2 :
吾輩は名無しである:04/11/04 12:50:39
2
3 :
吾輩は名無しである:04/11/04 12:52:35
「晩年」
だいじょうぶマイフレンドだいじょうぶマイフレンドだいじょうぶマイフレンドだいじょうぶマイフレンドだいじょうぶマイフレンド
5 :
吾輩は名無しである:04/11/04 17:26:49
村上春樹ww
ぷwwww
やはり春樹は人気あるんだな。
こんなのなんでも挙げられるジャン
これだから春樹信者は
8 :
吾輩は名無しである:04/11/04 19:07:28
>>4 その上、映画はシベリア超特急をも凌ぐ日本映画の最高傑作。
山川方夫 「愛のごとく」
11 :
吾輩は名無しである:04/11/05 00:00:28
車谷長吉「漂流物」
その時にとった保坂和志にはずっと粘着し続けてる。
12 :
吾輩は名無しである:04/11/05 00:05:13
絲山秋子「海の仙人」
13 :
吾輩は名無しである:04/11/05 00:28:37
>>8 やっぱそうなんだ。最高傑作だよね。
ああいうのがもっと評価されるような文化が根付いてくれないと
つまらんよね。
ラヴ広田玲於奈
候補に挙がった作品に限るの?
15 :
吾輩は名無しである:04/11/05 00:50:01
中島敦「光と風と夢」
候補に挙がらなかったのでもいいとすれば、中島敦の全作品。
>>14 そうしないと対象が多すぎないか。
「死者の奢り」は今だったらダブル受賞かな。
17 :
吾輩は名無しである:04/11/05 10:28:20
春樹と大江を並べるなよ…
時期を限定しないと、昔の作品と今の作品を並べるのは
どうなんだろう
18 :
吾輩は名無しである:04/11/05 20:59:53
「じょうとくじツアー」中上の「岬」の前に候補になった作品 これいいよ。
19 :
吾輩は名無しである:04/11/05 21:07:51
海の仙人あげてるひとがやっぱいるね。
おれもあとから読んでびびったよ。
20 :
吾輩は名無しである:04/11/05 21:11:44
「石のニンフ達」宮原昭夫
21 :
吾輩は名無しである:04/11/05 21:12:40
三島由紀夫「煙草」
22 :
吾輩は名無しである:04/11/05 21:36:16
大江ってノーベル賞受賞者のなかで
ダントツに作品の部数が少ない作家なんだよね…
なんでこんなマニアックな作家が受賞したのだろうか…
24 :
吾輩は名無しである:04/11/06 22:00:46
阿部昭「大いなる日」
村上春樹「風の歌を聴け」
黒井千次「穴と空」
尾辻克彦「肌ざわり」(「父が消えた」で受賞したけど)
25 :
吾輩は名無しである:04/11/20 23:16:54
age
芥川賞なんか獲ると人生が沈没します。
安定した生活を好むなら外したほうが利口だ。
27 :
吾輩は名無しである:04/11/22 00:37:49
なぜ?
28 :
吾輩は名無しである:04/11/26 01:09:14
太宰治。
最も芥川賞に相応しい。
芥川龍之介にあげるべきだったな
30 :
吾輩は名無しである:04/12/06 10:13:36
年寄りなんて言わず藤枝静男にあげるべきだった。
31 :
吾輩は名無しである:05/01/16 17:26:18
ここ最近では
絲山秋子『海の仙人』
舞城王太郎『好き好き大好き超愛してる。』
かな?
やっぱ太宰だよ。
「女学生」とか最高モエー
第89回1983(S.58)上半期 優しいサヨクのための嬉遊曲
受賞作 なし
第90回1983(S.58)下半期 亡命旅行者は叫び呟く
受賞作 笠原淳「杢二の世界」・高樹のぶ子「光抱く友よ」
第91回1984(S.59)上半期 夢遊王国のための音楽
受賞作 なし
第93回1985(S.60)上半期 僕は模造人間
受賞作 なし
第95回1986(S.61)上半期 ドンナ・アンナ
受賞作 なし
第96回1986(S.61)下半期 未確認尾行物体
受賞作 なし
オレの作品
35 :
吾輩は名無しである:05/01/18 21:35:29
36 :
吾輩は名無しである:05/01/19 15:27:20
もう芥川ショなんていらねえよう
37 :
吾輩は名無しである:05/01/19 22:25:00
福島次郎『バスタオル』
38 :
吾輩は名無しである:05/01/19 23:29:32
宮沢章夫『サーチエンジン・システムクラッシュ』
今読んでるから。
うん
40 :
名無し物書き@推敲中?::05/01/30 22:22:09
hg
41 :
吾輩は名無しである:05/01/30 22:32:57
>>10 自分も山川大好き。
彼は、上には三島、下には石原、大江がいて、
時代が悪かったと思う。強烈な太陽が目の前に
ありすぎた。
42 :
吾輩は名無しである:05/01/31 01:00:16
最近だと吉田修一「最後の息子」
43 :
吾輩は名無しである:05/01/31 20:36:08
俺はパークライフのほうが好きだけどな
昔だと黒井千次『時間』
最近だと糸山『海の仙人』
44 :
吾輩は名無しである:05/01/31 22:06:54
島本理生『生まれる森』が個人的にはよかった。
45 :
吾輩は名無しである:05/01/31 22:40:35
「バスタオル」ってゲイゲイしい奴だよね?
なぜ浅田は評価しなかったのかしら。
46 :
吾輩は名無しである:05/02/01 01:15:16
中島らもに全部!
47 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/11 12:23:05
0
48 :
名無し物書き@推敲中?::05/02/23 12:36:13
54
49 :
吾輩は名無しである:05/03/09 12:14:54
htr
50 :
吾輩は名無しである:05/03/20 23:07:12
7y6
51 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 05:00:19
松井雪子 イエロー
雰囲気だけの純文学作品が多いという批判があるが
確かに雰囲気だけだが面白い。
52 :
吾輩は名無しである:2005/03/21(月) 15:50:06
ノミネートすらされていない、絲山の「袋小路の男」。
53 :
吾輩は名無しである :2005/03/22(火) 00:19:05
志賀直哉『暗夜行路』
54 :
吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 01:44:49
中上の落選作を読むと当時の芥川賞が
現代では信じられないほどのレベルだったと思い知らされる。
鳩どもの家、灰色のコカコーラ、十九歳の地図、
は本当に凄いクオリティの出来。
55 :
吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 10:15:48
芥川章はタレントスカウトキャラバンでつよ。
56 :
吾輩は名無しである:2005/03/22(火) 11:20:34
十九歳の地図
特に良くは無い
57 :
吾輩は名無しである:2005/04/02(土) 12:01:11
g
58 :
吾輩は名無しである:2005/04/04(月) 22:33:59
ぐるぐるまわるすべりだい
59 :
吾輩は名無しである:2005/04/05(火) 15:13:44
>>54 俺も十九歳は特にいいと感じなかった
中上は岬でよかったんだよ
逆に大江は飼育じゃなくて、死者のほうがよかった
60 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 12:34:12
-
61 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 21:09:32
ぐるぐるまわるすべりだいいいかな?
ベッドタイムアイズ。
くっすん大黒。
62 :
吾輩は名無しである:2005/04/20(水) 21:15:38
長嶋有の「サイドカーに犬」。
絶対受賞作の「猛スピードで母は」よりいい。
こっちであげるべきだった。
あと綿矢と金原の受賞した回は、それ以外の作品「海の仙人」「生まれる森」「ぐるぐる回るすべり台」も評判良かった。
最近ではかなりの出来だった。
63 :
吾輩は名無しである:2005/04/21(木) 21:17:05
山崎ナオコーラ「人のセックスを笑うな。」
これ結構いいぞ。
芥川龍之介「歯車」
時代が早すぎた・・・
晩年 太宰治
66 :
吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 22:38:48
野ブタをプロデュース。
これが取ってたら、芥川賞の評価が一変する。
悪いほうかもしれないけど・・・
>>66 阿部なんかにやらずに野ブタにやって、「芥川賞は死んだ」ということを明らかにすべきだった、
とか浅田彰が言ってた気がする。
68 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 07:17:15
>>67 納得。
もう死んでるんだけど、あいまいな死に方だから、野ブタで完全に
殺しとくべきだった。
69 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 07:34:56
>>66 一部抜粋したやつを読んだけど、おまえ本気でいっているのか?
