【蜻蛉】内田百閒先生の第三阿房列車【眠る】
1 ：その心事の陋劣なる：
☆内田百閒先生を語るスレッド、第三スレ(本当は四代目)です。
ﾏﾀｰﾘ行きましょう。
【作家紹介】内田百閒（1889～1971）
小説家・随筆家。岡山の造り酒屋の一人息子として生れる。
東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。
陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。
『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『阿房列車』など著書多数。
1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。
本名、内田栄造。別号、百鬼園。（参考・ちくま文庫『内田百閒集成』）
【前々スレ】
【第一スレ】内田百閒先生について語り倒したいのだった。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/981980934/
【第二スレ】百鬼園】内田百閒先生の第二阿房列車【先生】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1045663068/
【前スレ】 内田百鬼園 第三阿房列車
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1104122404/
【現在入手できる百閒先生関連の本】
ttp://search.shopping.yahoo.co.jp/search?p=%C6%E2%C5%C4%C9%B4%B4%D6&R=books
ﾏﾀｰﾘ行きましょう。
【作家紹介】内田百閒（1889～1971）
小説家・随筆家。岡山の造り酒屋の一人息子として生れる。
東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。
陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。
『冥途』『旅順入城式』『百鬼園随筆』『阿房列車』など著書多数。
1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。
本名、内田栄造。別号、百鬼園。（参考・ちくま文庫『内田百閒集成』）
【前々スレ】
【第一スレ】内田百閒先生について語り倒したいのだった。
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/981980934/
【第二スレ】百鬼園】内田百閒先生の第二阿房列車【先生】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1045663068/
【前スレ】 内田百鬼園 第三阿房列車
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1104122404/
【現在入手できる百閒先生関連の本】
ttp://search.shopping.yahoo.co.jp/search?p=%C6%E2%C5%C4%C9%B4%B4%D6&R=books
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2 ：1：05/01/22 20:01:46
前スレが定数に満たぬうちに落ちたのを嘆いて
戯れにスレを立ててみたら、撥ねられずに立って仕舞うとは
今までそんな事にならなかったので正直困る。
しかし立てたからには責任があるから、何とかせねば。
戯れにスレを立ててみたら、撥ねられずに立って仕舞うとは
今までそんな事にならなかったので正直困る。
しかし立てたからには責任があるから、何とかせねば。
>>2
戦後日記の下も出すように筑摩に言っといてください
戦後日記の下も出すように筑摩に言っといてください
下記は第一スレ514番氏の引用である。
誰がこの伝に習って最近完結したちくま版の評価を
纏めてはくれないだろうか。
旺文社文庫のメリット
・持ち運びが楽
・全集を買うよりも安く揃えられる（一冊千圓～二千圓）
・新字（一部旧字）、旧かな
・各巻の解説、解題が充実している
デメリット
・全巻揃えるのは大変
・「戦後日記」「戀日記」が未収録
・書簡が少ない
誰がこの伝に習って最近完結したちくま版の評価を
纏めてはくれないだろうか。
旺文社文庫のメリット
・持ち運びが楽
・全集を買うよりも安く揃えられる（一冊千圓～二千圓）
・新字（一部旧字）、旧かな
・各巻の解説、解題が充実している
デメリット
・全巻揃えるのは大変
・「戦後日記」「戀日記」が未収録
・書簡が少ない
講談社版のメリット
・全集（全１０巻）にしては安め
（運がよければ五萬程度で見つかる）
・旧字、旧かな
デメリット
・「戦後日記」「戀文、戀日記」は未収録
・少々誤植が...
・全集（全１０巻）にしては安め
（運がよければ五萬程度で見つかる）
・旧字、旧かな
デメリット
・「戦後日記」「戀文、戀日記」は未収録
・少々誤植が...
福武書店版のメリット
・決定版！ほぼ全著作を網羅
・書簡など資料も充実
・旧字旧かな
・月報を読むだけでも楽しい？
デメリット
・お値段が多少高め
・決定版！ほぼ全著作を網羅
・書簡など資料も充実
・旧字旧かな
・月報を読むだけでも楽しい？
デメリット
・お値段が多少高め
7 ：1：05/01/22 20:16:01
各社全集の特徴はこんな感じかと。
各社とも「戦後日記」「戀日記」以外は全著作を収めているはず。
福武が一応決定版ということになってますが、
単行本未収録の作品や書簡に関しては、
講談社のみ、旺文社のみ収録しているものもあるので、
百間の全著述に浸るなら三種をそろえましょう！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
以上、引用終わり。
各社とも「戦後日記」「戀日記」以外は全著作を収めているはず。
福武が一応決定版ということになってますが、
単行本未収録の作品や書簡に関しては、
講談社のみ、旺文社のみ収録しているものもあるので、
百間の全著述に浸るなら三種をそろえましょう！
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
以上、引用終わり。
過去スレより、現在読める鉄道板のスレをご紹介。
特別(゜Д゜ )阿房列車～内田百閒～
http://piza2.2ch.net/train/kako/1005/10053/1005385235.html
阿房列車～汽笛一声・内田百間スレ
http://curry.2ch.net/train/kako/1011/10116/1011665596.html
特別(゜Д゜ )阿房列車～内田百閒～
http://piza2.2ch.net/train/kako/1005/10053/1005385235.html
阿房列車～汽笛一声・内田百間スレ
http://curry.2ch.net/train/kako/1011/10116/1011665596.html
さて、これくらい貼れば大丈夫かと思うし、何より自分の
書き込みばかりで読んでげえげえ云いそうな具合なので、
これにて失礼。
では皆様、ご歓談を
書き込みばかりで読んでげえげえ云いそうな具合なので、
これにて失礼。
では皆様、ご歓談を
ちくまの集成の収録率はどのくらいですか？
写真帖末尾の総目次を見るに
第三阿房、百鬼園夜話あたりは無いように思えます。
それ以外はかなり揃っている感じですが
第三阿房、百鬼園夜話あたりは無いように思えます。
それ以外はかなり揃っている感じですが
ありがとうございます
最終的にあんな一等地に土地残した錬金術はすごいと思う
15 ：吾輩は名無しである：05/01/28 18:58:55
阿房
16 ：吾輩は名無しである：05/01/29 02:28:51
そういや、先生の死後談とかは聞かないねえ
三畳御殿と禁客寺が何時ごろ無くなったのかとかも知りたい
三畳御殿と禁客寺が何時ごろ無くなったのかとかも知りたい
百鬼園居は日没閉門 平山三郎
先生が４６年に亡くなって、先生夫人が海辺の町に転居されたあと、
麹町の旧百鬼園居はしばらくそのままで在ったが、つい先日、訪ねると、
そのあたりはきれいさっぱり取拂われて広びろと車の駐車場にかわり果てていた。
むろんサクラもヤナギも跡方もない。
（『百人一樹』・５８年２月）
先生が４６年に亡くなって、先生夫人が海辺の町に転居されたあと、
麹町の旧百鬼園居はしばらくそのままで在ったが、つい先日、訪ねると、
そのあたりはきれいさっぱり取拂われて広びろと車の駐車場にかわり果てていた。
むろんサクラもヤナギも跡方もない。
（『百人一樹』・５８年２月）
18 ：吾輩は名無しである：05/01/30 16:58:51
先生がいつも背にして座ってらした柱や
『日没閉門』でも残っていればねえ
『日没閉門』でも残っていればねえ
福武文庫のものはどうですか？
近くの古本屋に一冊６００円ていどで
２０～３０くらいでていたのですが、
筑摩文庫と比べてどうでしょうか？
ビニールコーティングされてるから、劣化しにくいように思うし
デザインもいいなあ、と思ってるのですけど
皆さんはどう思いますか？
近くの古本屋に一冊６００円ていどで
２０～３０くらいでていたのですが、
筑摩文庫と比べてどうでしょうか？
ビニールコーティングされてるから、劣化しにくいように思うし
デザインもいいなあ、と思ってるのですけど
皆さんはどう思いますか？
21 ：吾輩は名無しである：05/01/31 21:43:13
６００円ならどんどん買いましょう
ぼくはちくまより好きです
ぼくはちくまより好きです
24 ：吾輩は名無しである：05/02/07 18:26:18
「猫が口を利いた」は、ちくまのどれに収録されてるんでしょうか?
26 ：吾輩は名無しである：05/02/09 00:36:19
さては矢っ張り猫だな
27 ：plausinar ◆fcoWXWNaG2 ：05/02/10 06:55:21
中公文庫の「ノラや」持ってます。
これも猫尽くしだけど、「猫が口を利いた」は入ってなかった。
解説は、平山三郎さん。ノラ失踪当時の話も触れていて興味深い。
何よりも、旧かなづかいなのが良い。
これも猫尽くしだけど、「猫が口を利いた」は入ってなかった。
解説は、平山三郎さん。ノラ失踪当時の話も触れていて興味深い。
何よりも、旧かなづかいなのが良い。
28 ：神田千軒：05/02/12 03:47:14
今月から講談社版の全集を最初から読んでいますので、阿房列車はまだ
まだ到達していません。
とにかく借金の話が多いが、借金地獄に落ちる最初の一歩はなんだった
のかな（今のところぼかしている）？ 松岡女史（漱石の孫）の著述でも、
かなりの額を夏目家から踏み倒した（「家が建つぐらい」という）ようだ。
宮城道雄や芥川龍之介との交友の模様もホノボノしていていいですね。
飛行機がテーマの随筆でも臨場感とユーモアがうまく両立しています。
まだ到達していません。
とにかく借金の話が多いが、借金地獄に落ちる最初の一歩はなんだった
のかな（今のところぼかしている）？ 松岡女史（漱石の孫）の著述でも、
かなりの額を夏目家から踏み倒した（「家が建つぐらい」という）ようだ。
宮城道雄や芥川龍之介との交友の模様もホノボノしていていいですね。
飛行機がテーマの随筆でも臨場感とユーモアがうまく両立しています。
29 ：吾輩は名無しである：05/02/12 19:43:17
福武の全集が欲しいんだけど古書じゃないと手に入らないよね？
>28
芥川龍之介とか宮城道雄関連の文章はみんな好き、「亀鳴くや」とか。
宮城道雄は本人の文章だけ読んだ後に「旅愁」とか「検校の宴」読んだら結構イメージ変わったなー
「げろう失礼しました」って一体ｗ
>28
芥川龍之介とか宮城道雄関連の文章はみんな好き、「亀鳴くや」とか。
宮城道雄は本人の文章だけ読んだ後に「旅愁」とか「検校の宴」読んだら結構イメージ変わったなー
「げろう失礼しました」って一体ｗ
舊假名遣でなくては駄目でせう。
31 ：神田千軒：05/02/12 22:40:35
音楽的には内田は宮城道雄の弟子だが、文学とイタズラにかけては
自分の方が師匠だと言ってますね。実際、宮城の随筆執筆の際はか
なり面倒をみていましたし。
それよりも当時の男性としては非常に筝曲に詳しく、難しい曲を
じゃんじゃん弾きこなし、しかも家元クラスの人達を招待して聞
かせていたというのだからビックリです。
自分の方が師匠だと言ってますね。実際、宮城の随筆執筆の際はか
なり面倒をみていましたし。
それよりも当時の男性としては非常に筝曲に詳しく、難しい曲を
じゃんじゃん弾きこなし、しかも家元クラスの人達を招待して聞
かせていたというのだからビックリです。
「着く」が全部「著く」になってるけど、昔はそう書いたの？
33 ：神田千軒：05/02/13 00:20:05
あと「謝る」で「ことわる」と読ませてますね。
戦後に漢字制限政策がとられる以前は、用字用語はかなり自由だった
のでしょうね。当人もフリガナについて文部省の方針に意義を唱える
論文を書いてますし。
戦後に漢字制限政策がとられる以前は、用字用語はかなり自由だった
のでしょうね。当人もフリガナについて文部省の方針に意義を唱える
論文を書いてますし。
やかましいを
八釜しいと書く表現は好きヽ(´ー｀)ノ
師匠の漱石の文章でも見たけど。
八釜しいと書く表現は好きヽ(´ー｀)ノ
師匠の漱石の文章でも見たけど。
漢字の読みもこれでなかなか六つかしいものだな。
36 ：吾輩は名無しである：05/02/13 18:27:56
>>28
家族全員がインフルエンザで寝込んだときに雇った、看護婦の賃金が原因だと読んだことがある
もしそうだとしたら、そっから雪達磨式に増やしてあんなになるなんて、やっぱり借金道の達人だｗ
それと学習院の日本史の問題の「浜口雄幸首相が暗殺されたときに乗ろうとしてた特急の名は？」
百閒先生のおかげで解けた ありがたやありがたや
家族全員がインフルエンザで寝込んだときに雇った、看護婦の賃金が原因だと読んだことがある
もしそうだとしたら、そっから雪達磨式に増やしてあんなになるなんて、やっぱり借金道の達人だｗ
それと学習院の日本史の問題の「浜口雄幸首相が暗殺されたときに乗ろうとしてた特急の名は？」
百閒先生のおかげで解けた ありがたやありがたや
学習院ってそんな鉄分多い問題が出るのか…
38 ：神田千軒：05/02/14 11:49:43
この日曜は「日記帖（正・続）」を読みました。
２９歳の内田先生はけっこう青臭いことを考えていたのだなあと、
なんだか安心（？）しました。それにしても昔の日本人の社交的
なところ、毎日のようにあちこちの友人・知人と訪問しあっては、
飲んで食って喋って泊まり歩いているのが、とてもうらやましい。
年中お世話になっている高利貸したちの家庭事情にまで首をつっ
こんで・・・まさか中村うさぎみたいに随筆のネタにするために
手当たり次第に借りまくっていたってことはないですよね？
２９歳の内田先生はけっこう青臭いことを考えていたのだなあと、
なんだか安心（？）しました。それにしても昔の日本人の社交的
なところ、毎日のようにあちこちの友人・知人と訪問しあっては、
飲んで食って喋って泊まり歩いているのが、とてもうらやましい。
年中お世話になっている高利貸したちの家庭事情にまで首をつっ
こんで・・・まさか中村うさぎみたいに随筆のネタにするために
手当たり次第に借りまくっていたってことはないですよね？
39 ：吾輩は名無しである：05/02/15 21:31:48
贋作猫、やっぱり百閒風味だと一味違うね
一つの作品としては本家より出来が良いんじゃないだろうか
それにしても、猫の鍋島老が食われるくだりはぞっとしたよ
以前捨て犬にうちの飼い猫が食われてるところ見ちゃったから尚更・・
一つの作品としては本家より出来が良いんじゃないだろうか
それにしても、猫の鍋島老が食われるくだりはぞっとしたよ
以前捨て犬にうちの飼い猫が食われてるところ見ちゃったから尚更・・
志保屋が没落してからは内田家はタケノコ生活をしてたんだろうし
それも底をついてきていたのだろうし
それも底をついてきていたのだろうし
41 ：神田千軒：05/02/16 01:48:19
質屋の利用法（？）もなかなか上手ですね。
とっておきの服は質に入れ、ふだんは利子だけ払って質流れしないよう
にしておく。知人の結婚式とか学校の儀式とか必要なときは、そのとき
だけ元金払って前の日に受けだし、次の日にはまた質にいれるを繰り返
したり・・・
これじゃレンタル倉庫と変わらない！
それからいわゆる金券ショップも利用していたらしく、百貨店の切手
（今の商品券）を売り買いしていたようですね。
とっておきの服は質に入れ、ふだんは利子だけ払って質流れしないよう
にしておく。知人の結婚式とか学校の儀式とか必要なときは、そのとき
だけ元金払って前の日に受けだし、次の日にはまた質にいれるを繰り返
したり・・・
これじゃレンタル倉庫と変わらない！
それからいわゆる金券ショップも利用していたらしく、百貨店の切手
（今の商品券）を売り買いしていたようですね。
42 ：神田千軒：05/02/18 04:02:05
昭和１３，４年ごろ、学生狩りと称して、朝からカフェーや喫茶店に
たむろしている学生が警察に検挙されたそうですが、
そのころの随筆『続鬼園横談』には
「（こういう学生の）過半数は必ず質屋の味を知ってゐる・・・質屋
通ひに馴れると、親のくれた金を二重三重に裏返して遣ふ事が出来る。
さう云ふ事も・・・・調べておかなければならぬ・・・」
ずいぶん勝手なことをおっしゃってますが、先生こそ学生に質屋の利
用法を講義なさったんじゃないかと・・・。
たむろしている学生が警察に検挙されたそうですが、
そのころの随筆『続鬼園横談』には
「（こういう学生の）過半数は必ず質屋の味を知ってゐる・・・質屋
通ひに馴れると、親のくれた金を二重三重に裏返して遣ふ事が出来る。
さう云ふ事も・・・・調べておかなければならぬ・・・」
ずいぶん勝手なことをおっしゃってますが、先生こそ学生に質屋の利
用法を講義なさったんじゃないかと・・・。
44 ：吾輩は名無しである：05/02/19 00:28:31
風船さんは上中里の城官寺に埋葬されたということなんですが、
お墓はあるのでしょうか（無縁で整理された、ということは？）
お参りされた方はいらっしゃいますか
お墓はあるのでしょうか（無縁で整理された、ということは？）
お参りされた方はいらっしゃいますか
最近、「まあだかい」を読み始めた。
「墓木供ならず」の肝煎りとのやり取りが良いw
六つかしい顔しているおじいちゃんが「かってください」って言っている姿を想像すると、
なんか、かわいらしい。
築摩書房高いよ･･･。
「墓木供ならず」の肝煎りとのやり取りが良いw
六つかしい顔しているおじいちゃんが「かってください」って言っている姿を想像すると、
なんか、かわいらしい。
築摩書房高いよ･･･。
46 ：吾輩は名無しである：05/02/23 15:55:03
高い高いと思いつつも、ちょいちょい買って
気付いたらほとんど揃ってたよ
気付いたらほとんど揃ってたよ
こないだ、ちくま文庫、１度に全部買った。
取り寄せてもらうとき「２４冊全部お願いします」て言ったら
本屋がちょっとびっくりしてたよ。
取り寄せてもらうとき「２４冊全部お願いします」て言ったら
本屋がちょっとびっくりしてたよ。
そしてその内、新かなに満足できず旺文社に…
となると病膏肓。
となると病膏肓。
当然平山三郎や中村武志も買い揃える。
宮城道雄も、岩波ではなく旺文社文庫を…
宮城道雄も、岩波ではなく旺文社文庫を…
あ、旺文社って旧カナなんだ。旧カナが好きだから、揃えようかな。
･･･本屋取り寄せできるかな･･･。アマゾンじゃ買えないと思った。
･･･本屋取り寄せできるかな･･･。アマゾンじゃ買えないと思った。
53 ：吾輩は名無しである：05/02/26 00:43:06
「東京日記」の妖気迫る文章がわすれられない。
56 ：吾輩は名無しである：05/02/27 01:09:48
百閒素人です
近くの古本屋で百閒の旺文社文庫がたくさん置いてあった
たくさんあったから多分全部揃ってる
だけど一冊１０００円でした・・・
これって高い？
近くの古本屋で百閒の旺文社文庫がたくさん置いてあった
たくさんあったから多分全部揃ってる
だけど一冊１０００円でした・・・
これって高い？
素人にはお勧めできない、
俺が買い取る。
さあ教えろ
どこだ
俺が買い取る。
さあ教えろ
どこだ
58 ：吾輩は名無しである：05/02/27 19:40:04
藤沢ですよ
そんないきり立つってことは、１０００円で高くないのか
そんないきり立つってことは、１０００円で高くないのか
すまない、>>53だった。
61 ：吾輩は名無しである：05/02/28 00:36:12
>>61
重ね重ね有り難う！！愛はもうあげちゃったから、私しかあげるものがないんだが･･･。
先の所で早速「百鬼園随筆」と「続･百鬼園随筆」を注文してきた。
青森の古本屋さんだったよ。
旧カナは正岡子規と百けんのしか読んでないけど、著者によって雰囲気違うね。
子規の他人事のような淡々とした感じも好きだけども。
重ね重ね有り難う！！愛はもうあげちゃったから、私しかあげるものがないんだが･･･。
先の所で早速「百鬼園随筆」と「続･百鬼園随筆」を注文してきた。
青森の古本屋さんだったよ。
旧カナは正岡子規と百けんのしか読んでないけど、著者によって雰囲気違うね。
子規の他人事のような淡々とした感じも好きだけども。
ttp://ingo3.at.infoseek.co.jp/cgi-bin/source/gp2498.jpg
百閒先生で外人４コマやってみますた
百閒先生で外人４コマやってみますた
失礼、謹ンデ上記ヲ訂正ス。
×百奇園
○百鬼園
×百奇園
○百鬼園
末年の摩阿陀会には
蘭茶さんも蒙禿さんも、もう居ないのだね。
蘭茶さんも蒙禿さんも、もう居ないのだね。
>>68
早速検索掛けた所、３０００円でありました。･･･頑張って働こうと思います。
御馳走帳を読んでいるのだけど、漢和辞典が欲しい時がある。
小学校以来、使ってないよ。手元にないよ。買わねばならん。
早速検索掛けた所、３０００円でありました。･･･頑張って働こうと思います。
御馳走帳を読んでいるのだけど、漢和辞典が欲しい時がある。
小学校以来、使ってないよ。手元にないよ。買わねばならん。
保守アゲ
だけでは何なので。
今日、初めて大手まんぢゅうを食べた。(ﾟдﾟ)ｳﾏｰｳﾏｰｳﾏｰｳﾏｰｳﾏｰ･･･
上司が岡山に出張に行くというので、「お土産は是非これで！」といったら買ってきてくれた。
ネットで通販も出来るみたいなので、今度買ってみようと思う。
だけでは何なので。
今日、初めて大手まんぢゅうを食べた。(ﾟдﾟ)ｳﾏｰｳﾏｰｳﾏｰｳﾏｰｳﾏｰ･･･
上司が岡山に出張に行くというので、「お土産は是非これで！」といったら買ってきてくれた。
ネットで通販も出来るみたいなので、今度買ってみようと思う。
71 ：吾輩は名無しである：05/03/10 18:24:18
東京大空襲60周年
百閒先生の被災日とは違うけど
「東京焼尽」を読もう
百閒先生の被災日とは違うけど
「東京焼尽」を読もう
72 ：吾輩は名無しである：05/03/10 18:55:45
空襲という極限状態の中、鳥かごと共に一升瓶を手放さなかった百鬼園先生に敬礼。
73 ：吾輩は名無しである：05/03/10 21:11:19
中公文庫の東京焼盡を書泉グランデでなんとなく手に取ったのがはじまりでして
74 ：吾輩は名無しである：05/03/10 21:14:59
千丁の柳って、まだあるのかな？
今度行って見てこようと思います。
今度行って見てこようと思います。
75 ：吾輩は名無しである：05/03/10 22:08:45
案外つまらんね
>>75
人生が？
人生が？
77 ：吾輩は名無しである：05/03/12 01:36:47
78 ：吾輩は名無しである：05/03/15 19:07:42
今やふおくに旺文社文庫２６冊まとめてでてるんだけど
ネット古書店が吊り上げてる。
きっと全部揃えて後すごくふっかけて出すんだろうなと思うと
（ネットせどりっていうの？）
いやあな気分。
欲しいけどどうしようか迷ってる。
ネット古書店が吊り上げてる。
きっと全部揃えて後すごくふっかけて出すんだろうなと思うと
（ネットせどりっていうの？）
いやあな気分。
欲しいけどどうしようか迷ってる。
79 ：吾輩は名無しである：05/03/16 22:35:00
まぁ、おれがリーマンブラザーズから金を引っ張ったら
五番町に二畳の小屋
六番町に三畳御殿（もちろん禁客寺付き）
を造るがなー
五番町に二畳の小屋
六番町に三畳御殿（もちろん禁客寺付き）
を造るがなー
80 ：吾輩は名無しである：05/03/17 11:47:05
建物は普通の財力でもなんとかなりそうだが
いかんせん土地が･･･
いかんせん土地が･･･
81 ：吾輩は名無しである：05/03/18 23:19:08
何度読んでも飽きないね
ボクにとっての聖書だね
ボクにとっての聖書だね
82 ：吾輩は名無しである：05/03/19 22:29:40
俺も
阿川先生言うところの「百閒三昧境」状態
まあ難点を言うと、百閒先生の俳句ってどうもまずいのが多いような･･･
個人的には「亀鳴くや」の最後の二首と、例の蜀山人のパロが好き
阿川先生言うところの「百閒三昧境」状態
まあ難点を言うと、百閒先生の俳句ってどうもまずいのが多いような･･･
個人的には「亀鳴くや」の最後の二首と、例の蜀山人のパロが好き
83 ：吾輩は名無しである：05/03/20 23:08:50
八代旅行に行ってきました。
まずは先生ゆかりの、松浜軒へ。いい雰囲気です。
http://sakots.pekori.jp/cgi/sn/src/up14977.jpg
千丁の柳はどうも見つかりませんでした。
都市化のせいか、新八代駅建設のせいか・・・。
http://sakots.pekori.jp/cgi/sn/src/up14976.jpg
最後に文庫版第三阿房列車の表紙。現おれんじ鉄道の橋梁です。
電化された以外はほぼ同じ。
ただ、川の石がなくなってて、同じアングルで写真が撮れませんでした。
近所に、九州自動車道、さらに上流に九州新幹線の橋がかかり、
なかなか騒々しくなっています。
http://sakots.pekori.jp/cgi/sn/src/up14975.jpg
まずは先生ゆかりの、松浜軒へ。いい雰囲気です。
http://sakots.pekori.jp/cgi/sn/src/up14977.jpg
千丁の柳はどうも見つかりませんでした。
都市化のせいか、新八代駅建設のせいか・・・。
http://sakots.pekori.jp/cgi/sn/src/up14976.jpg
最後に文庫版第三阿房列車の表紙。現おれんじ鉄道の橋梁です。
電化された以外はほぼ同じ。
ただ、川の石がなくなってて、同じアングルで写真が撮れませんでした。
近所に、九州自動車道、さらに上流に九州新幹線の橋がかかり、
なかなか騒々しくなっています。
http://sakots.pekori.jp/cgi/sn/src/up14975.jpg
84 ：吾輩は名無しである：05/03/21 03:00:33
イヤダカラ、イヤダ。
85 ：吾輩は名無しである：2005/03/21(月) 14:30:12
いつかは岡山と八代に、と毎日ステーションホテル前を通りながら思う
内田百間先生は凄いですね。
自分のことを、他人ごとのように、正確に言えることが。
と、俺は思う。
自分のことを、他人ごとのように、正確に言えることが。
と、俺は思う。
87 ：吾輩は名無しである：2005/03/25(金) 12:40:59
全体的に謙遜気味な描写だが
その内容は全て自分のワガママに端を発して（ｒｙ
その内容は全て自分のワガママに端を発して（ｒｙ
88 ：吾輩は名無しである：2005/03/26(土) 22:26:27
日記帖は暗いね、戦中の日記はそうでもないのに
このおっさんが岡山出身であるということが
岡山県民としてのちょっとした誇りですよ。
岡山県民としてのちょっとした誇りですよ。
90 ：吾輩は名無しである：2005/03/26(土) 23:17:24
でしょうなー
うらやましいっすよ
クソジジイイだけど
うらやましいっすよ
クソジジイイだけど
>>89
餃子は、岡山の新名(ry
餃子は、岡山の新名(ry
92 ：MJ ◆wonaVoLdpg ：2005/03/27(日) 17:24:44
百閒、吉行、岩井しまこ。。。ｗ
93 ：吾輩は名無しである：2005/03/28(月) 01:53:43
ここの皆さん何歳位の方が多いのだろう？
私は２２歳ですが。（周りに百鬼園先生好きがいない）
私は２２歳ですが。（周りに百鬼園先生好きがいない）
私は19歳ですよ。
この前大学のレポートで百閒先生について書きました。
この前大学のレポートで百閒先生について書きました。
95 ：吾輩は名無しである：2005/03/29(火) 21:13:02
旺文社の寫眞帖入手、とてもうれしい
いやだから、いやだ
いつかの朝日新聞土曜版に載ってて震えた。内田百 先生のわがままここに極まれり。
いつかの朝日新聞土曜版に載ってて震えた。内田百 先生のわがままここに極まれり。
97 ：吾輩は名無しである：2005/03/29(火) 22:27:57
○格別ノ御計ラヒ誠ニ難有御座イマス
○皆サンノ投票ニ依ル御選定ノ由ニテ特ニ忝ク存ジマス
サレドモ
○御辞退申シタイ
ナゼカ
○芸術院ト云フ会ニ這入ルノガイヤナノデス
ナゼイヤカ
○気ガ進マナイカラ
ナゼ気ガ進マナイカ
○イヤダカラ
右ノ範囲ノ繰リ返シダケデオスマセ下サイ
>97
それだそれだ
いいなあ
あの時代に生まれたかった
それだそれだ
いいなあ
あの時代に生まれたかった
99 ：吾輩は名無しである：2005/03/30(水) 00:28:00
つきあいたい男ではないな
そう？私は内田の門下に入って夜中に大勢で他所様の表札にいたずらしたい
101 ：吾輩は名無しである：2005/03/30(水) 22:35:56
土手の桜を見ながら一献ってのはありか
金を借りにこられたら、どうする？
百閒ファン的、お勧めの漢和辞典があったら教えて下さい。
>>102
焼いた油揚げを生姜醤油で喰はせる
焼いた油揚げを生姜醤油で喰はせる
105 ：胸突坂：皇紀2665/04/01(金) 21:56:17
根津権現裏にあったペンキ塗りの二階建の洋館。百間先生の帝大生時代の
下宿先でしたが、先月もう一度見ようと訪ねたら・・・・。
取り壊されていました。ああ・・・。
下宿先でしたが、先月もう一度見ようと訪ねたら・・・・。
取り壊されていました。ああ・・・。
106 ：吾輩は名無しである：2005/04/02(土) 22:57:30
脂漏性皮膚炎かもしれない、おれ
ミカロンじゃ治まらないとんでもないフケ
こんなのはあやかりたくはなかったよ
ミカロンじゃ治まらないとんでもないフケ
こんなのはあやかりたくはなかったよ
あれ、ウマそうだよね～。>>104
108 ：吾輩は名無しである：2005/04/06(水) 19:29:29
109 ：吾輩は名無しである：2005/04/06(水) 20:05:16
百鬼園随筆を掲載している教科書はあるのかな
110 ：吾輩は名無しである：2005/04/07(木) 21:08:14
うーん、載せても指導のしようが無いような
確かにw
番町小学校ではどうなんだろ
有名な人がいっぱい住んでいた地域だから
そのつながりでちょっとは教えているかも
「昔、学校のプールの裏にくそじじいが住んでいました」
有名な人がいっぱい住んでいた地域だから
そのつながりでちょっとは教えているかも
「昔、学校のプールの裏にくそじじいが住んでいました」
>>112
「飼っている鶏を追い回したりしていました」
「飼っている鶏を追い回したりしていました」
114 ：吾輩は名無しである：2005/04/18(月) 03:18:32
チーズを海苔でくるんで醤油つけて食うっていうのを試してみた
こりゃ旨いわ
こりゃ旨いわ
115 ：吾輩は名無しである：2005/04/18(月) 05:26:41
番町からは日テレがなくなって、あとは文春のみだっちゃ
>>114
カマンベールでやると殊の外旨い。
カマンベールでやると殊の外旨い。
美の巨人たち 「谷中安規」
4/23(土) 22:00 >>�22:30 テレビ東京
百間先生についても触れるかも。
4/23(土) 22:00 >>�22:30 テレビ東京
百間先生についても触れるかも。
前々スレの771です。
戸棚を整理していたら、桑原会の入場券が出てきましたよ。
風船さんの絵が描いてありました。
戸棚を整理していたら、桑原会の入場券が出てきましたよ。
風船さんの絵が描いてありました。
119 ：胸突坂：2005/04/22(金) 23:40:48
王様の背中、限定特装版所蔵しておりまする。２０年前湘南方面の古書店にて
入手。朝一番で並べた商品だったそうな。風船さんの版画よいですな。以前
どこかのチャンネルで特番やってませんでしたか？
入手。朝一番で並べた商品だったそうな。風船さんの版画よいですな。以前
どこかのチャンネルで特番やってませんでしたか？
>>119
NHKの日曜美術館で取り上げられたことがあった。
NHKの日曜美術館で取り上げられたことがあった。
121 ：胸突坂：2005/04/23(土) 13:50:13
＞１２０ そうでしたか！どこか押入れにでもヴィデオがあると思います。
数年前、奈良の美術館だかデパートだか失念しましたが、
回顧展みたいなのがありました。
数年前、奈良の美術館だかデパートだか失念しましたが、
回顧展みたいなのがありました。
しっかし、喜代さん、８９歳か
達者だなー、まったくボケてないどころか
おれよりしっかりしてる
恐れ入りました
達者だなー、まったくボケてないどころか
おれよりしっかりしてる
恐れ入りました
123 ：吾輩は名無しである：2005/04/27(水) 01:20:49
アルバイトをやめる理由が思いつかなかったので、電話で店長に問いただされた時、
「イヤダカライヤダ」
と答えたら、見事に呼び出しをくらった。ユーモアを解さない人間はこれだから困る。
「イヤダカライヤダ」
と答えたら、見事に呼び出しをくらった。ユーモアを解さない人間はこれだから困る。
常識をしらない人間は…。
125 ：吾輩は名無しである：2005/04/27(水) 16:37:42
玉ねぎの西洋料理を作ってみようと思うんだが
これはやっぱり飴色になるまで炒めないといかんかな？
もちろんソースは酢醤油に七味をいｒ（ｒｙ
これはやっぱり飴色になるまで炒めないといかんかな？
もちろんソースは酢醤油に七味をいｒ（ｒｙ
規律ノ為ニハ。千噸ノ貨物ヲ雨ザラシニシ。
百人ノ旅客ヲ轢殺スルモ差シ閊ヘナイ。
現実になってしまった
百人ノ旅客ヲ轢殺スルモ差シ閊ヘナイ。
現実になってしまった
127 ：吾輩は名無しである：2005/04/27(水) 23:31:16
今回のは規律を破った結果の事だがな
ダイヤを守ろうとしたんですよ
129 ：吾輩は名無しである：2005/04/29(金) 11:06:23
それなら仕方ないな。
130 ：吾輩は名無しである：2005/04/29(金) 11:37:34
筒井康隆的世界。
131 ：吾輩は名無しである：2005/04/29(金) 20:46:03
山田風太郎が先生と呼ぶのは
夏目漱石か内田百閒だけ
と書いていたような気がする
夏目漱石か内田百閒だけ
と書いていたような気がする
ATMからおろした札の向きがばらばらだと確かに気になる
今度皆で日銀を囲むOFFしようw
今度皆で日銀を囲むOFFしようw
135 ：吾輩は名無しである：2005/05/07(土) 02:22:22
名品の誉れが高い「磯辺の松」ってどうしたら読めますか？
全集のどれかにでも入っているんでしょうか？
全集のどれかにでも入っているんでしょうか？
中公の全集に入ってるよ
集成４に別名で入ってるらしい
「柳検校の小閑」だね
139 ：吾輩は名無しである：2005/05/11(水) 10:57:02
月刊新潮今月号に百閒の爆撃調査団のインタビュー記事が出ていたよ。
百閒先生（に限らず昔の文豪はというべきか）の文章、文字づかいのこだわり（？）は
たいへん勉強になりますね
しけじけ、著く、火の子、下リ、上リ
それから「旅順入『場』式」の話 etc.
