか。
共産党に距離を置いても共産主義への信望は変わらなかったような気がするな
>>224 境界性人格障害って、そんなにたいへんなことなの?
別に珍しくないと思うけど。
もうそういう形で太宰を「特別」な人にするのはやめたら?
彼の特別なのはそんなところじゃないと思うし。
しゅうじさんはミソッパ
228 :
吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 11:17:24
天才は精神病だった人多いよ。古今東西。
230 :
吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 19:06:34
太宰を知り尽くした人にちょっとお聞きしたいのですが
太宰が友人や親戚から借金をする時に出した手紙とかが
読める本はありますか?
「どうか貸してくださいませ」的な手紙を出して、
「貸せない」と返事が来た時に、
「貸してくれないと死にます」と返信をして結局借りれたんですが、
貸してくれた途端にえらそうな態度になった手紙を何かで見た覚えがあるんですが・・・
それがもう一度読みたいです
全集見たら一発じゃん
何巻か忘れたけど手紙まとめた巻があるよ
俺は文庫で読んだような覚えがある
本人がアレだけ嫌がってたのに、書簡集出てるのかよ!と思ったような。
記憶違いだったらスマン。
肉が手に入らないからってなくな!みたいな手紙が印象に残ってる。
233 :
232:2006/11/25(土) 01:57:22
234 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 17:54:18
太宰を理解するには唯物史観は必須なんだね
太宰は太宰本人さえ理解出来なかった。
彼は寧ろ衝動的であり常人の理解を超えた点に魅力がある。
三島由紀夫が計算され尽くした文章を書く作家とするなら
太宰は計算外、不測の事態が何時でも起こり得る作家だ。
文壇の大家であった志賀直哉に喧嘩を売ったのも彼の見境
ない性格が起こしたもの。三島が川端康成や谷崎潤一郎に
喧嘩を売ると思うかい?
236 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 18:24:03
つか三島は太宰に面と向かって喧嘩売ったよ
237 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 18:27:51
変な奴が多いな。
238 :
吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 20:59:21
センター入試の過去問に故郷が載ってたから解いてみた
一個間違えた
好きな作家なのに・・・悲しいorz
>>235 太宰もけっこう計算してたと思うがな。
ただ太宰も三島も計算づくでは行かない方向へどんどん行っちゃった。
自分でもどうすることも出来ずに最終的にはああいう最後を遂げた。
二人は自分の意思で動いていたつもりでも、何かに動かされてたような気がするし、
それが宿命というもんなんだろうな。
つーか、
>>235の言い分の不思議なところは、三島の計算された「文体」と
太宰の「行動」とを同一レベルで語り、文体から三島の「行動」をも予見でき、
なおかつそれによって太宰の特異性が際立つかのような言い方をしているところだね。
太宰が志賀に喧嘩を売ったっていうのはあ「如是我聞」のことを指してるんだろうけど、
志賀へ憧れと反発は既に「晩年」の諸作品を書いていたころからあるんだよ。
太宰だけでなく、周辺の作家にも。
何も見境なく喧嘩を売ったわけではなく、長年の鬱積が戦後になってようやく爆発した、
と見るべきだと思うけどね。なにせ、「斜陽」で人気作家になっていたし、新潮社も
「如是我聞」を連載させるくらいだから、まったく後ろ盾がないわけではなかった。
志賀に喧嘩を売る時期としては、あのタイミング以外にはなかったのでは?
ただ、文壇の最長老に食って掛かることに、自身の作家生命を全くかけていなかった
とは言わないけど。
なんで太宰のかく女はエロチックなんだろう。
そうなのか
>>240 それでもやっぱすげえよ!!
そう言えば如是我聞とか載ってる本に、川端康成へというのが
あったけど、あれは一体どういう事?何でも、芥川賞を太宰が
とれなかった事についてのようだが、何か含んだような文章で良く
わからなかった。金銭がどうのこうのって記述もあったし、川端と
金で芥川賞買う口約束でもしたのか?
志賀直哉とか川端康成なんかについてはあれはただの太宰の
愚痴だろ。最期は師匠の井伏についても悪人だとか書いて
た人だからね。佐藤春夫なんかにも涙ながらの直訴状を送った
らしいし結構未練たらしい人間だったんだな、太宰は。
248 :
吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 23:25:39
太宰20歳=阿修羅
太宰30歳=落ちぶれたGackt
太宰晩年=痩せ衰えた朝青龍
>>247 太宰さんは自意識過剰だな。
座談会やなんやらで二度きり自分の名前が出てきただけで
「おまえはまた、どうして僕をそんなに気にするのかね。みっともない。」、だからね。
太宰さんはパンカーだ。志賀とか川端はメタラー。
パンカーって何?パンクスのこと?
太宰はパンクだ云々はいいかげんウザイよ。
>>242 太宰の描く女は、理想像だろ。精神的で、「ロマンチスト」で。つまり、エロチックとは対極に居る女
253 :
吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 20:18:54
夏に死のうと思ったときに秋ものの羽織をもらったからとりあえず
秋まで生きようっていう感じの作品の名前教えてください
>>253 「・・・これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。」ってやつのことかな?だったら「葉」って作品だよ。
255 :
吾輩は名無しである:2006/12/01(金) 21:07:16
256 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/04(月) 22:41:07
斜陽、わけのわからない終わり方したな。
なおじのこどもを抱かせる〜くだり、説明できるやついないんだろうなぁ。
257 :
ぼそっ:2006/12/04(月) 23:24:22
ガキ。
258 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/04(月) 23:59:48
>257
太宰治を自分にプリントゴッコしたいだけ
ペンギンは喜劇を通り越して悲劇だな
稚拙な視点から語られることも一般人の質を知る要素として重要。
どこにでも道化は必需である。
261 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/12/05(火) 22:35:10
実際、語れるほどのものを持たないだけである。
要するに見栄坊である。
太宰って酒の席で中原中也に絡まれて閉口した人なんだけどさ
晩年って結構文壇の大家と思しき人達に絡んでるんだよね。
太宰は志賀直哉には噛み付いたが谷崎潤一郎には噛み付いていない。
『俺は谷崎潤一郎には将来なれるかもしれないが井伏にはなれそう
にないな。』と師匠への誉め言葉に残しているくらいでね。
永井荷風に関しては『女生徒』で年寄りの小説と書いているに
留まっている。まああまり興味が無かったんだろうね。
>>262 谷崎には間接的に噛み付いてるだろう?
如是なんとかで「志賀と親しくしてる者もバカ」って言ってたジャン。
あれって白樺派の連中を指してるんじゃないの?
谷崎ではないと思うがな。まあ太宰が谷崎を作家としてそれほど
尊敬してなかったのは事実だと思うけどね。
三島は谷崎の死後大仰に褒め称えていたけどさ、太宰は嫌いだ、
と公言してたけど。
俺の中では谷崎と花袋は同レヴェル
「待つ」は何を待っているの?
>>264 白樺派ってあなた、「如是我聞」は戦後の話よ?
志賀が噛み付かれたのは、そうされても仕方ないような発言をしてるじゃらで、
谷崎はそういう偉そうなことを公言したりしなかったってだけでしょ。
井伏とはもう仲良くないよ。「青ヶ島大概記」についての「解説」の裏話は
知ってるよね?
「青鯖が空に浮かんだような顔しやがって!」
「モ・モ・ノ・ハ・ナ」
わけわかんねえ口喧嘩だなw
↑ 畜生!桃の花ネタは俺が書こうと思ってたのに(>_<)
これか↓
私はそれを一字一字清書しながら、天才を実感して戦慄(せんりつ)した。私のこれまでの生涯に於て、日本の作家に天才を実感させられたのは、あとにも先にも、たったこの一度だけであった。
「おれは、勉強しだいでは、谷崎潤一郎には成れるけれども、井伏鱒二には成れない。」
私は、阿佐ヶ谷のピノチオという支那料理店で酔っ払い、友人に向かってそう云ったのを記憶している。
「青ヶ島大概記」が発表せられて間もなく、私が井伏さんのお宅へ遊びに行き、例によって将棋をさし、ふいと思い出したように井伏さんがおっしゃった。
「あのね。」
機嫌のよいお顔だった。
「何ですか。」
「あのね、谷崎潤一郎がね、僕の青ヶ島を賞めていたそうだ。佐藤(春夫)さんがそう云ってた。」
「うれしいですか。」
「うん。」
私には不満だった。
井伏にとっても谷崎は大家だったんだろうな。太宰の井伏天才論は皮肉
めいていて素直に受け取られないないけどね。
谷崎に比肩する作家にはなれるとさり気無く自慢しているのが良いな。
太宰は短編向きの作家だったと思う。谷崎も本質的にはそうなんだけど
彼の場合は生来の性格である江戸っ子特有の短気を克服し長編小説に
活路を見出した。太宰はどうかな?『斜陽』や『人間失格』等の長編は
あるが太宰の傑作は戦前、戦中の短編群にあると個人的に思う。
>>270 いや、谷崎のところもそうだけど、これは井伏への強烈な皮肉なんだよ。
「青ヶ島大概記」は資料のコピペだから。
当時、井伏の助手めいたことをしてた太宰はそれをよく知ってるわけ。
谷崎が誉めていてうれしそうにしてる、なんて、井伏への嫌味以外の何ものでもないねw
ほめそびれたひとはあとではじをかいたわね
深読みすれば『僕(太宰)は井伏さんのように露骨なパクリをしながら
創作であるかのようなフリが出来る厚顔無恥な作家にはなれそうにない
や。谷崎みたいな古典を元にしながら創作する作家にはなれるかもしれ
ないけど。』って言いたかったのかな。
ま、それが遺書で『井伏さんは悪人です。』と書き残したのに繋がって
いるのかもしれんな。
太宰は如是我聞で志賀直哉の小説を詰将棋と酷評したが、太宰の小説は
将棋にもなっていない。太宰は最後の一行が決まったらそれに向けて
小説を書いていくらしい。でも詰将棋にはならないんだな。
「如是我聞」の志賀直哉への攻撃っておかしくない?
太宰は志賀直哉に指摘された部分については一切弁解せずに
お前もだろ、お前もだろって繰り返すだけ。
なんでだろうね。弁解する余地も無いってことか?
要するにさ、志賀直哉が太宰の小説を読んで率直な感想を述べた
事を自意識過剰で被害妄想の太宰が根に持っていたってだけなんだ
な。志賀直哉は太宰の事を然程意識してなかったようだが、太宰
は異常に気にしたらしくこの機会にとばかり悪口を羅列したって
だけの代物。太宰ファンのバカ共は旧態依然とした文壇への正面
切って太宰が喧嘩を売ったとか思ってるだろうが、あれは単なる
太宰の愚痴。
しかしそれで太宰にネタにされた志賀直哉の娘が可愛そうだ。
太宰が志賀の「兎」の幼い愛娘の会話部分をピックアップして
「恥を知れ」とのたまったせいでその子はかなり落ち込んだそうだ。
太宰は芥川に心酔してたようだが、あんまり自身では語ってないよな
なんでだろう
九州地区の管理事務所は芥川を敬慕したようです、しかし、それは不合理な自分のものの語ってないよななんでだろうです
>>275 あえて太宰を擁護させてもらえば、そういう志賀の鈍感さがこの上なくムカつく、
ってことじゃないの?
>>277 芥川に心酔していたっていうのが、事実じゃないからじゃない?
田舎者の太宰としては文壇の主流派に属したかったのだろうが
当時の一権威であった志賀直哉に小説を貶されその夢も儚くなった
って事で落ち込んだんだろうね。なにしろ太宰は田舎者コンプレックス
が異常に強かったから。田舎でにおいて東京で成功したって認められる為に
芥川賞に異常に固執したのもその為。川端康成に直訴状を書いたり
佐藤春夫に泣きついたのもその為だろうな。太宰は意外と自己の
コンプレックスを払拭する為にはマメに動いた。
三島はそういう太宰の『都に行って錦の御旗を揚げましょう。』的態度が
異常に鼻についたらしいが、都会生まれで都会育ちの三島も形を変えた
コンプレックスの塊。
ツンデレだな
>>280 ずいぶんと単純ですね。
恥ずかしくなってくる。
↑うん。君や田中英光みたいな単細胞が太宰を実態以上に美しく
複雑に捉えようとするから太宰みたいな詐欺師の商売が成り立つ
んだよなw
まあ太宰を文学の殉教者にしようが、三島の間抜けな死に様を諌死
と位置付けようが二人に共通してるのは人格障害で極度なナルシスト
って事だけだな。嘘の形を借りて真実に迫るのが文学と定義すれば
二人ともなかなかの詐欺師だったと言えよう。勿論誉め言葉だから
ね、これは。単細胞には理解不能だろうがw
人格障害ねぇ
凄え幸せで人間関係も上手くいっていて家庭も円満だって奴が文学
なんて志す訳ねえだろう。
太宰も三島も同じ根っこの部分で人間として欠落した部分を持っていて
不幸を感じていたのさ。
>>283 でも君が言ってることが正しいと証明するものは何もないよ。
だいたい、田舎者コンプレックスなんて珍しいものでもなんでもないのに、
それをことさら強調して、しかも太宰文学の創出の根源になっているなんていう
君の説に手放しで頷く人がいたら、それこそ単純を通り越してアホではないかね。
人格障害とかナルシストとかも同じ。それが誉め言葉だろうが貶しだろうが関係ない。
そんな言葉を散りばめてみたところで、何の説明にもならないよ。
だってそんな作家(に限らず)、うようよいるでしょ。
君は単純というよりか、あまりにナイーブなんだろうな。世間知らずといってもいいけど。
別に賛意を示して欲しい訳じゃないよ。ただ太宰を苦悩の作家とか
文学へ殉じた作家なんて面映いレッテルを貼って偉大な人物に
仕立て上げようと努力するバカに冷水を浴びせたかっただけさw
太宰は作家としては優秀だ。ああいう描写力を持った作家はざらに
いる訳じゃない。文章の上手さは近代文学史でも稀有な存在だと
言えるね。
大体アンタに太宰の何が説明出来るって訳?アホな世間知らずwの
文芸評論家の説をダラダラ書いたところで何の説明にもなりはしない
のさ。
冷水ねぇ
>>287 どのへんが「アホで世間知らずの文芸評論家の説」だと?
そんなごたいそうな肩書きがない人でも思いつく程度のことしか
書いてないつもりだけど。
つまり、君に書いてるようなことなんか、その程度の知見で
論破できるってことだよ。
そもそも、人にそんなことを言う君のオリジナルの意見はどこだね??
それと、こちらは君みたいに利いた風な顔をして偉そうに
太宰はこんな人間でしたなんて「説明」をした覚えはないよ。
そんなことがそう簡単にできるわけないだろう。
相手が太宰だろうが、君のような人間だろうとね。
>ただ太宰を苦悩の作家とか
>文学へ殉じた作家なんて面映いレッテルを貼って偉大な人物に
>仕立て上げようと努力するバカ
君はその逆をやってるというだけで、結局、同類に成り下がってることに
気づいてないんだね。
「大体アンタに太宰の何が説明出来るって訳?」って類のセリフは、
まさにそういう人間が吐いてきたものだよ。
そうでないにしても、未だにそんな奴ばかりだと勝手に妄想して
あたふたしてるのは君だけだよ。よく見てごらん。
滑稽だね。
その程度しか思いつかないってのは君の読解力が異常に浅いか
まるで真実が見えていないという事である。
君の説は所詮は書生論にしか過ぎない。私もそういうのに何時
までも付き合ってやる程暇でも親切でもないので失礼する。
>>290 単細胞だとかアホだとか、そういう子供の囃し言葉のレベルでしかレスできないのは、
さしてものを考えてない証拠だし、だいいち卑怯だよ。
挙句の果てに「読解力が浅い」とかなんとか、結局、反論できなくなっただけでしょ。
よくあるパターンだけどさ……。
それに、書かれてることの意味を取り違えてるのはあなたのほうに見えるけど。
苦し紛れにもっともらしいことを言い捨てて姿消すのなんてやめなよ、みっともない。
消えるなら黙って消えな。
太宰って、三島より西に行ったことあるのかな?
一番北は青森か?
当時としても行動範囲狭くない?
293 :
吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 00:39:53
確か逆行の盗賊の段の、兎に似た愛らしい秀才の新進作家で誰のことか
どなたか教えてください。
294 :
吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 04:08:28
ちょっと用事があってこのスレに立寄ったのですが、何か虚しいですね。
つまり「魚服記」「右大臣実朝」「グッド・バイ」ですね。
太宰の文章で優れた点はその描写力とリズム感さえ感じさせる
滑らかさだな。三島の文章は煌びやかではあるが滑らかさは
感じさせない。読後、疲労感を覚えるものも多いが太宰は内容
がハードでも然程疲れない。
疲労したり、気持ち悪くなったりするのは、
文章の構成のうまさと関連あるよ。
どういう視点から描写したらいいかで、
同じ内容でも人に与える影響が変わるからね。
太宰の小説は私小説にしては文章がうますぎるのが良い
他の普通の私小説のようなイラッと来る描写がないのがいい
明日AM3:10NHK教育NHK映像ファイル あの人に会いたい「井伏鱒二」
太宰って自分を客観視出来る才能に恵まれたんじゃないかな。
太宰に影響されたと思われる作家の多くはセンチメンタリズムに
流されて太宰の文章の足元にも及ばないものしか書けないのが
多いけどさ、太宰の本質って自分をも笑いの対象に出来る自虐的
なユーモアなんだよね。だから陰鬱な事を書いたとしてもそんなに
ジメジメしない。
吉行淳之介の名言に『太宰は好きだけど太宰を好きだと言う奴は
嫌いだ。』というのがあるが多くの太宰ファンは彼の根源的な
部分を理解出来ていないんじゃないか、と思う。
>>300 > 多くの太宰ファンは彼の根源的な
> 部分を理解出来ていないんじゃないか、と思う。
なんかいろいろ説明した挙句、痛い太宰ファンを言うことが同じになるのが
不思議だね。
302 :
吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 01:48:01
太宰治の著書(なんでもいい)から感想文を書くんです!
