若い人の濫読なら海外ものの方がいいんじゃないかなあ。なんとなく。
たとえばイーリアス。神曲。ファウスト。罪と罰。変身。異邦人。夜間飛行。
> 歴代の芥川賞、直木賞を順に読んでみるとか。
これだけはやめとけ。
川端康成氏の作品 千羽鶴
千羽鶴はなんの模様として描かれているか
教えてください。(文庫本読みたいけどみつからないので)
よろしくお願いします。
図書館へGO
>>902 レスサンクスです。
近くに図書館無いのです。
904 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 08:57:24
905 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 13:08:43
>>901 東京でいえば八重洲ブックセンターとか
池袋ジュンク堂クラスの本屋なら在庫あるはず。
都心在住でないなら
amazon.co.jpみたいなネット本屋で買うのが早い。
ってかブクオフにもありそう。
906 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 14:16:26
新潮社のwebからでも注文できる!!
907 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 14:24:07
探す気が無いだけじゃねえの。
908 :
ルージュ:2005/08/17(水) 14:24:27
読書初心者に坊っちゃんなんて読ませたらつまらなすぎてトラウマになると思う。やっぱり大衆文学からはじめるべきです。山田詠美のソウルミュージックラバーズオーリーとか坂東真紗子の桃色浄土とか奥田秀郎のインザプールとか。
909 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 14:26:01
話をぶった切るな莫迦。
910 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 15:40:07
>>909 このスレではおだやかに行きましょう。
>>908 今後そういう話題は雑談スレでね。
でも一応レスつけると、
いきなり漱石で読書デヴューして楽しめる人もいるでしょう
と留保しつつ、だいたい同意です。
わたしも本を読むようになったきっかけは
荒俣宏の「帝都物語」でしたから。
>>910に自己レス
いま調べたら「雑談」をスレタイに含む雑談スレが
ないことに気付いた。
実質的な雑談スレは
「文壇BAR」(ただし今は変なのが暴れてる)
「文学談合所」(ただし今は誰もいない)
「文壇河原」(ただし今は将棋の対局中)
>>908は
>>897-900へのレスじゃねーの。
他の話題を跨ぐ時は面倒がらずにアンカー(
>>897)つけような。
文壇**スレはネタスレ気味だから普通の雑談スレも一個あっていいな。
あと、ひと目でそれとわかる自治スレも?
913 :
ルージュ:2005/08/17(水) 16:31:22
数字を記入してもそこへリンクすることができないんです。897 ほらね。
携帯から書き込んでるからかなあ。
だから無理矢理書き込む形になります。文壇BARって何を会話する場所なんですか?文壇における人間関係図ですか?
914 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 16:40:21
「 携 帯 厨 死 ね 」
915 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 16:51:47
夏目漱石の文壇的地位を確立した作品とは何ですか?教えてください
>>913 ごめん。上の話題と続いていたんですね。
アンカーは携帯でも>>と打って、その後に半角数字で
okのはずだけど…。
文壇BARは本来この板の雑談スレで、決して
排他的利用を目的としたものではないのですが、
いまちょっと変なのがいまして…。今の158店は
431のレスあたりから妙なことになってしまった。
でも気にせず文学のことを話して下さい。
まともな論客待望です。
>>914みたいのは気にしないで。
>>912 乙です。でも、上記3つのほかに、まだ牛涎スレも
生きているようで、これ以上の雑談スレは…う〜ん。
自治スレもあるんだけど、死んでるんですよね〜。
「自治」の意味を考えてもらえばわかることだけど、
基本的に、「自治スレ」と明記してない自治スレは存在してないのと同じ。
918 :
ルージュ:2005/08/17(水) 17:55:36
>>915 世評を多く集めたのは『我が輩は猫である』。
ただし文壇は当時、実人生を赤裸裸に描く自然主義が優勢だったので、
この作品をはじめ『坊っちゃん』などのユーモアや
『草枕』などの審美的探求傾向は
人生を高見の見物のように眺める「余裕派」と蔑まれた。
やがて職業作家としての漱石の1作目『虞美人草』以降、
より限定的には『それから』以降、
実人生におけるエゴイズムへの関心が中心主題となる。
文壇的評価という点ではこの時期の作品の方が高い。
だが、この後期作品群も、
ある意味でエゴイスムに肯定的傾向を持つ自然主義の立場
とは相容れないという点で必ずしも文壇のなかでの
地位を漱石に保証したものとは言えない。
結論として、どうしても1作品にしぼるなら
『虞美人草』でよいと私は思うが、異論もあると思う。
識者のご批判をお願いしたい。
>>917 そうですね。
よかったら自治スレ建ててみてください。
私は別のスレを建ててそんなに経たないので困難。
お願いします。
921 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 18:06:12
漱石の門借りてきたけど面白いですか?
922 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 18:13:33
>>919 dです。
因みに1つに絞らず、2作品挙げるとしたら??