日本語表現の多様さについて深く考えさせられます
現代ではあまり使われない言い回しがあっても
すごく読みやすい
たいへん勉強になりますね
しけじけ、著く、火の子、下リ、上リ
それから「旅順入『場』式」の話 etc.
日本語表現の多様さについて深く考えさせられます
現代ではあまり使われない言い回しがあっても
すごく読みやすい
141 ：吾輩は名無しである：2005/05/20(金) 00:37:04
同時期の代表的因業偏屈頑固くそじじいとして
北大路魯山人と対談させてみたかった
もっともベクトルが違うから、大喧嘩に発展するか
百閒先生が恐ろしく不機嫌になるかのどっちかの気がするが･･･
北大路魯山人と対談させてみたかった
もっともベクトルが違うから、大喧嘩に発展するか
百閒先生が恐ろしく不機嫌になるかのどっちかの気がするが･･･
「イヤダカライヤダ」と言って対談に来ないに一票。
143 ：吾輩は名無しである：2005/05/21(土) 06:23:49
現代文の模試で読んだ百鬼園先生の作品の題名がいまだにわかりません。
広島で、建物の玄関の階段に張り付いて残っている被爆者の影をみているときに、原爆の感想を聞かれ、
「あの影を抱きつかせてやれ」
と吐き捨てるように言う。
こんな場面のある作品です。おしえてください。
広島で、建物の玄関の階段に張り付いて残っている被爆者の影をみているときに、原爆の感想を聞かれ、
「あの影を抱きつかせてやれ」
と吐き捨てるように言う。
こんな場面のある作品です。おしえてください。
早稲田の内山美樹子先生って、百閒先生のお嬢様というのは
本当ですか?
本当ですか?
146 ：吾輩は名無しである：2005/05/25(水) 20:22:55
NHKの名作平積み大作戦でノラやを扱うみたいだよ
って皆さんご存知で尚且つスルーなのか？
って皆さんご存知で尚且つスルーなのか？
147 ：吾輩は名無しである：2005/05/26(木) 10:20:02
一種の自閉症だよねこの人
東大出てなかったら誰も相手にしない
東大出てなかったら誰も相手にしない
自閉症をどういう意味で使っているのか分からないけど、
神経がアレなのはその通りだね、ナニがアレかはともかく
東大を出てなかったらどうか、それは分からないな
いまでも少なくはない読者がいることは分かる
神経がアレなのはその通りだね、ナニがアレかはともかく
東大を出てなかったらどうか、それは分からないな
いまでも少なくはない読者がいることは分かる
>146
今知ったよ。見逃した…
どうでもいいけど、昨日は誕生日だったんだ
今知ったよ。見逃した…
どうでもいいけど、昨日は誕生日だったんだ
150 ：吾輩は名無しである：2005/05/30(月) 14:11:50
>>147
自閉症とはまた違うような気がするが･･･
精神的にアレな部分があるのは確か
というか、漱石とか芥川とか、この人の周りにいる人間も（ｒｙ
そういえば、百閒先生は孫に関しては殆ど書いてないな
「孫が遊びに来た」云々という記述は見たことあるけど･･･
孫の一人の内田ミネさんは立派なじゃじゃ馬に成長したみたいだがｗ
自閉症とはまた違うような気がするが･･･
精神的にアレな部分があるのは確か
というか、漱石とか芥川とか、この人の周りにいる人間も（ｒｙ
そういえば、百閒先生は孫に関しては殆ど書いてないな
「孫が遊びに来た」云々という記述は見たことあるけど･･･
孫の一人の内田ミネさんは立派なじゃじゃ馬に成長したみたいだがｗ
今ラジオで歌手のサンプラザ中野が自分で研究した健康法を語ってるんだけど、
朝食抜き、昼食は軽く蕎麦、夕食は普通に食べるのが一番良いって言ってる。
朝食抜き、昼食は軽く蕎麦、夕食は普通に食べるのが一番良いって言ってる。
152 ：吾輩は名無しである：2005/06/03(金) 22:23:50
朝はビスケットは
>>35
漱石の弟子でも、先輩格に当たる寺田寅彦は「六かしい」と書いてますね。
百鬼園先生の随筆に、漱石全集の校訂で送り仮名に苦労したことを書いたものが
ありますし、本当に表記の揺れが激しかったようですね。
漱石の弟子でも、先輩格に当たる寺田寅彦は「六かしい」と書いてますね。
百鬼園先生の随筆に、漱石全集の校訂で送り仮名に苦労したことを書いたものが
ありますし、本当に表記の揺れが激しかったようですね。
百閒に限らず、明治の文人は表記に対して非常におおらかと言うか自由だね。
いろんな当て字をするし、送り仮名もまちまちだし。
それもまた読んでいて楽しいんだが、今の作家が同じように書いた原稿を
出版社に渡したらどういうことになるかね。
アカ入りまくりか。。。
いろんな当て字をするし、送り仮名もまちまちだし。
それもまた読んでいて楽しいんだが、今の作家が同じように書いた原稿を
出版社に渡したらどういうことになるかね。
アカ入りまくりか。。。
155 ：吾輩は名無しである：2005/06/13(月) 20:20:17 BE:8712656-#
百閒先生は従五位を持ってたみたいだが、階級表で見たらちょっと驚いた
従五位って、陸海軍の大佐や帝大教授相当なのね
http://www2.wbs.ne.jp/~ms-db/other%20data/rikugun%20rank.htm
従五位って、陸海軍の大佐や帝大教授相当なのね
http://www2.wbs.ne.jp/~ms-db/other%20data/rikugun%20rank.htm
帝大以上の秀才が集まっていた陸軍士官学校の教授ですもの。
157 ：吾輩は名無しである：2005/06/15(水) 19:43:44
みんな、どの出版社ので読んでるの？
文庫の場合、
旺文社、福武、ちくまがあるけど、
旺文社はいちばんいいのだろうけど
高くて俺には手が出せない。
残りで言うなら、
ちくまよりは福武のがいいとおもうのだけど
どうでしょうか？
福武は３００円か４００円で手に入るし
ちくまより多く集成している。
かつ、古本屋でもよく見かけるから
コンプしやすいと思うのだけれど。
文庫の場合、
旺文社、福武、ちくまがあるけど、
旺文社はいちばんいいのだろうけど
高くて俺には手が出せない。
残りで言うなら、
ちくまよりは福武のがいいとおもうのだけど
どうでしょうか？
福武は３００円か４００円で手に入るし
ちくまより多く集成している。
かつ、古本屋でもよく見かけるから
コンプしやすいと思うのだけれど。
福武（廃刊になる前）→旺文社（古書）
159 ：吾輩は名無しである：2005/06/17(金) 13:33:09 BE:3485243-#
古書でなかなか集まらんから
どうしてもちくま中心だな
旺文社もあるにはあるけど
中公文庫もかなり読み込んだし
新潮は表紙が大好きだｗ
どうしてもちくま中心だな
旺文社もあるにはあるけど
中公文庫もかなり読み込んだし
新潮は表紙が大好きだｗ
160 ：吾輩は名無しである：2005/06/19(日) 19:12:28
千丁の柳ってまだあるのかな。
161 ：吾輩は名無しである：2005/06/20(月) 12:12:45
>>144
孫だろ。
孫だろ。
はとバスは内田ミネさんと逝く内田百閒ゆかりの地めぐりコースやれ
164 ：吾輩は名無しである：2005/06/23(木) 21:30:56 BE:6098573-#
いやむしろ、内田ミネさんと行く八代阿房列車の旅
恐山で先生さんの霊を呼び出してもらったことがある方、いらっしゃいますか？
っているわけねえな、こりゃ
っているわけねえな、こりゃ
たいがー＆どらごんスレに出張してる人がいましたね
167 ：吾輩は名無しである：2005/06/24(金) 17:01:47
>>165
「イヤダカライヤダ」で出てこないぞきっとｗ
「イヤダカライヤダ」で出てこないぞきっとｗ
こんな○○はイヤだ、というスレがどこにでも勃っていますね
起源はビートたけしのオールナイトニッポンってことになってますが
実は・・・
起源はビートたけしのオールナイトニッポンってことになってますが
実は・・・
ドリフの「もしものコーナー」じゃなかったのか。
昭和７年に法政の予科に入った松村達雄さんが内田百閒さんを演じたのか
旅行に行くに当たって、以前読んだ阿房列車がおもしろかった
ことを思い出して、百鬼園随筆を買って行ったんだけど、
空港に行くまでの電車の中で笑い死にそうになった。
みんな見てるし、本を閉じても思い出しちゃって笑い止まらないし
ほんとマイッタ
ことを思い出して、百鬼園随筆を買って行ったんだけど、
空港に行くまでの電車の中で笑い死にそうになった。
みんな見てるし、本を閉じても思い出しちゃって笑い止まらないし
ほんとマイッタ
結局の所
よねごころ いねごころ よめごころ
どれが正しかったんだろう。
よねごころ いねごころ よめごころ
どれが正しかったんだろう。
これなんて書いてあるの？
忘却？？道
忘却？？道
夏目漱石の「我が輩は猫である」は未読なのですが
「贋作…」読んでもO.K.でしょうか？
「贋作…」読んでもO.K.でしょうか？
それはいけません
「冥途」が傑作とか言ってる奴はアホ。
先生のオナニーに踊らされてる。
傑作だなんて漱石も百鬼園も笑ってるぜ。
カフカでも読んで感激したとかほざいてろよ
先生のオナニーに踊らされてる。
傑作だなんて漱石も百鬼園も笑ってるぜ。
カフカでも読んで感激したとかほざいてろよ
メイドさんがオナニーと聞いて押っ取り刀で急いでやって来ました
年食った気のきかない女中ならいます
麦飯と豚が食べられぬと泣く女中さんは可愛いな。
184 ：吾輩は名無しである：2005/07/12(火) 11:25:29
顔洗う洗面器に薬入れて夜な夜なデキモノ洗う恐怖の女中さんもいます
ちくま文庫
「風々院風々風々居士 山田風太郎に聞く」
１８６㌻
不思議だね。人間、誰しも一定の年になると昔を懐かしむものだが。
内田百閒もなぜ書かないんだろう、岡山のことを。
「風々院風々風々居士 山田風太郎に聞く」
１８６㌻
不思議だね。人間、誰しも一定の年になると昔を懐かしむものだが。
内田百閒もなぜ書かないんだろう、岡山のことを。
「御馳走帖」なんかには、わりと書いてるかな。岡山自体と
いうより、岡山時代に食ってたモノについてだけど。
いうより、岡山時代に食ってたモノについてだけど。
百間は子供の頃のことけっこう書いていたと思ったけど
どうだったかな。
どうだったかな。
189 ：MJ ◆wonaVoLdpg ：2005/07/16(土) 01:15:12
岡山時代ってけっこう書いてるぞ？
思いつくだけでも
「てん」「コレラ」「琥珀」そのた諸々。
思いつくだけでも
「てん」「コレラ」「琥珀」そのた諸々。
風太郎先生・・・いっぱい書いてます
岡山の事はめちゃめちゃ書いているだろう。
実際帰らないだけで。
実際帰らないだけで。
同じちくま文庫、手を入れるわけにはいかなかったのかねえ
著作ではそういうわけにはいかなくても、インタビューなのに
著作ではそういうわけにはいかなくても、インタビューなのに
193 ：吾輩は名無しである：2005/07/17(日) 02:54:23 BE:4356735-#
涙が出るほど懐かしくて堪らなかったのだが
すっかり風物の変わり果てた岡山を見たくなかったから、帰らなかったとか何とか
すっかり風物の変わり果てた岡山を見たくなかったから、帰らなかったとか何とか
風物が変わったから、余計に死んだお父さんとか親友を思い出すんだろうなぁ。
岡崎の真さんなどの御子孫は
今も岡山に健在なのでしょうか
今も岡山に健在なのでしょうか
９３年発行、新潮日本文学アルバムには
「幼な友達岡崎真一郎の家。石垣、蔵、住居とも昔のままの姿だ」
とありますが、どうなのでしょうね。
「幼な友達岡崎真一郎の家。石垣、蔵、住居とも昔のままの姿だ」
とありますが、どうなのでしょうね。
197 ：吾輩は名無しである：2005/07/26(火) 18:20:15
195 196
真さんのご親族はお元気で今でも岡山の名士でご活躍です。
蔵もご立派なのがありますね。まだ未公開の手紙などしまって
あると聞いたことがあります。
真さんのご親族はお元気で今でも岡山の名士でご活躍です。
蔵もご立派なのがありますね。まだ未公開の手紙などしまって
あると聞いたことがあります。
ノラやノラや
199 ：吾輩は名無しである：2005/08/07(日) 14:52:39
昨日、夜中に教育テレビで百閒先生の番組やってたよ。
酔っ払ってガチャガチャチャンネル回してたら、
教育テレビにうつってる白黒写真のじいちゃんに目にとまって、
このじいさんなんか見たことあるなあ～と思ってたら
おっと！百閒先生ではないですか！こんな時間になにを
なさっているのか！そこでエンディングが流れて
しまって結局見れたのは先生のお顔一瞬だけだった。
見た人キボンヌ
酔っ払ってガチャガチャチャンネル回してたら、
教育テレビにうつってる白黒写真のじいちゃんに目にとまって、
このじいさんなんか見たことあるなあ～と思ってたら
おっと！百閒先生ではないですか！こんな時間になにを
なさっているのか！そこでエンディングが流れて
しまって結局見れたのは先生のお顔一瞬だけだった。
見た人キボンヌ
200 ：吾輩は名無しである：2005/08/07(日) 14:55:40
調べてみたら、多分これだ。
・こだわり人物伝[再]
土曜深夜 2:05～3:50 NHK教育
1時間45分も百閒先生の特集やってたのか。。
見たかったなあ
ちなみに来週は向田邦子です。
・こだわり人物伝[再]
土曜深夜 2:05～3:50 NHK教育
1時間45分も百閒先生の特集やってたのか。。
見たかったなあ
ちなみに来週は向田邦子です。
昨日の朝日新聞に、終戦時の百閒先生の模様が・・。
号泣なされたようですな。
号泣なされたようですな。
「幽」に先生の特集が！
BSの平積み大作戦の再放送やってた。
ここの５階で、鉄道８０年のニュース映画・先生さん東京駅長の雄姿が見られる
http://www.showakan.go.jp
http://www.showakan.go.jp
205 ：我輩は名無しである：2005/08/30(火) 14:17:17
＞１９６ 昨年、仕事で岡山を訪れた際、生家近辺を散策しました。
真さんのお宅はそのままでした。一緒に遊んだといわれる倉もそのまま。
二階を見上げて、人事なのになんとも言えない懐かしい気持がしました。
真さんのお宅はそのままでした。一緒に遊んだといわれる倉もそのまま。
二階を見上げて、人事なのになんとも言えない懐かしい気持がしました。
206 ：吾輩は名無しである：2005/08/30(火) 16:03:37
一番下品なのは増田達哉
今でも露店が出てにぎわっているね、９月１日の東京都慰霊堂は
209 ：名無し物書き＠推敲中？：2005/09/10(土) 13:17:07
9
210 ：吾輩は名無しである：2005/09/10(土) 13:27:06
>>205
初耳です、いいなあ。
初耳です、いいなあ。
211 ：名無しさん＠そうだ選挙に行こう：2005/09/10(土) 19:43:04
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797447044/qid=1126348758/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-4668801-9556322
幻の宰相宇垣一成－陸軍をめぐる奇縁
石原莞爾と陸軍教授内田百閒
よく分からないが長いタイトルだ
幻の宰相宇垣一成－陸軍をめぐる奇縁
石原莞爾と陸軍教授内田百閒
よく分からないが長いタイトルだ
警官に誰何されたり、駅員にキセルを怪しまれたり、
挙句学生に殴られたり。
先生にとっては不本意だろうけれど、
当時はけっこう挙動不審な人っぽかったのではないか。
挙句学生に殴られたり。
先生にとっては不本意だろうけれど、
当時はけっこう挙動不審な人っぽかったのではないか。
>>212
挙動不審というか、
他人の視線にあまり頓着しない人だったんじゃないかという気がする。
例えば当時でも、一般的でなかった山高帽子を被って往来を闊歩して
芥川に「君は怖いよ」なんて言わさしめ、それをネタに小説書いちゃうくらいだし。
挙動不審というか、
他人の視線にあまり頓着しない人だったんじゃないかという気がする。
例えば当時でも、一般的でなかった山高帽子を被って往来を闊歩して
芥川に「君は怖いよ」なんて言わさしめ、それをネタに小説書いちゃうくらいだし。
215 ：吾輩は名無しである：2005/09/21(水) 03:13:41
山高帽はまだしも、「詰襟服」がまた相当なもんかとｗ
百閒先生に倣ったわけじゃないが
俺も諸事情から中折れ帽とフロックコートで友人の結婚式に出る羽目になったがな･･･
当然参加者全員から妙な目で見られてしもうた
百閒先生に倣ったわけじゃないが
俺も諸事情から中折れ帽とフロックコートで友人の結婚式に出る羽目になったがな･･･
当然参加者全員から妙な目で見られてしもうた
>>215
軍手とステッキがあれば、なおよかったですね
軍手とステッキがあれば、なおよかったですね
たびたびすみません
モーニングさえも略礼服というので驚きましたよ
今じゃ皇族方くらいですか、フロックコート着用は
モーニングさえも略礼服というので驚きましたよ
今じゃ皇族方くらいですか、フロックコート着用は
そこで台湾服ですよ
阿房飛行が読みたかった
221 ：吾輩は名無しである：2005/10/07(金) 20:51:26
山口瞳＆宮脇俊三のファンなのでその原点とも言える百閒読んでるけど、
漢文体に慣れてない人間にはちょっときついかも。
漢文体に慣れてない人間にはちょっときついかも。
222 ：吾輩は名無しである：2005/10/07(金) 20:54:40
百閒の「弟子」といっていい高橋義孝にも同じことがいえるだろうな。
正漢字の版はきついけど、歴史的かな遣いだけならそれほど読みにくいとは思わない。
しかし先生の借金は凄まじいのう･･･
戦前で5000円つったら、当時国産最高級車のトヨタAA型自動車が余裕で買えますがな
安かったダットサンセダンなら2台買っておつりもｗ
戦前で5000円つったら、当時国産最高級車のトヨタAA型自動車が余裕で買えますがな
安かったダットサンセダンなら2台買っておつりもｗ
「御馳走帖」読んでたら腹へってきた…馬肉食べたい。
先生が実行して失敗したおからダイエットに挑戦してみようと思います。お膳の前におからを食べるという…。おからに酢をかけてお箸でならしたというのは覚えているのですが、おからは洗うだけでしたっけ？味を付けて炒るか煮るかしましたっけ？
酢に一番よく出合ふのはおからである。おからに色をつけず、
白い儘を油で炒り上げたのに酢をかけて食べる。
白い儘を油で炒り上げたのに酢をかけて食べる。
∧∧
( ,,ﾟДﾟ) ＜ ただ今、帰りました
∪ ⊃
～| │
U U
∧∧
（ #ﾟДﾟ）＜ 帰って来たじゃないか、開けてよ早く！
／⊃ つ
～′ ／
∪ ∪
( ,,ﾟДﾟ) ＜ ただ今、帰りました
∪ ⊃
～| │
U U
∧∧
（ #ﾟДﾟ）＜ 帰って来たじゃないか、開けてよ早く！
／⊃ つ
～′ ／
∪ ∪
229 ：吾輩は名無しである：2005/10/25(火) 03:35:43
クルツたん萌え
230 ：無名草子：2005/10/28(金) 12:22:08
考慮
231 ：吾輩は名無しである：2005/11/16(水) 12:45:10
阿房列車はスラスラ読めるのに、随筆は（特に初期のは）あまり楽しめない。
時代背景がわかってないとダメなのかなー。
時代背景がわかってないとダメなのかなー。
232 ：吾輩は名無しである：2005/11/16(水) 17:57:21
初期のって、借金まみれになる前の頃のやつ？
233 ：吾輩は名無しである：2005/11/16(水) 19:54:21
まあそうだな。
明治と昭和の違いもあるだろうが。
明治と昭和の違いもあるだろうが。
234 ：吾輩は名無しである：2005/11/16(水) 20:08:37
「サラサーテの盤」に登場するサラサーテ自奏のツィゴイネルワイゼンのレコード、
ＣＤに復刻されたものを聴いてみたらホントに変な声が入ってて、背筋が凍りまつた。
てっきり百閒の創作だと思ってたのに・・・。
ＣＤに復刻されたものを聴いてみたらホントに変な声が入ってて、背筋が凍りまつた。
てっきり百閒の創作だと思ってたのに・・・。
235 ：吾輩は名無しである：2005/11/16(水) 23:21:15
一通り読んで、また読み返すと
わからなかったところがわかるようにもなる
わからなかったところがわかるようにもなる
>>233 明治って……もしもし？ 処女単行本『冥途』は大正の本ですよ。
237 ：吾輩は名無しである：2005/11/17(木) 15:02:42
ごめん、「大正と戦後の違い」だ。
238 ：吾輩は名無しである：2005/11/17(木) 22:34:07
甘木という名前の個人がいるのかと思ったら、なんか違うみたいだし、
あの奥さんとこの奥さんは同じ人だと思ったら、そうでもないみたいだし、
１周目は先生さんを取り巻く状況がよく分からない点、多々ありました。
あの奥さんとこの奥さんは同じ人だと思ったら、そうでもないみたいだし、
１周目は先生さんを取り巻く状況がよく分からない点、多々ありました。
釣りか？
甘
木＝某
洒落の解説をせにゃならんとは、興醒め。
甘
木＝某
洒落の解説をせにゃならんとは、興醒め。
240 ：吾輩は名無しである：2005/11/17(木) 23:21:15
>>239
もしもし？
もしもし？
なあに。>>240
242 ：吾輩は名無しである：2005/11/17(木) 23:28:43
>>241
そういう意味じゃなかったんだけど。
最初に読んだときは、甘木、何樫や
先生さんの家庭の事情が分からず
なじみにくいところがあったが、
何冊も読むうちにそれらのことが分かり
てり楽しめるようになった、と。
そういう意味じゃなかったんだけど。
最初に読んだときは、甘木、何樫や
先生さんの家庭の事情が分からず
なじみにくいところがあったが、
何冊も読むうちにそれらのことが分かり
てり楽しめるようになった、と。
243 ：吾輩は名無しである：2005/11/17(木) 23:29:17
てりじゃなくてよりね。
>>242 一体どの作品のことを言ってるのさ？ 言葉は他人に通じるやうにしたまへ。
>>239
話の流れも日本語も読めてないお前のほうに興醒め。
話の流れも日本語も読めてないお前のほうに興醒め。
246 ：吾輩は名無しである：2005/11/18(金) 17:19:07
学校の先生の時代のはやっぱり各方面への差し支えを考慮してか抑えた文章になっているような。
借金地獄以降のとはなんか違う。
借金地獄以降のとはなんか違う。
247 ：吾輩は名無しである：2005/11/18(金) 20:01:11
249 ：吾輩は名無しである：2005/11/18(金) 23:37:24
>>247 イヤ、文学通はむしろ初期百鬼園をよしとするんだが。
250 ：247：2005/11/19(土) 08:15:17
まあオレが大正文学に疎いってのもあるけど。
（初期の谷崎に芥川くらいか）
（初期の谷崎に芥川くらいか）
251 ：吾輩は名無しである：2005/11/19(土) 13:43:30
山口瞳→高橋義孝のラインから入ったってのもあるけど。
252 ：234：2005/11/19(土) 20:28:26
>>248
このＣＤです↓
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000X81WQ/qid=1132399083/sr=1-10/ref=sr_1_2_10/249-8145690-4617118
ここでは5374円になってるけど近くのタワレコ（なんば）では3990円で、しかも３日で届きましたよ
サラサーテ以外にも往年のバイオリニストの歴史的録音が楽しめるので、興味がおありなら一枚どうぞ。
このＣＤです↓
ttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000X81WQ/qid=1132399083/sr=1-10/ref=sr_1_2_10/249-8145690-4617118
ここでは5374円になってるけど近くのタワレコ（なんば）では3990円で、しかも３日で届きましたよ
サラサーテ以外にも往年のバイオリニストの歴史的録音が楽しめるので、興味がおありなら一枚どうぞ。
253 ：吾輩は名無しである：2005/11/19(土) 20:40:11
>>252
おおー、ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ！
おおー、ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ！
戦後の随筆は､生活が苦しいだろうに(だからこそ？)
異様に高いテンションで綴られているところがいい。
椎の葉陰とかね。
異様に高いテンションで綴られているところがいい。
椎の葉陰とかね。
のまや
256 ：吾輩は名無しである：2005/11/23(水) 18:49:43
初期の随筆はすっきりしているというか
のちのよりもスマートな印象がある
そして年代が下がるほどじわじわとくそぢぢいの本性が滲み出てきて（ｒｙ
のちのよりもスマートな印象がある
そして年代が下がるほどじわじわとくそぢぢいの本性が滲み出てきて（ｒｙ
随筆だと思うんだけど、
叔父さん（？）と伴って
犬を川か湖か沼に捨てに行く話なんだっけ？
百閒先生小品多すぎてどれかわからなくなった。
誰か教えてください。
叔父さん（？）と伴って
犬を川か湖か沼に捨てに行く話なんだっけ？
百閒先生小品多すぎてどれかわからなくなった。
誰か教えてください。
「波頭」だっけ？
自己解決したかも
自己解決したかも
自由席の切符でグリーン車に居座ろうとした作家に
百閒先生ならなんと言うでしょうか…
百閒先生ならなんと言うでしょうか…
261 ：吾輩は名無しである：2005/12/05(月) 15:28:21
決まり文句
「その心事の陋劣なる」
も飛び出しそうだｗ
「その心事の陋劣なる」
も飛び出しそうだｗ
262 ：吾輩は名無しである：2005/12/05(月) 18:48:45
263 ：吾輩は名無しである：2005/12/18(日) 21:46:03
矢吹申彦が御馳走帖について
http://www.sankei.co.jp/news/051218/boo006.htm
http://www.sankei.co.jp/news/051218/boo006.htm
264 ：吾輩は名無しである：2005/12/19(月) 05:16:09
ちくま文庫の集成で集めてるんだけど、
ちくまに入ってないものって何冊くらいあるでしょうか？
福武のものあたりで補完しようと思うのですが・・・
『第二阿呆列車』『第三阿呆列車』などはそうですよね？
ちくまに入ってないものって何冊くらいあるでしょうか？
福武のものあたりで補完しようと思うのですが・・・
『第二阿呆列車』『第三阿呆列車』などはそうですよね？
NHKBSの「あの日 昭和２０年の記憶」って番組で
一瞬百閒先生の写真を見た気がしたんだが、やぱーり出てたのか。
酒不足ってタンタルス？
一瞬百閒先生の写真を見た気がしたんだが、やぱーり出てたのか。
酒不足ってタンタルス？
>265
ごめ､詳しく頼む
再放送あるなら見たい
ごめ､詳しく頼む
再放送あるなら見たい
268 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/01(日) 17:28:16
三畳御殿から合羽坂を抜け漱石山房（漱石公園）を訪れ、
漱石先生の胸像に初詣した。
漱石先生の胸像に初詣した。
269 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/01(日) 18:06:23
戦後日記、秋刀魚を三馬と書いているね
270 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/04(水) 21:30:34
晩年は同じネタの繰り返しで、冗長で、
やっぱり戦前の油の乗った随筆のほうがいいと思うが。
それでもラストワードの感じさせ方には、はっとする。
やっぱり戦前の油の乗った随筆のほうがいいと思うが。
それでもラストワードの感じさせ方には、はっとする。
271 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/11(水) 10:20:17
こひ夫人について詳しく書いてあるものないだろうか？
百鬼園に呼ばれて来宅した内田ミネが、室内にあった
硝子の船の形の文鎮（だったかな？）を触ろうとしたら
「家の中のものに勝手にさわらないで」とか云ったと
内田ミネの文にあったけど、きつい人だった？
百鬼園に呼ばれて来宅した内田ミネが、室内にあった
硝子の船の形の文鎮（だったかな？）を触ろうとしたら
「家の中のものに勝手にさわらないで」とか云ったと
内田ミネの文にあったけど、きつい人だった？
272 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/11(水) 12:19:34
映画「まあだだよ」の評価はどうなの？
273 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/12(木) 12:56:08
>>271
ありそうでないなあそう云えば
しかし、内田家の家族の確執、いけないとわかりつつ気にはなるよね
常識的に考えても、あれほどの恋女房と子供を置いてよく別居して、若い
女性と同棲はじめたとは思う。。。
しかしまあ、それは誰にもわからないことかもしれない
K夫人とのことを第三者が書いたものもみあたらないし
ありそうでないなあそう云えば
しかし、内田家の家族の確執、いけないとわかりつつ気にはなるよね
常識的に考えても、あれほどの恋女房と子供を置いてよく別居して、若い
女性と同棲はじめたとは思う。。。
しかしまあ、それは誰にもわからないことかもしれない
K夫人とのことを第三者が書いたものもみあたらないし
274 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/12(木) 23:38:53
美野さんが語った「父・内田百閒」を読んで
納得したのだが
納得したのだが
275 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/13(金) 00:05:18
>>270
晩年はいい加減耄碌してきた駄文が多いけど
剣かたばみシリーズを始めとして、俺の心を直撃する輝きを放つ作品があったり
中々あなどれない
最後の「猫が口を利いた」も、遺作にふさわしい出来だと思うし
>>271
置いてある物を勝手に動かされるのを良しとしなかった先生の性格が移ったのかも
しかも、写真で残ってる船の形の文鎮は壊れやすいガラス製だったかし
>>272
百閒先生が「いいおじいちゃん」になっててなんだかなあ…というところ
それほど悪くもないけど
晩年はいい加減耄碌してきた駄文が多いけど
剣かたばみシリーズを始めとして、俺の心を直撃する輝きを放つ作品があったり
中々あなどれない
最後の「猫が口を利いた」も、遺作にふさわしい出来だと思うし
>>271
置いてある物を勝手に動かされるのを良しとしなかった先生の性格が移ったのかも
しかも、写真で残ってる船の形の文鎮は壊れやすいガラス製だったかし
>>272
百閒先生が「いいおじいちゃん」になっててなんだかなあ…というところ
それほど悪くもないけど
276 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/14(土) 01:09:35
ちっとやそっとの
277 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/15(日) 06:20:21
レールの音だっけ？
278 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/15(日) 14:29:06
猫が口を利いたでとうとうノラが家出した日付すら間違えていたのを読んだとき、
この人の死期も近いのかなあと思った。
この人の死期も近いのかなあと思った。
279 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/16(月) 00:26:27
うん？ノラがいなくなった日付を3月29日と間違ったのは
猫が口を利いたじゃなかったハズ
確かそれより少し前の、ノラ関連の文章じゃなかったっけ
猫が口を利いたじゃなかったハズ
確かそれより少し前の、ノラ関連の文章じゃなかったっけ
280 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/17(火) 06:15:14
岡山に住んでるのに百閒の文学碑の場所がわからねぇ…orz
281 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/17(火) 09:03:10
282 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/17(火) 13:27:26
そうか、こちらに来て間もないのでよく地理がわからないんだよなぁ
ガイドブックで調べてみるか
そんなあなたに毛の生えた大手饅頭を
ガイドブックで調べてみるか
そんなあなたに毛の生えた大手饅頭を
283 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/17(火) 23:09:57
岡山に住んでるってだけで羨ましい…
今住んでる京都ですら岡山は遠いしなぁ
俺ちょっと便所行ってくるから、毛の生えた大手饅頭は皆で食べてていいよ
今住んでる京都ですら岡山は遠いしなぁ
俺ちょっと便所行ってくるから、毛の生えた大手饅頭は皆で食べてていいよ
284 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/18(水) 00:08:24
ところが岡山県人って意外と百閒しらないんだよね…orz
岡大の人間ですら…数少ない六高出身の有名人だというのに
岡大の人間ですら…数少ない六高出身の有名人だというのに
285 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/19(木) 08:22:42
百鬼園先生の場合、嗜好etc.が完全に東京人化してるからな。
そこに至るまでの過程（努力したのかもしれないし）を知りたいのはオレだけか？
そこに至るまでの過程（努力したのかもしれないし）を知りたいのはオレだけか？
286 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/29(日) 09:24:30
注文してた大手饅頭ｷﾀ━━━( ﾟ∀ﾟ )━(∀ﾟ )━(ﾟ )━( )━( ﾟ)━( ﾟ∀)━( ﾟ∀ﾟ )━━━!!!!
