1 :
1 :
2006/03/21(火) 16:59:41 N.V.ゴーゴリ『外套』(1843・ロシア) L.N.トルストイ『戦争と平和』(1865〜1869・ロシア) F.M.ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』(1879・ロシア)
2 :
1 :2006/03/21(火) 17:02:34
スタンダール『赤と黒』(1830・フランス) H.バルザック『ゴリオ爺さん』(1835・フランス) C.ボードレール『悪の華』(1857・フランス) G.フローベル『ボバリー夫人』(1857・フランス) V.ユゴー『レ・ミゼラブル』(1862・フランス) A.ランボー『地獄の季節』(1873・フランス) E.ゾラ『居酒屋』(1877・フランス) H.モーパッサン『女の一生』(1883・フランス)
3 :
1 :2006/03/21(火) 17:03:38
W.シェークスピア『ハムレット』(1600〜1606・イギリス) D.デフォー『ロビンソン・クルーソー』(1719・イギリス) J.スウィフト『ガリバー旅行記』(1726・イギリス) C.ディケンズ『二都物語』(1859・イギリス)
4 :
1 :2006/03/21(火) 17:04:20
E.A.ポー『黒猫』(1843・アメリカ) M.トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』(1884・アメリカ)
5 :
1 :2006/03/21(火) 17:04:58
ダンテ『神曲』(1307〜1321・イタリア)
6 :
1 :2006/03/21(火) 17:05:54
セルバンテス『ドン・キホーテ』(1605〜1615・スペイン)
「100%」なんて付けなければ・・・
8 :
吾輩は名無しである :2006/03/21(火) 17:44:56
ノーベル文学賞 村上春樹「海辺のカフカ」 ノーベル主演男優賞 ナカタさん ノーベル助演男優賞 カーネル・サンダース
ノーベル賞の規準て何?
喉飴の会社の?
11 :
吾輩は名無しである :2006/03/21(火) 17:57:11
沼正三『家畜人ヤプー』
12 :
吾輩は名無しである :2006/03/21(火) 18:17:24
鬼才YOSHI 『Deep Love』
紫式部『源氏物語』(1000年ぐらい)
※歴代ノーベル文学賞受賞者 1901年 シュリ・プリュドム(フランス) 1902年 T.モムゼン(ドイツ) 1903年 B.ビョルンソン(ノルウェー) 1904年 J.エチェガライ(スペイン)、F.ミストラル(フランス) 1905年 H.シェンキェーヴィチ(ポーランド) 1906年 G.カルドゥッチ(イタリア) 1907年 R.キップリング(イギリス) 1908年 R.オイケン(ドイツ) 1909年 S.O.L.ラーゲルレーヴ(スウェーデン) 1910年 P.v.ハイゼ(ドイツ) 1911年 M.メーテルリンク(ベルギー) 1912年 G.ハウプトマン(ドイツ) 1913年 R.タゴール(インド) 1914年 ――
1915年 R.ロラン(フランス) 1916年 V.フォン・ヘイデンスタム(スウェーデン) 1917年 K.ギェレルプ(デンマーク)、H.ポントピダン(デンマーク) 1918年 ―― 1919年 C.シュピッテラー(スイス) 1920年 K.ハムスン(ノルウェー) 1921年 アナトール・フランス(フランス) 1922年 J.ベナベンテ(スペイン) 1923年 W.B.イェーツ(アイルランド) 1924年 W.S.レイモント(ポーランド) 1925年 G.B.ショー(イギリス) 1926年 G.デレッダ(イタリア) 1927年 H.L.ベルクソン(フランス) 1928年 S.ウンセット(ノルウェー) 1929年 T.マン(ドイツ) 1930年 S.ルイス(アメリカ) 1931年 E.A.カールフェルト(スウェーデン) 1932年 J.ゴールズワージー(イギリス) 1933年 I.A.ブーニン(ロシア) 1934年 L.ピランデッロ(イタリア) 1935年 ―― 1936年 E.オニール(アメリカ) 1937年 R.マルタン・デュ・ガール(フランス) 1938年 パール・バック(アメリカ) 1939年 F.E.シランペー(フィンランド) 1940年 ―― 1941年 ―― 1942年 ―― 1943年 ――
1944年 J.V.イェンセン(デンマーク) 1945年 G.ミストラル(チリ) 1946年 H.ヘッセ(スイス) 1947年 A.ジード(フランス) 1948年 T.S.エリオット(イギリス) 1949年 W.フォークナー(アメリカ) 1950年 B.ラッセル(イギリス) 1951年 P.ラーゲルクヴィスト(スウェーデン) 1952年 F.モーリアック(フランス) 1953年 W.チャーチル(イギリス) 1954年 E.ヘミングウェー(アメリカ) 1955年 H.K.ラクスネス(アイスランド) 1956年 J.R.ヒメネス(スペイン) 1957年 A.カミュ(フランス) 1958年 B.L.パステルナーク(ソ連→辞退) 1959年 S.クアジーモド(イタリア) 1960年 サン・ジョン・ペルス(フランス) 1961年 I.アンドリッチ(ユーゴスラヴィア) 1962年 J.スタインベック(アメリカ) 1963年 G.セフェリス(ギリシア) 1964年 J.-P.サルトル(フランス→辞退) 1965年 M.A.ショーロホフ(ソ連) 1966年 S.Y.アグノン(イスラエル)、N.ザックス(ドイツ) 1967年 M.A.アストゥリアス(グアテマラ) 1968年 川端康成(日本) 1969年 S.ベケット(アイルランド)
1970年 A.I.ソルジェニーツィン(ソ連) 1971年 P.ネルーダ(チリ) 1972年 H.ベル(西ドイツ) 1973年 P.ホワイト(オーストラリア) 1974年 H.E.マルティンソン(スウェーデン)、E.O.V.ユーンソン(スウェーデン) 1975年 E.モンターレ(イタリア) 1976年 S.ベロー(アメリカ) 1977年 V.アレイクサンドレ(スペイン) 1978年 I.B.シンガー(アメリカ) 1979年 O.エリティス(ギリシア) 1980年 C.ミウォシュ(アメリカ) 1981年 E.カネッティ(イギリス) 1982年 G.ガルシア‐マルケス(コロンビア) 1983年 W.ゴールディング(イギリス) 1984年 J.サイフェルト(チェコスロバキア) 1985年 C.シモン(フランス) 1986年 W.ショインカ(ナイジェリア) 1987年 I.A.ブロツキー(ロシア) 1988年 N.マフフーズ(エジプト) 1989年 C.J.セラ(スペイン)
1990年 O.パス(メキシコ) 1991年 N.ゴーディマー(南アフリカ共和国) 1992年 D.ウォルコット(トリニダードトバコ) 1993年 T.モリスン(アメリカ) 1994年 大江健三郎(日本) 1995年 S.ヒーニー(アイルランド) 1996年 W.シンボルスカ(ポーランド) 1997年 D.フォー(イタリア) 1998年 J.サラマーゴ(ポルトガル) 1999年 ギュンター・グラス(ドイツ) 2000年 高 行健(中国) 2001年 V.S.ナイポール(インド) 2002年 イムレ・ケルテース(ハンガリー) 2003年 J.M.クッツェー(南アフリカ) 2004年 エルフリーデ・イエリネク(オーストリア) 2005年 ハロルド・ビンター(イギリス)
ゲーテ『ファウスト』(1832・ドイツ)
ただの世界の名作スレじゃないか
21 :
吾輩は名無しである :2006/03/22(水) 00:48:23
L.N.トルストイ『戦争と平和』(1865〜1869・ロシア) E.ゾラ『居酒屋』(1877・フランス) ノーベル文学賞のはじまった頃、トルストイやゾラはまだ生きていて、 実際、候補になった。 しかし受賞できなかった。 トルストイに受賞させなかったノーベル文学賞・・・・
>21 最近の賞与傾向はむしろ先見の目を意識してるかな… こんなすごい人いたのかってとこ見つけてくるよ。 サラマーゴなんてよく見つけたもんだと思いますよ。
じゃあ、20世紀に入ってからの作品を挙げるか(刊行年) A・チェーホフ『桜の園』(1904・ロシア) R・M・リルケ『マルテの手記』(1910・ドイツ) M・プルースト『失われた時を求めて』(1913-27・フランス) F・カフカ『変身』(1915・チェコ) J・ジョイス『ユリシーズ』(1922・アイルランド) R・ラディゲ『肉体の悪魔』(1923・フランス) B・ブレヒト『三文オペラ』(1928・ドイツ) D・H・ロレンス『チャタレイ夫人の恋人』(1928・イギリス) A・モラヴィア『無関心な人々』(1929・イタリア) R・ムージル『特性のない男』(1930-未完・オーストリア) L・セリーヌ『夜の果てへの旅』(1932・フランス) J・L・ボルヘス『伝奇集』(1944・アルゼンチン) V・ナボコフ『ロリータ』(1955・ロシア→アメリカ) M・ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』(1966・ソ連)
24 :
吾輩は名無しである :2006/03/22(水) 04:32:36
福田和也「作家の値打ち」の採点表で〜〜す。w ◆90点以上(世界文学の水準で読みうる作品) 96点 「仮往生伝試文」 古井 由吉 「ねじまき鳥クロニクル」 村上 春樹 「わが人生の時の時」 石原慎太郎 92点 「楡家の人びと」 北 杜夫 91点 「テニスボーイの憂鬱」 村上 龍 ◆80点以上(近代日本文学の歴史に銘記されるべき作品) 89点 「舷燈」 阿川 弘之 「夫婦茶碗」 町田 康 88点 「柔らかな頬」 桐野 夏生 87点 「ぼぎちん バブル純愛物語」 横森 理香 82点 「弟」 石原慎太郎
25 :
吾輩は名無しである :2006/03/22(水) 10:28:40
トマス・ピンチョン『重力の虹』(1973・アメリカ) サルマン・ラシュディ『真夜中の子供たち』(1980・イギリス) ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』(1980・イタリア) マリオ・バルガス=リョサ『世界終末戦争』(1981・ペルー)
26 :
吾輩は名無しである :2006/03/22(水) 19:34:50
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』(1984 チェコ) ミロラド・パヴィチ『ハザール事典』(1984 セルビア) ホセ・ドノーソ『夜のみだらな鳥』(1970 チリ)
エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(1847・イギリス) メルヴィル『白鯨』(1851・アメリカ) L.M.オルコット『若草物語』(1868・アメリカ) H.J.イプセン『人形の家』(1879・ノルウェー) スチーブンソン『宝島』(1883・イギリス) O.ワイルド『サロメ』(1893・アイルランド)
28 :
吾輩は名無しである :2006/03/22(水) 20:51:11
>>23 20世紀の世界文学史上の傑作ばかりだな。
しかも、どんな文学研究者でもこれらが20世紀を代表すると認めるだろう。
この14人が一人としてノーベル文学賞を受賞していないのは不思議だ。
29 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 17:29:34
春樹「やれやれ」 2006年 村上春樹(日本)
イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』(1982・チリ) マーガレット・アトウッド『侍女の物語』(1985・カナダ) 莫言『酒国』(1992・中国) オルハン・パムク『雪』(2002・トルコ)
31 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:28:03
>>30 なんか全部代表作ではないような気が・・・
それぞれ『エバルーナ』『昏き目の暗殺者』『白檀の刑』
『わたしの名は紅』じゃないですか。
32 :
吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:31:31
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』(1994-95・日本)
33 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 00:16:03
村上春樹は迷うところだが、『世界の終り』、『羊をめぐる冒険』 『海辺のカフカ』『ねじまき鳥』のうちのどれかだな。
三島由紀夫『金閣寺』(1956・日本) 安部公房『砂の女』(1962・日本)
35 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 13:36:27
ついにキタかな。村上春樹にフランツ・カフカ受賞ということで、 前回と前々回の受賞者がその年にノーベル文学賞を受賞している ことから地元新聞は今年のノーベル文学賞は村上春樹が受賞する ことになるだろう、と書いてる。 このカフカ賞で特に評価された作品が「ノルウェイの森」「国境の西、太陽の南」 「海辺のカフカ」らしいから、ノーベル文学賞は 村上春樹「海辺のカフカ」で決まりじゃないか。
36 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 13:59:56
どうせ受賞するならサッサとあげちゃえばイイと思うな。 あと数年は長編を書かないんだから。今年できまり。
37 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 17:46:57
最速で今年、遅くともこの数年以内には受賞かなぁ
38 :
吾輩は名無しである :2006/03/24(金) 17:58:14
選考委員の間では極秘で今後10年分くらいの受賞者リストあるよな。 10人には入ってるはず、あと9人知らんけど。
ホメロス『オデッセイア』(前800頃?・ギリシア) カーリダーサ『シャクンタラー』(前300頃?・インド) 司馬遷『史記』(前90頃?・中国)
>>35 >村上春樹「海辺のカフカ」で決まりじゃないか。
ノーベル文学賞って一つの作品に対してではなく個人の業績に対して与えられる賞らしいよ。
谷崎潤一郎『細雪』(1948・日本)
ジュール・ヴェルヌ「海底二万里」(1869年、フランス) H.G.ウェルズ「宇宙戦争」(1898年、イギリス) トールキン「指輪物語」(1954年、イギリス) エンデ「はてしない物語」(1979年、ドイツ)
モリエール『人間嫌い』(1666・フランス) ミルトン『失楽園』(1667・イギリス)
44 :
吾輩は名無しである :2006/04/02(日) 10:39:57
W.G.ゼーバルト「アウステルリッツ」(2001.独/英) ヘルマン・ブロッホ「ウェルギリウスの死」(1946.オーストリア) テネシー・ウィリアムズ「欲望という名の電車」(1947.米) マルコム・ラウリー「活火山の下」(1947.英) グレアム・グリーン「権力と栄光」(1940.英) 遠藤周作「沈黙」(1966.日本) イタロ・カルヴィーノ「冬の夜ひとりの旅人が」(1979.伊) ホセ・ドノーソ「夜のみだらな鳥」(1970.チリ) 巴金「寒夜」(1947.中) ニコス・カザンザキス「キリストは再び十字架に」(1948.ギリシャ)
アレクサンドル・プーシキン『大尉の娘』(1836・ロシア) サマセット・モーム『月と六ペンス』(1919・イギリス)
モームなんてはいらねぇ
47 :
名無し物書き@推敲中? :2006/04/15(土) 12:21:41
ホントに狂った
48 :
吾輩は名無しである :2006/04/15(土) 12:25:23
モームは無理
49 :
吾輩は名無しである :2006/04/15(土) 12:59:48
ゼーバルトがありならベルンハルトもだな
宮沢賢治
51 :
吾輩は名無しである :2006/04/16(日) 11:27:41
>>22 確かに90年代に翻訳された作家で、最大の収穫はサラマーゴかも
しれないってくらいすごい作家だと思う。受賞後も、いい作品書いている
ようだし、ある意味先見性があったのかもしれない。高行健やケルテース
も同様に今後も良い作品を書く可能性があると思う。(二人とも賞
獲らなければ、翻訳される機会もあまりなかったと思う)
ただ、イェリネクに関してはどうだろうって感じがするけどね。
52 :
吾輩は名無しである :2006/04/16(日) 11:54:45
53 :
司馬遷 :2006/04/16(日) 12:49:28
誰か中国正史の著者の名前をペンネームに使ってる日本の作家知らん?例えば司馬遼太郎
54 :
吾輩は名無しである :2006/04/16(日) 13:22:25
村上春樹『海辺のカフカ』(2002・日本) 村上春樹の受賞については、10年くらい前から、春樹ファンなど 一部で言われ続けてきたものだが、 当時は、この手の話しは冗談として一笑に付されていた。 しかし、2000年頃からかかる状況は飛躍的に変化して、 とりわけ、近時の、中国、ロシア等での爆発的なブームなどを見ると、 30年くらい前に、ガルシア=マルケスなどの南米作家の作品が 世界的にブームになった状況に、非常に酷似しているように思われる。 村上作品に登場するお馴染の羊男や、井戸、壁抜け…等の描写は いわゆるマジック・リアリズムと相通じるものがあるのではないか。 なによりも、村上春樹の作品の魅力は、 そのストーリーテリングの醍醐味・面白さ、読み易さ、普遍性にあり、 十分に世界文学たり得る性格を有しているので、 ノーベル文学賞の受賞もいよいよ現実味を帯びてきたものと考える。 期待を込めて…w
55 :
吾輩は名無しである :2006/04/16(日) 23:03:01
大江氏のノーベル文学賞受賞直後に、どこかの雑誌に、 「『ノーベル賞は評価されすぎだ』と、イギリスのサッチャーが言っている」と 曽○○子氏が書いたと聞きましたが本当?
ねえ、ノーベル賞は一般的な文学賞と違い、 作品じゃなくて作家に与えられる(受賞理由に具体的な作品が出てくることはあるが)ものだよね。 何でここの人たちは作品名を挙げているんですか?
57 :
吾輩は名無しである :2006/04/20(木) 16:54:10
そりゃ、知らんかったからだ。
58 :
吾輩は名無しである :2006/04/20(木) 16:58:16
クンデラはいつ?
李白(701-762・中国) 杜甫(712-770・中国)
60 :
我輩は名無しである :2006/04/23(日) 20:32:12
まだ出版されてないけど、香川七海って子(16歳か15歳?)の本。 本人のブログ(なくなっちゃったけど)に作品が載ってたけど、読んでびっくりした。 純文学で、文章が綿矢りさの100倍くらい上手かった。 今年の8月に日本文学館から出版されるらしい。 読んでみ。損はしないと思う。
ん?叩き依頼か?
62 :
我輩は名無しである :2006/04/23(日) 20:44:11
芥川賞はいけると思うよ。
やっぱり叩き依頼か 以下スルーで
>>60 「平成マシンガンズ」の三並なっちゃんとどっちが凄い?
65 :
我輩は名無しである :2006/04/24(月) 18:12:03
うーん…香川七海のほうが凄そうかな? 内容は黒井千次の小説を16歳が書いたって感じだよ。
黒井千次って高級作家だよね? 16歳でそんな高尚な文が書けるんだ
カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(2005・イギリス)
香川七海って案外凄いみたい
72 :
我輩は名無しである :2006/05/08(月) 00:12:32
安部公房に1票。 大江がもらったときに『安部公房など日本文学全体に対してあたてられた』 と、わざわざ言及しているくらい。 欧米でもずいぶん翻訳されているしね。未受賞で没したのは残念。
73 :
我輩は名無しである :2006/05/08(月) 04:22:22
一作で受賞に値する 『ブリキの太鼓』出たか?実際あれで取ったようなもんだろ 阿部公房『砂の女』がなければ雑魚作家 作家の使命は傑作を書くこと以外なにあるんだ?
74 :
吾輩は名無しである :2006/05/08(月) 07:56:29
宇土まんぶ「パロパロ」
76 :
吾輩は名無しである :2006/05/08(月) 08:31:22
安倍× 安部公房
>>70 乙。カズオイシグロ入選はめでたい。
77 :
吾輩は名無しである :2006/05/08(月) 08:34:06
78 :
吾輩は名無しである :2006/05/08(月) 10:02:17
『ヴィシュヌの死』 作者はマルニ・スーリーだったかな?
79 :
吾輩は名無しである :2006/05/08(月) 18:06:47
平野啓一郎氏の 『葬送』
>80 とっくの昔にスルーされて終わった話題を蒸し返してまで何を弁解したいか知らんが ここは文学板なので自称作家はお呼びでない。巣にお帰り
82 :
吾輩は名無しである :2006/05/30(火) 13:05:35
アゴタクリストフがまだ出てないことに驚き。
紫式部「源氏物語」
84 :
吾輩は名無しである :2006/05/30(火) 23:27:19
モーム人間の絆
85 :
吾輩は名無しである :2006/06/01(木) 14:39:58
86 :
吾輩は名無しである :2006/06/01(木) 14:51:16
三島は糞。下手すぎる。
アゴタクリストフはもう新作を書かないと聞いた・・・ 残念でたまらない。 現役を引退した作家にもノーベル賞って与えられるものなの? クンデラとアゴタが獲れば良いなー。特にアゴタはもうおばあちゃんだし。 ハルキはまだまだ先があるっしょー。
>>84 モームはイギリスの賞たくさん持ってるからいいの!!
89 :
吾輩は名無しである :2006/06/15(木) 19:15:28
そんなサラマーゴですが、ほとんどの作品が入手困難で、「白い闇」にいたっては絶版でございます! 出版社がNHKなとこがまた怒りを誘う。 読みたいよおおおー! ったく、絶版にすべき本は他にも腐るほどあるだろうに!
村上春樹の受賞については、最近、出版利権をねらう出版社など 一部で言われるよーになったが、 この手の話しは冗談のネタとして一笑に付されている。 近時のロシアでの、日本語が得意でなく村上しか読めなかった若者による 翻訳に端を発するブームなどを見て、 30年くらい前に、ガルシア=マルケスなどの南米作家の作品が 世界的にブームになった状況に、非常に酷似していると こじつけたくなったらしい。 「村上作品に登場するお馴染の羊男や、井戸、壁抜け…等の描写は いわゆるマジック・リアリズムと相通じるものがあるのではないか」 という風に村上の作品同様何でもいいからくっつければそれで一丁 上がりになったような気にはなる。 なによりも、村上春樹の作品の魅力は、 そのストーリーテリングの平凡さ・低俗さ、裏に何もない薄っぺらさ、下らなさにあり、 十分に世界平民向けエンタメたり得る性格を有しているので、 CIA大衆操作賞の受賞もいよいよ現実味を帯びてきたものと考える。 期待を込めて…ww
54は文学無知だからほっとけ
クンデラに獲って欲しいな。
93 :
吾輩は名無しである :2006/07/03(月) 18:02:02
ボルヘス、レムに受賞させなかったノーベル文学賞って・・・・・・
94 :
吾輩は名無しである :2006/07/03(月) 18:22:11
ボルヘスはノーベル文学賞受賞してるんでは?
95 :
吾輩は名無しである :2006/07/03(月) 18:44:29
してないよ。
96 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/07/04(火) 23:26:21
サローヤンが挙がってないな。
97 :
吾輩は名無しである :2006/07/04(火) 23:40:53
ノーベル文学賞候補に挙がった作家をすべて教えてほしいです。 よろしく。
98 :
97を訂正 :2006/07/04(火) 23:41:45
ノーベル文学賞候補に挙がった日本の作家をすべて教えてほしいです。 よろしく。
99 :
吾輩は名無しである :2006/07/05(水) 00:47:08
三島由紀夫、谷崎潤一郎、安部公房、井上靖、遠藤周作。芹沢何某。 (パリに関する小説書いていたはず)、あと詩人で誰かいたはず。
100 :
吾輩は名無しである :2006/07/05(水) 00:49:19
西脇順三郎だっけか
101 :
吾輩は名無しである :2006/07/05(水) 21:21:28
中上健次も候補にあがったとかあっがてないとか
102 :
吾輩は名無しである :2006/07/05(水) 22:02:20
存命中の翻訳本の少なさからいって、中上健次はないと思う。まあ、今生きて いれば別だが。
103 :
吾輩は名無しである :2006/07/07(金) 01:40:47
村上春樹は嫌いじゃないけど、ミラン・クンデラとかアゴタ・クリストフとかと並び立つ ような作家でないことは火を見るより明らか。 ノーベル文学賞が日本の番になったら、春樹しか穫る人間がいないという、ただそれだけのこと ちなみに、カーヴァーとかカポーティとかだってノーベル賞とってないよね? 賞なんてそんなもん
104 :
吾輩は名無しである :2006/07/07(金) 02:11:41
105 :
吾輩は名無しである :2006/07/07(金) 03:38:02
アゴタ・クリストフの有名な3部作は神だよな minimal文学まんせー
中上取れたかな? 生きていても同系統のトニ・モリスンに勝てなかった気がする。 あと小島も大西も翻訳が課題じゃないの?
