1 :
吾輩は名無しである :
2006/03/23(木) 12:13:42 村上春樹氏にカフカ賞
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060323014.html プラハからの報道によると、チェコのフランツ・カフカ協会は23日までに、プラハ出身
の作家フランツ・カフカにちなんだ文学賞「フランツ・カフカ賞」を、日本の作家、村上春樹氏
(57)に贈ることを決めた。授賞式は10月30日にプラハの旧市庁舎で行われる予定。
同賞は2001年に創設、今年が6回目。これまで04年にオーストリアの女性作家
エルフリーデ・イェリネク氏、○五年には英国の劇作家ハロルド・ピンター氏が受賞。
両氏はいずれもその年にノーベル文学賞を受賞した。
同賞は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家に贈られ、賞金は
1万ドル(約120万円)。地元紙プラーボは、村上氏の代表作として「ノルウェイの森」
「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」を挙げ、約20カ国語に翻訳されて世界で
ミリオンセラーとなっているなどと紹介した。
経済紙ホスポダージュスケー・ノビニは「村上氏は(ノーベル文学賞授賞式が行われる)
スウェーデン行きの航空券を手配しなければいけないだろう」と伝えた。
2 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 12:20:06
ネタか? と思ったらマジかよ。 今年は候補ぐらいには挙がるだろうね。
取れそうで取れない…っていうのが春樹だと思ってた なんだか残念です
ヤレヤレ。 概して人は現世に認められる程、堕落して行くものです。
こんな賞があると知ってて「海辺のカフカ」ってつけたのか。 最悪だな。
6 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 15:57:39
外人受けする辻みたいなもんだろ。 あと、たけしとか。 まあ、日本人の心には何も残さないよ。
日本人にも受けてるじゃん。
歴代受賞者 2001年 フィリップ・ロス(アメリカ) 2002年 イヴァン・クリーマ(チェコ) 2003年 ナーダーシュ・ペーテル(ハンガリー) 2004年 エルフリーデ・イェリネク(オーストリア) 2005年 ハロルド・ピンター(イギリス) 2006年 村上春樹(日本) ペーテルは知らんがそれ以外はユダヤ系だね(カフカはユダヤ系)。 春樹は「海辺のカフカ」を書いてるし、分かりやすい選考だな…
9 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 17:09:49
素直に祝福しましょうよ。日本の作家が認められたんだからさ。 この度はおめでとうございます。
10 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 17:23:39
間違って、龍が選ばれてしまうというオチw
11 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 17:40:51
村上春樹は1/4ユダヤだろ
>>6 >外人受けする辻みたいなもんだろ。
>あと、たけしとか。
>
>まあ、日本人の心には何も残さないよ。
違う。
海外から逆輸入で日本に凱旋し、「おお! この人は(やっぱり)凄かったのかぁ!」
となるのが日本人なのだ。
13 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 19:23:52
>>1 は全部の村上春樹スレに貼られてる話題w
いちいちスレ立てて騒ぎ回るな!
ーーーーーーーーー重複乱立スレ終了ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
15 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:40:01
俺は熱心な春樹読者ではないけど、 まぁ高橋源一郎より村上春樹のほうが 立派なことは作品の字面でわかるな。
ノーベル賞確定? ぷっ、笑わせんな!
>>18 おまいが悔しがる筋合いではない。ババァはすっこんでろw
20 :
終わり :2006/03/23(木) 21:04:11
go on
22 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:07:32
めでたい、めでたい。日本の作家ならだれでもいい。
23 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:36:12
次は中原昌也
24 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:39:20
ハルキはノーベル獲るならやっぱり単独の小説で賞獲らないとダメでしょ。 例えば国際IMPAC文学賞、インディペンデント紙外国語小説賞、仏最優秀 外国語図書賞、仏メディシス外国語小説賞、ロサンゼルスタイムス図書賞 伊モンデッロ賞、伊グリンザーネカブール市外国語文学賞、アイリッシュ タイムズ国際小説賞、仏フェミナ賞外国文学賞等。因みにハルキは今年の インディペンデント紙外国語小説賞のロングリストにはノミネートされたが ショートリストまでは残らなかった。
25 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:46:40
もしも、春樹がノーベル賞をもらったら、 こんどの記念講演はどんな日本の私? 「○○日本の私」
限りなくブルーに近い村上龍と
日本文壇に疎外された日本の私
28 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 23:32:43
日本の小説を読んだことない日本の私
JAZZのレコードをたくさん持ってる日本の私
30 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 23:39:40
世界の終わりと日本の私
31 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 23:46:20
839名前: 吾輩は名無しである投稿日: 2006/03/20(月) 17:56:04 大江がノーベル受賞っていうだけで、この賞のインチキさが分かる。
32 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 23:51:32
春樹がノーベル賞なんて昔は冗談にしか聞こえなかったが…
33 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 00:25:08
しかしまあ、アンチ春樹の面目躍如だな、こいつはw
韓国ではノーベル賞受賞者を誕生させるべく国を挙げているそうだけど、 ここまでのところ金大中前大統領の「平和賞」ひとつだけだもんな。 ES細胞のファン・ウソク教授による論文ねつ造事件では、「国民的英雄」 のスキャンダルに髪を振り乱して衝撃を表現するおばさんがいたけど、 日本も、先の総力戦における大敗北や国家の規模が南並みだったとすれば、 いまごろあんな感じだったのかなぁ。 「WBCで久しぶりに国民がひとつになれました!」 若い女性が上気してマスコミのマイクにコメントしていたけど、 それは文明の途上にあって飽和のかなり手前であることを意味しているのだろうか。 べつに三流国家などと言っているわけではないが。
35 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 00:28:44
国民の程度なんて、国家による違いはないよ
俺が言いたいのは朝鮮半島人を侮辱したいのではなく、 国柄がコンパクトであれば、いまだ「ひとつに!」の幻想が 有効なのだろうかということで、、
37 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 00:41:36
知らない人の方が多いと思うよ
カフカって言葉の入ったタイトルの小説を書いた人には もれなくフランツ・カフカ賞がついてきます。 しかしノーベル賞は無理です。
恥かしいヤシがいるw 他スレからパクリかw
613 :吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 20:22:57
>>580 …ノーベル賞はともかくw
今年のカフカ賞は村上春樹しかいないというのは早くからの下馬評だった。
タイトルに「カフカ」を冠した小説が
欧米で同時期に話題をさらったのは初(2005年)。避けて通るわけにもいくまい。
とりあえず、おめでd!
