後藤明生アカデミー8

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1前世はナナ
【プロフィール】
1932年旧朝鮮咸鏡南道生まれ。早稲田大学在学中に「赤と黒の記憶」が全国学生小説コン
クールに入選。1962年「関係」が文藝賞佳作に選ばれる。1977年『夢かたり』で平林たい子賞
受賞。1981年『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞受賞。1982年『笑いの方法−あるいはニコライ・
ゴーゴリ』で池田健太郎賞受賞。1990年『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞
受賞。1989年より近畿大学文芸学部教授。1999年8月2日逝去。
その他の代表作に『挾み撃ち』『壁の中』『小説−いかに読み、いかに書くか』等がある。
               (『日本近代文学との戦い−後藤明生遺稿集』プロフィールより)

【最新作品集】
日本近代文学との戦い−後藤明生遺稿集
 2004年4月刊/柳原出版 : http://www.yanagiharashoten.co.jp/

【過去スレ一覧】
[1] 後藤明生! http://mentai.2ch.net/book/kako/978/978731380.html
[2] 後藤明生 http://mentai.2ch.net/book/kako/1005/10059/1005995711.html
[3] 【首塚に】後藤明生【挟み撃ち】 http://book.2ch.net/book/kako/1036/10364/1036480170.html
[4] 後藤明生全集発売に向けて立ち上がろう http://mentai.2ch.net/book/kako/994/994671192.html
[5] ★後藤明生★ http://makimo.to/2ch/book3_book/1074/1074941240.html
[6] ★後藤明生【6】http://makimo.to/2ch/book3_book/1090/1090643714.html
[7] 【全集刊行を】後藤明生7【待ってるんだよ!】 http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1111253625/
2吾輩は名無しである:2006/07/29(土) 22:11:09
>>1
乙です。
前世ナナかよw
可哀想な最後でしたな( ´Д⊂ヽ
3吾輩は名無しである:2006/07/29(土) 22:22:34
作家は飼猫に色々と食わしていたようですが、
動物実験という語句が頭に浮かぶことはなかったんでしょうかね。
21世紀の日本じゃ愛猫家からの総スカンくらいそうなもの。
飼主としては落第かしら。
4吾輩は名無しである:2006/07/29(土) 22:26:27
あの当時くらいの昔だと、どこでも(どこでもとはいえないかw)犬猫のえさは
ごくごくテキトーなものだったらしいからなあ。
5吾輩は名無しである:2006/07/29(土) 22:58:24
>>1
スレ立て、ありがとうございました。
6吾輩は名無しである:2006/07/29(土) 23:11:16
7吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 00:20:09
蛇を踏み殺して八つ裂きにしたっていう話、なかったっけ?
8吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 00:29:04
>>7
団地のはずれだっけか?
そういうことをやってた話があった。
9吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 09:04:16
順番厨がうざいときにちょうど新スレになってよかった
10吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 10:02:40
>>7-8
「結びつかぬもの」
11吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 10:19:25
スレ立て、ありがとうございました。
12吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 11:58:39
>>9
んなこと言ってたら、またやってくるぞw
13吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 17:43:01
新スレ、おめでとうです。
14吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 20:07:11
おめ〜
15吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 20:14:57
新スレ、おめでとうです。
16吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 20:35:59
おめ〜
17吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 20:37:57
新スレ、おめでとうです。
18吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 20:56:23
おめ〜
19吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 21:24:20
おめ〜
20吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 21:38:49
新スレ、おめでとうです。
21吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 21:48:21
おめ〜
22吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 21:59:26
おめ〜
23吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 22:12:52
新スレ、おめでとうです。
24吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 23:07:54
おめ〜
25吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 00:02:49
「新スレおめでとう」で1000を目指すスレ?
26吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 00:08:36
そうだよ
27青梅:2006/07/31(月) 00:37:47
オメ〜、ら。なんちって。

それはそうと前スレでたしかあったと思うんだけど
えっと、たしか「八月」の時間がどうのこうのという書き込み。
そのへんの後藤時間みたいな話をもうちょっと聞きたいな。
28吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 04:57:05
その話>>27は完全にスルーしてたが、後藤で時間といえば『汝の隣人』。
帯に載ってる古井由吉氏の書評にも書いてあろう。
29関場情:2006/07/31(月) 05:03:12
それは捕らぬ狸の皮算用というものですよ。
30吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 07:07:13
新スレ、おめでとうです。
31吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 09:44:30
>>28
海援亭での架空対談は激しく興奮するな
32吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 11:29:34
おめ〜
33吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 11:34:08
新スレ、おめでとうです。
34吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 11:55:46
新スレ、おめでとうです。
35吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 14:41:47
新スレ、おめでとうです。
36吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 17:12:21
おめ〜
37吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 17:36:03
お前らメルヴィル読んでる?
38みほみほ ◆fXdBq/cRPI :2006/07/31(月) 17:52:11
>>37
『ピエール』好きです。
そういえば、どうでもいいことだけど、『白鯨』は文献部が
冒頭にあるのに、『蜂アカ』の文献部は後半ですね。
なんでなんだろうと、『蜂アカ』読んだ時ちょっと不思議に思った。

『鰐か鯨か』も不思議な小説だった。
39吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 17:53:24
みほみほって女なの?
可愛いの?
40みほみほ ◆fXdBq/cRPI :2006/07/31(月) 17:58:42
>>39
一応、女。
まあ、ここはわたし個人を詮索するスレッドじゃないから、
雑談スレへ誘導しておきます。
41吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 17:59:49
「みほみほ」は二つの顔を持っている。
まさか「みほみほ」こそが例の人物だとは誰も思うまい。
42幼女たんと森栖:2006/07/31(月) 18:03:06
美香か?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
43吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 18:25:20
新スレ、おめでとうです。
44吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 18:26:53
新スレおめでとう
45吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 18:28:11
ありがとう、みんな。
46吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 18:34:10
新スレおめ〜
47吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 19:27:07






とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!






48吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 19:32:05
後 藤 全 集 が 三 段 組 の 微 細 字 で 編 年 順 に 各 巻 4 0 0 頁 弱 な ら 欲 し い 。
何 冊 く ら い に な る の か な ?
49吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 19:45:06






とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!






50吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 20:17:05
後藤本の参考になる書籍を教えてください
51吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 20:47:07
>>50
質問の意図がわかりません。
あまりにも曖昧すぎて。

夏休みですか?
厨房・工房で後藤とは渋いですね(^^)
52吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 20:48:38
おめー
53吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 20:50:54
おーめん
54吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 20:51:09
とにかく、われわれには、「新スレおめでとう」と言い続けることしかできないのだ!
55吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 21:42:57
とにかく、われわれには、「新スレおめでとう」と言い続けることしかできないのだ!
と言い続けることしかできないのだ!
56吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 22:21:49
>>50
後藤についての評論が入った本なら過去スレに一覧が貼ってあるよ。
57吾輩は名無しである:2006/07/31(月) 23:26:15
>>53
そういや「オーメン」という小説あったな
58吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 00:29:34
映画のバックで流れていたジェリー・ゴールドスミスの例の曲の、女性の囁くような
パートの部分が「シックス、シックス」と言っているように聴こえると後藤氏が気
にしているという、奇妙な小説だったな。
テレビで放映していたのを観ていてということだったが、実際はあれはそう言っては
いないだろうな。あれは聞き間違いなのだが、そこが後藤氏らしい。
憶測を立てて、謎を増やし続けようとする思考法則のひとつなのだが、中心軸や真理
みたいなものが存在せず、主題の周辺に謎という思いつきの虚実の贅肉が綿菓子状に
まとわりつき永遠に終わることはない。またこれ後藤流の諸行無常でもある。
話が飛躍したので、おしまい。
59吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 09:22:20






とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!






60吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 09:56:30
オーメンと言えば、謎の手紙ーですが、オールドウォークマンSというのもあり
ましたね。
読了以前はソニーのウォークマンを題材にした小説だと勝手におもっていました。
(皆さんもそうじゃないですかね)
でもまさかあんな小説だなんて‥‥
UFO?みたいなのの出現までひっくるめて、何重にも驚きの小説でした。
61吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 15:51:35


とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!


62吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 16:55:38

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

63吾輩は名無しである:2006/08/01(火) 21:54:01
ユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ・・・
64吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 02:48:34
>>58
言わんとしてる湖とは、判る。
ただ絶対に、諸行無常とは言わない処が、ごっちゃんスタイルなんだけどね。
65吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 08:11:24

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!
66吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 09:55:35
おめー
67吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 10:09:13

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!
68吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 10:33:14
ユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ・・・
69吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 11:05:17

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)


70吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 11:16:27

集英社さま
中央公論社さま


とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

71吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 13:57:19

集英社さま
中央公論社さま


とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

72吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 14:54:43
おめー
73吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 15:23:05

集英社さま
中央公論社さま


とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

74吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 18:48:44
お前は、摂りこんで増殖するタイプか・・・
まるでディーモンみたいだな。
75吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 18:55:52
同和
喜(6人)
鈴木正好 徳田康起 山本健一 岡健太 峯園智弘 松田平

怒(2人)
太田麻友 山田真佑子

哀(4人)
岡望 藤原絵理香 細井美樹 藤村尚子 

楽(4人)
田仲由香里 岩田尚子 種池さやか 市川奈美

愛憎(2人)
久保睦美 谷村友美

律令(6人)
横田拓郎 服部貴憲 牛飼勝司 山口幹太 向井大地 水口あつし 

憎悪(6人)
藤岡勇気 藤井康史 柴村拓也 加茂弘喜 斉藤正晃 桜井一彰

歓喜(35人)
土井みか 松井真実 西田麻衣子 計世理華 北乃きい 青池順子 田口智美
大畑明子 吉村真理子 東聖香 東公佳 上田智子 畑千晶 新谷舞香 
藤村綾奈 寺元香奈子 森本可奈子 今津明菜 佐々木ちひろ 久亜矢子
奥上さくら 川崎桃子 清水桃子 塚田裕香 川島エリサ 岡橋優希 広瀬友美
勝井慶子 松浦結 原美穂 水上明奈 田仲沙耶 森田麻美 土井弥生 上島寧子
76吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 19:53:28
あっ、壊れた
77吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 20:20:37
ところでみなさん、今日はご命日ですよ
ナマンダブナマンダブ
78吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 20:56:33
もう七年ですか。
時が経つのは早いですね。
十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね。
79吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 21:06:11

集英社さま
中央公論社さま


とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)


「十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね。」

80吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 22:20:13
とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

まるでディーモンみたいだな。

あっ、壊れた

ナマンダブナマンダブ

「十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね。」
81吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 22:21:06
集英社さま
中央公論社さま


とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

「十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
82吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 22:50:31
転居祝いにピラミッド形の時計をもらった。
83吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 22:58:43
『蜂アカ』文庫化しる!
84吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 07:57:07
集英社さま
中央公論社さま

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

「十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
85吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 13:22:39
新スレおめー
86吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 13:58:13
集英社さま
中央公論社さま

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

「十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
87吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 19:04:31
輩は名無しである :2006/08/03(木) 13:58:13
集英社さま
中央公論社さま

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

「十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
88吾輩は名無しである:2006/08/03(木) 20:40:12
おめー
89吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 04:24:59
>>77-78
そうなんだなあ。
七年なんだなあ。
90吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 10:34:24
そうか、後藤追悼ってことで『辻』でも読むか。
91吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 13:18:16
集英社さま
中央公論社さま

とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!

(まるでユダヤ教徒のラビの人が、壁に向かって長いお祈りを続けているようだ…)

「十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
そうか、後藤追悼ってことで『辻』でも読むか。
92吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 20:31:53
でも全集のメリットって何?
ここの住人は殆ど揃えているみたいだし、全集必要あるの?
93吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 21:30:31
>>92
まあ、強いていえば、習作や書簡、日記、創作ノートあたりかな、月並みだが。
ただ、後藤氏は自らの著作でしきりに日記は書かないと言ってたしなぁ。
創作ノートにしても、メモ代わりのようなものしか残っていないような気がするしね。
(後藤氏がメモ代わりにしていたとされるカレンダーには興味あるけど)。
遺稿集はすでに出ているしねぇ。

俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな。
あとは後世に後藤明生という作家を伝え続けるという点で、激しく後藤明生全集の
刊行をのぞみます。
94吾輩は名無しである:2006/08/04(金) 21:33:28
おまえらよくぜんぶ集めたな。
ハイエナだよ、褒め言葉でね。
95吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 00:19:12
同意。全部はすごいよ。
96吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 08:12:26
>>93
『この人を見よ』も?
97吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 09:38:26
>>93
遺稿集に入っている草稿?メモ書き?を見る限り、蛇がのたうったみたいな字
だし、活字化は無理じゃない?
しかし今時創作ノートとか書簡まで収録する全集なんてあるのか?
巻数が増えるからコストもかかるし、無理っぽい希ガス。
「この人を御世」を読めるメリットはあるけど。
98吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 10:29:49
『志賀直哉全集』の日記は、超笑える。
『カフカの日記』ぐらいのレベルだったら意味はあるだろうが、
こんなもの残しておいて、なんの意味があるのだろうと思えて
しまうぐらい、ハタからみていても恥ずかしいし、おかしい。
その点日記はつけなかっただろうが、作品自体が日記替わりの
ようになってしまっている後藤作品は、発想が凄い。
99吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 10:37:16
新スレおめ〜えええ
100吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 12:26:12
100
101吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 13:31:24
おまえらよくぜんぶ集めたな。
ハイエナだよ、褒め言葉でね。
102吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 13:42:00
おれは、『蜂アカ』や『壁の中』『謎の手紙を・・・』
『汝の隣人』あたりの比較的めずらしいものを
ネットを使わず買えたので
とりあえずは満足してるな。
不平をいったら罰当たりなくらい
運に恵まれてるほうだと思う。
しかし、全部はネット使わなきゃ無理だな。
103吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 16:33:01
そのとおりだ。
おまえはもっと感謝の気持ちを持って生きなければいかん。
贅沢な野郎だよ。
104吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 18:11:23
どこで買っても同じだと思うが。
105吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 18:44:57
>>104
まあ同じなんだが、ネットとかだとせどりしている場合が多く(とくにネットのみの店)て、
良いお値段することがあるからな。
106吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 20:00:10
おまえらよくぜんぶ集めたな。
ハイエナだよ、褒め言葉でね。
107吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 22:06:19

後藤アカデミー会員たちの会話
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」


108吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 22:07:13
後藤アカデミー会員たちの会話

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
109吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 22:08:06

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
110吾輩は名無しである:2006/08/05(土) 22:09:24
↑いろいろ引用して物語を作っているんだね。さすが後藤スレ。
111ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2006/08/05(土) 23:08:58
『しんとく問答』
きのう私鉄O線Yが丘駅前の某店で1000円で売ってるの見かけました。
もう持ってるので買わなかったけど。
112吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 02:44:33
情報乙
113吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 10:32:35
>>110
後藤さんの言っている会話の妙みたいなものって面白いよね。
飛躍とか脱線とかって、ほんとに興味深い要素だ。
114吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 10:51:50

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
115吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 12:39:42

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」

116吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 12:54:25
おまえらよくぜんぶ褒めたな。
ハイエナだよ、言葉集めでね。
117吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 17:19:08

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」

118吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 18:34:57
言葉よくハイエナ褒めたね。
あまえら集めでな、ぜんぶだよ。
119吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 19:06:04

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
120吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 09:15:09

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」

121吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 13:12:43
ええ、とにかくおまえらわれわれ(アカデミー会員たち)には、ぜ
んぶ集めた俺自身、褒め言葉で十年目ぐらいを目処にコレクション
の一環として、全集が出るのを祈り続けることしかできない、ぜん
ぶ集めた(全冊そろえた)ハイエナの会話だよ。
122吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 14:18:41

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」

123吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 14:26:24
なんだ、これは?
『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?
124吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 19:10:19
新スレおめ〜
125吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 20:59:19

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
126吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 21:21:08
これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……。
127吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 22:30:22
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
F「雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
128ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2006/08/08(火) 01:06:17
ムヒヒ。

『書かれない報告』 2100円でゲットぉ。
129吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 08:21:50
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
130吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 09:59:23
お前、もう面白くないから、止めれ。
131吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 10:45:19
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
132吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 10:47:37
「読む」ことによってしか、「書く」ことはできない。
反復するなかで何かが生まれるのです。
ちゃんと後藤の意思を踏襲してますね。
133吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 15:14:22

後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
134吾輩は名無しである:2006/08/08(火) 21:26:20
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
135吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 00:55:39
>>128
おめ、うらやましい。
136吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 10:29:57
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
137吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 14:28:53
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
138吾輩は名無しである:2006/08/09(水) 21:05:37
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
139吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 07:56:15
「文体」セットで販売しているのを目撃。1万円。買った方がいい?
140吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 08:57:50
買った方がいい
141吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 14:07:08
なぜ後藤スレには、
「○○をみつけた。買ったほうがいい?」
というくだらない質問が多いんだろうか。
142吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 14:15:37
古いものが多いから、評価がわからんのじゃないかな。
後藤さんだから全部いいってわけでもないでしょ。
それよりあなたも復刊に協力してくださいよ。
143吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 14:28:20
だって「文体」のようなマイナー文芸雑誌なんてよほどのマニアしか買わないでしょ。
初出の原稿にこだわっている人とかなら有無を言わず買うでしょう。
逆に言えば、買うかどうか迷うくらいの人なら買わないほうがいい。
144吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 16:13:33
値段を聞いてるんじゃないかな
145吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 17:25:21
>>144
だから、あんな文芸雑誌のセットに一万は高いっつーの
そういってるんだが、言葉が足りなかったのか
146吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 17:28:45
内容も値段も自分で判断すればよかろうに、まったく最近のお子様は・・・
つか、いい歳こいて>>139のような質問しているんじゃないよね?

age
147吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 19:30:19
>>144
うん、言葉が足りないね
148吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 19:53:59
( ´,_ゝ`)プッ
149144:2006/08/10(木) 20:01:13
>>147
はあ? 何で言葉が足りないんだ?
150吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 20:19:47
まあそんな意地悪なことばかり言うなよ。
後藤初心者かもしれないだろ。
同じ後藤アカデミー会員としてアドバイスしてやろうや。
151吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 20:25:52
しかし、文体については何も知らんな。
152吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 00:29:42
後藤アカデミー正会員ではなく賛助会員あたりなんですが、
後藤の著作活動の時期を5つくらいに分けれるかな
と思ったんですが、みなさんの意見はどうですかね?

1972年以前
1973年〜1980年
1981年〜1986年
1987年〜1990年
1991年以降
153吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 05:54:36
その年代に
作品はどう対応してる?
154吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 08:26:55
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
E「それより、あなたも復刊に協力してくださいよ」
155吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 08:40:34
>>152の定義に従うならば、1973年〜1986年が
最高の作家活動期間だったと思う。
156吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 12:28:51
具体的に。
157152:2006/08/11(金) 13:14:19
1972年以前
 笑い地獄、書かれない報告、関係などの短編群を量産した時期。
1973年〜1980年
 四十歳のオブローモフ、挾み撃ちという長編で始まり
 夢かたり、行き帰り、嘘のような日常の三部作を含む時期。
1981年〜1986年
 新しい境地を開いた吉野大夫で始まり大作の壁の中へと至る時期。
1987年〜1990年
 首塚の上のアドバルーンを代表作とし、手術をした時期。
1991年以降
 しんとく問答を代表作とする晩年で、批評集が目立つ時期。

という感じです。
158153:2006/08/11(金) 18:23:52
>>157
乙です。これをみると、>>155氏のいうように
1973年〜1986年が
とくに重要な作品を生み出した時期といえるね。
73年までは、作家としての飛躍の時期に至る期間かな。
86年以後は、やはり手術を経験したことが大きい。
『メメント・モリ』では、病の苦悩など一言もかかれないが
生活や生死に対して、意識の変化はあっただろうね。
159吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 18:27:45
病の苦悩は書かれていたと思うけどな。
とくに知り合いの同業者だか編集者だかが、ふと死んでしまう事実とかを
通して、それなりの苦悩が感じられたけどね。
もう大分前に読んだ本なので記憶があいまいだけど。
いろいろと行間からにじみでてくる感情や意図が汲めませんでしたか?
160吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 18:47:07
>>159
ああ、編集者の話しあったね。いま思い出したよ。
テレビドラマにでもなりそうな、感動の闘病記みたいなものと異なって
ごっちゃんの場合、かなり飄々としてるから
そのイメージばかりが残ってしまったみたいだ。
161159:2006/08/12(土) 03:30:14
何かちょっと煽りくさいカキコになってしまって自己嫌悪です。
162155:2006/08/12(土) 08:47:24
後藤明生さんは、基本的にはミニマルな私小説作家だったと思います。
ですから1972以前までのほぼ独身時代に書かれたものは、まだ独特の
暗さをもっていたと考えられ、ユーモアはユーモアでも時代的なニヒ
リズムを背負っているようにみえます。
けれども1973〜1986年頃にかけては結婚から二人のお子さんの子育て
の時期に入り、滑稽さといったものから軽く心地よいユーモアの透明
感を獲得したのだと感じます。またそれはそれまでの自己の歩んでき
た経路をストレートに回顧することの素直さに繋げられた。
ポストモダニズム的な剽窃性やその後藤文学的軽い前衛性はいわばそ
ういった安定期のなかから生まれたエッセンスだったのだと思います。
また私小説作家としてはどうしてもそういったものを経由して無常と
悟りという境地に至る。それがすでにこの時期にも独特に達成されて
しまっていたために、1987年以降はいわば補足の期間にはいったと考
えられます。
163吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 12:06:05
時代区分を超えた作品の系列ってのもあると思うんだけど
そのへんはどうなんでしょう?

挾み撃ち〜汝の隣人〜壁の中
夢かたり〜行き帰り〜嘘のような日常
吉野大夫〜首塚の上〜しんとく問答
164吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 13:47:19
>>163
その系列でいくと、『挟み撃ち』はロシアもの、永興もののいずれにも
当てはまると思う。

なんか、個人的な感想なんだけど、後藤の本を集めて読み進めていくうちに
いろいろと好きな後藤作品が変遷していったのだけど、結局、ほぼ全作読み
終えて振り返ってみると、一番のお気に入りは『挟み撃ち』に帰結した。

なんだか、いろんなラーメン店を食べまわって、結局は早稲田のメルシーが
一番だということに落ち着いたのと似ているw
そういえば、後藤さんもメルシーでラーメン食べたのだろうか?
165吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 14:05:32
>>162
後藤氏の言っている「私小説のパロディ」というキーワードについては
どうお考えでしょうか?ぜひともご意見をうかがいたいです。
166155:2006/08/12(土) 16:43:32
>>165
私小説のパロディは、ポストモダニズム的な剽窃性の一環であると思います。
ですがその要因は、永興での幼少期の断ち切られた記憶や、親族の身の上に
おきた悲劇にあり、戦後この個人だけの問題としては発言しにくい、けれど
も個人的体験として問題にせざるえない主題の長い鬩ぎ合いのなかで、そう
いった文学的な方法論をいわば必然的に導き出した結果であると感じます。
それが戦後日本社会のなかで高度成長期以降、空疎な感覚の時代をむかえた
文学社会状況の中にあって、その中心軸を持てなかった宙吊り的な存在性と
共鳴し合った。それはさらに知的でミニマルな遊戯性へと発展していった。
とても「内向」などとはいえないですね。
167吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 18:01:10
ポストモダニズム的な剽窃性を語るのに、私小説やその他の作品形式のパロディの形ではなく、
経済的視点で考察してみるのもよいのではないかと思う。

富裕という観点からすれば、日本に於いてポストモダンがスタートしたのは、
1970年代前半ではなかろうか。
その頃、耐久消費財が、大衆の手に行き届いた。
これらの耐久消費財を所有しない人が多い社会では、大抵の人がこれらのものを欲した。そこには大衆が欲しいものという共通の欲求があり、
貧困さを充足させる成功を良しとする皆が認める大きな物語があった。
なかでもテレビは大衆がもっとも欲したもののひとつである。
それを入手するのがいわば大衆の夢で、それを実現させるところに大きな金儲けがあり、
家電メーカはそれを大量生産というシステムによって実現していくのだ。
168吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 18:50:41
>>164
>結局、ほぼ全作読み 終えて振り返ってみると、
ほぼ全作ってすごいよなあ。『蜂アカ』『使者』はどうでした?