手伝って下さい、お願いします(´・ω・`)
303 :
吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 07:07:12
まず読めよ。ネットで読めるんだから。
それで何も感じなかったら何故自分は何も感じないのかを書けばいいじゃん。
304 :
吾輩は名無しである:2007/01/07(日) 17:08:00
「美男子とタバコ」
1年三組 さえき ひろちゃん
僕は美男子であります。それだけは、自身があります。一歩も譲れぬ、誇りであります。
先日、この小説を下腹部に手を入れながら読んでおりました。美男子の、私がです。
学校でも指折りの美男子の私が、あの美男子が、あの自分を慰める行為をしているのです。太宰さんは、それを按摩といっておりました。
良い表現です。さすが文士だと思います。あんまりあんまと言うと、文学少女が顔を赤らめて泣いてしまうので、
今後は、この表現をもっと使用したいと思います。
それはそうと、最近は性欲がものすごいです。この間、思わぬ臨時収入(お年玉)でソープランドに行ってきました。
おちんちんシャカシャカやられて、抜いて、いれて、DTを卒業しました。未成年の、私がです。
店を出て、ぼんやりとほてった顔で本屋に向かったとき、手にしたのがそう、この本です。
では、読んでみるとしましょう。薄汚いオジサンとカメラマン、美少年の3人がいます。
私見によると、どうやらこれはAV撮影のようですね。オジサンがS,美少年がMに違いありません。進めましょう。
「天使が空を舞う」決まりだ。これだ。天使。私知っています。前記のソープ店で、私が射精した後に
嬢が「天使」といっておりました。昇天するから、天使か。一本取られた。山田くん、一枚もっていきなさい。
そんなこんなで笑点おひらき。また来週〜
305 :
(o^-^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/01/07(日) 17:16:30
人間害虫
昔の俺っぽい、文章が… おまえら今日逢ったべー まじ引くわ〜
太宰の作品ではお伽草紙がいっちゃん好きだな。
読んでて欝になるが絶望はしないのがイイ。
やはり若き日に残した短編が輝いているのではないかと。
戦後一躍ベストセラー作家になった太宰の作品は好きじゃ
ないな。
309 :
吾輩は名無しである:2007/01/09(火) 19:47:10
スレ違いごめんなさい
「英雄及び英雄崇拝」という本、今書店で
売ってたりしますか?
ここのログがカスペのウイルススキャンに引っかかったんだが
311 :
吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 13:34:12
「魚服記」良かった。
三島は『斜陽』に描かれてる貴族の親子の会話をおかしい、って
指摘してたな。でも、太宰は志賀直哉の小説で『お殺せなさい
ますの?』って言葉遣いがある事を『如是我聞』でコケにしてた
よなあ。まあ古顔ってのは新人のコケにされるってのは昔から
の事でね。太宰は人間嫌いじゃなかったと思うね。寧ろある程度
人間なんかに期待していたから自殺したんじゃねえのかな。
根っから人間嫌いなら永井荷風みたいに嫌味なジジイとして
生き長らえていただろう。
そりゃ人間大好きっ子だろうよ。
むしろ人間に対する期待値が高すぎて生きるのに苦労したんだろうね。
「お殺せになれない」だろ。
誰か助けてくれ…
富嶽百景についてこんなことを質問されたんだが解かる人いる?
「富士」と「私」を対比させるパターンが繰り返されるが、
何故このような手法を使われたか「俗なるもの」を必ず入れて書け
そもそもそんなに文中で対比なんか使われてる?
さっぱりわからん…
316 :
315:2007/02/04(日) 22:39:16
一応、自分なりにも考えてみたんだが
富士を俗なるものと卑下し、他の人には理解できない苦悩を持つ自分を富士より
高次のものと捉えていたが、富士が様々な角度から見られて常に評価の対象と
されているのにもかかわらず、意に介することなく泰然と構えていることに気づき、
自分の心に変化をもたらした富士への感謝の念を示す過程を段階ごとに書くため。
本当に長文すいません…なんか違う気がする
317 :
315:2007/02/04(日) 22:45:20
ごめん、沈んだままだとだれも来そうにないので一応ageときますね…
318 :
吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 23:00:12
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太宰オタ・・・
太宰は今の世の中でこそ読まれて欲しい作家だよね。今みたいに自意識
過剰で境界性人格障害と思しき奴が増えた世の中でさ。
太宰は才能豊な小説家ではあったが個人の問題に囚われ過ぎて普遍的な
作品をあまり書いていないのが欠点なんだな。
普遍的な作品ってどんなの?
>>319 いいかげん、境界性人格障害などと得々と語るのはやめなよ。
だから何だって言うの??
他スレにまで書き込んで……恥ずかしくないのか。
>恥ずかしくないのか。
ワロスw
何故321の好むような文章を書かなくてはならないのだろう?w
そういう義務が2ちゃんねるではあるのかね?君みたいのは引き篭もって
太宰先生を尊敬奉ればいいんじゃないの?こういう掲示板に参加なんか
しないでさ。恥ずかしいってのは他者の意見を遮ろうとか試みる321
みたいな奴の事でねw北朝鮮みたいな言論統制のしっかりした国にでも
移住すれば良いさ。
太宰の作品?で
打ち上げ花火を見ている私←その横顔を見ている女←見られている事を知っていて
花火に照らされている自分をかっこよく演出する
このような内容がある作品がありましたら教えてください
325 :
321:2007/02/07(水) 04:35:23
>>323 自己矛盾してますね、言ってることが。
恥かしい発言でも何でも自由にさせろといいながら、人には引きこもって書き込むな、とは。
それと、私に発言から何故一行目みたいな言い分が出てくるのかは意味不明ですね。
それよりも、太宰を境界人格障害などと定義することで何がいいたいんですか?
そういう形で太宰を特権化しようとしてるのは、私よりあなたのほうだと思いますが。
あと、私が恥ずかしいと書いたのは、別に発言を遮ろうとしたわけではなく、
率直に、本当に恥ずかしいと思ったからですよ。
まあ、そう興奮しなさんなw
俺は書きたい事を書いてるってだけでアンタにそれを止める権利は無い
って言いたかっただけなんだよな。アンタが『恥ずかしい』と思うのは
アンタの自由だが俺は少しも『恥ずかしい』とは感じないんでね、
各人が思ってる事を書くのは自由だろ、少なくとも言論の自由が保障
されてる国に住んでるんだからさw
しっかし頭の悪そうな発言だよな、『太宰を特権化しようとしてる』
だってさw
俺にはそんな意図は無いし境界性人格障害ってのは心理学や精神医学
の分野でここ数年増加傾向にあり注目されている病気だから書いた
ってだけなんでね。別に『特権的病気』じゃねえんだよ、バカw
アンタの大好きな太宰先生をコケにされたと思ってムキになって反論
したつもりなんだろうが、別に俺はコケになんてしてないぜ。
太宰を別に好きじゃないし、嫌いって訳でもないんでね、こっちは。
俺が嫌いなのは作家なんぞという人種を偶像視したり神格化したり
するバカでね。いるだろ、三島ファンや太宰ファンに勘違いした
バカ共がw
どっちもどっちだな
で、一行レスしか書けない327が最も劣等な人種であるとw
329 :
321:2007/02/07(水) 14:31:36
>>326 何度も言っていますが、だから太宰がそういう病気だったと定義することで、
あなたは結果的に太宰を他の作家から括り出そうとしていると言ってるんですよ。
その気はなくても、そうなってしまっていますよ、ってことです。
それを特権化と呼んだまでのことなのですが。
私の文章のどこから、偶像化やら神格化やらの言葉が出てくるんですか?
勝手に決め付けてるのはあなたのほうですよ。
「頭が悪い」云々も含めて、情緒的な反応をしてるのはあなたのほうですけど……。
それといっておきますが、境界人格障害なんてその気になれば誰にだって当てはめられる
症状ですよ。過去には、アメリカなんかでも多くの思春期の若者がなんでもないような行為から
そう判断されて施設に送られる、なんてことが多くありました。
最近増加してるも何も、そんなの一般人にだって多いし、作家にだって多いでしょう。
太宰を特に境界人格障害だと呼ぶ意味は何ですかって言ってるんです。
漱石や芥川についてではなく、特に太宰について
>>319のようなことを言う理由です。
329君よ、ムキになりなさんな、って言ってるだろw
アンタが太宰をどう捉えようがアンタの勝手。で、俺が太宰という作家を
どう捉えようが俺の勝手。アンタに同意して貰おうなんて毛頭考えていない
し、アンタなりの解釈を聞こうとも思わないね。ヘルマン・ヘッセも境界性
人格障害と考えられているんだぜ。つまり創作性にこの病気は何らかの関連性
があるのかって事を考えていたんだよね。一々アンタに懇願されたって
俺が太宰を境界性人格障害と呼ぶ意味なんて教えたくないね、悪いけど。
根本的にアンタと俺は違う人間なんだろうな。アンタは俺がそういう事を
書くのを『恥ずかしくないのか!』なんて言ってたよなw
アンタが恥と思ってる事を俺は恥でも何でも無いと考えてるんだから
人間性が根本的に違うんだよ。
何が特権化だよ、笑わせるぜ。アンタの質問があまりにピント外れだから
『頭が悪い』って言わせて貰っただけ、言葉は悪いけど。
もうこれ以上話したって無駄だろ。だってアンタとは死ぬまで合わない気が
するしw議論をしたって無意味だろうからね。お互い時間の無駄は止めよう
ぜ。俺もアンタと遊んでやれる程暇じゃないんだしさあw
332 :
321:2007/02/08(木) 00:19:40
>>331 結局、何も論理的には説明できないんですね。
あなたの書き込みにあるのは、煽りと罵倒の言葉だけです。
そもそも、太宰が「境界人格障害」というのは、本当ですか?
そうだとして、それってそんなに大変な病気ですか?
たぶん、私もあなたも、なろうと思えばなれる病気ですけど。
あなたは自分が太宰をどう捉えようが勝手と言ってますが、太宰を「境界人格障害」に
仕立て上げたのは、あなたじゃなくて心理学でしょうが。
他人の受け売り以外の何かを書き込みましたか?あなた。
だから、それで何なの?と、素朴な質問をぶつけたまでのことです。
だいたい、なぜそこまで心理学を疑わず絶対化するのかまず分からないし、
(太宰を偶像化してる人の事は笑ってるのに……)
まして、そんな用語で、文学や作家の何が語れるのかは本当に分かりませんね。
どうやらそれは「教えたくない」ようですけど、だったらそれこそこんな掲示板に書き込む
意味はないのではないですか?まぁ、それもあなたにしてみれば「勝手」なんでしょうけど。
最後に、あなたの書き込みは焦りといろんなごまかしに満ちていますね。
暇じゃないなどと適当なことを言って敵前逃亡するのは、やっぱり恥ずかしいと思いますよ。
アッー!秋
331君よ、まだやりたいのかね?俺はアンタみたいな通り一遍の事しか
書けない文学青年みたいのが一番嫌いなんだけどねw
何故アンタに論理的に説明しなきゃならないの?それが第一の疑問だな。
俺はアンタみたいな『素朴な』奴が大嫌いでね。文学を志す奴なんて
心の何処かに空虚感を覚えているもんでさ、アンタみたいに他人にキャンキャン
喚いて『僕の質問に答えてよ!』なんて奴には最も向いていない分野
だとだけ言っておこうかw
アンタは心理学も軽視し、勝手に太宰を偶像として拝んでいりゃ良いさ。
但し俺が書きたい事を書く。アンタ如きに憚られる必要なくね。
アンタみたいのに何を言っても無駄、無駄、無駄w
俺は書きたい事だけ書く。その権利は当然あるよな。そしてアンタに説明
する義務は一切無い。逃げたとか言われても構わないけど俺はアンタ
みたいな凝り固まった奴が生理的に嫌いなんだよ。アンタなりに勝手に
判断してろよな。何時までも『どうして、どうしてなの?』なんて
いい年こいて訊くんじゃねえよ、バカw
文学作品なんざ自分なりに解釈していくしか方法が無いんで俺の感じ方
にアンタが合わせる必然性も無いし、俺は死んだってアンタの趣味に
合わせていこうなんて思わないけどね。
ひょっとして死ぬほど暇で太宰をネタに絡んできて遊んで貰いたいの?
その役割は御免こうむるねw
336 :
吾輩は名無しである:2007/02/08(木) 22:25:57
ねぇ、そんなことはどうでもいいから、太宰の話をしようよ。
337 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 01:41:12
太宰が付き合った女の中で、一番の悪女はやっぱり太田静子だよな?
338 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 06:18:49
一番の悪女は太宰を殺した、すたこらサッちゃんじゃないの?
太宰が死にたがってたから一緒に死んでやったんだよ。
まあ悪女って言うなら太宰も相当に悪い男だったけどな、女に
関しては。
340 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 11:57:40
小山初代は一番気の毒な女性?
いや、鎌倉で心中しようとして本当に死んでしまったカフェ
の女給だろ、気の毒なのは。
太宰は数々の不幸を女にもたらして最期は女と共に死んでしまった
って訳だw
一人で死ぬ勇気も無かったんだろうな、この甘ったれの田舎の
坊ちゃんは。
342 :
はるか高み:2007/02/09(金) 12:34:35
777 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 10:41:26
>>733 鴎外、幸田、齊藤、正岡なんぞは、君等の兄ちゃんなんだなぁw。
「一葉何者ぞ」って、そんなもんも知らないんだから、こいつらは
えせ文学者なんだよ。太宰治の鼻くそでも舐めたらいいw。
一葉が天才、笑わせんなよ。
第一、こいつの文学なんぞ、すでに一葉の「一」で底が割れてんだよ
343 :
はるか高み:2007/02/09(金) 12:42:16
778 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 10:50:32
「ふたつの目で二行。」
その通りなんだよ。樋口一葉は二人なんだよ。
天才とふたりで読み、そして書いていたんだよ。
その点は正直だなぁw。
344 :
はるか高み:2007/02/09(金) 12:44:14
779 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 11:04:01
教えようか。
与謝野晶子の転生が樋口一葉なんだよ。
その樋口一葉の転生が三島由紀夫なんだよ。
三島由紀夫の転生が、金色夜叉云うところの「叉」なんだよ。
転生とは、太宰治の『逆行』云うところの18年戻って変態する
んだよ。しかし太宰のは少し正確さに欠ける。
貝原益軒の「十五歳」のくだりが云うように、十五歳と千日が
正しい。もっともずっと古い童謡にもきっちり詠われている。
345 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 12:54:43
絶対大田静子が一番悪女だって。こいつは井伏から金貰った癖に、
契約破って斜陽日記だしたんだろ?ふざけんなよ!!それに大人しい
美知子がこいつにはマジギレしてたっていうから、相当なタマだよ。
346 :
はるか高み:2007/02/09(金) 12:55:38
太宰治が『逆行』で云う、転生は18年戻る、貝原益軒より偉いのは
この辺なんだなぁ。
皇紀閏年なんかがあるので、太宰治のでいいんだよ。
僕が太宰治が天才だと思うのは、『人間失格』だ。三島なんかもこ
れには参ったと思うよ。これを書いたとき、太宰の運命は決まった
んだけれどもね。
347 :
はるか高み:2007/02/09(金) 13:00:29
日記w?
斜陽日記はともかくも、「日記」は日本語の勉強にいいなぁw。
良いじゃねえか。太宰みたいな男と付き合えば女も性格が
悪くなるってw
まあ母一人、子一人で生活に困ったんだろうな。しっかし
太宰ヲタってバカバカしいくらいにムキになる奴が多いねw
たかがウジウジ『死にたい。』とか言い続けてなかなか死ねなくて
死ぬ時も女と一緒っていう情けない作家だろ。
でも太宰の作品は別。素晴らしいのも多い。
349 :
はるか高み:2007/02/09(金) 14:08:45
76 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 14:01:47
日本語を少し教えよう。
ここで出た『総長賭博』。鶴田もそうだが脚本家も日本語を
知っているんだなよw。三島と鶴田の対談を読んでも、それは
はっきりしてる。
これを日本語の題材にしようか。
『総長賭博』。日本語の三才のうちの一才、つまり一面はだ、
漢字を次のように読むのだよ。
総てを述べる貝の者、と。博は自分で読んでくれw
あとの二面はそのうちに教えるとしてだ、
ここは文学板だろう。誰も文学を知らないので、少し教えよう。
『文学』を日本語で読んで公にしたらどうなると思う。殺されるぞ。
でも読んでくれ。まず漢字を読め。しかし君等には読めんよなw。
じっくり見ろ、そしてよおく考えろ。おまえらは馬鹿だからそれでも
判らんよな。さらに教えよう。クイズみたいなもんなんだよ。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)
350 :
はるか高み:2007/02/09(金) 14:54:09
977 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 14:07:05
↑
貝の者で、貝原益軒に行くぐらいの頭は君等にもあるよなぁw
978 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 14:52:24
順序としては漢字は一番目に読むものではないけど、イメージを得る
為には適している。
「文学」が少しは判ったかね?
ものが二つに分かれるのは悪しきことなりが判ったろうw。
漢字で読んで、二つの悪しき事が判ったろうw。
日本語は先ず、「あ」と「む」を知ることだなぁ。
最初に「む」を教えようかなぁ。以前、違う文字数を
教えてしまったからね。
知りたいかい?
351 :
はるか高み:2007/02/09(金) 15:34:05
979 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 15:31:31
少なくとも三回だったな、隠してもなぁw。
はるか高みは、君たちに永遠の命を与えると云ったよね。
嘘ではないんだよ。
352 :
はるか高み:2007/02/09(金) 15:41:32
980 名前:はるか高み :2007/02/09(金) 15:40:47
反対に、
はるか高みは、この世を一瞬で原始時代に戻す
すべも知っているけどな。
353 :
はるか高み:2007/02/09(金) 16:06:18
「文学」の「学」の漢字は、僕がこうして「文学」を述べる動機も
書かれているw。太宰や堀江のように未来がお見通しなんだよw。
頭大丈夫か?
355 :
はるか高み:2007/02/09(金) 20:19:32
貝原や堀江のなんかを読んでも、君たちには何にも読めないよ。
未知の日本語で書かれているからねえ。文学はみんなそうなんだよ。
ところがねえ、太宰治のだけは違うんだよ。現代語でも君たちの
ようなものにでも、実はそれらの秘密を解かるように書いてある。
太宰治の『逆行』を読めば、18歳の変態が書かれていることに気付くよ。
この僕がここで教えたからね。
それに僅か数ページの短編だし、やさしく書かれているし。
まず、『逆行』を読んでごらんよ。
356 :
吾輩は名無しである:2007/02/09(金) 21:50:27
新ハムレット、今読んでるけどなかなか面白いね
357 :
金原文則 ◆GoodbyeDBE :2007/02/09(金) 22:56:45
田部シ……もとい、あつみは太宰におけるララァのような存在
一生とりつかれてた
359 :
吾輩は名無しである:2007/02/10(土) 06:46:37
シメ子とあつみ、何で名前変わったんだっけ?
あ〜芸者で源氏名だっけ?
どーでもいいや。
360 :
吾輩は名無しである:2007/02/14(水) 12:56:42
361 :
吾輩は名無しである:2007/02/14(水) 14:02:51
>>360 ???この桜井浜江という婆さんが、太宰の「饗応夫人」のモデルって事?
まあ確かに年齢的に当て嵌まるし、告別式が禅林寺というのも気になるが。
小説の饗応婦人はとても98まで生きれそうもない感じだったがな。
しかし太宰の周りの人は長生きだな、
天下茶屋のおかみさんも昨年まで生きてたからね。
この方、太宰より年上のイメージがあったけど年齢殆ど
変わらなかったの知って驚いたよ。
ウメちゃん、すいません
364 :
名前はいらない:2007/02/20(火) 01:04:40
ただのやじ馬が通りますよ。終わったことですけどオモシロい言い合いしてますねー。
下から読んでったら335の人が明らかに感情的になってて、分が悪いように思えた。
でも実は最初は321の人の方がいちゃもんぽかったんですね。
やっぱり言い合いの時は感情的になっちゃ負けだなぁ。
>>364 そういうのを時間経ってから蒸し返さないように。
また湧いてくるぞ。
366 :
はるか高み:2007/02/20(火) 14:22:12
708 名前:はるか高み :2007/02/20(火) 14:19:08
>>702 約束通り、日本語を本邦初公開する。
日本語の一文字、解き難き「む」を教えよう。
「む」とは、「けいいちろう」なんだよ。
僕だけが知っている太宰を、そこらの盆暗が我が物顔で語っているところをみると、
「やれやれ」とでも言いたくなるものです。
やれやれだぜ
369 :
名前はいらない:2007/02/21(水) 04:14:24
370 :
吾輩は名無しである:2007/02/22(木) 08:53:02
>368承太郎乙
371 :
吾輩は名無しである:2007/02/24(土) 15:49:15
372 :
はるか高み:2007/02/25(日) 15:44:21
:はるか高み :2007/02/25(日) 12:37:21
転生、つまり変態の法によって変態しているのは、
李白や与謝野晶子の三島だけだろうか?
