183 :
吾輩は名無しである:2007/04/06(金) 17:55:56
イラクのカドラってよんだひといますか??
早川の2冊
カドラはアルジェリア。
186 :
吾輩は名無しである:2007/04/20(金) 21:17:13
パムクって、本国や中東での評価はどうなんでしょうか
188 :
吾輩は名無しである:2007/04/21(土) 14:57:58
>>179 だと思います。パムクの本はじめ今までぱっとしなかった本達にも
注目が集まるようになりました。
189 :
吾輩は名無しである:2007/05/13(日) 17:01:29
今日における出版による世論操作の実例を考える
代表的な例として、イラン革命後断罪され海外へ逃れた旧支配層が海外で出版して
いる幾つかの自由主義を装った本
ペルセポリスI イランの少女マルジ (単行本)
マルジャン・サトラピ (著), 園田 恵子 (翻訳)
テヘランでロリータを読む (単行本)
アーザル ナフィーシー (著), Azar Nafisi (原著), 市川 恵里 (翻訳)
柘榴のスープ (単行本)
マーシャ メヘラーン (著), Marsha Mehran (原著), 渡辺 佐智江 (翻訳)
190 :
吾輩は名無しである:2007/05/19(土) 02:53:34
それぞれの社会から完全に離れた人物の評価は微妙なものがあるからなぁ
ミャンマーのアウンサンスーチーもかなりのドキュンとも言える
あまりに母国の文化を無視しすぎている 細胞が欧州志向でできていて
あそこの軍事政権幹部はひどいようだが、そうかといってスーチーもいらんなぁ
>>178 >2chって意外と勉強になるネ。
普段は便所の落書きが多いけど、
時たま妙に面白い話があるからなあ。
192 :
吾輩は名無しである:2007/08/28(火) 00:11:04
アドニスってどんな詩人なの?
ノーベル賞のチャンスはもうないのかな。
サーデグ・ヘダーヤトの新刊出たよねー
194 :
吾輩は名無しである:2007/10/27(土) 16:15:23
ほす
196 :
吾輩は名無しである:2008/01/13(日) 22:49:43
パムクあげ
>>180 >そういえば5年ほど前、酔っ払って「中東情勢は命がけだ〜」と叫んで
>学内で日本刀をふり回して人を刺した、高名なイスラム学者がおった
>これなんか親回厨というより、ただの回厨?
イスラム関係の問題って、
反イスラムでも親イスラムでも結局命がけなんだよね。
だから刀振り回したくなるのも当然かもしれない。
イスラムを殲滅するには欧米の反イスラム感情を決定的に高める必要がある。9.11のアメリカも
スペインやイギリスのテロ以後の欧州もイスラム不信が強まった。中東には殺戮の下手人候補イス
ラエルがあり、ナチスにやられた虐殺を転嫁してくれそうだが、まだ世界は偽善的な人道主義が強い。
ムハンマド風刺画事件もイスラム教徒への不信感を増幅した。しかしアメリカは民主化が旗印で、
殲滅できない自縄自縛でイラクも偶発的な虐殺しかない。イスラム教は人類世界の癌である。文明の
滅亡を防ぐためには、痛みを伴っても勇気を出して癌細胞を根絶するしかない。イスラム地域は21
世紀の主役のインドや中国のような重要性はない。民族の能力ではなくたまさか石油やガスが湧いて世
界の癌が金持ちになった。イスラム教徒移民はテロや暴動や犯罪の温床で、かつてのユダヤ人の役割
のような意味もなく、放置すると増殖、転移して文明を内側から壊死させる。日本の優秀な科学技術も
癌の治療のための手術機器や放射線療法や抗癌剤や免疫療法として役立つだろう。決定的な戦い
を始めるには深刻な経済的・社会的危機が必要になる。それはサブプライムローン問題で既に情勢は
切迫している。第2の世界恐慌でついに先進国も偽善の仮面が剥がれる。かつてのドイツと同様に排
除の思想が台頭する。大衆や政府は不満の吐け口を潜在的に敵意を持つ相手に向ける。大衆が激昂
して憎悪が誰かに向かう。間違いなく今回は鼻つまみ者の少数者のイスラム教徒である。どちらにし
ても戦いは避けられない。女子供とて見逃してはならない。生き残ったイスラム教徒を放置した
ままにすると再び不気味に増殖して病を再発させる。イスラム国を核戦争で倒しイスラム移民を捕ら
えてガス室へ送り個人も銃剣でイスラム教徒と戦い癌細胞を完全に消滅させなければならない。
199 :
吾輩は名無しである:2008/04/18(金) 00:29:08
何か話題ない?
