1 :
吾輩は名無しである:
3 :
1@CLIE ◆GodOnnFcO. :05/01/14 13:14:07
>>1 乙
と言いたい所だけど、、タイトルどうにかならんの?
4 :
二代目安楽亭龍笑:05/01/14 15:30:09
義。
義とは?
5 :
吾輩は名無しである:05/01/14 22:06:12
6 :
吾輩は名無しである:05/01/15 20:07:48
すべての作品を読破する価値がこの作家にはありますか?
すべての作品を読んだ人っていますか?
全部読んでみて、
脳病院から退院後の太宰治の人生に価値はあったと思いますか?
作品は良いものが沢山生み出されたとは思うのですが
彼本人にとって幸せだったのでしょうか?
あれは正しい選択だったのでしょうか?
だとしたらなんで39歳で死んだのでしょうか?
太宰の生き方を自らの教訓にして
うまくいっている人なんているのでしょうか?
全部読んだ人に質問です。
なにか太宰の人生から学んだものってありますか?
全部読んでみて良かったと思えることってありましたか?
全部読んでみようと思っている最中なのですが、
読んでいるうちに、むしろ悪影響を受けてしまうのではないかと
心配になってきたんです。
下降志向というか、とくに社会がとても汚いものに見えてきて
嫌な人の存在が本当に嫌に思えてきて
近寄りたくもなくなるというか、人と喋るのもなんか嫌になってきちゃって
悪影響受けてるのかな。
でもまだ一部の作品しか読んでないし、そう決めつけるのもよくないような
気がして、質問してみました。
7 :
吾輩は名無しである:05/01/15 20:35:03
いい傾向だ。
8 :
吾輩は名無しである:05/01/15 21:02:31
太宰の最初の心中未遂について書かれた本はありますか?
もしあったら紹介してください。
9 :
吾輩は名無しである:05/01/16 19:06:30
10 :
吾輩は名無しである:05/01/17 01:17:26
ところで、なんでお札にはならないの?
日本一売れた小説の作者なのに?
11 :
吾輩は名無しである:05/01/17 03:27:56
フィジー人はその最愛の妻すら、少しく嫌味を覚ゆれば
たちまち殺して其(その)肉を食うと云う。
又タスマニヤ人は其妻死する時は、其子までも共に埋めて
平然たる姿なりと。
豪州の或る土人の如きは、其妻の死するや、之(これ)を
山野に運び、其脂(あぶら)をとりて釣魚の餌(えさ)となすと云う。
二十世紀旗手 ”雌に就いて” 太宰治
まじ?
12 :
吾輩は名無しである:05/01/17 03:40:19
>>11さん
そんなこと太宰の時代には何も根拠などないのは判然。
村上龍の「フィジーの小人」でも読めば?
13 :
吾輩は名無しである:05/01/17 07:18:00
最近の狂った女達を見ていると
なんか変な気分になってくるよ…
あの人らは女なのかね?男ではないようだが
人間にも見えない。
14 :
吾輩は名無しである:05/01/19 02:46:13
いちばん狂ってるのは太宰だがナー
15 :
吾輩は名無しである:05/01/19 02:53:08
狂ってないもんねー
16 :
吾輩は名無しである:05/01/19 19:07:28
17 :
吾輩は名無しである:05/01/19 21:55:49
>>6 あんたは、太宰にはまってるから、そんな事を言うんだろう。
でも、あんまり、そういった、生き方とか教訓とか下らないことを考えないで
ただ、おもしろかったら、面白いでいいんじゃないのかな。それ以上、太宰も
望んでないでしょう。知らんけど。
あんまり真に受けないで、惨めな太宰君を笑っていましょう。
それが一番健康的です。はい。
18 :
吾輩は名無しである:05/01/19 22:46:42
>>10 早死にしたといっても
樋口一葉とは事情が違いすぎるだろう・・・。
太宰は中原中也とのエピソードが面白いよ。
モ・モ・ノ・ハ・ナ
21 :
吾輩は名無しである:05/01/20 01:22:36
23 :
吾輩は名無しである:05/01/20 04:26:17
227 :可愛い奥様:04/07/25 10:14 ID:NCfnbZAa
”神様は女性を生殖年齢までは守っておられるが、
閉経後は突き放してしまう。”
驚くことに、閉経後女性より男性の方が女性ホルモンが高いのです。
男性は男性ホルモンを多量に分泌し、そのかなりの部分が女性ホルモンに
変換されます。 (その女性ホルモンは男性ホルモンへとは変換しません)
女性の副腎、卵巣から男性ホルモンを分泌しますが、
その量はわずかで女性ホルモンに変換される量はわずかです。
更年期以降 5以下
妊娠中 200〜5万
男性 20〜40
24 :
吾輩は名無しである:05/01/20 04:27:44
238 :可愛い奥様:04/08/22 23:44 ID:LgyvmTNi
ってことは、閉経後の女性って、男性より男性?
中年以降のホモって、ホモ(同性愛)っていうより、むしろ異性愛だったのか。
ほんとのホモじゃないんだね。
そう言えば、若いホモが体育会系が多いのに比べ、中年以降のホモ、特に
ウケは女々しいと思った。 若いホモが見たら、気持ち悪がるだろうね。
17歳くらいの女性の女性ホルモンは40〜80。
17歳くらいの男性の女性ホルモンは10〜60という臨床検査結果もある。
つまり、17歳くらいの男性は女性より女性らしいのがいるってこと。
それから、男性では、ホルモン補充をしてそれが200単位以上有効になる人もいるらしい。
ニューハーフで女以上に女らしいのがいるのは、別に不思議なことじゃないんだね。
そういうニューハーフの目のふちを見るといいと思うが、目の下側のふちとかまぶたがピンク色に変色して濡れたようになっている子がいる。
メイクでそうなっているんじゃない。そういうニューハーフは、とってもセクシーだ。
一度、ニューハーフを見ることがあったら、観察してみてくれ。
25 :
吾輩は名無しである:05/01/20 04:35:52
【衝撃】オバタリアンの女性ホルモンは男より少ない【事実】
1 :名無しさん 〜君の性差〜:04/03/17 00:53 ID:MFPZNkz0
今日ブルーバックスの、「脳を活性化するホルモン」 を読みました。
驚いたことに50代の女、つまりオバタリアンの女性ホルモン
=エストロゲンは男より少ないそうです。
我々がオバタリアンに全く女を感じないのはとっても正しい
認識だったんですね。
しかも、女性ホルモンには脳細胞を破壊から保護する働きがあるから、
それを失ったオバタリアンの脳細胞は急速に破壊されバカになるそうです。
これまた、我々がオバタリアンをバカであると感じるのも、とっても
正解だったんです。
一方の男性は睾丸の機能は一生維持されるので、男性ホルモン=テストステロン
は分泌され続け、テストステロンは脳内でアロマターゼ酵素により
女性ホルモンに転換されるので男性の脳細胞の方は守られ続けるそうです。
こうしてみると、女の定年を男より低く設定するのはちゃんと
理にかなっていることがわかりました。
伝統的制度の合理性はこれからも再発見されていくことでしょう。
26 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/30 22:20:56
cxvz
27 :
吾輩は名無しである:05/02/06 14:28:31
うおおおおお太宰!!!
28 :
吾輩は名無しである:05/02/06 15:25:38
>>24 さん
"つまり、17歳くらいの男性は女性より女性らしいのがいるってこと。”
いい情報聞いた。私はどっか女性っぽい男性が好きだったり。男性と言うより、少年。
かまっぽいのは好きじゃないけど。ついでにやおいは読んだことがない。読むとはまるかな? 多分無理だろう。少女漫画がときどき読めない。
20以下くらいの男性の仕草だとかが優雅だと……ってつまりフェチです。
ってそんな話よくて、太宰から相当離れてますね、このスレ
29 :
吾輩は名無しである:05/02/06 16:13:58
女が書けない(ていうか書かない)女を
書いてしまった太宰。
女性人権運動家には嫌われてるね。
必死に太宰のイメージを人間失格のみに集約しようと
してる人たちもいる。
男女同権とか如是我聞とか今の時代だからこそ
もっと取り上げるべきなのにね
自殺した薬中アル中生まれてきてすいません
こういうイメージに落とし込みたい勢力がいたことは事実だよね。
井伏鱒二とかめちゃくちゃ怪しい。死後に太宰の財産や著作物の
印税をめぐってドロドロした諍いがあったことは
もっと知られていいはず。善人ズラしている人間ほど
自己保身が強く、利己的で、権威に主ねっていることが
太宰の死体を通してよーくわかるよ。
酷い奥さんだな。娘も俗物じゃねーか。
30 :
吾輩は名無しである:05/02/07 15:15:00
スレ違いかも知れんが、
太宰を学ぶのに良い大学叉は大学院って何処でしょう?
31 :
吾輩は名無しである:05/02/07 16:34:25
東大
まあそれしかない罠
33 :
吾輩は名無しである:05/02/08 01:04:31
女嫌いなのね、太宰
何かの短編で
女性にうちの旦那をとらないでって怒られたとかあった。
太宰は自分の中に女がいたから、
だから女が嫌いなんだと思う。
だって女って自分以外の女のこと大嫌いだもの。
オーバーに言うなら
女は地球上に自分一人でいいとさえ思っていると思う。
最近太宰を読み始めました。
『女生徒』がとても好きなのですが、この女の子のモデルとなったような人はいるのですか?
オレオレ
>>34 モデルも何も、有明淑子さん(大正8年生まれ)という人の日記をほとんどそのままつかっています。
「有明淑の日記」という表題で青森県近代文学館が翻刻していますから、
大きめの図書館などで探して比較してみたらどうでしょう。
37 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/17 12:48:19
o
>>36 そうだったんですか!!
太宰はおじさんなのに何でこんなに見事に
女の子の微妙な心を描けるんだろう、と思ってました。
ご親切にありがとうございました!明日早速探してみようと思います。
39 :
ミニス ◆pofhvgEbZ. :05/02/26 22:09:38
しかしこんなに語られてもまだ語られたり無いってところ、堕罪は懐の深い作家なんですなぁ〜。
41 :
吾輩は名無しである:05/02/26 23:34:34
読者から日記を送られたんだよ
でもつまり盗作ってことでは?
43 :
吾輩は名無しである:05/02/26 23:48:04
基づいて執筆したってことは普通に知られてるし、まんま盗作って訳じゃないんじゃないかな。送られてきた日記を読んだことないから、よくわからぬ。
44 :
吾輩は名無しである:05/02/26 23:58:40
代表作「斜陽」も斜陽日記からの盗作。
女生徒は読者から送られた日記だけど、斜陽は原本の筆者に断りもなく勝手に
使ったらしく、斜陽日記の筆者とその家族から抗議を受けたらしい。
45 :
吾輩は名無しである:05/02/27 00:07:25
勉強になった
こうして見ると、太宰の中期〜後期には
原題を元にした批評眼とか、パロディというか改変的なものが多いような気がするね。
聖書使ったり、手紙使ったり、エッセイ的に現実が絡んだものが元々多い作家だけど。
今いたら、文中にリンク張りまくりのブログとかやってそうだw
47 :
吾輩は名無しである:05/02/27 20:53:11
>>46 気がするも何も古典や民話を解釈することで
小説を書くのが中期以降の太宰ってのは
常識じゃねーか
太宰の本の中でさ
女は熊のように眠って、朝起きたら昨日起きたことをすっかり忘れてるって話なかったっけ?
>>43 それが……
冒頭と、中盤の一部以外は「まんま」なんだよね……
長部日出雄なんかは「もともと太宰のファンであった有明淑子は文体も太宰化しており、
それゆえにその日記を基にして書かれている『女生徒』は単純な盗作とはいえない」とか、
そういう理屈をつくってたし、研究者もそんな感じ。
『斜陽』にしても「合作」といったほうがいいのでは。
もちろん「女生徒」のような文体をよいと見抜く目は確かに作家の目なんだろうけどね。
>>49 う〜ん。まあでもあの書き出しだけでも十分だともいえなくもない
と、必死に弁護
盗作で評判の太宰治&なっち、
新ユニット「ぱくり組」
でハロープロジェクトから芸能界デビュー
女生徒
いま、という瞬間は、面白い。いま、いま、いま、と指でおさえているうちにも、いま、は遠くへ飛び去って、あたらしい
の表現が太宰ならそれでいいよ
あの表現は本当に好きだ
53 :
吾輩は名無しである:05/03/05 08:42:04
>>52 英語に訳す時むずかしそうだな。。。
太宰の文章の美しさ素晴らしさは、日本人にしか味わえないのかも。
54 :
吾輩は名無しである:05/03/05 08:44:45
太宰は、執筆している時に
自分の作品が英語やフランス語に翻訳されて
外国人に読まれるということは想像していたと思いますか?
当時の作家たちの中で、海外の読者を想定して書いてる人は
いたのかな?
55 :
吾輩は名無しである:05/03/05 09:08:22
>>44 ちょっと誤解を招くよ、それ。
むしろ、太宰に書いてもらいたくて送りつけてる。
「パンドラの匣」も熱烈な読者(若くして病気で他界)から送られた日記を
もとに追悼の意味合いもこめて書かれたもの。
「斜陽」に関しては、間に入っている人間(出版社とか遺族)との
間でモメたんだよ。それに原本って…。斜陽は斜陽でしょ。
日記は日記。日記を書いた人(太宰の愛人)が戦後、生活が苦しくて
「斜陽」の印税の一部をなんとか恵んでくれないかと太宰の遺族だかに
懇願したけど拒否(そういう契約だったから仕方がないが)されて、
なくなく当初の契約を破り、「斜陽日記」というかたちで出版した。
太宰はお金に関してはルーズだけど、ケチじゃない。ていうか
そのケチに対しての反抗をずっとしてきたわけで…。
これらのトラブルは、すべて太宰の死後に行われたこと。
最近の他人の作品をパクって、自分のモノにして、自分の利益にするっていう
のと一緒にされたんじゃあまりに酷いと思うぞ。
太宰は、その日記の人の存在を他のもっと多くの人にも
わかってもらいたくて、その魔法の手によって
日記を再構築して作品化した。そこに自らの利や損得勘定は全くない。
戦時中も戦地にいる太宰読者から送られてくる稚拙な小説を
手直ししてあげて雑誌に投稿してあげたり
そういうことしてたんだよ?
御伽草子の「清貧潭」っていう短編を読むと太宰のそのへんの
心情が自問自答形式でよく現されている。
そうんだよねぇ。太田静子さんはお気の毒だった。
井伏鱒二らが沈黙するようにかなり強引に契約を結ばせるんだよね。
太宰にとっての「オリジナル」ということは、現代の一般読者の感覚とちょっと違ってたんじゃないかな。
「作家」は「才能ある一個人」である必要はないわけで。
なんとなく、1960年代に起こった「作者の死と作品の誕生」という観念を先取りしていた気もするな。
「パクり」という観念自体、著作権がどうのっていう経済原理をもとに発想されたものに過ぎない。
もちろん、それは文学の本質とは無関係。
パクられたほうだって誰かの模倣みたいな駄文のくせに「パクりだパクりだ」などと騒いでた
某アイドル歌手の「盗作事件」なんか滑稽にしか思えないけどねぇ。
57 :
吾輩は名無しである:05/03/05 19:59:42
小室哲哉の作詞をパクってって、、、あの事件って正確に記せば、
小室のゴーストライターの詩を安倍なつみのゴーストライターが
ぱくったってこでそ?もう呆れるしかない。
だいたい企業の商品がたった一人の娘っこ全て委ねられるわけがない。
分業で成り立ってるわけで、ゴーストっていうと聞こえが悪いけど
イメージ戦略としてアーティストっぽく演出するために
隠してるにすぎない。ちなみに浜崎あゆみゴースト。
作家でも家田荘子なんかはゴーストデビューで有名。
僕は微笑した。
これこそは僕にとって、所謂(いわゆる)「こんにちの新しい発明」
であった。この人たちには、作者の名なんて、どうでもいいんだ。
みんなで力を合せて作ったもののような気がしているのだ。
そうして、みんなで一日を楽しみ合う事が出来たら、それでいいのだ。
芸術と、民衆との関係は、元来そんなものだったのではなかろうか。
ベートーヴェンに限るの、リストは二流だのと、所謂その道の「通人」
たちが口角泡(あわ)をとばして議論している間に、民衆たちは、
その議論を置き去りにして、さっさとめいめいの好むところの曲目に
耳を澄まして楽しんでいるのではあるまいか。あの人たちには、
作者なんて、てんで有り難(がた)くないんだ。一茶が作っても、
かっぽれが作っても、マア坊が作っても、その句が面白(おもしろ)
くなけりゃ、無関心なのだ。社交上のエチケットだとか、または、
趣味の向上だなんて事のために無理に芸術の「勉強」をしやしない
のだ。自分の心にふれた作品だけを自分流儀で覚えて置くのだ。
それだけなんだ。僕は芸術と民衆との関係に就いて、ただいま事新し
く教えられたような気がした。
age
太宰の作品って、俺の極論な解釈をすると、「全部の小説で、人に手紙を書く
ような感じで書いていたな」と思ってる。
三島由紀夫は小説を書き始める前に、ビッシリとノートの構想や構成を書いて
下調べして、練りに練って、最後の1行の言葉を考えてから、という念の入りよう
がある。
だが、太宰はほとんど作品は、その時の気分を吐き出すように、即興で書いてたん
じゃなかろうかな。
もちろん陰ではノート作って下書きしたり努力してたかもしれん。
でも、出来上がった作品見ると、最初の出だしから終わりまで、全部一定のリズム
があり、グイグイと読ませてしまうからなア。どうしても一気に書いたとしか
思えんのだ。
その辺のところは天才としか言いようがないだろう。
ダスゲマイネなんか凄いな。
61 :
吾輩は名無しである:05/03/12 13:50:56
>>58 太宰って戦直後この小説をこんな調子で
新しい日本と日本人に希望を持って新聞連載してたのに
現実とのあまりのギャップにだんだんアホらしくなってきて、
早期に終了して、
これ以後、希望に満ちた日向的作品は、いっさい書かずに
斜陽、人間失格と自己破壊を通しての社会批判の道へ突き進んでいくんだよね。
そう思うと、「パンドラの匣」という作品は
とても哀しくて、愛おしい作品に思えてくる。
ヒバリの死のシーンを書かなかったのが太宰らしいけど、
書いてたら号泣してただろうなぁ。。。とても良い作品です。
今女の決闘読んでるんだけど
そろそろ、この辺から私(DAZAI)の小説に〜
のとこ上手いなw こういうギャグセンスみたいなものは太宰が一番優れてる
64 :
吾輩は名無しである:05/03/18 09:32:15
太 宰 治 は 池 面 だ 。
65 :
C ◆7sqafLs07s :05/03/18 14:13:42
太宰が子供たちと一緒に笑顔で映っている写真とか見ると逆に哀しくなることがある。
やっぱ後に生まれるってのはよくないことだな。
66 :
吾輩は名無しである:05/03/18 21:49:42
>やっぱ後に生まれるってのはよくないことだな。
ホントだよねー。
世間のある人々には、その日々の暮らしが
ひとりで牌(ふだ)を打つパシアンスの遊の如く、
またはすつかり覚えこんだ日課を
夢うつつで譫言(うわごと)に言ふ如く、
またはカッフェに相変わらずの顔觸(かおぶれ)と
薄ぎたない歌留多を弄ぶやうだ。
ある人々には、一體、生(いのち)はごく手輕な、
造作も無い尋常一様の事で、
手紙を書いたり、一寸は「あそび」もしたり、
とにかく「用事」は濟せてゆく。
してその翌日(あくるひ)も同じ事を繰り返して、
昨日に異(かわ)らぬ慣例(しきたり)に従へばよい。
即ち荒つぽい大きな歡樂(よろこび)を避けてさへゐれば、
自然また大きな悲哀(かなしみ)もやつて來ないのだ。
ゆくてを塞ぐ邪魔な石を
蟾蜍(ひきがえる)は廻つて通る。
68 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 14:10:47
しかし、君、もし本當にいきてゐきたいなら、
其日其日に新しい力を出して、
荒れ狂ふ生、鼻息強く跳ね躍る生、
御せられまいとする生にうち克たねばならぬ。
一刻も息(やす)む間の無い奇蹟を行つてこそ
亂(みだ)れそそげたこの鬣(たてがみ)、
汗ばみ跳むこの脇腹、
湯氣を立てるこの鼻頭は自由に出來る。
君よ、君の生は愛の一念であれ。
心殘の銹(さび)も無く、
後悔の銹も無く、
鋼鐵(こうてつ)のCい光に耀け。
君が心はいつまでも望と同じく雄大に、
神の授の松明(たいまつ)を吝(おし)むな。
塞ぎがちなる肉身から雄々しい聲を噴上げよ、
從容(しょうよう)として死の許嫁(いいなずけ)たる肉身から叫べ。
寳玉(ほうぎょく)は鑛石(こうせき)を破つて光る。
69 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 16:46:01
姉さん。
僕は、無職です。
70 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 08:55:38
姉さん。
僕は、無色です。
精神的貴族(太宰が創った造語)と太宰を評したいところだが
案外弱そうに見えて(見せて)図太い彼はやはり本人の自己申告
通り根っからの百姓なんでしょうな。
弱くも無い自分を殊更弱そうに見せて食っているのが太宰で、強く
も無いのに矢鱈と虚勢を張って強そうに見せたがり自滅しちゃった
のが三島なんですねえw
72 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 21:16:29
「私は無頼派です。束縛に反抗します。(中略)私はいま保守党に加盟しよう
と思っています」(「返事」昭和21年)。
有名な無頼派宣言の箇所ですが、後段の「保守党に加盟」したいという言葉の
真意が汲み取れません。いったい太宰は如何なる意味で政治思想的に保守に与
すると言ったのでしょうか。どなたか教えて下さいませ。
73 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 21:21:25
>>72 グッド・バイの中の短編
苦悩の年鑑を読みましょう。
青空文庫でも読めるよ。
74 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 21:51:24
「私は、保守派を友人たちに宣言した」(「苦悩の年間」)。
無頼派というと精神的アナーキズムの印象が強かったのですが、
無頼精神と政治的保守思想は両立しうるものなのですか。教えてくださ
い。
75 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 22:05:18
太宰治 苦悩の年鑑
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/288.html この短編で人生を走馬灯のように自分の思想の遍歴をシンプルに描いてるよ。
ーーーーーーー
×
キリスト。私はそのひとの苦悩だけを思った。
×
日本は無条件降伏をした。私はただ、恥ずかしかった。
ものも言えないくらいに恥ずかしかった。
×
天皇の悪口を言うものが激増して来た。しかし、そうなって見ると私は、
これまでどんなに深く天皇を愛して来たのかを知った。私は、保守派を友人たちに宣言した。
×
十歳の民主派、二十歳の共産派、三十歳の純粋派、四十歳の保守派。
そうして、やはり歴史は繰り返すのであろうか。私は、歴史は繰り返してはならぬものだと思っている。
×
まったく新しい思潮の擡頭を待望する。それを言い出すには、
何よりもまず、「勇気」を要する。
76 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 22:11:26
>>74 太宰は常に身をもって変化し続けた。
君の問いは、
10代の頃の太宰と30代の太宰は両立しうのものなのですか?
などと言っているに等しい。
その答えは、自分自身の中にあるでしょう。
太宰は自分の人生の中のある地点で保守を宣言したに過ぎないし、
すぐにもうまったく新しい思潮を待望し、理想を掲げているじゃないか。
他人に何かを質問する前に、作品をちゃんと読めよ。
77 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 22:12:56
私は「思想」という言葉にさえ反撥を感じる。まして「思想の発展」などという事になると、さらにいらいらする。猿芝居(さるしばい)みたいな気がして来るのである。
いっそこう言ってやりたい。
「私には思想なんてものはありませんよ。すき、きらいだけですよ。」
私は左に、私の忘れ得ぬ事実だけを、断片的に記そうと思う。
断片と断片の間をつなごうとして、あの思想家たちは、嘘の白々しい説明に
憂身(うきみ)をやつしているが、俗物どもには、あの間隙(かんげき)を
埋めている悪質の虚偽の説明がまた、こたえられずうれしいらしく、俗物の
讃歎と喝采(かっさい)は、たいていあの辺で起るようだ。全くこちらは、
いらいらせざるを得ない。
「ところで、」と俗物は尋ねる。「あなたのその幼時のデモクラシイは、
その後、どんな形で発展しましたか。」
私は間(ま)の抜けた顔で答える。
「さあ、どうなりましたか、わかりません。」
78 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 22:15:33
しかし私は、このような回想を以て私の思想にこじつけようとは
思わぬ。私のこんな思い出話を以て、私の家の宗派の親鸞の教えにこ
じつけ、そうしてまた後の、れいのデモクラシイにこじつけようとし
たら、それはまるで何某先生の「余は如何(いか)にして何々主義者
になりしか」と同様の白々しいものになってしまうであろう。
この私の読書の回想は、あくまでも断片である。どこにこじつけよう
としても、無理がある。嘘が出る。
×
さて、それでは、いよいよ、私のれいのデモクラシイは、それから
どうなったか。どうもこうもなりやしない。あれは、あのまま立消え
になったようである。まえにも言って置いたように、私はいまここで
当時の社会状勢を報告しようとしているのではない。
私の肉体感覚の断片を書きならべて見ようと思っているだけである。
×
まったく新しい思潮の擡頭を待望する。それを言い出すには、何より
もまず、「勇気」を要する。
私のいま夢想する境涯は、フランスのモラリストたちの感覚を基調と
し、その倫理の儀表を天皇に置き、我等の生活は自給自足の
アナキズム風の桃源である。
79 :
吾輩は名無しである:2005/03/29(火) 22:15:46
>>76 >新しい思潮を待望し、理想を掲げている
???
