小林秀雄と仲間たち

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932吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 13:02:11
文芸評論っつうのは芸能だから。
933吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 15:14:15
だよねえ。生硬な論文でもなければ感情吐露の詩や小説でもなければ一体何なのだろうと思える分野。
ただ散文であることは事実だね。
934吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 17:29:08
小林秀雄の批評は芸術ですから。
935吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 18:13:31
>>927
うるさいばか!女のくせに生意気だぞ!
936吾輩は名無しである:2008/10/04(土) 19:12:31
ネカマだろ
937吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 06:55:52
文芸批評は存在自体が意味不明
938吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 10:37:48
批評や文芸評論がわからない馬鹿は死ねよ。
939吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 17:31:52
小林秀雄が、「生」そのものが文芸評論だから。
小林の諸著作は単なる文芸評論の抜け殻。
文芸評論の本体は、小林秀雄が冥土へ持って行った。
940吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 18:21:01
だから対談に出てるよね。彼の凄さは。
941武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/07(火) 22:37:31
>>939
そういう物語を小林自身が作ってきたわけだよ。君は小林が仕掛けた罠にはまりこんでるよ。
私の独断ではなく、柄谷行人、笠井潔他の評者なんかにもそこのところは批判されている。小林自身の変な自己演出に引っ掛かった信者なんだな君も。
小林のそういうとこが批判さるべきなのにさ。
ちなみに小林秀雄の初期評論なんかはかなりの水準だよ。ただ文章が結論ぼかされて非常に曖昧になっているのが欠点だが、それも当時の錯綜した現状を言説レベルで捉えたとすればいいだろう。
942吾輩は名無しである:2008/10/07(火) 23:13:15
小林が文芸批評の創始者って言われているのが今ひとつよくわからないんだよね
文芸批評なんてそれ以前からあったし
べつにヤシが特別な事やってるとも思えない
吉本隆明なんかはそれ以前にも文芸批評家はいたが自覚的なそれはいなかったなんて
書いてるけど、ずいぶん苦しい評価だと思うよ
で、なんだって小林をこんなに祭り上げなきゃならなかったのかって事だけど
やっぱり文壇的な必要があったって事じゃないかね。
943吾輩は名無しである:2008/10/08(水) 15:01:38
文芸批評自体は勿論小林以前にもあったけど、
小林の新しさは当時の欧州で流行っていたモダニズム的な批評のスタイルを、
日本に取り入れて実践してみせたところにあるんじゃないのかな。

小林以前の批評家、たとえば正宗白鳥なんかの評論と読み較べると、
小林の当時に於ける新しさとその後の日本の言論界に与えた影響の性格も窺えるのでは。
944吾輩は名無しである:2008/10/16(木) 22:33:23
話の流れとかよくわかんないけど、

1929年9月に発表された「様々なる意匠」著・小林
第2章の最後に「私は、バルザックが「人間喜劇」を・・・」という一文があるが、
結局何を訴えているのかよくわからなかったんだ・・・
読んだ人いれば、くわしく教えてくれませんか??
945吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 20:25:43
【永遠の故郷】吉田秀和【名曲のたのしみ】
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/classical/1212409607/l50