違うのである。
あのノーベル賞作家の川端康成も変態しているのである。
さすがに文学者なのである。
法を知ったからには家を定めて世界中の誰にでも変態できるだが、
果たして川端康成は誰に変態したのだろうか?
僕も驚いたのだが、現内閣総理大臣の安部さんに変態しているのである。
勿論、川端康成にはその理由があって転生しているのである。
李白や三島の目的に外れてはいないはずであるw。
川端文学とはそういうものなのであるw
373 :
吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 23:45:40
文学論ほど愚かなものはない
374 :
吾輩は名無しである:2007/02/25(日) 23:48:10
文学ほど愚かなものはない
375 :
吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 00:50:56
>>374 うっそ〜ん
この世に芸術がなかったら、今頃死んでるぅ
が、評論家はいら〜ん
376 :
吾輩は名無しである:2007/02/26(月) 00:52:08
んだ 宣伝も必要ない
377 :
はるか高み:2007/02/26(月) 12:58:57
62 名前:はるか高み :2007/02/26(月) 12:43:50
と、騙されるところであったw。
63 名前:はるか高み :2007/02/26(月) 12:54:46
川端は自殺ではない。
そうすると変態はできない。
「美しい国の私」に「美しい国」をそえて
昔と今の李白『登金陵鳳凰台』の再現だったw。
こういう日本語の四通りは確かにあるなぁw
アリバイに過ぎないとは思うけどw。
あえて背景には触れないどくよ、平野君w
文学論はうんこ
全くおもしろくない
ここの住人的には「嫌われ松子の一生」って映画はどうだったの?
380 :
吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 12:33:33
またあんましちまった
おれも好きなアニメキャラではあんましないことにしてる
382 :
吾輩は名無しである:2007/03/09(金) 14:33:50
383 :
吾輩は名無しである:2007/03/09(金) 14:50:58
俺もうんこは面白いと思うな。
道端じゃなくて美術館にうんこが飾ってあったらの話だけど。
犬の糞の話が出て来るトカトントンは面白いな。
眉山のくそみそトイレもな
「トカトントン」と「眉山」。どちらも読んだ後何だかやりきれなくなる。
特に「トカトントン」は俺にとって「人間失格」よりも鬱な作品。
なぜですか。
太宰とこうづめ橋・・・、ではなくて橋爪功はどことなく似ています。
389 :
吾輩は名無しである:2007/03/23(金) 21:58:47
前の言い合い見て思った
「如是我聞」書いた太宰が仮に2ちゃんに
降臨したらものすごいことになるだろうな・・・
んなこたない。
太宰は喧嘩する価値のある相手を選ぶ。
わけのわからん奴なんか無視。
短い人生価値あるものとのみ関わるのが君子である=君子危うきに近寄らず
391 :
吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 16:15:34
「斜陽」で最も美しい存在として描かれる上原の奥さんは、
作者の実際の奥さんへ当てたラブコールの面もあるかも知れない、とふと思う。
モデルにした、とは言わないまでも。
こんなカタチで、彼の文章で、しかもベストセラーで、夫から愛を訴えかけられたら、
奥さんは胸いっぱいの気持ちで、ご主人をなくされた後も過ごされたのではないだろうか。
奥さんが作品をお読みになって、初めてそれに気づいたときの気持ちを想像すると、俺の気持ちまで浮き浮きしてくる。
まあ、こんなのは発表時から戯れにでも言われたことなのでしょうが。
それはそうと、富嶽百景で、バス停にて作者をからかう奥さんかわいい。
今日初めて、「女生徒」がコピーを多用したものだと知った。
コピーといっても数か月分の日記からの切り貼りだから、
まるまるボコッとコピー&ペーストしたというのとは違うようだ。
ネットで見ることができた範囲だけでも、作者によって大幅に、切り取り、付け足しされている。
そして、日記の文章自体には、なるだけ手を加えないよう気をつけたように感じられる。
文体を生かすためでもあったろうし、日記提供者への敬意、作者のプライドもあったろう。
私はラストの、眠りから終わりのところに作者の天才をビシビシ感じていたので、
そこはオリジナルらしくて安心した。欲を言えば、冒頭、「お父さん」
と小さく呼んで布団を上げるシーンも作者の経験・想像から生まれたものであってほしい。
よい作者の下にはよいネタが集まる。有明さんも数ヶ月間、力を入れて日記を書かれたのであろう。
これからは彼女と作者の合作として、認識し、味わっていきたい。
よいネタといえば、「斜陽」の冒頭、おしっこよ、は、「眉山」の貴族の作法と通じていますが、
この作品で作家連中が、眉山をこき下ろすやり取りは、まるで2chで口の悪いのが
厨房をけちょんけちょんにけなす様を見るようで、妙に現実味があって、嫌な思いがする。
この妙な現実味から感じたのは、作品の小ネタの元が、作者が仲間とだべっている中から生まれるのが
意外にあるのではないかということ。
作者が物識りで、賢く、ノリのいい話ができた人物であろうことは、飲み歩く仲間の多さや
「思い出」などから覗えますが、それならば周りに集まる人々もボンクラは少なかったでしょう。
賢い人たちの会話は、結構ぽんぽん面白いことを産み出すような気がします。
富嶽百景の泳いで川をわたるヒロインの話ですら、私は、へぇーと感心します。
そしてこういう人たちほど、本心かどうか、自らの話をばか話と呼び、そして口が悪い。
具体的には、今は、おしっこの例しかわかりません。昔仲間と「眉山」作中そのままのようなおしゃべりをして、
それが「斜陽」で使われた、と。その後「眉山」という作品にもなりますが。
ぬぬひゃくなんてのも、仲間と、まさにばか話してて出てきた小ネタかも知れない、とも思います。
作者には会話で笑わせる作品も多いので、こんな想像もまんざらではないと思っていますがいかがでしょう。
会話で笑うといえば「グッド・バイ」ですが、あれは少し軽薄に過ぎるような。
仕事で使う女をいてこましてやろうなんて、どんな通俗小説だよ!と思いました。
魚服記、ヴィヨンの妻を書いた作者とはとても思えない。
とはいえ、それはそれで大笑いできる話にするのはさすがの腕前ともいえる。
太宰にとっては新機軸かもしれないが、でも太宰じゃなくても書けるよ。
あ、でも敗戦後、時代が変わって下品がより日常的になってくる世の中を反映
していたのかもしれない、と今思った。かず子もいわば下野した後ですし。
それはともかく、会話について。私はこの作者の描く、女性の会話が好きです。
斜陽の母娘、ヴィヨンの妻、御坂の茶店の娘さん、東京八景ラストの義妹、
お伽草子のうさぎ、すずめ、今はこれぐらいしか思いつきませんが、
皆それぞれの女性のイメージが鮮やかに胸裏に描かれます。
一方男はつまらん。発言が大概むさくて、健康的でない。
実のところ告白体であることよりも、会話の鮮やかさのほうが私にとっては
萌えるポイントなのかもしれません。今後はこの視点でも読んでいきたい。
スレに人が居ないのをいいことに長々と連貼りしてしまいました。
>391-394 は私でございます。
20年ぶりに斜陽を、12年ぶりに晩年を、半年振りにお伽草子を読み返し、
焼けぼっくいに火がついた男のいっときの戯れ言と、お目溢しいただければ幸い。
太宰って自分のナルシズムにもっと自覚的であってほしかった
自分の弱さを誇りすぎ
396 :
吾輩は名無しである:2007/03/27(火) 23:10:34
満願の「さしがね」が分かった
お医者の奥さんの発言である、「『もう少しのご辛抱』のわけ」もしくは
「お許しが出たのよ」が、気を利かせた奥さんの、幾ばくかは作り話であるかも知れない、ということ。
なんとなれば、「辛抱のわけ」はお医者の口からはっきり明らかにはされているわけではない。
もしくは、自分の横に座っていた奥さんが、本当に「おゆるし」が出たかどうか、実際には知る由もない。
胸が一杯になるほど美しいものを見たけれど、あまりに美しすぎて、
奥さんにうまい事やられた面もあるのかも知れない。ってことで「さしがね」
密かに「正義と微笑」なんか好きだな。
398 :
吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 21:56:50
女生徒で泣いた。
女生徒は屈指の萌えキャラ
モデルがいるけどどこまでがモデルなんだ
400 :
吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 01:46:39
女生徒って泣けるか?
401 :
吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 01:59:44
釣られるなよ
全く萌えない件
403 :
吾輩は名無しである:2007/03/29(木) 22:58:46
女生徒は地味系じゃね?
読解力がないもので、大変恐縮なのですが、
質問があります。それはフォスフォレッセンスの
「しばらく逢わなかったけど、どうしたの?」
「桜桃を取りに行っていたの。」
「冬でも桜桃があるの?」
「スウィス。」
「そう。」の「スウィス。」の部分です。
この会話文の「桜桃」はヨーロッパ原産のセイヨウミザクラ
の果実のことで、そのセイヨウミザクラの原産が
「スイス」連邦ということでいいのでしょうか?
拙い文章で大変読み辛いことと思いますが、質問に答えていただけると
ありがたいです。宜しくお願いいたします。
アリの巣コロリってあるじゃん。
蟻の行列にポンと置くと、一瞬ビックリして列が乱れる。
邪魔だなと言わんばかりに迂回する列が出来る。
そのうち好奇心旺盛な一匹がアリの巣コロリに入る。
そいつをマネして何匹も入る。
毒とも知らずにツブツブを運び出す。一匹が一粒づつ。
いつのまにか行列はアリの巣コロリが折り返し地点になる。
黄色い粒と黒い蟻が作り出す模様は綺麗で見てて楽しい。
一匹が一粒づつ、丁寧にせっせと毒の粒を運ぶ。
せっせと、せっせと、せっせと、せっせと。
蟻さんって働き者だなと思う。俺も頑張らなきゃなと思う。
次の日、あれほど沢山いて俺を困らせた蟻が一匹もいない。
ほんとにいない。探してもいない。泣きたくなった。
このレスを見た人は4日後にあなたの大切な人がいなくなるでしょう・・・・
それが嫌ならこのレスを5つの板にコピペしてください。
信じるか信じないかはあなた次第です。
406 :
吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 15:19:04
綾瀬はるかが小さな書店の店員だったら、
崩れ落ちそうな20冊の官能小説を、「ドスッ…!」っとレジに積み上げたい。
(私はべつに、何とも思ってないわ)という“無表情”を装いつつも、
バーコードをスキャンする右手の動きは、やや苛立っているようにも見えたんだ。
淡々と20冊目を拾い上げた彼女が、その下に置かれた「人間失格」を発見したとき、
そこには新鮮な裏切りを突きつけられた、文学好きの素顔が浮かんでいたよ。
俺が照れくさそうに、「今さら太宰っていうのも恥ずかしいでしょ……
だからつい、こんなモノの下に隠したんだけど…」なんて告白すると、
「…全然恥ずかしくないですよ」って、わずかに微笑みながら返してくれた。
「ありがとう。きみのその一言をオカズに、官能小説を読み進めていくよ。
本当に僕は、人間失格だよね」
文豪・太宰治の世界観を超越するほどのトーンで言い放った、彼女の「ホント最低ですね」は、
官能小説20冊読破における、大きな“支え”として活躍してくれたんだ。
綾瀬はるかって、フェラチオ好きそうな顔だよね。
408 :
吾輩は名無しである:2007/04/16(月) 01:15:53
笑顔が可愛いすぎ
「斜陽」を読んで、感想文を書かないといけないのだが、
誰かどんな感じで書いていけばいいのか教えてくれ。
面白かった。これでいいじゃん。
とても短い「待つ」が印象深いです。おおいやだ。ああこわい。
ホームにその人が移送な気がします。
女生徒と待つって違う話?
ぜんぜん違います。
414 :
吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 14:59:27
まぁ どっちも匿名希望の女ってとこは似てるかもな
>>404 「桜桃」はセイヨウミザクラでもサクランボでもいいが
「スウィス」は
この地上の何処にも無いスウィスだよな当然。ま、釣りだからいいけどさ。
『フォスフォレッセンス』は余り話題に上らないが
太宰治の精神の精髄だよ。
後半物語の部分ではなく、基盤になっている思想と思索が。
聖書が座右の書であった太宰の、最も重要な内面の声。
416 :
吾輩は名無しである:2007/04/28(土) 12:22:06
桜桃忌に三鷹でオフ会しようぜ
いいよ
無色透明なるサントリイウイスキイ持ってくわw
太宰の作品読むなら何処の出版社が良いのでしょう?
何処でもいっしょ?
>418
図書館で他社を含めて借りたから、別に気にもしなかったけど・・。
買う時にはどうしようか迷うな・・。
網羅的に読みたかったら新潮かちくま文庫が手ごろじゃないの。
新潮だな
エッセー以外はほぼ網羅してると思う
入手しやすいしね
レスくれた方々dクスヽ(´ー`)ノ
423 :
吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 03:55:47
リア厨のころお伽草子を読んだんだけど、乙姫と浦島はセクロスしたのかな。
まだガキだったから、そう言うのがいまいちわからなくて、
普通に流してたんだけど、数日前にふと思い出して検索してここ来た。
浦島がやたら乙姫の体や行動を気にしたり、「部屋に入った」って辺りが今になって妙に気になる。
誰か意見キボンヌ
今読み返すと、時間も空間も何も俗世とは関係無い、すべてが許される場所ってのが、なんか老子の世界を思い出させた。
415
亀レスですいません。404です。どなたからもレスがなかったものですから、
諦めていました。ご教授くださり感謝しています。
426 :
吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 20:52:34
>>416 わざわざオフ会と言わずとも
毎年命日前後には禅林寺の墓前は花で埋まるよ
向かいがわの森鴎外(森林太郎)のでっかい墓が寂しげにみえるほどだ
来てみれば誰かに会えるかもな
「猿面冠者」の猿面冠者ってどういう意味??
この作品難しくない??
禅林寺での桜桃忌。いつかは行こうと思っていたのに。
もうやっていないのですか?
今、某TV誌の6/19頁見たら
「太宰治生誕祭(斜陽館にて)」とあったので。
ショック。青森まで行けないよorz
>>427 猿真似をする若輩者っていう意味。
または豊臣秀吉のこと。
>>427 二十世紀旗手か創世記を読んでから言え!
432 :
吾輩は名無しである:2007/05/31(木) 17:12:45
太宰の人間失格読んだんだが何これ?w
なんで自分の女がレイプされてんのに、何もしないで待ってんだよww
しかもなんで、友達が止めてくれなかったとか、後から愚痴ってんだよwwwお前が止めろよwwww
ていうか描写が下手なせいか、説明不足で状況が良く分かんないんだよwwwwww
だいたいそんなことでショック受けるとか人間が小さいよなwwwwwwww
↑おまえあちこちでウゼーんだよ
975 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2007/05/31(木) 17:32:30
ねじまき鳥クロニクル読んだ。
村上春樹読むの初めてなんだけど、なんか綿谷ノボルって登場人物が、まだなんも悪いことしてない内から、
「こいつ最低」って感じで書かれてんだけど、作者に学歴コンプでもあんのかね?
後、井戸の中に閉じ込められた時、唯一そのことを知ってる女子高生との会話で余裕こきすぎだろw
彼女が梯子下ろしてくれなかったら死ぬんだから、もっと焦れよww何小難しい話してんだよwww
俺だったら、小便漏らして、鼻水たらしながら、「助けて下さい」って泣き叫ぶね。
ていうか大体なんで井戸入ったんだよww意味わかんねーよwww
>>432 それが出来るような普通の人間ならここまで有名にならない
>>432 自分は低脳です、なんて自虐的な自己紹介しなくてもいいのに・・・
そろそろ桜桃忌ですな
三鷹までは二駅ですから是非行こうと思います
東京に住めてよかった
三鷹あの町は独特の雰囲気が漂ってて、、、自分には住めないと思った。
何もない。
老人ばかりが異常にいた。
太宰のにおいもしない。
でもファンの人は越してくる人いるんでしょう。すごいね。
439 :
吾輩は名無しである:2007/06/10(日) 07:06:12
ゆとり用か
っつーかひどい絵だ
441 :
吾輩は名無しである:2007/06/10(日) 11:15:20
小林多喜二......悲
このマンガなんか気持ち悪い〜イメージぶち壊し・・・
シシマイがいたw
文学作品の漫画化っていうのも難しいな。
特に有名な作品だと。
どう考えてもイメージどおりにはならないし。
個々人のイメージにものすごく大きな開きがあるだろうしね。
どんな絵でも、文句は出るよな。
まぁ、可愛い感じのアニメ絵じゃないだけいいさ。
獅子舞が怖い感じなのは、いいじゃないか。
447 :
吾輩は名無しである:2007/06/17(日) 08:48:33
昨日は桜桃忌だったね
わ、わすれてたあああああああ
わ、わすれてたああああああああああ
その2
450 :
吾輩は名無しである:2007/06/18(月) 11:22:45
え、明日じゃないの?>桜桃忌
451 :
吾輩は名無しである:2007/06/18(月) 14:49:12
>>444 文学板だというのにDQNな厨房もいるもんだ・・・百回逝ってよし!
文学は文体である
453 :
450:2007/06/18(月) 22:38:31
>>452そうだよね?教えてくれてありがとう。明日お墓参りしてこよっと。
おめ
だよなあ
ビール飲みながら太宰に思いをはせるか
水揚げ記念日(・人・)
>>451 だから漫画にするのは難しいって言ってるじゃん。
人間失格は徳南晴一郎の絵柄で漫画化したら面白いのに
ドス黒いアメリカ産のサクランボがキモい。
アメリカンチェリーは危険なので絶対に買わないです。
スーパーのさくらんぼ見て
桜桃忌思い出した。
さくらんぼ、高いから買わないけど。
桜桃忌行ってきた。
禅林寺でお墓参りして、ボランティア?の人に界隈を案内してもらった。
太宰の腕時計をした女の子がかわいかった。
>太宰の腕時計をした女の子がかわいかった。
綿矢か?
新潮のか?よくできるな。
その女の子のセンスに萌え
よく太宰の腕時計だってわかったな
あのボランティアの人の太宰知識はあまり大したことがない
ボランティアだからじゃない?