80 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 09:30:23
ハ、春
81 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 09:56:56
オ お花畑
82 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 10:16:15
太宰信者ってどうしてこうもヤバい奴が多いんだろう?
84 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 12:26:36
>>83 答えは簡単。
自意識過剰とプライドの高さと自己絶対化と孤独感のかたまりみたいな
香具師が太宰信者だからだよ。大人になれない大人、成熟できない大人
が太宰から卒業できないんだね。
じゃ太宰は「ピーターパン症候群」患者達のバイブルと言えそうだなw
86 :
吾輩は名無しである:2005/03/30(水) 23:57:28
信者ではないが太宰の作品は好きだぞ。
やっぱ、才能あるよ。
自分からさも偉そうに太宰信者であることを主張するような香具師はどうかと
思うが、太宰を読んでてあの特有の感覚に陥ってる自分を読み終った後に恥て
る、なんてゆうのは結構多いだろうなぁ。
いやしかし現代のバカな読者に共感されて太宰も大変だ。
88 :
吾輩は名無しである:2005/03/31(木) 20:12:02
良かったじゃねえか。
太宰の小説に含まれている毒が未だに有効だなんて太宰もきっと
草葉の陰で喜んでるぜ。まさしく核兵器並みの有害さだよな。
きっと太宰は物陰からイヒヒヒヒヒヒと笑ってるよ
まずさ、根本的に
太宰が今いたら2ちゃんねらになってたかどうか
これが最大のポイントじゃないのか?
それで太宰の質も測れようというものだ
2ちゃんねらになってる訳ねえだろ。
太宰は外で飲み歩くのが好きな、女好きな作家だったからな。
所謂「引き篭もり」とは違うんだよ。太宰の小説に出てくる
キャラの2ちゃんねら達は感情移入出来るのだろうが、太宰自身
をそういう人間だと思っちゃいけないよ。
いいから、お前ら太宰がいけ綿だって認めろ
94 :
吾輩は名無しである:2005/04/06(水) 23:47:30
どうか、教えて下さい。短編だったと思います。
「あなたの核は何ですか、あなたが小説を書くときに、
いつも胸に秘めている思想があるでしょう。それは何です」
「あります。後悔です」
こんな問答のある作品のタイトルが何だったか、どうにも思い出せません。
95 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 07:22:22
>>94 ありますよ
「織田君の死」の中出しです。
96 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 09:00:20
太宰が最も嫌悪した餓鬼みたいな香具師がうようよ集まってきたな
なにが青春文学、なにがハシカだよ…
太宰に叩かれた輩がよってたかって印象工作しただけじゃねーかよ
まともに太宰を読んだことねーから、そういうのにひっかかってんだろ…
97 :
吾輩は名無しである:2005/04/07(木) 23:09:46
織田君の死、ですか?
青空文庫で読んでみましたけど…??
98 :
吾輩は名無しである:2005/04/08(金) 17:52:13
太宰は「人間失格」で嫌いになって以来ほとんど読んでなかったけど、猪瀬直樹の「ピカレスク」は
最高に面白かった。ので他の太宰の作品も読んでいこうと思う。
99 :
吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 15:15:15
太宰はなにより人を楽しませる事が大好きなエンターティナーだと思うから、
もし2ちゃんにはまってたら、彼の多様な作風と同じように数々の名スレをたてたかも。
ネカマ上手そうw特に童貞ヲタが萌えるような。
100 :
吾輩は名無しである:2005/04/12(火) 17:08:41
無政府主義者だったの?
太宰の理想郷って2ちゃんねるみたいな感じ?
101 :
吾輩は名無しである:2005/04/19(火) 19:58:59
ピカレスクって文庫版はでてますでしょうか?
102 :
二代目:2005/04/20(水) 13:25:16
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | | pika?
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
103 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 10:22:02
>>101 ピカレスクなんて読む必要性はない。猪瀬の作家としての質を疑う。
猪瀬は社会科学でマスコミに翻弄されてればよい。三島については更に酷い。
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
104 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 10:33:17
でも新潮社の太宰の作品全部読んでしまって
今、放心状態でして、、、副読本や関連本を
探してまして、それでピカレスクをよく耳にしたもので
ヤフオクで検索してみましたら、文庫版がなかったものでして
それで、あのぉ…えーと、、、猪瀬ってあの道路公団の人ですよね?
太宰と接点はあったのでしょうか?
105 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 10:52:31
>>104 猪瀬は副業としての物書きであり,それゆえに,その連載は「週間ポスト」。
太宰関連の本を読みたいならば,「桜桃とキリスト」長部 日出雄著
「文藝春秋刊」
むろん,猪瀬と太宰に接点は皆無。
106 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 10:58:43
>>101 追記 「あれの文庫はない。なぜなら,売れないからである。」
どうしても読みたければ図書館で充分である。
>>105 どうもです。「桜桃とキリスト」、ブクオフになかったので
図書館で探してみます。
ピカレスクですが、な、なんとブクオフの100円棚に偶然
見つけたので、105円で購入できました。
オークションでも最安値が700円だったのでラッキーでした。
猪瀬のホームページがあって、見てみたんだけど、
なんかあんまり好きなタイプではないかも…
太宰を支持してる人って大きくわけて二通りいて、
共感しているようで馬鹿にしてる人と
あとは、太宰の思想を自分なりに消化して新しい思想を模索してる人
猪瀬って人は、前者なのかなって思った。
ピカレスクを読む前なので、印象は変わるかもしれないけど、直感で
そう感じた。
108 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 16:55:54
正義と微笑、パンドラの箱
この二作が好き
109 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 01:02:53
ピカレスクは読まない方がよいと思う。
太宰のイメージがかなり崩れた記憶が・・
映画化されたくせに5年以上経っても文庫化されないのは
圧力かかったからだろうね、ありゃ酷いもんw
中原中也なんて最悪じゃんw井伏もおばさん顔だのホモに襲われるだの
盗作暴露だのもうめちゃくちゃw
太宰もなんか嫌な野郎にしか見えないw
小説の世界を大切にしたい人は読まない方がいいぜ
110 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 01:27:26
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太宰治先生がこのスレを見て人間の醜さを見出したようです。
>>109 私はそんなイメージは無いな。
ちょっと粗野かなとは思ったが
112 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 01:34:26
この1000年「日本の文学者」読者人気投票の結果を発表した。(朝日新聞)
それによると、投票総数は20,569通で、
1位夏目漱石(3,516通)
2位紫式部(3,157通)
3位司馬遼太郎(1,472通)
4位宮沢賢治(1,275通)
5位芥川龍之介
6位松尾芭蕉
7位太宰治
8位松本清張
9位川端康成
10位三島由紀夫
11位有島武郎
12位村上春樹
13位遠藤周作
14位清少納言
15位与謝野晶子
16位森鴎外
ネット調査では太宰がダントツ1位なのに、朝日が介入すると
朝日新聞と関係が深い作家が1位になるトリック
113 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 09:36:18
「人間失格」は海外の人が読んでも面白くて、かつ共感できたっていう話を聞いたことがある
夏目や芥川なども面白いが、どうしても異文化、日本文化が目立って深く入りこめないが
太宰作品は自分自身の話のようだと絶賛
>>112 >>8位松本清張
この人も朝日出身だけども、「日本の文学者」と言われてぴんと来る人ではないわな
>>113 過去スレでガイシュツネタでスマソだけど、
UKバンドのマニックスがそうだったね。
メンバーの一人は「今までこの作家の存在さえ知らなかったけど、
読んでみたら、今まで読んだものの中で一番いいもののひとつだと思えた」
と、えらく心酔していたようだった。
そのメンバーは、失踪してもう10年が経つけど…。
へぇー、リッチーだっけ。
あの作品自体は結構コミカルだけど、ちょっと気負いのある人が読むと深く受け止めすぎちゃうんだよな。
紫式部って・・・なんか違うくないか?
以前、近所(三鷹です)のマクドナルドで暇潰してたら
隣の席に30代、40代のむさくるしい男の集団がいて
「なにが好き?」「女生徒!」「女生徒いいよね」「あ、俺も好き」
という会話が耳に入ってきて、隣にいた私は、当時、
近くの大学に通う女子大生だったので(まだ太宰は未読で文学には興味がなかった)
私に向けられた侮蔑だと思い、露骨に席を立つわけにもいかず、
隣でわなわなと緊張して聞こえないふりをして震えていました。
覚えてますか?
119 :
吾輩は名無しである:2005/04/30(土) 08:53:15
……この絶望は、人世を憎悪しつつ自己自身であろうと欲するのであり、
自分の惨めさのままに自己自身であろうと欲するのである。
この絶望は、反抗して、あるいは反抗的に、自己自身であろうと欲するの
でもなく、反抗のために自己自身であろうと欲するのである、
それは自分の自己を、それを措定した力から反抗して引き離そうと欲する
のでもない、それは反抗のためにその力に迫り、その力に挑戦し、悪意を
もってその力にしがみついていようと欲するのである……それだから、
彼は自己自身であろうと欲し、自分の苦悩をひっさげて全人世に抗議する
ために、苦悩に苦しむ自己自身であろうと欲するのである。
120 :
吾輩は名無しである:2005/05/01(日) 00:26:18
「踊っている場合か!
お前の思い言ってやろう」
この世を燃やしたって
一番ダメな自分が残るぜ!3、2、1、0!
ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
ダメ!人間、人間
ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
ダメ!人間、人間
ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
ダメ!人間、人間
ダメ、ダメ、ダメ、ダメ人間
ダメ!人間、人間
おーダメ人間として
生きるおろかさを
あまねくすべての人に伝えたい
そしてダメ人間の王国をつくろう
王様は僕だ 家来は君だ
ダメー!
それでも生きていかざるをえない!
121 :
吾輩は名無しである:2005/05/01(日) 03:36:06
昔読んだ雑誌(宝島だったかな?)太宰ファンの小泉今日子さんも
「皮膚と心」が好きと言っていたのを読んでうれしかった覚えがあります。
(その雑誌のスタッフに太宰治の霊が乗り移り、キョンキョンと対談するという
信じられないような企画でしたが、読んだ事のある方いらっしゃいますか?)
太宰の遺書とか、ちょい昔に見つかった、人間失格の草案とか見れるサイトない?
123 :
吾輩は名無しである:2005/05/02(月) 06:59:57
http://hpcunknown.hp.infoseek.co.jp/unpublished/dazai.html なんかこんないやしい太宰批評ではじめて読んだ気がする。
胸がムカムカしてきた。
難しい言葉連呼してごちゃごちゃ言ってるけど、用は太宰が嫌いっていうのが
前提で書いた文章なんだよね。
なんか怪しいと思って調べてみたら、納得。
ブッシュとか小泉とかヒステリックに叩くくせに
朝鮮人韓国人中国人の問題は徹底スルー
太宰、三島、村上春樹を馬鹿にし、否定し、
田中康夫、、、と志賀直哉を絶賛してる…
わかりやすいというか、、、それにしても自分の立場で
誰かを批評してる人間ってなんてあさましいのだろうか…
絶対的平等を声高に主張しつつ、
文章には自らの思想や立場を保守したいという
利己益が溢れてる。自分の仲間が良ければ、他は死んだっていい。
共産主義、社会主義が、平等っていう発想が
どれだけ人間にとって残酷だということがなぜわからないのだろうか…
こういった思想の行き着く先は、
”美人の存在は、そうでない人の心を傷つけるので、美人の顔に傷をつけよ”
↑実際に中国の例の革命の時に行われた蛮行です。
124 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 00:06:59
太宰の娘って、津島佑子と誰だっけ?
長女の園子さん。あと太田治子。
こないだ初めて太宰の人間失格を読んで、もともと人間嫌いで
キャラ作って無理矢理人間関係乗りきってる自分が凄いダメ人間
に思えて氏にたくなりましたorz
127 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 12:49:24
ピカレスク書いた人が
30代向けの男性雑誌のインタビューで
モテル男になるには?みたいなやつで
太宰治について語ってたよ。
この人の太宰論って一番俺的には納得した。
それにしてもなんで太宰は駄目人間だとか太宰はナヨナヨした弱い人間だとか
青春のハシカみたいだとかいうレッテル貼られたのかな…
こんな強くて勇気があって頭が良くて強い男っていないじゃん。
ピカレスクはおすすめです。
128 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 13:21:06
ピカレスクなどは文章構成に矛盾があり,それゆえに「ピカ」とした。
まぁ,仮にも太宰を「文学者」とするのであれば,それを語る場合【小学館】は適当ではない。
これの書き手の猪瀬はだからこそ,ポストからしか依頼がないのである。
この猪瀬は,自分の不都合になると,話を曖昧にする悪趣味がある。
そんなことは,メディアでは周知である。
129 :
吾輩は名無しである:2005/05/03(火) 13:30:41
130 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 00:14:30
>>125 サンクス。
太田治子は読んだ事無いんだけど、やっぱり太宰の影響受けてる?
お薦めあったら教えて下さいな。
>>129 長すぎる、しかも太宰本人の言葉よりも
太宰を批評してる人の言葉を論点にして一方的に否定してる。
自分の立場を弁護してるだけのようにも見える。
桜桃忌にくる人たちを勝手な偏見で侮辱したのは酷いですね。
語彙が豊富だと説得力があるように見えてしまうのは怖いですね。
132 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 14:50:31
他サイトの批判ならネットウォッチ板でやればどうですか?
また、そのサイトには掲示板があるんだから、そこへ乗り込めば?
太宰の作品についてレスしましょう、ここでは。
133 :
吾輩は名無しである:2005/05/04(水) 14:54:11
で「川端康成へ」に出てくる石川氏って石川淳のことでしょうか?
134 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 08:54:55
きょうは子供の日で暇だからレスでもしよう。僕子供だから・・
>>132のレス見ていたら,笑いが零れてしまった,これをラジカルに言うなら,太宰について書き込みしないのであれば,
このスレにレスするな,と言う所だろう。しかしそう言う君のレスも
>>129と目糞鼻糞である。他人のレスに挑発的な事を言い,
そして自分では太宰について書き込みをしていないのだから・・・
で,僕なりの太宰先生の感想を一言でまとめて言うなら,彼は「空」だ!
いま僕は精神病院からレスしている。超飛ぶような薬物を医師に強要しながら,
鉄柵にしがみつき,サルのようにキキィーと嬌声をあげて・・・・・・
135 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 12:16:05
136 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 13:10:51
137 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 13:16:58
電波がいるな
さすが太宰スレ
138 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 15:08:54
きょうは子供の日で暇だからレスでもしよう。僕子供だから・・
うっほー。暇だからもう少しレスでもつけようかしら・・
「太宰治は地面だ!」けれども「太宰治は空だ!」と,調子に乗っていたら空すべりして,保護房に
入れられてしまった。lまあ,しょうがないけどね。だって超飛ぶクスリを飲んで看護師ぶんなぐっちゃったのだから・・・・・・
で,訊いたわけよ。なぜこの僕を保護房に入れるンだ!って。そしたら,なんと,この僕が,病識者だからってだって!
なんでこの僕が病いを背負っているのかどうしても僕にはワカラないのだが・
仕方がないので,これから自殺でもしようかしら。太宰先生みたいに・・ぅっほー。デンパ急上昇中。ぅっほー。
139 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 18:05:10
きょうは子供の日で暇だからレスでもしよう。僕子供だから・・
ぅったくしょうがねーから,この僕を保護房に入れた主治医に制裁をあたえるために,そいつを今まさに姦ってきた,そうして
それにとりまく看護師も三人バラシテきた。今僕は裸足のままだ!どうしてくれるかしら?諸君!
で,腹も減ったし,しょうがないので,知人の家に上がりこみ,そうして焼きそばでも喰おうと考えたら,この家に油がないので,
これまた仕方ないから,石の油でフライパンを熱っして焼きそばを作ろうとしたら,なんたることか?火が燃え上がってしまい,
それでも構うものかと,その石油で焼いた焼きそばを喰ったら,腹が痛くて痛くて,今,救急車を呼んだ。そうしたら
内科医のところへ搬送され,結局また,病院からレスしてるんだぞよ。
で,太宰先生の話だったかしら。だ か ら 太宰 は 「空」
だ。
140 :
吾輩は名無しである:2005/05/05(木) 22:10:16
太宰は自殺を5回ぐらいしたが、
その内、2回ぐらい女性と一緒だ
なんで女と一緒なの?
_,,−-、
_,, .. _,,-‐'": : : : : :゙ヽ
r‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : ` 、
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{: : : : : : : : l' ヽ、: : : : : :{、
l__: : : : : : :i、 `丶: : t‐`
/, ヽ: : :/´ |: : : !'
{ ru l': :/ ,/二丶、 }: :,,|
_`iヽr‐!:丶 'tェッiヽ-'' , '‐-、/:/
: :丶t': : : ヽ 'xェァノ:/
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太宰治先生がこのスレを見て人間の醜さを見出したようです。
142 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 01:20:22
太宰は自殺を5回ぐらいしたが、
その内、2回ぐらい女性と一緒だ
なんで女と一緒なの?
143 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 01:50:10
太宰は自殺を5回ぐらいしたが、
その内、2回ぐらい女性と一緒だ
なんで女と一緒なの?
144 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 02:17:05
もの思う葦を読むと、しょうもない人だなって思うね。
小説書いてるのと同じ人だとは思えない。
145 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 08:12:58
しっかし恐ろしく文章上手いよな
説話体を完成させたかと思えば三人称もこなせる
146 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 09:16:14
連休中に太宰治論ものを数冊連続して読みました。
一番良かったのは、以外にもピカレスク。
明らかに他の太宰治論とは浮いていた。
他の作品(桜桃とキリスト他)は、なんというか、
いわゆる”文壇”の人の自己弁護のように想えた。
そういう空気が行間に漂っているように感じた。
太宰を褒めつつも、太宰が訴えた警句をなんとか丸く治めようと
必死な様子。
殊更、中期の作品群を褒めたたたえ(作者本人は
燃えカスと言っているのに…)他はなかったことにしたいように
映った。
太宰が向けた文壇への矛先を自分たちの都合の良いように解釈し
あやふやに仕向け、その作品に賞を与え、太宰治論の決定版!などと
権威付けをし、結果、太宰治への強烈なレッテル貼りが完了する。
文壇とは太宰が訴えた通りだということが逆に実証されているとも
言えなくはないが、なんとも恐ろしい、あ、うんの徒党の集団で
あることがよくわかる。
こういうものは、文学とは縁遠い資質をもった人間が
俯瞰で描いた方がが面白いのかもしれない。
147 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 15:52:07
桜桃とキリスト(笑)こりゃあとんでも洗脳本ですよ。
アカヒ様お得意の、事実をひとつひとつ褒め殺ししながら
自分たちに都合の良いテクストにすり替えていく手の本ですな。
それに小さな賞を与えて権威づけして、はい出来上がり。
”大仏次郎賞”受賞ってなんですか…?(笑)
過去の他人の太宰論と太宰の作品の転載から井伏に向けられた
批判的部分を都合の悪いところはスルーして、揚げ足とれる箇所を
拡大して、鬼の首撮ったように反論する。全体を通して、井伏鱒二様と
文壇様を褒めたたえる本にしか読み取れません(笑)
文藝春秋の典型的な処世術ですね。噛み付くものをこうやって始末してきたわけだ。
ピカレスクと読み比べてみるととても面白いですよ。
言葉というものの恐ろしさと
こうやって歴史は捏造されていくものなのかということが生々しく
観察できます。人々はライトノベルの中にある文章よりも
文壇の権威、●●賞受賞作の帯の方を信じてしまいます。
文学部の学生さん、この二冊をつかって論文書いたら
面白いものが出来上がると思いますよ。
にしても「桜桃とキリスト」酷いねぇ・・(笑)
井伏に関する記述は、読んでるこっちが恥ずかしくなってしまう程
想像力、批判能力が欠落し、盲目的に「天才天才」賛美し、
ひたすら太宰を「自己中心的気狂い自己中心的」とあげつらう。
一体誰のために書いているのだか…(笑)太宰治伝じゃなくて
「井伏鱒二弁」にでも差し替えたら如何ですか?(笑)
148 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 16:00:33
太宰は自殺を5回ぐらいしたが、
その内、2回ぐらい女性と一緒だ
なんで女と一緒なの?
149 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 18:20:02
太宰は自殺を5回ぐらいしたが、
その内、2回ぐらい女性と一緒だ
なんで女と一緒なの?
150 :
吾輩は名無しである:2005/05/07(土) 22:55:47
太宰は自殺を5回ぐらいしたが、
その内、2回ぐらい女性と一緒だ
なんで女と一緒なの?
151 :
吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 10:09:39
太宰は他殺だろ。かといって彼女を責めることはできないが。
152 :
二代目龍笑:2005/05/09(月) 14:24:24
>151
それって井伏さんが言い出したんだっけ?
153 :
吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 17:13:18
だって首締めた跡が首にあったんでそ。
富栄の死体は水飲んで土左衛門だったのに
太宰の死体は水飲んでなくて奇麗だった。
つまり入水する前に死んでたってことね。
太宰お得意の自殺未遂ポオズで終わらせるつもりだったのに
富栄はそれを見抜いていて、一緒に薬を呑むふりをして
太宰に睡眠薬を呑ませて太宰がウトウトしたところを絞め殺し
自分とヒモで結びつけてそのままダイブ。
太宰の死体は隠されたのは、
イメージ的に自殺じゃないと「人間失格」が遺書にならなくなるから。
井伏は悪人ですなんて言われたから、腹いせに
本当のことを暴露したんだよ。
でも太宰の場合は、そのへんはもう自作自演で
なにがなんだかわからなくなってるし、
きっと本人もその時はその時で別に富栄を恨んでもいないだろうし
自分の書いたものが一人でも多くの人間に読まれれば
それで満足なんだと思う。
書くためだけにあれだけのことしたわけだから。
太宰は女について描きたかったんだと思うよ。
描ききれずに、女に殺されたのは、あれだけど…。
そういえば、芥川龍之介も女に殺されたようなもんだね。
遺書にも書いてあったし。最後の作品も太宰と同じで
凶暴な女を描いて絶筆してるし。
154 :
吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 21:23:40
今日3月21日は故津島康一さんの一周忌ですね。
どのようなご挨拶をどなたにすればよいのかわかりませんが、
津島さんのことを思い出して、
もういちど天国で安らかでいてくださることをお祈りしたいと思います。
山口の舞台で津島さんが亡くなられてもう1年がたつなんて、うそのようです。
つらく悲しい出来事でした。そして試練でした。
昨日は、ツーさん(故津島康一)の命日でした。
佐倉で『モモと時間どろぼう』の本番だったのですが、
ツーさんに黙祷を捧げてから本番に臨んだようです。
津島サン、もう1年経つのですね。お亡くなりになったのは、私も“風の噂”
で聞いておりましたが、月日が経つのは歳を重ねると更に早く感じます
津島サンのお芝居は何作か拝見してます。森の先生やモモのペッポサン、確か
“けしの花”では小学生?
私の津島サンは蝦夷地別件が最後でした。出番は少なかったと思いますが、
一番印象に残った役に改めて感心した事を覚えてます
いるだけで心が暖まる津島サン、いつまでも忘れません
155 :
吾輩は名無しである:2005/05/09(月) 21:27:59
津島 康一氏(つしま・こういち=俳優)
21日午後8時42分、山口市の病院で死去、72歳。金木町出身、弘前高校
卒業。葬儀・告別式などは未定。連絡先は東京都中野区中央2の54の1
0、劇団仲間。
劇団仲間に所属。父親は元青森県知事で参院議員の故津島文治、
叔父は作家の太宰治。同日午後7時20分ごろ、山口市内での
「モモと時間どろぼう」の公演中に倒れた。劇団関係者によると、
死因は脳出血という。
「ピカレスク」にしても「桜桃とキリスト」にしても、自分の太宰像と食い違うと、
受け入れられないって人がいるみたいだね。
>>123のサイトの書き手は、批評家か何か?