41 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 03:09:55
>>31 なんでだ?大江はノーベル賞受賞者のなかで最も格下の部類だと思うが。
受賞者の作品20人分も読んだ事ないから、そんなことは判断できね。
賞金が1万ドルってすげえな。 一生遊んで暮せるじゃん。
44 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 11:01:05
>>43 もう既に一生遊んで暮らせるぐらい稼いでるだろ
46 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 11:10:23
>>41 芸スポ的思考様式においては
左翼→電波→電波がもらった賞→クソ
大江はどう考えてもクソだろ
48 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 12:22:31
大江をクソだと言う人は、彼のどこが評価されているのかわかっていない人が多い。 つまり、その時点でその人の程度――文学的素養がわかるというものです。
春樹って外国から賞をもらったの初めて?
大江の方が好きだけど、春樹がノーベル賞を取ったらそれはそれで すごい。20ヶ国語に翻訳した各人に感謝しよう。
52 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 15:51:33
>>48 大江の作品が、日本もしくは特定のアジア以外の人々以外に感銘を与えたとは
思えないんだけど。
難しい文学的要素については、分からないけど、欧米で一般読者に全く
読まれてないという点で、大江は糞じゃないのか?
研究者以外には話題にすらならないだろうし。
53 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 15:59:52
>>52 大江は欧米でも幅広く読まれてるし、多くの著名作家に影響を与えてるよ。
ノーベル賞受賞者のなかでも普通に上位にランクされてるしね。
それに文学の権威と、読者の数は全然関係ない。
出直して来い。
欧米人は人のこという時は絶対ほめる。
55 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:02:39
>>52 お前の価値基準だと、欧米ですらほとんど読まれてないクロード・シモンは、大江以下になるな。
56 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:04:37
>>53 大江がどんな作家に影響を与えたんだよ?
欧米で読まれてるとは、到底思えんが。
たかが外人に誉められてよろこぶ馬鹿も春の宴に酔いしれるよ。
58 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:09:58
>>57 質問に答えられなくなったら、話題の転換か?
お前が大江が欧米の作家に影響を与えてるっていったから聞いてんだろうが。
>>58 おい猿。
貴様はエベレストの山にでもへ帰れ。
二度と富士大和の大地を踏むと許さぬぞ。
目で見えるところで言えば、欧米諸国のamazonで"kenzaburo oe"とかで 検索すれば読者レビューけっこうついてるのがわかる。というわけで、 それほど読まれてないわけじゃあない。 まああんまり参考になるデータではないとは思うし、日本人が書いて るんじゃないか、とか疑えば疑えるが。
61 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:33:54
62 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:35:51
デビュー作しか読んだ事ない。他のは読むに値しない。フラグメンタルじゃないから。
>>52 変な例だけれども、欧米では「サザエさん」より大江のほうがずっと理解しやすいらしい。
64 :
31 :2006/03/24(金) 16:38:44
>>41 あなたの言うとおりですよ。
それで、それを貼り付けました。ちゃんと読んでください。
大江は糞で、ペテン師だからこの賞のインチキさがわかると書いてあるのですよ。
31名前: 吾輩は名無しである投稿日: 2006/03/23(木) 23:46:20
839名前: 吾輩は名無しである投稿日: 2006/03/20(月) 17:56:04
大江がノーベル受賞っていうだけで、この賞のインチキさが分かる。
>>41 ちなみに、
>>41 がかきこんでから、工作員がさまよいだしてるみたいですね。
>>42 でけん制してから、
>>44 と
>>53 で出直してこいということになっている。
ちなみに、大江健三郎の派遣している工作員は、クズという言葉がすき^^
これは、安原という大江の編集者だった人間が好きな言葉なのらしい^^
いまにも、言いそうな雰囲気ですね、
>>44 から
>>53 はw。
65 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:42:59
当初の大江は欧米の猿真似。 中盤以降は、四国を舞台にして日本的要素を取り入れたが、日本と特定アジア 以外では見向きもされていないというのが本当。 アジアにノーベル賞が回ってくる順番になって、当初日本の文壇で一番影響力 があった大江が、根回しもあって消去法でもらったというだけのこと。 三島や春樹みたいに、世界中に幅広い読者がいて、大きく感動を与えていたのに 比べると、糞としかいいようがない。
>>60 ドイツ版タイトルの"Tagame. Tokyo - Berlin"ワロタ
大江は、春樹がノーベル受賞したらショックだろうな。完全にかすむだろうから。
大江の受賞から11年か。 まだ日本に回ってくるには早い気もするね。 あとさらに10年後くらい?
69 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:50:08
太宰は個人的にもっと世界的に読まれてもいいと思う。 だってだれが読んでもおもしろいだろ? 春樹は太宰2世みたいな感じだし。 やっぱ古いんだろうな。
70 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:51:46
太宰は生まれてくるのが50年早かったな。
71 :
the silent cry :2006/03/24(金) 16:54:27
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72 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 16:56:16
太宰>>>大江>>春樹>>三島>>安部
ぶっちゃけ、
>>8 の中でフィリップ・ロスしか知らんのは俺だけの予感
ただの一人も読んでいないのは確実に俺だけだ
75 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 18:32:47
で、発表は何月ぐらいなの?
76 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 18:35:37
去年は10月13日だったけど、毎年10月の上旬だな。
77 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 18:36:22
堕罪はなよっとした文体が厭で、数行読んでやめたよ。
78 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 18:52:37
>同賞は民族文化の重要性を喚起することなどに貢献した作家に贈られ、 イェリネクはむしろ、「民族文化を重視する」という傾向を批判する側 だったと思うが。 村上春樹も、イェリネクのような左翼ではないが特に民族文化を重視し ているわけでもない(否定もしていないが)。 賞を与える理由なんて、そんな程度の扱いなんだな。
村上は大江の影響を多分に受けてるだろ 青年時代のヒーローだったとまで言ってるんだから
80 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 19:47:08
81 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 20:15:01
日本では賞とってないのにね
風の歌を聴け 群像新人文学賞 羊をめぐる冒険 野間文芸新人賞 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 谷崎潤一郎賞 ねじまき鳥クロニクル読売文学賞
83 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 20:38:45
風の歌を聴け 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド ノルウェーの森 アフターダーク これだけ読んどけばいい
みんな、そろそろ正直になろうぜ。 「フランツ・カフカ賞」なんて聞いたの生まれて初めてだろ?
85 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 21:31:06
糸山がぼろくそに言ってた本ね
>>82 あ、なるほど。海外での(といっても英語だけだけど)
書評なんか読むと、
「世界の終り〜」と「ねじまき鳥〜」が代表作
だと考えられているみたいだね。
87 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 21:53:05
村上氏の代表作として「ノルウェイの森」 「国境の南、太陽の西」「海辺のカフカ」を挙げ いや、こっちのほうが売れてるしアメリカでも評価高いよ。
あ、そうなの。地元紙プラーボの言う通りなのか。
なんで、「羊をめぐる冒険」が代表作じゃないんだ? アメ公にはあの、思弁性が分からんのか?
