ギュンター・グラスの世界♪

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1吾輩は名無しである
読んだ方いらっしゃいますか?
2私の肛門は美しい:04/07/29 20:47
私の肛門はすごくきれいです
3吾輩は名無しである:04/07/29 20:59
太鼓なら読んだよ。
太鼓を叩くという行動が何を表しているのか
未だにわからないけどね。
4吾輩は名無しである:04/07/30 05:25
マリオ
5吾輩は名無しである:04/07/30 10:27
唾液フェチ垂涎
6吾輩は名無しである:04/07/30 12:24
>>3
成長するのを止めて奇声を発しながら太鼓をたたくオスカル=WWT〜WWU期のポーランド
7吾輩は名無しである:04/07/31 00:39
ドイツ統一に警鐘を鳴らしていたみたいだけど、誰か知ってる人いる?
8吾輩は名無しである:04/07/31 01:51
そう、激烈に反対していた。
「銀蛙の叫び声」はまさにその時期に発表されている。
かなりの熱を帯びた作品。
9吾輩は名無しである:04/07/31 03:03
ノーベル賞作家なのにこのスレの閑散ぶり…
翻訳がよくなかったから?
教えてイクシオン!
10吾輩は名無しである:04/07/31 06:36
なんで反対してたんだろ?
失業問題とかなら確かに今でも問題になっているとは思うけど。
とりあえずその本読みたい。売ってるかしらん?
11吾輩は名無しである:04/07/31 06:47
純粋に歴史問題。ドイツが加害国であった。
そのドイツが西欧最大の国として復活するには未だ時期尚早だと。

その後、アデナウアーとかの努力で実際に受け入れられていっている。
グラスは「文学は政治に関わらねばならない」って信念持ってて、
実際に政治活動(第3党だったと思う)で結構影響力持ってるらしい。

銀蛙はまだあると思うけど・・・
12吾輩は名無しである:04/07/31 07:12
鈴蛙の呼び声。
13吾輩は名無しである:04/08/01 01:09
あのような文明に対する攻撃には
文明にふさわしい方法で対処しなければならない。
  (米国のアフガニスタン攻撃について考察)
1411:04/08/01 12:53
>12 ごめん・・・

銀蛙は同じ時期に書かれたけど、だから正面から書いている訳ではない。
むしろその後の「果てしなき荒野」が統一扱っているらしい。しかし何ぶん死ぬほど長いんで未読。
銀蛙はアレクサンドラ(ポーランド人女性)とアレクサンダー(ドイツ人、美術史教授)の未亡人、やもめ同士の恋物語。
ベルリンの壁崩壊一週間前なんだけど、男の方がグラスの同級生で、作家である彼に手紙を送ってくる。
それをグラスが小説化するっていう枠組み。テーマはドイツで死んだポーランド人とポーランドで死んだドイツ人のための
合同墓場を作るっていうのが基調。老境の恋愛の背後にドイツ再統一への警鐘を鳴らすって感じ。
1511:04/08/01 12:56
ところで、「蟹の横歩き」にドイツの2chみたいなのでてくるの知ってる?
オフ会で殺人が起こるんだけど。
16吾輩は名無しである:04/08/02 00:37
女ねずみ
途中で投げだした…
17吾輩は名無しである:04/08/02 01:27
この人の本読みたいんだけど
古本屋で全然みかけない。文庫になってるのかな?
18吾輩は名無しである:04/08/02 04:13
>>17
ブリキの太鼓だけ集英社文庫で出てる
19吾輩は名無しである:04/08/02 05:21
だけってこたないだろ
20吾輩は名無しである:04/08/02 05:52
ごめん
21吾輩は名無しである:04/08/02 06:03
>18
サンクス。
上にも出てるけど、この人ノーベル賞とったんだよね?
なんでこんなに閑散としてるの??
読み終えたらまた来るんでよろしくー。
22吾輩は名無しである:04/08/02 19:04
>>21
ノーベル賞とったことと人気は全然関係ないですよ。アナトール・フランスなんて
いまではほとんど読まれないでしょ。
23吾輩は名無しである:04/08/02 20:49
>22
神々は渇くは名著だと思うぞ。
24吾輩は名無しである:04/08/02 21:16
ああ、ゼウスが渇きで懇望して女神のネクタルを
恍惚として飲むんだよね。
すげえエッチな話。
25吾輩は名無しである:04/08/03 00:56
呉智英も稲垣武も『神々は渇く』を読んで、フランス革命が持つ本質的なヤバさに気付いたって書いてたな
26吾輩は名無しである:04/08/03 06:20
睡眠薬をたくさん飲むと死んでしまうのはわかるけど
鰯をたくさん食べると死ねるっていう考えが理解できなかった。
ブリキの太鼓ね。
27吾輩は名無しである:04/08/05 23:40
グラスなんてブリキの太鼓ぐらいしか評価されてないし、
太鼓ですらわけわかんねーんだから広く読まれるわけないだろうが。

よって削除。
28ixion ◆ySh2j8IPDg :04/08/06 00:06
>グラスなんてブリキの太鼓ぐらいしか評価されてないし

それしか読んだ(もしくは聞いた)ことないだけだろ(苦笑)

「太鼓」が訳判らんというのもどうかと思う。何をもって
「わけわかんねー」のかもわけわかんねーな^^;