それにしては、小説の中の言葉を、そのまま作家自身の言葉と理解してしまうという
初歩的なミスを犯してるね。
この人も結局、作品=作者という図式から逃れられない痛いファンと同じ穴の狢って
ことだね。
157 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 13:07:10
太宰は下手な物書きにて人間失格はくだらぬ本に有之候
>>156 そんなこと言ってたら、その人が自分の考えを文章にしてとは限らないじゃん。
思ってもないことを書いてるのかも。
批評の中の言葉を、そのまま批評家自身の言葉と理解してしまうという
初歩的なミスを犯してるね。
160 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 13:44:40
揚げ足取り、批判、否定が前提で
書かれた評論というものをわかっていないようで、、、、
こういった評論、批判?は、常に、その書き手の書く動機、意図を探ることに
焦点をあてるべきです。
>>123のサイトの評論にしても、桜桃とキリストにしても
明らかに「太宰治を否定」することが前提として書かれています。
ちゃんと読めばわかります。この手の評論は、広告や帯、冒頭と結論では
褒め殺しをする(技術的なことを褒めたりノ)ので、
ちゃんと本を手にして読まないとわかりません。(つまり騙されて
本を買ったり借りたりした後に気づく)
逆にピカレスクの方は、読めばわかりますが
「太宰治を肯定」しています。読み始めは逆の印象を受けます。
そして、書き手なりの太宰論をちゃんと展開しています。
私は、太宰治の存在をぼやかしたり、否定したりしてまで
「評論」する人の「動機」を暴露したいと思っただけです。
161 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 13:45:05
どっちがいいとか悪いとか真贋の問題ではなく
太宰治の作品、生き方から何らかの意味、価値を導きだそうとした人の評論と
ただ太宰の作品が売れるから、それがそのまま読者に伝わるのを
恐れて、ある人たちにとって都合の悪い言葉を勝手に
置き換えて、伝播する意図で書かれた作品?作品と呼べるのかわかりませんが
一緒にするのはどうかと思います。
はっきり言って、桜桃とキリストの参考文献は、
「ピカレスク」です。この本が売れてしまったから、
慌てた文藝春秋は、3年後にこの本を出しました。
後だしの汚さからか、面白いようにピカレスクの内容と
真逆の強引な、なんの裏ずけもない、モ私はこう思いますモと言いながら
否定している。モ太宰治は本当に井伏鱒二を尊敬し、天才だと思っていたのだ!モ
のゴリ押しには、唖然としてしまいました。
井伏鱒二、志賀直哉を必死で肯定し、如是我聞と太宰治を
カラスのように狡猾に否定しています。正面から攻撃しようとはしないから
卑怯なんですよ。
で、どういうことなんですか?
太宰なんていない。小説があるだけだ。
>>158 そりゃ、どんな文章だって究極的にはそうでけどね。
でも、批評として書くのなら、創作を「資料」として扱ってはいけないんですよ。
そういう作法とでもいうのか、そんな話をしただけです。聞き捨ててください。
>>159 批評は小説と違いますからね。いちおうは批評家自身の真意と受け取ってよいはずです。
いずれにしろ、真実がどうかではなく、まずはそう考えるべきというだけの話です。
>>161 批判が前提で書かれてるっていうの自体、あなたの主観では?
実際のところ、長部日出雄は太宰を「否定」しようなどという意図は持ってるとは思えないけどな。
これまでにも何冊か、太宰関係の本を書いてるし。
あと、3年後に慌てて出したっていうのも、正確さ欠くのでは?
そもそも、「桜桃とキリスト」は「辻音楽師の唄」(1997年4月)の続編のような作品じゃ
ありませんでしたっけ?
「桜桃とキリスト」の別冊文藝春秋での連載は99年冬号から始まってますね。
ちなみに「ピカレスク」の単行本は2000年11月に出ていて、
「ポスト」での連載開始は99年9月。
ほぼ同時期に連載が開始されているのに、どうやって「ピカレスク」を参考文献に
できるんでしょうか?
それとも、加筆の段階でどの部分が増補されたか、もしかして既に検証済みですか?
だったらぜひ聞かせてください。
ちなみに私は「ピカレスク」も「桜桃とキリスト」も、どちらも好きです。
世間で言うほど、私も「ピカレスク」が悪いとは思ってないです。
165 :
吾輩は名無しである:2005/05/10(火) 20:12:31
おまえら、細谷博の「人間失格の<人間肯定>は読んだのか?まさか知らないのか?
>>165 ま、ま、まさか、知ってるんですか?!
大変だ、ここに知ってる人がいるぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
167 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 01:07:56
>>161 まさか三年後て
文庫で計算したりしたのか?
三年後に出版てどんな勘違いだよ。
揚げ足取り、批判、否定が前提で
169 :
二代目龍笑:2005/05/11(水) 13:47:41
>151,153
最初に太宰他殺説をなしたのは三枝康高さんという人だそうです。
しかし、ノッパラさんは、「私はすぐ間近かで、検視医と同じくらいの間近かさで、
太宰さんに見入っていたが、その首筋には、締められた痕跡など、断じてなかったのである。」
と『回想太宰治』で書かれています。
170 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 19:00:32
>>168 それは
>>161のことですね。
だって三年後に書かれたっていう前提が間違ってるんだもんね。
171 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 19:26:29
おまいら、芥川の「薮の中」、黒沢映画「羅生門」でも見ろyo。
人間が人間を信じられなくなったら、この世は地獄、おしまいさ。
中国、韓国は、すでに人間として終わってますがね。
172 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 19:30:07
173 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 19:33:25
161『犯人は、井伏鱒三、おまえだ!』
167『鱒二ですよ、鱒二、頭悪いですね、あなたw?プー』
161『論点は、犯人が誰かということだ、誤字ではない。』
自殺、他殺でもいいけど、それに失敗してたら、
「井伏さんは悪人です」ってのは、シャレで済んだんですかね?
>>174 その頃既に仲はあまりよくなかったんだよ。
176 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 13:39:45
でも太宰と初代さんをパロディーにした井伏の例の作品は
酷かったね。わざわざ図書館で検索して読んだけど、、、
太宰が他の人の書簡やなんかを扱うときは、
しつこいくらいエクスキューズがあって、まぁしょーがないかなとは
思うけど、あの時期に生活のため?とはいえよくあんな作品を
書けたものだと思うよ。太宰の存在も初代の存在も
とてもあっさりと認識してたのかもね。変な青年だ。可愛そうな娘だ。
あ、ネタになる。書こう。書けた。金になった。助かった。はははって
感じ。太宰とは真逆の資質を持った人だと思います。
177 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 13:48:24
>>175 たぶん井伏の方は、太宰みたいに深刻に二人の関係を考えてなかったと思う。
『なんだって、あいつはあんなに腹を立ててるのだ?理解できないなぁ』
って感じだったと思う。そんな態度に太宰はまた他者に対する絶望を
感じて、書く書く書く。
病的に共感能力の長けたセンシティブな太宰と
病的に共感能力を欠いた井伏。。。
太宰は、井伏がいたからあれだけのものを書けたのかもしれないね。
178 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 08:26:55
>>161は相当なる電波君だな!
俺は病院からレスした電波だから、お前の電波が良く理解できる。
まあ、たかが掲示板如きでなにを必死こいて「ピ科」を擁護しているのか、
それは判然としないが、しかしながらお前の「電波」はキャッチできたぞよ。
「ピ科」は史実を半分、そうして残る半分をイマジネーションで創作・・・・
すなわち「太宰治論」ではありえない。それがゆえにタイトルを「ピ科」としたわけだ。
三島については「ペルソナ」で、川端は知らんが、しかし電波君よ、少しタイトルの意義付け
から考察したまえぞよ。
しかし日出男のあれが、参考文献とは、さすがに太宰スレだな(笑
179 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 14:52:09
>>178 はいはい、レッテル貼りはもういいから、あんたの意見を聞こうか?
文句があるなら、具体的に反証してみなさい。
なぜに擁護?とかなんとか、敵対心を煽るの?なんで一読者が
いちいち誰かの擁護をしなけりゃならないの?
あなたのような人間みたいに打算や利害で動かない人間もいるのですよ?
私にとっては、誰の言葉も本も、自分の養分として活かしていくだけですよ。
ファンだとかなんだとかそういう感覚はないですよ。
好き、嫌い以外のアサマシイ感覚で誰かを支持したり、なんだりしてるから
歪むんですよ。好きだから読む、そして自分に活かす。それだけでいいのにね。
反論ソースがないのに、電波だの病院だの印象操作のレッテル貼りしても
おなた自身の思考停止、自己紹介以外のなんの証明にもなりませんよ。
桜桃とキリストには参考文献の記載が全くありませんが?
文章を引用しまくっているのに、失礼な話だなと思いませんか?
にしても、、、あなたは太宰の作品から何を学びとっているのだろうか…。
長いものには巻かれたい、、、みたいな、太宰の思想とは
全く逆の思想のひとたちがこのスレに多いのはなんでなんだろう…。
この部分はおかしいとかそういうのではなくて、
太宰の存在自体を歪めようという意志が感じられて
なんだか恐ろしくなります。
こうやって過去の偉人の言葉を印象操作して都合のいい捏造をしていくのかと
思うとやりきれませんね。文壇も歴史の捏造に加担してきた事実も
そろそろ公になるべきです。日本の文壇なんて薄汚いものですよ。
信用できません。
180 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 17:14:31
おばさんなの?
181 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 17:24:01
182 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 22:30:56
太宰治の実家も青森の資産家。父親が衆議院議員・貴族院議員。
女性と心中事件を何度も起こしている。最後の心中で自分もシボンヌ
自己中心的で、未熟な人格と批判される事も多い。
しかし、太宰は東大だし、作家井伏鱒二に見出されて、文学的天才を開花させた。
傍迷惑なヲタクだが、太宰の場合は「芸の肥やし」として、大目に見られる。
一方、小林は、ただの低脳ナルシシスト。
エロゲを含むサブカルチャーが、
未来のメインストリームの萌芽になる可能性は否定できないが、
小林はクリエーターではなく、影響を受けただけの変態。価値が無い。
>>179 178だって、別に打算や長いものに巻かれたい的な感覚で言ってるんではないと思うよ。
私から見れば、どちらも自分の好きなほう、信じたいほうの肩を持っているだけに思えるけど。
それと、具体的に反証してみなさいと言う以前に、あなたの言ってること自体が、まだ
実証されていませんよ?
> 桜桃とキリストには参考文献の記載が全くありませんが?
> 文章を引用しまくっているのに、失礼な話だなと思いませんか?
こういうことを言うためには、実際にどの部分が引用なのか、二つの著作から実際に引いてきて、
見せないと。
それができないのなら、こういうこと自体、いうべきではないのではないですか?
双方の著者に失礼に当たると思いますが。
> にしても、、、あなたは太宰の作品から何を学びとっているのだろうか…。
> 長いものには巻かれたい、、、みたいな、太宰の思想とは
> 全く逆の思想のひとたちがこのスレに多いのはなんでなんだろう…。
これはあなたの限りなく妄想に近い暴言としか言いようがない。
このスレの書き込みだけで、その人の何が分かるというのですか。
「太宰の思想」をあなたはご存知のようですけど、太宰自身がこういうことをするとは、
到底思えませんがね……。
184 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 14:06:45
太宰ってボーダーじゃん。
ウソん気の自殺未遂を繰り返して、たまたま、うっかり死んじゃったんだよ。
185 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 17:11:48
>>179 反論ソース(なんとも嫌悪する事葉)は既に
>>161でお前が語っているだろ。
文意くらいしかるべき読め。デンパ君〜〜〜
187 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 14:14:42
>>161=
>>179 いずれに於いても,おまえさんは太宰論のなかで猪瀬の「ピカレスク」を一番良いと言っているわけだ。
にもかかわらず,それが突如として,「桜桃とキリスト」を論難する方向へと移行している。
更に,そこから最後は日本文壇の批判へと位置付ける。加えて言えば,おまえさんの論理は飛躍のしすぎ。
だいいち,おまえさん自身が,「好きだから読む」・「そして自分に活かす」と言いつつも,そのおまえさんが,
まったくそれとは正反対のことを論理で展開している時点でOUTだろ!
そもそも日出男の本が仮に駄作だとして,なぜそこから,文壇全てに批判の矛先を向けるのだ?理解に苦しむぞよ。
また,おまえさんの論で行くならば,ピカが良いならピカについて列挙し,そうして日出男など無視しているのが当然だな。
結局おまえさんは,ピカについて語らず,自分のスタンスから逸脱するものに批判を与える。
【まとめ】 太宰の「斜陽」について,志賀や三島が,たとえば(かず子)の母の言葉が変である。と指摘を入れる。
だいいち,貴族に限らず,自分自身を呼ぶときに,お母様〜とはいわず,母は〜と言うように,
頭には「お」を省くのが日本語で,それに触れられた太宰は,「宮様がお読みになり,そしてとても心くるしい」
と言ったのだから,それはそれで良いではないか・・・・と言うように・・・
従って,太宰を擁護するおまえさんの立場から言うならば,ピカはピカとして良く,
なにも日出男の「桜桃とキリスト」について言及するのは太宰擁護の立場からは矛盾する。
なのにお前さんはそれを見事にやってしまった。太宰の人生観を引き合いにするなら,
ピカだけを誉めていればよい。
188 :
吾輩は名無しである:2005/05/18(水) 17:20:24
>>161↓
なんの裏ずけもない×
なんの裏づけもない◎
太宰治論を語る以前に国語力を身に付けなさい。
通りすがりです。
>>188 「斜陽」の言葉遣いをあげつらった志賀直哉とか、
中上の言葉遣いをあげつらった丸谷才一とか、
萎えるんだよね、こういうの。文学の敵。
特に
>>187に賛成というわけでもないが。
では。
190 :
吾輩は名無しである:2005/05/19(木) 18:23:15
田辺あつみ萌え。
あの人となら死んでも良いかも?
191 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 07:42:18
馬鹿
192 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 07:48:33
193 :
吾輩は名無しである:2005/05/20(金) 21:29:56
太宰の命日が近づいている。
太宰は他殺だと今一度主張したい。
一応デンパの特徴は以下の通おり。
・無知だから根拠不足
・薄弱な根拠から飛躍した論理で、最初から決めてる結論を出す。
・根拠不足なことに気付いていない
・論理が飛躍していることも気付いていない
・無知のくせに勉強しようとはしない
・批判する者に対して攻撃的である
・依拠している学者が非文学者あるいは学会から評価のなされない学者
以上は他の学問板からのコピペなので
この俺から一つ付け加えるとするならば
・脳内論理であろうともそれが論理の体を崩していないなら
それは論理的に矛盾するものではない
だがかかる論理を弁証法の論理で否定されてしまうのにも
かかわらずそれをあたかま理論としてしまう人物はデンパだ。
.....よくわかんないからもっかい説明して。
「津軽」の新潮文庫の注釈の多さには笑うしかない。
447個ある。邪魔なほどある。
高島俊男が週刊文春の連載を始めたころに たしかやり玉に挙げていた。
「マント 袖の無い外套」、外套をしていればマントくらい知っていよう、と。
「銭湯 湯銭(入浴料)を取って入浴させる浴場」とまである。
>>194 一部の文学者は、真実と理解の間に
知性という迷路をつくった。
その迷路を無視して先へ急ぐ人間を無智と罵る。
自分は迷路を俯瞰で眺めることで権威となりうるので
知者の迷路を無視するものは許せない。
権威=己のすべてなので、自分の存在を否定されたような心持ちになる。
哀れなり
198 :
吾輩は名無しである:2005/05/21(土) 19:10:49
>>179って他のスレでも印象操作だのレッテル貼りだの喚いてるぞw
199 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 08:57:12
太宰は他殺
200 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 09:29:29
∧_∧ ┌──────────
◯( ´∀` )◯ < 僕は、太宰治ちゃん!
\ / └──────────
_/ __ \_
(_/ \_)
lll
201 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 10:49:09
_,,−-、
_,, .. _,,-‐'": : : : : :゙ヽ
r‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : ` 、
/: : : : : : : : : : :,、: : : : : : : : : :_:ヽ、
|_: : : : : : : : : / \: : : : : : : :ヽ、
{: : : : : : : : l' ヽ、: : : : : :{、
l__: : : : : : :i、 `丶: : t‐`
/, ヽ: : :/´ |: : : !'
{ ru l': :/ ,/二丶、 }: :,,|
_`iヽr‐!:丶 'tェッiヽ-'' , '‐-、/:/
: :丶t': : : ヽ 'xェァノ:/ <ニートで人間失格読まなかったら
: : : : : : : : : : i、 } 負けかなと思ってる。
: : : : : ',: : : : ´ i! _ノ
: : : : : ヽ : 、_ `゙;;;;> .,r'/ 太宰治(95・神)
: : : : : : \ - ,,`''‐--//`丶、.
: : : : : : : : :`-,; " ̄ /: : : : : :\
: : : : : : : / /: : : : : : : : : :',
: : : : : : :{ ,. -‐ ": : : : : : : : : : : :
202 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 12:55:45
太宰はニートのエリートだな、確かに。
実家が金持ちだし。
203 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 13:26:17
デンパな理論を文学的見地から批判するスレ
204 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 14:19:30
picaresque ⇔ 悪漢
ピカレスク ⇔ 小説 ←このようにカナ表記する時は飽く迄もジャンルは小説
小説とは,エンタメを含めない場合,これは文芸に位置する。
では文芸とは,いかなる事を言うのか・・それは小説の世界に含有される。
小説とは,文学理論からも考察されるし,また理論的にも確立されているが,
しかし個々の小説は極めて主観が大きく,よって文献には成り得ない。
太宰を書いた猪瀬ナオキは,その小説を書いたに過ぎず,題名も「ピカレスク」
であり,これが文献になるとは,いかなる思考の持ち主なのか甚だ困惑させられる。
別に長部日出男の片を持つ訳ではないが,ピカレスクの連載は週刊ポストであり,
その週刊ポストは,間違っても【文芸】のなかには収まらない。
一方,長部の「辻音楽師」は,その連載が文学界である。いやしくも文学界は,
文芸雑誌のジャンルに位置する。文芸に収まらない「ピカレスク」は,題名こそ小説としているが,
あれは文芸には位置しない。先にも述べたたが,文芸とは小説の世界であり,広くは学問ともなされる。
文芸にもならない「ピカレスク」をどうして参考文献などと呼べますか・・
ピカレスクがフィクションで成立している以上,これは文献にはならないのである。
確かに太宰も演技性パーソナリティー障害,すなわち境界性であるが,しかし,こと小説
の世界では立派に小説を書いていたのだな。かかる太宰を,
>>179のようなお人が,理解
しているとは,当然に思えない。
205 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 14:25:30
206 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 15:21:22
反論ソースとか
反証などと言ってる奴が
二度と出て来なくなるのだな
まぁ時系列で既に終わっているが
こうした人間に説明しても答えは
同じだ!もう終わっているから
出て来られない
自分が反証と言い出しているのに・
207 :
吾輩は名無しである:2005/05/22(日) 15:48:36
_,, .. _,,-‐'": : : : : :゙ヽ
r‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : ` 、
/: : : : : : : : : : :,、: : : : : : : : : :_:ヽ、
|_: : : : : : : : : / \: : : : : : : :ヽ、
{: : : : : : : : l' ヽ、: : : : : :{、
l__: : : : : : :i、 `丶: : t‐`
/, ヽ: : :/´ |: : : !'
{ ru l': :/ ,/二丶、 }: :,,|
_`iヽr‐!:丶 'tェッiヽ-'' , '‐-、/:/
: :丶t': : : ヽ 'xェァノ:/ < a novel picaresque
: : : : : : : : : : i、 } 訳してください
: : : : : ',: : : : ´ i! _ノ : : : : : ヽ : 、_ `゙;;;;> .,r'/
: : : : : : \ - ,,`''‐--//`丶、.
: : : : : : : : :`-,; " ̄ /: : : : : :\
: : : : : : : / /: : : : : : : : : :',
: : : : : : :{ ,. -‐ ": : : : : : : : : : : :
208 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 17:46:47
>>207 やくせないけど
それよりも
三鷹にだざいの小説の
名の喫茶店が有るの知ってる?
悪漢小説だろ
それがどうした?
>>208 三鷹は懐かしいNE
市役所どうりから
ちょっと脇に入った
場所にあるね フォスフォ・・・・・・・・・・
レセンス
かな?
210 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 19:03:22
>>209 市役所どうりから ←罰点
市役所どおりから ←丸々です
このスレは莫迦ばかりか
2ch上の誤字指摘は、
実況板でクイズ番組の実況しながら
検索して回答して正解して悦になってる馬鹿と一緒だ。
2chでは誤字を見たら意訳するのがマナー
212 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 23:55:36
マナーを超える誤字は
むしろ
2chn
だからこそ
指摘を入れるのもマナー
と思う。
213 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 23:57:17
つまり誤字を誤字と本気で思ってない(ry
214 :
C ◆7sqafLs07s :2005/05/26(木) 20:38:53
荻窪には太宰がよく井伏と飲んだ焼き鳥屋があるよ。
215 :
民族愛国という肛門裂傷と津軽:2005/05/26(木) 20:48:26
中年男の肛門をペロペロ舐めることさえ出来ない青二才が
愛国だとか民族だとか、、笑わせるんじゃないぞ。
ママの布団に潜って早く寝ろ!
http://www.asyura.com/sora/bd4/msg/426.html 私が抱きついてゆくと三島さんは急に体の向きを変えて抱き返してきて小さな声でささやいた。
「しばらくぶりだったね、会いたかったよ。」
、、、、懸命に三島さんの首から、胸、腹に、強いキスを浴びせかけていった。
、、、三島さんはこちらが驚くほどの、甘えた子供のような声をほとばしらせた。
1966年、昭和41年8月27日、熊本、ホテル・キャッスル。
三島由紀夫42歳、福島次郎36歳、中年男の熱い再会だった。
「・・・・私の方から三島さんの体を強く抱きしめ、その首筋に、激しいキスをしゃぶりつくようにしたのだった。
三島さんは、身悶えし、小さな声で、わたしの耳元にささやいた。
「ぼく、、、幸せ、、」歓びに濡れそぼった、甘え切った優しい声だった。・・・」
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hinoki/4247/hokanshoko/m39.html 月例検査で初年兵の肛門に裂傷が見つかった。
本人は否定したが稚児経験のある医者の目から見れば鶏姦であることは明白であった。
この太宰治スレッドで騒がれていたので気になりまして
「桜桃とキリスト」を図書館で借り読みました。
「如是我問」のことばかりが解析されているのが気になりましたが
太宰治の小説の文章がわかりやすい感じで長部氏がアレンジして
たくさん引用されているので若い人にも読みやすいと思いました。
読み終えてみて、太宰治のことよりも、志賀直哉氏と井伏鱒二氏の
先輩としての素晴らしさ、偉大さ、人間としての大きさがよくわかりました。
太宰のような悪ガキみたいな若手作家を温かい精神で見守っていて
とても心が温かくなりました。
太宰は実は嘘つきでとても不潔でカッとなると見境なく非常識なことを
言って周囲の人々を不幸にしてきたのだなあと思いました。
「人間失格」を執筆していた旅館で初対面の青年読者が泊まりにきて
自殺未遂をしたというエピソードにはビックリ仰天しました。
山崎富栄があわてて病院に連れていったんだそうです。
太宰治の小説は一歩間違えば青年の命を奪う悪魔的な危険思想なのです。
前期や後期の作品は若い子供には読ませない方が良いと思いました。
217 :
吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 20:35:30
218 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 18:32:04
元祖ニート
219 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 20:59:23
,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
彡 r ─、 ::::::;;;;;;)
彡 /  ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
ヽ | :::::::;;;;}
ヾ,,`イ :::;;;;;;)
〈 ´`‐-、,, , -‐´`:;;;;;/
`_ ,tェ- 、 ,tェ - :::::::;;;}
ヽ ヽ / /
ヽ ヽ |〉 / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ヽ / / < 「或る阿呆」とは君の事だな(w
ヽ ヽ ー-- / / \_________
__\_  ̄/^`‐-'、
ゝ /  ̄|γ/ , ヽ
 ̄ \ ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
\ ^ ヽ |
/ |
太宰は不毛だ! さあ僕をかたれ!
太宰って権力者に憎まれて死刑にされちゃった
ソクラテスみたいだ。罪状まで似てる。
「悪事を善事となし、青年を腐敗させた罪」
221 :
吾輩は名無しである:2005/05/29(日) 15:39:25
ソクラテスも元祖ニート
ソクラテスも太宰も貧乏だった。
不正に対して不正で
暴力に対して暴力で
権威に対して権威で対抗しなかった人でした。
そして若者に愛された。
そろそろ桜桃忌、若者が本を年々読まなくなっていくのに
年々若者参列者が増えて行く桜桃忌…
223 :
吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 12:33:46
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ヽ
∵∴∵∴∵∴∵∴/ ̄∵∴∵∴∵∴∴∴∵ヽ
∵∴∵∴∵∴∵∴| ● |∴∵∴∵∴∵∵∵∴ヽ
∵∴∵∴∵∴∵∴ _/ ∴∵∴∵∴∵∴∵∴ヽ
∵∴∵/ ̄ ̄ ̄ ̄ ,-‐-、 ∴ / ̄∴∵∵∴∵)
∵∴/ \ / ヽ∴| ● |∴∵∵∴ノ
∵/ \ \ l | _/∴∵∴ ノ
/ \ \ ゝ___,.ノ |∴∵∴∵∴∵丿
\ / |∴∵∴∵∴∵ノ
/ |∴∵∴∵∴丿
\ / \ |∴∵∴∵∴ノ
\/ \ \ |∴∵∴∵ノ
\ \ \ \ |∴∵∴ノ
\\ \ \ /∴∵ノ
//
さて,太宰治を咀嚼しましょうか・・・・・・・・・
まずわたしから・・彼はジゴロであった!
では,皆さんの意見を聞こうか・・
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
225 :
吾輩は名無しである:2005/05/31(火) 20:41:04
奥野健男は飯の種として太宰を誉めそやしたってだけだろうw
アホな太宰信者に共感を得るような評論を書いて自分の糊口を凌いだ
んだから奥野は賢いんだよね。
ま、太宰の小説なんざオナニーにしか過ぎないんだからこういうのを
読んで人生の深淵を見つめただなんて思ってる人間はどうぞ御勝手に
と言うしか無いな。谷崎の作品の方がずっと深遠だし、川端の作品の
方が余程虚無的だ。
「深淵」!とくるんだONE!