200 :
吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 14:33:39
200
201 :
吾輩は名無しである:2008/06/01(日) 14:34:15
201
思うに…
きっと156が池内恵本人だったのだ。
それで141は小滝透本人だったのだ。
単なる両者の愛読者同士の代理戦争だろうがなw
203 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 03:29:11
「真夜中の子どもたち」
三度目のブッカー賞受賞オメ
204 :
吾輩は名無しである:2008/07/13(日) 03:48:31
真夜中の子供たち
これってかなり前に出た本じゃないの?
>>204 うん。
40周年記念のベストに選出された
「ブッカー賞受賞作中のベスト」選出
まあ中東文学じゃないけどねwラシュディー単独スレなくなったし
これを機に文庫になったりしないものか
207 :
吾輩は名無しである:2008/10/09(木) 01:02:37
ほしゅ
208 :
禁断の名無しさん:2008/12/03(水) 01:43:05
アラブ・ペルシア・トルコ文学で男色文学の傑作を教えて下さい。
「千夜一夜」とかアブー・ヌワース詩集とかいった有名な作品じゃないのを
209 :
無名草子さん:2008/12/14(日) 05:31:50
誰も返答が出来ぬと申すのかゑ。
210 :
無名草子さん:2008/12/19(金) 07:54:00
まことに低能ばかり打ち揃うて居るようぢやナッ!
211 :
無名草子さん:2008/12/24(水) 10:59:57
男色文学は全て読め!
よいナッ!!!
384 名前: 吾輩は名無しである Mail: sage 投稿日: 2009/01/22(木) 19:09:46
koguma-blog
M・アシン・パラシオス『イスラムと《神曲》』/Islam and the Divine Comedy by Miguel Palacios
http://koguma.wordpress.com/2007/07/21/asin_palasios/ スペインのアラブ学者M・アシン・パラシオスは、おそらく20世紀に書かれたダンテ研究のなかで、最も物議をかも
した論文を残しました。ローマ・カトリック神父であり、またマドリード大学教授でもあったアシン・パラシオスの主
張は、ダンテの『神曲』はこの詩人の才能によって無から生み出されたのではなく、イスラームの神学的文献からイン
スピレーションを得、そこから多くの形
式と内容を借りて書かれたものである、というものでした。
アシン・パラシオスは、なかでもDoctor
maximus(最大の師)と呼ばれる偉大なイスラムの思想家、イブン・アラビーの『夜の旅の書』、The Book of
the Nocturnal Journeyと、『神曲』の間に多くの関連を見出します。
アシン・パラシオスは『神曲』の主人公と、『夜の旅の書』の主人公たちの類似を指摘します。ダンテは最初ウェル
ギリウスに導かれる哲学者として出発し、その後ベアトリスの教えを受けて神学者として天上へと導かれるのです。
385 名前: 吾輩は名無しである Mail: sage 投稿日: 2009/01/22(木) 19:10:17
ダンテとイスラム文学との接点 楠村 雅子
京都大学大学院 イタリア学会誌25
http://ci.nii.ac.jp/naid/110002959144/ http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00015107/ISS0000160930_jp.html pdf公開
スペインのアラビア学者、ミゲル・アシン・パラシオス(Miguel・Asin ・Palacios)は一九一九年、"神曲にみら