そこいらの中学生のブロッガーより酷い文章、陳腐な日常だったが…
企画としても、そんなに目新しい着眼点でもないだろ。
70 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 07:37:25
>>68 死んだもなにも、芥川賞なんて昔から死んでるだろ。
菊池寛のエゴだもの。むちゃくちゃ恣意的な偏向選考で
単なる話題づくりの似非文学賞だろ。
今の受賞者をこきおろしたり、馬鹿にしてる
老人共は、自分たちの権威を高めたいだけ。
よーく読んでみればわかるが、最近の若者とたいして
変わりないぞ。文体が古いからそれなりに良く見えてしまうのかも
しれないがね。騙されるな。
72 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 07:52:14
>>69 だから、66も「悪いほうに・・・」っていってんじゃん。
しかし一部抜粋の読書で断言しすぎ。
69は恥ずかしさのあまり悶絶しています
74 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 08:03:11
>>72 だから芥川賞って一部抜粋の読書で
選考してんだよ。
権威にあぐらかいて金儲けしか目がない
私腹を肥やしたブタどもが
ガキの書いたもんなんてまともに読むわけないだろ、馬鹿めが。
そんな時間あったら、女を買って楽しんでるよ。
金持ちは馬鹿な貧乏人から奪った時間を
一分一秒でも他人のためになんて浪費したくないからね。
自分の誤読は棚上げして逆ギレ
電波ゆんゆん
76 :
吾輩は名無しである:2005/04/29(金) 09:36:36
>>74 誰に切れてるんだ・・・?
72は、芥川賞の選考過程についてなんてちっとも触れてないぞ。
それで切れられても可哀想だと・・・。
読んでない選考員が私腹を肥やしたブタなら、批判されるべき
は、72ではなく、ブタと同じく読んでないお前の方では??
野ブタなんかよりモブ・ノリオのほうがよっぽど「芥川賞死亡宣告」にふさわしかったと思うけど
あれでみんな平気なんだから何が受賞したって芥川ブランドは崩れないよ
モブは文學界のモロ好みな小説だし、受賞は妥当だったんじゃないの
79 :
吾輩は名無しである:2005/05/11(水) 22:26:34
あげとくか2年と1時間ぶりに。
80 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 01:01:08
>>33 おれ全部持ってるよ。
最後の未確認尾行物体では三島賞も取り損なったな。これは三島賞では大江が
押したんだけど。
まだこの最多落選記録は抜かれてないよな。
81 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 01:14:12
寝たきり病人をガセ情報で敵に仕立て上げて出来レースとは悪質極まりない
82 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 01:22:18
太宰治『晩年』
中島敦『光と風と夢』
>>20 「石のニンフ達」宮原昭夫 はたしか受賞してるぞ。
絲山の「袋小路の男」は候補に挙がっていたんじゃなかったっけ。
選評で誰かが「いい作品だけど、いかんせん短すぎる」って言って
いた。
でもさ、芥川賞って短編作品の新人賞じゃなかったか。
その1作品で本にしたいんだろうけど。選考委員の誰か(女性)が
「100枚以内の作品に絞り、選考すべきでは」と言って、完全に
無視されてるみたいだけど。
最近の受賞できなかった候補作では、何人か挙げてるけど
「海の仙人」よかったね。これ候補のとき何が受賞したんだっけ?
久々にできそうな作家が出てきてうれしかった。
「袋小路の男」は候補に挙がっていない。
短すぎるといわれたのは「勤労感謝の日」のことであろう。
「石のニンフ達」は芥川賞を受賞していない。
これは文学界新人賞の受賞作。
同時に文学界新人賞を受賞した丸山健二が芥川賞を先に受賞した。
「海の仙人」が候補になった時は、綿矢・金原が受賞。
87 :
吾輩は名無しである:2005/05/12(木) 23:51:12
この綿矢・金原が受賞して鷺沢が自殺した。
皮肉だなあ。
88 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 00:22:27
鹿島田、山崎ナオコーラと
綿矢、金原。
上二人と下二人は対照的。
>>85 ごめん、いろいろ間違えて。
「海の仙人」が落ちて金原、綿矢が芥川賞受賞…
選考委員と文藝春秋はこれでいいのかな。ちょっとした
読書好きにさえ笑われると思わないのかな…
>>87 鷺沢の自殺はショックだった。
学生時代は特に好きな作家だったし。
90 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 10:22:28
「ちょっとした 読書好き」というか
>>89(多分女だろ)は笑うのかもしれんが
玄人筋にはあれでなかなか評価されているわけでw
91 :
吾輩は名無しである:2005/05/13(金) 23:09:43
俺、思うんだけど綿矢の蹴りたい背中は心理描写とか文章のリズム
とか結構評価できると思う。
もし綿矢が取らなかったら、それはそれで批判があったと思うんだ
が、みんなどう思う?
将来性に期待して早めに与えたんであって、現時点での評価は実際大したことないんだと思ったけどな。
誰だったかの選評にあった通り、《伸びゆく力》を感じたんだろう。
93 :
吾輩は名無しである:2005/05/14(土) 09:07:49
蹴りたい背中:芥川賞選評
宮本輝 :伸びゆく力を感じた。
古井由吉:なにかがきわまりかけてきわまらない。そんな戦慄を読後に
伝える。
石原知事:なんと閉塞的な青春。(悪い意味で)
黒井千次:風変わりの表題に深く納得。内容と題名が美事に結びついて
いる。
女子が男子の背中にしか接点を見出せぬ屈折した距離感が巧
みに捉えられている。
村上龍 :破綻のない作品。強く推すというより、受賞に反対する理由
がないという感じ。
池澤夏樹:高校における異物排除のメカニズムを正確に書く技量に感心。
人と人との仲を書く。すなわち小説の王道。
山田詠美:もどかしい気持ちを言葉にする難しさに作品全体でトライし
ている健気さに心魅かれた。安易な好感度の入る隙はないが
共感は呼ぶ。
河野多恵:にはがわとハツに高校生の実感とそれを超えて生活を感じる。
蹴りたかった背中を思い出す読者はさぞかし多いだろう。
三浦哲郎:書き出しから素直に頭に入ってこなかった。『葉緑体?オオ
カナダモ?ハッ。ていうこのスタンス。』という不可解な文
章。幼さばかりが目に付く作品であった。
高樹のぶ:醒めた認識が随所にある。それが高校生活という狭い範囲を
捉えながらも決して幼くないことを示していて信用がおける。
作者の文学は作者の成長と共に大きくなって行くに違いない。
94 :
吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 04:25:08
>>92 将来性って言ったって、「蹴りたい」以降作品が
ないんだからねぇ。芥川賞から5年後が受賞後第1作
なんてこともありそう。噂どおりアナウンサーに
なったら、もう小説なんて書かないかもね。
「蹴りたい」に限っては嫌いじゃないけど。
>>93 何が言いたいのかは察しました。
95 :
吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 06:15:25
>>89 蹴りたい背中は普通にいいよ。
意図もあり、方法もあり、卑しくも風俗小説の類の作ではない。
ワタヤは、若年受賞と話題性、信者の盲目な持ち上げのせいで、軽んじられるところがあるが、
訳知り顔であの作を笑えるのは、それこそ「ちょっとした読書好き」くらいじゃないかと思う。
96 :
吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 06:17:03
ようみたら、
>>90とレスがかぶってるな。
うへえ。
97 :
吾輩は名無しである:2005/05/15(日) 09:58:14
98 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 02:34:10
ん? …ここにいる方たちは「ちょっとした読書好き」
ではなくて、「ものすごく深く読み込むタイプの読書家」
なのかな?
それも小説家志望とか? いや、それを茶化す気じゃなく
単なる知りたがりだけど。そうならもっと深い意見も聞き
たいと思って。
99 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 13:13:23
吉田はさ、なんで「最後の息子」で獲れなかったの?
最近読み返してみたらデビュー作なのに凄くうまいんだなあと感心した。
これって海外小説で元ネタがなんかあるのかな?