アゴタは戯曲にも良いのがあるよね。 ほんとあの3部作は凄まじい。 一気読みしたんだけど、その間現実世界に自分がいるっていう実感がほとんど無かった。 ところで上のほうにアゴタは新作を書かないってあるんだけど、マジ?
108 :
吾輩は名無しである :2006/07/07(金) 16:38:52
>>103 ・・・・・・良い作家たちですがノーベル賞に値するとでも本気で?・・・・・・・・・・・・
109 :
吾輩は名無しである :2006/07/07(金) 16:44:17
自分で自分に返事しなように
110 :
吾輩は名無しである :2006/07/07(金) 16:45:50
>1 紫式部
111 :
吾輩は名無しである :2006/07/10(月) 19:53:38
>>54 さんの言うとおり
カズオ・イシグロ曰く、
村上春樹は、世界文学史上、カフカやベケット、ガルシア・マルケスらと同様、
リアリズムの外で描いて成功している稀有な才能の持ち主だそうです。
この分なら、ノーベル文学賞間違いなしだね♪♪
112 :
吾輩は名無しである :2006/07/10(月) 19:56:32
カズオ・石黒自体が糞。 春樹はコネがあるならとれるかもな。 所詮こねだけど。
114 :
吾輩は名無しである :2006/07/17(月) 11:09:32
NHKぶくれびゅーで藤原正彦が語った。 「日本文学は世界に冠たるもので、もし万葉の昔からノーベル賞があったなら ノーベル文学賞を100以上取っている・・・etc」 世界に誇れる業績という点では「1に文学、2番目が数学」と藤原は言う。 両者に共通して必要とされるものは「美的感受性」であり これこそ日本人が血の中に受け継いできた日本文化の基盤である、と。 さらに 武士道の真の核コアは「惻隠の情」すなわち「弱者や敗者を思いやる心」であって それは日本のいわゆる「情緒」の中に染み入り 倫理や道徳を支える底流ともなっている。その意味で武士道精神は キリスト教に基づく騎士道やそこから生まれた「紳士道gentlemanship」とも 相通じており、日本独特であると同時に世界に通用するものである、と。 藤原は新渡戸稲造の『武士道』を読み込んでいるようだ。
115 :
吾輩は名無しである :2006/07/17(月) 20:21:33
>>114 万葉の昔からのベール賞があったんなら、
イギリス、フランス、ドイツ、ロシアは、
200〜300のノーベル文学賞を取ってるだろうな。
日本文学は確かに誇っていいものだと思うけど、
世界一だと思うのは、いくら何でも思い上がりだよ。
紫式部も松雄芭蕉も夏目漱石も三島由紀夫も、
シェイクスピア、ゲーテ、バルザック、トルストイ、ドストエフスキーには
及ばないだろう?
ノーベル賞を権威だとおもってる時点で構造主義的です。 文化間の差異性・多様性だけが、地球文学史における宝なんですよ。
>>115 紫式部と夏目漱石は別格かな。
世界トップレベルでしょう。
ただこの二人は日本語で読んでこそ、
その真価を発揮するので、英語基準だと評価は下がるけど。
そしてバルザックが明らかに浮いているな。
>>114 これって文学コンプレックスのおっさんが書いた妄言だよね。
119 :
115 :2006/07/18(火) 05:00:44
>>114 >>118 藤原さんの書くエッセイは本当に面白いけど、(若き数学者のアメリカ、とか)
『国家の品格』は間違いなく駄作。
オヤジの愚痴の域を出ないことは明らか。
>>117 ま、確かにバルザックは他の4人と比べると見劣りがするかも知れんが、
トータルで見たら、フランス文学はやはり偉大だろう。
ノーベル賞を取ってない文学者だけでも、
ユーゴー、スタンダール、ゾラ、フローベール、モーパッサン、
ジョルジュ・サンド、ボードレール、ランボー、ヴァレリー、マラルメ、
そしてプルーストがいる訳だから。
それにしても、プルーストがノベール賞を取る前に死んでしまったのは、
本当に残念だな。
夢野久作「ドグラマグラ」はどうみても世界文学クラス いい翻訳が出ればノーベル賞とってもおかしくない
121 :
吾輩は名無しである :2006/07/18(火) 13:06:55
池田大作先生の『人間革命』 これ以外考えられない
122 :
吾輩は名無しである :2006/07/18(火) 14:16:02
ていうかノーベル文学賞はいい加減。 ついでに自国民がノーベル賞とって騒ぐのって大抵は途上国とか小国だぞ。 イギリスではBooker賞を取るほうが価値あるぞ。
>>115 日本の古典をあまり読んでいないか?
各原作を読破してはいなくとも高校古典の知識はあるはずだから
その時代ごとの世界文学と比べてみるといい。
日本がなぜ「日本」なのか、島国という地理条件などよりも、
日本人の精神構造の底流に常に日本文学があったから。
万葉以来、日本の「美を感受する心」は豊かに育まれてきた。
124 :
吾輩は名無しである :2006/08/29(火) 02:24:01
やっぱり三島由紀夫。大江と川端より評価されてたんだから。
125 :
吾輩は名無しである :2006/09/09(土) 19:03:51
河崎愛美しかない
126 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 12:42:31
127 :
吾輩は名無しである :2006/09/11(月) 15:32:25
ボブ・ディランと村上春樹どっちが先かな
ボルヘスってもらった?
129 :
吾輩は名無しである :2006/09/12(火) 21:36:21
今年のノーベル文学賞予想スレはこのスレで良いのか?
130 :
吾輩は名無しである :2006/09/13(水) 01:32:18
うん
131 :
吾輩は名無しである :2006/09/15(金) 22:21:27
今年のノーベル文学賞は韓国人が取りそうニダ! 物理学賞と医学生理学賞は、ケテイニダ! その上、韓国の潘基文(バンギムン)外交通商相が来年以降の国連事務総長にケテイニダ! チョパーリざまみろwww
132 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/15(金) 22:27:17
小説的には131は自分が在日だと知らない日本人少年なんだが。
133 :
吾輩は名無しである :2006/09/15(金) 22:31:43
大作先生
135 :
吾輩は名無しである :2006/09/16(土) 02:27:59
北方謙三先生
136 :
吾輩は名無しである :2006/09/17(日) 14:37:08
今年は地域的にいくとそろそろ中南米の作家に与えられてもいいのではないか。 とういことで、万年候補のリョサやフエンテスが受賞すると思う。
137 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 10:41:32
日本人だったら誰に可能性がある? 村上春樹 津島祐子 大岡信 宮本輝もあり?
138 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 10:53:50
村上春樹以外は絶対に絶対にありえないですw 残り3人をどうやって 選んだのか教えて欲しいくらいです。 ありがとうございます。
139 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 11:00:48
ブラームスのピアノとヴァイオリンのための全曲集聴いているんだけど、 いいね。軽みと内省がここちよく同居している。ブラームス、楽しんで この曲集を書いたんだろうな。
140 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 11:22:40
大岡信はありうるんじゃない?確かノーベル図書館みたいなところに も何冊か収められているって読んだことがある。津島は日本の女性では 比較的翻訳されているし、海外の文芸フォーラムにも参加しているし、 可能性はあると思う。もうひとりは・・・
カフカ賞作家が続いたから 春樹は当分ないな
142 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 22:44:52
ここ最近では ミュリエル・スパーク ジョン・ファウルズ ジョルジェ・アマード ジョン・ホークス ナタリー・サロート アイリス・マードック プラムディヤ・アナタトゥール 老舎 等のノーベル文学賞候補作家が物故しているので、春樹にも可能性があるのでは・・・
>>140 大岡と津島はまずないと思うけどな。
吉本ばななの方がまだありそう。
今、NHKのAMで春樹の中国人気についてやってる
144 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 23:11:12
多分日本人は20年に1回の割合で受賞すると思われる。 よって、春樹が獲るとしてもあと10年後ぐらいか。
谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(2004・日本)
146 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 23:43:54
あるあるww
147 :
吾輩は名無しである :2006/09/18(月) 23:44:24
北方謙三に一票
148 :
砂論 :2006/09/19(火) 07:04:49
羽澄不一はノーベル賞平和賞と文学賞受賞を委員会から打診されたが、断った。 汚職政治家の佐藤栄作が受賞している賞なんて、もらったら恥! と考えたようだ。 羽澄は大江と論争して勝っているしね。
149 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 07:43:04
羽澄不一はハルヒについて、 日本政府と論争し、勝利している。最高の作家だよ。
150 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 07:43:57
羽澄不一は売られた 喧嘩は必ず買う。 もっとも、羽澄不一は世界最強の人間で、 負けた事はないがね!
151 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 07:44:49
病院逝け
152 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 07:48:25
羽澄不一はシェイクスピアについて英国と論争して勝ってるしね。 シェイクスピアを超える作家だよ。
153 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 07:49:17
あれ? 買わないの?www
154 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 07:50:09
羽澄不一はアメリカ政府と戦争して、やはり勝利したらしいよ。 でもノーベル平和賞なんて、もらったら恥! と考えたようだ。
155 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 07:51:07
羽澄不一はトルストイについてロシア政府と論争し、勝利した。
羽澄不一がバチカンと論争して消えてしまったのは残念だ。
157 :
羽澄不一 :2006/09/19(火) 08:19:22
村上春樹が「必要が無ければ、羽澄とは喧嘩しない」と言っているようだが、私は元々相手が悪い事をしたり、私を侮辱したりしなければ、喧嘩はしない。 私はこれまでダライ・ラマや梅原猛、城山三郎、石原慎太郎、谷川俊太郎らと論争して全戦全勝。 最近では大江健三郎や村上龍と論争して勝ったが、それは大江が私を小馬鹿にした発言をしたこと、村上は「半島を出よ」のPRで私を挑発したからだ。 村山の「半島を出よ」よりも、私の「トイレの落書き狂詩曲」の方が、はるかに傑作だ! 「NYタイムズ」紙が村上春樹の本を「ベスト10」の1冊に選んだが、これはNYのユダヤ人の私への嫌がらせだろう(大江や村上龍が私との論争に負けたので、ユダヤ人が今度は私と村上春樹を喧嘩させようと、けしかけているのだろう)。 村上が私を挑発したり、自分が日本一だと自惚れなければ、私と喧嘩する要素は無い。 しかし、私と喧嘩したければ、いつでも受けて立つし、100%勝つつもりだ。 問題なのは、日本の文筆家に言論人、ジャーナリストとしての良識と自覚が無いことだ。 言論弾圧が自由&民主社会では犯罪なのは当然の事だ。 しかし、日本の文筆家は私が12年間も政府の言論弾圧下にあっても、政府に対する公然たる抗議行動をしていない! 村上春樹はこの事をどう思うのか? これは私の村上春樹に対するメッセージなので、他の人のコメントは要りません。
ボクじゃダメ?
159 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 08:39:41
160 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 08:51:19
羽澄不一だろうね
161 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 08:52:02
コピペ荒らしが?
162 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 08:53:03
なるほど
163 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 09:16:33
羽澄不一ってなんだかすごい人ですね。今世紀最大の作家じゃあないですか?
164 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 09:43:17
羽澄不一と池田大作はデフォ
しかしみんなよく作家名知ってるな 雑誌とか買ってるの?
166 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 11:16:04
167 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 19:20:34
今年は地域・言語的に予想するとスペイン語圏、北欧諸国、イスラム中東諸国 から出そうな気がする。 スペイン語圏では 1.フアン・ゴイティソロ 2.エクトール・ビアンシォッティ 3.カルロス・フエンテス 4.マリオ・バルガス・リョサ 5.ハビエル・マリアス 6.ジェズス・ムンカダ 北欧諸国では 1.パー・オロヴ・エンキスト 2.ラース・グフタフソン イスラム・中東諸国では 1.A・Bイエホシュア 2.アハロン・アッペルフェルド 3.オルハン・パムク 4.ディヴィッド・グロスマン
168 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 19:41:30
中近東ではアモス・オズを忘れてないかい?
169 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 19:42:55
羽澄不一と又吉イエスはデフォ
170 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 19:47:33
うん、マジレスすると羽澄不一かな。
171 :
羽澄不一 :2006/09/19(火) 19:51:17
私は現在政府から言論弾圧を受けている。
172 :
羽澄不一 :2006/09/19(火) 19:53:30
私は政府の言論弾圧にあっているので、 皆さんは私の名前を知らないでしょう。 私は阪神大震災復興宝くじの発案者です。 私は平和活動家ですが、 当時、首相補佐官になる約束で、 政府の裏方の仕事(非公式アドバイザー)をしていました。 さて、阪神大震災は米国の人工地震によるものです。 ブッシュと小泉はそれぞれ、 日本側は現在の日本型ファシズム体制を維持すること、 米国側はイラク植民地化と阪神大震災、地下鉄サリン事件の真相を日本国民に知らせないという汚い取引で、 私への言論弾圧を維持しています。 私には「バルカン半島の天使」、 日本民主革命」といった阪神大震災の真相を書いた作品があるのですが、 日米政府によって作品が出版社から刊行されないという弾圧を受けています。 そこで自費出版し、これらの本は国立国会図書館、日本現代詩歌文学館、水海道市図書館、名古屋市と見た図書館などに所蔵されています。 ご参照下さい。 私の活動にご関心のある方はfax:052-441-5035まで。 決してデマを言っているのではありません。
173 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 20:01:21
>>167 アドニス(イスラエル)やトマス・トランストローマー(スウェー
デン)も入れてください。
174 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 20:51:58
ノーベル賞って地域や言語に関係してくるの?
>173 好いの、その人たち?
177 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 22:50:51
>>175 二人ともイギリスの何年か前のオッズの対象になっていた。
因みにそのときには、コ・ウン(韓国)やジョイス・キャロル・オーツ(米)
アントニオ・タブッキ(伊)、ミラン・クンデラ(チェコ)、フィリップ・
ロス(米)、バルガス・リョサ(ペルー)等の名前が挙がっていた。
178 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 22:59:50
今一歩な面子ねw
179 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 23:05:22
うんこ以外は大物のすごい面子だと思うけど。
180 :
吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 23:14:54
今年は韓国っしょ! ウンコか李文烈が有力候補か?
182 :
吾輩は名無しである :2006/09/20(水) 22:11:59
183 :
吾輩は名無しである :2006/09/20(水) 22:52:36
どうせハルキでしょ
184 :
吾輩は名無しである :2006/09/21(木) 20:05:52
>>182 誰もが知ってる大物万年候補
マリオ・バルガス・リョサ
ミラン・クンデラ
フィリップ・ロス
ジョン・アップダイク
ドン・デリーロ
カルロス・フエンテス
ウンベルト・エーコ
サルマン・ラシュディ
ノーマン・メイラー
185 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/21(木) 20:20:18
サリンジャーにくれろ。
186 :
吾輩は名無しである :2006/09/21(木) 23:30:23
糸井重里
187 :
吾輩は名無しである :2006/09/21(木) 23:58:11
いずれ取りそうな カズオ・イシグロ
188 :
吾輩は名無しである :2006/09/22(金) 00:46:34
ペストでカミュに2度取ってもらいたかった。
189 :
吾輩は名無しである :2006/09/22(金) 01:59:29
候補って何でわかるの? 公表されるの?
選考過程は50年経たないと公開されない。 上で書かれているのは単なる下馬評。
>>188 文学賞は作家に授与されるから、2度取ることはないよ。
受賞理由で特定の作品について言及されることはあるけど。
というか、カミュが取ったのはペストを書いた後。
>>190 公式にはそうなってるけど、選考委員や推薦資格のある過去の受賞者や
各国のペンクラブや文学アカデミー等から情報は入ってくる。
うんこはお得意の捏造だろうが
>>190 なんで50年も待たないといけないの?
ケネディ暗殺の真相みたいだなw
コ・ウンて愛国的だもんなー。ノーベル向きじゃないよ。ハングル解んねえし。 韓国から出るとしても大江みたいな非国民扱いの奴だと予想。
194 :
吾輩は名無しである :2006/09/22(金) 22:40:17
万年候補の顔ぶれをみていると、とてもじゃないがハルキは当分取れそう にもないな。
195 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/23(土) 09:48:13
ジョン・アップダイク ウンベルト・エーコ しか知らん。 あと生きてること自体奇蹟なのがJ.D.サリンジャーか。 ハンター・S・トンプソンも死んだ。 ジャック・デリダは無視されてたな。
アップダイクとエーコだけ? 意味ありげなコテの割りに読んでないね。
197 :
吾輩は名無しである :2006/09/23(土) 10:23:00
>>195 は「知らん」と書いてるんだよ。読む以前の問題だ。
>>184 の作家くらい、それぞれ最低1冊は読んでいて普通でしょうね。それを
名前も知らないとは…。
すばらしい才能を肝心ル。
198 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/23(土) 10:36:50
マリオ・バルガス・リョサ ミラン・クンデラ フィリップ・ロス ジョン・アップダイク ドン・デリーロ カルロス・フエンテス ウンベルト・エーコ サルマン・ラシュディ ノーマン・メイラー このメンツで それぞれ最低1冊は読んでいて普通でしょうね か。 典型的な根暗メガネだな。
199 :
吾輩は名無しである :2006/09/23(土) 10:43:01
普通じゃん。っていうか彼らの日本語に翻訳されている作品を全部読ん
でいてもおかしくないと思うけどな。
根暗とかじゃなくて、教養。一般教養。
ノーマン・メイラーはちょっときついがなw
それとももっと鋭いリストがまだ別にあるって話?
>>189
訂正
>>189 →
>>198 あんまり気を悪くするな。君、作家になるんだろ?
ぢゃもっと本詠みましょうねってこと。そのほうがわれわれも
楽しめるからね。チュッ
うん、リョサやクンデラやラシュディも知らないで文学板にいることが不思議。 ここら辺は読書好きなら名前ぐらいは知ってるレベル。 読書嫌いなの?
ミロラド・パヴィチ、ヤーン・クロス、ヴィズマ・ベルシェヴィッツア、 ハリー・ムリシュ、アラン・ロブ・グリエ、アントニオ・タッブキ、 ジョイス・キャロル・オーツ、フアン・ゴイティソロ、莫言、鄭義、 ペーター・ハントケ、セース・ノーテボーム、ミッシェル・トゥルニエ、 フィリップ・ソレルス、オルハン・パムク、ゲールハルト・ロート、 マーガレット・アトウッド、イスマイル・カダレ、イヴァン・クリーマ ピーター・ケアリー、イシュメール・リード、ハビエル・マリアス、 ターハル・ベン・ジェルーン、ディビッド・マローフ
203 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/23(土) 12:11:26
ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』 ジョン・アップダイク『さようならウサギ』 ウンベルト・エーコ『フーコーの振り子』 サルマン・ラシュディ『悪魔の詩』 J・D・サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』
>>203 そのあたりは古典。ラシュディとエーコは絶対に読んどけ!
ではないが、サリンジャーとクンデラは全部読んどいてもいい。いや、
読んでおくべし、か。
アップダイクはビミョーだな。むしろ初期のジョン・バースとかいいよ。
「旅路の果て」とか、あのあたりです。
205 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/23(土) 12:25:03
『フーコーの振り子』は数頁で完全に圧倒された。文学的な圧倒ではなく、ただその敷居の高さに。 サリンジャーがわかる人は少ないでしょ。いや、なんとなく好きっていうやつなら掃いて捨てるほどいるが。 あの可愛らしさがわかるやつはごく限られてる。本当に人間のことを憎みながらも 人間のことが嫌いになれない人。そういう天性のものを要する。
206 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/23(土) 12:27:38
しかしサリンジャー、隠遁してついに87歳か・・・。 父のことを書き記した娘の著作があるな。
>本当に人間のことを憎みながらも >人間のことが嫌いになれない人。そういう天性のものを要する。 それはおそらく、(あるとするならば)「作家」の天性だと思うな。
208 :
吾輩は名無しである :2006/09/23(土) 12:39:47
最近の傾向として大物と小物が交差してる 去年はピンターで大物だったから今年は小物でしょう
ってことは、ハルキか。
できればピンチョンにとってほしい。どういう奴か見てみたいから。 まあ、それを言うならサリンジャーやハルキもそうだが。ハルキの 生声はやっぱり関西弁かな。
211 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/23(土) 13:37:05
俺はサリンジャーだな。やっぱり本当に天からの財産って感じがする。 モームが天才について形容していたが、まるで神秘的な天の接木のようなものだと言っていた。 作家の人気投票で上位に挙がるジョイスやプルーストなんかは体重が重すぎて そういう神秘性が無い。 もう死んでしまったが、サローヤンにも授けてほしかった。 まぁチャーチルなんかが入ってる不純物の混じった系譜にもはや天啓に値する権威は ないと思うが。
サローヤン?? そんなによかったっけ。 俺ならABBAにあげるな。今聞いてるから。
213 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/09/23(土) 14:06:32
サトーヤンいいよ。 長編じゃないからほとんど評価されずに死んだが。
214 :
フォークリフト :2006/09/23(土) 17:57:01
>>205 翻訳でよんどいてよくそこまで言えるな(笑)
うむ。ペンギンよ、ちょっと見直したぜ。
このコテのことよく知らないけど作家になりたいって本当? なら馴れ合ってる暇あったら読んで書けよ。
217 :
吾輩は名無しである :2006/09/23(土) 20:26:46
218 :
吾輩は名無しである :2006/09/24(日) 00:55:35
2001年 V・S・ナイポール(イギリス) 2002年 ケルテース・イムレ(ハンガリー) 2003年 ジョン・クッツェー(南アフリカ) 2004年 エルフリーデ・イェリネク(オーストリア) 2005年 ハロルド・ピンター(イギリス) 隔年で英語圏作家が取ってるので 今年は他言語の作家が取るでしょう。
確か去年はピンターを当てた奴がいた。今年は当てる奴がいるのか。 小粒で非英語圏の作家となると難しいな。これに詩人や劇作家等を 含めると当てるのは至難の業じゃないか。
英語で読めることが条件なのでさほどの意味はないと思うが
個人的には国際的に知られていない作家とかを発掘してきて欲しかったりもする。
たたかれるかもしれないけど、SF関係の作家とかがとったら面白いだろうな。
大江以降は、 高行健、クッツェー以外はヨーロッパの作家ばかりだな。 高行健は亡命してフランス籍だし、南アを英連邦だとすれば、 欧州ばかりといってもいいんじゃないかな。 そうなると今年あたりはそろそろ違う地域から出そうな気がする。
224 :
吾輩は名無しである :2006/09/24(日) 01:25:47
北方謙三「三国志」
フォークナー
> ブラッドベリやアシモフじゃつまらないけどな 個人的には、坂東が何かの間違えで土着的マジックリアリズム か何かのように伝わって受賞しちゃったりしたら痛快だな
アンカー入れるの忘れた 227は222へ
/\ /\ /:::::::ヽ____/::::::::ヽ、 丿 ::.__ .::::::::::::: __ ::::ヽ_ / /。 ヽ_ヽv /: /。ヽ ::::::ヽ -┼- 丿~~~| / / ̄ ̄√___丶  ̄ ̄\ ::::| ■ ■ -┼- /~~~~/ ━━━ | .:::::::::: / / tーーー|ヽ ..::::: ::|━━━━━━ ▼ ▼ .| 丿 | .:::::. ..: | |ヽ ::| ● ● | ::: | |⊂ニヽ| | υ :::::| \ / /| : | | |:::T::::| ! .::| \ \\ / / \: ト--^^^^^┤ 丿 \\\ \\\
都会はいいなー。ウチの田舎にも来てくれないものか。
ピンチョンやカート・ヴォネガット、スティーヴン・ミルハウザー ジョン・アップダイク、ウィリアム・スタイロン等のアメリカ勢は今年は なしですか?