>一番のお気に入りは『挟み撃ち』に帰結した。
『挟み撃ち』はそれだけ「多面体の作品」といえるのかなあ。
169164:2006/08/12(土) 23:05:16
>>168
『蜂アカ』は試みとしては、一読者としてとても興味深いなとは思ったけど、
作品の厚みという点ではいまいち・・・といった感じでした。
『使者連作』もたしか『蜂アカ』と同時期に単行本がでていた思うけど、
後藤氏の作品中では可もなく不可もなくといった部類だと思いました。

『蜂アカ』ってここでは結構、評価が高いみたいですけど、個人的には
ちょっと・・・という感じ。引用だとか切り抜きとか後藤さんらしいなと思える手法、
あと装丁、それに稀少本としてのコレクション的な意味合いで所持しています。
そういう諸々の意味で「おもしろい」本であることは確かだと思いますよ。

批評的な勉強とかしていないので、大したことをいえなくってすみません。

86.3 『壁の中』
86.4 『使者連作』
86.4 『蜂アカ』
この期間はハイペースで単行本がでていますね。
連載中のペースとか期間は調べていないのですけど。。
170吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 23:30:58
吉野大夫の感想を!
171168:2006/08/12(土) 23:40:56
>>169
いえいえどうもありがとさんでしたっ!
マジでたいへん参考になりやしたです!
『使者』も『蜂アカ』も所持も読んでもなくて、
もちろん地元の図書館にもないのでありまして、
こういう書き込みは個人的にすごく貴重!

気になってたのは、『スケープゴート』の後書で、
『数通の手紙』以来の久々の作品集、みたいなことが書いてあり、
「あれっ?じゃあ使者と蜂アカは作品集じゃないの?」と、
ずっと思い悩んでいた次第。
172165:2006/08/13(日) 00:08:03
>>166-167
なるほど。自分はポストモダン云々については勉強不足なので
参考になりました。あなた方のレスを起点にして自分の読書の
幅を広げていこうと思います。ありがとうございました。
173吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 07:52:19
>>171
使者は連作だし、G赤は新潮の一挙掲載作。
作品集といっているのはテーマ、方法、の異なる短篇の集まりと云う意味だろう。
174吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 09:35:01
ゴーゴリスレ読むと、「すばる」の奥泉といとうせいこうの対談で後藤明生も
言及されてたようですが、誰か読まれた方はいますか?
奥泉さんって後藤の影響を受けている人なのですか?
質問ばかりですみません。。
175吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 10:51:14
奥泉はミュージシャンです。
176174:2006/08/13(日) 11:00:51
奥泉ってWikiをみると、
1999年近畿大学助教授に就任、現在教授。
とかいてあるから、後藤さんとも接点あるってことか。
>>175
なんか、当人のホムペをちらっとみるとそれらしきことが
主立って書いてあったです。
177吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 11:36:18
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
E「それより、あなたも復刊に協力してくださいよ」
D「後藤明生さんは、基本的にはミニマルな私小説作家だったと思います」
C「そのへんはどうなんでしょう? 質問ばかりですみません」
178吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 19:02:51
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
E「それより、あなたも復刊に協力してくださいよ」
D「後藤明生さんは、基本的にはミニマルな私小説作家だったと思います」
C「そのへんはどうなんでしょう? 質問ばかりですみません」
179吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 22:00:19
講談社文芸文庫の著書目録をみていて気がついたのだが、新潮社から出版された
『現代のドストエフスキー』(昭和56年・大江健三郎、吉本隆明、埴谷雄高共著)
が抜けているのだな。これは「ドストエフスキー死後百年祭」のシンポジウムで
各人が講演したものを単行本にしたものだが、後藤氏は小説のなかでこの講演会
の模様について書いていたな。ちなみに後藤氏の章のタイトルは「百年後の一小
説家として」という。
180吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 23:46:18
『現代のドストエフスキー』は単著とは言えんだろ。
181吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 10:24:59
とはいっても、対談本は目録にいれている。
182吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 08:34:43
しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!
183吾輩は名無しである:2006/08/17(木) 22:43:26
193 :吾輩は名無しである :2006/08/12(土) 17:34:30
すばるの「漫談」を本屋でとばし読みしたが、たいしたことは言ってないな。
後藤明生を読んでみようという気にはなったけれど。

194 :吾輩は名無しである :2006/08/13(日) 09:15:00
>>193
後藤明生についてどんなこと言ってました

195 :吾輩は名無しである :2006/08/17(木) 18:26:53
>>194
後藤氏の挟み撃ちが、外套の影響から生まれた、ということです。

196 :吾輩は名無しである :2006/08/17(木) 18:29:33
>>195
それってあれですか、ドストの言った「我々はゴーゴリの外套からでてきた」
云々にかこつけての展開だったのでしょうね。
他のところでも対談についての印象が書かれてましたけど、あまり深入りを
したような内容でもなかったみたいですね。

197 :吾輩は名無しである :2006/08/17(木) 21:04:30
>>196
>ドストの言った「我々はゴーゴリの外套からでてきた」

だけでなく、挟み撃ちも、外套を探す小説のようです。挟み撃ちは直接的に、外套に
インスパイアされた作品のようです。
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1130316395/193-197
184吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 01:31:14
198 名前:196[sage] 投稿日:2006/08/18(金) 01:29:02
>>197
いや、俺、後藤ファンだからさ、そんなことは常識として知っているわけよw

後藤はゴーゴリ、ドスト、カフカについて自著でいろいろと語っているから、
機会があったら手にとって読んでみて。まあ、意識的に古書店まわるか
それなりの図書館にでもいかないとなかなか難しいと思うけど。

奥泉だか、いとうだかがいうまでもなく、後藤は自著で
「わたしはわたしなりの外套を書いてみたいと常々思っていた」みたいなことを
頻繁に語っているから。
『挟み撃ち』自体はまだ講談社文芸文庫でたまにみかけるな。

185吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 01:33:05
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1130316395/193-198
193 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2006/08/12(土) 17:34:30
すばるの「漫談」を本屋でとばし読みしたが、たいしたことは言ってないな。
後藤明生を読んでみようという気にはなったけれど。
194 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2006/08/13(日) 09:15:00
>>193
後藤明生についてどんなこと言ってました
195 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2006/08/17(木) 18:26:53
>>194
後藤氏の挟み撃ちが、外套の影響から生まれた、ということです。
196 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2006/08/17(木) 18:29:33
>>195
それってあれですか、ドストの言った「我々はゴーゴリの外套からでてきた」
云々にかこつけての展開だったのでしょうね。
他のところでも対談についての印象が書かれてましたけど、あまり深入りを
したような内容でもなかったみたいですね。
197 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2006/08/17(木) 21:04:30
>>196
>ドストの言った「我々はゴーゴリの外套からでてきた」
だけでなく、挟み撃ちも、外套を探す小説のようです。挟み撃ちは直接的に、外套に
インスパイアされた作品のようです。
198 名前:196[sage] 投稿日:2006/08/18(金) 01:29:02
>>197
いや、俺、後藤ファンだからさ、そんなことは常識として知っているわけよw
後藤はゴーゴリ、ドスト、カフカについて自著でいろいろと語っているから、
機会があったら手にとって読んでみて。まあ、意識的に古書店まわるか
それなりの図書館にでもいかないとなかなか難しいと思うけど。
奥泉だか、いとうだかがいうまでもなく、後藤は自著で
「わたしはわたしなりの外套を書いてみたいと常々思っていた」みたいなことを
頻繁に語っているから。
『挟み撃ち』自体はまだ講談社文芸文庫でたまにみかけるな。
186吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 08:50:05
いや、俺、後藤ファンだからさ、そんなことは常識として知っているわけよw
後藤はゴーゴリ、ドスト、カフカについて自著でいろいろと語っているから、
機会があったら手にとって読んでみて。まあ、意識的に古書店まわるか
それなりの図書館にでもいかないとなかなか難しいと思うけど。
奥泉だか、いとうだかがいうまでもなく、後藤は自著で
「わたしはわたしなりの外套を書いてみたいと常々思っていた」みたいなことを
頻繁に語っているから。
『挟み撃ち』自体はまだ講談社文芸文庫でたまにみかけるな。
187吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 14:46:16
いや、俺、後藤ファンだからさ、そんなことは常識として知っているわけよw
後藤はゴーゴリ、ドスト、カフカについて自著でいろいろと語っているから、
機会があったら手にとって読んでみて。まあ、意識的に古書店まわるか
それなりの図書館にでもいかないとなかなか難しいと思うけど。
奥泉だか、いとうだかがいうまでもなく、後藤は自著で
「わたしはわたしなりの外套を書いてみたいと常々思っていた」みたいなことを
頻繁に語っているから。
『挟み撃ち』自体はまだ講談社文芸文庫でたまにみかけるな。
188文学板最強コテハン軽井沢敬一郎:2006/08/18(金) 22:13:55
ここにもコピペするしか書き込む手立てがない能無しがいるのか。
まるで大江スレと同じじゃないかw
189吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 22:17:20
しかしあの文藝賞って高橋和巳やら後藤明生送り出した賞なんだな。。。。。今の凋落ぶりが・・・・・・・。
190吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 22:29:40
伊藤たかみも送り出したぞ
だから、凋落したとも言えるが
三田誠広、田中康夫、堀田あけみ
ライトノベル路線で
自滅したんだね
191吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 22:45:32
芥川賞も凋落してるよね?
というか、作家そのものの
力が衰えてきている。
192文学板最強コテハン軽井沢敬一郎:2006/08/18(金) 22:59:20
>>189-190
なんか文藝賞は凋落すべくして凋落したって感じだな。
193文学板最強コテハン軽井沢敬一郎:2006/08/18(金) 23:04:05
>>164にある
>一番のお気に入りは『挟み撃ち』に帰結した。
きっとこれが後藤に対する評価としては鉄板なんだろうな。
194吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 14:15:17
いや、俺、後藤ファンだからさ、そんなことは常識として知っているわけよw
195吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 14:47:50
いい加減、コピペ厨うざい。

どうも前スレ最後あたりで順番厨が出現してから
後藤スレがおかしくなった。

>194
これ関係のコピペはゴーゴリスレの195あたりが
悔し紛れになっているのか?
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1130316395/195
196吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 19:00:52
ぷっ蚩蚩
197吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 19:15:11
>>195
複数のスレにまたがって、どうしようもないあらしがいる(>>196)。
後藤スレや大江スレ、小島スレ、保坂スレなどが
くだらない書き込みで、揃ってあがっている場合があり
それはおそらく、同一の馬鹿の仕業である(>>196)。

こいつの最近の書き込み(推定)。
    ↓
大江スレ 「あべはへたれ」
小島スレ 「あ〜あ、早く氏なねえかな、小島」
198吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 19:17:16
もうひとつ参考に(小島スレにて)。

786 :吾輩は名無しである :2006/08/09(水) 00:02:26
講談社文芸文庫の著者目録に、「暮坂」がはいってないのはなんででしょう。

787 :吾輩は名無しである :2006/08/09(水) 21:09:35
失敗作だから。

788 :吾輩は名無しである :2006/08/09(水) 21:54:58
>>787
こいつの最近のレス
   ↓
保坂スレにて「小島の寄生虫。」

稲生平太郎スレにて「もりあげろ」

>>787は、世にすれた自暴自棄の糞野郎。

789 :吾輩は名無しである :2006/08/10(木) 08:59:25
中上も漏れの仕業ですが、何か?w
199吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 20:02:46
順番厨って何?
200吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 21:33:12
自演集団乙。
201吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 18:52:14
新スレおめ〜 のジエン合唱はワロタw
202吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 07:27:57
新スレおめ〜
203吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 07:43:27
>>201-202
氏ね
204吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 07:46:36
失礼な人だな。
205吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 11:21:30
ジエンって、一人でやっていると本気で思ってるのか?
206吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 13:54:10
203って笑えるw
207吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 13:59:53
ばかじゃないの?
201があんなこと書くから、また馬鹿が湧いてきた。
201=202だとは誰も言っていないだろ。
くだらないことばっかり書いてるんじゃねーよ。
何人いるのか知らないが、失せろ、おまえら。
208吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 14:18:56
何仕切ってんの?おまいが失せろよ
209吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 15:53:46
207が失せた方がいいと思いますよ。w
210吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 21:57:33
俺もそう思うw
211文学板最強コテハン軽井沢敬一郎:2006/08/22(火) 21:58:42
書き込もうかどうしようかちょっと迷うなw
まあいいや書いてしまおうか。

夏休みに出かけた町で偶然通りがかった店に
「蜂アカデミー」「使者連作」「壁の中」など
後藤本が10冊ほどおいてあったよ。
きっと誰かがまとめて売ったんだな。
俺様は2冊だけ買わせてもらった。
212吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 02:09:33
ちなみに何と何を購入されたのですか?
213吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 09:06:39
じゃあ書き込むな。
214吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 13:24:11
順番厨はまだ荒らしてるのかよ。
215吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 13:57:11
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
E「それより、あなたも復刊に協力してくださいよ」
D「後藤明生さんは、基本的にはミニマルな私小説作家だったと思います」
C「そのへんはどうなんでしょう? 質問ばかりですみません」
216吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 20:49:09
順番なんとかの意味がわかんね
217文学板最強コテハン軽井沢敬一郎:2006/08/23(水) 21:58:49
>>212
「蜂アカデミー」「使者連作」「壁の中」は買ってない。
ほかに「謎の手紙」「夢と夢の間」「書かれない報告」「笑坂」
なんかがあったと記憶してるが、それらも買ってない。

東京近郊に住んでて、後藤本を熱心に集めてる人間でも
練馬インターから2時間近くの時間と高速代を払ってでも、
というほどの奇特な人はさすがにいないだろうな。
値段は定価以下ではあったが。
218文学板最強コテハン軽井沢敬一郎:2006/08/23(水) 22:03:11
>>216
順番厨ってのはあれだろ。
こんなふうに言っていた奴のことじゃないのか。

後藤の「挟み撃ち」より前に
ゴーゴリの「外套」をまず読んでおくべきで、
これは誰がなんと言おうと絶対譲れない定説であり、
この順序を無視するような輩は抹殺すべし、
などとほざいていた厨房のことだな。

まあ俺様がその厨房でないという保証はないがw
219吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 23:14:55
>>217
場所はハンドルと同じく、軽井沢ですかな?
軽井沢にはありそうですね。
220吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 09:00:44
信濃追分か。
221吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 09:53:52
そういえば後藤氏の別荘って、いまはどうなっているのかな?
自宅よりも作品が生み出された場所でもあるわけでしょう・・・
222吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 12:44:56
吉野大夫見つかったらしいよ、秋田県で。
223夏限定コテハン軽井沢敬一郎:2006/08/25(金) 20:17:12
>>219
BINGOだ。ちょっと裏通りにあたる店だった。

しかし団地住まいで別荘持ちとはね。
記憶が確かならば、
作家の誰かが別荘を新築するので譲ってもらったとか。
224吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 00:55:35
平岡先生から、だよ
225吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 11:54:25
平岡さんは裕福だったのかなあ
226吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 15:48:38
>>223
こいつ、たいして後藤のこと知りもしないのになんでコテハンなの?w
夏限定ならもういないはずだろ。暦の上ではすでに秋だ。
227吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 16:33:50
>>223を壁の中に埋めてしまいたいです。
228吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 19:11:29
別にいいじゃん。
荒らしてるわけでもないし。
229吾輩は名無しである:2006/08/26(土) 21:04:55
>>225
信濃追分には文学のブランドがあったから
堀辰雄から新庄嘉章、横田瑞穂、福永武彦…etc
平岡さんもゴチャンも憧れてたんだね
230軽井沢敬一郎:2006/08/27(日) 01:01:53
>>224
平岡篤頼だったか。ヌーヴォーロマンの翻訳では間接的恩恵を受けた人だな。

>>226
ハンドルネームに資格がいるという話は初耳だな。しかも「暦の上」ときたかw
そういわれると秋まで居座りたくなるのが俺様の性格なんだがw

>>227
ぜひ埋められたいもんだね。1000分の223たる地下室の住人としては。
しかし俺様はマルセル・エイメばりの自由自在さを身に付けているもんでねw

>>229
軽井沢文人には仏文系が多いのかな。
横田瑞穂と後藤明生なんかの露文系というイメージはあまりなかった。
231吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 23:03:09
軽井沢のことは笑坂、吉野大夫に書かれてあったね。
232吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 23:19:23
>>223
そうそう。聞いたことある。誰だったか…

良いハンドルネームだよ、激しく妬いて煽るヤツが一匹…w
気にせず無視しろよ、言わずもがなだろうが

>>224
ほんとか? 詳しいね。
233吾輩は名無しである:2006/08/27(日) 23:43:33
>>222
もっと詳しく御願いします
234吾輩は名無しである:2006/08/31(木) 03:48:19
>>224
平岡篤頼の前に住んでいた将棋指しのチョンガー「T・T」て誰だ?
235軽井沢敬一郎:2006/08/31(木) 23:30:54
>>232
おうよ(中上風に)。

>>234
平岡篤頼もまたお下がりだったのか。
236吾輩は名無しである:2006/09/01(金) 12:32:46
もっと詳しく御願いします
237吾輩は名無しである:2006/09/02(土) 16:07:21
『謎の手紙』の「教会」も軽井沢でのことが書いてあった。
238吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 23:57:51
「教会」で描かれてるのは誰の葬儀ですかね?
239吾輩は名無しである:2006/09/08(金) 01:23:50
つか謎の手紙を持っている人が羨ますい
240吾輩は名無しである:2006/09/08(金) 22:51:31
『謎の手紙』の函ってどんなんだろうね。一度見てみたい。
241吾輩は名無しである:2006/09/08(金) 22:54:42
>>240
とてもシュールだよ。
ごっちゃんの本は装丁いいのが多いと思うが
俺は個人的に『謎の手紙』がいちばんすき。
242みほみほ ◆fXdBq/cRPI :2006/09/09(土) 01:35:47
ちょっと古いネタだけど、↓読んだ人いますか?
http://book.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mokuji.html
この雑誌の特集「戦後日本の考える人100」ってのに
後藤の名前が挙がってる。

あと、ここで後藤の写真を見ることもできます。(一番左の列の、上から3番目)
http://book.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/100/main.html

243吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 04:48:37
みほみほさん、どうもありがとう。
写真見ました。
244吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 09:17:56
机の上のカップ。コーヒーだろうか?紅茶だろうか?
とにかく酒じゃないところが珍しいなあw
245吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 22:59:53
>>244
カップの中に酒というのも後藤明生ならありそうな気もするがw
246吾輩は名無しである:2006/09/09(土) 23:19:00
この写真は、新潮社刊行の「現代のドストエフスキー」の裏表紙に
使っていたもので、三省堂のエスカレーター通路の壁にかなりでか
いのが少し前から張ってあるのを行く度に眺めていたが、もうフェ
アは終わったのだろうか。
247吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 04:33:00
業者ではないが、ヤフオクにいま「蜂アカ」とか
安く出てるよ。興味ある方は見てみれば?
248吾輩は名無しである:2006/09/10(日) 12:13:58
俺も業者ではないけど、某オンライン古書店に、
『壁の中』『女性のための〜』『使者連作』がでているよ。
249吾輩は名無しである:2006/09/13(水) 07:36:37
>>248
情報有難う。遂にコンプ出来ました。10年位かかった。
250248:2006/09/13(水) 07:44:38
>>249
あのオンライン古書店いいよね^^
後藤明生以外の作家のラインナップもセンスあるし。
最近は、ネット上でああいったセレクト古書店が増えていますね。
251吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 00:22:10
私も以前にあそこで買いました
小島信夫の評論集も購入しました
252吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 13:40:20
>>251
漱石を読む ですか?
最近、あの本も古書店では価格が高騰していますね。。
この前も早稲田の古本屋でみかけたけど、良いお値段でしたよ^^;
253吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 18:18:23
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
E「それより、あなたも復刊に協力してくださいよ」
D「後藤明生さんは、基本的にはミニマルな私小説作家だったと思います」
C「そのへんはどうなんでしょう? 質問ばかりですみません」
254吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 18:23:57
何も知らないで書くけど、最後のCはBじゃないの? 
255吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 19:11:48
>>253-254
俺のカキコもいくつか取り上げられているけど、
別人として割り振られているよ^^;
256吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 21:56:01
後藤明生を研究したければ、近大の院にいくのが一番なのでしょうか?
できれば東京にうってつけの大学があればいいのですが。
257吾輩は名無しである:2006/09/14(木) 22:06:46
後藤の小説らしくていいじゃん。
258吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 00:00:15
>>256
ごっちゃん死してもう長いのであんまし意味ないんじゃない
早稲田の方がよさげ
259吾輩は名無しである:2006/09/15(金) 20:38:45
早稲田っつうと、ひたすら鴎外・漱石それに白鳥あたりという印象が
つよいけど、現代文学もやってる教授いるの?
260吾輩は名無しである:2006/09/16(土) 18:55:56
何言ってんだよ江中さん芳川さんいるじゃないか
もう平岡さんはいないけど。。。
261259:2006/09/17(日) 02:59:08
>>260
ごめん、俺は早稲田っつーと佐々木氏とかしかイメージなかったorz
早稲田卒なのに情けない。。
262吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 01:35:12
芳川は後藤について何回か書いてたもんな。
確かに早稲田なんかいいのかもしれない。
まあ近大でもいいと思うけど、いろいろな意味で早稲田のほうがいいかもね。
263吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 02:18:28
なに研究するにしても、地方ではなく東京にいたほうが良いのは揺るぎない事実。
264吾輩は名無しである:2006/09/18(月) 12:52:50
しかし、安部公房スレでも同じようなことが言われているけど、
後藤明生が2chをみたらどんな感想をもったんだろうね^^
265吾輩は名無しである:2006/09/21(木) 03:12:36
最近、新刊書店で後藤の講談社文芸文庫みかけなくなった(; ̄_ ̄)=3
266吾輩は名無しである:2006/09/23(土) 03:23:52
まだ売ってるぞ
267吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 07:25:46
>>264
そもそもにちゃんのシステムがわかんねえんじゃねーか?
268吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 21:12:25
最近、新刊書店で後藤の講談社文芸文庫みかけなくなった(; ̄_ ̄)=3
269吾輩は名無しである:2006/09/24(日) 21:19:09
まだ売ってるぞ
270ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2006/09/24(日) 23:08:52
阿佐ヶ谷の某店(飲み屋街の中にある)で、
「夢かたり」が1500円で売ってました。
持ってるので買わなかったけど。
271吾輩は名無しである:2006/09/26(火) 19:03:05
以前の後藤スレでも書かれていたと思うけど、
後藤が師事した(?)小島信夫と後藤明生とでは
随分、文体が違いますね。

後藤明生の場合は一切の無駄を省いたストイックで
なおかつ読みやすい文章だけど、小島信夫の文体は
後藤とは真反対ですね。
『別れる理由』なんて、あまりにも冗長というか、語の一
つ一つは小難しい言葉を使っていないのに、文章全体
では悪文じみた代物になっているようで、読み進めるのに
苦労しています。
272吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 21:37:01
なぜ「随分」のあとに「、」を打つ?
なんか気に入らねえな。
273吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 21:44:14
漢字が続いて読みにくいからだろうな
274吾輩は名無しである:2006/09/29(金) 21:47:43
>>272-273

それだと、後藤的には

ずいぶん文体が違いますね。

とでもなるのかな?
275吾輩は名無しである:2006/09/30(土) 00:15:04
「ずいぶん文体も異なりますね。そもそも(ry」
以下独壇場。私的後藤的には。

古井だと
「てにをは」から食い違ったものだ。みたいな?
276吾輩は名無しである:2006/10/06(金) 23:56:26
>>271さっき小島信夫のスレッドをのぞいてみたんだが、コジノブも危ないようだな
じっさいの所五等とはどういう関係だったのか
277吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 21:28:19
プライベートでの付き合いはあったけど、文学的にというか文体などに関しては
影響を受けていないような気がする。>>276