小林の話題が出てる
946吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 20:44:20
今では、小林秀雄の影響はほぼ自然消滅した。
947吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 21:30:07
本人が死んだらあっという間に名前を目にしなくなったな。
作品より人間で売ってたから。
この手のやつらを相手にしても意味はないな。
948吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 21:52:06
何を言ってるんだよ。じゃあ誰が残ってるっていうんだ。
あとお前何歳だ?
949武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/23(木) 22:41:02
>>946>>947>>948何世迷い言を言ってるんだ?
小林秀雄的な批評の形は未だに残っている。それを柄谷行人なんかが批判したりしてるの知らないのか?
群像のバックナンバー読んで、評論新人賞の柄谷の選評読めや。小林秀雄の評論のことを持ち出してアホ新人候補をたたいていたりする。他の評論もだ。
昭和一桁の評論家もそうだが、竹田青嗣とか加藤典洋とかの団塊評論家、アカデミックな批評家にも小林秀雄的な批評に毒されてる連中は多い。むろん2ちゃんにもだ。
小林秀雄という固有名が消えても「方法論」(?)は残っているのさ。おわかり?
950吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 22:46:19
お前に小林秀雄がわかっているとはとても思えないな。
柄谷が批判してたって字義どおり受け取ってる訳だろ?
小林に最も憧れて嫉妬していた批評家が柄谷なんだよ。
わかるかな?
951吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 22:51:14
>>949
阿呆らしい。花田が戦中から戦後すぐに小林をこてんぱんにやっつけた。
それで終わってる。馬鹿にはそれが分からん。柄谷はそれを真似てるだけ。
で、そんなことには頭良い俺はこれっぱかりも、関心ないw
952吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 23:16:37
小林が消えたとか何とかはともかく、
誰か、>>944の質問に答えたげてよ。
953吾輩は名無しである:2008/10/23(木) 23:27:25
>>944
その一文を全部載せれば、答えられるよ、多分w
名無しの俺が、無知で無能なコテハンを差し置いてw
954武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/24(金) 00:52:50
バルザックの人間喜劇云々は小林が引用した格言なんだが、小林は人間喜劇のように現代文学の「様々なる意匠(小説家)」を価値判断は抜きにして描破ししましょうって第二章でいってるのさ。まあ第二章はイントロダクションだな。
あの論文はマルクス主義文学、新感覚派、大衆文学(当時勃興してて侮れなかった)なんかの様態、存在意義ないし存在の仕方なんかを分析したものなんだよ。
ところで第五章の冒頭で「私はマルキシズムの認識論を読んだ時…」と小林秀雄書いてるが、なんなんだマルキシズムの認識論ってw
小林秀雄は広松渉を愛読者かよって感じwんなわけないんだが。時代が違う
955吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 01:04:43
だから何?
956武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/24(金) 01:15:31
>>955
オマエ馬鹿だろ?>>944への解答さ。
あの小林秀雄の論文自体が価値判断を見せないように(隠れてはあるが)書かれている。まあ分析自体が価値判断なんだが。
だから「人間喜劇」なんだろうが。
『改造』懸賞論文では一席になった宮本の『敗北の文学』が芥川に対する批判とは偉い好対照だ(小林秀雄の『様々なる意匠』は二席)。
人間喜劇読んでも、「だから何」とか抜かすアホ間抜け野郎なんだろうなオマエってw

ていうか最近しょーもねえ反論揶揄が多いから当分文学板に常駐するぜ
上がってるスレはかたっぱしだ
いっとくが私のレスは文学板じゃダントツだぜ
いやなら無視しな
じゃあな
957吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 01:18:38
ダントツですかwおやはやw
958武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/24(金) 01:23:50
>>957
おもしれーじゃん。敵が増えるしよおヽ(゜▽、゜)ノ
959吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 01:30:29
お前アタマ悪いって。無理すんなよ。
960吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 06:00:59
>>948

過去スレ読まずに書いたが、読んでみるとずっとそういう話じゃねーか。w

961吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 06:27:42
>>950は上手いこと言うね。

>お前に小林秀雄がわかっているとはとても思えないな。
>柄谷が批判してたって字義どおり受け取ってる訳だろ?
>小林に最も憧れて嫉妬していた批評家が柄谷なんだよ。
>わかるかな?

武陽とかいう奴、まさしくそう。どんなスレでも字義どおりなんだよね。
2chラーはそれを知らないと勝手に仮想して、本に書いてあるようなことを単に謎って罵倒調に変換しているだけ。
既成概念に縛り付けられた可哀想な女の子なんだよ。

各々分野で各人が当然の前提として知っているようなことをエラそうに書いて。
俺の場合、こいつの謡曲関係の自慢にふいたw
こっちは小さい頃から謡っているからね。
知識ばかりで、そこから帰納する思考もつまらんし、洞察力もなし。

武陽って、自分が頭悪いことを、わざわざ人前に晒しに来ているようなもんだよ。
まず作家に身になって考えるウツワではないよw
962吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 10:22:23
そうだね。思考力、想像力が足りないね。
圧倒的に足りないのは謙虚さだと思うな。
963吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 11:01:47
こいつのレスって柄谷・蓮實及びその周辺の批評を都合よく切り貼りしただけじゃん
964吾輩は名無しである:2008/10/24(金) 16:08:38
本人曰わく「ダントツ」らしいですよw意味がわからないw
965武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/10/25(土) 10:38:22
>>963
ぜんぜん違うよ。
小林秀雄をうまく批判できてるから柄谷のこと持ち出してるだけさ。
小林の始めた批評の形を期せずしてやってちゃってるバカの小林秀雄的部分なんかを叩くのさ柄谷は。
これは断言できるけど小林秀雄も柄谷も読むべきで、読んだ上で批判しなくちゃいけない。それだけ大物なんだが。
966吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 10:40:35
貴様小林秀雄なんて読んでないだろ。
967(o`.´o):2008/10/25(土) 10:46:08
965
小林秀雄が戦前に多角評価した日本作家くらいは低脳でもご存知で消化ねぇ〜(笑)
968947:2008/10/25(土) 15:29:54
>>949
> 何世迷い言を言ってるんだ?