去年英語圏だったから、まずないと思うよ〜 そうでなくても、最近英語圏が多すぎ
>>229 申し込んだよ。日本語のメールで送っても問題ないよ。
もし今回日本人にチャンスがあるなら笙野頼子に穫らせたいな。
東野圭吾 この人が内包する文学性は三島さえも上回る
237 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 04:19:54
2006年度はトルコのオルハン・パムク氏が有力。
去年はオルハン・パムクに決まりかけだったらしいし
239 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 23:32:34
普通に今年は春樹でしょ カフカ賞にオコナー賞とってんだから。
240 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 23:51:11
非英語圏の作家で候補になりそうな作家って誰がいるの?
241 :
吾輩は名無しである :2006/09/25(月) 23:53:25
綿谷りさちゃん!
>>239 今後春樹がとる可能性がないとはいわないが、
早く取らせないと、亡くなってしまう御大がたくさんいるからねえ…。
243 :
吾輩は名無しである :2006/09/26(火) 08:00:03
まだ授賞者の出でいない国の作家や詩人に決まる可能性大。
244 :
吾輩は名無しである :2006/09/26(火) 19:25:51
詩人が獲るとショボーンって感じだよな。
245 :
吾輩は名無しである :2006/09/26(火) 20:26:50
ペンギンさんよ……あんだけデカイ口叩いてるから、どれほどの文学的感性 の持ち主かと思ったらサリンジャーかよww センス良すぎだぜ、アンタ あとさあ、いくらなんでも184に挙げられてる作家を読んだことがないどころ か知らないってのは、あんまりなんじゃねえの?
春樹は強運の持ち主だからたぶん獲るよ
サリンジャー十分に素晴らしい作家だと思うが。
ピンチョンになってからのほうがいいね
249 :
吾輩は名無しである :2006/09/26(火) 22:35:23
ボブディランが取るんじゃねえの?今年こそ。
250 :
吾輩は名無しである :2006/09/26(火) 23:12:56
ボブがとれるのならさだまさしやユーミンもとれるべ。
確かに穫れるかもしれんが 絶対に穫らない
252 :
吾輩は名無しである :2006/09/26(火) 23:44:59
ノーベル賞なんかとったら脳が減って困るとかいってたぞ、はるきちくん
アップダイクがとると見たね。 そろそろとらせないとまずいでしょ。
255 :
吾輩は名無しである :2006/09/27(水) 21:44:50
確かに逝っちゃう前にアゲとかなきゃって人いるよね。ドリス・レッシング にとってほしいな。
256 :
吾輩は名無しである :2006/09/27(水) 22:43:21
>>255 ドリス・レッシング!
『生存者の回想』はとてつもなく読みにくかったんだけど、
あれは訳文のせいなのかな?
257 :
吾輩は名無しである :2006/09/28(木) 00:53:10
訳文はホントに文学性を失わせるよね、特に詩。
福田和也「作家の値打ち」 浅田彰「構造と力」 渡部直己すが秀実「それでも作家になりたい人のためのブックガイド」 うんこde大賞
259 :
吾輩は名無しである :2006/09/28(木) 21:57:30
このままだと何年後かにはハルキはノーベル賞とりそうだな。
260 :
吾輩は名無しである :2006/09/28(木) 23:32:07
ところで、ジョン・アーヴィングの評価ってどうなの? 彼はまさしく現代におけるディケンズだと思うんだけど… ノーベル賞候補にも挙らないなんて、ちょっと不思議。 ディケンズが100%ノーベル賞に値することにおそらく異論はないのにね。
261 :
吾輩は名無しである :2006/09/30(土) 11:51:41
来週の木曜日(10/5)に発表か?
ディケンズは、長いこと「通俗小説」「あんなのブンガクじゃない」 と言われ続け、それでも超ベストセラーばかりたたき出していて、それ がさらに他の文学屋の嫉妬を誘い「商業主義」「売れればいいのか」と 叩かれてました。 したがって、ディケンズは決してノーベル賞はとれなかったでしょう。 作品がどんなによくても。 アーヴィングも多少似たような感じがあると思います。
263 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 10:24:53
今年はリョサかフエンテスにとってほしい。ラテンアメリカ四天王のうち、 マルケス一人しかノーベルとれないってのも、どうかと思う。
264 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 11:35:58
その近圏出身はV・S・ナイポールが2001年に授賞してるしなぁ・・。 でもリョサはとって欲しいね。
265 :
大阪の大学生 :2006/10/01(日) 17:00:36
リョサ?りさでしょ。綿矢りさちゃん
266 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 17:02:28
文学賞
「 女子高生コンクリート詰め殺人事件 」
昭和63年11月夕方、足立区東綾瀬で女子高校生が帰宅中に少年らに拉致
され、少年の自宅に40日間監禁され強姦・殺害されました。監禁中に食事
はほとんど与えられず、尿を飲まされたそうです。少年らはステレオをかけ、
女子高校生を音楽に合わせて全裸で踊らされ、歌の合間に一斉に蹴りました。
女子高校生の遺体は、歯が殆ど折れ、全身火傷、陰毛が剃られ、性器には
オロナミンCの瓶が突き刺ささったままで、肛門は形がなかったそうです。
性器を灰皿代わりにしたなどの虐待の悲惨な様子のHPにあります。 :
「
http://www8.ocn.ne.jp 」と
「 /~moonston/lynch.htm 」と結合させてひと続きにすると接続できます。
犯人はほとんど6年程度で出所しているそうです。
法務省は考えてほしいものです。 TEL O3−3580−4111
267 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 19:46:49
ナイポールはどちらかというと英語圏のポスコル作家として範疇に 入るのではないか。まあ、地域的には中南米だけどね。
268 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 23:03:34
アーヴィングがインタビューで、 あのジョイスのことを頭でっかちのクズ作家とか言ってたのはビックリした。
269 :
吾輩は名無しである :2006/10/01(日) 23:29:31
でもジョイスはまさに頭でっかちだよねwww クズかどうかは知らないけど リョサと春樹のくらべっこ・・今度の亀田コーキの再戦をイメージしていい?
270 :
吾輩は名無しである :2006/10/02(月) 21:48:35
発表三日前。 やっぱり今年は大本命のパムクでしょう。 去年は政治問題で起訴された直後だったせいで授賞は見送られたようだが、 今年はまあ問題ないでしょう。それにしても「わたしの名は紅」は素晴らしい。
271 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 00:21:12
272 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 00:41:48
ノーベル文学賞は、政治的理由で逮捕・投獄されたことがあるくらいの 作家のほうが受賞しやすい。
もしそうだとするとボルヘスに授賞されなかったことがつくづく残念でなりません。
274 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 01:06:55
275 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 04:33:13
276 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 05:22:47
ピンチョンでいいよ
パムクはちょっと疑問なんだよな。 こんだけイスラムとの衝突が問題になってるなかで、 わざわざそれを煽るようなことするかな? いっそのこと、ラシュディにあげるのもいいけどw
278 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 06:31:31
パムクは「クルド人虐殺とアルメニア人虐殺はトルコ政府に責任あり」と公言して トルコ政府に起訴された。結果、裁判で勝ち、「表現の自由を守りたかった」と言った。 こういう逸話はいかにもノーベル文学賞が好みそうなところだ。 それにパムクの著作はイスラム万歳!ではなく、イスラムが抱える矛盾にも触れているわけで、 昨今のイスラム圏対キリスト圏の紛争が受賞の妨げになるとは考え難い。 そして何よりも作品の完成度が桁違いに高い。 パムクが受賞する可能性は高い。 でも予想通りに行かないことも少なくないので、意外と村上春樹が受賞したりして。
>>278 いやいやキリスト教諸国じゃなくて
パムクの受賞に対する、トルコはもちろんとしてイスラム諸国の反応がね。
少なくとも歓迎はしないだろうと。
280 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 06:59:56
村上春樹とっちゃいました……
281 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 09:51:23
まだ受賞者が出ていない国の知られていない作家に決まると思う。 過去のイェリネクもピンターも有名作家だった。 今年はこの人誰?!とここの掲示版に書いている皆がつぶやくよ。
282 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 16:35:29
そろそろ詩人が授賞かな。しかもマイナーな詩人に。
283 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 18:39:23
マイナー作家はいやいや!
284 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 18:54:27
昨年ほどは盛り上がってないな。誰かバシっと当ててくれないものか。
285 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 18:59:45
OK!まずは俺から。 1.イスマエル・カダレ(マン・ブッカー国際賞受賞) 2.ハルキ・ムラカミ(過去2回連続してノーベル受賞したカフカ賞受賞) 3.オルハン・パムク(オッズ1位)
286 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 19:24:33
Haruki Murakami (Japan) Hear the Wind Sing- novel, 1979 (trans. Alfred Birnbaum, 1987) Pinball, 1973 - novel, 1980 (trans. Alfred Birnbaum, 1985) A Wild Sheep Chase - novel, 1982 (trans. Alfred Birnbaum, 1989) Hard-Boiled Wonderland and the End of the World - novel, 1985 (trans. Alfred Birnbaum, 1991) Norwegian Wood - novel, 1987 (trans. Alfred Birnbaum, 1989; authorized 2nd trans. Jay Rubin, 2000) Dance Dance Dance - novel, 1988 (trans. Alfred Birnbaum, 1994) South of the Border, West of the Sun - novel, 1992 (trans. Philip Gabriel, 1999) The Elephant Vanishes - stories (trans. Jay Rubin and Alfred Birnbaum, 1993) The Wind-Up Bird Chronicle - novel, 1994 (trans. Jay Rubin, 1997) Underground - non-fiction, 1997/8 (trans. Alfred Birnbaum and Philip Gabriel, 2000) Sputnik Sweetheart - novel, 1999 (trans. Philip Gabriel, 2001) After the Quake - stories, 2000 (trans. Jay Rubin, 2002) Kafka on the Shore - novel, 2002 (trans. Philip Gabriel, 2005) After Dark - novel, 2004 (trans. Jay Rubin, 2006) Blind Willow, Sleeping Woman - stories (trans. Jay Rubin and Philip Gabriel, 2006)
287 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 20:04:49
>>279 それはない。
先日死んだエジプト人作家マフフーズは反イスラムだとして、
イスラム諸国で発売禁止になってたけど、
ノーベル賞をとった途端に手の平返しで英雄扱い。
イスラムなんてそんなもん。それ以前にトルコはイスラム色が薄いし。
288 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 20:15:21
春樹ってことで。
エンクヴィストに一票
290 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 21:55:36
非英語圏のヨーロッパ作家に絞ってみた。 1.ヒューホ・クラウス 2.セース・ノーテボーム 3.ハリー・ムリシュ 4.ボフミル・フラバル 5.ジュリア・クリステヴァ
アジア系ゼロっすか
292 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 22:26:40
アジアだと韓国のコ・ウンあたりか。以前はキム・ジハなんて 常連だったと思うけどね。中国だと北島(まだ生きてるか?)、 鄭義、莫言、李昂あたりか。インド系もありうるかもね。でもインドの 作家ってアニタ・デサイ、シャルシュル・ラーマンぐらいしかわかんないな。
293 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 22:27:42
安部ちゃんが生きていればな・・・
バナナ・ヨシモトやリュウ・ムラカミは可能性ゼロっすか
295 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 22:37:54
ハルキ・ムラカミでほぼ決まりです
つか、発表いつ?
297 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 22:58:59
1シャムシュル・ラーマン、詩人 2タハール・ベン・ジェルーン、作家 3ダヴィット・シャハル、作家 4ミロラド・パヴィチ、作家 今年は詩人の授賞の可能性が高く詩集「鹿の骨」のバングラデシュの詩人、 ラーマンが有力だと思う。
298 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:05:20
発表はたぶん10/5か10/12の木曜日の夜だよ。 スウェーデン学士院の発表日が未だ未定だけど。
299 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:06:09
それはない
300 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:22:24
インド人がとったら90年ぶりくらいか。地域的に見るとありうるかもね。 でも、いつも予想は裏切られるからな。 R・Kラーナヤーンに獲らせたかった。
301 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:25:05
インド系だとオンダーチェはどうだろう。まだ若いか?
302 :
297 :2006/10/03(火) 23:27:06
ごめん、3のシャハルは故人でした。
303 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:33:31
>>295 = 普段は文学板なんて寄りつかないのにこういうときだけ沸いてくる奴。たぶん。
304 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:37:34
オンダーチェは63歳で年齢的に適齢だし、過去にブッカー賞を授賞している からノーベル文学賞の可能性は捨て切れないね。
305 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:49:45
マイケル・オンダーチェ(スリランカ/カナダ) 「ビリー・ザ・キッド全仕事」カナダ総督文学賞 「イギリス人の患者」ブッカー賞 「アニルの亡霊」アイリッシュタイムズ国際小説賞、仏メディシス賞 カナダギラー賞 詩人でもあり、地域的に見てもノーベル文学賞の可能性はあるな。
306 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:57:11
詳細はこれだな Prizes and awards 1965 Ralph Gustafson Award 1966 E. J. Pratt Medal 1966 Epstein Award 1967 President's Medal (University of Western Ontario) 1971 Governor General's Literary Award for Fiction (Canada) The Collected Works of Billy the Kid 1980 Governor General's Literary Award for Fiction (Canada) There's a Trick with a Knife I'm Learning to Do 1992 Booker Prize for Fiction (joint winner) The English Patient 1992 Governor General's Literary Award for Fiction (Canada) The English Patient 2000 Giller Prize (Canada) Anil's Ghost 2000 Governor General's Literary Award for Fiction (Canada) Anil's Ghost 2000 Kiriyama Pacific Rim Book Prize Anil's Ghost 2000 Prix Médicis (France) Anil's Ghost
307 :
吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 23:59:06
物理学賞は天文分野だったねw ノーベルは誰が取るのかというのも面白いけど、どの分野が取るのかって言うのも面白いんだよ?
308 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 00:18:52
今日発表の化学賞の授賞分野は医学・生理学賞とのバランスから 分子生物学、生化学以外だろうな。専門外なんで外れたらゴメン。 しかし文学賞は選考が揉めているせいか発表日未定だね。
文学賞はいつも未定だよ
夏目漱石の「こゝろ」
はるきなんて絶対無いよ。中東からだと思う。
春樹を否定するつもりはないけど、アップダイクにとらせないで、春樹やそれに近い作家 にとらせることはないんジャマイカ。
つーかさぁ、俺は学がないからこのスレの連中の博識っぷりには 本当に皮肉じゃなくて関心するんだが、やっぱおまいらみんな 作家目指してたりするわけ? それとも、文系大学院の博士課程とか??
>>313 マジレスすると、一般の文学愛好者達だろ。多分。
あと2ちゃん学問板にはもうほとんど院生はいないと思う。
皆ブログジャマイカ?
>>314 そっか。でもみんな、すごい読みこんでるんだな。
俺なんか、今日はじめて、ボルヘスの「伝奇集」買ったんだが、
ぶっちゃけすでに挫折しそうだ。どこが面白いのかさっぱりわからん・・・・・・
キモヲタはハルヒでヌいて寝まつ
>>315 3,4年後にはおまいが、他の人に「すごい」といわれているようになるよ。きっと。
で、ノーベル賞だが、俺はミルハウザーがくるとおもう。
317 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 16:12:20
以前に文学賞の選考委員の一人が選考に際して「人間の本質を捉え、現代 社会に置かれた人間の状況描写に優れており多少の理想主義的傾向を 踏まえた資質の作家、詩人」を考慮すると記事で述べていた。
318 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 17:34:44
>>315 バベルの図書館とか初学者にも面白いと思う。
319 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 19:25:42
選考が順調に進んでいれば、明日木曜日発表だ。 そうでなければ翌週木曜日。
320 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 21:35:45
安部公房『砂の女』
321 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 21:36:57
オーストラリア出身の作家でブッカー賞を2回受賞している ピーター・ケアリーにも可能性はあるんじゃない? オーストラリアの作家って最近受賞してないでしょ。
322 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 21:38:20
>>321 最近受賞していないというか、30年以上前に「ホモ」が一人受賞
したのみだ。
ホモ? 下手なネタみたいな名前ね
324 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 22:13:01
1973年授賞のP・ホワイトだろ。 「氏の叙事詩的、心理的語り手の技法により、オーストラリア大陸の 文学に新たな実りをもたらした作品」が授賞理由だったね。
325 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 22:17:12
その前にも誰かいなかった?
326 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 22:25:19
いたいた。過去の授賞者では1929のトーマス・マン、1947 のアンドレ・ジッドが有名。
327 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 22:39:41
明日の午後7時頃(日本時間)に発表
こりゃ村上春樹もホモになるしかねえな。
329 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:01:35
SF系作家ということでル・グウィンってことはない?ゲド戦記関連って ことで。あと、民族的にいくとユダヤ系も最近獲ってないでしょ。 フィリップロスなんて、人気・実力ともに大本命だと思う。
330 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:04:29
2002年度のケルテース・イムレは思いっきりユダヤ系だと思いますが。
331 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:07:18
ホモでSF作家といえばディレイニーはどうよ。まあ、個人的には カート・ヴォネガットに受賞してほしいが。
332 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:11:01
>>331 ディレイニーか、イイネ!
いや、多分ディレイニーは受賞しなそうだけどorz
ヴォネガットは可能性ありそう。
まあ、ここでディレイニーが受賞すれば、ダールグレン翻訳も加速されるかもしれん。
333 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:13:13
ダールグレン期待ほど面白くないといううわさがある。 翻訳までにはあと5年ほどかかるか?
334 :
吾輩は名無しである :2006/10/04(水) 23:14:33
カートおじさんがとったら大田祭りになりそうだな。
335 :
理系全般板の2006年ノーベル賞スレより :2006/10/04(水) 23:44:09
241 :Nanashi_et_al.:2006/10/02(月) 23:47:09 文学賞は、トルコの作家、オルハン・パムクだと思う。 今、代表作の「雪」を読んでいるが、すごく面白い。 藤原書店というマイナーな出版社から出ていて、必ずしも良い翻訳とはいえ ないような気がするが、すごさは伝わる。 600ページ近くある厚い本だがどんどん読める。3200円もするが 俺は区立図書館で借りたからタダだ。 イスラム教だが政教分離というトルコの複雑な状況を見事に描いているな。
337 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 03:09:19
一昨年も発表日の発表がなくて色々な憶測が飛び交うなか、 通例の第一週の木曜から数日後にいきなり発表だったような。 あのときはイェリネクの受賞に猛反対した委員がいて遅れたとか。 その人は後日、抗議の意味を込めて委員を辞任したはず。 うろ覚えだけど、多分そんな感じだったはず。 さては村上春樹の受賞に死に物狂いで反対してる委員がいるってことか。 もしくは村上春樹に受賞させようと孤軍奮闘してる委員がいるってことか。
>>337 うわあ、ありそうで嫌だなあ…。
アメリカ作家の大御所無視してハルキに取らせたら、絶対反対が起こると思うんだがなあ。
一通りアメリカの大御所に取らせたら、まあハルキがとってもいい時期かも試練。
どっちにしてもとってほしくないけどさw
>>337 イェリネクの発表は普通に第一週の木曜日に行われている。去年のピンターは
第二週まで延ばされて、その遅れがいささか話題にはなった。ちょうどその時
期に Knut Ahnlund というアカデミーの会員がイェリネクの受賞を非難して、
アカデミーを辞任するという発表を行ったことが遅れの原因かと憶測された。
実際のところ Ahnlund は96年からアカデミーの仕事に参加しておらず、イェリ
ネクの選考にも関わっていない。また辞任もしていない。公式ページにまだ
名前が載っている。というかアカデミーは終身制なので死ぬまで辞めることは
できないのだが。
>>329 ユダヤ系は最近、多すぎるくらいだよ。
2004年のイェリネクも、2005年のピンターもユダヤ系。
2年連続でカフカ賞のその年の受賞者が取ってると言ってるけど
カフカ賞の受賞者はユダヤ系ばかり。
ここで、まさかの「大西巨人」受賞。 そのいきおいで月9でドラマ化→映画化→アニメ化。
342 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 03:53:19
今年は詩人だと思うんだけど有望な詩人て誰かいる?
有望な詩人といえば、アドニスだな。 多分アドニスがくる。シリアという地域もなんかとりそうな雰囲気満点。
344 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 04:02:38
アドニスか、ありえるかも。確かブックメーカーの下馬評高いよね。
345 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 06:19:01
今年も発表の季節だな。
>>342 大御所ではボヌフォア
ボヌフォアとホルヘスはたしかバルザン賞を獲ってたはず。
でもああいうキラキラした文体ってノーベル賞好みでない気がする。
リルケもパウル・ツェランも獲ってないし。あすこはモンターレとかセフェリスみたいな
晦渋な文体の詩人がお好みのような・・・ あ けどオクタビオ・パスは獲ってるな。
パスといえばこの詩が好きなんだ
↓
346 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 06:23:29
一本の樹木がぼくの頭の内側に生育する。 一本の樹木が内に向かって生育する。 その根は静脈、 その大枝は神経、 思想はそのもつれた群葉である。 きみの一瞥がその樹に火を放ち、 その陰の果実は 血のオレンジであり 炎のザクロである。
347 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 09:01:52
上の詩を読んだだけでもメキシコのテキーラを 一口飲んだ気分になるね。
348 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/05(木) 09:35:42
その陰の果実は 血のオレンジであり 炎のザクロである。 これはとってつけたような文だ。
349 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 11:57:16
これがそんなにいいか^^;
350 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 12:28:00
長塚節「土」 この作品が世界的な評価を受けないなんてどうかしてる。
351 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 13:09:55
朝日新聞にノーベル文学賞関連の取材記事が出てるよ。 選考委員に村上のことを聞いたりして煙たがられているw あれじゃあ、村上が候補に上がっても受賞は避けられてしまうだろうな。 これで村上春樹の受賞はなくなりますた。 朝日氏ね!