ま、いいけど。政治バロック作家ってのは面白い。

「おれたちの資料は、あまりにも
《果てしなき荒野》にありますからね。だからこそ
大きな連関の中でものを見なければならんの
ですよ……」
(グラス『果てしなき荒野』)
29吾輩は名無しである:04/08/06 00:52
イクシオン降臨!
ハイデガーを馬鹿にしてるあたり
言語で読んでるイクシオンさんはどう思われますか?
30吾輩は名無しである:04/08/11 13:26
正剛がこの作品の主題は壊れやすさであるって言ってるけど
そうかあ?
31吾輩は名無しである:04/08/11 14:02
正剛の言うことは話半分、いや話2割くらいの気持ちで聞いておけ
32吾輩は名無しである:04/08/11 14:12
>30
そうだ
33吾輩は名無しである:04/08/12 18:33
押忍。
しかしあいつは一日一冊書評書いてすごいよなあ。
34吾輩は名無しである:04/08/17 14:24
ブリキの太鼓、映画でみた人いますか?
この映画、小説でいうと2部までしか撮られてないよね?
俺としては不満でした。なんで3部がないのかと・・・
35吾輩は名無しである:04/08/24 02:19
>>34
三部作を映画1本に収めるのは無理。
かといって、スター○ォーズとかじゃないんだから、
最初から「映画も三部作です」なんて興行的に無理。
そんくらい常識的に理解しろよ。
36吾輩は名無しである:04/10/17 01:45:51
「ブリキの太鼓」をいま読んでいる最中ですが、
最高。
37吾輩は名無しである:04/10/17 15:03:37
ブリキの太鼓が気に入ったなら「女ねずみ」も薦めたい。
現実世界のグラス。人類が滅んだ世界でただ一人の人類であるグラスが聞かされるネズミたちの歴史。現実に迷い込んだヘンデルとグレーテルとグリム兄弟。更にフィクションの世界から召喚されたブリキの太鼓の主人公オスカルたち。
現実世界こそが最も現実感を失うかのようにこれ等の位相が融解していく。
ブリキの太鼓の異様な空気を想起させつつ、テキストに複雑な仕掛けを紛れ込ませしかも成功していると個人的には思う。
38吾輩は名無しである:04/10/18 10:45:24
>>28
バロックっていうのはいいな。
良かれ悪しかれ、描写を歪める事によって歪んだ現実をえぐりだすって手法はあるよね。
ラテンアメリカのマジックリアリズムとかとはひと味違う。
3936:04/11/21 22:58:08
いま読み終わったー!
これだけの本を3年も積ん読していたとは!
40吾輩は名無しである:04/11/21 23:53:29
>>39
乙。
41吾輩は名無しである:04/11/22 13:51:26
『ブリキの太鼓』を何かに喩えてみたいと考えて、
これはいいかも!と閃いた。それは、
ビートルズのアルバム『サージャント・ペパーズ・
ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』だ。
(これも誰かが指摘ずみか?)

喩えの第一はなにより
『サージャント・ペパーズ』のジャケット。
ご承知のごとく、時代を象徴する人物、
いわくありげな人物が勢ぞろいしている。
もちろん楽曲自体、これ以上ないほど多彩な要素が盛り込まれている。
『太鼓』の入り乱れぶり、思わせぶり、寓意と解釈の多重性の形容として、
なかなか相応しいのではないか。また『サージャント・ペパーズ』は
ビートルズの代表作であり、
ロック史に残る傑作とも見なされている。
ギュンター・グラスをそこまで持ち上げていいのかどうか
私は知らないが、『ブリキの太鼓』がギュンター・グラスの
「サージャント・ペパーズ」である、という位置づけなら十分可能だろう。
42吾輩は名無しである:04/11/22 15:48:50
このコピペしてる奴って同一人物か?非常にうざい。
43吾輩は名無しである:04/11/23 03:55:21
この作家の本って高本研一の訳ばっかりだね。
「ブリキの太鼓」に次ぐ作品って何だろう?
「ひらめ」「蝸牛の日記から」「蟹の横歩き」「女ねずみ」「鈴蛙の呼び声」・・・
44吾輩は名無しである:04/11/23 07:47:24
>>43
小説だけで見渡すと、寡作な作家ですね
45吾輩は名無しである:04/11/23 08:25:41
 映画「ブリキの太鼓」の失敗SEXのシーン、最高によかった。オレもああいう風に、失敗SEX
→できちゃった結婚、というのは女性と交際する時に面倒くさくないから、なんか憧れるな。(w
46吾輩は名無しである:04/11/24 17:25:52
>>44
私の一世紀とか果てしなき荒野みたいな分厚いのも出しているから
そんなに寡作ではないと思うけど。
47吾輩は名無しである:04/11/26 14:34:49
ひらめ、あと数頁だよ。なんだか惜しい。
サクサクッと読み進められるのは結構なこととしても、細部一つ一つが鮮明なだけに
いざ本を閉じて思い起こそうとしても、せいぜい細部への虜状態がいいところ。
流れみたいなものから取り残される感じ。まあ、グラスの物語に頼りっきりだったのかもしれない。
蝸牛日記ではこんなことなかったんだけどなあ。次、女ねずみ、読んでみます。
48吾輩は名無しである:04/12/30 20:17:48
ブリキの太鼓を読みましたが、ラシュディの「midnight's children」(彼の代表作、ブッカー賞受賞作)に構造がソックリ!
頭の調子の悪い主人公が二世代前からの自分の来歴を現在の描写を折りまぜ、母国の現代史と絡ませながら
語ったり、マジックリアリズム全開だったり、入り組んだ倒錯的な描写が多かったり、etc.
それもそのはず、ラシュディはこの小説からかなりインスパイアされたらしい・・・・てゆうか、まんま。
「midnight's children」を先に読んだのでそれほど新鮮に感じられなかったのが残念。
49吾輩は名無しである:05/01/01 22:38:55
>>48
ふーん。あんだけのエピソードありまくりの中で、そんだけ似ているって事はラシュディのも面白いのかな。
今度読んでみよ。
5048:05/01/02 21:30:15
ちなみに主な類似点
ばあさんの4枚のスカート→爺さんの穴の開いたシーツ(perforated sheet)
ガラスを割る声→テレパシー
カシュバイ→カシミール
ダンツィヒ→ボンベイ
デュッセルドルフ→ラワールピンディー
第二次大戦→印パ紛争
父子関係の不明→取替え子
ブロンスキー→ナディール
等など
5149:05/01/03 00:04:40
>>50
ところであなたは英語で読んだの?邦訳は無いのかな。
52吾輩は名無しである:05/01/03 04:33:24
>>51
イエス、英語で読みました。邦訳は絶版です。エライ面白いけど、分厚くて読みにくいので、ヒマな時にどうぞ!
53吾輩は名無しである:05/01/03 04:34:32
邦題は「真夜中の子供たち」
5451:05/01/03 11:57:16
>>53
英語でしかも長いのか・・・
古本屋で邦訳見つけたら読んでみるよ。どうもありがとう。
55ガディ ◆wCv9l5YJ26 :05/01/07 23:53:50
真夜中の子供達読んだことあるけど、別に似てるとは思わなかったな。
とゆうかあんまり解ってないだけなんだろうな俺は。