相変わらず春樹スレが多いな
91 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 22:45:03
団塊どもが荒れてるわけだ。 すげえ悔しいみたいよw
92 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 22:53:24
ちんけ野朗だな、ハルキは。 それより「角川春樹」の方が括弧ええわ。
93 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 23:22:30
>>85 >糸山がぼろくそに言ってた本ね
顔がボロクソなやつに言われたくない。
94 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 01:37:58
ピンチョンは受賞拒否するかな?
95 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 01:49:58
上の方で大江を否定してるやつは、大江の作品読んだことあるのか?
96 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 01:58:15
>>95 村上春樹にしても大江健三郎にしても、
初期のイメージだけで語られることが多すぎる気がする。
両者ともかなり作風が変わった作家なのに。
97 :
吾輩は名無しである :2006/03/25(土) 05:13:37
>>87 アメリカ人は障害者を書いたものが好きなんだな、
という結論が浮かんでしまうわけだが。
そんなかんたんに結論出したらあきまへん。
100 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 13:28:41
>>96 確かに。実は風の歌ってあんまり評価されてない
んじゃないのかなって思う。
でも春樹を語る上で必ずこの初期作品が話題に上がるのが
不思議でならない。
101 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 13:55:09
俺の春樹ベストは「風の歌を聴け」だけどなぁ。
102 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 16:00:25
ぶっちゃけノーベル賞に文学賞はいらない気がする
103 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 16:23:20
アルフレッド・バルンハート・ノーベルの遺言 残りの換金可能な私の全財産は、以下の方法で処理されなくてはならない。 私の遺言執行者によって安全な有価証券に投資された資本で持って基金を設立し その利子は毎年、その前年に人類のために最大の貢献をした人たちに賞の形で分配されるものとする。 この利子は五等分され、以下のように配分される。 一部は、物理学の分野で最も重要な発見または発明をした人物に 一部は、最も重要な化学上の発見または改良をなした人物に 一部は、生理学または医学の領域で最も重要な発見した人物に 一部は、文学の分野で理想主義的傾向の最も優れた作品を創作した人物に そして一部は、国家間の有効、軍隊の廃止または、削減、及び平和会議の開催や推進のために最大もしくは最善の仕事をした人物に。 物理学賞及び科学賞はスウェーデン科学アカデミーによって、生理・医学賞はストックホルムのカロリンスカ研究所によって 文学賞はストックホルムのアカデミーによって、そして平和賞は、ノルウェー国会が選出する五人の委員会によって、それぞれ授与されなくてはならない。 賞を与えるに当たっては、候補者の国籍は一切考慮されてはならず、スカンジナビア人であろうとなかろうと もっともふさわしい人物が受賞しなくてはならないというのが、私の特に明示する希望である。 1895年11月27日 於パリ
104 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 16:24:13
春樹は今までの日本人作家とは異質だよね。 文学的な技法云々よりも、作品の内容が評価されてる。 春樹以前の作家はスタイルにこだわりすぎて、欧米の猿真似を脱しきれて なかった。スタイルという点では、欧米の作家を凌駕していたけどね。 つまり経済といっしょで、欧米から取り入れたものを、洗練させてたけど、 独自の世界を語っていたわけではないんだよね。 そういう時代だったんでしょう。 春樹は、技術的には稚拙だったんだけど、独自の世界を表現してた。 だから、文学に詳しくない人でも、共感できたんだし、世界中に多くの 読者を獲得するまでになった。 ただここにきて、スタイルの未熟さが、ノーベル賞取るのに足かせに んるんじゃないかとも思うんだよね。 やっぱりノーベル賞って権威的だと思うからさ。
105 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 16:50:10
やっぱ村上春樹はスゴイよ。カフカ賞とかノーベル賞とかもだけど、 春樹のエピゴーネンが大量発生したり、「村上春樹的」という風に 比較でよく使われたりするってことは「村上春樹」が一つのジャンル になってるんじゃないか。
106 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 17:13:39
>>105 それじゃ「スゴイこと」の説明にはなっていないわな
108 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 18:02:08
兄貴の龍にもなんかやってくれ
たしかにエピゴーネンの多さは過去に類を見ないな それだけでも記憶に残るとおもう
110 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 18:15:36
春樹はそんなに一線を画した存在なのか?読んだこと無いけど。
こんぐらいなら俺でも書ける、って思わせるのが上手いんじゃないか>エピゴーネンの多さ
112 :
吾輩は名無しである :2006/03/26(日) 19:28:20
>>105 村上春樹が一つのジャンル
どういうの?
精神病のジャンルだよ。
>>104 どっちかというと春樹って技巧的な作家だろ。評価もだいたいそこで受けてると思うぞ。
そもそも形式と内容が別個に存在するわけじゃないからな。
>>96 俺は世界の終り〜までの流れはいいと思うけど
それ以外はどんどん駄目になっていったと思う。
「やれやれ」から本当に抜け出せなくなっちゃった。
正直村上春樹より中村先生に化学賞とってもらいたい。
いや別にどっちかが取ったらどっちかが取れなくなるわけじゃないから。 中村氏もそのうちもらうんじゃないの。
学界的にはそこまですごい発見ではないと思うけどね。中村先生は。 他にもいろいろすごい人いるし、あと分野の問題もあるし難しい気がするな。
120 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 07:17:45
あげ
121 :
羽澄不一 :2006/03/27(月) 07:40:14
ノーベル賞選考委員会は近年、ノーベル平和賞と文学賞のダブル受賞を私に非公式打診しているが、断っている。 私はノーベル賞廃止運動をしている。 だから、村上のカフカ賞受賞は、私への嫌がらせだ。 もっとも、私は大江健三郎との論争に勝っているから、仮に村上がノーベル賞を取っても私には勝てない。 村上と論争しても、私は百%勝つ自信があるしね。 村上が「私の作品は羽澄みよりも上」と自惚れなければ、私は村上のカフカ賞受賞は気にしない。 私の文学はたとえて言えば、クラシックのバッハだが、村上のはポップスの流行歌だ。 分野が違う。 これは村上春樹宛の個人的なメッセージなので、他の人のコメントはいりません。
>>121 ネット上のあちこちで自己宣伝するのはやめれw 見ている方が恥かしいw
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
村上龍に告ぐ! 投稿者:羽澄不一 投稿日: 2月20日(月)06時19分50秒
私に作品&論争の両方で負けた村上龍が、テレビの司会をするようです。
そんな事をしても、村上の馬鹿は直らないんだよ!