にしても、最近ネタがないねぇ。
文藝文庫あたりで一冊でもいいから出ないものか。
『この人を見よ』あたりがでたら拍手喝さいモノなんだが。
278吾輩は名無しである:2006/10/07(土) 23:58:35
ゴーゴリ・カフカつながりなんじゃないの?
279吾輩は名無しである:2006/10/09(月) 08:52:42
とにかく、ケッタイナモノ好きのお二人ですよ
280吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 11:09:41
たまに有名人がTVCMに出ていたりすると思う。
有名人はそれ故にこんなCMとかに起用されて、それで収入も
入るし、さらに知名度があがってウマーだよなぁ。
良いように回りまわっていくよなぁ、って。

作家の場合も同じだね。
人気作家や古典になった文豪は、ずっと世間に認識されていって
文庫も重版されるし、全集も次々と新しいのがでる。
知る人ぞ知る作家は、文庫も絶版になって、全集なんて夢のまた夢。
後藤明生も何らかの機縁で、良い意味で紙上の文化面あたりに復権しないものか。。
281吾輩は名無しである:2006/10/12(木) 20:11:10
ごっちゃんは村上春樹はやっぱ×だったの?
282吾輩は名無しである:2006/10/16(月) 19:57:53
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
283吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 12:01:39
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
284吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 14:43:35
!」 「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ
285吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 15:54:30
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
286吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 16:06:35
松井非でキーーーーーーーーーーーーー
287吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 16:23:37
11PM出たの見た事あるな
いきなり五等ですって挨拶した
288吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 16:27:44
11PMかぁ〜
リア厨のころ、両親の目を盗んでは、お姉ちゃんの
裸を観賞していたなw
もちろん、その頃は後藤明生の「ご」の字も知らなかった
11PMに後藤さんとは意外なようでもあり、らしくある
ようでもあるな・・・
289吾輩は名無しである:2006/10/17(火) 19:18:36
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
290○ ◆HDNU39oUhg :2006/10/17(火) 20:36:40
291吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 00:26:59
>>287
おいくつですか?
292吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 18:01:14
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
293吾輩は名無しである:2006/10/18(水) 20:13:47
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
294吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 16:42:47
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
295吾輩は名無しである:2006/10/19(木) 19:26:28
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
296吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 10:54:36
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
297吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 20:46:27

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
298吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 21:55:29
挾み撃ちを出した直後だな11PMに出たのは
テーマは笑いだったかな違ったかな
あてにならんな30年前だからな
299吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 00:23:01
すげー!
300吾輩は名無しである:2006/10/21(土) 13:43:36
>>298
あなた、世代的には団塊にあたるかそれよりも年嵩の世代ですね、確実に。
リアルタイムで後藤の作品を読んでいた人ですか?
301吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 07:06:56
こういう人は貴重だ
302吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 20:34:27
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
303吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 21:56:52
もういいよ
304吾輩は名無しである:2006/10/22(日) 23:03:21
はい
305吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 07:58:57
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
306吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 10:15:22
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
307吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 12:50:24
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」







308吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 15:59:25
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
309吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 16:58:32
いい加減にこの荒らしを報告したほうがいいんじゃないか
310吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 21:39:16
これをきっかけに中公が動きますように。

という願いをこめて、僕も言うよ。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
311吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 22:43:41
真っ先に動きそうな出版社は講談社だと言ってみる
312吾輩は名無しである:2006/10/23(月) 23:48:46
おれは結局、ちくまに期待している。
コミさんとか阿佐田哲也とか
足穂のコレクション出したわけだけど
あの路線で後藤も出して欲しい。
313吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 09:09:51
これをきっかけに中公、講談社、ちくまが動きますように。

という願いをこめて、僕も言うよ。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
314吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 17:50:33
これをきっかけに中公、講談社、ちくまが動きますように。

という願いをこめて、僕も言うよ。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」

315吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 20:42:28
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
316吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 20:52:30
いい加減に荒らしが酷いので、とりあえずは専ブラのNGワードに登録した。
これ以上酷いようだと、何らかの対応が必要かもしれんけどな。
317吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 21:19:23
しかし、だれも嵐に反応しないところがいいね。

全集の話が相変わらずでてるけど
最近の傾向からして、全集はないんじゃないかな。
全般的に、全集というものが作られなくなってきてるよね。
318吾輩は名無しである:2006/10/24(火) 22:40:37
しかし、話題がないな。
もうこのスレの住人も大方、ほとんどの作品読んでしまっているみたいだし、
蒐集も終っている人がいるみたいだし。。
319吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 00:31:45
終わってないよー
320吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 08:31:21
どうでもいいから、全集が出るようにおまえらも祈れ。
321吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 08:31:52
これをきっかけに中公、講談社、ちくまが動きますように。
322吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 13:52:24
人気無いねぇ
323吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 16:31:07
後藤明生ファンは、光文社の新訳カラマーゾフとか
新訳ゴーゴリに興味あるんでしょ?
俺、まだ新訳のカラマは読んでいないけど、ゴーゴリの
ほうは楽しみにしているよ。
324吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 17:41:55
ちくまが動きますように
325吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 21:24:34
ちくま様
326吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 21:37:43
>>323
新訳どうなの?
訳はいいのかな。まだ一冊も読んでないんだよね。
というか、未邦訳のものは出さないのだろうか・・・
327吾輩は名無しである:2006/10/25(水) 23:41:42
>>326

ゴーゴリの新訳文庫は11月9日発売らしい。。
ttp://www.kotensinyaku.jp/nextnumber/index.html

ゴーゴリアン=後藤明生のファンとしては、気になるところではありますね。
328吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 00:54:15
>>327
サンクス。
文学が不況なご時世なだけに
光文社文庫には頑張ってもらいたいね。
ごっちゃんどころか、親分格のゴーゴリやドストエフスキーさえも
読まれなくなりつつあるからね。
329吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 03:23:50
ゴチャン訳のゴーゴリがみつかんない・・・○| ̄|_
330吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 13:17:38
芥川賞作家・小島信夫氏が死去
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20061026i503.htm
331吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 16:06:59
あぁ、来年の今頃は続々と小島作品が復刊されていっているのだろうなぁ…
332吾輩は名無しである:2006/10/26(木) 20:14:48
文芸文庫で小島の『暮坂』がでたんだっけ?
333吾輩は名無しである:2006/10/27(金) 11:31:48
最近、小島氏の作品が文芸文庫で出ていて、来年ももしかしたら何らか
復刊や全集刊行の可能性が期待されるのでしょうかね?

やはり芥川賞を獲っているのと獲っていないのとでは、世間一般での
評価はおろか、出版界での受け取られ方も違ってくるのかなぁ・・・
後藤氏も谷崎賞とか平林賞、池田賞などを獲っているけど、文学ファン以外には
知られていないですものね。
334吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 00:16:02
だが池田賞は恐ろしくマイナーなわけだが
335吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 11:18:22
池田賞ってなんだ?
336吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 11:27:27
創価。
337吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 11:50:53
>>335
マジレスすると、池田健太郎賞。
『笑いの方法−あるいはニコライ・ゴーゴリ』で受賞している。
338吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 12:39:50
池田健太郎賞と言われてもよく分からんなw
339吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 17:12:35
池田大作先生
340吾輩は名無しである:2006/10/28(土) 20:33:06
エッセイや評論に与えられる賞なのかな?
ググってみても、賞の詳細が書いてあるサイトみつからないね。
341吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 01:29:52
小島は森敦との対談本も
文芸文庫で出たばかりだよね。
342吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 11:16:11
まあ、受賞歴で作家のすべてを語りつくすことはできないけれど、
それにしてももう少しは評価されてよかった作家だよな。
『挟み撃ち』や『壁の中』あたりは何らかの賞をもらっていてもおかしくないのに。
343吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 11:25:18
江川卓ら数名が飲み屋で盛り上がって勝手に決めたような賞じゃなかったか?
344吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 11:30:33
>>343
あ、その内容にはなんか既視感が。。
後藤のエッセイか何かに書いてあったんだっけ?
勘違いかもしれんが。
345吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 12:10:50
後藤明生で思い出すのはボットン便所とオールドミスだけだ
何もかも忘れてしまった
346吾輩は名無しである:2006/10/29(日) 19:40:50
詳しく、詳しく!
347吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 01:15:54
『挟み撃ち』って何も受賞してなかったのか。。。
348みほみほ ◆fXdBq/cRPI :2006/10/30(月) 01:39:22
>>347
賞ではないけど、一応文化庁の御墨付き。死んだ後だけど…。
http://www.jlpp.jp/j_st05_goto_m.html
(これってもう既出だったけ?)
349吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 10:12:16
>>348
お!この動きは知らなかった
海外でどんな受け取られ方をするか反応を聞いてみたいな
350吾輩は名無しである:2006/10/30(月) 10:39:47
しかし残念なことに英訳だけなのね。。
後藤ファンとしては露訳(もしくは仏訳)がでて、その反応を聞きたいところだが。
351吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 01:28:47
こんなプロジェクトがあったのか!!
352吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 01:38:13
やっぱり『挟み撃ち』はいいなあ。
読み返してみるかな。
353吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 16:13:47
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
354吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 18:20:21
しんスレおめー
355吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 18:38:37
死んだ時、全集出なかったんだからもう出ないよ。
いいかげんあきらめなよ。
356吾輩は名無しである:2006/11/02(木) 21:55:15
お!この動きは知らなかった
357吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 15:51:01
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
358吾輩は名無しである:2006/11/03(金) 16:10:20
マジで凄いと思う。
359吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 18:41:32
これはもう後藤スレはだめかもしれんね
360吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 18:58:35
近代文学自体が危機的状況だからな。
現存する作家で、
アクチュアルに新刊が出ている人でも、
重要な作家ほどスレが伸びない。
古井とか大西とかね。金井美恵子なんかはスレもない。
物語的な吸引力を持つ小説じゃないと
ほんとに読まれなくなっている。
361吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 19:35:49
>>360
大西や金井は知らないけど、古井についてはマンネリというか閉塞感を感じる。
362吾輩は名無しである:2006/11/06(月) 21:28:37
古井の文学自体、はじめからマンネリだからね。
363吾輩は名無しである:2006/11/07(火) 20:47:31
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
364吾輩は名無しである:2006/11/11(土) 18:08:37
全集はともかくもう少し文庫が欲しいな。
「四十歳のオプローモフ」あたり講談社文芸文庫に入れないかなあ。
1500円でOKなんで。
365吾輩は名無しである:2006/11/12(日) 11:19:05
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
366age:2006/11/15(水) 21:37:22
奇跡が起こりました。
近所のブックオフで『行き帰り』『挟み撃ち』『笑い地獄』
『思い川』『『四十歳のオブローモフ』『行き帰り』が100円で売ってた。

その他にも、古井や阿部昭、井上光晴、坂上、李の文庫が100円で投げ売られてた。
チェーホフ全集まで15巻まで1冊150円で売られてました。
ドストエフスキー全集も売ってた。

近所で露文出身の内向の世代ファン
65歳(団体職員・男性)が亡くなって家族が売ったにちがいないと
勝手にプロファイリングしました。どれも超美品。

後藤明生と古井と阿部昭をとりあえず全部買って帰ってきた。
坂上、李、井上には手がまわんなかった。
その他海外文庫も見たことのないのが並んでいてほしかったけど我慢した。
とりあえず、レールモントフの『ムツイリ・悪魔』岩波文庫と
スタインベックの『ピピン四世三日天下』などカゴにいれて買うた。

店員のバイトのお姉さんに訊いたら一昨日持ち込まれたとのこと。
まだほかにありますかと訊いたら、売れないのは処分したと。
ほかにいったい何を処分したのかは怖いので想像しなかった。

帰りの車でふるえがとまらなかった。
人をはねないように注意して帰ってきた。

367吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 21:39:41
>>366
それはおめでとう。

しかし・・・だね、366さんの言っているような経緯だとしたら、
俺だったらもうちっと本の価値が分かっている古本屋に
売るけどなぁ。。
368sage:2006/11/15(水) 21:50:08
>>367さん
 ありがとうございます。

 興奮して『行き帰り』が二回書かれているけど最後は『夢かたり』です。
 安岡章太郎の『サルが木から落ちるとき』と
 マラマッドの『アシスタント』加島祥造訳もgetしました。
 興奮のあまり母親に報告したら露骨に怪訝な顔をされました。
 早速、故人の無念を祓うべく塩で清めてます。
369吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 21:58:56
そうやって喜んでくれたら故人も浮かばれると思うよ
370吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 22:10:37
どことは言わないが、おじいちゃんの本買い取ります、
なんて言うコピーをホムペのトップに載せている
某古本屋を思い出した。
371吾輩は名無しである:2006/11/15(水) 22:20:08
一冊100円の我慢するってどういう経済状態なんだか
たぶん嘘だな
372366:2006/11/15(水) 22:30:25
ホントですよ。重すぎて持って帰れないので我慢したんですよ。
読まないの買ってもきりがないし…
373吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 01:10:12
>>366
おめ!
よかったね。全部お勧めだよ。
374吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 14:17:50
>>366
うらやましい…

どこの出版社でもよいから、もう少し文庫を出してくださいよ…
375吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 16:44:52
バッタもんだよ。
376吾輩は名無しである:2006/11/16(木) 16:51:35
>>366
てめえだけで喜んどけカス
377吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 10:50:22
>>376
まあそういうなよ。
とはいえ、人が喜んだ話を聞かされても退屈ではあるなあ。
今度から「俺は買わなかったけど○○に○○があった」という情報を求む。
378吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 16:03:08
いや、「○○があったけど、俺は我慢した」という男気がみたい。
379吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 16:03:48
以前、某古書店の均一100円コーナーで「壁の中」を買ったり、
寺山修司の写真集「犬神家の人々」を700円で買ったことのあ
る俺にはどうでもよい話であるのだ。
380吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 18:16:41
俺は文庫5冊300円の棚で『吉野〜』『笑い坂』古井『椋鳥』
を買った
381吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 18:42:19
すべてそろえた俺にはどうでもいい話だ
age
382吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 19:02:37
うらやましいぞ、こんちくしょう!
383吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 19:03:27
いや、その「すべてそろえた俺」が古書店に売り払う情報が欲しいわけよ。
384吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 19:27:41
少なくとも、俺は、売らん!!
385吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 20:53:43
おまえには読む資格ないよ。
386吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 20:55:03
死んだら家族が売り払うって
387381:2006/11/18(土) 21:00:24
勝手に人を殺すなよw
俺が死んでも後藤本とロシア文学関係の書籍は売るな
と家族(嫁、両親、兄弟)に言ってあるから。
388吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 21:01:27
あ、嫁ってのは未来の嫁ってことで^^;
389吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 21:03:40
すまんすまん。殺すつもりはないよw
しかし、公正証書でも作っておかないと
家族が遺志を守るとは限らんからね。
当人にとっては宝でも家族にとってはゴミかもよ。
390吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 21:52:33
おまえらには読む資格ないよ。
391吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 22:05:07
あるさあ。
だって、おいらたちゴッチャのこと
大好きだもんなあ。
392吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 23:19:40
首塚の上のアドバルーンを読んだんですけど、
現代的な建物の中に首塚があって、そこからいろんな歴史的人物や文献と
つながっていくのが、どこに出るのかわからない感じで、ワクワクして読みました。

ただ最終的に作者のところへ戻ってきて一人で納得して終わってしまった、
という感じがして、ちょっと消化不良な感じです。
393吾輩は名無しである:2006/11/18(土) 23:25:06
皆さん、安心してください。
後藤文学は後世に、先駆的存在であったとされてかならず
顧みられますから。
394吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 10:33:13
>>392
いや納得してないだろ
振り出しに戻ったって言うか、まだ何も始まってないと言うか、
そんな感じなんじゃね?
アミダクジ時間も無化されちゃたて言うか、さ
395吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 13:12:24
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
396吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 13:18:32
>>392,394
挟み撃ちだって壁の中だって、似たようなもんだなw
つーか大抵の作品が・・・
397吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 16:05:04
おまえらには読む資格ないよ。
398吾輩は名無しである:2006/11/19(日) 17:29:25
あるさあ。
だって、おいらたちゴッチャのこと
大好きだもんなあ。
399吾輩は名無しである:2006/11/20(月) 15:56:50
なんだかスレの状況が、デジャヴのようになっていませんか…
400吾輩は名無しである:2006/11/21(火) 23:18:25
400ゲト
401吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 01:13:08
>>394
>>396
デジャヴュのように堂々巡りの体験を強いられる
板ばさみの壁の中のラビリンスというわけか。
402吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 10:29:28
おまえらには読む資格ないよ。
403吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 16:28:51
>>402
私は一流大学の文学部出身で日本の読書階級を
自負しておりますので読ましてもらってます
404吾輩は名無しである:2006/11/22(水) 20:34:28
俺なんか大学で後藤明生の後輩だし(^_^)v
405吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 01:11:10
おれも
406吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 12:38:00
>>403
読書階級を自負しているのに「い」抜き言葉ですか…
407吾輩は名無しである:2006/11/23(木) 21:02:39
っていうか、「読書階級」って何w
408吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 06:36:05
×私は一流大学の文学部出身で日本の読書階級を
 自負しておりますので読ましてもらってます
○私は一流大学の文学部出身で日本の読書階級を
 自負しておりますので読ましいてもらってます

409吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 16:41:29
ようやく『この人を見よ』を読むことができた。。
なかなか面白い作品だね。休載してしまったのが残念だ。
410吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 16:52:50
休載も何も随分昔に書かれたものだが
411409:2006/11/24(金) 16:56:27
>>410
言い方が悪かったな、中断しているのは残念です^^;
410さんも読まれているのですか?
412吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 17:03:20
>>410
馬鹿丸出し
413吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 17:08:12
別に「言い方が悪かった」とは思わないけど。
414吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 17:14:51
でも角が立つ言い方はよしたほうがいいお。
415409:2006/11/24(金) 17:21:18
まあ、何はともあれ、重い腰を上げて図書館で読んだだけの価値はあったかなと。
作風としては『壁の中』や『近代日本文学との戦い』あたりを折衷したような感じですかね。。

ドストの『永遠の夫』『貧しき人々』
谷崎『鍵』の三角関係
志賀、太宰、芥川、三島、中野重治、宇野浩二、広津和郎、作家M・M
とアミダクジ式に話が展開していって、作家M・Mについて立ち入ったところで休載していますね。
続きがとても気になるのですが、なぜ休載の憂き目にあってしまったのでしょうか?
416409:2006/11/24(金) 17:24:57
作家M・Mは間宮茂輔(まみや・もすけ)ですね。。
417409:2006/11/24(金) 18:17:11
なんかスレの雰囲気悪くしてしまった感があるけど、
とにかく個人的にはとても楽しめたので、ご報告したまでです\(^o^)/
418吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 23:11:39
>>415
廃刊したせい?
419吾輩は名無しである:2006/11/24(金) 23:17:51
どの作品も同じといえば同じ。

でも、それが後藤節というか、後藤の魅力のようにも思う。

ただ、やはり後網系思想にからんだ作品は他とちょっと違うようにも思える。

その意味では全集刊行を待ってる。
420吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 10:44:40
全集でなくてもよいから、「この人を見よ」を単独で出版せよ!
421409:2006/11/25(土) 11:23:28
『この人を見よ』は、海燕の90年1月から93年4月(93年1月は除く)までの
計39回にわたって連載されていましたね。

一回のページ数が、一般的な文芸雑誌の大きさで1ページが二段の構成で
7ページから多いときには10ページくらいのペースでした。
未完とはいえ、単行本にしてもそれなりのページ数はあるはず。

だけど、『挟み撃ち』や『首塚〜』さえもあんまり売れていなさそうな現状で、
未完の作品が単行本あるいは文庫本化される可能性はほとんどないのでは?^^;
422吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 11:43:04
出版社もボランティアで出すわけにはいかんからねぇ
ファンがお金出して出版するとかどうですか
423吾輩は名無しである:2006/11/25(土) 13:08:45
保坂和志が小島信夫の本を自費出版したみたいなやり方はありかもね。
でもなかなか大変だな、あれも。
424吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 08:33:29
文芸誌の1ページは原稿用紙3枚に相当するから
大体1000枚くらいですかね。>この人を見よ
425409:2006/11/26(日) 11:25:55
ところで「(オ)マンコ」についてなんだが。
『この人を見よ』の始めのほうでは、マンコと記載されていたのに、
しばらく経ったあとオ○ン○みたいな表記になっていたと思う。
(速読したんで、俺の”勘違い・読み間違え”かもしれんけど・・・
勘違い、読み間違えだったらスマンm(_ _)m)
当時、途中で規制かなんかがかかったのかな?
それとも自主規制?