パレードやランドマークも好きだが、最後の息子だけは頭一つ抜けてると思う。
100 :
:2005/05/16(月) 16:41:50
笑いオチがテルちゃんあたりに嫌われたんだろうね。
「最後の息子」のタイトルの由来ってオカマの勘違いでしょ。
破片で文学界新人賞とって、息子で芥川だったらもっと違う作風だったのに。
パークライフの自己模倣が始まっているし。
101 :
吾輩は名無しである:2005/05/16(月) 17:32:32
自己模倣に陥っていない作家などいない。
102 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 02:14:46
芥川取ると一生食っていけるって時代ではないからな。
自己模倣でもいい作品ならぜんぜんOK。
名前が出ていたので思い出したけど、宮本輝の読売の
新聞小説、どうしようもなくつまらないのは私だけ?
103 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 11:02:40
新聞小説と輝ちゃんはリズムが合う気がするけどな
104 :
吾輩は名無しである:2005/05/17(火) 12:52:48
あれほんとにつまらん。職人とグルメ賛美ばっか。
ただ字数を埋めてるだけみたいな小説。
105 :
吾輩は名無しである:2005/05/24(火) 21:52:26
>>33 これまじかよ、ワロス!まあ確かにつまんないんだが…
阿部和重よりはおもしろいよ雅彦タンは
106 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 01:07:19
芥川逃した作品で最高は、
吉行淳之介原色の街。
107 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 01:08:37
ごめん。
第3の新人なら、安岡章太郎の「ガラスの靴」のが秀逸だと思うわ、俺。
108 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 01:20:23
あの時代は良かったね。
庄野とか安岡とか吉行とか秀逸なのに落選してまくってたから。
小沼にいたってはとれず・・
109 :
吾輩は名無しである:2005/05/25(水) 01:26:06
作品名忘れたけど、あの時代にの曽野の作品が誰かに超誉められてた。
しかも最高におもらかった。
110 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 06:37:22
第40回
「王国とその抒情」山下宏
「家畜小屋」 池田得太郎
第43回
「魔笛」 古賀珠子
第56回
「落鳥」 古賀珠子
第69回
「毒いちごの周囲」青木八束
111 :
吾輩は名無しである:2005/05/26(木) 23:19:12
>>110 古い上にニッチ・・・・
ちなみに俺は、長嶋有「サイドカーに犬」
>102
もし未読で、時間があるのなら『ドナウの旅人』はどう?
これも昔の新聞連載だったような。俺はこれを読んで小説のおもしろさを知ったんだよな。
今読んだらなんじゃこれって思うかも知れんが。おそらくブックオフで買えば二百円でそろうはず。
113 :
吾輩は名無しである:2005/05/27(金) 08:04:03
114 :
吾輩は名無しである:2005/05/28(土) 00:55:44
悪い意味で言ったんでは全くない。
渋いなって感じただけ。気分害したならすまん。
115 :
吾輩は名無しである:2005/06/22(水) 11:40:39
0
このスレ渋いなあ。
俺は、河野多恵子の幼児狩
117 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 15:24:06
y
118 :
吾輩は名無しである:2005/07/14(木) 16:39:15
中上健次の「19歳の地図」と
長嶋有「サイドカーに犬」かな
119 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 20:11:42
俺も、サイドカーに犬に一票。
120 :
吾輩は名無しである:2005/07/24(日) 20:43:36
121 :
ルージュ:2005/08/08(月) 09:37:24
116に同意です。
島田雅彦の「ドンナ・アンナ」とか有吉佐和子「地唄」とか河野多恵子「美少女」も好きです。
122 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 03:03:02
最近のばっかで、
しかも自分が読んだのは少ないのだが挙げると、
町田康「くっすん大黒」
松浦寿輝「幽」
宮沢章夫「サーチエンジン・システムクラッシュ」
長嶋有「サイドカーに犬」
舞城王太郎「好き好き大好き超愛してる。」
は芥川賞を取っていてしかるべき作品だと思う。
しかし、こうして並べてみると、
「芥川賞はどういう作品だと選考委員に気に入ってもらえないのか」
というのが何となく分かる気もする。
とはいえ、うち3人はその後受賞したので、
別に芥川賞自体に悲観はしていない。
宮沢章夫、舞城王太郎には近いうちに受賞してほしい。
舞城王太郎本人は、賞なんてどうだっていい、と思っているかも
しれないけれど。
123 :
122:2005/09/05(月) 03:08:49
それから、中原昌也は、意外に近い将来に受賞するかもしれない。
これは単なる勘。
芥川賞には、そのような意外に懐の深いところはある、と信じてる。
・・・この意見には猛烈な反論も来そうだけど。
宮沢さんはもう取らなくていいです。
候補にあげられてもどうせまた演劇的だって言われて……。
126 :
吾輩は名無しである:2005/09/05(月) 23:30:43
>>109 遠来の客達じゃないの?俺はちっとも良くないと思ったが。
そのの本のプロフィールに遠来の客達で
芥川賞候補になるも落選(受賞は驟雨)
しかし、受賞作より高い評価を得るとか書いてあったような・・・
127 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:27:03
前スレには出てるのかな?
ぼくは倉橋由美子「パルタイ」を推します.
浅野温子がベラに似てきた。
阿部和重は「グランド・フィナーレ」より「ニッポニア・ニッポン」の方が良かった
130 :
ルナマリア:2005/09/20(火) 16:44:40
↑あなたの言ってること、すごく同感
132 :
吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 13:03:44
藤枝静男 『痩我慢の説』
133 :
吾輩は名無しである:2005/09/23(金) 13:09:07
舞城王太郎?バカじゃねーの??
パルタイに一票
135 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 17:34:01
候補になってないけど、車谷長吉の赤目四十八滝心中未遂。
これがなんで直木だったんだ?
136 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 18:40:04
>>129 阿部ちゃんが芥川賞受賞した時に記者会見で
「これが僕の最後の受賞になるでしょう」
と意味深なこと言ってたけど、おそらくあれって文壇におけるイジメみたいなものが
あるってことだと俺は当時思ったんだけど。俺も『ニッポニア・ニッポン』の方が作
品として優れてると思うし、芥川賞受賞に相応しい作品だと思うけど、やっぱなんか
文壇内の圧力か何かで取らせてもらえなかったんじゃないかな、って気がしてます。
137 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 18:44:04
辻仁成『海峡の光』
138 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 18:52:22
>>136 阿部の芥川賞受賞の選評でも誰が忘れたけど「そろそろこの作家にも芥川賞をやってもいい
のではないか?という意見が選考会で出た」という記述があったよね。この言い方からして
も、本来ならもうとっくにあげてもよかったのだけど…みたいなニュアンスは感じるよね。
139 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 18:53:44
140 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 19:48:02
>>135 たぶん長編だったからだろうね。
こういう、長さに対する暗黙の規定をもう取っ払ったらいいと思うんだけどな。
ちなみに車谷長吉本人によると「赤目〜」は候補7作品の中でも、
候補作選定では7番目で辛うじて入れてもらった作品らしい。
(そんなことって作者本人は分かるのか? と思うんだが)
でもフタをあけてみたら選考委員9人のうち7人が推薦してぶっちぎりの結果だったとのこと。
>>136 そう言ってたんだ。
「芥川賞は最初に貰うべき賞のはずなのに・・」という選考委員への皮肉だったりして。
141 :
吾輩は名無しである:2005/09/25(日) 20:15:59
長さか・・なるほど納得。ありがと。
143 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 20:53:10
きつね
144 :
吾輩は名無しである:2005/10/02(日) 21:41:48
受賞する作品としない作品って何が違うんだろ?傾向みたいのあるの?
…にしても島田雅彦は可哀想だナ。
145 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 00:13:16
タイミングじゃないの・・?
島田雅彦とか村上春樹とかにあげなかったなんだって言われるのがめんどくさい
から、阿部和重もあんなので取れたんじゃない。
146 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 07:05:30
島田や春樹はもうもらえないの?
おまえバカだろ
148 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 13:54:18
島田は今新人だとしても取れないだろう
むしろ「芥川賞を取れなかった」ことをネタにすることで自らを底上げしてるくらいだ
149 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 15:17:07
デビュー作で取る人もいれば何年も書いている人が取ったり、
なんでこんな違うの?!