確かにこりゃ美味いね
確かにこりゃ美味いね
287 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/29(日) 09:43:58
百鬼園先生は「美味しい」とは言ってなかったと思うが、食べてみたいな。
288 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/30(月) 10:56:44
カビ(毛)のはえた大手饅頭をストーブで焼いて食べないと
289 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/01/30(月) 18:42:39
先生の小説「旅順・冥土」「東京日記」などに入っている有名作以外にも
けっこうたくさんの中長編が一時期は文庫化などされていたようですが
現在は絶版になってます。そんなわけで、先生の小説作品をもっと読みたいのですが、
かたっぱしから、というわけにもいかない状況です。
お勧め作品があったら教えてください。
けっこうたくさんの中長編が一時期は文庫化などされていたようですが
現在は絶版になってます。そんなわけで、先生の小説作品をもっと読みたいのですが、
かたっぱしから、というわけにもいかない状況です。
お勧め作品があったら教えてください。
290 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/02/06(月) 00:05:48
福武文庫のサラサーテの盤読み始めたんだけどクソおもしれー。
タンタルスはどうも読みにくくて放置してるんだけど。
タンタルスはどうも読みにくくて放置してるんだけど。
291 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/02/06(月) 02:24:56
福武文庫自体ほとんど見かけないんですけど。
何てこった！
何てこった！
292 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/02/06(月) 11:10:01
何て骨体
……そういえば夜中に細君がうなされてるので起こすと
夢で骸骨が隣に寝ていて、それが起き上がって近づいてきた
みたいな話が出てくるのは何でしたっけ
……そういえば夜中に細君がうなされてるので起こすと
夢で骸骨が隣に寝ていて、それが起き上がって近づいてきた
みたいな話が出てくるのは何でしたっけ
293 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/02/08(水) 09:34:34
月並みな意見かもしれんが、高橋義孝の言う「俳諧的リアリズム」が基調になっているからこそ、
こういう怪奇的な場面が生きるんだろうな。
さすがに『阿房列車』に出てきたのには驚いたが。
こういう怪奇的な場面が生きるんだろうな。
さすがに『阿房列車』に出てきたのには驚いたが。
294 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/02/11(土) 15:19:24
百閒て表紙がかっこいいから揃えたくなるな。
295 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/02/11(土) 16:02:56
新潮文庫の新シリーズは確かにカッコいいが、他もそうなの？
阿房列車の百鬼園先生の写真はよくこんなのがあったって感じだな。
阿房列車の百鬼園先生の写真はよくこんなのがあったって感じだな。
296 ：名無しさん＠自治スレッドでローカルルール議論中：2006/02/11(土) 20:55:25
新潮のカバーの髪質が他と違うところが好き。ツルツルしてないでザラザラしてるの。
現代かなは読みやすくていいんだけどね。
雰囲気は正字正假名のほうが好きだな。
雰囲気は正字正假名のほうが好きだな。
お、名無しが変わったのか。
>>297
中公文庫のは今でも旧仮名だな。
中公文庫のは今でも旧仮名だな。
300 ：吾輩は名無しである：2006/02/13(月) 16:37:09
＞297
賛成。
賛成。
戦後作品も旧かなで書いてたの？
谷崎は新かなでも書いたらしいけど。
谷崎は新かなでも書いたらしいけど。
302 ：吾輩は名無しである：2006/02/15(水) 13:37:20
303 ：吾輩は名無しである：2006/02/15(水) 14:21:04
a
305 ：吾輩は名無しである：2006/02/16(木) 00:43:45
バッハみたいな純粋音楽が好きだったらすぃ
意味の付されてる曲は好きじゃないんだと
しかし、チゴイネルワイゼンに筝曲、軍歌唱歌わらべ歌と
作家の中でもかなり音楽を作品内へ持ち出してる方じゃないだろうか
書いて気付いた 流行歌に言及してるの見たことないな
意味の付されてる曲は好きじゃないんだと
しかし、チゴイネルワイゼンに筝曲、軍歌唱歌わらべ歌と
作家の中でもかなり音楽を作品内へ持ち出してる方じゃないだろうか
書いて気付いた 流行歌に言及してるの見たことないな
308 ：吾輩は名無しである：2006/02/18(土) 02:33:01
いいだけ酔つ払つて百閒先生の著作をぼんやり紐解くのが楽しひ
309 ：吾輩は名無しである：2006/02/18(土) 02:35:07
いい×→いひ
形容詞はイ音便だから、歴史的假名遣でも「いい」「樂しい」でよいのだが。
311 ：吾輩は名無しである：2006/02/18(土) 23:14:25
ノヤやなどに出てくる「家内」って清子さんじゃないんですか？
ちくま文庫の写真帖の年表読んでいて、違う女性と暮らしていたと知ってちょっとびっくりしました。
ちくま文庫の写真帖の年表読んでいて、違う女性と暮らしていたと知ってちょっとびっくりしました。
312 ：吾輩は名無しである：2006/02/20(月) 00:45:33
ノラやの時期だと、家内っていうのは佐藤こひさん
やっぱり先生の中でも随分と葛藤があったみたい
だからこひさんを絶対に妻とは呼ばず、「家内」とかの表現に留めてたし
それでも清子夫人はずっと先生を愛し続けていて
「あの人を責めたら壊れてしまう」と
娘に泣いて離婚を勧められても、先生を責めるようなことはしなかったし
考えてみると、先生も幸せな人さねぇ…
二人の女性に愛されて大切にされて
やっぱり先生の中でも随分と葛藤があったみたい
だからこひさんを絶対に妻とは呼ばず、「家内」とかの表現に留めてたし
それでも清子夫人はずっと先生を愛し続けていて
「あの人を責めたら壊れてしまう」と
娘に泣いて離婚を勧められても、先生を責めるようなことはしなかったし
考えてみると、先生も幸せな人さねぇ…
二人の女性に愛されて大切にされて
二人の女性にそこまで真剣に愛されるということは幸せではなく不幸だと思う。
314 ：311：2006/02/21(火) 22:36:40
>>312,313
ありがとうございます。
こひさんだったんですか。
昭和４年にこひさんと暮らしてからは、清子さんに戻ることはなかったんですか。
清子さんが亡くなるまで別居状態？
写真帖の159頁、118頁、107頁に写ってるのは清子さんですよね。
ありがとうございます。
こひさんだったんですか。
昭和４年にこひさんと暮らしてからは、清子さんに戻ることはなかったんですか。
清子さんが亡くなるまで別居状態？
写真帖の159頁、118頁、107頁に写ってるのは清子さんですよね。
315 ：吾輩は名無しである：2006/02/26(日) 00:03:02
ヤフオクだと百閒の文庫けっこう見つかるね。
316 ：百貫デブ：2006/03/01(水) 08:32:51
＞＞305 流行歌と言えるかどうか解らないけれど、”朝は何処から来るかしら”
っていう歌（戦後）の歌詞で”いえいえそうではありませぬ”と言う部分を
おもしろおかしく書いてある作品があった。題名失念。歌そのものには
確かに言及してませんけれど・
っていう歌（戦後）の歌詞で”いえいえそうではありませぬ”と言う部分を
おもしろおかしく書いてある作品があった。題名失念。歌そのものには
確かに言及してませんけれど・
317 ：吾輩は名無しである：2006/03/02(木) 00:19:07
正直言って、先生の俳句はとんでもなくまずいのが多い気が…
318 ：吾輩は名無しである：2006/03/03(金) 01:02:32
>>295
「ノラや」に載ってる「千丁の柳」とかの時（昭和３２年秋？）の旅先の写真。
先生、山系と九州で同行した昭和前期の有名カメラマン小石清の撮影。
この撮影旅行から１ヶ月ぐらい後に博多か小倉の
駅のホームの階段で頭を打って亡くなったらしい。
新潮版「第二阿房列車」表紙で先生が駅の洗面台に向かって身繕いしてるが、
バックにある客車の表記「熊×」
（国鉄の車両基地略号の一つ「熊クマ」＝熊本客車区？）
「オハフ３×」（おそらくオハフ３３形＝1940年代に大量に作られた３等客車。
昭和３０年頃は主に普通列車に使われてた）から
熊本県内の駅ホームでのスナップと思われる。
「ノラや」に載ってる「千丁の柳」とかの時（昭和３２年秋？）の旅先の写真。
先生、山系と九州で同行した昭和前期の有名カメラマン小石清の撮影。
この撮影旅行から１ヶ月ぐらい後に博多か小倉の
駅のホームの階段で頭を打って亡くなったらしい。
新潮版「第二阿房列車」表紙で先生が駅の洗面台に向かって身繕いしてるが、
バックにある客車の表記「熊×」
（国鉄の車両基地略号の一つ「熊クマ」＝熊本客車区？）
「オハフ３×」（おそらくオハフ３３形＝1940年代に大量に作られた３等客車。
昭和３０年頃は主に普通列車に使われてた）から
熊本県内の駅ホームでのスナップと思われる。
カケーヴィ
ケケケーヴィ
カキコーキョ
ヨミカーキ
ケケケーヴィ
カキコーキョ
ヨミカーキ
320 ：吾輩は名無しである：2006/03/07(火) 22:58:39
(・∀・)ｶｹｰｳﾞｨ
(・∀・)ｹｹｹｰｳﾞｨ
(・∀・)ｶｷｺｰｷｮ
(・∀・)ﾖﾐｶｰｷ
(´；ω；`)ﾉﾗﾔﾉﾗﾔﾉﾗﾔ
(・∀・)ｹｹｹｰｳﾞｨ
(・∀・)ｶｷｺｰｷｮ
(・∀・)ﾖﾐｶｰｷ
(´；ω；`)ﾉﾗﾔﾉﾗﾔﾉﾗﾔ
ぴいるかまんちゃん
ぴいるか、まんちゃん
ぴいるか、まんちゃん
二つも竃を持っているから貧乏するんだ。
しかも片方は玄人上がりというじゃないか。
しかも片方は玄人上がりというじゃないか。
このスレ的に、森見登美彦はどうですか
325 ：吾輩は名無しである：2006/03/10(金) 23:17:29
第１阿呆の方は昭和２７年の鉄道記念日だったかのスナップだな。
東京駅の一日駅長やってそのまま特急「はと」に飛び乗ってしまったという。
東京駅の一日駅長やってそのまま特急「はと」に飛び乗ってしまったという。
>東京駅の一日駅長
ヒマラヤ山系氏がかんでたとか？
ヒマラヤ山系氏がかんでたとか？
まあ当時「青年」だった山系氏にそんな力はないわな。
しかし、平山氏死去の際に新聞記事で用いられた
この一日駅長の時のツーショット
（制服姿の偏屈入道と、草臥れた背広姿のしょぼくれた三十路男）は
なかなかいい写真だった。
この一日駅長の時のツーショット
（制服姿の偏屈入道と、草臥れた背広姿のしょぼくれた三十路男）は
なかなかいい写真だった。
あれだけ悪口を言われても百鬼園先生を慕い続けた山系氏に乾杯。
先生と山系氏、２人のお酒の飲み方がまた良いよね。これぞ師弟という感じで。
「では、先生」「では、貴君」という凛としたやり取りが、どれだけ酔っても続いていく・・・。
「では、先生」「では、貴君」という凛としたやり取りが、どれだけ酔っても続いていく・・・。
あの部分は読むたびに躍動感に驚く。
百鬼園先生がノリノリ状態なのがよく分かるよ。
百鬼園先生がノリノリ状態なのがよく分かるよ。
山本夏彦『最後の波の音』（文春文庫）に収録されている「やきもち」というエッセイに、
先生と中村武志氏との関係が書かれている。
以前高橋義孝氏のエッセイに「中村氏は百鬼園先生に嫌われていたのではないか」
と書かれていたのを読んで「どういうこと？」と思っていたけど、
山本氏の文を読んで何となく理解できた。
先生と中村武志氏との関係が書かれている。
以前高橋義孝氏のエッセイに「中村氏は百鬼園先生に嫌われていたのではないか」
と書かれていたのを読んで「どういうこと？」と思っていたけど、
山本氏の文を読んで何となく理解できた。
冥途・旅順入城式や東京日記の他にも、似たようなテイストの幻想的な話が収録されている著作はありませんか？
335 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：2006/03/18(土) 14:16:39
久しぶりにカキコします。
「我輩は名無しである」のもとになった夏目漱石先生は、
百閒先生が敬愛する文章の師匠に当たる方ですね。
私はコテハン使用者ですが、なにやら嬉しく思えます。
>>278-279
先生がノラ失踪日を3月29日と間違えたのは“猫が口を利いた”ではなく、
“「ノラや」”です。
どちらも“日没閉門”に収録されています。
>>318
その駅は“百鬼園写真帖”
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448003904X/qid=1142657838/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/503-1370212-9176711
の注釈によると、八代駅になっていますね。
「我輩は名無しである」のもとになった夏目漱石先生は、
百閒先生が敬愛する文章の師匠に当たる方ですね。
私はコテハン使用者ですが、なにやら嬉しく思えます。
>>278-279
先生がノラ失踪日を3月29日と間違えたのは“猫が口を利いた”ではなく、
“「ノラや」”です。
どちらも“日没閉門”に収録されています。
>>318
その駅は“百鬼園写真帖”
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448003904X/qid=1142657838/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/503-1370212-9176711
の注釈によると、八代駅になっていますね。
336 ：吾輩は名無しである：2006/03/30(木) 17:09:44
現在、この人ほど小説作品を知られていない小説家もいないね。
けっこう多作な人なんだけどね。
「冥途・旅順入城式」や「東京日記」くらいしか復刊されてないんじゃないか？
けっこう多作な人なんだけどね。
「冥途・旅順入城式」や「東京日記」くらいしか復刊されてないんじゃないか？
337 ：吾輩は名無しである：2006/03/30(木) 22:29:04
戦後はサラサーテ以降、
表立った創作から遠ざかった感がありませんか。
それにつれ世間が小説家百間を忘れ
エッセイストと受け取られても無理はないかとも思います。
もっとも先生は創作も随筆も同じ
「文章」と考えてあえて区別しては
いなかったのかもしれませんが
表立った創作から遠ざかった感がありませんか。
それにつれ世間が小説家百間を忘れ
エッセイストと受け取られても無理はないかとも思います。
もっとも先生は創作も随筆も同じ
「文章」と考えてあえて区別しては
いなかったのかもしれませんが
内田百閒氏は夏目先生の門下にして僕の尊敬する先輩なり。文章に長じ、兼ねて志田流の琴に長ず。
著書「冥途」一巻、他人の廡下に立たざる特色あり。然れども不幸にも出版後、直に震災に遭へるが為に
普く世に行われず。僕の遺憾とする所なり。内田氏の作品は「冥途」後も佳作必ずしも少なからず。
殊に「女性」に掲げられたる「旅順開城」等の数篇等は戛々たる独創造の作品なり
著書「冥途」一巻、他人の廡下に立たざる特色あり。然れども不幸にも出版後、直に震災に遭へるが為に
普く世に行われず。僕の遺憾とする所なり。内田氏の作品は「冥途」後も佳作必ずしも少なからず。
殊に「女性」に掲げられたる「旅順開城」等の数篇等は戛々たる独創造の作品なり
339 ：吾輩は名無しである：2006/03/31(金) 00:41:43
百間の「冥途・旅順入城式」「東京日記」以外の小説ってどんな感じなの？
340 ：吾輩は名無しである：2006/04/06(木) 14:36:18
贋作猫と居候ｿｳｿｳならばユーモア小説
342 ：吾輩は名無しである：2006/04/18(火) 22:43:35
冥途買ってきたよ～。
すっごい面白い！たまらん！
すっごい面白い！たまらん！
「冥途」は絵本にもなっている。大人向けの絵本だが、金井田英津子という
版画家が凄く良い雰囲気を出していて、この本のエッセンスを素晴らしい
までに引き出している。是非オススメ致します。
版画家が凄く良い雰囲気を出していて、この本のエッセンスを素晴らしい
までに引き出している。是非オススメ致します。
蜥蜴に出てくる女は蜥蜴女ですか？
ラクーアのビレッジバンガード行ったら売ってた
>>347
うーん、どうだろうねぇ
オレは丸善ではみかけたけどねぇ
普通の本屋じゃなくてもいいならビレッジバンガードに置いてある確立はかなり高いよ
>>348
中も凝ってるよ
パロル舎の本て気が付いてないだけでみんな知ってると思うけどな
小さいころに読んでもらった絵本にパロル舎のやつかなりあったし
大人がみても楽しめる絵本だよ
うーん、どうだろうねぇ
オレは丸善ではみかけたけどねぇ
普通の本屋じゃなくてもいいならビレッジバンガードに置いてある確立はかなり高いよ
>>348
中も凝ってるよ
パロル舎の本て気が付いてないだけでみんな知ってると思うけどな
小さいころに読んでもらった絵本にパロル舎のやつかなりあったし
大人がみても楽しめる絵本だよ
ほう、こりゃ面白い表紙だ。
>>349
あらｗかぶったｗｗ
あらｗかぶったｗｗ
この本を最初に見たときは「猫町」も思わず一緒に衝動買いしてしまった。
こういった本をもっと増やしてほしいものである。文学の面白さをこのように
表現できる可能性はまだまだあるんだろうな。小説の映像化は多くあるが、
想像力を遙かに駆り立てられる意味では映像よりもやはり絵だな。
こういった本をもっと増やしてほしいものである。文学の面白さをこのように
表現できる可能性はまだまだあるんだろうな。小説の映像化は多くあるが、
想像力を遙かに駆り立てられる意味では映像よりもやはり絵だな。
355 ：吾輩は名無しである：2006/04/20(木) 00:26:38
冥途の絵本、以前どっかのサイトで見かけて
あっちこっちの書店の絵本コーナー探したけどなかったorz
やっぱりamazonが確実か…
あっちこっちの書店の絵本コーナー探したけどなかったorz
やっぱりamazonが確実か…
今日、命日だね。～忌とかなにか名前ついているのかな？
木蓮忌
…だったと思う
…だったと思う
木蓮や
塀の外吹く俄風
だったっけ
塀の外吹く俄風
だったっけ
ちくま文庫でいうと幻想ものの小説ってサラサーテと冥途だけ？
他にもあれば読みたいんだけど。
他にもあれば読みたいんだけど。
360 ：吾輩は名無しである：2006/04/23(日) 12:27:56
「残夢三昧」なぞいかがか
小説じゃなくて夢随筆だけど
小説じゃなくて夢随筆だけど
362 ：吾輩は名無しである：2006/04/25(火) 02:33:08
「忙中謝客」を読んで思えらく
…よくそこらの思い出系の話なんだので出てくる「近所のうるさい頑固ジジイ」って
絶対に何例かは先生がモデルじゃないのかとｗ
番町小学校のそばに住んであれだけ小うるさかったら…
あと、小学校のガキや教師のバカさは最近始まったもんじゃないってのも
…よくそこらの思い出系の話なんだので出てくる「近所のうるさい頑固ジジイ」って
絶対に何例かは先生がモデルじゃないのかとｗ
番町小学校のそばに住んであれだけ小うるさかったら…
あと、小学校のガキや教師のバカさは最近始まったもんじゃないってのも
阿川弘之の「きかんしゃやえもん」も先生を想像してしまう...
>>359
ちくまじゃないけど岩波の「冥途・旅順入城式」は手軽でおすすめ。
あと福武の「サラサーテの盤」で怪異を描いた創作は大体フォローできるように思う。
オレ「東京日記」→「花火」→「東京日記」の順で論文書いてきたヘタレ研究生だが、
提出するたびになんで百閒でやるの？と言われるのが悔しくてならない。
ちくまじゃないけど岩波の「冥途・旅順入城式」は手軽でおすすめ。
あと福武の「サラサーテの盤」で怪異を描いた創作は大体フォローできるように思う。
オレ「東京日記」→「花火」→「東京日記」の順で論文書いてきたヘタレ研究生だが、
提出するたびになんで百閒でやるの？と言われるのが悔しくてならない。
ああいう文章の真価が理解されてないんだろうな。
高橋義孝のエッセイが殆ど埋もれてるのといい勝負だよ。
高橋義孝のエッセイが殆ど埋もれてるのといい勝負だよ。
先生の作品を山上たつひこ辺りに漫画化してもらいたい。
別に深い意味はないけど。
別に深い意味はないけど。
369 ：吾輩は名無しである：2006/05/02(火) 20:42:44
金剛寺 住所は 中野区上高田4-9-8
番地辿ればはやい
番地辿ればはやい
百閒
百閒 閒
やつとこの板でも、ユニコードの數値文字參照が可能になつたやうだ。
百閒 閒
やつとこの板でも、ユニコードの數値文字參照が可能になつたやうだ。
373 ：吾輩は名無しである：2006/05/04(木) 13:09:07
「数」っていう字も知らないの？ 間違ってるよ。小学校からやりなおし。
「参」も違うし。
あと、促音はね、小さい「つ」つまり「っ」だよ。習わなかった？
「やうだ」って・・・イタすぎだよ。
「参」も違うし。
あと、促音はね、小さい「つ」つまり「っ」だよ。習わなかった？
「やうだ」って・・・イタすぎだよ。
いまどきの若え者は百閒先生の名文も
新字新かなに改竄された文庫本で讀んどるけえの。
新字新かなに改竄された文庫本で讀んどるけえの。
375 ：吾輩は名無しである：2006/05/04(木) 13:18:06
ﾌﾟﾌﾟﾌﾟ「読」も知らないの？
つーかさ、まさかストリクト気取ってるつもりなわけー？
強制改行入ってるんですけどー。
「HTMLはどーでもいいけど」って言い訳ですか？ｗｗｗ
つーかさ、まさかストリクト気取ってるつもりなわけー？
強制改行入ってるんですけどー。
「HTMLはどーでもいいけど」って言い訳ですか？ｗｗｗ
つまらんネタをいつまでも引っ張るな。>>375
377 ：吾輩は名無しである：2006/05/04(木) 13:22:20
誤魔化すなよｗｗｗｗｗいいから勉強しろよｗｗｗ
ガキに百鬼園の文業はまだ早い。こどもの日は明日だ。
379 ：吾輩は名無しである：2006/05/04(木) 13:30:10
ばかか？ てめ。百閒なんて駄文しか書けねえ糞じゃねーか。
おめーは、ろくな日本語読んでこなかったんだろなｗｗｗ
おめーは、ろくな日本語読んでこなかったんだろなｗｗｗ
阿房列車はラララララ 行くよ（唄： 岡本敦郎）
昨日、全然違う板のあるスレで、百鬼園先生の話題出したら
案外多くの人が、好きだ、ってﾚｽくれました。
なんだか嬉しい。
案外多くの人が、好きだ、ってﾚｽくれました。
なんだか嬉しい。
382 ：吾輩は名無しである：2006/05/04(木) 15:31:02
ラウンジだろ？ 全員馬鹿だもの。好きな奴がいてもしかたねえよ。
ううん、違うよ。
なんでラウンジだと思ったの？
最近はいろんなとこで先生の話題が出てて、たまたま読んだりすると
すごい嬉しいな。自分が好きな先生の事をもっと知って貰いたいな。
なんでラウンジだと思ったの？
最近はいろんなとこで先生の話題が出てて、たまたま読んだりすると
すごい嬉しいな。自分が好きな先生の事をもっと知って貰いたいな。
>>383
同意。百鬼園いいよ。随筆めっちゃいい。
同意。百鬼園いいよ。随筆めっちゃいい。
385 ：吾輩は名無しである：2006/05/04(木) 16:01:33
いや、百閒好きなんて痛い奴はラウンジが本拠地だろ、常識的に。
>384
面白いよね。今少しずつ読んでる。
｢トンボ玉｣読んで物凄く面白かったよ。
なんかわくわくするな。
面白いよね。今少しずつ読んでる。
｢トンボ玉｣読んで物凄く面白かったよ。
なんかわくわくするな。
「蜻蛉玉」は最初の数行がキモだと思う。
あそこでどーんと来る。
あそこでどーんと来る。
シュールな笑いだよね。
吉田戦車が思い浮かんだ。あとはナイロン100℃の演劇とか。
銀行を爆破（笑）
吉田戦車が思い浮かんだ。あとはナイロン100℃の演劇とか。
銀行を爆破（笑）
「東京日記」で丸ビルが消えてるシーンが好きだ。
通行人が一笑に付そうとしてそっちを見て絶句するところが最高。
通行人が一笑に付そうとしてそっちを見て絶句するところが最高。
>389
その後の「いよいよ中央郵便局の前に起つて、丸ビル跡の空地を眺めてゐる間に、
友人は平静になつたらしい。」ってとこで、なんかぞくっとさせられる。
その後の「いよいよ中央郵便局の前に起つて、丸ビル跡の空地を眺めてゐる間に、
友人は平静になつたらしい。」ってとこで、なんかぞくっとさせられる。
その丸ビルもなくなっちゃった
（いまあるのはぱちものです）
（いまあるのはぱちものです）
ちくま文庫は綺麗だし見やすくていいんだけど、値段が・・・
393 ：吾輩は名無しである：2006/05/08(月) 13:44:01
普通の随筆もいいけど、「東海道刈谷駅」や「亀鳴くや」みたいに
故人をしのんでグッとトーンを落とした文にこそ真髄を感じる
「東海道刈谷駅」は読んだ時鳥肌が立ったよ
故人をしのんでグッとトーンを落とした文にこそ真髄を感じる
「東海道刈谷駅」は読んだ時鳥肌が立ったよ
394 ：吾輩は名無しである：2006/05/08(月) 14:21:45
ﾊ,,ﾊ
('(ﾟ∀ﾟ∩_ おいらをどこかのスレに送って！
／ヽ 〈／＼ お別れの時にはお土産を持たせてね！
／|￣￣￣|.＼／
| .ﾓﾂ煮..|／
￣￣￣
現在の所持品：たばこ・ライター・コーヒー・ブラックブラック・枕・ケータイ電話
睡眠薬・聖教新聞 ・ダッチワイフ・外付けSCSI340MHDD・ネットランナー4月号
TYG02・小嶋進社長・ゲルトモ・ディプスファンタジア・抵抗1kΩ(黄紫橙金)・媚薬
バーボン・リップクリーム・セガサターン・バールのような物・バイブ・50インチ液晶TV
ボンカレー（甘口）・ジローラモ・エースヘルム・ＭＡＲ全巻セット・切断済みの亀頭
モソ恵・竹島・ザッハトルテ・オサレなフロアランプ・めかぶ・火病・F-22・F-2飛行隊・盲導犬・七発の核
クロ○コ謹製賞味期限切れのいくら・黒龍大吟醸龍・ミラーマン・Nikkor VR18-200・クレジットカード
・百鬼園「東海道線刈谷駅」
長春香も３９３のそれにはいりますか？
故人をしのんだ随筆ですら気味わるさが付きまとってていいなあと思いました
故人をしのんだ随筆ですら気味わるさが付きまとってていいなあと思いました
おれは「湖南の扇」。読むたびに泣いてしまう。
（言わずもがなだけど、お涙ちょうだいものじゃないからね。）
（言わずもがなだけど、お涙ちょうだいものじゃないからね。）
「柳検校の小閑」
今日雨だったから余計に。
今日雨だったから余計に。
最近読み始めました。
大貧帖でなんだか気になりはじめて、
ノラやでこの爺ちゃんが好きになりました。
このｽﾚを参考にもっと読み進めてみようと思います。
図書館で六興出版というところの古そうな本を見つけました。
赤で活字刷ってたり、新聞の挿絵をど真ん中に持ってきたり
昔の本はけっこう自由なつくりで面白いですね。
大貧帖でなんだか気になりはじめて、
ノラやでこの爺ちゃんが好きになりました。
このｽﾚを参考にもっと読み進めてみようと思います。
図書館で六興出版というところの古そうな本を見つけました。
赤で活字刷ってたり、新聞の挿絵をど真ん中に持ってきたり
昔の本はけっこう自由なつくりで面白いですね。
399 ：吾輩は名無しである：2006/05/18(木) 19:55:37
やっぱり百間作品のとっかかりとして多いのは阿房列車・東京日記あたりだらうか。
ノラや
ノラやもいいんだけど、その影にかくれたクルツ関係の作品も味わいがあっていいと思う。
なんだっけクルツが死ぬのを百間・家内・女中の三人がぼろ泣きして看取るってやつ、すごい好きだ。
なんだっけクルツが死ぬのを百間・家内・女中の三人がぼろ泣きして看取るってやつ、すごい好きだ。
クルやおまえか、だね。
>403
そう、それそれ。
晩年の作品は、薄いのも多いけれど当たるとでかい感じ。
そう、それそれ。
晩年の作品は、薄いのも多いけれど当たるとでかい感じ。
ああ・・・猫が飼いたい
406 ：吾輩は名無しである：2006/05/30(火) 23:01:58
単行本の「ノラや」の小編を読んでたら急に切なくなって
泣きながら家の猫を抱きしめたら思い切り引っかかれて熱出た
くそう
泣きながら家の猫を抱きしめたら思い切り引っかかれて熱出た
くそう
泣くよな、猫飼ってると余計につらい。
先生に感情移入しすぎる。
先生に感情移入しすぎる。
先生が悲しいと、読んでるこっちもやりきれなくなる。
課題の読書感想文を百閒先生の御作で書きたくて、
今色々読み返している。
学校だから我慢してたけど、「空中分解」でとうとう泣いてしまった。
課題の読書感想文を百閒先生の御作で書きたくて、
今色々読み返している。
学校だから我慢してたけど、「空中分解」でとうとう泣いてしまった。
409 ：吾輩は名無しである：2006/06/12(月) 20:39:53
久世ちゃんはそういうことすっから
410 ：吾輩は名無しである：2006/06/14(水) 00:00:52
クルも今ではアスファルト舗装の下。かわいそうだな。
411 ：吾輩は名無しである：2006/06/21(水) 21:33:21
志保屋の建物っていつごろまで残ってたの？
どなたか百 先生の血液型を存じたるかたはおらぬか
413 ：吾輩は名無しである：2006/06/24(土) 00:08:44
伊丹十三って、百閒フォロワーなのな
>>414
でかい・・・
でかい・・・
416 ：吾輩は名無しである：2006/07/05(水) 20:47:13
岡山城が焼け落ちたってやつか。そりゃあ燃えるわ
418 ：吾輩は名無しである：2006/07/05(水) 23:28:39