「虚無」!とくるんだONE!
ゲラゲラギャハハ、なんだONE!
>>225 ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ ( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )ヒソ
228 :
吾輩は名無しである:2005/06/01(水) 21:06:39
馬鹿
229 :
二代目龍笑:2005/06/02(木) 11:50:12
>225
奥野氏は、『坂口安吾』のかで安吾が父で太宰が母のような存在だったっていってたYO!
230 :
吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 16:49:47
,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
彡 r ─、 ::::::;;;;;;)
彡 /  ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
ヽ | :::::::;;;;}
ヾ,,`イ :::;;;;;;)
〈 ´`‐-、,, , -‐´`:;;;;;/
`_ ,tェ- 、 ,tェ - :::::::;;;}
ヽ ヽ / /
ヽ ヽ |〉 / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ヽ / / < 僕の自殺においての弟子を責めるな!
ヽ ヽ ー-- / / \_________
__\_  ̄/^`‐-'、
ゝ /  ̄|γ/ , ヽ
 ̄ \ ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
\ ^ ヽ |
/ |
231 :
吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 22:07:58
∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴ヽ
∵∴∵∴∵∴∵∴/ ̄∵∴∵∴∵∴∴∴∵ヽ
∵∴∵∴∵∴∵∴| ● |∴∵∴∵∴∵∵∵∴ヽ
∵∴∵∴∵∴∵∴ _/ ∴∵∴∵∴∵∴∵∴ヽ
∵∴∵/ ̄ ̄ ̄ ̄ ,-‐-、 ∴ / ̄∴∵∵∴∵)
∵∴/ \ / ヽ∴| ● |∴∵∵∴ノ
∵/ \ \ l | _/∴∵∴ ノ
/ \ \ ゝ___,.ノ |∴∵∴∵∴∵丿
\ / |∴∵∴∵∴∵ノ
/ |∴∵∴∵∴丿
\ / \ |∴∵∴∵∴ノ
\/ \ \ |∴∵∴∵ノ
\ \ \ \ |∴∵∴ノ
\\ \ \ /∴∵ノ
//
人間失格であったがわたしは人間である。
232 :
吾輩は名無しである:2005/06/07(火) 23:03:18
,-― ゝ ̄ ̄ `―-、
ミ ヾヽ :::;;;;;;;ヽ
彡 r ─、 ::::::;;;;;;)
彡 /  ̄ ̄ヽ::::::;;;;;i
ヽ | :::::::;;;;}
ヾ,,`イ :::;;;;;;)
〈 ´`‐-、,, , -‐´`:;;;;;/
`_ ,tェ- 、 ,tェ - :::::::;;;}
ヽ ヽ / /
ヽ ヽ |〉 / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ヽ / / < 僕の自殺においての弟子を責めるな!
ヽ ヽ ー-- / / \_________
__\_  ̄/^`‐-'、
ゝ /  ̄|γ/ , ヽ
 ̄ \ ``ゝ' ゝ ヘ  ̄ `'-、
\ ^ ヽ |
?
6月19日の所さんの目がテン!はサクランボなので各自ココロして見るよーに。
235 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 12:52:34
桜桃忌ってはじめて参加した時、
女の参加者が多いのでびっくりした。
あれだけ女性を糾弾しつづけた太宰を
弔う女性は、太宰という作家をどういうふうに解釈してるの?
236 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 12:54:52
坂口安吾は朝鮮系の帰化人です。
惚れたが悪いか
238 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 20:16:42
239 :
吾輩は名無しである:2005/06/13(月) 20:17:41
ダサイは、女という生き物を"一匹の必死な虫だ"と断罪したんですよ?
よく平気でいられますね。
240 :
汰介:2005/06/13(月) 20:21:59
>>239 それは、ただ単に自分にとっての文学がとても重要なウェートを占めていると言う、
修辞ではないんですかね。
しかし同時に平気でいられないから、折衷案である心中を選択したのでは?
芸術家だからいいんでね?なんでもアリで
242 :
吾輩は名無しである:2005/06/14(火) 02:56:12
女に産まれた時点で罪。それを償えたら、後世は男として生を受けられる。
しかし、人間として罪を犯したら、来世は女としてふりだし。
女に産まれて、罪を償えなかったら、畜生道へ。
女は半分獣人間なんですよ。人魚みたいな。
243 :
吾輩は名無しである:2005/06/14(火) 17:46:02
244 :
吾輩は名無しである:2005/06/14(火) 21:51:51
私は、産まれて初めて、小説を読んで
鳥肌がたった。それが、太宰治の短編『待つ』でした。
言葉が、本の文字が生きてるみたいに感じられて、ぞくっとした。
この作家はちょっと他と違うと思いました。
満願という掌編、いいね。
246 :
吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 10:40:24
桜桃忌って三鷹でやるんじゃないの?
毎年行こう行こうと思って行かなかったから
今年は行くつもりだったんだが
>>244 生まれて初めて読んだのに、なぜ他の作家と比較できたの?
待つ は確かにいい。太宰のいいところが凝縮されてる。
これショートフィルムで表現したら神だね。
そういや、死んだのは6/13なんだよな?
仏さまからしたら、命日にこそ供養してもらいたいのではないのか?
桜桃忌って供養する側のエゴが見え隠れしてなんかいやだ。
当時の今ぐらいの頃は玉川上水をどんぶらこどんぶらこと
流されていたんだよなぁ しみじみ
250 :
吾輩は名無しである:2005/06/15(水) 14:30:34
6月13日は白百合忌
251 :
吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 15:10:23
今年の桜桃忌は日曜か・・
結構人が来そうだな
何を墓前にあげれば喜ぶかなぁ
行かないけど。例えば。(´ー`)ノ
253 :
吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 20:08:06
太宰は、身欠きにしん・カニ・若竹・わかめ
が好物だったそうです。
254 :
吾輩は名無しである:2005/06/17(金) 22:07:57
雀が好きじゃなかったっけ。
255 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 11:00:15
>>247 誤:産まれて初めて小説を読んだ。そして鳥肌が立った。
正:小説を読んで鳥肌が立ったのは、産まれて初めてだった。
256 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 11:10:26
豊川悦司が明るい太宰治を演じます(マジ)
257 :
吾輩は名無しである:2005/06/18(土) 18:16:36
「斜陽」のように、外国小説を下書きにした作品って他にありますか?
斜陽の下地はチェイホフよりも
斜陽日記として出版された太田静子の日記だが・
新ハムレット・女の決闘」あたりが面白い。
259 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 02:25:56
260 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 02:34:58
>>256 豊川悦司は在日俳優だから、プロパガンダ色強まるね
太宰を曲解して、へんなイメージづけをして
都合のいいように利用するのはいい加減にしてほしい。
戦国自衛隊といい、在日はお金で名作をリメイクして
おかしな印象にすりかえる。(江口洋介も韓国系日本人ですよ)
太宰は弱い人でも面白い人でもないよ。
強くて孤独で可愛そうな人だよ。くだらないイメージづけじゃなくて
ちゃんと作品を読んでほしいな。全作品読む価値がありますよ。
261 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 06:58:11
誕生した人:
パスカル(フランス哲学者 1623)、太宰治(小説家 1909)、
KABA.ちゃん(ダンサー 1971)、宮里藍(プロゴルファー 1985)
262 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 07:49:28
263 :
我輩は名無しである:2005/06/19(日) 07:54:31
いんや
264 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 13:38:59
太宰が図太いってのはよく分かるが
強さと図太さは似て非なるもの
265 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 13:43:15
今からうんと昔、おまいさんたち位の若造のころ、
おいらは在日差別の全廃のために指紋押捺拒否闘争から支援してきた。
知らない人はググってくれ、あの闘争はウヨもサヨもなくポン人も北も南も無かった。
罰金の一万円はみんなの100円玉のカンパで支払った。人間として平等に生きてると実感した。
そして闘争は勝利した。
しかし、増長するとは考えなかった・・・・・・
最初は正義でも運用者が恣意的に活動すればどうとでもなるニダ
マスコミはペ−ぺーの駆け出しの頃から黒色ハイヤーで取材。
腕章ひとつで立ち入り自由のモノ書きの特権階級。
自分は得別の人だと思っていたのがネットの台頭で特権階級から落ちそう。
2ちゃんのヴァカと一緒にするなぁ、ばかぁ。と思っている。
みんな、中国の「反日教育」を見て笑っていないか?
実はもう、日本も「人権擁護教育」は始まつてしまっている。
10年後の「立派に育つた若者達」を反日デモに重ね合わせてみろ。
人権擁護局の中の人はしたたかだ。立派に育ててくれると思うな。
人権教育及び人権啓発の推進に関する法律
http://www.pref.tokushima.jp/Generaladmin.nsf/topics/F2522EEB624B1D7849256E1D0026F8E1?opendocument 俺達は自分の子供を人権擁護局に預けちまったのさ。
20世紀少年はフィクションじゃないお、予言だお。
お隣の「太陽政策」はイソップ寓話の「太陽と北風」からきている。
北のみならず、ぽかぽかといい日ざしでほわわーんと祖国統一を夢見た国民は人権擁護法を通しちまった。
反日親北路線まっしぐら、人権擁護委員会は影の大統領、KCIAさえも解体させ人権擁護委員会にすげ替えるら しい。
新しい法律どんどんつくってやりたい放題。
で、在日韓国人に対しては棄民(あんたらは同胞じゃなく倭胞)政策。
唖然とする在日韓国人、「こんなはずじゃなかった」と嘆く韓国国民。
日本は韓国のようにはならないと誰か否定してくれ。
266 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 14:55:03 BE:170198584-##
斜陽と人間失格を立て続けに読んだら死にたくなった・・・
>>266 そんなときは坂口安吾の「不良少年とキリスト」を読むこと。
漏れも桜桃忌記念に人間失格読んだら
あとからじんわりきた。
269 :
吾輩は名無しである:2005/06/19(日) 21:12:01
なんかシランが、遺族が
桜桃忌って言葉を今年限りにして
生誕祭って言葉に変えたいんだってさ
俺は桜桃忌の方がいいな。こういう名称はやたらと変えるべきじゃないと
思うし。
270 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 05:45:03
でも命日は13日だろ。一週間玉川の中で生きてたわけじゃないし。
一週間玉川の中で生きてたってw
272 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 15:16:52
でもね、名前ってのは恐いものだよ
理屈じゃないんだよ
名称を変えた途端に結束力が解け
毎年の集まりも少なくなっていくでしょうね。
検索キーワードにしても分散されて
情報履歴が時系列で検索しにくくなりますし
もっと大きな視野で考えてもらいたいです。
まさか太宰の思想の伝播を弱めたいなんて
ことではないと思いますが…(なにせ遺族は金の亡者で太宰のことより
金ですからね、●●さん?某出版社に騙されてませんか?)
生誕祭ってまるでキリストみたい。
遺族って誰?長女?
次女は作家だよね。
274 :
吾輩は名無しである:2005/06/20(月) 21:12:37
伝播より電波だろ
275 :
吾輩は名無しである:2005/06/21(火) 12:24:29
俗物だよな娘は
つまり桜の園子さんということですか
277 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 17:53:00
太宰と比べちゃ駄目だ
278 :
吾輩は名無しである:2005/06/23(木) 05:44:49
チョンが嫌いなら、ダイソーいがいで100円の店見つけましょう
クリスタルなんかいいのでは?
おまいら 賎人?
コピペ職人願います
279 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 01:32:09
北さん+中畑さん=ヒラメ(絶対的悪人)
280 :
吾輩は名無しである:2005/06/24(金) 22:44:55
感化されて自殺した人っているの?
田中英光
282 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 01:33:15
あれだけ本人は自分の作品を曲解して
誤解されないように
自作の中で自作についてしつこいくらい解説いれてるのに
感化されて自殺なんて、ちゃんと読んでない証拠だろ
あやしげな評論家につくられた太宰のイメージを
なぞってるからそういうことになる。
へ?
284 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 09:18:41
285 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 18:51:03
林原めぐみ…
286 :
吾輩は名無しである:2005/06/25(土) 18:53:44
ある意味、電車男って「現代版太宰治」だよね
自分の恥公開私小説みたいなもんだし
読者層が、その時代の負け組な若者ってのもカブる
ぜ ん ぜ ん ち が う だ ろ
物語内容だけで論ずるなら小説なんか読んでられん
289 :
吾輩は名無しである:2005/06/26(日) 18:13:58
勝ち組、負け組という二元論をやたらと
多用する人間が最近増えたなぜなら、
その裏に創価学会、在日の全体主義があり、
テレビ番組の企画を通して伝播してるからだ。
やたらと勝ち負けでカテゴライズする奴を見かけたら
出自を疑ってみましょう。
勝ち組、負け組、
・・・まあ少なくとも太宰ファンはそういう言葉
好まないだろうな。
おまいら、やっとるか。
292 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 19:21:29
田中英光
の本はどこで読めるのでしょうか?
探してるんですが。。。。。
293 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 19:51:27
>>290 おまえは太宰ファンじゃないの?
どういう意味で言ってるのかしらないけど
日本人は基本的に相対主義でしょ。
相手の立場に立って物事が論じ合える。
294 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 21:21:28
295 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 22:17:51
296 :
吾輩は名無しである:2005/07/02(土) 22:26:02
p
何年か前、友達(女)に斜陽の直治が凄い
っていって貸したら
(僕は貴族です)のところで
なにこいつ、きも、貴族?wwwといわれた。
そんな彼女が好きな小説は三国志(戦うのがかっこいいらしい)
趣味はゲーム(なんかよく知らないけど戦うやつ)
感覚が始めから違うことに気付くべきだったよ、ごめん
298 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 21:57:32
田中英光
の本はどこで読めるのでしょうか?
探してるんですが。。。。。
299 :
吾輩は名無しである:2005/07/06(水) 23:28:02
太宰の作品が好きな人は、共感する部分が多いからですか?
自分が太宰と全く違うタイプでもファンの人っているのかな。
太宰の魅力は、文章が美しさだと思う。
美しい、というのも適切ではないかもしれないが、文章の持つリズム、というか、繊細でありながら大胆なところとか、ファンの贔屓目かもしれないけど、そういうセンスにかけては太宰の右に出る作家はそうそういない、と思ふ。
とくに「富嶽百景」なんかは痺れるくらいに表現が秀逸だと思うよ。
301 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 20:42:52
太宰って血液型なに型なの?
302 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 21:35:48
>>301 輸血してあげるつもり?
残念だけどもう他界してるよ。
303 :
吾輩は名無しである:2005/07/15(金) 21:38:18
301 AB
304 :
吾輩は名無しである:2005/07/19(火) 01:43:52
教えて下さい。池水は濁り濁りて藤波のってやつ。 正式な文章お願いします。
305 :
吾輩は名無しである:2005/07/20(水) 21:53:18
久々に斜陽読み始めた
やはり面白いな
池水は濁りに濁り藤波の
影も映らず雨降りしきる
左千夫 だっけか?
なんかの小説に引用される 「私にも陋巷の聖母があった」 の出典はなにですか?
308 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 22:21:38
昔「人間失格」を読んで「あ、だめだ」と思って以来太宰は遠ざけていたが、
先日ふとした拍子に「斜陽」を読んだ。
…めちゃくちゃ面白かった…ため息が出るほど巧いな、この人。
すばらしい描写がいっぱいあって、文庫に線引きながら読んでたらぐちゃぐちゃになった。
>>308 私も「人間失格」より「斜陽」の方が好きだ。
太宰を初めて読む人にはいつも「斜陽」を薦めている。
>>308>>309 ずっと前に読んだ斜陽、よかったな。
君らは若いんだろ?
いいな、若くて。
オレは今年太宰が死んだ年齢になってしまった。
若さ、かくて日に蟲喰はれゆき・・・の心境さ。
今日斜陽を一気に読んだのですが、最後のところ少し分かりづらかったので質問させてください。
直治の遺書に出てくる「洋画家」というのは上原のことと思っていいのですか?
最初の方では小説家という設定だったように思うのですが、
あとにでてくるカズ子の上原宛ての手紙?で「あなたの人格のくだらなさを〜ry」と書いているのと繋がらないので。
>>311 そだよ。もいっぺん読み直してみな。すぐに分かる。
かく言う俺は、どうして自分の子供を直治の子供と偽って上原に見せたいのか全く分からない。誰か教えて
>>311 >>312 おれもきのう読み終えたばかりなんだけど、そこがわからなかった。
今日図書館行って「斜陽」の解釈について調べてくるわ。
いや
>>311は読み直せば分かるけど、「素直に上原の妻と書くのは恥ずかしいから、フィクション風に書く」
という記述がある
つまり、作家→画家に変えている
最近ファンになって、小説はもちろん関連書をぼちぼち読み始めている。
河出の「新文芸読本」は初心者には有難いシリーズだね〜。
これ一冊持ってれば作家に関する基本的な情報がゴシップ的なものも含めて
大まかに把握できる。
三島が太宰に会いに行った時のエピソード、めちゃくちゃ面白かった…
317 :
311:2005/07/26(火) 23:32:48
解決しました。ありがとうございました。
318 :
311:2005/07/26(火) 23:33:19
解決しました。ありがとうございました。
319 :
311:2005/07/26(火) 23:34:32
みなさんありがとうございます。解決しました。
320 :
311:2005/07/26(火) 23:35:27
三重レススマソ
基本的に短篇でこそだろ太宰は
長篇書かせるとボロが出るタイプ
構成力とか根性ないから
>>321 長篇と呼ぶほどの量の小説はなんかあるか?
323 :
吾輩は名無しである:2005/07/30(土) 22:06:27
あつみと結婚すれば太宰の人生も変わっていたかもしれない
来年四月からのNHK朝ドラは津島佑子の「火の山」が原作だそうだけど、
太宰も出てくるのかな?まだ読んでないんだけどこれ。
人間失格や彼の自殺癖(こう言って良い物かはわからないが)は
彼への幻想を高める一方、ある意味彼への評価の足を引っ張っているかもしれないな。
327 :
吾輩は名無しである:2005/08/03(水) 04:15:26
辛うじて長編っていえるの斜陽と津軽だけ?
津軽は読んで損はないな。
331 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 03:20:42
>>324 太宰をイメージしたキャラは火の山に出てくるけどね
ただ、ドラマのストーリーは火の山とは別物みたいよ
今、産経新聞で野平健一夫妻のインタビュー連載してるよ。
太宰のことがたくさん出てきて、なかなか面白い。
山崎富栄は高橋ひとみ似だそうだ。
334 :
吾輩は名無しである:2005/08/04(木) 23:37:24
写真見たことあるけど、高橋ひとみには似てなかったなぁ。
335 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 04:12:27
太宰が精神病院に入ってたって本当ですか?
詳しく知りたいです わたしも精神病院ぶち込まれましたから
>>335 HUMAN LOSTという短編を読むといいかも
337 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 10:51:03
>>333 高橋ひとみは、昔、某バーで見かけたが、男と心中しそうにない、雰囲気だった
不倫はするタイプかもしれんが
338 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 12:26:26
>>335 評伝はいっぱい出てるから読んでみ。どの本にも書いてあるよ。
無理やり入れられて太宰はぶちきれたらしい。
339 :
でかぱい大好き少年タケル君:2005/08/05(金) 13:03:33
340 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 17:09:25
341 :
吾輩は名無しである:2005/08/05(金) 17:11:33
342 :
ぷんどら:2005/08/05(金) 19:50:40
太宰、大好き。
クレーター顔がたまらない。
肌の色もいい。
343 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 00:47:20
若いころの美形太宰サイコー
344 :
吾輩は名無しである:2005/08/06(土) 02:28:53
太宰って美形ってことになってるの?
ひたすらキモいんだけど(小説は好きだけどさ)。
確かに俺も太宰が男前かどうかは疑問だ
そんなに言うほどじゃないと思う
346 :
吾輩は名無しである:2005/08/07(日) 14:09:34
若いころの美景の写真見たことある
中年になってからは石田純一みたいだがw
グッドバイでひたすら笑った
肌の色って、太宰のカラー写真あるの?
>>342 見たことない…(´・ω・`)
太宰は写真によって随分顔が違うな。
美形に見えるのもあるけど、ただのオッチャンに見えるやつも…
薬関係もしくは持病の関係で顔が変わってるのかも?
新潮文庫を図書館で借りて全部読みました。
新潮文庫からこぼれているもので 読んだ方が良いものがあれば どーぞ お教え下さい
351 :
吾輩は名無しである:2005/08/11(木) 07:27:43
断崖の錯覚
352 :
ルージュ 磊:2005/08/11(木) 16:01:05
逆行
353 :
吾輩は名無しである:2005/08/13(土) 18:36:27
あつみちゃんと結婚したい!
354 :
吾輩は名無しである:2005/08/14(日) 00:36:09
田辺あつみと結婚したい!
田辺あつみと結婚したい!
356 :
吾輩は名無しである:2005/08/14(日) 03:34:26
シメ子と結婚したい!
こら!シメ子って言うと
あつみちゃん怒るだろ!!
359 :
358:2005/08/15(月) 00:14:41
失礼。合併して、金木という名がなくなっただけだったw
田辺あつみと結婚したい!
あつみとくっつけ太宰
太宰さんはなんで子供作ったんだろ
性慾の衝動を抑え切れなかったから
364 :
吾輩は名無しである:2005/08/17(水) 20:26:18
荷風はやりながらも避妊を徹底してたというが
太宰はやってたんだろうか
366 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 00:37:35
精神病院ぶちこまれたそうですが、なぜぶちこまれたのでしょうか?
やっぱ薬中毒?
自分もはずかしながら中毒(精神科薬)でぶちこまれましたが、
退院してから2年後人間失格しっかり読んでびっくりしました、自分とそっくりの人間がいるって。
まあそんな人間日本にごまんといると思いますが、驚愕すると同時に自殺する運命なのかと思ってます。
今まで生きにくかったのは原因というか、根拠があったように思えます。
>>365 本質的には子供を作ることを忌避していたんだと思う。
多くの近代文学の小説家はその辺(子供を作ること)に
関して無頓着だった気がする。
368 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 13:28:41
>>366 あなたがもし自分のことを芥川にそっくりだとでも思うのなら、発狂と自殺の運命を恐れるべきでもあろうが、
太宰に似ているんだったら大丈夫。
あれは単なる思い込みの激しい未亡人との痴情のもつれの末の無理心中に巻き込まれただけだから。
太宰は人間失格どころか、極めてまっとうな人間だったと
安吾も書いてるしね。
370 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 15:13:31
そうなんですけどね。。実際きついです。
芥川は先天的な基地外 太宰は後天的な基地外 自分はそう思うます。
どちらがつらいかというと後天的な基地外 だと思います、自分を責めますから。。
さっちゃんを悪く言っちゃだめ!!
372 :
吾輩は名無しである:2005/08/18(木) 20:15:39
>>370 お前が似ているのは大庭葉蔵であって、太宰治や津島修治ではない。
思春期・青年期によくありがちな勘違いだね。
373 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 02:40:17
372
よくいわれるよ あんたの発言>>>
でも本当のことなんだ 太宰を身近にかんじるだけで救われる魂もあるのさ
思春期にありがちな勘違いですまされたくない。
あほと思われるかもしれないけど、こっちは命かかってるんだ、無論
あんたには関係ないいが。。。。。
「思い込み」が「読み」の幅を狭めてるってこともあるんじゃないかな?
それとも、もうそんなことはなくなってるんだろうか?
まあ、でも、太宰(and/or 太宰の作品)を身近に感じて救われる気持ちになるんなら、
それはそれで良いんじゃない?
そういう人は、それこそ星の数ほどいるわけだし。
救われずに、死んだり狂ったりするよりも、よっぽどいいかと。
太宰を身近に感じて、それゆえに死んだり狂ったりしちゃうなら、
(または「太宰のように自分も死んだり狂ったりしなきゃ!!」とか思ってしまうならw)
ちょっと、、、やめておいた方が良いとは思うけど。
376 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 06:53:32
太宰は人口一万ぐらいの場所で育ってるんだな
死ぬのが流行ってたのか
自然主義なら死まで持っていこうとしたのかだろ、きっと
なんていうかさあ、2chの、文学板の、それも太宰スレで、
救いだの死だの狂うだのと大真面目に言われちゃうとさ…、
思わず語尾に(笑)をつけずにはいられない気分、みたいなのが太宰の本質だと思うんですが。
なーんちゃって(笑)
379 :
吾輩は名無しである:2005/08/19(金) 15:05:46
太宰は高三から大学二年までがピ―クだった。。
それから急激に冷めてしまった。
でも、偉大な作家だとは思います。
人間失格の主人公がまんま俺としか思えない。
>>381 読みました、走れメロス、富嶽百景、女生徒、ダス・ゲマイネ、駆込み訴えとか。
じゃ、やっぱり、性病になって股間を氷嚢で冷やしたりしてるんですか?
アホか。
太宰さんいいよね〜
自分はあんま文学詳しくないし太宰作品も詳しくないけど
人間失格は大好き、こんな何度も読み返した本はそうないよ。
絶望と希望を与えてくれるよ、読んでて鬱になったり癒されたりする
イタイと言われてもいい。ダス・ゲマイネや二十世紀旗手が好きだ・・・
虚構の彷徨の3つ(道化の華、狂言の神、虚構の春)も。
人間失格は「早くこの人帰らねえかなあ」にワロタ
389 :
吾輩は名無しである:2005/08/20(土) 20:04:27
笠井一、大庭葉蔵
小管、飛騨
「思想だよ、君。マルキシズムだよ」
この言葉は間が抜けていて、よい。
391 :
吾輩は名無しである:2005/08/21(日) 17:02:32
ダス・ゲマイネで笑えるのは俺だけか?