最近だと金原の作品にははっきりとマンコって書かれているよね?^^;
426吾輩は名無しである:2006/11/26(日) 19:30:43
「海燕」か、なつかしい・・・・!!
元福武=ベネッセはもう版権もっていないだろう。
どっか買ってくれないかしらん。
1000枚ですか!
700枚足りないけれど、本にしたら「壁の中」っ
ぽくなってしまうのですね!
欲しい、欲しい、欲しい。
出版社はたまには、ボランティアせよ!!
427吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 16:41:45
>>418
海燕廃刊の前に休載となってる
428吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 22:20:01
おまえらには読む資格ないよ。
429吾輩は名無しである:2006/11/29(水) 22:37:35
あるさあ。
だって、おいらたちゴッチャのこと
大好きだもんなあ。
430吾輩は名無しである:2006/11/30(木) 19:06:13
たぬきって頼んでも大阪ではきつねがでてくるんだってな?
ごっちゃんがカルチャーショックだって言ってた。

でも中四国あたりじゃ、そもそも揚げ玉なんて無料なんだよね。
431吾輩は名無しである:2006/12/02(土) 19:27:31
連載1回目か2回目のR子の告白はワラタ
432吾輩は名無しである:2006/12/02(土) 23:51:42
古本屋を巡ったが一冊も見つからず・・・

図書館で借りるしかないかな
433吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 13:19:39
>>432
海燕のこと?
なかなかみつからないね、あれは。
図書館で『この人を見よ』だけ全文コピーしたら、
著作権とうの問題にひっかかるのだろうか?
434433:2006/12/03(日) 13:40:06
俺なんか、帰郷していて地元の図書館を利用したわけだが、
雑誌の貸し出しはダメだし、コピーを取るにしてもその都度、
係員の審査を経ないとダメときた。
しかたなく、閲覧所(これもわざわざ係員に申請が必要)で
速読してなんとか大筋をしっただけだよ。

母校の図書館とかなら、もっと規制が緩いのに。
435433:2006/12/03(日) 13:44:16
>>431
つーわけで、ここらへんのことはもう覚えていないorz
地方(わが街)は図書館も古本屋も壊滅状態で、研究はおろか読書さえままならないな。
東京在住の人が羨ましい。。
436吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 16:44:58
まー本を読む人じたい絶滅に向かっているから仕方ない
東京でもあと20年も保たないと思っているけど
437吾輩は名無しである:2006/12/03(日) 22:25:54
そして「華氏451度」のような世界になったのであった…
438吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 00:18:20
うお、『華氏451』むかし見たなあ。トリュフォーだっけ?
人間自体を書物として
データベースにするような未来を描いていたよね。
俺は本好きな方だけど、あれは無理だな。
詩集一冊くらいなら覚えられるかもしれないけど。
439吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 09:21:14
おまえらには読む資格ないよ。
440吾輩は名無しである:2006/12/04(月) 17:30:03
「ホタル族とは何ぞや?」っていう主人公の自問が
突然クイズ番組に移行するシーンもおもしろいやね
あれは連載5回目くらいだったかな
441吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 20:06:27
地元の古本屋で『小説−いかに読み、〜』を200円で購入。二冊目w
442吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 21:46:36
おまえらには読む資格ないよ。
443吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 22:00:45
「夢かたり」を久しぶりに再読している。
何度読んでも、やっぱりおもしろい。
よい作家であった。
444吾輩は名無しである:2006/12/08(金) 22:31:21
いまに俺が後藤を反復してやるよ。
待ってろ。
445吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 00:51:23
え!今風の北朝鮮がらみのかたですか??
意味変わっちゃいますね。
446吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 11:44:25
>>444
だれも待ってねーし、>>445が言っているとおりの香具師なんだろ?w
447吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 13:56:11
>>444
おれは待ってるからな。頑張れよ!
448吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 13:57:04
自演乙(・∀・)ニヤニヤ
449吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 14:12:56
自分が自演やってるとひとまでやってると思っちゃうんだろうね
450吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 14:15:14
>>449
さすが自演氏、自演の気持ちがよく分かっていらっしゃるw
451吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 14:23:35
バカw どっかでこんなこと言ってる奴がいたんで、その受け売りですよ
ほんとどうしようもないね、この人
452吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 14:28:30
ていうかなんで北朝鮮が出てくるの?
453吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 14:33:22
>>451-452
馬鹿ばっかりだなw
454吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 14:34:32
>>451
どうしようもないのはオマエだw
一々荒らしに反応してんじゃねーよ、クズwww

晒しage
455451:2006/12/09(土) 14:36:12
スミマセンでした。私が愚かでした。もうしませんm(_ _)m
456吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 14:47:52
>>451
お前ここは初めてか?力抜けよ
457吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 16:02:06
なんだったっけな。
後藤氏の作品の中で、町内の文学愛好家みたいな住民がひらいた会合に
本人がでかけていって、おばさんに「中国のご出身なんですってね」っ
ていわれてしまい、閉口としたように文章が違う断章に移るエピソード
があったな。あれは完全に引揚げをキワードに安部と間違えているな。
どうすれば間違えられるんだよ。相変わらず、知ったかは困る。
458吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 16:21:45
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
459吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 16:32:53
>>444
後藤明生とは関係がないが、この前文藝賞を受賞した「公園」の
荻世いをら(早稲田)っていうなかなかおもしろくあやしい作家
がすでにいるので、べつに頑張らなくてもよし。
460吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 20:32:00
自演乙(・∀・)ニヤニヤ
461吾輩は名無しである:2006/12/09(土) 21:27:47
IDないからって自作自演し放題だな。
勝手に451を名乗って謝ってるしw
462吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 12:34:18
自作自演は惨めだからみなさん自粛していきましょう
(自粛しなきゃやってしまうのもまた惨めだが)
で、明生がどうしたって??
463吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 12:36:04
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
464吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 14:27:18
自作自演は2ちゃんの華w
465吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 21:54:53
これから先、どうやって明生スレを盛り上げていけばいいんだ?
ここの常連は大抵の作品読んでいるし、話題が出尽くしたかんがあるしな。
誰かこれから後藤を読みたいっていう新参者はおらんのか?
いろいろとここの住民が教えてあげられるだろうに。。
466吾輩は名無しである:2006/12/10(日) 22:37:22
嫌味混じりでしか言いそうにないけどね
467吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 15:08:07
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
468吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 09:51:26
>>461
文学板の連中は煽り耐性ゼロだな
どんなレスにもバカ真面目に反応してやがる
他の板の住人だったらスルーするような
ところもバカ真面目に脊髄反射だもんな
469吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 13:39:01
>>468
2ちゃんねる中毒のひきこもり乙
470吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 14:36:13
>>469
こうやって馬鹿どものカキコがつづく
471吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 14:36:29
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
472469:2006/12/12(火) 14:58:58
>>470
本当にスルーしてくれるか試してみただけだがw
473吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 15:22:00
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」

474吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 18:20:33
>>472
バーカw
475吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 18:22:25
氏ねよ、おまえら
age
476吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:03:41
>>472
  ||// ∧_∧|∧_∧
  ||/  ( ´・ω・)(    ) うんこくさい
  ||   (    )|(  ● )=>>469,472
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'


  
   _____
  ||// ∧_∧|∧_∧
  ||/ r(    (n´・ω・`n) ウンコついてないけど何かクサい・・・
  ||   ヽ ● )|(    )=>>469,472
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ u―u'   
477吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:53:03
468がファビョってるねw
478吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 19:54:53
人には偉そうに「スルーしろよ」とか言えるが、自分が煽られるとつい反応してしまう>>468
479吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 20:42:46

  ┏┳┓     ハイッ.    ┏┳┓
┏┫┃┃   煽りあいは.. ┃┃┣┓
┃┃┃┣┓   ここまで ┏┫┃┃┃
┃    ┃┃┏━━━┓┃┃    ┃
┃ 自演 ┣┫ ・∀・ .┣┫ ダメッ.┃
┗━━━┛┗┳━┳┛┗━━━┛
          ┏┻┓┃
      ┏━┛  ┣┻┓
      ┗━━━┫  ┗━┓
.           ┗━━━┛


つーか、第三者からみれば目糞鼻糞なんだが

いい加減にやめれ

後藤の話でも・・・といっても話題はないがw
480吾輩は名無しである:2006/12/12(火) 21:06:30
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
481吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 21:54:52
ところで私はなぜか、サイン本を4冊持っている。
「私生活」「四十歳のオブローモフ」「おもちゃの知、知、知」「復習の時代」
482吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 22:55:35
オラッちも3〜4冊くらい持っていると思うけど、いずれも献呈署名なんだな。
一番興味深いのは『笑坂』だったかな(いま手元にないのでチェックできないけど)。
たぶん追分の関係者(地元民)に宛てた署名本。
頻繁に後藤の作品にでてくる例の人なんじゃないか、と妄想を膨らませたりして。
483吾輩は名無しである:2006/12/17(日) 23:45:15
誰?
484吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 08:31:10
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
485吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 09:01:46
>>481
なぜか、ってなんだよ。うらやましいぜ。
小宮山書店とかでかったのか?
それともネットか?
486吾輩は名無しである:2006/12/18(月) 18:24:59
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」

487481:2006/12/18(月) 23:22:28
>>482
献呈署名って確かに妄想が肥やされますね。
後藤さんや献呈署名ではないのですが、以前藤枝静男さんの「作家の姿勢」
という対談集を購入した際、藤枝さんの息子さんが以前の持ち主であった方
に宛てた葉書が混入していたことがありました。そこには藤枝さんの様態が
よろしくないのでわたしが代筆いたしましたとのことわりなどが書かれてい
ました。それはそれでうれしい見つけものでした。
>>485
どちらかといえば、けやきさんだったような気がします。
どうしても全冊揃えたかったので、見つけ次第買っていたために、サイン本
にはまったく興味がなかったのですが、結果なぜか?増えていきました。
でも最初の単行本「私的生活」のサイン本はすごいうれしいのです。

ところで故小島信夫さんの「菅野満子の手紙」欲しいのですが、高すぎて買
う気がしませんです。
488485:2006/12/19(火) 07:56:22
>>487
なるほど。がむしゃらに買ってたら
そのうちの何冊かがたまたまサイン本だったという感じか。

小島の本はあまり見ないね。
行きつけの古書店に、むかし何冊か小島のサイン本が3冊ほどあって
宛名が渥美清だった。
当時は小島に興味がなかったので、完全にスルーしたけど
今思えば、買っとけばよかった。
489吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 09:06:41
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。
490485:2006/12/19(火) 09:17:55
>>488
自己レス。
×何冊か小島のサイン本が3冊ほどあって
○小島のサイン本が3冊ほどあって
491481:2006/12/19(火) 09:57:57
>>485
渥美清さん宛ての小島さんのサイン本ってすごいですね。
そういえば後藤さんのサイン本、玉英さんでも購入しましたよ。
492吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 10:11:59
そういえば、『メメントモリ』では後藤氏が知人からサインを
せがまれる場面があったね。

あと激しくスレ違いだけど、このまえ吉田修一のサイン本が
ブックオフの105円コーナーで投売りされていたw
ブックオフって署名の有無とかは調べないのか、それとも考慮に
入れないのだろうか?
493吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 14:48:30
むしろ、いたずら書きとみなして値段を安くしそうだw
494吾輩は名無しである:2006/12/19(火) 17:56:46
いまの俺にはこれしか言えないや。
495485:2006/12/19(火) 18:17:20
>>491
玉英堂では、俺もけっこう買い物したよ。
価格が比較的やすめなのでありがたかった。
古井由吉を何冊も買ったなあ。
496492:2006/12/19(火) 18:18:53
>>493
ご丁寧に落款まで押してあったのになぁ・・・
吉田修一テラカワイソス(´・ω・`)
497481:2006/12/19(火) 23:09:40
保坂和志さんのサインには、ちっちゃいニャンコの顔が書いてある・・、ニョ〜。

後藤さんのサインは、いつもマジックペンで書かれているのが常であったような・・。
498吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 07:35:16
保坂和志はアホ
499482:2006/12/20(水) 14:25:11
>>497
あれから自分の持っている署名本を調べたんだけど、
追分関係者に送ったとみられるのは『笑坂』ではなくって
『小説は何処から来たか』だった。
んで、これは毛筆だったよ^^
500吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 20:05:08
保坂和志はアホ
501481:2006/12/20(水) 22:11:23
>>482
毛筆!!
あるんですね〜。
わたしのは全部サインペンとかマジックペンっぽいです。
関係者とは違い、一般ピープル向けなのでしょう・・・。
確か以前小宮山さんでみた年賀葉書は、サインペンぽかった記憶が。

保坂和志さんはアホなのではなく、小島信夫さんや後藤明生さんや
田中小実昌さんを尊敬しているわりには、ユーモアの足りないとこ
ろが難点。
ちなみに保坂さんが後藤さんについて言及していた文章は、早稲田
の古本市のカタログによせられていたのを読んだ。
学生時代、後藤さんの単行本を探し回っていたらしい。
502481:2006/12/20(水) 22:16:05
あっ。
書き忘れました。
やっぱり「菅野満子の手紙」買うことにしました。
503吾輩は名無しである:2006/12/20(水) 22:18:53
保坂は、冗談のようなというかまさにギャグとしかいいようのない顔をしているがなw
でも作品にはユーモアがないな。
504吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 16:25:32
保坂和志はアホ
505吾輩は名無しである:2006/12/21(木) 20:07:38
玉英堂の目録は面白いな。
さきほどウチにも届いた。
506481:2006/12/22(金) 08:41:12
うちも来た。玉英さんのカタログ、やっぱりすごい。
507吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 11:59:39
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
508吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 12:42:19
新スレおめ〜
509吾輩は名無しである:2006/12/22(金) 20:48:53
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
510吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 15:49:18
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
511吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 22:13:46
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
512吾輩は名無しである:2006/12/23(土) 22:54:17
507から511までが連続であぼ〜んになっている
ほんと懲りないやつだなw
意味無いのに。。
513吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 22:12:22
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
514吾輩は名無しである:2006/12/24(日) 23:00:08
新­ス­レ­お­め­〜
515吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 09:01:38
「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
516吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 13:12:37
後藤スレ オhル
517吾輩は名無しである:2006/12/25(月) 13:19:10
再開しました。
正月に『酒 猫 人間』でも読むつもり。
518吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 14:49:50
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
519吾輩は名無しである:2006/12/27(水) 16:12:52
マジで凄いと思う
520吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 20:52:26
内向の世代、黒井千次が野間文芸賞か。
短編が評価されて良かったね。

後藤氏の『壁の中』や『汝の隣人』あたりは何かの賞候補にはならなかったの?
521吾輩は名無しである:2006/12/29(金) 21:04:11
>>520
黒井ってどうなの?
一作も読んだことないんだよね。
内向の世代というのは、俺にとっては
ごっちゃんと古井だな。
522吾輩は名無しである:2006/12/30(土) 14:07:44
「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
523吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 00:31:29
>>521
一冊ほどショートショートの文庫を持っているが、
たまに息抜きとして読んでいる。
情感溢れるお話が素敵ですよ^^
他の作品は知らないけれど。
524吾輩は名無しである:2006/12/31(日) 23:49:51
来年には全集が出ますように!
525 【大吉】 【545円】 :2007/01/01(月) 13:46:48
今年のこのスレの運勢

>>524
でるわけねえだろ、カス
526 【だん吉】 【1884円】 :2007/01/01(月) 16:02:35
>>525
おまえの運勢からすると
文芸文庫から1冊はでるな。
527吾輩は名無しである:2007/01/01(月) 18:42:35
「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
528吾輩は名無しである:2007/01/02(火) 14:16:44
512 :吾輩は名無しである :2006/12/23(土) 22:54:17
507から511までが連続であぼ〜んになっている
ほんと懲りないやつだなw
意味無いのに。。


513 :吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 22:12:22
ごめん。
いまの俺にはこれしか言えないや。

「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」



514 :吾輩は名無しである :2006/12/24(日) 23:00:08
新­ス­レ­お­め­〜


515 :吾輩は名無しである :2006/12/25(月) 09:01:38
「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」


516 :吾輩は名無しである :2006/12/25(月) 13:12:37
後藤スレ オhル


517 :吾輩は名無しである :2006/12/25(月) 13:19:10
再開しました。
正月に『酒 猫 人間』でも読むつもり。
529吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 20:40:35
禅宗でる?
530吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 20:41:20
出せるもんなら、出してみやがれ!!!
531吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 20:43:19
おすすめ2ちゃんねる
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532吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 20:44:49
>>531
そんなスレ見てねーよ、チンカス
533吾輩は名無しである:2007/01/11(木) 20:47:02
ところで俺の後藤明生コレクションが二周目に突入している件
534吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 21:33:48
>>533
おいらにまわしてくれ
535吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 21:37:28
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
536吾輩は名無しである:2007/01/12(金) 22:26:16
おまいら、2ちゃんがまじで閉鎖したら、どーすんの?
リアルで文学なんて語れるとこなんてないぜ?
大学の文学部でさえ、「純文学?何それ?」って感じだろ。
後藤明生なんて存在しなかったも同然の勢いだよ。
まじ、どーすんだよ・・・超ヤバクね?
537吾輩は名無しである:2007/01/13(土) 00:10:01
やばいな。
実際にごっちゃんの話しできる友人なんて一人もいない。
というか、知ってるやつさえいない・・・
538吾輩は名無しである:2007/01/13(土) 13:45:54
じゃあ誰かごつちやんのホームページ作ってよ
539吾輩は名無しである:2007/01/13(土) 15:49:23
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
540吾輩は名無しである:2007/01/14(日) 07:22:26
これからだぞ!
541吾輩は名無しである:2007/01/16(火) 23:21:36
>>520
賞になりにくい作品ばかりやからねえ
542吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 21:32:42
昨日古本屋にて『壁の中』を1500円で購入しました。
本を持つ手が震えました。
543吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 22:51:35
>>542
おめ!
面白いよ。お勧め。
俺は、今日、金井美恵子の『快適生活研究』という新刊を
立ち読みしてたら、『首塚の上のアドバルーン』から
引用されてるのを発見した。
544吾輩は名無しである:2007/01/25(木) 23:43:43
金井は×
後藤の足元にも及ばん
545吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 04:47:21
由美子かわいい
546吾輩は名無しである:2007/01/26(金) 10:02:45
>>544
横レスだが、いちいち人の読書や趣味にケチつけるなよ。
無粋な奴め。
547吾輩は名無しである:2007/01/27(土) 19:53:20
>>544
由美子て誰?
548吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 02:17:17
夢かたりの文庫版ゲト
これ、あんま見かけないよね
549吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 05:54:34
後藤の文庫はどれもなかなかみかけないよね。
個人的な印象では一番レアな文庫は関係かなあ…
一番最後に手に入れた。

とにもかくにも、GETおめ!
550吾輩は名無しである:2007/02/04(日) 17:15:15
>>548
おめ。うらやましいぞ。
551吾輩は名無しである:2007/02/11(日) 10:17:23
だれが解説書いてるの?>夢かたり
552吾輩は名無しである:2007/02/13(火) 00:58:51
>>551
横レスだが、解説は川村二郎。
後藤明生の後記もあり。
カバーは後藤一之。


<裏>
戦後三十年の失われた時間を探索し
”夢のリアリズム”を追求する野心作。
北朝鮮でのと澄明な少年期と敗戦の
混乱、そして三十年後の平穏な日常と
を、望郷と断念の交錯する二色刷りの
時間の中でとらえ、人間存在の喜劇性
と不思議を平明な筆致で描く。
553吾輩は名無しである:2007/02/13(火) 01:22:06
ついでにここでいうのも何だが、なんでこの板には町田スレが乱立しているの?
554吾輩は名無しである:2007/02/13(火) 21:22:50
>>552
サンクス。でも川村ってのは意外な組み合わせなんだけど。
555吾輩は名無しである:2007/02/13(火) 21:30:05
一番面白く読める解説は、月並みだけど横田先生と平岡先生かな。
とくに横田先生が語る、後藤明生の学生時代、福岡帰郷時代のちょっと
したエピソードが、自分にはツボです。^^
556吾輩は名無しである:2007/02/13(火) 21:34:06
横田先生は思いで語り、平岡先生は冷静に分析。
そんな印象がある。個人的には。。
557吾輩は名無しである:2007/02/14(水) 22:27:03
横田瑞穂の解説ってどれに入ってるんですか
558吾輩は名無しである:2007/02/15(木) 06:37:57
>>557
後藤明生集の月報だよ
559吾輩は名無しである:2007/02/15(木) 07:06:54


とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!



560吾輩は名無しである:2007/02/15(木) 07:11:21
後藤明生集を全集と勘違いしたDQNがいるようだなw
561吾輩は名無しである:2007/02/15(木) 18:17:46
コピペ荒しはあぼ〜ん設定で一掃
みなもそうすれ
562557:2007/02/15(木) 22:31:29
>>558さんありがと
563吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 17:34:37
ナオナラはいいやね
564吾輩は名無しである:2007/02/17(土) 18:08:13
「鞍馬天狗」が好きだなー。
565吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 00:36:07
夢語りを読むと意外や意外の前衛小説だよね。
ぱっと読みではそう感じないんだが。
566吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 12:38:44
とにかく、われわれには
567吾輩は名無しである:2007/03/02(金) 23:03:58

もういいだろ
568(・x・):2007/03/03(土) 17:57:48
とうとう、ジュンク堂でも講談社文芸文庫の『首塚の上のアドバルーン』が
在庫切れになったな。紀伊国屋は入手不可になっているし、気軽に新刊書店で
買えるのは『挟み撃ち』だけになってしまった。。
569(・x・):2007/03/03(土) 17:59:57
>>558
古本屋サイトであのシリーズの揃えが結構安値で売っていたぞ。
興味あるやつは探してみ。まだあるかもしれんからな。
570吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 10:32:01
>>568
え?そうなんですか?首塚なんかたくさんのひとによんでもらいたいけどなあ
571(・x・):2007/03/04(日) 10:40:15
ああ、でもまだ「遺稿集」が買えるみたいだな。
あとは、小説は何処から来たか 雨月物語 伊勢物語
いずれも僅少みたいだが。
572(・x・):2007/03/04(日) 10:48:32
>>570
首塚は一般人向けしない作品だからかもな。
だからこそ、文芸文庫には品切れにしないで欲しいんだけどな。
いま、注文したら取り寄せできるのか?
573吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 12:55:13
もう新品は在庫ないよ。
574吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 01:17:40
>>571
伊勢物語って小説の快楽に入ってるやつだろ?
575吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 10:30:01
>>547
> 由美子て誰?
若おかみ(候補)の藤巻由美子のことではないでしょうか。
『彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄』『快適生活研究』
に出てくる美人のお姉さんです。
576吾輩は名無しである:2007/03/05(月) 23:00:40
金井なんて関係ないや
577吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 19:32:54
あの・・・まことに恐縮ですが
「由美子」というのは女子アナのスレと間違えて誤爆しただけなんですが・・・
578吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 21:49:14
ここはゴチャンのスレッドだぞ!
誤爆にもほどがあるぞ!
579吾輩は名無しである:2007/03/06(火) 22:12:11
>>577->>578
ワロタ。
ところで、金井さんも、ほんと元気なくなったね。
いわゆる純文学という分野の作家や批評家が
みんな死んだような状態だと思う。
中上の死とともに日本文学は終わった、という柄谷の言葉を
鵜呑みにするつもりはないけれど
中上の死去したくらいの頃は、まだ活気があったかな?
日本文学が終わったなら、柄谷や蓮實などの文芸評論家としての
生命も終わったということだよね。
580吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 19:51:34
先日、旅行先の島根県にて、
「疑問符で終る話 」を100円でゲットしました。
581吾輩は名無しである:2007/03/08(木) 23:11:32
おめおめ
582(・x・):2007/03/09(金) 08:38:48
>>580
宍道湖畔の美術館には行ったか?
そこはいいよな。
583吾輩は名無しである:2007/03/13(火) 20:02:46
>>582
美術館には行ったことない。前を通っただけ。。。
去年は境港から松江を巡って旅したが、そこでも
「めぐり逢い」の文庫を手に入れたから、島根県の後藤率(?)は高いかも。
今回は出雲の方へ行っていた。荒神谷遺跡とか行った。
出雲の博物館のオープンには早すぎて、剣とか銅鐸とか見れなかった。
回転寿司(見た目貧相な店だが)が安くてうまかったのが印象的。
どうでもいいことを長長と失礼しますた。
584(・x・):2007/03/13(火) 20:16:35
そそ。山陰は魚が安くて美味い
ごっちゃんは広島に来たことは何回かあるみたいだけど、
山陰に立ち寄ったことはないのかな?
585(・x・):2007/03/14(水) 00:42:50
日本の古本屋に後藤明生の色紙が出品されているな。
〈私の苦い言葉を人々は笑うだろう〉っていう、エッセイでも紹介されていた
メッセージが添えてあるやつ。
一瞬買おうかとも思ったが、思いとどまった。
とりあえずリンク先の画像は保存しておいたw
586吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 11:22:47
日本近代文学との戦いに掲載されてる奴か?
587(・x・):2007/03/17(土) 12:07:04
>>586
そう、最後のほうに載っているやつと同じ言葉。

紙物(というのか?)は、コレクション心をくすぐるけど、
希少価値があり、なおかつ保存も難しいだろうから、
とても素人の自分には責任がもてないと思った。
588(・x・):2007/03/17(土) 12:21:46
どうでもいいことだが、友達が自己啓発本(かなりのレア本!)を送ってくれたので、
お返しに『挟み撃ち』文芸文庫を送り返すことにした
重複しているスケープゴートとか蜂アカとか小説いかによみ、なども候補に考えたが、
まあ、後藤初心者には挟み撃ちが一番だと思う。
589吾輩は名無しである:2007/03/17(土) 16:45:46
手紙もたまに出回っているがな。
しかし俺はあんま興味がないな。そういうフェチは後藤ファンにいるのかもよく
わからんが。
せいぜい署名入りの献呈本くらい。
590(・x・):2007/03/17(土) 17:52:22
手紙もネットで出品されているけど、大抵はだれも買っていないな。
確かハガキとかも日本の古本屋にでているし。
あーいうものはしかるべき場所があれば、そこに集めておくべきだよな。
後藤明生の資料館とかあるのなら。

あと生原稿だと、ごっちゃんの場合、(ペンではなく)鉛筆書きの場合が
多いだろうから、とてもじゃないが恐くて手にできない。
もとより買うつもりはないけど。
591吾輩は名無しである:2007/03/18(日) 21:36:41
鉛筆書きなんかそのうち消えてしまわねーかw
592吾輩は名無しである:2007/03/19(月) 06:13:37
最近某書店で謹呈本をよく見かける
謹呈された人も他界したのかな…
なんか寂しいな
593吾輩は名無しである:2007/03/19(月) 22:24:41
今まできがつかなかったが、文藝文庫スレで場外乱闘してるなw

http://book4.2ch.net/test/read.cgi/book/1129126380/359-382
594吾輩は名無しである:2007/03/24(土) 21:00:18
「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
595吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 06:17:06
文芸文庫で出してくれ!
596(・x・):2007/03/25(日) 13:25:29
>>592
でも、捨てられずに古書店に引き取られているんだから、良いんじゃないか。
そうやって、また愛書家の手にまわっていけば。
本は天下のまわり物。
597吾輩は名無しである:2007/03/28(水) 01:44:30
ゴーゴリ禅宗の月報に解説かいてるね。
笑いの方法に載っているのでそれはもういいのだが、ゴーゴリ禅宗は欲しい。
598(・x・):2007/03/28(水) 13:31:57
確かにゴーゴリの全集は欲しい
が、せめてディカーニカ近郷夜話は光文社の新訳文庫で出して欲しい
岩波のやつは読みにくいと感じる人が多いでしょう
599吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 00:30:16
今日ロシアの旅が届いた。
単行本コンプ記念アゲ。
600吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 07:13:56
>>599
おめ。
うらやましいぜ。
601吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 15:10:43
「ロシアの旅」はなかなか見つからんぞ。
おめでと。
602吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 17:24:18
asap
603吾輩は名無しである:2007/03/31(土) 21:28:46
=599
皆さんありがとう。
リーチから9ヶ月かかりました。
604吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 18:47:05
最近、後藤さんの作品はめっきり見掛けなくなりましたが、
入手困難度が高い作品はどの辺りですか?
昔、四十数冊(単行本)持っていましたが全て売り払ってしまい
今、少し後悔しています。(久しぶりに読み返したくなったもので。。。)

特に入手が困難な五作品程を教えていただけると嬉しいです。
また、買いなおそうかと思っていますが、
困難度の高いものは多少値が張っても仕方ないかな、と。。。

詳しい方、宜しくお願い致します。
605吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 19:56:55
なんて勿体無いことを!!!
蜂赤と壁の中と謎の手紙を・・は少ないんじゃないかしら
606吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 20:00:51
『壁の中』は比較的
手に入りやすいと思うんだよね。
蜂アカや謎の手紙は少ないと思う。
謎の手紙はすごく装丁が好きだな。
607吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 20:12:26
ありがとうございます!