初めて桜桃忌行ってきた。(
>>464ともすれ違ってるかもw)
老若男女が集う…と聞いていたけど、「老」の方が結構多くて驚いた。太宰読者の第一世代なのかな。
「雀こ」の朗読には、じんときたな。
桜桃忌は「池水は濁りににごり藤波の影もうつらず雨降りしきる」という風情であって欲しいのに
去年の桜桃忌もカンカン照りだった
>>472墓前にて住職さんによる読経がありました。
参加者が太宰治について語る場も提供されて、4〜5人位がお話なさってた。
お寺、去年の秋行ったとき本堂の裏工事?みたいのしてたけど
さすがにもうきれいになったでしょうね。
この日がメインエベントですものね。
475 :
472:2007/06/20(水) 23:51:03
へー、そうなんだ。生でネット配信してくれたらいいのになぁ。
レスありがとう。
>>476太宰にはまったきっかけや、太宰治に対する思いをそれぞれ語ってましたよ…
皆さん結構澱み無くお話されるので、感心しちゃいました。
すんません
「晩年」読んだんですけど、「逆行」がよくわかりません。ヒントでもなんでもいいんで、誰か解説してください
「逆行」の何がわからないの?
480 :
吾輩は名無しである:2007/06/22(金) 19:48:39
>>479 1・「日本チャリネ」って何
2・なぜ「われは盗賊」なのか
3・四つの話を提示することによって何を語ろうとしたのか、どのような効果をもたらそうとしたのか、各話の共通点は何か
魚服記とか道化の華とかは楽しめたんですけど
すいません想像力不足で
象の話は今に直せばフィギュア萌え〜
ってことだよな
とりあえず、日本チャリネは当時の有名な曲馬団です
日本チャリネはググれば出てくるじゃん……
分からないんじゃなくて、情報収集能力が極度にないんでは?
公辞苑調べても無かったもんで
485 :
吾輩は名無しである:2007/06/26(火) 21:27:25
>>480に便乗してみる
令嬢アユっていう短編の女の子が結局何者なのか
分からなかったんですが誰か読んだ人教えて貰えませんか?
売春
488 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/03(火) 16:22:41
( ^^) ごめんくださーいお!
太宰の作品で、タイトル思いだせんもんがござんす。
女のひとと子供が家の中に居て、語り手(?)は家の外に居て、
彼女達の笑い声を漏れきいて、隙間から覗いてみたら
純白なうさぎが居て、語り手は彼女達を幸せにできないのを痛々しく
思い、その場を立ち去った…
みたいなん、なかったでつか。
気になてウズウズす。
おしえて下さいませ。
↑釣りだろ?
490 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/03(火) 17:39:31
( ^^) 釣りでないよ。
そんな作品あったと思うんじゃ。
しっとったら教えて!
( ^^)<たのむ!!
491 :
ホワ ◆y/0mih5ccU :2007/07/03(火) 18:19:54
( ^^)わかる人はおらんかね。
ボク手持ちの文庫本ぱらぱら見て調べたんじゃが、
忘れすぎて見当つかんで、見つけられんかったんじゃ。
492 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/03(火) 20:10:29
( ^^) やぱり文学板は冷たいで
さいなら。
493 :
吾輩は名無しである:2007/07/03(火) 20:31:41
おいらはその話思いつかんが、そんでも文学板だったらとりあえず最低1ヶ月くらいは待たないと。
調過疎板なもんで、知ってる人でも、ホワさんの質問レスを見つける機会があまりにも少ないのよ。
質問に対して、数ヵ月〜数年後にレスがつくこともある板だから。
494 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/03(火) 21:09:53
( ^^) ありがとう
待ってみる
もしかしたら、そんな作品ないんきゃも
自分も探してみる
みっけたら此処に報告するで
495 :
ホワ ◆y/0mih5ccU :2007/07/03(火) 21:39:29
( ^^) お騒がせした「人間失格」だった。
シズ子の、しんから幸福そうな低い笑い声が聞こえました。
自分が、ドアを細くあけて中をのぞいて見ますと、白兎の子でした。
ぴょんぴょん部屋中を、はね廻り、親子はそれを追っていました。(ry
>>489は知ってたな。コン畜生!まあええで。わかったきん。
>>493はさんきゅう。達者でな。
497 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/03(火) 21:43:35
( ^^)
>>496 さんきゅう。
キモてもかまん。ボクそいな子じゃきにな。
グッド・バイ
修治さんはブス専
503 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/10(火) 10:40:54
( ^^)
寝る前に「人間失格」読んみょるで。
なんつうキモイだらだらぶりじゃ!
死んでもこんなもんを世に残しては、さぞやすらかに眠れまい。
すごいおどけと媚びじゃな。
昔読んだ時はただ抱腹絶倒じゃったが、今は読者をバカに(いいや、世の中をバカに)しとるとしか思えん。
生まれてすみません、なんてな言葉を親が聞いてどんな気がするだろう。
親もあはれ、子もあはれ。
それを賛美する後世もあはれ。
504 :
クリモトのモト:2007/07/11(水) 21:33:18
505 :
吾輩は名無しである:2007/07/14(土) 23:11:04
おしゃれ童人の川柳の意味が分かんない
誰か教えて
506 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 02:37:39
>>503 それは外国の真似ではなかった。誇張で無しに、私はお前を殺したいと願望している。
507 :
吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 02:43:38
>>503 DATE:2007/02/22(木) 06:30:56
913 - 名無し物書き@推敲中? sage
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
破格の価格ってなんかおかしい?それとも語呂が悪いだけ?
これお前だろ
>>503 昔の読みのほうが的確なのでは?
年を取ったからといって、成長してるとは限らんもんね。
509 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/17(火) 15:04:31
( ^^)「人間失格」読了しました。
生まれてすみませんて、誰に言うたんじゃろか。
世間になら滑稽なおふざけととれる。
親になら、切実な吐露ととれる。
>>505 落人の借衣すずしく似合いけり
(元々のお洒落なセンスと良い身分のため、
落人のように落ちぶれた今でも
自分のものではない借衣さえ瀟洒に着こなしてしまっとるぜぃ)
この柄は、このごろ流行と借衣言い。
(哀しくも借衣に流行をレクチャーされてもうた)
その袖を放せと借衣あわてけり。
(商品に触るなと店員はいいました)
もしくは
(借衣を召した私は、恋人の汚れた手に、
衣服の汚れを懸念してあわてました)
借衣すれば、人みな借衣に見ゆる哉。
(借衣をしてみれば、外を歩く誰も彼も借衣しているように見える。
見分けがつかぬならいっそ借衣で良い気がするが、
借衣をついに肯定してしまう自分が更に切なく涙ぐましくもある)
やってみたんじゃけど……
>>506 それは引用ですか?不勉強で失敬。
殺せるもんなら殺してみゃーがれぇ!!
>>507 破格の価格とは何でしょうか。
破格な価格が発覚で家格の破綻が露見。
>>508 ありうる。現実を見ざる得なくなったのきゃも。
我知らず、我も( ^^)大人になりにけり。
510 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/17(火) 15:14:14
人間失格ってみんなタイトルに影響されすぎだと思う。
太宰にとっては世界中の人々に非難されようと
女の人ひとりに褒められれば人間合格なんだよ。
あれは暗い話でも絶望でもなく
してやったりな話だろ。
>>509 でも、人間失格で抱腹絶倒できるって、かなりの読み手だと思いますよ〜
若い頃って、あれを真に受けちゃうものじゃない??
512 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/20(金) 23:09:53
( ^^)
>>511 いやいや、間に受けながらも、笑っちゃう不思議。
だって、「恥の多い生涯を送って来ました。」じゃでー!
流石のお道化、太宰。
>>510 そそ、そうなん?
それならそれで、なんか哀しいでっ。
私にも太宰の作品は暗いと思っていた時期がありました
これは酷い・・・。
絵師をいとうのいぢか久米田にしなかったのが敗因だな。
517 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/21(土) 18:50:01
そのカバーはきついな……
518 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 15:53:20
519 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 18:56:45
>>514 太宰が見たら案外喜びそう
「うはwwwwwwwww俺かっけぇwwwwwwww」
て感じに
520 :
吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 20:06:40
デスノートっぽい
久米田はいいかもね
絶望先生着物だし
522 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/22(日) 23:02:28
523 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 11:10:37
この人の生きてる時の映像ってねえのかな
524 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/23(月) 11:40:55
生きてる時の写真なら沢山あるけどね
後の津島祐子を片腕に抱きながら
ニワトリを前ににこやかに微笑んでる写真とかもある。
そんなの見ると普通の良い父親なんだけどね。
525 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 16:28:12
太宰文学が好きだという人間は精神的ジャンキーが多い。
後、そういう輩のブログを見ると反吐がでるぐらい気色悪い
精神医学で解決すべきことを哲学や文学でなおそうとするな。
526 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 16:48:23
527 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 16:54:49
あげる
528 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/23(月) 17:05:14
>>525 哲学や文学もそうだし
精神医学とやらもそうだけど
もっと学んだほうがいいよ色々
そういう輩のブログ って?
530 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 18:13:12
>>528 芥川賞くださいと、土下座するアル中作家を理解するために、何を学べば
よいのか。
531 :
530:2007/07/23(月) 21:12:07
>>528 人に学べというぐらいろ。さっさ答えろや。
病気を治そうと思って太宰読んでる人間なんていないと思うけど
533 :
530:2007/07/23(月) 21:19:19
>>532 おまえにはきいてねえよ。でしゃばるな。
>>528 人に意見したら説明責任はないのかい。
お前、学校の教師臭がぷんぷんするぞ。
534 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 21:33:38
そうだそうだ
そういう輩のブログ って?
536 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/24(火) 01:15:37
>>530 >芥川賞くださいと、土下座するアル中作家
は多分太宰のことを示しているんだろうけど
君が批判していたのは「太宰文学が好きだという人間」じゃなかったの?
なんか論理的じゃないね、言葉も変だし。
やっぱ色々学んだほうがいいよ。
そうだな、まずは旧約聖書から読んでみたら?
太宰の思想のかなりの部分はそこにあるから。
537 :
530:2007/07/24(火) 01:24:04
>旧約聖書w
>太宰の思想のかなりの部分はそこにあるからw
お宅きとるやろ。太宰みたいにヒロポン打ってんのん?
538 :
530:2007/07/24(火) 01:25:29
お前な、田中みたいに太宰の墓の前で腹切るといいよ。
馬鹿は死なないと直らない
539 :
530:2007/07/24(火) 01:27:56
旧約はとっくに読んでるよ。
どこがよかった、ヒロポン先生?
540 :
ホワ ◆MabYIlcPgw :2007/07/24(火) 01:29:01
( ^^) 若干関係ございませんが、芥川80周年命日をお知らせ致します。
>>530 あなた、境界性人格障害が云々と必死だった人?
>>539 こいつクスリとか関係なくキチガイだな。
543 :
530:2007/07/24(火) 01:57:20
キチガイ攻撃ね。さすが太宰信者、本領発揮したな。
死ぬ死ぬとかいっていつも人の気を引く、同情乞食だからな。
ああ、そうだ。俺がキチガイなら、太宰信者は正常でなければならぬ
これが真実である。
太宰本読んで膝叩くぐらいなら駅前の女浮浪者とファックしろ。
544 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 02:00:34
そうだそうだ
545 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 02:06:15
530って恥ずかしいね
話し相手じゃなく、なぜか矛先が太宰に行くね
太宰嫌いなら読まなくていいし、たぶん読んでもわからないでしょう
かたるしす
katharsis
語る死す
カタルシス
動いてる姿、声を聞いてみたい。
図解太宰にはTV出演した時の写真があったけど。
551 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/24(火) 18:32:26
>>542 というかキチガイぶってる普通の人だから
読んでるほうがなにか恥ずかしい感じがするんじゃないかな。
552 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 21:42:37
太宰の幼少期はまさしくピエロを演じきってるのが、それが
純粋ではないからぞっとする。
553 :
吾輩は名無しである:2007/07/24(火) 22:58:21
>>552道化なんて純粋に演じてる奴いないと思うヨ
555 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 08:18:43
純粋は不適格な言葉でしたが、あえて言うならおちゃらけ、島津家の家に生まれ、
親父の顔色みながら育った太宰の子供ながらの知恵なんだろうか?
彼の心は脆弱ではないとおもう、なぜなら、彼が望んだ道が一般人からはそう捉え易いだけ!
津軽なくして太宰なし・・・
556 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 14:01:02
島津家ではなく津島家
557 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/25(水) 14:58:22
いやどう考えても太宰はタフだと思うよ。
ただし弱さも持っている。誰よりも。
その弱さを自覚して(更に虚飾して)生きるタフさというか。
だからこそ「汝ら弱き故に」選ばれたイスラエル、
旧約聖書の精神に惹かれたんだろうね。
558 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 15:00:35
過疎板の割には似たような文体が多いですなw
559 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 15:14:56
560 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 15:20:12
しかし何で「想像力の問題」なんだ
>>550 テレビ出演ってw
いいかげんなことをw
太宰の内臓の強さは異常
分けて欲しいよ
>>557 太宰が影響を受けてるのは旧約よりは新約ですけど。
564 :
吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 23:57:08
>>556 不覚にも・・スレチだが、先日生麦事件の石碑見て来たので、スマソ!
565 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/26(木) 09:20:20
>>563 何もわかってないんだね。
『桜桃』の中にちりばめられた旧約からの引用を探してみればわかるよ。
566 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 11:12:20
>何もわかってないんだね。
>何もわかってないんだね。
>何もわかってないんだね。
>何もわかってないんだね。
>何もわかってないんだね。
>何もわかってないんだね。
さすが太宰ファンは会話能力が素晴らしいですねw
お前ら喧嘩するなよ
568 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/26(木) 12:09:40
会話能力ってなんですか?
>
>
>
>
なんていういかにも無能そうな引用の仕方のことですか?
>>565 はい、詩篇第84篇や121篇ですね。
『桜桃』のほかには?
『恥』なんかでしょうか?
新約で言えば、「狂言の神」「HUMAN LOST」「駈込み訴へ」『正義と微笑』
『斜陽』『人間失格』などなど、たくさん出てきますね。エッセイにも。
太宰は山岸外史の『人間キリスト記』を読んだり、塚本虎二主催の『聖書知識』を
購読したりなどしていましたが、初期から顕著なキリストへの興味や、
作品に引用されているものだけ取っても旧約より新約に偏っていますし、
>>557で書かれていることを引き出せるとは思えませんが。
そもそも、太宰は旧約と新約を対立的に捉えていたのですか?
570 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/26(木) 17:02:45
>>569 まず何か意味不明な文章がついてるのでそこだけ先に添削してから
本題に入りますね。
>そもそも、太宰は旧約と新約を対立的に捉えていたのですか?
と書いてありますが
>太宰が影響を受けてるのは旧約よりは新約ですけど。
と書いて「対立的に捉えた」のは僕ではありません。
自分と他人の領域くらいは区別したほうがいいですよ。病気だと思われますから。
571 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/26(木) 17:21:47
僕が太宰の思想を旧約的だと思うのは
神がお前たちに惹かれ
お前たちを選んだのは
お前たちがどの民より偉大だったからではない。
むしろ、お前たちはどの民より貧弱だった。
という申命記の精神がまさに太宰的だと考えるからです。
572 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/26(木) 17:36:06
もう少しあげておきましょうか。
旧約聖書には『父の家』という意味合いの言葉もよく出てきます。
というよりヘブライ語ではそもそも「家族」を意味する単語に
「父の家」というニュアンスがあるようです。
この「父の家」を巡って(勿論これはイスラエルや神の国を指すこともあるわけですが)
旧約の多彩な登場人物たちは「安住」と「追放」を繰り返すわけです。
これも非常に太宰的なテーマだと思います。
573 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/26(木) 17:43:10
新約と旧約を「対立的に捉え」るとすれば
その対立軸はまず第一にキリストだということになるでしょう。
読めばわかるとおり
旧約の世界観は「父権」の支配するものです。
父権の支配の中で悲喜劇を迎え葛藤する人々の物語です。
一方、キリストという人はそのようなユダヤの社会で
女性や病人など当時「下級」だと思われていた人々とも分け隔てなく接した人です。
一般的に、旧約は裁き、新約は愛(赦し)だといわれるわけですが
太宰は『駆け込み訴え』を読んでも
「その赦しとは人間にとって真実なのか」と疑問を抱き
「裁き」のほうに突進してゆくユダに
自分自身を比しているように思います。
また新約聖書の解釈としても「ユダ」は旧約的な世界観の象徴だと定義可能でしょう。
以上、まだありますがとりあえずこのくらいにしておきましょうか。
574 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 18:36:54
こじつけに過ぎない。だいたい論旨が旧約と新約のどちらにより惹かれたか、から、太宰の思想がどちらに近いか、にズレている。
一般的に見て明らかに新約聖書からの引用のほうが多いのだからどちらからより影響を受けているのかは一目瞭然のはず。
駆け込み訴えの例もそれはあくまでも新約聖書のうちのキリストとユダに対する太宰の考えであって旧約聖書との関わりは後付けでしかない。
思想と内容とに類似性があるからといって影響を受けたためにそうなったと考えるのは当て推量ではないだろうか。
太宰は新約聖書からの影響を多分に受けていたが実際の彼の生き方や思想はそれと対比される旧約聖書の内容と近いものであった。こう主張すれば少しはましになるかな。
575 :
吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 19:15:32
コテハンで書いたり、名無しで書き込んでる人
病院いったほうがいいよ。
>>571-573 あなたの個人的な感想ではそうなるっていうのは分かりましたが、
それ以上のものでもないということもよく分かりました。
別に旧約を出さなくても説明可能なことばかりですね。
>>574 > 一般的に見て明らかに新約聖書からの引用のほうが多いのだからどちらからより影響を受けているのかは一目瞭然のはず。
まったくその通りだと思います。
それを無視して、作品を「自分はこう読む」という感想(妄想?)をもとに
これはこれこれの影響だといわれても、他者を納得させられるわけがありません。
578 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 03:20:38
一般的で常識的なことだけ言ってください!!!!111><
何を言ってるんですか!!><勘弁してください><
579 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/27(金) 10:54:55
>>574 まあこじつけだと思うのは自由だけど
何の根拠もなく「旧約より新約」と言える人にしては
無理のあるリアクションですかね。
それに「惹かれたか」と「思想がどちらに近いか」
ってそんなにずれてますか?
>一般的に見て明らかに新約聖書からの引用のほうが多いのだから
マクドナルドみたいな発想ですね。
僕は「質」の話をするのが文学だと思いますが。
まあ糞つまらない何の分析もない文章をご苦労様でした。
580 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/27(金) 10:56:23
しかし、少しは話が出来る人なのかと思ったら
ただのネット検索バカだったとは
文学板ですらこんなのがのさばってるんだから
2chってのは終わってるわ。
581 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 11:08:03
批判されて開き直って2CH全体まで話広げちゃってるよこの人
582 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 14:07:51
2chが終わってることに今さら気付いたのか
文学板にバカが一人混じってるだけで全体を決め付けるのはひどいな
てか俺がいない間に勝手に盛り上がってんじゃねぇよ
583 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 14:54:39
俺にはコテつけてる方が負け惜しみを言ってるようにしか見えないが
584 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/27(金) 17:53:20
なんでもいいけどもう少し中身を書こうよ
俺にはこう見えるけど
そうか俺にはこう見えるよ
俺に見えるのはこうだよ
見える見えるよ!