ただ本屋に通って感じた実感を書いただけなんだが。

> 小林秀雄的な批評の形は未だに残っている。

おれは売り方の話をしてるのに何でその反論に作品の話を出してくるのか?
969吾輩は名無しである:2008/10/25(土) 15:35:32
>>968
> おれは売り方の話をしてるのに何でその反論に作品の話を出してくるのか?

それがそいつの言っている「小林秀雄的な批評の形」。
970吾輩は名無しである:2008/10/27(月) 13:17:53
これは内緒だけど
本居は半分呆けちゃってからだから
それを頭に入れておいてね
971吾輩は名無しである:2008/11/01(土) 17:27:33
小林の未発表音源が見つかったって
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/081101/acd0811010824002-n1.htm
972のぐそカンタービレ:2008/11/01(土) 17:31:04
>>971
> 既刊の書籍や講演録で勾玉について触れたものはなかった。

えっ? ええっ?
973吾輩は名無しである:2008/11/02(日) 19:15:45
この人の評論はまず理念ありきで、対象が理念を食い破って
外にはみだしてくることがないからあまり面白いとは思えないけど、
戦時中の大陸見聞記は、そうだよなと首肯できる部分があった。
あと蟹饅頭だっけか、軽い随筆風のものも楽しいものが多かったな。
974吾輩は名無しである:2008/11/12(水) 09:37:04
「新潮」12月号はとりあえず買っておいた
975吾輩は名無しである:2008/11/19(水) 23:14:59
それ読んで、そこでも宣伝されている講演CDとどっちの方を買おうかと迷い、
後者を選ぶことにした。
茂木さん、別の著書でも小林秀雄に触れてたね。
976吾輩は名無しである:2008/11/19(水) 23:16:19
というか他にも小林秀雄関係の新書が出てきたし、ここに来て見直されつつある?
977吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 11:02:16
見直されてきた感じはあるが、茂木はただ小林秀雄をよいしょして
どこが良いのかちゃんと伝えてないのでは?
僕はファンだからみなさんも小林秀雄を読みましょう、聴きましょうみたいで
説得力がない
978吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 14:40:43
茂木みたいな糞が誉めたら逆効果やねん
979吾輩は名無しである:2008/11/22(土) 21:05:08
ここで武陽さんが一言。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
980吾輩は名無しである:2008/11/23(日) 11:58:44
武陽さんじゃないけど…

小林先生、「なんとかロール」って、「コレステロール」のことではないですかぁ?
981吾輩は名無しである
>>977
そうだね。

大分前に書かれた、指揮者の小澤征爾と武満徹の対談で、
小林秀雄の文章はおかしい、ああいうのはオカルトだ
という批判があった。

小林秀雄の主張というのは、特に日本の戦後を席巻した所のある
近代〜現代のインテリの主張に対するアンチテーゼって所はある。武満もこの手のインテリ。
人の物の考え方っていうのも、案外ブランド主義めいたものに影響される面があって
物事をきちんと自分で考えて判断するのでなく
「こういう考え方をするのが、知的で頭がいいんだ」というブランド的なものに左右されて
自分の考えを形成する人っている。
小林の著書自体、一時はブランド扱いされて信奉され、その後は「今時小林なんて
古い」ブランドが優勢になった。

で、小林が抵抗した思想的なブランドというのは、近代の独特の合理主義で
物事はそんな単純なものではないということを主張したかったんだろうけど。

それから個性や自我の重視も、近代のあり方の特徴の一つで、
でも実はそういった個性や自我が無条件に良いものではない。
むしろネガティヴな面との結び付きだって強い。
そういうものを消して残る何かこそ個性っていう小林の考え方、
これはゴッホの公演についてだけでなく、「モオツァルト」でのロマン派作品への
見方の背後にもありそうな気がする。