太宰の顔の特徴に関する記述の部分とか、
最期の「あいつ、うまく災難にかかりやがった〜〜〜云々」の所で
声出してワロタ。
とんでもない姉だ、と苦笑しました にワラタ
この人って何事にもすごく冷めた目で見てるよね
393 :
吾輩は名無しである:2005/08/24(水) 08:12:54
人間失格
太宰を笑う椰子は氏ね
395 :
吾輩は名無しである:2005/08/31(水) 20:19:55
>>370 後天的な××のほうが「つらい」とか平気でおっしゃいますが、
果たしてほんとうにそうなんでしょうか。
そもそも、太宰が、現代で言うところの「精神病」のなかでどのようなくくり
にされているか不明ですし(「人格障害」とかいう精神科医もいますが嘘臭い
)、「後天的精神障害」=遺伝による精神分裂病じゃない、というほうがつらい
なんて、あんた何を根拠に、そんな厚顔無恥なこと仰れるんですか。
実際、精神分裂病の人たちは、自身が「病んでいる」ことをつらく感じて
いますし、大変に苦しんでいるのですよ。
勝手なこと欠いている
>>370さんに「馬鹿野郎」っていってやりたいです。
そういう風な一人合点をさせる作風なんだろうねぇ。
太宰の方法勝ちなのでは?
太宰ってダサいw
下手な洒落ですが…
そのダサいところがいいのです。
斜陽に出てくる「直治」の読み方は「なおはる」ですか?
「なおじ」ですか??
よりによって都新聞なんぞの入社試験を受験し不採用(笑)
>400
とりあえず、鎌倉山行ってこいw
>>399 作者は一応自分で読み方決めてるだろうが、特別読みを指定してる
わけじゃない場合は、読者が好きに読んでいいんじゃない。
それが読者の特権でもあると思う。
特権意識持ってる椰子がいるな
選びし者の恍惚と不幸我にありとか思ってんんだろ
>>402
>>395 同意
ていうか、性格的にはつきあいにくそうな感じはするけど、
そもそも太宰は全然キティではないよね?
むしろ、もっとイカレた部分があったら、
あんなに早く死ぬことはなかったんじゃないか?という気もする。
>>399 >>402 新潮文庫の「斜陽」には確か「なおじ」って読みがなが振ってあったよ。
珍しい読み方だなと思ったんだけど、あれってもしかして編集者がつけたの……か?
なあ、
富士には月見草がよく似合ふ
ってあるじゃん。富岳百景のね。
これ、名言(名文)の一つとしてよく挙げられるけど、
一体これのどこが名言なのかわかりません。昔から謎です。
こんなの、誰でも言えるじゃないか。
ノートには鼻くそがよく似合ふ
ほい! 太宰以上の名言できた!
お前ヘノモチン中毒だろ。
407 :
吾輩は名無しである:2005/09/04(日) 19:19:10
>>404 太宰信者に
>>370みたいな勘違い野郎が多いのは同意だが、
だからと言って自殺未遂4回も繰り返すわ5回目で死ぬわヤク中になるわ精神病院に入れられるわ
という事実があるのに、「太宰は“全然”キチガイじゃない!あれは作中で演じてるだけのイメージで
本当の太宰は健全な生活者だ!」みたいなことを叫び続ける奴もたいがいだと思うな。
408 :
404:2005/09/04(日) 23:40:23
う〜ん……健全とまでは言うつもりはないけど、
なんつーか、「いわゆる」「きちがい」(統合失調症系/妄想過多系の)とは
全然違うんじゃないかな〜という意味で、「キティじゃない」と書いた。
「狂気の持つパワフルな破壊力」みたいなものは薄そうに思える。
といっても、そんなに詳しく太宰のこと知ってるわけじゃないけどさ。
ただ太宰についての文なら、坂口安吾の書いたものが好き。
常識人ではあったけれどフツカヨイ的で、最後までフツカヨイのまま逝っちまった、っていうやつ。
あれは妙に説得力がある評論だった。
マジレススマソ
409 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 00:26:32
ボーダーだろ
>>408 同意。
本当の精神病かどうかで見れば「きちがい」ではないと思う。
でも明らかに社会不適合者ではあるな。
この人自身も苦しんだと思うけど
現実的な被害で考えれば
周囲の方がはるかに損失は大きかったと思う。
父親や長兄に反感を持っていたようだが
彼らから見れば「次から次へと不始末をやらかす厄介者」以外の何者でもない。
>>399 いちおう、なおじ です、が、
貴族の子ならなおじという読み方はありえない、なおはるのはずだと
これも太宰が貴族を知らない証拠としてあげつらってた人がいたような。
名前の読み方は誰か分からないけど
志賀直哉が「斜陽」のヒロインの言葉遣いは変だと批判してたね。
その仕返しに「如是我聞」で太宰は志賀直哉を罵倒したわけだが…。
「人間失格」のヨシ子レイプのくだりでも
暗に「暗夜行路」を批判したくだりがあるし。
413 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 14:52:35
あの志賀と太宰の「論争→揚げ足取り→単なる煽り合い」見てると2ちゃんねる思い浮かぶよ
ぶっちゃけ、太宰って今を生きてたら
相当イタいネット依存症だったんじゃね?
一日中仕事もせんで2ちゃんねるに入り浸ってるカソジ
しかもいろんな板でコテハン作って長文カキコして他のコテハン罵倒とかして嫌われ者
なんか想像つくw
たぶん名無しだよ。
気違いとかあおられて、僕は気違いじゃないけれど気違いは自分で自分のことを気違いではないと思っているものだから、あるいは僕は君の言うとおり気違いなのかもしれない、と理屈っぽいレスを入れているよ。
416 :
395:2005/09/05(月) 22:31:16
私は別に、太宰が「精神的に病んでいない」なんて一言も言っていません。
前に、「人格障害と簡単に判断を下すのは洒落臭い」とはいいましたが、
実際のところ、現代の精神病理学的な分類で言えば、「うつ」ではなさそうだし
(「うつ的傾向」はあるが)、 もちろん「統合失調症」でもない。
たしかに、「回避性人格障害」というのがしっくりくるし、案外そうかも
しれません。
ただしですね、わたしが強調したいのは
>>370のいうような
『芥川は先天的な基地外 太宰は後天的な基地外 自分はそう思うます。
どちらがつらいかというと後天的な基地外 だと思います、自分を責めますから。。
』という判断が、明らかに間違っているのではないか、と思うわけです。
繰りかえして言いますが、「先天的な云々(遺伝、あるいは分裂)」が
「後天的な云々(うつ、パニック障害、薬物中毒)」にくらべて「つらくない」
という見通しが「甘い」と言いたいんです。
というか、許せない。
じゃぁ、聞きますけれど、32歳から34歳にかけて発病した芥川が「つらくなかった」
って言い切れるんですか、ってことなんです。
冗談は、程々にしましょうよ。
別にケンカ売るつもりは皆無ですけれど、
>>407のいうような
『太宰は“全然”キチガイじゃない!あれは作中で演じてるだけのイメージで
本当の太宰は健全な生活者だ!」』なんて、どこの誰が言ったんですか?
普通の判断力(あるいは社会的経験)を積んでいる人ならば、「太宰が苦しんだ」
ということに、やぶさかであるはずはありません。
私が強調したいのは、
>>370のような「芥川が、太宰に比較して苦しんでいない」
みたいな、思いつきは「かんに障る」んです。
>>413 個人的には太宰側が必要以上に過剰反応してる印象を受けた。
志賀直哉の方ではそこまで激してないし
怒っているというより困惑している印象。
418 :
吾輩は名無しである:2005/09/06(火) 00:25:33
ひとつ言えるのは
>>416が「いわゆるきちがい」だなってことだ。
人間失格 走れメロス(途中) ときたんだが、2度もカワイイ子が犯されててツラス。
昔はこんな無秩序なのか、オレが世間を知らないのか、小説だからなのか、どっちやねん。
あと、太宰治がでてくるのは実話ととらえていいんですか?
全て実話ですよ
井伏は三ツ峠で放屁してないよ!w
>>421 あ、井伏さん御本人ですか?
屁ぐらい誰でもしますので、そんなに恥ずかしがらなくても大丈夫ですよ。
そんなことであなたの作品の評価が下がったりはしませんから。
423 :
421:2005/09/08(木) 00:06:41
>>422 はいはい。じゃこれならいいかな? 警察に調書も残ってるそうだから。
太宰は小動岬で海に身投げはしてない!
とにかく、全部実話のはずがないだろうが・・・
そんなにムキにならなくてもw
みんな分かってるよw
放屁のこと?
この詩(?)が載っている本を探しているのですが
タイトル解る方います?
太宰は、暗い夜の海で一人泳いでおり
岸の方に向かって必死で助かろうと近づく
すると岸辺に灯台の光が見え
それを目標にけんめいに泳ぎ
やっとその灯台にたどりつく
灯台守の家の中を窓からそっと見ると
家族団らんのひとときであった
それを見た時「ああ、自分はダメだ」と思うのであった
自分はどうしてもそのような雰囲気になじめない人間
見捨てられた人間だと気付き
行くあてもなく再びそっと
その灯台を離れたという
>>426 太宰は…なんて文は無かったが、その灯台の話は
「惜別」に出てくる、けど他にも出てきてる小説あったと思う。
「惜別」では引用文として出てきてるから、その話考えたのは太宰じゃないかもかも
話は変わるが、又吉イエスの演説で
何がありがとうございますだ! 白けるなよ!真面目もない、責任もない、何が与謝野馨だ! 与太郎じゃねえのか!
のくだり、なんだか太宰っぽい気がしたw
他にも出てきてる小説ってのは太宰の書いた小説ね
429 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:29:11
一つの約束(新潮文庫「もの思う葦」所載)を見よ。
太宰は仕掛けの多い小説をけっこう書いてるね。
色々方法的模索をしてた小説家だ。
正義と微笑、読み始めたよ
斜陽、いきまーす
美香ってひと、自分は早稲田出たって言い張ってるけど、無理があるよ。
英語まるでダメ、
古本好きとか言うくせに早稲田の古本街のこともしらない、
演劇好き、戯曲好きとかいうくせに演劇科のことも全然しらない、
演劇博物館を利用したこともない。
あのキャンパスで演劇好きだってふらふらしてれば、関係者とのつてもできるはずなのに、
まるでない。
そもそも、根本的に頭が悪いし、全然文学の知識がない。
仮に間違って早稲田にいたとしても、
他の学生とのレベルの違いにおののいて、コンプレックスの塊で、
暗ーい4年間を送ったんだと思う。
だいたい卒論何やったの? 文学的に何の専門知識があんの? あんたは
ルパンってバーに行った事ある人います?
436 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 04:20:57
田部あつみ萌え
437 :
吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 09:35:02
>>435 太宰治がルパンで撮った写真そのままの作りで殆ど変わってない。
非常に雰囲気あるバーです。行ってみるといいよ。
チャージ1000円
カクテル・酒類・・・約1000円
439 :
:2005/10/08(土) 18:54:49
思ったんだけど、七里ヶ浜で太宰はあつみチャンを
殺したんじゃないの?
殺人者の文学なんて・・・・
殺人者じゃない文士なんていねんだべさ 本来
441 :
:2005/10/08(土) 19:08:32
ドラマが来週あるそうだね。
443 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 00:06:37
>カタ、と音がすると、鼠か、小豆に糞をされるとかなわぬ、と二人血相を変えて立ち上がり
ワロスw
444 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 04:27:22
おお! 写真見る限り太宰のイメージはかなりあってる!!
446 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 14:49:12
「太宰は、ふだんの生活に生きがたさを感じていた人。現在でも、同じような感覚で、ニートやフリーターになっている人たちの共感を呼ぶのではないか」
>>1
スレタイの「北さん」「中畑さん」が泣かせる
朝日でも讀賣でもなく,なぜよりによって「みやこ新聞」なんですか?
449 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 15:40:34
今日ドラマぞ
今日のドラマ見る椰子いる?
451 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 19:11:56
今日21時からテレビで太宰さんをやるそうです。
一応お忘れの方もいるかと老婆心ながら。
452 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 20:22:30
トヨエツねえ…いい男すぎるんじゃない?
もっとマヌケな雰囲気の俳優のほうが似合いそう。
トヨエツっていい男かなあ?
人間失格の中で太宰が漫画を描いてたってのは本当の事なんですか?
455 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 20:45:51
ほんとだお
背高いし、中々あってると思うけどなぁ
トヨエツは背高いけど、顔はそれほどじゃないと思う。
457 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 20:53:53
太宰の方がハンサムだと思うが
トヨ悦は適役かもな。
すくなくとも、映画の河村隆一よりは良いね
458 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:07:08
太宰がハンサムってのがまったく解せない…まあ趣味の違いだけどさw
459 :
みか:2005/10/10(月) 21:13:25
あたしも太宰はハンドサムだと思うよ
460 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:14:32
全てが太宰そのものな役者はまあいないね。
トヨエツはまだ陰を感じるだけあっていると思う。
461 :
みか:2005/10/10(月) 21:14:35
井伏さんは放屁してないって言い張ったんだよねw
役所広司が一番似てると思う。
463 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:22:30
おまいら太宰が生きて動いてる姿見たこと無いくせに。
464 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:23:58
脚本がつまらない
465 :
みか:2005/10/10(月) 21:25:14
作家をドラマにしたらつまんなくなるのも当然ですよね
466 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:25:29
太宰治の作品はどれが最高傑作ですか?
467 :
みか:2005/10/10(月) 21:26:17
あたしが好きなのは斜陽
468 :
みか:2005/10/10(月) 21:27:29
>>463 役所さんがあと10`痩せてもう10a背が高くて虚弱だったら激似ですよね
作家は借家に住むべきです!
470 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:29:52
何時までだろ、我慢して見れるだろうか
471 :
みか:2005/10/10(月) 21:31:17
あんなふうにぺらぺらと回想したことを喋るかな?
家では寡黙そうなのに
472 :
みか:2005/10/10(月) 21:32:16
>>470 あたしはもうすでに画面は見ていません
音は聞いているけれどそれでもなお耐えがたい…
473 :
みか:2005/10/10(月) 21:36:17
斜陽の女キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
河村隆一のやつと同じくらいつまらない
475 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:38:18
イケメンな旦那というのも、心配だよなぁ いつの時代も
そんなに駄目かい?
477 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:46:28
目が違うね
478 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 21:49:23
饒舌すぎる声色変化しすぎ表情が豊かすぎるキョロキョロしすぎる=脚本甘い&役作り不足
ねえ、もう寝た?
裏でやってる稲垣が合ってるんじゃないかな>太宰
ドラマのおかげで黄桃が好きになった。まぁ、それだけでも見る価値はあった。
482 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 23:00:37
桜桃
俺は太宰の作品とか、色々情報知ってるから、そこそこ楽しめたけど
あれ単純にドラマとして見たら面白くなくないか?
「斜陽」がバカ売れして、社会現象になったこととか、「人間失格」についてなんて
全く無かったし、最後とか分かりにくすぎる
484 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 23:11:42
河村の太宰よりは格段によかった。。
本人はもっとユ―モアのある人物だったと個人的には思ってるが。
表情豊かで気障で饒舌なのは太宰の有名な特徴ですけど。
太宰そっくりの俳優なんてどうせあり得ないわけで、あそこまでやれればまあよく出来た方じゃないか?と思う。
485 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 23:13:10
>>483 たしかに太宰のこと知らない人がみたらわけわからんだろうな。
>>483 毎回同じようなテーマと脚本だったらつまらないでしょ。
太宰の情報なんて結構知ってる人は知ってるよ。
これはこれでいいんじゃない?
487 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 23:16:45
確かに、あのドラマ単独で楽しめるかといったら疑問だな。。あくまでファンの脳内補完を前提とする作品であったような気がする。
とりあえず実況では評判最悪でしたよw
なんで太宰がこんなに饒舌なんだ!とか
まぁだめんずの典型っつーのはしゃーないかなんんだがw
ドラマの中で太宰治が着ていた着物はなんという名前ですか?
着流し?
490 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 23:24:00
饒舌すぎる声色変化しすぎ表情が豊かすぎるキョロキョロしすぎるって
まさに太宰のイメージだと思うけどな。
思っていたよりもおもしろいドラマだった。
ところで「駆け込み訴え」を読み返そうとしたら、メロスの文庫か見当たらない。
みんな、本棚の整理整頓はちゃんとしようね。
>>492 なんかコレ入れて携帯とかで読むんだけど、ちょっとカソジ違うんだよなあ
やっぱ文庫とかで読んだ方が(・∀・)イイ!!
ハードカバーとかは思いからイク(・A・)ナイ!!
太宰の描いてた漫画って見れます?
さすがに残ってないですか?
495 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 00:13:06
じぶんで、したことは、そのように、はっきり言わなければ、かくめいも何も、おこなわれません。
じぶんで、そうしても、他におこないをしたく思って、にんげんは、こうしなければならぬ、
などとおっしゃっているうちは、にんげんの底からの革命が、いつまでも、できないのです。
人間失格と斜陽だけ読んで太宰好きを自称しる人っているよね・・
勝手に暗いっていうイメージにする人もそういう読者だし。
太宰もさー自殺と薬やらなきゃもっと
面白い小説書ける人だったのにね!ほんとに自殺関係以外の小説は面白いのにー。
とりあえず代表作だけ読んでる人には毎回他のも貸してみようかな
497 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 13:03:46
人間失格はともかく、斜陽って暗いイメージ全く無いな。
500 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 13:32:04
よめたよ
>>497 人間失格もこの間何十年ぶりかで読み
返したら、以前とはまったく印象が違ったよ。
暗い小説じゃなかったんだな。
502 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 13:46:32
太宰が芥川賞を貰えなかったってことは、
綿矢とか金原は太宰以上ということだろ?
503 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 13:49:04
それはガキの屁理屈
504 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 14:14:11
斜陽の方が暗いよ。あれは太宰の小説の中でも珍しいくらい暗い話だ。
人間失格は喜劇、いや笑劇と言ってもいいくらい。
505 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 14:35:58
「御伽草子」「新ハムレット」が好き。
506 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 15:32:23
507 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 15:41:17
津島祐子女史と太田治子女史は、互いに実際に面識があるんだろうか。
それともやっぱり、出版社の人たちが気を使うぐらい、
犬猿の仲なんだろうか。
二人の書いた文章に、お互いについて触れたものってあるんですか?
奥さんあれだけなかせるなんて、こいつ最低だろ。
なんでこんなに持ち上げられてるんだか。
連続もののダイジェスト版みたいなドラマでしたね。
「駈込み訴へ」の口述筆記の部分を出してくれたのはちょっと嬉しかったけど。
510 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 00:24:23
>>508 持ち上げられてるのは人格ではなく、作品ではなかろうか。
>>510 作品と合わせて人格を神格化してる人も見受けられます。
512 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 01:26:04
ドラマで父からの援助を断るシーンがあったけど、
あれって何かに書いてあるの?それとも脚色?
父じゃなくて兄だよ。文治氏じゃないの?
514 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 06:18:43
>>513 そうだった、調べてみたら、1923年に親父死んでた。
小説の中で親父にビビってるわりには態度デカイなと
思ったんだけど、スッキリしたわ。
515 :
太宰治@ ◆EoYlnkbFF6 :2005/10/12(水) 09:14:48
今日は久しぶりに生きている人に
乗り移って書き込んでいます。
なにか質問ありますか?
516 :
太宰治@ ◆EoYlnkbFF6 :2005/10/12(水) 09:19:03
現代はいい時代だねえ。
太宰さん、
貴方は貴方が作品の中で一番嫌悪していた「ありきたりのお体裁、常識、道徳」
に身包み剥がされ苦悩し、そして最後には命まで落とすに至ったのです。
貴方は「人間失格」の中で「私にも世間というものが分かってきました。」
と仰いました。
人との関係はつまり一本勝負で決まるというやつですね。
あそこまでは合っていた。
でも、貴方は結局は内部革命に失敗し命を落とした。
かの教の「己を愛するごとく、隣人を愛せ」に破滅させられのです。
ニーチェをお読みになさいましたか?
「神は死んだ。この世を徘徊する道徳も正義も妄想に過ぎない。あるのは権力への意思のみ」
あなた自身の革命の最終点はデカダンなどではなくまさしくこれだったのです。
どうやら貴方は道を誤ってしまったようです。
私は貴方のような失敗はしないつもりでいます。
いえ、したくはありません。
518 :
太宰治@ ◆EoYlnkbFF6 :2005/10/12(水) 10:59:44
519 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 11:39:21
おさちゃん、この間のドラマどう思った?あんまりだよねぇ
あれじゃただのスケベ親父
520 :
太宰治@ ◆EoYlnkbFF6 :2005/10/12(水) 12:53:40
>>519 俺はもっとかっこいいぞ。
○島って女はなんだい?ちっとも美しくないじゃないか。
正確に再現されるのもこそばゆいんだが、あれは
明らかに勉強不足。しっかり考証しろってんだ。
それにしても小説家に度を超えた感情移入は困りものだね。
521 :
太宰治@ ◆EoYlnkbFF6 :2005/10/12(水) 13:01:06
今の時代に生まれてたら
小説家にはなってないね。
次女が作家として活躍していてほっとしている。
太宰さん、あの世から2ちゃんねるとはお忙しいですね。
せっかくのメガネっ娘なのに、メガネ外せなんて言っちゃ駄目じゃないか、太宰さん
524 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 20:09:46
思い込みが激しくてヒステリー症の戦争未亡人ってイメージのサッちゃんが
童顔でヤキモチ焼きでドジッ娘の眼鏡ッ娘になっていたのでワラタ。
525 :
太宰治@ ◆EoYlnkbFF6 :2005/10/12(水) 20:34:41
>>522 いやあ、ははは。
>>523 既成概念を乗り越えた地点に新たな創造があると信じています。
526 :
太宰治@ ◆EoYlnkbFF6 :2005/10/12(水) 20:49:56
「生きることは悲しいこと」としたり顔で言う人がいる。
だが、私はそれは違うと思う。
死は無以外の何者でもなく、死んだ瞬間に全ての可能性が消えてしまう。
これだけは確実に言える。「死んだら負けと。」
527 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 20:53:56
お前はいつか死ぬんだ。
だからお前の負け決定
会うは別れのはじめ。
僕達はもう死に始めてますよ、太宰さん。
529 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 21:04:48
お前は
死んだら負け
死ぬ前から負け
生まれる前で負け
これだけは確実に言える。なぜだかはよぉく自分で考えな。
530 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 21:09:42
太宰さん光臨あげ
531 :
吾輩は名無しである:2005/10/12(水) 21:11:02
532 :
太宰治@565411:2005/10/12(水) 21:32:30
蹴りたい背中・・・
533 :
太宰治@565411:2005/10/12(水) 21:46:19
あつみちゃんごめん。
自殺は狂言のつもりだったんだ。
ホントに死んじゃうなんて。
あっちゃん、ごめんなさい。
535 :
鉄雄:2005/10/14(金) 10:37:00
あつみってホントいい女だよねー
何で彼女と結婚しなかったの?太宰さん
太宰始めて読んだよ。天才やん
537 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/15(土) 13:54:30
トリップ変更しました。
538 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/15(土) 14:16:06
>>535 あの頃は姿は大人だったけど中身は少年だったからね。
そこまで踏み込めなかったんだ。
太宰さん、「侘しくなったらいつでも来なさい」って本当ですか?
今から伺ってもいいですか?
540 :
吾輩は名無しである:2005/10/15(土) 15:37:23
批評、「人間失格」について
ヨシ子は、本当に「無垢の信頼心」のために汚されたのか。もしかしたら
夫が自分におっ被せている幻影に嫌気がさしていたのではないか。
誰も居ないときに男を家に上げたのも、ひとつの間違いが起こることを
心のどこかで期待していたのではないか。「なんにも、しないから」なんて
言葉を聞いたら、ますます何かが起こりそうな予感を感じながらも、
なんにも、しないって言っているし…と自分を誤魔化したのでは無いか。
そして実際に迫られ、夫以外の青年に、まだ、自分は求められる魅力が
ある女なのだと、胸を躍らせたのではないか。青年のその瑞々しい肌に、
乳房が触れ、いちもつを押し込まれて、ひさしぶりに全身の血が沸き立つのを
感じたのではないか。ほんとうに抵抗しようと思ったら、あらん限りの力で押しのけ
叩き、ひっかき、悲鳴をあげることもできたのでは無いか。犯されながら、
その快楽に酔った自分の罪を、夫に見透かされやしないかと思い、それで夫が
話しかける度に、びくびく怯えたのではないか。『結婚前、お前は俺が酔っいると
言っても、約束を破るはずがないと信じ切っていて、なんて純粋な子だと
感激したんだぜ』なんて言って、なんて単純な男なんだろう。あなたに気があって
約束通りに結婚したかったから、鼻を突く酒の臭いにも、気づかないふりを
して見せたに決まっているじゃないの、とあまりにも美化されていることを
重荷に思っていたのではないか。
そして太宰が思い描いたヨシ子の本心は、ほんとうはこれなのではないか。
文章の上っ面だけを読んで、主人公に共感している読者の様を思い浮かべ
腹の中で嗤っていたのではないか。もしも、このように太宰の本心を見破ったと
太宰本人に言ってやって、とどめに「ワザ。ワザ」と言ってやったとしたら、
太宰は「自分は震撼しました。ワザと欺いたという事を、読者に見破られるとは
全く思いも掛けない事でした。」と言うのでは無いだろうか。
541 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/15(土) 16:26:31
542 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/15(土) 23:04:56
AGE
太宰さん、バット、不味いんですけど・・・
544 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/16(日) 17:14:53
真似しなくていいよ
545 :
吾輩は名無しである:2005/10/16(日) 17:40:59
>>543 煙草板で「昔の煙草はふかすためのものだった」というような趣旨のレスを読んだことがある。
(味わい方はシガーのそれのようにやるのだそうだ)
ふかしてみれば美味いんじゃない?