幼稚園じゃないんだから
585 :
吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 21:55:00
自作自演君乙
この流れ
気持ち悪いよ
>>579 旧約より新約の引用の方が多いっていうのは厳然たる根拠じゃないですか。
あなたのは「こうも読める」という可能性の説明にすぎないのであって、
「こういう根拠が有るからこう読める」というような論証になってないわけ。
だから引用数が多いっていう数の説得力を超えられないの。
だったら越えられるような「根拠」を出してみたら?
588 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/30(月) 08:58:29
>>587 引用の多さの話をしてるんじゃなく
影響の話をしてるんですよ(微笑)
影響の話とか言ってたらそれこそ確かに証明できる要素なんかないだろ。
太宰本人が自分が旧約聖書に影響を受けたと言っているなら分かるけど、作品の中から旧約聖書と結び付くようなことをあれこれもってきてそれを主張してたって読み手の推測でしかないよ。
君は分かってないみたいだけど、言ってることがかぶってるからって必ずしも影響を受けたということにはならなくない?たまたまじゃないの?w
ベートーヴェンを聞けばベートーヴェン、モオツァルトを聞けばモオツァルト
旧約を読めば旧約、新約を読めば新約
太宰はその時その時で同程度の影響しか受けない無趣味で流されやすい人間なんです
なんにもわかってない
憶測だけで語るなよ
まぁ、もう、相手にするのはやめましょう。
言っても分からないみたいだし、哀れさが募るだけです。
593 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 08:45:42
>>589 「証明」なんて求めてないですよ。
文学なんだから。
僕はあなたの「叙述」を待っているんです。
なんですか、影響の証明って(笑)
僕は「太宰には旧約の影響がある。精神が似ている」と書いただけです。
証明しようなんて思ってません。僕は太宰じゃないからです。
太宰は、象徴と比喩との違いにこだわった作家でした。
だから「そのまま引用」が精神の比喩ではあっても精神の象徴ではないと思うだけです。
そして僕個人について言えば
引用の数の多さ(しかもその多さとやらも明示されたわけではない)などというものよりは
きちんと価値判断を示したと思っています。
たとえばこんな文章があったとして
A 僕ドラえもん、なんて言うあの言い回しは下劣で最悪である。
すぐにドラえもーんなどと泣きつくのび太君など惰弱な若者の典型だ。
B ある日、ポケットの中から自分に役立つ道具が沢山でてきたら、などと夢想する。
僕は「ドラえもん」の<影響>をBのほうに感じますよ。<引用の数>は上のほうが多いかもしれないけど。
テキストエディタの機能としては役に立つかもしれないけど人間のやることじゃないと思いますね、
単純な「言葉拾い」なんてのは。大切なのは意味や価値の判断でしょう。個々の見方による。
594 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 08:47:07
まああなたが聖書も太宰もほとんど読んでないことだけはよくわかりましたよ。
>>593 だったら、納得できないって言ってる人に対して、あなたは「そうですか」と言って終われば
済む話じゃないの?
それだって個人的な価値判断ですけど。
あと、そのAとBのたとえは、このケースにはまったく適合してないですね。
「ポケットから道具」とまで書かれていれば、明らかに「ドラえもん」の影響が分かるけど、
あなたが太宰について書いてることにはそういう具体的な符合はないですから。
だから納得できないのは当然だし、あなたも相手が納得することを求めないのであれば、
>>594で言ってることもおかしいよね。。
あなたの言ってること自体が、太宰を読んでなくてもいい話じゃないですか。
あなた自身が認めてる。「個人的な価値判断」だって。
太宰は単なる踏み台で、あなたがいいたいのは「個人的な価値判断」なんでしょ。
作品について語るような身振りを見せながら、作品なんかどうでもよくなってるってことですよ。
はっきりいえば、あなたのオナニーを見せられるのがウンザリだってことなんだけど……
分かるかな??
太宰治って下男下女にどんな性的虐待受けたの?
597 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 15:06:17
>>595 ポケットから道具は、ビスケットの歌から連想したのかもしれないですよ。
あなたの言う「明らかな引用」ではないので、ちょうどいい比喩だと思いますね。
納得できないとか言われても僕はあなたのお父さんではないので
どうしようもないですね。納得できないと言ってる人に
「何もわかってないね君は」と返したのだから
あなたが「そうですね」と引き下がればいいんじゃないですか?
どうして「自分は引き下がらないが相手は引き下がるべき」だと思えるのか、
そういう幼稚さについて僕は嘲笑しておきます。
早く引用箇所の具体的な明示でもしたらどうですか?
一歩進んだテキストエディタとして(笑)
598 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 15:13:49
しかし文学板も幼稚な人ばかりになりましたね。
数えるのは得意でも考えたり語ることは不可能なんだから驚きます。
>>597 「ポケット」と「道具」ときたら、まずは「ドラえもん」でしょうね。
要するに、その程度の符合さえ出せれば、ある程度は説得力があるわけですよ。
あなたにはそれさえないわけで……。
そもそも、旧約の思想などといっても幅広いわけで、そこから出発しようとした時点で
間違えてると思うけどね〜。自分は太宰の全集持っててほぼ全部読んでるし、聖書は
母親がクリスチャンだったから幼稚園の頃から読んでるけど、まぁそうも読めるかな、
くらいにしか思えなかったですよ。どっちにしろあなたは他人の感想なんか知ったことでは
ないわけですけどw
引き下がる引き下がらないなんてことを言ってるんではなく、あなたの論理に従えば、
あなたも相手の言ってることに「そうですか」、相手もあなたの言うことに「そうですか」で
終われるでしょ、と言ってるのですよ。どうせ「個人的な価値判断」にすぎないのだし。
なんで自分でそう言っておきながら、相手の価値判断はバカにするの?と聞いただけです。
だって相手を納得させようと思ってないわけでしょ?それこそ幼稚で、失笑ものですね。
自分のオナニー見て、って言ってるだけなんだから。
それでいいじゃないですか。
あと私が前に書き込んだのは
>>597だけだよ。
>>598 いや、あなたそんなこと人に偉そうに言えるんですか?
自分のいいたいことを言ってるだけで、他者がそれを理解するにはどうしたらよいか
まったく「考えて」いないあなたなのに。
自分の言ってることに感心して欲しいだけならブログにでも書いてれば?
601 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 15:28:00
>>599 だから「でしょうね」「あるわけですよ」っていうのは
あなたの主観でしかないんですよ。
僕は「叙述せよ」と言っているわけです。わかります?
あなたの基準と僕の基準が衝突している、
そのタイブレーカーは根拠でしかないんです。
なのにあなたは「説得力があるわけですよ」とは書くが
「どうしてそう言えるのか」については何も書かない。
一貫してそうです。作文を書けない小学生に指導している気分です。
旧約の思想が幅広い「から」影響を受けていないと言えるのだとしたら
旧約は誰にも影響を与えていないんでしょうね。
当然、洗礼者ヨハネも救世主キリストも旧約から影響を受けずに行動したのでしょう。
頭が悪すぎて話にならないですね。
602 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 15:28:49
僕はおいしいと思いました。何故ならおいしいと思ったからです。
あなたの文章の基本ラインはこういうことですね。
603 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 15:30:02
僕への個人的執着はどうでもいいので
太宰のことについて書いてもらえますか?
僕に粘着したってあなたの作文能力が向上するわけじゃないし(笑)
>>601 言ってることが結局、分かりませんでした。
あなた自身の文章の欠点を自分で述べているようにしか見えない……
>>602とか。
あと、ヨハネもキリストも旧約から影響を、
まぁいいです、面倒なので。
それじゃ。
605 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 15:38:28
なんかどうでもいい粘着でしたね
書くべきことのない人は書かないのが一番ですよ。能力もないんだし。
606 :
C ◆7sqafLs07s :2007/07/31(火) 15:41:59
僕の論点は
>>571-573です。
「弱き者」としての自我
「父の家」に対するコンプレックス
「赦し」を求めながらも「裁き」に突進してしまう精神
まさに太宰なのであって
「引用の数の多寡」よりはましだと思います。
しかしアホばかりですな。
607 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 22:04:17
お前がそうやって煽るからアホがたかってくるんだろ
自己満足したいだけならよそでやってくれ
608 :
吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 00:21:22
一般的でないことを主張する自分を賢いと思っている。
しかも中二病。救いようがない。
609 :
吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 00:36:27
>>608 具体的でないことを言って貶して、何か言ったと思っている。
どうしようもない。
610 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/01(水) 08:10:33
一般的なことを主張するのが正しいのだとは
まさにマクドナルド的グローバリズムですな。
中二病は言われても分からない。
俺の思考に周りがついてこられないだけ、みたいに思っているから
612 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/02(木) 14:33:25
そんな風に思ってるのはずばり君だけですよ
メガマック君。
613 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/02(木) 14:35:22
一般的なものこそ正しいのだ
というのは一つの言い方で言えば
「データベース化」なのだろうし
また「ゆとり化」なのだろうね。
「徒競走はけしからん、一般的じゃない奴を生じさせる」
このような現象は
「顧客調査をしやすくするための」
いかにもアメリカ的なマインドコントロールの結果でしょうな。
なげかわしいことです。
涙の谷です。
614 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 14:39:04
615 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/02(木) 14:58:13
中身を知らないから何とも言えないが
オープニングが大槻ケンジの歌ということもあって
太宰というよりライトな江戸川乱歩っていうビジュアルしか感じなかったが。
太宰ってそんなポップでもサブカルっぽくもないでしょう。
比喩的に言えば「基本は野太い声」だと思う。
616 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 15:13:20
>>615 だろ?別に目新しさはちっともないと思うが、これがアニメ界隈では持て囃されてる訳だな。あんまり本を読まない奴が多いからか???
617 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/02(木) 15:29:28
本を読んではいるんじゃないの。
「ただ読んでいる」という意味では。
作品の中に散らばる引用を
「これは知ってる、これも知ってる」とただ「数え上げてゆく」
ことは知的遊戯ではあると思うけど
それによってその引用された言葉なり表現に対して新しい見方が備わったり
もしくはそれらの引用の結果として作品が独立的に機能する、というような働きがないのであれば
ただの遊戯でしかないなと。
引用という文芸的技術を有効に機能させていないと思う。
また鑑賞する側としても有効に受け取っていないと思う。
作品そのものを見てないから何とも言えないけどね。
別の場所にも書いたけど、
サブカル的なところに主戦場を持っていて
なおかつ主流文学的なものの影響を表明したがる人って
「そのまま引用」「ぼくのかんがえる誰々論」みたいなのをものすごくストレートに
ベタに表現しちゃう傾向が強いように思う。
それはなんなんだろうね。
そういうことじゃなくて
作品そのものが影響を語るようなやりくちで語られるべきだと思うんだけどね。
618 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 15:44:09
>>617 確かにそのとおりだな。冒頭に文学作品を引用しているし、各話の題名は文学作品をもじって付けられている。
そもそも作者自体が時事ネタなどをパロディ化する作風にだからか。
アリプロジェクトとか言うバンドがあるんだけど、それも文学を上辺だけモチーフにしたような作品を作っている。
けっこう本を読んでいるらしいが、どうも活用できていないというか、内容を理解できていないんじゃないかと思える事が多いな。
あ、どうでも良い事ですが太宰の愛読者って太宰の作品を誤読してばかり
いる奴が多いんですねw
文芸評論家の奥野健男先生なんて本当にバカでこれ程太宰を誤解してる奴
ってのは類例を見ないですねえw
太宰の小説は笑えます。アホらしい絶望教の教組なんてのは物事を表層でしか
理解出来ない低能な人間の考えにしか過ぎないんですね。
620 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/02(木) 18:09:25
>アホらしい絶望教の教組なんてのは物事を表層でしか
理解出来ない低能な人間の考えにしか過ぎないんですね。
同じ文章の中に「しか」を二回も使うセンスはちょっと手遅れですね。
621 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/02(木) 18:11:05
ただ太宰の小説が笑える、というのは同感ですな。
太宰は卓越したユーモアの持ち主ですよ。本来の字義どおりのね。
アンタに批評して貰わなくても自分の文章が手遅れだってのは自覚してますからw
じゃなきゃ俺は物書きとして食ってる筈ですからw
太宰の小説って笑えるんですよ。あれを過剰に深刻に受け止めちゃ駄目なんです。
623 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 19:38:22
確かに太宰を悲観的に読むってことできないなぁ
なんだか笑ってしまう。ユーモアの神。
押切もえさんなんかは趣味の欄に「読書(太宰治)」と書いていますが
間違いなくユーモアを読みとってませんな
624 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 19:45:23
ユーモアだからこそ人を唸らせるということもあるのかな
笑いだけでは説明できないというか
太宰は言うまで無いですがある意味で天才です。
笑いのオブラートに包んでヤバい、毒を含んだ事を書けるってのは天才でしょ
う。彼は悲観的なベールに包んで根源的な問題を提示してるんです、しかも
ユーモアに包んでね。
626 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 19:59:50
まあ、石川啄木もお笑いだけどな
ツッコミは読者がしないといけないが
627 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 20:01:23
あとさ〜太宰のユーモアが太宰流の美意識に支えられて、やんごとない豊穣なものになっている
でも庶民の視点なんです
たまりません
628 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 20:14:10
久米田はどうよ久米田は。w
何?この自演?
なんだC先生元気じゃんw
>>619 まったくその通りですw
奥野健男には死んでほしいですな(あれ?もう死んでる?
笑いということも含めて、太宰はなによりも「小説家」だったのだと思います。
「絶望する人間」なんて、それこそ掃いて捨てるほどいるわけだしw
631 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 03:24:52
ほんとひどい自演だな
文章に特徴がありすぎる、例え意識しても出ちゃうもんなんだな
632 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/08/03(金) 03:49:24
ダザイってぜったい飽きるよ
ぼく飽きたもん
読めって言われても読めない
「下らない。馬鹿は死ね」の一言で終わる
実際そうやって本人死んだし
ダザイってモラトリアムで閉塞してる思春期の青少年が手軽な麻薬代わりに読むものだ
その時期過ぎたらもはやまったく価値なし。ゴミ箱行き
だって読む時間ムダだもん。ただぐずこねとる馬鹿に付き合うヒマこちらになし。
ダザイみたいな下流ニートは搾取の対象なり。大切に飼うべし。
633 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 04:14:51
昔ね文学者なんて皆ニートさ
634 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 05:32:58
こういう視点でしか太宰を語れない奴って、結局文学なんかやる資格ないんだよ。
635 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/08/03(金) 05:43:34
ダザイって中期の安定したものがたりしか後生が読む価値ないよ
他は駄文
芥川賞から川端じじに排除されたのも至極当然と言うべし
まさに駄文駄弁駄足。人生そのものが無駄に等し
たぶんダザイて性同一性障害だよ
男なのに弱すぎるもん。あれ、女だよ、頭。弱過ぎ
結局大学も卒業できず。
遊女と退廃してタバコ屋の娘口説いて駄目男の典型として周りにさんざん迷惑かけて最後は情死
人生の反面教師、駄目男ダザイ、豚やからの同情しか買えず。惨めったらし
我が輩の日本一嫌いな文芸、これ懦弱極まりなきダザイなり。害書燃やし尽くせ。
ダザイ好きを自称する輩も悉く斬首する。我が輩の前でダザイの名を出すな。殺す。
636 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 05:44:54
俺が結論を書こう
多面的に見て、太宰は道化だった。
これでよし。太宰の小説並みに分かりやすい
637 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 05:47:16
デカダン抗議読んだけど、
これがそんなに下らないとは到底思えないけどなあ。
単純に面白いという意味だけでも。文学としてみても。
638 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/08/03(金) 07:40:24
ピエロにまともに聞きいるものもまたピエロなり。
我が輩、ダザイの醜態が日本人に及ぼした害毒を省みて『害蟲』と見なさざるを得ず。
ダザイファンは無論、ダザイを読む人物も悉く擯斥せざるを得ず。
人間の屑に憑かれた者もまた屑なり。
走れメロス周辺の物語にしかダザイの価値何一つなし。むしろ多大な流毒なり。
中期以外は切り捨て燃やし尽くせ。奇形愚奴に共感する者もまた人道の奇形児なりしや。
639 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 08:09:31
走れメロスは運良く助かる話だ。
だけどデカダン抗議の、父親が呼んだ芸者の名前を帳簿から見つけて、大人になるまでそれをずっと覚えていて、
その後芸者の所へ出掛けていくというのは、殆ど嘘の所がない。例え何一つ本当でなくても、
父親が芸者を呼ぶとか、芸者がきれいだとか、そこに出掛けるとか、
ここには書かないけれど高い店にすっと入って訳も判らずに知っている料理を頼んだりすることは、
実際にあることだろう。太宰が実際にそれを全部やったかは知らないけれど。
そのどれもがつまらない馬鹿馬鹿しいことでしかない筈なのに、
皮肉に満ちた話、物語になるというだけで凄い事だ。
完成度の高いのは走れメロスかもしれないが、それしか読まないというのは
作家に対して完璧なものしか書くなといっているようなもので、
読む人が楽しければそれでもいいが、面白いものを読むのでも構わないのではないか。
640 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/08/03(金) 08:12:59
ダザイなぞを読む者は人間社会中、最悪地獄に住まう非人同然の遊女のみなり。
遊女文芸に染まる愚物もまた遊女同様の非人まがいと思わざるを得ず。動物同然、社会の害虫。
卑怯臆病、文士の反面教師。悪魔と遊女と地獄に住め!餓鬼め。
『書を焼く者はその火で焼かれる。』と言ったのはハイネだったかな?
まあ現実にハイネ(ユダヤ人)の書を焼いたナチスの首領のヒトラーは焼かれ
ちゃうんだけどね。太宰の小説を悪書ととるか良書ととるかはその個人次第。
悪書を読むって事も人生においては必要。グリム童話集って本当は残酷な話
なんだけど今はすっかり毒抜き、骨抜きしたものが出回ってる。
蒲鉾ばかり食ってる子供は大人になって本物の魚を食えなくなるんだよね。
悪を知るのも文学作品の一側面。
642 :
吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 08:33:56
あんな風に子供の頃会った女の人に大人になってからまた会おうと思ったら、
まず頭を使って、その後実行に移さなきゃいけないから大変だよ。
それを太宰がしたから、そこから物語が生まれたに違いないよ。
643 :
(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ :2007/08/03(金) 09:29:19
ダザイの文芸より愚衆の愚劣を後生に垂れ流す悪書なし。
現に貴様はまさしく社会の害虫に育ちつつあるなり。
害書は害虫を育つ。
貴様自身が《堕落》によりその害毒に殺られるのみ。
我が輩、我家から一切の害書を焼き払い、ゴキブリに隙を見せぬ代わりに貴様ら奴隷から搾取す。
これ人道の配分的正義なり。
たかが文学作品程度の害毒にやられるような奴は結局世間においても出世
しないでしょうねw
俺は害虫でも一向に構いませんが、無菌室で『我が輩は特別に選ばれし人間
なり。』なんてほざくような奴はまさしく太宰の小説の毒に脳がやられている
んですねえw
『選ばれし者の恍惚・・・』なんてのは太宰が書いていたんですけどねw
645 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/03(金) 16:17:01
選ばれし者の恍惚と不安……は太宰の発明した表現じゃないですけどね
ヴェルレエヌ
いえす
太宰治はオーサム
先日、初めて三鷹の陸橋に行ってきたお。
意外に高さがあったので当時は見晴らしも良かったんだろうなあ。
ちょっぴり感慨深かった。
VIPでやれ
652 :
吾輩は名無しである:2007/08/09(木) 01:15:52
FOX乙
653 :
吾輩は名無しである:2007/08/15(水) 00:12:53
斜陽とかで言われてる「道徳革命」って何?