シラネーよ。
文藝春秋に訊けや。
151 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 16:24:39
ヤダヨ
152 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 17:07:42
153 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 17:56:57
ノーベル賞があるさ
154 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 20:18:30
山田詠美は新人じゃなくなったから直木賞になったのかな?
155 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 20:24:54
↑デビューしてから何年もしてなくね?直木賞。
だったら萬月とかはなんで取ったのさ。
156 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 20:43:25
芥川賞がだめでも直木賞があるのですね。
どのレスを読んだらそんなバカな書き込みができるんだ?
158 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 21:31:22
他スレより
159 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 21:34:11
車谷長吉は保坂の受賞にあきれて(嫉妬して)直木を目指した・・・らしい。
でもあの作風で直木を取れると思ってた彼はすごい
160 :
吾輩は名無しである:2005/10/03(月) 23:58:50
にょ
161 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 11:38:34
執念だよ
162 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 21:23:59
阿部や萬月なんか見ると新人扱いはせいぜい10年がいいとこなんですかね?
規定はないんだ?
163 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 22:55:54
ないねー。
大江健三郎はデビュー2年くらいで「新人ではないので賞をあげるのは
ちょっと・・・」みたいなこと言われてた。
でも一般的には10年超えるとしんどいわな。まだ4年くらいのイトヤ
マももうあかんみたいになってるから規定はないと思うけど。
164 :
吾輩は名無しである :2005/10/04(火) 23:35:48
イトヤソ2年くらいじゃねえの
165 :
吾輩は名無しである:2005/10/04(火) 23:39:13
芥川賞の上いくのはノーベル賞くらいなもんなの?
「大江健三郎賞」
167 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 16:33:58
ノミネートされたけど落選した作品のほうがいいの多くない?
168 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 16:46:27
第一回大江賞授賞作品予想スレを誰か立ててください
169 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 16:58:05
審査員大江さんだけみたいだけど、彼の独断と偏見で決まるんですかね。
170 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 16:59:00
ドゥマゴ文学賞みたいなもんだ
初回授賞は「となり町戦争」に一票。
171 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:01:45
>>162 >>163 作家活動の年数ではなく、
世の中における作家としての一般的な認知度ですよ。
大江は、すでにデビュー作品によって作家としてかなり認知され、読者
も多数獲得してたからね。村上(春)の場合は芥川ノミネートはデビュ
ー2作目が最後だった。彼の場合も、すでに多くの読者を獲得していた
から。ちなみに、村上(春)は大江の猛反対によって芥川賞受賞を阻ま
れたといってもいい。
172 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:06:14
春樹って直木賞じゃだめなの?
なんか賞と縁ないよね。
173 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:09:43
>>172 直木賞も基本的なスタンスは新人賞だからね。
それに、春樹の場合は文壇に入っていないのが、やっぱ受賞少ない
原因じゃないかな?やっぱ出版の世界も政治の世界だからね。尻尾
振った奴がいい目に遭うようにできている。
174 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:11:47
春樹の文学性は直木賞選考委員じゃ十全に理解し得ないだろう。
渡辺淳一先生じゃ春樹の作品はテコキフェラ文学にしか読めまい。
175 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:13:52
でも、春樹ファンの直木賞受賞者が増えてきたから、その連中が将来
選考委員になった暁には、春樹の受賞もあり得るかもね。
176 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:14:40
春樹は売れてるし大江さんはノーベル賞だし。
ますます島田雅彦がかわいそうでならない。
もう13年も賞もらってないって対談でぼやいていたぞ。
177 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:20:19
むかし島田雅彦と山田詠美が芥川賞に同時にノミネートされて、
どっちが受賞するかなんてワイドショーまで巻き込んで大騒ぎしてたのが懐かしいね。
文学が社会現象になり得たああいう時代はもう来ないのだろうな。
結局両者共に落選という落ちにはズッコケタけど。
178 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:24:22
↑へぇ〜そんな時代があったんだ。
どの作品でノミネートされたの?
誰が受賞したの?
179 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:50:10
>>178 島田雅彦『ドント・アンナ』
山田詠美『ジェシーの背骨』
受賞作は忘れた。
年度も忘れた。たぶん昭和63年か、そこら辺りだったと思う。
180 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:54:16
受賞作はたいしたのじゃなかったんだな。
181 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 17:59:19
第84回の芥川賞にノミネートされた田中康夫『なんとなく、クリスタル』
は、あそこまで爆発的に売れなければ絶対に受賞できただろうね。
やっぱ、商業的な成功は純文学では嫌われるんだな、って当時思った。
182 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 18:04:49
成功してからは受賞できないということ?
金原、綿矢みたく受賞→売れる
ならいいのか。
183 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 20:50:46
ね
184 :
ルージュ:2005/10/05(水) 21:02:17
純文学賞の格付けしてみました。どうでしょう?
長老≒野間文芸賞
文化勲章
参謀 読売文学賞
谷崎潤一郎賞
大関 川端康成文学賞
毎日出版賞
新人 芥川賞
三島由紀夫賞
野間文芸新人賞
登龍門
文囈賞
群像新人賞
文学界新人賞
小説新潮新人賞
185 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 21:36:09
長老、参謀、大関ってバカ丸出し
186 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 22:21:58
大江が村上春樹の受賞を反対したのか・・・
でも春樹は大江を尊敬しているのでは?
もしそれが本当だとしたら、俺は大江の主張は正しかったのではと思うけど。
>>180 島田雅彦と山田詠美が芥川賞に同時にノミネートされたのは2度(95回と96回)
2度とも受賞作は無し
188 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 22:28:12
ああそうか。
確か島田くんはいじめられっ子だったんだっけ。
前に書いてありましたね。
189 :
吾輩は名無しである:2005/10/05(水) 23:02:45
大江さんや春樹のときは誰が受賞したのかね?
>189
大江の時は開高健。
191 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 00:50:56
>>184 今後は大江健三郎賞がぶっちぎりで権威になると思うよ
192 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 03:06:43
文化勲章いいね!
193 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 10:15:16
誰か島田くんに賞を!
195 :
吾輩は名無しである:2005/10/06(木) 17:05:00
な
196 :
吾輩は名無しである:2005/10/07(金) 17:11:33
夢遊王国
197 :
ルナマリア:2005/10/07(金) 19:51:31
ヴェクシオン
198 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 19:17:39
綿矢&金原のときの候補作ってどれもよかった気がする。
>198
うん。
論外だったのは「生まれる森」だけ。
200 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 19:58:11
島本りおはならたーじゅのほうがいいね
巡り合わせという意味では、イトヤンもそう。
島本はマスコミ的には美味しくない素材だろうけど、作家としては悪くない。
202 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 20:17:20
うん。
物書きとして長生きしそうなタイプ。
エッセイなんかは金原よりりおのほうがまともでいいね。
「生まれる森」が候補作の中では駄作だったということは、
たぶん本人も認めるのではなかろうか?
書き直しともいえる作品が出てるわけだし。
ただ、金原は金原の魅力があるんですけど。
204 :
吾輩は名無しである:2005/10/08(土) 22:48:49
サイドカーに犬よくない?
205 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 00:04:12
太宰しかない
206 :
吾輩は名無しである:2005/10/09(日) 09:01:45
たしかに
207 :
吾輩は名無しである:2005/10/10(月) 22:01:52
大江健三郎は死者の奢りより、「他人の足」のほうがいいと思うんだけど、
芥川賞とり損ねた作品って言うと「死者の奢り」って言われる。
とにかく大江は芽むしり子撃ちまでは素晴らしい作家だったよ。
208 :
吾輩は名無しである:2005/10/11(火) 07:05:09
今は?
今は、俺は嫌い。
真面目な学級委員長くそくらえ的な大江ワールドが良かったわ。
210 :
イラストに騙された名無しさん:2005/10/31(月) 00:22:44
s
211 :
吾輩は名無しである:2005/10/31(月) 11:54:11
イトヤン
占 星 術 殺 人 事 件
ある脱出
214 :
吾輩は名無しである:2005/11/01(火) 07:31:37
けものがれ、おれらの猿と
. `{// , ,| ;| 彡ノ;i'三ニ{
|,i{'l l | | . .:: . . : ::彡ノ;li'三{
|r`川| __,..,,,_ : : 三ニ;|リ'1
. l __!||| ¨ヾミュ {, .,,,zr=三ニ;;i!';;;!