352 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 13:42:28
でも世界中の人が一番納得するのは村上春樹じゃない?
353 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/05(木) 13:44:19
350 冒頭しか読んでないけど、ハッキリ言って凄い。 夏目漱石が論文を何個も書いてるだけあるわ。 まぁお前さんが本当にこの文章の凄さがわかってる、とまでは俺は保証せんよ。
354 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 13:47:19
355 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 14:27:28
ま、今一番読まれてる現役の作家だからな、世界中で。
>>352 ____
_,、r'´:::‐、`ヾ‐、`丶、
/:::::l、:{⌒ヾヽ::ト、:ヽ:::::ヽ
//!:::i:l:!::ヾ、::::::ヾ::!`ヽ:ヽ:::::ヽ
〃:!:l::::l!:ト、::::liヽ、:::リ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:、:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
l!::!:!:iト:::!:i:j/代トト、l:ハ::升ト!:l::!:!lj ハハハハ
li::l::N{:ヾVヘ「 ̄` lハ ソr‐テハ!:l/
!:l!:ト、l::l{` ! j川/ つまらない冗談だ
ヾト辷N! ‐ノ !:l/
Yl:ト、 ヾ==r ノ/
iN \. ` ニ′/}'
h 丶、 /
ノ ̄´"''‐ 、 `¨´U
_rく /癶V⌒!=| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
__,、=T下、``ヽ /‐''"_, -ヘ| |
/「 ̄´ ヽヽ \ ヽ/ ´ _,,厶ヘ ∧=、、
|八 \ __/ _,)ヽ___/ ヽ ``=、、
‖ \ ! V´ ̄:::::/ _,ノk>、`T!::::::":::\_ ‖
>>355 だったら、J.K.ローリングで決まりだよ。
358 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 14:29:41
>>355 そんな基準なら、ハリーポッターの作者でいいじゃん。
だから言っているだろう。 今年はアップダイクが取る。
361 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 15:14:20
362 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 15:58:33
ブラッドベリって賞貰ってるの? (なんかまだ生きてるらしい)
363 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 16:10:37
カフカ賞の授賞者が連続三人もノーベル文学賞はないと思うが?
365 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 16:25:47
選考委員に「カフカ賞とっている人間が連続でとっているよね?」みたいな 話振るなんて、空気よまないにもほどが…。
366 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 16:32:48
364さん、貴重な記事の貼りどうも有り難う!
367 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 16:36:48
発表まで数日あるとスレの皆で自分の予想や見解を持ち寄れる から楽しいね。
368 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 16:42:42
>>365 そんな大袈裟なことじゃないだろ、お前きもい
369 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 16:46:09
村上の本を何冊も出している新聞社が、 取材と言いながら村上をプッシュしたってわけか。 そりゃ村上がとれば自社の本も売れるもんな。さすが朝日新聞。
ヘルマン・ブロッホ『ウェルギリウスの死』とかは評価だけみればすごい。 ノーベルもんじゃないの? 個人的には 谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』とジャック・デリダ『灰』がすばらしいと思う。
朝日はハルキに獲って欲しくないからそういうことやってんでしょ。 まじでとことん売国だな。
>>371 いや、朝日的には春樹がとったほうが、儲かるから、とって欲しいんじゃない?
で、予想のほうだが、フィリップ・ロスがくるとおもう。
現代の日本人作家でノーベル賞の受賞可能性のある人間って何人くらいいるんだろうか 海外の評価って実際よく分からんからなあ 今年の予想はつかんけど名前も知らないようなマイナーな作家がいい 読む契機になるし ミーハー根性丸出しだが
374 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 17:34:12
ディープインパクトの取材にいって、 フランスでウザがられたのと一緒だな、 春樹のノーベル文学賞取材
>>374 あー、思ったかも。なんていうか、民d(ry
で、コウンがとったら手のひら返して自分のことのように大騒ぎするんだろ<朝日
>>376 > で、コウンがとったら手のひら返して自分のことのように大騒ぎするんだろ<朝日
アジア的優しさが欧州でも認められた、ってね。
朝日とか売国とかどうでもいい ほかでやれ
379 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 19:19:52
380 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 19:29:44
エーッ?!発表は今晩?
The Nobel Prize in Literature 2006" who in Kyojin Onis's novels uncovers the precipice under everyday prattle and forces entry into oppression's closed rooms i
発表は来週だな。
383 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 20:51:59
公式ページの表示すら「?」というイラストかよ。
384 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 20:55:36
発表日さえ発表しないなんて文学賞の選考委員は何様?
386 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 21:47:38
今日は発表されそうにもありませんね。
今、日本人がノーベル賞受賞の可能性が一番高いのは物理学。 かなり離れて化学、またかなり離れて医学生理学、さらにもっと離れて文学。
388 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 22:52:07
君は細木数子か
389 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 22:56:47
揉めてるってことはやはりパムクか?
390 :
吾輩は名無しである :2006/10/05(木) 23:41:59
アジアなら高銀でしょうね。
391 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/06(金) 02:39:46
サリンジャーに与えないのか。 偉大な文学名鑑に空白が空いたままだ。
ピンチョンは〜?
ピンチョンがあらわれた!
395 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 08:53:05
スウェーデン学士院の会議室では最終候補者が5人に絞られて 吟味している最中だね。 意見が割れても共同授賞は有り得ないだろうな。1974年以来 単独授賞だしな。
396 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 09:00:50
今年の賞金は約1億6千万円だけど過去に「ニルスの不思議な旅」 の作者ラーゲルレーブは人手に渡っていた家を賞金で買い戻した そうだよ。
歴史学者や哲学者が、とったらちょっと面白いかも。
398 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 09:49:42
歴史学者では1902のモムゼン、哲学者ではベルグソン、ラッセル等 数人過去に授賞してる。 1964のサルトルは辞退したけど、これから先の授賞者が辞退したら 「何やってんた゛!気取ってんなよ!!」ときっと非難浴びるね。
399 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 09:54:25
歴史学者は、何人かとってもいいと思うんだがな。 哲学者は、解らん。 ピン著ンやサリンジャーは受賞しても、来なさそう。
つーかさ、これの審査員ってどんな奴がやってんの?
401 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/06(金) 10:15:10
チャーチルは余計過ぎた。 もはやノーベル賞に完全な権威はない。
>400 スウェーデン王立学士院の文学系の会員
一人も知ってる奴いないな。ノーベル賞って実はたいしたことないんか??
406 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 16:02:41
1901シュリ・プリュドム「心情と知性の素晴しい結びつきを示した詩作」 1968川端康成「鋭い感性による日本人の心の精髄の表現」 1994大江健三郎「苦境に陥った現代人の状況描写」 など授賞理由には作家・詩人の特質が表れていると思うんだけど、皆さん 一押しの候補者の資質を簡潔に教えて欲しいんだ。 このスレでは春樹、パムク、ピンチョン、サリンジャー、ケアリー、 オンダーチェ、リョサ、高銀などなど数多くの名が挙がったよね? 書かれたことを取っ掛かりにしてこれから色々な作品を読んでみたいんだ! どうかヨロシク頼んます。
407 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 16:20:44
詩人シャムシュル・ラーマン(バングラデシュ)1929- 「孤独で存在感の希薄な現代感覚と祖国の伝統の叙情性を併せ持った作品」
408 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 16:52:46
スウェーデン・アカデミーは6日、今年のノーベル文学賞を、 『海辺のカフカ』などの作品で知られる日本の作家、 村上春樹氏(57)に授与すると発表した。 日本からの同賞の受賞は、 68年の川端康成氏、94年の大江健三郎氏に続いて3人目である。 同アカデミーは授賞理由を、 「巧みな構成力、示唆的な会話、分析的な明敏さ、 豊かな音楽性を持つ多声的な表現で描いた作品を発表し、 現代社会の陳腐さや抑圧が生む不条理を見事に暴いた」 と説明している。同時に、 「日本固有の歴史・宗教的風土に根付いた作品でありながら、 読み出すと止まらない面白さがあり、 形而上的な幻覚を見せるような幻想的作品」であるとも述べ、 夢に似たその“語り”を、 三島や谷崎の過熱気味で確固としたリアリズムというよりも、 安部公房のシュールリアリズムにより近い、と指摘する。
409 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 16:55:04
村上春樹氏は1949年1月、京都府京都市伏見区で、 住職の息子で国語教師でもある父と、 大阪の商人の娘である母との間に生まれた。 兵庫県立神戸高等学校卒業し、一浪して 早稲田大学第一文学部演劇学科に入学。 大学在学中に陽子夫人と結婚。結婚後、国分寺市に転居し、 大学に在学しながらジャズ喫茶を開業する。 大学を7年かけて卒業後,閉店後の店でこつこつと小説を書き、 1979年『風の歌を聴け』でデビュー。 1981年には作家専業で生きていく決意を固め、ジャズ喫茶を廃業。 1987年『ノルウェイの森』が、日本国内で空前の大ベストセラーとなり、 その後、出せば必ず売れる作家の1人として、 日本の国民的作家夏目漱石以降で 最も重要な日本文学・現代文学を代表する作家と位置づけている。 79年、『風の歌を聴け』で第22回群像新人文学賞を、 82年、『羊をめぐる冒険』で第4回野間文芸新人賞を受賞。 その後、85年には『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で 第21回谷崎潤一郎賞、96年には『ねじまき鳥クロニクル』で 第47回読売文学賞と、日本で最も権威ある文学賞をそれぞれ受賞している。 91年にはプリンストン大学に客員研究員として招聘されたほか、 06年『海辺のカフカ』で第3回フランツ・カフカ賞を受賞。
411 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 17:29:58
408・409さん凄いね!春樹が授賞すればここに書いた文と 同じだろうね。
これコピペの切り貼り+改変じゃないの?
ニュースも、これをコピペすればいいんだから楽でいいな
来週の12日か。俺の誕生日だよ。 春樹が来れば目出度い日だw
415 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 19:38:37
発表日が公にされないのって毎年だろが...
416 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 19:44:20
今はもう公表されているよね。
417 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 19:49:02
今年はアルジェ出身のアシア・ジェバールがとりそうな予感。
418 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 19:52:12
「だらだら長いだけの構成力、寒イボが出まくる嘘くさい会話、 分析力ゼロの間抜けさ、他の音楽タイトルの堂々とした盗用の作品を発表し、 当人の陳腐さや抑圧を装う偽善性を見事に晒した」ww
419 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 20:06:17
さぁ10/12(木 )の発表時間まで予想しましよう。篠沢教授に1000点! (古い)・・。俺は詩人のシャムシュル・ラーマンを挙げる。
420 :
吾輩は名無しである :2006/10/06(金) 20:36:17
ノーベル文学賞:発表は12日 スウェーデン・アカデミーは6日、 今年のノーベル文学賞を12日午後1時(日本時間同8時) に発表することを明らかにした。
文学は世界中に良作があるね。特亜にはないけどね。
>>421 なにせ亡命者にあげるんだから、選考委員も皮肉が利いてるぜ、と思った
しかし高行って誰が読んでたの?世界中の華僑の人かな?
423 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 01:08:35
>>422 「霊山」がヨーロッパで高い評判だったのが受賞につながった。
劇作家だったのに戯曲ではなく長編小説で評価されたのだ。
高までが苗字じゃない?台湾では、普通に出版されてるよ。 同じ不条理劇のピンターもすぐ後に受賞したのは、高を劇作家というより 小説家として評価したんだろうね。 中国語作家は取ったばかりだけど、2008年の北京オリンピックまでに 北島か鄭義にノーベル賞をあげる嫌がらせをして欲しいところ
426 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 02:33:32
普段は文学板なんて来ない 「にわか」 に言っとくが、春樹はねぇって
427 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 02:38:02
じゃあ一つ聞くけど 他の候補者はそんなに可能性があるの? そんなに立派な作品なの? その割には名前聞かないけど・・・ 村上春樹は世界中で評価されているのに・・・
>>404 のリンク先見ると今年になって選考委員のうち二人が亡くなっている。
いずれも80歳を越える作家。投票のバランスが微妙に変わってくるだろうが
万年候補だったクンデラやリョサあたりに吉と出るか?
429 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 03:05:22
例のオッズを見ると、村上春樹は12/1。 クンデラやタブツキは20/1で、海外の人間から見ても春樹の可能性 はかなり高いと思えるわけだ。 たぶん村上春樹は井上靖のように、最後には毎年のように最終候補に 残りながら受賞できずに終わるだろうけど、「春樹なんか受賞できる わけはねえよ〜」というレベルではなくなっていることは確かだ。
430 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 03:16:25
オルハン・パムクの小説は確かにおもしろい。よくできている。 ところで、オルハン・パムクがノーベル賞最終候補に入るきっかけ の作品「雪」に出てくる主人公の詩人のペンネームは「Ka」だ。 作品中では主人公のイニシャルという説明をつけているが、作者 としてはカフカの「K」という意味もあるという。 オルハン・パムクはカフカを愛読し、影響を受けた。 カフカは、ノーベル賞を受賞できなかった。 今年はともかく数年内にはノーベル賞受賞確実のオルハン・パムク の作品は、ノーベル賞にカスりもしなかったカフカの作品よりも、 「まちがいなくすぐれている」といえるのか?? 上でも書いたとおりオルハン・パムクの「雪」は優れた作品だ。 しかし、「雪」が、変身や審判や城よりも優れているとはどうし ても言えないのだ。 ノーベル文学賞は、必ずしも世界で一番優れた作品を書いた作家 に与えられるわけではない。
431 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 03:22:00
>>430 >パムクがノーベル賞最終候補に入るきっかけ
初期段階の候補に名前が挙がっていることは確実だろうが最終候補に
なっているかどうかは関係者以外誰にもわからない。
>ノーベル賞にカスりもしなかったカフカ
カフカの生前にはノーベル賞の選考委員は「審判」も「城」も読むことが
できなかったのだからカスりもしなかったのは当然と言える。
ノーベル賞にカスりもしなかったカフカの作品
434 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 04:19:31
カフカは40代初めで死んだから受賞できなかったように言われているが ジャングル・ブックの作者のように30代で受賞したのもいるからいろん な作家が強く推薦していたら受賞できたかもな。 80歳まで生きたらまちがいなく受賞しただろう。 トルストイ・ゾラ・ゴーリキー・カフカ・プルースト・ジョイス。 こいつらがノーベル賞を受賞していないのはおかしい・・・ということ をノーベル財団も認めているが。
100歳まで生きてても、そもそも発表されてなかったら受賞できないだろう
437 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 05:33:45
>>436 以前は、ノーベル財団はカフカやプルーストに与えなかったのは
失敗だったと反省しているようなことを言っていたはずだが・・・
あまりにもしつこく全世界から批判され続けるので逆ギレしたか。
438 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 05:51:20
まあ、カフカなんかどうでもいいや。昔の話だ。 それより、問題はオルハン・パムクだ。 「雪」において、主人公の性格がどうも不自然なんだよな。 自分が好きな女に、まるでストーカーのように粘着し続けるという 部分だけは終始一貫しているのだが。 内気なわりに、やけに度胸のある行動をしたりする。 あと、自分がこれからモノにしようとしている女に向かって、「ドイツに いるときはオナニーばかりしていた」なんて言うかよ!? 最後に女から振られてトボトボとドイツに帰るが、射殺されるまでの人生 最後の4年間を、彼女もできずに部屋でポルノビデオを見てすごしたとい うのはあまりにも情けなくていいが。 40代で結婚もできず彼女もできずオナニーばかりして、路地裏で正体不 明の人間に射殺されて、部屋に残っていたポルノビデオが遺品。 詩人なのだが、詩を書いていたノートは行方不明。 こんな情けない男が主人公の作品が代表作であるオルハン・パムクが、 2006年のノーベル文学賞をたぶん受賞するのだ。
439 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 06:08:08
オルハン・パムクの小説は確かにおもしろい。よくできている。 ところで、オルハン・パムクがノーベル賞最終候補に入るきっかけ の作品「雪」に出てくる主人公の詩人のペンネームは「Ka」だ。 作品中では主人公のイニシャルという説明をつけているが、作者 としてはカフカの「K」という意味もあるという。 オルハン・パムクはカフカを愛読し、影響を受けた。 カフカは、ノーベル賞を受賞できなかった。 今年はともかく数年内にはノーベル賞受賞確実のオルハン・パムク の作品は、ノーベル賞にカスりもしなかったカフカの作品よりも、 「まちがいなくすぐれている」といえるのか?? 上でも書いたとおりオルハン・パムクの「雪」は優れた作品だ。 しかし、「雪」が、変身や審判や城よりも優れているとはどうし ても言えないのだ。 ノーベル文学賞は、必ずしも世界で一番優れた作品を書いた作家 に与えられるわけではない。
440 :
430 :2006/10/07(土) 06:17:39
>>439 おい、意味もなく俺の書き込みをコピペするなよ!
カフカなんてどうでもいいよもう。 シリアのアドニスの作品を読んでいるやつ、語ってくれ。 俺も今日、図書館へ行ってパムクの小説を返却した後、 アドニスの詩が載っている本を借りてきて読むよ。
>>434 トルストイやイプセンが受賞できなかったことへの批判は、聞いたことあるが、
カフカが受賞しなかったことへの批判なんてきいたことないぞ。
プルーストなんて主著が死ぬ直前に出ているじゃねえか。
いくらなんでもカフカ、プルーストをあの時期に速攻で評価しろなんてのは酷。
>>441 イクシオンが、英訳から重訳したやつなら読んだなあ。>昼と夜の頁
ああ、こんなときイクシオンがいれば…。
俺にとってはアドニスとイクシオンはいつもセットだ。 今頃どうしているのかな。
あいつ、今ごろどうしてるかなあ
446 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 12:15:50
パムク読んでる奴が結構いるみたいで、なんかうれしいな。
447 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 12:42:20
オルハン・パムクってノーベル賞候補にもなっているのに、日本で 翻訳されているのってたったの2冊しかないんだな。ノーベル獲ったら もっと翻訳されてほしい。
448 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 14:47:54
ドリス・レッシングにあげて欲しいな。
>>427 日本だから春樹の名前聞くだけ。
たしかに日本で誰に与えるかといえば、春樹しかいない。
しかし、世界には春樹より先に評価されてノーベル賞確実とまでいわれた、
サリンジャー、ピンチョンなどがいる。
ちなみにゲド戦記のル・グウィンは、一時期ノーベル賞にもっとも近いと言われたが、
取れなかった。
春樹なんかまだまだだよ。
450 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 15:59:22
>>たしかに日本で誰に与えるかといえば、春樹しかいない。 そんなことはないな。リービ秀雄にやれ。
>>449 はげどう。
たまたま春樹と同率オッズになっているル・クレジオなども、
世界文学の中では非常に重要な位置を占める作家だ。
ル・クレジオに比しても、春樹なんかまだまだだよ。
ル・クレジオってまだ60歳代なかばなんだな。 すっかりフランス文学史上の作家、という感じだが。 若くしてデビューするといろいろと得だな。 戦後、フランスは大量のすぐれた作家を生んだ。 ところが、ノーベル文学賞を受賞したのはクロード・シモンのみ。 ベケットやサルトルは戦前デビューだし、しかもベケットはフラ ンス人作家といえるか微妙だしサルトルは辞退したし。 高行健にいたっては、たまたま亡命先がフランスだったということだし。 ル・クレジオもソレルスもビュトールも受賞していない。 それどころかロブ=グリエすら受賞していない。 文学板はフランス文学好きが多いんだろう? 「コラッ! フランス作家にもっとノーベル賞を与えろ!」と行進し、 その模様をヴィデオ・テープに録画して南麻布の在日フランス大使館に 届けるべきだろうよ。
453 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 17:45:06
>>427 >村上春樹は世界中で評価されているのに・・・
大衆受けすれば取れるってもんじゃない。ノーベル文学賞は決して”ベストセラー賞”じゃない。
ハリポタ原作者が受賞したら
「え〜〜〜??確かにベストセラーではあるけど…」 って思うだろ?
454 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 18:15:08
アホか
>>452 ろくにル・クレジオも読んでいない。浅薄人間の背伸びレス。
一人の作家でもいいから
じっくりと骨の髄まで染み込むほど読んでから来い。
おまいは文学板に書く資格無し。
表面的な受け売り情報どれほど並べても己れの馬鹿さが際立つだけだ。反省しろ
ベルナドットの受けた屈辱が未だに尾を曳いている、とかw
458 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 18:27:38
ですな
>>455 俺はフランス語ができないが、翻訳でもいいか?
クレジオの近作なんてゴミばっかじゃん。 フランスの最近の作家ってどうしてああ自閉的なのかね。 ブンガクに堕していて、キモスギ。
461 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 18:43:44
ボリスヴィアンいいよね
>>460 おいおい、文学板でフランス作家を批判すると・・・
袋叩きにされるぞ。
フランス文学崇拝者が多いからな。
文学板って、文学部の院生とか助手とか、収入は少ないが
変なプライドだけは高いやつが多そう。
>>459 みな翻訳だろうよ、仏文学専攻以外は。翻訳でがんがん読めばいい。
日本は優秀な翻訳者たちのおかげで、外国文学を豊かに取り入れてきた。
万葉集以来の日本の伝統の中に
中国から漢文学が入り、明治期以降どっと欧米文学が流入し
そして今日がある。翻訳でも原書でもいいから
一冊でも多く書を読め、古典から現代まで、古今東西の名著を。
くだらんラノベなぞに鼻もひっかけるんじゃないぞ、時間の無駄だ。
>>463 わかった。名作文学を、一冊一冊、コツコツとていねいに読んでいくよ。
ラノベはくだらないので、床に叩きつけてやる!
フランス語も、せめて仏検3級を取れるレベルまで学習するつもりだ。
465 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 19:01:20
>>462 あはは。まじすか?
個人的にはゴダールをのぞいて、1970年代以降のフランスの芸術には
見るべきものがとくにないと思っています…文化的には死んだ犬ですよ、
フランスは。日本の小説家にノスタルジーの対象とされているようじゃ
(堀江敏幸のこと)、もうダメポですよ…といって逃げちゃいますw
>>465 ん? もしかして、堀江敏幸さん本人ですか?
ゴダールは高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したからいいだろう。
フランスは一定レベルの作家を安定してだしてくれるんだけど、 飛び抜けた作家がいないんだよな。 ロシアのトル・ドスト、ドイツのゲーテ、イギリスのシェイクスピアみたいに。 あえていえばスタンダールかもしれんが、上の作家と並べると見劣りする。
472 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 20:26:52
そこでボリスヴィアンですよ!