猫と鼠の話題はまだ出てないみたいですね。
56吾輩は名無しである:05/01/23 17:47:28
age
57吾輩は名無しである:05/01/24 01:58:19
>>55
猫と鼠の集英社文庫を半年くらい前運良く戸塚の古本屋でみつけたよ、しかも100円で
あとは犬の年揃えたら三部作揃うけど無理っぽいな
58吾輩は名無しである:05/01/24 14:01:47
>>57
いいなぁ。この前「ドイツ統一問題について」買ったよ。
最近、小説は出ているのかな?私の一世紀が最新?
59吾輩は名無しである:05/02/07 11:22:27
「私の一世紀」って「犬の年」もじったタイトルなんだろか。
Mein JahrHundertと
Hundejahre。
60吾輩は名無しである:05/02/10 02:38:14
>>50
カシミール紛争自体が独ポ紛争とそっくりなんだよな
61吾輩は名無しである:05/02/26 22:15:42
今日、『ひらめ』上下売ってるのを見っけたよ。
買わなかったけど、揃いで3000円って少し高めだろうか?
62吾輩は名無しである:05/02/27 10:53:44
俺欲しい。確かに安くないけど。
差し支えなければ場所教えていただけまいか。
63吾輩は名無しである:05/02/27 17:46:12
ひらめって価値たかいの?
6462:05/02/27 18:57:28
>>63
要するに売ってない。つーか読みたい。
女ねずみで言及されてるのがすげぇおもしろそうなんで。
65吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 17:18:15
たまにはagetokuka。
66吾輩は名無しである:2005/04/27(水) 23:33:58
>>58
『蟹の横歩き』が最新刊では?
船が沈んじゃうヤツ。
67吾輩は名無しである:2005/04/28(木) 00:19:12
kami
68吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 02:22:16
ほす
69吾輩は名無しである:2005/08/01(月) 20:50:36
『ギュンター・グラス』 復刊特集ページ
ttp://www.fukkan.com/group/?no=3482
70吾輩は名無しである:2005/08/13(土) 21:10:39
71吾輩は名無しである:2005/09/21(水) 01:35:35
英語まるでダメ、
古本好きとか言うくせに早稲田の古本街のこともしらない、
演劇好き、戯曲好きとかいうくせに演劇科のことも全然しらない、
演劇博物館を利用したこともない。
あのキャンパスで演劇好きだってふらふらしてれば、関係者とのつてもできるはずなのに、
まるでない。
そもそも、根本的に頭が悪いし、全然文学の知識がない。