これは村上本人へのメッセージなので、他の人のコメントはいりません
123 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 08:04:34
124 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 08:16:36
2005/12/22 (Thu) 感想文その3 「絲山よ この本を読め」感想文です。 第一位「海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫 読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けているが、このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、残念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。 常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」ということだった。テーマパークとしてはよくできていると思う。 それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。 せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だったのかなあ、でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
>>124 腐るほどガイシュツのこぴぺを
また貼ってるてめえはどこの害基地だ?w 繰り返すことしかできない
ワンパターンの害基地かw 頭悪いなあ、芸無しだなあ、
ケツが割れてて臭いなあw
126 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 08:37:07
>>121-122 へえー、ネットにはおかしな人間が浮遊するんだねーw
ほとんど〇チガ〇じゃんw
127 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 08:56:52
イチガヤ/バチガイ/マチガイ/テチガイ/ イチガツ/シチガツ/ ハチガツ/タチガレ/ガチガチ
128 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 09:08:02
>>121 誇大妄想症の典型。一刻も早く精神科を受診すべき。
129 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 09:15:47
>>121 はホンモノの外既知みたいだぞ・・・↓これ見ろ
タイトル : O.S.A.D.
記事No : 118
投稿日 : 2004/08/05(Thu) 04:18
投稿者 : 羽澄不一
現在、世界各国は人工地震や人工降雨といった科学技術を研究開発していますが、
軍事利用を禁止する国際法がありません。当会は国際条約実現を目指して活動します。
たった一度の人生です。やる気のある方はどうかご参加を! 私たちの手で国際社会を
変えようではありませんか! FAX:052−〇〇〇−〇〇〇〇まで。
>>129 もっとおもろいのがあったW 無名の文芸掲示板に。
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村上春樹に告ぐ! 投稿者:羽澄不一 投稿日:12月 4日(日)06時51分7秒
村上春樹が「必要が無ければ、羽澄とは喧嘩しない」と言っているようだが、私は元々相手が悪い事をしたり、私を侮辱したりしなければ、喧嘩はしない。
私はこれまでダライ・ラマや梅原猛、城山三郎、石原慎太郎、谷川俊太郎らと論争して全戦全勝。
最近では大江健三郎や村上龍と論争して勝ったが、それは大江が私を小馬鹿にした発言をしたこと、村上は「半島を出よ」のPRで私を挑発したからだ。
村山の「半島を出よ」よりも、私の「トイレの落書き狂詩曲」の方が、はるかに傑作だ!
「NYタイムズ」紙が村上春樹の本を「ベスト10」の1冊に選んだが、これはNYのユダヤ人の私への嫌がらせだろう(大江や村上龍が私との論争に負けたので、ユダヤ人が今度は私と村上春樹を喧嘩させようと、けしかけているのだろう)。
村上が私を挑発したり、自分が日本一だと自惚れなければ、私と喧嘩する要素は無い。
しかし、私と喧嘩したければ、いつでも受けて立つし、100%勝つつもりだ。
問題なのは、日本の文筆家に言論人、ジャーナリストとしての良識と自覚が無いことだ。
言論弾圧が自由&民主社会では犯罪なのは当然の事だ。
しかし、日本の文筆家は私が12年間も政府の言論弾圧下にあっても、政府に対する公然たる抗議行動をしていない!
村上春樹はこの事をどう思うのか?
これは私の村上春樹に対するメッセージなので、他の人のコメントは要りません。
他でやって
重複スレだからどうせこのスレは削除だろ?
134 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 15:44:32
>>72 笑わせないでくれたまえ。
安部公房>三島由紀夫>>大江健三郎>>川端康成>>村上春樹>>>>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>太宰治
太宰は日本文学の恥、最大の汚点。
特に『人間失格』。ただ甘えてるだけ。早く絶版にしろ。
135 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 16:09:20
>>134 >ただ甘えてるだけ。
だから何?
文学なんだから別にいいじゃん。
やたらプラス思考で前向きな文学なんて気持ち悪い。
136 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 16:20:24
>>135 ただ絶望して「僕はこんなに辛いんだ」ってホザいてるだけなのが「甘え」なんだよ。
絶望を描くのは別に問題ないけど、それをいかに克服するかを描くのが文学だろう。
いや、そこにそれしか読めないのが問題だろう。
>>136 絶望をいかに克服するかを描くのが文学ではない。
というか、これを書かなきゃいけないなんてルールは無い。
139 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 19:30:08
太宰を貶してるのには賛成だが、 三島も貶すべきだろう
140 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 21:20:37
>>136 その「甘え」と読みながら自分はそれを反面教師にする。
そういう読み方はできないのかね?
「甘え」を描くことで、間接的にその克服を訴えている手法もある。
君自身がもっと自立した方がいいよ。
文学を主体的に読めるようになったらまた来なさい。
なんつうか「いかに克服するかが小説」みたいな事を言うのは「あらゆる 問題はいつか克服できる」っていう期待にあふれていた時代ならではの言説だよな。 まあそもそも克服できる/できないみたいな二分法に陥ってる限りそれこそ 理想を暴力で押し付ける状態とか、やれやれって言って諦める状態から逃れられない希ガス。
143 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:41:16
予備校で教育を受けた世代は、 予備校の授業の悪影響があると思うね。 つまり、文章には必ず筆者のイイタイコトがひとつある、 だからそれを探しながら文章を読み進めなければならぬ、と。 こういう読み方してる人には、 村上春樹の小説は理解できないだろうな。
予備校はあんまり関係ないと思うぞ。関係あるにしても予備校一つに還元できる問題でもないし。 つうか、予備校と言う唯一の原因を求める態度は 作者の言いたい事という唯一の原因を求める態度と同じ気がするんだが……
145 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:47:44
>>144 お前は人生というものがまだわかってない
146 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:48:58
だな。
確かに。 漏れはまだ人生がわかった気にはなれない。
148 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 22:59:15
わかればいいんだよ。 大人になったらまた来いよ。じゃあな。
149 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 23:04:00
と、二人の若造は会話を交わし、別れた。
150 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 23:08:40
やれやれ。
151 :
吾輩は名無しである :2006/03/27(月) 23:13:59
海辺のカフカは日本で賛否両論だったと思うが、 これは欧米先進国での初めての春樹のベストセラーだよね。 それまでは、主にロシア、中国、韓国、その他先進国のマニアのみ。 つまり、あっちの連中はこういうのを評価する。
>>143 「理解」という言葉を簡単に使うのはいかがなものか
つーかこれは理解しようとしないほうがいい。 適当に読んどけ。たばこは食うな。
漱石以外はいらんです。 大江も中上も春樹もいらんです。 漱石だけでいいんです。
漱石は、あの時代に生まれたから邦人作家としてはずば抜けているが、世界レベルでの 実力は二流でしょう。
普遍的な文学の価値基準なんてないから、そういう事いっても仕方がない気がするんだが。
つーか
>>155 みたいなのって、誰もいいたくない
「世界的レベルからみたら君はゴミみたいなものなので」
という台詞をいってほしいマゾの釣りとしか思えない。
だって、漱石が生きた19世紀中盤から20世紀序盤なんて、欧米では世界文学全集クラスが ゴロゴロしてた時代だからね。 漱石クラスの才能でヨーロッパ人だったら、確実に名前は残らなかっただろうな。 文学的荒野の日本だったからこそ、あれしきの小説で名前が残ったのだろう。 それに比べたら、大江や春樹は頑張ってると思うよ。リアルタイムで世界的に 評価されているわけだから。
小説家の才能が一元的な尺度で量れると信じられるとは、随分幸福な人生だろうなあ。
>>159 なんで
>>158 が一元的な尺度なんだ?