654 :
吾輩は名無しである:2007/08/16(木) 23:37:24
晩年買ってきた
自殺を考えてる人が一度は読むべきとどこかで聞いたので…
しかしまだ開いてない
ふむぅ
655 :
吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 21:20:27
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070817i514.htm 太宰「人間失格」、人気漫画家の表紙にしたら売れて売れて
太宰治の代表作「人間失格」の表紙を、漫画「DEATH NOTE(デスノート)」で知られる
人気漫画家、小畑健さんのイラストにした集英社文庫の新装版が6月末の発行以来、
約1か月半で7万5千部、古典的文学作品としては異例の売れ行きとなっている。
「恥の多い生涯を送ってきました」という文章で知られる「人間失格」は、
太宰が自殺する1948(昭和23)年に発表された自伝的小説。
生きることの苦悩を見つめた小説には若い世代のファンが多く、
52年刊の新潮文庫は602万5千部と夏目漱石「こころ」と並ぶ大ベストセラー。
90年刊の集英社文庫でも40万部を超えている。
従来の表紙は抽象画だったが、編集部は、「いかにも名作」という路線から脱却を目指して小畑さんに表紙絵を依頼。
新装版は、「デスノート」の主人公を思わせる学生服姿の男の子が不敵な顔で座るデザインとなった。
文芸作品と人気漫画家のイラストという異色の組み合わせはインターネット上でも話題になり、
「このコラボはすごい。カバー買いしました」との声も出ている。
同文庫編集部は「コミックを読む層が興味を示しているようだ。若い読者に手にとってもらえれば」と話している。
(2007年8月17日20時55分 読売新聞)
宮沢賢治やら芥川龍之介の作品をギリギリ読める程度の
読解力と漢検2級程度の能力なんだけど、
そんな俺に太宰治は読めますか?
読んでからまた来れば?
659 :
吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 23:31:12
>>657 普通に読める
しかし彼の本当に言いたいことは分からないだろう
ちなみに俺も分からない
「桜桃」を嫁。
放蕩の夫と、今で言う自閉症の子を持った母がボソっと言う「涙の川」を嫁。
661 :
吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 23:54:48
いい加減人間失格をプッシュする出版社死んで欲しい。
あんなのつまんねーよ。
女生徒の挿絵を鳴子ハナハルに!
667 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/18(土) 08:27:52
>>662 涙の谷だね、そしてそれがまさに旧約からの引用なんだが。
668 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/18(土) 08:30:04
つまり奥さんが旧約からの引用をするとは思えないので
その台詞は太宰が「言わせた」ものなんだな。
まあ何かもっと素朴な非難を受けた現実があって
それを美化というか再構築したのかもしれないけど、
作ったものであることは確かなんだな。
そこまで考えると太宰は奥さんに自分を責めさせる「虚構」を作っているわけだ。
そう考えていくとやっぱ太宰ってただの軟弱者じゃないんだよな。
タフだしユーモアがある。
>>
旧約のどこからですか?
671 :
吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 14:51:53
斜陽の上原は小説家なの?絵描きなの?
>その台詞は太宰が「言わせた」
軟弱者どころか、おさんでの図太さはあっぱれ
だいぶ昔高橋源一郎が太宰のお気に入りの一つにおさんを挙げていた。
この人2回ぐらい離婚してるよね。
当時ガキでおさんのエロいとこしか鼻が利かなくてピンとこなかったが
オッサンになった今なら納得。
ちなみにその時の彼のベストは親友交歓で、芸術家論みたいなことを語ってた
太宰もたまにやるような書き手と読者との関係云々の話で難しかった。
674 :
吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 01:26:56
ちくま書房の全集を買おうと思ってるんですけど、単行本だと13巻出てて、文庫版だと10巻ですけども、 文庫版に収録されてなくて単行本に収録されてるのは、例えばどうゆうのがあるんですか?
また新潮社から出てる文庫本を全部集めてないんですけど、新潮社の奴を集めてからのほうがいいですかね?
宜しくお願いします。
675 :
(o^v^o) ◇m0yPyqc5MQ:2007/08/27(月) 02:21:47
日記とデビュー前の習作。別巻として研究者評論文を収録。
ま
デビュー前の習作は全集でないと読めない。
676 :
吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 22:56:37
>>675 レスサンクス。
デビュー前の習作と研究者評論文は、ちくま文庫に収録されてなくて単行本だけに収録されてるんですか?
とりあえず新潮社の文庫を全部集めようかなと思ってるんですけど、新潮社の文庫に収録されてなくて、
ちくま文庫の全集に収録されてる作品は、どれ位あるんですか?またそれは読む価値ありますか?
読む価値?
678 :
C ◆7sqafLs07s :2007/08/29(水) 10:09:44
>>673 太宰の小説って感覚的にしか評価されない傾向が強いと思うけど
その構造もかなりしっかりしてるんだよね。
おさんもそうで、
ただの駄目男の感情を妻の視点から読み解いているだけじゃなく
その駄目男の言葉とか行動がラストの伏線としてちゃんと機能しているんだよね。
そういう「密かな論理性」があるからこそ
駄目男の心情にもなんとなく共感してしまう。
その企みに気がつくと太宰の読み方は少し変わるはずなんだけど
多くの人は青年期までに読んだ印象だけを固持してしまって
「大人になったら読めなくなった」とか言うようになるんだよ。
679 :
吾輩は名無しである:2007/08/29(水) 13:11:15
プ
大人になってから読むと、太宰の文章はめちゃ具体的でおもしろい。
独り善がりな修辞法を使わないから、想像力が喚起されやすいね
感覚や雰囲気だけでおしまいにするのはもったいな過ぎですな>青年期まで
書く意味内容も割りと明確だと思う。
おさんで言えば、ずばり、浮気の正当化。
魂の叫びじゃなく、自分を相対視した軽い意味での。
そこに革命論とか書き手の社会的役割とか
雰囲気満載の夫婦のやり取りとか、いろいろ絡めつつ
ご指摘のとおりの構成力でまとめて、いい感じの読み物になってる。
ただ、スポットの当て方によって主題は変化しうるだろな。
太宰の実人生に引き付けない限りで自殺の意味を探るのも一興かも知れん
太宰は短編をあらかじめ結末まで構想するから
(初期の作品によくそういう描写が出てくる)
設定・論理性はしっかりしてるんだろう。
それをベースにして皮膚と心、駆け込み訴えのような
大きくうねる心情を描いちゃうから、そりゃ心うちますわな。
メロスもそうだな。
・・・でもでも、今俺が一番しゃべりたいのは、井伏&太宰の話なんだーー
さっき井伏選集後記読んで爆笑したので。
くだんの青ヶ島なんて、書いたあと絶対太宰舌出してるぜ、陰湿な恨み節とかじゃなく。
太宰がガチャピンおちょくる時の伸びやかさは最高。また機会があったらよろしく。
友人は太宰の人間失格とか読むと鬱になると口を揃えていった。
私は人間失格を読んで笑ってしまうたちだ。
このスレ読んでそういう感性の人も結構いるんだなと思った。
>>681 どんなシーンで笑いましたか?できれば姦通のとこ以外で
太宰の兄ちゃんが書いた
めし
とかいう文章ワロタ
>>682 部分的なところはあまり印章に残ってないのですが
雰囲気といいますか…
とりあえず笑えました
太宰はお道化を忘れなかったのだなと思いました。
686 :
吾輩は名無しである:2007/09/05(水) 09:12:54
687 :
吾輩は名無しである:2007/09/06(木) 00:59:54
今日本屋で気づいた
人間失格の表紙なんだよ、あれ
688 :
吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 02:19:31
いま右大臣実朝読んでるんだけど、もう文章がすごいとしか言いようがない……。朝廷の権威を誉め讃える部分の描写に圧倒された。
689 :
吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 03:43:39
回りが吉本ばなな辺りをオシャレだと思って読んでるころに
太宰治が好きだと言ったら論外つーかよく分らないという反応された
自分からしたら太宰以外に小説おもしろいと思ったことがない
太宰の小説は文字を読んでる気がしない
まるで読み終わった時には映画を見終わったかのような感覚に陥る
作品の色は別として、まずちゃんと読める小説が太宰のものしか見当たらない
太宰好きなやつの他に好きな作家いたら聞きたい
太宰好きですが吉本ばななも好きですよ
>>689 確かな感性だと思うよ
でも、太宰以外にも面白いものはたくさんある
太宰より幾らか落ちるにしてもね
ばななはいかんせん醜すぎていかん
自分は三島、谷崎、梶井なんか好き
694 :
吾輩は名無しである:2007/09/09(日) 10:46:48
芥川龍之介は太宰よりいいぞ。太宰のほうが文章は読みやすいけどね。
梶井基次郎が好きです
697 :
吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 00:18:58
あんな顔してるけど意外と繊細だったらしいぞ梶井はw
それよりオカンが芥川を勧めてくるので一通り読んだが
「芥川は太宰なんかより全然良い作品」ってわざわざ言ってくるのが…orz
698 :
吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 00:39:16
斜陽で母の病状がいよいよ危ないと言われて
かず子が台所で冷たいご飯に鮭缶をのせて食べて(?)
ポロポロ涙を流すって描写が、すごく哀しさが表現されてて
とてつもなく好きなんだけど同じように思ってる人いる?
699 :
吾輩は名無しである:2007/09/13(木) 04:51:41
「斜陽」の敬語がおかしいって志賀直哉が言って論争になったらしいけどこれって有名な話し? 大野晋の「日本語練習帳」に書いてあったんだけど。
ぬぬひゃく
>>699 三島も指摘している
貴族の言葉ではないと
702 :
C ◆7sqafLs07s :2007/09/13(木) 19:59:11
>>699 でもそれに対して太宰が反論したもののほうが素晴らしい。
「皇族が俺の小説を愛読してるんだ、文句あっか」
それだけじゃなく、志賀の文中にあった「お殺せなさいますの?」という日本語を
おまえも他人のこと言えねーじゃねーか、と指摘している。
704 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 13:40:14
漫画さいもえトーナメント
http://sakura.45.kg/mangasaimoe/ 太宰治をモデルにした漫画のキャラクターがいます。それは
「さよなら絶望先生」の糸色望(いとしきのぞむ)です。
作者の久米田康治も、自身の漫画のファンブックで太宰治の
コスプレを披露する程の、太宰フリークです。
この糸色望が、トーナメントの2次予選11組にエントリー
しています。投票日は9月24日です。
もし「さよなら絶望先生」あるいは久米田康治を知ってる方、
糸色望に興味を持たれた方などは、是非とも投票に参加して
下さるようお願いします!
705 :
吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 19:00:45
ナニヲ今更w
甘ったれ太宰。
ttp://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2007092101057 2007/09/21-21:54 小野正文氏死去(文芸評論家、青森中央学院大名誉教授)
小野 正文氏(おの・まさふみ=文芸評論家、青森中央学院大名誉教授)
21日午前7時4分、急性肺炎のため青森県弘前市の病院で死去、94歳。
岩手県久慈市出身。自宅は青森県弘前市樹木4の10の6。
葬儀・告別式は25日午前11時から弘前市南城西2の11の3の公益セレモニーホールで。
喪主は長男正俊(まさとし)氏。
太宰治を研究、著書に「太宰治をどう読むか」など。(了)
710 :
吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 00:27:36
この前、本屋に行ったら、デスノートのキラ似の人物(下品な面構え)が
制服着ているカバーの文庫があった。
なんじゃこりゃと思って手に取ったら人間失格・・・。
おい、おい、全く内容とマッチしてないじゃないか。
何考えてあんなデザイン採用したんだと、小一時間(ry
沢尻エリカは諸悪の根源
自分が小学生の時が高校生の姉が人間失格を読んで鬱になると言っていたのを聞いてから
なんか読む気が失せて中高生の時分の感想文提出課題No1と言っても過言じゃないのに
一切太宰には触れずにすごしてきた。あれから20年近くたって通勤時間の長さを
紛らわせるため家にある小説を片っ端から読み直していたら姉が実家においていた
人間失格を発見。なんか鬱になるのは嫌だなあと思いつつ名作と言われているんだし
一度は読まねばと思い手に取った。
なんかすごい面白かった!てかダメ人間万歳だよ!
もっと早く読んでおけば良かったよ!姉の言う事なんかスルーして良かったよ。
人間失格って笑い取りに行った作品だと思ってたんだけど。
喜劇と悲劇、両方。話の中の話にもあるし。
読んで鬱になるといえば……
あんまりねーな
つーか、悲劇そのものっていう作品てないよな
どこかしらで太宰が顔を出してうんたらかんたら言い出して、そのペースに乗せられてしまう
総入歯なのにカッコいい!
総入歯だからカッコいい!
誰だったかな、できれば十代のうちに1回は「人間失格」を読んで欲しいとか書いてたの。
その文章がテストの問題になってたんだけど。
721 :
吾輩は名無しである:2007/10/08(月) 16:20:56
こんなのがありました→
第11回フォス研 秋の読書会 作品テーマ「斜陽」
日時 2007年10月27日(土)19時スタート
場所 フォスフォレッセンス店内(三鷹市上連雀8丁目4−1)
費用 ワンオーダー以上のご注文をお願いします。
参加ご希望の方は直接、メール(
http://page.freett.com/phosphorescence/)、
電話0422−46−1004 book&cafe' Phosphorescence(古本カフェ フォスフォレッセンス)
などでお知らせください。また質問などもお気軽にどうぞ。
以上
どうでもいいがその店名は呼びづらそうだな
>>721 あんまりあちこちで宣伝しないほうがいいよ
724 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 01:47:08
太宰の評伝を読んだら男性は大方太宰を偶像化というか美化しているけど、
女性、津島 美知子さんとか太田 静子さんは随分クールな太宰評だな。
太田静子曰く「作家としての才能以外はどうしようもない人」と娘に
語っているがあたってると思う。。。。
男性の方がロマンチックなのかね。
725 :
吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 02:08:06
>
>>391 物凄い亀レスですが、「斜陽」が太宰の奥さんへのラブレターの面がある
というのは同意。最後の下りはよく読んだら太宰の奥さんと思える人物描写が
細かく記載されて彼女への愛情を綴っているけど、作品上あまり必要でない人物描写を細かく
書いたのはそれなりのメッセージが込められていると思う。
それともう1つは太田静子への自分の本意を伝えるメッセージでもあったと思う。
後年、太田静子さんき娘の治子さんに「太宰が一番好きだったのは奥様だった
」と言っているのは、やはり斜陽に込められたメッセージを読み取ったから
ではないかという気がする。
太宰自身も「お前を誰よりも愛していました」っていう遺書を残してるよね。
美知子さんに。
↑の遺書の非公開部分に何が書いてあるか気になる....。
>>726 他の女と逝っちゃっておいて、その言葉もむなしくなるけどな。
729 :
C ◆7sqafLs07s :2007/10/10(水) 18:40:14
燃えるような欲望は死に近いけど
日々の生活に必要な愛は別にある。
しかしその愛を持続するだけの意思がなかったということだろう。
矛盾はしないと思う。人間が矛盾してるだけで。
730 :
吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 18:56:11
しかし太宰の友人、知人はもとより、太宰治の人生知っている人間は
「結局太宰は誰が一番好きだったのか?」と大いなる好奇心を抱いていた
と思うけど、愛人である太田静子さんはちゃんと太宰の思いを見抜いて
いたのは凄いなあと思う。
娘の太田治子さんの作品読むと、親子二人凄い貧乏したらしいけど、苦労
の中でも静子さんと治子さんが幸せに過ごしていたのがよくわかる。
もう一人の娘さんの津島佑子さんの作品とかも読むと、太宰が自殺した事で
彼女達は「残された者」になるけと゜、本当は生きている人達の時の流れの
中に残されたのは太宰の方だなと思う。
つーか太田はただのビッチ
733 :
吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 02:07:03
>>733 まずは本読めよとか言ってるしわけわかんねーって感じのバカ??
新しい男は、無闇に煽りあったりしないものだ
736 :
吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 02:38:53
「斜陽」の冒頭で一文字判読し難いものがあるって
昔どっかで見たような気がするんだけど記憶違いかな?
ふと思い出して調べてみてもわからんかったので
知ってる人いたら教えてください!
「斜陽」なら作者が生前に校正してるに決まってるから、違うんじゃない。
遺稿にあった作品じゃないの。
『走ラヌ名馬』を暗唱できるようになりたい。
冒頭のふらふらした行動がなかなか暗記しづらいが。
『HUMAN LOST』も部分的でいいから暗記したい…。
なんの意味もないが。
確か太宰だったと思うんだけど、妹が中心として動いてく短編で、駄目な兄に家族が振り回されるような話のタイトルって分かりますか?
下にネタバレ。
最後は結局父が散歩中に兄を殺してしまって、妹が「兄が死んだので、家族は幸せになった〜」と言って終わるやつです。
もう一度読み直したいのに、手元にないので気になってます。
740 :
吾輩は名無しである:2007/10/17(水) 12:35:06
多分「日の出前」じゃなかったかなあ。。。
違っていたらスマン。。。。。。。。。。。。。
ぐわあっ、折角探し当てたら先に言われたw
新潮文庫のきりぎりすに収録されてた
ワロタw
日の出前って実際に起きた事件がモデルなんだっけ
746 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 00:45:20
所で美知子さんはどうして太宰の遺書を生前公開されなかったんだろう。。。
「美知様 誰よりもお前を愛していました」という部分だけでも公開
されたら、夫人への様々な好奇心に満ちた雑音も違った色合いになってたのに。
747 :
吾輩は名無しである:2007/10/19(金) 00:47:46
いやなってないだろw
太宰はやることなすこと全てネタにしか見えん
今なら「世間の厳しさを思い知らせるべきだ」とか「会見開いて謝罪しろ」とか
言われまくりじゃないかな。
それよりも2chで祭りになるだろうなw
スレタイ
【またか】太宰VS○○バトル勃発【そして伝説へ……】
【太宰の挑戦】○○で太宰喧嘩売る【好評発売中】
かの名スレを思い出すなあ
>>739 花火だ
俺もあれはすきだ。テンポがいい
当時は発禁だったやつだね
全集とかにしかはいってないかも
753 :
吾輩は名無しである:2007/10/21(日) 21:17:12
カチカチ山笑えた
ウサギ=アニメキャラ
タヌキ=キモヲタ
なんにでも当てはめられるから困る
755 :
吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 01:49:42
確か、「津軽通信」の「庭」で、呉せいげん?という碁をうつひとが、太宰の長兄に会いにきた
というくだりがあるとおもうんだけど、
今TBSで「報道の魂」とかいう番組に
呉せいげん(正確な漢字がわからないけれど)というひとが出てるんだけど
もしかして、その呉せいげんというひと?VTRで出てくるんだけれど、93歳ぐらいらしい。
質問です。
太宰が好んで聞いていた音楽ってありますか?