仮に間違って早稲田にいたとしても、
他の学生とのレベルの違いにおののいて、コンプレックスの塊で、
暗ーい4年間を送ったんだと思う。

だいたい卒論何やったの? 文学的に何の専門知識があんの? あんたは
72吾輩は名無しである:2005/09/22(木) 03:11:23
>>71
角田光代スレのひとかしら
73吾輩は名無しである:2005/09/30(金) 19:23:39
「ブリキーー」ばかりが有名ですが、やっぱ「犬の年」
読んでもらいたいですね。集英社ね。中篇の「猫と鼠」
も最高ね。これも集英社。アービングなんか、グラス
の影響強大でしょう。やっぱ、あの想像力に匹敵する
日本の作家なんかいないでしょう。ともかく「犬の年」
読んでみ。
74吾輩は名無しである:2005/11/21(月) 23:32:01
>>73 「犬の年」読みたいんだけど、ないんだよね。うちの県立図書館
   でさえない。やっぱ田舎は損だな。
75吾輩は名無しである:2005/11/22(火) 01:37:15
正直、ベルンハルトのほうが好きだ。
「犬の年」読んでる人、いるんだ!?ムダにうれしい。
77名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中:2006/01/22(日) 01:21:22
『犬の年』は私のベスト3に入る小説ですよ。
ツラツラトゥラ!ハリー・リーベナウ。
どんな雪も純白ではない。
戌年なんで読み直して、ジ〜ンとしてます。
78吾輩は名無しである:2006/03/04(土) 17:55:51
ポルノグラス保守
79:2006/03/13(月) 19:20:12
去年『犬の年』ジョリヴェのレコードと交換で譲ってもらった。でも未読だったり。
読むのがすごく楽しみ。

しかし、グラスってのは奥さんとラブラブでよろしいことですね。マッタク…
http://www.grafica.arti.beniculturali.it/bulino/immagini/melencholia.jpg
いつかこの作家みたいにボルボに乗って在りし日の東西ドイツ横断したいなー笑
80吾輩は名無しである:2006/05/03(水) 12:42:05
老いてますますお盛んってかんじだな。
81吾輩は名無しである:2006/05/26(金) 11:40:19
ぼらぼら
82吾輩は名無しである:2006/08/02(水) 05:56:09
保守
83吾輩は名無しである:2006/08/06(日) 22:42:02
え?
84吾輩は名無しである:2006/08/07(月) 17:58:00
何かネタないの?
85吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 12:01:48
グラス、元親衛隊員だったことを告白。
12日付フランクフルター・アルゲマイネ紙上にて
86吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 12:18:48
ほー。
87吾輩は名無しである:2006/08/12(土) 12:24:17
>>85
Günter Grass: Ich war Mitglied der Waffen-SS 
Der Literaturnobelpreisträger bricht sein Schweigen /Gespräch im Feuilleton

pba. FRANKFURT, 11. August. Günter Grass hat zugegeben,
daß er Mitglied der Waffen-SS war.
Unter dem Titel "Beim Häuten der Zwiebel" erscheint im September
ein Erinnerungsbuch, in dem der Literaturnobelpreisträger seine Kindheit ...

F.A.Z. vom 12.08.2006 370 Wörter

88吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 00:21:31
グラスナチかよ!
89吾輩は名無しである :2006/08/13(日) 00:35:59
ノーベル賞作家グラス氏「ナチ武装親衛隊にいた」と告白
http://www.asahi.com/culture/update/0812/010.html

えええっ。
90吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 00:55:48
素晴らしいことだ。尊敬に値する。
91吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 01:27:19
そうかあ…。それを思いつつ、読み返してみよう。

ある意味、次作が楽しみですね。
92吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 04:41:08
現ローマ法王と当時お話していたそうな
93我輩は名無しである:2006/08/13(日) 15:52:45
オレは
はてしなき荒野 も
持ってるけどな

なかなか 名前が 出てこないね
94吾輩は名無しである:2006/08/13(日) 19:58:39
95吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 06:30:24
死後に事実が暴露されて屈辱的な罵倒を我が身に浴びせられるのは
耐え難かったんだろうなぁ…

第二のポール・ドゥ・マン事件になるところだった。
96吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 19:58:10
親衛隊にいたから何だって言うの?って感じな俺。
そんな奴いっぱいいるだろ。
97吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 22:21:45
親衛隊って言っても武装親衛隊でしょ。
ヤバイ連中もいるけど大多数は国防軍の軍人と大差ないよ。
戦争末期の武装親衛隊なんて員数合わせの連中で水ぶくれ状態って言うし。

現ローマ教皇がユーゲントの隊員だったのと同レベルの話だろ。
「あの時代には珍しくもない」ってことだろ。
98吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 22:29:05
まぁ本人の明確な政治的信念で入ってたわけじゃなくて
半ば強制的に入れられたんだろうしね。
でも本人は自責の念に駆られてカミングアウトしたんだろうけど。
99吾輩は名無しである:2006/08/14(月) 22:43:37
>>96
>そんな奴いっぱいいるだろ。
そういうことはグラスの著作を読んでからいおうね!
100吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 01:13:07
日本でいえば
大江健三郎が実は天皇大好きでしたって感じ?
101吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 02:56:12
ノーベル賞返還要求も=G・グラス氏の「親衛隊告白」−独

 【ベルリン14日時事】第2次大戦末期、17歳でナチス・ドイツ武装親衛隊に入隊していた
と告白したノーベル文学賞作家ギュンター・グラス氏に対し、内外から厳しい批判が
相次いでいる。
独与党の保守キリスト教民主同盟(CDU)の文化専門家ウォルフガング・ベルンゼン氏は
14日付のビルト紙上で、グラス氏にノーベル文学賞の返還を要求。
戦後の独社会に「過去の克服」を訴え続け、「ドイツの良心」と称賛された文豪は、
その名声を失いかねない事態に直面している。 
(時事通信) - 8月14日23時0分更新



・・・しかしそれほどまでに深刻な問題かな。
若島正が「文学研究者はバカ」っていってたけど
本当にそうだと思う。並べて、文学好きにもバカは多いと思う。
102吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 03:33:26