真さんの家はそのままなんだろ
419 ：吾輩は名無しである：2006/07/07(金) 20:08:59
蔵もそのまんまです
伏見屋の建物も戦後まで残ってましたよ
六校の門もそのまま
422 ：吾輩は名無しである：2006/07/25(火) 20:47:01
廣江の曲がりもそのまんま
休みの日に自転車でぶらっと百閒の碑でも見に行こうかと思うんだけど場所わかる人いませんか？？
前に吉備路文学館で百閒の展示してたときにパネルで場所が記してあったんだけど
メモするのわすれちゃった
前に吉備路文学館で百閒の展示してたときにパネルで場所が記してあったんだけど
メモするのわすれちゃった
百閒の記念碑は確か、三光荘の前の土手の道を南に下って左手にありました。
（右手は旭川）
（そのまま下って行くと元環翠尋常小学校、そして小橋の袂に着くはずです）
道に面してあるので分かりやすかったかと。
（右手は旭川）
（そのまま下って行くと元環翠尋常小学校、そして小橋の袂に着くはずです）
道に面してあるので分かりやすかったかと。
425 ：吾輩は名無しである：2006/07/26(水) 17:55:30
昭和49年撮影 国土地理院の空中写真より
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/74/ckt-74-15/c28a/ckt-74-15_c28a_40.jpg
三畳御殿発見
http://w3land.mlit.go.jp/Air/photo400/74/ckt-74-15/c28a/ckt-74-15_c28a_40.jpg
三畳御殿発見
阿房列車って毎回すごく楽しくて読後感がいいのに、なんでよりによって最後の阿房列車のラストの辺りは
あんな後味の悪い不気味な終わり方なんだ。初期の「冥途」とかに載ってる短編小説みたいな雰囲気。
なんか嫌な気分にさせられてしまいすごくガッカリ。
あんな後味の悪い不気味な終わり方なんだ。初期の「冥途」とかに載ってる短編小説みたいな雰囲気。
なんか嫌な気分にさせられてしまいすごくガッカリ。
>>425
どのあたりだ？
どのあたりだ？
福武版『新輯全集』第一巻を買ってきた（1,500円）。
前も写真の話はあったけど、
月報の写真に驚いてしまった。あんな髪だった
時もあったんだ。
前も写真の話はあったけど、
月報の写真に驚いてしまった。あんな髪だった
時もあったんだ。
うぷ！うぷ！よろ！
430 ：吾輩は名無しである：2006/08/21(月) 03:37:23
ちくま文庫をそろえたのだが
旺文社文庫や福武文庫で
買っとくべき巻ってありますか？
福武文庫ならよく見かけるのだが・・・
旺文社文庫や福武文庫で
買っとくべき巻ってありますか？
福武文庫ならよく見かけるのだが・・・
福武なんて一度も見たことが無いよ
どこに行けば見つかるんだろう
どこに行けば見つかるんだろう
スレ違いかもしれませんが教えて下さい。
百閒先生、平山さんについて知りたいのですが
どの書籍を読むのが良いのでしょうか？
どんな人でどんな人生を送ったのか知りたいのです。
私の祖父は平山三郎さんとは国鉄神田時代からの親友であり同門で
祖父が田舎に帰郷するまでいつも共に遊んだり、文学について語りあったり
物を書いたりしていたそうです。
平山さんの自伝か雑記か何かに「ｘｘ（苗字です）はいつも突然家にやってくる。」
と祖父の事が出てくるものがあるそうです、ご存知の方がおりましたらご教示下さい。
私の祖父が他界してからも平山さんは私達家族に良くして下さいまして
本当のお爺さんみたいな感じでした。
私がたまに上京する度には必ず新宿の平山さんのお宅にお邪魔したりしてましたが。
騙されてご自宅を取られたり、奥様のお身体が崩れて介護生活と
周りから見ても心を痛めるような事が多々有ったのですが、
それでもお二人の暖かさと人の良さは変わらず器の大きさを感じました。
私自身、文学等うといもので最近まで百閒先生や平山さんが有名な方だとは知らず、
それを知ってからどうしても知りたくなったのです。
それが私の亡き祖父や自分の名前（百閒先生から生存中に祖父に初孫への名前として
頂いたそうです）について少しでも知る事が出来ると思ったのです。
長文失礼致しました。
百閒先生、平山さんについて知りたいのですが
どの書籍を読むのが良いのでしょうか？
どんな人でどんな人生を送ったのか知りたいのです。
私の祖父は平山三郎さんとは国鉄神田時代からの親友であり同門で
祖父が田舎に帰郷するまでいつも共に遊んだり、文学について語りあったり
物を書いたりしていたそうです。
平山さんの自伝か雑記か何かに「ｘｘ（苗字です）はいつも突然家にやってくる。」
と祖父の事が出てくるものがあるそうです、ご存知の方がおりましたらご教示下さい。
私の祖父が他界してからも平山さんは私達家族に良くして下さいまして
本当のお爺さんみたいな感じでした。
私がたまに上京する度には必ず新宿の平山さんのお宅にお邪魔したりしてましたが。
騙されてご自宅を取られたり、奥様のお身体が崩れて介護生活と
周りから見ても心を痛めるような事が多々有ったのですが、
それでもお二人の暖かさと人の良さは変わらず器の大きさを感じました。
私自身、文学等うといもので最近まで百閒先生や平山さんが有名な方だとは知らず、
それを知ってからどうしても知りたくなったのです。
それが私の亡き祖父や自分の名前（百閒先生から生存中に祖父に初孫への名前として
頂いたそうです）について少しでも知る事が出来ると思ったのです。
長文失礼致しました。
>>432
まずは何も言わずに「阿房列車」シリーズをお読みになるとよろしいかと。
新潮社から「第一阿房列車」「第二阿房列車」「第三阿房列車（完結）」というタイトルの
文庫本で出ているので、大抵の本屋で入手できるはず。
まずは何も言わずに「阿房列車」シリーズをお読みになるとよろしいかと。
新潮社から「第一阿房列車」「第二阿房列車」「第三阿房列車（完結）」というタイトルの
文庫本で出ているので、大抵の本屋で入手できるはず。
434 ：吾輩は名無しである：2006/08/24(木) 00:21:07
＞騙されてご自宅を取られたり
ヒマラヤ氏、こんな目に遭ったりしたのか
ヒマラヤ氏、こんな目に遭ったりしたのか
>432さん、うらやましいなあ
平山さん、随筆でちょくちょく言及されています
ちくまの集成はテーマ別になっているので、平山さんが登場しそうなテーマを選ぶといいかもしれないです
でも、>433の言うとおり、まずは｢阿房列車｣でしょう
チラ裏
渦中の人坂東眞砂子が、よりにもよって今週百閒先生について書いてた
猫続きか…
平山さん、随筆でちょくちょく言及されています
ちくまの集成はテーマ別になっているので、平山さんが登場しそうなテーマを選ぶといいかもしれないです
でも、>433の言うとおり、まずは｢阿房列車｣でしょう
チラ裏
渦中の人坂東眞砂子が、よりにもよって今週百閒先生について書いてた
猫続きか…
438 ：吾輩は名無しである：2006/09/01(金) 22:53:45
>>432
旺文社文庫の「実歴阿房列車先生」などいかがでしょう。
その他、ヤフオクや楽天フリマ、あるいは
http://www.kosho.or.jp/
http://sgenji.jp/
で「平山三郎」と検索してみてください。
今日は長野初さんのご命日ですなあ。
旺文社文庫の「実歴阿房列車先生」などいかがでしょう。
その他、ヤフオクや楽天フリマ、あるいは
http://www.kosho.or.jp/
http://sgenji.jp/
で「平山三郎」と検索してみてください。
今日は長野初さんのご命日ですなあ。
439 ：吾輩は名無しである：2006/09/01(金) 23:01:24
『百鬼園随筆』ええですわ
そういえば先日、1889年生まれの世界最高齢の女性が
亡くなったね。
ニュースで同年生まれのヒトラーやチャップリンが映像で
紹介されたので、もしやと思い淡い期待してしまった俺って、、、
亡くなったね。
ニュースで同年生まれのヒトラーやチャップリンが映像で
紹介されたので、もしやと思い淡い期待してしまった俺って、、、
久世光彦『百?先生 月を踏む』
肝心の「作中作」が「あくまでも久世光彦が内田百?風味で
書いた作品」でしかなくて、なんだかなと思った。
この本が小説として全くの糞というわけではないが、
架空のとはいえ百?が書いたとする文章の部分は、
どうも期待と違うなと。
で、ちょこっと調べたかぎりでは、そんなことを
述べてるような書評などはなく、残念な感じがした。
でもよく考えたら自分がそんなに百?を読み込んでいる
訳ではないということを思い出して、
自分のほうが変なのかと悩んでいた。
肝心の「作中作」が「あくまでも久世光彦が内田百?風味で
書いた作品」でしかなくて、なんだかなと思った。
この本が小説として全くの糞というわけではないが、
架空のとはいえ百?が書いたとする文章の部分は、
どうも期待と違うなと。
で、ちょこっと調べたかぎりでは、そんなことを
述べてるような書評などはなく、残念な感じがした。
でもよく考えたら自分がそんなに百?を読み込んでいる
訳ではないということを思い出して、
自分のほうが変なのかと悩んでいた。
441のつづき。
恩田陸が書評を書いているということがわかったので、
最新の『小説トリッパー』を立ち読みした。
そこにはちゃんと「下手だ」と書かれていて、
非常にうれしかった。安心した。
もちろん書評は喧嘩を売っている感じではなくて、
久世氏はあえて百?になりきるのではなく、自分流で
いこうとしていたのではないか、という感じで
分析というかフォローがなされているけどね。
恩田陸が書評を書いているということがわかったので、
最新の『小説トリッパー』を立ち読みした。
そこにはちゃんと「下手だ」と書かれていて、
非常にうれしかった。安心した。
もちろん書評は喧嘩を売っている感じではなくて、
久世氏はあえて百?になりきるのではなく、自分流で
いこうとしていたのではないか、という感じで
分析というかフォローがなされているけどね。
ありがとうございます。
阿房列車シリーズを買って読んで見る事にします。
阿房列車シリーズを買って読んで見る事にします。
●←小さくて丸い物
445 ：吾輩は名無しである：2006/09/04(月) 23:45:50
山口瞳さんはひゃくけんとルビをふるのはやめてもらいたい
>441
パロディだと思って読んだら面白かったなあ
文体模写とネタの取入れがキターって感じだ
堂々とエロスの方向に行くのでなんか違うなと思ったけど
恩田陸の書評見たい。
前に雑誌の記事で 百閒みたいな変わったポジションの作家に憧れる というようなことを書いてたんだよね、恩田陸
パロディだと思って読んだら面白かったなあ
文体模写とネタの取入れがキターって感じだ
堂々とエロスの方向に行くのでなんか違うなと思ったけど
恩田陸の書評見たい。
前に雑誌の記事で 百閒みたいな変わったポジションの作家に憧れる というようなことを書いてたんだよね、恩田陸
>>441
参考までに、百鬼園先生に親炙してきた批評家の久世本の書評をば
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060515bk0a.htm
>>446
変わったポジション…川上弘美、じゃなくて案外中原昌也あたりが…
参考までに、百鬼園先生に親炙してきた批評家の久世本の書評をば
ttp://www.yomiuri.co.jp/book/review/20060515bk0a.htm
>>446
変わったポジション…川上弘美、じゃなくて案外中原昌也あたりが…
百間の小説を読みたいんですが、誰か作品名を教えてくれませんか？
「冥土・旅順入城式」、岩波文庫「東京日記」に入ってるものくらいしか
読んでいませんが、他にもあるんでしょうね。お薦めがあったら教えてください。
全業の目録みたいなものが見れるサイトでもあれば一番いいんですけど・・・
そういうところはないみたいだし、ネットで古書を買おうとしてもそれが
小説なんだか随筆なんだかわからなくて、手が出せません ＞＜
「冥土・旅順入城式」、岩波文庫「東京日記」に入ってるものくらいしか
読んでいませんが、他にもあるんでしょうね。お薦めがあったら教えてください。
全業の目録みたいなものが見れるサイトでもあれば一番いいんですけど・・・
そういうところはないみたいだし、ネットで古書を買おうとしてもそれが
小説なんだか随筆なんだかわからなくて、手が出せません ＞＜
百間は本質的に随筆と小説の区別がない、短編・掌編に長けた作家
長いのは『贋作吾輩は猫である』くらいで、他の作家とちがって
括弧つきのいわゆる「小説の代表作」みたいなものがあげにくい
まったく傾向は異なるけれど、小説が随筆的で、随筆が小説的で代表作がない作家、というと安吾を思い浮べるといいかも
なので、作品は専ら文庫の編纂本で読むことになる
そのなかでも現在最も多様で入手しやすいのが、ちくま文庫の「集成」（全24巻）、
ついで息の長い中公文庫、新しいところではちくまより安い「阿房列車もの」「百鬼園随筆」を編んだ新潮文庫がある
アンソロジーごとに設定されたテーマで選ぶも可（怪奇、貧乏、鉄道、猫、教師、交友、など）、
解説者で選ぶのもいいし、思いきって日記（ちくま文庫では20、22、23巻）や童話（14巻）に手をだすのもいいと思う
ふつうに楽しむのであれば、ネット古書で高い単行本や絶版になった文庫をわざわざさがす必要はないよ
ファンサイトには結構、恵まれているほう
ttp://www3.osk.3web.ne.jp/~rue/
ttp://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/
ttp://www.kuen-sanbo.com/
ttp://syuusui.s27.xrea.com/hyakken.htm
長いのは『贋作吾輩は猫である』くらいで、他の作家とちがって
括弧つきのいわゆる「小説の代表作」みたいなものがあげにくい
まったく傾向は異なるけれど、小説が随筆的で、随筆が小説的で代表作がない作家、というと安吾を思い浮べるといいかも
なので、作品は専ら文庫の編纂本で読むことになる
そのなかでも現在最も多様で入手しやすいのが、ちくま文庫の「集成」（全24巻）、
ついで息の長い中公文庫、新しいところではちくまより安い「阿房列車もの」「百鬼園随筆」を編んだ新潮文庫がある
アンソロジーごとに設定されたテーマで選ぶも可（怪奇、貧乏、鉄道、猫、教師、交友、など）、
解説者で選ぶのもいいし、思いきって日記（ちくま文庫では20、22、23巻）や童話（14巻）に手をだすのもいいと思う
ふつうに楽しむのであれば、ネット古書で高い単行本や絶版になった文庫をわざわざさがす必要はないよ
ファンサイトには結構、恵まれているほう
ttp://www3.osk.3web.ne.jp/~rue/
ttp://www.biwa.ne.jp/~tamu4433/
ttp://www.kuen-sanbo.com/
ttp://syuusui.s27.xrea.com/hyakken.htm
>>447
この川村氏の書評ほどの出来ではやはりないような気がする。
俺みたいに馬鹿正直なのがこれを真に受けて
『月を踏む』を手にとって違和感を覚えるってパターンは
ありそう。
>>446のようにパロディって割り切ってしまうほうが
しっくりくるな。もっとそういう紹介の仕方を
してくれる人がいても良いのにな。
この川村氏の書評ほどの出来ではやはりないような気がする。
俺みたいに馬鹿正直なのがこれを真に受けて
『月を踏む』を手にとって違和感を覚えるってパターンは
ありそう。
>>446のようにパロディって割り切ってしまうほうが
しっくりくるな。もっとそういう紹介の仕方を
してくれる人がいても良いのにな。
>>449
貴重なアドバイスありがとうございます。
たしかに随筆と創作の境界線をふらふらする感じが魅力ですよね。
でも、なぜか自分は「柳検校の小閑」にとりわけ痺れてしまいました。
この人にしてはロマネスクな作品だと思いますが、あそこまで洗練が極まった
恋愛小説というのもなかなかないような気がします。百間恐るべしです。
この人はああいうのを他にも書いてるんでしょうかね？
貴重なアドバイスありがとうございます。
たしかに随筆と創作の境界線をふらふらする感じが魅力ですよね。
でも、なぜか自分は「柳検校の小閑」にとりわけ痺れてしまいました。
この人にしてはロマネスクな作品だと思いますが、あそこまで洗練が極まった
恋愛小説というのもなかなかないような気がします。百間恐るべしです。
この人はああいうのを他にも書いてるんでしょうかね？
>>451
どうも
「柳検校の小閑」は気品の漂う名品ですね
察しの通り、この作家にしてはめずらしい、小説らしい体裁を整えた創作の一つ、
と評されることが多いようです
……が、ほかに同種のストーリーを凝らした作品があるかどうかは、不案内でして、
お役にたてそうにないです
作品のなかに「私」が登場しても私小説風にはならないし、
どうもロマネスクには向いていない人じゃないかなー、というのが自分の中での印象です
（じっさい、放蕩息子というより一生を通じて勤勉だったようですから）
あまり参考にならない答えで申し訳ないです
どうも
「柳検校の小閑」は気品の漂う名品ですね
察しの通り、この作家にしてはめずらしい、小説らしい体裁を整えた創作の一つ、
と評されることが多いようです
……が、ほかに同種のストーリーを凝らした作品があるかどうかは、不案内でして、
お役にたてそうにないです
作品のなかに「私」が登場しても私小説風にはならないし、
どうもロマネスクには向いていない人じゃないかなー、というのが自分の中での印象です
（じっさい、放蕩息子というより一生を通じて勤勉だったようですから）
あまり参考にならない答えで申し訳ないです
この人の文章はとにかく「緻密」だと思う。
対象についてこれでもかこれでもかって描写を重ねてるし。
ただ、そういう文章にありがちな息苦しさが全くない。
俳句仕込みの間のセンスの賜物だろうか...
対象についてこれでもかこれでもかって描写を重ねてるし。
ただ、そういう文章にありがちな息苦しさが全くない。
俳句仕込みの間のセンスの賜物だろうか...
どんなにユルい内容の随筆でも
どこか徹底的に計算しつくされ推敲されつくしたようなスマートさがあるよな
贅肉のような部分が全くない
どこか徹底的に計算しつくされ推敲されつくしたようなスマートさがあるよな
贅肉のような部分が全くない
谷崎やカポーティな緻密なようで適度に「破調」のある文章が
好きなオレはトーマス・マンやその弟子ともいえる辻邦生みたいな
ドイツ文学的な「細部を緻密に描こうとする」傾向が強すぎる文章が
苦手なのだが、百鬼園先生はそういう文章にしては例外的に「飄々としてる」。
もっとも、今の定説では百鬼園先生とドイツ文学の関係は無いも同然という
ことになっているらしいが...
好きなオレはトーマス・マンやその弟子ともいえる辻邦生みたいな
ドイツ文学的な「細部を緻密に描こうとする」傾向が強すぎる文章が
苦手なのだが、百鬼園先生はそういう文章にしては例外的に「飄々としてる」。
もっとも、今の定説では百鬼園先生とドイツ文学の関係は無いも同然という
ことになっているらしいが...
>455
あの直訳的な文体は、ドイツ文学の教養に支えられたもんだとか、どっかで見た気がする。
あと、ドイツの怪異文学なんかの影響はないのかな。
ネタ元が夢十夜や永日小品だけってことはないと思う。
あの直訳的な文体は、ドイツ文学の教養に支えられたもんだとか、どっかで見た気がする。
あと、ドイツの怪異文学なんかの影響はないのかな。
ネタ元が夢十夜や永日小品だけってことはないと思う。
柳田国男『日本の昔話』の「俄か入道」という話が百閒の「短夜」と似ている。
随筆はメチャクチャ面白いけど小説はメチャクチャつまんない。
東海林さだおみたいなじじいだな。
東海林さだおみたいなじじいだな。
法政では関口存男と同僚だったんだな。
仲は悪かったらしいが。
仲は悪かったらしいが。
『坂の上の雲』で有名な陸軍大将秋山好古も
百鬼園先生曰く「意地の悪そうな顔」だとか。
百鬼園先生曰く「意地の悪そうな顔」だとか。
百閒文学賞なんてあったんだね
463 ：カラス：2006/10/07(土) 16:53:09
先日、百閒先生の岡山を見たくて岡山に行ったんですよ。
そうです岡山の百閒はなくて百閒の岡山なんですよ、私にとってはね。
空港についたら2つの会社の岡山行き高速バスが同じ時刻に
出発するというんですよ・・・
こいつらバカじゃなかろうかと小一時間も問い詰めて
やりたかったんですけど忙しくてやってられませんでした。
なんせ飛行機の到着時刻の、わずか10分後に２つの会社のﾊﾞｽが同時に
出発して、次のバスまで1時間は待つという恐ろしい運行ダイヤなんですわ。
こんな馬鹿げた運行をしているのは岡山空港だけでしょうな。
もしかしてこれは列車で岡山に行かなかった罰なんでしょうかね。
そうです岡山の百閒はなくて百閒の岡山なんですよ、私にとってはね。
空港についたら2つの会社の岡山行き高速バスが同じ時刻に
出発するというんですよ・・・
こいつらバカじゃなかろうかと小一時間も問い詰めて
やりたかったんですけど忙しくてやってられませんでした。
なんせ飛行機の到着時刻の、わずか10分後に２つの会社のﾊﾞｽが同時に
出発して、次のバスまで1時間は待つという恐ろしい運行ダイヤなんですわ。
こんな馬鹿げた運行をしているのは岡山空港だけでしょうな。
もしかしてこれは列車で岡山に行かなかった罰なんでしょうかね。
>>463
岡山空港へ降りたことはありまへんが
地方の空港の直結バスはたいていそんなもんでんがな。
飛行機が着いた時と出発直前しか、空港で乗降する客はおらんから
路線採算上、そういう運行しかでけんらしいで。
空港バスもだが、高速艇の発着港の連絡バスも
ひどいところがあったなあ、港に船が着くと降りた客が皆走るんだ。
ええ？と思いつつ押されるように走ると
高速バスは既にエンジンふかしていて
息せききった客が駆け乗ると同時に発車しやがった。
時刻表には船到着の５分後発車となっていた。
婆さんなんかが乗ってた日にゃ、死ぬぜ心臓麻痺で。
岡山空港へ降りたことはありまへんが
地方の空港の直結バスはたいていそんなもんでんがな。
飛行機が着いた時と出発直前しか、空港で乗降する客はおらんから
路線採算上、そういう運行しかでけんらしいで。
空港バスもだが、高速艇の発着港の連絡バスも
ひどいところがあったなあ、港に船が着くと降りた客が皆走るんだ。
ええ？と思いつつ押されるように走ると
高速バスは既にエンジンふかしていて
息せききった客が駆け乗ると同時に発車しやがった。
時刻表には船到着の５分後発車となっていた。
婆さんなんかが乗ってた日にゃ、死ぬぜ心臓麻痺で。
間に合わなかったら一時間待って次のバスに乗ればいいじゃないの。
たかがそれしきのことで人様を何度も馬鹿呼ばわりして、あんたも心の余裕のない人だねえ。
これだけその土地を口汚く罵っておきながら「百閒の岡山」などと知った風な口を利いては欲しくないな。
たかがそれしきのことで人様を何度も馬鹿呼ばわりして、あんたも心の余裕のない人だねえ。
これだけその土地を口汚く罵っておきながら「百閒の岡山」などと知った風な口を利いては欲しくないな。
466 ：吾輩は名無しである：2006/10/11(水) 19:00:26
百鬼園先生は国府津で御殿場線に乗れずに２時間待ちました。
467 ：吾輩は名無しである：2006/10/11(水) 19:06:52
嗽石遺毛で大笑いだぜー？
百閒さんの文章というものは、昭和文学の最高の文章じゃないかというくらいに考えているわけです。
（三島由紀夫・談）
（三島由紀夫・談）
469 ：吾輩は名無しである：2006/10/18(水) 10:31:48
わたしも全く同じことを考えているわけです。
まあ最高の文章ってのは基準がいろいろあって一概には言えないけど、
川端康成式の対極にある見事な文章というのは確かだろうね。
川端康成式の対極にある見事な文章というのは確かだろうね。
同じようなことを書いて悪いが、「緻密」なのに息苦しくないのは凄いと思う。
472 ：吾輩は名無しである：2006/10/22(日) 16:31:20
>>460
大学騒動の策動派の一人ですよ関口氏は
大学騒動の策動派の一人ですよ関口氏は
473 ：吾輩は名無しである：2006/10/29(日) 11:48:28
ちッとやそッとの、ちッとやそッとの
475 ：吾輩は名無しである：2006/11/09(木) 23:42:10
【科学】"神への挑戦？" ＤＮＡ操作でヒトと牛のハイブリッド児を生成…英研究機関が許可申請
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1163079765/l50
件じゃねえか、こりゃ
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1163079765/l50
件じゃねえか、こりゃ
百 先生だと思うんだけど、琴の先生の話ってなかったですか？
かなり昔に読んですごくいいなあと思ったんだけどタイトル失念。
かなり昔に読んですごくいいなあと思ったんだけどタイトル失念。
477 ：吾輩は名無しである：2006/11/10(金) 23:41:22
>>476
自身の琴の先生に関する随筆は多く書かれてるからどれか分からんが
小説なら「柳検校の小閑」かな？
「残月」「磯辺の松」とか色々改名した小説だから紛らわしいが…
もしこれなら、ちくま文庫の「サラサーテの盤」に収録されてる
自身の琴の先生に関する随筆は多く書かれてるからどれか分からんが
小説なら「柳検校の小閑」かな？
「残月」「磯辺の松」とか色々改名した小説だから紛らわしいが…
もしこれなら、ちくま文庫の「サラサーテの盤」に収録されてる
若い ゴゼさんにゴゼ歌を教える話？
手元に本が無いし、よく覚えてないが
百閒にしては、読後感の爽やかな話だった気がする。
手元に本が無いし、よく覚えてないが
百閒にしては、読後感の爽やかな話だった気がする。
百閒の琴って、音残っていますかね？
>475
とりあえず生まれたら周りを取り囲んでやらなきゃ
とりあえず生まれたら周りを取り囲んでやらなきゃ
481 ：吾輩は名無しである：2006/11/14(火) 18:10:48
ところで全集をもって居る人はいるかい。
「亀鳴くや」での自殺直前の睡眠薬でふらふらしている芥川には
鬼気せまるものがありますね。
鬼気せまるものがありますね。
福武版、やっぱりないなあ・・・ちくまは高すぎるし。
486 ：吾輩は名無しである：2006/11/18(土) 22:28:41
旧字、旧かなのを買いたいなあ。
福武版はやはり昔のまま?
福武版はやはり昔のまま?
おお、ありがとう。
しかし、少し捜して見たがネットだと全然みつからんな。
講談社のは結構あるのに。
しかし、少し捜して見たがネットだと全然みつからんな。
講談社のは結構あるのに。
福武版復刊ｷﾎﾞﾝと言ってみる
無理だろうなあ。
売り出して欲しいが、百閒さんってどれくらい覚えられているんだろう。
売り出して欲しいが、百閒さんってどれくらい覚えられているんだろう。
旺文社文庫版復刊ｷﾎﾞﾝ
492 ：吾輩は名無しである：2006/11/21(火) 13:57:27
旺文社版はたまに見るけど
福武版は全然見たことがない
福武版は全然見たことがない
493 ：吾輩は名無しである：2006/11/21(火) 14:01:51
筑摩の百閒集成ひどすぎ。全然作品が入っていないうえに、
百件がものすごく気を使った作品の並びもめちゃくちゃ。
本当に本を読んで作ったのか？
百件がものすごく気を使った作品の並びもめちゃくちゃ。
本当に本を読んで作ったのか？
494 ：493：2006/11/21(火) 14:02:54
百件→百閒 すまん
495 ：吾輩は名無しである：2006/11/21(火) 14:32:16
「山寺の和尚さん」という作品が読みたいのですが、書店サイトで検索してもわかりません。
ちくま文庫など入手可能なもので、収録している文庫巻数等どなたかご教示いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
http://6259.teacup.com/tanemo1/bbs のサイトでは（『残夢三昧』所収）となっていますが、ちくま文庫版ではちょっと確認できませんでした。
原子爆弾を投下した米国の操縦士が広島に見物に来た話で、産業会館の玄関前の石段に残つてゐる消えた人の黒い影に彼を抱きつかせてやれ。と百閒が啖呵を切る作品です。
ちくま文庫など入手可能なもので、収録している文庫巻数等どなたかご教示いただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
http://6259.teacup.com/tanemo1/bbs のサイトでは（『残夢三昧』所収）となっていますが、ちくま文庫版ではちょっと確認できませんでした。
原子爆弾を投下した米国の操縦士が広島に見物に来た話で、産業会館の玄関前の石段に残つてゐる消えた人の黒い影に彼を抱きつかせてやれ。と百閒が啖呵を切る作品です。
>>495
ネットで遊んでる構って君じゃなくマジで探しているのならば
内田百間集成（全24巻）を出した筑摩書房に問い合わせるのが一番速く確実な方法。
必ず往復葉書で
「筑摩書房 文庫編集部御中 “内田百間集成”御担当者様」宛に。
ネットで遊んでる構って君じゃなくマジで探しているのならば
内田百間集成（全24巻）を出した筑摩書房に問い合わせるのが一番速く確実な方法。
必ず往復葉書で
「筑摩書房 文庫編集部御中 “内田百間集成”御担当者様」宛に。
497 ：吾輩は名無しである：2006/11/21(火) 18:15:31
百閒集成はクソだからな
498 ：吾輩は名無しである：2006/11/21(火) 19:09:48
あげ
阿房列車に第三が入ってないとか怒りを通り越して爆笑モノだよな。
500 ：吾輩は名無しである：2006/11/21(火) 21:40:41
筑摩、いい本出すんだが、手ェ抜くところは徹底的に手ェ抜きやがるな。
チェーホフ全集（文庫）もひどいし。
チェーホフ全集（文庫）もひどいし。
まあ斉藤美奈子や佐高や小谷野を文庫化する出版社だからな...