確かに、ネット古書店等で検索してみてもその辺りの作品はめったに出てこないですね。
(因みに以前は持ってました。)


十年程前までは良く見掛けたものなのに。。。

参考にさせていただきます!
608吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 20:17:35
赤と黒の記憶
609吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 22:09:02
それは読んでいません。


文芸に掲載されたものでしたよね。

ありがとうございました。
610吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 22:15:53
『関係』もないなぁ
611吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 22:15:57
『関係』に収録されてましたね。

読んでました(笑)
612吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 22:21:35
皆様、沢山のレスポンスありがとうございました!


『蜂アカ〜』『壁の中』『謎の手紙〜』『関係』はチェックしておきます。
613(・x・):2007/04/01(日) 22:37:09
俺も全冊そろえた口だから、遅まきながらカキコするね

『蜂アカ』なら二冊持っているな。一冊は400円だったぞw
スケープゴートも二冊ある。一冊は付録なし。
『小説〜うんたらかんら』も二冊ある。一冊は105円だった。

手に入りにくかったのは、
1『関係』(旺文社文庫)〜単行本のほうは楽勝で手に入る
2『女性のための文章教室』
3『虎島』
4『ロシアの旅』
5『針の穴から』
あたりだろうか。。
614吾輩は名無しである:2007/04/01(日) 23:24:17
文庫に関しては、ここ数年で本当に見なくなりましたね。
以前ならフラッと入った古書店で見掛けることもありましたが、
今はネットを使わないと中々。。。
『関係』(文庫)は以前からレア度高かったですが、
今はもう奇跡が起きない限り(笑)(何気にブク○フを期待してます(笑))
その他四作品もニ作は持っていましたが、ニ作は当時から持っていませんでした。

それにしても後藤さんのコンプは羨ましい。
『第三の新人』以降の作家では、小島さんと後藤さんは売って後悔しています(笑)

貴重なコメント有難うございました。
615(・x・):2007/04/01(日) 23:51:11
>>614
『関係』の文庫はレアだけど、内容はかなり良いからね。
『一通の長い母親の手紙』
『関係』
『人間の病気』
『ああ胸が痛い』
『書かれない報告』
と、初期の名作が五編も入っているし、平岡篤頼と大橋健三郎
の解説付き。
代表作品解題、参考文献、自筆年譜まで収録している。
文庫なのにかなりハイレベルな一冊だと思われ。
616吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 06:33:10
要チェックしておきます。
では、何か入手しましたら報告させて頂きます。
617吾輩は名無しである:2007/04/02(月) 11:02:14
>>613
『女性のための文章教室』 と『虎島』はもってないや
618吾輩は名無しである:2007/04/03(火) 19:36:39
『虎島』の帯なし
オクで9250円の値がついてた。
やっぱレアなのか?
619(・x・):2007/04/03(火) 21:58:04
>>618
ワロスwレアとはいえ、あまりにも高すぎだろw
620618:2007/04/03(火) 22:16:17
>>619
ほんと、高すぎだよね。
俺は良心的な古書店で
安く買えたが、ほんと運がよかった。
621吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 10:22:59
御存命なら今日75歳の誕生日でつ
622吾輩は名無しである:2007/04/04(水) 23:16:38
『女性のための文章教室』はなかなか出てこない。あとは
『使者連作』『虎島』『八月/愚者の時間』『ロシアの旅』かな。

日本文化チャンネル桜は、平成十九年三月三十一日をもってスカイパーフェクTV!Ch.767における
24時間放送を休止し、同Ch.241「ハッピー241」の夜の時間帯で放送を続けることになりました。

※「ハッピー241」での放送時間(4月1日?)は、以下のとおりです。スカイパーフェクTV!
の受信環境があれば、どなたでも無料でご覧になれます。
       【月?金】18:30?21:30/23:00?24:00
       【土・日】21:00?24:00

http://www.ch-sakura.jp/index.html

624吾輩は名無しである:2007/04/08(日) 02:20:43
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ゴッチャン好みの分裂だねw
625(・x・):2007/04/08(日) 11:19:44
>>624
くだらん。じつにくだらん。
それって専ブラつかっていないやつだけの傾向でしょ?

おまえが一番くだらん、と言われれば、それまでだが。
626吾輩は名無しである:2007/04/10(火) 23:42:01
>>622
分別ざかりの無分別ってどーよ
見かけないけど
627(・x・):2007/04/11(水) 11:10:46
>>626
日本の古本屋にでていたので、早い者勝ちだぞw
628吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 15:35:18
>>626
分別ざかり、は結構あるよ。
629吾輩は名無しである:2007/04/11(水) 23:19:39
>>626
コンプ目指すなら別だけど、重要作とは思えん
軽くてごっちゃんカラーは良く出てるけど
630吾輩は名無しである:2007/04/12(木) 20:17:56
表紙と裏表紙がミソ
631吾輩は名無しである:2007/04/18(水) 14:52:16
>>626
サイン本で買いました
632(・x・):2007/04/19(木) 08:51:02
そういやメメントモリでは入院中も知人にサインをしてたって書いてあったな。
親切だな。
633吾輩は名無しである:2007/04/22(日) 07:30:12
分別ざかり、のような雑文集て最近見ないよね
634吾輩は名無しである:2007/04/24(火) 19:05:53
本日、久々に、古本屋でごっちゃんの本と出くわし
持っていないものだったので購入。
『小説は何処から来たか』、1500円でした。
635吾輩は名無しである:2007/04/25(水) 01:29:37
背の糊が弱いのかな。俺の↑はあちこちページが剥れてきてる
636(・x・):2007/04/26(木) 22:07:43
>>635
あの本はその点でこのスレでも不評だよ。
だれかが白痴社って揶揄していたじゃないかw
637吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 21:01:25
白痴社てw
638吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 08:43:13
とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!
639吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 11:28:05
後藤明生の短編の中には時々映画に言及した(70年代中頃から後半、ちなみに
わたしは小学生)作品がありますが(例えば「ジョーズ」や「オーメン」)、
あれを読むと本当に映画に興味がなかったことがよくわかりますね(まぁ、ど
うでもよい映画ですが)。
しなみにその頃はオカルト・ブーム。
他の作品でも、あっ、これ!木曜スペシャルとか金曜スペシャルを観た後に書
いてるなと思わせるUFOものがあったりして、wwえます。
640吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 17:38:48
そう云えば「煙霊」ってのがあったなあ
641吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 20:15:18
舟橋聖一の視力衰弱のせいで「灰皿」が全部、
一つ残らず「灰血」に誤植されていた、という
エピソードがどこかに書かれていましたよね。
642(・x・):2007/05/04(金) 20:18:19
あったね。
後藤さんは自分の作品は(たばこの)煙からできている
みたいなことも確か言っていたよね。
643吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 21:02:46
投げ捨てたタバコが立ったって話もあったぞ。実話だと書いていた筈だが。
644(・x・):2007/05/04(金) 21:08:25
>>643
それは銀座ショートショート〜銀座百点という
アンソロジーにも入っているな。
つか、後藤の単著だと入っていたっけ?
銀座ショートショートのほうがつよく記憶に残っている。。
645吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 23:06:44
ポイ捨てのたばこが立った話はどこか単著で読んだ。
絶対読んだよ。何度か書いているんだろう。

>>642
仕事をつづけて朝になり、窓を開けると煙がモクモク
逃げていくという、その叙情性w
「煙霊」掲載時の誤植実物を見てみたいな〜。
646吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 14:42:08
だいたいにして「雨月物語紀行」自体が、怪奇紀行的な書きっぷり。
647吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 20:21:01
>>641
実話?
648吾輩は名無しである:2007/05/05(土) 22:38:23
>>647
実話だよ。
『八月/愚者の時間』にも書いてあった。
>>641
逆だよ。船橋聖一から突然全電話があって
「ハイザラがハイチになっている」といわれた話だ。
船橋氏は眼疾なのだが、誤植を唯一訂正してくれたのだ。
このエピソードは『八月/愚者の時間』、「雨」所収。
649吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 00:14:09
つうかさあ、『壁の中』ってどこが面白いんだ?
二回ほど読んだけど、未だによく分からんのだよ。
(ちなみに『挟み撃ち』は好き。)
誰かこの作品の素晴らしさを解説してくりたまいよ。
賞品として俺が持ってる『壁の中』差し上げてもいいからさあ
650(・×・):2007/05/06(日) 05:46:31
>>649
つーか読んでいる奴は大抵が本の所有者なわけで…
この小説は後藤が好き好んでいる日本文学やら露西亜文学やらを
ネタとしてちりばめたパロディ小説なんじゃないか?
挟み撃ちのようないわゆる永興ものとは、系統の異なる作品だな
後藤がエッセイなどで言及している独自の文学ネタと相性が良くなければ楽しめないかも。
と、携帯から拙いレス。
651吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 13:16:30
俺は同じ長大作でも「この人を見よ」の方(特に始めの頃)が好きだけどな
>壁の中
652吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 15:25:28
パロディとか仕掛けの部分はまあ分からないでもないけど、
『壁の中』って文章が荒れすぎてないのか?
グダグダに荒んだ停滞感は、ちょっと奥泉の初期の作品を
思わせて悪くないのかもしらんけど、正直読み進めるのがつらい。
653吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 22:05:30
実を言うと俺もあまり好きな作品ではないけど、
ぐたぐた停滞してるのはゴチャン的だよ
654吾輩は名無しである:2007/05/06(日) 23:06:08
>>653
あ、ちょと言い方が悪かったかも。652ですが。
停滞つったら『挟み撃ち』なんかも停滞小説だからそうなんだけど、
『壁の中』は文章がちょっと荒れすぎてて痛々しいのよ。
655(・x・):2007/05/07(月) 18:28:02
壁の中しかりこの人を見よしかり、文章じたいが売りの作品じゃないことは確かだな
あれは後藤の文学ネタをごっちゃまぜにしたところが売りだから

あと日本近代文学との戦いもこの系統かもしれないけど、これは前出の二作よりか
はまとまりがあると思う
656吾輩は名無しである:2007/05/07(月) 20:06:22
野坂昭如の『文壇』には後藤さんも登場するらしいけど、
なんかおもろいエピソードをご存知だったら教えてくらはい
657吾輩は名無しである:2007/05/07(月) 23:08:50
野坂一派と浅草で軍歌大会やったってエッセイなかったっけ?
658ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2007/05/10(木) 01:01:07
神保町のKM山書店で、『疑問符で終る話』が2500円で、
『私的生活』が2800円で並んでた(『疑問符』だけ買いました)
そろそろ後藤バブルも終わりかけてるのかな?
659吾輩は名無しである:2007/05/10(木) 23:04:59
それ位がまえからの相場だったんじゃないか。
俺もそれくらいの値段で買ったしさ。
660ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2007/05/11(金) 00:08:37
私もそんなもんだと思うんですが、
一時期KM山書店は4000円とか5000円とかで並べてましたからw
まあ本によってレア度も違うんだろうけど。
661吾輩は名無しである:2007/05/11(金) 01:49:52
たしかに、小宮山にしてはかなり安い根付だね
662吾輩は名無しである:2007/05/11(金) 02:47:14
おめーらは本の値段しか興味無いのかよ
663吾輩は名無しである:2007/05/11(金) 21:06:52
>>661
せっかく>>660がイニシャルで書いてるのに・・w
664吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 15:17:40
>>656
これは知らなかった!
早稲田つながりでさぞやー濃いエピソード満載なんだろな
665吾輩は名無しである:2007/05/12(土) 22:33:25
もう全集はでませんので、後藤明生(ご透明性)の著作を所持
している方々は、補完計画へ速やかに移行してください。
生涯手放してはいけません。
666吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 00:33:19
>>657
「分別ざかりの無分別」に書いてた
667661:2007/05/15(火) 17:25:57
>>658
俺も今日、神保町いったので
KM山書店よって来たよ。
確かに『私的生活』が2800円で『夢語り』(3k)よりも安かった。
他では、G英堂にごっちゃんの本が何冊かあった。
しかし、G英堂のとっちゃん坊や
ぶつぶつ独り言いったりして、いつみてもキモいな。
しかも、カウンターの前の椅子に座って距離が近いから
いっそう気持ち悪い。
668吾輩は名無しである:2007/05/21(月) 23:00:01
蓮実さんの「魅せられて」に収録されているゴッちゃん論てどんな感じ?
669吾輩は名無しである:2007/05/22(火) 19:42:26
鎌倉の古書店で『円と楕円の世界』ゲット。
1500円なり。
670吾輩は名無しである:2007/05/22(火) 22:24:19
オメ
671吾輩は名無しである:2007/05/23(水) 11:11:23
>>668
あれは「挟み撃ち」の文庫の解説に書いたやつだからあんまり深くない。
「文学批判序説」にある「挟み撃ち」についての批評は面白い。読んでるかもしれないけど。
672吾輩は名無しである:2007/05/23(水) 23:34:21
ああなるほどね
じゃ買うでもないか
673吾輩は名無しである:2007/05/26(土) 08:13:14

まぬけ
674吾輩は名無しである:2007/05/27(日) 06:23:57
よしきちの「招魂のささやき」購入
文芸時評コーナーでごっちゃんの「汝の隣人」を褒めてた
675吾輩は名無しである:2007/05/27(日) 23:50:01
福武文庫版の「招魂のささやき」は以前読んだなあ。
『汝の隣人』について何を言ってたのかさっぱり覚えてないわ。
676(・x・):2007/05/29(火) 21:06:23
『汝の隣人』の帯に古井さんの評価が集約されている、というのは言いすぎなのかな?w
677吾輩は名無しである:2007/06/16(土) 07:48:30
汝の隣人買いまひた
678(・x・):2007/06/16(土) 07:50:35
>>677
もしかして、ハーフノートかえ?
679吾輩は名無しである:2007/06/17(日) 10:15:31
ちゃいます
地元で
680吾輩は名無しである:2007/06/17(日) 10:37:29
ハーフノートって何?
681吾輩は名無しである:2007/06/17(日) 13:39:51
自分で調べろ
682吾輩は名無しである:2007/06/24(日) 06:12:54
現代日本のユーモア文学全集でごっちゃんの「火事の話」発見
こんなところにも書いてたんだね
知らん買った
683吾輩は名無しである:2007/06/26(火) 21:54:15
アンソロジーの再収録は多いだろ
684(・x・):2007/06/27(水) 05:02:21
ごっちゃんに近い現役作家って誰かいますか?

ごっちゃんは何かの本で自分のことを聴覚系の作家だって言ってたけど、
その聴覚系の作家でできれば若手がいたら読んでみたいのですよ。

ちなみに聴覚系と対をなすのが、視覚系らしいです。
この視覚系ってのは、くさるほどいる気がする。

というか、きょうび、ごっちゃんがいうような聴覚系の作家は流行らなかったりとか、
出版社に評価されなかったりするのかな?
685吾輩は名無しである:2007/06/28(木) 16:26:23
>聴覚系の作家

後藤さんはそんな事書いてたのですか
知りませんでした
Gアカでしたか、日記型と手紙型の作家がいるとは書かれてありましたが
聴覚系とはどんないみで使っていたんでしょうかね
686(・x・):2007/06/29(金) 06:10:13
>>685
細かな意味は分からないけれども、
個人的でぶっちゃけた解釈をすれば、

聴覚系=対話(もしくはモノローグも含む?)重視の作家
視覚系=イメージ重視、比喩表現や情景描写に長じた作家

ってな感じに受け取っています。
これについては他の人の解釈もぜひ聞いてみたいのですが。。

ちなみに、ソースが何の作品だったかは失念。
他の作家だったということだけはないはずです、たぶん。
687吾輩は名無しである:2007/06/29(金) 19:18:29
ネタが冷めないうちに、とっととソースを探してきやがれってんでい!
688吾輩は名無しである:2007/06/30(土) 02:54:05
別冊早稲田文学に載ってる「笑い地獄」が面白かったので興味を持ちました
そういえば中原昌也もかつて後藤明生をかなり読んだ、とどこかで言ってました
後藤明生の、当時の文学的潮流に於けるパンクスぶりってもっと評価されてもいいと思うんですけどね
いや、評価はされてるか
とにかく気軽に読めないのは痛い
689吾輩は名無しである:2007/06/30(土) 10:20:14
おっしゃるとおりですな。
690吾輩は名無しである:2007/06/30(土) 10:43:56
近年の「後藤明生を褒めれば通ぶれる」という風潮に関して釈明をお願いしたい
691(・x・):2007/06/30(土) 15:32:18
世間一般にとどまらず純文学ファンのほとんどにも
認知されていない後藤を褒めても通ぶれないと思う。
知る人ぞ知るっていうほどの作家でさえないでしょう。
692吾輩は名無しである:2007/07/01(日) 09:50:40
一時期ここで話題になった『原点』と言う雑誌は皆さんお持ちなんですか
693(・x・):2007/07/02(月) 05:34:19
もってるお
694吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 00:44:32
私は持ってません・・
695吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 00:57:57
妹はめったに本読まないけど後藤明生くらいは知ってる
696吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 00:24:27
それはすごいじゃん。
697(・x・):2007/07/06(金) 05:32:56
別人の後藤明生ではないのか?
698吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 16:17:44
別人て誰よ?
699吾輩は名無しである:2007/07/07(土) 16:29:52
後藤建生。よくブックオフで勘違いします
700(・x・):2007/07/07(土) 19:57:09
いや、そのままずばり後藤明生(あきお)っていう人がいるわけだが。。
701吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 11:36:05
江川卓と江川卓みたいなもんやな
702吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 13:58:19
江川卓の方が世間的には有名だな
703吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 18:42:15
いやいや、江川卓も侮れないよ
704吾輩は名無しである:2007/07/08(日) 23:25:24
どっちがどっちだww
705吾輩は名無しである:2007/07/16(月) 09:12:14
>>684
古井氏はどうなんですか?全く対称的な作風ですが案外良く似ているのかも。
706吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 16:56:03
本日、なじみの古書店で
『夢かたり』(1250円)、『書かれない報告』(2520円)をゲット。
『書かれない報告』は割と珍しいと思うので、運が良かった。
しかし思うに、この古書店では、これまで10冊以上、
ごっちゃんの本を購入してきたけど
4年程前に、その店でごっちゃん本を購入した頃に比べ、
小説に対する情熱はめっきり冷めつつあるなあ。
大学を卒業してまだ日の浅かった4年前は、会社の昼食時に小説読んでたものだが
社会にもまれるうち、次第に小説を読む機会もなくなりつつある。
今日も、一瞬、見送りそうになってしまった。
707吾輩は名無しである:2007/07/17(火) 18:56:02
↑おまえなんか文学者じゃないよ。
708吾輩は名無しである:2007/07/18(水) 18:37:52
>>706氏の気持ちは分かる。
しかしゴチャンの場合はリーマンから小説家になったんだよね。リーマンの時
にも小説への情熱を燃やし続けていた訳だ。
内向の世代の人たちは皆リーマン上がりだが、そういうとこは見習うべきかも。
709吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 03:08:17
今回の芥川賞受賞者もリーマンあがりか。
種村季弘氏が國學院で教鞭をとっていた時の
学生だったのかな。
710吾輩は名無しである:2007/07/19(木) 11:25:36
a
711吾輩は名無しである:2007/07/22(日) 06:30:16
「人間の病気」読みまひた
ワラタ
712706:2007/07/23(月) 03:14:26
『書かれない報告』読了。
久々のごっちゃんの小説だったが面白かった。
3つの短編のうち、タイトルと同名の一編が
とりわけ良かった。
これに乗じて、他のものも読んでみようか・・・
713吾輩は名無しである:2007/07/25(水) 09:02:24
ドアをはさんで押し売りと問答する初期小説何だっけ?
714吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 02:34:35
「挟み撃ち」の出だしはまずいよなあ
そのへんはもっと志賀直哉とか、
大江なんかにならうべきだった
715吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 02:37:55
>>714
後藤を語るうえで、志賀を見習えって?
あんた、ホームラン級の馬鹿ですか、そうですか…
そうなら、すみません
716吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 02:39:51
それに中後期の後藤に大江って言われてもなあ…f^_^;
717吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 22:17:19
>713
「疑問符で終る話」
718吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 01:22:44
>>715-716
こういとも簡単に釣れるとはね(笑
しかもタイミングはまさに入れ食い状態じゃんか。

後藤読者ならもっとひねりがあると思ったんだが、
あんまり賢くない読者もいるってことなんだな。
719吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 02:18:57
もうクマらないよ
720吾輩は名無しである:2007/07/27(金) 08:38:28
釣りという概念がわからん
誰が得をするのか?釣られたほうはまったく悔しくないのに、悔しがっていることにされて、不条理感が増す
721(・x・):2007/07/27(金) 08:54:33
何かの紹介記事で『挟み撃ち』だけ読んだ通りすがりなのでは?

>>705
古井さんは、杳子と妻隠と仮往生、それと最近のものを少しばかり読んだだけ
なので、なんとも言えません。すみません。
722吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 00:13:56
714 :吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 02:34:35
「挟み撃ち」の出だしはまずいよなあ
そのへんはもっと志賀直哉とか、
大江なんかにならうべきだった

715 :吾輩は名無しである:2007/07/26(木) 02:37:55
>>714
後藤を語るうえで、志賀を見習えって?
あんた、ホームラン級の馬鹿ですか、そうですか…
そうなら、すみません

しかしこの5分以内というのは確かに。。。
723吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 10:52:18
しかし「ある日のことである」と言う書き出しは飄々としてて好きだなあ
後藤さんのの好きな芥川の羅生門にでも倣ったんかな
724吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 13:41:56
外套の持ち出し方は異化?
725吾輩は名無しである:2007/07/28(土) 18:38:01
異化をどういう意味で使っているのかが解らん。
726名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 00:49:23
異化の使用法がわからんとは如何んともしがたい。
異化の詳しい説明は以下↓
727名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 01:34:33
728吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 00:53:15
外套を探しにいくというモチーフが唐突で不自然ではあるが
メタフィクション的なニュアンスもあるわけで、
それをロシア・フォルマリズムの異化としていいのかどうか。
729烏賊下足:2007/08/01(水) 00:50:50
ロシア・フォルマリズムの手法を活かしてるんやろねw
おいらって、いかしてる〜? それとも、いかれてる〜?
730吾輩は名無しである:2007/08/01(水) 08:43:39
多和田葉子ので、イカがでてくるのがあったっけ。でもここ数年小説読んでないな。

『小説ーいかに読み、いかに書くか』がキッカケで、映画の見方も音楽の聞き方も
変わったよ。ついついアミダクジを探しちゃうんだよね。
731吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 00:29:34
『小説ーいかに読み、いかに書くか』は
異化にかけてあったということか!
732吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 17:12:41
多和田葉子さんはごつちゃんの事やっぱり意識してるんかな。
お母さんも早稲田の露文だったんじゃなかったけ。
年齢的にごつちゃんと変わらないんじゃないかな。
733吾輩は名無しである:2007/08/03(金) 09:25:25
昨日は命日だったね。
734吾輩は名無しである:2007/08/11(土) 18:51:36
蜂アカ読み返した。
この時期何故か無性に蜂アカを読みたくなるのは俺だけかな?
735吾輩は名無しである:2007/08/13(月) 09:00:27
「蜂アカデミーへの報告」は新潮なのに文庫化されていないのだな
736吾輩は名無しである:2007/08/17(金) 20:49:28
古谷が後藤を
737吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 02:25:37
「超」整理法は後藤ファン必読……?
738吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 07:36:47
どして?
739吾輩は名無しである:2007/08/18(土) 11:53:53
「超」勉強法ならむかし読んだが
740吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 01:47:50
>>735
安部公房の文庫だって一部というかかなりの作品が絶版に
なっている新潮文庫ですよ。
こういっちゃあなんだが、蜂アカが新潮文庫になるわけないよ。

俺はごっちゃんも公房も好きなんだが。
741吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 08:55:17
蜂アカは新潮文庫よりは、文芸文庫のほうが
いくらかは可能性がある
742吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 11:16:23
>>737
だからどして?
743吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 11:44:44
その前のレス嫁
744吾輩は名無しである:2007/08/19(日) 12:32:29
新潮文庫は一冊も後藤を文庫化してないわけだが
745セチガライ ◆SPj8OryZTM :2007/08/19(日) 13:25:42
そもそも明生は新潮から殆ど出しとらんよね。
『私的生活』が新潮で、その後は『蜂アカ』ぐらいでは?