}i";;:. ,.ィエ`;; lll;;イ┬-ミ三ニ|!;;;{
. !.__;:. |lli;; ̄三彡ノ;!{;/
ヾ、:;:,. !|l;; ;;彡ノ/-'
}:;;; : ヾz_ノ;; ;;;彡ノ/
___|::; : __ .: '!l;:..:;彡;/
/川リ/l:.;.. "^ヾー-、,=三ュ!::ニ/
/〈川;|/ l;:. ヾ二,シ´`ヾミ' _ この定理が間違っていないかどうかより,重要かどうかを
_/::.:.\シ ヽ l_,..==-─--=、 ガウスやヤコービに公に尋ねてほしい.そうすればいつか,
/ {::::::::..:.\ ヾ===/ , --─── !このわかりにくい文章を読解し利益を得る人も現れると思います.
/ |::::::..:.. \ . ::/ / ,.--─‐ ノリ さようなら.もうあまり時間がない.
_/ |'':;;;;:.:.:. \ ::| / / _,, 彡//!\
' :| '''':::.:.. :\ー-L_l / /川川! 彡//| \
| . : :::\  ̄{/_ノ::::/`!川{ 彡//| \
| . : : : :.:::ヽ /::::/ } '; 彡//| \
216 :
無名草子さん:2005/11/03(木) 20:55:43
結構面白かったけど、なにか?
217 :
無名草子さん:2005/11/05(土) 11:09:44
e
218 :
吾輩は名無しである:2005/11/05(土) 22:49:13
坂東真砂子『桜雨』。
折れ的には、漱石、三島、太宰、公房、川端のどの作品より心打たれた。
少なくとも宮本輝の蛍川よりはよいだろ。
219 :
吾輩は名無しである:2005/11/16(水) 12:57:51
小説として破綻してる
>215
ガロア?
221 :
名無しのオプ:2005/11/19(土) 11:22:51
全然面白さが分からなかった
222 :
イラストに騙された名無しさん:2005/11/25(金) 12:22:22
y
223 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 13:37:39
晩年。さんざ既出だろうけど
224 :
吾輩は名無しである:2005/11/25(金) 20:41:50
阿部和重「アメリカの夜」
これは素晴らしい
辻仁成は「海峡の光」よりも
「母なる凪と父なる時化」の方が良いと思う
『晩年』は作品集の名前だから、候補にもなりえない。既出だろうが。
んじゃいいかえて逆行。
>>198 あのとき「袋小路の男」でノミネートされてたら絲ヤン受賞したと思う。
228 :
名無し物書き@推敲中?:2005/12/06(火) 11:44:53
e
229 :
吾輩は名無しである:2005/12/06(火) 16:13:07
道化の華
230 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 20:45:42
今年逝去した大物、倉橋由美子の『パルタイ』は
受賞してないのは残念なことですね。
231 :
ルージュ磊 ◆LlspKw1cuY :2005/12/14(水) 20:52:43
>>230夏の終わりという作品でも候補にあがってますね。初めてみたとき瀬戸内寂聴とかぶってしまいました。
ルージュって物知りだなあ
233 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:04:04
234 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:05:27
パルタイは本当に残念。
別に賞がどうってわけじゃないが、世に広く知られるきっかけにはなる。
倉橋由美子はもっともっと読まれてほしい。
235 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:16:17
戦後の天才、安部公房と倉橋由美子。
芥川賞で明暗を分けた感じですね。
>>234私も高知県出身ですから、妙に彼女に肩入れしてしまい、残念に思っています。
でも女流作家では芥川賞とってない方がビッグになった例が多い気がします。
曾野綾子、津島祐子、増田みず子、山田詠美など。
237 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:22:48
>>236 いい加減なこというな、何様のつもりだよ
ふざけんじゃないよ
238 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:24:33
ルージュさんも少しずつ2ちゃんねるの板に着いてきたね。
239 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:27:52
>>239 あなたが挙げているような女流と倉橋由美子を同列に並べるのは
故人に失礼ではないでしょうか?
240 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:30:33
241 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:34:08
倉橋由美子は『高知県出身だから肩入れ』などということを
うっとおしいと思う方だったような気がします。
242 :
ズン ◆n8a8vmnvfE :2005/12/14(水) 21:36:40
243 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:39:18
よってたかってルージュ氏をいじめるなよ。
244 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:39:29
倉橋由美子は悪くない作家ではあるにしても
同じく芥川賞獲ってない金井美恵子と並んで信者の過大評価がウザイ。
245 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:41:20
こういう優れた作家が女であるというだけで、安倍に並ぶ文豪の仲間入りを果たせなかったのは
極めて遺憾だ。
246 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:47:36
言い過ぎた。ごめん。
でも適当なことを言われるのもいやじゃん・・
247 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:48:06
第三の新人では阿川弘之、内向の世代では後藤明生、阿部昭、黒井千次
あとはお決まりの春樹、島田、源一郎。
248 :
ルージュ ◆0Y6l3KrKoc :2005/12/14(水) 21:51:10
みんな、私をいじめないで。
249 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:52:21
島田と源一郎は別に獲れなくてもいいでしょう。
250 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 21:54:56
>辻仁成は「海峡の光」よりも 「母なる凪と父なる時化」の方が良いと思う
というより辻仁成は何も良くない。
251 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 22:03:29
倉橋由美子はいくら知的ぶってても
当時の最前衛文学の鉱脈を自力で探り当てる知力も
それを原語で読みこなすだけの語学力もなかった。
あの前衛性は本家のヌーヴォー・ロマンに較べちゃ
どう考えたって底が浅いべ。
下手に時事問題や政治や宗教に手を出しちゃって
今読み返したらペラペラになっちゃってる作品がホント多い。
252 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 22:18:46
253 :
吾輩は名無しである:2005/12/14(水) 22:20:24
野ブタをプ。ロデュース
254 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 02:21:05
>>251 もう亡くなった人の事をどんなにこき下ろしても
自分の品性を落とすだけ。
倉橋由美子の影響って現代作家にも結構見られるし、
彼女の評価は上がる事はあっても落ちる事はないでしょう。
255 :
吾輩は名無しである:2005/12/15(木) 02:34:30
島田雅彦はいじめというよりも作品に問題があったのでは?
「この作者には何か重大なものが欠けているのではないか」
とかいう選評を何度か読んだぞ。
>>254 信者ウザ杉。
>もう亡くなった人の事をどんなにこき下ろしても
>自分の品性を落とすだけ。
この言葉に何の根拠もない。アホ晒してるだけ。
死者は褒め称える以外に語ってはならない世界の住人か?
>彼女の評価は上がる事はあっても落ちる事はないでしょう。
あったま悪〜な〜。またも根拠皆無で偉そうにもの語ってるよ。
257 :
無名草子さん:2005/12/29(木) 15:38:33
どんでん返しとか。
258 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 15:54:10
>>250 アンチ辻に限って読んでなかたり、一部の本だけ読んで言ってたり、
あるいは映画見て読んだようなこと言ってる香具師が多い。
ダメならどうダメなのか、具体的な作品名とダメな箇所を指摘しる!
259 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 18:09:32
中村文則、銃
260 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2005/12/29(木) 19:58:04
中村文則は何が評価されたの?
ここ数年の中じゃ一番ひどいと思ったけど
受賞作しか読んでないが、受賞作は確かに良くなかった。
262 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 18:14:03
age
>>258 十年くらい前、手近にあったので当時出ていたものをほぼ全部読んだ。
男の読むコバルトのようなものと思って読んでいた。
そういうつもりだったので内容を覚えるつもりもなかったし
あっても忘れただろうなー。
264 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/08(日) 20:12:24
8
265 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 19:14:37
重複
266 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 19:19:55
、
267 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/09(月) 20:03:53
n
268 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 05:38:31
大江健三郎、他人の足
これはおもしろい。
269 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/10(火) 13:56:00
太宰治『晩年』
271 :
名無し物書き@推敲中?:2006/01/24(火) 13:05:22
野ブタをプ。ロデュース
272 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/07(火) 12:24:10
他人の足
273 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 13:31:14
巨食症の明けない夜明け
274 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 13:56:43
↑どういうストーリー?