きりぎりすととうろうがイイ!!
読んでしばらくたつと又読みたくなる
満顔(・∀・)イイ
満願だった(・∀・)
>>545 煙草をふかす、ってやり方が分かんない・・・。
口の中に入れてもごもごして吐くのかな?
息苦しくない?肺に入れてしまう・・・・
太宰治の文章は音楽だと思った。
551 :
吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 18:39:02
お伽草子の文章は神
特に浦島太郎あたり
あんな文章書ける人は世界でもなかなかいないよ
552 :
吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 18:40:05
いい。
こないだのドラマで年収が21万だとかいうシーンがありましたが
坂口安吾の情死考には新聞によると月収20万と書いてありますね
今でいうと1千万くらいだと思いますが
554 :
吾輩は名無しである:2005/10/17(月) 22:13:36
1千万1千万1千万
1千万1千万1千万
555 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 01:20:07
斜陽、直治の自殺の理由って結局なんだったんだろう。
556 :
吾輩は名無しである:2005/10/19(水) 02:26:24
つ{不良(民衆)になれなかった}
557 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/19(水) 09:09:31
僕は貴族です。
558 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 01:36:06
太宰ってマシーンのように書きまくったらしいね
三島って銀行家のように着実に書いたというよ
トーマスマンの仕事ぶりが理想だったらしいね
560 :
吾輩は名無しである:2005/10/20(木) 09:35:22
いや、太宰もあれでいて意外と規則正しい執筆生活を送っていたんだよ。
時々酔っ払って、居酒屋で編集者相手に口述筆記したこともあるけど。
561 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/21(金) 03:08:22
先日、雄山荘に行ってきたが荒れ果てていて
まさに斜陽だった。
562 :
吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 04:40:36
ずっと思っていることがあるのだけど
太宰のどこがイケ面なのか
新潮の文庫にのってるのしか見たことないけど並かそれ以下でないか
作品はすばらしいと思うけどねえ
昭和の優男ってことじゃないの?
564 :
吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 06:19:50
おれはかっこいいと思う。
565 :
吾輩は名無しである:2005/10/21(金) 08:59:11
20代頃の写真は本当にカッコイイ美少年でした。
ただ、顔だけじゃなく生き方、発言など
もかっこよかったと思われ。。。
566 :
osamu:2005/10/21(金) 11:15:13
太宰と俳優の谷原章介って似てると思いませんか?
かっこいいけど、眉をしかめた若い頃の写真など見ると
やはり神経質とか病的な感じは受ける。
30代になってからは、文句なくカッコいいと思う。
おどけた顔の写真もみたことあります。
カメラ?だっけ脚立にのっている写真がいいと思った。
鼻が高くて形がいいところとか。
男女平等を謳う新憲法が施行されたときに自分がいかに女性に苦しめられてきたかを切々とつづった文章があったように思うんですが,あれはいかがなものかと思った。
え! あれ面白いじゃん。俺はかなり好きだよ
男女同権だよね?
カッコいい男からはほど遠いような。
573 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:17:17
ちくま文庫の図説太宰治でも見ろよ。
574 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 00:23:20
まあ、圭治兄さんというイケメンが身近にいたから、
太宰が容姿コンプレックスを持つのは致し方あるまい。
575 :
吾輩は名無しである:2005/10/22(土) 08:46:38
小田原市は小田原市下曾我にある、
斜陽の舞台となった「雄山荘」を整備し記念館として
一般公開することになりました。
詳細は後日。
576 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 12:42:57
ア、秋 が好きな人いますか?
好きだ。
夏の間に潜んでるところとかなるほどなーって思いながら読んでた19の夏。
578 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 14:46:32
同感!3、4ページであれだけ楽しめる人はほかには芥川ぐらいだよな!
なんで現代作家はあれぐらい短いの書かないんだろ、
じゃ女神は?
女神は、、、どんな話か忘れた^^;;
学生時ほんとに嵌って繰り返し繰り返し読み耽って、その後もう10年読んでないので、、、。
もう三十路だよ、俺。orz
太宰の死んだ年齢にどんどん近づいてる俺、ガイル。
580 :
ルナマリア:2005/10/23(日) 15:11:34
>>579 死なないで。私はあなたのこと、好き。
だってア、秋のことをそんなに鮮烈に覚えてるだなんて、
きっときれいな心を持ってるんでしょうね。
30なんて一番脂がのるときじゃないですか。
ありがとう。
そうなんです、仰るとおり脂が乗っちゃって困ってます・・・orz
ところで女神ってどんな場面がある話でしたっけ・・・?
忙しくてなかなか読み返せないけど、また全部読み返すつもりです。
忘れてしまった話がたくさんありそうで、もう一度新鮮な気持ちで太宰の文章を読めると思うとシアワセだ、ほんと。
女神は、昔仲のよかったインテリが満州へ行ったけど、帰ってきたインテリは発狂していたって話です。
>>582 それ私も読んだことあります。意外と認知度高いんですね。
585 :
ルナマリア:2005/10/23(日) 17:34:30
青空文庫で読めるんですか!?信じられない…無料で読めるんですか?
586 :
ルージュ 磊:2005/10/23(日) 17:40:27
なつかしくって失敗園のなかのだいこん。の文章を思いだしました。
私は、素直に、あきらめているのです。
成長に失敗しただいこんにこんなせりふ言わせるなんて、すごい才能。
ア、秋はいいね
あさましきもの だっけ? あれもなんだか好き。人間失格の重要なシーンの元になってる奴
父が自分は短編の中でかなり好き。これと桜桃読むと凄い泣きたいような気持になる。
588 :
吾輩は名無しである:2005/10/23(日) 19:16:56
>>575 雄山荘公開ですか、ワクワク
絶対行きます!!
589 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/23(日) 19:33:54
「女学生の性意識」を書きます。
楽しみにしていて下さい。
>589
これ買ってくれ つ 『若者の性・白書―第5回青少年の性行動全国調査報告』
、 日本性教育協会編・1890円・小学館
591 :
ルージュ 森:2005/10/23(日) 20:34:51
決して大根ではない
列記とした草の根です
↑あーんニセモノ!
593 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/24(月) 08:21:53
>>590 私も人のことは言えないが現代の若者の性は
乱れきっているな。
私が生きていた頃は結婚するまで処女が9割以上だったよ。
フォスフォレッセンスが好きだ。特に好き。
「しばらく逢わなかったけど、どうしたの?」
「桜桃を取りに行っていたの。」
「冬でも桜桃があるの?」
「スウィス。」
「そう。」
スウィスがいい。
ほとんど全部の作品に共通するけど、理屈じゃない耳障りの良さを感じる。
595 :
ルージュ 磊:2005/10/24(月) 19:17:40
>>594 それってなんて題名の作品ですか?
全集にしか入ってませんか?
596 :
ルージュ 磊:2005/10/24(月) 19:23:44
「しばらく逢わなかったけど、どうしたの?」
「桜桃を取りに行っていたの。」
「冬でも桜桃があるの?」
「ルージュ。」
「そう。」
ルージュがいい。
ほとんど全部の作品に共通するけど、理屈じゃない舌触りの良さを感じる。
597 :
吾輩は名無しである:2005/10/24(月) 19:29:32
>>594 理屈じゃないって?馬鹿じゃね?w
スウィッチャランドに行ってたんだろ。旅行でよ
599 :
ルナマリア:2005/10/24(月) 21:11:41
それだけルージュさんが人気あるってことじゃないですか。私なんて一度もニセモノされたことありませんよ。うらやましいくらい。
600 :
吾輩は名無しである:2005/10/24(月) 21:12:33
そんなにいやならトリップをおつけになればよろしいのでは。
トリップの付け方がわからないんです…。
人間失格って
文藝春秋 新潮社 角川 岩波 集英社 から文庫で出てるけど
違いはあるんですか? どれを買うのがいいですかね。
春秋の短編集買えば?
>>597 ごめん、説明不足。スイス以外でもいいのになんでスイスなのかということね。
例えば夢の中だからアメリカでもいいわけです。でもスウィスなわけです。これは理屈じゃないわけです。
ごめん、、スイス名物じゃないよね^^;;>桜桃
>>602 文章はどこも同じだから、人間失格だけならダイソーでもおk
ダイソーのは語彙ものってるからお得ですよね。
>>605 ありがとうございます。でも近くのダイソーまで片道120kmくらいあるので
おとなしく文庫で買うことにします・・・。
どこに住んでるんだよw
色んな出版社から出てるのは単に著作権切れてるからじゃない?
しかし早く死んだだけあって、青空にある本の中でも太宰はかなり新しいんだな
山本有三とか志賀直哉ってまだ切れてないから、青空にないんだよな
609 :
吾輩は名無しである:2005/10/25(火) 19:45:43
610 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/26(水) 03:49:38
太宰が自殺した本当の理由は何なの?39歳で自殺ってあんまり聞かなくない。珍しいよね。
612 :
吾輩は名無しである:2005/10/26(水) 16:18:56
母親の愛情が十分でない子は
一見したところでは
理由の見えてこない自殺願望を抱きやすい。
39歳まで
自殺を
我慢できたことに
驚くべきだ。
>>612 すまん、それマジなのか?
詳しいこと知りたいから、サイトあったら教えてくれ
>>611 独占欲の強い山崎富栄を覚まさせる狂言予定→富栄の気合により心中成功
615 :
太宰治@ ◆f/UVJLwCFo :2005/10/27(木) 09:13:59
俺は富栄に殺された。被害者なんだ。
肺病だった事をみんな忘れてる
よくあの年まで生きたよ
617 :
吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 03:12:15
618 :
吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 22:35:26
>>612 一説では、津軽は実母の確認の旅だったってよ。あくまで、一説だが。
太宰が母性を貰ったのは、タケとおばの2人。本当のお母さんはおばなのか。
タケとの再会シーンは、実話かな?
619 :
吾輩は名無しである:2005/10/28(金) 23:44:22
>タケとの再会シーンは、実話かな?
作りも入ってるけど、大体実話。
この再開の時、太宰はタケに、
自分の実母はおばではないのか?
としつこく訊いたということ。
詳しくは柏書房刊の『反逆のエチカ』所有のタケのインタビューを読んで。
620 :
吾輩は名無しである:2005/10/29(土) 16:12:28
そうなんですか。
創作かなと思ってたよ。
でもかなり美化(ある意味創作?)してるね。
タケさんたちの後ろを尾行するように歩いてくる太宰を
タケさんと近所のオバサンは「あれ、アメリカのスパイじゃないか?」とか言ってたらしいw
622 :
吾輩は名無しである:2005/10/30(日) 15:34:33
ほうほう。
http://www.enjoy.ne.jp/~akiten/seimei.htm で太宰を勝手に姓名判断してみますた。
[解説]
卵形の顔でいつもニコニコ人を見る目が厳しく損をする人とは付き合いません。
行動力に富み頭の回転が速くロマンチストです。
秘密主義者で警戒心が強いのですがお人好しのため裏切られやすいのです。
平和主義者で計画性や他人との協調性があり、精神・物質両面で常に余裕があり金持ちで喧嘩せずの典型人です。
手先器用、美的感覚生かせる。職場、職種を選べば成功します。
資産家、商売人として成功して金持ちが多い家系です。
毒舌家で蓄財運が弱くその日暮しの生活をして配偶者、実子、親の縁が薄く一家離散になりやすいでしょう。
夫婦共働きのときのみ家庭順調です。
手先の器用な人が多く、何をさせても上手にこなしますし、ギターやドラム三味線、琴などの芸事に関しては特別な才能を見せます。
しかし、これは表面的な特徴で、本質的な運勢の面から観ますと、なにをしてもうまくいかないという凶運なのです。
途中までうまくいっていたのに、人に妨げられて突然挫折するなどのことが多く、貧困、病弱、父母兄弟、家族に縁が薄い孤独者なのです。
健康面では、胃腸の病気にかかりやすいので節制することが肝要です。
開運法は、共働きして相互に経済面での独立性を得ることが効果的です。
本名ではどうなんだろう。俺知らん。
ぐぐる事を忘れていました。スイマセン。
本名の津島修治で鑑定しますた。戦時下で活躍とか、ビンゴしてるのがスゲーです。
外人にも人間失格が好まれたという点で、国際人というのもあながち外れてない。
[解説]
エラの張った四角い顔をして人を見る目が厳しく、自分に好都合の人を選ぶのがうまく閥を作り易いのです。
人一倍勤勉の努力家で頭もよく、周囲の期待を裏切らず親の信頼は最大です。
女性は内助の功、内向性、病難があります。
自己主張せず一芸に秀で凝り性ですが孤立、病弱、金銭の苦労があります。
信念を持ちコツコツと堅実に努力すれば年長者の引立て受けて成功します。
武将運があり戦時下で活躍し平和時は教育者や指導者として活躍するでしょう。
親と同居中はわがままで毒舌、金づかいが荒く独立すると経済観念ができ結婚運も良くなりますが、蓄財運が弱く夫婦危機が常にあります。
面倒見がよく心の裏表もなく、信用は絶大です。旅行好き金運もあります。
故郷を離れて年長者や成功者に可愛がられ、成功立身出世する人が多いようです。
見栄をはらずおとなしくして実力があるのに控えめで思慮深く、意志が強固で忠実であるため、
大会社に入るか大商社に入って辛抱すれば、必ず地位、名誉を得てたいせいするでしょう。
健康面では、足や手気管支系の病気になりやすいので注意して下さい。
開運法は、積極的にいろんな人と仲良くなり国際人として行動することです。
>>594 亀レスだけど、「耳障りの良さ」って……
「耳障り」は耳に障るってことだぞ?
まぁ、最近は辞書でも「耳ざわりがよい」なんて言い方をOKにしてるみたいけど。
>>625 あ、それ俺の書き込みだw
耳触りのつもりのミスです。「耳触り」って言葉はありますよね・・・?無かったら造語ということで勘弁です。
太宰の小説だけはついつい、音読してしまう。
何と言うか、文章の独特の美しさだけでなく、親近感みたいなのを
うまく感じさせる人だ。
628 :
吾輩は名無しである:2005/11/02(水) 10:12:49
三百人劇場に行くとよく六義園のほうに散歩に行くが その近所にある津島雄二の家は メチャクチャでかい。
>>626 ないんだけどみんながあんまり誤用するのでもう辞書に載ってます。
じゃ、あるってことだ。
言葉は移り行きマス。
言葉は変わっていくのよ。
私達と同じように。
中学の教科書に走れメロスが載ってた
ホモ臭い話だと思った
人はチンポとマンコのために生まれてくるのです。
自分の人生を必要以上に美化する男だな
636 :
吾輩は名無しである:2005/11/12(土) 16:56:00
「世界一受けたい授業」で「走れメロス」のアニメをやってたね。
>>635 自分のことを言われているのかと思いました。
姉さん。
僕は、精神的貴族です。
自分の人生の美化を自殺によって完了させるのは色んな芸術家がやってるな
>>633 主人公が美少年だったなら腐女子に受けがよさそう
640 :
吾輩は名無しである:2005/11/20(日) 00:06:31
ガキの頃は晩年が一番好きだった。22,3の頃にはなんでこんなのが良かったのかと思うようになった。
代わりに富嶽百景に見える再出発への力強さや、津軽に見えるブレのない筆致がわかるようになった。
太宰は30で卒業するもの、と良く言われるが、30超えても読める作品も数多いと思うね。
641 :
吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 18:01:27
太宰じゃなくて三島が30で卒業するものだと思う。
642 :
吾輩は名無しである:2005/11/23(水) 03:44:00
>>640 津軽いいね。初期のアグレッシブさはないけれど、
変わりに一本筋の通った堂々としたものが見える。
この頃の太宰は、精神的に平穏だったんだろうなあ、
とか思うと、たけと再会を遂げるシーンに胸熱くなる。
太宰は典型的な自己愛性人格障害でさ、要するに『自分だけが
可愛い。』『自分だけ注目されていたい。』って人間だったに
過ぎないんだよな。彼が心中(実は狂言)を繰り返したってのも
その性格が破綻した部分が顕著に現れたに過ぎないんだよね。
で、過度の被害妄想。志賀直哉が座談か何かで太宰をほんの少し
批判したってだけの事について『僕は文壇に殺されてかけてる文学
の殉教者だ。』ってレッテルを独善的にも持っちゃってさしかも
それを臆面も無く発表しちゃったんだよね。このバカな自作自演。
田舎者の甘やかされたお坊ちゃまが天下を取った気になって勘違い
してるってのが太宰の文学の本質だな。何が『血を吐くような思いで
真実を書く。』だよ。それだって独り善がりにしか過ぎないだろ。
まあニートとか引き篭もりには共感出来る作家だろうな。太宰の
最駄作『人間失格』。太宰が人間として失格してるのは事実だった
けどこの小説は独善の極みで悪臭すら放ってるぜ。で、こういうアホな
田舎者に騙されたのが体育会系の御人好し田中英光クンだったんです
ねえ。
>>643 その時翠星石が自らボタンに手をかけて
まで読んだ。
太宰!
646 :
吾輩は名無しである:2005/11/24(木) 14:23:49
津軽ってそんなにおかしなところなの?
ええ、もう大笑いです
>>643 じつは太宰をまともに読んだことない釣り師です。
まで読んだ。
>>643 あなた、30年位前からタイムスリップでもしてきた人ですか?
太宰信者って純情無垢なアホが多くて可愛いねw
太宰の小説なんてのに何の内容があるって言うのかね?
ただひたすら『僕チンは悲劇の主人公です。僕チンは文学の
殉教者なんです。』って自画自賛ばかりだろ。一見負け犬を
装ってさ、実際は『俺ほどの才能の持ち主はいない。俺は
選ばれた人間だ。』って自惚れてるから鼻持ちならないんだよな。
まあアホな信者には好まれてるのだろうがね、その点が。
みんなわかってるんだよ、そんなこと。それを承知でその上で好きなんだ。
それを得意げに、さも自分だけの慧眼がそれを見抜いたように書くのはみっともない。
みたいな文章あったよねぇ。如是我聞だっけ?違うかな?
だから太宰は引き篭もりの文学なんだよ。現実に対応出来ないが
自分では『僕は才能がある選ばれた人間だ。だから僕に指図する
奴なんて付き合わない。』なんて言って自室に閉じ篭ってる
ニートの文学さ。自己愛性人格障害は本当の愛情を与えられず
溺愛された奴が成り易い病気なんでさ、まさしく太宰がそうじゃん。
子守のタケさんもすぐに他人に依存する人間だったって言ってた
しな。ただし太宰の長編は独善的で文学的な主題もあったもんじゃ
ないただのナルシズムの産物だが、短編は素晴らしい。
太宰の文章力ってのはやはり並外れていて短編だとそれが輝く。
長編だと破綻するケースが多いんだけどね。
表面的な解釈に優れた方のようですね。
読み方が浅いんじゃないかしら。
いけないことだと思います。
太宰って「人間失格」だけ読んで知ったかをする痛い人が多いよな・・。
ありがとよw
ニートなんかと深く付き合いたいとは思わないんでね。
あくまでも表面的なお付き合いしかしたくない。
ニートが太宰程の文才があればきっと面白い作品が
書けるかもしれないな。
突っ込みどころ満載の捨て台詞だ(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
惚れるなよ。
>>652 作中人物=太宰治=津島修治
この思い込みが、痛い読者となんら変わりないんだけど。
太宰に釣られてるようにしか見えません。
>>655 売れる小説書いて、金稼いでる奴のどこがニートですかね?
2chにくだらない戯言書き込んでるやつのほうがニートだろw
ニート=就業意欲のない者 じゃなかったっけ?
二十二日。
死ねと教えし君の眼わすれず。
二日。
誰も来ない。たより寄こせよ。
疑心暗鬼。身も骨も、けずられ、むしられる思いでございます。
チサの葉いちまいの手土産で、いいのに。
三日。
不言実行とは、暴力のことだ。手綱《たづな》のことだ。鞭《むち》のことだ。
いい薬になりました。
バカですねぇw
太宰をニートだなんて俺は一言も言っていないのですよ。彼は
『僕は社会と上手く適合出来ない被害者なんです。だから同情
して下さい。』という仮面を被って金儲けを続けた強かな作家
なのですよ。で、大方の頭の悪い太宰読者はそういう彼の真意
を見抜けずに『彼こそは真実を血を吐くような思いで吐露してる
本物の作家だ。』なんて勘違いしちゃうんですねぇw
太宰は実際はかなり強かで賢い作家です。世間に対して被害者面
した方が儲かるからそうした仮面を被っていたに過ぎません。
『仮面の告白』は三島由紀夫の作品ですがあれは当時ベストセラー
だった『人間失格』へのアンチテーゼの意味も込められてたんで
しょうな。何せ三島は太宰が大嫌いだったそうだから。
でもやっぱり好きなんだ。
でないとこんなところまでわざわざ来るはず無いもんな。
好きなんだよ、うん。
回想・太宰治に書いてあった太宰の三島への言葉ってこんな感じでしたっけ?
>>663 どう読もうが人の勝手、どう反応しようが人の勝手。
というか誰かの受け売りだろ。
まあ現在に至るまで太宰君はニートに成り易い自意識過剰な
青少年を騙し続けているのだから文学的才能と詐欺師的才能が
あったのは言うまでも無いですがね。
太宰を好きかって?勿論好きですよ。特に短編がね。戦後の
『僕チンはこの嘘に塗れた世情を嘆いてこんな風に堕落して
るんだ!悪いのは時代が悪いんで僕チンは文学に殉じるんだ!』
なんて独善的な妄想に浸っていた太宰は大嫌いですがねw
『人間失格』だってさ。まあ仰々しいタイトルですが中身はギャグ
の連続です。自分を被害者に見せながら周囲を惑わせて金儲けして
たのが太宰君なら、バカに成り切って切腹して見せたのが三島君
ですね。どっちもどっち、無内容なナルシストですね。
>>667 君の発言を注目している。
参考にしたいから、コテハン付けてくれないか?
>>667 > 戦後の
> 『僕チンはこの嘘に塗れた世情を嘆いてこんな風に堕落して
> るんだ!悪いのは時代が悪いんで僕チンは文学に殉じるんだ!』
このソースは?
たぶん小説にそれっぽいことが書いてあるのをそのまま作者自身の素の言葉として
捉えてしまっているだけだと思う……
昭和50年代くらいまでだと、大学の紀要とかに出てる研究論文すらそんな感じだからね。
そういう陥穽にはまるのは、仕方のないことなのかも知れない。
太宰の文学を読んで熱くなったら駄目だな。
デカダンデカダン。
太宰治って、読めば読むほど、知れば知るほど、
そらモテるわ…って思う。
673 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 01:51:10
気をつけろ、彼はピエロだ。
ところで「初めて本気で文筆活動を志願して」
みたいなことを書いている太宰の作品ってありますか?探してるんですけど
わからなくて、、。
>673
もうちょいヒント無いと
さもなくば今から全部読め!
675 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 02:44:07
「東京八景」の
>私は、その三十歳の初夏、はじめて本気に、文筆生活を志願した。
>思えば、晩い志願であった。
>私は下宿の、何一つ道具らしい物の無い四畳半の部屋で、懸命に書いた。
>下宿の夕飯がお櫃に残れば、それでこっそり握りめしを作って置いて深夜の仕事の空腹に備えた。
>こんどは、遺書として書くのではなかった。
>生きて行く為に、書いたのだ。
この箇所?
>>675 おお!それですね!どうもありがとうございます!いやー助かります。
じつは今やっているレポートにその箇所を引用したかったんです。
期限が迫っているので大したものはできそうにないんですが・・。
678 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 04:27:45
お役に立てて、良かった。レポート頑張ってください。
はい!ちなみに駈込み訴へについて書こうと思っております。
680 :
吾輩は名無しである:2005/12/02(金) 19:45:16
この方の前でなら
卑屈で、でも実はプライド高くてどうしようもない自分に
服を着せないまま、さらけだせます
妙な安心感があります
681 :
吾輩は名無しである:2005/12/03(土) 04:15:20
682 :
吾輩は名無しである:2005/12/05(月) 00:11:13
太宰は何人ぐらいのメスとやったの?
ナンパしてやっちゃった女も相当数いたらしいが、遊郭なんかも
好きでそこでもやってたらしいから数限りないだろうな。
美智子夫人と太田静子女史しか太宰の子供を産んでいない事になってるけど
他所にもいるかもしれない。
そうなんだ、初耳。それって何かの本に書いてるんですか?