本を読んでも音楽にたいしての記載があまりないですよね。
音楽を聞かない人だったんでしょうか。
小説やエッセイを読む限り、特別音楽好きというわけでもなさそうだな
酒に関してはうんざりするほど出てくるが
>>757 モーツァルト。
「斜陽」にも出てくるし、「葉桜と魔笛」って小説のタイトルにもなってる。
久保喬も書いてたよ。
あとは、富本やってたんじゃないの?
760 :
C ◆7sqafLs07s :2007/10/25(木) 11:46:26
>>754 象徴と比喩の違いってことで太宰が語っていた内容を考えると面白い。
柿ですか
せめて窓にしてもらいたい
762 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 16:41:12
このスレ読むと他の女に子供産ませたり、更に他の女と心中したりしても、
結局奥さんが一番好きだったなんてはた迷惑過ぎる・・・・。
シヅ子→子供仕込んで(中田氏して はあと
トミヱ→先生と一緒に死ぬの〜ズルズル(引きずられて
764 :
吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 23:32:05
一番愛されるのと、最期の女になるのってどっちがいいのかな。。。。
究極の選択だな。。。。
>>762 だって山崎さんが心中するって勝手に盛り上がっちゃったんだもんよ〜
青酸カリを隠してないか、部屋の中を探したりもしたんだぜぇ。
太宰不可抗力ーー
気の毒やったね
しかしそこまで愛されるのも名誉なことである
つまらんスレだな
770 :
吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 03:30:29
こんなやつまだ読んでるクズどもがいるんだな
単純に面白いから。娯楽だよ。
>>770 太宰の読者は後から後から再生産されてくるでしょう。
仕方ないのです。作品に魅力があるのですから。
あなたには悔しいかも知れませんが。
太宰の表面的なおもしろさに飛びつくのは中二病
しかし、それを超えた深みがあるのもまた事実
先日古本屋で「一歩前進 二歩後退」なるレーニンの文庫本を見た。
こんなタイトル遊びの元ネタ今まで知らんかった。
776 :
吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 01:01:17
来週の演習で原稿用紙5枚くらいの簡単な論文を出すのだが
「人間失格の大庭葉蔵(の人生)と太宰治(の人生)は多くの共通点があり、それゆえ自伝的小説と位置づけられている」
という結論に持っていきたいんだ。
誰か太宰の人生と人間失格のあらすじを比較したHPとかしらない?
手元に太宰の年譜とかなくて比較ができないんだ。
>>776 どんな検索方法してるんだよ……
年譜なんざ腐るほどある
それよりも、その結論はねーよwwww
778 :
吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 01:27:25
とりあえず課題出せればいいんだwwww
年譜と人間失格の比較がめんどくさいからまとまってないかなぁと
三流大学のクソ教授に出す論文だから当たり前のことを当たり前だと証明すればいいのさ
自分で言うのもなんだがテラゆとりwwww
>>778 教授を馬鹿にする前に自分を恥じなさい。
ってか、大学が三流でも教授が三流とは限らないからね。
まぁ「とりあえず課題出せば」単位Aくれる教授が良いとは思えんがね
教授が三流じゃないならクソなんて冠つけないわー
有力な情報がないから明日論文漁ってくるか
2chも大したことはないのね
>>780 君が本当に三流大学の学生だってことはよくわかったよ。
論文なんかあさらないほうがいいよ、読んでも意味分からないんじゃない?
782 :
吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 15:28:28
まあまあ
深夜に熱いやりとりがw
784 :
吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 03:11:25
京大では試験で解答用紙に「あ」と書いただけで単位をくれる先生がいるというのに
先生失格
むしろ機密情報
787 :
吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 19:49:33
太宰治は、まれに見る自分に厳しい人ですよ。
厳し過ぎたんですね。
「道化の華」において、太宰が「僕はこの手もて、園を水にしづめた。僕は惡魔の
傲慢さもて、われよみがへるとも園は死ね、と願つたのだ」と書いているのも、実
際には、これと”逆のことが、太宰”に””起こっていたんです。
田部シメ子が、太宰を救い上げようとしたんですね。
呉清源がテレビに出てましたね〜
太宰のお兄さんのこととか覚えてるかな。
>>787 ええ?
どういうこと?
実際は海に飛び込んでなんかいなくて、岩場で苦しんでたっていうけど。
789 :
吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 17:29:55
788
>ええ?
どういうこと?
実際は海に飛び込んでなんかいなくて、岩場で苦しんでたっていうけど。
「復活」を考えに入れると、太宰の最後の自殺、それが何故女性同伴でなければな
らないのか、等が見えてくるんです。
また「復活」を考えに入れないと、太宰を巡る”女性達の側の”行為が理解出来な
いんです。
太宰は、単に、田部シメ子が死んで自分だけが生き残った罪悪感に苦しんでいただ
けではないのです。
最後の心中も、結果的には二人とも死んで、情死のかたちになってしまったけれど
、もちろん情死ではないですね。
太宰の「今度こそは、俺が!」「今度こそは、俺の番だ!」という心意気ですね。
田部シメ子の太宰への想いと行為を、今度は、太宰が山崎富栄へ示したんです。
(富栄さんは心中だと思っていただろうけども)
790 :
ゆうさく:2007/11/10(土) 23:07:07
山岸外史を復刻させて、
小畑を表紙にしたら集英社はネ申。
人間キリスト記なんてぴったしだろ
大手だれか復刻やってくれよ。。
>>789 もっと具体的に書かないと単なる妄想か君のオナニーにしか見えないよ。
水仙
読んだけど、ひどい奴だなと思った。主人公。
793 :
吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 18:20:55
791
>>789 もっと具体的に書かないと単なる妄想か君のオナニーにしか見えないよ。
今、調べている最中です。
僕は、太宰治の初心者の中年男だから、もう少し時間を下さい。
僕が「太宰治復活説」を感じるのは、僕が、三鷹市在住で、最近「太宰の霊に水中
にひっぱられかけた (^^; 」体験をしたからです。
(玉川上水ではなく、隣の千川だけど。。。)
そして、三鷹周辺を、太宰について思索しているうちに「「太宰治復活説」に思い
至りました。
だから、僕の「太宰治復活説」は、ほぼ間違いないと思っています。
そんな訳で、僕の「太宰治復活説」をばかにすると、太宰の霊に呪われますよ。
>>793 太宰は人を呪うような人物じゃないと思うよ。
文学のことで喧嘩をふっかけることはあっても。
君自身が、太宰は自分に厳しい人だと書いてるじゃん。
ってか、そこからすでに妄想ですか。
太宰ゆかりの地を訪ねてから体調が徐々に優れなくなったことがあったけど
あれも呪いかも、、、。
太宰の本を読んで酒飲みになった
太宰の呪いだあああああああ
でもこういうやつ多いだろw
私は陶淵明を読んで酒飲みになったよ。
淵明の呪い??
798 :
C ◆7sqafLs07s :2007/11/13(火) 08:13:29
こういうことばっかり書いてるから
太宰の読者はメンヘルだとか言われてしまうのだ。
799 :
吾輩は名無しである:2007/11/13(火) 19:32:21
以前、太宰に関して書かれた本に、太宰の死去の際(か?)に、誰だか女の人が
「復活,復活」と口にしていたと書いてありました。
その時は、さして気もかけないで流し読みしてしまった為に、何の本だったか覚え
ていません。
太宰の関しては、多くの人に詳しく書かれているいるので、どの本に書いてあった
のか、誰か知りませんか?
>>799 「汝姦淫するなかれ」と山岸外史が吼えていたというのは読んだことがあります。
山岸外史の本マジで読みたい・・
図書館にあるものか?
802 :
吾輩は名無しである:2007/11/15(木) 13:53:45
主人公はいつも自分に説明をつけていたのだって描写の出てくる作品なんでしたっけ?
>>802 道化の華か狂言の神
もしくはそのほかもろもろ……
割とそういう表現多い。太宰は。
805 :
吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 07:40:47
806 :
吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 01:06:20
リンクでとんできたんだけど、このスレってどこにあるの?
一般書籍、文芸書籍サロンじゃないみたいだし。。。
文学板
809 :
吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 21:28:11
>>126 これはどーにも納得しかねますな。
若かりし頃の太宰をしらないんじゃ???
どー見ても太宰>>>>>>>>>>三島。
810 :
吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 22:42:50
そう簡単に優劣つけるなって
つチラシ
>>790 おまえ何歳だよwww右半身還暦で左半身高1とか?www
812 :
吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 01:30:35
「ろまん灯篭」を読むと本当に天才だなと思う。
あの五人の書き分けはすごい。
813 :
吾輩は名無しである:2007/11/27(火) 17:32:30
最近「人間失格」を初めて読んだけど、単純に面白かったよ。
自分と重なる点が多かった。俺も終わってるからかな・・・。
でもまぁ、学生(特に中学)時代に読むよりは、多少人生経験を
積んだ20代後半以降に読んだほうが楽しめそうな作品じゃないかな。
>>813 それはあるね。俺も、昔読んだときは、何も心に残らなかったのに
再読して引っ掛かるものがあった。
あと10年ぐらいしたら、読んだら泣くかもw
>>813 > 自分と重なる点が多かった。俺も終わってるからかな・・・。
いや、俺はアレを読んで何一つ自分との共通点を見い出せない人間の方が終わってると思うが
えっ、 お、俺!? 呼んだ?
怪獣大戦争というDVDをレンタルしてオーディオコメンタリーの土屋嘉男の
話を聞いていたら太宰との交流話が出てきて面白かった。
疎開中の太宰と井伏に釣りを通じて親しくなり、太宰に俳優になるよう
薦められたそう。
最初に会った時は胡散臭い人だと思い、疎開先の宿屋のおかみも同じ様に
太宰を胡散臭く感じていた話とか、笑った。
818 :
吾輩は名無しである:2007/11/28(水) 18:17:47
どなたか遺書の全文をアップしてくれませんか?
ググっても見当たりません....
819 :
吾輩は名無しである:2007/11/29(木) 00:35:18
自分の事を道化に例える、あれって太宰が最初かな?
もしそーならそれだけで大作家確定でいいってかんじ。
>>817 貴重はお話dクス。
ご存命なのかどうか気になって調べたら80歳なんだな。
どうか長生きしてください。。。
走れメロスって途中で犬蹴ってますよね
あの描写どうなんでしょう
服がなくなっちゃうほど速く走ってるっていうのはどうなの?
しかも公衆の面前にわざわざ走って来るんだよ。
自分で気づかなかったの?
823 :
吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 01:01:44
太宰治って日本浪漫派の同人だったけど右翼なの?
学生時代は左翼活動家だったらしいけど。
824 :
吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 01:11:18
お墓参りって勝手に行っていいんだろうか
禅林寺ってお寺にあるんだな
>>824 勝手に行ってOKでした。
誰もいなかったです。
826 :
824:2007/12/09(日) 22:40:42
>>825 レスthxでした
今日三鷹までは行ったんだけど
玉川上水沿いに歩いて水の流れを見てたら気持ち悪くなって
禅林寺まで行く気力が萎えてしまった
こんなところに落ちて寒かっただろうなぁとか、
石とか枝にひっかかって痛かっただろうなぁとか、
変なこといろいろ考えちゃった
どうやら深層心理が、彼の亡くなっていることを認めたくないようですww
『恥』の女の子みたいな気分よ、菊子さん。
827 :
(o^v^o):2007/12/09(日) 22:46:37
( ̄△ ̄){ぼく太宰だいきらい。ばかだから
和辻が大宰しんだときしかめっ面したって。最悪だよ、大宰みたいなの
さっさとぶたやとしね、ばかは
828 :
吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 00:48:55
太宰治って日本浪漫派の同人だったけど右翼なの?
学生時代は左翼活動家だったらしいけど。
>>826 自殺したころはもっと水量が多かったそうですね〜
「嫌われ松子」も自殺できなかったし。
>>823 右翼とか左翼とかそういう区分がなんの役に立つか知らないけど、同人は同人だったよ。
「青い花」っていう直前にやってた同人誌(「ロマネスク」を発表)が一号で廃刊になって、
合流したんだよ。
同人のことはほとんど知らないまま。
ちなみに表記は「日本浪曼派」だよ。
「日本浪漫派の同人云々ウヨサヨ」のレスあっちこっちで見るけどなんなの?
>>819 シェイクスピア、ランボー、ニーチェ、その他詩人多数。
832 :
吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 00:20:13
_r'ニ二> 、
_,. :'´ ̄: :`ヽ\::.::`ヽ
_,.:'´: : : : : : : : : : ヽ ';:.::.::ハ
∠,仁._‐-、 : : : : : : : : : :}_j::/::.::i
, '´ ̄¨´‐.、 `y'^ー、: : : : : : :/'イ::.::.::{ ,.、
/ . : : Y } }_;.-'TT´::::::.::.::.:;ノ _,.f´__,\
.′ : : :}v .i`ト-く._!:::::::_;.イ--、―¬;.:.:.:.:_:.:.:\
. l . : :. .:!| !! /イ ̄ / j_,. -亠'¨⌒ヽ:_ノ
! { : :. |:.:,! ! | `ー'´ ヽ.__,,.. -‐'´
}.:}. :.l :.: .!:.i r' , 、〉
(_,ノ_;{:...:.:.:!: .:.:. .ハ:{_`T~^i
f彡Y:.:.}:|:.!:.:!:{:イ'` | ! また一日の始まりか
⌒j,ィ:.{:!:ハ:|:!{{| j !
,レ^ト! }川`ー/,. {
}n.n r}
´ ゙′
833 :
吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 00:24:10
,. ..‐..:., ─- ..、
/.: /.:/.:..:..:..:..:..\
/..:..:./, 〃/. .:.i..:..:.:、ヽヽ
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!::..:.::i::.:..:.:j:..:..:..:..:..:.;ハ:..:..:.i
!::.::;r'i::.:.::;リvj、;ハ:;/ _,レ:.:.:!
ヽ:、!<ゞ:::j エニr rェj:.::/
` `ヾリ .j /v'′良い夢を
r‐-r、ノ 丶.._ 一/
j \ヽ r{、´
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/7⌒ソニ´ヽ `Y^!、_,. -‐=ァ'7'´
i /:jゝ′ヽ;)丶. / ,ノ´ '/ノ,. ク´
i し′ ヽ ',ヽ{ , イ '´ /
|:r'. -、 ヽi j /´i イ
i':..:.. \ i!./ !-‐| |、
_,ハ.:..:. _,.>、/ | ̄.! ヽヽ
834 :
吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 00:27:42
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l::::::::::::::::::::::::::::ヘヽ::::::::_」 ヽ! |
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ヽ::::::;、:::::::::::::::::::::::::ヽ `く`ー-‐´/ |
ヽ::! l::l\:::::::::::ヽ、::ヽ `ゝ-‐´ |
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ヽ、 `ー` '、:::ヽ、 ̄ |
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l;/ `ー-` I;/ |
835 :
吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 01:00:07
「魚服記」小学校の時に本棚にあったのでたまに読んでた。
正直物語の流れはまったく分からなかったけど、なんか作中の雰囲気が好きだった。
しかしウィキぺディアには、娘が父親に犯されて自殺するという内容だと書いてあった。
そんなキツイお話だったのか・・・ショック;
836 :
吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 01:24:32
太宰以外の小説なんてゴミ同然だな
太宰の作品は他の作者の作品とは根本の部類を違えてる
そのくらい次元が違う
837 :
吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 03:11:10
>>46 凄いとこからレスするけど
俺は女には文学は分からんというのは現代でも変わってないと思う
結局文学は男のセンチメンタルに過ぎない的な響きを感じるから
838 :
C ◆7sqafLs07s :2007/12/13(木) 18:48:07
小説なんて所詮女子供のためのもの、という言い方もしてるはず
太宰はそういうとこはいい加減だから
839 :
吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 20:51:02
小説なんてただのまやかし暇つぶしだよな
だけど太宰のそれは惚れ惚れするほど美しい
あまりに美しすぎるが故に、意味や存在理由が作品自体で完結してしまうんだ
841 :
吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 10:54:26
所で太宰はなんであんな死に方したんだろう。。。。
夫人に一番愛していましたと書き残しながら愛人と心中する感覚ってよくわからん。
遺書読む限りでは酔っ払っていたのではなく、覚悟の自殺みたいだし。
しかも山崎さんとは死ぬ直前までは献身的に尽くしてくれながらも疎ましがって
別れ話でかなりもめていたみたいのに。
何かあったんだろうか。天才ってよくわからんね。
パンドラの匣最高だ!竹さんに惚れたw
843 :
吾輩は名無しである:2007/12/16(日) 22:08:08
>>841 元々、死に対する憧れがあったかもね。
芥川の自殺にも羨望と嫉妬の混濁した想いがあったぽいし。
特に最初の心中未遂事件おこしてからは
ずっとそーいった想いがあったんじゃないかな?
いつか死ぬ(自殺の事ね)からいーや。
みたいな自虐的な中でずっと暮らしてた希ガス
まんがの人間失格読んだけどさ、こえーよw
ヨシ子が犯されてソラマメを持ってきた直後のシーンとか…
既出かもしれないけど、高峯秀子の自伝エッセイに酔っ払った太宰治がでてきてた。
戦後、題名は忘れたけど、太宰の小説を原作にした映画の企画があって、
どういうつながりだったか高峰の家に相当酔いが回った太宰がやって来る。
「ねえ、酒はもっとないんですか」とか玄関にもたれかかって。
高峰はキツイ性格してるからきっぱり「ありません」ていったのだったかな。
そしたら太宰が「けちっ、もっと飲ませろい」とか捨て台詞を残して帰っていくっていう話。
かなり前に読んだ本だから記憶も曖昧。
それに高峰の文章っていうのがまたかなり癖があって、
それぞれの逸話もきつい性格そのままの一方的な決めつけが多々あるらしいので、
太宰の話もどこまで信憑性があるかという代物ではないかも知れんが。
846 :
吾輩は名無しである:2007/12/20(木) 09:22:51
この文章最後の最後で着地失敗か?惜しい!
ダサいの語源は太宰治らしいね。
>>847 >ダサいの語源は太宰治らしいね。
違います。
だ埼玉
が語源です。
850 :
吾輩は名無しである:2007/12/24(月) 00:58:25
太宰が作家は皆からだが弱いだとかで、ドブの水を飲んだけどお腹壊さなかった
とかいうエピソードを聞いたんだけど誰か知ってる人いませんか??
>>841 死に魅入られたんだよ
今の俺には善く解る
>>850 葉の一節かな??