275 :
名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/02/07(火) 15:14:25
「巨食症の明けない夜明け」って懐かしいなぁ。すばる文学賞受賞作だろ?
主人公がいろんなことで悩んでいっぱいものを食うって話じゃなかったっけ?
昔読んだやつだから覚えてないが・・・とマジレスしてみる。
276 :
名無し物書き@推敲中?:2006/02/21(火) 13:09:57
うろおぼえだ
277 :
吾輩は名無しである:2006/02/22(水) 00:47:01
楠見朋彦「零歳の詩人」
清水博子「処方箋」
278 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/11(土) 11:59:51
野ブタ
279 :
吾輩は名無しである:2006/03/11(土) 12:14:07
好き好き大好き超愛してる
280 :
l:2006/03/11(土) 12:19:29
男は黙って犬の血嫁。女は読まんでいい。
>279
それはトンチキ分析医のパクリですか!?
281 :
吾輩は名無しである:2006/03/11(土) 12:51:29
皮肉抜きで好き好き大好きはよかったよ。
>>280 >トンチキ分析医のパクリ
って何のこと?
「好き好き大好き」は好きな作品なので教えてください。
283 :
l:2006/03/13(月) 04:51:40
284 :
名無し物書き@推敲中?:2006/03/32(土) 12:26:54
叩かれて
285 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/13(木) 13:21:19
rh
286 :
吾輩は名無しである:2006/04/13(木) 21:31:07
>>21 三島の『煙草』って最高傑作だよね。
短編なのに、金閣寺より質感がある。
大佐に手紙はこないの次に好きな短編。
でもさ、芥川賞の候補だっだの?
287 :
名無し物書き@推敲中?:2006/04/30(日) 11:54:47
並べる
288 :
吾輩は名無しである:2006/04/30(日) 14:51:18
文庫本専用のちゃっちい本棚
290 :
吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 01:11:05
腦病院へまゐります。若合春侑
291 :
吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 13:12:40
桐山襲 「風のクロニクル」
292 :
吾輩は名無しである:2006/05/12(金) 15:07:05
太宰治「晩年」
293 :
無名草子さん:2006/05/27(土) 11:29:56
好き好き大好き
芥川龍之介「芋粥」
受賞を逃したとき、芥川は包丁と一升瓶を持って選考委員長の鴎外の元へ
走ったという話はあまりにも有名。
>>294 芥川の作品が落選したのに、「芥川賞」という名前が付いたのはなんとも皮肉だね。
296 :
吾輩は名無しである :2006/06/13(火) 13:03:53
大好き?
>>295 釣られんなよ……。
芥川賞は死後に、その功績を称えられ、菊地によって作られた。
包丁と一升瓶ではないが、どうしても取りたくて選考委員に直筆抗議文を送ったのは太宰。
>>297 これは釣られたんじゃなくてボケにボケで返してるんじゃないの?
分かりにくいから「……ってなんでやねん!」と最後に書いておけば良かったのに。
299 :
吾輩は名無しである :2006/06/29(木) 12:42:33
作られた
300 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 13:01:06
ニーチェ『道徳の系譜』
301 :
吾輩は名無しである:2006/06/29(木) 16:29:51
日本の文芸誌に掲載された作品が対象ですから…ってなんでやねん!
302 :
吾輩は名無しである :2006/07/19(水) 12:13:02
草子
303 :
吾輩は名無しである:2006/07/19(水) 16:47:47
「人体模型の夜」 当時、中島らもが、せめて日芸なら確実にとれてたって言われた
真相は、薬物乱用が、すでに噂されていた為らしい
304 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/07/19(水) 20:42:29
つげ義春
中島らも
よしもとばなな
村上春樹
せきしろ
太宰治
島田雅彦
高橋源一郎
中村航
他に直木賞・芥川賞もらってないのは?
305 :
吾輩は名無しである:2006/07/30(日) 00:54:58
津島祐子がいるべ
ところで、中村邦夫のドッグ・ウォーカーって知ってる?
あれは良かったなぁ
306 :
吾輩は名無しである :2006/08/10(木) 11:11:07
ない
307 :
吾輩は名無しである:2006/08/10(木) 13:12:29
村上はもらうような作家じゃないだろ
太宰治『晩年』
309 :
ペンギン ◆od0qY8Ss/. :2006/08/10(木) 17:49:09
つげ義春
中島らも
よしもとばなな
村上春樹
せきしろ
太宰治
島田雅彦
高橋源一郎
中村航
永山則夫
高橋和巳
三島由紀夫
中島敦
芥川賞は昭和20年から23年まで中断してるから、
三島や大岡昇平をはじめ、戦後派の大物をかなりとりこぼしてる。
311 :
吾輩は名無しである:2006/08/11(金) 17:04:12
西原理恵子先生は、高知ではすでに直木賞を貰った事になってます、高知県直木賞
ワラタ
各県にありそうな…
315 :
読める:2006/08/28(月) 11:31:24
読める
316 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 17:24:41
安部公房最強
317 :
吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 22:23:05
黒井千次の「穴と空」「時間」
こんな良作連発しながら
結局取れなかった黒井さんがかわいそう
318 :
吾輩は名無しである:2006/09/04(月) 23:34:38
まあ選考員やってるから、
名誉芥川賞みたいなものでしょう。
めいよ…
320 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 10:13:30
太宰の晩年
321 :
中川泰秀 ◆tyvkWCNtzY :2007/01/20(土) 10:17:52
直木賞ならば、有吉佐和子の『地唄』。
ふと頭に浮かんだのは大塚銀悦さんの『濁世』。
最高かどうかは別として面白かった。
323 :
中川泰秀 ◆tyvkWCNtzY :2007/01/20(土) 10:19:19
>>15 今ならば、全会一致の芥川賞受賞作よりもレベルが高い作品だ。
何故これが落ちたのか ・・・・・・ ?
324 :
吾輩は名無しである:2007/01/20(土) 12:00:41
鯨神が入賞した時に落ちた人って誰?
325 :
吾輩は名無しである:2007/03/25(日) 01:06:38
第46回芥川賞
昭和36年下半期
受賞 宇能鴻一郎 「鯨神」
候補 吉村 昭 「透明標本」
久保輝巳 「海の屑」
木野 工 「凍」
洲之内 徹 「終りの夏」
谷口 茂 「めじろ塚」
田久保英夫 「解禁」
大森光章 「王国」
ツマゴメ
そんときの相手が悪かった。何せ最強の芥川受賞作ヨウコだから(笑)
しかし、この二作が争うのも滑稽な話しだ(笑)
突っ込みが入らない(笑)
ツマゴミ知ってる人。。。少ないのかな?
329 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 19:47:32
『 どうで死ぬ身の一踊り』
死者の奢りは別格だと思うので敢えてこれにした。
頭の中だけで小さくそれなりに纏った厚みのないスカスカな今の純文学において、
荒削りながら今後の期待ができる力のある作品だ。
西村さんの経歴も人間臭さ満点で町田康が色褪せてみえる。
おいらはやっぱ文章のうまさや設定など問題じゃない。
匂って来る人間の臨場感がほしい。
330 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 20:11:41
マジだよ
どうして光と風と夢が落ちたんだ!
ツシタラは燃え尽きていない!がぁぁぁぁぁぁぁ
331 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 20:18:36
マジレスしてくれよ。
公房・健三郎ら圧倒的な作家がいない・・・
何もあそこまでとはいわないが現在彼らの半分程度に匹敵する神はだれ?
りさたんとかいうなよなw
332 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 20:34:24
居ない
333 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 21:01:20
「ドミノのお告げ」
デカダンスとぼんやりした不安
334 :
吾輩は名無しである:2007/05/03(木) 22:05:44
倉橋由美子 パルタイ
河野多恵子の『美少女』も捨て難い。
前にどっかで書いた覚えがあるが、『思いがけない旅』に入ってる。
読んでみれば分かると思う。この人才能あるよ。
セチガライが言うんだから間違いない!