れるイスラム終末論"(La Escatologia Musulmana en la Divina Comedia)
を発表した。彼はこの論文の中でイスラム文学のうちに見い出される黄泉の世界観と神曲のそれを比較し、神曲の
出典がイスラム文化にあることを解き明かそうとしたのである。
樺山紘一
http://www.angel-zaidan.org/danteforum2004/www/session2_kabayama.htm 「アシン・パラシオスはいまから100年近く前、1919年に有名な著作を著して、ダンテ学者のみならず、文学研
究者や歴史家に大きな衝撃を与えました。タイトルは「『神曲』におけるイスラム終末論」という大きな書物でし
た。
386 名前: 追記 Mail: sage 投稿日: 2009/01/22(木) 22:40:08
スペインのムルシアに誕生し、セビィリャで活躍したスーフィー教の神秘学者、イブン・アラビー(Ibn・'Arabi)
は"メッカの天啓"一六七章、"幸福の魔術"の中で、哲学と理性に導かれた魂が人間、解脱、再生の遍歴をする様を描
いている。彼は
イスラム教神学者の伝統に則り、黄泉の構造を図式化し、それを前述の書に挿入した。
(略)
彼のこの宗教思想を図式化したものは同心円を七区分し、中心にくればくる程重い罪の刑罰を配したものである。
ダンテのそれと比較した場合、区分数に差異が認められるが、構造面から見れば、両者が基本的に同質であることに
疑いをはさむ余地はないと言えよう。
楠村
pdf版p8/11
何となく河出の新刊予定見てたんだが、カナファーニー復刊されるのな
中日新聞で今アラビアン・ナイトが連載してるんで、手持ちのものを読み返してみたら
子供向けって際どい場面を上手く誤魔化してるなぁ、と妙な所で感心してしまったw
216 :
吾輩は名無しである:2009/03/10(火) 22:13:18
カナファーニー再刊されてるよ。
217 :
吾輩は名無しである:2009/03/11(水) 03:53:57
カナファーニー初めて読んだけどすごくよかった。
なんてゆうか胸がぎゅっと掴まれる様な気がした。
日本語になってるのはあれだけかい?
218 :
吾輩は名無しである:2009/03/19(木) 18:37:18
カナファーニーはいいよね
カナファーニーはいいね。今度は、日本の野間宏、武田泰淳も読んでもらいたい、アラビア語で。
220 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 05:24:39
アラビア語はハードル高すぎw
けど他のも読んでみたくて英訳買っちゃった。
なんてゆうかすごい皮肉な感じだけど。
221 :
吾輩は名無しである:2009/03/27(金) 10:20:34
アル・マスウーディーの「黄金の牧場」は未だ日本語で読めないのですか?
223 :
吾輩は名無しである:2009/12/17(木) 00:33:57
上げときます
面白いスレなんだが、ここに書き込んでるやつはどういうやつなんだろう。
何の酔狂でアラブ文学なんか。
アラブ文学にも興味あるのかと思った(笑)
226 :
吾輩は名無しである:2010/04/18(日) 07:35:16
朗読CDが欲しいです。
どこで買えますか?
あ、足立区民です。
tes
228 :
吾輩は名無しである:2010/08/07(土) 09:05:06
アル・ジャーヒズの男女両色の優劣を論じた本は
一体いつになったら邦訳されるのでしょうか?
「真夜中の子供たち」読みたい。
epi文庫にでも入らんかな。
230 :
吾輩は名無しである:2010/08/19(木) 03:58:11
up !
231 :
吾輩は名無しである:2010/08/24(火) 03:58:04
アル・ジャーヒズの男女両色の優劣を論じた本は
一体いつになったら邦訳されるのでしょうか?
232 :
吾輩は名無しである:
アル・マスウーディーの「黄金の牧場」は未だ日本語で読めないのですか?