俺は多元的に検討した結果を書き込んでいるのだが。
161 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 06:12:22
・村上は、人格形成期にアメリカ文学ばかり読んでいて、日本文学をほぼまったく読まなかったという。 村上は、従来の日本文学の文脈から外れている。彼が、まっとうな文学として国内で認知されにくい要素。 ・日本文学の代表は、長い間、漱石であり続けたが、現代社会の心の問題は、漱石的世界では手に余る。 それを、村上春樹の、超現実的な設定で、ある程度、扱うことができてきたと俺は思う。 でも、現代社会は、春樹的世界でも扱いきれないぐらいの激動をしているのかもしれない。 それが、「海辺のカフカ」の賛否両論につながっているのではないか?世界の大勢はまだ、あの程度で喜ぶ。 でも、日本の激動の最先端を生きる人の心には、物足りなくなっている。 村上春樹は、もう古くなりかけているのかもしれない。 ・ところで、村上は政治的にはリベラルで、アメリカ的に言うと、共和党的ではなく、民主党的。この傾向は、ノーベル賞をもらうためには有利。
>>160 君のいう多元的って「グローバルな視点」みたいな意味じゃないの?
それが一元的なんだよ。
漱石がワールドクラスで通用するかを判定するために、漱石の作品と同時代の 作家たちの作品を多元的に比較したのだ。結論が1つだから尺度が1つと見るのは 短絡に過ぎるよ。批判のための批判は止めたまえ。不毛だ。
165 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 16:27:37
まあ、とにかく、いずれにしても太宰は糞だ。
166 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 16:32:39
国際的な評価って国内の話題がすべてなんですけどね 三島の「鏡子の家」も日本で評価されなかったから フランス語にも訳されてないし でも「鏡子の家」が一番いいって人が日本ではいまやけっこういるけどね
>>161 「世界の大勢はあの程度で喜ぶ」
なるほどとオモタ
>>164 バカにはもの。
「ワールドクラス」。「世界文学全集レベル」
きつい。シャレといってくれ。
そういう言葉でしかものが考えられない事態は
批判してない。ばかは批判できないからな。
>>168 文学を語る前に日本語勉強しろ。話はそれからだ。
170 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 17:59:30
日本文学は殆んど読んでいない、というのは春樹の嘘なんだろ?
171 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 18:01:30
小林とか江藤とか柄谷とかの批評家にしても、おまえらにしても、いくら理屈こねたところで、 結局は個人の印象・感想に過ぎないわけで、文学もエンターテイメントだから、 その価値は、どれだけ長く、どれだけ幅広く、どれだけ多くの読者に支持されたかで 決まるわけじゃないですか。それ以外の何があるって言うのですか? いろいろ理屈をこねているが、その他大勢扱いされるのがいやなだけでしょ?
172 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 18:13:05
>>170 群像受賞時のインタビューでは日本文学でまともに呼んだのは谷崎の
「細雪」だけだと言っていた。呼んでるのはやはりアメリカ文学中心
だとさ。
173 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 19:04:29
>>171 文学にエンターテインメント以上の価値が見出せないという時点で論外。
誰にも認められない、理解できないが、すぐれた文学というのは、原理的に、あるのだ。
たとえば、宮沢賢治でも、ゴッホでも、生前価値がなくて、死後価値が出た、というのではない。
仮に、ゴッホが今も偶然認めらていないとしても、やっぱりすごいものはすごいのだ。
「人に認知される」ということと、「その作品に価値がある」ということは、峻別されなければ、味噌糞である。
174 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 19:21:17
>>173 そこで“電通”が出てくるんだろ。
「文学」は慈善事業じゃねぇってワケか。
独り弁証法か?
春樹文学が世界文学史の中でどの程度の位置を占められるか、 それはこれから決まってくる話でしょうね。 少なくとも大衆受けした純文学として、日本の代表みたいな感じになってきてるのは事実ですよ。 どれだけの時代を経ても廃れないか、それは未だ分かりませんけどね。 持ち上げすぎの信者や、過剰反応のantiをシカトして考えなくちゃいけない。 Globalismに適合した初の日本文芸としては不動の地位を持ってる気がしますけどね。 やっぱアメリカ文学に徹底的に親しんだという 個人主義的originalityがあったから良かったんじゃないでしょうか。
僕は春樹小説には初めっから倫理観についての問題があると思うのですよ。 『国境の南、太陽の西』とかはまず将来についても教科書選定されちゃいけないと思いますけどね。 悪い意味で不良なんすよ。 社会に背を向けてヤレヤレのposeを気取るすれっからしです。 僕が漱石文学を好きなのは、上品なところです。 庶民の生活を描いても流石に文人墨客、当代上流階級の知識人、漱石が書いたものだと思わせる。 性的描写にも奥ゆかしい日本風の情緒がちゃんとある。 それに比べると春樹小説には非常に俗びた表現がワンサカ出てきますよね。如何にもアメリカンなww そもそも彼の描く主人公の典型である「僕」は、 100中99は性欲からの浮気ばかり繰り返して、しかも甜として恥じる風がない。 むしろそれをダメ男の勲章みたいに思ってるsenseすらなくはないw 要するに、 春樹小説はpopularityと裏腹に低俗さを常に湛えています。 それが何よりもantiを煽る原因だと思いますね。 そして彼の文芸が普遍的舞台で戦ったときに大きな欠点となる部分ではないかと思います。 僕が思うに、春樹さんはアメリカ文化に親しみ過ぎて、 愚衆制的な悪いところまで受け継いじゃったんですよ。 我々post春樹の仕事は、そういうamericanizeの薬害の後遺症をリハビリして克服することです。 近代化の文化的消化によって、21世紀の国風文学のモデルをつくらなくちゃならないでしょう。
>>173 芸術的価値の前提は、送り手と受け手の美意識の共有化だよ。それを否定すれば、
漱石の作品とお前の書き込みに価値の違いは無くなる。
発行部数の多寡がイコール芸術的価値ではないが、黙殺されては芸術的に無価値だろう。
人間の営みである以上、美意識の共有化が創作者の生前に広がるとは限らない。
宮沢賢治やゴッホは、単にタイムラグがあっただけ。理由はさまざまだが。
お前が言っていることはオカルトだと思う。
178 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 21:14:03
>>177 うーん…
どうも俺の書いていないことまで妄想で膨らませているようだが。
言いたいことは、なんとなく、半分ぐらいは分かる。
俺が言っているのは、あくまで原理的な側面を言っていて、それをオカルトというのはねえ、、、
>芸術的価値の前提は、送り手と受け手の美意識の共有化
「芸術的価値の前提」ではなく、「実際にそれが充分に認知された”芸術”として社会に芸術として存在できる条件」
だよね?