映画「火宅の人」では、性病になって氷嚢で股間を冷やしてたよね。
太宰の最初の奥さん(とは言え籍は入れてなかったんだけど)は
芸妓だぜ。太宰は座敷とか遊郭とかの遊興施設は高等学校時代
から馴染みが深かったんだよ。心中を図った何人目かの女もカフェ
の女給だったしね。タケさんに育てられた太宰は所謂庶民的な女
が好みだったのかもしれんな。太田静子さんみたいなお嬢様タイプ
は本来苦手だったのかも。
687 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 19:22:11
太宰の文章は生き物みたい。
読んでいると文字が踊って見える。
あの谷崎潤一郎が絶賛したのも頷けるにゃ。
688 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 21:05:59
「その気になれば谷崎程度は超えられる。ただ井伏は無理だ。」みたいな発言なかった?
あったよ。
でも残念ながら谷崎を越えられなかったけどね、何を基準にして
越えられなかったのかは言わないでおくけど。
太宰の文章って独特のリズムがあって読んでいる内に引きずり込まれて
しまう。谷崎の文章もそうなんだけどさ。
言葉を使った表現力はやはり凡百な作家と比べると抜きん出ていると
言わざるを得ない。三島の文章は装飾過剰気味で読んでいると疲れる
傾向があるが太宰のは内容が暗くてもそんな感じはしない。
>>689 > でも残念ながら谷崎を越えられなかったけどね、何を基準にして
> 越えられなかったのかは言わないでおくけど。
言えないようなことなの???
だって怒るじゃん、太宰のファンがさ。
でもマジに太宰が生き長らえて執筆活動を続けていたなら
かなりの大作家として認知されていたと思う。
俺、太宰が生き長らえてさ、太宰が志賀直哉に如是我聞で
噛み付いたように三島が太宰に噛み付いたら面白いなって
思ったんだよね。太宰って案外若い文学者はイジメたりし
ないじゃん。どういう反論するのかってね。
>>691 それ実現してたら面白かったのにな。
でもなかなかそう巧くはいかないみたいだ。太宰が死んで三島がその後を引き継ぐように出てきた。
その三島が死んで大江と中上が日本近代文学の最後を担っていった。
その大江と中上亡き後は・・・あうっ、誰が引き継いでるんだ今は?
694 :
吾輩は名無しである:2005/12/07(水) 20:40:35
太宰は基本的にはリズムの良い文章を書くが、
たまにテンポがずれて読みにくくなる時がある。
その点、谷崎は文体がブレることがなく、余裕が感じられる。
>>691 最初から思わせぶりなこと言わずにそう書けばよかったんじゃないの?
それとも「なんで?」って聞いてほしかったの?
谷崎の小説って何か安定してるんだよな、それが良いか悪いかは
各人の趣味に拠るんだけど。
太宰は不安定なところが魅力でもある訳だ。太宰が生き長らえて
いて精進してたなら太宰本人が言っていたように谷崎の域まで
は行っていたような気がするな。だから惜しいんだよね。文章
を書く才能は凄いものがあったんだから無頼派なんて隠れ蓑を
着ないで正攻法な作家として生き残って欲しかったな。
死んで見せるのも作家の方法論ではあるんだけどさ、太宰は批判した
川端よりかは良い作品を残せたと思ってるよ。
697 :
吾輩は名無しである:2005/12/11(日) 18:13:44
>>696 文章技術を公平に評価すれば谷崎の域に達しかかも知れないが、
谷崎の文章には日本人の感情に直接訴える何かがあるので、
その点を踏まえれば谷崎は超えられないかと。
てか、谷崎の本を手に取る気にならない。
うん、谷崎の文章ってクセがありそうでその実それ程クセがないし
一見不道徳的な事を書いているかのように見せてそうでも無いんだ
よね。太宰は人によって評価が、もっとハッキリ言ってしまえば
好き嫌いが分かれる作家だ。太宰の小説に出てくる社会的に虐げられた
人間って実は被害者であるかのように見えて加害者ではないか、
という気がしてくるんだな。太宰の小説の根底には毒がある。
三島由紀夫なんかは生涯隠し通そうとしてる部分を暴かれたようで
嫌な気分になるのだろう。
現代文の問題で、何故か太宰の作品に出会ったことがない。
芥川、夏目、谷崎、大江などなど有名所が問題になる例は何度も見ているのに
太宰だけは未だに見てない。(そういや三島もないな)
誰か太宰の文が問題になってるの見たことある?
センター試験で「故郷」が。
翌年は津島佑子だったり。
といっても自分が受験した年じゃないけどね。
704 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 01:24:16
>>702 走れメロスは、小学校だか中学校だかの教科書のってて、試験にでたよ
走れメロスは有名だよな。
実はこれって私生活において太宰と壇一雄が熱海か何処かで豪遊
した時に金が足りなくなって旅館に壇一雄を残して東京の菊池寛
か誰かに金を無心に太宰が行った事がベースになってるらしい。
だけど太宰って無心が上手くいかなかったので井伏と縁側で
将棋をやっていたらしい。メロスのように走って戻らなかった
んだってさ。
待つ身がつらいか、待たせる身がつらいか、どっちだと思うね?
「真の知己」読んだ事ないや。
太宰は読んだらしいけど。
>>701 ドラマの人間失格を訴えようとした遺族に教えてやればこいつは確実に訴えられそうだか。
709 :
吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 00:07:09
( ̄(エ) ̄)
710 :
吾輩は名無しである:2005/12/16(金) 14:18:27
>>706 待つ身のほうが辛いに決まってるだろ
将棋さしてないで早く金もってこいボケ
>>710 待たせる身がつらいこともあるけど、太宰のエピソードの条件なら
間違いなく待つ身がつらいよな。・゚・(ノД`)・゚・。
712 :
吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 16:03:07
太宰は帝国大の仏文だけどその頃の仏文ってほぼ無試験で入れたって聞いたんだけど本当?
713 :
吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 16:11:05
ほんと。T大の兄貴が簡単だって言ってた。医学部は別ですけど。
714 :
吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 16:16:14
鉄門でも馬鹿ばっかり。
>>712 太宰の前の年までは、定員割れで無試験だった。太宰の年には形式だけの試験があったが、かろうじて
合格した。
どちらにせよ、受験時期には、太宰の学力はゼロに近い。往年の秀才のおもかげなし。
「津軽」はいいよね。
今まで読んだなかでは一番好きだな。
「人間失格」はいまいち。
あれって実は喜劇だよね。
>>716 マジレスすると、悲劇と喜劇が同居して、どっちかといえばやっぱり素直に悲劇だと思う。
718 :
吾輩は名無しである:2005/12/18(日) 21:25:26
津軽でも土地の名産や地形をえんえん書いているくだりはウザイ。
人との関わりあいの場面は素直にカンドーする。
うそばっかだけど。
>>716たしか井上ひさしが、悲劇ってのは当事者にとっては悲劇だが、第三者の立場から観察すれば喜劇に見える、とかなんとか言っていました。「人間失格」についても同じこといえるかも知れません。
「人間失格」って2ページに一回くらい爆笑するよね。
高等学校時代、遊興に耽っていた太宰は実際は東大に進学する能力は
無かったんだけど多額の仕送りを受けている親の手前東大に入るしか
なくて一番簡単な仏文科に入学したんだよな、勿論卒業はしていない
んだけど6年間在籍して。ただ学力と文才って相関性がありそうで無い
のが面白い点で太宰程文章が滑らかな作家ってのも珍しいがな。
谷崎も東大中退組だが文章は巧い。
太宰は無学なので言葉の多様性がない。リズムや構成は優れた才能でカバーできている。
谷崎も荷風や鴎外より一枚落ちる。漢学の素養がないので言葉が軟弱だ。
723 :
吾輩は名無しである:2005/12/19(月) 13:52:13
>谷崎も荷風や鴎外より一枚落ちる。漢学の素養がないので言葉が軟弱だ。
釣りか?
まあIDないからいろいろとやりやすいわな。
725 :
722:2005/12/19(月) 16:22:27
釣りでした。皆さんご免なさい><;
726 :
吾輩は名無しである:2005/12/27(火) 07:43:33
「ナイフを持つ前に太宰を読め」みたいのが
新潮から出ている文豪ナビの表紙に書かれていたと思うが、
これってどういう意味なの?
案外アースシェイカーだったりして
ナイフを握りしめた〜
18の日々が甦る〜
バカが考え付いたコピーだろ。
要するに『短絡的な犯罪に走るよりかは太宰の小説を読んで
もう少し人生を考えなさい。』って事なんだろ。
太宰の小説に希望なんてあるとは思えないけどね。
でも爆笑があるじゃん。
730 :
、:2005/12/29(木) 14:12:50
,
「太宰」のペンネームが「堕罪」から来ているというのはガイシュツですか?
大分前に誰かが書いてたな、それ。
他には『黒木瞬平』って名前でミステリーを書いていた事もあった
らしい。太宰は幾つも人格を持っていたのでペンネームを必要と
したのだろう。
('A`)('A`)
このスレもう駄目だな
>>732 そんなの短編一作だけですけど……>黒木瞬平(昭和9年)
ミステリーっていうか……あの、全集に入ってますけど。図書館行ってみて下さい。
習作時代には「辻馬衆平」とかそんなのもあったけど、
『晩年』以降はずっと「太宰治」だよ。
金のために仕方なく書いたってやつだっけ。>黒木瞬平
太宰本人は随分と恥ずかしく思っていたと読んだ気がする。
確か青空文庫にもあったと思う。
737 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/13(金) 06:17:48
>>721 >高等学校時代、遊興に耽っていた太宰は実際は東大に進学する能力は無かったんだけど
無知すぎ。旧制高校卒業生は、医学部などを除けば帝国大学に必ず入学できたのだ。
つまり旧制高校を卒業した時点で既に「東大に進学する能力」はあった。エリート登龍門としての
旧制高校の入試は熾烈を極めたが(太宰も一高に落ちている)、一旦旧制高校に入りさえすれば後は簡単だった。
一行目の「無知すぎ」さえなければ素直に尊敬できるレスなのにもったいないなあ。
太宰スレ多すぎじゃろ
一つにまとめなさい
740 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/15(日) 10:14:14
僕は貴族です
偶然だな、実は俺も貴族なんだよ。
え?奇遇ですね、実は僕も貴族なんです
まろは公家まろよ
744 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/19(木) 10:31:23
ほり○君は悪人です。
ワラタw
如是我聞っておもろいな
747 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 00:10:05
太宰治の娘婿が、自民党第二派閥の領袖とは。 おもろいな
太宰って左翼なの?
なんでだろうね
749 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/21(土) 22:21:08
>>748 天皇制は残すべしとか男女平等は勘弁してくださいとか終戦後に言ってなかったっけ?
750 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 00:43:01
太宰のエッセイって割に面白かった記憶がある。あの人柄だから面白いのも頷けるんだが、予想どおりというか。全集からエッセイの巻だけ買うのも乙かもしれない。
751 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 00:47:11
太宰の左翼運動は彼の実家が地元の大資産家だった事が影響している、てのが一応通説になってなかったかな。
乙ではないと思うが、いいんじゃないか。
753 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 00:52:49
「親友交歓」に出てくる来客は凄いね。帰りぎわの一言「威張るな」がイイ♭あれは笑える。
人間失格では友人に誘われてフラフラ左翼活動に入ったって感じだったなあ
小説の登場人物、それが「私」でも本人と一緒に考えないこと。
私=太宰治ではないとも言えないが、小説を根拠にしてはいけない。
太宰の文章って一見くどいけど、実は文章は考え抜かれていて
修飾そのものはあっさりしてるんだよなあ。
余計な表現がないように非常に気を遣ってる。
その点三島は一見あっさりしてるようでゴテゴテと修飾過多な文章。
とりあえず頭に浮かんだ綺麗な表現とやらをあれもこれもと
ぎゅうぎゅうに詰め込んでいる。
見た目は綺麗な透き通ったスープに見えるが、掬ってみると油でぎとぎとしている感じだ。
三島が好きな人に言わせるとそれが「豊穣な文章」とやららしいが。
太宰は迷ったら削れ。迷って書き加えるなんてもってのほかだって書いてるしね。
日本という名称変えるべきだとか言ってたな
まあ太宰らしいが。
>>731 人間失格に
「上司幾太(情死、生きた)という、ふざけ切った匿名で」
ってあるけど、もしかして太宰って名前もそういうノリで作られたの?
ペンネームを考えているとき、友だちが万葉集をめくって、
太宰権帥(ごんのそつ)大伴の何とかという人が詠んだ酒の歌を見つけた。
酒好きなので、太宰がいいと決めた。本名の「修治」はどちらも「おさめる」で二つはいらない。
それで太宰治−。本人はインタビューに対してこんなふうに答えている。
ドイツ語の「da sein(ダー・ザイン=現存在)」、「堕罪」(罪人となること)のごろ合わせとも言われる。
師の井伏鱒二は、なまらずに発音できる名前を探した、という説を披露した。
太宰は、津島修治がツスマ・スンズになってしまうほど津軽なまりが強かった。
恥ずかしがって、発音にこだわったという。いかにも気取り屋の太宰らしい。
761 :
文学初心者:2006/02/01(水) 16:40:31
夏目漱石の「こころ」を読み終えた。
今までは「斜陽」がフェイバリットだったけど、
残念ながら「斜陽」よりも「こころ」の方が素晴らしい出来栄えに思えた。
「こころ」は非の打ち所がない。
一方の「斜陽」はどこか詰めが甘いような気がする。
俺は太宰でも斜陽がフェイバリットじゃないから何とも言えんなー。
>>761 自分も昔高校生の時「こころ」と「斜陽」を読んだが、
前者は現代文の教科書にあらすじが書かれていた所為か
矢張り何だ死んでおしまいか?と思った。
しかし、後者は
詰めが甘い=読者の想像を掻き立てる
ともとれるような気がする。
久し振りに本棚の黒表紙から「新ハムレット」を取り出して、
「乞食学生」を読んでみた。
最後の
「カルピスを、おくれ。」おおいに若々しいものを飲んでみたかった。
という一節を見つけたがあれはねた?w
太宰は深刻な部分にお茶目な箇所があり読者を惹きつける故、親近感を覚える。
それは、奥野健男氏も津軽独特の風土に由来していると指摘している通りだ。
なにが「ねた?w」なのか意味が分からない。
奥野氏は太宰のことなど一度も語ったことはありません。
自分語りを太宰論の形を借りてしているだけです。
766 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/02(木) 10:18:02
そして、炊き上がった米の上に長澤まさみのオリモノをぶっかけて
さらにそれを長澤まさみの口に豪快に流し込み、ひざ枕をされたまま口移しで俺に食べさせて欲しい。
そして長澤まさみに、「もう、スケベなんだから!」とか言われながら俺の頭をなでてもらいたい。
どこの誤爆だよw
今日の読売の編集手帳に太宰のこと書かれてた。
>>769 読売オンラインで読めるよ。社説のリンクのところから。
ケチな社説でR
社説じゃないって
無知なコテハンは無視でR
>>751 そういうことになってるね。
大地主の子という選良意識を持っていた反面、
自分の家が搾取によって成り立っていること恥じて
その他の一般市民と同じ立場になりたいという思いがあったそうだから。
活動の手助けはしてたが実際はそこに政治的意味を見い出してたかは微妙らしい。
戦後は保守派宣言して左翼批判してたしね。
携帯から長文スマソ。
……でも、「地主一代」とか「学生群」とか読むと、とても一般庶民と同じ立場に
なりたいと思っていた人の書いたものには思えないけどね。
あくまで創作ってことかな……
778 :
吾輩は名無しである:2006/02/20(月) 12:11:05
人間失格の主人公モテすぎ!
つーか、太宰もあんなにモテモテだったの?
大金持ちの放蕩息子、勉強しなくてもデキるタイプで帝大の落ちこぼれ、
才能溢れまくってるダメ男、顔もまあまあで背が高い、
明るくて愛嬌があるけど時々沈んで情緒不安定に…って、
まあモテのエキス凝縮した感はあるけど。
太宰はモテテいたらしいよ、文学好きの子女にね。
一見世を儚み憂いに満ちた眼差しをして周囲にはおどけて見せる
男だったからな。太宰って自分を卑下した文章が多いんだけどさ
実際はあれ程自信過剰な奴はいないんだよね。
普通老大家の志賀直哉に噛み付くか?もう死を覚悟してああいう
事を書いたんだろうけどね。
太宰さんのお友達ですか?
もっといろいろどこにも書いてないような太宰さんの裏話聞かせてください。
>>781 生前新潟の生家に疎開してきたとき、一緒に酒を飲んだことがある。
結構せこい男で、押し入れに封を開けていないウイスキーを隠したまま
酒はもうない。といってみたり、女房に酌をさせろというのに、もったいぶって、
ちっとも女房を呼ぶこともしない。
最後に偉そうに煙草をやる、などと言ってきやがるから、威張るな。といって帰ってきた。
俺と同級だが、ろくでもないやつだ。
お友達どころか、親友の方でしたか。
新潟で飲んだんですか?
>>780 遅くても昭和10年代初頭には既に、志賀直哉に対して微妙な気持ちを抱いていたと思う。
785 :
吾輩は名無しである:2006/02/22(水) 08:47:41
>>782 親友の方の書き込みがあるなんて2CHならではですね。
結構お年ですよね。
貴重な話ありがとうございます。
786 :
通りすがり:2006/02/22(水) 09:56:49
太宰トリビア
東京の三鷹(?)へ酒を飲みに行く前に、
うなぎを食してその油で胃を保護したらしい
↑どの位の頻度でこれをやっていたかは分かりませんが
787 :
吾輩は名無しである:2006/02/22(水) 12:30:05
ほんとに太宰の知り合い?マジですか?
w村上の知り合いって言われても信じられないのに
太宰の知り合いって…
酒豪で美食家の太宰はうなぎを串で売ってる店でそれを購入
して食してから飲みに行ってたらしいですな。
太宰は身欠きにしんも大好きでそれに味噌をつけて食って
いたらしいです。親友の壇一雄がそう言ってました。
791 :
吾輩は名無しである:2006/02/23(木) 10:32:40
太宰を語るのは60代になってからにしてくれ!!!
ばかものが!!!
今年80歳になりますが何か
60まで生きたら負けかなって思ってりゅ
いや、太宰は90代になってからですよ。
795 :
吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 09:26:00
:ill||||||||||l:
:i|||||||||||||||
/''';:|||||||||||||||||l:、
/:i :||||||貞|||||||i `'!
/ :| :||||||||||||||||||l ノ!
| ヽ |||||||||||||||||||| :|
! !;ヽ:||||||||||||||||||||!; |
.__| |/|||||||||||||||||||||; |____
| _| .|/||||||||||||||||||||; |_____ .|
| |:='ヾ‐イ:||:|l|l|l|l|l|l|ll|||||' |::::::::::::| |
| |:::::::: | |;:|||||:l|:l|l|l|:l|:||||| イ=::::::| | ザー ……
| |:::::::::/ };|||||||||l|:l|l|l|:l|:|||.ノ:=:::::| |
| |:::=!川!;|||||!l|||l|:l|l||||ー'‐'.;:::::::::::| |
| |:::::::::!l.|ノ / ./:::::=:::::::| |
| |::::::::::::|::: ノ }::::::::=::::::| |
|  ̄ ̄~|::: 川リ ̄ ̄ ̄ ̄ |
| ̄l ̄ ̄|:::: | ~ ̄ ̄ ̄| ̄|
|_|:.::.:.:.:|::::: |:.:.:.:.:.::..:.:.:|_|
.:.:.:.:.:.:.:.:.:|;;;:::: .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:
これを見た人は、30分以内にこれをコピペして5つ張らないと夜中に貞子があなたのベットに来てずっと立っています
信じないならいいけどどうなっても知りません。
殺されるとかならともかくずっと立ってるだけならいいかも。
貞子って顔は美人だし、夜中部屋に一人きりだと淋しいから貞子がいてくれるのなんか嬉しい。
797 :
吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 20:23:46
映画化したら希望俳優
太宰治・・・竹野内豊
田部シメ子・・・伊東美咲
中畑・・・加藤剛
799 :
吾輩は名無しである:2006/02/24(金) 22:26:01
「富岳百景」における「私」の富士への思いは、御坂に行く前と下山する
時とではどのように変化したか、「私」の内面の変化を踏まえて具体的に説
明しなさい(100字〜200字以内)。
>>799 下山するまでの間に見合いして結婚を決意した。
媒酌人は井伏鱒二。
「富岳百景」という作品はない。なにかの罠?
「富嶽百景」ですよ。
富士山には月見草が似合う、という台詞を後日600号本塁打を
放った時に某選手が憶えていてそれを引用しながら『ONは球界
の向日葵だが俺は月見草。』と言った。
その男は今は楽天イーグルスの監督をしている。
実はあれは月見草ではなくオオマチヨイグサなんだけどね。
本当の月見草は白い花……
でも屁理屈言えば、あの女性の「あら月見草」が大事なわけで、それが実はオオマチヨイグサでも、太宰にとっては問題じゃないんだよな。
806 :
804:2006/03/01(水) 00:46:43
>>805 屁理屈じゃないと思います。その通りかと。
807 :
吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 08:22:19
モ・モ・ノ・ハ・ナ
808 :
吾輩は名無しである:2006/03/03(金) 14:40:44
810 :
吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 13:02:24
富嶽百景ってどんな話でしたか??
誰かあらすじ教えてください
811 :
吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 13:16:39
結局斜陽が一番売れてるのかな?何部いったんだろ
人間失格の方が売れたんじゃまいか。
確か、長いこと新潮文庫の歴代ベストセラー1位だったよ。
最近、漱石の「こころ」に抜かれたとも聞くが。
でもどっちかと言うと、人間失格よりも斜陽の方が好きだ。
813 :
吾輩は名無しである:2006/03/10(金) 15:32:44
斜陽もいいがやはりお伽草子だな俺は
814 :
吾輩は名無しである:2006/03/13(月) 18:58:46
あなたを
いじんに
したてあげたのは
てんの
るんばです
>>807 太宰が夢に出てきて「モモノハナ」って言った!!
俺、太宰治の文章あまり読んでないけど、例の志賀直哉批判の文章は愛情に
みちみちた文章だと思った。憤りや不満とかの感情より、文章全体の「良心」
のほうが聞こえてきちゃって泣けて泣けてしょうがない文章だったな・・・^^;
語り合うのは楽しいけれど結局でもどんな解説がついてようと、
要は文学なんていうのは読んだ本人がどうとるか、どう感じるか
が一番重要だと思うんだけどな。
太宰に関していえば、私にとってはその情けなさ、生々しさ、俗物さが身に沁みる。
高尚な文学、なんてのと無縁なところね。身につまされることが多い。
それに彼の文章は今読んでも十分新しいと思う。そのユーモアは有り得ないくらい感性が新しい。
いやいや太宰文学はかなり高尚だと思うよ。
表層的な内容ではなく、小説の技法や形式、文体などは
それこそ今でも十分先端を行ってると言ってもいいと思う。
819 :
吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 14:08:32
ねえ、「逆行」の途中のくろんぼの話になってから急に意味不明になったんだけど
誰かわかる人いる?
結局、太宰は何を伝えたかったの?
820 :
吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 14:13:17
言いたいことがあるなら、そのまま言えばいいのにな。
小説なんか書くよりずっと簡単だろ。それぞれ一行で
終わるよ。
821 :
吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 14:17:09
あと、ロマネスクの
仙術太郎
喧嘩次郎兵衛
嘘の三郎
は全く関連性の無い話なのに太郎、次郎、三郎という風に
まるで兄弟のように表しているのは何故か?
822 :
吾輩は名無しである:2006/03/17(金) 14:27:50
あれは太宰一流のメタファーなんだよ。
他の話も含めて『晩年』を
もう200回精読すると見えてくるよ
825 :
吾輩は名無しである:2006/03/18(土) 15:28:19
新潮文庫で揃えて、こぼれる作品ってどれくらいあるんですか?
>>825 とりあえずちくまで全集かっとけ。
で、全部読み終わったら図書館行って、こぼれたの読んどけ。
827 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 21:37:41
富嶽百景
____ r っ ________ _ __
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 ̄ ̄ く_/ \ `フ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | |____丿く / <´ / `- 、_// ノ\ `ー―--┐
`´ `‐' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`‐'  ̄ ` `´ `ー' `ー───-′
828 :
吾輩は名無しである:2006/03/24(金) 21:42:24
829 :
弧高の鬼才:2006/03/24(金) 21:50:48
へー
設定を現代にするって…一体どうなるんだろか。
あの時代だからこその富嶽百景の良さが
全部そがれてしまうのではなかろうか。
831 :
吾輩は名無しである:2006/03/25(土) 07:37:19
10代の俺にはやはりたまらんな太宰
年を重ねてもこの熱は褪せることないのだろうか?
原案が「火の山」だなんて全然知らなかったよ、ありがと!
それにても寺山しのぶってさ、美知子さんがついてまわってるね。
この前も美知子夫人やってたし。
>>831 もう少し歳をとると太宰を読むこと自体恥ずかしくなる
さらに歳をとると太宰の作品が懐かしくなる
では、そのつなぎ、若しくは次として、なにを読めばいいと思います?
文学史的つながりから行けば三島だろう。
まあ、そんなことに拘らなくても、読むべき作家はいくらでもいるだろ?