ユダヤは現在の加害を隠蔽するために、過去の被害者キャンペーンを貼るからな。
支那と朝鮮も同様の戦略。
103吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 03:37:48
>>101
そのウォルフガング・ベルンゼンなる人物は党人じゃないのか。
文学研究者もバカだけど、おまえもバカだよ。
104吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 03:41:11
若島正(京大教授)は語る
「数学から文学にかわって驚いたのは、周りの人間の頭が悪いことだった。
数学をやっていたときはみんなが天才に見えたし、事実本当に凄いやつもいた。
でも、文学研究ではついぞ、そういうやつにお目にかからない」
105吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 03:42:59
106吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 04:15:54
でも、文学研究ではついぞ、そういうやつにお目にかからない
107吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 04:29:45
>>104
コピペにレスもなんだが、
>若島
たかが翻訳者が文化人気取りできるのも日本だけ。
108吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 04:32:34
ノーコンだってw

それもう読み飽きたし、なによりそのコピペからは、若島がどう「凄い」のかが
一切伝わってこない。むしろそんなもの、それを読んだ人間に「なんか頭悪そう
だなこいつ」と思わせるだけだってばwww …つーかもしかしてアンチ?w
109吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 06:35:32
しかしドイツの保守も卑劣だな、ヨゼフ・ラツィンガーには教皇位を返上せよなどとは口が裂けても言わないくせに
左翼のギュンター・グラスにはノーベル文学賞を返上しろなんて言うんだからな。
110吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 13:00:19

保守も革新も関係ないんじゃないか?
111吾輩は名無しである:2006/08/15(火) 13:04:56
ナチssだったから面白いのであって
フランスでジュネの嘆願を受け付けたドゴールとエライ違いだな
ま、ワレサなんて叩き上げの労働者であって
グラスなんて読んでないのだろうがな…
112吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 21:09:41
>>109
強制参加だったユーゲントと
基本的に志願制だったSSでは話が違うんだろ。
まあ武装SSも大戦末期にはほとんど
強制徴募同様だったみたいだけど。
113吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 21:53:16
別に戦時下の事情なんて関係ないだろ。

問題はドイツ人のナチス下の責任について過去に臆面も無く意見
を主張していておいて実はSSだった過去を隠していたこと。
114吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 21:59:00
1985年にコール首相とレーガン大統領がビッツバーグの軍人墓地(SS隊員含む)
に公式に共同訪問したときにグラスはマスコミを通じて大いに反対意見を表明。

偽善。
115吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 22:05:53
グラスが共同訪問に反対した理由はSS隊員が埋められてることだったな。
116吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 22:08:28
>>112
グラスの主張だと強制だったようだよ。
60年間この事実を隠してたのは自己責任だけどね。
117吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:00:42
Schreibtischtäterって言葉使ってドイツの保守を批判したり、ナチ党員だったという
理由でクルト・ゲオルク・キージンガー首相の辞任を迫ったり。恥知らず。謝罪汁。
118吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:09:27
>>109
ヨゼフ・ラツィンガーは経歴を隠して教皇になっていない。
左翼のギュンター・グラスは経歴を隠したままノーベル文学賞をもらっている。
119吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:11:53
>>116
軍隊には志願したみたいだね。その後SSに割り当てられたみたいだけど。
120吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:14:20
偽善とかなんとか簡単に批判するより、文学者としての彼の心中について
ぐっと考えたほうがいいんじゃない? 

というわけで、グラスを読み直すいい機会だ。
121吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:25:55
人としては「弱さ」ということで理解できる。
文人としては評価できる。
左派としてはその偽善に反吐が出る。
122吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:28:40
>>113>>121
あたり同意だな。

>>120
というわけでお勧め教えてくれ。
ブリキは持ってる。
123吾輩は名無しである:2006/08/18(金) 23:56:17
>>122
「猫と鼠」なんかいかがでしょう?
戦時に少年時代を過ごしたグラスの自伝的な作品。
「ブリキ」の後に書かれたもの。グラスは大部な作品が多いが、
これは翻訳でも200ページと短めで読みやすい。

猫が鼠と見間違ってとびかかるほどの大きくよく動く喉仏をもった
マールケとぼく、いや、ぼくたちの物語。せつないです。
ピンチョンの「秘密のインテグレーション」とか好きだったら、
特にお勧め。
入手できるかどうかは知らんですがw 
124吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 02:38:39
>>123
どうもありがとう。探してみるけどなさそうだな。ビンチョンは好きな方です。

詳しい人いたら、こういうのやってくれ。

ひらめ>ねずみ>猫>ブリキ>一世紀>蛙

序列は例です。
125123:2006/08/19(土) 09:40:31
>>124
近くに住んでたら貸してあげるのになあw 集英社から出てました=猫
大きな図書館ならあるかもしれんですよ。