そりゃあ、社会あっての芸術だが、あなたの言っている芸術というのは、「社会の中で芸術がどう位置づけられるか」である。芸術の本質ではない。
だから、
>それを否定すれば、
>漱石の作品とお前の書き込みに価値の違いは無くなる。
って、なんのこっちゃ...
179 :
先生 ◆LD/Dd4/cno :2006/03/29(水) 21:20:14
>>170 嘘だろうね、かなり読み込んでるだろうよ
180 :
吾輩は名無しである :2006/03/29(水) 21:34:08
>>170 >>179 「若い読者のための短編小説案内」(村上春樹著・文藝春秋文庫)の、「まずはじめに」より
最初に申し上げておきたいのですが、僕は実を言うとこれまでの人生の大半にわたって、
日本の小説のあまりよい読者ではありませんでした。十代のはじめから二十代、三十代に
かけて、だいたいにおいて外国の小説を読む、それも多くの場合英語でそのままがりがり
読むという体験を通して、日本語の文章の書き方を自分なりに確立してきた人間です。…
(中略)そのあいだまったく日本の文学を読まなかったというわけでもなくて、ときにふ
れて―たとえばそうする必要に迫られたり、誰かに強く勧められたり、あるいはほかに読
むものが手元にないようなおりに―手には取ったのですが、その数は僕の読んだ海外の小
説に比べるときわめて少ないものでしたし、また選択も恣意的というか行きあたりばった
りで…とても系統的な読書と呼べるような代物ではありませんでした。(後略)
日本文学を本当に読んだかどうかとかよりも、その影響のほうが大事だと思う。 で、もちろん影響はあると思う。大江をもろ意識して本のタイトルつけてるしな。 ま、読んでないけどタイトルは面白そうだったから借用した、と強弁もできる と思うが。
>>180 なんとなくいやな奴なんだろうな、春樹って…
>>180 って大江のデビュー時の発言のパロディ以外のなにものでもない気がする。
184 :
180 :2006/03/29(水) 21:51:24
ちなみにこの「若い人のための短編小説案内」は、かなり読みごたえのある短編小説解釈でした。 扱っているのは、@吉行淳之介「水の畔り」A小島信夫「馬」B安岡章太郎「ガラスの靴」C庄野潤三「静物」D丸谷才一「樹影タン(変換できない)」E長谷川四郎「阿久正の話」の6つです。 僕は、「ガラスの靴」しか読んだことがなかったけど、この本を読んで、他のも読みたくなった。 小島信夫なんて、ただ肝いと思ってたけど、「そうか、あの肝さが小島の持ち味なのか!」と説得されてしまった。
馬いいじゃん。キモイけどな。確かに。
>178 >芸術の本質ではない 横槍だけど。あなたは、芸術の本質、って何なのか定義しないとならないんじゃないの。 原理的にあるのだ、ってったって、それを相手に理解できるように伝えないと駄目っしょ。 原理的に、とはどういうことで、なぜそれが原理的で、芸術の本質なのかってことを。 少なくともあなたはそれを原理的だ本質的だと思う理由があるんでしょう。
187 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 01:04:35
実在論と観念論を勉強すれば済む話。
一人一人の意見よりも、多数の意見の方が重要っていう観点は、 「多数の意見の方が重要」というのも個人的意見じゃね?とか 「個人の意見が大切」ってのは多数派意見じゃね?とかそういう事 言い出すとややこしい。
190 :
180 :2006/03/30(木) 01:38:20
>>186 細かい話をすると自分でもよく分からなくなってくるけど、僕が言いたいのは、こういうことです。
プラトンの言う「イデア」が、現実世界で感知されるには、仮象を通じてである。
世に「芸術」なるものがある時、その本質は、イデアのほうであって、仮象のほうではない。
もちろん、仮象がなければ、社会的に存在できないし、認知もされないが。
ただ、仮象のほうから見ようとするから、文学の本質をエンターテインメントと見てしまう。
そこを批判したかったのです。
191 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 04:26:46
良くわかんないけどさ。 『優れている』かどうかっていうことそれ自体が誰かの尺度でしかないんだからさ、 原理的に優れているものは確かにある。って言ったって意味がないでしょ。 今認められたものに価値がある。 今認められなくても、後で認められれば価値がある。 永遠に認められなくても価値がある。 それは確かに優れているのかもしれないし、価値があるのかもしれないけど、 どの時代の評価も共時的なものでしかないわけで、認められることでしか価値を 示せないってのは、芸術がポピュラリズムを止揚しようとして生きながらえたことを 考えれば、逆説的で、しかもアイロニックではあるけども、結局そこから完全に逃れる ことができないから、批評家なんてわけのわからないものが蔓延るようになっちゃったわけで、 それを心情的に否定したいからこその、原理的に優れているものがあるっていう意見は、 それは共感したい気持ちもなくはないけれども、じゃあそれの存在を認めたらどうなるのか って言うと、結局独りよがりになっちゃうと思うから、そうじゃなくてむしろ評価されること、と 作品の価値や意義って言うものを切り離して考えるんなじゃなくて、もちろんどっちかがどっちかを 規定するものととらえるのでもなくて、あーーーもういいや疲れた。
よーするに赤川次郎やビートルズが最強ってことでしょ?