473 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 20:31:18
敢えて言えばヴォルテールだろ
474 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 20:39:03
きつね物語を書いたやつだろ
>>471 言われてみればそうだな。
フランスは世界一の文学大国だと思い込んでいたが・・・
476 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 22:22:34
プルーストがいるだろうが
プルーストねえ…。
478 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 23:02:27
萱野茂も候補になったが、残念ながら先日逝去。
いや、プルーストは飛びぬけた作家だろう。 そういやナボコフってとっていないんだなあ。
プルーストのゴンクール賞「ヤオ」受賞のエピソードはおもしろいな。 インチキな、不正といっていい受賞だったが、現在から考えると、 結果的には正しかったという・・・。
481 :
吾輩は名無しである :2006/10/07(土) 23:51:47
カポーティってもらったの? 叶えられた祈りマジくそでしたが
482 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 04:14:14
ノーベル賞、古井由吉か大西巨人だろ。 村上春樹は世界の恥。 いくら外国で評価されててもそりゃあ土壌かちがうから受け入れられかたがまるで違う。 日本なら村上読者=イタイとなるのに。
483 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 04:15:48
意外に吉本隆明かも。信者狂喜するね。
ドナルド・キーンとか 日本文学を翻訳している人が その貢献度で突然とるかも 個人的にはクンデラにとってほしい
485 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 04:42:15
ドナルドキーンは日本が文化勲章を与えるべきだろう・・・ 大変な貢献者だな。
486 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 07:42:53
ドナルド・キーンの『奥の細道』の翻訳はインチキ。
487 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 10:07:28
ちょっと修正 3.5倍 フェリト・オルハン・パムク (トルコ, 1952-) 6倍 アドニス (アリー・アフマディ・サイディ・アシュバル) (シリア, 1930-) 6倍 リシャルト・カプシチンスキー (ポーランド, 1932-) 7倍 ジョイス・キャロル・オーツ (アメリカ合衆国, 1938-) 11倍 高銀 (高銀泰) (韓国, 1933-) 11倍 フィリップ・ミルトン・ロス (アメリカ合衆国, 1933-) 13倍 村上春樹 (日本, 1949-) 13倍 インゲル・クリステンセン (デンマーク, 1935-) 13倍 トゥマス・トランストレーメル (スウェーデン, 1931-) 15倍 アモス・オズ (アモス・クラウスナー) (イスラエル, 1939-) 15倍 クラウディオ・マグリス (イタリア, 1939-) 15倍 ヒューホ・マウリセ・ユーリーン・クラウス (オランダ, 1929-) 21倍 アントニオ・タブッキ (イタリア, 1943-) 21倍 ミラン・クンデラ (チェコ, 1924-) 21倍 トーマス・ラグルズ・ピンチョン Jr. (アメリカ合衆国, 1937-) 21倍 ウィリアム・H.・ギャス (アメリカ合衆国, 1924-) 26倍 セース・ノーテボーム (オランダ, 1933-) 34倍 チヌア・アチェベ (アルバート・チヌアルモング・アチェベ) (ナイジェリア 1930-) 34倍 ジェラルド・マーナン (オーストラリア, 1939-) 34倍 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ (フランス, 1940-) 34倍 ホルヘ・マリオ・ペドロ・バルガス・リョサ (ペルー, 1939-)
489 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 11:29:16
ちょっと修正 3.5倍 ドナルド・キーン (アメリカ 1925-) 6倍 アドニス (アリー・アフマディ・サイディ・アシュバル) (シリア, 1930-) 6倍 リシャルト・カプシチンスキー (ポーランド, 1932-) 7倍 ジョイス・キャロル・オーツ (アメリカ合衆国, 1938-) 11倍 高銀 (高銀泰) (韓国, 1933-) 11倍 フィリップ・ミルトン・ロス (アメリカ合衆国, 1933-) 13倍 村上春樹 (日本, 1949-)
490 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 11:50:58
残念ながらキーン氏は翻訳者だから望み薄だな。 日本の文化功労者だから文化勲章の資格は有りだよ。 ところで「今年の文化勲章受賞者を予想する」をスレとして 始めたいんだけど2chのどのジャンルに作ればいいかな? 誰か教えてください。ヨロシク
491 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 12:01:14
86 :吾輩は名無しである :2006/09/15(金) 02:17:30
2005年ブッカー賞の最終候補作(shortlist)が発表された。
ttp://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/5346256.stm Kiran Desai, The Inheritance of Loss 4/1
Kate Grenville, The Secret River 11/2
M J Hyland, Carry Me Down 4/1
Hisham Matar, In the Country of Men 4/1
Edward St Aubyn, Mother's Milk 7/1
Sarah Waters, The Night Watch 6/4
数字はブックメイカー Ladbrokes のオッズ。本命はサラ・ウォーターズ。
確認できた限りでは邦訳があるのはサラ・ウォーターズ『半身』『荊の城』
(共に創元推理文庫)、キラン・デサイ『グアヴァ園は大騒ぎ』(新潮クレスト)
先月発表された一次候補作(longlist)の中にはピーター・ケアリー、
ナディン・ゴーディマーの名前もあったが脱落。受賞作の発表は10月10日。
>こっちの方も気になるっ♪
492 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 12:06:55
>>471 アンドレ・ジッドがいるぞ。
小粒でもジョルジュサンドとかコレットとかたくさんいるよね。
やっぱりおフランスは文化大国だな。
プルーストもジッドも飛び抜けた作家だけど、 一般人でも知っている作家ではなくないか? 知名度調査したら、誰それという反応が返ってくるな。 ドストエフスキー……罪と罰 トルストイ……戦争と平和 シェイクスピア……ロミオとジュリエット ゲーテ………若きウェルテルの悩みorファウスト ゲーテは作品名までは出てこないかもしれないけど、 聞けばああという反応がくる。 ・フランス作家 スタンダール……赤と黒 プルースト……失われたときを求めて ジッド……狭き門 ゾラ……ナナor居酒屋 作品名まで言っても、「聞いたことない」だろう。 ゾラに至っては、少女漫画と間違えられるな。 まだサンテグジュぺリの方が有名だけど、 サンテグジュぺリは世界最高の作家のひとりと評すると絶対に違和感覚える。
494 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 17:14:19
>>488 > 21倍 ミラン・クンデラ (チェコ, 1924-)
燻寺の何がだめなんだ?
495 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 19:07:13
シェイクスピアはノーベル文学賞に値するな
496 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 19:10:16
クンデラはタイミングを逃したのではないか。 ラシュディも同様に獲るタイミングを逸したと思う。 でも、本来は東西の壁が崩壊した時点でもらうべきグラスが最近受賞した ってこともあるので、実際にはあまりタイミングは関係ないかも知れないけど。
497 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 19:12:06
>>493 フランスだったらユゴーの「レ・ミゼラブル」の知名度は相当
高いと思う。
498 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 19:27:34
あっノーベル賞て推薦されてるやつの中からしか選ばれないんだっけ。 それじゃあなあ…しかし本当に誰がとるんだろ。
499 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 19:33:03
春樹って候補としては最年少なのか
500 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 19:38:12
10年以内にSFがとるよ。
パムクのほうが、2,3歳若かったと思う。
502 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 20:55:26
488からするとハルキよりパムクの方が若いんだな。小説読む限りではパムク は60代って感じがするので意外だ。それにしてもパムクもハルキも若すぎでしょ。 やっぱり年功序列じゃないけど、(死ぬ前に)大御所にみなさんにとってほしい。
>>502 同意。
特に将来ハルキにとらせる気なら、今のうちにアメリカ文学の大御所に取らせないとまずいよな。
504 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 22:04:11
自然科学分野や経済学では圧倒しているアメリカ人も、文学賞は最近少ないな。 昔はそこそこ受賞していたけどこの30年くらいは少ないな。 受賞してもユダヤ系ばっかり。あと亡命者とか。 あと、トニ・モリスンとか。 ノーベル賞を受賞する作家ってやはり早熟の天才というかかなり若くして デビューした作家が多いけど、トニ・モリスンは40歳近くにもなってや っと最初の本を出したのに60歳そこそこでノーベル賞受賞した。すごいな。
ソルジェニーツィンも、デビューから速攻で受賞したよな。 早く受賞させないと暗殺されるとか思ったのか? まあ、ありえないか。
506 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 22:39:46
>>505 ブロツキーはかなり若くして受賞したが、実際、そういう意味が
あったと思うよ。ソ連がアメリカに刺客を放つとか。
ソルジェニーツッンはデビューから受賞までの時間は短かった
が、そもそもデビューが40代半ばだったからな。
どっちがすごいか微妙なところだ。
ブロツキーは受賞時の国籍は亡命先のアメリカなので、アメリカ
の受賞者としてカウントされちゃっているな。
507 :
吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 23:38:30
春樹、今とってもしょうがない気がする。 生きてたら20年後くらいにあるんじゃないか
508 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 00:02:48
1907にイギリスのR・キプリングが42歳で最年少授賞。 「ジャングル・ブック」が有名だ。
509 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 00:42:36
>>336 Announcement of the 2006 Nobel Prize in Literature
The 2006 Nobel Prize in Literature will be announced on Thursday, October 12, 1:00 p.m. CET (at the earliest).
12日午後8時
510 :
文学賞のメダル :2006/10/09(月) 13:42:32
「人生が技芸の発明により美しくなるのを眺めんことを」 自然科学3賞・文学賞のメダルに書かれている言葉(ラテン語らしい)
511 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 15:50:49
>>111 意表をついて、カズオ・イシグロが獲ったりなんかしてw
512 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 17:08:01
旧ソ連邦の国からって最近出ていないんじゃない? だれか有力な候補っているの?
513 :
文学賞のメダル :2006/10/09(月) 18:01:50
512旧ソ連邦の国からって最近出ていないんじゃない? だれか有力な候補っているの?
ブロツキー以来出てないんじゃないかな。 アイトマートフやエフトゥシェンコあたりの世代はもう獲ることはないような気がする。 ソ連崩壊直後ならあったと思うけど、すぐ前にブロツキーが獲ってたし。 かといって、ペレーヴィンやソローキンはまだ若い。
515 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 19:14:40
アブハジアのガルシア・マルケスことファジリ・イスカンデルはどうよ。
516 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 20:13:18
517 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 20:17:43
オッズどおりだな。 文学賞もオルハン・パムクで決定か?
518 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 20:22:34
個人的な事情で、ハルキ・ムラカミに獲って欲しい。
>>514 ペレーヴィンとったら、狂喜乱舞するんだがな…。
520 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 20:46:16
今年の経済学賞のフェルプス氏は34歳で大経済学者フリードマンに拮抗 する論文をまず発表して息の長い活躍を続け73歳で授賞したみたいだね。 文学賞も過去に幾つか素晴らしい作品を書き、気が付いたら授賞者と なったという人に輝いて欲しい・・。
521 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 22:10:00
ということはやっぱり、ミラン・クンデラやバルガス・リョサや フィリップ・ロス、ジョイス・キャロル・オーツ、ドリス・レッシング カルロス・フエンテス、イスマイル・カダレ等の大御所になるわけですよ。
イスマイル・カダレは読んだことない。どんな作家ですか?
523 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 22:32:28
カダレについてカダレ。
524 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 22:52:51
イスマイル・カダレは日本に来ているし、アルバニアにNHKが行って NHKの番組にも出ているな。 国際ブッカー賞を受賞したのは去年だが、NHKに出たり日本に来たり したのはずっと前だ。 日本にとってあまりなじみの無い国のノーベル賞級の作家を、日本人は ちゃんと日本に呼んで講演してもらったりしている。
525 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 22:53:22
イスマイル・カダレは解説本そのままだと「バルカンの地に根ざし た民族性と多様な要素を重層的に塗り合わせた独自の想像力で文 学のもちうる普遍性を獲得している数々の作品を発表」とある。 「死の軍隊の将軍」(1970)、「砕かれた四月」(1982)「夢宮殿」 (1990)現在70歳。
早くカダレ。マチクタビレタ。
527 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 22:58:34
このスレ大好き!みんな熱いんだなぁ・・。
528 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 22:59:50
amazonで検索してみた。 「砕かれた四月」 20世紀初頭のアルバニアの高地。この地域の人々の生活は、復讐を核 とする古い掟によってすみずみまで支配されている。70年前から連綿 と繰りかえされてきた復讐により死を宣告された男と、彼を想う人 妻との出会いと別れ。荒涼たる高地を舞台に、錯綜する生と死のイ メージが織りなされる。 面白そうだね。コーマック・マッカーシーみたいな感じ?
カダレは知らなかった。 こういう出会い発見は2chやっててよかった瞬間。
530 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 23:07:07
コーマック・マッカーシーさんは生きてはりますか? だとしたら候補者になれますさかいに。
531 :
吾輩は名無しである :2006/10/09(月) 23:14:16
>>530 マッカーシー生きてるっしょ。たまに公式サイト逝く。新作出したみたい。
日本ではほとんど語られていないが、出版社が早川だから?
532 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 00:13:40
>>522 カダレ作品の特徴は、
死に彩られた幻想的雰囲気、現代の政治状況に相通じる寓意性、
読む者を引き付けるミステリアスなストーリー展開…といったところ。
例えば、代表作『誰がドルンチナを連れ戻したか』(1986)では、
中世アルバニアのとある村で奇妙な事件が起きる。
真夜中、遠国に嫁いでいたドルンチナが、村の屋敷に帰ってくる。
しかも、彼女を連れ戻したのは、3年前に死んだはずの兄だという。
この事件に何とか合理的な解決を見出そうと、
地方警備隊長ストレスの捜査は二転三転しながら、
やがて物語は意外な結末へと向かっていく…。
イスマイル・カダレも間違いなくノーベル文学賞に値する作家だと思う
(実際受賞できるかどうかはともかく)。
533 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 00:24:29
>>532 ううう、面白そうだ! ありがd! 読書最高。
なんとなくラテアメっぽいですね…
東欧?の作家とラテンアメリカの作家ってどこか似ているような
気がします。
ヨーロッパ/キリスト教からの距離でしょうか?
ボクの妄想だったらごめんなさい。
Ladbrokesでオッズが付いている人たちの代表的な作品 (邦訳があるものに関しては極力邦題を採用した)。 3.5倍 フェリト・オルハン・パムク (トルコ, 1952-) 『ジュヴベット・ベイとその息子たち』(1983) 『静かな家』(1983)『白い城』(1985) 『わたしの名は「紅」』(1998)『雪』(2002) ※邦訳があるのは最後の二つのみ。 6倍 アドニス (アリー・アフマディ・サイディ・アシュバル) (シリア, 1930-) 『ダーリア』(1950)『ダマスクスのミヒャールの詩』(1961) 『昼と夜の領域における変身と転移の書』(1965)『ニューヨークへの墓碑』(1971) ※アラビア語の詩人。多分どれも日本語に訳されていない。 6倍 リシャルト・カプシチンスキ (ポーランド, 1932-) 『皇帝ハイレ・セラシエ―エチオピア帝国最後の日々』(1978) 『サッカー戦争』(1978)『シャーの中のシャー』(1982)『帝国』(1993) ※ポーランドのジャーナリスト。 7倍 ジョイス・キャロル・オーツ (アメリカ合衆国, 1938-) 『あなたはどこへ行くのどこから来たの』(1966) 『かれら』(1969)『ブラックウォーター』(1992) 『生ける屍』(1995)『マルヴェイニー家の人々』(1996) 『ブロンド―マリリン・モンローの生涯』(2000) ※女性作家。英語作家なので邦訳多い。
11倍 高銀 (高銀泰) (韓国, 1933-) 『故郷の星』(1984)『華厳経』(1991)『独島』(1995) ※詩人。 11倍 フィリップ・ミルトン・ロス (アメリカ合衆国, 1933-) 『さようならコロンバス』(1959)『背信の日々』(1986) 『父の遺産』(1991)『シャイロックの工作―懺悔』(1993) 『安息日の劇場』(1995)『アメリカの田園生活』(1997) ※英語作家なので邦訳多い。 13倍 村上春樹 (日本, 1949-) 13倍 インゲル・クリステンセン (デンマーク, 1935-) 『光』(1962)『草』(1963)『塗られた部屋』(1976) 『アルファベット』(1981)『蝶の谷』(1991) ※デンマーク語の女性詩人。多分どれも日本語に訳されていない。 13倍 トゥマス・トランストレーメル (スウェーデン, 1931-) 『17の詩』(1954)『半分終わった天国』(1962)『窓と石』(1966) 『夜の風景』(1970)『生者と死者のために』(1989) ※スウェーデン語の詩人。多分どれも日本語に訳されていない。
15倍 アモス・オズ (アモス・クラウスナー) (イスラエル, 1939-) 『ジャッカルの鳴く地で』(1965)『スムヒの大冒険』(1978) 『イスラエルに生きる人々』(1983)『ブラックボックス』(1987) 『贅沢な戦争―イスラエルのレバノン侵攻』(1987)『現代イスラエルの預言』(1994) ※政治評論が多い。 15倍 クラウディオ・マグリス (イタリア, 1939-) 『オ-ストリア文学とハプスブルク神話』(1978) 『ドナウ河』(1986)『異なる海』(1991) ※地理・歴史系評論家。 15倍 ヒューホ・マウリセ・ユーリーン・クラウス (ベルギー, 1929-) 『決意』(1978)『メカジキ』(1989) 『ベルギーの悲哀』(1983)『ハムスターの印』(1986) ※オランダ語の詩人。多分どれも日本語に訳されていない。
21倍 アントニオ・タブッキ (イタリア, 1943-) 『インド夜想曲』(1984)『逆さまゲーム』(1981) 『レクイエム』(1992)『供述によるとペレイラは…』(1994) 『フェルナンド・ペソア最後の三日間』(1994) ※イタリア語の作家だが、上記以外にも結構日本語に訳されている。 21倍 ミラン・クンデラ (チェコ, 1924-)(1995) 『冗談』(1967)『可笑しい愛』(1968)『笑いと忘却の書』(1979) 『存在の耐えられない軽さ』(1984)『小説の精神』(1985)『無知』(2000) ※プラハの春で牢屋に入った。チェコ語なのに上記以外にも邦訳が多い。 21倍 トーマス・ラグルズ・ピンチョンJr. (アメリカ合衆国, 1937-) 『V.』(1963)『競売ナンバー49の叫び』(1966)『重力の虹』(1973) 『スロー・ラーナー』(1984)『ヴァインランド』(1990)『メイソン&ディクソン』(1997) ※英語作家なので邦訳が他にもある。 21倍 ウィリアム・H.・ギャス (アメリカ合衆国, 1924-) 『予言者の幸運』(1966)『郡の中心の心の中で』(1968) 『ウィリー・マスターズの孤独な妻』(1968)『アメリカの果ての果て』(1968) 『ブルーについての哲学的考察』(1976)『トンネル』(1995) アメリカの代表的ポストモダン作家と言われながら、なぜか邦訳がほとんどない。 26倍 セース・ノーテボーム (オランダ, 1933-) 『儀式』(1980)『真実と外見の歌』(1981)『ベルリンノーツ』(1990) 『これから話す物語』(1991) ※最後の作品以外、邦訳は存在しないようである。
538 :
とも :2006/10/10(火) 02:07:20
頭悪いので、よく分からないのですが、本を読むのが好きでたどりつきました 何か人生の肥やしにオススマメなものはありませんか?
34倍 チヌア・アチェベ (アルバート・チヌアルモング・アチェベ) (ナイジェリア 1930-) 『崩れゆく絆』(1958)『神の矢』(1964)『もはや安楽なし』(1960) 『幸福と妨害』(1988)『サバンナのアリ塚』(1988) ※全部英語で書いているのに、邦訳皆無。 34倍 ジェラルド・マーナン (オーストラリア, 1939-) 『タマリスクの並木』(1982)『雲の寿命』(1982) 『内地』(1988)『エメラルドブルー』(1995) ※英語作家だが邦訳皆無。 34倍 ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ (フランス, 1940-) 『調書』(1963)『マヤ神話―チラム・バラムの予言』(1976) 『砂漠』(1980)『メキシコの夢』(1988) ※反文明社会ということで、邦訳も結構ある。 34倍 ホルヘ・マリオ・ペドロ・バルガス・リョサ (ペルー, 1939-) 『都会と犬ども』(1963)『緑の家』(1966) 『フリアとシナリオライター』(1977)『世界終末戦争』(1981) ※日本では1990年の大統領選でフジモリに敗れたことで有名。 スペイン語作家だが邦訳は結構ある。
41倍 アッシア・ジェバル (ファティーマ=ゾハラ・イマライェン) (アルジェリア, 1936-) 『渇望』(1957)『新しい月の子供』(1962)『純朴な雲雀たち』(1967) ※フランス語女性作家だが、邦訳皆無。人権問題系。 41倍 ギッタ・セレニー (イギリス, 1921-) 『マリー・ベル事件―11歳の殺人犯』(1972) 『人間の暗闇―ナチ絶滅収容所長との対話』(1974) 『魂の叫び―11歳の殺人者、メアリー・ベルの告白』(1998) ※正確にはウィーン生まれのハンガリー人で、イギリス在住の女性ジャーナリスト(英語)。 (英語読みだと、むしろ「ジッタ」か?) 41倍 ジョン・ホイヤー・アプダイク (アメリカ合衆国, 1932-) 『走れウサギ』(1960)『ケンタウロス』(1963)『農場』(1965) 『イーストウッドの魔女たち』(1984)『さようならウサギ』(1990)『ブラジル』(1994) ※邦訳はかなりある。 41倍 ウィリー・カークランド (パウル・ヴィルヘルム・キュルクルンド) (スウェーデン, 1921-) 『赤い宰相』(1974)『その間中 (アホウドリ)』(1978)『善意から』(1992) ※フィンランド生まれのスウェーデン在住 (スウェーデン語読みすると「ヒュルクルンド」になる)。 邦訳どころか、英語訳も出ているかどうか怪しい (ので上の題名の訳も間違っているかも知れない)。
51倍 ボブ・ディラン (ロバート・アレン・ジマーマン) (アメリカ合衆国, 1941-) ※フォーク歌手・作詞家 51倍 コーマク・マカーシー (アメリカ合衆国, 1933-) 『果樹園農家』(1965)『外の闇』(1968)『神の子』(1969) 『すべての美しい馬』(1992)『越境』(1994)『平原の町』(1998) ※英語作家だが、必ずしも邦訳は多くない。 51倍 ドン・デリーロ (アメリカ合衆国, 1936-) 『アメリカーナ』(1971)『ホワイト・ノイズ』(1985)『リブラ 時の秤』(1988) 『マオ2』(1991)『アンダーワールド』(1997) ※英語作家なので、邦訳はそこそこある。 51倍 エーヴァ・カリン・キルピ (フィンランド, 1928-) 『ミラーに映る女』(1962)『タマラ』(1972) 『死ぬ前に』(1982)『死と年下の愛人』(1986) ※フィンランドの女流作家で、邦訳皆無。 51倍 ハリー・ムリシュ (オランダ 1927-) 『40/61の事件』(1963)『二人の女性』(1975) 『追想のかなた』(1982)『天国の発見』(1992) ※オランダ語作家なので、訳されているのも多分最後のだけ。 51倍 ヘルタ・ミューラー (ドイツ, 1953-) 『旅券』(1989)『心の獣』(1984)『緑のスモモの地』(1999) ※ルーマニア生まれのドイツ在住女性作家で、多分邦訳皆無。 51倍 ウンベルト・エーコ (イタリア, 1932-) 『薔薇の名前』(1983)『フーコーの振り子』(1989)『前日島』(1995) ※イタリア語作家だが、邦訳はそこそこある。
あと、オッズ101倍は以下の通り アダム・ザガイェヴスキー (ポーランド, 1945-) 生まれは現在のウクライナ領内 北島 (ペイ・ダオ) (趙振開 (チャオ・チェンカイ)) (中国, 1949-) イアン・マキューアン (英国, 1948-) ジャネット・ウィンターソン (英国 , 1959-) ジューリアン・パトリック・バーンズ (英国, 1946-) マホムード・ダルウィーシュ (パレスチナ, 1941-) マーガレット・エレナー・アトウッド (カナダ, 1939-) オルガ・トカルチュク (ポーランド, 1962- ) パトリック・モディアーノ (フランス, 1945-) ポール・ベンジャミン・オースター (アメリカ合衆国, 1947-) サルマン・ラシュディ (アフメド・サルマーン・ルシュディ) (インド, 1947-)
まとめの人乙
544 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 04:58:14
安部公房や三島由紀夫の名前は出せても、石川淳の名前すら出せないようで、当たるのかなあ? これに井上靖を含めた4人が当確ラインだったそうですね。 あとは、政治的、地理的要因で決まるのがノーベル賞。 なんたって、平和と人権のバランスを考える(考えていると自称している)スウェーデン人が決めるんですよ? 三島が取れなかったのは、その思想がアジアを不安定に陥れる可能性があった故という説(邪説?)もあるくらいだから。
545 :
538のともさんへ :2006/10/10(火) 07:30:23
取り合えず上記の有力候補者をまとめてくれた人に敬意を表して 上のリストから気になった作品を読んでみたらどうですか? 俺は映画にもなったタブッキの「インド夜想曲」を探してきて 読もうと思います。お互い頑張りましよう。
>>544 釣りのような気もするけど、釣られてみる
石川淳がノーベル賞候補だったというのは初めて聞いた
谷崎潤一郎や西脇順三郎、遠藤周作、井伏鱒二の名前はよく挙がるけど
川端・三島・安部の3人と出した、文化大革命のアピールと
勘違いしてるんじゃないかな?