新潮や文春あたりがそれをするのはある程度は仕方ないが、
筑摩にそれをされると嫌になる。
新潮や文春あたりがそれをするのはある程度は仕方ないが、
筑摩にそれをされると嫌になる。
筑摩は文庫で偉そうに全集を大量に出すくせに、
全く字体には構わないところがいや。
全く字体には構わないところがいや。
ｍ、ｌ・
504 ：吾輩は名無しである：2006/11/26(日) 18:47:36
505 ：吾輩は名無しである：2006/11/27(月) 11:02:12
見送亭夢袋め
目白三平め
507 ：吾輩は名無しである：2006/12/06(水) 06:37:26
探偵に探偵をつける人ね。
昨日の夜中、放送大学をラジオで聞いてたら、日本のコーヒーの
歴史みたいなのをやっていた。その中で、
「内田百間の随筆で有名な珈琲茶館」というのが、出てきた。
お菓子をケーキと店員が、言い直す話だったと思うけど、スタバと
珈琲茶館を思い比べて、ちょっと面白かった。
歴史みたいなのをやっていた。その中で、
「内田百間の随筆で有名な珈琲茶館」というのが、出てきた。
お菓子をケーキと店員が、言い直す話だったと思うけど、スタバと
珈琲茶館を思い比べて、ちょっと面白かった。
509 ：吾輩は名無しである：2006/12/11(月) 21:25:47
中野勝義→翠仏
北村孟徳→蒙禿少尉
だよね？
北村孟徳→蒙禿少尉
だよね？
510 ：吾輩は名無しである：2006/12/18(月) 17:08:56
ちくまで東京焼尽と戦後日記を読んだけど、この続きはどこ？？？
まさか先生のこと、ここで日記やめたわけではあるまい。
まさか先生のこと、ここで日記やめたわけではあるまい。
511 ：吾輩は名無しである：2006/12/18(月) 17:57:04
まあ、しょせん筑摩は集成だから
512 ：吾輩は名無しである：2006/12/20(水) 10:58:19
若輩者ですが百閒先生の大ファンです。
ちくまの現代かな表記に関しては賛否両論のようですが、
やはり現代かなに慣れた今の世の中では、自然な流れのようにも思えます。
ちくまにはやはり集成ではなく、全集として出してほしかったと思う今日この頃です。
ちくまの現代かな表記に関しては賛否両論のようですが、
やはり現代かなに慣れた今の世の中では、自然な流れのようにも思えます。
ちくまにはやはり集成ではなく、全集として出してほしかったと思う今日この頃です。
513 ：吾輩は名無しである：2006/12/21(木) 18:51:06
514 ：吾輩は名無しである：2006/12/21(木) 20:33:29
えー、マジここ文学板かよー
515 ：吾輩は名無しである：2006/12/21(木) 23:50:02
正字・歴史的仮名遣いならともかく、略字・歴史的仮名遣いなら
若い人でも読みにくくはないと思うのです、百閒は。
若い人でも読みにくくはないと思うのです、百閒は。
516 ：吾輩は名無しである：2006/12/22(金) 14:40:49
新潮文庫の随筆集でぐらっときた私には耳の痛い話…。
現代仮名遣いの百閒は、とっかかりとしてならいいと思うのですよ。
読みにくいかどうか以前に読みにくそうに「見えた」だけで読まない人も多いですから。
普段ふれてないものを読むということは大変だと思いますよ。若い人にかぎらず。
現代仮名遣いの百閒は、とっかかりとしてならいいと思うのですよ。
読みにくいかどうか以前に読みにくそうに「見えた」だけで読まない人も多いですから。
普段ふれてないものを読むということは大変だと思いますよ。若い人にかぎらず。
春画に書かれている文字は、変体仮名のほうがいい。
という文章が、百件の作品の何処かにあったと思う。
そうでないと頭が痛くなって、げえげえいいたくなるそうだ。
新字体の百件作品は、読んでいく速度が速くなってしまい、文章自体を
楽しむという事に不都合なきがする。新字体は、やはり入門用か。
という文章が、百件の作品の何処かにあったと思う。
そうでないと頭が痛くなって、げえげえいいたくなるそうだ。
新字体の百件作品は、読んでいく速度が速くなってしまい、文章自体を
楽しむという事に不都合なきがする。新字体は、やはり入門用か。
「ノラや」で、猫探しの文章を子供向けに
新仮名でもつくるってくだりがあって、
実際にその文案も載っているわけだけど、
全部新仮名になると、そこが成り立たなく
なるんだよね。
新仮名でもつくるってくだりがあって、
実際にその文案も載っているわけだけど、
全部新仮名になると、そこが成り立たなく
なるんだよね。
学校騒動があって森田草平と義絶して
さて借金はどうなったのか。
さて借金はどうなったのか。
521 ：吾輩は名無しである：2007/01/05(金) 03:10:45
どなたか教えてください。
百閒先生の作品で、誰かと口喧嘩になったあと、最後に仲直りしたような
すじの短編があったと思うのですが、題名がわかりません。
爽やかな読後感があったので読み直したいので、よろしくお願いします。
百閒先生の作品で、誰かと口喧嘩になったあと、最後に仲直りしたような
すじの短編があったと思うのですが、題名がわかりません。
爽やかな読後感があったので読み直したいので、よろしくお願いします。
口げんか…「遠洋漁業」はケンカしっぱなしだしねえ。なんだろ。
523 ：521：2007/01/08(月) 02:27:29
>>522 レスありがとうございます。
確か旅先（東北地方？）で、喧嘩（というか言い争い）相手は宮城検校だった
と思います。
わかる方お願いいたします。（立ち読みだったのか、もっている文庫本には
該当がない．．．．orz])
確か旅先（東北地方？）で、喧嘩（というか言い争い）相手は宮城検校だった
と思います。
わかる方お願いいたします。（立ち読みだったのか、もっている文庫本には
該当がない．．．．orz])
夫婦げんかだよ
525 ：521：2007/01/08(月) 02:58:26
526 ：吾輩は名無しである：2007/01/11(木) 21:48:57
続百鬼園随筆の「文章世界入選文」読んで驚愕した
17歳でこんな文章書けるなんてやっぱ天才なんだろうな
むしろその後の20代の文章のが技巧に走りすぎてる気がする
17歳でこんな文章書けるなんてやっぱ天才なんだろうな
むしろその後の20代の文章のが技巧に走りすぎてる気がする
処女作が「老猫」
絶筆が「猫が口を利いた」
猫が猫猫して猫まみれ
絶筆が「猫が口を利いた」
猫が猫猫して猫まみれ
528 ：吾輩は名無しである：2007/01/14(日) 05:57:54
新参者です。
皆さん深く読みこなしていますね。熱いです。
こういうのがあると、本当、嬉しくなります。
内田百閒はもうそれだけで一つの文学ジャンルみたいなものですね。
いや、素晴らしいです。海外で、こういう作家はいるんでしょうか。
まあ、いたとしてもなかなか名前や作品は伝わってこないんでしょうが。
皆さん深く読みこなしていますね。熱いです。
こういうのがあると、本当、嬉しくなります。
内田百閒はもうそれだけで一つの文学ジャンルみたいなものですね。
いや、素晴らしいです。海外で、こういう作家はいるんでしょうか。
まあ、いたとしてもなかなか名前や作品は伝わってこないんでしょうが。
日記帖の11月23日にある
「町子の書いてくれた帳面」は随筆とかのどこかで出てきた？
読んだような気もするし、なかった気もしてすごく気になる。
「町子の書いてくれた帳面」は随筆とかのどこかで出てきた？
読んだような気もするし、なかった気もしてすごく気になる。
ああ、失礼145ではなく>>143でした
532 ：521：2007/01/25(木) 01:38:50
題名がやっとわかりました。「旅愁」でした。今日本屋で
ちくまの文庫で出ている全集のなかで見つけました。
よろしければ皆さんも読んでください。
爽快な読後感があり、百閒先生の違った一面を垣間見る気がしますよ。
ちくまの文庫で出ている全集のなかで見つけました。
よろしければ皆さんも読んでください。
爽快な読後感があり、百閒先生の違った一面を垣間見る気がしますよ。
わかってよかったね。題名を記憶しておこう。
534 ：吾輩は名無しである：2007/01/27(土) 00:36:41
♪あなたを探してここまで来たの
>>532
ちくまのどの巻収録？
ちくまのどの巻収録？
536 ：521：2007/01/29(月) 00:56:10
>>535
内田百閒集成の第２巻の「立腹帖」に収録されていました。
内田百閒集成の第２巻の「立腹帖」に収録されていました。
ちくま集成に入ってるかどうかは判らないが、
手持ちの旺文社『残夢三昧・日没閉門』の「山寺の和尚さん」に
>>143の内容と同じ
「消えた人の黒い影に彼を抱きつかせてやれ。」との文がある。
しかし>>143の言うような紀行文形式ではないから
正確には違うかも知れん。
なにしろ先生の文章には重複も多いので、ね。
手持ちの旺文社『残夢三昧・日没閉門』の「山寺の和尚さん」に
>>143の内容と同じ
「消えた人の黒い影に彼を抱きつかせてやれ。」との文がある。
しかし>>143の言うような紀行文形式ではないから
正確には違うかも知れん。
なにしろ先生の文章には重複も多いので、ね。
ノラやノラや
栄さん、栄さん
541 ：吾輩は名無しである：2007/02/15(木) 01:04:18
居候匇々の続きを読んでみたかった
先生の長編小説って極端に少ないんだもの
しかし、本当に嫌な気分になるシーンの描写でも抜きん出てるな
居候匇々の、奥さんが猫の子を潰し殺すところとか
先生の長編小説って極端に少ないんだもの
しかし、本当に嫌な気分になるシーンの描写でも抜きん出てるな
居候匇々の、奥さんが猫の子を潰し殺すところとか
あ。
>>495のものです。>>143も、文体からおそらく自分でしょう。。
高校時代(10年以上前)の現代文の進研模試の出題文でした。
たしか過去スレでも質問いたしましたが、その時は「阿房列車」とのご回答を頂き、作中を探しましたが当該部分を見つけられませんでした。
で、おそらく143で再質問したのちに、一般書籍板のタイトル質問スレで、「山寺の和尚さん」とのご回答を頂き、495を書き込んだ次第です。
>>496>>497>>499さんの仰るとおり、ちくまのは全集ではなく集成だということに気づき、心が折れて日和ってしまいました。。>>538さんが仰る「残夢三昧」のちくまの収録巻にも未収録でした。。
>>530>>537出身大学に福武の百閒全集があったので、入試期間が終われば特攻して「山寺の和尚さん」を調べてきます。その際はご報告します。
>>538重複ですかorz でも旺文社の『残夢三昧・日没閉門』に「山寺の和尚さん」が収録されていることは知りませんでした。ありがとうございました。
>>495のものです。>>143も、文体からおそらく自分でしょう。。
高校時代(10年以上前)の現代文の進研模試の出題文でした。
たしか過去スレでも質問いたしましたが、その時は「阿房列車」とのご回答を頂き、作中を探しましたが当該部分を見つけられませんでした。
で、おそらく143で再質問したのちに、一般書籍板のタイトル質問スレで、「山寺の和尚さん」とのご回答を頂き、495を書き込んだ次第です。
>>496>>497>>499さんの仰るとおり、ちくまのは全集ではなく集成だということに気づき、心が折れて日和ってしまいました。。>>538さんが仰る「残夢三昧」のちくまの収録巻にも未収録でした。。
>>530>>537出身大学に福武の百閒全集があったので、入試期間が終われば特攻して「山寺の和尚さん」を調べてきます。その際はご報告します。
>>538重複ですかorz でも旺文社の『残夢三昧・日没閉門』に「山寺の和尚さん」が収録されていることは知りませんでした。ありがとうございました。
543 ：吾輩は名無しである：2007/02/15(木) 14:01:23
ero
544 ：吾輩は名無しである：2007/02/16(金) 21:03:06
ラブレター公開された先生の心境やいかに
俺だったら死ねるな
いや、先生はすでに死んでるけど
俺だったら死ねるな
いや、先生はすでに死んでるけど
ノラやノラや
546 ：吾輩は名無しである：2007/02/17(土) 09:27:52
>>544
芥川のこと？
芥川のこと？
そういえば外山滋比古氏は、この30年間百間先生を繰り返し
読み、各編の読んだ回数まで逐一記録しているぐらいの
ファンらしいですね。
読み、各編の読んだ回数まで逐一記録しているぐらいの
ファンらしいですね。
548 ：吾輩は名無しである：2007/03/04(日) 16:57:48
新仮名遣いを非難する文章を新仮名遣いで読むのは妙な気分だ
中村武志め
中村武志め
みおくりていゆめぶくろ
自分も二十数年なんども繰り返して読んでるけど、回数も出版社もさっぱり覚えてない
いまは新仮名で読んでるが、とくにこだわりもなく相変わらず新鮮に読めてますなぁ
いまは新仮名で読んでるが、とくにこだわりもなく相変わらず新鮮に読めてますなぁ
551 ：吾輩は名無しである：2007/03/09(金) 17:55:04
百?先生の作品だった、と思うのだけど、持っている文庫本１５冊
ばかりの中にどうしても見つからないので教え乞う。
ホラーを特集した雑誌にのっていたもので、かなり不気味。
男（私）がどこか他所の病気の女の見舞いに行くというもの。
夕日と家の描写が非常に不吉な感じだったような記憶がある。
女は肺病、だったかな。
ばかりの中にどうしても見つからないので教え乞う。
ホラーを特集した雑誌にのっていたもので、かなり不気味。
男（私）がどこか他所の病気の女の見舞いに行くというもの。
夕日と家の描写が非常に不吉な感じだったような記憶がある。
女は肺病、だったかな。
>>553
「昇天」かな？病院に見舞いに行くやつだけど
「昇天」かな？病院に見舞いに行くやつだけど
すみません、自己完結しました。
青炎抄の「夕月」だったようです。
「昇天」のおれい（肺病）と混同してました。
青炎抄の「夕月」だったようです。
「昇天」のおれい（肺病）と混同してました。
JRの岡山行キャンペーンに妙に爽やかな先生が起用されてる？
この前、大阪のTV番組に漫画家の楳図かずおが出ていた。
子供の頃にショックをうけた出来事というテーマで、鉄道事故で線路の上に
上半身だけになった男の死体と、それを取り囲む野次馬の絵を見せながら
説明していたが、すぐ百閒先生の「非常汽笛」を思い出した。
楳図によると、こういう死体はなぜか出血がほとんどないそうだ。
子供の頃にショックをうけた出来事というテーマで、鉄道事故で線路の上に
上半身だけになった男の死体と、それを取り囲む野次馬の絵を見せながら
説明していたが、すぐ百閒先生の「非常汽笛」を思い出した。
楳図によると、こういう死体はなぜか出血がほとんどないそうだ。
560 ：吾輩は名無しである：2007/04/02(月) 15:54:46
国鉄の制服姿の先生は何度見てもすばらしい。
あれを阿房列車の表紙にした新潮文庫は偉い。
保守を兼ねて過去スレのミラーなんぞを
※２ちゃんビューア（通称●）を買わなくても読める
内田百鬼園 第三阿房列車
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1104122404/
ミラー ttp://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament4/1104122404/
【百鬼園】内田百閒先生の第二阿房列車【先生】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1045663068/
ミラー ttp://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament4/1045663068/
内田百閒先生について語り倒したいのだった。 ※２ちゃんサイドでhtml化済
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/981980934/
http://book.2ch.net/book/kako/981/981980934.html
※２ちゃんビューア（通称●）を買わなくても読める
内田百鬼園 第三阿房列車
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1104122404/
ミラー ttp://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament4/1104122404/
【百鬼園】内田百閒先生の第二阿房列車【先生】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1045663068/
ミラー ttp://pantomime.jspeed.jp/test/read.cgi/monament4/1045663068/
内田百閒先生について語り倒したいのだった。 ※２ちゃんサイドでhtml化済
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/981980934/
http://book.2ch.net/book/kako/981/981980934.html
それと、このスレの初代以前にも文学板にスレがあった模様
内田百間についてかたりましょう。
http://piza.2ch.net/log2/book/kako/944/944822401.html
あと、削除されてしまったネタスレとか
内田百閒はツンデレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1156408373/ ※ログあぼ～ん（↓みみずんのキャッシュ）
ttp://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com/log/2ch/book/book3.2ch.net/book/kako/1156/11564/1156408373.dat
ついでに、鉄道板のすでにhtml化されてるログとか
阿房列車～汽笛一声・内田百間スレ
http://curry.2ch.net/train/kako/1011/10116/1011665596.html
特別(゜Д゜ )阿房列車～内田百閒～
http://piza2.2ch.net/train/kako/1005/10053/1005385235.html
☆内田百閒著「阿房列車」シリーズ☆
http://piza.2ch.net/train/kako/975/975582148.html
内田百間についてかたりましょう。
http://piza.2ch.net/log2/book/kako/944/944822401.html
あと、削除されてしまったネタスレとか
内田百閒はツンデレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/book/1156408373/ ※ログあぼ～ん（↓みみずんのキャッシュ）
ttp://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com/log/2ch/book/book3.2ch.net/book/kako/1156/11564/1156408373.dat
ついでに、鉄道板のすでにhtml化されてるログとか
阿房列車～汽笛一声・内田百間スレ
http://curry.2ch.net/train/kako/1011/10116/1011665596.html
特別(゜Д゜ )阿房列車～内田百閒～
http://piza2.2ch.net/train/kako/1005/10053/1005385235.html
☆内田百閒著「阿房列車」シリーズ☆
http://piza.2ch.net/train/kako/975/975582148.html
564 ：ｶﾞｲｼｭﾂだろうけど：2007/04/20(金) 05:42:44
565 ：吾輩は名無しである：2007/05/04(金) 01:10:45
>>564
ﾜﾛﾀage
ﾜﾛﾀage
全く、官立学校の教官になると豪奢だなあ
先生、お誕生日おめでとうございます。
568 ：吾輩は名無しである：2007/06/01(金) 21:36:15
無意味にageちまった。ｽﾏｿ
最近読み始めたのだけれども
日記帖を読んだ後に阿房列車読んだら、豹変しすぎていて噴いた。
日記帖を読んだ後に阿房列車読んだら、豹変しすぎていて噴いた。
571 ：吾輩は名無しである：2007/06/12(火) 23:30:34
各界の大物も、先生の筆にかかると容赦なくイメージがぶっ壊れてくｗ
572 ：吾輩は名無しである：2007/06/13(水) 00:35:49
「ノラや」読んだけど、これヤバイでしょ。
異常さばかりが目について百閒が見世物的になっちゃってるような感じがした。
異常さばかりが目について百閒が見世物的になっちゃってるような感じがした。
JRの岡山デスティネーションキャンペーンに
名前が使われてるって、いまごろ気づいた。
電車内吊り広告見たが、
出来がひどくて残念。
名前が使われてるって、いまごろ気づいた。
電車内吊り広告見たが、
出来がひどくて残念。
もしも『ノラや』が、猫好きな優しいお爺さん像に親しみを感ずる、的な読まれ方があるとするなら
それはちょっと違うだろうという印象を持ったけど、どうだろ。
それはちょっと違うだろうという印象を持ったけど、どうだろ。
先生は優しい…というよりもワガママで泣き虫な子供が大きくなっただけかもｗ
578 ：吾輩は名無しである：2007/06/27(水) 13:25:29
月刊ＩＫＫＩで漫画連載、始まったね
まさか阿房列車が漫画化するとは…
作品のあの独特の間合いとか先生の精妙な表現とかはどこまで描写されるのやら
最大の欠点は、その雑誌自体を見かけたことが無いことだ
作品のあの独特の間合いとか先生の精妙な表現とかはどこまで描写されるのやら
最大の欠点は、その雑誌自体を見かけたことが無いことだ
580 ：吾輩は名無しである：2007/06/29(金) 12:55:13
イイ感じですよ、漫画
漫画化と聞いてぐぐってきたら漫画は一條裕子さんか。
納得できそうだ。だが、どこでも雑誌を見かけた事がないな。
納得できそうだ。だが、どこでも雑誌を見かけた事がないな。
先生自身は、テンションが上がるところまで内向させちゃうから、表にはなかなかでないのである。
心象風景として、先生がハイテンションなのはよろしい。
それにしても、山系君www
心象風景として、先生がハイテンションなのはよろしい。
それにしても、山系君www
583 ：吾輩は名無しである：2007/07/01(日) 00:30:19
25日に中公文庫から「恋日記」が出ますね
持っていないので嬉しいのだが
先生どんな気持ちなんだろｗ
持っていないので嬉しいのだが
先生どんな気持ちなんだろｗ
自分が若い頃書いたラブレターが100年後大公開のその気分
冥途でとてつもなく苦い顔してるだろうなｗ
冥途でとてつもなく苦い顔してるだろうなｗ
漫画ﾐﾃｰ
でもきいたことない雑誌だなあｗ
でもきいたことない雑誌だなあｗ
気まぐれで検索したらこんな作家のスレッドがあるなんて…
>>586
IKKIいい雑誌だよ。冥土とか旅順入場式だけで満足な私は阿房列車って手に取ったことないんだけど、
今回の漫画はけっこうよく出来ているように見えた。
>>586
IKKIいい雑誌だよ。冥土とか旅順入場式だけで満足な私は阿房列車って手に取ったことないんだけど、
今回の漫画はけっこうよく出来ているように見えた。
阿房列車で満足して冥途とかまで行かない人はともかく、逆は珍しいな。
>>588
高校の先生が、他の学校の事情なんぞ知らんのでたぶんなんだが、ドのつく変人で、
岩波文庫の冥途・旅順入場式が課題図書だったんだ。もとより私の中にこの手の文章を
求める欲求はなかったはずんだけど、なんかいったん読むともうまた読みたい、って
意識が芽生えてしまってたまらないというか。性感ヘルスみたいなもんなのかしら…
豹とか山東京伝とかたまんないです。
高校の先生が、他の学校の事情なんぞ知らんのでたぶんなんだが、ドのつく変人で、
岩波文庫の冥途・旅順入場式が課題図書だったんだ。もとより私の中にこの手の文章を
求める欲求はなかったはずんだけど、なんかいったん読むともうまた読みたい、って
意識が芽生えてしまってたまらないというか。性感ヘルスみたいなもんなのかしら…
豹とか山東京伝とかたまんないです。
冥土、花火、豹、件…このあたりがスゴイ好きなんだが、
百閒の中ではむしろ異色の作品なの？
百閒の中ではむしろ異色の作品なの？
諸事情もあると思うけど随筆のほうが量も多いですからね。
どちらもあって百閒という気がしますが、私は随筆のほうを繰り返し読んでますねー。
漫画読んでみたい！
どちらもあって百閒という気がしますが、私は随筆のほうを繰り返し読んでますねー。
漫画読んでみたい！
普段はいろんな随筆をまったり読んで
特に興が乗ってるときに「冥途・旅順入場式」や「サラサーテの盤」を取り出すって感じだ
特に興が乗ってるときに「冥途・旅順入場式」や「サラサーテの盤」を取り出すって感じだ
随筆 何度読んでも面白い
読み込むと登場人物の相関図が見えてきてさらに面白くなる
漫画未見だけど 描いてる一條裕子さんが好きなのですごく楽しみ
彼女の世界観と合ってると思う
一條さんの「わさび」 おちゃめな頑固爺さんが主役なんだけど
ちょっと百閒先生に似てると思うｗ
読み込むと登場人物の相関図が見えてきてさらに面白くなる
漫画未見だけど 描いてる一條裕子さんが好きなのですごく楽しみ
彼女の世界観と合ってると思う
一條さんの「わさび」 おちゃめな頑固爺さんが主役なんだけど
ちょっと百閒先生に似てると思うｗ
俺は「ノラや」漫画化して欲しかったなー。随筆で読んだことあるのがそれだけだから
ってのも大きいんだけど。読んでるとこの爺さんほんとに弟子にしたわれてたんだな、と。
ぬこかわいいのも高ポイント。
ってのも大きいんだけど。読んでるとこの爺さんほんとに弟子にしたわれてたんだな、と。
ぬこかわいいのも高ポイント。
７日テレ東系で放送した「美の巨人」で17才で渡米し
アメリカで成功した画家、国吉康雄を取り上げていたが、
1889年岡山市生まれって先生と全く同じだね。
初めてアメリカで個展を開いたのが33才っていうから、
1922年で、「冥途」の出版された年と同じなのも面白い。
アメリカで成功した画家、国吉康雄を取り上げていたが、
1889年岡山市生まれって先生と全く同じだね。
初めてアメリカで個展を開いたのが33才っていうから、
1922年で、「冥途」の出版された年と同じなのも面白い。
食事中ネズミが天井から落ちてきて腰を抜かしたり、梯子の
上まで登って怖くなって固まって動けなくなったりする先生の
お父上のファンになりました。
やたらと迷信深いお祖母さんもおもしろい。
上まで登って怖くなって固まって動けなくなったりする先生の
お父上のファンになりました。
やたらと迷信深いお祖母さんもおもしろい。
「東京日記」はスナック菓子を食べる感覚でサクサク読める
ので好き。
ので好き。
ずっと「クルやお前か」を
「クルやお前もか」と勘違いしてて、あぁ引用してんだーと思ってた。
気付いた時は恥ずかしさと、
あとクルの額に頭をなすりつけて
呼び掛ける先生の姿を想像して泣いた。
私事ながら、愛兎を失ったので、まじやばかった。
「クルやお前もか」と勘違いしてて、あぁ引用してんだーと思ってた。
気付いた時は恥ずかしさと、
あとクルの額に頭をなすりつけて
呼び掛ける先生の姿を想像して泣いた。
私事ながら、愛兎を失ったので、まじやばかった。
内田百閒をこれから読むとしたら何がオススメ？
収録されてる文庫本のタイトルも一緒に教えてくれるとありがたい。
収録されてる文庫本のタイトルも一緒に教えてくれるとありがたい。
俺は短編「豹」と「件」に要素が凝縮されていると思う。この二作はとりあえず
岩波文庫の「冥途・旅順入城式」に収められている。随筆はあまり読まないから
そちらに明るい方のアドバイスも待つと吉。
ただ>>575で言われているとおり「ノラや」から入ってこの人を好々爺だと思うことが
あってはいかんのでそこは釘刺しとく。
岩波文庫の「冥途・旅順入城式」に収められている。随筆はあまり読まないから
そちらに明るい方のアドバイスも待つと吉。
ただ>>575で言われているとおり「ノラや」から入ってこの人を好々爺だと思うことが
あってはいかんのでそこは釘刺しとく。
ちくま日本文学全集(文庫ね、念のため)の｢内田百閒｣はどうか。
確か随筆も短編もごたまぜだったと思う。自分もここから入ったので取っ掛かりとしてはいいかと思う
短編なら｢件｣｢山高帽子｣あたり、随筆ならやっぱり｢阿房列車｣？ オススメのある方頼みます
集成(ちくまの文庫)はある程度テーマ別になっているから興味がありそうな巻に突撃してみるのもよさげ
それにしても自分の書き込み筑摩の回し者のようだｗすまん
確か随筆も短編もごたまぜだったと思う。自分もここから入ったので取っ掛かりとしてはいいかと思う
短編なら｢件｣｢山高帽子｣あたり、随筆ならやっぱり｢阿房列車｣？ オススメのある方頼みます
集成(ちくまの文庫)はある程度テーマ別になっているから興味がありそうな巻に突撃してみるのもよさげ
それにしても自分の書き込み筑摩の回し者のようだｗすまん
旧仮名遣いで読んだ方が味があるなあと思った。
現代仮名遣いは味を殺してる、と言った方が適切かな。
現代仮名遣いは味を殺してる、と言った方が適切かな。
旧かなでもさほど読みにくくはないよね
まあ抵抗があるなら現代訳でもいいと思うけど
慣れたら一度旧かなも試してみて欲しい
まあ抵抗があるなら現代訳でもいいと思うけど
慣れたら一度旧かなも試してみて欲しい
随筆入門ならやっぱり新潮の「百鬼園随筆」かな
随筆に含めていいのかアレだが同じく新潮の「阿房列車」シリーズも面白いし
旧かなが嫌じゃなければ中公文庫の「御馳走帖」もお勧め
随筆に含めていいのかアレだが同じく新潮の「阿房列車」シリーズも面白いし
旧かなが嫌じゃなければ中公文庫の「御馳走帖」もお勧め
旧かなイイ
「はふはふのてい」ってｶﾜｲｲ
「はふはふのてい」ってｶﾜｲｲ
旧かなでもいいけど、ﾙﾋﾞだけはお願い
「べうべう」という犬の声
ぐうすらという言葉は百閒の発明なのかねえ。素晴らしいと思う。
流れというかリズムというか
読んでいて気持ちがいいよね
読んでいて気持ちがいいよね
「禁客寺」とか年賀ハガキに「飢餓死ン年」とかよく考えつくなっと。
そして、そんな年賀はがきをもらった家に実際不幸が起こったｗ
そして、そんな年賀はがきをもらった家に実際不幸が起こったｗ
いやなジジイだよなあ、実際のところ
ぬこ様の下僕のくせに
613 ：名無しさん＠そうだ選挙に行こう：2007/07/29(日) 11:05:47
狸やむじな、あなぐまはともかく、
まみってどんな動物なのでしょう。
まみってどんな動物なのでしょう。
猯（まみ）
アナグマの異称。またタヌキと混同して使われることもある。
広辞苑より
アナグマの異称。またタヌキと混同して使われることもある。
広辞苑より
旧かなで こわいを「こはい」て書いてるの見ると、なんかヘタレっぽくて
百閒センセイらしくていい
百閒センセイらしくていい
これかね？？
http://n905.daa.jp/pa1.php
http://n905.daa.jp/pa2.php
http://n905.daa.jp/pa3.php
http://n905.daa.jp/pa4.php
http://mega-r.com/u/rank.php?id=ranktera
http://n905.daa.jp/pa1.php
http://n905.daa.jp/pa2.php
http://n905.daa.jp/pa3.php
http://n905.daa.jp/pa4.php
http://mega-r.com/u/rank.php?id=ranktera
618 ：吾輩は名無しである：2007/08/10(金) 21:36:57
外出が嫌いな割に結構アクティブだよな、先生
まあ最強の側近がついてますから...
先生はいい。大好きだ。でも生徒になりたかった。
でも家族だったらやだな・・・
でも家族だったらやだな・・・
時は変改す、を読んで６０才を越えてこんなに「お子ちゃま」の
文学者がいるのかと、いまさらながら驚いた。
まあ、痛快といえば痛快だけど。
それから、図書館で金井田英津子という人の版画の絵本版「冥途」を
見つけた。「件」がメガネをかけた先生の顔になっていて可笑しい。
文学者がいるのかと、いまさらながら驚いた。
まあ、痛快といえば痛快だけど。
それから、図書館で金井田英津子という人の版画の絵本版「冥途」を
見つけた。「件」がメガネをかけた先生の顔になっていて可笑しい。
その人、幻想文学アンソロジスト東雅夫が編んだ、文豪怪談集の装丁もやってますね。
柳田國男、三島由紀夫ときて、そろそろ百間様じゃないかと思ってます。
柳田國男、三島由紀夫ときて、そろそろ百間様じゃないかと思ってます。
>>621
それって件のまわりに芥川なんかがいるやつ？
それって件のまわりに芥川なんかがいるやつ？
625 ：吾輩は名無しである：2007/08/29(水) 18:03:48
遅ればせながら「ツィゴイネルワイゼン」を観た。
「サラサーテの盤」を基に随所にいろんな小説のエピソードが挿入されて
それなりに楽しめるけど基本的に百閒の小説世界とは別物ですね。
原田芳雄の演じるキャラクターが百閒的世界の作中人物とかなり違って
いるし、なにより主役の住んでいる家が戦前にしては立派な洋館である点、
先生が観たら微苦笑なさるであろうｗ
「サラサーテの盤」を基に随所にいろんな小説のエピソードが挿入されて
それなりに楽しめるけど基本的に百閒の小説世界とは別物ですね。
原田芳雄の演じるキャラクターが百閒的世界の作中人物とかなり違って
いるし、なにより主役の住んでいる家が戦前にしては立派な洋館である点、
先生が観たら微苦笑なさるであろうｗ
永井荷風あたりと間違えてるな...