これは純文学作家としてはちょいと痛いな。
746吾輩は名無しである:2007/08/20(月) 10:27:01
>>744
そうそう
それが困る
747吾輩は名無しである:2007/08/21(火) 01:02:42
こういっちゃなんだが、後藤の作品が新潮文庫になるわけないと思う。
なったら驚きだ。なってもすぐに品切れ、絶版だろうし。
それが新潮クオリティ。
748吾輩は名無しである:2007/08/23(木) 09:23:44
だが古井氏でも新潮文庫から出ているぞ。
「笑い地獄」とか「ああ胸が痛い」とか「何?」なんかの初期作品は、
文庫になっても不思議じゃないけどなあ。
749吾輩は名無しである:2007/08/23(木) 23:37:39
死後、後藤作品がここまで顧みられない理由のひとつには、
現北朝鮮(永興)の絡みがあるからだろうか。
もちろん朝鮮戦争以前のことばかりではあるが・・・。
と、ここまで書いて考えすぎだ!!
750吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 01:39:24
後藤の友達である柏原も文庫で読めればいいのになあ。。

後藤の場合、晩年に地方(関西)に身をおいてしまったことも
中央からの評価に災いしたのかなあ・・・なんて。
751吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 19:26:08
最近、水上勉の「はなれ瞽女おりん」を再読して、ふと思ったこと
なのだが、後藤さんの「吉野大夫」ってこれのパロディーだったん
だ!
752吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 19:51:05
>>751
おお。有益な情報、ありがとうございます。
さっそくチェックしてみます。
753吾輩は名無しである:2007/08/24(金) 19:54:27
んなわけない。
754吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 08:25:05
>>749
んなわけないが、『夢かたり』は名作なんで文庫にしてほすい
755吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 11:41:26
『夢かたり』文庫で出てるじゃん
756吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 19:36:17
絶版じゃん
757吾輩は名無しである:2007/08/25(土) 23:24:33
古本屋ポータルサイトへGO!
758吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 00:29:18
「挟み撃ち」の蕨のあたりのくだり、いいね〜〜〜。
759吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 13:36:07
>>750
んなわけない
760吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 17:33:43
やっぱ関西(=田舎)なんかに行ったのがダメだったんだな
761吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 19:10:59
後藤の評論はどういう扱いをされてんだろう?
楕円とかアミダクジとかもスルーに近いのかな。
762吾輩は名無しである:2007/08/26(日) 20:02:31
はっきり言って、まったく顧みられることがない。
さびしいな!
763吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 02:01:11
まあエッセイに近いという印象はあるけど
764吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 05:55:48
なんか後藤さんの小説とエッセイと評論ってあまり明確な境界線がないよね
765吾輩は名無しである:2007/08/27(月) 20:07:15
挟み撃ちの英訳本マダー?
766吾輩は名無しである:2007/09/05(水) 18:51:46
外人が読んで笑えるんかな?
767吾輩は名無しである:2007/09/06(木) 05:04:46
方言(ちくじぇん訛り)のところはどうやって表現するんだろうねえ
768吾輩は名無しである:2007/09/06(木) 08:22:03
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、雨月物語の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」

769吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 00:09:29
挟み撃ちを英訳しても受けないだろうな。
ロシア語訳ならまだしも。
770吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 15:28:43
ブクオフ105円棚

酒 猫 人間(初版・帯つき)
771吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 18:47:03
>>770
おめ!
772770:2007/09/11(火) 16:39:24
帯文より↓

明生微苦笑ずいひつ

つれづれなるままに、日暮しテレビに向ひて、高校野球を観戦し、心にうつりゆく友のことなど
思ひ浮かべ、深夜に至りては愛猫ナナを相手に水割りウイスキーなどを嗜み、心にうつりゆく
よしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうことこそもの狂ほしけれ。
773吾輩は名無しである:2007/09/11(火) 20:13:29
誰が書いたんだよこの帯w
774吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 08:46:54
後藤アカデミー会員たちの会話

A「とにかく、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「ええ、十年目ぐらいを目処に全集出るといいですね」
C「俺自身(全冊そろえた)は、まあコレクションの一環として全集が欲しいかな」
A「おまえらよくぜんぶ集めたな。ハイエナだよ、褒め言葉でね」
D「なんだ、これは? 『蜂アカデミーへの報告』ごっこですか?」
E「これを見ても、集英社も中公も動かんだろうなァ……」
B「ところで、『雨月物語』の現代訳の評価はどうですか?」
C「まあ、ふつうだな。べつに後藤が書く必要もなかったね」
F「君、もう面白くないから止めたまえ」
A「しかし、われわれには、全集が出るのを祈り続けることしかできないのだ!」
B「そのとおり。反復するなかで何かが生まれるのですよ!」
775吾輩は名無しである:2007/09/12(水) 10:17:08
編集者が書いた帯じゃないか?
776吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 15:37:39
挟み撃ちの署名本840円だったから買って読んだけど…

何コレ?
面白いんだけど理解に苦しむ
777:2007/09/20(木) 23:37:31
理解しなくていいよ、べつにノシ
778吾輩は名無しである:2007/09/20(木) 23:40:40
そもそも理解て何よ?釣りですか
779吾輩は名無しである:2007/09/21(金) 18:38:22
釣れた釣れた
780吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 01:49:43
後藤さんみたいな即物的な文章を誰か書いてる?
古井さんとはぜんぜん違うし、コジノブとも違うし
781776:2007/09/24(月) 02:19:27
779は別人です
作者の声が聞こえてこないんですよね
悪い意味じゃなくて。
いやーオモシロいんだけどさ!
作家が小説を書いた動機がわからない
782吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 07:11:51
あきれる
783吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 09:33:21
>>781
読んだから書いた
784吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 10:29:40
作者の声とはなにかね?
785吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 13:20:07
776がいいたいのは
企みを感じるってことかな?
786吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 22:55:51
因果関係の不明を意味する「とつぜん」という言葉が頻出する小説に「作者の
動機」を求めるなんて
787吾輩は名無しである:2007/09/24(月) 23:02:09
理解だとか動機だとか・・・、本当に小説の好きな人間が言っている言葉なのか?
それこそ776の書き込みの動機が理解できないよ。
788吾輩は名無しである:2007/09/25(火) 10:16:39
>776
しかし署名本で840円は安いなあ
789吾輩は名無しである:2007/09/30(日) 05:39:23
「挟み撃ち」は蕨の夜の女性尾行場面が最高にオモシロイですね。
「ああ胸が痛い」にもおんなじような場面が有りませんでしたかね。
790吾輩は名無しである:2007/10/02(火) 14:28:56
キチガイ夫婦に訴えられる所だろ
791吾輩は名無しである:2007/10/09(火) 20:44:40
基地外といえば、『嘘のような日常』のタクシードライバーも怖い。。
たぶん、実話なんだろうな。。
あのくだりでの長男(兄)と長女(妹)の会話が面白いw
792吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 21:27:54
司馬遼マニアの気ちがいだな。
793吾輩は名無しである:2007/10/11(木) 18:53:14
かたっぱしから文庫にして
794吾輩は名無しである:2007/10/13(土) 08:54:30
さしあたってデビュー当時の作品群だな
795吾輩は名無しである:2007/10/15(月) 09:38:27
469 :吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 05:53:12
とりあえず後藤明生『首塚の上のアドバルーン』の復刊要望をだすか


470 :吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 06:54:51
っていうか『首塚〜』いつの間にか品切・絶版だったのか……


471 :469:2007/10/14(日) 08:27:23
>>470
そうだよ
いまは『挟み撃ち』一冊のみという寂しい状態なのだ

新しいのも何だか出ないっぽい気がするし・・・(根拠はないが)


472 :吾輩は名無しである:2007/10/14(日) 09:46:24
首塚は文庫と箱入り両方持ってるわ
ごっチャンの本は装丁いいのが多いんだよな。
謎の手紙とか蜂アカとか壁の中とかさ・・・
796:2007/10/15(月) 13:43:32
>>795
いちいちコピペしなくていいよ、カス
797吾輩は名無しである:2007/10/22(月) 09:50:59
使者連作がどしても見つからない・・・・・・
798吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 05:01:27
>>797
ハーフノートの新商品としてこの前アップされていたが、
すぐにSOLD OUTになっていたね。
どうしても欲しいなら「探究書」として依頼するのも一つの方法。
日本の古本屋の探究書とかも利用してみると良い。
あとオンライン古書店でも探究書を受け付けているところがあるよ。
799吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 22:11:42
お!そんな方法あったんですね!アリガトウございます!
800吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 22:12:07
挟み撃ち以外に読んどいたほうがいい作品ありますか?
挟み撃ち読んだら面白くて、現在絶版でもいいので(ほとんど絶版だろうけど)四五冊挙げてもらうと助かります
801吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 22:35:22
>>800
「吉野大夫」「蜂アカデミーの報告」「夢かたり」「壁の中」「めぐり逢い」
「思い川」

>>799
僕は昨年、「使者連作」を最後に全部揃えたくちです。
以前から10冊ぐらいはコレクションしていましたが、昨年より遡って3年前から
残りを入手し終わりました。
その際ほとんどは<日本の古本屋>や<スーパー源氏>などのネット古書店で入
手し、あとはオークションで落としました。
まぁ、頑張ってみることです。
本は、欲しい人のところへ必ず!舞い降ります。
「虎島」だろうと、「使者連作」だろうと、「蜂アカデミーの報告」だろうと!
802吾輩は名無しである:2007/10/23(火) 23:49:35
此処の住人は皆優しいねぇ
803吾輩は名無しである:2007/10/24(水) 00:03:56
>>802
俺はもう揃えたから・・・
だから、情報を提供してもいいかなあ、なんて思っているんだよ

集めている最中は、無言でシコシコと日本の古本屋やスーパー源氏、
前にあげたオンライン古書店などをチェックしていたさ
804吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 21:43:58
「首塚の上のアドバルーン」は入れたい
805吾輩は名無しである:2007/10/25(木) 23:42:38
>>800
ごっチャンの本はすべて読んだわけではないが
自分の読んだうちで好きなもの5冊だと・・・

・壁の中
・蜂アカデミーへの報告
・謎の手紙をめぐる数通の手紙
・私的生活
・メメントモリ

選んでみたけど、好きなのたくさんあって難しい。
北朝鮮での幼少時代を描いたもの、エッセイ、追分での生活などについての
作品もみんないいです。1・2冊読んで気に入ったら
片端から呼んでみてください。
806吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 00:43:24
『夢かたり』っておもしろい?
807吾輩は名無しである:2007/10/26(金) 00:57:55
>>806
おもしろい。
でも、僕はその系譜だと『嘘のような日常』がすき。
808吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 12:35:29
参考になる
809吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 06:18:21
小品ですみませんが、
「サイギサイギ」なんかの太宰治シリーズがすきです、
わたし。
810吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 11:23:33
作品集「スケープゴート」だね。「使者連作」にも一瞬だけ金木町にいった時の
ことに言及する部分があります。
僕も数年前に金木町にいってみて、帰ってきてから「津軽」を読み返しました。
811吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 13:46:26
太宰治といえば、後藤明生の「小説ーいかに読み、いかに書くか」(講談社
現代新書)は本当に楽しい本ですね。
812吾輩は名無しである:2007/10/28(日) 22:10:25
>>809-811
太宰への微妙な距離の取り方に興味津々
褒めてんだか、けなしてるんだかw
813吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 11:46:24
あの旧友が気になるんだがなあ・・・
家で半紙に向き合っている旧友
明生氏と思われる主人公を案内するのは
その旧友の妹さんだっけ?それとも姉だっけか?

また読み直してみようかな、青森もの
814吾輩は名無しである:2007/10/29(月) 19:16:27
どういうふうに気になる?kwsk!
815吾輩は名無しである:2007/10/30(火) 23:31:47
『スケープゴート』の太宰シリーズは、途中で終わっているのでしょうか?
どう見ても中途半端なんですが。
816吾輩は名無しである:2007/10/31(水) 10:18:50
後藤文学は、ものごとを中途半端にしておくのが、趣味であり傾向なので、
それがいいところなのです。
「吉野大夫」がその代表的な例です。
謎が謎を生み出し続けるという文学史への姿勢も、「日本近代文学との戦
い」で実践されています。
817吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 18:22:08
「サイギサイギ」「変形」「子供地蔵」「スケープゴート」は、いずれも「文
学界」に<小説>として発表した四篇である。ご覧の通り、津軽のイトコ二人に
宛てた書簡体のもので、このあと、宛先を変えて、もう何篇か書くつもりだっ
た。いわば津軽シリーズであるが、実際には「海」連載中の『壁の中』があり、
「文芸」に断続掲載の連作『汝の隣人』あり、という状態で、「文学界」編集
部にはまことに相済まないと思いながら、なかなか書けなかったのである。
隔月とか三月に一回とか約束したわけではなかったけれども、半年以上も間が
あいたのでは、シリーズの意味もなくなるであろう。それでこの際「文学界」
編集部の諒解を得て、このアマルガム本に入れることにした。
                    (『おもちゃの知、知、知』より)
818吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 00:33:42
意図せざる中途半端はイクナイ
819吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 01:24:16
『スケープゴート』は実際作品集としては中途半端で
クオリティも高くないでしょ
820吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 11:26:27
結構この人には駄作もあるからね
821吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 15:14:00
アマルガム本といえば聞こえはいいけど
結局半端品の寄せ集めって感はあるなあ。
822吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 17:52:33
後藤の評論がしょぼいのは
自分の小悦観を俯瞰できる視点を持っていたにもかかわらず、
その視点を明確に言語化できなかったからだろうな。
もしその才能に恵まれていたら、
バフチン以上の批評を展開できたかもしれない。
823吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 20:40:25
そうかなあ。『カフカの迷宮』や『笑いの方法』は刺激的な評論だった
が。
824吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 21:01:23
後期の作品は、病気のこともあったしトーンダウンしてしまったのは仕方のないこと
だったと思う。
駄作が多かったことは認める。だけれども全体にあった主題に対するはぐらかせ観は、
そういった目的で意図的にされている部分が大なので、それは後藤節ということで認
めるしかないのでは?
大体にして、生活のためにいろいろと細かいものを書きすぎている点もあるため、話
題の重複が多いのも祟っているんだろうけれども。
825吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 21:23:25
うん、晩年は近畿大に勤めたとはいえ
ごっちゃんのような作家が職業作家で
何年も生活できたというのは驚きだな。
826吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 21:57:45
安部公房全集のように執筆年代順に編成されたものがあればわかり易いのだろう
けれども、批評や雑文やそれこそ小説(文学)などを総合的に順を追って見てゆ
くと、前に書いた文章がジャンルの隔たりなく繋がっていってしまっているのが、
後藤流。以前誰かが指摘していたけれども、それこそひとつの流れが最後にまと
め上がるのが文芸の部分なので、批評なのか日記なのか文学なのかはっきりとし
ない複合体となって、読者の側へ提示されてきた。
生活を基盤に、生活のためにも書き、なおかつ文学としての姿勢を崩さないよう
に書かれ続けた後藤の作品には、もともと主題の深みよりも、流れのほうが重要
なのだと僕には思える。
827吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 22:19:03
後藤節として、主題に対するはぐらかせ観があるのは認めるが、
「そういった目的で意図的にされて」はじめて芸術足りうるんで
『スケープゴート』の場合は意図せざるもの。

批評なのか日記なのか文学なのかはっきりとしない複合体、
それを後藤流と呼ぶならば、後藤流は巷にあふれてることになる。
828吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 23:00:50
全然、言い争う気はないですが、

>> 『スケープゴート』の場合は意図せざるもの

そうだと思う。
けれども、結果だけでなくともいいと思う。

>> 後藤流は巷にあふれてることになる

後藤文学は、それを大々的にほぼ始めにやってしまった人なので、
いわば、その原点と言いたいです。

829吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 23:04:57
>大々的にほぼ始めにやってしまった人
↑そうかな?
内田百閧ニか過去にもいろいろいるでしょ
830吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 23:19:06
>>内田百

日本文学全体からいえばその通り、というか一種長い系譜があることは確かなんです
けれども、僕が見ている時代は戦後文学から内向の世代の登場という観点ですので、
異色的な行為だったと思えます。
藤枝静男とかは、当時の日本文壇では辺境の人でしたから。
大体にして、70年代以降大衆的・庶民的な感覚を恥ずかしくもなく保ちながら、純文
学に当時挑んだ点において、間接が外れていてよい。
831吾輩は名無しである:2007/11/03(土) 23:48:01
ごっちゃんは藤枝静男については何か書いてるの?
832吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 00:35:50
なかったような、気がします。よく覚えてません。
後藤さんは、志賀直哉が大嫌いでしたよねw
というか藤枝さんも志賀が結局苦手だったみたいですけれどw
要するに後藤明生さんという作家さんは、気取ったものが嫌いだったんだと
思うんですよね。だから同時代の体験としての戦争や永興の幼少期の記憶な
んかも、他の作家さんみたいには絶対に書かない。
例えば同じ内向の作家といわれる高井有一さんの名作「少年たちの戦場」は
舞台や背景などは異なるけれども、あんなに冷たいほど深刻にはならない。
逆にあまりにも気持ちを書かない分、目の前でとんでもないことが起きてい
たのにもかかわらず、滑稽さを引き出してしまう。
それを究極の不条理ともいえるのでしょうけれども、海外の作家だとキシュ
とかクリストフに近いものがあるのではないのでしょうか?
そんな感じがします。
833吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 00:57:11
キシュはともかくクリストフを持ち出されたら後藤が可哀想。
スラヴ系作家と似たような資質、という点ならば同感だけど。
ゴンブロヴィッチとかシュルツとかも含めて。

で、まだ他の作家と明確に差別化できるような
後藤明生の特徴、異色さがイマイチ見えてこないなあ。
純文学に挑んだ人、というなら大江も中上もいたわけだし、
気取らずに戦争を書く、というなら太宰や木山もいたわけで
究極の不条理という形容もちょっとピンとこない。
間接外れ、というのは非常にいい形容だと思うけど。
834吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 01:25:54
シュルツは、ちょっと違う気がしますね。悲惨すぎます。
まぁ、永遠のデラシネというか、漂流を飄々と愉しむ異邦人というか。
結局、普通すぎて特色がないんですよ。
でもそんなことをわざわざ表現する人がいなかったのに、やってしまったことが
異なっていたということなのではないのでしょうか?
そんな感覚が、後藤文学の根幹にあるということは確かなことですよね。
でもこれは安部文学の感覚とは、また違う。
すなわち後藤明生さんは、はじめから自由など欲していない。
そんなものは観念だから嫌だというのが、後藤さんでしょう。
大江や中上は方法において純文学への遊撃手ではありましたけれども、主題にお
いてはまったく後藤の嫌った空間にとどまり続けたとだけいっておきます。
不条理はこの場合、ばからしいという意味合いが強いです。
太宰の『津軽』におけるあの戦時下の飄々さは、本当に凄いですね。当然後藤さ
んは愛していたでしょう。
835吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:13:01
究極の不条理なんてない、と謂うのが後藤さんの作風なんだろうね。それ自体が
究極の不条理なのかも、と言う言い方はできるんだろうが。どんな枠からも、
微妙にずれてる処が後藤さんらしいw
藤枝に就いては『大いなる矛盾』で、書評していた筈です。
立原正秋と浜松の藤枝邸に御邪魔した逸話もあったと何処かにあったはずです。
836吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 09:50:01
ご指摘、あぃすみませんでした。
もう忘れておりました。今『大いなる矛盾』を確認したところ藤枝氏の作品集
『愛国者たち』の書評を「大いなる刺戟」というタイトルで書いていましたね。
『愛国者たち』は僕も好きな作品ですが、後藤さんは藤枝作品にやっぱり凄い
シンパシーがあったんだと再確認できました。もちろん椎名麟三にも。
しかしこの『大いなる矛盾』という評論集、昭和50年の発刊ですけども、まだ
続いていた当時の文壇の主流からみてみると(そろそろ崩れはじめてはいるけ
れども)、かなりの辺境感の本ですね。
837吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 18:42:00
後藤の特異性ってのはノイズみたいなとこにあるんじゃないか、
そんな感じがする。
あるいはモノローグとダイアローグの挟み撃ち的叙述みたいな。