>あとは、政治的、地理的要因で決まるのがノーベル賞。
その辺ももちろん考慮して、パムクやアドニスがみなされてるわけだけど
三島の場合は思想的な側面も指摘されるけど、年齢がまだ若かったからね
それに、シモンが受賞したように必ずしも左寄りの人が受賞するわけではない
まあ、いずれにせよ50年経たないとノーベル賞の資料は公開されないから
パムクやアドニスがみなされてるわけだけど →パムクやアドニスが有力とみなされてるわけだけど
以前はどうか知らないけど今は作品本位で選んでるんじゃない?
549 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 10:52:28
正直なところ詩人は勘弁して欲しい。 原語で読まなきゃ味わいが出ないし、普遍性があるとは思えない。 あと、ノンフィクション作家やら自伝を書いた政治家とか歴史書を書いた 歴史家が選ばれるのもな・・・ まさかマリーベル事件を追った人や、サッカー戦争を書いた人が オッズ表に載っているとは思わなかった。 予想外に読んだことのある作家が候補に選ばれているな。 まあ文学賞の領域がそれだけ広いということなんだろうけど。
>>534 乙。
英語圏が多すぎるな。あと、北欧とイスラム圏か。
その他は政治的な人が多い感じ。
ロブ=グリエ、カルロス=フェンテス、ハントケ、莫言等
の非英語圏は名前も挙がってない
クンデラは最近はフランス語で書いてるよ
551 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 11:50:45
戦後、紫式部がノーベル文学賞候補になった。 途中ですでに死んでいると指摘を受け、除外されたが。
552 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 12:43:13
ラドブロークス自体、英国のブックメーカーだから、 英語圏に偏るのはしょうがない。 ここ最近英語圏が乱発しているので、他言語から 出るのではないかという憶測もある。
553 :
「?」 :2006/10/10(火) 13:57:14
スウェーデン・アカデミーは12日、2006年のノーベル文学賞を 「・・・・・・」氏に授与すると発表した。
石川淳がノーベル賞候補とかありえねえだろwww いくらなんでもちょっとそれは無い。
555 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 18:24:06
村上春樹を批判してる島田雅彦はどうなの・・・スマン論外だね
春樹は半分英語圏みたいなものだね。
>>535 11倍の韓国の人が受賞したらネット的には面白いだろうな。
558 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 22:03:53
春樹にとって欲しいな。 ただ春樹が取ったら、世界中がひっくり返っちゃうんじゃないかなぁ 何かが変わると思う。
559 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 22:14:46
大江の場合は政治的思想的云々もからんでいたが、村上の場合は純粋に 作品が評価されているようだしね。 村上の受賞にあわせて、村上以外の作家や、日本の現代の文学状況 が世界に注目されたりすると、海外で翻訳されることも多くなると思 うんだ。研究もされるだろう。現代日本アートは萌えだけじゃないですってw そういう意味で、村上にとってほしいな。 本人はいらないだろうけどな。 そんなもんもらった日には、私生活めちゃくちゃですよ。 「ノルウェイの森」のとき以上の大混乱となるだろう。
>>558 春樹ファンだが、何回もこのスレで書かれているように
アメリカ文学の大御所にとらせた後じゃないと、素直に喜べないオレガイル。
561 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 22:46:32
まとめてくれた人お疲れ様。 ちょっと補足すると51倍のヘルタ・ミュラーは「狙われたキツネ」という 邦訳があります。あと、翻訳がある作家の表記を統一すると41倍の アシア・ジェバール、ジョン・アップダイク、51倍のコーマック・マッカーシー となると思います。作家は大体わかるけど、詩人となるとお手上げですね。 あと、ノンフィクション作家や評論家が候補に挙がっていることにちょっと びっくり。これも新潮流なんでしょうか。
ちょっと前に受賞したナイポールは、ノンフィクションぽいの書いてなかった?
563 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:04:02
ナイポールはインドに取材したノンフィクションや旅行記等も書いているが メインは「神秘な指圧師」「暗い河」「自由の国で」などのフィクション だと思う。
>>560 個人的には、なかなか難しいんじゃないかと。
最近のアメリカの受賞者はシンガーやブロツキー、モリスンといった
亡命者やマイノリティだから、そういった側面がないと難しいのでは?
そういえば、リストにはボブ・ディランやオースターなんかもあるのに
ノーマン・メイラーやジョン・バースの名前がないのはなぜだろう?
565 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:17:36
時代遅れだからか。ノーマン・メイラーは今更って感じがする。 アンチ・ロマンの面々(ビュトール、ロブ=グリエ等)もオッズの 対象になっていない。
566 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:27:48
ピンターのオッズはどのくらいだったの?
567 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:29:02
>>560 多分それは無いと思う。
とるとしたら春樹だけかもな。
568 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:29:26
>>561 ヘルタ・ミュラーは日本ではほとんど無名だが、欧州では
次世代のノーベル賞候補と目されている。
これまでもアリステオン賞、フランツ・カフカ賞、ベルリン文学賞、
国際IMPACダブリン文学賞等数々の国際的な賞を受賞している。
最近ドイツ語圏から受賞者が相次いでいるため、4.5年後くらいが
本命か。
570 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:40:30
9月以降のここのスレの伸びすごいな!
571 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:41:52
ピンターの受賞時、俺的にはロブグリエやリョサが取るぐらい今更感があったなぁ。 やっぱ未だ見ぬ大作家を発掘してくれると盛り上がるよね。
572 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:54:52
そういった意味ではここ10年ではジョゼ・サラマーゴが最大の 収穫だったと思う。サラマーゴはノーベル賞受賞後も80歳近い と思うがコンスタントに作品を発表しており、高い評価を得ている。 「The Stone Raft」「Seeing」「The double」等の翻訳が待たれる。
でも、ダリオ・フォのような誰それ?というのも困るけどw
574 :
吾輩は名無しである :2006/10/10(火) 23:58:36
>>571 それはわかる。不条理劇なら高行健で十分だろうって感じ。
少し前に出たと思うけど、高は劇より霊山が評価されたみたい。 そもそも、不条理劇が今更だよな。
576 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:09:19
>>573 でも、ダリオ・フォがどんな作品を書いているか興味ない?
たけしのようなスタンドアップコメディアンだっていうはなしも
聞いたことがある。
577 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:15:56
オッズの一覧にまったく載っていない作家が受賞するかも。 スウェーデン文学アカデミーの委員が「オッズが載っている作家は わざと対象外にしよう」という方針にするかもしれないし。 ノーベル文学賞は基本的には、アカデミーから秘密裏に推薦するこ とを依頼された世界各国の大学教授、研究者、ペンクラブ会長など が推薦した作家の中から選ぶのだが、実は、あまり知られていない ことだが、推薦が無くても、アカデミーの委員が個人で独自に特に 賞を与えたいと思う作家を挙げて候補者に加えることができる。 選考経過は50年たたないと公開されないが、ノーベル文学賞の初 期にそういう、推薦は無くとも「委員のイチ押し」で受賞できた作 家がいることが明らかになっている。
たら・ればの話になるけど、日本語のハンディキャップがなければ
>>571 の言うのとは逆に日本の作家が世界にサプライズを提供できた
かもしれない。前にも出てたけど、石川淳や個人的には大西巨人、
埴輪ゆたか、筒井康隆等が受賞できれば面白いと思う。
幽霊
他のノーベル賞の場合、論文が有名な雑誌に引用された回数等ある程度 客観的な判断ができるが、文学賞の場合有名な賞を獲ったとか、ベスト セラーを書いたとかってあまり関係ないから、予想するのも厄介だ。
581 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:23:31
んで、結局だれがとるのよ。あと2日後に発表でしょ! 誰かビシっと予想してくれ。
582 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:27:30
確かに言ったもん勝ちだな。 渋いところでティモシー・フィンドリー(カナダ)に一票。
583 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:29:14
同じカナダだったらアリス・モンローの方に可能性はあると思う。
584 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:30:46
俺は願望でアゴタ・クリストフだ。
585 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:35:04
詩人のシャムシュル・ラーマン。
586 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 00:36:54
>>582 ,583 カナダだったら普通にアトウッドでしょ。
587 :
山田はくさい :2006/10/11(水) 00:37:27
言い忘れましたが、私は山田は、くさいではなく、山田はくさい←はくさいが名前です★ それだけはどうしても言っておきたくて、マタ書き込みました。 デスノート今日ですね。ビデオのセットしないと。それに髪のセットも忘れずにね。今日はLが出るかなぁ! 出たらいいけど、別にでなくてもかまわないと私は考えています。 だって別に僕がどうこう言う問題ではないわけだし。 言っても結果は変わらないからです。 明日は学校です。嫌だなぁ。 でも明日はB限までだから、別に嫌と言うほど嫌ではないですが、やっぱり嫌と言えるのではないでしょうか。 だって学校に行けば授業を受けなければなりません。 私は授業と言うものが好きではありません。かといってキライかと聞かれれば、キライですと言うわけではありません。 どっちにしろ私が言いたいことはなんだと皆さん気になっているところでしょう。 そろそろ言わなければなりませんね。 結局のところ私が言いたいのは、 別に山田は、くさいでも山田はくさいでもどっちでも良いということです。 ではポチの散歩がありますのでこの辺で!
埴輪ゆたかw
589 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 01:54:39
今年の政治性という意味では、デンマークのモハメット風刺問題を中和するような選考も十分にあり得る。 イスラム文化がらみ作品を書いた人とか、イスラム系の欧州人のidentityがらみの作品。 ちなみにノーベル選考員は東洋の作家による西洋的な作品には評価が辛いという気がする(辛いだけで不可能ではないが)。日本を感じさせる作品ってこと。
590 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 01:59:26
なるほど、たしかに大江健三郎の作品は日本を感じさせるな。
591 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 02:03:40
なるほど、たしかに安部公房の作品は日本を感じさせるな。
592 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 02:11:52
安部公房は日本と言うか、非西欧を感じさせるそうですよ? 複数のスウェーデン人に直接(スウェーデン語で)聞いたから間違いない。 大江健三郎については、ストックホルム在住の日本人の間では、障害者文学で天を稼いだと言われています。
593 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 03:20:22
障害者文学ですか? そんなこったろうと思ってました。 考えてみたら大江健三郎は芸術家じゃないね。納得。
かわいそうに。
595 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 09:04:05
576さんの採り上げたイタリアのダリオ・フォは劇作家で喜劇俳優だけど、 その過激な風刺でどんな権力や権威にも物怖じせずに挑んで行くらしい。 例えば聖書の一説の「キリストによるラザロの復活」なんか一人何役 もこなして徹底的に茶化してしまった。もちろんバチカンは不快感表明!! どうやらここ数年のノーベル文学賞の傾向はどこかの国の前首相のように ストレートに「感動した!」という作品よりも多彩な表現力を駆使して 現代に潜む様々な事象を暴き立てる姿勢で世界の人々にとって良くも悪く も検討される人物を人選しているように思えるなぁ。 さあ今年は誰だろうか?いよいよ明日発表だ。
596 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 09:25:53
Kiran Desai was tonight (Tuesday 10th October) named the winner of the £50,000 Man Booker Prize for Fiction for The Inheritance of Loss, published by Hamish Hamilton. The Indian-born writer has a strong family tie with the prize as her mother Anita Desai has been shortlisted three times since 1980 but has never won. This year, however, her daughter, Kiran, has won the acclaimed literary prize. Author of the 1998 universally praised Hullabaloo in the Guava Orchard, Desai is the first woman to win the Man Booker since 2000 when Margaret Atwood scooped the prize with The Blind Assassin. Her winning book, The Inheritance of Loss, is a radiant, funny and moving family saga and has been described by reviewers as ‘the best, sweetest, most delightful novel’. Chair of the judges, Hermione Lee comments, “We are delighted to announce that the winner of the Man Booker Prize for 2006 is Kiran Desai’s The Inheritance of Loss, a magnificent novel of humane breadth and wisdom, comic tenderness and powerful political acuteness. The winner was chosen, after a long, passionate and generous debate, from a shortlist of five other strong and original voices.” ‘Kiran Desai is a terrific writer. This book richly fulfils the promise of her first.’ - Salman Rushdie
597 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 09:30:08
Kiran Desai was born in India on 3rd September 1971 and is currently a student at Columbia University’s Creative Writing Course. Her first novel Hullabaloo in the Guava Orchard received accolades from many notable figures and an excerpt was featured in the New Yorker India Fiction issue, and in Mirrorwork, Salman Rushdie's controversial anthology of 50 years of Indian writing. It went on to win the Betty Trask Award.
598 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 09:53:48
そうかキラン・デサイがブッカー賞か。
サラマーゴ級の発掘はないものかね〜。 「白い闇」が絶版状態なのは残念だけど、ほんとに素晴らしい作家だと思う。 「修道院回想録」もすごく良かったし。 でも春樹が獲ればやはり日本人として嬉しいな。 クンデラ、アゴタにも受賞して欲しい。
600 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 11:33:08
601 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 11:37:01
もしかしたら・・・ワクワク!!
602 :
遊介 ◆m0yPyqc5MQ :2006/10/11(水) 11:38:41
ぼくは、あと十年〜二十年前後で、もしかすると 綿矢りさがノーベル賞を採るのではないかと思います。 素でw 非常にわかりやすい作風だし、 最近作での目を見張る文学的成長ぶりは本気で驚異です。 既に日本文学の最高峰を踏んでいる以上、近日、世界文学のレベルに達するのも間違いない。 もし人道主義的な作風をこのまま続けて行ければ、 きっとあまり遠くもないうちに世界的な評価がやってくるはず。 ただ文学の伝達はやはりゆっくりしていますから、少なくとも十年くらいは必要でしょう。
急に日本人が買いだしたからオッズを下げたというオチだったりして。 あと北朝鮮の核問題で日本への配慮があるかもとか。
先日の、ディープのパロディを実践してるんだな
これでアニターデサイがノーベル賞とったらすごいね
606 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 16:46:54
春樹とっちゃったんだ・・・
607 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 16:51:09
今年は589さんが指摘した「デンマークのモハメット風刺問題を中和する ような選考」が考えられる。北欧にイスラム世界の火の粉が降りかから ないように配慮するだろう・・。 「イスラム文化がらみ作品を書いた人とか、イスラム系の欧州人のidentity がらみの作品」でいえばモロッコ出身でフランス後で執筆している、 タハール・ベン・ジェルーンが挙げられる。他にも有力候補がいるだろう が、過去に「聖なる夜」でゴンクール賞に輝き詩的要素とか作品の多面性な ど現在62歳でノーベル賞の最終選考に残っているだろうと推察する。
608 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 16:52:51
「フランス後」は「フランス語」の間違いです。
609 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 19:09:15
ターハル・ベン・ジェルーンは有力候補であることは間違いないと思う。 純粋にフィクションの素晴らしさで言ってもゴンクール賞やIMPAC文学賞を 受賞していることからもわかるように受賞者として問題ないはずだし、 いろいろな意味でのマイナー性からも非常にノーベル賞に近い位置にいると思う。
610 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 19:23:45
>>607 >>609 タハール・ベン・ジェルーン(モロッコ・1944-)は、
今年受賞できるかどうかはともかく、
間違いなくノーベル賞に値する作家の一人だと思う。
例えば、アラブ文化の伝統、口承文学の系統を受け継ぎ、
口承的多声性の頂点を示す代表作『砂の子ども』(1985)。
生まれてくる子どもがみな相続権のない女児ばかりであることに
業を煮やした父により、女であるにもかかわらず、
男として育てられたアフマドの数奇な運命が、
町の広場で聴衆を前に語る“講釈師”たちによって、
次々と物語られていく。
講釈師自身の声のほか、アフマドの独白や日記、
その日記に挟まれていたとされる匿名の人物の手紙などが交錯し、
次第に聴衆たちも物語に参加する。
そんな聴衆の中からアフマドの義弟と称する人物が現われ、
講釈師の日記は偽物で、自分こそ本物の日記の持ち主であると主張、
自分が語り手になってしまう。
その後、自分こそアフマド本人だと主張する人物も含めて、
複数の語り手たちがそれぞれ奇怪な物語りを語っていく…
611 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 19:31:46
物語りの語りが一人の人物の声に決して固定されず、 いくつもの声が重なり合って重層的なテクストを織り上げていく点では、 『イギリス人の患者』(1992)でブッカー賞を受賞した マイケル・オンダーチェ(スリランカ・1943-)にも 相通じるものがあるように思われる。 例えば、オンダーチェの代表作『ビリー・ザ・キッド全仕事』(1970)は、 西部劇のヒーローであるビリー・ザ・キッドと、 その友人にして宿敵の保安官パット・ギャレットの物語を素材にして、 詩・散文・写真・絵・インタビュー・コミック本の物語といった 様々な表現をコラージュ風に並べた作品。 ビリーに殺された者たちのリストから始まり、チザム牧場でのビリーの滞在、 ギャレットの特異な独学、ビリーの逮捕・護送・逃亡、 そして殺害までのエピソードが描き出される。
オンダーチェのスタイルあんま好きくない。 ベンジェルンはけっこうキタ記憶ある。
613 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 19:52:17
二人とも結構気合入れて読まないと、ねむ〜くなっちゃうんだよね。
614 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 19:56:58
615 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 20:06:15
明日の今頃は発表だね。ちょっとわくわく!
616 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 20:09:32
ヘンリーミラー
今はマイノリティでも、今後はイスラム系の作家が常連になるだろうね。
本人たちはちっともマイノリティだなんて思ってないでしょうけどね
イスラムとキリストはずっと関わってきた仲なんだよ。
620 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 20:56:03
これまでの受賞者でイスラム系っているの?マフフーズはイスラム?
621 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 21:56:36
こんな賞とって、どうするの? 人をいっぱいいっぱい騙したいの?自分の奴隷にしたいの? なんていうか、そういう時代、終わった気がする。
622 :
吾輩は名無しである :2006/10/11(水) 22:00:44
>>621 人をいっぱいいっぱい楽しませたいの。精神を開放するの〜。
とでも言えば満足すんのかYOーYO。
まあ、俺としては、ノーベル賞は、まだ見ぬ作家を知る喜びや、 読みたいけど、翻訳数の少ない作家の翻訳が促進されたりするのが、楽しみだ。 さんざん上で書かれているけど、サラマーゴなんか下手したら一生知らないままだったかもしれん。
626 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 00:01:59
谷崎潤一郎もらってない永井荷風もらってない北杜夫もらってない 井伏鱒二もらってない稲垣足穂もらってないロラン・バルトもらってない ……、村上春樹がこれらより偉いとはとうてい思えない いよいよ今日だ
ロラン・バルトは無理だろ…さすがに。
だね 思想系や研究者を対象除外にしたのは一つの見識と評価してもいいと思うな
デリダは貰いかけたが
デリダは大竹しのぶのヌードを絶賛したから落とされたそうだ。
あげる前に発覚してよかったね
オッズ、本当に今日は乱高下しているな。 村上のオッズが9倍(5位タイ変わらず)にまで下がった。 トップのオルハン・パムクのオッズが上がり、アドニスが最有力候補になった。 5倍↑ アドニス 6倍↓ オルハン・パムク 7倍 ジョイス・キャロル・オーツ 8倍↑ ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ 9倍↑ 村上春樹 9倍↑ トゥマス・トランストレーメル 10倍↑ インゲル・クリステンセン 11倍 アモス・オズ 11倍 高銀 11倍 フィリップ・ロス 11倍↓ リシャルト・カプシチンスキ 15倍↑ アントニオ・タブッキ 15倍↑ アッシア・ジェバール 21倍↑ セース・ノーテボーム 21倍↓ クラウディオ・マグリス 26倍↑ 北島 26倍↓ ヒューホ・クラウス 34倍↑ ドン・デリーロ 34倍↓ ミラン・クンデラ 34倍↓ トーマス・ピンチョン 34倍↑ ウィリー・カークランド 41倍 ジョン・アプダイク
51倍 ボブ・ディラン 51倍↓ チヌア・アチェベ 51倍 エーヴァ・キルピ 51倍↓ ジェラルド・マーナン 51倍 ハリー・ムリシュ 51倍 ヘルタ・ミュラー 51倍↑ マホムード・ダルウィーシュ 51倍↓ マリオ・バルガス・リョサ 51倍↓ ウィリアム・H・ギャス 66倍↓ ギッタ・セレニー 81倍↓ コーマク・マカーシー 81倍↓ ウンベルト・エーコ 101倍 アダム・ザガイェヴスキー 101倍 イアン・マキューアン 101倍 ジャネット・ウィンターソン 101倍 ジューリアン・バーンズ 101倍 マーガレット・アトウッド 101倍 オルガ・トカルチュク 101倍 パトリック・モディアーノ 101倍 ポール・オースター 101倍 サルマン・ラシュディ
635 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 01:47:24
ttp://www.ladbrokes.com/lbr_sports?action=go_type&category=SPECIALS&class_id=110000062&type_id=210003519 この一日でのオッズの変化
6倍(2位)→5倍(1位) アドニス
3.5倍(1位)→6倍(2位) オルハン・パムク
7倍(4位)→7倍(3位) ジョイス・キャロル・オーツ
34倍(18位)→8倍(4位) ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ
13倍(7位)→9倍(5位) 村上春樹
13倍(7位)→9倍(5位) トゥマス・トランストレーメル
13倍(7位)→10倍(7位) インゲル・クリステンセン
15倍(10位)→11倍(8位) アモス・オズ
11倍(5位)→11倍(8位) 高銀
11倍(5位)→11倍(8位) フィリップ・ロス
6倍(2位)→11倍(8位) リシャルト・カプシチンスキ
21倍(13位)→15倍(12位) アントニオ・タブッキ
41倍(22位)→15倍(12位) アッシア・ジェバール
26倍(17位)→21倍(14位) セース・ノーテボーム
15倍(10位)→21倍(14位) クラウディオ・マグリス
101倍(33位)→26倍(16位) 北島
15倍(10位)→26倍(16位) ヒューホ・クラウス
51倍(26位)→34倍(18位) ドン・デリーロ
21倍(13位)→34倍(18位) ミラン・クンデラ
21倍(13位)→34倍(18位) トーマス・ピンチョン
41倍(22位)→34倍(18位) ウィリー・カークランド
41倍(22位)→41倍(22位) ジョン・アプダイク
636 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 02:03:10
ジャーナリスト連中や評論家の評価が下がったのは理解できるけど、 なんでピンチョンとかクンデラ、リョサの評価が下がったんだ? 何かノミネートの報道があったのか?