193 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 04:42:31
「芸術」の原理 これはもちろん神様をたたえる原理のことである。 神様が古今東西で性格を変えるから芸術の内的な価値基準も一定しない。 しかしながら、芸術とはその時々における神様をたたえるためのもの という原理だけは不変だ。 批評家はその時々の神様像を模索しているにすぎない。
では訊こう。「芸術」って何かね。
195 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 05:29:46
もちろん神様をたたえる原理のことである
>>190 だから文学の本質って何なんだよ。それを言わなきゃ答えにならんだろ。
197 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 08:36:23
「村上朝日堂」期間限定復活したけれど、村上春樹57歳、ぼけたのかなあ、という印象です。加齢で楽になることもあるんだなあ、と思いました。
村上スレにバカがぼうふらのように湧く春。
199 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 11:43:43
春樹は日本文学を全く読まなかった。なんていうのを信じてるやつは
ろくに春樹も日本文学も読んでないんだろうね。
>>196 そういう風に大きな問題にすりかえるのやめた方がいいよ
>>199 すり替えではないと思うよ。
180が文学の本質という言葉を持ち込んで、相手の意見を否定しているわけだから、
その言葉の意味を説明するのが筋でしょう。
むしろ大きな問題にすりかえているのは、イデア論を持ち出した180ではないかな?
201 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 12:00:55
なんだ?もしかして、180が、散々からんだくせに、議論が維持できなくなって、 逃げをうとうとしているのか? 逃げるつもりなら、せめて煽りレスなんか付けるなよ。往生際悪すぎ。
203 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 12:51:16
難しい
204 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 12:53:24
助けてやろうか?
205 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 13:03:31
206 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 13:19:59
答えられなくなったら「粘着」呼ばわりかおめでてーな 真っ向勝負してみろよ腰抜け君
207 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 14:06:38
世界中の多くが評価してる。 それでいいじゃん?なんで素直に受け止められないの? どうして他人が白と言えば黒、黒と言えば白と、そうなるの? 屁理屈並べて批判ばかりするよりも、 「世界中で評価されてるんだ?すごいな」って…、こういう人生のほうが豊かですよ。 あなた方は精神的に貧し過ぎる。
208 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 14:20:57
世界中の多くの人々は、飢餓に苦しんでいるので、文学なんて高尚なものを読めません。
>>207 自分は別に春樹を批判する気もしないし、ノーベル賞をもし
とったら素直にうれしいけど、あなたの意見には同意できないかな。
精神的に貧しいというが、世界中の多くが評価してるから
自分も評価するの?みんなが白といえば、白なの?
そっちの方が、精神的に貧しいと思うけど。
…というか、釣られたのか?
210 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 14:40:01
とりあえず、明らかにアホなこと言ってるのは最初から無視しないと 返事した時点で既に負け。
「多くの人が評価してる」というのも、評価してる人間を定量的に見積もるのって実は結構難しいよね。
212 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 19:10:52
ノーベル賞を受賞したら村上春樹がサリンジャー化(もしくはピンチョン化?)するに8億ガバス!
213 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 19:52:50
何でサリンジャーとピンチョンを同列に並べてるの?
隠遁生活に入るって意味だろ
サリンジャーってまだ生きてるの?
216 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 21:41:52
サリンジャーってどうやって生活してるの?
本質ときてイデアを引き出すなんて正にって感じだな。 こういう奴はイデアのことなんて本当はわかっちゃいねえ。 イデアって言葉を使ったら、その背景にはプラトンの哲学が横たわっている。 それを徹頭徹尾血肉にできているんなら、この会話の流れでイデアを持ち出していいだろうけど。 もちろん、なぜその文脈ででてくるのかの解説は欠かせないとしてもな。 用語や思想の引用ってのは、安易にやったら逆に分からなくなるだけだよ。
219 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 22:17:15
>>217 お前何日前のレスを根に持ってるんだ?気色悪い奴だな。
論争のために言ってるのではなく、単にアンカーつけられた恨みで言っていることは明白。
でなかったら、堂々と文学はエンターテインメント以上のものではな、と論じればいいが、
肝心のその部分はもうどこかへ行っちゃってる。そういうのは論争とは言わない。
あなたが相手にする当人はもうこの言い合いを続ける意志はないぞ。
本人が言ってるのだから間違いない。
>>219 そうやってレスつけちゃうのも、それはそれで…
221 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 22:48:50
追剥ぎ
芥川賞欲しい
だから、実在論と観念論を勉強しなさいね。
225 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 23:15:10
ノルウェイの森喜朗
227 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 23:48:17
>>181 『万延元年のフットボール』から
村上春樹……『1973年のピンボール』
筒井康隆……『万延元年のラグビー』
となっておりますw
山田詠美……『万延元年の熱血ポンちゃん』
229 :
吾輩は名無しである :2006/03/30(木) 23:56:22
カフカってチェコ語でカラスのことなんだよね。 海辺のカフカに出てた
230 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:16:17
231 :
モルダー ◆MIYUKIh8MA :2006/03/31(金) 00:40:37
んじゃ、ノルウェーの森を読もうかな
232 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 00:58:14
流れからするといずれは獲るだろうけども、今年はどうかねぇ。 だって高行建と大江健三郎が獲ってるわけで、アジアはしばらくこねえんじゃねえの? まあ、高行建の場合は中国から亡命してフランス国籍取得してるからフランス人ってことになるのかも知れんけど。 だいたい、ノーベル文学賞って地域ごとの持ち回りだしな。
>>232 >ノーベル文学賞って地域ごとの持ち回りだしな。
スケールの大きなことを云うわりに
2ちゃんでくすぶる232
234 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 01:12:02
事実じゃんね
まあ長い目で見たらもらえるんじゃね。 70くらいになったときに。
持ち回りじゃないよ。滅茶苦茶偏っているよ。
237 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 03:18:05
ここ10年、クッツェー以外は全員ヨーロッパ。 ブッカー賞2回のクッツェーも実質ヨーロッパ。
でも学校の国語の先生とか大変そう。 あんなの文学じゃない、っていうスタンスの人も多そうだし。 おじいちゃん先生も今から考えを修正するのかなあ。。。
239 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 03:20:41
別にノーベル賞を絶対視しなきゃいいだけの話
240 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 05:29:58
むしろおじいちゃんが認められないようなものが文学なんです
241 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 05:38:14
さっさと取れ、俺に順番まわせ。もしくは取るな、あるいは死ね
242 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 07:14:52
>>236 そうそう、偏っている。
アフリカ人は4人しか受賞していないのに、そのうち2人が南アフリカ。
しかも、南アフリカはゴーディマが受賞して12年しかたっていないのに、
三年前またまた南アフリカのクッツェーが受賞。
アジアだって、3人中2人が日本人。
中国にもフィリピンにもインドネシアにも、すぐにでも受賞して不思議では
ないくらいの有力候補者が噂されていたが、結局受賞できていない。
243 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 09:35:36
>>238 村上春樹の作品自分は凄く好きだけど…小中学生の教科書には載せられないと思う
エロいのって一部の小説だけじゃない?ほとんどはエロくないと思うけど。
>243 でも、いくつかすでに載っているんでしょ 俺は大江の方が載せられないとオモ
中学の教科書で、たしか吉行淳之介の作品を読んだ。高校では大江の「記憶して下さい。…(忘れた)」とかいうエッセイみたいなのを読んだ。 春樹の作品でも、教科書に載せられるのは、捜せばあると思う。書き下ろしという手もあるし。 教科書に載せるには少し長めかもしれないが、「めくらやなぎと、眠る女」(リライトした、短いほう)なんかは、いいと思うのだが。性的描写はまったくない。
248 :
吾輩は名無しである :2006/03/31(金) 13:13:46
短編「蛍」は入試問題の定番
>>242 二人とも英語で作品を発表してるしね。
結局、英独仏やスウェーデン語で紹介されてないと受賞できないんだよな。
いくら優れていても、マイナーな言語で、翻訳もされてないと
受賞はできない。文字がない口承文学だと、なおさら。
250 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 02:10:33
文学は絵や音楽と違って言語の壁があるからね〜 そこが文学のネックだよね。 絵や音楽ならそれこそ言葉も通じなくても、いいものはいいと思ってもらえるのに 小説や詩だと使われている言葉が通じないと、いい悪い以前に読んでももらえない。
251 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 03:57:25
外国人は村上春樹を翻訳で読んで、日本語ではもっと繊細なんだろなと勘違いしている。 日本語で読めば、もともとこんなのだったのかい、まんまじゃねえか、とガッカリするだろう。
252 :
弧高の鬼才 :2006/03/32(土) 17:57:44
今はYOSHIの時代ですよ。 そして赤川次郎には誰も勝てません。
253 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 20:51:06
赤川次郎ノーベル賞候補に!!!!