「序列」は難しいなあ。いっとうまともなのは書かれた順番で読んでいく
ことじゃないでしょうか。ありきたりな意見ですけど。

グラスが予定している本、楽しみですね。今回の「事件」がテーマでしょう?
翻訳されるまで何年もかかるんでしょうがw

こんなこというと不遜だけど、「それがグラスであった」ことに感謝してしまう。
なぜなら、われわれはそれを「それを読める」からだ。
ま、「それがグラスであった」ことが最大の問題ってところが複雑なのだが。
126吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 16:15:09
ドイツのそこらじゅうの本屋で品切れになるぐらいに売れてるらしいよ。
自伝ってのはあんまり好きなジャンルじゃないなー。
聞いた話では「謝罪」より「弁明」って感じの内容らしいけどね。
127吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 16:47:23
>聞いた話では「謝罪」より「弁明」って感じの内容らしいけどね。
「謝罪」だったらすぐに終わってしまうからなあw
128吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 16:47:35
グラスは「世界に冠たるドイツ」ってやつをコテンコテンに叩いていたな。
どうなっているんだ、グラスの精神構造は。
129吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 16:48:19
まあまあ、ひた隠しに隠してた挙句暴露されたわけじゃなくて
自分から白状したわけだからね。その点をお忘れなく。
130吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 16:53:35
>どうなっているんだ、グラスの精神構造は。
そこが興味深いところではないか。

ゆめゆめ簡単に罵倒することなかれ。

どこが翻訳するのかなー。
131吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 19:23:56
>>129
そういうことも考慮しての告白だろ。
ド・マン事件と同じで誰かが調べればすぐばれること考えたんだろ。
132吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 19:34:03
>>130
偽善家ほど奇麗事を簡単に語るってことじゃないの。
60年間の偽善を続けてきた人間の自伝なんて信用できるのかな。
「敗戦の直前直後の事は殆ど覚えていない」なんてちょっと信じられないね。
SSの同僚は全員死んでるみたいだから本人の言いたい放題。
ドイツ一の筆才のふるいどころじゃない。グラスの自己プロパガンダじゃなくて
別の人間の書いた伝記が出るまで待つ。

133吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 19:54:36
>>100
>日本でいえば大江健三郎が実は天皇大好きでしたって感じ?
戦前は他のドイツ人と一緒でナチ思想にかぶれていたことはグラス本人がずっと
前から述べていた。SSはユダヤ人殲滅を実行した部隊だから日本でいえば大江健
三郎が実は731部隊で衛兵だったことをこれまでずっと隠していたって感じ。グラス本人の
「主張」だと戦争犯罪に関することには一切関与していないそうだけど。
文才はあっても良識が無かったって事じゃない。
134吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 20:09:16
731部隊衛兵より関東軍砲兵あたりが妥当なんじゃない。
135吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 20:09:59
>>132
>60年間の偽善を続けてきた人間の自伝なんて信用できるのかな。
そもそも作家の自伝なんて信用なんてできない。信用できた
ためしがあるだろうか?
僕が知りたいのは客観的な事実ではなく、グラスの作家としての
真実だ。本当はどうか、ではなく、彼がどう語るか、だ。

>別の人間の書いた伝記が出るまで待つ。
その人間が事実を書くという保証はどこにもないんじゃないか?

>良識が無かったって事じゃない。
作家に良識なんて求める必要があるのかね。そんなの期待しないな。
グラスを「ドイツの良心」として祭り上げたドイツの人々の心のうち
も気になるところだ。果たして、ただ単純に、「騙された!」と怒っている
のだろうか? なんからのアイロニーを感じているのではないか?
というように興味は尽きないけどね。「良識ない、終わり」とは
いかないな。
136吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 20:40:00
「弁明調」の自伝記だそうです。これでもう読む気がしない。確かに他人が伝記を書いても
グラス房が書く可能性があるのは確かです。でもグラス本人が「告白調」の伝記を書くこと
はもう期待できない。
ドイツの良心として「祭り上げた」ドイツ人って、これ「神の手」と同じ責任転嫁だろ。
「ブリキ」であれだけ大人・ドイツの偽善を糾弾しておいて実は作者本人がどっぷり。
グラス本人はこれまで保守・右を「良識・良心ない、終わり」で断じておいていまさら
「複雑な事情」なんて弁明が通ると考えるのは甘い。Schreibtischtäterの意味は
「偽善の文人」に変更されるべき。
137吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 20:45:05
>>136
>「弁明調」の自伝記だそうです。
「だそうです」ってw お前、他人から聞いたことをすぐに鵜呑みにする
タイプか?

まずは読んでからにしたらどうなんだ? 

どうしてそんなに性急なのか、さっぱりわからんよ。

>「偽善の文人」に変更されるべき。
だからそう断ずるのは自分で読んでからにしろって。
馬鹿じゃねえのか、まじにw
138吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 20:53:39
>>136みたいなヒステリックな直情型単純馬鹿正義漢が世の中にあふ
れていることを憂う。想像力ゼロ。
139吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 20:55:40
あーあ
また駄スレ化
140吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 21:03:09
現在進行形の人種差別にこそ怒るべきでは。

ゲド戦記の作者が、日本アニメの黄色人種の肌は、色が白すぎる。白人と微妙に違うだけ。もっと黒くすべき。と言いがかりを付けています。

>ほとんどの登場人物が、(私のようなアメリカ・ヨーロッパ人の眼に、 という限定つきですが)、白い肌をしています。
私は、日本の観客はそうは見ないと言われました。私は私の眼に映るよりも、日本人にはゲドの肌は黒く見えているといわれました。
本当でしょうか?
映画のほとんどの登場人物が、私には白人に見えました。
日焼けや肌のくすみ具合に、微妙な違いがあるだけに見えたのです。
141吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 21:12:04
「ヒステリックな直情型単純馬鹿正義漢」=ギュンター・グラス