337 :
吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 14:16:56
降水確率@増田みず子
生き辛い人間の業が滲み出ている。
「生きてるだけで、愛。」の路線であろうがこの手の主題の先駆者だろう。
一読あれ。
>>336 誰?(笑)
まあ、文学板唯一の賢人セチガライはファンも多いのだろう。。。
大学行かなくても、酒浸りの毎日でも、腕に注射の痕が沢山あっても
たいしたこたーない。
手首に傷があろうが、漫画しか読んだことがなくても、挨拶ができなくても、
そんなもんな。なんだってんだ?
大事なことは他人に迷惑かけないこと。
それすら知らない子供もいるのかな。。。
サラリーマンでも知っている。ヤクザでも知っている。警察官でも知っている。
しかし、悲しいかな。子供に忠告しても伝わらないものなんだ。。。
子供は社会を知らないからな。
しかるに、この板には子供も沢山いるようだ。
自分の腕に傷があっても問題にはしないが、他人の腕に傷をつけちゃーいけないんよ。
そんなこたー。。。ねぇ。
あー、良識ある人間もいると信じ、間違いない忠告をしておく(笑)
2ちゃんにみられる『子供』の相手をせんように。
安岡の『ガラスの靴』も良いね。
この時芥川賞をとっていても全くおかしくはないな。
341 :
吾輩は名無しである:2007/07/04(水) 07:11:28
池田得太郎『家畜小屋』
Itと呼ばれた子
犯すぞコンニャロ!
344 :
吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 04:08:55
サイドカーに犬
345 :
吾輩は名無しである:2007/07/05(木) 14:41:55
石黒達明
カラマーゾフの兄弟
347 :
吾輩は名無しである:2007/07/06(金) 14:38:10
村田喜代子「熱愛」。
シビれた。いろんな人に読んでほしい。
単行本・文庫本の「鍋の中」に収録。
個人的には受賞作「鍋の中」よりも好き。
いわゆる内向の世代で受賞しているのは古井由吉だけなんだな
黒井千次、後藤明生、阿部昭、どれも無し
太宰も三島も春樹も無しか
349 :
:2007/07/22(日) 21:57:46
候補作にもならなかった 楢山節考 だと聞いたよ
350 :
吾輩は名無しである:2007/07/23(月) 01:41:18
原民喜
福永武彦
小川国夫
武田泰淳
中村真一郎
椎名麟三
筒井康隆
あと久坂葉子
351 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 17:56:53
島田は「選考委員の や行 の人が手を回したせいで受賞できなかった」
と言ってるけど、吉行? 安岡? どっちだろう?
352 :
吾輩は名無しである:2007/07/31(火) 22:09:14
井上靖も や行
353 :
吾輩は名無しである:2007/08/02(木) 02:32:11
安岡のことらしいね
でも島田が自分で「や行の人が手を回した」って言うけど、
あのさ、芥川賞は多数決だから、
安岡一人が島田を拒否したとしても、他が賛成なら島田が受賞する。
「手を回した」って、まさか安岡が裏で全員に命令したとでも言うの?
>や行の人が手を回した
やくざ
355 :
吾輩は名無しである:2007/08/13(月) 04:34:11
>>322 候補に挙がるか候補の対象になっても不思議ではない時期の作品が、
遥かに優秀だったから‥ではない事は、その時期の受賞作の大半を
聴いても 何それ?と思う事で判るかと
>>353 >まさか安岡が裏で全員に命令したとでも言うの?
だから、
>芥川賞は多数決だから
>「手を回した」
にはそれで充分
356 :
吾輩は名無しである:2007/08/14(火) 20:51:45
尾辻克彦『肌ざわり』
質的には、全ての受賞作を凌駕。
357 :
吾輩は名無しである:2007/09/02(日) 15:15:09
石黒達昌の「新化」
90年代の日本文学で一番好きかも知れん。
>>353 絶対に受賞させたくないと一人が頑張ると
決も取れないことはあるみたいだけど。
>>356 全てのは言い過ぎかもだが尾辻は素晴らしいね。
359 :
吾輩は名無しである:2007/09/07(金) 22:32:20
直木賞を逃した作品で最高なのは折原一の「冤罪者」だと思うが、
逆にこれに芥川賞を与えていたら面白いことになったかもしれない。
長編ミステリーなので有り得ない選択ではあるのだが、有り得ない事をいろいろ想像
するのも本を読む楽しみということで。
360 :
吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 04:01:51
東野圭吾
秘密
最近では最高の部類
361 :
吾輩は名無しである:2007/09/08(土) 20:27:42
以前、近くに住んでた小説家のおばあちゃんと話をしたことがあって
「最終選考で藤沢周平に負けた」って、すごい悔しそうだった。
363 :
東京文学青年:2007/10/27(土) 13:26:25
364 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 14:01:40
「ぼっけぇきょうてい」岩井志麻子も芥川賞でも良かった
365 :
武陽陰士 ◆ATDF4vFZys :2007/10/28(日) 00:45:01
金井美恵子『夢の時間』
川上宗薫だっけ、石原慎太郎に取らせたいばかりに、文春が候補作から外したのは?
367 :
吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 22:30:43
芥川賞の候補になりながら受賞出来なかった作品と
候補にすらならなかった作品の区別ってつくのかい?
368 :
吾輩は名無しである:2007/11/01(木) 22:56:58
死者の奢り
369 :
吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 10:43:00
春樹のピンボール
該当者なしならやっときゃよかったのにな
内容も悪くないしっつうかあれが頂点だったような木もするけどな
370 :
吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 18:11:42
頂点だとは思わないけど、俺も春樹だとピンボールが一番好きだよ
371 :
吾輩は名無しである:2007/11/02(金) 21:20:24
芥川賞に恋愛描写ない作品が選ばれることってないの?
いくらでもあんだろ
374 :
吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 03:32:03
ダンス、ハードボイルド〜、羊の壮大なる世界のハルキしかいないでしょう。
それなりに、選考委員も要所は、抑えてるみたいだけどね。
海外に思いっ切り流出してるが。
375 :
吾輩は名無しである:2008/01/28(月) 03:34:22
ななななばー
376 :
吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 11:24:56
佐藤泰志の「きみの鳥はうたえる」
377 :
吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 13:19:51
井上靖 「闘牛」
石川淳 「普賢」
北杜夫 「夜と霧の隅で」
宮本輝 「螢川」
安部公房 「壁 S・カルマ氏の犯罪」
松本清張 「或る『小倉日記』伝」
このくらいが思い当たるかな。
春樹春樹〜ってこの版もションベン臭くなったな。
378 :
吾輩は名無しである:2008/04/12(土) 15:25:26
太宰の「晩年」
川端は見る目が無かった
379 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 17:33:10
三島由紀夫「仮面の告白」
三島が芥川賞を取れなかったのは、
戦中戦後の芥川賞休止時期に彼が売れてしまったからだね。
だから候補にすらなってない。
芥川賞復活の際にどうも三島の名前が出て、
「三島までは既成作家で新人ではない」
という線引きの対象にされてしまったらしい。
このことを芥川賞の選評で公にしたのは坂口安吾。
先日読んだある論文に書いてあったが、
三島旧蔵の「安吾全集」はこの頁の角を折って目印付けてあるそうだ。
ちなみにこの坂口選評があったとき落選したのは田宮虎彦。
彼も「もう人気作家だから」という理由で安吾の反対に遭い、
受賞を逃している。
田宮はのちに「田舎の母親を喜ばせるためにほしかった」とエッセイで書いている。
381 :
吾輩は名無しである:2008/05/12(月) 23:10:11
>>380 ふむふむ、詳しくありがとうございました
そういう事情がなければ、仮面の告白は芥川賞だったでしょうね…
> 三島旧蔵の「安吾全集」はこの頁の角を折って目印付けてあるそうだ。
頁の角を折っていた三島由紀夫がかわいい
> 頁の角を折っていた三島由紀夫がかわいい
俺もそう思った(笑)
その論文によれば、芥川賞復活の際の広告には「今回に限り終戦後〜今までを対象とする」と書かれているんだそうで、
その基準のままほんとに選考がなされたら、戦後派の錚々たるメンツが軒並み対象になって、
大激戦の回になったはずなんだけどね。
それだとあまりに審査が大変だから、どっかの時点で「やっぱり直前半年分くらい」ということにしたんだろうな。
で、図書館の「芥川賞全集」で戦後第1回の芥川賞受賞作を読んでみたんだが、
あんまおもしろくないんだよな。。。
383 :
吾輩は名無しである:2008/06/02(月) 18:48:22
当初から審査員をやっている作家を除くと、受賞者でない審査員は三島あたりからだよね。
ところで「文学賞メッタ斬り」がシリーズ化されているが、だんだんつまんなくなってきていると思う。
大森・豊崎もさすがに疲れた、というか、シリーズ化したことに無理があったような気がする。
384 :
吾輩は名無しである:2008/06/04(水) 00:10:41
由起しげ子と小谷剛。
まずはここでも見てみ。
http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/list1.htm 由起しげ子は女性雑誌なんかにいろんな作品を書いて人気もあったが、
小谷剛はエロっぽい作風もあって作家としての評価は低かった。
選評を読むと小谷を強く推したのは坂口安吾らしいが、
他の選者の評価は低かったみたいで、
芥川賞の失敗例の代表格みたいな言われ方をされることもある。
地域の図書館に行くとたいてい「芥川賞全集」が置いてある。
作品とプロフィール、選評はこれですぐに読めるよ。
386 :
吾輩は名無しである:2008/08/14(木) 11:34:44
直木賞は有名だが直木三十五は誰も読まない。
387 :
吾輩は名無しである:2008/08/15(金) 16:09:39
小林恭二『小説伝』
388 :
吾輩は名無しである:2008/08/18(月) 01:34:22
豊崎あたりを選考委員にするという大胆な発想は文藝春秋にはないネ。
389 :
吾輩は名無しである:2008/08/18(月) 10:27:25
なんで神聖喜劇があげられていない?