ハリーポッターが候補になるなら、赤川次郎もOK
255 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 22:53:41
256 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 23:17:20
257 :
吾輩は名無しである :2006/03/32(土) 23:43:48
赤川次郎はある意味天才だがな
258 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 01:43:47
のれんに釘押しの3月32日であった…
259 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 04:02:08
「腕」押しだけどな
「ぬかに釘」の要素も一部取り入れた(負け惜しみ)
中学の教科書に、「ふわふわ」載ってるよ。 確か今年の、教育出版。
262 :
261 :2006/04/02(日) 22:59:15
バースデイ・ガールも載ってた。 どこの出版社かは忘れたけど。
短編は好き
264 :
吾輩は名無しである :2006/04/07(金) 07:03:24
ドイツ人(春樹ファン)の友人が興奮して国際電話かけてきたよ。 絶対取るべきだ!彼以上にふさわしい作家はいない!もし取れなかったら人種差別だ!って。 一応話は合わせておいた(笑)
265 :
吾輩は名無しである :2006/04/07(金) 12:28:53
のるうぇいじゃんうっど この人、結局謎かけして答えないんだよねぇ 答えがあるのがすべてじゃないけど、カフカとかは あまりにヒドイ
266 :
吾輩は名無しである :2006/04/07(金) 18:01:12
誤読
ゲンちゃんが、春樹以上にショックを受けた作家はいないんだってさ
270 :
モルダー捜査官 ◆MIYUKIh8MA :2006/04/13(木) 17:39:29
海辺のカフカ、下巻を先に買っちまったよ。
271 :
吾輩は名無しである :2006/04/13(木) 23:03:48
>>269 『風の歌を聴け』の冒頭を読んだ者の中で、一番ショックを受けたのは自分だと思うとは言ってたが、
そこまでは言ってないだろ。
その後読んだの?あの時のショック以上の作家はまだいませんね、と言ってるじゃん
それ以上に馬にショック受けてるけどな
274 :
吾輩は名無しである :2006/04/14(金) 08:09:43
>>272 少なくとも、内田樹との対談では、高橋はその旨の発言をしてないよ。
ノーベル賞は星新一が取るべきなのに・・・・
276 :
モルダー捜査官 ◆MIYUKIh8MA :2006/04/16(日) 01:55:38
海辺のカフカを読んで勃起しました。
277 :
吾輩は名無しである :2006/04/23(日) 21:32:11
春樹はある意味エロ作家だからなww 俺の女友達は激しく嫌ってるよ。
278 :
吾輩は名無しである :2006/04/23(日) 21:37:43
バカ共がフェーバリティズムを丸出しにして脳内補完合戦を繰り広げております。 とりあえず、マン汁臭いので退散。
279 :
吾輩は名無しである :2006/04/23(日) 23:46:48
?
280 :
吾輩は名無しである :2006/05/02(火) 22:05:23
この人はいんちきだと思います 「正解は誤解の集積」なんてうまいこといって 実は何の意味もない作品を、深読みしてくれて喜んでるだけですよね 自分の作品に意図はないっていってるようなものですから
何の意味もない作品なのかもしれないけど、 俺は27年前に『風の歌を聴け』を読みおわった後、 どんなふうに小説を書いても村上春樹の特許にひっかかるような 気がして、作家になるのをあきらめた。
それを具体的にかたらなきゃ
284 :
吾輩は名無しである :2006/05/07(日) 00:05:48
今年の秋は、盛り上がるだろうね 講談、新潮社は文庫本増刷の準備を始めたとか
285 :
吾輩は名無しである :2006/05/07(日) 08:54:26
増刷して、もし受賞しなかったとしても、在庫として保管しておけば いつかははけるだろうからね。
文学に意味を求める読み方は青臭い。
意味がない文学なんか、ただの娯楽。 読んだ後に自分が知らない一つ上のステップに進ませてくれてこそ文学。
288 :
吾輩は名無しである :2006/05/07(日) 14:51:57
いや娯楽以上の文学なんてないだろ。
289 :
吾輩は名無しである :2006/05/07(日) 19:30:23
自分が知らない一つ上のステップ(笑)
>読んだ後に自分が知らない一つ上のステップに進ませてくれてこそ文学。 君にとってブンガクはサプリメントか(笑)
291 :
吾輩は名無しである :2006/05/07(日) 20:48:55
ウケルw
ダンスはしっかり踊らなきゃ
293 :
吾輩は名無しである :2006/05/07(日) 20:54:02
そういうロールプレイングゲーム的人生観が 虚構だって気付かせてくれるのが文学じゃん
カフカ賞があるって初めて知った
カフカ賞があるって初めて知った
スマン重複
意味やら何やら言っているけれど、 文学や芸術というのは基本的に「扉」ではないのだろうか。 もちろん作者の主張というものはあるんだけれど、 あくまでもそれは媒体で、 受け手が自身の中から意味を見出していくというか。 だから柔軟性を持って人の意見にも冷静に耳を傾けましょーや。 村上春樹のようなタイプの小説は特にそれが求められるでしょう。