637 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 03:27:02
これは賭けのオッズだ。 それに賭ける奴が多いほどオッズが下がる。
638 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 03:32:19
アドニスってそんなに凄い詩人なのか? それとも政治的な理由があってのことなのか? 仮に受賞しても邦訳されるか微妙だな
639 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 03:36:01
>>633-635 GJ、
村上春樹は最初18位じゃなかったか、だいぶ上がったな。
作品を読まずに賭ける連中も多いんだろうに
そういう奴ら向けの専門情報紙みたいなもんがあるのか??
これって日本人が賭けてるんじゃないの? ディープインパクトの時みたいに。
641 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 03:59:12
>>638 現在世界注視の渦中レバノンに在住のシリア詩人というんだから
今年はまず、アドニスかも。
作品は全く知らないが、
戦渦の中で混乱した人間が我を取り戻すには、音楽か詩だ。
豊かな感情が甦るためには音楽、理性が立ち戻るには詩。
暴力を超えうるのは、唯一理性。…詩人が必要とされる時代かも
642 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 04:14:13
>>640 ディープは引退だよ。どんな事情があるんだか。武豊が驚くんだから
643 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 06:03:04
詩人は1996年授賞のシンボルスカ以来だから、そろそろかな。
>>642 いま引退した方が稼げるからだろう。
春樹は今断筆してもだめだ。
645 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 07:01:54
アドニスは翻訳されているよ。 俺も2冊、図書館から借りてきて読んでいる。 アラブ文学がどうたらという、いろんな作家の作品が集められた作品集だが。
646 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 07:33:09
>>645 一作でもいいからアドニスの詩をうP汁!
647 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 07:36:02
手元にないなら書名でも
>>640 それはないんじゃない?ウンコのオッズが変わってないし
651 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 08:24:26
652 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 08:57:57
>>651 今年もノーベル賞の発表が遅れたからな。
しかしその「スウェーデン王立科学アカデミー」筋の情報は、結局去年に関しては半分ガセだったし。
653 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 09:05:46
ttp://www.ladbrokes.com/lbr_sports?action=go_type&category=SPECIALS&class_id=110000062&type_id=210003519 アドニスのオッズが更に下がり、
パムクのオッズが更に上がって3位降格。
オーツが2位に上がった。
ここに来て村上春樹のオッズも10倍(6位)へ、少し後退した。
4倍↑ アドニス
7倍 ジョイス・キャロル・オーツ
8倍↓ オルハン・パムク
9倍 トゥマス・トランストレーメル
9倍↓ ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ
10倍↓ 村上春樹
10倍 インゲル・クリステンセン
13倍↓ アモス・オズ
15倍↓ 高銀
17倍↓ フィリップ・ロス
17倍↓ リシャルト・カプシチンスキ
21倍↓ アントニオ・タブッキ
21倍↓ アッシア・ジェバール
26倍↓ セース・ノーテボーム
26倍↓ クラウディオ・マグリス
29倍↓ 北島
29倍↓ ヒューホ・クラウス
34倍 ドン・デリーロ
34倍 ミラン・クンデラ
34倍 トーマス・ピンチョン
34倍 ウィリー・カークランド
41倍 ジョン・アプダイク
41倍↑ サルマン・ラシュディ
>>646 「ある老いたるイメージの草」 アドニス(アリ・アフメド・サイード)作
一つの時が 終りに近づく。
曙の馬たちは、手綱をゆるませ
砂漠の果ての砂に
ぼくの不安な恋人たちの
老いたるイメージを描いている。
おお ぼくの古代の形式よ!
外国人はなぜふたたびそれをとりあげるのか?
そしてどの言語で
ぼくはユーフラテス河にあいさつしたらよいのだろう
ぼくの揺りかご
ぼくの乳に?
そしていま ぼくは平野をとりかこむ ぼくはあばら家と畑の不寝番だ ぼくは冬の手のなかで 夏の手をつかむ。 ぼくは砂ぼこりの上に 夢をひろげる 出発と不在に決着をつけて ぼくは長くつづく洪水を解き放つ。 ぼくはぼくの岸辺から 出発の水夫たちを追いはらう ぼくはぼくの木の根のなかを ぼくの青い深みのなかへ降りていく どこで ぼくは別の者になるのか? 外国人たちの出て行く門は どこにあるのか? ぼくはバグダッドへやって来た なつめやしの枝のなか、大河の水のなか 鳥の胸のなかへ。
656 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 09:09:51
灰色の雲が話したことを、ぼくは聴く 縄のようにもつれた みじめな流民の群れをぼくは見た。 僕たちは草と出合い、草に耳を傾けた それは砂ぼこりからほとばしり出た たなごころを立てた魔女 純粋な言葉だ 時は目ざめた。時は立ち上がった。 日は枝々と根にむかって叫ぶ 「詩がやってきた!」 別のところから到着した みどり色で 人間らしい 埃だらけの天国だ。 訳・高良留美子 世界現代詩文庫1アジア・アフリカ詩集(土曜美術社発行)
乙、多謝。 それと、訳者名見てつまんねーこと云いたくなったけど、我慢しとくわw
高良さんは詩人だよ。 これってアラビア語から直接訳してるのか、 英語なりフランス語なりの重訳なのかな?
おれは言う 高橋留美子かと思った
660 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 10:41:16
ベケットの受賞式の欠席は有名だな。 最近でもイェリネクは欠席してるし、別段珍しいことでもないよな。
662 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 11:35:00
本日午後1時(日本時間午後8時)にいよいよ発表。 いやあ今日はドキドキしながら楽しい一日になりそうだ。
みんな出ないの?
664 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 15:32:59
アドニスに授賞したら、それはスウェーデン・アカデミーのイスラエル非難と見做されるわけで、 日和見主義のアカデミーがそんな決断を下すとは思えないんだが。
665 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 15:41:33
ピンチョンだな ピンチョン外れたら死んでもいいよ
666 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 16:18:02
オッズに吉増剛造ないの?
翻訳されてないんじゃね?w
668 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 16:24:44
だから外国語に翻訳されてないと…吉岡って翻訳されてるの? 海外での評価高いの?
670 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 16:37:10
海外での評価も高いと聞いたような聞かないような
|┃ ____ |┃/⌒ ⌒\ |┃(●) (●) \ ――‐.|┃:⌒(__人__)⌒:::::\ えへへっ |┃ |r┬-| |⌒) 遊びに来たお! |┃ `ー'ォ // (⌒ヽ・ ・ ̄ / |┃ノ / |┃ つ < |┃ (::)(::) ヽ |┃/ > ) |┃ (__) |┃ |┃ ____ |┃/⌒ ⌒\ |┃ (―) (―)\ ―――‐|┃:⌒(__人__)⌒:::::\ |┃ | |┃ / |┃ヽ・ ・ ̄ / |┃ \ ,.:∴~・:,゜・~・:,゜・ , |┃ヽ_)つ‘∴・゜゜・・∴~・:,゜・・∴ |┃ (::)(::) ヽ ・゜゜・∴~゜ |┃/ > ) ゜゜・∴:,゜・~ |┃ (__) :,゜・~:,゜・゜゜・
672 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 16:50:33
ノーベル文学賞の受賞速報って芥川賞みたいにNHKニュースで流れたりする? 春樹がとったら各局速報確実だろうけど
673 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 16:50:34
「もしかしたら!」とか期待しちゃうけど、多分無理だよね。 取れなくても、科学三賞に比べれば失望感は低い。
ニュース速報で テレビ画面の上に 韓国のウンコさん受賞って出れば面白いが 春樹は無理だよ
フランスには吉増の熱狂的なファンたちがいるらしい
677 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 17:15:58
フジテレビktkr
678 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 17:17:44
春樹とったら凄いなあ
学生「ノーベル賞ってどの位の価値があるんですか?」 アナ「日本で二人しかとってないんです」 学生「はぁ、そうなんですか」 うゎ、早稲田文学部の学生はそんなことも知らんのか? 低レベルだ
>>679 2chにこもって実況しているおまえのが低レベルだけどな
681 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 17:48:35
682 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 17:49:38
アトウッドのオッズが100倍って……
>>679 トルストイも、ナボコフも、プルーストもとってないノーベル賞に、
価値があると思っているお前よりはレベル高い。
賞なんてただの飾りです 偉い人にはそれがわからんのです
685 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:03:16
>>558 ノーベル文学賞の『学術的』価値が大暴落。
まともな文学者ならノーベル文学賞に見向きもしなくなるであろう
686 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:07:51
科学三賞以外のノーベル賞の価値なんて、とっくに暴落しているって。 平和賞に比べればまともなだけで。
687 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:09:22
あと2時間か
688 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:11:26
2006 Nobel Literature Prize Adonis 3/1 Joyce Carol Oates 6/1 Orhan Pamuk 7/1 Jean Marie Gustav Le Clezio 8/1 Thomas Transtromer 8/1 Haruki Murakami 9/1 Inger Christensen 9/1 Amos Oz 12/1 Ko Un 14/1 Philip Roth 16/1 Ryszard Kapuscinski 16/1 Antonio Tabucchi 20/1 Assia Djebar 20/1 Cees Nooteboom 25/1 Claudio Magris 25/1 Bei Dao 28/1 Hugo Claus 28/1 Don DeLillo 33/1 Milan Kundera 33/1 Thomas Pynchon 33/1 Willy Kyrklund 33/1 John Updike 40/1 Salman Rushdie 40/1
>>686 科学三賞が暴落してないと思ってる馬鹿発見。Wikiでも見て一からノーベル賞の勉強しような
690 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:13:27
ノーベルがんばったで賞受賞したお
691 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:17:04
俺は参加賞でティッシュもらったお
692 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:17:16
>>689 生理・医学賞では過去に間違った業績で受賞者が出ていることぐらい知っている。
でも大多数のノーベル賞受賞者は、今なお価値がある業績を残している。
平和賞の受賞者は、あとあと結局戦争に拘わったりしている。
文学賞の受賞者は・・・有名どころで受賞出来なかった人が多々。
経済学賞は・・・現状では一部の学派の継承者に偏り杉。それ以前に銀行賞だが。
693 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:18:17
Chinua Achebe 50/1 Eeva Kilpi 50/1 Gerald Murnane 50/1 Harry Mulisch 50/1 Herta Muller 50/1 Mahmoud Darwish 50/1 Mario Vargas Llosa 50/1 William H Gass 50/1 Gitta Sereny 66/1 Cormac McCarthy 80/1 Umberto Eco 80/1 Adam Zagajewski 100/1 Ian McEwan 100/1 Janette Winterson 100/1 Julian Barnes 100/1 Margaret Atwood 100/1 Olga Tokarczuk 100/1 Patrick Modiano 100/1 Paul Auster 100/1 今年のノーベル文学賞は以外な人に決まりそうだ 「瀬戸内寂徳」あたりにいくかもしれない
>>692 化学・物理学は間違ってないと思ってる馬鹿発見
695 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:21:14
賞なんてしょーもないただのshow
696 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:21:35
>>694 じゃあ具体的にどの例が間違ってると思うんだ?
ノーベル賞にこんだけ騒ぐのって韓国人と日本人だけだよなホントにw
おまえらノーベル賞について詳しすぎw
699 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:24:06
春樹が受賞したら文学徒辞める。
>>696 そもそもノーベル賞委員会自体が選考に黄色人種は除外する人種差別を行っていた、と発表している。
701 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:25:02
>>699 大丈夫。おまえみたいな自虐的黄色人種の人間にはノーベル賞はそもそも与えられることはない。
703 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:26:37
ヘンリー・ミラーにあげろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
704 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:26:50
高銀(高銀泰)が受賞できなかったら文学徒辞める。
なんか玄関の前にマスコミがいっぱいいるんだけど・・ひょっとしてこれは・・
706 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:28:30
Yoshiが受賞しなかったらギャルやめる
707 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:29:46
708 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:30:08
>>700 だからそれは間違いの事例じゃないだろ。
医学生理学賞ではかなり間違った受賞理由が横行していたが
(発がんのメカニズムとか)、化学賞ではラマンスペクトルのラマンが受賞しているし、
文学賞ではタゴールがベンガル語文学で受賞している。
ノーベル賞を神のように拝んでいる
>>708 がいると聞いて飛んできました!!!
710 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:34:11
>>709 なんだよ。
結局煽るだけで、化学・物理学賞の間違った受賞の例を挙げられないのかよw
711 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:34:47
紫式部がノーベル賞選外というのはおかしい
>>710 ボッシュの人工肥料の発明でのノーベル化学賞。
713 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:49:36
714 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 18:51:08
>>712 カール・ボッシュは鉄系触媒を使うことでハーバー法を改良した。
ちなみに最初の反応を見付けたユダヤ人フリッツ・ハーバーもノーベル賞を取った。
それのどこが間違ってるんだ?
窒素固定法なら、硝石をつかった方法があったし、
大気窒素由来でならシアナミド法もあったが、どっちも工業化ベースにはならなかった。
まあハーバーやボッシュの受賞に関しては、戦争に協力したということで反対した人が多かったらしいが。
ついでにドイツのエルンスト・オットー・フィッシャー(フィッシャー・トロプシュ反応、人造石油を作るもと)もね。
いや、シアナミド法(Ca + C2H2 + N2)は工業化ベースにはなったな。 でもハーバー・ボッシュ法(N2+H2)ははるかに画期的。
日本のノーベル賞信仰は異常。その影響をもろに受けてるのが韓国。
うわ、フィッシャー・トロプシュ反応のフィッシャーは、フランツ・フィッシャーだった。 エルンスト・オットーは、フィッシャー型カルベンの人。
718 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:00:45
☆ チン ☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ ___\(\・∀・)< このスレ一番人気のMilan Kunderaの受賞まだー? \_/⊂ ⊂_)_ \_______ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| |  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :| | .|/
おまえらってホント白人コンプレックスなんだなw
つーか日本時間20時でいいの?
722 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:11:42
マルケスって百年の孤独以外傑作あるのかよ
723 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:11:55
10月12日午前11時 (グリニッジ平均時) 日本時間で午後8時に発表 でもフライングしたりするから
ぞくちょうのあき
725 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:20:48
フライングが来ないから、多分村上春樹じゃない。
726 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:22:10
とらないのかなぁ
>>725 村上が候補にあがってると思ってる馬鹿発見。黄色人種になんかあげません^^
ケルテースイムレの時のように全然知らん人にとって欲しい
729 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:28:44
白人のお祭り
日本人としては、第1回から北里柴三郎や野口英世などが候補としてエントリーされていたが、受賞はしなかった。 北里にいたっては、共同研究者であったエミール・アドルフ・フォン・ベーリングが受賞したのに、抗毒素という 研究内容を主導していた北里が受賞できないという逆転現象が起こっていた。これは後年に公開されたノーベル財団の資料から、 北里が黄色人種であったことが原因と判明しており、ノーベル賞の負の側面、ひいては20世紀初頭の欧米人による 人種差別が科学分野にまで及んでいた証左でもある
731 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:35:06
732 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:35:50
>>730 北里は東大閥ではなかったから日本人が足引っ張ったようだよ
野口は平和賞もあげていいくらい偉大な人間だ。だけど黄色人種なんであげませーん^^
734 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:37:22
野口の業績として残っているものに、まともな研究はありません。 もっともこの頃の医学・生理賞って、ひどいのが多いんだけどな。
野口しかに文学賞を
736 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:38:37
今回、村上春樹は無いだろ、まだ若いし
へーそんな野口を一番発行量が多いお札のお顔にするくらい日本人ってたいしたことないんだ^^
>>737 すまん、意味不明だ。もう少し丁寧に書いてくれ。
>>737 北里柴三郎とか、鈴木梅太郎とか、山極勝三郎とか、
他に立派なノーベル賞候補の科学者がいるにも拘わらず、
野口英世が選ばれたのは、会津のロビー活動と馬鹿役人のせい。
まぁ野口五郎がお札になるよりはましだろ 予想外だけどな
鈴木梅太郎はないな
フィールズ賞とった小平さんが札でもよかったかもナー。
744 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:44:37
ジョイス受賞おめ
>>744 おい!マじか?!
いとしい、えいえん!(だっけ?)
ホーキングってまだ実はなにげに獲ってなかったんだな
747 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:48:08
ホーキングは無理でしょ
748 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:48:41
ジョイスに決まったか・・・
>>746 ホーキングの宇宙論は、具体的に何か証明されるものではないので、まず無理。
本当にジョイスなの? ってバカ
ここで生きる歴史レヴィストロース受賞。
つか同時刻に三人の書き込みなんて板始まって以来初めてかもw
私の個人的な希望なんだけど、クンデラに獲ってほしい
レヴィストロースってまだ生きてンの?
755 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:55:34
韓国の詩人に決定!!
どう考えても受賞はトルストイだろ。頭大丈夫かお前ら?
>>754 やつを批判したやつは全員逝ってしまったが、レヴィストロースは健在。
758 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:56:16
え?決まった???
安部公房だよ
760 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:56:39
永六輔がまさかの受賞
ボブディランかもな
762 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:57:38
瀬戸内寂徳だ!!
韓国人マジでキタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!
>>756 こうだったら賛成なんだがな…。
↓
756 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:1901/10/12(木) 19:55:43
どう考えても受賞はトルストイだろ。頭大丈夫かお前ら?
765 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 19:59:55
村上ショージ受賞キタ――(゜∀゜)――!!!! ドゥ――――ン!!!!
766 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:01:13
Orhan Pamuk Turkey b. 1952
ざんねん
パムク
769 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:01:26
オルハン・パムクだ!!!
なんだよ。結局無難な選択だな。
ばーかだれがおまえらみたいな黄色い猿にあげるかよ!!!ざまあああああ^^
パムクきたあああああああ!!!!
ソースきぼんぬ
>>770 いや、すさまじく嬉しい。
これで翻訳が増えてくれれば。
しかし、これで当分アジアはないのかな?
776 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:03:21
ははは
777 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:03:51
アジア人枠はこれで終わった。 次は10年後、中国かインドネシアだろう。 春樹はなし。
>>773 NEWS FLASH!
The Announcement of the Nobel Prize in Literature!
The Nobel Prize in Literature goes to Orhan Pamuk
"who in the quest for the melancholic soul
of his native city has discovered new symbols for the clash and interlacing of cultures".
アドニスきてねえ…orz.
村上はnative cityじゃなくて、もっと普遍的なものに書いてるから、3年以内には 受賞できるんじゃない?
782 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:07:22
でもあと20年ぐらい日本人の受賞はないだろうって誰か外人がニュースで言ってたな。
安部公房がいない今、カズオイシグロにでもかけてみるか
784 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:08:34
ピンチョン・・・ クンデラ・・・ (´;ω;`)ブワッ
785 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:08:37
オルハン・パムクって藤原書店から邦訳がいくつか出てるんだな。 藤原書店大喜びか。まあそれほどは売れないだろうが。
石原慎太郎ももうそろそろもらっていいのにな。
787 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:09:27
日本文学は春樹がとれなければ終りっぽい。 最近、文化の中心が環太平洋地域からユーラシア大陸に移ってきてる気がする。
次日本人が受賞するのなら、カズオイシグロだと思う。 ブッカー賞取ってるよね?確か。
村上春樹がとるくらいなら別に日本文学終わっててもいいがな
790 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:10:56
当初からパムクに目を付けていたこの板の慧眼なる 名無しさんたちに心から敬意を表します。 去年の雪辱が果たせたね。
象の消滅であんな強気なこと書いてたのに、実際は結構ショックだろうな
普通に賭けとかでも一番有力な人物だったんじゃないの
でもホントに村上は健闘したよ 文学界のディープインパクトだったな
まあ、ぶっちゃけ、アジアからは、パムクかアドニスか韓国の詩人の誰かって感じだったしな。
795 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:14:12
もうノーベル"政治"文学賞に名前を変えた方がいいんじゃないか?
個人的にはどっちも期待通りの結果でよかったよ ただし競馬の方は馬自体は嫌いではなかったけど
ここ1日の間で、なぜかオッズ的には3位に後退してたけど、 まあ本命が来たということ。 Ladbrokesもオッズを変えなければ、経済学賞に続いて当てたことになったのにね。
よく考えたらトルコはもうほぼアジアじゃないじゃん 来年の村上春樹に期待
799 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:15:13
クンデラはもうダメか?永久に無視か?
800 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:15:44
278 :吾輩は名無しである :2006/10/03(火) 06:31:31 パムクは「クルド人虐殺とアルメニア人虐殺はトルコ政府に責任あり」と公言して トルコ政府に起訴された。結果、裁判で勝ち、「表現の自由を守りたかった」と言った。 こういう逸話はいかにもノーベル文学賞が好みそうなところだ。 それにパムクの著作はイスラム万歳!ではなく、イスラムが抱える矛盾にも触れているわけで、 昨今のイスラム圏対キリスト圏の紛争が受賞の妨げになるとは考え難い。 そして何よりも作品の完成度が桁違いに高い。 パムクが受賞する可能性は高い。 でも予想通りに行かないことも少なくないので、意外と村上春樹が受賞したりして。
801 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:15:52
>>792 別に1位とかじゃないよ。騒いでるのは日本だけだろ。
802 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:16:07
ブックメーカーのオッズ通り。はぁ…
803 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:16:21
アジア枠使ったから村上はもう取ることはないだろう せっかく訳者からノーベル取るためのアドバイスもらってアンダーグラウンドとか書いたのに残念だったなw
大丈夫だよ 国籍変えるから
地下鉄サリン事件を題材にしてコミットメントしたのに しょぼーん
ノーベル賞うんぬんより、早く村上の次の長篇が読みたい
807 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:18:55
村上はるきがとるためには日本が戦争に巻き込まれる必要がある
808 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:19:02
つか春木は日本人じゃないし
結局向こうには歴史があるからね。もちろん日本にもそれに勝るとも劣らない 歴史はあるんだけど、なにせノーベル賞が向こうの賞である以上ね…
810 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:20:29
811 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:20:44
でパムクってどうなの?