「死ぬ? 死ぬのか君は?」
ほんとうに死ぬかも知れないと小早川は思った。
去年の秋だったかしら、なんでも青井の家に小作争議が起ったりしていろいろのごたごたが青井の一身上に振りかかったらしいけれど、
そのときも彼は薬品の自殺を企て三日も昏睡(こんすい)し続けたことさえあったのだ。
またついせんだっても、僕がこんなに放蕩(ほうとう)をやめないのもつまりは僕の身体がまだ放蕩に堪え得るからであろう。
去勢されたような男にでもなれば僕は始めて一切の感覚的快楽をさけて、闘争への財政的扶助に専心できるのだ、と考えて、
三日ばかり続けてP市の病院に通い、その伝染病舎の傍の泥溝(どぶ)の水を掬(すく)って飲んだものだそうだ。
けれどもちょっと下痢をしただけで失敗さ、とそのことを後で青井が頬あからめて話すのを聞き、小早川は、
そのインテリ臭い遊戯をこのうえなく不愉快に感じたが、しかし、それほどまでに思いつめた青井の心が、少からず彼の胸を打ったのも事実であった。
「死ねば一番いいのだ。いや、僕だけじゃない。少くとも社会の進歩にマイナスの働きをなしている奴等は全部、死ねばいいのだ。
それとも君、マイナスの者でもなんでも人はすべて死んではならぬという科学的な何か理由があるのかね」
「ば、ばかな」
小早川には青井の言うことが急にばからしくなって来た。
(略
新潮文庫「晩年」のp.16
853 :
吾輩は名無しである:2007/12/25(火) 03:01:49
空豆食いたい。売ってない。
畜犬談を読みたいんだけどどの本に収録されてますか?
ネットのは読みにくいので本で読みたいんです
新潮のきりぎりす
自殺するにゃ及ばねぇ、他殺があらぁ。
858 :
吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 12:41:17
太宰は奥さんに遺書で「誰よりも愛していました」と書いていたらしいし、
太田静子さんも太宰の娘である治子さんに「太宰が一番愛していたのは奥様」、
と言っていたらしいからその言葉に嘘はないんだろうと思う。
が、結局太宰が誰よりも愛していたのは「自分自身」だよなあ。どう考えても。
二十世紀旗手読んでるけど、
どの話しも全然ワケわかめ
なんだよコレ!
>>859 ワロタw
何回も読んでると分かるようになる
俺も太宰の初期前衛的作風はよく分からない
ただ中期以降に初期の実験の成果があると思う
(手紙の往復で進む話とか)
「葉」とか「道化の華」とかの初期前衛的作風は、デビュー前の習作を継ぎ接ぎした
パッチワークだとか、太宰流のメタフィクションだとか、悲しみを茶化してドン・キホーテ
みたいな喜劇として書いたんだとか言われてる。
実際「ロマネスク」とか「御伽草子」とか、太宰ってコメディ上手いしな。
なんという強いザーメン……
っつーか、この人、酒と女と、どっちが好きだったんだろう。
女はネタに出来たけれど酒は最後までネタに出来てなかったように思うので、個人的には、太宰は酒を選ぶと思うんだけど。
田部さんが理想の女で、そいつにとりつかれているんだろうな。なんかそんな気がする。
ハッコさんこそいい面の皮だけど
酒と女、どっちが?って……
なんかそういうのって、くだらなくない?
867 :
吾輩は名無しである:2008/01/02(水) 13:09:25
斜陽ってどう?俺的には人間失格よりおもしろいんだけど
人間失格を呼んで驚いたのは太宰治が厨二病で二次元オタクというあまり僕と変わらない人物だったことだ
そういう小説はいっぱいあるのに、「人間失格」だけがいまだに読み続けられてるのはなぜなの?
何が違うの??
題が優れてるから
そんなところだろうね。
872 :
吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 20:10:36
古本屋で 文芸読本太宰治 を発見、購入。
別に珍しくもない本かな?
873 :
吾輩は名無しである:2008/01/11(金) 20:57:00
>>818亀だけど 遺書
【封筒】
津島美知様
【2-3】
子供は皆 あまり
出来ないやうで
すけど 陽気に
育ててやつて下さい
たのみます
ずゐぶん御世話に
なりました 小説
を書くのがいやに
なつたから死ぬの
です
874 :
続き:2008/01/11(金) 20:57:49
【6】
のです
いつもお前たち
の事を考へ、さ
うしてメソメソ泣
きます、
【9】
津島修治
美知様
お前を
誰よりも
愛してゐま
した
俺も、もう死ぬが遺書というのは書こうとして長くなり、
そのうち遺書など何の意味があるのかと破棄を繰り返してる。
「・・・・。」とだけ書いて遺そうか。
僕は死にます
今度は犬か猫に生まれてきます
これが一番印象に残ってるけど、自殺を考えるとダス・ゲマイネの例の手紙を思い出す
拜啓。
死ぬことだけは、待つて呉れないか。僕のために。君が自殺をしたなら、僕は、ああ僕へのいやがらせだな、とひそかに自惚れる。それでよかつたら、死にたまへ。
877 :
吾輩は名無しである:2008/01/12(土) 03:06:09
>>876 ほんと太宰ってうまいな・・・。
言葉や文に無駄な飾り付けとか全然ないし。
斜陽読んでるけど、姉がスイーツ弟がDQNでワロタ
やっぱり、いつの時代でもいるんだろうなこんなやつら
879 :
吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 12:12:17
「猿面冠者」を最初読んだ時は一体どうなってるのか全然分からなかったけど
今日読んでようやく分かった
880 :
吾輩は名無しである:2008/02/07(木) 22:47:59
『太宰治と私 激浪の青春 石上玄一郎』てどお?おもしろい?
105円で売ってたんだけど。
105円なら買えよ……
882 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 18:18:01
買っといたよ。
でも同タイトルの本が他にもあるね。
そっちはなんか見たことあるし、おもしろそう。
こっちは今読んでるけど、うーーーん・・・・
883 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 18:25:51
>>878 姉が弟の復讐のために立ち上がったという点では、スイーツでは必ずしもないよw
畑仕事もしようなどと言ったりしているしw
だいたい、スイーツに汚染された脳の持ち主なら
あの体たらくな作家に希望を抱くなどという、必死なことはしないとおもうよw
っていうか、スイーツって男女板の方ですか?
全板的に流行ってるのだろうか、スイーツ。
884 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 20:47:51
太宰は生きてたらクラウンの古い型とか乗ってそうシルバーの・すぐ事故起こしそう
885 :
吾輩は名無しである:2008/02/08(金) 22:17:52
↑
御宅、安吾スレにもおったやろ?
俺のイメージでは、恐る恐るアクセル踏んで、車が動き出したら、ビビッて叫びながら、ドア開けて、転げ落ちる。
車は電柱にぶつかって大破。
同乗者(カフェの女給)は死亡。
太宰は俺には漫画。
886 :
吾輩は名無しである:2008/02/12(火) 16:54:24
(太宰は)悪名高い女蕩し。アルコール中毒。睡眠薬常習者。自分の弱さにかたくなにしがみつき、みずからの耽溺と克己力のなさのゆえに自己自身を憎み、いつでもたどりつく結論は、その最後の小説のように、自分は「人間失格」者だということだった。
ジョン・ネイスン
>>886 なにこれ、コピペ?
それ、太宰治じゃなくて太宰の作品の話じゃないの?
それに「人間失格」は結局「人間失格」してないっていう作品なんだけど……。
ジョン・ネイスンってバカだから細かいことまでわからないんだよ
ジョン・ネイスンが書いた三島評伝も小説と混同しすぎてたしね
889 :
吾輩は名無しである:2008/02/14(木) 07:35:34
ジョン・ネイスンって誰?
リリーフランキーみたいな奴?
ほら水滸伝のあの。
役所広司って太宰に似てない?
893 :
吾輩は名無しである:2008/02/15(金) 22:58:50
俺880。半分くらいまで読んだけど、太宰ほとんど出てこね・・・。
もーこりゃ挫折しそう・・・・・・。
>>892 じゃー太宰役は役所で。
太宰の短い言葉で語りかけるような文体が好きだな。
気取った感じがなくて読み易い。伝えることを前提に書いてる。
本当上手い文章っていうのはこういう物なんだろう。
作家が学者気取りじゃなくて、卑しい商売って見方も謙虚でいい。
太宰に騙されてる
896 :
吾輩は名無しである:2008/02/17(日) 22:31:38
お茶目
太宰ってルー大柴に似てない?
ルー→目がかなり大きい
太宰→目が小さめ
似てないでしょ
ルーは三島の方が似てると思う。
900 :
吾輩は名無しである:2008/02/18(月) 22:28:30
国文学だかの今月号(たしか10日発売)が太宰特集だったとおもうけど、我が地元にはまだ売ってない・・・。みかけた人いる?
903 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 06:23:53
>>869 命の燃え尽きる瞬間の純度の高い光だから
904 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 06:29:13
>>841 どうでもいい人だから一緒に死ねたんじゃない?
905 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 06:41:16
いや…あれは前世の上司かもしれないw
906 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 06:49:57
嘘です。スレ汚し失礼いたしました。
907 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 08:22:21
嘘です。嘘です。
よくわかんないけど、面白かったから許す
909 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 19:09:45
「二十世紀旗手」ってどの本に収録されてるの?
青空にあるのは知ってるんだけど
新潮文庫なら二十世紀旗手ってタイトルの本があるよ
911 :
吾輩は名無しである:2008/02/19(火) 19:57:16
ありがとー
伊馬:「井伏先生は放屁なさいました」って。
井伏:ぼくは放屁しないんですよ(両氏笑う)。抗議しろっていう人があったから太宰に抗議したらね、
「いや、二つなさいました。三つなさいました」って、わざと敬語を使ってね、話をごまかす。
太宰から影響をうけました
・歯がボロボロ
・借金まみれ
もともと歯がボロボロで借金まみれだったんだろ
とりあえず酒のむようになったのは太宰のせい
うまそうに書くんだもん、畜生
それはあるなwwwww
國文学の太宰特集遂に発見。そして華麗にスルー・・・。
なんかもうちょいワクワクするような構成にできなかったものか?
まー100%個人的な意見なわけだが・・・。
太宰から影響をうけました
・歯がボロボロ
・借金まみれ
・男は黙って中田氏
太宰から影響をうけました
・歯がボロボロ
・借金まみれ
・男は黙って中田氏
・ポオズ
919 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 02:16:26
「人は人に影響を与える事は出来ず
また人から影響を受ける事もない」
どんな風に自分を持ち続けたら、人と自分を信じていたら、こんな言葉を吐けるんだ。
こんな事を言える人間の作品が、人の心を打たない訳が無いじゃないか。
920 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 14:12:57
死ぬ気で
恋
しないか?
921 :
吾輩は名無しである:2008/03/07(金) 14:13:59
否
恋して
死のう
要するに太宰というのは自意識過剰な思春期か、人格障害故に
アイデンティティが確立しない大人が好んで読む作家なんで
すねえw
君は臓器と同じなんだ
いないと苦しいんだよ
(うろ覚え)
俺男だけど勃起しちゃう
924 :
吾輩は名無しである:2008/03/08(土) 01:04:51
そこはよくつかわれる空気でいいとおもうなw
926 :
吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 22:22:28
だざいさんはうぃきぺぢあのさいかくさんがさいこうです
927 :
吾輩は名無しである:2008/03/14(金) 22:43:59
太宰治こそ真の作家!
928 :
吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 04:03:51
優れた作家というより、太宰以外の作家の小説は文がべちょっとしてたり角張ってたり硬かったりでまず読めない
太宰くらいしか読めるものがない
作品は太宰という人間がよく表われているが良いのか悪いのかはワカラン
まず小説として読める文書ける奴いない
芥川は三行でギブだった
929 :
(o^v^o):2008/03/20(木) 04:05:44
(^◇^){知性って生き方そのものに関わる側面だよねー。一生マンガしか読まないで死ぬ人あり
930 :
吾輩は名無しである:2008/03/20(木) 12:32:20
931 :
吾輩は名無しである:2008/03/21(金) 07:32:45
「或る忠告」という短篇を読んだが、この作品に登場し、主人公に苦言を呈する或る詩人とは、もしかして中原中也?
それともまったくの創作ですかね?
>>928 太宰以外も読むけど、言いたいことは分かる。
何か読み手に語りかけるような口調なんだ。上手いか下手かで言えば、下手なんだろうけど。
流麗な作家の文体というよりは、単発拳銃の弾丸みたいな、一つ一つを確かめてるような持ち味がある
・・・というとかっちょよく聞こえるけどさ、ぶっちゃけただのヘタレ人間だよな、太宰って。
ヘタレじゃなかったらここまで惹かれねーよ。ピエロだった頃の痛々しい青春をフラッシュバックした時に、薬飲む代わりに読んでる。
こいつの本がなかったらとっくに狂ってたね。
>>931 何だ、おめえは。サバみたいなこと聞きやがって。
934 :
吾輩は名無しである:2008/04/01(火) 10:22:59
mixi(笑)のコミュにキチガイが湧いてとるね
935 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 00:06:26
太宰の親友交歓おもしろかた 読んだ人いる?
937 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 04:04:23
938 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 20:09:17
太宰治の小説って
もっと続きが読みたいってところで終わるよ
939 :
吾輩は名無しである:2008/04/02(水) 22:45:03
畜犬談おもしろかった 被害妄想すごいよね
940 :
吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 01:15:11
俺が生まれて100年目の時にこのグッド・バイの
残りの原稿を公表してくれ
というサプライズはないかな
941 :
吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 07:49:43
そんなに長生きするやついねーよ
942 :
吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 07:51:54
↑堕罪ファンきもい
944 :
吾輩は名無しである:2008/04/03(木) 19:55:15
>>941 いやいや…子供宛て託したりとかさ…
当時の誰かが生きてるなんてねぇ
945 :
941:2008/04/04(金) 18:08:29
なるほど。あり得るな
946 :
吾輩は名無しである:2008/04/04(金) 19:25:48
グッドバイ気になるよなぁ・・・
中途半端に放置プレイされるのは嫌い
947 :
吾輩は名無しである:2008/04/05(土) 02:38:13
10数年ぶりに人間失格読んだら自分の見る視点が変わってて面白かった
文章が上手いなぁと思った、読みにくい所が全然無い
あと過剰に自虐的過ぎて笑った、やりすぎだw
そうまでしてだから、愛されたかったんだよ。
自分に出来る限りのやりかたで、見棄てないで欲しいと。
949 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 03:01:18
パンドラの匣が好きだな
つるのくだりが
と…上原さんと恋したい
950 :
吾輩は名無しである:2008/04/06(日) 03:04:02
発狂馬鹿堕罪
二十歳のころ、太宰を良く読んだ。 とにかく、よく、読んだ。
30歳のころ、懐かしくなって、全集を揃えた。
そして、40歳になった今、もう一度読み直そうと思っている。
恥ずかしいか?
太宰を読むのが恥ずかしいなら
全ての文学を読むことが恥ずかしいから気にすんな
色んな作家の本を読んできたが太宰ほど人間の真理をついてる作家はない
最近、30手前で太宰をちゃんと読みまくり
あぁこんなに面白いなら10代の時に読んでおけば…と後悔しつつ
10代ならこの感覚はわからなかったかなとも思ったんだけど
私だけかな
俺は初めて読んだのが小六で、中二の頃には太宰はもう卒業したつもりでいて、
んで二十代後半になってから読み返してみたっけ、意外にこれが面白くって、
三十代の今でもやはり、面白いなーと思って読めている。大好きってのとは少し違うけど。
956 :
吾輩は名無しである:2008/04/07(月) 21:14:28
955
なんか大人びてる?なぁ
中2の頃はどんなところをポイントに読んでたの?
私は有名な作者だからと大して面白いと思わず
苦々しく読んだ記憶が
いやーだから、中二の頃はそんな、中二的な読み方をする自分が
恥ずかしくなって、それでw つまりはそういった読み方を。
また、その頃は俺、親の転勤で海外でさ。現地校から日本人学校に移る、
ちょうど狭間の時期にとりわけ、はまってた。馴染めないってやつ。
気分はまさに人間失格。――逆に中二の頃は、遊び友達もたくさん出来て、
のべつの授業中のおしゃべりに、休みになるたびのショッピングやら
映画、ボーリング。とってもね、太宰にはまる様な気分じゃなかったんだw
毎日が本当に楽しくって。
中2的!!
なんかおかしいね
気分が谷の時に一番入れるのかな…
でも読み続けるとネガティブ思考進みそう
と…今度は斜陽日記を買って合わせて読みたい
>>957 それが普通だよなあ。人間失格の生き方は一部の人間にとっては救いになるけど、理想じゃないし。
というか、人間失格の主人公は明らかに人格障害であって、ハブされてるのではなく、自分から離れてる。
大抵の馴染めない中学生というのは前者。みんなが共感できると思うのは誰もが使ってる建前の部分で、葉蔵のような厭人癖を持ってるわけじゃない。
易々と共感出来るだの、これは俺だの言ってる奴は明らかに太宰に毒されてるwさながら共依存のダンスのように。
日本全国で太宰に殺された人間がいったい何人いることか。今、二十歳になって読み返すとこの人は弱者の顔をした強者に見えてならないね。
>>959 しらんが、乙
○畑建[DEATH NOTEの作者]
>960
?
そういえば小畑健が装丁した人間失格が何万部か売れたんだっけ。
繊細・美少年・甲斐性なしと女子供に受けそうな要素は確かにあるな。
「若者の活字離れ」を喜んでる俺としては、そんなミーハーには文学という静謐に踏み込んでほしくないんだが・・・
そらーどーしれ?
きっかけが何であろうと良いじゃないか。
まぁ、人気漫画家のカバーになっただけで売り上げUP!
ってのはちょっと失笑してまうが。
>>961 何で若者の活字離れを喜んでるの??
あなたがお隣の国の工作員なら納得できるが
『人間失格』を読むと、自分を見てるみたい。と思う一人で、
最近、『人間失格』でいう中盤あたりの
「世間。どうやら自分にも、それがぼんやりわかりかけて来たような気がしていました。
個人と個人の争いで、しかも、その場の争いで、しかも、その場で勝てばいいのだ」
くらいまで来てるんだけど、もう少しのところです。
このように思えるようになったら、楽に生きていけると思ってるのですが、
太宰はこの後なぜ、転げ落ちていってしまったのだろう?
>>964 文学を評価してるから、そう易々と読んでほしくないんだよ。
文学って、周囲から浮いてるタイプの人間が、唯一特をしたと感じる分野だろ。
そこにリア充の人気者が、ズカズカと入り込んで、したり顔で語ったりしてると胸糞悪い。
活字離れが取り沙汰されるくらいが丁度いいわ。こういう性格なんだ。
太宰ってお堅い文学のイメージ無いな。大衆小説の感覚っていうかさ。現代人にも親しみやすい作品が多いよ。
「若者の活字離れ」、俺が子供の時から言われてるよ。
「古き良き時代」と同レベルの妄想だと思ってる。
太宰が文学なのはもう異論を挟む余地はないでしょ。
文章が易しいから教科書にも載るし、大衆小説のように見られるもの分かるけど。
>>961 人間失格は表紙など変えなくても年間十万部近く売れていました。
新潮文庫の話ですが。
それに、もともとミーハーが読む作品だと思いますよ。