内田ヒャッケンさんの誕生日を祝うために開かれた『摩阿陀会』（まあだかい）を知ってる奴は？
阿呆列車を読みたいのですが、
やはり買うならちくまの集成よりも、新潮の第一、二、三でしょうか
三作続けて読んでも、中だるみせずに読み応えはありますか？
やはり買うならちくまの集成よりも、新潮の第一、二、三でしょうか
三作続けて読んでも、中だるみせずに読み応えはありますか？
別に急ぐわけじゃなし、中だるみしたら読むのやめて、
また読みたくなるまで放置しておけばいいじゃない。
また読みたくなるまで放置しておけばいいじゃない。
ありがとうございます
読書の秋に向けて積んどきます
読書の秋に向けて積んどきます
いろいろ種類があって楽しめる。
鉄道物、戦争＆災害物、故郷＆子供時代、猫物、貧乏話、幻想小説、
学校関係、文学者達との交友話、食べ物の話等。
鉄道物、戦争＆災害物、故郷＆子供時代、猫物、貧乏話、幻想小説、
学校関係、文学者達との交友話、食べ物の話等。
632 ：吾輩は名無しである：2007/09/18(火) 01:09:34
病気の話、無名の人達とのエピソードも追加しましょう。
633 ：吾輩は名無しである：2007/09/20(木) 23:08:24
山系さんのお嬢さん、今でもおでん屋やっているんですね。
こんど日にちを決めて、みんなで「第２摩阿陀会」やりません？
こんど日にちを決めて、みんなで「第２摩阿陀会」やりません？
実家の倉に「百鬼園随筆」以下先生の初版本が「日没閉門」までずらりと揃ってた
明治33年生まれの陸軍大佐だった曽祖父が買い揃えたらしい
士官学校の年代的に、多分先生に教えられて、それがきっかけでファンになったのかも知れないけど
曽祖父は俺が5歳ぐらいの時に死んじゃったから話はもう聞けない
士官学校での先生の教えぶりとか聞いて見たかった
明治33年生まれの陸軍大佐だった曽祖父が買い揃えたらしい
士官学校の年代的に、多分先生に教えられて、それがきっかけでファンになったのかも知れないけど
曽祖父は俺が5歳ぐらいの時に死んじゃったから話はもう聞けない
士官学校での先生の教えぶりとか聞いて見たかった
明治33年生まれだと先生より11才年下ですか。
年齢的には十分ありえますね。
年齢的には十分ありえますね。
636 ：吾輩は名無しである：2007/10/04(木) 21:29:05
岡山でやりましょう
それもいいなあ
先生のお墓を詣でたり、随筆の舞台や記念館や記念碑を訪ねたり
先生のお墓を詣でたり、随筆の舞台や記念館や記念碑を訪ねたり
OFF会は本当に1度開いてみたいね。
どこで開くかが最大の問題だな。
どこで開くかが最大の問題だな。
長距離列車の中が妥当と思はれる。
みんな勝手な駅から乗り、そして好き勝手に降りる。
みんな勝手な駅から乗り、そして好き勝手に降りる。
キョロキョロＯＦＦになりそうな悪寒
先生のファンになって日の浅いワタクシですが、参加してもいいですか？
こねーなもんに
ふりーもあたらしーもねかろー
参加すりゃーえんじゃが
ふりーもあたらしーもねかろー
参加すりゃーえんじゃが
644 ：吾輩は名無しである：2007/10/09(火) 16:47:34
夜船は泣ける、、、
晩年の文章は戦前旧著の焼き直しネタばかりで
時にあやしく冗長なくせにおもしろい。
この魅力はなんなのか。
時にあやしく冗長なくせにおもしろい。
この魅力はなんなのか。
晩年の作品は、先生の機能が段々ダメになってゆくのが分かって哀しい
しまいにノラの失踪日まで間違えるとは(´；ω；`)
しまいにノラの失踪日まで間違えるとは(´；ω；`)
OFF会マジでやろうぜ
何人ぐらい集まるのか疑問だが
何人ぐらい集まるのか疑問だが
じゃあ内田駅に現地集合→記念写真→現地解散で
内田駅ってどこだよw
探せばありそう
現地までは各々列車の旅を満喫するとして
現地までは各々列車の旅を満喫するとして
「駅すぱあと」で探せた。
福岡の平成筑豊鉄道に「内田駅」があるよ。
福岡の平成筑豊鉄道に「内田駅」があるよ。
べつに先生のような貧乏じゃなくても「芥子飯」のような
体験は誰でも一度や二度はあるはずだ。
体験は誰でも一度や二度はあるはずだ。
653 ：吾輩は名無しである：2007/10/22(月) 22:18:25
八代は？
東武動物公園駅の西口あたりの地名は「百間」だぞ
東京日記が最高傑作。日記体文学であれ以上のものが海外は別として、日本の小説であるだろうか。
657 ：吾輩は名無しである：2007/10/25(木) 16:50:10
ノラや って小説っぽくない？
658 ：吾輩は名無しである：2007/10/25(木) 19:02:49
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市ヶ谷駅集合で、先生が焼け出された中央線の土手つーのはどうよ？
市ケ谷はよくない
そっちに行ってたら黒焦げになっていた
そっちに行ってたら黒焦げになっていた
661 ：吾輩は名無しである：2007/10/25(木) 23:15:28
ノラや は、中公文庫とちくま文庫とだったら、どっのほうがいいの？
現代っ子は、ちくま
663 ：吾輩は名無しである：2007/10/26(金) 01:22:15
中公のがいいよ。
旧かなだし、ヒマラヤ山系氏の編集・解説だし。
旧かなだし、ヒマラヤ山系氏の編集・解説だし。
旧仮名である点と、表紙の素晴らしさなら中公文庫だ
しかしちくまには『猫が口を利いた」が収録されている
先生の絶筆にして最後の輝きを見せたような名作だから、こちらも捨てがたい
しかしちくまには『猫が口を利いた」が収録されている
先生の絶筆にして最後の輝きを見せたような名作だから、こちらも捨てがたい
旧かながいいっていうが、逆の人もいるよね
666 ：吾輩は名無しである：2007/10/26(金) 14:41:00
ちくまの集成1に阿房列車3が収録されてない…なぜ！
667 ：吾輩は名無しである：2007/10/26(金) 17:19:27
■■■：中公文庫 『恋文』 内田百閒 11/22 \1,000
これってちくまの集成にも入ってる？
これってちくまの集成にも入ってる？
668 ：吾輩は名無しである：2007/10/26(金) 18:51:01
旺文社文庫で揃えよう！
百閒先生、阿川提督、宮脇さんと続いた鉄道紀行の系譜だが
4代目ははたして誰になるのかな？
4代目ははたして誰になるのかな？
>>670
団塊世代にそういうのがいないのが痛いな。
団塊世代にそういうのがいないのが痛いな。
673 ：吾輩は名無しである：2007/11/03(土) 01:22:10
『第三阿房列車』は狐とか猿とか、幻想文学の側面がちょいと顔を出してるような
気がする。
気がする。
ロサンジンさんと似てるよね
>>673
そこが嫌い。
俺は随筆家・紀行文作家の百閒先生が好きで、小説家としてはあまり好きではないから。
まあ本人は阿房列車シリーズのこと小説だと言い続けていたらしいけど、
第一、第二はどう見ても紀行文でいいでしょう。
第三はところどころ東京日記とかサラサーテみたいな薄気味の悪いテイストが顔を出すので、
いつもの軽妙さが損なわれてしまっている。特に変な男につけ回されるラストの後味は最悪。
あれが最後の阿房列車になってしまったことが今でも残念でならない。
そこが嫌い。
俺は随筆家・紀行文作家の百閒先生が好きで、小説家としてはあまり好きではないから。
まあ本人は阿房列車シリーズのこと小説だと言い続けていたらしいけど、
第一、第二はどう見ても紀行文でいいでしょう。
第三はところどころ東京日記とかサラサーテみたいな薄気味の悪いテイストが顔を出すので、
いつもの軽妙さが損なわれてしまっている。特に変な男につけ回されるラストの後味は最悪。
あれが最後の阿房列車になってしまったことが今でも残念でならない。
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
大阪経済法科、帝京、帝京平成、帝京科学、東和、第一経済、第一工業、第一薬科
以上は一般に日本八大悪徳大学と呼ばれ、その醜悪ぶりは日本随一である。
そして上記の八大学は文科省の規定を破り、高校生を不正な手段で集め、文科省に見捨てられている。（助成金をもらえない）
具体例を挙げれば帝京は推薦で定員の８割以上を入学させている。（文科省の規定によると推薦では５割までしか入れてはいけない）今でもかなり偏差値は低いが普通の大学と同じように帝京が推薦枠を５割にしたら現在の偏差値より１０は少なくとも低くなるだろう。
つまり上辺だけ格好をつけている汚い大学というわけだが、入学者の質の悪さは当然、日本最低ランクの奴等がウジャウジャいることになる。
次に大阪経済法科は定員の３倍以上の入学者（もちろん全て超ドキュン）を入れて文科省の規定を破り、見捨てられている。
最近ではすでに馬鹿の入学者も集まらなくなってきたようで、帝京とともに廃校は時間の問題と言って良い状態。
まあ、集めているとは言ってもどこにも入れない究極のドキュンしか集まっていないが。
つまりものすごく頭の悪い高校生を集めて金を稼いでいる営利団体だな。
東和、第一経済なども同じようなことで文科省から無視されているザマ。
しかもこれらの大学は実質倍率を公表しなかったりデタラメな数値を公表したりしている。
教育内容や施設・設備はとんでもなく劣悪なのにも関わらず、学費の高さは全国トップレベル。
間違ってもこの八つの大学にだけは入学してはいけない。
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
ちなみに東和大学はすでに廃校が決定。
大阪経済法科、帝京、帝京平成、帝京科学、東和、第一経済、第一工業、第一薬科
以上は一般に日本八大悪徳大学と呼ばれ、その醜悪ぶりは日本随一である。
そして上記の八大学は文科省の規定を破り、高校生を不正な手段で集め、文科省に見捨てられている。（助成金をもらえない）
具体例を挙げれば帝京は推薦で定員の８割以上を入学させている。（文科省の規定によると推薦では５割までしか入れてはいけない）今でもかなり偏差値は低いが普通の大学と同じように帝京が推薦枠を５割にしたら現在の偏差値より１０は少なくとも低くなるだろう。
つまり上辺だけ格好をつけている汚い大学というわけだが、入学者の質の悪さは当然、日本最低ランクの奴等がウジャウジャいることになる。
次に大阪経済法科は定員の３倍以上の入学者（もちろん全て超ドキュン）を入れて文科省の規定を破り、見捨てられている。
最近ではすでに馬鹿の入学者も集まらなくなってきたようで、帝京とともに廃校は時間の問題と言って良い状態。
まあ、集めているとは言ってもどこにも入れない究極のドキュンしか集まっていないが。
つまりものすごく頭の悪い高校生を集めて金を稼いでいる営利団体だな。
東和、第一経済なども同じようなことで文科省から無視されているザマ。
しかもこれらの大学は実質倍率を公表しなかったりデタラメな数値を公表したりしている。
教育内容や施設・設備はとんでもなく劣悪なのにも関わらず、学費の高さは全国トップレベル。
間違ってもこの八つの大学にだけは入学してはいけない。
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
ちなみに東和大学はすでに廃校が決定。
いつも同じテイストの阿房列車を書くのに飽きてきてたんじゃないかな
この辺でちょっと持ち味の幻想味を添加してみよう…と考えたとか
この辺でちょっと持ち味の幻想味を添加してみよう…と考えたとか
679 ：吾輩は名無しである：2007/11/04(日) 23:59:11
ノラや、の頃の先生は、他にエッセイの仕事は持っていなかったのですか？
お金はどうやって稼いでいたのですか？
貯金ですか？
お金はどうやって稼いでいたのですか？
貯金ですか？
680 ：吾輩は名無しである：2007/11/05(月) 00:11:12
錬金術じゃないの？
681 ：吾輩は名無しである：2007/11/05(月) 00:16:31
錬金術……
まあ仕事の描写が出てこないところが、ノラやのいいところですが
あんなに猫探しのみに執着できるなんて、貧乏なイメージが払拭されました。
それなりに、印税が入っていたんですか？
まあ仕事の描写が出てこないところが、ノラやのいいところですが
あんなに猫探しのみに執着できるなんて、貧乏なイメージが払拭されました。
それなりに、印税が入っていたんですか？
今5～80代ぐらいの文学好きだと、意外と当時の現役百閒ファンだった人がいるし
ノラや前後作品+旧著+編纂本の印税でなんとかやっていけたんじゃなかろうか
大体、借金地獄の上に家庭を二つ持った状態を乗り切った先生だもの
ノラや前後作品+旧著+編纂本の印税でなんとかやっていけたんじゃなかろうか
大体、借金地獄の上に家庭を二つ持った状態を乗り切った先生だもの
貧乏ってのは、この人、おごるの大好きだし、なんかのホテルでのパーティーも
自腹をきったし、しかも東京都内に家持ってて、ということを考えれば
借金返済をのぞいても、どうしても豊かとはいえない生活を強いられるだろう
と思う。が、使用人や書生もいたことを考えると、どうやら印税がよろしかったんだろう。
借金してでも見栄をはりたい性分だからかな?
自腹をきったし、しかも東京都内に家持ってて、ということを考えれば
借金返済をのぞいても、どうしても豊かとはいえない生活を強いられるだろう
と思う。が、使用人や書生もいたことを考えると、どうやら印税がよろしかったんだろう。
借金してでも見栄をはりたい性分だからかな?
しかし日本が敗戦濃厚な時、先生の家の隣の広い屋敷では
高官や軍人が芸者を呼んでどんちゃん騒ぎしていたなんて。
そりゃ戦争に負けるだろう。
高官や軍人が芸者を呼んでどんちゃん騒ぎしていたなんて。
そりゃ戦争に負けるだろう。
685 ：吾輩は名無しである：2007/11/07(水) 14:39:42
久世光彦『百閒先生月を踏む』、読んだ人誰かいますか？
>>685
このスレのどこかにその本の感想が書いてあった、と思う。
このスレのどこかにその本の感想が書いてあった、と思う。
>>686
ありがとう。見落としてました。
ありがとう。見落としてました。
>>687
で、あなたは『百閒先生月を踏む』を読んだのですか？
で、あなたは『百閒先生月を踏む』を読んだのですか？
坊っちゃん文学賞に甘木さんだと
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/101203/
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/101203/
691 ：吾輩は名無しである：2007/11/14(水) 10:42:48
ご存知の方がいたら教えてください。
内田百閒の作品で題名のわからないものがあるんです。
内容は「海のそばの停車場でバス（か電車）を待っていたら
みんながしきりに海のほうを気にする。なんだと思って見ると、
沖からピンク色の雲のような得体の知れないものが次々浜に流れ着く」
もう一度ちゃんと読んでみたいんです。
本屋で立ち読みしたときは、
アンソロジーものの文庫に入っていました。
内田百閒の作品で題名のわからないものがあるんです。
内容は「海のそばの停車場でバス（か電車）を待っていたら
みんながしきりに海のほうを気にする。なんだと思って見ると、
沖からピンク色の雲のような得体の知れないものが次々浜に流れ着く」
もう一度ちゃんと読んでみたいんです。
本屋で立ち読みしたときは、
アンソロジーものの文庫に入っていました。
692 ：691：2007/11/14(水) 10:49:17
連続書き込みすみません。
立ち読みしたのは3年ほど前です。
河出かちくまの文庫かと思っていたのですが、
今では本屋をまわっても見つけられませんでした。
立ち読みしたのは3年ほど前です。
河出かちくまの文庫かと思っていたのですが、
今では本屋をまわっても見つけられませんでした。
『北溟』だと思う。
ちくま集成だと冥途にはいってるらしい。
ちくま集成だと冥途にはいってるらしい。
694 ：691：2007/11/14(水) 12:40:50
ありがとうございます！さっそくさがしてみます！！
いいんだよ。親切は俺のモットーだから。
たまたま知ってたから教えてみました！！
たまたま知ってたから教えてみました！！
693を書いたのは私の筈だが…
695のような文を読むと頭から水をかぶったような心地がする。
695のような文を読むと頭から水をかぶったような心地がする。
映画ツィゴイネルワイゼンで知り、
一連の小説を読んでぬごぉぉおおおおおと驚き、
一連の随筆を読んでギャップにずっこけた。
まあ、ギャップとは言っても、落ち着いて読めば、別に違わないんだけどな。
一連の小説を読んでぬごぉぉおおおおおと驚き、
一連の随筆を読んでギャップにずっこけた。
まあ、ギャップとは言っても、落ち着いて読めば、別に違わないんだけどな。
そのずっこけ感のほうが爺の魅力。
小説はおまけみたいなもの。
小説はおまけみたいなもの。
「贋作吾輩は猫である」読んだけどどうもいろいろ合点がゆかぬ。
吾輩に名前をつけてしまったりするのは最たるものだ。
この作品について何か言及してる資料とか、もしくは百閒の随筆とかはあるのかしらん？
吾輩に名前をつけてしまったりするのは最たるものだ。
この作品について何か言及してる資料とか、もしくは百閒の随筆とかはあるのかしらん？
ちくま文庫の日本文学選集みたいなシリーズ、
復刻されたね。
前のはカバーがちょっと大きかったけど、
今回はふつうの文庫と同じになってる。
ちくまは旧かなじゃないけど・・・。
復刻されたね。
前のはカバーがちょっと大きかったけど、
今回はふつうの文庫と同じになってる。
ちくまは旧かなじゃないけど・・・。
>>700
背表紙の番号が001になっているのが嬉しいが前の版でもそうだったかな？
背表紙の番号が001になっているのが嬉しいが前の版でもそうだったかな？
>>698
凄さがわかりつつも小説はいまいち馴染めない自分...
凄さがわかりつつも小説はいまいち馴染めない自分...
703 ：吾輩は名無しである：2007/12/11(火) 00:18:52
でもわりと随筆に近い事実を基にした小説もあると思うけど。
704 ：吾輩は名無しである：2007/12/11(火) 11:20:28
いわゆる「怪奇物」がね...
結局はどちらも当然百閒さんの文章なのだから、
いちいち別け隔てて気にしようとは思わない。どちらも好きだ。
いちいち別け隔てて気にしようとは思わない。どちらも好きだ。
とても広い部屋に一人で寝かされて夜中に畳が波のように
持ち上がりでもしたらどうする！ って妄想する感性には
ほとほと感心してしまう。
持ち上がりでもしたらどうする！ って妄想する感性には
ほとほと感心してしまう。
それに近いことは感じるけど、文章にするのはまた別の才能だから。
わけ隔てるつもりはないけど、やっぱり随筆が好きだなあ
かれこれ20年の付き合いだけど
どうしてこんなに好きなのか自分でも不思議だ
かれこれ20年の付き合いだけど
どうしてこんなに好きなのか自分でも不思議だ
表現にもやがかかってきたと思ったら
読者をいきなり怪異の世界へ引きずり込む
小説どころか阿房列車ですらやらかすから油断ができない
読者をいきなり怪異の世界へ引きずり込む
小説どころか阿房列車ですらやらかすから油断ができない
戦後の先生は周りから大事にされているのがつまらない。
戦前はあの尊大な先生が、先輩や職場や家庭や高利貸やらに責められて
内攻しているからこそ面白い。
戦前はあの尊大な先生が、先輩や職場や家庭や高利貸やらに責められて
内攻しているからこそ面白い。
明治中期生まれにしては、先生って結構身長高いよな
何センチぐらいだったんだろう
何センチぐらいだったんだろう
>>709
阿房列車で、杯を交わしているところに狐が紛れ込む件は心底ぞっとした。
サラサーテ等は最初から、怖いのを楽しもうと思って準備ができているから良いが、
阿房列車はのんべんだらりんと読んでいるところにいきなり来られたから参った。
阿房列車で、杯を交わしているところに狐が紛れ込む件は心底ぞっとした。
サラサーテ等は最初から、怖いのを楽しもうと思って準備ができているから良いが、
阿房列車はのんべんだらりんと読んでいるところにいきなり来られたから参った。
あの時代はまだ日常生活に妖怪が存在していたんだな...
そういえば、「なぜ日本人は狐に騙されなくなったのか？」なんて
いうタイトルの新書本を新聞広告で見たな。
いうタイトルの新書本を新聞広告で見たな。
>>710
俺はチヤホヤされてる先生の方が好きだなあ。
と言うか生まれながらにチヤホヤされてきたのが「志保屋の栄さん」だしね。
周りに大事にされているのが前提にあるからこそ、
あのワガママで尊大で偏屈なジジイっぷりも愛嬌に感じられる。
戦前の先生は結構マジで他人に対しピリピリ・ドロドロしてるので
読んでて疲れるよ。
俺はチヤホヤされてる先生の方が好きだなあ。
と言うか生まれながらにチヤホヤされてきたのが「志保屋の栄さん」だしね。
周りに大事にされているのが前提にあるからこそ、
あのワガママで尊大で偏屈なジジイっぷりも愛嬌に感じられる。
戦前の先生は結構マジで他人に対しピリピリ・ドロドロしてるので
読んでて疲れるよ。
長く生きた中で、先に逝った人たちに向けた百閒さんの言葉は、
割と素っ気なかったり無骨だったりするけれども物凄く染みてくる。
割と素っ気なかったり無骨だったりするけれども物凄く染みてくる。
そうなんだよね
わがままで偏屈なじじいのくせに、長年の親友のような暖かさを感じる。
戦前の先生は、同世代の友達と正直な愚痴やら文句やら言い合ってる感じ。
本を読みながら友達と会っておしゃべりしてる気分になる。
わがままで偏屈なじじいのくせに、長年の親友のような暖かさを感じる。
戦前の先生は、同世代の友達と正直な愚痴やら文句やら言い合ってる感じ。
本を読みながら友達と会っておしゃべりしてる気分になる。
飢餓死ん年
最近はお正月でも宮城道雄の「春の海」をきかなくなった。
>>719
あれは昔一時、小松政夫のテーマソングだった
あれは昔一時、小松政夫のテーマソングだった
百閒さんの身近な人が書いた、百閒さんの話が中々興味深くて良い。
本当に面白いジジイだったんだなあと思うと同時に、
そんなジジイと接することができた人たちが羨ましい。
本当に面白いジジイだったんだなあと思うと同時に、
そんなジジイと接することができた人たちが羨ましい。
うーん、戦前型百閒先生が友人だったら大喧嘩しそうな気がするｗ
すごい迷惑な人だけど、人に嫌われない人だったのかなあ。先生
いやかなり嫌われてるでしょ。
百閒先生自身の文章からだけでも、明らかに嫌われてる様子はかなり見られる。
百閒先生自身の文章からだけでも、明らかに嫌われてる様子はかなり見られる。
根っからマジメでキッチリしてる人は嫌いそうだな
正津勉の「小説 尾形亀之助」を立ち読みしていたら「その頃、内田百閒を
愛読していた。幻想的な作風に同じ体質を感じたらしい。(うろおぼえ)」との
二行ほどの記述があった。
尾形の生家も東北で日本酒の醸造を生業とする素封家で、やがて没落する
ところも先生と共通点があるね。長生きと早死には正反対だけど。
愛読していた。幻想的な作風に同じ体質を感じたらしい。(うろおぼえ)」との
二行ほどの記述があった。
尾形の生家も東北で日本酒の醸造を生業とする素封家で、やがて没落する
ところも先生と共通点があるね。長生きと早死には正反対だけど。
727 ：吾輩は名無しである：2008/01/31(木) 03:15:28
戦時中、文学報国会に入らなかったと、どこかで読んだ記憶が
あるけど大丈夫だったのかな？
あと発売中の中島らも特集のユリイカの対談に、らもが
先生の芥川が薬でラリッている描写がうまいと言っていたとの、
らもらしい視点のエピソードが、、、、、
あるけど大丈夫だったのかな？
あと発売中の中島らも特集のユリイカの対談に、らもが
先生の芥川が薬でラリッている描写がうまいと言っていたとの、
らもらしい視点のエピソードが、、、、、
良くも悪くも、田舎大尽趣味を芸術にまで高めたお方だな...
この人に長編作品ってあったっけ？
あの緊密な文体で長編を書くのは、やっぱり無理なのかな？
あの緊密な文体で長編を書くのは、やっぱり無理なのかな？
新聞連載のやつがあったね。
突然終わることになったために手のほどこしようがない感じだった。そんなところも好きだがｗ
突然終わることになったために手のほどこしようがない感じだった。そんなところも好きだがｗ
あの文体のままで長編を書けたら超人だ
読む方も。
江戸に詳しかった故・杉浦日向子さんは百閒のこと好きだったみたいだよ。
三島由紀夫も百閒を評価してたし、どちらかというと田舎というよりも
センス的には洗練された都会的なものを持った存在じゃないだろか。
三島由紀夫も百閒を評価してたし、どちらかというと田舎というよりも
センス的には洗練された都会的なものを持った存在じゃないだろか。
>>729
「居候怱々」と「贋作吾輩は猫である」の2作が長編かな
居候～も贋作猫の続編も出版社倒産で中断してるから因果な話だｗ
どちらも先生のユーモアと怪奇がふんだんに織り込まれてて楽しい
特に贋作猫続編は「幽明境を異にしてお終いさ」で終わるとこがすごくいい
中断作品とは思えないぐらい上手く終わったもんだと思う
ただ全体としてみると、流れが細切れ気味でスムーズとは言えない
やっぱり長編には向いてなかったのかも
>>733
センスと文章への気の使い方は並外れてるよね
なんでもない・どうでもいいことをここまで面白く読ませるんだから
「居候怱々」と「贋作吾輩は猫である」の2作が長編かな
居候～も贋作猫の続編も出版社倒産で中断してるから因果な話だｗ
どちらも先生のユーモアと怪奇がふんだんに織り込まれてて楽しい
特に贋作猫続編は「幽明境を異にしてお終いさ」で終わるとこがすごくいい
中断作品とは思えないぐらい上手く終わったもんだと思う
ただ全体としてみると、流れが細切れ気味でスムーズとは言えない
やっぱり長編には向いてなかったのかも
>>733
センスと文章への気の使い方は並外れてるよね
なんでもない・どうでもいいことをここまで面白く読ませるんだから
小説か随筆かでも違いそうだね
あの感性は都会云々というより、育ちの良さが出ているのだと思う。
NHKの知るを楽しむシリーズの「日本近代化遺産」の再放送で
碓氷峠に鉄道を敷設する話の回にトンネルの入り口にカーテンを
つけて係の人が開け閉めする話が出てきたが、先生のエッセイに
も同じようなのがあったのを思い出した。
昔は大変だったのだな。
碓氷峠に鉄道を敷設する話の回にトンネルの入り口にカーテンを
つけて係の人が開け閉めする話が出てきたが、先生のエッセイに
も同じようなのがあったのを思い出した。
昔は大変だったのだな。
蒸気機関車の煙のせいかね。
>>739
さうです
さうです
たかだか、近所の人に頼まれた縫い物が遅れたぐらいの負い目で訪ねに来た
依頼者がキツネに見えて気が狂っちゃうというのも悲惨だね。
依頼者がキツネに見えて気が狂っちゃうというのも悲惨だね。
742 ：吾輩は名無しである：2008/03/03(月) 15:33:09
読んだ事ないんだが、
阿川氏、宮脇氏の鉄道物って面白いですか？
阿川氏、宮脇氏の鉄道物って面白いですか？
さあ、わたくしの美味しいと思ったものが、
あなたさまのお口にあうかどうかまでは……。
あなたさまのお口にあうかどうかまでは……。
あまり小難しい人生論を語るのは止している人だけれど、
たまにこぼされる一言二言が物凄く為になるなあと思う。
たまにこぼされる一言二言が物凄く為になるなあと思う。
先日、中野の墓参りしたんだけどさあ
墓地の隣に朽ちた古屋やアパートなんかあって
烏ビンビン飛んでる鬼太郎的チックなとこだった
墓地の隣に朽ちた古屋やアパートなんかあって
烏ビンビン飛んでる鬼太郎的チックなとこだった
日経の土曜版夕刊に百閒先生が載ってる。東京大空襲絡みで
3年前に拾った猫の名前を、
先生のとこから頂いて「クルツ」にしたんだけど、
昨年末突然死んでしまった。
「ノラや」の後書きに「実は大往生だった」と書いてあったから、
長生きしてくれると思ったのにな‥。
死んだあと、「カーテル・クルツ補遺」が
ものすごく胸に迫ったよ。
ちなみに、「Kater」が「牡猫」という意味だとはじめて知った。
ホフマンの「牡猫ムル」の原題を目にしたので。
「クルやお前か」の東都書房版が欲しいのだけど、なかなか無い。
庭を眺める先生とクルの後姿の挿絵がほすぃ‥。
「げに夢猫をうつつにぞみる」
ビミョーにスレチ＋チラ裏でごめんなさい。
先生のとこから頂いて「クルツ」にしたんだけど、
昨年末突然死んでしまった。
「ノラや」の後書きに「実は大往生だった」と書いてあったから、
長生きしてくれると思ったのにな‥。
死んだあと、「カーテル・クルツ補遺」が
ものすごく胸に迫ったよ。
ちなみに、「Kater」が「牡猫」という意味だとはじめて知った。
ホフマンの「牡猫ムル」の原題を目にしたので。
「クルやお前か」の東都書房版が欲しいのだけど、なかなか無い。
庭を眺める先生とクルの後姿の挿絵がほすぃ‥。
「げに夢猫をうつつにぞみる」
ビミョーにスレチ＋チラ裏でごめんなさい。
748 ：吾輩は名無しである：2008/03/17(月) 15:39:16
2007年12月26日 (水)
復刊活動：「阿房列車、他内田百間著作の旺文社文庫」
「阿房列車、他内田百間著作の旺文社文庫」にリクエストをくださった皆さまにお知らせです。
ブッキングのスタッフ会議で復刊にあたっての調査を開始しました。
新たな情報が入り次第、こちらのブログにてお知らせいたします。
http://blog.book-ing.co.jp/fukkanrepo/2007/12/post_7333.html
復刊活動：「阿房列車、他内田百間著作の旺文社文庫」
「阿房列車、他内田百間著作の旺文社文庫」にリクエストをくださった皆さまにお知らせです。
ブッキングのスタッフ会議で復刊にあたっての調査を開始しました。
新たな情報が入り次第、こちらのブログにてお知らせいたします。
http://blog.book-ing.co.jp/fukkanrepo/2007/12/post_7333.html
そういえば内田百閒賞・受賞作品の本が出ていたな。
750 ：吾輩は名無しである：2008/03/26(水) 22:50:22
ある意味聖地の岡山駅で突き落とすなよな。
っていうか、鉄道を汚すなと。(ご遺体が汚いとかじゃなくて、行為がね。勿論)
自分は鉄ｵﾀじゃないけどさ。
自分は鉄ｵﾀじゃないけどさ。
でも、最近新聞を読むと鉄道飛び込み自殺がやたらと多いね。
飛び込みというより、線路しゃがみ込み自殺と言ったほうが近いが、、、
飛び込みというより、線路しゃがみ込み自殺と言ったほうが近いが、、、
百閒の親友のメクラだって同じく鉄道自殺したじゃねえか。
彼は事故じゃなかったっけ？
755 ：吾輩は名無しである：2008/03/29(土) 22:46:44
西大寺駅でのターレットの受け渡しでの事故については書かれているね。
死神に引っ張られたのでしょう……自殺じゃあないよ。
線路上に落ちた帽子を拾おうとしてハネられた話もあったな。
検校のは事故。確証はないけれども。
当時国鉄でも問題になったようで、客車の自動扉化推進の契機のひとつになったようだ
当時国鉄でも問題になったようで、客車の自動扉化推進の契機のひとつになったようだ
一日でも早く、すべての駅で、電車とホームの間に飛び込み（＆事故）防止の
ための柵を設けるべきだと思う。
「いろいろ事情があって無理」という反論も聞くけど、なんとかがんばれ！
死者を生き返らせることと比べれば何だって容易いだろう。
ための柵を設けるべきだと思う。
「いろいろ事情があって無理」という反論も聞くけど、なんとかがんばれ！
死者を生き返らせることと比べれば何だって容易いだろう。
理由など全て言い訳である。
金がかかるからやりたくない。それだけのこと。
金がかかるからやりたくない。それだけのこと。
トーキー(映画)なんか見たくもない、と書いてあるのを読んで
そんなに依怙地になる必要ないのに、と思ったけど年齢を考える
と40才ぐらいまではサイレント映画の時代なんだよな。
それじゃあ、今更見たくないのもわかる。
そんなに依怙地になる必要ないのに、と思ったけど年齢を考える
と40才ぐらいまではサイレント映画の時代なんだよな。
それじゃあ、今更見たくないのもわかる。
763 ：吾輩は名無しである：2008/04/18(金) 23:24:06
明後日はご命日ですね。
「鶴」という３ページほどの短編が好きです。
765 ：吾輩は名無しである：2008/05/05(月) 07:46:27
内田先生の「御馳走帖」が面白いです
「おからとシャムパン」
「おからとシャムパン」
最近「御馳走帖」を山田詠美が好きな本に挙げているのを見て、
へぇ～と思った。
その山田に「御馳走帖」に影響されたと思しき「風味絶佳」
なるタイトルの本があるけど、どんな内容なんだろう。
へぇ～と思った。
その山田に「御馳走帖」に影響されたと思しき「風味絶佳」
なるタイトルの本があるけど、どんな内容なんだろう。
767 ：吾輩は名無しである：2008/05/21(水) 19:17:28
「映像」読んだのですが結局
あの顔は何を表していたんでしょう？
あの顔は何を表していたんでしょう？
768 ：吾輩は名無しである：2008/05/23(金) 00:33:11
ほんと尊大で正直で意地っ張りで子供みたいで、でも愛嬌があって憎めない。
実際近くにいたらかなり嫌な人なんでしょうけど。
御馳走帖はお医者様の食事制限を無視するくだり等楽しいですね。
私は借金・貧乏関連の随筆が特に好きです。
あと阿房列車等に出てくる寝台列車内での一杯の描写が好きで
いつかしようと思っています。
実際近くにいたらかなり嫌な人なんでしょうけど。
御馳走帖はお医者様の食事制限を無視するくだり等楽しいですね。
私は借金・貧乏関連の随筆が特に好きです。
あと阿房列車等に出てくる寝台列車内での一杯の描写が好きで
いつかしようと思っています。
寝台列車はもはやいつ無くなってもおかしくないから
実行するならお早めに
実行するならお早めに
先生に習うとしたら、トワイライトエクスプレスで一献レベルかな
宮城検校奇禍の銀河号もなくなっちゃったし
宮城検校奇禍の銀河号もなくなっちゃったし
ゲーテ様ゲーテ様
たまに作品の中で、読者に向けたテロ行為みたいな嫌がらせをしてくるよな
贋作猫のうどんの話とか、王様の背中とか…
贋作猫のうどんの話とか、王様の背中とか…
やつぱり蟲だね。
774 ：吾輩は名無しである：2008/06/13(金) 00:15:41
文章の達人だけあって、今読んでも情景が彷彿とするような、リアルな描写が素晴らしい。
随筆一つ取ってみても、今や遥か遠くに過ぎ去りつつある明治、大正、昭和の風物が目の前に浮かぶ。
随筆一つ取ってみても、今や遥か遠くに過ぎ去りつつある明治、大正、昭和の風物が目の前に浮かぶ。
775 ：吾輩は名無しである：2008/06/24(火) 20:01:13
■【変態】毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる■
↓【変態】毎日新聞英語版が世界中に配信している記事の一部です。これでもまだ、あなたは【変態】毎日新聞を読みますか？
「日本人の母親は中学生の息子のためにフェラチオをする」
ttp://williamgibsonboard.com/eve/forums/a/tpc/f/880007756/m/7931086551
＞日本人の母親は、中学の息子が入学試験に合格するためにはどんなことでもする。
＞「お母さん」、息子のハルキは内気に、しかし、しっかりとした声で言った。「お母さんとやりたい」。
＞そして、毎晩、ハルキの勉強は、15分間の母親によるフェラチオから始められた。 彼の集中力は向上した。
＞そして彼の成績は急上昇した。
「福岡の米祭りは顔射祭り」
ttp://news.3yen.com/2005-12-27/ancient-rice-festival-has-reputation-smeared-by-therapeutic-facial-cream-claims-msn-mainichi-daily-news/
＞古来の福岡のこの祭りは、参加者の顔中にべたべたの、白い液体を塗る必要があるので、
＞日本のアダルトビデオ愛好家たちの間でますます人気が高まっている。
＞その行為は、アダルトビデオ業界が「顔射」と呼ぶものに非常に良く似ている。
「六本木のあるレストランでは、日本人は食事の前にその材料となる動物と獣姦する」
ttp://www.cakehead.com/archives/2007/09/bestiality_rest.html
＞弁護士の場合、その相手はメス豚だった。「金やあらゆるものを手に入れた後、
＞人間は獣に戻っていくのです。」とその弁護士は語った。
【変態】毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ＠wiki - トップページ
http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/pages/1.html
ライアン・コネルのご尊顔 （オーストラリア出身）
http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai?cmd=upload&act=open&pageid=14&file=connell.jpg
↓【変態】毎日新聞英語版が世界中に配信している記事の一部です。これでもまだ、あなたは【変態】毎日新聞を読みますか？
「日本人の母親は中学生の息子のためにフェラチオをする」
ttp://williamgibsonboard.com/eve/forums/a/tpc/f/880007756/m/7931086551
＞日本人の母親は、中学の息子が入学試験に合格するためにはどんなことでもする。
＞「お母さん」、息子のハルキは内気に、しかし、しっかりとした声で言った。「お母さんとやりたい」。
＞そして、毎晩、ハルキの勉強は、15分間の母親によるフェラチオから始められた。 彼の集中力は向上した。
＞そして彼の成績は急上昇した。
「福岡の米祭りは顔射祭り」
ttp://news.3yen.com/2005-12-27/ancient-rice-festival-has-reputation-smeared-by-therapeutic-facial-cream-claims-msn-mainichi-daily-news/
＞古来の福岡のこの祭りは、参加者の顔中にべたべたの、白い液体を塗る必要があるので、
＞日本のアダルトビデオ愛好家たちの間でますます人気が高まっている。
＞その行為は、アダルトビデオ業界が「顔射」と呼ぶものに非常に良く似ている。
「六本木のあるレストランでは、日本人は食事の前にその材料となる動物と獣姦する」
ttp://www.cakehead.com/archives/2007/09/bestiality_rest.html
＞弁護士の場合、その相手はメス豚だった。「金やあらゆるものを手に入れた後、
＞人間は獣に戻っていくのです。」とその弁護士は語った。
【変態】毎日新聞の英語版サイトがひどすぎる まとめ＠wiki - トップページ
http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai/pages/1.html
ライアン・コネルのご尊顔 （オーストラリア出身）
http://www9.atwiki.jp/mainichiwaiwai?cmd=upload&act=open&pageid=14&file=connell.jpg
「日本人の作家はいなくなった猫のために毎日泣き暮らす」
「検校の家の雨戸を叩いて悪戯祭り」
「番町のある三畳御殿では、くそじじいが口をへの字にして端座している」
「検校の家の雨戸を叩いて悪戯祭り」
「番町のある三畳御殿では、くそじじいが口をへの字にして端座している」
ギコウ先生の出入り禁止は
最後には解けたのだろうか。
最後には解けたのだろうか。
>>777
しばらく経ったら自然に解けたみたいだよ
しばらく経ったら自然に解けたみたいだよ
義孝は百けんのこと結構ひどく書いてるよなあ
中村武志の百間評の方がなんか嫌だ。
慇懃ではあるが恩憎相まった鬱陶しさを感じる。
まあ先生の夢袋評もかなりひどいのだけど。
慇懃ではあるが恩憎相まった鬱陶しさを感じる。
まあ先生の夢袋評もかなりひどいのだけど。
今日は河童忌。
芥川は今もあの世で
竹のステッキを突いてるのか？
芥川は今もあの世で
竹のステッキを突いてるのか？
783 ：吾輩は名無しである：2008/07/26(土) 22:22:02
784 ：吾輩は名無しである：2008/07/27(日) 01:26:55
どこが読みやすいんだか。はっきりいって文体硬いし、文学臭が強すぎて、この先あいてにされないでしょ。こんな文体では。
セリフなんて、キャラがみんな同じ
セリフなんて、キャラがみんな同じ
夏休みだな・・・
もう少し大人になってからいらっしゃい
もう少し大人になってからいらっしゃい
786 ：吾輩は名無しである：2008/07/27(日) 13:38:01
42歳ですがなにか？
文体が古いとか、そこらの、ゆとり世代でも、わかりますよね？あんな文体では、この先さらに形骸化していきますよ～～
文体が古いとか、そこらの、ゆとり世代でも、わかりますよね？あんな文体では、この先さらに形骸化していきますよ～～
うんうん その通りだね
こういう掲示板では、実年齢は全く関係ない。精神年齢。
御馳走帖を読むといいんじゃないかな。
文体なんか気にならないほど欲に忠実で、
今の世でもぴちぴちしてる。
文体なんか気にならないほど欲に忠実で、
今の世でもぴちぴちしてる。
784は面白そうなので読んでみたが旧仮名に挫折して腹が立っての書き込みかと
だからこその新仮名新字体なのにね
何のために中村さんがあの世の先生に謝っていたのかと
何のために中村さんがあの世の先生に謝っていたのかと
ゆとり世代だが、４２歳がこんな発言してることに呆れた。
自分の倍生きてる間何してたんだよｗ
自分の倍生きてる間何してたんだよｗ
何年生きてようが、馬鹿の生は死に劣る。
794 ：吾輩は名無しである：2008/07/28(月) 16:50:48
あんな文体じゃあね。いいたい気持ちも分かる。POPな感覚なさすぎ。
「日本語が拙い42歳、文芸評論をする」の図
評論と言えるほどのものではないけれど
ぷつくんたたたぽうぽ
久々に来てみて随分進んでるなと思ったら…sageてないのは同じ人だよね
とりあえず、POPな百閒先生を想像して頭の中が疑問符でいっぱいになった。あと形骸化って何の話だ
>>797 いい響きだけど、どこの何？ 小鼓とかか？
自分は「からだぢゅうにさむさむがたった」と「かなぶんぶん」とがなんだかかわいくって忘れられない（うろ覚え）
とりあえず、POPな百閒先生を想像して頭の中が疑問符でいっぱいになった。あと形骸化って何の話だ
>>797 いい響きだけど、どこの何？ 小鼓とかか？
自分は「からだぢゅうにさむさむがたった」と「かなぶんぶん」とがなんだかかわいくって忘れられない（うろ覚え）
POPな百閒先生ｗｗｗｗｗ
確かに想像し難いなｗ
確かに想像し難いなｗ
旺文社文庫の「億劫帳」を１００円でget.