鴎外、漱石から順に読んでいってもいい。
恥ずかしいひとですね。
なんだか全ておみとおしみたいな人がいますねw
背伸びしたい年頃なんでしょ。
「太宰は青春文学」と言われて
そんなことねーよバーロwwwwwwwwwwwwwwって当時は思ってたな…。
作品自体は今でも素晴らしいと思ってるから、原因は自分にあるんだよなきっと…。
842 :
吾輩は名無しである:2006/04/09(日) 13:35:58
太宰さんと古畑任三郎って顔の感じ似てない?
影がかった微笑みとかさ
やっぱり役所さんが一番似てたと思う。
顔の輪郭だけでしょ……
あんな勘違いダメ俳優と一緒にしちゃ、いくらなんでもかわいそうだよ。
私も役所さんが演じた太宰が一番だったと思うけど…。
もう1回やってほしいぐらいだよ。
846 :
吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 00:29:05
唐突な質問で申し訳ないのですが。
自分が思っていることを口に出さなければ、それが相手に伝わらないということに絶望した
といった意味の言葉が出てくるのはどの作品だったでしょうか?
たしか太宰作品だったように思うのですが。
私はスマヲタでも太宰ヲタでもないが
太宰の役はスマップの五郎くんが似合っていると思う。
彼が去年出ていた年末の二時間ドラマを
たまたまザッピングついでにみていて気がついたよ。
>>846 たしかに太宰作品であるけど、忘れたwごめん
「元に言葉ありき」とか引用されてたっけ?
新ハムレットに似たようなニュアンスの文章は(愛は言葉だみたいなヤツ)あったと思うけど、
違う作品に確かにあった。
なんだか俺まで気になってきてしまった・ω・
849 :
吾輩は名無しである:2006/04/15(土) 02:38:45
『人間失格』 謝罪ファビョる
恥しかない人種として生まれてきました。
ウリには、礼儀や常識というものが、見当つかないニダ。
ウリナラは2000年以上に中国の属国でしたので、
頭を地面に叩かず中国人を歓迎したのは、つい最近になってからのことです。
自分はペプシを、米国の企業だとは全然気付かず、
企業マークが母国の国旗に似ていたことから韓国企業だとばかり思っていました。
しかも、かなり永い間そう思っていたのです。
また、ウリナラはアジアでは日本、中国に次ぐ国だとばかり思っていましたから
すでにインドにも抜かれていたことに気付いたときは、我が国のつましさに
暗然とし、悲しい思いをしました。
ウリナラは後進国でありこのままいけば三流国家になる、という言葉は、
自分の耳には、ただイヤなおどかしとしか聞えませんでした。
その考えは、いつも自分に捏造と歪曲を与えました。
実のところ、ウリナラには世界に誇れるものは何一つないから、そのために
多くの国から小馬鹿にされ、絶望する、という考えほど自分にとって不愉快で
心疚しく、そうして耳に障る響きを感じさせる考えは、無かったのです。
つまり自分には、人間の営みというものは事実を最大限自分に都合よく解釈し、それが出来ないならば
事実を捏造することだと思っていた、という事になりそうですニダ。
∧__∧ ________
<丶`Д´>/ ̄/ ̄/
( 二二二つ / と)
| / / /
__ |  ̄| ̄ ̄
\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.|| ||
太宰って典型的な境界性人格障害でさ、つまり見捨てられ感が
通常の人より強くてそれを極度に恐れているからああいう生活を
送ったと説明出来るんだよね。『愛する人の庇護を受けたい、その
人に見捨てられたくない。』って熱望しているから何度も狂言とも
思える自殺未遂を繰り返したんだよね。恐怖感や焦燥感は創作の
母に成り得る。太宰本人は生涯心が休まる時が無かったのだと推測
されるがそれが傑作を書かせる素となった。
太宰を嫌っていた(とは思えないが)三島は自己愛性人格障害なんだ
よね。賞賛や礼賛を過度に希求し自分の内面の空虚さを忘れようと
励む人達なんだよな。三島が太宰を表向き嫌って見せたのは理解出来る
ね。つまり同類なんだよ。この人格障害も見捨てられ感が過度に強い
のだが逆に『俺が周囲を支配して見捨てられないようにしてやる。』
とか張り切っちゃう病気なんだよねw
この種の人間は自分の空虚な内面は見ないようにする傾向があって太宰
が内面の空虚さを表現した文章に過剰反応したのは理解出来るんだな。
どこを縦読みするの?
>>851 縦読みもしないし、普通にも読みません。
>>848 846で質問をした者です。
>「元に言葉ありき」とか引用されてたっけ?
すみませんまったく覚えてません。
最近の自分がおかれている境遇から、ふとこの言葉を思い出したのですが。
どの作品に載っていたのか思い出せず、無性に気になって質問してしまいました。
あ〜気になる!!
これかな?
私が弱いのではなくて、くるしみが、重すぎるのだ。これは、愚痴だ。うらみだ。けれども、
それを、口に出して、はっきり言わなければ、ひとは、いや、おまえだって、私の鉄面皮の
強さを過信して、あの男は、くるしいくるしいと言ったって、ポオズだ、身振りだ、と、
軽く見ている。
「姥捨」
855 :
吾輩は名無しである:2006/04/18(火) 00:38:10
映画の富嶽百景に付いているサブタイトルみたいなのが、
とても寒いです。「遥かなる場所」って・・・
>>856 太宰が見たら興醒めして、
びりびりに台本を引き裂いてやりたいような気持ちになって、
けれどもふと思い直して、そのまま朝まで飲みに行くような副題だな。
んなこたない
『観念の幾何学的構成』に吹いたww
どういう意味なんですか?
意味はない、というか、意味が伝わらない言葉の例として出してるんだと思うけど。
なぜそこで吹くのじゃ
意味もわからず吹くな。
864 :
吾輩は名無しである:2006/05/01(月) 03:50:26
aげ
>>846は結局どの作品だったの〜?
>>860 意味は分からないけど、当時の文芸時評とかで実際につかわれてた言葉だよ。
866 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 16:47:17
>>311さんが同じ質問をしているようですが、どなたかお分かりの方いらっしゃいませんか?
また、直治の遺書には「戦前に洋画家の妻と〜」的な記述があったと思うのですが
上原と直治が出会ったのは戦争が終わってからじゃありませんでしたっけ。
ここもフィクションと捉えてしまっていいんですかね。
867 :
吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 19:36:34
「人間失格」は10代過ぎると色あせる、ってのは
童貞期間を過ぎると多くの人間は「こんなに女にモテねえっつうの!!!!」と
気付くからではないかと。
道理で俺にとっては未だに色あせない訳だ。
>>866 >>311は釣りじゃないの?
読めば普通に分かると思うんだけど……疑問となるような箇所ではないのでは?
「姉さんにだけ、遠まわしに、ぼんやり、フィクションみたいにして教えて置きます」って
思い切り書いてあるし……。
直治の薬の借金を返すためのお金を上原に預けてくれと頼まれてかず子が上原を訪ねるシーンがある。
「あれから、もう、六年になる」っていう記述からも戦前には上原と直治が出会っていたことはちゃんと分かる。
それに「遺書」の中にも、上原の妻に関して「戦地にいても、そのひとのことを思いつめて」って
書いてあるじゃん……
上原と直治が出会ったのが戦後でないことは明らかだよ。
もっとちゃんと読んでから質問したら?
>>869 あ……う、うるさいなもういいよ。たいした問題じゃない。
>>870 自分で質問しておいて、答えてくれた人に感謝の言葉もないのね。
常識を疑うわ。
872 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 01:10:00
,
873 :
吾輩は名無しである:2006/05/06(土) 20:13:46
講談社版「日本現代文学全集」全108巻のうち第88巻「太宰治集」は昭和36年1月の発行。
(日本現代文学全集は昭和35年10月の発行開始で、太宰治集は第4回配本)
それってつまりどういうこと?何が読み取れるの?
朝ドラに太宰出てきたね。
津軽弁に期待。
あの朝ドラの画家は太宰がモデルなんだろうな。画家にしては
和服を着てるしさ。もっとも太宰は貧乏暮らしを殆どしていない
んだよね。
人間失格を読んだ。
読ませ方はうまいと思った。
けど芸術的ではないなと思った。
エンタテイメント?
ここんとこ全然本とか読んでなかったけどスラスラ読めたから他のも読んでみようと思う。
一気に読めない人なのでこまごま読んでも大丈夫そうなのでオススメありませんか?
人間失格くらい軽い感じので
津軽とか。
『純情きらり』の原案は津島佑子さんの『火の山 山猿記』なんだけど
母方の石原家をモデルに書いたんだよね。
勿論津島さんの父親は太宰治。あの津軽出身の画家は父親がモデルなの
かもしれない。
津軽でやんすかありやんすいってみやんす
しかしあの画家は、芥川賞を泣いて欲しがるようなキャラではないね。
883 :
吾輩は名無しである:2006/06/07(水) 00:02:43
映画化された「富嶽百景」の内容って想像つかない……
あれが映画になるのか??
885 :
吾輩は名無しである:2006/06/10(土) 19:37:37
人間失格と斜陽読んだんだけどさ凄くくだらなくない?
人間失格とかこんな下らないダメ人間の人生を描写して何が面白いんだ?
斜陽とか萌えアニメみたいでキモい
>>885 「人間失格」は滑稽小説ですよ?
あれを真に受けてる時点で(ry
>>885 くだらないと思った物にぐだぐだ言ってるあなたがくだらない
くだらないと思ったならとっとと忘れて、次の面白い物へ迎えばいい
>>885 >ダメ人間の人生を描写して何が面白いんだ?
>キモい
こういう反応を見ると、
>>885 にはまだ太宰の作品が心に響く余地がある、
って気がする。それなりに反発してるし。
初々しくてかわいらしいな。
斜陽が萌えアニメなんじゃなくて、アニメ制作者のほうが「斜陽」のような過去の文学作品等を
意識せずにパクってるだけだけどね。
アニメ・漫画は日本文学の正式継承文化だ。
892 :
吾輩は名無しである:2006/06/14(水) 01:04:50
ハッピダイデーイトゥユー ハッピダイデーイトゥユー
ハッピダイデーイトゥユー ディアダザイ
ハッピダイデーイトゥユー
>>892 でも、書き込みが翌日になってしまいましたね。
894 :
吾輩は名無しである:2006/06/15(木) 03:35:32
アニメ風情を天才太宰との比較のおもりとして採用するなんてな
895 :
吾輩は名無しである:2006/06/15(木) 23:20:23
チクショウ!昨日は太宰の命日だった!すっかり忘れてた自分がナサケナイ!!
太宰さんおめでとう!97歳だね。
「よせやい、照れるぜ」って?本当に私にはあなたが大事だった。ありがとう。
いつかきっと会いに行きます。
絶対会いにいけるから心配するな。いますぐにでも会えるぞ。
とっとと会いにいけ。
↑お前が名ー。
898 :
吾輩は名無しである:2006/06/16(金) 19:35:01
>>896 太宰は天国だが、おまいが行くのは地獄だから永久に太宰には会えなry
くだらない話はやめてください。
900げっと?
タイガースはトラ、ヤンキーズはコメ(米)
今から、走れメロスを読みます。
902 :
吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 00:36:17
>>896 名無しは激怒した。必ず、かの無知暴言の896を除かねばならぬと決意した。
名無しにはマナーがわからぬ。名無しは、都市の暇人である。キーを叩き、
PCと遊んで暮らして来た。けれどもDQNに対しては、人一倍に敏感であった。
904 :
吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 04:46:37
ダザィクール
最近漫画化された人間失格読んだ椰子おる?
906 :
吾輩は名無しである:2006/06/18(日) 20:45:56
おらぬw
907 :
吾輩は名無しである:2006/06/19(月) 00:27:14
桜桃忌だああああ
行く人いる?
いかない
取り敢えず昨日買っておいたさくらんぼでも食べよっと。
おいらは種無しぶどう食べるね
俺はカレー食う。
食後は白湯ですよ。
お茶を出すと修治の機嫌が悪くなります。
914 :
吾輩は名無しである:2006/06/20(火) 21:48:46
915 :
吾輩は名無しである:2006/06/21(水) 18:22:33
太宰の『おとぎそうし』について原稿用紙7枚でまとめよっていう課題が出たんだがどんなテーマなら7枚書けるかな?
芥川龍之介の昔話を元ネタにした作品の作り方との比較。
917 :
吾輩は名無しである:2006/06/22(木) 20:33:24
7枚だったら個別に書くよりも、総合的に書いた方が上手く纏まるんじゃない?
>>915 なぜ「桃太郎」を題材とすることを避けたのか、なんてテーマなら、
先行研究をつかってすぐまとまるんじゃない?
919 :
吾輩は名無しである:2006/06/23(金) 14:06:32
「斜陽」読破。面白いので一気に読んだ。
うーん、さすが太宰!遖だった。
>>910 なんか…泣けるレス。
桜桃忌に行ったヤシおる? 今でもやってんのかな禅林寺で?
禅林寺は桜の頃がいいよな。
太宰の遺体が見つかったという万助橋の辺りとか
新緑の頃にかけて歩くといい場所。
>>920 行ってないけど今でもやってるよ。禅林寺で。
太宰の遺体が見つかったのはもう少し先のあたり。
玉川上水沿いはいいよね。嫌われ松子の映画にも出てきたよ
922 :
吾輩は名無しである:2006/06/24(土) 04:46:06
ギロチン、ギロチン、シュルシュルシュ。
思い出の3章に
ある露西亞の作家の名だかい長編小説を讀んで、また考へ直して了つた。
それは、ひとりの女囚人の經歴から書き出されてゐたが、
その女のいけなくなる第一歩は、彼女の主人の甥にあたる貴族の大學生に
誘惑されたことからはじまつてゐた。
というところがありますがこの長編小説は何という作品かわかる人いますか
教えてください。
>921
そうだな、万助橋から辿っていった。
映画は見てないが、
三鷹から井の頭公園へ向かう上水沿い歩いたよ。公園の中抜けて
吉祥寺駅へ出て、荻窪の井伏鱒二んちとか行ったんか、とか思いながら
なんだかんだ言っても「人間失格」が1番よかった
俺が始めて読んだ太宰作品だけど、それからいろいろ太宰作品読んだけど、なんだかんだ言って「人間失格」が1番よかったな
俺がどん底の精神状態のとき「人間失格」という、俺にぴったりの本が目に入り、手にとって夢中で読んでた
自殺しようかなんてことも考えてたけど、これを読んで感動する心
(正確に言うと、『感動』というのも、俺の心からちょっとずれてるかもしれませんがが、文才の無い俺にはこうしか表現できません)
がまだ俺にも残されてると思い、まあ、とにかく、この「人間失格」を読んだことで、もうちょっとだけ頑張って生きてみよう、と思えました
あの時の精神状態のせいかもしれませんが、やっぱり「人間失格」が、1番よかった
俺が今生きてるのも全部、太宰先生のおかげです
玉川上水は井の頭公園に続いてない気がするんですけど…
929 :
吾輩は名無しである:2006/06/26(月) 06:28:14
さっきグッドバイ読んだ。キヌ子さん最高!!滅茶苦茶面白かったから続き読みたかったな〜未完で残念っす…
未完という完結もある
グットバイは未完という完結作品
どこが完結してるんだ? 馬鹿か?
932 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 20:24:14
俺には人間失格がさっぱり理解できなかった
なぜここまで人がギャアギャア騒ぐのか、俺にはわからない
自殺したいなんてのも思わなかった、かといって涙をしたわけではない
つまりは…そう何にも感じなかった
再び手に取った時、俺は何かを感じとれるようになっているだろうか
知らん。でも君結構自己愛強そうだし、太宰向いてそうだけどなw
934 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 20:30:48
コンプレックスがなさすぎるんじゃないですか?自信の持ち過ぎというか。
936 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 21:47:56
人間失格を「癒し」というほど病んではいないが、
前向きな小説だとは思う…
…病んでるかな?w
>>937 あれを笑いの文学と言い切ると、ちょっと逆説的で太宰ファンとしてはなるほど・・・と思いたくなってしまうんだが、
実はやっぱり字面どおり悲壮感溢れる文学だと俺は思う。
あれを悲壮感とは表現したくないな。
笑いの文学とも思えないが、
笑い飛ばした方がいいような気はする。
心の底に沈殿させると、どえらい事になりそうだし。
実際に「人間失格を読むと5分に1回爆笑する」っていう、
西鶴ファンが身近にいます。
>928
一々つっかかるガキだなw 三鷹駅南口から上水の端が続いてっから。
小道に沿って万助橋まで行けばそこが井の頭公園の裏手にあたんの!
三鷹から吉祥寺へ歩くには一番の近道なんだよっ。
北村西望のアトリエ跡だとか動物園だとか色々あっから
いっぺん父兄同伴で歩いてみやがれガキんちょw
地図見ればいいのにね。
今や玉川上水じゃ自殺できないんだね……
「生まれてきてすみません」って、人間失格にあったっけ?
何ページにあるか教えてください
>>943 人間失格にその言葉があったかどうかは忘れたけど、二十世紀旗手のタイトルのとこに
――――――――(生れて、すみません。)
って書いてあったぞ、それしか覚えてない
斜陽がよく分からないなんて言われてるとわな・・・・・・・
まあ、いろんな人間がいるから、別にいいんだけどさ・・・・・・・・
他の太宰作品ならまだしも、「人間失格」「斜陽」が受け入れられないとなると、どんな本を面白いと感じるのか、その人の本の趣味が気になる
例えば、「人間失格」「斜陽」をつまんないという人間がいたら、多分俺とはまったく違うタイプの人間なんだなと思うし、多分仲良くなったりはしないだろう
俺は、「人間失格」「斜陽」は太宰文学、日本文学最高傑作だと本気で思ってるから、「人間失格」「斜陽」をつまらないと感じることが信じられない
まあ、いろんな人間がいるから、好きにしたらいいんだけどさ・・・・・・・・
人間失格は最高に面白いが、斜陽は瞬間瞬間しか面白くない。全体的にはイマイチ。
「斜陽」は、確かに時代背景とかの知識を必要とするかもね。
文体で楽しめない人には、面白くないかも。
『人間失格』は自分的にはあんましよくないなあ。
『斜陽』は大傑作だと思いますが。
人間失格も斜陽もナルシスト小説って感じ?
斜陽は文体も内容もキモいよね
深夜の美少女戦闘アニメ見てキモイと思うようなキモさだ
俺みたいな明らかなバカな若者がしったかすると荒れるもとだろうけど
小学校のころ走れメロス読んだときは「ありきたりな友情物語か」とか思ったけど
今読むと王様の自分勝手な正義感やらメロスや友人のバカ正直っぷりにあきれるんだけど
人間失格もそんな感じで人間のくだらなさ?を描写したってことでいいの?
しったかぶりしてごめんなさいね
953 :
吾輩は名無しである:2006/07/05(水) 23:27:26
ごめん
恥ずかしい書き込みしてごめんなさい
955 :
吾輩は名無しである:2006/07/06(木) 23:37:58
>>936-939 昨日、テレビでライフイズビューティフルやってて久しぶりに見たんだが、
この映画の笑いって太宰の笑いにちょっと似てるような。
主人公のイタリア系ユダヤ人が、収容所のドイツ人の兵士に今から言うここの規則を訳せっていわれて、
自分の子供の為に、全然違うゲームのルールを面白おかしく喋りだすシーンがあるんだけど、
そこが笑えるんだけど悲しくて、悲しいのに笑ってしまう。
観たことない人にはさっぱりだよね。ごめんね^^
956 :
吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 00:02:42
いいレスきたー!
わかります。あれと太宰を重ねるのはわかる。
957 :
吾輩は名無しである:2006/07/07(金) 10:19:18
貧乏くさいツネ子
958 :
ルージュ磊 ◆LlspKw1cuY :2006/07/08(土) 06:20:26
お伽草子ってどう思いますか?好きな人いますか?
959 :
吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 10:45:12
ワザワザ
>>958 「舌切り雀」が印象に残ってる。
あの話って本来悪役であるべきお婆さんに
読者の共感が集まるように書かれたとしか思えない。
お婆さんが一番現実的に書かれている。
961 :
吾輩は名無しである:2006/07/08(土) 17:32:59
>>960 でもそうしないと物語が成立しなくないか?
>>961 そうなんだけど
お婆さんが現実的で読者の共感を誘う造形になっているから
結果としてお爺さんと雀の交情が
反発を誘うものに見えてくるし
結末もどう捉えていいのか分からない。
963 :
吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 10:06:35
>>962 作者は時代への反逆として、あんな作品を書いたのかな?老婆のような規範に対して、反発してるのかな?
>>963 作者が老婆に反発してるとはちょっと思えない。
「私だって、分からぬ女ではないつもりです。
何の、おめかけさんの一人や二人。」と言ったり
「あんな若いのに出てこられたら
私なんかかなわないと思いましたよ。」と言ったりしているから
社会的に下の立場で苦労を強いられているのは
お爺さんじゃなくてむしろお婆さんだと分かる。
そもそもこの二人は金持ちの家の坊ちゃんと女中さんで
坊ちゃんの病気を女中が看るうちに半ば押し付けられる形で
病弱な息子に娶わせられた、という説明が付いている。
お爺さんの態度を「偽聖者」と喝破したり
「私はね、あなたのすました顔が気に食わないんです。」とぶつけたりする
お婆さんは寧ろ彼女自身が反発する人として描出されていると思う。
965 :
吾輩は名無しである:2006/07/09(日) 11:40:37
>>964 なるほど、では作者が伝えたかったことは何だったんだろうか?
もし婆さんの方に肩入れしているとしたら、不毛な婆さんの一生を資本主義の悪例に例えているのだろうか?
真面目に働いてもむくわれない人がいるから、共産主義がいいってことを暗に意味しているって感じで。
>>965 太宰ってそういう政治的メッセージを作品に織り込む人じゃなくね?
御伽草子が書かれた時期は共産党シンパだった時期とかなりずれてるし。
人間失格はつまらなかったな
駈け込み訴えとか貧の意地とか清貧丹はいい
駈け込み訴えは傑作だと勝手に思ってる
>>967 自己陶酔的な自分語りをダラダラ聞かされる感じで
自分もうんざりしたよ>人間失格
駆け込み訴えは文章のリズムもいいし
構成も緊密で良いと思う。
全部いい
『共感できるか否か』の部分が、大きなウエイトを占めてると思う。人間失格は。
倉橋由美子(この人自体、アレだが)が
「実際には卑怯で偽善的な癖に
自分を善良で純粋と思いたい人々からは
熱狂的に共感され受け入れられる物語」と酷評していたな>人間失格
>>971 でもそれは戦略的なもので、そういうのを突くのが上手い人だったんだよね。
でも太宰自身は悪気があってやってたわけでもないと思うけど。
>>972 そうかい?
人間失格の人物描写って結構悪意的なものが多いと思うけど。
>>973 描写じゃなくて戦略のことを言ってんの。
なんだかんだ言って人間失格が一番良かった
次は斜陽だな
この2つは太宰総集編だからな、当然だろ
他の作品が酷評されるならまだしも、この2編が酷評されるのが理解できない
確かにこの2編を超えてる作品はいくつかあるかとは思うが、いろんな理屈ぬきにこの2編が太宰最高峰作品だと思ってる
特に、太宰(作品)が好きだというやつが「人間失格」「斜陽」をつまらんくだらんなどと酷評してるのには理解に苦しむ
これは俺の勝手な思い込みだが、「人間失格」「斜陽」は太宰そのものだと思う
この2編を批判、酷評している香具師が太宰好きなのはおかしい
太宰(作品)が好きだというやつが「人間失格」「斜陽」を酷評してるのには理解に苦しむ
976 :
吾輩は名無しである:2006/07/10(月) 16:03:07
中期の作品は作風違うからじゃねえの
人間失格はまだしも斜陽が「太宰総集編」「太宰そのもの」ってのはあまりにも的外れで理解に苦しむな。
斜陽は太宰作品の中じゃかなり、小説として作りこんである作品だよ。
もちろんその中に、太宰自身の内面を託している部分も多くあるが、
それにしても彼としては非常に間接的な表現方法をとっている。
人間失格にしても、自分の内面を純化して表現しようと試みるも、
その純化の度合いが強すぎて、出来上がったものは結局リアルな太宰自身とは
随分かけ離れたヘンテコなものになっちゃったという印象。
それでも作家として一生に一度はこういう作品を書いておかなければいけなかったとは思うけどね。
本当にリアルな太宰はむしろ「東京八景」「十五年間」の方によく表されている。
>>975 自分は太宰の作品を完全に毛嫌いしてるわけではないが
かといってマンセーレベルに好きなわけでもない。
素直に好きと言いづらい作家及び作品だな。
「斜陽」はともかく「人間失格」は
文体や描写に惹かれて読みはするが
心情や主人公的なあり方には個人的に反発を覚える作品だった。
通俗的な意味での「太宰らしさ」が凝縮され過ぎていて
それが強烈に匂って来る感じだ。
へー、人間失格って実際の太宰とはかけ離れてるのか・・・
ほぼ本人のことかと思ってたんだが
ここでは名前を見かけませんが
「皮膚と心」が妙に好きなんですよね
ダイソーの本とちくま全集の3巻のみを読んだだけの
知識不足な太宰ファンですが
彼の書く女心の小気味良さというのは
有名な女学生よりも皮膚と心の方がより強く感じました
皮膚と心が好きな人いますかね?
ミスった・・・
女学生×
→女生徒