自身の特異性を後藤はうまく言語化できなかったんじゃないかな。
楕円とかアミダクジなんていうしょぼい概念しか提示しなかった。
838吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 20:44:00
ノイズという意味ではそうかもしれない。
いわば零れ落ちてしまったものや感覚を、落穂拾いするような。
あるいは蓮見重彦の『陥没地帯』への共感も伴って。
もう少し年長の第三の新人の代表者庄野潤三も家族をスケッチし続けているが、
同じ家族も題材とした後藤文学でのそれでは、庄野に比較して、地に足の着い
ていない浮遊を感じる。要するに幽霊が記憶の残滓を頼りに、しかも白昼を漂
白しているような。
たとえばそれは『行き帰り』の観覧車だったり、『首塚の上のアドバルーン』
のまさにアドバルーンだったりもする。
それは実は故郷喪失や、引き揚げの際の体感からきているものであるが、後藤
はそれを戦後作家たちがしたようにイデオロギー化したり、文学における理論
的な修辞法に変換したりするのを、結果拒絶することで理論化から遠ざけたこ
とにより、ノイズという無個性ななにかを表出するに至ったのではないだろう
か?
839吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 22:12:50
寄りかからず
840吾輩は名無しである:2007/11/04(日) 23:13:52
後藤作品を読んで気持ちがいいのは会話のプロット。
聞き返したり、言い間違えたり、というノイズがあって、
予定調和的かつ滑らかには進行しないところ。
それは小説の構造全体にも言えるんじゃないか。
841吾輩は名無しである:2007/11/05(月) 20:51:05
>>823
同感。
わたし、「笑いの方法」は詠んでませんが、
カフカを詠んで抱いたモヤモヤ感の本質が「カフカの迷宮」を読んでハッキリしました。
色々教えられる評論だとおもいます。
842吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 00:19:20
>>841
色々って例えばどういうことを教えられたの?
843吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 06:38:54
>>842
横レスですが、それはご自身で読んでみたらいいと思います。
カフカ論だけでなく、ゴーゴリ論やドストエフスキー論も面白いですよ。
844吾輩は名無しである:2007/11/09(金) 10:24:07
>>840
それはそうなんだが、『夢語り』や『行き帰り』の〆方は最高に巧すぎるぞ
845吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 00:15:56
面白いですよ、とか、色々教えられる、とか、
そんな曖昧で抽象的なことは読まなくてもいえると思いますよ。
もうひとこと、「〆方は最高に巧すぎる」というレスのように
こういうところが面白かったとか、こういうことを教えられたとか、
そういう具体性がないと賛同も批判もできないし、
不毛な書き込みといえるんじゃないでしょうか。
(悪意はないんですが)
846吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 06:54:53
>>845
んなことまでいちいち、2ちゃんなんかに書けるかよ・・・
どんだけ2ちゃん頼みなんだよ、おまえw
847吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 16:17:33
そんなことも書けないなら何も書くなw
848吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 19:18:33
後藤の論はたいした面白みもないってことですかね。
だから何も書けないんですね。
849吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 21:44:33
そんな釣り針に引っかかるとでも?w
850吾輩は名無しである:2007/11/10(土) 22:18:26
やっぱ書けないんだなww
851吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 00:37:55
後藤のカフカ論、ゴーゴリ論、ドストエフスキー論は、
まあ良くもなし悪くもなしってとこじゃないのかな。
面白いとはいえないにしても面白くないともいえない。
小説に比べたら得るところは少ない。
852吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 00:51:59
>>851
論というかなあ、いわゆる作家論ではないでしょう。
それに、後藤氏の小説中での先述されている作家たちに対する述懐だとかの
ほうが面白いと思うんだよね。
「迷宮」だとか「笑いの方法」だとか「ペテルブルグ」も「エッセイ」として十分に
楽しめるが、それよか小説『壁の中』こそがより魅力的なフィクションだと思うんだよ。
つーか、先述したエッセイ集も、あたりまえだがフィクションとして書いているので
あって、作家論ではないからね。
遺稿集に入っている、日本近代文学だって“小説”なわけで、後藤氏自身も
そのことを明言しているわけだし。
853吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 00:52:23
後藤の文学論っていうのは参考書的、あるいは手軽な研究書的な範囲から
わざと外に出ないような感じだね。だってこれ以上なにがある?研究する
には時間も金も必要だ。そんなことより手早い小説をさっさと書かないと、
てな感じで。
そこが許せるかどうかが、後藤の愛好家になれるかなれないかを決めるとこ
ろだね。
いわばそのありえなーい普通さを。
854吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 11:24:43
後藤の小説は概ね好きだし、存在自体の特異性も買ってるけど、
後藤のものなら何でもありがたる、いわゆる「愛好家」ではないなあ。
そういう愛好家になってしまうと信仰者やオタクと変わらなくなる。

まあそういう愛好家やコミュニティは存在してもいいんだけど、
「これいいでしょ」「面白いですよ」という根拠のない主観を
他者に売り込むのを見てしまうと気持ち悪くなってしまう。
855吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 12:01:37
>>852
上がっているから書くが、
これが一番的を射ているカキコだな。
856吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 12:02:52
>>854
君の気持ちわるいなんていう主観的な書き込みは
さらに気持ちわるいのだが。
857吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 15:53:25
主観の主張自体を気持ち悪いといってるんじゃないんだがね>856
だからきみのそういう「気持ちわるい」という主観は別に構わないわけだ。
だが、どうせ何か書くなら、ちゃんと文脈をとらえてからにしてくれよな。
858吾輩は名無しである:2007/11/11(日) 15:58:33
>>852 のどこが的を射てるんだか>855

1 『壁の中』なんかの小説のほうが面白い
2 エッセイもフィクションとして書いている
3 だから面白い

これじゃとんだ三段論法だなあ。
859吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 01:12:58
後藤アカデミーの会員たるもの、
後藤氏の作品のコンプリートを目指し、
全集刊行を常に切望し、
後藤氏の作品のすべてを敬い
ありがたがらなければならないのであり、
後藤氏の作品に少しでもケチをつけるような輩は
後藤アカデミーから排除しなくてはならない。
860吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 02:12:28
このスレは村落共同体かよw
861吾輩は名無しである:2007/11/12(月) 23:58:00
スレの構造を後藤的にいうなら、二つの中心をもつ楕円構造が望ましいか。
たとえば評価と批判ろいう両極を包摂するような――
862吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 18:54:36
それで、
後藤のカフカ論、ゴーゴリ論、ドストエフスキー論は、
たいして面白くもないってことでfAっぽいかな(w
反論もないようだし。
863ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2007/11/18(日) 19:01:32
>このスレは村落共同体かよw

そうです。
マイノリティーは各々の思惑を超えて結束しなければ生きていけないのです。
評価と批判ではない。
要はごっちゃんを愛せるか愛せないかなのです。
864吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 22:33:19
>>862
必死だなw
かわいそうな人
865吾輩は名無しである:2007/11/18(日) 23:33:40
864が模範的後藤アカデミー会員の反応w
866アカデミー非会員:2007/11/20(火) 01:26:34
後藤のカフカ論、ゴーゴリ論、ドストエフスキー論、
これを「面白いですね」というだけならアホでもいえるし
実際に読んでなくても簡単にいえるんだよね。
ちょっとツッコミを入れると何も言えなくなって逃げ腰になるなら、
最初から何も書くなといいたいな。
「後藤信者ってそんな程度?」と思われるから。
後藤を読んでる人はもっと知的な人だと思ってたのが間違いか。
愛せるか愛せないかという感情を持ち出してもしょうがないっしょ。

例えば、同じ語るにしても、
カネッティのカフカ論と比べてどこがいいのか、
ナボコフのゴーゴリ論と比べてどういう特徴があるのか、
バフチンのドストエフスキー論と比較してどうか、
こうした視点で語るんなら文句も出ないはずだよ。
もちろん、比較したところで特徴が見出せる保証はないけどね。
867吾輩は名無しである:2007/11/21(水) 01:47:41
どう書こうが人それぞれ。色々比較したいんなら自分が真先に書けば?
868吾輩は名無しである:2007/12/06(木) 22:06:47
あげとこか
869アカデミー非会員:2007/12/08(土) 01:28:46
>>867
どう書こうがそれは自由だよね。ごもっとも。
ただし、根拠なく後藤を持ち上げるの自由があるなら
その反対に、根拠のあるなしにかかわらずに腐すのも自由、
ということになるんだけど、いいのかな?

後藤読者ならもう少しひねりがあってもよさそうなもんだけど。
870吾輩は名無しである:2007/12/08(土) 15:35:52
そうかな?後藤文学は、ひねりというものから程遠いというところが
魅力なのではないのかな?
それは今の時代から見てみると、すでに後藤文学は過去のものである
からそう勘違いしてしまうのであって、当時の文壇の状況から見た場
合、あんなに無個性なタイプの作家も珍しかったはずだ。
だからこそ「内向」と名付けられたのだ。
ひねりといえばそれ以前の戦後文学が、新しい発明と新しいレトリッ
クを生み出し続けた黄金時代だった。
安部や大江の存在が、すでにそういった時代の末端にいたのだが。
871アカデミー非会員:2007/12/09(日) 11:00:04
>>870
ひねりは大あり、だと思うけどね。
「挟み撃ち」のことを考えても「首塚」ヤ「しんとく」を考えても。
しかもひねっておいてすっぽかすみたいな、メタひねりさえある。
「思い川」なんかの一見そのまんまみたいな小説でも
たとえば、小沼丹や木山捷平と比べてみればやはりひねられてる。

それに無個性という形容も違うんじゃないかな。
私小説的であることや内向的であること=無個性なわけでもないし。
吉田健一しかり。藤枝にしても島尾にしてもしかり。
大江や安部のトリック・オブ・レトリックとは次元が違うわけで。
872吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 12:10:09
>>871
うん、だからね僕が言いたいのは戦後文学最期あたりの安部や大江以後の純文学の
流れが、一種のマニエリズム期に入ることで、ポストモダニズム的なメタ文学空間
の生起に突入したという中で、個性的なるものは対立物として邪魔だったのじゃな
いかということがいいたかったんだよね。それがさらに劣化した状態で登場したの
が団塊の村上春樹みたいな作家だったんだという印象が凄く強い。
私小説のスタンスを踏まえたままの形でありながら、そこにとりたてて特別でもな
い等身大の日常人の視線から展開される小説空間には、かつての文豪の世界やイデ
オロギー闘争のような、一種時代を背負った代表者のような跳躍的な個性はないし、
ましてや当時はそういったものと後藤文学も比較されたはずだということだよ。
今時間が経過して後藤文学も過去のものとなりもう一度顧みてみると、まったく個
性といった事柄の生起することの不可能なポスト資本主義社会の時点においては、
後藤文学も最期の個性を懸命にひねり出していた痕跡とその格闘がポストモダニズ
ム的に生起しだすという風にもなるのだろうけれども、やはりそこにあったのはミ
ニマルな方法論でしか自己を表出できなかった高度成長期的・都市的な無個性の姿
勢と、そこから導き出された無個性なレトリックの数々じゃなかったのかなと思う
んだよ。話が途中で頓挫するという企みが、大体にしてそれらを表象していると感
じないだろうか。後藤文学において戦争の時の経験とその描写は、その前の世代に
比べて、すでに歴史の終焉を予感させていたということさ。
873吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 14:25:11
ポストモダニズム=歴史の終焉=物語の終焉
蓮實重彦の『陥没地帯』は発表当時、その脱個性さを先取りした作品として
ひそかに時代をリードしていた。
この作品を認識していれば、グランドゼロなどすでに30年も前からあった
ようなものだと錯覚できるほど、悟ることができよう。
後藤明生が蓮實重彦の『陥没地帯』に強いシンパシーを感じていたことは事
実だ。
874吾輩は名無しである:2007/12/09(日) 22:02:06
後藤氏は著作の中で、自分はノンポリで非政治的人間であると語っていたな。
後藤にとって朝鮮での生活も、戦争期の記憶も、引き上げの時の記憶も直接
歴史的・政治的なことに結びつくことがないまま、個人的な出来事の謎とし
て、戦後の公団住宅の中の宙に浮いた生活とあいまって漂い続けた。
なんというリアルで正直な描写だったことか。
875アカデミー非会員:2007/12/10(月) 00:50:46
>>872
言いたいことはかなり理解できてきたよ。
なんかやたらおおげさタームが出てきてて、
その概念の定義にはやや?のところもあるけれど、
(特に「ポストモダニズム的なメタ文学空間」とか)
まあそれはさておき、本質的なところだけ焦点をあてると、
60年代の政治の季節を過ぎて、高度成長期まっただ中の70年代
その日本の時代背景に後藤文学はぴったり収まってるとは思えないだな。

視点の中には部分的には同意できるところもあるんだけれど、
どうも後藤文学の骨に届いていない感じがする。
高度成長期の没個性的な時代に生き、それを背景にはしてても、
それに対する抗いこそが後藤文学の「ひねり」なんじゃないかな。

たとえば、後藤が舞台として選んだトポスとしての「団地」。
「団地」に住みながらもその場所への違和感こそを描いたともいえるし。
そのねじれを言わないと874の「リアルで正直な描写」も意味が違ってくる。

それにその時代を「ポストモダニズム」と仮に名づけたとしても、
後藤の小説から感じられるのは「ポスト」感じゃなくて、
時代錯誤性=アナクロニズムみたいなものじゃないのかな。
シェイクスピアのいう「間接の外れた時間」の現在への流入。
朝鮮半島での記憶が時間を二重化させたりね。

で、それは蓮實『陥没地帯』と似て非なるものであるのは、
蓮實があくまで書くこと(エクリチュール)の中で戯れたのに対し
後藤にとっての脱臼した時間、陥没した空間というのは、
70年代の諸作品に限っていえば、それがリアルだったからだと思う。
80年以降の「吉野」「首塚」「しんとく」は別にして。
876吾輩は名無しである:2007/12/10(月) 10:28:02
>>875
時代に抗った = ひねり
というのであれば、前の世代がやっていると、僕は言ったんだ。
後藤氏は公団集合住宅に家族と共に住みその生活スタイルに、違和感や異物感
は感じてはいるけれども、その感情はけして持続せずに、物語同様に頓挫して
しまう。その後の浮遊感が後藤文学空間なんだと考えている。
貴方が言うようにシェイクスピアの「世界の間接が外れる」ような。
ではなぜ後藤氏にとって感情や思いは強く持続しないのか。そして物語は中絶
してしまうのか。
それは朝鮮での諸々な出来事が、失われ宙に浮いたままだったからだ。
そして後藤氏は確かに朝鮮ものを書き続けたが結論はやはりなく、彼はそれに
しがみつくことを自ら禁じた。いわば虚無を受け入れたのだ。
だがその残滓・代用として『吉野太夫』以降のメタ歴史ミニマル文学が発生す
る。
いわば大江文学にある想像力の空間とは時代精神も方法論も異なる。
下手をすると、その想像力といったものに後藤文学は抗ってしまっていたのか
もしれない。シンパシーはあっただろうが。
877アカデミー非会員:2007/12/10(月) 22:55:55
>>876
面白いな。こうやって語り合うのは。
視点や意見にズレがあるだけになおさらね。

後藤流の「ひねり」は前面に掲げられたものじゃないし、
前の世代の方法論とはかなり異なるものなんじゃないかな。
ただし、その差異を前提にした上でいえば、
決して安部や大江と見かけほど断絶してるわけじゃないと思うよ。

安部の固有名詞を失った登場人物たちの匿名性は
後藤が生きた70年代の非個性化の時代を予告もしてるし、
「燃えつきた地図」には団地が不気味さをまとって出てくる。
カフカを媒介にすれば、安部の不条理と隔たっているわけじゃない。
大江が万延元年という時代を現代に重ねてみせたアナクロニズムは、
後藤が展開する、異なる時代がシンクロナイズする時空とも無縁じゃない。
後藤は大江の「小説の方法」にどこかで触れてもいたはずだし、
ドストエフスキー、そしてバフチンを仲立ちしても接点は見出せるだろう。

後藤の文学からは確かに時代の空気は伝わってくるけれども、
能動的に時代をそのまま体現したわけでもなければ、
受動的にただ単に時代や心情を描写したわけでもない。
能動も受動も阻まれているような挟み撃ち的状況の中で、
ズレ、ノイズ、歪み、ねじれを感じさせるのが後藤の筆であり、
物語の挫折・頓挫の中で身をひねらざるをえない後藤の身振りこそ
「個性」ないし「特異性」と呼べるんじゃないかな。
878吾輩は名無しである:2007/12/11(火) 01:20:29
>>867-877
それぞれの論旨がわかりやすいし、面白いな。
文学板でここまでゼミ的で真面目なカキコが続くのも珍しい。
もちろん皮肉じゃなくていい意味でねww

ちょっと合いの手っつーか横槍みたいなダメダメ推論を差し込みたいんだが、いいだろうか。

後藤明生が角張った(逆説的には弛緩しきった)まま推移し続ける日本の文学状況に
「ズレ」をもたらした、というのは、やっぱりいろんな人が考えていることなんだろう。
ただその「ズレ」を「ズレ」として読みとろうとする際に重要なのは、後藤明生の前後に広がる
無数のテクスト群を考慮することよりも、むしろテクスト化するのが困難な
身体的で社会的なコンテクストに接近する(させられる)ことではないか、と思うんだよ。
ここで「テクスト」と「コンテクスト」を恣意的に分節化することは危険かもしれない。
たとえばおれは「文学」や「物語」の代用みたいに「テクスト」という言葉を使ってるし、
「コンテクスト」ってのは「生活」とか「団地」とかいうニュアンスにきわめて近いものだ。
我ながら危ういなあ。でも踏み込むのに便利だから使い分けてるだけなんで一つ。
まあつまりですね、
「後藤明生の言説がパフォーマティブなレベルで『ズレ』るのは、何よりも生活(コンテクスト)との
アイロニカルな接触をわれわれがそこに読みとるからであって、その際に先行テクストや文学状況は
『抵触しない程度に距離を置かれたもの』(言説に忌避されたもの)としてあるのではないか」
なんて偏ったことをぼんやり考えてて、論理的整合性も何もないまま言いたいだけだったんだ。
「後藤明生は『文学』に拠らないことで、結果的に『ズレ』をもたらしたのだ」
って言えば簡単だけどそれじゃあまりにも素朴過ぎるww

後藤明生もそうだが、なんつーか木山捷平やら田中小実昌やらに妙に惹かれてしまう俺ガイル。
戦争やらキリストやらが根底にあって、そこからズレていくのが好きなのかもしれない。
879アカデミー非会員:2007/12/11(火) 23:54:46
>>878
2つの意見(中心)の中庸をうまく突いてきた感じだね。

まず《ズレ》というのは、まったく異なるものの間で言われるよりも、
むしろ類似したもの、差異が見えにくいものの間で言われるんじゃないだろうか。

後藤のテクストを読んで感じられる《ズレ》や《ノイズ》というのは、
会話体における不協和音であったり、プロット(筋)のほつれであったりするけど、
もっと見えにくいものとして「身体的で社会的なコンテクスト」もあるだろう。

ただ、それもまた後藤のテクストの行間から感じられるものなんだね。
我々は何を読むにしろ、後藤の「書く」行為を読まないわけにいかない。
880アカデミー非会員:2007/12/12(水) 00:16:02
後藤のテクスト(作品)にはさまざまなコンテクスト(文脈・背景)があり、
生活という「身体的で社会的なコンテクスト」で考えることもできれば、
先行ないし後続する作家や作品という文学史のコンテクストの中で、
あるいは、後藤自身のテクスト群というコンテクストの中でも考えられる。

この2つのコンテクストの分離の度合いというのは、
私小説的要素の強い作家ほど弱いだろう(木山捷平は弱い、)
古くて何度も繰り返されてきた「芸術と実生活」(平野)というテーマを
ここであえて参照する必要はないと思うけれども、
「生活(コンテクスト)とのアイロニカルな接触」による《ズレ》は、
後藤のテクストにおける筆運び(エクリチュール)からしか感じられない。

で、後藤が書くのは、自身が語っていたように「読んだから」だし、
書くことが「先行テクストや文学状況」と無縁ではいられない以上、
文学史的コンテクストとも切り離せない――

いや、ちょっと待てよ。そうじゃない、というか、どうもね、
こういうことを書きたかったんじゃないな。
それに後藤を批判するスタンスで書き始めたつもりが
どうも当初の目論見から逸脱してきている。。。
881吾輩は名無しである:2007/12/12(水) 02:09:40
新しい人も来てくれて、また話が広がってきたようですね。
大江文学というものはある時期、天皇制国家に対して、四国の森のあるいはそれと
重なり合うことができるあらゆる人類の抵抗の歴史の神話的共鳴の総合体を生起さ
せることによって(すなわち創造行為による根拠地の国家への対置をするこによっ
て)、大きな物語と小さな物語の復興を企てようとした、いわば文芸復興的な役割
を果たしましたよね。それと同時に人間精神の復興(戦争からの解放)も促される。
根拠のないしは新たな中心軸の創始といったことだった。
それに対し安部文学はイデオロギーから出発しつつもそれ自体の持ってしまう危機
に直面することによって、イデオロギー闘争から逃走してしまう。すなわち根拠や
中心的なものや思考からどんどん乖離してゆくことによって絶対自由へと旅し続け
る形のない虫へと変貌して行く。
どちらがより後藤氏に近いかといえば、それはやはり安部のほうにでしょうね。故
郷喪失者であり、引揚者としても類似性があるから。ただ自然観が違う。
また後藤氏は安部氏と決定的に異なるのは、自由という観念を信じていなかったよ
うですね。というか興味がなかったようですね。
戦争が終わった時点での年齢がネックなんでしょうね、多分。
882アカデミー非会員:2007/12/12(水) 23:42:55
>>872で書かれていたことを踏まえた上で
文学史的コンテクストを荒っぽく語ると、
60年代を担った大江には能動性があり、
80年代を担った春樹には受動性しかなく、
それぞれの時代の作家群像においても
60年代には政治や社会に対するアンガージュがあったけれども、
80年代にはそれが希薄になってミニマルな方向へと傾斜した。

その傾斜を準備したのが70年代の後藤や内向の世代かもしれないけれど、
後藤を古井と共に「内向の世代」として括るのはどうも違和感がある。
後藤作品には意外に会話が多く、内面描写は少ないような気がすることもあるし、
また、内向/受動、外向/能動のダブルバインド状況にあるようなふうにも見える。

後藤文学は「内向文学」というよりも、能動的にもなれず受動的にもなれない、
そういう板ばさみ的状況の中での「もがき文学」といえるんじゃないかな。
板ばさみというのは挟み撃ちでもあり、抗うにも抗えない壁の中でのもがきともいえる。

そういう意味でいうと、SF的設定の多い安部とはスタイルが異なるとはいえ、
「砂の女」で描かれたアリジゴク的もがきには後藤に近いものを感じるな。
「壁の中」1部の推理小説仕立ての構成は安部との接点もあるんじゃないか。
883アカデミー非会員:2007/12/13(木) 01:18:04
もうひとこと。

大江は四国の「森」を、中上は紀州の「路地」をトポスに設定し、
想像力豊かに共にフォークナー的なサーガを築いたけれど、
後藤が選んだのは、想像力が羽ばたくことのない「団地」だった。
>>881で語られているように、大江や中上は物語を復権させたのに対し、
後藤は物語を流産させてきたといえるかもしれない。

「森」や「路地」はマクロな方向に拡大し宇宙につながるけれども、
「団地」は縮小も拡大もせずに生活の場として等身大であり続ける。
だからおそらく、後藤においては生活と芸術が断絶しないのだろう。
884吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 11:01:54
ひねり⇔もがき、ということになったということでいいのかな?
後藤文学に芸術という言葉は似合わないので、エクリチュールでいいと思う。戯
作に近いけれども。
個人的なことだけれども古井、中上、村上(話には上がっていないけれどあっち
のほうも)は肌に合わず、いまだ、多分永遠に苦手です。
安部も後藤も喜んで個人的体験を忘却していったと僕は考えるよ。安部は自由の
観念の究極的な探求において、そして後藤は漂泊の悦楽において。
大江文学はその逆で、故郷という豊かさを根拠地とする。
要するに大江文学は主題性においては近代文学的側面を強烈に持っていたわけな
んだけれどもいわばその保守性を新しい解釈と新しいイデオロギースタイルとに
旨く融合することによって自らを生かしてきたといえる。いわば家族主義的なと
ころに安堵する方向性があるからね。だから安部とはいつも話が食い違っていた。
そういった意味で、僕は日本の右翼志向の人が大江を批判する姿をみていると、
すごく奇妙に見えてしまうよ。まぁ、要は家族の肖像のスタイルが違うというだ
けの食い違いに過ぎないだけのだろうけれどもね。
今は皮肉なことに日本の失った家族のモデムの倫理は、大江文学のヴィジョンが
温存しているのさ。
いいかい、安部や後藤はそれを失うことに恐怖も感情もともなっちゃいないよ。
あの二人に失うことの不安はことさらなかった。

885吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 19:10:27
おまえら、偉そうに言っているが、何もわかっちゃいないよ。
柄谷以下の脳みそだな。
886アカデミー非会員:2007/12/13(木) 21:56:28
>>884
>ひねり⇔もがき、ということになったということでいいのかな?
いろいろな切り口によって見え方も形容も微妙に変化させたほうがいい。
だから、ズレ、ノイズ、ひねり、もがきなどと書いてきたわけなんだが、
板ばさみ的状況の身体的コンテクストにおける「もがき」が
エクリチュールでは「ひねり」として現われてるといえそうだ。

だから、生活次元(身体)と制作次元(エクリチュール)は、
つながってはいるわけだけど、等号では結ばれない。
ひねりがなく個性もないところが逆説的に個性的だといえるのは、
たとえば、木山捷平のような存在じゃないかな。
887アカデミー非会員:2007/12/13(木) 22:00:56
>安部や後藤はそれを失うことに恐怖も感情もともなっちゃいないよ。
故郷。大江も中上も確かに故郷を舞台にして物語を紡いだ。
三島の場合であれば天皇制ということになるのかもしれない。
安部や後藤の場合は確かに故郷に回帰するような志向はないけれど、
故郷を喪失することに何の感慨も持たなかったとは考えにくい。