ちくま文庫版に収録されてないヤツも読めて嬉しい。
ちくま文庫版に収録されてないヤツも読めて嬉しい。
『空中分解』の結び
「しかしなぜ死んだ。馬鹿。」
「馬鹿」で終わる追悼文が成り立つのが、先生の凄いところ
「しかしなぜ死んだ。馬鹿。」
「馬鹿」で終わる追悼文が成り立つのが、先生の凄いところ
なんだかんだで愛しながらの「馬鹿」だから、また、いい。
803 ：吾輩は名無しである：2008/08/24(日) 08:20:14
情報ありがとう
早速予約しました
早速予約しました
平凡社のブログにも紹介されてた。
ノラの迷い猫広告がカラーで大きく載ってるんだね。
ttp://heibonshatoday.blogspot.com/2008/08/blog-post_22.html
ノラの迷い猫広告がカラーで大きく載ってるんだね。
ttp://heibonshatoday.blogspot.com/2008/08/blog-post_22.html
今日届いた
迷い猫チラシはバージョン違いが全てカラーで載ってます
先生の文章と、いろんな人の文章と、大きな写真
百鬼園写真帖でみたことある写真も多いけれど、こんな大きく鮮明なのははじめて
カラーの表紙写真つき著作一覧とか、ちょっと珍しいものもあり
まだざっと目を通しただけで、他で読んで知ってることも多いけれど
この大きさと構成の巧みさで感動もひとしお
文才ないのでうまく伝えられないのがもどかしい
迷い猫チラシはバージョン違いが全てカラーで載ってます
先生の文章と、いろんな人の文章と、大きな写真
百鬼園写真帖でみたことある写真も多いけれど、こんな大きく鮮明なのははじめて
カラーの表紙写真つき著作一覧とか、ちょっと珍しいものもあり
まだざっと目を通しただけで、他で読んで知ってることも多いけれど
この大きさと構成の巧みさで感動もひとしお
文才ないのでうまく伝えられないのがもどかしい
別冊太陽はときどき読んでるけど、内田百閒は（も）いいね。
大きな誌面と上質の紙を活かした写真の質がすごく高い。
琴の写真なんか、雰囲気出てる。
あとは、もうちょっと値段が安くなればねえ。
大きな誌面と上質の紙を活かした写真の質がすごく高い。
琴の写真なんか、雰囲気出てる。
あとは、もうちょっと値段が安くなればねえ。
808 ：吾輩は名無しである：2008/09/08(月) 13:49:10
書き込めるかな？
809 ：吾輩は名無しである：2008/09/08(月) 13:53:51
布哇の弗
これは可笑しい
これは可笑しい
810 ：吾輩は名無しである：2008/09/08(月) 13:57:46
千代田区六番町に
40坪の土地が買えるなら・・・
借金は趣味か？
40坪の土地が買えるなら・・・
借金は趣味か？
811 ：吾輩は名無しである：2008/09/11(木) 08:37:03
>>798
百閒の口癖。野鳥観察板で訊くと、なんのまねか判ると思う。
10月26日（日）立川防災航空際。陸上自衛隊立川基地にて。
となりの昭和公園を含めてもとの立川飛行場なんで、まあ百閒ゆかりの
地ではある。芝のエプロンと滑走路越しに見る奥多摩の山は、ひゃの見た景色と
かわらんだろう。あんまり入れないとこなので、百閒崇拝者は一度いってみては。
百閒の口癖。野鳥観察板で訊くと、なんのまねか判ると思う。
10月26日（日）立川防災航空際。陸上自衛隊立川基地にて。
となりの昭和公園を含めてもとの立川飛行場なんで、まあ百閒ゆかりの
地ではある。芝のエプロンと滑走路越しに見る奥多摩の山は、ひゃの見た景色と
かわらんだろう。あんまり入れないとこなので、百閒崇拝者は一度いってみては。
滑走路の位置はあまり変わっとらんし
五万坪の草原な感じは残ってる
陸自のヘリ中心なので、草の上から離着陸もするし
以前は資料館？も見られて、戦前の写真とかも展示してあったけれど
近年は立ち入り禁止になってるっぽい
ちなみに記念公園の方は戦争末期や米軍占領時代に拡張されてるから
帝国陸軍が来る前の「立川飛行場」としては現状の飛行場がイメージに合うかも
五万坪の草原な感じは残ってる
陸自のヘリ中心なので、草の上から離着陸もするし
以前は資料館？も見られて、戦前の写真とかも展示してあったけれど
近年は立ち入り禁止になってるっぽい
ちなみに記念公園の方は戦争末期や米軍占領時代に拡張されてるから
帝国陸軍が来る前の「立川飛行場」としては現状の飛行場がイメージに合うかも
814 ：吾輩は名無しである：2008/09/12(金) 14:11:44
百間と軍事を 関連付けて考えるのは タブー？
この人の戦前までの社会的肩書は（元）士官学校教授がメインだったと思うんだが。陸軍士官学校教授 内田栄造の立場から見た研究が少ない気がする。
この人の戦前までの社会的肩書は（元）士官学校教授がメインだったと思うんだが。陸軍士官学校教授 内田栄造の立場から見た研究が少ない気がする。
百間本人が軍事には全く興味がなかったらしいからしようがない。
B-29の発動機を地面に置いて、飛んできたのと同調させた後にたたき壊すと上のも落ちて来る
なんて文章を戦争中に発表してたくらいだからな・・・
よく軍部から文句がこなかったものだw
なんて文章を戦争中に発表してたくらいだからな・・・
よく軍部から文句がこなかったものだw
士官学校教授時代より、法政の教授や郵船の嘱託の期間の方が長いんじゃないか？
法政時代や郵船時代の話はよくあるけどね。
法政時代や郵船時代の話はよくあるけどね。
818 ：吾輩は名無しである：2008/09/15(月) 16:42:39
三島由紀夫が内田百けんの『東京日記』『磯辺の松』を絶賛してますが、この二作が一緒に収録されている文庫はありますか？
819 ：吾輩は名無しである：2008/09/18(木) 01:56:39
清順の映画で知って読んで嵌った私が通りますよー
じゃあ山本直樹のマンガで嵌った自分も通ります
>>820
レッド？
レッド？
>>819
俺もツィゴイネルワイゼン好き
俺もツィゴイネルワイゼン好き
>>818
「東京日記」は岩波文庫にある。『東京日記 他六篇』
「磯辺の松」は改題前「柳検校の小閑」という題名で単行本『船の夢』所収。
文庫なら『船の夢』（旺文社文庫）。
両方一緒に入ってる文庫は寡聞にして知らない。
全集なら中央公論版『日本の文学 第３４巻』に両方入ってるようだ。
「東京日記」は岩波文庫にある。『東京日記 他六篇』
「磯辺の松」は改題前「柳検校の小閑」という題名で単行本『船の夢』所収。
文庫なら『船の夢』（旺文社文庫）。
両方一緒に入ってる文庫は寡聞にして知らない。
全集なら中央公論版『日本の文学 第３４巻』に両方入ってるようだ。
>>814
旧制高校時代に同級生が陸軍兵に袋叩きにされる事件があって以来
陸軍が大嫌いになった
なのに陸士の教授になって、馬糞の中の粟をついばむ鳥みたいなもんだとか
ぼろくそ言ってる
海軍は元々嫌いじゃなかったが、街で和服姿の士官らしき人が
欠礼云々で水兵をぶん殴ってるのを見て同じく嫌いになった
（ただ、私服の士官が欠礼のかどで水兵を殴る事は絶対ありえないから
下士官か古参兵が殴ってたのを勘違いしたものと思われる）
複雑なことに、嫌いなのはカーキの軍服にサーベルの陸軍軍人であって
黒い肋骨服の日清日露戦争時代の陸軍軍人は相変わらず大好きだったそうだ
旧制高校時代に同級生が陸軍兵に袋叩きにされる事件があって以来
陸軍が大嫌いになった
なのに陸士の教授になって、馬糞の中の粟をついばむ鳥みたいなもんだとか
ぼろくそ言ってる
海軍は元々嫌いじゃなかったが、街で和服姿の士官らしき人が
欠礼云々で水兵をぶん殴ってるのを見て同じく嫌いになった
（ただ、私服の士官が欠礼のかどで水兵を殴る事は絶対ありえないから
下士官か古参兵が殴ってたのを勘違いしたものと思われる）
複雑なことに、嫌いなのはカーキの軍服にサーベルの陸軍軍人であって
黒い肋骨服の日清日露戦争時代の陸軍軍人は相変わらず大好きだったそうだ
「中村武志に嫉妬してた」と推測した作家がいたけど
絶対そうじゃないと思う
単に、門下生が大衆受けする下らない三文小説を書き散らしてるのが
どうしても我慢ならなかっただけじゃないかな
絶対そうじゃないと思う
単に、門下生が大衆受けする下らない三文小説を書き散らしてるのが
どうしても我慢ならなかっただけじゃないかな
中村武志はそこそこ好いキャッチャーだったな。
でも同時代に古田や谷繁がいたからなあ。
でも中日では現阪神矢野が中村の控えキャッチャーだったんだぜ。
でも同時代に古田や谷繁がいたからなあ。
でも中日では現阪神矢野が中村の控えキャッチャーだったんだぜ。
>827
一応マジレスすると、このスレでいう中村武志とは、
プロ野球選手ではなく、小説家のほうの中村武志を指しているのです。
ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E6%C2%BC%C9%F0%BB%D6
一応マジレスすると、このスレでいう中村武志とは、
プロ野球選手ではなく、小説家のほうの中村武志を指しているのです。
ttp://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E6%C2%BC%C9%F0%BB%D6
829 ：吾輩は名無しである：2008/10/18(土) 15:22:13
両中村武志ご両人は、ロシア文学者の江川卓と巨人の江川卓が一緒に出た
雑誌の同じコーナーで一緒に写真に納まっていたな。
「他人とは思えない」と作家は言っていたが、その気持ちはわからなくも
ないが名前が同じくらいで大袈裟だな、とも正直思った。
雑誌の同じコーナーで一緒に写真に納まっていたな。
「他人とは思えない」と作家は言っていたが、その気持ちはわからなくも
ないが名前が同じくらいで大袈裟だな、とも正直思った。
大袈裟じゃないしょ、俺はお前と同じ名前だから
とても他人とは思えない。
とても他人とは思えない。
831 ：吾輩は名無しである：2008/10/18(土) 15:53:55
他人じゃないよ！おまえは漏れだよ！
会いたかったぞ！ クローン兄弟！
会いたかったぞ！ クローン兄弟！
大きな青竹に乳を通した赤い幟が幾本も起ち並んでゐる。
「蜥蜴」を読んでいて引っかかったのだが、
「乳を通」すってどういうこと？
「蜥蜴」を読んでいて引っかかったのだが、
「乳を通」すってどういうこと？
>832
この場合は「ちち」ではなく
「ち」と読むです。
幟や旗についてる紐（この場合は竹）を通す
わっかのことです
この場合は「ちち」ではなく
「ち」と読むです。
幟や旗についてる紐（この場合は竹）を通す
わっかのことです
ブルトレ「はやぶさ」に乗ってきました。
寝台に腰掛けて弁当を食べつつ新橋～品川の夜の光景を眺め、
光景も車両も違うけど百閒先生と同じ事が出来るのもあと
何ヶ月かで終わりかと思いながら。
寝台に腰掛けて弁当を食べつつ新橋～品川の夜の光景を眺め、
光景も車両も違うけど百閒先生と同じ事が出来るのもあと
何ヶ月かで終わりかと思いながら。
836 ：吾輩は名無しである：2008/11/20(木) 20:23:38
東海道線を全部通して走る昼間の列車が欲しい
期間限定の特別列車でもいい
「青春18きっぷ号」とかさあ
やっぱり需要が見込めないか…
期間限定の特別列車でもいい
「青春18きっぷ号」とかさあ
やっぱり需要が見込めないか…
そんな、鉄道会社にとって一文の得にもならない列車を走らせるのは・・・
いっそ団臨でやれば？ と言っても客車はもう無理なんだろうけど、せめて電車で。
いっそ団臨でやれば？ と言っても客車はもう無理なんだろうけど、せめて電車で。
838 ：吾輩は名無しである：2008/11/21(金) 20:20:32
183系あたりを使って昼間の特急を走らせれば、
盆暮くらいは結構、乗るかも。
列車名は「はと」でいいでしょう。
盆暮くらいは結構、乗るかも。
列車名は「はと」でいいでしょう。
ノラやを呼んで、日没閉門も読んでみたくなったのですが、
もう無いのでしょうか？
もう無いのでしょうか？
和田誠も二人いる。
『入門電子回路の安全設計ノート』の著者の1人に森田浩一なる人がいましてね、
「♪青春時代が～夢なんて～」の森田浩一を思い出しました。
「♪青春時代が～夢なんて～」の森田浩一を思い出しました。
843 ：吾輩は名無しである：2008/12/01(月) 21:36:37
高校の時、貪り読んだ思い出があるなぁ。
『件』が特に好きだった。
『件』が特に好きだった。
某作家スレで百聞っていう誤字に対して｢どっちでもよくね｣ってレスが付いててがっかりした
内田百間先生の借金事情について
一番くわしく載っている書籍はどれでしょうか
一番くわしく載っている書籍はどれでしょうか
848 ：吾輩は名無しである：2008/12/06(土) 00:18:09
東京日記のような小説を書く人って、今、いないんですかね
川上弘美は近い世界をもっていると思う
本人も百間好きだし
本人も百間好きだし
川上弘美が初めて読んだ百閒が「鶴」らしいのだけど、
現在購入可能なものの中で、どれに収録されてるんだろう
現在購入可能なものの中で、どれに収録されてるんだろう
ちくま文庫の内田百間集成の3巻に収録されていますよ
初期短編が網羅的に収められているので持っていないならおすすめ
初期短編が網羅的に収められているので持っていないならおすすめ
>>836
青春18きっぷを買って東海道本線を乗り通したいなら
乗り換えの苦労を厭わず9時間半かけて乗り通せ
これが国鉄時代の企画切符に過ぎない青春18きっぷを
今も発売し続けてくれる旅客鉄道会社に対する礼儀だろう
と一昨日土曜日に東京大阪間を乗り通した漏れが言っておく
ちなみに東京14時3分発 大阪22時58分着
乗り換え4回(熱海・浜松・豊橋・米原)だった
著しくスレ違いなのでsage
青春18きっぷを買って東海道本線を乗り通したいなら
乗り換えの苦労を厭わず9時間半かけて乗り通せ
これが国鉄時代の企画切符に過ぎない青春18きっぷを
今も発売し続けてくれる旅客鉄道会社に対する礼儀だろう
と一昨日土曜日に東京大阪間を乗り通した漏れが言っておく
ちなみに東京14時3分発 大阪22時58分着
乗り換え4回(熱海・浜松・豊橋・米原)だった
著しくスレ違いなのでsage
>>853
いや、それやったことあるんだよ
だからちまちま乗り換えがいやで通し運転をして欲しかった
俺のわがままだから気にせんでくれ
しかし、上品な展望車でくつろいで、食堂車でコースを食べながら一献
すごく楽しかったんだろうなあ
新幹線のビュッフェすら食べ逃した身としては凄く羨ましい
いや、それやったことあるんだよ
だからちまちま乗り換えがいやで通し運転をして欲しかった
俺のわがままだから気にせんでくれ
しかし、上品な展望車でくつろいで、食堂車でコースを食べながら一献
すごく楽しかったんだろうなあ
新幹線のビュッフェすら食べ逃した身としては凄く羨ましい
(´・ω・｀)
ついに3月12日限りで「はやぶさ・富士」廃止…
東京と八代間を一本の列車で行けなくなって久しいけれど
熊本や大分はおろか鳥栖や中津辺りすら行けなくなるとは…
百閒先生のふるさと岡山までは当分安泰ですが寂しい限りです
東京と八代間を一本の列車で行けなくなって久しいけれど
熊本や大分はおろか鳥栖や中津辺りすら行けなくなるとは…
百閒先生のふるさと岡山までは当分安泰ですが寂しい限りです
岡山なら東海リニアができるまでは一本で行けるの確定じゃね。
1921 32才 豹
1937 48才 虎
1959 70才 神楽坂の虎
飽きずに同じような話を書いているねえ。
よっぽど好きなモティーフなんだろう。
860 ：吾輩は名無しである：2009/02/19(木) 00:22:50
さっき日本郵船のCMをやっていた。
861 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：2009/02/19(木) 16:20:33
漏れの地元の話で恐縮ですが、地元のデパートの９階に入居している、某大手書店が古書店と協力して古書フェアを始めた。
旺文社版の百閒先生の文庫本も売っています。
１８日１８時現在で１８冊残りでしたが、１冊千円以上するので、念のため。
漏れはあえて入手困難な平山三郎著の「実歴阿房列車先生」だけを１８００円で買った。
興味のある方に実施店を教えますと、三省堂船橋店でした。
図書カード＆百貨店商品券での支払いOKで、三省堂とデパートのポイントがダブルで付きます。
旺文社版の百閒先生の文庫本も売っています。
１８日１８時現在で１８冊残りでしたが、１冊千円以上するので、念のため。
漏れはあえて入手困難な平山三郎著の「実歴阿房列車先生」だけを１８００円で買った。
興味のある方に実施店を教えますと、三省堂船橋店でした。
図書カード＆百貨店商品券での支払いOKで、三省堂とデパートのポイントがダブルで付きます。
>>861
何のために1行目に「某書店」とか書いてるのかさっぱり意味不明なんだが。
何のために1行目に「某書店」とか書いてるのかさっぱり意味不明なんだが。
863 ：吾輩は名無しである：2009/02/22(日) 21:40:13
高校の時、司書の先生と仲良くなって、図書館に新しく入れる本のリストに、
講談社？の百閒全集を追加してもらった。１０万円位したと思う。
２０年位前の事だけど、その後だれか一人くらい読んだだろうか。
講談社？の百閒全集を追加してもらった。１０万円位したと思う。
２０年位前の事だけど、その後だれか一人くらい読んだだろうか。
ちょｗ五年位前にほとんど同じことやったわ。
自分はちくまの集成を入れてもらった。
読破できないまま卒業してしまったので、誰かに読まれてるといいな、ほんとに
自分はちくまの集成を入れてもらった。
読破できないまま卒業してしまったので、誰かに読まれてるといいな、ほんとに
>>866
やっぱ違う学校みたいね
そちらの後輩にもきっと読んだ方がいらっしゃるでしょう
百鬼園先生は今でも時折、新聞のコラム等でお名前を見かけるから
若い人でも興味を持つことは十分考えられるし
読み継いでくれるファンが一人でも増えてくれると良いですな
やっぱ違う学校みたいね
そちらの後輩にもきっと読んだ方がいらっしゃるでしょう
百鬼園先生は今でも時折、新聞のコラム等でお名前を見かけるから
若い人でも興味を持つことは十分考えられるし
読み継いでくれるファンが一人でも増えてくれると良いですな
なんかこのスレいい高校出てる人多そうだな
自分の高校はそんないい図書室なかった
自分の高校はそんないい図書室なかった
○●○創作文芸板競作祭・私小説祭り2009○●○
私小説の競作祭です。奮ってご参加ください。
テーマ…… 私小説スタイルで書いてください。
会 場…… アリの穴 URLﾘﾝｸ(ana.vis.ne.jp)
枚 数…… アリ表示で10枚～50枚（厳守）
日 程…… 投稿期間 2009年 04/02（木）～04/05（日） ２３：５９まで
感想期間 一作目投稿～04/09（木） ２１：５９まで
合評期間（予定）04/06（月）～04/08（水）の 午後八時より
・作者さんが直接に経験したことがらを素材にして書いてください。三人称でも構いません。
・作者さんは感想期間中一人一票、自作の感想欄に他の作品の中からベストスリーを選んで投票してください。
・参加者一人につき一作です。（複数投稿不可）
・記名投稿は参考作とします（他作品への記名感想もNG。ただし作品を投稿していない感想専門の参加者の方は記名感想OK）。
・再投稿は不可です。
・作者さんは「内容説明の欄」に「私小説祭り」と記入ください。
・読者賞；アリ表示で最高得点となった作品が優勝。
・作者賞；作者投票（1位―3点、2位―2点、3位―1点）にて選出。
・参加者の方はできるだけ他作品に感想を入れてください。
・自分で自分の作品にポイントを入れるのは禁止とします。
・盗作は禁止です。
・感想期間が終わるまでは参加作品をごはんなど他サイトに晒さないでください。
私小説の競作祭です。奮ってご参加ください。
テーマ…… 私小説スタイルで書いてください。
会 場…… アリの穴 URLﾘﾝｸ(ana.vis.ne.jp)
枚 数…… アリ表示で10枚～50枚（厳守）
日 程…… 投稿期間 2009年 04/02（木）～04/05（日） ２３：５９まで
感想期間 一作目投稿～04/09（木） ２１：５９まで
合評期間（予定）04/06（月）～04/08（水）の 午後八時より
・作者さんが直接に経験したことがらを素材にして書いてください。三人称でも構いません。
・作者さんは感想期間中一人一票、自作の感想欄に他の作品の中からベストスリーを選んで投票してください。
・参加者一人につき一作です。（複数投稿不可）
・記名投稿は参考作とします（他作品への記名感想もNG。ただし作品を投稿していない感想専門の参加者の方は記名感想OK）。
・再投稿は不可です。
・作者さんは「内容説明の欄」に「私小説祭り」と記入ください。
・読者賞；アリ表示で最高得点となった作品が優勝。
・作者賞；作者投票（1位―3点、2位―2点、3位―1点）にて選出。
・参加者の方はできるだけ他作品に感想を入れてください。
・自分で自分の作品にポイントを入れるのは禁止とします。
・盗作は禁止です。
・感想期間が終わるまでは参加作品をごはんなど他サイトに晒さないでください。
高峰秀子がエッセイで百閒先生にぜひ会いたいとファンレターを
送ったことを書いてるね。
送ったことを書いてるね。
昨日の日経夕刊に取り上げられていた
三島由紀夫に評されたっていうのが載ってたんだが、
三島はどこで取り上げたんだろう
三島由紀夫に評されたっていうのが載ってたんだが、
三島はどこで取り上げたんだろう
ちくま文庫のサラサーテの盤に載ってる＞三島の評
『日本の文学(中央公論社)』とあったが、初出はﾜｶﾝﾈ。
『日本の文学(中央公論社)』とあったが、初出はﾜｶﾝﾈ。
>>875
三島由紀夫全集（新潮社）の索引にも『日本の文学34』とあった
三島由紀夫全集（新潮社）の索引にも『日本の文学34』とあった
>>876
これですな
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J9AD18/sr=8-2/qid=1237746160/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1237746160&sr=8-2&seller=
以前古本屋で数百円で買ったのがどこかにあったはず
調べてみよう
こんな装丁の箱入りの結構立派な本なのに安いのね
ttp://imga-a.dena.ne.jp/exa3/20070810/82/90827090_1.JPG
これですな
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J9AD18/sr=8-2/qid=1237746160/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1237746160&sr=8-2&seller=
以前古本屋で数百円で買ったのがどこかにあったはず
調べてみよう
こんな装丁の箱入りの結構立派な本なのに安いのね
ttp://imga-a.dena.ne.jp/exa3/20070810/82/90827090_1.JPG
>>875-877
サンクス
サンクス
879 ：吾輩は名無しである：2009/03/26(木) 22:18:58
ところで皆さんヒマラヤさんのお嬢さんがやっているおでん屋いったことある？
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13024108/
ママは三畳屋敷のことまで覚えていますよ。
実際、百鬼園先生の作品の中にも出ている人です。
平日は空いているのでカウンターに座り「ひな子さんですか？」と話しかけると
どんどん話しに乗ってきてくれます。
当時の貴重な資料も揃えつつあります。もうこういう店は他に無いですから
お早目の訪問をお勧めします。お勧めはもちろんおでんとジュンパリです。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13024108/
ママは三畳屋敷のことまで覚えていますよ。
実際、百鬼園先生の作品の中にも出ている人です。
平日は空いているのでカウンターに座り「ひな子さんですか？」と話しかけると
どんどん話しに乗ってきてくれます。
当時の貴重な資料も揃えつつあります。もうこういう店は他に無いですから
お早目の訪問をお勧めします。お勧めはもちろんおでんとジュンパリです。
880 ：吾輩は名無しである：2009/04/10(金) 22:08:24
あぼうれっしゃ は まさに ポストモダン小説の はしりだ！
881 ：吾輩は名無しである：2009/04/10(金) 22:09:28
まちがえた あほうれっしゃ
882 ：吾輩は名無しである：2009/04/11(土) 14:25:43
阿房列車を随筆だ、とかいうやつは読解力が無さ過ぎるね
あれは小説ですから。
あれは小説ですから。
阿房列車は「文章」じゃなかったかしら？
884 ：吾輩は名無しである：2009/04/12(日) 08:57:34
小説だよ。糞ブロガーどもがｗ
どうでもいい。
886 ：弧高の鬼才：2009/04/12(日) 22:34:59
あほうれっしゃは物語ですよ
887 ：吾輩は名無しである：2009/04/17(金) 19:01:13
888 ：吾輩は名無しである：2009/04/19(日) 22:32:39
内田百間の動画初めて見つかる
岡山県郷土文化財団所蔵８ミリから
ttp://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/04/21/2009042100103685004.html
岡山県郷土文化財団所蔵８ミリから
ttp://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2009/04/21/2009042100103685004.html
新聞の一面に載ってたな
音声無しで二分半ほどの動画らしい
音声無しで二分半ほどの動画らしい
891 ：吾輩は名無しである：2009/04/23(木) 09:00:16
そのうちようつべでも見れるかな？
892 ：吾輩は名無しである：2009/04/23(木) 10:51:15
阿呆列車読んで一人旅に憧れてる（百閒はヒマラヤといったけど）
温泉街でもふらつきたいなあ
温泉街でもふらつきたいなあ
893 ：吾輩は名無しである：2009/04/23(木) 23:11:28
摩阿陀会の映像が残ってたのか！
動画の百閒先生、見てみたいな
そういえば鉄道八十周年の時にも撮影されたみたいだけど
ニュース映画か何かで残ってないのかな
動画の百閒先生、見てみたいな
そういえば鉄道八十周年の時にも撮影されたみたいだけど
ニュース映画か何かで残ってないのかな
894 ：吾輩は名無しである：2009/05/01(金) 22:30:53
895 ：吾輩は名無しである：2009/05/24(日) 15:55:11
岡山市デジタルミュージアムで、この前見つかった8ミリ映像が
公開中とのことですが、この企画展ですかね？
ttp://www.okayama-digital-museum.jp/kikaku/senjin.html
公開中とのことですが、この企画展ですかね？
ttp://www.okayama-digital-museum.jp/kikaku/senjin.html
関東民の学生なので行かれんorz巡回してくれればいいのにな
しかし百鬼園先生筆頭なんだな、すげー
しかし百鬼園先生筆頭なんだな、すげー
百間、阿川、宮脇やるんだなー
このテレビ番組のことですか？（違ってたらすみません）
http://tv.yahoo.co.jp/program/135890/?date=20090608&stime=0535&ch=8208
http://tv.yahoo.co.jp/program/135890/?date=20090608&stime=0535&ch=8208
見逃した。
「虎」という小説だったか、駅のホームで虎に全裸にされて引き上げられて
連れていかれたのが、前の大学の事務員って、どうも現実に想定された
モデルが居そうで該当者はいやだろうな。
連れていかれたのが、前の大学の事務員って、どうも現実に想定された
モデルが居そうで該当者はいやだろうな。
903 ：復活！ 千丁の柳：2009/07/04(土) 00:57:27
904 ：吾輩は名無しである：2009/07/04(土) 21:05:44
>>903
おまい凄い。凄すぎ。
俺は何回か探しに行ったが見つけるとこが出来なかった。
鹿児島線の運転士に聞いても知らなかった。
百鬼園写真週で見ただけだけど、場所まで特定できなかった。
新八代開業のときに伐採されたという説もあったけど、
少なくとも１０年前にはすでに無かった。
柳は枯れたのなら仕方ないですね。
お地蔵さんはまだあるんですね。
さすが日本。柳が枯れたから取っ払うなどと言う
罰当たりなことはしなかったんですね。
おまい凄い。凄すぎ。