新人じゃないだろ大西……
それに量的に枠外だろ……
391 :
吾輩は名無しである:2008/08/18(月) 14:38:05
たしかに…
392 :
吾輩は名無しである:2008/08/18(月) 17:16:01
小野正嗣「マイクロバス」
393 :
武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2008/09/14(日) 21:33:25
金井美恵子『夢の時間』
394 :
吾輩は名無しである:2008/09/18(木) 23:29:12
大槻ケンヂ「ロッキンホースバレリーナ」
395 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 00:19:33
マジレスでスマソ。
芥川賞を逃した作品で、最高なのは
どっかにもあったけど、深沢七郎『楢山節考』で決まり!
396 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 00:35:42
アメリカの夜に決まってるじゃん。
397 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 01:42:50
風の歌を聴け
島本理生好きだけどなぁ
芥川賞っぽい派手さがないのかな。
俺はあの静かな日常を描ける作家はなかなかいないと思うのだが。
399 :
吾輩は名無しである:2008/09/19(金) 14:54:35
インディヴィジュアルプロジェクション
400 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 00:10:07
>>395 「楢山節考」は第1回の中央公論社新人賞を受賞しているよね。
たしかこの賞は未発表原稿の投稿募集だったと思う。
雑誌発表済みの作品から選んでいた当時の(今もだが)芥川賞とは、
ちょっと出自が違うと考えた方がいいかもね。
401 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 11:37:27
阿部和重の芥川賞受賞は遅きに失したというのには賛成。
でも『I.P.』が「芥川賞を逃した作品」のなかで「最高」だとは思わない。
だからといって『ABC戦争』や『アメリカの夜』がそうだとも言えないし・・・
最高、というにはイマイチ決定打に欠けるのよね。
その点、深沢七郎、村上春樹などは充分候補に値すると思う。深沢のは決定打よね。
でも、少し前までは、芥川賞を受賞しないのに大成した作家はたくさんいたから、
さかのぼればさかのぼるほど、非受賞作でいて傑れた出世作というのは多くなる。
ていうか、ホントは受賞枠から漏れ出てしまっているのに、それでも文壇を席巻するような、
そんな元気な才能がもっと出ないとダメでしょ?
1年に10作品も芥川賞を受賞できるわけじゃないんだから、いい作品がたくさんでれば、受賞枠を漏れる作品もたくさん出るわけで、
そのくらい才能が結集されないと最高作なんてのも出てきそうにないわね。
402 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 11:39:10
在日朝鮮人に支配された業界だから無理だな。
403 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 12:34:09
アメリカでもインディヴィでもニッポニアでも充分とれた。
でも言われている程グラフィナが悪いとは思わないけどね。
404 :
吾輩は名無しである:2008/09/20(土) 13:58:31
誤解しないでね。
『I.P.』その他の作品が芥川賞に値しないなんて言ってないわよ。
充分に値したと思う。
でも、受賞しなかった作品のなかで「最高」作品だとは思わないだけ。
結局、受賞したんだから、まあいいじゃない。
405 :
吾輩は名無しである:2008/10/13(月) 06:40:40
中島敦「光と風と夢」は?
山田詠美 ジェシーの背骨
ノミネートされても文句言う奴いないだろ
松浦理英子「葬儀の日」
なんで受賞できなかったんだろう
408 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 02:35:11
桜谷宏「地球の果てまで」
これが落選の中でマイベスト
409 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 16:09:17
芥川賞を取らなかった名作たち
佐伯 一麦
ISBN:9784022732583
定価:819円(税込)
発売日:2009年1月13日
新書判並製 264ページ 新書158
太宰治、吉村昭、島田雅彦、干刈あがた……彼らはなぜ芥川賞を取れなかったのか。「私小説を生きる作家」として、良質な文学を世に問い続ける著者が、当時の選評を振り返りつつ、敬愛する名作たちの魅力を語りつくす。芥川賞落選史にみる、もうひとつの文学史。
410 :
最終解脱たぬきX:2009/02/05(木) 16:23:15
10年おそく生まれた島田雅彦。
10年はやく生まれた島田雅彦。
このふたつは同義だ、まで読んだ。
411 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 17:26:36
>>409 この本いま読んでる。小説家らしい読み方でおもしろい。
個人的にも興味があって、選評でもめている落選作とか読んでみたいと思うんだが、
同人誌発表作だったりして、なかなか読めないものも多いね。
412 :
吾輩は名無しである:2009/02/05(木) 17:36:36
島田って文学なのか?
最高とは思わないが、佐藤泰志には取らせたかった。
415 :
吾輩は名無しである:2009/03/31(火) 03:29:21
長嶋のサイドカーに犬はその後の受賞作より好きだな
サイドカーにちょこなんと座ってる犬と主人公の女の子とを重ね合わせ
イメージさせる描写はうまいと思ったけど、父親の愛人は、類型を脱し
てないような気がしたっす。スレた女が煙草を吹かしながら文学を読み
耽るシーンから、著者の鼻持ちならないロマンを嗅ぎ取ったのは、おい
らだけっすか?(泣)
417 :
吾輩は名無しである:2009/03/31(火) 12:06:30
よく島田がなぜ取ってないんだと批判されるが
今になると島田にやってなくてよかったとしか思えないだろ
418 :
吾輩は名無しである:2009/04/05(日) 18:27:52
町田康の くっすん大黒 きれぎれで貰ったけども
くっすんでやっておくべきだった。
419 :
吾輩は名無しである:2009/04/09(木) 23:16:50
三島由紀夫の「煙草」
420 :
吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 01:49:16
このスレ見てて思ったが文壇は2世がなかなか成功してるな
幸田文
津島祐子
吉本ばななとか
421 :
吾輩は名無しである:2009/04/12(日) 01:51:41
点滅……
>>420 文なんて子供もそのまた子供もエッセイストだしな。
近年では、柴崎友香「その街の今は」だろう。
424 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 15:10:49
クチュクチュバーン
>>421 昌也も二世なのか?
いや、中原昌也を何代さかのぼると中原沖也に…
426 :
吾輩は名無しである:2009/07/06(月) 23:28:23
『いのちの初夜』/北條民雄
落選理由は409の方が紹介して下さった、
佐伯一麦氏の作品に載っているみたいですが。
>>418 人間の屑でいいっしょ
告白以前の作品ならこれ一作でいい