大江健三郎が関東軍所属の過去を隠していたのと一緒。叩かれて当然。
142吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 21:31:35
なんだ、ウヨかよ、けっきょくw
143吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 21:37:36
グラスのシュタージの記録が来春公開される予定だったようですね。
シュタージにSSの履歴が載っている可能性を恐れていたようですね。

"It’s also been discovered there is a file on him in the archives of the East German secret police,
the Stasi, which would have been made public next spring. It has been suggested the Grass wanted to
preempt the information emerging from a secondary source by publishing his own account first. His
name also appears in black and white among the names of 350,000 SS members which the Federal Archive
received from the Americans' Berlin Documentation Center in 1994. So it turns out there was a story
waiting to be discovered all along. Journalists here are kicking themselves."
http://blogs.telegraph.co.uk/foreign/kateconnolly/aug06/grassscandal.htm
144吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 21:48:14
ケツに火がついて鳴いたわけだ。
145吾輩は名無しである:2006/08/19(土) 22:04:59
若いとき共産党員であった過去を隠していた右翼ってなんでいないの。
146吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 09:48:50
これで日本での知名度が上がって
絶版本が復刻されたり、文庫化されたりしないかなーという妄想。
147吾輩は名無しである:2006/08/20(日) 11:42:55
されるだろうね。楽しみです。
少なくとも、いち早く伝記を読んだ人による解説や分析が出るだろう。
148吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 02:42:04
批判はグラスの政治活動に集中してるから文学面での活動は二の次だろ。
149吾輩は名無しである:2006/08/21(月) 15:41:40
日本では、グラスのSSについては日本だと全国紙に小さく載ったぐらいだし
覆刻や文庫化はないんじゃないの?自伝は出るかもしれないけど。
個人的には、福田和也がなんというか気になる。喜んでそうだw
150吾輩は名無しである:2006/08/22(火) 01:45:52
日本にはドイツにおけるグラスと同格の人間はいないからドイツでの
衝撃は理解できないだろうな。
151吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 12:46:52
『ブリキの太鼓』の作者なら
やっぱりという気もするが
それでもビックリした。このニュース。
152吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 15:08:30
>>「恥辱が私の後半生のシミになっていた…」。
>>グラス氏は罪悪感にさいなまれつづけた心情の一端を吐露している
僕も20歳位までは、小中学校での左翼教育に無批判に洗脳されたままだったからなぁ
今から思うと恥ずかしい過去だ。
153吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 15:50:42
で、今はネットウヨクの言説を盲信していると
154吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 16:18:14
>>153
うんうん、もしあなたが在日や部落や非常に貧乏や頭は良いけど男性に
相手にされない女性など、不幸な生まれなのだったならそうやって
ネットに氾濫する一部のバカ右翼を批判するのはよくわかります。
深く同情いたします。m(_ _)m 
こればっかりは仕方ありませんから。

しかし、小中の左翼教員の指導を盲信したままだったり、映像メディアや
クオリティペーパーを自称する朝日の主張を無批判に鵜呑みにしたり、
左翼に汚染されてる大学文化系言論人の主張を権威主義的に信じているなら、
もうそろそろ自分の頭で物事を考えた方が良いですよと。
いつの世も自分の頭で物事を判断出来ないバカは他人に利用される
だけですよと、一応、忠告したい。

まあ、ネットに氾濫する下品なウヨクも日本の民度を下げているだけで
見ていて気分は悪いですけどね。
155吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 16:21:09
先週ドイツに旅行したんだけど、
あちこちの本屋で(田舎でも)、この人の本が目立つところに飾られてたよ。
156吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 17:06:18
乗せられやすいひとだなあ >>154
157吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 21:22:25
2ちゃんの書き込みなんかで過剰反応して必死に長文レス、単なるバカのすることだw
深く同情いたしますw
158吾輩は名無しである:2006/08/23(水) 23:50:32
さすが文学板、大人ですね。^^
159吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 01:07:20
>>155
ドイツ語圏では売れてるらしいね。初版の15万部は殆ど売れたとか。
amazon.deでは現在3位。
160吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 20:00:51
この人の小説一番面白いのは「ブリキの太鼓」であるとして、二番目に
面白いのはどの小説?
161吾輩は名無しである:2006/08/24(木) 22:27:24
一番おもしろいのはオレははてしなき荒野
162123とは別人だけど:2006/08/25(金) 10:52:31
>>160
『猫と鼠』でしょう。独特で上質の叙情性がありますね。
163吾輩は名無しである:2006/08/25(金) 11:43:44
荒野と一世紀、文庫マダァ〜?
164吾輩は名無しである:2006/08/28(月) 21:17:27
「テルクテの出会い」、たまたま読んだよ
ゲルンハウゼンの怒りと劣等感と悔悟とシュッツへの敬意が
グラス自身を投影したものだとするならば、今回の告白はよく判る
165吾輩は名無しである:2006/08/31(木) 15:25:59
ブリキの太鼓を読了
いいねコレ
166吾輩は名無しである:2006/09/01(金) 18:14:45
「犬の年」これって結構面白いらしいのだが、どうしても見つからない。
読んだ人、これって面白いの?
167吾輩は名無しである:2006/09/01(金) 19:41:19
ちょうどいま読んでるところ。8日目で「愛の手紙」の途中。
このまま飽きずに読みとおすと思う。これで質問への答えになっているとは思わんけど。
集英社の邦訳は上下巻に分冊されているよ。見つかるといいね。