俺は何回か探しに行ったが見つけるとこが出来なかった。
鹿児島線の運転士に聞いても知らなかった。
百鬼園写真週で見ただけだけど、場所まで特定できなかった。
新八代開業のときに伐採されたという説もあったけど、
少なくとも１０年前にはすでに無かった。
柳は枯れたのなら仕方ないですね。
お地蔵さんはまだあるんですね。
さすが日本。柳が枯れたから取っ払うなどと言う
罰当たりなことはしなかったんですね。
905 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：2009/07/05(日) 03:53:52
>>903
千丁の柳の現場が特定出来たなんて凄過ぎます！
有佐・新八代間の線路東側ということが判っただけでも収穫です。
柳を植えているうちに暗くなったという記述から、
午後と推定できるので、画像の影から方角も判りました。
あとは田んぼ周辺（ただし稲の水田だけではなく、
八代特産のイグサ畑の可能性もありますが）を探してみます。
うp主（兼植林者）様、ありがとうございました。
千丁の柳の現場が特定出来たなんて凄過ぎます！
有佐・新八代間の線路東側ということが判っただけでも収穫です。
柳を植えているうちに暗くなったという記述から、
午後と推定できるので、画像の影から方角も判りました。
あとは田んぼ周辺（ただし稲の水田だけではなく、
八代特産のイグサ畑の可能性もありますが）を探してみます。
うp主（兼植林者）様、ありがとうございました。
906 ：903 千丁の柳：2009/07/05(日) 13:54:08
レスありが㌧！！
場所は、新八代駅のリレーつばめ用ホームから降りてくる線路と
鹿児島本線が合流する地点の西側（北西側）です。
新八代から歩いて12～3分、千丁から15分といったところでしょうか。
新八代からは最初の踏切（だったと思う）なので、すぐ分かると思います。
私も場所が分からず、事前に八代市役所にメールで尋ねたのですが、
千丁支所を通じて地元の方に話を聞いてくれたようで
詳しい情報を教えてもらいました。
それによると、柳が枯れた年ははっきりしませんが、
「千丁の柳」が発表されてから何年もたたない頃のようです。
その後、鹿児島本線の線増や、道路拡張があったりして、
お地蔵さんは何メートルか動かされたようです。
ですから、厳密に言うと、植えた場所は昔と同位置ではありませんが。
お地蔵さんにはお線香が供えられていて、地元の方に大切にされているようです。
場所は、新八代駅のリレーつばめ用ホームから降りてくる線路と
鹿児島本線が合流する地点の西側（北西側）です。
新八代から歩いて12～3分、千丁から15分といったところでしょうか。
新八代からは最初の踏切（だったと思う）なので、すぐ分かると思います。
私も場所が分からず、事前に八代市役所にメールで尋ねたのですが、
千丁支所を通じて地元の方に話を聞いてくれたようで
詳しい情報を教えてもらいました。
それによると、柳が枯れた年ははっきりしませんが、
「千丁の柳」が発表されてから何年もたたない頃のようです。
その後、鹿児島本線の線増や、道路拡張があったりして、
お地蔵さんは何メートルか動かされたようです。
ですから、厳密に言うと、植えた場所は昔と同位置ではありませんが。
お地蔵さんにはお線香が供えられていて、地元の方に大切にされているようです。
908 ：903 千丁の柳：2009/07/05(日) 14:13:19
その通りでやんす
すばらしい情報ありがとうです
こんど九州へ行った時には寄ってみよう
こんど九州へ行った時には寄ってみよう
910 ：贋作甘木鉄道 ◆5FKYTz4HK2 ：2009/07/15(水) 05:10:19
911 ：吾輩は名無しである：2009/07/17(金) 22:31:30
千丁の柳を久しぶりに見に行かうと思って時刻表を見たら、
九州に行くコンパートメントがいつの間にか無くなっている。
甚だけしからん。
今度ヒマヤラ山に会ったらお役所に文句を伝えてくれと頼もうと思ふ。
九州に行くコンパートメントがいつの間にか無くなっている。
甚だけしからん。
今度ヒマヤラ山に会ったらお役所に文句を伝えてくれと頼もうと思ふ。
先生、じつは先日ですね、東京駅で降りたのです
そしたら本社ビルも丸ビルも無かったのです
東京日記ではなくて本当の話です
伝えるべきお役所が無くなってしまったのですから、お伝えできないのです
そしたら本社ビルも丸ビルも無かったのです
東京日記ではなくて本当の話です
伝えるべきお役所が無くなってしまったのですから、お伝えできないのです
913 ：吾輩は名無しである：2009/07/18(土) 20:44:21
それは戦災で焼けたからでせう。
お役所が無かったら汽車は走れるはずは無い。
貴君は汽車で東京駅に行ったのでせう。
狐や狸に騙されてはいけません。
お役所が無かったら汽車は走れるはずは無い。
貴君は汽車で東京駅に行ったのでせう。
狐や狸に騙されてはいけません。
なんだか
いらいらするので
寝ることにする
いらいらするので
寝ることにする
915 ：吾輩は名無しである：2009/07/30(木) 21:49:32
昨日、阿房列車に出てくる由比駅で途中下車した。
この作品に出てくる駅前の食堂「あおぞら」に寄るために。
１０年ぶりだったがおばちゃん元気で俺のこと覚えていてくれた。
皆さんにかわいがられてなんとか営業続けていますとのことでした。
この作品に出てくる駅前の食堂「あおぞら」に寄るために。
１０年ぶりだったがおばちゃん元気で俺のこと覚えていてくれた。
皆さんにかわいがられてなんとか営業続けていますとのことでした。
コールド・リーディングで話合わされただけだったりして
「東京駅の建築家、辰野金吾伝」面白かった。
冒頭から、空襲で焼け出された百閒先生が
出てきます。
明治の建築、丸の内の都市計画に興味のある人は是非読んでみて下さい。
久世さんが生きていたら、ドラマ化して欲しかったな～。
冒頭から、空襲で焼け出された百閒先生が
出てきます。
明治の建築、丸の内の都市計画に興味のある人は是非読んでみて下さい。
久世さんが生きていたら、ドラマ化して欲しかったな～。
918 ：吾輩は名無しである：2009/07/31(金) 23:43:02
１０年前に話した時にその本はどこで売っているかと聞かれた。
まずこの辺では購入は無理でしょうと言って帰ってきた。
でも気になるのでその触りをコピーで匿名で郵送しておいた。
そのコピーまだ保管してあるそうで恐縮した。
まずこの辺では購入は無理でしょうと言って帰ってきた。
でも気になるのでその触りをコピーで匿名で郵送しておいた。
そのコピーまだ保管してあるそうで恐縮した。
919 ：吾輩は名無しである：2009/08/03(月) 09:06:38
鹿児島阿房列車前章の中で呉線の車内で出会った「有名な紳士」って誰の事ですか？
920 ：吾輩は名無しである：2009/08/04(火) 12:27:01
>>172
福島と云う事を考へると「夢心（ゆめごころ）」だと思ふ。
余談ではあるが、こう云ふ酒も発売されている。
ttp://www.yumegokoro.com/cgi-bin/topics/topics.cgi
ttp://www.yumegokoro.com/cgi-bin/image/338-1.jpg
当方、福島市在住なれど、「ぬちどうす」だけが判らぬ。
福島と云う事を考へると「夢心（ゆめごころ）」だと思ふ。
余談ではあるが、こう云ふ酒も発売されている。
ttp://www.yumegokoro.com/cgi-bin/topics/topics.cgi
ttp://www.yumegokoro.com/cgi-bin/image/338-1.jpg
当方、福島市在住なれど、「ぬちどうす」だけが判らぬ。
>>920
「ふどうちず」は？
「ふどうちず」は？
なまけるには体力が必要
924 ：名無しさん＠そうだ選挙に行こう：2009/08/30(日) 11:16:52
阿房列車を見てて思ったんだけど、
先生は不安神経症(パニック障害含む)か何かお持ちなんでしょうか
先生は不安神経症(パニック障害含む)か何かお持ちなんでしょうか
925 ：吾輩は名無しである：2009/09/07(月) 15:27:23
旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式旅順入城式
先生は心臓神経症じゃなかったかな。
ぷッくん
たたた
ぽうぽ
たたた
ぽうぽ
この連休で九州旅行したので松浜軒見学兼ねて八代に行って、
903サンの千丁の柳、見に行ってきたよ。
最近植えた感じには見えないくらい雰囲気馴染んでた。
説明書きの札も根元の辺りに残ってた。
大きく育つといいね。
http://up.2chan.net/r/src/1253804928706.jpg
903サンの千丁の柳、見に行ってきたよ。
最近植えた感じには見えないくらい雰囲気馴染んでた。
説明書きの札も根元の辺りに残ってた。
大きく育つといいね。
http://up.2chan.net/r/src/1253804928706.jpg
また阿房列車読んでます。けっこう食事の話が多いんだってことに今更気がつきました。
先生が「うまい」とか書くと本当にうまそうに思える食欲の秋。
先生が「うまい」とか書くと本当にうまそうに思える食欲の秋。
阿房列車のせいで酢豚が食べられなくなった･･･
酢豚でなんかあったっけ？
932 ：吾輩は名無しである：2009/09/29(火) 13:40:48
>>924
心臓神経症だな
調子が悪いときに自分で脈を取ってしまう
それが一番悪いのだが、と書いてるよ
相当歳を取っても患っていたようだし一生ものだったんじゃないか
細やかで繊細な、悪くいうと神経質な人がなる病気なんだ
心臓神経症だな
調子が悪いときに自分で脈を取ってしまう
それが一番悪いのだが、と書いてるよ
相当歳を取っても患っていたようだし一生ものだったんじゃないか
細やかで繊細な、悪くいうと神経質な人がなる病気なんだ
>>931
山系「（悪夢の原因は）昨夜の酢ぶただろうと思うのです。あの味と焼けた屍骸と、似ていませんか」
山系「（悪夢の原因は）昨夜の酢ぶただろうと思うのです。あの味と焼けた屍骸と、似ていませんか」
934 ：吾輩は名無しである：2009/10/02(金) 17:33:31
シルバーウィークに東京に行ったので五番町・六番町界隈を散歩してきた。
いまやビルディングばっかりなのね。
終の住処の三畳御殿跡地付近に、六番町町会が記念碑（金属製のプレートというか看板）を
建てていて、そこに簡単なプロフィールとこの界隈のどこに家があったかの説明があった。
番町会館の道路はさんで向かい側の歩道にある。
いまやビルディングばっかりなのね。
終の住処の三畳御殿跡地付近に、六番町町会が記念碑（金属製のプレートというか看板）を
建てていて、そこに簡単なプロフィールとこの界隈のどこに家があったかの説明があった。
番町会館の道路はさんで向かい側の歩道にある。
写真で見るだけでも柱や梁が戦後すぐ建築らしくヒョロヒョロだし
先生の著作を見ても生前既に建物全体に歪みが出てたみたいだし
先生の名が忘れられかけてた時からすれば、単なるビルの谷間の（しかも三畳間ばかりの）古い文化住宅だし
あそこの地価からして結構なものだろうし、相続税なんてなると半端じゃないだろうし
売却され取り壊されたのは仕方ないだろうな
しかし禁客寺と、明治時代の下宿期の高等下宿が消えたのは寂しい気がする
クルツの墓も冷たく硬いアスファルトの下か、どこかの残土捨て場か…
先生の著作を見ても生前既に建物全体に歪みが出てたみたいだし
先生の名が忘れられかけてた時からすれば、単なるビルの谷間の（しかも三畳間ばかりの）古い文化住宅だし
あそこの地価からして結構なものだろうし、相続税なんてなると半端じゃないだろうし
売却され取り壊されたのは仕方ないだろうな
しかし禁客寺と、明治時代の下宿期の高等下宿が消えたのは寂しい気がする
クルツの墓も冷たく硬いアスファルトの下か、どこかの残土捨て場か…
先生が生活のために書かなくて
予感通り？初期二作(冥途・旅順)だけで早世したら
世の評価はどうだっただろうか
予感通り？初期二作(冥途・旅順)だけで早世したら
世の評価はどうだっただろうか
早死にしてたら阿房列車もナシか、でも漱石門下だし知名度はあるだろう。
どんな作家イメージになったんだろうなｗ
名前は知ってたが
最近『御馳走帖』を読んではじめて百閒の文章に触れた
いいね
最近『御馳走帖』を読んではじめて百閒の文章に触れた
いいね
あんまり言う人いないけど、
百閒先生のタイトルのつけ方が好き
百閒先生のタイトルのつけ方が好き
ノラや
ノラやノラや
クルやお前もか
タイトルだけでクスリと来るな
ノラやノラや
クルやお前もか
タイトルだけでクスリと来るな
943 ：吾輩は名無しである：2009/10/22(木) 21:45:07
奥さんはネコの尻尾をつかんで逆さまに持ち上げたりしている百閒さんを見て
そんなに可愛がっているとは思っていなかったそうな
そんなに可愛がっているとは思っていなかったそうな
朝日新聞の書評面の「百年読書会」、
『ノラや』が今月の課題図書だ
『ノラや』が今月の課題図書だ
945 ：吾輩は名無しである：2009/11/06(金) 22:29:19
阿房列車のような紀行文形式の小説を書かせたら、このひとの右にでるものはいない
ずいぶん昔に読んだからうろ覚えだけど、
行商のおばちゃんかなんかの荷物が足元に転がってくるところを
成田空港に向かう電車の中で読んでて
笑いが止まらなくなって他の乗客に変な目で見られたのを覚えてるｗ
行商のおばちゃんかなんかの荷物が足元に転がってくるところを
成田空港に向かう電車の中で読んでて
笑いが止まらなくなって他の乗客に変な目で見られたのを覚えてるｗ
947 ：吾輩は名無しである：2009/11/23(月) 01:18:38
偶然←鉄道文学に連結したようなのでのぞいてみました。こちらは第二阿房
ですが、ここは第三阿房が終了なんですね＾＾。
ですが、ここは第三阿房が終了なんですね＾＾。
岡山に行ったので「大手まんぢゅう」を土産に買った
女性には好評だったが、私には甘すぎてどうも・・・
酒飲みの百閒先生がどうしてあんなに好んだのだろう
やはり故郷の思い出の味ということだろうか
女性には好評だったが、私には甘すぎてどうも・・・
酒飲みの百閒先生がどうしてあんなに好んだのだろう
やはり故郷の思い出の味ということだろうか
>951
薄皮の甘酒の臭いが、おいしさの大きなポイントだからじゃない？
逆に俺は、その甘酒臭が苦手で子供の頃は嫌いな饅頭だった。
でも大人になって日本酒飲むようになってから、大手饅頭も好きになった。
薄皮の甘酒の臭いが、おいしさの大きなポイントだからじゃない？
逆に俺は、その甘酒臭が苦手で子供の頃は嫌いな饅頭だった。
でも大人になって日本酒飲むようになってから、大手饅頭も好きになった。
美味いお茶と大手まんじゅうはとてもよく合いますよ
酒飲みな私もお茶と大手まんじゅうは大好き
酒飲みな私もお茶と大手まんじゅうは大好き
酒飲みが断酒するとやたら甘いものを食べたがるようになるそうだよ。
酒という形で取っていた糖分を体が欲するかららしい。
酒という形で取っていた糖分を体が欲するかららしい。
漫画版の阿房列車、割高な本だが、8月に増刷してたんだな。
或る程度は売れたのか。
或る程度は売れたのか。
阿保全列車
今年もまた募集しょーるけえ、応募せられえ。
ttp://www.pref.okayama.jp/soshiki/detail.html?lif_id=43844
ttp://www.pref.okayama.jp/soshiki/detail.html?lif_id=43844
「暮しの手帖」最新号に、『王様の背中』のカラー記事が載ってたよ
960 ：吾輩は名無しである：2010/02/22(月) 22:17:13
2月28日限りで歴史を閉じる東海道新幹線走行の500系
起点東京駅発下り列車最後の1本
列車番号29A『のぞみ29号』博多行
東京駅12時30分発車
最後まで残ったこの下り列車が
この時刻発なことを知ったとき
真っ先に特別急行『はと』と百閒先生のことを連想した
起点東京駅発下り列車最後の1本
列車番号29A『のぞみ29号』博多行
東京駅12時30分発車
最後まで残ったこの下り列車が
この時刻発なことを知ったとき
真っ先に特別急行『はと』と百閒先生のことを連想した
コミック 「阿房列車 2号」 が出ました
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784091790743
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=9784091790743
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／. : : : : : : : : : ＼
冒 /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
ｌ ｌ ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
./～ヽ{:: : : : :i '⌒' '⌒' i: : : : :} ＿＿＿＿＿＿＿＿
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| ￣ -!、 ゞイ! ヽ 二ﾞノ ｲゞ‐′ ￣￣￣￣￣￣￣￣
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ﾉ ,二!＼ ＼___／ /｀丶､
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/ 、 ｀ソ! ＼/l::::|ハ／ l-7 _ヽ
/＼ ,へi ⊂ﾆ''ー-ゝ_`ヽ、 |_厂 _ﾞ:、
∧ ￣ ,ﾄ｜ >‐-￣｀ ＼. | .r'´ ヽ、
,ﾍ ＼_,. ' | | 丁二＿ 7＼､|ｲ _／￣ ＼
i ＼ ハ∟ |::::|`''ｰ-､,_/ /＼＿ _／⌒ヽ
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このスレを見た人は、10年以内にかならず氏にます。
でも、逃れる方法はあります、
※10日以内に20箇所のスレにこれをはるのです。
すみません、僕も氏にたくないんだす
／. : : : : : : : : : ＼
冒 /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
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このスレを見た人は、10年以内にかならず氏にます。
でも、逃れる方法はあります、
※10日以内に20箇所のスレにこれをはるのです。
すみません、僕も氏にたくないんだす
先生の随筆に出てくる夏目漱石は親近感をもてる。
>961
阿房列車２号、購入しました。
やはり原作に書かれていた一部文章の省略はいただけないけれど、
現在の若者に百閒文学の片鱗を紹介する漫画として、
貴重な作品であると感じました。
それにしても百閒先生に八代通いを決意させた、
松濱軒の女中頭・ご当地さんとは、
どのような美人さんだったのでしょうか？
阿房列車２号、購入しました。
やはり原作に書かれていた一部文章の省略はいただけないけれど、
現在の若者に百閒文学の片鱗を紹介する漫画として、
貴重な作品であると感じました。
それにしても百閒先生に八代通いを決意させた、
松濱軒の女中頭・ご当地さんとは、
どのような美人さんだったのでしょうか？
>>964
別册太陽にちらと寫眞が出てゐる。
別册太陽にちらと寫眞が出てゐる。
あーもう
ちくまもどこもどうして笑顔の先生を著者プロフィール欄に載せるんだ？
ttp://www.shinchosha.co.jp/images/writer/930.jpg
百閒先生はこれだろこれ！頼むよもう！
ちくまもどこもどうして笑顔の先生を著者プロフィール欄に載せるんだ？
ttp://www.shinchosha.co.jp/images/writer/930.jpg
百閒先生はこれだろこれ！頼むよもう！
967 ：吾輩は名無しである：2010/03/26(金) 23:29:50
矢中懸念仏、賓也君の本名ってわかりませんか？
こはいよ
よめごころ
いねごころ
973 ：吾輩は名無しである：2010/04/16(金) 00:20:51
臨終の淵で末期の水代わりにシャンパンを飲み
最期の息を振り絞って煙草を一服し
自宅で看取られながら、老衰で眠るように死す
この死に方にはあこがれる
最期の息を振り絞って煙草を一服し
自宅で看取られながら、老衰で眠るように死す
この死に方にはあこがれる
974 ：吾輩は名無しである：2010/04/28(水) 21:51:37
884 ：名無しでGO!：04/02/21 11:24 ID:Y9LshQmQ
ヤバイ。阿房列車ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
阿房列車ヤバイ。
まず無駄。もう無駄なんてもんじゃない。超無駄。
無駄とかっても
「一日東京駅長20日ぶんくらい？」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無用。スゲェ！なんか用事とか無いの。官用出張とか遠征飛行とかを超越してる。無用だし超無駄。
しかも借金してるらしい。ヤバイよ、借金だよ。
だって普通は教授とか借金しないじゃん。だって自分の部屋がだんだん場末にいったら困るじゃん。市街とか超遠いとか困るっしょ。
返済期限が伸びて、一年のときは造り酒屋の坊ちゃんだったのに、三年のときは米代のために借金とか泣くっしょ。
だから漱石先生とか借金しない。要領のいいヒトだ。
けど阿房列車はヤバイ。そんなの気にしない。借金しまくり。柔らかい光沢の旅行鞄とか自分で考えてもよくわかんないくらい借り物。ヤバすぎ。
無駄っていたけど、もしかしたら帰りは用事があるかもしんない。でも用事があるって事にすると
「じゃあ、「何も予定が無い様にしておくのが予定です」ってナニよ？」
って事になるし、それは山系もわからない。ヤバイ。山系にも分からないなんて凄すぎる。
あと超浪費。約1等車。三等切符で言うと3倍。ヤバイ。高すぎ。冷やしたバナナ食べる暇もなく食堂車で痛飲。怖い。
それに展望車。超ガラガラ。それに超のんびり。ボイとか平気で出てくる。ボイて。車掌補とも言わねぇよ、最近。
なんつっても阿房列車は馬力が凄い。一等車とか平気だし。
うちらなんて一等車とかたかだか時刻表で出てきただけで上手く扱えないから特ロにしたり、出張にしてみたり、無料パス使ったりするのに、
阿房列車は全然平気。一等車を一等車のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、阿房列車のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ阿房列車の見送りに出て行った夢袋さんとか超偉い。もっと見送れ。超見送れ。
ヤバイ。阿房列車ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
阿房列車ヤバイ。
まず無駄。もう無駄なんてもんじゃない。超無駄。
無駄とかっても
「一日東京駅長20日ぶんくらい？」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無用。スゲェ！なんか用事とか無いの。官用出張とか遠征飛行とかを超越してる。無用だし超無駄。
しかも借金してるらしい。ヤバイよ、借金だよ。
だって普通は教授とか借金しないじゃん。だって自分の部屋がだんだん場末にいったら困るじゃん。市街とか超遠いとか困るっしょ。
返済期限が伸びて、一年のときは造り酒屋の坊ちゃんだったのに、三年のときは米代のために借金とか泣くっしょ。
だから漱石先生とか借金しない。要領のいいヒトだ。
けど阿房列車はヤバイ。そんなの気にしない。借金しまくり。柔らかい光沢の旅行鞄とか自分で考えてもよくわかんないくらい借り物。ヤバすぎ。
無駄っていたけど、もしかしたら帰りは用事があるかもしんない。でも用事があるって事にすると
「じゃあ、「何も予定が無い様にしておくのが予定です」ってナニよ？」
って事になるし、それは山系もわからない。ヤバイ。山系にも分からないなんて凄すぎる。
あと超浪費。約1等車。三等切符で言うと3倍。ヤバイ。高すぎ。冷やしたバナナ食べる暇もなく食堂車で痛飲。怖い。
それに展望車。超ガラガラ。それに超のんびり。ボイとか平気で出てくる。ボイて。車掌補とも言わねぇよ、最近。
なんつっても阿房列車は馬力が凄い。一等車とか平気だし。
うちらなんて一等車とかたかだか時刻表で出てきただけで上手く扱えないから特ロにしたり、出張にしてみたり、無料パス使ったりするのに、
阿房列車は全然平気。一等車を一等車のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、阿房列車のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ阿房列車の見送りに出て行った夢袋さんとか超偉い。もっと見送れ。超見送れ。
976 ：吾輩は名無しである：2010/05/18(火) 22:15:04
「ふどうちず」ってこういう意味だったのか・・・。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1034916485
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1034916485
連投スマヌ
「はやぶさ」に投入されるグランクラス、まだイメージしか発表されてないけどもし先生が乗ったら何て言うかな。
確かにあの内装は洗練されているけれど、百閒の愛した一等展望車とはどことなく一線を画しているような気がする・・・。
あと万が一「はつね」という愛称になっていたら只事ではないほど立腹するだろうな
「はやぶさ」に投入されるグランクラス、まだイメージしか発表されてないけどもし先生が乗ったら何て言うかな。
確かにあの内装は洗練されているけれど、百閒の愛した一等展望車とはどことなく一線を画しているような気がする・・・。
あと万が一「はつね」という愛称になっていたら只事ではないほど立腹するだろうな
>>977
先生は一等展望車だけでなく一等寝台車も愛していた
横川で保存車を見たことあるが
寝台部分は無いけれどニス塗りのコムパアトは素晴らしい雰囲気
ああ、ここでちっとやそっとのお酌をなさってたのかと感動しますた
あれとグランクラスなるものを比べてはいけない
一等は運賃も一等運賃、戦前は三等運賃の三倍、戦後は約三倍
さらに急行や特別急行料金、時には寝台料金も必要になってくる
いまはモノクラスだから基本的に全て三等運賃
グリーン車などは三等運賃に特別料金を足すと誰でも乗れる「ちょっといい三等車」
グランクラスは「かなりいい三等車」というだけで、一等車とは格が違う
先生は一等展望車だけでなく一等寝台車も愛していた
横川で保存車を見たことあるが
寝台部分は無いけれどニス塗りのコムパアトは素晴らしい雰囲気
ああ、ここでちっとやそっとのお酌をなさってたのかと感動しますた
あれとグランクラスなるものを比べてはいけない
一等は運賃も一等運賃、戦前は三等運賃の三倍、戦後は約三倍
さらに急行や特別急行料金、時には寝台料金も必要になってくる
いまはモノクラスだから基本的に全て三等運賃
グリーン車などは三等運賃に特別料金を足すと誰でも乗れる「ちょっといい三等車」
グランクラスは「かなりいい三等車」というだけで、一等車とは格が違う
980 ：吾輩は名無しである：2010/05/22(土) 01:11:35
＞あと万が一「はつね」という愛称になっていたら
どうだろう…まあ列車と縁もゆかりもない名前だから嫌がりそうだが
言葉の響き自体は悪くないし、世論が悪口を浴びせかけたら例のへそ曲がりが発動するかもしれん
どうだろう…まあ列車と縁もゆかりもない名前だから嫌がりそうだが
言葉の響き自体は悪くないし、世論が悪口を浴びせかけたら例のへそ曲がりが発動するかもしれん
981 ：吾輩は名無しである：2010/05/22(土) 12:54:35
本日のTBSラジオ土曜ワイドのゲスト野上照代さんが
百?先生と井伏鱒二先生と対談されたお話をしてました
とんでもないボロ屋にお住まいだったこと（三畳御殿が建つ前？）
何度行っても断られていたのに、編集長？がお酒を持って頼みに行くと
快諾していただけたとか
阿川弘之さんが地下の防空壕に住んでたとか他にも面白い話がいろいろ
録音しておくべきだった
百?先生と井伏鱒二先生と対談されたお話をしてました
とんでもないボロ屋にお住まいだったこと（三畳御殿が建つ前？）
何度行っても断られていたのに、編集長？がお酒を持って頼みに行くと
快諾していただけたとか
阿川弘之さんが地下の防空壕に住んでたとか他にも面白い話がいろいろ
録音しておくべきだった