812 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:20:59
春樹は昔は日本人に対して興味なさげだったのに アメリカ行ったあとは日本を意識するようになってきたな
パムクの本調べたら4000円くらいした
パムクは萎えたな。 誰でもいいけどもうちょっと祭り状態を楽しめるような作家に取って欲しかった。
816 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:23:19
パムク?シラネw パクとかパムっていう韓国人かと思ったwww そんなに完成度が高いのか 村上春樹の思わせぶりな未完成っぽさでは対抗できないなw
クンデラカワイソス
818 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:23:45
819 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:25:03
ノーベル賞はキッチュなので欲しくない
820 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:26:00
来年クンデラかピンチョンが取らなかったら死ぬ マジ死ぬすぐ死ぬ今死ぬ
このスレの前半見てると春樹がらみで面白レスいっぱいだな カフカ賞がらみで本気でとれると思ってた人も中にはいたんだろうな
822 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:27:19
「わたしの名は紅」しか読んでないけど、まあ、納得の授賞だ。
823 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:27:57
もう辻仁成に期待するしかないね
824 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:28:25
カフカ賞なんて本気にしてるのは村上信者ぐらいだろ
書店の人も村上特集で儲けるつもりだったのに残念w 村上春樹とノーベルならつられる人間もいただろうにな
826 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:29:07
海辺のカフカ賞受賞作家
まだまだ日本には江國香織や辻仁成 吉本ばななもいるぞw
828 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:31:23
>>827 外人にとっては、ほんとうにそこら辺の作家と紙一重なんだろうw
829 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:31:51
日本人にとってもそうだな
まあどこの国でも大衆に受けるようなものは 同じようなもんだ
831 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:34:29
アメリカと日本は世界の田舎者とか、誰かが言ってた気がする。
832 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:35:32
大衆性否定はバカのすること(´・∀・`)
(´・∀・`)
834 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:36:54
浅田は春樹の田舎臭さに耐えられず最後まで読むことができないそうだ
835 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:37:28
浅田って誰?
836 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:37:50
浅田彰
837 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:38:03
浅田飴・・・永六輔
838 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:38:17
マオだろ
でも浅田は春樹がとるかもしれないって田中の対談で 前言ってたな 海外ですごい読まれてるとかで まあ日本人でも読むのに苦労する大江とかよりはばななや春樹が 向こうの人にも読まれるのは分かるけど
>>825 実は俺本屋でバイトしてて、まさにその通りだった
どうしよう、過剰在庫を抱えちゃったよ
パムク本買ってくれた人におまけでつけてやれ
842 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:41:06
赤川次郎だの浅田次郎だの京極冬彦だの宮部美雪だのが売れる国だからだめだな 頭が悪すぎる。 春樹はイスラム圏に移住しないと。
843 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:42:08
/ -‐‐‐‐‐‐‐--´´ ̄ ''''''''''''''''''''''''ー‐----、/ / ノ ▲ ヽ  ̄ ̄ .i´ i´ ■ ∧ ヽ i i ■ .i.●i ;::;:;:;:; ヽ i i ■ ∨ノ ,-、 ;:;:;/ノヾヽ ;:;:i i `、 ‐- ー ・ ;:;:;《 | | ) ;:;:;:;::i i ´´ -‐ ‐ ・ ;:;:;:《 | | ) :;:;:;:;:;) i i ■ ∧ヽ `‐´ ;:;丶ヽノノ :;:;:;::i .i i .■ i.●i ;:;;:;:: ;:;:;i i、 i ■ ∨ ノ ヽ `ゞ .▼ / _ ヽ、 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐、____,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,----‐‐‐ヽ
844 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:42:14
>>840 これしかないw
183 名前:吾輩は名無しである[] 投稿日:2006/10/08(日) 16:48:54
老人と海などの作品には文庫の解説目録に「ノーベル文学賞」って
添え書きがあるじゃん
ハル気も今年から「ノーベル文学賞候補」って
添え書きすればいいんじゃね?
エンターテイメントとしてのおもしろ度が倍増 ww
「ノーベル文学賞候補」って帯に w
「100パーセントのノーベル文学賞候補」
845 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:42:28
7〜8割の確率で村上春樹と言い切った朝日新聞の立場は? せっかく号外の用意してたのに……
>>835 80年代に学術書では異例のベストセラーを記録した人。
いわば、批評界の春樹。
春樹推しの福田和也よりはましだ
歴代の候補者の中では世界中で最も売れた作家には違いないね、ハルキは
>840 返本すればいいだけでは? 嘘はよくないね
福田和也も残念だったな 取れたら推してきた自分を自慢できたのに
851 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:45:16
おれは春樹が好きだけど、早朝に起きて、菜食して、マラソンして、小説を 書いて、午後洋書を研究して、音楽聴いて、とっと寝てもノーベルは難しい ノーベルだよwノーベルは本能的な事を含めては難しいのでは
852 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:46:55
せっかくコネでおしてもらったんだから とれなかったのは実力のせいよ ねじまき何たらとか、世界の終わりと何たらとかのせいだね 評価を下げてるのは 初期三部作のようなものを書き続けてれば、あっさりとっていたかもしれないのに。
853 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:48:19
ヨーロッパやイスラムはグローバリズムの波を受けながらも、一神教の強さで、アメリカ文化の悪影響からはまだ保護されてる。 日本の文化の土壌はある意味柔らかいので、完全にアメリカに壊された。
かっこつけて式欠席する気だったかもしれんのに残念
855 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:50:26
今の書き手はアメリカどころかヨーロッパや日本の伝統文学にも関心ないだろう アニメと漫画だな
トルコてヨーロッパ枠じゃないの。 サッカーもヨーロッパに入ってるし。
857 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:51:08
853 ばか? 現代文勉強しなよ。 なんかの本からの受け売りなんだろうけど。 アメリカ文化の悪影響とノーベル文学賞となんの関係もないよ。
858 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:51:50
イスラム枠、中近東枠だろ
859 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:53:28
とりあえず注文した奴いるだろw さっきまであったアマゾンのユーズド商品もなくなってるしw
>>851 才能はあるんだけど、死にものぐるい的なものがないよな。
講談社はもっと翻訳を続けてプロモーションしないと
862 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:54:12
「私の名はアカ」ってのを読んでみるかな
読んだこと無い人でよかった。楽しみが増える。
864 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:55:13
アジア枠だろ
865 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 20:56:25
春樹のどこが凄いんだ? 4、5冊読んだが心に残るような場面や言葉とか居心地の悪さに出会ったことがない
史上初めて公文書によって「アジア」と呼ばれた地域が今のトルコあたり。 アジアとしてはこれ以上ないほど由緒正しい。
海辺の「カフカ」書いてカフカ賞ももらったのに残念にw
868 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:01:16
媚売ってカフカ賞 コネ売ってノーベル文学賞のつもりだったのになWW
海辺のノーベルにすればよかったね
870 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:02:38
なるほど
871 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:04:21
昔はギリシャ人が住んでたわけだし、15世紀まで西ローマ帝国・キリスト教社会の中心地 トルコ人は中央アジアあたりから移動してきた 今はヨーロッパに入りたがってるが、ドイツやフランスに根強く警戒論があってEUに入れなかった
872 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:06:20
東ローマの間違い
ポールヴァレリーも生前とってほしかったな
874 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:08:34
ガルシア・マルケスにも生前とってほしかったな
875 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:10:10
俺は村上春樹にこそ生前取ってほしかったがな
ってか俺はヴァレリーの散文を読んで今あるみたいなもんだからな
877 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:11:44
死ぬ前に大江健三郎にとってほしいな
持ち回りの前にほんとに偉大な作家には死ぬ前に 早く上げとくべきだな ああ春樹は運動して健康に気をつかってるからずっとずっと先 でいいよ
879 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:12:29
村上春樹は、ライト・ノーベル賞の候補だよ
スレ違いだが、茂木健一郎とかいうやつが、日本人でノーベル賞に最も近いといわれている とかある番組で紹介されてたけど、どうなの? 医学生理学賞なら中田力の方が億倍近いと思うが
881 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:15:29
むしろ、ノーベル賞作家という肩書きでしか取り上げられない作家の方がかわいそうだ クンデラとかは今さらノーベルなんかいいだろ
883 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:16:15
茂木ってそんなこと言われてるの? 冗談としか思えんねw
クンデラは本当にすごい ちょうど今『存在の耐えられない軽さ』を読み返していたとこだ
885 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:17:50
来年は詩人が取るよ
谷川俊太郎かい?
887 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:19:25
じゃあ、谷川俊太郎だな
888 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:19:29
イシグロカズオを読んでるけどな、彼の方がインテリよ
889 :
886 :2006/10/12(木) 21:19:50
890 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:19:58
ソニー提供の番組だっただけでは?
>>884 『存在の耐えられない軽さ』って面白い?
よく名前聞くんで今日本屋で買おうかと思って手に取ったんだが、
なんか裏の説明読んでハーレクイン文庫ばりの恋愛小説な気がして
棚に戻してしまったんだが……
誰か俺の背中を押してくれ。
>>891 ヴィアンの『日々の泡』よりは中身がある
>>892 すまん、ヴィアンは10ページで投げ出した。
もうちょっと強く押してw
894 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:22:53
村上春樹読むと他の作家に推敲、添削してほしいと思ってしまう 半分ぐらい、少なくとも三分の二ぐらいに削れそうだ だが、その余計に見える部分が好きな人がけっこういるんだろうけど
895 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:24:30
やっほーねむねむねむよ
『存在の……』は、はやい話「幸せとは何だろうか?」的な主題じゃなかったけ? 大げさに言うとニーチェ哲学の検証ってことになるんじゃない
898 :
891 :2006/10/12(木) 21:29:13
おいおい、読みたくなくなってきちまったじゃないかよ。
つか、これでパムク文庫化されるかね? 高すぎなんだよハードカバー。
図書館で・・・置いてるだろうか
>>893 チェコのフローベール
「トマーシュは私だ」はあまりにも有名w
902 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:33:30
L'Arc〜en〜Cielだろうね
903 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:34:22
詩人がとるのか じゃあ久保帯人
でも正直、詩は勘弁してほしいな 選考委員もどこまで分かってるのか微妙だし、詩人が取った場合は詩人本人というより むしろ訳者の貢献の方が大きいんじゃない?
905 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:36:48
とまれ、これで春樹のノーベル賞が絵空事だってことがはっきりしたね これ以上のピークはもう来ないでしょ
906 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:37:32
俺のリョサはまた取り逃したわけか
本人はやっぱりがっかりしてるのかな? ってかかっこつけすぎだからいい気味かw
908 :
大江 :2006/10/12(木) 21:52:00
「やあやあ青年、どうしたんだい?^^;プッ」
909 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 21:53:52
マンコの匂いをクンクンデラ 愛液でピンチョンピンチョン そろそろチンポをクレジオ チンポをマンコにオースター アンアンイアン・マキューアン マンコがとっても気持ちエーコ っていう春樹の妄想
910 :
大江 :2006/10/12(木) 21:54:45
うわ つまんね
913 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 22:05:28
914 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 22:06:53
>>909 これ読んで腹抱えてワロスwwwな俺はいったいorz
915 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 22:15:45
初版の単行本いくつか持ってるんだが・・・あてが外れたw
916 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 22:24:33
>>915 春樹クラスで初版持ってても値はあんまりつかないでしょうに。
売れまくってるし。
>>894 ねじまき鳥の英訳はかなり削ってあったりする。
919 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 22:54:17
風刺抜きで、寓意でも何でもないファンタジーの春樹が取ることはないだろう
920 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 22:55:53
921 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 23:46:40
それにしても選考委員の顔がみたいもんだ 春樹が受賞したら、そのあと、選考委員の顔もずらりと発表して もらいたいもんだ、N家のSAWA子とかまさかおらんだろうがそれにしても シモンを選んだ選考委員とベケットを選んだ選考委員と ソールペーローを選んだ選考委員もしりたいぜ。 だれかこれについてなんかしってるかたいませんか、
922 :
吾輩は名無しである :2006/10/12(木) 23:47:59
ピンチョンって死んだ?
>>921 >>404 のリンク先で選考委員の顔が拝める。シモンやベローが受賞した当時に
委員だった人もまだ何人か残っている。好きなだけ眺めろ。
924 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:10:45
いつになったら発表なんだい 待ちくたびれちまったよ 候補者知ってる人いる?
925 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:11:32
アメリカ人作家がとったよ
926 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:21:21
なんだって?
927 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:32:36
30 :吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 19:00:40
イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』(1982・チリ)
マーガレット・アトウッド『侍女の物語』(1985・カナダ)
莫言『酒国』(1992・中国)
オルハン・パムク『雪』(2002・トルコ)
31 :吾輩は名無しである :2006/03/23(木) 22:28:03
>>30 なんか全部代表作ではないような気が・・・
それぞれ『エバルーナ』『昏き目の暗殺者』『白檀の刑』
『わたしの名は紅』じゃないですか。
このスレ的には一番最初に今回のパムク受賞を予想したのは30ということで
神に認定してもよろしいか。
928 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:41:58
167 :吾輩は名無しである :2006/09/19(火) 19:20:34
今年は地域・言語的に予想するとスペイン語圏、北欧諸国、イスラム中東諸国
から出そうな気がする。
スペイン語圏では
1.フアン・ゴイティソロ
2.エクトール・ビアンシォッティ
3.カルロス・フエンテス
4.マリオ・バルガス・リョサ
5.ハビエル・マリアス
6.ジェズス・ムンカダ
北欧諸国では
1.パー・オロヴ・エンキスト
2.ラース・グフタフソン
イスラム・中東諸国では
1.A・Bイエホシュア
2.アハロン・アッペルフェルド
3.オルハン・パムク
4.ディヴィッド・グロスマン
実質的な予想は9月からだったと思うので、それでいくと
>>167 ということに
なるんじゃないの?っていうか、前スレからパムクはだいぶ話題になっていたと
思うが。
929 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:43:29
いま、マフフーズの短編集を読んでるんだが、駄作もいいところだ。 少し前に読んだナイポールの「神秘な指圧師」も酷かった。 この程度の作家がとれるんだから村上春樹がとってもおかしくない。 春樹は絶対無理とか言ってる奴は、ノーベル賞を過大評価しすぎだろ?
930 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 00:55:57
ナイポールの「神秘な指圧師」ね 確かに二流の絵師かも知れんが 政治家に夢を持っている点で 共感したよ 俺的には小泉純一郎の祖父の代からの伝記もしくは自伝 なんてったら その新刊にとびつくね 春樹は絵師でいえば 何派になるんだい
931 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 01:07:46
おっと尻礼した >確かに二流の絵師かも知れんが 翻訳の問題を棚上げにしてしもーたよ
932 :
2006年度 :2006/10/13(金) 01:10:39
オルハン・パムク(トルコ)1952- 「作品を通じて故郷に根差す憂鬱なる魂を追い求め、様々な 文化の軋轢と織り成された諸事象により彼が新たなる文学的 象徴を見出したことに対して。」
933 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 01:14:14
もちろん春樹がとったって かしくないのは確かだよ 東大出てないととれないよーなこと 早稲田出身の詩人が嘆いてたけど もうそんな時代じゃないだろ ショーやブロッキィーはどーなの とその人に問いたくなったよ ふふ
大学がどうとかじゃないし。 遠藤周作や西脇順三郎だって私大だし。
935 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 03:07:50
イェリネク、ピンター、パムク、 3人ともその前年の政治活動を評価されての受賞では?
>>935 そうだね。活動こみの賞という側面が、大きく出たかたち。
まあ活動のみの方もいらっしゃいますがw
多分、これが一番早いんじゃない?前スレだけど そういえば、この時に誰それ?と思った記憶があるな。 210 :吾輩は名無しである :04/10/03 12:19:28 トルコのオルハン・パムクという作家が有力という噂もありますけど、 どういう作家ですか?
>>936 >まあ活動のみの方もいらっしゃいますがw
それってダリオ・フォのこと?
940 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 08:43:53
たまたま手元に『雪』があるから読み始めてみた カフカとガルシアマルケスを合わせた感じ でも面白い
ちょっと俺も新たなる文学的象徴を探しにパチンコ行ってくるわ。
あとは平和賞で横田夫妻がとるのを楽しみにして待ちましょう
デモクラシーだろw
945 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/10/13(金) 15:27:34
サローヤンとサリンジャーがとってないからもはや破綻している。 受賞者一覧の中にチャーチルなんかが入ってて、賞自体に美しさが無い。 ノーベル文学賞は世界一美しい文学名鑑であるべきだ。
ノーベル賞といえどもただの賞だよ 芥川賞と何ら変わらなん
サローヤンやサリンジャーにやるくらいなら春樹でいいよ
948 :
吾輩は名無しである :2006/10/13(金) 17:59:35
ラシュディって取れないの?
選考委員の命に関わるから、選ばれることはないでしょ
950 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 01:21:46
来年、アドニスが受賞すれば、「文学賞は地域まわりもち伝説」も崩れるわけだが・・・
>>946 たしかにそうだが、逆にすると否定したくなる。
芥川賞といえどもただの賞だよ
ノーベル賞と何ら変わらなん
952 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 13:50:57
ロシアっって世界的な文豪多すぎるよな。 ドストエフスキー、トルストイ、プーシキン、ゴーゴリ、チェーホフ、 ゴーリキー、ツルネーゲフ・・・ 日本にも分けてもらいたいわ。
954 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 14:40:34
寒いと部屋に篭って小説かくくらいしかないんじゃないか
でもひきこもりの割に壮大な世界観だよな。 日本のヒッキーとは大違いだ。
今回の受賞に関するとある英語のブログみてたらコメント欄が 「アルメニア人大虐殺なんてなかった」派のカキコで埋め尽くされていた……
ロシアにはエロゲがなかったからだな
958 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 16:16:24
つぎの受賞は紛争地域あたり、チェチェンの作家とか。もしくは、インド、中国、ブラジ ルの格差階級の隙間にいそうな作家かも。
959 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 20:39:15
960 :
津田良平 :2006/10/14(土) 21:06:09
ノーベル文学賞の季節が来るたび、中上健次が生きていればナァ。などと思うのはわしだけだろか?
961 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 21:18:17
89 :吾輩は名無しである :2006/10/08(日) 18:01:28
前スレで紹介したが、NYタイムズが文学関係者にアンケートを行って過去
25年間で最も優れたアメリカのフィクションは何かを尋ね、5月にその結果を
発表した。一位はトニ・モリスン「ビラヴド」だった。
http://www.nytimes.com/ref/books/fiction-25-years.html で、このほどオブザーヴァー誌が英国・アイルランド・英連邦の作家を対象と
して同じように1980から2005年までのベストをアンケートした。
http://observer.guardian.co.uk/print/0,,329595606-102280,00.html 1位:J・M・クッツェー「恥辱」
2位:マーティン・エイミス Money
3位:アントニイ・バージェス Earthly Powers、イアン・マキューアン「贖罪」、
ペネロピ・フィッツジェラルド The Blue Flower、カズオ・イシグロ
「充たされざる者」、サルマン・ラシュディ「真夜中の子供たち」
8位:カズオ・イシグロ「日の名残り」、ジョン・マクガハン(マッギャハン)
Amongst Women と That They May Face the Rising Sun
三作品以上がリストに挙がっているのはクッツェー(「恥辱」「夷狄を待ちながら」
「ペテルブルグの文豪」 Age of Iron)、イシグロ(「充たされざる者」「日の名残り」
「わたしを離さないで」)、マキューアン(「贖罪」「異邦人たちの慰め」「愛の続き」)。
記事の最後にアンケートに答えた120人の名前が載っている。自分に投票した
やつが一人いたそうだ。
962 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 21:57:45
>>960 あのように人を殴りまくるようなやつは死んでもらってよかった。
963 :
吾輩は名無しである :2006/10/14(土) 22:15:51
三田がボコボコにされて、中上を相当誉めまくってたね。
パムクの小説 北区で1冊しかねー 大学でも誰かが借りてるし
965 :
つるぎ :2006/10/15(日) 00:48:45
小説家になりたいです。携帯HPにて「とことん所沢」という小説を気ままに書いているので、みなさん訪ねてきてください
まさかケータイ発ノーベル賞行きを狙っとるの?チミは。
967 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 01:25:12
中上は世界一の作家だったからね。 中上「な!俺は世界一の作家だろ!」 三田「・・・」 中上「な!(ボコッ)俺は世界一の作家だろ!(ボコッ)な!」 三田「・・・はい」 中上「よし!(ボコッ)」
968 :
つるぎ :2006/10/15(日) 13:55:14
969 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 17:15:29
>>938 情報乙!
的確な予想だと思われ。大江はよく読んでるからなあ。
選考委員会が前受賞者だからといって意見を求めることはない。
推薦したとしたらトルコ文壇だろう、川端の時に日本文壇がそうしたように。
三島が書いた英文の川端を推す推薦状は、かなりいい。日本文学史
トルコ文学初の受賞。まずはめでたい。マイナー言語の作家達に幸あれ、ってか
グレアム・グリーンってどうなの? それとグリーンの代表作っていったら何があるの?
971 :
◆/n0y0.pQvo :2006/10/15(日) 17:29:29
次に日本文学に順番が巡ってきたら、 そしてその時に春樹が健在であれば、村上春樹がノーベル文学賞を取る。 100%確実。
972 :
吾輩は名無しである :2006/10/15(日) 20:05:39
>>971 いつ頃になるか、賭けよう! 3年後に一票
>>969 大江はノーベル賞をとってるから、推薦権を持ってるはずだよ
トルコ文壇が推薦したかはかなり疑問だな。
アルメニア人虐殺に対しては、トルコ国内では否定的な人が多い。
>>970 グリーンはずっと有力な候補だったと言われている。
特に、1974年はベローとナボコフとともに最終選考に残ったとか。
だが、実際に取ったのはノーベル賞の選考委員だった
スウェーデン人2人組。これはかなり批判が起きたらしい。
代表作は、映画で有名な「第三の男」じゃないかしら?
そういや、ナボコフとっていなんだよなあ…。 あれだけの水準でも運が悪いと取れないのか。
運のせいにしない。それがきみの悪い癖です。 って、先生(♀、30代独身、眼鏡)が。
976 :
吾輩は名無しである :2006/10/16(月) 11:49:03
日本でなじみ薄いけどハイム・ポトクも凄い作家だったと思うけどなー 処女作「THE CHOSEN」素晴らしすぎる。日本で訳されてないのは ユダヤ人に興味がないから?
977 :
吾輩は名無しである :2006/10/16(月) 15:52:58
978 :
吾輩は名無しである :2006/10/16(月) 15:54:08
979 :
吾輩は名無しである :2006/10/16(月) 15:55:05
でも大江って批評を書くととことん駄目なんだよな。