ただ、どうしても、ここは何か史実のアレゴリーなんだろうけれど……、っていう心残りが
そこらじゅうで生じる。これは犬の年に限った話でなく。自分の不勉強を棚に上げてだ。
グラスは「ひらめ」から、そういったアレゴリーをほとんど用いなくなっているように思う。
期待していたよりも犬の露出は少なめ。

未読の作品けっこうあるんだけど、ほか長篇の面白さとは毛色が違う気がする。
最初は訳者が慣れ親しんだ高本研一ではないからかと思ったんだけど、そうではないね。
猫と鼠のあの優しいトーンは心弱りにあったのかな、と思うくらい。息苦しかったり、
グロでもグロく描いているのでもないのにとてもグロテスクに感じたり。
面妖な、っていうのとも違ってね。

そういやグルッペ47ではツェーランとどんな交流をしていたのかな。
168吾輩は名無しである:2006/09/22(金) 22:54:34
もう騒動はひと段落着いたのだろうか。
169吾輩は名無しである:2006/10/11(水) 08:10:34
ギュンター・グラス(ドイツ)1927-
「歴史の持つ忘れ去られた裏の顔を快活に暗澹たる寓話の数々に込め
生き生きと表現した彼の作品により。」-1999年ノーベル文学賞
170吾輩は名無しである:2006/10/15(日) 17:13:42
ギュンター・ネッツァー
西ドイツ史上最強と謳われた1972年欧州選手権のゲームメーカー。
フランツ・ベッケンバウアーとネッツァーが交互にゲームを組み立て、
ゲルト・ミュラーがゴールを決める。正に最強に相応しい布陣だった。
センチメーターパスと呼ばれる長短自在のパスを操り、FKの巧さも世界最高峰。
ネッツァーのプレーは、常に華麗なイメージへと繋がる。
1952年、1.FCメンヘングラッドバッハで本格的にサッカーを始める。
1963年に同じ町のクラブ、VfLボルシア・メンヘングラッドバッハに移ると
「駿馬のイレブン」として西ドイツ国内に名を馳せることになる。
名将ヘネス・バイスバイラーに率いられたチームは、瞬く間にブンデスリーガの
トップチームに成長しバイエルン・ミュンヘンと覇権を争うまでに至った。
その活躍が当時の西ドイツ代表監督ヘルムート・シェーンの目に留まり、
1972年欧州選手権ではゲームメーカーとして西ドイツの優勝に大きく貢献した。
だがワールドカップには縁が無く、1970年、1974年共にライバルである
ボルフガンク・オベラートとのポジション争いに敗れている。
1974年には1試合に出場したが、その試合も敗れており、
喜びに満ちたチームの中で1人、屈辱を味わった。
現在はコメンテーターとして相変わらず賢人ぶりを発揮。
ドイツのスポーツ界でも最も人気のあるパーソナリティーとして活躍中である。
171吾輩は名無しである:2006/10/20(金) 19:02:47
親衛隊なら確実に大量虐殺に加わってるな。
172吾輩は名無しである:2006/12/11(月) 17:24:48
だれか『たまねぎの皮をむきながら』読んだ人いる?
往年のエピソードの連続でたたみかけて読者をひきこんでいく技が
さえわたってて、かなり面白かったと思うんだけど。
両足なくした伍長の(男性自身)を握らされて、
「うん、ちゃんとついてる」と確認させられるシーンとか、
のちの作品に登場するモチーフがいろいろあって興味深い。
173吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 00:48:43
「Beim Haeuten der Zwiebel」、だれかドイツ語で読む人おらんのか〜〜
174吾輩は名無しである:2006/12/26(火) 19:35:31
>>171
「武装」親衛隊
175園児狩人:2006/12/26(火) 19:50:21
つまらん作家だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
176吾輩は名無しである:2007/02/03(土) 23:58:00
「告白」出版後、今までどんな生活を送っているのだろう。
177吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 20:56:12
ブリキの太鼓の翻訳ってそんなに悪いの?
178吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 20:58:26
>>176
印税がいっぱい入ってウハウハじゃない?
179吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 23:09:12
剥奪問題はいかなる顛末に落ち着いたのか
その後報道ないな
180吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 23:31:57
日本で報道がないだけで、ドイツではあるんじゃない?
181吾輩は名無しである:2007/02/28(水) 23:38:52
それはそーでしょうけど
捨て身も演出だったんでしょかね
182吾輩は名無しである:2007/03/04(日) 12:16:40
>>180 誰かドイツ語のわかる方、翻訳よろしく。
183吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 13:18:29
age
184吾輩は名無しである:2007/05/04(金) 13:34:56
あのグロさはなんかほかの要素が起因しているとは思っていたが、
トラウマはトラウマでもナチスのそれだったとは、なかなかだよね。
185吾輩は名無しである:2007/07/30(月) 13:46:39
sage
186吾輩は名無しである
ブリキの太鼓の第一部「信仰 望み 愛」のラストが良くわからないんですが…
ネタバレはなしで簡単に教えていただけませんか?