後藤は自分から故郷を捨てたわけじゃなく、
故郷を失わざるを得なかったわけで、
ユダヤ人のように彷徨せざるを得なかった。
後藤が故郷を作品の中で描いているのを読むと、
故郷を捨てようにも捨てられず、帰ろうにも帰れない、
あの板ばさみ的感覚を感じてしまう。
888吾輩は名無しである:2007/12/13(木) 23:01:01
>>885
じゃあ、何か言ってやれよ。
889吾輩は名無しである:2007/12/14(金) 00:33:47
大江文学を聖家族というなら違和感はないのだけれど、安部や後藤をユダヤ的と
いってしまうのは妥当なように聞こえて、まったく違うのではないのかと感じて
しまう。確かに後藤の中期までの仕事にはそういった形容もできるのだろうが、
最終的に後藤自身がその空間から脱していったということから、延々とそれで語
り続けるのは問題だと思う。
ユダヤ的といった場合その歴史的状況だけでなく、強固なイデオロギーの問題が
横たわっている。あるいは狂気に酷似したなにかが。それは例えばマルグリット
・デュラスのものなのではないだろうか。いわばそのような情熱(受難)が。
それは狂気という根拠だろう。
『砂の女』の主人公仁木順平は囚われの人となることによって意識の脱皮の機会
を与えられるというのが、安部の仕掛けたトリックだ。
仁木順平は囚われから解放された瞬間、自ら望んだ(志願した)彷徨い人として
開示され、二度とこっちの世界へは帰還してこない不在の自由人となる。
安部にとって、失踪とは開放と同義なんだよ。
あの小説は現代的な不安を掻き立てるものなのではなく、そこからの脱出を新た
な思考力によって促した実験だったんだよ。
だから根拠なんかなくてもいいんだ。

木山捷平の名前がよく出てくるけれども、後藤はある意味ユーモア作家でもあっ
たわけなのだから、類似点が感じられるけれどもね。あるいは太宰なんかもそう
だよ。宇野浩二も。滑稽小説や戯作というものに強く魅かれていた。
まさにイデオロギーから遠い。
890アカデミー非会員:2007/12/16(日) 23:57:05
>>889
「ユダヤ人のように彷徨せざるを得なかった」のコンテクストは
タルムードとかフリーメーソンなどのイデオロギーの次元ではなくて、
いわゆるディアスポラという歴史的体験のことなんだよね。
あるいは彷徨えるユダヤ人(Wandering Jew)を想起してもいいけど、
ユダヤ人(民族)とユダヤ教徒(宗教)の混同は避けたほうがいい。

それで、彷徨ということでは、デュラスの狂気=愛よりも
カフカの「城」におけるKの彷徨こそが想起したいわけだね。
そして世界で日本のカフカとも呼ばれることもある安部に関しては、
『砂の女』の主人公が自ら彷徨を求めたという点はその通りだろうけど、
安部にとって失踪と開放が同義かどうかという点は疑問に思う。

けれど、ここではその問題に深入りせずに、後藤に話を戻せば、
朝鮮半島でディアスポラとなった後藤は
やはり故郷喪失者としてのゆがみやひずみを受け、
生活や身体の次元でのもがきも当然あったんだろうと思う。
意識的にも無意識的にも。
ただし、表現の次元においてそれをストレートには出さず、
アイロニーとユーモアによってひねったんだと感じるな。
太宰に対してシンパシーを感じているのも当然かもしれない。
891吾輩は名無しである:2007/12/17(月) 10:50:13
>>890
今僕は後藤明生著作目録を見ているのだけれども、おおまかに昭和55年の『八月
/愚者の時間』までを後藤文学の第一期と考え、その翌年の昭和56年刊行の『吉野
大夫』から晩年までを第二期と考えています。というか前からですが。
そこでアカデミー非会員さんがここのところいっている主張は僕の中では第一期に
は当てはまるけれども、後藤氏がご自分の人生=文学の第一期までの仕事を踏まえ
たうえで、自らメタ化していった第二期以降の文学的な営みにはどうもそのままで
はあてはまらいのではないのかと考えるしだいです。お言葉をかえすようですが、
ひねりが足りません。
例えば上にあったようにカフカや安部を持ち出すのならば、後藤氏でいえばカフカ
はダブりますがドストエフスキーやゴーゴリーといった、これもまた後藤氏的定義
でいう都市の小説群の発想が、第一期からもあったけれども、第二期ではより後藤
氏自身が個人性を滅したところで、よりその方法論を純化させていったのではない
のかと、僕は前からいっているのですが。
そういった意味で後藤文学にとって家族や親族や朝鮮での記憶というものはまさに
土台にはなっているけれども、それはあくまである時期から脱皮されて、新たなエ
クリチュールの展開に変貌していったのだと考えるのですよ。
892アカデミー非会員:2007/12/18(火) 00:35:30
>>891
全作品を読んでるわけじゃないから、知ってる範囲での印象でいえば、
『吉野大夫』をメルクマールとして大まかに分けられるのは同感で、
70年代の作品群と80年代の作品群とでは異なるだろうね。
そして、『吉野大夫』以降、方法というものにより意識的になり
「よりその方法論を純化させていったのではないのか」という主張も
また、「新たなエクリチュールの展開に変貌していった」という主張も
まったくその通りだと思う。

>後藤氏は確かに朝鮮ものを書き続けたが結論はやはりなく、彼はそれに
>しがみつくことを自ら禁じた。いわば虚無を受け入れたのだ。
>その残滓・代用として『吉野』以降のメタ歴史ミニマル文学が発生する
>>876に書いてあった上の言葉もここに絡むと思うけれど、
ディアスポラたる後藤にとってしがみつける故郷はもはやなかったし、
「失われた故郷を求めて」といったプルースト的な自己探索には向かわず、
『吉野』『首塚』『しんとく』などの擬似歴史探索に向かったわけだね。
893アカデミー非会員:2007/12/18(火) 00:40:29
しかし、一体これはどういうことを意味するのだろうか。
後藤と故郷。それをめぐっていくつかの問いが頭をよぎる――。
後藤にとって故郷の意味が変質してしまったのだろうか?
もはや故郷という存在が不要になったのだろうか?
あるいは故郷を虚無として受け入れたのだろうか?

そして、『挟み撃ち』で探していた外套とは何だったのだろう?
894吾輩は名無しである:2007/12/18(火) 11:08:44
>>893
多分『挟み撃ち』などに描かれた父親や朝鮮への強い思郷の念は段々と冷めていった
とかいうことなのではなく、たんに探れる文献が物理的になくなっていったことに起
因していたのだと思う。それと同時これ以上はという頓挫と断念があったのだと思う。
まさに戦後の日本が、大戦とまた大戦以前の過去を忘却してきたように。
それが高度成長期の存在の不安のテーマとも同時に重なって、後藤的な浮遊感の源に
なったと思う。ある意味、梅崎春生の『幻化』的な表象のように。
だけれども失われた痕跡は隠喩として次の表象手段を選択する。いわばそれはどこま
でも遊戯として、文学的なレトリックへと変容する。
だから本来的には形は違えども、はじめからなにも終わりようがない。
それは虚無と遊戯の蜜月だった。ポストモダンだ。
895アカデミー非会員:2007/12/20(木) 23:26:42
>>894
うーん、面白い。
同じ景色を見てても人によって与えられるイメージは違うんだな、ということが。

『吉野』以降の後藤作品は70年代の作品とは異なり
もはや故郷というテーマがなくなったように見えるけれども
その差異にもかかわらず、『挟み撃ち』の延長にあるのを強く感じる。

『挟み撃ち』で捜し求めていた「外套」が「歴史」になっただけで、
探索彷徨の歩みのスタイルは基本的に変わっていないし、
故郷を求めようにも、それはもともと最初から拒まれていたわけで、
実存主義的な探索が挫折を味わったということではなくて、
アイロニーとユーモアも昔からずっと持続している。

だから、「虚無と遊戯の蜜月としてのポストモダン」になったのではなく、
もともとアナクロニックなさすらいのディアスポラ文学だった、
というふうに見えるんだなあ。
896吾輩は名無しである:2007/12/21(金) 11:14:05
しかし、まぁ僕は思うのだが、第二期のスタートといえる『吉野大夫』は、
墓から始まり、墓へ帰結するという構造を持っているのだけれども、後藤
文学はこれ以降、幽霊の時間を彷徨い続けたのではないのだろうか。
そして墓を見下ろしている自分の存在すらもが希薄なのだ。
そして著名な死者たちとも語り合い始めてゆく。
897吾輩は名無しである:2007/12/28(金) 14:24:05
首塚も墓っぽいか
898吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 22:44:52
そろそろ名無しに戻ろうかな。
冥界彷徨というと後藤より古井になると思うけれど
墓tombに興味を持つことは、故郷と関係がなくもない気もする。
故郷というのは子宮wombともいえるわけで。
このtombとwombの戯れはジョイスもベケットも使ってるけどね。
しかしこうやって話せてなかなか楽しかった。
899吾輩は名無しである:2007/12/29(土) 23:58:10
僕も楽しかったよ。
あのね、死んじゃうと、始めも終わりもなくなっちゃうんだよね。
意識とか時間とかは元々ないものだし、固体にとっては死んでいる時間のほうが
よっぽど長いんだよ。まぁ、それも意識できないことだけれども。
生きている人間が勝手に線引きをしているだけのことさ。
墓もそのうち何のものだったのか判らなくなってしまう。
それを何だったのか創造するのが、生者の死ぬまでの暇つぶしで、それを書き物
にしてしまうと延々と謎を生み出し続ける箱に化けるんだよ。
それが文学や書籍の正体さ。
じゃあ、さようなら。
900吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 00:02:03
固体 → 個体
スマソ。
901吾輩は名無しである:2007/12/30(日) 18:35:18
おっ!
とうとう900だい!
902吾輩は名無しである:2008/01/03(木) 23:42:51
関係他四編 パンのみに非ず ある戦いの記録
の文庫を1冊50円でゲトしたぜ。
今年はいい年になりそうだ。
903吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 06:16:10
ひさびさに此のスレを見たが、
年末は長文が続いてたなw
904吾輩は名無しである:2008/01/30(水) 14:36:49
英訳本まだー?
905吾輩は名無しである:2008/01/31(木) 00:26:07
>>904
どの作品?
906吾輩は名無しである:2008/02/13(水) 19:29:45
講談社文芸文庫のリクエスト復刊ならずだったね、首塚
907吾輩は名無しである:2008/02/27(水) 18:12:20
古屋健三の内向の世代論はどんな感じ?
908吾輩は名無しである:2008/04/17(木) 17:23:32
あげとこ
909吾輩は名無しである:2008/04/30(水) 03:58:13
なぜ、この人の全集が出ないのかわからん。
単行本も絶版で手に入りにくいものも多いし。
「アドバルーン」も偶然手に入っただけで、一般的には絶版。
今、確実に手に入るのは「はさみうち」くらいでしょ。
ちまちま復刊するのは待ち遠しいし、気分も悪い。
全集を出すほかない。

てか、出せ。
910吾輩は名無しである:2008/04/30(水) 21:00:01
一度、生前に全集の話しあったらしいけどね。
ごっちゃん自身が、「私はまだ死んでません」とかいって
断っちゃったからなあw
911吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 00:59:54
ここまでなかったもののように沈黙されるということは、
ある意味「後藤明生」的なのかもしれない。
912吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 15:10:51
しかし古井とか蓮實とかのあたりの世代の人らが生きてるうちに出てくれないとろくな解説がつかなそうな気がする
平岡篤頼も死んじゃったし
913吾輩は名無しである:2008/05/01(木) 15:47:52
ワセブンかったけど、
蓮實の長いインタビュー載ってるね。
そこで、自分の世代には後藤明生と古井由吉という
二人の優れた小説家がいて幸運だったみたいなことをいっている。
まあ、以前から言ってたことだけど
914吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 04:05:04
>>910
ごっちゃんらしいやw
しかし全集売れそうもないしなあ。せいぜい500部くらいじゃね?
915吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 19:26:42
わぁーい。『吉野大夫』(中公文庫)ブクオフで百円でした。しかし、地方の古本屋(まっとうな店も含め)では、ホントに見かけんな。古井や小島はそこそこ見るが。東京ではどう?
916吾輩は名無しである:2008/05/18(日) 20:49:51
>>915
おめ。
神奈川だが、古井は、まあまあかな。
他の二人はほとんど見かけなくなった。
917吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 01:31:59
『吉野大夫』よんだ。よしと。あまりの注解の多さに、長年放置されていた谷崎『吉野葛』(新潮文庫)も勢いあまって読んだ。これもよしと。
しかし、次の本が見つかるまで何年?かかるやら。
918吾輩は名無しである:2008/05/19(月) 12:35:29
古井の「女たちの家」買ったら解説が明生だったんだけど、他にどんな本の解説書いてるか分かる人いる?
とりあえず泰淳の「目まいのする散歩」は知ってるけど
919吾輩は名無しである:2008/05/22(木) 16:19:05
>>909
同意
全集を出して欲しい

こういう作家の作品を後世に残さないでどうするのかと
920吾輩は名無しである:2008/05/24(土) 07:33:05
>>918
エッセイ集でだいたい読めるんじゃないかな
大いなる矛盾とか復習の時代とか
書評はいっぱい書いてるね
921吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 14:09:54
貧困層が広がり続ける現在の日本にあってはまるで型にはめたかのようにw
いまさらながら多喜二の勧善懲悪社会派小説「蟹工船」が売れる。
そんな今に、大事なものをなくしながらも軽妙に彷徨う後藤文学は顧みられ
るわけがないのが、悲しい。
なんか芥川な気分になるよ。
922吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 14:40:13
「嘘のような日常」を手にいれたのだけど、どうやら三部作らしい。
これから読んでも大丈夫?
923吾輩は名無しである:2008/06/14(土) 15:24:17
>>922
大丈夫だよ。単体で読んでもじゅうぶん楽しめますから
924吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 02:02:02
虎島(帯付)、蜂アカ(帯付)、関係(文庫)の古書価格はいくらでしょうか。
近所で2000円、2000円、1000円で売っていたのですが。 
925吾輩は名無しである:2008/06/24(火) 16:36:08
>>924
掘り出し物だね。
ぜひ買うべし。
926吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 13:12:59
挟み撃ちに衝撃を受けたので、ほかの著作を読もうと思ったんですが、絶版だらけなんですねorz
このスレの住人の方々は高い古本を集めたのですか?
927吾輩は名無しである:2008/07/26(土) 13:24:11
>>926
そうです。(キッパリ)
928吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 20:39:28
はい!全著作コレクションしています!
結構かかったと思います。
929吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 20:41:31
ほう、ということは「壁の中」もあるのか
よく見つけたな
930吾輩は名無しである:2008/07/27(日) 23:47:56
最近はそんなにみかけないのかな、「壁の中」。
確か¥9000ぐらいで買ったけど。
そういわれてみれば神保町の古書店でも後藤本はあまりみかけなくなってきている
ことは確かかもしれない。
「壁の中」よりも「使者連作」や「蜂アカデミーへの報告」のほうが手に入りにく
かった。
比較的入手困難といわれていた「虎島」はあっさり手にできたなぁ。
931吾輩は名無しである:2008/07/28(月) 00:00:12
藤枝静男の全著作はわずか数週間で揃えることができたが、後藤明生は著作が
多いので数年はかかった。
932ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2008/07/30(水) 11:41:35
神保町のビル6階にあるK書店は宝庫ですよ。レアもんでも4000円どまり。
こないだ「謎の手紙…」を3000円で、「雨月物語紀行」を2000円でゲットしました。
ちなみに「虎島」も「使者連作」もあったし「酒猫人間」とか、他じゃほとんど見かけない
エッセイ集なんかもゴロゴロしてましたぜ。
933吾輩は名無しである:2008/08/05(火) 22:16:57
>>932
今は超レアものははけっちゃったみたいだけど、出てたときはお手ごろでしたか。
漏れが集めてたころと比べるとざっくり千円/冊逆に高いような感じ。相場が上がってるのかな?
934ムー大陸 ◆DMnIjpZYd2 :2008/08/10(日) 01:56:13
>>933
>相場が上がってるのかな?

そろそろ頭打ちな気もするんですが…
おなじ神保町のKM山書店とかではフツーに7000円とかいう値がついてるしw

935吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 01:28:10
この人の最高傑作は「めぐり逢い」になると思うのだが
936吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 01:33:41
>>935
好きな小説だけど、最高傑作といわれるとどうなんだろう…
937935:2008/08/15(金) 01:40:46
常識的な意見では、挟み撃ちとか首塚とかあるいは壁の中とか、
って話になるんだろうけど、どうも作りすぎてる感じが強いんだな。
その意味では傑作というのもはばかられるほどの素っ気なさこそ
この作家の味(いぶし銀の滋味というか)じゃないだろうか。
それゆえに「めぐり逢い」をあえて最高傑作として推す次第。
938吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 01:51:59
>その意味では傑作というのもはばかられるほどの素っ気なさこそ
>この作家の味(いぶし銀の滋味というか)じゃないだろうか。

あーそれはわかる。ただ、小説の構造や言葉をいじくり回した小説じゃなく、
素っ気ないけど深い作品なら、
個人的には『嘘のような日常』か『オブローモフ』を推したいな。
939吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 22:04:30
人それぞれだろうが、俺は「吉野大夫」と「蜂アカデミーへの報告」だと思う。
940吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 23:02:37
俺は「壁の中」
941吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 10:48:29
「思い川」もいいなぁ。
942吾輩は名無しである:2008/08/16(土) 13:24:50
俺も『壁の中』かな。
ごっちゃんで、好きな小説いっぱいあるんだけどね。
943吾輩は名無しである:2008/08/25(月) 13:07:58
『虎島』日本の古本屋にでとるぞ。
4500円。俺には高すぎて買えません。
944吾輩は名無しである:2008/09/14(日) 17:09:51
ワセブンから後藤さんの作品集が出るのは既出?

後藤明生 作品集
『笑い地獄』(仮)
解説・渡部直己
08年秋冬刊行予定

ソース WB vol.013_2008

今さらの書き込みで申し訳ないんですけど
945吾輩は名無しである:2008/09/15(月) 21:21:51
もう作品集じゃなくて全集を出してくれよ。
いつまで待たせるんだ。
946吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 02:23:12
全集でますようにage
947吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 03:06:59
来年没後10年だから…
期待してないけどさ
948吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 02:00:50
茨城の古本屋で「吉野太夫」買った。
中公文庫版持ってるけど、300円だったのでついつい手が出てしまった。
949吾輩は名無しである:2008/10/20(月) 04:09:16
>>944
渡部直己のおかげかな?
この板ではあんまり評判よくないけど
ゴッチャン好きの俺としては
直己の存在はありがたいんだよなw

>>948
いい選択だとおもう。
俺も、文庫と単行本両方買うことあるわ
950吾輩は名無しである:2008/11/12(水) 06:11:32

後藤明生 作品集
『笑い地獄』(仮)
解説・渡部直己
08年秋冬刊行予定

ソース WB vol.013_2008
本当に出るのかな?企画倒れの予感がする。
芳川泰久に今度会うから聞いてみよう。
951吾輩は名無しである:2008/11/12(水) 08:10:37
>>950
報告よろしく
952吾輩は名無しである:2008/12/05(金) 19:11:02
次スレのタイトル

【全集】後藤明生を待ちながら

で!!
953吾輩は名無しである:2008/12/11(木) 00:03:11
 この板の皆さんは行かれますか?


文芸漫談 後藤明生『挟み撃ち』
いとうせいこう×奥泉光

 世界の文学をテーマに、メディア界の
異才いとうせいこうと芥川賞作家の奥泉
光が読み解く、面白くてためになる
大好評企画――今回は後藤明生の
『挟み撃ち』を取り上げます。

【日程】2009年1月24日(土)
【時間】18時30分開場 19時開演
【会場】北沢タウンホール
【出演】いとうせいこう(作家、クリエーター)
    奥泉光(作家)
【料金】2,000円(全席自由)
954吾輩は名無しである:2008/12/14(日) 20:38:19
この人の本欲しいんだけど、ブックオフはもちろん
近所の古本屋で見た事無い。古井あたりは、たまに
あるんだがなぁ。
955吾輩は名無しである:2008/12/26(金) 22:26:49
早稲田文学2号の近刊案内に「笑い地獄」が載ってる。
解説・渡部直己で、「現在入手不可能な小説や単行本未収録エッセイほか、
「内向の世代」イチの奇人作家による計10篇の作品集。」
定価2310円。発売は2009年早春。
今度は先延ばしはしないでくれ!

オマケ:ciniiいじってたら、後藤明生の講演見つけた。
只でダウンロードできるのでどうぞ。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110000209026/
956吾輩は名無しである:2008/12/27(土) 01:31:15
>>955
おお、サンクス。
それにしても、直己はたよりになるなw
文学板で評判悪いけど
ごっちゃん贔屓の俺は、直己は嫌いになれんw
957吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 00:44:55
 遺稿集以来ひさびさの新刊かぁ!
 ここからじわじわ火がついてくれればなぁ。ひょっとしたらひょっとするかも……?

 ぼくも買い支えますぜ、ナオミン!
958吾輩は名無しである:2008/12/28(日) 15:25:37
近畿大学つながりで、「笑い地獄」の出版と文芸漫談がリンクしてるんだろうね。
959吾輩は名無しである:2008/12/29(月) 23:29:46
>>958
巻末付録は文芸漫談です。
960吾輩は名無しである:2009/01/26(月) 23:17:03
文芸漫談行った人いますか?
961吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 21:07:39
>>956
なんというオレw
962吾輩は名無しである:2009/03/22(日) 22:25:10
age
963吾輩は名無しである:2009/03/23(月) 01:15:55
つうか>>955の話はどうなったんだ
流れたのか?
なにも50年以上も前に出た本でもないのに、近年後藤明生のを見かけなくなったのは
なぜなんでしょうねと、古本屋の親爺との話題になったことがありました。
そして、おそらくは、持っている人がなかなか手放さないからなんでしょうねと言う
結論に達しました。
ですから皆さん、私のためにどんどん売り払ってください。(冗談ですよ。)
965吾輩は名無しである:2009/04/25(土) 19:12:13
三ヶ月前に新刊でてるのに誰も話題にしてないな・・・

http://www.amazon.com/Shot-Both-Sides-Meisei-Goto/dp/1582434735/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1240653912&sr=1-2
966111 ◆6FgCEF6ySg :2009/04/27(月) 16:24:08
Shot by Both Side!!!!!!!
967吾輩は名無しである:2009/04/28(火) 22:51:04
>>965
IT HAPPENED ONE DAY. I suddenly remembered a bird. And not
just any old bird――it was the early bird. The early bird catches the
worm. Or as we say in japanese, “early rising is thereepence to the
good” I was standing on a bridge in Ochanomizu. It was early evening.
Probably just before six.
968吾輩は名無しである:2009/05/07(木) 23:08:37
969吾輩は名無しである:2009/05/19(火) 18:12:04
「挟み撃ち」面白い!
970吾輩は名無しである:2009/05/21(木) 20:47:15
>>950は、どうなった?
971吾輩は名無しである:2009/05/22(金) 11:30:04
ごっちゃん!最高!age
972吾輩は名無しである:2009/05/29(金) 12:45:15
973吾輩は名無しである:2009/06/02(火) 23:37:41
ひとまずage
974ぜっとんT世:2009/06/16(火) 22:45:40
「嘘のような日常」良かったですわ。
おさえが見事に効いてるって感じでっしゃろか。
「夢かたり」「行き帰り」よりも好きでんな。
975吾輩は名無しである:2009/06/17(水) 01:06:26
ごっちゃん、最高!
976吾輩は名無しである:2009/07/01(水) 21:58:53
過疎だね
977吾輩は名無しである:2009/07/13(月) 15:05:02
>>969
面白いけどなにが面白いのか説明できない!
978吾輩は名無しである:2009/07/31(金) 14:57:08
>>977
わかるw
979吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 16:13:17
全集期待age
980吾輩は名無しである:2009/08/18(火) 18:48:19
夏になると蜂アカ読みたくなる。
981吾輩は名無しである:2009/08/20(木) 03:11:44
全集1000部発行くらいだと価格はいくらになるのか
982吾輩は名無しである
全集の価格設定は分からないけど
ほんとに1000部くらいがいいだろうね。
俺は買いますよ。ごっちゃんファンだからね。