>>919に追加する。
すまない。レスが長くなって投稿できなかったので
二分しようとしてミスった。
「地位を漱石に保証したものとは言えない。」
の下に以下を追加。結論部分に変更はない。
・・ここから・・
病による中断をへて発表された『彼岸過迄』以降も
エゴイズム、自我に忠実に生きることを中心的
主題とし続けた点には大きな変化はなくそのまま絶筆『明暗』まで至る。
だが、このエゴイズムを肯定するかいなかという態度
の表明には各作品を経るうちに、
大きな揺らぎをみせることは確認しておきたい。
結論として、どうしても1作品にしぼるなら
『虞美人草』でよいと私は思うが、異論もあると思う。
識者のご批判をお願いしたい。
・・ここまで・・
>>922 というわけで、ようするに『虞美人草』以降、
各作品での立場に変化はあるものの
エゴイズムと実存をめぐる主題が最初に前景化した
最初の作品がこの小説だったため、
あえてこの1作品にしぼった次第。2つだとあまり意味がない。
もしこのスレで私のほかにレスがつかないようなら漱石関係のスレでもきいてみてください。
おれは漱石では「それから」が好きだ。
親父も兄貴も偉い人(帝国議会の議員とか)で、主人公の代助は無職。
ニートの走りといってもいいだろう。
夏目漱石は俺はラノベとして読んだが。
927 :
901:2005/08/17(水) 21:30:46
>>904 >>905 レスありがとうございました。
近くの本屋行っても川端康成で文庫本探しても「千羽鶴」っていうのがないのです。
それプラス図書カードプレゼントのクイズになっているもんで。
928 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 21:45:27
「それから」は お、なんかすげー面白くなってきた!と思ったとたんにおわった
えーーここで終わりーー?みたいな感じ
そこが結構好きだが
僕にもそんな幸せな時代があったなあ(遠い目
931 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 13:17:56
変身のあとがきを読んで
カフカは現実の世界を仮象の世界と認識していたということでした。
仮象の世界であれば、色々な意味で自由になれると思いましたので、
ウキウキしてきました。膳は急げと実践しました。
初めに漠然とここは仮象の世界だと思い込もうとしました。周りにあるものは、全て偽物だと。
しかし周りを見回すと人々の表情やしぐさが十人十色あり、当たり前ですが自然に見えます。
矛盾を探そうとしましたが、これも当然見つけられませんでした。
結果、とてもそう思い込むことはできませんでした。
そこで皆様に聞きたいのですが、
カフカはどのようにして現実の世界を仮象の世界と認識してきたのでしょうか?
932 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 15:58:40
レポートの宿題って何書いたらいぃですか?
>>931 「仮象の世界として認識」するのが一般人には出来ないから
カフカの小説があれだけ読まれてるんじゃない?
ちょっと頑張れば出来るってもんでもないだろー
>>932 お前自身がわからないものをなぜ俺たちに託そうとするのか。
ていうか「レポートの宿題」て。曖昧杉ww
見えてしまったらもう元には戻せないから
見えないことは幸福だと思うよ。
見えてしまった人はもう二度と幸福にはなれない。
先日亡くなった倉橋由美子のことをちょっと思い出した。
あとがきなんてロクなもんじゃないから次から読むのはやめなさい。
あれは本文を読みたくない人たちのためのものです。
三国志を読んでみたいんですが
吉川三国志と小川・金田の完訳三国志はどう違うんですか?
前者は有名で、後者は薦められました
937 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 01:24:51
レ・ミゼラブル
岩波と新潮はどっちがいいの?
>>936 『三国志』は3世紀頃の中国の正史。岩波文庫のはこれの翻訳。
『三国志演義』は『三国志』を基にした中国・明代の小説。
吉川のはそれらを元にした現代日本の小説。
>>937 長くて退屈だから旺文社文庫ので十分。
て売ってないか。
939 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 02:20:29
昔、作品の内容を3行で語れみたいなスレがあったのですが
どこの板にあったのかすら忘れました。もっかい読みたい。
心当たりのある方教えてください。
>>937 岩波の豊島与志雄訳は
1937年に出た壮絶に古い訳ですが
とても読みやすいです。
翻訳書であることを意識せず読める文体です。
訳者は幻想文学方面に著作のある小説家でもある。
今出ている岩波文庫版(1960年頃に改訳された版)には
300枚ほどの原書挿絵がおさめられています。
新潮の佐藤朔訳は、岩波版よりずっと新しいので
語学的にはいっそう正確かもしれませんが、
わたしの感想では、
ちょっと翻訳調というか、ひっかかりのある訳です。
悪いとはいいませんけど。
レ・ミゼラブルの7種類ほどある邦訳の比較については、
ちゃんとした研究もあるのかもしれませんが、
わたしの読んだなかでは、
小潟昭夫『幻視と断片』(芸立出版)p.287以下、
とくにp.293以下などが参考になります。
>938
>940
雑な質問に丁寧に答えてくれてあんがと
源氏とかプルーストとか何種類も訳書読んで訳書のソムリエ状態になってる人がいるけど、
複数の訳を読むくらいなら数ページだけでも原書に触れた方がずっといいと思いますよん。
余計なお世話か。
943 :
吾輩は名無しである:2005/08/20(土) 10:49:58
945 :
吾輩は名無しである:2005/08/21(日) 22:28:48
昔聞いた話ですが
福沢諭吉は戦争肯定していたらしいのです
ホントウですか?
946 :
吾輩は名無しである:2005/08/22(月) 05:44:45
↓に当てはまる本のタイトルが知りたいのですが
・3年ほど前にネットで探してた時はすでに廃盤で、文庫化もされてなかった。
・西洋文学。 表紙の帯に推薦図書?のマークがあったので、児童文学かも。
・平和なのだがどこか人間味の無い人達の住む村の話
映画「リベリオン」や「華氏451」などと近いテーマっぽいけど未来のSFではない
たったこれだけしか手がかりが無いのですがお願いします。
>>945 戦争肯定はしらんが、征韓論を唱えていた。
948 :
吾輩は名無しである:2005/08/23(火) 21:45:54
「そして誰もいなくなった」というのは小説ですか? 先日国会でも某議員が首相にあてつけみたいな感じで話していましたが。
どこ探してもスレもないんです。もしかして漫画なのですか?
アガサ・クリスティの推理小説。
ちなみに田舎倉敷でも原作のペーパバックが売られているぐらいの名作。